富谷市

『住みたくなるまち日本一』をめざして

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カテゴリー:国民健康保険

更新日:2020年12月01日

医療費の適正化にご協力ください

国保の医療費は、被保険者数が減少傾向の中でも、高度医療の進展や高齢者数の増加などにより、今後も増え続けていくことが予想されます。皆様にご負担いただく国保税や窓口負担金などの医療費を有効に活用するため、医療機関や薬局を受診する際には、以下のことに留意しましょう。

  • 健康診断を受けましょう。
    健康の保持、そして病気の早期発見や早期治療のためにも、健康診断を毎年1回は必ず受けましょう。
  • 重複受診をひかえましょう。
    同じ病気で複数の医療機関を受診すると検査や治療などが重複し、医療費がかさみます。
  • かかりつけ医・薬局をもちましょう。
    かかりつけの医師は、患者の病歴や体質などを把握しているので、治療効果も高くなります。また、かかりつけの薬局では、薬剤師が飲み合わせや重複処方を確認するので、必要以上の薬の処方を防ぐことができます。
  • 医師を信頼し、指示を守りましょう。
    医師を信頼し、指示をきちんと守ることで、高い治療効果が得られます。また、そうすることで医療費の節約にもなります。
  • 時間外受診は、なるべく避けましょう。
    休日・深夜・時間外の受診は、割増料金になります。急病以外は、時間外受診をなるべく避けましょう。

お薬手帳を活用しましょう

お薬手帳は処方された薬の履歴(調剤履歴)をまとめるための手帳のことです。
特に複数の医療機関を受診している場合などは、服用する薬も増え、薬の相互作用により効き目が強くなったり、弱くなったり、副作用が出てしまう、いわゆるポリファーマシーという状態になることがあります。
ポリファーマシーを防止するためにもお薬手帳を活用し、服薬管理を行いましょう。また、医療機関ごとにお薬手帳を利用するのではなく一冊にまとめ、薬の重複や危険な飲み合わせを防ぎましょう。

セルフメディケーションとOTC医薬品の普及について

セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」とWHOにて定義されています。軽度な症状については、ご自身でOTC医薬品(over the counter 医薬品の略で一般的に言う市販薬のこと)を購入し、使用することにより対処することで、ご自身の体調管理の意識と薬剤に対する知識を深めることができます。なお、OTC医薬品については「セルフメディケーション税制」として、対象となる医薬品の購入費用について所得控除を受けることができる制度も始まっています。

セルフメディケーション税制(特定の医薬品購入額の所得控除制度)について(厚生労働省HP)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000124853.html<外部リンク>

ジェネリック医薬品を活用しましょう

ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、新薬(先発医薬品)の特許期間の終了後に有効成分、用法・用量、効能、効果が同等であるものとして、厚生労働省の許可のもと製造・販売された、新薬より安価な薬です。
すべての薬にジェネリック医薬品があるとは限りませんので、医師・薬剤師に相談してみましょう。
ジェネリック医薬品の利用により、医療費負担の軽減にもつながります。

後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進について(厚生労働省HP)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/kouhatu-iyaku/index.html<外部リンク>

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健康推進課