富谷市

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平成28年第1回富谷町議会臨時会(開催日:1月29日)

更新日:2016年01月29日

平成28年第1回富谷町議会臨時会(開催日:1月29日)

会議録目次

臨時会会議録第1号

目次
第1日目 1月29日(金曜日)
町長提出議案の概要説明
会議録署名議員の指名
会期の決定
議案第1号 富谷町内部組織設置条例の一部改正について
議案第2号 平成27年度富谷町一般会計補正予算(第7号)
議案第3号 平成27年度富谷町水道事業会計補正予算(第3号)
議案第4号 富谷町と宮城県との間の行政不服審査法第81条第1項に規定する機関の事務の委託に関する協議について

平成28年第1回臨時会議事録(第1号)

平成28年1月29日(金曜日)

出席議員(20名)

  • 1番 金子透君
  • 2番 青柳信義君
  • 3番 浅野武志君
  • 4番 若生英俊君
  • 5番 畑山和晴君
  • 6番 齊藤秀行君
  • 7番 藤原峻君
  • 8番 佐藤聖子君
  • 9番 西田嘉博君
  • 10番 長谷川る美君
  • 11番 佐藤克彦君
  • 12番 山路清一君
  • 13番 浅野直子君
  • 14番 高橋正俊君
  • 15番 菅原福治君
  • 16番 出川博一君
  • 17番 相澤榮君
  • 18番 渡邊俊一君
  • 19番 安住稔幸君
  • 20番 浅野幹雄君

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

  • 町長 若生裕俊君
  • 副町長 大庭豪樹君
  • 総務部長 山田豊君
  • 企画部長 内海壯晃君
  • 福祉部長 小野一郎君
  • 建設部長 奥山育男君
  • 企画部財政課長 西山高広君
  • 総務部総務課長兼情報化推進室長 神田能成君
  • 水道事業上下水道課長(建設部上下水道課長) 石川康一君
  • 教育長 菅原義一君
  • 教育次長(教育総務担当) 小松巌君
  • 教育次長(生涯学習担当) 荒谷敏君

事務局職員出席者

  • 事務局長 亀郁雄
  • 次長 富澤裕
  • 主事 後藤秀樹

議事日程 第1号

平成28年1月29日(金曜日)  午前10時  開会

町長提出議案の概要説明
日程 1 会議録署名議員の指名
日程 2 会期の決定
日程 3 議案第 1号 富谷町内部組織設置条例の一部改正について
日程 4 議案第 2号 平成27年度富谷町一般会計補正予算(第7号)
日程 5 議案第 3号 平成27年度富谷町水道事業会計補正予算(第3号)
日程 6 議案第 4号 富谷町と宮城県との間の行政不服審査法第81条第1項に規定する機関の事務の委託に関する協議について

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり 午前10時00分 開会
議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
  ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しますので、ただいまから平成28年第1回富谷町議会臨時会を開会いたします。
  この臨時会は、町長から富谷町内部組織設置条例の一部改正についてなどの事件議案が提出されることになっております。慎重に審議を尽くされ、町民の負託に応えられますようご期待を申し上げますとともに、議会運営につきましてもご協力をお願いいたしまして、開会の挨拶といたします。
  日程に入るに先立ち、諸報告をいたします。
  議長諸報告はお手元に配付のとおりです。
  なお、説明員の出席報告ほか関係資料については、事務局で保管しておりますので、希望の方は閲覧願います。
  これで諸報告を終わります。
  ここで、富谷町町長に挨拶を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) おはようございます。
  本日ここに、平成28年第1回富谷町議会臨時会が開催されるに当たり、提出議案の説明にあわせて、一言ご挨拶を申し上げます。
  新年を迎え、早くも1カ月が経過いたしますが、本年平成28年は、富谷町にとって、10月10日の市制移行という歴史的な節目を迎える1年であります。仕事始めの4日には、この節目の時期に行政に携わっていることへの感謝の気持ちと職責の重さを再認識するとともに、市制移行が目標ではなく、移行後にどのような市を創造するのかが、我々に課せられている使命であることを訓示の中で職員に対し申し伝えたところであります。
  議員の皆様、そして全ての町民の皆様とともに富谷市誕生を迎えられますよう、オール富谷で取り組んでまいりますので、昨年同様よろしくお願いいたします。
  改めて、今月12日に県から公表された平成27年国勢調査結果速報によりますと、当町の人口は5万1,592人となり、市制移行の要件である人口5万人到達が現実のものとなりました。前回、平成22年国勢調査と比較しますと、4,550人の増で、仙台市に次ぐ増加数となり、また、増加率もプラス9.67%と大和町に次ぐ伸び率となっております。今後は、2月下旬に予定されている国からの速報値の公表を踏まえ、地方自治法に基づく本町議会の議決を頂戴した後に、県に対して正式申請を行うこととしておりますので、よろしくお願いをいたします。
  続きまして、提出議案の概要をご説明申し上げます。
  議案第1号富谷町内部組織設置条例の一部改正につきましては、市制移行及び行政需要の増大に的確に対応するため、組織体制の改編整備の前段として、現行の部の体制について必要な改正を行うものでございます。なお、市制移行に伴う組織体制の改編整備につきましては、市制移行が正式に決定する時期等を踏まえ、再度、内部組織設置条例を初め関係条例の改正案を提出させていただきますとともに、関係規則等の整備もあわせて行うこととしておりますので、その際にはよろしくお願いをいたします。
  議案第2号平成27年度富谷町一般会計補正予算につきましては、市制移行を前提とした福祉事務所機能の追加配置と、それに伴う既存組織の移動等に係る事務什器類の購入経費について予算措置を行うものでございます。
  議案第3号平成27年度富谷町水道事業会計補正予算につきましても、福祉事務所機能の本庁舎への配置に伴い、上下水道課の料金システム等の移設の経費について予算措置を行うものでございます。
  議案第4号富谷町と宮城県との間の行政不服審査法第81条第1項に規定する機関の事務の委託に関する協議についてにつきましては、宮城県が設置を予定している宮城県行政不服審査会へ事務の委託をするため、地方自治法の規定により議会の議決を経た上で、協議により規約を定めることとするものでございます。
  以上、提出議案4件の概要を申し上げましたが、議案審議の際には詳細にご説明いたしますので、慎重にご審議を賜り、全案件ご可決を賜りますようお願い申し上げ、本臨時会の開会に当たりましての挨拶とさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) これから本日の会議を開きます。
  議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。


     日程第1 会議録署名議員の指名
議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、18番渡邊俊一君、19番安住稔幸君、1番金子 透君の3名を指名いたします。


     日程第2 会期の決定
議長(浅野幹雄君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
  お諮りいたします。
  本臨時会の会期は本日の1日間にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本臨時会の会期は本日の1日間に決定いたしました。
  平成27年第4回議会定例会の12月7日に行われました一般質問の中で、高橋正俊君から一部の取り下げの申し出がありましたので、発言を許します。14番高橋正俊君。
14番(高橋正俊君) 平成27年第4回定例会の私の一般質問の再質問の中で、一部不適切な発言がありましたことをおわび申し上げ、当該部分の発言の撤回をさせていただきたいと思います。以上です。


     日程第3 議案第1号 富谷町内部組織設置条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第3、議案第1号富谷町内部組織設置条例の一部改正についてを議題といたします。
  本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務部長。
総務部長(山田 豊君) それでは、おはようございます。
  議案第1号富谷町内部組織設置条例の一部改正につきましてご説明を申し上げます。
  まず、提案理由でございますが、市制移行及び逓増いたします行政需要に的確に対応いたすために必要な改正を行うものでございます。
  改正内容につきましては、新旧対照表にてご説明いたします。議案書の2ページをお願いいたします。
  まず、内部組織設置条例についてでございますが、第1条において設置しております4つの部のうち、第3号の福祉部について、目的別歳出予算上、民生費のみならず、現実には衛生費も所管していること、そして住民の方々の理解という点におきまして、よりわかりやすい名称が望ましいのではないかという観点から、「保健福祉部」に改正するもので、第2条第3号におきましても、同様の改正を行うものでございます。
  なお、改正後の本条例につきましては、本年4月1日から施行することといたすものでございます。
  また、あわせまして、富谷町子ども・子育て会議条例につきましても、当該会議の所管部署を規定しておりますことから、附則におきまして同様の改正を行うものでございます。
  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。
  よって、これから議案第1号を採決いたします。
  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第4 議案第2号 平成27年度富谷町一般会計補正予算(第7号)
議長(浅野幹雄君) 日程第4、議案第2号平成27年度富谷町一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。
  本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。
財政課長(西山高広君) よろしくお願いいたします。
  初めに、今回の補正につきましては、冒頭町長の挨拶でもありましたとおり、市制移行を前提といたしました福祉事務所機能の追加配置と、それに伴う既存組織の移動等に要する補正となってございます。
  それでは、議案第2号についてご説明させていただきます。
  議案書の5ページをお開き願います。
  議案第2号平成27年度富谷町一般会計補正予算(第7号)は、次に定めるところによるものでございます。
  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,102万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ127億3,555万1,000円とするものでございます。
  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
  それでは、事項別明細書により説明させていただきます。
  14、15ページをお開き願います。
  初めに、歳入についてご説明申し上げます。
  18款2項基金繰入金につきましては、1,102万3,000円を追加し、6億2,803万6,000円とするもので、今回歳出補正で提案しております歳出見合いの財源調整でございます。
  続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
  16、17ページをお開き願います。
  2款1項総務管理費につきましては、802万9,000円を追加し、15億61万8,000円とするもので、1目3節職員手当等につきましては、内部組織変更に伴います執務室の移動作業に伴う時間外手当を追加するものでございます。
  5目18節備品購入費につきましては、新たに設置する課に事務机、キャビネットなど附属備品を整備するものでございます。
  次に、4款3項水道費につきましては、299万4,000円を追加し、3,007万4,000円とするもので、執務室移動に伴いまして上下水道課に設置しております監視システム等のシステム移設に伴う水道事業会計への補助金でございます。
  内容は以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) それでは、17ページということになりますけれども、町長挨拶の中に「福祉事務所機能の本庁舎配置に伴い」というふうなことの表現、そしてまた、システムの移設というふうなことでありますけれども、福祉事務所が本庁舎に入るというふうなことでありますれば、1階の配置、そしてまた2階の配置、1階の現状の中に福祉事務所が入るのか、その辺についてお尋ねをいたします。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(山田 豊君) 福祉事務所の機能につきましては、1階を予定してございます。
議長(浅野幹雄君) 1階。1階ね。いいですか。(「あわせて、1階と2階の……」の声あり)1階と2階の入れかえがどうなるのかということですが、予定あるようですから、質問の趣旨。
総務部長(山田 豊君) 失礼いたしました。福祉事務所にどの現在の福祉部の事務を委任するかという詳細、今検討中でございますが、福祉部は一連になっていたほうがより効果的かなという観点で、今現在東側にございます上下水道課を2階のほうに移設いたしまして、そちらあいたスペースのほうに新たに福祉事務所の中核となる新たな課を新設いたしまして配置したいというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) そうしますと、1階に福祉事務所が入る。そのスペースが入るために、上下水道課を2階に移設するという今の内容ですか。(「そのとおりですよ」の声あり)ええ。そうしますと、では次の視点で申し上げますけれども、その上下水道課を東入口、庁舎東入ってすぐにというふうなことでこの15年来やっている、平成15年以来やっていると思うんですけれども、2階に移すことのデメリット等については想定されましたか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(山田 豊君) 確かに水道のほうへのお客様ということで、水道料金も考えられると思います、一番は。そのほかに、関連する業者さんの出入りもたくさんございますが、基本的には正面玄関を入って会計課の窓口のほうで水道料金のほうの受け付けは当然してまいっておりますので、基本的に業者さん以外の不便さというのは最低限に抑えられるかなというふうに思ってございます。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 今、水道料金の徴収というふうなことで、2階でも不都合はないというふうな見解に受けとめましたけれども、上下水道、水道にしろ、下水道にしろ、365日24時間対応、予測外の漏水、そしてまた下水のあふれというようなところを含めて機械管理をしているわけです。部分漏水もあります。そうしたときに、職員の出入り等々からしたらば、私は最も今の場所が最善にして適切でないかというふうなことを今の説明を聞いていても思います。その辺のところを十分やはり24時間の緊急出動、水漏れ、そして対応、部分断水による給水支援、したがいまして、泥靴のままで本当に不眠不休で対応している事例、見聞きするわけでありますから、ぜひこの辺のところについては再度検討して、今の場所が最善にして最適だというふうなことでの結論といいますか、そういったことへの再検討をお願い申し上げますが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(山田 豊君) ただいまの若生議員からのご指摘ももっともなところもございます。ただ、これから福祉事務所が機能を設置するに当たっては、逆に生保の方たちの相談だったりとか、そういうどちらかといいますと生活に密着したような相談のほうも多数発生いたします。そういう意味におきましては、その限られた庁舎スペースの中での何とかやりくりして位置づけなければいけないという観点におきましては、確かに水道の365日の作業に当たって、2階ではいかがかというご指摘も確かにその点はあるかと思いますが、ベストな判断というよりもベターな選択ということでご理解をいただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。16番出川博一君。
16番(出川博一君) それでは、今回提示された予算の時間外勤務手当、それから庁用機具費、それから補助金、これらの積算の内容についてお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) まず、職員の時間外勤務ということでご説明をさせていただきたいと思います。事務所の移設にあっては、通常業務に影響がないようにということで、3月の19日から21日の間に移設を行うと。この休日を利用して行うということとしてございます。その積算でございますが、移設をいたします上下水道課、それから移設先となります建設部並びに管財担当、そして電算担当の職員33名を見込んでございます。その3日間のうち2日間、16時間で対応できるのではないかということで算定をして、130万円の計上をさせていただいたものでございます。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) では、庁用機具費のほうでご説明させていただきます。
  今回購入する備品につきましては、新たに福祉事務所関係で部署がふえるというふうなこともございまして、そこの部分を手当てしております。具体的には、机、椅子、ワゴン、それから書類を入れるキャビネット等、電話機等というふうなところで、不足する備品の購入に予算を置いております。以上です。
議長(浅野幹雄君) 補助金。水道課に出す補助金だよ。
財政課長(西山高広君) 申しわけございませんでした。
  水道に対する補助金でございますけれども、こちらにつきましては、水道事業所でお持ちになっているシステム関係、例えば無線機、それから監視システム、それから料金システム等々のシステム関係を移設する費用というふうなところで、その経費分の見合いを補助金として事業会計のほうに補助する予定でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 先ほどの説明の中で、時間外手当については33名が2日間ほど出るということで、単純に割りますと1人当たり約2万ということになりますけれども、これは業者に頼むよりは安いという見積もりかどうか、その辺のところについて検討されたか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 業者の見積もりはこちらのほうではとってはおりませんが、移動するに当たっての書類整理並びに移設処理を考えると、この時間が必要だろうということで2日間をとっているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 町長にお尋ねいたしますけれども、これから市制移行に向けて細かい支出が出ると予想されるんですけれども、そういう意味でどう、部というか、課なのか、部なのか、わかりませんけれども、1つ福祉事務所的なものをふやすということだけで1,100万かかるんですよ。ですから、そういう意味で、これから経費の市制移行に関する経費の最小化に対する所信を求めたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 当初、この今回福祉事務所機能を設置することに伴って、実は業者に見積もりをとったところ、約3,000万ぐらいの見積もり額が上がってきました。それを見て私は、これがやはりこの3,000万近くの、3,000万超の金額だった、約3,000万だったんですけれども、その金額を見たときに、やはり今ここでその金額を支出するのはいかがなものかということで、極力、今回最終的には市制移行後にもう一度正式な組織再編が伴うのは事実でありますので、その段階で業者を頼んでしっかりとしたいわゆるシステム関係も業者に委託するときが来るので、今回はとりあえず応急的な形で1年間最小限の経費でやるようにということで指示を出して、詰めて、詰めて出した金額が今回の提案の金額であります。本当に私もこの今、かなり全てがシステム化されているという実情もあったり、いろいろな面で本当に今回経費がかかるというのを改めて認識しておりますが、極力私は基本的にとにかく1円たりとも無駄にしないようにという、町民の方から預かっているお金でありますので、そこは最小限に経費を極力かけないように努力をしていきたいというふうに、これは考えて心がけております。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。
  よって、これから議案第2号を採決いたします。
  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第5 議案第3号 平成27年度富谷町水道事業会計補正予算(第3号)
議長(浅野幹雄君) 日程第5、議案第3号平成27年度富谷町水道事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。
  本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) それでは、議案第3号平成27年度富谷町水道事業会計補正予算(第3号)についてご説明を申し上げます。
  21ページをお願いいたします。
  平成27年度富谷町水道事業会計補正予算(第3号)。
  第1条、総則、平成27年度富谷町水道事業会計の補正予算(第3号)は、次に定めるものとし、第2条、予算第3条で定めた収益的収入及び支出の予定額を補正するものでございます。
  収入の第1款水道事業収益は、299万4,000円を追加し、合計を11億7,969万2,000円とするもので、第2項の営業外収益で299万4,000円を追加するものでございます。
  支出の第1款水道事業費用で299万4,000円を追加し、合計を10億7,718万4,000円とするもので、第1項の営業費用において、299万4,000円を追加するものでございます。
  詳細につきましては、25ページをお願いいたします。
  平成27年度富谷町水道事業会計補正予算実施計画明細書でございます。
  収益的収入及び支出では、収入の第1款1項3目他会計補助金で299万4,000円を追加し、支出の第1款1項5目総係費で、課の配置がえに伴うシステム移設費用として299万4,000円を追加するものでございます。
  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。
  よって、これから議案第3号を採決いたします。
  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第6 議案第4号 富谷町と宮城県との間の行政不服審査法第81条第1項に規定する機関の事務の委託に関する協議について
議長(浅野幹雄君) 日程第6、議案第4号富谷町と宮城県との間の行政不服審査法第81条第1項に規定する機関の事務の委託に関する協議についてを議題といたします。
  本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。
総務課長(神田能成君) それでは、よろしくお願いいたします。
  議案書26ページをお願いいたします。
  議案第4号富谷町と宮城県との間の行政不服審査法第81条第1項に規定する機関の事務の委託に関する協議について、ご説明を申し上げます。
  提案理由としましては、地方自治法第252条の14第1項の規定に基づき、行政不服審査法第81条第1項に規定する機関の事務を宮城県に委託するものでございます。
  それでは、本日お配りをさせていただいております別添資料「行政不服審査法改正概要」にて、最初に説明を申し上げます。
  行政処分に関しまして、国民が行政庁に不服を申し立てる制度、いわゆる不服申し立て等の行政不服審査法につきましては、1番としまして、公正性の向上、使いやすさの向上、国民の救済手段の充実・拡大の観点から、50年ぶりに抜本的な見直しがなされ、平成28年4月1日から施行されることとなります。
  改正内容につきましては、審理員による審理手続及び第三者機関への諮問手続の導入、2つ目としまして、不服申し立ての手続を審査請求への一元化、3つ目としまして、審査請求をすることができる期間を3カ月に延長することなど、改正されることになります。
  審理員による審理手続及び第三者機関への諮問手続の導入につきましては、本町に置きかえて図でお示しをしておりますが、改正前の現状におきましては、処分内容に不服がある場合につきましては、町長宛てに申し立てを行い、処分担当部署が実質的な審査を行い、町長が決定することとなってございます。改正後につきましては、不服がある場合は、町長宛て審査請求が行われ、処分担当部署が審査を行うものではなく、審査担当部署において審理員を指名した後に意見書を作成し、さらにはより公正性を向上させるために、審査担当部署における判断をチェックする機関となります第三者機関への諮問答申を経て、町長が裁決することに改められるというものでございます。
  本議案につきましては、この第三者機関を宮城県に事務委託をすることとし、事務の委託につきまして、地方自治法第252条の2第3項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
  なお、改正行政不服審査法関連条例につきましては、2月議会定例会におきまして上程することで現在準備を進めております。
  それでは、委託に関する規約につきましてご説明を申し上げます。
  議案書27ページをお願いいたします。
  富谷町と宮城県との間の行政不服審査法第81条第1項に規定する機関の事務の委託に関する規約。
  第1条の第三者機関の事務の委託は、本町におきましては、先ほどご説明申し上げました行政不服審査法に規定する諮問答申を行います第三者機関を宮城県に委託することを規定するものでございます。県内35の市町村のうち、宮城県に委託予定の市町村につきましては、30市町村でございます。
  第2条の委託事務の管理及び執行方法につきましては、第三者機関の事務の管理及び執行について、宮城県の条例等の定めによることを規定するものでございます。
  第3条の委託事務に関する経費の負担等は、第1項で、委託事務に要する経費は本町が負担することを規定し、第2項で、委託事務の経費の算定方法並びに交付の方法及びその時期は、町と県が協議をして定めることを規定するものでございます。
  第4条の補足は、第1項で、県は第三者機関の事務の管理及び執行に関する条例等を制定、改正または廃止したときは町長に通知することを規定するものでございます。
  第2項で、当該規約に定めるもののほか、必要な事項は町と県とで協議して定めることを規定するものでございます。
  なお、今後のスケジュールとしましては、本議会におきましての議決を経た上で、宮城県と協議を図り、宮城県におきましては2月定例会におきまして議決が行われる予定となってございます。
  附則としまして、この規約は、平成28年4月1日から施行するものでございます。
  以上、よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。
  よって、これから議案第4号を採決いたします。
  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
  平成28年第1回富谷町議会臨時会は、終始熱心な審議を経て、全ての議案を議決いたしました。
  執行部におかれましては、各議員から出された意見を十分に尊重し、町政を執行されますよう強く要望いたしまして、閉会の挨拶といたします。
  これで本日の日程は全て終了いたしました。
  会議を閉じます。
  平成28年第1回富谷町議会臨時会を閉会いたします。
  ご苦労さまでした。
     午前10時34分 閉会

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