更新日:2025年06月18日
①ミツバチは環境指標生物とも位置付けられており、ミツバチが元気に生育する地域は、人間にとっても住みやすい環境であるといえます。このミツバチを通して、緑豊かな自然と都市が調和した富谷の住みよい環境を市民とともに、「オール富谷」で守り続けていくために活動するもの。
②はちみつを使って、農商工連携をみすえた新たな特産品として、地域産業の活性化に寄与するもの。
17群(約16万6千匹)
内訳15群(越冬したもの:約15万匹)
2群(協議会で購入:約 1万6千匹)
※令和7年5月12日時点
毎年5月中旬から7月下旬までの3ヶ月間に、主に採蜜を行います。
蜜が取れる花が少ない夏や冬には行わず、秋は巣箱の調整のために行います。
年度 | 総重量(㎏) | 平均糖度(度) |
平成29年度 | 135.0 | 81.4 |
平成30年度 | 146.3 | 81.2 |
令和 元年度 | 240.0 | 82.3 |
令和 2年度 | 190.7 | 82.1 |
令和 3年度 | 263.0 | 82.6 |
令和 4年度 | 265.0 | 83.0 |
令和 5年度 | 327.7 | 82.8 |
令和 6年度 | 407.5 | 83.3 |
市役所屋上のはちみつは糖度が78度以上になると巣箱内に貯蔵したはちみつに蓋がかかります。熟成が進んでから採取しているため、一般的に販売しているはちみつよりも糖度が高いものになっています。
令和5年度に一般社団法人日本はちみつマイスター協会が主催した「第6回ハニー・オブ・ザ・イヤー」において国産部門の優秀賞を受賞しました。(同年、市内のNPO法人SCRが出展した日本ミツバチ部門のはちみつは最優秀賞を受賞しました。)
市役所屋上から半径2~4㎞圏内を飛び、花の蜜や花粉を集めて来ます。周辺のサクラ、なのはな、クローバー、藤の花、ツツジ、アカシア、ヒマワリ、クリなど季節の木や花壇の花からたくさんの花蜜や花粉を集め、はちみつやエサとして利用しています。山や草地だけでなく、住宅地の花壇にもエサを求めて飛び交うため、富谷市では市内のほぼ全域にミツバチが飛び回っていることが予想されます。
はちみつは主に市内で販売しており、市外へは「ふるさと納税」の返礼品で対応しています。
◎はちみつ ①120g(店頭価格:1,200円)
② 50g(店頭価格: 600円)
※ふるさと納税は各サイトをご確認ください。
販売店舗
販売店舗名 | 販売店舗住所 | 定休日または営業日 |
もしもしCAFE | 富谷市大亀和合田二番13-1 | 土曜・日曜・月曜営業 |
とみやど(案内所内) | 富谷市富谷新町111-1 | 火曜定休 |
カインズ仙台富谷店 | 富谷市上桜木一丁目1-6 | 1月1日定休 |
菓子処いさわ屋 | 富谷市富谷新町102 | 月曜定休 |
ケーキハウス白いオルゴール | 富谷市日吉台二丁目34-8 | 火曜定休 |
パティスリーレクリア | 富谷市日吉台二丁目35-4 | 水曜定休 |
内ケ崎砂糖店 | 富谷市富谷新町33 | 日曜定休 |
※お店への在庫の確認の連絡はお控えください。また、定休日は変更になる場合もありますので、ご了承ください。
ミツバチは1匹の女王蜂を中心として群れを作ります。群れの9割は働きバチで、残り1割はオスバチです。
働きバチは全てメスで、仕事は女王蜂の世話や子育て、掃除、門番、エサの管理、花蜜や花粉集めなど多岐にわたり、およそ1ヶ月が寿命になります。ちなみに女王蜂は2~3年が寿命で、オスバチも1ヶ月が寿命です。
ミツバチは人間社会にも重要な役割を果たしています。ポリネーションと言われ、果樹や野菜類の花粉交配を行うことです。この受粉が行われないと世界の農作物は大打撃を受けてしまいます。そのため、世界中でミツバチの保護活動が行われています。
ミツバチは水と花蜜と花粉の3種類を食べます。花粉は食事として、花蜜は子育てや長期保存用のエサに活用され、この花蜜のおかげで私たちは美味しいはちみつを食べる事ができます。
ミツバチは黄色いフンを飛びながら排泄するため、細い線のような形になります。巣から100~200m圏内にフンが集中するとされ、市役所に駐車した時にフンが付き、ご迷惑をおかけする事があります。対策として巣箱の近くに白い布を広げることで、周りへの被害が軽減されることから、屋上に設置しました。来庁者の方々にご迷惑をおかけいたしますが、ご了承いただければ幸いです。万が一付着しましたら、お手数をおかけしますが、フンが乾燥する前に、早めに洗濯や洗車をお願いいたします。
ミツバチの群れには1匹の女王蜂がいますが、世代交代のために新たに女王蜂が生まれます。新しく女王蜂が誕生した場合、群れは分割され2匹の女王蜂に半分ずつ付き従い、片方は巣箱から飛んでいきます。この現象が分蜂と言われるものです。蜂の群れを見かけた場合には近づかずご連絡ください。
ただし、スズメバチはこの限りではありませんので、スズメバチ駆除は専門の業者に個人でお願いするようになりますので、ご注意ください。