富谷市

『住みたくなるまち日本一』をめざして

地域学校協働活動推進事業「富谷市地域・学校・家庭をつなぐ取組」

更新日:2023年12月26日

地域学校協働活動推進事業「富谷市地域・学校・家庭をつなぐ取組」

「つなぐ取組」の歴史

 この事業は、平成20年度から、「地域が元気になる! 学校が元気になる!」を合言葉に、文部科学省の「地域と学校をつなぐ取組学校支援地域本部事業」としてスタートした文部科学省・国が主導している全国的な取り組みです。
 富谷市では、「学びのまち富谷」をスローガンに、地域全体で子どもを育てる環境づくりの取り組みとして、中学校区ごとの公民館(6公民館)に、学校支援地域本部をつくり、小中学校の授業支援に取り組んでおります。
 この取組は、文部科学省・県が一体となって推進している事業です。平成23年度には「宮城県協働教育プラットフォーム事業」として、県の補助金と市の予算で事業を実施して参りました。その後、東日本大震災による国の被災地支援事業「学びを通じた被災地の地域コミュニティ再生支援事業」として、平成24年1月から県委託事業として取り組み、富谷市では、平成24年度から「富谷町地域・学校・家庭をつなぐ取組」と名称を変え実行委員会を立ち上げ事業を行っております。
 地域の皆さまに支えられながら、10数年取組を行っている事業になります。

課題・目標

課題

本市の地域学校協働活動において、「地域学校協働活動=学校教育の支援をする」のみという固定観念を持っている現状がある。継続した参加者の地域学校協働活動に関する知識や理解をアップデートしつつ、地域人材の育成を図る。

課題解決のために取り組むこと

・年間3回以上の地域学校協働活動に関する研修会の実施
・より多くの地域学校協働活動推進員や学校支援ボランティア等による研修会の参加
・中学校での地域学校協働活動の促進
・児童・生徒らの地域活動への積極的な参加のための施策

達成目標

 地域学校協働活動への理解と知識を習得し、より多くの地域人材が育成され、学校を核とした地域づくりが促進される。

学校教育支援

地域学校協働活動とは

 地域の高齢者、成人、学生、保護者、PTA、NPO、民間団体、団体・機関等の幅広い地域住民等の参画を得て、地域全体で子どもたちの学びや成長を支えるとともに、「学校を核とした地域づくり」を目指して、地域と学校が相互にパートナーとして連携・協働して行うさまざまな活動です。
 子どもの成長を軸とし、活動を実施していくなかで、地域の将来を担う人材の育成するとともに、地域住民のつながりを深め、自立した地域社会の基盤構築・活性化を図る「学校を核とした地域づくり」を推進し、地域の創生につながっていくことが期待されるものです。

(『学びと地域でつくる学びの未来』文部科学省HPより)

地域学校協働本部のあらまし

 地域学校協働本部とは、多くの幅広い層の地域の皆さん、団体等が参画し、緩やかなネットワークを形成することにより、地域学校協働活動を推進する体制として、平成27年の中央教育審議会の答申で提言されたものです。市内には、5つの地域学校協働本部を設置しており、各地域ごとに設定された5つのテーマで取り組んでおります。
 社会教育法第5条及び第6条の規定では、教育委員会が地域学校協働活動の機会を提供するにあたって、地域の皆さんと学校の連携協力体制の整備が求められており、地域学校協働本部の整備のための支援もその取り組みの1つに位置付けられています。

各地域学校協働本部 一覧

富谷地区地域学校協働本部(事務局:富谷中央公民館)
学校:富谷小・富谷中
学区:富谷中

富ケ丘・日吉台地区地域学校協働本部(事務局:富ケ丘・日吉台公民館)
学校:富ケ丘小・日吉台小・日吉台中
学区:日吉台中

あけの平地区地域学校協働本部(事務局:あけの平公民館)
学校:あけの平小・富谷第二中
学区:富谷第二中(鷹乃杜地区除く)

東向陽台地区地域学校協働本部(事務局:東向陽台公民館)
学校:東向陽台小・明石台小・東向陽台中
学区:東向陽台中

成田地区地域学校協働本部(事務局:成田公民館)
学校:成田小・成田東小・成田中
学区:成田中

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生涯学習課