富谷市

『住みたくなるまち日本一』をめざして

平成28年第2回富谷町議会臨時会(開催日:7月19日)

更新日:2016年07月19日

平成28年第2回富谷町議会臨時会(開催日:7月19日)

会議録目次

臨時会会議録第1号

平成28年第2回臨時会目次

第1日目 7月19日(火)
町長提出議案の概要説明
会議録署名議員の指名
会期の決定
議案第1号 富谷市福祉事務所設置条例の制定について
議案第2号 平成28年度富谷町一般会計補正予算(第2号)
議案第3号 平成28年度(仮称)富谷町子育て世代包括支援センター新築工事請負契約の締結について
議案第4号 平成28年度町道二・三ノ関線舗装修繕工事請負契約の締結について
議案第5号 和解及び損害賠償額の決定について

平成28年第2回臨時会議事録(第1号)

平成28年7月19日(火曜日)

出席議員(20名)

  • 1番 金子透君
  • 2番 青柳信義君
  • 3番 浅野武志君
  • 4番 若生英俊君
  • 5番 畑山和晴君
  • 6番 齊藤秀行君
  • 7番 藤原峻君
  • 8番 佐藤聖子君
  • 9番 西田嘉博君
  • 10番 長谷川る美君
  • 11番 佐藤克彦君
  • 12番 山路清一君
  • 13番 浅野直子君
  • 14番 高橋正俊君
  • 15番 菅原福治君
  • 16番 出川博一君
  • 17番 相澤榮君
  • 18番 渡邊俊一君
  • 19番 安住稔幸君
  • 20番 浅野幹雄君

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

  • 町長 若生裕俊君
  • 副町長 大庭豪樹君
  • 企画部長 内 海 壯 晃 君
  • 福祉部長 小 野 一 郎 君
  • 建設部長 奥 山 育 男 君
  • 保健福祉部次長兼保健福祉部長寿福祉課長兼福祉健康センター所長 中 山 高 子 君
  • 企画部企画政策課長 高 橋 弘 勝 君
  • 企画部財政課長 西 山 高 広 君
  • 総務部総務課長兼情報化推進室長 神 田 能 成 君
  • 総務部税務課長 吉 田 尚 樹 君
  • 保健福祉部地域福祉課長 菅 原 俊 司 君
  • 保健福祉部子育て支援課長兼西成田コミュニティセンター子育てサロン所長 狩 野 悦 子 君
  • 建設部都市整備課長 齋 藤 英 夫 君
  • 建設部都市計画課長 伊 藤 正 君
  • 企画部企画政策課参事兼市制移行・地方創生推進室長 松 原 誠 君
  • 教育長 菅 原 義 一 君
  • 教育次長 荒 谷 敏 君

事務局職員出席者

  • 事務局長 亀郁雄
  • 次長 富澤裕
  • 主事 後藤秀樹

議事日程 第1号

平成28年7月19日(火曜日) 午前10時 開会

町長提出議案の概要説明
日程 1 会議録署名議員の指名
日程 2 会期の決定
日程 3 議案第 1号 富谷市福祉事務所設置条例の制定について
日程 4 議案第 2号 平成28年度富谷町一般会計補正予算(第2号)
日程 5 議案第 3号 平成28年度(仮称)富谷町子育て世代包括支援センター新築工事請負契約の締結について
日程 6 議案第 4号 平成28年度町道二・三ノ関線舗装修繕工事請負契約の締結について
日程 7 議案第 5号 和解及び損害賠償額の決定について

本日の会議に付した事件

午前10時00分 開会
○議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
  ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しますので、ただいまから平成28年第2回富谷町議会臨時会を開会いたします。
  この臨時会は、町長から富谷市福祉事務所の設置条例の制定についてなどの事件議案が提出されることになっております。慎重に審議を尽くされ、町民の負託に応えられますようご期待を申し上げますとともに、議会運営につきましてもご協力をお願いいたしまして、開会の挨拶といたします。
  日程に入るに先立ち、諸報告をいたします。
  議長諸報告はお手元に配付のとおりです。
  なお、説明員の出席報告ほか関係資料については、事務局で保管しておりますので、希望の方は閲覧願います。
  これで諸報告を終わります。
  ここで、富谷町町長に挨拶を求めます。若生町長。
○町長(若生裕俊君) おはようございます。
  本日ここに、平成28年第2回富谷町議会臨時会が開会されるに当たり、提出議案の説明にあわせ、10月10日の市制施行に向けての進捗状況及び現在の取り組みの概要についてご説明を申し上げます。
  初めに、市制施行の進捗状況について申し上げます。
  事務手続及び申請関係については、さきの県議会において全会一致の議決を受け、浅野議長にもご臨席を賜り、7月5日に県知事から本年10月10日に黒川郡富谷町を富谷市とする処分決定通知書が交付されたところでございます。このことにより、残る事務手続としては、8月中に予定されている官報告示だけとなり、10月10日午前0時をもって、市としては県内では14番目、東北では77番目、全国では791番目となる富谷市が誕生することとなります。引き続き、確実な市制施行に向け準備を進めてまいります。
  なお、新しい市民歌については、10月10日の記念式典での披露に向け町内中学校の在校生代表が合唱練習を行っており、正式な披露まではいましばらくお時間を要しますので、ご理解願います。
  次に、富谷市消防計画基本構想の策定について申し上げます。
  4月に実施した富谷町まちづくりアンケートの集計結果を町民の皆様に説明し、ご意見をいただくため、6月には町内7会場にて富谷市制施行まちづくり懇談会を開催いたしました。現在、アンケート結果とまちづくり懇談会でいただいたご意見を踏まえ、「住みたくなるまち日本一」実現に向けての基本構想を最終的にまとめるため、7月13日に富谷町総合計画審議会へ諮問を行っており、最終答申は8月1日を予定しております。いただいた答申については、町ホームページに公開しパブリックコメントを実施した後、9月定例会へ上程する予定ですので、よろしくお願いいたします。
  また、前期基本計画については11月末に、実施計画については平成29年2月末までに取りまとめを予定しておりますので、あわせてよろしくお願いいたします。
  次に、「(仮称)とみや国際スイーツフェア」について申し上げます。
  委託事業者である仙台放送や推進会議等での意見を踏まえ、正式名称を「富谷国際スイーツ博覧会」とすることに決定いたしましたので、改めてご報告いたします。今後は、実行委員会等を開催し具体的な協議を進めていくこととしております。
  次に、町の公式キャラクター、ブルベリッ娘&ブルピヨについて申し上げます。
  10月10日に向け、市制施行の気運を高め、さらには富谷市としての新たな情報発信のツールとするため、今般、着ぐるみを作成し7月4日のとみやブルーベリースイーツフェアの開始式で披露したところでございます。今後とも町内外の各種イベント等でも積極的に活用してまいります。
  次に、児童館及び児童クラブについて申し上げます。
  平成29年4月に新たに児童館が3カ所開所することに伴い、これまで町民の皆様から要望の多かった放課後児童クラブの土曜日開所の実施に向け、児童館及び児童クラブ合わせて8カ所の運営を民間に委託する方向で検討しているところです。民間への委託に当たっては、近隣市町村の状況等を踏まえ、今後は一部負担金の徴収も視野に入れ検討してまいります。
  なお、本臨時会の補正予算に平成29年4月からの委託に向けての債務負担行為を計上しておりますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。
  最後に、提出議案の概要について申し上げます。
  議案第1号富谷町福祉事務所設置条例の設定については、市制施行に伴い福祉事務所設置が必須となることから、社会福祉法第14条第1項に基づき新たに条例を制定するものでございます。
  なお、本臨時会の補正予算に関連経費を計上しておりますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。
  議案第2号については、平成28年度富谷町一般会計補正予算(弟2号)でございます。
  議案第3号及び第4号については、それぞれの工事請負契約について、その承認をお願いするものでございます。
  議案第5号和解及び損害賠償額の決定については、町道大童今泉線における自動車損傷事故に伴う損害賠償額を決定するものでございます。
  以上、提出議案5件の概要を申し上げましたが、議案審議の際には詳細にご説明いたしますので、慎重にご審議を賜り、全案件ご可決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(浅野幹雄君) これから本日の会議を開きます。
  議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。


     日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、19番安住稔幸君、1番金子 透君、2番青柳信義君の3名を指名いたします。


     日程第2 会期の決定
○議長(浅野幹雄君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
  お諮りいたします。
  本臨時会の会期は本日の1日間にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本臨時会の会期は本日の1日間に決定いたしました。


     日程第3 議案第1号 富谷市福祉事務所設置条例の制定について
○議長(浅野幹雄君) 日程第3、議案第1号富谷市福祉事務所設置条例の制定についてを議題といたします。
  本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。保健福祉部長。
○保健福祉部長(小野一郎君) おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。
  それでは、議案書1ページのほうをごらんいただきたいと思います。
  議案第1号富谷市福祉事務所設置条例の制定について。
  富谷市福祉事務所設置条例を別紙のとおり制定するものでございます。
  提案理由といたしましては、10月10日の市制施行に伴い、社会福祉法第14条第1項の規定に基づき福祉に関する事務所を設置するものです。この社会福祉法第14条第1項というのは、都道府県または市には福祉事務所を設置しなければならないということの決まりでございます。
  それでは、2ページをごらんいただきたいと思います。
  富谷市福祉事務所設置条例。先ほど申し上げましたとおり、10月10日の市制施行に伴い、社会福祉法第14条第1項目の規定に基づき福祉に関する事務所を設置し、その名称を富谷市福祉事務所とするものでございます。
  福祉事務所においては、第3条に書いてございますけれども、生活保護法、児童福祉法、母子及び父子並びに寡婦福祉法、老人福祉法、身体障害者福祉法及び知的障害者福祉法の福祉六法に定める援護、育成または更生の措置に関する事務のほか、社会福祉法、民生委員法の施行に関する事項やその他社会福祉に関する事務のうち、市長が認める事務を本所掌とし、所長及び必要な職員を配置する旨を第3条から第4条に明記してございます。
  また、第5条といたしましては、本条例によらない施行に関する事項につきましては市長が定める旨を明記してございます。
  附則といたしまして、本条例は、平成28年10月10日から施行するものとして、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例を福祉事務所設置に伴い配置いたします就労支援員、面接相談員、福祉事務所嘱託医、家庭児童相談員の月額を、先ほどの指導支援員が15万円、面接指導員が15万円、嘱託医が3万円、児童相談員が18万円、それぞれ月額となってございます。それに伴いまして一部改正するものでございます。
  以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。16番出川博一君。
○16番(出川博一君) 3点お尋ねいたします。
  一つは、ここにある生活保護就労支援員から相談員、それから家庭児童相談員、この方たちについては資格が必要なのかどうか、お尋ねいたします。かつ、その場合、専任なのか、兼務が可能なのか、お尋ねいたします。
  二つ目として、この月額報酬水準は、他市の報酬水準と比較してどうなのかが2点目です。
  それから、先ほどお話ししました支援相談員は、保護面接と家庭児童相談員、この方たちのそれぞれの人員配置は何名なのか、お尋ねいたします。
○議長(浅野幹雄君) 保健福祉部長。
○保健福祉部長(小野一郎君) こちらの支援員と相談員、指導相談員につきましては、資格等は特にありませんけれども、そういったものについて精通している方ということになってございます。もちろん嘱託医については医師ということになってございまして、金額については近隣市町村あと県の保健福祉事務所、そちらのほうの金額等を勘案しましてほぼ同額的な金額となってございます。
  支援員、相談員、児童相談員については、常勤的にこちらの事務所に配置して、その相談等を常時受け付けるということになります。
  嘱託医の先生につきましては、月2回ほどこちらの事務所のほうにおいでいただきまして、レセプト、結局、請求書です。そういったものに検印をしていただいて確認をしていただくということになってございます。
  以上、今ご質問あった分は大体網羅したかと思いますけれども。
○議長(浅野幹雄君) あと兼務。
○保健福祉部長(小野一郎君) 専任でございます。人数はそれぞれ1名ずつということで考えてございます。
○議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
○16番(出川博一君) 今、専任というお話だったんですけれども、そうすると、勤務形態といいますか、勤務時間は何時から何時までなのか、お尋ねいたします。
  それから、ここのところでそれぞれの人員は1名ずつだというお話だったんですけれども、それは間違いないかどうか、もう一度確認いたします。
○議長(浅野幹雄君) 保健福祉部長。
○保健福祉部長(小野一郎君) 就労時間につきましては8時半から5時半までという時間帯でございます。一つ、児童相談員につきましては1名ということのお話でしたけれども、2名ということで訂正をさせていただきます。
  以上でございます。
○議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。8番佐藤聖子君。
○8番(佐藤聖子君) この方々は非常勤ということになるわけですが、時間が8時半から5時半で……。
○議長(浅野幹雄君) マイクを前に持っていってください。
○8番(佐藤聖子君) 失礼しました。では、もう一度。
  この方々ですが、8時半から夕方5時半までということになっていますが、非常勤ということでの説明なので、そうしますと、どういう勤務形態でここに来るのか。それは思っているよりも相談が必要になった場合に、出勤する時間が、日数がふえてきたときに、おおむねどのぐらいの時給で計算されているものなのか。そのあたりをお尋ねします。
○議長(浅野幹雄君) 保健福祉部長。
○保健福祉部長(小野一郎君) 時給換算まではしてございませんけれども、業務量等が多くなれば、人員の加配も必要かと思います。現在のところ、ケースが97ケース、生活保護関係ですけれども、ほかに家庭児童相談員関係、こちらについてもかなりそれぞれのご家庭で課題が多いご家庭も多くなっておりますので、そういうところもかなりふえてくれば予算的なものもちょっと勘案していきたいなと思ってございます。
○議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。
  よって、これから議案第1号を採決いたします。
  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第4 議案第2号 平成28年度富谷町一般会計補正予算(第2号)
○議長(浅野幹雄君) 日程第4、議案第2号平成28年度富谷町一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。
  本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。
○財政課長(西山高広君) おはようございます。よろしくお願いいたします。
  それでは、議案第2号についてご説明させていただきます。
  議案書の5ページをお開き願います。
  初めに、今回の補正につきましては、市制移行に伴い設置する福祉事務所の所掌事務に要する関連経費が主なものとなってございます。
  それでは、ご説明させていただきます。
  議案第2号平成28年度富谷町一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるものでございます。
  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億2,546万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ132億7,847万3,000円とするものでございます。
  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
  第2条、債務負担行為の追加は、「第2表・債務負担行為補正」によるものでございます。
  初めに、第2条関係についてご説明させていただきます。
  8ページをお願いいたします。
  第2表債務負担行為補正につきましては、放課後児童クラブ運営業務を追加するもので、期間、限度額は、記載のとおりでございます。
  内容につきましては、児童館及び児童クラブを合わせて8施設の運営を民間委託にするもので、委託開所を29年4月からとするため準備行為といたしまして28年度中に契約を締結するものでございます。
  続きまして、歳入についてご説明申し上げます。
  14、15ページ、お願いいたします。
  14款1項1目民生費国庫負担金につきましては、1億2,501万3,000円を追加するもので、1節社会福祉費負担金は、特別障害者手当等の支給に対する国負担分として4分の3を見込んだものでございます。2節児童福祉費負担金は、児童扶養手当の支給に対する国負担分として3分の1、児童入所施設措置費等に対する国負担分として2分の1を見込んでおります。7節生活保護費負担金は、生活困窮者自立相談支援、生活保護扶助事業等に対する国負担分として4分の3を見込んだものでございます。
  次に、14款2項2目民生費国庫補助金につきましては、427万7,000円を追加するもので、15節児童福祉費補助金は、母子家庭等対策総合支援対策に対する国庫補助分として4分の3を見込んでおります。16節生活保護費補助金につきましては、生活困窮者就労準備支援等に対する国庫補助分といたしまして3分の2を見込んだものでございます。
  次に、15款1項1目民生費県負担金につきましては、202万6,000円を追加するもので、2節児童福祉費負担金は、児童入所措置費等に対する県負担分として4分の1を見込んだものでございます。9節生活保護費負担金は、現在地保護者分といたしまして県負担分の科目存置でございます。
  次に、18款2項1目財政調整基金繰入金につましては、9,407万7,000円を追加するもので、財源調整でございます。なお、補正後の残高は29億2,299万円となってございます。
  次に、20款4項1目雑入につきましては、6万7,000円を追加するもので、4節雑入は、家庭児童相談員等に係る雇用保険上の本人負担分でございます。6節共済等保険金は、町道大童今泉線の自動車損傷事故に係る共済保険金でございます。
  続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
  16、17ページをお願いいたします。
  2款1項5目財産管理費につきましては、9万7,000円を追加するもので、市制移行に合わせまして、庁舎1階フロアに高額寄附者の芳名板を設置するものでございます。12目市制移行準備費につきましては、172万8,000円を追加するもので、市制移行に伴い地方税に係る電子申告支援データを市のバージョンに移行するものでございます。
  次に、2款2項1目税務総務費につきましては、2,000円を追加するもので、市制移行に伴い東北都市税務協議会への負担金が月割で生じたものでございます。
  次に、3款1項3目障害者福祉費につきましては、232万6,000円を追加するもので、特別障害者手当等の支給に要する扶助費でございます
  次に、3款2項1目児童福祉総務費につきましては、288万6,000円を追加するもので、1節報酬、4節共済費は、家庭児童相談員2名分の人件費でございます。9節旅費は、家庭児童相談員の研修旅費、11節需用費は、事務用消耗品、それから封筒代等でございます。12節役務費は、児童扶養手当支給通知などの郵送代、19節は負担金補助及び交付金ですけれども、家庭児童相談員の連絡協議会負担金と研修会負担金でございます。
  2目児童措置費につきましては、7,500万円を追加するもので、児童扶養手当支給に要する扶助費でございます。
  6目母子福祉費につきましては、885万円を追加するもので、ひとり親家庭等自立支援事業に要する扶助費でございます。
  18、19ページをお願いいたします。
  3款5項1目生活保護総務費につきましては、1,744万8,000円を追加するもので、1節報酬、4節共済費は、非常勤職員の人件費でございます。9節旅費は、生活保護就労支援員の訪問の際に係る交通費でございます。11節需用費のうち、消耗品費は、主に参考図書、事務用消耗品でございます。燃料費は、公用車のガソリン代。印刷製本費は、封筒代など。修繕料は、公用車の修繕代でございます。12節役務費は、公用車購入に係る代行手数料と公用車の自動車損害保険等でございます。13節委託料は、説明欄にあります業務に係る委託料でございます。18節備品購入費は、庁用器具費等といたしまして、耐火金庫、それからデジカメ等を購入するものです。機械器具費は、訪問用の軽自動車を1台購入するものでございます。20節扶助費は、住宅確保給付金でございます。
  次に、2目扶助費につきましては、1億1,707万4,000円を追加するもので、生活保護扶助事業に要する扶助費でございます。
  次に、8款1項1目土木総務費につきましては、4万9,000円を追加するもので、歳入でご説明いたしました町道大童今泉線の自動車損傷事故に係る賠償金でございます。
  以上、説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。15番菅原福治君。
○15番(菅原福治君) それでは、私は1点だけなんですけれども、18、19ページになりますけれども、今回新たに5項の生活保護費等々が追加されたと思うんですが、1目なり、2目、生活保護費または扶助費、当然生活保護ですから、扶助費等々がふえてくるのは当然だと思いますが、先ほど課長から説明ありました、歳入のご説明ありましたけれども、いまひとつ、もう少し具体的に仕組み的なもの、要は歳入について、国・県の歳入、わかりますけれども、それに対してもやっぱり一般財源もかなり、半期でこれだけですから、かなり持ち出しがあると思うんですけれども、その辺の仕組みもちょっと、先ほど歳入の何分の1とかというような説明ありましたけれども、もう少し詳しくご説明いただければありがたいと思います。
○議長(浅野幹雄君) 財政課長。
○財政課長(西山高広君) 今回の福祉事務所の事業に係りましては、国・県から補助事業、国庫支出金というふうなことで4分の3ですとか、2分の1ですとか、そういった財源が入ってくるものでございます。生活保護につきましては、町の持ち出し分も、議員おっしゃるとおり、一部ございまして、その分につきましては、国税のほうの基準財政需要額のほうに算入されて、後に交付税措置されるというふうなものになってございます。まず、今年度につきましては、10月10日市制移行というふうなことで、今年度の普通交付税の中には算入されませんけれども、今年度分につきましては特別交付税で措置されると。次年度以降、29年度以降につきましては、普通交付税のほうで措置されるというふうなことでございます。
○議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
○15番(菅原福治君) 後で戻ってくるということなんでしょうけれども、例えばこれは半期の部分なんですけれども、年間ですると3月の予算のときは、この辺の持ち出しの金額はこの倍と考えてよろしいんでしょうか。その辺ちょっとお尋ねします。
○議長(浅野幹雄君) 財政課長。
○財政課長(西山高広君) そうですね、ちょっと、年間通して幾らになるかというふうなところでは、まだ担当課のほうでしかわからないと思いますけれども、今のところ、半年分の予算を計上させていただきますので、単純に掛ける2というふうなことで考えております。
○議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。8番佐藤聖子君。
○8番(佐藤聖子君) 8ページの債務負担行為でお尋ねします。
  8カ所分を1億5,000万円ということになりますが、これの算定根拠をお示しいただきたいと思います。そして、一部負担金についての検討もするということでしたが、それはどのように検討していくのか。大体1人当たりどれくらいということになるのか。そのお考えをお聞かせください。
  16ページ、17ページのところです。
  市制移行準備費があります。そこの中で、172万8,000円ですが、これが追加になっていますが、これまで市制準備のためにさまざまなものが行われてきましたが、今後もこのような追加はあり得るのでしょうか。あるとすれば、どういうものがあるか、お答えください。
  そして、その上の段です。
  寄附者芳名板制作業務とあります。これは市制移行に伴ってこういうことが考えられたのか。そして、高額のという説明がありましたが、高額というときにどれぐらいの人たちがその芳名板に名前を連ねることになるのか。大きさとしてはどういうものなのか。場所はどのあたりなのか、詳しくご提示いただきたいと思います。
○議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(狩野悦子君) まず、算定につきましてですが、来年から3館、児童館が今これから計画を立てて建設していくところになりますが、児童館が3館ふえるということで、児童館ということになりますと、児童クラブとは違って、児童の対象もかなり広がってまいります。業務的にも、放課後にお子さまをお預かりするというだけではなく、子育て中のお母様に対する支援ですとか、中学生、高校生の居場所づくりといったところで、幅広く児童にかかわる業務をやっていくというふうなことも加味しまして、今現在、放課後児童クラブにかかわっている職員の給料計算ですとか、児童指導員の手当というか、給料、賃金等を計算した上で、その上さらに児童館がふえるということになりますと、その点、運営管理をする者の報酬というか、給料計算、今までは公民館の場所をお借りしてという形での運営ということになっておりましたが、新たに学校の敷地内に建物を建てるということになりますと、そこにかかります光熱水費ですとかいろいろなものでの備品等々、そういったものを合わせて計算すると、ここで出させていただいた1億5,000万円ととんとんぐらいの経費がかかるのかなという見込みをいたしました。そこで、児童クラブに関しましては大体1館当たり1,800万円ということと、児童館に関しては2,000万円ぐらいで委託できるのではないかというふうに試算をいたしました。
  利用料に関しましては、各市町村、児童館、児童クラブ運営していく中で、それぞれ利用料金を取っていない市町村が富谷と大和だけというようなところも、登米市も一部取っていないようですけれども、ほとんどのところで利用料を取っていらっしゃるというふうなところもありましたので、そこを参考にさせていただいてということで、まだ金額的にはこれからということになっております。
○議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
○市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 市制移行準備費についての今後の予算計上というご質問でございますが、今後については現時点では想定しているものはございません。
○議長(浅野幹雄君) 財政課長。
○財政課長(西山高広君) 寄附の芳名板でございますけれども、まず、設置する場所、予定しているところが庁舎1階の総合窓口のカウンターからエレベーターホールまでの間に壁がございます。そちらのほうに掲示させていただきたいと思っております。大きさにつきましては、高さが900、横が800というふうなことで考えております。掲載の金額でございますけれども、100万円以上というふうなところで検討しております。今のところ、昭和に入ってからの方を対象にちょっと選んでおりまして、十数名程度になるのではないかというふうに考えております。
○議長(浅野幹雄君) ほかに質疑はありませんか。8番佐藤聖子君。
○8番(佐藤聖子君) 17ページですが、市制移行準備費のところですが、これは全く突然出てきたものなのか、想定されていなかったものなのか。そのあたりについてお尋ねします。
  そしてまた、寄附者の芳名板ですが、これから何かの折に寄附をしたいという人があったときの対応についてはどのようにするのか、お尋ねします。
○議長(浅野幹雄君) 税務課長。
○税務課長(西山高広君) 17ページの市制移行準備の関係でお答えをさせていただきます。
  本来であれば、当初からわかっていれば当初のほうに計上させていただきたかったんですけれども、この実態につきましては、6月に判明いたしまして、町から市に変わることで、市町村コードが変わるということで変更で可能なのかなということで最初は認識していたんですけれども、ガイドライン上は新たな環境の整備が必要だということでそもそも取り決めがなされておったということで、今回、このタイミングで計上をさせていただいたわけでございます。
○議長(浅野幹雄君) 財政課長。
○財政課長(西山高広君) 寄附につきましては、まちづくりに貢献された方を顕彰させていただくというふうなことでございます。また、今後の寄附金の呼び水にもなればというふうなところで掲示させていただくというふうなことですので、今後もそのように、100万円以上の寄附があれば対応させていただきたいと思っております。
○議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ございませんか。7番藤原 峻君。
○7番(藤原 峻君) 17ページの3款2項のひとり親家庭等自立支援事業に関して、どのような目的で、どのような支援、どのような頻度で行われているのか、お答えください。
  そして、19ページの生活困窮者自立支援促進事業のほうも、同じように、どのような目的で、どのような支援を、どのような頻度で行われているのか、教えてください。
○議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(狩野悦子君) 自立支援教育関連給付金に関しましては、まず、母子家庭及び父子家庭の自立の促進ということで、職業につくために必要と思われる技術を習得するための費用ということで、支給額10万円限度額ということで本人が支払った費用の20%に相当する額ということで見込んでいるものです。そのほか高等教育訓練促進等につきましては、看護師ですとか、保育士ですとか、そういった資格を取って自立していただくということのために月額20万円の費用を考えているところです。大体、今まで県のほうでこの分の費用をお支払いいただいていて、大体、年間1人ないしお二人分というふうなところで見込んでいたというところでのこの額ということになります。
○議長(浅野幹雄君) 地域福祉課長。
○地域福祉課長(菅原俊司君) こちらは生活困窮者自立支援法に基づいて取り組む事業の一環でございます。その中での必須とされている事業を今回予算計上させていただいておりました。特に自立相談支援業務、また扶助費のところにも住居確保給付金というようなところで必須事業は盛り込まれております。それ以外には、任意事業といたしましては就労準備支援、あとは一時生活支援業務というようなところを今回計上させていただいておったわけでございます。
  今後、10月以降、委託事業者を募りまして、今後、富谷町の地域福祉課のほうに常駐するような形で支援員の配置を予定してございます。必要に応じて、お客様の相談内容に応じて、おのおの取り組んでいこうと考えております。また、場合においては支援調整会議というものをおおよそ月例で開催していきたいと考えております。
○議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。7番藤原 峻君。
○7番(藤原 峻君) 17ページのひとり親家庭等自立支援事業に関連しまして、今までの申し込み実績であるとか、この費用で果たして十分なのか、そこら辺の検討はなされたのか、お伺いいたします。
○議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(狩野悦子君) 今までの実績からしてこのぐらいで十分かなというところで考えておりました。県のほうの引き継ぎのときにも、このぐらい持っていればというふうなところのご指導もいただいておりました。
○議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。16番出川博一君。
○16番(出川博一君) 1点だけ質問いたします。
  22ページの債務負担行為なんですけれども、この中で、29年度には国県支出金4,151万円とあるんですけれども、これは、従来は放課後児童クラブの場合は全額一般財源だったんですけれども、今度は3分の1ぐらいは国・県の補助があるという理解でいいのか。そして、それは今後とも続くものなのかどうか。
  もう一点として、債務負担行為をするに当たって、かなり、ここに計上するからには具体的な計画といいますか、その辺のところが煮詰まっていると思うんですけれども、今後のこれに対する計画の提示はいつごろなさるのか。
  その2点をお尋ねいたします。
○議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(狩野悦子君) まず、補助金に関しましてですが、今までは土曜日開所をしていないということで、開所日数が足りなかったために補助金をいただくことができなかったと。今回、運営を委託することで、土曜日も開催するということになりますと日数的に条件が合いますので、補助金をいただけるというふうなことになります。そのほかに、児童館ということで、子育て支援の拠点施設としての内容も盛り込んでいくとなれば、そこの部分で、児童館としての条件というのは特にはないんですが、その内容によって地域子育て拠点としてやる中身であれば補助金をいただけるということでの補助金の計上となっております。
  今後の計画に関しましては、ここに至るまでも運営業者さん、実際にどんな感じで運営しているのか等々も見させていただきながら、ここで債務負担のほうを上げさせていただきましたが、今後に関しては、もちろん保護者の皆様ですとか、児童指導員、今まで働いてきた方々への説明とともに、今後、具体的なことをお示ししていきたいと思うんですけれども、これから、何分、公募とかもこれからになってきますので、ちょっと、今いつということでははっきりとお答えしかねるところもあるんですが、近日中には公表できるように持っていきたいと思います。
○議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。
  よって、これから議案第2号を採決いたします。
  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第5 議案第3号 平成28年度(仮称)富谷町子育て世代包括支援センター新築工事請負契約の締結について
○議長(浅野幹雄君) 日程第5、議案第3号平成28年度(仮称)富谷町子育て世代包括支援センター新築工事請負契約の締結についてを議題といたします。
  本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。
○財政課長(西山高広君) よろしくお願いいたします。
  それでは、議案書の23ページをお開き願います。
  議案第3号平成28年度(仮称)富谷町子育て世代包括支援センター新築工事請負契約の締結についてご説明申し上げます。
  平成28年6月14日一般競争入札に付した本案件について、下記のとおり請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
  契約の目的は、平成28年度(仮称)富谷町子育て世代包括支援センター新築工事でございます。
  契約の方法は、一般競争入札。
  契約金額は、4億500万円。
  契約の相手方は、仙台市青葉区上杉一丁目17番18号銅谷ビル、株式会社阿部和工務店代表取締役社長船山克也でございます。
  この工事請負契約に当たりましては、さきに平成28年5月18日に入札公告を行い、株式会社橋本店、株式会社阿部和工務店の2社が参加いたしまして6月14日に総合評価方式による条件付一般競争入札を行いました。
  入札参加資格につきましては、宮城県内に本店または支店、営業所を有すること。入札資格登録があり、建築一式の承認を受け、格付がSであること。宮城県または富谷町から指名停止を受けていないこと。地方自治法施行令第167条の4の規定に該当しないこと。富谷町契約に関する暴力団排除措置要綱別表各号に掲げる措置要件のいずれにも該当しないこと。一級建築施工管理技師または一級建築士の資格を有する技術者を配置できることとしております。
  予定価格は、税抜きで4億1,351万2,000円、最低制限価格は税抜き3億5,100万円で入札を行いました。その結果、1回目の入札で落札いたしまして、落札価格は税抜きで3億7,500万円、落札率は90.69%、総合評価点16.81点となりまして、去る6月21日に仮契約を締結いたしましたので、本契約を締結するに当たり議会の議決をお願いするものでございます。
  工事の概要につきましては、都市計画課長からご説明させていただきます。
○議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
○都市計画課長(伊藤 正君) それでは、議案第3号平成28年度(仮称)富谷町子育て世代包括支援センター新築工事請負契約の締結についての工事概要についてご説明いたします。
  別添の議案第3号関係資料をごらんください。
  1枚めくっていただきまして、1ページをお願いいたします。
  包括支援センターの位置図及び配置図となっております。
  左側の位置図をごらんください。
  黒く塗られている部分が今回建築を行います包括支援センターの計画地となります。計画地は、明石台七丁目2番地1の一部で、東向陽台小学校の東側に位置しております。
  右側の配置図をごらんください。
  太い線で囲まれている部分が敷地であり、わか葉保育園の北側、児童福祉施設あかいしの森の西側となり、面積は1万1,547平米でございます。中央の黒く塗られている部分が子育て包括支援センターの本体であり、その西側に、通路との間に受水槽、ポンプ室、ごみ置き場、駐輪場といった附属建物を配置しております。
  センター本体は木造平屋建てで、建築面積は857.38平米です。附属建物を含めた施設全体の建築面積は928.43平米となります。
  センター周辺はアスファルト舗装を行い、センターの南側及び北側には合計141台分の駐車場を確保いたします。
  センターの玄関は、北側の四角く出っ張った部分となります。玄関の北側にはバスなどが停車できる車寄せを配置いたします。
  敷地内の平屋部分の周辺には、子供を含む利用者の安全確保と敷地への出入りを規制するため、フェンスを設置いたします。フェンスの図面上での表示は丸い点線と細い実線で示しているものでございます。
  1枚めくっていただきたいと思います。2ページをお願いいたします。
  包括支援センターの平面図でございます。
  一般の方に出入りいただきます玄関は、建物の北側、図面上では左上の利用者出入口となっております。
  玄関を入りますと、左側に事務所を配置いたします。事務所内には書庫と湯沸かし室を配置しております。
  事務所の南側部分、廊下を挟んで男女更衣室と倉庫を配置いたします。
  倉庫の右側には栄養指導室を配置いたします。ここでは、赤ちゃんの離乳食教室などを開催するため、教師用の調理台1台と生徒用調理台4台の計5台を配置いたします。
  栄養指導室の右側には、問診保健室を2部屋配置いたします。問診保健指導室は畳敷きとし、健診などの際に体重計などを置く周辺部分は板張りといたします。
  問診保健室の右側には、診察室や検査室、消毒室を配置いたします。
  建物の右端、廊下を挟むような形で相談室を2部屋配置いたします。
  北側の相談室(1)の左側には、女子トイレ、男子トイレ、多目的トイレとともにおむつ交換室及び授乳室を配置いたします。
  トイレの左側、玄関との間には、くつろぎコーナーを配置いたします。このくつろぎコーナーは、通常は廊下との間仕切りを外しオープンスペースとして活用する計画でございます。部屋の窓際には固定式のベンチと食事の際に手を洗ったりしていただく洗面台を配置いたします。また、廊下との間仕切りを設置することにより、会議室などとしての利用が可能となっております。
  また、建物の中央を東西に通ります廊下の両端は出入り口とし、非常の際の避難口及び職員の通用口といたします。
  1枚めくっていただきます。3ページをお願いいたします。
  包括支援センターの立体図となっております。
  上段は、北側の立面図です。右寄りに玄関がございます。建物の屋根はガルバリウム鋼板の縦ぶきで、廊下に十分な採光を取り入れるため棟近くにトップライトを11カ所設置いたします。玄関と両脇のスロープ部分には雨よけのための軒を設置することといたします。
  図面の中段をごらんください。西側及び東側の立面図でございます。屋根の構造は、切り妻の大屋根となっております。最高高さは8.35メートルです。西側立面図に示してあります出入り口の上部にあるものは排煙用の窓となっております。
  図面の下段をごらんください。南側の立面図となっております。掃き出し窓を3カ所設置しております。左側の1カ所目が栄養指導室、残る2カ所が問診保健室の1・2となっております。非常の際の避難路などとしての利用を想定しております。
  以上、施設の概要でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。15番菅原福治君。
○15番(菅原福治君) 二、三なんですけれども、3分の2の資料なんですが、一つは、受付なんですけれども、受付というのは、これはどのような内容の受付なのか。例えば各コースで健診とか来られると思うんですけれども、ここで一手にエントランスのところで、下足番というか、下足とかあるところで、ここで受け付けるのか。それとも別に受付の機能がどこかにあるのか。それをお伺いします。
  それと、私もちょっとどんなものかわからないんですけれども、離乳室とかおむつというのはこの程度でいいのか。その辺お伺いしたいなと思います。
○議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。もとい、子育て支援課長。
○子育て支援課長(狩野悦子君) 健診等、教室等をやる場合の受付に関しましては、待合コーナー、くつろぎコーナーを待合室とすることを考えておりましたので、そこで別に受付というところをつくらせていただくことになります。ここの事務室にあります受付は、事務所に来られた方の窓口といいますか、声かけできるところの受付スペースということになります。
  そのほか、もう一点、授乳室、調乳室ということでしたが、おむつ交換の場所に関しましては、各男子トイレ、女子トイレにもおむつ交換できる場所を考えておりましたので、おむつ交換室、調乳室に関してはこのぐらいのスペースで十分なのではないかなと考えました。
○議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
○15番(菅原福治君) わかりました。
  じゃあ、もう一点なんですが、3分の1ページのほうなんですが、この境界線なんですけれども、境界線ですから境界線なんでしょうけれども、ちょっとあかいしの森との関係が、いまいち、あかいしの森がちょっと手狭な部分で、そちらまで考えなくてもいいのかどうか、わからないんですけれども。今まで、あかいしの森といえば、今度建てる包括支援センターの東側、あかいしの森でいえば西側から入り口に行っていたと思うんですね、入り口が。その辺が、今度は専用通路がありまして、あかいしの森の東側から入るというような計画なのか。その辺、余りにもあかいしの森が手狭なような感じがするので、その辺考えなくていいのかどうか、その辺をお尋ねします。
○議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
○都市計画課長(伊藤 正君) あかいしの森につきましては、図面上、建物の北側、左端のほうの出入り口かなというふうに認識しております。既存のフェンス、あかいしの森さんで回しておりまして、今回、当方の施設を設置するに当たりまして、あかいしの森さんの西側の部分にも今回フェンスを設置させていただくというような形で計画しております。出入り口につきましては、基本的に北側の駐車場からの出入りというものが今後もできるような形で一応考慮しているところでございます。
○議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
○15番(菅原福治君) そうすると、あかいしの森と今度の包括支援センターの間にフェンスがあるわけですけれども、今までここを通ってあかいしの森に行っていたと思うんです。ちょっと私も行ってみたんですけれども。そうすると、ここが使えないということは、あかいしの森の東側からあかいしの森は出入りするということでいいんですね。それで十分なんですね。
○議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
○都市計画課長(伊藤 正君) フェンス設置に当たりましては、ちょっと出入り口関係もどの辺に設置するのか、その辺も協議させていただきまして出入り口の確保をさせていただきたいというふうに考えております。
○議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。16番出川博一君。
○16番(出川博一君) 2点だけお尋ねします。
  今、お話があったんですけれども、あかいしの森、これは結構駐車している車が多くて、送迎なんかもありますので、この辺のところは今度の計画の中の北側入り口の周辺の駐車場を利用できるというふうに理解していいのかどうか。そして、この点について、あかいしの森との間の協議とかその辺のところはどの辺までしているのか、お尋ねします。
  それから、2つ目として、以前にあかいしの森ができるときに一緒に支援センターについても説明会があったんですけれども、あれから約2年たとうとしているので、今回の計画について、住民に対する説明というか、周知について、どのようにお考えなのか、お尋ねいたします。
○議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
○都市計画課長(伊藤 正君) 駐車場につきましては、現在もあかいしの森さん北側の部分があいているところをご利用いただいておりますので、引き続きその北側の部分をご利用いただく形で考えております。あかいしの森さんとの駐車場に関する協議につきましては、特に今のところはそういった利用を考慮しているものですから、まだ具体的な協議はしていない状況ではございます。
  あと、周辺住民の方に対するご案内ということでございますけれども、今回、以前にご説明させていただいた施設のさらに縮小版ということになっておりますので、改めた説明会というものはちょっと今のところ予定はしておりません。
○議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
○16番(出川博一君) あかいしの森の駐車場なんですけれども、これは現状でもかなり10台以上、そして土日でも3台はいわゆる施設の車両ということでとまっているんですけれども、この辺のことについては早目に協議をして理解をいただくようにお話ししたほうがいいと思います。というのは、この敷地ぎちぎちまで余裕がないんだよということをあかいしの森の方が余りよくご存じでないという現状がありますので、早目にご説明をいただきたいと思います。
  それから、住民側への周知ですけれども、これは確かに2階から1階になって、それほど視線というかを気にしなくてもいいということかもしれませんけれども、やっぱり、いつから工事が始まるというものは、明石台一丁目並びに七丁目のいわゆる関係する部署といいますか、その辺のところには回覧物か何かで当然周知してご理解をいただくようにしたほうがいいと思いますけれども、いかがでしょうか。
○議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
○都市計画課長(伊藤 正君) あかいしの森さんに対します協議に関してはできるだけ早い時期にご説明をさせていただきたいと思います。
  あと、工事に関するご説明でございますけれども、回覧板もしくはビラ等の配布であの周辺の住民の方にはご説明させていただきたいというふうには考えております。
○議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。12番山路清一君。
○12番(山路清一君) 資料の3枚ものでお伺いいたします。
  まず初めに、基礎構造なんですけれども、この基礎のほうは木造の場合、べた基礎とか布基礎ありますけれども、基礎構造がどのようになっているか、お聞きいたします。
  それから、図面に書いていませんけれども、立面図関係の最高位の高さ、お伺いいたします。
  それから、内部に行きまして、天井の高さ、幾らになっているか、お伺いいたします。
  それから、中の関係で、洗浄トイレは何カ所になっているか、お伺いいたします。
  それから、外壁に関しまして、屋根が先ほどガルバリウム鋼板、話を聞きましたけれども、壁のほうの外壁の仕上げは何になっているか、お伺いいたします。
  それから、内装関係の主な床関係、壁関係の仕上げをお伺いいたします。
  それから、最後なんですけれども、暖・冷房関係はどのようになっているか、お伺いいたします。
  以上です。
○議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
○都市計画課長 まず、建物の基礎でございますけれども、こちらのほうはべた基礎を予定しております。
  最高高さにつきましては8.35メートルでございます。
  天井高は、基本的に2.7メール、場所によっては吹き抜けというような形も予定しております。
  さらに、トイレにつきましては、一応全て洗浄便座という形。
  屋根につきましては、こちら……。(「壁」の声あり)失礼しました。
  外壁につきましては、済みません、ちょっとただいま詳細のそこまでの資料をちょっと用意しておりませんでした。申しわけございません。床につきましては、一部長尺シート等を予定しております。詳細につきまして、ちょっと後ほどお示しさせていただければというふうに考えております。外壁と床につきましては後ほどということでお願いしたいと思います。(「暖・冷房」の声あり)
  暖・冷房につきましては、エアコンタイプで予定しております。
○議長(浅野幹雄君) この際、午前11時10分まで休憩をいたします。
     午前10時59分 休憩


     午前11時10分 再開
○議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  都市計画課長。
○都市計画課長(伊藤 正君) 天井高でございますけれども、先ほど私2.7メートルと申し上げましたが、訂正をさせていただきたいと思います。まず、トイレ関係、トイレ及び授乳室等の高さにつきましては2.6メートル、そのほかにつきましては基本的に3メートルとなっております。ただ、くつろぎコーナーにつきましては吹き抜けとなっておりまして、3メートルから6.45メートルとなっております。そのほか、更衣室、書庫等につきましては2.8メートルの高さというふうにしております。
  外壁の構造でございますけれども、ラスモルタルに吹きつけタイルを施工する予定としております。
  さらに、床の構造でございますけれども、入り口部分のエントランス及び廊下、くつろぎコーナーにつきましてはフローリング、その他、中待合室や健診室、トイレ、授乳室などにつきましては長尺ビニールシートを予定しております。
  以上でございます。
○議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
○12番(山路清一君) 先ほど冷暖房の件を聞いたんですけれども、全館冷暖房というか、ユニットじゃなく、中央のほうでやっているのかどうか、お聞きいたします。
  それから、3ページの一番最初なんですけれども、位置図の下のところに構造が書いてありますけれども、木造一部鉄骨造となっています。附属建物だけが鉄骨かどうか確認いたします。
  それから、最後になりますけれども、木造の建物を選んだ理由というのは何かあるかどうか。あればちょっとお伺いいたします。ということは、今ちょっと単純に計算しますと、木造の坪単価が140万円、坪当たり140万円になっています。これは落札しました阿部和工務店で140万円、設計単価はもうちょっと上がるんですけれども、その辺で木造を選んだ理由をお伺いいたします。
  以上です。
○議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
○都市計画課長(伊藤 正君) エアコンにつきまして、ちょっと集中式か個別式かにつきましては、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。
  資料の1ページ左側の下に木造一部鉄骨造となっていることでございますけれども、鉄骨造につきましては附属施設の部分、例えば受水槽であったりとか、駐輪場、そちらにつきましては鉄骨造とさせていただきます。本体につきましては全て木造ということになっております。
  木造を採用した理由といたしましては、資源の再利用が可能になる。さらに、工事費につきましても、鉄骨もしくはRCに比べると比較的安く仕上がる。さらに、工期的にも若干有利であるということから、木造を採用させていただいております。さらに、妊婦さんだったりとか、小さいお子さまも利用されるということで、比較的温かみのある施設をつくりたいとうこともございましたので、木造ということで採用させていただいたところでございます。
○議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
○11番(佐藤克彦君) ここの中でですが、児童遊園と遊戯室がないと、全体を見て、一番肝心な。親と一緒に子供が来ると、1人ばっかり来る場合もありますが、2人で、大きい上のお姉ちゃんとか、子供を連れてくる親もいるわけです。遊戯室とか、児童公園の設置を考えなかったのか伺います。
○議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
○都市計画課長(伊藤 正君) 遊戯室につきましては、くつろぎコーナー、こちらのほうを活用して、小さいお子さまが使えるようなちょっとスペースをこちらのほうに確保したいという話は伺っております。この辺につきましては、特別ここに関して児童遊園を設置するという計画は今のところはないというふうに伺っております。
○議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
○17番(相澤 榮君) くつろぎコーナーについてお伺いします。北側立面図を見ますと、上から下まで総ガラス張りと思うんですが、そういうふうに捉えていいですか。
○議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
○都市計画課長(伊藤 正君) 基本的にはガラス張りでして、上の部分が排煙の窓で開くような形になっているという計画になっております。
○議長(浅野幹雄君) 17番相澤榮君。
○17番(相澤 榮君) 実は明石台放課後児童クラブの、あそこの建物のつくりもこのようなふうになっています、子供たちが遊ぶ場所。冬が非常に寒いんですよね、夏の部分は構わないと思いますけれども。常に暖房が通っていればいいんですけれども、その対策として、あそこで、明石台放課後児童クラブのところでは、段ボールを1メートルぐらいの高さまで巻いていました。それで対応するのかどうか。そういう部分がちゃんと調査してあるのかどうかということでお伺いします。
○議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
○都市計画課長(伊藤 正君) そういったご意見につきまして、ちょっと今のところ、そういった冬場暖房効率が非常に下がるというお話、まだ具体的に伺っておりませんでしたので、その辺につきましてもちょっと検討させていただきたいというふうに考えております。
○議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。5番畑山和晴君。
○5番(畑山和晴君) 先ほど同僚議員からもあったんですが、くつろぎコーナーに遊戯施設がないというのと、外の芝張りの部分も大分広いんですが、東向陽台公民館で行われた市制移行懇談会の中でも孫と遊べるような場所が少ないという声もあったものですから、その辺を踏まえて、今後、くつろぎコーナーをどういうふうに考えて、計画して、子供とか、おじいちゃんとか、三世代が楽しめるようなものをつくっていくのかどうか。外の芝張りの部分も同じように今後計画があるのかどうかをお聞きします。
○議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(狩野悦子君) くつろぎコーナーの活用につきましては、健診時の待合のコーナーということだけではなく、健診等に使われていないときは、ここで地域のお母さんたちが来てくつろげるようなというふうなところ、わくわく町民会議のときにもご意見としていただいておりました。町内で自主的に活動されている育児グループですとか、とことこさんとか、子育てサロンをやっているところに対しての貸し出し等も考えてはいかがかというようなご意見もいただいておりましたので、そういう場所としてくつろぎコーナーを使っていただくように、おじいちゃん、おばあちゃん等がお孫さんと遊べるような、そういったところも踏まえてのコーナーの活用は考えていきたいと思います。
  芝生の利用に関しては、ちょっと今後の検討ということにさせていただきます。
○議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。13番浅野直子君。
○13番(浅野直子君) くつろぎコーナーのところにおいては、絵本とか、育児書とか、そういった書庫関係のものを置くという計画はありますか。
○議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(狩野悦子君) ここに置く備品等々につきましては、今後検討をしていくところではあるんですが、やはりここを待合の場にも使うということであれば、絵本ですとか、おもちゃですとか、そういったものも常時置いておくことにはなるかと思います。
○議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
○13番(浅野直子君) 授乳室のところで、調乳室になっておりますが、ここは給湯器があるという認識でよろしかったでしょうか。
○議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(狩野悦子君) そのとおりでございます。
○議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
○13番(浅野直子君) 相談室が北側のほうに2カ所ございます。相談員の人数にもよるんでしょうけれども、気楽にもっと相談できるような、そういったスペースというのは、ちょっと相談したいんだといったときにはこの相談室を使うような形になるんでしょうか。それとも、もっと南側のほうに、栄養指導室のところとか、どこか、ここら辺に少し相談ができるような部屋というのは設けるということは考えなかったのか、質問いたします。
○議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(狩野悦子君) 主にこの相談室に関しましては、健診等々で発達の気になるお子さんのお母さんですとか、心理士の先生と相談する場合の部屋を想定して、ここ、相談室2つとったような形になっております。ですが、常時、ここで例えばくつろぎコーナーで遊びに来たお母さんが発育のこととか子供の育て方についていろいろ相談したいよというふうな場合は、特にこの相談室に限らずとも、あいているスペースを利用しながら、常に相談できるような場所を提供していきたいと考えております。
○議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。8番佐藤聖子君。
○8番(佐藤聖子君) ここの駐車台数は141台ということでありました。手前のほうにわか葉保育園があって、あかいしの森の障害者施設もあります。ここの車がかち合ったりすることはないのか。あかいしの森に行くところの道路幅ですけれども、4メートルでいいんでしょうか。そうしますと、ここのところは6メートルの道路からあかいしの森に行く4メートル、これで十分なのか。前にあかいしの森に行ったときに非常に危険な思いをしたというあかいしの森の先生のお話がありまして、車の通行はどのように安全を確保するということで設計なのか、お尋ねしたいと思います。
  そういうこともありますので、先ほどありましたように、あかいしの森の施設長あるいは副施設長などとこのあたりについてもう少し協議できるかどうか。それによってこの変更があり得るのかどうかをお尋ねします。
○議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
○都市計画課長(伊藤 正君) あかいしの森につながる、多分、今回計画地の南側のわかば保育園との間の通路のことでよろしいでしょうか。
  こちらにつきましては、実際、通路確保というよりは、あかいしの森の敷地を確保する際に、公道に2メートル以上接しなければならないということで、敷地としてここをとってあるということでございます。今回設置しますフェンスは、わか葉保育園さんのほう既にフェンス設置してありますので、そこにずどんとぶつけるような形になっております。ですから、敷地境界線のところには、特に今回フェンスは設置しないような形で、実際ここを歩いてあかいしの森さんのほうに出入りするということは多分通常はないだろうというふうに考えております。あくまでも敷地の確保の都合でこういった色分けをさせていただいておりますけれども、駐車場もしくは芝を張る部分と一体的になるような形になる、現場のほうは。というふうに考えております。あくまでも出入りは北側のほうから出入りしていただくような形を考えております。
○議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。10番長谷川る美君。
○10番(長谷川る美君) 初めに、くつろぎコーナーのことでお聞きしたいんですけれども、くつろぎコーナー、先ほど、可動式間仕切りということで、そこはふだんオープンスペースということなんですけれども、それによって、小さいお子さんというのは結構行動範囲も広いので、廊下の動線というところに出たときに動線の邪魔になるとかそういったようなことで、そういった配慮というか、検討はなされたんでしょうか。
○議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(狩野悦子君) 最初にこのくつろぎコーナーができる前には、広く廊下を活用させていただいて待合のコーナーとする案を1点出させていただきました。ただ、健診で待つお子さんもやはりどこに、いろいろと動いてしまうというところもありますので、死角がどうしてもできてしまうということですとか、やはり、廊下を広くとるよりは、くつろぎコーナーという形で部屋をとったほうがいろいろなものに使えるのではないかという形で、このようなくつろぎコーナーというものができました。動きが確かにあるということではありますが、常に小さいお子さんに関しては、お母様と、あるいはお父様と一緒にご利用いただくということになりますので、そこら辺で安全面を図れるように、どこでも見えるようにというふうな形での配置とさせていただきました。
○議長(浅野幹雄君) 10番長谷川る美君。
○10番(長谷川る美君) くつろぎコーナー、続いてなんですけれども、自販機コーナーというのがあるということで、ここには自動販売機、どういった自動販売機を何台、幾つぐらい設置というのは決まっているんでしょうか。
○議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(狩野悦子君) まだ具体的には決まっておりません。
○議長(浅野幹雄君) 10番長谷川る美君。
○10番(長谷川る美君) 済みません。自販機コーナーを最初からここに置くということで考えていらっしゃったんでしょうか。それとも、ほかのところも検討して……。というのが、小さいお子さんたちというのはやはりそういうものが結構好きですよね、そういう自動販売機とか。何か、そういうところに行ってさわったりとか、手を入れたりとかというようなことも、結構そういうことがあったりもしますので、そういったいろいろなことから考えて最初からここというふうに考えられたのか。それとも、本当はほかの場所に設置しようと思っていたけれどもという、そこら辺の検討はどのようになっていたのか、お聞きします。
○議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(狩野悦子君) くつろぎコーナーということで、待合でもありますので、給茶器というか、給湯器といいますか、そういったものを置くような検討はしておりました。ちょっと自動販売機に関しては、まだちょっと確定ではないというか、そういったものも置けるスペースということでのお示しになるかと思います。
○議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。7番藤原 峻君。
○7番(藤原 峻君) まず初めに、くつろぎコーナーに関しまして、読み聞かせなど、こちらは図書室との連携などの検討はされているのか、というのが1点と。
  2点目としまして、先ほど、同僚議員から何件か質問があったかと思うんですけれども、窓が多いということで、こちら、部屋から熱がほとんど逃げるというのは大半が窓からなんですけれども、断熱に関してはしっかりと検討されているのか、というのが2点目。
  そして、3点目としましては、太陽光発電などをつける予定、蓄電池などをつける予定はあるのか、お伺いいたします。
○議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
○都市計画課長(伊藤 正君) まず、窓からの熱気が逃げるということにつきましては、通常の窓を予定しておりますので、先ほども大分、窓からの熱が逃げるというお話もありましたので、ちょっと構造的にどうするものなのか、もしくは何か別の対策を講じるべきなのか、その辺の検討をさせていただきたいというふうに考えております。
  太陽光発電につきましては、この施設につきまして、今のところ予定はしておりません。
  以上でございます。
○議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(狩野悦子君) 読み聞かせのお話だったんですが、くつろぎコーナー、特定のこういう事業をというところはまだ全て確定しているわけではありませんので、そういったお声がありましたら、もちろんそういう場所として使っていただくことは可能かとは思います。図書館との連携、図書室との連携については、今後またさらに検討が必要になると思います。
○議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
○7番(藤原 峻君) もう一つ、くつろぎコーナーに関しまして、先ほど自販機の件が同僚議員からも出ていたんですけれども、無料で水が飲めるような、そういう、ボタンを押すと水がただ飲めるようなものの導入は検討されているのか、お伺いいたします。
  そして、2点目なんですけれども、断熱に関しまして、最初、確かにお金はかかるんですけれども、後々、やはりコストが積み重なってくると大変高いものに、光熱水費になってしまうので、こちらはしっかり検討をしていただけるのか、お伺いいたします。
  それと、以前の私も議会の中で質問させていただいたんですけれども、再生可能エネルギーを富谷町として導入していくということを町長のほうからお声いただいたかと思うんですけれども、今後どのような形で検討していくのか、お伺いいたします。
○議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
○都市計画課長(伊藤 正君) 自動で水が飲める施設がつくかどうかということでございますけれども、自動販売機コーナーに例えばそういった施設が必要であれば設置はできるような形にはなるということでございます。
  断熱に関しましては、先ほども申し上げましたけれども、ちょっとどういった形で対応すべきか、費用等の関係もありますので、検討させていただきたいということでございます。
  太陽光につきましては、費用対効果の面もございますけれども、その辺で、今のところはちょっと太陽光発電施設の設置は予定していないというところでございます。
○議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(狩野悦子君) 自販機コーナーに関しましては、先ほどもお答えしましたように、まだ確定しているものではございませんで、こちらとしては給茶器、役場等に置いてあるような給茶器をちょっと想定していたところもございます。
○議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。1番金子 透君。
○1番(金子 透君) 先ほどから同僚議員、くつろぎコーナー、かなりご意見出ていますけれども、私もあるんですけれども、それは全協の場で改めて質問いたします。
  1点だけ。水回りの部屋全て乾式でのご利用ということ……。
○議長(浅野幹雄君) 今回のことで全協はやりませんからね。次からということです。
○1番(金子 透君) 次から、済みません。申しわけありません。
  水回りの部屋、全て乾式ということでよろしいですか。
○議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
○都市計画課長(伊藤 正君) 今のところは全て乾式の床を予定しております。
○議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。4番若生英俊君。
○4番(若生英俊君) 仮契約の段階になりましたので、できればというふうなことの立場で申し上げたいと思います。
  このような施設でありますので、親子であったり、あるいは利用者の皆さんの快適性というふうなあたり、そしてまた機能性、その中の第一は安全だと思いますけれども、安全動線というふうな立場、2点からご質問を申し上げます。
  くつろぎコーナーとその向かい合わせる問診保健指導室、問診保健指導室が廊下、部屋で、物入れ、押し入れ等で隔絶されております。ならば、右側のほうに物入れ、押し入れを集約して、指導室とくつろぎを見通しのいい状況にできはしないかと、そんなふうにも今質疑を通して感じたところです。
  さらにまた、快適さというふうなことで言えば、やはり吹き抜けというふうなことでありましたので、冬、夏、十分なる快適さが保たれるのか。全館の空調というふうなことの管理も含めて、可動間仕切り、通常はないというふうなことですので、そういう意味からすると、くつろぎコーナーでの快適さ、全館での快適さというようなあたり、なお検討をお願いしたいと思います。
  例えばくつろぎコーナーにママとお子がいて、ママたちがいて、そして向かい合わせに畳の上にお子たちが、はうお子たちも含めて、見通せる中で一定の距離感をもってこのような配置図となった状況、今の段階であれば、そういったことも可能性があるのではないかなというふうに思います。隔絶してしまうとまるっきり個別の部屋というふうなことになりますので……。
○議長(浅野幹雄君) 要望ではなくて、簡明にお願いします。
○4番(若生英俊君) この辺の検討をお願いしてといいますか、意見として申し上げたいと思います。以上でございます。
○議長(浅野幹雄君) 質問ですね。
○4番(若生英俊君) 集約というような1点お願いいたします。
○議長(浅野幹雄君) 意見じゃなくて、質問に徹してください。
  都市計画課長。
○都市計画課長(伊藤 正君) 問診保健室と廊下の間の壁が抜けるのではないかという今ご質問かと思いますけれども、こちらにつきましては、構造上、多分抜けない壁になっている可能性がございます。見通しができるような形に抜ければなおいいのかなとは思いますが、なかなか構造上難しい問題があるというふうに考えております。
  空調に関しましては、そういった工夫、熱の差ができるだけできないような形での対策というものもちょっと検討させていただきたいというふうに思います。
○議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
○19番(安住稔幸君) この建物での防災というか、例えば災害があったときの災害の備蓄品についてどのようにお考えになっているのか。そしてまた、そういったときに対して、役場というか、本庁舎との連絡はどのように。今各町内会の集会所のほうには無線機とかがついておりますけれども、そういったものは具体的に考えていらっしゃるのかどうか、お聞きします。
○議長(浅野幹雄君) 総務課長。
○総務課長(神田能成君) 備蓄品等々のお話でございますが、こちらの施設につきましては、避難所となる施設ではないというふうに認識してございますので、現在のところは防災無線、備蓄品などについては考えてはおりません。ただ、今後、協議の中で必要だということになれば、その辺は検討させていただければなというふうに思ってございます。
○議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。
  よって、これから議案第3号を採決いたします。
  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
  議案第1号の質疑で訂正の申し出がありましたので、これを許可します。保健福祉部長。
○保健福祉部長(小野一郎君) 先ほどの第1号議案富谷市福祉事務所設置条例の制定について出川議員より質問あった件につきまして、一部訂正ございますので、改めてご説明を申し上げます。
  3ページのほうで、生活保護就労支援員、生活保護面接相談員、福祉事務所嘱託医、家庭児童相談員の資格要件、就労条件についての質問がございまして、前回の最初のお答えのときには、嘱託医以外はないというような回答をさせていただきましたけれども、それぞれ資格要件があるものと、ないものと、就労時間に制限があるものということでありますので、もう一度説明し、あわせて訂正をさせていただきたいと思います。
  3ページのほうの下段にございます生活保護就労支援員、こちらにつきましては8時間、7.75就労で、資格要件は特にございません。次に、生活保護面接相談員、こちらのほうにつきましては、同じく就労条件につきましては7.75の就労条件になりますけれども、就労する場合の資格要件としては社会福祉士または精神保健福祉士というどちらかの資格が必要となってございます。嘱託医はそのままでございます。家庭児童相談員、こちらにつきましては一週29時間以内ということの決めがございまして、あわせて資格要件としては、こちらのほうには医師の免許を有する者、社会福祉主事として2年以上児童福祉の仕事に従事した経験かあること、大学で児童学、児童福祉学、社会福祉学、心理学、社会学、教育学のいずれかを終了しているということでの資格要件がございます。
  あわせておわびして訂正をさせていただきます。以上でございます。


     日程第6 議案第4号 平成28年度町道二・三ノ関線舗装修繕工事請負契約の締結について
○議長(浅野幹雄君) 日程第6、議案第4号平成28年度町道二・三ノ関線舗装修繕工事請負契約の締結についてを議題といたします。
  本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。
○財政課長(西山高広君) それでは、議案書の24ページをお開き願います。
  議案第4号平成28年度町道二・三ノ関線舗装修繕工事請負契約の締結についてご説明申し上げます。
  平成28年6月14日一般競争入札に付した本案件について、下記のとおり、請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
  契約の目的は、平成28年度町道二・三ノ関線舗装修繕工事でございます。
  契約の方法は、一般競争入札。
  契約金額は、1億1,178万円。
  契約の相手方は、富谷町上桜木二丁目5番地1、世紀東急工業株式会社黒川営業所所長吉野敏弘でございます。
  この工事請負契約に当たりましては、さきに、平成28年5月18日に入札公告を行い、世紀東急工業株式会社、若葉建設株式会社、宮城建設工業株式会社、本間道路株式会社の4社が参加いたしまして、6月14日に総合評価方式による条件付一般競争入札を行いました。
  入札参加資格につきましては、宮城県内に本店または支店、営業所を有すること。入札資格登録があり、舗装の承認を受け、格付がAであること。宮城県または富谷町から指名停止を受けていないこと。地方自治法施行令第167条の4の規定に該当しないこと。富谷町契約に関する暴力団排除措置要綱別表各号に掲げる措置要件のいずれにも該当しないこと。1級舗装施工管理技術者を配置できることといたしております。
  予定価格は税抜きで1億3,106万6,000円、最低制限価格は税抜き1億300万円で入札を行いました。その結果、1回目の入札で落札しまして、落札価格は税抜きで1億350万円、落札率は78.97%、総合評価点37.53点となりまして、去る6月21日に仮契約を締結いたしましたので、本契約を締結するに当たり、議会の議決をお願いするものでございます。
  工事概要につきましては、都市整備課長のほうからご説明いたします。
○議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
○都市整備課長(齋藤英夫君) 議案第4号の資料をお願いします。
  町道二・三ノ関線舗装修繕工事につきましては、全体計画としまして、国道4号から町境の大和町まで、延長で1,987.1メートル、道路幅員が7.25から8メートル、平成27年度施工済み延長が595メートル、今回、残り1,392.1メートル、面積1万150平方メートルを実施するものでございます。
  舗装構成につきましては、表層5センチ、基礎5センチで、上層路盤が路上路盤再生工が15センチから18センチ、下層路盤が30センチで計画しています。
  以上で、町道二・三ノ関線全線修繕工事が完了する予定でございます。よろしくお願いします。
○議長(浅野幹雄君) これから質疑に入りますが、この質疑は、要望、提案、修正を求めるものではありませんので、質疑に徹していただきたいと思います。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。
  よって、これから議案第4号を採決いたします。
  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第7 議案第5号 和解及び損害賠償額の決定について
○議長(浅野幹雄君) 日程第7、議案第5号和解及び損害賠償額の決定についてを議題といたします。
  本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。都市整備課長。
○都市整備課長(齋藤英夫君) 議案第5号和解及び損害賠償額の決定について。
  町道大童今泉線における自動車の損害事故について、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、下記のとおり、和解及び損害賠償額の決定ができるものとするもので、
  1、損害賠償額、4万8,060円。
  2、和解の相手方につきましては記載のとおりでございます。
  3、和解の内容、町は、相手方に損害賠償額4万8,060円を支払うこととし、相手方は、その余の請求を放棄するものとするもので、この損傷事故につきましては、町道大童今泉線に直径約95センチの穴ぼこがあり、そこを走行した相手方の自動車のタイヤ2本がパンク及びアルミホイール2本を損傷したものでございます。
  以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。
  よって、これから議案第5号を採決いたします。
  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
  平成28年第2回富谷町議会臨時会は、終始熱心な審議を経て、全ての議案を議決いたしました。
  執行部におかれましては、各議員から出された意見を十分に尊重し、町政を執行されますよう強く要望いたしまして、閉会の挨拶といたします。
  これで本日の日程は全て終了いたしました。
  会議を閉じます。
  平成28年第2回富谷町議会臨時会を閉会いたします。
  ご苦労さまでした。
     午前11時44分 閉会

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