富谷市

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帯状疱疹について

更新日:2022年12月02日

帯状疱疹について

帯状疱疹とは、子どもの頃にかかった水ぼうそう(水痘)の原因となった「水痘・帯状疱疹ウイルス」によって引き起こされる病気です。

日本人の多くは幼少期に水ぼうそうにかかっているため、成人の9割以上がこのウイルスを保有しています。幼少期にかかった水ぼうそうが治った後も、ウイルスは長年にわたって体内に潜伏します。普段は免疫力によってウイルスの活動が抑えられているため、発症することはありませんが、疲労やストレス、加齢などによって免疫力が低下することでウイルスは活動しはじめ、帯状疱疹が発症します。日本では50代から発症率が高くなりますが、若年層の方も発症の可能性がないわけではありません。

帯状疱疹の特徴・経過

症状としては、まずピリピリ、チクチク、ズキズキといった神経痛が出て、1週間程度で痛みがある部分に赤い斑点が見られるようになります。その後、赤い斑点内に水ぶくれができ、水ぶくれが破れてびらん(ただれた状態)になり、最終的にそこがかさぶたになって症状がおさまるという経過を辿ります。痛みは3週間程度続きます。(個人差があります)

帯状疱疹の症状は通常、体の左右どちらかの神経に沿って帯状に現れます。多くは上半身に見られ、顔面などに見られることもあります。

また、皮膚症状が治ったあとも痛みが続くこと(帯状疱疹後神経痛)もあります。

帯状疱疹を予防するために

帯状疱疹は免疫力の低下が原因で発症します。免疫力を高めるためにも、バランスの取れた食事や充分な睡眠、適度な運動等といった健康的な生活習慣を心掛けましょう。また、ストレスをため込まないような生活を送りましょう。

帯状疱疹ワクチンについて

帯状疱疹のワクチンは、50歳以上の方が対象です。なお、帯状疱疹は法令に定められた定期予防接種の対象疾病ではないため、ワクチンを接種する場合は任意予防接種となります。接種費用は医療機関ごとに定められており、全額自己負担となりますので、まずはかかりつけ医にご相談ください。

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