更新日:2019年04月01日
地方創生拠点整備交付金は、未来への投資に向けて、地方公共団体の地方版総合戦略に基づく自主的・主体的な地域拠点づくりなどの事業について、地方の事情を尊重しながら施設整備等の取組を推進するために創設されたものです。
具体的には、
(1)ローカルアベノミクス、地方への人材還流、小さな拠点形成などにしする、未来への投資の実現につながる先導的な施設整備を支援
(2)KPIを伴うPDCAサイクルを組み込み、従来の「縦割り」事業を超えた取組
対象施設イメージは、
・ローカルイノベーションに資する公設試験研究機関の改修等
・地域経営の視点に立った観光地域づくりに効果的な観光施設の改修等
・地域全体としてのブランディング戦略の確立にしする収益施設等の整備
・生涯活躍のまちの推進にしする多世代交流の拠点施設の整備
・移住定住促進のために行う空き施設の改修等
・小さな拠点づくりにしする地域コミュニティ組織の日常的な活動の場として機能する基幹的な拠点施設の整備
実施期間
令和元年度、令和2年度、令和3年度、令和4年度、令和5年度
事業概要
本事業は、宿場町の面影が残る『しんまち地区』において、かつて醤油製造工場であった跡地を活用し、この地域の歴史的な資源や背景を活かした観光交流の拠点及び起業創業実践・チャレンジの拠点を整備するものである。
このことにより、かつての宿場の歴史・文化など本市の魅力の一端を伝えるとともに、観光交流の拡大と地域の稼ぐ力を創出し、地域経済の活性化を推進するものである。
具体的な施設としては、チャレンジ館・貸し店舗、イベントスタジオ、マルシェ広場、歴史文化伝承館(施設管理室含む。)を整備するものである。
なお、本事業により、本市の構造的な課題の一つである観光客入込数の増加に寄与することができ、このことによる地域の雇用の拡大、経済的な効果など地域の活性化に資する成果を期待することができるものである。
実施期間
平成28年度、平成29年度、平成30年度、令和元年度、令和2年度
事業概要
本市は、江戸時代、奥州街道の宿場町『富谷宿』として栄えた歴史を持っている。その宿場町の面影が残る富谷しんまち地区に位置する「旧富谷町役場庁舎」を改築し、「(仮称)富谷まちづくり産業交流プラザ」として、起業創業支援・人材育成事業、高齢者就労支援・地域貢献事業などを行う複合的な拠点施設として各事業を展開することにより、旧役場庁舎の再生を図り、しんまち地区の活性化、交流人口の拡大など、新たな賑わいの創造にしする施設とする。
施設整備にあたっては、2020年の『富谷宿』開宿400年記念を踏まえた交流人口の拡大も視野に入れて整備を進める。