更新日:2021年05月28日
以下の方は、ワクチン接種が受けられない、もしくは接種に注意が必要とされています。ご自身が当てはまると思われる方は、ワクチンを受けても良いか、かかりつけ医にご相談ください。
■ワクチン接種を受けることができない方
(1)明らかに発熱している方
※明らかな発熱とは通常37.5℃以上を指します。ただし、37.5℃を下回る場合でも、ご自身の平熱を鑑みて発熱していると判断される場合は接種をお控えください。
(2)重い急性疾患にかかっている方
(3)ワクチンの成分に対し、アナフィラキシーなど重度の過敏症(アナフィラキシーや、全身性の皮膚・粘膜症状、喘鳴、呼吸困難、頻脈、血圧低下等、アナフィラキシーを疑わせる複数の症状のこと)の既往歴のある方
(4)(1)~(3)以外で、予防接種を受けることが不適当な状態にある方
■ワクチン接種を受けるにあたり注意が必要な方
(1)抗凝固療法を受けている方、血小板減少症または凝固障害のある方
(2)過去に免疫不全の診断を受けた方、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
(3)心臓、腎臓、肝臓、血液疾患や発育障害などの基礎疾患のある方
(4)過去に予防接種を受けて、接種後2日以内に発熱や全身性の発疹などのアレルギーが疑われる症状がでた方
(5)過去にけいれんを起こしたことがある方
(6)コロナワクチンの成分に対して、アレルギーが起こるおそれがある方
一般的にワクチン接種後には、ワクチンが免疫をつけるための反応を起こすため、発熱や接種部位の痛み等の副反応があらわれることがあります。日本国内でも副反応に関する報告があがっており、厚生労働省では情報の収集と専門家による評価を行っています。詳細は、厚生労働省のホームページ<外部リンク>をご参考ください。
治療を要したり、障がいが残るほどの重度な副反応は極めて稀であると言われているものの、何らかの副反応が起こる可能性は考えられます。ワクチン接種による健康被害(病気になったり障がいが残ったり)があった場合は、国の保障制度を受けることができます。詳細は、厚生労働省のホームページ<外部リンク>をご参考ください。