保健福祉部健康推進課の委託事業「令和５年度　各種健診等業務委託」において、受託事業者（一般財団法人　宮城県成人病予防協会）が、個人情報の一部を紛失し、漏えいした事案が発生しました。
　当該対象者の方々をはじめ、市民の皆さまにはご心配、ご迷惑をおかけし、心からお詫びいたします。
　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　記
１　経緯
（１）令和５年７月２６日（水）、市役所内において、受託事業者が作成した、健診受診票送付時に使用するリストの一部が落ちており、同日、職員が発見し拾得したもの。なお、健診受診票等の送付に関する業務については、すべて市が受託事業者へ委託し、作業も受託事業者の施設内で行われている。
（２）同年８月１日（火）、受託事業者が市に来庁し、経緯の説明がなされ、今般拾得されたリストは、受託事業者において同年４月２８日（金）に紛失した、原本のコピーと推測されることが判明。なお、４月の時点において、市への紛失の報告はなされていなかった。
　当時の状況から、当該リストについては、受託事業者の施設内において盗難にあった可能性もあることから、本市からは受託事業者に対し、徹底した事実確認、警察への相談、対象者への説明・謝罪を行うよう強く申し入れた。
（３）現在、受託事業者において、警察への相談を行うとともに、関係者の聴取を行う等、事実確認中である。
（４）本市から同年８月２日（水）、国の個人情報保護委員会へ漏えいに関する報告を行った。

２　漏えいした個人情報及び対応
　８０名分の氏名、住所、健診申込種別情報。
　なお、紛失したリストに氏名等が記載されていた方々に対しては、８月９日（水）に受託事業者から説明・謝罪文書を送付した。

３　二次被害又はそのおそれの有無及びその内容
　現在まで、紛失したリストに記載のあった方々から被害の連絡や第三者からの問合せ等はない。

４　再発防止策
　現在、紛失、流出原因を含めた事実関係の調査を受託事業者に指示しており、まずは早急に原因確認を行うと同時に、再発防止のため必要な対策を講じるよう指導する。
　また、市の委託事業において個人情報を取り扱うすべての受託事業者に対し、あらためて個人情報の適切な管理について周知徹底する文書を発出している。