平成18年度の普通会計の決算は、普通交付税が2年ぶりに交付されたことにより歳入が93億6,651万円、歳出が89億1,514万円となり、歳入、歳出とも前年度より約12億円多くなっています。
実質収支は、4億1,919万円の黒字決算となっています。この黒字分は、平成19年度の事業に充てるほか、平成19年度以降に町のお金が不足する場合の貯金として、基金に積み立てました。

特別会計決算

水道事業会計決算

平成18年度の税収を一人あたりに直してみると、定率減税の一部廃止等により昨年より1,354円多くなり、9万9,585円となりました。それに対して一人あたりの歳出20万1,878円となっています。
その差額の部分を、地方交付税・国県支出金などの国や県から交付されるお金や、家庭で言えばローンにあたる町債を借入れして、補っています。
また地方交付税に関して、平成18年度は普通交付税が交付されたため、前年度より2万8,451円多くなっています。

町民一人あたりの歳入額

町民一人あたりの負担額

一人あたりに使われたお金を目的別に見てみると、教育費が最も多く、5万3,377円となっています。これは、成田小学校建設事業によるものです。
また、民生費については児童手当が増加したことにより前年度より2,582円上回り、総務費は財政調整基金への積立が大幅に増加したことにより前年度より1万3,991円上回りました。
全体として、平成18年度は前年度の一人あたりに使われたお金を2万831円上回っています。

※資料「平成18年度地方財政状況調査」