更新日:2020年04月02日
妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないものをいいます(日本産科婦人科学会より)。
不妊の原因は、男性側、女性側、あるいはその両方にある場合がありますが、何も原因がない場合もあります。
女性側の原因としては排卵や子宮・卵巣に問題があったり、男性側の原因では性機能や精子に問題があることが考えられます。医療機関での検査などで原因が特定できた場合には、それぞれの原因に応じた治療を行います。
詳しい情報は下記リンクをご参照ください
病気を知ろう:不妊症<外部リンク>(日本産科婦人科学会のページ)
宮城県、富谷市では不妊症治療を受けている方に対して、治療費の一部を助成する支援を行っています。
これは、不妊症治療を受けているご夫婦の経済的・精神的な負担の軽減を図るものです。
また宮城県不妊・不育症専門相談センターで、専門の相談員(助産師)が相談にのっております。
助成内容や申請方法等は下記リンクをご覧ください
富谷市特定不妊治療費助成金について(富谷市公式ホームページ)
不妊に悩む方への特定治療支援事業~不妊に悩む夫婦への支援について~<外部リンク>(宮城県のページ)
宮城県不妊・不育症専門相談センター<外部リンク>(宮城県のページ)
妊娠そのものが難しい『不妊症』に対して、妊娠はするけれども流産や死産をくりかえしてなかなか子どもをもてない場合は『不育症』と呼ばれます。一般的には2回以上流産や死産をくりかえすと不育症と考えて原因を探索します。
厚生労働省の研究結果では、不育症のうち65%は偶発的流産・リスク因子不明とされています。その他のリスク因子としては夫婦どちらかの染色体異常、子宮の形態、内分泌(甲状腺や糖尿病)疾患、その他の様々な異常が原因とされています。
リスク因子が特定された場合には医療機関でその治療を行ったり、偶発的流産やリスク因子不明の場合でもカウンセリングを行うことで、80%以上の方が出産することができています。
詳しい情報は下記リンクをご参照ください。
Fuiku-Labo(フイク-ラボ)<外部リンク>(厚生労働省の不育症に関するページ)