カテゴリー:TOMI+
更新日:2021年12月01日
面倒な手続きから、保護者、先生方を解放し、子育て環境をより充実したものにしたい!
「幼児教育・保育無償化」が令和元年からスタートしました。保護者の方にとっては経済的負担の軽減,幼稚園や保育所といった教育保育施設には施設の利用促進など,そのメリットは非常に大きなものです。
しかし,その恩恵を受けるにあたっては,面倒な手続きが必要です。制度が複雑なため、申請手続きに際しては保護者を悩まし,教育保育施設は事務処理が増え,以前より忙しくなってしまいました。
行政と保護者、そして教育保育施設がデジタルで繋がり,簡単で効率的なサービス提供が実現できれば,子育て現場をより元気にできるはずです!
富谷市教育総務課の佐々木と申します。
幼児教育・保育無償化業務には,令和元年の制度開始時から担当として携わっており,保護者や教育保育施設の先生方が困っている様子はいつも目の当たりにしております。
改善が図れるよう工夫を試みてはおりますが,効果は頭打ちに感じております…。
デジタル化が実現できれば保護者,そして先生方を煩わしさから解放し,元気な子育て環境構築の一助になるはず!
また,デジタル化を実現するにあたっては課題も多く,同じように悩んでいる自治体は全国に数多くあるでしょう。先ずは,我々富谷市とデジタル化の仕組みを一緒に考えていただけないでしょうか?
お力添えの程、よろしくお願いいたします!!
・我々行政と教育保育施設,保護者をそれぞれ繋ぐネットワークシステムを構築し,幼児教育・保育無償化事務がデジタルで完結できる仕組みを実現させたいです。
・行政-保護者間の事務手続きについては,保護者側は施設を経由せずに,行政側に直接申請や請求手続きができ,また,行政側からは各個人ごとにダイレクトに必要な通知や催促ができればと考えております。
・行政-施設間では,行政側からは在園者の認定状況について施設側に提供し,施設側は,施設の利用状況(入退園や預かり保育の利用状況等)を行政に提供することで,双方の必要な情報を共有したいです。
上記システムが実現すれば,我々行政だけではなく,保護者や先生は面倒で煩わしい事務処理から解放され,時間的にも心理的にも「ゆとり」が生まれます。保護者も先生も,本来一番大事な「子どもと過ごす時間」により向き合うことができるはずです。
富谷市は「富谷市子どもにやさしいまちづくり宣言」を2018年に行っており,また今年4月からは「子育てにもやさしいまちづくり」を全国に発信し,その取り組みを全庁で推進しております。今回の試みが実現すれば,子育て世帯を取り巻く環境がガラリと変わり,市民生活が大きく向上するのではないかと大きく期待しております。
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