富谷市

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風しんの追加的対策について

更新日:2024年04月24日

風しんの追加的対策について

 富谷市では、国が行う「風しんの追加的対策」を基に、富谷市に住民票がある昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までに生まれた男性を対象として、風しんの抗体検査と予防接種を無料で受診できるクーポン券を配布しています。
 この制度の対象期間は、令和6年度(令和7年3月末)までとなります。令和7年度からは自己負担が発生しますので、ご注意ください。また、抗体検査の結果が出るまで時間がかかりますので、ご希望の方は早めの受診をご検討ください。

風しんとは

 風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症で、風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から5~7人にうつす強い感染力を有します。
 風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。
 症状は不顕性感染(感染症状を示さない)から、重篤な合併症併発まで幅広く、特に成人で発症した場合、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院加療を要することもあるため、決して軽視はできない疾患です。
 また、風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、先天性心疾患、白内障、難聴などの先天性風疹症候群の子が生まれてくる可能性が高くなります。

風しんの追加的対策とは

対象者

 昭和3742日~昭和5441日の間に生まれた男性

(1) 風しんの抗体検査

 風しんの抗体の有無を検査し、抗体がない場合は予防接種を受けることが可能です。

※平成26年4月以降に風しんの抗体検査を受け、検査結果が陰性(十分な量の風しんの抗体がない方)の記録(書面)をお持ちの方は、今回の抗体検査を受けずに予防接種を受けることができます。その場合は、クーポン券及び本人確認書類(免許証やパスポートなど)、検査結果が陰性の記録(書面)のすべてが必要になります。風しんの抗体検査の記録(書面)がない場合は、抗体検査を受けずに予防接種を受けることは出来ません。

(2) 風しんの予防接種

 風しんの抗体検査の結果が陰性の方が対象となります。

クーポン券について

 風しんの抗体検査と予防接種を無料で受けるためには、富谷市が発行するクーポン券が必要です。
 令和6年度分は、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性のうち、令和5年12月時点で抗体検査の受診を確認できない方にクーポン券を郵送しています。(令和6年3月末に発送済み)

※抗体検査を受けてから、医療機関等から市に結果が届くまで2~3ヶ月かかるため、すでにクーポン券を利用して抗体検査や予防接種を受けた方にも、令和6年度分のクーポン券が届く場合があります。ご了承ください。

風しんの抗体検査・予防接種の実施場所

(1)指定医療機関
 
全国の指定医療機関で、抗体検査や予防接種を受けることができます。
 ↓指定医療機関については、下記の厚生労働省のホームページ(外部サイト)をご確認ください。↓

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index_00001.html<外部リンク>

(2)特定健診会場
 
富谷市が実施する特定健診の会場で、風しんの抗体検査を受けることができます。
 クーポン券と本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)をお持ちになり、直接、特定健診会場でお申し込みください。会場や日時については、広報5月号、6月号をご確認ください。

(3)事業所健診
 
加入されている事業所が実施する健康診断の会場で抗体検査を受けられる場合があります。詳細は加入されている事業所にご確認ください。

※(2)(3)の会場では風しんの予防接種を受けることができません。予防接種を受ける際は、(1)指定医療機関での接種となります。
※指定医療機関によっては、抗体検査を実施する曜日や時間帯が決まっている場合などが考えられます。受診前に電話等で確認することをお勧めいたします。

持ち物

(1)クーポン券
 クーポン券がない場合は、風しんの抗体検査・予防接種を無料で受けることができません。対象の方で、クーポン券がない場合は、必ず事前に富谷市健康推進課へお問い合わせください。

(2)本人確認書類
 運転免許証やパスポートなど本人の名前と住所が確認できるものになります。

このページに関するお問い合わせ

健康推進課