更新日:2016年03月17日
1日目 2月23日(火曜日) | |||||||||||
施政方針 | |||||||||||
議案第 3号 | 職員の給与に関する条例等の一部改正について | ||||||||||
議案第 5号 | 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について | ||||||||||
議案第 6号 | 富谷町職員定数条例の一部改正について | ||||||||||
議案第 7号 | 富谷町職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び富谷町一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について | ||||||||||
議案第16号 | 富谷町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について | ||||||||||
議案第18号 | 平成27年度富谷町一般会計補正予算(第8号) | ||||||||||
議案第19号 | 平成27年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第5号) | ||||||||||
議案第20号 | 平成27年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第4号) | ||||||||||
議案第21号 | 平成27年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第5号) | ||||||||||
議案第22号 | 平成27年度富谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) | ||||||||||
議案第23号 | 平成27年度富谷町水道事業会計補正予算(第4号) | ||||||||||
議案第24号 | 平成28年度富谷町一般会計予算 | ||||||||||
議案第25号 | 平成28年度富谷町国民健康保険特別会計予算 | ||||||||||
議案第26号 | 平成28年度富谷町下水道事業特別会計予算 | ||||||||||
議案第27号 | 平成28年度富谷町介護保険特別会計予算 | ||||||||||
議案第28号 | 平成28年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算 | ||||||||||
議案第29号 | 平成28年度富谷町水道事業会計予算 | ||||||||||
第2日目 3月3日(木曜日) | |||||||||||
一般質問 | 15番 菅原福治議員 | ||||||||||
1 | これまでの若生町政とこれからの取組みについて | ||||||||||
2 | 町民バス路線・宮城交通バスダイヤに係わる課題について | ||||||||||
12番 山路清一議員 | |||||||||||
1 | 新町政一年を向かえ、公約等(仮称)富谷市総合計画を質問する | ||||||||||
2 | 通学路等の安全対策について質問する | ||||||||||
16番 出川博一議員 | |||||||||||
1 | 平成28年度予算を問う | ||||||||||
2 | 子ども・子育て支援事業計画の進捗は | ||||||||||
3 | 市制に向けての人員体制を問う | ||||||||||
2番 青柳信義議員 | |||||||||||
1 | 富谷町に入院施設のある小児科の誘致を問う | ||||||||||
2 | 障害福祉サービスの状況についてを問う | ||||||||||
10番 長谷川る美議員 | |||||||||||
1 | 富ケ丘交差点及び通学路の安全確保について | ||||||||||
第3日目 3月4日(金曜日) | |||||||||||
一般質問 | 17番 相澤榮議員 | ||||||||||
1 | 9.11豪雨災害の復旧状況について | ||||||||||
13番 浅野直子議員 | |||||||||||
1 | 防災への取り組みを問う | ||||||||||
2 | 子どもたちに「がん」教育の推進を | ||||||||||
3 | 交通費補助拡充を問う | ||||||||||
4番 若生英俊議員 | |||||||||||
1 | 市制移行の準備は万全か | ||||||||||
2 | H28予算編成と予算案決定に至る経緯について | ||||||||||
3 | 17の選挙公約実現のため、予算案に反映された事業及び施策について | ||||||||||
1番 金子透議員 | |||||||||||
1 | 将来を見据えた街造り、町の形について伺う | ||||||||||
2 | 子育て支援の拡充について伺う | ||||||||||
9番 西田嘉博議員 | |||||||||||
1 | 地域包括ケアシステムの構築について | ||||||||||
2 | 町内の除雪について | ||||||||||
第4日目 3月7日(月曜日) | |||||||||||
一般質問 | 8番 佐藤聖子議員 | ||||||||||
1 | 高齢者の健康と福祉 必要とするとき使える介護保険を求める | ||||||||||
2 | 児童生徒がのびる学校であるために | ||||||||||
3番 浅野武志議員 | |||||||||||
1 | 富谷町総合運動公園の整備について | ||||||||||
7番 藤原峻議員 | |||||||||||
1 | 福祉の充実を求める | ||||||||||
2 | 農業への支援の充実を求める | ||||||||||
5番 畑山和晴議員 | |||||||||||
1 | 保育所における日曜保育、平日の延長保育、保育士の給与について | ||||||||||
14番 高橋正俊議員 | |||||||||||
1 | 黒川行政事務組合について | ||||||||||
第5日目 3月8日(火曜日) | |||||||||||
一般質問 | 19番 安住稔幸議員 | ||||||||||
1 | 投票しやすい環境の整備を | ||||||||||
2 | 防災への取り組みの推進を | ||||||||||
3 | 子どもを育てやすいまちを目指し、更なる施策の推進を | ||||||||||
11番 佐藤克彦議員 | |||||||||||
1 | 本町の農業振興政策を問う | ||||||||||
議案第32号 | 富谷町を富谷市とすることについて(説明、質疑) | ||||||||||
議案第33号 | 市制施行に伴う字の名称の変更について(説明、質疑) | ||||||||||
請願第 1号 | 富谷字町、同字町南裏、同字町北裏を新しい住所にしないことに関する請願書(説明、質疑) | ||||||||||
第6日目 3月16日(水曜日) | |||||||||||
議案第 1号 | 富谷町高齢者・障がい者外出支援乗車証条例の制定について | ||||||||||
議案第 2号 | 富谷町健康づくり推進協議会条例の制定について | ||||||||||
議案第 4号 | 証人等の実費弁償に関する条例の一部改正について | ||||||||||
議案第 8号 | 富谷町手数料条例の一部改正について | ||||||||||
議案第 9号 | 富谷町情報公開条例の一部改正について | ||||||||||
議案第10号 | 富谷町個人情報の保護に関する条例の一部改正について | ||||||||||
議案第11号 | 富谷町固定資産評価審査委員会条例の一部改正について | ||||||||||
議案第12号 | 富谷町税条例の一部改正について | ||||||||||
議案第13号 | 富谷町国民健康保険税条例の一部改正について | ||||||||||
議案第14号 | 富谷町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について | ||||||||||
議案第15号 | 指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について | ||||||||||
議案第17号 | 富谷町心身障害児就学指導審議会条例の一部改正について | ||||||||||
議案第30号 | 富谷町道路線の廃止について | ||||||||||
議案第31号 | 富谷町道路線の認定について | ||||||||||
第7日目 3月17日(木曜日) | |||||||||||
議案第24号 | 平成28年度富谷町一般会計予算 | ||||||||||
議案第25号 | 平成28年度富谷町国民健康保険特別会計予算 | ||||||||||
議案第26号 | 平成28年度富谷町下水道事業特別会計予算 | ||||||||||
議案第27号 | 平成28年度富谷町介護保険特別会計予算 | ||||||||||
議案第28号 | 平成28年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算 | ||||||||||
議案第29号 | 平成28年度富谷町水道事業会計予算 | ||||||||||
議案第34号 | 平成27年度富谷町一般会計補正予算(第9号) | ||||||||||
議案第35号 | 平成27年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第5号) | ||||||||||
諮問第 1号 | 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて | ||||||||||
諮問第 2号 | 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて | ||||||||||
議案第32号 | 富谷町を富谷市とすることについて(討論、採決) | ||||||||||
議案第33号 | 市制施行に伴う字の名称の変更について(討論、採決) | ||||||||||
請願第 1号 | 富谷字町、同字町南裏、同字町北裏を新しい住所にしないことに関する請願書(討論、採決) | ||||||||||
富谷町選挙管理委員の選挙 | |||||||||||
富谷町選挙管理委員補充員の選挙 | |||||||||||
発議第 1号 | 富谷町議会委員会条例の一部改正について | ||||||||||
発議第 2号 | 富谷町議会会議規則の一部改正について | ||||||||||
議員派遣の件 | |||||||||||
閉会中の各委員会調査について | |||||||||||
予算審査特別委員会 | |||||||||||
第1日目 3月9日(水曜日) | |||||||||||
議案第24号 | 平成28年度富谷町一般会計予算 (企画部企画政策課、企画部財政課、総務部総務課、総務部税務課、総務部町民生活課、会計課、議会事務局、監査委員事務局) |
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第2日目 3月11日(金曜日) | |||||||||||
議案第24号 | 平成28年度富谷町一般会計予算 (福祉部長寿福祉課、福祉部健康増進課、福祉部子育て支援課、教育委員会) |
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第3日目 3月14日(月曜日) | |||||||||||
議案第24号 | 平成28年度富谷町一般会計予算 (企画部産業振興課、建設部都市整備課、建設部都市計画課、建設部上下水道課) |
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第4日目 3月15日(火曜日) | |||||||||||
議案第25号 | 平成28年度富谷町国民健康保険特別会計予算 | ||||||||||
議案第26号 | 平成28年度富谷町下水道事業特別会計予算 | ||||||||||
議案第27号 | 平成28年度富谷町介護保険特別会計予算 | ||||||||||
議案第28号 | 平成28年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算 | ||||||||||
議案第29号 | 平成28年度富谷町水道事業会計予算 |
平成28年2月23日(火曜日) 午前10時00分 開会
町長施政方針 | ||||||||||||
第1 | 会議録署名議員の指名 | |||||||||||
第2 | 会期の決定 | |||||||||||
第3 | 議案第 3号 | 職員の給与に関する条例等の一部改正について | ||||||||||
第4 | 議案第 5号 | 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について | ||||||||||
第5 | 議案第 6号 | 富谷町職員定数条例の一部改正について | ||||||||||
第6 | 議案第 7号 | 富谷町職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び富谷町一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について | ||||||||||
第7 | 議案第16号 | 富谷町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について | ||||||||||
第8 | 議案第18号 | 平成27年度富谷町一般会計補正予算(第8号) | ||||||||||
第9 | 議案第19号 | 平成27年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第5号) | ||||||||||
第10 | 議案第20号 | 平成27年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第4号) | ||||||||||
第11 | 議案第21号 | 平成27年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第5号) | ||||||||||
第12 | 議案第22号 | 平成27年度富谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) | ||||||||||
第13 | 議案第23号 | 平成27年度富谷町水道事業会計補正予算(第4号) | ||||||||||
第14 | 議案第24号 | 平成28年度富谷町一般会計予算 | ||||||||||
第15 | 議案第25号 | 平成28年度富谷町国民健康保険特別会計予算 | ||||||||||
第16 | 議案第26号 | 平成28年度富谷町下水道事業特別会計予算 | ||||||||||
第17 | 議案第27号 | 平成28年度富谷町介護保険特別会計予算 | ||||||||||
第18 | 議案第28号 | 平成28年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算 | ||||||||||
第19 | 議案第29号 | 平成28年度富谷町水道事業会計予算 |
議事日程のとおり 午前10時00分 開会
議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しますので、ただいまから平成28年第1回富谷町議会定例会を開会いたします。
この定例会は、町長から、平成28年度富谷町一般会計補正予算などの、一般会計予算などの事件議案が提出されることになっております。慎重に審議を尽くされ、町民の負託に応えられますようご期待を申し上げますとともに、議会運営につきましてもご協力をお願いいたしまして、開会の挨拶といたします。
本日は傍聴人がおられます。傍聴人の方々に申し上げます。
富谷町議会傍聴規則第8条では、録音機、カメラ、ビデオなどによる撮影等は、議長の許可を得た場合以外は禁止になっております。また、携帯電話をお持ちの方は、携帯電話の電源をお切りになるか、マナーモードに切りかえて、静粛を保ち傍聴されますようお願いをいたします。
日程に入るに先立ち、諸報告をいたします。
議長諸報告はお手元に配付のとおりです。
なお、説明員の出席報告ほか関係資料については、事務局で保管しておりますので、希望の方は閲覧願います。
これで諸報告を終わります。
ここで、町長より、平成28年度施政方針並びに議案等の提案理由を含め、挨拶を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) 議員の皆さん、おはようございます。
本日ここに、平成28年第1回富谷町議会定例会が開催されるに当たり、提出議案の説明にあわせ、新年度に実施する各種施策の概要についてご説明申し上げます。
昨年2月の就任以来、この1年間、議会の皆様とは、まさに車の両輪のごとく、我々執行部とともにさまざまな行政課題に対応していただきましたことに対しまして、改めて感謝と御礼を申し上げます。
引き続き、町民の皆様の声が届く町政を心がけ、議員・町民を初め、本町に関係する多くの皆様の英知を結集して、文字どおりの「オール富谷」で「住みたくなるまち日本一」の実現を目指して取り組んでまいります。
初めに、市制移行について申し上げます。
ご承知のとおり、本町は、明治22年の市町村制実施により富谷村が誕生し、以来、現在に至るまで一度も合併することなく歩んでまいりました。今日までの発展の礎を築いていただきました先人の方々へのご功績とご尽力に対しまして、改めて敬意と感謝の意を表するものでございます。
昭和38年4月1日、5,091人の人口をもって富谷町となり、それから53年の月日を重ね、人口規模10倍の5万人都市に成長し、いよいよ本定例会が本年10月10日の市制移行に向けた正式な手続の第一歩となるものです。
本定例会では、今月26日の総務省からの国勢調査・人口速報集計の公表を受け、全ての町民の皆様とともに「富谷市」として新たに出発するため、同日付で本町の歴史上記念すべき「富谷町を富谷市とすることについて」の議案を追加提案させていただきたいと存じますので、議員の皆様におかれましてはご賛同賜りますようお願い申し上げます。また、あわせて、市制移行に伴う字の名称変更議案についても、追加提案を予定しておりますので、ご賛同賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
続きまして、富谷市総合計画基本構想骨子案の策定状況について申し上げます。
市制移行を踏まえた新しいまちづくりの将来ビジョンとなります総合計画基本構想骨子案については、これまで富谷町総合計画審議会でご審議をいただき、今月25日に今年度最後の会議開催を予定しております。その後、審議会からの答申を受け、庁内調整を図り骨子案を取りまとめる運びとなっております。議員の皆様へは、会期中に議員全員協議会の開催をお願いし、改めてご説明申し上げることとしておりますので、よろしくお願いいたします。
続きまして、平成28年度当初予算の編成概要について申し上げます。
予算編成では、市制移行に関する臨時的経費や町民の視点に立った各種施策の実施に係る財源確保と健全な財政運営の維持に留意しつつ、増加傾向にある経常経費を抑制するためシーリングを実施するとともに、事業内容の精査を行ったところです。
こうした過程を経て編成した一般会計当初予算は、対前年度比8.3%増となる129億2,600万円となったところです。
増加要因の主なものとしては、(仮称)子育て世代包括支援センター新築工事、児童館及び放課後児童クラブ整備工事、認可保育所新設事業、高齢者・障がい者外出支援乗車証事業等によるものです。
続きまして、企画部所管の主な新規事業、取り組みについて申し上げます。
初めに、市制施行記念式典及び記念祝賀会開催について申し上げます。
市制施行記念式典に関しては、本年10月10日午前11時から、富谷武道館で開催いたします。また、引き続きスポーツセンターに会場を移して記念祝賀会も行うこととしておりますので、よろしくお願いいたします。式典当日には市民歌のお披露目を予定しており、その他、関連イベントと連携しながら市制施行を広くPRしてまいります。
次に、総合交通体系の整備について申し上げます。
昨年実施した新公共交通システム導入検討事業に係る調査結果については、さきの全員協議会で説明したとおりでございます。今後は、本調査結果をもとにさらに調査を実施し、仙台市を初め関係機関との調整を図りながら、実現に向けて検討を進めてまいります。
また、泉中央駅への町民バスの乗り入れに関しましては、昨年4月以降、多角的な検討を行ってまいりましたが、市制移行にあわせて町民バスと路線バスとの乗り継ぎ実証実験を行う方向で、現在、交通事業者と協議・検討を重ねております。なお、実証実験の期間、新たに開設する路線バスの便数、町が負担する補?額等について、交通事業者とのさらなる協議・検討が必要ですので、本事業費については今後補正予算での計上を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。
次に、農業振興施策について申し上げます。
平成28年産米の生産調整について県から示された生産数量目標は1,668トン、面積換算値として325ヘクタールであり、当町の作付率は過去最低の56.38%で、いわゆる生産調整率は43.62%を見込んでおります。
町の特産品であるブルーベリーの振興については、ブルーベリー成木育成事業の活用により、新たに作付を行う会員の方がふえており、今後も作付拡大が予定されています。また、生産者の高齢化等に伴う収穫のお手伝いとして、ブルーベリーサポーターズの結成に取り組み、広く町民の方々に町の特産品とのかかわりを持ちながら、1次産業の活性化につながるよう努めてまいります。スイーツの原料となるブルーベリーに続く第2、第3の地域特産品を見出し、その特産品を生かした商品化に向け、事前の生産講習会などを開催してまいります。
直売活動に取り組んでいる「おんないん会」では、年間の売り上げが平成27年度は約4,400万円となり、前年比で5%以上の伸びとなりました。本町の地の利を生かした園芸農業の取り組みが順調に進んでいるものであり、引き続き支援、協力してまいります。
なお、本定例会に、国の地方創生加速化交付金を予定財源とする「(仮称)とみや国際スイーツフェア」開催に係る関連予算を計上しておりますので、よろしくお願いいたします。
次に、商工労政施策について申し上げます。
富谷町中小企業振興資金につきましては、現状、多くの皆様にご利用いただいており、貸付利子1%相当額を補助する利子補給補助金についても、町内業者からの評価が年々高まっております。今後も、くろかわ商工会や町内金融機関との情報交換を密に、融資制度及び利子補給金制度を通じ、町内商工業者の経営を支援してまいります。
また、町の公式キャラクターである「ブルピヨ&ブルベリッ娘」について、新たに着ぐるみとキャラクターグッズを作成し、市制移行でのさまざまなイベントなどにも参加して、富谷町、さらには富谷市を積極的にPRしてまいります。
企業誘致については、今月3日に住宅資材製造販売のザイエンスが正式に高屋敷地区への立地表明を行ったところであり、今後もトップセールスを積極的に行い、地域経済の活性化と雇用促進に努めてまいります。
続きまして、総務部所管の主な新規事業、取り組みについて申し上げます。
初めに、「北方領土の日」宮城県富谷集会について申し上げます。
今月7日の第36回北方領土の日宮城県富谷集会につきましては、本町では初めての開催となりましたが、議員各位や行政区長の皆様を初め、関係各種団体等約700名のご参加をいただき、盛会裏に終えることができました。北方領土の日への理解を深めていただき、大変お寒い中ご参加いただきました皆様に心より感謝を申し上げます。
次に、町内会館の整備について申し上げます。
昨年9月の第3回定例会において、二ノ関会館及び今泉会館の建てかえに関する設計業務に係る予算について議決をいただき、これまで町内会との協議を重ね、おおむね内容確認が終了しましたので、本定例会に建築工事に係る関連予算を計上しておりますので、よろしくお願いいたします。
次に、交通安全対策について申し上げます。
要望しておりました杜乃橋地区内への信号機の設置については、先月末に大和警察署より、コストコ富谷倉庫店開店前の設置に向けて採択された旨の連絡を頂戴いたしました。あわせて、地区内の速度規制や駐車禁止規制、横断歩道の2カ所設置などについても、現在対策を進めていただいております。町といたしましても、歩行者の安全対策として、主要交差点への車両用防護柵の設置や路面標示等の対策を講じてまいります。
次に、消防救急関連について申し上げます。
先月10日には、富谷町消防出初式を挙行し、本年の無火災・無災害を祈念したところでありますが、先月末現在、建物火災が3件、車両火災1件と、既に4件の火災が発生しておりますことから、ホームページや安全安心メールによる注意喚起や、火災予防の巡回広報を行うなどの周知を図ったところであり、今後の火災防止に向け、さらに留意して取り組んでまいります。
また、7月には、県下消防団員の消防技術の向上と士気高揚、そして消防活動の充実発展に寄与することを目的として、本町を会場に第49回宮城県消防操法大会が開催されることとなっております。地区を代表して地元富谷町消防団からも出場することから、ぜひとも好成績をおさめていただくことを願っております。
なお、救急車の配備については、黒川南部地域の救急需要の対策として、この4月より黒川消防署富谷出張所で救急車1台を増車し、計2台体制にて対応することが、黒川地域行政事務組合で正式決定となりましたことをご報告申し上げます。
次に、防災対策関連について申し上げます。
来月下旬を目途に、コストコホールセールジャパンと災害時における飲食料、日用品等の物資調達に関する協定を締結することとしております。今後も積極的に災害協定を進め、民間企業等との連携体制を強化し、災害に強いまちづくりを推進してまいります。
次に、町税関連について申し上げます。
まずは、改めて町民の皆様には、納税に対しましてご理解とご協力を賜っておりますことに、深く感謝を申し上げます。
町税につきましては、公平公正な課税と自主財源の確保・充実を基本方針に、収納率向上と収入未済額の縮減に努め、税負担の公平性を確保するとともに、町民の血税を1円たりとも無駄にすることなく、大切に、かつ有効に活用してまいります。
次に、総合窓口関係について申し上げます。
本町の人口及び世帯数は、先月末現在で人口5万2,325人、1万8,494世帯となり、前年同期比426人、342世帯の増となっております。昨年10月より個人番号通知カードが送付され、個人番号カード、いわゆるマイナンバーカードを申し込まれた方々には、先月より交付を開始しております。現在、地方公共団体情報システム機構よりマイナンバーカードが届き次第、町で事前処理を行い、各個人ごとに発行手続のご案内を行っております。また、平日に来庁することが難しい方々への交付のため、既に今月14日の日曜日に交付窓口を開設し対応に当たったところであり、来月も日曜日の交付窓口を予約制により開設することとしております。
次に、生活環境関連について申し上げます。
公営墓地の町民アンケートについては、先月の入札により委託業者が決定いたしました。現在、委託業者とアンケート内容等について打ち合わせを行っており、間もなく対象者宛てアンケートへの回答をお願いすることとしております。アンケートの集計結果は、今後の事業取り組みの参考とさせていただき、順次必要な措置を講じてまいります。
原発事故に伴う放射線量の測定については、これまで町内32カ所で測定を行ってまいりましたが、震災より5年が経過し、その数値がほぼ安定傾向にあることから、計測箇所について、過去のデータも踏まえ十分に検証しながら、縮小を含めて検討してまいります。
みやぎ環境交付金事業については、昨年5年間の延長が決定されました。今後は、さらなる公共施設等のLED光源導入事業を推進するため、主に成田地区の街路灯切りかえ経費への充当を予定しております。
小型家電リサイクル事業については、昨年10月からの3カ月間実証事業を実施し、現在、検証作業を進めておりますが、今後も使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律に基づく使用済み小型家電の回収を継続し、リサイクルの向上に努めてまいりますので、引き続きご協力をお願いいたします。
続きまして、福祉部所管の主な新規事業、取り組みについて申し上げます。
初めに、子育て支援事業について申し上げます。
コミュニティクリニック上桜木に委託して実施しております病児・病後児保育については、これまで未就学児童を対象にしてまいりましたが、先月から小学校2年生までに対象者を拡大して実施することとし、子育て支援のより一層の拡充に努めてまいります。
待機児童対策として保育所の設置を予定しております旧富ケ丘北部会館の改修工事については、先月末に竣工し、4月1日の開設に向け、受け入れ準備を整えているところでございます。施設の名称についても「富ケ丘菜の花保育園」に決定し、運営主体である社会福祉法人たちばな会と連絡を密にしながら、事業に支障がないよう万全を期してまいります。
また、1年でも早い待機児童ゼロを目指し、民設民営により杜乃橋地区に新たに保育所を開設すべく準備を進めております。保育所の整備事業者の公募を先月13日に行っており、今後の審査会を経て今月中には事業者を決定し、来年4月からの実施に向けて準備を進めてまいります。
(仮称)富谷町子育て世代包括支援センターについては、新築工事に係る予算を改めて5億円と定め、来年4月の開設に向けて準備を進めてまいります。
成田東小学校における放課後児童クラブについては、4月より空き教室を利用しての実施を予定しております。また、富ケ丘小学校、あけの平小学校、成田小学校については、来年度からの学校敷地内での児童館・児童クラブの事業開始を目指し建設を進めてまいります。
なお、本定例会に、杜乃橋地区の保育園、(仮称)富谷町子育て世代包括支援センター及び児童クラブ等の新設工事等に伴う工事請負費などに係る関連予算を計上しておりますので、よろしくお願いいたします。
次に、健康増進事業について申し上げます。
健康づくりの基本となります健診事業につきましては、昨年度から健康増進法に基づく全ての検診を実施しておりますが、受診率のさらなる向上を目指すため、特に胃がん検診期間終了後の未検者対策として、昨年10月の土・日に改めて検診日を設定し、受診環境の整備に努めてまいりました。今後も検診の有効性や各種情報提供を図りながら周知啓発に努め、町民皆様の疾病予防、早期発見・早期治療につながるよう支援してまいります。
健康づくり事業の推進として、福祉部3課連携のもとでの「とみや健康福祉まつり」では、生島ヒロシ氏を昨年10月に招き、また、来月は川島隆太教授を招いて開催を予定しております。引き続き、健康課題を改善するため、各種健康づくり事業に努めてまいります。
富谷町健康推進計画及び富谷町食育推進計画については、新年度が計画期間満了となるため、本年度はそれぞれの次期計画策定に向けた現状把握と課題抽出をするためのアンケート調査を実施いたしました。今後は、調査から見えてきた傾向、課題等をもとに、町として取り組むべき健康・食育への推進に向け、各協議会による検討を重ね、計画の策定に努めてまいります。
感染症予防につきましては、高齢者インフルエンザ予防対策、高齢者肺炎球菌予防接種事業の周知啓発に努め、予防接種費用の助成事業を継続してまいります。
次に、国民健康保険事業について申し上げます。
平成28年度国民健康保険予算については、対前年度比1億8,000万円減の43億2,000万円で編成を行いました。
被保険者数の状況では、75歳到達による後期高齢者医療制度への移行により減少傾向にある一方、国保加入者に占める高齢者比率が高くなっていることや医療の高度化等により、医療費は増加することも見込まれます。
国民健康保険税については、医療費の動向、平成30年度からの国保都道府県単位化により、本町に求められる負担の状況等を検証しながら、給付と負担の公平性の確保に留意しつつ、国保税率の引き下げを検討してまいります。
また、特定健診及び保健事業については、健診結果や医療費等の情報をもとに策定したデータヘルス計画に基づきながら、受診率の向上と特定保健指導の充実を図るとともに、効果的かつ適切な健康関連事業による医療費の削減を目指し、国保財政の健全な運営に努めてまいります。
次に、長寿福祉関連事業について申し上げます。
介護保険事業については、間もなく第6期介護保険事業計画の1年目終了を迎えますが、総合事業のモデル事業を初め介護サービス給付費は、ほぼ計画値に対して約95%の執行状況であり、おおむね計画値どおりに推移しております。
高齢者施設整備については、社会福祉法人富谷福祉会による特別養護老人ホーム「アルシュ富谷」(箱舟)が昨年12月に県補助金の採択を受け、今月1日より建設着工し、来年1月竣工、同年4月開所を目指しているところでございます。
地域の交流ステーションを目指す「街かどカフェ」については、設立エリアを富ケ丘・鷹乃杜地域と決定し、地域や関係機関の皆様を構成員とするプロジェクトを今月設立いたしました。今後は、早期の開設を目指し、地域ニーズの把握・運営方法など検討を重ねてまいります。
高齢者・障がい者の交通対策事業については、市制移行にあわせ、70歳以上の方、障害者手帳を取得している18歳以上の方を対象として、路線バス・地下鉄等の年間2万円までの助成施策「高齢者・障がい者外出支援乗車証」、通称「とみぱす」交付事業を本年10月からスタートすることといたしました。なお、本定例会に関連条例を上程しておりますので、よろしくお願いいたします。
一億総活躍社会の実現に向け、新たに措置される年金生活者等支援臨時福祉給付金については、今後、国・県の指示及び通知を注視しながら、適切に進めてまいります。
市制移行後、福祉の第一線機関となる福祉事務所につきましては、地域住民の身近な相談窓口となるよう関係機関との協議を進めております。特に、生活保護業務においては、引き続き職員を県仙台保健福祉事務所に派遣し、現場経験が豊富な県のケースワーカーから生活保護事務のノウハウを学ぶとともに、スムーズな事務移管に向けて着実に準備を進めてまいります。
続きまして、建設部所管の主な新規事業、取り組みについて申し上げます。
初めに、防犯灯及び道路照明灯の整備について申し上げます。
防犯灯については、既存の約3,000基をリース方式によりLED仕様に交換を予定しております。実施に際しては、まず、対象となる防犯灯の調査業務を行い、その後、順次交換工事を進めてまいります。道路照明灯についても、成田地区内の一部約74基をLED仕様に交換する予定で、みやぎ環境交付金事業を活用し、順次進めてまいります。
次に、町道整備について申し上げます。
都市計画道路町道穀田三ノ関線の整備については、現在、都市計画の変更手続とともに測量設計業務を進めており、4月中に変更できる見通しとなっております。今後は、不動産鑑定評価業務を実施した上で用地買収を行い、順次工事着手を目指してまいります。
なお、課題となっております県道西成田宮床線の整備促進については、昨年11月に県仙台土木事務所長様宛て要望書を持参し、早期改善に向けてご理解とご協力をお願いしたところ、その場で関係予算の確保に向けて努力する旨のご回答をいただいたところです。
側溝の有蓋化事業については、引き続き太子堂、鷹乃杜、富ケ丘地区を優先的に実施してまいります。
舗装修繕事業については、交通量が多く緊急性が高い町道二・三ノ関線と町道あけの平12-1号線、町道成田西部線の3路線を、国の社会資本整備総合交付金を活用し進めてまいります。また、区画道路の舗装修繕については、引き続き東向陽台地区で実施してまいります。
橋梁の維持管理事業についても、社会資本整備総合交付金を活用し、富谷橋、新田橋の定期点検を予定しております。
次に、都市計画事業について申し上げます。
仙塩広域都市計画の第7回定期見直しについては、今後、県において、国勢調査の調査結果に基づき、その必要性を判断されることとなっております。見直しが必要と判断された場合には、平成30年度に改めて見直しを行う予定であると伺っており、町といたしましては、長期総合計画や地方創生総合戦略に示す人口目標実現に向け、県の動向を見きわめながら、今後の土地利用について、関係者との協議を進めてまいります。
次に、都市公園について申し上げます。
都市公園については、遊具の安全対策として、設置から30年以上経過するなど、劣化の進んでいる遊具の交換を引き続き実施してまいります。なお、昨年12月議会でご質問がありました杜乃橋公園の遊具については、増設事業に係る関連予算を計上しておりますので、よろしくお願いいたします。
次に、町営住宅について申し上げます。
町営住宅については、今後、建てかえを実施してから20年を経過する住宅が生じてまいりますので、長寿命化計画を新たに策定し、計画的に管理・修繕を実施することにより、建物の長寿命化を図り更新コストの削減に努めてまいります。
次に、上水道事業について申し上げます。
平成28年度当初予算における水道事業収益は、人口・世帯数が年々増加しているところではありますが、前年度における黒字決算による一般会計からの補助金の減額と節水型設備の普及等により、対前年度比では減少に転じるものと見込んでおります。一方、水道事業費用については、施設の経年劣化に対応する橋梁添架水道管更新計画に基づき、実施設計委託費や県からの受託工事費等により費用増を見込んでおりますが、平成26年度の公会計制度改正による営業外収益の増加の影響により、収支としては当該年度純利益645万4,000円を見込んでいるところです。引き続き、安全安心な水の安定的な供給のため、配水池等の計画的な維持管理と道路整備工事にあわせた耐震管入れかえ工事等を行い、施設の延命化に努めるとともに、水の大切さの普及啓発にも取り組んでまいります。
次に、下水道事業について申し上げます。
下水道事業については、国の社会資本整備総合交付金事業を活用し、引き続き長寿命化計画に基づき、富谷1号汚水幹線管渠改築工事、成田第1汚水中継ポンプ場内施設の改築工事を進めてまいります。また、吉田川流域下水道事業全体計画の見直しにあわせ、富谷町流域関連公共下水道事業全体計画についても変更計画を策定し、下水道施設の適切な維持管理と施設の延命化に努めてまいります。
続きまして、教育委員会所管の主な新規事業、取り組みについて申し上げます。
初めに、富谷町教育基本方針について申し上げます。
方針では、心身ともに健やかで、すぐれた創造力と心豊かな人間性を育み、魅力あふれる住みよいまちづくりを目指し、「確かな学力と豊かな心、健やかな心身を育む教育環境の整備と教育活動の推進」、「集い・学び・語り合う生きがいの香りが漂う地域社会の創造」、「ともに育む潤いに満ちあふれたふるさとの芸術文化の創造と伝承及び保護」、「やりがいと活力のあるライフスポーツ活動の環境整備と推進」を重点に、町民協働で町民憲章の具現化を図るとともに、生涯にわたる学習の充実に努めてまいります。
次に、3歳児保育の導入について申し上げます。
町立幼稚園における3歳児保育の導入については、来年4月の実施に向け、準備を進めてまいります。実施に当たりましては、現在の町立幼稚園の定員充足率を踏まえ、富谷幼稚園の定員数の見直し等を図り、既存施設の活用により実施してまいります。
次に、とみや子どもまつりについて申し上げます。
本年の子どもまつりについては、市制移行に関連するイベントと開催時期が重なることから、実行委員会での協議を経て休止の判断をいたしましたので、ご理解をお願いいたします。なお、現在、NHK仙台放送局との共同による子供向けのイベントの開催に向けて準備を進めております。
次に、学校教育について申し上げます。
「学びのまち富谷」をスローガンに、さらなる充実・発展を目指して新たな取り組みを行ってまいります。まず、全ての町立幼稚園、小学校、中学校がユネスコスクールに登録し、ユネスコ憲章に示された理念である持続可能な開発のための教育(ESD)の推進を図ります。
特に、国際理解教育については、これまでの外国語指導助手、いわゆるALTに加え、小学校に英語教育等支援員をそれぞれ1名配置し、さらなる充実を図ってまいります。また、地域と連携した体験的な防災教育活動の充実に取り組みます。
児童生徒の支援体制については、これまで不登校やいじめ、学力不振などさまざまな課題を抱えた子供たちやその家庭に対して、スクールカウンセラーや教育相談員を配置し、支援を行ってまいりましたが、新たにスクールソーシャルワーカーを2名配置し、児童相談所等との連携強化を図りながら、子供たちや家庭、教員の支援の充実に努めてまいります。また、学び支援コーディネーターを配置し、児童生徒の放課後の学習環境の整備を進めてまいります。
次に、いじめ問題について申し上げます。
いじめ問題については、いじめ問題対策連絡協議会、いじめ問題対策調査委員会を開催し、関係機関との連携、未然防止に向けた取り組みの充実を図るとともに、町内の中学校を対象に、直近の課題であるスマートフォン、SNSの利用についての研修会を行い、啓発を図ってまいります。
次に、学校給食について申し上げます。
学校給食センターでは、食育事業として、「気仙沼の魚を学校給食に普及させる会」と連携し、町内の食材と海の食材を使用した給食の提供や食の指導の充実を図るなど、引き続き地産地消の推進に努めながら、安全安心な給食を提供してまいります。
次に、生涯学習・体育振興について申し上げます。
生涯学習活動については、教育の原点である家庭教育の振興を図るため、学校や地域など関係機関との連携強化、学習機会や相談体制の充実に取り組んでまいります。
体育振興については、生涯を通じて楽しむことのできるスポーツ環境を整備し、社会全体の生涯教育力の向上を図ってまいります。今後もさまざまなスポーツ大会や教室等の諸施策を展開し、市制移行へ向けて、子供たちや大人が夢を持ち、みずから学び、みずから考え、目標に向かってたくましく健康に生きていくことができる生涯スポーツ社会を実現してまいります。
なお、地域間交流や一体化を醸成する目的で開催している町民体育祭は、町として最後の体育祭として9月4日に開催することとしています。また、とみやふるさとまつりについては、市制移行時期と重なることから、毎年8月に行われているとみや商工祭にあわせて共同で開催する方向で現在関係者と協議を進めています。今後、詳細が決まり次第、議員の皆様を初め町民の皆様へお知らせしてまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。
次に、公民館事業について申し上げます。
1期2年をもって開講しているとみや豊壽大学については、第4期の最終年を迎えるに当たり、見聞を深めることを目的としての移動研修を予定しており、そのほか、今後も健康で豊かな人生の創出につながるカリキュラムの展開に努めてまいります。
公民館まつりについては、10月下旬より市制施行記念事業として、より一層の充実を図り開催してまいります。
公民館サークル事業については、みずから学ぶことへの支援として、地域づくりと社会教育の推進や生涯学習の振興を図ってまいります。
施設整備については、富ケ丘公民館大ホール等に空調設備を設置し、夏より稼働できるよう設置作業を進めてまいります。また、成田公民館については、出入り口を増設し、利用者の安全と利便性の向上を図ってまいります。
最後に、提出議案の概要をご説明申し上げます。
議案第1号富谷町高齢者・障がい者外出支援乗車証条例については、さきに申し上げましたが、高齢者・障がい者に対して、公共交通バス・地下鉄のICカード乗車証を導入し、社会参画と安全安心な移動を支援することにより、交通の側面から高齢者・障がい者の生活を支え、福祉の増進を図ることを目的とした新たなサービスを実施するため、条例を制定するものでございます。
議案第2号富谷町健康づくり推進協議会条例については、本協議会を自治法上の附属機関として位置づけるため、新たに条例を制定するものでございます。
議案第3号職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例については、国の一般職員の給与改定に準じて所要の改正を行うほか、法改正に伴う字句の修正を行うものでございます。
議案第4号証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例については、農業委員会等に関する法律の改正に伴う引用条項の条項ずれの補正を行うものでございます。
議案第5号特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例については、一般職員の給与改定に準じて所要の改正を行うものでございます。
議案第6号富谷町職員定数条例の一部を改正する条例については、職員の増員に伴い、所要の改正を行うものでございます。
議案第7号富谷町職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び富谷町一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例については、地方公務員法の改正に伴い、引用条項の条項ずれの補正を行うものでございます。
議案第8号富谷町手数料条例の一部を改正する条例については、行政不服審査法の改正に伴い、審査請求人が審理員に対して資料等の交付を求めた場合、手数料の納付が義務づけられたことから、当該規定を追加するものでございます。
議案第9号富谷町情報公開条例の一部を改正する条例及び第10号富谷町個人情報の保護に関する条例の一部を改正する条例につきましては、行政不服審査法の改正に伴い、審理員制度を適用除外とする規定を設けること、そのほか所要の改正を行うものでございます。
議案第11号富谷町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例及び第12号富谷町税条例の一部を改正する条例についても、行政不服審査法の改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。
議案第13号富谷町国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、納期限ごとの納付額の差を少なくするため、100円未満の端数を最初の納期に合算する旨の改正を行うものでございます。
議案第14号富谷町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例及び第15号指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例については、関係省令の一部改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。
議案第16号富谷町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例については、議案第3号と同様、国の一般職員の給与改定に準じて所要の改正を行うものでございます。
議案第17号富谷町心身障害児就学指導審議会条例の一部を改正する条例については、学校教育法施行令改正により、障がいの状態のみならず、教育上必要な支援の内容や教育体制の整備状況、本人・保護者の意向を踏まえた総合的な判断により就学先を決定する仕組みに改められたことにより、関係機関と連携した一貫した支援体制づくりが求められるため、所要の改正を行うものでございます。
議案第18号から議案第29号については、平成27年度各種会計補正予算及び平成28年度当初予算でございます。
議案第30号町道路線の廃止について及び第31号町道路線の認定については、富谷町高屋敷地区土地区画整理事業の道路新設に伴い、既存路線の廃止及び新たな路線の認定を行うものでございます。
諮問第1号及び第2号人権擁護委員の選任につき同意を求めることについては、任期満了となる人権擁護委員について、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、候補者の推薦を求めるものでございます。
以上、予算外議案19件、予算議案12件、人事案件2件の概要を申し上げましたが、議案審議の際には詳細にご説明いたしますので、慎重にご審議を賜り、全案件ご可決くださいますようお願いを申し上げます。
議長(浅野幹雄君) これから、本日の会議を開きます。
議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。
日程第1 会議録署名議員の指名
議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、2番青柳信義君、3番浅野武志君、4番若生英俊君の3名を指名いたします。
日程第2 会期の決定
議長(浅野幹雄君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
本定例会の会期は本日から3月17日までの24日間にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は本日から3月17日までの24日間に決定いたしました。
この際、午前11時まで休憩をいたします。
午前10時44分 休憩
午前11時00分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第3 議案第3号 職員の給与に関する条例等の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第3、議案第3号職員の給与に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。
本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。
総務課長(神田能成君) それでは、よろしくお願いいたします。
議案書8ページをお願いいたします。
議案第3号職員の給与に関する条例等の一部改正につきまして、ご説明申し上げます。
提案理由といたしましては、国の一般職の職員の給与改定に準じて本町の一般職の職員の給与を改定するほか、地方公務員法及び行政不服審査法の改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。
初めに、ただいま申し上げました国の一般職の職員の給与改定のもととなります、平成27年人事院勧告並びに地方公務員法及び行政不服審査法の改正内容につきまして、別紙の議案第3号関係資料にてご説明申し上げます。
国の一般職の職員の給与改定につきましては、平成27年度の人事院勧告に基づき、国家公務員法の一般職並びに特別職の給与に関する法律等の一部を改正する法律が1月26日に公布されました。このことに伴いまして、改正を行うものでございます。
改正内容につきましては、平成27年度給与勧告としまして、1つ目としまして、民間給与との較差0.36%を埋めるための俸給表の引き上げ、2つ目としまして、給与制度の総合的見直しにおける地域手当の支給割合の引き上げにより、本町では平成27年度、4%から5%に引き上げとなります。3つ目としまして、勤勉手当の支給割合0.1月分の引き上げでございます。
さらに、給与制度の総合的見直しでは、平成28年度において実施する措置といたしまして、1つ目としまして、地域手当の支給割合を平成27年度に5%に引き上げられました割合を6%への引き上げ、2番としまして、単身赴任手当の支給額の引き上げでございます。
以上が平成27年度人事院勧告及び給与制度の総合的見直しに伴う改正内容でございます。
地方公務員法改正につきましては、給与、勤務時間、その他の勤務条件を規定いたします法第24条のうち、第2項が削除されたことに伴い、条項ずれが生じますことから、改正を行うものでございます。
行政不服審査法改正につきましては、不服申し立ての手続が審査請求に一本化されましたことから、条例で規定しております行政不服審査法の条項の改正を行うものでございます。
それでは、議案書9ページをお願いいたします。
第1条、職員の給与に関する条例の一部を次のように改正するにつきまして、新旧対照表にて説明を申し上げます。
今般の条例改正につきましては、施行期日等が異なりますことから、第1条から第3条によりご提案申し上げますので、よろしくお願いをいたします。
第20条第2項は、勤勉手当の支給総額の限度、いわゆる総原資について規定しているもので、第1号、給料の月額に扶養手当、地域手当のそれぞれの月額の合計額を加算した額に、「100分の75」とあるのを、「6月に支給する場合においては100分の75、12月に支給する場合においては100分の85」を乗じて得た額の総額に改めるもので、人事院勧告による勤勉手当0.1月の引き上げを12月支給の勤勉手当において引き上げることを規定するものでございます。
同じく第2号の再任用職員につきましても同様、12月支給の勤勉手当におきまして0.1月の引き上げを行うもので、「100分の35」とあるものを、「6月に支給する場合においては100分の35、12月に支給する場合においては100分の40」に改めるものでございます。
次のページ、10ページの附則第19項は、附則第16項において6級職で55歳に達した職員の給料、地域手当、期末手当、勤勉手当の減額を規定しておりますが、この規定が適用される間は給料月額減額前の額を勤勉手当支給総額の算出の基礎とするものではなく、給料月額減額前の額に一定率を乗じて得た額を総額から減じることを規定するものでございます。その率を「100分の1.125」から「6月に支給する場合においては100分の1.125、12月に支給する場合においては100分の1.275」に改め、最低号俸に達しない場合にあっては、勤勉手当基礎額に「100分の75」とあるのを、「6月に支給する場合においては100分の75、12月に支給する場合においては100分の85」に改めるものでございます。
10ページ下段から13ページまでは、改定をいたします行政職給料表を規定しているものでございます。
続きまして、13ページ、第2条、職員の給与に関する条例の一部を次のように改正するにつきまして、新旧対照表にて説明をいたします。
第1条、目的は、地方公務員法改正によりまして条項ずれが生じますことから、地方公務員法「第24条第6項」を「第24条第5項」に改正するものでございます。
14ページ、第19条の3第4項は、行政不服審査法の改正により、審査請求機関と異議申し立て機関が一本化されたことに伴い、「行政不服審査法第14条又は第45条」とあるのを「行政不服審査法第18条第1項本文」に改めるものでございます。
第20条第2項は、第1条にて、6月に支給する場合においては100分の75、12月に支給する場合においては100分の85を乗じて得た額の総額に改めたものを、平成28年度支給をそれぞれ「100分の80」に改め、第2号では再任用職員についても同様にそれぞれ「100分の37.5」に改めるものでございます。
附則第19項につきましても、第1条において、6月に支給する場合においては100分の1.125、12月に支給する場合においては100分の1.275に改めたものを、平成28年度の支給を「100分の1.2」に改めるものでございます。
続きまして、16ページ、第3条、職員の給与の一部を改正する条例の一部を次のように改正するものでございます。
条例附則第2項で、地域手当及び単身赴任手当に関する特例が「平成30年3月31日まで」とあるのを「平成28年3月31日まで」に改めるものでございます。
附則といたしまして、第1項、この条例は、公布の日から施行する。ただし、第1条別表第1の行政職給料表及び第2条の改正規定は、平成28年4月1日から施行するものでございます。
第2項、第1条の規定で、別表第1の行政職給料表を除き、改正後の職員の給与に関する条例の規定は、平成27年4月1日から適用するものでございます。
第3項の給料の切りかえに伴う経過措置は、給料表の改正に伴います給料月額についての減給補償等を規定するものでございます。
第4項の給与の内払いは、新条例の規定を適用する場合においては、第1条の規定による改正前の職員の給与に関する条例の規定に基づいて支給された給与は、新条例の規定による給与の内払いとみなすことを規定するものでございます。
第5項、規則への委任は、前2項に定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定めるものとするものでございます。
以上、よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) それでは、よろしくお願いします。
改定には異論はないんですが、二、三、確認の質問をさせていただきたいと思います。
ページで言えば10ページ、13ページのこの表でございますが、今回改定された行政職の給料テーブル表になっておりますが、伺いたいのは、昨年、平成27年1月1日現在の対象職員数、全体のですね。部門別には決算でない、予算書には載っていますけれども、全体の例えば300とかというのの対象者数、平均年齢、それと平均給料月額、これ昨年の平均ですね。
今度、新しい28年度改定後のこのテーブルを引いた改定後のいわゆる新しいやつですけれども、同じように対象者数、それと平均年齢、1人当たりのこのテーブルのアップ額、それと平均給料月額についてお伺いします。
それとあわせまして、このテーブルを見ますと、昨年よりも下がるところが大分あるんですけれども、それ、不思議なことに給料が下がるんですけれども、それの線から漏れる方に対してどのような対応をとるのか。後ろのほうの附則に、経過措置とか、先ほど説明ありました内払いとかという説明ありますけれども、そこのところを詳しくご説明いただきたいんですが、よろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) まず、対象年齢ということで、対象職員数というところでございますけれども、こちらが……。対象職員数でございますが、一般行政職で申し上げますと、給料につきましては270名でございます。そのほか、単純労務職等がプラスされるというところでございます。それから、平均年齢でございますけれども、平均年齢……。平均年齢、済みません。26年度で申し上げさせていただきたいと思います。43.2歳でございます。平均の給料月額でございますが、こちらも済みませんが26年ベースで申し上げさせていただきます。30万9,119円でございます。
今回の改正によりましてのアップ率というところでございますけれども、今回の人事院勧告においては、民間給与の較差0.36%を埋めるための俸給俸の引き上げということにはなっておりますが、昨年、27年度の人事院勧告については、引き下げの人事院勧告がございまして、その勧告は本町におきましては引き上げを行いませんでした。したがいまして、今回0.36%引き上げにはなりましたけれども、実質的には若干下がってございます。今回その俸給俸をその人事院勧告に基づいた俸給俸にすることによりまして、実質的には下がっておりまして、トータルで申し上げますと、約67万ほど引き下げとなります。引き下げの率で言いますと、0.84%が引き下げされているというような状況になります。その引き上げ、減額をしている部分についてでございますが、こちらにつきましては現給補償されると。29年度までについては現給補償されるということになりますので、実質的な減額にはならないというところでございます。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) いいですか。26年度の実績で、27年度はまだ出ていないので、26年度だけの答弁でした。15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 私としては、1級から4級、または5級から6級、大体どれくらいなのかなという部分をつかんでおきたかったなという部分でお聞きしたわけですが、いわゆる前年より下がる方が前年補償するということになっていますけれども、前年より下がる方に対しての是正を行うわけですよね、補償するわけですから。そのときのいわゆる全体の原資があった中で、その何%とありますよね、原資が。それ、補正というか、是正することによって、アップ率上がりますよね、パーセントが。その辺の原資というのは、どこから出てくるのか。それは別原資ですよね。是正するわけですから。それは当初の原資とは違うんですかね。その是正原資というのは別個にあるんですか。その辺をお聞きしたいなと。
議長(浅野幹雄君) 終わりですか。(「はい」の声あり)総務課長。
総務課長(神田能成君) 現額補償する部分の原資でございますが、これはいわゆるその給料予算、当初に予定している予算の中から支出をされるというところでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) これは町のこの人事院のこのテーブルには、民間でいわゆるいうその年齢給という部分は、これには入っていると思うんですけれども、どういう年齢給の考え方になっているのか、わかれば教えていただきたいんですが。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 済みません。ちょっと質問の趣旨をもう一度お願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 座ったままで。
15番(菅原福治君) いいですか、座って。給料の中にはやはり職務なり、職能なり、年齢なりの構成があると思うんですけれども、そういう構成にはなっているのかどうか。特に、この年齢という部分、例えば1歳上がることによって、キャリアは違うわけですね。30から31では。1歳上がることによっての年齢給みたいな考え方はここに入っているのかどうかをお聞きしたいんですが。
議長(浅野幹雄君) どうですか。総務課長。
総務課長(神田能成君) 人勧については、基本的には民間と国家公務員との給与の比較というふうになるわけでございます。それぞれ役職、例えば2級だ、3級だ、4級だ、そういった役職なり、それから学歴、それから年齢構成、全てその同じ同等となるような、民間と同等となるようなものを比較して、それでもって較差を算出しているというところでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。16番出川博一君。
16番(出川博一君) これは27年度の改正のところで、地域手当、これはその当時の議論で3%上がりますよということでございました。ただ、27年度は1%だけ対応しますということで、27年から29年度までの間の3年間で3%上がるという説明があったわけなんですけれども、今回遡及して27年4月から5%まで上げると。つまり、3%から5%まで上げたと。そして、来年度はさらに1%上げるということで、その辺のいわゆる人事院の考え方、この辺についてお示しいただきたいんですけれども。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) この地域手当の改正につきましては、給与制度の総合的見直しということで行われておりまして、これはこの総合的見直しは、いわゆる今議員がおっしゃったように3年でもって完了するということで行ってきたわけでございます。しかしながら、今回については遡及をして1%上げる。そして、28年度にもう1%上げて、最終的に28年度でもって完結をするというふうなことになったわけでございます。
こういったその改正することに至った経緯ということでは、やはりそれぞれの地域間の格差があると、経済的な格差があるという、賃金の格差があるということで、前倒しとなったというふうには考えてございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第3号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第4 議案第5号 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第4、議案第5号特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。
総務課長(神田能成君) それでは、議案書21ページをお願いいたします。
議案第5号特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正につきまして、ご説明申し上げます。
提案理由としましては、一般職員の給与改定に準じて所要の改正を行うものでございます。
これは、平成27年人事院勧告により、特別職の職員の給与に関する法律が一部改正をされ、一般職の国家公務員の給与改定に準じ、特別職の国家公務員の給与が改正されたことに伴いまして、本条例の一部を改正するものでございます。
それでは、第1条、特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例につきまして、新旧対照表にて説明を申し上げます。
第4条第2項、通勤手当及び期末手当、期末手当基礎額に乗ずる割合を12月に支給する場合において「100分の162.5」を「100分の167.5」に改正するものでございます。
続きまして、第2条、特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を次のように改正するものでございます。
第4条第2項、通勤手当及び期末手当、期末手当基礎額に乗ずる割合を、6月に支給する場合において「100分の147.5」、12月に支給する場合において「100分の167.5」をそれぞれ「100分の150」及び「100分の165」に改正するものでございます。
附則としまして、第1項、この条例は、公布の日から施行する。ただし、第2条の改正規定は、平成28年4月1日から適用するものでございます。
第2項、第1条の規定による改正後の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の規定は、平成27年4月1日から適用するものでございます。
以上、よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第5号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第5 議案第6号 富谷町職員定数条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第5、議案第6号富谷町職員定数条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務部長。
総務部長(山田 豊君) それでは、議案第6号富谷町職員定数条例の一部改正につきまして、ご説明を申し上げます。
議案書24ページをお願いいたします。
まず、提案の理由でございますが、平成28年度採用職員の増に伴いまして、関係部局の職員の定数等を改正するものでございます。
改正内容につきましては、新旧対照表にてご説明申し上げます。
次年度の採用職員の見込み数につきましては、現時点で21名でございますが、市制移行への対応準備等、できるだけ早期の体制整備を図るため、うち3人につきましては今月1日までに既に前倒し採用を行ってございます。なお、現在の職員総数につきましては、先日の議員全員協議会でもご説明いたしましたとおり294人であり、前倒し採用を除く18人を加えた312人が平成28年度当初の職員総数となる見込みとなってございます。
今回の改正でございますが、まず、第2条第1号の町長の事務部局につきましては、今年度実施いたしました新規採用職員の前倒し採用等に対して、弾力的な運用が今後も可能となるよう、配置見込み数に10名程度の余分を持たせ、「250人」とするものでございます。
また、同条第5号の教育委員会関係でございますが、これまで教育委員会の事務局の職員と、教育委員会の所管に属する学校及び学校以外の教育機関の職員とに分けてそれぞれ規定していたところでございますが、同一の任命権者のもとの組織でもあり、また、類似団体等の規定の仕方も一本化している傾向が強いことから、「教育委員会の事務局及び教育委員会の所管に属する学校その他の教育機関の職員」との規定に整理するものでございます。なお、定数につきましては、まだ余裕がございますため改正は行わず、24人と43人を加えた67人をそのまま規定するものでございます。
最後に、同条第7号の水道事業の企業職員数についてでございますが、現在の上下水道課は上水道関係と、それから下水道関係の双方の職員がその構成員となっておりますことから、今後の併任発令の増に弾力的に対応できるよう、「9人」とするものでございます。
なお、改正後の本条例は、平成28年4月1日から施行することとするものでございます。
以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。16番出川博一君。
16番(出川博一君) 余裕を持っての定員増だということなんですけれども、これからの見通し、28年度はこれでいけるんだろうと思うんですけれども、その後の見通し、これについて1点お尋ねします。
それから、余裕があるという中での運用方針ですね。これについてもお尋ねしたいと思います。
また、3つ目として、中途採用というか、繰り上げ採用といいますか、その辺の活用をこれからも続けていくご予定なのか、以上3点お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(山田 豊君) 今後の定数の見通しでございますが、これから市制という大きな転換点を迎えます。その後ですが、その前後にかけまして、どれぐらいのその組織力を強化していかなければいけないかということは、4月になってから早々もう着手したいと思っていますので、また、ただ、現時点では具体的に何名と申し上げる段階ではございませんが、312人でスタートする4月1日以降、それにプラスことしの採用職員数以上のものの対応が必要ではないかというふうには思ってございます。
それから、教育委員会のその運用の方針といいますか、ですが、まだちょっと若干余裕はございますが、こちらも今後教育委員会の組織力として市制を経過するわけでございますので、どれぐらいのボリュームになるかということをあわせまして、町長部局とあわせまして、4月1日以降精査してまいりたいと思ってございます。
それから、中途採用の関係でございますが、ことしは前倒し採用3名採用いたしましたが、市制に向けて一刻でも早く1人でも多く組織に投入したいという思いはあります。したがいまして、来年度以降につきましても、もし必要であれば同様の措置を講じてまいりたいというふうには思ってございます。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。16番出川博一君。
16番(出川博一君) それで、ちょっと全体の職員の構成比を見ると、30後半のところで非常に人数が少なくなっている。4年刻みのやつで調べてみたんですけれども、その辺の是正ということで、いわゆるこの定員の余裕のある中でそういう中堅どころを増強するというような考え方はあるんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(山田 豊君) そうでございますね。年齢の構成につきましては、確かに経験年数とあわせましてアンバランスなところがございます。急激にそれを是正するというのはなかなかちょっと難しいところもございますし、そこの年齢があいているからといってその年齢に該当する人をぼこっと入れるというのも、なかなか現実的には難しいかなと思いますが、そういうふうな是正点も含めまして、総合的に4月以降に早急に検討してまいりたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) せんだって全員協議会で資料を頂戴しましたが、富谷町は人口、職員の1人当たりの町民の人口というのがありまして、そのときは289人で252人ということでした。そのときに類似団体ということで野々市市、長久手市がありましたけれども、ここのところと比較してもかなり負担が大きいだろうということは思われます。これをどのように改正していくのか.1人当たりの職員に対する町民の人口といいますか、それはどれくらいが適正だと思っているのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(山田 豊君) 確かにこの間の全協で類似団体の数値をお示ししまして、現在252人ということで、行政職員の1人当たりの人口を割り戻しますと252人、確かに類似団体に比べますと、平均が195名でございますので、多いと、五、六十人多いという状況でございますが、ほかに例えば類似団体の大阪の交野市なんかは同じ252名というところでもございますし、今後252名を当然、ちょっと負担は当然大きいのは現状でございますので、どの辺まで減らしていくかということと、その必要性と、それからその人件費が予算に占める割合、こちらのほうも既に16%程度の人件費率になってございますので、こちらの歳入の規模をふやさない限りは16というのがどんどん上がっていくということでございますので、財政的な側面も含めまして、具体的にこれも4月以降早急に検討してまいりたいと思ってございますし、具体的に252人を何名にすることが理想的かという数字は、現時点では持ち合わせてございません。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) この間の全協並びに総務委員会でお伺いしたんですけれども、職員の構成ですけれども、5年からたしか10年ぐらいのキャリアの方がすごく減っているというか、いないところもあるんですね。年齢構成で。勤続構成でね。それの、先ほどと関連するんですけれども、本当にそこをどうするのかね。今後の方向性と、それとその原因たるものがわかっているのか、わかっているのかというか、その原因は何だったのか、その穴が空いた、その辺についてお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(山田 豊君) 年齢構成、経験年数のアンバランスさがあるということはご指摘のとおりでございますし、全協あるいは総務常任委員会のほうでもご説明したとおりでございます。この原因がどこにあるかということにつきましては、やはり計画的な職員採用という観点で、一種やはりこう計画性に若干もうちょっと深慮が必要だったのかなというふうに思います。今後急激に、先ほどのご質問にもお答えしましたとおり、急激にそこの穴を埋めるということもなかなか現実的には難しいところでございますので、自治体というのは永続が求められる組織でございますので、今後計画的な採用ということに主眼点を置いて採用を進めてまいりたいというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第6号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第6 議案第7号 富谷町職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び富谷町一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第6、議案第7号富谷町職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び富谷町一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。
総務課長(神田能成君) それでは、よろしくお願いいたします。
議案書26ページをお願いいたします。
議案第7号富谷町職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び富谷町一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正につきまして、ご説明申し上げます。
提案理由としましては、地方公務員法の一部改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。これは、地方公務員法第24条第2項が削除されたことによる条項ずれが生じることから、改正を行うというものでございます。
27ページ、第1条は富谷町職員の勤務時間休暇等に関する条例の一部改正、第2条は富谷町一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正でございます。
それぞれの条例の第1条、目的または趣旨に規定をしております地方公務員法「第24条第6項」、これは職員の給与、勤務時間その他の勤務条件は、条例で定めることを規定しているものでございますが、この地方公務員法第24条第6項につきまして、条項ずれに伴いまして、地方公務員法「第24条第5項」に改正するものでございます。
附則としまして、この条例は、平成28年4月1日から施行するものでございます。
以上、よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第7号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第7 議案第16号 富谷町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第7、議案第16号富谷町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 議案書113ページをお願いいたします。
議案第16号富谷町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について、ご説明を申し上げます。
富谷町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正するものでありまして、提案理由といたしましては、国の一般職の職員の給与改定に準じて、本町の企業職員の給与を改定するものでございます。
詳細につきましては、新旧対照表によりご説明を申し上げます。
114ページをお願いいたします。
富谷町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の附則を次のように改めるということで、附則第2項の見出し及び条文におきまして、「平成30年3月31日」とあるものを「平成28年3月31日」と改めるものでございます。
なお、この条例は、公布の日から施行するということであります。
以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第16号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第8 議案第18号 平成27年度富谷町一般会計補正予算(第8号)
議長(浅野幹雄君) 日程第8、議案第18号平成27年度富谷町一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。
本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。
財政課長(西山高広君) それでは、よろしくお願いいたします。
では、議案第18号についてご説明申し上げます。
別冊の補正予算に関する説明書の2ページをお願いいたします。
議案第18号平成27年度富谷町一般会計補正予算(第8号)は、次に定めるところによるものでございます。
第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億1,332万6,000円を追加し、歳入歳出の予算の総額を歳入歳出それぞれ129億4,887万7,000円とするものでございます。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
第2条、繰越明許費の追加及び変更は、「第2表 繰越明許費補正」によるものでございます。
第3条、地方債の変更は、「第3表 地方債補正」によるものでございます。
初めに、第2条、第3条関係についてご説明させていただきます。
6ページをお願いいたします。
まず、第2表 繰越明許費補正でございますが、追加が7件、変更が2件となってございます。上から説明させていただきます。
事業名でございますが、町内会館整備事業につきましては、今泉と二ノ関会館でございまして、早期に契約を締結して28年中の完成を目指すため、繰り越しするものでございます。
次に、電算システム整備・改修に要する経費につきましては、市制移行に伴い各種システムを改修するものでございまして、当初市制移行予定日が変更となりましたことから繰り越しするものでございます。
次に、年金生活者等支援臨時福祉給付金支給事業につきましては、国の補助を受けて実施するものでございまして、電算システムを改修して早期支給を図るため、繰り越しするものでございます。
次に、介護施設整備補助事業でございますが、こちらは施工のおくれによりまして年度内での完成が見込めないため、繰り越しするものでございます。
次に、とみや国際スイーツフェア開催経費でございますが、こちらは地方創生加速化交付金を活用して、繰り越しによりまして事業を実施するものでございます。
次に、関東・東北豪雨に伴います農業施設、それから次の都市計画施設に係る災害復旧費でございますが、こちらも年度内の完成が見込めないので、工事等の一部を繰り越しするものでございます。
次に、金額の変更でございます。
土木費の橋梁維持管理事業でございますが、交付金の追加交付を受けまして橋梁の点検を前詰めで実施するもので、1,200万円を追加しまして2,500万円とするものでございます。
次に、教育費の公民館維持管理事業でございますが、破損した公民館、富ケ丘公民館のボイラー等の撤去工事でございまして、123万2,000円を追加しまして5,832万円とするものでございます。
続きまして、第3条関係でございます。
7ページ、お願いいたします。
第3表 地方債補正でございますが、現年補助災害復旧事業債の限度額を3,540万円に補正するもので、主な要因といたしましては、三ノ関の揚水機場、ポンプ場でございますが、復旧工事が県の事業となったことによりまして、減額するものでございます。
次に、単独災害復旧事業債の限度額を1億1,130万円に補正するもので、主に事業費の精査による財源更正となってございます。
続きまして、歳入についてご説明申し上げます。
15、16ページをお願いいたします。
1款1項町民税につきましては、8,500万円を追加いたしまして29億9,180万5,000円とするもので、個人、それから法人町民税の調定の増、徴収率向上によるものでございます。
次に、1款2項固定資産税につきましては、6,000万円を追加し22億2,591万円とするもので、調定の増と収納率向上によるものでございます。
次に、1款3項軽自動車税につきましては、76万円を追加し8,322万円とするもので、調定の増によるものです。
次に、1款5項特別土地保有税につきましては、249万9,000円を追加し250万円とするもので、こちらも徴収率の向上によるものです。
次に、10款1項地方交付税につきましては、745万7,000円を追加し14億7,300万2,000円とするもので、普通交付税の増によるものでございます。
次に、12款1項負担金につきましては、660万円を追加し2億3,409万2,000円とするもので、山元町に派遣しております災害派遣職員1名分の負担金でございます。
次に、13款1項使用料につきましては、30万9,000円を追加し6,626万8,000円とするもので、説明欄にございます使用料の実績による増減でございます。
次に、13款2項手数料につきましては、70万円を追加し2,864万円とするもので、税の督促手数料とごみ処理手数料の実績による増減となってございます。
次に、17、18ページをお願いいたします。
14款1項国庫負担金につきましては、2,410万8,000円を追加し、11億9,855万8,000円とするもので、説明欄にあります保険基盤安定負担金の交付決定と障害児通所支援費負担金の給付見込みの増でございます。
14款2項国庫補助金につきましては、1億3,396万1,000円を追加し5億527万1,000円とするもので、1目1節社会保障・税番号制度国庫補助金につきましては、事業費の確定により減額するもので、2節は交付見込み額の増によるものでございます。4節、参院選の選挙人名簿のシステム改修の充当財源でありまして、5節地方創生加速化交付金につきましては、国際スイーツフェアの充当財源となってございます。2目12節臨時福祉給付金支給事業費補助金につきましては、給付額の実績による増でございます。13節につきましては、年金生活者等支援臨時福祉給付金支給事業の充当財源でございます。4目1節社会資本整備総合交付金につきましては、前倒しによる橋梁点検の追加交付等によるものでございます。5目3節幼稚園就園奨励費補助金につきましては実績による追加分で、6目1節農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助金につきましては、実績見込みによる減でございます。
次に、15款1項県負担金につきましては、1,525万5,000円を追加し4億7,916万1,000円とするもので、1目1節社会福祉費負担金につきましては、説明欄にあります保険基盤安定負担金の交付決定、それから障害児通所支援費負担金の給付見込みの増でございます。3節後期高齢者基盤安定負担金につきましては、交付決定によるものでございます。
19、20ページをお願いいたします。
15款2項県補助金につきましては、85万8,000円を減額し1億7,331万2,000円とするもので、1目3節市町村消費者行政活性化事業補助金につきましては、交付決定によるものでございます。2目7節生活介護事業所特別処遇支援補助金につきましては、実施事業所がなかったことによりまして皆減となってございます。3目3節宮城県自殺対策緊急強化補助金につきましては、交付決定によるものでございます。5目2節直接支払推進事業費補助金につきましては、こちらも交付決定によるものでございます。8目1節木造住宅震災対策事業費補助金につきましては、説明欄にあります事業の実績による減でございます。
次に、15款3項委託金につきましては、471万4,000円を減額し1億1,757万1,000円とするもので、1目2節徴税費委託金につきましては、調定の増によるものでございます。4節統計調査費委託金につきましては、交付決定によるものでございます。5節県議会議員選挙委託金につきましては、27年度執行の宮城県議会議員の無投票による減でございます。3目1節家畜伝染病予防事業費につきましては、交付決定による増でございます。
次に、16款2項財産売り払い収入につきましては、1,000万円を追加しまして2,688万2,000円とするもので、清掃センターの資源物売り払い収入でございます。
次に、18款2項基金繰入金につきましては、1億1,389万6,000円を減額し5億1,414万円とするもので、1目財政調整基金につきましては、財源調整でございます。こちらにつきましては、当初8億5,506万3,000円を予定しておりましたが、現状といたしまして5億5,008万2,000円の取り崩し予定となってございます。3目長寿社会福祉基金につきましては、充当事業の介護予防、生活支援サービス事業モデル事業の確定による減でございます。4目庁舎整備基金につきましては、庁舎のLED工事等の確定による減となってございます。
21、22ページをお願いいたします。
20款3項貸付金元利収入につきましては、50万円を追加し1億595万1,000円とするもので、災害援護資金貸付金の繰り上げ償還分でございます。
次に、20款4項雑入につきましては、775万5,000円を減額し3億5,754万9,000円とするもので、1目2節給食費の納付金、こちらにつきましては見込み給食数の減によるものでございます。4節雑入につきましては、主に中小企業振興資金の保証料の返戻分と、原発事故に起因しますゴルフ場利用税の減収分に係る交付金でございます。6節共済等保険金につきましては、こちらは給食センターの配送車両の分でございます。2目1節、それから2節の過年度収入につきましては、26年度分の未熟児養育医療費の精算分でございます。
次に、21款1項町債につきましては、660万円を減額し、7億5,910万2,000円とするもので、こちらにつきましては地方債補正で説明した内容のとおりでございます。
歳入は以上になります。
議長(浅野幹雄君) この際、午後1時まで休憩をいたします。
午前11時55分 休憩
午後 1時00分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
歳出の内容の説明を求めます。財政課長。
財政課長(西山高広君) それでは、歳出についての説明をさせていただきます。
では、予算書の23、24ページのほうをお開き願います。
初めに、今回の歳出補正でございますけれども、入札の差金、それから執行見込み額の減などのほか、先ほどご審議いただきました給与改定などの補正も計上させていただいております。説明につきましては、給与以外の追加されている部分についてのみご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、23、24ページ、下段になります。
2款1項5目財産管理費でございますが、345万9,000円を追加するもので、こちら、サイバーパーク富谷ビル、旧富ケ丘南部会館の修繕に係る負担金でございます。次に、6目企画費につきましては、19万2,000円を追加するもので、長期総合計画策定するための審議会の報酬を追加するものでございます。
25、26ページをお願いいたします。
2款1項7目情報化推進費のうち、13節委託料につきましては、757万9,000円を追加するもので、こちらは新たなセキュリティー対策を講じるための追加でございます。10目自治振興費のうち、15節工事請負費につきましては、5,998万3,000円を追加するもので、説明欄にあります建築工事の増減でございます。19節負担金、補助及び交付金につきましては、12万6,000円を追加するもので、会館整備に伴いまして水道口径を変更するものでございます。
27、28ページをお開き願います。
中段になります。2款3項1目戸籍住民基本台帳費のうち、19節負担金、補助及び交付金につきましては、850万1,000円を追加するもので、マイナンバー制度の施行に伴いまして通知カード・個人番号カードのそちらの事務のほうを地方公共団体情報システム機構のほうに委任するものでございます。
次に、2款4項1目選挙管理委員会費につきましては、92万4,000円を追加するもので、参議院選挙に伴いまして選挙人名簿のシステム改修を行うものでございます。
次に、飛びまして、31、32ページのほうをお願いいたします。
上段になります。3款1項3目障害者福祉費のうち、20節扶助費の追加でございますが、6,860万円を追加するもので、説明欄にあります各種項目の実績見込みの増減となっております。次に、6目地域活動支援センター費のほうにつきましては、20万7,000円を追加するもので、センターの非常灯を修繕するものでございます。7目子ども医療助成費につきましては、911万円を追加するもので、13節委託料、それから20節の扶助費につきましては、子ども医療費助成の実績に基づく増でございます。次に、8目国民健康保険事業費につきましては、7,730万2,000円を追加するもので、国保特会の補正に伴いまして繰り出しするものでございます。10目臨時福祉給付金支給事業費につきましては、8,139万7,000円を追加するもので、11節から13節、それから次のページ、33、34ページになります。お願いします。上段でございますけれども、14節と20節まで、こちらにつきましては主に年金生活者等支援臨時福祉給付金の事業に要する経費となってございます。
次に、3款2項1目児童福祉費総務費のうち、13節委託料につきましては、521万3,000円を追加するもので、認可保育所の入園者の増によるものでございます。23節償還金、利子及び割引料につきましては、292万7,000円を追加するもので、26年度の保育緊急確保事業補助金の精算分でございます。次に、5目障害児福祉費につきましては、1,175万7,000円を追加するもので、12節役務費、それから20節の扶助費につきましては、障害児デイサービスの利用実績に基づく増でございます。
続きまして、35、36ページをお願いいたします。
上段になります。3款3項1目老人福祉費になりますが、19節負担金、補助及び交付金につきましては、説明欄にあります介護施設整備事業費補助金として1,160万円を追加するもので、こちらは特別養護老人ホームの整備の一部を補助するものでございます。23節償還金、利子及び割引料でございますが、5万9,000円を追加するもので、こちらは26年度の低所得者利用負担軽減対策事業費補助金の精算分となってございます。
次に、飛びます。39、40ページ、お願いいたします。
4款2項2目ごみ処理費のうち、12節役務費ですけれども、13万5,000円を追加するもので、主に粗大ごみ券の取扱手数料の増によるものでございます。
41、42ページをお願いいたします。
下段でございます。7款1項2目商工振興費、こちらにつきましては7,540万9,000円を追加するもので、7節から14節まではとみや国際スイーツフェアの開催経費でございます。19節負担金、補助及び交付金につきましては、中小企業振興資金融資等の利子補給分でございます。
43、44ページをお願いいたします。
中段になります。8款2項3目橋梁維持費につきましては、1,200万円を追加するもので、社会資本整備総合交付金の追加交付を受けまして、前詰めで橋梁点検を実施するものでございます。
次に、45、46ページをお願いいたします。
上段でございまして、8款4項3目公共下水道費につきましては、1,833万3,000円を追加するもので、13節委託料につきましては、東向陽台地区の仙台市公共下水道に係る負担金でございます。28節繰出金でございますが、下水道特会の補正に伴う繰り出しでございます。
次に、下段になります。
10款1項1目教育委員会費のうち、9節旅費でございますが、不足が生じたことから5,000円を追加するものでございます。
47、48ページをお願いいたします。
上段になります。10款1項2目事務局費のうち、19節負担金、補助及び交付金でございますが、33万6,000円を追加するもので、こちらは学校教育活動振興資金補助金といたしまして、成田中学校ハンドボール部の全国大会出場に伴う増でございます。
次に、10款2項2目小学校管理費のうち、18節備品購入費でございますが、130万円を追加するもので、学級増に伴う備品購入でございます。
49、50ページのほうをよろしくお願いいたします。
上段でございます。10款3項2目中学校管理費につきましては、15節の工事請負費でございます。説明欄にあります日吉台中学校のあおぞら教室間仕切り設置工事といたしまして、51万9,000円を追加するもので、学級数の増に伴うものでございます。
次に、10款4項1目幼稚園管理費のうち、19節負担金、補助及び交付金でございますが、預かり保育の申請増によりまして、27万9,000円を追加するものとなってございます。
次に、飛びまして、53、54ページのほうをお願いいたします。
10款5項5目公民館費になりますけれども、15節工事請負費につきましては、説明欄にあります富ケ丘公民館ボイラー関連の撤去工事でございまして、123万2,000円を追加するものでございます。
次に、55、56ページをお願いいたします。
上段でございまして、10款6項1目保健体育総務費になりますが、19節負担金、補助及び交付金につきましては、120万円を追加するもので、生涯スポーツ活動振興事業に係る申請件数の増によるものでございます。
次に、11款1項1目農業用施設災害復旧費のうち、19節負担金、補助及び交付金につきましては、52万6,000円を追加するもので、災害復旧工事を予定しておりました三ノ関の揚水機場、ポンプ場などの工事が県事業となりましたことから、負担金の追加をするものでございます。
次に、11款2項2目都市計画施設災害復旧費につきましては、13万6,000円を追加するもので、関東・東北豪雨によりまして土砂災害に伴って耕作補償を追加するものとなっております。
以上、冒頭説明申し上げましたとおり、追加している内容のみでのご説明とさせていただきます。
以上で説明を終わります。よろしくお願いいたしますs。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) ページの24ページの下段、総務費19節の負担金、サイバーパーク富谷ビル修繕についてですが、確認なんですけれども、このビルの所在地と、公有財産となっておりますが、現在までの活用状況についてお伺いします。
2つ目に、ページ、26ページの中段、15節工事請負費の今泉、二ノ関の会館整備でございますが、これは繰越明許費に計上されておりますが、これまでの経過と今後の28年度完成と先ほど言われておりましたが、今後の予定についてお伺いいたします。
それと、3つ目が、ページ、42ページの商工振興費のとみや国際スイーツフェア開催経費、これについて、これも繰越明許費に入って、特定財源、国からの財源がほぼ100%入っているんですけれども、そもそもこれの計画というか、事業について、創生計画には載っているんですけれども、そもそもの計画についてお伺いいたしたいと思います。
それと、4つ目は、ページの90何ページでしたっけ……。これはいいです。
以上、3つお願いします。3点。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) では、サイバーパーク関係についてご回答させていただきます。
まず、所在地ですけれども、地番で言いますと、富ケ丘二丁目1番地333、住所で申し上げますと、富ケ丘二丁目20-2になります。これまでの活用状況でございますけれども、会館が新築移転になっておりますので、それ以降、未利用となっております。今の状況はそのような状況になっております。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 今泉と二ノ関の会館の工事の関係でございますが、経過と完成予定ということでございます。
経過でございますが、今年の9月に設計費のほうの補正予算を計上いたしました。設計業者が確定いたしまして、各町内会等々と協議をいたしまして、おおむね設計内容が固まったところでございます。このことを受けまして、工事の請負費を計上したということでございます。完成につきましては、今年11月下旬ごろを予定しているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) スイーツフェアに関しましてですが、現在、準備のほうを進めておりまして、まず、今回の加速化交付金でございます。今回27年度に計上しましたのは、国の加速化交付金が27年度の補正を要するということでございまして、28年度当初ではなくて今回の予算計上になってございます。補助の要件としまして、今回4,000万から8,000万と、1事業4,000万から8,000万というふうな枠組みがまず示されております。なおかつ、補助金でございますので、職員の人件費ですとか、それから工事請負費、そして備品購入、そういったものに充当はまずできないという、もうそういった縛りもございまして、記載のとおりの予算計上のほうに関しましては委託料の部分がそういう意味で膨らんでおります。
内容につきましては、11月19・20日、2日間を予定しておりまして、スポーツセンターと武道館、こちらを使っての開催を計上しております。出店販売と、国際スイーツフェアということでございまして、海外とあと国内のスイーツ店の出店販売というふうなものを想定してございます。出店ブース数については今詰めておりますが、50から60ぐらいのブース数を予定してございます。なお、あと今回、交付金の活用にあわせまして、単なる1つのイベントでは交付金の充当が難しいということで、こちらも今内容を詰めておるんですが、武道館のほうで学術研究の発表のような場所、仮称でスイーツカンファレンスというふうなことで内部を今詰めておるんですけれども、海外の研究者なり大学等々の招聘、そういったところもコンサルのほうから提案を受けて、まだ詰めている段階ですけれども、武道館では学術交流的な発表会、スポーツセンターのほうではいわゆるスイーツを展示販売と、二本立てで今事業計画を進めております。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) そうしたら、あそこ、今の郵便局あるところのビルだと思うんですけれども、このサイバーパークビルなんですけれども、これ、公有財産となっておりますが、持ち主は富谷町だけなのか、お伺いいたしたいと思います。それと、今後の活用状況も含めてお願いします。
2つ目は、会館、二ノ関と今泉の会館なんですが、ぜひ住民の意見を聞いて、さらに聞いて、いいものをつくっていただきたいと思いますが、あと残り、そうないと思うんですけれども、残りあと残りの会館、30年、40年たっている、経過している会館の計画、わかれば教えていただきたいなと思います。
それと、とみやのスイーツフェア、国際スイーツフェアですが、これそもそも、今、冊子になっているその内容、紙、ペーパーになっている要旨というのはあるのかどうか。それ引っ張ろうとしているんですけれども、なかなか冊子になっている、その事業内容とか書いているのがないので、それについて提示いただけるのかどうか、お聞きします。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) サイバーパークの所有状況でございますけれども、こちら富谷町ともう1者、福島県の不動産業者が所有しているというふうなことで、共有物件となってございます。
次に、活用状況ですけれども、ただいま未利用というふうなこともございまして、ことし1月に公売をかけております。公売をかけているところなんですけれども、申請状況がなかったというふうなこともございまして、3月に再度入札のほうに付したいと考えております。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 町内会館の古い建物で残りの会館ということでございますが、町が建てたのではなくて町内会が建てたというふうな会館で申しますと、穀田、それから明石、西成田地区でございます。そのうち明石地区につきましては、今後大黒澤苑の活用について町内会と協議をしてまいりたいというふうに思ってございます。それから、西成田地区につきましては、西成田コミュニティセンターを活用したいというふうなお話がございますので、実質的には穀田地区のみというふうなことでございます。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 補助申請、2月の先週しておりますので、それはあるんですけれども、3月の下旬に交付決定が改めてありますので、恐らくそれを受けて若干の修正等々もあろうかと思いますので、その時点を受けてお示ししようと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) それでは、お尋ねします。
26ページですが、このところに先ほどの会館のことが載っていまして、志戸田会館は減額で761万7,000円となっています。志戸田会館は完了したと見て、金額で幾らだったのか、お尋ねします。今泉と二ノ関は3,380万円ということになっていますが、これは坪単価で幾らなのか。よく言いますが、坪単価で幾らなのか、志戸田は坪単価で言うとどうなっているのか、お尋ねします。
それと、32ページです。国民健康保険特別会計に繰出金が出されています。7,730万2,000円です。これは法定繰り入れということですが、その今回の補正の法定繰り入れの内訳をお尋ねします。そして、平成27年、今までに行っている法定繰り入れの内訳についてもお知らせください。
34ページです。保育所費の中に保育士の減額があります。これは何人分を想定したものだったのでしょうか。そして、それによって子供たちへの不自由なことがなかったのか、お尋ねします。
38ページ、下段です。母子保健費がありまして、予防接種業務で2,518万2,000円が減額になっています。この予防接種の内容、何が大きく減ったのか、お尋ねします。
42ページです。同じく国際スイーツフェアの開催についてですが、これからいろいろ資料だとかが出されるということですが、その際に、その地域への経済的な効果についてはどのように把握しているのか、どういうことが今できるということになっているのか、お尋ねします。
50ページです。中学校建設費のところに、日吉台中学校のトイレ改修工事があります。ここでも図面を見たわけですが、600万円の減額になりました。契約金額は5,207万円だったと思います。11.5%の減額になるわけですが、ちょっとこれは大きいなと思いますが、この減額がどういうことによって出てきたのか、大まかなところでもいいのでお尋ね、お答えください。お願いします。
50ページ下段のところです。幼稚園の園舎増築事業費、減額になりました。町長の施政方針の中でも、現在の富谷幼稚園をということだったのですが、これからのことで言いますと、もう少し詳細にどういうその人数、定員数にするのか、どういうふうにこう、では全く中のほうの改装は要らないのか、それについてはどのようになるのか、お尋ねします。そしてまた、東向陽台幼稚園についてはどのようにしていくのか、あわせてお答えください。
はい、以上です。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) まず、25、26ページの関係でございます。志戸田会館でございますけれども、志戸田会館の工事費でございますが、5,167万8,000円でございます。坪単価にいたしますと、約86万ということでございます。今泉、二ノ関の会館でございますが、予算上で申し上げますと、坪単価が約93万ほどでございます。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 繰出金の内訳についてご説明いたします。
まずは、保険基盤安定の繰り入れが4,200万ほど、それから財政安定化支援事業の分で4,000万ほどでございまして、合わせまして約8,200万になります。そこから給与分と出産費の部分、出産育児一時金の分を約550万マイナスということでの内訳でございます。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) まず、保育所の賃金、何人分の減額かというところでございますが、1施設当たり2人程度の減となってございます。それから、保育に関しての不都合はということでございますが、現行いる職員でもって調整して実施しておりまして、不都合はございません。
それから、予防接種の減額の主な要因はということでございますが、まず子宮頸がん予防接種の積極的勧奨を控えているというところで子宮頸がんの予防接種の分で減っているのが1つ、それから三混とポリオが単独ワクチンから四混ワクチンに変更になったということで、そこで安価になりまして、その差額分でもっての減額が主な要因でございます。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 現在考えている成果というものに関しましては、まず、市制、イベントのPRにあわせまして、市制そのものの施行のPR、それも含んで実施したいというふうに思っております。それから、具体的には交流人口の増加、それからスイーツフェアまでの間に新商品なり、新特産品を開発してお披露目をするというふうなことも考えてございます。それから、実際出店するスイーツ店の売り上げの増に寄与できるものではないかというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 初めに、日吉台中学校のトイレ改修工事の減額につきましては、こちらは入札の執行残によるものでございます。
それから、富谷幼稚園の増築工事に関する減額に関しましては、冒頭町長がご挨拶で申し上げましたとおり、富谷幼稚園の空き教室を利用しての実施ということで考えておりまして、具体的には今現在富谷幼稚園が各年齢2学級ずつございますので、1学級の減、定員に関しましては30人の減ということで現在のところ検討を進めているところでございます。なお、東向陽台幼稚園につきましては、こちらは定員充足率が非常に低い状況が続いているんですけれども、まず3歳児保育の導入とあわせまして、通園区域の廃止ということを検討してまいりたいと思います。こちらの廃止によりまして、幼稚園間の園児数の均衡が図れればと考えているところでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 国保への特別会計の繰り出しですが、先ほどのは今年度分についてだけだったかと思いますが、済みません、今回の分についてだけだったと思うんです。今年度分についてはどうだったのかをお尋ねしたいと思います。
幼稚園ですが、そうしますと具体的に東向陽台では、3歳児保育は3歳の子供は受け入れずに今のままでやるということでいいのかね。富谷幼稚園では、定員をそれでは何人にして受けるかということで、具体的な数字でお答えください。
それと、国保の残高ですが、今この時点において幾らになりますか。国保の基金の残高です。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 失礼いたしました。
27年度の状況でございますけれども、保険基盤安定の繰り入れにつきましては、1億6,855万でございます。あと、職員給与の繰り入れでございますけれども、6,169万ほどでございます。出産育児一時金の繰り入れにつきましては、1,204万6,000円でございます。財政安定化支援事業の繰入金でございますけれども、4,020万ということで、合わせまして2億8,250万2,000円でございます。
基金の残高でございますけれども、約2億を出しておりますので、11億からの基金残高というふうな状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 初めに、東向陽台幼稚園の3歳児の受け入れにつきましては、現在のところ富谷幼稚園のみでということで考えております。それから、富谷幼稚園の定員数の見直しということでは、4歳児が30名、5歳児が30名ということで、1学級減となるとこういった定員数ということになります。(「3歳は」の声あり)3歳につきましては、現時点で検討中ではございますが、4・5歳児と同様に30人ということで検討してまいりたいと考えております。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。4番……。言っていないの、まだ。7番藤原 峻君。議席番号。
7番(藤原 峻君) 39ページの6款農林水産業費なんですけれども、農業振興費が229万6,000円減額になっている要因というのは何なのかなということと、48ページの10款3目の再生可能エネルギー工事設計業務のほうが減額になっている理由、そして50ページの10款3目委託料の再生可能エネルギー導入事業の設計業務、これらが大きく減額になっている理由というのを教えてください。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 主なものとしまして、各事業を終了したために補助等の減額が主になっているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。もとい、教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 失礼いたしました。
こちらも入札執行残によるものでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 農林水産に関しましては、想定していたものよりも、担い手が少なかったということなんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) ここに示しています補助事業の分で、該当者が少なかったとか、あと実施した農家戸数が少なかったとかということで補助等が減額になっております。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 私は、27、28であります2款総務費戸籍住民基本台帳費に関連しているかと思うんですが、こちらで通知カード、個人ナンバーカードのことについて載っておりますが、今現時点で個人ナンバーカード発行は何枚いっているのか、そしてまた、日曜日、今開設してその交付に当たっているという話でありますが、日曜日その交付枚数はどのような数字になっているか、お聞かせください。
続きまして、33、34ページ、臨時福祉給付金の扶助費として7,590万上がっておりますが、この対象人数をお願いします。
続きまして、49、50ページの10款教育費の中学校費の工事請負費、日吉台中学校あおぞら教室間仕切り設置工事というのが51万9,000円でございます。これ、学級増ということでありますが、この辺についてもう少し詳しくお示しください。
以上です。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) マイナンバーカードですが、1月5日から交付を始めまして、現在のところ600枚超を交付済みということになっております。先日、2月14日、日曜日ですが、1日予約制にて受付を行いまして、67名の方に交付を行いました。そのときの様子で次回、3月13日予定しているんですが、もうちょっと予約の人数入れられるんじゃないかということで、もう少し交付できるのではないかと考えております。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 支給対象見込みにつきましては、2,500名を見込んでおります。
議長(浅野幹雄君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 日吉台中学校あおぞら教室の間仕切りなんですけれども、こちらにつきましては特別支援教育学級の増に伴うものでして、情緒障がいのお子さんに対応した教室の設置ということになります。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) それでは、マイナンバーカードのほうでお聞きいたします。
そうしますと、今後の発行予想というんでしょうか、今後についてはどのようにお考えなさっておるんでしょうか。
以上です。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 今後も現在のところ2,000枚超のマイナンバーカードがもう町のほうに来ておりまして、事前処理を順次行って、発行のお手紙をおのおの差し上げているような状況なんですけれども、交付の状況を見まして4月以降も日曜日の交付の会場が必要なのかどうかも判断しながら、円滑に交付できるようにしていきたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。1番金子 透君。
1番(金子 透君) 先ほど質問出たことの関連なんですけれども、24ページ、サイバーパーク富谷、これの持ち分比率と現在どのように活用しているのか、お聞かせください。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 持ち分でございますけれども、まず土地につきましては、104万1,975分の26万6,920となっております。それで、建物の分につきましては、区分所有となっておりまして、2階部分の面積でございます。238.54平米を所有しているというふうなことでございます。また、利用につきましては、今あいておりまして、未利用というふうなことで今入札に付しておったんですけれども、入札のほうが参加申し込みがなくて、3月に再度入札のほうに付する予定となってございます。
議長(浅野幹雄君) 大きい声でお願いします。1番金子 透君。
1番(金子 透君) 私が聞きたかったのは、全体の大体どのぐらいですよという持ち分比率、土地で言えば3分の1ですよ、4分の、十何万何ぼとかという数字じゃなくて、簡潔な数字を聞きたかったことと、あと入札不調ということだったんですけれども、現実問題に即して言えば、全然利用もしていないものに340万円もお金かかったということですよね。そこいら辺、ちょっと簡潔にお答えください。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。簡潔にだと。
財政課長(西山高広君) 持ち分につきましては、今申し上げましたとおりの持ち分でございまして、こちらは登記簿に記載されている持ち分でございます。また、今回の負担金につきましては、昨年の9月ですけれども、所有者の方から申し出がございまして、まず屋根から雨が漏っていると。また、外壁からタイル等が落下して通行人に被害が出るおそれがあるというふうなことで、緊急的に工事をしたいというふうなことの申し出がございました。その安全面というふうなことから、こちらのほうも町としても了承いたしまして、その工事費の持ち分割合によります割合24.5%分が負担率でございますけれども、その分について今回負担金を追加させていただいているものでございます。
議長(浅野幹雄君) 1番金子 透君。
1番(金子 透君) その二十何パーセントという数字を待っていたわけですけれども、そうすると、ここに書いてある金額の約4倍が総額で維持管理でかかったということですよね。恐らく。そうすると、ちょっと言い方は適当かどうかわからないんですけれども、俗に言われる塩漬けの土地とか、塩漬けの財産とかに公費を出しているというような状況ですから、入札を待っている、応札を待っているばかりではなくて、もうちょっと大胆な発想を持って余計な経費を削減するべきと思いますが、どのようでしょうか。最終的になくすべきだと思いますが、どのようにお考えでしょうか。もう一度、簡潔にお答えください。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) まず、負担金につきましては、所有者としての責務といいますか、安全管理の面から修繕をしているものですので、こちらにつきましては負担をせざるを得ないというふうなことが1点と、今回入札のほうでございますけれども、まず1回目の入札で申し込みがなかったと。2回目、今回3月に再度入札をしたいと考えておりますけれども、それでも入札者がいなければ不落随契というふうなことで、そういったことでビルのもう一方の所有者の方と協議をさせていただければというふうなことでも考えておりました。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。16番出川博一君。
16番(出川博一君) ちょっと一般会計なので、災害見舞金、これまだ未処理になって今年度もまだ最後の補正予算だと思うんですけれども、まだ計上されていないんですけれども、これはいつまで放置するのか、お尋ねします。
それから、2つ目として、これもちょっとあれなんですけれども、私立幼稚園の奨励金、これについてもこれまでいろいろ議論しているわけで、少なくともいわゆる補正予算の上程時には、現在の進捗状況とかそういうやつについてお話しいただきたいなというふうに思います。
それから、42ページの2目の振興費で、何回もいろいろお話が出ているんですけれども、スイーツフェアですけれども、これは29年度も継続してやるようなお考えがあるのかどうか。その場合に、29年度はどのような財源措置をするのか、お尋ねいたします。
それから、46ページの2目公園費で、明石台東公園のトイレ設置で1,050万ほどの減額とあります。これについては28年度計画の子ども包括支援センターに外トイレを設置してほしいという要望がありますけれども、その検討いただけるのかどうか、お尋ねします。
それから、最後に、50ページの幼稚園費の中で、先ほどの答弁では富谷幼稚園を4歳児30名定員、5歳児30名定員ということなんですけれども、現時点でもうそれを超えている現状にあると思うんですけれども、その辺の誘導とか、その辺を踏まえた点と、あと多分教室が4つあると思うので、1つあくと思うんですけれども、その場合のその対処の仕方、それについてお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(山田 豊君) 1点目の災害見舞金の活用方法についてでございます。
12月の議会の時にもご質問頂戴いたしまして、その当時、防災無線の子機等の対応ということでお話をさせていただきましたけれども、関係事業者と放置していたわけではなくて、断続的に協議はしてまいっておるんですが、どうしてもその住民の方たち、希望される方がいた場合の個人負担がやはりちょっと大き目に発生するということで、今その辺何とかならないかという段階でございまして、大変申しわけございません。28年度に予算計上のほうは及ぶと思います。ご了承いただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 初めに、私立幼稚園就園奨励費補助金の過払いに関する返納の状況でございます。
まず、2月3日現在の状況なんですけれども、調定額1,666万1,700円に対しまして、収入済み額が507万4,352円と、収納率34%という状況となっております。こちらにつきましては、27年度に関しましては調定額が確定しておりますので、このまま収入未済額は28年度に繰り越しという形になります。28年度の当初予算の中で既に見込み額で計上してあるんですけれども、最終的に出納閉鎖終わりまして収入未済額が確定しましたら、28年度の調定額のほうを補正予算で計上したいと考えております。
それから、富谷幼稚園の増築工事の関係なんですけれども、富谷幼稚園で4歳児30名、5歳児30名という形で定員数を減にした場合なんですけれども、2月22日現在の富谷幼稚園の園児数、28年度の園児数見込みが4歳児で37名、それから東向陽台幼稚園に関しましては、4歳児13名ということになります。こちら、定員数を見直しします29年度にこの園児がそのまま年長になるんですけれども、富谷幼稚園に関しましては、現時点でこの37名ということで定員を超えているような状況ですので、先ほど申し上げましたように東向陽台幼稚園の通園区域の廃止をしたことによりまして、そちらのほうに通われるお子さんがいる場合はそのような形でそのまま1クラスということにしたいと思いますし、そうならなかった場合に関しましては、空き教室利用しまして、その教室のクラスの確保ということも考えてまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) フェアの開催に関しましては、地方創生総合戦略ということに位置づけてございますので、少なくとも4年間は何らかの事業を継続するというふうな方針でございます。ご質問にありました29年度事業規模、当然今回は加速化交付金の10分の10というものが今申請しておりますけれども、29年度以降の開催、恐らく一般財源の持ち出しの部分のご質問かなとは思うんですけれども、当然一定の枠の範囲内での実施、それから補う部分としては出店料を徴収することと、あと企業からの協賛金、そういったものをまず一度開催しまして、その収支の状況を見て次年度以降も事業の継続は予定していますが、一般財源の持ち出しについては当然ながら一定の枠の範囲内での計画というものを予定してございます。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 明石台東公園のトイレ設置中止に伴いまして、地元のほうに対しましては包括支援センターのほうの中のトイレをご利用いただきたいということで提案させていただいたところでございまして、今そちらのほうの計画の中で外トイレの計画というのは行っておりません。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) スイーツフェアなんですけれども、これは今いわゆる4,000万から8,000万の枠内で補助金がとれそうだということで7,500万という計画をしているらしいんですけれども、ただ、それが来年度以降、来年度、ごめんなさい、29年度以降どうなるかわからないと。先ほどの答弁では一財に負担がかかる可能性があるという答弁だったんですけれども、そういうことを踏まえれば、余り大きいやつでスタートしないほうがいいんじゃないかなというような私は気がするんですけれども、その辺についてのお考えをお聞かせください。
それから、公園費の中でトイレについて、ただいまの答弁だと、中のトイレはつくるけれども、外トイレはつくる意向がないというお話でしたけれども、やはり土日使えるトイレが欲しいという発想で皆さんお話しされておりますので、その辺のところについてはもう一度検討いただくようにお願いできるかどうか、お尋ねいたします。以上です。
議長(浅野幹雄君) 都市政策課長。もとい、企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 今年度予算7,500万と上げておりますが、先ほども申し上げましたが、今補助の申請でございます。3月中・下旬に内示がございますので、当然その内示を見て見直しも一部進めて、その内示に合わせた事業量で本年度は進めていきたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 公園へのトイレの設置に関しましては、地元の方の中からも、要するに安全性の面でちょっと心配があるというふうなご意見もいただいている中でございますので、支援センターについて土日誰もいない状況で外トイレが使えるような状況というのは、安全上問題があるのかなというふうに考えておりますので、ちょっと今のところ設置というのは考えてはいないところでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。18番渡邊俊一君。
18番(渡邊俊一君) 31ページ、32ページ載っております国民健康保険関係なんですけれども、これは一般会計から繰出金をしなきゃならない理由、改めてお示しお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) この分につきましては、法定繰り入れということで、法律上決められたものでございまして、この分が負担繰り入れしてくださいという上位法令によるものでございます。
議長(浅野幹雄君) 18番渡邊俊一君。
18番(渡邊俊一君) まず、法定繰り入れ、私もその辺はよくわかっているつもりなんですけれども、実質法定繰り入れで今回の補正の中で増額している金額が全て法定繰り入れというような名目で繰り入れされるのか。というのは、根本的になぜこういうような質問をしているかというと、要するに町長の当初の施政の中でも国保税を引き下げる方向で進めますというような状況、そして現在の基金が当初11億ぐらいですか、今現在あるのが。そういった中で、基本的に一般財源から繰り入れてしまうと戻ってこない、戻せないというような状況があるわけでありますから、法定繰り入れということで法で決められている部分ですよと言われれば、それは仕方ないんですけれども、それが全額なのかどうか。
そして、もしそうでなければ、そのほかの部分については一般財源からということでなくて、基本的には今現在基金がかなり多いわけでありますから、その基金を何とか崩す方法がないのかどうか、その辺を改めてお聞きしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 法定の繰り入れといいますと、国が例えば2分の1、県が4分の1で町が4分の1というような割合で負担してくださいというのが、そういうものに従っての繰り入れというふうになってございます。それで、11億の基金を崩すということで、保険料とか歳入を無視しまして、その分を先駆けて基金を崩すということになりますと、法定外的な取り扱いになってしまうと思われます。それで、町長のマニフェストにもございますように、保険料引き下げとともに被保者の負担が下がる。でも、給付費が上がるということで、その分の持ち出しということで基金のほうを減らしていくというふうな姿にはなっていくのかなというふうに見込んでおります。(「金額がそのまま法定繰入金の金額かどうか、ちょっとお尋ねします」「法定繰入金、ただし書き」「今提示されている金額は全て法定繰入金なのかどうかをちょっと」「予算内ですよ」の声あり)
27年度の件に関しまして申し上げますと、法定分は一般的に繰入金、一時金とかとございますけれども、多分前の議会でもお話しになったかと思います。法定外ではないんですけれども、富谷町の繰入金というのがあるというような内容かと思われます。その辺につきましては、一応見直しかけまして、28年度にはその分は一般財源から持ち出しということはいたしておりません。
議長(浅野幹雄君) 福祉部長。
福祉部長(小野一郎君) 今、法定繰り入れかということでのお話でしたけれども、法定上は1つは保険基盤安定繰入金と、国と県と、あと町ということで2分の1、4分の1、4分の1ということで、これは決まっております。これはそれの財政状態ということで、税の軽減率、それに合わせた形での保険安定基盤繰入金ということで法定で決まってございます。これは前回のときもお話しちょっとだけさせていただいたかと思います。
あと、基準超過費用繰り入れ、これは今回全然繰り入れはしておりませんけれども、これ超過、かなり費用が出た場合については、それ以上町のほうから一財出してもよろしいですよという意味合いが一つございます。
あとほかに、職員給与等繰入金、これは職員の給与相当分になります。事務費になりますけれども、これについては法定で決まっておりまして、現在の職員、国保会計特会分の職員の繰り入れ分になります。これは給付とは一切関係ないものですので、一定行為にはなると思うんですけれども、これについては法定で決められて認められているものです。今回については6,300万ほどなってございます。今回、給与改定に伴いまして、その費用増加分が入ってございます。
あともう1つが出産育児繰入金、これは3分の2が町で見なさいよと。これは出産というか、その少子高齢化社会に対する支援ということで、これは3分の2が繰り入れと、3分の1は国保の特会から出してございますので、それで賄っております。これはほぼ今回700万ほど減額しておりますけれども、これについては出産見込み額と、見込み数ということで、国保から被用者保険、結局社会保険等に入っている方も多くなっているということで、当初見込みよりも減っておりますので、この金額ということになってございます。
あと、財政安定化支援繰入金ということで、これは県費の補助になりますけれども、保険基盤とかああいったものが少しある程度県のほうに組み入れされたものでございまして、これは県のほうでやりなさいということで、国から県のほうに落ちたものです。それに合わせた形で町も同額程度の金額を繰り入れするというふうな内容となってございます。ですので、県と町が同時に負担をして財政的な安定を図るという内容となってございます。
あと、その他繰り入れということで7万ちょっとぐらいになりますけれども、これは乳幼児医療関係、これも町の施策の一環として、その分国保の分増嵩分が見込まれますので、その分は乳幼児医療費ということで国保の保険者としての負担分に対しての町からの財源補?ということになりますので、それについては町の政策に合わせた形での繰り入れということになります。
ですので、今回その金額については、全額補正分と、あと合わせて今までの分合わせますと約2億云々という金額になりますけれども、国の政策、あとその国の少子高齢化社会とか、あと県の補助に合わせた形の繰り入れということになります。
先ほど事業移譲ということになりますけれども、今回平成30年に県統一化ということで現在国のほうも進めておりまして、県のほうも平成28年度にそれに向かっての準備室のようなものを設置して30年に備えるということをお聞きしております。それに合わせた形で分賦金ということで前もお話ししたかと思うんですけれども、その県統一化のための負担金をどのぐらいになるか、これから試算して出てくるかと思います。それを除いて給付と合わせて、今回総額で前年度よりも減らしておりますけれども、被保者数も減っているということと、あと診療報酬が改正になる予定になっておりますので、それで若干減っているものです。それにあわせて本当に必要な部分の税、あとあわせて、あと必要なもの、それを除いて最終的にやはり基金ということで、今回施政方針の中でもお示しというか、お話、町長のほうから説明あったかと思うんですけれども、見直しということで減額の方向で考えてございますので、ご理解をいただければと思います。
議長(浅野幹雄君) 18番渡邊俊一君。
18番(渡邊俊一君) 先ほど課長は、法定外ではないですがとかと何かわけのわからないような話をちょっとされたものですから、今、説明を受けてよく理解はしたわけでありますけれども、やはり説明するほうとして、私が質問しているのは、法定の中での繰り入れなんですかというような質問をしているわけで、金額がそれが全部ですかというような質問でありますから、うんと簡潔でいいと思うんです。それは全く法律上、法定の中で全てがそれに値するものですから、今回の補正予算を組ませていただきましたというようなことであれば、私も簡単に理解するわけでありますけれども、それで間違いないんですよね。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 議員のおっしゃいますとおり、間違いございません。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。議席番号お願いします。10番長谷川る美君。
10番(長谷川る美君) 38ページ、右側のさあ!歩効果ウオーキング&健幸セミナー事業について質問させていただきます。
これはたしか27年は開催されなかったと思うんですが、26年、27年は開催されず、26年は開催されていたと思うんですね。この事業なんですけれども、今まで何回ぐらい開催され、参加人数はその回ごとに何人ぐらいだったか、ふえたか減ったかというようなあたりを教えていただきたいということと、最初のセミナーの内容と、回数を重ねていった中で何かそういったセミナーの内容の変更などがあったかどうか、教えてください。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) さあ!歩効果ウオーキング&健幸セミナーの事業でございますけれども、この事業名につきましては、そのまま27年度の予算の事業名そのまま引き継いで、尾を引いておりまして、実際27年はやっておりません。それで、そこで福祉部3課で共同して何かセミナーとかお祭りをしましょうということで統合しながらやったものですから、ここにある予算をそのまま組み替えした状態で各種お祭りとかの経費に引用させていただいておりました。
議長(浅野幹雄君) この際、午後2時15分まで休憩をいたします。
午後2時03分 休憩
午後2時15分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
答弁漏れですね。健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 26年度につきましては、西成田コミュニティセンターのほうで161名の参集でございました。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。10番長谷川る美君。
10番(長谷川る美君) 先ほど、今まで何回ぐらい開催されて、その年ごとの、開催された年ごとの人数どれぐらいだったかということと、あとセミナーの最初のときの内容から回を重ねていって少し何か内容が変わっていったところがあれば教えてくださいということでお聞きしたんですけれども。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 26年度につきましては、西成田コミュニティセンターのほうでウオーキングと、あと歯周疾患関係とか若干の検診とかをやって、健康を話題にした内容になっていたようです。それから、25年ですけれども、セミナーはやっておりまして、392名ほどの参集ではございました。24年度につきましては、147名がウオーキングのほうには参集されましたけれども、そのほかにリレー・フォー・ライフということで、450名ほどの参集ということの内容になっております。その年によりまして、ウオーキングもありましたけれども、25年は中止、天候の状態で中止になったかと思います。そんな経過でございます。
議長(浅野幹雄君) 10番長谷川る美君。
10番(長谷川る美君) 25年は392人の参加ということなんですか。26年はちょっと減っていますけれども、たしかそれは何か会場の関係で少し、少しというか大分人数が減ったというようなことをちょっと先ほどお聞きしたんですが、これ、私も2回ほどこのセミナーのほうに、ウオーキングのほうに参加させていただいたんですけれども、回を重ねるごとに、最初はウオーキングだけだったのが、少し先ほど答弁にもありましたけれども、歯周、歯を調べたり、あと自分の筋肉というか、自分のそういう筋肉がどれぐらいついているかというようなそういうこともいろいろ知る機会ができて、とてもいいセミナーだったと思うんですけれども、去年はなかったということで中止した理由とかというのは何かあるんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 27年度は、とりあえずは事業の内容にちょっとどういうふうな内容があるかということで、精査しながら進めていこうという内容でございます。それで、福祉部は福祉部において、今まで1つの課で3つも4つも持っておりましたので、1つの課ではちょっと仕事ができるようなレベルではなかったというものも多数ありました。それをちょっと凝縮した内容でやっていこうということで、試しに27年度は生島さんをお呼びいたしまして、そこでも歯周関係、それから健康測定とか、その辺やりました。それから、あとは今度3月にございますけれども、川島教授のセミナー、特別講演ということで、その辺でまだちょっと3課合同でやっていくものを今検討しながら進めているというところでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑……。(「終わり、終わり」の声あり)3回です。4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) それでは、幾つか質問申し上げます。
1つは、22ページ、20款4項雑入のところでありますけれども、下水道のポンプ事故があって補正対応をしておりますが、それについての弁償金の入りぐあい、いかがであるのか、1つ目です。
2つ目、歳出で31ページ、子ども医療費、社会福祉費増大要因というふうなことで質問いたしますけれども、子ども医療費、10月からということで27年度、そろそろ見え始めたころだと思います。27年度子ども医療費総額、そしてその総額のうち財源内訳、県の補助金、そしてまた、一般財源の額。
次に、11ページ……。11ページ、11款補正後の災害復旧費2億6,300万円ということで計上されておりますけれども、これの財源、これまた財源内訳です。一般財源からどれくらいのこの災害に、豪雨災害に及んで支出されたものやらというふうなことでお願いいたします。
次に、26ページ、15節です。会館建設、二ノ関、今泉の会館建設が予定されておりまして、工事請負費が計上されております。参考までに、平成19年、同じ120平米タイプの会館が平成19年施工、竣工したところであります。同一規模でありますので、一ノ関会館の総額工事費をお願いいたします。
次に、40ページ、6款1項19節ブルーベリー産地拡大事業、30万の減額補正ということでありますけれども、町長、町で取り組むこのブルーベリー産地拡大、30万の減額の要因あるいは理由ですね。そしてまた、当初予算額から執行された額、お願いいたします。
次に、46ページ、8款4項13、14節明石台東公園のトイレ設置工事、予定された全額が減額補正されたわけでありますけれども、この減額補正の理由、要するにトイレをつくらない理由を明確にお願いいたします。
最後となりますけれども、50ページ、富谷幼稚園の園舎増築事業、減額補正であります。増築工事を中止した判断は、私は大変適正で、そしてまた評価するところです。12月の一般質問にも取り上げましたように、評価いたします。しかしながら、12月補正でこの額を準備のために補正をしておられ、一定の審議をして議決をしたわけであります。その翌議会のこの時期において、このような減額補正というようなことと相なりましたので、今後十分なる、検討不十分とは申し上げませんけれども、十分なる検討をした中で、この大事な議場の場に、そしてまた、議案として提出していただくよう、最後については要望でございます。以上です。
議長(浅野幹雄君) 要望ですか。上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) それでは、成田第1汚水中継ポンプ場の事故の関係の弁償金の納入ですけれども、こちら……。(不規則発言あり)
議長(浅野幹雄君) 今の特別会計じゃないんですかというんですが。下水道。下水道事業特別会計。それとも、一般でいいの。(「下水ですね」の声あり)下水道ですから、次にありますから。子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 子ども医療費助成事業の歳出額につきましては、今回の補正予算と合わせまして2億4,650万円でございまして、そのうち財源といたしましては、民生費県補助金として2,213万2,000円を計上しているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。ブルーベリーも含めて答弁願います。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは、40ページのブルーベリーの30万の減額なんですが、まずは執行額としまして19万356円を執行しています。それで、予算額が50万だったものですから、30万の減となっております。なお、執行された方は、個人が1名、それとブルーベリー生産組合へ成木育成事業として交付しているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 11ページと言ったんですが、11款ですね。災害復旧費でしょう。(「11ページの11款」の声あり)11ページ。これ、総括になりますから、別なほうでやってください。これ、総括ですのでね。産業振興課長。55ページの11款災害復旧費です。55ページの11款災害復旧費。
産業振興課長(横倉時夫君) 工事請負費1,315万1,000円の減額でちょっと説明させていただきますが、まずは当初予算で国庫補助事業としまして、8カ所災害復旧ということで見込んでいたんですが、国の災害査定後、5カ所と減ったものですから、その3カ所分について減額するものでございます。よろしいですか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 平成19年度に建設をいたしました一ノ関会館の工事請負費でございますが、2,411万ほどでございます。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 明石台公園のトイレにつきましては、昨年の10月、うちのほうで計画案を町内会に示してご説明した際に、町内会のほうから設置に伴う安全性の面であったり景観の面、そういった面で設置は好ましくないということで反対の回答をいただいたことから、設置を中止したものでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 災害復旧に係る費用が2億6,300万でよろしいわけですよね。そうしたときに、各課がまたがろうかと思いますけれども、その2億6,300万の財源内訳という数字は出ませんか。国費であったり、県費であったり、一般財源であったりと、このようなことで質問したわけでありますけれども、その点、再確認をいたします。
2つ目は、子ども医療費、このように10月からの拡大ということで、2億5,000万弱ということと相なりました。県費は相変わらず制度、全国でも最下位クラスのというふうなことで、今年の宮城県の予算の中にも従前どおりの28年度対応だと、このようにお見受けをするところです。一つ、18歳まで、あっては、信じたくはないというか、あってはならないことだと思いますけれども、親御さん、家族のために薬あるいは湿布といいますか外用薬、そういったものをかわりに受け取ると、このようなこともこの間耳にしたところです。信じたくない話でありますけれども、ぜひそういったふうなことで不正の余地といいますか、本人の本当に必要な医療というふうなことであることを何らかの形での啓発も必要ではないかとこのように思います。(「質問に徹してください」の声あり)
そして……。(「感想ではなく、質問に徹してください」の声あり)明石台東公園、ですので、今のこの子ども医療についての増大の歯どめというふうなことで、町の考え方、施策が方向性、検討している内容があるかどうか、その点をお聞きします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの答弁については、ことしまだ10月から実施をしたばかりでありますので、この経過を総括した上で今後の計画を検討してまいりたいというように思います。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。財源。
財政課長(西山高広君) 財源につきましては、全体の財源につきましては、済みません、今ここでお答えする資料を持ち合わせがありませんので、起債計画等確認すれば数字はお話しできるかと思いますので、後ほどご説明させていただければと思います。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 1点ほど、46ページになりますが、9款1項5目災害対策費の中で、11節ですね。需用費のところ、防災用備蓄物品等の整備事業がマイナス200万となっておりますが、こちらのほうの説明を求めます。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 災害対策費の需用費の関係でございます。200万の減額ということでございます。こちらは、食料の備蓄計画の見直しによりまして、備蓄食料を今回購入しなかったということによる減額でございます。こちらにつきましては、コストコ等との災害協定などを強化することによって、極力備蓄する食数を減らしていこうというふうな計画に見直しを進めているところでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) コストコの提携はすごくいいと思うんですが、各町内会の備蓄関係の購入のこの期限ですね。期限等のそういったものはしっかりと把握はしていらっしゃるんでしょうか。そのような情報、年度ごとの情報というのはしっかりと把握していらっしゃるんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 町で購入をしている部分については全て把握してございますが、町内会個別に購入している場合につきましては、把握はしてございません。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 関係するかわかりませんが、各町内会に上限で5万円ずつの支給がございましたよね。防災に対しての。それというのは、また毎年度という形になりますか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) これは、当初の計画では期間を定めてということでございました。行政区長さん等からの要請も多いことから、28年度については継続の予定で進めているところでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 34ページの3款2項4目の4節と7節に関してなんですけれども、これは集まらなかったというのは、これはパートなのか、臨時なのか、そしてその集まらなかった理由は何なのかということと、あと待遇改善などが必要なのではないかという3点について、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) パート、臨時どちらともでございます。また、待遇改善につきましては、近隣の市町村とも見比べて遜色ないのかなというところでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第18号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第9 議案第19号 平成27年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)
議長(浅野幹雄君) 日程第9、議案第19号平成27年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)を議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) それでは、補正予算書64ページをお願いいたします。
議案第19号平成27年度富谷町の国民健康保険特別会計の補正予算(第5号)は、次に定めるところによるものでございます。
第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ5,937万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ44億9,834万7,000円とするものでございます。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
それでは、73ページのほうをお願いいたします。
事項別明細でご説明いたします。
まずは、歳入からまいります。
1款1項国民健康保険税につきましては、1,253万円を減額するものでございます。1目の一般被保険者分につきましては、当初予算よりも収納率の増が見込まれるということでの増額でございます。2目の退職被保険者につきましては、当初見込んだ退職被保者数の数よりも少なくなったということでの減額になります。
3款2項国庫補助金でございますが、8万3,000円を追加するものでございまして、交付決定によるものでございます。
6款2項県補助金につきましては、7万を追加するものでございまして、これも交付決定によるものでございます。
7款1項共同事業交付金でございますけれども、1億4,721万6,000円を減額するものでございまして、交付決定並びに額の確定によるものでございます。
次のページをお願いいたします。
9款1項他会計繰入金でございますが、一般会計繰入金につきましては7,730万2,000円を追加するもので、2億8,736万7,000円とするものでございます。これは、1節から6節まで額の確定がほとんどでございますが、3節の給与につきましては、給与改定によるものの減額でございます。
9款2項基金繰入金でございますけれども、2,291万3,000円を追加し2億2,014万3,000円とするものでございまして、財源調整によるものでございます。
続きまして、歳出にまいります。
77ページのほうをお願いいたします。
1款1項総務管理費につきましては、給与改定によるものでございまして、44万5,000円を追加するものでございます。
1款2項徴税費につきましては、給与費を除きまして……。給与費含めまして118万2,000円を減額するものでございます。給与改定によるものと、需用費の印刷製本並びに役務費の通信運搬費につきましては執行残による減額ということでございます。
2款1項療養諸費でございますけれども、1億256万1,000円を追加いたしまして24億1,226万1,000円とするものでございまして、一般被保険者の療養給付費が増ということでの見込みでの増額でございます。
2款2項高額療養費でございますけれども、3,450万5,000円を追加するもので、これも高額療養費に関する経費が増額ということでの増でございます。
2款3項葬祭費でございますけれども、35万円を追加するものでございます。これにつきましては、実績をもとにしまして不足分の追加ということで見込んでおります。
2款5項出産育児諸費でございますけれども、こちらにつきまして966万ほどの減額ということになっておりますが、これも実績を踏まえまして出産育児金の減ということで算定いたしております。
次のページ、79ページのほうをお願いいたします。
2目の出産育児一時金支払手数料につきましては、手数料ということで、これも付随しての減額ということになります。
続きまして、3款1項並びに6款1項の後期高齢者支援金、それから介護納付金でございますけれども、財源調整によるものでございます。
7款1項につきましては、1億8,639万7,000円を減額し8億7,389万1,000円とするものでございまして、1目の高額医療費共同事業拠出金、2目の保険財政共同安定化事業拠出金につきましては、国保連合会での額の決定ということでの補正になります。
11款1項償還金及び還付加算金につきましては、8,000円の増でございます。これも額の確定ということでの補正でございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第19号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第10 議案第20号 平成27年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第4号)
議長(浅野幹雄君) 日程第10、議案第20号平成27年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 議案第20号平成27年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第4号)について、ご説明を申し上げます。
予算に関する説明書84ページをお願いいたします。
第1条、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出の総額から歳入歳出それぞれ2,937万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億7,861万9,000円とするものでございます。
第1条第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものといたします。
85ページ、86ページにお示しをしてございます。
続きまして、93、94ページをお願いいたします。
歳入につきましてでございます。
3款1項1目下水道事業費国庫補助金は、社会資本整備総合交付金確定により1,223万1,000円を減額するものでございます。
4款1項1目一般会計繰入金は、歳入歳出予算の減額と増加等による調整によりまして、1,746万1,000円を追加するものでございます。
7款1項1目下水道事業債は、吉田川流域下水道負担金の確定により起債借入額3,460万円を減額するものでございます。
続きまして、95、96ページをお願いいたします。
歳出でございます。
歳出につきましては、1款1項1目下水道総務費の27節公課費は、平成27年度内に納付する消費税等の納付金の確定により、所要の額を追加するものでございます。
1款1項2目下水道維持費13節委託料と15節工事請負費は、入札による差金、執行残でございますけれども、それらを減額するものでございます。
1款2項1目流域下水道費は、吉田川流域下水道維持管理負担金の確定により1,594万円を追加するものでございます。
1款3項1目流域下水道建設費は、吉田川流域下水道の建設負担金の確定により2,553万2,000円を減額するものでございます。
以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第20号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第11 議案第21号 平成27年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第5号)
議長(浅野幹雄君) 日程第11、議案第21号平成27年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第5号)を議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) それでは、議案第21号についてご説明申し上げます。
説明書の100ページをお願いいたします。
平成27年度富谷町の介護保険特別会計の補正予算は、次に定めるところによるものでございます。
第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ5,809万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ22億3,528万1,000円とするものでございます。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
事項別明細書にてご説明申し上げます。
109、110ページをお願いいたします。
歳入でございます。
1款1項1目第1号被保険者保険料1節現年度分特別徴収保険料につきましては、3,430万円を追加するもので、当初見込みよりも特別徴収対象者が多かったことによる増でございます。2節現年度分普通徴収保険料につきましては、3,250万円を減額するもので、当初見込みよりも普通徴収対象者が少なかったことによる減でございます。3節滞納繰越分普通徴収保険料につきましては、70万円を追加するもので、当初見込みよりも徴収率が高かったことによる増でございます。
3款1項1目介護給付費負担金につきましては、介護給付見込み額の減により、国庫負担金1,239万7,000円を減額するものでございます。
2項2目地域支援事業費交付金1節介護予防費交付金につきましては、訪問指導対象者の減により、国庫補助金18万4,000円を減額するものでございます。2節包括的支援事業費交付金につきましては、3名分の人件費の給与改定による増によりまして、国庫補助金10万7,000円を追加するものでございます。3目新総合事業費補助金につきましては、250万円を追加するもので、介護保険システム改修補助金交付決定による増でございます。
4款1項1目介護給付費交付金につきましては、介護給付見込み額の減による支払基金交付金1,735万7,000円を減額するものでございます。2目地域支援事業交付金につきましては、介護予防事業の訪問対象者の減による支払基金交付金20万6,000円を減額するものでございます。
5款1項1目介護給付費負担金につきましては、介護給付見込み額の減による県負担金774万9,000円を減額するものでございます。
2項1目地域支援事業費交付金1節介護予防事業費交付金につきましては、訪問指導対象者減による県補助金9万2,000円を減額するものでございます。2節包括的支援事業費交付金につきましては、3名分の人件費の給与改定による増で、県補助金5万3,000円を追加するものでございます。
次のページをお願いいたします。
8款1項1目一般会計繰入金1節介護給付費繰入金につきましては774万9,000円を減額、2節地域支援事業費繰入金(介護予防事業)につきましては9万2,000円の減額、3節地域支援事業繰入金(包括的支援事業)につきましては5万3,000円の追加、4節職員給与費等繰入金につきましては18万円の追加、5節事務費繰入金につきましては250万円の減額となってございます。
2項1目介護給付費準備基金繰入金につきましては、1,515万7,000円を減額し、財源調整いたすものでございます。
次のページをお願いいたします。
続きまして、歳出でございます。
1款1項1目一般管理費につきましては、18万円を追加するもので、2名の人件費の給与改定による増でございます。
2款1項1目居宅介護サービス給付費につきましては、5,000万円を減額するもので、計画値に対する伸び率の鈍化によるもので、特に通所介護とショートステイの伸びが緩やかであったことによる減額でございます。4目居宅介護サービス計画給付費につきましては、1,000万円を減額するものでございます。
2項2目介護予防サービス計画給付費につきましては、100万円の追加でございます。3目地域密着型介護予防サービス給付費につきましては、304万3,000円の減額で、要支援の方々のグループホームと小規模多機能型居宅介護のサービスの利用実績がなかったことによる減額でございます。
3項1目審査支払手数料につきましては、6万円の追加でございます。
3款1項1目二次予防事業費7節賃金につきましては、56万円を減額するもので、訪問指導対象者の減によるものでございます。2節旅費につきましては、訪問看護師の公用車使用による自家用借り上げの減でございます。13節委託料につきましては、10万8,000円の減額で、軽体操、筋トレ型教室の2事業所の委託料の決定に伴う減額でございます。
2項1目一般管理費につきましては、27万5,000円の追加で、支援センターの人件費3名分の給与改定による増でございます。
次のページをお願いいたします。
4款1項1目介護給付費準備基金積立金につきましては、417万3,000円の追加で、介護給付費見込み額の減によるものでございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります.質疑ございませんか。8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 110ページです。歳入のところでお尋ねします。
現年度分の普通保険料がその対象者が減になったという説明でしたが、対象者の減だけでしょうか。それとも、普通徴収で入らなかったということはあるのでしょうか。
もう1つ、その国庫支出金がありまして、新総合事業補助金が250万出ています。これは歳出ではどの部分に出ているのか、そのことをお尋ねします。以上、2点です。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 第1号被保険者の保険料につきましては、現年度分の特別徴収と普通徴収保険料の割合が、当初のときには現年度分特別徴収のところを82%と普通徴収18%と見ていたものが、実際の見込みでは特別徴収が90%とあと普通徴収が10%というふうな割合の差によるものでございます。
続きまして、新総合事業費の250万円が入ってきた分につきましては、歳出のところでは……。109ページ、違いますね。済みません。113ページの1款1項1目の一般管理費の特定財源のところに入っています250万円のところに充当というふうな形になります。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第21号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第12 議案第22号 平成27年度富谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
議長(浅野幹雄君) 日程第12、議案第22号平成27年度富谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) それでは、議案第22号についてご説明申し上げます。
説明書120ページをお願いいたします。
平成27年度富谷町の後期高齢者医療特別会計の補正予算は、次に定めるところによるものでございます。
第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,265万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億7,508万3,000円とするものでございます。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
第2条、地方自治法第214条の規定により、債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為」によるものでございます。
123ページをお願いいたします。
第2表 債務負担行為でございます。
後期高齢者医療システム運用支援業務は、プログラムの修正やシステム操作など、後期高齢者医療システムの変更に対応できるように円滑にシステムを運用するために債務負担行為をいたすもので、期間、限度額は記載のとおりでございます。
事項別明細書にてご説明いたします。
129、130ページをお願いいたします。
歳入でございます。
1款1項1目特別徴収保険料につきましては、980万円を減額するもので、当初見込みより特別徴収調定額が少なかったことによるものでございます。2目普通徴収保険料につきましては110万円を減額するもので、当初見込みより普通徴収調定額が少なかったことによるものでございます。
3款1項2目保険基盤安定繰入金につきましては、175万7,000円を減額するもので、後期高齢者医療広域連合からの額決定に伴う減でございます。
次のページをお願いいたします。
続きまして、歳出でございます。
2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、1,265万7,000円を減額するもので、歳入見込み額の減による後期高齢者医療広域連合からの額決定に伴う減でございます。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第22号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第13 議案第23号 平成27年度富谷町水道事業会計補正予算(第4号)
議長(浅野幹雄君) 日程第13、議案第23号平成27年度富谷町水道事業会計補正予算(第4号)を議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) それでは、平成27年度富谷町水道事業会計補正予算(第4号)について、ご説明を申し上げます。
134ページをお願いいたします。
平成27年度富谷町水道事業会計補正予算(第4号)。
第1条、総則、平成27年度富谷町水道事業会計の補正予算(第4号)は、次に定めるものとし、第2条、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を補正するものでございます。
収入の第1款水道事業収益で3,902万5,000円を減額し、合計を11億4,066万7,000円とするもので、第1項の営業収益で30万円、第2項の営業外収益で3,872万5,000円を減額するものであります。
支出の第1款水道事業費用で165万円を減額し、合計を10億7,553万4,000円とするもので、第1項の営業費用で165万円を減額するものでございます。
第3条、予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額を補正するものでございまして、収入では、第1款資本的収入で1,317万6,000円を追加し、合計1,317万9,000円とするものでございます。
第2項開発負担金で1,317万6,000円を追加するものでございます。
支出では、第1款1項建設改良費で、205万9,000円を減額するものでございます。
第4条、予算第8条の次に次の1条を加えるということでございまして、予算第9条といたしまして、債務負担行為をすることのできる事項、期間及び限度額を、次のとおり定めると。これは、水道料金コンビニ収納対応業務の債務負担行為について定めたものでございます。
補正予算の詳細につきましては、144ページをお願いいたします。
平成27年度富谷町水道事業会計補正予算実施計画明細書。
収益的収入及び支出では、収入の1款1項2目その他営業収益、手数料で30万円を減額し、1款2項2目水道加入金で1,345万6,000円を減額するものでございます。3目他会計補助金1節一般会計補助金2,656万1,000円を減額するもので、これは平成26年度決算におきまして黒字会計になったことと、今年度におきましても一般会計の補助金繰り入れを行わないとしても、純利益が発生するという見込みが立ったため、一般会計補助金を減額するものでございます。4目雑収益で129万2,000円を追加するもので、水道管破壊事故賠償金と成田地区の漏水事故などに係る保険金等となってございます。
支出の第1款1項営業費用で165万円を減額するもので、3目配水及び給水費、4目業務費、5目総係費のそれぞれの人件費の減額、追加等による調整により、165万円を減額するものでございます。
資本的収入及び支出では、収入1款2項1目開発負担金で高屋敷地区に係る開発負担金1,317万6,000円を追加するものでございます。
支出でございますけれども、1款1項2目営業設備費で205万9,000円を減額するものでございます。これは、新規加入戸数の減少により量水器、メーターでございますけれども、その出庫個数が減ったためのものでございます。
以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第23号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第14 議案第24号 平成28年度富谷町一般会計予算
日程第15 議案第25号 平成28年度富谷町国民健康保険特別会計予算
日程第16 議案第26号 平成28年度富谷町下水道事業特別会計予算
日程第17 議案第27号 平成28年度富谷町介護保険特別会計予算
日程第18 議案第28号 平成28年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算
日程第19 議案第29号 平成28年度富谷町水道事業会計予算
議長(浅野幹雄君) 日程第14、議案第24号平成28年度富谷町一般会計予算、日程第15、議案第25号平成28年度富谷町国民健康保険特別会計予算、日程第16、議案第26号平成28年度富谷町下水道事業特別会計予算、日程第17、議案第27号平成28年度富谷町介護保険特別会計予算、日程第18、議案第28号平成28年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算、日程第19、議案第29号平成28年度富谷町水道事業会計予算については、富谷町議会会議規則第37条の規定により、一括議題といたします。
お諮りいたします。ただいま一括議題といたしました議案第24号から議案第29号までを、富谷町議会会議規則第39条第3項の規定によって議案の説明を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第24号から議案第29号までは議案の説明を省略することに決定いたしました。
ここでお諮りいたします。
ただいま議題となっております平成28年度富谷町各種会計予算については、富谷町議会委員会条例第5条の規定及び富谷町議会先例集96により、議長を除く議員全員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査したいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、平成28年度富谷町各種会計予算については、予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。
この際、予算審査特別委員会の委員長及び副委員長を選任していただくため、暫時休憩といたします。
午後3時07分 休憩
午後3時07分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
予算審査特別委員会の委員長及び副委員長が選任されましたので、その結果をご報告いたします。
委員長に相澤 榮君、副委員長に山路清一君が選任されました。よって、本案件は予算審査特別委員会の議題といたします。
ここで、お諮りいたします。議案調査等のため、明日24日から3月2日までの8日間を休会にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、明日24日から3月2日までの8日間を休会とすることに決定いたしました。
なお、3月3日の本会議は、午前10時から開会といたします。
これで本日の日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。
午後3時08分 散会
平成28年3月3日(木曜日) 午前10時00分 開議
第1 | 会議録署名議員の指名 | |||||||||||
第2 | 一般質問 | 一般質問(通告番号1番~5番) | ||||||||||
15番 菅原福治議員 | ||||||||||||
1 | これまでの若生町政とこれからの取組みについて | |||||||||||
2 | 町民バス路線・宮城交通バスダイヤに係わる課題について | |||||||||||
12番 山路清一議員 | ||||||||||||
1 | 新町政一年を向かえ、公約等(仮称)富谷市総合計画を質問する | |||||||||||
2 | 通学路等の安全対策について質問する | |||||||||||
16番 出川博一議員 | ||||||||||||
1 | 平成28年度予算を問う | |||||||||||
2 | 子ども・子育て支援事業計画の進捗は | |||||||||||
3 | 市制に向けての人員体制を問う | |||||||||||
2番 青柳信義議員 | ||||||||||||
1 | 富谷町に入院施設のある小児科の誘致を問う | |||||||||||
2 | 障害福祉サービスの状況についてを問う | |||||||||||
10番 長谷川る美議員 | ||||||||||||
1 | 富ケ丘交差点及び通学路の安全確保について |
議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
議事日程につきましてはお手元に配付のとおりです。
日程第1 会議録署名議員の指名
議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、5番畑山和晴君、6番齋藤秀行君、7番藤原 峻君の3名を指名いたします。
日程第2 一般質問
議長(浅野幹雄君) 日程第2、一般質問を行います。
通告順に発言を許します。15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 皆さん、おはようございます。
それでは、私から、通告に従って2点質問をさせていただきます。
まず最初に、これまでの若生町政とこれからの取り組みについて、お伺いいたします。
早いもので、若生裕俊町政がスタートいたしまして丸一年が経過いたしました。町長はこの1年、町民の声が届く町政運営を創出しながら、さまざまな施策の実現と課題の検討に取り組んでまいりました。
主なものとしては、就任早々、子ども医療費助成の年齢拡大に取り組み、昨年より対象年齢を18歳まで拡大いたしました。また、町長の基本スタンスとして、住民より直接意見を伺うためのわくわく町民会議の実施についても、早い立ち上げでありました。またさらに、高齢者・障がい者外出支援、通称「とみぱす」の交付事業についてもこの10月からスタートの予定です。また、町の課題でもありました救急医療体制につきましても早々に取り組み、救急体制の強化として、新年度より救急車の増設にこぎつけたところでございます。さらには、放課後児童クラブの整備、また、子育て支援複合施設の見直しを行い、子育て世代包括支援センターの整備など、さまざまな課題にも取り組まれたところでございます。
さて、そんな中で先月26日、総務省が2015年に行われました国勢調査の速報値として、町の人口を5万1,592人と、県と同じく公表いたしました。これで、10月には市制施行の実現という歴史的な偉業が実現いたします。
町長はよく「市になることが目的ではない」と言われますが、確かに市になることが目的ではございませんが、多くの町民は市制移行を歓迎しており、大きな期待を持っております。市になることによって、これまでのさまざまな課題が大きく動くことを期待されているからであります。
市制施行には、それなりのインフラ整備、それなりのコスト、維持費も含めて必要で、そこはしっかり覚悟して市制施行というものを進めていかなければなりません。
そこで、質問をいたします。町長の公約と地方創生総合戦略は一部重複いたしますが、1年目を終えた裕俊町政と、これからの取り組みについてお伺いいたします。
1つ、町長がかわり1年が経過いたしましたが、庁内の雰囲気等、環境変化についてお伺いいたします。
2つ目、新年度予算編成の最大のポイント並びに主な新規事業は。
3つ目、新年度予算編成における経費削減の考え方について。
4つ目、富谷町地方創生総合戦略の市制移行後の整合性について。
5つ目、町長の選挙公約の進捗状況について。
6つ目、市制移行における記念式典等、重点イベントの内容等について、お伺いいたします。
次に、2つ目、町民バス・宮城交通ダイヤ改正にかかわる課題について、お伺いいたします。
住民は困っております。小さな声、声なき声に耳を傾けていただきたい。
昨年12月に、宮城交通がダイヤ改正を行いました。その結果、これまで運行していた泉中央から成田方面の24時台の最終バスが運行停止になりました。不便になったダイヤ改正でした。住民の中には、新幹線の最終便で仙台に戻ってきたものの、泉中央駅でストップと。泉中央駅から家に帰れない。また、夜遅く11時、12時まで不定期で働いている高齢者や若者も、家に帰れなくて困っております。それが毎日でございます。
また、あわせて、町民バスにおいても、シルバー人材センター便、スポーツセンター行きの一部の路線の拡大要望が出されております。
私は、ちょうど1年前にも宮城交通さんのバスダイヤについてお伺いいたしましたが、公共交通とは何か、町民バスは当然としても、宮城交通さんとて、民間でありますが、公共交通の一翼を担っていると思います。双方とも本数の増便や運行路線の変更など、町民の利便性向上に配慮した運行をしなければならないですし、そこは行政としても目を光らせ、大きな力を発揮していただかなければなりません。そこでお伺いいたします。
1つ、昨年12月に実施いたしました宮城交通ダイヤ改正により、泉中央駅から成田方面の最終バス24時台の運行停止についての認識について。
2つ目、町民バスの南部循環線、大亀成田路線に、新町バス停の設置と、富谷スポーツセンター方面の路線の拡大についてお伺いいたします。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの菅原福治議員のご質問にお答えをさせていただきます。
まず、質問件名1、これまでの若生町政とこれからの取り組みについての問い1でございます。
町長がかわり1年が経過しましたが、庁内の雰囲気等、環境変化についてでありますが、住民の方々からは、職員が明るく生き生きとしているとの声が私に届いているところでございます。なお、これまで自己都合による退職職員が毎年少なからずおり、過去2年間には2桁の自己都合退職者がおりましたが、本年度については、自己都合退職者は現在のところゼロとなっております。
私は、就任以来、各部課長には各職員の能力を最大限生かせる環境づくりに努めるよう指示しているところでございます。また、部課長を初め職員には、アンテナを高くし住民の皆さんの声をキャッチし、その声や思いを受けとめ、丁寧に対応するようお願いしているところです。そのためには、いわゆる「ホウレンソウ」の徹底が、報告・連絡・相談、いわゆる「報・連・相」の徹底が大切であり、良好なコミュニケーションの醸成や職員のモチベーション向上による風通しのよい組織風土の構築を図っているところです。さらに、毎週水曜日を定時退庁日と定め、朝夕の2回、館内放送により定時退庁を周知し、効率的な事務執行と職員の健康管理の徹底を図っております。
問い2、新年度予算編成の最大のポイント並びに主な新規事業については、来年度当初予算は、私が就任して予算編成方針の段階からかかわって編成した最初の予算となります。この予算には、10月10日の市制移行に向けて必要となる予算1億1,313万2,000円を計上したほか、児童館・児童クラブ整備事業、認可保育所設置事業、高齢者・障がい者交通対策事業等を計上し、「住みたくなるまち日本一」を実現するための所要経費について具現化したものとなっております。
主な新規事業については、一部重複しますが、ハード面では、子育て支援拠点整備事業、(仮称)子育て世代包括支援センター新築事業5億1,021万6,000円、児童館・放課後児童クラブ整備事業2億2,713万1,000円、認可保育所設置事業1億1,965万1,000円。ソフト面では、高齢者・障がい者交通対策事業「とみぱす」4,512万8,000円、各小学校へ英語教育支援員を配置するための経費922万1,000円、富谷市総合計画策定業務765万8,000円などを計上しております。
問い3、新年度予算編成における経費削減の考え方について、ここ数年は経常収支比率が徐々に悪化してきていますが、施設の経年劣化による補修費の増加や、臨時財政対策債や施設整備のため借り入れした町債の償還費、市制に対応するための人件費の増加、平成29年4月からの消費税増税など、今後も経常経費が増加するのは必至であります。このような背景から、当初予算編成方針に、経常経費のシーリングと、施設等の維持管理費や各種団体への補助金についてキャップを盛り込み、経常経費の削減を図りました。
問い4、富谷町地方創生総合戦略の市制移行後の整合性についてでありますが、富谷町地方創生総合戦略は、平成26年末に制定されたまち・ひと・しごと創生法の趣旨を踏まえ、本年度から平成31年度までの5年間において、町が重点的に取り組むべき施策の数値目標を設定し、昨年12月に策定したものです。同戦略は、市制移行後は名称を「富谷市地方創生総合戦略」とし、また、戦略の内容で位置づけた施策につきましては、来年度に最終的な取りまとめを行う富谷市総合計画において、特に重点的、戦略的に実施する施策として、明確に位置づけて取り組んでまいります。
問い5、町長の選挙公約の進捗状況についてであります。17項目の取り組み状況及び今後の方向性について、その概要を申し上げます。
まず、町民バスの泉中央駅乗り入れについては、既存の町民バスと新たなバス路線との乗り継ぎ実証実験を市制移行に合わせ実施することで、現在交通事業者と協議を行っております。また、新公共交通システムの導入に関しての調査結果は、さきの議員全員協議会でご説明申し上げたとおりであり、新年度も委託料を計上し、さらなる調査検討を行ってまいります。
次に2つ目、図書館整備については、新たに図書館に係る調査業務ということで予算措置を講じたところであり、具体的な建設に向け、調査を進めてまいります。文化会館については、引き続き他自治体等の情報収集を行ってまいります。
3つ目、成田2期工業用地への企業誘致につきましては、その開発に向けトップセールスにより引き続き誘致活動を行ってまいります。なお、現時点で、企業名は公表できませんが、将来的に成田地区に工場を持ちたいという具体的な企業があらわれておりますので、まずは部分的な開発につながるよう、地権者との情報交換を行ってまいります。
4つ目、米価下落への対応については、平成26年度の米価下落分に基づいて予算措置を行ったものの、本年度は米価が下落しなかったため、予算執行は見送ったところです。今後も情勢に合わせ、必要な対策を講じてまいります。
(5)、スイーツの駅整備及び新特産品開発については、現在、地方創生上乗せ交付金を活用し、(仮称)とみや国際スイーツフェアの開催とあわせ、具体的な検討を進めております。
(6)、わくわく町民会議の開催については、これまでに5回開催し、今後も継続して実施してまいります。なんでも受付担当につきましては、来庁されるお客様のニーズに対応した環境づくりを構築するため、広く町民の方々や地域の声に耳を傾けながら、よりよい改善をしていきたいと考えております。
(7)、子ども医療費の無料化対応については、昨年10月から対象年齢を18歳以下に拡充して実施しているところでございます。
(8)、児童館及び児童クラブの整備については、本年4月からの成田東小学校を皮切りに、順次整備をしてまいります。
(9)、中学校の海外修学旅行について、来年度は仙台空港国際化利用促進協議会の一部助成制度を活用し事前現地調査を実施し、検証を重ねてまいります。国際姉妹都市・友好都市については、本年11月の(仮称)とみや国際スイーツフェア開催を契機とした民間レベルの結びつきや、ただいま申し上げた修学旅行での交流及び既に町内で活動している国際交流団体等の関係を踏まえ、今後検討してまいります。
(10)、待機児童対策については、早期の待機児童ゼロ実現に向け、富ケ丘地区での菜の花保育園開設に加え、杜乃橋地区へも民設民営方式での保育園設置に向け、準備を進めております。
(11)、公立幼稚園の入園年齢引き下げについては、富谷幼稚園での来年4月の実施に向け、準備を進めております。なお、夜間・休日の預かり保育の実施については、保護者のニーズを確認したところ要望が非常に少なかったことから、当面実施は見送りながら、なお情報収集を行い、必要があれば内部検討を行います。
(12)、敬老乗車証については、本定例会に関連条例と予算を計上しているとおり、市制施行に合わせた本年10月10日の高齢者・障がい者外出乗車証(通称)とみぱすの利活用により、交通弱者の移動支援と負担軽減に努めてまいります。
(13)、国保税の引き下げについては、実施する方向で内部検討を重ねております。
(14)、養護施設、介護施設の整備については、去る1月27日に特別養護老人ホーム「アルシュ富谷」の起工式が行われたところでございます。なお、当該施設は来年4月の開所予定で、新たに施設整備に対する一部貸付金を予算化しております。
(15)、パークゴルフ場の整備については、自衛隊の部外工事での造成を含め、関係機関との協議を継続してまいります。
(16)、障がいを持つ方への支援策、就労支援については、引き続き情報収集と内部検討を重ねてまいります。
(17)、最後に、公営墓地の整備につきましては、墓地に関する意識調査、アンケートを対象者に送付すべく、現在委託業者と調査内容について調整をしており、間もなく発送する予定です。今後は、アンケートの調査の集計結果をもとに、必要な措置を講じてまいります。
問い6、市制移行における記念式典等重点イベントの内容についてでありますが、まずは市制施行日の本年10月10日に、富谷市市制施行記念式典、記念祝賀会を富谷武道館、スポーツセンターを会場に開催いたします。内容は、記念式典と祝賀会の2部構成とし、総務大臣、宮城県知事を初め、県内外の関係機関から多くの皆様のご臨席を賜り、また、一般の町民の皆様方にもご参加いただけるよう開催し、多くの皆様のご参加のもと、富谷市市制施行をともに祝う機会としてまいります。また、新たに作成する市民歌のお披露目なども予定しております。
次に、市制施行の記念イベントといたしまして、地方創生総合戦略でも具体的施策として位置づけた(仮称)とみや国際スイーツフェアを11月19・20日の2日間にわたり、富谷スポーツセンターと武道館を会場に開催を予定しております。イベントを通して、新たな町のにぎわいの創造と1次産業の活性化を図るとともに、富谷市市制施行を広くPRする機会としても活用してまいります。また、富谷市市制施行を記念した特別番組の制作、放送などのほか、公民館まつりなど従来からの事業についても、市制施行記念の冠をつけた事業として、地域の皆様方のご協力をいただきながら開催してまいります。そのほかにも、本年は富谷市市制施行の特別な年となりますので、多くの皆様に富谷市市制施行をともに喜んでいただける事業を関係機関の皆様のご協力をいただきながら、企画、検討してまいります。
質問件名2の町民バス路線、宮城交通バスダイヤにかかわる課題についての問い1、宮城交通のダイヤ改正により泉中央駅から成田方面への最終バス24時台の運行停止については、昨年12月6日の仙台市地下鉄東西線開通に伴い、宮城交通のダイヤ改正が行われまして、平日夜に運行していた深夜バス4便がバス路線改編により削減されており、本町にかかわるバス路線では、そのうち町内を終着地とする最終2便の運行が取りやめとなりました。いずれも地下鉄泉中央駅の最終列車到着に合わせての最終便であり、仙台市内へ通勤する方々などにとりましては、生活交通の確保が急務となっております。今後とも宮城交通と十分な信頼関係を保ちながら、バス運行における現状や交通課題を共有し、継続的に要望や協議を進めてまいります。
問い2、町民バスの路線の拡大については、まず、町民バス旧庁舎前のバス停留所設置につきましては、周辺道路が1車線道路で道幅も4メートルほどと狭く、自動車交通の安全性や円滑性を踏まえましてバス停留所を選定してまいりますので、ご理解のほどをよろしくお願いいたします。また、富谷スポーツセンター方面への路線拡大につきましては、現在のバス路線の運行状況や路線間の乗り継ぎの時間帯を検証しながら、効果的なバス運行計画の策定を図り、利便性の向上に努めてまいります。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これより菅原福治君の質問は、一問一答により行います。
15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) それでは、再質問をさせていただきます。
まず、初めに、庁内環境についてでございますが、町長にお伺いいたします。
先ほどいろいろ改革の部分、述べていただきました。1年経過した中で、本当に町長のカラーというのが浸透されているかどうか、簡単にでいいですので見解を、率直なところでいいですので、ちょっと見解を述べていただきたいなと。町長カラーが出されているかどうか、お伺いしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私は、就任から、とにかく知恵を出してください、意見を言ってくださいということを幹部職員はもとより職員の方々にお話をしております。そういう意味では、職員から幹部職員も含め、私に対して気づいたことを意見を言っていただいているかなという部分では、大変浸透してきているかなということ、あともう1つは、一番最も私が就任のときに職員の皆さんにお願いしたのが、町民の皆様方の声に耳を傾ける努力をしてくださいというお願いをしました。そのことについても、職員の方々は意識をしながら町民の方々の声を聞くように耳を傾ける努力をしていただいているものと思いますし、なおかつ、その町民からいただいた声に、保留するのではなく、すぐに行動する、すぐに対応することを、大切だということをお話ししてまいりましたので、そのことについてもお手紙やお声や要望等いただいた際には、まずはすぐに現地に確認するなり、できる、できない含めてすぐに行動を起こす、返事をするということを心がけておりますので、その辺はかなり町民の方々からも反応が早いということでお褒めをいただいておりますので、1年目にしては十分に私なりの意思、意向を職員の方々は受けとめていただいているかなというふうには思っております。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) ありがとうございました。特に、コミュニケーションをとるために特段何か工夫していることがありましたら、やはり町長職となれば、本当に上に立つ人となれば、やはりいつのときも心配りをしなきゃならないと思うんですけれども、特にコミュニケーションだけにおいて特段気をつけていることがありましたら、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私もこれまで町長に就任する前も、各種いろいろなさまざまな団体の長を経験させて、青年活動時代から経験をさせていただいてまいりましたし、企業経営においてもやはり人が財産だというふうに思っておりますので、社員とのコミュニケーションを大切に培ってきたという私なりの経験を踏まえて、この就任以来、職員とのしっかりとコミュニケーションをとれるように自分なりには努力してきたつもりでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 話はかわりますが、昨今の自民党の内部においても脇が甘く、たがが緩くなってきたと言われておりますが、町長も1年が経過いたしましたが、こういうことは本当に学ぶべきことが多いと思うんですが、ぜひこれから市制移行という大きな仕事も待っておりますので、全庁一丸となって一枚岩で邁進いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 冒頭申しましたように、答弁で申し上げたように、職場が明るくなりましたねということは大変ありがたい声でありますが、逆にそれがミスを犯せば緩みというふうにとられるので、それはあってはいけないということで、とにかく職員についてはミスのないように気を引き締めてということを、常日ごろ職員の方々にはお願いをいたしております。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 我々も庁内が変わったねということで聞いております。
次に、担当部長、総務部長だと思いますが、お聞きします。
上司の最大の仕事であります上司の部下指導についてお伺いいたします。
日ごろの職場を通じてのOJTはどのように行われているのか、また、徹底されているのか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(山田 豊君) OJTにつきましては、いろんな業務を通しての部下指導ということになりますので、そのそれぞれの業務において、必要な指導は当然しているつもりでもございますし、その事務指導はゼロでは当然ございませんので、そういうそのミスなんかも教訓として再発防止等に努めるという指導も行ってまいりたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) いずれにしても、上司は課内のコミュニケーションというのは大事だと思うんですけれども、ということは町ではこれは制度化にはなっていないんですか。OJTの制度と、必ずこうしなさいというような部分にはなっていないんですか。それをお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(山田 豊君) OJTについては、特段これといった制度化は行ってはございません。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) ぜひ、私としてはその辺も制度化されたほうが今後いいんじゃないかなと思いますので、検討よろしくお願いします。
それでは、次に、新規事業についてお伺いいたします。
新規事業に一つ、二つお伺いしたいんですが、子育て世代包括支援センターの新築工事、ございます。これの事業の目的、狙いというものをお伺いしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 子育て世代包括支援センターにつきましては、いわゆる妊娠期から子育て期まで一括して、一貫して、いわゆる相談業務から健診業務全てを集約した施設として建設をするものでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 担当部署にお伺いしますが、これはワンストップで行うということになっておりますが、その辺詳しくご説明いただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) ワンストップというところでございますが、妊娠したときに母子手帳の交付というところのこともございます。それから、各種乳幼児健診、教室等々の際には、メーンの会場としてそこを使わせていただきたいというところでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 新規事業、まだまだちょっとあるんですが、これは飛ばさせていただきます。
次に、予算編成における経費削減の考え方についてお伺いいたします。
今回は主に削減の考え方、方法についてお伺いしたいと思いますが、一般論で言いますと、よく役所仕事と言われるように、役所は無駄遣いや非効率には余り無頓着だと、失礼な言い方ですけれども、無頓着だと言いますが、ところが町民の方はこの辺のことは大きな関心を持って見ております。この辺の認識についてお伺いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) そちらのほうにつきましては、まず、予算につきましては……。そこら辺の認識につきましては、まず予算が、歳入の予算が決まっておりますので、歳入に見合う歳出を組まなければならないと。ここ数年、財政調整基金も繰り入れしてというふうな厳しい状況にありますので、そこら辺の経常経費、年々悪化しているというふうなこともありますので、これまでもその抑制につきましては気をつけてまいっているところでございます。28年度当初予算につきましても、そこら辺の経常経費の削減というふうなところに主眼を置きまして予算編成をしているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 認識についてでありますが、やはり私は就任から、公金に対してとにかく預かっているお金でありますので、とにかく1円たりとも無駄にすることのないようにということを職員の方々にはお願いをしておりますし、私も民間の会社の経営をずっと長くしてきたので、やはりいかに経費を抑えるかというのが組織にとっては大事でありますので、その辺をしっかりと職員には徹底をしながら意識を図っております。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 町民の方はその辺はシビアに見ておりますので、ぜひよろしくお願いします。
何が聞きたいかというと、削減の提案と削減決定までの過程が、私も議員やっていまして4年、5年目になりますけれども、余りいまひとつ見えないと、不透明だと。削減の決定、提案から決定までの部分が不透明だという、不透明というか、私から見て不透明だということでございます。例えば、この事業は何のために、何のためのものなのか、趣旨が生かされず非効率に使われていたり、事業の見直しが必要なものが継続的に使われていたり、削減のやり方といいますか、この決まるまでの流れが見えないんですが、その辺についてはいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 今回予算削減につきましては、先ほど申し上げましたように、まずはやはり経常経費の削減等を含めて、シーリングとキャップ制を組み込んで、まずは無駄をなくすということ、あとは各種事業についても、各部課においてそれぞれ見直しを指示して、今回予算編成には生かしております。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) その見直しなんですけれども、レビューからシーリングまでの過程が重要だと思うんですけれども、その辺のその無駄の提案から削減決定に至るまで、システム的な何かそういうものがあるのかどうかお聞きしたいんですが。提案、経費の削減から決定するまでの制度というか、システム的な流れをお聞きしたいんですが。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) これまではオータムレビューというふうなことで、重要課題施策につきましては、そのオータムレビューでもんできたところでございます。今年度につきましては、28年度の編成方針につきましては、そこら辺のレビューは行いませんで、予算編成の中でやらせていただいております。今後、そこら辺につきましては検討させていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) そうすると、今後は私はこのオータムレビューの時期が一番いいと思うんですけれども、今後はオータムレビューはされないということですか。再度確認します。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 今後、その辺も含めて検討してまいりたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) それでは、シーリングなんですけれども、町長の方針の中とか、きょうの回答の中でも、シーリングについては、増加する経費を削減していくんだということはありますけれども、具体的に何%というような部分がいつも例年ですとあるんです。わかりやすいんですけれども、その辺の何%という表示はされないんでしょうか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 今回、シーリングにつきましては、4%を目標に指示を出しましたが、結果としては3.7%ということで、金額として1億7,675万円ということになっております。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) そのシーリング3.7%は、それは部課一律なのか、それとも何か重点項目を決められてその削減をするのか、その方式についてお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) シーリングにおきましては、各課ごとにそれぞれ独自にシーリングを行って努力をして経費の削減という形で行ったところであります。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) そうすると、その削減、1億幾らって言ったっけ。1億7,000万と言いましたかね。その削減した金額は、何か目的がある金額なんですか。それとも、一般財源に流れるものか、その辺をお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) シーリングにつきましては、1億7,600万というふうなことでございますけれども、シーリングをするというふうなことにあわせまして、それが裏を返せば財源の確保というふうなことにつながります。一般財源としてほかの事業に充当するというふうなことでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) わかりました。
それでは、次に、地方創生戦略についてお伺いいたします。
論旨でも述べましたが、町長公約と当然総合戦略が重なりますが、よろしくお願いします。
まず初めに、基本目標1に掲げております企業誘致についてお伺いいたします。
住みたくなる町の最大の要件は、職場の確保でございます。まず、高屋敷についてですが、先月、住宅資材関連のザイエンスさんが決定したということが報道されておりますが、大変ありがたいことだと思いますが、高屋敷については残り2区画残されていますが、その2区画の今後の状況についてお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 高屋敷につきましては、私も就任からすぐにトップセールスで努力をしてまいったわけであります。ご承知のとおり、今お話しのように先月、ザイエンスの企業立地の表明を行わせていただいたところでありますが、残りの3区画につきましても、まだ発表はできませんが、口頭での一応方向性としてはある程度目星がついているという一応段階まではきております。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) あれ、今町長3と言いましたけれども、残り2ではないですか。それの確認なんですけれども。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 残りの区割り、土地の区割りについては3というのが一般的なんですけれども、そこの区割りに対して2つの企業が、1つは1つ、もう1つの企業は2区画を購入したいという申し出があるので、ですからそういう状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) はい、わかりました。何かの機会に、先ほど町長、口頭で話があったということですけれども、ほぼ何かの機会で固まったみたいな話もちらっと聞いたんですけれども、そういういいところまでいっているというところでございますね。確認です。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 事務的ないわゆる売買契約等の事務的な作業に入っていると……。入る。入る手前ということでご理解いただければというように思います。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 進むといいと思います。
次に、成田2期北地区も合わせて町の動き、また、県との連携について、最新状況をお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 成田2期の開発あるいは企業誘致というところだと思うんですけれども、誘致に関しては先ほど町長が、成田2期の北の誘致のほうにつきましては、今までいろいろセールスをしておったんですけれども、やはり高屋敷のほうにかなり欲しいという企業がずっと去年、おととしとありまして、ようやく高屋敷のほうが落ちついたというところが、東京事務所のほうもセールスをしていただいて、ようやく具体的に成田がいいというふうな企業があらわれてきたというのが最新の状況でございます。宅地開発につきましては、これから線引きの見直しについて要望していくというようなところでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 何かいまひとつ進んでいるとは思えないんですけれども、先ほど何件か候補の会社があるということでございますが、やはり住みたくなるまちづくりのためには、この市制移行を契機に成田2期を猛アピールしなきゃならないと思うんですね。売りに出さなければならないと思いますが、この契機、経済状況では本当に絵に描いた餅になってしまうおそれもありますので、ここは本当に県からももう少し強いご指導をいただきながら意図的にしかけていくということが大事だと思いますが、本当に今市制移行という部分で、スピードとこのタイミングというのが一番大事だと思うんですね。その辺についてご見解をお伺いしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) まさにご指摘のとおり、認識は同じでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 町長の認識をお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私もとにかくやはり成田2期、200ヘクタール工業系ということで、東日本最大規模であることをとにかくということであり、そこをPRしながら、また、県と連携をとりながら、その企業誘致に向けて努力をしているところであります。それで、今、先ほど議員からお話あったように、やはり今市制施行を前にしてということで、富谷が大変全国の中でも今ポテンシャルの高い自治体として大変注目をされているこのタイミングで、やはり積極的に企業誘致にさらに努めてまいりたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) ぜひスピードを上げて取り組んでいただきたいと思います。
目標の中に、新規800人雇用のうち30%女性雇用、登用するということになっておりますが、何か考え方、根拠があるのか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 誘致企業、施策という、お願いというふうなところにはなりますけれども、具体の施策といいますか、その30という数字については目標ということで、誘致する場合目標に掲げているのでお願いしますというふうな問いかけになります。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) いまひとつ歯切れが悪いんですけれども、ぜひ取り組んでいただきたいと。女性の雇用、これ大事だと思います、本当に。そういった意味で十分に取り組んでいただきたいと思います。
次に、起業・創業支援計画というふうになっておりますが、ほかの機関と連携して働き方を支援していくということになっておりますが、どんな働き方の支援なのか、その支援方法をお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) まず、今具体にやっている起業家支援としましては、商工会のほうを通じて、小さなお店なんですけれども、そちらのほうの具体的な支援策を実際に今やっておるところでございます。それをさらにもう1社、2社というふうに展開していきたいというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) さらに起業・創業をチャレンジする方に対して、さまざまな機関の各種支援ツールを集約して、ワンストップで情報提供を行うということをうたわれておりますが、このことはなかなか相当高度な支援だと思うんですね。その辺の認識についてお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。もとい、市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 起業支援につきましては、町としても大変重要なテーマだというふうに考えております。これまでも具体的に町の窓口にいらっしゃって、起業をしたいんですけれども、何か町としての支援策はないでしょうかというようなお申し出も具体的にいただいたケースもございます。そのような中で、町といたしましては、商工会でやっている事業、また、宮城県のほうでやっている創業支援、起業支援、そして国のほうでもさまざまなメニューを掲げておりますので、そういった支援について一元化をして、町のほうでも窓口ワンストップということで適切な窓口、支援策をご案内するといったような方策について、具体的に今後検討してまいりたいというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) よろしくお願いいたします。
それでは、次に、基本目標の2の富谷シティーブランドの確立についてお伺いいたします。
とみや国際スイーツフェアについて、地場産品の開拓や交流人口をふやすんだという考え方でございますが、これに対して見受けるに、財政は確保いたしました。何か思い先行型になっていないのかなと、我々に余り聞こえてこないんですけれども、その中身、これからだと思うんですけれども、財政は確保したものの、その中身がいま一つなんですけれども、その辺の見解をお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) そうですね。委託業務と、あと庁内にあるプロジェクトチームというもので開催概要の内容を詰めておるところでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) それでは、いつごろオーソライズというか、オープンになるのか、お聞かせいただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) まず、内部検討については3月中に行いまして、その後組織化、実行部隊の組織化というものを4月以降考えておりまして、その先にあと生産者、その辺を交えた会合を持ってというふうなスケジュールを考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 大きな目的の中に、交流人口の増加を図るんだというふうになっておりますが、交流人口1万人の増加を挙げておりますが、その増加の考え方、相当1万人といえば大きいんですけれども、その辺の考え方、1万人という裏づけをお願いします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 一番大きいのは、スイーツフェアへの入場者というふうなところを具体的には考えておりますが、スイーツフェアの前段での取り組み、そういったものも合わせて全体として1万人の増加というふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 交流人口というのは確かに大事、市に向けて本当に大事だと思います。富谷は特に、何らかの目的を持ったお客さんに来ていただき、確保しなければならないということで、そんな意味では本来は観光面とかビジネス面両面から考えなければならないと思いますが、その観光面、ビジネス面という面については、認識についていかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) スイーツのフェアの開催で初めて富谷に訪れるというようなところを主眼に入れ、なおかつ今ご意見いただいたものを十分考慮に入れた計画づくりを行いたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) この前、民放のテレビ局の調査報告がされておりました。20歳から65歳の方へのアンケートで、「あなたはこれから将来お金と時間があれば何にそれを浪費するのか」という問いに対しまして、1位は旅行とレジャーでした。次にショッピング、スポーツでございました。さまざまあると思いますが、その辺、町としての受けとめ方、今もありましたけれども、再度お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) ただいまいただいたご意見も参考にしたいと思っております。ありがとうございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) この間、土井先生の国政報告会を聞く機会があったんですが、土井先生も観光の話をされておりました。根本的に交流人口をふやそうとすれば、観光がなければ安定的な交流人口の増加というのは難しいと思います。先ほどもありましたけれども、そのスイーツと道の駅だけで本当にどのようにくっつけて安定的な交流人口の増加を図るのか、または観光につなげていくのか。その辺いま一つ見えないですけれども、本来それ、熱い思いをお伺いしたいんですが、よろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 交流人口、いわゆる今回地方創生、この間、全国的にほとんど今回地方創生の計画が、約半分がそのいわゆる観光をテーマにした地方創生が全国からあがっているという中で、実は富谷町のこのスイーツによる地方創生というのは、そういう中では大変目立った中で満額のいわゆる上乗せ交付金が採択された。そしてなおかつ、富谷のいいのは、そのいわゆる単純に最終的に道の駅という一つの集客施設をつくる前段に、ある意味そのスイーツフェアを開催するなりその過程の中で、1次産業の生産者を巻き込んだ1次産業の活性化にもその今回の地方創生はつながっているということが、大変国からの評価を高く満額で上乗せ交付金の採択をいただいたという経緯がありますので、私は決していわゆる観光地を、お互い全国の約地方創生の半分ぐらいが観光、観光で上がっている中で、観光地を富谷のどこか、同じ土俵で乗るよりはやはり独自の視点でということで、今回スイーツによる町、いわゆる集客というのを最終的にはなるので、そういう意味ではスイーツの駅というのが一つの観光の拠点として位置づけていければというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 同じことになりますけれども、富谷でいいますと、その観光というのは本当に宿泊のホテルも余りございません。観光となれば宿泊、おいしいものを食べるというような部分になりますけれども、はっきり言いましてハードルが高いなという部分があります。いっそのこと、土井先生も話しておりましたけれども、この観光について、どこかの大学と連携して、大学もそういった勉強もしなきゃならないので、大学と連携するとか、また、コンサルに委託するとか、その辺思い切ってやられたら、私は何かいい考えが出てくるんじゃないかなと思います。これは前々から富谷と観光、なかなか難しい部分ですけれども、ただ、スイーツの部分はそれは取りかかりとしてはいいんですけれども、もっと進めなきゃならない場合は、こういうふうに大学とかコンサルに委託する方法もあるんじゃないかなと思いますが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいま正式にまだあれですけれども、今大学のいわゆる事業構想関係の学部の大学と今協議を進めておりまして、その学生たち、学部の学生たちが一堂に富谷町をテーマにいわゆるそういった研究を行うという方向で今大学と連携の準備を進めているところでございます。でありますので、そういった力も最大限活用しながら進めていきたいというように思っています。
議長(浅野幹雄君) この際、午前11時5分まで休憩をいたします。
午前10時53分 休憩
午前11時05分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) それでは、次に、基本目標3の子育て環境についてお伺いいたします。
数値目標として、子育て世帯500世帯の増加とあわせて待機児童ゼロを目標にされておりますが、今現在の待機児童数をお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) ただいま70名程度の待機となってございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 先ほど町長からありましたけれども、これから富ケ丘の菜の花、4月、それとほかに杜乃橋、来年ということで、これは定員は何名ぐらいになるんですか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 名前が……。失礼しました。菜の花保育園につきましては54名、それから29年度から予定されております杜乃橋地区の保育園につきましては、120名を予定してございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) そうすると、これらを入れてこの1年間進みます。1年で54名も入れて。そうすると、来年の4月までで待機児童数は何名になる計画なのか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) これは申し込み状況等により変動ございますが、29年4月の当初の段階でゼロを目指しておるところですけれども、年齢によっては若干の待機が出るものと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) やはり待機児童というのは全国的にも問題になっています。何が問題かというと、保育士の獲得と処遇、この辺だと思いますが、町の認識についてお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) ただいま保育士確保というお話ですが、全く同じような認識でございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 待機児童ゼロという目標をあげておりますので、確かに一面難しく思いますけれども、やられている自治体もあります。本当に待機児童ゼロと言っているのに、どんどんふえる傾向もありますので、やはりその辺は重く受けとめていただいて進めていただきたいなということでございます。
それでは、次に、子ども医療費の完全無料化についてお伺いいたします。
恐らく完全無料化については、県の補助金との関係、宮城県大分やられていますけれども、余り少ないということでやられていますけれども、この県の補助金の関係も考えて完全無料化にされていないのか、その辺をお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 去年の10月から始まりました18歳までの拡大ということでございますが、その際に一部負担金は頂戴いたしますというところと、それから所得制限も設けさせていただきますというところで進めさせていただいておりますが、ご存じのとおり県の補助金につきましては、3歳児までとか未就学児までの部分でございますので、その辺の関係もございますけれども、そこの部分は今後県、それから国に対して補助金の対象年齢の拡大等について申し入れていきたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) それでは、完全無料化、500円今徴収、いただいていますけれども、これをいただかないでやる場合の試算というのは幾らぐらいになっているのか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今手元に資料ございません。後ほどお示しさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 何とか県がアップ恐らく図ってくるとは思うんですが、先行してこの完全無料化にこぎつけられないか。本当に子供が多い富谷として、本当に富谷のお母さん方は待ち望んでいると思うんですね。それは大体いつごろになるか、めどは恐らくあるかどうか、ちょっと見解をお聞きします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 完全無料化につきましては、先ほど答弁もありましたが、いわゆる一つの財源的な部分、あとはまた財政的な部分、あとは県のほうも今市町村長会議でも大変県に対して要望をさせていただいております。ほとんどの自治体が今やはり上乗せでやっているというのが現状でありますので、そこを県のほうに市町村として応援しておりますし、あとやはり国としてこれは国策としてやっていくべきものというふうに思っておりますし、安倍総理のいわゆる消費税増税分の約3,000億を子育て支援にというものがあるわけでありますので、その辺をそういったところにも充当されることを期待しながら、これからも要望していきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) よろしくお願いします。
それでは、次に、町長の選挙公約についてお伺いいたします。
先ほど17項目全て挙げていただきましたけれども、ありがとうございます。
まず、町長の、町長のでない、わくわく町民会議の実施なんですけれども、先ほど5回ということで回答ありましたが、参加人数並びに成果と課題ありましたら、お伺いしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 各1回ごと15名程度で開催してございます。成果につきましては、1回目がよりよい子育て環境から始まりまして、第5回目でのいじめを起こさない環境づくりというところまで進んでございまして、特に子育て、よりよい子育て環境についてを1回目に行ったんですけれども、その中からその枠の中では足りないということで第2回目に波及したというようなこともございましたので、なおかつそれをご意見を踏まえて現在計画を、具体の計画を策定しているという状況もありましたので、一定の成果はあるものと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 次に、町民バスについてお伺いします。
町民バスについては、現在富士交通さんに委託契約しておりますが、私も不勉強なんですけれども、新年度の入札の状況、終わったのか、その辺もちょっとお伺いしたいんですが。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 新年度も入札のほうは終わって、富士交通さんのほうにお願いすることになってございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 町民バスの泉中央乗り入れについて、先ほど町長からもありました。乗り継ぎ実証実験等々、かなり進んでいるなという思いでございます。本当にすばらしいことだなと思います。今後、そうなると補?というか委託料、宮城交通さんへの委託料が焦点になると思いますが、お互い納得のいく方法で詰めていただきたいと思いますが、このことによって本当にこのことが進めば、富谷の交通問題が大きく前進すると思います。ぜひ全身全霊で全力を持ってこの辺を取り組んでいただきたいと思います。その辺の見解をお聞かせいただけたらいいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 今回の町民バスの泉中央乗り入れ、いわゆる乗り継ぎ、いわゆる乗り継ぎ……。路線バスとの乗り継ぎ実証実験の事業に今向けて既存の交通事業者と協議を進めているわけでありますが、当初は正直本当に話し合いすら受けとめていただけないという状況の中からのスタートだったわけでありますが、最終的にやはり信頼関係を大切にしてきて、本当に諦めずに説得、お話をしてきたことがこの結果につながっていると思いますし、今後もしっかりと形、実現に向けて、実施をさらに町民の方々の要望に応えていきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) そうですね。当初は死活問題だということまで言われておったんですけれども、相当の進みぐあいだなと思います。
次に、町民の夢でありますライトレール構想について、この間全協の中でライトレール構想の第一弾として新公共交通システムの導入委託報告書ですか、報告が説明されましたが、これは本当に富谷町民の夢でございますので、今後どういう経過で進んでいくのか、その辺をどんな展開になっていくのか、その辺をちょっとお聞きしたいなと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) この間、先日全員協議会でご報告したものが、まずは現状における結果でありまして、その報告を踏まえてさらに引き続き調査を継続していきたいというふうに考えております。今後についても、この新公共交通システムの実現に向けて努力をしていきたいというように思います。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) その辺ですね、夢でございますので、ぜひ全身全霊で本当に進めていただきたいとこう思います。
それでは、次に、図書館と文化ホール、これについてお伺いいたしますが、昨今カルチュア・コンビニエンス・クラブ、CCCですね。これが話題にあげられておりますが、町はこの辺を踏まえてどんなやり方で考えているのか。いずれにしても、お客さんは住民でございますので、住民目線で整備を考えていただきたいと思いますが、その辺の見解をお聞かせください。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 図書館につきましては、やはり現在その社会的な話題になっている問題も含めて、やはり本来富谷町にどういった図書館が求められていて、どんな図書館が必要なのか、そしてなおかつ富谷の場合は県立図書館がすぐ近くにあるというこの立地条件も踏まえた中で、やはり富谷にふさわしい図書館とはどういうものなのかというのを調査研究する予算として、新年度に提案をさせていただいているところでありますが、やはりその中で大切なのは、その町民の方々の声をしっかりといただく機会をつくっていくこと、そして計画の段階から町民の方々の声が反映され、そして実際に運営にもかかわっていけるようなそんな図書館が必要かというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 言われたように、本当に住民の方の意見、これもわくわく町民会議にあげられたらいいと思うんですけれども、よろしくお願いします。
次に、私の受ける感じなんですけれども、この図書館整備については、私は文化センターで図書館を含む文化センターというイメージなんですよ。どうも何か文化センターがおくれをとっているような感じなんですけれども、その辺セットで考えているのかどうか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 今年度につきましては、図書館のまずは調査を進めるということで、その調査研究の中でその継続の中、その中で文化会館も、文化施設も一緒にという経過も出てくる可能性もありますが、まずは図書館を先行して、文化会館につきましてはさらに周辺の、先ほども申し上げましたように自治体等の事例も調査をしながら、今後に向けて検討していきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 私の思いも町民の思いもそうだと思うんですけれども、やはりセットだと思うんです。やはり市制移行を契機に、本当に市民ホール、文化ホール、図書館を含むという部分が大勢の、大方の思いだと思います。確かに今の公民館を使いなさいという部分はわかるんですけれども、やはりそれなりのコスト、先ほども私論旨で言いましたけれども、それなりのコストを覚悟しなければならないと思いますので、ぜひその辺をよろしくお願いします。
それでは、時間もありますので、敬老乗車券の発行についてお伺いします。
全協でも10月より「とみぱす」について発表されましたが、正直言って私は落胆をしたところです。町民は仙台市並みの敬老乗車パスを期待していたわけでございますので、しかしながら2万円ということが上限になっています。しかしながら、これは恐らく入り口だと思いますので、その辺の思い、入り口だと私は思っておりますけれども、その辺の考え方についてお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) このたびの高齢者・障がい者外出支援乗車証、いわゆる「とみぱす」につきましては、これまたかなり仙台市の交通局及び仙台市との協力のもとに実現ができるものというふうに思っております。これ、本来であれば全てシステムからあらゆるものをセットすると、膨大なお金が必要であったかというふうに思いますが、今回全ていわゆる仙台市の交通局のカードを活用することによって、ほとんどその事業を立ち上げる部分での費用がかからないという部分では、大変ありがたいというふうに思っております。
そんな中で、仙台市並みにというお声は十分に理解できるんですけれども、やはり限られた財源の中でのことでありますので、まずは今回この2万円を上限にということで、このいわゆる外出支援が結果的にはいろんな形で波及をすることが大事だというふうに思っておりますので、いわゆるその結果を踏まえながら今後また検討をしていきたいというふうには思います。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 再度、町長にお伺いしますが、仙台市並みの敬老乗車パスという考え方は、そもそもお年寄りに関して仙台市も富谷もないと思うんですね。これは福祉政策ですから、たまたま仙台市と富谷が行政が分かれているだけで、敬老パスというのは行政が違っても、すぐお隣の仙台市泉区ですからね。その辺の考え方は合っているんでしょうか。町長にお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) いわゆる仙台市もこの敬老乗車証については大変財政的に、財源的に負担になっているというふうに伺っております。そういう意味では、かなり金額も限定したりということで、ただ、今後についても仙台市の先行きも将来ずっと今の段階でということではないと思いますので、その辺含めながら、まずは今回実現するということで、2万円ではありますが、そのことによって外出支援につながればというふうに思っておりますので、どうかご理解いただければと思います。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) いずれにしても、70歳以上の高齢者は期待しておりますので、ぜひよろしくお願いします。
次に、時間がありませんので、パークゴルフ場の整備について、先ほど自衛隊に造成依頼をお願いしているという部分ございましたけれども、県が三本木構想を発表いたしました。10億円投資して造成して、来年度6コースで始めると。このことをどのように受けとめられているか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 正直、このたびの県がパークゴルフ場に全額県費を投じて整備をするというニュースについては、大変驚いているところでもありますし、富谷町がいわゆるパークゴルフ場に向けて準備を進めてきた中にあったものですから、大変戸惑っているのも実情であります。この背景には、あそこの三本木は、当時本間俊太郎知事時代に、中核医療施設としてあそこを全て県内の医療福祉の拠点として県が開発をするということで土地を買い、造成をして進めてきた中で、浅野知事にかわった段階で福祉は分散型がということでの政策転換により塩漬けとなっていた土地を、十何年たって今回県が責任を持って何かしら行わなければいけないということで、今回いわゆるその有効活用ということでパークゴルフ場の整備になったものというふうに思います。
三本木に大規模な県費を投じたパークゴルフ場ができるということによって、かなり富谷につくってもお客さんが来ないのではないか、維持するのが大変じゃないかという、実はその発表後に私のほうにもさまざまな町民の方々からご意見もいただいておりますので、公約とはいえ、その辺含めながら今後の計画を慎重に考えていきたいというように思います。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) そういうちょっとブレーキがかかった感じなんですけれども、しかし、これまでの論議経過というのは全く無駄にはできないと思うんですね。だから、確かに三本木は事実、今町長言われた部分も考えなければならないと思いますけれども、その辺考えた上で、これから当初どおりに実施するのかしないのか。しないのかというのは私聞きたくないんですけれども、三本木なり、それから大衡に対して、三本木つくるよと、大衡にも事実ありますけれども、それに対してもやはりぜひつくってほしいという部分がありますので、やはり違ったもの、差別的な、同じものをつくってもそれは行きませんから、差別化的、差別化を図って整備をしていかなきゃならないと思いますが、その辺についてはいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) やはりその要望ももちろんパークゴルフ場からの署名簿もいただいております……。愛好者からの要望等もいただいておりますので、その計画で進めてまいりましたが、やはりその三本木の今回の県の県費を投じてという部分に関しては、その辺を鑑みながら、やはり大切な限られた財源でありますので、有効に効果的に活用するために、今後検討してまいりたいというように思います。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 何かちょっとブレーキがかかった感じがしますけれども、差別化というのはパークゴルフプラス公営墓地も、これからお伺いする公営墓地もそうなんですけれどもね。そういう新富谷パーク地区というような部分で本当は考えてほしいんです。散歩コースもつくってほしいし、サイクリングロードとかね。そんな部分も含めて差別化を図ったものも検討していただきたいんですが、何か再度これで終わるというのはちょっと寂しいので、町長もう一度答弁お願いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの菅原議員のご意見にあったように、いわゆる公営墓地のほうの今調査アンケートをやっております。あわせて、ただいまのご意見を参考にさせていただきながら、富谷は差別化を図った形で検討していきたいというように思います。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) それで、その公営墓地なんですけれども、先ほどこれからアンケートをとるんだと。まだとっていませんけれども、アンケートの様式は決まったと思うんですけれども、アンケートの中身、内容についてお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) まずは、町内2,000世帯程度を対象に行いまして、世帯主を対象に行う予定でございます。内容につきましては、今現在墓地を所有しているか、または将来必要としているか、そして必要な場合どういった墓地を望んでいるか等を含めて、最終的には公営墓地を必要とするかしないかといった内容のアンケート調査を行う予定でございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) ぜひこれも、つくるかつくらないかというのはちょっとがっかり、必要か必要じゃないかというのはちょっとがっかりなんですよ。もう本当はつくらなきゃならないということなんですけれども、お墓の形態等を聞くんであればいいんですけれども、ぜひこれもわくわく町民会議にあげていただいて、町民の声を聞いていただきたいんですが、その辺についてはいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私も直接お手紙をいただいたり、声として公営墓地の必要性については多くの方が望んでいるというのは認識をしておりますので、前向きにその調査結果を踏まえて検討していきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 市制移行の記念のイベント関連、式典関連ですけれども、今回全国的にも珍しいというか、珍しいんですね。単独市制というのは。だから、そういった部分でマスコミ、報道陣に対して全国レベルに声をかけていただきたいと、盛り上げていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) そういった部分に関しましては、町といたしましてもこの市制施行、今議員がお話しのように、まさに単独市制施行というのは県内では45年ぶり、この先多分ないだろうという状況でありますし、全国的にも大変珍しいということで、大変先ほどもお話ししたように、今富谷が本当に全国から注目されるポテンシャルの高い自治体として注目されている中でありますので、この機会を全国に発信する機会としてメディアをしっかりと協力をいただきながら発信をしていきたいというふうに思いますし、現に実は各マスコミ関係、報道関係から、ことしこの市制施行に合わせてということで、大変さまざまな提案をいただいている状況にあります。その提案の中で精査しながら、より効果的なものについては積極的に取り組んでいきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 式典とか祝賀会はもちろん当然として、それ以降の、10月10日以降の継続したその事業を私は要望したいんですね。これからカウントダウン、210日ぐらいこれからだとあるんですけれども、ぜひ継続事業として10月10日だけじゃなくて考えているかどうか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) まずは、今回市制施行記念に行います国際スイーツフェアにつきましては、継続的に次年度も継続して行っていく方向で考えておりますし、市制移行後も効果的な事業も今後検討していきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 午前中の時間がもう私の時間というか、30分を切りましたので、私は論旨くらいで終わるのかなと思いますので、一問一答までやりたいんですけれども、そこまでできませんので、頑張ってやります。
今回、私は2点について質問いたします。
まず1点目は、「住みたくなるまち日本一」をスローガンに、若生裕俊町長公約と富谷の将来ビジョンを上げ、市制移行を見据えた地方創生に対応し策定した富谷町地方創生総合戦略、(仮称)富谷市総合計画にある項目から質問いたします。
早いもので、昨年2月12日若生裕俊町長が初登庁してから早くも1年を過ぎました。
総務省が2月26日に公表した2015年の国勢調査で、日本の総人口は1億2,711万人と、前回調査に比べ94万7,000人ほど減少し、また、全国市町村が80%以上の人口が減っている中、富谷町は県の中間発表と同じ5万1,592人と公表され、市制に向け最大の難関をクリアし、10月10日の市制に向け、町民一体となり課題に取り組んでいかなければならないと実感いたしました。
若生裕俊町長は、選挙公約としまして、先ほど同僚議員も述べましたけれども、17項目を挙げ精力的に実現に向け取り組んでおり、1月24日日曜日には、富谷町長として町政報告会を成田公民館で開催し、町民に公約の進歩状況を報告するなど、今までにない町民の立場、そして役場職員が一体となって取り組み、そこから見ることができました。
しかし、公約実現までには予算等も含め政治的な課題や難題が多く、さらに実現する高校生までの医療費完全無料化などもありますが、すぐにできるもの、数年必要なもの、5年から10年どうしても必要なものなど、その項目によりじっくりと腰を据え、少数の声に惑わされず取り組んでいただきたいと思います。今まさに実行している各公約に対して、常に町民に報告し、実直に取り組んでいる姿勢を見せていれば、おのずと成果は上がるものと確信いたします。
また、富谷町の職員の表情、対応も以前にもまして明るく感じられ、職員みずからやる気が早期退職者ゼロにつながっていることを一町民として実感しております。
先ほど同僚議員が町長公約17項目について質問しており、同じ内容ではありますが、一般質問に徹して質問いたします。
初めに、2月23日の平成28年第1回富谷町議会定例会の初日、町長の施政方針にもあり、説明がありましたが、(仮称)とみや国際スイーツフェア開催についてお伺いいたします。
先日2月23日に行われた平成27年度各種会計補正予算及び補正予算に関する説明書、商工振興費で、とみや国際スイーツフェア開催経費として7,500万円、内訳としまして、イベントPR業務に1,500万円、イベント運営業務に5,100万円、そして使用料及び賃借料として、電源車や冷凍車、また、バス借り上げ料等掲載され、国の地方創生加速化交付金を財源としております。そこで、ことし11月19日土曜日から20日日曜日にかけて開催される(仮称)とみや国際スイーツフェアについて伺います。
次に、関連しますが、スイーツの駅整備計画についてお伺いいたします。
4月上旬に全国25番目の倉庫店としてオープン予定のコストコ富谷倉庫店、工事も順調に進み、産業建設常任委員会で2月10日、現地を車上から視察しましたが、ガソリンスタンド、そして本体も建物外観はほとんど完成しているように見えました。従業員募集が始まり、採用通知を受けた町民の方々も多くいらっしゃいます。また、会員募集のチラシも入り、受付も始まるなど、順調に見えます。
しかし、オープン時の交通渋滞が予想され、大きな2番で質問しますが、ここでは道の駅に大きく貢献するコストコを例に挙げ、そして昨年11月16日の建設新聞に、平成27年度富谷町スイーツによる地方創生プラン策定調査業務を簡易公募型プロポーザルで公告し、3者が参加、国際航業に決定し、設置場所、PFI活用などの設置手法等基本調査、施設は都市型施設機能を有し、整備手法は国土交通省が定義する道の駅にとらわれないものとしており、施設の着工が平成29年度を目指していると掲載され、お伺いいたします。
次に、100年間人がふえ続ける町の一つとして、考えなければならない喫緊の大きな課題がすぐ目の前に来ております。それは、平成30年に実施される仙塩広域都市計画第7回定期見直しです。この見直しの準備活動が、宮城県庁内関係各部署で始まっており、県内市町村、そして関係する開発業者間の戦いは開始されております。
さきに述べました人口減少による制約が厳しく、今後富谷町と予定される開発地の関係者との緊密な取り組みが必要であり、2060年人口6万人を目指す宅地造成等、今後の具体策についてお伺いいたします。
次に、先ほど富谷町議会議員全員協議会でも説明がありました、交付事業を10月からスタートすることになった「とみぱす」についてお伺いいたします。
高齢者・障がい者の交通対策事業について、仙台市は、市バス、地下鉄、宮城交通バスを利用できる乗車証を満70歳以上の方に敬老乗車証として交付しております。各個人の費用負担は、1枚で5,000円まで利用できるカードを1枚500円で交付し、有効期間内に1人24枚までの範囲で何回でも交付を受けることが可能であり、総額では12万円分のカードが1万2,000円で利用できるものです。仙台市が経営・運営している交通機関であり、他市町村では考えられないシステムでございます。
しかし、他市町村に先駆けて市制移行に合わせて開始するとみぱす、仙台市並みとはいかないまでも、財源の確保も課題としてありますが、家にこもりがちな人にとっては大変ありがたく、今後さらなる取り組みを期待し、高齢者・障がい者外出支援乗車証についてお伺いいたします。
次に、公共交通グランドデザインについてお伺いいたします。
平成27年度富谷町新公共交通システム導入検討事業業務委託報告書で述べておりますが、町民バスの泉中央駅乗り入れについては、長年の町民の夢であり、それに向けて町長はみずから宮城交通の社長と単独で会い、腹を割った話をなされ、今回、試験的ではあるが乗り継ぎをする計画が考慮されるなど、着実に前進していると思います。
そこで、買い物や通院など、住民ニーズを考えた町民バスの運行等、富谷に住む生活圏の向上を踏まえた新交通システムの導入を前提とした公共交通グランドデザインの策定の詳細をお伺いいたします。
次に、中学校の海外修学旅行の取り組みについてお伺いいたします。
富谷町も英語教育に力を入れ、中学校そして小学校では英会話等外国講師による本格的な教育、我々昭和の20年代に生まれた私たちはうらやましく思っている次第です。私の職業も、これを考えると土建屋にならなかったのかというような実感を覚えております。
現在、修学旅行先として、国内も海外も料金的には、海外のほうが若干多いんですけれども、そんなに違いもなく、安全面を十分に考慮し、また、補助等必要になりますが、子供たちの将来を考え、中学校の海外修学旅行の実現にむけた取り組みをお伺いいたします。
次に、国際姉妹都市・友好都市実現にむけた取り組みについて伺います。
中学生の海外派遣事業、実施計画の中で候補地の選定等を進めていることと思いますが、あわせて姉妹都市・友好都市の実現にむけ取り組んでいただきたいと思い、来週、東日本大震災で大きな被害を受けてから5年を迎えます。犠牲になられた方に改めて哀悼の意をあらわし、いまだ災害仮設住宅に住まわれている方々、そして放射能によりふるさとに戻れない方たちに対して、早くもとの暮らしができることを願う次第でございます。
大震災を経験しまして改めて感じた大きな課題に、姉妹都市・友好都市の存在があり、特に近くではなく離れた市町村との提携の重要性が考えられ、また、子供たちの教育も考え、国際姉妹都市・友好都市実現に向けて候補地等含めた実施計画をお伺いいたします。
次に、大きな質問の2つ目としまして、通学路の安全対策について質問いたします。
元気に通学する富谷の子供たち、これを見守り安全に誘導する富谷町交通安全指導隊や父兄の方々、朝夕の通勤通学時に目にする光景で、感謝いたします。
富ケ丘小学校には、上桜木地区の小学生が国道4号を横断し通学しております。朝夕誘導する交通安全指導隊の方や父兄の方々、本当にありがとうございます。子供たちも朝の通学時は整然と国道4号線を指導員のもとに横断していますが、午後の帰宅時は学習や遊びの疲れのせいか、朝とは大きな違いが見受けられ、危険を感じられずにはいられません。
イオン・カインズ方面から富ケ丘へ直進する車、そして泉方向に左折する車は1車線です。子供たちが横断しているときには左折できず、直進車も数珠つなぎになり、多いときには富谷高校近くまで車が並び、混雑しております。
近年、暴走車による事故等が多く発生し、つい先日、大阪の梅田交差点でも大きな事故が発生しています。4号国道横断は、通学していている小学生とともに誘導員も大変危険です。町も関係方面と交渉し、安全通学路早期完成に向け努力しておりますが、富ケ丘小学校への通学路、国道4号横断高架橋工事の計画状況をお伺いいたします。
次に、コストコオープンによる近隣道路の混雑等、交通事情の悪化について、前文で述べましたが、高屋敷工業団地側に道路が接続している杜乃橋地区の交通安全設備対策について、質問いたします。
以前、杜乃橋地区交通全体策について、信号機の設置を含め横断歩道、横断防止柵、規制標識等、設置予定場所を記入した図面をいただいております。コストコオープンに合わせて、杜乃橋地区の安全・安心のため、施工時期等を含め杜乃橋地区の交通安全対策についてお伺いいたします。
次に、通学路の交通安全に日々取り組み、子供たちの交通事故防止に努めていただいている方々について、朝夕の誘導に感謝するとともに、事故防止のため質問いたします。
昨今、交通事故等に関する事件は、県内高校生の事故を含め、最近では先ほども話しましたが梅田事故等、多く報道されております。富谷町交通安全指導隊の方々は、常に基本的交通安全に対し訓練しておりますが、ご厚意で奉仕ししていただいている父兄など、ほかの交通指導者がもらい事故に遭ったり、第三者とのトラブルにならないよう、黒川地区交通安全協会の交通誘導者への交通安全指導や教育について伺います。
以上伺い、次は残った時間で一問一答にてお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの山路清一議員のご質問にお答えをさせていただきます。
まず、第1、新町政1年を迎え、公約等(仮称)富谷市総合計画を質問するの問い1でございます。
(仮称)富谷国際スイーツフェア開催の詳細については、菅原議員への答弁でも概要を申し上げましたが、市制施行記念事業として、本年11月19日から20日の2日間、富谷スポーツセンターと武道館を会場として開催をする予定としております。現在、開催に向け受託業者を交え詳細な打ち合わせを行っておりますが、町内スイーツ店を初め、国内外のスイーツ店の展示販売に加え、会場内にはイートインコーナーも設けることでも準備を進めており、さらには町の新たな農産品を活用した新商品のお披露目も予定をしております。
なお、フェア開催にあわせ、食に関する学術研究発表等も行う方向で検討をしており、新たな町のにぎわいの創造と1次産業の活性化を図ってまいります。
問い2、スイーツの駅整備計画進行状況については、当該業務についても現在専門コンサル業者に業務発注を行っており、今月末に調査結果がまとまりますので、その結果を踏まえ、今後内部検討を行ってまいります。
問い3、2060年人口6万人を目指す宅地造成等今後につきましては、今回富谷町地方創生総合戦略において、2060年の人口目標を6万人と設定いたしました。この人口6万人を達成するためには、今後44年で新たに約8,000人の方をお迎えしなければなりません。そのための宅地を確保するには、まず第1に、既に開発されている団地の未利用宅地の利用を促進させること、第2に、市街化区域内の未利用地の活用を促進させること、第3に、新たな市街地の整備を促進させることが必要であると考えております。
新たに市街地として整備する候補地につきましては、現在の国土利用計画に位置づけている成田2期西地区及び成田2期東地区を基本に、さらなる開発候補地については今後の社会情勢や本町の土地利用の進捗状況等を見ながら検討していきたいと考えております。
問い4、高齢者・障がい者外出支援乗車証の取り組みにつきましては、高齢者・障害手帳を所持している方の社会参加の促進、安全・安心な移動を目的に、本年10月10日の市制施行に合わせて実施予定でございます。対象は、70歳以上の方及び障害手帳、身体・療育・精神・保健福祉の各手帳を所持している18歳以上の方とするものでございます。その手法は、仙台市交通局発行のICカード乗車券「イクスカ」を活用した本町オリジナルの身分証つき乗車証「とみぱす」を交付し、宮城交通や仙台市交通局のバス、地下鉄等を1割のご負担で年間2万円までご利用いただけるというものでございます。
問い5、公共交通グランドデザインの策定についてであります。
まず、本年度実施しました新公共交通システム導入検討事業の調査結果の概要を、さきの議員全員協議会にてご報告させていただきました。その中においては、公共交通の発展方向を踏まえた総合交通網整備方針も示されているところです。また、地方創生総合戦略の基本目標の1つである、生活圏を踏まえた暮らしやすさの一層の向上の具体的な施策として、公共交通グランドデザインの策定を掲げており、本整備方針を踏まえ、本年10月の市制移行とその先の新たなまちづくりを見据えた本町における新たな公共交通ネットワークの確立を目指し、公共交通のあるべき姿や将来構想を示しながら、今後検討してまいります。
問い6、中学校の修学旅行の実現に向けた取り組みとしては、各中学校の生徒代表者による海外研修派遣事業を実施し、検証を重ねるとともに、将来へ向けた具体的な計画を立案してまいります。来年度におきましては、仙台空港国際化利用促進協議会が主体となり、仙台空港を利用する海外研修等を対象にその事前調査に要する費用の一部助成制度を活用し、海外研修派遣事業の事前現地調査を実施してまいります。
問い7、国際姉妹都市・友好都市については、本年11月の(仮称)とみや国際スイーツフェア開催を契機とした民間レベルの結びつきや、ただいま申し上げた修学旅行での交流及び既に町内で活動している国際交流団体等との関係を踏まえ、今後検討してまいります。
質問2の通学路等の安全対策について質問するの問い1でございます。
国道4号線交差点歩道橋につきましては、平成24年度に上桜木町内会から要望を受け、町から国土交通省へ要望書を提出した経緯がございます。平成26年11月には、国土交通省で歩道橋設置に向けた測量調査業務を実施していただきました。その時点では、事業化は難しいとの話でありましたが、本町といたしましては、本年度も継続して歩道橋設置を要望しているところです。しかしながら、歩道橋設置に関しましては、冬期間には凍結防止対策等が講じられるとはいえ、積雪や凍結などによるリスクもあり、特に高齢者や車椅子使用の方には負担が大き過ぎるなどのご意見も頂戴しておりますので、改めて関係者の皆様の意見を集約する必要があると考えております。
問い2、杜乃橋地区の交通安全設備等対策につきましては、杜乃橋地区内への信号機設置や40キロの速度規制、駐車禁止規制、横断歩道の2カ所設置については、コストコ倉庫店店舗の開店前、年度内の設置を予定し、工事を進めると伺っております。あわせて、歩行者の安全対策として、町では、主要交差点への車両用防護柵の設置や「スピードを落とせ」の路面標示2カ所の工事を年度内完成に向けて進めることとしております。今後も通過交通量の状況を注視し、引き続き大和警察署と連携をとりながら、杜乃橋地区の安全・安心を推進してまいります。
問い3、交通誘導者への交通安全指導や教育についてでありますが、町といたしましては、黒川地区交通安全協会を初め、各小中高の学校長及びPTA会長等、多くの交通安全関係団体の皆様にご参集いただく会議などの場において、交差点における安全な交通誘導等の指導・教育を図っておりますが、さらに大和警察署と連携し、各団体等からの指導・教育要請に対応してまいります。まずは、今月開催いたします春の交通安全県民総ぐるみ運動に伴う会議において、大和警察署員を講師に招き、安全な交通誘導等の研修を実施することとしております。
以上です。
議長(浅野幹雄君) これより山路清一君の質問は、一問一答により行います。
12番山路清一君。
12番(山路清一君) まず、杜乃橋の安全のほうから詰めていきたいと思います。
コストコが今従業員募集しましていろいろやっているんですけれども、そのオープンの日時ははっきり決まったか、決まったら日時を教えてください。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) オープンの日は伺っておりません。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 先ほど町長のほうからも答弁あったんですけれども、杜乃橋のほうに非常に安全対策としまして町のほうからいただいたこの図面がございます。こちらのほうに信号機が当初8月だか9月になるというやつがオープンに合わせて信号機を設置いただくという話もいただいており、また、標識等、それから横断歩道の防止柵等、いろいろなことを町のほうで考えていくということなんですけれども、そのオープンに合わせてやるという話なんですけれども、実際にいつごろまでそれできるのか、大体の日にちがわかればお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 大和警察署のほうからは、3月内に、年度内に完成をするというふうに聞いてございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 3月内に完成するというのは、信号機とその他付随するものですか。何々が3月までに完成するか、具体的にお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 大和警察署のほうからは、信号、あと規制関係の40キロ規制、そういったものも全て3月年度内に完成というふうに一応聞いてございます。町のほうの工事も3月中に一応完成するということで、今動いてございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) では、3月中にできるということで、一安心じゃないんですけれども、ひとつ頑張ってほしいと思います。
杜乃橋ですね、今通りますと皆様わかるように、新しく設置される交差点、「BESS」というハウスメーカーで床屋さんあるんですけれども、それから上のほうに町のほうに上っていきます。高屋敷工業団地までの区間、杜乃橋の13-1号線というところなんですけれども、それに接続している枝線が2カ所あります。この枝線が杜乃橋の13-1号線に出るときに、一時停止をしないで曲がっていく車が結構ございますので、その辺に一時停止の標識は設けてほしいということが、杜乃橋地区の住民のほうからの要望も結構ございます。これについて、町のほうの認識はどのようになっているか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 済みません。手持ちで13-1号線、今ちょっとあれなんですけれども、一応横断歩道が設置、一時停止のところにつきましては、今度できる信号のところから高屋敷のほうに向かって大きい丁字路、あそこに横断歩道と一時停止がつく予定になってございます。
議長(浅野幹雄君) この際、午後1時まで休憩をいたします。
午前11時59分 休憩
午後 1時00分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
12番山路清一君。
12番(山路清一君) 先ほどに続きまして、杜乃橋の安全について再度お伺いいたします。
この図面のほうに書いてある、先ほどお話ししましてちょっとわかりづらかったと思うんですけれども、杜乃橋の13-1号線の枝道から出たところですね。2カ所ございますので、こちらのほうをやはり町のほうで再度考えていただきたく、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 今回整備のほうにはそちらはちょっと入っておりませんでしたので、今後大和警察署のほうと協議をしながら進めていきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 地域住民が今一番心配しているのは、この路線を通ってコストコのほうに入るというのが一番心配しています。お客の動線ですね。4号線のほうからいろいろ、会員制ですので、それを通して4号線から入るようにということを徹底するという話なんですけれども、今いただいたもう1つ図面があるんですけれども、コストコのその杜乃橋から高屋敷に入ってコストコの駐車場に入るために、入れないようにするそのポストコーンですか。コストコじゃないけれども、ポストコーンというのを、丸いその長い鉄だか何かでできているこういうように動くやつですね。あれを道路のほうに置くという話なんですけれども、この点について具体的にちょっとお話をお聞きいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) コストコの出入り口につきましては、ガソリンスタンドのための入り口が一番手前に1カ所、あとは真っすぐ上っていってその途中に店舗のほうに入る入り口が1カ所、さらにずっと上りまして左側に90度曲がってからさらに1カ所と、計3カ所ございます。そのうち基本的にはコストコにいらっしゃるお客様、できるだけ杜乃橋のほうを通らないで入っていただくというようにするために、入り口、一番4号線側を除いた2カ所につきましては、右折して入れないような形にポストコーンを設置しているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) そうしますと、簡単に考えますと、杜乃橋から入ってコストコの駐車場には入れないという考えでよろしいでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) そのとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 続きまして、先ほどお聞きしました富ケ丘小学校への通学路、4号線の横断なんですけれども、先ほど町長の答弁にございまして、平成24年11月にその横断歩道橋の設置に関して云々という話ございました。この詳細について、再度お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 平成24年の12月に町政懇談会で歩道橋の設置の要望がございまして、それで平成26年の……。そのときにすぐ12月に警察署のほうに要望書を出したという経緯がございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 歩道橋をつけると、いろいろ凍害とかの問題があってという話もありましたし、今現状ではどのような考えで進んでいるか、また、町のほうの考えはどのような考えか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 仙台河川国道事務所では、平成26年度に測量とボーリング調査を行いまして、その後、25、26、27と町のほうで設置の要望はいたしましたが、設置の要望の声、または現状のままでよいとの声もあり、地域住民の声を集約しまして今後検討してまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 町長みずから朝あそこに立った記憶あると思うんですけれども、朝は特に小学生というのか、緊張して行くから朝はちゃんと規律正しく横断しています。ところが、夕方見ますと、やはり横断歩道を渡るために誘導の方いらっしゃいますけれども、のらりくらりと渡っていくんですね。渡り方が。スムーズに渡っていきません。そのために先ほど言ったように非常に車が混むということで、私も前に富谷高校から混んでいるので何かなと思ったら、その生徒の帰るために混んでいたというような現状でございました。やはりこの辺につきましては、誘導員も含めて非常に小学校は小学生が4号線、国道を渡るということ自体が、私はちょっと疑問に思いますので、いつ事故があってもおかしくないと言ったら失礼なんですけれども、その安全をまず第一に考えて、何かしら手段を考えるべきと思いますけれども、その辺について再度お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 富ケ丘の歩道橋につきましては、私自身もあそこに朝は立っておりましたので、子供たちが大変、多くの子供たちがあそこを横断して通学しているのを拝見しておりますし、その危険性についても認識をしているところであります。つきましては、そういった経緯もあったので、これまで継続して国土交通省のほうに歩道橋の設置要望を私も就任してからも要望書を提出しているわけでありますが、ここ最近になって、片や歩道橋を設置してほしいという方、ご意見と、また、片方ではいわゆる歩道橋、先ほど答弁で申し上げましたように、冬場の歩道橋の除雪、また、凍結時の関係での危険度、または高齢者・障がい者にとってのその負担がどうということでの声も上がっております。また、現状、今後の児童数の生徒数も平成30年をピークに段階的に今度減少していくという傾向もありますので、その辺も鑑みながら今後検討していきたいというふうには思っております。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 実は、もう鷹乃杜の中学生なんですけれども、4号線を越えて今あけの平、あちらにある歩道橋を渡ってもうしばらくになりますけれども通学しております。あれができる前まで本当に非常に心配でしたけれども、あの歩道橋ができたおかげで、いろんな問題があるにしろ、やはりその通学に関しては、子供たちの通学に関しては、親たちが安心できたという一面もありますので、そういうことを考えて、やはり富ケ丘のほうも今後考えていきたいと思っております。
続きまして、スイーツの国際スイーツフェアについてお聞きいたします。
私自身、スイーツという言葉が聞きなれない言葉でした。はっきり言いまして。スイーツといいますと、「スウィーツ」と言うんですね。発音悪いんですけれども。この意味は、お菓子やデザートという、甘いデザートと考えてよろしいんでしょうか。その辺、町長のほうが詳しいでしょうからお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) スイーツも幅広く、いわゆるケーキ類からお菓子類、フルーツ関係、全てスイーツ類というふうにくくられるわけでありますし、今山路議員のお話のように、一見甘いという、カロリーが高いというイメージを持たれるところでありますが、現在では体にいいローカロリーのスイーツだったり、いわゆる果物だけではなくて野菜をスイーツにしたり、大豆を使った、仙台JAなんかは「仙大豆」という大豆を使ったスイーツなんかも商品を開発していたり、いわゆる野菜も全てスイーツに今は加工できるという、幅広い意味でスイーツというふうに捉えております。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) このスイーツフェアにつきまして、国の地方創生加速化交付金を財源にしておりますけれども、これの使用に対して条件的なものがあるか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) いろいろと細かい制限はございます。例えば、職員の人件費ですとか、そういったものには直接充当できないと。あるいは工事請負費、予算の科目でいいますと、そういった制限が当然ございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) では、条件があるということですね。
続きまして、イベントPR業者関係、まだ決まっているかどうかわかりませんけれども、その選定業者についてどのようになっているか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) こちらにつきましては、市制移行のPR、それから夏のブルーベリースイーツフェア、そして国際スイーツフェア含めたPRを今回予算要求させていただきまして、業者についてはプロポーザル、公募型のプロポーザルを実施しまして、よりよい提案の業者のほうに発注する予定でございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) では、まだ業者のほうは決まっていないということでよろしいですね。
では、イベントの業務の大まかな運営というのは、これから決めると思うんですけれども、どのようなことを今町のほうでは考えているか、ざっくばらんでよろしいですのでお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 先ほど町長の答弁にもありましたが、スイーツフェア、それから学術の発表の場というふうな大きくは2つ考えてございます。スイーツフェアのほうはスポーツセンターのほうで実施を予定しておりますが、スイーツ店の展示販売ブース、それからイートインコーナー、そちらが中心でございます。学術研究会のほうにつきましては、大学の教授あるいは先端の食品に関する研究をしている出展とか、シンポジウム等々を考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) では、このスイーツに関しまして最後になります。このスイーツの今回初めてやるんですけれども、今後この行事を定例化するとかそのような考えがあるか、その辺についてお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 地方創生総合戦略、計画年次27年度から5年間ということでございますので、28年を1回目として少なくともその4回は今計画に位置づけておるところでございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) それでは、その5年間というのは、今最初に答弁ありましたけれども、スポーツセンターとか武道館を使用するということで、場所的には今後も課題もありますけれども、そのような考えでよろしいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 場所につきましては、今年度はスポーツセンター、武道館というのは決まっておりますけれども、次年度以降については柔軟な対応も視野に入れておるところでございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) わかりました。
では、次に、スイーツの道の駅の件についてお伺いいたします。
基本計画策定業務はその広域公募型、簡易公募型プロポーザルで公告していますが、どこの業者にこれ決まったんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 国際航業という会社と今委託契約を結んでございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 国際航業というと、一流の大きな会社だと私は思うんですけれども、その中で基本計画の現状というのはどのようなことで基本計画を依頼というかなっているか、その辺具体的によろしいですので、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 基本計画ということではなくて、立地場所、それから運営方法、そういったものを最終提案に向け、今打ち合わせを行っておるところでございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 私思うんですけれども、コストコとの相乗効果、非常に考えながらやっていると思うんですけれども、先ほど今お話にありました設置場所ですね。この場所によってやはり道の駅のこれからの発展とか、そのような大きなウエートを占めますので、この場所について町のほうである程度絞ってきていると思うんですけれども、その辺は基本的に例えば4号線に近いとか、何にどうだというような基本構想はあるか、あったらお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) おっしゃることは承知しておりまして、4号線沿いという提案で今幾つかはいただいておるんですけれども、今年度中にどこの場所というふうな決めるような内容には今のところはなってございません。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 運営の方法としまして、PFI活用というような考えもあると思うんですけれども、その辺についてお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) PFI方式、あるいは民の中でもより民間よりの手法であったり、公共側の手法であったり、中身が幾つか分かれておりまして、そこら辺も今含めて、PFIの中でもどれがいいんだろうということで複数提案をいただくことになってございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 道の駅の最後になりますけれども、建設新聞のほうに載っていました。施設の着工を平成28年度中を目指していますというような新聞のほうに載っていましたけれども、これはこのように捉えてよろしいんでしょうか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) そのような取材も受けたこともございませんので、ちょっと28年度中に着工というふうなのは我々のほうでは発表はしてございません。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) これは建設工業新聞のほうに間違いなく掲載されておりましたので、私の目の間違いではない限りはそのように書いていました。
次に移ります。次に、2060年人口6万人を目指す宅地造成等について、関連についてお伺いいたします。
平成30年に実施されます仙塩広域都市計画第7回定期見直しについて、町の今後の取り組みをお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 県におきましては、ただいま基礎調査のほうが行われておりまして、昨年行われました国勢調査の結果、そちらの最終報告を受けて今後の新たに拡大すべき市街化区域の規模等を設定するという考えになっております。それが必要だということになれば、平成30年ころを目標に市街化区域の見直しを行いたいというふうに伺っておりますので、その県のほうの今後の動きを見ながら、協議を進めさせていただきたいというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 2060年人口は6万人を目指しております。近年ですと年間2,000人ほどふえていたんですけれども、今回の、今期ですね、昨年の1月から12月まで富谷の人口が幾らふえたか、わかればお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 済みません、ちょっと今手持ちがないので後ほどお答えします。
議長(浅野幹雄君) 何人ふえたかわからない。町民課は。町民課とか、それないの。ちょっと統計関係の資料、今ないそうでございますから。12番山路清一君。
12番(山路清一君) かなり私は減っていると思います。後で結構ですので、お知らせのほうお願いいたします。
次に、この件につきまして最後になりますけれども……。最後でない。この件につきまして、ちょっとお聞きしたいことがございます。以前、国道4号線に沿ってとちの木団地、湯舟沢、それから町裏までの都市計画見直しが行われております。宅地造成工事ができる状況の土地が約20ヘクタールほどあるんですけれども、このことについて町のほうの見解をお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) ただいまご指摘いただきました国道4号線沿いの市街化区域で利用の進んでいない場所、そちらにつきましては、うちのほうでもそういった場所があるということは承知しております。面積的には約25ヘクタール強の面積があるというふうに把握しているところでございます。これにつきましては、今後のそういった2060年を目指して6万人を目指すという計画の中でも、先ほど町長申し上げましたように有効活用を図りながら、人口増につなげていきたいというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) そうしますと、せっかくのその土地が、開発ができる土地が私の今20ヘクタールじゃなく25ヘクタールほどの土地があるんですけれども、今、これに対する開発したいという業者は1件もないというような考えでよろしいんでしょうか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) ただいまご協議いただいている案件といたしまして、小規模、1ヘクタール未満の開発については1件ほどございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) せっかくですので、実際にこのように宅地造成する土地を今回、30年に新しくまた線引きがあるんですけれども、せっかくありますので、そちらのほうのPRもしていただいて利用すべきと私は思います。その辺について、町長にお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 有効に活用できるように努力をしていきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 今回の第7回の変更ありますけれども、30年に。これについて、この部分が富谷町の足の引っ張られることにならないか。これ、私も心配しているところなんですけれども、開発業者関係の方もこの辺について大分心配しておりますので、その辺は早急にやはりせっかく副町長が県からいらっしゃっていますので、その辺の筋を使ってやはりこれを足引っ張りにならないように、また、新しいその開発の区域ができるような方法で対応していただきたく、当局のほうにお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) こういった未利用地につきましては、線引きのたびにご指摘をいただいているところではございます。これにつきましては、もう少し長い目で今後有効活用を図っていきたいということで、県のほうの毎回ご了解をいただいているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) この件について最後になりますけれども、今、宮城県のほうとはどのようなお話になっているか、再度お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 線引きにつきましては、先日県のほうから線引き見直しに関する説明がございまして、先ほど申し上げたようなスケジュール等についてご説明をいただいたということでございます。それによりますと、来年度早々、そういう新たな拡大を要望する市町村においては県との協議を始めて構わないということでお話をいただいておりますので、新年度になりましたら富谷のほうといたしましても県との協議を開始したいというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 早急なる、やはり県との太いパイプを持ってこの件についてはやっていってほしいということで、この件についての質問は終わらせていただきます。
続きまして、今、先ほどから高齢者・障がい者の外出支援乗車証の件の質問がございます。これと似たようなものを近隣でやっているかどうか、全国的にはどうか、町で把握しているので結構ですので、わかる範囲でお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) バス乗車券等々のその助成のほうなんですけれども、県内13市の中ではご承知のように仙台市が上限12万というふうなところでございます。あと、名取市が年3,000円、白石市のほうが市内運行の宮交バスの券月4枚というふうなところでの把握状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) そうしますと、富谷のその取り組みというのは、先ほどちょっとお話あったんですけれども、すばらしい取り組みだと私は考えます。そして、やはりこの券を今仙台市のほうとはちょっと離れていますけれども、今後やはり段階的に予算的なものもございますので、アップしていくということで考えていただきたいということで、町長のお考えをお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) とりあえず今回、とみぱすにつきましては、まずは導入当初でありますので、今回その導入の状況を踏まえて、利用状況等も踏まえながら、今後の検討をしてまいりたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 私の質問の最後になります。
国際姉妹都市・友好姉妹都市の実現に向けて、今努力していると思います。この辺につきまして、今の現状について、最後になりますけれどもお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 先ほど答弁で申し上げましたように、現在、いわゆるさまざまな情報収集もしながら、他の自治体の事例も参考にしながら検討しているところであります。つきましては、先ほど答弁で申し上げましたように、今回行いますとみや国際スイーツフェアの関係においてのかかわりだったり、中学生の修学旅行、海外修学旅行の渡航先等との関係だったり、あと既存の町内の国際交流団体が定期交流を行っている地域もありますので、そういったところを踏まえながら、今後の姉妹締結等、国際交流姉妹締結等に進んでいきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それでは、私から、3点について質問いたします。
1つは平成28年度予算について、2つ目は子ども・子育て支援事業計画について、3つ目は職員の人的体制についてです。
まず最初に、平成28年度予算について伺います。これにつきましては、2人の同僚議員がもう質問しておりますけれども、ダブる部分については一問一答の中で調整していきたいと思いますので、通告に出した分ではご回答いただきたいと思います。
平成28年度予算は、昨年10月30日の公表された編成方針をベースに策定、提示されたものと考えております。町長みずからじっくり検討され、実質的に初めての当初予算であり、ご苦労されたことと推察いたします。来年度の予算についてお尋ねいたします。
1つ、28年度予算の目玉を3つ挙げるとすれば、何々か。
2つ目、市制移行に関連した予算措置は。
3つ目、町長の公約の中で反映された事業は何か。
4つ目、策定中の総合計画及び財政計画との関連性は。
5つ目、一部シーリング制とキャップ制を組み合わせた手法の成果、結果はどうだったのか、質問いたします。
次に、子ども・子育て支援事業についてお伺いいたします。
平成27年3月、富谷町子ども・子育て支援事業計画書が策定されました。これは平成31年度までの5年計画ですが、1年目にしてかなりのスピード感のある進捗と推察いたしております。そこで、28年度予算も踏まえ、この事業計画についてお尋ねいたします。
1つ、(仮称)子育て世代包括支援センター新築事業及び児童館・放課後児童クラブ整備事業の必要性と提案に至るまでの経緯、それらの財源措置と将来にわたるコスト計算。
2つ目、認可保育所新設事業の必要性及び財源措置と将来にわたるコスト計算。
3つ目、町立幼稚園の3年保育の方向性はどのように検討されているのか、お尋ねいたします。
最後に、職員の人的体制について伺います。
今議会に議案として富谷町職員定数条例の一部改正が上程され、2月23日に原案どおり可決されました。市制に向け、職員の人的体制の増強が必要とされ、総体で28名ふやすとするものです。そこで、現状の人的体制と今後の展望についてお尋ねいたします。
1つ、現在の職員、臨時・パート職員を含む人的体制の問題点、課題は何か。
2つ目、それらにどのように対処していくのか。
3つ目、議員定数増員の必要性と、今後の運用と展望はどのように考えているのか、質問いたします。
以上が、私からの質問です。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 出川議員、今、「職員」でなくて「議員」定数という話をしましたので。訂正をお願いします。
16番(出川博一君) 「議員定数」と発言したようですけれども、訂正いたしまして、「職員定数」と訂正いたします。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの出川博一議員のご質問にお答えをさせていただきます。
まず、最初の質問1、平成28年度予算を問うの関連して問い1でございます。
平成28年度予算の目玉をあえて3つ挙げるとすればということでありますが、1つには、子育て支援拠点整備事業、(仮称)子育て世代包括支援センター整備事業新築事業、2つ目が、児童館・放課後児童クラブ整備事業、3つ目が、高齢者・障がい者交通対策事業、いわゆるとみぱすの事業、3つとなります。
問い2、市制移行に関連した予算につきましては、本年度と同様に市制移行準備に計上しております予算措置額は1億1,313万2,000円です。主な内容は、市制移行啓発に要する経費として2,747万6,000円、2つ目、市制移行申請に要する経費として46万9,000円、3つ目、電算システム整備・改修に要する経費として1,793万5,000円、4つ目、例規整備に要する経費として972万円、5つ目、住所表示変更に要する経費として259万円、6点目、施設等表示変更に要する経費として5,316万5,000円、7つ目、福祉事務所設置に要する経費として177万7,000円となっております。
問い3、町長の公約の中で反映された事業は何かについてでありますが、平成28年度当初予算に予算措置している事業を申し上げますと、まず、1つ目、高齢者・障がい者交通対策事業、2つ目として児童館・放課後児童クラブ整備事業、3つ目として認可保育所設置事業、4つ目として子ども医療助成費の拡大、5つ目としてわくわく町民会議、6点目として図書館に関する調査業務、7点目、新公共交通システム推進事業、8点目、介護施設整備補助事業の8事業となります。これら8つの事業に加え、本年度中のスイーツの駅設置に向けての業務委託、墓地に関する意識調査、なんでも受付担当の整備の3つを加えると、11の事業について予算措置を講じております。
問い4、策定中の総合計画及び財政計画との関連性についてでありますが、富谷市総合計画については、このほど総合計画審議会から骨子案に対する答申をいただき、今後具体的な策定作業を行ってまいりますが、来年度予算では、昨年末に策定した地方創生総合戦略の4つの基本目標を段階的に実現するための関連経費を計上したところでございます。なお、財政計画については、富谷市総合計画策定後に取りまとめることとしております。
問い5、シーリング制とキャップ制を組み合わせて行った来年度当初予算の経常経費は、本年度当初予算ベースと比較して3.7%減、金額ベースで1億7,675万8,000円となりました。目標としていた4%には届きませんでしたが、一定の成果はあったと考えております。
大きな質問2つ目の子ども・子育て支援事業計画の進捗状況についての問い1でございます。まず、(仮称)子育て世代包括支援センター新築工事事業の必要性と、提案に至るまでの経緯について申し上げます。
現在、本町には、乳幼児健診等の拠点となる保健センターがなく、母子手帳交付は役場、健診は中央公民館や福祉健康センター、各種教室は公民館等を会場に実施している状況です。一方、子育て世代の方々は、核家族化、地域における人間関係の希薄化により、妊産婦より子供に接する機会の少ないまま妊娠や出産を経験し親になるため、育てにくさを感じながら子育てをされている方がふえている現状です。子育てにおいて、育てにくさや育児不安を抱えないようにするには、妊娠期から子育て期にわたるまで子供の発達・発育過程に合わせた切れ目のない細やかな支援をすることが求められております。
(仮称)子育て世代包括支援センターは、母子との最初の出会いの場である母子手帳の交付のときから健診に至るまで、育児の節目、節目の時期に同じ場所で行うことにより、そこに行けばいつでも相談に乗ってくれる専門家がいるという安心感が持てるとともに、相談事業の充実を図っていけるものと考えております。提案に至るまでは、2回のわくわく町民会議において、町民の皆様のご意見を伺ってまいりました。
続いて、財源措置と将来にわたるコスト計算について申し上げます。
(仮称)子育て世代包括支援センター建設につきましては、公共施設を木造で建設した場合に補助対象となる森林・林業再生基盤づくり交付金の申請をしており、適用されれば補助対象経費の15%相当が交付されることとなります。また、運営費については、コーディネーターとして保健師等専門職員を専任に配置した場合に該当となる子ども・子育て支援交付金の補助金を申請する予定です。
将来のコスト計算としては、施設の維持費として、光熱水費、電話等の通信運搬費、警備、清掃、除草業務等である程度の増加が見込まれますが、事業を集約したことによる職員の効率性や光熱水費等の見合い相当分を控除すると、今までと比較してそれほど大きくならないものと考えております。
次に、児童館・放課後児童クラブ整備事業の必要性と提案に至るまでの経緯について申し上げます。
先ほども申し上げましたが、子育て世代の方々は、核家族化、地域における人間関係の希薄化等により、育てにくさを感じながら子育てをされている方がふえている現状です。子育て世代の抱える問題を解消するためには、地域で子育てを支える仕組みづくりが必要と考え、身近な地域で乳幼児及びその保護者が気軽に集える場所を確保したほうが利用しやすいといいう考えから、子育て支援センター機能を兼ねた児童館を建設したほうが有効であると判断し、今後整備していくこととしたものです。
また、放課後児童クラブにつきましては、昨年度までは各公民館において実施しておりましたが、放課後に公民館までの移動中の交通安全の問題等もあり、児童の安全及び保護者の安心を考え、学校の敷地内に順次設置していくこととしたものです。
新設・改修に係る補助金は、児童館・放課後児童クラブ4館で約5,000万円を見込んでおります。なお、運営費につきましては、放課後児童クラブのみの場合は、現在と同程度と見込んでおります。児童館の場合は、職員2名分の人件費が増となる見込みでございます。
問い2、続いて、認可保育所新設事業の必要性及び財源措置と将来にわたるコスト計算について申し上げます。
富ケ丘地区に新たに定員54名の保育所を整備いたしましたが、それでも平成28年度の待機児童数は今後の見込みも含め50名は超えると予想され、一刻も早い待機児童ゼロを目指すために必要な事業と考えています。財源措置につきましては、補助支出予算額1億1,965万1,000円のうち、国庫補助が1億635万6,000円、町負担分が1,329万5,000円となっています。開所後におけるランニングコストとしては、私立認可保育所の場合、委託料として町が保育園に支払った額から利用者負担分相当額を差し引いた額の2分の1を国が負担、4分の1を県が負担することとなりますので、その差し引き分が町の負担となります。
問い3、町立幼稚園の3年保育の方向性につきましては、施政方針でも申し上げましたとおり、来年4月からの実施に向けて準備を進めてまいります。実施に当たりましては、現在の町立幼稚園の定員充足率を踏まえ、富谷幼稚園の4歳児及び5歳児の標準定員を現在の60名から30名に見直し、富谷幼稚園の空き教室を活用して実施してまいります。
あわせて、保護者の方のニーズに応じて、いずれかの町立幼稚園を選択していただけるよう、通園区域の廃止を検討してまいります。なお、定員充足率の低い状況が続いております東向陽台幼稚園につきましては、当面これらのことにより適正な集団規模の確保を図っていくこととし、3歳児保育の導入につきましては、富谷幼稚園の状況を見ながら慎重に検討してまいりたいと考えております。
大きな質問3点目、市制に向けての人員体制を問うに関連して、問い1から問い3は関連いたしますので一括して回答を申し上げます。
本町におきましては、現在、正規職員294名、臨時職員27名、パート職員286名で行政運営に当たっております。ご質問の人的体制の問題点、課題についてですが、正規職員は、過去1980年代以降、国による行政改革の一環として削減目標率等を含めた定員適正化計画の策定、実施が求められてきたことから、退職等欠員が生じた際の職員採用抑制等の処置が本町を含む全国的になされた経緯があります。このことにより、本町におきましては、一定の職員採用は行ってきたものの、他の自治体の状況とは異なり、人口増加等に伴います行政需要が著しく拡大したこと等により、全体として必要な人員が不足している状況にあるものと認識しております。
特に、一般行政部門における1人当たりの人口数は、類似団体においてもトップであり、限られた人員で多様な行政需要に対応している状況となっていますことから、これらの課題に対応するため、本議会におきまして定数条例の増員改正について提案申し上げ、議決をいただいたところであります。
今後は、継続・安定した行政サービス提供のため、類似団体の状況や市制移行後の行政需要の推移、そして財政的な側面を考慮しながら、適正な職員数について普段の取り組みとして継続的に検討を進め、必要に応じて定数の改定を図ってまいります。
なお、臨時・パート職員につきましては、平成23年度以降、緊急雇用対策により増員した状況がありますが、今後は住民サービスの低下が生じないよう、職員採用とのバランスを図りながら、より適切な運用に努めてまいります。
議長(浅野幹雄君) これより出川博一君の質問は、一問一答により行います。
16番出川博一君。
16番(出川博一君) これから一問一答では、どのような論点で議論したいか最初に提示いたしまして、それにより議論の質を高めたいと思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
それでは、まず、予算についてですけれども、議論のテーマとしては、富谷町の財政は町の町政との比較では健全だと評価されているんですけれども、他の町村との比較では健全だと評価されています。ただ、それはこれまでの積み上げであり、一気に財政出動しての施策はできる状況にないというふうに私は思っておりますので、その点を踏まえて質問をさせていただきます。
まず、市制移行に関連した予算措置ですけれども、これについては先ほどの答弁で1億1,300万ということですけれども、27年度で既に対応したものや、27年度繰越明許費を入れれば全体で総額幾らになるのか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) まず、平成27年度で予算措置をしておりまして、28年度に繰り越したものでございます。これにつきましては、市民歌の策定、これが216万円、また、電算システム整備・改修費、これが28年度に繰り越しているものが4,747万6,000円でございます。そうしますと、28年度当初予算で措置したものを合わせますと、1億6,276万8,000円となっているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 今のお話で、そのほかにあれじゃないでしょうか。今月行われるレイアウト変更1,000万、それから水道費関連で150万ほどというようなことで、さらにふえるというふうに思われるんですけれども、その辺の認識についてお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) まず、今お話しいただきましたレイアウト変更の1,000万というふうなものにつきましては、今現在変更しておりまして、今年中に支出する見込みになっております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 私はね、27年度も含めて総体で幾らかかるんですかというふうに、予算措置されるんですかというふうにお尋ねしていますので、今年度にやるからといって、それは市制移行に関連した費用じゃないという見方はおかしいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) このたびのレイアウト変更におきましては、市制移行準備費ではなくて、財政課の財産管理費のほうにおいて執行しております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) だって、それは福祉事務所というか、1つの課をさらにつくらなくちゃならないという流れの中で、あえて1,000万もかけて引っ越し作業をするわけですよね、これから3月20日過ぎに。その辺は当然市制移行に絡んだ費用じゃないんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 見方ではそういうふうな見方もできますけれども、今回は人事異動というふうなことも考えて、あえて市制準備のほうというふうなことでの予算措置ではなくて、財産管理費の中での予算措置とさせていただいております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) わかりました。これは押し問答になりそうなので。
それで、中で市勢要覧、いわゆる市の勢いの要覧、あと記念誌の内容についてはどのようなものを考えておられるのか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) まず、市勢要覧につきましては、市制後初めての市勢の要覧ということになりますので、今回は特に市制施行を強く意識して記念した内容としたいというふうに考えております。具体的には、富谷の歴史、文化、伝統、産業といった基本的な内容はもちろんですけれども、これまでの富谷の発展の様子ですとか、これからの富谷のまちづくりといったことも内容を盛り込みまして、最大限市制移行をPRできる内容としたいというふうに考えております。
次に、記念誌につきましては、市制施行は富谷の歴史上最も記念すべきことでもありますので、そういったことを十分考慮の上、町制施行から市制施行までの富谷のこれまでの歩みについて取りまとめを行った記念誌としたいというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 予算措置として955万4,000円ということですけれども、これは町民全世帯に配布される予定ですか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) まず、市勢要覧につきましては、今回内容を全てリニューアルという形ですので、かなりの経費がかかるということを予想しております。ですので、全世帯に配布するということは現時点では考えてはおりません。ただ、極力皆様にごらんいただけるようにということで、ホームページの記載ですとか、そういった形で多くの方にごらんいただけるような方法はとってまいりたいというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) いや、でもね、これはいわゆる100年の中で市になるという動きがあるわけですから、そういう意味ではダイジェスト版でもいいですから、各家庭に配布すべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 予算の範囲内で議員のおっしゃった方法も検討してまいりたいというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) あとそれから、500万の予算で記念番組作製とあるんですけれども、その内容についてお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 記念番組の制作につきましては、現在、数社から企画提案をいただいているところでございます。ただ、中身につきましては、今回の市制施行の、地方創生の中でも市制施行を最大限富谷のシティーセールスということで捉えて広くPRしてまいりたいというふうに考えておりますので、そういったところで富谷の市制を「住みたくなるまち日本一」、これを目指す富谷の市制を広くPRできるような番組にできればというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それでは、次に、町長の公約の中で28年度予算に反映されたことということで、8つほど挙げていただきましたけれども、いよいよ具体的に予算づけをしたいわゆる事業活動が始まるんだなというふうに思うわけですけれども、その中で1点だけ質問したいんですけれども、新公共交通システム推進事業、これに200万の予算、それから図書館に関する調査業務150万ということで、これらについては何かぼやっとした調査研究だけだよというようなことで、そこからどういうふうに進むのか、その辺の動きが見えない、この予算書からだけでは見えないと思いますので、その辺について現時点でどのようにこれからの進捗も含めて考えておられるのか、お尋ねをいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) まず、新公共交通システムの調査業務につきましては、昨日の議員全員協議会でご報告いたしました今年度の調査業務につきましては、ある意味、現状の公共交通状況の課題であったり、今後あるべき方向性について示されたわけでありますが、その中の具体的な方策として幾つかを想定したものが出されておりまして、そのそれぞれにメリット、デメリットが示されておりました。いわゆる地下鉄延伸の場合はどう、新たなエラレルティー、リアルティーを使った場合はどうという形で3通りあったわけで、それをさらに深掘りをするという形で今後、ことしも28年度も継続して調査業務を行いたいということで予算を計上させていただきました。
また、図書館の調査項目につきましては、具体的にはこれからプロポーザル等において、いわゆる調査業務を業者を決定していくわけでありますが、あらゆる、先ほども答弁で申し上げましたように、富谷の場合は図書館を県立図書館がすぐ近くにあるという立地条件も生かした中で、やはり富谷らしい、この置かれた状況の中でどういった図書館が必要か、どういう図書館が求められているかというのを、やはり普通であるとコンサルにお願いをしたり、一方的に業者にお願いするんですけれども、今回はなるべく町民の方々のご意見をいただけるようなそんな調査を行いながら、富谷の図書館のあるべき方向性、どういったものが必要なのかということを含めて検討していきたいということで、今回調査費を計上させていただきました。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それで、総合計画と財政計画に関連してなんですけれども、総合計画のスタート年度はそうすると28年なのか、29年なのか、その辺についてお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 総合計画につきましては、28年度を初年度と予定してございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 28年度ということは、もう我々に提示されていなければ28年度からスタートできないと思うんですけれども、その辺のところの捉まえ方をちょっとお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 市制施行の前に、今の総合計画審議会のほうでは骨子案というものを頂戴したんですけれども、その案に肉づけしたもので、新市になる前に議決をいただいてスタートと。ただし、スタートの年度については4月も含んだ28年度を初年度というふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) そうすると、28年9月までには完成させて、提示いただけるというように理解いたします。
それで、その計画期間というのは5年なのか、10年なのか、どちらなのか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 10年でございます。10年間を想定してございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 先ほどの答弁で総合計画を踏まえて財政計画を策定したいんだという答弁だったんですけれども、とすれば財政計画のスタートも28年度と考えてよろしいんでしょうか。その辺についてお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 財政計画のほうは、総合計画のほうを策定してから計画を策定するというふうなことになりますので、29年度をスタートというふうなことで捉えております。
議長(浅野幹雄君) この際、午後2時10分まで休憩をいたします。
午後1時57分 休憩
午後2時10分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
16番出川博一君。
16番(出川博一君) それで、一部シーリング制について、ちょっと確認でお願いしたいんですけれども、私、27年度予算書と28年度予算書で比較してみたんですけれども、例えば町民バス運営事業、これについては27年当初で2,786万2,000円、そしてここで4%削減してマイナス111万4,000円を削減してということなんですけれども、ところが、実際28年度当初予算を見ると、3,010万6,000円ということで、逆に224万4,000円ふえていると。これで果たして先ほどお話しした3.7%の1億7,600万の削減ができたということが言えるのかどうか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) シーリングの内容なんですけれども、一つ一つの事業について必ず4%を削減するというふうな内容ではございませんで、課単位で4%のシーリングというふうなところで依頼しておりますので、こういったケースも出てくるかと思います。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) とすれば、これは総務課のところの予算だと思うんですけれども、その中で総務課としての予算の中ではどれだけ削減できたのか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 課単位の削減状況、今資料手元にないのですけれども、まず、削減できている課とできない課というふうなことがやはりございました。できている課についてはマイナス8%近くできている課もあれば、3%しかできていない課もあると。それを総体すると、今回のシーリングで3.7%実現できたというふうな内容でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) ちょっと納得できないんですけれどもね。例えば、公民館費、これについても27年度で9,919万6,000円、そしてこれを4%だと約400万の削減。ところが、28年当初では1億955万5,000円ということで、例えばこれを工事請負額、請負費を差し引いて勘案したとしても、200万程度の削減しかできていないんじゃないかなと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 予算書の事業ベースで拾っていただくと、まずそういったところが出てくるかと思うんですけれども、その中で今回削減しているのは経常経費の部分というふうなところでの削減ですので、事業ベースで比べられるとそういうふうな場合もございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) いろいろもう少し質問したい部分はあるんですけれども、それは予算委員会にお譲りいたしまして、それでここで4%削減、シーリングするということなんですけれども、経費を下げてというのは口で言うのはたやすいことなんですけれども、ただ、現実的にはなかなか減らせないというのが本音というか、現実だろうと思います。
ですから、建てればおのずとその経常経費は翌年からまた上がってくるわけですから、例えば27年度稼働した2つの施設、明石台小学校、スポーツ交流館、これで約2,000万の経費増になっております。これは毎年必要になってくるわけですよ。その辺を考えると、これはちょっと町長にお尋ねしたいんですけれども、上物とか設備をつくるということは、この辺の経費増になるということ、先ほどの答弁では子育てにしても、児童館にしても、そんなに違わないよという答弁だったんですけれども、私はそういうことはないと思うので、その辺について町長の所見を求めたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの出川議員のご指摘のとおりでありまして、施設を建てれば、いわゆるハード面建てれば、その施設の維持管理費が発生するというのは十分ご指摘のとおりだというふうに認識しております。ただ、かといってそれでは何も建てないで済むのであれば、それが一番財政的には運営は楽なわけでありますが、やはり、とはいいながらも必要なものは必要なものとして整備をしていかなければいけないというのが、行政の責任だというふうに思います。
ただ、大切なのは、やはりその建てる際に、いわゆる過剰なコストをかけないように、やはりいかにその建設コストをまずは抑えるか、そしてなおかつその維持管理費をもうコスト計算も含めた中でつくっていくかということが大変大切だというふうに思いますし、なおかつこれは今後の課題だというふうに思うんですけれども、ある意味今後はそのいわゆる維持管理費も民間資本、いわゆるPFIや民間資本を活用した形で、必要な部分は活用して、運営等についてもいわゆる民間委託、指定管理制度を使うことによって、サービスの向上、経費削減ということも図っていけるかというふうに思いますので、その辺を含めながら、今後は財政の経常経費の削減に努めながら努力をしてきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それでは、2つ目の質問の支援事業計画の進捗についてお尋ねいたします。
これについては、論点としては、やらなければならない事業だと思うのですが、庁内の組織を洗い直して、いわゆる横の連携というか、この辺も深めて、新しい事業をすれば、先ほど言ったように経常経費がかかると。であれば、その分をほかの部署と協議をしながら、連携とりながら、何とか絞り込んでいくということの論点で質問したいと思います。
先ほどの支援センターの必要性については、乳幼児に係る健診や各種教室を挙げておりましたけれども、受診者や参加人数は伸びているのかどうか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 各健診、教室の参加率については、ほぼ横ばいで推移している状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) さらに、育児に係る相談業務もするというような答弁でございましたけれども、相談件数はふえているのかどうか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 現在の相談件数につきましては、微増傾向でございますが、今後は育児相談等の機会をふやしていきたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) ちょっとその認識といいますかね。私、ちょっと調べてみたんですけれども、各種健診受診につきましては、平成23年度が504件、1回当たり28人、これが27年度にあっては437件、1回当たり26人ということで、5件に2人と少なくなっています。そのほか、詳しくはハッピー教室とか3歳児健診、この辺のところも、例えば3歳児健診で23年度は614名、1回当たり34人、これが27年度では516人で1回当たり29人ということで、これも98人減っていますし、1回当たり5人減っているというふうなことでございますので、先ほどの横ばいという答弁についてはちょっと違うのではないかという認識ですけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 各健診、教室の開催状況につきましては、年度、年度でもってそれぞれ増減がございます。ならしてほぼ横ばいといったような状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) いや、それは違うんですよ。ずっと数字を拾っていくと、下がってきているんですよ。現実的にはいわゆる子育て複合施設をつくるということでこういう計画書が出たんですけれども、このとき使った平成23年度というのがピークなんですよ。その辺の認識についてお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 議員おっしゃる部分もございますが、先ほども言ったように、健診だったり、教室だったりでそれぞれ変動はございます。そういった意味で先ほどの答弁となったものでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それから、先ほど相談件数については微増だということなんですけれども、これは平成23年度訪問指導が893件、それが27年度は1,238件ということで、39%ふえております。それから、電話の育児相談、これは23年度1,067件、これが27年度は1,830件ということで、71%ふえています。この辺の認識は先ほどの微増というものとは違うと思うんですけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) おっしゃるとおり、訪問指導については議員ご指摘のとおりの相談件数でございます。この件に関して言えば増加傾向ということでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) その辺を踏まえてやると、ここ数年の動向をよく分析して設備内容は吟味したのか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今までの実績等を勘案して実施しているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) いや、横ばいじゃなくて減っているという現状を踏まえて、そういう設備関係の見直しをしたのかというふうに私はお尋ねしているんですけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 設備関係につきましても、必要最低限の設備内容を検討しているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それで、今指摘したように件数とか減っておりますので、空き時間とか、空きスペースの活用は検討されているんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 基本的には乳幼児の健診、それから教室ということでございますが、あいている日時等につきましては、保健福祉事業等の何らかの事業というところも検討してございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) この施設について、5億円でやるということなんですけれども、子育て世代のみでなくて、別な利用者層といいますか、利用者の拡大は検討しておられるのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 先ほども申しましたとおり、乳幼児の健診、それから教室以外にも町の保健福祉事業等の利用も考えていると、あり得るというところでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 例えば、高齢者の活用できるようなスペースとか、そういうようなことも検討されておりますか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 専門的に高齢者の活用できるスペースというところではなくて、ある程度オープンスペース的なものを考えておりまして、そこで年齢問わず教室、講座等を開催していけたらなというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) ちょっと設備面でお伺いいたしますけれども、明石台東公園にトイレ設置が取り沙汰されましたけれども、前回の補正予算で1,050万取りやめということで補正予算が成立しております。センターに外トイレの検討はされるのかどうか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 外トイレにつきましては、今のところ考えてございません。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それでは、放課後児童クラブですけれども、設備基準はクリアした児童館が3つできるというふうに理解してよろしいでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そのとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 3つの施設の中で、児童の集団が40人以上のところはあるんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 全て40人以上を予定してございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) ということは、2つ以上の部屋があるというふうな設計になっているのか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 仕切りを設置して、1つの大きな部屋ということですが、仕切りを設置して2部屋というふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それでは、ちょっと財政的な件についてお尋ねいたしますけれども、子育て支援の新築工事はここで4億620万ほどの起債、借金をするとありますけれども、なぜ借りることになったのか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 財源につきましては、一般財源ですとか、基金等活用というふうなことも踏まえて検討したんですけれども、今回起債というふうなところで検討させていただきましたのは、起債することによって元利償還金の30%が今後交付税の算定、基準財政需要額のほうに算入されるというふうなメリットがございましたので、今回活用させていただくことにいたしました。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 臨時財政対策債は何%交付金措置されるのか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 基準財政需要額のほうには今回は5億1,200万ほど入れるんですけれども、それは全て算入されるということになります。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それで、児童館工事費2億2,100万ということで出ておりますけれども、富ケ丘、成田小、あけの平小、それぞれの工事費はお幾らになるんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 概算でございますが、富ケ丘小学校で7,400万ほど、それから成田小学校で4,300万ほど、あけの平で8,400万ほどとなってございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) ちょっと戻りますけれども、先ほどの子育て支援新築工事の中で、例えばユーマイタウン施設整備基金の現在の残高と利用できる事業は何か、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 今のユーマイタウン施設整備基金につきましては、残高が15億4,000万ほど、約15億4,000万ほどとなっております。利用できる事業につきましては、公共施設ですとか、公益施設の建設事業というふうなことで利用可能でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) ということは、この支援センターに活用することもできたということでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) そのとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 支援センターと児童館の建設で先ほど財源のお話がございましたけれども、これは多分一般財源で2つを足して2億1,560万ほどが一般財源から必要になるかと想います。これになぜユーマイタウンを使わなかったのか、基金を使わなかったのか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) まず、子育て支援のほうにつきましては、先ほどもお話ししましたとおり、交付税措置される、起債をすることによって交付税措置をされるというメリットがございます。ですので、起債を活用させていただいたというふうなことが1つございます。
それから、今回児童クラブのほうは全部一財で対応しているということなんですけれども、基金を使わずとも一財で対応できると。基金につきましては、後年度にいろいろな施設の整備がございますので、そちらの整備のほうに活用したいというふうなことで検討しております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それで、コスト面で質問いたしますけれども、支援センターは人員配置の人件費はどのような試算見積もりをされているのか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 保健師、事務職員等を配置する予定でございますが、詳細につきましてはこれから詰めていきたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 先ほどの町長の答弁では、コスト的には変わらないということで、それを推定すると、本庁にいる今職員をセンターに異動するだけで、人件費は28年度と同じだというふうに理解していいのかどうか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 基本的にはそうなるかと思いますが、ただ、包括支援センターを運営する際に、専任でなくても専任等のコーディネーター、それから新任の相談員等を配置する予定となってございますので、その分の人件費は増になるのかなということで考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) そうすると、いわゆるセンターの運営、それから維持管理費、これらの見込み額については幾らになるのか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 運営につきましては、先ほどの人件費の分がプラスということでございまして、施設の管理費といたしましては、光熱水費ですとか、電話等の通信運搬費、警備、清掃、除草といったところである程度増加を見込んでございますが、事業を集約したことによりまして、職員の効率性ですとか、光熱水費等の見合い相当分を控除いたしますと、それほど大きな金額にはならないのかなというところでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それほど大きくならない。それは町長の答弁でもありましたけれども、具体的な試算はしないんですか。というのは、前回もお尋ねしたんですけれども、1年間で考えればいいんだというような答弁、建設、でき上がるのが29年度だからというお話を頂戴したことがあるんですけれども、そういうことではなくて、計画するときにどのぐらいの増額、増になる、コスト増になる。その辺を踏まえて計画すべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 例えば、コピー代ですとか、水道代ですとか、そういったものについては見合い相当というものの基本料というところはかかるかと思いますので、そういった分のプラスについてはかかってくるのかなと。それから、消防の設備の点検ですとか、受水槽の清掃といった手数料だったり、それから警備業務だったり、清掃業務だったりというところでの委託料、これを合わせて200万程度の増なのかなというふうに見込んでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 200万ということでお聞きしておきますけれども、来年もう一度お尋ねいたしますので、そのときには大幅に増額のないようにきちっとした絞り込みをお願いしたいというように思います。
続きまして、放課後児童クラブの運営なんですけれども、これは28年度予算でクラブ運営費、27年度予算比と比べると1,200万ふえております。1,200万ふえて8,200万、成田小学校が加わっただけでこんなにふえるのかどうか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 当初予算と比較いたしますと、成田東の分が加わっただけで1,200万の増となりますが、実は平成27年の6月に東向陽台の児童クラブを学校敷地内でもって開設しております。その分が27年度の当初予算には上がっていなくて、27年度の6月の補正予算でもって530万ほど計上させていただいております。といったこともありまして、例えば東向陽台小学校については、プレハブのリースでもってやってございます。それが年間約200万ほどかかってございますので、そういった部分の金額が見えてこないということもありまして、1,200万の増と見えるところでございますが、実際には2つの児童クラブの分というふうに解釈していただければと思います。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) その辺は補正が、補正予算を組んだというのはわかりますので、それでは29年度からは公民館が2つ、富谷公民館と日吉台公民館、小学校が6校という運営になるわけですけれども、29年度の運営事業費はどのぐらい試算しておられるのか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 詳細はこれからでございますが、現行の児童指導員がそのまま移行いたしますので、その分の人件費については変わらないというふうに計画してございます。ただ、児童館につきましては、2人以上の職員配置が必要であるということから、その分の人件費の増、その分の人件費について増加するものと見込んでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 平成26年11月27日の全員協議会での資料で、各公民館でいわゆる児童クラブ運営に関して、各公民館で職員2人が25%分業務補助をしているという積算、金額、年額にして1人当たり350万という試算がありますけれども、その認識でよいのか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 1人当たり350万ではなくて、2人で350万というところでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 2人で年額350万ということは、29年度、いわゆる放課後児童クラブに関してだけ言えば、29年度は公民館が6つから2つに減るわけですから、公民館での人員削減を検討されているのかどうか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 小松教育次長。
教育次長(小松 巌君) 公民館事業もございますので、公民館の人員についての削減については今のところ考えておりません。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 公民館事業、確かにあります。ただ、今までは、26年度までは、約2,100万の人件費が放課後児童クラブの運営にかかわっていたという試算がございまして、それがなくなれば、当然そこにおる人員の削減とか、そういう見直しというのは当然あってしかるべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 小松教育次長。
教育次長(小松 巌君) 現段階で、児童クラブの関係については指導員が主に指導して午後という時間帯での業務内容が中心でございました。ただ、公民館にいる職員については、公民館事業はおおよそ午前中とか、そこいら辺の事業もございますので、現段階で職員、それからパート職員等についての人数の削減については今のところは考えておりません。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) でも、考え方としては2,100万分の人件費が浮くというか、その分業務が少なくなるというふうに考えられるので、その辺はぜひ今後の検討課題としていただきたいと思います。
それでは、認可保育所の件でお尋ねいたします。
28年度4月スタートの定員保育数は何人なのか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 988名でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それは27年度、今年度比何名ふえるのか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 現在850名だったかと思いますので、138名の増ということとなります。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それで、杜乃橋の定員120名を加えて、29年4月には待機児童ゼロになるということなんですけれども、この辺のところは本当にそのようになるのかどうか、再度確認いたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) もちろん申し込みの状況によりますが、待機児童ゼロを目指して進めていきたいと考えております。ただ、年齢によっては若干待機児童が出るということも考えられます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 28年度予算の保育料で、明石台わか葉保育園を除いて全て大幅減なんですけれども、その理由は何なのか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 27年度に保育料を改正しておりまして、ちょっと27年度の当初予算では見込みがつきにくかったということもございまして、今回28年度の当初予算につきましては、ただいまの平成27年度の実績により算出したものでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) ということは、例えば若樹の森で見ますと、28年度予算では保育料が4,500万、500万ほど減額になるということなんですけれども、この辺のところはそれだけ保育料の引き下げがあったということなんでしょうか。人数はほとんど変わらないと思いますので、その辺のところについてお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そのとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それで、28年度予算については2億4,600万の保育料が入るということなんですけれども、この辺のところは新たないわゆる認可保育所の認定はあるんでしょうか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 菜の花保育園のほかに、認可外から認可に移行の予定であるというところがぷらむ保育園、それから富谷ひよこ園、くまちゃん保育園となってございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 今のお話で認可外保育所から認可のほうに移行したというか、ということなんですけれども、これは28年度予算でいわゆる認可外保育所も含めて運営事業費が5億5,000万ということで、これに対して先ほど国からの補助が2分の1、県からの補助が4分の1という認識でいいのか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 認可保育所についてはそのとおりでございます。認可外につきましては、県の補助金が一部入る程度となってございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) ということは、町負担は4分の1なので、約1億ちょっとだというような理解でよろしいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 単純に言いますとそのとおりなんですが、ただ、町の保育料につきましては、国が示しております保育料の基準額より大分低いところで設定しております。例えば、一番高いところで国が設定している基準は10万ほどなんですが、町では5万が上限となってございます。その5万円につきましては、町の負担となってございますので、4分の1は超えるものというふうに解釈してございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 杜乃橋を入れた29年度の運営事業費はどのように試算されているのか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 現行の予算案に加えまして、杜乃橋につきましては120名の定員でございますので、約1億円の運営費が見込まれるかなというところでございまして、そうですね。運営事業費の見込みということであれば、現行の予算プラス1億円程度というところでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それでは、町立幼稚園の3年保育の点についてお尋ねいたします。
先般の答弁の中で、町立幼稚園と私立幼稚園との園児1人当たりの町負担額が示されまして、町立で1人当たり53万9,000円、私立で9万1,000円ということで6倍の違いがあるわけなんですけれども、これはどのように分析されているのか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。もとい、教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) まず、町立幼稚園におきましては、運営に係る費用には国、県の財政支援はございませんので、費用のほとんどは町負担ということになっております。一方、私立幼稚園に通園されているお子さんへの費用に対しましては、主に私立幼稚園の就園奨励費補助金となりますが、こちらに対しましては国の補助もございますので、結果的にはこのような開きとなっているものでございます。現在、町立ならではの役割を担いながら幼稚園の運営を行っているところではございますが、定員充足率の低い状況もございまして、財政効率の面で見た場合には課題があるものと捉えております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それらを踏まえて今後の幼稚園の教育行政方針はどのように考えておられるのか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。教育方針。もとい、教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 町立幼稚園におきましては、今も申し上げましたが、定員充足率の低い状況が続いておりますので、まずは教育上望ましい集団教育ができる教育環境の整備と、それから効率的な園の運営が課題と考えております。先ほど町長が申し上げましたとおり、まずは来年度、富谷幼稚園の定員数の見直しと、それから通園区域を廃止することによりまして、改善につなげてまいりたいと考えております。
また、あわせまして、幼児教育の充実と保育ニーズに対応するために3歳児保育を導入してまいりますが、こちらに関しましてはできる限り費用がかからない形で既存の設備と施設を活用しながらやってまいりたいと考えております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) さらに、去年の4月に幼稚園運営の公定価格試算システムというのによると、富谷幼稚園に比べて東向陽台幼稚園は5割増しの68万6,000円の試算ですけれども、これはどのように評価されているのか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 議員がおっしゃる68万6,000円の公定価格の試算額につきましては、こちら昨年の3月に幼稚園授業料の条例の一部を改正する際に全員協議会の資料の中でお示しした額でございます。この富谷幼稚園と東向陽台幼稚園の差につきましては、算定の基準となる単価の違いによるものでございまして、こちらにつきましては定員数の少ない小規模な施設ほど高い単価の設定となっております。このことから、定員数の少ない小規模な園の運営、さらには定員充足率が低い状況ということは、財政面では非効率的な面があるものと捉えております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) ということは、東向陽台の効率だけを言うわけじゃないんですけれども、今後東向陽台幼稚園はどのようにする意向なのか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) まず、来年度につきましては、富谷幼稚園の定員数の見直しや通園区域を廃止した中で、どのくらい充足率が改善するのかを見てまいりたいと考えております。その上で、統廃合ですとか、運営主体を民間に移管することなどを検討してまいりたいと考えております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 子ども・子育て支援事業計画、これは去年3月に発行されたやつなんですけれども、これは27年から31年までの計画ですけれども、非常にスピーディーな展開で、2年目についても今までいろいろ質問させていただいたように、かなりの進捗で進んでいるというふうに思っております。これについて、計画の進捗管理で気になっている点はあるのかどうか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今のところはございません。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) ということは、いわゆるPDCAサイクルで今の時点では改善すべき点がないというふうな理解でよろしいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今のところはございませんが、今後必要に応じて検証を行い、必要な見直しを行っていきたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 最後に、町長に、この子育て支援事業計画の現時点での計画に対する評価をお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 先ほど担当課長が申し上げましたように、順調にスムーズに計画どおりに進んでいると認識しております。その背景には、やはりさまざまな形での協力、理解があってのものでありますし、特にいわゆる学校敷地内における児童館の設置等につきましては、いわゆる学校現場の協力だったり、教育委員会との連携が大変スピーディーに協力体制が連携がとれているというのが大変このスピーディーに事が進んでいることの背景にあるかと思います。ただ、しかし、先ほど議員のご指摘のとおり、PDCA、いわゆる常に最終的には改善の意識を持ちながら、スピーディーに今後も進めていきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) この際、午後3時5分まで休憩をいたします。
午後2時51分 休憩
午後3時05分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
2番青柳信義君。
2番(青柳信義君) 通告に従い、私は、町民目線で身近なところから、2件の質問をいたします。
先般の国勢調査におきまして、富谷町の人口は5万1,592人と発表され、5年前の国勢調査より4,550人ふえ、増加率は9.7%と県内の伸び率では大和町に次いで2番目でした。
本町は、本年10月10日の市制移行に向け、発展著しい町として注目を集めております。富谷町地方創生総合戦略におきましては、市制を踏まえたまちづくりの将来ビジョンとして「住みたくなるまち日本一」を掲げ、100年間人がふえ続ける町、村から町へ、町から市へを実現、そして2060年時点の将来人口6万人を目指しております。これを実現し得るために、4つの基本構想のうち、基本目標3、未来を担う子どもたちを育てる環境のさらなる充実、基本目標4、生活圏を踏まえた暮らしやすさの一層の向上につきましては、2件の要旨、5項目の質問を行います。
1件目といたしまして、富谷町に入院施設のある小児科の誘致を問います。
子ども・子育て支援事業、子供たちを健やかに育む町を目指して、若生町長は、「地域の子ども・子育て支援を充実させ、全ての子供が健やかに成長できる社会の実現を目指すことを最終の目的として、さまざまな施策の見直しを行い、富谷の家庭の子育てを積極的に推進してまいります」と挨拶の中で述べられております。
その事業計画第5章「次世代育成支援の施策展開」、基本目標2、子どもや母親の健康・保険・医療の充実したまち、推進施策3、小児医療の充実、医療機関との連携において、地域での生活を安心して送れるよう、医療機関や療育機関等との連携を図り、対象者の支援を図ります、後期目標B目標に向かって改善、充実とあります。
しかし、小児科の先生の話では、外来診療で手に負えなくなり入院が必要と認めた場合、小児科の入院施設のある病院に連絡、受け入れを確認してから父母の方にお知らせするわけですが、問い合わせ先の小児科医院で受け入れることができない場合、何カ所かの病院に連絡をするそうです。その間に子供の容態急変など危機せっぱ詰まることもあるという話も聞きます。
以上の要旨を踏まえた上で、3項目の質問をいたします。
1つ目といたしまして、富谷町にある小児科医院の専門医院の軒数と小児科の診療項目がある病院の軒数を伺います。
2つ目、富谷町及び黒川郡内で小児科の入院施設のある病院は何軒あるか、伺います。
3つ目、富谷町近隣の入院施設がある小児科病院の有無を伺います。
大きな2件目といたしまして、障がい福祉サービスの状況について問います。
ALS、筋萎縮性側索硬化症、手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気です。この難病患者の場合、現在の医療制度では常時入院ということはできず、具体的には3週間の期間を医療法人仙台徳洲会病院で扱っていただいた後に、自宅で1カ月から2カ月の療養を行い、その後再入院というサイクルで療養を続けるという難病です。
難病のため、自家用車での送迎は病院より禁じられ、入退院の都度、ヘルパー介護つきの介護タクシーを使用せざるを得ない状況です。具体的には、富谷の自宅から泉区の徳洲会までのタクシー料金が片道1万2,900円、入退院の都度往復で2万5,800円の介護タクシーの料金が発生します。
また、自宅療養では、たんの吸引、胃ろうの交換、おむつの交換などで目が離せない状況であり、介護の妻は働きに出かけることもできません。金銭的な面でも夫婦ともに国民年金だけの収入しかなく、その収入の中から介護ベッドのリース料、おむつ、さらに胃ろうをつけている状況なので、冷暖房の電気代も毎月3万弱はかかるような状況です。
市制に向けまして宮城県より移譲される事務におきまして、保健福祉に関することも多くなってきております。今後ますます高齢化、そして老老介護の進む中、以上の要旨を踏まえた上で2項目の質問をいたします。
1つ目としては、重度の障がいを持ち、介護福祉タクシーを利用せざるを得ない方に対して、タクシー利用券の助成を求めます。
2つ、難病患者本人や家族が住みなれた地域で生き生きと過ごすため、金銭的な支援も含め相談できる町当局の体制を問います。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの青柳信義議員のご質問にお答えをさせていただきます。
まず、1つ目の富谷町に入院施設のある小児科の誘致を問うに関連しての問い1、富谷町に入院施設のある小児科の誘致についてであります。
町内の入院施設のある小児科については、議員のご指摘のとおり十分でないということは、私も認識をしております。医療圏については、5年ごとに見直されます宮城県地域医療計画において、平成20年度の第5次計画から、黒川医療圏が仙台医療圏に組み込まれましたことにより基準病床数が満たされてしまい、新たに誘致するのが難しい状況となりました。病床を有する診療所を開設する場合は、県知事の許可が必要となりますが、特例として小児科または小児外科を標榜すること、小児科または小児外科に関する専門医を配置することなどの条件を満たせば、許可ではなく知事への届け出により可能となることから、今後さまざまな機会を通して関係機関に働きかけていきたいと考えております。
問い2であります。富谷町及び黒川郡内で小児科の入院施設のある病院はについてでございますが、何軒あるかでございますが、本町及び黒川郡内で診療科目に小児科を標榜していて病床がある施設は、5機関になります。そのうち病院に関しては1機関となっております。
続きまして、問い3、富谷町近隣の入院施設がある小児科病院の有無についてでございます。小児専門ということではなく、小児科を標榜する病院としては、仙台市の宮城野区に5機関、青葉区に7機関、大崎市4機関、塩竈市2機関です。小児専門の病院としては、青葉区にこども病院があります。また、救急救命センターを設置している病院としては、仙台医療センター、仙台市立病院、東北大学病院があります。
質問件名2の障がい福祉サービスの状況についてを問うの関連して問い1でございます。
重度の障がいを持ち介護福祉タクシーを利用せざるを得ない方に対して、タクシー利用券の助成をとのご質問でありますが、交通対策事業については、全ての高齢者、障がい者を対象とした制度を検討し、段階的検討実施という方針を定め、まずはバス、地下鉄の利用による外出支援とみぱすからスタートすることとしたものでございます。
バス、地下鉄の利用ができない皆様の支援につきましては、障がい者サービスとしての移動支援事業、同行援護、行動援護サービスも勘案しながら、今後タクシー助成や福祉車両による移送サービスも視野に検討してまいりたいというふうに思います。
問い2、難病患者本人や家族が住みなれた地域で生き生きと過ごすため、金銭的な支援も含め相談できる町当局の体制についてでありますが、難病患者に対する難病医療助成制度や特別障害者手当などは、県が実施機関となっておりますので、連携をとりながら支援しているところでございます。また、介護保険サービスを利用している方もおられるため、サービスの利用に向けてケアマネジャーとの連絡も密にとっております。症状が進行してくれば、介護を担っているご家族の負担も大きくなるため、家族支援も大切となってまいります。行政組織体制の改編により、本年4月から新設される地域福祉課に3障がい、知的・身体・精神を含めた障害保健福祉担当が設置されるため、窓口機能を強化し、今まで以上にご本人はもちろんのこと、ご家族も含めた支援に努めてまいります。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 問い1の富谷町にある入院施設のある小児科の軒数ということでございますが、3機関でございます。
議長(浅野幹雄君) これより青柳信義君の質問は、一問一答により行います。
2番青柳信義君。
2番(青柳信義君) まず、ただいまの課長の富谷町にある小児科入院施設のある機関が3機関、これ間違いないですか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 失礼いたしました。入院施設ではなくて、小児科医院の専門機関でございます。失礼いたしました。
議長(浅野幹雄君) 2番青柳信義君。
2番(青柳信義君) それでは、再質問させていただきます。
私の知り合いの小児科の先生の話では、先ほど町長のほうから仙台市内、あとは大崎にございますというお話がありましたけれども、入院施設のある病院を打診する場合、やはり富谷から近いところから行うそうです。自家用車をお持ちのお母さんはすぐにでも紹介先の病院には移動できますけれども、しかし、お父さんが仕事で使っている。お母さんがバスなり、歩いてきたという場合には、タクシーで移動になります。その場合のタクシー代の目安でございますけれども、私の知り合いの日吉台の病院からJCHO仙台病院、旧社会保険病院、青葉区堤町でございますけれども、こちらのほうですと13キロでタクシー代3,900円、その次に宮城県こども病院、先ほども町長からお話ありましたけれども、青葉区落合で20キロ、6,000円で、先ほど町長からあったとおり、国立病院機構仙台医療センター、旧国立仙台病院、宮城野区宮城野原、22キロ、6,400円。これ、全て片道でございます。
また、入院後、付き添いで病院に父母の方が通われる場合、車が自由に使えない家庭では、青葉区堤町のJCHO仙台病院でしたら、バスで直接行くこともできます。ただ、青葉区落合のこども病院、宮城野原の医療センターでは、乗りかえもありますし、子供さんが2人、3人の場合、おんぶしたり抱っこしたり、あとは学校の下校時に一旦戻る。大変な負担になるというふうに思います。
このような金銭的な状況や親御さんの負担をどのように考えているか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 議員おっしゃるとおり、車がある場合、自家用車がある場合については大丈夫なんだけれども、そのほかの場合については議員おっしゃるとおり、それぞれタクシー代等でご負担をおかけしているところと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 2番青柳信義君。
2番(青柳信義君) やはり人口がふえて子供が多い。その分、いろいろな負の部分もございますので、その辺やはり先ほど町長の話でも仙台圏になってそちらのほうにというお話もありましたけれども、もうちょっと親身になって考えていただきたいというふうに思います。
また、子ども・子育て支援事業計画によりますと、小学校6年生以下の人口推計では、平成26年で7,638人、平成37年まで7,500人前後を推移するだろうという予測がなされております。家庭分類別児童数、これはゼロ歳から5歳児になりますけれども、仕事を持ちながら子育てしている世帯は63.7%です。3世帯のうち2世帯は、両親ともに仕事をしていることになります。子供さんが入院してしまった場合、どちらかの親御さんが仕事を休まざるを得ない。しかも、病院が遠いという状況は喫緊の課題と私は思いますけれども、どのようにお考えでしょうか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 議員おっしゃるとおり、大変ご不便をおかけしているところでございまして、町長も答弁したとおり、さまざまな機会を通して関係機関に働きかけていきたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 2番青柳信義君。
2番(青柳信義君) その辺、前向きに取り組んでいただければなというふうに思います。
また、正確な情報ではございませんけれども、JCHO仙台病院が仙台市紫山に移転するという計画があるそうですけれども、その辺情報があれば教えていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) その情報につきましては、把握してございません。
議長(浅野幹雄君) 2番青柳信義君。
2番(青柳信義君) 私もその情報というのは小児科の先生から聞いた情報でございまして、まだ、31年度くらいというような、信憑性も私も確認はしておりませんので、ただ、紫山に移転となれば、富谷からも近いし、非常にいいのかなと。ただ、富谷町は今までも仙台市のベッドタウンでさまざまなインフラも仙台に頼ってきましたけれども、今後、市制に向けましてさまざまな観点で独自の富谷町、富谷市の施策も必要な時期となってきているのかなと。そのあたりを執行部に期待申し上げます。
それでは、その次の質問に移ります。
福祉タクシーの助成金の件でございますけれども、何度か一般質問で取り上げられた経緯もありますけれども、まだ実行されておりません。昨年6月の定例会会議一般質問におきまして、若生町長は、宮城県内35市町村のうち19自治体が既に福祉タクシーの助成を行っており、検討課題と答弁されております。先ほど、とみぱす、バス等々で今やっていますというふうな答弁をいただきましたが、今後の助成計画、短期、中期、長期でも結構でございますので、その辺の計画を伺います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 先ほどのご答弁で申し上げましたように、やはり福祉タクシーを求める声も大きいですし、全体の県内の自治体19自治体、または市制施行後、他の市政の状況を見ると全ての市で実施をしているという状況を踏まえれば、富谷でもなるべく早い段階でそういった検討を実現に向けて努力をしていきたいというふうには思っております。
議長(浅野幹雄君) 2番青柳信義君。
2番(青柳信義君) 確かに現時点では予算の兼ね合いもあると思います。理解しますけれども、障がい者全員でなくても段階的に障がい区分の大きい、先ほどの介護つきタクシーじゃないと病院のほうで受け入れられませんよとか、そういった支援区分の大きい重度の方から支給を検討するという選択肢も含めて検討できないか、再度お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの青柳議員のご意見を踏まえながら、検討してまいりたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 2番青柳信義君。
2番(青柳信義君) ぜひ前向きなご検討をお願いします。
先ほどのALS患者の方ですけれども、約1年前に発症しまして、そのときにはソーシャルワーカー、ヘルパーさん、複合サービス事業所、そして病院と集まって総合的な、関係機関が全員集まりまして、総合的な話し合いがあったそうです。ただ、その後話が、全員集まっての話がなくなってしまい、ヘルパーさん、あとは複合型サービス事業所、あとは病院と個別に話をしていくうちに、だんだんやはり心細くなってきたという話を伺っています。生活保護などの手段も考えておられるようなんですけれども、その際には自宅を所有している場合には受けることができないんじゃないかとか、家を手放してアパートに引っ越しても、患者さんの介護用ベッド、あとは胃ろう、カテーテルなどの医療機器で8畳1間を使ってしまって、ふだんの生活スペースがなくなってしまうなど、いろいろ本当にご心配をなされております。このような町民の相談の窓口はどちらのほうにすればよろしいのか、お示しいただきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 先ほど町長も答弁しましたように、4月からは3障がい、1つのワンストップサービスで実施する窓口になってございますが、今現在におきましては長寿福祉課のほうがその障がい全般についての窓口となってございますので、長寿福祉課のところからあと関係機関、例えばその方をケアマネジャーさんですとか、病院のケースワーカーさんとかにつなげながら、ケース・バイ・ケースという形で対応してまいりたいと存じます。
議長(浅野幹雄君) 2番青柳信義君。
2番(青柳信義君) 富谷町障がい者計画のアンケートでは、3障がいともに身近な場所が相談窓口にあること、専門的な相談できる窓口があること、これが4割から5割を占めています。そのような窓口は長寿福祉課でよろしいのか、再度お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 現段階におきましては、障がい福祉については長寿福祉課のところの管轄となってございますので、長寿福祉課のところでよろしいかと思います。
議長(浅野幹雄君) 2番青柳信義君。
2番(青柳信義君) 一般的な例では、私もそうですけれども、現役時代は子育てと地域貢献で活躍して、仕事は引退と。引退後はスポーツクラブや趣味のトレッキングやカラオケ、コーラス、料理、ダンスなどで趣味で忙しい毎日を送って、しかし、年を重ねるごとに判断能力が低下して体も不自由になり、外出がままならない。そして、寝たきりの状態、老老介護というライフサイクルを送る世代も多くなってきているのが実情です。
本年10月10日の市制移行に向けまして、保健福祉部におきましては福祉事務所の新設の検討もなされるわけでございますが、これからも私たちがついの住みかで安心して富谷に住んでいけるようなワンストップサービスの福祉行政を期待いたしますが、いかがでしょうか。お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 福祉部長。
福祉部長(小野一郎君) 議員お話しなさったように、そのワンストップで幅広く相談業務、あと支援もさせていただければと思ってございます。
議長(浅野幹雄君) 10番長谷川る美君。
10番(長谷川る美君) いよいよこの10月には、富谷町から富谷市へ移行する記念すべき年を迎えました。私は、富谷町議会議員の一人として市制施行に立ち会えることは光栄であり、同時に重い責任と身の引き締まる思いも感じています。私は、市制施行初年度の今定例会に臨むに当たり、提案された平成28年度予算案の審議を通して、あくまでも住民代表の視点から富谷の将来の発展と明るい展望が見出せるよう審議に努め、住民の負託に応え、町民の福祉向上に寄与したいと思います。日ごろの活動を通して解決すべき課題を取り上げ、質問いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
富ケ丘交差点及び通学路の安全確保について。
富ケ丘小学校全児童540人のうち、上桜木地区から半数を超える253名の児童が国道4号を横断して通学しています。私は、毎朝、富ケ丘交差点ココス前でサポーターとして街頭指導を行っていますが、この交差点は登下校時に横断する児童の安全の確保が不十分であると思います。また、最近東京のほうで、通学途中の小学1年の児童が横断歩道を横断中、トラックに巻き込まれ死亡するといった痛ましい事故が相次いで起こりました。
そこで、子供たちが安全に安心して通学ができるよう、富ケ丘交差点及び通学路のさらなる安全確保を求め、次の6点について質問いたします。
1、「前方学童横断注意」や「前方左折横断歩道あり」などの看板設置について。
上桜木方面から国道4号線に左折する車両に対し、横断歩道を渡る児童への安全配慮と注意喚起を促すため、「前方学童横断注意」や「前方左折横断歩道あり」などの看板設置を求めますが、町の見解をお伺いします。
2、国道4号ココス前横断歩道の道路面のでこぼこの改善について。
国道4号ココス前の横断歩道は、仙台方面の上り線2車線、下り線は成田・大清水・上桜木方面への右折レーン2車線、直進及び直進・左折レーン2車線合わせて6車線あり、町内で最も長い横断歩道です。加えて、交通量が最も多い交差点となっていることは、ご承知のとおりです。この横断歩道は道路面のでこぼこが激しく、低学年の児童や高齢者の方がくぼみに足をとられ、しばしばつまずきそうな場面が見受けられます。町は、道路を管理する仙台河川国道事務所に対し、足早であっても安全に渡れるよう早急に道路面のでこぼこを改善するよう要望する必要があると思いますが、見解をお伺いします。
3、停止線と横断歩道の間隔を今以上に広げること及び方向転回を禁止することについて。
大和方面及び富ケ丘方面に向かう下り方面2車線及び左折レーン2車線に停車する車両停止線と横断歩道との間隔が狭く、しばしば横断歩道上に車両が入り込んで停車する場面が見受けられ、大変危険です。また、ココス前で信号待ちをしている児童の目の前で方向転回をする車があり、万が一突っ込んできた場合、大惨事になることは免れません。停止線と横断歩道の間隔を今以上に広げ、方向転回を禁止することにより、安心して安全に横断することにつながると考えますが、町の見解をお伺いします。
また、道路を管理する仙台河川国道事務所及び宮城県公安委員会に対し改善を働きかけるよう求めますが、この点についても町の見解をお伺いします。
4、交差点4隅全てにガードパイプ設置をについて。
富ケ丘交差点は、高校生も自転車で多く通学しており、交差点4隅それぞれで左折してくる車とぶつかりそうになることもあり、大変危険です。そこで、ココス側に設置されているガードパイプを交差点4隅全てに設置し、左折巻き込みによる事故防止に万全の方策を検討していただきたいと要望しますが、町の見解をお示しください。
5、歩道橋設置の是非も含め、改めて調査研究するよう求めるについて。
平成24年度、上桜木町内会は、交通量の多い富ケ丘交差点に歩道橋を設置し、登下校の児童及び歩行者の安全確保を求めてきました。先ごろ、上桜木町内会において、歩道橋設置のアンケート調査を実施しました。それによりますと、条件つきで設置を求める声が多かったようです。そこで、歩道橋設置に関し、現在までの経緯と進捗状況、そして歩道橋設置の是非も含め、改めて調査研究するよう求め、次の2点について質問します。
1、上桜木地区から富ケ丘小学校に通学する児童数の推移。平成23年から平成32年までの10年間。
2、歩道橋設置によるメリット、デメリット。
6、朝、富ケ丘小学校の開門を待つ児童が町道にはみ出しているため、その安全確保について。
富ケ丘小学校は、朝校門をあける時間を7時30分と決めていますが、ふだん児童は7時30分前には登校しており、校門前周辺の狭い場所であくのを待っています。その結果、校門前で待つ児童があふれ町道にまで広がり、車の通行もあるため、大変危険です。児童の安全確保のためにも早急な対策を求めますが、町の見解をお示しください。
以上です。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの長谷川る美議員のご質問にお答えをさせていただきます。
質問件名1、富ケ丘交差点及び通学路の安全確保についての問い1でございます。
「前方学童横断注意」や「前方左折横断歩道あり」等看板設置につきましては、現地にて調査した結果、スピードを出しながら左折する車が多いことから、子供たちの安全確保のため、設置する方向で進めてまいりたいと思います。
次の問い2と問い4、関連がありますので、一括で答弁をさせていただきます。
国道につきましては、国土交通省東北地方整備局仙台河川国道事務所仙台東国道維持出張所が所管となりますので、先ほどご指摘のあったでこぼこの改善やガードパイプの設置につきましては、仙台東国道維持出張所へ要望をしているところでございます。
続きまして、問い3、停止線と横断歩道の間隔を今以上に広げること及び方向転回を禁止することについては、国道4号富ケ丘ニュータウン入り口交差点のココス仙台富谷店側と黒川消防署富谷出張所側を結ぶ横断歩道と国道4号下り停止線の間隔については、約1.7メートルとほかの3カ所と比較しますと狭いことから、これまでも改善に向け大和警察署と協議をしてまいりました。今般、改めて大和警察署と協議したところ、当該横断歩道と停止線の間隔を11.5メートル広げる工事を今年度内に予定するとともに、同交差点のほかの横断歩道3カ所の白線引き直しをあわせて予定しているとの回答をいただきました。
また、方向転回の禁止につきましては、規制基準に基づきますと、矢印信号設置の交差点では転回禁止は難しいとの回答でしたが、今後もさらなる安全確保のため、協議を継続してまいります。
問い5、上桜木地区から富ケ丘小学校に通学する児童数の推移につきましては、平成30年度までは増加傾向でありますが、その後の児童数につきましては横ばい状態となります。ちなみに、平成23年から平成32年までの10年間とした場合、平成23年度が140名、24年が176名、25年度が219名、平成26年度が237名、平成27年度が251名、平成28年度が264名、29年度が277名、30年度が298名、31年度が268名、32年度が258名となっております。
歩道橋設置によるメリットといたしましては、安全に国道4号を横断でき、信号待ちがないことが考えられます。デメリットといたしましては、高齢者の皆様には階段の上り下りにより危険、冬期間には凍結防止対策等が講じられるとはいえ、積雪や凍結などによるリスクも考えられます。また、横断歩道の白線が消され、車椅子、障がい者の方は消防署前から上桜木方面に向かうには、1回の横断で済むところを3回横断歩道を渡ることになるなどが挙げられます。
問い6、朝、富ケ丘小学校の開門を待つ児童が町道にあふれているため、その安全確保についての問いでございます。
富ケ丘小学校の開門時間は、議員ご指摘のとおり朝7時30分となっており、時間前に登校する児童が開門を待っている状況を把握しております。時間前の開門につきましては、教員の目の届かないところでの事故などが想定されるため、開門時間は厳守しております。学校からのお便りなどを通して保護者の皆様には登校時間についてお願いをしておりますが、なお一層の周知を図りながら、ご協力をいただきたいと考えております。
議長(浅野幹雄君) 10番長谷川る美君。
10番(長谷川る美君) それでは、再質問をいたします。
1つ目です。1問から3問までについては、以前から町へ要望が出されておりました。少し進んだようなお話をお聞きしましたけれども、それでも今までそのままの現状で現在に至っているという状況です。現場は大変危険な状況にありますし、改善を進めてほしい声は保護者の切なる願いです。事故が発生してからの行政対応では遅いのではないでしょうか。児童が安心して安全に通学できるよう、町の素早い対応とさらなる関係機関への働きかけを強く望みます。日ごろから町民の声が届く町政を心がけていらっしゃる町長に、この点について再度お考えをお聞きします。
2つ目です。12月定例会で同僚議員より富ケ丘地区交差点の歩道橋設置についての質問がありました。この件については、平成24年度の町政懇談会で上桜木町内会から町へ要望が出されていることは、先ほども答弁の中にございました。現在設置されている横断歩道橋の大部分は、昭和40年代に建設されたもので、当時は通学途中の児童等の安全確保のために重宝されました。しかし、一方では上り下りが伴うため、歩行者に多くの負荷を強いるものであることから、バリアフリーの精神、交通弱者優先の精神に反する建造物であるとの見方もあります。高齢化社会の進行に伴い、横断歩道橋を設置した交差点において道路を横断する歩行者がふえるという事例も報告されています。また、児童数の減少や学校の統廃合で通学路から外れ、老朽化を機会に撤去するそういう事例もふえてきております。従来技術的にできなかった信号機による細かな制御が可能になったことなども一因とされております。そのような中、ただいまの答弁により、上桜木地区においても平成30年度をピークに児童数が減少するということでした。
先日、上桜木町内会では、歩道橋設置についてのアンケートを新たに実施しました。その結果は、条件つきで設置を望む声が多かったようですが、設置により生ずる新たな問題の検証も、先ほども答弁でございましたが、必要であると思います。一番心配されるのは、冬場雪が降ったり凍った場合、子供たちが通学する前に除雪を終え、安全に歩道橋を渡ることができるようにするため、ご父兄の負担が大きくなることです。現在、ココス前の街頭指導を私を含め上桜木育成会から2名の父兄が当番制で行っています。街頭指導に立つご父兄からは、「子供たちの登校している様子がわかり、とてもよかった」という声が聞かれます。地域の子供は地域で守る。まさにその実践であると思います。
以上のことから、私は歩道橋設置についてもう一度十分な調査と研究、将来の展望も見据えた上で判断を下す必要があると思いますが、もう一度町長にその点についてのお考えをお聞きいたします。
3つ目です。富ケ丘小学校前で開門を待つ児童のことですけれども、朝、学校の開門時間までの間、富ケ丘小学校の場合平均して80人ぐらい、多いときは100人ぐらいの児童が、いろいろな危険が潜む状況の中、校門前周辺の狭い場所で開門を待っています。3月3日、きょうの朝、校門があくまでの人数を調査してまいりました。早い児童は7時15分、きょうは3人児童が待っておりまして、7時20分には26人、それからどんどんとふえていきまして、開門直前には102人の児童が待っていました。また、その間、12台の車が子供たちの待っている前を通り、その中にはトラックも通っていきました。富ケ丘小学校前は歩道がなく、車道まであふれそうになっている状況は極めて危険です。また、余りにも多い人数のため、校門をあけるとき一斉に中に入ろうとした場合など将棋倒しになり、事故になる危険性があることも、けさ強く感じました。
先日、富谷小学校と日吉台小学校を調査したところ、富谷小学校の場合、平均して30人ぐらいの児童が校門の前で朝待っています。が、歩道と車道はガードパイプで仕切られ、児童が車道へはみ出す危険はありません。また、日吉台小学校は平均して30人から40人の児童が朝7時20分ごろ登校して、そのまま北側出入り口から学校敷地内に入ることができます。
開門時間を早めるなど、安全確保のために具体的で早急な対応を望みますが、町長のお考えをお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) まず、最初の質問の1から3点につきましては、今長谷川議員のお話のとおり、以前から要望があったのは私も認識しておりますし、私自身も直接伺っておりますので、就任直後から私もその設置に向けて努力をしているわけでありますが、遅くなっていることを改めておわび申し上げたいというふうに思います。早急にこの問題については対策をとってまいりたいというふうに思いますので、ご理解いただければというふうに思います。
また、2つ目の横断歩道の設置につきましては、歩道橋の設置につきましては、先ほど長谷川議員のご意見のとおり、さまざまなやはりこれまでずっと、先ほどの答弁で申し上げましたように、要望は続けている状況ではありますが、そういう経過の中でさまざまな意見をいただいているのも事実であります。また、歩道橋の機能についても、以前の状況と現段階では、先ほど例えば冬期の凍結、積雪のことを心配したら、現代はそういうことの対応もできている歩道橋ができているとかというさまざまな形でハード面もかなり進歩、バリアフリー化が進んでいるのも事実であるというふうに思います。そういった中で、改めてもう一度その本来必要な利用している子供さんたち、そしてご父兄の方々、または周辺にお住まいの方々のご意見、ご意向を改めて確認をさせていただいて、今後の再調査、再検討を図ってまいりたいというふうに思います。
3点目の富ケ丘小学校前の開門を待つ子供たちの児童の状況につきましては、今回質問を事前に通達いただいて内部で協議をしたときに、実は今の菅原教育長が富ケ丘の校長時代からこの状況が続いているというお話を伺っております。開門時間を7時半から早めればというご意見はごもっともなのでありますが、なかなかそれを教員、学校の子供たちの安全の対応を施設管理者としての考えると、やはり開門だけして校舎に誰もいないという状況にはいかないので、その分先生方に早く登校していただかなければいけないとか、いろいろなことも発生するものですから、当時からこの数年、とにかく親御さんには何とか7時半過ぎに登校できるようにということでご協力をお願いしている中で、なかなかそれが改善されない。また、今の開門時間を早めることもできないという状況が続いているのが現状でありますので、改めてその辺を精査しながら、まずは子供たちの安全な環境をつくることが大切だというふうに思いますので、その辺慎重に考えてまいりたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 10番長谷川る美君。
10番(長谷川る美君) 富ケ丘小学校前は歩道がなく、時間帯による通行規制もないため、富ケ丘から泉が丘、パークタウン方面へ通学時間帯も通り抜ける車が多く、大変危険です。先ほど開門時間を早めることの要望をいたしましたが、それとともに通学時間帯の通行規制を宮城県公安委員会に働きかけ、児童の通学路の安全確保を行うことも、交通安全対策に取り組む町にとって大切な項目の1つだと思いますが、町長のお考えをお聞かせください。
2つ目です。平成24年4月に京都府亀岡市で発生した登下校中の児童の列に自動車が衝突する事故を契機に、文部科学省、国土交通省及び警察庁が連携して、通学路について交通安全の確保に向けた緊急合同点検を実施しました。平成24年11月30日のことです。それによりますと、富谷町は小学校数7、点検学校数6、点検箇所数13、対策必要箇所数10となっています。児童の通学路の交通安全確保のため、点検し対策が必要と認められた箇所はどのように改善されたか。ちなみに、富ケ丘小学校については自転車通行についての指導は去年4月より行われておりませんが、どうなっているでしょうか。まだ改善されていない箇所があるとすれば、その理由と今後の対応、また、今後の定期的な点検実施の予定はあるかどうかについて、お尋ねします。
3つ目です。児童が安全に通学するため交通安全教育も大切で、現在子供会や交通安全協会で行われていますが、ご家庭の都合で参加する人数は必ずしも多くないようです。そこで、児童が入学する前の入学時説明会等で交通安全教育ボランティアさんなどにより交通安全教室を開き、交通マナーについて親子で一緒に学ぶ機会を設けてはいかがでしょうか。町の見解をお聞きいたします。以上です。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私からは、それでは質問1つ目と3点目についてご答弁をさせていただきます。2点目については担当からご答弁をさせていただきたいというふうに思います。
まず、1つ目の富ケ丘小学校前のいわゆる通学時間の交通規制等の要望でありますが、このことにつきましてはやはり大和警察署及び県のほうの基準があってのことですので、その辺改めてご相談をしながら検討してまいりたいというふうに思います。
また、3の児童の入学前のいわゆるそういった親子の交通安全教室等につきましては、今後ご意見を踏まえて検討してまいりたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 合同点検につきましては、毎年一応実施しております。24年度のホームページのほうで掲載された事態はその年の一応内容ということで掲載されたものの内容となっています。昨年も8月に関係課及び大和警察署とあわせて学校のほうから安全施設ということで出してきていただいたものを全て回らせていただいて、すぐ対応できるものはすぐ対応、あと予算に反映しなきゃいけないものは予算に反映、あと大和警察署のほうにお願いするのはお願いするというふうなことでさせていただいて、実施をしております。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。もとい、菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 学校は、先ほど町長も話ありましたように、私も3年ほど務めましたので、実情については把握しているつもりではございます。学校前のあの道路、大変狭いところで、議員のおっしゃるとおりに交通量も大変多くて、私も大変心配して、いわゆるあそこを時間帯に交通規制をかけるということで検討いたしまして、警察とも大分協議をした過程がございます。しかし、住んでいる方にしては生活道路なんでございます。ですから、あそこを時間帯に交通規制をかけると、住民の皆さんにとっては大変不便感があるということが一つございまして、警察のほうも、時間帯の交通規制をかけるには住民の全ての皆さんの同意がなければこれはできないという返事もございました。ですから、この辺は大変ハードルは高いですよと。ですから、これを実現するためには、本当に並大抵のことでは難しいですということをご指導いただいて、そのときは断念をしたという経過はございます。
ただ、子供たちですね、とにかく自分の身は自分で守るというのがまず基本でございますので、しっかりしたやはり交通マナーを身につけて、安全なやはり歩行、それから通行するということをまず第一に心がける。そして、第2番目はやはり地域の皆さんを初め、サポーター等の大変助けをおかりして、見守りの中でやっていくということも大事なのかなと思っています。
それから、開門の時間なんですけれども、1つは親御さんに大変学校は頼られているということはありがたいことなんですね。早朝特に早番などで行かなきゃならないときに、「放課後児童クラブはあるんだけれども、早朝児童クラブって先生ありませんよね」とこう言われまして、まさにそのとおりなんです。学校が頼られているのはありがたいことではあるんですが、不審者対策でもあるんです。7時半まで学校をあけないというのは。その前にあけると、子供たちだけではなくて、いろんなやはり不審者の侵入も許すということになりかねませんので、それも防いでなおかつ子供の安全も確保するという時間帯を協議した結果が7時半ということで、ここからなら学校のほうも安心・安全の確保は一応できるという、職員の配置もできる。そこまでのところはぜひ家庭のほうでこの時間に合わせて登校するようにお願いできないか。一つのクッションとして、やはり友達のうちに誘いに行く。一緒に行きましょうと。その早い子はやはりその友達のうちで少し待たせてもらうと。そして、一緒になって登校する。やはりそういうことも含めて、家庭のほうでもご協力いただけませんかということをお願いしての7時半ということでなってきたという経過がございます。
ぜひこれから、あと議員さんのおっしゃられるとおり、待機場所が日吉台小学校等と比べると非常に狭いですので、その待機場所、子供がいわゆる門の外の待機場所等の確保については今後学校と少し協議を進めていきたいと思いますので、少しお時間をいただきたいというふうに思います。以上です。
議長(浅野幹雄君) これをもちまして、本日の一般質問を終わります。
これで本日の日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。
午後4時03分 散会
平成28年3月4日(金曜日) 午前10時00分 開議
第 1 | 会議録署名議員の指名 | ||||||||||
第 2 | 一般質問(通告番号6番~10番) | ||||||||||
一般質問 | 17番 相澤榮議員 | ||||||||||
1 | 9.11豪雨災害の復旧状況について | ||||||||||
13番 浅野直子議員 | |||||||||||
1 | 防災への取り組みを問う | ||||||||||
2 | 子どもたちに「がん」教育の推進を | ||||||||||
3 | 交通費補助拡充を問う | ||||||||||
4番 若生英俊議員 | |||||||||||
1 | 市制移行の準備は万全か | ||||||||||
2 | H28予算編成と予算案決定に至る経緯について | ||||||||||
3 | 17の選挙公約実現のため、予算案に反映された事業及び施策について | ||||||||||
1番 金子透議員 | |||||||||||
1 | 将来を見据えた街造り、町の形について伺う | ||||||||||
2 | 子育て支援の拡充について伺う | ||||||||||
9番 西田嘉博議員 | |||||||||||
1 | 地域包括ケアシステムの構築について | ||||||||||
2 | 町内の除雪について |
議事日程のとおり 午前10時00分 開議
議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
議事日程につきましてはお手元に配付のとおりです。
日程第1 会議録署名議員の指名
議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、8番佐藤聖子君、9番西田嘉博君、10番長谷川る美君の3名を指名いたします。
日程第2 一般質問
議長(浅野幹雄君) 日程第2、一般質問を行います。
通告順に発言を許します。17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 皆さん、おはようございます。
私は、豪雨災害の復旧状況という大きなテーマの中で、6項目について質問いたします。
昨年9月10・11日にかけての台風18号から変わった温帯低気圧などの影響で、本町も記録的な豪雨に見舞われ、各地域で河川の氾濫による農地等の水没、道路の崩壊、土砂崩れによる河川のせきとめ、用排水路の埋没と、激甚な被害が発生いたしました。
平成27年第3回定例議会で、大雨の被害箇所が明示されました。公共施設の被害6件、河川39件、道路22件、農業施設90件、学校施設6件、保育所施設2件、生涯学習施設2件、公園1件、緑地11件、下水道施設1件と、大きな被害を受けました。
その後、担当課におかれまして、被害の調査、激甚災害指定の申請等、災害の復旧・復興に尽力されたことと思いますが、いろんな条件によりまだ完了していないところや、災害により別の新たな問題が出ているところもあると聞いております。
暦も3月に入りまして、そろそろ稲作の準備に入っている方もおります。水源である堤や用排水路の被害が発生しているところは、少しでも早くの完成を見たいです。特に、慢性的に水不足地域では、田植え時期の水不足の発生が心配されます。また、河川や用排水路だけでなく、農道や堤防についても早期の完成の復旧を求めます。崖崩れによる農地等への被害は、資材提供で進めておりますが、個人では対応できないところもあります。また、河川のせきとめによる水田への土砂の撤去もまだ完成を見ていないところもあります。町は、河川の水の流れや堤防を修理する責任があると思います。どのように考えますか。
12月定例議会で、被害総額は精査中ということですが、被害総額はどれくらいなのか、復旧予算の総額は幾らになりますか。その額で補助金の割合はどうなりますか。2月23日に審議された27年度一般会計補正予算(第8号)で災害復旧の予算は終わりになりますか。土砂崩れ、地すべりによる災害について、激甚災害指定箇所は何カ所で、復旧進捗状況はどうなりますか。工期はどうなっていますか、お伺いします。
土砂崩れによる公共施設の利用と影響について伺います。
西成田コミュニティセンター周辺が土砂災害警戒区域であるとのことで、宿泊利用、子育てサロンの利用に影響ありませんか。
西成田コミュニティセンターの改装に1億3,000万円かけたのは、つい最近です。災害避難場所に指定し、宿泊もできるようにされたことは、有効活用ということから大変よかったと思っています。しかし、今回の大雨災害により、災害が発生しやすい危険な場所で事業が展開されていたことは、もしも事故が発生したら大変なことになると想像します。改修工事に入るとき、避難場所として適当なのか、宿泊施設として問題はなかったのか、改めてそのことを質問いたします。
今後、継続して宿泊施設として使用するには、どのような作業が必要になりますか。指定場所の看板も撤去されましたが、その経緯と町民への周知はどうされましたか。また、センターの安全で安心な使用にはどんな工事が必要ですか。工事の内容とその経費は幾らになりますか、質問いたします。
平成27年第4回定例議会によると、民俗ギャラリーの西側の民地のり面が崩落の危険があることから臨時休館していますが、いつまでその状態を続けますか。民俗ギャラリーの運営について、「関係機関と協議を進め対応策を検討してまいります」と報告されましたが、学ぶ機会、学習する機会を行政の都合で奪ってしまうことは、子供たちにとっては大きなマイナスであります。資料館での学習は、教育のカリキュラムとは関係ないかもしれませんが、その時期、その機会には後戻りできないと思います。一刻も早くオープンしてほしいです。これについてもオープンのための工事が必要になりますが、どのように考えておりますか、伺います。
村井嘉浩知事は、2月9日の記者会見で、総額1兆3,744億円の2016年度一般会計当初予算を「復興創生、加速化予算」と名づけました。減災・防災関連で、土砂崩れや地すべりのおそれがある土砂災害警戒区域の指定に向け、危険箇所の基礎調査に6億3,540万円を計上しました。15年度当初の4倍規模に拡充し、指定作業を加速させると言っております。
昨年9月の宮城豪雨を受け、災害に強い河川整備の緊急対策費27億3,567万円を予算化し、県内270河川の堤防を点検し、堆積物が目立つケースでは撤去作業を実施すると言っております。本町の県管理河川の堤防、土砂堆積の撤去について、県への要望はどうされていますか。
以上、質問いたします。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) 皆様、おはようございます。
私のほうから、ただいま相澤 榮議員からのご質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。
なお、詳細等の追加でただいまご質問いただいた分に関しては、済みません、用意していなかった部分もありますので、再質問でまた不足分についてはご質問いただければというふうに思いますので、質問通告のあったものについてとりあえず答弁をさせていただきたいというふうに思います。
まずは、昨年9月11日の豪雨災害の復旧状況についてに関連しての問いでございます。
町道、河川の復旧状況と今後についてでありますが、初めに、町道の復旧状況について申し上げます。被災箇所数45カ所、復旧済みが41カ所、残り4カ所については、年度内に復旧する予定です。
次に、河川の復旧状況については、被災箇所数28カ所、復旧済みが16カ所、残り12カ所について、1カ所は年度内に復旧する予定です。残り11カ所については、田植え時期前まで要するものと見込んでおります。
問い2の大雨災害による被害総額についてであります。
現在までの町全体の被害件数は207件、被害額は約2億8,300万円となっております。主な内訳として、農業施設104件、道路45件、河川28件となってございます。
問い3の土砂崩れ、地すべりによる災害等状況について、激甚災害の指定箇所につきましては、宮城県、福島県、茨城県、栃木県が対象となり、本町の該当となった災害箇所は、水路の崩落で富谷字根崎沢で1カ所及び明石字下折元で2カ所、ため池の決壊で今泉深苗代と大亀間渡り三番となり、合わせて5カ所となっています。
問い4の土砂崩れ等による公共施設の利用と影響についてでございます。
西成田コミュニティセンターと民俗ギャラリーの影響についてお答えをいたします。
まず、西成田コミュニティセンターにつきましては、遊歩道に数カ所土砂流出、施設進入路付近では大規模なのり面崩落などがありました。遊歩道の土砂流出箇所については、既に復旧工事が完了しております。大規模なのり面崩落につきましては、災害翌日には緊急工事として崩落土砂を撤去し、通行に支障がない状況に復旧しました。その後、崩落箇所は町有地であることから、正式に災害復旧工事を行うこととし、昨年11月30日に入札を執行し、工事費1,080万円で落札され、契約いたしました。なお、工期は昨年12月8日から本年3月25日までとなっています。今回の災害において、幸い施設への影響はありませんでしたので、利用者の皆さんには貸し出しの面ではご迷惑をかけることはありませんでした。
次に、民俗ギャラリーについては、西隣の民家ののり面が大きく崩落し、ギャラリー建物の西側外壁にこの崩落土砂が押し寄せている状況で、中腹には崩れ落ちたブロック塀が放置されたままになっております。このような被害があったことから、見学者の安全確保を優先として、昨年9月11日より臨時閉館をさせていただいております。崩落箇所は民地であることから、町側での復旧工事は難しく、また、補助金等での復旧工事はできない状況です。このようなことから、関係部署と協議し、のり面の所有者に早期復旧を求めている状況ですが、資金的な理由から復旧のめどは立っておらず、いまだに被害状況は改善されておりません。また、ギャラリー職員につきましては、緊急措置として事務所機能を中央公民館へ移転し、業務を行っております。しかしながら、いつまでもこの状態を続けていくわけにはいかず、庁内で対応策の協議を進めており、せめてギャラリー敷地内の土砂だけでも早急に撤去する方向で現在調査を進めております。
今後、見学者への影響を最小限とするため、代替措置として、学校の授業等で団体の入館者数が多く見込まれる1月、2月においては、中央公民館の研修室のほうへ持ち運び可能な民俗資料をその都度運び込み、それらを使って説明を行ったり、職員が小学校へ出前授業を行ったりなどして対応しているところです。このような状況をご理解いただき、土地所有者との協議を進めながら、今後も対応策を考えてまいりたいと思います。
問い5、農業用施設の災害と復旧状況につきまして、農地の崩落及び農業用施設のため池、水路などの崩壊による被害を受けた箇所は、104カ所でありました。まず、農作業に支障を来すおそれのあった9カ所については、昨年9月中に緊急工事を実施いたしました。次に、町単独事業による復旧工事は18カ所で、全て発注済みとなり、年度内に工事を終了いたします。次に、国の補助対象事業となった5カ所、水路3カ所、ため池2カ所については、昨年12月に国の災害査定を受け、1月に国庫補助申請を提出し、2月23日に請負業者と契約を行いました。これから復旧工事を実施し、4月の中旬ごろに工事完了を見込んでおります。
次に、三ノ関の本木橋にとりつけの農道が両岸とも浸食された復旧工事は、河川管理を行っている国土交通省において実施することとなりました。次に、三ノ関の本木西にある揚水機場の水没したポンプの復旧工事は、宮城県において県営事業として実施することとなりました。次に、水利組合等へ復旧のための資材支給は、54カ所となり、U字溝、オックイと山砂などを支給しております。次に、山からの土砂崩れにより農地に堆積した16カ所については、山の所有者と農地の所有者で復旧を行うこととしております。
以上のような復旧状況でございます。なお、資材支給につきましては、現在も申請があり、これ以外の箇所についても資材を支給しているところでございます。
問い6、土砂堆積の除去に関する要望については、昨年度に引き続き本年度も要望を行っているところですが、実施には至っておりません。宮城県の実施基準といたしましては、本来の河道に20%以上堆積した場合としているとのことで、本町内の県管理の河川については、調査した結果20%未満で、該当しないとのことでした。しかしながら、今後も河川状況を注視しながら、引き続き宮城県へ要望してまいりたいと考えております。
以上です。
議長(浅野幹雄君) これより相澤 榮君の質問は、一問一答により行います。
17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 河川の、それから町道、農道の復旧状況については、ただいま数字的に示されましたけれども、特に農業用施設の問題について、水施設ですね。4月中旬ころまでに完了という見込みなんですけれども、特にため池の場合はその状況下では、今泉あたりは特に水不足地域なので、田植え時期に間に合うかどうかということが心配されますが、その辺の関連についてはどのように考えているか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 確かにそのようなことが考えられますが、ただ、国の補助事業ということで実施してまいりますので、先ほど回答したように12月に国の査定を受けまして、それで申請、そして請負業者と契約ということで、どうしてもこの事務手続が必要なことから期限がこのようなことになりまして、事業的には、契約的には3月25日まで業者と契約しているところですが、ちょっとその期間では無理かもしれないということで繰り越し事業としまして4月の半ばごろには完成したいと思っておりますので、ご了解願いたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 非常に難しい状況下での事業発注だと思いますけれども、ぜひ、その辺を酌みながら工事発注されたと思うんですけれども、私も何回となく産業振興課に足を運びました。しかし、個人で対応する部分がなかなか進んでいない部分があるんですけれども、その辺については把握されていますか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まず、104件につきましては、今回答させていただいたとおり、工事関係、町単独で実施した箇所もありますし、それから資材で提供して、これから水利組合で確かに設置する工事なんかを行っていただくことになっておりますので、水の必要な4月までには水利組合のほうでも間に合うように設置するということになっております。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 先ほど被害総額について金額明示されましたけれども、27年12月一般会計補正予算で示された当時の金額で、復興がそれで復興予算としては終わりになりますか。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。被害総額終わりなのかどうか。
財政課長(西山高広君) 今のところ、各課のほうから関連する予算の補正要望はございませんので、今のところはそう考えております。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) そうすると、2億8,300万で完了するということに理解していいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 今の補正の状況を見ますと、そのとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) そうすると、この工事から漏れている分は来年度予算で対応するという部分が何カ所かあると思うんですけれども、それはどのぐらいありますか。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 財政課のほうでは、各課のほうからその予算要求がございませんので、今のところ把握してございません。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) それでは、都市整備課と都市計画課ではどうなんですか。お願いします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 本年度の予算で全部終わる予定でございます。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 同じく都市計画課分につきましても、今年度予算で完了する予定となっております。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) それでは、次に移ります。
民俗ギャラリーについてお伺いします。
休館続いておりまして、開館のめどが立っていないということなんですけれども、これはめどはどの辺につけているんですか。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 先ほど町長もお答えしたように、早急に関係機関と協議いたしまして対処したいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 先ほど質問の中で、オープンのためにはどのぐらいの、どういう防護策をしてどのぐらいの金額がかかりますかということで論旨の中で申し上げたんですけれども、それについて回答があったらお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 荒谷教育次長。
教育次長(荒谷 敏君) 先ほど町長も答弁したとおり、まず、崩落した場所は民地ということで、なかなか町が積極的にそこを災害復旧していくということができない状況だということでございます。しかしながら、先ほど申し上げたとおり、今休館状態でございますので、早急にまずオープンできるような体制をとるには、あの急な傾斜地になっておりますので、相当な工事が必要になるのではないかと。見積もりもとる段階においても、民地の方の所有者の意見も踏まえなくてはいけませんので、なかなか町が積極的にこれを解決していこうというためのことはできない状況です。しかしながら、あの土砂をまず外から見てああいう状態ですので、早くまずきれいにすることが先決ではないかということで、その点について土砂の撤去だけをまず何とかやっていきたいと思いまして、それについて今どういう方策があるか、検討しているところでございます。金額についてはまだ不明というところです。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 年間1,000人以上の利用者がいるわけですけれども、めどが立っていないということ自体がおかしいと思うんですよね。本気度が問われると思うんですよね。やはりこのぐらいの、いっぱい資料があってこのぐらいの利用人数がいるんですから、やはりどこかにプレハブを建てて仮オープンするとか、そういう考えはないですか。
議長(浅野幹雄君) 荒谷教育次長。
教育次長(荒谷 敏君) これは議員のおっしゃるとおりでございまして、見学者またはそういう興味のある方に非常にご迷惑をかけている状況でございます。それで、町側としてもさまざま協議をしてきたところです。議員のおっしゃるとおり、プレハブを建てて運営できるかどうか。または、もともと中央公民館の2階にありましたので、今児童クラブが使っておりますので、計画の中ではああいうのは学校側のほうに移転するというところも踏まえて、いろいろ検討しております。また、議員の皆様の請願可決で旧庁舎のほうは移転というのもございましたので、そういったものを含めてさまざま町のほうで検討しておりますが、早急にこうこれだということが、今まだ見出せない状況でございますので、引き続き何か対応策ができるように早急に対応はしてまいりたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 以前、旧庁舎の問題が出てきたときに、あそこを利用できるかどうかは問題なんですけれども、「民俗ギャラリーを移動したらいいんでないすか」というような話題があったと思うんですけれども、その辺について、今プレハブで問題だと、できないようなことなんですけれども、町長はどのように考えますか。このままずっとめど立たない状態で続けられますか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) この民俗ギャラリーの問題は、先ほど答弁で申し上げましたし、今荒谷次長からお話し申し上げたとおり、民地によるということでその崩落箇所の工事に手をかけられないというのが一番の問題でして、土砂を今、落ちてきている土砂を撤去することは可能なんですけれども、した後、そこをまた引き続き使用するというのはかなり安全性から考えてやはり厳しいだろうというのが現実でありまして、ところがその所有者の方にお願いしても、経済的なかなりの費用もかかることで厳しい現実がありますので、そういった中で正直今の場所でというのはなかなか見出せないというのが今の正直なところであります。
であれば、どこかに移転をしてということで考えるところでありますが、その移転先も正直今空きスペースがないという状況で、即近で考えた場合は先ほど次長が申し上げました、今児童クラブで中央公民館を使っているスペースを、もともと民俗ギャラリーがあった資料スペースとして使った場所を、いわゆる児童クラブが学校敷地内に児童館建設によって移動した段階でそちらに移動するというのが近々で可能性の高いところであります。さらに、それを待っていられないという事情もありますので、さらになるべく早い状況で民俗ギャラリー、特に今回市制施行ということで、大変富谷の歴史に関心を持たれる時期でもありますので、何とかその辺を検討、早急に考えていきたいというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 答弁はなるべく簡明にお願いいたします。17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 民俗ギャラリーについて、難しい部分が答弁されましたけれども、やはり必要なんだということですので、ピンチを逆転発想してこれはチャンスなんだと、移動するのがチャンスなんだという考えになりませんか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 早急に検討してまいりたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) いつまで検討されるのですかということで、時期を明示していただければ大変幸いと思いますが、それは求めません。
それでは、西コミについてお伺いします。
西コミについて、宿泊ができないと。そのことについて、どのように対処されるのか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 荒谷教育次長。
教育次長(荒谷 敏君) 現在、宿泊ができない状況は、今回の土砂災害の件ではない理由がありまして、西コミは宿泊できる施設ということで改修しておりまして、それに伴って料金を今徴収しています。その件から法律に基づきますと、旅館法に基づいて簡易宿舎というそういう届け出で許可をもわらなくてはいけない状況です。改修した当時、完成とあわせてその許可はもらっているところですが、この間、神奈川県の川崎市で簡易宿舎が火事になりまして、何名かの方が亡くなられたと。その後すぐ、国土交通省のほうから全都道府県に簡易宿舎の一斉点検というのがありまして、あわせて宮城県では土木事務所、あとは許可をしている保健所、消防関係が、西コミが対象になっておりますので査察をされました。そのときに、一部防火対象物に対して不適合があるということで、その分の改修をしていただいて、改めて用途の変更を求められていると、そういう状況にありますので、現在そういう指摘があったということで、何団体か宿泊の申し込みがあったんですが、それを一旦とめさせていただいて、町のほうで対応策を協議してまいりました。
最近やっとそれが、いろいろな方策を検討していたんですが、まとまりつつあり、とりあえず設計がまず必要になりますので、その件を本議会中に追加補正ということで議員の皆様のほうへご提案させていただいて、対応策を講じていきたいと思っております。そういう状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 答弁は簡明にお願いします。17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) ただいま答弁の中で、用途のことでちょっと出てきましたけれども、ちょっと調査したところ、確認申請について用途が集会所となっていました。集会所で宿泊できるのですかということだと思うんですけれども、それはやはり土木事務所から指摘されるのは当たり前だと思うんですが、その辺何でそうなったのか。その確認申請のときに集会施設として申し込んでおいて、そして宿泊利用していたという部分、その経緯をお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 荒谷教育次長。もとい、都市整備課長。もとい、都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 当初の西コミの改築につきましては、その際、宿泊方法としては条例のほうに宿泊料が特にうたわれていなかったということで、料金を取らないということを前提に検討させていただきました。料金がかからない場合には旅館業法の許可を必要としないことから、建築確認上は集会所ということでも宿泊自体は可能であるという判断からそういった手続をさせていただいたものでございます。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) そうすると、今の答弁からいいますと、土木事務所の判断は行き過ぎた判断になるんですか。お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 改築した当初につきましては、旅館業の許可をとる予定がない状態で建築確認のほうをとりましたので、集会所ということで手続をさせていただいたものです。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 平成22年1月と12月に2回申請やっているんですよね。その時点で、その辺用途については考え直すという部分は思われませんでしたか。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 先ほども申し上げましたけれども、その申請時点では要するに旅館業法の許可をとるという予定がなかったことから、集会所での手続をさせていただいたものでございます。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 旅館業法をとらなくても宿泊させていたわけでしょう。では、問題は、西コミの状況が激甚災害地指定避難場所として看板もありましたけれども、あの辺が非常に危険区域に指定されたという部分でこの問題が発生したと思うんです。その場合、宿泊に関係なく、子育てサロンでもそうですし、日中の子供たちの利用もあるわけですよね。そのようなことを考えたときに、今後そのままで大雨のときだけ災害じゃないと思うんですよ、土砂崩れは。その辺はどういうふうに考えますか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 荒谷教育次長。
教育次長(荒谷 敏君) これは議員のおっしゃるとおりでございまして、土砂災害にも指定されているところですので、まず安全優先ということで、マニュアルをつくるということがそのとき言われておりますので、まず危険なときは避難していただくと。子育ても同じ環境にあると思います。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 危険なときには避難していただくことは当然ですけれども、例えば子育てサロンで親御さんが、乳幼児が主だと聞いております。毎日週5日開催されておって、大体10人ぐらいだということでございますので、20人ですか、合わせて、1日。そうすると、その子供さんと親の段階で判断できるかどうかなんですよね。その辺まで見きわめているのかどうか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 子育てサロンにつきましては、常時保健師、失礼しました。保育士三、四名が常駐してございますので、その者たちにマニュアル等徹底させていきたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) あの周辺、建物の周辺の見回りは毎日やられておるんですか。マニュアルどおりやるとかと言っていますけれども、毎日地形の変動とか、水の流れとか、そういう部分を調査していなければ、どのようなときに災害が起きるかということはわからないと思うんですけれども、その部分をお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。もとい、荒谷教育次長。
教育次長(荒谷 敏君) 建物ですので、管理している生涯学習課のほうで職員が見回ったり、あと常勤管理人おりますので、地元の方でございますので、そういった対応をしていただくようにさせていただいております。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) いろいろな対策が示されましたけれども、それでは最短安全に利用できるのはいつからですか。
議長(浅野幹雄君) 荒谷教育次長。
教育次長(荒谷 敏君) 今回の指摘されていることをまず補正で上げさせていただいて、その後発注作業に入りますので、おおよそ工事期間は五、六カ月となっておりますので、28年度中にそういったものに取り組んでいきたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 28年度中と今答え出ましたけれども、それはその間は今のままのを利用するんですか。それとも、何ぼかブレーキかかるんですか。その辺お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 荒谷教育次長。
教育次長(荒谷 敏君) これは法律に基づく場合は宿泊が今どうかと言われておりますので、通常の貸し出しについては通常どおり行いたいと思いますが、宿泊については安全が確保されるまで一旦見送らせていただきたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 宿泊だけが一番問題のようになっていますけれども、やはりお年寄りも子供たちもいる状況下の中で、やはり本当に安全確保できるかということが大きな問題とは思うんですけれども、もう少し厳しさを持って対処していただきたいと思うんですが、いかがですか。
議長(浅野幹雄君) 荒谷教育次長。
教育次長(荒谷 敏君) 議員のおっしゃるとおりでございますので、こちら管理者としても十分注意を払って対応してまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 西成田コミュニティセンターは指定避難場所の解除はいつされたんですか。お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 今回の昨年3月につくりました富谷町の地域防災計画の中から外させていただいております。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) ちょっと私の質問するのと違うようなんですけれども、今回ね、避難場所の看板とられましたよね。何でとられたんですか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 昨年の3月に富谷町地域防災計画策定しましたけれども、その中から指定避難所ということで指定させていただいておりますけれども、その中から外させていただいたということで、指定避難所で今現在なくなったということで外させていただいております。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) そうすると、今回の大雨災害による影響じゃなく、昨年の27年の3月に指定避難場所を外したということなんですか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) はい、そのとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) でも、避難場所の看板については、このごろですね、とられていたのは。災害の起きてからじゃないですか。いつとったんですか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 今、いつ外したかまで申しわけございませんけれども、手元でございませんので、回答できません。申しわけございません。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) あそこについて、周辺の人たちは西成田コミュニティセンターが指定避難場所になっていますということを心に持っていたわけですよね。それがいつの間にか看板がとられた、とられてあるということについて、あの地域の周辺の人たちは不思議に思っているんですよね。何でとったんだと。そして、その周知はどのようにしてやったのか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 議員のおっしゃるとおり、外した後の周知徹底がなされていなかったので、今後そちらのほう実施してまいりたいと、一応このように思っております。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 広報とみやの今月号ですか、コミュニティセンターが外れていましたよね。それで周知に終わるのか、それとも改めてするのか、それをお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) その辺もどのような形ということで検討しながら、できるだけ早くお伝えをしていきたいなというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 西成田コミュニティセンターだけじゃなく、今度新たに指定された場所とか、そういう部分があったらお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 今後の指定状況によりまして、内容、被害状況も確認させていただきながら検討をしていくというふうにしていきたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 最後にします。それでは、周知の徹底について、あの辺の地域の人たちに何で周知、何で外されたんだかという部分も含めて周知してくれますかどうか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 内容についてもわかるようにということでしていきたいなというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) この際、午前10時55分まで休憩をいたします。
午前10時43分 休憩
午前10時55分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) それでは、通告に従い、3問質問いたします。
1問目は、防災への取り組みを問うです。
震災から5年目を迎え、いまだ17万4,000人の方が避難生活を余儀なくされ、県内の被災地では4万5,000人を超える方々が仮設住宅やみなし仮設などでの生活が続いています。一日も早い復興を願うものです。
私ども公明党議員団は、震災より5年間毎年、被災地の仮設住宅や公営住宅などでの暮らしをしている方へアンケート調査に行って行っております。私も先月は鮎川へ行き、さまざまな声を伺うことができました。一人一人の声は、報道されない心の声を聞くばかりでなく、皆様の懸命な姿に改めて防災の意識を強くし、最後のお一人が安心して暮らせる日まで寄り添っていこうと決意しております。
東日本大震災の富谷町の記録を見ますと、およそ20日間、広域指定避難場所において、延べ1万3,211人の方が避難所で過ごし、発災2日目には最高で3,236人の方が避難されています。そして、要支援者・高齢者支援数1,601人の安否確認が行われ、町職員の方、関係機関等、我が身を顧みず不眠不休の働きがありました。あらゆる場面で地域力も発揮され、被災地では「きずな」という言葉が多く使われるようになりました。その後、災害に関係するさまざまなことが国を挙げて改正されてきています。自助・共助・公助の役割を明確にしながら、自分の命は自分で守ることを第一に掲げています。
震災後からも自然の驚異はおさまらず、豪雨災害や降雪被害、また、火山活動など、日本列島を取り巻く環境はますます深刻になってきました。富谷町でも、昨年9月の豪雨による被害もあり、住宅団地では火災も発生するなど、日々の生活の中で防災への意識を高く持って行動しなければいけないと感じています。
特に、消防団員の皆様には、災害・火災等において、365日24時間体制で使命を果たしていただいています。本当に感謝しかありません。1952年全国で200万だった団員も、高齢化や環境変化で現在では88万人となっています。どの地域においても、消防団員の人員確保は厳しい状況であり、喫緊の課題です。男性社会だった消防団員も今では女性消防団員も多くなり、県内においても平成27年10月報告で、42消防団中25消防団に464名の女性消防団員が所属をしております。最近では、山元町で昨年の8月に女性消防団員2名が誕生しています。栗原市では、安全講習の資格を取りAEDや心肺蘇生の指導に当たり、住民の方よりソフト面においてとても喜ばれていると伺いました。
今回、内閣府男女共同参画第4次基本計画の中に、男女共同参画の視点に立った防災・復興体制の確立について、女性消防団員の入団を一層促進すること、また、女性消防団員が活躍しやすい環境を整備することなどが盛り込まれております。
震災から5年。本町における防災について、防災士、防災リーダーの推進、また、消防団員の人員確保と女性消防団員の推進、自主防災組織の強化と実情など、今後の取り組みや課題について、以下質問いたします。
1、期待される女性消防団員の推進、募集等についての見解を問います。
2、防災士資格等などの講習会参加はどのように対応されているのか、伺います。
3、婦人防火クラブの28年度計画はどのようになっていますか。
4、婦人防火クラブ設置状況はどのようになっていますか。
5、28年度防災訓練計画はありますか。
6、小・中学校の防災教育はどのように進められていますか。
7、防災無線の活用と課題について伺います。
8、消防団員の確保について、どのような取り組みをされますか。
2問目は、「子供たちにがん教育の推進を」と題し、質問いたします。
2006年にがん対策基本法が設立をされてから10年になります。今般、死亡率第1位のがんについて、文部科学省では、がんの教育総合支援事業としてがん教育の推進が示されています。病気に対する理解と知識を得ることで、命の大切さや治療している人への環境に理解を深めるなど、高く評価されています。そして、何よりも、基本知識に加え予防や検診の重要性、生活習慣病など健康教育につながり、食育につながるからです。全国では、特に香川県が、がん対策基本法の設立とともにいち早く独自の教本を作成し、県内全校でがん教育が行われております。
宮城県内の小・中学校では、25年、26年度内で県の対がん協会を招いて外部授業を受けた学校は21校となり、1,657人の子供たちが知識を学びました。当然、家族の中に闘病生活されている方や小児がんと闘っている子供さんもいらっしゃいますので、配慮をしながらも理解を深める働きなど前向きな回答が多数寄せられたようでございます。課題はありますかとお伺いいたしましたが、「ほとんどありません」、そういう答弁でございました。
今回のがん対策推進基本計画の中に、「子供に対するがん教育のあり方を検討し、健康教育の中でがん教育を推進する」と明記してあります。富谷町ではどのような取り組みをされるのか、質問します。
1、がん教育について、見解を求めます。
2、県内においては、がん教育年間7校から8校、多いところでは10校ぐらいあるんですが、行われておりますが、本町の計画はありますか。
3問目は、交通費補助拡充を問うです。
私は、以前にも議会で、「住民に交通費補助を」と題し、質問をさせていただきました。それは、高齢者が通院や外出することで人とのかかわりを持ち、認知症対策につながるからです。
今回、町長の施策方針の中に、高齢者・障がい者外出支援乗車証、通称「とみぱす」の実現に向けての説明がありました。市制移行に伴う10月からの事業開始となります。町民の皆様も大変喜んでいらっしゃると思います。内容について、いろいろと昨日も質問がありました。そして、重なるところもあるかもしれませんが、通告をしておりますのでよろしくお願いいたします。
今回の通称「とみぱす」の導入について、けが等による歩行困難な高齢者、バス停まで歩けない方へのタクシー補助の検討はされなかったのか、すき間のない高齢者・障がい者支援が必要だと思います。
また、学生の定期代は、富谷全域から泉中央まで1カ月平均1万5,000円から2万円となり、かなり家計に負担がかかり、送迎による家族の負担も大きく、自転車通学による事故など課題もあるため、支援の拡充が必要と思います。特に、冬場の支援は必要です。
そして、今、全国的に高齢者の運転による事故も多くなっていることから、自主的に運転免許証の返納を求める事業が進められています。ただ進めるだけではなくて、丁寧な相談体制や公共交通網の整備が大前提となってきます。実際、岡山県井原市では、地域と協働して予約型の乗り合いタクシーを運行、住民の足として好評だということです。道路交通法が改正されて、認知機能検査なども実施され、判断によっては免許停止や取り消しになることもありますので、自治体の対応も重要と考えて、以下質問します。
1、路線バス、地下鉄利用者の学生をとみぱすの対象者に加えるべきではないですか。
2、高齢者のタクシー補助は検討されましたか、伺います。
3、高齢者の自主運転免許証返納に対する対応は。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの浅野直子議員のご質問にお答えをさせていただきます。
質問件名1の防災への取り組みを問うに関連して、問い1、期待される女性消防団員の推進、募集等についてと、問い8関連するものですから、問い8の消防団員の確保についてどのような取り組みをされるかについて、関連でございますので一括して答弁をさせていただきます。
全国的に消防団員数が減少する中、富谷町消防団員においても団員確保は喫緊の課題となっております。団員数は、定数179名に対し、3月1日現在で156名となっており、この5年間を振り返りましても、150台後半を推移している状況でございます。富谷町消防団としましては、団員確保や組織を活性化するため、先月より女性消防団員の募集を始めたところです。女性団員には、主に予防活動をしていただくこととしておりまして、応急手当てや住宅用火災警報器の普及などを中心に担っていただきます。現在のところ、消防団の各班長が地域内で女性団員の勧誘を行っており、早速1名の入団承諾をいただいているところです。女性団員が1人でも多く入団していただくよう、継続して広報誌やホームページなどで女性消防団員を募集し、富谷町消防団の組織体制を強化してまいります。
なお、富谷町消防団の団員確保については、女性のほか、団地住民や町内企業の従業員の方々などの募集についても検討を続けております。
問い2の防災士資格へ講習会などの参加はどのように対処されているかについてですが、NPO法人日本防災士機構が認定する防災士につきまして、県内では東北福祉大において防災士養成研修講座を開講しております。今後は町民の皆様へ周知に努めてまいります。さらに、町では、宮城県が実施しております防災指導員の養成講習に平成22年度より参加しており、延べ139名の町民の方が宮城県防災指導員として認定されております。本年度も1月に開催され、町内会長を通じ参加者を募集し、20名が指導員に認定されました。この指導員の方々には、講習で得た知識を地域で広めていただくなど、地域防災活動の中心的な役割として活動していただいております。町としましては、来年度においても講習会開催を申請し、宮城県防災指導員の養成に努めてまいります。
問い3、婦人防火クラブの28年度計画についてでありますが、各地区婦人防火クラブでは、それぞれ研修会の実施や予防広報活動などを実施されております。なお、富谷町婦人防火クラブ連合会の来年度事業計画は、防災予防運動期間中の啓発活動のほか、研修会等を実施することとしております。
問い4、婦人防火クラブ設置状況についてでありますが、現在地区婦人防火クラブが28クラブと、町連合会の1団体となっております。
問い5の28年度の防災訓練計画につきましては、成田地区を会場に富谷町総合防災訓練を予定しております。
問い6、小・中学校の防災教育についてでありますが、地震等を想定した訓練を初め、各教科や道徳、特別活動、総合的な学習の時間で防災教育を実施しております。小学校では、宮城防災教育副読本を活用した授業や担任の実体験を伝えるなど、発達段階に応じた教育を行っております。中学校では、救急救命講習や地域の自主防災組織の方々の講話を聞くなど、より実践的な内容となっています。また、町の総合防災訓練や地域の訓練に中学生が参加し、将来を担う若い世代への防災意識の高揚に役立っていると考えております。
次に、質問件名2の子供たちにがん教育の推進につきましては、この後教育長のほうから答弁をさせていただきたいというふうに思います。
私のほうからは、質問件名3の交通費補助拡充を問うに関連して、問い1、路線バス・地下鉄利用者の学生にとみぱすの対象者に加えるべきではとのご質問につきまして、昨年通学費助成に関する住民要望を受け、重要な課題であるとは認識をしておりますが、まずは高齢者と障がい者を対象とするとみぱす事業をスタートさせることにご理解とご協力をお願いいたします。
問い2、高齢者のタクシー代補助は検討されましたかにつきましては、交通対策事業については、全ての高齢者、障がい者を対象とした制度を検討し、段階的検討実施という方針を定め、まずはバス・地下鉄の利用による外出支援とみぱすからスタートすることとしたものでございます。バス・地下鉄の利用ができない皆様の支援につきましては、今後タクシーや福祉車両による移動サービスも視野に検討してまいります。
問い3の高齢者の自主運転免許証返納に対する対応についてでありますが、高齢者・障がい者の交通手段の確保については、従前の町民バス無料乗車証の交付に加え、新たに本年10月10日からとみぱすを利用することで、路線バス・地下鉄等にも乗車が可能となります。そして、とみぱすには通常のICカード乗車券「イクスカ」としての機能に加え、利用者の顔写真、生年月日、現住所を表記し、いわゆる身分証明書機能を持たせることで準備を進めております。また、宮城県では、高齢者のため運転に不安のある方には、免許証を自主的に返納できる制度があります。なお、免許証を返納しても、身分証明などに使える運転経歴証明書の交付を受けることができますので、宮城県内の各運転免許センター、警察署の交通課で受付をしておりますので、ご利用いただければというふうに思います。
以上です。
議長(浅野幹雄君) 町長、答弁漏れがあります。防災の取り組みを問うの7番目の防災無線の活用と課題について。
町長(若生裕俊君) 済みません、失礼しました。問い7の質問漏れ、申しわけありません。
問い7の防災無線の活用と課題についての質問にお答えします。
防災行政無線につきましては、子供たちに暗くなる前に帰宅を促すため、毎日16時に町民歌を放送しております。また、防災訓練や交通安全運動、熊の目撃情報などで活用をしております。課題といたしましては、放送内容を聞き取れなかったというご意見を頂戴しております。このことから、災害発生時の避難に関する放送等の場合については、サイレンを流した後に避難に関する情報を発信するなど、運用方法を改善してまいります。なお、各家庭内で放送を聞くことができる設備については、他自治体の事例などを踏まえながら検討を継続してまいります。
以上です。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) それでは、私のほうから、第2問目、子供たちにがん教育の推進をというご質問について、お答えをさせていただきます。
まず、第1問目、がん教育についての見解を求めますということでございますが、がん教育を含めました健康教育につきましては、子供のころから望ましい生活習慣を身につけることががん予防の観点からも大切であるというふうに考えてございます。学校教育におきましては、自分の体や健康について関心を持たせ、正しい知識と理解を深めることが重要であるというふうに考えてございます。がん教育を実施するに当たっては、発達段階に応じて系統的に学べることがやはり大事ではないかなというふうに考えてございます。また、子供が学ぶことにより、親への啓発にも効果があることから、学校教育においてがんの正しい知識と理解を含め、がん予防を学習することは重要であるというふうな認識でございます。
第2問目、県内においてがん教育についての年間7校、8校で行っていますが、本町の計画ということのご質問でございますが、町内の小・中学校におきましては、がんに特化した指導は現在は行われていないというふうに思っております。子供たちの健全な成長、発達の阻害要因となる生活習慣病等につきまして、その予防、治療等の正しい知識と理解に取り組んでまいりたいというふうに思ってございます。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これより浅野直子君の質問は、一問一答により行います。
13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 消防団員の方が1名入られたということをお伺いいたしまして、大変よかったなと思っております。この今までなかなか取り組みがなかったわけなんですが、やはりこの消防団の女性消防団を入れるに当たって、その1名の方はどういった方でいらっしゃいますでしょうか。主婦なのか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 40代の方でございます。それ以上はちょっと個人情報もありますので、控えたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 自信を持って女性消防団員ですということを言われるように、たくさんの方が入っていただけるような啓発が大事かと思うんですけれども、これからの今後の取り組みについてどのように、今1名ということでございますので、今後どういった、今以上のどういった啓発をされるのか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 町長答弁にもありましたけれども、ホームページ、そういったいろいろなところ等で周知をしながら、あと、できれば下の町民交流のほうに啓発的なものも検討しながらということで実施していきたいなというふうに考えています。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 婦人防火クラブの方々へのそういった消防団員への誘導といいますか、そういったことというのはそういった研修等での中ではそういったお話はあるんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) まだその話まではいっていない状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 先ほど町長の答弁の中に、やはりソフト面において本当にきめ細やかな対応ができて、そして特にそうなんですが、被災地の避難所におきましては、大変大活躍で、本当に男性の方には言えない部分をかなり女性の消防団員の方に相談をしてというようなところもありました。ああいった被害が、大規模な災害があっては困るわけなんですが、結果として災害が多くなってまいりましたので、女性消防団員を、もっともっと団員が少なくなっていきますが、男性の消防団員も少なくなっていきますけれども、もっともっと女性消防団員を入れる覚悟といいますか、もっといろいろなところでわかるような運動をしていただきたいと思いますが、再度お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 広報等については今後検討しながら進めていきたいなというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 防災士と、あと防災リーダー等も生まれて、22年から139名の方がリーダーとなって今年1月には20名の方が誕生したというふうにお伺いいたしました。そして、その方々が地域に入っていらっしゃるということも伺いました。このリーダーの方たちのこの町の取り組みなんですが、各町内会に何人ぐらいを配備するとかという計画のもとでのこういった取り組みになっているのか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 何名というよりは、やはり地区で大きい地区と小さいところとありますので、担っていただくということで毎年町内会のほうに、行政区長のほうに募集をさせていただいて、人数は1名ということで今回は1名ということでさせていただきました。以前は4人、5人と参加した年もあります。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 町でその町内会1名というような区切りがあるということでございますけれども、いろんなこの防災リーダーの方、指導員の方々というのは、いろんな場面で活動ができると思います。避難所においての活動が主でございますので、出番が少なくなるのも当然なんですが、高齢者宅を回ったりとか、さまざまなことができるかと思いますが、そのようなところにもこれから活用、指導していっていただくというようなところの取り組みというのはございますか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 町内会のほうから推薦していただいている方でございますので、地区のほうで活躍をしていただけるものとこちらでは思っております。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 防災士について宮城県で取り組んでいるんですけれども、これがかなりやはり金額が高いんですね。こういった場合においての町の補助というのはありますか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 防災士につきましては、民間の資格ということもございまして、今のところ町のほうでは助成してそちらを受講ではなく、宮城県の指導員のほう、そちらのほう、防災指導員のほう、そちらのほうを要請ということで、そちらに力を入れております。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 先ほどちょっと聞き忘れたんですが、この研修というのは年何回を計画されて実施されているんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 宮城県の研修は年に1回、年に1回というか、会場をかえて、どこの会場で受けてもいいというような会場の中で、富谷町で受けやすいようにということで場所のほうに手を挙げさせていただいて、富谷町を会場に講習会を開いていただいているというようなことでございます。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 男性の消防団員につきましてなんですが、機能別消防団員という枠があるかと思うんですけれども、こういった方というのは富谷町には存在するんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 今でも皆さん団員ということで、いろいろ機能別というふうな捉え方はしていないです。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 機能別と言いまして、例えば消防団をおやめになったOBの方、そういった方々を再度活躍できる場所を、活躍できるところにそういった方を配備するというのが機能別の消防団というくくりとなっているかと思いますが、再度確認いたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) おやめになられた方につきましては、高齢の方が多いというところもありまして、今のところそういったところでお声はかけていない状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 先ほど例としておやめになった方というようなお話もしたんですけれども、例えばバイク隊とか、車両が入れないところをバイク隊で行くとかというようなそういった方々も機能別というふうになっているようなんですけれども、そういったこと、そういった方というのもいらっしゃらないという認識でよろしかったですか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 今現在、繰り返しになりますけれども、機能別ということでお声はかけていませんので、バイクとか、そういった方はなしということになります。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 団員が少ないわけ、減少していくわけですから、あらゆる方向でそういった募集もかけるというふうなこともよいのではないかと思いますが、再度お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 消防団の皆様ともお話をさせていただきながら、今後どういう方法がいいかということで検討させていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) ぜひそのように取り組みをお願いしたいと思います。
あと、防災訓練につきましてですけれども、今回、成田ということの計画があるというふうにお伺いいたしました。前、あけの平でもやっていただいたんですけれども、本当にこの防災訓練については、みんな「参加してよかった」というふうなお話を聞きました。この防災訓練なんですが、大きなくくりで一括でやるのもいいと思いますけれども、やはり皆さん高齢化の方もいらっしゃいますので、健常な方はそこに入り込むことができるんですが、参加できるんですが、やはり高齢者だったり、障がいをお持ちの方もそういったものに少し参加できるような工夫というのが大事ではないかと思いますが、見解をお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 町のほうで高齢者、町内会のほうに声をかけながらしていただく、参加していただく方を募集させていただいている状況ですので、子供の方が一緒に連れ添ってきている場合もありますし、高齢の方が来ていただいている場合もありますので、その辺の区切りはつけていないというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) よくわかっております。本当に皆さん一生懸命参加してくださっている、ともに行動しているなというのを私も参加しておりますのでわかっておりますが、やはり今回の避難訓練はこういうことを中心にやるんだとか、そういった、たまにはそういうテーマを設けて避難訓練をやるのもいいのではないかと思いますが、再度お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 内容については、今後町内会等と打ち合わせをしながらということになりますので、その中で進めたいなというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 震災後のアンケート、富谷町のアンケートの調査の中で、今後どういったことが求められるかというところのアンケートで、避難場所での訓練が50%、半分にあったかと思います。そういった家からの安否確認とか行動というのは、ある程度町内会もしっかりと今そういうマニュアルをつくっておりますので、ある程度わかるんですけれども、では避難所でのその訓練というのはどういうふうにするのかというところの部分においては、少し少ないような気がするんですが、どのように思っていらっしゃるか、再度お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) どういう、避難している方の把握というんですかね。そういうのもきちんとできるように、その中に計画に入れたり、いろいろやはりトリアージ、いろいろそういう救急のところとか、今までそういう部分でしてきております。町内会と相談の上でいろいろなことが出るかと思いますので、その中でいろいろこちらも勉強させていただきながら、一緒に訓練をしていきたいというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 児童に対しての防災教育のところで質問させていただきます。
副読本がたしか小学校5年生と中学校2年生にあるかと思いますが、こういった先ほど教育長の答弁の中に先生の体験談とか、さまざまなお話があって、さまざまな分野から教育をされていると思いますが、こういったときの被災の教育のときに、保護者の参加というのはあるんでしょうか、伺います。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) こちらを活用した授業というのは、主に学校の教室の中で子供たちを対象に行っておりますので、特段保護者に参加を呼びかけて行うというようなことは現在行っておりません。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 防災教育、今震災から5年になりますけれども、例えば被災地の方をお呼びしてその体験をお話をするとか、講演ではなくて、その授業の中にそういったものを取り入れて行われているということはありますか。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 本町に勤務しております校長の中にも震災当時被災地、海沿いに勤務していた者もおりますので、その校長等が講師を務めながら、中学生に対して授業あるいは講話等を行ったり、それから教員の中にも同様の体験をしている者がおりますので、そういった実際の体験をもとに子供たちに伝えるというような活動をしております。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 富谷町は幸いにして内陸でございましたので、本当に津波の被害等なくて、本当に救われたなという思いでもありますし、しかしながら、沿岸部におきましては、いまだ復興の形はなかなか緒についたばかりでございます。こういった復興の場所というところ、確かに生徒の中には沿岸部から被災して避難してこちらのほうに住居を構えた方もいらっしゃると思いますが、復興の形というのを子供たちは現地に行って勉強するというような機会は設けたんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) そのような形で行ったという情報を私のほうで把握しておりませんので、再度確認等行いたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 大事な部分でございますので、やはりみんなでこの被災地3県の中に入っておりますので、そういったことも子供たちの記憶の中にしっかりととどめながら、ともにやはり復興を願っていくというスタイルが大事ではないかと思いますが、再度お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 今議員お話しされたとおり、非常に大切な部分だというふうに認識はしております。今後学校の中の活動にそういったことがうまく入れていけるのか、学校等と検討していきたいというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 私は以前に質問の中に、この3月は本当に3・11は忘れてはならないというふうに申し上げてまいりました。この3月をやはり富谷町にとっても災害の強化月間にしたらいいのではないかという提案をさせていただいたことがあったんですが、町長にお伺いいたします。3月、やはり大事な月でございますので、富谷町災害の強化月間というふうな提言といいますか、そういった位置づけというのも大事ではないかと思いますが、町長の見解を求めます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの浅野議員のご意見は、大変貴重なご意見だというふうに思いますので、今後検討してまいりたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) がん教育についての質問をさせていただきます。
先ほど教育長のほうから答弁いただきましたけれども、やはりがん教育というのは、今この文科省の中でもしっかりと盛り込まれておりますので、富谷町はやっていないというようなことでございましたが、今後しっかりと取り組む必要があるのではないかと思いますが、教育長、再度お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 子供たちの健康安全教育に関しましては、国の学校保健安全法という法律がございまして、大もとのところはこの法律に基づいた形での指導計画というのを各学校で作成して、実際行っております。この中では、これまでは特に感染症、インフルエンザであるとか、ノロウイルスであるとか、そういう感染症の予防対策ということはかなり重点的に盛り込まれておりましたが、今議員がおっしゃられたとおり、このがん、いわゆる今、命を落とす1番目の疾病にもなっているわけですので、やはり取り組みがおくれておりますことは認識しております。この3月、このように県とがん診療連携教育会等のほうから教育の教材等も示されておりますので、ぜひこれを基づいて町内の学校においても本当に積極的に取り組んでいきたいというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) ぜひお願いしたいと思います。そして、やはりがんやそういった親御さんだってさまざま家庭があるわけなんですが、そういった中でもともにそういった子供たち同士の横のつながりもそういった子供を応援できるような態勢が必要ではないかと思います。それがやはり先ほど震災絡みのきずなという言葉を使いましたが、あくまでもやはりともに進むというのが大事ではないかと思いますが、再度早目の授業をお願いしたいと思いますが、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 今、健康教育の最も基本として取り組んでいる、国のほうでは早寝・早起き・朝ご飯という生活習慣のしっかりした確立というものに取り組んでおりまして、県のほうでもいわゆる「ルルブル」という運動を推進しております。この副読本のほうにもありますが、がんの予防の3つのヒント、その中に1番がたばこを吸わないということなので、私は吸いませんのでこれはクリアしているなと。それから、生活習慣に気をつけるというのがやはり2番目にございますので、やはり今取り組んでいるこの早寝・早起き・朝ご飯、ルルブル、これは子供たちの生活習慣をしっかり身につけるという、そういう習慣をもとにしたがん教育というものを発達年代に合わせてつくっていきたいなというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 交通費補助について質問させていただきます。
きのうの質問とちょっと重なるところがあったりしたんですけれども、私は前々から学生のこの本当に定期代というのは高いんですということを、前町長時代から訴えさせていただきました。本当に1カ月の負担が2万とか、地下鉄を入れたら3万を超えるとか、また、割引対象外のところも富谷町にはありますので、そういったことを考えますと、やはり年間を通してではなくてもいい、本当に5,000円でもいい、その子供たち、親御さんのそのつらいところを酌んであげることが大事ではないかと思います。ですので、今回とみぱすは2万円という上限がありましたけれども、そこまではなくてもいい。だけれども、せめて1カ月の本当に半分でもいいから、何かできないかと思います。そういったことで、やはりこのとみぱすに学生の定期代等、運賃等を支援できるような形を早急にとっていただければと思いますが、再度お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 先ほどの答弁で申し上げましたように、私自身も要望書もいただいておりまして、今また現状子育てにおいて、町外への、特に仙台への通学されているお子さんを抱えるご家庭のご負担については、大変強く私も認識しているつもりでございます。ただ、限られた財源の中でいかに優先的にやっていくかという部分で、今回はまずは先ほども申し上げましたように、いわゆる高齢者・障がい者ということでのとみぱすを先行させていただきまして、その反面、今回私就任に当たって、いわゆる昨年の10月から18歳までの医療費無料化ということで、幾らかでもそこで高校生を持つ家庭のいわゆる家計の負担の軽減につながればというふうに思っておりますので、その辺ご理解いただきながら、何とか対応していきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 高齢者のタクシーの補助につきましても、やはり同じでございまして、皆さん病院、通院されるときというのはぐあいが悪いときが多いんですね。健常者の方でもやはり高齢者になりますと、「本当にバス停まで行けないんだよ」というようなことをおっしゃって、また、「捻挫してしまった」と、「もう我が家のほうまでタクシー来てもらって、富谷に行くだけでも千幾ら、1,200円かかるんだ」と、「何とかならないの」というような相談を受けるわけなんです。そうすると、やはり「そうですよね」というような言い方しかできないんですが、ここのところももう本当に1割、2割、もう3割、そうやって積み重ねていただいて支援をお願いできればと思いますが、質問にかえます。再度見解を求めます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) そのことも大変重々、今のただいまの浅野議員のご意見のとおりだというふうに思っておりますし、私自身もそういう声はいただいております。という意味で、ということも踏まえて、先ほど答弁でも申し上げましたが、段階的に検討していくということで、まずは今回、バスと地下鉄ということで、高齢者の方々、そしてやはりタクシー利用については、昨日青柳議員からのご質問にありましたが、バス、地下鉄を利用できない方というのもいらっしゃいますので、そういった方をまずは優先するべきところというところもありますので、その辺段階的に今後検討していきたいというふうに思っておりますので、どうかご理解賜ればというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 最後の質問になります。
高齢者の自主運転免許証返納制度についてなんですけれども、やはりこういった方、自主的に返納された方に対しては、やはり何らかの割引といいますか、どこか皆さんそういったことをやっていらっしゃるようなんですが、こういったことというのは富谷町では割引だったり、例えば交通機関に対してのチケットだったり、そういったものの贈呈をするとかということの取り組みはしているのかどうか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 割引、自主返納された方への割引、ちょっと今初めて済みません、お伺いしましたので、済みません。今現在やっているのは、町民バスの無料券と、私どものほうでは今やっておりますのは、まずは町民バスの無料券のほうをお配りはしております。そしてあと、先ほどの、そうですね、そちらが現在やっているのはそういうものでございます。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) ぜひ、この富谷町周辺の交通もかなり混雑してまいりました。自主的に、例えば今回とみぱすも始まりますのでね。自主的にやはり運転免許証返納していただいて、ある程度高齢者だけではないんですけれども、全国的に事故も多い環境でございますので、やはり自主的に返納された方に関しては何らかの少し敬意をあらわすような取り組みがあってもいいのではないかと思いますが、再度お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) ご意見を踏まえまして、内部で検討させていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) それでは、一般質問をさせていただきます。
町長、職員の皆さんにおかれましては、事務事業の執行、そしてまた、町勢発展と町民福祉の向上に日々精励されておりますことに敬意を表します。
とりわけ、平成28年度予算案編成に当たり、多大な時間と労力を注ぎ、町勢発展と町民福祉の向上及び町長公約の具現化を予算案に反映させるため、相当のご労苦があったものと拝察をするところであります。
12月定例会で、富谷幼稚園園舎増築事業として481万9,000円が補正計上され、このたびの2月定例会で減額補正されました。私が町立幼稚園2園のあり方についての一般質問の議論を通して、富谷幼稚園園舎増築事業の中止の決断がなされたことを評価するものであります。
さて、先ごろ、町の国勢調査人口が5万1,592人と公表され、いよいよことしは富谷市誕生の年であります。町制から市制へと新たなステータスを得る節目の年となり、新たなステージでの行財政運営、議会活動が町内外から期待と注視されるところであります。
平成23年11月に、合併によらず単独5万人で市制移行した石川県野々市市や、平成17年10月に、松本市の北東に隣接する5町村で合併した長野県安曇野市、人口規模は9万8,000人ほどです、に政務調査を行い、2つの自治体が実際そうであったことを視察を通して感じてまいったところであります。また、ご対応いただいた両市の職員から、市制施行を境に市民の目線が厳しくなったこと、市民意識が上がり、役所に求める要求水準が上がったことなどをお聞きしたところであります。市制への移行は、詰まるところ、執行者及び議会が、市政、市議会にふさわしい、より高みを目指す行財政運営の実践と実績が期待されるということだと私は考えるところであります。
市制施行の最初の年に当たる予算編成及び市制移行の着実な準備状況について、次の3点について質問いたします。
1つ目、市制移行の準備は万全か。
2つ目、平成28年度予算編成と予算案決定に至る経緯について。
3つ目、17の選挙公約実現のため、予算案に反映された事業及び施策についてであります。
まず、初めに、市制移行の準備は万全かについてであります。
市制移行に必要な人口要件を満たし、10月には富谷市が誕生する運びとなりました。市制施行までに進める準備は多岐にわたり、滞りなく着実かつ確実に進めるためには、その準備におくれや不十分さがあってはなりません。以下について質問いたします。
市制移行の準備におくれや混乱は生じていないか。
2つ目、市民憲章の検討は、いつどのように行うのか。
3つ目、町制施行15周年の昭和53年に制定されてから今日まで幅広い年代に歌い親しまれた町民歌を廃止し、市民歌を制作するに至る経緯と理由。
4つ目、市制に伴う住所表示を検討するに当たり、富谷字町初め3つの小字のみ変更するに至った経緯と理由及び地番、地籍、戸籍を所管する法務局の見解。
5つ目、福祉事務所の新設により、上下水道課を1階から2階への移動配置案は再検討されたか。
次に、大きく2件目であります。平成28年度予算編成と予算案決定に至る経緯についてであります。
行財政運営、町政運営に信頼を得るためには、予算編成及び執行にあっては、客観性、合理性、妥当性の観点が求められるものと考えるものであります。10月に示された平成28年度予算編成方針についてをもとに予算編成過程を経た平成28年度予算案が、町勢発展、住民福祉の向上の目的、趣旨にかなうものであるかが重要な視点であります。
以下について質問いたします。なお、通告内容の一部を割愛いたします。3番、5番、8番については割愛いたします。
1つ目、年度途中で行政形態が町制から市制にかわる、町制施行初年度の予算編成において、歳入・歳出面での特徴的な変化は何か。
2つ目、平成28年度歳入予算において、自主財源となる町税及びその他の自主財源の合計額。
4つ目、実質3つ目であります。平成28年度歳出予算において、義務的経費総額、その内訳となります人件費、扶助費、公債費の額をお示しいただきます。
数字は6番目です。予算編成過程でのシーリング実施に当たり、精査した事業名と精査内容及び平成28年度の予算措置。
7番目、臨時・パート職員の賃金の対前年度比最終削減率は幾らか。
次、飛ばしまして、9番目、議会、町政懇談会等で協議・議論された内容が具体的にどのように予算に反映されたか。
次に、大きな3件目であります。17の選挙公約実現のため、予算案に反映された事業及び施策についてであります。
町長、市長、いわゆる首長は、行政組織のトップであることとあわせて政治家の両面の機能と権能を持ち合わせております。政治家として公約実現に努めることは当然でありますが、財政的側面から客観性、実現可能性の薄い公約や身の丈を超える公約のために限られた財源を充てることに、より慎重な対応を望むものであります。
以下について質問いたします。この3件目につきましても、3番目については割愛いたします。
1つ目、町民バス泉中央駅乗り入れ、町長公約の1番目に挙げられているものです。乗り継ぎ実証実験を行う方向で協議、検討するため、平成28年関連予算計上額及び今後予定される補正の予定計上額。
2つ目、ライトレールの具体的計画策定、これも公約の1番目であります。富谷町新公共交通システム導入検討事業報告をもとにさらに調査を実施し、実現にむけて検討するための平成28年度関連予算計上額及び予定される補正予算計上額であります。
飛ばしまして、4つ目、高齢者・障がい者外出支援乗車証交付事業の総事業費について。
5つ目、市制施行記念、(仮称)とみや国際スイーツフェアの予定財源であります地方創生加速化交付金の交付申請内容、そしてまた、交付の確定されるその時期です。
以上、3件15項目について質問をいたします。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの若生英俊議員のご質問にお答えをさせていただきます。
質問件名1、市制移行の準備は万全かに関連して、問い1でございます。
市制移行の準備につきましては、先例市の取り組みを参考にしながら、また、宮城県の指導を受けながら準備を進めており、特に準備におくれや混乱を生じていないと考えています。今後は、本議会で市制施行について議決を受けましたら、地方自治法に基づく手続が正式にスタートすることとなりますので、本年10月10日の市制施行に向けて遺漏のないように宮城県、そして関係機関等と連携を図りながら準備を進めてまいります。
問い2、問い3、関連しますので、一括してお答えを申し上げます。
まず、市民歌の制定につきましては、地方創生総合戦略の策定について諮問を行った富谷町総合計画審議会の中で、町民歌について市制移行後どうするのかというご意見がありました。それを受けまして、まずは市制移行の象徴となり、市制移行後の市民意識の醸成を図るため、新たに市民歌を制定することとしたものです。
ご質問の市民憲章につきましては、現在のところ新たに制定する考えはありませんが、今後議会や町民の皆さんのご意見を伺いながら検討してまいりたいというふうに思っております。
問い4、住所表示の検討につきましては、これまで議会全員協議会でご説明してきたとおりでございます。なお、本年2月18日の議会全員協議会でのご意見を踏まえまして、富谷字町、富谷字町北裏、富谷字町南裏の3字の地区の皆さんを対象に昨日説明会を開催し、今回の名称変更について改めてご説明をし、ご理解をお願いしたところです。説明会につきましては、3月6日にも開催することとしております。また、小字名を変えることについては、町の判断で行うことでありますので、そのことについての法務局の見解は特にありません。
問い5についてであります。
上下水道課の2階への移動配置につきましては、1月29日開催の平成28年第1回富谷町議会臨時会でも説明したとおりですが、福祉事務所機能新設に伴います各課の配置につきましては、庁舎全体配置の最適化を念頭に検討、協議を重ねてまいりました。ご承知のとおり、1階執務室スペースは狭隘状態であり、1階に配置しております課を移動せず福祉事務所機能を新設することは、改修工事を施さない限り困難な状況でございます。このことから、来庁者の利便性や各部の連携体制強化等を総合的に判断し、上下水道課を1階から2階へ移動配置することといたしましたものであり、この結論に変更はございません。
質問件名2、平成28年予算編成と予算案決定に至る経緯についての問い1でございます。
市制移行準備のための予算は計上しておりますが、市として必要になる生活保護費や児童扶養手当等の予算は補正予算対応としているため、特に変化はありません。
問い2については、町税は対前年度比3.0%増の56億2,330万1,000円、その他の自主財源は0.4%増の17億170万で、自主財源の合計は2.4%増の73億2,500万1,000円となりました。
問い3飛ばしまして、問い4でございます。
義務的経費の総額は、対前年度比4.4%増の47億8,239万7,000円で、内訳は人件費で3.2%増の23億6,959万、扶助費は7.1%増の19億1,849万、公債費は0.2%増の4億9,431万7,000円です。
問い5飛ばして、問い6でございます。
シーリング実施に当たりましては、全ての事業を対象に、特定の節への削減と経常経費を対象とした削減を組み合わせて行いました。その結果、本年度当初予算ベースと比較して3.7%減、額にして1億7,685万8,000円の減となりました。目標としていた4%には届きませんでしたが、一定の成果はあったと考えております。
問い7、臨時・パート職員賃金のシーリングによる削減額は268万2,000円、対前年比で0.7%の減となりました。
問い8飛ばして、問い9でございます。
議会での質問、町政懇談会での要望を内部で精査し、必要な予算措置を適時講じております。
質問件名3の17の選挙公約実現のため、予算案に反映された事業及び施策についての問い1でございます。
町民バスと路線バスとの乗り継ぎ実証実験関連予算の計上時期につきましては、6月定例会を予定しており、現在、事業費、運行内容についても交通事業者と協議、検討を行っております。
問い2、先日の議会全員協議会にて、本年度の調査業務の結果をご報告させていただきましたが、今後は必要となる調査事項や手続などの項目を勘案し、今後のスケジュールと合わせて検討してまいります。なお、次年度予算に関しましては、本年度事業の継続業務として200万円の委託費を計上しております。
問い3飛ばして、問い4、高齢者・障がい者外出支援乗車証交付事業の実施を、市制移行に合わせ本年10月10日を目途としていることを鑑み、来年度の当初予算につきましては、実質半年の事業期間を見込み、4,512万8,000円を計上しております。
問い5であります。
事業内容等については、先月23日の補正予算の審議時及び昨日の一般質問での答弁のとおりであります。加速化交付金の交付決定時期は今月末予定で、確定時期は事業終了後である来年度末でございます。
以上です。
議長(浅野幹雄君) この際、午後1時まで休憩とします。
午前11時58分 休憩
午後 1時00分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより若生英俊君の質問は、一問一答により行います。
4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) それでは、質問いたします。
市民憲章の検討の件でありますけれども、先ほどの答弁によりますと、新しく制定する考え、予定がないということと、今後検討するというふうな答弁内容だったかと思いますけれども、まさに一般質問の件名の第1番目にあげた理由もそこにあるわけでありまして、このことは私は遅きに失すると、このように思った次第でございます。それで、質問いたします。市民憲章、町民憲章廃止、廃するんですか。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。もとい、市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 現在の町民憲章ですが、現在の町民憲章の前文といたしまして、「やすらぎのある住みよいふるさとをつくる道しるべとして、この憲章を定めます」という文言があります。これにつきましては、市制移行後のまちづくりについても共通する理念と考えますので、基本的にはこのまま文言で市民憲章という位置づけにできればというふうに今のところは考えております。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) そうでありますれば、町を市にかえてというふうなことで、そのまま市民憲章にというふうなことで今は考えているというふうなことと受けとめました。
今とも多少かかわりますけれども、そもそも市民憲章の定義、あるいは位置づけ、どのような認識でおられますか。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) まず、この憲章という意味に込められた意味なんですけれども、憲章といいますと、重要で根本的な、基本的な方針を定めたことというふうに捉えております。これについては、町制のときであっても、市制のときであっても、基本的な姿勢としては変わることのないものなのかなというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) それでは、総合計画審議会で話題になりましたかというふうなことと、一定の議案、協議、話し合いの場にのって協議、検討されたのか、伺います。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 市民憲章につきましては、総合計画審議会の中では話題にはなっておりません。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) それでは、次に行きます。
町民憲章、昭和53年当時、どのような背景で制定されたのか、その辺についてご認識があればお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 昭和53年、ちょうど町制施行の15周年の年であります。その時に、町民歌と合わせて町民憲章が制定されたものと認識をしております。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) それでは、先ほど町民憲章の前文「安やすぎのある住みよいふるさとをつくる道しるべとして」、道標だとか頂、目指す目標というふうなあたりに私は受けとめます。その憲章を定めますということで、この町民憲章、そこから38年、40年近くというふうなことと相なります。その町民憲章がこれから描く新しい町の姿、市の姿、30年あるいは50年を描く姿にマッチしているかどうか。その辺の観点で質問をいたします。
5項目読み上げながら質問につなげます。「私たちは」というのが全て入っていますので、そこは省略いたします。「健全な心と健康なからだをつくりましょう」、2つ目「勤労をよろこび、思いやりのある明るい家庭をつくりましょう」、3つ目「きまりを守り、互いに助け合い、住みよいまちをつくりましょう」、4つ目「自然を愛し、花と緑にかこまれた美しいまちをつくりましょう」、5つ目「豊かな教養と創造力を持つ教育と文化のまちをつくりましょう」。このような5つの5項目でございまして、非常に練られた、当時としては練られた昭和38年ふうらしい、40年前の時代、そしてまた、その先を描くというふうなことで、このフレーズも吟味されたのだと思います。
そこで申し上げます。この率直な感想として、本当に新しい市のイメージ、いよいよ10月に迎えようとするこの新しい市のイメージにこの町民憲章のフレーズが合致しているものかと。私はいかにも古めかしさ、新しい市のイメージを描くには明確さに欠けるという感が拭えないところでありますけれども、認識を伺います。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 確かにいろんなご意見があると思います。そういったご意見もいろいろ今後お聞きしながら、この町民憲章の扱い、市民憲章の制定、それについても検討してまいればというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) では、町長に伺います。この先ほどの答弁でありますけれども、新たに制定する考えはないということでありました。どのような経緯、経過を経て、今の冒頭のやりとりも含めながら、最終判断をしたのか、伺います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいま担当室長が申し上げたとおりでありますので、現時点では変更する検討は行っていないということでありますので、今後ご意見を賜れれば検討もする、していきたいというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 市民憲章、私は制定の必要があると強く思います。町長が日ごろよりこの1年来、市になることが目的でなく、どんな市にすることが大事なんだよと、これはそのとおりで私も了といたしますけれども、町長の判断、このように変更する考えはない、制定する考えはないということと矛盾しませんか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 現時点ではということで先ほど答弁申し上げたわけでありますので、矛盾とかという言葉では全く違うと思います。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 市民憲章、大変大事な町の将来、イメージをやはり描く姿です。大変労力も必要ですし、一般的には5項目程度というふうなあたりで、まさに吟味に吟味を重ねたフレーズをやはりどう織り込むかというあたりが、私は非常に大事なまさに要諦ではないかなというふうに思います。私は、市民憲章はこのように考えておるということと、質問につなげます。
新しい富谷市の将来イメージ、将来ビジョンを富谷の風土、歴史を踏まえながら、市民が共感でき、明るい未来が描ける普遍性のある内容を表明するものというふうに私は捉えます。市民憲章は、これから、まさにことしから30年先ほどを描く富谷町の将来像を普遍性を持って描かれるものと考えますけれども、町の見解をお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) ご意見として受けとめさせていただきまして、今後検討させていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 政務調査で安曇野あるいは富山県の射水、新湊を中心とした合併で射水市となったところ、同じようにというか、富谷はそのまま町民憲章というふうなことでやっておりますけれども、私の知る範囲、少なからず知る範囲で言えば、前に自治体名をつけて「射水市民憲章」、「安曇野市民憲章」というふうな表題になっているようでございます。そういう意味で、どちらにしても今のままにしろ、検討した中で新たな憲章であれ、「富谷市民憲章」、このように富谷をつけることについて提案をいたしますけれども、町の見解をお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 参考にさせていただきまして、検討をさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 安曇野市は、このように道しるべというふうなことも使っております。「まちづくりの方向性を明らかにし、市民一人一人が主体的にかかわるための道しるべとなるものです」とこのように明確にうたっている。「そのため、市民憲章をまちづくりの基本理念と位置づけます」というふうな表記がなされ、5項目挙がっています。射水市も同じように、射水市は平成17年11月1日の合併でありますけれども、制定は19年1月1日とこうなっています。ですから、そこにずれがあることも読み取れるところであります。したがいまして、射水市民憲章、こういった時期をずらして制定した事例もありますということをまずご紹介をしながら、次に質問に入ります。
まさに新しいブドウ酒、あるいは新しい酒は新しい革袋に盛れというよく聞く言葉であります。まさに今、こういうふうに私どもがその渦中、途上にいる者としては、後世の皆さんへの責任として大きくやはり全ての知恵を総結集してつくられるべきものであるというふうに思います。市制準備に当たりまして、市民憲章と市民歌をセットにして本来形式内容を吟味、検討されるべきであったと思いますが、見解を求めます。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 前段、町長も申し上げましたとおり、今回は市制施行に合わせて、まずその市制ということの市民意識の醸成ということをまず前提において、市民歌ということを制定させていただきたいというふうに考えております。市民憲章につきましては、今後検討させていただければと思います。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) それでは、この件の最後になりますけれども、先ほど射水市民憲章を申し上げましたように、富谷市民憲章も平成29年1月1日、望むべくは10月10日ということで望みたいところでありますけれども、年の変わり目の29年1月1日を目途に制定することを望みますが、見解を求めます。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 参考にさせていただきまして、今後検討させていただきます。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 町民歌に入ります。総合計画審議会で、これまで歌い継がれた町民歌を市民歌にしてはというような意見が出たことが会議録から読み取れます。なぜ生かされなかったのですか。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) まず、市制ということですので、先ほども申し上げましたが、そういったご意見もありました。ただ、今回は市制という新たなステップというふうになりますので、まずは市民歌を新しくしまして、市民の皆さんでその市民歌のもと市民意識の醸成を図れればというところで、市民歌を制定させていただければというふうに考えたところでございます。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) この町民歌ですね、富谷町というふうなことで、「とみやちょう」から「とみやまち」に19年の3月にかえて、その後広く歌われてきた経緯も皆さん共有するところだと思います。まさに町民歌、こちらのほうは38年前につくられた歌とはいえ、町の将来像、富谷市の将来像、その当時ですね。町の将来像が普遍的な価値、この歌詞文言に普遍的な価値が盛り込まれている。そういう意味では、私は非常に高く評価し、すばらしいものだと思います。町民憲章と違って、古さを感じないと考えますけれども、町の見解をお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 確かに町民歌については、さまざまな場面で子供たちから高齢者、お年寄りの方まで広く歌われていることは、町としても大変認識をしているところであります。ですので、今回新しくする市民歌につきましても、同じように皆様に親しまれる新しい歌として制定できればというふうに考えているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) それでは、具体的に質問をいたします。
そらですぐにも言えるほどではないんですけれども、書いてきました。「かがやく朝日」が1番、「大空はるか虹の橋」が2番、「住みよい里に」が3番、非常にここに価値観というような、1番目の文言からすれば、自然だとか富谷の田園風景、あるいは希望、発展、成長、こういったところがフレーズに織り込まれているなというふうに思います。2番はまさに大空はるか、宇宙、グローバル的な視点、勤勉さ、努力をすると実が実るんだよと、青少年へのエール、3番目は勤労、収穫への感謝、世代間交流、固有の文化・風土、未来、子々孫々末代まで、非常に38年前、40年前からこの先も含めて普遍的な価値が織り込まれているというふうに思います。
これほど広く歌われてきた歌を廃するのは、極めてもったいない。頼んでいますというようなことは聞こえてきそうでありますけれども、富谷町、5つの5音です。富谷市、4音です。そこに違和感、いずさを感じたとすれば、そこは大変もったいない、残念だったなというふうに思います。「富谷は市」で5音になるわけですね。ですから、そこを町章、市章あるいは町民憲章、市民憲章、そのままちょっと質問……。ですので、私は一般質問でやっているのでありますから、どうぞ静粛にお願いいたします。(「一問一答」「今、町民歌の部分ですから」の声あり)
そのようにして、もったいないと思いますので、歌い継がれて、市民歌としてですね、歌い継がれると考えますけれども、町の見解をお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 確かに町民歌につきましては、幅広い年代の方に歌われているというのは、今議員がおっしゃったような意味もこの歌に込められているものというふうに考えます。新しい歌、新しい市民歌につきましても、こういった要素を盛り込んでいただきながら、皆様に親しまれ、愛され、歌われる市民歌ということで制定してまいりたいというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) もう一度確認の意味で、最後の質問をいたします。
市民歌制作に当たりまして、作詞作曲の依頼に当たって、提示した内容や条件についてお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 金額については、補正予算でお認めいただいた200万円、消費税を入れて216万円という範囲内でございます。そして、内容につきましては、現在の町民歌の内容も十分吟味をしていただいた上で、これまでの富谷の歴史、歩み、風土、文化、そして今後の目指すべき富谷の将来像、そういったところを踏まえていただいて制作をしていただけるようにということで、お話のほうをさせていただいているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) それでは、住所表示に移ります。
昨日説明会があったというふうなことを、けさの町長の答弁にありました。昨日の説明会の内容についてお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 昨日、午後7時から中央公民館を会場に行いました。そして、総勢20名の方にお越しをいただいたところでございます。
内容といたしましては、これまでの住所表示の検討の経過についてまずご説明をさせていただきまして、そして今回の住所表示の変更の内容、3つ目が住所表示の変更になりますので、それを各世帯のほうにお知らせをさせていただきますと。また、住所変更に伴う各種手続の場合にお使いいただける証明書の発行、その内容、そして住所変更に伴う各種手続の主なものについて、ご説明をさせていただきました。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) では、次の項目に、次といいますか、次の質問に入ります。
12月22日に議会全員協議会がありました。全協がありました。その中で、このような発言があって、私どもそれを受けて、町の提案についての検討をしたというふうな経緯でございます。申し上げます。「市制移行に伴う字の変更についての協議」とタイトルがありました。その中で、「3月の議決では間に合わないので、法務局のほうからも」、私は括弧で「前もって」と入れますけれども、「前もって議会で内々に同意を得た結果で」、「法務局」を私は入れます。「法務局は動きたい」との発言がありましたけれども、法務局からそのような要請は当時あったのですか。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 具体的に法務局のほうから議会のほうに、例えば全員協議会にかけていただいて、議会の同意を得てほしいというような申し入れは特にはございません。法務局のほうとしては、今回の名称変更について、できるだけ早く法務局のほうでは準備ができればというところで、そういったところを考えまして、町のほうで12月の22日に全員協議会の開催をお願いしたところでございます。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) これは重大ですね。私は、先ほどかぎ括弧のフレーズでそのまま当時の発言の内容をそのまま引用していますから。ですから、法務局からそのような働きかけ、動きはないということで改めていいわけですね。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 具体的に全員協議会というのはないですけれども、法務局として、町、名称の変更案がもう変わらないということの確約というか、そういうことをできるだけ早くとっていただければというようなお話はありました。それで、その確約をとるには議会のほうにお諮りをするというのがこちらのほうで考えて、そして全員協議会の開催をお願いしたところでございます。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 通常、行政では考えにくいことなんですね。3月の議決、そのためのこの二元であるこの我々の代表、議決の大きさ、重さというのがあるわけですから、これを内々に前もってなんていうことは、当然信じがたい話です。今、2回目の答弁で受けましたので、受けとめることといたします。
次に、そもそもですね、そもそも論に入ります。「富谷市富谷町10番地」と言いますけれども、「富谷市富谷町10番地」に違和感を感じた。が、字省略にとどまらず、小字の3つを、3つの小字を変更する。600近くですね。町から出された小字の一覧を見ますと、10ページの云々とというか、ざくっと言うと600ぐらいの小字の変更になりますというものの中の、この限られた3カ所というふうなこととなりました。事の発端に、その違和感はまさに一部の思いつきであったり、主観ではなかったですか。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 今回のこの案につきましては、行政区長会議、関係行政区長の皆様にお集まりをいただきまして、まずはご意見をいただいたところでございました。その中で、まずは字の文字をとるということで、いろいろご意見をいただいておりまして、いただきまして、その中で字町の地区については富谷市になった場合、「富谷市富谷町」という表記になるので、違和感があるんじゃないかというようなご意見がありました。そういったご意見も踏まえまして、一度地区のほうに戻っていただいて、例えば「新町」という名称についても検討をいただいて、そしてご議論をいただいて、町のほうにその考えをいただいたというところでございます。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 「富谷市富谷町」が違和感あるとか、この辺の言葉でいずいとか、あるいは語呂が悪いというふうな表現もあったやに耳にします。したがいまして、質問しますけれども、「富谷市富谷町」、違和感がある、あるいは語呂が悪い。それは今でもそのような認識ですか。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 町としてはそのように考えております。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 町内会からの意見の吸い上げ方というふうなことになろうかと思いますけれども、説明をすれば、皆さんからご了解いただきましたというようなことで我々お聞きすれば、それはそうだねというふうなことになるのは当たり前で、それは町の進め方に協力する姿勢は当然のことでありますから。しかしながら、町中の町内会、あるいは町中の役員総意のもと、これは「富谷市富谷町10番地」でいいよと、一番簡略なスタイルでお願いしたいというふうなことを町に届けておりますけれども、なぜそれを生かそう、あるいは町としてそれを膨らませて示そうとしなかったのですか。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 確かに町中のほうからは、今の現状の字町のままでいいのではないかというご意見はいただいておりました。そして、町上、町下の町内会のほうからは、新町でよろしいというご意見をいただいておりました。そういったところを含めまして、町として最終的に「字町」については「新町」とさせていただくということで町として決定をさせていただいたところでございます。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 先ごろの2月18日、全協で、町は議会のお許しを得ればというふうなことで、対象地区へのアンケート実施を議会に全協で諮りました。私は、アンケート実施の提案に賛意を示しましたけれども、なぜ断念したんですか。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 議会のほうにお諮りをさせていただきまして、最終的にアンケートはとらないという決定をさせていただいたところでございます。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 最後となりますけれども、まさに語呂が悪い、主観とさえ思える、違和感のある、これを理由に富谷新町に変更することについては、多数の私は望んでいないというふうに読み取ります。住所変更が二転三転、郵便番号が変わる、変わらないも含めて二転三転と言わざるを得ません。対象住民が望まない3地区の住所変更の議案、差しかえを望みますが、見解はいかがですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいま二転三転というご意見がありましたが、まず今回の住所変更のもととなります郵便番号の字が変われば、字をとると郵便番号が変わるという見解は、申しわけありませんが私が就任する前、前任者のときにそういう見解が示されていたわけでありまして、私が就任後に正式にその事務作業を進める段階で、郵便局に最終確認をしたら、郵便番号案、字をとっても郵便番号は変わらないという見解が示されたことによって、これまでの見解と変わっているということで、改めて16行政区の区長会議を開いて、区長会のご意見を聞いて、ただ、その場では8割方、字をとってほしいというご意見がありました。
しかし、一、二の2つぐらいの自治体の行政区長からは、ここの場で決められないとか、1人は字を残したままでいいというご意見もあったりしたので、それでは持ち帰ってそれぞれご検討いただきたいということで持ち帰っていただき、町3区についてはまた別の問題があったので、別個に協議をしていただいて、そのたび重なる協議、合意形成を持ち帰っていただいて、それを積み上げて最終的に先ほどのこれまでご説明してきたように、12月全協において、早目に法務局のほうでは方向性を示してほしいということだったので、全協で議決を、正式な議会での議決に準ずる全協での議決を経たわけで、ご承認をいただいたわけであります。
その後に、なぜかこの問題を賛成していながら、そのときに反対していなかった若生英俊議員が、署名を持ってさまざまな地域でその反対運動を起こし、今回の署名活動の背景にも若生英俊議員が促したという発言も伺いました。逆に私はそのことのほうが今回の混乱を起こしている原因というふうに思っております。今になってこのような混乱を起こされて、本当に大変皆さん困っているわけであります。全てあくまでこれまで合意形成をもってそれぞれやってきたことでありますので、どうぞご理解願います。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 今の発言は、2つの点で看過できません。
1つは、就任前に字をとれば郵便番号変わるというのは就任前のことですというのは、本当に町と職員、その立場ですか。私には全然そういう概念ないですよ。9月の全協で、「したがって字をとることで郵便番号変わりませんね」と発言したのは私なんですよ。それは1つ、1点ね。
2つ目……。(「一問一答ですから」の声あり)ですから……。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。(「就任前かどうかというの」の声あり)郵便番号。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 郵便番号については、具体的に27年の1月に郵便局と協議をしております。そして、郵便局から見解といたしまして、字の表記をとると郵便番号が変わるという見解が示されたのは、27年の1月の27日でございます。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) そういうふうなことで、あとそれはまた……。いやいや。それは確認しますけれども、それ以上はこの時間内の中ですから、やりとりしません。私は事実と違うと思います。耳に入っていませんし、私の上にあがらなかったというようなことが1つあります。
2つ目は、では先ほどこの変更を望まない皆さん、私がこのようにさせているんだよというような発言は事実と異なりますので、指摘をしておきます。(「指摘ですか」の声あり)指摘をしておきます。それでいいです。(不規則発言多数あり)
議長(浅野幹雄君) ちょっと町長、町長、お待ちください。全協でもその発言が議員から出ているんですが、それは不問にいたしました。そういうことでございますから。どうぞ、質問を続けてください。
4番(若生英俊君) その次に入ります、それでは。
福祉事務所の新設に伴って、上下水道課が2階に上がるというふうなことでありますけれども、改修が伴うからできないというふうな答弁の中にもありました。ぜひこの、今もって2階の配置は私は避けるべきだと思います。元教育長室であったり、今相談室、会議室のパーティションを開放するだけで事務スペースを確保できるわけですから、その辺の再考を求めますけれども、いかがですか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 町長の答弁でもありましたとおり、限られたスペースになってございます。相談室等を活用すればというふうなお話でございますが、福祉事務所が新設をされるということになりますと、当然のことながら相談室も今以上に必要になってくるということになりますので、現行、上下水道課を1階から2階への移設ということで進めてまいりたいというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) それでは、件名3つ目に入ります。
乗り継ぎ実証実験という表現がありますけれども、具体的にどのようなことをやる、内容をお示しいただきます。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 今、文字どおり町民バスから新たな、新たなといいますか、その辺を今協議しているんですけれども、既存のバス路線への乗り継ぎというふうな、文字どおりのことで今内容、詳細は本日といいますか、今現在も詰めているというところでございます。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) ライトレールの件、富谷町新公共交通システムですね。整備の方向性が3通り示されたと。昨日の答弁で深掘りするために200万円充てますというふうに答弁がありました。整備コストはこの委託の中で示されますか。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 次年度の部分の200万、事業推計になるか、その辺も含め、委託業者のほうと今後詰めていきたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 高齢者・障がい者外出支援乗車証、総額が4,512万円、半期でというふうなこととなりました。全期でというふうなことになりますと、9,000万、1億弱というふうなことも見込んでいることの答弁を受けたところであります。子ども医療について確認いたします。18歳まで拡大しましたという発言がありますけれども、それでいいのですか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 正確には18歳に到達した年の年度末まででございます。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 誕生日をもってするのではなくて、年度末というふうなことで、以後そのような表現でお願いいたします。
この乗車証ですね、身分証明書、写真つきで身分証明書機能を付与するというようなことでありますけれども、そのことをもって他人が使うことの防止にはつながりますか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。もとい、高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) 大変失礼いたしました。
100%というふうには考えておりませんけれども、性別あるいは障がい者、高齢者というふうなところでのオリジナル調査票というふうにしておりますので、それへの効果といいますか、その抑止といいますか、ほかの人が使えないというようなところでは一定のことができるかと思います。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 具体的にこれだけにしますけれども、ご夫婦で、間違いも含めてですね、奥さんが旦那さんのパスを入れたといったときに、通過は正規にしますか。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) それは通過いたします。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) このようにやはりなかなか識別機能が大変なんですね。ですから、町政、私は身の丈というふうに趣旨で述べましたけれども、やはり隣、仙台市であることとあわせて、身の丈の範囲のものというのが大変重要なことなんだなというふうに改めて感じます。そのようなことの中で質問に入ります。
過剰なコストをかけないことが大切、全くそのとおりであります。限られた財源の中でというふうなことからすれば、町長の発想からすれば、児童クラブ、小学校の建設が始まろうとしておりますけれども、間もなく児童数が減少期に入る。校庭に、広々とした校庭に堅固な建造物を建てる。であれば、プレハブリースによる児童館対応が現実的と考えますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私、先ほどの写真を、いわゆるとみぱすについて、いいですかね、先ほどの。(「いや、質問じゃないんだと思うんです」の声あり)質問じゃないんですか。いや、明らかに町民を疑っている発言だったので、ちょっと手を挙げました。済みません。では、今の件についてお願いします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。まだ答弁終わっていません。
子育て支援課長(浅場 悟君) 敷地内建設ということですが、子供の安全、それから保護者の安心感というところで進めているところでございまして、プレハブ化というような選択肢もございましたが、財源というところもありまして、比較してもさほど変わらないということでしたので、補助金を頂戴できる形での建設ということになったものでございます。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 富谷幼稚園の増築工事を中断したというようなことと合わせて考えて、ぜひこだわることなく、やはり柔軟に将来を描きながら、そしてまた、ある期間というふうなことも含めたと想定すれば、再度の検討をお願いいたします。
もう1つ、最後にあります。(「質問に徹してください」の声あり)はい。では、もう1つあります。加速化交付金、これの満額の地方創生加速化交付金が採択されたというふうな発言、答弁の中にありましたけれども、この採択されたということと、町長の答弁ですよ。きのうの「満額の地方創生加速化交付金が採択された」という発言がありました。ちょっと、ちょっと待ってください。なので、この金額が補正に入りました。我々の、私の受けとめ方は、確定して間違いなく入ってくるんだねというふうに受けとめるところであり……。受けとめる面もあるんですけれども、減額の要素、要因はあるのですか。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。もとい、企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) まず、きのうの町長の発言で満額と言っていたのは、上乗せ交付金でございます。きのうの発言の中で認められたというのは、調査費の部分の上乗せ交付金、そちらについては9月補正の部分は全額認められたというふうなご趣旨で発言されたというふうに我々は理解しております。
ただいまの質問の加速化交付金は、今3月補正、今月下旬に決定されるものでございますけれども、減額されるかどうか、要素があるかということは、国の審査を経ておりますので、当然そういった要素はございます。
議長(浅野幹雄君) 1番金子 透君。
1番(金子 透君) 質問通告書に従いまして、質問いたします。
まず、将来を見据えたまちづくり、町の形について質問いたします。
現在の富谷町は、東北道を中心に、東西については人口分布的にも商工業的にもバランスのとれた町と思っております。しかし、南北で見ると、人口の約8割、商業施設も南部に集中しており、決してよい状況とは言えません。仙台市のベッドタウンとしての位置づけでの開発が進んだこともあり、当時はやむを得なかったのかなとの思いであります。
しかし、ことし10月10日に市制移行し、おそらく富谷市の誕生となることは間違いのないことでしょう。10年先、20年先、将来の担い手である子供たちに、富谷に生まれ、また、富谷に来て住み暮らしてよかったと語ってもらえる町をつくり、バトンを渡したいと考えます。済みません。
町長のお父様である故若生照男元富谷町長は、富谷の中心は町下、町中、町上の町3区を中心とした、いわゆる新町付近と考え、また、歴史的な知見を加えてこの地に役場庁舎を建設したのだと思っております。他の自治体においては、町の中心に役場庁舎があり、その中心付近に多くの住民の皆様が住み暮らしております。おおむねそのような形になっていることと思っております。しかしながら、我が富谷町は、役場付近には人口の約1割強の人々が暮らしている状況です。富谷町地方創生総合戦略「住みたくなるまち日本一」、100年人がふえ続ける町、村から町へ、町から市へによりますと、富谷町の人口は、2040年5万8,000人、2060年には6万人の市となることを推計、目標値としております。現在約5万2,000人でありますから、25年後の2040年まで6,000人、2060年までに8,000人を迎え入れることとなります。
富谷町はまだまだ成長する、伸びる町と思っております。伸ばしどころを間違えては取り返しのつかないこととなります。以上のことを踏まえ、質問いたします。
今後の長期的な観点からどのようなまちづくり、町の姿、市街地を描いておるのか、町長、お示しください。
次に、子育て支援の拡充についてです。
町では、昨年10月より医療費助成の対象を15歳から18歳までに拡大されました。子育て支援に関する1つの成果とし、大いに賛同し歓迎するものであります。子育てに関する支援は、まさに人づくり、将来への投資なのだと思っております。町の担い手である子供への支援に何の事情があるのでしょうか。現在の生活者への支援、手当ては当然ですが、少子化が叫ばれている今、子育て対する支援を拡充すべきと考えます。
現在、私たちを取り巻く経済的な環境は、政府が掲げるよい方向ばかりではありません。消費税増税等に備え、実効性のある支援の拡充を図るべきです。
昨年9月の定例会一般質問において、町独自に上乗せ支援をしてはとの質問に対し、他の部分で支援をしており、上乗せ支給している自治体はないのでご理解くださいとの回答でありました。
質問いたします。子育て支援に町独自の上乗せを検討したことはありますでしょうか。また、今後検討するつもりはありますか。子育てに対する思いを町長、お聞かせください。
以上、私から2件の質問であります。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの金子 透議員のご質問にお答えをさせていただきます。
まず、最初の将来を見据えたまちづくり、町の形について伺うに関連してであります。
私も基本的には富谷の原点は町下、町中、町上という町3区、いわゆる新町周辺を大事にこれからも考えておりますし、これからも大事にしながらまちづくりを考えていきたいというふうに考えております。
その上で、昨日、山路議員からの質問でもお答えしましたが、6万人都市を実現するためには宅地をどのようにして確保するかにつきましては、まず第1に、既に開発されている団地の未利用宅地の利用を促進させること、第2に、市街化区域内の未利用地の活用を促進させること、第3に、新たな市街地の整備を促進させることが必要であると考えております。
新たに市街地として整備する候補地につきましては、現在の国土利用計画に位置づけられている成田2期西地区及び成田2期東地区を基本に、さらなる開発候補地については今後の社会情勢や本町の土地利用の進捗状況等を見ながら検討していきたいと考えております。
2つ目の子育て支援の拡充についてであります。
所得制限を設けて直接的な支援として支援の拡大を図るべきと考えるが、町長の子育てに対する思いにつきましては、町では、子育て世代に対する経済的な支援といたしまして、子ども医療費助成制度を18歳まで拡大をして実施をしております。また、児童館・児童クラブの学校敷地内での実施や(仮称)子育て世代包括支援センター、保育園の新設など、経済的な支援ばかりではなく、子育て環境の充実についても同時に力を入れているところでございます。
ひとり親家庭に対しての直接的な経済的支援といたしましては、児童扶養手当がございますが、国が来年度から2人目以降分の支援額の倍増に向けての法律案を今通常国会に提出したことから、今後の国の動向を注視してまいりたいというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) これより金子 透君の質問は、一問一答により行います。
1番金子 透君。
1番(金子 透君) まず、1件目の件に関して質問いたします。
昨年9月定例会一般質問において、私が質問した件なんですけれども、子供の通学の安全の観点から、ちょうど穀田三ノ関線早期着手・完成を要望しましたところ、早速町当局、県のほうに働きかけていただき、また、中山耕一県議にも動いていただき、来年度から早速着手して四、五年の完成ということで、大変喜ばしいことだと思っております。
もし、その三ノ関穀田線、開通したとなれば、この役場庁舎近辺の環境がらっと変わると思うんですけれども、そこいら辺のことをどのように考えておりますか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの金子議員のご意見ありましたように、この穀田三ノ関線が開通するとかなり交通量もふえることから、この道路、いわゆる路線の利用価値が高まるというふうに思いますので、その辺はこれからのいわゆる計画を含めながら、今後効果的な活用に向けて検討していきたいというふうには思います。
議長(浅野幹雄君) 1番金子 透君。
1番(金子 透君) 先ほど町長答弁で、町の姿、本来富谷の町の中心、根っこは町3区、新町近辺だというお答えでしたが、私も全く同感なのでありますけれども、今現在の町3区の状況、何と言ったらいいんでしょうね。昔と変わらない。これから先、再開発するとか、何とか手を加えて新町の振興を図り、本当の、本来の町の中心というのが描けるような気がするんですが、そこいら辺具体的な策、何かお持ちでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 新町の活性化につきましては、わくわく町民会議でも「新町の活性化について」というテーマで一度開催をさせていただいております。また、あわせて、現在、建築家協会のいわゆるほうにご協力をいただきながら、建築関係の学生さんたちと連携しながら、新町の活性化について今調査研究をしていただいているところで、そういったアイデアも含めながらいただいて、その際にやはり旧庁舎の利用をどうするかとかを含めながら、新町全体の活性化に向けて継続的に検討を進め、努力をしていきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 1番金子 透君。
1番(金子 透君) ちょっと視点を変えますけれども、間もなくコストコ開店というか、開業しますね。そうすると、富谷町のことを見たことも聞いたこともない全然わからない人たちが富谷に来るわけですよ。恐らく年間何万人という数になると思いますけれども、その人たちがコストコで買い物をして「はい、さようなら」では、大変もったいないと思うんですよね。大チャンスなことだと思います。午前中の同僚議員の質問で、交流者人口云々かんぬんということもあったんですけれども、そういうふうにしてせっかく我が町に来ていただいた方を、何かもう少しつなぎとめて、ちょっと富谷のあそこに行ってみようかな、ここ行ってみようかなという、よその町に誇れるようなもの、何かございますか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私も金子議員と同感でございまして、せっかくコストコ初め、これからこの富谷を訪れる人たちがふえる。また、さらに、ふやす努力を道の駅構想も含めて努力をしていくわけで、その方々がそのまま帰すのではなくて、せっかくでありますので、この歴史と伝統を誇る、もともと富谷の原点でありますしんまち通りに足を運んでもらう。そして、活性化につながる方策を何としても考えていきたいというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 1番金子 透君。
1番(金子 透君) 1つの例なんですけれども、富ケ丘公園、今ちょっと桜もかなり老木になって、富ケ丘公園の桜よりしんまち公園の桜のほうがずっときれいだという方もいるんですけれども、昔はそれこそ商工会一生懸命やって桜祭り等々いろいろなこと、イベントをやっていましたし、私が小学校のとき、あそこ遠足のコースでした。あそこ、富谷小学校から富ケ丘公園まで遠足に行くわけですよね。
例えば、あそこの富ヶ岡公園の周りをもう大々的に買収して整備して、大崎市にある加護坊山ですか、それから船岡城址公園ですか。ああいうような感じで歴史的なことを踏まえれば、富谷茶を売り込んで、とにかく何かよその町に誇れるもの、特化したもの、何か考えはございませんか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私も小学校のころ、富ケ丘公園に遠足に行きましたし、若いころはあそこでよく花見をしながら楽しんだ一人でありますので、ただいまの金子議員のご意見は大変貴重なご意見だというふうに思います。ただいまいただいたご意見を踏まえながら、なるべく早い段階でそういった有効的にあそこの活性化が図れるように努力をしていきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 1番金子 透君。
1番(金子 透君) 市街化区域の件で、今市街化区域の中にありながら、全然活用されていない土地、かなりあると思いますけれども、地権者の方はそれなりの税金を払っているわけですよね。固定資産税、市街化区域の中に編入されているわけですから。その遊休地というか、余っているという言い方はおかしいんでしょうけれども、未開発の未利用部分の土地に対して、開発指導要綱とかあると思うんですけれども、期限をつけて少し緩やかに運用して、この未利用地を上手に活用するという考えはございませんか。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 既存の市街化区域内の未利用地につきまして、町単独で規制を緩和して使いやすくという方法は、なかなかちょっとないのでございますけれども、利用されない原因としましては、なかなか地形的に厳しいような部分が多く含まれているということで、その辺の事業をやった上での収支のバランスがとれれば、開発が今後進むんだろうというふうに考えておりますので、地権者の方に対しては今後そういった活用を進めていただくようにお願いをしていきたいというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 1番金子 透君。
1番(金子 透君) 最初に、一番最初に話したとおり、富谷町はまだまだ伸びしろのいっぱいある町だと思っております。ただ、先ほども言いましたように、引っ張りどころを間違えたら取り返しのつかないことになるのも、これも事実であります。間違えることのないよう、十分検討の上、実行お願いいたします。
次に、2件目の子育て支援の拡充について質問いたします。
子供の貧困、約6人に1人が子供の貧困だというふうに言われておりますが、子供の貧困と学力の低下と非行、それを関連づけている教育関係者の方もおりますが、どのようにお考えですか。教育長、お答えください。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) そのような評論もあるということは私も承知しております。ただ、それが直接的に本当にどのように関連してくるのかということは、なかなか一概には捉え切れてはいないというふうな、いろんなものがやはり複雑に絡み合っている要素もございますので、一概には言えないものだというふうに理解してございます。
議長(浅野幹雄君) 1番金子 透君。
1番(金子 透君) 私は昭和34年生まれなんですけれども、我々ぐらいまでが、ほっぽっていても大きくなった子供の最後の世代だと思うんですよ。今の子育てには、とかくお金はかかると思うんですよね。我々世代のころとは違いまして。子供というのは無限の可能性を持っているわけですよね。今、玉石混交と言ったらいいか、磨けばすごく宝石のような宝物のような子供もいっぱいいるはずなんですよ。磨かれる機会もなく、そのまま石ころのままで大きくなってしまう、そういうおそれは考えませんか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 学校教育の目標というのは、今議員がおっしゃったようなことから子供たち全てを救っていく。これが学校教育の一つの目標でございます。今年度も含め、来年度特に学校教育の中で重点的に施策としてやっていきたいと思うことの1つに、やはり子供たちは子供同士の中で子供同士磨かれながら育つんだという考えを持っておりまして、学び合いの推進事業というものを来年度から大きく、今もやっているんですけれども、全町の小・中学校で実施していこうというふうに思っています。その基本は、あくまで子供は子供同士切磋琢磨しながら育つという考え、それを大人、周りの大人はその環境を整え、それを支援していくというふうな一つの事業として取り上げていきたいというふうに思っています。その中で子供は磨かれ、宝、玉石、玉になっていくというふうに捉えております。
議長(浅野幹雄君) 1番金子 透君。
1番(金子 透君) では、ちょっと違った考え方からですけれども、例えば2組の母子家庭の方がおられるとしますね。年間の総所得も同じ、お子様の数も同じ、年齢も同じの2組の母子家庭の方がおられて、片方の方は町営住宅に入っております。片方の方は一般のアパートに入っています。年間数十万という差が出ておりますよね。そこいら辺はどのように考えますか。家賃のことに関してです。
議長(浅野幹雄君) これは誰に。(「教育長」の声あり)教育長。家賃のことですか。格差ね。(「はい、はい、そうです。先ほどの経済的な格差の問題に関連してのことであります。」の声あり)菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 1問目にもお答えしましたとおり、経済格差が学力格差になるという指摘は今大きくございます。そして、経済格差というのは連鎖するというふうに、貧困は連鎖するというふうに言われています。ですから、貧困家庭に育った子供が親になると、やはりその貧困家庭、そこの子供はまた貧困というふうに、貧困は連鎖するということにも言われていまして、それがそのまま学力格差にもつながっているということを述べている、いわゆる教育社会学という分野なんですけれども、そういう方もございます。
しかし、私らは、そういうのはある一面はそういう面もあるとは思いますが、子供の育ちの中で、子供の成長、学力も含めて成長が経済的な側面だけで決まるというふうには思ってございません。ですから、先ほど議員が指摘された家賃の問題とかいろんなものは多分貧困ということにつながるんだと思うんですが、それが影響を及ぼすということは否定はしませんが、そのことだけで子供の成長が決まるものだというふうには捉えてはおりません。
以上でよろしいでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 1番金子 透君。
1番(金子 透君) 昨年の11月の県議会で、村井知事がこのように話しているんですけれども、「次代の宮城県を担う子供たちは、宮城の希望であり、未来をつくる存在だ。その子供たちの健やかな育ちと子育てを支えることは、子供や親はもとより、我が県の未来を構築することにつながる。県全体で取り組む最重要課題である」と、このように答弁しているんですよ。県という部分を町というふうにくくれば、我が町でもこのような位置づけで頑張るべきだと思いますが、どのようにお考えでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私も富谷町、特に議員もご認識いただいていると思いますが、富谷町はとにかく子供たちの多い、全体の人口比率でも18%、約20%に近い15歳未満、いわゆる本当に子供たちの多い町でありますので、昔から富谷は子供たちは町の宝であるという、これはかけがえのない思いで今も変わらない思いでございます。でありますので、先ほどの答弁で申し上げましたように、子供たち、子育て支援関連、さまざまな形で現在取り組んでいるところであります。これからも可能な限り、子供たちを育てる環境づくりに対し努力をしていきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 1番金子 透君。
1番(金子 透君) 若い世代の方々が富谷に住んで子供を産んで育てて、「ああ、よかったな」とそういうふうに思っていただけることで、初めて住みたくなる日本一が標榜できると思うんですよね。若い人たちの定住促進にもつながることですし、まさに町の発展につながるわけでございますから、教育長との考え方、私ちょっと違うところもあるんですけれども、子供に対する投資は決して惜しむものではないと考えております。
最後、そこいら辺の考え、もうちょっと経済的な面ばかりではないとはおっしゃるんですけれども、実際お金はかかるんですよね、子育てに。私ら小さいときみたいに、つぎはぎの服を着て、そこいら辺の畑で遊んでいるというわけでもないですから、実際本当にお金かかるわけですから、そこいら辺の思い、もう一度お聞かせいただいて、これで最後の質問にいたします。教育長、お願いします。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 教育のいろんな試算、教育を担うためのいろんな試算というのはあるんですけれども、私はやはり人的な試算が一番だというふうに思っております。ですから、学校で言えば教師が子供たちの教育試算として一番大きいというふうに思っています。現若生町長といろいろ教育施策に対して、私のほうからもお願いしていることがたくさんございますが、来年度その中でも小学校に英語等の支援員を配置するということがまずお願いしたら、すぐにそれをぜひやりなさいというふうに大変力強い後押しもいただいております。そのように、町当局との間の密接な連携のもとに、町当局のほうでもたくさんのやはり教育の予算をつけて重点的なものを今やっていただいておりますので、冒頭申し上げた人的な試算の配置というのは、県下でも富谷町はやはり有数、かなり高いレベルに現在来ているというふうに私も思っております。
ですから、そういう配置していただいた人的な資源を有効に活用しながら、議員のご指摘のとおり、富谷町の全ての子供たちが幸せに、そして成長できるような教育環境をしっかりつくっていきたいというふうに思います。何度も言いますが、やはり町当局の非常に力強い後押しがあってできることですので、私ら予算持っていませんので、できることですので、それを改めてアピールをしておきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) この際、午後2時15分まで休憩をいたします。
午後2時04分 休憩
午後2時15分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
9番西田嘉博君。
9番(西田嘉博君) 私からは、通告に従い2件の質問をいたします。
1、地域包括ケアシステムの構築について。
2、町内の除雪について。
件名1、深刻な高齢化が進む地域社会において、高齢者の生活ニーズが多様化する中で、行政サービスには柔軟で細やかなサービスを提供することが求められております。
団塊の世代が後期高齢を迎える2025年に向けて高齢化がどんどん進むことになりますが、高齢者ができる限り住みなれた地域や自宅において生活が送れるように支えるため、個々の高齢者の状況やその変化に応じて適切なサービス、多様な支援を提供することが必要と考えます。
具体的には、団塊の世代が75歳以上になる2025年をめどに、高齢者が要介護状態になっても住みなれた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで支援できるようにするという、医療、介護、予防、住まい、生活支援等の介護制度改正により示されたのが、地域包括ケアシステムの構築であります。
平成27年度の法の改正では、特別養護老人ホームへの入所要件が要介護3からになりました。高齢者の増加とともに、制度改正により在宅介護者が増加することが考えられます。高齢者の中には、元気な高齢者、医療に不安のある高齢者、介護を必要とする高齢者がそれぞれに合った支援が必要です。
また、本町の高齢者のいる世帯において、第5期介護保険事業計画、平成24年から26年度には、高齢者ひとり暮らし世帯は年々40世帯前後の増加、ふたり暮らし世帯では、120世帯程度が増加している現状です。団塊の世代が75歳になる2025年を迎えるころには、高齢者による家族介護も増加することが予想されます。
かつて在宅ケアにおいて、老老介護と言われる現実があり、当時はさまざまな問題を投げかけたことは言うまでもありません。法の改正により改善は行われてきましたが、地域での安心できる暮らしにはまだ至っていないのが現実であります。
先日、ニュースで報道されておりましたが、2007年の愛知県内で起きた認知症の方の鉄道事件です。91歳の夫と85歳の妻のふたり暮らしの世帯。妻が疲労から居眠りをしていたところ、認知症のある夫が自宅を出て、電車にひかれて亡くなった事故です。皆さんご存じのように、この裁判はJR側が家族に対して賠償責任を行っています。焦点は監督責任ということです。1審、2審は賠償を命じましたが、最高裁では無罪。妻が85歳の高齢、子は20年以上も別居していることから、監督責任はないと判断されたものです。ほっとしましたが、一方では介護を頑張れば頑張るほど、今回のような監督責任が問われることになりかねません。在宅での支援においては、家族介護者の身体的、精神的負担は限りなく大きいと考えます。こうした中での要介護者による虐待も懸念されるところであります。
認知症においては、65歳以上で認知症の有病率が15%、さらに要介護認定者では60%と示されています。認知症の方、それを支える家族や住民の支援を含め、認知症の教育及び相談体制が重要と考えます。
一方、今年1月18日には、富ケ丘二丁目に在宅療養支援診療所が開業されました。24時間365日体制で、往診や処方、重篤な場合には医療機関への紹介、みとりの相談等にも対応されます。地域住民においては大変心強いことですし、ふえていくことを願っているところです。
こうした介護、福祉、医療、保健の関係機関と施設の連携、元気な高齢者の社会参加と住民の互助によって、高齢者が住みなれた自宅や地域での生活ができるように支える仕組みとしての地域包括ケアシステムの構築と実現に大きな期待を寄せているところです。このところの介護離職者問題、介護士や看護師等の介護の担い手不足などの問題も蓄積しているのが現実です。
そこで、第6期介護保険事業計画では、医療、介護、予防、住まい、生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの実現に向けて、平成37年をめどとした中長期的な高齢者施策の展開を位置づけられており、以下、7項目の質問をいたします。
1、ひとり暮らしや夫婦ふたり暮らしの高齢者世帯、認知症の高齢者の増加が今後も予測されます。高齢者の在宅介護の比率が今後高まるものと考えられます。支援の仕組みがどのようになっているのか、伺います。
2点、介護家族が介護の担い手となり、さまざまな精神的、体力的、経済的負担を強いられ、疲弊しているにもかかわらず、サービスを利用していない場合があります。そのような人への対応について伺います。
3番目、在宅介護の増加により、今後深刻な虐待の可能性が予想されます。厚生労働省の調査によると、2013年に家庭内の虐待は1万5,731件と報告されております。この数字は、虐待の発見時に自治体への通報を求めた高齢者虐待防止法に基づき、自治体が虐待と判断した軒数を集計した結果であります。介護する側と要介護者の異変には特に注意が必要であり、早期に気づき対応できる体制が必要と考えますが、どのような具体的な計画をしているのか、伺います。
4点目、地域の人たちが気軽に出入りし、出会える地域の居場所を地域の方々とつくり豊かな地域を目指す(仮称)街角カフェの創設を29年度までに計画されておりますが、取り組みの現状について伺います。
5番目、厚生労働省研究班の推計で、2012年時点の軽度認知障がいMCI者は約400万人、特に機能回復の可能性があり、国立長寿医療研究センターが開発したコグニサイズで脳が活性化していることが実証されました。そこで、日常生活支援事業の推進として取り入れる考えがないのか、伺います。
6番目、地域包括支援センターの整備充実として、東向陽台・成田・明石台圏域に1カ所の設置計画の進捗はどのようになっているのか、伺います。
7番、シルバー人材センターとの連携を密にすることにより、公的なサービスでは支え切れないきめ細やかな支援の仕組みを構築するとありますが、具体策についての見解を求めます。
件名2、高齢化の進んだ団地では、今冬のように湿った雪質の降雪があった場合、住宅前の除雪が困難で何日間も凍結し、日常生活にも支障を来しております。そこで、町の除雪作業について、3項目について質問します。
1、積雪のあった場合の町の除雪対策道路と対象外の道路とに分かれますが、対象外の住民の不満もあります。除雪対象道路の拡大を検討する考えはないのか、伺います。
2点目、除雪する時間が遅いとの不満もあります。早目の除雪ができないか、伺います。
3番目、主要道路の除雪はなされているが、歩道の除雪はされてなく、特に登下校の児童生徒の歩行に危険を伴うことがあります。歩道の除雪はどうなっているか、伺います。
以上です。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの西田議員のご質問にお答えを申し上げさせていただきます。
質問件名1、地域包括ケアシステムの構築についての問い1でございます。
支援の仕組みはどのようになっているかについてでございますが、介護保険制度は2000年の制度開始以来、多くの変遷をたどりながら、在宅介護重視で今日まで推進されてまいりました。さらに、近年の改正では、小規模多機能型居宅介護や看護小規模多機能型居宅介護等の創設により、在宅介護サービスがさらに充実され、一方で特別養護老人ホームの対象を原則要介護認定3以上の重度の方と限定するなど、議員のご指摘のとおり、在宅介護をますます推進する方向にあります。
介護サービスは、相談、要介護認定、介護事業所との契約を経てサービス利用といった手順となりますが、本町では一人一人のニーズに合ったサービスがご利用いただけるように、必要時は軽度者の施設利用のための意見書提出なども含め、支援に努めているところでございます。
問い2、介護家族が介護の担い手となり、さまざまな精神的、体力的、経済的負担を強いられ疲弊しているにもかかわらず、サービスを利用していない場合があります。そのような人への対応についてはの質問でございますが、当町では、要介護認定調査を町で実施しているため、高齢者の方々の生活状況は要介護認定の申請があった方については把握しやすい状況でありますが、未申請の方は難しい状況でございます。現在は民生委員の訪問やゆとりすとサロンなど、地域の交流の機会を捉えて、支援を必要としている方々との早期の出会いに努めております。
また、認知症介護の負担増を鑑み、認知症に対するご家族や地域の理解を促し、早期の対応を可能とするため、本町独自の認知症リーフレットの全戸配布や認知症学びの講座の実施など、周知啓発に努めております。
問い3、在宅介護の増加により今後深刻な虐待の可能性が予想されます。介護する側と要介護の異変には特に注意が必要であり、早期に気づき対応できる体制が必要かと思いますが、どのような具体的な体制を計画しているかの質問に対してであります。
本町では、虐待の予防及び早期発見、再発防止を目的として、虐待防止連絡協議会を設置し、関係機関の代表者会議、実務者会議及び個別支援会議の3層構造で実施をしております。また、自宅に訪問するケアマネジャーや介護スタッフが早期に異変に気づき対応できるように周知啓発に努めるとともに、連絡を密にしております。
問い4であります。街角カフェの取り組み現状につきましては、施政方針で申し上げましたとおり、設立エリアを富ケ丘・鷹乃杜地区と決定し、地域や関係機関の皆様を構成員とするプロジェクト会議を2月9日に設立いたしました。現在、各町内会ごとに地域ニーズ、社会資源、地域のいわゆる弱み、強みなどを把握、整理している段階でございます。今後、設立場所や運営方法等検討を重ね、来年度中のオープンを目指してまいります。
問い5であります。コグニサイズを日常生活支援事業の推進として取り入れる考えはないかについてでございます。
国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題を組み合わせたコグニサイズの手法は、現在総合事業のモデル事業として実施している軽体操、筋トレ型、通所サービスにおいて取り入れておりますので、平成29年度の総合事業実施に向けて検証を重ねてまいります。
問い6、地域包括支援センター整備につきましては、平成28年秋の整備を目途として準備を進め、全ての生活圏域において地域の状況を把握し、きめ細かな支援ができるように努めてまいります。
問い7、シルバー人材センターとの連携を密にすることにより、公的なサービスでは支え切れないきめ細かな支援の仕組みを構築するとありますが、具体策についての見解についてであります。
高齢者保健福祉計画第6期介護保険事業計画において、要介護認定の有無にかかわらず、高齢者の在宅生活を支えるため、地域の関係機関と連絡を強化する方向を定めたものでございます。シルバー人材センターにおいては、全高齢者を対象として家事援助サービスやワンコインサービスを実施しておりますので、情報の共有や提供など、支援者ネットワークの構築に努めております。
質問件名2の町内の除雪についてでございます。
その1、除雪対象道路の拡大を検討する考えはないかについてでございますが、除雪の設定基準につきましては、主に町外と町外、町内と町外を連絡する主要な道路、国道や県道を効率的に連絡する道路が1次路線、団地内の各ブロックと1次路線を効率的に連絡する町道を2次路線として設定しております。除雪路線については、毎年見直しを行い実施しておりますが、対象路線の拡大については物理的にも予算的にも限りがあるため、大変困難な状況であることをご理解願います。
問い2、除雪する時間が遅いと不満もあります。早目の除雪ができないかの問いについては、除雪作業を実施する場合は、最初に1次路線、次に2次路線となることから、どうしても場所によっては早いところ、遅いところが出てきてしまいます。現在、町内を4工区3業者に分けて除融雪業務を委託しているところでありますが、スピードアップを図るためには工区分けをふやすなど、委託業者もふやす必要が出てきます。委託業者の確保や予算の関係なども含め、今後の課題とさせていただき、検討してまいりたいというふうに思います。
関連の問い3でございます。主要道路の除雪はされているが、歩道の除雪はされてなく、歩道の除雪はどうなっているかにつきましては、歩道除雪につきましては、平成26年度から積雪20センチ以上となった場合、児童の通学路を対象に実施していましたが、今年度からは積雪15センチ以上に変更して実施をしております。今期既に2回実施しているところですが、あくまで小学校の通学路となっている歩道を対象に実施しておりますので、ご理解を願います。
議長(浅野幹雄君) これより西田嘉博君の質問は、一問一答により行います。
9番西田嘉博君。
9番(西田嘉博君) それでは、問い1の1、高齢者の見守り、支え合えるネットワークの取り組みはどのようになっているのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) まず、民生委員さん等の訪問、あるいは配食サービス等でのボランティアさんがそこの高齢者の安否を確認というところ、あといろんな事業のところで、例えばゆとりすとクラブサロン等々の事業を活用してそういった見守り体制のところの強化を図っております。
議長(浅野幹雄君) 9番西田嘉博君。
9番(西田嘉博君) ここで特に民生委員ですが、話を伺っていますと、ただ窓口で聞いてさっとお帰りになるという民生委員さんもいらっしゃるもので、その辺のところの情報はしかとつかんではいないと思います。ですから、その辺のところももう一度ちゃんと徹底周知していただけるように指導いただけないか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) 民生委員の方々につきましては、毎月定例会を開催し、研修等を行っております。ですので、今の議員のご指摘のとおり、そういった見守り体制等のところも入れて研修を積んでいきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 9番西田嘉博君。
9番(西田嘉博君) それでは、あと1-2、要支援者の予防給付のうち、訪問介護と通所介護については、2015年4月より3年かけて市町村が取り組む地域包括支援事業として移行することになっていますが、現時点での取り組みはどのようになっておりますか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) 29年の制度移行を目途としまして、現在モデル事業として通所型のサービス、サロン型と筋トレ型、あと訪問のほうのヘルプサービスですね。そちらのほうを行っている状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 終わりですか。9番西田嘉博君。
9番(西田嘉博君) それでは、問いの2-1、介護家族からの相談、民生委員からの調査報告をもとに関係する部署が全て共有し支援するワンストップサービスができる、近くの地域包括支援センターの周知を図ることが必要と考えております。特に、富ケ丘・日吉台圏域地域包括支援センターでは、25年の相談場所の実態調査では7.3%にとどまっており、地域住民には十分に認識されていないと考えますが、今後どのように周知徹底されるか、お教えをいただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) 富ケ丘圏域のいちいの包括支援センターのほうは、24年8月オープンというところでまだ日が浅いということもございまして、25年の調査では、全体を通しては今議員のおっしゃったパーセンテージでした。ですが、日吉台・富ケ丘圏域のほうの周知度というような観点で見てみますと、28%とかそこら辺までいっていますので、とはいえ、まだまだ足りない状況ですので、これから努めてまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 9番西田嘉博君。
9番(西田嘉博君) 今の件ですが、やはり高齢者になりますと、近くで相談することが一番理想的だと私は思いますので、その辺再度回答で十分周知できるようにご指導いただくことをお願い申し上げます。質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) 地域包括のほうでは訪問も含め、あるいは地域の方に集まっていただくというようにワンコインの集まりの場等も開いておりますので、そういう機会等を充実させて周知に努めてまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 9番西田嘉博君。
9番(西田嘉博君) 問い7の1、シルバー人材センターでは、先ほど答弁がありましたようにワンコインサービスで買い物支援を実施しておりますが、これを地域全体で、本町全体で連携をしていただけるよう考えられることはできませんか、お伺い申し上げます。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) シルバー人材センターのほうでは、全域を対象としておりますので、町と連携をとって必要な方が必要なサービスをつなげられるように、情報の共有、提供に努めてまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 9番西田嘉博君。
9番(西田嘉博君) このワンコインサービスで、非常に情報がいっぱい入ってきているようですね。例えば、いっぱいお酒を買ってきてほしいと、本当に普通では飲めないようなお酒を朝から飲んでアル中になっている。そういう事例もここで把握できますので、その点のワンコインというのは非常に買い物難民が多くなってきている現状を考えますと、その点重点的に周知をしていただいて、本当にワンコインで買い物できるようになれば、本当に高齢者は喜ぶと思いますので、もう一度その辺のところの周知を図っていただけるようお願いして質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) そういったほかのシルバー人材センターさん、ほかの事業でもいろいろな福祉サービスを行っております。そういった情報につきまして、支援者のネットワークを駆使して、こういう事業もしていますよというようなところを努めて情報提供をし、ネットワークの強化を図ってまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 9番西田嘉博君。
9番(西田嘉博君) 除雪の件ですが、2-1、町内会と連携して高齢者宅、障がい者宅、空き家等について、除雪がなかなかできなくて玄関にも出られない人が特に私の町内会ではありますので、そういうところも町内会とよくすり合わせていただいて、そういうところは優先的に除雪をしていただけることを質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 毎年、1次路線、2次路線につきましては見直しを行いまして実施しておりますが、対象路線以外につきましては、先ほど町長も申し上げましたように、予算的にも限りがあるため、大変困難な状態でございます。
議長(浅野幹雄君) 9番西田嘉博君。
9番(西田嘉博君) 最後の質問でございます。
2-3、通学道路の除雪は先ほど伺いましたのですが、非常に曖昧な点がありまして、ぜひとも行政と町内会、行政区長会とのすり合わせが必要ではないかと思いますが、その見解を求めます。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 歩道の除雪につきましては、業者へ委託して今実施しております。あと対象路線につきましては、今後検討して進めてまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) これをもちまして、本日の一般質問を終わります。
これで本日の日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。
午後2時47分 散会
平成28年3月7日(月曜日) 午前10時00分 開議
第 1 | 会議録署名議員の指名 | ||||||||||
第 2 | 一般質問(通告番号11番~15番) | ||||||||||
一般質問 | 8番 佐藤聖子議員 | ||||||||||
1 | 高齢者の健康と福祉 必要とするとき使える介護保険を求める | ||||||||||
2 | 児童生徒がのびる学校であるために | ||||||||||
3番 浅野武志議員 | |||||||||||
1 | 富谷町総合運動公園の整備について | ||||||||||
7番 藤原峻議員 | |||||||||||
1 | 福祉の充実を求める | ||||||||||
2 | 農業への支援の充実を求める | ||||||||||
5番 畑山和晴議員 | |||||||||||
1 | 保育所における日曜保育、平日の延長保育、保育士の給与について | ||||||||||
14番 高橋正俊議員 | |||||||||||
1 | 黒川行政事務組合について |
議事日程のとおり 午前10時00分 開議
議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。
日程第1 会議録署名議員の指名
議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、11番佐藤克彦君、12番山路清一君、13番浅野直子君の3名を指名いたします。
日程第2 一般質問
議長(浅野幹雄君) 日程第2、一般質問を行います。
通告順に発言を許します。8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) おはようございます。
私は、2点について質問をいたします。
初めの質問は、「高齢者の健康と福祉 必要とするときに使える介護保険を求める」ということで質問します。
団塊の世代と呼ばれる人たちが、2025年(平成37年)に後期高齢者になることが大問題として取り上げられています。富谷町の高齢者保健福祉計画・第6期介護保健計画によると、富谷町の高齢化率は平成26年度では16.1%ですが、平成37年には5ポイント上がって21.1%になると見込まれています。
高齢になったとき、これまで暮らしてきた地域の中で生活し続けられるのか、親子同居であれば家族の手をかりて生活可能なことも、ひとり暮らしになったときの生活はどうなるのか。さまざま考えさせられます。高齢者同士が介護する老老介護、病気の人同士の病病介護などの言葉が生まれています。認知症患者が現在全国で520万人に達し、2025年には700万人を超えると予想されていることから、認知症の人同士の介護も心配されます。
自治体として住民の福祉増進のため、高齢者保健福祉計画・介護保険計画を策定し実施していますが、介護サービスを必要とするときに必要なだけのサービスが受けられるようにするべきであると考えて質問いたします。
老後の生活の頼りとすべき介護保険制度は、平成27年度、大幅な改定が実施され、これまで利用できていたサービスが制限されるということになりました。要支援1・2の人は訪問・通所介護が保険給付から除外され、平成29年度をめどに「地域支援事業」に以降しつつあります。また、特養ホームに入所できるのは、原則要介護3以上となりました。さらに、平成30年度の介護保険制度改定に向けた、保障制度審議会の介護保険部会で介護保険制度の見直しの論議が始まりました。
財務省は、要介護1・2の生活援助サービスを原則自己負担にするという案を提案しています。要介護1・2は、全国では200万人、富谷町の平成26年度の実績報告書によれば、要介護1は248人、要介護2は282人になっています。要支援者を含めた場合は43%ですが、要介護者のみの場合では53.2%にもなります。多くの人がこの要介護1・2になっているということなのです。
介護度の低い人に対して、生活援助も含めて、専門家が当たることが介護度を上げない、つまり悪化させないことにつながるという指摘があります。
町は、2025年を目途に、医療、介護、予防、住まい、生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの実現に向けて、高齢者福祉計画・第6期介護保険事業計画を策定していますけれども、以下について質問をいたします。
第1の質問です。高齢者福祉計画・第6期介護保険事業計画には、地域包括ケアシステムの構築に向け、体系1から体系7までを示して、施策を展開する計画になっています。平成27年度の進捗状況はどうでしたか。また、1年経過しての課題はどのようなことが挙げられるのか、お尋ねします。
第2の質問です。計画には、地域包括ケアシステムの構築に向けた体系2の中で拡充する事業として、地域福祉フォーラムが挙げられています。取り組みはどのように行われましたか。また、とみや健康福祉まつりとの関係はどのようになっていたのでしょうか。また、どのようにしていくのか、お尋ねします。
店先でお茶を飲む、近所の人たちと話をしながら息抜きする。気の合った人たちとグループをつくって集まっている人たちがいます。このように小さいけれど自主的なグループがあちらこちらにできればいいなと思います。その人たちの話を聞くと「遠くまで行かずに近所にその場所があればとてもいい」と話をしています。
第3の質問です。高齢者のつどいの場として、仮称ですが、街かどカフェ事業を新規に展開する計画があります。町長の施政方針では、設立地域を富ケ丘、鷹乃杜と決定し、プロジェクトを設立したというお話でしたが、詳細の説明を求めます。
平成26年介護保険制度改定、平成27年からの実施によって、要支援1・2の対象者は新総合事業に、介護度2以下の人は原則特別養護老人ホームに入所できないなどということがあります。介護保険料を納めているにもかかわらず、介護保険サービスが受けられない事態になっていくことも大問題です。介護保険法第1条に基本的目的が示されています。「介護保険制度は、加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により介護状態となり、入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練並びに看護及び療養上の管理その他の医療を要する者等について、これらの者が尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な保健医療サービス及び福祉サービスに係る給付を行う」ことで、「国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図ること」となっています。この点から見て、第4の質問ですが、新総合事業は、要支援者の介護保険外しと考えますが、町の認識を問います。さらに新総合事業はどのように対応するのか、平成29年度までこれは猶予されていますが、これをどのようにするのか、お尋ねします。
第5の質問です。厚生労働省は次の改定で、要介護1・2の人の生活援助や福祉用具の貸与・住宅改修を見直すことを外す、原則1割の利用料負担の割合や毎月の自己負担上限額を引き上げるなど、要介護者を対象に介護保険を使えなくしようとしています。今後、さらに介護保険の改定があったとしても、必要なサービスは確保されなければならないと考えています。介護サービスを必要とするときに必要なだけのサービスが受けられるようにするべきであると考えます。町はどのように対応するのか、お考えを質問いたします。
2番目の質問です。学校に関することですが、児童生徒が伸びる学校であるためにと題して、質問します。
私は団塊の世代の生まれで、小学校のときは教室にすき間がないほど机が並べられ、よく覚えていませんが、1学級の人数も55人ぐらいいたような気がします。しかし、それは昔の話です。長い間、保護者や教員が1学級30人以下にしてという切実な要望を掲げていますが、国は一向に実現させようとしていません。
宮城県は1学級の人数を、小学校の1・2年生と中学校1年生は35人にしていますが、それ以外は40人のままです。ぜひ県に働きかけて、全学年がせめて35人になるように切望します。そのことが、いじめ、不登校などの問題解決につながるのではないかと考えているからです。
先日、富谷町の学校支援の取り組みをさまざま説明してもらいました。富谷町は、学習支援、教育相談支援など初め、さまざまな支援の対策をとっています。学級担任の補助を配置する特別支援教育支援員、学校独自のボランティアもあります。家庭科の授業でミシンがけなどをするときにボランティアの支援はとてもありがたいという話を聞いたことがあります。
第1の質問です。秋田県では30人学級を実現するという報道がありました。山形県は33人学級です。宮城県に対し全学年を35人にするよう学級編制基準の見直しの要望を上げていると思いますが、その回答はどのようになっているのか、お尋ねします。
第2の質問です。県内では、栗原市と白石市が独自に35人学級を実施していると聞きました。富谷町としても独自に35人以下の学級を実施する検討を求めたいと思います。全学年で35人以下の学級が実現したとき、ゆとりが生まれます。より児童生徒に目が行き届くことにつながります。結果的にいじめや不登校の対応にも有意義と考えますが、どうでしょうか。
35人としたときに必要な経費の試算はどのようになりますか。
また、スマートフォンがいじめに大きな影響を与えていることは前回取り上げました。今議会の町長の施政方針の説明にスマートフォンやSNS利用の研修と啓発ということが言われていますが、どのようにしていくのか、詳細について質問いたします。
第3の質問です。教職員の業務が多過ぎないかという問題です。超過勤務時間に係る実態調査の表を資料として頂戴いたしました。平均で表示されていますが、超過勤務は小学校で30時間、中学校で60時間となっています。以前、タイムレコーダーによって勤務時間を把握するよう求めましたが、この超過勤務時間はどのように把握したものでしょうか。年間の時間外を月別に示してください。最高の時間外は何時間で、80時間以上は何人いるのでしょうか。また、町長部局の一般行政事務職の時間外勤務、平均は何時間なのでしょうか、お尋ねします。
週のうち、土曜日か日曜日を休むようにしているとはいうものの、中学校ではクラブ活動が教員の負担を大きくしているのではないでしょうか。富谷町は小学校の金管バンドに力を入れていて、早朝練習を実施していることがあります。子供や保護者からその話も聞きます。小学校でも負担が大きくなっているということはないのでしょうか、お尋ねします。
第4の質問です。教員が時間外勤務も含めた業務で負担と感じているものは何ですか。また、今後の改善策はどのようにすべきだと考えているのでしょうか、お尋ねします。
第5の質問です。学校経営の支援では、学校評議員、学校評価委員などがあります。地域からの声が学校経営にどのように反映されてきているのか。それによって改善できたこと、その学校だけでなく、ほかの学校にも共通することなど、具体例を挙げて示してくださるようにお願いします。
第6の質問です。富谷中学校の駐車場確保を求めた質問が、2014年(平成26年)6月の議会で取り上げられました。そのときに、「学校周辺の土地確保についても今後検討する。早い段階で見きわめる」旨の答弁がありました。保護者から改善されていないということが言われています。早急な対応を求め、質問いたします。
以上です。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。初めに、若生町長。
町長(若生裕俊君) おはようございます。
ただいまの佐藤聖子議員のご質問にお答えをさせていただきます。
まず、質問件名の1、「高齢者の健康と福祉 必要とするとき使える介護保健を求める」に関連して問い1でございます。第6期介護保険事業計画の平成27年度の進捗状況と課題についてであります。各体系ごとの主な取り組みについて申し上げさせていただきます。
体系1の「心と体の健康づくり推進」につきましては、心と体の健康づくりセルフチェック票を作成し、全戸配布をいたしました。ここの結果を踏まえ、総合事業のモデル事業へつながっておりますので、今後も推進してまいります。
体系2の「共に支える地域づくり事業の推進」につきましては、高齢者福祉施設と地域の支え合い事業では、現在6名の施設サポーターが活躍し、入居者や施設スタッフから感謝の言葉を頂戴しております。また、街かどカフェにつきましては、来年度オープンを目指し進めてまいります。
体系3の「介護予防の推進」につきましては、予定しておりました総合事業の3つのモデル事業を展開しております。
体系4の「生活支援事業の拡充」につきましては、来年度、生活支援コーディネーターやケアマネジャーと連携しながら、地域の生活支援情報を発信してまいります。
体系5の「家族介護者等支援の充実」につきましては、介護者に寄り添い、各事業を展開しております。
体系6の「認知症施策の推進」につきましては、認知症リーフレットを作成し、地域の認知症理解に努めました。今後、認知症ケアパスの作成に取り組んでまいります。認知症初期集中支援チームは、来年度、2つのチームを設立予定でございます。
体系7の「介護保険事業の推進」につきましては、各サービスの充実に努めるほか、地域ケア会議協議会を設立し、富谷町における地域包括ケアの推進に努めてまいります。
問い2の平成12年度から開催しております地域福祉フォーラムについては、平成26年度で15回目を迎え、これまで地域福祉を考え学ぶ機会として一定の成果を上げてまいりました。今年度は、事業の見直しを行い、福祉部3課が連携を図り目的を共有した上で、子供から高齢者まで幅広い年代を対象とし、健康づくりと福祉をテーマとした富谷健康福祉まつりの開催としたところでございます。昨年10月24日には、生島ヒロシ氏の基調講演をメーンに開催いたしました。第2弾として、今月19日にはスマート・エイジングをテーマとした川島隆太氏の講演会を予定しているところでございます。
問い3、街かどカフェについては、富ケ丘鷹乃杜地区をエリアとして各地域の方々や関係機関で構成するプロジェクト会議を2月9日に開催し、街かどカフェの趣旨にご賛同いただきました。現在は、その内容を各地域に持ち帰り、地域の社会資源やニーズの把握等、町内会ごとの検討に入ったところでございます。
問い4、新総合事業は、要支援者の介護保険外しではないか。今後の対応についての問いであります。
要支援の方のサービス利用体系は、通所介護と訪問介護以外は従来どおりの利用となります。通所介護と訪問介護につきましては、既にサービスを利用しており、サービスの利用の継続が必要なケースなどは町が事業所を指定し、現行のサービス利用が可能です。そのほか、多様な実施主体でのサービス提供が可能となりましたので、本町においては平成29年度からの事業開始に向けてモデル事業を開始し、検証しているところでございます。
必要な方々には必要なサービスを提供するという根本的な町の姿勢に変わりはなく、制度改正によりサービスの再編成が求められている状況でございます。
問い5、介護保険制度はこれまでも数々の変遷をたどり現在に至っております。
今後も国の動向を注視しながら、町としては介護の必要な方が必要なサービスを受けられるよう努めてまいります。
問い2の「児童生徒がのびる学校であるために」につきましては、教育長より答弁をさせていただきます。
以上です。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) それでは、私のほうから第2点目の「児童生徒がのびる学校であるために」のご質問に対してお答えを申し上げます。
まず、第1点目の県の35人学級への学級編制基準見直しの件でございますが、教育長会等を通じて、教育環境の整備についての要望を宮城県に対して行っておりますが、現時点では実施する計画はございません。
2点目、町独自で35人以下学級の実施という点のご質問でございますが、子供たちが安心して学べる場を提供することは教育に携わる者全ての願いであり、少人数学級の実現の有効な手だてであると捉えてございます。
しかし、少人数学級を実現するには、教員の配当とともに、それに対応する教室が必要になります。校舎の増築が必要な学校もございます。35人学級実施に必要な経費といたしましては、小学校の16学級増、中学校が5学級増の小中学校全体で本町では21学級増ということになりますので、それに対応するために講師21名の人件費として、議員が出されておりますように、白石市の事例で算定いたしますと、白石市は講師1人当たりの人件費を約600万円と見ておりますので、これを参考に試算いたしますと1億2,600万円が必要というふうになります。また、校舎の増築に係る費用といたしましては、平成25年度に日吉台小学校で3階建て、計6教室を増築した費用が約2億円であることを参考に試算いたしますと、21学級増加に対応するには、建築費用として約7億円が必要というふうに見込まれます。
次に、スマートフォンのSNS利用の研修につきましては、平成28年1月8日に小中学校全ての教職員と保護者向けに、東京より外部講師を招き、研修を実施いたしました。これは教育委員会と町のPTA連合会共催という形で実施いたしました。28年には、5月中旬に同じ講師による町内中学校5校を会場に、全ての中学生とその保護者向けの研修を計画してございます。これも1月と同様に、教育委員会及び町のPTA連合会共催の形で実施をする計画でございます。
スマートフォンやSNSの利用については、生徒会が中心になり、使用時間などのルールをつくり、学校、保護者、地域が連携し、適切な利用の確保に努めてまいります。その結果については、ホームページ等を通して広く町民の皆様にも周知し、子供たちを支える環境づくりにご協力をいただきたいと考えております。
3点目でございますが、教職員の時間外勤務の把握につきましては、月ごとに学校からの報告を受け取っております。平成26年度の年間の時間外勤務時間につきましては、小学校で平均30時間、中学校で60時間、最高は、中学校教員で土曜日等の部活での指導を含め167時間、80時間以上の延べ人数は、小学校3人、中学校は延べ402人となっております。
また、学校におります事務職員の平均については33時間となっております。
4点目の業務で負担と感じているものについてでございますが、町独自で調査は行っておりませんが、多忙の原因となっているものとして、教科指導の準備、会議や打ち合わせ資料の作成、会計処理などが挙げられています。また、負担に感ずる業務としては、報告書や調査回答の作成が挙げられております。中学校では土日の部活動の指導も挙げられています。
改善策として、小学校、中学校、共通のものとして、各種公簿の電子化による書類作成の負担軽減、中学校においては部活動の外部指導の活用等を進めておるところでございます。
5点目になります。学校評議員等の学校に対する支援についてのご質問でございますが、学校関係者評価委員の方々には、毎年、学校教員に対する成果、課題をいただいてございます。また、PTAや地域ボランティアの方々も折に触れ、お気づきの点を学校に報告いただいているところでございます。
共通の改善事例ということでは、ハード面から申し上げますと、施設設備の修繕が挙げられます。地域、学校からの要望を教育委員会が対応しているところでございます。ソフト面では、細かな部分になりますが、日々の学校での状況をお伝えする学校だよりの発行時期や回数、学校行事に対する要望などは、学校長を中心に改善を図っているところでございます。
次に、富谷中学校の駐車場の件でございますが、富谷中学校の駐車場不足につきましては、かねてより保護者の皆様のご要望もあり、さまざまな改善策を検討してきたところでございます。保護者参加の学校行事につきましては、基本的には校庭の駐車をお願いしていることに変わりはございませんが、昨年度より、運動会及び雨天の場合には、最寄りの清水仲の公共用地を駐車場として利用いただいている状況でございます。
また、保護者の方が車で生徒を送迎される場合には、従来より校庭の一角や体育館前、または校庭の後ろ側にあります道路の路肩等を利用いただいている状況でございますが、悪天候時には校地内が混み合い、保護者の皆さんや近隣の方々にご不便をおかけしている状況にあります。このようなことから、保護者参加の行事等で駐車場の確保が必要な際には、これまでと同様、清水仲の公共用地を駐車場として利用いただけるよう、担当部局と調整してまいります。
また、生徒の送迎時におきましては、町総合支援センター駐車場も利用していただくよう学校に周知をお願いしているところでございます。現時点では、既存の公共用地、施設を活用しながら改善に努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これより、佐藤聖子君の質問は一問一答により行います。8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 一番最初に、街かどカフェについてお尋ねしたいと思います。
街かどカフェは、来年度といいますか、間もなく4月になりますから、その時期から開所できるということになるのだなと思いますが、つい最近、店先で話をしていた人たちと話をしたわけですが、近いところで集まりたいという話なんですね。だから、富ケ丘の北部、南部、鷹乃杜というふうにしてやるというのも、それはそれで大切なことだと思いますが、もっと身近なところにというような考えはもっとあるべきだと思うんですが、どうでしょうか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) 近くというふうなところで、今、町内会1カ所というふうなところで検討をしているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) それよりもっと近いところでという意味みたいなんですね。さっきもお話ししましたと思いますが、うんと近い人たちが集まって小さいグループをつくってというものもあるんです。これも前に出したことがあったのですが、庭先貸しますとか、縁台があって、そこでちょっと日よけみたいなものがあるとか、自分の家のものを提供しますよとかと、そういうものもあるという話もあちらこちらで聞きます。自宅を提供しますとかというものをね。そういうとき、何かしらのちょっとした支援があったら、もっと街かどカフェというような、そういうすてきな名前じゃないんだけれども、人たちが集まってくるということができていくのかなというふうに思うんです。この点については、検討してもらいたいと思うんですが、どうでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) まず、地域に1カ所、集まれる場所がある。その先に今議員がおっしゃったようなところの要望といいますか、地域の実情に合った展開ということが求められれば、そういったところも当然、その先だと思うんですけれども、出てくるかと思います。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 今、鷹乃杜と富ケ丘のところで話を進めているわけですが、その中で予算をつけてもらわないと、何か話が出たまんまで、それでどうしましょうということに、次に進めないような気がするというか、一つの事業をするときに、やはりお金のことというのはかかわってくるので、予算についてはどのように提示していくのか、どうなっていくのか、お尋ねしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) 予算というふうなことを考えていきますと、そこで何をしたいか、どのようにしたいか、どこの場所でというふうなところが見えてきませんと、なかなか予算というところにはこないと思います。
今現在、地域で何が必要なのか。どういうふうなものがあればいいのかというふうなところでの検討をいただいているところです。ですので、町が枠組みを決めて、その中で、この予算の中でというふうな流れではなく、プロジェクトの中での検討をいただくというふうな方向定めて実施しているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 元気な人をそのままで維持してもらうということはとてもいい施策だと思うのですが、そうしますと、今地域に帰ってさまざま出してもらうという話は、先ほど答弁があったわけですが、そうしますと、どの段階で、一番早いところでは開所できるか、オープンできるかという見通しなのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) 先ほど町長の答弁にもありましたように、28年中のオープンを目指してというところでございます。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 4月1日から新しい年度が始まるわけで、そのあたりの早いうちなのか、真ん中ぐらいなのかというあたりは、いろいろ町がそこの人たちと相談していて、これはこういうふうにいきそうだよというものが見えてくるかと思いますが、そういう手応えはどうなんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) 現在、全体の会議の後に各町内会の会議が始まって、今2カ所で終わりました。そこのところで、「寒くなってからはひどいよね」というふうなお声も頂戴しております。「では、私たちが頑張らないと早くできないんだよね」というふうなうれしい声も聞いております。なるべく早くというふうには考えておりますが、今、いつごろというふうなところまでは、正直、申し上げられる状況ではございません。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 地域の人たちがつくり上げていくということであれば、確かにそのとおりだと思うのですが、そこに1カ所できれば、「あ、ああやってできていたの」ということで、それが各地域に広がっていくことになると思うので、この点については、できるだけ町がリードしながら、早いうちの開所を望むのですが、そのように進めてもらえるでしょうか。お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) そのように努めてまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) ゆとりすとクラブ・サロンというものがありますが、平成26年の実績報告書では18、今19だと思うんですが、それでいいですか。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) そのとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) それは行政区全てにそのゆとりすとクラブ・サロンを広げていきたいという町の考えですよね。そうしますと、その具体策についてはどのようにしながら……。あれを見ますと、そんなに早い進みぐあいじゃないですよ、計画では。それをもっと進めていく必要があると思うわけですが、その具体策はどのようになっているのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) 今、19カ所ですけれども、それを行政区に割り戻していくと、今、25行政区のところをカバーしている状況でございます。ですので、来年度、また立ち上げたいというようなご相談もいただいております。徐々に浸透してきております。町内会の理解が一番ですので、この辺のところで情報を共有しながらというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) ゆとりすとクラブ・サロンではさまざまな事業をするわけですが、食事を一緒にするというようなものもとても楽しみにされているということがあって、いつもは一人の昼食なんだけれども、昼ご飯を一緒に食べるのは非常にうれしいというような声も聞いています。そうだとすれば、やはりサポーターがどうやって関係するか。サポーターで頑張っている人たちが、うちにいていつでもサポーターしますという人ばかりではなくて、比較的、高齢とはいっても比較的若い人たちが順繰りにということを、前に説明を聞きましたが、そのサポーターの養成についてはどういう課題があるということで、どういうふうにしていったらいいということを考えているのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) 毎年、サポーターの養成研修も行って、地域循環を促しているというふうな状況です。なかなかボランティア意識のところが、町全体で高くなってきませんと、なかなか進んでいかないというようなところもございます。ですので、ボランティアセンター等とも連携をとりながら、推進してまいりたいと考えております。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 街かどカフェもこれからできてきて、ゆとりすとクラブも各地に広がっていってといったときに、男性の参加率をふやしていくことが鍵だなと。一日中テレビを見てずっといるというのでは、機能も衰えるし、非常にこれまで社会で、あるいは会社で、仕事場で頑張ってきた人たちの、そこのところを何とか引き出したいということを思うわけですが、元気高齢男性の出番をね、お料理のところでとかいうものは見ますけれども、このほかにどんなことを考えてつくっていこうとしているのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) なかなか男女一緒の参加というふうなところですと、どうしても女性パワーに男性軍は圧倒されてしまうというような状況が見受けられます。ですので、男性の地域デビュー講座というふうなところで、計画の中にも載せているんですけれども、男性に特化したような形で、ただ講座を受けるだけではなくて、その先、こういう活躍の場がありますよというようなとこまでお示ししながら、そういった講座を開くというふうなことを、28年度、その準備をしてまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) これは日本中どこでも、やはり男の人が出てくるというのは少ないかなと思いますが、先進事例とかというもので、これはなかなかおもしろい取り組みだなというようなものはありますか。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) 男の料理教室から発展して、そこで居酒屋オープンとかという、そういうふうなところとかもありますので、やはり職でしたり、持ってきた、培ってきたノウハウを生かせるような事業展開をというふうには考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) これまでは元気な人たちをどうやって元気なままで介護保険を利用しないでも暮らせるようにということで質問してきたわけですが、介護保険制度の維持を図るために、このごろ特にですが、自助、共助、そして最後に公助ということが言われます。
伊藤周平先生という大学の教授がいらっしゃるわけですが、その人によれば、包括ケアシステムについて次のように述べています。少し長くなりますが、紹介したいと思います。
医療は都道府県単位、介護保険は市町村単位での改革が進められ、方向性は異なっているものの、一貫しているのは、国の責任、公的責任の放棄であり、自己責任、家族責任、自助、互助の強調です。地域包括ケアシステムの構想も、もとはといえば三菱UFJリサーチ&コンサルティングという民間企業のシンクタンクの構想で、自助や互助を基礎に置きつつ、公的保険の範囲の縮小に伴い、費用から保険外サービスを購入することが奨励されるという、こういう仕組みだということを言っています。
この点について、町はどのように認識しているのか、お尋ねしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) 自助・共助、あるいは公助というふうな地域のつながりというようなところはとってもやっぱり大切だと思います。そこの力を最大限生かすというふうなところでは、やはり公助のところのバックアップといいますか、ともに歩むというふうな姿勢が必要かと思いますので、その辺のところ、役割をきっちりしながら一緒に、上から目線でもなく、丸投げでもなくというふうな姿勢ということは必要だというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 要支援1・2のところで総合事業が始まりますが、これは平成29年まで延ばしていいというようなことになっているわけですね。この総合事業については、町はどの程度、どのようなものを今現在、準備しているのか、そのことについてお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) その準備といたしまして、モデル事業のほうを3つ展開してございます。要支援の方々のところで要望が多いサロン的な事業の展開、少し筋力をつけたいというふうなことで、コグニサイズを取り入れた介護予防の展開、あとは訪問というふうなことで、軽度者の訪問事業というような3つの事業のところの今展開をして検証しているところでございます。この状況を見ながら、29年度どういう方法で総合事業に移行していくかというところを見きわめてまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) それは、介護保険の先ほどの、一番最初のお答えでは、今必要になっている人については、そのまま従来どおりできるけれどもという話でしたが、これは全てを実施された場合に、介護保険との関係はどうなりますか。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) 予防の通所が必要だというふうな判断になれば、それは指定事業ということで、今の予防給付の部分が残ります。プラス、総合事業のところでの多様な視点によるというふうなところで、それは指定でもありますし、委託補助というふうなさまざまな方法があるんですけれども、そういったところで事業所を選定して、そこの中での事業を使っていただくというふうなところです。
ただ、そこのところを要支援だけの方に特化しなくて、一般の高齢者の方々も入れてというふうな維持的なサービスになりますと、それは介護保険のところから外して、一般事業のところ、一般高齢者介護予防というふうなところでの選択も出てくるかと思います。その辺、トータルに考えて、これから検証してまいります。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 第6期の計画ではそのようになっていますが、第7期計画を立てるときには、要介護、今度は1・2が物すごく危険な目にさらされるということになるかと思いますが、この点についての危機感はありますか。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) 先ほど、議員がおっしゃっていたように、介護部会、国のほうの審議会のほうでは、家事援助の部分、生活支援の部分を要介護1・2までのところで外すというふうな議論も確かになされているようです。ですが、そこのところは議論途中というふうなところですので、そこのところを注視してまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 先ほどから何度も申し上げておりますが、高齢者の福祉計画、介護保険計画というのは、2025年、平成37年、団塊の世代が一番多くなるという、これを念頭に入れて、3年ごとに策定していくわけです。全てそれらの人たちを保険料で充てるとしたら、これはそれぞれが払っている保険料、40歳からの介護納付金で充てるとしたら、本当にひどいことになると思いますし、65歳以上の人たちの保険料、増嵩は限りないものになると考えています。
介護を社会保険の方式で実施しているのは、日本以外にはドイツ、オランダ、韓国などほんのわずかだと聞いておりますが、それは正しいでしょうか、どうでしょうか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) 私の認識も同じです。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) そうしますと、保険料だけが高いもので徴収される。でも、元気で頑張ろうという人たちがいて、その保険は利用できないということも、また問題になってくるかと思います。このまま介護保険制度維持だけを求め続けていけば誰もが必ず迎える老後の生活が保障されない危険があると考えています。憲法第25条は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利がうたわれています。介護保険制度が改定というか、私からすると改悪された場合、憲法第25条の立場を堅持して住民を守るということ、これを私は富谷町に求めます。この確約をぜひこの場でしてほしいと思います。改定された、改悪された場合にもちゃんと町が健康で文化的な最低限の生活を守っていきますという立場を求めるわけですが、どうでしょうか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) 基本的なところで、その考えに間違いはございませんで、どういう法律、社会保険制度は手段ですので、その手段をいかに活用していくかというふうなところで、できる限りの努力をしてまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 安倍首相は介護離職ゼロということを言いました。しかし、このままでは介護保険制度、仕事もやめなければならない、介護のときにやめなければならない。そしてまた、介護職も続けられないという人たちが出てきているわけで、このままでは介護保険の制度が維持できない事態になってくるのではないかと思いますが、その点についてはどのように考えているのか。また、その現場から、すぐ目の前にいる高齢者、介護を必要としている人たちを直接見ている町からの声をどのように上げていくのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) 認知症問題も初め、今から大変な時代に突入しているんですけれども、そういう時代になってきていると思います。できる限り、いろいろな研修会とあるいは県の政府要望の機会を捉えて、あるいは今県のほうの審議会、包括ケア推進会議のほうにうちのほうもかかわらせていただいておりますので、そういった機会を捉えまして、地域の実情を伝えていきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) それでは、2問目の学校関係のところに移りたいと思います。
先ほどありましたけれども、一番最後の駐車場の問題です。前に、先ほどの中でもお話ししましたら、土地の確保をしてという土地は、清水仲ということになったということなのでしょうか。清水仲の公用地ということになったのでしょうか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 確保ということではございませんで、富谷中学校が必要なときに使用できるようにしていくということでございます。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) あのときに、富谷中学校の近くの民間の方の土地の買収なども考えてはどうかという話も出たかと思いますが、その点については検討したのでしょうか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 前回の議会でもお答えしていますとおり、さまざまな改善策を検討してきた中で、土地の確保ということもございましたが、現段階で検討した結果では、清水仲の公用地を必要なときに富谷中学校に使用していただくということで、対応してまいりたいと考えております。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) それでは、お隣、ご近所の土地については、何の折衝もしなかった、これまでしなかったということなのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) そのとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) あのときはそういうことも含めて検討しますということだったわけですが、これから、それでは、そのお隣、中学校のお隣、ご近所についても検討するということは、ここで答弁いただけるのでしょうか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) その件につきましては、今後も学校側とどういった改善策がいいのかというところを、状況を見ながら協議してまいりたいと考えております。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 超過勤務の話ですが、先ほど延べでありましたが、すごい数字が出ました。中学校は特に多かったわけですが、30人以下の学級にしてというのが、保護者、教職員の願いです。ところが、35人あるいは40人のままになっているということがありまして、これは何としても改善しなければ、教員と子供の関係を見たときに、ここのところは非常に大切なことだと思います。何とかして、先ほど教育長は、白石のようにすればということで、数字を述べていただきました。1億2,600万円、教員に係るものということですが、これを私は特に進めていけたらいいなと思います。ただ、ここで問題なのは、それが町で採用した場合、市で採用した場合に、経歴に加算されていかないということがあるらしいので、そういうことがあるという話を聞きました。ですから、ここのところは大切だと思いますが、そうじゃなかったと、これから、一時は学校がピークになって、その後、児童生徒が減っていくという時代を迎えるに当たって、それでは加配の先生をもっとふやすようにして、1人のクラスに、あるいは少人数学級で採用するというようなことも考えていったらいいと思うのですが、その点についてはどのようにお考えなのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) まず、教員の身分ですけれども、現在はいわゆる教員採用試験を行い採用しているのは、県の教育委員会が行っております。ですから、あくまで任命権者は県であり、その経費、教諭等の経費負担も国が3分の1、県が3分の2を法律に基づいて経費負担を行って今学校に配置しているということなります。
ですから、町で今雇用している、例えば支援員とか、指導員、それから業務員がございますが、ただ、町で採用している職員と県の教育委員会が採用して配置している教職員は身分からして違うということになります。ですから、私も含めてそうなんですが、教員時代は県の小学校、中学校は全て異動対象になります。ですから、町採用の教職員は町を越えての異動はできないということにもなりますので、そういうものを含めますと、任命権者、採用者が違うということはかなり大きな差は出てくるというふうに思います。
それから、加配の件ですが、これもご指摘のとおり、今国の教職員定数法という法律に基づいて、35人は小学校1年生だけで、そのほかは全て40人学級という定数法の基準に定められて今配置されています。ただ、国のほうもこの定数法を越える部分、越えて、加えて配置するので加配と、今議員がおっしゃったように言っておりますが、これが指導法改善であるとか、発達障害の子供の指導ということに当たるようにというふうに加配がございます。
富谷町としては、とにかく加配の人数をふやしてほしいということを今重点的に県の教育委員会にお願いしているところでございます。加配の人数で各学校ごとの教職員数がふえていけば、それなりの負担は軽減、もちろんされますし、子供たちへのきめ細やかな指導の体制もできてくるというふうに思います。ただ、なかなかこちらの希望どおりいかないというのは実態ではございます。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 本当に忙しいという話を先生たちから伺います。たくさん資料があって、報告資料があって、先ほど教育長がペーパーレスという話があったかと思いますが、本当にさまざまなものがあって大変なんですということがありました。そういう中で、授業の準備、教材研究、時間は十分なのかということが非常に気がかりです。中学校は教科ごとですから、週何時間というふうに決まっているわけでしょうけれども、平均どれくらい担当しているのか。そしてまた、小学校の場合は、どの時間に、どのようにして教材研究などをしているのか、お尋ねしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) まず、多忙化の件ですけれども、中学校の月平均が60時間というふうにさっきお答えしましたが、月別で見ていきますと5月が圧倒的に多いんですね。ですから、これは多分、多分というか、中体連のための準備に費やしている勤務時間の超過ではないかというふうに思っています。ですから、今、特に中学校の多忙化解消で一番力を入れているのが部活動における指導の時間の見直しであり、精選化を図るということでございます。具体的には、土曜日、日曜日のいずれかを休む、必ず1日は休む。それから、部活動というのは確かに競技種目がほとんどの活動ではございますが、やはり成績にこだわり過ぎない。あくまで私が言っているのは、部活動というのは教育活動なんだ。ですから、教育活動で一人一人の全ての子供を育てていくという、その基本に立って部活動をやってほしい。そういうことを今中学校のほうには徹底しております。
そのほかにも、議員ご指摘のとおり、多忙化の原因はいろいろあると思いますが、私はやっぱりまず部活動のあり方をやはり改めていくことかなというふうに、今学校と校長を含め、協議をして進めているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 多分、過労死ラインを超えるという数字があるはずです。連続で45時間以上、80時間あるいは100時間というものがあるわけですが、これに当たっている教員というのは、富谷町に何人いるのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 80時間を超える超過勤務の職員に対しては、学校のほうでも面談を行うということで、随時チェックといいますか、教育委員会のほうでもそれを学校のほうにお願いしていますし、学校の校長等もそのことは認識しておりますので、そういう職員に対しては日々面談を行ったり、日々チェックというか、それを行っているところでございます。
ただ、個人的にどれぐらいの数字というのは、今ちょっと持ち合わせておりませんので、後でお示しをしたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 以前の質問でも取り上げたわけですが、超過勤務の指標ですけれども、これはどのようにして得られたものなのか、タイムカードで、出勤したとき、退勤したときというやり方なのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 学校のほうからは、所定の様式で教育委員会のほうに上がってきますので、教育委員会にはペーパーでもらっています。ただ、学校のほうはいろいろあるのかなと思いますが、多分一番今多いのは、パソコンの起動ではかっているところが多いんじゃないかなというふうには聞いております。パソコンを起動し、パソコンを落すと、これまでの時間を勤務時間にする。ですから、学校に来たらパソコンを立ち上げる。帰るときはパソコンをおろしていくという、その時間で計測しているのが多いかなというふうには思っています。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) なかなか合理的であるような。しかし、やはり出てきたときにタイムカードを押す、帰るときにタイムカードを押すというのが、一般のやり方ではないでしょうか。これは導入すべきだと思いますが、どうでしょうか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) そのことを前にもご質問いただいたんですが、やはり非常に経費等の問題等を考えまして、そして、学校の実態に合うかなということもありまして、やはり今の現行の方法でも十分把握できるというような今認識ではございます。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 正確な勤務時間を把握するためにはどうしてもタイムカードが必要だということで、導入するように求めます。
そしてまた、自宅に持ち帰るという仕事は、ほかの先生たちはなさっていないのでしょうか。ここにあらわれていないものがあるように思うのですが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) それはあると思います。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 学校において、児童生徒と先生が、本当にコンタクトがとれる、様子が悪い、おかしいな、何かあるかもしれないということをするためには、いじめだとか不登校を生み出さないためには、やはり教員のもっとゆとりが必要だと思います。先ほど教育長がおっしゃっている、部活のことを見直す、あり方を見直すということについては、本当にそうあってほしいと思います。そして、教員自体がリフレッシュできていくときに、さまざまなところで出されたサインを見逃すことなく対応できていくのではないかと思います。そのために、ぜひ、今申し上げましたさまざまなこと、教員の加配もそうですが、報告の提出、これはこれでできる、教育委員会で、これだったらこうやってできるというものを、せめて学校におろすことなくという配慮も必要ではないかと思いますが、そのあたりについてはどうでしょうか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) この際、午前11時10分まで休憩をいたします。
タイムオーバーでございます。
午前11時00分 休憩
午前11時10分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
菅原教育長、答弁願います。
教育長(菅原義一君) では、先ほどのご質問についてお答えを申し上げます。
多忙化の防止解消ということは、もちろん私を含めて教育委員会の最重点課題というふうにも捉えてございます。これまでも校長等と協議を図りながら進めてきたところではございますが、具体的には、次の2点で今後ともこの改善を図ってまいりたいというふうに思っています。
まず1点目は、人的配置ということでございます。これは議員からもご指摘のとおり、やはり学校への人的な配置をもっと求めていく、これは国・県への要望も改めて今後とも継続して行っていきたいというふうに思います。
また、部活における外部人材の登用ということで、今、県の教育委員会と連携して進めておりますが、町独自の計画もありますので、外部人材を部活に、より多くの方にかかわっていただく、その分の学校の教職員の負担を減らす。
それから、学校支援事業というものを行っておりますので、地域の皆さんのボランティア活動も非常にお願いしたいところであります。
また、最後に、町の英語等支援員の配置ということで、今度の予算にも計上してございますが、町のほうの教員の配置についても町長のほうにお願いをしながら進めていきたいというふうに思っています。
やはり、2点目は、意識改革ということですが、教員の効率的な指導を促すためには、指導法の改善がやはり必要ですので、日々学び続ける教師を目指しながら各一人一人の指導法の改善を図る。それから、やはり部活は、何度も言いますが、教育活動だということを基盤にしながら、よりよい全ての子供たちの成長にかかわれる部活動のあり方を探っていきたい。
こういう2点のほうから多忙化の防止、解消を努めていきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 3番浅野武志君。
3番(浅野武志君) 通告により質問いたします。
若生町長は、平成28年度第1回富谷町議会定例会施政方針の中で、体育振興について、生涯を通して楽しむことができるスポーツ環境を整備し、社会全体の生涯教育力の向上を図ってまいります。今後もさまざまなスポーツ大会や教育等の諸施策を展開し、市制移行へ向けて、子供たちや大人が夢を持ち、みずから学び、みずから考え、目標に向かってたくましく健康に生きていくことができる生涯スポーツ社会を実現してまいりますと述べています。
そこで、富谷町総合運動公園の整備について伺います。
平成7年3月に富谷町総合運動公園基本計画が策定されています。基本構想の基本方針として、(1)公園の性格を次のように設定する。1、スポーツを通じて、文化・芸術等の活動が行える公園として、子供から高齢者までの多世代にわたる触れ合いやコミュニケーションの場などの多機能型パブリックスペースとする。2、年間を通じて利用可能な公園とする。3、本町のスポーツ振興や活性化を目的とするスポーツ・レクリエーション活動の拠点としての機能を持たせる。
(2)基本コンセプトは、1、計画地区は、本町の中心部しんまち地区に近接し、市街地と丘陵地の接点に位置しており、豊かな自然環境を有している。2、計画地区の整備においては、これらの環境条件を活用するとともに、自由時間の増大等による住民の多様なスポーツ・レクリエーションニーズに応えられる施設計画を行うものとする。3、計画地区は、運動競技大会にも使える施設構成、施設内容を計画するが、特にスポーツ・レクリエーションの拠点施設として計画し、住民の日常的な施設として計画することを基本コンセプトとするという内容です。
この計画は、長期的な展望・視野に立ち、地形・自然と調和がとれた構想ですばらしい計画となっていると思います。土地利用計画図では、既に体育館・武道館・テニスコートが整備されています。施設の充実した環境で小学生はスポーツの楽しさを、中学生・高校生は全国大会の頂点を目指した体力づくりと技術の習得に取り組んでいただきたいと思います。
また、スポーツ・レクリエーション活動を通して次世代を担う、富谷町を背負っていく青少年のバランスのとれた心身の育成と健康で明るい元気な子供の体力づくり、また子供から高齢者まで町民が健康な体力づくりを推進しなければなりません。
各種大会を開催し、町内外からの人々の交流を通して、さらなる富谷町のPR及び活性化と発展につなげるためにも富谷町総合運動公園の屋外施設整備について2点伺います。
1、陸上競技場の建設について。
2、野球場の建設について、伺います。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの浅野武志議員のご質問にお答えをさせていただきます。
富谷町総合運動公園の整備について、問い1、陸上競技場の建設について、そして問い2、野球場の建設について、関連がありますので、あわせてお答えをさせていただきたいというふうに思います。
総合運動公園整備につきましては、議員がおっしゃるとおり、平成7年策定した基本計画に基づき整備を推進することとしておりました。整備環境につきましては、これまで昭和58年に富谷町文化スポーツ施設基本計画が策定され、多目的グラウンドや富谷スポーツセンターが整備されました。その後、平成7年に策定された基本計画では、富谷武道館が整備され、平成25年度にはテニスコートを改修し、現在の運動公園の形となっております。
陸上競技場及び野球場につきましては、両基本計画においてそれぞれ整備する方針が示され、当時の議員各位に説明しているところですが、現在まで整備に着手しておりません。このことについては、さまざまな要因があり、財政面や利用状況など、特にグラウンドについては、スポーツ少年団の野球や中体連、ソフトボール競技など専用球場より多目的グラウンドとして6会場が確保できるメリットなどが人気を呼び、多くの大会が開催され、にぎわっているところです。なお、七十七銀行所有の野球場が運動公園に隣接しており、そちらの施設を利用していることもあり、今後とも、銀行サイドと有効的に利用できないかについて協議交渉してまいりたいというふうに思っております。
また、陸上競技場につきましては、利用する競技人口がまだまだ少なく、町の陸上競技協会も現在は活動休止状態となっていることもあり、費用対効果の面からも整備には至っておりません。
近年では、自由時間の増大や少子高齢化の進行など住民の皆さんの価値観も多様化し、新たな競技としてパークゴルフ場の整備要望などもございます。特に富谷町はことし市へ移行することもあり、人口増加による新たなスポーツ活動への支援なども課題となっております。このようなことから、町としては、スポーツ振興法、平成19年改正しておりますが、に定められている市町村の役割について、広く住民の自主的かつ積極的に参加できるようなスポーツ大会や各種教室などを開催し、それらに準ずるスポーツ施設の整備に努めなければならないとの方針に基づき、富谷町として市制施行を踏まえ、新たな整備計画などを策定していかなければならないと思っております。
今後、議員のご意見も参考とさせていただきながら、現在の運動公園施設の有効活用を図るとともに、住民の皆さんがスポーツを身近に楽しむことができる富谷町の総合的な生涯スポーツへの取り組みを検討してまいりたいと考えております。
議長(浅野幹雄君) 3番浅野武志君。
3番(浅野武志君) 今、町長のほうから検討しますという回答をいただいたんですけれども、屋内競技につきましては公民館あるいはスポーツセンター、それから夜間につきましては小中学校の体育館開放ということで、おおむね充実した施設になっているのかなと思っていますけれども、屋外競技につきましては、特に陸上競技につきましては、そういうような専用のトラックとかそういうものがないということで、やはり小学生、中学生、高校生、そういう選手についてはそういうところで、先ほど申し上げたとおり、全国大会、そういうものを目指していっていただきたいし、そういう場をぜひ整えてあげたいということで、平成7年にできた計画ですので、20年以上たっていますので、計画の見直し等そういうものについて、専門家、そういう関係者を入れた機関で見直し等を図っていっていただきたいと思うんですけれども、その点について伺います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの議員のご指摘のとおり、小学校、中学校、特に陸上競技で近年すごく県大会でも優秀な成績、または全国大会に進む子供さんたちも大変ふえておりますので、そういった子供さんたちへの対応という必要性から考えれば、きちっとした陸上競技場も必要だという認識は私もしております。
ただ、先ほど申し上げましたように、費用対効果等を考えた場合に、なかなか実現に向けてというのはいろいろ難しい課題も残っているかというふうに思っています。それはただいま浅野議員がお話し、ご意見のとおり、やはり平成7年の計画に今基づいているわけでありまして、やはりこれから20年過ぎているわけなので、改めて市制施行を踏まえて新たなこれからのいわゆる計画を策定する必要があるというふうに思いますので、そういった機会をつくりながら、今後の計画を改めて考えていきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 3番浅野武志君。
3番(浅野武志君) 先ほど、この間、富谷町総合計画基本構想が、骨子ができ上がったということでございますけれども、総合運動公園の計画につきましても、年次等を入れて、その中にぜひ入れていただきたいという考えがあるんですけれども、その点について伺います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 先ほどご報告したように、総合計画の骨子案がただいま答申を受けたわけでありますので、それを踏まえてこれから計画を詳細詰めていく中で、そういったところも計画に盛り込んでいければというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 私は通告に従い2件の質問を行います。
質問件名1、福祉の充実を求めます。
現在、生活が苦しいと、公営住宅に入りたいという相談を伺っております。とある母子世帯の方ですが、3人のお子さんをお持ちで、うち1人が障がいを持たれているそうです。子供が体調を崩すと休まざるを得ないために収入も不安定であり、10から15万円、手取りで大体8万円だと。水道、電気代も払えずに、これは本当に生活は大変な状況だったとお話を伺いました。公営住宅に入りたかったんだけれども、入れなかったと。本当に大変な状況だと思います。
現在、日本では、雇用破壊により不安定な雇用関係が広がった、そういう状況にあります。若者から高齢者まで貧困と格差が大きくなっています。その中でも母子家庭の貧困というのは、NHKなどテレビで取り上げられるように、大変深刻な社会問題となっております。母子家庭は非正規雇用が半数以上であり、収入の就労収入平均、これは181万円、子供がいるほかの世帯に比べて400万円も低い。母子家庭の貧困率が6割にもなってしまう、そういう状況にあります。一旦仕事をやめると正社員にはなれず、パートなど最低賃金ぎりぎりの仕事にならざるを得ないために、2つ、3つの仕事を深夜・早朝、かけ持ちもざらで、子供と一緒にいられる時間もないと、そのような現状があります。子供を抱えての労働条件が厳しいことをこれは示しています。ひとり親世帯の方は保育手段の欠如や費用などの理由で求職活動も困難な状況に置かれています。日本はOECDの中でも、ひとり親家庭の親が働いても貧困から抜け出せない、そういう現状があります。これほど先進国で母子家庭が身を削り働かざるを得ない国というのはないと、そう言われるほどです。しかも、母子家庭では、養育費をもらっている家庭というのは約2割しかいないと。そういうような中で、子育て、教育、住まいへの支援を充実させていく、貧困の連鎖への対策、これは大変重要な急務であると思っております。
近年、母子家庭で母子が餓死をしてしまうという痛ましい事件が起きたように、貧困の状態にある方々を支える政策は日本全体で不十分と言わざるを得ません。また、若者の非正規雇用の問題、障がいを持たれる方々の親亡き後の心配、年金がどんどん削減されている今の高齢者の方の貧困や介護の問題など大きな課題が山積みとなっています。子育てから介護まで貧困の状態にある人も、障がいのある方も、生き生きと趣味を楽しみたいという方も、「住みたくなるまち日本一」を目指す富谷町だからこそ、誰もが「住みたくなるまち日本一」を実現するべきではないでしょうか。
今回の質問では、特に貧困に関する支援策、そして障がいを持たれた方への対策の充実を求めてまいります。
質問項目に移ります。
(1)若者、高齢者、障がい者、母子・父子家庭など貧困の実態調査などは行っていますか。
(2)富谷町における母子家庭・父子家庭の数は。その中で非正規雇用の方の数は。
(3)近隣市町村に比べると公営住宅の整備率が余りにも低過ぎる富谷町です。母子家庭の方や高齢者の方など公営住宅を整備してほしいという声が多くあります。近隣自治体との状況はどうですか。公営住宅への問い合わせの現状や申し込みの倍率は。
(4)公営住宅を新たに整備すべきではないでしょうか。また、集合住宅などを検討はしていますか。空き家の活用、アパートの借り上げなどによる公営住宅の導入を行うのはどうでしょうか。
(5)母子・父子家庭の公営住宅における入所の際の優遇措置をつくるべきではないでしょうか。また、家賃の補助など住まいへの支援もつくるべきではないでしょうか。
(6)会議など公式な場で母子・父子家庭の方々からの町への要望を聞く場面というのはありますか。
(7)障がいを持たれた方が富谷で生活を行っていくためにもグループホームなどの住まいの整備の充実が必要です。自治体で支援を行っている例を把握しておりますか。
(8)障がい者のグループホームの整備に空き家の活用を行い運営してはどうでしょうか。あるいはグループホーム用の公営住宅の整備はどうでしょうか。
続きまして、2つ目の質問に移ります。
農業への支援の充実を求めます。
3・11、東日本大震災で数日食料が手に入らないときに、たった一つのおにぎり、たった一杯のみそ汁、これが本当にありがたいと、そのように感じました。農業とは私たちの生命を直接的に支えている生命維持産業である、そのように考えるように私もなりました。この経験から農業への強い関心を持った、そのようなきっかけとなりました。
調べると衝撃を受けました。国が農業を長年軽視してきたこともあり、日本の食料自給率は1960年に79%だったのが40%を割り込みました。半世紀ほどの間で半減し、先進国中最下位という状況です。最近では、米価の下落により、「米をつくって、米を食えない」という農家の声があります。このような中で、農家の高齢化と担い手不足が表面化しており、富谷町でも同様の状況にあります。
日本政府はTPPに参加表明していますが、農林水産省は日本の食料自給率がTPPに参加すると13%まで下がると試算しています。宮城県では730億円農業生産額が減少するという試算もあります。海外依存を高めるということは、世界の人口が急増している現在、食料需要の高まりや異常気象、さらには気候変動などのために世界食糧危機が起きてしまえば日本に食料が入らなくなることを意味します。日本以外の先進国では食料安全保障の問題から、農業を守るために補助をしっかりと行い、農家の方がしっかりと生活を行えるようにしています。そして、食料の自給率を上げているところというのがほとんどです。
例えばヨーロッパでは、2007年の農家の全収入のうち60から70%は国からの補助金ですが、国民の税金は、国民の安全や快適な生活を保障するために使われ、最も重要なことは、国民の命そのものを守ること、すなわち食料だと認識されているからです。
世界的な経済学者である宇沢教授はこのように述べています。「農の営みというものは人類の歴史とともに古い。というよりも、人類を特徴づけるものとして農の営みが存在するといってもよい。農業の問題は、農の営みという人間本来のあり方に深くかかわるものとして考えなければならない。農業が人々の生存に関わる基礎的資料を生産するという、もっとも基幹的な機能を果たすだけでなく、自然環境を保全し、社会全体の安定性にとって中核的な役割を果たしてきた」と指摘しています。環境保全や多面的機能があることにもっと着目しなければなりません。
東京大学大学院農学生命科学研究科の鈴木教授は、「農業を失った地域社会は崩壊し、国土は荒れ果てる。これは農家保護の問題でなくて、国民生活と国家存立の問題である」と指摘しています。
人口が5万人を超えている富谷町ですので、都市近郊型農業のように、農村では未来に続いていく風土を守り、命を育む食べ物を生産してもらい、それを富谷町の中で地産地消を進めることによって農家の方を支え、そして消費者の命も支えられていく、そういう関係性を構築することが可能だと考えております。安心安全、季節の旬のとりたての食べ物をいただく、そういう取り組みが必要です。
また、道の駅には大きな期待を寄せるものですが、実際にそこに野菜などを納める農家の声を聞いて進める必要があります。そして、農業を継ぐ若者がいない状況は、今富谷町でも限界を迎えている中で、新規就農の支援などは確実に必要です。さらには、一村一品運動のような活動を富谷町でも進めていく必要性を確認いたします。
具体的な質問に移ります。
(1)現在の富谷町の農家の年齢別人数と、これからを担う20代、30代の農家の割合というのはどのくらいでしょうか。
(2)耕作放棄地の現状と、対策をとらない場合の20年後、これはどうなっているでしょうか。
(3)一度放棄地になってしまうと再生に時間がかかってしまいます。耕作放棄地をどのように考えておりますか。
(4)新規就農の方を募集し、町独自の補助をつくるという検討はどこまで進んでいますでしょうか。例えば、月15万円の補助や資材の提供など。
(5)富谷町にはブルーベリーがありますが、その他も含めて、一村一品運動のように、町を挙げて商品開発など、さらなる積極的取り組みを進めたらどうでしょうか。また、プロからの指導や新しい取り組みに対する必要な資材などの提供の検討はどうでしょうか。
(6)道の駅に関して、地元農家の方から「富谷町の農家だけではなかなか対応が難しい」という声がありました。しっかりと農家の声も聞きながら、道の駅の商品をつくっていく、そういう考えはありますか。
(7)学校給食における地産地消を進めるために、加工場の整備などが必要ではないでしょうか。
以上です。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの藤原 峻議員のご質問にお答えをさせていただきます。
質問件名1、福祉の充実を求めるに関連しての問い1でございます。貧困の実態調査は行っていますかとのご質問につきましては、町民の方々を対象とした年齢別、世帯ごとの貧困の実態調査は行っておりませんが、相談に来られた方々に対しましては、生活状況全般を含め、経済的な状況も把握し、支援につなげている現状でございます。本年度から開始しました生活困窮者自立支援制度において、平成28年1月末現在までの相談受け付けの内訳を見ますと、年齢別に見ると20代から30代の若者が14名、65歳以上の高齢者が5名となっております。世帯別に見ますと、母子家庭の相談が2名となっております。また、生活保護の相談においては、高齢者世帯15件、母子世帯4件、障がい者世帯10件となっております。
問い2の母子家庭・父子家庭の世帯数につきましては、児童扶養手当受給資格者では370名となっておりますが、児童扶養手当の所得制限以上の所得の方や遺族年金受給者の方は児童扶養手当の申請をしておりませんので、実際の母子家庭・父子家庭世帯数といった場合は、それ以上になるかと思われます。また、正規雇用か非正規雇用かといった区別は把握しておりませんが、児童扶養手当受給者の年収で見た場合、200万円未満が51.7%、200万円以上が48.3%となっております。年収200万円未満の中には、所得がゼロ円の方が37名、生活保護世帯が3名含まれております。
問い3、公営住宅の整備につきましては、平成25年度末の数値となりますが、住宅戸数を世帯数で除した数字を申し上げますと、当町は0.56%であり、宮城県全体では3.24%となっております。近隣自治体の整備率につきましては、担当課長から説明をさせることといたします。
町営住宅に関する問い合わせにつきましては、月に一、二件程度の頻度でございます。町営住宅の募集の際の申し込みの状況につきましては、ここ数年、5倍前後で推移しておりますが、今年度は2戸の募集に対して14名の申し込みがあり、倍率は7倍でございます。昨年度以前の申し込み状況につきましては、整備率とあわせて、担当課長から説明をさせることといたします。
問い4の公営住宅を新たに整備、また集合住宅などの検討は、空き家の活用、アパートの借り上げによる公営住宅導入を行ってはとのご質問についてであります。現在の公営住宅の多くは、戦後の住宅難対策とその後の昭和40年代の急激な生産年齢人口の増加策として建設されたものでした。
富谷町の公営住宅につきましては、昭和36年から44年にかけて、人口を増加させるための対策として100戸が建設されましたが、時を同じくして始まった住宅団地の開発により、その必要性が薄れたことから、以後、建築されることがなかったものでございます。
公営住宅の必要性につきましては、住宅困窮者がどの程度いらっしゃるかということが重要となります。しかし、先ほどご説明しました問い合わせの状況や申し込みの倍率、当選後に辞退される方もいらっしゃるという状況を見ますと、必ずしも早急に建築を行わなければならない状況にはないと考えております。
今後、さらに本町の土地利用が進み、町内における就労人口が増加した場合には、民間のアパートの建設状況などを見ながら、公営住宅建設の必要性を検討することになると考えております。その際には、より利便性の高い場所での建設が求められると思われますので、集合住宅やアパートの借り上げによる公営住宅の整備も検討することとなると思います。
問い5の母子・父子家庭の公営住宅における入所の際の優先措置をつくるべきではないかとの問いにつきましては、母子家庭や父子家庭に対して家賃補助を行っている自治体は、県内にはありません。全国的に見ても15自治体程度で、そのほとんどが首都圏のようですので、今後の国の施策や他自治体の動向を踏まえながら対応していきたいと考えております。
問い6、会議など公式な場で母子・父子家庭の方々から町への要望を聞く場面はありますかとの問いにつきましては、富谷町母子福祉会の総会には毎年出席しており、会員の方々からお話を伺う機会はございます。また、母子家庭の皆様から直接お話をお伺いする機会といたしましては、昨年8月に実施しております児童扶養手当の現況届提出の際、いろいろと担当職員がお話を伺っているようです。内容としては、養育費のことや高校や大学への進学資金の貸し付けについてが多いように聞いております。
問い7、自治体で支援を行っている例を把握しているかにつきましては、愛知県では空き家を障害者用グループホームに転用する取り組みを進めており、既存の戸建てを障害者用グループホームに転用する場合の基準緩和を行い、促進を図っているようでございます。
宮城県においては、他自治体と同様、社会福祉法人などが整備するグループホームについて、経費の一部を補助する社会福祉施設等施設整備補助金、国が2分の1以内、県4分の1以内の活用を行っております。また、平成28年2月16日現在、宮城県内にある234カ所のグループホームのうち、自治体で運営を行っているグループホームはございません。
問い8の富谷町内にありますグループホーム10カ所のうち、高齢者との共生型グループホーム1カ所を除き、ほかの9カ所は全て一般住宅を活用したものとなっております。今後も公営住宅の整備よりは、従来のように、空き家も含め一般住宅の貸家などを活用しての整備が有効と思われます。
質問件名2の農業への支援の充実を求めるに関連しての問い1でございます。農家の年齢別人数と20代、30代の割合につきましては、昨年12月に実施した10アール以上の耕作者を対象とした農業経営意向調査の集計で申し上げますと、総数406名のうち、30歳代が2名、40歳代が19名、50歳代は86名、60歳代は180名、70歳代が66名、80歳代が49名、90歳代4名となっています。20歳代及び30歳代の割合につきましては、20代はおらず、30代は2名と、全体の0.5%となっております。
問い2の耕作放棄地の現状につきましては、現在の耕作放棄地、いわゆる荒廃農地などの再生利用困難な農地は1万5,782平米、また再生利用可能な農地は29万8,624平米となっています。毎年、農業委員会で荒廃農地の調査を行っておりますが、20年後については、農家の高齢化や後継者不足により、この数値が増加することが懸念されます。
問い3、耕作放棄地をどのように考えているかにつきましては、米の生産調整により、面積換算で325ヘクタールの作付となっている現状の中で、耕作放棄地及び遊休農地を利用して、新たな富谷町の特産品となる野菜や果樹などの栽培について検討を行っているところです。また、作付できない自己保存管理については、適正な管理を行うことにより、町とJAあさひなから助成金を交付するなど、今後とも適正な管理に向けた対策を講じてまいります。
問い4の新規就農者への町独自の補助につきましては、既存の町の補助事業であるビニールハウス助成事業及び曲がりネギの管理機導入助成事業、そしてブルーベリーの苗木代と資材代を助成するブルーベリー産地拡大事業などとなっております。活用していただきたいと思います。また、新規就農希望者へ国及び県の支援事業を案内して、支援と協力を行っております。
問い5、町を挙げての商品開発や指導者、資材の提供につきましては、スイーツの駅構想を踏まえ、現在ブルーベリーとあわせて新たな富谷町の特産品となる新果樹の栽培の検討を行い、宮城県仙台農業改良普及センター及びJAあさひなからご協力をいただきながら進めているところです。
また、これから農家の皆さんと話し合いを行いながら、具体的な新果樹の栽培などが決定した場合には、専門家の指導をいただきながら、苗木代及び資材代等の補助事業も検討してまいります。
問い6、道の駅に関して、町における野菜の販売は少ない現状ではありますが、産直直売に取り組んでいるおんないん会の皆さんやJAあさひなと連携を図りながら、作付の誘導を行い、1次産業の活性化に努めていきたいと考えております。
また、先日、JAあさひな青年部富谷支部の皆さんとも意見交換を実施いたしました。今後も農家の皆さんの声をいただきながら取り組んでまいりたいというふうに思います。
問い7、加工場の整備につきましては、必要性は感じておりますが、生産者及び生産量がまだまだ少ないことから、加工場の整備までには時間を要するものと思っております。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) それでは、周辺市町村の公営住宅の整備率と富谷町の町営住宅の申し込み状況についてご説明いたします。
近隣市町村の公営住宅の整備率につきましては、大和町1.90%、大郷町3.74%、大衡村8.12%、利府町1.00%、仙台市1.98%、多賀城市1.26%、名取市1.29%となっております。町営住宅の募集をした際の申し込み状況につきましては、年度ごとに募集戸数と応募者数、その倍率を順に申し上げます。平成23年度は8戸に対して37名で4.6倍、平成24年度は9戸に対して52名で5.7倍、平成25年度は9戸に対して35名で3.8倍、平成26年度は募集がございませんでした。平成27年度は今現在2戸に対して14名で7倍でございます。なお、今年度につきましては、3月1日から14日までの期間で新たに2戸の募集を行っているところでございます。
参考までに、県営住宅の申し込みの倍率は、平成16年度から25年度までで、最高が平成16年度の18.52%、最小が平成23年度の4.36%であり、平均は11.52%でございます。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これより、藤原 峻君の質問は一問一答により行います。7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 現在、アベノミクスの失敗などにより格差拡大のそういう状況であります。日本全体で貧困者世帯がふえています。そういう中で、町としてどのような対策をとるように考えておりますか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 町としましては、現状を把握しながら、県・国の状況を勘案しながら行っていきたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 本当に皆さん生活が苦しいというような状況で、その中でも特に暮らし、住むところの確保というもの、これは切望しているところであると思います。このことに関して、町としての方針を決めていくお考えはありますか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 貧困者の住宅確保につきましては、状況を見ながら、生活困窮者自立支援制度の中で該当するものについて該当させていきながら、今後、状況を見ながら、その方の状況等を勘案しながら行ってまいりたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 例えば母子家庭の中でいいますと、本当に貧困がひどい状況だと。6割以上の方が本当に生活をしていくのが大変だと。シングルマザーズファームというところの推計によると、生活保護を受けているのは全体の1割だそうなんですけれども、七、八割の方は生活保護基準以下の収入で暮らしていると、そういうような状況にあると書いてありました。
そして、先日、母子家庭のお母さんから話を伺ったんですけれども、先ほども言いましたが、収入が10から15万円ぐらい、手取りが8万円、障がいを持っているお子さんがいる。体調を崩すことがあるので、定期的な時間で働くのはなかなか厳しい。そうなると、やはり非正規雇用しかない状況で、やはりほぼ収入がないというような状態です。しかも、相談をするところがなかなかわからなかったと。しかも、私は衝撃的だったのが、生活保護という制度自体を知らなかったというお話だったんですね。しかも、その方だけではなくて、そのお友だちの方も生活保護を知らなかったと。本当に生活に困窮している方に対して、町は貧困の状態にある方にどのように対応していくのか伺います。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 議員の質問に、相談する場所がわからないということ、それから生保の制度自体がわからないということにつきましては、今後、啓発活動等を充実させていきたいというふうに考えてございます。
また、母子家庭・父子家庭につきましては、それぞれの面で、例えば児童扶養手当の件ですとか、それぞれ独自の制度がございますので、その制度の周知に徹底していきたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 啓発というものは具体的にどのようなことが考えられますでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 例えば広報等で広報やホームページ等でお知らせする、窓口にパンフレット等を配備するといったようなこととなるかと思います。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 生活が本当に苦しい方が生活保護を受けている割合は本当に1割ぐらいだと、少ないような状況らしいんですけれども、その理由としては、やっぱり知らないというもの以外にも、生活保護バッシングがかなり大きいようです。受けること自体をためらってしまうと。そして、さらにもう一つあるのが、手続がわからない。ちょっと複雑かなと。そこで申し込むのをやめてしまうという方がいると思うので、懇切丁寧な対応を検討していきますでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 生活保護の相談に行きました場合には、その方の全体の状況とかをお聞きしながらという形になりまして、時間とかも要するものでございますが、懇切丁寧という形では行ってまいりたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 生活の聞き取りということで、やはり母子家庭の方ですと、仕事を2つ、3つかけ持ち、本当に時間がない。1日仕事を休むとそれだけで収入が減るということで、これをどのように対策を考えていくのか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 時間がそのような方々は少ないというようなことですので、先ほど申しましたが、広報ですとか、ホームページ等々でもって周知していきたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) この際、午後1時まで休憩をいたします。
午前11時58分 休憩
午後 1時00分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
午前の藤原 峻君の質疑の中で訂正がございますので、訂正をいたします。答弁者を「都市整備課長」と指名いたしましたが、「都市計画課長」に訂正をいたします。そして、答弁の中で訂正がございますので、都市計画課長、お願いいたします。
都市計画課長(伊藤 正君) 先ほど藤原議員のご質問、福祉の充実を求めるの中の問い3におきまして、県営住宅の申し込みの倍率につきまして、「%」という単位で申し上げましたが、正しくは「倍」でございましたので、訂正させていただきます。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 母子・父子家庭の状況というのは、本当に生存権を脅かすような状況だと思います。本当に支援の充実が必要だと考えておりますが、先ほど、相談がいろいろ来ているというお話だったんですけれども、具体的にはどのような相談の内容があったでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 母子家庭につきましては、離婚調停の世帯の中で、仕事のことですとか、今後の経済的な状況についてのご相談等が主なものでございました。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 大体、離婚してしまうと家を出て、家を借りるというような、アパートとかを借りるような状況になると思うんですけれども、働くといっても、結婚して仕事をやめた後に非正規雇用で働くというと、本当にお金がないような、先ほどの平均で言うと、就労収入の平均は181万円、本当に厳しい状況になるかと思います。そういう母子家庭・父子家庭の方の住居の支援などは、いま一度、どのように考えておりますでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 母子家庭・父子家庭で生活保護の世帯になりますと、住宅扶助という形で住宅費が出るわけでございますが、それ以前の生活保護にならなかった場合等につきましては、その方々の状況、ケース・バイ・ケースによりますので、状況をお聞きしながらというふうな形になると思います。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) では、相談があったときに、生活保護法というものがありますよというのは、その都度伝えたり、例えば何か冊子のようなものを渡したり、説明をしたりとかということはされているのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 母子家庭とか、小さいお子さんがいらっしゃる世帯につきましては、子育て支援課のところでご相談とかを受けた場合、生活保護等を管轄しております長寿福祉課のほうへつなげていただくというふうな形でのワンストップサービスみたいな形で考えてございます。その中で、必要な方には生活保護のしおりとかありますので、そのしおりとかを配付していただくというふうな形での周知となってございます。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 相談に来た段階ですと、まだ離婚しない調停の段階での相談というのが結構多いんですか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 多い、少ないというふうな形で、ちょっとどういう数なのかと申し上げられない状況でありますけれども、今年度、4件あったうちの1件はそういう形であるというふうな状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) それでは、子育ての中で、母子・父子家庭の方、若者の非正規雇用の問題とか、高齢者の年金が削減されて生活が苦しいという問題とはまた別に、やはり子育ての費用が大変かかるということで、6歳から18歳まで、毎年、平均45万円の支出となると、「子どもの貧困白書」のほうで書かれております。そのような子育ての支援や学習の支援というものの充実は考えておりますでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 母子・父子家庭につきましては、例えば児童扶養手当という制度がございまして、そちらからの援助、それから保育料についても母子世帯、市長村民税非課税の場合は無料となると、子ども医療、それぞれ場面、場面でもって、母子・父子世帯に対しての助成を実施している状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) それでは、児童扶養手当、第1子、第2子、第3子でどのようなお金の割り振りとなっておりますでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 児童1人の場合ですと、1月当たり最大で4万2,000円、2人目ですと5,000円、3人目ですと3,000円となってございますが、今国会において、2人目、3人目の手当の額を倍増というような方向で今検討されているようですので、その辺もご承知いただければと思います。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 児童扶養手当の額なんですけれども、1人目はそこそこ高いんですけれども、2人目、3人目となりますと、5,000円と3,000円ということで、これは本当に先ほど言ったような、学習のための支援でも全然足りていない、そういう状況なんですね。町としての支援の方向性というのは考えておりますでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 学習の支援ということですが、先ほど私答弁したとおり、5,000円から最大1万円、それから3人目については3,000円から最大6,000円といとうぐあいに今改正の方向で検討がされているところでもありますので、その辺を加味していただければと思います。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 国が第2子、第3子を倍にしたとしても本当に微々たるもので、やはり町としてそういう子育て世代の中で、母子・父子家庭への支援、これを独自のものとして何か支援していく考えはありますでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今のところ、これといったようなところはございません。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) ちなみに、補助学習と学力の相関関係というものが出されているんですけれども、学校外教育費月間支出額別算数学力平均値というものなんですけれども、これを見ますと、補助学習、塾に通ったりしているお金、例えば1万円ジャスト、1万3,000円、そして3万円から3万5,000円、5万円という、そのように、どのぐらい出していると学力に影響があるかという研究で、やはり額が上がるほどにつれて学力というのは上がっているというような研究結果があります。しかも、塾のお金を負担するというのは、やはり母子・父子家庭ですと大変厳しい嫌な状況だと思います。この支援に関しては何か考えておりますでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今のところ具体的な部分はございません。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) この件に関してと、先ほどの児童扶養手当の町独自の加算、これに関しての検討はしていただけますでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今後、国の動向等を踏まえながら考えさせていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 国の動向もあるかと思うんですけれども、やはり地方自治の時代ですので、町として、生活が苦しい母子・父子家庭の方に対する支援、これを考えていくということは必要ではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 課長がこれまで答弁していますように、いわゆる国の今安倍総理が子育て支援について手厚く支援をしていくという、今方向で切りかえておりますので、その辺の国の動向を注視しながら、町としても、やはりこれまでもお話ししているように、子育て支援はあらゆる角度から努めていきたいというふうに思っております。ただ、それを母子・父子家庭に限定してとなると、やはり弱者家庭というのは、ほかにも障がい者家庭だったりいろいろあるものですから、その辺全体平等性というか、その辺のバランスを考えながら、とにかく、でも、誰もがそういったいろいろな困難を抱えている方々の町として支援は最大限努めていきますが、そういうところでご理解いただければというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) そういうことですと、検討していただけるということではあるということでよろしいでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 今後の国の動向を注視しながら、町としてできる最大限の努力はしていきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) それでは、母子・父子家庭の貧困の一番の課題というのは何だと認識されておりますでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) やはりご主人とお別れになって、経済的な部分かと思います。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) やはり経済的なところ、特に就職というものに大変な、女性というだけでハンディーキャップがあるというのが、日本の今の経済の雇用関係の状況だと思います。この中で、町として、今後、企業誘致などを図っていくかと思うんですけれども、例えば企業誘致をする際に、企業と、非正規雇用で今まで働かざるを得なかった方とか、母子・父子家庭の方を優先的に雇用してもらうというようなことは考えられないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 現在、ちょっとお答えできませんけれども、今後、誘致の際にそういう話題提供なりもさせていただければなと思います。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) それでは、公営住宅のほうに話を移します。
入居期間の平均はどのようになっておりますでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 28年3月1日現在で、入居期間の平均は15.8年というふうになっております。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) この状況というのは、やはり貧困が固定化しているという、そういう状況だと思います。募集が、先ほどお話があったように、平成27年8戸のところに対して37名があったと、平成24年、9戸のところに対して52名の方が申し込みをされたりというように、やはり需要があることだと思うんですよ。絶対数的に足りていないというふうに考えるんですけれども、それに関しての認識はどのように捉えておりますでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 県の住宅なんかと比較しましても、必ずしも倍率等が高いと言える状況ではございませんし、当選後、先ほど町長も申し上げましたけれども、辞退される方もいらっしゃるということで、必ずしも不足しているというふうな認識はしておりません。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) この状況では、やはり足りていないと思うんですよ。先ほど、大和町で1.9%、大郷で3.4など、県内平均3%以上だと思うんですけれども、富谷だと0.5、0.6%、この状況というのは足りていないと思うんですが、どのように。もう一度お考えをお聞かせください。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 先ほども町長がご説明申し上げましたけれども、町営住宅の建設というのが昭和40年前後ということで、住宅、そのころ非常に困っていたような状態のときに建てたものがそのまま継続されて今も存続しているという状況でして、現在の状況に合わせて、この戸数が足りているものでは必ずしもないというふうに認識しておりますので、富谷が、必ずしも今現在で比較した場合、不足しているというふうにはちょっと考えておりません。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) この数字というのは、やはり足りていないというふうに私は考えます。やはり今、町としての方針、総合計画の中での位置づけなどが必要になってくるのではないかなと思うんですけれども、そこら辺をお聞かせください。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 公営住宅の戸数につきましては、今後の土地利用であったりとか、必要性というか、どの程度の需要があるのか今後検討しながら、必要であればそういう総合計画などに位置づけるなど検討していきたいというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) ぜひ検討していただきたいと思います。
それでは、グループホームに関してのお話に移るんですけれども、仙台市の現状をちょっと調べてみました。平成27年785、平成28年885、平成29年985と、毎年100人ずつ利用者の増加を図るというふうに書いてあります。仙台の人口が約108万人で、富谷町は大体5万2,000人、約21倍ぐらいとなっております。これを21で割ると、平成27年37、平成28年42、平成29年46という状況になっております。富谷町の利用実績というのはどうだったでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 富谷町におきましては、グループホームの利用実績におきまして、平成25年度が16人、平成26年度が19人、平成27年度におきましては20人というふうな現状でございます。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 仙台市と一概に比較できるものではないかもしれないんですけれども、やはり数で見たときに半数ぐらいしかないんですよね、人数を調整したときに。やはりこれはグループホームなどが足りていないということで、親御さんたちの家族会のほうに行きまして、私、お話を聞いたんですけれども、親亡き後の心配というのがすごくあると。グループホームをぜひ整備してほしいというお話でした。このグループホームを町が運営する。そして、民間を誘致するというか、そういう形でふやしていく。より早く、より多くふやしていくという考えはおありでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 障がい者のグループホームにつきましては、私どもも親御さんのほうからやはり親亡き後の心配ということは重々承知してございますので、グループホームの誘致というふうな形につきましては、町が率先してという形よりは、事業所のほうでもグループホームのほうを設備したいというようなところもございますので、そういったところには県の補助金のご案内とかを差し上げながら行っているような現状でございます。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) そうですね。やはり親亡き後の心配、これは本当に一番の心配事だと。私も以前精神障がいの方の就労支援で働いておりましたけれども、その方たちの親御さんたちはやはり親亡き後の心配をされていました。それだけじゃなくて、やはり、知的な障がいを持たれている方とか発達障がいの方の親御さん、皆さん、やはり親亡き後の心配をされているんですね。住むところの支援に関しまして、例えばなんですけれども、親御さんが亡くなったときに、その家をグループホームとして、活用させていただくとか、そのような形で家族会の方たちとやりとりはしているのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) グループホームに限らず、親の会の皆様とはお話をしながら、どういったニーズがあるのかというふうな状況は把握してございます。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) ぜひ、ここに関しましてしっかりと整備をしていっていただきたいと思っております。空き家や一般住宅などの活用が有効だというお話だったかと思うんですけれども、やはり役場だけでできないのであれば、外側の力をかりて実施していく、これは大変大事なことだと思うので、ぜひ、会議などでそういうものを解決するという、そういう当てでもあるのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 親の会、手をつなぐ育成会ですとか、発達障がいのほうではいっぽの会とか、そういった親の会がございますので、その中でいろいろとお話をしながら、親の方々のお力もおかりしながら行ってまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 続きまして、農業の問題に移りたいと思います。
先ほどのご答弁で、30代の方が2名で全体の0.5%しかいないと。40代の方でも13名でしょうか、50代の方で86名、60代で180名、これは年が上がる、50代、60代、70代、80代でほとんどなんですね。若い人たちが2名しかいないという、この状況の中で、どのように対策を考えていくのかというところをお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) この調査自体が現状と異なるかもしれませんが、実際に例えばここで90歳の方も4名などとなっていますが、これはあくまでも本当に調査からの集計でありまして、現状的にはもっと若い方が従事されているものと思っております。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 若い方が働いているというのは20代、30代で2人よりも多く働いているということでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) この調査表、経営ということで調査していますので、もしかすると、おじいさんの名義がそのままで農協と契約しているためにこういう人数になっているものと思われます。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) やはり、何も対策しない場合、今おっしゃられたように、経営の契約はおじいさんがされているという場合もあるかと思うんですけれども、若い人の姿が見えないんじゃないかなと思います。若い人たちへの対策、新規就農の町の独自の補助などというものは考えておられるでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 町独自となりますと、既存の補助事業、先ほど町長が申し上げたように、実際に農業をする上での補助は十分と思っております。また、国・県でも補助、支援対策がとられておりますので、そちらの事業を紹介してまいりたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 現在の申し込みの状況というのはどうなっておりますでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 新規就農者については、現在、申し込みはございません。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 私、聞き取りしましたら、そういう形で新しく農業に従事したいという方が私のところに来ているという方がおりました。やはり、町としてそういう方に対する支援をしっかりと表明していく、これは大変重要なことだと思います。例えば15万円といっても、いろいろ引かれたら本当に生活は苦しいような状況だと思います。もう少し、町、例えばなんですけれども、県が出している補助金に対して、町が補助金を加算するというようなことは可能なのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 所得関係の支援としましては、国の準備型とか、開始型とかの所得補償がされています。県においては、相談事業などを月一、二回開催しているところでございます。なお、町独自の所得補償については考えてはいませんが、既存の先ほど言ったような補助事業を利用していただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) それでは、農業に関しまして、町としての農業の役割、どのように捉えられておりますでしょうか。町長、お答えください。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 農業につきましては、先ほど議員のご意見にもありましたように、まずは食料の生産という部分で欠かすことのできない重要な役割を担っていると思いますし、あわせて、やはり多面的にいわゆる環境を維持しているという意味では大変大きな役割を担っているというふうに認識しております。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 食料という以外のほかにも、今町長がおっしゃったように、多面的な機能が本当にあるという農業ですので、町として総合計画の中でやはり充実させていくという考えはおありでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。もとい、若生町長。
町長(若生裕俊君) これまでも何度か答弁で申し上げていますように、私はやはり富谷はもともと農村地域でありますし、やはり今、これからも農業、そして農地をやはり大切に守っていくというのは、これからも大切、重要なことだというふうに思っておりますので、今回のこれから今作成中の長期総合計画の中にも重要と位置づけて考えていきたいというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 先ほど、JAの若者の方やおんないん会の方と会議をする機会があったということで伺ったんですけれども、どのような話が今まで出てきたでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 現在、新たな果樹、野菜の栽培ということで検討しているところです。富谷町で栽培可能な野菜、そして果樹を皆さんと検討していくための話し合いを行っています。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) その会議の中で、町に対する要望は何かなかったでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) そのような要望はちょっと把握していなかったんですが、おんないん会で申し上げますと、今回、お話の中で、イチジクを推進していこうという話も出ております。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 先ほども新しくものをつくるときに苗やその資材の提供を行うということだったんですけれども、より充実していくということが私は大変重要だと思うんですけれども、農家の方への支援、しっかりお話を聞きながら進めていくという方向でよろしいのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 実は特に若い世代が今農業後継者として、または新規就農者も含めて、やはりいかに若い人たちが、これから担っていく人たちが農業に従事できるかというのは大切だというふうに思っておりますので、私のほうからそういう機会を設けてほしいということで、実は農協青年部の富谷支部の方々との懇談会なんかも、あとはそういった生産者の懇談会を設けさせていただいているところであります。そういった中では、いわゆる個別にやはり抱えている課題や、こうあればいい、こうしてほしいというのは、いろいろ違う、環境によって、行っている農業によっても違うわけでありますので、その辺、個別に伺いながら、それを全体として、これから政策に生かしていきたいというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 本当に個別課題は、土地の場所によっても変わってくると思いますし、経営の形態によっても変わってくると思いますので、そこは本当にきめ細やかに対応いただく必要があるかと思います。ただ、今度、スイーツ関係で道の駅をつくられるということで、私はこれは大変期待しているんですけれども、元気くん市場、大変混んで、仙台のほうからも買いに来ている、渋滞ができるぐらいなんですけれども、あれは富谷で生産したものじゃないというのがすごく残念なんですね。やはり富谷でつくり、富谷で食べていく、それは人口が5万人というパイがある富谷町だからこそ、農家の方を支えていく、そういう取り組みができるかと思うんですけれども、それに関して、農家の方のお話をぜひ聞くという考えでよろしかったでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 機会の場を設けて、話し合いを行ってまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 最後に、道の駅に関しまして、農家の方からの声の吸い上げというのは、今どのような形で行っておりましたでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 道の駅につきましては、特徴としてスイーツの駅というのは、これはあくまで特徴としてスイーツというものを掲げているわけでありまして、やはり道の駅においての役割、主役は地元で生産したものをいかにそこで販売につなげるかということでありますので、先日行った農協青年部の若い人たちとの、会員との懇談会のときにも、道の駅の話はさせていただきましたが、引き続き、そういった生産者の人たちの声を反映していくというのは大切だというふうに思っておりますので、今後もそういった機会を大切にしていきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 5番畑山和晴君。
5番(畑山和晴君) それでは、私から質問させていただきます。
まず初めに、子育て支援の充実なくして富谷の発展はありません。富谷に住もうと思う若い世代の基準は、子供の支援制度が充実しているかどうかです。100年人がふえ続ける町としての実現のためには、住みたくなる、子育てのための支援制度の充実が重要となります。
町長は就任1年で、18歳までの医療費無料や、まず無理だと諦めていた児童クラブ、児童館を各学校の敷地内につくる方針を即実行されました。私は成田に住んでおりますので、特に成田東小学校に通わせている保護者にとっては本当にうれしく感謝していますとの声が多く上がっております。本当にありがとうございます。
この町長の実行力で、保育所の日曜保育、延長保育、そして保育士の給与のアップをぜひ早い段階で実行していただきたいと思います。
私は、子ども・子育て会議の委員として参加させていただきました。そのパブリックコメントの中で、日曜保育、延長保育の要望がありました。今の時代、土日関係なくシフトによって働いている家庭もふえてきております。例えばコストコの募集要項をホームページ等で見ますと、「土日勤務必須、時給も平日に比べると、日曜祭日は400円も時給が上がります。そして、きのう、保育所に通わせている保護者の方にお話を聞きました。やはり、土日の勤務をしている方々が年々ふえてきており、日曜日、どこに預けたらいいのか、話題に上がるそうです。また、土曜保育をお願いしている方は、日曜日も働いている割合が高いとの声も聞きました。その土曜保育の昨年度の1カ月の平均利用者は町立保育所全てで約80名となります。
今後の展望の中で、新規雇用30%を女性にと、同僚議員が質問した答弁の中でありました。であれば、ますます土日関係のない就労体系になることは容易に予想されます。新たに保育所をつくることも当然重要ですが、同じように、ソフトの部分も柔軟に対応していかなければなりません。
保育所の延長保育についても、現在は、町立では19時までです。以前は通常保育は18時まででしたが、現在は18時15分までになりました。このたった15分が保護者にとっては非常に大きな15分になりました。これについても多くの保護者がとても感謝しております。この15分延長されたことにより、延長保育も15分延長されたと思ってしまった保護者もいたと聞きます。なぜ、15分延長したにもかかわらず、延長保育は19時までなのか、不満の多い保護者が多くいます。保育所から近い職場であればいいのですが、遠くに通われている保護者も多いのです。たった15分、それがどれだけ保護者にとって助かることかをしっかりと考えていただきたいと思います。
そして、待機児童対策として、ことし4月と来年4月に新たに保育所が運営されます。しかし、待機児童は減少したとしても、保育士の現在の給与では、全国的にも問題になっておりますが、保育士の確保が難しい状況にあります。大切な子供の命を守る専門性の強い大変な仕事です。仕事の内容に合った給与のアップはとても重要であり、必要であると思います。
富谷町の保育士の平均月収は約26万。一般行政職の平均月収は約30万。専門職として考えれば、一般行政職よりも多くないのはおかしいのではと思います。保育士のとり合いなど、社会問題になってきている今、すばらしい人材を採用するため、そしてずっと働いてもらうためにも非常に重要なことだと思います。
実行するためには、とても大変なことだと思われますが、「大変」という字を崩して考えると、「大きく変わる」ことだと思います。そのためには町長の決断力、実行力に強く期待しています。
私は、3人の子供がおり、保育所にはあと1年お世話になります。トータル12年保育所に通わせることとなります。その間、多くの保護者と話し、先生方とも話し、実際のリアルな声であり、子育て最中の私にしか質問できない事案だと思います。
それでは、3件の質問をいたします。
1、保育所の日曜保育の実施の考えはありますか。
2、平日の延長保育のさらなる延長の考えはありますか。
3、保育士の給与について見直す考えはありますか。
以上になります。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの畑山和晴議員のご質問にお答えをさせていただきます。
保育所における日曜保育、平日延長保育、保育士の給与についてということで、問い1、保育所の日曜保育の実施につきましては、平成29年度に開所を予定している杜乃橋地区の私立認可保育所で一時預かり型の日曜日保育を開始する予定です。
問い2の平日の延長保育のさらなる延長につきましては、来年度に認可化を目指している大清水のぷらむ保育園と小規模保育室へ移行する明石台のくまちゃん保育園では、それぞれ19時30分と20時までの延長保育を実施いたします。
問い3、保育士の給与見直しについてであります。富谷町職員として採用している保育士につきましては、地方公務員となりますので、初任給及び給与全般については条例で定めております。規定は、均衡の原則など全自治体統一の基準で運営をしているもので、独自での給与上積みなどはなじまないものですので、ご理解をいただければというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) これより、畑山和晴君の質問は一問一答により行います。5番畑山和晴君。
5番(畑山和晴君) 日曜保育、実施されないということで、町長が町政報告会で当面しないということを受けていましたので、こういう結果になったということは非常にうれしく思います。これは民間のほうの認可の保育所だと思うんですけれども、町立の保育所での実施というのは考えているんでしょうか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今のところ、町立保育所での日曜保育につきましては考えてございません。
議長(浅野幹雄君) 5番畑山和晴君。
5番(畑山和晴君) 杜乃橋の保育所のほうで一時預かりということですが、町立に通っている子供たちもそこには通えるということになるのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今のところの予定ですと、保育所に、町内の保育所なり、私立認可保育園なりに入所していてというところを条件にしたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 5番畑山和晴君。
5番(畑山和晴君) 例えば、いろいろ私が保護者の方と話しする中で、杜乃橋の一応120人規模ということですが、その規模内の中で日曜保育というのは、広さ的には十分足り得ると思いますか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) つくり的には大分余裕を持たせたところで進めていきたいと考えておりますので、大丈夫かと思います。
議長(浅野幹雄君) 5番畑山和晴君。
5番(畑山和晴君) ただ、やはり町立の保育所でも1カ所必要であると思うんですが、例えば富谷保育所、成田保育所、少し規模の大きいところでも、場所的、位置的、地理的な部分もあるんですけれども、その部分では、やはり人口、預かっている数の多い地域での日曜保育というものが必要だと思うんですが、いかが考えを持っていますでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 杜乃橋地区の私立認可でもって行ってみて、その状況を把握しながら進めていきたいというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 5番畑山和晴君。
5番(畑山和晴君) 日曜保育のニーズというものは保護者から上がっていて、常に情報としては入ってきているものでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) その件につきましても、町長への手紙等を通しまして幾つかそういった要望があることは把握してございます。
議長(浅野幹雄君) 5番畑山和晴君。
5番(畑山和晴君) 保育所で保育参観があると思うんですけれども、その保育参観のときに、今の現場の状況だったり、いろいろお話しされるんですけれども、町でわくわく町民会議ということで町長がやっているものを、わくわく町民会議の小さいバージョンとして各保育所で情報を集める、ニーズを聞くというような形に持っていくと、またさらに、わくわく町民会議だけじゃないいろいろなニーズを受け取れるんじゃないかと思うんですが、そういった小さなわくわく町民会議的なことをやろうという考えはありますか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 保護者の皆さんからご意見を頂戴する機会というのは、例えば行事を通してですとか、それから入所説明会とか、そういった時々に応じて情報のほう、ご意見のほうは頂戴している状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 5番畑山和晴君。
5番(畑山和晴君) 保育参観のときにやっぱり一気に集まるので、そのときにただ子供たちの様子だけじゃなくて、何かテーマを決めてもらって、そしてそのテーマに、それこそ日曜保育だったり、特別延長の部分だったりというものをテーマに例えばして、そこでそれについて皆さんで、保護者の皆さんと先生方とで意見交換できると、ますます保育所の環境というものが改善されていくのではないかと思うんですが、いかがお思いでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 貴重なご意見と受けとめまして、今後、検討させていただきます。
議長(浅野幹雄君) 5番畑山和晴君。
5番(畑山和晴君) 意外と、保護者というのは、先生方に言いにくい部分、保護者同士でしゃべっていたりするので、ぜひそういう機会を設けていただきたいと思います。
そして、延長保育、特別延長のさらなる延長ということで、やはりぷらむ保育園、くまちゃん保育園で8時まで。8時までというのはすごくびっくりして、すごくうれしく思ったんですが、やはりこれも町立では実行するのか、しないのか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今のところ予定はございませんが、前の質問とも関連するんですけれども、それぞれ、ぷらむにつきましては19時半まで、それからくまちゃんについては20時までなんですが、そういった実績を踏まえながら、今後検討していきたいというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 5番畑山和晴君。
5番(畑山和晴君) やはり町立というものに頼っている保護者が多いんですよ。町長にお伺いします。僕なら町立でも延長します。町長はいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 改めて、機会を見つけて、直接、今町立の保育園に通われている親御さんたちと、そういった機会をいただきながら、今後お話を伺いながら検討していきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 5番畑山和晴君。
5番(畑山和晴君) それでは、保育士の給与についてお伺いいたします。
やはり保育士の資格を持っている方は非常に多いんですが、やはり給与が低いということで、子供が好きで保育士になりたいと思っても、結局給与が見合わず諦めていたり、働いてみて、やはりだんだん年をとってきても給料が変わらないというので、本当に保育士さんの待遇というものが非常に大きな問題になっているとおり、大変な状況であると思います。
それについて、やはり改善していく余地というものはどれぐらいまでできるのか、考えているのか、お願いします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) まず、給料が低い、それから給与が変わらないというふうなお話でございますけれども、町長からも答弁ありましたとおり、町のほうで採用しております保育士につきましては、基本的に国準拠による条例に基づいて定められているものでございます。先ほど議員おっしゃったように、保育士ですと、平均で申しますと26万6,000円ほどでございます。これは所長も入れてでございますが、これがいわゆる民間の保育士であれば約平均だと22万円ほどだと思います。そういったことからも民間においては低いということがあろうかと思いますが、地方公務員においては、若干、そういった部分とはちょっとなじまない部分もあるのかなというふうに思ってございます。
また、給与が変わらないという部分でもありますけれども、公務員において、毎年1回の普通昇給というものはございます。しかしながら、民間においてはなかなか昇給しづらいと、そういう現実があろうかと思います。そういうことでございますので、なかなか民間と公務員とで、若干、その辺の差があるのではないかなというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 14番高橋正俊君。
14番(高橋正俊君) では、私の一般質問を始めます。
今回、黒川地域行政事務組合についてですが、この組合は、黒川郡内の町村が負担をして運営している組合でありますから、議員の方々にはもちろん、町民の方々にも情報を提供し理解をしていただかなければなりません。それが富谷町から選出された黒川地域行政事務組合議員としての責任であり、義務と考えております。
本年度、黒川地域行政事務組合の総予算は27億710万円であります。今回の質問している火葬場費は2,800万円で、富谷町の負担額は1,290万円であります。また、消防費の予算は12億1,930万円で、各町村の負担額は、富谷町が5億7,049万円、大和町は3億7,190万円です。大郷町が1億6,340万で、大衡村が1億1,340万円であります。
1消防署、3出張所に同じように常備消防体制を順次整備し、消防力の強化を図っており、私は郡内の消防力はバランスよく整ったと思っています。しかし、昨年9月11日の大雨により、消防本部を初め黒川地域行政事務組合の事務所など大きな被害があった問題や、火葬場の焼却炉が増設されたものの控室が足りない、いろいろな問題があります。この問題に対して、今後の対応について、我が町の町長として、また消防担当理事としての考えを伺い、今後、黒川地域行政事務組合議員としての活動の参考にしたいと思い、次の質問をいたします。
消防本部、黒川地域行政事務組合の事務所の移転も含めた今後の対策について、どうお考えになっているのか伺います。
2番目、火葬場の焼却炉は増設したものの、控室が不足している、狭いという町民の声もありますが、町長の考えを伺います。
町の消防の負担金の割合がおよそ48%程度だが、今のままでいいのか。今後、事業の拡大があるとすればますます負担金の格差が大きくなると思いますが、見解を伺います。
4番目、黒川地域行政事務組合総合計画を作成し、今後の事業を進める必要があるのではないかと思いますが、町長のお考えを伺います。
以上です。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの高橋正俊議員のご質問にお答えをさせていただきます。
質問件名が黒川地域行政事務組合について、その関連しての問い1でございます。黒川地域行政事務組合及び黒川消防に関するご質問につきましては、本来、組合議会での議論ではありますが、組合の理事として可能な限り、ご質問にお答えをさせていただきます。
まず、消防本部の移転に関しては、既に議員もご承知のとおり、昨年の水害の教訓から、大和町内の公共施設を消防機能代替施設に指定し、消防活動に影響が生じないよう新たに機能移転計画を定めたところでございますので、当面はこの計画に基づく消防活動に期待を寄せております。
また、事務組合事務所については、事務所の移転を含め、現在、調査を行っているところでございます。
問い2の火葬場の控室については、炉数に応じて3部屋ありますが、お亡くなりになられた地域性や火葬の時間が重なった場合には、多数の参列者が利用することから、議員ご指摘のとおりの状況にあると認識はしております。しかしながら、黒川浄斎場の控室の改修事業に関しましては、黒川地域行政事務組合の管轄事業であることから、町民からそういった声が多く聞こえてきた場合には対応してまいりたいと思います。
問い3の消防事務に要する経費の負担金については、組合規約に基づき普通交付税基準財政需要額の算定品目である消防費によって決定され、関係4カ町村が負担をしております。この消防費については、国勢調査人口を算定に用いているため、人口がふえると消防費として交付される交付税もふえるため、財政的には財源は保障されているとは認識しておりますが、負担に見合う消防力の強化に向けて要望をしてまいりたいというふうに思っております。
問い4、黒川地域行政事務組合総合計画を作成し、今後の事業を進める必要があるのではないかとの問いにつきましては、事務組合の業務につきましては構成町村の特定事務を共同処理しておりますので、個別事業計画は必要ではありますが、全体を網羅する、いわゆる総合計画については組合議会で検討されるものと捉えております。
議長(浅野幹雄君) これより、高橋正俊君の質問は一問一答により行います。14番高橋正俊君。
14番(高橋正俊君) それでは、今回のこの私の質問は、町長と議論する質問ではありませんから、ただ、私も今後の活動のために参考にしたいという思いで、今回この質問をしているわけでございますけれども、まず、黒川地域行政事務組合の事務所、本部は確かにあそこはいい場所なんですね、警察と一緒になって、4号線と。その場所はいいんですけれども、ただ、ちょっと狭くなってくる。そういうことを理事会でどの程度話し合っているのか、進んでいるのか、まずちょっとその辺を教えていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 黒川地域行政事務組合につきましては、昨年9月11日の大雨豪雨のときにも1階部分がいわゆる被害に遭い、甚大なる被害を受けたということがありますので、移転については理事会でも協議をしております。ただ、移転先等を含めて、今調査検討を行っているという状況であります。
議長(浅野幹雄君) 14番高橋正俊君。
14番(高橋正俊君) それから、行政組合の事務所なんですけれども、たびたび、去年の9月の水害だけでなくて、事務所に関してはたびたび水害に遭って、水害対策としてちょっとした工事なんかもやっているようなんですけれども、それでも事務所の件はまだ進んでいないんですか、それ以上に、移転の場所。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 済みません。先ほど、もしかしたら、消防本部の話だったんですかね、先ほどは。(「いや、事務所」の声あり)事務所でいいんですか。
議長(浅野幹雄君) 今度は事務所です。
町長(若生裕俊君) 先ほどは消防本部。
議長(浅野幹雄君) 消防本部です。
町長(若生裕俊君) 済みません。先ほど、消防本部については、今のところは現況、現行のまま、今のところ、確かに老朽化も進んでいますし、確かに議員ご指摘のとおり、狭くもなっているという実情にはありますが、移転等については、まだ具体的な検討は行っておりません。
事務所については、先ほど申し上げましたように、昨年9月の豪雨被害も受けまして、可能であれば、移転先が見つかるのであれば移転をする必要があるのではということで、理事会で検討はしております。
議長(浅野幹雄君) 14番高橋正俊君。
14番(高橋正俊君) 先ほども言ったとおり、余り、私と町長が議論する問題じゃないんですけれども、本来は、消防本部があって、その消防本部の中に事務組合の事務所を入れれば理想かなとは私は思っております。
それから、次に移ります。
火葬場の控室問題ですけれども、あそこは確かに焼却炉がふえた。控室が和室の分が2つありますよね。焼却炉が3つあるんだから、3人、控室3つですか。和室2つですよね、たしか。済みません。私2つだと勘違いしておりましたので、済みません。確かに、狭いという批判がありますので、今後の対応については、理事会のほうで議論の中に入れていただきたいと思うんですが、町長の見解をお願いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 控室の問題につきましては、先ほどもご答弁しました。場合によって、確かに混み合ったりしている場合もあるという声は伺っております。ただ、やはり増築するなりにしても大変な費用がかかるということもありますので、また、地域性という、先ほど話をしましたが、いわゆる旧地域だとやはり親族関係も多くて、多くの方が火葬に参列される方が多いんですけれども、近年、やはり振興住宅地の方の場合は、同席される、参列される方も少なくなってきているという報告も先日ありましたので、そういう意味では、その辺のバランス、状況を今後含めながら注視して、状況を見ながら、そしてまた、やはりさらにその状況の中でも狭いという状況が切実なものとして、声として届く場合には検討をしていく必要があると認識しております。
議長(浅野幹雄君) 14番高橋正俊君。
14番(高橋正俊君) それでは、3番目の消防の負担金の割合、これは私は一番問題にしたい問題なんですけれども、今現在、48%程度、消防費負担、富谷では5億7,000万円ぐらいですね。少ないところと5倍以上の差があるわけですよ。
現在の出張所は、大衡は平成7年4月に完成しております。富谷は平成10年4月、大郷は平成15年4月、本部は昭和55年10月に開設されておりますけれども、出張所の今の状況を見れば、大変バランスよく整備されていると私は思っておりますが、救急車も消防車もバランスよく配置されていると思います。
しかしながら、同じ条件で負担金だけがこんなに差があるというのは、先ほど、町長に答弁してもらったのは、黒川地域行政事務組合の規約ですが、交付税の規定による消防費の負担等割合というような話があったんですけれども、それはほかの消防の行政事務組合を見ると、こんなに黒川郡のようにバランスよく整備されているところは少ないんですね。例えば救急車がなかったりとか、消防車が1台しかなかったりとか、バランスが余りよくないふうに整備されているようですけれども、黒川郡内の場合には大変よくバランスが整っているので、これはやっぱり、負担金だけがこんなふうに違うというのは、見直す必要が私はあると思うんですが、町長のその辺の考えをもう一度お願いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 負担金につきましては、先ほども答弁で申し上げましたように、いわゆる普通交付税の基準財政需要額において、いわゆる消防費として交付されているという事情がありますので、そこについては、現状の負担が変わることはなかなか難しいというふうに認識をしております。ただ、やはり、その負担に見合う、先ほど答弁で申し上げましたが、見合う消防力の強化という部分に関しては、このたびやっと富谷町も救急車が同じように1台しか富谷もなかったわけでありますが、需要に対して何とか、やっと今回救急車が1台、4月1日から増車をいただいて2台になります。あわせて、今後もそういう意味では、富谷が人口もふえ、負担もふえという、負担額もふえているわけでありますので、それに見合う、いわゆる富谷地域、黒川南部地域という言い方もありますが、その地域のいわゆる消防力の強化という形で、その部分を要望していきたいというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 14番高橋正俊君。
14番(高橋正俊君) 今後、黒川地域行政事務組合の議会で、私もこの問題についてはいろいろ活動していきたいと思っております。先ほどの規約の問題、私もちょっと規約をもう一回読み直してみたら、どうも事務に要する経費を負担という、今、45%負担しているものが、事務組合の規約の中を見ると、事務に要する経費の負担金についての負担だと思うんですよ。管理運営、やっぱり消防署は事務ではないですよね、消防署のあの活動は。組合の管理運営並びに事務所に要する経費の負担というのは項目にあるんですけれども、これでいけば、ちょっと負担金の問題があると思いますけれども、今後、この問題については黒川地域行政事務組合でお話を、活動していきたいと思いますが。
最後に、黒川地域行政事務組合の総合計画という、黒川地域行政事務組合はほかの町村が負担をして運営をしている組合ですから、何が必要であるという、事業をやる場合に各町村から負担をしていただいて事業を展開するわけですけれども、それでも、少しでも基金を積み立てていくなり、今、黒川地域行政事務組合の基金は約2億ぐらいはあるようですけれども、少しでも基金を積み立てていって、やっぱり計画性を持って、今後、行政サービスというか、安心安全を皆さんに、町民に、訴えていくためにも、やっぱりそういう基金という話が、ちょうど、黒川地域行政事務組合にちょっと行ったときに、町長さんが消防は金がかかるから、少しでも基金を積んでいたほうがいいよと話していた町長さんがおったわけですけれども、それが今まで何もされてきていなかった。やっぱり総合計画をつくっていただいて、そして消防の概況という資料があって、消防力の整備指針という項目があって、将来、黒川消防署にもはしご車とか、ポンプ車も足りなくなる。こういう計画、総合計画ではないんですけれども、そういう項目があるので、ぜひ少し計画性のある運営をしていただきたいと思うんですが、もう一度、その辺をお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 総合計画についてですね、今の質問は。(「はい」の声あり)若生町長。
町長(若生裕俊君) 総合計画、いわゆる黒川地域行政事務組合の総合計画、またはただいまありました消防力の強化の計画、あわせて黒川地域行政事務組合において、そういった意見を賜りましたということは私からも報告しますし、なお、高橋議員は黒川地域行政事務組合の議員でもありますので、どうか黒川地域行政事務組合議会のほうでただいまのようなご意見を積極的にご意見を提言していただければというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) これをもちまして本日の一般質問を終わります。
これで本日の日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。
ご苦労さまでした。
午後2時11分 散会
平成28年3月8日(火曜日) 午前10時00分 開議
第 1 | 会議録署名議員の指名 | |||||||||||
第 2 | 一般質問(通告番号16番~17番) | |||||||||||
一般質問 | 19番 安住稔幸議員 | |||||||||||
1 | 投票しやすい環境の整備を | |||||||||||
2 | 防災への取り組みの推進を | |||||||||||
3 | 子どもを育てやすいまちを目指し、更なる施策の推進を | |||||||||||
11番 佐藤克彦議員 | ||||||||||||
1 | 本町の農業振興政策を問う | |||||||||||
第 3 | 議案第32号 | 富谷町を富谷市とすることについて(説明、質疑) | ||||||||||
第 4 | 議案第33号 | 市制施行に伴う字の名称の変更について(説明、質疑) | ||||||||||
第 5 | 請願第 1号 | 富谷字町、同字町南裏、同字町北裏を新しい住所にしないことに関する請願書(説明、質疑) |
議事日程のとおり 午前10時00分 開議
議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しますので、これ
日程第1 会議録署名議員の指名
議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、14番高橋正俊君、15番菅原福治君、16番出川博一君の3名を指名いたします。
日程第2 一般質問
議長(浅野幹雄君) 日程第2、一般質問を行います。
通告順に発言を許します。19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 皆さん、おはようございます。
それでは、私の一般質問をさせていただきます。一般質問も4日目となりましたので、重複するところもあろうかと思いますが、よろしくお願いいたします。
それでは、始めさせていただきます。
まず初めに、投票しやすい環境の整備をと題しまして質問いたします。
昨年6月に、選挙権年齢を18歳以上とする改正公職選挙法が成立しました。本年夏の参議院選挙から18歳以上の人が投票できるようになります。新たに18歳、19歳の約240万人が有権者となり、選挙権年齢が変更されるのは1945年に「25歳以上の男子」から現在の「20歳以上の男女」になって以来70年ぶりとなり、まさに歴史的な法改正となりました。
世界各国の選挙権年齢は、おおよそ9割以上の国で18歳以上となっており、今回の改正は世界の潮流に合ったものと言えます。
選挙権年齢を18歳以上に引き上げる一番大きな意義は、若者の声を政治に反映させることです。日本が抱える政治課題は若者の未来と直結しております。若い世代の声に耳を傾け、未来を見据えた政策をつくっていかなければなりません。
近年、若者を初めとする有権者の投票率が低下傾向になる中、有権者が投票しやすい環境を一層整備し、投票率の向上を図っていくことは喫緊の課題であります。
また、18歳以上となれば高校生の一部も有権者です。主権者教育も考えなければなりません。
本年の参議院選挙から選挙権が18歳に引き下げられることも見据え、有権者一人一人に着目したさらなる投票機会の創出と利便性の向上が求められます。各地で期日前投票所を通勤者等が多く利用する主要駅の構内やショッピングセンター内に設置するなど、積極的な取り組みがされております。仙台市では、仙台駅前のアエルに期日前投票所が設置されております。
報道機関が実施した高校生への意識調査では、18歳になれば投票に行くと答えた人が57%あったといいます。より多くの有権者が投票できる環境整備に取り組むことが求められております。
以下、質問いたします。
投票の啓発事業の取り組みについて。
2つ目に、期日前投票所の増設について質問いたします。
続きまして、大きな2つ目の質問であります。防災への取り組みの推進を。
自然災害からの減災や犯罪の抑止など、住民の安全・安心な生活を築くためにより一層の取り組みが求められております。28年度予算において、LED照明等への交換が計上されており、また黒川消防署富谷出張所に救急車が1台追加されることになりました。
特にこの救急車の追加配備では、私は一昨年9月、黒川地域行政事務組合議会の議員全員協議会で、南部地域の消防力整備計画が示されてから、それ以来、黒川地域行政事務組合議会においても、富谷町議会においても、再三再四、毎回、救急車の追加配備等、富谷地域においての消防力強化を強く訴えてきたところであります。
今回、富谷出張所に救急車が追加配備されることになり、多くの町民が「安心して生活できます」と言っておられました。
これからも消防力強化の推進に取り組むべきでありまして、以下、質問いたします。
1つ目に、夜間、防犯灯が暗い地域において、LED照明等への早期交換と増設を進めるべきではないか。
2つ目に、富谷出張所に救急車が追加配備されますが、車庫や増員となる職員体制に現在の施設で対応できるのですか。
3つ目に、女性救急隊員の配置についてはいかがなっておりますでしょうか。
4つ目に、富谷の今後の消防力強化の見通しについて質問いたします。
今度、大きな3つ目であります。子供を育てやすいまちを目指し、さらなる施策の推進を。
地方創生、活力あるまちづくり、住みよいまちづくりには、若いご夫婦が子育てしやすいことが重要なポイントの一つと考えます。
富谷町議会だよりに掲載しています「みんなの広場」でも、子育てしやすいまちを望んでいる声が多いようです。さらなる施策の推進が求められております。以下、質問いたします。
各学校に併設される、また併設しております放課後児童クラブ、児童館でしょうか、の整備状況と施設概要についてお伺いいたします。
2つ目に、富谷町、これも仮称でしたか、富谷町子育て世代包括支援センターの施設概要と事業内容についてお伺いいたします。
3つ目、休日でも親子が遊びに行くことができる。また、子育ての相談ができる施設整備と体制への取り組みについて質問いたします。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) おはようございます。
ただいまの安住稔幸議員のご質問にお答えをさせていただきます。
まず、質問件名1の「投票しやすい環境の整備を」につきましては、後ほど、選挙管理委員会よりご説明をさせていただきます。
私からは2点目の「防災への取り組みの推進を」からご答弁をさせていただきます。
まず、関連して問い1でございます。防犯灯が暗い地域においてのLED照明等への早期交換と増設についてでありますが、施政方針の中でも触れさせていただきましたが、LED仕様の防犯灯につきましては、来年度上半期に既存防犯灯の調査を行い、下半期に順次切りかえ工事を予定しております。増設については、既存の防犯灯調査時にあわせて必要性の有無を検討する考えでおりますのでご理解をお願い申し上げます。
問い2の富谷出張所に救急車が追加配備されるが、現在の環境で対応できるのかにつきましては、黒川消防署富谷出張所については、当面の間、現在の施設をそのまま活用することとなっております。
問い3の女性消防吏員については、募集を男女問わず実施するものの、女性消防吏員への希望者がいない状況でございます。
問い4、富谷の今後の消防力強化の見通しについてでありますが、最優先課題といたしまして、平成28年4月より、黒川消防署富谷出張所に救急車1台増車となってございます。なお、今後、富谷町を含む黒川南部地域のさらなる消防力強化については、黒川地域行政事務組合理事会等においてさらに検討を進めていくこととなっております。
質問件名3の子供を育てやすいまちを目指し、さらなる施策の推進をということで、問い1でございます。放課後児童クラブにつきましては、今年度は明石台小学校と東向陽台小学校の敷地内において開設し、来年度は成田東小学校の空き教室を利用して4月からスタートする運びとなっております。また、平成29年度から富ケ丘、あけの平、成田の各小学校の敷地内において児童クラブを開設するため、ただいま実施設計業務を委託しているところでございます。施設概要につきましては、実施設計業務が完了していないことから、確定ではございませんが、富ケ丘小学校の児童クラブについては延べ床面積は300平米程度、あけの平小学校の児童クラブについては延べ床面積380平米程度を予定しており、それぞれ児童館内に児童クラブ室を設けた併設型となっており、成田小学校においては、児童クラブ単独型で延べ床面積は180平米程度を予定しております。
問い2の(仮称)富谷町子育て世代包括支援センターの施設概要については、こちらも実施設計業務が完了していないことから、確定ではございませんが、木造平屋建てで、延べ床面積は800平米程度を予定しております。部屋については、乳幼児健診を行う問診指導室、内科・歯科診察室、視覚・聴覚検査室、相談室、そのほか栄養指導室、くつろぎコーナーなどを考えております。事業内容については、現在実施している母子手帳交付から3歳児健診までの乳幼児健診や教室のほか、子育て世代の方が気軽に集まれるような子育て講座のような企画を検討していきたいと考えております。
問い3の休日でも親子が遊びに行くことができる、また子育ての相談などができる施設整備と体制への取り組みにつきましては、休日の過ごし方については、子供の年齢や親のライフスタイルによってもさまざまですが、乳幼児期のお子様がいる方ですと、西成田コミュニティセンターの子育てサロンについては、土曜日も開館いたしておりますので、ご利用いただけます。また、子育てサロンには保育士が常駐しておりますので、気軽に子育ての相談をしていただければと思います。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 選挙管理委員会書記長。
選挙管理委員会書記長(神田能成君) それでは、質問件名1の「投票しやすい環境の整備を」につきまして答弁をさせていただきます。
1番の「投票の啓発事業の取り組みは」につきましては、ことし夏の参議院議員選挙から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられる見込みとなっております。投票率の向上に向けて政府が取りまとめました公職選挙法改正案の概要につきましては、選挙当日に駅や商業施設などでの投票を可能とする(仮称)共通投票所の設置、期日前投票の時間延長など、本国会で審議をされ、参議院からの適用が予定されております。
本町選挙管理委員会といたしましては、新たな世代で有権者となられる17歳から18歳の皆様に広報とみやによる周知や県立高校、町内中学校と連携をした啓発事業を進めていくことを検討しているところでございます。なお、宮城県選挙管理委員会からは既に教育機関向けに啓発用の冊子が配布されておりますので、宮城県との連携も含め、積極的に啓発事業に取り組んでまいります。
2つ目の「期日前投票所の増設は」につきましては、現在の期日前投票所は、役場本庁舎1カ所でございます。平成26年度の衆議院選におけます本町の期日前投票者数は3,694人で、期日前投票率は9.55%、平成24年度の同選挙と比較いたしましても624人の増、1.31ポイント増と上昇傾向にあります。このことからも期日前投票が有権者の皆様に年々認知をされ、有効に活用されているものと認識をしております。
仮に期日前投票所を集客が見込めます商業施設等に増設をして設置する場合、役場庁舎のシステムからその施設までの専用ネットワーク回線の敷設、受付システム器機等が必要と考えられます。このほか、期日前投票所を運営するための投票管理者、投票立会人、事務従事職員などの人員確保が必要となります。さらには、運営上の大きな課題といたしまして、投票期間中における施設の警備環境、受付システム器機、投票用紙、投票箱の保管などの安全管理上の問題が考えられます。現在、選挙管理委員会の事務局職員が併任4名体制の中、安全で正確な投票事務の執行が最優先であり、また現在の期日前投票の環境に対し改善の要望がない状況での投票所の増設はリスクが大きいものと考えております。
したがいまして、期日前投票所の増設につきましては、将来的な課題として認識しておりますので、ご理解のほどよろしくお願いをいたします。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これより、安住稔幸君の質問は一問一答により行います。19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) それでは、再質問させていただきます。
まず、投票のしやすい環境のほうでご質問させていただきます。
今回、18歳以上ということになりますが、富谷町におきまして18歳以上で、今現在の数字というような言い方になるのでしょうが、新たに18歳以上の方でふえる選挙権を持った方の人数は何人になるでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 選挙管理委員会書記長。
選挙管理委員会書記長(神田能成君) 27年10月末の住基ベースで申し上げたいと思います。新有権者となります方ですが、現在17歳の方690名、18歳が584名、19歳が555名でございます。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 単純にこれを計算しますと随分やはり約1,800名ほどになるのでしょうか。今、期日前投票、啓発の中で、学校のほうで、中学校でしょうか、と連携をして、教育委員会とですかね、やって、取り組むというふうなお話ありましたけれども、具体的にどういうものをお考えなんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 選挙管理委員会書記長。
選挙管理委員会書記長(神田能成君) まず、既に富谷高校のほうに選管職員が伺いまして、既にどういった形で啓発をしていったらいいのかということで相談をしているところでございます。具体的な内容といたしましては、例えば出前授業であったり、あるいは模擬投票などが考えられるところでございます。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 富谷高校ですね。いろいろちょっと調べてみますと、もちろん高校生、これからということもありますので、実際に選挙権を持つ方もおられるわけですから、それもそうですが、小学校、中学校あたりから、やはりそういったものを時間をかけて啓蒙していくというか、啓発していくというのも必要かと思いますけれども、その辺についてはいかがお考えでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 選挙管理委員会書記長。
選挙管理委員会書記長(神田能成君) 小中学校につきましても、従来からの学習指導要領におきまして、こういった選挙に関する授業が行われているところでございます。しかしながら、今回の18歳に引き下げられたということによって、さらに小中学校への啓発が必要となってくるというのも明らかでございます。そういったことも踏まえまして、今後、どういった形で啓発をしていったらいいのかということを各学校とも教育委員会を通じて協議ができればというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 模擬投票というようなお話もありまして、ほかの自治体をちょっと調べてみましたら、中には、模擬投票ということで、本当に普通、ふだん我々が選挙のときに使っております資材というか、資機材一式というのでしょうか、ああいったものを学校なり、または場合によっては、そういったショッピングセンターなどに置いて模擬投票というか、ちょっとしたものをイベント的にやるというところも何かあるようでありますけれども、その辺についてのお考えはありましたでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 選挙管理委員会書記長。
選挙管理委員会書記長(神田能成君) 学校のほうでは、例えば今も、生徒会の選挙などにおいて、実際に投票をやってみるなんていうこともさせております。今後は、生徒会ということではなくて、国政選挙等を踏まえた選挙のあり方、投票の仕方を、例えば場所はちょっとまだ何とも言えませんけれども、学校内にある施設をもって模擬投票ができればというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) それでは、期日前投票所の増設についてでありますけれども、私以前にもこの件については質問させていただいたことがございますけれども、国のほうの今回の改正におきまして、期日前投票所とか共通投票所の増設に当たりまして、システムの改正についてだけではないと思うんですが、国のほうから補助も出るというような話も聞いております。この辺については、どのようにお考えでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 選挙管理委員会書記長。
選挙管理委員会書記長(神田能成君) 補助につきましては、18歳に引き下げられたということでもって一定の補助が出されておるところでございます。共通投票所あるいは期日前投票に対する補助については、現在のところ、まだ具体的なものは示されてはおりません。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 国のほうでは、そのような方向でということで聞いておりますので、ぜひともその辺を活用して、考えていただきたいなと思います。
そして、確かにいろいろな警備の問題、その他もろもろも確かにあるかと思いますが、やはり今現在、本当に毎回選挙のたびに投票率が下降しているわけであります。そういったことを考えますと、やはり少しでも投票しやすい環境づくりということになりますと、やはり期日前投票所の増設というものがやはり必要かと思います。実際に、先ほどもお話ししましたけれども、仙台市、そのほかでも結構な数があちらこちらでやっております。そういったことを考えますと、将来的なものとして検討されるようなお話ですけれども、やはりもっと積極的な検討というか、次の夏からというわけにもいかなくても、ぜひそういったものを、富谷町、本年10月に市になるわけであります。市になるからということではありませんが、やはり、そういった市としてのイメージづくりと言ったら、言い方ちょっとあれかもしれませんけれども、やはりその辺、住民に対しての配慮をするという、利便性を向上するという意味では、期日前投票についてやはりもう一歩突っ込んだ検討というか、前向きなものが必要ではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 選挙管理委員会書記長。
選挙管理委員会書記長(神田能成君) 環境整備の重要性についても、十分認識をしているところでございます。総務省では、低い投票率に推移している一つの原因としましては、なかなか若者が足を運んでまで投票したいというふうな気持ちにならないというふうなことを言っているところです。環境整備の前段として、選挙に行くことが大切なんだというふうな啓発を最優先として考えたいなというふうには思ってございます。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 今のお話を聞きますとやはりより一層、ある一つの、一定のお店だけということはないと思いますが、そうしますと、やはりショッピングセンターのようなところが非常にお若い方に関しての話でありますけれども、非常にそのいわば啓発には好都合の場所じゃないかなと思いますけれども、その辺について、再度、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 選挙管理委員会書記長。
選挙管理委員会書記長(神田能成君) ショッピングセンターでもって投票率を伸ばしている自治体があるというのも事実、承知をしているところではございます。そういったショッピングセンターに増設をする、しないというのは、その各自治体の体制の問題であったり、あるいは、その地区の自治体の面積であったり、さまざまな要件があろうかと思います。そういった中の、本町においては、商業施設が多様化しているような状況もあろうかと思います。そういったことで、商業施設に増設をした場合、どれだけ見込めるかというのがなかなかつかめないような状況かなというふうにも思っております。この辺については今後研究が必要だろうなというふうに考えているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 続きまして、LEDの照明灯のほうに、ちょっとお聞きいたします。
今現在、町長の施政方針のほうでありました3,000基をリース方式で順次切りかえていくというようなお話もございまして、道路照明灯につきましては、成田地区で一部交換されるような話、お聞きしました。
私特に、成田もそうなんですが、杜乃橋一丁目が非常にほかと比べて、非常にというか、極端にというか、暗い状況と思っております。多分皆様も行かれたら、それは本当によくわかるようなことだと思います。ここだけということではありませんが、やはりそういったものを十分考えた上でのLEDの交換の推進というものを進めていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 先ほど町長も述べましたように、既存の防犯灯調査を行いまして、その時点で明るいか、暗いか、設置の必要があるかないかを検討する考えでおりますので、ご理解を願います。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) それでは次に、富谷出張所の救急車のことについてお話聞きます。
今現在は特に車庫というか、救急車1台追加になるわけですけれども、今現在の場所でそのままここに1台追加になった部分は入るスペースがないような気がするんですけれども、その辺についてはいかようにお考えなんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 1台増車分については、車庫の中で管理ということでなってございます。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) スペース的に今現在あいているという言い方で考えてよろしいのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 連絡車を外のほうに一応出して、救急車は中で管理、連絡車は外のほうでの管理というふうな形で対応するというふうに聞いてございます。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) そうしますと、連絡車でございますので、一分一秒争うような救急車とか消防自動車とはちょっと違うのかなと思いますけれども、そうしますと、これから連絡車、どちらかというと指揮車みたいな用途に使われることが多いのかなという気はするんですけれども、そうしますと、これからずっと将来的に車庫とか何かとしては増設するということは考えていらっしゃらないということでいいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 当分の間はこの外での管理で進むということで聞いてございます。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) その当分の間というのは、期間ちょっとはっきり示していただきたいと思いますけれども。例えば外に置いておきますと、やはり富谷ですので、雪も降るわけであります。そうしますと、やはり緊急車両の連絡車といってもやはり緊急時にはやっぱり一分一秒争って出るということも考えられるわけでありますけれども、そうしますと、そういう状況の中において、車はずっと外に置いておくような状況になっていいのかなと、今思ったわけでありますけれども、その辺についてはいかがなんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 今回の消防署の増車に伴い、設備的な部分に関しましては、当面、現状は今の出張所の状況で対応する。ただ、継続して、安住議員さんもこれまで主張していただいたおかげで今回増車になったわけでありますが、引き続き、先ほど答弁で申し上げましたように、富谷町、富谷地域エリア、いわゆる黒川南部エリアの消防力の強化を継続して検討していきますので、それによっては増築または新たな出張所ということでも展開はありますので、その辺を計画、消防力の強化をあわせてやる中で、また変わっていくかというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 早目にそういったものを実現をお願いしたいわけであります。
次の女性救急隊員ということであります。これについても、以前にも黒川議会のほうでは何度か質問させていただいたんですが、やはり施設的にそもそも救急隊員の方がもし来られたとしても、それを受け入れるだけの施設の対応ができないというか、というような状況かと私は今までの黒川のほうに入っておりまして、ちょっと聞いておったわけですけれども。ぜひとも、富谷としましても、やはり今回救急車1台ふえるわけであります。もちろん、女性の救急隊員が来ていただければの話ですけれども、やはり富谷にそういった方が、先にというか、富谷も2台ございますので、やはり女性救急隊員を富谷の出張所、新たな何かに配置というか、来ていただけるような、そういった施設の整備というものも必要かと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) これからの希望なんですけれども、今安住議員がご指摘のとおり、黒川消防本部は女子トイレがないという課題がありますので、ぜひ、富谷出張所はありますので、そういったことも含めながら、まずは、でも、女性消防隊員がいないことには始まらないことでありますので、その辺を進めながら検討していきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 続きまして、子供を育てやすいまちのほうに進みます。
今児童クラブの話、お話しいただきましたけれども、これからということでありますけれども、今のお話を聞きますと、成田東小学校は校舎内ということでありまして、こちらは児童クラブ単独ということで、そのほかにつきましては、児童館というものを設置していくということで、実際に児童館、私いろいろと資料を見ていたんですが、結局、児童館機能として、その中に放課後児童クラブを併設するというふうな考え方でよろしいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 児童館の中に児童クラブ室を設けるということでございます。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) そうしますと、いろいろ児童厚生施設ということでなりまして、やはりその施設内には広場や遊具、またトイレを設けるとか、そういったものがいろいろありますけれども、この辺についてもきちんと全てクリアできるというような状況でもちろん考えていらっしゃるということでよろしいんですね。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そのとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) そうしますと、そういったものに対しまして、やはり子供たちが、今の特に児童館というか、放課後児童クラブですと、子供たちが体を動かす場所、この点も、以前も一般質問で取り上げさせていただいておりましたけれども、もう一つ、それと同時にやはり休養室というのでしょうか、子供たちが少しゆっくりして本なりそうしたものを読んだり、そういったものも十分確保される広さということで考えてよろしいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そのとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) そして、私も二、三度ありますけれども、町民の方からちょっとお話があったのが、児童館というか、児童クラブが開いている時間というのでしょうか、やっている時間、これにつきまして、特に学校の長期休業日、これについてもう少し何とかならないかということでお話を受けております。今現在、富谷児童クラブのほうの開所時間というのは何時から何時までになっているのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 長期休業中につきましては、8時半から19時まででございます。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 長期休業、子供たちは学校はお休みでありますけれども、しかしながら、ご父兄は働いている方ですと、やはりいつもと同じ時間に出社というか、働きに出るわけであります。そうしますと、8時半からというのでは、いかにも遅いのではないかなと私は思うんですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 時間の前倒しというか、延長につきましては、今後、検討していきたいというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 隣の仙台市ですと、7時半からですか、たしか。結構7時半からやっているところも多いようなことであります。ふだん、学校が7時半から、大体門が開くということを考えますと、その辺はやはり前向きでそういったことを考えていただければと思っております。
そしてまた、土曜、日曜日につきましても、どのように考えていらっしゃるか、お聞きします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 土曜、日曜日につきましては、今のところ、休館かというふうに考えてございますが、今後、その辺の開館等も含めて検討していきたいというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) たしか仙台市では、同じく土曜日はやっていたかと思いますので、ぜひとも、本当に近隣ではやっていますので、考えていただきたいということであります。
そして、子育て包括支援センターのほうでありますけれども、どちらかというと、母子保健センターというのでしょうか、そういったような機能で行われるというようなお話を聞いたんですが、そうしますと、その内容で大体よろしいでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 母子保健センターの機能をメーンといたしまして、それに加えまして、子育て世代包括支援センターの事業ということで、相談業務についても充実させていきたいというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 平日の開所というようなことで以前聞いたと思います。しかしながら、やはり、相談云々につきましても、やはりお休みの日というのも、休日、土曜・日曜日、そういったものもやはり親御さんのご都合によって、1時間しかとれないような場合もあるようでありますので、その辺についての休日の開所についてはいかがお考えなんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) (仮称)子育て世代包括支援センターにつきましては、今のところ、休日については開所しない方向でおります。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 開所しないということで、ぜひとも本当にお願いしたいわけでありますけれども、相当、町民からそういったお話も聞いておりますので、考えていただきたいと思います。
続きまして、休日でも遊ぶことができる施設というか、前回の議会でも同僚議員からも質問ございまして、私もこの前、新潟の長岡市のほうに行ってまいりまして、やはりこちらではそういった子育ての、そういった子供たちが土日も遊びに行けるというか、親子そろってそういった行けるような施設がございます。そして、それも屋根がついているというようなことでありまして、屋根がついていて、中のほうに遊具もきちんとありまして、子供たちが本当に思い切り楽しんでこられるような施設がございます。
我が富谷町としても、こういった施設というものをやはり設けるべきではないかと思いますけれども、いかがでございましょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 前回にも同僚議員さんからご質問、ご意見いただきましたように、今回、安住議員さんからも資料もいただいております。必要性については認識しておりますが、何せかなり建設コストもかかるという内容でありますので、今後、そういったことも含めながら、今回の長期総合計画策定しておりますが、そのことも含めながら、今後に検討させていただきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 確かにただでできるものではないんですが、しかしながら、長岡市ですと、安くはないでしょうけれども、一応、長岡市で見たところは建設費用が4億円ということで、結構な金額、富谷町の財政からいいますと決して安い金額ではないなというのはよくわかるわけでありますけれども、しかしながら、今ずっとお話を聞いていますと、児童クラブも、児童館もでしょうか、そしてこういったものについても、日曜日は今のところまるきりという言い方は申しわけありませんね、少し言い過ぎですけれども、やはりできない。子育てのほうのそういったものについては、やはり今のところ、ちょっと取り組むことができない。やはりこれは少し、町民に対しての、これから市になる富谷にとって、もう少しそういったものに力を入れていくべきだと思いますけれども、最後に、町長、その辺のご意見をお聞かせいただきます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 土日、休日のそういった受け入れを求める声は十分認識しておりますので、今後、そういった場所を確保できないか検討していきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 今議会の最後の一般質問です。どうぞよろしくお願いします。
私は、本町の農業振興政策について質問いたします。
2月末、私の家にも富谷町地域水田農業推進協議会より28年産米生産についての転作目標面積数量の通知が来ました。減反面積は6万942平米です。約6町1反です。随分すごい面積だと感じております。本町の生産数量目標は1,668トン、面積換算で325ヘクタールです。作付率は過去最低の56.38%で、生産調整率は43.62%だそうです。
このような中、日本の食料自給率は、2014年度カロリーベースで、5年連続で39%だったそうです。小麦と大豆の生産はふえたが、ほとんど国産で占める米の需要が減ったことから、自給率は変わらなかったそうです。政府は、自給率目標に対し実現可能性を考慮し、従来の50%から45%へ引き下げましたが、大きく割り込んでおります。農政の見直しが求められています。
また、農林水産省は、2016年予算で農家の高齢化などで弱くなっている生産基盤の強化など農業の構造改革を進める事業を並べ、農業を成長産業に転化し、通商協定(TPP)の締結で、海外から入ってくる安価な農産物に対する競争力をつけようとしております。
米について、需要が減ってきている主食用米のつくり過ぎを避けるため、飼料米や麦、大豆などをつくった農家に対する交付金に対して15年度当初予算比14.7%の増です。18年産をめどに国による生産調整(減反)廃止に備えています。
土地改良事業を初めとした農業農村整備事業の予算は27.9%増、生産基盤が特に弱い畜産、酪農の収益力を向上する事業についても大幅増、日本の食文化を世界に発信する新規事業も始めました。税制改正では、遊休農地に対する課税強化、農地を流動化させ、大規模経営を目指す農家への集積を進めています。
このような中で、本町でも平成28年度経営所得安定対策が示されました。1、米に対する助成として、米の直接支払交付金、10アール当たり7,500円です。2、水田活用の直接支払交付金として、麦・大豆・飼料作物・加工用米・飼料用米等です。3、産地交付金として、ネギ、ブルーベリー・大豆・飼料作物・備蓄米・飼料用米に対する交付金です。
今、本町の農業は、多くの重要課題を多く抱えています。本町の農業発展を強く望むとともに、地元産の農産物を地元で消費する、地産地消です、このことが大変大切と思い、次の質問をいたします。
1、水稲生産の振興策を伺います。
2、園芸作物栽培の振興策を問います。
3、果樹振興策を問います。
4、鳥獣被害の対策を問います。
5、TPPに対する対策を問います。
6、地場農産品の地元での消費、地産地消ですが、の拡大策を問います。
7、学校給食における地場農産物利用方法の対策は。
8、農地の維持管理対策は。
9、農業後継者の育成対策は。前日、同僚議員も質問しましたが、重複する部分もあると思いますが、再度答弁をお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの佐藤克彦議員のご質問にお答えを申し上げます。
質問件名、「本町の農業振興政策を問う」に関連して、問い1でございます。水稲生産の振興策につきましては、国の米の直接支払交付金は、平成29年度までの時限措置であることから、平成30年度に廃止されるなど、水稲生産の関係は今後大きく変化していくこととなります。農業経営を維持していくためには米の需要に応じた生産と、飼料米、飼料用米以外の農作物の生産の振興が必要と思っております。また、個人経営で大変厳しい状況となっていることから、集落営農や法人化へ移行する必要があり、組織等による経営を進めていきたいと考えております。
問い2の園芸作物の振興策につきましては、富谷250園芸促進事業の加入者を対象に経費の3分の2を助成するビニールハウス助成事業を継続し、またJAあさひなで推奨する曲がりネギ栽培に伴う管理機購入の一部助成を行うなど、既存の補助事業を活用していただくよう推進してまいります。
問い3の果樹振興策につきましては、町の特産品であるブルーベリーはここ数年天候不順のため収量が安定していない状況から、ブルーベリーの成木育成事業を活用して、新規栽培者の増加や生産量の増加に取り組んでまいります。
また、現在、ブルーベリーとあわせて新たな富谷町の特産品となる新果樹の栽培の検討を行い、宮城県農業改良普及センター及びJAあさひなからご協力をいただきながら進めているところでございます。
問い4の鳥獣被害の対策につきましては、近年、イノシシによる農作物等への被害が多くなり、箱わなを設置して捕獲に努めています。今後も箱わなやくぐりわなを増設し、また電気柵の貸し出し等により被害の軽減を図ってまいります。これからも富谷町有害鳥獣捕獲隊員と連携し、また農家の皆さんから協力をいただきながら、対策に努めてまいります。
問い5、TPPに対する対策につきましては、先ごろ、TPP協定が大筋合意され、農業への影響は大きいものと認識をしております。農作物の品目ごとに影響が異なることから、国の動向を注視しながら、今後は町としての対策を考えていきたいというふうに思います。
問い6、地場農産物の地元での消費拡大策につきましては、産直直売に取り組んでいるおんないん会の年間の売上は、約4,400万円と前年比で5%以上の伸びとなり、順調に進んでいることから、今後も引き続き、支援と協力を行ってまいります。
また、学校給食センターに地元の野菜を出荷していただくよう出荷説明会を今月末に開催いたします。農家の皆さんに、富谷町の子供たちに安全・安心な食材の提供に協力していただけるようお願いをしてまいります。
問い7、学校給食における地場農産物利用法の対策につきましては、昨年12月の第4回定例会でも他の議員より同様のご質問をいただいておりましたが、地場農産物の利用法の対策については、ジャガイモであればジャガイモのコロッケに加工して提供するなど、野菜の使い方を工夫することにより、規格等条件はありますが、出荷される野菜などは全て受け入れるよう取り組んでおります。
また、食育事業の中では、気仙沼の魚を学校給食に普及させる会と連携し、町内の食材と海の食材を使用した給食の提供も行っていきます。引き続き地産地消の推進に努めてまいります。
問い8、農地の維持管理対策につきましては、農業従事者の高齢化や遊休農地の拡大などの問題が生じていることから、担い手への農地の集積、集約化を進め、維持に努めたいと思っております。
また、地域の農地を維持するため、地域内で活動する組織をつくり、のり面の草刈り、水路の泥上げなどの共同活動を通して農地を維持する多面的機能支払交付金事業に取り組んでいただくよう対象となる地区へ呼びかけてまいります。
問い9、農業後継者育成対策である後継者の問題は、農業を取り巻く全国的な問題であり、本町においても同様となっております。後継者への支援については、国の支援制度の周知を行い、関係機関との連携を図りながら、相談窓口等を利用していただけるよう取り組んでまいります。
また、今後の農業経営は、個人経営では大変厳しい状況となっていることから、生産組合等による経営を進めてまいりたいと考えております。
以上です。
議長(浅野幹雄君) これより、11番佐藤克彦君の質問は一問一答により行います。11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 米生産において、農地集積は大変重要な問題です。農家経営を安定させるということが一番重要ですが、どのような方法で集積を図られるか、町の考えをお聞かせください。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 集積を図るには、まず、やはりその受け皿づくりが今重要だというふうに考えておりますので、そういう意味では、いわゆる生産組合だったり法人化を進めていく必要があるというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) この中で、去年から農地中間管理事業というものが始まりました。この内容をお聞かせください。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 農地の担い手集積、集約化を進める事業として、平成26年4月から設立されて、農地中間管理機構として現在もこのような事業を実施しているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 去年から始まったということですけれども、実績はどのようなふうに上がっていますか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 現在で申し上げますと、借り手のほうが、個人が9名、そして法人が1となっていまして、農地中間管理機構への申し出があります。また、出し手となります農地を貸す側、それは現在3名ということで事務の手続を行っています。まだ実績としまして、マッチングした実績はございません。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) まだマッチングした実績がないということです。今後、農地管理機構を利用した集積というのが大変重要になってくると思います。どのような指導方針でやっていきますか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは農振農用地区域ということを限定されていますので、その地域にお知らせして推進してまいりたいと思っています。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 富谷の水田は、圃場整備を行っていない部分が約300ヘクタールありますよね。農振の農用地外の農地の進め方はどのように考えていますか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) どうしても中間管理機構のほうでは場所の悪いところというか、そういうところは余りマッチングできないということで、申し込みを受け付けていないところもございますので、今現在、富谷町でそういう遊休農地に対して、新しい果樹栽培を推進していくということで検討しているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) じゃあ、次に農業の今後の進め方について聞かせてください。今現在、富谷町には3つの生産組合がありますが、この組合を組合法人にするのか、それともどのような形態にするのか、町の考えをお聞かせください。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは、これからの新たな生産組織、生産組合立ち上げを各地区にお願いしてまいりたいと思っています。また、これまで生産組合等活動されていますところにつきましては法人化を目指してということで進めさせていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 同じ法人で、会社でやっている会社法人がありますね。こういうことを準備している方がいるんですが、このような方に対して、どのような指導、対応を行うか、お聞かせください。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 今のところ、そのような法人が町の窓口に来て相談とか受けていないんですが、法人となると、なかなか地域での農業ということで大変かと思いますので、まずは地域の方々と話し合って、コミュニケーションをとるような形でその法人なりに貸し付けなんかをしてまいりたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) じゃあ、青年就農給付事業について内容をお聞かせください。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まず、国の新規就農の青年就農給付金ということで、準備型があります。年間150万、最長で2年の給付が受けられるということになっています。また、経営開始型としまして、年間、これも150万、最長で5年間給付を受けられるということの支援策となっています。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) この制度の実績はどのようになっていますか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 実際に給付されている方はいません。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 利用していないということでしょうか。今後、利用する、利用させたい、今後の対応はどのように考えていますか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは、このような相談事業が宮城県農業公社で行っていますので、その相談会場をお知らせ、周知していきたいと思っています。なお、今現在、1人の方からちょっと相談は受けているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 次に、園芸振興について質問します。
富谷町は、都市近郊で消費者がいっぱいいるところなんです。すごい有利性のある町でございます。今後、農業生産が伸びた場合、伸ばした場合、販売場所の確保・拡大はどのように考えていますか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは販売所よりも生産する方、そして生産量をふやしていきたいと考えているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 言ったとおり、なかなか生産者が少ないというのはわかっております。じゃあ、作物の栽培、野菜関係、都市近郊ということで、どのようにいろいろな種類を有効利用できるように誘導する方針があるか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 野菜部分では、まずはこれまでどおりホウレンソウ、そして今JAあさひなで推奨しています曲がりネギなどを中心に推進してまいりたいと思っています。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 曲がりネギ、ホウレンソウ、それだけで産直会場で売れますか。今、都市近郊で有利なんだと言ったんだよ。いろいろな種類の野菜つくって売れるようにするのが農家であり、それを指導するのが自治体である富谷町だと思います。現在、減反の交付金は野菜栽培ではネギだけなんですよね。今後、この取り組みをどのようにいたす考えか質問します。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは需要に合った作物の選考、選ぶということで進めてまいりたいとは思います。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 都市近郊農業と言ったんだよね。需要は全部あるんですよ。つくれば売れるんです。イトーでもビックハウスでも、わかっているとおり。今は栽培するのにみんな四苦八苦しているんですよね。それは理由はいっぱいあると思うんですよ。畑が足りないとか、そういうことも一つの理由ですよ。畑の排水が悪いとか。やっぱりそういうところからして、富谷町ではどうやっていくのか、再度質問します。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 佐藤議員のお話のとおり、やはり富谷は都市近郊ということで優位な環境にありますので、ただその生産量をいかに伸ばしていくかというのは、先ほど答弁で課長が申し上げたとおりであります。または販売先、需要については十分にありますので、まずはその生産体制をどうとるか。そのためには今スイーツのプロジェクトも含めて、新たな新果樹、または新たな推奨野菜も含めて、今検討しておりますので、それに合った生産体制の支援もこれから積極的に行ってまいりたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) じゃあ、次、果樹振興について伺います。
富谷町、ブルーベリーということで、町長も私たちと一緒に生産組合設立からやってきた仲間ですので、言います。なかなか難しいというのも現実です。新果樹ということで、きのう、イチジクということをちらっと言いましたが、いろいろあると思うんです。スイーツの道の駅ということでいろいろな果樹を使ったり、野菜を使ったりして、いっぱい生産したいというのは、私も同じ気持ちなんです。
ところが、果樹というのは、植えた、はい、できます。というものじゃないんですよね。2年、3年、ひどいときには5年ぐらいかかるんですよ、生産まで。その支援策はどのように考えていますか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 大変、今いわゆる果樹の場合、時間がかかる果樹があるというのは十分承知しております。ただ、かなりやはり技術的な部分も進んでいまして、昔、「桃栗3年、柿8年」とあったんですけれども、今はかなり即効性、早く収穫できるような技術も進んでおりますので、そういったことを含めながら、あわせてその辺の振興策は、個別にこれから新果樹を選定した上で、その支援体制も考えていきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 次に、鳥獣被害について質問いたします。
富谷町の被害の実態はどのようになっていますか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 農作物への被害ということで、近年イノシシ被害がございます。まずは二ノ関地区、そして大亀、石積、明石地区が多くて、まずは今言われているのが、畦畔に穴を掘っているというか、畦畔が被害を受けていますよということでの報告を受けています。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) さっき、課長も言ったとおり、対策はイノシシとか、猟友会を使ってやっていると言いましたが、もっと具体的に、毎年被害がふえている実態ですので、今後の対策はどのように考えているか、再度質問します。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは第一に捕獲を考えております。今年度もイノシシ用の箱わなを5基購入いたまして、全部で6基になるんですけれども、6基になりましたので、これをそれぞれの地区に設置して、まずは捕獲と考えております。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 捕獲、すごい大切です。ですが、もう一つ大切なのが、作物の周りにイノシシ自体が来ないという、防除というか、柵とかそういうものなんですが、一応電牧を貸し出すと先ほど課長が言いましたが、電牧を買いたいという人がいっぱいいるんです。ただ、一応400メートルで、私が見積もったもので10万円しました。電牧への助成というのは考えられないんですか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 電気柵でよろしいでしょうか。電気柵につきましては、現在、貸し出しということで、これがどのぐらい追うのに役立つか、可能かということを実態把握してから購入に当たっての補助などを考えていきたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 課長、それは電牧・電柵は何十年も前からある設備ですよ。そして今は蓄電式の電牧とか、太陽光発電を利用して乾電池の電牧もある時代ですよ。実態を把握するという前に、やらなくてはいけないと思うんですが、再度、これについて答弁をお願いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 鳥獣被害については、年々本当に深刻な問題になっておりますので、ただいまの議員の話のように、積極的にそういった対策に取り組んでいきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 次に、TPPに対する対策ですが、私もまだ実態はわからないんです、TPP対策、この内容が。一応資料を見て、いっぱい勉強しているつもりですが、なかなかわかりづらい部分があります。そして、この条約、いつ実行されるというか、そういうこともまだわかっていないのが現状でございます。このような中で、富谷町の農家がこれによって非常に経営困難になった場合、町の対応、町長の決意をお聞かせください。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) TPP問題につきましては、大筋合意がなされたといいながらも、ただいま佐藤議員がお話しのように、どこまで進むかというのはまだ未知数のところがあります。それとは別に、やはりこれからの富谷の農業をしっかりと推進をしていきたいというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 次に、地産地消について、伺いします。
町長が道の駅構想を出して表明しましたね。次が、JAが18年4月を目標に宮城県3農協体制にということも発表されました。こういうとき、富谷の農産物、要は、今まであさひなが出していたところにみどりのとか、いわでやまとか、古川が合併した場合、農産物が入ってくるわけです。富谷の産物が大変、富谷で売るのにも厳しい状況になると思います。このようなとき、富谷町産出の農産品をどのように販売していくか。再度、町長の決意をお聞かせください。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) とにかく、これまでお話ししていますように、地元の生産した地元の産品をいかに生産量をふやすか。そして、生産されたものをいかに地元で販売につなげていくかというのが大切だと思っておりますので、そのためには、まずは園芸野菜については、おんないん会と連携をしながらしっかりと進めていきますし、また道の駅構想も含めて、富谷の生産物を販売する環境づくりに努力をしていきたいというふうに考えます。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 次に、学校給食における地場農産物の利用法について質問します。
給食審議会においての議論の中で、地元農産物の利用についての議論を行ったことがありますか。
議長(浅野幹雄君) 学校給食センター所長。
学校給食センター所長(鴇 幸浩君) 特に議論ということでは行ってはおりませんけれども、情報提供としまして、地場産のものをこういった形でこういった量を使っているという情報なりの提供はしております。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) さっきも町長も言ったとおり、ジャガイモとか取り入れてやっていると言いました。要は、学校給食審議会、一番大切な給食問題ですよ。そこで議論しないというのはどういう……。私は疑問に思うんです。再度、答弁をお願いします。
議長(浅野幹雄君) 学校給食センター所長。
学校給食センター所長(鴇 幸浩君) 特に議員の意見をもとに審議会のほうで協議をしていきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 次に、新潟県三条市では、基本的に給食の主食は米だけだそうです。富谷町でも米飯給食をもっとふやして、という必要が私はあると思います。このようなことを議論したことがありますか。
議長(浅野幹雄君) 学校給食センター所長。
学校給食センター所長(鴇 幸浩君) 審議会の中では検討してきております。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 給食審議会、もっといろいろなことを研究して、富谷町の子供たちの将来のためにいい給食を提供できるようにもっとやるべきだと思いますが、再度。教育長の答弁をお願いします。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 子供たちの学校教育を支える給食は大変大きな柱でございますので、その重要性については、ご父兄の皆さんとよく情報共有しながら、しっかり審議をしていきたいというふうに思います。
米飯給食等についても、過去もかなり時間をとって審議しておりますし、子供たちへのアンケート等の調査をしたという記憶もございます。今後とも、そのことも踏まえまして、しっかりした討議をしながら、よりよい安全のための審議を続けていきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 今、協議したということですが、今日本で100%自給できるのは、穀物では米だけです。10年先、20年先、今の子供たちが親になるんですよね。いつまでも入るかわからない輸入農産物、これを国内で生産できる米など多くを学校給食に使用することが大切だと思います。町長の答弁を求めます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私も同じように思っておりますので、なるべく最大限米飯給食をふやしていくように努力をしていきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 最後に、これも新潟県三条市ですが、学校給食時、日本食に牛乳は合わないということで、休憩時間とか、昼休み終わり時間、牛乳を飲ませているという実態があるの、わかりますか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) いえ、そのこと、三条市の実態についてはわからないところではございます。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 牛乳というのは大切だということで、牛乳を飲ませることに父兄たちも賛成したが、ただ、学校給食で米飯をやっていると、なかなかそれが合わないということでやっているそうです。こういうこともやっぱり先進事例として、富谷町の給食審議会で審議してほしいなと思いますが、再度答弁を求めます。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長、簡明にお願いします。
教育長(菅原義一君) 牛乳に含まれていますカルシウムを中心とした栄養素は、子供たちの成長、発達に大変大切なものだという認識でございます。実は、私も教員で38年間牛乳を給食で飲んできたんですけれども、余り疑問に思わないでやってきたなというふうに、今改めて議員さんのご指摘をいただいておりますので、審議会のほうでも十分検討していきたいというふうに思っています。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 短くやりますので。
議長(浅野幹雄君) いいです、時間ありますから。
11番(佐藤克彦君) では、農地維持管理対策について伺います。
日本型直接支払交付金、いわゆる農地・水・環境対策ということで行っていましたが、町内で取り組んでいる集落は幾つありますか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 二ノ関地区、それから大和田地区が今年度より開始しました。今、28年度で今泉地区で取り組む予定として検討しているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 取り組む条件を満たしている集落は幾つありますか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) これも補助対象が農振農用地ということで、一ノ関、三ノ関、志戸田は今後推進してまいりたく思っているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 言ったとおり、農振の農用地、これ以外の集落についての指導、対応を今後どのように行いますか。伺います。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは補助対象になる面積が、農振農用地ということで、逆に、例えば沢田が多い集落にはこの補助事業は適さないのかなと思っております。
議長(浅野幹雄君) これをもちまして一般質問を終わります。
この際、午前11時35分まで休憩をいたします。
午前11時22分 休憩
午前11時35分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第3 議案第32号 富谷町を富谷市とすることについて
議長(浅野幹雄君) 日程第3、議案第32号富谷町を富谷市とすることについてを議題といたします。本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) それでは、議案第32号富谷町を富谷市とすることについての提案理由についてご説明を申し上げます。2月26日追加提出の議案書1ページでございます。
市制施行の最も重要な人口要件につきまして、昨年10月に実施された国勢調査の速報値が先月26日、総務省より、51,592人と公表されました。このことにより、地方自治法第8条第1項及び宮城県条例に規定されている市となるべき普通地方公共団体の要件を全て備えていることを確認いたしましたので、地方自治法第8条第3項の規定に基づき本町の歴史上記念すべき富谷町を富谷市とすることについて、宮城県知事に申請するため、ここに提案するものでございます。
さて、本町は、藩政時代、1618年に、藩祖伊達政宗公の命により、仙台藩領土の南北を結ぶ奥州街道の七北田・吉岡両宿駅の中間に置かれた宿場町富谷新町として栄えた歴史があります。明治22年4月1日には、市町村制実施により富谷村が誕生し、以来、1度も合併することなく歩んでまいりました。その後、昭和38年4月1日、富谷町となり5,091人でスタートした人口は、仙台市に隣接する位置的優位性や良好な自然的条件を活かし、昭和40年代後半からの大規模団地開発の進展に伴い、順調に増加してまいりました。そして、53年の年月を重ね、人口規模10倍の5万人都市に成長し、今後も更なる発展が期待されています。
本町の現況を概観しますと、中心となる市街地は仙台市と隣接する町域の南西側に形成され、家屋等は約80%が連たんして市街地を形成しています。都市的業態人口は、平成22年国勢調査時点で既に全人口の86%以上を占めています。また、都市的施設として、高等学校や総合運動公園、公民館、公園、病院、診療所、映画館等の施設を有し、水道事業、下水道事業を運営しているなど、都市的要件は整っている状況にあります。また、住民1人当たりの地方税の納税額、町の予算額、銀行及び会社の数につきましても他市と比較して概ね遜色がない状況であります。
市制施行を目指す取り組みといたしましては、平成24年4月に正式に市制施行を目指すことを宣言し、同年12月には住民基本台帳人口が5万人を超えることとなりました。このことを受け、平成26年4月には企画部内に市制移行準備室を、同年6月には全部課長で構成する市制移行推進会議を設置し、市制施行に向けた準備を進めてまいりました。さらに、本年度は市制移行・地方創生推進室を設置し、市制施行に向けた取り組みを本格化させ、宮城県や総務省ほか、関係機関と総合調整を図ってまいりました。
市制施行にあたっては、何よりも町民皆様の意向が重要であることから、昨年2月に町内全世帯を対象に市制に関する住民意向調査を実施し、87.1%の町民が新市への移行を望んでいることを確認いたしました。また、同年5月には町内7会場で市制移行地区懇談会を開催し、市制施行の理由、市制施行までのスケジュール、市制施行の要件、町と市との違い、市制施行に伴う変更手続きなどを説明するとともに、町民の皆様から質問や意見等を幅広くお伺いしたところです。
新市の名称につきましては、富谷と言う名称は、藩政時代から受け継がれ、300年以上の歴史と伝統があること、また、市制に関する住民意識調査におきましても、富谷市がよいとする意見が76.4%と高い賛意を得たことから、富谷の名を市制施行後も継承することがふさわしいと考え、富谷市とするものです。
市制施行後のまちづくりにつきましては、地方分権への的確な対応と地方創生のより一層の推進を視野に入れながら、住民福祉の向上を第一義とし、住みたくなるまち日本一、100年間ひとがふえ続けるまち、村から町へ、町から市への実現に向け、鋭意、取り組んでまいります。
私は、市になることが目的ではなく、将来に向け、どのような市を創っていくかが大切であると考えます。今後も、皆様の声が届く市政を基本とし、発展を続ける富谷の新たな歴史を創るべく、町民、議会、関係者の皆様と一体となり、総力を挙げオール富谷で新たなまちづくりに取り組んでまいります。
本議会でご審議いただき、可決を賜れれば、宮城県知事に対し、富谷町を富谷市にすることについて申請を行い、宮城県議会でご審議をいただいた後、総務大臣の官報告示を受け、本年10月10日に宮城県下、14番目の市として歩み出すものであります。
本議案の上程に当たりまして、町の発展の礎を築かれた先人のご功績とご尽力に改めて敬意と感謝の意を表するとともに、議員の皆様を初め、町民の皆様、関係者の皆様から賜りましたご高配、ご努力に対しまして、ここに改めて厚くお礼を申し上げます。
ご提案いたしました本議案をご審議の上、ご賛同をお願い申し上げまして、提案理由とさせていただきます。何とぞよろしくお願い申し上げます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は、議案調査の期間を設けるため、委員会付託を省略し、討論、採決を本定例会最終日とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第32号は議案調査の後の本定例会最終日に討論、採決することに決定をいたしました。
日程第4 議案第33号 市制施行に伴う字の名称の変更について
議長(浅野幹雄君) 日程第4、議案第33号市制施行に伴う字の名称の変更についてを議題といたします。本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) それでは、議案第33号についてご説明いたします。
議案書2ページ目をごらんください。
議案第33号市制施行に伴う字の名称の変更について。
地方自治法第260条第1項の規定により、本町の区域内の字の名称を別紙のとおり変更するものでございます。
提案理由につきましては、市制施行に伴い、字の名称を変更するものです。
それでは、変更の内容につきまして、3ページからの変更調書によりご説明いたします。
まず、今回の変更の内容は、大きく2点でございます。
1点目は、現在、字の表記のある住所表記について、全て字の表記を除くものとするものでございます。字の表記を除くこととした大字は、変更調書記載のとおり、明石、石積、一ノ関、今泉、大亀、大童、穀田、三ノ関、志戸田、富谷、西成田、二ノ関の12の大字についてであり、変更後の字名は、変更調書記載のとおりであります。
変更の2点目は、10ページ後段に記載されていますとおり、富谷字町、富谷字町北裏、富谷字町南裏の3字について、それぞれ「富谷字町」については「富谷新町」、「富谷字町北裏」については「富谷北裏」、「富谷字町南裏」については「富谷南裏」と変更するものでございます。
今回の変更の効力につきましては、議決をいただきましたら市制施行の本年10月10日から効力を発生するものとして告示を行うものでございます。
以上、よろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) それでは、何点か質問をいたします。
1つ目は、変更調書が示されましたけれども、「字」が省略される小字数、全体の数字、10ページまでありますので、全体の数をお願いします。
2つ目は、富谷の3地区について、変更対象が示されましたけれども、変更対象の世帯、そしてまた、そこにお住まいになる総人口であります。
3つ目は、市名についてアンケート調査を実施した結果の数値も今、町長からの先ほど、前段で説明ありましたけれども、住所変更について、アンケートの項目の中に、たしか私は入れ込まれていなかったのではないかと思うのですが、入れ込まれたかということと、そのような出だし、住所変更の住民の意向、どのような形での把握を予定されたのか、お願いいたします。
そして、4つ目であります。本議会、定例会におきまして、1月27日、字の表記を除くと郵便番号が変わるというふうな答弁がありました。1月27日の文書の内容について、お示しをいただきます。
5つ目です。3月の議決では間に合わないのでということで、12月22日の全協での発言がありました。法務局のほうからも、議会で内々に同意を得た結果で動きたいという発言が会議の場で出ましたけれども、法務局からそのような要請があったのかどうか、再確認をいたします。
最後です。当初、町中町内会は町中町内会の総意をもってして、字省略にとどめる。要するに富谷市富谷町何番地と、このような取りまとめを町に伝えておったようでありますけれども、なぜ、そのような方向として町で住所変更に当たったときに、字を省略する原則どおりというふうなあたりに終焉できなかったのか。その点について。
以上6点、質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) まず、今回変更します字数ですが、大字にしまして12大字、小字も含めますと全部で286の小字になります。
そして、今回の変更の対象となります世帯数、住民の数でございますが、こちらは2月16日現在の数値で161世帯、人口につきまして427名でございます。
次に、アンケート調査でございます。27年2月に行いましたアンケート調査につきましては、まずは新市の名称についてということに絞ってアンケート調査をさせていただいたところでございます。そして、今回の字名につきましては、前段申し上げておりますとおり、まずは郵便番号の影響ということを考えまして、郵便番号が、当初は字の表記が除かれると郵便番号は変わるというような郵便局からの見解もございまして、町といたしましては、字の表記はそのまま残すという考えでこれまで進んできたところでございました。そして、郵便局からの見解が、字の表記を除いても郵便番号が変わらないということを受け、今回、再度関係の行政区長の皆様にお集まりいただきまして、そういった経過につきましてご説明をさせていただいて、そして区長さんを通して地域の意見をお聞きいただいて、そしてその結果、町として最終的に今回の案を取りまとめたものでございます。
次に、1月27日の文書の内容でございます。郵便局との具体的な協議につきましては、27年1月14日に具体的な協議を行っております。その中で、これまで住所の関係について調べております町の住所表示部会のほうで先進地の事例等について調査を行った結果等を踏まえて、郵便局の見解というものをお聞きしました。その結果、1月27日に郵便局のほうから、字の表記をとると大字、小字の区別がなくなり、全て新しい大字であるというような形になることから、基本的には郵便番号が変わるという見解を受けたものでございます。
続きまして、法務局の関係でございます。12月22日に全員協議会を開催していただきました。その前段、法務局のほうといろいろ協議をさせていただきまして、法務局のほうとしても、今回の字の名称については、できるだけ早く準備を進めたいという法務局からの見解がありました。ただ、議会の議決ということであれば、最短でも3月議会ということになります。そして、そのため、ある程度町の方針を固めて、早目に住民の方へもお知らせをするという必要があるというふうに考えたことから、それがどういうことなのかというと、やはり議会にお諮りをして、ある程度、議会のご理解をいただくということが必要であるというふうに考えたことから、全員協議会の開催をお願いしたものでございます。
そして、次に、町中の意向につきましては、12月21日に関係の行政区長の皆様にお集まりをいただきました。その中で、町中については、現在の「字町」の表記でいいというご意見がありました。それは区長さんのほうからも承っております。ただ、全体の意見といたしまして、町のほうで、町上、町下のご意見については、新町の表記でよろしいというような、ほかの字の名称変更についてもいいのでないかというような意見があったことから、最終的には、町として今回のご提案させていただいている案として取りまとめをさせていただいたものでございます。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) それでは、再質問させていただきます。
数字が今出ましたので、全体、いわゆる286の分母の部分、全体の字世帯の分母の部分、ごめんなさい。286分の3というようなことはわかりました。したがいまして、161の分母、427の分母ということで質問をいたします。
2つ目は、文書が存在するのかということで、決裁文書は存在するのかという質問でありましたけれども、そこについての明確なる質問に対応する形での答弁をもう一度お願い申し上げます。
3つ目は、法務局の見解ということで、今、答弁によりますと、できるだけ早目に進めたいという法務局の意向というふうな発言でありましたけれども、当日、3月の議決では間に合わないというのが、非常に我々議員としても、そういう行政の内側で6カ月はかかるんですというふうなことながら、そういう発言もありましたけれども、3月から6カ月後といったら10月、そこそこ6カ月の期間だなと思いながら、もう一回申し上げますけれども、3月の議会では間に合わないだろうと、このような発言もかなり判断をする上で重要なフレーズになったというふうなことを申し上げておきます。
以上3点ですね。お願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) まず、分母というのは、この時点での町の総世帯数ということ……。(「字の対象区の総世帯数、何分の161世帯なのか」の声あり)字の表記を除くこととした世帯ということ……。
議長(浅野幹雄君) わかるように質問してください。
4番(若生英俊君) 161世帯が変更対象世帯ということですよね。(「3回目だよ」の声あり)ですから、今確認ですから。(「いや、確認でも、座って」の声あり)座ったままでいいんですか。
議長(浅野幹雄君) いや、3回目になりましたよ。(「いやいや、そういうことじゃない」の声あり)まず答弁を。議長の指名ないときに立たないでください。座ったままで結構ですから。(「対象世帯が161ということですから、字の世帯は何世帯あるのということで、それを分母と表現したんです」の声あり)
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 字がついている世帯数については、この場でちょっと持ち合わせておりませんので。(「1,800何がしという数字が前に出ましたよね。それをイメージして、今確認しておったんですが、そういうことね。もう一つは、同じように427の分母に当たる字世帯の人口ということです」の声あり)
議長(浅野幹雄君) わかりますか。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) この場ではちょっとその数字は持ち合わせておりません。
文書につきましては、住所表示部会での記載の文書はございます。(「そういうことじゃないんです。郵便局から見解として受けた文書はありますかという質問です」の声あり)
電話でそれについては、口頭での回答ということで郵便局からいただいております。
議長(浅野幹雄君) 法務局関係ね。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 法務局につきましては、先ほども申し上げましたが、あくまで法務局としては、早目に準備に取りかかれればというようなことがございました。そういったことで、できれば1月中とか、1月中旬とかというような日付がありましたので、そういうことであれば、町のほうとしては、ある程度、議会のほうにお示しをして、ご説明をしてご理解をいただいた上で、町内にも広く町の案を早目にお知らせをするという必要性を感じて、12月22日に全員協議会を開催していたものでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は、議案調査の期間を設けるため、委員会付託を省略し、討論、採決を本定例会最終日とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第33号は、議案調査の後の本定例会最終日に討論、採決することに決定いたしました。
日程第5 請願第1号 富谷字町、同字町南裏、同字町北裏を新しい住所にしないことに関する請願書
議長(浅野幹雄君) 日程第5、請願第1号富谷字町、同字町南裏、同字町北裏を新しい住所にしないことに関する請願書を議題といたします。
お諮りいたします。請願第1号については、富谷町議会会議規則第92条第2項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、請願第1号については、委員会への付託を省略することに決定をいたしました。
本案は朗読を省略し、紹介議員より内容の説明を求めます。4番若生英俊君。登壇願います。
4番(若生英俊君) それでは、字句の訂正が一部ありますけれども、その時点で申し上げます。
富谷字町、同字町南裏、同字町北裏を新しい住所にしないことに関する請願書の本会議の審議に当たり、紹介議員の私から、請願の趣旨や内容を説明いたします。私は初めてでありますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。議員必携には、紹介議員とは請願内容に賛意を表し、請願者と議会の橋渡しの役をするものとあります。私は請願内容に賛意を表するものであり、議会にあっては、住民の願望である請願の実現にご理解とご協力をいただき、ご賛同の上、採択いただきますようお願い申し上げます。
お手元に配付されております請願書の写しをごらんいただきたいと思います。
請願者のお名前は相澤篤壽さん、請願者の住所は富谷町富谷字町122、正確には122番地だと思います。
1、ここで字句の訂正をお願いいたします。1行目、「富谷町」と書いてありますけれども、「町」を3カ所、削除してください。市制移行に伴う「富谷町字町」となっていますけれども、1行目の「町」について削除をお願いいたします。
読み上げます。
請願の趣旨。
市制移行に伴い、富谷字町、富谷字町南裏、富谷字町北裏の住所を富谷市富谷新町、富谷市南裏、富谷市北裏に変更しないでください。
請願の理由。
変更の対象となる住民は、住所の変更を望んでおりません。富谷市富谷町 番地、富谷市富谷町南裏 番地、富谷市富谷町北裏 番地にすることに賛同する多くの方に署名いただきました。
よって、住所変更の原則どおり、字を省略するにとどめ、対象となる住民にのみ新たな負担を求めることがないよう強く要望し、請願します。
以上、地方自治法第124条の規定により請願します。
が、請願の趣旨と理由であります。
説明を補足いたします。富谷町が10月の市制移行に伴う住所表示を変更するに当たり、役場所在地の例をとれば、宮城県黒川郡富谷町富谷字坂松田30番地が、「黒川郡」と「字」が省略され、宮城県富谷市富谷坂松田30番地となるものであります。53年前の昭和38年に町制施行され、村から町に変更されたものとは比較にならないほど画期的な変更であり、明治22年、1889年、今から127年前に富谷村が誕生したときに匹敵するほどの事案だと考えるところであります。
ただいまは、提出された請願の趣旨等を説明いたしましたが、住所変更の対象となる地区の皆さんは、住所変更に当たっては、他の地区と同じように、字を省略するだけにとどめてほしいというのが、請願の動機であり、切実な願いであると思います。
議員必携にあるように、議会に請願の受理権を認めたのは、住民自治の立場から、住民の代表機関である議会に請願を通して住民の意思を反映させ、議会の意思によって住民の願望である請願の趣旨の実現に努めさせるためであると書かれております。
また、議員必携281ページには、請願の審査に当たり、執行機関の意見を尊重する余り、議会の自主性を失ってはならない。請願の審査は議会の権限であり、執行機関の意見はあくまで参考にすぎないものであるから、これらに拘束されることなく、議会が自主的に判断し結論を出すべきであるとも書かれております。
また、同じページには、請願の採択に当たっては、議員同士の対面とか義理とかいったものにとらわれず……、中略をいたします。慎重であることが最終的には住民の信頼を得ることになることをよく理解すべきであるとも書かれております。
請願の審議に当たり、採択、不採択の判断基準、採択基準についても議員必携には願意が妥当であるか、要するに、願い、意思や意向であります。願意の妥当性。2つ目には、実現の可能性があるか。3つ目は、町村の権限、議会の権限事項に属する事項であるか、ともあります。願意の妥当性とは、法令上あるいは公益上の見地からみて合理的なものであること。実現の可能性とは、緊急性や重要性及び財政事情などから見て、ごく近い将来実現の可能性のあるものであることと説明、定義がなされております。
つきましては、請願の採択に当たっては、議会及び議員に与えられた権限を行使するに当たり、議会の責任として、住民の要望に応え、その実現を図ることにあるわけでありますので、議員固有の自主的な判断が期待されるのであります。
私はこのたびの請願は、願意に妥当性があり、実現可能性のあるものと認識いたしますので、ご賛同の上、採択されますよう、よろしくお願いいたします。
なお、請願者は、請願書の提出に当たり、広く知友の議員、知り合いの議員に紹介議員をお引き受けいただけるようお願いしたところでありますが、かなわず、私が紹介依頼を受けたのは2月15日であります。どうぞよろしくお願いをいたします。(「請願の趣旨違うよ」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 請願の説明じゃなくて、議員必携を引用して、議員に対しての賛否を誘導するような発言は控えてください。
これから質疑に入ります。18番渡邊俊一君。
18番(渡邊俊一君) 今配付されております請願の要旨、内容ですけれども、請願の理由をここに明記されていますけれども、そのほかの部分は、るる今お話しされましたそれについては、基本的にいかがなものかと私は思っております。また、この請願の理由の中で、一つは、何をもって住所の変更を望んでいないというのか、それをご説明願いたい。それからもう一つでありますけれども、どのような負担になると考えているのか。要するに、請願理由の中身で、対象となる住民にのみ新たな負担を求めることはと明記されておりますけれども、どのような負担になると考えておるか、その辺をご質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 全協の場で説明がありましたように、町では急遽、2月18日前後ころでしょうか、対象地域でアンケート調査を実施するというふうなことの提案がありました。その折に、180弱でしょうか、数字が示されたことと、世帯数については半数を越える、このことを重く受けとめてアンケートを実施する意向を町では示された。このことによります。
2つ目は、負担というふうなことは、これはまさに一言で言えば住所の同一性であります。字を省略することでのその後の変更後の住所と、新たな変更後の3カ所についての住所の同一性が大きく損なわれる、この1点につきます。(「私が質問したのは……」の声あり)
議長(浅野幹雄君) いいですか、今の答弁で。
18番(渡邊俊一君) 私の質問したのは、全協での説明どうのこうのと聞いているわけでは決してないですから、具体的に何をもって、その住所変更を望んでいないというのかを説明してくれということと。どのような負担が今生じるのかということを、その部分について、この場で説明していただきたいということで今質問したわけですから、改めて答弁させてください。
議長(浅野幹雄君) 質問の内容と答弁内容が違いますので。4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 請願者はご自身、そしてまた地域の皆さんが多数、過半数といいますか、それを恐らくベースにはあるんだと思いますけれども、過半数を超える皆さんが望まないと、このことが動機で、請願の提出に至るというふうなこと以上にはございません。
2つ目は、先ほど申し上げ、何度も申し上げます。同一性、富谷市、いわゆる変更をしない場所は字をとるだけですから、何ら同一性は損なわれない。身分証明の機能もそのまま、手続しようが、しまいが、客観性を持つということとなります。富谷市富谷町10番地が富谷新町10番地、その同一性が大きく損なわれる。このこと1点をもってしても、大きな負担につながるというふうなことであります。
議長(浅野幹雄君) いいですか。
18番渡邊俊一君。答弁者にわかりやすいように質問してください。
18番(渡邊俊一君) なかなかそれ以上の質問をしても、先ほどの私からの質問で答弁し切れないんだろうと思っております。
まず、この請願者であります相澤篤壽さん、私のすぐ隣でありますから、いろいろるるお話を聞かせていただきました。この署名運動をして、まず一つは、ただいまお話しされております紹介議員、若生英俊議員が過半数をもってという話をされましたけれども、何を基本にして過半数なのか、まず一つは質問させていただきたいと思います。
それから、基本的に、私先ほどお話ししたように、隣ですので、いろいろ話をさせていただいた経緯があります。一つは、この署名運動の中で署名していただいた方が代筆で署名している部分がありますというふうな話もされておりますし、本人からですよ。
それから、一つは、執行部並びに議会、その時点で決定されましたら、新たな住所変更で、決して、私はそれ以上のものについては、一切、異論は唱えませんというふうな話もされています。ただ、署名運動をしてしまったために、要するに、請願書を提出させていただきたいというような話もされております。
そして、数多くの議員に紹介者をお願いしたいということでありますけれども、その数多くの議員というのは、誰、誰の議員なのか、その辺を質問させていただきたい。
それから、もう一つは、署名してもらった方々の中で、本人が言うんですから、これは間違いないと思いますけれども、新しい住所が決定された場合には、私は先ほど言ったように、それに従うという話と、それから完全にその署名する方々に対して、説明を間違いなくしたんですかということの話でも、その説明の伝わり方が足りなかった部分もありますというようなことではっきり言っています。
そして、中には、署名した方々は、相澤さんが来たから、中身は何が何だかわからないけれども、署名してやったよというような、そういう方々もおりますので、その辺について、改めて、紹介者である若生英俊議員がはっきりと認識した上で紹介者議員としてただいま請願の内容を朗読されたのかどうか、その辺をご説明願います。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 先ほど申し上げましたように、紹介議員とは、請願内容に賛同……
議長(浅野幹雄君) 紹介議員の説明じゃなくて、質問に徹してください。
4番(若生英俊君) そういうことですから、この内容と趣旨について、私が賛同しますということで、制度上の請願紹介議員になったというふうなことであります。議員の数多くという表現は私は使っておりませんので、知友の知り合いの議員に、(「過半数と」の声あり)過半数の議員とも言っておりません。(「じゃあ、後でテープで起こしてください」の声あり)知友の議員、知り合いの議員に紹介議員をお引き受けいただくようお願いしましたが、かなわずと申し上げたんです。かなわず、私が紹介依頼をお受けしたのは云々と、こういうふうに表現したのでありますから、原稿どおりしゃべっておりますので、何らそごはございません。
議長(浅野幹雄君) 代筆については。2番目の質問、代筆について。
4番(若生英俊君) 代筆については、不知です、わかりません。
議長(浅野幹雄君) まだまだ、答弁2つしかしていませんよ。数々の議員に賛成の紹介議員になってくれという話をしたんですけれども、これはどういうことですかという質問ですよ。
4番(若生英俊君) その内容が、私はわかりません。(「えっ」の声あり)えっじゃないです。不知ですから。真実をしゃべるんですよ、私は。ですから、15日の月曜日の朝、依頼を受けて、制度上紹介議員がなければ、請願の提出ができないというふうなことにのっとって、私が署名押印をしたと。これ以上のことはございません。
議長(浅野幹雄君) 意味なく署名した人たちの認識は知っていたのかという質問です。
4番(若生英俊君) それも不知です。知るところではありません。
議長(浅野幹雄君) いいですか、渡邊議員。18番渡邊俊一君。
18番(渡邊俊一君) 基本的に、請願を紹介するということは、その中身を熟知しながら紹介しなければならないんです。(「そうだ」の声あり)単なる一部を引用して、私の考え方と同じ、同調しますから、紹介します。そんな話、どこにもないですよ。やはり、基本的にこれは大事な請願ですからね。その分についてはわかりません、この分についてはわかりませんよという状況の中で、その紹介者議員が議場の公の場所で発言するわけでありますから、そんな簡単な問題じゃないんですよ、これは。そして、基本的に、若生英俊議員は何度か、その請願者のところに尋ねて行って、いろいろ話をしているわけでありますよ。私はそれを現に見ているわけですから、その中で、今のこの中身の引用が、ほとんどわからないような状況の中で、紹介者の、要するに紹介者議員として、何をもとにして、何のためにその請願に賛同して紹介したのか。全然理解に苦しみますよ、やっぱり。ですから、その辺をやっぱりはっきりしてもらわないと。ただ、それはわかりませんとか、わからない中での紹介というのはいまだかつてありませんからね、請願に対して。完全にその請願の内容を熟知して、もしわからないのであれば、基本的に自分が紹介者議員になるわけでありますから、責任を持って発言するわけですから、その請願者がどういうような状況で、どうなっているかということを、完全にお聞きした上で、この議場の中で発言するべきだと、私は思うんですけれども、その件について、改めて紹介者議員に質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 私が請願するわけじゃないわけですから。請願者というのは、住民の権利として請願というのはあるわけですよね。
議長(浅野幹雄君) 賛同したから紹介議員になったんでしょう。紹介議員としての責任ということですから。質問に徹してください。
4番(若生英俊君) ちょっと待ってください。ですから請願者がこのような思い、まさに今のまま、字省略だけでとどめてほしいという切実なる思い、それに私は賛意を表し、相共感をするわけですから、紹介議員に名を連ねたと、こういう、これ以上のものは私はございません。
議長(浅野幹雄君) 紹介議員の責任は。
4番(若生英俊君) 責任は、当然、全て責めは負いますけれども、どんな責任か、私は今なお定かではありません。(「全然、質問に対して答弁していませんよ」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 答弁になっていないんですけれどもね。やっぱり責任ある紹介議員ですから、その責任を……。(「これは議題にのっているわけですからね。全協でやっているわけでも何でもありませんよ。議題にのせて、そして、紹介者議員が議場のその場でやっているわけですから。むしろ、私は別に、ただ紹介しただけでありますよなんて、そんなばかな話はどこにもないですから」の声あり)
議長(浅野幹雄君) どうぞ。若生英俊君、まだ答弁終わっていませんよ。3問目に対して。
4番(若生英俊君) 何度も申し上げているとおりでありますので、これ以上の答弁の言葉はございません。(「だったら、この請願書の要するに提出者は取り下げるべきじゃないですか」の声あり)
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 今のに関連するんですけれども、これは無効だと思いますよ。というのは、請願の趣旨、もう一度、私から説明しますけれども、紹介議員は、趣旨、2段ありますけれども、上段、1段目、富谷町の「町」を全部とったんですね。そうですね。それは理解できますけれども、2段目、変更しないでくださいというのは、どういうふうに変更しないでくださいというのか。本来、変更するのは富谷市富谷新町です。これは合っています。次、富谷市南裏じゃないんですよ。富谷市富谷南裏なんです。次は、富谷市北裏じゃなくて、富谷市富谷北裏なんですね。そもそもこの請願は間違っていますので、今のは、今の議論、いろいろしていますけれども、おそらく無効だと思いますよ。いかがですか。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君、取り下げたらいかがという質問でございます。それに答えてください。
4番(若生英俊君) 私は取り下げる意思はございません。大変失礼いたしました。先ほど、議案の審議に当たり、事務局から上の1行の富谷町をとるようにというふうなことでアドバイスを受けたわけでありますけれども、今菅原議員がおっしゃるように、富谷市富谷新町、その後、富谷市富谷南裏です。失礼をいたしました。こちらは挿入しなければなりません。もう一つのほうは、富谷市富谷北裏と、このようなこととなりますので、1行目、2行目、訂正を願う、私の確認ミスということとなりますので、申しわけございません。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 今訂正されましたけれども、やはり、今の前段のやっぱり責任ある請願じゃないと、紹介じゃないと、まずいと思うんですね。だから、今の2行目の部分も、やっぱり熟知というか、やっぱりその辺、わかった中で提案してもらわないと、その辺がやはり落ち度じゃないかなと思いますけれども、もう一度お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 削除、プラス、挿入というふうなことについて、セットで申し上げなかったことについてはおわび申し上げます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。1番金子 透君。
1番(金子 透君) 先ほど、市制移行のほうから、この小字の変わるところの世帯数と人数申されましたけれども、ちょっと確認します。161世帯、427名、これでよろしいわけですね。
議長(浅野幹雄君) まず、質問続けてください。
1番(金子 透君) 先ほど、紹介議員の方、過半数の署名が集まったとの発言がありましたが、百歩譲って、皆さんが直筆で書いた署名だとしたとしても、請願の人数、所帯数、どのような数字になっておりますでしょうか。ちょっとお示しください。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 確たる数字は、私持ち合わせておりませんけれども、先ほど言いましたように……(不規則発言あり)いや、そう言いながら、さっきの話……(「全然話にならないでしょう」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 答弁してください。
4番(若生英俊君) 町が全協の場で過半数を超える世帯というふうな発言を引用したわけであります。
議長(浅野幹雄君) 1番金子 透君。
1番(金子 透君) 先ほど、渡邊議員もおっしゃっていたことに関係するのではありますけれども、やはり、請願に紹介議員として署名押印しているわけですから、そこら辺の数字の確たるものをつかまずに出すべきではないと思います。その辺、どのように考えておられるのでしょう。もし、紹介議員の方の、署名した方の人数と世帯数、答えられないのであれば、受け取った側でちょっと数だけ教えていただけないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 請願の形式に署名数と署名簿、添付云々は要件として求められていないと思います。ですから、そういう意味で、あそこで……。
議長(浅野幹雄君) ご静粛にお願いします。
4番(若生英俊君) 全協の場でそのような発言がありましたので、私の感触からしても、みんなは望んでいないというふうなあたりはベースにある中での賛意でございます。
議長(浅野幹雄君) 執行部、署名の件数と内容、精査しましたか。同筆、同印鑑、その他を精査していますか。(「世帯数と署名人員、世帯数と全人数が何人なるか。そうすると、4番議員がお話していた数に値するかどうかという問題が……」の声あり)
企画部長。
企画部長(内海壯晃君) まず、相澤さんから上がっている署名につきましては、町に対して、町長に対しては、まず要望ということで上がっていますし、請願については、議会のほうに上がっています。内容につきましては、その署名を集めた人数が、内容は別ですけれども、190名の署名がなされています。それの原本等につきましては、議会のほうに上がっていますので、確認をしていただければと思います。
そちらの世帯については、161世帯で、人数でいくと427名という人数になっています。(「私聞いたのは、署名した……」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 署名したのが190。(「世帯数」「それは人数でしょう」の声あり)
署名の人数、わりますか。世帯数。
企画部長(内海壮晃君) 署名の世帯数については、ちょっと帰ればわかりますけれども、今ちょっとここには、持っていません。
議長(浅野幹雄君) 1番金子 透君。
1番(金子 透君) 先ほど言われた数字ですけれども、字、今現在の表記で言う字町、字町北裏、字町南裏、161世帯、427人とおっしゃったので間違いなければ、きちっと数を精査すれば、190名、過半数ではないと思われますが、その内容も把握せずに、本会議に上程して、先ほど、渡邊議員も言ったとおり、この場での内容、発言、いろいろなことはすごく重いことだと思うんですよね。そこら辺、もう一度、お聞かせください。(「161世帯の中で……」の声あり)
議長(浅野幹雄君) ちょっとお待ちください。ご静粛にお願いします。(「答えられないんだから、余り余計なことは言わないで」の声あり)
続けてください。
1番(金子 透君) 190人が何世帯になるかというのは、おおむね一家5人で書いている方もおれば、6人で書いている方もおるわけですから、仮に、あそこは2世代同居、3世代同居の多いところですから、平均4名か5名だとした場合、30何世帯ということになりますよね。これは想像でしか言えません、私も。当然、現物は私の目に触れるものではありませんので。それでもなお、紹介議員として、請願出されたわけ、もう少し詳しくお話しください。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 今まで述べたとおりでありますので、それ以上のものはございません。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。本案は、議案第33号に関連することから、討論、採決を本定例会最終日とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、請願第1号は、議案調査の後の本定例会最終日に討論、採決することに決定をいたしました。
ここでお諮りいたします。議案調査のため、明日9日から15日までの7日間を休会にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、明日9日から15日までの7日間を休会とすることに決定いたしました。なお、3月16日の本会議は午前10時からの開会といたします。
これで本日の日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。
午後2時31分 散会
富谷町議会予算審査特別委員会は、富谷町議会議場に招集された。
委員長(相澤 榮君) 皆さん、おはようございます。
本日の出席委員は19名であります。定足数に達しますので、「予算審査特別委員会」を開会いたします。
去る2月23日の本会議におきまして、『議案第24号』「平成28年度富谷町一般会計予算」、『議案第25号』「平成28年度富谷町国民健康保険特別会計予算」、『議案第26号』「平成28年度富谷町下水道事業特別会計予算」、『議案第27号』「平成28年度富谷町介護保険特別会計予算」、『議案第28号』「平成28年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算」、『議案第29号』「平成28年度富谷町水道事業会計予算」の審査のために本委員会が設置されました。慎重な審議をお願いいたしまして、開会の挨拶といたします。
直ちに本日の会議を開きます。
予算審査特別委員会の日程について
委員長(相澤 榮君) 最初に、本委員会の日程についてを議題といたします。
本委員会は、本日3月9日水曜日より15日火曜日までの7日間にわたり、付託事件の審査を行い、各開催日の審査事項については次第のとおりといたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
委員長(相澤 榮君) 異議なしと認めます。よって、本委員会の日程は、本日より3月15日までの7日間とし、審査事項については次第のとおり行うことに決定いたしました。
議案第24号 平成28年度富谷町一般会計予算
委員長(相澤 榮君) 初めに、議案第24号平成28年度富谷町一般会計予算を議題といたします。
なお、本日の日程は、一般会計のうち企画部企画政策課、財政課、総務部総務課、税務課、町民生活課、会計課、議会事務局及び監査委員事務局の所管に関する予算について審議をいたします。
それでは、これから、各担当課長等へ内容の説明を求めます。最初に財政課長。
なお、財政課長には、一般会計予算の全般についてもあわせて説明願います。財政課長。
[財政課長、企画政策課長、総務課長が予算書のとおり内容の説明を行った。]
委員長(相澤 榮君) この際午前11時20分まで休憩します。
午前11時08分 休憩
午前11時20分 再開
委員長(相澤 榮君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
先ほどの説明で財政課長より訂正をしたいという旨がございましたので、発言を許します。
財政課長(西山高広君) 先ほどの全体の説明の中で誤りがありましたので、訂正させていただきます。
まず、歳入の19節、「繰越金」を「繰入金」と説明しておりましたので、訂正させていただきます。
もう一つでございます。歳入のほうで、5款労働費、こちらの金額を「1,690万円」と説明しておりましたけれども、「1,609万円」に訂正させていただければと思います。お願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 次に、税務課長。
[税務課長、町民生活課長、会計管理者が予算書のとおり内容の説明を行った。]
委員長(相澤 榮君) この際午後1時まで休憩します。
午前11時47分 休憩
午後 1時00分 再開
委員長(相澤 榮君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
午前中に引き続き内容の説明を求めます。議会事務局長。
[議会事務局長が予算書のとおり内容の説明を行った。]
委員長(相澤 榮君) 以上で説明を終わります。
これより質疑に入りますが、予算審査特別委員会は、慣例により一問一答方式により行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
委員長(相澤 榮君) 異議なしと認めます。よって、一問一答方式により質疑を行うことといたします。
なお、質問者及び答弁者は、要領よく簡潔な質問と答弁、そしてスムーズな議事進行にご協力くださるようお願いいたします。
これより質疑に入ります。質疑はページ、款項目を明示され行ってください。質疑ございませんか。1番金子 透委員。
委員(金子 透君) それでは、早速、消防費に関連した質問をさせていただきます。先ほど委員長から言われました款項、ちょっと聞き漏らししたので、内容だけで申しわけありませんけれども、お願いいたします。
富谷町消防団、ことし10月10日、富谷市消防団と名称は明らかに変更になるのは確実なことと思いますけれども、ポンプ車もしくは団員の装備等々、どの辺のところまで変更を考えておるのか、また実行はいつするのか、回答お願いします。
委員長(相澤 榮君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 車につきましては、「町」を、文字を「市」に直すというふうな形で対応したいというふうに考えてございます。
なお、活動服につきましては、今オレンジ色のものが、今の活動服よりも多くなっているものが基準ということでありますので、そちらを団員皆様に配付というか、手当てをするというふうな形で考えてございます。
なお、もう一点、はっぴ、団の制服につきましては、上だけ全団員にこちらもお渡しするという予算で組ませていただいております。
委員長(相澤 榮君) 金子 透委員。
委員(金子 透君) 今、課長から話ありましたはっぴでありますけれども、はっぴ、全団員に必要でしょうか。これは私の個人的な見解なんですけれども、今、消防団、はっぴは儀礼的なもののように思われるのですが、それこそ常備消防のない時代に、はっぴを水につけて、それをかぶって火の中に飛び込んでいく、そういうような活動を想定してのはっぴだと思います。今は本当に出初めの年1回の使用に限られております。あとは消防協会の上級幹部のみの出席で使うぐらいだと思いますが、それに対して、全団員への手当ては必要なのだろうか、ちょっと余計な出費になるのではないかと思っております。いかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 消防団の制服ということもございますので、予算といたしましては当初予算では全員にお配りするというような予算を組ませていただいております。今後につきましては、消防団のほうにもお聞きをしながら、執行の際は進めたいなというふうには考えてございます。
委員長(相澤 榮君) 金子 透委員。
委員(金子 透君) それでは、装備、服装の件に関してはここで終わります。
次、宮城県の操法大会、ことし、富谷町会場でやるということで、私も消防団員の一人であり、一生懸命頑張る所存でありますけれども、そのための備品の購入ということで、2款1項……
委員長(相澤 榮君) ページ数をお願いします。
委員(金子 透君) 済みません。138ページ、2款1項18節備品購入費313万1,000円、これは消防大会のためのみに使うのであれば、リース賃料とかという方法は考えられなかったでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) こちらの備品購入費につきましては、通常の活動の防火衣、そちらも軽積載車のほうにまだ整備されていませんので、そちらのほうの予算をこちらのほうに入れて、含めてこの額になってございます。
委員(金子 透君) 今の答弁ですと、本来装備されるべきものがたまたまなかったので、操法の消防大会があることし、たまたま一緒になったというふうな理解でよろしいんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) そのとおりでございます。
委員長(相澤 榮君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) 今、金子委員と同じ項目の中で質問させていただきますけれども、同じ138ページです。消防費の中で、消防の操法大会についてでありますけれども、今回の予算で703万6,000円計上されております。この中身は、やはり操法大会の練習といいますか、その場合に、もちろん消防団員は日中仕事をしていて夜の練習になる傾向がかなり多くなるということで、その夜の練習の支障を来さないような照明施設というものはこの中に入っているのかどうか、お聞きをします。
委員長(相澤 榮君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 当初は、黒川消防署富谷出張所、明かりのあるところで練習をさせていただきます。スポーツセンター、あのCグラウンドで練習する際は投光機のリースを準備し、こちらで持っているバルーン投光機、そちらを利用して対応してまいりたいというふうに思っております。
委員長(相澤 榮君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) 短時間というか、短期間の練習というか、そういう形になりますから、そういう形でもいいんでしょうけれども、やはりこの機会ですから、Cグラウンドをまた別なものに使えるような状況にもなるように、やはり毅然とした塔を建てて、そして投光機を1つのものから2つ、3つ、そういうものをやることによって、ほかのものにも併用できるような可能性が十二分にあるし、たまたま消防の演習が操法大会だけではないはずですから、何かそういうような形で、固定できるような形にとっていったほうが、私は将来のためにもいいんでないかと思って、今、質問させていただいたわけでありますけれども、そういうふうな考えはお持ちになっておりませんか。
委員長(相澤 榮君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 今回の県大会に向けましては、リース、手持ちのものでということで対応してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
委員長(相澤 榮君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) できれば、そういうふうな方向性もやっぱり見出していかなければならない部分はこれからあると思います。やはり今までと違って、数多くの練習も必要になってくるのかと思いますから、その辺も十二分に加味した中で、今後、予算書の中身を精査していただければと、このように思っております。
それから、非常備消防団の報酬でありますけれども、1人当たり、今現在、報酬、どのくらいになっておりますか。
委員長(相澤 榮君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 階級によって変わってまいります。団長が13万4,000円、副団長10万4,000円、分団長7万4,000円、副分団長6万7,000円、班長6万3,000円、団員3万5,000円というふうになってございます。
委員長(相澤 榮君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) ただいまの報酬の金額示されましたけれども、これはほかの市と比べてどのようになっているか、おわかりであればお答えを願いたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 25年のこちらで調べたデータで一応ご回答させていただきますので、現在と異なるかもしれませんけれども、ご了承願いたいと思います。
団長でいいますと、仙台市が9万3,000円、名取市が27万7,000円ということで大きく開きがあります。多賀城市が9万9,300円ということで、こちらのほうのデータでなってございます。(「9万3,000何がしとかというのは年間……」の声あり)年間……、はい。(「開きというのは、どちらの開きがあるの」の声あり)今、こちらの手元のデータですと、団員で、仙台市だと2万4,000円、名取市で5万6,000円、多賀城市で2万2,300円ということでしております。
委員長(相澤 榮君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) ということは、今の現状で、富谷のほうはかなり高いという認識してよろしいんですね。
委員長(相澤 榮君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) あくまでも25年度のデータ、25年度調べたデータですので、現在、仙台市等々の変更があるかどうかというところもありますので、一概に言えないところであると考えております。
委員長(相澤 榮君) ほかに。渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) それでは、今、25年と言っても、幾らも年数たっていませんから、そんなに変わりはないはずですよね。そういう理解で、一応よろしいですね。よろしいですね、そういう理解で。要するに、まだ二、三年しかたっていないわけですから、それを一気に9万3,000円がうちは13万4,000円ですから、それ以上に上がっているなんてことはちょっと考えられませんね。そういう理解でよろしいですねということを、今、聞いている。うんと言ってもらえれば、それでいいんです。うんと言ってもらえれば。
委員長(相澤 榮君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 今現在把握しているあたりは、そういうふうに考えてございます。
委員長(相澤 榮君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) 最後です。
同じく、操法大会、富谷が会場で、そして富谷の消防団が黒川郡の選抜で出場するということであります。万全を期さなければならない。というのは、恥をかかないような状況で大会に臨まなければならない。ということは、基本的に消防ポンプ、積載ではなくて、実質の消防ポンプ、その点検業務も完璧にして、いざ大会に臨んだときに水が出なかったとか、そんなことの絶対ないような状況をやっぱり毅然とつくり上げてから、大会に臨めるような状況を構築していかなければならないと私は思っています。
その辺についての予算も703万6,000円の中に入っているんですか。
委員長(相澤 榮君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 出場するポンプ車につきましては、事前に状況の点検を平成27年度実施させていただいて万全を期していくというふうにしてございます。
委員長(相澤 榮君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) 27年度ということは本年度の予算の中で全部整備をしていくというようなことの理解でよろしいんですか。
委員長(相澤 榮君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 動作関係につきましては、きちんと点検をして28年度の練習当初からきちんとした形で操法できるようにということで準備を進めております。
委員長(相澤 榮君) ほかにございませんか。青柳信義君。
委員(青柳信義君) 3点ほど質問させていただきます。
まず、54ページ、区分13の委託料、委託料の一番下の公共施設等総合管理計画策定業務1,074万6,000円、これ、昨年度まではなかったと思うんですが、具体的な内容をお示しいただきたいというふうに思います。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) こちらの総合管理計画につきましては、28年度中に策定するものでございまして、町の公共施設、例えば老朽化しております公共施設等の今後のメンテナンスですとか、総合的に管理するために今後策定するものでございます。
委員長(相澤 榮君) ほかに。青柳信義委員。
委員(青柳信義君) それでは、次に、56ページ、13の委託料、委託料の中の富谷町民バス運行業務2,902万9,000円となっていますけれども、これも一般質問で来年度に関しましては入札が終わっていますと。ただ、今年度に関しましては2,721万6,000円の予算で、約8%近く、200万ほど上がっているわけですけれども、これは町民バスの運行本数がふえたとか、そういった要因をお示しいただければと思います。
委員長(相澤 榮君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 運行ルート等々については変更がございません。当面、27年度と同じでスタートする予定でございます。
委員長(相澤 榮君) ほかに。青柳信義委員。
委員(青柳信義君) ということは、単純に入札で200万上がったという解釈でよろしいですね。
委員長(相澤 榮君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) そのとおりでございます。
委員長(相澤 榮君) 青柳信義委員。
委員(青柳信義君) その次のページ、58ページ、13番の委託料、これで中段のほうから、電子計算機保守点検業務7,800万、これは昨年度でいいますと969万、システムサポートが4,500万、昨年が454万4,000円、基幹系システムは3,098万1,000円、昨年は2,400万、これはかなり上がっているんですけれども、この辺の要因をお示しいただければと思います。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) まず、電子計算機の保守点検業務のほうの増加の理由でございますが、こちらはコンビニの収納、それからコンビニ交付の関係の業務委託がふえたのが要因でございます。それから、システムサポートにつきましては、内部情報システムの更新のために増加をしてございます。それから、基幹系システムのふえた理由でございますが、幼稚園の就園奨励費のシステム構築でふえたというところでございます。
委員長(相澤 榮君) ほかにございませんか。浅野武志委員。
委員(浅野武志君) 56ページ、お願いします。
企画調整事務728万6,000円の内容で、ふるさと納税という説明がありましたけれども、もう少し内容を詳しくお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 一般質問でも答弁でありましたが、ふるさと納税をしていただいた方への返礼品というものは、今現状ない中でやっておるんですけれども、今回改めて返礼品のほうに取り組むということでございます。
委員長(相澤 榮君) ほかに。浅野武志委員。
委員(浅野武志君) 今、返礼品という回答だったんですけれども、そこら辺の詳しい、もう少し詳細は、お願いします。
委員長(相澤 榮君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 基本、県外の方とか、ふるさと納税された方に町内の物品をお届けするというふうなことで、今、内容は詰めておりますけれども、一応ネームバリューのあるような商品、既に商品化されているようなものを現在調整しているところでございます。
委員長(相澤 榮君) 浅野武志委員。
委員(浅野武志君) まだこれから検討ということですので、みんなに期待されるようなものをお願いしたいと思います。
140ページ、お願いします。
消防ポンプ小屋の設置工事ということで、今年度、志戸田消防団ということでしたけれども、まだ、小型消防ポンプ未設置等の集落があるかと思いますけれども、それについてどのぐらいあるかお聞かせ願います。
委員長(相澤 榮君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 軽積載車ポンプにつきましては、町内会館の設置後に設置するということでさせていただいているところでございます。
今回、志戸田地区に設置ということで、二ノ関、明石、今泉の地区にまだ……、穀田もですね。大変失礼しました。穀田地区も未整備ということでこれからになろうかと思っております。
委員長(相澤 榮君) 浅野武志委員。
委員(浅野武志君) 今、4地区が挙がったわけですけれども、それについて年次計画がありましたら、お聞かせ願います。
委員長(相澤 榮君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 先ほどお話ししたように、町内会館の計画の後にということで考えてございますので、そちらの進む内容のスピードに合わせて、同じ年か翌年ということで、年度途中の予算補正ではなく、当初でということでやっていきたいなというふうに考えてございます。
委員長(相澤 榮君) ほかにございませんか。浅野直子委員。
委員(浅野直子君) ページ数、48ページなんですが、2款1項総務管理費の中の13節の委託料になりますが、平成27年度のときは産業医事業のところでは一括で、内科医1人、精神科医1人ということで、155万6,000円が計上されておりました。今回、28年度におきましては、産業医の事業が77万8,000円、そして精神科医含むということで、36万9,000円ということになっておりますが、この内容を説明お願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 昨年度は、産業医事業ということで155万6,000円のほうを計上させていただきました。内容的には、その中に精神科医も含むということにしておりましたので、実態に合わせて、本年度は分けたというところでございます。
委員長(相澤 榮君) 浅野直子委員。
委員(浅野直子君) わかりました。
それでは、ページ数、62ページになります。2款1項自治振興費のところの15節で工事費の請負費がございますが、1,234万3,000円があけの平コミュニティセンターのところでございますが、前回も改修があったと思いますが、ここのところの屋根と外壁というようなところで今回説明がありましたが、もう少し詳しく説明お願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) あけの平コミュニティセンターは、委員おっしゃるとおり、一部改修をしているところがございます。しかしながら、一部改修は終わったんですが、現在も雨漏りがおさまらないような状況になっております。そういったことで、屋根と外壁を今般予算計上したと、工事費を予算計上したという状況でございます。
委員長(相澤 榮君) 浅野直子委員。
委員(浅野直子君) ということは、前回改修したところが同じように雨漏りをしているというような捉え方でしょうか。それとは別にということでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 前回は、当然、外壁、屋根は改修しておりませんので、一部改修をしたところに雨漏りがしてきてしまっているというところでございます。
委員長(相澤 榮君) ほかにございませんか。山路清一委員。
委員(山路清一君) 62ページの10目の自治振興費の中の主な事業費の金額の中で、町内会館の維持管理事業がございますけれども、384万4,000円、これの内訳をお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 内訳でございますけれども、大きく言いますと、修繕料で200万、それから町内会館の火災保険料で165万が主なものでございます。
委員長(相澤 榮君) 山路清一委員。
委員(山路清一君) ある町内会なんですけれども、トイレの改修工事をやりたいという町内会がございまして、見積もりをとったら百数十万になったということで非常に困っている町内会がございます。
今まで、新しい町内会……
委員長(相澤 榮君) 山路委員、マイクを前にやってください。
委員(山路清一君) 新しい町内会館につきましては、ほとんどが洗浄トイレがついています。古い町内会館で洗浄トイレに直した会館は幾つあるか、お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) トイレのみだけで改修をしたというのはなかったのではないかなとは思っております。
委員長(相澤 榮君) 山路清一委員。
委員(山路清一君) 便座の、トイレを暖房つき洗浄トイレに直した会館は、私は前に聞いています。前も一般質問したんですけれども、その中で、今後やはり1つの会館には1カ所洗浄トイレを設けるということで、話は、以前そのようなことで、考慮するという話を聞いていますけれども、そのような考えはないか、お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 今まで改修などある場合、トイレを含めた改修というものは行っておりました。トイレのみの改修ということであれば、こちらにつきましては、今までの運用なども参考にしながら実施をしたいというふうに考えてございます。
委員長(相澤 榮君) 山路清一委員。
委員(山路清一君) そうしますと、今後、じゃあ、各会館のほうでトイレの改修というか、便座を水洗というか、洗浄トイレに変えたいという場合は1カ所でいいんですけれども、男1カ所、女性1カ所でいいんですけれども、その辺のものは、今後、町のほうで考えていただけるんでしょうか。お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) それを全体的な形で行うかどうかということについては、今後の検討とさせていただきたいというふうに思います。
委員長(相澤 榮君) 山路清一委員。
委員(山路清一君) 実は、やはり子供たちとか、大人もそうなんですけれども、今ほとんどのうちで洗浄トイレですね、ほとんど。多分、課長のお宅でも洗浄トイレがついていると思うんですけれども、やはりついていないとうちまで帰ってしまうんですね。うちのほうで用を足してくるということがありますので、多々ありますので、やはりその辺につきましては、今どこのホテルでも、どこでも今ほとんど洗浄トイレがついています。そういうことは、やはりその辺は一回でできないにしても、その辺は随時、期間を決めていただいて、各会館に男女1カ所ずつは水洗トイレを設けていただきたいんですけれども、今後の課題として、再度お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 今後の参考とさせていただきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 山路清一委員。
委員(山路清一君) ちょっと、最後になりますけれども、66ページ、19節、こちらのほうに金額は少ないんですけれども、黒川郡犯罪者更正予防協会19万9,000円でございます。これは加美黒川地区保護司会のほうと何か関係あるんでしょうか。お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) そのとおりでございます。
委員長(相澤 榮君) 山路清一委員。
委員(山路清一君) そうしますと、これが会費というか、年間の富谷町で払うお金ということで考えてよろしいんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) そのとおりでございます。
委員長(相澤 榮君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) 時間ないようですので、簡単にお伺いします。
冒頭、今回、シーリングを実施したと。当初、4%で進んだということが、結果的には3.7で終わったということなんですけれども、その辺、なぜ3.7で終わったのか、4%達成できなかったのか、大きな要因を挙げていただきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) まず、シーリング4%、経常経費の4%というふうなことで、まず、経常経費、なかなか削減できないというふうな中での、シーリング4%、高い目標での4%ということで設定させていただいております。その中で、3.7%削減できたというふうなことは一定の成果があったというふうなことで町のほうでは考えております。
委員長(相澤 榮君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) 成果だということなんですけれども、私から見ると、コンマ3ですから、今コンマ3といえば千幾らだと思うんですね。一千四、五百だと思うんですけれども、できなかったのかなと。事業ができなかったのか、各課でできなかったのか。事業を削減できなかったのか、大きな。それとも、各課でどこかにばらつきがあったのか。その辺の要因、もうちょっとでできたと思うんですけれども、その辺をお伺いしたいんですが。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 各担当課のほうでも努力した結果の3.7%でございます。これ以上削減すると、自分の課の事務事業に支障が出るというふうなことも踏まえましての結果と考えております。
委員長(相澤 榮君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) 町民なり、職員の方、上げた目標、必ずやらなければならないということではないですけれども、でもやっぱり、コンマ3ぐらいの差であれば、ぜひ達成していただきたかったなと。今後の職員のあれにも響きますので、ぜひその辺は達成していただきたかったなと思います。
それでは、シーリングについてですけれども、ここで全課のシーリングの金額なり、パーセント、提示できるでしょうか、お願いします。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 金額といいますと、削減額というふうなことでしょうか。ちょっとお待ちください。(「もし後で写しをもらえるのであれば結構です」の声あり)では、事後にご提供させていただきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) というのは、私が求めているのは、そのことを先に、事前にもらえば、議論がもっと進むんじゃないかなという意味で申し上げました。
それと同じなんですけれども、今回、予算編成の概要が配られていました。先ほど、課長に説明していただいたとおりなんですけれども、以前に、私、以前にというのは、23年度のものを持っているんですけれども、はっきり言って、申しわけないですけれども、もっと詳しい、中身の詳しい予算書が出されておったんですね。予算書というか、概要。これについてはご存じだったでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 先ほど見せていただくまでは知りませんでした。
委員長(相澤 榮君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) 何が違うのかといいますと、課長は先ほど目の説明で、事業を説明されましたけれども、以前の概要だと、事業別なんですね、どちらかというと。総合計画、今であれば地方創生になるのか、計画別に事業別になっているんですよ。だから、物すごく見やすいというか、頭に入りやすいんですね、私でも。だから、ぜひその辺、やっぱり、私が言っているのは、議論を深めるために、先ほどお見せしましたけれども、ぜひ参考にして、今後……。それからいろいろな資料もつけてあるんですよ。だから、ぜひ参考にしていただきたいなと。そうすることによって、我々も要はいろいろ聞いていることがここに入っているんですね、聞くことが。そうすると、短時間で終わりますし、その辺、検討いただけるかどうか、町長、答弁お願いします。先ほどお見せしました。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ご意見をいただいて、参考にさせていただたいというふうに思います。
委員長(相澤 榮君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) 次に、確認なんですけれども、市制移行に伴って、広域行政推進、黒川地区、黒川地域どうたらこうたらとありますね、そういう行政の組織が。それが今後どのようになるのか、大まかでも、もしご存じであれば教えていただきたいんですけれども。
委員長(相澤 榮君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 黒川地域に関しては、基本的に一緒の枠組みで進んでいく予定でございます。ただ、予算の説明でもありましたが、県町村会とか、そういったところからは全て外れまして、市長会とか、そういう枠組みで進むところでございます。
委員長(相澤 榮君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) 黒川はそうだと思うんですけれども、一つお願いというか、要望ですが、黒川郡じゃないわけですね、今度。やっぱり名前が、最初大事なので、黒川の前に、前でも後ろでもいいんでしょうけれども、私、お願いなんですけれども、富谷黒川地域、黒川地区とか、そんな名前で、もちろんここで決められるものじゃないですから、名称に関しては、その名称のところで、町長、代表して決めると思うんですけれども、その辺、私としては富谷黒川地域、黒川地区とかというようなふうにお願いしたいと思うんですが、町長、いかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) これまで、他のエリアの広域圏で見ると、やはり市ができた段階で、例えば塩竈多賀城何々とかという形になっていますので、そういった、多分、参考にはなっていくと思いますが、それはやはりこれまでの黒川郡の他の町村と話し合いをしながら検討していきたいというふうに思います。
ちなみに、教育長が今いないのであれですけれども、郡大会については、富谷黒川大会という形でなるようなふうに伺っております。
委員長(相澤 榮君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) 最後でございます。簡単にしますから。最後になります。
ページで61、62の12目市制移行準備室ですね。これは電算システムの改修に要する経費と載っています。今回、市制移行に関して、電算システムなり、また各課の移動なり、移動というか、作業が入るわけですけれども、実質3日間しかないわけですね。その3日間で、実質は11日、10日市制移行で、11日スタートになると思うんですけれども、本当に間違いのないというと失礼な言い方になりますけれども、先ほど渡邊委員も消防のほう、間違いのないようにと言いましたけれども、その辺の認識というか、見解をお伺いします。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 移動にあっては、問題のないように、遺漏のないように取り組みたいというふうに考えてございます。
委員長(相澤 榮君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) 絶対というのはないんでしょうけれども、この間も、本町においても私立幼稚園の援助費の誤交付ございましたので、身近にありましたので、ぜひ、気をつけていただきたい。最大の、やっぱり重要なのは、徹底した確認しかないと思うんですね。徹底した確認、これさえ守っていただければ、やっていただければミスはないと思います。本当にそのことによってスムーズに市制移行ができる、チェック体制を十分整えていただきたい。再度、その辺の見解をお願いします。終わります。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 確認の徹底をしてまいりたいというふうに思っております。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、11ページ、12ページのところでお尋ねします。
先ほど総務課長からあったわけですが、全体の収納率を98ページと見たというものがありましたが、滞納のところを15%と見ているという話でした。これは平成26年度決算では、町民税が33.3、固定資産税が28.6、合計でいくと29.3、滞納繰越分が入っているわけですが、15%はちょっと低過ぎるなと。半分以下なので、これはもう少し多く見てもよかったのではないかと思うのですが、どうでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) この数字につきましては、実績ベースで15%を上回っている状況ではございますけれども、そもそも滞納金額が縮減されてきまして額が減ってきているというのが、母体が変わってきておりますので、安全といいますか、間違いない数字で15ということで試算をさせていただきました。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 8ページです。予算書の8ページを見てもらいますと、債務負担行為ではありません。済みません。8ページなので、地方債の表が出ています。臨時財政対策債は5億1,200万円発行されるということになっています。この発行の目的は、主なものはどういうものでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 本来、普通交付税で交付されるべきものの財源ですけれども、国の財源不足の関係で、臨時財政対策債というふうなことで町で発行させていただきます。財源といたしましては、一般財源として活用させていただきます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) この臨時財政対策債ですけれども、平成13年度から制度が始まったかと思います。もとの町長の時代にできたものですが、各年度の基準財政需要額に算入されるということになっていますが、その元利償還の額、平成28年では幾ら入るというふうになっているのでしょうか。基準財政需要額で入ってくると、更正措置されるということになる。その分が、じゃあ、幾らなのかということをお尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 交付税金額は幾らというふうな総体ではわかるんですけれども、この臨時財政対策債の元利償還金の部分で幾ら入ってきているかというふうなものはちょっと見えないところがございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 全体としては入ってきているはずだということで、幾ら、その分が入ってきたかというのはわからないということでした。
富谷町は平成13年度から始まった臨財債ですけれども、23年のとき7億2,700万円、これを初めて発行していると思うのですが、それで正しいでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) そのとおりでございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) としますと、制度ができてから10年間経過してから臨時財政対策債を発行したと。これはどういう理由からこういうふうになったのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) こちらにつきましては、当初、臨時財政対策債を借り入れせずとも予算が組めたというふうな実態がございましたので、このようになっているかと思います。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) もとの町長ですけれども、もとの町長が臨財債、そのあたりから臨財債が発行してもいいということになっていたわけですが、そのときのもとの町長が臨財債を発行してこなかったことについて、何か聞いたことだとか、こういう認識だったと……。先ほどは、当初しなくても大丈夫だったというお答えでしたけれども、そのときにどういうご意見をお持ちだったか、ご存じですか。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 済みませんが、そこら辺は確認しておりません。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 臨財債ですけれども、当初、始まったときに不足分を後からということになって、3年間というものだったはずですが、いまだに続いていると。しかし、平成28年で終了だというようなことも聞いていますが、それについてはご存じですか。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) ここ数年、縮小傾向にはございますけれども、廃止するというふうなことでは聞いてはおりません。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 23年度に始まって、24年、25年、26年というのはここに数字あるわけですが、平成27年度の臨財債は幾らでしたか、お尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 少々お待ちください。
お待たせしました。6億1,240万2,000円となっております。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) この考え方ですけれども、後から補?されると、交付税措置されるということになっているわけですけれども、私が思うのには借金だと。国がしない借金を町でさせるということだと思うのですが、そういう認識はありますか。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) そのとおりだと思っております。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、地方債の残高ですけれども、現在は、どれくらい地方債残高ありますか。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) ちょっとお待ちください。
済みません、今、手持ちで26年度の決算書が手持ちにありますので、そちらのほうで回答させていただきます。59億244万6,638円というふうなことで……。済みません。
申しわけございません。198ページのほうに、27年度末現在高見込みというふうなところで、64億9,034万2,000円となってございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そのうちですが、臨時財政対策債は幾らになりますか。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 同じページになります。27年度末現在で、28億8,160万3,000円となっております。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 地方債、地方財政の借入金の残高、日本全体で見ますと27年度末で199兆円に見込まれると。そのうち、臨財債は50兆円にもなるということが言われています。これを毎年、当初の約束どおり、各年度の基準財政需要額に算入されるという保証、これはちょっと本当にうまくいくのかなという気がするんです。そういうことを考えてみますと、この点については町当局としては、この臨財債でしていくということで本当にいいのかどうか。そういうことは考えているのか、お尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 町としては、国の制度にのっとりまして対応しておりますので、そのように考えております。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 財政調整基金がありますよね。財政調整基金をなぜ使わないのかということがあります。8ページの表のところにありまして、2番のところに、仮称ですが、富谷町の子育て世代包括支援センター新築事業債があります。これなどはユーマイタウンとか使えるのではないかと思うのですが、ここでなぜわざわざ起債を起こしているのか。これはどういうことなのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) こちら、今回起債させていただいております2番と3番、今お話があった2番、3番ですけれども、こちらにつきましては、今後、交付税措置が見込まれる、適用されるというふうなところで、今回、起債で対応させていただいております。基金を充てるというふうな考えもございますけれども、そちらユーマイタウンの整備基金につきましては、後年度にいろいろな施設を建てる計画もございますので、そういったことでそちらのほうに充てたいと考えております。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 財政調整基金を含めた積立金というのは、平成26年度で、さっき平成27年度も教えてもらいましたけれども、挙げましたけれども、61億3,954億円あります。この適正な基金残高といいますか、これについてはどのくらいの額だと適正だということを考えているのか、お尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 今後の施策、それから市町村の財政状況によるかと思います。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) じゃあ、そういうことを考えて、富谷町ではどれくらいが適正だと。ずっと見ていますと、右肩上がりと言ってもいいぐらいにためているんですよね。そのほかに臨時財政対策債を借りる。そして、それが残ってまた積み増すというようなことが行われてきているわけで、じゃあ、それが本当に正しい予算の編成のあり方かというと、違うと思うのです。そうしますと、この61億、平成26年度決算で出てきた61億が適正な額なのかどうか、このあたりについてはどうでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) ユーマイタウンに限れば、今後の施策と考えていただければ、こちらの財源になり得るというふうなところで考えておりますので、これが適正かといいますと、まだまだ予算的には不足が生じているのかなと。もう少し積み立てしてもいいのかなというふうには思っております。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 目的基金のあり方については、これまでも議会の中でもう少しすっきりと使いやすいように、あれやこれやで分けずにということを述べてきましたし、図書館をつくるというのだったら、本当の目的基金にするべきだということも申し上げてきました。その検討はしたでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 施設の整備基金につきましては、これまでどおり、何回も申し上げておりますけれども、ユーマイタウン整備基金を活用して施設整備をしていくというふうな方向で検討しております。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) ただいまの時点でも基金がさまざまありますよね。全然動いていないというところもあるはずです。そういうものを一本化すればもっと動きやすく使いやすいものになるということをこれまでも申し上げてきたわけで、これについては検討すべきだと思いますが、その考えはありますか。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 基金の中で、議員おっしゃる、動いていない基金というふうなところですと、伊藤一・イヨ奨学基金程度だと思うんですけれども、それ以外は動きはあるかと思っております。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 少しずつで、全く動いていないというのはないんですけれども、目的が定まっているから使いづらいというのはありますよね。そうではないでしょうか。私は比較的使いやすいという財政調整基金に積んだりすれば、そこのところで一般財源のところに繰り出しをして予算編成できるわけで、そういうことにしていったらいいのでないかということなのですが、この検討をすべきだということを申し上げますが、検討して、俎上にのせてもらえるかどうか、お尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 参考にさせていただきます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 都市計画税についてお尋ねします。この中に都市計画税は入っていませんよね。どうでしょうか、今回の予算については。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 入っておりません。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 前の町長も若生裕俊町長も、市制移行の話になったときに、都市計画税については住民にそれを課さないとしてきました。これはこのとおりでいいわけですね。課さないということでいいということですよね、ということで確認したいと思います。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員、前の町長と言ったのですか。
委員(佐藤聖子君) 前の町長の言葉にも、そして今の町長の若生裕俊町長も、市制移行によって都市計画税は課さないというふうに言明してきたんですが、それは今後も課さないということでいいですかと、いいですよねという確認です。今の町長に対して確認を求めるということです。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 今回の市制移行については、やはり都市計画税はなるべく、負担増になりますので、極力課さない方向で努力をしていきたいというふうに思っております。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 努力してほしいと思うのですが、そうでないという含みも何かあるように思うわけですが、ここで課さないというわけにはいかないということなのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 財政状況につきましては、今後どんなことが起こるかわからないですし、これからどういうふうに、いわゆる社会保障費含めて、必要な財源が大幅に膨らむ可能性もありますので、いろいろな観点からここで明言ということはなかなか難しいかというふうに思っております。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 市制移行によって、福祉事務所の事業を初め、県からさまざまな事業がおりてくるといいますか、拡大されるわけですが、それに伴う財源の程度、一般会計の規模はどのようになると見通しされているのでしょうか、お尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 福祉関連経費が、これから補正というふうなことで上がってくるかと思うんですけれども、福祉部のほうから確認しているのは4億から5億程度というふうなところでございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、予算書の51ページ、52ページです。
ここのところに行政不服審査法に基づく第三者機関ということで、先ほど説明がありました。これはどこの事務所に頼むとか、その先生にお願いするというものについては決まっているのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 第三者機関につきましては、宮城県のほうに委託をするということでございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 町だったときに、先ほどの説明の中で、これまでは県にお願いをしてきたということでありましたが、それとの違いは、そうしますとどういうふうになるのでしょうか、具体的にお答えください。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 先ほど申し上げましたのは、弁護士料のことを申し上げたものでございます。申し上げます。弁護士につきましては、町の間は、宮城県町村会を通じて弁護士との相談を行ってきたということでございますが、市制になることによって、町村会を通すことができなくなるということで、単独で顧問弁護士との契約を行うということでございます。
委員長(相澤 榮君) この際、午後2時10分まで休憩します。
午後2時00分 休憩
午後2時10分 再開
委員長(相澤 榮君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
一問一答でございますので、質問者、答弁者、なるべく簡明にお願いいたします。
佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 109ページ、110ページのところです。ごみ処理費についてお尋ねします。松森工場の共同整備事業、これについて、あとどれくらいの期間、全体でどれくらい拠出しなければならないか、お尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 松森工場に関する富谷町の負担ということで、平成12年からとありまして平成39年度となっております。来年度の負担額に関しましては交付金の額の減額によって、若干当初の予定より増額となっているような状況でございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 39年まで、あと全体で金額は幾らですか。
委員長(相澤 榮君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 約5億円となってございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 最後の質問にしたいと思います。
先ほどの臨財債に戻るわけですが、国が面倒を見てくれると、後から返ってくるかというふうなことをずっとそのままのんきにしていたら、リスクも増大してくると思うんです。ですから、これはもとに戻って、ここの中で何とかやろうとしない限り、私は大変なことになってくると思うので、そういうことを検討してほしいと思いますが、どうでしょうか、お尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 臨時財政対策債の関係でございますけれども、本来ですと、国が一括して交付していただければ、要はこういった話にはならないかと思うんですが、今のところ、町の財源についても不足が生じておりますので、臨時財政対策債のほうは活用させていただきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) ほかに質疑ございませんか。若生英俊委員。
委員(若生英俊君) 幾つか質問いたします。
1つ目は、50ページの広報、行政情報誌発行事業、そしてまた印刷製本費という11節ということになりますが、先ほど、14.9%の見直しがなされたということでありました。その見直し後の結果として、広報にどのような変化が予想されるのか。それをお伺いします。
委員長(相澤 榮君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 見直しした部分については、町民バスの中づり広告、そちらについては予算化を見送っております。広報のほうについては、今後、プロポーザルを実施しまして、より充実したものを、紙面を提供したいと考えてございます。
委員長(相澤 榮君) 若生英俊委員。
委員(若生英俊君) それでは、24ページ。24ページの1節、震災派遣職員負担金ということで730万、山元町の自治体名も出ましたけれども、同じ職員がそのまま継続するのか。それともかわるのかについて、お伺いをいたします。
委員長(相澤 榮君) 総務部長。
総務部長(山田 豊君) 人物は異なる人物を派遣したいと思っています。違う職員を派遣するということでございます。
委員長(相澤 榮君) 若生英俊委員。
委員(若生英俊君) それでは、次は38ページです。38ページの16款2項1節の物品売払収入ですね。その中に、町誌頒布収入1冊5,000円ということで予定されておりますけれども、このように、町誌の残部数、いよいよ市制施行目前でありますので、現状、残部数を確認いたします。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 約4,300でございます。
委員長(相澤 榮君) 若生英俊委員。
委員(若生英俊君) 間もなくということで、ことしに入りましたので、町誌、その価値とあわせて、市誌、市になるに当たって、その検討、行く末についてどのような検討が継続してなされてきたのか、それについてお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 検討ということでございますが、今からの検討も含めて申し上げさせていただきますと、今後、より住民の方々に町をよく知っていただくために、10月10日の市制移行にあわせた有効活用を検討してまいりたいというふうに考えてございます。
委員長(相澤 榮君) 若生英俊委員。
委員(若生英俊君) 46ページであります。4節です。共済費、共済組合追加費用等とありまして、4,700万ほどありますけれども、どのような背景と事情の中でこの金額の負担が発生したのか、予算化されたのか、お願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) こちらの追加費用につきましては、昭和37年にさかのぼったお話になってしまいます。37年に共済組合法が施行されたことに伴って、それ以前の公務員であった期間を新しい共済組合制度に引き継がれ、共済年金というのは計算されておったんですが、この期間に係る年金の給付に要する費用が不足するということで、追加費用という形で負担をされているものでございます。
委員長(相澤 榮君) 若生英俊委員。
委員(若生英俊君) ちょっと理解しづらいところですけれども、昭和37年にさかのぼるということと、そうすると、既に退職された職員が対象なのか、現職員なのか。その辺の算定の根拠といいますか、あろうかと思いますけれども、その辺についてはいかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 算定の根拠ということでございます。こちらは4月1日の現職員の給料総額に12を掛けて、一定の負担率を掛けて算定をするというふうなものでございます。
委員長(相澤 榮君) 若生英俊委員。
委員(若生英俊君) それでは、この負担金は今年度限りということでよろしいのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) これまでもあったものでございます。これからも継続すると思われます。
委員長(相澤 榮君) 若生英俊委員。
委員(若生英俊君) 最後になりますけれども、64ページ、同じ64ページであります。13節の委託料、市制移行記念絵本政策業務ということありますけれども、この事業の趣旨、狙い、そして、それの期待される成果、完成時期、その辺についてお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) こちらの絵本作成につきましては、今回、富谷町市制施行ということになりますので、その市制施行を記念いたしまして、これまでの富谷の歩んできた歴史、またこの土地に伝え継いできた先人の思いや命のつながりを通しまして、今、この富谷の地に生きている喜び、この先もつないでいく、生命を大切にするといった心情を高めるような道徳、社会授業の一貫に役立ててればということで、今回の記念の絵本を発刊したいというふうに考えております。
委員長(相澤 榮君) 若生英俊委員。
委員(若生英俊君) そうしますと、絵本冊子になる、絵本というのは本だと思うんですけれども、それを制作するというか、その中身は、誰が、どのように手がけたものが本になるということですか。
委員長(相澤 榮君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) まず、物語、本文のほうにつきましては、仙台在住の作家の方を予定しております。また、その挿絵の部分についても、仙台出身のデザイナーの方を想定しているところでございます。
委員長(相澤 榮君) 若生英俊委員。
委員(若生英俊君) それでは、町民参加型ということではないわけですね。
委員長(相澤 榮君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) そうですね。これまでの富谷の歩んできた歴史、そういったものを参考に今回の絵本を作成したいというふうに考えております。
委員長(相澤 榮君) 若生英俊委員。
委員(若生英俊君) 完成時期をお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 市制施行の10月10日を目指して作成してまいりたいと考えております。
委員長(相澤 榮君) 若生英俊委員。
委員(若生英俊君) 冠をつけるという折、「市制移行」という冠と「市制施行」という冠が2つ見受けられますけれども、それは違いは明確にあるのでしょうか。今の答弁の中にも市制施行を記念してというふうな表現もあったようにも思いますけれども、市制施行記念というようなあたりのほうが、ふさわしいのではないかなというふうに思うのですが。「移行」と「施行」との違い、明確に何か線を引いてお使いになっているのかどうかを確認します。
委員長(相澤 榮君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) これまでは10月10日を目指して市制に移行するということで「移行」という言葉を使ってまいりましたが、具体的に本議会で議決をいただければ10月10日というのは市制の施行日というふうになりますので、今後は、「市制施行」ということで統一をしてまいりたいというふうに考えております。
委員長(相澤 榮君) ほかにございませんか。安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) まず、初めにお聞きしたいのは、10月10日に市になります。そうしますと、福祉事務所関係、そういったものも出てくるわけであります。先ほどの財政課長のお話ですと、補正で上げるようなお話でありましたけれども、概算である程度、その辺は出しているのかと思いますが、実際に市制になった場合、28年度においてどれほどふえるのか。そしてまた、29年度においてはどのようにお考えか、お示しください。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 概要はこちらのほうでお話しできますけれども、詳細につきましては、福祉部関係でございますので、そちらのほうでお願いしたいと思いますが、福祉部のほうから事前に提供いただいている資料でもって説明させていただきますと、28年度、補正で対応するというふうな関連経費につきましては約2億円。29年度につきましては、大体4億から5億の間ではないかというふうなところで話は聞いております。
委員長(相澤 榮君) 安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) そうしますと、そのほかにもいろいろ出てくるかと思いますけれども、財政課としては、市制施行におきまして、大体、ことしはその2億円、プラスアルファ。また、29年度においても、もちろんそれにプラスアルファということで、どの程度のものをお考えなのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 市制移行に伴いましては、主なところというふうなところで福祉関連経費というふうなところでございますので、今ご説明した内容のとおりでございます。
委員長(相澤 榮君) 安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして、25、26ページの総務使用料の上のほうでありますけれども、未利用財産使用料874万6,000円とございます。これは何カ所に当たるのか。何カ所になるのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) お待ちください。未利用地の貸し付けにつきましては5カ所というふうなことでございます。
委員長(相澤 榮君) 安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) そのほかにも、そういう未利用地で貸し付けできるような場所というか、そういったものについて、やはりせっかくもしあいているところがありましたら、未利用地があるなら、そうした貸し付けをして税収を上げる、こういったものについてはいかがお考えになったのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 未利用地につきましては、ちょっと今詳細の手持ち資料がございませんので、おおよそ10カ所から20カ所以内というふうなところでございます。また、今こちらのほうに載っておりますのは、行政財産の目的外使用というふうなところで、積極的に貸す財産ではなくて、申し出があったときにお貸ししているというふうなものでございます。
委員長(相澤 榮君) 安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) 積極的に営業というわけではないんでしょうけれども、もう少しして町の税収を上げるような方策的なものはいかがなんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 今のところは、未利用地というふうなところではございますけれども、財産のくくりが行政財産というふうなところ、そのほかに普通財産というふうなくくりもあるんですけれども、そのくくりからいいますと、普通財産のほうは積極的に貸し出して使用収益を上げるというふうな財産でございます。行政財産については、そういった目的ではなくて、本来、行政目的のために使う財産というふうなことですので、積極的な貸し出しは行っておりません。
委員長(相澤 榮君) 安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) 私も行政財産だけのことでお話ししたのではなかったんですけれども、そういう普通財産のほうも含めて、その辺について、これからの積極的な活用、そういったものを貸して税収を上げる、こういったことについてはいかがなんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 普通財産につきましては、適時、公共工事の資材置場等々に活用させていただいております。
委員長(相澤 榮君) 安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) 未利用地がありましたら、もっと積極的に活用をお願いしたいということで思っております。
続きまして、49、50に当たるのか、ちょっとはっきりわからないんですが、総務管理費のほうに、文書広報費に当たるのかな、こういったことで、ちょっとほかでもあるんですが、町のしている仕事の中で、障がい者の就労者支援、そういったようなものができる、皆様の課の中でそういったものをしているというか、考えていらっしゃるところはあるんでしょうか。こういう聞き方はちょっと何ともわからないんですけれども、いかがでしょうか。(「質問がわからない」「趣旨がわからない」の声あり)
委員長(相澤 榮君) 趣旨、もう少し簡明に趣旨。
委員(安住稔幸君) 障がい者の就労支援として、各課の実際の実務的なものの中で仕事をしているもので、例えば封筒の仕分けとか何か、例えばですよ、そういったもので就労者支援として、障がい者の方にお仕事を発注するというか、そういったものをしているところはありますか。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 郵送業務、郵便の封筒、郵便局に送る業務をやっていただいている方が1名おります。
委員長(相澤 榮君) 安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) ほかの課でも、ぜひ、その辺はそういったものを、できるもの、できないものもありますが、積極的に取り組んでいただきたいと思いますけれども、町長、お考えはいかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまのご意見を参考にしながら積極的にそういった機会をつくっていければというふうに思います。
委員長(相澤 榮君) 安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) 57、58であります。7情報化推進室の委託料になります。その中で、スマホ・SNS連携機能追加業務の詳細をお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) こちら、この項目につきましては、今度、ホームページリニューアルした際にスマートフォンに対応するための機能でございます。
委員長(相澤 榮君) 安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) スマホを活用して住民からの情報を得るとか、そういったようなものとは違うということで、そういったものについての活用は考えられたんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) この予算の中では閲覧のほうにのみ対応でございます。
委員長(相澤 榮君) 安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) その辺もお願いいたします。
続きまして、その同じところで、ITアドバイザー業務というものがございます。これについての詳細をお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) さまざまなシステム改修を行う際のアドバイスをいただく。その価格が適正かどうかということも含めてアドバイスをいただく方を雇用するものでございます。
委員長(相澤 榮君) 安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして、次の59、60ページであります。交通安全対策費の中で、金額的に、今、信号機の要望やら、いろいろ要望、多分町のほうに行っているかと思いますけれども、今度、コストコがオープンになるということもありまして、今現在、信号機の設置要望、そういったものがあるかと思いますけれども、その辺について、どのようにこれからも取り組んでいくか、お聞きします。
委員長(相澤 榮君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 信号と道路の交通安全対策につきましては、関係機関のほうにすぐに相談をさせていただきながら進めたいというふうに考えてございます。
委員長(相澤 榮君) 安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) 例えば杜乃橋なんかでも信号機の設置ということで要望は上がってきていると思うんですが、そういったものについても今後積極的に町のほうとしても関係機関のほうに働きかけていくということでよろしいんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 危機管理室長。(「済みません、間違いました」の声あり)
安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) 日吉台でございました。
委員長(相澤 榮君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 繰り返しになりますけれども、町のほうに相談があったものについては全て警察等にお話をして、要望等協議ということでさせていただいておる状況でございます。
委員長(相澤 榮君) 安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして、60、61ページ。市制移行準備費でご質問いたします。今回、28年度もこうやって予算が上がってきております。今現在で、28年度の予算も含めまして、市制移行、昨年、その前からも入るのでしょうか、今まで市制移行に関しまして総額でお幾らかかっているでしょうか、かかる予定でしょうか。
委員長(相澤 榮君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 前段、課長のほうからも説明がありましたが、27年度の現計、そして28年度当初予算、合わせまして、2億3,317万1,000円を予定しております。
委員長(相澤 榮君) 安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして、63、64ページに、この同じページになりますけれども、福祉事務所設置に要する経費ということで上がっております。そうしますと、やはり私前にも質問いたしましたけれども、相談室の設置、増設につきましてはどのようにお考えになっているのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) そちらについては、検討させていただきます。
委員長(相澤 榮君) 安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) 間違いなく相談業務はふえるかと思いますので、やはり今の現状のあの2部屋というのでしょうか、だけでは足りないんじゃないかなと思うんですけれども、その辺について、町長、お願いします。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) プライバシーの保護なので、そういったスペースをしっかりと確保するように、今検討をしております。
委員長(相澤 榮君) 安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) この中で、同じ委託料の中で、犬の登録鑑札等の制作業務というものがございます。市になりますと、犬の登録鑑札も変わるわけでありますけれども、やはりこれにつきましても、今までとちょっと違う、イメージ的にかわいくなるというか、そういったものもいいかと思いますけれども、いかがお考えなんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 検討させていただきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして、67、68。賦課徴収費のこれですと、11需要費になるのでしょうか。たしかこれだったと思います。これの消耗品費の中だったと思いますが、原付のナンバープレートも何かつくられるということで、町から市になるわけですから、当然でありますけれども、よく全国的にご当地ナンバーという、ご当地登録ナンバープレートいうものは、何か随分ふえてきておりますけれども、富谷町といたしましても、やはりごく普通のものじゃなくて、少しその辺を考えたデザインとか、そういったものについてはお考えでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 今回予算計上させていただいているのは、現状のナンバープレートの予算計上でございます。今言われましたご当地ナンバーと言われるものについて、以前にも一般質問等があって検討はしているんですけれども、まだ実施に至っていないということですので、さらなる検討ということで考えております。
委員長(相澤 榮君) 安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして、107、108になります。こちらでよかったと思います。清掃総務費で、たしか先ほど放射能の検査、測定ということでありましたけれども、この前の町長の施政方針の中で、今32カ所、実際には33カ所のような気はするんですけれども、これを減らしていくような話がありましたけれども、具体的にどのようにお考えなんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 現在、5年経過しまして、線量の数値も大分安定しているような状況にあります。県内の市町村におきましても、県のほうからそういった照会が来ているような状況でして、富谷町内においても、ある程度のエリアは一つに絞ってしまいまして、箇所数を減らしていって、その分をあいた時間を別な業務のほうに、放射線測定員の方をちょっと充てたいと今のところ考えておりました。
委員長(相澤 榮君) 安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) 測定箇所、具体的にどこをどう減らすかについては、今決まっているのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 新年度になってから検討したいと思います。
委員長(相澤 榮君) 安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) 全地域を一応網羅できるようなものをお願いしたいということで思っております。
続きまして、139、140ページの豪雨災害対策費、5目の災害対策費のこれはこの説明のほうでありますけれども、防災用備蓄備品等整備事業というものがございます。これは多分、今の、この前も町長、コストコとの災害協定ということでありますけれども、食料品につきまして、あそこのけやき館というのかな、あそこでの食料品関係の備蓄はされないということなんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 管理はあそこで継続の予定になっております。ただ、数量的には見直しということでございます。
委員長(相澤 榮君) 安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) 数量を減らすけれども、全く食料関係をなくすというわけではないということでよろしいでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) そのとおりでございます。
委員長(相澤 榮君) 安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして、これが最後になります。141、142ページ、今の前のほうからいきますと、災害対策費の一番上から、18節の備品購入費だったと思いますが、安全安心メールのライセンス料というふうなお話でありましたけれども、これにつきまして、情報を発信する内容につきましては、今までと同じものと考えていらっしゃるんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 現在のままで新年度もというふうに一応考えてございました。
委員長(相澤 榮君) 安住稔幸委員。
委員(安住稔幸君) 今、危機管理という面だけでなく、やっぱり町の情報発信という部分も考えますと、これまでの施策ということを考えますと、町全体のいろいろな情報発信というものも考えていくべきかと思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 今回、先ほど企画政策課の課長のご報告にもありましたように、今ホームページの見直しを行っておりまして、それでスマホまたはSNS対応ということで、最大限、そういった情報発信の体制をつくるように今努力しております。
委員長(相澤 榮君) ほかにございませんか。藤原 峻君。
委員(藤原 峻君) 32ページのみやぎ環境交付金のところで640万9,000円、出ているんですけれども、これはLED化で使われたということですが、富谷町としての支出というのはどれぐらいだったんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 27年度の実績ということになりますね。(「予算」の声あり)
委員長(相澤 榮君) 27年度でいいかと。今年度、28年度ですか。
ちょっと待って、町民生活課長、ちょっと座って。
もう一回、藤原 峻委員。
委員(藤原 峻君) 交付金ということで何分の1か入ってきているかと思うんですけれども、それはパーセンテージ的に何%入ってきているんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) こちらのみやぎ環境交付金なんですけれども、メニュー選択型と言いまして、まず各市町村200万円ベースで交付になります。そのほか、人口割で上乗せがありまして、来年度の予算が640万9,000円という額になっております。
委員長(相澤 榮君) 藤原 峻委員。
委員(藤原 峻君) それでは、交付金として、LED化のための補助金ではなくて、再生可能エネルギーのメニュー選択の分として割り当てられるものという考えでよろしいんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 公共施設に関する補助金という形になっておりまして、さまざまなメニューがございます。
委員長(相澤 榮君) 藤原 峻委員。
委員(藤原 峻君) 今後の使われる予定のもの、再生可能エネルギーの導入計画というものはあるのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 町民生活課のほうで、担当課、原課のほうで事業を行ったものに対しての補助の申請ということで、うちのほうで予算計上しているような状況なんですけれども、再生可能エネルギーの補助金というのが、平成27年度で終わりになっておりまして、今後は発生しない予定です。
委員長(相澤 榮君) 藤原 峻委員。
委員(藤原 峻君) それでは、平成28年度の再生可能エネルギーに使われる予算というのは幾らぐらいになっているんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 済みません。もう一度お願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 藤原 峻委員、もう一度。
委員(藤原 峻君) 平成28年度にLEDの例えば切りかえ、リース方式でやられたりとか、防犯灯とか、街路灯とか、そういうもので28年度に予算として上げられているもの、幾らぐらいだったでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 再生可能エネルギーの補助金関係ですけれども、27年度をもちまして終了しておりますので、事業はございません。
委員長(相澤 榮君) 藤原 峻委員。
委員(藤原 峻君) 歳出のほうではどのくらい予想されているんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 委員おっしゃっているのは、再生可能エネルギーの補助金云々じゃなくて、電力関係のということで、先ほど、こちら、予算計上しておりますみやぎ環境交付金のほうで、28年度においては鷹乃杜防災センターの一部LED化と成田地区の街路灯、573灯ございますが、それを5年間にわたって計画的にLED化をしていく予定でございます。
委員長(相澤 榮君) 藤原 峻委員。
委員(藤原 峻君) それでは、違う質問に移らせていただきます。
48ページの7の賃金なんですけれども、臨時職員のお金が、こちらは前の年ですと499万2,000円だったのが半減しているんですけれども、こちら説明があったかと思うんですけれども、もう一度ご説明お願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 前年度の金額との差ということで申し上げますと、27年度に総合窓口の職員が設置されたことに伴いまして、パート職員1名の予算を減額したというところでございます。
委員長(相澤 榮君) 藤原 峻委員。
委員(藤原 峻君) それでは、13節の委託料に移ります。新しい事業が、人事評価など、そこから下が全部できているかと思うんですけれども、メンタルヘルス研修業務が減って、この新しいものがふえているということは、よりそういうものを充実させていくということなんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) ストレスチェックのシステム運用業務というものが新しいものでございますが、こちらは労働安全衛生法の一部改正に伴いまして、ストレスチェックを毎年1回行う必要かあるということでの計上でございます。
委員長(相澤 榮君) 藤原 峻委員。
委員(藤原 峻君) 続きまして、58ページの13節委託料に移ります。先ほど同僚委員も電子計算保守システムサポート基幹系システムなどについて質問されていたんですけれども、これは今回だけで終わるものなんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 当然、保守点検業務とかがございますので、金額は当然変わりますけれども、毎年かかる予算でございます。金額は変わります。
委員長(相澤 榮君) 藤原 峻委員。
委員(藤原 峻君) そうしますと、金額としては下がるということでよろしかったでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) コンビニの収納あるいは証明の開発関係が終われば金額は安くなるというふうに考えてございます。
委員長(相澤 榮君) 出川博一委員。
委員(出川博一君) 私から、3点ほどお願いいたします。
54ページの13節公共施設等総合管理計画策定業務1,074万6,000円とあるんですけれども、これは28年度中に策定するということなんですけれども、イメージとしてはどういう、いわゆる成果品をイメージした予算なのか、お願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) こちらのほうにつきましては、老朽化の把握、それからそういったものの優先順位をつけまして修繕を平準化していきたいと。それをもちまして、公共施設の全体的なマネジメントに活用していきたいというふうに考えております。
委員長(相澤 榮君) 出川博一委員。
委員(出川博一君) ということは、全体で今保守するためには総額で50億かかるとか、30億かかるとかというような、そういう額的な試算も含めて、計画を立てられるということでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 詳しい中身については今からなんですけれども、現状、どういった施設で、どういった課題を抱えているか。それに解決するための費用的なものも含めまして検討させていただきたいと思っております。
委員長(相澤 榮君) 出川博一委員。
委員(出川博一君) これは多分仙台市では既にできておりますので、ぜひその辺も参考にして、すばらしい計画というか……。これは当然、公会計というか、こういう不動産所有物に対しての計画になると思いますので、その辺のところはしっかりお願いしたいなと思います。
続いて、2つ目。56ページ、町民バスのところで、多分これは13節の委託料、町民バス2,929万、これは多分債務負担行為の額をそのまま計上されたと思うんですけれども、それでいいかどうか、確認いたします。
委員長(相澤 榮君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) おっしゃるとおりでございます。
委員長(相澤 榮君) 出川博一委員。
委員(出川博一君) そうしますと、12月の補正予算の中では、財源としてその他200万ということであったと思うんですけれども、ただ、現実、この予算書を見ると、町民バスの収入ということで170万という計上になっているんですけれども、この辺のところは、そのような差額が出てもやむを得ないものなのかどうか、それを確認いたします。
委員長(相澤 榮君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 今回はそういう、本年度の途中までの実績で171万6,000円を置きましたので、債務負担行為とのそこの部分の差異については、歳出の限度額は超えておりませんので、問題ないというふうに考えております。
委員長(相澤 榮君) 出川博一委員。
委員(出川博一君) そうすると、これは入札で2,664万で既に落札しているんですけれども、これはそうすると、不用額として265万円が不用額になるというふうな理解でよろしいんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) こちらで入札の金額は2,877万1,200円というのは、28年度の金額ですので、差分については減額の補正を行いたいと思っております。
委員長(相澤 榮君) 出川博一委員。
委員(出川博一君) それでは、最後。58ページ、これも7目の13節、下から2行目のところに、ナンバー制度対応に係る基幹系システム改修業務ということで、6,291万1,000円計上されておりますけれども、これに対する国からの補助は幾らなのか、お尋ねいたします。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 28年度で申し上げますと、28ページに社会保障・税番号制度の国庫補助がございます。709万4,000円でございます。
委員長(相澤 榮君) 出川博一委員。
委員(出川博一君) 前に、このナンバー制が導入されるに当たっては、基本的には国からの補助金で、国の施策としてやるので、国からの補助金でやるんだというような説明を聞いたように思うんですけれども。そうすると、一財でかなりの額を出さなくてはならない。700万しか補助がない中で、5,500万は一財で負担しなくてはならないということだと、前の説明と大分違うような気がするんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 例えば住基で言えば、補助が10分の10、連携サーバーも10分の10、中間サーバーも10分の10、税・福祉が3分の2等となっております。基本的には、こういった補助率ではございますが、国のほうからそれぞれの種目において、上限が示されてございます。ということで、金額的には満額、歳出額については満額、補助金のほうで交付されるということはございませんが、交付税のほうでも一定の措置がなされるのではないかなというふうには考えてございます。
委員長(相澤 榮君) 出川博一委員。
委員(出川博一君) 最後になります。最後というか、結局、そういう形で町は国策だということでやるんだけれども、やらざるを得ないんだけれども、どんどん町の一般財源を使われて、町自体としとてやりたい事業もできないという中でやるようなこの制度というのは、今後とも国のほうに、ぜひ、そういう意味では、交付税なりで確実に補完されるように、ぜひ要望すべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 今後、特別交付税も含めて要望をしてまいりたいというふうに考えてございます。
委員長(相澤 榮君) 若生英俊委員。
委員(若生英俊君) 2つお願いいたします。
1つは、先ほど質問にありましたけれども、あけの平コミュニティセンターの改修工事、このことをもって工事が完了するのか、さもなくば予定される改修が継続されることなのか、その点を確認いたします。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 今回は、外壁、屋根の改修ということでございます。そもそも、当初は、あけの平二期工事ということが前段として協議がなされた経緯があります。二期工事については、今この場で実施をする、しないとも、ちょっと申し上げる段階にはない状況でございます。
委員長(相澤 榮君) 若生英俊委員。
委員(若生英俊君) もう一つ、先ほども質問いたしましたけれども、絵本制作業務、先ほどの内容お聞きしましたので、内訳、絵本作家に支払う委託料、そしてまた一冊、刷る冊数、印刷費、そういった内訳をお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 総経費につきましては326万円でございます。内訳といたしまして、作家の方にお支払いする原稿本文、物語作成、こちらが64万円、そして絵本表紙、本文イラスト、デザイナーの方にお支払いする金額が57万6,000円、そして印刷の経費といたしまして1,000部で130万円、そして編集、校正、さまざまなディレクションといたしまして50万3,000円の内訳でございます。
委員長(相澤 榮君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) 103と104ページの3目、環境衛生についてですが、防疫薬剤散布事業、蚊の駆除なんですが、成田の行政懇談会でも出ました。出ましたというか、これは毎年出ているんですけれども、町内会挙げて今取り組んでいるんですけれども、これは六、七年続いているんですね。あの地区で蚊が発生する、夏に。それの本当に切実な要望なんですけれども、行政懇談会でもはっきりはしなかったんですけれども、根本的な原因を究明すると私は聞いたんですけれども、その辺の見解をお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 先日も成田の行政区長さんがお見えになられまして、防疫薬剤、今配布させていただいているのが、ボンフランという薬剤になるんですけれども、それが余り効果がないということで、行政区長さんのほうでも調べられまして、こういった薬剤はどうかということでご提案いただきました。その後、薬剤に関して今いろいろ調べておりまして、新しいもっと効果のある薬剤がないかということで、今調べているような状況にございます。できれば、4月の配布する際には、一部の地域だけになるかもしれないんですが、新しいものも試験的にちょっと配布したいなと考えておりました。
委員長(相澤 榮君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) ぜひ、今、スミチオンとボンフラン、2つ使っているんですけれども、効果がないということで、ぜひ、よろしくお願いします。
あと1点なんですけれども、先ほども上がりましたが、ページ56の企画費の中の企画調整事務ということで、ふるさと納税なんですけれども、私のほうで一般質問をさせていただきましたが、728万6,000円と計上していますけれども、この中でふるさと納税に使う返礼というのは幾ら占めているんですか、お伺いします。
委員長(相澤 榮君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) ちょっとお待ちください。
総資金と郵送代等と合わせて60万円ぐらいの、ちょっと少ない金額でまずスタートさせていただきたいと思っております。
委員長(相澤 榮君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) 60万ということは、幾らのふるさと納税金額を見ているのか、お伺いします。
委員長(相澤 榮君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 予算上は、5,000円の品物を100名で今予算を置いておりますけれども、状況を見て拡充を考えたいと思っております。
委員長(相澤 榮君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) 100名というと、かなりの前年比になります。私もうれしくなるんですけれども、ぜひ、100名前後、それ以上超えるように、ぜひ啓蒙もいただきたいと。そのことによって税収も上がりますから、確かに返礼品、返さなければならないですけれども、かなりのメリットありますので、ぜひその辺もう一度見解をお願いします。
委員長(相澤 榮君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 趣旨を十分参考にして取り組んでまいりたいと思っております。
委員長(相澤 榮君) ほかに質疑ございませんか。金子 透委員。
委員(金子 透君) 1点だけ、改めて質問させていただきます。
62ページ、あけの平コミュニティセンター改修工事、これ、たしか先ほどから雨漏りということで、屋根・外壁工事ということでしたんですけれども、間違いない診断で、間違いのない設計で、この工事で原状が回復されて、また手当てが必要になるということは発生しないと、そのように理解してよろしいですか。
委員長(相澤 榮君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) そのとおりでございます。
委員長(相澤 榮君) ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
委員長(相澤 榮君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
以上をもちまして本日の議事を終了いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後3時00分 散会
富谷町議会予算審査特別委員会は、富谷町議会議場に招集された。
委員長(相澤 榮君) 皆さん、おはようございます。
本日の出席委員は19名であります。定足数に達しますので、直ちに本日の「予算審査特別委員会」を開きます。
議案第24号 平成28年度富谷町一般会計予算
委員長(相澤 榮君) 議案第24号平成28年度富谷町一般会計予算を議題といたします。
なお、本日の日程は、一般会計のうち福祉部長寿福祉課、健康増進課、子育て支援課、教育委員会の所管に属する予算について審議をいたします。
それでは、これから各担当課長へ内容の説明を求めます。
最初に、長寿福祉課長。
[長寿福祉課長、健康増進課長、子育て支援課長が予算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(相澤 榮君) この際、午前11時10分まで休憩します。
午前10時56分 休憩
午前11時10分 再開
委員長(相澤 榮君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、教育総務課長。
[教育総務課長、生涯学習課長、公民館長、学校給食センター所長が予算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(相澤 榮君) 以上で説明を終わります。
この際、午後1時まで休憩します。
午前11時58分 休憩
午後 1時00分 再開
委員長(相澤 榮君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより一問一答方式による質疑に入りますが、質問者及び答弁者は、要領よく簡潔な質問と答弁、そしてスムーズな議事進行にご協力くださるようお願いいたします。また、質疑は、ページ、款項目を明示され行ってください。
それでは、質疑ございませんか。西田君。
委員(西田嘉博君) それでは、96ページ、2目、高齢者健康づくり事業の予算917万4,000円の事業の内容について、お聞かせください。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 済みません。もう一度質問をお願いいたします。
委員(西田嘉博君) 事業名で高齢者健康づくり事業の予算917万4,000円の事業の内容について、お聞かせください。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) これは福祉健康センターに予算を置いておりますけれども、高齢者のゆとりすとクラブ・サロンの消耗品ですとか、あと事業につきましては地域サポーター養成研修の委託費、運動サポーターの委託費になっております。
委員長(相澤 榮君) ほかにございませんか。西田嘉博君。
委員(西田嘉博君) そうしますと、実際、高齢者の易しい運動とか筋力体操とか、そういう事業ではございませんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) ここで行っております高齢者の運動事業につきましては、サロン事業になっておりまして、筋トレとか運動系の教室につきましては特別会計の予算に計上してございます。
委員長(相澤 榮君) 西田委員。
委員(西田嘉博君) それでは、152ページの2目11節修繕費954万2,000円の配分は各学校にされておられるのか、その辺のところをお尋ね申し上げます。
委員長(相澤 榮君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) こちらは中学校5校分の修繕料ということで計上しておりまして、緊急的な修繕を含め計上しているものでございます。
委員長(相澤 榮君) 西田委員。
委員(西田嘉博君) それでは、各学校から、昔でいう営繕、ふぐあい箇所の要望等が毎月、多分上がっているのではないかと思いますが、その辺のことが予算に全て反映されているのかどうか、お教えいただきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 議員のおっしゃるとおり、毎月、点検の報告を学校からいただいておりまして、その中で、やはり緊急的に修繕を要するものにつきましては最優先でやっております。ただ、どうしても予算が不足するということが今年度も発生しておりまして、その際には補正に計上させていただきまして、対応してまいりたいと考えております。
委員長(相澤 榮君) 西田委員。
委員(西田嘉博君) 補正予算で考えているということで、確かに承りましたが、非常に緊急を要することが、例えば震災の後、ある学校では配膳室のドアが非常にいびつになっていて、そういうことも結構上がっているのではないかと思いますが、なかなか修繕に至っていないというのが、いろんなところから声が出ていますので、非常にその辺のところの予算というのは重要になってくるのではないかと思います。
ですから、今度、補正予算で組むとすれば、緊急を要するところは、学校というのは非常に安全性を求めなければいけないところだと思います。ぜひ、その辺のところの学校とのすり合わせ、それで、ふぐあい箇所の上がっている箇所については、やっぱり早急に修繕をしてあげるのが本来の教育のあり方だと思いますが、その辺の再度、お考えをお教えいただきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 議員のおっしゃるとおり、まず緊急性のあるものにつきましては、本当にその都度、早急に対応させていただきたいと思います。ただ、今年度4月から教育総務課に技術職員を配置いたしまして、これまでよりもかなりスピード感を持って修繕を進めてきているところもございます。ただ、どうしても危険なところを最優先で、ご不便をかけているところというのは、やはりその次ということで対応している状況もございます。ただ、本当にそこがどうしても緊急性ということで学校から上がってきたものにつきましては、対応している状況ですので、ご理解をいただきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 西田委員。
委員(西田嘉博君) 最後になりますが、やっぱり学校としては、その辺のところを苦慮していることが非常に見受けられましたので、各学校で上がっているものについては早急に、本当に対応されることを望んで、最後の質問とさせていただきます。
以上です。
委員長(相澤 榮君) 質問ではないですか、要望ですか。(「質問です」の声あり)教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) できる限り、そのように対応してまいりたいと思います。
委員長(相澤 榮君) ほかに。長谷川委員。
委員(長谷川る美君) 172ページ、主な事業名及びその金額の欄の中ほどです。町民体育祭事業についてお聞きします。
町として最後の町民体育祭となりますけれども、場所や種目などに変更などはございますか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 場所につきましては、例年と同じところを予定しております。
種目につきましても、今後、前年と比べまして精査していきたいと思っております。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) たしか、去年とおととしでしたか、雨で中止になっているということがありました、過去に。ことし、もし雨が降った場合は、町として最後の体育祭なんですが、どうなるのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) ちょっと、雨のことはわかりませんので、実際、天気を見て判断したいと思います。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) 市民体育祭実施の予定はありますでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) そちらにつきましては、今後検討することでございます。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) 次です。90ページ、3款2項3目児童福祉施設費の主な事業、事業名及びその金額の欄にある子育て支援拠点整備事業についてお尋ねします。
「よりよい子育て環境について」をテーマにした、第3回とみやわくわく町民会議において、出席している委員から包括支援センターのあり方についてさまざまな意見が出されました。具体的に、出された意見をどのように反映されていますか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) わくわく町民会議におきましては、検診施設の充実、確保、それから専門性の高い相談員の配置、町の母子保健の象徴としての施設の設備等の意見が出てございますので、そういった意見を取り入れ、施設の建設、それから相談員の充実というところで取り入れてございます。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) わくわく町民会議で、1案と2案、2つの図面が示され、委員の先生からは1案のほうがよいという意見でしたが、実際はどうなりますでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 設計業務につきましては、ただいまも実施している最中でございますが、わくわく町民会議での先生方の意見を尊重して、実施していきたいと考えてございます。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) 延べ床面積は幾らですか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今のところ、約800平米程度となる予定でございます。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) いつから工事が始まり、完成はいつですか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 工事につきましては、今のところ何月からというようなところでは、はっきりは申し上げられませんが、29年4月の開設を目指しているところでございます。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) 同じく90ページ、3款2項4目保育所費の7節賃金で、保育士賃金が平成27年度比300万円ほどの減額になっています。減額の理由はなんですか。
委員長(相澤 榮君) 保育統括監。
保育統括監(八巻恵美子君) 27年度につきましては通常18名、28年度につきましては15名という職員数になっております。また、障がい児加配として11名が27年度、28年度は7名ということで、実際、入所人数に対応した職員数となっております。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) 次です。144ページ、10款1項2目事務局費のいじめ問題対策推進事業についてお尋ねします。
第5回とみやわくわく町民会議において、「いじめを起こさせない環境づくり」というテーマで話し合いが持たれました。その中で、富谷町教育大綱が示され、基本目標2の1つ目に「全ての児童生徒にいじめは決して許されないことの理解を促すとともに、町、学校、家庭、地域関係機関が連携し、いじめ防止等の対策に取り組みます」と示されていますが、具体的な取り組みの内容についてお尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) まず、具体的な取り組みの一つとしまして、今年度、中学生、全中学校5校を対象に、ソーシャルネットワーク、SNS等の教室を開く予定でおります。こちらにつきましては、保護者の参加も呼びかけておるところです。その講習後に、今度は中学校の生徒会等を中心に、自分たちでどのようにしたらいいのかということを話し合う機会を持ちたいと考えておりますので、大人というか、周りが働きかけるものと、子供たち自身が取り組むという両面から、いじめの撲滅といいますか、防止に努めていきたいと考えております。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) 町長は、わくわく町民会議の中で、富谷町では絶対にいじめを起こさせないという旨の発言を挨拶の中でされていらっしゃいましたけれども、事業の内容から見て予算が少ないのではと考えますが、いかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 決して予算の額ではなくて、今、担当の課長から答弁で申し上げましたように、あらゆる形、機会を通じて、とにかく富谷町においてはいじめをなくす、絶対に許さないという環境をつくっていきたいと考えております。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) いじめについても、わくわく町民会議で出た意見をどのように事業に反映していきますか。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) さまざま、ご意見をいただいております。その中の一つに、例えばこういった条例等を制定しても、なかなか町民の方までに広がっていないというようなお声もいただいておりますので、町のホームページあるいは教育委員会のホームページの改訂にあわせまして、そういった点も町民の方に目を通していただけるような取り組みをしていきたいと考えております。
それから、個別の案件等でも非常に、親御さんの悩み等も語っていただいておりますので、そういったところでは教育相談等の充実を図りながら、個別の対応も充実を図っていきたいと考えております。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) スクールソーシャルワーカーを今後ふやしていく計画はありますか。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) スクールソーシャルワーカーについては、県の10分の10の事業で行うことが決定されておりまして、今、富谷町も申請をしているところでございます。配置できるという見通しで考えておりまして、28年度、2名の配置を考えております。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) いつでもいじめ相談に応じられるよう、24時間体制の専用窓口などの設置を検討するお考えはありますか。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 町としては、現在そのような体制までは少し無理がありますので、県等の相談窓口の活用を図っていきたいと考えております。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) 最後になります。仙台市では元教員や元警察官をいじめの対策支援員として、問題を抱える学校に必要に応じて派遣する事業を行っていますが、富谷町でも必要ではありませんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) いじめに限らず、さまざまな専門家の力というのは非常に心強く大きなものですので、現在、教育委員会にも教育専門員という形で校長経験者もおります。そういったものの活用を図りながら対応していきたいと考えております。
委員長(相澤 榮君) ほかにございませんか。青柳委員。
委員(青柳信義君) 何件か質問させていただきます。
最初に、90ページの19節負担金、補助金、こちらの杜乃橋地区保育所新設補助金、3月9日、おととい付のホームページで該当する事業所がなしと載っておりましたけれども、その辺の詳細をお示しください。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 2月末日に行われました選定委員会におきまして、応募資格やプロポの内容を審査いたしました。それで、総合的に判断した結果、該当する事業者なしという結論に至ったものでございます。
委員長(相澤 榮君) 青柳委員。
委員(青柳信義君) それでは、応募業者は何件、そして今後の対策といいますか、今後どのような方向で持っていくのかお尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 申請のあった事業者は1件でございます。
今後につきましては、再度、公募をいたしまして、進めていきたいと考えてございます。
委員長(相澤 榮君) ほかに。青柳委員。
委員(青柳信義君) そうしますと、29年4月開所ということですけれども、その辺は間違いなくできるという見解かどうかお尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 29年4月の開所に向けて努力していきたいと考えてございます。
委員長(相澤 榮君) 青柳委員。
委員(青柳信義君) ぜひ、よろしくお願いします。
それでは、24ページの第1節児童福祉負担金。今回、2億4,800万円でございますけれども、今年度は2億2,300万円で、約2,500万円の減額になっております。ただ、こちらの第2菜の花保育園、プラム保育園、富谷ひよこ園、この3つで約4,000万円増額になっておりまして、あと上のほうが軒並み500万円くらいの減額にはなっているんですが、その辺の減額の理由を教えてください。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) まず、今年度当初予算で2億2,300万円ほどだったかと思いますので、それと比べると1,500万円ほど増加はしているということがまず1つ。
それから、今回、27年度に保育料改正をしたために、なかなか見込みが難しかったという点が1つございます。今回につきましては、27年度の実績の見込み等を勘案して、28年度予算に計上させていただいたところでございます。
委員長(相澤 榮君) ほかにございませんか。佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 83、84ページのところでお尋ねします。子ども医療費助成ですが、2億1,420万円、これの一部負担金がこの中にどれくらい入るのかということでお尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 少々お待ちください。その金額の中には一部負担金は入ってございません。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 所得制限に係る世帯数の見込みはどのくらいでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 約800世帯でございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 対象年齢を引き上げして、まだ1年たたないわけですが、1年を見たときに、一部負担金と所得制限を廃止するように検討を求めるわけですが、これについてはどのように考えているでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 一部負担金につきましては、今後、実績を勘案して検討してまいります。
所得制限については、負担の公平性というところから、引き続き所得制限は行っていきたいと考えてございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 子ども医療費無料制度のあり方等に関する検討会が厚生労働省で行われているということがあります。県からこの点について、何か報告はあるでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今のところございません。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 子ども医療費無料制度、これもたびたび取り上げてきたわけですが、実施している自治体に対して、国保で医療費助成に制裁的な措置をとっているということがありますが、富谷町でその影響はどのように出ているでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。もとい、福祉部長。
福祉部長(小野一郎君) 子育てに関連する医療費の関係については、国の社会保障制度審議会の中でいろいろ検討しているようでして、コンマの世界だったと思うんですけれども、ちょっと今、具体の数字はわからないんですが、0.18云々というパーセンテージの影響があるということでは、ちょっと耳に挟んだことはございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 私、以前も質問していて、その影響額があるということを国保のところで聞いているので、また国保のところで質問したいと思いますが、これはやはり国の制度として子ども医療費は実施していくべきだと思うわけですが、これから町としてこの点についてはどのように働きかけていくのかお尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 福祉部長。
福祉部長(小野一郎君) 先ほど、国で乳幼児医療に関する検討会、行われています。その動向もいろいろ検討材料にさせていただいて、もちろん県にもいろいろ働きかけはしておりますので、そんなところを勘案しながら進めていきたいなと思ってございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 国の制度でやるべきなのですが、宮城県の場合は、何度も言いますけれども、本当に最低ランクのところにいて、県がもう少し上乗せをすると、町としても物すごく財政的には楽になるということがあるので、県にも働きかけ、一緒に国にも働きかけてほしいと思うのですが、そのように引き続きやってもらえるでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) その問題につきましては、町村会でも県に要望をさせていただいております。また、県、村井知事もこれは国策などでということで、県としても国に要望して努力をしております。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 89、90ページの保育所費のところですが、ただいま杜乃橋地区の保育所のところについては質問がありました。来年4月に向けて120人という大きな定員を迎えることになりますので、できるだけ早く選定委員会で決定できますようにということなのですが、今度はいつの時期に募集を出して、選定委員会の運びということになるでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 募集につきましては、3月9日から実施しているところでございます。選定につきましては、4月上旬を予定してございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 新しいところが出たとしても、ことしの4月時点で待機児童はどのぐらいになると見込まれていますか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 見込みでございますが、50名を超える程度というところで考えてございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、今の事象では非常に大きなニュースですが、なかなか保育所に入れないというお母さんたちが困っていて、ブログでという話がありますが、この50人の人たちはそうすると、ことしはどういうところに子供を預けることができるようになるのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 認可外の保育所が主なところになるかと思います。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 小さなところで、3歳までの子供を預けるということができるようになりましたよね。でも3歳以降になると、その先がなかなか預けるところがないというようなことも全国では聞いていますが、富谷町ではその話はないのでしょうか。3歳直前まで預けていて、その後、3歳のところにはうまく保育所に入れているということでいいんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今のところ不都合はございません。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 保育所はつくれば、もっと入れて働きたいとか、子供のことを思えばという人がたくさんいて、なかなかゼロになるということは難しいわけですが、富谷保育所、ありますが、これについての定員増を何とかという方からのお話を聞きました。何とか、そこのところで10人でも20人でもというのがあったわけですが、その点については、拡充するといいますか、定員をふやすという考えは、今のところはどう考えているのかお尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今のところ、富谷保育所の拡充をというところでの検討はしていないところでございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 147、148です。ここに小学校管理費が載っていまして、平成27年度予算では職員の給料が1人分計上されていました。これはどこの小学校の職員だったのでしょうか。お尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 小学校管理費の業務員の部分の職員の配置ですよね。小学校に関しましては、当初予算では計上しておりましたが、実際には、27年度は職員の業務員の配置はしておりません。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、小学校でこれまでやっていた職員は、どこのところに配置がえになったのでしょうか。異動したのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 中学校に配置になっております。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 小学校管理費の中ですけれども、委託料が150ページに出ていまして、2,257万7,000円となっています。平成27年度と同額というのは、人数が変わるのかなと思ったんですが、これはどういうことでなんでしょうか。お尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) こちらも、人事異動の影響も考えまして、もともと8校分の計上と27年度もしていたところでございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 今度は、151、152ページで中学校管理費があります。去年も3人、職員が給料として出ていたわけですが、ことしも3人分あります。これはどこの中学校でしょうか。中学校名でお尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 28年度はまだ決定しておりませんので、27年度で申し上げますと、富谷中学校、富谷第二中学校、日吉台中学校の3校でございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、後で委託で出る人と、それから町の職員というのは、これはどういう決め方で、このように人事がなされているものでしょうか。お尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) こちらは人事異動での決定事項となりますので、私からはお答えはちょっとできません。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 私が思うには、小学校、中学校もですが、学校経営というときに、教職員一丸となってということがあるかと思います。そういうことからすると、やはり職員がそこにいて、用務業務をするということが必要だと思うわけですが、そのことについて、それでは町はどのように考えて職員をそこに配置しているのか、お尋ねしたいと思います。町長がいいのでしょうか、どなたがいいのでしょうか、お願いします。教育長がいいのですかね。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 近年、いわゆる委託業務で学校用務員業務はする傾向で、今の現状を迎えているわけであります。確かに佐藤委員のご意見のように、業務員がある意味、職員としてその学校の中での位置づけというのは、大きな意義もあるかと思うんですけれども、その辺の役割も含めまして、今の富谷の流れとすれば委託業務で来たものですから、その辺ご理解いただければと思います。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 154ページのところに中学校の用務業務をするということで、平成27年度では376万1,000円ですよね、さっき数字を読み間違えましたね、失礼しました。ですが、ことしは564万5,000円となっています。これは、ほかの2校も平成27年に小学校に置いていたけれども、実際は委託をした。中学校でもそういうことがあり得るという金額なのでしょうか。これについてはどのようになっていますか。
委員長(相澤 榮君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 平成27年度と28年度の予算額の差ということでお答えさせていただきます。こちらにつきましては、2校分ということには変わりはないんですけれども、平成27年度につきましては派遣契約の関係で、3カ月間直接雇用をしておった経緯がございます。その関係で、業務委託のほうが27年度は減額となっているものでございます。26年度の当初予算と比較していただきますと、ほぼ同じぐらいの28年度の予算額となっているものでございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) この委託で、結局はシルバー人材センターが受けているのですが、富谷町の場合。学校の中で教員から話を聞いたときには、今までの業務のあり方とやっぱりちょっと勝手が違うと。そういうことで戻してもらいたいという意見もあります。そのほかに、通常2人ずついるからいいという人もいるわけですが、私とすれば、やっぱりここのところは職員がちゃんと配置されることが望ましいと思います。そのことを申し上げますが、町長、いかがでしょうか。お尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 先ほども申し上げましたように、いわゆる業務委託、専任できちっと職員としてそこにいてもらうという効果も、もちろん佐藤委員のご意見のとおりあるわけですが、ただ、全体の中でやはり今、シルバーさんへのいわゆる業務委託ということで、そちらはそちらで大変評価も高いものですから、あらゆる角度でいろいろ検討している中では、町としては今は業務委託の方向で進めているというのが現状であります。ご理解いただければと思います。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 166ページ、お願いします。主な事業及びその金額がありまして、民俗ギャラリーの運営維持管理業務があります。今、閉館しているということで、どこに持っていこうかというのが、この館のあれでしたけれども。以前に、旧庁舎に対して民俗ギャラリーを何とか持ってきてほしいということを言われていますが、これについての検討はしているのでしょうか。お尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 旧庁舎も含めまして、今、検討しているところでございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 月曜日の産業建設ですればいいのかわかりませんけれども、そうしますと旧庁舎の活用についてはどのように検討しているのか、今、聞いてもいいでしょうか、それとも月曜にしたほうがいいでしょうか。できれば、お尋ねしたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 旧庁舎の活用につきましては、これまでも答弁で申し上げているように、やはりこれからどういうふうに新町地区を大切にしていくかということの中で、旧庁舎の活用というのが見えてくるかと思いますので、その辺も含めて、まだ今のところは、今後いろいろなご意見をいただきながら検討していきたいと考えております。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 148ページ、お願いします。小学校管理費のところに、あと中学校にも通じることなのですが、図書館指導員がありまして、今現在は多分5.5時間だと思いますが、もっと働きたい、もっと子供たちにいい仕事を提供したいということがよく聞かれます。これに対しての時間を長くするフルタイム化については検討しての予算でしょうか。お尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 図書館指導員につきましては、非常に有効に活用されているということをこちらにも話は来ております。また、同様にそういった指導員のほうから声があるということも認識はしておりますが、現段階としては5.5時間のまま、時間をふやすということは計画しておりません。
委員長(相澤 榮君) ほかに。佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 済みません。今、ページを見えなくしてしまったのですが。バス、これから期待している、新聞にも載った敬老パスのことなのですが、申請のときに個人負担が発生する、これはそのとおりでいいですか。
委員長(相澤 榮君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) そのとおりでございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、お金を入金するときにも入金の手数料が要る、これもそのとおりですか。
委員長(相澤 榮君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) チャージは交通事業者の窓口で行いますので、そこの部分の手数料でございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 仙台市はイクスカカードをスイカと一緒にやれるようにするということになるようですが、富谷町はスイカのほうはどのように、導入できるとか、それはできないとか。それはどうなっていますか。
委員長(相澤 榮君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) イクスカを基本ベースとしておりますので、同様にスイカと一緒になるという状況でございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 仙台市の人に話を聞くと、5,000円の券を500円で買うということのようなんですが、そうしますと富谷町のやり方とは違うのかなと。仙台市のシステムを使ってやっているから、入金のときに手数料が要るようになるのかなと思ったんですが。そのあたり、私は利用している人から聞いたんですが、これは間違いでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) 本町におきましては、イクスカを活用して、イクスカをベースにするというところで制度設計をしております。仙台市の敬老乗車証は、内容のところは詳しく承知しておりませんけれども、今の敬老パスが結局は使えなくなりますので、新しいシステム、新しい乗車証として検討をしているという状況でございます。
委員長(相澤 榮君) ほかにございませんか。浅野直子委員。
委員(浅野直子君) 済みません。86ページ、3款2項児童福祉費の説明のところで家庭的保育事業がございます。27年度よりもおよそ1,500万円ほど予算が減っているような状況でございますが、この説明を求めます。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 家庭的保育事業につきましては、27年度から子ども子育て支援新制度の中に組み入れられて実施してございます。27年度の当初予算を組む際、新規の事業ということもあり、なかなか金額を算定するのが難しいというところでしたが、今回、27年度の予算の実績を見まして、それ相当の予算額を計上させていただいたところでありまして、事業が縮小とかそういうところではございません。
委員長(相澤 榮君) 浅野直子委員。
委員(浅野直子君) そうしますと、縮小ではないということでございますので、この金額はおおよそ、毎年このような形で予算化されるというような、実績を見込んでという形でなっていきますか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そのとおりでございます。
委員長(相澤 榮君) 浅野直子委員。
委員(浅野直子君) 飛びまして、96ページでございます。3款3項の説明のところで老人クラブの連合会への予算が入っておりますが、今回、27年度よりも50万円ほど予算が少なくなってございますが、この説明を求めます。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 28年度におきましては、健康フェスティバルを休止という形にしておりますので、その補助金の50万円が減額になったものでございます。
委員長(相澤 榮君) 浅野直子委員。
委員(浅野直子君) 同じく19節の、あったか・ほっとな地域づくりのところで955万円、この対象者数は何人でしょうか。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 28年度の一応、見込みにつきましては、4,100人を見込んでの予算となってございます。
委員長(相澤 榮君) 浅野直子委員。
委員(浅野直子君) 同じく、21節の貸付金のところで地域総合整備資金貸付金がございますが、これは制度の説明、ちょっと聞き漏れたかもしれません。再度、説明を求めたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) これは28年度に新しく貸し付けするものでございまして、地域総合整備資金貸付事業と言いまして、通称ふるさと融資制度という形になってございます。地域総合整備財団の支援のもとに、地域振興に資する法人格を有する民間事業者に対して町が無利子の地域総合整備資金の貸し付けを行って、魅力あるふるさとづくりを推進する趣旨で実施されるものでございます。
今回、富谷福祉会さんから申し出がございまして、選考委員会を設置し、その中で申請事業所と貸付金額を決定した経緯がございます。
委員長(相澤 榮君) 浅野直子委員。
委員(浅野直子君) そうしますと、この貸付金につきましては、ある程度の年間といいますか、貸し付ける年数というのは決まっているようなところはあるんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 5年据え置きの15年償還という形になってございます。
委員長(相澤 榮君) 浅野直子委員。
委員(浅野直子君) 最後の質問になります。178ページでございます。10款6項13節委託料のところで、空調用ポンプ保守点検業務というのが入っておりますが、27年度は254万円になっていたんですが、今回、随分少ない予算となっておりますが、この説明を求めます。
委員長(相澤 榮君) 学校給食センター所長。
学校給食センター所長(鴇 幸浩君) 27年度におきましては、4年目を迎えるということで、ポンプの分解整備で250万円ほどかかっておりますけれども、今年度からは点検のみということでの減額になっております。
委員長(相澤 榮君) ほかにございませんか。藤原委員。
委員(藤原 峻君) 88ページの14節、AEDリース料なんですが、昨年度は7万8,000円だったのが147万9,000円になっているんですが、この要因は何でしょうか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) こちらは、前回は地域子ども子育て支援事業でもって計上してございまして、その部分、子育てサロンの分だったり本庁舎の分だったりということで、サロン一つの事業ということではございませんので、今回、児童福祉総務事務のところでもって計上させていただいたものでございます。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 続きまして、98ページの食育推進事業なんですけれども、昨年が400万円ぐらい計上されておりまして、ことしが45万円8,000円、これはアンケートが終わったからということでよろしかったでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) そのとおりでございます。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) この結果というのは、いつぐらいに公表されるものなのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) まず、28年度プラン策定のための基礎資料でございまして、策定のための資料として、公表は計画とともにする予定でございます。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 続きまして、146ページの奨学金の奨学生貸付金に移ります。今回、昨年よりも減っているようなんですけれども、この要因というのは借りる方が少なかったということでよろしいでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 今、お話しいただいたとおり、人数が少な目に見越しております。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 広報とみやの奨学金の募集のほうを拝見したんですけれども、うたい文句といいますか、募集の中に「優秀な」というような語句が入っておりまして、やはりこれは心理的な障壁がかなり高いと思うんですね。借りやすいように、やはり東京のほうの自治体でやっているように意欲のある者とか、学校に入れる時点でそれは証明されているわけですから、そのように検討するというようなことは考えておられますでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 以前、議会でもお答え申し上げましたけれども、4月に奨学金の委員会がございますので、そちらでもろもろ諮っていきたいと考えております。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 続きまして、162ページの図書館に関する業務調査ということなんですけれども、こちら、シンクタンクにお願いするというような形なのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 一応、シンクタンクといいますか、委託業務ということで、コンサルも入るかなということでございます。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) やはり図書館というのは、地域、町の文化の中心となるところだと思いますので、特にそこを使う町民の声も聞いていくということ、大変重要だと思うんですね。コンサルタントの方だけにお願いするのではなくて、そういう声を反映させるような仕組みも入っているのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 教育次長。
教育次長(荒谷 敏君) 議員のおっしゃるとおり、コンサルだけではございませんので、委託料に上げているのでコンサル業務に発注いたしますが、その中身については、町長が申し上げている次世代など図書館の研究であったり、最近の事例を調査して、維持管理費、あとは議員のおっしゃるとおり、町民の皆さんのご意見を伺うような、そういったもの全てを含めて、まず図書館の基本方針をつくる前の段階の基礎調査の部分を充てております。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 続きまして、127ページのニュースポーツ推進事業とあるんですけれども、こちら、支援している団体というのは何団体ありますでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 4事業でございます。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 大枠で分類しますと、例えば子供、大人、あと高齢者の方と、そういう対象で分けると、どのようなところを対象にしている団体の方々でしょうか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 子供と一般と高齢者でございます。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) そうですね、子供、大人、高齢者ということで、しっかりと幅広い団体に支援しているかと思うんですけれども、33万円というのは具体的にどのような支援をされているのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 支援ではなくて、済みません、事業でございます。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 具体的にはどのような事業なのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) ちょっと、少々お待ちください。グラウンドゴルフ関係でございます。スポーツフェスティバルもでございます。失礼いたしました。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) ニュースポーツに入るかと思うんですけれども、パルクールというものを保育所で実施されているのを拝見したんですけれども、そのようなものはご存じでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 学校の派遣事業で実施しております。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 外国では介護の予防という面もされていますし、子供の身体能力を高める、体をどう動かすかという創造性も高めるようなものだそうですが、富谷町にこういう団体があるということで、支援の検討などはされているのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 今のところ支援はしておりません。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 派遣されるというところで、やはり恐らく反給をとったりするかと思うんですけれども、どのくらい事業として手当といいますか、出したりするものなのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 指導者、1時間当たり3,000円でございます。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) しっかりと、専門性のあるものに対しては、準備などもあると思うので、その辺も含めて検討していただければなと思います。どうでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 今後、検討していきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 最後になります。給食の地産地消に関してなんですけれども、178ページの賄い材料費、こちらが去年に比べると減っているかと思うんですけれども、この要因というのはどういったものなのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 学校給食センター所長。
学校給食センター所長(鴇 幸浩君) 要因としましては、児童生徒数の見込みと稼働日数とその辺からの算出で、このような予算になっております。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) やはり地産地消を進めるということで、最低、県内産をふやす、特に町内産をふやすということで、少し高く払ってでも、町の本気度が問われるかと思うんですけれども、町長、どのように考えておられますでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 積極的に推進できるように努力していきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) ほかにございませんか。若生英俊委員。
委員(若生英俊君) それでは、7項目について質問いたしますけれども。
1つ目は、教育総務課ですか、小、中、幼稚園の管理費ということで質問いたします。新年度、児童数、そしてまた生徒数、結果として小中学校の児童生徒数がプラスマイナスどうなるのかというのが、まず最初の質問であります。
委員長(相澤 榮君) 教育総務課長。もとい、学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 申しわけありません。小学校ですが、合計で28年度、4,127名となっております。それから、中学校が2,114名となっておりまして、増減につきましては27年度3月時点と比べますと、若干の減少、小学校で3名ほどですかね。それから中学校については2名ということなんですが、27年度当初との比較につきましては、今、手持ちに資料がございませんので、後ほどとさせていただければと思います。
委員長(相澤 榮君) 若生委員に申し上げます。ページと款項目、違いますので、全部それをおっしゃってから発言してください。若生委員。
委員(若生英俊君) それでは幼稚園のほうにまいります。155、6ページですね、幼稚園管理費との関連で、同じように町立幼稚園2園の入園予定数、それぞれお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。もとい、教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 28年度の定員数で申し上げますと、富谷幼稚園が120名、東向陽台幼稚園が60名となります。(「入る予定数」の声あり)済みません、少しお待ちください。お待たせいたしました。2月現在の予定入園者数でございます。まず、富谷幼稚園が96名、東向陽台幼稚園が26名、合計で122名となっております。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 同じくそのように、155ページの幼稚園管理費2億2,700万円ほどということになりますけれども、そのような中で、158ページ、その内訳、補助金が1億3,200万円ということとなります。町立、122名の幼稚園教育をするに当たって、ざくっと言えば1億弱でしょうかね、管理費も含めて費用を要しているわけでありますけれども、公立、私立のあり方、そしてまた公費の支出の差、この辺については改めてご認識をお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 公立と私立のかかる費用ということでございますと、やはり幼稚園の運営維持管理という部分がございますので、どうしても公立のほうが費用としてはかかるという28年度の当初予算でございます。
委員長(相澤 榮君) この際、午後2時10分まで休憩します。
午後1時59分 休憩
午後2時10分 再開
委員長(相澤 榮君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑ございませんか。若生委員。
委員(若生英俊君) それでは、引き続きまして、小、中、幼稚園の管理費ということで、ページ数は変わりません、147、151、156であります。児童数が4,100名ほど、生徒数が2,100名ほどと、町立幼稚園児数が122ということで数値が上げられました。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。マイクのほうを向いて。
委員(若生英俊君) はい。そして、そこにありますように、財源の内訳を見ますと一般財源の額が示してあります。ぜひ、町立幼稚園のあり方について今後も、いわゆる民間への委託とかあるいは廃園も含めて継続していただけるよう望むところでありますけれども、町の見解をお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。もとい、教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 議員のおっしゃるとおり、町立幼稚園に関しましては、統廃合、それから民間への移管ということも踏まえて検討してまいりたいと思います。ただ、検討に当たりましては、やはり今、町立幼稚園で担っています、特別に支援を要するお子さんの受け入れなどそういったところは、私立幼稚園の助成のあり方も含めて、あわせて検討してまいりたいと考えております。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) それでは、次に入ります。家庭的保育事業についてで、86ページ、お願いいたします。先ほどもありましたけれども、大きくは変わりませんという答弁でありました。保育ママの人数、そしてまた保育ママを運営経営している箇所数と、そこに従事する方の総人数をお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 箇所数については3カ所、保育ママにつきましても同様の3人でございます。従事する職員については、4人ずつですので12名ということとなります。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) そのような中で、現在、定員というのはあったんでしょうかね。定数、定員のこととあわせて、現在入所あるいは28年度の入所予定数、これをお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 若生委員、一問一答で進めていきますので、そのように質問してください。(「はい」の声あり)子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 定員数は5名でございます。3カ所合計で15名ということとなります。現在入っているお子様については14名でございます。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 大変すぐれた事業だと思います。そういう中で、28年度に向けて増設する動きをどのように27年度、取り組まれたのか。その件についてお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 大変すぐれた事業というところでは認識は同じでございまして、毎年なんですが、保育ママの研修というものを県でもって実施してございます。町の広報等においても、そのお知らせをいたしまして、保育ママの充実に努めているところでございます。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 何が障害になっているでしょうか、手が挙がらない状況。もし、ありましたらお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 家庭的保育事業につきましては、私も積極的に進めるように指示をしてきたわけでありますが、主にやはり、それを経営という、いわゆる自営業としてやろうとする意欲を持つ方々がなかなか出ていただけないというのが最大の課題だと思っております。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 次に入ります。敬老祝い事業として、説明欄に2,353万4,000円……。
委員長(相澤 榮君) ページ数。
委員(若生英俊君) 94、95ページです。あったか・ほっとな事業、いわゆる敬老行事に955万円ということとなります。先ほど対象人数も出ました。それに関連しまして、敬老祝い金、対象年齢ごとにどれくらいかという内訳を再度お願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 28年度におきましては、80歳が292人、88歳が145人、90歳が90人、99歳が11人、合計538人を見込んでございます。100歳につきましては4名という形で見込んでおります。
委員長(相澤 榮君) ほかに。若生委員。
委員(若生英俊君) それでは、敬老行事に75歳以上が対象者数でありますけれども、敬老行事の開催箇所数と、そしてまた参加者、対象者に対しての参加比率、その辺あたりいかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 一問一答でお願いします。長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 27年度の実績で申し上げますと、全ての地区で実施しております。
委員長(相澤 榮君) ほかにございませんか。若生委員。
委員(若生英俊君) そして、参加比率をお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 37.5%となってございます。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) この数字、ここ数年来の変化はいかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 26年度におきましては、38.数%程度という形になっていますので、微減という形になってございます。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) それでは、次に入ります。健康増進事業で、住民健診。
委員長(相澤 榮君) ページ数。
委員(若生英俊君) 99、102、40ページと、この辺にかかわります。住民健診事業が1億7,300万猶予と、委託事業が1億8,700万円という数字が見えます。そのような中で、40ページですね、自己負担と思われる健診徴収金957万1,000円が数字として読み取れるということの中で、住民健診1億7,389万8,000円の内訳ですね、自己負担。そしてまた補助金、委託金と、なお内訳についてお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) まず、補助金について、34ページ、お願いいたします。中ほどに3目1節の健康増進事業等補助金ということで203万円計上しておりますけれども、あくまでも見込みでの計上でございます。28年度の事業の成果によりまして、その3分の2が県から補助されるというものでございます。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) そうしますと、40ページの健診の徴収金というのは、本人が負担する額の総額がこれでよろしいのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) そのとおりでございまして、各健診につきまして、負担額は変わってございます。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) そのような中で、大変大事な事業だと思います。受診実数、それぞれ会社であったり自分で受けられたりというようなこととあるんですけれども、受診実数の推移というようなあたりはいかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 今までの健診のスタイル、町民の方々、意外となれていただいたからだとは思いまして、横ばい、ないしはやや微増というような傾向にございます。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) それでは、次に入ります。教育専門員、144ページ、従前の教育相談員ということで216万円手当てされております、教育専門員195万2,000円が手当てされておりますということなんですが、いつからこの教育専門員、配置したのか、お願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 平成27年度より配置しております。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 勤務の日数、どのような勤務シフトであるのか、お尋ねいたします。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 週4日、1日当たり6.75時間ということで勤務をしていただいております。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 教育相談員は随分となろうかと思いますけれども、教育専門員、この配置をする理由といいますか、配置した経緯についてお願いいたします。必要性ですね。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 議員もご存じかと思いますが、大変、近年、児童生徒を取り巻く環境が複雑かつ重大なものがふえてきております。一概、一度の相談あるいは児童だけの相談等で解決するものではなくて、広く、教師への支援であったりとか、そういったことも必要になってきております。主に、この方につきましては、学校の現場経験がありまして、学校経営に際しても造詣が深いという方を配置しておりますので、広く学校教育全般に対して指導できる方というか、助言ができる方ということで配置をしております。
内容としましては、大変広く、生徒指導にかかわる相談事項、今ですと図書館教育、それから就学にかかわる部分の就学相談等、多岐にわたって助言、相談等を行っております。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 今の説明からしますと、従前の教育相談員の業務が一部、教育専門員に移ったと、このような事例はありますか。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 直接的な、児童、生徒それから保護者の相談の窓口としては、従来どおり相談員で受けております。また、相談員で受けた件の中から、私どもも含めまして、これは学校の問題として職員に返したほうがいいというようなふうに、中で受けてからの分担という扱いで行っております。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) それでは、次に入ります。ふるさとまつりであります。商工祭と合同による……。
委員長(相澤 榮君) ページ数をお願いします。
委員(若生英俊君) 162ページです。500万円の予算立てがなされました。今回は合同でということと相なりました。町の予算プラス、商工祭で行っていた額を加えても、従前よりも少ない額になろうかと思いますけれども、減額に伴う運営上の障害、これはいかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 荒谷教育次長。
教育次長(荒谷 敏君) こちら、初めてふるさとまつりが日にちを変更すると。そして、8月の商工祭に合流するという形で行うことになりました。それに伴いまして、事前に商工会側と相談させていただいて、それぞれ、やっぱり祭りに特徴があって、いいものを持ち合わせておりますので、そこは損なわないようにしながら、さらに集客力を高め、富谷町の名を広く伝えていくために合同開催がいいのではないかということで、まず変えさせていただいております。
その中で、費用も、商工祭はしんまち公園の中でほとんどがやっております。そこについては、商工祭のほうの補助の中身でやっていただきながら、それを補完するしんまち通りであったり、ランタンのほうについて従来のふるさとまつりがやると。それで、決算上の結果、四百五、六十万円が新町の中で、ふるさとまつりは使っておりましたので、それを削減し、当初予算として500万円をまず計上させていただいたというところになっております。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 最後になります。公民館まつり、168ページ、予算が240万7,000円です。この内容に関して、市制移行を冠につけて、市制移行記念何とか公民館まつりにしますということでどこかで発言がありましたけれども、この内容と、ことしの公民館まつり、市制移行記念というあたりがどのように織り込まれる予定なのか。その件についてお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 公民館長。
公民館長(阿部雄也君) まず、予算ですが、昨年に比べて減額をしておりますけれども、節約してということで今回考えております。
なお、市制関連ですけれども、実行委員会を組織して内容を検討していきますので、まだそちらの会議が持たれておりませんので、その場で検討していきたいと思っております。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) まず冒頭に、シーリングについてお伺いいたします。
28年度当初予算のシーリングの集計結果からお伺いしたいんですが、一部ではありますが、ばらつきと言ったらいいのか、少し飛び出したり、ちょっと引っ込んだりする課がございました。
学校教育課と教育総務課、これは2つ足しますと4.8%の削減になっておるんですが、でこぼこはあったんですが、一部気になるのが長寿福祉課でございました。長寿福祉課が本来600万円強の削減が計画されておったんですけれども、930万円の増という結果になっておったんですが、このことはご存じだったのか。それとも、財政課からどういう指示があったのか。お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) シーリングにつきましては、各事業の積み上げになってございますので、それぞれ積み上げた結果の930万円という形になったものと承知しております。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 何ていうんですかね、どうしてこういう結果になったのか。積み上げは積み上げでしょうけれども、経常経費の削減だったと思うんですが、なぜ削減できなかったのか、その原因をお伺いいたしたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 扶助費のところにつきましては、どうしても下げることができませんでしたし、あとやはり、そういったところでの削減ができなかったという形になっているものと認識しております。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 扶助費というのは新規のことでしょうか。お伺いします。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 扶助費につきましては、新規というものはございませんが、やはり対象者の増とかというところでは下げることができないという形になってございます。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) あしたの都市計画課、上下水道も同じなんですけれども、若干この3つが削減をちょっとできていなかったということでお伺いしたんですけれども。今、結果的には930万円オーバーの6.2%プラスということになっているんですけれども、この結果についてはご存じでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) その結果については、財政課からお聞きしております。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) わかりました。
それでは逆に、きょうの課でいいますと、子育て支援課が4,400万円の削減の計画に対して4,100万円ということで、もうちょっとで達成したんですけれども、これの要因というんですか、主な、大変だったと思うんですけれども、要因をお聞かせいただきたいなと思います。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 各事業ごと精査いたしまして、そのような金額になったところでございます。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 各事業というのは、特別に挙げられる事業、あるでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 保育所費の委託料についてが大きい金額だったかと思います。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 子育ては4,100万円削減して、大きいと思います。
それで、健康増進にもお伺いいたしますが、これはパーセントで6.3ということで、パーセント的には大幅なんですけれども、金額的には1,400万円強ということで、これについての要因をお聞かせください。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 健診の実績をもとにして精査しました。その結果によるものでございます。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) いずれにしても、シーリングの結果表を見ますとでこぼこがあるんですね。ぜひ、立てた計画でございますので、来年につきましては全課が達成されるようによろしくお願いいたしたいと思います。
次に、ページでいいますと、87、88の3目児童福祉費の、90ページの説明欄、放課後児童クラブの整備事業でございます。2億2,700万円となっておりますけれども、これは言われているように、富ケ丘、あけの平、成田ということで各小学校の児童館、放課後クラブの整備でございますが、これの詳細について説明をいただきたいのですが。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) まず、富ケ丘小学校の児童館につきましては、延べ床面積が予定しておりますのが300平米ほどでございまして、金額については約7,400万円と。あけの平小学校につきましては、380平米程度を予定しておりまして、約8,400万円。成田小学校の児童クラブにつきましては、180平米程度予定をしておりまして、約4,300万円となってございます。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 各学校別の金額、ありがとうございました。
それと、児童館と児童クラブ、これは単独、併設とあると思うんですけれども、確認でございますが、富ケ丘、あけの平は併設、それと成田は単独でよろしいんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そのとおりでございます。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) そうすると、金額、7,400万円、8,400万円、見ますと、90坪とか100坪強ですから、坪単価はいいんですが、そうであれば成田の60坪で4,300万円、これですね、単独の成田の場合、当初は何かプレハブとか言っていましたね、たしか。それが4,300万円の計上で建てると思うんですけれども、変な話、場所はどこに建てるんですかね。恐らく西側だとは思うんですが、場所の位置をちょっとお聞かせください。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今、予定してございますのが、敷地の東側のあたりを予定してございます。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) そうですね、東側、西側ではない。西側、校門になりますからね。東側ですね。わかりました。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員に申し上げます。簡明に、簡単に質問してください。
委員(菅原福治君) はい。それでは次に、簡便にお伺います。
ページ、141、142の2目事務局費として、報酬でございますが、いじめ問題でございます。いじめ問題、先ほども出ましたが、連絡協議会と調査委員会の役割についてお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 両者の役割ですが、まず連絡協議会につきましては、関係する諸団体、例えばここでいいますと大和警察署の生活安全課あるいは児童相談所と、関係する機関の方々に委員になっていただきまして、そこでの情報交換あるいは検討等をしております。調査委員会につきましては、有識者の方に参加いただきまして、重大事案が起こった際に調査に当たっていただくということで、役割を分けております。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) それはそれで必要ですからいいんですが、子供と直接向き合うスクールカウンセラー事業、これは設置されておりますが、いじめはどこでも起きるというようなことからいえば、子供さんとの部分はスクールカウンセラーでいいんですが、親との対応、親の相談、先ほど専門員というような話もありましたけれども、これは専門員以外に、学校の内外に設けている項目というのは予算上どこなんでしょうか。お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 少しお待ちください。お待たせしました。1つは142ページ、10款1項1節の報酬の中の教育相談員、こちらがございます。それから、スクールカウンセラーにつきましては県の事業となっておりますので、こちらには計上しておりません。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) ちょっと見ると、先ほど予算が少ないというような部分もありましたけれども、予算にやっぱりあらわしていただきたいんですね、金額を。いじめに対する項目というものを。そうでなければ、やっぱり取り組み上も困るでしょうし、これをやるんだというような部分があらわれると思うんですね、予算上に、いじめ何だか事業とかというような部分でやっていただければ。そうすれば、親にも安心感を与えると思うんです。それで、誰から見ても抑止になりますし、ここに入っているんだというような部分ではちょっとわかりにくいので、ぜひいじめ対策云々とかいうような部分、本来だったら入れてほしいんですけれども、誰の目からもわかるように。その辺についてはいかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) いじめ防止対策推進法という国の法律がございまして、その法律に基づいて当町でもいじめ防止基本条例、策定いたしまして、各学校においてもそれぞれの基本法は設置してございます。その法律と、いじめ防止基本法に基づいた協議会の設置であり、教育委員会から委託を受けた重大案件に対する調査委員会の設置でございます。この設置については、前の議会で条例で可決をいただいたところでございます。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) それはわかるんですけれども、父兄が見ても、ああいじめに取り組んでいるんだなと、いじめの項目が多いなという部分があれば、やはりいろんな意味で抑止力になりますので、ぜひその辺も今後、検討いただきたいなと思います。
それと、予算的なものなんですが、先ほどもありましたけれども、仙台市と比べるわけにはいきませんが、仙台市は2億円とか3億円とか、いじめには取り組んでいるようです。あそこは、特別な部分でこれ以上、失敗はできないというような状況ですから。いま少し予算というのは、これだけ社会問題になっているわけですから、ふやせてもいいのではないかなと思いますが、いかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) いじめはあってはならないということで、学校の教育活動全般にわたって取り組むという分野でございます。ですから、今配置されている職員と、それから今各学校で持っているいじめ防止のいろんなマニュアル、それから基本法を含めたマニュアル等を総動員といいますか、それをフルに実効あるものとして軌道に乗せるということがやっぱり今、一番大事なことでございまして、そのために何か特化した人件費がかかるとか、そのための特別な何か予算が必要だということではなくて、教育全体の予算の中でやっていくことになりますので、今のところは、この条例で定めた2つの協議会と調査委員会の予算でやっていけるとは思ってございます。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) それと、いじめではないんですけれども、こないだ広島で万引きか何かですか、それで高校の推薦が得られなかったというような事件がありました。それについて、機械的なものなんでしょうけれども、コンピューター本来のサーバーの切りかえというか、手直しができていなかったというような部分で、間違って内申書に書いておったというようなことであります。当町ではそんなことが起きないようにはしていただきたいんですが、それについてはいかがでしょうか。当町ではそんなことは起こらないとは思いますが、その辺について、ちょっとお尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 高校入試の内申の方法が県によって違うということもございますが、とにかく、あってはならない重大な事案だと私たちも重く受けとめておりますし、その辺は学校も同じ情報を共有してございます。ですから、何度も繰り返しますが、あってはならないことでありますので、そういう不利益をこうむる子供が一人もいないような、しっかりした体制を学校と協議しながらつくっていきたいと思っております。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 次に、ページ、83、84、7目の子ども医療費についてお伺いします。これも先ほど出たんですが、今までも拡大したんですけれども、拡大というような項目がなかったんですが、二段書きにした理由についてお聞かせください。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 拡大分につきましては、27年度の補正予算から、この名称でもってやっているところでございます。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) そうすると、16歳以上というような部分の拡大ですか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) いわゆる、高校生分を拡大した部分でございます。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 最近、近隣自治体でも子ども医療費が急速に助成が進んでおるんですけれども、隣の利府でしたかね、完全な医療費になっているんですけれども、その動きに対して本町はどういう認識でいるのか、お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 一部負担金につきましては、今後の動向でもって見直す検討があるのかなと思います。ただ、所得制限につきましては、負担の公平性というところで、引き続き行いたいというように考えてございます。
委員長(相澤 榮君) この際、暫時休憩いたします。
午後2時43分 休憩
午後2時47分 再開
委員長(相澤 榮君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、午後3時まで休憩いたします。
午後2時47分 休憩
午後3時00分 再開
委員長(相澤 榮君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
質問者及び答弁者は、要領よく簡潔な質問と答弁をしていただきまして、議事進行にご協力くださいますようお願いいたします。
質問ございませんか。菅原委員。
委員(菅原福治君) 簡明に質問します。
先ほどの子ども医療費の二段書きの拡大の部分ですけれども、先ほども私、確認したんですけれども、本当の拡大というか、十六、七、八歳の拡大を意味していると思うんですね、それの治療費。この中には、県から、ゼロから3歳の医療費と5歳までの入院の部分が補助で来ていますけれども、それ以外は町の予算の持ち出しになっているわけですね。その部分の拡大も含めたら幾らになるのかお伺いしたいんですが。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今まで、経過を申しますと、小学校1年生から小学校3年生までの通院分、それから小学校1年生から中学校3年生までの入院分というものと、それから25年度からは小学校4年生から中学校3年生までの通院分というものが追加されておりまして、それぞれ26年度の額でいいますと、6,470万8,000円、それから7,103万7,000円というところで、町の一財の持ち出し分となってございます。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) だったら、その金額も拡大ということになると思うんです。町長、何かあれば。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ここであえて子ども医療費拡大事業費ということで、今回18歳まで拡大した金額だけがここに記載されているのは、27年度、単純に一財からの持ち出しだけではなくて、地方創生の交付金を実は今回利用しておりまして、18歳までの医療費拡大分につきましては。その関係で、それを検証していかなければいけないということで、別記載でこういうふうに記載しているということをまずご理解いただければと思います。
なお、今、課長で答弁申し上げましたが、これまで、いわゆる県以外に町独自の拡大分が平成19年から段階的に行われてまいりまして、総額、今、課長が言いました26年度段階では1億7,100万円程度が拡大で町財源で持ち出されて、今回はそれにプラス、18歳までの医療費という形になっています。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) わかりました。それでは、いずれにしても子ども医療費については先ほども出ましたが、県の対応がいま一つ歯切れが悪いわけですが、県の主張というか言い分について、ちょっとわかりやすくご説明いただきたいんですが。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) この問題については本当に、今回18歳まで、やはり富谷の後に今年度、大和町も引き上げをしましたし、先日、新聞に載っていましたように、大郷、利府も引き上げを行いました。ところが、富谷の場合は交付税の対象になりましたが、今年度から交付税の対象にならないということで、まるきり全額持ち出しになっているわけでありますが、そういった意味で、各市町村がどうしてもやはり必要なものとして今、自己負担を覚悟で拡大をしているわけであります。本来、やはりこれは国が負担するべきということは市町村長会議でも出ますし、村井知事もそれを一貫して申し上げておりまして、国に対して働きかけを行っております。
また、改めてなお市町村長会議においてはとは言いながらも、県でも幾らかでも負担してもらえないだろうかということで、県にも要望をしているというのが今の実情であります。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 県もそうだということなんですが、やっぱり県も、先ほども出ましたが、ワーストというか県の持ち出しが少ないと我々は聞いています。県も認めているようですが。そこで、やっぱり県も、もう少し上積みするような働きかけというか、その辺、市町村会というんですか、そこのもう一つの踏ん張りというのはどうなんでしょうかね。見通しというか、お聞かせいただきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) やはり本当に、市町村にとっては財源として大変厳しいところでもありますので、県に対しては何とか幾らかでも負担を共有してもらえるように、さらに要望してまいりたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 本来、国なんでしょうけれども。これは一般質問でも質問したと思いますが、再度確認します。これを完全にするためには、500円なりを外した場合に幾らアップだったんですかね。ちょっとお聞かせいただきたいんですが。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) ちょっとお待ちください。お待たせいたしました。これはあくまで推計でございますが、約2億7,000万円程度になるかと思います。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 違うんじゃない。500円をカットした部分のアップ分ですよ。全体だったらばわかる。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) お待たせいたしました。一部負担金なしの場合ですと、所得制限があった場合2,200万円ほど、所得制限がなかった場合が6,000万円ほどということとなります。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 500円いただかないでですか、それも入ってですか。一部負担の500円の分も入れてですか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 所得制限を撤廃した場合は6,000万円ほどの負担増と……。(「500円なしの場合」の声あり)失礼しました。2,200万円ほどの増加となります。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) わかりました。
最後にします。何でもかんでも市制移行だからとは言いたくないんですが、市制移行なんですね。富谷は子供が多いわけですね。先ほど2億幾らとかと言いましたけれども、2,200万円ですので、村井知事のそういう対応を待たなくても、単独で完全、周りも進めていますので、ぜひ早目の決断、対応をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ご意見をいただいて、検討してまいりたいと思います。
委員長(相澤 榮君) ほかに。畑山委員。
委員(畑山和晴君) では、82ページの中ぐらいのDV被害者等緊急一時保護のための支援費用45万円ですが、どういう内容で、何名の場合の予算になっていますでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 虐待の関係で、どうしても緊急に宿泊する施設とかを準備しなければならないというような緊迫した事案が発生した場合なんですが、そういった場合、近隣の宿泊施設では、すぐ当事者と接触しがちなものですから、ちょっと遠隔地に宿泊地を設定して保護してやるということででございまして、これはその時々のどういう案件が発生するかわかりませんけれども、見込みといたしまして一応、3組の5日間程度の予算でございます。
委員長(相澤 榮君) 畑山委員。
委員(畑山和晴君) 子供にも影響が出てくる部分でもありますし、やはり社会的にも問題になっていることでもありますので、この周知というのがやっぱり、まだまだされていないと思いますが、いかがお考えでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) やっぱり、たまたま窓口に来られまして、こういうことがあるんですということで初めてわかったという事例もございます。その辺につきましては、パンフレットとかは装備しておりますけれども、PRにちょっと欠けているのかなというところもございます。
委員長(相澤 榮君) 畑山委員。
委員(畑山和晴君) では、次の質問に移ります。86ページの3款2項1目1節で子ども・子育て会議17万5,000円とありますが、昨年度で子ども・子育て会議は終わっているのではないかと思うんですが、いかがですか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 子ども・子育て会議につきましては、今後も継続していくということでございます。
委員長(相澤 榮君) 畑山委員。
委員(畑山和晴君) ぜひ、その都度、社会情勢も人も変わっていきますので、新たな人でやっていただきたいと思うんですが、いかがお考えでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 委員につきましては、今後検討してまいります。
委員長(相澤 榮君) 畑山委員。
委員(畑山和晴君) では、次の質問に移ります。146ページの中で、子どもまつりが今回、市制移行で中止になるということで200万円の減ということを同僚議員が説明を受けたんですが、子どもまつりがないかわりに、子どもが参加できるような内容を検討しているということを伺ったんですが、その辺についてはどういう方向で考えていますか。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 企画がいないので、私から答弁させていただきます。
今回、子どもまつりについては、市制移行後のちょうど時期がベストイベントとぶつかるということで、今回は休止という形で。ただ、そのかわりにNHKの番組の子供対象の事業を今、やりとりを検討しているところであります。
委員長(相澤 榮君) 畑山委員。
委員(畑山和晴君) 期待します。
では、最後の質問に移ります。170ページの15節の成田公民館の駐車場の件なんですが、いつから工事が始まって、いつ完成予定なのか教えていただきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 公民館長。
公民館長(阿部雄也君) 予算計上で今回上げておりますので、これから業者との契約の手続が済みまして、その話し合いの中で工期が決定されますので、この場では何ともお答えできません。
委員長(相澤 榮君) 畑山委員。
委員(畑山和晴君) 来年度中にはできるということでよろしいんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 公民館長。
公民館長(阿部雄也君) 幅が6メーターぐらいで出入り口を増設するという工事を想定しておりますので、多分、年度内には完成になると思います。
委員長(相澤 榮君) ほかにございませんか。金子委員。
委員(金子 透君) 私から2件質問させていただきます。
102ページ、衛生費の委託料の件です。昨年の決算委員会のときに、ジェネリック医薬品の普及を図り医療費の抑制を考えたい旨の案に対して、医療費の抑制を図るのであれば、健診の強化、予防啓蒙活動を一生懸命やれば、最終的にみんなが健康な体になり医療費が抑制できるのではないかということの質問をしたとき、そのとおりだとの回答をいただいたように記憶しております。
来年度の予算編成に当たって、どのようにその答弁が反映されたかお伺いしたい。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) まずは若い世代からの健診ということでの意識づけということで、健康35ということで、35歳だけという限定した年齢でございましたけれども、来年度は35歳から39歳までということで枠を広げまして、健診の機会を広げるというような感じで進めております。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) 健診に関してはそれでしょうが、それでは住民の皆さんの健康に対する意識の高揚、病気の予防啓蒙活動、そういった件の観点からはどのようにお考えでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 健診の受診率を上げるのは当然のことでございますけれども、住民の方々、健診を受けたからそれで終わりというような感じもあると思います。ただ、その結果で、どのような体調の変化が起きているのかということで、KDBと言っておりますけれども、国保データベースシステム、あと協会けんぽさんのデータを連携させまして、そして町全体の健康、どういう基礎疾患があるのかということで、これの分析を進めますと、単純にがんなんだということではなくて、その手前の基礎疾患が何なのかと、どの辺で予防に努めるかということで、これを分析しながら健康管理を進めていきたいと考えております。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) 健康な体に健康な心が宿ると申す言葉もありますので、以後も一生懸命頑張ってください。
次の件です。150ページ、小学校費の件です。同じく、予算の決算委員会のときに、各小学校の金管バンド、たしか故障をいっぱいしていて、修理をしながら何とかだましだまし使っているんだと、一気に全部の学校の更新はできないだろうが、1校ぐらいずつ金管バンドの楽器というんですか、備品、更新できないだろうかという同僚議員の質問に、28年度以降頑張ってまいりたいと思いますというような答弁だったように記憶しておりますが、それは反映されておりますか。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 小学校の楽器修繕につきましては、今年度、一般備品の中から200万円ほど予算として計上しておりますので、そちらで対応していきたいと考えております。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) その200万円の内訳、ざっとで構いません。修繕なのか新規更新なのか、どの学校なのか、お教えください。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 現在、古い学校、富ケ丘小学校、富谷小学校、それから東向陽台小学校の3校が特に古いとこちらで認識をしておりまして、富ケ丘小学校につきましては27年度、買いかえをしております。28年度につきましては、富谷小学校を中心に楽器の買いかえという形で考えております。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) 小学校の子供たちは、やっぱり気持ちが純粋で正直ですから、新しい楽器が手に入れば、よしやるぞ、頑張るぞと、そうなると思うんですけれども、逆に更新されなかったところの子供たち、何だ、おらほの古いまんまだな、なんていう感じにならないように早急に順次更新していって、やっぱり後先の差が極力少なくなるように。金管バンド、情操教育の一環だということで、勉学だけではなく心の子育てというか、心の教育でもありますから、その辺の観点から最後、もう一度お答えください。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 今、議員がおっしゃいましたように、新しい楽器を持つ子供たちの表情というのは大変すばらしいものがありますので、分散してとも考えておりますが、やはり1校ずつまとまっていったほうがより効果的だろうということで、次年度以降もまた計画的に進めてまいる予定でおります。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 24ページ、12款2目1節の保育料のところなんですけれども、新たに第2菜の花からひよこ保育園までのものが保育料として、同じ1,338万3,000円ということなんですけれども、算出の根拠をお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) まず、3カ所とも28年度からということで、今まで実績がないということでございますので、一番低い東向陽台保育所の保育料1,338万3,000円を適用させていただいたというところでございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 新たに始まる3つの保育園の定員数は何人でございますか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 富ケ丘菜の花保育園につきましては54名、プラム保育園につきましては42名、富谷ひよこ園につきましては23名でございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 保育料ですから、保育人数によって当然、保育料が変わってくると思うんですけれども、今の話だと第2菜の花とひよこでは54人と23人ということで、倍の違いがあるんですけれども、その辺のところは全然加味されない金額設定ということでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 先ほども申しましたとおり、いま一つ、初年度というところで見えない部分が大きいということ。それから、ひよこ園さんにつきましては、なるべくゼロから2歳について多く受け入れてほしいなというこちら側の希望もございまして、そうなりますと、保育料についてはその分上昇してまいりますので、その分を見越したものでございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) いや、だって人数が違うんですよ、倍も。それで同じ額というのは、もう少し精査した予算計上をすべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 議員、おっしゃるのもそのとおりでございます。今後、実績額に応じて修正等をしていきたいと考えてございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 続いて、40ページ、20款5節の過年度返納金774万円のうち幼稚園奨励補助金773万9,000円と、先ほど説明がありましたけれども、現時点で幾ら残っているのかお尋ねいたします。
委員長(相澤 榮君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 3月7日現在で991万7,132円が収入未済額となっております。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) これは分割払いということでも受け付けをしているということですけれども、最長何年までの分割という方がいるんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 最長の方で31年、380回払いという方がいらっしゃいます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) この時点でこういう質問をするのは酷かと思いますけれども、これの全額回収の見込みはあるんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) そのように努めてまいりますが、相手の方といろいろ交渉する中では、やはりどうしても今現在、生活が厳しいという方もいらっしゃいます。そういった方には、今後できる限り、少しずつということでもお願いしてまいりたいと考えております。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、178ページ中段、19節補助金がございまして、社会福祉協議会に3,057万7,000円ということで、先ほどの説明では7人分の人件費というような説明かと思いますけれども、それで間違いないかどうかお尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 社会福祉協議会への補助金につきましては、職員7名分でございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) これは25年から変わっているかどうか、25年も7名だったと思いますけれども、その辺を確認いたします。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 人数については同じでございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) そうすると、3年間で380万円ふえているんですよ。それはなぜなのか、お尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 職員の人件費アップという形になってございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) これでいくと、かなりのアップ率、町の職員もこれほどアップはしてないのではないかなと思いますけれども、その内容は十分精査されているんでしょうか。お尋ねいたします。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 27年度から28年度の人件費アップにつきましては、ベースアップ分と、あと1名の臨時職員が正規職員になったことによる人件費アップというような形になってございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) だって、人数は7人で変わっていないんでしょう。そうではないんですか。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 人数は変わってございません。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) ちょっと、では今の説明はおかしいのではないですか。もう一度お尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 人件費につきましては、ベースアップ分と、どうしても人数7名分のところの徐々に上がってきているという分でございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 組織が違うので、あんまりあれなんですけれども。
次、では88ページ上段のファミリーサポート支援業務について942万3,000円ということなんですけれども、27年度予算比273万円ふえておりますが、その理由は何なのかをお尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 27年度までにつきましては、ドクターの人件費を見ておりませんでの委託料の算定でありましたが、28年度分については医師の部分の人件費の一部を見て……。大変失礼いたしました。ファミリーサポートセンター事業でございますが、今、コーディネーター1名でサポート事業を進めているところですけれども、件数、利用回数ともに増加しているということでございまして、その補助員として1名分の人件費の増というところでございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 補助員1名ということなんですけれども、その方の就労条件はどうなっているんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) ちょっとお待ちください。社会福祉協議会の嘱託職員でございます。(「就労条件については」の声あり)大変失礼いたしました。就労条件……。(「非常勤なのか、それとも時間で何時から、午前の時間の雇用なのか、その辺のところを」の声あり)身分といたしましては、給料というところですので、職員になるかと思います。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) そうすると、職員だということは、1日8時間労働と理解してよろしいんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そのようになるかと思います。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、続きまして164ページ、2目13節に委託料として設備警備業務422万4,000円がありますけれども、これは以前、説明を聞いた中では、週末、金曜日から長期休みの宿泊利用のための警備委託だとお伺いしておりますけれども、それで間違いないでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) そのとおりでございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 今現在、宿泊はされているんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 今は、宿泊はちょっととめております。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) いつから再開の予定でしょうか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) こちらは28年度に施設の一部改修を行いまして、そちらが完了してから再開する予定でございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) すると、見通しはどうなんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 工事の内容を精査いたしますので、28年度中には終了するのではないかと思っております。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、当初予算に計上する必要はないのではないでしょうか。いかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 当初、こちらの警備は実施する予定でございましたが、最近そういったことが発生いたしましたので、今後はこの工事の推移を見ながら減額補正等で対処してまいりたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 続きまして、166ページ、4目13節のここも委託料です。民俗ギャラリー補助業務185万3,000円とありますけれども、現在は委託先はどこになっているんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) シルバー人材センターでございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 今はどうなっているのか、シルバー人材センターから派遣されているのかどうか、お尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 今のところは、ちょっととめております。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) そうすると、いつからこの事業は再開する予定なんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) その件につきましては、この間の一般質問でもお答えしたとおりに、ギャラリーの施設自体の土砂撤去関係につきまして、仮に現在のところで復旧できた場合には、こちらの委託業務はまたお願いしたいと思っております。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、つまりこれは、崖崩れがあったのは9月の水害ですよね。その辺を確認いたします。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) そのとおりでございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) そうであれば、予算措置は多分10月ぐらいからの策定作業かと思いますけれども、どうしてその時点でこれを計上しないという判断はしなかったのか、お尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) その時点では復旧の見込みが立つのかなということで、そういった状態で掲載しております。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) でも、その間3カ月、4カ月たっているのにもかかわらず、そのまま計上してくるというのはどのような考えに基づいてなのか、お尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 荒谷教育次長。
教育次長(荒谷 敏君) この件につきましては、一般質問でもお答えしているんですが、議員のおっしゃるとおりなところもございます。我々、一刻も早く開放に向けて整えたいということで、いろいろな打ち合わせをしてきておりました。その中で、解決策が見えないんですが、年度をまたいでおりましたので、当初予算として現在は計上させていただいておりますが、この間申し上げたとおり、なかなか厳しいものもありますが、これについては何らかの形でも運営できるように、さらに努力したいと思っております。
そういったところから、当初予算上は計上させていただきましたが、今後の補正対応で精査させていただきたいと思っております。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 最後になります。174ページ、2目の総合運動公園のところで、賃金のところで管理業務員、それから施設管理員とあるんですけれども、たしか27年度のものを見ると、業務員は3名で340万9,000円、それから施設管理人が2人で166万1,000円、そのほかに交流館の管理ということで191万1,000円計上されていたと思いますけれども、その内容について間違いないかどうか確認いたします。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 前回の分については間違いございません。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) それが、業務員は28年度の予算では何人なのかお尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 業務員につきましては5名でございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 次ページに委託も出ておりますけれども、総合運動公園施設管理業務委託637万5,000円、これはどこに委託する予定でしょうか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) こちらは、シルバーも含めまして、一応、入札というような考えではございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 先ほど、27年度のものでいくと698万1,000円、それが28年度の予算では1,212万8,000円ということで、500万円余計な支出となるんですけれども、これはなぜそうなのかお尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) ちょっとお待ちください。お待たせいたしました。施設管理業務委託の分でございます。武道館関係と交流館関係でございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) では、委託費の637万5,000円の内訳をお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) スポーツセンター武道館で298万4,000円、スポーツ交流館で339万2,000円でございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 委託の中で、そういう2つの部署について委託するということなんですけれども、業務員が2人ふえているんですよ。それなのにさらに委託して、総体の維持管理費というか人件費の中で500万円ふえると。これは、ちょっと納得できないんですけれども、いかがですか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 業務員につきましては、管理人とちょっと仕事の内容が違いまして、業務員に関しては施設の主にスポーツセンター武道館の周りの維持管理、中のほうについても事業があった場合にお手伝いいただくということでございまして、こちらの管理人のほうとはちょっと仕事の内容が違うものと認識しております。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) でも、27年度は業務員3人で、そして施設管理人2人166万1,000円でやっていたわけですよ。それが、業務員が2人ふえて、さらに委託料でふえると。この予算立てはちょっと余りにも、違うに27年度は職員も一所懸命、多分やったと思うんですよ。それを委託でカバーしようという考え方は私、よく納得できないんですけれども。その辺、説明をお願いします。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 運動公園の管理業務員につきましては、さまざまな仕事がございまして、今回、あったかまちづくり推進課分が生涯学習課のほうに仕事が移動になりましたということでございまして、そちらのほうでふやしております。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 委託の、先ほど内訳でスポーツセンターが約310万円ぐらい、交流館で340万円ぐらいということなんですけれども、これはもし委託するのであれば、交流館のみの委託で十分間に合うのではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 交流館に関しましては、委託をした場合でも金額的には差異はございません。武道館につきましては、職員が土曜日曜祝日等々勤務しておりまして、その分の代休がなかなかとりにくいということもございまして、委託の方向で考えたものでございます。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) それでは、84ページの18節備品購入費になります。203万5,000円、公用車2台ということでありますが、どのような車を買われるんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 認定調査の方が、認定調査とか実態把握調査に使う訪問指導車ですので、軽自動車をと考えてございます。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) これは前輪駆動、二駆、四駆、どちらなんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 二駆を予定してございます。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 多分、運転される方は女性が多いのかなという感じもするんですが、やはり富谷も雪が降るときは結構、どか雪もありますし、道も細いところもありますので、やはり四駆のほうがよろしいかと思いますけれども、この辺については検討されたんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 昨年度も2台購入いたしまして、段階的にということで、ことしも2台という形で、前年度は四駆1台を購入しておりますので、冬場にはその1台で行くという形で考えております。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 全ての車をとは言いませんが、やはりせっかくの更新というか、そういったふやすときもあるので、今後はやはりこういった四駆をできるだけ多く購入というものを考えていくべきではないでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 協議してまいりたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして、90ページ、児童館及び放課後児童クラブの整備についてであります。今までのお話の中ですと、成田の児童クラブは単独ということであります。そうしますと、成田小学校での児童館についてはどのようにお考えなのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 成田小学校については、児童クラブと考えてございます。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) たしか成田東小学校も学童クラブ単独ということでなっていると思うんですけれども、そうしますと、成田において児童館というのはどのようにお考えになっているんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 成田東小学校につきましては、28年4月から児童クラブ、28年度中に改修いたしまして、29年度から児童館機能も備えたいと考えてございます。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) そうしますと、ちょっと成田小学校のほうでの児童館というようなのについては、特に考えていらっしゃらないということでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そのとおりでございます。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) そうしますと、児童館、相談とかそういったいろんなものもできる児童館機能でございます。こういったものについては、成田小学校のほうでは実施しないということでよろしいんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 成田小学校では実施いたしませんが、将来的に成田東で児童館については実施する予定ですので、そちらでということになるかと思います。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) それでは、町長のお話ですと、近くでというようなお話がありまして、児童クラブ、児童館機能を持ったものを近くに設置するようなお話で進めてきたと思いますけれども、そうしますと、成田地域におきましては、大分広い地域だと思いますけれども、成田東小学校だけで十分間に合うということで考えていらっしゃるんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 相談機能ということですが、児童館だけでなくて、例えば役場ですとか、それぞれ出張所においてもできるということですので、成田地区については成田東でということですが、今後も、そのほかいろいろな場所で相談業務についてはできるのかなと考えてございます。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) わかりました。
それでは、前もちょっと議会で言わせてもらったことがあったんですけれども、公民館、今ですと児童クラブが入っていましたので、結構、お子さんが来てにぎやかだったんですけれども、そうしますと今後、公民館での何かの活用というか、子供たちのそういったものについてはどのようにお考えになっているんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 公民館長。
公民館長(阿部雄也君) 現在、東向陽台公民館児童クラブが小学校に移って、今まで児童クラブで使っていた部屋が、そういう意味では小学生がいなくなったことになりますけれども、公民館の事業として、子育て中のお母さん方が気軽に来られるようなスペースということで中を改装しまして、そういう形で今、利用しておりますので、相談業務となると、ちょっと公民館の事業ではないのかなと思いますけれども、子育て支援に、そういう意味ではかかわれると思っております。
委員長(相澤 榮君) この際、午後4時まで休憩します。
午後3時48分 休憩
午後4時00分 再開
委員長(相澤 榮君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑ございませんか。安住委員。
委員(安住稔幸君) 先ほどの続きでありますけれども、そうしますと今後、富ケ丘、あけの平、成田もそうなってくると思いますけれども、そういった公民館での今後の活用についてはどのようにお考えなんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 公民館長。
公民館長(阿部雄也君) 先ほども申しましたように、公民館といたしましては、広場というか場所はありますので、事業としての相談事業は、先ほども申しましたように私たちではありませんけれども、そちらでの活用というか、そういうことでの利用は今後もあり得ると思います。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) ちょっと繰り返しますけれども、そうしますと、ほかの公民館についても、先ほど東向陽台の例に挙がったような、そういったもので活用されていくということでよろしいんですか。
委員長(相澤 榮君) 公民館長。
公民館長(阿部雄也君) 子育て支援に限らず、いろいろな形での活用をと思っておりますので、地域住民の方に広く利用していただければと思っております。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして、98ページになるかと思うんですが、街かどカフェについて、この辺の予算配分についてはどのようになっておるんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 街かどカフェにつきましては、ただいまプロジェクトが立ち上がったばかりですので、予算等につきましては検討中でございます。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 3地区でいろいろ考えていらっしゃるようですけれども、経済的にも少しかかるものもあるのかと思いますけれども、そうしますと今度、そういった内容は補正か何かで上げていくということでよろしいんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 地域からの声を聞きまして、それを上げて、あと検討してまいりたいと思っております。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 144ページの一番下の13節委託料で、先ほど、健康診査業務943万3,000円、たしか貧血検査、希望者にするというような話があったような気がしますけれども、もう一度、説明をお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) こちらにつきましては、町内の全中学校の中学2年生を対象に貧血の検査、希望者になりますけれども、行う予定で、その分の予算として計上しております。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 今、これは新しい新規事業ですよね。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) そのようになります。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) これを実施するに当たったきっかけというか要因について、ご説明お願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) こちらにつきましては、町のそれぞれの小学校、中学校の養護教諭の研修会がございまして、そちらからは以前から要望として上がっておりました。それを踏まえまして、近隣の市町村等の状況も鑑みて、28年度より実施に至るというふうになりました。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして、146ページの15節工事請負費、東向陽台小学校心の教室改修工事とあります。その辺の詳細を、また心の教室の詳細をお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 教育総務課長。もとい、学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) まず、工事の内容そのものですが、こちらは現在、普通教室を利用させていただくことになるんですけれども、そちらを相談室に対応するために、パーティション等で仕切るための工事を予定しております。それと、照明等についても、2つに分けますので、そちらの工事等も含まれております。
それから、こちらに至る経緯でございますが、心の教室につきましては、これまで富谷中学校で行ってまいりました。スクールカウンセラーと同じ者が担当しておったんですが、次年度より担当がかわることになりまして、これを機に町内全域といいますか、どちらかといえば南の地区のほうにもそういったニーズがありますので、これを契機に東向陽台小学校に配置するというふうに考えて、実施する予定です。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) そうしますと、今後ほかの学校にもふやしていくということでよろしいんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 心の相談室につきましては、現在、東向陽台小学校に今度配置するということで、それ以上のふやす計画はございませんが、スクールカウンセラー等で増員できればと考えております。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) これは、平成、たしか10年ごろから国で徐々に進めてきた事業だったと思いますが、この名称につきまして、心の教室というような名称になるんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 名称といたしましては、心の教室となります。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 部屋の名称というのは、言い方をすればよかったんですけれども、やはり心の教室といいますと、いかにも心が、心という言葉が直接入りますので、それで、ほかの学校でゆとりルームとかそういったような違った、もう少しやんわりとするような名前をされているようなところもあるようですけれども、この辺についてはいかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 貴重なご意見、ありがとうございます。より利用しやすい名称等、今後の課題とさせていただきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして、次の148ページ、小学校費の中の7節賃金、英語教育等支援員823万7,000円、各小学校に1名配置するということで町長の施政方針にもたしかありましたが、この辺のもう少し詳細をお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) こちらにつきましては、現在、小学校にもALTを配置して、英語の授業等のアシスタントを行っているわけですけれども、よりこちらを強化していくような形で支援員の配置を考えております。具体的には、英語の授業のアシスタントというような形で考えておるところです。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) そうしますと、英語を教えることができる先生というか、先生なのかな、ちょっとわかりません。その辺について、いかがなんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 次年度からこの事業を展開する一つの背景なんですけれども、現在の小学校の学習指導要領、5年たちますけれども、高学年に1時間ずつ英語活動というのが現在入っております。次期の改訂が2020年度に予定されているんですが、この改訂で今度は高学年に教科として英語科が入ってまいります。活動と教科というのは全く違うレベルの内容で入ってまいりますので、それに向けた一つの準備をきちんとしておくという必要性がまず1つあるということ。
それから、次年度に向けて、ユネスコスクールに今、登録を行っておりますので、それとあわせて国際理解教育をより推進したいということが1点ございます。
もう1点は、この「等」というのをつけた理由なんですけれども、英語に特化した形での支援ではあるんですが、今、学校が抱えている課題というのはそのほかにも、例えば不登校であるとか、不登校ぎみの子供の保健室登校であるとか、それから発達障がいであるとかさまざまな課題、抱えておりますので、英語等の支援員でありますが、学校課題にも対応した、少し幅広い意味での支援員ということも考えて、私から直接町長にお願いして、次年度、各小学校に配置するということの了解を得まして、県内ではかなり先進的な取り組みになるのではないかと私も自負しているところではございます。
以上です。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) わかりました。
続きまして、166ページ、文化財保護費の中の7節賃金、文化財発掘調査員を1人106万2,000円とありますが、これを上げたところは、文化財調査について28年度もやられるということでよろしいんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 文化財の調査といいますか、そちらの関係なんですけれども、事務関係もございますし、実際の住宅地の開発でも文化財のエリアになっている場合、調査等々にまいりますので、そちらについていったりとか、そういった全般的なことの内容でございます。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 先ほど出川委員からもちょっとお話がありましたけれども、民俗ギャラリーについて、それだけでなく、そのほかについて広くということだと思うんですが、そうしますと、実際に今現在のことを考えますと、この方の最近というか日ごろの活動についてはどのようにされる予定でしょうか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 現在、職員と同じように中央公民館で事務をとっている状態でございます。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) では、ぜひとも本当に。
続きまして、170ページになるかと思います。今、同僚委員からもお話がありましたが、15節の工事請負費で成田公民館の出入り口の改修ということであります。成田公民館の駐車場が非常に暗く、事故が大分前にあったという話も聞きまして、照明の設置については何か考えられたのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 公民館長。
公民館長(阿部雄也君) 当初、予定していた内容は、現在ある正面の出入り口を拡張するということで、そこに新たに外灯も設置ということで考えておりましたけれども、今回の計上は予算の関係もあって別な場所に、先ほど言いましたように、6メーターの出入りができる車の乗り入れ口の増設と考えております。内部での外灯については、まだそこまでは至っておりません。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) あそこ、やはり非常に暗いということで、車で乗るだけでなく、歩くだけでも結構、足元が見えない状況でありますので、その辺、駐車場の出入り口とは別に、駐車場内の照明については検討していただけないでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 公民館長。
公民館長(阿部雄也君) 少々お待ちください。安全確保という意味からは必要なことだと思いますので、検討はしてまいります。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 次、176ページ、総合運動公園機能、15節工事請負費、防犯カメラ設置工事17万1,000円とありますが、これはどちらにつける予定でありますか。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 武道館のトレーニングルームでございます。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) では、最後に。先日、富谷町ボランティア友の会でボランティアをするというのがございまして、その中で、沿岸部で被災されて富谷に移り住んでいる方で、24人の方が参加されたのでありますが、友の会で「ようこそあったか富谷へ」というようなことで年に何回かそういったものを被災者の方向けに事業をやっております。しかしながら、最近ちょっと、今回、5年もたちまして資金的に大分苦しいというような話もお聞きしております。
そもそも、こういったものを町で取り組むというかそういったものを何か、やはり応援といったものを考えていくべきではないかと思いますけれども、28年度予算についてはいかがお考えだったんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 28年度予算につきましては、ボランティア友の会にも補助金を出しておりますので、そちらで一緒に町も連携しながらという形で対応してまいりたいと思っております。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) しかしながら、ちょっとお聞きしますと、金額的におおよそ、どう使っているかということも内容によるのでしょうけれども、今現在の積立金というか、内部でためていたものを取り崩しながら、何か使っているような話も聞いていますので、やはり、きょう震災があって丸5年ということでありますので、またこれからもそういった方をご支援していくということも大事かと思いますけれども、この辺についてどのようにお考えになっていらっしゃるんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 震災の方に対しての支援というのは大切になってくると思いますので、今後も実際に行っております社協さんと連携を図りながらという形で考えております。
委員長(相澤 榮君) ほかに。山路委員。
委員(山路清一君) 5件、簡便にお伺いいたします。
まず最初に、80ページ、主な事業名の中に虐待防止連絡協議会成人部会とありますけれども、この活動状況をお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) DVということでお聞きになったことがあると思いますけれども、虐待防止連絡協議会の成人部会という構成でございます。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) どのような活動をしていますか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) DVに対します事案の起因状況、それから、それをどのように経過して対応したかとか、その辺の関係機関との打ち合わせというような内容でございます。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 続きまして、92ページです。15節の工事請負費の中のトイレ改修工事、これはどこのトイレかお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 東向陽台の保育所でございます。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 東向陽台1カ所ですか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 失礼しました。東向陽台保育所と富谷保育所の2カ所でございます。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) これは児童用というか子供用のトイレでしょうか。お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 保育統括監。
保育統括監(八巻恵美子君) 現在、保育所のトイレには和式が多く、ちょっと使いづらさがありましたので、洋式に変えていくという工事であります。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) これと直接関係はないんですけれども、富ケ丘保育所なんですが、大人用のトイレが1カ所しかないんですね、あそこ。それで、私たち、授与式に行ったりなんかしたときに非常に不便を感じるんですけれども、増設の予定はないかどうか、お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 保育統括監。
保育統括監(八巻恵美子君) 今のところは増設の計画はありません。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) そうすると、しばらく1カ所ということで考えてよろしいんですか。
委員長(相澤 榮君) 保育統括監。
保育統括監(八巻恵美子君) 外部からいらっしゃる方が年に数回ということで、今現在使っているところでは不便さがないので、現状でと考えております。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) では、先生方はどちらのをお使いになっているんですか。
委員長(相澤 榮君) 保育統括監。
保育統括監(八巻恵美子君) 1カ所のトイレを使っておりますけれども、2階に未満児用のトイレとともに職員のトイレ1カ所ということで利用しているところです。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) では、2階のほうも使っているということですね、わかりました。
続きまして、102ページの13節委託料の中なんですけれども、脳ドック検診でございます。これは非常に、他市町村でやっていない、富谷町独自にやっているんですけれども、今回577万7,000円ほど予算を張っています。これは利用人数は、1人1万円補助が出ますので570人ぐらいという感じですけれども、この辺について詳細をお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) お待たせしました。今年度の実績、やっと出まして548件ほどでございました。その実績に対しまして、プラスした調整での金額でございます。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) これは年々ふえていると思うんですけれども、ここ近々の、わかれば三、四年くらい前からどれくらいふえているか。受診の方の人数をお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 24年からまいります。24年で385人、25年で509件、26年で528件、今回27年で548件ということでの微増という傾向にはございます。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) だんだんふえていますので、ひとつこの辺は今後ともまた予算、ふえていきますけれども、よろしくお願いいたします。
続きまして、142ページの下の欄の主な事業名の中にスクールカウンセラーということで181万8,000円ということ、ございます。これは何人のスクールカウンセラーか、お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 申しわけありません。お待たせいたしました。こちらですが、先ほどもお話に出ました心の教室相談員のものとなっておりますので、1名でございます。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 生徒たちからどのような内容のカウンセラーが多いか、わかればお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 相談内容の詳細については、こちらでもちょっと今、把握しきってはおりませんが、進路に関することや友達に関することなどが主な内容として挙げられております。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 重大なことですので、ひとつ親身になって考えていただきたいと思います。
また、これは年間何人くらい相談に来るか、わかればお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 申しわけありません。今、相談件数をまとめたものをこちらに持ってきておりませんので、後ほどお答えさせていただきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) お願いいたします。
続きまして、144ページの主な事業名の中の学習向上パワーアップ支援事業232万1,000円でございますけれども、この詳細についてお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) こちらにつきましては、研修会等を行っておりますので、そちらの講師の謝礼等に充てております。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 研修会でもってパワーアップするんですか。どのような内容かわかれば、お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) こちら、実は今年度行ったものとしましては、アクティブラーニングと、これから指導要領等の中でキーワードとして挙げられているものについて、町内の研究主任等、あるいは校長等が集まった中で講師を呼んで勉強に充てております。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 講師の謝礼という話、聞きましたけれども、年に何回やっているか、お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) こちらにつきましては、研修会として講師を招いているのは2回でございます。それから、学力向上フォーラムとして全教職員を対象にしておりまして、例年ですと、夏休み、年1回行っております。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 年に数回のもので232万1,000円という金額なんですけれども、これはどのような支払いになっているか、ちょっとお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 申しわけありません。研修会のほかに理科教育支援会講師謝礼としまして、小学校の理科の支援を行っていただいている方を3名配置しておりますので、そちらの謝礼として205万円を計上しております。そのほかの講師代としましては、2万円ずつの2回、それから3万円を1回というようなことでとっております。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 続きまして、150ページの14節、教育用パソコンリース料6,267万8,000円という金額がございます。これの内訳というかパソコン台数関係含めてお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) まず、パソコンの台数ですが、小学校で児童用、教室用、それから教師用合わせまして689台、中学校では同様にして461台、計1,150台の分となっております。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) パソコンなんですけれども、これはリースで。今、買っても5万幾らで買えるんですね、5万円ではないくらいで。デスクトップとかノートパソコン、ありますけれども。単純に計算すると非常に高いのでないかと、私、感じますけれども、これはメンテやいろんなことを含めてのリース代であるかどうか、お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) メンテナンス、それからソフトウエア等も含めての金額となっております。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) このパソコンなんですけれども、今使っている機種は何か、お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 済みません、少しお時間を下さい。業者としては富士通が入っておりますので、機種の名前までは今ここの場ではちょっとお答えできないんですけれども、申しわけありません。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) セブンとかエイトとか、それで結構でございます。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 申しわけありません。後ほどにさせていただきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) では、パソコンはやめました。
続きまして、170ページのところに14節使用料及び賃借料の中にトイレ便器洗浄機使用料25万5,000円、それからトイレ小便器自動洗浄機装置賃借料5万2,000円とありますけれども、これは借りているんですか。詳細をお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 公民館長。
公民館長(阿部雄也君) 最初のトイレ便器洗浄機使用料に関しては、中央公民館と富ケ丘公民館でお借りしております。それから、次の小便器自動洗浄装置は東向陽台公民館でお借りしております。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) そうしますと、これは毎年この金額が出てくるんですか。お伺いします。
委員長(相澤 榮君) 公民館長。
公民館長(阿部雄也君) 議員も各公民館に行かれて、おわかりだとは思いますけれども、扉をオープンでない状態での設置がほとんどで、やっぱり中ににおいがこもるということで、毎年継続してお借りしているものです。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 便器の洗浄機ですから、洗浄便座とかそれとはまた違うんですか。
委員長(相澤 榮君) 公民館長。
公民館長(阿部雄也君) 男子トイレの小便器の洗浄になります。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) では、自動洗浄ということでよろしいんですね。わかりました。
続きまして、最後になります。160ページなんですけれども、マーチングフェスティバル関係の運営費250万円、例年250万円上がっています。先ほど、162ページの16節の備品購入費の中で、マーチングの楽器購入代で88万2,000円ということで、これは楽器を買うということでよろしいんでしょうか。お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) マーチング用のマーチングチューバ2台でございます。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 富谷のマーチングは、私、毎回話していますけれども、町の境に来ますと道路標識にマーチングの標識がございます。ああ、やっと富谷に来たんだなという感じがしますけれども、平成元年近くからマーチングはやっていると話を聞いています。非常に富谷の顔と私、思っているんですけれども、マーチングを見に行って、皆さん感じると思うんですけれども、楽器の演奏もそうなんですが、衣装が非常に目立つということで、衣装代については今後、町でいろいろ補助的なものを考えないか。これは町長にちょっとお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 要望はいただいていますので、最大限対応していきたいとは考えております。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 最後になりますけれども、やはり富谷の、本当に顔ですので、マーチングの衣装、甚だしい、きんきらきんの、わかりませんけれども、すばらしい衣装を考えていただきたく思い、再度、町長にお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 全国大会にも常連で行っていますし、富谷の顔であり誇りでありますので、最大限支援をしていきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) ほかに。若生委員。
委員(若生英俊君) 34ページ、2節の乳幼児医療補助金であります。2,200万猶予ということになりますけれども、県の補助基準に該当する対象乳幼児数、通院、入院別でお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 対象者数2,800人でございます。(「通院、入院別」の声あり)ちょっとお待ちください。入院と通院合わせた数が約1,100名、入院だけが1,700名ということとなります。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) これは、入院は3歳未満、それまでの対象者数。入院が6歳未満ですか。その対象者数、3歳までの乳幼児数、6歳までの乳幼児数ということで別々に数をお願いしているんですが、今の数字でいいんですか。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 先ほどの数で間違いございません。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) もう1つだけ。今の制度が、18歳年度末まで対象が拡大されたわけでありますので、その対象者数をお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 約1万1,780名ほどでございます。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 3点のみ質問させていただきたいと思います。
まず、148ページの20節、就学援助金に関してなんですけれども、就学援助金の中にはランドセルは含まれるんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 新1年生、新入学児童に対しましては、そういったことも含めての就学援助費となっております。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 貧困にある家庭の、先日、母子家庭の方にやはりお話、伺ったんですけれども、ランドセルの購入が本当に大変だと。ただ、就学援助金を受け取る時期というのがずれているというお話を伺っているんですが、まず、支給される月は何月になりますでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 7月、12月、3月です。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 他自治体で3月に支給しているというところもあります。これは予算の組み方で十分対応できるというところだと思いますので、これらの検討というのはなされますでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 現段階での計画はございませんが、そういった要望等もあることは承知しておりますので、今後の課題とさせていただきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 続きまして、中学生のほうの152ページ、扶助費、こちらも就学援助なんですけれども、同様に3月に支給ということのご検討はいかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) こちらも同様に考えていきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) ぜひ、前向きにお願いいたします。
最後に、奨学金の件に関して質問させていただくのですが、最近やはり、平均所得が下がり、奨学金を借りる方が多くなってきているという状況ですので、奨学金の金額を大きくするというお考えはありますでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 28年度については、増額ということは考えておりません。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 今後、検討なされることはありますでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 4月に選考委員会がございますので、そちらの話題といいますか、そちらには上げていきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
委員長(相澤 榮君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
以上をもちまして本日の議事を終了いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後4時36分 散会
富谷町議会予算審査特別委員会は、富谷町議会議場に招集された。
委員長(相澤 榮君) 皆さん、おはようございます。
本日の出席委員は19名であります。定足数に達しますので、直ちに「予算審査特別委員会」を開きます。
なお、若生町長より本日鷹乃杜幼稚園卒園式出席のため、本委員会におくれて出席する旨、書面にて通知がありましたので、お伝えいたします。
議案第24号 平成28年度富谷町一般会計予算について
委員長(相澤 榮君) 議案第24号平成28年度富谷町一般会計予算を議題といたします。
なお、本日の日程は、一般会計のうち企画部産業振興課、建設部都市整備課、都市計画課、上下水道課の所管に属する予算について審議いたします。
それでは、これから各担当部長及び課長へ内容の説明を求めます。最初に、産業振興課長。
[産業振興課長、都市整備課長、都市計画課長、上下水道課長が予算書のとおり内容の説明を行った。]
委員長(相澤 榮君) 以上で説明を終わります。
この際、午前11時5分まで休憩します。
午前10時50分 休憩
午前11時05分 再開
委員長(相澤 榮君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
これより一問一答による質疑に入りますが、質問者及び答弁者は、要領よく簡潔な質問と答弁、そしてスムーズな議事進行にご協力くださるようお願いいたします。また、質疑は、ページ、款項目を明示され行ってください。
それでは質疑ございませんか。山路委員。
委員(山路清一君) それでは、お聞きいたします。
まず初めに、116ページ19節補助金関係です。富谷町シルバー人材センター活動事業補助金に対して1,600万円ほど補助金が出されております。この使い道について、お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 主なものとしましては、人件費がほとんどで77%ぐらい人件費となっています。それから光熱水費、そして維持管理分で使用されています。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 人件費の内訳は、わかればお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 職員5名分の給料です。それから法定福利費などに使用されています。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 理事長とかそういう方だけで報酬関係違うと思うんですけれども、その辺、わかりますか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) その辺の明細まではちょっと、手持ちございません。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 平成25年度から登録者数、今だんだんふえていると思うんですけれども、25年からでいいですから前年度、25、26、27の登録者数、わかればお教え願います。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 年度末になりますが、平成25年が452名、それから26年が460名、それで27年、この2月29日現在なんですが、451名となっています。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 草刈りとか大変危険な作業とかいろいろやっていますので、作業中の事故等は前年度はなかったかどうかお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 27年度でよろしいでしょうか。27年度2月末現在で10件という報告をいただいております。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 10件は非常に多い事故ですよね。結構ありますよね。その詳細、わかりますか。軽度とか重大というのはないと思うんですけれども、その辺の詳細わかればお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) ちょっと内訳は持っていないんですが、ほとんどが除草というか草刈りのほうで飛び石等で事故が多いと聞いております。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 今後の事故に対する対策、当然朝は朝礼から始まっていろいろやっていると思うんですけれども、その辺の把握している件でわかればお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは、毎月1日と15日を安全の日と定めています。それで、巡回パトロールなども実施されているようです。それから、7月には特に会員全員参加によります安全大会、それと1カ月間安全月間ということで安全対策を実施しているところでございます。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) シルバーですので、高齢の方が多くおりますので、町としての安全に対する指導というのはどのような指導をしているかお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 以前にも委員さんから質問いただきまして、シルバーと若干打ち合わせをさせていただきました。ただ、シルバーのほうではこのような形でかなりの安全対策をやっていますということで、それで町と合同でやるのであれば会員だけではなく一般の高齢者の方を対象とした何らかの研修会を開催できないものかということで、今検討しているところでございます。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 十分に検討していただきたいと、私は思っています。小さな事故がたび重なりますと、統計学でドイツの学者でアインリヒという方がいらっしゃいます。私もいろいろな安全大会等いろいろ出ていますけれども、小さな事故の積み重ねによって必ず大きな事故が起こるというような統計学がありますので、この辺は十分に注意していただいて、本当に大きな災害のないように町当局としても努力のほどをお願いいたします。
続きまして、同じシルバー人材センターなんですけれども、結構450人前後ということで今推移していますけれども、今1,600万円ほどの補助金出しています。この補助金の増額的な関係とか、その辺についての考えがないかお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは、シルバーの補助金につきましては基本的には国の補助対象となった経費、補助対象額と同額を交付することと考えております。それで、平成23年から補助金が若干、国の補助金が削減されたことから、逆に町で補助を補う形で交付して、現在のところ1,600万円と交付しているところでございます。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 今後、団塊の世代の方たちが結構シルバーのほうに入るというか来ておるのが今現状なんですけれども、今後ふえることも考えられますので、この辺はちょっと優良的に考えていただきたいと思っています。
続きまして、118ページの主な事業名にブルーベリー産地拡大事業184万5,000円がございますけれども、この辺についての詳細をお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは、産地拡大事業としましては、ブルーベリーアドバイザーの方に報奨金として謝礼を支払っています。それからその方に講師を依頼しまして、栽培講習などもやっていますので、その謝礼金として報奨金、それから賞賜金としましては今年度ブルーベリーサポーターズを、摘み取りを手伝ってくれるサポーターの皆さんを募集しようと考えております。その方々へお礼としまして苗木をプレゼントというか配付するように考えております。それから執行状況の必要な消耗品代、それからブルーベリーの苗木を補助しています。補助企業、産地拡大補助事業などが主なものとなっております。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 議員の方でもブルーベリー栽培している方がいらっしゃいますけれども、ブルーベリーを栽培している、取り組んでいる農家数というのは今何件あるかお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 24名です。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 栽培農家の方はふえていますか。それとも減っていますか、同じぐらいですか。お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 平成25年に若干2名の方が退会しましたが、ここ26年に逆に2人が新たに会員となりまして、27年にも1名会員になる予定となっております。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) そうしますと、ブルーベリー、富谷のマーチングと同じくブルーベリー買おうということで、今私も持っているんですけれども、年間収穫量というのは幾らほどあるか、お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 25年に天候で1,597キログラムとかなり下がったんですが、26年度は2,638キログラムとふえまして、それで27年度も今度は逆に天気がよ過ぎて収量が思わしくなくて1,589キログラムと報告をいただいております。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) そうすると2トン、1.5トンとか2トン、2.6トンぐらいの収穫量だと思うんですけれども、これで例えば今回今後取り組むスイーツ関係の道の駅含めて、ブルーベリー、これでいいんですか。十分賄えることができますか。お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まだまだ不足していると思っております。それで、その他の事業としまして成木育成事業を実施しています。富谷にあった強い苗木を育てるということで、それを活用していただいておりますので、今後2年、3年後には若干収量は上がってくるのではないかとは見込んでおります。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 収穫量、今後ふやしていくと今話なんですけれども、目標値は今何トンぐらいに上げているかわかればお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 特には何トンとかは持ち合わせていないんですが、まだまだ本当に需要にあった量が出ていないということで、推進していきたいと思っております。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 何度も申しますけれども、富谷の顔ですので、ブルーベリーは。目標を上げて取り組んでいきたいということで、この辺、町長にお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私も委員と同じ認識でありまして、ご意見のとおりでありまして、ブルーベリーは富谷町の代表的な特産品なので、町としてもこれからも産地拡大に向けて努力をしていきたいというふうに思います。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) ブルーベリーのほうに関しまして、126ページの13節委託料なんですけれども、先ほどちょっと説明がございました。公式キャラクターぬいぐるみ作成業務77万8,000円、それから公式キャラクターグッズ作成業務36万8,000円、これ上げていますけれども、このデザイン等のものは考えているのかどうかお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まだ具体的にはこういうものというのは出ていないんですが、これから検討していくんですが、まずは着ぐるみのほうはブルベリッ娘ということで、それでブルピヨに関してはひよこの形をしていますので、それは例えば腰とか肩とかに乗るような形で作成、つくっていこうとは思っております。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 120ページのブルーベリースイーツフェアツール作成業務の内訳があったんですけれども、その中の説明の中で7月に開催するポスター云々と書いていますけれども、これは7月に開催されるんですか。お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 毎年開催していますブルーベリースイーツフェア、約20日ですか、町内のケーキ店の協力をいただいてブルーベリーを使ってのスイーツを作成していただいているところで、今年度も実施していく予定です。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) ぬいぐるみ、着ぐるみ、そういうものは使っていなかったということで、今回初めての試みなのか、お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 今回初めて作成するものでございます。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 7月ですので早急にこの辺のものはまとめていかないとおくれますので、ひとつ富谷の顔ということでよろしくお願いいたします。
引き続きまして、124ページの松くい虫の防除関係で49万3,000円が上げてあります。松くい虫の被害状況は今どのようになっているかお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 町内、かなり松くい虫が発生はしていますが、毎年この予算の範囲でということで処理をしているところでございます。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 松くい虫なんですけれども、有効な手段というのはどのようなもので今考えてやっているか。今の現状の松くい虫の防除関係のほうがわかればお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 松くいで侵されたものについては伐倒駆除で燻蒸処理等で行っているところでございます。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 本当に松くい虫、これは非常に毎年予算上がってくるんですけれども、大変だと思いますけれども、この辺については完全にとはいかないまでにしろ、松くい虫の防除に対して努力のほどをお願いしたいと思っています。
続きまして、122ページ19節補助金の関係です。多面的機能支援257万4,000円とございます。先ほど説明の中で大童地区の企業云々という話あったんですけれども、この辺の詳細についてお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) この事業につきましては、地域の皆さんで草刈りとか水路の泥上げの共同作業を通して活動を行うことにより、国から2分の1、そして県4分の1、町4分の1で補助金を交付しているもので、二ノ関地区におきましては以前から取り組んでいただいております。それで、今回というか27年度に大童地区で活動、この補助を利用して実施するということで補助金をアップしているところでございます。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 大童地区というのは、今回新しく入るということですね。そういう考えでよろしいんですか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 27年度から事業に取り組んでいるものでございます。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 最後の項目になりますけれども、130ページ15節工事請負費の中で、太子堂地区側溝整備工事に3,240万円、富ケ丘地区に3,240万円、鷹乃杜地区に3,520万円とございます。先ほどメートル数関係はお聞きしました。場所的にはどの辺の場所か、3カ所について大まかな場所で結構ですのでお聞きいたします。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 富ケ丘、太子堂につきましては今年度の継続箇所ということで、富ケ丘一丁目のほうです。太子堂につきましては二丁目です。鷹乃杜につきましては、水があふれる箇所がありますので、そちらの方を考えておりまして、鷹乃杜三丁目公園西側、あちらのほう、西側のほうを計画しております。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 前にも聞いたことがあるんですけれども、年間関係に町内で3カ所ぐらいという話なんですけれども、この3カ所、金額についてもこれぐらいの金額で毎年毎年やっていくということで考えてよろしいでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 前にもお話ししましたが、約3,000万円前後ということで進めていきたいと考えております。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 3,000万円で3カ所でよろしいんですか、約。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) はい、そうです。1地区3,000万円です。
委員長(相澤 榮君) ほかに。長谷川委員。
委員(長谷川る美君) 126ページです。7款1項2目13節の委託料、公式キャラクター着ぐるみ作成業務についてお尋ねします。先ほどもネーミングのほう出ていましたが、もう一度お聞かせいただけますか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 町の特産品であるブルーベリーの公式キャラクターとしてブルベリッ娘につきましては着ぐるみ、そしてブルピヨにつきましてはぬいぐるみを作成していく予定にしております。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) キャラクターはどのようにして決めたのでしょうか。公募とかそういうのがあったんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) これまでもブルーベリー関連のチラシ等で使っていまして、それで正式に平成27年7月に公式ということで認定したものでございます。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) 着ぐるみのお披露目はいつですか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 先ほどもありましたが、7月にブルーベリースイーツフェアを開催する予定ですので、それまでにはと思っております。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) キャラクターですけれども、どのような場面で活用されますか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは、ブルーベリー関係のイベント等、出店等に一緒に出向いてPRしていきたいと思います。また、ブルーベリーのまちということで、今度市制移行になりますが、そういう事業時にキャラクターとして出てPRしてまいりたいと思っています。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) その下の、公式キャラクターグッズ作成業務についてなんですが。どのようなグッズを幾つぐらいつくる予定でしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは、ブルベリッ娘、ブルピヨ、これのピンバッヂを予定しています。これが1,000個、それからクリアファイル、これが3,000枚と見込んでおります。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) それは、販売を予定しているのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 販売までは考えておりません。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) ありがとうございます。
次です。130ページ、8款2項2目15節工事請負費の富ケ丘地区側溝整備工事についてお尋ねします。今年度の側溝整備の総延長は500メートルということだったんですが、前年は幾らだったでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 後で調べましてお答えします。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) わかりました。一般質問でも述べましたが、地域住民は少しでも早い整備を心から望んでおります。整備の加速について、町長の見解をお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) この側溝整備につきましても、これまでも答弁させていただいておりますが、かなり金額的にも費用がかかるものですから、これまでどおり、段階的にこつこつとはなりますが、全体の財政状況を考えればこのようにこつこつと毎年進めていくというのが現状でありますので、どうかご理解をいただければというふうに思います。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) 住みたくなるまち日本一を掲げている富谷町です。今いろいろな意味で注目されている中、限られた財源の中で特に身近な生活道路の整備を加速させ、本当の意味で安全で安心な住みたくなるまち日本一にすることが最も重要なことだと考えますが、再度町長の見解をお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまのご意見をいただきながら、努力をしていきたいというふうに思います。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) ありがとうございます。
続きまして、136ページです。8款4項2目15節工事請負費1,000万円の中から、杜の橋公園の遊具増設費は幾らになりますでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 現在のところ、197万2,000円ほどを予定しております。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) どのような遊具を、どこに、何台増設されますか。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 予算を上げる時点で、うちのほうで考えた遊具といたしましては、木製遊具を1台、それからスプリング遊具を2台ほど計画しております。ただ、実際に設置するものにつきましては、今後町内会のほうと協議をさせていただいて、内容もしくは設置する場所、そちらの方を決定したいと考えております。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) いつごろ実際に使えるようになりますか。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 4月になりましたら、早速町内会のほうと協議をさせていただいて、内容が決まり次第発注のほうをかけたいというふうに考えておりますので、遊具によりましては製作期間に若干の時間をいただくこととなりますので、その辺を考慮しますと夏前には設置できるのではないかというふうに考えております。
委員長(相澤 榮君) 西田委員。
委員(西田嘉博君) 130ページの今質問ありました富ケ丘地区側溝整備工事ですが、3,240万円の施工延長は約先ほど500メートルと報告いただきましたんですが、工区についてはどのようになっているのかお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 工区といいますと、施工場所でしたら先ほども言いましたように今年度の継続で、富ケ丘一丁目の東側のほうを予定しております。
委員長(相澤 榮君) 西田委員。
委員(西田嘉博君) その点ですが、町内会とかで打ち合わせ、すり合わせ、その辺の危険箇所も含めてそのような打ち合わせをされましたか。お教えをいただきたい。よろしくお願いします。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 町内会とは協議とかはしておりませんが、あそこも公共施設、公園がありますので、その周辺ということで進めております。
委員長(相澤 榮君) 西田委員。
委員(西田嘉博君) 関連しますが、現在の予算計上で進みますと約30年ちょっとを要するのではないかと思いますが、私の9月質問でもこの見える化として町長の答弁では実施計画を3カ年ないし5カ年ということでしたが、住民が予算があってなかなかできないとすれば見える化、年次別の見える化をしていただければ私たちがなくなっても本当に高齢でもう30数年だとそれは無理ですねという、ただそういう町から提示をしていただければ予算が限られた予算の中でやっていますので理解はできますという形をいただいていますので、その辺のところを5カ年ではなくもっと詰めていただいて、住民が安心できるような形にもっていただければと思いますが、その辺のところをお尋ねいたします。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまのご意見を賜り、内部で検討していきたいというふうに思います。
委員長(相澤 榮君) 西田委員。
委員(西田嘉博君) 136ページですが、2目13節、136です。都市公園除草業務27年同様2回の実施と考えてよろしいか。お教えをいただきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 現在予定しておりますのは、年2回の除草ということでございます。
委員長(相澤 榮君) 西田委員。
委員(西田嘉博君) 公園ですので、非常に利用も多いと思いますので、できれば26年度実施の3回の除草をもう一度この2年間で検証して27、28年で検証されて、その26年度のように3回に戻すという検討は今後されないでしょうか。お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 除草につきましても、全体の予算の中で回数等を決定させていただいているところでございます。基本的には、年2回というのを堅持したいというふうに考えておりますけれども、お祭りなどで使われるような場合、そういった箇所については3回させていただいているところもございますので、そういう状況に応じて、どうしても必要な箇所に限ってであればそういう対応も今後できるかもしれないということで、参考にさせていただきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 西田委員。
委員(西田嘉博君) 同じ2節の中で、都市公園遊具点検業務でございますが、滋賀県だったと思うんですが、大変痛ましい事故も道路の鉄柱が倒れてあったということを報道されておりますが、特に犬のマーキングが公園の中に入ってほしくないんですが、犬のマーキングなどで基礎が腐食している場合があるということで、ただの目視点検ではなくいろいろな打音とかそういうことも検討され実施されているのか、その辺のところお伺いさせていただきます。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 公園の施設及び遊具の点検につきましては、職員によります点検を年2回ほど実施しております。そのほかにも業務員が行った都度、その都度確認をさせていただいているところでございます。今ご指摘ございましたそういった施設の基礎部分、特に地際の部分につきましては、そういう年2回とかの点検の際にハンマーとかを使ってちょっとたたいたりして、腐食の状況等を確認するようにしているところでございます。
委員長(相澤 榮君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) 117ページ、農業振興費のほうでちょっと質問いたします。まず初めに、農作物の有害鳥獣等駆除事業、内容をお示しください。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは富谷町の農作物有害鳥の対策協議会へ25万円の定額補助、それからその中でプラスしてイノシシの免許取得に対して助成も考えております。それからイノシシの捕獲の箱わなの巡回ということで、その経費を10万円ほど見ているところでございます。それが鳥獣対策協議会分です。それから富谷町の猟友会に対しての補助、そして野鼠駆除、3月に野ネズミ駆除、その薬剤関係で19万円ほど見込んでおります。
委員長(相澤 榮君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) 鳥獣等の駆除については、特にカラス等とかそういったものの駆除を行っているのではないかと思って質問したんですけれども、その状況の中で、今一般質問でも大変注目されつつあるイノシシの対策、そちらも猟友会と一体になって、今まで鳥獣というかどちらかというと鳥の駆除のほうが多いわけでありますけれども、けだものでありますイノシシの駆除も積極的にもう少し予算化をした中で、捕獲ではなくもちろん今までいなかったものですから、当然自然環境を破壊しているということで、射殺をする中で頭数を減らしていくという方法を、もしできるのであればこの項目の中に入れて、今後進める必要性があると思うんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 確かに、これまでイノシシに対しての箱わな等を町で準備していませんでした。それで、平成27年度に県から補助をいただきまして、今現在6基を保有することになりました。それらをもとに、これから捕獲隊の皆さんと検討しながら設置し、捕獲に努めてまいりたいと思っております。
委員長(相澤 榮君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) 121ページ、123ページにまたがっていますけれども、農林振興費の中で野鳥の森の管理の予算、幾ら置いているか質問いたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) ちょっとお待ちください。
除草、それから刈り払い等で31万円ほど見ております。
委員長(相澤 榮君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) 野鳥の森の整備なんですけれども、今般、今まで借地をなさっておった地域が太陽光発電であの地域、全体的になくなっていくような状況でありますけれども、大事な環境というか環境整備をしていかなければならない部分があるわけでありますけれども、それに値する分の野鳥の森の代替というかそういうものを考えておられるかどうか、改めてお聞きをいたしたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 野鳥の森に関しては、全てが借地で借りている状況で、代替地に関しては今のところ考えてはおりません。
委員長(相澤 榮君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) 一つの提案でありますけれども、この間も一般質問の中でちょっと公園の整備等について質問ありました。あの地域をもう少し公園設備整備をして、そして野鳥の森等についても借地だけではなく固定した町有の整備をしていくという考えが必要ではないかと思うんですけれども、そういう考えは持ちませんでしたか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 公園になるとまた別なんですが、今のところ、計画はないんですが、これも検討していきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) 126ページであります。主な事業名の中で、中小企業の制度融資事業がありますけれども、今現在の貸し付け金利は幾らですか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 長期で2.2、短期で1.8となっております。
委員長(相澤 榮君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) 実は、この貸し付け金利なんですけれども、1%返還されますから、大分有利な事業者としては優遇されている貸し付け金利だと思いますけれども、今現在ゼロ金利、マイナス金利政策で国の政府機関の金融機関は通常長期であると大体基本的に0.56%ぐらいになってきているわけであります。ですから、ここで改めてそのような全体的な今の金融機関金利関係の見直しをしながら進めていかなければならないような状況に今なっているのではないかとこんなふうに思いますけれども、いかが考えておりますか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 確かに、預金金利、住宅ローン金利関係、引き下げが行われているようですが、この間、銀行のほうに確認したところ、企業向けの融資関係につきましては引き下げは行われていないということで、回答をいただいておりました。
委員長(相澤 榮君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) どこの銀行とお話ししました。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 七十七銀行に問い合わせております。
委員長(相澤 榮君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) 富谷の中は七十七だけではありませんから、今その貸し付け関係を経由している銀行さん、2つの銀行さんありますし、またはそれでもなおかつその金利はなかなか下がらないというような状況であれば、富谷の町の中にはもう一つの銀行さんも今10年来張りついております。そういったところも拡大しながら銀行の中で競争していっていただくということも大事ではないかと。しかし、先ほど私お話ししたように、政府系の金融機関は0.56、もしくは今回の災害になった方々についてはそれよりも0.01%低い金利でお貸しをするというような状況でありますから、決して今の現状の中で実質七十七さんももっと金利安く貸し出す部分もあるわけでありますから、そういった交渉をしていかなければならないと私は思います。ですから、そういったことで改めてその辺についてよその銀行さんともいろいろ調査をするというような形をとっていかなければならないと思いますが、いかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 銀行、そして近隣町村に照会して検討していきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) 最後の質問にさせていただきたいと思います。130ページ、この中で側溝整備関係、先ほど来も質問に出ていますけれども、今回の側溝整備に対してでありますけれども、実質これだけではないんです、基本的に。住民がかなり要望しているというか、そして今メーンとなっている部分がこの部分でずっと毎年継続して進んでおりますけれども、これよりももっとひどいような場所も当然見受けられるわけであります。そこで、改めて質問するわけでありますけれども、とちの木一丁目の最上段の側溝整備について、今回この側溝整備関係の予算の中に入っておりますか。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) この予算の中には入っておりません。
委員長(相澤 榮君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) 現実的に、あの地域を確認させていただきますと、今話題になっている蚊の問題、そして側溝がちょっとでこぼこというんですか、排水が順調にいかないような状況になっているということで、それにボウフラが湧くというような状態になっておりますし、そして当時から傷んだ道路を舗装していったためにかまぼこ型というんですか、もう既に丸くなってしまって道路がある程度4メートルだったら4メートルあるんですけれども、4メートルぎりぎり皆使い切れないというか利用できないような状況に今なっておりますから、どうかそういうようなところも改めて認識していただくというか確認していただいて、今回もしその整備に予算が投下されていないということであれば、内部で検討し速やかに進めるということが大事ではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 今後、現場等を調査しまして検討していきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) ほかに。金子委員。
委員(金子 透君) ことし公式キャラクター着ぐるみ製作ということですが、126ページです、すみません。7月のスイーツフェアのデビューということですけれども、その後の運用等々は考えておりますか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 各イベントに参加して、町をPRしていきたいと思っております。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) 発信力は本当に大切ですから、例えば近隣自治体のイベント、呼ばれなくてもこちらからどうぞ呼んでくださいぐらいのPRをして、はっきり言えば新聞・テレビ等報道機関に取り上げられれば費用を1円もかけないで富谷町をPRできるわけですから、そこら辺のくくり、どのように考えているでしょう。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) なるべく参加するようにしていきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) 当然、着ぐるみですから中に人が入るんでしょうけれども、どのような形で使おうと思っております、今現在。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは、町の主催事業であれば職員が中に入るようになると思います。それから、例えばブルーベリー生産組合で使用する際は、生産組合で中に入ってもらうような形に、使用先の人で入ってもらうようになります。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) わかりました。一生懸命頑張って、PRしてください。
次、130ページ。工事請負側溝整備事業で町道太子堂線側溝整備工事1,276万9,000円、これは太子堂のどこでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 小松自動車整備工場の西側の小高い団地の上でございます。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) この金額であそこの小高いところの上から下まで全部ですか。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 上の部分だけでございます。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) 先ほど渡邊委員も話しておりましたけれども、あそこ上り坂、結構急な勾配なんですよね。道路は何回も修繕してかまぼこ状態の舗装で、降雪のとき、ちょっとブレーキ踏むと運転手の意思とは関係なく側溝のほうにつうっと行くような状態に近いんです、やや。子供たちに対しても危ないですし、引き続き勾配ついた坂のほうは計画しておりますか。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 現在のところ、計画はしておりませんが、今後現場のほうを調査しまして、検討していきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) 安全にかかわることですから、早急に検討してください。
次、132ページ。中段の15節工事請負費町道穀田三ノ関線、193万円計上してありますけれども、これは内容、どこまでとなっておりますでしょうか。一番右側。
委員長(相澤 榮君) 質問いいの。終わり。都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 町道穀田三ノ関線の不動産鑑定業務でございます。全線です。役場からあちらの道路までです。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) ということは、現場的にはまだ動かないということで理解してよろしいわけですか。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) そのとおりです。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) 去年9月の一般質問で、私、別の観点から町道三ノ関穀田線早くやってくれということで、県土木のほうに町当局もすぐ要望上げていただけたんですけれども、町のほうでは町道の関連、何年で完了供用開始見込んでおりますでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 今のところ、計画なんですけれども、平成28年度に不動産鑑定業務、平成29年度に用地買収と工事着手で、平成31年度に工事完成予定で、あと平成32年度に供用開始の予定ということで、工事期間を3年ということで。ただ、この事業につきましては県道西成田宮床線の交差点改良、県の事業なんですけれども、そちらのほうの進みぐあいを見まして進めていきたいと考えております。
委員長(相澤 榮君) この際、午後1時まで休憩いたします。
午前11時57分 休憩
午後 1時00分 再開
委員長(相澤 榮君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑、ございませんか。金子委員。
委員(金子 透君) 午前中に続きまして、町道穀田三ノ関線の件で改めて質問します。昨年暮れに、県土木のほうに早速事業化していただいたことに対してお礼かたがたご挨拶に行ったときに、4年もしくは5年ぐらいで供用開始できるように整備できますねということの県土木の所長のお話でしたけれども、町のほうでもそれにおくれることのないような計画となっておりますか。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) うちのほうの予定につきましては、先ほど申し上げましたように、平成32年度供用開始予定でございまして、その中で県道等の進みぐあいなどを見ながら検討して進めていきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) 連絡を密にして、県道のほうが完成したのに町道ができ上がっていないと、富谷小学校裏大変な混雑になると思いますので、よろしく頑張ってください。
最後の件、質問いたします。135ページ、住宅管理費。前年度244万円の予算が、今年度837万5,000円となっております。一気の3倍増ということですけれども、この辺、詳しくお聞かせください。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 予算額の増額の主な原因といたしましては、13節委託料の中の138ページ、公営住宅長寿命化計画策定業務、こちらのほうを新たに595万1,000円ほどを計上させていただいたのが原因でございます。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) そうですね。増額した金額とほぼ同額の業務の金額というふうになっておりますけれども、読んで字のごとしで、公営住宅を長もちさせようという策定でしょうけれども、詳しくもう少しお教えください。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 公営住宅につきましては、現在の建物、建てかえてから間もなく20年を迎えようとしております。そのために、外壁もしくは屋根等の塗装の塗りかえが必要になってきておりますが、そちらのほうに対して国のほうの交付金を活用するためにはこの長寿命化計画が必要になるということから、今年度においてこの長寿命化計画を策定し、30年度から予定しておりますそういった改修工事のために活用したいというふうに考えております。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) 計画策定業務ということですよね。ということは、計画を企画立案するということで理解してよろしいわけですか。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 現在の建物の状況等を調査いたしまして、今後どういったスケジュールでどういった補修をしていくかということを計画するものでございます。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) ということは、実際現地赴いて何がしかの工事が発生して、ちょっと言い方違うんですけれども、耐震診断みたいな格好でちょっと壁?がしてみたりいろいろな何がしかの工事を伴って計画策定するということでよろしいですか。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 調査に当たりましては、建物を一部壊したりということではなく、あくまでも外から見える範囲での対策というふうに考えております。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) 外観からのどうたらこうたらでの策定、かなり高額だと思いません、これ。金額的にコンサルさんとか住宅診断とかそういう専門業者さんへの委託になっているわけですよね。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) コンサルタント業者のほうへの発注を予定しております。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) 随意ですか、入札ですか。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) この金額、再度見積もりを徴取して設計してからということになりますけれども、基本的には入札になると考えております。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) 建築の専門家ではないので、これ以上突っ込んだ詳しい話、私もよくわからないんですけれども、何かペーパーの上の計画に対して600万円ぐらいというのは私的に考えればすごい高額でちょっとクエスチョンマークなんですけれども、それが住宅というか建築の診断にやむを得ずかかる妥当な金額だというのであれば、公平公明な入札を実施していただきたいと思っておりますが、いかがですか。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) そのような形で、業者のほうの選定をさせていただきたいというふうに考えております。
委員長(相澤 榮君) ほかに。藤原委員。
委員(藤原 峻君) 60ページの委託料の既存防犯灯調査業務というのは、これは結果はいつわかりますでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 結果につきましては、計画は上半期ということで4月から9月までの業務委託を考えておりますので、9月末か10月ごろにはわかると思います。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) その結果をもとに、これは実施が前提の業務ということでよろしかったでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) LED防犯灯への交換工事を実施する、実施の件ですと、そうですね、下半期に予定しております。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 続きまして、120ページのブルーベリー産地拡大事業に関してなんですけれども、苗を植えてから収穫までどの程度時間がかかるものなのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 収穫までは三、四年はかかると思っております。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 1本からとれる量というのは、年間でいうとどのぐらいなのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 1本からというのは、ちょっと把握というかちょっと私もわかりません、はっきり言って。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 三、四年かかるということだったんですけれども、産地、富谷町としてブルーベリーを今後もより増産していくためには苗木を植えてから収穫まで時間がかかるということですので、その間の補助も検討してはいかがかと思うのですが、いかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 現在は定植する際に苗木代、そして資材代を交付しておりますが、その2年、3年に関しては考えてございません。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 例えばなんですけれども、下草刈りの作業代であるとかそういうものなど、手間代、例えば1本当たり管理したら幾らというような形で補助をするという考えはありますでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 転作田にブルーベリー、例えば苗木を植えましたとなった場合に、町から水田保全事業補助ということで町から2,500円、そしてJAあさひなから1,000円の補助は支給しているところでございます。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) そうしますと、ブルーベリーを植えたときの補助金がこの中で言いますとどちらになるのでしょうか。すみません、もう一度お願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 苗木代の補助金につきましては120ページの真ん中辺、ブルーベリー産地拡大事業50万円ということの補助になります。
122ページの生産調整費、6款1項6目の生産調整費の生産調整推進対策補助金525万円の中に含まれております。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) なるほど、承知いたしました。
続きまして、130ページ。先ほどから同僚委員のほうから側溝整備の話が出ているかと思うんですけれども、この問題というのは今後もまた出てくる問題なんです。かなり計画的に考えていかないと、例えば成田の道路が劣化してきた場合にとても莫大なお金がかかるというようなことも考えられます。しっかりと計画的に考えていくということは検討されているのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 今回も予算のほうに計上しています舗装維持管理計画策定業務500万円ほど計上していますので、この中で随時検討していく予定でございます。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) そちらの中に入るものとしては、成田など新興団地のところも含まれているという理解でよろしかったでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 幹線道路、ほとんど入っております。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) ありがとうございます。
それでは、富ケ丘の側溝の件なんですけれども、側溝が壊れてしまって剥がれ落ちているというようなところもありますので、ぜひ町内会の方たちにお話を伺いながら進めていくという、そういうお考えは大丈夫でしょうか。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 側溝とか、もし破損個所があればうちのほうに連絡いただければ、現場を見まして、修理などを行っております。あと、今後側溝整備に関しまして町内会さんと協議しまして進めていく予定でございます。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 続きまして、132ページの道路照明灯LED交換工事なんですけれども、こちらは環境交付金をいただきまして工事をするということだったんですけれども、これは何年間で何個ずつかえていくのか。それと、全体で1,900基ほどあるかと思うんですけれども、全体としての計画というものはあるのか、お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) この補助の関係なんですけれども、補助が続く限り、一応その金額で進めていきたいと考えております。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) この交付金というのはなくなる可能性というのはあるのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 今のところはちょっとわかりませんけれども。
委員長(相澤 榮君) 建設部長。
建設部長(奥山育男君) 宮城環境税の関係で、この宮城環境交付金事業がございます。ですので、28年度から5年間宮城環境税がまた制度化され延長されましたので、少なくとも5年間は環境交付金事業を活用して、町としては街路灯のLED化のほうに充てるという方針で今考えております。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) それでは、この5年間で大体4分の1ぐらいが終わるという考えでよろしかったでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) そのとおりです。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 町長にお伺いしたいんですけれども、富谷町として600万円で5年間で大体4分の1が終わるということですので、もう少し上乗せを独自にしてはいかがかと思うのですが、その見解をお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) いただいたご意見、参考に検討はしてみたいというふうに思います。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 続きまして、134ページに移ります。大亀山森林公園、こちらのほうの維持事業です。毎年かなりお金かかるかと思うんですけれども、なかなか活用がしづらいというお話も耳にしております。町として、大亀山をどのように活用していくかということを町民の方からいろいろとアイデアをいただくというようなお考えはあるのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 今後の利活用につきまして、どういった形で手法も含めてご意見をいただくべきか検討をしていきたいというふうに考えます。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) こちらに関してはぜひ意見を吸い上げる機会をつくっていただければと思います。
続きまして、136ページに移ります。15節の工事請負費です。都市公園遊具交換工事があるかと思うんですけれども、遊具に関しまして、先ほども答弁にはあったんですけれども、町内会だけではなくありきたりのものだけではなく、本当に住民に喜ばれるものを住民の皆さんと一緒に考えていくというようなそういう機会をつくっていくということは考えておりますでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 遊具の交換に当たりまして、町内会とご相談をさせていただいて、設置する遊具についてもご意見を伺いながら決定していくように、今後もしていきたいというふうに考えております。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 町内会の方だけではなく、生涯スポーツであるとか子供たちがより運動しやすいようなそういう設備を充実させるなど、町内会以外のそういうある意味で有識者といいますか、実践されている方々、そういうグループからの意見を伺うような機会というのはつくることは検討できますでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) こちらで上げております30年を過ぎた遊具の交換に当たりましては、そういった、どういった団体があるのかもうちのほうでは把握しておりませんし、そういった方からのご意見を今のところ伺う予定というのはございません。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 今後、長年たった公園ということですけれども、さらに新しい世代になり、愛されて使い続けられる、そして健康維持にも効果があるというようなもので広く意見を伺うような機会をつくることが必要かと思うんですけれども、それに関してもう一度お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 遊具を交換する公園、その地区によって大分年齢構成とかも変わっておりますので、全体として意見を伺うというよりは、その対象となる町内会の方とご相談を、今後もさせていただきたいというふうに考えております。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 確かに、世代構成というのも大変重要なことだと思います。ただ、富谷町として公園をどういう形で活用していくかということで、ぜひ町長からもお話を伺いたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 地域住民の方々のご意見もいただきながら、今後検討していきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) たびたび出ていますが、ブルーベリーです。117ページ、118ページです。1款1項3目農業振興費1,326万円あります。スイーツフェアだとか、それから道の駅構想があるのに、昨年から比べても74万4,000円減ということなんです。これで構想、目指すものとの乖離があるということを思っていまして、これからの対応というのはどのようにするのかお尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは、今回の予算につきましてはこれまでどおりの事業ということで進めさせていただきたいと思います。なお、道の駅、スイーツ関係、これに関しては3月の補正のほうで繰り越し事業として実施してまいります。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、産地拡大だとか、それから新しい果樹でしたか。そういうものについてはこれからということになるわけでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは、新果樹につきましては若干予算を見込んでおります。農業振興費の報償費で、地域に行っての説明会などで12万8,000円ほどを見込んでおります。また、まだ決定していないんですが、果樹の品目が決定したら苗木代、資材代等を助成していこうということで、これが120ページの負担金補助の下から2番目、農業改良事業奨励補助金50万円、ここに新果樹の分として見込んでおります。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) これはほかの方から伺ったんですけれども、これまでブルーベリースイーツフェアとかというのは菓子店の参加ということだったわけですが、菓子以外でも飲食店で使ってもらえるようなことをしたらもっと広がるのではないかということを聞いたことがありますか。この点についてはどうでしょう、検討する余地はありますか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 地場のブルーベリーを使って商品ということであれば、参加していただきたいと思っております。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) ブルーベリーですが、先ほども天候にかなり左右されるということで、ふえたりまた減量だったりということがあるわけですが、年間を通してもっと作付する人もふやしていかなければならないと思うのですが、これから作付をふやす、参加者もふえていくというためにはどういうことが必要だと思っての予算作成だったのでしょうか。お尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 平成25年にブルーベリー専任アドバイザーを委嘱しまして、お願いしまして、ブルーベリーの栽培技術の向上を目指しているところでございます。それから平成26年には成木育成事業ということで、先ほども申し上げましたが、富谷にあった強い苗木を育てようということで、1年間ハウスで栽培してもらって、その後に定植されるようにしているところでございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、120ページです。先ほども出ましたが、有害鳥獣の対策ですが、これについて、この間何度もこの話題が出ていまして、新聞もかなりにぎわせているということがありまして、これは一気に駆除したとしてもほかから来るのかなという心配があるわけですが、もっと一気にやらなくて大丈夫なんでしょうかということがありまして、それを予算に反映させたらいいのではないかと思うんですが、この点についてはどのように考えていたのかお尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) そのようにしたいとは思うんですが、ただ、今防護の関係、捕獲関係をどうしたらいいのかということで、まず防護に関しては電柵が有効ではないかということで言われています。あとは個体数を減少するために捕獲していくということで考えております。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) わかりました。
122ページです。林業費のところです。一番下のところです。12節に役務費があります。火災保険料となっていて、これが16万5,000円です。去年が96万3,000円だったはずで、この大きな減額というのは何によって出たものでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 町有林の火災保険料となりまして、町の町有林、何カ所かあるんですが、その地区ごとに輪番によって時期をずらして契約していることから、今回はこのような金額になったものでございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、火災保険料というのは毎年掛けるわけではないんですか。有効期限というのがあって、それが輪番になっているからどのところも火災保険は保険で対象になっているということでいいのですか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) そのとおりです。時期が5年間を輪番で契約更新するようになっております。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 129ページ、130ページのところです。ここのところに舗装維持管理計画策定業務というのがあって、およそ500万円あります。そして137、138ということで、公営住宅の長寿命化の計画策定業務というのがあります。道路を見たときにはなるほどなかなか長い距離を走って見て必要なところをチェックするのはこういう金額もあるのかと思ったのですが、公営住宅のほうは、これは先ほど国からの交付金ということでしたが、これは町の今現在やっている担当課ではこの計画書はつくれないものなのでしょうか。そのことをお尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) この事業につきましては、平成26年度路面正常調査を実施しまして、その資料をもとに修繕計画を策定するわけで、町の担当職員ではちょっとつくれません。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 公営住宅の長寿命化計画につきましても、100戸全てについて現場を確認した上で、その状況を判断し、今後の計画をつくるということになりますと、人員的にもなかなか直営でやるというのは難しい状況にあるというふうに考えております。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 100戸とおっしゃいますけれども、そうしますと、つい最近建ったものもありますよね。確かに20年近くになるものもありますけれども、それ全部100戸について見て計画を立てる。それで、国に出すということになるのですか。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 計画につきましては、町が管理しております全ての住宅について行う。さらに、5年ごとに見直しをかけて、ローリングをかけながら維持管理計画をつくり続けていくという形になると考えております。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 先ほども出ましたけれども、そうしますと、これはどういう業者といいますかコンサルタントに発注を考えるということになる。普通の建設会社ではないということなのですか。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 一般的に、こういった計画をつくっておりますのは土木とか建築を行うようなコンサル会社さんというふうになるというふうに認識しております。
委員長(相澤 榮君) ほかに。菅原委員。
委員(菅原福治君) それでは、数点お伺いいたします。きょうはシーリングはいたしません。123ページの商工振興費ですが、次のページの126ページの19節負担金についてお伺いいたします。ことしは市制移行ということで、企業誘致にとっては絶好のときなんですが、市制移行の誘致パンフレット、先ほど26万ほど計画しておるんだということを聞きましたが、その仕込み状況についてお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 28年度に製作でよろしいですか。日々現況が変わっていますので、最新のもので9月までのものということで考えております。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 今もちろん古いのになっているんですけれども、本当に市制移行ということでございますので、インパクトのあるチラシをぜひつくっていただきたい。
それと、話変わりますけれども、企業誘致に関連してこの予算を見ますと、昨年と余り変わらないようなんです、見ますと。昨年と比較して、例えば県の企業立地セミナー等々含めて今年というか来年度の特徴的なものがあれば上げていただきたいんですが。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 特にはこの地域とかここに出向いてというのは考えていないんですが、これまでどおり東京セミナー、名古屋セミナー等に参加して企業誘致活動をしてまいりたいと思っております。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 東京セミナー、名古屋セミナーとありますが、ことしも2カ所開催でよろしいんですね。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 予定されていると思います。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) ぜひ、2カ所開催、県と働きかけて実施していただきたいと思います。
企業立地セミナー、今も出ましたけれども、情報収集と必ずなっているんですけれども、毎年見るんですけれども、その情報収集がどのように情報収集して、その情報収集したのがどのように生かされているのか、企業誘致に。その辺をお伺いいたしたいんですが。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まず、産業振興課分としましては、企業閲覧サービスを利用していますので、例えば窓口に業者さんがみえたということであれば、その後、どういう会社なのかとかその関係で調べているところでございます。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) いまひとつわからないんですけれども、東京駐在の方おりますね。今も現在いると思うんですが、その方の動きは主に何をされているんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 東京事務所に出向している職員につきましては、主に企業誘致関係、情報を収集し、また県の産業立地推進課とあと東京事務所の県の職員と連携をしながら、常に企業誘致の情報を、あとまた直接企業訪問を連日行っており、その感触があったり見通しがつく場合は、すぐに私なりがトップセールスということですぐに走っていったりということで、かなり連携をしております。なので、そういう意味では企業立地セミナー、名古屋、東京の企業立地セミナーも一つの事業ではありますが、日常の動きが大事でありまして、ことし、去年とどこが違うかと言えば、多分去年まではまず高屋敷の分を集中して企業誘致に回ってまいりましたが、高屋敷の部分はめどが立ちましたので、これからは成田2期に向けて総力を挙げていきたいと、今年度からは思っております。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 密になっているように感じましたけれども、その駐在の方は東京、名古屋も行かれると思うんですけれども、都庁なり県庁なりにも会社だけではなく行かれているのかお伺いします。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 職員は、常に企業だけではなく国の機関なり外郭団体含めて、あらゆるところに情報をとりながら訪問をしております。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 企業誘致は何といってもトップセールス、町長、市長が直接行って働きかけるのが一番なんです。それと駐在の方との連携、これを密にして本当にやっていっていただきたい。本当に町長のサイドですけれども、トップセミナーにかける意気込みをお伺いします。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) これまでも、このタイミングで行くべきだというときに走っていって、それがこの間のザイエンスにつきましても私が行ってちょうど社長と直談判というのが最終的な決め手になりましたし、ほかの企業も私が行くことによって相手も代表者なり重要な方が対応していただくということで、これは大きな力になりますので、今年度も引き続きさらにこれまで以上に努力していきたいというふうに思います。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 次に、また町長に大学との連携についてお伺いいたします。一般質問でもお伺いいたしましたが、市制移行に伴ってこれから交流人口をふやすんだということでございましたが、これに欠かせないのが観光だと思うんです。観光について、富谷はかなり弱いんですが、その辺の観光についての大学との連携について、どうあるべきか町長の見解をお聞きしたいんですが。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 主に、日常的に大学との連携はその分野、分野ごとに県内の東北大学、宮城大学、福祉大学、宮教大、さまざまな形で在仙の大学とは連携をしております。主に企業誘致、観光関係、まちづくり関係につきましてはその学部を持っている、特に事業構想学部などのある学生さんたちに富谷をテーマにして調査研究をしていただいたりということで、今連携をしながらやっております。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 今、特段考えている大学はあるんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 全ての大学と連携しておりますが、主に観光、町おこし関係では今宮城大学の事業構想学部、また新町公園の関連につきましては建築関連の学部と連携をしております。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) よろしくお願いいたします。
それでは、ページ変わりまして117ページ、118ページの、先ほどから出ております農業振興費についてお伺いいたします。きょうの委員会もそうですし、この間の一般質問でもこれからの農業をどうするんだという旨の質疑が行われておりましたが、農業問題は私も実家が農業なので大切だと。宮城県の場合は農業と漁業なんですけれども、特に富谷の場合は漁業がありませんので、農業が大事だと思っております。現在の、先ほどブルーベリーの農家数20何戸とありましたけれども、専業農家と言われる農家さんは何戸数あるかお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 専業農家の線引きが難しいんですが、こちらで複合経営によって専業ではないかと思われる方々は七、八名と見ております。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) そんなものなんですか、農家。兼業も入れたら何戸ぐらいになるんですか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 専業でも、例えば70、80歳になって農業やっている方は専業として入れませんので、若い方ということでご理解をいただきたいと思います。なお、今10アール以上耕作している農家戸数は444と押さえております。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 250ということなので、何か500の半分で250と聞いたんですけれども、500ぐらいあるんでしょうけれども、これの富谷250というのは事業載っているんですけれども、これの事業内容をお聞かせいただきたいんですが。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 富谷町の畑作の振興の一つの事業ということで、まずは販売活動を行ってもらう。それからイベント等でも販売してもらいます。それから学校給食センターヘ出荷していただきますということで、それらの要件を満たした方々には里のゆきを配付して助成しているところでございます。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 250の条件を満たしている農家さんは今、要は参加されている農家さんは500件のうち何件なのか、お伺いします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 現在、68名となっております。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 集まらない、目標ですから250というのはあると思うんです。集まらない最大の課題というのは何でしょうか。お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは、本当に農業関係、厳しい状況でありまして、栽培する人が年々少なくなっている、そもそも。それで、その関係で250参加者も少なくなっているということになります。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) きついことを言うようですけれども、それであれば250というの、今60何名であれば250という名前は、ネーミングは変えられて、どちらかというとやる気のあると失礼ですよね、そういうのは。頑張れる方だけ集めて、例えば100とか80とかにされたらいかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 検討していきたいと思いますが、なお、農家の皆さんには250で名称、親しまれていますので、その辺、あと考えていきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 250といえばぼやけると思うんです。集中した考え方がないという部分でどうかと思います。それでは、その250のかなめでありますおんないん会、我々もお世話になっているんですけれども、今年度、27年度のもう締めますけれども、販売金額、幾らになっているか。幾らぐらいになるか、お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 先日、今年度の総会が行われました。その中で4,487万9,000円となっています。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) それは前年、ここ二、三年の傾向でどうなっているのか。横ばいなのか、恐らく増加していると思うんですけれども、その辺お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 端数は除いて、25年が3,800万円ほど、26年が4,200万円ほど、そして27年に4,400万円ということで、伸びている状況でございます。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 伸びているんですね。頑張っているんですけれども、ただ、この間の一般質問とかからお伺いすると、農業振興、かなり富谷では本当に厳しいと、観光と同じように難しいというのは感じるんですけれども、ただ、富谷は農業を支えていかなければならないということからすれば、ちょっと停滞しているような私らは感じを持っています。何が大事かなんですけれども、販売とか生産に頭行っているんですけれども、ぜひJAさんとか農家の方との意思疎通ができているのかという部分、何に向かってやろうとしているのか。その辺、思いを一つにできればやっていただける。私はパソコンなどでたたいてみると、頑張っている地域は思いが一つになっているんです。要は、経営できる農業とかそんな銭のとれる、失礼なんですけれども銭のとれる農業とかそういうふうなものに一丸となっているんです。年収800万円とか、1,000万円とかというような部分で考えているんです。だから、もう一つインパクトのある引っ張っていき方というかJAさんと協力して、再度農業問題大事ですので検討していただきたいと思います。質問です。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。もとい、若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの委員のご意見のとおりでありまして、その一つとして、まず今回スイーツによる地方創生ということで、休耕田対策含めて新果樹、あとは果樹に限らず野菜もスイーツにできるということで、その生産拡大に一つのきっかけにしていきたいというふうに思うことと、富谷の特徴は先ほど専業が少なくて兼業が444世帯というところであります。富谷は兼業が多い、地域的に働く場が近くにあるということで兼業農家が多いので、そういう意味では健全な兼業農家をいかに支援していくかということが富谷の農業を活性化していく上では意味があるというふうに思いますので、健全な兼業農家をどう支援していくか。ある意味機械、そのためには農機具の支援だったり農機具の共有化だったり、生産法人の設立だったりというそういうことがこれから必要かというふうに思っております。さらに前向きに努力をしていきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) その意味で、兼業というのは難しいと思うんです、引っ張っていくのも。ぜひリーダーシップをお願いしたいと思います。
次に、132ページ。15節の工事請負の先ほども同僚委員出ました。道路照明灯のLED交換でございますが、これはみやぎ環境交付税ということでございましたが、例えば成田でありますと恐らく道路で四、五百、500か600ぐらい街灯あるんですけれども、今回何基、74基といいましたか。ちょっとお伺いします。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 成田地区内の74基でございます。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 恐らく五、六百あるんですけれども、それは先ほど聞いたら5年は続けるんだということですが、毎年連続して成田に入っていただけるのかお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) その辺、今後検討していきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) ぜひ、連続して入っていただきたいと思っています。
それと、ページ変わりますけれども、136ページ。最後です。これも先ほど同僚委員から出ました。都市公園遊具の点検でございます。遊具の点検もいいんですけれども、この3月、5月に一番事故の多いのが6歳までの入学時期のブランコとか滑り台とか、そういうもので事故が多いと聞いています。それの点検の遊具とあわせて教育関係ではないんですけれども、きょう。ぜひ啓蒙をしていただきたい。遊具で遊ぶ場合の危険だと、正しい遊び方ということで告知を、入学時期ですから告知を同時にしていただきたいと、点検と一緒にしていただきたいと思います。以上です。質問です。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 遊具の利用の仕方等につきましては、学校であったりその他機関等のご協力を得ながら、啓蒙活動を図っていけるように努力してみたいというふうに考えております。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 4項目を質問いたします。最初に、町道の除融雪であります。130ページです。予算立てされておりますけれども、今年度の執行済み、執行予定額をお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 2月末で8,700万円ほど、見込み額で9,000万円ほどを見込んでおります。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 今年度の除融雪業務を通して、地域からの要望やら町として課題として受けとめる内容、ありましたらお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) まず、1次路線、2次路線につきましては、早急に対応したいと思っております。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) つまりは、2次路線の方が15センチメートル、5センチメートル、15センチメートルだと思いますけれども、2次路線の方の要望が強いということですか。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 2次路線の方が、まずうちのほうの除雪体制ですと1次路線を終わってから2次路線に入りますので、時間的にもう少し早くやってほしいということがあります。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) それらについての手の打ち方というか、現実あるんでしょうか、策といいますか何か。具体的に次年度、そういった声を受けて改善をする余地というあたりはいかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 一般質問でもお話ししましたが、工区関係をちょっとふやすとか、あるいは台数をふやすとか、今後検討していきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 1本置きというふうな団地、取り上げた経緯もありますけれども、そういったことについて、1本置きではなく自分の前も、2次路線への組み入れをお願いしたいというような声はありますか。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 2次路線以外もありました、いろいろ。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) ぜひ、大変な9,000万円、このような暖冬ぎみと言いながらもかなりの過大なる除融雪費をかかることは十分承知しながら、よりよい利便、皆さんにご不便、あるいはけが等につながらない策につなげていただきたいと思います。
次に入ります。129ページ、15節の工事請負費でありますが、工事請負の箇所名が出ておりますけれども、私は大きく震災前と震災後の工事単価の差異というあたりで質問させていただきたいと思います。労務費、資材費等々、あるいは舗装で言えば平方メートル単価、側溝であれば1メートル当たりの単価、こういったことの単価に震災前と震災後に大きな特徴、そしてまたどれぐらいの費用が増になっているのか、高くなったのか。その辺のところについてお願いたします。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) まず最初に人件費からなんですけれども、震災前ですと普通作業員が1万1,300円だったのが、平成28年度今現在で1万7,500円ということで、6,200円アップで55%のアップとなっております。道路の側溝につきまして、震災前ですと3,540円、メートルです。それが今は4,165円ということで18%アップになっております。工事価格にしまして道路の舗装、震災前ですと1平米当たり3,170円が、今現在ですと約3,800円で20%のアップ、側溝整備1メートル当たり震災前が約2万5,100円、今が大体約3万5,200円で40%のアップとなっております。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 今個別に幾つか取り上げていただいて、最大で55%というのもありますし、ざくっと前年と同じぐらいの見立てで予算計上しておるわけでありますけれども、平均的にというか土木の工事請負としてはざくっと平均化した場合、どれぐらいの単価アップという感じで捉えたらよろしいでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 震災前と今現在ですか。大体3割ぐらい、30%ぐらいです。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 同じように、建築単価についてはどのような傾向がありますでしょうか。お願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 震災前から上がっているということは実感はしておりますけれども、具体的にどの程度上がっているかというデータは、今のところ持ち合わせておりません。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) この場での質問でありますので、今のような形での取りまとめできる範囲で後ほどお示しをお願いいたします。
それでは、3つ目に入ります。134ページ、一般公園の管理費でしょうか。都市計画、平成27年には除草回数を3回に2回を3回のところ、従前に3回のところ2回になりましたということなんですが、予算には何回分として計上されていたんですか。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 27年の除草費用につきましては、当初から2回分ということで計上させていただいております。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 除草対象公園数は何カ所でしょうか。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 失礼いたしました。都市公園で84カ所でございます。せせらぎと大亀も入れてということでございます。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) それでは、3回を2回にする。1回回数を減らしたということなんですけれども、その84カ所の除草場所、1回減らしたことによる削減額の合計額をお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 約1回ほど減らすことによって、約1,000万円ほど下がっているというふうに認識しております。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) そのようなことで、前は3回なんだけれどもと、これはこれで今回は2回ですと事情があるわけですからそれは了としますけれども、住民の皆さん、今までほどよく3回きれいにというようなことで印象を持っていた中で、ことしは2回になりましたというふうなこと、いろいろ声は聞くところでありました。住民からのこの3回を2回というようなあたりの回数について、主なる声をご紹介をお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの件については、私も困っていまして、実は3回が2回にというのは私が就任したときにもう決まっていた予算でして、逆に私はそれで町長が変わったら3回が2回になったというふうに一つの悪口の種にされているので、大変困惑しているところでありますが、とにかく3回を2回にされたという部分で、いろいろなところからそういうもう1回ふやしてほしいという声はいただいています。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) そのような声を受けて、結果としては2回ということに平成28年度はやるということでよろしいですね。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。もとい、都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 全体の予算の配分の中で、28年度につきましては2回ということで計画しております。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 4項目めに入ります。118ページです。ブルーベリー振興、あるいは250園芸促進ということで、予算額、恐らく今年度実績に見合うということで前年度比減額になったものとは思いますけれども、何せとみや国際スイーツフェア、11月19、20日というふうなことで一大イベントを控えている中で、本当に野菜をスイーツにとかも含めてスイーツフェアにつなげるにはこのような取り組みの中でつなげられるものやらというふうなことを思うところです。
質問に入ります。ブルーベリーの栽培面積、現在の栽培面積をお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 今年度、4万3,172平米となっております。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 平成27年度の、そのうち拡大分は幾らでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 1名の方が植栽されまして、884平米ふえているところでございます。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) ブルーベリーの栽培、何キログラムというふうなことで3,000キログラムとか4桁で言っていますけれども、トン数で言えば3トンですとか1.6トンですということになりますね。したがいまして、1,600キログラムの収量ですというふうなこととなりますけれども、ブルーベリーの卸値の単価は100グラム当たり幾らでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) そこまで把握しておりません。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) そうしますと、1,600キログラムを100グラム換算にしますと1,600万円、2キログラム2トン、2,000キログラム2トンであれば2,000万円とこういうレベルだと思います。それは卸値200円だというのであればその倍というふうなことになりますから、そういう意味で極めて富谷町のブルーベリー、30年来の歴史がありながらということでこの先も含めて心して我々ともども取り組まなければならないとこのように思います。
もう一つ、次に質問します。県内の最大生産地、そして最大収量をお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) ちょっと古い資料なんですが、面積から言いますと蔵王、大崎市、栗原市、富谷という順になっております。また、収量につきましても大崎市、蔵王町、登米市、富谷町と、富谷は県内で4番目となっております。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 蔵王町のそのデータでよろしゅうございますので、蔵王町の生産量をお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 収量は7トンになっています。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 蔵王町の場合は7,000キログラムと言わず、そのぐらいになってくると7トンクラスになるんだというふうに思います。ですから、3トン、5トン、そしてまたその上があって10トンとこういうふうなことを富谷町としても引き続き方向性としては目指すべきだとこのように考えますけれども、町の見解をお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 先ほども言ったんですが、技術面はアドバイザーによってご指導いただく。それから栽培面につきましては成木育成事業によりまして苗木を育てていますので、それを作付していただくような方向で推進していきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) この際、午後2時15分まで休憩します。
午後2時02分 休憩
午後2時15分 再開
委員長(相澤 榮君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑、ございませんか。安住委員。
委員(安住稔幸君) 116ページ、労働費になります。こちらのほうに負担金でシルバー人材センターのことがございます。シルバー人材センターのほうからシルバーワークプラザの設置要望が町のほうにも来ているかと思いますが、これについてはどのようにお考えなさっているのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ワークプラザにつきましては、これまでもご答弁させていただいているように、新町の活性化という全体像を今急いで検討していますので、その結果として旧庁舎の活用方法を見出して、そことあわせてワークプラザのほうもということで、その段階で含められればというところでの今の段階だというふうに思っております。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) そうしますと、旧庁舎の活用、これについて結論というかそういったものについてはいつごろまで出すお考えでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 今建築家協会のほうにその辺のご相談をさせていただいておりまして、建築家協会が今学生さんたちに協力をもらって調査研究をこれからするという段階でありますので、具体的にいつごろというのはまだ明言はできないんですけれども、なるべく早い段階で皆さんのご意見もいただきながら考えていきたいというふうに思います。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 特にシルバーワークプラザ、年間売り上げ、たしかシルバー人材センターさんは1億数千万円ということで、非常に富谷の高齢者の皆様の貢献度というかは大きいと思いますので、ぜひ事業の推進をお願いいたします。
続きまして、118ページ。先ほどブルーベリーのお話の中で、ブルーベリーサポーターズというようなお話がございました。これについて、もう少し詳しい詳細な説明をお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 新たな事業としまして、ブルーベリーのサポーターズ事業を取り入れることを検討しています。まずは、ブルーベリーの収穫期の6月、7月にかけてお手伝いをいただけるブルーベリーサポーターズを募集し、摘み取り作業をボランティアでお願いする予定にしております。町の特産であるブルーベリーにかかわっていただき、そして1次産業の活性化につながるように進めていきたいと思っています。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 大体、およそ何人ぐらいのことをお考えなんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 現在、15名の募集と考えております。なお、今後ブルーベリー生産組合と内容の検討をしてまいりたいと思っています。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして、128ページでこちらのほうに先ほど公式キャラクターグッズ作成業務というのがございまして、ピンバッジやらクリアファイルという話がありましたが、それで販売は考えていないということでありますけれども、よく例えば県ですとむすび丸のキーホルダーというかストラップというか、そういったものなどもいろいろ出ておりますけれども、この辺について町民の皆様が進んで買えるまとまるものもあったほうがよろしいかと思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは、状況を見ながらそういうことも検討してまいりたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして、その下の19節負担金のほうであります。宮城まるごとフェア実行委員会が10万円とございます。これは毎年県庁前、また仙台市役所前の市民広場、あそこでやっているものでありますけれども、今回どのぐらいのものを規模を富谷町として考えていらっしゃるんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) この予算額につきましては、出店料2ブースを見込んでおります。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) ここを私毎年目指し、見てきているんですが、前回もお話ししたように、非常に富谷町はほかに比べると何というか静かだというかちょっとなという感じは、今回これ大体毎年10月ごろ行われているんですが、市制も10月でございますので、私が思うにはその2つだけではなく4つも5つも、極端に言えば場所をお借りいたしまして結局外に向かってというか外でのその富谷市をアピールする機会というのがそうないかと思うんです。町内ではいろいろな事業、イベントはできるかと思いますけれども、こういう場をフルに利用してもっと大々的に先ほどキャラクター、着ぐるみなどももちろんこちらのほうに参加してもいいかどうかわかりませんけれども、参加できるのでしたらぜひ参加させていただいて、ちょうど同じ10月でございますので本当に積極的に大々的に今ですと漬物とか、確かにブルーベリー関係ちょっと置いてありますけれども、そういうものにプラスしてもっと大々的なものでアピールするようなもので考えてはいかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 各店に声がけして、参加ふえるように努力してまいります。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 今までお話ずっと聞いていますと、いろいろ通じて商工会通じて商工会など通じてお願いしていて、結局今の現状できているわけであります。町長の町としてこういったものでうまく県庁前とかでやるわけですから、市制度のちょうどのその絡みで大きくというか目立つように何か考えていただけないでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 安住委員のご意見のとおりだというふうに思いますので、せっかく市制施行という記念すべき年、タイミングでありますので、いろいろこれから検討して積極的にアピールをできるように努力したいというふうに思います。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) お願いいたします。
次、132ページになろうかと思うんですが、道路用改良費の工事請負費の中に志戸田三ケ森線のことがありますけれども、今深苗代路線、今の畦畔の設置工事をしておるようでありまして、赤いくいを随分奥のほうまで打っているようでありますけれども、たしか今年度も引き続きその改良工事をするという話を以前に聞いているわけでしたけれども、今回この予算のほうには当初予算に入っておりませんけれども、この辺についてはどのようにお考えなんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) まず、限られた道路予算ですので、優先順位を今決め、現在進めているところでございまして、まず1番目に舗装修繕、そして継続的に側溝修繕工事、道路改良ですと穀田三ノ関線というような順番で進めていきたいと考えております。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) たしか昨年の議会でお話しさせていただいたときに、引き続きというようなちょっと会議録がないのではっきりしたことは覚えておりませんけれども、引き続き何か継続して工事に入るようなお話を聞いたような気がします。そして、私も何度も申し上げておらないように、本当に緊急した消防自動車がとても入れるような状況でもない。救急車においても奥まで入っていくには非常に心配な場所、雪など降ったら間違いなく入っていけないような状況でございますので、命のかかわることでありますので、順位的には上位の方に入るかと思いますけれども、いかがなんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) まず、現在のところ4トン車が通れますので、救急車などは通れると思います。なおかつ、28年度以降検討していきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) ぜひとも本当に補正でも構いませんので今年度は今年度の予算組みをお願いしたいところで思っております。
続きまして、136ページの公園費になるんでしょうかの中の13節委託料になるかと思うんですが、こちらで公園の除草というのがありますが、今2回になっているということで……。
委員長(相澤 榮君) 質問は簡潔にお願いします。
委員(安住稔幸君) はい。住宅に隣接しているところにつきましては回数をふやしていただけるということでは知っているかと思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 基本的に、団地内の公園につきましてはほとんどが住宅と隣接するような状況でございますので、基本的には2回ということでやらせていただきたいと思っております。
委員長(相澤 榮君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 本当に敷地にというか家のほうに隣接という言い方なんでしょうか、隣というか、そういうところもございまして、そういうところは回数をふやしていくべきと思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 特に生え方がひどくて、隣にご迷惑をおかけするような場所がございましたら、確認した上でそういったところについては2回の除草とは別に刈るなどの対策を講じたいというふうに考えております。
委員長(相澤 榮君) ほかに。出川委員。
委員(出川博一君) それでは、私から2点だけお願いいたします。
116ページの労働費のところなんですけれども、これについて27年度予算で観光データの作成業務ということでホームページ上に掲載するという事業があったと思うんですけれども、現時点でまだホームページ上に掲載されていないんですけれども、それはいかがになっているんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 現在も作成中でありまして、納品が3月25、そして3月末には開設してまいりたいと思っています。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) これ、24年から26年の緊急雇用の補助金、3年間で約2,000万円の事業でやったんですけれども、この成果物はどうなっているかお尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 紙ベース、それからデータベースでこちらの産業振興課のほうで保存しているところでございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) たしか、画像でCDに何枚かということでお聞きしたことがあるんですけれども、CDで何枚ぐらいのボリュームでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 済みません。枚数まではちょっとチェックしていません。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) このデータは、前お尋ねしたときに2,000万円もかけたんだから有効に使うべきだということでお話ししたんですけれども、庁内で閲覧できるような、役場内で閲覧できるような状況にはなっているんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) そこまでもなっていません。今回、初めてホームページ用に観光データということで作成し、掲載することにしております。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 企画部長にちょっとお尋ねしたいんですけれども、企画部長はこのデータをごらんになったことございますか。
委員長(相澤 榮君) 企画部長。
企画部長(内海壯晃君) ちょっと、まだ見ていません。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 前の企画部長がぜひ有効に、そうでなくても観光誘客ということで大きな課題だという町としての捉え方があるので、その辺のところは有効に活用して広報誌なりいろいろの広報媒体に活用していきたいというお話を1年前に答弁されておったんですけれども、その辺のところについてはいかがお考えでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 企画部長。
企画部長(内海壯晃君) 今委員さんのおっしゃられるとおり、活用していくように心がけます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 結局、もらったお金なのでちょっと無駄に使っているのではないかということで、非常に心配でこのような質問をさせていただいております。
続きまして、126ページ。一番下のところに21節で貸付金がございますけれども、原資として9,380万円ということですけれども、これは1割の預託金ですから9億3,000万円の貸し付けが可能だということでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 予算ベースで申し上げますと、まずは28年度融資限度額2億8,000万円、それを全額貸し付けるということで見込んでおります。それから27年以降につきましては、今残として残っている分を計上しているところでございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、28年の新規枠として2億8,000万円をキープするために、27年から比べて680万円ふやしたというふうな理解でよろしいでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 毎年限度額まで利用していただければと思いまして、このような数字で上げております。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、多分非常に使い勝手のよい制度だと思うんですけれども、これについては2億8,000万円の枠ということですけれども、実際応募者はどのような数なんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 現在の状況でよろしいでしょうか。現在の状況ですと42件、これは2月末の現在なんですが、42件で2億7,030万円。各銀行に1億4,000万円ということでお願いしていますので、七十七さん1億4,000、そして仙台銀行さん1億4,000ということで、かなり限度額に近い貸し付けとなっております。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) これは限度額もなんですけれども、まだ申し込みされる方はいるんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 先日、仙台銀行さんのほうで若干余裕ありますので、その分で申請が上がってきています。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) お断りになっているケースというのはあるんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 逆に、七十七銀行さんのほうでは1億3,900万円、もう既に1億4,000万円近くになっていますので、来年度に回っていただくようにお願いしているところでございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、この額をふやせばもっと利用する事業者がふえるというふうに考えてよろしいでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 限度額を上げればということですよね。利用されると思っております。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、この預託金の原資ですから希望者が多ければふやしていくべきだと思うんですけれども、とは言いつつ、この原資、そろそろ1億円に近くなってきています。今年度の予算は別として、来年度以降の検討課題としてこれを、結局4月1日に銀行に預けて3月31日におろして、また4月1日に預けるということで、約1億円近いお金が予算上死んでしまっているのではないかというような危惧の念があるんですけれども、この辺のところについてどのような見解でございましょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 確かに、以前申し上げたとおり、マックスで見ますと1億5,000万円ほどになるのではないかと見込んでおります。それで、町の財政のほうも1億5,000万円も眠った状態では大変厳しいかと思ってはいますが、今現状を見ますと、かなり利用者もふえていますので、まずは今はこの限度額で貸し付け、今後は検討する方向で進めたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 預託金として預けないで、保証とかそういう契約でやるということは検討されているでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 何らかの策はないかとは思っていますが、まだ実際に銀行さんとか保証協会とかの話し合いは持っておりません。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 結局、言ったように129億円の中の1億円が実際は事業で使えないで死に金とは言いませんけれども、もったいない。1億円の財源があれば、例えば今話題になっている側溝だって倍の工事ができるというふうに思うので、そういう意味では、例えば債務負担行為、195ページ、6ページあたりにあるんですけれども、この中で既貸付先に対する損失補?ということで債務負担行為をしておられるわけですから、ぜひそういう形で何らかの保証制度を利用するというようなことで金融機関と交渉してみるという考えはいかがでしょうか。町長にお願いしたいんですけれども。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの委員のご意見、大変ごもっとものご意見でありまして、ほかの自治体、近隣でもいろいろな方式、今委員のご意見のような方式をとっている自治体もありますので、私もこの辺は検討していく価値があるというふうに思っておりますので、今後検討していきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) ほかにございませんか。藤原委員。
委員(藤原 峻君) 120ページの、先ほど質問し忘れてしまったんですけれども、ブルーベリーの加工品のデザイン、例えばゼリーやジャム、これをデザインし直すということの予算づけは今後する予定などありますでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 市制に向けて生産組合で考えているのではないかと思いますので、その際はうちのほうでも支援するような形にしていきたいと思っております。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) いいものをしっかりとこれはいいものなんだと見せるというデザインは大変大事なものなので、町としても支援をぜひ検討していただきたいと思うんですが、もう一度お願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 市制移行の予算のほうで、ブルーベリー産地拡大のほうで市制移行のパッケージということで……。市制移行の予算のほうでそういうパッケージをつくっていくということで、若干の予算は計上しております。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) ありがとうございます。
続きまして、先ほどブルーベリーの生産の目標は特に設定されていないということだったんですけれども、同僚委員が先ほど質問されたように、最大生産地の4番目になると。大体どんな競技でも3位までですと賞に入るというようなイメージがあるかと思うんですけれども、例えば3位を目指してまずは目標にしていくというようなことは検討することはできますでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) しっかりとした目標を設定して、今後取り組んでいきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) もう一つ、先ほど同僚委員からお話がありました大学との連携ということです。ぜひ、宮城大学の***先生のお話を聞いてみていただきたいと考えております。田園都市論というものを提唱されておりまして、成田の地域とそしてそこを取り巻く田園の地域、そのつながりをつくっていくためにどういう心構えが必要であるとかどういう政策がとれるのかということで、大変勉強になるかと思います。町長、この***先生とのお話を伺う機会等はありますでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 直接私自身はないんですけれども、お話は伺っております。今後、そういった機会も検討し、つくりながら参考にご意見をいただいていきたいというふうに思います。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) ありがとうございます。
最後に130ページの町道の側溝整備に関してなんですけれども、こちらに基金を活用しての整備を早急に進めるというようなことは可能なのかどうか、検討されているのかどうかお伺いいたしましたす。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 基金については考えておりません。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 今後のお金がかかってきてしまうところではあるんですけれども、足が弱い方であるとか、本当に少しの段差で転んでしまうということもあるので、10年後、20年後、30年後も見据えて計画をしていっていただければと考えております。そこら辺、もう一度お願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 今の意見を参考にして、検討していきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
委員長(相澤 榮君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
これより議案に対する討論を省略し、採決いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
委員長(相澤 榮君) 異議なしと認めます。よって、これより採決をいたします。
議案第24号平成28年度富谷町一般会計予算について、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
委員長(相澤 榮君) 起立多数と認めます。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上をもちまして、本日の議事を終了いたします。
なお、あすの本委員会の会議時間は午後1時30分となります。
本日は、これにて散会いたします。
午後2時40分 散会
富谷町議会予算審査特別委員会は、富谷町議会議場に招集された。
委員長(相澤 榮君) 皆さん、こんにちは。
本日の出席委員は19名であります。定足数に達しますので、直ちに「予算審査特別委員会」を開きます。
議案第25号 平成28年度富谷町国民健康保険特別会計予算
委員長(相澤 榮君) 議案第25号平成28年度富谷町国民健康保険特別会計予算を議題といたします。
ここで、福祉部長より発言を求められていますので、許可します。福祉部長。
福祉部長(小野一郎君) それでは、私のほうから国民健康保険関係の一般会計繰入金について修正、あわせて追加ということでご説明を申し上げます。
さきの平成26年度決算審査、昨年の9月ですけれども、渡邊議員から一般会計についての質問、あわせて2月の補正についても一般会計繰入金についての質問がございまして、私、一般会計繰入金については全て法定内繰り入れということで説明をさせていただきましたけれども、その中に、法定外の部分も含まれておりまして、そのところを説明不足ということであわせて訂正をさせていただきます。
法定内繰り入れは、今までも説明したとおり、保険基盤安定繰入金、基準超過費用繰入金、職員給与等繰入金、出産育児一時金等繰入金、財政安定化支援事業繰入金、これについては法定で定められているものですけれども、ほかに乳幼児医療、連合会負担金、種子普及費、その他災害時における、これは一度だけですけれども、24年度だけですけれども、そのときに繰り入れをしておりました。トータル400万前後ということになりますけれども、それについては法定外の繰り入れということでございましたので、あわせて訂正し、追加説明をさせていただきます。
まことに申しわけありませんでした。
委員長(相澤 榮君) これから、担当課長へ内容の説明を求めます。健康増進課長。
[健康増進課長が予算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(相澤 榮君) 以上で説明を終わります。
これより一問一答による質疑に入りますが、質問者及び答弁者は、要領よく簡潔な質問と答弁、そしてスムーズな議事進行にご協力くださるようお願いいたします。また、質疑は、ページ、款項目を明示され行ってください。
それでは、質疑ございませんか。佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 国保に係る基本的な数字をお尋ねしたいので、ページはちょっと明示できないのですが、加入世帯が先ほど減っているということでしたが、加入世帯、加入者数をお知らせください。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 世帯数ですけれども、世帯数で5,238世帯です。被保険者数で9,274人でございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子員。
委員(佐藤聖子君) 去年の今時点での比較ですと、どれぐらいの減になっているのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 世帯数では44件ほどふえてございます。ただ、被保者数につきましては、14人の減となってございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 平成27年度、一番近いところでの収納率、幾らですか。
委員長(相澤 榮君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) それでは、2月末日現在の収納率についてお答えをさせていただきます。
現年と滞繰、合わせまして69.67%でございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 現年度だけでは幾らですか。
委員長(相澤 榮君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 86.48%となっております。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 1世帯当たりの平均の国保税は幾らですか。
委員長(相澤 榮君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 今、持っている資料ですと26年度の実績ということでお答えをさせていただきます。
26年度の1人当たりの調定額ということでお話しさせていただきますと8万7,800円ほどということでございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、1世帯当たりの平均所得についてはどのように把握していますか。
委員長(相澤 榮君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) こちらの26年度の実績ベースでということになりますが、159万3,000円ということで把握しております。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、短期証の発行についてお尋ねします。1カ月、3カ月、6カ月ですが、それぞれ何世帯になっていますか。
委員長(相澤 榮君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 最新のデータでお話しさせていただきます。1カ月証45名、3カ月証83名、6カ月証86名、合計214名となってございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) この方々で、まだ役場に現在とめ置いているという数はどれぐらいありますか。
委員長(相澤 榮君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 214件のうち、現在まだ手元にお渡ししていないのが72件となってございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 国保世帯の、さっき、前期高齢者がふえてきているという話でしたけれども、年齢の構成といいますか、世代の構成といいますか、それはどのような特徴が見られるのでしょうか、お尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) ちょっとお待ちください。
加入者自体の年齢構成で一番ピークを迎えているのは六十七、八歳の方がやっぱり多いというような感じでございまして、65歳から74歳までは約41%程度でございまして、60歳からその上の方と60歳以上の方も含めますと51%ほどの構成というふうになってございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 子ども医療費が去年から拡大されたわけですが、その医療費無料制度で国庫負担金が減らされているということがあるかと思います。平成27年度は幾ら減らされたか。それはわかるでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 数値的にはわからないんですけれども、計数的には減額率0.86ほどを掛けた数字での減額というふうな格好になっております。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうすると、0.86を掛けたというと、ここから計算して幾らぐらいというのはわからないのでしょうか。何に0.86を掛けて出すものですか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) この計算、ちょっと緻密でございまして、私もちょっと解読途中でございました。その辺で、ちょっと数値的にはわからないという状況でございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 平成27年10月から対象を拡大したということになって、国としては、これに対しては国庫負担金をさらに減らしてくるということが考えられるわけですが、計数は、そうしますとそれによって変わっていくということになりますか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) その辺の詳細につきましては、ちょっと確認できかねているところでございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 国保の財政基金の現在高、幾らでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 28年度の予算の繰り入れまで含めますと、8億7,500万という数字になります。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、215、216ページでお尋ねします。
3款3項1目2節、先ほど説明ありましたが、特別調整交付金が去年あったのですが、ことしは104万7,000円ということになっています。これは被災者の医療費の一部負担金の免除に使われてきていたと思うのですが、その分として入ってきたものでしたか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) ちょっとお待ちください。ちょっと時間かかりますので、後でよろしいでしょうか。(「はい」の声あり)
委員長(相澤 榮君) 後でいいですかということなんだけれども、いいですね。佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 今回、国が交付金を出さないということになって、県もそれに倣って、被災者の医療費の一部負担金をしないということになったわけです。沿岸部の自治体では、それでもなお自治体の負担でやるということになったわけですが、富谷町は、この一部負担金の免除、実施しないということにしたと思いますが、それでいいでしょうか。
委員長(相澤 榮君) そのとおりでございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 直前までの対象者ですが、富谷町の対象者は何人だったでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 国保関係で44名でございます。原発の関係で避難されている方3名ということになります。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) この方々が医療費に使って一部負担金なしということで、本人は手出しがなかったのですが、その方々の医療費に使われた金額というのは把握できているのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 免除相当額でございますけれども、503万円ほどでございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) これは国から交付金として出てきた分、町が負担する分ということがあったかと思いますが、町の負担分はどのくらいだったでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) ちょっと詳細資料……、ちょっとお時間いただきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、平成28年度について、富谷町が継続しない、実施しないとした理由は何でしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 近隣町村もいろいろ足並みそろえましょうかとか何とかといういろいろ、会う機会がありまして、どうしますかとかというのは、やっぱり近隣町村からお聞きしたことはございます。やっぱりこれは大筋の流れに任せましょうという市町村が多かったということでございまして、それで、一応、そのままの流れで近隣もやっていないということが確認されましたので、そのまま本町もなしということでの推移でございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) この被災者は大規模半壊、大規模の被災を受けた人だったわけですが、その方の生活状況については把握して、これでいたし方ないと、継続しないということを決めたのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 1件、1件、細かくは見ておりませんけれども、大筋の情勢ということでのつかみ方での対応でございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、震災はあったけれども、生活が戻ったからという判断ということでいいのですか。そういうことで判断したということだったのですか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 収入とかの細かいところまでは追求しておりませんけれども、県内で8市町がそのまま継続するという話でございますけれども、沿岸部の町が全体的にやっているのかなと思ったんですけれども、そうでもないということも見受けられました。その辺につきまして、平準的に見ますと、そのまま仙台市とかに合わせたほうがよろしいのかということでの判断になります。
委員長(相澤 榮君) 若生町長から答弁があります。若生町長。
町長(若生裕俊君) この件につきましては、まずはやはり国からのいわゆるお金が終わったということがまずは一つであります。それとあわせて、仙台市周辺含め近隣市町村が一律、国からの交付金がなくなるのに合わせてこの段階でということでの大筋の判断をされたということで、我が町においてもそういう判断に至りました。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 予算ですから、余り一般質問みたいなことはしたくはないと思っているんですが、これは一回途切れたものを要望があって再度復活したという、とっても被災者から見れば頼りの綱だったと思うわけで、これを国が切るということが問題だし、そのことをまた県が追随してやらないということも問題だったということを一言申し上げておきたいと思います。このときに町がそれでもやるというふうになったら、どんなにか被災者としてはありがたかったかなということもつけ加えておきたいと思います。
231ページ、232ページ、お願いします。
8款2項1目13節委託料、疾病予防事業38万7,000円があります。これはどんなことをするのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 疾病予防事業ということで、今までですと、委託ではなかったんですけれども、講師の先生をお招きしてやっていたんですけれども、例えば「50代、体のメンテ」とか保健指導にかかわることにつきまして、今度は業者のほうに委託するということでの委託経費でございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 同じページのその下段に、19節負担金、補助及び交付金があります。この中にがん検診に対する補助金が上げられています。国保の分、国保に入っている人たちの分を無料にするという措置ですけれども、富谷町でずっとがん検診をやっているわけですが、富谷町のがんの死亡率についての変化はどのようになっているか、お知らせください。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 呼吸器系のがんというものが最近の現象では多くなってございまして、例えば胃がんのほうがちょっと2位というような流れでございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、検診をしたと、そこのところで呼吸器のがんが見つかって、それが全体として死亡率を下げる要因になっているということで伺っていいのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) ちょっと、もう一度お願いしてよろしいでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) がんの検診をしますよね。がんの検診をしていたとしたら、早期発見早期治療で、そこの中で死亡率が下がってくると思うんですが、富谷町ではその傾向は見られますか。どのがんについて、こうこう、こうだということは検証されているでしょうかというお尋ねです。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) まだその辺の追求につきましては、データヘルス計画がございます。ある程度の数字は拾っているんですが、まだ詳細分析まではいっておりませんので、その辺詰めれば何とか流れが見えてくるのかなというところでございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、そのデータヘルス計画というのは、歳出の中のどこのページを見ればいいでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) ちょっとお待ちください。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、ページ221、222ですが、ここのところに……
委員長(相澤 榮君) ちょっとお待ちください。先ほどの質問で、後で答えていただくということでいいですか。
委員(佐藤聖子君) 多分ここは違うのかなと思うところがあるのです。1款1項1目13節委託料のところの疾病統計処理業務というのがありますが、これがデータヘルス計画でしょうか、違うのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 大変お待たせしました。佐藤委員おっしゃいますように、84万9,000円でございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 長い間検診をしていますので、どこかの時期で方向性が見つけられるように、これを適切にやってほしいと思いますが、時期などについては、これぐらいの時期にというのはあるのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 時期と申しますと検診の時期になりますでしょうか。年齢とかですか。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) がん検診をして、皆さんががん検診をくまなくやるようにという働きかけがあって、それによって、どれだけ死亡率が減っているのかという調査といいますか、実態把握といいますか。それがここの中の疾病統計処理業務であるとすれば、それは時期をこのあたりまでというふうにしながら第1回目つくってみる、そういう計画があるかどうかということのお尋ねです。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) データヘルス計画といいますと、主な疾病とか、基礎疾患とかさまざま分析するわけでございますけれども、それは3年スパンのものでございまして、事務事業の状況を確認しながら、的確な医療予防につながるかどうかという事業とか、さまざま評価した上でのものでございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、これまでそういう計画のでき上がったもの、こうでしたという結果については、何かしら出てきているものがありますか。今現在、3年ごとにというのであれば、これから3年かけてこれをやりながらということなのか、これまでもこういう計画があってその結果が出ているのか、お尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) データヘルス計画につきましては、27年度に策定ということでございますけれども、この間、2月に大体の素案はできております。3月の段階で内容を精査しまして、それが次から3年ぐらいのスパンで、どのような動きで事業を進めるか、検診をどうつなげるかというような感じでの分析資料というような格好になります。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、その分析資料を議会にもお示しくださるようにお願いしますが、いかがですか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 間もなくできますので、その辺につきましてはそれなりに対応させていただきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 先ほど、基金の現在高をお尋ねして、伺いました。8億7,500万円だと。ここに繰り入れをしていますから、そういう金額になったということですが、平成28年度の本賦課のときから引き下げを実施するように求めるわけですが、これについてはどのように考えていらっしゃるでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) ただいま精査中でございまして、まず税のほうも仮算の段階で年度を越して、6月の議会の前にはお示しして、税率改正なりを進めていくという方向でございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) わかりました。それでは、平成28年度から仮賦課されて、7月ぐらいからでしたか、本賦課で徴収されるわけですが、そのときには下がった税率で私たちは納めるということになるということを確認していいですか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) そのとおりでございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) まだ数字が動いているからでしょうけれども、どれくらいのめどというのは、今の時点ではどうでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 精査というか、検討精査は進めているところでございます。ただ、もう少し緻密性があったほうがいいのかなということで、まだ分析途中で、具体の数字はちょっと出せないところでございます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 法改正によって、平成30年から都道府県が国保の保険者となることになります。分布方式とか、あるいは納付方式ということになるわけですが、これによって富谷町の今後の国保財政、どのように変化すると見ていますか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 当初の予定というか、その辺では、28年の当初にはというようなイメージもあったんですけれども、少しおくれているようでございまして、秋ごろには大体その様相が見えるのかなというようなところでございまして、まだその詳細の情報につきましては手に入ってはおりません。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) さまざまな解説書などを見ますと、県一本化になっても町の国保がなくなるわけではないということが言われています。そのときに、本当に国保加入者、加入世帯に対して今までどおりの、本当に親身な施策であってほしいと思いますが、そのことは約束していただけるでしょうか、お尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) やっぱり詳細がまだ明らかではないということで、まだ不安定な要素があるかと思います。その辺につきまして、極力、町民の方々に過剰な負担をかけないような体制で考えていきたいというふうに思っております。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 先ほど1世帯当たりの平均所得をお尋ねしました。15万9,000円ということでしたが、平成26年ですが、それは前のときだったでしょうか、135万8,938円ということになっている、この数字ではない……。この数字、前年度の分なんですけれども、前年度の資料なんですが、富谷町の1世帯当たりの平均所得というのは、平成26年度ベースで135万8,938円だと。同様に国保税は1世帯当たりで17万1,015円というふうになっているわけですが、先ほどの15万9,300円というのは……、失礼しました。159万3,000円というのは決算から見た数字だったでしょうか。こちらのほうが正しいということでいいのでしょうか。済みません、最後にお願いします。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。もとい、税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 先ほど申し上げたのは、26年度の決算ベースで159万3,000円、ちょっと130万云々という数字、ちょっと見当たらないんですけれども、大体、世帯の平均所得、ここ数年150万前後で推移してございますで、そのような130幾らという数字は多分世帯合計の数字ではないかなというふうに考えます。
委員長(相澤 榮君) ほかに。山路委員。
委員(山路清一君) では、2点ほどお伺いいたします。
まず、1点目なんですけれども、226ページのほうの2款の保険給付費の中の1目一般被保険者高額療養費なんですけれども、この内訳なんですけれども、どのような病気が高額で入ってきているか、お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 病気の内容でございますか。(「病名」の声あり)病名、その時々、その月々によって変わるものでございまして、病気の特定までというか、そういうふうな分析はしておりません。ただ、年齢的にどのくらいの金額がかかっているのかということで、若干ご説明いたしますと、高齢者の方だけが多分に心臓関係の方が高額で発生します。たまたままれに4歳とか幼児の方、その方も700万ぐらいの高額で発生するという月もございまして、一概にどういう病気ということがちょっと言えないような状況でございます。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) そうしますと、多分高額にかかってくるのは心臓病が私は大きなウエートを占めるんじゃないかなと思いますけれども、そのほかに、例えば脳に関する病気もありますけれども、例えばドナルド病とか含めて、その辺のほうはどうなっていますか、お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 脳関係のほうも脳血管疾患がちょっと多かったというところでございますけれども、やっぱり心臓のほうでちょっとかかっているというふうなものが若干見受けられます。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 済みません、高額で一番の高額の方は平成27年度は幾らの金額だったか、お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) ちょっと詳細の資料を持ってきておりませんけれども、この間見た段階では、何月とはちょっと言えないんですけれども、1,200万とかという方がおられました。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 今、高額1,200万という話を聞きましたけれども、高額で今回請求なされた方は何名ほどいらっしゃいましたか、お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) ちょっと詳細についての資料を持ち合わせておりません。済みません。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 続きまして、232ページの13番委託料の中のジェネリック医薬品関係についてお伺いいたします。ジェネリックの、今いろいろ国保だけじゃなく、社会保険関係からもいろいろ来ていますけれども、ジェネリックの通知関係の金額と考えてよろしいんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) そのとおりでございます。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) そうしますと、ジェネリックで私もいろいろ保険組合のほうからジェネリック関係で来ていますけれども、国保に入っている方全員に対して、ジェネリックが必要な方に対してお知らせしているという考えでよろしいんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 全員ではなくて、必要な方に特定して出しております。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) これは定期的にというか、年に何回か、例えば出して返ってくる方もいらっしゃると思うんですけれども、返ってこないという方もいると私は思うんです。返ってこない方に対しては、やはり定期的に出すということで、ジェネリック薬品を推奨しているということで考えてよろしいんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) ジェネリックの推進上、やっぱりそういう方にも徹底してできれば参考までにということで通知は繰り返したいと思っております。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) 最後になりますけれども、ジェネリックに変えて年間どれぐらいほど医薬品というか、その辺が減額になっているか、わかればお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) お待たせしました。金額的には803万ほど出ておりまして、前年度比で140万ほどの効果が得られているということになります。
委員長(相澤 榮君) 山路委員。
委員(山路清一君) ジェネリック、私もそうなんですけれども、実際に自分が、ひとり、私、ジェネリックに変えたんですけれども、変えると半分近くなってしまうんですね。本当に立派な薬というか、高い薬から比べますと。ですから、今の金額を聞いてびっくりしたんですけれども、そんなには大した金額じゃないなと、私、気がしますので、この辺やっぱり徹底して今後やっていただきたいと。ただ、医者によっては、ジェネリックに対して非常に不安というか、積極的でないお医者さんもいますので、その辺も踏まえて、やはりジェネリックに変えられるのであればジェネリックに変えていきたいと、やっていただきたいと思いますけれども、再度、この辺についてお伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 国保の運営協議会に先生方もちょっとおりまして、そのお話をお聞きしたことがございます。精神系の薬ですと、どうしてもジェネリックですと成分というか、効き目の時間的なものが違って、安定しないんだというような薬もあるということで、ちょっと、神経系、精神系のものについては、ジェネリックというのは向かない場合もあるということでは伺っております。
ただ、やっぱりそれはそれの感じですけれども、そのほかに関しましては、なるべくジェネリックを進めていただきたいということで、この啓発については繰り返し徹底していきたいなというふうに思っております。(「なし」の声あり)
委員長(相澤 榮君) この際、午後2時45分まで休憩します。
午後2時28分 休憩
午後2時45分 再開
委員長(相澤 榮君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
健康増進課長より発言を求められておりますので、これを許します。
健康増進課長(郷右近 衛君) 先ほど、山路委員よりジェネリックの関係の経費でご質問ございました。約800万という数字申し上げましたけれども、これは1カ月分ということでございまして、年間ということであれば、それの掛ける12で9,600万とかというレベルの数字ということに訂正させていただきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 質疑を受け付けます。ほかに質疑ございませんか。若生委員。
委員(若生英俊君) それでは、3点ほどお聞きいたします。
最初でありますけれども、国保加入者数が9,274名ということでありました。18歳年度末までの加入者数をお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) ちょっと集計の関係でですが、19歳までの集計になりますが、よろしいでしょうか。19歳までで996名ほどになります。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) では、18歳年度末までの対象者数が1万1,780という、前での答弁でありましたので、その中での国保対象者数が1,000人弱と、このような受けとめをさせていただきました。
2つ目を申し上げます。先ほど来、委員から質問にありましたように、医療費の中で、療養給付費あるいは高額療養費等から見た薬剤費の比率、割合というのはどれくらいなものなんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) その比率につきましては、ちょっと、ただいま集計している最中でございます。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) そういう答えが返ってくるとなかなかあれなんですけれども、3割程度とかと、そういうざくっとした数字もこの場では出ないものなんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) ちょっと出しかねますので、後ほど、よろしくお願いたします。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) それでは、3つ目に入ります。
委員長(相澤 榮君) 若生委員、ページ、関係ありましたページも言っていただきます。
委員(若生英俊君) それでは、232ページ。国保の19節、補助金951万とありますけれども、7つの検診項目に対する補助金というふうなことでありますが、この算出内訳からお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 国保の方は、一部を除きますけれども、無料での受診というふうになります。ただ、社会保険の方ですと自己負担が1,000円とか1,800円というような形になりますけれども、国保の対象者が無料になるということは、その分を例えば1,000円、1,800円を国保会計で負担する、補助するということの金額でございまして、大筋受診者数掛ける自己負担の単価という数字でございます。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) それでは、細かいことになりますけれども、7つの検診項目の対象者人数をそれぞれお願いします。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 胃がんのほうが1,800円の1,400件でございます。大腸がんにつきましては300円掛ける2,500件です。健康診査補助金につきましては1,000円掛ける150件。乳がんにつきましては1,800円掛ける1,200件。子宮がんにつきましては、頸部・体部、ちょっと別れますけれども、2,100円の負担で合わせて1,500件の負担でございます。続いて肺がんのほうでございますけれども、300円掛ける200件でございます。前立腺がんにつきましては800円掛ける900件でございます。
委員長(相澤 榮君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 大変大事な検診事業ということでありますので、さらなる啓発等、病気予防という観点から引き続きの取り組みをお願い申し上げたいと思います。
そんな中で、40ページ、一般会計との兼ね合いなんですけれども。40ページ下段のほうの1節でありますけれども、957万1,000円。この国保の950万1,000円と一般会計の相関についてお願いいたします。相関がありやなしやということです。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 徴収金でございますけれども、国保対象者の方と、それから後期医療者分ということになりますので、イコールではないという数字での動きになります。
委員長(相澤 榮君) 結果として、一般会計の957万1,000円は検診者の自己負担分ではないということでよろしいんですか。
委員長(相澤 榮君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 自己負担の分になります。
委員長(相澤 榮君) ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
委員長(相澤 榮君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
議案に対する討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
委員長(相澤 榮君) 異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。
議案第25号平成28年度富谷町国民健康保険特別会計予算について、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成委員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
委員長(相澤 榮君) 起立多数と認めます。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第26号 平成28年度富谷町下水道事業特別会計予算
委員長(相澤 榮君) 議案第26号平成28年度富谷町下水道事業特別会計予算を議題といたします。
これから、担当課長へ内容の説明を求めます。上下水道課長。
[上下水道課長が予算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(相澤 榮君) 以上で説明を終わります。
これより一問一答による質疑に入ります。
それでは、質疑ございませんか。長谷川委員。
委員(長谷川る美君) ページ数、262ページ、1款1項2目15節工事請負費です。平成27年10月23日の全員協議会で説明のあった9月14日午後9時に発生した成田第一汚水中継ポンプ場事故のその後についてお聞きします。
再発防止策として4項目を挙げていますが、確実に実施されていますか。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) その後の経過でございますけれども、説明をさせていただきます。成田第一汚水中継ポンプ場の事故その後でございますけれども、当時の事故原因者からは昨年度内には約2,700万円の既に納付を受けてございまして、完了済みとなっているものにつきましては、全てこちらで契約をした業者に対して支払済みとなってございます。
その後、1月、年明けてから、ポンプ1号機から3号機まで修理をしていくわけでございますけれども、その後、1号機につきましては、1月25日に工場から整備が完了して試運転による動作確認の後、一部、まだ未改修なところはございますけれども、問題なく1号は稼働しているところでございます。
2月2日、引き続き2号機を搬出し、工場での整備を行っているところでございまして、2号機の戻りにつきましては、ちょっと時間を要しまして5月中旬以降にずれ込むというふうな予定になってございます。
3号機につきましては、それと付随する全体の電気設備につきましても、年度を越すということでございますので、これにつきましても、今議会最終日に繰り越しの明許及び補正予算ということで追加の提案をさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
事故再発防止につきましては、現在、確認項目等を毎月提出していただきながら監視をしている。原課においても確認をしているというところでございます。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) 損害額1億5,000万円の全額を管理会社で負担するという説明でしたが、その点について変更はありませんか。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 変更はございません。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) 「修理に要する財源としては、全額株式会社宮城衛生環境公社からの弁償金を充てることとし、町の負担はないものと考えています」と全員協議会の資料にありましたが、相違はありませんか。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 全く変更ございません。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) 一部支払いは受けているという説明でした、もう一度お願いします。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 現時点で、作業全て完了している分につきましては納入をしていただいて、その分、町のほうから請け負った業者に対しまして支払いを済ませているという状況でございます。
委員長(相澤 榮君) 長谷川委員に申し上げますけれども、関係する予算だったら、次に補正予算でまた出てくるそうなので、当初予算の部分ですので、別な項目で質問していただくと大変いいんですけれども。長谷川委員。
委員(長谷川る美君) では、最後にいたしますけれども、この事故で大型バキューム車がくみ取った汚水を捨てる場所は、富ケ丘消防署の敷地内だったんですね。ちょうど朝、小学生が登校する時間と重なり大変危険だったことをお知らせしつつ、最後の質問させていただきますけれども、このように町に負担がかからないようさまざまな問題に対応し解決していくということは、町全体をあずかる町長としてもとても大切なことだと思いますけれども、町長のお考えを聞かせていただけますか。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 昨年の9月14日の汚水ポンプ場の事故につきましては、あってはならないことでありまして、とはいいながらも、緊急事態だったものですから、若干周辺の方々にご迷惑をかけたり、そういった処理の段階で関係者にご迷惑をかけたのは事実だというふうに思っております。まずは、二度とこのような事故を起こさないこと。そしてまた、そういった事故が起きたときに、さらに町民の方にご迷惑がかからないように最大限の努力をしていきたいというふうに思います。
委員長(相澤 榮君) ほかにございませんか。出川委員。
委員(出川博一君) 260ページの13節委託料で、下水道事業企業会計移行業務、この内容についてお尋ねいたします。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 先ほども説明をさせていただきましたけれども、人口3万人以上につきましては、32年度からは公営企業に移行しなさいという国からの指導がございまして、それに向けて債務負担行為、今回も提出してございますけれども、そのような形で実施をしてまいるという内容でございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、いわゆる中に入っている管の在庫とか、それらの減価償却、残存価格、そういうものも含めて全て調査するということでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 資産管理に一番経費がかかるということでございまして、その内容も含めてやるということでございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) これは国のほうで32年度から公会計にしなさいということで、国からの助成はあるのでしょうか、補助金は。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) ございまして、地方財政措置、普通交付税で措置なされるということになってございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 地方交付税でしたか。これで見ると、地方債じゃないですか。272ページお願いします。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 済みません。間違いました。公営企業債で元利償還に対しては交付税措置ということでございます。済みません。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) これは21年度までの債務負担行為も一緒に審議されているんですけれども、多分、業務委託については28年度に委託されるんだろうと思うんですけれども、契約については31年度までのものを含めた契約ということになるんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) そのようになるものと考えております。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 続きまして、262ページ。15節の工事請負費の中で、成田第一汚水中継ポンプ場、それからその上の富谷第一農水幹線改築工事とあるんですけれども、これは毎年計上されているようなんですけれども、その中身についてお尋ねいたします。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) こちらは長寿命化計画に基づいて、24年度から29年度までの計画で行っておるものでございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) そうすると、結構、今までに、例えば富谷一号であれば既に1億5,000万、今回の予算を入れると2億近くなるんですけれども、それから成田第一汚水についても総額で1億5,000万超えると思うんですけれども、全体として、長寿命化の中で幾らぐらいの総額予算になるのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) こちらにつきましては、25年度から29年度の内容で計画をしてございますけれども、事業費全体の事業費ベースで申し上げますと、3億9,360万という事業費になってございまして、平成27年度執行済みが2億1,200万という金額になってございます。
委員長(相澤 榮君) ほかに質疑ございませんか。金子委員。
委員(金子 透君) 262ページ、委託料、板坂川水管橋維持管理業務2万円、内容を教えてください。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) こちらは県に委託しております……。こちらは板坂川にかかっております水管橋の電食の防止の委託費でございます。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) 同じ13節、上から4段目、下水道施設管理調査業務400万円、この内容を教えてください。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) こちらはいろいろ人孔、マンホールですけれども、ふたをあけながら原材の腐食関係とかそういったものを調査するものでございます。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) ということは、既存のマンホールをあけ、目視による点検等々というふうに理解してよろしいわけですか。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) そのとおりでございまして、目視できない部分につきましてはカメラを投入するというような内容でございます。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) では、次に15節工事請負費、一番上でございます。下水道施設管渠修繕工事、場所、内容、お願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 富ケ丘地区等の管渠の修繕工事でございます。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) 下水道の場合、さきの震災から5年たっているわけですけれども、亀裂、破談等々発生してもすぐ道路陥没するとか、そのような事案は発生しにくいと思うんですよ。何年もたって、上の車両の状況とかによってだんだん土が緩んで道路が陥没して事故が発生とかという事案とか等々見受けられますので、適正な管理と監視が必要だと思われますが、どのように考えております。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) こちらは先ほど一番最初に出ました管渠のいろいろ、管路の調査業務等を大いに活用しながら、こちらも注意していきたいと考えてございます。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) 最後になります。ちょっと言い方、適当かどうか、わかりませんけれども、年数のたった古い団地というか、設備の更新が必要と思われるような団地、適正に管理するための、もう少し予算計上して、もうちょっと短期集中的にやるべきと思いますが、いかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) ことし、28年度予算につきましても繰り入れが1億9,000というようなことで、下水に係る経費というのは一工事等、水道とも比べましてもかなり多額なものになるということで、その辺を踏まえまして今後検討して、有効に財源を生かして使ってまいりたいと思います。
委員長(相澤 榮君) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
委員長(相澤 榮君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
議案に対する討論を省略し、採決いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
委員長(相澤 榮君) 異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。
議案第26号平成28年度富谷町下水道事業特別会計予算について、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成委員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
委員長(相澤 榮君) 起立全員と認めます。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第27号 平成28年度富谷町介護保険特別会計予算
委員長(相澤 榮君) 議案第27号平成28年度富谷町介護保険特別会計予算を議題といたします。
これから、担当課長へ内容の説明を求めます。長寿福祉課長。
[長寿福祉課長が予算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(相澤 榮君) 以上で説明を終わります。
これより一問一答による質疑に入ります。
質疑ございませんか。菅原委員。
委員(菅原福治君) それでは、1点だけ、「なし」という声ありますので、1点だけにします。
ページ296の13節の委託料と関連があるんでしょうけれども、298の真ん中の13節の委託料、地域包括支援センター業務、これは関連あると思うんですけれども。地域の予防支援センター、これは先ほどもありましたけれども、2年目になるということで聞いておりますけれども、昨年の相談件数をちょっとお伺いします。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 296ページの3款1項1目の13節委託料の介護予防生活支援サービス事業モデル事業業務の相談事業でして、介護予防教室を6コースに分けて実施しているものでございます。参加人数につきましては、それぞれ10名程度というふうな形で記憶しております。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) これは地域にありますので、地域というか、身近なものなんですが、当然、生活に支障を来せば、まず最初にここに相談に行くと。セルフチェックを自分でして、まずはここに相談に行くということになっておりますけれども、その流れなんですけれども、わからないんですけれども、セルフチェックを自分でして、通所型なり、在宅なりになるまでの流れをお聞かせいただきたいんですが。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 流れにつきましては、年度初めに各世帯のところに生活機能チェックリストというものを配布したところでございまして、それを見て、65歳以上の方々の今自分がそれに該当するとか思った方につきましては、それぞれの包括、あるいは保健福祉総合支援センターの窓口に来て、状況を確認していただいて、通所、教室のほうに該当すれば参加していただくというふうな流れになってございます。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) その先なんですけれども、通所なり訪問が決まった場合に、通所、訪問の狙い、内容、どの辺まで目的を持ってやっていただけるのか、お伺いします。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) その方々の状況を把握してというふうな形になりますけれども、この事業は介護保険に移行しないようにというふうな形になりますので、今の状態を維持、あるいはなかなか高齢者の方だと向上というところまではいかないでしょうけれども、維持あるいは低下しないようにというふうな形で、それぞれケアプランを立てて実施するような形となってございます。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 難しいんでしょうけれども、そこから介護保険のほうに移行されるわけですよね。割合、割合と聞いていいのかな、それは幾らぐらいなんですかね、割合として。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 今回、行っておりますモデル事業は、まだ27年度の半年間ですので、そこからどれだけというふうな形はちょっとまだ検証できていない状況でございます。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) よく言われることに、介護関連でございます。これから高齢者がどんどんふえていきますので、人手不足というのが、委託先でしょうけれども、人手不足が考えられるんですけれども、今、そんな現象が起きているのか。サポーターも含めて、人手不足等々聞いておられるのか、お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) このモデル事業につきましては、人手不足というところは今のところはない状況でございまして、地域・運動サポーターのほうも養成しておりまして、各教室のほうに4名程度サポーターさんにも入っていただきながら行っている現状でございます。
委員長(相澤 榮君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 介護事業の広報ですが、セルフチェック等を始めて、これから介護予防システムになるんでしょうけれども、告知なり広報がまだまだ不十分だと思うんですね。私も最近勉強しているんですけれども、こんなものがあったのかというような部分で、今ロックエイジの部分勉強しているんですけれども、その辺がまだまだ広報不足、告知不足だと思うんですね。あ、こんなのあったのかというような部分も、わからない方もおりますので、その辺について、今後どうされるのか、お伺いいたします。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 委員ご指摘のとおり、いろいろなところで啓蒙、周知活動のほうはこれから行っていかなければいけないことだと認識しております。
委員長(相澤 榮君) ほかに質疑ございませんか。佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 277ページ、債務負担行為がありまして、介護保険の計画をつくるための業務ということだと思いますが、介護保険がこの次のときも大きく変わるだろうと思うわけで、どういう点について、どのように計画を策定していく、そのためにどういうことをするということなのか、詳しく示してください。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 国の動向を注視しながら、28年度におきましては、ニーズ調査という形で2号被保険者の方、第1号被保険者の方、認定者、サービスを使っている方々のニーズ調査を行って、どういった現状であるか、どういったサービスとかそういったものが必要になってくるかということを把握しながら、29年度につきましては、その分析、給付実績の分析を行いながら計画策定というふうな形で行っていきたいと思います。
国からのどういった改正とかというのは、少しずつは出てきている状況ではございますが、まだはっきり出ておりませんので、そこを一緒に注視しながら行っていくというふうな形になっております。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 294ページの19節の高額介護サービス補助金というのは、前年と比べて200万ほどふえているようなんですけれども、今後、急激にふえるということなどは考えられるのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 急激にふえるというふうな形にはないかと思いますが、徐々にふえていくというふうな形にはなっていると思います。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) こちらの高額介護サービス費を受けられている方の人数というのは何人ぐらいいらっしゃるんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 詳しい人数については、ちょっと今現在持ち合わせてございませんので……。
済みません、月平均300件程度だそうです。
委員長(相澤 榮君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) ここ近年でふえているとか、そういうものはそんなにはないのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 対象者も認定者の数もふえておりますので、少しずつはふえているという傾向にはございます。
委員長(相澤 榮君) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
委員長(相澤 榮君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
議案に対する討論を省略し、採決いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
委員長(相澤 榮君) 異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。
議案第27号平成28年度富谷町介護保険特別会計予算について、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成委員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
委員長(相澤 榮君) 起立全員と認めます。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第28号 平成28年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算
委員長(相澤 榮君) 議案第28号平成28年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。
これから、担当課長へ議案の説明を求めます。長寿福祉課長。
[長寿福祉課長が予算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(相澤 榮君) 以上で説明を終わります。
これより一問一答による質疑に入ります。
質疑ございませんか。出川委員。
委員(出川博一君) 1点だけお伺いいたします。
322ページの13節委託料ですけれども、市制移行に対応する経費ということで、ほかの特別会計では100万前後なんですけれども、後期高齢だけ、どうして1,122万という多額な金額になるのか、お尋ねいたします。
委員長(相澤 榮君) 市制移行に伴います広域連合のシステム改修費として937万7,000円というふうな形の見積もりが上がってきている状況でございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 後期高齢のやつは、宮城県全体の市町村で運営しているわけですけれども、それをなぜ富谷だけが937万7,000円負担しなくてはならないのか、お尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 広域連合の負担という形ではなくて、富谷町が市制移行をするに伴ってという形になりますので、富谷町の負担というふうな形になってございます。
委員長(相澤 榮君) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
委員長(相澤 榮君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
議案に対する討論を省略し、採決いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
委員長(相澤 榮君) 異議なしと認めす。よって、これより採決いたします。
議案第28号平成28年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算について、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成委員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
委員長(相澤 榮君) 起立全員と認めます。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
この際、午後4時15分まで休憩します。
午後4時01分 休憩
午後4時15分 再開
委員長(相澤 榮君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議案第29号 平成28年度富谷町水道事業会計予算
委員長(相澤 榮君) 議案第29号平成28年度富谷町水道事業会計予算を議題といたします。
これから、担当課長へ内容の説明を求めます。上下水道課長。
[上下水道課長が予算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(相澤 榮君) 以上で説明を終わります。
これより一問一答による質疑に入ります。
それでは、質疑ございませんか。金子委員。
委員(金子 透君) 350ページをお願いいたます。
1款1項1目配水施設費、工事請負、この部分のみが耐用年数、老朽化したものの入れかえ工事と思われますが、それでよろしいですか。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) こちらにつきましては、都市整備のほう、道路、有蓋化工事等をあわせまして、改良をするにあわせて水道管の入れかえも行うということにしてございます。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) 道路改良して水道管が古いままでは本末転倒になるわけですから、共同でやるのは大変よいことだと思いますけれども、さきの震災経験した折に、ライフライン、かなり皆さんに窮屈な思いをさせたわけですから、都市整備の道路整備に乗っかった更新だけではなく、水道課独自に老朽管を更新するという考えはございませんか。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 現時点では、道路復旧に係る工事がどうしても全面というような形の道路復旧が当然求められるようになるかと思いますので、その辺を考えると、やはり道路改良と抱き合わせで実施をしてまいりたいというふうに考えてございます。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) 今現在、漏水調査等々いろいろ一生懸命やっておられるようですけれども、全て対処療法的な対応になっておるわけですよね。そこを確認します。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) こちら、現時点では、漏水が多発しているということで、富ケ丘地区について実施をしておるという状況でございます。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) 先ほど話したとおり、やはり水道、ライフラインですから、本当に大事な生命線ですから、古い老朽管の管路更新の実行はまだ難しいとしても、計画の策定等々、一応準備、必要ではないかと考えますが、いかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) こちらも現時点で長寿命化、アセットマネジメントの計画というようなことで、水道においてもこのような計画をつくって、今後は計画的に進めていくという考えを持ってございます。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) 町長おっしゃる住みたくなるまち日本一ですから、ライフライン、これも当然その必須項目の1つと考えております。やっぱり住民の皆さんに長期間にわたっての不都合というのはなかなかお許しいただけない項目だと思いますので、改めて、少し窮屈な中でも予算づけしてでも策定すべきと考えますが、町長、お考え聞かせてください。
委員長(相澤 榮君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 委員のご意見のとおりでありまして、ライフラインでありますので、なるべく早く、いざというときに対応できるように交換をしていくべきだというふうには認識しております。ただ、限られた財源の中で進めていく上では、今のところ、とりあえず漏水が多発している古い団地のところから、ある程度交換をしているというのが今の現状であります。最大限、ご意見を賜りながら、今後、努力していきたいというふうに思います。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 済みません、3点ほどお願いいたします。
345ページ、営業収益のその他営業収益、そして3節でその他営業収益689万円について、この内訳、退職時負担金と下水道負担金とあるんでけれども、その内訳をお願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 退職時特別負担金につきましては104万円、地図情報システムに対する下水道の負担金につきましては585万円となってございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) そして、346ページにも下のほうに、賃借料373万、地図情報システム賃借料とあるんですけれども、これはこちらのその他営業収益の585万の下水道負担分はどこで支出しているのか、お尋ねします。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) こちらの営業収益と並びまして、先ほどの説明の585万円につきしても、こちらの585万の内訳につきましては、データの修正業務とか、保守費、5年間分の賃借料に係る下水の案分ということで、経費が形成されまして585万円となっておりまして、下水の346ページの委託料についての調整分は、下水道分は163万8,000円というふうに考えてございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) そうすると、いわゆる下水道のその他営業収益の585万円というのは、一回、委託料で支払っているということでしょうか。もう一度確認いたします。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 委託料で支払っているものでございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) これは企業会計の原則からすると、一旦委託料で払った後に、585万は営業外収益で計上すべきじゃないでしょうか。いかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 営業外収益、営業収益、そちらにつきまして、今後ちょっと検討をさせていただきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、続きまして348ページ。ここの減価償却費の中で、量水器1,153万とあるんですけれども、これは間違いないでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 資産残高が1億7,200万ということで、減価償却1,100……、この数字でございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 27年度の量水器の減価償却費197万8,000円なんですけれども、減価償却費の考え方からすると、経年によって減価償却費は減っていくというふうに思うんですけれども、それが1,000万にふえているというのは、どのような理由なんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) メーターそのものは7年で更新でございますけれども、その年度によっての出庫の個数によって変わってくるというふうに理解してございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 今の説明だと、7年償却だということは、徐々に、追加もあるので、それはあれなんですけれども、ただ、去年が197万8,000円で、28年が1,100万になるという償却の考え方はおかしいと私は思うんですけれども、何かの間違いだと思うんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) こちらにつきましては、もう一度、精査させていただくように、ちょっとお時間をいただきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 最後になります。
349ページ、2項の営業外費用のところで、消費税及び地方消費税で、1,642万6,000円計上しておられるんですけれども、これは何について賦課される税なのか、お尋ねいたします。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) こちらにつきましては、例年、昨年度よりも500万ほど多くなっているというようなことではございますけれども、28年度予算につきましては、配水及び給水費において、委託料、県の受託案件2件と、資本的収支の工事請負費において費用がかなり増加しているということで、仮払い消費税の増額、増加によって未払い消費税が前年より減少したということでございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、収入はほぼ横ばいで、それに消費税、つまり水道料で消費税が賦課されると思うんですけれども、それで500万、27年と比較すると減っているんです。ただ、それは今の説明だと、27年度が多く計上されていたという理解でよろしいんでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 27年度が多い……、コンピュータで出しておるわけですけれども、今回もそのような形でシミュレーションをして出しているわけでございますけれども、500万の増額ということになりますと、経費が、6,000万ほど費用が多くないと、8%ですから、賄えないということでございますけれども、現実に、今回の予算では約5,000万ほど費用は増額になっておるということで、それから、緊急対応分として消費税を若干上乗せさせていただいているということでございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) いやいや、27年が2,114万6,000円の消費税で、28年、来年度が1,642万6,000円ということで、500万減っているんですよ、消費税が。ところが、売り上げの面でいけば大体横ばいだということからすれば、この数字の乖離がちょっと納得できないんですけれども、その辺、もう一度お願いいたします。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 今回の費用増によって、仮払い消費税がふえているということでご理解をいただきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 消費税がふえたというのは27年度がふえたということですか。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) こちら、28年度予算でシミュレーションした段階で経費がふえるというふうなことでございます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) 今の説明、逆だと思うんですよ。8%かかるわけでしょう。ですから、それは、例えば売り上げががつんと減ったと。今の説明のように、6,000万とか7,000万減ったのであれば、これは消費税が減るのはわかります。そうじゃなくて、売り上げは横ばいなのにどうして税だけ減るんですかということなんです。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) こちら、費用に消費税が含まれているということで、その中に仮払い消費税、今考えるわけですけれども、それによって、税金は事前に納められたということで、減ったというふうに考えます。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) ちょっと納得できないというか、あれなんですけれども。つまり、ということは、27年度の中でこの2,100万ほどの消費税の中で、28年度分も払ってしまいましたよという理解の仕方でいいんですか。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 要するに、27年度の消費税の額の差ということになろうかと思いますけれども。27年度における消費税の額についても、当初、このような額で積算をされたということで、ちょっと、そちらも検討を、精査させていただきたいと思います。
委員長(相澤 榮君) 出川委員。
委員(出川博一君) ぜひ27年度分と28年度分、再度、精査をお願いして、もし違っているのであれば、補正なりなんなりで対応いただきたいというふうに思います。以上です。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) そのようにさせていただきます。
委員長(相澤 榮君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) ただいま、出川委員からありました減価償却費の量水器、それから消費税に係るものについて、何とも数字がはっきりしないということで、非常に当委員会としては困ります。これを補正でその対応をするからといって、いいのでしょうか。というのも変ですが、これは早急に説明するというような、例えば休憩して説明するというふうにはならないのでしょうか。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) まず、量水器につきましては、先ほど申し上げましたとおり、資産に対しての量水器の減価償却費ということで計算上出てきているものということで、再度、調査はさせていただきます。
消費税につきましては、今回の営業を全て予算どおりに対応して、期中の処理を計算いたしまして、現実にはシミュレーションでございますけれども、1,142万5,900円の仮払消費税が出るということで、それに先ほど申しましたように、緊急時対応分といたしまして500万円を上乗せ計上させていただいて、1,642万6,000円の消費税というふうに予算どりをさせていただいたものでございます。
委員長(相澤 榮君) 金子委員。
委員(金子 透君) 先ほどの量水器の減価償却の件なんですけれども、メーターは有効期限7年でありますから、メーター交換を年々していったときに、たまたま大口径のメーターがどっと交換されて新しい大口径のメーターがいっぱい手元にあれば、資産はいっぱいなはずですよね。そういう理解にはなりませんか。
委員長(相澤 榮君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) そのようなケースも考えられるというふうに考えております。
委員長(相澤 榮君) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
委員長(相澤 榮君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
議案に対する討論を省略し、採決いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
委員長(相澤 榮君) 異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。
議案第29号平成28年度富谷町水道事業会計予算について、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成委員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
委員長(相澤 榮君) 起立多数と認めます。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上をもちまして、本委員会に付託されました全ての審議が終了いたしました。
暫時休憩をいたします。
午後4時45分 休憩
午後4時47分 再開
委員長(相澤 榮君) 休憩前に引き続き委員会を開きます。
予算審査特別委員会における審査結果を議長に報告することになりますが、その報告書はお手元に配付のとおり報告したいので、内容を朗読いたします。
[委員長が予算報告書のとおり朗読した]
委員長(相澤 榮君) ここでお諮りいたします。
予算審査結果につきましては、各種会計予算とも討論を省略し、採決の結果、各事件とも多数の賛成によって原案のとおり可決すべきものと決定されました。よって、お手元に配付の報告書を本定例会最終日に議長宛て報告したいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
委員長(相澤 榮君) 異議なしと認めます。よって、予算審査結果につきましてはお手元に配付のとおり議長宛て報告することといたします。
委員各位のご協力によりまして予定どおり審議が行われたことに対し、敬意を表するものでございます。
以上をもちまして、4日間にわたる予算審査特別委員会を閉会いたします。
大変ご苦労さまでした。
午後4時50分 閉会
平成28年3月16日(水曜日) 午前10時00分 開議
第 1 | 会議録署名議員の指名 | |||||||||||
第 2 | 議案第 1号 | 富谷町高齢者・障がい者外出支援乗車証条例の制定について | ||||||||||
第 3 | 議案第 2号 | 富谷町健康づくり推進協議会条例の制定について | ||||||||||
第 4 | 議案第 4号 | 証人等の実費弁償に関する条例の一部改正について | ||||||||||
第 5 | 議案第 8号 | 富谷町手数料条例の一部改正について | ||||||||||
第 6 | 議案第 9号 | 富谷町情報公開条例の一部改正について | ||||||||||
第 7 | 議案第10号 | 富谷町個人情報の保護に関する条例の一部改正について | ||||||||||
第 8 | 議案第11号 | 富谷町固定資産評価審査委員会条例の一部改正について | ||||||||||
第 9 | 議案第12号 | 富谷町税条例の一部改正について | ||||||||||
第10 | 議案第13号 | 富谷町国民健康保険税条例の一部改正について | ||||||||||
第11 | 議案第14号 | 富谷町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について | ||||||||||
第12 | 議案第15号 | 指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について | ||||||||||
第13 | 議案第17号 | 富谷町心身障害児就学指導審議会条例の一部改正について | ||||||||||
第14 | 議案第30号 | 富谷町道路線の廃止について | ||||||||||
第15 | 議案第31号 | 富谷町道路線の認定について |
議事日程のとおり 午前10時00分 開議
議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。
日程第1 会議録署名議員の指名
議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、17番相澤 榮君、18番渡邊俊一君、19番安住稔幸君の3名を指名いたします。
日程第2 議案第1号 富谷町高齢者・障がい者外出支援乗車証条例の制定について
議長(浅野幹雄君) 日程第2、議案第1号富谷町高齢者・障がい者外出支援乗車証条例の制定についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) おはようございます。
議案書1ページをお願いいたします。
議案第1号富谷町高齢者・障がい者外出支援乗車証条例の制定についてご説明いたします。
提案理由は、高齢者及び障がい者の福祉の増進を目的として、新たな高齢者・障がい者の交通対策事業を開始するため、本条例を制定するものでございます。
次のページをお願いいたします。
第1条は、目的でございます。高齢者及び障がい者の社会参加、安心安全な移動を支援し、もって高齢者及び障がい者の福祉の増進を図ることを目的としたものでございます。
第2条は、この条例における定義で、仙台市ICカード乗車券やイクスカ等についての規定でございます。
第3条は、乗車証についての規定で、第1項は乗車証の概要でございまして、第7項に定める有効期間10月1日から翌年9月30日までの1年間に、運賃に換算して2万円まで規則で定める交通事業者で利用できる旨を規定したものでございます。第2項は、初回の1万円の乗車証交付についてうたったものでございます。第3項は、乗車証交付初年度に1回1万円を入金できる旨の規定でございます。ただし書き以降は、更新後の2回、2万円までの入金についてでございます。第4項は、利用者自身で入金が可能な乗車証である旨を規定したものでございます。第5項は、再交付規定でございます。第6項は、乗車証の適用区間でございます。次のページ、3ページをお願いいたします。第7項は、有効期間と、対象要件に該当する場合更新される旨の規定でございます。
第4条は、交付対象者の要件についての規定で、第1号から第3号までいずれにも該当する者としたものでございます。第1号、住民基本台帳に記録されていること。第2号、70歳以上の者または身体障害者手帳、知的障害者手帳もしくは精神保健福祉手帳のいずれかを所持している18歳以上の者であること。第3号、寝たきりの状態であることなどにより交通機関の利用が困難な者でないこととしたものでございます。
第5条は、乗車証の交付等の申請等についての規定でございます。第2項、申請は乗車証の交付等を受けようとする方自身の申請を規定したものでございます。第3項は、申請額の1割負担と手数料負担の規定でございます。第4項は、要件該当後に乗車証を交付する旨の規定でございます。第5項は、対象者1人について1枚の規定、第6項は、第3項の費用の返還を受けることができない旨の規定でございます。
第6条は、譲渡、不正使用等の禁止条項でございます。
第7条は、乗車証の返還等の規定でございます。第2項は、不正交付や使用の場合は使用停止及び返還の規定でございます。
次のページ、4ページをお願いいたします。
第8条は、委任条項でございます。
附則でございます。施行期日は10月10日でございます。
準備行為として、申請などの準備は施行前においても可能とするものでございます。
検討規定は、富谷町地方創生戦略の見直しにあわせ検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとするとしたものでございます。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質問は、簡明にわかりやすく、要望などは控えてください。質疑ございませんか。15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) それでは、よろしくお願いします。
まず、今現在の制度の対象者は約7,000人おりますが、予算として今回4,000万円ほど、半年分計上しておりますが、これはどのような試算のもとに行われたのかお聞きします。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
15番(菅原福治君) ちょっと済みません。一問一答じゃない、ごめんなさい、続けます。
議長(浅野幹雄君) もとい、どうぞ続けてください。
15番(菅原福治君) 次に、今後についてですが、当然拡大を考えて水準アップを考えているとは思うんですが、今回の限度額2万円のこの施行の中で、今後この制度でやっていきますが、何をどのように見きわめていくのか。それがどのように改善されて、どの辺が見きわめられれば拡大につながっていくのか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。
次に、申請についてですが、使い勝手も含めてですが、最初の手続は役場窓口でということになっています。当然出張所はできないと思いますが、役場で申請する場合、問題になるのが写真撮影だと思うんですが、その写真撮影は役場でするのか、その辺もお聞きします。
それから、次に、最初に1万円の乗車証をいただく場合に、役場で申請するわけですが、1,400円と1割の1,000円と、2,400円の負担がありますが、これは恐らく1,400円というのは写真代だと思うんですが、写真持ち込みにした場合はどうなるのかお伺いいたします。
そして、手続が終了して、この乗車証がその場で持ち帰られないのか。書留郵便ということになっていますけれども、その辺をお聞かせいただきたいと思います。
次に、チャージなんですけれども、チャージする場合に、窓口は、役場は当然できるでしょうが、泉中央の地下鉄駅でもできるのかお伺いします。
そして、チャージの金額ですが、イクスカカードは5つのランクから選べるんですけれども、今回見ると1万円1回きりというような感じに受け取るんですが、なぜ選べないのか。恐らく手数料がかかるからだと思うんですけれども、その辺をお聞かせいただきたいと。
そして、チャージ料がかかります。仙台市の場合は全くかからないんですね。まあ仙台市ですからかからないんでしょうけれども、逆に仙台市の場合はチャージ料じゃなくて、戻ってくる、何ていうんですか、これ、戻ってくるんですよね。500円の預け金を入れるんですけれども、仙台市の場合はね。うちの場合は逆に1万円1回で手数料がかかるということで、その辺、選べないのか。手数料がかからないようにできないのかということでございます。
そして、仙台市との交渉で、恐らく受け入れに、これだけですから大変だったと思うんですよ。大変だったと思うんですけれども、仙台市もそうそう富谷の面倒は見れないと思うので、これだけ手数料ががっちりかかるわけですね。だから、そういった中で、これから、やっぱり町長ね、仙台市との関係をもっとしっかりと……
議長(浅野幹雄君) 簡明にお願いします。
15番(菅原福治君) することによって、この辺の手数料なんかも多少削減できるんじゃないかなと思います。その辺をお聞きします。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) まず、試算でございます。高齢者の利用率のところを、仙台市の利用状況を見まして70歳以上の60%の方、障がい者の29.5%というふうなところで人数をはじき出しまして、それに上限額を掛け、28年度に関しましては扶助額のところを半年分を見込んで半分というふうなところで試算したところでございます。
制度のところの今後というふうなところで、何をもってこれからの見通しを持っていくかというところでございますけれども、この事業は総合戦略のほうにも載ってございます。その基本目標のところでは、生活圏域を踏まえた暮らしやすさの一層の向上というふうなところで、公共交通グランドデザインの策定、その中には町民バスの運行も含めてですけれども、そういった交通グランドデザインというふうな見方というところもありますので、そういった交通の利便性をどういう手段で講じていけるのかというふうなところを総合的に勘案して考えていかねばならないものだと考えてございます。
あとは、申請のところの1割負担と1,400円の関係なんですけれども、この1,400円は仙台市交通局のほうで身分証イクスカで規定しているそのままの金額でございます。250円に対しては、こちらの手数料と、またこちらから仙台市交通局のほうに出して乗車証を発行してもらうというふうなところでのものですので、その1割のところと、2,400円のところは当然かかる経費になってございまして、写真代はこの中には入ってございません。これは町のほうでデジカメを用意して写真を撮影してお出しするというふうなところの規定でございます。ですので、今の状況で、決まったサイズでお撮りして、それを交通局のほうにデータとして送って、それを乗車証につくってもらうというふうな流れですので、この辺のところは変えられないところでございます。
あと、チャージのところなんですけれども、基本的にこのイクスカカードは上限2万円までのカードで、町からの入金以外にご自身でもチャージできます。そのチャージする場合はどこでもよろしいんですけれども、こちらの場合の富谷町の乗車証に関しましては、一旦こちらで交付更新の申請を受け付けをいたしまして、その公文書を持って仙台市交通局、宮交交通局、今3カ所予定してございますけれども、そこの窓口で入金していただくというふうな流れをとってございます。なぜ1万円なのかというようなところなんでございますけれども、確かにご自身でするときには1,000円、3,000円、5,000円というふうに分けられますけれども、そうすることによって何度も足をお運びいただくというところも勘案しまして、1万円1回というふうなところで考えていたところでございます。これのカードに対してのデポジット、預り金のところはございません。
仙台市の敬老乗車証、このところも仙台市のほうでも今現在見直しをかけている最中というふうに伺ってございます。内容は、仙台市以外のところへの移動ができなくなるというふうなところで、仙台市内に限定してということで、独自のシステムで今構築されているというふうに伺ってございます。ですので、我が町の町民バス、町内移動の町民バスの役割もその敬老乗車証の中には入っているのかなというところでございますので、そこへの組み入れというところは難しいというふうなところで、できない状況でございます。
出張所での受け付けというふうなところでのご質問ですけれども、この乗車証は、少しでも外出をしていただきたいというふうな思いもございます。ですので、利便性というよりは、町まで町民バスに乗ってきてお顔を見せていただいて、町との触れ合いといいますか、70歳以上の方々と、結局生活状況も確認したいというふうに思ってございます。ですので、そういった面も踏まえて、役場にどうぞ来ていただきましてそこでの申請という形で促してまいりたいと思います。
抜けていましたでしょうか。以上です。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 漏れていましたか、今。(「泉中央でチャージ」の声あり)
高齢者施策専門監(安積春美君) 泉中央駅に窓口2カ所ございますので、できます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 最後の仙台市との関係性につきましては、極めて良好でありまして、市長との関係も、幹部職員含めて、日常のコミュニケーションも含めて、大変良好におつき合いをさせていただいていることが、実は逆にいえば今回この「とみぱす」が実現できたことにつながっているかというふうに思います。極めて協力的で、お互い信頼関係を持っておつき合いをさせていただいています。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) そういうことですね、わかりました。
それで、再質問ですが、カード再発行の場合、なくすわけですね、なくしたわけですね。なくしたら当然残額がありますよね。その残額はどのように計算されるのか。それで、再発行ということは、1枚目の再発行なのか、また2枚目につながるのかわかりませんけれども、その辺、2枚目の申請もできるのか。なくすわけですから、その残額と、再発行した場合1枚目、その次また2枚目できるのか、それをお伺いします。
それと、水準なんですけれども、拡大、いろいろ見きわめしているんだということなんですけれども、もしもいい見きわめができた場合には早い段階での拡大も考えられているのかどうか、それもお伺いいたします。
それと、チャージですが、仙台市の場合はイクスカの場合は5種類から選べるんですけれども、1万円というのはお年寄りとか障がい者にとってどうなんですかね。お顔を見せてほしいとかというのはわかるんですけれども、選べるようにしてはいただけないのかでございます。そういうところでございます。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) まず、再発行でございますけれども、再発行、紛失届等を受理いたしまして、その時点で前の乗車証の利用をストップさせるというふうな手続をとります。それで再発行手続をしていただきます。新しいカードには、もとの残高のところを移行するようなところになってございますので、そのまま継続して使えるというふうなことでございます。このカードは、28年に発行して、毎年発行するものではございませんで、1枚がそのまま生きていくというふうなカードになってございます。
見きわめの件でございますけれども、この創生事業のところの期間が31年度というふうになっておりますので、中間、中間で見きわめをしてまいることとなると思います。それに合わせてしていくというふうなところの考えでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 最後ですが、残額というのはどうしてわかるのかちょっとお伺いします。再発行の場合ね。
それと、泉中央でも1万円のチャージができるということですけれども、チャージする場合に、1万ですから1,000円ですね。そうすると1,250円入れなさいと出てくるんですか。その辺お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) これは仙台市のICカードのところで残高のところがわかるような仕組みになってございますので、その辺のところは管理できると思います。
あと、チャージなんですけれども、町にチャージの申請をいただいて、その公文書を持っていって泉中央の窓口でチャージをするというふうなところです。もう1カ所は宮城交通の富谷営業所というふうなところで考えておりますので、チャージ機でそれをチャージするものではございませんで、窓口で町の公文書を持っていってチャージをしていただくというふうな流れになってございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 障がい者の方が含まれているということは大変すばらしいことだとは思うんですけれども、こちら18歳以上という状況です。これ、現在の想定人数が何人になるのか、そして年齢規定を15歳、さらには12歳まで引き下げた場合、これらの負担は幾らになるのか。これは障がいというのは年齢は関係ないものなので、ぜひ検討していただきたいと思います。
そして、2つ目の質問ですが、この使えなかった分というのが一体どうなるのかなと。仙台市に入ってしまうのか、富谷町に返ってくるのかというところ。
そして、3点目としまして、国の総合戦略との関係性で、もしこちらの附則の3に書いてあるんですけれども、総合戦略の見直しにあわせてというところで、国の総合戦略がもしストップしてしまったときにはこの事業もストップするのかなど、お願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) まず、人数のところでございますけれども、全数で見た場合、同じ利用率を掛けると440人と。それを18歳以上としたときに400人ぐらいのところになりますので、その差40人ぐらいのところが以下の利用になるのかなというふうなところでございます。
なぜゆえに18歳以上というふうにしたかというところなんですけれども、まず、障がい者の方々は交通割引のところがお子さんもあるというところが1点と、この目的そのものが外出を支援するというふうな、みずからがというふうなところに主眼を置きましたので、18歳以上というところにさせていただいたところです。
使われなかった分というところなんですけれども、イクスカカードそのもののカード上限が2万円となっておりますので、それ以下であればずっと繰り越しというか、そのカードはずっと生きていくといいますか、使えるような状況になります。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 障がいがある方の交通割引があるということなんですけれども、それとあわせて今回の敬老パスを使うということは難しいのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) 障がい者割引の後の割引になりますので、実質、倍の利用が可能というふうなことでなります。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 今回の利用者、70歳以上で60%……
議長(浅野幹雄君) マイクを前にして。
19番(安住稔幸君) 済みません。70歳で60%、障がい者の方ですと29.5%とあります。そうしますと、ざっと計算して、やはり4,000人くらいにはなるのかなという感じがいたします。そうしますと、町のほうに来ていただくというようなお話でございますけれども、役場のほうにですね。いっときに来られる可能性もあるのかなということも思いまして、実際に対応のほうがしっかりできるのかなと思いまして、その辺についてお聞きします。
また、第5条第2項に、交付等を受ける場合はみずから行わなければならないとありますが、これについて、やはりご本人以外に委任状を持ってとか、そういったものでのことについてはどのようにお考えなのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) 制度開始最初のカードの発行のときには、やはり混乱を皆様に招いてはいけないというふうに考えてございます。ですので、出張受け付けというふうなところで時期を決めまして、公民館、あと本庁でというふうなところで今検討をしているところでございます。チャージにつきましては、それぞれの使った人たちの頻度によって変わってきますので、窓口、本庁一本というふうなことで考えてございます。
あと、障がい者の方も含めてみずからというふうなところをあえて入れさせていただきました。公共交通機関ができるというところが一つポイントになりますので、ぜひご来庁いただいてというふうなところでございます。ですが、実際申請するときに書けない、代筆というふうなところは想定してございますので、そういった場合には保護者の方と一緒に来ていただくということも考えてございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) それでは、幾つか質問いたしますけれども、条例の3条6項にありますように、乗車証の適用区間は仙台市ICカード乗車券の適用区間とするということでありますので、結果として富谷町から泉中央までとか、あるいはこの富谷かいわいから泉中央までの宮城バスを利用しての区間は、この対象外だとは思うんですけれども、そういうふうなことで、趣旨、狙いが安全安心な移動支援というふうなことでこの制度がスタートするわけでありますので、そういう意味で、出だし、町内の移動の支援がどのように検討されたかというあたりを質問いたします。仙台市内の移動支援の制度のように見えますし、富谷町から仙台市内への、とりわけ泉中央までの移動支援についての具体的な方向性についてお伺い申し上げます。
2つ目は、6条でありますけれども、貸与の防止といいますか、してはならないという規定でありますけれども、仙台市の長らくの運用の中で、この貸与というあたりの課題、問題等、やりとりの中で出た部分があろうかと思いますけれども、その2点についてお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) まず、仙台市ICカード乗車券の適用区間でございますけれども、宮城交通、仙台市交通、当然地下鉄も含め、あと3月からはJR、仙台のスイカエリアというところまで使うことができますので、町内ということではなくて、町内外へ使えるというふうなところでございます。
あと、6条関係でございますけれども、カードはオリジナルデザインでできますので、男女別、あと高齢者・障がい者別というふうなところで、別のデザインでというか、色違いとか、今から詰めていきますけれども、そういった形で考えてございますし、あとはご利用者さんが外出支援のためにということで来られるので、そういうところでお使いくださいというふうなところで、町民の方々と、お写真も入れるというふうなことで顔写真つきになりますので、身分証がわりに使えるというふうなことで考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 前段の第1問のほうでありますけれども、要するに富谷町から、この富谷の学校前から通して1万円、2万円の範囲で使えるということですね。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) はい、そうです。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第1号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第3 議案第2号 富谷町健康づくり推進協議会条例の制定について
議長(浅野幹雄君) 日程第3、議案第2号富谷町健康づくり推進協議会条例の制定についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) それでは、議案書5ページをお願いいたします。
議案第2号富谷町健康づくり推進協議会条例を別紙のとおり制定するものでございます。
提案理由といたしまして、町民の健康づくりに関する事項を調査審議する機関を設置するため、本条例を制定するものでございます。
次のページをお願いいたします。
まず、内容でございますが、第1条、町長の諮問に応じ、健康増進法の規定に基づく富谷町健康推進計画の策定及び計画の見直しその他の町民の健康づくりに関する事項を調査審議するため、健康づくり推進協議会を置くというものでございます。
第2条につきましては、委員15人以内、第2項におきましては、構成委員でございまして、1号から3号までは関係機関の代表者、4号は学識経験者、第5号は町長が必要と認める者ということで一般公募も視野に入れているところでございます。
第3条、任期でございますけれども、2年とするものでございます。
第4条、会長及び副会長を置くもので、委員の互選により定めるものでございます。
第5条、会議でございますけれども、会議は会長が招集、その議長となると。第2項では、開催は半数以上の出席、第3項では、議事は出席委員の過半数で決する。第4項につきましては、会議に関係者の出席を求めることができる。
第6条といたしまして、会の運営に関し必要な事項は、協議会に諮って定めるというものでございます。
附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するものでございます。
なお、この健康づくり推進協議会につきましては、昭和53年7月に施行されております同協議会の要綱がございます。この要綱がございますけれども、今後、健康推進計画策定のみにとどまらず、町全体の計画に関する調査・審議をするため、そして諮問機関としての位置づけを明確にするため、条例化とするものでございます。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。16番出川博一君。
16番(出川博一君) この条例については、前これをおつくりになったときに、多分健康推進員が中心になっておつくりになったのかなと思うんですけれども、1つ目は、健康推進員の位置づけは今後どうなるのか。それから、2つ目として、人選ということで公募もあるということなんですけれども、その辺の考え方についてお尋ねいたします。また、3つ目として、前につくった健康増進の計画があるわけですけれども、24年から28年度まで、今年度までですけれども、これについては見直しがあったのかどうか。3点についてお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 健康推進員との関係につきまして、健康推進員につきましては、定例会など各地区での活動ということではそのまま存続ということで、別な組織として運営していくということでございます。
人選ということでございますけれども、それでは、第2条のほうで若干ご説明いたしますけれども、第1号では、例えばですが国民健康保険の運営協議会、保健所等の代表者、第2号では、関係の医師会の代表者、それから3号では、小中学校の代表校長、4号では、今年度実施いたしましたアンケート調査におきまして助言とかいただいております学識経験のある方、それから一般公募も想定ということでございます。
見直しということでございますけれども、今までのプランは、概要的に説明いたしますと、保健の部門と福祉の部門がかみ合ったようなスタイルのプランでございました。それを健康づくりということで保健関係を重視したプランということで、来年度策定するプランについてはそのようなちょっと重点を置いたようなプランで仕上げていこうというふうに考えているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 2点目の公募に対する考え方なんですけれども、もちろん各委員会、審議会等それぞれの、先ほどご説明した形で委員等を委嘱していくんですけれども、やはり今後、いろいろなこういった会には公募枠を設けて、なるべく町民誰もがこういったことに参加できるような枠を設けていくべきというふうに考えておりますので、極力公募枠も設定していきたいと考えているところであります。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 今のお話を総合すると、結局、国民健康保険運営協議会、これがベースになるような気がして、人選的には非常にダブってしまうんじゃないかという危惧の念がございますし、これまで町の各種審議会とかそういう組織を見てみますと、かなり錯綜しているというか、1人の方が3つ4つかけ持ったり、そういうような状況が見られるので、その辺についての考え方といいますか、今後の委員の人選についての考え方についてお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) そういった、ただいまの議員のご指摘の傾向があるのも事実だと思います。そういったところを配慮しながら、なるべく多くの方々に、そういう重ならないような形で極力多くの方々のご意見をいただけるような形で設定していきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それで、実務的には公募枠は何人ぐらいでお考えになっているのかお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 若干名という規模でございますけれども、一、二名という感じでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 第2条の3項に事業所等を代表する者とあります。そして、町の関係する所管にいろんなこういう問題が出てくるわけですけれども、町との入札関係の問題で、代表者がここに入って問題がないかどうかということをお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 事業所といいますと契約相手方というふうな感じにとられてしまいがちでございますけれども、そういう営業もしている関係もあるとは思いますが、主には健康づくりに対してどのようなノウハウを持っているか、状況を提供してもらえるかというようなイメージの方の、ソフトの提供をお願いしたいと思っている事業所を想定しているところでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は、討論を省略し採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第2号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第4 議案第4号 証人等の実費弁償に関する条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第4、議案第4号証人等の実費弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。
総務課長(神田能成君) それでは、よろしくお願いいたします。
議案書19ページをお願いいたします。
議案第4号証人等の実費弁償に関する条例の一部改正につきましてご説明申し上げます。
提案理由としましては、農業委員会等に関する法律の一部改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。
本条例につきましては、地方自治法等の規定に基づき、求めに応じた出頭または参加した場合に実費弁償することを定めた条例となりますが、農業委員会法の一部改正に伴う引用条項ずれが生じますことから改正を行うものでございます。
それでは、新旧対照表にて説明いたします。
次のページをお願いいたします。
第1条、現行、農業委員会等に関する法律「第29条第4項」とあるものを、「第35条第4項」に改めるものでございます。
附則といたしまして、この条例は、平成28年4月1日から施行するものでございます。
以上、よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は、討論を省略し採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第4号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第5 議案第8号 富谷町手数料条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第5、議案第8号富谷町手数料条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。
総務課長(神田能成君) それでは、議案書29ページをお願いいたします。
議案第8号富谷町手数料条例の一部改正につきましてご説明申し上げます。
提案理由といたしましては、行政不服審査法の改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。
改正後の行政不服審査法第38条第1項におきまして、審査請求人または審査請求人以外の利害関係人などの参加人につきましては、審理手続が終結するまでの間、審理員に対し提出書類等の閲覧、または当該書類もしくは当該書類の写しなどの書面の交付を求めることができることと規定をされ、第4項において、これらの書面等の交付を受ける審査請求人または参加人は条例で定めるところにより実費の範囲内において条例で定める額の手数料を納めなければならないことに義務化されたことから、今般、富谷町手数料条例に本項目を追加するものでございます。
それでは、新旧対照表にて説明をいたします。
30ページをお願いいたします。
第2条別表で規定しております徴収する事務及び金額中、現行「32 その他の証明」を「33 その他の証明」に改め、その他の証明の前に、新たに手数料を徴収する事務として「32 行政不服審査法の規定に基づく書面若しくは審査の写し又は電磁的記録に記録された事項を記載した書面の交付」を追加し、金額を「用紙1枚につき10円(カラーで複写され、又は出力された用紙にあっては、20円)。」とし、いわゆる両面コピーの場合については、片面を1枚として算定することを定めるものでございます。
金額の策定に当たりましては、1枚当たりの用紙代、複写代、用紙1枚の複写に要する人件費などをもとに算出をした金額でございます。国の行政不服審査法施行令における手数料額とも同額となってございます。
附則といたしまして、この条例は、平成28年4月1日から施行するものでございます。
以上、よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第8号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第6 議案第9号 富谷町情報公開条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第6、議案第9号富谷町情報公開条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。
総務課長(神田能成君) それでは、議案書31ページをお願いいたします。
議案第9号富谷町情報公開条例の一部改正につきましてご説明申し上げます。
提案理由といたしましては、行政不服審査法の改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。
改正の主な内容といたしましては、制度改正に伴います用語の改正のほか、審理員制度の適用除外、意見書または資料の写しの審査請求等への送付についてなどを規定するものでございます。
それでは、改正内容につきまして新旧対照表でご説明をいたします。
次のページをお願いいたします。
第19条の2、審理員に関する規定の適用除外につきましては、行政不服審査法第9条第1項では、審査請求がされた行政庁は審査庁に所属する職員のうちから審理手続を行う者を指名するとともに、その旨を審査請求人及び処分庁等に通知をすることとされておりますが、現在、開示請求等に対します不服申し立てにつきましては、情報公開審査会に諮問した上で決定をされております。審査会につきましては、すぐれた識見を有する委員で構成される合議制の機関であり、公正かつ慎重な判断がなされていることから、審理員に関する規定の適用除外と規定をするものでございます。
第20条、審査会への諮問につきましては、法改正に合わせ、「開示請求に係る不作為」を加えるもので、これは開示請求から相当の期間が経過したにもかかわらず当該請求に対して何ら処分がされない場合について規定をするものでございます。また、行政不服審査法改正に伴い、「不服申立て」が「審査請求」に一本化され、「決定」が「裁決」にそれぞれ統一されたことから、文言整理をするものでございます。
第21条、諮問をした旨の通知、第1号は、参加人の後に「(行政不服審査法第13条第4項に規定する参加人をいう。以下同じ。)」を加えるもので、参加人、いわゆる利害関係人につきましてはこれまでも規定されてございましたが、国の行政機関の保有する情報の公開に関する法律、情報公開・個人情報保護審査会設置法の改正に合わせ、改めて参加人の定義について明確化をするものでございます。
第22条から第27条及び第30条につきましては、行政不服審査法改正に伴います文言整理でございます。
34、35ページ、第28条は、上位法であります情報公開・個人情報保護審査会設置法が改正され、審査会は、意見書または資料の提出があったときは、審査請求人等以外の審査請求人等に送付するものとされたことに伴いまして、「提出書類の閲覧」とあるのを「提出資料の写しの送付等」に改め、第1項として規定をし、改正法において提出をされた資料が電磁的記録であった場合の閲覧方法が明確化されたことから、第2項として加え、当該送付または閲覧等に係る意見書または資料を提出した審査請求人等の意見を聞かなければならないこととされたことに伴い、第3項として規定を加えるものでございます。
附則としまして、改正後の本条例は、平成28年4月1日から施行するものでございます。
以上、よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第9号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第7 議案第10号 富谷町個人情報の保護に関する条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第7、議案第10号富谷町個人情報の保護に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。
総務課長(神田能成君) それでは、議案書37ページをお願いいたします。
議案第10号富谷町個人情報の保護に関する条例の一部改正につきましてご説明申し上げます。
提案理由といたしましては、行政不服審査法の改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。
改正の主な内容といたしましては、富谷町情報公開条例の一部改正と同様でございます。
それでは、改正内容につきまして新旧対照表でご説明をいたします。
次のページ、38ページをお願いいたします。
第5条は、利用目的の明示を規定しておりますが、文中、電磁的記録を規定しております第23条及び第64条に加え、第51条での電磁的記録の規定追加に合わせ、「第51条」を加えるものでございます。
第39条の2、審理員に関する規定の適用除外につきましては、先ほどの情報公開条例同様、行政不服審査法第9条第1項ただし書きの規定を適用し、富谷町個人情報の保護に関する条例に基づく開示決定、訂正決定、利用停止決定等または開示請求、訂正請求、利用停止請求に係る不作為に係る審査請求につきましては、審理員の指名を不要とするため、本条を追加し、規定をするものでございます。
第40条、審査会への諮問につきましては、開示請求等に係る不作為につきまして、情報公開審査会への諮問の対象外とされていたものを、法改正に合わせて対象とすることを規定するものでございます。また、行政不服審査法改正に伴いまして、「不服申立て」を「審査請求」に一本化され、「決定」が「裁決」にそれぞれ統一されたことから、文言整理をするものでございます。
第40条第1項から第50条及び第53条につきましても、同様の文言整理でございます。
第51条、提出資料の写しの送付等は、富谷町情報公開条例改正同様、審査会は、意見書または資料の提出があったときは、審査請求人等以外の審査請求人等に送付するものとされたことに伴いまして、「提出資料の閲覧等」とあるのを「提出資料の写しの送付等」に改め、第1項として規定をし、改正法において提出をされた資料が電磁的記録であった場合の閲覧方法が明確化されたことから、第2項として加え、当該送付または閲覧等に係る意見書または資料提出をした審査請求人等の意見を聞かなければならないとされたことに伴いまして、第3項として規定を加えるものでございます。
附則といたしまして、改正後の本条例は、平成28年4月1日から施行するものでございます。
以上、よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第10号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第8 議案第11号 富谷町固定資産評価審査委員会条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第8、議案第11号富谷町固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) よろしくお願いいたします。
それでは、議案第11号についてご説明申し上げます。
議案書44ページをお開き願います。
富谷町固定資産評価審査委員会条例の一部を別紙のとおり改正するものでございまして、提案理由は、行政不服審査法の改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。
新旧対照表により説明させていただきます。
45ページをごらん願います。
第4条関係でございますが、審査の申し出の規定でございまして、記載事項等について、行政不服審査法に倣い、所要の改正を行ったものでございます。
次に、第6条関係ですが、書面審理の規定でございまして、第2項で、次のページをお開き願います、町が委員会に対し提出する弁明書について電子情報処理組織を使用しての提出を規定するものでございます。次に、3項でございますけれども、ただし書きが削除されまして、弁明書の提出があった場合、全ての申立人に文書を送付することを規定するものでございます。次に、第5項につきましては、追加でございまして、反論書が申立人から提出された場合、委員会は町長に対し送付することを規定しているものでございます。
次に、第11条関係ですが、決定書の作成についての規定でございまして、委員会が記名、押印することを定めるなどの改正でございます。
次に、附則ですが、この条例につきましては、平成28年4月1日から施行するものでございます。
以上です。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第11号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第9 議案第12号 富谷町税条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第9、議案第12号富谷町税条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) それでは、議案第12号についてご説明申し上げます。
議案書48ページをお開き願います。
富谷町税条例の一部改正について、富谷町税条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。
提案理由は、行政不服審査法の改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。
それでは、新旧対照表により説明させていただきます。
第18条の2ですが、こちらは行政不服審査法の改正に伴い地方税法が改正されましたので、文言の整理ということで、統一されました「不服申立て」から「審査請求」と改正するものでございます。
附則になりますが、28年4月1日からの施行となるものでございます。
以上です。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第12号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第10 議案第13号 富谷町国民健康保険税条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第10、議案第13号富谷町国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) それでは、議案第13号についてご説明申し上げます。
議案書50ページをお開き願います。
富谷町国民健康保険税条例の一部を別紙のとおり改正するものでございまして、提案理由は、納付環境を整備するため、所要の改正を行うものでございます。
それでは、新旧対照表によりご説明させていただきます。
第12条、納期に関する規定でございまして、今回の改正で第3項を追加するものでございます。内容は、納期ごとの端数を従来地方税法で定められております1,000円未満から条例によりまして100円未満と改めるものでございまして、この改正によりまして、最初の納期に合算される金額が少なくなりまして、納期ごとの納付する金額を平均化するという狙いがございまして、納付しやすくするための改正となってございます。
附則になりますが、施行期日につきましては、28年4月1日となります。
この適用については、28年度の課税分から適用とさせていただきまして、27年度分までにつきましては従前のとおりとするものでございます。
以上です。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第13号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
この際、午前11時10分まで休憩をいたします。
午前10時59分 休憩
午前11時10分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第11 議案第14号 富谷町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第11、議案第14号富谷町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) それでは、議案書52ページをお願いいたします。
議案第14号富谷町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてご説明申し上げます。
提案理由は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴い、所要の改正を行うものでございます。
主な内容といたしまして、1点目として、利用定員18人以下の小規模な通所介護事業所につきまして、平成28年4月1日から、要介護認定を受けた富谷町のみの住民が利用できる地域密着型サービスへ移行することになったものでございます。2点目として、利用定員9人以下の療養通所介護も地域密着型サービスへ移行されることとなりました。3点目として、新設の地域密着型通所介護及び現行の認知症対応型通所介護については、地域との連携や運営の透明性を確保するため、運営推進会議の設置が義務づけられることとなりました。これによりまして、地域密着型サービスへ移行しますと、事業所指定や指導の権限が宮城県から富谷町へ移りまして、基準についても今回定めることとなりました。
条例の定めにつきましては、厚生省令で定める基準に沿って定めるものと、その標準を定めるものと、参酌して定めるものの3区分に分かれており、本町では、従うべき基準及び標準につきましては省令どおりの基準といたします。参酌すべき基準につきましては、これまでの地域密着型サービスと同様、記録の整備を完結の日から2年間となっていましたものを5年間とするものでございます。
それでは、53ページをお願いいたします。
新旧対照表にてご説明いたします。
目次の第3章と第4章の間に、第3章の2として地域密着型通所介護を創設し、第1節、基本方針、第2節、人員に関する基準、第3節、設備に関する基準、第4節、運営に関する基準を定めるものでございます。また、第5節の第1款から第4款までにつきましては、指定療養通所介護の趣旨及び基本方針等に関する基準を定めるものでございます。
56ページをお願いいたします。
上から3行目、第3章の2として、地域密着型通所介護を新たに定めるものでございます。59条の2、基本方針から70ページの下段、59条の20、準用までは、厚生省令に倣って富谷町の条例を定めるものでございます。
戻っていただきまして、56ページの第1節、基本方針は、第59条の2において基本方針を定めるものでございます。
次の第2節、人員に関する基準につきましては、第59条の3、従業者の員数から59ページの下段、第59条の4、管理者までは、事業所に必要な人員の数や生活相談等の設置等について定めるものでございます。
60ページの上段、第3節、設備に関する基準につきましては、第59条の5、設備及び備品等について、事務所に必要な食堂、機能回復訓練室等の必要条件等を定めるものでございます。
61ページの下段、第4節、運営に関する基準につきましては、第59条の6、心身の状況等の把握から70ページの第59条の19、記録の整備まで、利用者の把握、利用料の受領、具体的取り扱い方針など、実際の事業所の運営に関することについて定めるものでございます。
戻っていただきまして、68ページの上段、第59条の17、地域との連携等におきましては、運営推進会議を設置し、おおむね6カ月に1回以上の開催を規定するものでございます。これまで通所介護におきましては運営推進会議の設置義務がなく、地域密着型サービスに移行したことによって新たに設置義務が生じたものでございます。
次に、70ページの一番上の第59条の19においては、記録の整備について定めるものでございます。次の第2項の「その完結の日から5年間保存しなければならない」という条文につきまして、先ほど申しましたように、省令では2年間とあるものを、富谷町独自基準として5年間保存とするものでございます。
71ページをお願いいたします。
第5節から指定療養介護について、第59条の21、この節の趣旨から80ページの下段、59条の36、安全・サービス提供管理委員会の設置までは、厚生省令どおりに倣いまして、事業所の基本方針、人員、設備、運営の基準を定めるものでございます。
次のページ、81ページの中段、第59条の37、記録の整備、第2項におきましては、町独自の基準といたしまして、指定療養通所介護の記録の整備についても同様に5年間保存とするものでございます。
続きまして、84ページ下段から89ページにかけての第67条、第68条、第72条、第74条から第78条の2までの削除につきましては、第3章の2の地域密着型通所介護の基準が適用される旨を90ページの第80条にて定めたことによる削除でございます。
91ページをお願いいたします。
下段、第105条の削除につきましては、第3章の2、地域密着型通所介護の基準が準用とする旨を93ページの第108条にて定めたことによる削除でございます。
103ページをお願いいたします。
附則、第1項、施行期日につきましては、平成28年4月1日から施行するものでございます。
第2項、経過措置につきましては、18人以下の定員で実施する地域密着型通所介護をサテライト型小規模多機能型居宅介護で実施する場合、平成30年3月31日まで宿泊室を設けないことができる旨の経過措置を定めるものでございます。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。1番金子 透君。
1番(金子 透君) 済みません、議案書を事前にお渡しいただいて目を通したのではありますけれども、この条例改正案、よく理解できないので、現在の利用者とこの条例改正後に利用の内容、どのようにサービスの内容が変わるのか、わかりやすい用語でご説明ください。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 利用状況については、利用者さんにとっては変わりはございませんが、今まで県指定になっていたものが地域密着型ということで町指定、あと指導関係は町におりてくるというふうな形になってございます。それで、通所介護、デイサービスなんですけれども、その18人以下の小規模な通所介護につきまして、地域密着型サービスのほうに移行するというふうになった旨でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第14号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第12 議案第15号 指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介
護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第12、議案第15号指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) それでは、議案書104ページをお願いいたします。
議案第15号指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正についてご説明申し上げます。
提案理由につきまして、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴い、所要の改正を行うものでございます。
主な内容につきましては、介護予防認知症対応型通所介護について、地域との連携や運営の透明性を確保するため、運営推進会議の設置が義務づけられたものでございます。その他、文言の整理でございます。
それでは、新旧対照表にてご説明いたします。
106ページでございます。
中ほど下、第39条、地域との連携等につきましては、第1項において、運営推進会議を設置し、おおむね6カ月に1回以上の開催を定めるものでございます。第2項は、実施した運営推進会議の記録を作成し、その記録を公表すると定めるものでございます。第5項につきましては、当該サービスを有料老人ホーム等の施設で実施しており、そこに居住する者の利用を可能とした場合には、当該建物に居住する者以外にも認めることを定めるものでございます。
108ページをお願いいたします。
第62条の削除は、110ページの上段、第65条の準用において定めたことによる削除でございます。運営推進会議の回数は従前どおりであるため、「6月」を「2月」としたものでございます。
112ページをお願いいたします。
附則、第1項、施行期日につきましては、平成28年4月1日から施行するものでございます。
第2項、経過措置につきましては、18人以下の定員で実施する地域密着型通所介護をサテライト型指定介護予防小規模多機能型居宅介護で実施する場合、平成30年3月31日まで宿泊室を設けないことができる旨の経過措置を定めるものでございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第15号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第13 議案第17号 富谷町心身障害児就学指導審議会条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第13、議案第17号富谷町心身障害児就学指導審議会条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) それでは、議案書116ページをお願いいたします。
議案第17号富谷町心身障害児就学指導審議会条例の一部改正につきましてご説明申し上げます。
提案理由といたしましては、学校教育法施行令の一部を改正する政令(平成25年政令第244号)の施行に伴い、所要の改正を行うものでございます。
こちらの改正令でございますが、障がいのある児童生徒の就学先の決定につきまして、一定の障がいのある児童生徒は原則として特別支援学校に就学するというこれまでの学校教育法施行令における基本的な考え方を改め、市町村の教育委員会が個々の児童生徒について障がいの状態等を踏まえ、また本人、保護者の意見等を十分踏まえた上で検討を行い、小中学校または特別支援学校のいずれかを判断、決定する仕組みに改めるというものでございます。こちらを受けて今回の条例の改正になってございます。
それでは、内容について新旧対照表でご説明いたしますので、次のページをお願いいたします。
まず、題名についてでございますが、「富谷町心身障害児就学指導審議会条例」から「富谷町就学支援委員会条例」に改めるものでございます。
第1条につきましては、こちらの政令を受け、設置について規定するものでございます。これまでの就学先の決定の審議を含め、必要な教育的支援についての調査審議を行うものと改めております。
第2条につきましては、組織についてでございますが、こちらは役割の拡大に伴い、より幅広い意見を得るために、委員の数を20名にふやすものでございます。
第3条から第6条につきましては、題名の変更に伴い、文言の整理を行うものでございます。
118ページ、附則につきましては、改正後の本条例につきまして、平成28年4月1日から施行するものとしております。
また、あわせまして、2につきましても文言の整理を行っております。
以上となります。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 117ページの第2条のところなんですけれども、17人から20人に変えたという正当性といいますか、その理由をもう一度具体的にお伝えください。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) これまでですと町の学校医から1名、それから利府支援学校のほうから1名、あと町内の小中学校、それから関係機関として子育て支援課等から参加をしていただいておりましたが、より専門的な意見を求めるということで、幼児教育について造詣の深い方あるいは児童の発達障がい等についての専門的な知識を持っている方を委員のほうに加えたいというふうに考えておりまして、人数をふやしているところでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。16番出川博一君。
16番(出川博一君) この条例によって具体に教育委員会として運用面で変更になるようなことはあるのかどうかお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 具体的な中身としては、これまでも十分保護者の意見等も踏まえて行っておりますので極端に変わるということはございませんが、これまで以上に保護者との面談、相談会を充実させていくような方向で考えております。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第17号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第14 議案第30号 富谷町道路線の廃止について
議長(浅野幹雄君) 日程第14、議案第30号富谷町道路線の廃止についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) それでは、119ページをお願いします。
議案第30号富谷町道路線の廃止について、道路法第10条第3項の規定により、町道路線を別紙のとおり廃止するものでございます。
提案理由としましては、富谷町高屋敷土地区画整理事業に伴い、既存町道と新設道路を接続させ、幅員16メートルの新たな路線として認定するため廃止するものでございます。
次のページをお願いします。
路線番号27、路線名、高屋敷線、延長148.2メーター、幅員6メーターから8メーター、起点、富谷町富谷字栃木沢1番1地先、終点、富谷町富谷字高屋敷57番1地先。
以上の路線を廃止するものです。よろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第30号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第15 議案第31号 富谷町道路線の認定について
議長(浅野幹雄君) 日程第15、議案第31号富谷町道路線の認定についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) それでは、121ページをお願いします。
議案第31号富谷町道路線の認定について、道路法第8条第2項の規定により、町道路線を別紙のとおり認定するものでございます。
提案理由としましては、富谷町高屋敷土地区画整理事業に伴い、新たな路線を認定するものでございます。
次のページをお願いします。
路線番号927、路線名、高屋敷16-1号線、延長500.6メーター、幅員16メーターから24.2メーター、起点、富谷町富谷字高屋敷51番1地先、終点、富谷町富谷字北沢24番1地先。
次に、路線番号928、路線名、高屋敷13-1号線、延長510.7メーター、幅員13メーターから17.6メーター、起点、富谷町富谷字北沢24番1地先、終点、富谷町杜乃橋二丁目66番8地先。
以上の路線を認定するものです。よろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第31号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
これで、本日の日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。
ご苦労さまでした。
午前11時32分 散会
平成28年3月17日(木曜日) 午前10時00分 開議
第 1 | 会議録署名議員の指名 | |||||||||||
第 2 | 議案第24号 | 平成28年度富谷町一般会計予算 | ||||||||||
第 3 | 議案第25号 | 平成28年度富谷町国民健康保険特別会計予算 | ||||||||||
第 4 | 議案第26号 | 平成28年度富谷町下水道事業特別会計予算 | ||||||||||
第 5 | 議案第27号 | 平成28年度富谷町介護保険特別会計予算 | ||||||||||
第 6 | 議案第28号 | 平成28年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算 | ||||||||||
第 7 | 議案第29号 | 平成28年度富谷町水道事業会計予算 | ||||||||||
第 8 | 議案第34号 | 平成27年度富谷町一般会計補正予算(第9号) | ||||||||||
第 9 | 議案第35号 | 平成27年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第5号) | ||||||||||
第10 | 諮問第 1号 | 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて | ||||||||||
第11 | 諮問第 2号 | 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて | ||||||||||
第12 | 議案第32号 | 富谷町を富谷市とすることについて(討論、採決) | ||||||||||
第13 | 議案第33号 | 市制施行に伴う字の名称の変更について(討論、採決) | ||||||||||
第14 | 請願第 1号 | 富谷字町、同字町南裏、同字町北裏を新しい住所にしないことに関する請願書(討論、採決) | ||||||||||
第15 | 富谷町選挙管理委員の選挙 | |||||||||||
第16 | 富谷町選挙管理委員補充員の選挙 | |||||||||||
第17 | 発議第 1号 | 富谷町議会委員会条例の一部改正について | ||||||||||
第18 | 発議第 2号 | 富谷町議会会議規則の一部改正について | ||||||||||
第19 | 議員派遣の件 | |||||||||||
第20 | 閉会中の各委員会調査について |
議事日程のとおり 午前10時00分 開議
議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
日程に入るに先立ち、諸報告をいたします。
議長諸報告は、お手元に配付のとおりです。
なお、関係資料については、事務局で保管しておりますので、希望の方は閲覧願います。
これで諸報告を終わります。
議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。
日程第1 会議録署名議員の指名
議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、1番金子 透君、2番青柳信義君、3番浅野武志君の3名を指名いたします。
議長(浅野幹雄君) 去る3月15日に行われました予算審査特別委員会、平成28年度富谷町下水道事業特別会計の質疑の中で、出川議員から一部取り下げの申し出がありますので、これを許します。16番出川博一君。
16番(出川博一君) 一昨日3月15日に行われました平成28年度富谷町下水道事業特別会計予算の審査において、平成27年と28年を錯誤、誤った適切でない質問をしてしまいました。関係者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。おわび申し上げます。この質問は明らかに私の認識の誤りでしたので、この部分の質疑の取り消しをお願いいたします。なお、インターネット録画配信に関しても、当該部分を削除するようお願い申し上げます。
今後かかることのないよう十分なる事前調査に努めますので、よろしくお願いいたします。以上です。
日程第2 議案第24号 平成28年度富谷町一般会計予算
日程第3 議案第25号 平成28年度富谷町国民健康保険特別会計予算
日程第4 議案第26号 平成28年度富谷町下水道事業特別会計予算
日程第5 議案第27号 平成28年度富谷町介護保険特別会計予算
日程第6 議案第28号 平成28年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算
日程第7 議案第29号 平成28年度富谷町水道事業会計予算
議長(浅野幹雄君) この際、お諮りいたします。日程第2、議案第24号平成28年度富谷町一般会計予算、日程第3、議案第25号平成28年度富谷町国民健康保険特別会計予算、日程第4、議案第26号平成28年度富谷町下水道事業特別会計予算、日程第5、議案第27号平成28年度富谷町介護保険特別会計予算、日程第6、議案第28号平成28年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算、日程第7、議案第29号平成28年度富谷町水道事業会計予算については、議事の都合により、富谷町議会会議規則第37条により、一括議題にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、日程第2、議案第24号から日程第7、議案第29号までを一括議題とし、会議規則第41条により、予算審査特別委員会委員長に審査の結果の報告を求めます。
予算審査特別委員会委員長相澤 榮君、登壇願います。
予算審査特別委員会委員長(相澤 榮君) 予算審査特別委員会審査結果報告書を朗読いたします。
平成28年度富谷町一般会計を初めとする各種会計予算につきましては、去る2月23日の本会議において、その予算審査のため、議長を除く議員全員で構成する予算審査特別委員会が設置されました。
予算審査特別委員会は、3月9日、11日、14日、15日の4日間にわたり、議案第24号平成28年度富谷町一般会計予算、議案第25号平成28年度富谷町国民健康保険特別会計予算、議案第26号平成28年度富谷町下水道事業特別会計予算、議案第27号平成28年度富谷町介護保険特別会計予算、議案第28号平成28年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算、議案第29号平成28年度富谷町水道事業会計予算について、それぞれ慎重に審議を行いました。その結果、全議案とも賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定されました。
以上、予算審査特別委員会の報告といたします。
平成28年3月17日、予算審査特別委員会委員長、相澤 榮。以上です。
議長(浅野幹雄君) これより、採決に当たっては逐次議題といたします。
日程第2、議案第24号平成28年度富谷町一般会計予算を議題といたします。
質疑を省略し、討論に入ります。
まず、原案に反対者の発言を許します。8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 私は、平成28年度富谷町一般会計予算案に反対します。
若生裕俊町長は就任当初から住民要求の実現に向け取り組み、一部負担金所得制限は残したままですが、子ども医療費無料制度の対象年齢を18歳まで拡大しました。待機児童解消に向けた保育施設の建設では、富ケ丘北部会館跡に保育施設を設けたこと、さらに来年は杜乃橋地域に民設民営の保育施設ができます。認定こども園ではなく、認可保育園の決断はとてもうれしく思っています。子供を持つ保護者たちも開園を待ち望んでいます。
また、長い間の念願だった高齢者の交通費補助事業は、仙台市と協議を重ね、ことし10月から高齢者・障がい者交通対策事業として実施されます。このことは住民から何度も要請があり、議会でもまた何度も取り上げられてきました。新聞報道を見た人たちから大変うれしいという声が聞かれます。町民バスと宮城交通バスを乗り継ぐ実証実験も準備中です。町民バスを泉中央まで乗り入れてほしいという強い要望がありましたが、その一歩が踏み出せるのではないかと期待しています。
この4月から黒川消防署富谷出張所に救急車が配備されることになりました。また、防犯灯、道路照明灯をLEDにすることで、地球環境の負荷を軽減できることに寄与することができるということになります。
町長が住民の声を町政に反映させたいとしてわくわく町民会議を継続して開催しています。これからも小さな思いを聞き取り、全体のものとして考えることを希望します。
このほかにも高く評価すべき点は数多くありますが、平成28年度予算を見たとき指摘すべき点もまたあります。
町長は、市制移行記念行事として国際スイーツフェアを実施するとしています。説明では、果樹だけではなく野菜もまたスイーツになり得るとして、農業振興につなげることを考えていますが、予算にその構想が反映されているとは見られません。道の駅構想もあることから、農業者と一緒に土台づくりを進めなければならないと思うのですが、それを予算に見て取ることができませんでした。TPPを前に、安全な食料の自給はもとより、環境保全という面からも特に力を入れるべきものだと考えています。
鳥獣被害に対しての取り組みに積極的な姿勢が見られないということはこの議会の場で取り上げられてきました。それが従来どおりの予算づけになっています。
格差と貧困が言われる今日、ひとり親家庭への援助はさらに強めなければならないと考えます。所得の低い世帯が公営住宅を入居希望しても、町営住宅、富谷町は0.5%であり、とても入居することはできないのが現実です。せめて県平均の3%まで公営住宅整備計画を持つべきと考えるのですが、全くその点は顧みられていないと予算審査の中で感じました。
ひとり親家庭の収入や少ない収入の家庭では子供の教育に頭を抱えています。本来、教育は全ての子供が無償で受けられるようにしなければなりません。そのための制度は国が責任を持って行うべきですが、町として給付型の奨学金の実施を求めます。また、現在の奨学金貸与の要件に優秀であることが挙げられていますが、高校、大学に入学が許可されていることであり、優秀という言葉は削除すべきです。
住民の多くが、道路、側溝の整備や補修を速やかに実施するよう切望しています。経年により老朽化している上水道や下水などもまた補修、改修が必要です。使える補助金などの活用はもちろんですが、生活に安全性を担保するための予算づけが必要だと考えるものです。
臨時財政対策債は平成13年、3カ年の臨時措置として導入されたものでした。富谷町は平成23年度初めて発行し、現在高28億8,160万3,000円になっています。町の説明では、元利とも後年度交付税措置される、基準財政需要額に算入されるというものでした。しかし、本当にそうでしょうか。全国の地方財政の借入金の残高は平成27年度末で199兆円が見込まれ、そのうち臨時財政対策債は50兆円にもなります。当初の約束どおり各会計年度の基準財政需要額に算入されているのか、懸念を持っています。なぜなら、3年間の臨時的措置として導入されたものが、国の地方交付税の原資不足が解消されないから現在まで続けられてきているのです。本来なら地方交付税で措置されるべきものです。今後、臨時財政対策債の発行をすべきでないということを申し上げて、反対討論とします。
議長(浅野幹雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 議案第24号平成28年度富谷町一般会計予算に賛成いたします。
前年度比8.3%増で129億2,600万円になっていますが、主要課題への積極的な取り組みによるものと思います。本年10月10日、市制移行となることに町民一丸となって祝賀できるよう施策の遂行を期待し、賛成するものです。
主な事業の中に、子育て支援では、放課後児童クラブを学校敷地内に段階的に整備し、安全確保と利便性の方向を示しました。また、妊娠期から出産、育児まで積極的に母子健康の充実を図り、安心して子育てできるワンストップの支援、(仮称)子育て世代包括支援センターの取り組みには、交付金や補助金などを活用し予算軽減に努め着手されています。保育所整備では、待機児童解消への支援拡充はまだまだ課題も残りますが、認可保育所新設事業の取り組みや町立幼稚園での3歳児保育の整備に取りかかるなど、子育て世代の抱える課題に努力されていることがうかがえます。しかしながら、待機児童の支援には早急に対応されることを求めるものです。
学校教育では、スクールソーシャルワーカーの配置で引き続きよりよい学校生活が送れるものと評価できます。
高齢者・障がい者支援では、住民の負託に応え交通環境整備を行い、関係機関と幅広いネットワークを結び外出支援乗車証事業の新規導入の実施へ、市制移行に期待の持てる施策となっております。
また、防災・減災については、災害に強いまちづくり、インフラ整備もすき間なく進められ、消防力強化体制は住民の悲願であった救急車常車配備を行い、住民の命を守る大きな前進につながるものと思います。
そして、農業産業事業は、特産品の拡充、後継者育成に努力を求め、産業基盤整備拡大で安定的収入と中小企業支援をさらに強化し、各分野の都市計画の充実を期待するものです。総合的な支援体制の推進、地域の声が反映されることを期待します。
町制から市制へ大きな転換期を迎えますが、常に将来を見据え、住民視点に立ち、厳しい経済状況の中でも将来につながる事業、施策の遂行を共有し、無駄ゼロ円の精神で取り組んでいただきたいと思います。住みたくなるまち日本一を目指す我が町は、健全な財政運営に努めながら、さらなる福祉向上と安心・安全に豊かな生活環境整備に努力されることを申し添えて、賛成討論とさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) ほかに討論ありませんか。(「なし」の声あり)
討論なしと認め、これで討論を終わります。
これより議案第24号を採決いたします。この採決は起立によって行います。
本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。委員長の報告のとおり、本案を可決することに賛成議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立多数です。よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
日程第3、議案第25号平成28年度富谷町国民健康保険特別会計予算を議題といたします。
質疑を省略し、討論に入ります。
まず、原案に反対者の発言を許します。8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 私は、平成28年度国民健康保険特別会計予算案に反対します。
平成28年度の国民健康保険特別会計予算は歳入歳出それぞれ43億1,822万7,000円です。東日本大震災後に特別調整交付金が交付されていましたが、昨年度比で1億554万円が削減されました。国保財政調整基金から2億6,035万円繰り入れていますが、基金残高は8億7,500万円であり、依然として多額です。平成26年度決算時、国保運営に必要な基金残高は過去3年間の保険給付費の平均の15%とし、4億5,000万円で十分だと答弁がありました。平成26年度決算で1人当たりの平均所得が159万円、国保税は8万7,000円です。国保税の引き下げで加入者の負担は軽減されたとはいえ、協会けんぽのように事業者負担がない国保はまだまだ負担感が重いのが現実です。国保財政調整基金を活用して早急に国保税の引き下げを求めます。
富谷町は資格証明書の発行はありませんが、短期被保険者証は214世帯に発行され、1カ月証45、3カ月証83、6カ月証86となっており、72世帯分が役場にとめ置かれたままになっています。被保険者証は医療機関受診時に必要であり、とめ置かず速やかに加入者に届けるよう求めます。
東日本大震災の被災者に対して医療費の一部負担金の免除を実施していましたが、町は平成28年度から実施しないことにしました。対象者は原発被災者を含めて47人ですが、生活実態を把握もせずに、近隣自治体と横並びで足をそろえたとしています。なぜ生活の様子を確認しなかったのでしょうか。被災者の経済状態、生活を把握した上で結論を出すべきでした。
法改正によって、平成30年度から都道府県が国保の保険者となる広域化が始まります。詳細はまだ明らかではないとしていますが、本当にこの広域化が国保加入者と保険者である町にとって最善のものになるのでしょうか。これまでたびたび議会一般質問や討論で述べていますが、広域化で国保の構造的矛盾、つまり低所得者の保険であるにもかかわらず負担の重い国保税が解消されるわけではありません。広域化された場合でも町が国保加入者の暮らしと医療を守ることを求め、反対討論とします。
議長(浅野幹雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。5番畑山和晴君。
5番(畑山和晴君) 私は、国民健康保険特別会計予算に賛成いたします。
国民健康保険は、国民皆保険の基盤として、国民の生命と健康を支える重要な制度でありますが、年齢構成や医療費水準が高く、一方、所得水準は低いといった構造的な課題を抱えており、国民健康保険を取り巻く情勢は依然として厳しい状況にあります。
このような中、平成28年度の富谷町国民健康保険特別会計予算は歳入歳出の総額が43億1,882万7,000円と、前年度に比べ1億7,926万9,000円で約4%の減になっています。前年度増減の主な理由としては、東日本大震災に伴う特別調整交付金が平成27年度で終了したことから約1億円の減となっています。また、昨年度、保険財政共同安定化事業の拡大により、新たに30万円以下の全ての医療費が県内市町村国保での共同事業の対象になりましたが、平成28年度は前年度実績に応じた額が算定されることにより、共同事業交付金は7億2,711万円と1億6,296万円の減、共同事業拠出金は9億1,357万円と1億4,671万円のそれぞれ減となっています。
保険給付費の療養諸費は23億2,866万円と、前年度に比べ1,896万円の増となっています。この予算編成に当たっては、平成26年度に引き下げした税率の維持に努め、財源不足分については国民健康保険財政調整基金を活用し編成したことは、国保加入者の負担軽減を図ったものとして評価するものです。
このような中、町は、平成27年度に策定したデータヘルス計画等をもとに、特定健診、特定保健指導を初めとした被保険者の健康増進を図っているなど、医療費の削減に対しても努めており、今後においても国保の健全な財政運営が行われることを期待し、賛成討論といたします。
議長(浅野幹雄君) ほかに討論はありませんか。(「なし」の声あり)
討論なしと認め、これで討論を終わります。
これより議案第25号を採決いたします。この採決は起立によって行います。
本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。委員長報告のとおり、本案を可決することに賛成議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立多数です。よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
日程第4、議案第26号平成28年度富谷町下水道事業特別会計予算を議題といたします。
質疑を省略し、討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)
討論なしと認め、これで討論を終わります。
これより議案第26号を採決いたします。この採決は起立によって行います。
本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。委員長報告のとおり、本案を可決することに賛成議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立全員です。よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
日程第5、議案第27号平成28年度富谷町介護保険特別会計予算を議題といたします。
質疑を省略し、討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)
討論なしと認め、これで討論を終わります。
これより議案第27号を採決いたします。この採決は起立によって行います。
本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。委員長報告のとおり、本案を可決することに賛成議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立全員です。よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
日程第6、議案第28号平成28年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。
質疑を省略し、討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)
討論なしと認め、これで討論を終わります。
これより議案第28号を採決いたします。この採決は起立によって行います。
本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。委員長報告のとおり、本案を可決することに賛成議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立全員です。よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
日程第7、議案第29号平成28年度富谷町水道事業会計予算を議題といたします。
質疑を省略し、討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)
討論なしと認め、これで討論を終わります。
これより議案第29号を採決いたします。この採決は起立によって行います。
本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。委員長報告のとおり、本案を可決することに賛成議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立多数です。よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
日程第8 議案第34号 平成27年度富谷町一般会計補正予算(第9号)
議長(浅野幹雄君) 日程第8、議案第34号平成27年度富谷町一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。
本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。
財政課長(西山高広君) おはようございます。
それでは、議案第34号についてご説明申し上げます。
3月16日追加提出しております議案書の1ページのほうをお願いいたします。
議案第34号平成27年度富谷町一般会計補正予算(第9号)は、次に定めるところによるものでございます。
第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ213万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ129億5,101万5,000円とするものでございます。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
第2条、繰越明許費の追加は、「第2表 繰越明許費補正」によるものでございます。
初めに、第2条関係についてご説明させていただきます。
4ページ、お願いいたします。
まず「第2表 繰越明許費補正」でございますが、次の3件を追加するものでございます。上から事業名で申しますと、環境衛生総務事務、こちらにつきましては公営墓地のアンケート調査でございまして、アンケートの回収、それから分析期間など長目に設定したことによりまして繰り越しさせていただくものでございます。
次に、PCB運搬処分事業でございますが、こちらは、無害化処理施設の混みぐあいなどによりまして業務の完了が4月にずれ込む予想がされましたので、繰り越しさせていただくものでございます。
次に、西成田コミュニティセンター運営維持管理事業でございますが、西成田コミュニティセンターの現状の利用に合わせまして、建築基準法の用途を集会所からホテル、旅館並びに児童福祉施設等に変更するため、所要経費を繰り越しして執行させていただくものでございます。
こちらにつきましては歳出予算もあわせて計上させていただくことになりますので、よろしくお願いいたします。
続きまして、歳入についてご説明申し上げます。
10ページ、11ページをお願いいたします。
17款1項寄附金につきましては、1,991万円を追加し2,070万1,000円とするもので、下水道事業に係る寄附として富谷町高屋敷土地区画整理組合からの寄附金でございます。
次に、18款2項基金繰入金につきましては、1,777万2,000円を減額し4億9,636万8,000円とするもので、こちらは財源調整でございます。
歳入は以上でございます。
次に、歳出についてご説明申し上げます。
12、13ページお願いいたします。
8款4項都市計画費につきましては、高屋敷土地区画整理組合からの寄附金を受けまして3目公共下水道費の財源を更正するものでございます。
次に、10款5項社会教育費につきましては、213万8,000円を追加し3億8,614万9,000円とするもので、繰越明許費のほうで説明いたしました西成田コミュニティセンターの用途変更に伴う関連経費を計上しております。こちらは建物内部の間仕切りの壁を耐火用の壁に改修する工事が必要となりまして、12節、こちらは用途変更に要する確認申請手数料でございます。13節は耐火壁改修工事に伴う設計業務委託料となってございます。なお、工事につきましては、設計が上がった段階で今後補正をさせていただく予定としております。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。16番出川博一君。
16番(出川博一君) 13ページの西コミの改修工事設計なんですけれども、これは最終的にはいつぐらいに使用可能になるような計画をお持ちでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 荒谷教育次長。
教育次長(荒谷 敏君) このたび設計のほうを補正させていただきました。設計が上がるのが恐らく年度を越しまして4月、5月となる予定でございます。早ければ6月の補正のほうに設計に伴う建築工事費を計上させていただいて、その後工事に入る予定でございます。できるだけ利用者に不便かけないように、28年度中に全て終わるように今計画を立てているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 子供たちの使う宿泊施設ということもございますので、何とか夏休みに間に合わせるということはできないんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 荒谷教育次長。
教育次長(荒谷 敏君) これにつきましては設計が出まして工事工程が出ますので、そのときに、我々もできるだけ早く工事を完了していただいて、利用者の皆さんに貸し出しをさせていただきたいと思っております。また改めてその辺はご説明させていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 一般質問のときに西成田コミュニティセンターについてお伺いしました。そのときに宿泊施設がノーですよと言われたというその原因が土砂崩れ危険地帯ということで私は受けたわけでございますけれども、そこのところの整合性はどうなっていますか。
議長(浅野幹雄君) 荒谷教育次長。
教育次長(荒谷 敏君) この件については土砂崩れが原因ではございませんので、一般質問でもご答弁させていただいているんですが、昨年5月17日に川崎市のほうの簡易宿舎が火災に見舞われまして、十数名の方がお亡くなりになったという痛ましい事故がありました。それを受けまして、国のほうが簡易宿舎を伴っている全国のほうへ改めて建物を検査するようにという指示があって、それに伴って関係省庁のほうから、県も関係しておりますし保健所も関係しておりますが、その査察等がございまして、そのときに改めて西コミのほうが防火壁が少し足りないということで、それを改善するようにという指示が参ったところでございます。それに伴う今回補正を組ませていただきました。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 宿泊がノーと言われた部分は防火壁がないということでの答弁ではなかったように思うんです。一番の大きな問題は、あそこが土砂崩れ危険地帯ということでイエローゾーンだということで、その部分をどのように改修するかということで私は質問したと思うんですけれども、この耐火壁工事だけで宿泊についてはゴーサインでいいのかどうかということでお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 荒谷教育次長。
教育次長(荒谷 敏君) 土砂災害区域につきましては、あそこは広域避難所として指定されておりましたが、広島災害と言われるような土砂災害がありまして、それに伴ってそちらも改めて県のほうが調査に来たということでございます。西コミにつきましては、土砂災害についてはイエローゾーンとレッドゾーンが組まれているんですが、西コミについてはイエローゾーンということで特別な対策を講じなくても法律上はいいという施設でございます。ただ、利用者の安全のために災害等が未然に防げるようにマニュアル等の整備を進めるということで、そちらのほうは対応させていただいているところでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。18番渡邊俊一君。
18番(渡邊俊一君) 10ページでありますけれども、歳入の部分で寄附金。これは高屋敷の実質公共下水道関係についての寄附金ということでありますけれども、これは高屋敷のその関連で予定される寄附金の全額と見てよろしいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 下水道負担金につきましては、これで全額ということでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第34号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第9 議案第35号 平成27年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第5号)
議長(浅野幹雄君) 日程第9、議案第35号平成27年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第5号)を議題といたします。
本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 議案第35号平成27年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第5号)についてご説明を申し上げます。
15ページをお願いいたします。
第1条、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出の総額から歳入歳出それぞれ546万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億7,315万7,000円とするものでございます。
第1条第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものとし、16、17ページにお示ししてございます。
第2条、繰越明許費の補正につきましては、「第2表 繰越明許費補正」によるものとし、18ページにお示ししてあるとおりでございますので、ごらんいただきたいと思います。
18ページお願いいたします。
こちらは昨年9月14日に発生いたしました成田第一汚水中継ポンプ場事故に伴う復旧に係る経費でございまして、3基の送水ポンプと附属する電気設備に関する改修工事の全てにおいて完了することが年度を越すという見込みとなりましたので、繰り越しをするものでございます。繰越額といたしましては1億1,664万円を繰り越すものでございます。
24ページ、25ページをお願いいたします。
歳入でございますけれども、6款1項1目雑入4節弁償金につきましては、去る9月14日発生いたしました成田第一汚水中継ポンプ場事故に伴う事故発生原因者が全額負担することとなっております復旧経費分に当たる弁償金を546万2,000円の減額をするものでございます。これは事故復旧工事の契約締結に伴う請差による減額でございまして、弁償金につきましても覚書の内容に従いまして減額を行うものでございます。
26、27ページをお願いいたします。
歳出につきましては、1款1項2目下水道維持費13節委託料は、事故に伴う河川の清掃、しゅんせつ委託業務に伴う減額分8,000円でございます。15節工事請負費545万4,000円は、今回の事故により機能停止した3基の送水ポンプ設備等の復旧に係る工事費の減額分でございます。
歳出については以上でございます。
これで説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第35号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第10 諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
議長(浅野幹雄君) 日程第10、諮問第1号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) おはようございます。
それでは私のほうから、諮問第1号人権擁護委員の候補者として下記の者を推薦することについて、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。
住所、生年月日につきましては記載のとおりであります。お名前、中鉢勝利様でございます。
提案理由につきましては、当町の区域における人権擁護委員が欠員しているため、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、候補者の推薦について議会の意見を求めるものでございます。
以上です。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
これから諮問第1号を採決いたします。
この採決は無記名投票により行います。
議場の出入り口を閉めます。
〔議場閉鎖〕
議長(浅野幹雄君) ただいまの出席議員は19名です。
次に、立会人を指名いたします。
富谷町議会会議規則第32条第2項の規定によって、立会人に12番山路清一君、13番浅野直子君、14番高橋正俊君の3名を指名いたします。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
議長(浅野幹雄君) 念のため申し上げます。
富谷町議会会議規則第83条の規定により、本案を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載願います。
なお、投票による表決において、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票並びに白票の取り扱いは、富谷町議会会議規則第84条の規定により否とみなし取り扱います。
投票用紙の配付漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
投票用紙の配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検いたします。
〔投票箱点検〕
議長(浅野幹雄君) 異状なしと認めます。
ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と氏名を読み上げますので、1番議員から順番に投票願います。
〔事務局長点呼、投票〕
議長(浅野幹雄君) 投票漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
開票を行います。12番山路清一君、13番浅野直子君、14番高橋正俊君、立ち会い願います。
〔開票〕
議長(浅野幹雄君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数19票
有効投票 19票
無効投票 なし
有効投票のうち
賛成 19票
反対 なし
以上のとおり、賛成が全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
議場の出入り口を開きます。
〔議場開鎖〕
日程第11 諮問第2号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
議長(浅野幹雄君) 日程第11、諮問第2号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) 諮問第2号人権擁護委員の候補者として下記の者を推薦することについて、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。
住所、生年月日は記載のとおりでございます。宍戸里子さんです。
提案理由、当町の区域における人権擁護委員が欠員しているため、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、候補者の推薦について議会の意見を求めるものでございます。
どうぞよろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
これから諮問第2号を採決いたします。
この採決は無記名投票により行います。
議場の出入り口を閉めます。
〔議場閉鎖〕
議長(浅野幹雄君) ただいまの出席議員は19名です。
次に、立会人を指名いたします。
富谷町議会会議規則第32条第2項の規定によって、立会人に15番菅原福治君、16番出川博一君、17番相澤 榮君の3名を指名いたします。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
議長(浅野幹雄君) 念のため申し上げます。
富谷町議会会議規則第83条の規定により、本案を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載願います。
なお、投票による表決において、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票並びに白票の取り扱いは、富谷町議会会議規則第84条の規定により否とみなし取り扱います。
投票用紙の配付漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
投票用紙の配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検いたします。
〔投票箱点検〕
議長(浅野幹雄君) 異状なしと認めます。
ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と氏名を読み上げますので、1番議員から順番に投票願います。
〔事務局長点呼、投票〕
議長(浅野幹雄君) 投票漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
開票を行います。15番菅原福治君、16番出川博一君、17番相澤 榮君、立ち会い願います。
〔開票〕
議長(浅野幹雄君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数19票
有効投票 19票
無効投票 なし
有効投票のうち
賛成 19票
反対 なし
以上のとおり、賛成が全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
議場の出入り口を開きます。
〔議場開鎖〕
日程第12 議案第32号 富谷町を富谷市とすることについて
議長(浅野幹雄君) 日程第12、議案第32号富谷町を富谷市とすることについてを議題といたします。
これより討論を行います。
討論ございませんか。12番山路清一君。
12番(山路清一君) 私は、議案第32号富谷町を富谷市とすることについて、会派みらい富谷を代表して、原案に賛成の立場から討論を行います。
発展を続けるわが町は、明治22年の市町村制実施により富谷村が誕生、そして富谷町となり、今までの歴史の中で一度も合併することなく、市制を目指して歩んできました。現在の富谷の発展を築いていただいた先人のご尽力に感謝の意を改めて表すものです。
2月26日、総務省の国勢調査人口速報集計51,592人の公表を受けまして、議会人として安堵し、町民とともに喜びたいと思います。
町民すべての方々とともに、また議会も一体となり、互いに手を携えて、新しい将来に向け明るい希望を持って、今後100年間人口がふえ続ける富谷市を創り上げる重大な決意を持っていかなければなりません。
よって、全議員のご賛同をいただきますようお願い申し上げまして、議案32号に対する会派みらい富谷の賛成討論といたします。以上です。
議長(浅野幹雄君) ほかに討論はありませんか。16番出川博一君。
16番(出川博一君) 私は、議案第32号富谷町を富谷市とすることについて、会派フロンティア富谷を代表して、賛成の立場から討論を行います。
富谷町は、政令都市仙台市の西隣にある地の利を生かした宅地開発の進展と、里山が残る環境の良さが相まって人口を伸ばし、昨年10月の国勢調査速報値で、人口51,592人と国や県が定めた市制移行のための要件や基準を満たすことになります。
コストコ富谷倉庫店の出店などにより、さらに交流人口の増加が見込まれるなど発展の余地があり、富谷町地方創生総合戦略によると、2060年の将来人口目標を6万人とするビジョンを策定し、さらなる発展を目指すことになります。
現在、策定中の総合計画とそれを踏まえたしっかりした財政計画のもとに、健全なる市政発展を遂げ、次世代に引き継がなければなりません。
そのためには、これまで以上に町執行部、議会が切磋琢磨し、町民の寄せる期待に応えることを肝に銘じ、議案第32号に対する賛成討論といたします。
議長(浅野幹雄君) ほかに討論はありませんか。6番齊藤秀行君。
6番(齊藤秀行君) 私、齊藤秀行は、議案第32号富谷町を富谷市とすることについてにおきまして、高橋正俊議員、畑山和晴議員との3名からなる会派ネクスト富谷を代表し、賛成の立場から討論させていただきます。
平成28年10月10日に市制移行という歴史的節目を迎える富谷町ですが、今現在、まさにその成長過程にあると言えます。若生裕俊町長が表明されているように、市制移行が目標なのではなく、住んで良かったまちを創造することが至上命題であり、住民満足度または住民幸福感を満たすことが、住みたくなるまち日本一を実現させる鍵となります。
現在、富谷町の平均年齢はおよそ40歳ですが、市制移行後10年を経た時、果たして平均年齢は50歳なのでしょうか。高齢者にとって今の日本は決して安心で暮らしやすい社会ではありません。成長する子供たちにとっても、移行後の富谷市に魅力がなければ、進学、就職、結婚のために市外に出て行ってしまいます。出生率が上がらず、少子化、高齢化が解消されなければ、平均年齢も当然の如く加速度を増して上がっていきます。過疎化、少子高齢化、限界集落化を防ぐためにも、10年、20年後を見据え、より洗練された素晴らしいまちに導かなければ、住民の定住化は見込めず、富谷市の将来はありません。
住民、行政、議会がオール富谷として、次の世代の為に明るい未来を切り開く事が必要不可欠となります。無論、現在の恵まれた富谷町を築いていただいた先人、諸先輩方からの恩恵を無駄にする事は許されません。先人の想いに報いる為にも、我々ネクスト富谷一同は、議会議員としてその職責を常に自らに課しながら、住民全体の奉仕者として、住民福祉の向上、地域社会の活力ある発展のために奮闘することを申し上げ、賛成討論を終わります。
議長(浅野幹雄君) ほかに討論はありませんか。3番浅野武志君。
3番(浅野武志君) 私は、議案第32号富谷町を富谷市とすることについて、会派新星とみやを代表し、原案に賛成の立場から討論させていただきます。
新星とみやは、昨年の町議会選挙において初当選した議員4人と2期目の議員1人の5人が集まり、今までの考えにとらわれず、新しい富谷を作ることを目的とした会派です。
今、人口5万人を達成し、国や県が定めた市制施行のための要件や基準をすべて満たしていることを考えると、市となり、県からの権限移譲を受け、さらなる住民サービス向上に努めることが重要であると考えます。
富谷市総合計画基本構想において、住みたくなるまち日本一、100年間ひとが増え続けるまち、村から町へ、町から市へを目指して行政、議会、住民、企業など、オール富谷で新たな視点に立って、互いに手を取り合って新しいまちづくりを進めていくことは、私たち会派が目的とするところであります。市制を施行することにより、富谷市の将来を担う子どもたちを初め、全ての世代の方々が富谷市に住んで良かったと思える施策が展開されることを期待し、会派新星とみやとして議案第32号に対する賛成討論といたします。
議長(浅野幹雄君) ほかに討論はありませんか。19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 私は、議案第32号富谷町を富谷市とすることについての表決に当たり、会派公明党を代表して、原案に賛成の立場から討論を行います。
富谷町は宮城県のほぼ中央に位置し、南北約10キロメートル、東西約7キロメートルで、面積は約50平方キロメートルです。南に隣接して仙台市があり、地の利、人の利に恵まれた地域であります。
元和4年、1618年、伊達政宗公の命により、宿場町富谷新町が置かれ、東北の諸大名の江戸城参勤交代の行列や一般旅行者の往来、また、諸大名の宿舎もあり、賑わいを見せておりました。近代に入り、市町村制が公布され、明治22年に富谷村が誕生し、昭和38年には、富谷町になりました。
しかし、村から町制施行への道のりは、決して平たんではなく、険しいものでありました。昭和28年、宮城県から黒川郡内10か町村の合併が提示され、富谷村は、県の提示案による3村における合併での認可を知事に求めましたが、近隣において、県の案をほごにする動きがあり、富谷村は、やむなく合併を断念して、富谷村議会臨時議会において、自立自存に邁進し、このことを将来に堅持するとの趣旨の決議をしました。
それ以来、富谷村、そして富谷町は、合併することなく、住みよい豊かなまちの実現に努力してまいりました。
そして、昨年の国勢調査において、富谷町の人口は5万人を超え、また、日本全国で人口が減少する中で、宮城県内で富谷町は政令都市仙台市に次ぐ人口増加でありました。
国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、今後も人口が増え続けることが示されています。人口をはじめ、市制施行への諸条件は整い、本年10月10日の市制施行が確実なものと見えてまいりました。
更なる住民福祉の向上、活気みなぎるまちづくりには、市制施行は最大のチャンスであります。これを契機に、施策の推進を図り、今後も人がふえ続け、住みたくなるまち、夢・希望あるまちづくりを目指すべきと考えます。この地に富谷新町が置かれてから398年となります。2年後には開宿400年を迎えるこの時に、富谷市になることは不思議でもあり、時の巡り合わせに身震いを覚えるものです。
先人たちが決議した自立自存への思いを馳せ、賛成討論といたします。
議長(浅野幹雄君) ほかに討論はありませんか。8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 私は、議案第32号富谷町を富谷市とすることについて、賛成の立場から日本共産党を代表して討論を行います。
この議案は、平成28年10月10日から富谷町を富谷市とすることを、宮城県知事に申請しようとするものですが、合併せずに単独市制施行を求めてきた日本共産党としては、ついにこの日を迎えることができたことに感慨を覚えます。
思い起こせば、全国で吹き荒れた平成の大合併を推進するため、国は合併特例債をはじめとしたあめを提示し、そこに住む住民の意思をそんたくすることなく、様々に合併の圧力を加えてきました。合併の目的は、国が自ら招いた国家財政の危機を地方財政につけ回して解決を図ろうとしたもので、社会保障や教育など国民生活に関わる分野を地方自治体におろし、国の仕事を防衛や外交に特化しようとするものでした。
宮城県は黒川4町村の合併は大きなメリットがあるとし、推進を求めてきました。日本共産党は、市制移行は住民本位で進められるべきであると考え、住民の意見を聞き、議会でたびたび発言してきました。さらに、合併は職員の削減や大型開発にあり、福祉の質的量的な後退は目にみえていると議会で指摘し、警鐘を鳴らし、合併反対の立場を貫いてきました。
平成23年3月11日、東日本大震災が発生したときに、職員削減の影響は現実のものとなってあらわれました。合併によって広大になってしまった地域、職員不足により災害復旧が思うに任せなかったことに多くの人が憤りを覚えました。
富谷が市になったとき何が変わるのか、住民負担が増えることはないのか、よく聞かれます。市になって良かったと住民が実感できるように、首長はじめ職員が全体の奉仕者として、真に福祉の増進に努めるよう強く要請します。
私たち、日本共産党議員団も、議会議員としての職責を果たすよう、住民の中に入り、住民が主人公の立場で、常に住民の安全、福祉、暮らしを守るために奮闘する決意を述べて賛成討論とします。
議長(浅野幹雄君) ほかに討論はありませんか。(「なし」の声あり)
討論なしと認め、これで討論を終わります。
これより議案第32号を採決いたします。
この採決は起立によって行います。
本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。
この際、午後1時まで休憩をいたします。
午前11時13分 休憩
日程第13 議案第33号 市制施行に伴う字の名称の変更について
議長(浅野幹雄君) 日程第13、議案第33号市制施行に伴う字の名称の変更についてを議題といたします。
これより討論を行います。
まず、原案に反対者の発言を許します。4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 私は、議案第33号市制施行に伴う字の名称の変更について、反対の立場から討論いたします。
私は、市制移行に伴う住所表示において、多数の住民が望んだ、住所から字を省略するよう12月定例会一般質問で取り上げました。町では字を取ると郵便番号が変わることを理由に字を残すとしておりましたが、12月22日の議会全員協議会で字を省略するとの方針が示されました。従来の方針にこだわらず、多数が望むことを受け入れた点において、住民は歓迎し評価いたしております。市役所所在地は宮城県富谷市富谷坂松田30番地となり、新しい市のイメージにふさわしいすっきりした表示となりました。
しかし、同じ日に、富谷字町、富谷字町南裏、富谷字町北裏の3地区については、それぞれ富谷新町、富谷南裏、富谷北裏に変更することがあわせて示されました。対象地区の住民はいまだに住所変更しないでほしいと望んでおります。字を省略するだけにとどめ、富谷町、富谷町南裏、富谷町北裏にするよう切に願っているところであります。
理由といたしましては、これまでなじんでおり愛着がある住所であること、個々人はもちろんとりわけ企業や商売をされている方は、変更に伴う新たな負担を最小限度にしてほしいなどが主な声であります。町はこの声に耳を傾け、他の地区と同様に、この3地区についても字を省略するだけの富谷町、富谷町南裏、富谷町北裏とする議案を提出するべきでありました。
2月16日には、地方自治法に基づく、3地区を新しい住所にしないことに関する請願書が対象地区の住民から提出され、同様の要望書が町長にも出されました。2月18日、議会全員協議会の場で町長から、要望内容の趣旨説明と対象地区において意向調査を実施したい旨の提案が示されました。町長の説明によりますと、署名数177名、世帯数では変更対象となる162世帯のうち91世帯分の署名簿が届けられたとのことでありました。町長は変更対象世帯の56%の方が字省略にとどめてほしいとの趣旨に賛同する署名が添えられた現実はある程度慎重に考えなければいけないとして、町は意向調査を実施し、全協で諮りましたが、議員の賛同が得られず、住民の願いがかなわない住所変更議案が提出されるに至ったことは甚だ遺憾であります。
そもそも3地区のみ変更することになったのは、「富谷市富谷町」となり語呂が悪いなどの主観的理由によるものであり、いまだにどうして変更しなければならないのか、変更する理由が納得できないとの声は薄れてはおりません。現に町が対象地区の声を聞き取る経緯の中で、町中町内会は当初から町内会の総意で字の省略にとどめることを要望していたことは町も承知していたことであります。
字の名称の変更に当たり字省略にとどめるメリットとしては、「富谷町富谷字町 番地」の字を省略し「富谷市富谷町 番地」と表記しても、住所の同一性に何の疑いもなく、新たな負担は原則としてありません。一方、字の名称変更に伴うデメリットとしては、「富谷町富谷字町 番地」を「富谷市富谷新町 番地」とした場合、変更前と変更後では住所が同一であることの判断が難しく、将来にわたって必要な手続のたびに負担が生ずることになります。つまり変更する対象地区住民の方だけに大きな負担につながる内容の議案であります。
変更対象地区の住民は、当事者としてきょうの議会議決に大きな関心を持ち、注目をいたしております。議案の可決は、住民の切なる願いに背き、将来にわたって禍根、悔いを残すことになると考えます。福岡県福岡市では1890年、市名、市の名前を博多市にするか福岡市にするかの議決で市の名前を福岡市と決定しましたが、博多市にすべきだったとの声がいまだにあるそうであります。一旦議決されれば、後々富谷市富谷町でよかったでは遅いのであります。明治22年、1889年、市町村制の実施以来127年目にして5万人単独市制移行を果たし、富谷市誕生を歴史に刻もうとしているとき、3地区だけを住所変更する理由は希薄と言わざるを得ません。
よって、対象地区の声なき多数の声に関する議案第33号市制施行に伴う字の名称の変更について反対の立場を表明し、反対討論といたします。
議長(浅野幹雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。1番金子 透君。
1番(金子 透君) 議案第33号市制施行に伴う字の名称の変更について、賛成の討論をいたします。
市制施行に伴う字の名称の変更の内容は、1つ目は字の表記を除くことで統一すること、2つ目は、富谷字町を富谷新町に、富谷字町南裏を富谷南裏に、富谷字町北裏を富谷北裏に名称変更するものだと思っております。
町は、昨年11月30日に関係行政区長にお集まりいただき、市制施行に伴う住所表示の字と郵便番号の関連を説明し、一旦地域に戻り地区住民の皆様の意見をお聞きいただき、12月21日再度お集まりいただき意見を聞き、小字の名称変更の対象となる町下、町中、町上の区長には別に機会を設けて説明し、意見を聞くなど、対象となる区長の皆様及び住民の皆様の意見の聴取に努めており、昨年12月22日の議会全員協議会を経て今回の提案と思っております。
名称変更の1つ目、字の表記を除くことについては、市制施行に合わせ次世代に引き継ぐ住居表示を簡素化することの観点から適切と考えます。
2つ目、字町を新町とすることについては、字のみを除くと「富谷市富谷町」となり、市の後に町が続き混乱を招きかねないことと、新町という名称は歴史的な観点からも適切であると考えます。なお、町当局は、2月18日の議会全員協議会の意見を踏まえ、小字の名称変更となる地域の161世帯の住民の皆様に3月3日、3月6日の2回にわたりさらなる説明をし、理解を得るよう努めております。
最後に、現在の字町に生まれ育ち、住み暮らしております私としましては、富谷市となり他の市町村に誇れるような新たなまちをつくり、次世代に引き継ぎたいと考えます。これまでの検討の経過、内容については適切であると考え、賛成討論といたします。
議長(浅野幹雄君) ほかに討論はありませんか。(「なし」の声あり)
討論なしと認め、これで討論を終わります。
これより議案第33号を採決いたします。
この採決は起立によって行います。
本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立多数です。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第14 請願第1号 富谷字町、同字町南裏、同字町北裏を新しい住所にしないことに関する請願書
議長(浅野幹雄君) 日程第14、請願第1号富谷字町、同字町南裏、同字町北裏を新しい住所にしないことに関する請願書について申し上げます。
本請願につきましては議案第33号に関連する請願でありますが、既に議案第33号が可決されていることから、富谷町議会先例集116により、みなし不採択といたします。
日程第15 富谷町選挙管理委員の選挙
議長(浅野幹雄君) 日程第15、富谷町選挙管理委員の選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法については、地方自治法第118条第2項及び富谷町議会先例集48の規定によって指名推選にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。
お諮りいたします。
指名の方法については議長が指名することにしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、議長が指名することに決定いたしました。
選挙管理委員には、小松春子君、佐々木 智君、高桑 博君、相澤良悦君を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま議長が指名した方を選挙管理委員の当選人と定めることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、ただいま指名いたしました小松春子君、佐々木 智君、高桑 博君、相澤良悦君が選挙管理委員に当選されました。
日程第16 富谷町選挙管理委員補充員の選挙
議長(浅野幹雄君) 日程第16、富谷町選挙管理委員補充員の選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法については、地方自治法第118条第2項及び富谷町議会先例集48の規定によって指名推選にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。
お諮りいたします。
指名の方法については議長が指名することにしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、議長が指名することに決定いたしました。
選挙管理委員補充員には、武田勇孝君、長谷川 宏君、遠藤光雄君、大草俊夫君を指名したいと思います。
お諮りいたします。
ただいま議長が指名した方を選挙管理委員補充員の当選人と定めることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、ただいま指名しました武田勇孝君、長谷川 宏君、遠藤光雄君、大草俊夫君が選挙管理委員補充員に当選されました。
次に、補充の順序についてお諮りいたします。
補充の順序はただいま議長が指名した順序にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、補充の順序はただいま議長が指名した順序に決定いたしました。
日程第17 発議第1号 富谷町議会委員会条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第17、発議第1号富谷町議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。
提出者菅原福治君に説明を求めます。菅原福治君、登壇願います。
15番(菅原福治君) それでは、富谷町議会委員会条例の一部改正についてをご説明いたします。
発議第1号富谷町議会委員会条例の一部改正について。
富谷町議会委員会条例の一部を別紙のとおり改正する。
平成28年3月17日提出、提出者菅原福治、賛成者青柳信義、賛成者相澤 榮、賛成者山路清一。
提案理由といたしまして、富谷町内部組織設置条例の一部改正に伴い所要の改正を行うもので、今般の改正につきましては、平成28年1月29日開催の平成28年第1回富谷町議会臨時議会におきまして改正されました富谷町内部組織設置条例の一部改正に伴い、富谷町議会委員会条例を改正するものです。
それでは、改正内容につきまして新旧対照表によりご説明を申し上げます。
常任委員会の名称、委員定数及びその所管、第2条第1項第2号中、教育民生常任委員会の所管に関する部分で「福祉部」を「保健福祉部」とし、教育民生常任委員会の所管を保健福祉部並びに教育委員会の所管に属する事項と定めるものです。
附則といたしまして、この条例は平成28年4月1日から施行するものです。
以上の説明でございます。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) お諮りいたします。
本案は質疑及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。
これより発議第1号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第18 発議第2号 富谷町議会会議規則の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第18、発議第2号富谷町議会会議規則の一部改正についてを議題といたします。
提出者菅原福治君に説明を求めます。菅原福治君、登壇願います。
15番(菅原福治君) それでは、富谷町議会会議規則の一部改正につきましてご説明をいたします。
発議第2号富谷町議会会議規則の一部改正について。
富谷町議会会議規則の一部を別紙のとおり改正します。
平成28年3月17日提出、提出者菅原福治、賛成者青柳信義、賛成者相澤 榮、賛成者山路清一。
提案理由といたしまして、協議及び調整の場を追加するため所要の改正を行うもので、今般の改正につきましては、第128条に規定されております全員協議会につきまして、議会活動の充実を図ることを目的として協議及び調整の場を追加するため所要の改正を行うものです。
それでは、改正内容につきまして新旧対照表によりご説明申し上げます。
第17章及び第128条の見出し部分の「全員協議会」を「協議又は調整を行うための場」とし、条文を以下のように改めるものです。第128条、法第100条第12項の規定による議案の審査または議会の運営に関し協議または調整を行うための場、以下「協議の場」という、別紙のとおりを設ける。第2項、前項で定めるもののほか、協議等の場を臨時に設けようとするときは議会の議決でこれを決定する。第3項、前項の規定により協議等の場を設けるに当たっては、名称、目的、構成員、招集権者及び期間を明らかにしなければならない。第4項、協議等の場の運営その他で必要な事項は議長が別に定めるとするもので、協議または調整を行うための場として、別表において議員全員協議会、委員会調整会議、会派代表者会議、災害対策連絡会と定め、目的、構成員、招集権者につきましてはそれぞれ別表のとおりとします。
附則といたしまして、この規則は平成28年4月1日から施行するものです。
以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) お諮りいたします。
本案は質疑及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。
これより発議第2号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第19 議員派遣の件
議長(浅野幹雄君) 日程第19、議員派遣の件を議題といたします。
お諮りいたします。
富谷町議会会議規則第129条の規定による議員派遣の件については、お手元に配付のとおり議員を派遣したいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、議員派遣の件については配付のとおり派遣することに決定いたしました。
お諮りいたします。
議員派遣日程のほか議案の審査または調査及び議会において必要があるものへの議員の派遣を決定するに当たっては、議長に委任することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、日程に記載のないものについては、議長に委任することに決定いたしました。
日程第20 閉会中の各委員会調査について
議長(浅野幹雄君) 日程第20、閉会中の各委員会調査についてを議題といたします。
各委員会から、所管事務のうち富谷町議会会議規則第75条の規定によって継続調査の申し出があります。
お諮りいたします。
各委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、各委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
議長(浅野幹雄君) 平成28年第1回富谷町議会定例会は、終始熱心な審議を経て全ての議案を議決いたしました。執行部におかれましては、各議員から出された意見を十分に尊重し、町政を執行されますよう強く要望いたしまして閉会の挨拶といたします。
これで本日の日程は全て終了いたしました。会議を閉じます。
平成28年第1回富谷町議会定例会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。
午後1時23分 閉会