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平成27年第3回富谷町議会臨時会(開催日:11月2日)

更新日:2015年11月02日

平成27年第3回富谷町議会臨時会(開催日:11月2日)

会議録目次

臨時会会議録第1号

平成27年第3回臨時会目次

第1日目 11月2日(月曜日)

  • 町長提出議案の概要説明
  • 会議録署名議員の指名
  • 会期の決定
  • 平成27年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)

平成27年第3回臨時会議事録(第1号)

平成27年11月2日(月曜日)

出席議員(20名)

  • 1番 金子透君
  • 2番 青柳信義君
  • 3番 浅野武志君
  • 4番 若生英俊君
  • 5番 畑山和晴君
  • 6番 齊藤秀行君
  • 7番 藤原峻君
  • 8番 佐藤聖子君
  • 9番 西田嘉博君
  • 10番 長谷川る美君
  • 11番 佐藤克彦君
  • 12番 山路清一君
  • 13番 浅野直子君
  • 14番 高橋正俊君
  • 15番 菅原福治君
  • 16番 出川博一君
  • 17番 相澤榮君
  • 18番 渡邊俊一君
  • 19番 安住稔幸君
  • 20番 浅野幹雄君

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

  • 町長 若生裕俊君
  • 副町長 大庭豪樹君
  • 企画部長 内海壯晃君
  • 総務部長 山田豊君
  • 福祉部長 小野一郎君
  • 建設部長 奥山育男君
  • 企画部財政課長 西山高広君
  • 水道事業上下水道課長(建設部上下水道課長) 石川康一君
  • 教育長 菅原義一君
  • 教育次長(教育総務担当) 小松巌君
  • 教育次長(生涯学習担当) 荒谷敏君

事務局職員出席者

  • 事務局長 亀郁雄
  • 次長 富澤裕
  • 主事 後藤秀樹

議事日程 第1号

平成27年11月2日(月曜日) 午後1時30分 開会

町長提出議案の概要説明
日程 1 会議録署名議員の指名
日程 2 会期の決定
日程 3 議案第 1号 平成27年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)

本日の会議に付した事件


 議事日程のとおり 午後1時30分 開会
議長(浅野幹雄君) 皆さん、こんにちは。
  ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しますので、ただいまから平成27年第3回富谷町議会臨時会を開会いたします。
  この臨時会は、町長から平成27年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)の事件議案が提出されることになっております。慎重に審議を尽くされ、町民の負託に応えられますようご期待を申し上げますとともに、議会運営につきましてもご協力をお願いいたしまして、開会の挨拶といたします。
  日程に入るに先立ち、諸報告をいたします。
  議長諸報告はお手元に配付のとおりです。
  なお、説明員の出席報告ほか関係資料については、事務局で保管しておりますので、希望の方は閲覧願います。
  これで諸報告を終わります。
  ここで、富谷町長に挨拶を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) 本日ここに、平成27年第3回富谷町議会臨時会が開催されるに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
  本臨時会への提出議案につきましては、先月23日開催の議員全員協議会でご説明申し上げたとおり、去る9月14日に発生した成田第一汚水中継ポンプ場事故にかかわる関連経費を、下水道事業特別会計補正予算として上程させていただいております。
  補正予算の総額につきましては約1億5,000万円で、その財源につきましては全額委託業者からの弁償金ということで、改めて原因者負担を明確にさせていただいております。
  詳細の内容につきましては、議案審議の際に別途ご説明いたしますことを申し述べ、簡単ではありますが、本臨時会のご挨拶とさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) これから本日の会議を開きます。
  議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。


     日程第1 会議録署名議員の指名
議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、19番安住稔幸君、1番金子 透君、2番青柳信義君の3名を指名いたします。


     日程第2 会期の決定
議長(浅野幹雄君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
  お諮りいたします。
  本臨時会の会期は本日の1日間にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本臨時会の会期は本日の1日間に決定いたしました。


     日程第3 議案第1号 平成27年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議長(浅野幹雄君) 日程第3、議案第1号平成27年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
  本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) それでは、議案第1号平成27年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明を申し上げます。
  議案書1ページをごらん願います。
  第1条歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億4,940万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億203万2,000円とするものでございます。
  第1条第2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものとし、2ページから3ページにお示ししてございます。
  10ページ、11ページをお願いいたします。
  歳入についてご説明をいたします。6款1項1目雑入4節弁償金につきましては、去る9月14日発生いたしました成田第一汚水中継ポンプ場事故に伴う施設維持管理業務の受注者の、株式会社宮城衛生環境公社の復旧経費の総額に当たる弁償金となってございます。
  12ページ、13ページをお願いいたします。
  歳出につきましては、1款1項1目下水道総務費3節職員手当等は、事故対応に要した職員の時間外勤務手当と管理職員特別勤務手当となってございます。
  1款2項2目下水道維持管理費11節需用費は、事故に伴い施設外部へ漏れ出した汚水の消毒のため投入した固形の次亜塩素酸の薬品購入に伴う消耗品でございます。
  12節役務費手数料は、事故に伴い河川へ放流された汚水の汚染状況を監視するために行った水質検査の手数料でございます。
  13節委託料2,556万1,000円は、ポンプ場内にたまった汚水のくみ上げと河川清掃、施設外部への汚水の溢水を抑えるための大型バキューム車による作業委託料となってございます。
  15節工事請負費1億2,274万2,000円は、今回の事故により機能停止した3基の送水ポンプの仮復旧から、今後行う予定の本復旧に係る工事費でございます。
  歳出については以上でございます。
  これで説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) この件に関しましては、先ほど町長からありましたように、23日の全員協議会で経過については説明をいただきました。理解しておりますが、今後のことでございますが、何といっても再発防止だと思います。今後として、この業者への指導強化とか点検確認ということでこの間上げておりましたけれども、この辺もう少し詳しくご説明をいただきたいなと思います。
  もう一つは、この上下水道も、そのほかにも委託業務というような部分が結構ありますが、この際に、その他の委託業務についても点検確認等々する必要があるんじゃないかなと思いますので、質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) これらにつきましては、事故を受けての今後の町のチェック体制でございますけれども、新たにチェックリストというようなものを設けまして、写真添付による確認、現場のほうに作業のための写真添付による確認ということで、あと指差し確認等も8項目のチェックを実施し、毎月そのチェックリストによる結果を報告していただくと。さらに、町職員の定期的な確認ということで今後実施してまいりたいと考えてございます。
  あと今後のその他の委託事業につきましても、今後、町のほうで業者への指導強化、あと今回の事故を受けての再発防止策を同じように講じてまいりたいというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) それでは町長にお伺いしますが、上下水道にかかわらず、やはり業務量なり事業がふえてきております。予算の関係もありまして、だんだん委託という事業がふえてきておりますが、この委託業務というのは今回のように町も目が届かない部分もありますし、我々議員というか議会もなかなか目が届かないことも多いと思います。町長に質問でございますが、この委託業務に対しての町長の見解といいますか、安易にふやすべきではないとは思いますが、そうは言っても事業もふえておりますので、その辺の見解をお聞きしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 委託業務につきましては、やはり本来、職員が直接対応すれば、それは理想なのかもわかりませんが、やはり専門的な技術的な部分もありますので、それぞれの関係においてはやはり専門的な業者に委託するのもやむを得ないというふうに思っております。ただ、やはりこのような事故が二度と起こらないように、本当に今回もご報告申し上げましたように、まさに人的なミスがこのような1億5,000万円という大きな損害につながっているわけでありますので、このようなことがないように今回のいわゆるチェックリストを含めて、ほかの委託業務におきましても、その辺を周知徹底する努力をしていきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 今回は人為的なミスだということでしたが、これまでこの汚水中継ポンプ場、大小にかかわらずミスなどというのはなかったのか、お尋ねします。
  そして、その水没したということですが、抜本的な改修工事が必要ではないかというようなことも思うわけですが、これは本復旧したことで全てこれからの汚水の処理についても対応できるということになっているのか、2点お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) まず、これまでのミスということでございますけれども、これまではこのようなミスというか、大小かかわらずですけれども、今まではございませんでした。
  あと抜本的なということでございますけれども、今後は業者に対する指導強化等を含めて、先ほど答弁させていただいたとおりの内容になろうかと思いますけれども、今後強化をしてまいりたいというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 一番最初の質問ですけれども、人為的なミスがあったかということではなくて、今ある汚水中継ポンプ場ですが、全くスムーズに運営されてきたのか。さまざまなことが、場所が場所ですので、もしかしたらあったかなということもありまして、人為的というだけでなくて、気象だとか環境だとかによって、さまざまなことが起こり得る場所だと思いますので、その点についての何らかの事故といいますか、事件といいますか、そういうものがなかったのか。そして、またそういうことがあったときに、本当にそこの場所でいいのか。今後についてこのままにしていって、本復旧が済めばこれで大丈夫かということについてお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) これまでのということでございますけれども、あそこのポンプ場につきましては、成田第一汚水中継ポンプ場につきましては、3基のポンプがございます。ということで、実際は大雨による汚水の送水につきましては1基もしくは2基目が同時に動くことがあるかもしれませんけれども、現時点では1基でほぼ間に合うような状況になってございます。ですので、自然による大雨についての溢水というか、汚水が漏れるというようなことは実際はございません。停電等、東日本大震災のときのような形で電力がとまって、自家発電の燃料も切れたというようなときには、やむを得ずゲートを閉めて外に出さざるを得ないというようなことはございますけれども、それ以外にはございませんということでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。14番高橋正俊君。
14番(高橋正俊君) 私から3点ほどお聞きしたいんですけれども、この宮城衛生環境公社のまずは資本金は幾らなのか。それから、この会社の年商は幾らくらいやっている会社なのか。それから、この1億5,000万円の被害という金額なんですけれども、大型ダンパー、バキュームカーによるポンプ場からの汚水くみ取り、くみ上げ処理ですね、これは宮城環境の車も使ったようなんですけれども、この金額2,366万何がしの中に、この宮城環境の分も入っているんですか。以上、お聞きします。
議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 資本金につきましては3,000万円でございます。事業の年収につきましては、投資資本が当時10億7,000万円ということでございます。あと大型ダンパーの今回の事業費につきましては、実際はいろいろなところのダンパーをかき集めてきたというような状況でございまして、宮城衛生環境さんのダンパーにつきましては4台ほど出していただいているということで、この分について少し金額的には、ダンパーが総数で59台実際に動いたわけですけれども、そのうち常に動いたのが宮城衛生さんとしては4台、それぞれ毎日4台出していただいたというふうな状況でございます。金額については、少しお待ちください。現時点では計算書がたくさんありまして、すぐに出せる状況でございませんので、後ほどお答えしたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。
  この金額につきましては、宮城衛生環境公社の分も含まれてございます。
議長(浅野幹雄君) 14番高橋正俊君。
14番(高橋正俊君) トータルで約1億5,000万円なんですけれども、この宮城衛生環境公社が全額負担するということなんですけれども、この宮城環境公社の分は私は入れるべきではないと思うんですね、私は。この被害額をできるだけ小さくして、一旦これは町で立てかえて払うわけですから、これも税金の中から出すんですから、その辺はよくと宮城環境さんと話し合って、総額に入れて予算を大きくしてしまうんだと思うんですよ、その分が入ると。ですから、弁償するということの話がついてるんでしょうから、その分は私は入れるべきではないと思ってるんですけれども、その辺を伺います。
議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) こちらのダンパーの経費等につきましては、違う泉工業さんというところで一括して請け負っていただいたということで、そこに宮城衛生環境さんのほうも加わっているというようなことでございまして、契約上は泉工業さんのほうとの契約ということになりますので、今回は総額に含まれているということでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。14番高橋正俊君。
14番(高橋正俊君) その内容についてはわかりますけれども、この宮城環境さんの管理、人的なミスでこの事故が起きたということなので、環境公社さんのこういう状況で金額だけ出してよこしたら、誠意がないというふうに我々も感じると思うんですよ。皆さんもね。税金からこれは出すわけですから。だから、その内容を文書できちんとして、この分は宮城環境の分ですから金額に入れませんと、こういうふうにきちんと出して、できるだけこの補正予算を小さくする、これが本来の姿でないかなと思うんですけれども、その辺をもう一度お願いします。
議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。もとい、建設部長。
建設部長(奥山育男君) ただいま議員のおっしゃるようなところは、十分私どももそのような認識は持つところでございます。その辺の支払い関係につきましては、今後十分内容等を精査しながら、対応についても十分検討しながら進めていきたいなと思います。
  あと支払いの件は、町が一旦立てかえるということではなくて、弁償金をこちらのほうに納めていただいた中から支払いをするということで考えてございますので、ご理解いただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。16番出川博一君。
16番(出川博一君) では、大きく2点お尋ねします。
  1点は、株式会社宮城衛生環境公社の直近の業績、売り上げ、粗利、純利益、それから弁償金ということで話は進んでいるんですけれども、この弁償金が払われるという担保はあるんでしょうか。例えば覚書を結んでいるとか、念書をもらっているとかという対応はされているのかどうか。あと、こことの委託契約は27年、28年、2年間なんですけれども、28年まで継続して委託するというお考えか、まず1点お尋ねします。
  それから、2点目は、職員手当の中で時間外が76万5,000円ほど出ておるんですけれども、これの期間はいつからいつまでの相当なのか。また、1人当たり何時間ぐらいの時間外なのかお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 宮城衛生さんの直近の業績といたしましては、売り上げが14億2,800万円ということでございます。総利益が4億6,000万円というような状況にございます。あとこれに対する、支払いに対する覚書等ということでございますけれども、現時点でまだ書類の取り交わしはしておりませんけれども、今後書類面の取り交わしをして、支払いに向けての取り決めをしていきたいというふうに考えてございます。
  あと契約の解除につきましてでございますけれども、現時点ではこちらの弁償の履行状況等も踏まえまして、検討してまいりたいというふうに考えてございます。(「時間外については」の声あり)
  時間外につきましては、対応職員が20名でございまして、1人16時間というようなところでございます。(「何日から何日までか」の声あり)時期につきましては、職員が14日から、河川清掃まで含めますと24日くらいまでだったと思っております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 先ほど売り上げが10億7,000万円というふうに言ったんですけれども、今の答弁では14億2,800万円ということなんですけれども、これはいつの時点の売り上げなのか、もう一度確認します。
  それから、議会に対して補正予算を計上するに当たって、入金の担保がされていないということで議案を出してくるというのはいかがなもんでしょうか。これは町長にお尋ねしたいと思います。
  それから、時間外についてなんですけれども、この下水道の事業に関しては職員は2名ですよね。それなのに20人の時間外をこの項目で支出するというのは適正なのかどうか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 今回の弁償金の根拠となる部分に関しましては、事故報告書において、「原因は弊社の作業員が点検時ポンプスイッチ誤操作により」と明確に書いてあるという、承認とあとは「ポンプ場復旧に対しまして弊社全責任のもと対応させていただきます」という一文と、あとは顛末書における今後の対策として、「復旧に関する経費については富谷町と協議の上、弊社にて負担になります」という一文を書面でいただいているということで、根拠として考えております。
議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 職員2名ということでございまして、時間外についてですけれども、こちらにつきましては緊急ということで建設部の職員の応援をいただいたと。周辺住民へのチラシの配布、そういったものをお手伝いいただいた。あと水道の事業職員もそちらの業務に当たったということでございます。(「下水道の補正で建設部の職員を計上するのはおかしいんじゃないかと言っている」の声あり)
  下水道事業に関する業務でございますので、下水道のほうで支払いをさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 先ほどこの弁償金の入金についてといいますか、担保されているかということについて町長の答弁はいただきましたけれども、それは果たして、例えば支払えないよというようなときに裁判で有効な文書なのかどうか、その辺のところについてもう一度確認いたします。
  それから、時間外については、やっぱりここに計上するんじゃなくて、関係課のところで予算計上すべきじゃないかと思うんですけれども、いかがですかね。その点もう一度お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 初めに若生町長。もとい、建設部長。
建設部長(奥山育男君) 初めに根拠となる文書なんですけれども、先ほど町長が申し上げましたとおり、事故報告書、あと顛末書でもって相手方の弁償するという意思が確保されております。また、これで今後の手続について十分とは当然町も考えておりませんで、今後これらをもとに覚書等を交わしながら、支払っていただく文書を取り交わしていくこととしております。
  また、時間外の予算の置き場所なんですが、これはあくまで下水道事業の業務に当たっての職員の勤務に当たるものですから、性質上、下水道事業会計のほうに計上して支払いするのが適当というふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 幾つか質問いたします。
  1つは多額のこのような弁償金の支払い、今もありましたように確実に担保されているかというふうな視点から、3つほど申し上げます。1つは、支払いの時期はいつであるのか。そしてまた、その額、一括支払いなのか、分割等の協議がなされているのか。そして3つ目、業者が弁済金を手当てするに当たって、保険金、そしてまた現金調達、そういった内訳等について詳細協議しているのかどうか伺います。
議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) こちらの弁償金について担保されているかということでございますけれども、こちらにつきましては今後覚書と、先ほど部長のほうからも答弁させていただいたとおり、今後時期を定めて覚書を締結していきたいというふうに考えてございます。あと保険の請求、この賠償金の請求でございますけれども、一括か分割かということでございますけれども、今後その覚書の中で納付期限を定めてまいりたいというふうに考えてございます。保険金につきましては、全員協議会のときにも説明させていただいたとおり、会社といたしましては損害賠償というような形で、車両関係等も含めまして1億円の保険に入っているというようなことを伺っております。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 大変、今議論が深まるにつれて、協議が具体的にされているのか、されていないのか。そしてまた、全額1億5,000万円ほどの弁償金をこの事業者が支払うと約束しているのか、その辺のところについてもう一度確認いたします。
議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 全額弁償するというふうな意思表示をしていただいております。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 意思表示の方法、具体的に文言、文書なのか口頭なのか、記録があるのか、その辺についてもお願いします。
議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 先ほど町長のほうからも説明をさせていただいておりますとおり、事故報告書ということで、去る9月14日云々というようなことで事故報告書をいただいてございます。こちらが10月1日付でございます。その後に、10月23日付で顛末書をいただいてございます。あと同じ10月23日付で、ポンプ停止の経過報告書というようなことで書類をいただいております。さらに、今後の点検のマニュアルということで、書類の提出をいただいております。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。
  よって、これから議案第1号を採決いたします。
  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
  平成27年第3回富谷町議会臨時会は、終始熱心な審議を経て、全ての議案を議決いたしました。
  執行部におかれましては、各議員から出された意見を十分に尊重し、町政を執行されますよう強く要望いたしまして、閉会の挨拶といたします。
  これで本日の日程は全て終了いたしました。
  会議を閉じます。
  平成27年第3回富谷町議会臨時会を閉会いたします。
  ご苦労さまでした。
     午後2時05分 閉会

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