更新日:2024年07月03日
熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。地球温暖化等で毎年増加傾向にある熱中症ですが、正しい知識を身に着け、対処することで防ぐことが可能です。
・室内の温度・湿度をこまめに確認し、適切に管理しましょう。
・外出時は天気予報等を参考に、暑い日や時間帯を避け、無理のない
範囲で活動しましょう。
・涼しい服装を心掛け、外に出る際は日傘や帽子を活用しましょう。
・少しでも体調に異変を感じたら、涼しい場所に移動し水分を補給してください(急に暑くなった日や、久しぶりに暑い環境で身体を動かす際には特に注意が必要です)。
・指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)を活用しましょう。
クーリングシェルターについてはこちらから
https://www.tomiya-city.miyagi.jp/kurashi/kankyou/ba150f56b3ff5758f3b62bd5b75bd035f8d8bd05.html
・のどが渇く前に、こまめに水分補給をしましょう(一般的に、食事以外に1日当たり 1.2Lの水分の摂取が目安とされています。)。
・激しい運動、作業を行ったとき、多くの汗をかいたときは塩分も補給しましょう。
・暑くなり始めの時期から適度に運動(「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で、
毎日 30 分程度)を心掛け、身体が暑さに慣れるようにしましょう(暑熱順化)(※ただ
し、その際は水分補給を忘れずに、無理のない範囲で実施してください。)。
・涼しい場所や日陰へ移動し、衣服を緩め、安静に寝かせましょう。
・エアコンや、扇風機、うちわなどで風をあてて身体を冷やしましましょう。
・首の周り・脇の下・太もものつけねなど太い血管の部分を冷やしましょう。
・飲めるようであれば、水分(経口補水液等)をこまめに取らせましょう。水分補給ができない、意識がない、ぐったりしているなどの場合は、直ちに119番通報しましょう。
・下記も参考に対応しましょう。
参考:熱中症環境保健マニュアルより
お子さんや高齢者、障がいをお持ちの方は特に注意が必要です。こまめな水運補給や、適切なエアコンの使用について、お互いに声を掛け合い熱中症を予防しましょう。
環境省と気象庁は、暑さ指数(WBGT)に基づいた熱中症予防のための新たな情報発信である「熱中症警戒アラート」を全国で実施しています。
〇熱中症警戒アラートとは
府県予報区等内において、いずれかの暑さ指数情報提供地点における、翌日・当日の日最高暑さ指数(WBGT)が33(予測値)に達する場合に発表されます。
熱中症により健康被害が生ずるおそれがあるので、暑さから、自分の身を守りましょう!
〇熱中症特別警戒アラートとは
都道府県内において、すべての暑さ指数情報提供地点における、翌日の日最高暑さ指数(WBGT)が35(予測値)に達する場合等に発表されます。
広域的に過去に例のない危険な暑さ等となり、人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがあります!自分の身を守るだけでなく、危険な暑さから自分と自分の周りの人の命を守ってください!!
これらの情報は、環境省や気象庁のホームページからも確認ができます。
自分で指定した観測地点の熱中症警戒アラート情報や、暑さ指数(WBGT)の予測値及び実況値が受け取れるメール配信サービスの登録も可能ですので、ご活用ください。