更新日:2020年09月14日
第1日目 6月 9日(火) | ||
会議録署名議員の指名 | ||
会期の決定 | ||
提案理由の説明 | ||
議案第 8号 | 富谷市国民健康保険条例の一部改正について | |
議案第 9号 | 富谷市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について | |
議案第11号 | 令和2年度富谷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) | |
議案第10号 | 令和2年度富谷市一般会計補正予算(第3号) | |
発議第 2号 | 議会議員の議員報酬,費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の一部改正について | |
第2日目 6月12日(金) | ||
一般質問 | 13番 菅 原 福 治 議員 | |
1 | 新型コロナウイルスに対し、行政または市民は、今何が求められているのか | |
2 | 新型コロナウイルス影響による、休校中の小中学校の学習の遅れをどう取り戻すのか | |
14番 出 川 博 一 議員 | ||
1 | 新型コロナウイルスへの対応は | |
2 | GIGAスクール“学びの保証”は | |
1番 菊 池 美 穂 議員 | ||
1 | 新型コロナウイルス感染症から見る情報発信のあり方 | |
2 | 無電柱化の推進を問う | |
15番 浅 野 直 子 議員 | ||
1 | 災害時における感染症対策と避難所運営 | |
10番 若 生 英 俊 議員 | ||
1 | 図書館等の複合施設の立地場所は適切か | |
2 | 学校再開後の小中学校の学校運営と児童生徒の感染予防策と学力確保について | |
第3日目 6月15日(月) | ||
一般質問 | 5番 渡 邊 清 美 議員 | |
1 | 子どもの学び、安全を問う | |
2 | 新型コロナウイルス感染症への対応の強化を問う | |
16番 安 住 稔 幸 議員 | ||
1 | 新型コロナウイルス感染症における、今後の対策を問う | |
6番 藤 原 峻 議員 | ||
1 | コロナウイルスへの経済的支援策強化を | |
2 | 学生への緊急支援策強化は | |
11番 長谷川 る 美 議員 | ||
1 | 新型コロナウイルス感染防止対策について | |
第4日目 6月16日(火) | ||
会議録署名議員の指名 | ||
議案第 1号 | 富谷宿観光交流ステーション条例の制定について | |
議案第 2号 | 富谷市自家用有償旅客運送条例の制定について | |
議案第 4号 | 富谷市子ども医療費の助成に関する条例の一部改正について | |
議案第 5号 | 富谷市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について | |
議案第 6号 | 富谷市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について | |
議案第 7号 | 富谷市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について | |
議案第12号 | 令和2年度富谷市介護保険特別会計補正予算(第1号) | |
議案第13号 | 令和2年度富谷市下水道事業会計補正予算(第1号) | |
議案第14号 | 令和2年度富谷市水道事業会計補正予算(第1号) | |
議案第15号 | 富谷市道路線の廃止について | |
議案第16号 | 富谷市道路線の認定について | |
第5日目 6月18日(木) | ||
会議録署名議員の指名 | ||
追加議案の提案理由の説明 | ||
議案第24号 | 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の一部改正について | |
議案第25号 | 令和2年度富谷市一般会計補正予算(第4号) | |
議案第26号 | 令和2年度富谷市一般会計補正予算(第5号) | |
議案第 3号 | 富谷市手数料条例の一部改正について | |
承認第 1号 | 専決処分の承認を求めることについて(富谷市税条例の一部を改正する条例) | |
議案第17号 | 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて | |
議案第18号 | 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて | |
議案第19号 | 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて | |
議案第20号 | 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて | |
議案第21号 | 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて | |
議案第22号 | 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて | |
議案第23号 | 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて | |
請願第 2号 | 介護予防施策のさらなる推進を求める請願 | |
陳情について | ||
閉会中の各委員会調査について |
令和2年6月9日(火曜日) 午前10時00分 開会
日程1 | 会議録署名議員の指名 | ||
日程2 | 会期の決定 | ||
日程3 | 提案理由の説明 | ||
日程4 | 議案第 8号 | 富谷市国民健康保険条例の一部改正について | |
日程5 | 議案第 9号 | 富谷市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について | |
日程6 | 議案第 11号 | 令和2年度富谷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) | |
日程7 | 議案第 10号 | 令和2年度富谷市一般会計補正予算(第3号) | |
日程8 | 発議第 2号 | 議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の一部改正について |
議事日程のとおり
午前10時00分 開会
○議長(渡邊俊一君) 皆さん、おはようございます。
ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しますので、ただいまから令和2年第2回富谷市議会定例会を開会いたします。
本定例会につきましては、市長から、富谷宿観光交流ステーション条例の制定についてなどの事件議案が提出されることになっております。十分に審議を尽くされ、市民の負託に応えられますようご期待を申し上げますとともに、議会運営につきましてもご協力をお願いいたしまして、開会の挨拶とさせていただきます。
ここで、富谷市市長に挨拶を求めます。若生市長。
○市長(若生裕俊君) おはようございます。
本日ここに、令和2年第2回富谷市議会定例会が開会されるに当たり、開会の挨拶に併せ、富谷市総合計画に掲げたまちづくりの将来像「住みたくなるまち日本一」の実現に向けた現在の取組概要についてご説明申し上げます。
議会の皆様には、日頃より市勢発展のためご尽力いただいておりますことに改めて感謝を申し上げます。
市民の皆様には、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策の推進についてご理解とご協力をいただき、深く感謝を申し上げます。また、このような厳しい状況の中、最前線でご尽力されている医療従事者の皆様に対し、心より感謝を申し上げます。
それでは、まず、新型コロナウイルス感染症への市の取組について申し上げます。
宮城県内では、4月28日以来、新たな感染者は確認されておりません。このことは、緊急事態宣言に伴う休業要請や不要不急の外出自粛など、市民の皆様のご理解とご努力によるものと深く感謝を申し上げます。
また、新型コロナウイルス特別措置法に基づき全国に発令された緊急事態宣言については、先月25日に全面的に解除され、宮城県では26日に新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針が変更されました。
これを踏まえて、本市におきましても、市が策定した実施方針に基づき、新型コロナウイルス感染症の予防措置を講じた上で、市主催のイベント・事業や公共施設等を今月1日から段階的に再開しております。
新型コロナウイルス感染症は、気を緩めると、再度、感染が拡大し、蔓延するおそれがあります。感染症の拡大防止のため、引き続き、密集・密閉・密接、いわゆる「3密」の回避の徹底、手洗い・うがい・せきエチケット等を基本とした「新しい生活様式」の実践・定着を図り、市民一丸となって感染予防対策を継続していただきますよう重ねてお願いをいたします。
本市におきましても、職場環境の感染予防対策について、市民の皆様が安心して来庁できるよう消毒液の設置はもちろんのこと、定期的な換気、消毒液による清掃等を行ってまいりました。さらに、職員等が感染した場合を考え、業務継続計画や施設の消毒マニュアル等を作成し、万が一の場合にも備えてきたところです。
新型コロナウイルス感染症との闘いは、長期戦が予想されますことから、これまで同様、議会の皆様のご理解とご協力を賜りながら、職員一丸となって感染症予防はもちろん、市民生活への支援と地域経済の活性化に向けて、国・県等と連携を図りながら、スピード感を持って取り組んでまいります。
次に、新型コロナウイルス感染症関係の経済対策について申し上げます。
なお、実績については6月8日現在となります。
まず、緊急経済対策として一律10万円を支給する「特別定額給付金」につきましては、職員が休日を返上して作業に当たり、5月1日に県内でいち早く全世帯に申請書を送付することができました。1万8,672世帯に支給し、支給率は96%となっております。
支給に当たり、郵便局及び金融機関の皆様に多大なるご理解とご協力をいただき、改めて心より感謝を申し上げます。
次に、宮城県と本市の経済対策となる「新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金」は、県の要請や協力依頼に応じて協力いただいた中小の事業者に対し、県・市町村から協力金を支給するもので、申請件数は139件となっております。
次に、本市独自の経済対策の状況について申し上げます。
第1弾として、融資保証料補給事業は、セーフティネット保証4号及び5号の認定により経営安定資金の融資を受けた中小企業者に対して、融資当初に納める信用保証料の2分の1を市が補給するもので、補給件数は2件となっております。
次に、本市独自の経済対策第2弾として、4事業を実施しております。
1つ目の「店舗等賃料補助金」は、市内に店舗、事務所を構え、売上げが減少した中小企業者等に対し、その土地または建物の賃料の2分の1を補助するもので、申請件数は63件となっております。
2つ目の「富谷市テイクアウト利用促進事業」は、テイクアウト等に利用できるクーポン券を配布するもので、32店の飲食店にご登録いただき、広報とみや6月号の配布に併せてクーポン券を各世帯に配布いたしました。
3つ目の「富谷市割増商品券事業」は、12月31日までの期間に利用できる「とみや応援3割増商品券」を8月3日から市内の各郵便局にて販売する計画で準備を進めております。
4つ目の「ひとり親家庭等緊急支援事業」は、独り親家庭に対し、16歳までの児童を対象に緊急支援金を給付するもので、270人に給付し、給付率は99%となっております。
さらに、本市独自の経済対策第3弾として、子育て世代から高齢者世代までの全世代を網羅する、新規14件、拡充1件の対策を行ってまいります。
拡充については、「ひとり親家庭等緊急支援事業」の対象児童を18歳までに拡大するものです。
新規14件については、1件目として、国の特別定額給付金の基準日となる4月27日の翌日から9月30日までに出生した新生児に対し、1人10万円を給付する「新生児特別定額給付金事業」です。
2件目は、保育所等児童の6月及び7月の給食費の助成や納付免除をする「保育所等給食費助成事業」です。
3件目は、私立幼稚園児の6月及び7月の給食費の助成をする「幼稚園給食費助成事業」です。
4件目は、市立小中学生の6月及び7月の給食費の納付免除をする「小中学校の給食費無償化事業」です。
5件目は、前期分の学費を支払えず退学等が危ぶまれている大学・専門学生等を対象に、社会福祉協議会を通じ、上限30万円の無利子貸付けを行う「緊急学業支援貸付事業」です。
6件目は、県外に住んでいる学生が緊急事態宣言によりゴールデンウイークに帰郷できないなど、不安な日々を過ごす学生を励ます取組として、とみやの特産品であるブルーベリーの商品を送る「とみやブルーベリーふるさと便事業」です。
7件目は、各地区で例年開催していただいている敬老会を今年度は感染症予防対策により中止し、市内で使用できる商品券をお渡しし、長寿をお祝いするとともに地域経済の活性化を図る「敬老祝い商品券事業」です。
8件目は、国の持続化給付金または新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金の対象外となった事業者の売上げが減少した場合に20万円を助成する「売上減少事業者支援事業」です。
9件目は、市内で事業を営むための土地または建物を購入または建築している方で融資を受け償還しており、かつ、売上げが減少した事業者に対し、償還額の一部を助成する「店舗等借入償還補助事業」です。
10件目は、市内の店舗等を消毒する必要が生じた中小企業者に対して、感染拡大防止と消毒費用の負担軽減を図るために、消毒に係る外注費の一部を助成する「店舗等消毒補助事業」です。
そのほか、上下水道の基本使用料の2か月分の納付免除などを行ってまいります。
つきましては、本定例会の補正予算に関連経費を計上しておりますので、ご審議のほどよろしくお願いを申し上げます。
なお、新型コロナウイルス感染症における本市独自の対策については、これまで第1弾及び第2弾として、割増商品券事業など4億300万円の対策に取り組んでまいりました。さらに、今議会には、第3弾といたしまして、子育て世代から高齢者世代までの全世代を網羅する経済対策として、およそ3億2,500万円を補正予算に計上し、総額でおよそ7億2,800万円となっており、今後も必要な対策を講じてまいります。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策については、災害協定を結んでいる事業者から、消毒用アルコール、次亜塩素酸水、マスク等を優先的に提供いただきました。また、市民や企業の方から、感染症の拡大防止対策として、マスク等をご寄附いただきました。
頂いたマスク等につきましては、医療機関や福祉施設、学校等のほか、在宅で医療的ケアを受けられている方に対して配布等をさせていただきました。
入手困難な状況の中、ご寄附や災害協定により提供いただきました皆様には、改めて心から感謝を申し上げます。
次に、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により中止・延期した事業について申し上げます。
今年10月10日に開催を予定しておりました開宿400年記念事業の「街道まつり」本まつりについては、10月に開催予定の県内各地のイベントが中止を決定している状況を踏まえ、開催の是非について、先月25日に街道まつり実行委員会を開催し協議検討を行いました。その結果、県内外から多くの方が集まる本まつりは来年度に延期せざるを得ないとの結論に至りました。
開催に向け、これまでプレイベント等を実施してきたところですが、市民の皆様の生命や健康を何よりも最優先に考えた苦渋の決断でありますことを何とぞご理解いただければと思います。
新型コロナウイルス感染症が収束し、多くの皆様が心から楽しめる来年10月10日に、開宿400年記念事業「街道まつり」を実施したいと考えております。
とみやどのオープンについても、街道まつりの開催と合わせ、10月10日を予定しておりましたが、街道まつりの開催延期を判断したことから、出店予定の皆様とも協議を行った結果、観光と交流を目的とする本施設についても、来年春に延期することといたしました。
延期は大変残念ではありますが、来春のとみやどのオープンが新型コロナウイルス感染症の影響により大きく落ち込んだ地域経済の回復に向けた起爆剤となるよう、出店者の皆様とともに鋭意準備を進めてまいります。
次に、今年10月18日に開催を予定しておりました「TOMIYA & TAIWA 『七ツ森ハーフマラソン大会』」についても、開催の是非について大和町と慎重に検討してまいりましたが、同様の理由から、やむを得なく延期せざるを得ないとの結論に至りました。本大会は2020東京オリンピック・パラリンピック開催記念として、本市と大和町との共同主催により、今月1日からエントリーを開始する予定で準備を進めておりました。大会開催を楽しみにされていた皆様には大変申し訳ございません。残念ながら、延期となりますが、この状況を十分な準備期間と捉え、初開催へ向けてしっかりと準備を進め、皆さんが安心して参加し、楽しんでいただける大会にできるよう取り組んでまいります。
なお、開催日時につきましては、大和警察署からコース設定の内諾をいただいておりますので、できるだけ早い時期での開催を検討し、爽やかな新緑の来年5月頃を目途に調整してまいりたいと考えております。
次に、中学生海外研修派遣及び交流事業については、5月に台湾桃園市の市立有得雙語中小學生徒との交流事業、7月には中学生海外研修派遣事業を予定しておりましたが、生徒及び関係者の安全を完全に確保することは困難であることから、やむを得なく中止といたしました。
楽しみにしていた生徒の皆さん、関係者の方々へは残念ではありますが、ご理解いただきますよう、よろしくお願いをいたします。
以上、新型コロナウイルス関連について、ご報告を申し上げました。
それでは、富谷市総合計画の4つの基本方針と前期基本計画の体系に基づき、各種施策の実施状況について申し上げます。
まず、「基本方針-1 暮らしを自慢できるまち」に関する主な施策について申し上げます。
初めに、起業支援関連施策について申し上げます。
富谷塾については、5月末現在、第3期生として160名の方に入塾いただいております。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により延期となっておりました第3期富谷塾開塾式は、今月13日に行う予定としております。
次に、農業関連施策について申し上げます。
昨年の令和元年東日本台風により甚大な被害を受けました農地や農業用施設の復旧状況につきましては、被害の大きかった国庫補助事業の15か所、水路等4か所を除き、春の田植作業には影響のないよう復旧に努め、5月末現在で95%の復旧状況となっております。引き続き、農作業等に影響のないよう復旧に向け取り組んでまいります。
令和2年産米の生産については、宮城県農業再生協議会による生産の目安を基に、本市でも地域水田農業推進協議会を通して、生産数量を1,619トン、面積換算で311ヘクタールとして生産者の方に示し、4月末段階で310.5ヘクタールの作付となり、生産の目安の達成となる見込みです。
なお、水田活用を行った水稲以外の作付に対する補助金の対象には、これまでの大豆などのほかに、蜜源となるヒマワリ・レンゲ・菜の花などの地力増進作物を含め、水田の利活用について、新みやぎ農業協同組合と連携を図りながら、推進をしてまいります。
富谷茶復活に向けた取組については、在来種2,000本の茶の木栽培を行う2件の農家の圃場への定植が今月中に完了する予定です。引き続き、肥培管理や栽培技術の指導等を行いながら、富谷茶復活に努めてまいります。
次に、観光・地域振興施策について申し上げます。
富谷宿観光交流ステーションの整備については、店舗整備に係る助成制度を創設して出店者の皆様を支援してまいります。
また、しんまち地区への訪問者の増加に対応するため、しんまちめぐり駐車場を新たに整備してまいります。
つきましては、本定例会の補正予算に関連経費を計上しておりますので、ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
次に、本市では初めて、地域おこし協力隊として、先月、3名の方を委嘱いたしました。今後、新たな視点での地域の魅力を発信するなど、地域の活性化に取り組んでいただきます。
次に、開宿400年記念事業といたしまして、テレビ放映でおなじみの「出張なんでも鑑定団」を本市での収録をテレビ東京に要望し、11月28日に市武道館を会場に開催することで協議がまとまりました。各種事業が中止・延期となる中、とみや宿開宿400年記念事業として取り組んでまいります。
つきましては、本定例会の補正予算に関連経費を計上しておりますので、ご審議のほど、よろしくお願いをいたします。
次に、今年度で11回目を迎える本市の特産品であるブルーベリーを使ったブルーベリースイーツフェアについては、来月4日から19日までの期間で開催し、富谷産ブルーベリーの販路拡大と「とみやスイーツ」のブランディングを進めてまいります。
次に、公共交通関連施策について申し上げます。
このほど策定いたしました富谷市都市交通地域・総合交通戦略基本計画に基づき、10月から市民バスについては運行内容の全面的な見直しにより充実・強化を図ることとしております。また、交通空白地域においては、デマンド型交通実証運行を開始し、市内における交通利便性の向上を図ってまいります。
次に、土地利用関連施策について申し上げます。
仙塩広域都市計画第7回定期見直しにおいて、工業系の土地利用を図るべき地区に位置づけられた成田南地区については、先月15日付で市街化区域に編入されました。今後は、土地区画整理事業の認可に向けて手続を進めてまいります。
また、工業系地区に位置づけられた高屋敷西地区については、事業の熟度が高まったことから、宮城県に対し、先月29日付で市街化区域編入の申出書を提出いたしました。来年5月の市街化区域編入に向けて手続を進めてまいります。
次に、住宅・公園・上下水道関連施策について申し上げます。
公営墓地の整備事業については、整備予定地の水質・不動産鑑定等、関連調査が終了いたしましたことから「(仮称)やすらぎパークとみや整備基本設計」の策定作業を鋭意進めているところです。
また、今後、不動産鑑定調査結果を基に、所有者との用地交渉を進めてまいります。
上水道事業は、昭和45年にしんまち地区を対象とする町営簡易水道事業の認可を受けてから、今年で50年となります。また、今年は、富谷宿開宿400年となることから、これらを記念して500ミリリットルの水道水のペットボトル飲料の製作を進めております。来月末の納品を予定しておりますので、今後、様々な場面で活用してまいりたいと考えております。
下水道事業については、4月1日から公営企業会計に移行し、順調に業務を進めております。今後は、将来的に想定される老朽化に伴う更新投資の増大や利用料収入の減少に備え、経営の見える化を推進し、経営基盤の強化に努めてまいります。
続きまして、「基本方針-2 教育と子育て環境を誇るまち」に関する主な施策について申し上げます。
初めに、教育・青少年健全育成関連施策について申し上げます。
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策並びに緊急事態宣言に伴い、今年3月3日より長期にわたり臨時休業しておりました市立の小学校は、今月1日に始業式、入学式を、中学校は、今月1日に始業式、2日に入学式を滞りなく実施いたしましたので、ご報告を申し上げます。
本市の園児、児童生徒数につきましては、公立幼稚園に18名、小学校に587名、中学校には680名が入園、入学、園児、児童生徒合わせて5,945名となりました。
学校再開後は、感染拡大のリスクを低減させながら、心身のケアと生活のリズムを徐々に整えるため、小学校は今月の15日、中学校は16日までの分散登校を実施し、安全安心な学習生活を送れるよう万全の態勢で対応してまいります。
また、臨時休業中は学校から全家庭に電話連絡をし、児童生徒の状況や異変はないかなどの安全確認を行いました。今後も、家庭内ストレスの高まりによる虐待やトラブル、不登校児童生徒が増えることを想定し、学校とスクールカウンセラーや心のケアハウス、スクールソーシャルワーカー、教育相談員等との連携をさらに強化し対応してまいります。
次に、教育・国際交流関連施策について申し上げます。
学校臨時休業中の児童生徒の家庭学習支援として、家庭のパソコンやタブレット端末等を活用しながら取り組めるオンライン学習を実施いたしました。
学習用端末のないご家庭には、タブレット端末を貸出しし、全児童生徒の学習環境の確保を図ってまいりました。
また、政府のGIGAスクール構想の実現については、児童生徒1人1台のタブレット端末環境整備を5か年計画として進めておりましたが、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として、政府が整備を加速する方針を示したことから、予定を前倒しすることといたしました。
つきましては、本定例会の補正予算に関連経費を計上しておりますので、ご審議のほど、よろしくお願いをいたします。
次に、学校給食センターの調理等業務委託について申し上げます。
調理等の業務については、今年度から民間委託により実施いたします。今月からの学校再開に合わせ、委託業者と十分な協議やリハーサル等を行い、安全安心、そして、おいしい給食を提供してまいります。
次に、生涯学習関連施策について申し上げます。
図書館の整備については、継続的に市民の皆様のご意見を伺いながら、令和4年度中の開館を目指し、各種取組を進めてまいりました。
今年、第1回定例会において、多くの議員の皆さんにご意見をいただき、図書館、スイーツステーション、児童屋内遊戯施設を複合施設として整備していくことで方向性をお示ししたところです。
つきましては、図書館の整備につきましては、全体的なスケジュールを含め、改めて精査し、複合施設整備に向けた基本方針を新たに策定することといたしました。
なお、複合施設整備となることから、民間活力の導入も視野に、市の経営資源による市民サービスの維持・安定を図りつつ、新たな施設として将来を見据えた持続可能な施設整備を進めてまいりたいと考えております。
つきましては、本定例会の補正予算に関連経費を計上しておりますので、ご審議のほど、よろしくお願いをいたします。
次に、子育て関連施策について申し上げます。
保育所待機児童対策については、小規模保育園2園が開園したことにより、2年ぶりに待機児童ゼロを達成することができました。引き続き、待機児童ゼロを継続するため、保育士の確保及び施設整備に努めてまいります。
また、子ども医療費助成事業については、子育て世代の経済的負担のさらなる軽減を図るため、小学4年生以上に設けております所得制限の撤廃に向けた準備を進めております。
つきましては、本定例会に条例改正案を提出しておりますので、ご審議のほど、よろしくお願いをいたします。
続きまして、「基本方針-3 元気と温かい心で支えるまち」に関する主な施策について申し上げます。
初めに、高齢者支援関連施策について申し上げます。
今般の新型コロナウイルス感染症拡大により高齢者の皆様の安全を第一に考え、3密になり得る「集い」形式の各種事業は開催を中止といたしました。
しかしながら、各種事業の中止に伴い、対象となる方々の生活不活発病が懸念されることから、広報誌及びネット動画による介護予防の紹介など、高齢者の皆様に啓発を行ってまいりました。今後も、その時々の状況に対応し得る最善の策を模索しながら介護予防の推進に努めてまいります。
次に、健康・保健関連施策について申し上げます。
5月末から実施予定の特定健康診査等につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、市民の皆様の安全と安心を第一に考え、延期をさせていただきましたが、十分な感染対策を講じて、秋に実施できるよう準備を進めてまいります。
また、新型コロナウイルス対策下における市民の健康づくりを推進するため、平成29年度の地域サポーター養成研修の参加者が創作した「とみや市民歌体操」を題材に、市民や富谷高校ダンス部などのご協力を得て、動画の撮影に取り組んでおります。今後は、編集を行い配信できるよう準備を進めてまいります。
続きまして、「基本方針-4 市民の思いを協働でつくるまち」に関する主な施策について申し上げます。
初めに、防災・救急・消防関連施策について申し上げます。
防災関連については、今年度も今月26日に、国と市及び関係団体等による重要水防箇所の合同巡視を行うこととしております。昨年の令和元年東日本台風をはじめ、大雨による災害が増加していることから、巡視により得られた情報を水防活動に生かしてまいります。
次に、防犯・交通安全・消費者保護関連施策について申し上げます。
今年度の「春の交通安全県民総ぐるみ運動」は、新型コロナウイルス感染予防の観点から、街頭指導は行わず、広報車で巡回し、交通安全の啓蒙を行いました。
また、昨年6月9日に市内で交通死亡事故が発生して以降、死亡事故は発生しておらず、本日をもって死亡事故ゼロ1年を達成することから、明日10日に、宮城県警察本部長より讃辞をいただく予定としております。今後も交通死亡事故ゼロを継続すべく、関係機関と連携を図りながら、交通ルールの遵守と交通マナーの実践について、市民の皆様への働きかけを行ってまいりますので、引き続き、関係各位のお力添えをいただきますよう、お願いを申し上げます。
次に、人権尊重・男女共同関連施策について申し上げます。
このたび、内閣府の発表により女性参画の指標となる本市の審議会等の委員に占める女性の割合が50.3%となり、全国の市区町村で第2位となりました。引き続き、市民一人ひとりが多様な場で活躍できる男女共同参画社会の実現に向け、全庁的な取組を進めてまいります。
次に、省エネルギー・再生可能エネルギー施策について申し上げます。
これまで展示試乗会や実証運行を行ってまいりました燃料電池FCバスにつきまして、日常的な利用機会の創出と水素エネルギーの認知度向上とさらなる普及拡大を目指すため、去る3月30日に宮城県と宮城交通株式会社、本市との3者による連携協定を締結いたしました。
FCバスの路線バスとしての運行は県内初であり、準備が順調に進みますと、今年度末から新富谷ガーデンシティ線、泉ケ丘大富線などで運行される予定となっております。
次に、行財政経営関連施策について申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止として、3密を回避するため、2月17日より、庁舎内の定期的な換気を実施し、4月14日からは、各窓口にアクリル板を設置、20日からは開庁時間を午後5時半までとしております。
市税については、市民の皆様には、日頃より納税に対しましてご理解とご協力を賜り、深く感謝を申し上げます。
本年度の納税通知書につきましては、先月、特別徴収に係る市・県民税、固定資産税及び軽自動車税を送付いたしました。今月には、普通徴収に係る市・県民税を送付しますので、引き続きのご理解とご協力をお願い申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少された納税者の皆様に対しましては、市税等の減免や徴収の猶予などの制度について、市民の皆様へのお知らせと相談体制の整備をしっかりと進めてまいります。
以上、令和2年第2回富谷市議会定例会が開会されるに当たっての挨拶とさせていただきます。
○議長(渡邊俊一君) 日程に入るに先立ち、諸報告をいたします。
議長諸報告は、お手元に配付のとおりです。
なお、説明員の出席報告ほか関係資料については、事務局で保管しておりますので、希望の方は閲覧願います。
これで諸報告を終わります。
これから、本日の会議を開きます。
議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。
○議長(渡邊俊一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、富谷市議会会議規則第88条の規定により、3番村上 治君、4番塩田智明君の2名を指名いたします。
○議長(渡邊俊一君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
本定例会の会期は本日から6月18日までの10日間にいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は本日から6月18日までの10日間に決定をいたしました。
30分以上たちますけれども、執行部の入替えもありませんし、議員の移動もありませんので、このまま続けさせていただきます。
○議長(渡邊俊一君) 日程第3、提案理由の説明を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。若生市長。
○市長(若生裕俊君) それでは、令和2年第2回富谷市議会定例会に提出しております議案についてご説明を申し上げます。
議案第1号富谷宿観光交流ステーション条例の制定については、地方自治法第244条の2第1項の規定に基づき、富谷宿観光交流ステーションの設置について所要の事項を定めるものでございます。
議案第2号富谷市自家用有償旅客運送条例の制定については、道路運送法第79条の規定に基づき、デマンド型交通実証運行の実施について所要の事項を定めるものでございます。
議案第3号富谷市手数料条例の一部改正については、個人番号通知カードの廃止に伴い、当該通知カードの再交付に係る手数料に関する規定の削除について所要の改正を行うものでございます。
議案第4号富谷市子ども医療費の助成に関する条例の一部改正については、子育て家庭の経済的負担のさらなる軽減を図るため、小学4年生以上の医療費助成に係る保護者の所得制限の撤廃について所要の改正を行うものでございます。
議案第5号富谷市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、放課後児童支援員認定資格研修について所要の改正を行うものでございます。
議案第6号富谷市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について及び議案第7号富谷市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正については、連携保育所以外の保育・教育施設への入所要件の追加等について所要の改正を行うものでございます。
議案第8号富谷市国民健康保険条例の一部改正については、新型コロナウイルス感染症に感染した被用者等に対する傷病手当金の支給について所要の改正を行うものでございます。
議案第9号富谷市後期高齢者医療に関する条例の一部改正については、宮城県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の改正に伴い、市の事務規程に傷病手当の支給に関する申請書の提出の受付に関する規定を追加するものでございます
議案第10号から議案第14号は、令和2年度各種会計補正予算となり、議案第10号一般会計補正予算(第3号)は、4億8,700万円を追加し200億9,600万円に、議案第11号国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、368万6,000円を減額し41億4,836万5,000円に、議案第12号介護保険特別会計補正予算(第1号)は、63万9,000円を追加し28億6,218万9,000円に、議案第13号下水道事業会計補正予算(第1号)は、収益的収入を24万円減額し11億2,765万5,000円に、収益的支出を560万4,000円を減額し10億5,123万5,000円に、資本的収入を536万4,000円減額し3億658万3,000円に、議案第14号水道事業会計補正予算(第1号)は、収益的収入を4,455万7,000円減額し10億9,478万4,000円に、収益的支出を307万1,000円追加し10億7,609万8,000円に、資本的支出を1,650万円追加し3億8,826万4,000円とするものでございます。
議案第15号富谷市道路線の廃止については、ひより台地区の1路線の廃止について、議案第16号富谷市道路線の認定については、同地区の4路線について市道路線として認定をお願いするものでございます。
議案第17号から議案第23号は、農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて、令和2年7月19日をもって任期満了となる農業委員会委員の新たな任命について議会の同意を求めるものでございます。
承認第1号富谷市税条例の一部を改正する条例については、新型コロナウイルス感染症に関連する税条例改正に伴い専決処分いたしましたので、その承認をお願いするものでございます。
以上、予算外議案18件、予算議案5件、専決処分の承認1件の概要を申し上げました。
なお、予算議案につきましては、引き続き、担当より補足説明をさせていただきますので、慎重にご審議を賜り、全案件ご可決くださいますよう、お願いを申し上げます。
○議長(渡邊俊一君) 次に、補足説明を求めます。財政課長。
○財政課長(高橋弘勝君) よろしくお願いいたします。
それでは、お手元の予算書2ページをお願いたします。
議案第10号令和2年度一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるものでございます。
まず、第1条です。歳入歳出にそれぞれ4億8,700万円を追加し、補正後の予算総額を200億9,600万円とするものでございます。
次の第2条については債務負担行為の追加でございまして、第3条については地方債の限度額の変更を規定してございます。
ページ、5ページをお願いいたします。
第2条関係、債務負担行為の追加1件でございます。こちら、内容としましては、新型コロナウイルス感染症の影響を受けまして農畜産物の生産や出荷活動に支障が生じた農業者等を支援するため、農協が無利子の融資を行った場合、その融資平均残高の0.5%を利子補給として交付するものでございます。
隣の6ページ、お願いいたします。
第3表、地方債の補正となります。
まず、1の一般補助施設整備等事業債、こちらについては富谷宿観光交流ステーション整備事業に係る起債対象事業費の精査により限度額のほうを変更してございます。
同様に、次の道路整備事業債、こちらにつきましても起債対象事業に側溝整備事業などを追加したことによる限度額の変更となってございます。
引き続き、事項別明細書に沿ってご説明をさせていただきますけれども、内容については、先週の全員協議会のほうで触れていない部分を中心にご説明させていただきます。
ページ、13、14ページ、お願いいたします。
まず、歳入でございます。
こちら、15款2項1目の地方創生臨時交付金、こちらについては新型コロナウイルス感染症の拡大に関しての独自支援策への充当財源となってございまして、今般、国の一次補正でこの額が限度額ということで示されておりまして、本市の具体の使い道としましては、4月補正予算での計上分も含めまして商工振興費の経済支援対策事業、こちらのほうに活用してございます。
続いて、19款です。19款繰入金、財政調整基金繰入れについては、今回の取崩しを含め、これまでの繰入額は、こちらにあるとおり6億500万円を超える規模となっておりまして、最近の2年間は財調の繰入れを行わずに決算を迎えておりましたので、3年ぶりの繰入れということになってございます。
また、この繰入れの状況です。今年度を含めた直近15年間の状況を申し上げますと、一番多いときの繰入額というのが7億円でございましたので、既に多いほうから数え2番目の水準というところでございます。
続いて、21款諸収入です。諸収入、雑入、4節雑入193万4,000円ですけれども、こちらについては、元年度の3月、感染症拡大による学校の臨時休業に伴う学校給食の食材の廃棄に係る経費というものが発生しました。それから、休業に伴い給食の食材供給業者に対する一定の補償というものを行っておりまして、その2つの経費の合計額として257万9,000円の実績がございます。今回、この経費のうちの4分の3が全国学校給食連合会から補助されるということで、こちらのほうに歳入計上してございます。
続いて、歳出でございます。
ページ進みまして、21、22ページをお願いいたします。
コロナ関連の国の支援策でございます。
3款4項生活保護費でございますけれども、右側の説明欄にございます生活困窮者自立支援促進事業ですけれども、まず、委託料にございます一時生活支援業務、こちらについては、例えばネットカフェ等の閉鎖に伴いまして現実に住む場所を失った方へのサポート費用などを計上してございます。
これに対して、20節扶助費ですけれども、扶助費については、収入の減少に伴いまして、家賃の支払いに困窮している方、住む場所は確保はされてはいるけれども支払いに困っている方、こういった方に対してのいわゆる家賃補助というものを計上してございます。
なお、これらのこのような支援の補助率ですけれども、生活困窮者一時生活支援については3分の2、それから、住居確保給付金、こちらについては補助率4分の3の事業ですけれども、歳入については事業の進捗に応じまして、今後改めて補正計上としております。
続いて、27、28ページ、お願いいたします。
8款3項の河川費です。こちら沼田川の護岸の改修ですけれども、今年4月18日の降雨による増水で護岸が崩壊したということから、補修工事を実施することで予算計上しております。
説明の最後になります。
35、36ページ、お願いいたします。
職員人件費の調整になります。一般会計についても、特別会計同様、4月の人事異動に伴う予算の過不足のほうを調整してございます。
説明は以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 次に、上下水道課長。
○上下水道課長(齋藤英夫君) よろしくお願いします。
84ページをお願いします。
第4条(議会の議決を経なければ流用することができない経費)としまして、職員給与費483万2,000円を減額し1,732万9,000円とするものです。
第5条(利益剰余金の処分)、予算第9条中「1,198万1,000円」を「1,734万5,000円」に改めるものでございます。
次のページをお願いします。
第6条(他会計からの補助金)、予算第9条の次に次の1条を加えるもので、第10条、新型コロナウイルスへの対応に伴う下水道使用料の減額により、一般会計からこの会計へ補助を受ける金額は、4,300万円とするものでございます。
下水道事業会計につきましては以上でございます。
続きまして、水道事業会計補正予算についてご説明します。
102ページをお願いします。
第4条(議会の議決を経なければ流用することができない経費)としまして、職員給与費249万2,000円を追加し4,647万7,000円とするものでございます。
以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(渡邊俊一君) この際、午前11時まで休憩をいたします。
午前10時50分 休憩
午前11時00分 再開
○議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第4 議案第8号 富谷市国民健康保険条例の一部改正について
○議長(渡邊俊一君) 日程第4、議案第8号富谷市国民健康保険条例の一部改正についてを議題といたします。
これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は委員会付託及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第8号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第5 議案第9号 富谷市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について
○議長(渡邊俊一君) 日程第5、議案第9号富谷市後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は委員会付託及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第9号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第6 議案第11号 令和2年度富谷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
○議長(渡邊俊一君) 日程第6、議案第11号令和2年度富谷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は委員会付託及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第11号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第7 議案第10号 令和2年度富谷市一般会計補正予算(第3号)
○議長(渡邊俊一君) 日程第7、議案第10号令和2年度富谷市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。
初めに、一般会計補正予算のうち、教育民生に関する質疑に入らせていただきます。
質疑ございませんか。13番菅原福治君。
○13番(菅原福治君) それでは、説明書の18ページでございます。緊急学業支援貸付事業についてお伺いいたします。対象は、富谷市に在住と県外に学ぶ学生、これはどちらも対象なのかと、また、前期の納入ということになれば9月までだと思いますが、9月だと、申請する期間はいつまで見ているのか、お伺いします。それとまた、専門学校といいますと、すごい幅が広いんですけれども、その辺の考え方についてお伺いいたします。
次に、ページ、32ページの教育費。複合施設基本方針策定業務についてお伺いいたします。
まず、複合施設の業務委託をする内容というか検証項目、どういうようなものを委託お願いしているのか、お伺いします。
また、これまで、図書館整備とスイーツステーション、道の駅構想につきましては、この2つの複合施設ということで当初考えておりましたが、もう一度、その辺の2つの複合施設の考え方についてお聞きします。
また、議員の質問も多かったわけですが、児童遊戯施設でございますが、現在、本市には確かに子供さんが多いものの、遊戯施設はそんなに急がなければならないのか。そんなに問題になっているのか。どうしてこのような状況になったのか、3つになったのか。2つから3つの複合施設になったのか、その辺をお伺いします。
あわせて、図書館と当初進んでおったものが、なかなか本来の図書館整備の部分が見えづらくなってきているように思いますが、その辺についてお答えいただきたいと思います。
○議長(渡邊俊一君) 最初、学校教育課長でいいんですか。ちょっと、前半、質問聞き取れなかったもので、誰に指名したらいいか、ちょっと今迷っているんですね。(「最初のは貸付けの」の声あり)専門学校の関係ですか。(「専門学校と対象ですね。県内、県外」の声あり)
教育部長。
○教育部長(荒谷 敏君) それでは、今回の緊急学業支援貸付金についてお答えさせていただきます。
予算は長寿のほうに置いているんですけれども、この制度は一緒に考えさせていただきましたので、私のほうからお答えさせていただきたいと思いますが、まず、専門学校とかそういうところの確認ですけれども、これは高校を出て18歳以上から入る専門学校、通信系を除くということにまずさせていただいております。そのほかの通常の大学制度にのっとった学校へ通っている方々の、特に前期分未納となっている方々を対象にするというような制度で考えさせていただいております。そのほか、受付期間については、前期の納入ですので、7月1日から始めさせていただいて、8月31日まで受付を行うと。受付方法をできるだけ簡素化するために、社会福祉協議会さんのほうにお願いして、市からの貸付けという形で社協のほうにお渡しして、そちらで事務処理をしていただくと、そういった形で制度を進めるということにしております。
対象は、市内在住の方もしくは世帯構成員であった方であれば市内の大学でなくてもほかの大学に、県外に行っている方も対象にしております。
○議長(渡邊俊一君) 次に、生涯学習課長。
○生涯学習課長(小山 温君) それでは、先に基本方針、今回策定する業務内容ということでございます。業務内容につきましては、3つの複合施設とした場合のいわゆる施設のレイアウト、配置、その辺がどのように可能性があるものかというものをまず検証いたします。あわせて、今回の事業費などを展望しますと、一定の金額に到達するだろうと考えております。そうした場合には、民間活力の可能性を検証するという枠組みに入ってまいりますので、PPPとかPFIの可能性、それをどのようにこの複合施設に生かすことができるのかという視点も持ち合わせた検証も行います。また、トータル的にはそれを含めた中での基本方針を策定するというのが大きい内容となるところでございます。
関連しますけれども、図書館と、もともとはスイーツの複合ということをスイーツステーションの基本整備計画の中でお示しさせていただいておりました。今回の発注内容には、当然、このスイーツステーションの整備基本計画、図書館を整備するに当たっての基本計画、これも織り込みます。この2つを軸にした上での発注内容となりますので、それに子育ての屋内遊戯施設がどの程度かみ合わせて、市民のニーズにどれだけ沿ったものになるのかというところを検証していくということになろうかと思います。
そのような中で、本来の図書館に絞った動き、図書館建設の動きがちょっと見えづらいのではないかというご質問もありましたけれども、図書館に関しましてはしっかりと基本計画までつくり上げてきておりますので、まずそこの軸はぶれないというところをお話しさせていただきたいと思います。
あわせて、いわゆるソフト面をしっかり運用していくために、現在はその運用するべき管理運営計画というものも今並行して策定をしておりますが、やはり、ここは同じく歩調を合わせなければいけませんので、基本方針をつくっていく中で、その相乗効果がどれだけ図られるかという視点も持ち合わせながら検討していくという内容でございます。
よろしくお願いします。
○議長(渡邊俊一君) ちょっと待って、子育て支援課に聞くことはないですか、遊戯施設の緊急性ということで。遊戯施設の緊急性を問いただしたんではないですか。
子育て支援課長。
○子育て支援課長(菅原順子君) これまでも屋内児童遊戯施設につきましては、本市において市民の皆様から多くのお声を頂戴していたところになります。そして、子供たちが多いまちというところで、子供たちが元気に遊んだり活動したりする施設というものは、保護者の皆様からも期待されるところであるということで、今回、複合施設の中で整備の可能性を検証していきながら、整備に向けて準備を進めてまいりたいというふうに考えています。
○議長(渡邊俊一君) 質問者にお願いします。議席が大分広がっておりますので、議席番号を高らかに言ってください。
13番菅原福治君。
○13番(菅原福治君) 今、図書館の基本はぶれないということを聞いて、安心しました。
複合施設ということで、スイーツ、遊戯場、これ、複合でも私は構わないと思います。ただし、これまで図書館につきましては、エアコン等の関連、オリンピックの関連で1年延びているわけですよね。令和4年ということで今進んでいるわけですが、複合施設、変更ということで、また2回目の延期になっては本当に、ぶれないというふうに言われましたけれども、これまで図書館の議論、結構やってきたと思います。これは何だったのかということになりかねせんので、そうなれば、市民に「またか」というようなことで不信感を与える結果になりますので、予定どおり、令和4年に、複合施設であっても財政負担をしっかり固めて進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(渡邊俊一君) 若生市長。
○市長(若生裕俊君) 今回の図書館にスイーツステーションの複合施設、それに加えて児童遊戯施設というのは、先ほど課長から答弁させていただいたように、多くの市民の皆さんから声をいただいたということ。また、議会議員の皆さんからもかなり多く、それぞれに複合に合わせるべきだというご意見をいただいた経緯があったことをまず加えさせていただきたいと思います。
なお、今回、今後、基本方針を作成してという、今のところはもちろん4年度中の開館に向けてというのは変わりないわけですけれども。ただ、やはり複合施設で、これまで以上に規模がある程度拡大するものになるわけでございますので、そういった中では、もちろん期間も大事ですけれども、やはりいいものを、それなりの大きな投資を伴うわけですので、しっかりしたもの、時期よりも、時期も大事ですけれども、内容を充実したものをつくるということもしっかりと考えなければいけないと思っておりますので、余り時期ということに、一応、もちろん基本的には4年度を予定どおり目指しておりますけれども、今回の基本方針によっては、もしかしたら、そういう変更も可能性が伴うこともあり得るわけでございます。その際は、やはり何よりも大きな投資でございますので、中身をしっかりしたものにつくるということに重きを置きたいということでございますので、ご理解いただければと思います。
○議長(渡邊俊一君) よろしいですか。
ほかに。1番菊池美穂君。
○1番(菊池美穂君) 説明書の22ページ、3款3項1目8節の賞賜金(敬老祝い商品券事業)についてお伺いをいたします。
こちらは中止になった敬老会の代わりに、毎年75歳以上に充てられていた1人2,000円分の敬老祝い事業に1,000円上乗せする形で商品券として贈られると窓口でお伺いをいたしました。まず、今まで充てられてきた2,000円分の敬老祝い金でありますが、こちらで減額をされておりますが、各町内会で75歳からというところもあれば、七十二、三歳からという地区もあるというふうに聞いております。こちらの使途、年齢などは各町内会にお任せしているものなのか、まずお伺いをいたします。
○議長(渡邊俊一君) 長寿福祉課長。
○長寿福祉課長(浅場 悟君) それでは、お答えいたします。
補助金の交付対象というところでは、今まで75歳以上ということとしてございました。ただし、敬老会にご招待する年齢につきましては、各町内会ごとに異なっているというところで把握してございます。
○議長(渡邊俊一君) 1番菊池美穂君。
○1番(菊池美穂君) こちらの商品券事業のほうでは75歳以上1人3,000円ということで、敬老会の代わりといいますと、今まで敬老会に参加していた七十二、三歳の方がいるとしたら、どうして自分たちは対象外なのか、ちょっと混乱される方もいらっしゃるかと思いますが、その対応についてはどうお考えでしょうか。
○議長(渡邊俊一君) 長寿福祉課長。
○長寿福祉課長(浅場 悟君) 今まで75歳以上ということでやってきたわけでございまして、その辺につきましては、町内会よりご説明いただければというふうに考えてございます。
○議長(渡邊俊一君) 5番渡邊清美君。
○5番(渡邊清美君) 説明書の29ページ、30ページ。続いて31ページ、32ページの……。
○議長(渡邊俊一君) 1つずつ、ちょっと言って。何、もう一回。
○5番(渡邊清美君) 29ページから32に続いているんですけれども、教育費、小学校と中学校費の中のコンピューターのタブレット、1人に1台ずつということだったんですけれども、いつ頃買う予定かと、その後どのように活用されていくのかをお伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) まず、今回の6月の補正でお認めいただきましたならば、早くて8月に競争という形を、スケジュールを考えています。その後、今、実は全国的に1人1台というものの事業が展開されておりますので、タブレット自体がいつ購入されるかということが、まだ見通しが立っていないのが現状でございますので、契約はしっかりと早めに行い、その後、タブレットが来た時点のその前に、まず、今も継続的に先生方の研修を行っておりますので、今度は、とにかく1人1台環境が整備されたということで、今回、臨時休業に伴いましてオンラインの学習もある程度進めておりましたので、そういったところも踏まえながら、しっかりと1人1台の環境を生かして、また、生徒も、それから、教師も一体となって新しい学校ICTの事業を進めていくというような形を進めていきたいと思っております。
○議長(渡邊俊一君) 11番長谷川る美君。
○11番(長谷川る美君) 32ページ。10款5項1目13節委託料がありますけれども、委託料の中の図書館整備支援業務249万7,000円が減額になっております。その内容についてお伺いします。
また、複合施設になるということは、本当に、先ほどもお話が出ましたけれども、大きく計画が変更ということになりますが、この内容を市民の方たちへどのような方法でといいますか、お知らせについてお伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(小山 温君) 図書館整備支援業務249万7,000円の減額につきましては、こちらは当初予算でお認めいただいた予算でございます。当初予算審議の中でもご説明させていただいたように、これまでの図書館、そして、スイーツステーションの2つの施設までの複合のアウトラインに沿った予算計上としておった内容で、図書館、スイーツステーション、その2つが予定どおり進んでいけば、本年度、市民協働の取組であるとか、外部資金をさらに活用していくといったようなものを予定しておりました。
しかしながら、子育て、遊戯施設も複合施設に入ってまいりました。そのために、先ほどお話ししたような495万円の新たな基本方針を策定すると。こちらをやはり優先すべきだろうということで、今ご説明しました249万7,000円を減額させていただくというところの内容でございます。
あわせて、新たな基本方針、当然、これも策定していく中で、市民の方々には必要な情報は適宜提供してまいります。いろいろなツールがあろうかと思います。これまで図書館整備を進める中で培ってきたノウハウを生かしながら、市民の方々と情報は共有していきたいと考えております。
○議長(渡邊俊一君) 11番長谷川る美君。
○11番(長谷川る美君) 図書館なんですけれども、基本計画まで進んだんですけれども、今後進めていく上で、何かそこの変更点などがもしありましたら、お伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(小山 温君) 現在のところ、基本計画に定めている内容を変更するという予定はございません。改めて今回基本方針をつくる中で、その基本計画がどの程度しっかり予定どおり行けるものなのかどうなのか、その辺も併せて検証はしようと考えておりますが、現段階としては、まず基本計画に沿った考え方は変わらないというところでございます。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ございませんか。6番藤原 峻君。
マスク取らないでください。
○6番(藤原 峻君) まず、18ページ。民生費の3款1項1目緊急学業支援金貸付事業につきまして、コロナの第2波などもあるんですけれども、かなり将来的にまだ見えないところもありまして、猶予規定であるとか、減免などのところ、そういうところは検討されていたのか、お伺いいたします。
それと、貸付事業に関しまして、やっぱりせっかく今回つくっていただけるということだと思うんですけれども、利用者の方がかなり枠組みが狭くなってしまう場合に使えないということが起きないようにしていただきたいなと思うんです。というのも、1日の食費200円で過ごしている学生さんもいるというお話もありまして、例えば最初に学費だけ払って、あと食べられないようにしているということもあると思うので、その枠をもう少し広げていただきたい。例えば相談があったときにはしっかり対応していただけるのかどうか、お伺いいたします。
続きまして、20ページ。3款2項1目ひとり親家庭等緊急支援事業につきまして、こちら、拡充していただいて大変すばらしいことだと思います。ただ、実態のほうをぜひ把握していただいて、継続的に必要かどうかなどもぜひ検討していく必要があるかと思います。見解をお伺いいたします。
続きまして、22ページ。3款3項1目20節養護老人ホーム措置費に関しまして、これはどのようなものだったのか、お伺いいたします。
続きまして、32ページ。10款5項1目図書館整備事業につきまして、ほかの議員からも質問があったんですけれども、面積というのがどういう状況になるのか。以前提示されたように1,700から約2,000平米に拡充されたという状況だと思うんですけれども、これは少なくなることがないのか。より充実していくというようなことも踏まえて検討されるのかどうか、お伺いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 教育部長。
○教育部長(荒谷 敏君) それでは、緊急学業支援金のことについてお答えさせていただきます。
貸付けですので、猶予規定とかそういった一連の制度については規程のほうで設けさせていただいて、柔軟に、5年償還とはうたっておりますので、その範囲内でできるだけ償還いただけるように相談は進めていくようにしております。
間口を広くということでございますが、今回、あくまでもコロナが収まる、今現在、収まりつつあるんですけれども、その部分で困っていた前期部分について支援をしようというような制度でございますので、そこの部分を十分活用いただけるように、大学方面とかそういった学生の皆さんへのPR活動を進めるというような形になろうかと思います。
そのほか、大学自体でも支援とかそういった検討もされておりますし、国のほうでもいろいろなアルバイト休業の皆様へとかそういった制度もありますので、そういったものも活用を働きかけながら、特に前期納入を怠っていた皆様へ支援するというような制度として活用いただければと思っております。
○議長(渡邊俊一君) 長寿福祉課長。
○長寿福祉課長(浅場 悟君) お待たせしました。
養護老人ホームにつきましては、4月より1人入所者が増となってございますので、月額17万6,500円、掛ける1年分を見込んだものでございます。
○議長(渡邊俊一君) ひとり親家庭について、子育て支援課長。
○子育て支援課長(菅原順子君) ひとり親家庭等緊急支援事業につきましては、18歳までという年齢まで拡充いたしまして今回実施することに予定しております。また、実態把握につきましては、引き続き行いながら今後については考えてまいりたいと考えます。
○議長(渡邊俊一君) 図書館整備事業についての生涯学習課長。
○生涯学習課長(小山 温君) これまで図書館の整備を議論する中で、センター館の拡充ということは常々要望をいただいておりまして、極力それに沿ったような形の計画を進めてきたところです。今回3施設の複合ということになりますので、やはり、施設のどのようなレイアウティングをしていくのか、成田公民館の敷地内をどのように活用できるのか、その辺の可能性をしっかり検討していきたいと考えております。
○議長(渡邊俊一君) 6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) まず、18ページの緊急学業支援金貸付事業につきまして、奨学金の返済の猶予の規定、10年ぐらいまでのものがありますので、これもぜひ、何かやはり経済的な問題があったりとかした場合の時間の猶予などをしっかりと検討いただけるか、再度確認したいと思います。
続きまして、22ページの民生費、老人福祉費に関しまして、恐らく、こちらは偕楽園のほうに入所された方だと思うんですけれども、実はその方からもご相談がありまして、できれば外に出て一人暮らしをしたいというような相談などもあります。生活保護を受ける形にはもしかするとなるかもしれないんですけれども、やはり余生をどう過ごすかというのはQOLの観点からも大事ですので、ぜひ、内部で検討していただけるか、お伺いいたします。
続きまして、30ページの教育費の2項小学校費2目タブレット、市立小学校コンピューター教育事業に関しまして、中学校でユーチューブのプログラムをつくったということで、河北新報のほうで私も拝見しまして、これはすごいことだなというふうに感じていたんですけれども、例えば小学校の低学年の子供たちが、特にオンライン学習ですと分からないことが多くて、やっぱりそういう低学年になればなるほどきめ細やかな支援が必要になると思うので、小学校に向けての何かそういう充実というものを検討しているかどうかお伺いいたします。
続きまして、32ページ。10款5項1目図書館整備事業につきまして、こちらの図書館整備につきましては、これは間違いなく富谷市の子育ての目玉になると思うんです。子供を子育てする上で大変、教育に関しても、遊び場に関しても、大変すばらしい施設になると思いますので、ぜひ、内部のほうで、今までも市民の皆様の要望で広げていただけたということもあると思うんですけれども、可能性としては、今後もぜひ検討していただけないかなと思いまして、確認をさせていただきたいです。
○議長(渡邊俊一君) 初めに、教育次長。
○教育次長(二階堂浩一郎君) オンライン学習のことについて、お答えをいたします。
今回、オンライン学習を取り入れることになった経緯については、突然の休校ということがございまして、今ある機材で何かできないかというところから発想して行ってございます。
中学生は、確かにスマホを持っているお子さんたちも比較的多く、すんなりと入り込めたようですが、低学年のお子さんたちにとっては、やっぱり家族の協力がないとなかなか難しかった。これが現実でございます。
今、学校のほうに子供たち出てきておりますけれども、教室の中で、オンライン学習の取組方についても、今年春に導入されましたタブレットなどを使いながら指導をしておるところでございます。第2波などに備えながら進めてまいりたいと思っております。
○議長(渡邊俊一君) 奨学金か何かのもの質問したよな。(「緊急学業支援金」の声あり)そうだよな。
教育部長。
○教育部長(荒谷 敏君) 緊急学業支援の償還の方法なんですけれども、先ほど申し上げたとおり、今回、過去に例のないような状態になっております。償還につきましても、特に、恐らくほかの債務もあったりすると想定されますので、十分、ほかの債務の返済方法とか、そういったものも考慮しながら、十分、学生の皆さん、卒業後の5年以内の償還の在り方を検討させていただきながら進めさせていただきたいと思います。
○議長(渡邊俊一君) 長寿福祉課長。
○長寿福祉課長(浅場 悟君) 養護老人ホーム入所者の相談ということでございますが、ただいまも本市の包括支援センターのほうで相談に応じているところでございまして、今後につきましても、本人の意思を尊重しつつも、本人にとって最もよい方向で生活をできるよう相談に応じていきたいと考えてございます。
○議長(渡邊俊一君) 図書館事業の確認ということであります。生涯学習課長。
○生涯学習課長(小山 温君) 今回の基本方針の策定につきましては、図書館の整備がこれまで先行していたということもあって、社会教育総務費のほうで計上させていただいております。しかしながら、これを実行するに当たっては、庁内、福祉関係の部署も含めて横断的な体制の中で取組を進めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。14番出川博一君。
○14番(出川博一君) それでは、歳入の13ページ、14ページ。13款2目1節児童福祉費負担金、158万6,000円のマイナス。それから、21款4項1目2節給食費納付金、6,171万9,000円とあるんですけれども、これはそれぞれ減免規定があるのかどうか、まずお尋ねいたします。
それから、続いて20ページ。上段になります。3款2項1目19節と21節、先ほどからいろいろ質問出ておりますけれども緊急学業支援、ここのところに補助金として、貸付事業事務費として補助金100万円計上しておりますけれども、これはどういう仕組みなのか、この辺についてお尋ねしたいと思います。多分これはどこかに委託するんでしょうけれども、現実的に貸付金であるがゆえに、受付、審査、回収と3業務、関連してあろうかと思うんですけれども、その辺の流れについてもお尋ねいたします。
それから、30ページと32ページにかけてですけれども、タブレットの庁用器具等の備品購入なんですけれども、ここの全内訳を見ると、小学校で1億1,598万4,000円の国・県支出金がある。それから、中学校費、次のページになりますと6,154万6,000円の国・県支出金があるという予算立てになっているんですけれども、例えば、これは2月の補正のLAN事業のときに、国・県支出金補助金が約6割カットされてLAN工事の入札になったという経緯がございますけれども、その辺を踏まえて、この国庫補助金は大丈夫なのかどうか、その辺についてお尋ねをします。
それから、最後に32ページ。10款5項1目13節委託料、複合施設基本方針策定、495万円が計上されておりますけれども、これの入札仕様書、その仕様書の中で委託したものの成果物、いわゆる報告書という形で出るのがいつの時期を示した仕様書になるのか。その辺についてお尋ねいたします。
○議長(渡邊俊一君) ちょっと項目多いんですけれども、答弁漏れあったら指示してください。
初めに、子育て支援課長。
○子育て支援課長(菅原順子君) こちらの歳入、民生費負担金の減免規定になりますけれども、減免規定については、現在のところはございませんので、新型コロナウイルス感染症による保育所等給食費助成事業の中につきまして要綱等を定めて運用するところに考えております。
○議長(渡邊俊一君) 教育部長。
○教育部長(荒谷 敏君) それでは、まず、歳入の給食費につきましては、こちらも同様に、減免規定は今のところございません。ただ、給食費については、学校給食センター管理運営に関する規則のほうで、額とかそういったものについては徴収方法も含めて教育委員会が決定すると。もしくは審議会がございますので、審議に諮るということもあるんですが。ただ、今回このような状態になりまして、ほかの自治体の事例を見ますと、やはり減免規定というものは設けているようでございますので、今回のこの件を参考にしながら、今回、最近いろいろな災害もありますので、そういったものも減免規定がないとなかなか対応できないという状況もありますので、ちょっと教育委員会内部のほうで一度、減免規定の在り方も今後検討していきたいとは思っております。
先ほどの奨学金系の学業支援金の補助金のほうの100万円なんですけれども、これにつきましては、先ほど申し上げたとおり、社会福祉協議会のほうへ業務をお願いしますので、その事務手数料という形でお願いしております。固定費で50万円、そして、そのほか1件当たり幾らという単価を決めまして、その度合いによってこちらから補助を出していくと、そういったような形を今考えております。
○議長(渡邊俊一君) 教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) タブレットの国からの補助の件でございますけれども、今年度、5月11日に文科省のほうからGIGAスクール構想の加速による学びの保障ということで通知が出ております。その中で、やはりコロナウイルス関係で、1人1台端末を本当は5年計画で、スケジュールで行うということが最初のお示しでございましたが、早期実現を目指すということで、国公立、定額上限4万5,000円を保障するということできちっとうたっておりますので、今現在の段階では、そちらを参考に進めているところでございます。
○議長(渡邊俊一君) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(小山 温君) 当該業務の入札執行時期というような捉え方で考えておりますけれども、まずは、いち早い執行を考えております。事業としては、年内事業の中でこの成果品を求めたいと考えておるところなんですが、入札、その業者の選定方法につきましては、このコロナの状況下でもございますので、こちらの思いと業者さんの思いが乖離しないように、入札担当課と慎重にその辺は取組を進めながら、時期を見定めていきたいと考えております。
○議長(渡邊俊一君) よろしいですか。14番出川博一君。
○14番(出川博一君) 歳入に関しては、減免規定がないので、これからそういうものも含めてということなんですけれども、ただ、今現状としては条例にそういうものがない中で、現実的な、実務的な処理、これについては、例えば給食費については教育委員会で決めなくてはならないと私は思っているんですけれども、そういう手続も踏まえて、実務的にどのように対処するのか、お尋ねします。
それから、緊急学業支援金については、確認すると、授業料の納付に限定するということですけれども、授業料を納付した納付済みの確認というのはどういう形で、それも結局、社協に対する委託業務になるのか。踏まえて、その後の回収、これも結構長い期間になると思うんですけれども、そういう意味では、果たして社協に対する委託でいいのかどうか。その辺のところの見解についてお尋ねします。
それから、タブレットについては、先ほどの答弁の中で、8月、競争入札にしたいと。単価がこの予算書では4万5,000円ということなんですけれども、それ自体、4万5,000円ということで可能なのかどうか。その辺についての今の状況についてお尋ねします。
それから、学校に関連してなんですけれども、いわゆる今は分散登校でそれぞれ子供の人数が少ないんですけれども、これから16日以降になると一斉登校になります。そうすると、その中でいわゆる先生たちの負担が、非常に負荷がかかってしまうのじゃないかと。そういう中で、いわゆる掃除だとか、子供の机の拭き掃除だとか、消毒とか、そういうものを先生にあまり負担がかからないような形での検討はされたのかどうか、お尋ねいたします。
それから、最後に複合施設のことなんですけれども、これについては、先ほどの答弁では年内ぐらいのというお話なんですけれども、ただ、そうはいっても、多分これはいわゆるPPPの手法をイメージしているのであれば、これから、いわゆる製作企画会議、それから、外部コンサルの活用、そういうステップを踏まえていかなければならないということを思うと、今は、今回の提案は生涯学習課のほうですけれども、これはやっぱり3つの課をまたぐし、そういうことからすると、企画政策とか、そういう企画部門で全体を取りまとめた対応をすべきではないかと思いますけれども、その辺について見解をお尋ねします。
○議長(渡邊俊一君) 最後のものの、若生市長。
○市長(若生裕俊君) 最後に言いました複合施設の所管の担当課の部分でございます。
今回、今のところというか、現在も、生涯学習課図書館準備室でこれは対応しております。いろいろご意見もいただいたところでございますが、やはり、あくまでもメインは図書館でございますので、図書館を柱として、その図書館にいわゆる複合化ということで、スイーツステーションと屋内遊戯施設ということでございますので、あくまでメインは図書館であるということで、現在のところは生涯学習課図書館準備室を担当課として進めていきたいというふうに考えております。
○議長(渡邊俊一君) 教育部長。
○教育部長(荒谷 敏君) それでは、まず、給食費の件なんですけれども、議員さんおっしゃるとおり、条例には基づいてはいないんですけれども、規則がございますので、まず、今回は緊急的な措置ということでこちらのほうを活用して、教育委員会として提案させていただきました。
そして、内部的には、市長部局と今回の第2弾、第3弾という形で、そこの中でも十分議論をされて決定させていただいております。また、教育委員の皆様には個別に事前にお知らせをさせていただいております。
先ほど申し上げたとおり、今回はあくまでも緊急措置でございますので、今後のことを踏まえまして、これからまた整備を進めてまいりたいと思います。
社協への委託ということなんですけれども、これにつきましては、先進事例もございます。また、社協のほうで生活支援事業ということで、これに類似した取組を既にしておりますので、ほぼそれに沿った形で十分なケアというか、相談事業にも乗っていただけるということで、今回このような形で進めさせていただければと思っております。
○議長(渡邊俊一君) よろしいですか。(「授業料の確認は、これも委託になるの」の声あり)
○教育部長(荒谷 敏君) そちらにつきましても全て社協のほうでやっていただくと。市としては、貸付額をお渡しして、後は毎年戻していただくという、そういった形を取らせていただくようになると思っております。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) タブレットの1台の価格でございますが、今回4万5,000円が上限で補助が出るということですが、今回、見積りに上げましたのが4万5,000円をちょっと切る程度で、これは業者のほうから見積りを取らせていただいての金額を提示しているものでございます。
それから、先生方の消毒等のコロナの対策に対してのいろいろ負担が大きくなってくる、それはまさしくいろいろな負担がかかっている状況でございますが、各学校のほうに特別支援とかいろいろな支援員さんを配置しているのと、それから、シルバー人材センターに用務員さんということで委託をしておりますので、その方々の手をお借りしながら、なるべく軽減しながら、そういった作業を進めていくということで考えております。
○議長(渡邊俊一君) ほかに。14番出川博一君。
○14番(出川博一君) それでは、最後に、緊急学業支援金の取扱いというか、社協に委託するということで、今の答弁を聞くと、全て社協に委託すると。回収までお願いするんだということですけれども、これは若干無理があるのではないかなという気がいたします。といいますのは、結局、奨学金を借りている方も当然オーバーラップするだろうし、そのほかに、いろいろな意味で返済を求めるに当たってかなりやっぱり苦労される可能性があるなと。そういうことを思うと、学校総務課のほうが私は適切でないかと思うんですけれども、その辺についての検討はどのようにされたのか、お尋ねいたします。
○議長(渡邊俊一君) 教育部長。
○教育部長(荒谷 敏君) こちらにつきましては、教育委員会で持っています奨学金制度もあるんですけれども、これと、やはり今回はコロナということの短期的な件でございます。若干違った意味合いも持っておりましたので、その辺を十分考慮しながら、今回、社協のほうにお願いすると。事前に社協とも打合わせをさせていただいて、何とかやっていただけるような方向で調整を進めさせていただいているところでございます。
万が一、そういった事態に陥った場合は、十分、市としても当然社協とともにいろいろなことをやっていくということは必要かと思っております。
○議長(渡邊俊一君) 教育民生に関する質問、午前中いっぱいで終わらせたいと思いますけれども、あと何人おられますか。1人だけ。分かりました。
じゃあ、10番若生英俊君。
○10番(若生英俊君) それでは、32ページの下段の13節委託料であります。基本方針策定業務ということで、今、同僚からも質問ありましたけれども、委託期間は年内ということで、12月までというふうな設定になるか、確認をいたします。ということと、早まることはあり得るのか。そしてまた、議会に、いつ、どのような形でその成果品を提示、説明をいただけるのか。その3点をお願いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(小山 温君) こちらですけれども、まずは年度内の事業として考えているという、(不明瞭発言あり)年度でございます。しかしながら、やはり年度内しっかり期間を使ってしまうと、当然、その後のプロセスに時間を要してしまうということになりますので、極力早い仕上がりを当然目指してまいります。ですので、議会の皆様、市民の皆様に対しても、やっぱり要所、要所の中で、議会の節目の中で、情報はお出ししていくというところを考えております。
○議長(渡邊俊一君) もっと議席番号を大きくお願いします。10番若生英俊君。
○10番(若生英俊君) その折々にということなんですけれども、最終形、報告書として出たものの最終形を議会にいつお示しをいただけますか、そこを再確認いたします。
○議長(渡邊俊一君) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(小山 温君) 今のところ、例えば何月議会にしっかり成果品をお示ししますというのはなかなか申し上げにくいところです。やはり、答弁としては、しっかりその辺を見定めながら、議会の節目においてしっかり説明させていただきたいと考えております。
○議長(渡邊俊一君) よろしいですね。
それでは、一般会計補正予算のうち、教育民生に関する質疑はこれで終了いたします。
ここで午後1時まで休憩をいたします。
午前11時50分 休憩
午後 1時00分 再開
○議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
午前中に引き続いて、一般質問の補正予算のうち、総務と産業建設に関係する質疑に入ります。
質疑ありませんか。6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) 16ページの2款1項6目地域おこし協力隊関連業務に関しまして、とみやど開所までの動きといいますか、来年の開所ということになるかと思うんですけれども、今年度どういった形で働いていただくのか、お伺いいたします。
2点目としまして、26ページ、7款1項2目経済支援対策事業に関しまして、本当に第3弾まですばらしい支援策、どんどん展開していただいていて、市民の皆さん、喜んでいるかと思います。テイクアウトの事業に関しましては、今後、補正とかで行うようなことは検討しているのか。大分喜ばれているという状況もありますので、ぜひ、声を確認していただいたりとか、再度、検討していくことは検討していたのか、お伺いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 企画政策課長。
○企画政策課長(松原 誠君) 地域おこし協力隊につきましては、5月1日付で3名の方を採用させていただいたところでございます。現在は、まずは研修期間といたしまして、近隣で地域おこし協力隊の実績がある丸森ですとか白石ですとかそういったところに行って、地域おこし協力隊の業務についていろいろ習得をしていただいているところでございます。また、これから富谷をフィールドにいろいろ活動をしていただきますので、まずは地域を知っていただくというところでいろいろ活動をしていただく予定になっております。
そういったところで、観光交流ステーションのオープンは来年ということで、延びるような形にはなりますけれども、現在、しんまち活性化協議会などの活動もありますので、そういったところにも参画をしていただいて、地域を知っていただいて、様々なしんまち活性化のための情報発信ですとか、できることを取り組んでいただくというふうに今のところは考えているところでございます。
○議長(渡邊俊一君) 次に、テイクアウトについて質問ありました。産業観光課長。
○産業観光課長(神田能成君) テイクアウト利用促進事業でございますが、まず、こちらの事業につきましては、6月にスタートしたところでございます。現在、その利用の状況、非常に使いやすいなんていう声もいただいているところでございます。今後、7月の末まで利用期間ということになっておりますので、その利用状況であったり、あるいはその評価なども伺いながら、今後、検討していきたいというふうに考えてございます。
○議長(渡邊俊一君) よろしいですか。
ほかに質疑ありませんか。16番安住稔幸君。
○16番(安住稔幸君) それでは、27、28ページになります。商工費のところでございます。工事請負費、また、公有財産購入費で、しんまちめぐり駐車場整備工事、また、土地購入費というものがございます。これにつきまして、場所はどこになるのか。また、例えば駐車台数とか、規模というか、そういったものにつきまして、また、いつから供用というか使用できるようになるのか、その辺につきましてお願いいたします。
そしてまた、もう一つですけれども、これはこういった、本当に各種、第3弾ということで、本当に市長にいろいろ考えていただきまして、非常に本当にすばらしいものが出ているなと思っております。こういったものの周知なんですが、今月の広報やら、また、市のホームページにも詳しく載っておりますが、この新しい第3弾につきましても、きちんとそういったものも周知のほうの徹底というか、市民の皆様へのお知らせをしていただきたいと思いますが、その辺につきましてお聞きいたします。
○議長(渡邊俊一君) 産業観光課長。
○産業観光課長(神田能成君) まず、しんまちめぐり駐車場の場所というところでございますが、とみやどの南西部分に隣接をする土地でございます。面積的には土地が約1,000平米というところでございます。駐車の台数でございますが、駐車台数30台の整備で予定をしてございます。
利用期間ということでございますが、工事の完了につきましては今年度末を予定しておりますので、新年度からの利用ということになろうかというふうに考えてございます。
それから、経済対策関係。周知についてということでございますが、周知につきましては、本日、議決をいただきましたら、早速、ホームページのほうにアップをしたいなというふうに考えてございます。また、くろかわ商工会とも連携をしまして、商工会からの通知も併せて実施をしたいというふうに考えてございます。
○議長(渡邊俊一君) 16番安住稔幸君。
○16番(安住稔幸君) 南西のほうで1,000平米、約30台ということで、そうしますと、そこに例えば、もちろんお考えだと思いますが、看板やら、場所がよく分からないんですけれども、例えば、防犯につきましては、やっぱり防犯灯やら街灯やら、そういったもの等もきちんと整備されるかとは思いますが、一応、確認の上でお聞きいたします。
周知につきましては、今、産業観光課のほうのお話のほうでありましたけれども、今回の第3弾として15件のものが出ておりますが、これも含めた全体的なものの周知ということもご答弁いただきたいと思います。
以上です。
○議長(渡邊俊一君) 産業観光課長。
○産業観光課長(神田能成君) まず、とみやどの防犯灯やらというふうなことでございますけれども、こちらにつきましては、これから工事の発注ということになろうかと思いますので、その中で検討していければなというふうに考えてございます。(「看板」の声あり)
○議長(渡邊俊一君) 企画政策課長。
○企画政策課長(松原 誠君) 看板関係については、私のほうから答弁をさせていただきます。
今回、補正予算といたしまして、16ページ、企画費の工事請負費の中に看板設置工事ということで434万5,000円を計上させていただいております。この予算の内容につきましては、今回、とみやどが開設をされますので、国道からの誘導ですとか県道からの誘導、あとは市道に設置されております施設の案内看板、こういったものにとみやどの表示をして誘導をしたいというふうに考えております。当然、その中には今回整備をします駐車場、しんまちめぐり駐車場への案内誘導看板も入っておりますので、こういった経費の中で案内については対応していきたいというふうに考えております。
○議長(渡邊俊一君) 街灯の件についても同じですね。(「はい」の声あり)
ほかに。何かありますか。(「15の新たな……。周知や広報」の声あり)経済対策……。(「経済対策全体の広報、全体について」の声あり)
若生市長。
○市長(若生裕俊君) 今回の第3弾、本日ご可決いただければ、今後取り組む事業としてしっかりと周知に努めたいと思いますし、なお、第1弾、第2弾、第3弾含めて、今回のコロナ対策に取り組んだ取組については周知に努めていきたいというふうに考えております。
○議長(渡邊俊一君) ほかに。13番菅原福治君。
○13番(菅原福治君) 説明書の26ページでございます。6款農林水産業費の農林振興費でございます。とみやブルーベリーふるさと便事業についてお伺いいたします。ゴールデンウイーク期間というのは少し時期を逸しているというように思いますが、ゴールデンウイーク期間などということで、「など」というふうにありますので、ゴールデンウイーク以外の通常の日での帰郷した場合に対象になるのかと、今、広報についてはありましたから、申請方法、在京とかの場合はどういうふうに申請するのか、お伺いいたします。
次に、ページの28ページ。商工振興費でございます。売上減少事業者支援についてお伺いいたしますが、国の持続化給付金は前年同月比50%減でございます。それと、休業協力支援は休業に協力して、しかも30万円でございます、県20万、市が10万ということで。今回の売上減少支援は、1月から6月までの一月であっても前年比較して2割ダウンの事業だということですが、これはあまりにも通常の減少であって、普通の減少ではないかなと、一般から見たらそういうふうに思います。本市の商工会議所等々に加盟している事業者のウエートを幾らぐらいに見ているのか。4,000万円ですから、200店。それと、先ほどあった協力要請が139件とかとありますので、それは除くんでしょうけれども、合わせると340件になります。これは本市の何%ぐらいに設定されているのか、お伺いします。また、対象、持続化給付金と同じように、前年50%ぐらいが妥当ではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。
以上でございます。
○議長(渡邊俊一君) まず先に、農林振興課長。
○農林振興課長(鴇 幸浩君) まず、帰省していた場合につきましては、帰省にかかわらず対象といたしまして、県外に住む学生を対象としますので、発送するということでございます。
申請につきましては、申請書のほうをホームページ等からダウンロードしていただいたり、また、各出張所等でも配布ということで行いますので、あくまで申請をいただいて発送するというところでございます。
○議長(渡邊俊一君) 産業観光課長。
○産業観光課長(神田能成君) まず、売上減少の関係でございますけれども、議員のおっしゃるとおり、持続化給付金につきましては50%以上減少した場合ということになってございます。本市としましては、これまでコロナの関連で売上げが減少して非常に困窮している事業者をスピーディーに救っていきたいというふうな思いで、これまで効果的と思われる事業を行ってきたところでございます。逆に言いますと、持続化給付金、5割を超えている減少した事業者については持続化給付金で救えますけれども、逆にそれ以下で、例えば40%だったり、そういった事業者については何も救えないというふうなところがございます。本市としましては、きめ細やかな支援を行うために今回の売上減少の補助金を制定をするというふうなことでございます。
今回の支援補助金につきましては、200事業所を予定しておりますけれども、本市の事業所1,000あるとしたときに、こちらのほうの見込みとしますと、協力金の対象が約400、持続化給付金の対象が200、そして、全く何も対象にならないのが200というふうなことで考えております。そうしますと、残った20%から50%の事業所については200程度ではないかということで算定をしたところでございます。
○議長(渡邊俊一君) 13番菅原福治君。
○13番(菅原福治君) 多少、質問しにくいわけですが、先ほど課長からきめ細かい対応だということでございます。確かにきめ細かいんですが、2割減というのは困窮に当たるのかと言ったら、当たらないと私は思います。例えば売上げが2割減であっても利益が出ている場合なんかはどうするのか。ましてや、売上げが2割減でも増益とかになったら、販売は減でも増益とかになる場合もあると思うんですが、その辺も対象になるのかとか、せめて、売上げランクとか、利益を多少見るとか、そういう見方というのは、区分けというのは、必要じゃないんでしょうか、お伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 西村副市長。
○副市長(西村一慶君) まず、2割減というところなんですけれども、一番最初に国のほうのセーフティネットの対象、これが売上げ2割減がまず対象になっているというところがありました。国の持続化給付金は5割、そして、協力金、これは売上げに関係なく休業の要請を受けたところが支援の対象になっている。そういうところから、売上げが減少して大変なところでもまだ対象になっていないというところを、今回、市のほうで救おうということでこの給付金を考えているところでございます。
議員おっしゃるように、利益云々という話もあります。ただ、そこについて一々確認をしていくとなかなかすぐに対処できないというところもございます。これまでの給付金関係、利益は上がっているの、どうなのというところは確認の対象にはなってございません。そういうところで、同じような取扱いで今回この資金を考えているところでございます。
○議長(渡邊俊一君) 13番菅原福治君。
○13番(菅原福治君) 今、副市長の国の対応が2割減というのがスタートだったというような話を聞けば、そのとおりかなとは思います。例えば利益出た場合は後で戻すというような部分はあるのか、ないのか。その辺を確認したいと思います。
○議長(渡邊俊一君) 若生市長。
○市長(若生裕俊君) 今回は、とにかく今回のコロナによって多くの本当に地元の事業者が苦しい状況にあるわけでございます。そしてまた、スピード感を持ってそういったところ、今回、協力給付金のところは、ほとんど売上げ減少等を、先ほど副市長が答弁したように、対象ではなくて、ある一定期間協力したところが30万円頂いているわけで、その対象事業者になっていないところがたくさんあって、その人たちを支援するという意味では、やはり苦しい状況にあるのは間違いないわけでございますので、支援をしていきたいというふうに考えております。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ございませんか。11番長谷川る美君。
○11番(長谷川る美君) 26ページ。
主な事業名及びその金額で、先ほども出ましたけれども、とみやブルーベリーふるさと便事業なんですが、1点だけ、お伺いします。発送のほうはいつ頃から予定しておりますでしょうか。
そして、同じく、その下のほうにいきまして主な事業名のところなんですが、テレビ東京・出張なんでも鑑定団公開収録事業というものがありますけれども、3密にならないという……。
○議長(渡邊俊一君) 何ページですか。
○11番(長谷川る美君) すみません。同じくです。同じページ、26ページです。テレビ東京・出張なんでも鑑定団公開収録事業なんですけれども、3密にならないためにということ、本当にまだまだ予断を許さないという状況なんですが、入場者数などはどのように、人数どのように予定されているか。ならないためにどのように工夫されているかということと、街道まつりが新型コロナウイルス感染症対策などによって延期をされているという状況なんですけれども、この事業も、まだ先ですから分かりませんが、状況によっては延期とかそういうことも想定されているのかどうか、お伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 農林振興課長。
○農林振興課長(鴇 幸浩君) 発送のほうにつきましては、こちらのほうは6月15日から申請期間を設けておりますので、早くてその翌週、次の週の月曜日ぐらいの最短で、申請があれば発送開始ということになります。
○議長(渡邊俊一君) 産業観光課長。
○産業観光課長(神田能成君) なんでも鑑定団の関係でございますけれども、3密にならないような形での入場制限というふうなお話でございます。現在、何でも鑑定団の収録関係、ストップしている状況にあります。全国的にストップしているという状況にあります。いつからこれがスタートするのかということなんでございますが、現在、直近での収録が決まっているのが、7月19日の収録が決まっていると。そちらの会場、900人の会場でございますが、2分の1の約450名であればいいですよというふうな形にはなっていますが、ただ、テレビ局のほうもかなりこちらのほうについてはかなりナーバス、慎重になっております。2分の1以下にしてもいいんじゃないかというふうな話もあって、現在、協議をしているというふうなことでございます。
そういった意味からすると、本市における実施をするというふうな場合であっても、2分の1以下の収容で行うということになろうかというふうに思っております。また、延期も想定されるのかということでございますが、コロナの拡大の第2波等が発生するような場合は、当然、延期というものも想定されるというふうに考えでございます。
○議長(渡邊俊一君) 10番若生英俊君。
○10番(若生英俊君) それでは、26ページ、28ページであります。しんまちめぐり駐車場整備事業であります。先ほど1,000平米でというふうなことで出ましたけれども、対象事業用地が1,000平米であるのかというのが1点であります。なぜならば、借地分というふうなことで土地借用が計上されております。そういうふうなことで、借地と購入地というふうなことでの合計がどれくらいのものかの確認、1つ。
2つ目は、地権者、何人でしょうか。
3つ目、借地の面積、多少なりとも、借地となった理由について、お願いします。
4つ目のほうは、購入単価、それぞれ借地料の基準、購入する場合の基準、そこについては鑑定評価等も経て行われるものやら、確認をさせていただきます。
○議長(渡邊俊一君) 産業観光課長。
○産業観光課長(神田能成君) まず、1,000平米の対象の土地でございますが、借地と購入土地が両方あるということでございます。まず、合わせて1,000平米ございますけれども、まず借地のほうが約450平米程度で、土地購入のほうが約500平米程度というふうなことになります。
地権者でございますが、借用の土地が1名、それから、購入、地権者のほうが1名ということでございます。
それから、購入、それから、借地をするときの単価ということでございますが、いずれも土地購入に関しましては、昨年度、旧しょうゆ屋の用地の売買を行っておりますので、その購入単価と同等の単価でございます。それから、借地でございますが、こちらについては、市が市の土地を一般の方に貸す場合、こちらについては財産の交換譲与、無償貸与に関する条例の規定により行っているわけなんですが、市が借りる場合においてはそちらの項目を準用して行っております。TOMI+の駐車場についてもそちらを準用してございますので、具体的には評価額の4%というふうな金額でございます。
借地の理由でございますが、そちらは土地の所有者の意向もございますので、所有者の意向も踏まえての借地ということでございます。
○議長(渡邊俊一君) 10番若生英俊君。
○10番(若生英俊君) 購入できず、借地のままで富谷市が造成をするというふうなことでの将来的にまたがる何か懸念事項というのはありませんか。約半分、半分、1,000のうちの半分、半分というふうなことで説明を受けましたけれども、その辺のところ、どのような形で、将来に懸念事項がないような形での準備をなされるのか、お願いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 産業観光課長。
○産業観光課長(神田能成君) 将来にわたってのことということでございますが、その点につきましては、契約の中でしっかりと将来にわたっての利用できるというような内容も組み込めれば、そういった形のものを組み込みたいというふうに考えてございます。
○議長(渡邊俊一君) 10番若生英俊君。
○10番(若生英俊君) それでは、この20万1,000円はいつからの賃料、借地代ということになりますか。
○議長(渡邊俊一君) 産業観光課長。
○産業観光課長(神田能成君) 7月からでございます。(「7月から、終期は」の声あり)
ほかに質疑ありませんか。(「7月から3月」の声あり)終わりました。
14番出川博一君。
○14番(出川博一君) それでは、ちょっと市長のご挨拶の中にあったんですけれども、今年度中止する、あるいは延期するという事業についての、今分かる範囲で結構ですので、執行残、いわゆる、例えばマラソンであれば1,000万円の当初予算ですけれども、いろいろ調査をするのに200万使いましたとか、そういう大ざっぱな執行残についてお尋ねしたいんですけれども、お願いいたします。
それから、2点目につきましては、16ページ。16ページの一番下にございます富谷宿観光交流ステーション店舗整備事業補助金1,200万円、これの内容について、どのようなものなのか、お尋ねいたします。
以上です。
○議長(渡邊俊一君) 初めに、財政課長。
○財政課長(高橋弘勝君) 執行残については、すみません、まだ、精査のほうはこれからですけれども、しかるべき対応、減額なり、場合によっては繰越明許、そういったことを対応のほうで検討したいと考えております。
○議長(渡邊俊一君) 予定も聞かなくていいのですか。そのとおりでいいですか。(「はい」の声あり)
次、企画政策課長。
○企画政策課長(松原 誠君) 今回の富谷宿観光交流ステーション店舗整備事業補助金の、まず内容でございますが、こちらにつきましては、観光交流ステーションに入居する事業者を対象といたしまして、入居店舗の内装工事ですとか設備工事、備品購入等に係る費用について、補助率10分の10、上限を200万円として補助金を交付するものでございます。
なお、今回の補助制度を設ける背景といたしましては、入居予定の方々におきましても、現在、事業を営んでおられます。その事業について、今回の新型コロナウイルス感染症によりかなり大きな影響を受けているということもございまして、新規の事業展開が厳しいような状況にもなっております。このようなことから、オープンに向けまして、オープンに向けた店舗整備について支援をするため、補助制度を設けたいというふうに考えたところでございます。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) 執行残については、先ほどの答弁の中で実態はまだつかんではいないということなんですけれども、これは基本的に減額補正措置にすべきだと思うんですけれども、そういう指示はいつ頃出すおつもりなのか、お尋ねします。
それから、店舗整備事業についてということなんですけれども、1事業者200万ということで、これもコロナによって今現状やっている、今やっている事業のほうもかなり厳しいんだということですけれども、それについてはそれで、いろいろ国、県、市独自の補助があって、その中で当然対応されるんだろうなと思いますけれども。先ほどの答弁の中で、出店に係る内装工事とか追加設備工事とかというお話がございましたけれども。これは当初、募集の段階で、例えばチャレンジ館については1店舗について100万、それから、古民家については150万、それから、蔵については協議だということで、最初からそういう条件でもってやっているわけなので、その辺についての、であれば、それについて、市の負担金として、店舗を出店するということに関して実際幾らかかっているのか、その辺のところについてお尋ねします。
○議長(渡邊俊一君) 財政課長。
○財政課長(高橋弘勝君) まず、単費の部分、単費を充当しているものについては9月補正なりで何とかしたいなとは思ってはおったんですけれども、歳入が当たっている事業、国の交付金なりが当たっている事業については、一旦、9月の段階では内容の確認をさせていただきますけれども、予算計上についてはそれ以降になる場合もあるかというふうに考えております。
○議長(渡邊俊一君) 企画政策課長。
○企画政策課長(松原 誠君) 観光交流ステーション整備につきましては、まずは昨年度からの繰越分ということで、6月末時点で基本的な部分については完成ということで見込んでおります。その後、実際の店舗ごとの関係の整備というところに取りかかっていくわけでございます。その中で、今回、募集要綱の中でも、チャレンジ館については、例えば100万円ということについては市のほうで助成をさせていただきますということを明記して募集をさせていただいたところです。
今回、それぞれの店舗ごとの営業するまでの実際の工事の見積りを取りました。その結果、営業までどのくらいの工事費がかかるのかといいますと、大体700万円から多いところで1,000万円。もちろんそこには厨房機器ですとかいろいろな備品が含まれておりますけれども、そのくらいの費用がかかるというのが分かりました。
また、今回の出店におきましては、来年4月のオープンということを予定をしておりますけれども、今回のコロナウイルスの影響でその時点でどうなっているのか、そういった不安を抱えた中での出店に向けた準備をしていただくということにもなりますので、そういった全体の経費、または今のコロナウイルス感染症の影響を考慮しまして、市としましても、できるだけ不安を少なくしていただいて出店に向けて準備を進めていただければというところで、今回の補助制度を設けたところでございます。
よろしくお願いします。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) 説明を聞いて、分からないこともないんですけれども、ただ、そうは言いながら、今回のコロナの関係で、各事業者、企業が相応の被害を被っているというか、経済的打撃があるわけですけれども、その中で、国の制度は別ですけれども、市、県、ここのところの大体支援策は10万から20万ですよ、1社当たり。それが、本件に関しては1社については200万と、ちょっと突出し過ぎではないでしょうか。いわゆる公平性の観点からいって、非常に問題がある補助金だというふうに思うんですけれども。これは反対するわけにはいかないので、ほかのいろいろの経済支援を議決するわけなので。ただ、やっぱり、これから補助要綱をつくるんでしょうから、その辺である程度、歯止め、やっぱりその辺のところの公平性というものは特に重視していかないと、「何で、あそこだけ。今、市が一生懸命応援しているからなの」ということで疑念を持たれないような、そういう補助要綱でお願いしたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。
○議長(渡邊俊一君) 企画政策課長。
○企画政策課長(松原 誠君) 確かに、議員おっしゃるようなご意見もあるかと思います。上限200万円ということの金額を設定をさせていただきますが、その対象経費については、皆様にご理解をいただけるような対象経費ということで絞って、200万円ですけれども、何でも使えるんですよということではありませんので、そういったところについてはしっかりとした補助要綱で対応してまいりたいというふうに考えております。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。(「10番」の声あり)終わりました。
ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は委員会付託及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第10号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第8 発議第2号 議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の一部改正について
○議長(渡邊俊一君) 日程第8、発議第2号議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の一部改正についてを議題といたします。
提出者畑山和晴君に説明を求めます。畑山和晴君、登壇願います。
○17番(畑山和晴君) 発議第2号。
私から、地方自治法第112条及び富谷市議会会議規則第14条の規定によりまして、発議第2号議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の一部改正についての議案を提出するとともに、提案理由を申し上げます。
提案理由。地域経済及び社会情勢に考慮し、議員報酬等に関する所要の改定を行うものであります。
今般の新型コロナウイルスによる社会情勢は、想定外の混迷を極めております。当市議会といたしましても、この状況に鑑み、議会費の予算の減額を求め、住民福祉の向上に資するとともに財源確保に寄与することを目的とするものであります。
なお、改正内容につきましては、令和2年11月1日から予定しておりました議会議員の議員報酬額の改定施行日を令和3年4月1日からに変更するものであります。
発議第2号。
富谷市議会議長渡邊俊一殿。
提出者畑山和晴、賛成者は富谷市議会議員全員でございます。
議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例。
議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例(令和2年富谷市条例第7号)の一部を次のように改正する。
附則中、「令和2年11月1日」を「令和3年4月1日」に改める。
附則、この条例は、公布の日から施行する。
以上です。
○議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。
質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は委員会付託及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから発議第2号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
ここでお諮りいたします。
議案調査のため、明日10日から11日までの2日間を休会といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、明日10日から11日までの2日間を休会とすることに決定をいたしました。
なお、6月12日の本会議は、午前10時からの開会といたします。
これで本日の日程は全て終了しました。
本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。
午後1時41分 散会
令和2年6月12日(金曜日) 午前10時00分 開議
日程1 | 会議録署名議員の指名 | ||
日程2 | 一般質問 | 13番 菅 原 福 治 議員 | |
1 | 新型コロナウイルスに対し、行政または市民は、今何が求められているのか | ||
2 | 新型コロナウイルス影響による、休校中の小中学校の学習の遅れをどう取り戻すのか | ||
14番 出 川 博 一 議員 | |||
1 | 新型コロナウイルスへの対応は | ||
GIGAスクール“学びの保証”は | |||
1番 菊 池 美 穂 議員 | |||
1 | 新型コロナウイルス感染症から見る情報発信のあり方 | ||
2 | 無電柱化の推進を問う | ||
15番 浅 野 直 子 議員 | |||
1 | 災害時における感染症対策と避難所運営 | ||
10番 若 生 英 俊 議員 | |||
1 | 図書館等の複合施設の立地場所は適切か | ||
2 | 学校再開後の小中学校の学校運営と児童生徒の感染予防策と学力確保について |
議事日程のとおり
午前10時00分 開議
○議長(渡邊俊一君) 皆さん、おはようございます。
ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。
○議長(渡邊俊一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、富谷市議会会議規則第88条の規定により、5番渡邊清美君、6番藤原 峻君の2名を指名いたします。
○議長(渡邊俊一君) 日程第2、一般質問を行います。
通告順に発言を許します。13番菅原福治君。
○13番(菅原福治君) 皆さん、おはようございます。
それでは、私から、通告に従いまして、初めに、新型コロナウイルスに対し、行政または市民は、今何が求められているのかについて、お伺いいたします。
まずは、これまでコロナウイルスで亡くなられた方にはお悔やみを、感染された方にはお見舞いを、そして、医療関係者の方には感謝を申し上げたいと思います。
昨年12月、中国武漢市で報告されました原因不明の肺炎は、新型コロナウイルスの感染症と名づけられ、6月10日現在の全世界の感染者数は717万人を超え、死者40万人以上、また、日本においては、感染者数は1万8,000人、死者930名と今も感染拡大中で、ウイルスの感染終息はまだ見えておりません。
日本では、3月下旬頃からコロナ感染の増加を受け、突然の学校の休校をはじめとして、全国各地において外出自粛や休業要請が広がり、4月17日に全国一斉に緊急事態宣言が発令され、これまでの社会の根幹を揺るがす長く息苦しい我慢の生活が強いられてきました。
その間、本市は、経済的に困っている独り親家庭に対しての支援金など、数多くの独自支援策を打ち出してきました。また、議会においても市と歩調を合わせた支援策を打ち出し、大きな評価をいただいております。
その後、自粛から約1か月半がたち、5月14日、大きな山場を越したとして緊急事態が解除され、これからは人との接触を減らしながら新しい生活様式を取り上げるとして現在に至っております。
そんな中で、日本のコロナ対応の経過を見ますと、ウイルスの検査件数・感染件数、また、亡くなられた方が諸外国に比べて圧倒的に少なく、日本は不思議で運のいい国に見られているようですが、しかし、これは日本人特有の衛生志向がしっかり定着した結果で、感染拡大につながらなかったと思います。
しかし、感染医学の専門家によりますと、一旦、緊急事態が解除されても、ウイルスの火種が再燃する第2波、また、インバウンドやインフルエンザ等、ダブルでの第3波が予想されており、市民の不安を解消し安心につなげなければなりません。そのために、一刻も早く治療薬やワクチンの開発を進めていただくことと、PCR検査、抗原・抗体検査等の体制の充実を図らなければならないと思います。
今回、医師がPCR検査をしたいときに検査ができないという事例が多く発生しました。現在、PCR検査センターを開設することによってかかりつけ医の判断で検査ができるのではないかと思います。第2波に向けた体制を、本市独自または黒川地区の自治体や医師会との連携でPCR検査ができないのか、お伺いいたします。
次に、デジタル・オンライン化についてですが、今回、東京都の保健所におきまして、感染者確認の際にファクスで報告のやり取りをし、その報告にミスが発生したということで、大変驚きました。本市においてはどうでしょうか。行政区長や団体、また、その中で行政との間のオンライン化に向けた取組についてお伺いいたします。
また、市内企業のテレワーク等、勤務形態の変更等についてもお伺いいたします。
最後に、今回、コロナによる様々な市の事業やイベントが中止や延期される中で、令和2年度のコロナの財源確保なり、行政改革も含めた事業の洗い出し等、予算の組替えについてもお伺いいたします。
それでは、質問いたします。
1つ、本市における緊急事態宣言時の評価と課題について。
2つ、市民の1人がウイルスの感染が疑われた場合のかかりつけ医との関係も含めた具体的な流れと注意事項について改めてお伺いいたします。
3つ、本市または近隣市町村と連携し、PCR検査、ドライブスルー検査等々の設置を。
4番目、国が打ち出した、宮城・東京・大阪で実施する抗体検査の実施要領について。
5番目、行政区長や各団体等と行政との間のデジタル・オンライン化に向けた取組の充実について。
6つ、市内中小企業者の業績不振等、経済活動の状況について。
7番目、中小企業者や新たな起業創業者に対し、生産向上に向けた指導の強化を。
8つ、本市における企業のテレワークの状況、新たな勤務形態の変更状況について。
9つ、地方創生臨時交付金の交付期間と金額及び使途について。
10、コロナ対策財源確保として、令和2年度の行政改革を含めた事業の洗い出しと予算の組替えについて。
11、複合災害に備えた避難所の見直し状況についてお伺いいたします。
次に、コロナウイルスの影響による休校中の小中学校の学習の遅れをどのように取り戻すのかについてお伺いいたします。
子供たちは、約2か月半に及ぶ休校による学習の遅れと友達に会えないストレス、独りぼっちによる自己肯定感の薄れ等々、日常の生活の場が奪われた日を送りました。そんな中で、慣れないオンライン授業にも対応しました。そういう意味では、今回のウイルス問題の最大の犠牲者は子供たちではなかったかなと思います。
特に保護者からは、とにかく登校が待ち遠しいと。子供たちは登校さえすれば、学校は全て学びの場であり、ストレスは感じない。一刻も早く中学生らしい生活を送らせてあげたかったとか。また、慣れないオンライン授業は、低学年の生徒は大変だったとか。また、特に5月の連休後には授業を再開してほしかった等々ありまして、とにかく親としても、子供にどのように接したらいいのか、戸惑っていたようでございます。
しかし、学校が再開されましたので、一刻も早く、以前の学校生活に戻ることをお願いします。
そこで、先生方にお願いしたいことは、今回のコロナウイルス感染で休校した子供たちに、数年たってから、あのときの子供たちはかわいそうだったとかのないよう、先生方にはより一層のご指導をお願いしたいと思います。
そんな中で、現在、9月入学の議論がされており、賛成・反対、半々のようですが、大切なことは、子供たちに対しては、今は精神的なストレスや学習遅れを一刻も早く手厚く支援することだと思います。9月入学の議論は大切だとしても、本末転倒にならないように、目の前の課題に取り組んでいただきたいと思います。
それでは、質問いたします。
1つ、学校再開後の学校と家庭双方の精神的ストレス解消に向けた対応について、お伺いします。
2つ、休校中の学習の遅れをどのようにして取り戻すのか。また、その学年課程の学びを保障できるのかについて、お伺いいたします。
3つ、休校による学習の遅れを次の学年に持ち越すのか。小学6年、中学3年を除き、本市の対応について、お伺いいたします。
4つ、学力の低下や学習環境を整えるのは担当教師の知恵と工夫が重要と考えますが、その見解について。
5つ、9月入学はいずれ必要と思いますが、いろいろな課題をクリアして実施すべきであり、今は再開後の学校づくりが優先ではないかと思いますが、その見解について、お伺いします。
6つ、今後に備えた小中学校の双方向によるオンライン学習の考え方について。
7番目、一番大変だった児童生徒に対して、図書カードなどの配布の検討をお願いします。
8つ、部活及び運動会と夏休みなどの考え方について、お伺いいたします。
よろしくお願いいたします。以上です。
○議長(渡邊俊一君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生市長。
○市長(若生裕俊君) おはようございます。
それでは、ただいまの菅原福治議員のご質問にお答えをさせていただきます。
まず、質問件名1の新型コロナウイルスに対し、行政または市民は、今何が求められているのかの問い1、本市における緊急事態宣言時の評価と課題について。
本市では、今年2月4日の早い段階から任意による新型コロナウイルス感染症対策本部を設置し、国や県の情報を取り入れながら、市有施設の利用中止や市主催事業等の中止・延期など、感染拡大に備え、いち早く対策を講じてまいりました。
4月7日の緊急事態宣言時には、速やかに特別措置法に基づく危機管理対策本部を立ち上げ、局面に応じた対策をスピード感を持って取り組んでおります。
これまで混乱もなく、市内での感染拡大が抑えられたのは、議員各位、そして、市民の皆様のご理解とご協力によるものであります。
課題といたしましては、外出自粛に伴う児童生徒の学業や市内事業者の経営及び不活発な生活による市民の健康など、様々な面で影響が出ているものと認識をしております。新型コロナウイルス感染症が発生する前の日常に戻ることは容易ではないと考えますが、本定例会冒頭の挨拶で申し上げました各種施策を通じて、市民、そして、市内事業者の皆様を感染予防と経済活性化の両面にわたり支援してまいりたいと考えております。
問い2、家族にウイルスの感染が疑われた場合の具体的な流れと注意事項についてでございますが、令和2年5月8日付、厚生労働省の通知によりますと、息苦しさ、強いだるさ、高熱等の症状がある場合や高齢者など重症化しやすい方で発熱やせきなどの比較的軽い風邪症状がある場合は、すぐに宮城県の健康相談窓口にご相談いただくことになっております。また、基礎疾患があり、持病の症状に変化がある方は、受診の必要性についてかかりつけ医に電話で相談いただくことになっております。
注意事項といたしましては、かかりつけ医を受診される際には、直接受診することを避けて、まずは電話をすること、加えて複数の医療機関の受診を避けること、マスクの着用や手洗いを徹底することなどが基本となっております。
問い3、PCRの検査所、ドライブスルー検査所等の設置につきましては、新型コロナウイルスに係るPCR検査及び実施手法につきましては、実施主体である都道府県や政令指定都市において実施するものとされ、宮城県では、感染局面に応じ、県域全体の状況を把握した上で実施医療機関等の調整が図られております。
このことから、PCRの検査所等は、本市の判断で設置できるものではないことをご理解願います。
なお、黒川地区における医療機関の体制整備につきましては、引き続き医師会、保健所、黒川町村と連携を取りながら、取り組んでまいりたいと考えております。
問い4、国が打ち出した抗体検査の実施要綱につきましては、宮城県に確認しましたところ、現段階では公表する予定はなく、検査会場として協力いただく市町村にのみ連絡しているとのことでありました。
また、令和2年5月25日の宮城県の記者発表資料によりますと、県が無作為に抽出した3,000人を対象に今月1日から7日までの間に抗体検査が実施され、早ければ今月中に検査結果がご本人宛てに通知されるとのことでありました。この調査は、既往の感染状況を把握し適切な対策につなげるための非常に有益な検査と捉えておりますので、今後集計される結果を注視してまいりたいと考えております。
問い5、行政区長等と行政の間のデジタル化・オンライン化に向けた取組の充実については、今後、社会全体において新型コロナウイルス感染症の拡大を予防する新しい生活様式の徹底が求められる中で、あらゆる場面でデジタル化・オンライン化の取組が一層加速化するものと予測されております。
本市におきましても、事務手続等の利便性や正確性を高めていくことに加え、人との接触機会の低減を図るため、これまで以上にデジタル化・オンライン化の促進が求められているものと考えております。行政区長等と行政間のデジタル化やオンライン化につきましては、今後、行政区長の皆様方のご意見も伺いながら、市民の安心につながる新しい生活様式に対応した取組を検討してまいりたいと考えております。
問い6、市内中小事業者の業績不振等、経済活動の状況については、令和2年6月1日付で公表されました「みやぎ経済月報」では、3月を中心とした宮城県経済の概要において、新型コロナウイルス感染症の影響などから悪化していると報告されております。
また、東北財務局が11日にまとめた東北の4月から6月期の法人企業景気予測調査によると、企業の景況判断指数は、前期比30.1ポイント低下のマイナス51.9と、新型コロナウイルス感染症の拡大で景況感は急速に悪化し、2004年度の調査開始以降で最悪と見込まれております。
本市受付の経済対策における申請状況を申し上げますと、売上げの減少を認定しておりますセーフティネット保証4号及び5号の認定件数は、6月11日現在で105件、前年同月比較で5割以上の減額した事業主を対象としている店舗等賃料補助事業の申請件数は68件、休業措置に対する新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金の申請件数は160件と、飲食業や観光関連事業所のほか様々な業種に大きな影響が生じている状況にあります。
問い7、事業者の経営改善や起業創業支援につきましては、くろかわ商工会の経営指導員により新たな事業展開に必要な情報提供及び巡回による助言や指導を行うなど、効果的な経営支援が行われております。新たな起業創業者につきましては、TOMI+コンシェルジュによる富谷塾生への日常的なメンタリングやビジネスマッチング支援など、現在も積極的に行っております。
また、富谷塾では、これまで七十七銀行と連携し、各種セミナーの開催を含め、起業相談から融資までを一体的に支援する県内初の取組も進めております。
今後とも、関係機関との連携強化を図りながら、事業者支援の充実に努めてまいりたいと考えております。
問い8、起業のテレワークの状況と新たな勤務形態変更の状況について。本市企業に限定した状況は把握しておりませんので、宮城県内の状況についてお答えをさせていただきます。厚生労働省がLINE株式会社と連携して実施した全国調査では、これまで4回実施され、第3回実施結果が4月30日に公表されております。
その中で、テレワーク導入率は、全国26.83%、宮城県9.51%、最も高い東京では51.88%となっており、政府目標のオフィス出勤者の最低7割削減には届いていない状況でありました。一方で、いわゆる「3密」回避の意識は8割以上という高い結果が出ております。
このことから、各企業におきましてはそれぞれの業態に応じて時差出勤やフレックスタイム導入など様々な改善策を実施し対応しているものと認識をしております。
問い9、地方創生臨時交付金につきましては、第1次実施計画を策定し、早期に交付手続が可能となる先行受付期間中に提出しております。国のスケジュールによりますと、今月中に交付決定がなされる見込みとなっております。
なお、本市の第1次分の交付限度額は1億3,945万8,000円となっており、さきの4月臨時会においてご可決いただいた本市独自の経済対策を中心に充当することとしております。
問い10、コロナ対策経費の財源といたしましては、4月補正及び6月補正予算とも、主に財政調整基金を活用しておりますが、今年度事業の延期や中止に伴う予算の組替えにつきましては、今後の事業実施の状況やコロナ対策補正予算の規模、さらには財政状況を踏まえ、適切に対応してまいりたいと考えております。
問い11、複合災害に備えた避難所等の見直し状況につきましては、これから梅雨時期に入り、出水期となることから、様々な複合災害の発生が懸念されます。本市といたしましては、5月に災害時職員行動マニュアル及び避難所運営マニュアルを改定し、職員の取るべき行動の準拠といたしました。
また、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、避難所の運営要領も定めております。特に避難所運営マニュアルでは、それぞれの避難所の指定において災害ごとの適否に応じた指定を行い、複合災害に備えた見直しを図りました。
私からは以上でございます。
質問件名2については、教育長より答弁をさせていただきます。
○議長(渡邊俊一君) 次に、及川教育長。
○教育長(及川芳彦君) おはようございます。よろしくお願いいたします。
それでは、私のほうから、質問件名2、新型コロナウイルスの影響による、休校中の小中学校の学習の遅れをどう取り戻すのか。問い1、学校再開後の学校と家庭双方の精神的ストレス解消に向けた対応についてをまずはお答えしたいと思います。
臨時休業中は、学校から全家庭に電話で連絡を取り、児童生徒の家庭での過ごし方や何か不安を抱えていないかなど、児童生徒や保護者から状況を聞き取り、安全確認を行ったところであります。
学校が始まり元気に登校する児童生徒の様子に安心する一方で、これまで経験のない長い休みだったことから、今後は、学校の担任や養護教諭等を中心としたきめ細やかな健康観察など、児童生徒等の状況を的確に把握することが大切であると考えております。
また、家庭やスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、教育相談員や関係機関等と連携を図りながら、適切に対応してまいりたいと考えております。
続きまして、問い2、休校中の学習の遅れをどのように取り戻すのか。また、その学年課程の学びを保障できるのか。問い3、休校による学習の遅れを次の学年に持ち越すのか。小学6年、中学3年を除き、本市の対応について。問い4、学力の低下や学習環境を整えるのは、担当教師の知恵と工夫が重要であると考えますが、その見解について。それから、問い5、9月入学についてはいずれ必要と思います。本市の見解について。問い6、今後に備えた小中学校の双方向によるオンライン学習の考え方については関連がありますので、併せてお答えさせていただきます。
3月3日から臨時休業に入り、この3か月間、各学校では家庭学習支援を進めてまいりました。教科書の内容のうち、家庭でも取り組めるものを課題として、教員によるポストインやオンライン学習ツールの活用、中学校の家庭学習支援動画の配信などを行い、学校再開に備えてきたところであります。
今月から始まった授業では、この家庭学習の成果を振り返りつつ、学校でなければ学べない内容に重点を置き指導することとしております。加えて、この3か月間に準備してきた各先生方の教材研究により、年度末までに当該年度の学習内容を履修できるよう学習指導を進めております。
今回の臨時休業期間では、オンライン学習ツールが学校からの課題配信と児童生徒からの振り返りなど、双方向のコミュニケーションの一助となりました。今後、政府のGIGAスクール構想関連の整備の中で授業支援クラウドの導入を進めるなど、さらに充実を図ってまいります。
なお、9月入学につきましては、国の動向を見守りつつ、まずは日々の学習指導の充実に専念してまいりたいと考えております。
問い7、一番大変だった児童生徒に対し、図書カード等の配布の検討を。新型コロナウイルス感染症対策として3月3日から約3か月間の長期にわたり臨時休業になり、その間、児童生徒とご家族の皆様には感染予防に努めていただくとともに、家庭学習では初めてのオンライン学習等にも協力いただくなど、心から感謝を申し上げます。
これまで、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策支援としまして、政府から全家庭に特別定額給付金1人10万円の支給支援がありました。また、本市では、子育て家庭の経済負担の軽減を図るため、公立幼・小中学校の給食費につきまして、6月分及び7月分を無償化とする緊急的な措置を行うことといたしました。このようなことから、図書カードの配布までは難しいところであります。
学校が始まり、無事元気に登校し、級友たちと楽しい学校生活を過ごすことが今の子供たちの何よりの喜びであるものと考えております。本市といたしましても、これからの学校生活への希望と意欲を高めていけるように、今後とも学校の取組を支援してまいりたいと考えております。
8つ目、問い8、部活及び運動会と夏休みの考えについてです。中学校の部活動につきましては、地域の感染状況等を踏まえながら、新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインに従い、「3密」にならないように実施内容や方法を工夫し、各学校で調整しながら段階的に実施してまいりたいと考えております。
また、小学校の運動会は、中止の対応といたしました。学校ごとに運動会に代わるような体育的行事の機会の確保を検討しているところであります。中学校においては、生徒の状況を考慮しながら体育祭等の行事の精選を進めているところであります。
次に、小中学校の夏休みにつきましては、8月8日から8月19日までの12日間とし、臨時休業の長期化に伴い不足した指導日数の確保を図ってまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(渡邊俊一君) 13番菅原福治君。
○13番(菅原福治君) 時間がありませんので、二、三。
現在、本市では徹底して経済対策を進めております。それと併せて、市民が今困っているコロナ対策、これからの不安にも並行して取り組まなければならないと思います。先ほど、県と仙台市以外はPCR検査できないんだという話がありましたが、ぜひとも県に働きかけを行っていただき、PCR検査ができるように徹底をしていただきたいと思います。
次に、学習の遅れでございますが、本当に学習の遅れ、これから詰め込む方法とか、夏休みを大幅に詰めるという方法ではなくて、先ほども年度内という話ありましたけれども、できる限り努力をしていただいて詰めていただきたいなというふうに思います。
次に、学校生活、本当に子供さん、慣れないと思います。急に学校生活が入っていますので、スクールカウンセラー等々心理的な相談員も含めて配置していただきまして、子供たち一人一人と向き合って、細かい対応をお願いしたいと思いますが、再度お伺いいたします。
以上です。
○議長(渡邊俊一君) 健康推進課長。
○健康推進課長(西山高広君) PCR検査でございますけれども、県では、感染期ですとか移行期などの各フェーズに応じてPCR検査体制を縮小・拡大をしております。その状況を踏まえながら県と連携してまいりたいと考えております。
○議長(渡邊俊一君) 次に、学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) 学校のほうでも、生徒になるべく負担がかからないように、先生方が工夫をして授業の環境を整えながらしっかりと学びのほうに専念をしていただくように指導してまいりたいと思います。
それから、あわせて、スクールカウンセラー、それから、ソーシャルワーカー、それから、教育相談員もしっかりと学校と連携をいたしまして、子供の不安感、保護者の不安感を取ってまいりたいと思っております。
○議長(渡邊俊一君) この際、午前10時45分まで休憩いたします。
午前10時31分 休憩
午前10時45分 再開
○議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
14番出川博一君。
○14番(出川博一君) それでは、私から、1つは、新型コロナウイルス感染症への本市の対策について、2つ目は、今後の小中学校教育の取組について伺います。
新型コロナウイルスの感染症対策について、政府は5月14日、宮城県を含む39県で緊急事態宣言を解除しました。
本市では、市施設の利用中止及び幼稚園・小学校・中学校の臨時休業等を5月31日まで継続し、6月1日より再開したところです。
しかしながら、冬にかけて感染第2波・第3波への備えが要請されています。本市における新型コロナウイルスへの今後の対応、体制整備について、2点伺います。
1つ、職員感染時等を想定した事業継続計画、組織運営の継続への対応について。
2つ目、本日はくしくも1978年に発生した宮城県沖地震から42年目になります。避難所の運営計画における密集・密閉・密接のいわゆる「3密」の回避の方策について伺います。
次に、今後の学校教育の取組について、お伺いします。
文部科学省は、災害や感染症の発生等による学校の臨時休業等の緊急時においても、ICTの活用により全ての子供たちの学びを保障できる環境を早急に実現するとしています。
本市でも、2月定例議会の補正予算で学校校内LANの整備に着手したところです。
4月、5月の臨時休業等を踏まえ、今後の小中学校教育の取組について5点伺います。
1つ、臨時休業期間中の学びの機会の保障には、どのように対処されたのか。
2つ目、校内LANの進捗状況と完了見込み時期は。
3つ目、GIGAスクール構想におけるロードマップの前倒しはどのような内容か。
4つ目は、先ほど質問で答弁いただきましたので、割愛いたします。
最後に、各校における新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインの概要について、お伺いいたします。
以上が私からの質問です。よろしくお願いいたします。
○議長(渡邊俊一君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生市長。
○市長(若生裕俊君) それでは、ただいまの出川博一議員のご質問にお答えをさせていただきます。
まず、質問件名1の新型コロナウイルスへの対応はの問い1、事業継続計画(BCP)への対応につきましては、本市では、市職員が新型コロナウイルス感染症の感染等を理由に勤務することが困難な状況となった場合においても、市民の皆様への安定的な行政サービスの提供を継続・維持するため、富谷市新型コロナウイルス感染症対応業務継続計画を5月1日付で策定し、全職員へ周知しているところであります。
この計画は、富谷市危機管理対策本部長である私の指示により発動するもので、各課の職員がおおむね40%以上出勤困難となった場合、緊急対応業務とともに、市民生活を維持するために継続すべき法定業務を中心とした非常時優先業務を各課ごとに規定しております。また、職員の感染予防対策や職場でのクラスター発生を抑止するため、感染した職員または感染が疑われる職員が発生した場合の対応についても規定するなど、施設の運営等を含め、万が一の場合に備えているところであります。
問い2、避難所の運営計画、「3密」回避の方策につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止する上で、「3密」の状態を回避することが重要と考えております。本市といたしましては、国から示された「避難所における新型コロナウイルス感染症への更なる対応について」に基づき、在宅避難、親戚や知人宅等への避難について周知を図ることとしております。
また、避難所においては、ソーシャルディスタンスを考慮し、これまで基準としておりました1人当たりの面積を2.5平方メートルから最大で9.0平方メートルとすることとし、手洗い、せきエチケット等の基本的な対策の周知及び定期的な換気を行うこととしております。
私からは以上でございます。
質問件名2のGIGAスクール関連については、教育長より答弁をさせていただきます。
○議長(渡邊俊一君) 及川教育長。
○教育長(及川芳彦君) それでは、私のほうからは件名2つ目、GIGAスクール、学びの保障についてお答えさせていただきます。
問い1、臨時休業期間中の学びの機会の保障は、どのように対処したのかにつきまして、3か月間に及んだ臨時休業の中では、家庭学習の支援といたしまして、教科書等に基づいた家庭で取り組める内容を中心に各学校で課題を配信するとともに、オンライン学習ツールの活用や中学校の家庭学習支援動画の配信など、これまで多様な取組を進めてまいりました。
また、学習用端末がない家庭にはタブレット端末を貸し出すなど、学習環境についても支援してきたところであります。
オンライン学習ツールにつきましては、この休業期間中、小学校が8割、中学校では9割以上の児童生徒が活用しており、今後も学校の授業における補完的な教材として活用を働きかけてまいりたいと思います。
問い2の校内LANの進捗状況と完了見込み時期について、お答え申し上げます。
5月7日に契約を行いまして、担当課と工事業者が各校に工事の概要を説明し、現場調査も終了しております。現在は、作業工程の細部について打ち合わせを行っている状況であります。
なお、本格的な工事は今月末から実施し、完了見込みは、当初予定の8月末を見込んでおります。
問い3、GIGAスクール構想におけるロードマップの前倒しについて、お答えいたします。
GIGAスクール構想につきましては、当初、文部科学省から示されたロードマップにより5か年での整備を計画しておりましたが、政府の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の中にその前倒しが盛り込まれましたことから、今定例会の補正予算に全児童生徒数の3分の2の台数分を計上しております。このことにより、本市の学校におきましては、既に交付金で配置済みの端末と合わせて1人1台の環境が実現いたします。
問い5、各項における新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインの概要について、お答えいたします。
今月1日からの学校再開に当たり、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期すため、各学校の実情に合わせた新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインの策定を指示し、既に研修も行っております。
このガイドラインの概要は、3つの密を徹底的に回避することを趣旨としております。1つに、登校前、登校時、学校内、下校など、場面に応じた感染症対策。次に、基礎疾患のある児童生徒や心のケアなど配慮を要する児童生徒への対応について。さらに、児童生徒、家庭に対しての感染予防の指導等についてなどが盛り込まれております。
なお、各学校のホームページにも掲載し、家庭等への理解と協力を呼びかけているところであります。
以上で終わらせていただきます。
○議長(渡邊俊一君) これより出川博一君の質問は一問一答にて執り行います。14番出川博一君。
○14番(出川博一君) それでは、先ほどの質問の中で、最初に、GIGAスクールの学びの保障のほうについて、お尋ねしたいと思います。
臨時休業期間中、3か月間、家庭教育中心だとか、あるいはオンラインでの教育を実施したということなんですけれども、ただ、実際、3月のスタート時から5月ぐらいになるとかなりそれが落ち着いて、体制が整備できてきたなとは思いますけれども、その間、例えば3、4、5の月ごとに分けた場合に、どのような形で対応されたのか、お尋ねいたします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) まず、3月から5月ということで、月ごとということなんですけれども、まず、3月につきましては、やはり印刷物で学校授業等の課題をいろいろ出しまして、ポストイン等とかということで家庭のほうに配ったりしておりました。それから、オンライン学習ツール類は4月からということで活用を何とか進めてまいりました。5月になりましてからは、中学校向けに学校の先生方が作成いたしました学習支援動画、そちらのほうを配信するということで、3月、5月の対応となっております。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) 4月から、いわゆるICTの活用が具体化してきたということなんですけれども。その中身については、オンライン授業というか、それを活用するためには各家庭の通信環境の調査、把握が大切かと思いますけれども、その辺についての調査状況について、お尋ねいたします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) まず、オンライン学習を始める前に、やはり各家庭がどういうような通信状況になっているかということが必要でございましたので、各学校を通して各家庭に確認を取りました。その上で、どうしてもタブレットとかそういったものが必要だという家庭に関しては、希望を再度取りまして、5月から貸し出しを行ったというところでございます。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) ということは、富谷市内の各小中学校の家庭には、いわゆるオンラインを受信できる設備が全て整っていたという理解でよろしいんでしょうか。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) 全ての家庭が、例えばWi―Fiとかそういった部分に関しては、家庭によってはやはり対応していない家庭というものがありましたが、それに対応するタブレットがこちらで準備できましたので、そういった部分で対応をしてまいりました。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) 先ほど、タブレットの貸与もしたということなんですけれども、それはそうすると、そういうオンライン受信の施設がない家庭に対して、そういう専用のタブレットを貸与したというふうに理解してよろしいでしょうか。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) まず、今回のオンライン学習においては、タブレットのほか、自宅にあるパソコン、それから、自前のスマートフォン、そちらのほうでも学習が可能ということになっております。ただ、調査をして、各家庭でのやはりそういったものも全て貸出しがなければなかなか学習ができないという部分に関しての家庭に対して貸出しを行ったものでございます。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) 貸与されたタブレット端末は何台ぐらいだったのか、お尋ねいたします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) 最終的に213台を貸出しいたしました。小中合わせてでございます。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) 反対に、教員に対する端末の貸出状況といいますか、持ち出し状況、貸出しというのはあれでしょうから、持ち出し状況、この辺のところについてお尋ねいたします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) 教員もほぼ全員の先生が家庭に持ち帰りまして、在宅勤務の日とか、そういった部分で活用しておりました。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) そのときのセキュリティー管理といいますか、その辺のところの状況について、お尋ねいたします。
○議長(渡邊俊一君) 教育次長。
○教育次長(二階堂浩一郎君) 今回持ち帰ったものにつきましては、LTタブレットになっておりまして、全てiPadになってございます。そういった面では、セキュリティー面でWindowsなどに比べますと非常に堅牢でございますので、あまり心配ないものと捉えております。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) 先ほど、4月に入って家庭学習用としてオンライン学習を推奨しましたということなんですけれども、市とすれば、ラインズeライブラリの活用と、それから、子供の学び応援サイトの利用、活用ということで、2つのケースをパンフレットにして児童に配布したかと思いますけれども、それぞれの活用状況について、お尋ねいたします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) まず、子供の学び応援サイトのほうは、ちょっとどのぐらい活用したかというのは把握はできない状況ですが、ライブラリのほう、電子ドリルのほう、そちらのほうは、大体小学校が8割ぐらいで、中学校が9割ぐらいということの活用がありました。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) 非常に高い利用率かと思いますけれども、それはどのような形でその計数、8割、9割というものは把握されたのか、お尋ねします。
○議長(渡邊俊一君) 教育次長。
○教育次長(二階堂浩一郎君) ラインズeライブラリでございますけれども、こちらは先生側の端末で一人一人のお子さんがどのような学習に取り組んだか、そして、正答率等まで全て把握できる内容となってございます。これをもちまして子供たちの学習状況を把握してございます。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) それでは、校内LANの工事といいますか、この間示されました令和2年3月の専決の補正予算、これを見ますと、当初、その1か月前の令和2年2月の補正予算で計上されていた補助額が、小学校ですけれども1億1,261万、これが実際修正された後では国の補助が4,811万6,000円ということで約6割もカットされたということなんですけれども、この辺のところについて、大幅減額の理由についてお尋ねいたします。
○議長(渡邊俊一君) 教育総務課長。
○教育総務課長(渡邉正弘君) こちらにつきましては、国のほうから交付要綱で工事費の上限3,000万円、1校当たりでございますが、こういったことを示されておりまして、それ以内の金額の中で見積りしておりましたが、国のほうでは、その後、補助に要する単価を交付要綱とは別に定めまして交付を決定されたものでございまして、そういったことになっております。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) それで、品質の維持は大丈夫だったんでしょうか。校内LAN、いわゆるカテゴリーなのか、その辺のところはどのような対応になったのか、お尋ねします。
○議長(渡邊俊一君) 教育総務課長。
○教育総務課長(渡邉正弘君) その辺は、数的なものが減るということでございますので、内容的なものに関しては特に変わりはございません。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) 数的にといいますと、数が半分以下になったという理解をしてよろしいのかどうか、お尋ねします。
○議長(渡邊俊一君) 教育総務課長。
○教育総務課長(渡邉正弘君) 当初は普通教室、特別支援学級、特別教室も入れておったんですが、今回の内定に関しまして、例えばアクセスポイントですと421から411に減らして、普通教室と特別支援教室に限定したというところでございます。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) そうすると、いわゆる授業をする上で、子供の学習を進める上で支障がなかったと。逆に言えば、当初の2月の補正予算時点では、いわゆる全部にというか、その辺はちょっと分からないんですけれども、例えば体育館なんかにつけたりなんかというようなことをされておったものを省いたという理解でいいのかどうか、お尋ねします。
○議長(渡邊俊一君) 教育総務課長。
○教育総務課長(渡邉正弘君) 国のほうで普通教室と特別教室ということでプランを出してきまして、それにのっとりまして見積もったということでございますので、体育館は当初見ていたんですけれども、省いたというところでございます。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) 今回のLAN工事、小学校で142か所、中学校で69か所、これは電源キャビネット、アクセスポイントがそういう形になりますけれども、閲覧特記事項書では、いわゆる入札時の仕様書では履行期限を10月16日としておりましたけれども、その辺のところについては先ほど8月末というお話があったんですけれども、その辺との絡み、10月16日なのか、8月末なのか、この辺について確認いたします。
○議長(渡邊俊一君) 教育総務課長。
○教育総務課長(渡邉正弘君) 8月ということでございます。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) 8月という中には、それも仕様書の中でうたってあるんですけれども、いわゆるおおむねの工事は8月23日までにということなんですけれども、ただ、先ほどの議員の答弁にもありましたけれども、夏休みの期間を、多分当初のときは夏休みは30日とかそういう形で想定をしておったと思いますけれども、それが短くなることによって、いわゆる工事への影響はないのかどうか、お尋ねします。
○議長(渡邊俊一君) 教育総務課長。
○教育総務課長(渡邉正弘君) 議員おっしゃるとおり、夏休みも工事のほうは見込んでおったところでございます。学校のほうにその辺はある程度協力していただいて、工事を8月末ということで進めてまいりたいと思います。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) それでは、GIGAスクール構想の前倒しについてなんですけれども、これについて、先日6月9日に行われた補正予算の中身を見ると、小中学校のタブレット端末1台当たり4万4,990円というふうに試算できるんですけれども、それでよろしいのかどうか、お尋ねします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) 見積りを取りまして、その額の税込みで4万4,990円ということになっております。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) 見積りを取ってその額だということは、ほぼ、それよりオーバーすることはないというふうに理解していいのかどうか、それを確認したいと思います。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) オーバーすることはないということで今のところ考えております。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) 先日の6月9日の答弁では、この補正予算、タブレットの備品購入に関して8月入札の予定というふうに答弁がありましたけれども、これを早めることはできないんでしょうか。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) まず、直近の定例の入札の日程が、次が8月の後半でございますので、そちらのほうが今のところは直近と考えておりますが、もし、早められるような調整を行いまして、可能性があれば今後調整を行いたいと思っております。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) 8月で入札だということになりますと、そこから、どうしても2か月かかるかと思いますけれども。先ほどお聞きしたようにLAN工事は8月末でめどがつくということですから、やっぱりこれはそこに照準を合わせて全ての業務を前倒しでお願いしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) それぞれ調整をいたしまして、可能な限り何とか調整を行いたいと思います。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) ということは、今の予定では、1人1台当たりのタブレットを使った通常授業、これをいつ頃に開始するという予定でいるのか、お尋ねします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) どうしても1人1台の環境が整ってからできるというような状況の授業に関しては、やはりタブレットがそろってからすぐに始められるように、学校の先生方がいろいろな状況で準備を今している状況です。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) 受入体制もできている、先生方もやる気があるということであれば、ここはやっぱり何とか、役場の中の、市役所の中の調整ですから、そこのところは何としてもご努力いただきたいと思いますけれども、それについて再度答弁を願いたいと思います。
○議長(渡邊俊一君) 教育次長。
○教育次長(二階堂浩一郎君) ご指摘のとおりでございますので、極力急ぐように調整してまいりたいと思います。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) それでは、オンライン授業というか、デジタル教科書という位置づけになると、紙の教科書は無償なんですけれども、デジタル教科書、これは補助教材扱いになるかと思いますけれども、その確認をお願いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) 現在はデジタル教科書は有料でございますので、今後、国のほうがどういう状況になるかということも注視しながら調査を行ってまいりたいと思います。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) これは保護者負担にしないで、自治体負担にするという発想はございますか。
○議長(渡邊俊一君) 教育次長。
○教育次長(二階堂浩一郎君) 1人1台のタブレットが配布された際には、当然、配布された端末の中に教科書が入っていてほしいと願うのはもちろんでございますけれども、こちらのほう、紙とデジタルの併用ということになります。デジタルのメリットはもちろんございますけれども、こちらのほう、国のほうも、今後のサイクルで見直し等も入ってくると思いますが、今、課長がお答えしたように、国の動向を注視しながら計画を進めてまいりたいと思います。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) そういう体制が出来上がったときに、その後に心配なのが、家庭の中にいわゆるインターネット環境なり、タブレットで予習・復習ができないというお子さんが出ることになるかと思いますけれども、その辺の対応についてはどのようにお考えか、お尋ねいたします。
○議長(渡邊俊一君) 教育次長。
○教育次長(二階堂浩一郎君) こちらのほうでございますけれども、学校のほうに一定数のLTタブレット、つまり、携帯電話の電波を使ってつながるタブレットがありますので、そういったご家庭には、積極的にそちらのタブレットを貸し出すなどして対応してまいりたいと思います。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) ということは、先ほど213台を貸し出したということなんですけれども、それでいわゆる富谷市の小中学校全部の子供たちにそういう環境が整うということで理解していいかどうか、お尋ねします。
○議長(渡邊俊一君) 教育次長。
○教育次長(二階堂浩一郎君) 現時点で、富谷市のほうで、先ほどお話ししたLTモデルですけれども、1,400台持っております。そちらのほうも工夫して使いながら対応してまいります。
○議長(渡邊俊一君) 時間が参りましたので、これで出川議員の一般質問は終了させていただきます。
この際、11時25分まで休憩をいたします。
午前11時15分 休憩
午前11時25分 再開
○議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
1番菊池美穂君。
○1番(菊池美穂君) それでは、通告に従い、2件の質問をさせていただきます。
1件目「新型コロナウイルス感染症から見る情報発信のあり方」と題し、本市における情報発信の現状と今後に関し、質問をさせていただきます。
今般、世界的に流行拡大している新型コロナウイルス感染症においては、県内及び本市でも感染者が確認され、感染症の特徴、予防策、感染が疑われる際の情報、経済や教育を含む生活関連情報、各種助成や支援策など、多くの情報が国、県、市から発信され、また、報道でも連日取り上げられました。
本市でも対策本部が立ち上げられ、会議を重ねるたびに様々な情報が更新され、発信をされました。
多くの情報が行き交う中、市民の皆さんから「欲しい情報にたどり着けない」、「自分に必要な情報を取得できない」、「情報源が多過ぎて何を信用していいか分からない」などというお声が私にも多数寄せられました。
現在、本市では、市のホームページやLINE、フェイスブック、ツイッターなどのSNSを活用し情報発信を行っておりますが、SNS上では信用性の低いうわさだったりデマ等も散見され、真偽不明なチェーンメールなども多く出回り、私も幾つかを受信いたしました。
また、市民の中にはインターネットの利用が難しいという方もいらっしゃり、特にご高齢の方からは紙媒体や自宅で見られるテレビからの情報提供を求める声もございました。
有事の際、自治体には関連する情報を発信する責任があり、住民には知る権利があります。市から発信される情報は、市民にとって重要な情報源となります。行政が担う情報発信には多くの要求があり、公平・公正、正確性、迅速性は、行政に向けられた信頼の根拠でもあると言えます。
今後、新たな生活様式を日常に取り入れていく中で、新型コロナウイルス感染症の第2波・第3波、新型コロナウイルス感染症に限らず、新たな感染症、感染症以外の健康危機があった場合、そして、東日本大震災や昨年の台風19号のような自然災害においても、全ての市民が正確な情報を確実に取得できるよう、高齢者、障がい者、外国籍の市民にも配慮した情報発信が必要と考えます。情報発信・共有ツールの充実は必須であり、今回だけで終わらせてはなりません。
以上を踏まえ、以下質問をいたします。
(1)新型コロナウイルス感染症関係で使用した情報発信媒体の種類は。
(2)台風などの自然災害の際、市が発令した避難情報等を入力することで、宮城県総合防災情報システムMIDORIを介しメディアに情報が伝わるLアラートを活用し、新型コロナウイルス感染症に関する本市からの情報をテレビのデータ放送等で提供することはできないか。
(3)市から発信する情報の正確性、信憑性、及び市民が情報収集の際に何を見たらいいかを明確にするため、また、観光等の情報発信のため、本市独自の自治体アプリの開発の検討は。
(4)市長が定期的に最新情報をライブ配信する考えは。
(5)インターネット利用に至らない層へ向けて、紙媒体での情報発信として、町内会の掲示板へ拡大した書面での提示はできないか。
(6)情報発信の際、外国語での発信は行ったのか。
(7)耳や目の不自由な方への情報発信方法は。
続きまして、2件目、無電柱化の推進を問うと題し、主にしんまち通りの無電柱化へのお考えについて質問をさせていただきます。
国土交通省では、平成28年12月に施行された無電柱化の推進に関する法律に基づき、無電柱化の推進に関する施策の総合的、計画的かつ迅速な推進を図るため、法施行後初めての無電柱化推進計画を策定しました。
無電柱化は、防災性の向上、安全性・快適性の確保、良好な景観形成等の観点から、また、近年では災害の激甚化・頻発化、そして、高齢者・障がい者の増加、訪日外国人を初めとする観光需要の増加等により、その必要性が増しています。
また、仙台市では、令和2年3月に仙台市無電柱化推進計画を策定し、道路の無電柱化をより総合的かつ計画的に推進していく姿勢を示しております。
しんまち通りは県道であり、管理者は宮城県となります。本市にとって、しんまち通りの歴史や文化・伝統は市民共通の財産であり、街道まつり、TOMI+、延期をされましたが来春にはとみやどがオープンする本市の観光振興において重要な場所の一つです。
しんまち通りの歴史ある観光資源や魅力を生かしながら、誘客拡大に向けて観光客の受入環境の整備を進めていく一案が、無電柱化推進であると考えます。
費用負担としては、道路管理者負担分として、地方公共団体が整備する場合は国から交付金として2分の1が支援をされます。
来訪者がまちを歩き巡りたくなるような魅力的な町並みを創出していくため、まちづくりの取組と連携した無電柱化を推進するべきと考え、以下質問をいたします。
(1)管理者である宮城県に、しんまち通りの無電柱化について要望書を提出しては。
(2)本市でも無電柱化推進計画を策定しては。
以上です。よろしくお願いします。
○議長(渡邊俊一君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生市長。
○市長(若生裕俊君) それでは、ただいまの菊池美穂議員のご質問にお答えをさせていただきます。
まず、質問件名1の新型コロナウイルス感染症から見る情報発信のあり方についての問い1でございます。
新型コロナウイルス感染症関係で本市において情報発信したツールといたしましては、広報誌、ホームページ、フェイスブック、ツイッター、LINE、インスタグラムになります。また、新聞社やテレビ局宛てに、記者会見や投げ込み等を通じ情報を提供してきたことにより、新聞、テレビにおいて報道されているところであります。
問い2、宮城県総合防災情報システムMIDORIについては、Lアラートをはじめ、気象、河川、災害、道路等さまざまなシステムや県内各市町村と連携しており、本市の災害情報につきましても、テレビ局やラジオ局、新聞社へ伝達されていることから、大雨や災害時にはL字型画面等を利用したデータ放送が運用されております。しかしながら、その情報がL字型画面等で放送されるかどうかは、放送局の判断となっております。
なお、本市では、同じ情報を富谷市安全安心メールやLINEでも発信をしており、迅速な情報提供を行っております。
問い3、本市独自の自治体アプリの開発の検討につきましては、基本的に本市の情報につきましては、先ほど申し上げた広報誌、ホームページにおいて正確かつ的確に発信をしております。特にホームページにつきましては、情報発信の核として捉え、SNSや広報誌の情報からホームページへと誘導しております。現在、来年度に向けてホームページのリニューアルを進めておりますので、これまで以上に利用しやすいホームページとなるよう内容を充実させてまいります。
本市独自の自治体アプリ開発につきましては、他自治体の状況を調査し、費用対効果等を検証しながら、その必要性を見極めていきたいと考えております。当面は、既存のツールの中でも、平成30年12月11日開始以来、コロナ発生後に利用者が急増している市公式のLINEを中心とした情報発信の充実に努めてまいりたいと考えております。
問い4、市長が定期的に最新情報をライブ配信する考えにつきましては、このたびの新型コロナウイルス感染症対策につきましては、対策本部にて決定した事項の発表と同時に、私からのメッセージをホームページに掲載するとともに、マスコミ各社に情報提供し、最新情報を届けております。今後は、定例記者会見などの動画配信について検討してまいりたいと考えております。
また、ライブ配信につきましては、災害発生等の緊急事案における配信を想定し、その活用を検討してまいります。
問い5、紙媒体での情報発信として、町内会掲示板への掲示につきましては、富谷市安全安心メールやLINEを利用し迅速な情報発信を行っておりますが、ご質問のように、インターネットを利用していない方々に向けて、これまでも行政区長へ新型コロナウイルス感染症対策本部会議の資料を配布しております。また、今月1日以降の市のイベント等の実施方針や決定事項等につきましては、町内会館等の掲示板への掲示をお願いしているところでございます。
問い6、情報発信の際、外国語での発信は行っているのかにつきましては、現在、市の公式ホームページにつきましては、グーグルの翻訳サービスにより英語、中国語、韓国語などの言語翻訳が利用できることから、外国語への対応も可能となっております。
問い7、耳や目の不自由な方への情報発信方法につきましては、市においてはどなたでも市の情報が取れるよう、様々な媒体を使って情報を発信しております。今後、動画を伴う情報発信においては、字幕やテロップなどを検討してまいりたいと考えております。
また、これまで朗読ボランティア「野いちご」の皆さんが富谷市社会福祉協議会の支援を受けながら視覚障がい者に向けた声の広報を届けていただいております。長年にわたるその活動に感謝を申し上げるとともに、今後の活動継続につきまして、本市といたしましても協力してまいりたいと考えております。
質問件名2の無電柱化の推進を問うの問い1でございます。
県道西成田宮床線のしんまち通りの無電柱化につきましては、これまでにも宮城県に相談した経緯がございます。県では、既存道路の無電柱化は道路改良等による歩道整備とともに実施しているため、現時点で道路改良の予定がないしんまち通りについては無電柱化を実施する計画がないとのことでありました。
本市といたしましては、しんまち地区の活性化の一環として無電柱化の推進が必要となった場合には、改めて県と協議したいと考えております。
問い2の無電柱化推進計画の策定につきましては、本市では、現在のところ、無電柱化事業を予定している市道がないことから、無電柱化推進計画の作成は予定しておりませんが、今後、まちづくりを進めていく中で、安全で快適な歩行空間の確保や景観に考慮した町並みの創出、災害時の救援活動の円滑化など、無電柱化すべき路線が明らかになった場合には計画を作成し、事業の実施について検討してまいりたいと考えております。
以上です。
○議長(渡邊俊一君) 1番菊池美穂君。
○1番(菊池美穂君) それでは、3点に絞って、私から再質問をさせていただきます。
まず、(1)といたしまして、自治体アプリについてでございます。
私は、論旨でも申し上げましたが、アプリは情報発信ツールの効果的な一案であると考えております。「どこに問い合わせていいか、分からない」の解消にも、探さなくても見つかるよう情報を集約し、今ある市のホームページよりも気軽にアクセスできるといった独自アプリは最大の効果が得られると考えております。
今後、情報発信のみならず、教育や観光振興といった面からも大変必要性高まってくると思っております。開発や運営には大規模な予算など必要になると思っております。ご答弁でもいただきましたが、費用対効果の検証を含め、早いうちから進めていくべきであると私は考えておりますので、改めて見解のほうをお伺いをいたします。
そして、(2)といたしまして、Lアラートについてでございます。
新型コロナウイルス感染症が広がる中、感染を恐れて回覧板を嫌がるといった住民がいたということを聞いております。先ほど質問いたしましたLアラートは、地域のイベント情報であったり、お知らせを発信できる機能があり、簡素、便利で持続的なプラットフォームを目指しているということを伺っておりますので、市民の認知向上や事前体制の整備や強化などが必要かと考えますが、活用できるところはぜひ活用していただきたい。そういうふうに思っておりますので、どのように活用していくか、お考えのほうをお伺いをいたします。
(3)といたしまして、無電柱化についてでございます。
本年は、富谷宿開宿400年という記念すべき年でございます。新型コロナウイルス感染症関連で、市長をはじめ、職員の皆さんがお忙しいのは重々承知をしておりますが、来春にはとみやどのオープンも控えておりますし、現在工事中の穀田三ノ関線の開通後は車通りなども変わってくるかと見込まれます。私は、ぜひこちらは早急に進めていただきたい案件であると考えております。県への働きかけであったり、要望書の提出はもちろんですが、近隣住民の聞き取り調査であったり、沿線管理者等との協議を含め、しんまち活性化プロジェクトにおいて議題として机上に上げるべきかと考えておりますが、見解のほうをお伺いをいたします。
以上です。
○議長(渡邊俊一君) 最初に、市長公室長。
○市長公室長(須藤弥生君) それでは、自治体アプリについて回答させていただきます。
先ほど、市長のほうも答弁させていただきましたけれども、自治体アプリにつきましては、現在、数のほうは少ないんですけれども、県内の市町村でも実際に活用されているところもあるようでございます。内容のほうをちょっとお聞きしたところ、実際にはそれほど、ダウンロードといいますか、利用されているのが少ないというような現状もちょっとお聞きしておりましたので、今後、そちらのほうの活用について、どれだけ本市のほうで利用できるのかどうか、その辺を検証しながら、先ほど市長の答弁のほうもありましたように、当面は既存ツールのほう、特にLINEのほうを利用して、今後、費用面のほうとかも検討しながら、利用できるものは利用するような形で検討を進めていくような形で考えております。
○議長(渡邊俊一君) 防災安全課長。
○防災安全課長(星 英樹君) Lアラートについてですけれども、基本的にLアラートというのは情報共有を目的としているところでございまして、先ほど市長のほうからの答弁もありましたが、県や放送局、マスコミ等、テレビ局とかと同じ情報を共有するというところでございます。
我が富谷市で、例えば緊急的な情報を市民の方にお伝えするということであれば、Lアラート云々というよりも、今までどおり、LINE、それから、ホームページ、それから、安全安心メール、こちらをもちまして迅速にお伝えするというところでの運用がやっぱり今のところ最適かなというふうに考えております。
○議長(渡邊俊一君) 次に、建設部長。
○建設部長(伊藤 正君) しんまち通りの無電柱化についてでございますけれども、現在、しんまち活性化協議会のほうでしんまち通りの活性化をどのように進めるかということを協議していただいているかというふうに考えております。その中におきまして、無電柱化がどうしても必要ということになりましたら、改めまして県のほうと協議させていただいて、事業の進め方について協議させていただきたいというふうには考えております。
○議長(渡邊俊一君) この際、午後1時まで休憩をいたします。
午前11時47分 休憩
午後 1時00分 再開
○議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
一般質問を続けます。15番浅野直子君。
○15番(浅野直子君) 通告に従い、災害時における感染症対策と避難所運営について質問をさせていただきます。
今回の新型コロナウイルス感染症対策においては、市長の迅速なご決意と英断により、職員の皆様が休日を返上し、全庁の総力を結集して支援体制を強化されてのご努力により、一律給付や市民平等の支援策にお取組をいただき、市民の皆様は大変安心され、感謝されていることと思います。
新型コロナウイルス感染症が世界中に蔓延し、生活様式は大きく変化をいたしました。季節の移り変わりもいつもとは違う感じ方で過ごしております。東北南部の梅雨入りも発表され、その季節を迎えました。近年は気候変動による台風被害や豪雨災害など被害拡大が続いております。本市においても、昨年の豪雨災害時、市民の方が避難された事実もあり、また、私たちは東日本大震災も経験をしております。
今回の新型コロナウイルス感染症については、感染拡大の第2波、第3波が懸念されており、まだまだ予断を許さぬ状況の中、新生活様式をしっかり日常に取り込み、今後も命を守る行動を示されなければならないと感じております。感染は「3密」を避ける必要があります。今までの災害時における避難所運営とは違う認識も必要なことから、以下質問いたします。
1、避難所の開設について、現状より密を防ぐために、小規模の避難所を設置するような支援が求められていると思いますが、当局の見解をお伺いいたします。
2、避難所における備蓄品についても見直すところはあると考えます。マスクや消毒液、体温計等の拡充、テント、段ボールベッドや仕切り等、現在の状況と今後に向けた取組をお伺いいたします。
3、ホームページやSNSなどの発信は、これまで以上に情報周知の徹底がなされなければならないと思いますが、見解をお伺いいたします。
4、今回の感染症に伴う新生活様式を受け、これまでの避難所運営とは違う認識も出てくると思われますが、どのような形で市民や児童生徒に対する周知、訓練等を行う計画か、お伺いをいたします。
5、今後、どのようなことが課題として挙げられますか。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(渡邊俊一君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生市長。
○市長(若生裕俊君) それでは、ただいまの浅野直子議員のご質問にお答えをさせていただきます。
質問件名、災害時における感染症対策と避難所運営についての問い1。小規模避難所といたしましては、移動距離や避難のしやすさ等を勘案し、町内会館が適しているものと考えますが、本市では既に全ての町内会館を一時的な避難所としての運用を想定しております。その上で、さらに新しく小規模の避難所を設置することは、既存の公共施設では困難であり、本市ではホテル等の民間の宿泊施設もないことから、現状では、避難を要する状況下でいかに「3密」を回避するかが重要と考えております。
その対策といたしましては、在宅避難、親戚や知人宅等への避難についての周知を行い、避難所においても、ソーシャルディスタンスを考慮してこれまでより広い間隔を取り、消毒、手洗い、せきエチケット等の基本的な対策の周知並びに定期的な換気を行うこととしております。
また、スポーツセンター、武道館、公民館においては、大ホールのほかに会議室等にも対応してまいりたいと考えております。
問い2、避難所における備蓄品につきましては、今般の新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、避難所の運営要領を定めており、それぞれの避難所の指定において災害ごとの適否に応じた指定を行い、複合災害に備えた見直しを行ったところでございます。
ご質問のとおり、新たに見直しが必要な備蓄品も想定され、マスクについては、現在、約1万枚を備蓄しておりますが、今後、消毒液、非接触型体温計、段ボールベッドや仕切り等についても可能な限り備蓄を進めるとともに、有事の際の入手に関して災害協定の強化に努めてまいりたいと考えております。
問い3、新型コロナウイルス感染症関係での情報発信につきましては、広報誌、ホームページ、フェイスブック、ツイッター、LINE、インスタグラムにより行っております。今後も、議員のご提案のとおり、情報周知を徹底しながら市の情報を早急に正確に伝えてまいりたいと考えております。
問い4、今後の避難所運営等、周知訓練につきましては、国からの新しい生活様式における実践例の中で避難所生活での重要すべきことが記載されております。一例を申し上げますと、感染防止の3つの基本においては、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いとなっております。これらの周知方法といたしましては、ホームページや広報誌の活用を考えております。また、今後開催予定の防災訓練におきましても、新型コロナウイルス等の感染防止を想定した避難訓練及び避難所運営の訓練の実施を検討しております。学校におきましては、避難訓練等を通して、発達の段階に応じて指導を進めてまいります。さらに、避難所を開設する際には、ポスター等を掲示し、感染防止の啓発を図ってまいりたいと考えております。
問い5、どのようなことが課題として挙げられるかにつきましては、現在、各避難所を巡回し検討を重ねておりますが、実際に避難所を開設する事態となった場合に、感染が疑われる避難者が来所したときのスペースと動線の完全分離の早期確立が必要となります。また、感染症予防に対応する備蓄品につきましては、現在でも品不足が続いているため、入手ルートの確立も今後の課題となっております。
避難所生活では、どうしても自宅より過密状態となることから、新型コロナウイルス感染症に対する恐怖等により、季節によっては車両避難される方々が多くなることも予想されますので、エコノミークラス症候群の予防に関する知識の普及等も必要ではないかと考えております。
さらに、避難所運営がこれまでと異なってくることから、職員向けの研修も計画しているところでございます。
以上です。
○議長(渡邊俊一君) 15番浅野直子君。
○15番(浅野直子君) 午前中の答弁にも、5月に職員の方の行動マニュアル等を策定したというようなお話もございました。早急な対応だったなと思っておりますが、先ほど答弁の中にホテルとか旅館とかのお話がありました。実は今回、厚労省、消防庁、内閣府からもそのような指示が出ておりますし、連絡事項の中にも、多数のやはり避難場所を取ることが大事であると、この対策を練るようにというようなお話が出ていたと思います。
やはり、各地域によっては、富谷市みたいに、本市みたいにホテルや旅館がない場合もありますけれども、今の富谷市の避難所の個数に対しての人口密度といいましたら、やっぱり当然足りないわけでございます。できる限りのところをしっかりと避難所運営ができるような体制を取ることが大事ではないかなと思っております。まずそれが1点でございます。
そして、災害時におきます避難所の親戚とか友人宅というところのことも、今回、内閣府のほうから事務連絡が入っているかと思いますけれども、これも今まではとはまた違う形で避難をしなければならない。避難体制が整えられているところでございますが、このこともしっかりと住民には周知をすることが大事であると思っております。この取組についてもお伺いをいたします。
そして、先ほども市長の答弁の中に、やはり各町内会館の重要性というのは極めて今まで以上に大事ではないかなというところがあります。ここのところの避難所の体制、また、その改修といいますか、やはりそういったところも踏まえながら避難できる体制をしっかりと整備するということが大事ではないかと思っております。地域防災計画の中に、感染症対策、しっかりと避難体制、避難所運営も盛り込んでいただく必要があるのではないかと思っております。
そして、今回のような新しい生活様式を踏まえまして、個人や家族単位、そういった方々に避難計画、実はマイタイムライン作成というものがございます。これはほかの自治体でも、当然、仙台市なんかもやっておりますけれども、他県でも取り入れているところでございますが、マイタイムライン作成、個人だったり、家族単位で、自分たちの家族がどのように避難行動するのか。そういったところを新型コロナウイルスの感染症に伴いまして、もう一回、市民に対してのそういった計画をつくるような様式というものを取組をしていただければいいかなと思っております。これはほかの自治体ではホームページ等で出して、つくるようにはなっておりますけれども、やはり、広報などと一緒に一回全戸に配布をしていただいて、今市民の方々も意識が高くなっておりますので、またこれから災害を迎える時期でございますので、そういったこと、マイタイムラインの作成、これをぜひ取組をお願いできればなと思っておりますので、そのことについての見解をお伺いをいたします。
そして、先ほどの備蓄品のところにおきましては、率先して、答弁の中に様々補充すべきところをしっかりとやっていくというご答弁をいただきました。また、今、マスク等様々なところで、マスクは1万枚というところのお話がございましたけれども、どこの自治体においても、これからはそういった備蓄に対しては今までとは違う備蓄品の充足というところは大事かと思っております。ここのところの備蓄について、しっかりと各町内会館にもマスクや消毒液が補充できるような形を取る。そのことについての見解をお伺いをいたします。
そして、避難所におきまして、また、健康状態のチェックが大変大事になってまいります。保健福祉部局との感染対策マニュアル、こういったものはできているのか。このことは大事だと思います。今までとは全く違う状況でございますので、この感染対策マニュアル、このことはすごく大事になってくるかと思いますが、これは今どのように作成されているのか、既に活用されているのか、そのようなこともお伺いをさせていただきます。
そして、それに付随いたしまして、自宅療養中の方々の避難について、一番大事なところでございますが、ここのところを今までみたいに福祉施設にというわけにはいきません。この方々の支援についてはどのように対応なさるのか、そのこともお伺いをいたしたいと思っております。
そして、それに続きまして、医療、保健、福祉、防災の連携に関する、前にも富谷市ではそういったチェックリストみたいなものをつくっていらっしゃったかと思うんですが、「被災者アセスメント調査票」というものが出ております、今回。そして、これは、私も読みましたけれども、大変内容も濃くて、これは要支援者だけではなくて、健康な方も自分で記載をして自宅に置いておくのも、それもまた一つかなと、いざというとき、有事のときには使えるのではないかなと思っております。こういったものの活用についての見解をどのように思っていらっしゃるか、お伺いをいたします。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 初めに、防災安全課長。
○防災安全課長(星 英樹君) まず、避難所についてですが、今の試算ですと、1人当たり2.5平米、現在の基準から、感染症予防に関して最大で9平米ということになります。そこには家族1人、2人、3人ぐらいまでは入れるという形になりますが、1人9平米で計算したところでも大体3,200名以上は収容できるということになります。前回の東日本大震災の1日最大の避難者数が3,236名でございますので、ほぼ同数は収容できるのかなというふうに考えておりますので、広さ的には、運用の仕方によりますけれども、十分かなというふうに考えております。
それから、在宅避難、それから、知人宅への避難についてですが、これに関しては、やはりいざというときの備えというところで、やっぱりそういうことがないと市民の皆さんも関心があまりないのかなというふうには思っておりますので、ホームページ、広報等で繰り返し周知するという形になるかと思います。
それから、避難所の体制、運営というところですが、職員向けに関しましては、7月に勉強会、コロナ関連も含めた勉強会というものを予定しておりますので、職員向けにつきましてはそちらで運営の方法を周知したいというふうに考えております。
それから、タイムラインということですが、先日、東松島市の防災訓練、私と危機管理監、2人でちょっと見学させていただいて、ちょうど東松島市さんでも今年タイムラインを導入するというお話もございまして、こちらの富谷市のほうでもちょっと、すぐというわけにはいかないんですが、勉強、研究はしていかないといけないかなというふうに思っているところでございます。
それから、町内会館の備蓄というところですが、なかなか、そこまで手を広げてしまうと、マスクとかそういったものなら、がさばらないものなら大丈夫かとは思うんですが、やはり各指定避難所に備蓄倉庫がございますので、基本的にはそちらを利用してというふうに考えております。
以上です。
○議長(渡邊俊一君) 健康推進課長。
○健康推進課長(西山高広君) 健康チェックの関係だったんですけれども、こちらにつきましては、避難所に入る際に入り口のほうで問診等をさせていただくことにしております。その中で、強いだるさですとか息苦しさ、そういったものを判断させていただきまして、そういった方がいらっしゃれば、ゾーニングをしておりますので、そこで発熱の方はそういった発熱者が避難される場所に、一般の方は一般の場所にというふうなことで考えております。(「タイムラインの作成について」の声あり)
○議長(渡邊俊一君) 15番浅野直子君。
○15番(浅野直子君) 大変失礼いたしました。
ぜひ、このタイムラインの作成につきましてはご検討を願いまして、ぜひ取組をお願いできればと思っております。再度の質問になります。
それから、先ほど、7月の職員の研修につきましては大変分かりました。そのところは行政区長だったり、様々な役職の、また、ボランティア、いろいろな方々についての、避難体制だったり避難所、こういうものに関わる方々の研修等、勉強等、こういったものも大事ではないかと思いますけれども、このことを再度お伺いいたします。
そして、備蓄につきましてですけれども、先ほど答弁ありましたけれども、当然、あまり各町内会館に備蓄が多くなるというようなお話もございました。当然ですけれども、でも、最低限、やはり第1次では町内会館に来るわけですから、そこのところで対応できるような備蓄品だけはやはり確保するというのは大事ではないかと思っております。ここのところのご検討を再度お伺いをいたします。
そして、3,200名の大体の避難所の避難に来られた方に関しては対応できるというようなお話でございました。東日本から約9年3か月がたちましたけれども、今、そのときの人口と、また今の生活様式は随分変わっておりますので、ここのところ、あのときよかったから今もいいという考えではなくて、より多くの方々が密を避ける避難体制が整えられるような環境を再度ご検討いただければと思っております。
それから、要支援、例えば自宅療養中の方々の避難についてなんですけれども、今先ほど、問診、入り口でチェックというようなところもございましたけれども、しっかりとここのスペースというか、動線といいますか、こういったことについては本当に密に連携を取らなければいけないと思っております。ここのところはすごく重要なところでございますので、こういった健康チェックの部分と、それから、自宅で療養されている方々の避難についての、福祉施設へというわけにはいきませんので、そういった方々の支援というところも、もうちょっと具体的にどういうふうにするんだというところまで詰めていただいてお知らせをいただければと思っております。
先ほどの被災者アセスメント調査票のことをお話をさせていただいたんですが、このことについてはご理解をいただいていたんでしょうか。これはご存じだったのか、それとも、今現在、このように似たようなものを本市では利用しているというふうに捉えたほうがいいのか、そこのところをお伺いをさせていただきたいと思っております。
付け加えまして、マスク、消毒液、段ボール、全て備蓄品につきましては、今回の地方創生臨時交付金を活用できますので、最大限活用していただいて、不足のない備蓄品の充足をお願いしたいと思っておりますので、この質問に対しまして、よろしくお願いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 防災安全課長。
○防災安全課長(星 英樹君) 総合防災訓練、市民の方を入れての防災訓練なんですが、当然、予定はしているんですが、昨今の状況からして、大々的にやることが適当かどうかというところも判断させていただいて、今年度できるかどうかというところは見たいと思っておりますが、基本的には、次回行う場合には必ずそういった感染症を想定した訓練になってこようかと思っております。
それから、町内会館の備蓄というところですが、基本的に最低限度の、例えばマスクであるとかそういったところ、どの程度のものが備蓄できるのか、その辺はちょっと相談しながら、町内会長さん等とも相談しながら、意見を聞きながら考えたいと思います。
それから、避難の人数というところですが、先ほど言った前回の東日本大震災の1日の最大人数というところ、それから、人口も増えていますというところですが、やはり、こういう状況下でございますので、在宅避難、知人宅への避難というところを選択する方も、正直、多いというふうには思っております。例えば前回の地震においても、自宅が住めないほどの半壊とか全壊とかというご自宅はほとんどないというところですので、やはり、こういった状況下で、できる限り、在宅避難、それから、知人宅への避難というところを選択していただいたほうがいいのかなというふうに考えております。
○議長(渡邊俊一君) 健康推進課長。
○健康推進課長(西山高広君) まず、被災者アセスの関係だったんですけれども、こちらについては、すみませんが、まだ承知していないところでございましたので、今後、勉強させていただきたいと思います。
次に、自宅療養者の方の支援につきましては、今後、民生委員の方とも協力をいただきながら対応してまいりたいと考えております。
○議長(渡邊俊一君) この際、午後1時40分まで休憩いたします。
午後1時23分 休憩
午後1時40分 再開
○議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
10番若生英俊君。
○10番(若生英俊君) 私から2つについて質問をいたします。1つは、図書館等の複合施設の立地場所は適切か、2つ目は、学校再開後の小中学校の学校運営と児童生徒の感染予防対策、学力の確保についてであります。
新型コロナウイルス感染が全国的に拡大する中で、4月16日、緊急事態宣言が出され、この間、市民の生活や活動、小中学校の休校に伴う児童生徒の日常、行政の事務執行において大きな制約がありました。市民においては、外出を自粛し、各自「3密」を避けるなど細心の注意を払い日常を過ごされ、感染拡大が抑えられている状況にあります。
しかし、コロナウイルスの根絶は、当分の間、困難であると言われており、今後数年間、感染の第2波、第3波と繰り返されると指摘する専門家もおり、引き続き警戒を呼びかけています。今後は、コロナウイルスとの共存を覚悟しながら、本市においても市民の生命の安全を第一義として、慎重かつ適時的確な対策を取り感染防止に努める必要があります。
6月5日から7日に実施された日経新聞の全国世論調査によれば、「感染再拡大への不安」の問いに対し、「とても心配」が40%強、「ある程度心配」も合わせると9割を超え、「あまり心配していない」、「全く心配していない」は合わせて6%にとどまるとの結果から、市民の不安は、今回の全国調査結果同様、依然として強いものがあると思われます。
外出自粛等により、市内の飲食店はじめ各種業態において売上げ減少して苦境に立たされている現状であり、各種給付金、休業協力金などの助成、支援でほっとはしたものの、お客さんはいつになったら戻るのかと極端な不安心理にある方も多数おられます。経済の減速は数年続くと見通す専門家もおりますが、経済活動、雇用、収入確保も大事な課題でありますので、感染症対策に留意しながら、消費の喚起、経済を回す策も併せて必要な時期となっています。
一日も早い終息を願うばかりでありますが、コロナウイルス終息は随分と先になりそうだとの識者の指摘もありますので、緊急事態宣言解除後は、「3密」の回避、手洗い、せきエチケット、小まめな換気など、新しい生活様式が求められていますので、行政においても今回の新型コロナ危機を踏まえ、行政版の「新しい行政様式」とも言えるものが求められると考えております。
具体的には、効率性や必要性の観点から、事務事業の在り方、事業や業務の見直し、開庁時間の見直しも含め、事務事業のデジタル化や事務手続のオンライン化の促進につなげる取組が必要ではないでしょうか。
このような中においても、従前からの継続課題となっている大型事業の検討も着実に前に進める必要があります。
図書館、スイーツステーション、児童屋内遊戯施設を複合施設として整備し、新たな基本方針を策定する旨、本定例会冒頭、市長挨拶がありました。
果たして、図書館とスイーツステーション、児童屋内遊戯施設を複合施設として成田地区に整備することが最適なのかについては、いまだ疑問があり、仮に3施設を複合施設とするにしても、利便性及び事業採算性、市有地活用の観点から、成田公民館西側に隣接する民間遊休土地約6,500平米を購入するのではなく、大清水二丁目の市有地約1万7,000平方メートルが適地と考え、複合施設立地場所の再考を求め、以下質問いたします。
1つ、市民図書館の開館時期は。
2つ、成田公民館西側隣接地に複合施設を整備する場合、敷地面積は十分か。
3つ、民設民営による図書館とスイーツステーションの事業化の実現可能性は。
4つ、スイーツステーションなどの物販施設に事業採算性の見込みは。
5つ、図書館、スイーツステーションの複合施設は大清水地区(民間業者へ貸与している市有地であります)が適地と考えますが、その検討は。
6つ、児童屋内遊戯施設は成田公民館敷地内に併設することが適切と考えますが、市の見解は。
7つ、民設民営による整備手法での公共図書館が半恒久的に維持される保証は担保されるのか。
8つ、図書館整備に伴う寄附金総額の現在高は。
次に、学校再開後の小中学校の学校運営と児童生徒の感染予防対策と学力確保についてであります。
学期末から新学期にまたがる3か月に及ぶ長期の学校休業は初めてであり、学校再開後、児童生徒へのケアと休校前の日常を取り戻すには困難な面が多々あると思われます。
休校期間中の保護者、ご家族のご苦労は計り知れないものがあったことと思います。学校は再開いたしましたが、来週からの通常登校となり、子供たちの生活リズムを取り戻し、学校が楽しい場所、行きたくなる環境づくりなど、まずは安心して学校生活を送れる環境を整えることが重要でありますので、先生方には引き続きご尽力をいただきたいと思います。
幾つかの心配の声があります。休校中にネット依存に陥った子は少なくなく、ある調査によれば、休校期間中にパソコンやゲーム機などのメディア利用が「増えた」との回答が83%、「休校で特に困っていることは」の問いに対し、「ネット依存、ゲーム依存」という答えが37%あったということであります。
新型コロナウイルスによる在宅生活が長期化したことで、さらに依存傾向が強まる可能性があり、ネット依存が疑われる中高生は国内で93万人に上り、7人に1人の割合との指摘もありますので、きめ細かいフォローが必要であります。
私のもとにも5月下旬、3人の小学生を育てるお母さんから手紙がありました。一部を引用させていただきますが、「子供たちは独りで学習できるはずもなく、毎日死んだような目をして、体も疲れていないので夜も眠らず、毎日ゲームをして、朝遅く起きて、昼寝をして、食べて太っているの自堕落した生活の繰り返しです。それがもう3か月です」。中略します。「一刻も早く、学校を再開し、ならし通学を行ってほしい」との内容でありました。
長期の休みから学校が始まり、大人が想像する以上に不安な気持ちで過ごしている子も少なからずいると思われます。親も子も経験したことのない長期休業ですので、まずは、子供の不安にどう寄り添い、生活のリズムをつくり、子供たちの自発性を引き出しながら、学習時間の不足をカバーするよう指導し、励ましていただきたいと願うばかりであります。
学校現場においては、密着した集団生活が不可避である環境と感染対策の両立を求められ、ご苦労も多いことと思います。「3密」を避け、感染リスクをコントロールし、学習の遅れを挽回するには、学校現場の負担軽減が必要であると考え、以下質問いたします。
1つ、学校再開後の小中学校の学校運営と児童生徒の新型コロナウイルス感染予防対策は。
2つ、先生方の負担軽減のための支援策は。
3つ、学校再開後の小中学校の学力確保策は。
以上であります。
○議長(渡邊俊一君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生市長。
○市長(若生裕俊君) それでは、ただいまの若生英俊議員のご質問にお答えをさせていただきます。
質問件名1の図書館等の複合施設の立地場所は適切かの問い1、市民図書館の開館時期につきましては、令和4年度に開館する予定で基本計画等を策定してまいりましたが、図書館、スイーツステーション、児童屋内遊戯施設を複合施設として整備していく方向性を第1回定例会でお示しし、今回、新たに複合施設整備に向けた基本方針を策定する予定としております。
このことから、図書館の開館時期につきましては、当該基本方針を新たに策定する中で、全体的なスケジュールを含め、改めて精査し検討することとしております。
問い2と問い3、問い5及び問い6については関連がありますので、併せてお答えをさせていただきます。
今年3月に富谷スイーツステーション整備基本計画を策定し、市民図書館とスイーツステーションの複合化、立地適地、管理運営手法の検討等についてお示しさせていただきましたが、児童屋内遊戯施設も含めた複合化を進めるに当たり、新たな基本方針を策定する予定としております。
このことから、ご質問にある内容につきましては、当該基本方針を策定する中で検討を進めてまいりますが、大清水地区の市有地活用については、周辺の交通渋滞が大きな課題であり、現在の状況において当該複合施設の立地には適していないと考えております。
また、図書館とスイーツステーション、児童屋内遊戯施設と成田公民館の組合せによる分散化につきましても、成田公民館の敷地内を図書館センター館の建設予定地と位置づけていることから、現在のところ、その考えはございません。
問い4、スイーツステーションは、スイーツを核とした新たな文化・産業を構築することをテーマとし、さらなる魅力の向上による交流及び定住人口や創業人口の拡大を図ることを目指すこととして、今年3月に富谷スイーツステーション整備基本計画を策定したところであります。今後は、児童屋内遊戯施設を含めた新たな基本方針を策定することになり、複合施設として機能連携による新たな相乗効果が期待されますので、収益性を考慮し、方針を策定していきたいと考えております。
問い7、市民図書館につきましては、基本計画でお示ししているとおり、直営を想定しており、民営の予定はございません。なお、地方自治体が図書館を設置した以上、直営、民営にかかわらず、将来にわたって持続的に維持・運営されていくものと考えております。
問い8、図書館整備に伴う寄附金総額の現在高につきましては、今年6月11日現在、898件、1,781万4,790円となっております。
私からは以上でございます。
質問件名2については、教育長より答弁をさせていただきます。
○議長(渡邊俊一君) 及川教育長。
○教育長(及川芳彦君) それでは、私のほうから、質問件名2、学校再開後の小中学校の学校運営の児童生徒の感染予防対策と学力確保について、お答えさせていただきます。
問い1の学校運営と予防対策でございます。
今月1日から学校が再開し、児童生徒が元気に登校する様子に安堵したところでございます。しかし、新型コロナウイルス感染症が終息したわけではなく、まだまだ安心できる状況ではありません。そこで、感染予防対策に万全を期すため、各学校の実情に合わせた新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインを策定し、教職員の研修も進めてまいりました。引き続き、ガイドラインに沿って、細心の注意を払いながら安心安全な学校運営を行ってまいります。
問い2の先生方の負担軽減支援策についてお答えを申し上げます。
今月から児童生徒の登校が始まり、これまでの業務に加え、感染症対策や給食時の配慮、児童生徒や保護者の教育相談など新たな負担も想定されるところであります。そのうち教育相談については、市教育委員会の教育相談員や教育専門員と心のケアハウスのスーパーバイザー等が連携し学校を支える仕組みを整えてまいりたいと考えております。
また、国の事業を活用した退職教員や学生等の外部人材の活用についても検討してまいります。
問い3の学校再開後の学力確保策について、お答えいたします。
長期にわたる臨時休業中、児童生徒はオンライン学習を含めた家庭学習に取り組んでおります。これからの授業では、家庭学習の成果を生かした学習指導を全ての教室で進めることとしております。学校行事の精選や夏休みなどの長期休業期間の短縮等により、指導するための時間をしっかりと確保しながら、育てたい資質・能力の育成に努めてまいりたいと思います。
以上でございます。
○議長(渡邊俊一君) 10番若生英俊君。
○10番(若生英俊君) それでは、再質問いたします。
富谷スイーツステーションの整備基本計画の読み取りに多少ぶれがあったのかなというふうに思いますけれども、基本計画、いわゆる分散化する考えはないというふうなことですので、結果として、市民図書館の建設場所は公民館併設というふうな、従前どおりに変更がないかどうかの確認です。
そして、2つ目は、一体としてという民地の購入というようなことも想定として示されましたので、結果として、民間遊休地を買って、いわゆる複合施設を建てるというふうな想定もあるのか、その点についてお伺いいたします。
3つ目は、大清水市有地、やはり市有地の活用、1万8,000平米もあるわけですので、自動車販売、中古車の販売店です。長らくあの場所でやっておりますけれども、やはり市有地の活用を図るべき。購入よりも、現に所有している市有地の活用、この辺についての活用を図るべきだというふうに思いますけれども、今度の基本計画の策定の中にその想定が入るのか、ぜひ入れるべきだというふうに思いますけれども、そのような考えがあるのかどうか、お伺いします。
この質問の最後ですけれども、これは市長に質問させていただきます。基本方針の策定委託が補正対応されました。図書館と複合施設建設において、市長は給付金支給の迅速さでリーダーシップを発揮された。この複合施設整備に当たっても、ぜひ、市長のリーダーシップを発揮してほしいと、このように思います。施設整備に向けた市長の決意、あるいは本気度ということを市長からご答弁をお願い申し上げます。
2つ目のほうですけれども、昨日でしたか、仙台市教委で6月10日付発表ということで、学習支援員が、皆さん、ご承知かと思います。理解が追いつかない児童生徒をサポートする学習指導員の配置、特に算数・数学の指導補助に特化するというふうなことのようです。7月中旬から配置します。さらに増員をというふうなニュースがありました。
大変、私の質問と合致するなというふうにも思います。何せ長期の休みゆえに、子供たちの心の変容、あるいは表に見えない、とても学校いいねというようなことで来ているのは事実であります。しかし、内面の変容というふうなこと、ネット依存等も触れさせていただきました。ありますので、そういったことも含めて、支援員、そして、ならば、仙台市の考え方、算数・数学についてはちょっとつまずくと次のステップに行けないというふうなことで、算数に特化した学習指導員、支援員を配置するというふうな決定がなされたようでありますので、ぜひ、富谷市におきましても、学校支援というふうな観点から取組の検討をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
以上であります。
○議長(渡邊俊一君) 若生市長。
○市長(若生裕俊君) 1点、最後の質問、スイーツステーションと図書館等の複合施設に関係しての最後の質問、市長へということでございますので、答弁させていただきます。
今回の複合施設、図書館含めての複合施設の基本方針につきましては、これから基本方針を策定していくわけでございますが、方向性を確認していくわけですけれども、これまでの経緯、改めて、市民図書館の基本計画が時間をかけて計画がつくられました。それにスイーツステーションの基本計画で複合施設ではということでの報告があり、その上で、議会の皆様方から、市民の皆様方からも、せっかくであるので、児童屋内遊戯施設もそこに複合化に含めていいのではないかという多数のご意見をいただいたことから、前回の議会におきまして、せっかくであれば、それじゃあ、今回、図書館を中核としながらも、スイーツステーション、そして、児童屋内遊戯施設を併せての複合施設を建設しようという方向で、今回、改めて、それでは、改めて基本方針を策定するための手続を進めていきたいということで、補正予算に提案をさせていただいたところでもございます。
改めて、これまでも市民図書館に対する思いは、多くの市民の皆さんからもいただいてまいりましたし、スイーツステーション、また、今回の児童遊戯施設、それぞれに大変重要な意味を持っているものの、それが集大成として、今回、複合施設として建設されるわけでございます。これは富谷の新たな顔になるべく、大きなシンボル的な、私は、施設になるものだというふうに思っております。特に今回、新型コロナウイルス感染症下に、この中によって、いわゆる新しい生活様式に合わせた、新しい時代に合ったものをこれから我々は建設していく、タイミングとすれば、そういったことも含めて、私は富谷のシンボル的な複合施設として建設していきたいというふうに思っております。
そういう意味では大変重要な意味を持っているので、そこはしっかりと皆さんの声をいただきながら、よりいい、全国に誇れるような複合施設を建設したいというふうに思っております。その上で、資本、資金につきましては、これまでも民間資本、またはあらゆる資金も活用しながら今後も進めていきます。
また、あわせて、今回、図書館以外の複合施設については、国の交付金の対象にも位置づけられるわけでございますので、そういった国の交付金も活用できるものは活用していきたいというふうに思っておりますので、まずは今回、基本方針をしっかりと確認した上で、今後、皆さんとともに、皆さんの声をいただきながら、全国に誇れる市民図書館、そして、複合施設をつくっていきたいというふうに考えております。
○議長(渡邊俊一君) 図書館準備室とか産業観光課にも値するわけでありますけれども、生涯学習課長に答弁を求めたいと思います。生涯学習課長。
○生涯学習課長(小山 温君) では、ご質問にお答えさせていただきます。
まず、建設場所の考え方でございます。現状、軸となるのはやっぱり成田公民館の敷地内であるということは申し上げさせていただきたいと思っております。その上で、スイーツステーションの基本計画などでは、西側のいわゆる民地の購入という部分の可能性をお示しさせていただいているところです。その部分の可能性としては、今回の基本方針の中で、敷地の在り方、レイアウト等も含めると、検討すべき点としては考えておりますけれども、当然、民地を購入ということになれば一定の財源、財政負担も伴いますので、その辺は慎重な考え方は当然必要であろうと考えております。
また、あわせて、ご質問にありました大清水の市有地の活用なども、市長の答弁の中で、交通渋滞、やはりあの辺は大型の商業施設もありますので、慎重にならざるを得ないというところではございます。しかしながら、全ての公共用地を排除するものではございません。基本計画、基本方針をつくる中では、最大限、可能性があるところ、そして、メリット、デメリットを総合的に勘案しながら計画を進めていきたいと考えております。
○議長(渡邊俊一君) 教育次長。
○教育次長(二階堂浩一郎君) それでは、学校関係のことについてお答えをさせていただきます。
議員ご指摘の学習支援員の記事でございますが、私のほうも読ませていただきました。これは国の今まさに話し合われているであろう第二次補正の中で盛り込まれている学習指導員、そして、スクール・サポート・スタッフ、この2つの項目が示されたものに合致するものかと思います。
私どもも、現場のほうにどういったものが必要なのか、今何に困っているのかというところに耳を傾けたところ、今お話しした2つの中で、スクール・サポート・スタッフ、つまり、日々の消毒ですとか、あるいは先生方の補助、印刷物の準備であるとか、あるいは子供たちの下校指導であるとか、そういったところに多様に使える人材が欲しいというニーズのほうが多かったものですから、そちらを優先してまず考えてまいりたいと思います。
算数・数学につきましては、ラインズeライブラリというものを今使ってございましたが、このオンライン教材は、学校でも自宅でもこれからも使えるものでございますので、こちらも有効に活用しながら学力定着に向けて取り組んでまいりたいと思います。
以上でございます。
○議長(渡邊俊一君) これをもちまして本日の一般質問を終わります。
これで本日の日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。
ご苦労さまでした。
午後2時06分 散会
令和2年6月15日(月曜日) 午前10時00分 開議
日程1 | 会議録署名議員の指名 | ||
日程2 | 一般質問 | 5番 渡 邊 清 美 議員 | |
1 | 子どもの学び、安全を問う | ||
2 | 新型コロナウイルス感染症への対応の強化を問う | ||
16番 安 住 稔幸 議員 | |||
1 | 新型コロナウイルス感染症における、今後の対策を問う | ||
6番 藤 原 峻 議員 | |||
1 | コロナウイルスへの経済的支援策強化を | ||
2 | 学生への緊急支援策強化は | ||
11番 長谷川 る 美 議員 | |||
1 | 新型コロナウイルス感染防止対策について |
議事日程のとおり
午前10時00分 開議
○議長(渡邊俊一君) 皆さん、おはようございます。
ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。
○議長(渡邊俊一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、富谷市議会会議規則第88条の規定により、7番金子 透君、8番青柳信義君の2名を指名いたします。
○議長(渡邊俊一君) 日程第2、一般質問を行います。
通告順に発言を許します。5番渡邊清美君。
○5番(渡邊清美君) 皆さん、おはようございます。
私は、通告に従い2件の質問を行います。
1件目として、子どもの学び、安全を問います。
新型コロナウイルス感染症により、富谷市内の小中学校、保育園は約3か月の長期休業の措置が取られました。外出自粛により外遊びが制限され、自宅で生活しなければならなく、ストレスや運動不足が心配されました。小学校は、何度か登校日が設けられるも、市内での感染者の発生により実現されませんでした。
保護者たちの中には、感染の心配はあるが、学力の遅れ、学年の変わり目で家庭学習の進め方への不安、学力格差の広がりを心配する声が聞かれ、早期の学校再開を望む声が少なくありませんでした。
タブレットによるオンライン学習については、小学校低学年は独りでの操作が難しく、保護者がつきっきりで学習になり、保護者への負担が大きくなっています。
学校再開には、感染予防の消毒、清掃、児童生徒の健康チェックなどの多くの業務が教職員の負担になっています。学習の遅れが問題になっている今、教職員の負担軽減のための補助教員の増員、シルバー人材センターの活用を考えてはと思います。
児童生徒の感染を予防することを考えると、身体的距離の確保が必要だと考えます。
今回の長期休業では、子供の貧困も大きな問題になっています。日本の子供の貧困率は、厚生労働省の調査で7人に1人、特に独り親世帯では2人に1人に及んでいます。緊急事態宣言による学校の休校、登園自粛、仕事の休業は、パートや非正規雇用の多い独り親世帯には大打撃になっています。
収入の減少から、食事の回数を減らしたり、栄養の偏りも問題になっております。学校給食は、子供の成長に大切な役割を担っています。今後、長期休業を余儀なくされた場合、子供の栄養の保障も考えなくてはなりません。
子供の学習の遅れ、心身のケア、生活様式の変化への対応が急務です。今後、新型コロナウイルス感染症の第2波の可能性も考えられ、保護者が安心して子供を育てられるよう支援の充実を求め、以下質問します。
1、新型コロナウイルス感染症の収束には1年以上かかると言われています。学校の休校、保育園の登園自粛により、仕事に行けなくなり、生活が成り立たなくなっています。独り親世帯、子育て世代への継続的な支援が必要です。市として継続的な支援をどのように考えていますか。
2、学校給食法では、学校給食が児童、生徒の心身の健全な発達に資するとされています。学校、保育園での給食は、子供の成長、栄養補給に大切なものです。今後、感染症などの災害などで長期休業を余儀なくされたとき、給食などの提供が必要と思われますが、市はどのように考えていますか。
3、学校再開に当たり、「3密」を避けること、消毒、換気をすることが大切になります。教職員が消毒や清掃に時間を割かなくてはなりません。学校、保育園での児童の受入体制をどのように考えていますか。
4、外出自粛で子供にも、保護者にもストレスがたまり、健康状態の悪化が心配されています。子供の健康チェックも兼ねた適切な時期の登校日を設けるべきだったと思われますが、どのように考えていますか。
5、授業の遅れが問題になっています。オンライン学習が進められていますが、保護者がつきっきりで学習が必要になり、保護者の負担にもなっています。今後、新型コロナウイルス感染症の第2波が起こったときのオンライン学習をどのように進めるのか、お伺いします。
6、学校再開後、児童に感染者が出た場合の対応はどのように考えていますか。
2件目は、新型コロナウイルス感染症の対策の強化を問います。
新型コロナウイルス感染症の拡大、第2波が懸念されます。今回、市の独自支援には、上下水道の基本料金の2か月分の免除、保育園、市立幼稚園、小中学校の給食費の免除などが支援されています。他自治体では、市営住宅の家賃減免なども考えられています。今後、さらなる支援の充実が必要と考えます。
フードバンク、子ども食堂の役割が重要になっています。休職で収入が減少し、助けを求めている人は増えています。しかし、全ての人に対応できていないとのことでした。非営利民間団体には限界があり、公的支援が必要です。富谷市には子ども食堂が少なく、拡充の必要もあります。
次に、避難所についてです。感染症が発生している今、豪雨、地震などの災害が発生した場合の避難所の対応が問題になっています。近年、夏に集中するゲリラ豪雨、夏から秋にかけて発生する台風について、早急な対応が迫られております。
4月7日に内閣府が、「避難所における新型コロナウイルス感染症への更なる対応について」の通達を出しました。県も指針を出す予定にはなっていますが、市として避難所の安全確保、感染予防の観点から、早急な避難所の整備が必要と思われます。
今後、感染拡大、新型コロナウイルス感染症の第2波に備え、早急な対策を求め、今回、支援に至った質問もありますが、以下、通告どおり質問します。
1、要保護者、準要保護者世帯の学校給食費は、学校給食センターに支払っています。しかし、給食は提供されず、各家庭で食事をしています。市として学校給食費の早急な返金をどのように考えていますか。
2、フードバンクへの支援要請が増えていますが、フードバンクへの支援は民間だけでは限界があります。民間団体へ食材の配布、資金援助をしている自治体も報道されています。フードバンクへの支援を市としてどのように考えていますか。
3、近隣の自治体では、新型コロナウイルス感染症の支援策として、水道料金の減免が行われています。市は、市民の命に直結する水道料金の減免をどう考えていますか。
4、新型コロナウイルス感染症拡大により収入減少が問題になっています。市営住宅の家賃減免などをどのように考えていますか。
5、市営住宅が100戸と、県内人口当たり最も少ない富谷市で、幅広い人たちが市営住宅を使用できるよう増設、県営住宅の誘致をどのように考えていますか。
6、新型コロナウイルス感染症が蔓延している現状で台風、地震などが発生し、避難が必要になった場合の避難所での対応はどのようになっていますか。
7、新型コロナウイルス感染症の第2波に備え、公立黒川病院での抗体検査、PCR検査の実施の必要性をどのように考えていますか。
以上になります。
○議長(渡邊俊一君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生市長。
○市長(若生裕俊君) おはようございます。
それでは、ただいまの渡邊清美議員のご質問にお答えをいたします。
質問件名1の子どもの学び、安全を問うの問い1、本市の母子父子世帯への支援につきましては、市独自の支援策として、ひとり親家庭等緊急支援事業を実施済みであります。本市といたしましても、母子父子世帯への継続的な支援の必要性については認識をしており、本定例会でひとり親家庭等緊急支援事業を拡充した補正予算を提案し、先日ご承認をいただいたところでもございます。今後は、速やかな給付に向けて準備を進めてまいります。
また、子育て世帯へ市独自の支援策につきましては、新生児特別定額給付金給付事業、保育所等給食費助成事業、市立幼稚園給食費助成事業、学校給食費納付免除などについても、本定例会において補正予算をご承認いただいております。これらについても速やかな実施に向けて準備を進めてまいります。
問い2、長期休業を余儀なくされたときの給食等の提供につきましては、議員ご提案のとおり、学校給食は学校教育活動の一環として行われ、食に関する指導を効果的に進めるための生きた教材として大きな教育的意義を持っております。
今回の休業中に他自治体で実施された給食を活用した弁当等の提供事例につきましては、ほとんどが自校式で児童生徒数の小規模な自治体となっております。本市のように、センター方式での提供につきましては、大量調理を前提とした工場的な設備になっており、個別での対応ができない状況となっております。
しかしながら、今回の長期にわたる休業、給食停止により、家庭等において児童生徒等に食を考え実践することが重要であると認識をいたしました。このようなことから、児童生徒には適切な栄養摂取や食の指導等において、感染リスクに配慮しつつ、栄養教諭等による支援や民間委託している調理業者と委託業務内容等において柔軟な対応が図られるかなどについて、今後検討してまいりたいと考えております。
問い3、学校、保育園が再開される当たり、保育園での児童の受入体制につきましては、低年齢の乳幼児の保育施設であることから、これまでも感染症の感染防止対策として日頃から職員が保育室の換気及び保育室や遊具等の保育環境の消毒を実施してきたところでありますが、なお一層、感染防止策を講じ児童の受入れをしてまいります。
次に、教育委員会では、学校再開後の感染予防対策に万全を期すため、各学校の実情に合わせた新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインを策定し、教員等の研修も行い、児童生徒が安全で安心した学校生活が送れるように、受入れの体制を整えてまいりました。また、ガイドラインには「3密」を回避する対策や学校内の清掃、消毒の徹底など、感染防止の対策も盛り込まれております。
なお、消毒等の作業につきましては、教職員の負担が大きくならないように、支援員、業務員などの協力を得ながら実施することとしております。
問い4、子供の健康チェックも兼ねた適切な時期の登校日につきましては、臨時休業中、気がかりなのは児童生徒の健康状態でありました。各学校では、週1回は各家庭に電話等で連絡を取り、健康状況の確認に当たってきたところであります。登校日の設定につきましても検討しましたが、4月は市内でも感染確認があり、また、5月についても連休明けの感染症発生等の推移を見守る必要があると考え、大事を取ったところであります。今月になり、学校が始まりましたが、分散登校など、「3密」を避けながら慎重に走り始めたところでもございます。
問い5、オンライン学習をどのように進めようとしているかにつきましては、臨時休業期間においては、家庭学習への支援としてオンライン学習も取り入れたところであります。
なお、初めての試みでもあり、学習用端末の準備や学習のサポートなど、保護者の多大なご協力をいただいたことに感謝をしているところであります。
今回は、緊急の対応となりましたが、小学生で約8割、中学生で9割以上の児童生徒が活用し、力をつけていけることが確認できました。今後も、学校や家庭で学習の補完としてこのオンライン学習を活用し、確かな学力を身につけられるよう進めてまいりたいと考えております。
問い6、学校再開後、児童生徒の感染が判明した場合は、国から示されておりますガイドラインに従い、保健所の指示を受けながら児童生徒の安全を第一に速やかに対応してまいります。
質問件名2の新型コロナウイルス感染症への対応の強化を問うの問い1、要保護、準要保護世帯の学校給食費につきましては、扶助費から給食費が支給されております。
なお、新型コロナウイルス感染症対策における学校の臨時休業の期間は、給食を停止していることから、保護者から給食費は集金されておりません。したがって、扶助費から支給された給食費は要保護、準要保護者の手元にあることから、返金の必要はないものと考えております。
問い2、フードバンクへの支援につきましては、学校給食センターから、3月、4月の休校中の給食の食材を提供させていただいております。財政的支援に関しましては、宮城県がフードバンク活動支援事業補助金として年間50万円を上限に活動費の2分の1を支給しておりますので、まずはその補助金の活用を勧めているところでございます。
問い3、水道料金の減免につきましては、本議会冒頭の挨拶で申し上げましたとおり、今回のコロナウイルス経済対策の第3弾といたしまして、上下水道の基本料金2か月分を免除することといたしました。
問い4、市営住宅の家賃減免につきましては、本市の公営住宅条例では、特別の事情がある場合、家賃を減免することができることとしております。今後とも入居者の実情に配慮して、相談に応じていきたいと考えております。
問い5、市営住宅の増設と県営住宅の誘致につきましては、まず、公営住宅とは、住宅に困窮する低所得者に低廉な家賃で住宅を提供するものであります。その中で、本市では、現在の市営住宅を適切に維持管理し、安全で快適な住環境を提供しております。
また、県営住宅につきましては、建設の要望を宮城県に行っております。しかし、県営住宅ストック総合活用計画では、新たな住宅の建設や建て替えは行わず、将来的には廃止なども視野に入れて進めているとのことであり、県営住宅の誘致については困難な状況でありますが、今後も引き続き、県へ働きかけていきたいと考えております。
問い6、新型コロナウイルス感染症が蔓延している現状で、避難が必要になった場合の避難所での対応につきましては、先日の浅野直子議員のご質問にお答えしましたとおり、避難所では新型コロナウイルスの感染拡大を防止する上で「3密」の状態を回避することが重要であり、本市といたしましては、在宅避難、親戚や知人宅等への避難について周知を行い、できるだけ避難所の人数抑制を図ってまいります。
避難所におきましては、ソーシャルディスタンスを考慮して、これまで基準としておりました1人当たりの面積を2.5平方メートルから最大で9.0平方メートルとするとともに、消毒、手洗い、せきエチケット等の基本的な対策の周知及び定期的な換気を行うことを計画しております。
また、スポーツセンター、武道館、公民館においては、大ホールのほかに会議室等にも対応してまいりたいと考えております。
問い7、抗体検査、PCR検査の実施の必要性につきましては、先日の菅原福治議員のご質問にもお答えしましたとおり、新型コロナウイルスに係るPCR検査につきましては、実施主体である都道府県や政令指定都市において実施するものとされております。宮城県では、感染局面に応じて県域全体の状況を把握し、その上で実施医療機関の調整が図られております。このことから、市の判断で実施するものではないことをご理解願います。
また、抗体検査につきましては、過去の感染状況を把握するために用いられる検査であることから、感染の既往の疫学調査には有用であると認識をしております。
以上です。
○議長(渡邊俊一君) これより渡邊清美君の質問は一問一答により行います。5番渡邊清美君。
○5番(渡邊清美君) 今回、突然始まった新型コロナウイルス感染症の長期休みだったんですけれども、やっぱり給食の代替として、食材というものが提供、ほかの自治体でもされたんです。なぜかというと、お金で支給されてしまうと食材までには回らないというのが現状です。なので、食材というものも考えてみてはどうかと思うのですが、お伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 教育部長。
○教育部長(荒谷 敏君) ただいまのご質問につきましては、先ほど市長が答弁したとおりでございまして、他の自治体でお弁当とかそういったものをやっておった事例も拝見しているんですけれども、ここの給食センターはいわゆる工場的なもので、個別に対応できるのはなかなか難しい施設となっております。しかしながら、今回、長期にわたっての休業が続きましたので、そういった食材の提供も含めながら、栄養士さん方で独自の動画撮影とかそういったものを活用しながら、ご家庭のほうへの栄養指導とかそういったものを含めてやっていくということで、ご理解いただければと思っております。
○議長(渡邊俊一君) 5番渡邊清美君。
○5番(渡邊清美君) 子供たちも不安やストレスをいっぱい抱えています。学習の遅れを取り戻すために詰め込みになる可能性もあります。年度末までの修了による弊害などはないのか、お伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) 学校休業中にオンライン学習ということで、そちらも行ってまいりました。先ほど、答弁の中でも、8割、9割の子供たちがそれらを活用しております。学校が始まってから、学校の直接の先生方の授業とオンラインの授業、いろいろ併用しながら、活用しながら、年度末まで何とか頑張って取り返したいということで進めてまいりたいと思っております。
○議長(渡邊俊一君) 5番渡邊清美君。
○5番(渡邊清美君) 年度末で終わらせるのではなく、今回、4月から予定だった英語学習、プログラミング学習など、長く見てできるようなものを、次年度まで考えて、長く考えて、必要な単元だけを習うということはできないのでしょうか。
○議長(渡邊俊一君) 教育次長。
○教育次長(二階堂浩一郎君) 今ご提案のこと、我々も十分検討させていただきたいと思いますけれども、まずは、3月までに学習の内容、当然、なぞるようにではなくて、軽重をつけながらということになろうかと思いますけれども、このあたり、文部科学省のほうからの資料が出てございますので、そちらを参考にしつつ、そして、何といっても、児童生徒の過重な負担にならないように配慮しながら進めてまいりたいと考えております。
○議長(渡邊俊一君) 5番渡邊清美君。
○5番(渡邊清美君) 今回、休みが長くなったということで、夏休みが短縮されたと思います。夏休みの間、登校になるんですけれども、暑い時間の登校になると思うんですが、登校時の安全をどのように考えていられるのか、お伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) 確かに、夏休みは8月8日から8月19日ということに、そのほかは学校登校日ということになりますので、家庭と連携を取りながらしっかりとそういった熱中症対策をしていきたいと思っております。
○議長(渡邊俊一君) 5番渡邊清美君。
○5番(渡邊清美君) 明日から通常授業が始まると思うんです。児童生徒たちの「3密」を避けるためにも、少人数制学級の実現というのは考えていないのか、お伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) 分散登校をまず、今日までなんですけれども、その中でしっかりと、先生方、学校のほうが分散登校を行いながら、通常に戻ったときにどういうふうに対応していいかというところもしっかりと研究してまいっておりますので、そういった部分もしっかり対応できるものと思っております。
○議長(渡邊俊一君) 5番渡邊清美君。
○5番(渡邊清美君) 今回、教職員の中から、支援員とか、あとスクールサポータースタッフが必要だというお話をお伺いしました。今回、何人か増やす予定があるのか、お伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) 今現在、各小中学校に特別支援員、それから、図書指導員、そういった部分は配置しております。あとは、政府のほうでもいろいろな事業を打ち出して、そういう支援の事業を打ち出しておりますので、そちらのほうも検討してまいりたいと思っております。
○議長(渡邊俊一君) 5番渡邊清美君。
○5番(渡邊清美君) 今後、第2波が考えられます。児童に感染者が発生した場合、学びの保障が必要だと思われますが、対応は、今までのインフルエンザ同等の対応なのか、特別にコロナウイルス感染症の対応なのかをお伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) コロナウイルスのほうもインフルエンザと同じように出席停止扱いというような形にしておりますので、そういう休みの取り扱いに関しては同じ扱いでございます。
○議長(渡邊俊一君) 5番渡邊清美君。
○5番(渡邊清美君) 同じ質問にはなるのですが、学校に1人感染者が出た場合、学校全体を休ませるのか、クラスで休ませるのか、それとも市内全ての学校を休ませるのか、お伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) そちらに関しては、感染者の人数、状況、そういった部分に応じて、県、国、それから、保健所からの指導によりまして、対応が異なっておりますので、そちらの指導を仰ぎなからやっていきたいと思っております。
○議長(渡邊俊一君) 5番渡邊清美君。
○5番(渡邊清美君) 質問を変えます。
避難所での対応ですが、昨年なんですけれども、避難所に段ボールの仕切りを準備するということになっていましたが、配置状況はどのようになっているのか、お伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 防災安全課長。
○防災安全課長(星 英樹君) 段ボールベッドと併せて、現在、見積りを徴取しているというところでございます。あまりたくさんのストックはできないというところもございますので、防災協定と併せて、どのくらいのストックが必要かというところを見ているところでございます。
○議長(渡邊俊一君) 5番渡邊清美君。
○5番(渡邊清美君) 「3密」を避けるためにも避難所で分散していただくという話でしたが、車での避難も考えられると思いますが、避難所での駐車場の整備はどのようになっているのか、お伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 防災安全課長。
○防災安全課長(星 英樹君) 公民館、それから、学校等の指定避難所につきましては、駐車場、十分ございますが、一時避難所として使用している町内会館等は、利用する方も近くの方が来られるということでございますので、その辺については駐車場はあまり、二、三台程度かなというふうには思っております。
○議長(渡邊俊一君) 5番渡邊清美君。
○5番(渡邊清美君) すみません。ちょっと質問が前に戻るのですが、少人数制学級にするに当たって、教職員の増員、今回の、皆さん、長時間労働を強いられているみたいなのですが、増員とかは考えていないのか、お伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) 学校自体の先生の増員は、県のほうの配置ということになっておりますので、市での、教育委員会での単独の増員というのは、ちょっとそちらのほうは難しい状況です。
○議長(渡邊俊一君) この際、午前10時45分まで休憩をいたします。
午前10時30分 休憩
午前10時45分 再開
○議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
16番安住稔幸君。
○16番(安住稔幸君) それでは、私の一般質問をさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症における今後の対策を問うでございます。これまでの議案審議、そしてまた、同僚議員の一般質問と大分重複するところはございますが、通告のとおり、質問させていただきます。
感染者数が減少し、緊急事態宣言が解除されました。このまま収束してほしいと願うばかりでございます。しかし、感染拡大の第2波、第3波が懸念され、油断することなく、より一層の気の引締めが大事と思っております。
富谷市の特別定額給付金の支給状況は、6月8日時点で、対象者世帯1万8,672世帯に対し支給率は96%で、県内でトップクラスの迅速な対応となっております。
4月は、緊急小口資金などや生活の困窮に関する相談等が大変多かったようでありますが、特別定額給付金の支給が速やかに行われたことにより、5月のこれらの相談等は大幅に減少したと聞いております。市長の陣頭指揮の下、職員が休日を返上して支給作業に当たった迅速な対応の表れと思います。高く評価するものでございます。早い支給に、市民から「富谷は速い」、「富谷はすごい」、「一息つけました」などの声が聞かれております。
また、国の支援策への対応についても、市は迅速に対応していただいております。そして、市の独自支援策も打ち出され、国の施策では該当しない漏れた方々の支援についても手を打っており、市民から大変助かったとも聞いております。
経済状況は未曽有の悪化となっており、今後も長期にわたり景気の悪化、低迷は続くと予想されております。富谷市においても、自粛要請などにより業種にかかわらず、また、市民生活に広範囲に影響が出ております。収入の減少など市民の生活、事業者の状況は逼迫しており、思い切った支援が求められております。
新型コロナウイルス感染症におけるさらなる対策を求め、質問いたします。
1、富谷市民図書館や(仮称)やすらぎパークとみや等の事業の今後の見通しは。
2、大きな事業は先延ばしをし、腰を据えてコロナに関する対策に取りかかるべきではないか。
3、コロナに関する富谷市独自の支援策の事業費総額は。
4、特別定額給付金等の支給状況と未申請者への対応は。
5、企業や店舗等の事業者へのアンケート調査、市場調査の実施は。
6、地方創生臨時交付金の活用は。
7、各種税、市営住宅の家賃、小中学校給食費、保育料、とみや放課後児童クラブ利用料、奨学金貸付け、災害援護資金貸付け等の納税、支払い、返済の猶予及び減免は。
8、テイクアウト利用促進事業の対象者に小規模の小売店舗等への拡大及び増額は。
9、割増商品券事業の早期実施は。
10、妊産婦へのタクシー券の助成は。
11、相談支援専門員、民生委員児童委員等の方々への慰労金の支給やマスク、消毒剤の支給は。
12、マスク、消毒剤等の感染予防用品の学校や施設への配布及び備蓄は。
13、みやぎお知らせコロナアプリの周知啓発。
14、クラウドファンディングの参加者、これは県で進めておりますものですけれども、クラウドファンディングの参加事業者募集の周知啓発は。
15、GIGAスクール推進とオンライン授業の体制の構築は。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(渡邊俊一君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生市長。
○市長(若生裕俊君) それでは、ただいまの安住稔幸議員のご質問にお答えをさせていただきます。
質問件名、新型コロナウイルス感染症における今後の対策を問うの問い1、富谷市民図書館や(仮称)やすらぎパークとみや等の事業の今後の見通しにつきましては、市民図書館は令和4年度の開館、(仮称)やすらぎパークとみやにつきましては令和5年度供用開始の予定としております。両事業ともに新型コロナウイルス感染症に起因したスケジュールの大幅な遅れは現在のところございませんが、感染拡大の状況次第では今後影響が出ることも想定されますので、引き続き事業者と協議しながら、適切な進捗管理に努めてまいりたいと考えております。
なお、市民図書館につきましては、今回新たに複合施設整備に向けた基本方針を策定する予定としておりますので、全体的なスケジュールの精査につきましても、併せて検討を進めてまいりたいと考えております。
また、(仮称)やすらぎパークとみや整備事業につきましては、先日の議会全員協議会でご説明のとおり、用地取得に向けた交渉並びに特別会計設置なども進めてまいりたいと考えております。
問い2と問い3につきましては関連がありますので、併せてお答えをいたします。
まず、大規模事業については、ただいま申し上げたとおりですが、今年度予定しておりました街道まつりや七ツ森ハーフマラソン大会の開催延期、マーチングフェスティバルの中止など、既に所要の対応を講じておりますことにご理解をお願いいたします。
次に、本市独自の支援策とこれまでの経緯につきましては、改めて申し上げます。まず、支援策の第1弾としまして、令和元年度の補正予算に融資保証料補給事業1,500万円を計上し、具体的な支援をスタートさせました。年度が改まった今年4月には、国の特別定額給付金支給への準備作業を迅速に行う一方で、第2弾の独自支援策として、店舗等賃料補助事業やひとり親家庭等緊急支援事業などに2億6,700万円を計上いたしました。さらには、第2弾の補正予算をご審議いただいた4月30日の当日には、第3弾の追加経済支援策の取りまとめに着手いたしました。
こうした経緯を経た第3弾の支援策といたしましては、補正予算でもご審議のとおり、新生児特別定額給付金給付事業や緊急学業支援金貸付事業に加え、2か月分の給食費や上下水道の基本使用料の納付免除など約3億2,500万円を計上しております。
以上、これまでの本市独自支援策の事業費総額は、宮城県の休業等協力金の負担分を含め、7億2,800万円を超えた支援策を講じております。
なお、このような多額の財政出動及び財源を迅速に速やかに捻出できたのは、これまでの行革の大きな成果であるとも認識をしているところでございます。
問い4、特別定額給付金等の支給状況と未申請者への対応につきましては、初めに、一律10万円を支給する特別定額給付金につきましては、6月12日現在、申請世帯は1万9,067世帯、97.7%、支給世帯は6月18日振込予定分まで含めますと1万9,061世帯、97.6%となっております。また、未申請者への対応といたしましては、市ホームページや再通知等により勧奨を行ってまいりたいと考えております。
なお、民生委員児童委員の方々に対しまして、独り暮らし名簿、二人暮らし名簿、避難行動要支援者名簿の更新作業の際、申請手続が進んでいるかの確認や記載方法等のアドバイスなどの支援をお願いしております。
次に、市の独自施策として対象児童1人目2万円、2人目以降1万円を加算して支給するひとり親家庭等緊急支援金につきましては、申請のあった270世帯へは全て支給が完了しております。未申請の残り1世帯に対しましては、電話や再通知による勧奨を行っているところであります。
また、対象児童1人当たり1万円を支給する子育て世帯への臨時特別給付金につきましては、一般支給対象者への支給は今月26日を予定しております。
なお、申請が必要となる公務員支給対象者につきましては、今月1日から申請書受付を開始しており、一般支給対象者への支給完了後、速やかに支給開始できるように準備を進めているところでございます。
問い5、企業や店舗等の事業者へのアンケート調査、市場調査の実施につきましては、本市におきましては、各種業種の売上げが減少し経営状況が逼迫している状況は、経済対策をいち早く実施したことから、各種経済対策申請を通した直接の声やくろかわ商工会との情報交換により一定程度把握できております。このことから、現時点でのアンケート調査は考えておりませんが、引き続き関係機関との連携を図るとともに事業者の声に耳を傾けながら、実態把握に努めてまいりたいと考えております。
問い6、地方創生臨時交付金の活用につきましては、先日の菅原福治議員のご質問にお答えしましたとおり、本市の第1次分の交付限度額は1億3,945万8,000円となっており、さきの4月臨時会においてご可決いただいた本市独自の経済対策を中心に充当することとしております。
問い7、各種納税、支払い、返済の猶予及び減免につきましては、まず、市税等の徴収猶予につきましては、広報とみや5月号への掲載や各税目の納税通知書同封チラシにより周知しております。また、国保税等の各種保険料につきましては、減免規定を制定し、広報とみや6月号への折り込みや市ホームページで周知しております。
次に、市営住宅の家賃徴収の猶予及び減免につきましては、本市の公営住宅条例で、特別の事情がある場合、家賃を減免し、または家賃の徴収を猶予することができることとしておりますので、入居者の事情に配慮して相談に応じていきたいと考えております。
次に、小中学校の給食費につきましては、学校の臨時休業等により収入が減少するおそれのある子育て世帯の経済的負担軽減、また、分散登校への負担等を踏まえて、今回、緊急的な措置として公立幼稚園及び小中学校の給食費6月分及び7月分を無償化とし、免除することにいたしました。
次に、保育料の減免につきまして、減額、免除等はしておりませんが、4月と5月分については利用実績に基づき日割計算としております。
次に、富谷放課後児童クラブ利用料の免除につきましては、全額免除とはしておりませんが、利用実績に応じた対応としております。
なお、4月、土曜日及び延長利用料を、6月は延長利用料を利用実績にかかわらず免除いたしました。
次に、奨学金貸付けにつきましては、富谷市奨学金貸付規定に基づき償還猶予の措置を取っております。
最後に、災害援護資金貸付金につきましては、一時的に支払いが困難な場合には支払いを猶予することが可能となっております。
問い8、テイクアウト等利用促進事業につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う「3密」防止や外出自粛等により売上げが減少している飲食店等を支援することを目的に実施するものであります。また、本市では、テイクアウト等利用促進事業のほか、割増商品券の実施や持続化給付金や休業協力金の対象とならない事業者で前年同月と比較し売上げが20%以上減少した事業者に対し20万円の補助金を交付するなど、小規模の小売店等も含め、経済支援対策を講じていくこととしております。
問い9、割増商品券事業の早期実施につきましては、緊急事態宣言が解除されたことにより、経済活動は徐々に再開されてきている状況にあります。本市では、経済の回復軌道へのステップアップとして、今月からテイクアウト利用促進事業を実施し、8月には割増商品券事業を実施するなど、段階的な経済支援対策を実施してまいりますので、ご理解をお願いいたします。
問い10、妊産婦へのタクシー助成につきましては、厚生労働省では、妊産婦の外出につきましては過度な心配はありませんとした上で、日頃の健康管理の徹底及び「3密」を避けることなどを求めており、本市といたしましても健診など必要不可欠な外出以外は外出を控えるなどの啓発を実施しているところであります。
また、感染のリスクが心配なほとんどの方はご自身やご家族の自家用車を利用されておりますことから、現時点でのタクシー助成という形での支援は予定しておりません。
妊婦さんの感染予防対策といたしましては、2月よりマスクの配布を行い、現在も継続しており、今後もできる限り妊産婦さんに寄り添った支援をしてまいりたいと考えております。
問い11、相談支援専門員、民生委員児童委員等の方々への慰労金の支給やマスク、消毒剤の支給につきましては、本市では慰労金の支給は行っておりませんが、障がい者介護等の支援に従事いただいている職員の皆様の感染予防として、各施設に対して、企業よりご寄附いただいたマスクを4月及び5月に配布をしております。また、国からは布マスクを、県からは消毒剤が配布されております。民生委員児童委員につきましては、政府の緊急事態宣言の解除を受け、今月より感染予防対策を講じて安全に訪問活動等を行っていただくために、本市より5月下旬にマスクを配布いたしました。
問い12、マスク、消毒剤等の感染予防用品の学校や施設への配布及び備蓄につきましては、まず、庁舎等には1月30日より各課窓口及び出入口に手指アルコール消毒液を設置し、4月14日からはアクリル板を設置するなど飛沫感染の防止に努めております。また、手指アルコール消毒液は、既に十分な量を備蓄しておりますことから、使用状況に応じて適宜配布してまいります。
次に、学校関係につきましては、手指アルコール消毒液をはじめ、教職員用フェイスシールド、非接触型体温計を配布しております。さらに、児童生徒用マスクとして市内外の事業者様より多数のご寄附を頂くとともに、県教育委員会より各学校へ予備マスクも配布されている状況であります。
問い13、コロナアプリにつきましては、過去にクラスターが発生した業種の店舗等が独自に取り組む店舗の信頼確保や利用者への安全安心の提供、店舗における感染拡大防止等の対策を支援するために、宮城県が5月25日から運用を始めた事業になります。活用に当たりましては、アプリに登録されている店舗等を利用する場合に事前にアプリにメールアドレスを登録することで、当該店舗等で感染が認められた場合に登録したメールアドレス宛てに感染情報等が届く仕組みになっております。当該アプリにつきましては、感染情報を迅速に入手できるツールの一つとして有効であるため、今後、市ホームページ等でも周知啓発してまいりたいと考えております。
問い14、宮城県が実施する観光関連施設をクラウドファンディングで応援する「愛するみやぎドットコム」については、実行委員会事務局より県内市町村に5月27日付のメールで周知依頼がございました。このことを受けて、本市ではくろかわ商工会と連携し、今月2日付で市内の対象事業者の皆様へ参加募集を依頼したとともに、クラウドファンディング受付期間となる6月30日から7月30日に合わせて、広報とみや7月号をはじめ公式ホームページやSNS等を通し広く周知することとしております。
問い15、文部科学省のGIGAスクール構想については、既に高速大容量ネットワークの構築について工事業者も決定し、今後、小中学校での工事が始まります。また、先日の出川博一議員のご質問にお答えしましたとおり、新型コロナウイルス感染症に係る政府の緊急経済対策により、学習用端末の整備計画が前倒しとなったことから、本議会の補正予算に補助金分である全児童生徒の3分の2の台数分の経費を計上させていただきました。今後、本市の学校においては1人1台の端末環境が整うことから、オンライン学習等についてもさらに充実を図ることとしております。
以上です。
○議長(渡邊俊一君) 16番安住稔幸君。
○16番(安住稔幸君) それでは、再質問させていただきます。
本当に市長の陣頭指揮の下、多くの支援策を実施していただきまして、本当に市民の方が助かっていると私は思っております。
まず、大きな事業を先延ばしをしまして、2になりますが、腰を据えてのコロナの対策ということでございます。やはり、大きな事業だけでなくて、腰を据えてということでございまして、もちろん大きな事業の様子を見ながら、場合によっては、例えば図書館、本当に一日でも早く開いていただきたい。また、やすらぎパークとみやについても、予定どおりというのは私も望むところでありますが、やはり今回の総額で約7億ほどもかかった、今のところ、富谷独自としましても7億を超す事業費があるという、こういうことを考えますと、やはり市における財政的な負担というか、影響というのは非常に大きいのかなと思います。でありますので、大きな事業を先延ばしをして、腰を据えて行っていくべきじゃないかと思います。
そして、その腰を据えてということでありますが、新しい生活様式、例えば「3密」を避ける、そういったものはありますが、例えば、職員の職場環境の改善、極端な例ということかもしれませんが、例えば、やはりこの庁舎内、庁舎に限らないでしょうけれども、「3密」というほどではないかどうか分かりませんが、「3密」を避けるということを考えますと、やはり狭いというか、ということになりますと、将来的にはやはり増築的なことも考えていくようなことも必要なのかなと思っています。また、テレワーク、そういったようなことも考えていかなければならないのかなと思っております。
また、コロナ感染を想定しました避難所運営につきましても、金曜日に浅野直子議員が質問されておりましたが、やはり、実際に避難所の運営に当たりまして具体的なマニュアルづくり、こういったものもやはりしていくべきではないかなと思っております。
そういったことを考えて、そういったものを含めた全庁的な腰を据えてのコロナに関する対策に今後取り組むというようなことで、私はちょっと考えておりました。これらのものにつきましてどのように市のほうでお考えなさっているのか、まず一つお聞きいたします。
続きまして、4番目の特別定額給付金等の支給状況と未申請者への対応ということで、再通知というようなお話でございました。実際に、今のお話を聞きますと、多分、未申請者の状況というのでしょうか、大まかなものは分かってはおられるのかなと思うんですが、その辺につきまして、対応につきまして、今、民生委員の方云々という話もお聞きしましたが、改めて、ある程度の状況というのはつかめているものかどうか、お聞きいたします。
続きまして、10番目であります。妊産婦へのタクシー券の助成でございます。やはり、妊産婦の方であっても、心配なんでしょうけれども、国のほうで示すように、それほどでもないようなことがありますが、しかしながら、やはり感染すると大変でございますので、そして、公共交通機関をやはり利用されているというのが非常に恐怖というか、そういうこともありますので、利用者数が少ないかもしれませんが、その辺、やはり家庭の事情もあり、必ず自分なり、家族なりの車で行くとは限りませんので、この辺のことを再度検討していただきたいということで思っておりますが、いかがでしょうか。
続きまして、11番目の民生委員児童委員等への慰労金、実際にそういうところもございます。慰労金、お金でなければいけないということではありませんが、例えばマスクもそうですけれども、消毒剤の配布などもやはり考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
そして、続きまして、オンライン授業についてお聞きいたします。先ほど、やはり年度内というか、3月までのもので授業をきちんと進めていかなければならないというようなお話がございました。例えば、土日等の学校休業日における家庭学習でのオンライン学習、いわば家庭内で予習復習のできるような体制、また、つまずきやすい課題について、そういったときにオンラインとして家庭でできる。こういったものがやはりあるといいのかなと思いますが、この辺についてどのようにお考えなのかお聞きいたします。
以上でございます。
○議長(渡邊俊一君) 避難所については通告ありませんので、答えさせません。
若生市長。
○市長(若生裕俊君) まず、最初に、大きな事業を先送りしても腰を据えてというご質問、ご意見でございました。まずは先ほども答弁しましたが、今回、第1弾、第2弾、第3弾と、他自治体よりも先駆けて富谷は積極的に対策を講じてまいりました。総額7億を超す予算を投じているわけでございますが、これができたのも、先ほど答弁で申し上げました、富谷は行革に取り組んできた結果、やはりそういう意味では財政調整基金をしっかりと蓄えたことで、速やかにこういった危機的な状況のときに積極的に打ち出すことができたというのは、本当に行革の効果だというふうに思っております。それはそれとして、そのために今回は、やはり優先すべきこととして、今回はコロナ対策ということで、積極的に財政調整基金を活用しながら、今、今度は第4弾に向けて取り組んでいくわけでございますが。それはそれとして、あとはやはり大型事業につきましては、やはり図書館なり、やすらぎパークにつきましても、これはこれで別な大きな意味があるものですので、これはこれでやっぱりしっかりと進めながら、時間を要するものですので、それはしっかりと進めながら、コロナ対策につきましては、先ほどあったいわゆる新しい生活様式に移行するにつきましても、第4弾として、これから既に今庁内で積極的にいろいろな知恵を出し合っていただいておりますので、そういったところも含めて、またなお国の交付金も活用しながら、さらに積極的に取り組んでまいりたいというふうに思いますので、ご理解いただければというふうに思います。
給付金の未申請者につきましても、先ほど答弁しましたが、ほとんど今順調に進んでおります。
なお、未申請者につきましては、これからやはり独り暮らしの家庭さんとかそういうところは民生委員児童委員さんのご協力をいただきながら、これから確認をしていきたいと思いますし、なお、勧奨につきましても、今、様子を見ながら6月、7月ぐらいの頭にもう一回、再通知を行っていきたいというふうに考えております。
妊産婦へのタクシー助成につきましては、これは実は、ご意見もごもっともだというふうに思っておりますが、ただ、当初、やっぱりタクシーで感染したというニュースが出たこともありまして、実は正直、タクシーを利用することに不安を持っている方々がたくさんいるということもありますので、今のところ、タクシー助成については、そういった背景もあって、極力まず外出は控えていただきたい。特に妊産婦さんは不要不急の外出は控えていただきたい。そして、外出する際にも、安心できるマイカー、もしくは知り合いの方にお願いをしてということが安全、感染予防の感じでも、あと、ご本人もそういう意向が今強いというふうに伺っておりますので、ご理解いただければというふうに思います。
民生委員児童委員さんに今後いろいろお世話に、これからさらに、先ほどお話ししたように、独り暮らしのご家庭等、要支援者家庭等にお邪魔するものですから、そういったときにマスクと併せて消毒液につきましてはちょっと担当のほうと検討をさせていただきたいというふうに思います。
GIGAスクールにつきまして、オンライン、今回おかげさまで前倒しで、これもいち早く今年度中にしっかりと1人1台が実現することができます。これを踏まえて、富谷はこれまでも教育委員会、率先してオンライン学習に取り組んできていただいて、それなりの成果も出ていますので、これからは逆に、1人1台の環境が整うのと併せて、通常の学校生活と併せて有効に活用していきたいというふうに考えております。
○議長(渡邊俊一君) 「3密」のテレワークについて。
○市長(若生裕俊君) 「3密」も併せて、テレワークにつきましても、いわゆる新しい生活様式ということで、今回第4弾の一つの政策として、ある意味、テレワークの促進なり、そういった環境整備も必要だというふうに考えておりますので、それはそれとして、やはり独自のある意味財調基金も使いながらしっかりと取り組んでいきたいというふうに考えております。
○議長(渡邊俊一君) 安住議員、答弁漏れないですね。(「ありがとうございました」の声あり)
この際、午前11時25分まで休憩いたします。
午前11時16分 休憩
午前11時25分 再開
○議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) それでは、通告に従いまして、2件の質問をさせていただきます。
1件目です。コロナウイルスへの経済的支援策強化を。
新型コロナウイルス感染拡大による自粛の影響から、経済活動、生活への影響が大きくなっておりました。本市として第3弾の独自支援を打ち出しており、事業者の皆様、市民の皆様から大変喜びの声をいただいており、私としてもうれしく感じているところです。
しかし、コロナの経済的な影響は計り知れない側面もあります。昨日、東京で47人新たに感染したというような状況も報道されておりまして、気を緩めるとすぐに拡大するということ、これは本当に第2波の影響への懸念をしております。今後の影響も計り知れないところもあるんですけれども、今後も支援の拡充策をしっかりと求めていきたいと思います。
今回の質問は、第3弾発表前のものでありまして、実現していることもありますけれども、通告のとおり、質問させていただくことをご了承ください。
質問項目1、コロナウイルスに対する事業者への支援の対象者を増やす必要があります。家賃補助では売上げ50%減での限られた事業者しか申請できません。3割減でも大変厳しいという声を伺っております。具体的には売上げ20%減少から補助対象にしてはどうか。
(2)富谷市店舗等賃料補助事業は、自宅兼店舗の事業者は対象になりません。経済的困窮は同じであり、対象の拡大が必要では。
3番、県内自治体の多くの市では、中小企業振興資金の利子に関して全額給付をしております。富谷市は半額であり、全額給付を検討してはどうか。
4番、放課後等デイサービス事業者が減っておりますが、休校に伴い預かる時間が長くなり、職員のパートをふやし、人件費がふえたという状況だと伺っております。厚生労働省の通達では、臨時休校に伴うデイサービスの欠席、基本報酬にカウントをとして用いることができるとしているのですが、利用していないときに1割の負担を求めなければならず、支払いを拒否されると徴収は厳しい状況だそうです。市として利用者への補助ができないか、伺います。
5、また、放課後等デイサービスは市外からの利用者もいるため、補助を近隣自治体と連携することや、県や国への自己負担1割負担分の補助金を求めるべきではないでしょうか。
6、自治体に配られる新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が少な過ぎるために、増額を国に強く求めていただけないか、お伺いいたします。
7、緊急事態宣言が解除されたといっても、民間の仕事はなかなか戻っていない現状もあります。財政調整基金の思い切った活用で市民の暮らしを支える決意が必要ではないでしょうか。
8、コロナウイルス感染拡大の第2波が心配されます。想定される問題点の把握、対策を検討する必要があるのではないでしょうか。
9、事業者へのコロナの影響をどのように把握し、分析、対策を立てているのか、伺います。
続いて、2点目です。学生への緊急支援策強化は。
2018年度に入学した学生の授業料平均額90万4,146円となり、過去最高を記録しております。初年度の負担額は平均約146万円にも上り、7年連続の増加だそうです。日本の大学の学費は国際的にも異常に高いというものです。しかし、年々仕送りは減る一方で、授業料は高くなっております。日本は、バイトで生活費や学費を稼がざるを得ない学生の状況があります。コロナウイルスの自粛によりバイトができず、多くの子育て世帯や学生は困難な状態にあり、教育機会の格差が広がる懸念があります。
高等教育無償化プロジェクト(FREE)が4月29日に発表した調査によりますと、コロナの影響により2割を超える学生が退学を検討しているという悲惨な状態が明らかとなっております。22日の中間報告では7.8%だったものが、時間の経過により増加をしていたという結果です。バイト収入がゼロになった学生、3割近くになっているそうです。県内の調査では約4割が収入がなくなったと回答しておりました。
国は困窮学生に最大20万円の現金給付を閣議決定したんですけれども、5月20日の河北新報の記事によると、「対象が狭く、全ての学生らの10人に1人にすぎない。不十分と言わざるを得ない」というように指摘をしておりました。特にNPO法人アスイクの4月の調査では、支援世帯の半数以上が収入が減り、2割は貯金を切り崩しても生活自体が成り立たないと回答しています。回答の92%が母子家庭であり、支援を充実しなければならないと感じております。
日本の未来そのものである若者たちがコロナのために中退するようなことがあれば、これは社会的損失にもつながってしまいます。コロナの影響は今後も続くと見られ、学生への手厚い支援が必要です。
質問に移ります。
兵庫県明石市が50万円を無利子で貸付けするそうです。亘理町は、大学生、専門学校生に20万円を無利子で貸付けを行う特別奨学金制度を創設します。富谷市でも、現状の無利子貸付金の枠を拡大すること、コロナ対策として特別奨学金制度創設の検討は。
2、給付型奨学金の創設はどうか。
3、母子世帯など困窮世帯に特化した奨学金を設置できないか。
4、アルバイトの休業補償を創設してはどうか。
5、LINEなど相談窓口の設置が必要ではないでしょうか。
以上です。
○議長(渡邊俊一君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生市長。
○市長(若生裕俊君) それでは、ただいまの藤原 峻議員のご質問にお答えをさせていただきます。
質問件名1のコロナウイルスへの経済的支援策強化をの問い1と問い2につきましては関連がありますので、併せてお答えをさせていただきます。
本市では、さらなる支援を展開するため、経済支援対策第3弾といたしまして、新たに2つの市独自の支援対策を実施することとしております。
まず、売上減少事業者支援事業といたしまして、売上減少が20%以上50%未満で持続化給付金や休業協力金の対象外となった事業者を支援するため、一律20万円の補助金を交付することといたしました。
次に、店舗等借入償還補助事業といたしまして、本市では、継続的に事業を展開している事業者を支援するため、市内で事業を営むため融資を受け、土地または建物を購入、もしくは建設し、償還している事業者のうち、前年同月と比較して50%以上減少した事業者に対して、上限5万円、3カ月分の補助金を交付することとしております。
問い3、中小企業振興資金の利子の全額給付を検討してはとの問いでございますが、本市では、中小企業振興資金の融資制度を利用した場合0.5%の利子補給を実施しております。県内におきましては利子を全額補給している自治体もあるところではございますが、現在、宮城県新型コロナウイルス感染症対策資金等、民間金融機関においても保証料、利子が減免または免除される制度も創設されておりますので、これらの制度を活用していただければと考えております。
問い4と問い5については関連がありますので、併せてお答えをいたします。
厚生労働省通知により、感染症予防のため放課後等デイサービスを欠席する児童に対し、事業所が居宅への訪問、電話等可能な範囲での支援の提供を行ったと市町村が認める場合には、通常提供しているサービスと同等のサービスを提供しているものとして報酬の対象としております。その際の利用者負担分に関しましては、5月13日の厚生労働省通知により、サービス提供事業者が電話等による代替的な方法で提供するサービスを利用したと都道府県が認めたものについては、4月1日に遡り、国2分の1、県4分の1、市4分の1補助する旨の一部改正を行っております。具体的な請求方法等につきましては、今後、宮城県からの通知が届き次第、事業所にお知らせをいたします。
問い6、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、当初は総額1兆円の予算でしたが、全国知事会・市長会・町村会の緊急提言により、先月下旬に2兆円が増額される2次補正予算案が閣議決定されたところであります。現段階では、この増額分の配分や使途が明確ではありませんので、それらが決定されましたら、本市の各種対策の状況を踏まえ、増額要望の必要性を検討したいと考えております。
問い7、財政調整基金の思い切った活用につきましては、本市ではいち早く三度にわたる支援策を打ち出しており、コロナ対策への財政調整基金の活用額は既に2億8,000万円を超えており、他の事業への活用も含めると、本年度の財政調整基金の活用額は6億600万円に上り、多額の財政出動を行っております。
しかしながら、財政調整基金につきましては、今回のコロナのような想定外の事案に対処するために積み立てを行ってまいりましたので、今後につきましても、財政秩序に配慮しながら最大限活用してまいりたいと考えております。
問い8、第2波への対策につきましては、今後の感染拡大の大きさにもよりますが、宮城県内の感染者数の状況によっては、緊急事態宣言の対象地域に再指定され、再び外出自粛や休業要請が出される可能性があります。そのような場合、地域経済や市民生活への影響はさらに深刻な状況となることは避けられないと考えております。
本市といたしましては、県内はもとより、国内での感染状況にも注視しながら、市民とともに新しい生活様式の実践を定着させることが何よりの対策と考えており、感染しない、感染させないに配慮した取組を改めてあらゆる場面で積極的に推し進めてまいります。今後とも、国・県との連携を密にし、感染防止対策を進めてまいります。
問い9、事業者へのコロナの影響をどのように把握し、分析し、対策を立てているかにつきましては、先日の菅原福治議員のご質問にもお答えいたしましたとおり、今月1日付で公表されましたみやぎ経済月報では、3月を中心とした宮城県経済の概要において、新型コロナウイルス感染症の影響などから悪化していると報告されております。また、東北財務局が11日にまとめた東北の4月から6月期の法人企業景気予測調査によると、企業の景況判断指数は前期比30.1ポイント低下のマイナス51.9と、新型コロナウイルス感染症の拡大で景況感は急速に悪化し、2004年度の調査開始以降で最悪と見込まれております。
本市においては、これまで必要な支援策を迅速に実施してきたところであり、今後とも消費の動向や経済活動の状況を注視しながら、必要な対策を行ってまいりたいと考えております。
質問件名2の学生への緊急支援策強化はの問い1、特別奨学金制度の検討につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う独自支援策の第3弾として、緊急学業支援金貸付事業を実施することといたしました。この制度は、新型コロナウイルス感染症の影響で学費を支払えず、退学が危ぶまれている学生に対し、当面の学業資金として前期分を貸し付けることにより、学業の継続を図ることを目的とするものであります。貸付額は1人当たり30万円を上限とし、無利子で、保証人も不要とし、貸付けを行います。
なお、制度の実施につきましてはスピード感が重要であり、申請及び交付を速やかに行うため、富谷市社会福祉協議会において業務を実施していただくことといたしました。
問い2、給付型奨学金の創設につきましては、2月の定例会でも同様のご質問をいただいており、同じ答弁になりますが、給付型奨学金につきましては、富谷市奨学生選考委員会におきまして検討を行ってまいりました。奨学金制度の継続性や安定性、その財源を含め、給付対象者を選考する基準等の公平性を保つためには、本市が独自に行うことは大きな課題があることから、現段階では、創設の予定はございません。
問い3、母子世帯など困窮世帯に特化した奨学金につきましては、現在運用しております富谷市奨学金貸付事業は、成績や所得の制限を設けておらず、間口を広くし、必要とする方に利用しやすい条件としておりますので、母子世帯に限らず、どなたでも利用できる奨学金の貸付制度となっております。
問い4、アルバイトへの休業補償につきましては、現在、国において給付金等の検討をしており、また、各大学においても独自の支援策などを実施している状況であります。本市といたしましては、先ほど申し上げました緊急学業支援金貸付事業を実施し、この支援策をもって学生への支援に取り組んでまいりたいと考えております。
問い5、LINEによる相談窓口の設置につきましては、若者世代を中心に大変有効なツールと認識しておりますが、即座に対応する体制には課題がありますことから、今のところは電話やメールでの相談を継続することとしております。相談窓口につきましては、危機対策本部の事務局を中心に対応しておりますが、問合せの内容には専門性を有する場合も多く、個別具体の相談となるため、支援策を講じる部署での対応を基本としております。
なお、ワンストップでの対応を進めるため、各種支援策の内容や相談窓口を容易に把握いただけるように、5月29日に支援メニューの一覧を市ホームページに掲載し、利便性の向上を図ったところであります。
9日にご承認いただきました第3弾の経済対策につきましても、いち早く活用していただくために11日までに順次掲載を完了させたところでもございます。
以上です。
○議長(渡邊俊一君) これより藤原 峻君の質問は一問一答により行います。6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) 本当に様々な支援を第3弾として実現しているということで、本当にうれしく思っております。すばらしいなと思います。
店舗等借入償還補助事業に関しまして質問させていただきます。こちらなんですけれども、返済中の方が対象になっているということなんですが、返済を終えている富谷市の事業者さんもやっぱり税金を今までずっと払ってきた方がいらっしゃると思うんです。そういう方たちが対象にならないような状況だと、やはりかなり残念なことだと思うんですけれども、それについて見解をお伺いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 産業観光課長。
○産業観光課長(神田能成君) ただいまのご質問でございますけれども、当然、売上げ減少して、土地をお持ちの方、建物をお持ちの方であっても、逼迫している状況には変わりないのかなというふうには認識しているところでございます。一方で、今回、こちらの事業を実施するに当たっては、実際に償還をしなければならないということで、償還が済んでいる人と、大分、支払わなければならないという負担感があるんじゃないかということで検討しまして、大変恐縮なんですけれども、既に支払いが済んでいる方については一定の資産ということで考えていただいて、まだ償還が済んでいない方については極力負担感がないような形で支援をさせていただければということで、今回の対策内容になったところでございます。
○議長(渡邊俊一君) 6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) おっしゃることも大変よく分かります。本当に返済している方というのは本当に大変だと思うので、この事業は大変喜ばれることだと思います。ただ、ちょっと気になっているところは、例えば20%減少、50%減少というもので、いろいろな支援策がある中で結構ばらばらになってきているんですけれども、現状で、富谷市のほうに申込みがあるような、50%ぐらい、20%ぐらいの減少だとどのぐらいの金額になるのか、お伺いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 産業観光課長。
○産業観光課長(神田能成君) 店舗等につきましては、賃料の2分の1、上限5万円という形での補助でございますので、補助金額とすると15万円ということになります。実際にどれだけの賃料なりを支払っているかということになると、やっぱりそれは、そちらにつきましては各事業者によって大きく異なるというところでございます。
○議長(渡邊俊一君) 6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) すみません。ちょっと質問が悪かったかもしれないんですけれども、実際に事業者の方の20%とか、50%減少しているというふうな基準があると思うんですけれども、大体平均でいうと、20%、50%というと、どのぐらいの減少があった額になるのか、お伺いしたかったんですけれども、把握していれば。
○議長(渡邊俊一君) ちょっと質問の仕方が悪いんだな。数としてどのくらいの比率があるかということを聞いているのですか、今。
○6番(藤原 峻君) いや、事業者さんのマイナス分についてのことなんですが。
○議長(渡邊俊一君) 若生市長。
○市長(若生裕俊君) コロナの影響を受けて、いろいろな申請を拝見していますと、頂いていますと、やはりそれは事業者の規模によって全く違います。いわゆる月商の範囲で何十万単位の事業所もあれば、何百万、何千万単位でそれは減少している、事業規模が大きく違いますので、それに伴って20%、50%の額も比例して違うわけですので、そこは本当に大きな差があります。
○議長(渡邊俊一君) 6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) ご指摘のとおりだと思うんですけれども、やっぱり大きいところであればより従業員の方も大きいですし、お金がやっぱりよりかかる、市からの交付金だけでは全然足りない。今回新たに補正されたということもあるんですけれども、国のほうで家賃の増額もされたりしてはいるんですけれども、今後、富谷市として、先ほど第4弾についても言及されていたんですが、今後、どのような形で地元の事業者の皆様への支援を検討していくのかということで、今の現時点で分かる範囲で何かお答えいただければありがたいです。
○議長(渡邊俊一君) 若生市長。
○市長(若生裕俊君) そういった今回対象にならなかった人を救済するという意味で、今回、20%減の人たちに対して20万円の給付の制度を設けたところでございます。
なお、今後につきましては、やはりその事業規模の大きいところを含めて、これはやはり国がやるべきことは国が今進めておりますし、県がやるべきこと、市がやれることを今最大限、第1弾、第2弾、第3弾で行っておりますし、第4弾につきましては、今回のまたさらに必要な支援策、または併せて新しい生活様式に合わせた対策ということを含めて、今検討している最中でございます。
○議長(渡邊俊一君) 6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) 第4弾に関しまして、やっぱりいろいろな方からのお声が必要かなと思うんですけれども、具体的にその情報収集に関しまして、先ほどもお答えあったと思うんですが、再度、どのような形で生活者の方であったり、事業者の方たちの声を吸い上げていくのか、お伺いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 産業観光課長。
○産業観光課長(神田能成君) 事業者の声につきましては、本当に、答弁でもございましたとおり、実際にセーフティネット等々で申請されている方の声を直接確認をしております。また、商工会さんとも常に連携を取りながら、どんな対策が有効か、どんなことで困っているかということも把握をさせていただいております。また、土曜日には富谷塾がスタートしました。その中でも、お越しいただいた事業者の方々からも直接の声を聞いて、次なる対策、どんな対策が必要なのかということを協議、検討しているというところでございます。
○議長(渡邊俊一君) 6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) 次の質問に移らせていただきます。
先ほどの答弁ですと、放課後等デイサービスに関しましては、県のほうが認めれば1割分の利用者負担の分は払うということでよかったのか、こちら、確認だけさせていただければと思います。
○議長(渡邊俊一君) 地域福祉課長。
○地域福祉課長(狩野悦子君) おっしゃるとおり、県のほうで、お休みいただいた方に対して事業所が健康チェックをきちんと行っていたというふうな記録をちゃんと取っていただいていることが条件にはなりますけれども、そういったところを加味して、県が認めた場合は国2分の1、県4分の1、市4分の1というふうな補助を行うというふうな改正がなされております。
○議長(渡邊俊一君) 6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) 実際に事業者さんの声を伺っていたので、これは大変本当にありがたいことだなというふうに感じております。
続きまして、2問目の学生への緊急支援対策に関しまして、富谷市の奨学金に関しまして、奨学金のほう、今の金額になったのはいつからなのか、お伺いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) 私が知るところによりますと、創設されたときからというふうには認識しております。
○議長(渡邊俊一君) 6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) 創設されたときからというと昭和38年ぐらいだったでしょうか、確認お願いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) 詳細のほうは、申し訳ございません、調べておりませんが、条例のほうでは38年になっております。
○議長(渡邊俊一君) 6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) 物価に関しまして昭和40年と令和元年を比較したものがあるんですけれども、企業物価指数で約2.1倍、消費者物価指数で約4.2倍に変わっているんですね。その間でもずっと奨学金の改善というのは考えてこられなかったのか、お伺いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) 私のほうが学校教育課長になりまして、議員のほうからもいろいろ要望等をいただきまして、奨学金選考委員会のほうでもそういった部分でも審査をしておりますので、過去においてもそういった部分での審査はしているものと考えております。
○議長(渡邊俊一君) 6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) 時代がやはり変わっているんですよ。例えば大学に関しまして、授業料、昭和50年と比較しまして、国立大学14倍、市立大学4.7倍、公立大学で19倍というふうに変わっているんですよね。時代が変わっているんですよね。負担がどんどん増えているというこの状況の中で、やはり市が主導して、選考委員会もあるとは思うんですけれども、方向性をしっかり示していく必要があると思うんですけれども、見解をお伺いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) 今回のコロナウイルスの状況でもございますように、国もそれぞれの年度に応じて、社会状況に応じて、学生の負担感とか、いろいろな補助とか、そういった部分をいろいろ今まで創設していたりとか補助しておりますので、そちらも国の動向とかそういったものも加味しながら富谷市のほうではやってきたという状況でございます。
○議長(渡邊俊一君) 6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) 時代が変わっているという認識はあるのか、お伺いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) 認識はございますが、やはりお貸しした以上は返していただくというのが原則でございますので、時代の状況の中で、今度は返金に関してやはり生活負担になるということも、そういった部分も考えていかなければなりませんので、総合的に考えて現在の金額となっていると考えております。
○議長(渡邊俊一君) 6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) 消費者物価指数で約4.2倍に変わっているこの状況の中で、全然、昔につくられたもの、何十年前ですよね、50年ぐらい前ですかね、その奨学金から全然何も変えていないというのは、これは大変本当に残念なことだと私は個人的には思っています。
続きまして、今回の緊急学業支援金貸付事業につきまして、これは本当にすばらしい事業だと私は思います。本当にありがたく思います。こちらの事業に関しまして、例えば納付が困難だという証明といいますか、それはどのように確認される予定なのか、お伺いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 教育部長。
○教育部長(荒谷 敏君) こちらにつきましては、償還になりますので、十分、その対象者の方と今後の償還について協議を進めていくということです。その中で、例えばほかに債務のある方もいらっしゃると思いますので、そういった部分を十分把握しながら、卒業後5年間で返済いただけるようなプランをつくっていくと、そういったところの相談業務を行うということでございます。
○議長(渡邊俊一君) 6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) すみません。また質問がちょっと悪かったかもしれないんですが、対象者となるための、要は、前期分の学費の納入が困難だという証明というのは、これはどのような形で確認するのか、お伺いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 教育部長。
○教育部長(荒谷 敏君) これは本人からの申し出、プラス、大学からの証明書的な、そういったものをつけていただくというような形で確認をするということでございます。
○議長(渡邊俊一君) 6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) すみません。私ちょっと不勉強で申し訳ないんですけれども、大学のほうの未払いの証明書というのは出しているということでよかったか、お伺いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 教育部長。
○教育部長(荒谷 敏君) 今回こういった制度をつくるということもございますので、それに併せて、各大学のほうへもお知らせいたします。その際の必要書類ということで、ご協力いただけるような形でPRをしていきたいと思っております。
○議長(渡邊俊一君) この際、午後1時まで休憩をいたします。
午前11時55分 休憩
午後 1時00分 再開
○議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
11番長谷川る美君。
○11番(長谷川る美君) それでは、通告に従いまして、本日最後の質問となりますが、私のほうから1問、新型コロナウイルス感染防止対策について質問いたします。
初めに、このたびの新型コロナウイルスの感染によりお亡くなりになられた方たちに心からお悔やみを述べさせていただくとともに、その被害により様々な影響を受けられている皆様に心よりお見舞い申し上げます。
4月7日に発令された緊急事態宣言も、5月25日にようやく全面解除となりました。全国各地で止まっていた経済活動も徐々に動き出していますが、外出自粛や休業要請により経済活動が大幅に縮小され、リーマンショックと比べても幅広い業種や地域への影響、そして、より多くの雇用が失われるおそれがあると言われています。外出自粛で収縮した経済の正常化は遠いとさえ言われています。
ところで、本市では、学校給食センターが民間委託となりましたが、コロナウイルスの影響で学校の休校に伴い給食もお休みとなりました。パート職員の方たちのその間の収入についても気になるところです。また、集団感染を防ぐための休校、在宅勤務、外出の手控えが長期化し、家族が顔を合わせる時間が増えることによる家庭内暴力や児童虐待の増加が懸念された中、解除後の継続的な心のケアなどの支援、孤立しがちな高齢者の方たちや環境の変化で不安定になりやすい妊産婦の方たちの相談体制は十分だったのか。視覚や聴覚などに障がいを持った方たちへの生活の支障や持病や精神疾患を抱えている方たちが悪化させることがなかったのかなど、今後徐々に明らかになってくるものと思われます。
感染のリスクがある中、休まず事業を継続してくださった放課後児童クラブの支援員の方たちや保育士の方たちに心から感謝を申し上げます。また、本市におきましても4月3日に1名、7日に1名、16日に3名の感染症患者が確認されましたが、市長はじめ職員の方々の感染拡大防止の取組により、その後、増加することもなく現在に至っていることにも感謝申し上げます。
緊急事態宣言が全面解除となった現在ですが、次なる流行のおそれは常にあるという意識の下、引き続き感染防止を徹底しながら社会経済活動を回復させていかなければなりません。
また、小さな地震が多発している中、感染症を加味した減災への取組も重要であると思われます。
本市における新型コロナウイルスによる影響はどのようなものだったのか検証しつつ、第2波についての備えも必要であると考え、以下質問します。
1、新型コロナウイルス感染拡大による本市への影響とコロナ前の日常に戻るプロセス、そして、今後予想される第2波への備えは。
2、陽性感染者を増やさないために、感染拡大防止策は。
3、感染リスクがある中、とみここの事業を進めていく上で特に留意したことと、どのような相談がありましたか、お伺いします。
4、新型コロナウイルスの影響により家庭内暴力や児童虐待数などに変化はありましたか。また、その予防のために取られていた措置などはありましたか、お伺いします。
5、学校再開後の体制や児童の見守りなどの充実に対する市の考えは。
6、感染リスクがある中で勤務を継続した放課後児童クラブの支援員の方たちや保育士の方たちへの支援策の検討は。
7、ゆとりすとや街かどカフェなどお休みしている中、高齢者の方たちが孤立しがちにならないようにどのような支援を行いましたか、お伺いします。
8、民間委託された給食センターのパート職員の方たちは、学校の休校に伴い、収入などの保障はありましたでしょうか、お伺いします。
9、今後、豪雨や地震など大規模な災害が発生した場合の避難所で感染症のリスクを軽減するための対策は。
以上、よろしくお願いいたします。
○議長(渡邊俊一君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生市長。
○市長(若生裕俊君) それでは、ただいまの長谷川る美議員のご質問にお答えをいたします。
質問件名、新型コロナウイルス感染防止対策についての問い1と問い2については関連がありますので、併せてお答えをさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症拡大による本市への影響につきましては、約3か月にわたり市主催イベントや事業等の中止・延期、市主催以外のイベントや事業活動等の中止・延期の要請、市有施設の利用中止や利用制限など、様々な部分で市民の皆様にご不便をおかけしておりました。今月から段階的に再開はしておりますが、長期にわたる学校の休業、外出自粛や地域における様々な事業、活動等の中止により、子供たちの心身への影響や高齢者のフレイルの進行などが危惧されているところであります。
また、休業要請等に伴い、市内における中小事業者等の影響は特に深刻であると認識をしております。
本感染症につきましては、長期戦が予想され、発生前の日常に戻すことは容易ではないと考えますが、そのプロセスとして、議員の皆様にもお示ししている市が主催するイベント、会議等に関する実施方針に沿って進めるとともに、本定例会冒頭の挨拶で申し上げました各種施策を講じながら、新たな日常と地域経済の回復を進めてまいりたいと考えております。
第2波への備えといたしましては、さきの藤原 峻議員のご質問にもお答えいたしましたとおり、市民の皆様とともに新しい生活様式の実践・定着を進めることが何よりの対策と考えております。今後も感染しない、感染させないに配慮した取組をあらゆる場面で積極的に周知啓発し、市民の皆様とともに実践してまいりたいと考えております。
問い3、母子保健法で定められている健康審査につきましては、緊急事態宣言が発令された4月22日から5月7日までの間はやむを得ず延期の措置を取りましたが、それ以外の期間は、徹底した感染予防対策を講じて実施しているところであります。具体的には、受付の時間、待合の場所を分散し、利用者が「3密」の状態になることを避け、集団指導を個別指導に切り替え、時間短縮とともに利用者の動線が重ならない工夫のほか、定期的な消毒、換気を実施しております。
また、育児全般の個別相談につきましては、育児不安の解消や孤立予防及び虐待防止を図る観点から、中止せず、健診同様に配慮して実施をしてまいりました。主な相談内容といたしましては、健診等の実施や延期に関するもの、予防接種の受け方など、コロナ関連の相談が多くありました。相談を受ける中で、様々な事業等の中止で家に籠もりがちになったことによる育児ストレス等の訴えもありましたことから、そうした際には個別相談や気分転換ができるべりっこルームの案内を行っているところであります。
問い4、家庭内暴力や児童虐待数及び通報事例等につきましては、例年とほぼ変わらない状況となっており、大きな影響は、現時点では確認できません。しかしながら、学校の臨時休業や外出自粛等による児童生徒とその家族の生活が一変し、そのことによる心身への影響が大きいものと認識しております。本市におきましては、家庭相談室、教育委員会、小中学校、幼稚園、保育園、子育て支援センター等の関係機関が連携し、児童生徒及び乳幼児の保護者に対し電話等により定期的に状況確認を行い、児童生徒及び保護者のケアに努めてまいりました。今後とも、関係機関が連携し、児童虐待等の予防に努めてまいりたいと考えております。
問い5、本市では、学校再開後の感染予防対策に万全を期すため、各学校の実情に合わせた新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインを策定し、教員等の研修も行い、児童生徒が安心して安全に学校生活が送れるように受入れの体制を整えてまいりました。また、休業期間が長期となり、子供たちも久しぶりの学校登下校となることから、家庭、地域の皆様及び関係機関等との密な連携の下、交通安全指導を徹底してまいりたいと考えております。
さらに、この長期の休みが子供にどのような影響を与えたのか、学校においてアンテナを高くして見守っていただくよう依頼しているところであります。
なお、気になる様子が見られた際には早期の教育相談等ができるよう対応してまいりたいと考えております。
問い6、放課後児童クラブにつきましては、3月からの学校の臨時休業への対応として、午前8時から午後7時まで、また、土曜日についても通常の長期休業同様に児童の受入れを行ってまいりました。しかしながら、学校休業が長期化する中、利用する児童と支援員の心身の疲労が蓄積されていたことから、小学校の協力を得て、学校の教員及び支援員が児童クラブの児童の見守りを行うほか、土曜日と延長時間の利用を休止するなど、児童と児童クラブの支援員の健康に配慮する措置を講じたところであります。
また、保育所につきましては、低年齢の乳幼児が利用する施設であることから、感染症から子供たちを守るため、可能な場合は家庭での保育をお願いし、多くの保護者の皆様にご協力をいただいたところであります。このことにより、子供たちとともに保育士の感染リスクの軽減にも配慮しております。
問い7、高齢者の方々への支援につきましては、今回の感染症は高齢者にとりまして重症化の危険性が高いことから、集い形式の事業につきましては2月下旬より中止とさせていただいておりました。本市では、このことにより、孤立感が少しでも改善できるよう、広報に地域包括支援センターの特集を掲載し相談窓口を紹介する取組や各ゆとりすとクラブ・サロンへ介護予防のリーフレットを送付し、その啓発に努めてまいりました。
また、孤立が心配される高齢者や各種事業参加者などに対し、各地域包括支援センターや社会福祉協議会職員が電話や訪問による状況確認と声がけを行い、孤立の予防と課題が生じている方の早期発見の対応に当たってまいりました。今後も、関係機関との連携を図り、介護予防の推進に努めてまいります。
問い8、給食センターのパート社員の方への保障につきましては、業務委託先に確認したところ、勤務日以外で日当保障されると伺っております。また、年間の収入総額につきましては、夏休み等が短縮され、授業が行われる期間においても給食を提供することとしておりますので、大きな減収になることはないと考えております。
問い9、災害が発生した場合の避難所での感染症のリスクにつきましては、先日の浅野直子議員及びさきの渡邊清美議員のご質問にもお答えしましたとおり、避難所では、新型コロナウイルス感染拡大を防止する上で、「3密」の状態を回避することが重要であると考えております。
本市といたしましては、在宅避難、親戚や知人宅等への避難について周知を行い、できるだけ避難所の人数抑制を図るとともに、避難所ではソーシャルディスタンスを考慮して、これまで基準としておりました1人当たりの面積を2.5平方メートルから最大で9.0平方メートルとするとともに、消毒、手洗い、せきエチケット等の基本的な対策の周知及び定期的な換気を行うこととしております。また、スポーツセンター、武道館、公民館においては、大ホールのほかに会議室等にも対応してまいりたいと考えております。
以上です。
○議長(渡邊俊一君) 11番長谷川る美君。
○11番(長谷川る美君) それでは、再質問をいたします。
新型コロナウイルス感染防止のため、今後もマスクの着用が求められることになると思いますが、これからの季節はマスク着用による熱中症に対する対策も必要になってくると思います。気象庁が5月25日に発表した3か月予報によりますと、これから迎える夏は全国的に平年以上に暑い夏になりそうとのことで、マスク着用により熱中症のリスクが高まるのではないかという声があります。
厚生労働省と環境省が5月に熱中症予防行動として新しい生活様式における熱中症予防の注意点を指針として公表しています。指針には、適宜マスクは外しましょうと記され、気温、湿度が高い中でのマスクの着用は要注意。屋外で人と十分な距離、2メートル以上を確保できる場合はマスクを外す。マスクを着用しているときは、負荷のかかる作業や運動を避け、周囲の人との距離を十分取った上で適宜マスクを外して休憩を、と書かれています。
そこで質問です。熱中症対策として適宜マスクを外すことについて、学校や保育所、幼稚園ではどのような指導を行っていますか、お伺いします。
次に、連日の暑さの中、上桜木から登校している小学2年生のお子さんはマスクが当たる頬の部分に汗疹ができてしまったというお話も聞きました。
愛知県豊田市の童子山小学校では、5月27日から、子供たちに傘を差しながら登下校するよう指導しているとのことです。傘を差すことで感染防止に有効な他人との距離が自然に確保できる上、暑さから身を守るための熱中症の対策にもつながり、傘を差せばマスクを外してもよいと指導しているとのことです。
これは学校を再開するに当たって、熱中症対策について職員で話し合う中から出てきたアイデアとのことです。特別何かを準備するといった必要がなく、感染症対策をしながら熱中症予防にもつながる優れた取組だと思いますが、このような取組について、市の見解をお伺いします。
マスク着用に関連した最後の質問ですが、消防庁によると、昨年5月の熱中症による緊急搬送者のうち、65歳以上の高齢者が半数近く占めていたそうです。新型コロナウイルスの影響で独り暮らしの高齢者の方などはさらに人との交流が減っており、マスクをすることによる熱中症への注意喚起などを受ける機会も少ない中で、高齢者へのマスク着用による熱中症を予防するための周知をどのように図りますでしょうか、お伺いします。
次に、とみここについて質問いたします。
新型コロナウイルス感染のリスクもある中で事業の継続をしてくださったことに感謝を申し上げます。不安定になりやすい妊婦さんの出産前後の不安や悩みを新型コロナウイルス感染が伝えられた中でも解消できる場所があったということは、安心感にもつながり、大変重要だったと思います。今後、事業を徐々に再開する中で、「密」を避けるために定員などを設けざるを得ないと思いますが、定員から漏れてしまった人たちへの対応についてお伺いします。
次に、学校の体制についてお伺いします。
新型コロナウイルスにより状況が目まぐるしく変化し、その対応にお忙しくされている学校関係者の皆様に感謝申し上げます。本市において4月7日に10代女子学生の感染が伝えられましたが、各学校で策定されているガイドラインの中に、感染者、濃厚接触者などに対する偏見や差別への対応について記されています。
今後、本市に該当する学校で同じようなことがあった場合のいじめや不登校につながらないための指導や対応について、お伺いします。
次に、見守りについてですが、緊急事態宣言が解除されましたが、以前に比べ外出を控えている人が多く、通学路においても人通りが少ない状況が続くことも予想されます。新1年生が入学してまだ日が浅いということもあり、子ども110番の家は子供たちの頼れる場所であるとともに、犯罪から身を守るという面からも重要な役割を果たしていると思います。コロナウイルス感染症対策などで学校現場は多忙だと思いますが、子ども110番の家との連携はしっかり取れているのでしょうか。そのあたりのところをお伺いします。
次に、放課後児童クラブと保育所についてですけれども、仮に第2波が到来した場合、学校や幼稚園は休校や休園になったとしても、児童クラブや保育所は今回のように事業が継続して行われることが予想されます。国や県への働きかけや、また働いている方たちの処遇改善などの検討が必要ではと考えますが、再度、お伺いします。
最後に、避難所についての質問です。
感染の可能性がある人が避難所で発生した場合の対応はどのようになりますか。石巻市では、保健師を配置し、重症化の危険性があると判断した場合は保健所と連携して病院へ搬送する体制が取られているそうですが、本市ではどのようになっていますでしょうか。お伺いします。
また、同じく石巻市では今月内閣府作成の感染拡大下での避難行動のポイントをまとめたチラシを洪水災害のハザードマップとともに全戸配布し、新型コロナ感染症リスクを回避するための事前準備の必要性の周知に努めているそうですが、本市においてはそのような計画がありますでしょうか、お伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 初めに、教育次長。
○教育次長(二階堂浩一郎君) 私のほうからはマスクの件と傘差し登校の件についてお答えをしたいと思います。
まず、マスクのほうですけれども、学校のほうを巡ってみますと、子供たち一人残らずきちんとつけているという状況で本当に頑張っているなというところでございますが、一方で、この暑さでございます。非常に気になるところでもございます。学校のほうには、今、学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルというものが文科省のほうから出ておりまして、こちらのほうを基準にして各学校のほうは様々な対策を取っているところでございますが、その中にマスクの記述もございまして、やはり熱中症も十分加味しながら、場合によってきちんと指導するようにという明記がございます。
なお、この暑さでございますので、先週の金曜日の時点で、私のほうで各校長のほうに十分配慮するようにということで改めてメールを出していたところでございます。
傘差し登校の件についてでございますけれども、議員ご指摘のとおり、距離を取ったり、あるいは熱中症対策として有効なのかなというところは十分承知してございますけれども、一方で、まず、視野がどうしても狭くなるという課題がございます。また、どうしても傘ですので、使いようによってはやや危険なところもある。こういったところも加味しながら、今後、検討を加えてまいりたいと思います。
なお、各学校でガイドラインのほうを策定して取り組んでおりますけれども、偏見等についてなんですけれども、各学校のほうに新型コロナウイルス感染症の予防ということで保健教育指導資料が文科省から出ております。この中の指導事例の6つ目に、偏見や差別を防ぐためにということで指導事例が載っておりますので、このことについて改めて各学校でも意識して指導していただくこととしております。
○議長(渡邊俊一君) 次に、子育て支援課長。
○子育て支援課長(菅原順子君) マスクの着用についてのご質問でございますけれども、保育所につきましては、以前も、2歳以下のお子さんについてはマスクの着用は求めていないというふうな国の通知の下から、低年齢のお子さんについてはもともとマスクのほうは着用させておりませんでした。また、年長児につきましても、外での活動についてはマスクの着用等々をさせておりませんで、保育所については、小まめな水分補給などを促しながら熱中症の対策も講じているところでございます。
○議長(渡邊俊一君) 健康推進課長。
○健康推進課長(西山高広君) マスクの着用につきましては、市民全体に係ることになりますけれども、健康推進課のほうでは、市のホームページですとか広報とみやのほうで市民の方に啓発させていただいているところでございます。
○議長(渡邊俊一君) 次に、子育て支援センター所長。
○子育て支援センター所長(狩野悦子君) 部屋の広さに対しまして、約50%以内の施設利用となるよう事業内容により定員をお知らせしているところです。さらに、三、四組が利用可能なぐらいの余裕を持った組数でありまして、当日、予約をせずに訪れた方たちのために対応するということにしております。
○議長(渡邊俊一君) 次に、防災安全課長。
○防災安全課長(星 英樹君) 避難所等において感染者が出た場合ということですが、7月に職員への勉強会、コロナを含めた避難所運営の勉強会をする予定ですが、そのときに消防署から職員に来ていただいて、感染が疑われる方の救急隊への引き渡しというところも勉強するというふうにしておりますので、その辺で職員向けに周知をして対応したいと思っております。
それから、避難所への、市民への公開というところですが、5月に避難所運営マニュアルのほうを改定しております。コロナウイルス感染のほうも含めて改定をしておりますので、こちらのほうはホームページ等で広報、公開して周知するというふうにしております。
○議長(渡邊俊一君) いいですか。
○11番(長谷川る美君) 保健師の配置についてと、子ども110番についてと、児童クラブについてなんですが、3つ。
○議長(渡邊俊一君) 防災安全課長。
○防災安全課長(星 英樹君) 避難所の保健師の配置というところでよろしいでしょうか。(「はい」の声あり)そこにつきましては、職員に保健師がおりますので、その辺での対応に実質はなるかなというふうに考えております。
○議長(渡邊俊一君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(菅原順子君) 児童クラブや保育士の処遇改善についてというご質問でございますけれども、これらにつきましては、コロナウイルス関連にもかかわらず、国・県からの処遇改善等のほうは示されておりまして、キャリアアップ、経験年数等に応じながらのそういった処遇についても示されておりますので、引き続き、そういった形で対応してまいりたいと思います。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) 失礼しました。
子ども110番でございますけれども、黒川地区学校警察連絡協議会というものがございまして、この中で、事務局が富谷高校、それから、黒川高校、2年の交替制になっておりまして、メンバーといたしまして、富谷黒川地域の小中学校、それから、大和警察署の生活安全課が組織になっております。この中で子ども110番行っております。富谷市の教育委員会としての立ち位置でございますが、学校に毎年、子ども110番のリストをそちらのほうのきちんとした更新と連携を取るようにということでの指導はしております。
○議長(渡邊俊一君) これをもちまして一般質問を終了いたします。
これで本日の日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。
ご苦労さまでした。
午後1時31分 散会
令和2年6月16日(火曜日) 午前10時00分 開議
日程1 | 会議録署名議員の指名 | ||
日程2 | 議案第 1号 | 富谷宿観光交流ステーション条例の制定について | |
日程3 | 議案第 2号 | 富谷市自家用有償旅客運送条例の制定について | |
日程4 | 議案第 4号 | 富谷市子ども医療費の助成に関する条例の一部改正について | |
日程5 | 議案第 5号 | 富谷市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について | |
日程6 | 議案第 6号 | 富谷市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について | |
日程7 | 議案第 7号 | 富谷市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について | |
日程8 | 議案第12号 | 令和2年度富谷市介護保険特別会計補正予算(第1号) | |
日程9 | 議案第13号 | 令和2年度富谷市下水道事業会計補正予算(第1号) | |
日程10 | 議案第14号 | 令和2年度富谷市水道事業会計補正予算(第1号) | |
日程11 | 議案第15号 | 富谷市道路線の廃止について | |
日程12 | 議案第16号 | 富谷市道路線の認定について |
議事日程のとおり
午前10時00分 開議
○議長(渡邊俊一君) 皆さん、おはようございます。
ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。
○議長(渡邊俊一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、富谷市議会会議規則第88条の規定により、9番浅野武志君、10番若生英俊君の2名を指名いたします。
日程第2 議案第1号 富谷宿観光交流ステーション条例の制定について
○議長(渡邊俊一君) 日程第2、議案第1号富谷宿観光交流ステーション条例の制定についてを議題といたします。
これから質疑に入ります。質疑ございませんか。6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) 4ページの使用料の減免に関しまして質問させていただきます。
今、アメリカでも、中国でも、またコロナウイルスの感染者数ちょっと増えてきているということで、第2波の心配もあるんですけれども、減免の規定に関しては、コロナの対応で柔軟に検討しておく必要があるのではないかなと思うのですけれども、検討状況についてお伺いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 企画政策課長。
○企画政策課長(松原 誠君) まず、入居者への使用料の適用につきましては、条例で施行後からと考えておりますので、来年春にオープンをいたしますので、そのオープン後の使用料の適用というふうに考えております。そして、使用料の減免の適用につきましては、今回、店舗整備に係るオープンに向けた補助制度を設けさせていただきました。そういったことで、オープンに向けた支援をさせていただいておりますので、オープン後の支援としての使用料の減免につきましては、今後の様々な状況を考慮しまして、適用の有無も含めて検討をさせていただければと考えております。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。1番菊池美穂君。
○1番(菊池美穂君) 議案書2ページの第5条、「ステーションの開所時間は、午前9時から午後9時までとする」とございますが、こちらは各テナントにおいてアルコールの提供などをされる可能性があるかどうか、まずお伺いいたします
○議長(渡邊俊一君) 企画政策課長。
○企画政策課長(松原 誠君) 店舗によっては、アルコールの提供も行う店舗もあるかと思います。
○議長(渡邊俊一君) 1番菊池美穂君。
○1番(菊池美穂君) そうなると、心配されるのが飲酒運転などかと思いますが、そちらの対応については、貼り紙か何か必要じゃないかなと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(渡邊俊一君) 企画政策課長。
○企画政策課長(松原 誠君) 飲酒運転につきましては、通常の様々な店舗でも飲酒運転の防止に努めて啓発の活動も含めて行っておりますので、当然、そういった普及啓蒙活動のほうは行っていくものと考えております。
○議長(渡邊俊一君) 13番菅原福治君。
○13番(菅原福治君) おはようございます。
1点、確認でございますが。14条の4項は、使用料は公金で、利用料金は指定管理者の収入ということでございますが、「使用料」と「利用料金」、また、「市長」と「指定管理者」、これは読替えということで同じことの確認と。
次に、維持管理、メンテについて、13条には指定管理者による管理が規定されていると。また、14条には指定管理者の収入が規定されておりますが、施設の維持管理、メンテなどの運営方法についてどのようにされるのか、全て利用料金で指定管理者等々が負担するのか等々についてお伺いいたします。
次に、この施設の運営に当たって、若い人ということでありましたが、その考え方についてお伺いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 企画政策課長。
○企画政策課長(松原 誠君) まず、指定管理者制度になった場合なんですけれども、指定管理者制度になった場合については、全て指定管理者が使用の許可ですとかそういったものについて市長に代わって行うということになっておりますので、基本的には「市長」と書いてあるところは「指定管理者」と読み替えていただいて結構でございます。
また、使用料につきましても、指定管理者制度が導入された場合には、「使用料」が「利用料金」というふうに読み替えられますので、指定管理者はこの規定された使用料を利用料金として、この額を上限として自由に利用料金を設定できるという形になっておりますので、そういった読替規定でございます。
また、維持管理につきましては、基本的には指定管理者が行うものと考えておりますが、全てを指定管理者に任せるのは理想ではございますが、なかなか経費的にそういった部分が難しい部分もあるかと思います。そういったところについては、今後、指定管理者が決まった場合、指定管理者を想定しまして、いろいろなケースを検討してまいりたいというふうに考えております。
また、若い方ということでありますが、当然、指定管理者につきましては、地域の方が積極的に自分ごととしてこのステーションの運営に関わってもらうというのが一番大事なのかなというふうに考えております。また、今回、地域おこし協力隊も若い方を雇用しておりますので、そういった方が中心となってこのステーションを維持管理、運営をしていっていただければというふうに考えているところでございます。
○議長(渡邊俊一君) 13番菅原福治君。
○13番(菅原福治君) 別表というのは、これは利用料金、使用料、同じということでよろしいんですね。
それとメンテ、管理については使用料金でということですが、全てそうなるのは確かにふさわしいとは思いますが、その中で、使用料金、指定管理者が運営するわけですけれども、それなりのインセンティブが見込めるのか、私も計算してみたんですけれども、ちょっと若干心配される部分があるので、その辺、もう一度お伺いしたいと思います。
それと、指定料ということで、例えば指定管理料として市が負担する場合に大体幾らぐらいまでを考えているのか、お伺いをいたします。
○議長(渡邊俊一君) 企画政策課長。
○企画政策課長(松原 誠君) まず、指定管理者としてのインセンティブの関係ですけれども、こちらは指定管理者というふうになっていただくということは、この施設を使って自由に様々な事業を行っていただくということになりますので、指定管理者独自のイベントですとか集客事業、そういったものを自由に企画をしていただいて収益を上げていただければというふうに考えております。
その中で、維持管理にかける費用というものも賄っていただけるようになるのが理想ですが、なかなかすぐにはそういったふうにはならないことも想定されます。ですので、市の持ち出しがどのくらいかということなんですけれども、そこにつきましては、今後、詳細については検討してまいりたいと考えております。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。11番長谷川る美君。
○11番(長谷川る美君) 市長挨拶の中に、来年春に延期するというふうにありましたけれども、春というと一般的には3月とか4月というふうに思うところなんですが、具体的に何月とかというのが、もし、一応何月頃というのが決まっていれば教えていただければと思います。
出店者の方たちは、初め10月10日を目標に準備を進めていたと思いますけれども、延期するということに対して、出店される皆さんからどのようなご意見ありましたか、それについてお伺いします。
また、ちょっとというか、少しというか、長期というか、にわたって延期するということになりましたので、それに対して出店する方たちへの影響というのがあるのかどうなのか、そのことについてもお伺いしたいと思います。
そして、もう一点。店舗のレイアウトをする際に、新型コロナウイルスの感染対策という、そういうものは想定なさっているかどうか、お伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 企画政策課長。
○企画政策課長(松原 誠君) まず、オープンの時期でございますが、来年春というところで、基本的には5月の連休前にはオープンということを考えておりますが、具体的な時期については今後検討してまいりたいと考えております。
次に、延期をすることについての出店者の意見でございますが、当然、延期を決定する際には出店者の方からもご意見をいただきました。その中で多かった意見は、やはりこういう状況の中ですので、オープンをしても人が来ていただけるのか、来ていただけるような状況になるのか。そういったところが不安だという意見が多くございました。ですので、延期について、基本的には皆さん賛同をしていただいたというところでございます。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ございませんか。(不明瞭発言あり)
もう1点ですか。(「はい」の声あり)
○企画政策課長(松原 誠君) コロナ対策でございますが、コロナ対策につきましては、ソーシャルディスタンスとか様々なことが今取り組まれておりますので、当然、そのときの状況を見ながら様々な対策を取ってまいりたいと考えております。(「影響というのはあったか、なかったか」の声あり)
基本的にはないものと考えております。
○議長(渡邊俊一君) 15番浅野直子君。
○15番(浅野直子君) それでは、4ページの11条のところでございます。先ほども最初のほうに減免の話が出ましたけれども、使用料を減免することができるというところでございますが、ここのところの上限といいますか、減免の幅といいますか、そういうところはどのようにお考えをしていらっしゃるのか、お伺いをいたします。
それから、5ページの15条のところにございますけれども、損害を賠償しなければならないというところの、そして、「ただし、市長が特別の事情があると認めるときは」というふうになっておりますけれども、ここら辺の幅といいますか、このことについてはどのようにお考えになっていらっしゃるのか、お伺いをいたします。
○議長(渡邊俊一君) 企画政策課長。
○企画政策課長(松原 誠君) 減免の内容でございますが、具体的には規則であったり、要綱であったり、そういったところでの詳細については決めていきたいというふうに考えておりますが、減免の幅につきましては、全額の減免から、あとは段階的に50%とか、そういったところも考えられるのかなというふうに考えております。詳細につきましては、今後、規則ですとか要綱のほうで定めてまいりたいというふうに考えております。
15条の損害賠償ですけれども、基本的には、この規定というのは、公の施設について設けられている通常の規定でございます。通常の使用の中で毀損をするという場合も当然あろうかと思います。そういったことについては、当然、この規定は適用されないのかなと。何か故意に壊したとか、そういった状況に応じて、こういった規定の適用を考えてまいりたいと考えております。
○議長(渡邊俊一君) 15番浅野直子君。
○15番(浅野直子君) そうしますと、15条につきましては、普通の公共施設の取扱いと同じような規定でやるようなお考えで、その確認をさせていただきたいと思いますけれども、それでよろしかったでしょうか。
○議長(渡邊俊一君) 企画政策課長。
○企画政策課長(松原 誠君) そのように考えております。
○議長(渡邊俊一君) 6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) 6ページの別表のほうなんですけれども、光熱費というのはこの中に含まれていたのか、お伺いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 企画政策課長。
○企画政策課長(松原 誠君) こちらの別表のほうはあくまで使用料ですので、光熱水費については、当然、使用許可の際の条件として、実費でかかった光熱水費については実費分を負担していただくという取扱いと考えております。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。14番出川博一君。
○14番(出川博一君) 先ほども質疑ありましたけれども、4ページの指定管理に関してなんですけれども、いわゆる運営計画について、2回ほど業務委託をしているということで、昨年9月の補正予算で321万2,000円で百戦錬磨に委託したと。今年度当初予算で300万でVISIT東北に委託しているんですけれども、何でこの6か月の間に2回も委託したのか、その理由をお尋ねします。
それから、2点目として、これは昨年の8月臨時議会に上程されて、地方創生交付金補助、整備費の50%、7,870万でスタートしたわけなんですけれども。私はそれぞれの予算案を集計してみますと、予算額合計で3億7,800万というふうに私の集計ではそういうことなんですけれども。そのうち、補助金は1億2,400万、これは特別交付税も含めてなんですけれども、いわゆる差引きで、一般財源で2億5,400万円を支出しているというふうに集計したんですけれども、それで間違いないのかどうか、お尋ねします。
○議長(渡邊俊一君) 企画政策課長。
○企画政策課長(松原 誠君) まず、昨年度実施しましたこちらは、百戦錬磨のほうに委託をしました観光交流ステーション運営計画支援業務、こちらにつきましては、運営コストの調査であったり、テナントの募集計画であったり、あとは実際の施設の運営手法の比較検討、こういったところが業務の主な目的でございました。今回、この業務通しまして、テナントについては全て募集ができたということも一つの成果であるというふうに考えております。また、運営手法につきましては、直営での委託方式といたしまして、その関係の予算について、今年度の当初予算に計上をさせていただいたというところが昨年度の業務委託の成果であるというふうに考えております。
そして、今回のVISIT東北に委託をしております自立運営モデル事業計画支援業務につきましては、具体的にこちらの施設を運営をしていただく指定管理者制度を想定しました、そういった運営をしていただく組織の具体的な立ち上げの計画のための支援というふうに考えておりますので、業務の内容自体は違うものというふうに考えております。
○議長(渡邊俊一君) 予算について。
○企画政策課長(松原 誠君) 次は、事業費の関係ですが、事業費につきましても考え方だとは思います。こちらのほうで捉えている事業費につきましては、まずは施設の整備、ハード部分、こちらにつきましては、昨年度の予算、そして、今年度の予算、合計で約2億7,400万程度というふうに考えております。そして、こちらに充当する交付金が約9,480万というふうに捉えております。また、運営費といたしまして今年度1,900万程度の予算を計上させていただいているというところでございます。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) そうすると、いわゆる運営計画についての業務委託は今年度のもの、VISIT東北に委託した分はあくまで指定管理者をイメージしたものだというふうな答弁かと思いますけれども、これは地域おこし事業についてもVISIT東北で受託しているわけなんですけれども、その辺の関連性、つまり、将来的には、今の地域おこしで3名ほど雇用しているというか、委託しているわけですけれども、そういうものも含めて、そういう人員も含めてそういう計画をおつくりになっているのかどうか、この辺のところについてお尋ねいたします。
それから、総体予算といいますか、それについては見方が違うというようなお話ですけれども、といいつつ、結局、地域おこしにしろ、そういう一連の中では地域おこしで1,500万とか、今回補正でも出ておりますけれども、そういう形のものを足し込んでいくと、やっぱり私は、事業費としては3億7,000万ぐらいはかかっているだろうというふうに思うんですけれども。その辺について、いわゆる今後のイベント費ですけれども、これについては基本的に街道まつりの500万程度を想定しているのかどうか、その辺についてお尋ねいたします。
○議長(渡邊俊一君) 企画政策課長。
○企画政策課長(松原 誠君) まず、地域おこし協力隊の支援業務につきましても、VISIT東北のほうで業務を担っていただいておりますので、今回の具体的な運営組織の立ち上げ計画についても、当然のことながら、地域おこし協力隊の活躍、そういったところも踏まえての計画になるものと考えております。そういったところでも相乗効果がある計画になるのかなというふうに期待をしているところでございます。
事業費のところにつきましては、先ほどステーションに係る直接のハード部分、そして、ソフト部分ということで申し上げさせていただきました。また、地域おこし協力隊につきましては、必ずしも、特別交付税での全額算定ということもありますので、直接このステーションの経費には含めてはいないところでございます。
そういったところでございます。(「イベント費の関係」の声あり)
イベント費につきましては、街道まつりの500万というのは、あくまで街道まつりに係る経費でございますので、このとみやどステーションでのイベント経費については別に算定をさせていただくものと考えております。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) 街道まつりは街道まつりですと。そして、とみやどについてはまた別な考え方に立ちますという答弁だと思いますけれども。基本的には、民間の事業者による商売、商いです。そこに、例えば集客PRにしろ、あるいは売上げ増の対策というか、施策にしろ、これは民間の人たちが自助努力でそれぞれの創意工夫でやっていくべきで、今後、公金の投入は、ここに関しては控えるべきだ、やめるべきだというふうに私は考えるんですけれども、それについての見解をお尋ねします。
○議長(渡邊俊一君) 若生市長。
○市長(若生裕俊君) 今回のとみやどにつきましては、商業施設をつくるものではなくて、あくまで、今回開宿400年記念ということで、400年の歴史をやはり次に伝えていくという大きな目的があります。その中には、やはり作三郎先生の記念館、いわゆるそういったところ含めて、それも併せていろいろなチャレンジショップだったり、もともとあった土蔵だったり古民家を活用して、全体をとみやどということで、富谷宿観光交流ステーションという形で位置づけて、今、皆さんにご協力いただいて準備をしているところございまして、あくまで、ある意味、公の公的な意味を持つ、私は、富谷に住んでいる人たちが富谷を誇れる、やっぱりそのためには大きなしんまちから富谷の歴史が始まっていて、そういう偉人、内ケ崎作三郎先生につきましても、いわゆる政治家であったり、牧師であったり、教育者であったりという様々な功績が残っているわけですけれども、その中でも特に教育者として、100年前に、多分、日本で初めて人生学という本を出版されている。まさに今、そういった方がこの富谷の地にいたという、今の時代、まさに改めて100年前に書いた人生学を読ませていただいて、こういったことを今若者たちに逆に伝える、今100年たって、まさに多分内ケ崎作三郎先生が100年後我々にこういうことを伝えたかったんだというものを感じております。
そういう意味では、今回のとみやどというのは、大きな、私は、意味を持っているものでございますので、単に商業施設をつくるものではないということだけはご理解をいただきたいというふうに思います。
○議長(渡邊俊一君) 10番若生英俊君。
○10番(若生英俊君) それでは、賃料と使用料について質問いたします。
坪5,000円、そして、各店舗5万円から11万5,000円という幅の賃料でありますけれども、賃料、固定費ですよね。売上げに占める固定費の割合というのは、どの程度に見込んだものでしょうか。が、一つです。
2つ目、11条、使用料の減免であります。「市長は、公益上その他特に必要」というふうなことであります。公益上特に必要とか、あるいはその他特に必要と読むのかも含めて、「その他特に必要があると認める」というのは、どのようなことを想定してこのような規定がなされたのか、お伺いをいたします。
○議長(渡邊俊一君) 今若生議員が5万円から11万5,000円とおっしゃいましたよね。14万5,000円でないですか。11万5,000円でいいんですか。(「いいんですよね」の声あり)ごめん、手元にあるのが訂正前の……。了解です。
企画政策課長。
○企画政策課長(松原 誠君) まず、固定費でございます。使用料でございますけれども、今回、募集をさせていただきまして、店舗でのやっぱり売上げ計画、そういったものがございます。店舗によって違いますけれども、大体、月の売上げとして目指しているところは70万円から大体多いところで150万円を超える、そういったところの売上げの計画を立てての今回の出店となっておりますので、それに対する5万円からというところでございます。
すみません。減免の関係でございます。こちらの「その他特に必要があると認めるとき」、こちらにつきましては、恐らく様々なケースが考えられるというふうに考えておりますので、そういったところも含めて、できる限り、規則ですとか要綱のほうでこういったケースについては定めてまいりたいというふうに考えておりますが、その状況、状況で適用を考えてまいりたいと考えております。
○議長(渡邊俊一君) 10番若生英俊君。
○10番(若生英俊君) 恐らく固定費、売上げに占める固定費というふうなことで今70万から150万というふうな売上げ見込み、そのような、望むところでありますけれども、恐らく賃料下げというようなあたりの要望が想定されるという。想定されないこと、そういう場面がないことを望むわけですけれども、あり得るかなというふうに思います。そのような中で、先ほど市長の答弁にもあったように、この施設の持つ意味合いというふうなことからして、賃料、近隣相場を参考にして5,000円にしましたということなんですけれども、例えばその半額、賃料を坪2,500円、相場の半分ぐらいとういうふうな設定は検討されましたか、伺います。
○議長(渡邊俊一君) 企画政策課長。
○企画政策課長(松原 誠君) 賃料につきましては、当然、様々なケースを想定して検討をしてまいりました。その結果、坪5,000円という形で募集をかけさせていただいて、そういったところも踏まえて、今回テナントへの応募をしてきていただいているというふうに考えております。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。11番長谷川る美君。
○11番(長谷川る美君) 1点、お伺いします。
使用料減免、第11条のことなんですけれども、それに関して、定める規則、第5条が資料8ページにありますけれども、8ページ、第5条1号に国や県が使用するときはとあるんですけれども、どのような内容を想定していらっしゃるか、お伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 企画政策課長。
○企画政策課長(松原 誠君) こちらはそのとおりでございまして、国の機関ですとか県の機関、様々な何かキャンペーンですとかイベントのPR、そういったところでもお使いいただけることがあるのかなというふうに考えておりますので、そういった場合の適用条項というふうに考えております。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は委員会付託及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第1号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第3 議案第2号 富谷市自家用有償旅客運送条例の制定について
○議長(渡邊俊一君) 日程第3、議案第2号富谷市自家用有償旅客運送条例の制定についてを議題といたします。
これから質疑に入ります。質疑ございませんか。5番渡邊清美君。
○5番(渡邊清美君) この間の説明の中に、運転手のほうなんですけれども、社会福祉協議会にお願いするということになっていたのですが、それの経緯と理由をお伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 交通政策推進室長。
○交通政策推進室長(葛西圭二君) デマンド型交通運行は、市民バスの利用が低調な路線の代替路線として導入するものでありますが、単なる移動手段としてだけではなくて、地域の方々とのつながりや交流、それから、高齢者等の生活支援など地域福祉サービスの向上を図ることを目的としていることから、民間のタクシー会社などではなくて、社会福祉協議会への委託を予定しているものでございまして、運転手の方も社会福祉協議会のほうで募集していただくという予定にしてございます。
○議長(渡邊俊一君) 5番渡邊清美君。
○5番(渡邊清美君) 今回、リース車で3台入れていただくという話だったんですけれども、今の運転手の方、何人を募集で、勤務体系、どういうふうになるのか、お伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 交通政策推進室長。
○交通政策推進室長(葛西圭二君) デマンド型交通、ワゴン車は3台でありますけれども、運転手の方は10人ほどを募集する予定としてございます。勤務時間は8時半から5時半までを予定してございますが、人数によっては午前と午後と交替で勤務してもらうことなども検討中でございます。
○議長(渡邊俊一君) 5番渡邊清美君。
○5番(渡邊清美君) 今回のリース車、白ナンバーということだったんですけれども、普通免許でも、どなたでも運転できるということになっているんですが、安全性の確保はどのようになっているのか、お伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 交通政策推進室長。
○交通政策推進室長(葛西圭二君) 今回は白ナンバーで、普通の免許をお持ち方も今回は運行に参加できる形になっていますけれども、今回の運行に当たっては講習会を受けていただくことになってございまして、その講習会の中で安全管理についても徹底してまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑はありませんか。
議長の指名をして番号を言ってください。12番高橋正俊君。
○12番(高橋正俊君) それでは、私からちょっと1点だけ質問します。
運行車両についてですが、トヨタのノアという車両なんですけれども、デマンド型交通、いわゆる障がい者、車椅子で乗れるような対応の車両は入っているんですか、この3台のうちに。伺います。
○議長(渡邊俊一君) 交通政策推進室長。
○交通政策推進室長(葛西圭二君) 今回の3台については、福祉車両のような車椅子が乗れるような形のものではなくて、今回は福祉輸送ではなくて、一般の交通空白地の輸送ですので、車椅子などは乗れない形のものを予定してございます。
○議長(渡邊俊一君) 12番高橋正俊君。
○12番(高橋正俊君) 説明書の中に、予備車は含まないというふうになっていますけれども、いずれ予備車というのは用意するのかどうか分かりませんが、福祉車両、車、今後、車椅子で乗れるような福祉車両の必要性は、私はあると思うんですが、その辺をお伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 交通政策推進室長。
○交通政策推進室長(葛西圭二君) まず、予備車のことなんですけれども、今回、この3台の中に予備車は含んでおりませんので、富谷市役所の公用車ですとか、社会福祉協議会の車を予備車として何か故障等があったときは使うことを予定してございます。
それから、福祉車両の必要性についてでございますけれども、確かに、東北運輸局への届出としては福祉運送という登録の仕方もあるんですけれども、今回は、まずは交通空白地の輸送ということで、1年半の実証運行の実情を見ながら、今後、福祉輸送の必要性があるかどうかについても検証してまいりたいと思います。
よろしくお願いいたします。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑はありませんか。6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) 10ページの別表のほうなんですけれども、使用料に関しまして、「大人(中学生以上)200円」となっているんですが、やっぱり大人というと18歳以上なんじゃないかなというふうに思うんですけれども、ここは中学生以上になっている理由、そして、学生さんも交通費やっぱりかかるところですので、何か学生さんでいうと、もう少し安く、バスのときの利用料のような形にできなかったのか、検討はどうだったのか、お伺いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 市民バスと同じ感覚だぞ、でも、聞かなければならないですか。
交通政策推進室長。
○交通政策推進室長(葛西圭二君) 中学生以上ということで大人のくくりにしているのは、市民バスと同じ考えでございまして、今回、小学生が100円、中学生以上200円という形に条例で上程させていただいておりますけれども、減免規定も設けておりまして、それらについては、施行規則の中で、例えば70歳以上の方は半額にすることなどを具体的なことは決めていく予定としてございます。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。8番青柳信義君。
○8番(青柳信義君) 2点ほど、お尋ねします。
3台で運行するわけですけれども、1日でも、月でもいいんですが、利用者、どのくらい見込んでいるのか、1件。
第6条、市長に利用の登録を受けなければならないというふうにありますが、この利用の登録を受けるための資格、年齢であるとかそういったものがあればお伺いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 交通政策推進室長。
○交通政策推進室長(葛西圭二君) 今回、3台のワゴン車で1日20便を運行する予定としてございまして、1便当たり平均で3人程度乗ることを目標としてございます。というのは、今回、市民バスを中止する大亀成田線は1便当たり2.8人程度というバスの乗車でございまして、そのバスの2.8人よりはもう少し、運転手を除いて6人乗りのワゴン車ですけれども、平均で3人程度乗っていただくことを目標としてございます。
それから、第6条の登録の資格についてでございますけれども、これについては、特別な理由は今のところ予定してございませんが、登録できる地域を、先日の資料でもお配りしましたけれども、バス停までの距離が遠いエリアとか、住宅地が点在している、そういうエリアの方に限定してデマンド交通を利用していただくという予定にしてございます。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。9番浅野武志君。
○9番(浅野武志君) 利用方法なんですけれども、あらかじめ予約をしなければならないということですけれども、内容についてお伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 交通政策推進室長。
○交通政策推進室長(葛西圭二君) 予約についての内容についてでございますけれども、今のところ、予約は、1週間前から前日の正午まで予約をいただいて、そこで、乗り合いですので、調整をしながら、そのときの人数によってルートを決めながら運行していきたいというふうに考えてございます。
○議長(渡邊俊一君) 9番浅野武志君。
○9番(浅野武志君) 地区によっては、時間とかばらばらな場合もあるかと思うんですけれども、運行時間というのはあらかじめ決められているのかどうか、伺います。
○議長(渡邊俊一君) 交通政策推進室長。
○交通政策推進室長(葛西圭二君) 運行時間につきましては、おおむね2時間に1本程度の基本となるダイヤを設定しまして、その時刻、その日によって、運行状況によって、多少遅れることもありますけれども、基本となる時刻は設定して、その時刻を目がけて予約していただくというふうに考えてございます。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑はありませんか。17番畑山和晴君。
○17番(畑山和晴君) 運転手の対応ということで、今、いろいろな社会福祉協議会等、送迎で、事故で亡くなったというニュースが全国から結構報道されております。採用の基準というのは細かく規定してあるのかどうか。ただ、単にやれる、やりたい方がということではなくて、例えば2種免許を持っているとか、そういったある程度の基準という規定はつくってあるのか、まず1点、お伺いします。
2点目は、基本、年末年始、土日・祝日は運行をしないということなんですけれども、多分、路線バスのほうのデータも併せての年末年始、土日曜・祝日は運転しないということだと思うんですけれども、ただ、やっぱり土日・祝日のデータというのもやはり今後のことを考えると必要にはなってくるんじゃないかと思うんですが、その土日・祝日運行を行わないということを決めた理由をお聞かせください。
○議長(渡邊俊一君) 交通政策推進室長。
○交通政策推進室長(葛西圭二君) 1点目の運転手の方を採用するに当たっての規定といいますか、具体的なことということなんですが、今のところは、はっきりした規定はまだ定めていないところではございますけれども、当然、安全を確保するということが一番大切なことでございますので、健康状態ですとか、それから、運転のキャリアですとか、いろいろな面から、今後、社会福祉協議会とも話し合いながら、ある一定の採用に当たってのルールは決めていきたいと考えてございます。
それから、年末年始、それから、土日の運休の考え方なんですが、基本的には、市民バスの代替手段として今回デマンド型交通を導入するものですので、基本的には市民バスと同じ考え方ですけれども、1年半の実証運行の状況をもって、ニーズがあれば土日の運行ですとか、年末年始の運行が必要かどうか、また検証していきたいというふうに考えてございます。
○議長(渡邊俊一君) 13番菅原福治君。
○13番(菅原福治君) 先ほど同僚議員が申し上げましたが、関連して1点だけ。
予約制、1週間前からということでございますが、利用者はほぼ年寄りになると思うんですが、その中で時間の約束等々もあると思いますので、定時制について、若干、2時間に1本程度というような部分ありましたけれども、定時制についてはやっぱりもう少し精度を上げていただきたいなというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○議長(渡邊俊一君) 交通政策推進室長。
○交通政策推進室長(葛西圭二君) 定時制についてのお尋ねでございますけれども、確かに市民バスでも、タクシーでも、定時制の確保は非常に大切な事柄ではございますけれども、今回、基本の時刻は定めますけれども、乗合交通ということで、1人の場合もありますし、3人の場合もありますので、当然、3人の場合は3人のお宅を回っていく形で、若干やっぱり遅れが生じてしまうことはやむを得ない部分ありますけれども、利用者の方には、事前にそのような事情があることをきちっと丁寧に説明してまいりたいと考えてございます。
○議長(渡邊俊一君) 10番若生英俊君。
○10番(若生英俊君) 交通空白地域の解消、あるいは市民バスの代替運行の実証というふうなことで限定があるわけで、これは了としますけれども、このような中で、やはり白ナンバーによる素人運転手といいますか、青ナンバーによる職業運転手、この差はやっぱり歴然としていると思うんですね。そういう意味で、その辺のところが市町村運営の有償事業の折に検討されたかということと。
あわせて、参考事例として3自治体が出ております。青ナンバー、緑ナンバーによるデマンドタクシーと、このように市町村運営というふうな3自治体が紹介されてありますけれども、デマンドタクシー、どれくらいの数、そして、市町村運営がどれくらい、その数字についてお願いを申し上げます。
○議長(渡邊俊一君) 交通政策推進室長。
○交通政策推進室長(葛西圭二君) 白ナンバーのままでの運転という形になりますので、今回は、あくまで近隣の市町村、非常に数が多いのは乗合タクシーでございます。例えば隣接する大和町なども乗合タクシーを導入している市町村が非常に多いんですけれども、ちょっと数はすぐ分からないんですが、ほとんどが乗合タクシーということでタクシー会社に委託しているんですけれども、今回は、富谷市の場合は、ほかの事例3地区と同様に白ナンバーということで、あくまで今回はタクシー業者への委託ではなくて、地域福祉の向上であったり、地域ボランティアとしての運転手の方の参加なども目指したいと考えまして、白ナンバーのままで、地域と一体となってお互いの支え合いであったり、生活支援、生活保護も受けながら運行することを目指しているものですから、事例は少ないんですが、白ナンバーのままでの運行ということを行うこととしたものでございます。
○議長(渡邊俊一君) 室長、先ほど質問を受けたのは、白ナンバーと、営業、要するにタクシーナンバーというのですかね、それの近隣の比較というか、数。それはもちろん今手元になければ手元にないで結構です。そして、あと手元でなくて、要するに室長のところでそういうデータは持っていませんということであれば、それでも結構でありますけれども、もし、そういうものがありましたら、後日、若生議員、直接窓口に行って、教えていただけるようなことでよろしいですよね。
10番若生英俊君。
○10番(若生英俊君) 富谷の、練りに練ってこのようなことでスタートするわけです。しかし、不安感、何せ初めてというふうなことに加えて、このような地域福祉、そういった社協の皆さんともども地域を見守るんですというふうなことも含めて、周知徹底を図っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(渡邊俊一君) 要望と質問、どちらなんですか。(「要望とそのような考え」の声あり)
要望だけならば答えさせませんけれども、質問と捉えていいんですか。(「要望でよろしゅうございます」の声あり)じゃあ、そのままで。
ほかに質疑ございませんか。16番安住稔幸君。
○16番(安住稔幸君) 先ほども議員のほうからありました安全性につきましてです。予定としましては、玄関からということになっております。これを予定している地域は、細い入り口も結構多くて、そのお宅の方は日常のように走っていますので、その辺は十分注意して走っているとは思うんですが。やはり、一般の方々が走るにつきましては非常に危険というか危ないというか、そういうものが結構予想されます。また、表通りから家まで、玄関まで結構な距離があったり、また、坂道があったりというようなご家庭もあります。そういったことにつきましてはどのようにお考えなんでしょうか。
○議長(渡邊俊一君) 交通政策推進室長。
○交通政策推進室長(葛西圭二君) ご指摘のとおり、道幅が狭かったり、勾配が急だったりするエリアへお宅までお迎えに行くわけですけれども、その辺も、実証運行、実際にお客様を乗せて走行するのが10月1日からですけれども、9月から事前に試験走行ということで、そういうエリアの細い道路なども1か月間かけて事前に試験走行しながら、安全確保に努めてまいりたいと考えてございます。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。7番金子 透君。
○7番(金子 透君) 以前よりデマンドタクシーに関しては私も何度も質問して、ようやく実証実験ということで、大変前向きだなと思っておりますけれども。先ほど、実際運行するに当たって、特別2種免許とかそういうことの縛りは設けないで、講習等々を受けていただいて普通免許の方でも実施するというふうに私解釈したんですけれども、その辺、確認、もう一度お願いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 交通政策推進室長。
○交通政策推進室長(葛西圭二君) 確かに、白ナンバーで、一般の方でも講習会を受けていただくことを前提として東北運輸局のほうに登録できるというふうに規定がありまして、逆に言うと、講習を受けてもらわないと登録ができないという形になってございます。
○議長(渡邊俊一君) 7番金子 透君。
○7番(金子 透君) やはり2種免許取得者と普通の免許の取得者の運転技術、熟練度の差は歴然としたものがございます。そこら辺で、実際に運用するに当たって、本市においては2種免許取得者というような部分で限定して、公が実証運行するわけでありますから、万が一にも事故などのないようにやるべきでないかと私は考えるんですけれども、その辺、慎重過ぎるぐらいでよろしいのではないかと思います。いかがでしょうか。
○議長(渡邊俊一君) 若生市長。
○市長(若生裕俊君) 今回のデマンド交通、白ナンバーということで、ある意味、もちろん、デマンドタクシーという形でプロのドライバーを備えているタクシー会社に委託すれば、それは一番安全確保は間違いないというふうに思います。皆さん、先ほど来、懸念されるご意見は十分理解できるんですけれども、今まさに高齢化社会に入ってきて、高齢化社会に対する費用がどんどん年々いわゆる負担は増えていくわけでございまして、そういった高齢化社会に向けて、ある意味、地域で支え合って行えることは地域で支え合っていきましょうという実は発想が今回のデマンド型交通で、ある意味、地域の人たちで運転のできる人がその地域の人たちの足になって共有していきましょうという、目指すところはそこなんですよ。でも、最初からそこに行けないので、まずは運営管理をこちらで一括して、そして、ドライバーさんもしっかり講習を受けてもらって安全確認をした上でやっていただくということで、ある意味、高齢化社会に向けて、今回の実証事業というものは、地域で支え合って、お互いにこれからの高齢化社会の足をみんなで確保していきましょうという考え方なので、そこだけ何とかご理解いただければというふうに思います。
○議長(渡邊俊一君) あと何人くらいおられますか。11番長谷川る美君。
○11番(長谷川る美君) デマンド型交通運行と市民バスの体制について、詳細が確定するまでのスケジュールと、いつ、どのような形で、市民の方へ周知をなさいますか、お伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 交通政策推進室長。
○交通政策推進室長(葛西圭二君) 今後のスケジュールについてでございますけれども、運行エリア等、それから、ダイヤ等については、富谷市公共交通会議、利害関係者が集まった富谷市地域公共交通会議を7月に開催して、より具体的なことを定めていきながら、市民へのPRなどはその結果を見ながら、早い時期から、8月頃からはPRをして、事前の登録なども募集していきたいと考えてございます。
○議長(渡邊俊一君) 15番浅野直子君。
○15番(浅野直子君) それでは、8ページになります。
8ページの先ほどもございましたけれども、予約のことでございますが、この予約につきましては、ご本人ではなくても、例えば電話ができないような方でしたら、民生委員さんとかそういった方が代理で予約ができるということでいいのか。そこの確認をさせていただきたいと思います。
それから、8条の2のところで、回数券のところでございますけれども、回数券のつづりが11枚で1,000円というふうになっておりました。これも、多分、皆さん、デマンドが出ましたら大変利用も多いんではないかなという感じでございますけれども。これはどのぐらいまでつづりとして最高買えるのかというようなところで、ちょっとこの資料になかったものですから、質問をさせていただきます。
○議長(渡邊俊一君) 交通政策推進室長。
○交通政策推進室長(葛西圭二君) 予約についての、代理の方、例えば民生委員さんからの代わりの予約などについても、今後、社会福祉協議会と具体的なことを詰めていく中で、いろいろなケースが考えられますので、その辺は必ずしも本人でなくても柔軟に対応していきたいと考えてございます。
それから、回数券の数なんですけれども、100円の券が11枚つづりで1,000円ということなんですが、販売の上限というのは今のところは考えておりませんので、有効期限も今のところ、いつまでと規定するものでもございませんので、それは利用される方のご都合によってお買い求めいただければと思ってございます。
○議長(渡邊俊一君) 6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) 事故対応に関しまして、議員各位もかなり心配しているところではあるんですけれども、大亀山というと雪もかなりすごいところでして、バスで昔事故があったことがあるという、大分前らしいですけれども、というお話も伺ったことがありまして、事故時の一応、保険であるとか、万が一事故があったときの対応、やっぱり事故ってしまうと頭が真っ白になってしまうとうまく対応ができないということもあったりすると思うので、その対応マニュアルの策定の検討はどうなっているのかと。
連絡手段に関しまして、自分の持っている携帯が充電切れてしまったりして、事故があったときに万が一連絡が取れないということもあり得ないとも言い切れないので、車での充電システムであるとか、1台は必ず車の中に置いておくというようなことは検討されていたか、お伺いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 交通政策推進室長。
○交通政策推進室長(葛西圭二君) 事故対応の件ですけれども、今後、マニュアル等もつくっていかなくてはならないと考えてございます。当然、保険も任意の車両保険も、当然、これは富谷市が入ることに予定してございます。
それから、連絡手段としての携帯、充電等の話もございましたけれども、現在、各デマンド交通の車両に1台ずつと、それから、事務局に1台、専用の携帯電話を配置することで、社会福祉協議会への委託の中にその辺も含めて配置する予定としてございます。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は委員会付託及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第2号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
この際、11時10分まで休憩をいたします。
午前11時00分 休憩
午前11時10分 再開
○議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第4 議案第4号 富谷市子ども医療費の助成に関する条例の一部改正について
○議長(渡邊俊一君) 日程第4、議案第4号富谷市子ども医療費の助成に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
これから質疑に入ります。質疑ございませんか。5番渡邊清美君。
○5番(渡邊清美君) 今回、小学4年生以上の所得制限の撤廃だったと思うんですけれども、まだ、窓口負担500円、これは初診料だとは思うんですけれども、この負担をなくすことは考えていないのか、お伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(菅原順子君) 初診料の500円につきましては、現在のところは、ある一定は、保護者の皆様にご負担いただくというふうな考えでおります。
○議長(渡邊俊一君) ほかに。いいんですか、渡邊さん。
もう一度お願いします。14番出川博一君。
○14番(出川博一君) 所得制限の撤廃ということに関して、私が見た限り、令和元年の第2回定例会までは非常にかたくなな感じで、いわゆる額として1,300万だとかというような答弁で、ここに来て急に方針転換になったというふうに感じるんですけれども、そこに至った経緯についてお尋ねします。
○議長(渡邊俊一君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(菅原順子君) これまでも所得制限につきましては、様々な市民の皆様からもご要望を頂戴しておりました。また、宮城県内35市町村を見ましても、町にありましては、残っているのが3つの町ということで、徐々に所得制限を撤廃する市町村がふえてきているというようなことも鑑みて、本市におきましても、所得制限については保護者の皆様のご負担を軽減するということで撤廃するということに至ったところでございます。
○議長(渡邊俊一君) 14番出川博一君。
○14番(出川博一君) 仙台市も来年10月からというようなことで緩和の方向だという記事があったんですけれども、そういう意味で、仙台市を意識した形で、先んじていわゆる制限撤廃というふうな動きになったのかどうか、お尋ねします。
○議長(渡邊俊一君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(菅原順子君) 仙台市が撤廃するというお話、ちょっと私は承知していなかったものですが、市におきましては、14市ありまして、富谷市を含めて9市がいまだ所得制限があるということ、現在あるというふうに認識しておりまして、その中で、子供たちの多い本市におきましては、そのことについては、市の中でも早い段階で所得制限撤廃ということでこれまでも検討を重ねてきた結果というところというふうに私は承知しております。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) 所得制限の撤廃に関しましては、本当にすばらしい決断だったと私感じております。
しかし、窓口負担に関しまして、さっき同僚議員のほうも質問したんですけれども、やはり子供が3人いたりすると結構な負担になるということもありまして、例えば多子世帯への軽減であったりとか母子世帯への軽減みたいなもので何かしら対策を検討していなかったのか、お伺いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(菅原順子君) 初診料については、多子世帯であったり、母子世帯というふうなご質問ございましたけれども、そういった細やかな対応になるところまではちょっと検討はしていなかったところでございますけれども、母子世帯や父子世帯については、母子父子家庭医療費助成事業等々もございますので、そういったところでの助成事業もあるというところで、本市においてはそういった対応でさせていただいているというところでございます。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は委員会付託及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第4号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第5 議案第5号 富谷市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について
○議長(渡邊俊一君) 日程第5、議案第5号富谷市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。
これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は委員会付託及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第5号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第6 議案第6号 富谷市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について
○議長(渡邊俊一君) 日程第6、議案第6号富谷市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。
これから質疑に入ります。質疑ございませんか。15番浅野直子君。
○15番(浅野直子君) 20ページの条例の37条の4のところの文言が、改正後に加わったわけなんですけれども、この「保護者の疾病、疲労その他の身体上、精神上若しくは」というところなんですが、ここにつきましては、多分、急遽というようなところの対応になるかと思うんですが、これというのは事前登録というのは必要ではなかったかどうか。保育ママに預けるに当たってはここのところはどのような対応になっていたか、お伺いをいたします。
○議長(渡邊俊一君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(菅原順子君) 今回の37条の第4号の改正につきましては、居宅訪問型保育事業についてということになっておりまして、家庭的保育事業については、既にこの保護者の疾病や身体上、精神上のという理由によっての保育についての提供はしておりまして、市の保育所、認可保育所等と同じように、入所のほうの申請をいただいて対応するという形となっております。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は委員会付託及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第6号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第7 議案第7号 富谷市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について
○議長(渡邊俊一君) 日程第7、議案第7号富谷市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。
これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は委員会付託及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第7号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第8 議案第12号 令和2年度富谷市介護保険特別会計補正予算(第1号)
○議長(渡邊俊一君) 日程第8、議案第12号令和2年度富谷市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は委員会付託及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第12号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第9 議案第13号 令和2年度富谷市下水道事業会計補正予算(第1号)
○議長(渡邊俊一君) 日程第9、議案第13号令和2年度富谷市下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は委員会付託及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第13号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第10 議案第14号 令和2年度富谷市水道事業会計補正予算(第1号)
○議長(渡邊俊一君) 日程第10、議案第14号令和2年度富谷市水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は委員会付託及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第14号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(渡邊俊一君) 日程第11、議案第15号富谷市道路線の廃止についてを議題といたします。
これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は委員会付託及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第15号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(渡邊俊一君) 日程第12、議案第16号富谷市道路線の認定についてを議題といたします。
これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は委員会付託及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第16号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
ここでお諮りいたします。
議案調査のため、明日17日を休会にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、明日17日を休会とすることに決定をいたしました。
なお、6月18日の本会議は、午前10時からの開会といたします。
これで本日の日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。
午前11時25分 散会
令和2年6月18日(木曜日) 午前10時00分 開議
日程1 | 会議録署名議員の指名 | ||
日程2 | 追加議案の提案理由の説明 | ||
日程3 | 議案第 24号 | 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の一部改正について | |
日程4 | 議案第 25号 | 令和2年度富谷市一般会計補正予算(第4号) | |
日程5 | 議案第 26号 | 令和2年度富谷市一般会計補正予算(第5号) | |
日程6 | 議案第 3号 | 富谷市手数料条例の一部改正について | |
日程7 | 承認第 1号 | 専決処分の承認を求めることについて(富谷市税条例の一部を改正する条例) | |
日程8 | 議案第 17号 | 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて | |
日程9 | 議案第 18号 | 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて | |
日程10 | 議案第 19号 | 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて | |
日程11 | 議案第 20号 | 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて | |
日程12 | 議案第 21号 | 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて | |
日程13 | 議案第 22号 | 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて | |
日程14 | 議案第 23号 | 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて | |
日程15 | 請願第 2号 | 介護予防施策のさらなる推進を求める請願 | |
日程16 | 陳情について | ||
日程17 | 閉会中の各常任委員会調査について |
議事日程のとおり
午前10時00分 開議
○議長(渡邊俊一君) 皆さん、おはようございます。
ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。
日程に入るに先立ち、諸報告をいたします。
議長諸報告は、お手元に配付のとおりであります。
なお、関係資料については、事務局で保管しておりますので、希望の方は閲覧願います。
これで諸報告を終わります。
○議長(渡邊俊一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、富谷市議会会議規則第88条の規定により、11番長谷川る美君、12番高橋正俊君の2名を指名いたします。
○議長(渡邊俊一君) 日程第2、追加議案の提案理由の説明を議題といたします。
追加議案の提案理由の説明を求めます。若生市長。
○市長(若生裕俊君) おはようございます。
それでは、令和2年第2回富谷市議会定例会に追加提出いたします議案についてご説明を申し上げます。
議案第24号特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の一部改正につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う地域経済の状況を鑑み、本年11月1日としていた施行日を令和3年4月1日とする附則の改正を行うものでございます。
議案第25号令和2年度富谷市一般会計補正予算(第4号)につきましては、副市長及び教育長並びに議員報酬等の適用の見直しに伴い、1,200万円を減額し、200億8,400万円とするものでございます。
議案第26号令和2年度富谷市一般会計補正予算(第5号)につきましては、新型コロナウイルス感染症対策となるひとり親世帯臨時特別給付金給付事業、障害児通所支援事業、そして、スクール・サポート・スタッフ配置支援事業等について5,300万円を増額し、201億4,900万円とするものでございます。
なお、議案第25号及び議案第26号をご可決いただいた際の予算総額は201億3,700万円となります。
追加議案の概要は以上でございます。慎重にご審議を賜り、ご可決くださいますようお願いを申し上げます。
日程第3 議案第24号 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の一部改正について
○議長(渡邊俊一君) 日程第3、議案第24号特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の一部改正についてを議題といたします。
これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は委員会付託及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第24号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第4 議案第25号 令和2年度富谷市一般会計補正予算(第4号)
○議長(渡邊俊一君) 日程第4、議案第25号令和2年度富谷市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。
これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は委員会付託及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第25号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第5 議案第26号 令和2年度富谷市一般会計補正予算(第5号)
○議長(渡邊俊一君) 日程第5、議案第26号令和2年度富谷市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。
これから質疑に入ります。質疑ございませんか。11番長谷川る美君。
○11番(長谷川る美君) 11ページの主な事業名及びその金額のところ、中ほどにスクール・サポート・スタッフ配置支援事業とありますけれども、具体的な事業の内容と、業務にはどのような方が当たられますでしょうか、お伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) スクール・サポート・スタッフでございますが、国から第二次補正予算ということで、学習保障に必要な人材体制の強化ということで下りてきた事業でございます。
今回、県のほうからお示しがありまして、各学校、今回12名になりますけれども、その12名の方をスクール・サポート・スタッフということで富谷市の会計年度職員というような身分に置きまして、学校の先生方、コロナウイルスの関係でいろいろな業務の負担が重くなっておりますので、そちらのいろいろな業務をサポートをしていただいて先生方の軽減を図るというような形のスタッフでございます。
業務内容といたしましては、例えば学習のプリントの印刷とか、配付の準備とか、先生方の授業のいろいろな準備、そういった部分の業務、それから、それに併せまして学校の消毒作業、そういった部分も担っていただくというような形のサポートでございます。
その業務のどんな方がということなんですが、本来、特別な免許とかそういった部分はなくて、どなたでも、健康で、そういう業務にきちんと当たられる人、ただし、パソコンとか、そういった簡易的な基本的なものはできる人ということで考えております。
○議長(渡邊俊一君) 11番長谷川る美君。
○11番(長谷川る美君) 事業はいつからスタートしますでしょうか。そして、一応、いつ頃とか区切りがあるのかどうなのか。そして、勤務のほうですが、毎日勤務なのでしょうか。そして、1日何時間とかというあたりもよろしくお願いします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) 任用期間を、今からこちらのほうで募集をかけまして、面接を行って、手続をするというような経緯もございますので、8月1日から任用して、来年の3月31日までということで考えておりました。
それから、勤務の体制ですけれども、週4回の5時間ということで考えております。
○議長(渡邊俊一君) よろしいですか。
ほかに質疑ありませんか。1番菊池美穂君。
○1番(菊池美穂君) それでは、第5号の補正予算の概要の中の(1)ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業の中に、児童扶養手当受給世帯のほかに感染症拡大の影響により収入が減った世帯に対し給付金を支給するとありますが、こちらはどのくらいの収入減が対象になっているのか。そして、何世帯を見込んでいるのか、お伺いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(菅原順子君) こちらにつきましては、児童扶養手当を受給されている世帯におきまして新型コロナウイルス感染症の影響で収入減ということで、これは前年の所得と任意の1か月、直近の1か月の収入との比較において判定するというふうなところで通知が来ております。人数については、ちょっとここはある程度の推測という形で見込みとして上げておりますけれども、家計急変者につきましては約105世帯ほどというふうに見込んでいるところでございます。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。14番出川博一君。
○14番(出川博一君) それでは、1点だけ。
スクール・サポート・スタッフ配置支援事業、これについて、手挙げ方式だと思うんですけれども、小中学校各1名ということであれば富谷市の場合13名かと思うんですけれども、ここの給与費明細のほうを見ると12名の増ということで、1名、人数が合わないといいますか、1名、申請しないということにしたのかどうか、その辺についてお尋ねします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) そちらなんですけれども、今年度、令和2年から、県のほうで同じく国から下ろされてきましたスクール・サポート・スタッフ配置事業というものを行っておりまして、各県内で10校を指定校とされまして1名ずつ配置をしております。その中で、富谷市におきましては成田東小学校が指定校配置ということで、既に1名の配置をされておりますので、そのほか12名、今度は市のほうで配置をして、それで全て各小中学校1名配置ということになります。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) 11ページの3款2項1目ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業に関しまして、こちらは受付開始時期がいつになるのか。そして、支給日がいつぐらいになるのか、お伺いします。
○議長(渡邊俊一君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(菅原順子君) 今回の国のほうの通知で、支払いについては可能な限り8月末までにはというふうなところが来ておりますので、ご承認いただきましたら、まず早速準備のほうに取りかかり、対象者への通知やホームページ等々で通知を差し上げて、届出の受付のほうを行うというような形を取っていきたいと考えております。
○議長(渡邊俊一君) ほかに。6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) こちらに関しましては、できるだけ本当に早く頑張っていただきたいと思います。
そして、2点目としまして、スクール・サポート・スタッフ配置については、こちらは各小中学校1名で果たして足りるのか、現場の声としてはどういう状況なのか、お伺いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) もちろん、現場の声といたしましては、ある程度の軽減が図られるようなスタッフがいればありがたいというような声は拾っております。ただし、今回、1年ということで、これから募集をかけまして、それから、選考しまして、そういった部分がどのぐらいの人が集められるかという部分では1名が妥当ということと、それから、いろいろな業務を考えても、まず1名を配置して状況を見てみたいというふうに思っております。
○議長(渡邊俊一君) 6番藤原 峻君。
○6番(藤原 峻君) 配置されることはすごくいいことだと思います。ただ、もし、現場のほうがまだまだ大変だという状況であれば、現場の声を反映させて改善をするというようなことも、今後、運用していく中で検討していくということはあり得るのか、お伺いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) まず1名配置ということで、県からの補助、それから、国からの補助というものもございますので、こういった兼ね合いもございますので、3月31日まできちっと様子を見て、コロナウイルスの状況も見なければなりませんので、今回は1名配置ということで募集をかけたいと思っております。
○議長(渡邊俊一君) ほかに。15番浅野直子君。
○15番(浅野直子君) 11ページになります。
3款2項20節の扶助費のところの障害児通所支援事業のところでございますけれども、ここの事業所も何か所になるのか、大体どれぐらい事業所があるのか、お伺いをいたします。
○議長(渡邊俊一君) 地域福祉課長。
○地域福祉課長(狩野悦子君) こちらは放課後等デイサービスということになってございますが、市内の放課後等デイサービスだけではなく、市外の放課後等デイサービスもご利用されている方がいらっしゃいますので、現時点で何か所というふうなところは、こちらでは把握はできておりませんが、県内、利用されているところは全てのデイサービスのほうが対象になっているというふうに考えております。
○議長(渡邊俊一君) 15番浅野直子君。
○15番(浅野直子君) 幅広くそうだと思いますけれども、支援事業につきましては、これは期間というのはございましたかしら。
○議長(渡邊俊一君) 地域福祉課長。
○地域福祉課長(狩野悦子君) まず、3月2日から春休み前日までの間に、放課後等デイサービスを通常利用されているよりも多く利用された方の利用者負担分と給付費分というふうなところがまず一つ対象となっております。
そのほかは、4月1日から適用されたものになるんですが、実際に学校の休業中ということではありましたが、デイサービスの利用を差し控えられた方、感染等の危険を感じて利用を差し控えられた方に対して、事業所が健康チェックですとかそういったところを訪問ですとか電話等により行った場合に対して、その分を、利用者負担分というふうなところになってございますので、4月から6月ぐらいというふうな形で見込んでおります。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。16番安住稔幸君。
○16番(安住稔幸君) 11ページのひとり親世帯臨時特別給付金についてでございます。確認なんですが、先ほど、課長のほうから、児童扶養手当受給者世帯への給付ということでありまして、私の知っている限りでありますけれども、受給世帯に対しては支給通知を送付し、一定期間内に辞退の返信がなければ自動的に支給されるというふうなことのようでありますけれども、その辺のことの確認と、今現在、ひとり親家庭の中でも、受給世帯に入っていない、そういった方もコロナによって急変した方は申請により受給できるというようなことをちょっと聞いておりますが、その辺についても確認をしたいと思います。
○議長(渡邊俊一君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(菅原順子君) まず、1点目になりますけれども、申請については不要ということになっておりますので、給付が不要であるというふうな申出がない限りはそのまま基本的には児童扶養手当を振込をさせていただいている口座のほうに振り込ませていただくというふうな形となっております。
現在、児童扶養手当支給を受けていない方につきましては、公的年金等の給付を受けられていることによって児童扶養手当支給制限限度額を上回っていた方については、コロナウイルスの感染症の影響を受けて児童扶養手当の対象となる水準まで収入が減った方についてはこの該当になるというようなところとなっております。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんね。17番畑山和晴君。
○17番(畑山和晴君) 11ページのスクール・サポート・スタッフ配置支援事業、同僚議員からもいろいろと質問ありましたが、やっぱり1人というのは結構大変な業務になると思います。国・県からの補助があるということなので、ただ、やっぱり今すぐに先生方はサポート・スタッフが必要だという声はすごく聞こえてきます。学校単位で、ボランティアスタッフということで、各学校にささえ隊だったり地域ボランティアの方がいますので、同時進行で、まずは募集してから様子を見るということではなく、教員の方々のサポートとして、素早い対応として、ボランティアの方を募集するとか、PTAの協力を得るとか、そういう方向性というのは考えとしてはあるのでしょうか。
○議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。
○学校教育課長(相澤美和君) 議員のおっしゃるとおり、すぐにも、例えば成田小、成田中学校あたりなんかはささえ隊とかというようなボランティアの活動をなさっている方々がいらっしゃいますので、その方たちからは学校にぜひ何かできることがあればというようなお声も十分かけていただいております。それから、PTAの協力をいただくというような部分においては、校長会とか各学校のほうにもそういったものも協力いただきながら進めるようにということをお話ししておりますが、やはり、外部の方が入るということは、今回は内容がコロナウイルスの対策でもありますので、そういう部分を加味しながら、十分注意しながら、そういうところは進めていくようにということではお話をしております。
○議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は委員会付託及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第26号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
この際、執行部入替えのために10時35分まで休憩をいたします。
午前10時22分 休憩
午前10時35分 再開
○議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○議長(渡邊俊一君) 日程第6、議案第3号富谷市手数料条例の一部改正についてを議題といたします。
これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は委員会付託及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第3号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第7 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(富谷市税条例の一部を改正する条例)
○議長(渡邊俊一君) 日程第7、承認第1号専決処分の承認を求めることについて(富谷市税条例の一部を改正する条例)を議題といたします。
これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は委員会付託及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから承認第1号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり承認されました。
日程第 8 議案第17号 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて
日程第 9 議案第18号 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて
日程第10 議案第19号 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて
日程第11 議案第20号 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて
日程第12 議案第21号 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて
日程第13 議案第22号 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて
日程第14 議案第23号 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて
○議長(渡邊俊一君) 日程第8、議案第17号から日程第14、議案第23号まで、富谷市議会会議規則第35条の規定により、一括議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。若生市長。
○市長(若生裕俊君) それでは、議案第17号から議案第23号についてご説明を申し上げます。
農業委員会委員の任命につき同意を求めることにつきましては、令和2年7月19日をもって任期満了となる農業委員会委員の新たな任命について議会の同意を求めるもので、議案第17号は早坂和也さん、議案第18号は浅野芳夫さん、議案第19号は古跡幸夫さん、議案第20号は佐藤政悦さん、議案第21号は飯田由美さん、議案第22号は小松明巳さん、そして、議案第23号は佐藤一夫さんで、住所、生年月日は記載のとおりでございます。
説明は以上となります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
これから議案第17号を採決いたします。
この採決は無記名投票により行います。
今の説明の中で一人一人採決していきますので、よろしくお願いします。
議場の出入口を閉めます。
〔議場閉鎖〕
○議長(渡邊俊一君) ただいまの出席議員は議長を除く17名であります。
次に、立会人を指名いたします。
富谷市議会会議規則第31条第2項の規定により、立会人に11番長谷川る美君、12番高橋正俊君、13番菅原福治君の3名を指名いたします。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○議長(渡邊俊一君) 念のため申し上げます。
富谷市議会会議規則第72条の規定により、本案を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載願います。
なお、投票による表決において、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票並びに白票の取扱いは、富谷市議会会議規則第73条の規定により否とみなし取り扱います。
投票用紙の配付漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
投票用紙の配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検いたします。
〔投票箱点検〕
○議長(渡邊俊一君) 異状なしと認めます。
ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、1番議員から順番に投票願います。
〔事務局長点呼、投票〕
○議長(渡邊俊一君) 投票漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
開票を行います。11番長谷川る美君、12番高橋正俊君、13番菅原福治君、立会いをお願いいたします。
〔開票〕
○議長(渡邊俊一君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数17票
有効投票 17票
無効投票 なし
有効投票のうち
賛成 17票
以上のとおり、賛成が全員であります。したがって、本案は同意することに決しました。
議場の出入口を開きます。
〔議場開鎖〕
○議長(渡邊俊一君) これから議案第18号を採決いたします。
この採決は無記名投票により行います。
議場の出入口を閉めます。
〔議場閉鎖〕
○議長(渡邊俊一君) ただいまの出席議員は議長を除き17名であります。
次に、立会人を指名いたします。
富谷市議会会議規則第31条第2項の規定により、立会人に14番出川博一君、15番浅野直子君、16番安住稔幸君の3名を指名いたします。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○議長(渡邊俊一君) 念のため申し上げます。
富谷市議会会議規則第72条の規定により、本案を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載願います。
なお、投票による表決において、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票並びに白票の取扱いは、富谷市議会会議規則第73条の規定により否とみなし取り扱います。
投票用紙の配付漏れはございませんか。(「なし」の声あり)
投票用紙の配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検いたします。
〔投票箱点検〕
○議長(渡邊俊一君) 異状なしと認めます。
ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、1番議員から順番に投票願います。
〔事務局長点呼、投票〕
○議長(渡邊俊一君) 投票漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
開票を行います。14番出川博一君、15番浅野直子君、16番安住稔幸君、立ち会い願います。
〔開票〕
○議長(渡邊俊一君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数17票
有効投票 17票
無効投票 なし
有効投票のうち
賛成 17票
以上のとおり、賛成が全員であります。したがって、本案は同意することに決しました。
議場の出入口を開きます。
〔議場開鎖〕
○議長(渡邊俊一君) これから議案第19号を採決いたします。
この採決は無記名投票により行います。
議場の出入口を閉めます。
〔議場閉鎖〕
○議長(渡邊俊一君) ただいまの出席議員は議長を除き17名です。
次に、立会人を指名いたします。
富谷市議会会議規則第31条第2項の規定によって、立会人に17番畑山和晴君、1番菊池美穂君、2番佐藤浩崇君の3名を指名いたします。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○議長(渡邊俊一君) 念のため申し上げます。
富谷市議会会議規則第72条の規定により、本案を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載願います。
なお、投票による表決において、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票並びに白票の取扱いは、富谷市議会会議規則第73条の規定により否とみなし取り扱います。
投票用紙の配付漏れはございませんか。(「なし」の声あり)
投票用紙の配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検いたします。
〔投票箱点検〕
○議長(渡邊俊一君) 異状なしと認めます。
ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、1番議員から順番に投票願います。
〔事務局長点呼、投票〕
○議長(渡邊俊一君) 投票漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
開票を行います。17番畑山和晴君、1番菊池美穂君、2番佐藤浩崇君、立会いをお願いいたします。
〔開票〕
○議長(渡邊俊一君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数17票
有効投票 17票
無効投票 なし
有効投票のうち
賛成 17票
以上のとおり、賛成が全員であります。したがって、本案は同意することに決しました。
議場の出入口を開きます。
〔議場開鎖〕
○議長(渡邊俊一君) これから議案第20号を採決いたします。
この採決は無記名投票により行います。
議場の出入口を閉めます。
〔議場閉鎖〕
○議長(渡邊俊一君) ただいまの出席議員は議長を除き17名であります。
次に、立会人を指名いたします。
富谷市議会会議規則第31条第2項の規定によって、立会人に3番村上 治君、4番塩田智明君、5番渡邊清美君の3名を指名いたします。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○議長(渡邊俊一君) 念のため申し上げます。
富谷市議会会議規則第72条の規定により、本案を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載願います。
なお、投票による表決において、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票並びに白票の取扱いは、富谷市議会会議規則第73条の規定により否とみなし取り扱います。
投票用紙の配付漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
投票用紙の配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検いたします。
〔投票箱点検〕
○議長(渡邊俊一君) 異状なしと認めます。
ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、1番議員から順番に投票願います。
〔事務局長点呼、投票〕
○議長(渡邊俊一君) 投票漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
開票を行います。3番村上 治君、4番塩田智明君、5番渡邊清美君、立会いをお願いいたします。
〔開票〕
○議長(渡邊俊一君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数17票
有効投票 17票
無効投票 なし
有効投票のうち
賛成 16票
反対 1票
以上のとおり、賛成が16票であります。したがって、本案は同意することに決しました。
議場の出入口を開きます。
〔議場開鎖〕
○議長(渡邊俊一君) これから議案第21号を採決いたします。
この採決は無記名投票により行います。
議場の出入口を閉めます。
〔議場閉鎖〕
○議長(渡邊俊一君) ただいまの出席議員は議長を除き17名であります。
次に、立会人を指名いたします。
富谷市議会会議規則第31条第2項の規定によって、立会人に6番藤原 峻君、7番金子 透君、8番青柳信義君の3名を指名いたします。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○議長(渡邊俊一君) 念のため申し上げます。
富谷市議会会議規則第72条の規定により、本案を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載願います。
なお、投票による表決において、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票並びに白票の取扱いは、富谷市議会会議規則第73条の規定により否とみなし取り扱います。
投票用紙の配付漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
投票用紙の配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検いたします。
〔投票箱点検〕
○議長(渡邊俊一君) 異状なしと認めます。
ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、1番議員から順番に投票願います。
〔事務局長点呼、投票〕
○議長(渡邊俊一君) 投票漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
開票を行います。6番藤原 峻君、7番金子 透君、8番青柳信義君、立会いをお願いします。
〔開票〕
○議長(渡邊俊一君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数17票
有効投票 17票
無効投票 なし
有効投票のうち
賛成 17票
以上のとおり、賛成が全員であります。したがって、本案は同意することに決しました。
議場の出入口を開きます。
〔議場開鎖〕
○議長(渡邊俊一君) これから議案第22号を採決いたします。
この採決は無記名投票により行います。
議場の出入口を閉めます。
〔議場閉鎖〕
○議長(渡邊俊一君) ただいまの出席議員は議長を除き17名であります。
次に、立会人を指名いたします。
富谷市議会会議規則第31条第2項の規定によって、立会人に9番浅野武志君、10番若生英俊君、11番長谷川る美君の3名を指名いたします。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○議長(渡邊俊一君) 念のため申し上げます。
富谷市議会会議規則第72条の規定により、本案を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載願います。
なお、投票による表決において、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票並びに白票の取扱いは、富谷市議会会議規則第73条の規定により否とみなし取り扱います。
投票用紙の配付漏れはございませんか。(「なし」の声あり)
投票用紙の配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検いたします。
〔投票箱点検〕
○議長(渡邊俊一君) 異状なしと認めます。
ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と氏名を呼び上げます。1番議員から順番に投票願います。
〔事務局長点呼、投票〕
○議長(渡邊俊一君) 投票漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
開票を行います。9番浅野武志君、10番若生英俊君、11番長谷川る美君、立会いをお願いします。
〔開票〕
○議長(渡邊俊一君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数17票
有効投票 17票
無効投票 なし
有効投票のうち
賛成 17票
以上のとおり、賛成が全員であります。したがって、本案は同意することに決しました。
議場の出入口を開きます。
〔議場開鎖〕
○議長(渡邊俊一君) これから議案第23号を採決いたします。
この採決は無記名投票により行います。
議場の出入口を閉めます。
〔議場閉鎖〕
○議長(渡邊俊一君) ただいまの出席議員は議長を除き17名であります。
次に、立会人を指名いたします。
富谷市議会会議規則第31条第2項の規定によって、立会人に12番高橋正俊君、13番菅原福治君、14番出川博一君の3名を指名いたします。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○議長(渡邊俊一君) 念のため申し上げます。
富谷市議会会議規則第72条の規定により、本案を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載願います。
なお、投票による表決において、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票並びに白票の取扱いは、富谷市議会会議規則第73条の規定により否とみなし取り扱います。
投票用紙の配付漏れはございませんか。(「なし」の声あり)
投票用紙の配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検いたします。
〔投票箱点検〕
○議長(渡邊俊一君) 異状なしと認めます。
ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と氏名を呼び上げます。1番議員から順番に投票願います。
〔事務局長点呼、投票〕
○議長(渡邊俊一君) 投票漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
開票を行います。12番高橋正俊君、13番菅原福治君、14番出川博一君、立会いをお願いします。
〔開票〕
○議長(渡邊俊一君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数17票
有効投票 17票
無効投票 なし
有効投票のうち
賛成 17票
以上のとおり、賛成が全員であります。したがって、本案は同意することに決しました。
議場の出入口を開きます。
〔議場開鎖〕
○議長(渡邊俊一君) 暫時休憩いたします。
午前11時25分 休憩
午前11時29分 再開
○議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第15 請願第2号 介護予防施策のさらなる推進を求める請願
○議長(渡邊俊一君) 日程第15、請願第2号介護予防施策のさらなる推進を求める請願を議題といたします。
請願第2号に係る審査の結果について、委員長の報告を求めます。教育民生常任委員会委員長出川博一君、登壇願います。
○教育民生常任委員会委員長(出川博一君) 請願審査報告書。
富谷市議会議長渡邊俊一殿。
本委員会に付託された請願を審査した結果、次のとおりに決定したので、会議規則第143条第1項の規定により報告します。
記
請願受理番号及び受理年月日、請願第2号、令和元年12月9日。
件名、介護予防施策のさらなる推進を求める請願。
請願者氏名、一般社団法人宮城県柔道整復師会代表理事櫻田 裕。
紹介議員、浅野直子。
委員会の意見及び審査の結果は、願意妥当と認め採択すべきものです。
審査経過等について、付言いたします。令和元年12月18日、令和2年1月8日、1月20日、2月12日、そして、4月14日と5回委員会を開催いたしました。
最初の12月18日には、請願の審査方法について審査し、請願者、紹介者、保健福祉部長寿福祉課及び総合支援センターの調査を行うこととし、審査日程を決定いたしました。
令和2年1月8日には、請願者一般社団法人宮城県柔道整復師会代表理事の櫻田 裕氏の代理人、同会の広報部長中川裕章氏と紹介議員浅野直子氏に出席いただき、請願内容の概要説明を受け、願意等について質疑を行いました。
1月20日と4月14日には、保健福祉部長、保健福祉部長寿福祉課長、保健福祉部保健福祉総合支援センター所長から、介護予防の取組及び総合事業に対する現在の本市の取組状況や今後の事業予定等について説明を受けた後、質疑を行いました。
2月12日は、委員間の自由討議等を経て、4月14日、今回の請願については満場一致で採決すべきものと決定いたしました。
富谷市議会教育民生常任委員会委員長出川博一。
以上報告申し上げますので、よろしくお願いいたします。
○議長(渡邊俊一君) お諮りいたします。
委員長報告に対する質疑及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから請願第2号を採決いたします。
お諮りいたします。
本件に対する委員長の報告は採択すべきものであります。委員長報告のとおり、本件を決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、請願第2号は委員長報告のとおり採択することに決しました。
○議長(渡邊俊一君) 日程第16、陳情についてを議題といたします。
陳情6件が提出されております。
陳情第2号2021年度介護保険法改定に向け、介護保険制度の抜本改善を求める国への意見書提出を求める陳情書。
陳情第3号最低賃金の改善と中小企業支援の拡充、格差のない全国一律最低賃金制度の確立を求める政府に対する意見書採択の陳情書。
陳情第4号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書採択を求める陳情書。
陳情第5号 介護従事者の勤務環境及び処遇改善を求める意見書採択を求める陳情書。
陳情第6号 看護師の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書採択を求める陳情書。
陳情第7号 介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書採択を求める陳情書。
以上6件であります。
陳情については、その写しを議席に配付しておりますので、各議員において調査、または審査されるようお願いいたします。
○議長(渡邊俊一君) 日程第17、閉会中の各委員会調査についてを議題といたします。
各委員会から、所管事務のうち富谷市議会会議規則第111条の規定によって継続調査の申出があります。
お諮りいたします。
各委員会からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、各委員会からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定をいたしました。
令和2年第2回富谷市議会定例会は、終始熱心な審議を経て全て議案を議決いたしました。執行部におかれましては、各議員から出された意見を十分に尊重し、市政を執行されますよう強く要望いたしまして、閉会の挨拶といたします。
これで本日の日程は全て終了いたしました。会議を閉じます。
令和2年第2回富谷市議会定例会を閉会いたします。どうもご苦労さまでした。
午前11時38分 閉会