富谷市

『住みたくなるまち日本一』をめざして

平成27年第3回富谷町議会定例会(開催日:9月24日~10月9日)

更新日:2015年10月09日

平成27年第3回富谷町議会定例会(開催日:9月24日~10月9日)

会議録目次

定例会会議録第1号

決算審査特別委員会会議録第1号

決算審査特別委員会会議録第2号

決算審査特別委員会会議録第3号

決算審査特別委員会会議録第4号

定例会会議録第2号

定例会会議録第3号

定例会会議録第4号

定例会会議録第5号

平成27年第3回定例会目次

第1日目 9月24日(木曜日)
町長提出議案の概要説明
議席の変更について
議案第2号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について
議案第3号 富谷町職員の再任用に関する条例の一部改正について
議案第4号 富谷町個人情報の保護に関する条例の一部改正について
議案第5号 富谷町手数料条例の一部改正について
議案第6号 富谷町公営住宅条例の一部改正について
認定第1号 平成26年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について
認定第2号 平成26年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第3号 平成26年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第4号 平成26年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第5号 平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第6号 平成26年度富谷町水道事業会計決算の認定について
第2日目 10月6日(火曜日)
一般質問 15番 菅原福治議員
1 市制移行に於ける「都市づくりの方向性」について
2 仙台市並みの敬老バス乗車パス等、都市機能の整備について
3 台風18号などの危機管理を問う
12番 山路清一議員
1 高屋敷工業団地の現況を質問する
2 町道改修工事を質問する
16番 出川博一議員
1 特養ホーム 東向陽台・明石台地区に建設か
2 国民健康保険税の大幅引き下げはいつか
3 ニーズ調査が反映されるか 放課後児童クラブ
1番 金子透議員
1 黒川消防署富谷出張所について伺う
2 我が町の児童生徒の通学の安全について伺う
3 児童手当制度について伺う
18番 渡邊俊一議員
1 都市計画道路穀田三ノ関線の計画年次を問う
第3日目 10月7日(水曜日)
一般質問 4番 若生英俊議員
1 「住みたくなるまち日本一」について
2 選挙公約(選挙公報)及び選挙マニフェストに関しその進捗について
3 明石台東地区の開発行為にともなう「開発負担金」について
9番 西田嘉博議員
1 富ケ丘団地町道維持補修に対する町の取り組みについて
13番 浅野直子議員
1 交通対策と道路整備を問う
2 子育て支援の拡充を
3 健康維持に全町民で利用できるプール設置を
3番 浅野武志議員
1 町道「二・三ノ関線」舗装補修工事について
2番 青柳信義議員
1 3.11東日本大震災時の水道給水不能の教訓を問う
2 防犯灯の整備強化を問う
第4日目 10月8日(木曜日)
一般質問 10番 長谷川る美議員
1 「とみやわくわく町民会議」の成果と今後の施策への反映について
6番 齊藤秀行議員
1 富谷町内におけるリスクマネジメントについて
17番 相澤榮議員
1 豪雨災害への対応について
8番 佐藤聖子議員
1 国保健事業の推進と国民健康保険税の引き下げを求める
2 町道、街路樹、除草など住環境整備に予算の拡充を求める
7番 藤原峻議員
1 富谷町奨学金制度の改善を求める
2 交通弱者への支援の充実を求める
3 富ケ丘の側溝蓋かけと道路の整備の予算拡大を求める
第5日目 10月9日(金曜日)
一般質問 19番 安住稔幸議員
1 住民との協働のまちづくりを問う
2 防災対策を問う
3 町の不適切な事務処理を問う
11番 佐藤克彦議員
1 本町の道の駅は
2 保育所の待機児童をなくせ
議案第 1号 富谷町いじめ問題対策連絡協議会等条例の制定について
議案第 7号 平成27年度富谷町一般会計補正予算(第4号)
議案第 8号 平成27年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
議案第 9号 平成27年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第3号)
議案第10号 平成27年度富谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
議案第11号 平成27年度富谷町水道事業会計補正予算(第2号)
議案第12号 教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて
諮問第 1号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
諮問第 2号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
認定第 1号 平成26年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について
認定第 2号 平成26年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 3号 平成26年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 4号 平成26年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 5号 平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 6号 平成26年度富谷町水道事業会計決算の認定について
議案第13号 町長及び教育長の給料の月額の特例に関する条例の制定について
議案第14号 平成27年度富谷町一般会計補正予算(第5号)
議案第15号 平成27年度日吉台中学校トイレ改修工事請負契約の締結について
発議第 8号 富谷町明石台東地区開発に伴う「宅地開発負担金」に関する調査特別委員会の設置について
発議第 9号 議会活性化調査特別委員会の設置について
閉会中の各委員会調査について
決算審査特別委員会
第1日目  9月29日(火曜日)
認定第 1号 平成26年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について
(企画部企画政策課、企画部財政課、総務部総務課、総務部町民生活課、総務部税務課、会計課、議会事務局、監査委員事務局)
第2日目  9月30日(水曜日)
認定第 1号 平成26年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について
(福祉部長寿福祉課、福祉部健康増進課、福祉部子育て支援課、教育委員会)
第3日目  10月1日(木曜日)
認定第 1号 平成26年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について
(企画部産業振興課、建設部都市整備課、建設部都市計画課)
第4日目  10月2日(金曜日)
認定第 2号 平成26年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 3号 平成26年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 4号 平成26年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 5号 平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 6号 平成26年度富谷町水道事業会計決算の認定について

平成27年第3回定例会議事録(第1号)

平成27年9月24日(木曜日)

出席議員(20名)

  • 1番 金子透君
  • 2番 青柳信義君
  • 3番 浅野武志君
  • 4番 若生英俊君
  • 5番 畑山和晴君
  • 6番 齊藤秀行君
  • 7番 藤原峻君
  • 8番 佐藤聖子君
  • 9番 西田嘉博君
  • 10番 長谷川る美君
  • 11番 佐藤克彦君
  • 12番 山路清一君
  • 13番 浅野直子君
  • 14番 高橋正俊君
  • 15番 菅原福治君
  • 16番 出川博一君
  • 17番 相澤榮君
  • 18番 渡邊俊一君
  • 19番 安住稔幸君
  • 20番 浅野幹雄君

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

  • 町長 若生裕俊君
  • 副町長 大庭豪樹君
  • 会計管理者兼会計課長 矢田守君
  • 総務部長 山田豊君
  • 企画部長 内海壯晃君
  • 福祉部長 小野一郎君
  • 建設部長 奥山育男君
  • 企画部企画政策課長 高橋弘勝君
  • 企画部財政課長 西山高広君
  • 企画部産業振興課長 横倉時夫君
  • 総務部総務課長兼情報化推進室長 神田能成君
  • 総務部税務課長 吉田尚樹君
  • 総務部町民生活課長兼東向陽台出張所長兼富ケ丘出張所長兼あけの平出張所長兼日吉台出張所長兼清掃センター所長 泉川潤哉君
  • 福祉部長寿福祉課長兼福祉健康センター所長 中山高子君
  • 福祉部健康増進課長 郷右近衛君
  • 福祉部子育て支援課長兼西成田コミュニティセンター子育てサロン所長 浅場悟君
  • 建設部都市整備課長 齋藤英夫君
  • 建設部都市計画課長 伊藤正君
  • 水道事業上下水道課長(建設部上下水道課長) 石川康一君
  • 教育長 菅原義一君
  • 教育次長(教育総務担当) 小松巌君
  • 教育次長(生涯学習担当) 荒谷敏君
  • 教育総務課長 高橋加代君
  • 学校教育課長 齋藤卓也君
  • 生涯学習課長兼総合運動公園所長兼民俗ギャラリー館長 渡邉正弘君
  • 代表監査委員 阿部功君

事務局職員出席者

  • 事務局長 亀郁雄
  • 次長 富澤裕
  • 主事 後藤秀樹

議事日程 第1号

平成27年9月24日(木曜日) 午前10時00分 開会

町長提出議案の概要説明
第 1 議席の変更について
第 2 会議録署名議員の指名
第 3 会期の決定
第 4 議案第2号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について
第 5 議案第3号 富谷町職員の再任用に関する条例の一部改正について
第 6 議案第4号 富谷町個人情報の保護に関する条例の一部改正について
第 7 議案第5号 富谷町手数料条例の一部改正について
第 8 議案第6号 富谷町公営住宅条例の一部改正について
第 9 認定第1号 平成26年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について
第10 認定第2号 平成26年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
第11 認定第3号 平成26年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
第12 認定第4号 平成26年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
第13 認定第5号 平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
第14 認定第6号 平成26年度富谷町水道事業会計決算の認定について

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり 午前10時00分 開会
議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
  ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しますので、ただいまから平成27年第3回富谷町議会定例会を開会いたします。
  この定例会は、町長から富谷町いじめ問題対策連絡協議会条例の制定についてなどの事件議案が提出されることになっております。慎重に審議を尽くされ、町民の負託に応えられますようご期待を申し上げますとともに、議会運営につきましてもご協力をお願いいたしまして、開会の挨拶といたします。
  初めに、提出議案などの説明を含め、富谷町町長に挨拶を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) 本日ここに、平成27年第3回富谷町議会定例会が開催されるに当たり、提出しております議案の概要にあわせ、町政運営の取り組みにつきましてご説明申し上げます。
  今月16日開催の臨時会におきまして一部補正予算の議決を頂戴してはおりますが、本定例会の位置づけとしましては、実質的には議員の皆様との最初のご議論の場でございます。9月定例会の性格上、前年度実施した事業や、その決算についてご審議を頂戴いたしますが、あわせて、来年10月の市制移行と「住みたくなるまち日本一」実現に向けた今後の町政運営につきましてさまざまな議論を深めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
  それでは、近々の町政運営全般についてご報告を申し上げます。
  まず、去る8月20日に役場町民交流ホールで実施した夏の高校野球・甲子園決勝のパブリックビューイングでは、急な呼びかけにもかかわらず100名を超える大勢の皆様とともに仙台育英学園高等学校の優勝と本町在住の佐々木良介君の活躍を願って応援できましたことは、同じ富谷町民として大変誇らしい瞬間でございました。惜しくも準優勝に終わりましたが、先日、良介君から訪問を受けた折には、町民に勇気と感動を与えていただいたことに対して、町を代表して感謝と御礼の気持ちを伝えさせていただきましたことご報告申し上げます。
  次に、今月10日から11日にかけての平成27年台風第18号による大雨に関する18日現在の被害状況についてご報告を申し上げます。
  床上浸水は、三ノ関会館を含め3件、床下浸水については12件となっております。公共施設等の被害としては、河川39件、道路22件、農業施設90件、学校施設6件、保育施設2件、生涯学習施設2件、公園1件、緑地11件、下水道施設1件と大きな被害を受けましたが、幸いにも人的被害はありませんでした。
  被害総額についてはなお精査中ですが、被災された皆様に対しましては心よりお見舞いを申し上げますとともに、一刻も早い復旧に向け、総力を挙げて取り組んでまいります。
  次に、今月14日に発生した成田第一汚水中継ポンプ場事故の経過につきましてご報告申し上げます。
  事故の概略と緊急対応につきましては、さきの臨時議会の冒頭にご説明申し上げたとおりですが、関係各位の献身的な対応によりまして、事故発生から約48時間後、16日の午後9時32分に第1号機のポンプ稼働に成功し、ポンプ場に集積する汚水の送水機能を回復することができました。この1号ポンプ機の稼働により、24時間態勢で行っていたバキュームカーでの作業も終了し、また同時にポンプ場からの汚水流出もなくなり、さらには翌17日の午後10時50分に2号ポンプも稼働し、その後は両機とも正常に稼働しております。
  今回の事故発生により、ポンプ場周辺にお住まいの皆様を初め多くの皆様にご心配とご迷惑をおかけいたしたことに改めておわび申し上げますとともに、一刻も早い復旧に向けご対応いただいた関係各位のご尽力とご苦労に対し、心より感謝を申し上げます。
  今後は、このような事故が再び起きないよう原因究明と対応を検証するとともに、成田第一汚水中継ポンプ長寿命化計画に基づく計画的な改築等を実施し、施設の維持管理の適正化になお一層努めてまいります。
  次に、さきの議員全員協議会でもご説明申し上げましたが、このたび平成24年度から平成26年度の3カ年にわたり富谷町私立幼稚園就園奨励費補助金の誤交付、過払いが判明いたしました。対象となったご家庭、幼稚園関係者の皆様初め多くの皆様に多大なご迷惑をおかけしますことを深くおわび申し上げますとともに、その対応についてご説明申し上げます。
  この3カ年、誤ったシステムのもと補助金の算定をしたことにより、209世帯のご家庭に対して総額1,666万1,700円の補助金が過大に交付され、その結果、保育料及び入園料を過大に減免しておりました。誤りの原因につきましては、平成24年度において新電算システムヘ更新する際、システムの構築に誤りがあり、そのまま稼働してきたことによるものでございます。
  今後は、再発防止のため、システム更新時には徹底した確認作業を行い、毎年度におきましてもチェック体制をより一層強化し、適正な事務に努めてまいります。
  ご迷惑をおかけしたご家庭に対しましては、職員が直接訪問し、おわびとともに補助金返還についてご協力のお願いをいたしました。返還の際の納付方法等につきましては、各ご家庭の相談に応じているところであります。
  なお、本事業は国の補助を受けており、過大に交付を受けていた3カ年分の補助金の返還が発生いたします。したがいまして、今議会にその補正予算を計上しておりますので、よろしくお願いいたします。
  また、本件の内容、経緯につきましては町ホームページにも掲載し、改めて町民の皆様に対し、おわびとお知らせを行ったところでございます。
  それでは、企画部所管の各種施策の実施状況から申し上げます。
  まず、今後の人口動向を踏まえた地方創生総合戦略の策定及び市制移行を踏まえた総合計画・基本構想の改定作業につきましては、今月2日に第1回目の総合計画審議会を開催したところでございます。審議会会長には東北福祉大学特任教授で元茨城県高萩市長の草間吉夫氏が選任されております。
  なお、各委員の皆様からさまざま建設的なご意見を頂戴したところですが、特に市制移行に関連しまして、現在の町民歌にかわる市民歌の検討に関する課題をいただきましたので、今後の審議会の議論を通して具体の方向性を見出すこととしております。
  また、地方創生総合戦略につきましては本年12月末を、新総合計画・基本構想につきましては来年3月末を目途に作業を進めてまいりますが、策定に際しては議員の皆様への説明の機会を別途設けさせていただきます。
  次に、市制移行の準備状況につきまして、改めて申し上げます。
  6月1日に宮城県を交え総務省との事前協議に臨み、申請書類の準備を進めている旨につきましては6月定例会でご報告したとおりでございます。一部宮城県と確認調整を図っている箇所もございますが、おおむね各要件を満たしている状況下にあることは確認いただいておりますので、現在実施している国勢調査での人口5万人到達を待つばかりとなっております。
  今後は、県から新市に移譲される個別具体の事務を確実に引き受けするための準備作業を本格化させてまいります。
  また、本町にとって歴史的な市制施行という事実を最大限シティセールスに活用するとともに、特に市制施行予定日である来年10月10日の前後には、町政の幕引きと新市の幕あけにふさわしい記念式典及び記念イベントの開催に向けて準備を進めてまいります。
  このことに関連しまして、今議会の補正予算では、国の交付金を活用し(仮称)スイーツの駅・とみやの創設や(仮称)とみや国際スイーツフェアの実施に向けた調査費を計上しておりますので、よろしくお願いいたします。
  次に、とみやわくわく町民会議の開催状況につきまして申し上げます。
  住民の声が届く町政運営を進めていくため、町民の皆様が集い、自由に意見提案ができる場として、これまで「よりよい子育て支援について」「しんまち通りの賑わいと活性化について」といったテーマで計3回開催し、さまざまなお立場から現状に即した課題やご提案などをいただくなど、今後のまちづくりを展開していく上での有意義な機会となっております。
  なお、次回は「健康都市宣言を目指して~のばそう健康寿命~」をテーマに10月30日の開催を予定しております。
  次に、企業誘致の状況につきまして申し上げます。
  12月の造成工事完了に向け順調に工事が進んでいる高屋敷地区ですが、まず既に立地が決定しているコストコホールセールジャパンでは、来年の4月のオープンに向け今月2日に新築工事安全祈願祭が無事とり行われたところでございます。
  また、最新の動きとしましては、今月10日には2つ目の企業が立地の運びとなりましたことを本日ここにご報告を申し上げます。当該企業には就任直後からトップセールスを行い、去る8月4日に私自身と高屋敷土地区両整理組合事務局長、そして先方の代表取締役社長を交えた三者会談を契機に、その後直ちにボーリング調査が行われるなど、立地に向けての動きが加速し、最終的な合意に達したところでございます。
  なお、具体の企業名につきましては、先方のプレスリリースを経てからの公表となりますことをご理解賜りますようお願いいたします。
  この2つ目の企業の立地により、高屋敷地区に残っている事業用地としては約3万8,000平米、予定3区画となりますが、現在数社と交渉を行っております。さらに、そのうち1社とは組合側との売買価格や宮城県及び当町の企業立地優遇制度の詳細な説明など細部にわたる情報交換を行っているところでございます。
  次に、高屋敷地区以外の企業立地の状況及び雇用環境につきまして申し上げます。
  まず、上桜木地区でございます。
  既に建築工事に伴う仮囲いも行われており、上桜木に残っていた最後の事業用地にはスズキ株式会社の部品センター、(仮称)スズキ部品センター仙台が立地いたします。事業開始は来年3月を予定しており、従業員につきましては当初15名程度でスタートし、最終的に30名程度までの増員を計画しているとのことです。町といたしましては、企業立地奨励金の交付などの支援を講じてまいります。
  次に、成田地区につきまして申し上げます。
  成田九丁目地内に建設を進めていましたコープ東北サンネット事業連合の専用物流施設、コープ東北ドライ統合物流センターが6月に完成し、現在、順次稼働に向けた準備が進められています。雇用関係では、現状、新たに82名の方が雇用され、うち富谷町在住者は33名となっています。来年5月までには合計550名もの新規採用を予定しているとのことであり、新たな雇用の場の創出として大いに期待しているところであります。
  また、同じく成田九丁目地内に株式会社フジ・コーポレーションが町内で3カ所目となる物流倉庫を新たに建設いたしました。今回の倉庫は、発注から発送までをコンピューター管理する最新式の自動ラック式倉庫と呼ばれるもので、海外の企業も視察に訪れるほど注目されている施設でもあります。
  続いて、総務部所管の各種施策の実施状況につきまして申し上げます。
  まず、国勢調査の状況でございますが、調査実施に向けての準備として、調査員の指導・支援を行う指導員26名を7月15日に、調査区を訪問して調査を行う調査員190名を8月10日にそれぞれ任命いたしました。また、調査そのものが円滑に実施され、正確な成果を得ることができるよう今月1日から7日までの日程で調査員説明会を開催したところでございます。
  今回の国勢調査では、正確かつ効率的な統計の作成を行うとともに、記入負担の軽減、利便性の向上等の観点からインターネットによる回答を推進しております。インターネット回答を含め、町民の皆様の疑問を解消し理解を深めていただくため、広報紙において7月号から調査の変更点や調査の流れ等をお知らせしておりますので、改めてご確認いただきますようお願いいたします。
  今回の調査結果が市制移行に直結する非常に重要な調査となりますので、重ねて調査へのご協力をお願いするところでございます。
  なお、今月10日から実施しているインターネット回答につきましては、20日現在で4割を超える世帯からご回答をいただいております。
  次に、町内会館整備につきまして申し上げます。
  現在建設中の志戸田会館につきましては、11月中の竣工を目指し、順調に工事が進んでおります。二ノ関生活センター及び今泉公民館につきましては、老朽化が激しく、それぞれの会館が選挙での投票所となっていることを踏まえ、来年中の竣工に向け、今議会に設計業務の補正予算を計上させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
  次に、交通安全関連につきまして申し上げます。
  富谷町の交通事故発生状況につきましては、8月末現在、昨年同時期に比べ105件少ない782件となっており、今後も引き続き交通安全の推進に努めてまいります。
  なお、要望を続けてまいりました明石台小学校前の信号機につきましては今月2日より、同様に上桜木一丁目第三公園の丁字路の信号機についても14日より供用開始となり、通学路等のさらなる安心安全に寄与するものと思っております。
  「秋の交通安全県民総ぐるみ運動」につきましては、今月18日に出動式を挙行し、30日までの13日間、運動を展開中でございます。今後とも交通安全意識の普及を図りながら、交通事故防止に向けた取り組みを推進してまいりますので、議員皆様方のお力添えをいただきますようお願い申し上げます。
  次に、防災関連につきまして申し上げます。
  8月10日に株式会社ジェイコムイースト仙台キャベツ局と「災害時における放送等に関する協定」を締結いたしました。今後とも災害発生時に地域住民の皆様へ正確な情報を迅速に発信するよう整備を図ってまいります。
  なお、本年度の富谷町総合防災訓練につきましては、11月15日に日吉台中学校をメーン会場として実施を予定しております。
  続いて、町税関連、平成27年度当初賦課の状況及び徴収関係につきまして申し上げます。
  まずは、町民の皆様には納税に対しましてご理解とご協力を賜っておりますことに改めて深く感謝申し上げます。
  当初課税額は50億3,535万円で、昨年度と比較しますと1億3,600万円の増となっており、増分の内訳としましては、町民税が9,600万円、固定資産税が3,800万円、軽自動車税が200万円となっております。主な要因といたしましては、町民税については納税義務者の増と所得の伸びによるもの、固定資産説については地価の上昇に伴う土地評価額の上昇と明石台東地区の開発によるもの、軽自動車税については登録台数の増によるものとなっております。
  次に、徴収関係でございますが、収納率向上と収入未済額の縮減を目標に掲げ、滞納整理に取り組んでおります。引き続き宮城県仙台北県税事務所及び宮城県地方税滞納整理機構と連携を密に図り、負担の公平性を損なうことのないよう努めてまいります。
  続いて、マイナンバー制度の状況につきまして申し上げます。
  マイナンバー制度につきましては、来年1月から運用が開始されるに先立ち、10月5日以降、順次、住民の皆様に通知カードが送付され、マイナンバーが通知されます。マイナンバーは社会保障や税、災害対策の分野で用いられるほか、個人番号カードを利用してコンビニで住民票や戸籍を取得できるコンビニ交付にも活用できることになっております。
  本町におきましても、平成29年4月からの実施を目途にコンビニ交付を実現させるべく準備を進めており、住民の皆様に対する行政サービスの向上を図ってまいります。また、あわせてコンビニ収納につきましても同時期での実施を検針していることから、今議会におきましてコンビニ収納システム対応改修業務の補正予算を計上しておりますので、よろしくお願いいたします。
  今後は、他の分野におけるマイナンバーの活用についても検討を重ね、住民生活の利便性向上を図ってまいります。
  次に、公営墓地建設に向けての状況につきまして申し上げます。
  現在、各種関係法令の手続及び技術的に可能であるかを含め建設用地を選定中であり、年度内には基本計画策定のための補正予算の上程を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。
  次に、廃棄物関連の新しい取り組みにつきまして申し上げます。
  町では、これまで廃棄物として出されていた使用済みの小型家電(携帯電話やデジタルカメラなど)について、10月1日より役場庁舎並びに各公民館に専用ボックスを設置し回収する取り組みを始めます。使用済みの小型家電に含まれる金、銀、銅、鉄、アルミといった貴金属やレアメタルなどの貴重な資源を有効活用するとともに、ごみの減量化を促進し、不適正排出や不法投棄の抑制などに努めてまいりますので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
  続いて、福祉部所管の各種施策の実施状況につきまして申し上げます。
  まず、子育て支援事業につきまして申し上げます。
  児童の発達相談につきましては、臨床心理士による相談を10月から月2回、定期の相談日を設けて実施していくことにより、さらなる事業の充実を図ってまいります。
  また、待機児童対策の一環として保育所の設置を予定しております旧富ケ丘北部会館の改修工事につきましては、現状、順調に進捗しております。運営につきましては、今後委託業者を選定し、来年度当初からの運営に支障がないよう準備を進めてまいります。
  次に、事業内容等の見直しを行い、建設の有無も含めて再検討をしておりました(仮称)富谷町子育て支援複合施設につきましては、内部での検討に加え、とみやわくわく町民会議での町民の皆様からのご意見等も参酌し、子育て環境が全体として最適となるよう見直したところでございます。ハード面では、乳幼児の健診、各種教室を中心として行う母子保健センター機能と、ソフト面では、現状さまざまな機関が個々に行っている妊娠期から子育て期にわたるまでの支援について、ワンストップで行う子育て世代包括支援センター機能を兼ね備えた施設として建設に着手してまいります。また、センターには専任のコーディネーターの配置を予定しており、各機関との連携、情報の共有を図りつつ、必要に応じて臨床心理士と連携しながら相談業務等を行うこととしております。こうした取り組みにより、地域における子育て世帯の安心感を醸成してまいります。
  なお、今議会に(仮称)富谷町子育て支援複合施設見直しに係る設計修正業務の補正予算を計上しておりますので、よろしくお願いいたします。
  続いて、健康増進事業につきまして申し上げます。
  まず、健康増進計画及び食育推進計画につきましては、来年度の計画更新に向け1O月から調査を進めてまいります
  今年度の住民健診事業につきましては、6月から実施し、全ての集団健診が終了いたしております。保健指導等の該当者に対しましては、延べ9日間、各公民館で開催した健診結果相談会を経て、現在、生活習慣を改善するための保健相談、指導等を来年2月末までに実施していくこととしております。
  続いて、高齢者福祉関連事業の実施状況につきまして申し上げます。
  まず、本年は戦後70年という節目の年を迎え、去る8月5日、富谷町遺族会・富谷町共催による戦役者追悼式を花そう会館にて厳粛にとり行いました。その後、富ケ岡公園の招魂碑に参拝し、戦役者のみたまに追悼の誠をささげるとともに、平和のとうとさを改めて実感したところでございます。
  次に、高齢者の元気と仲間づくりのために実施しております「ゆとりすとクラブ・サロン」事業につきましては、今年新たに1地区が設立され、現在19カ所で900人以上の方に登録をいただき、活動の輪が広がっております。7月10日にはゆとりすと全体交流会を開催し、443名の皆様にご参加をいただき、盛会裏に終了いたしました。
  次に、介護保険制度の改正に伴う新規事業の状況につきまして申し上げます。
  今般の制度改正により新たに市町村の必須事業となった介護予防・日常生活支援総合事業につきましては、今年度及び来年度にモデル事業として「軽体操・筋トレ型」及び「集い交流型」の通所サービス・訪問生活支援サービスを実施しまして、平成29年度の移行を目指してまいります。また、地域から支援していただく運動サポーター24名が4回の研修を終えて誕生しましたので、10月から事業をスタートし、効果的な事業の展開を図ってまいります。
  介護施設基盤整備につきましては、富谷町高齢者保健福祉計画・第6期介護保険事業計画の目標指数として、平成29年度までに1カ所の特別養護老人ホームの整備を予定しております。現在の進捗状況といたしましては、事業者公募を行い、選考委員会を経て、運営主体が社会福祉法人富谷福祉会に決定いたしました。
  今後は、平成29年早期の開所を目指して宮城県と連携を図りながら進めてまいります。
  また、第6期介護保険事業計画の重点事業であります福祉施設と地域の支え合い事業につきましては、今月3日、社会福祉法人東松島福祉会と協力協定を締結いたしました。今後、地域の皆様には施設サポーターとしてご活躍をお願いするとともに、施設の専門的なノウハウを地域に還元する等、安心した地域生活を送れるよう地域と施設の支援体制を構築してまいります。
  次に、高齢者・障がい者の交通施策につきまして申し上げます。
  かねてより住民の方々から要望が寄せられていた富谷版敬老乗車証等につきましては、社会参加の促進、安心安全な移動支援を目的として、仙台市交通局、宮城交通と協議、検討を重ねてまいりました。こうした検討の結果、障がい手帳をお持ちの方と高齢者の方々への敬老乗車証の交付に向けては、ご負担をいただく割合と利用額の上限等も含めてなお細部にわたる検討と関係機関との調整が必要な状況ではありますが、町の方針といたしましては、仙台市交通局が発行しているICカード乗車券「icsca(イクスカ)」を活用することで準備を進めております。より具体には、来年10月の市制施行に合わせて新たなサービスを開始する予定でございます。
  次に、新事業であります「とみや健康福祉まつり」の実施につきまして申し上げます。
  今年度、福祉部の3課と町社会福祉協議会の共催事業として、子供から高齢者まで福祉や健康づくりの動機づけを推進するため、「とみや健康福祉まつり」を開催いたします。現在、生島ヒロシ氏の基調講演をメーンに10月24日の開催に向け準備を進めております。
  続いて、建設部所管の各種施策の実施状況につきまして申し上げます。
  初めに、町道の整備状況ですが、穀田三ノ関線につきましては、現在測量設計調査を行っております。今後は、道路改良工事の施工に向け、セブンイレブン清水仲店前の県道宮床西成田線交差点改良工事(富谷中学校方面からの右折レーンの設置と橋梁のかけかえ)を宮城県に対し強く要望し、役場周辺の道路交通環境の改善に努めてまいります。また、役場庁舎北側の富谷12-1号線につきましては、現在測量調査を行っており、その結果に基づき検討し、改良工事を進めてまいります。
  舗装補修工事につきましては、舗装劣化が著しい東向陽台地区は10月末に完成を予定しております。また、社会資本総合整備防災安全交付金を活用した二・三ノ関線と成田18-4号線につきましては、現在施工中で、年内完成を予定しております。なお、二・三ノ関線につきましては次年度も継続し、計画的に整備してまいります。
  道路側溝の有蓋化工事につきましては、当初の計画どおり、富ケ丘地区、鷹乃杜地区、太子堂地区において現在施工中で、今年度分については年内の完了を予定しております。
  今年度へ繰り越し事業となっている高屋敷線道路改良工事につきましては、工事進捗率が8月末現在82%で、今後高屋敷土地区画整理組合事業との調整を図りながら完成に向けて進めてまいります。また、郷田線道路改良事業につきましては、現在工事発注の手続を進めているところです。
  次に、都市公園の維持管理の状況につきまして申し上げます。
  経年劣化により修繕が必要となっている公園施設のうち、公園の外周部を囲むフェンスの修繕工事をとちの木1号及び2号公園で、設置して30年以上経過した遊具の交換工事を富ケ丘二丁目第一から第三までの3公園でそれぞれ実施しており、10月末の完成を目指して作業を進めております。また、成田せせらぎ水路の水質を維持管理するためのろ過機につきましては、ろ材の劣化が進んだことから、今月末を目途に交換作業を進めております。大亀山森林公園につきましては、老朽化したテントデッキの撤去とアスレチック遊具の修繕を6月末に完了し、安全に利用していただいています。
  今後も、安心して公園を利用していただけるよう適切な維持管理に努めてまいります。
  次に、上水道事業につきまして申し上げます。
  上水道事業につきましては、富ケ丘一丁目と鷹乃杜三・四丁目の配水管更新工事を道路整備工事にあわせて実施し、漏水防止と管路の耐震化を図りました。こうした事業の実施により、引き続き安心安全な水の安定的な供給に努めてまいります。
  続いて、教育委員会所管の各種施策の実施状況につきまして申し上げます。
  初めに、全国学力調査の調査結果につきまして申し上げます。
  全国学力・学習状況調査につきましては、小学6年生、中学3年生を対象として4月21日から一斉に実施されました。8月25日に文部科学省から公表された都道府県別平均正答率と富谷町の正答率を比較しますと、本町の小学校におきましては、国語A・B、算数A・B、理科の5調査ともに全国を1.4ポイントから3.7ポイント上回っております。中学校におきましても、同様の5調査ともに全国を3.1ポイントから7.3ポイント上回っております。
  今後は、児童生徒の学力の現状把握と分析を行い、確かな学力習慣の定着を図るとともに、学校、家庭が一体となってさらなる学力向上の取り組みを推進します。
  次に、いじめ問題対策について申し上げます。
  いじめ防止対策につきましては、いじめ防止基本方針に基づき、いじめの根絶に向け、町、学校、家庭、地域、関係機関の連携のもと、実効性のある対策に総合的かつ効果的に取り組んでまいります。また、いじめ防止対策推進法が平成25年9月28日施行されたことに伴い、町が設置する富谷町いじめ問題対策連絡協議会、その他組織の設置に関する必要な事項を定めるため、富谷町いじめ問題対策連絡協議会等条例を今議会に提案しておりますので、ご審議方よろしくお願いいたします。
  次に、町民体育祭について申し上げます。
  今月6日に開催予定でありました第52回町民体育祭は、あいにくの悪天候によるグラウンド状況不良により、2年連続での中止となりました。ご準備いただいた各町内会長を初め役員、選手、応援の皆様に対して心よりおわびと御礼を申し上げます。
  次に、マーチングフェスティバルの実施状況につきまして申し上げます。
  今月12日に開催した本年度のフェスティバルには14団体にご参加いただきました。特に、今年度は多くの皆様にご来場いただくため、従来の取り組み内容を改善し、観覧者席を200席ふやし1,200席といたしました。おかげさまで混乱もなく大勢の皆様に町内小学校やマーチングエコーズの演奏をご堪能いただきました。この場をおかりして改めて関係各位のご協力に御礼を申し上げます。
  次に、富谷町ふるさとまつりについて申し上げます。
  今年のふるさとまつりについては、7月14日に町内各団体の代表者28名に委員としてご就任を賜り、実行委員会が設置されました。実行委員会では市制移行を視野に入れた新たな祭りとしてさまざまなご意見を頂戴し、今年の開催日は10月11日と正式に決定したところでございます。現在、開催に向け順調に準備作業が進んでいるところであります。また、各町内会におかれましては、ランタンづくりにご協力いただいており、感謝を申し上げます。
  次に、公民館まつりの実施及び公民館の空調施設整備につきまして申し上げます。
  10月17日の東向陽台公民館を皮切りに、地域と町が一体となり取り組んでいる恒例の公民館まつりを各公民館において順次開催いたします。議員の皆様におかれましても、ぜひ会場に足をお運びいただき、日ごろから各種講座やサークル活動に取り組んでいる方々の作品やステージ発表の数々をごらんくださいますようお願い申し上げます。
  なお、東向陽台公民館におきましては、7月に公民館全室に空調設備を完備し、利用者の皆様には快適にご利用いただいているところです。
  今後は、計画的に他の公民館全室への空調設備の順次設置を検討するとともに、築30年を経過する公民館もあることから、適宜修繕を行うなど、利用者の利便性向上に努めてまいります。
  次に、とみや子どもまつりにつきまして申し上げます。
  今年で第8回目となる子どもまつりは、11月8日に開催いたします。8月26日に発足した実行委員会において、今年は午前9時から正午までと午前中に集約した形で実施することといたしました。未来を担う子供たちの健やかな成長を願い、子供の可能性を伸ばす機会として、これまで同様、多くの皆様にお越しいただき、楽しんでいただけるよう準備を進めてまいります。
  次に、老人クラブ関連事業につきまして申し上げます。
  10月6日、富谷町総合運動公園グラウンドを会場に宮城県シニアスポーツ大会が開催されます。県内各地より、グラウンドゴルフ、ゲートボール、ペタンクの各種目を勝ち抜かれた選手を初め関係各位総勢700名が一堂に会して熱戦が展開されます。また、10月21日には同会場で黒川郡老人クラブゲートボール大会も予定されており、選手の皆様が気持ちよくプレーできるように大会事務局と綿密な連携を図りながら準備を進めてまいります。
  最後に、提出議案等の概要につきましてご説明申し上げます。
  議案第1号富谷町いじめ問題対策連絡協議会条例の制定につきましては、ただいま申し上げたとおりでございます。
  議案第2号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正につきましては、共済年金が厚生年金に一元化されることに伴い、関連法を引用し、各種共済年金を規定する箇所を削除する改正でございます。
  議案第3号富谷町職員の再任用に関する条例の一部改正につきましても、共済年金が厚生年金に一元化されることに伴い、特定警察職員等の定義を定める法律が変更となることから改正を行うものでございます。
  議案第4号富谷町個人情報の保護に関する条例の一部改正につきましては、マイナンバー制度開始に伴い、マイナンバーを含む個人情報の保護措置を講じるため、所要の改正を行うものでございます。
  議案第5号富谷町手数料条例の一部改正につきましても、マイナンバー制度開始に伴い、個人番号通知カード及び個人番号カードの交付に係る手数料を定めるものでございます。
  議案第6号富谷町公営住宅条例の一部改正につきましては、福島復興再生特別措置法の一部改正に伴い、同条例に引用している法律条文の箇所を補正するものでございます。
  次に、予算議案であります議案第7号平成27年度富谷町一般会計補正予算(第4号)から議案第11号平成27年度富谷町水道事業会計補正予算(第2号)までの各種会計補正予算につきましては、さきに開催していただきました議員全員協議会でご説明した内容でございます。
  議案第12号教育委員会教育長の任命につき同意を求めることにつきましては、現在の教育長の任期が来る10月14日をもって満了となることから、再任に当たり議会のご同意をお願いするものでございます。
  諮問第1号及び諮問第2号につきましては、人権擁護委員の候補者を推薦するに当たり議会のご意見を頂戴するものでございます。
  続いて、認定第1号平成26年度富谷町一般会計歳入歳出決算から認定第6号平成26年度富谷町水道事業会計決算につきましては、各種会計歳入歳出決算の認定をお願いするものでございます。
  以上、条例議案6件、予算議案5件、人事案件3件、決算認定6件の概要を申し上げましたが、議案審議の際には詳細にご説明いたしますので、慎重審議を賜り、全案件ご可決下さいますようお願い申し上げ、本定例会開会に当たりましてのご挨拶とさせていただいます。
議長(浅野幹雄君) 日程に入るに先立ち、諸報告をいたします。
  議長諸報告は、お手元に配付のとおりです。
  なお、説明員の出席報告ほか関係資料については、事務局で保管しておりますので、希望の方は閲覧願います。
  これで諸報告を終わります。
  これから本日の会議を開きます。
  議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。


     日程第1 議席の変更について
議長(浅野幹雄君) 日程第1、議席の変更についてを行います。
  変更後の議席は、ただいま着席の議席を変更後の議席に指定いたします。


     日程第2 会議録署名議員の指名
議長(浅野幹雄君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、4番若生英俊君、5番畑山和晴君、6番齊藤秀行君の3名を指名いたします。


     日程第3 会期の決定
議長(浅野幹雄君) 日程第3、会期の決定を議題といたします。
  お諮りいたします。
  本定例会の会期は本日から10月9日までの16日間にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は本日から10月9日までの16日間に決定をいたしました。
  この際、執行部の席の移動を行いますので、暫時休憩をいたします。
     午前10時41分 休憩


     午前10時44分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


     日程第4 議案第2号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第4、議案第2号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。
総務課長(神田能成君) それではよろしくお願いいたします。
  議案書6ページをお願いいたします。
  議案第2号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正につきまして、ご説明申し上げます。
  起案理由としましては、被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正を行うものでございます。
  当該条例につきましては、地方公務員災害補償法の規定に基づき、議会の議員その他非常勤の職員に対する公務上の災害または通勤による災害に対する補償に関する制度を定めたもので、補償の種類や基準を規定しているものでございます。
  それでは、改正内容につきまして新旧対照表でご説明申し上げます。
  7ページをお願いいたします。
  附則第5条につきましては、他の法令による給付との調整を規定しているもので、1項表中、傷病補償年金につきましては、厚生年金一元化に伴い「国家公務員共済組合法もしくは地方公務員等共済組合法の規定による障害共済年金または」を削除し、「障害基礎年金(当該補償の事由となった補償について障害厚生年金が支給される場合を除く)」に改めるものでございます。同じく障害補償年金につきましては、表中「障害共済年金または」を削除し、「障害基礎年金(当該補償の事由となった障害について障害厚生年金が支給される場合を除く)」に改め、遺族補償年金につきましては、表中「国家公務員共済組合法もしくは地方公務員等共済組合法の規定による遺族共済年金または」を削除し、「遺族基礎年金(当該補償の事由となった死亡について遺族厚生年金が支給される場合を除く)または国民年金法の規定による付加年金」に改め、2項表中「障害共済年金または」を削除し、「障害基礎年金(当該補償の事由となった障害について障害厚生年金が支給される場合を除く)」に改めるものでございます。
  附則としまして、改正後の本条例につきましては平成27年10月1日から施行するものでございます。
  経過措置としまして、10月1日以前に認定されている場合につきましては、障害共済年金等が支給されていることから、障害共済年金等が支給されている場合につきましても除外することを規定したものでございます。
  以上よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、これから議案第2号を採決いたします。
  お諮りいたします。
  本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第5 議案第3号 富谷町職員の再任用に関する条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第第5、議案第3号富谷町職員の再任用に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。
総務課長(神田能成君) それでは議案書11ページをお願いいたします。
  議案第3号富谷町職員の再任用に関する条例の一部改正につきましてご説明申し上げます。
  起案理由としましては、被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正を行うものでございます。
  改正内容につきまして、12ページの新旧対照表にてご説明申し上げます。
  附則第2項は、厚生年金一元化に伴い、特定警察職員等を規定する地方公務員等共済組合法から厚生年金保険法への改正を行うもので、「地方公務員等共済組合法附則第18条の2第1項第1号」とあるのを「厚生年金保険法附則第7条の3第1項第4号」に改めるものでございます。
  附則としましては、改正後の本条例につきましては平成27年10月1日から施行するものでございます。
  以上よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。12番山路清一君。
12番(山路清一君) この議案第3号にも関連することなんですけれども、実は先日、議員のほうに配付されまして、「老齢厚生年金を受けている議員の皆様へ」ということでいただいております。この辺につきまして、関係する方も議員の中でおりますので、この場でなくて結構ですので、席を改めてこの辺を詳しく説明のほどをお願いしたいと思いまして、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) まず、こちらの一元化等を図るための厚生年金保険法の一部改正について、簡単に概略だけ申し上げさせていただきたいと思います。
  こちらの主要な改正の項目としましては、厚生年金に公務員及び私学教職員も加入をすることとし、2階部分の年金については厚生年金に統一をするというのがまず1つでございます。あわせて、共済年金と厚生年金の制度的な差につきまして、基本的に厚生年金にそろえて開始をするというところでございます。それから、もう1点としましては、共済年金の1階、2階の部分の保険料を引き上げて、厚生年金の保険料上限18.3%に統一をするというのが大きな流れでございます。
  現在、保険料につきましては厚生年金が16.766%、公務員共済年金のほうが16.216%でございますが、これを平成30年以降は18.3%で一定とするというふうなものが保険料となります。
  それから、あと年金の受給の関係でございますけれども、27年10月1日以降については一元化になることによって一部支給停止の対象となる事案がございます。この辺につきましては、実際に個別な案件については議会事務局とも協議をしながら説明をする機会を設けさせていただければと思ってございます。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第3号を採決いたします。
  お諮りいたします。
  本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
  この際、午前11時5分まで休憩をいたします。
     午前10時54分 休憩


     午前11時05分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


     日程第6 議案第4号 富谷町個人情報の保護に関する条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第6、議案第4号富谷町個人情報の保護に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。
総務課長(神田能成君) それではよろしくお願いいたします。
  議案書13ページをお願いいたします。
  議案第4号富谷町個人情報の保護に関する条例の一部改正につきましてご説明申し上げます。
  起案理由としましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴い、所要の改正を行うものでございます。
  いわゆるマイナンバーにつきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が平成25年5月に制定され、全ての国民に個人情報、いわゆるマイナンバーが付番され、平成28年1月から社会保障、税、災害対策の行政手続において個人番号の利用が開始されることになります。個人番号につきましては、個人情報に該当し、富谷町個人情報の保護に関する条例の規定が適用されますので、特定個人情報等の厳正な管理と適正な運用を行うものでございます。
  それでは、改正内容につきまして新旧対照表でご説明申し上げます。
  次のページをお願いいたします。
  第1条につきましては、改正に合わせました文言整理でございます。
  第2条の定義につきましては、第6号から第8号までを加えるもので、第6号の特定個人情報は個人番号をその内容に含む個人情報、第7号の情報提供等記録は、情報提供ネットワークシステムに接続され、どのような特定個人情報がどの機関間でやりとりをされたかに係る記録、第8号の保有特定個人情報は、実施機関の職員が職務上作成し、または取得した特定個人情報であって、職員が組織的に利用するものとして保有している公文書とそれぞれ規定をするものでございます。
  第9条第1項につきましては、利用及び提供の制限を規定しているものでございますが、保有個人情報のうち特定個人情報は、利用目的以外の目的での利用について、通常の個人情報よりもさらに厳格に利用が供される例外事由を限定しております。このことから、第9条第1項については利用及び提供の制限を保有個人情報の利用及び提供の制限に改め、保有個人情報のうち保有特定個人情報を除くこととし、第9条の2第1項として保有特定個人情報の利用の制限、第9条の2第2項で例外条項として、実施機関は人の生命、身体または財産の保護のために必要である場合であって、本人の同意がありまたは本人同意を得ることが困難である場合に限り認めることを規定しているものでございます。第9条の3の保有特定個人情報の提供の制限につきましては、特定個人情報の提供は、個人番号関係事務に必要な限度で提供を行う場合、生命、身体、財産の保護のために必要な場合を除き制限することを規定するものでございます。
  特定個人情報につきましては、厳格な措置を講ずる一方、どのように利用されているかを知ることも重要であるとされております。高齢者等本人が請求することが難しいことなどから、本人及び法定代理人に加え任意代理人に対しても開示請求及び訂正請求を行うことを認めることについて、第12条第2項、第13条第2項、第14条第1項第1号並びに第26条第2項、第27条第2項、第34条第2項、第35条第2項においてそれぞれ規定をするものでございます。
  第21条第1項及び第32条第1項の事案の移送につきましては、情報提供等記録が他機関で開示等の決定をする場合が想定をされないことから、情報提供等記録を移送に関する手続の適用除外とすることを規定するものでございます。
  第24条第1項の他の法令による開示の実施との調整につきましては、特定個人情報について、番号法では特定個人情報を閲覧できるウエブサイト(マイナポータル)を通じて自己の個人情報を閲覧できることから、他の法令等による開示の実施との調整は行わないものとするため、保有特定個人情報を除くことを規定するものでございます。
  第33条の保有個人情報の提供先への通知につきましては、情報提供等記録は情報の照会者、提供者及び情報提供ネットワークシステムを管理する総務大臣において記録、保管されるものであることから、訂正した際、これらの主体に通知することを規定するものでございます。
  第34条第1項第1号の利用停止請求権につきましては、番号法の規定に対し利用制限に対する違反、収集制限、保管制限に対する違反などの場合において利用停止請求を認めることを規定するものでございます。
  附則としまして、改正後の本条例につきましては平成27年10月5日から施行するものでございます。
  なお、情報提供等記録に関する部分の規定につきましては、同法附則第1条第5号に掲げる規定の施行の日から施行するもので、公布の日から起算して4年を超えない範囲内において政令で定める日から施行するものでございます。
  以上よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 確認なんですけれども、2条の定義なんですけれども、この1から5の中の、略になっておりますけれども、1の実施機関、町長。副町長は入らないのかどうかお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 定義の2条の1号でございますが、現在、実施機関としては町長、教育委員会、選挙管理委員会、監査委員、農業委員会、固定資産評価委員会及び議会ということでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) ということは、町長ということは、町長部局ということになるんでしょうか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) そのとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) いま一つ二つ全然わからないんですけれども、この確認なんですけれども、個人情報と特定個人情報の違いというのは、個人情報に番号がのっかれば特定個人情報なんでしょうか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) そのとおりでございます。個人情報にマイナンバーが付されているものが特定個人情報というものでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) お尋ねします。
  個人情報が漏れるのではないかという心配が常にこれにあるわけですが、このときに政府はファイアウオールがあるからということで大丈夫だということになっていますが、町のセキュリティーについてはどうなっているのかお尋ねします。
  そして、個人情報を守る仕組みとなっている、行政機関、町がみずからチェックできるという特定個人情報評価、PIAというんですか、これを行うということになっていますが、これは町はどのようになっているのかお尋ねします。
  そして、この利用ですけれども、利便性について、私が質問したときにはまだまだそれほど広くはなかったのですが、利便性についての町の認識、ここまで広がっているということについてお尋ねしたいと思います。
  そしてまた、これまで構築してきたものですが、これは町として幾らだったのか。報道によると国全体としては約3,000億円、運営費用については年間で300億円ということになっているようですが、町としての構築はどれぐらいになっているのか、運営についてはどうなっているのか。
  そしてまた、個人情報が漏れたというときの責任についてはどのように考えているのかお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) まず、流出をどうやって防ぐかというところでございますけれども、従来より庁内のファイアウオールであったり内部情報ファイルサーバーへのアクセス制御並びにアクセス監視等現状において考えられる対策については実施をしているところでございます。
  なお、日本年金機構等による情報流出関係も発生してございますので、その安全性について町としても非常に危惧をしているというところでございます。現在、情報セキュリティー会社の評価等を検討しておりまして、さらなるセキュリティー強化を図ってまいりたいというところでございます。
  それから、特定個人情報保護委員会につきましては、こちらは委員長1名の委員6名、合計7名の合議制で行われるものでございまして、こちらについては任期5年で議会の同意人事の委員会というふうになってございます。そちらについてそれぞれ評価書を町のほうでも作成、公表して評価書の承認をいただくというところでございます。
  それから、金額的なものでございますけれども、26年度につきましては、住基、税の既存システム改修ということで1,560万円ほどの改修費用がかかってございます。それから、中間サーバーの利用に関する負担金の支出ということで98万円ほど支出をしてございます。27年度につきましては2,617万円ほどでございまして、27年度分の住基、税システム、それから福祉システムの一部改修を実施するところでございます。
  今後の支出につきましては、平成27年分の中間サーバー負担金としまして650万円ほど、それから庁内システムの連携サーバー構築に1,370万円ほどの支出を見込んでいるところでございます。さらに、介護並びに健康管理などの一部システム改修に約4,000万円ほど見込んでいるところでございます。さらに、今回の補正予算に計上しておりますセキュリティー強化としまして500万円ほど、それから住民への周知するためのパンフレット代としまして200万円程度を見込んでいるところでございます。
  それから、今後の利便性というところでございますけれども、さまざまマイナンバーの利用案というか、策ということでさまざま考えられているところではございます。現時点では、町長の冒頭の挨拶でもありましたように、コンビニ交付などでの活用を考えていきたいというふうに思ってございます。
  なお、さらなる拡大等については、国の動向等を見定めながら検討してまいりたいというところでございます。
  それから、責任の関係でございますけれども、その問題が発生した事案によってそれはどちらに責任があるかというのは変わってくるものだというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 今後ずっとこの運用がされるわけですが、年間の運用経費についてはどれくらいを見込んでいるのか、さらにその改修が必要なものが出てくるのかお尋ねします。
  先ほどコンビニ交付の話がありましたが、これはマイナンバーがなくてもコンビニ交付をやっていたということがありますので、これがなければできないということではないと私は思っております。それで、情報が漏えいするということが非常に大きな関心事になっていまして、ここまで進んできて中止を求めるという人たちもたくさんいるわけで、このことについて町はどのように考えているのかお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) まず、今後の維持経費というところでございますが、正確にはまだ算定してございませんが、数字的なものを申し上げますとその数字になってしまいますので、現在、金額については算定中ということでお願いをしたいというふうに思っております。
  それから、コンビニ交付についてはマイナンバーがなくてもということでございますが、そのとおりでございます。ただ、町としましては、マイナンバー施行にあわせて住民の方々の利便性向上のために活用させていただきたいというところでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第4号を採決いたします。
  お諮りいたします。
  本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第7 議案第5号 富谷町手数料条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第7、議案第5号富谷町手数料条例の一部改正についてを議題といたします。
  本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) おはようございます。
  それでは議案5号富谷町手数料条例の一部改正についてご説明を申し上げます。
  議案書の22ページでございます。
  提案理由でございますが、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴いまして、富谷町手数料条例の一部を改正するものでございます。
  これは、いわゆるマイナンバー制度の施行に伴いまして個人番号通知カードやマイナンバーカードの再交付料金を新たに定めるものでございます。
  内容につきましては、23ページ、富谷町手数料条例新旧対照表によりご説明申し上げます。
  まず、条例改正の第1条ですが、富谷町手数料条例の別表(第2条関係)の14の次に新たな15、「個人番号通知カードの再交付1枚につき500円」を追加しまして、この追加に伴いまして現行の15以下を順次繰り下げて付番するものでございます。
  24ページをお願いいたします。
  次に、条例改正の第2条、附則4の手数料の徴収の特例でございますが、現行から当分の間、個人番号カードの交付に係る手数料については第2条の規定にかかわらず徴収しない、ただし再交付についてはこの限りではないと改正し、別表(第2条関係)の14の「住民基本台帳カードの交付1枚につき500円」を「個人番号カードの交付1枚につき800円」と改正するものでございます。
  なお、通知カード及び個人カードの金額の根拠でございますが、おのおの購入原価として総務省から示されたものでございます。
  施行日でございますが、この条例は平成27年10月5日から施行する。ただし第2条の規定は平成28年1月1日から施行するものです。
  以上よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。16番出川博一君。
16番(出川博一君) ちょっと確認なんですけれども、23ページ、24ページ、第1条、第2条と分かれているんですけれども、これは第1条の中で、いわゆる14番のところを個人番号のカード交付と直して、1枚につき800円ということで、1条で対処できるんじゃないかと思うんですけれども、その辺のところについて見解を求めたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 施行日が異なっているもので、住民基本台帳カードの再交付ということで10月5日から順次交付されるものですので、施行日が10月5日と、あとマイナンバーカード、個人番号カードのほうの施行日が異なっているために2条に分けてお示ししたものでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第5号を採決いたします。
  お諮りいたします。
  本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第8 議案第6号 富谷町公営住宅条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第8、議案第6号富谷町公営住宅条例の一部改正についてを議題といたします。
  本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) よろしくお願いいたします。
  それでは議案第6号富谷町公営住宅条例の一部改正についてご説明いたします。
  議案書25ページをお願いいたします。
  提案理由は、福島復興再生特別措置法の一部改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。
  なお、福島復興再生特別措置法の改正につきましては、平成27年5月7日付で公布され、同日付で施行されております。
  その内容につきましては、福島の復興及び再生を一層推進するため、都市計画制度及び事業を行う地方公共団体に対し交付金を交付する制度を創設するなどの措置を講ずるための改正が行われたものでございます。
  それでは、改正の内容につきまして、26ページの富谷町公営住宅条例新旧対照表でご説明させていただきます。
  第6条の2第10号でございますが、福島復興再生特別措置法の一部改正により引用条項にずれが生じたため、第30条を第40条に改めるものでございます。
  附則としまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。
  以上よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第6号を採決いたします。
  お諮りいたします。
  本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第 9 認定第1号 平成26年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について
     日程第10 認定第2号 平成26年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
     日程第11 認定第3号 平成26年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
     日程第12 認定第4号 平成26年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
     日程第13 認定第5号 平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
     日程第14 認定第6号 平成26年度富谷町水道事業会計決算の認定について
議長(浅野幹雄君) この際、お諮りいたします。
  日程第9、認定第1号平成26年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について、日程第10、認定第2号平成26年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第11、認定第3号平成26年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第12、認定第4号平成26年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第13、認定第5号平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第14、認定第6号平成26年度富谷町水道事業会計決算の認定については、議事の都合により一括議題にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、日程第9、認定第1号から日程第14、認定第6号までを一括議題といたします。
  続いてお諮りいたします。
  ただいま一括議題となりました認定第1号から認定第6号までは、会議規則第39条第3項の規定によって議案の説明を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、認定第1号から認定第6号までは議案の説明を省略することに決定いたしました。
  ここで、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、町長に平成26年度決算に基づく財政健全化判断比率及び資金不足比率について報告を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項並びに第22条第1項の規定に基づき、平成26年度決算に基づく健全化判断比率並びに資金不足比率についてご報告いたします。
  健全化の判断比率であります実質赤字比率、連結実質赤字比率、将来負担比率については、総務省より示された書式にのっとり算定した結果、赤字額はなく、将来負担比率も算定されませんでした。実質公債費比率はマイナス2.4%になりました。また、水道事業、下水道事業における資金不足比率も資金不足はなく、算定されませんでした。
  以上、報告いたします。
議長(浅野幹雄君) 次に、代表監査委員に平成26年度決算審査意見書の内容について説明を求めます。代表監査委員阿部 功君、登壇願います。
代表監査委員(阿部 功君) 平成26年決算審査を終えましたので、決算審査について意見を述べさせていただきます。
  初めに、おわびしなくちゃならないことがありますので、先におわびさせていただきます。
  決算意見書の一番最後の監査委員の印鑑が抜けてましたので、今差しかえをつくってますので、終わり次第、差しかえさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
  総合的意見
  初めに、平成27年7月8日付(富財第94号)で、地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第2項、第241条第5項及び地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第30条第2項の規定によって、富谷町長より審査に付された平成26年度富谷町一般会計を初め特別会計(4会計)及び水道事業会計の合わせて6会計における歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書、決算書以外では平成26年度業務委託契約状況、工事請負契約状況、また事前に提出を求めた調書、さらには当日提示も含め、決算計数等について延べ15日間にわたり決算審査を行った。
  以下、審査意見については次のとおりである。
  (1)財政状況
  経常収支比率
  地方公共団体における財政構造の硬直度や弾力性を見る上で最も重要な指標である経常収支比率は、歳入で経常一般財源の町税が前年度比7,269万円の増となったものの、歳出で経常経費充当一般財源において、物件費、扶助費、補助費等、繰出金が増となり、結果として前年度比1.7ポイント増の91.1%となった。同比率は年々上昇しており、財政の硬直化が進行していると言える。財政の弾力性が失われれば、多様化、複雑化する町民ニーズに迅速かつ柔軟に対応することが困難になることから、積極的に改善に取り組まれたい。
  実質収支比率
  実質収支比率は、地方公共団体の決算剰余金または欠損の状況を財政規模との比較であらわしたもので、対前年度比2.2ポイント増の7.5%となった。財政規模や当該年度の経済の景気等によって左右されるが、望ましい数値である3ないし5%を超えているため、一層の改善に努められたい。
  一般会計予算では、実質収支額のうち3億2,000万円を地方自治法第233条の2の規定により基金に積み立てしており、特に問題はない。
  実質公債費比率
  実質公債費比率は、実質的な公債費に費やした一般財源の額の標準財政規模に占める割合を示すものであり、一般会計の公債費が減少していることから、今後も引き続き低い水準が維持されると見込まれる。
  財政力指数
  財政力指数は、地方公共団体の財政上の能力を示す指標であるが、前年度より0.02ポイント増加し0.76となっており、この3年間は同程度の財政力を維持している。
  (2)審査結果と今後の対応に向けての所感
  決算審査の結果、不当性、違法性は認められず、計数的にも正確である。また、特定目的基金の運用についても適正と認める。今後も地方公共団体として、施策の優先度を把握するとともに、経常経費の支出を抑えながら必要とされる公共事業を行い、一層の行政サービスの向上に努めることを望むものである。
  また、職員の適正配置、労働時間等労務管理を適切に行い、健康管理にも十分に配慮されたい。
  一般会計歳入の決算額においては、前年度より19億7,021万円の増(対前年度比14.9%増)となった。
  歳入では、主な要因として、明石台小学校建設事業(事業費約20億7,600万円)に関連した歳入である小学校建設費国庫負担金などの国庫支出金や小学校建設事業債などの町債といった臨時的な収入がふえたためである。また、町の大きな財源である町税は、人口増に伴い個人住民税及び固定資産税が伸びを見せた。
  歳入全体の収入未済額は6億2,486万円となっており、うち町税の収入未済額は前年度より6,388万円減の1億8,111万円となった。今後も引き続き税負担の公平性維持と健全財政に向けた対策を講じられたい。そのためには、納税者の納税意識の高揚に努め、全庁職員の共通理解のもと、財源確保のためさらなる収納率の向上に特段の努力を図られたい。
  一方、歳出の決算額においては、前年度より18億6,861万円の増(対前年度比15.1%増)となった。
  歳出では、民生費において明石台小学校児童クラブ新設事業、臨時福祉給付金支給事業、子育て世帯臨時特例給付金支給事業があり、また教育費においても明石台小学校新築事業、スポーツ交流館新築事業があり、増額の主な要因となっている。総務費の特定目的基金積立金の減、労働費の震災等緊急雇用創出事業の縮小、土木費の町道仏所太子堂中線歩道改良工事の減等が見られたものの、歳出全体の決算総額は増となっている。
  不用額も前年度より8,018万円の増となっているため、今後も引き続き年度途中で適切な減額補正等を行い、歳入歳出のバランスに配慮し、適正な予算の執行管理に配慮されたい。
  国民健康保険特別会計においては、国民健康保険税の収入済額は前年度より2億400万円減少しており、不納欠損額は2,666万円増加、収入未済額は1億2,561万円の減少となっている。国民健康保険事業の財政基盤強化のため、今後も短期被保険者証の適切な交付と、未納者との面談による国民健康保険税の納税意識の向上、未納縮減に努め、納税者間の公平性の維持に努められたい。また、医療費である保険給付費が前年度より4,741万円の増となっており、今後も医療費の伸びが続くものと思われる。歳出削減のためにも、後発医薬品の利用促進など資格及び給付の適正化に努め、長期的な保険財政の安定化を図るとともに、健康管理意識の向上を図る保健事業等を実施して疾病予防と健康づくりに寄与されたい。
  下水道事業特別会計においては、収入済額は前年度より3億4,955万円減少しており、支出済額も3億5,813万円減少している。不用額は615万円減少している。主な不用額は、施設維持費における光熱水費、減額補正後に発生するかもしれない不測の下水道維持費に対応したもの等である。公共下水道使用料の不納欠損額は前年度より35万円減少し、収入未済額は前年度より364万円増加している。
  介護保険特別会計においては、収入済額は前年度より1億2,448万円増加しているが、支出済額も1億7,785万円増加している。不用額は前年度より5,187万円減少し、収入未済額は前年度より9万3,000円増加している。高齢化が進む中において将来的にも保険給付費が増加していくことは避けられないことから、今後も保険給付の適正化に努め財政の安定化を図るとともに、計画的に予防重視型システムの構築を図りながら介護保険事業の円滑な実施に努められたい。
  後期高齢者医療特別会計においては、収入済額は前年度より2,332万円増加しているが、支出済額も2,470万円増加している。不用額は前年度より2万円増加している。今後も運営主体である宮城県後期高齢者医療広域連合と連携し、後期高齢者医療制度の円滑な運用を図られたい。
  水道事業会計における水道加入状況は、新規加入等によって給水人口は前年度より673人多い4万8,603人、また給水戸数は前年度より419戸多い1万6,889戸となった。給水状況は、年間給水量が対前年度比3万4,552立方メートル増の490万8,935立方メートルに、また年間有収水量は対前年度比4万2,310立方メートル増の432万7,048立方メートルで、有収率は対前年度比0.25ポイント増の88.15%になった。1日平均給水量は対前年度比95立方メートル増の1万3,449立方メートルに、また1人1日平均給水量は対前年度比1リットル減の277リットルとなっている。
  水道事業会計における財政状況について、事業収益は対前年度比1億2,361万円(12.59%)増の11億576万円となった。一方、これに対する事業費用は対前年度比1,382万円(1.38%)減の10億1,362万円となった。営業収支では8,887万円の営業損失となり、営業外収支では1億8,661万円の利益を生じ経常利益9,772万円の計上となり、特別損失は573万円の計上となった。その結果、9,215万円が本年度の純利益となり、平成26年度からの公営企業会計制度の改正に伴う振替により未処分利益剰余金が発生することとなり、前年度までの累計欠損金2億1,823万円は解消された。また、建設改良工事に伴う資本的収支では、資本的収入(開発負担金)5,335万円から資本的支出(建設改良費、企業債償還金)1億449万円を差し引き5,114万円の不足額が生じたので、損益勘定留保資金で補?した。
  本年度は制度改正に伴い未処分利益剰余金等の利益が発生したことで黒字経営とはなりましたが、依然として厳しい経営状況ではあるため、経営の基本原則である地方公営企業法第3条により常に企業の経済性を発揮し、より一層の収益性の向上を図るとともに、今後も経営の合理化、効率化を図りながら長期的な経営安定に努められ、需要者への安定供給とサービスの向上に努められたい。
  最後に、平成26年度富谷町各種会計決算審査を実施するに当たり、関係職員の出席と詳細な説明に配慮をいただいたことにお礼を申し上げます。
  以上、地方自治法第233条第4項及び第241条第6項並びに地方公営企業法第30条第5項の規定による監査委員の合議による決算審査意見とするものである。
  平成27年8月28日、富谷町代表監査委員 阿部 功、富谷町監査委員 佐藤克彦。
  以上です。
議長(浅野幹雄君) これより決算審査意見書に対する質疑に入ります。
  質疑ございませんか。8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 質問いたします。
  不用額についての質問ですが、これが適正な時期に捕捉できれば次の事業に活用できるということでお尋ねします。
  監査意見書には前年度より8,018万円の増となったと記載があります。平成25年度、私が計算したのでは3億9,204万円、平成26年度は4億4,710万円となっていますが、これで間違いないでしょうか。
  そして、土木費ですが、平成25年度は2,975万円、平成26年度は7,971万円となっています。教育費で見ますと、平成25年が7,786万円、平成26年が1億2,014万円と大きく不用額が伸びているところです。これについての代表監査委員のご意見をお尋ねしたいと思います。
  そしてまた、不用額の適正ということをどのように捉えているのか、監査委員のお立場でのお考えをお聞かせください。以上です。
議長(浅野幹雄君) 阿部代表監査委員。
代表監査委員(阿部 功君) 不用額についてなんですが、それぞれ各課によってどうしても不用額を残さざるを得ない課がございます。例えば3月31日以降に請求が出てきますものがありますので、それに対応するために、全く3月補正あたりでなくしてしまうわけにいかないものが結構ありますので、最低そのものについては決算のときの理由として認めざるを得ないというような状況になります。
  土木費に関しては、ちょっと数字、今、出してみないとわかりませんので。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 去年よりも8,018万円の不用額が大きくなったということについての監査委員のお考えで、こういうことだからもう少し適正な処理が必要だったということだと思いますが、その点についてもう少し詳細にお尋ねできればと思います。
議長(浅野幹雄君) 阿部代表監査委員。
代表監査委員(阿部 功君) 先ほども申したんですが、健康増進課とか何かですとどうしても金額が定まらないというのがあるんですね。実際3月31日に請求出てみないと幾らになるのかわからないというようなことがありますし、そのほかも似たような課がありますので、幾らが適正かというのはなかなかこれは定めることがちょっと難しいので、その課がことし事業して、これから出てくる金額について予想されたものがそういう金額に26年度はなったと見ております。以上です。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  ここでお諮りいたします。
  ただいま議題となっております平成26年度富谷町各種会計決算の認定については、富谷町議会会議規則第39条及び富谷町議会先例96の規定により、議長を除く議員全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査したいと思いますが、ご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、平成26年度富谷町各種会計決算の認定については、議長を除く議員全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。
  この際、決算審査特別委員会の委員長及び副委員長を選任していただくため、暫時休憩をいたします。
     午前11時56分 休憩


     午前11時56分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  決算審査特別委員会の委員長及び副委員長が選任されましたので、その結果を報告いたします。
  委員長に青柳信義君、副委員長に相澤 榮君が選任されました。よって、本案件は決算審査特別委員会の議題といたします。
  ここでお諮りいたします。
  議案調査のため、明日25日から10月5日までの11日間を休会にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、明日25日から10月5日までの11日間を休会とすることに決定いたしました。
  なお、10月6日の本会議は午前10時からの開会といたします。
  これで本日の日程は全て終了いたしました。
  本日はこれにて散会いたします。
  ご苦労さまでした。
     午前11時57分 散会

平成27年決算審査特別委員会(第1号)

平成27年9月29日(火曜日)

富谷町議会決算審査特別委員会は、富谷町議会議場に招集された。

出席委員 19名

  • 委員長 青柳信義
  • 副委員長 相澤榮
  • 委員 安住稔幸
  • 委員 渡邊俊一
  • 委員 出川博一
  • 委員 菅原福治
  • 委員 高橋正俊
  • 委員 浅野直子
  • 委員 山路清一
  • 委員 佐藤克彦
  • 委員 長谷川る美
  • 委員 西田嘉博
  • 委員 佐藤聖子
  • 委員 藤原峻
  • 委員 齊藤秀行
  • 委員 畑山和晴
  • 委員 若生英俊
  • 委員 浅野武志
  • 委員 金子透

欠席委員 なし

職務のため出席した者の職氏名

  • 議長 浅野幹雄

説明のため出席した者の職氏名

  • 町長 若生裕俊
  • 副町長 大庭豪樹
  • 会計管理者兼会計課長 矢田守
  • 会計課長補佐 赤坂松子
  • 企画部長 内海壯晃
  • 企画部企画政策課長 高橋弘勝
  • 企画部企画政策課参事兼市制移行・地方創生推進室長 松原誠
  • 企画部企画政策課長補佐 今野善徳
  • 企画部財政課長 西山高広
  • 企画部財政課技術参事兼検査監 若生稔
  • 企画部財政課長補佐 佐藤健一
  • 総務部長 山田豊
  • 総務部総務課長兼情報化推進室長 神田能成
  • 総務部総務課参事兼危機管理室長 横田利雄
  • 総務部総務課長補佐 小山温
  • 総務部税務課長 吉田尚樹
  • 総務部税務課参事兼徴税特別対策監 高橋作喜男
  • 総務部税務課長補佐 遠藤勝彦
  • 総務部税務課長補佐 日野正樹
  • 総務部町民生活課長兼東向陽台出張所長兼富ケ丘出張所長兼あけの平出張所長兼日吉台出張所長兼清掃センター所長 泉川潤哉
  • 総務部町民生活課長補佐 奥山晴基
  • 総務部町民生活課長補佐 安藤司

議会事務局職員

  • 議会事務局長 亀郁雄
  • 次長 富澤裕
  • 主幹 長瀬千鶴子

午前10時00分 開会

委員長(青柳信義君) 皆さん、おはようございます。
  本日の出席委員は19名であります。定足数に達しますので、決算審査特別委員会を開会いたします。
  去る9月24日の本会議におきまして、『認定第1号』「平成26年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について」、『認定第2号』「平成26年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、『認定第3号』「平成26年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、『認定第4号』「平成26年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、『認定第5号』「平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」、『認定第6号』「平成26年度富谷町水道事業会計決算の認定について」の審査のために本委員会が設置されました。
  私は決算委員長という大役は初めてでございます。皆様のご協力をいただきながら進めていきたいと存じます。何とぞよろしくお願い申し上げます。
  各委員におかれましては、決算認定制度の意義と重要性を改めてご認識いただき、慎重な審査をお願いいたしまして、開会の挨拶といたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
  最初に、本委員会の日程についてを議題といたします。
  本委員会は、本日9月29日、30日、10月1日、2日の4日間にわたり付託事件の審査を行い、各開催日の審査事項については、次第のとおりといたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
委員長(青柳信義君) 異議なしと認めます。よって、本委員会の日程は、本日より10月2日までの4日間とし、審査事項については次第のとおり行うことに決定いたしました。


     認定第1号 平成26年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について
委員長(青柳信義君) 初めに、認定第1号 平成26年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
  なお、本日の日程は、一般会計のうち企画部企画政策課、財政課、総務部総務課、税務課、町民生活課、会計課、議会事務局及び監査委員事務局の所管に属する決算について審議をいたします。
  それでは、これから各担当課長へ内容の説明を求めます。最初に、財政課長。
  なお、財政課長には一般会計決算の全般についてもあわせて説明願います。財政課長。
  [財政課長、企画財政課長が決算書のとおり内容の説明を行った。]
委員長(青柳信義君) この際、午前11時5分まで休憩といたします。
     午前10時55分 休憩


     午前11時05分 再開
委員長(青柳信義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。次に、総務課長お願いします。
  [総務課長、税務課長、町民生活課長、会計管理者、議会事務局長が決算書のとおり内容の説明を行った。]
委員長(青柳信義君) 以上で、説明を終わります。
  この際、午後1時まで休憩いたします。
     午前11時50分 休憩


     午後 1時00分 再開
委員長(青柳信義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  これより質疑に入りますが、決算審査特別委員会は、慣例により一問一答方式により行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
委員長(青柳信義君) 異議なしと認めます。よって、一問一答方式により質疑を行うことにいたします。なお、質問者及び答弁者は要領よく、簡潔な質問と答弁、そしてスムーズな議事進行にご協力くださるようお願いいたします。
  これより質疑に入ります。質疑はページ、款、項、目を明示され行ってください。
  質疑ございませんか。菅原委員。
委員(菅原福治君) それでは、最初に決算書の50ページの9節旅費の備考に秘書事務191万3,716円とありますが、これは町長の交際費、旅費だと思うのですが、これはこれでいいんですが、従来ですと実績報告のほうに載っておったんですけれども、これはなぜ載らないようになったのか。それとも、どこか私が見落としているのか教えていただきたいのですが。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 交際費の関係、こちらについては月々ホームページのほうで報告しているもので、割愛させていただいたということでございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) そういうことでもいいんでしょうけれども、25年度までは載っておったんですよ。やっぱりこういう旅費なり、あと交際費等は、やっぱり載っけたほうが町民にもわかりやすいのではないかなと思います。今後の方向についてお伺いします。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) では、次年度に関しては、全てということかどうかはあれですけれども、主なものということで、25年度に戻して載せたいと思います。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) よろしくお願いいたします。
  それでは、これから実績報告書を中心にお伺いしたいと思います。ページで言いますと、10ページ、11ページでございます。町民バスの運行事業でございますが、町民バスの運行で、これはちょっと前年比で利用が1,010人ふえて、金額のアップのほうが61万云々ということになっておりますけれども、これはどういう状況だったんですかね。それをちょっとお伺いしたいなと。余りにも単価が高いなと。600円ぐらいしますので、それをお伺いします。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) この記載のとおり、実績というふうな収入済額が、120万円から180万円に使用料がふえているというふうな状況でございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 1,000人で60万円ということは、1人当たり600円ぐらい。単純に計算するとそれくらいになるので、そんなに高いのかなと。何か乗車時払いが確かにふえているんですけれども、その辺問題ないのかなと。誤りはないのかなと。もう一度お伺いします。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 月末に料金箱をそれぞれの年度で回収して、それを調定しているということで、金額についての計上は、特にそれに対してのずれは生じていないという状況でございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) それはそれでいいんでしょうけれども、私の質問はどうでしょうかね。60万円ふえている中で1,000人ふえたと。そういう計算でおかしくないですかね。それをもう一度。確かにそれは実績だと、箱に入っているんだと言われればそれまでなんでしょうけれども、ちょっともう一度お伺いします。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 我々も実績を集計した段階で、同じ疑問には確かに立ち入ったところではありますけれども、それぞれの年度の金額については間違いがないと。役場に来た料金箱をそれぞれ毎月複数の人間が数えての両年度の金額でございますので、この金額についてのそご、そういったものはないということでございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) ちょっとまだ納得していないんですけれども、一応もう一度、ちょっと調べていただきたいなというふうに思います。
  それでは、次に移ります。その下のページ、段なんですけれども、地域振興事業ということで一般コミュニティ助成事業のカラオケの部分なんですけれども、この事業は宝くじの社会貢献事業というのはわかっているんですけれども、これの選考過程ですが、必要書類を提出することはわかっているんですけれども、その決定が、これは町に枠として来るのかどうかちょっとお伺いしたいのですけれども。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 町のほうの枠というふうなものはございません。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 枠じゃないと。そうしたら、宝くじ事業団のほうから、町内会ごとに精査してくるんですか。もう一度お伺いします。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 選考として、町のルールとしてはその4団体というふうなところで県のほうに申請いたしますけれども、実質的な審査のほうは県のほうで審査が行われて決定されますと。国のほうで決定されてくるという内容でございますので、ゼロの年もありますし、3つの年もあるというようなのが現状でございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 4つとありましたけれども、4つに枠があるわけですね。もう一度お伺いします。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 済みません。県のほうからは4団体ぐらいに絞っていただきたいということで、内部で、役場のほうでは4団体に絞り込んで県のほうに申請するというふうな事業の内容でございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) そうだと思うんですけれども、であれば今回は3つだったということですけれども、もったいないという部分もあるんですよね。変な話、4つ枠がある中で3つということで、この事業というか、これは町長も公約で町内会館にカラオケを入れるよというような公約もしておりますので、余すことなく、ぜひ4つなら4つ、枠とは言っていませんけれども、活用したらいいんじゃないかなというふうに思います。その辺を区長会とかで徹底するとか、その辺区長会でもう一度、何というんですか、徹底いただいたらいいんじゃないかなというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 今、内部のほうでも従前の取り組みをご指摘も踏まえて見直しをかけておるところでございます。そういう状況でございます。区長会のほうにも、そういったことをご説明して、選考過程をちょっとどのようにしたらいいかというのを、実際相談して進めてまいりたいと思っております。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) それで、新しく区長も結構かわっている方もおりますので、こういう制度があるなしも含めて、やはり徹底されたほうがいいと思います。ぜひよろしくお願いします。
  それで、ページが変わります。実績報告書の13ページなんですけれども、上段で2番の町政懇談会事業がございます。これは、ことしというか26年度は3件減っているわけですけれども、これは町としては重点項目だったわけですが、これは何か原因があったのか教えていただきたいと思います。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 町のほうでは、特に意図的に減らすとかそういったことではなく、あくまでも町内会からの要請の件数が少なかったという結果でございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) いま少し前向きな答弁をお願いしたいんですけれども、そういうことではないんですけれども、ぜひ、この重点項目だったわけですから、もちろん上がってきたのが結果3件減ったんでしょうけれども、これはうちの地区でも結構成果は上がっているんですよ。上がっていますので、ぜひ続けて力を入れていただきたい。町長の言うわくわく町民会議とはちょっと、テーマがこの会議はございませんので、何でもざっくばらんに話せる会議、懇談会ですから、ぜひ、もったいないですよね。せっかくふえたと思ったら減っているんですよ。やっぱりこういうのはどうかなと。せっかく町の幹部の方なり
町内会の役員が一堂に会す、一堂でもないんですけれども、せっかく集まる機会ですから、これは結果こうなったんだというのではなくて、やっぱり徹底すべきだと思うんですけれども、もう一度お伺いします。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) こちらのほうも、従前、例えば役員の方とかが、出席の方が多いんだろうなというふうなところで、今年度開催する場合、既に来ておるんですけれども、役員の方に限らず広く、それ以外の町内会の会員の方どなたでも参加できるようにということで、今区長さんと話し合いをしながら進めております。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) そうですね。今、これからだと思うので、年末にかけてだと思うので、ぜひ徹底のほうをお願いいたします。
  それでは、ページが74ですか、一番下の防災情報、MCAの防災行政無線、これについてでございますが、これの使用方法についてちょっとお尋ねします。従来までは、スポットというんですか、ある地域限定のスポット放送はしておらなかったんですけれども、これはできるようになったのか、ちょっとお伺いします。
委員長(青柳信義君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) スポット放送は実際利用してございます。現在、熊とかそういったところについては、一部限定で流させて注意喚起等も実際しております。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 従来、スポットできなかったと私は記憶していましたので、それはできるようになったと。であれば、私みたいなのもいると思うので、やはり広報なりで限定のスポット放送ができるよというようなのも徹底されたらいいんじゃないかなと。案外知らないんですよ。確かに、例えば私は成田ですけれども、成田だけの必要情報というのがあるんですよね。これは明石台とかは関係ないわけですから、そういう限定放送、今までちょっとできなかったと私は記憶しているんですけれども、それはやっぱり広報とかで徹底されたほうがいいと思うのですが、いかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 基本的には防災関係というのを対象にということでさせていただいておりますけれども、先ほど言った熊、そういったものもやはり危険ということでさせていただいているというところでございます。ことしは全部ということで、運動会の中止のほうもさせていただいたりということで、いろんな限りで利用というか活用を今現在させていただいております。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 今の運動会というのは町民運動会のことですか。それとも、限定された地区の運動会ですか。
委員長(青柳信義君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 雨で流れた町の運動会のことでございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) それはスポットと言わないんじゃないですか。それは従来どおり全般的な、町民全部ですから。私が言うのは、限定スポットというのは、私の言い方がおかしいのかな。その辺、例えば成田だったら成田、富ケ丘だったら富ケ丘限定の無線の使い方はできるのかということなんです。
委員長(青柳信義君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 大変失礼しました。地区でのポイント、ポイントでの放送はできます。実際、活用させていただいております。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) じゃあ、告知というか徹底のほうを再度お願いいたしたいと思います。
  それでは、ページが変わりまして99ページなんですけれども、99ページの上のほうなんですけれども、15番の総合窓口延長時間、来庁状況云々というところなんですけれども、これは本庁舎の時間延長の実績でございます。26年度は年間で901件、それで1日当たり3.7人ということで、これは本庁舎で、成田出張所のために各課をあけていると思うんですけれども、本庁舎ではどの課が、1階、2階全てあけているんですか。その辺ちょっとお伺いしたいと思います。
委員長(青柳信義君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 窓口業務といたしましては、主に1階となりますが、2階のフロアに関しましても閉めているということではなくて、職員は残っていますので、7時までは何らかの相談とかは対応できる状況だと思います。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) この前のページ、96ページの真ん中7番に成田出張所の延長時間の実績が載っております。主にはこちらの事業の部分で本庁舎もあけていると思うんですけれども、何か工夫する必要があるんじゃないかなと。本庁舎で、これだと一日に誰も来ないという日があるんじゃないかなというようなことも考えられます。
  それで、例えば成田出張所で時間延長、確かに働いている方はありがたいわけなんですけれども、どの辺までやっているのか。納税とかなんかだったら確かに時間延長してもいいんでしょうけれども、そのほかの何か証明書とか云々というのはどうなんですかね。やっぱり絞って、限度があると思うんですよね。やっぱり何でもかんでも延長して全部受けるというのではなくて、何か効率が悪いような感じがするんですね。だから、結構大事なものであれば休みをとってでも来ると思うんですけれども、全て受けてしまって本庁舎もこんな効率が悪い状況になっていますので、その辺ちょっと考えられないものかお伺いしたいと思います。
委員長(青柳信義君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 今定例会初日に町長挨拶でもありましたように、29年4月のコンビニ交付を目指しまして、今後準備を進めていくような形になります。コンビニ交付を始めた結果、来庁者がまた減れば、その際組織とか開所時間の見直しも必要ではないかとは思っておりますが、今現在のところは従来どおり、成田と本庁舎に関しましては7時までということで考えております。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) そうですね、コンビニ納付とかになれば恐らく変わってくるとは思うんですけれども、現状こういったことでございます。
  それでは、同じページの真ん中の成果及び今後の取り組みというところで、人口が667人ふえたということで、やっぱり1,000人にならなかったのかと私もちょっとがっかりしたんですけれども、今まで年間1,000人ふえておったというのが富谷の場合定説だったのですけれども、今後こういう傾向でいくのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 面的な開発の状況にもよるとは思いますが、必ず1,000人ふえるというふうな見込みは今のところは出ていないというのが正直なところでございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) そうでしょうけれども、これは1世帯当たり1.53なんですよね、計算すると。667人、435人ですから、これは極端に単価というか世帯の人数が少ないんですけれども、これは何か特質的な原因でもあるんでしょうか、お伺いします。普通は夫婦ですと2人とか2.1とかなるんでしょうけれども1.53になっているので、この辺はどんな現象だったのかお伺いします。
委員長(青柳信義君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 多分ですけれども、町民生活課の担当のほうでの推測なんですが、単身での転入者がふえているんではないかと。それによって、1世帯当たりの人数がそのように低い値になっているんじゃないかと思われます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) わかりました。
  それでは、107ページなんですけれども、あともう少しです。生ごみ処理の問題なんですけれども、1番の生ごみ処理容器、2番の電気式の助成。1番目は、生ごみの容器のほうが余りにも少なくなってきたんですね。これは今後、助成はどうなのかなと。どうなんでしょうかね。いっそやめたらどうなのかなというようなことでちょっと質問します。
委員長(青柳信義君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 予算計上の際の予定の基数、補助の基数は26年度、27年度もですけれども、減らしてきてはおります。ただ、電気式生ごみ処理機のほうを使っていただければ水分が飛ぶもので、ごみの総重量が減ってきますので、そういった意味からも町としては電気式生ごみ処理機のほうで進めたいというのもあるんですが、生ごみ処理機のほうでは家庭菜園の堆肥にしたりとか、そういったことをされるご家庭もありますので、そういったご要望にはお応えしたいと思いますので、申し込まれるぐらいの予算は今後もとっていきたいと考えております。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) やめちゃえというのはちょっと変な極論を言いましたけれども、でもこの実績では、これはコンポストを買っても大したことはないんですけれどもね。こちらのほうにも助成が出ていますけれども、生ごみのほうにも3万円上限で助成が出ていますよね。これもちょっと、何回か私も町の広報で見たことがありますけれども、もう少し徹底されたほうがいいんじゃないのかなと。そうすれば、生ごみの処理機がふえるんじゃないかなと。確かに家庭菜園とかもやっていますのでね。まして3万円でしょう、上限が。あれは機械を買ったら4万円かそのくらいになるんじゃないでしょうかね。ただみたいなものなので、ぜひこの辺の3万円助成しているよというようなのを徹底されたら、ほかのほうは、コンポストのほうは要らないわけですから、うまくいくんじゃないかなという趣旨で質問したんですけれども、もう一度お願いします。
委員長(青柳信義君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 予算の絡みもございますので、ごみの重量を減らすという意味合いでは、ぜひご購入されるご家庭をふやしてはいきたいと町のほうでも考えておりますので、今後検討させていただきたいと思います。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 最後でございます。同じページで、集団資源回収なんですけれども、その中で子供会がごみ収集というか資源ごみ、ごみはごみですけれども資源ごみを集めているんですね、町内会と一緒に。それを集める日に、プロの業者なんでしょうけれども、持っていくんですね。何というか、車で来て。あれは盗難ですよね、結局は。そういう資源を持っていくんですよ。その辺、町では把握されておりますか。
委員長(青柳信義君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 町のほうには持ち去られたという情報は入ってはいないんですけれども、近隣の市町村でもそういった持ち去りに関して看板は設置したりとかしていますので、当町でも看板の設置とか行っているんですが、持ち去った際の罰則とかを条例等でまだ定めていないもので、今後そこら辺の条例の整備も検討していきたいと考えておりました。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 条例も必要なんでしょうけれども、あれは盗難にはならないのか。どちらの所有物なんでしょうかね。ごみステーションに持っていって置いた場合に、そこからある方が持っていったら、これは盗難にはならないんですかね。お伺いします。
委員長(青柳信義君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 集積所に出されたものは、町の所有ということになります。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) そうすると、盗難なんですね。そういう認識でひとつお願いしたいと。やっぱり盗難ですから、子供らの資金源なんですよね、あれは。だから、警察とか町内会挙げて、回収日というのはそんなに多くありませんので、ぜひ警察とか町内会に働きかけて、ぜひ応援をもらうように働きかけていただきたいのですが、どうでしょうか。
委員長(青柳信義君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 検討させていただきます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 私は平成25年度行政実績報告書のほうからご質問いたします。
  まず初めに、3ページです。3ページのほうに、市制移行準備室がございます。こちらのほうは市制移行に関して準備を進めているということなんですけれども、この会議等を定期的に行っているのかお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) こちらの会議は、定期的に行っております。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 定期的に行っているというのは、例えば週に1回火曜日の午後1時とか、そのように決めてやっているのかお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) ことしにつきましては、主に月曜日に庁議を行っておりますので、その終了後ということで行っております。今年度につきましては、現状5回行っているところでございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 富谷町のほうには市制移行の特別な課はないんですけれども、こちらのほうに個別具体的にはということで、庁議行政改革というのを書いています。この専門的に行っている職員はいらっしゃるのでしょうか。お聞きいたします。
委員長(青柳信義君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 現状、企画政策課の職員が兼務ということで辞令をいただいておりますので、その職員で対応しているところでございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) わかりました。
  では、次に4ページなんですけれども、4ページのナンバー2のところに5万人都市推進事業とございます。こちらのほうで、宮城県との情報交換等について、詳細的にどのように行っているか伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 昨年度につきましては、主に県との打ち合わせを随時行っておりますが、きちんとした形で行ったのは4回程度県庁のほうに赴いて行っているところでございます。現在につきましても、定期的に県との情報交換を含めまして打ち合わせをさせていただいているところでございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 結果的には、あと県から総務省のほうに行くと思うんですけれども、国のほうとの打ち合わせのほうはどのようになっているかお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) これまでもご説明をさせていただいておりますが、ことしの6月1日に町の担当者、そして県の担当者で総務省のほうに出向きまして、事前協議ということで説明をさせていただいております。その後につきましては、主に宮城県のほうを通して総務省と打ち合わせをしていただいているところでございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) これからも一生懸命やっていただきたいと思っております。
  次、ページ6なんですけれども、5番目に富谷町の節電対策の取り組みとございます。庁舎内の照明につきましてLED化ということで、1階及び2階の関係の部屋をやっていますけれども、この議場に関しての照明に関してはどのようになっているかお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) こちらの工事につきましては、今年度、27年度に議場のほうもLEDのほうを設置し、完了しております。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) それではもう、完了しているわけですね。もうLEDになっているわけですね、議場は。わかりました。
  同じく6ページなんですけれども、7番目にシティナビがございます。こちらのほうで、このスポンサーは何社ぐらいいるのかお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 済みません、業務委託をしている会社のほうでやっておるので、細かいスポンサーについてはそちらの会社のほうでの把握となりますので、こちらのほうでは把握しておりません。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) それでは、業務委託のほうから収入というのはございますか。お伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 年間、25万9,000円ほどでございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 次に、8ページなんですけれども、こちらのほうに土地販売等の届け出事業がございます。上桜木が2件、成田が1件、大童が1件、明石が3件とございますけれども、これについての詳細についてお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 済みません。こちらについては、ただいま細かいところは持っておりませんので、後ほどご回答させていただきます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) それでは、後ほどで結構ですので、よろしくお願いいたします。
  次に、10ページ目です。10ページのフルジャンクション化なんですけれども、それはやはり町民誰しもが今願っていることだと思うんです。私もあそこの富谷のジャンクションの4号線のところで車の出入りをカウンターで調べたことがあるんですけれども、ほとんど通っていない、利用されていないのが実情でございます。これでフルジャンクション化に向けての要望について、具体的にどのように町のほうで行っているのかお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) まず、宮城県に対しての要望、それから国に対しての要望というようなことで、さまざまな協議会を通じての要望活動が一つございます。もう一つは、あと陳情と直接県選出の国会議員、中央省庁、そこへの直接的な要望というふうなことで、大きく2つの方法で要望活動を現在行っているところでございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 要望活動を行っているというような話なんですけれども、その話の中で上がってくるというか、今後の見通しはどのような見通しか、その感じた面をあればお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 事務的なところの打ち合わせを我々のほうは行っております。現状の認識、国交省のほうの認識としては、現状がまず一旦完成しているというふうな認識から、今のところが最終形だというふうなところから、まず新たな要望活動を今再開しているというふうなところでございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) やはり今の東北自動車道とつながらないと、私は何の役にも立っていないと思うんですよね。実際的に、仙台空港に行くのには非常に便宜よくなりました。しかし、南に行くにしろ、北に行くにしろ、あのジャンクションであれば役に立っていません、はっきり言いまして。ですから、その辺の要望関係、それからやはりはっきりとした見通しを立てて取り組んでいかなければならないと私は思うんですけれども、その辺町長はどのように思うかお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私もこの件については、就任以来、積極的に国や県のほうに働きかけを行わせていただいております。結果、事務的に先ほど課長が答弁したように、国交省の認識とすれば、あの段階で一旦一つの事業としては終了しているという認識で、そのときにやっていれば、フル化でやっていれば多分30億円ぐらいで済んだ工事だと思うんですけれども、今あの状態から新たにいわゆるフル化にするには、80億円はかかるだろうという認識でお話をいただいております。
  ただ、復興状況が、今復興の予算が優先している中なのでそちらを優先する状況にありますが、ただ一生懸命今私もフル化の必要性を申し上げている中で、早急になるべく早い段階でフル化のほうに予算をつけていただくようにお願いをしている段階でございます。ですので、正直なところ、まだすぐに、ことし来年の中で予算がつくのはちょっと、復興予算のほうが優先せざるを得ないというのが認識。ただ、かといってそれを待っているといつまでも後々になってしまうので、今から積極的に行動していれば、その復興予算の次に、真っ先に予算を組んでいただけるということで、今努力をしている最中です。以上です。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) ぜひともそのようにひとつ願うところでございます。
  続きまして、11ページです。こちらのほうの成果及び今後の取り組みの中に、宮城交通との問題がございます。泉中央への乗り入れの声が、非常に住民の中からも高まっております。また、町長のほうからもお話がございまして、宮城交通のほうとお話をしたということでありますけれども、今現状の行動と言ったら失礼なんですけれども、行いとそれから今後の見通しについて、わかる範囲というかやっている範囲で結構ですのでお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 泉中央乗り入れの件につきましては、やはり宮城交通さんとの信頼関係を大切にしながらということで、慎重に協議を進めさせていただいている最中であります。大変微妙ないろいろな問題もありますので一概にはいきませんが、ただ宮城交通さんもその辺の事情は理解はしていただいている上で、ただその辺を含めて今慎重にご相談をさせていただいている最中ということでご理解いただければと思います。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) この問題についても町民の望むところで、かなり難しい面は私もたくさんあると思います。一つ一つ潰していただいて、なるべく早く実現できるように、私のほうからも要望するところでございます。
  続きまして、飛びまして51ページです。こちら51ページのほうに、職員の健康管理事業関係がございます。こちらのほうで、具体的に病気休職になった職員に対して、産業医による面談を実施するなどメンタルヘルス対策に努めているとなっておりますが、具体的にはどのようなことをやっているかお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) まず、昨年メンタル的に病休をしたという職員が5名ほどおりますけれども、その5名が復帰するに当たって、あるいは現状を確認するに当たって、委託している産業医にお願いをして、時間をとって職員と産業医のほうで随時メンタルヘルス対応の面談をしているというところでございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 5名の方に面談をやっているというお話は聞きました。非常に精神的な問題だと思いますので、この件に関しましては非常に難しい問題だと私は思うんですよね。それで、先ほどの話の中で、現在休職中の方が5名というんですけれども、5名でよろしいんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 5名と申し上げたのは昨年度、26年度が5名というところでございます。今年度については1名でございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 大分減ってきていますね。いいことだと思うんですけれども、精神的なということは、私も民間会社にいたときに躁鬱病というのは非常にあったんですけれども、躁鬱病的な問題なんでしょうか。お伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 基本的には、診断内容は鬱状態というのが多いかと思います。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 続きまして、52ページです。このところに、フロアマネジャーの件がございます。電話交換1日49.4件、フロア案内が218.5件の2名交代で行っているんですけれども、片方の方が体の調子が悪いとなった場合はどのような対応をしているかお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 体調が悪かったり、あるいは急遽お休みをとらなければならないといった場合については、総務課職員ないし町民生活課職員が対応しているところでございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 私は、前の職員が交代でやったときと違いまして、非常に感じがよく、今は行きますとにこっとしておはようございますと声をかけていただきますし、非常に感じがよろしいんですけれども、町民からの評価というのはどのような評価になっているかお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 具体的にお話を伺ったことは余りないのでございますが、総合窓口の対応はよいというふうな、人づてには聞いたことがございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 続きまして、61ページです。こちらの61ページの一番下のほうに、コストコホールセール富谷倉庫について書いていますけれども、実は8月に上山店がオープンしました。この上山店につきまして、町のほうで現状を調べたか、現地調査をしたかお伺いいたします。(「交通安全、防犯関係ですか。どういう内容の質問ですか」の声あり)いや、委員長。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 上山が開店しましたので、全部含めまして、一度町のほうでお伺いして調査したか、見たかどうかお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 上山のオープンに合わせて、危機管理室とあと企画政策課と両面で行っています。あとまた、企画室長につきましては、オープンのときの交通状況に加え、最初の土日の交通状況も含めて現地の調査を行っております。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 現地調査をなさっているということなんですけれども、今後何か区長さんも行くというような話を聞いています。それで、現地調査した結果どのように感じたか、わかる範囲でお答えのほどお願いいたします。
委員長(青柳信義君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 最初が夏休み最後の日曜日、私は行ってまいりました。やはり最後ということで、家族連れの方が多く、会員になられて並んで手続する方、または事前に登録をしてスムーズに入っている方というふうな形で店の中に入られるというふうな内容でございました。道路のほうも、休みということもありましたので、道路のほう、県道になるんですかね。そちらのほうにも駐車がされているというような状況で待っている方がいたというような状況でございました。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) それでは、大変混んでいるということで思いますけれども、今後富谷町のほうに、今月地鎮祭をやったという話を聞いていますし、来年度4月にはオープンということでなっています。富谷店の開店のときに、町が考えておる近隣住民に対しての交通や防犯的な問題に関して、どのように考えているかお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 大和警察署の方と協議させていただいているということと、あと町職員のほうで関係課で打ち合わせをしながら対応を考えながら進めているというところでございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) やはりコストコの場合ですと、上山ですと、近隣というと福島とか秋田の県境のほうからも来るかもしれませんけれども、富谷町に関しましては、東北縦貫道出てきます。ちなみに、コストコさんのほうに前お聞きしたら、青森とかそれから岩手県のほうからかなりの人が来るんじゃないかという話を聞いていますけれども、その辺に関して、今後富谷は先ほど話をお聞きしましたので、交通の問題がございます。また、近隣の問題もございます。近隣とは、付近住民もかなり心配していますので、その辺の防犯的な問題も、今後やはり煮詰めて考えていただきたいということで、要望いたします。
  それと、続きまして63ページなんですけれども、こちらのほうの下のほうに青色防犯パトロール研修会というのがありますけれども、これについての詳細関係につきましてお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 62ページの中段に一応書いてありますけれども、富谷町のパトロールの研修会ということで1月29日にさせていただいております。一応こういった形で皆様に講習会を受けられるようにというところで、今後も継続して実施していきたいと思っております。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) その上のほうに防犯カメラの設置とございます。富谷のアンダーパス地下歩道への設置がされていて、非常に安全というか防犯的には有効な手段ですということで前にお伺いしているんですけれども、今その防犯カメラが、皆さん方も報道でわかると思うんですけれども、ほとんど犯人逮捕とか、それから犯罪防止、それから犯人検挙に非常に役立っているのが今、一番は防犯カメラでございます。これは日本だけじゃなく海外もそうなんですけれども、これにつきまして今、富谷町に富谷町で設置している箇所と、それから民間で設置している箇所がわかればお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 富谷町では、成田の新アンダーパスのほうに1カ所となってございます。あと、民間のほうについてはちょっとそこまで調査をしておりませんので、そこまでの把握は現在しておらない状況でございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) コンビニも含めて、防犯カメラは民間でもやっているところがあると思います。その辺も含めて、できればやはり団地内に1カ所や2カ所ぐらいは、防犯カメラは、私から言うと町のほうで設置していただきたいんですけれども、町のほうで設置する義務は私はないと思いますけれども、その辺含めて、これから民間会社のほうにぜひとも、民間企業というかこちらも、ぜひとも防犯カメラの設置関係については強力に推進していくべきだと思うんですけれども、この辺についてのお考えをお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) これからの一応検討課題ということでさせていただきたいと思います。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 75ページ、お願いいたします。こちらのほうにAEDの設置、リースとございます。AEDに関しましては、町のほうで防犯マップに設置箇所が記入されて書いています。非常に多くの場所で今、学校関係とか公民館関係にあるんですけれども、これは公営建物など、夜間は誰もいないですね。夜間、うちのほうで倒れた場合、これはどのように考えるか、町のほうの考えをお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) まずは、消防署のほうに連絡をしていただいて、救急車で搬送というのが基本かなというふうには思っております。利用をする方が、研修を受ける場というか、そういったところもいろいろ含めながらの検討が必要かなというふうに考えてございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) AEDの使用目的というのは、救急車を呼んでやるのが私は目的じゃないと思うんですね。近くにあって、私も研修を受けました。受けている方は大分いらっしゃると思うんですけれども、やはり夜間に万が一心臓発作で倒れた場合、その対処方法を考えておかないと私は非常にうまくないんじゃないかなと思っています。特に、コンビニ関係ですと、コンビニはあいています。そちらのほうに、全部のコンビニに全てあるわけじゃないんですけれども、コンビニの中にもAEDを設置しているところがございます。それを含めて、今後やはり町のほうの対応を考えていかなければならないと思うんですけれども、再度その辺についてお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) こちらのほうのこれも、検討のほうをしていきたいと思っております。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) ぜひとも早急なる検討をお願いいたします。
  続きまして、最後になります103ページ。こちらの最後のほうなんですけれども、これのところにボンフランとそれからスミチオンとございます。ボンフランにつきましては、町の区長さんを通して必要な町民のほうに、家庭のほうに配布されていますけれども、スミチオンの配布先というのはどのようになっているかお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) スミチオンに関しましても、町内会のほうに配布しております。各町内会のほうで選択していただきまして、必要な個数を配布するような形をとっております。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) スミチオンも配布しているわけですね。それでは、私も、皆さん方団地のほうに住んでいる方が多いんですけれども、しま蚊が非常に多いんです。私、前に一般質問したことがあるんですけれども、ネット上でも調べたんですけれども、しま蚊の発生等、空き缶とかそれから空き瓶、それからタイヤのところにしま蚊が発生するということで、私も随分調べました。うちの周りから町内から、団地内。でも、わからないんですね、素人では。
  それで、ことしもしま蚊は随分発生しまして、私もこのとおりの体格ですのでかなり食われたりなんかしたんですけれども、私はやっぱり専門家に一度見ていただきたいという考えでございます。また、その調整池関係のほうの蚊の発生がどうなっているか。ちょっとその辺を専門家に見ていただきたいんですけれども、その辺のことについてお伺いして、私の質問を終わらせていただきます。以上です。
委員長(青柳信義君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 以前もほかの委員さんからも同じような質問を頂戴しておったようなんですけれども、蚊に関しましては、調査といいますより、個人個人、ご家庭ご家庭のほうで、観葉植物の受け皿のちょっとした水でもボウフラは湧くようですので、そういったまず水気をなくすと。そういったのからまず始まりまして、それが地域に広がってということじゃないと、蚊がなくなるというようなことはないと思います。
  それで、町のほうではボンフラン、スミチオン。ボンフランに関しましてはボウフラの駆除、あとスミチオンに関しましては成虫になった蚊の駆除ということで配布しておるんですけれども、強い薬ではございません。余り強い薬を配布することによって、調整池に関しましてもそういったものをまくことによって環境への影響、あと健康被害とか考えられますので、まず蚊を抑制するということになりますと、ゼロということにはならないと思いますので、まずご家庭のほうで水気をなくすというところと、あとお子様とかいらっしゃる場合は虫よけパッチとか予防剤をまいていただいて外出していただくようなこともしていただかなければ、全く蚊がなくなるということはないと考えております。以上です。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) それも私、調べました、自分で。また、数名の町内会の人間とも調べたんですけれども、わかりませんでした。湧いていないんですね。湧いていなかったです。それで、どこから来るかわからないので、頭をひねってもわからないので今質問したんですけれども、ちょっとやはり専門家じゃないとわからないと思うんですね、この辺に関しては。本当に何もないところにしま蚊がおりまして、刺されたりしています。ですから、今後やはり町のほうでもその辺をちょっとどのように、町の調査をやったらわかるかわからないかわかりませんけれども、その辺のちょっと対応策を考えていただきたいということで、再度お伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 今ここで専門家の調査をしますとお約束はできないんですが、近隣の市町村とか、あと宮城県のほうとかにも相談しまして、どういう状況か検討した上で、今後考えていきたいと思います。
委員長(青柳信義君) この際、午後2時10分まで休憩します。
     午後1時57分 休憩


     午後2時10分 再開
委員長(青柳信義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  先ほど、山路委員の質問に対して、企画政策課長より答弁をさせます。企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) では、先ほどご質問のあった8ページの土地利用規制対策事業の1番土地売買等届け出事務事業というところで、国土利用法の関係でございまして、上桜木地区2件、成田というふうなところでの内容でございますけれども、定例会冒頭で町長のほうの挨拶にもありましたけれども、スズキ自動車の部品センター、それからコープ東北サンネットの物流倉庫、そういったところでの届け出の内容でございます。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 決算書の3ページ、4ページです。平成26年の実質収支というのがありまして、6億2,451万7,000円の黒字だということが先ほどの説明の中にありました。平成25年度と比較して、1億8,655万4,000円増になっているということです。この6億円を超える黒字になったわけですが、これについては昨年度もここの場で指摘をしました。予算額と調定額、そして収納率の問題点を取り上げての指摘だったわけですが、実態に合った予算措置を講じることを求めたということなのですが、平成26年決算については、その点で改善があったのかどうかお尋ねしたいと思います。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) こちらの不用額、繰越額につきましては、まず不用額が大きかったということが一つの要因でございまして、まず不用額につきましては年度末までに執行見込みが立たない事業もありますし、それから繰越事業で執行残として残っているものにつきましては減額補正できないというふうなこともございます。そういったものについては、必然的に不用額がふえてしまいまして、また一方では年度内に事務が完了するものですとか、見込みが立って減額補正できるもの、そういったものがございまして、そういったものについては計画的に減額補正をすることとしておりました。
  最も不用額が大きかったものについては、今回は土木費でございます。土木費については、除融雪経費ですとか、繰越事業の執行残で残っているものがほとんどでございます。次に多かったのが教育費でございまして、こちらの需用費の不用額と、それから備品購入費の入札差金のほうが大分残っておりまして、本来減額すべきところを残ってしまったというふうなこともございまして、ふえてしまったというふうなことでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 決算書の3ページ、4ページですが、先ほど説明がありましたように、予算額に対しての収納率は、それでは幾らだったのかお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 財政課長。(「税のほうの質問ですか。全体ですか。全体……」の声あり)
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 先ほどの説明で、調定額に対して103%、予算額に対して97.80%という話がありました。町民税について。そうすると、最初はその予算に対してどれくらい見込んだかということだと思うんです。それが余りにもかけ離れているということであって黒字になっていたという、そういう形といいますか、長年の間そういうことができてきたのではないかと。もっともっとその正確な見通しを立てていることで、それで予算はふやすことができる。そうすると、住民に対する行政サービスが向上するのではないかと。これが去年の決算においての質問であり答弁であったと思っていますが、その点についてはどのようになっているのかお尋ねしたいと思います。
委員長(青柳信義君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) その件につきましては、1年前の決算のときにお話をいただいております。それで、その時点では既に26年度の予算編成は全て終わっておりますので、即時反映できているかということで申し上げますと、できておりません。そんな中で、27年度当初予算におきましては、徴収率、実態に応じまして、今収納率が上がっておりますので、見込みに対しての収納率も見直しまして、若干引き上げを行っての27年度予算編成を行っております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 先ほど不用額がありましたが、もっと早い時期に全体を捕捉して、次に補正が組めないかどうかということをするべきだと思うのですが、そういったものができないために、結果、基金に積み増すことになるということが起きているのだと思いますが、そのとおりでいいのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) そういったことではないんですけれども、確かに不用額、そこで落としておいて、しかるべきところで減額補正をして、次の予算を組み立てる際の財源というふうなことでなるべき財源もございますので、そういったことを踏まえまして、今後は庁議や補正予算の見積もり提出時期に各課のほうに周知徹底させていただければと思っております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 基金の残高ですが、先ほど述べられたものを計算しますと、5月31日現在で58億5,436万6,000円ということですが、これでいいでしょうか。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 済みません、そちらの基金は何の基金でございますでしょうか。58億円……。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 財政調整基金、庁舎の基金、ふるさとの基金とユーマイタウンの基金で、先ほど課長がおっしゃったのを足してみたのですが、多分この金額だと思いますが、同じ時期の平成25年、この4つの項目についての基金の残高は幾らだったでしょうか。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員、こちらの決算書でいいますと何ページになりますかね。
委員(佐藤聖子君) 基金だとすれば、財産のところでいくと245ページですが、これは3月ですよね。でも、さっき5月31日現在ということであったので、そのことで聞いています。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 特定目的基金と財政調整基金を含めて、基金の残高は27年5月31日現在で、61億3,954万6,000円となってございまして、1年前の26年5月31日現在で、64億1,197万5,000円となってございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 今現在の比較はもう到底できないわけですが、平成25年、その64億円あったときですが、それは県内の順位では富谷町では1人当たりどれぐらいで何位なのかわかりますか。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 少々お待ちください。25年度の1人当たりの財政調整基金でお答えしますと、県内で財政調整基金で18番目というふうなことでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 1人当たりについてはわかりますか。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 済みません、今1人当たりの財政調整基金でというふうなことで、18番目というふうなことでお答えさせていただきました。基金の1人当たりの金額は約8万円というふうなことで捉えております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 目的基金についてですが、平成25年度の決算時に、町から答弁として、今の現状をある程度精査しながら研究していきたいと考えていると、そのように答えています。その検討はしたのかどうか。例えばそのときに言ったのですが、図書館の建設などを目的として、ちゃんとした目的のものについて基金をつくるべきじゃないかと。そのほかは財政調整基金でとかという話になっていったわけですが、そのあたりの目的基金についての精査とか検討とかはあったのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) そのような基金につきましては、現在ふるさと富谷創造基金ですとか、ユーマイタウンの基金がございまして、そちらの基金を活用してというふうなことで考えております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) もっと使い勝手がいいように、それしか使えないというのではなくて、目的基金というのであれば、先ほども言いましたけれども、図書館をつくるために目的を持ってとか、ふるさとだとかそれからユーマイタウンだとかというと、目的がはっきり限定されていないというのがあって、目的基金というのであればそのようにするべきじゃないかということだったのですが、そういう検討は、ではしていないということになるのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) こちらのほうは特定目的基金というふうなことで、図書館に限ってというふうなことではなくて、そういったものもユーマイタウン基金などが活用できますので、そちらのほうで対応させていただくというふうなことで判断させていただいておりました。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 実績報告書で伺います。52ページです。ここのところに、行政区長に対するその報酬の支払い状況があります。これも去年の話からなのですが、町の広報などの配布物がありますが、これをポスティング業者に委託したらどうかと、こういうことを検討したらどうかという話を出したのですが、このポスティング業者へのその委託などについては検討したでしょうか。
委員長(青柳信義君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) ポスティング業者への委託というところでございますが、現在検討を継続中でございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) あのときの話だと、実際に配布している人への対価がよくわからないというようなことがあって、明確じゃないという話だったわけです。そういうことからすると、ポスティング業者に配布を委託したらば、今やっている行政区割りじゃない、もっと別の面でそのポスティングをするという人たちもあることになりますし、区長の方々があれを仕分けるのも非常に大変なご苦労だと思うんです。毎月、毎月たくさんのものが来て。そしてまた、配布をしている班長さんだとかそのほかの方々がしているわけですが、そのことについても一つ仕事が解放されるかなということがあって、これについてはぜひ検討を進めてほしいと思いますが、引き続き検討するということでいいのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 行政区長の任務としましては、広報誌の配布に関することというのが規則上にはあるわけでございます。それで、実際に配布している人の兼ね合い等々があって、そのポスティングなどについても検討しているところでございます。ほかの自治体などとの状況もちょっと踏まえながら、その検討を継続させていただきたいなというふうに考えてございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 今現在ですが、町内会といいますか、行政区じゃなくて町内会に参加しない、町内会に入らないという人たちはどのぐらい富谷町の中であるのでしょうか。何世帯ぐらいになっているのかご存じですか。
委員長(青柳信義君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 町内会につきましては任意の団体ということでございます。それで、町のほうとしては、実際町内会のほうに入っていない方の数字までは捕らまえてはおりません。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 行政区長は、その配布をするということで、行政区長に対する報酬の中でそれも加味されているわけですが、実際配布をしている人たちは、区長ももちろん配布しているかもしれません。その前の段階で仕事がさまざまあってというのはわかりますが、配布をする人は町内会の班長ですよね。そして、町内会に入っていない人にも渡さなければならないと思うんです。それでは、このあたりの整合性みたいなものはどのように考えているのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 広報誌の配布につきましては、町内会のほうに加入している、していないにかかわらず、配布のほうをお願いしているところでございます。それで、例えばその報酬を支払うに当たっての世帯をどうやって確認しているかというと、それは8月末の行政区の世帯数をもとに算定をしているところでございます。つまりは、住民票がある方々については全てお渡しを願うというところで、実際に住んでいる方との差はないものというふうに考えてございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 町から来る広報誌ですけれども、それは皆さんに配らなければならないと。行政区長はその仕事の役割を持っているけれども、町内会の班長さんあたりは、特にこの人違うとわかっている人がいるわけですよね。だから、そこら辺はうまくいっているのかなと。うまくいっているんだと思いますけれども、そこのところを私が思うと、アパートやなんかがあると、そこの負担だけが来るよなと思うんですけれども、その点については町として何も考えることはないのでしょうか。どんなことをここの中から酌み取っているかというのをお尋ねしたいと思います。
委員長(青柳信義君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 実際に、今お話があったとおり、町内会のほうに加入していないということで、配布するのにもなかなか困難であるというふうなことも現状としてはあろうかと思います。その辺につきましては、行政区長会議などにおいて各区長さんのほうにお話をさせていただければというふうに思っております。また、どうしても配布が困難だということであれば、町のほうで個別に対応というのも必要ではないかなというふうに考えてございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 実績報告書7ページです。3番のところに市制移行に向けた取り組みというのがあります。市制移行については、ことしの10月10日、国勢調査があって、そこで5万人を超えることが一番の大きな柱だと思うのです。今、国勢調査が進められていますが、そのことに関してお尋ねしますが、明石台東開発の開発負担金を減免して、飛躍的に人口増につながったと、この決算の審議に当たって考えたのかどうかお伺いしたいと思います。平成22年から人口の動態について、どのようになっているのか。そのことでその増が飛躍的にふえたということが見受けられるかどうか、決算の中ではどうだったかお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 総務課長。(「市制移行絡みですか、国勢調査ですか」の声あり)(「いえ、市制移行です。7ページ」の声あり)
  市制移行・地方創生推進室長。
市制移行・地方創生推進室長(松原 誠君) 明石台東地区の張りつきが、人口の5万人に直接つながっているかどうかということのご質問でしょうか。明石台地区、東地区にかかわらず、さまざまな部分、成田地区とかそういった部分でも住居系の張りつきというのがありますので、そういった富谷町内全域での人口の増加が現在の5万人を超えている状況につながっているのかなというふうに捉えております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、人口で見ますと、各団地ごとに何人ふえたとかという、そういう統計はとっていないのか。例えばそこの明石台東のところで造成をして売り出したということで、何年から何年、ここでかなりふえたなとか、そういうような検証といいますか、それは今のところではしていないということですか。
委員長(青柳信義君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 行政区ごとの人口の把握はしております。ただ、その22年から今までどのぐらいというのは、ちょっと集計してみないとわからないところで、そういった集計は行っておりません。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 平成26年度までのそのあたりについては、それでは集計をしてみるということはできますか。
委員長(青柳信義君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) はい、可能です。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、後日で結構ですが、それについての集計を出してくださるように求めたいと思いますが、いかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 決算審査特別委員会の間に皆様のほうに配付させていただきたいと思います。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) ここの中でどこで伺えばいいのでしょうか。任期つき職員が果たしたその役割といいますか、行政評価といいますか、それについては平成26年度決算をするについてはどのようになっていたのかお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 任期つき採用職員というところで、法務室のほうに1名採用していたというふうなことでございます。実際に業務を遂行する上で、実際に弁護士の資格を持っているということで、事務遂行するに当たっては法的な課題、あるいはさまざまな問題に対する対応など、的確なアドバイスをいただいたのではないかなというふうに考えてございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 今、市制移行に向けて非常に法的なものやなんかでも、県あるいは総務省などとのやりとりが盛んになってきています。先ほどの報告にもあったわけですが、そうしますと今現在ですが、引き続き任期つき職員といいますか、そういうものについての採用などについてはどのように考えているのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 任期つき採用職員というものがいいのか、あるいは例えば顧問弁護士という形がいいのか、さまざまな案を検討していきながら進めていく必要があると考えてございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 決算書の48ページ、あるいは実績報告書の47ページのあたりで、職員のことでお尋ねしたいと思います。ラスパイレス指数ですが、平成25年、平成26年ではどうなっていますか。
委員長(青柳信義君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) それでは、26年のラスパイレス指数でちょっと申し上げます。一般行政職で91.6でございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 平成25年はおわかりでないんですか。
委員長(青柳信義君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 25年につきましては、ちょっと手持ち資料がございませんので、後ほどご提示申し上げたいと思います。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、平成25年についてのラスパイレスは99.5です。なぜこのような結果になっているのか、課長はどのように考えておられますか。
委員長(青柳信義君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 25年度の99.5の関係でございますが、国のほうでの給料減額が行われていたということでの数字でございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) わかりました。そうしますと、それは国が震災に絡んでかなり減額したということでこの数字になっているということだと思うのですが、そうしますとほかの自治体も同じように、今現在は90をちょっと上がったぐらいということになっているということですか。
委員長(青柳信義君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) そのように認識してございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 職員の数についてお尋ねします。47ページのところで代表していいかと思いますが、職員数が、正規職員が288人、臨時が24人、パートが301人、このようになっていますが、この傾向は依然として50対50、あるいは45対55なのか、そういうことになっているのですが、正常な形だとは思わないのですが、これについてはどのように考えますか。
委員長(青柳信義君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 職員数につきましては、委員のおっしゃるとおり、その類似団体と比べても決して多い人数ではないのかなというふうに考えております。加えて、臨時・パートの人数も多いというところも、正規職員が少ないゆえというのも一方ではあろうかと思います。今後は、計画的にといいますか、急に正規職員をふやすということもなかなか財政的には難しい状況がございますので、財政的に問題がないような状況となる人数を徐々にふやしていければいいのかなというふうに考えてございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 市制に向けてですが、例えば福祉事務所を設置しなければならないといったときに、やはり正規職員をきっちり確保するということが重要だと思うので、今後の問題だと思いますが、ぜひ正規職員で、そしてそこの中でしっかり仕事が継承できる、これが必要ではないかと思いますが、そういうスタンスで取り組むということでいいのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 現在、次年度にどのぐらいの職員がいれば適正かというふうな数字も捕らまえてございますので、それに向けた採用計画を今つくっております。それで、今後採用試験も今現在行われておりますので、採用ができればなというふうに考えているところでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 実績報告書の84ページです。宮城県地方税等滞納整理機構への引き継ぎなどありますが、これについてです。県は、何年までこの滞納整理機構を続けてやるということになっていますか。
委員長(青柳信義君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 今の予定ですと、29年度までということになっております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) これは、延長されて、延長されて29年度までということになって、富谷町は最初からこれに参加して人も送っています。ですから、かなりのノウハウが積み重なってきているものだと思うんです。それで、そこに職員を派遣しないで、富谷町独自に住んでいる人の暮らしぶりを見ながら滞納を整理していく。払えない人には払えない人なりのその措置をしていくということが求められるということはたびたび申し上げてきたわけですが、これについてはどのようにするのか。来年度も、ことしはもう行っていますから、平成27年度についてもその方向で進むということなのでしょうか。お尋ねします。
委員長(青柳信義君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 今の現状でお話しさせていただきますと、意向といたしましては、引き続き29年度まで職員を派遣して、さらなるノウハウの蓄積に努めていきたいと思っております。ただ、一方で全てが機構にということではありませんので、当然我々職員が滞納者と接触をして交渉するというところも、そちらのほうが全体的に見れば多うございますので、そういう意味からも、やはり今後も教育、その辺のノウハウを蓄積していきたいと思っております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) この質問で最後になりますが、私はたびたび申し上げているように、先ほども言いましたけれども、滞納整理機構から職員を出して、そしてそこの中でというのではなくて、やっぱり税務課、あるいは町の職員が一丸となって富谷町の人たちの生活を見るということで進めるべきであって、滞納整理機構からは脱退すべきだということですが、そういうお考えがないというのは先ほどお尋ねしましたけれども、そういうふうにしていくべきものではないでしょうか。再度お尋ねします。
委員長(青柳信義君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 今の予定ですと29までと。それ以降につきましては、今検討を重ねている段階でございますので、当面は、29年度までは継続したいと考えております。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。安住委員。
委員(安住稔幸君) 実績報告書から質問させていただきます。8ページ、土地利用規制対策事業の中で3、遊休土地実態調査というのがございます。実態調査を実施ということでありますが、この辺の詳しい説明をお願いいたします。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 大変申しわけございません。今、これ以上のことはちょっと把握しておりませんので、後ほど答えさせていただきます。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) それでは、後でよろしくお願いいたします。
  その下のほうに成果及び今後の取り組みの中で、土地売買等届け出事務事業について、届け出者に対するサービス及び権限移譲交付金の観点から、本町においても28年4月から権限移譲を受け業務実施予定ということになっておりますけれども、これについてもご説明をお願いしたいと思います。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 県が行っている事務の移譲ということで今調整しておりまして、28年度から事務は受けるんですけれども、多分件数としてはさほどないのかなというふうなところでございます。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) それでは、その届け出者に対するサービス及び、サービス及びとなっているのでちょっとあれですが、そのサービスについてはどのようなものをお考えなのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 権限がおりますので、町を経由して県に届け出をするという時間的なロスがなくなるというふうなところでのサービスの向上という表現をさせていただいております。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 今後も企業誘致、そういったものでの絡みで、何かこれに対して、そういった企業誘致に対してやはりプラスになるものがあるということで考えてよろしいんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 直接、企業誘致のほうには特段影響はないと考えております。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 影響がないということは、企業誘致とは関係がないということで考えてよろしいんですか。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 町が誘致するものには関係ございません。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして、11ページの町民バスのほうに関係したことでありまして、11ページの上のほうにありますが、これの5で町民バスアンケートの調査実施というのが昨年あったようでありますが、いろんなという意味でこのアンケート調査を生かして、ことしの4月からの運用に生かしたということでよろしいんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) アンケート結果を参考にして業務のほうを発注してございます。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) そうしますと、この時期的なものを見ますと、またことしも考えていらっしゃるのかなと思いまして、その辺についてはいかがなんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 類似のアンケートのほうは予定をしてございます。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) それで、結構皆様からお話を伺って、あと担当課のほうに直接要望させていただいているのですが、やはり大人の方も利用されておりまして、もちろん子供たちも利用しているという、どちらかというと通学という感じになりましょうか。そういうこともありますので、そのアンケートのとり方で、子供たちというか、子供会といったらいいのか、学校といったらいいのか、やはりそういったルートでのアンケート調査というのもあったほうがいい、その中の一つに入れてもいいのかなと思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 今後参考とさせていただきます。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして、61ページ。交通安全推進団体助成事業のことであります。非常に皆様には交通安全も、黒川地区、富谷町内ですと9支部ということで、助成を各3万円ずつしていただいているのは非常にありがたいものであります。ただ、今活動していて、やはりけがや、またつけた看板が例えば強風などで何かほかのものをぶつけてしまうとか、そういったことも非常に危険をはらんでいるところもあるわけでありますけれども、こういったほうにつきましては、何か町のほうで対策というようなものを考えていらっしゃるのはあるんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 現在のところ、町のほうでそういったところでの対策は、検討はちょっとしておらないところです。黒川郡のほうのそちらのほうに、いろいろあったときに協議をさせていただきながら対応しているというようなことでございます。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) しかしながら、現実にあってからではおそいと。私もいろいろ調べさせていただいたのですが、やはり現実的にはその辺の補償については非常に薄いというか、因果関係が、私自身感じましたので、住民団体と連携をとって、その辺きちんと皆様が本当にボランティアでやっていただいているものですから、安心して活動できるようなものを今後考えていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 先ほどもお話ししたとおり、黒川のほうの協議会のほうとお話をしていきたいと、このように思います。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 110ページになります。粗大ごみ処理施設運営維持管理事業ということであります。これの成果及び今後の取り組みの中で、平成7年の稼働から20年が経過することから、将来の更新等に向けて検討が必要となるということが書いてあります。これについて、どのようなものをお考えなんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 20年ちょうど経過したわけなんですが、施設の設備の老朽化も進んでおりまして、毎年のように修繕費ということで計上させていただいております。そういったこともありまして、今後一気にいついつ建てるということはできませんので、計画的に予算等を勘案しながら考えていきたいと思っております。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) それと似たようなもの、関連というわけではありませんけれども、隣の111ページ、松森工場共同処理整備事業の中で、これも成果のほうの中で今後の取り組みの中で、下のほうに費用負担の期間というのがありまして、平成32年までというようなことが書いてあります。あと5年というか、4年半、5年ぐらいなんでしょうか。そうしますと、その後につきましては何か仙台市との取り決め、また今後その後の予想というのはどのように考えていらっしゃるのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 仙台市のほうでも、費用負担の期限が32年までということなので、それ以降は建設負担金が富谷町で発生しなくなるという意味合いのものなんですが、それ以降も仙台市と共同で富谷町のごみ処理に関しては継続していきたいと考えております。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) もちろん建物機械というか、物でありますので、だんだん使っていれば壊れてくるということで、そうしますと私どもはやっぱりその後も何かしらのものが発生してくるのかなと思いますけれども、その辺についての協議の内容についてはいかがなんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 仙台市との協議ということですか。今現在では、特にそういった協議は行っておりません。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 今の先に話しました粗大ごみもそうですけれども、松森工場もなくてはならぬ施設でありますので、やはり今後かかるであろう費用について、計画的にというか見通しを立てながら今後検討すべきだと思いますけれども、その辺についていかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) ごもっともだと思います。いろんな手法があるかと思いますが、そういった手法も勘案しながら検討していきたいと考えております。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。出川委員。
委員(出川博一君) ちょっと今さらながらなんですけれども、財政課長に決算審査の意義について、ちょっとご回答いただきたいと思うのですけれども。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 今決算審査をいただいておりますけれども、私も26年度に予算を議会の皆様から議決をいただいて執行しているわけでございます。その議決をいただいた予算を、どのように26年度中に執行したかというふうなことをご報告させていただいて、この決算議会で承認いただくというふうな場だというふうに考えております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 私もそれは一面そうかと思いますけれども、きょうを入れてあと4日間で審査するわけですけれども、やっぱりこれは行政効果の客観的な判断とか、あるいは今後の改善、さらに反省事項の把握活用というふうな意味合いもあるのではないかなというふうに思っておりますけれども、いかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 委員のおっしゃるとおりだと思っております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) それで、それに関連して、実績報告の5ページ。ここのところに庁議の中で(4)に町長訓示というのがございまして、それでこの中身についてちょっとお尋ねしたいんですけれども、全職員ということなんですけれども、シフト勤務者は入っているのかどうかお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 遅番勤務の方は入っておりません。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) それで、全職員ということなんですけれども、大体何人ぐらい出席されるのかお尋ねいたします。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) その時々の事情によって、人数はふえたり減ったりしているというところでございました。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、ゼロということはないと思うんですけれども、大体150人とかそういう目安というのはいかがなんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 済みません。毎月やっている定例訓示については、管理職とあと任意の職員というふうなところでの参加のほうが多いというふうに認識してございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 今、管理職と任意の職員というお話だったんですけれども、ということは全職員ではないわけですね。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 全職員に声がけはしておったようでございますけれども、実際は全職員が参加しているというものではございません。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、これは拘束力のない会議だというふうに理解してよろしいのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) そうですね、8時25分からというふうなところで実施している実態もございますので、拘束力があるかないかというご質問に関しては、拘束力というものはないというふうな認識でございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 昨年の答弁の中で、各課のそれぞれのミーティングが終わった後、これに参加するというふうな答弁をいただいておるのですけれども、各課のミーティングというのはその前、そうすると8時25分以前にあるんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) これも、ミーティングのほうも別に義務づけておるものではございませんが、慣例として各課のほうで行っているという状況でございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 慣例としてやっているということなんですけれども、これは拘束力があるんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 職員の勤務時間というものからすると、8時30分からでございますので、必ずしもそこに出席しなければペナルティーがあるかというようなものではございません。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) であれば、この記載の仕方がちょっとおかしいのではないでしょうか。全職員で8時25分から8時半までという記載は、当然見れば、ある程度拘束されてこの会議に出るというふうに理解するんですけれども、その辺の実態運営はいかがなんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) その受けとめ方はそれぞれかなというふうなところでございまして、現状申し上げますと、こちらの訓示のほうは実施しておりません。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 今、「おりません」と言ったんですけれども、訓示はしていないんですか、そうすると。この庁議は、この会議はないということなんですか。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) ここで8時25分から8時30分の訓示というものは、今実施はしておりません。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) これは26年度の実績報告ですよ。いわゆる行政報告ですよ、これは。それが、今はしていないから26年もしていないというふうには結びつかないと思うんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 失礼しました。26年度は2月まで実施しておりまして、それ以降は実施していないということで、言葉が足りなくて申しわけございませんでした。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) では、次に進みます。実績報告7ページの(1)総合計画の概要というところで、あとそれから決算書の56ページ。この中で、備考欄に印刷製本費336万5,928円とありますけれども、このうち後期総合計画についての印刷費は幾らだったんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 約290万円ほどでございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) これについては、26年4月からの後期計画なんですけれども、26年度に予算化して、実際に製本されて公表されたのが26年12月ということで、4月から12月までの9カ月間、いわゆる計画というものが公表されないで予算措置もされてきたということで、これは非常に問題だと思っていますけれどもいかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 結果として、ご指摘のとおり印刷のほうは何らかの事情でおくれたというところですけれども、一方では予算の執行に関しては議決を得た中での配当を受けたものでやっておったというふうな、今となっての認識はそういったところでございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) いや、印刷がおくれたという認識でいいんですか。実際、26年4月からの計画ですよ。それが12月まで公表されないで行政運営されたと。そういうことを繰り返していいのかということをお尋ねしたいんですけれども。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) そうですね。あってはならないというふうなところで、今後についてはそういったことがないようにしっかりしてまいりたいと思っております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 現在、総合計画の見直しに着手されているようですけれども、これの進捗状況というか実施状況を、実施はいつに予定しておられるのかお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 9月定例会の冒頭で、まず総合戦略というものを12月、年内をめどに策定しまして、それにあわせて総合計画の改定というものを今年度中にと。骨子の部分というふうなところで作業をしておりますので、次年度のスタートには新しい総合計画の更新に基づいての予算の執行というふうなところを予定してございます。
委員長(青柳信義君) この際、午後3時15分まで休憩します。
     午後3時03分 休憩


     午後3時15分 再開
委員長(青柳信義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  質疑ございませんか。出川委員。
委員(出川博一君) 先ほどの答弁の中で、今年度中に骨子について提示をしたいということなんですけれども、それについての今年度の予算措置はあるんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 今の予算の中でやっております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) ぜひ、28年度から運用の計画であれば今年度中に、おそくとも3月中というか上旬ぐらいにはご提示いただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) もちろん、スケジュール的にはその前に何らかの形でお示しできればなというふうなところで進めております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) ちょっと話を変えまして、いわゆる財務書類4表について、平成21年度の決算より新地方公会計制度研究会報告書に示されている総務省方式会計モデルの手法で、現在富谷町では貸借対照表、行政コスト計算書、純資産変動計算書、それから資金収支計算書、これについては24年度までは公表されております。これの25年度の公表時期はいつになるのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 今予定しておりますのは、10月末までには公表する考えでございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 既に26年度の決算が今ここで議論されているわけですけれども、1年おくれの周回おくれで、それでは遅過ぎると思うんですけれどもいかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 昨年は9月末には出させていただいたんですけれども、そのスケジュールでおったのですが、今回の大雨によりまして、今これから上程するところなんですけれども、災害復旧関係の予算を今詰めておりまして、その関係で若干公表のほうがおくれてございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) でも、それは25年度の財務諸表ですよ。それは、いわばある意味機械的にできるというふうに私は理解しているんですけれども、システムに入っていないで手計算の現状なんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 今のところ職員でもっての手計算で集計し直すというふうなところで公表データをつくっておりますので、時間がかかっているところでございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) でも、総務省の改定モデルということで、そのソフトも開発するような話も聞いているんですけれども、そのような動きはないんですか。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) その統一モデルというのは、28年度決算分から適用になるというふうなことで、その件につきましては来年度の予算に含めてシステムのほうを導入したいと考えております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) それから、いわゆる物品に対する考え方なんですけれども、1年前の答弁では基本的に100万円を目安にして検討していきたいというふうなお話だったんですけれども、その検討状況はいかがなんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 今のところ、今年度も車両のみというふうなところでの計上をさせていただいております。ただ、今まだどこまで載せるかというふうなところでは、各自治体の決算書のほうの内容を見させていただきますと、やはりいろいろでございますので、再度検討させていただきたいと思います。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) いや、貸借対照表ですよ。資産と負債があるわけですから、物品についても資産として載っけるんじゃないんですか。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 決算書のお話ではなくて、財務4表の関係でということで。それでありますと、今各課のほうの物品関係のデータを集計、集めているところでございまして、それについては今のところ50万円以上で調整させていただくことで検討しております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) そうすると、50万円以下はその他の資産ということで大ぐくりで一まとめにするという考え方ですか、今のところは。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 50万円以下のものについては、財務4表のほうには計上にならないというふうなところで、今検討しております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) その辺は後で詳しく教えていただきたいと思いますけれども、関連してなんですけれども、新訂富谷町誌、これについて今、多分原価ベースで4,400万円、売価ベースで2,200万円ということになっているかと思うんですけれども、その辺の取り扱いについてはどのようにされるのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 今のところ、先ほどの50万円、1冊たしか町誌は5,000円ぐらいでしたので、それについては計上されないというふうな見込みでございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 1冊につき5,000円であれば計上しないと。それが何千冊あっても、それは1冊5,000円だという考え方なんですか。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 今のところはそのような考えでおります。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) その考え方は、非常に私はおかしいと思います。いわゆる現年でお金を使っているから、もう物になって買っているからいいんだということではなくて、貸借対照というのはそういうことではなくて、いかにして、どのような資金を集めてきて、それで物に変えたかということですから、物はあるわけですから、それは評価損を出すとか廃棄して損を出すか、その辺はわかりませんけれども、そういう考え方をとらないのかどうかお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) それにつきましては、今ご指摘いただいておりますので、今後検討させていただきまして、取り扱いを明確にしたいと思います。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 最後です。決算書245ページ。ここに基金がございますけれども、財政調整基金。今回初めて債権で3億9,997万2,054円という数字が出てきておりますけれども、これについてご説明いただきます。
委員長(青柳信義君) 財政課長。もとい、会計管理者。
会計管理者(矢田 守君) こちらのほうに出ております3億9,900万円ほどの債権でございますが、こちらにつきましては債権ということで国債とあと宮城県債、こちらのほう2本購入いたしておるものでございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 期間とか、その辺についてお尋ねいたします。
委員長(青柳信義君) 会計管理者。
会計管理者(矢田 守君) まず1件、国債につきましては、平成30年3月20日までの5年物、こちらにつきましては中途の国債ということで購入させていただきました。もう1件が、こちらは平成31年11月28日までのこちらも5年物の県債ということで、こちらは新発債、こちらのほうを購入させていただきました。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) これは今回というか26年度初めて債権運用ということなんですけれども、この運用について今後拡大する考えがあるのかどうかお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 会計管理者。
会計管理者(矢田 守君) 債権につきましては、25年度に途中から土地開発基金、そちらのほうで運用を開始させていただいております。こちらの運用関係につきましては、現在の金利低下の状況を踏まえまして、その辺の安全性あるいは流動性を考慮しながら、あと財政課の将来的な基金の運用計画等も含めて検討させていただきたいと思います。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、これは今の金利情勢を考えると、いわゆる10億円、20億円まで拡大する考えはあるんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 会計管理者。
会計管理者(矢田 守君) それは今後の基金の運用というか使用状況とか、そういう計画がいろいろ出てくるかと思います。そちらを踏まえながら、財政課とも検討していきたいと考えております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、この財政調整基金の適正な基金残高というのは、いわゆる現金でも持っておかなくてはならない適正金額というのはお幾らぐらいと考えておられるのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 今のところ、少なくとも約30億円は……。済みません。現金で保有、持っているというふうなことであれば、今のところ大体20億円ぐらいは必要かなというふうなところでございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、基金とすれば、20億円あれば大体年間の中ではやりくりしていけるというようなことで、そうすると今の現在残高は少し多過ぎるという考え方でよろしいんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 多過ぎはしないと思います。今回の大雨の被害ですとか、さきの震災ですとか、突発的に何が起こるかわからないというふうなこともございますので、多目にと言ったらおかしいんですけれども、その辺の備えもありますので、少なくとも基金のほうは30億円必要だというふうなことでお話しさせていただきました。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 20億円なんですか、30億円なんですか。どっちなんですか。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 現金そのものでは20億円というふうなことでお答えさせていただきます。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。藤原委員。
委員(藤原 峻君) 実績報告書の29ページの庁舎機能維持のところに関してご質問します。広場の風力発電なんですけれども、いつ見ても動いていないんですが、これは修理はしないんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) こちらは、今年度と来年度、再来年の3年間に分けて修理をする予定となってございます。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) ちなみにこれは売電をしているんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 売電はしてございません。発電したものは、当日すぐ使って消費するというふうなことでございます。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) ちなみに、1日当たりの平均の発電量は1基当たりどのくらいなのかなと。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 済みません、そちらにつきましては、今手元に資料がございませんので、後ほどお答えさせていただきたいと思います。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 今の質問に関連しまして、とまっている間の電力の損失部分はどのくらいかをお答えお願いいたします。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 風力部分で発電されていない部分につきましては、電気がついていないというふうなことですので、電気使用料というふうなところでは損失はなしというふうなことでご理解お願いいたします。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 数値でご説明いただけるとうれしいです。電気の発電をしていないという損失、どのくらいの電力が実際発電できていないのかという数字でお答えください。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 今、1日平均の発電量がわからない状態ですので、どのぐらい発電して、1日どのぐらい使用しているのかというふうなことも、後ほどご回答させていただきます。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 続きまして、庁舎機能維持の(5)LED照明機器等設置工事に関してなんですけれども、このLED導入前後の使用電力の前後を教えていただけますでしょうか。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 行政実績報告書の29ページになります。(2)光熱水費の内訳というふうなところがございます。その中に電気料がございまして、その発電量の差分が出ております。25年度の発電量が、(「使用量」の声あり)使用量。使用量が78万6,000キロワットに対しまして、26年度が77万1,000キロワットというようなことでご了解お願いいたします。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) では、平成25年と平成26年の差の1万4,492キロワットというのは、全てそのLEDの切りかえによってできたということでよろしいでしょうか。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) こちらはLEDの交換もございますし、日ごろから職員のほうの節電というふうなこともございまして、それも加味されている数字でございます。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 町で契約している電気代の推移を1時間当たりのキロワットで平成24年、25年、26年、お示しいただきますようよろしくお願いいたします。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 富谷町全体の施設の電気料というふうなことでよろしいでしょうか。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 電気料は全て一緒なんでしょうか。それとも庁舎だけでまた別な契約ということですか。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 電気使用料につきましては、各課での請求支払いとなっておりますので、各課のほうでの把握になります。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 単価というのは把握はされてはいないのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) 契約単価につきましても、ちょっと調べてみないと今お答えできる資料がございませんので、後ほどということでよろしくお願いいたします。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 続きまして、75ページの再生可能エネルギー等導入事業に質問は移ります。こちらの再生可能エネルギーの鷹乃杜防災センター太陽光発電設備整備におきまして、この整備によって何キロワットの発電が見込まれているのでしょうか。
委員長(青柳信義君) ただいまの質問でございますけれども、あさっての産業建設のほうで審議することになっていますので、そのときにご質問いただければというふうに存じます。
  ほかに質疑ございませんか。若生委員。
委員(若生英俊君) 幾つか質問いたします。一つは、町税の収納率についてでありますけれども、先ほど96.45%と4年連続アップしていますというふうなお話でありました。これまでの収納率アップのための取り組み、そしてまた今後、今年度の取り組みについてお願いいたします。
委員長(青柳信義君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) まず、今までの取り組みというところでございますけれども、平成21年度から滞納整理機構ということで県の機構が組織されまして、そちらのほうに富谷町も参加しております。それと同時に、税務課内に徴税特別対策監ということで管理職を配置いたしまして、その収納率向上のために取り組んできたというような状況でございます。それが、着実に成果が上がっておりまして、収納率も先ほど申し上げましたとおり上昇していると。今後につきましても、さらなる上昇というのは当然努力目標としては掲げておりますので、引き続き収納率が向上するような取り組みを継続していきたいというふうに考えております。
委員長(青柳信義君) 若生委員。
委員(若生英俊君) それでは、ただいまのことをつなげながら、いわゆる他町村、他自治体、市町村との、96.45%というのはどの程度の位置といいますか、いわゆる高い位置なのか、も少し悪いところがあるのかと、そういった立場からお話を、質問をいたします。
  実績報告書の82ページ、そしてまた決算書の13ページに、冒頭申し上げかねましたけれども、そのページに合わせて質問いたしております。96.45%が、実績報告書のほうの場所には数字のとり方でというようなことでありますので、どこにもその数字が見えない点、少し注意をしなければならないということを思いながら、先ほどの質問、他市町村との兼ね合いとのことについてお願いいたします。
委員長(青柳信義君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) それでは、県内市町村の状況について申し上げさせていただきたいと思います。26年度実績で、県内の平均が95.4%というところで位置してございまして、それを上回っている数字でございます。96.4となってございます。順位的な数字なんですが、県内約10位、上から10番目というような位置づけでございます。
委員長(青柳信義君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 承知いたしました。次に移ります。
  町税の収納、そしてまた納付方法の内訳ということで質問申し上げます。富谷町におきましては、本庁並びに5つの出張所で現金払いを受けているわけでありますけれども、その全体の町税に占める出張所、本庁での自分での持参払い、現金払い。これらの額について押さえているのであればお願いいたします。
委員長(青柳信義君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 出張所5所におけます平成26年度の町税等の取り扱い件数ですけれども、全部で3万3,827件、金額にして5億904万1,865円となっております。前年から比べますと4,000万円ほど減っているような状況ですが、逆に本庁舎のほうで伸びておるような状況になっていますので、差し引きは大差ないというふうに捉えております。
  税のほうの全体となると、ちょっと私のほうでは答えられませんので、出張所のほうということでの状況であります。
委員長(青柳信義君) 若生委員。
委員(若生英俊君) ただいまの5億900万何がしというのは、町税全体の中でのこれということ、町民税云々ではなくて、町税全体という数字の中での先ほど述べられた数字かどうか確認いたします。
委員長(青柳信義君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 実績報告書94ページになりますが、出張所で取り扱っております町税等ということで、町税のみになっております。水道料とかその他の保育料とか、そういったものは含まれておりません。
委員長(青柳信義君) 若生委員。
委員(若生英俊君) では、最後となります。町県民税に限って質問いたしますけれども、富谷町におきましては会社での天引き、特別徴収、そしてまた個別に支払う普通徴収というふうな形の2種類で、どこの自治体とてやっておるかと思います。相対的に特別徴収の割合が高い自治体の1つではないかというふうにも思ますが、町県民税の総件数といいますか、ちょっと適切かどうかわかりませんけれども、そういった中での特別徴収の額、そしてまた普通徴収の額、このことについて質問いたします。
委員長(青柳信義君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) それでは、額ということで、確かに富谷町の場合、特別徴収がかなり多いような状況となってございます。それで、済みません。今手持ち資料で、27年度の当初課税ベースで大変申しわけないんですがお答えさせていただきます。済みません、26年度ありました。26年度ベースでお答えさせていただきますが、当初課税ベースで、26年度の特別徴収の金額21億7,100万円ほど、普通徴収4億1,800万円ほどというような現状となってございます。
委員長(青柳信義君) 若生委員。
委員(若生英俊君) それでは、ただいまの数字を受けて、4億1,000万円。普通徴収の皆さんからの口座振替といいますか、そういったことを高める策、さらに高めるための策ということの見解をお願いいたします。
委員長(青柳信義君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 今現在、自主納付される普通徴収の方についての口座振替の割合なんですが、こちらも行政実績のほうに出ておりまして、82ページのほうにございます。町県民税については、今31.3%と3割、ここ数年やはりこの3割というのを維持してきている状況です。税務課といたしましては、各納税通知書を発送する際に口座振替の勧誘等にもいろいろ力を入れているところではございますけれども、なかなかこの数字が上がってきていないという現状もございます。あと、今後につきましても、事あるごとにその口座振替を勧奨するような対策を講じていきたいというふうに考えております。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。
     (「なし」の声あり)
委員長(青柳信義君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  以上をもちまして、本日の議事を終了いたします。
  本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。
     午後3時44分 散会

平成27年決算審査特別委員会(第2号)

平成27年9月30日(水曜日)

富谷町議会決算審査特別委員会は、富谷町議会議場に招集された。

出席委員 19名

  • 委員長 青柳信義
  • 副委員長 相澤榮
  • 委員 安住稔幸
  • 委員 渡邊俊一
  • 委員 出川博一
  • 委員 菅原福治
  • 委員 高橋正俊
  • 委員 浅野直子
  • 委員 山路清一
  • 委員 佐藤克彦
  • 委員 長谷川る美
  • 委員 西田嘉博
  • 委員 佐藤聖子
  • 委員 藤原峻
  • 委員 齊藤秀行
  • 委員 畑山和晴
  • 委員 若生英俊
  • 委員 浅野武志
  • 委員 金子透

欠席委員 なし

職務のため出席した者の職氏名

  • 議長 浅野幹雄

説明のため出席した者の職氏名

  • 町長 若生裕俊
  • 副町長 大庭豪樹
  • 福祉部長 小野一郎
  • 福祉部福祉課長兼福祉健康センター所長 中山高子
  • 福祉部長寿福祉課長補佐 浅野輝夫
  • 福祉部長寿福祉課長兼福祉健康センター所長兼保健福祉総合支援センター所長 安積春美
  • 福祉部長寿福祉課長補佐 菊地宏修
  • 福祉部健康増進課長 郷右近衛
  • 福祉部健康増進課長補佐 伊東大助
  • 福祉部健康増進課長補佐 二戸映子
  • 福祉部子育て支援課長兼西成田コミュニティセンター子育てサロン所長 浅場悟
  • 福祉部子育て支援課参事兼保育統括監 八巻恵美子
  • 福祉部子育て支援課長補佐 星英樹
  • 福祉部子育て支援課長補佐 狩野悦子
  • 教育長 菅原義一
  • 教育次長 小松巌
  • 教育次長 荒谷敏
  • 教育部教育総務課長 高橋加代
  • 教育部教育総務課課長補佐 櫻井武司
  • 教育部学校教育課長 齋藤卓也
  • 教育部学校教育課長補佐 千葉正俊
  • 教育部学校教育課学校給食センター所長 鴇幸浩
  • 教育部生涯学習課長兼総合運動公園所長兼民俗ギャラリー館長 渡邉正弘
  • 教育部生涯学習課長補佐兼総合運動公園主幹 中津川俊紀
  • 教育部生涯学習課富谷中央公民館長兼富ケ丘公民館長兼東向陽台公民館長兼あけの平公民館長兼日吉台公民館長 阿部雄也

議会事務局職員

  • 議会事務局長 亀郁雄
  • 次長 富澤裕
  • 主幹 長瀬千鶴子

午前10時00分 開会

委員長(青柳信義君) 皆さん、おはようございます。
  本日の出席委員は19名であります。定足数に達しますので、直ちに本日の決算審査特別委員会を開きます。


     認定第1号 平成26年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について
委員長(青柳信義君) 認定第1号 平成26年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
  なお、本日の日程は一般会計のうち福祉部長寿福祉課、健康増進課、子育て支援課、教育委員会の所管に属する決算について審議をいたします。
  それでは、これから各担当課長等へ内容の説明を求めます。最初に長寿福祉課長。
  [長寿福祉課長が決算書のとおり内容の説明を行った。]
委員長(青柳信義君) 次に、健康増進課長。
  [健康増進課長が決算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(青柳信義君) 次に、子育て支援課長。
  [子育て支援課長が決算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(青柳信義君) この際、午前11時15分まで休憩します。
     午前11時05分 休憩


     午前11時15分 再開
委員長(青柳信義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  次に、教育総務課長。
  [教育総務課長が決算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(青柳信義君) 次に、給食センター所長。
  [給食センター所長が決算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(青柳信義君) 次に、生涯学習課長。
  [生涯学習課長が決算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(青柳信義君) この際、午後1時まで休憩します。
     午後0時01分 休憩


     午後1時00分 再開
委員長(青柳信義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  次に、公民館長。
  [公民館長が決算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(青柳信義君) 以上で説明を終わります。
  これより一問一答方式による質疑に入りますが、質問者及び答弁者は要領よく簡潔な質問と答弁、そしてスムーズな議事進行にご協力くださるようお願いいたします。また、質疑はページ、款、項、目を明示され行ってください。
  それでは、質疑ございませんか。長谷川委員。
委員(長谷川る美君) 私のほうからは明石台小学校放課後児童クラブ新設事業について質問いたします。
  初めに決算書80ページ、3款2項1目、あわせて実績報告書の181ページです。4月から始まった明石台小学校放課後児童クラブの登録者の学年別内訳をお示しください。
委員長(青柳信義君) 新年度分は今回申し合わせしておりませんので。長谷川委員。
委員(長谷川る美君) 失礼しました。26年度決算報告書に記載の分ということで申しました。実際始まったのはそうですね。わかりました。失礼いたしました。
委員長(青柳信義君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) 失礼いたしました。それでは、待機児童について質問いたします。実績報告書184ページ、成果及び今後の取り組みでその欄で3歳未満児の入所希望者が多く、待機児童の解消に至っていないとありますが、3歳未満児で希望しながら入所できなかった乳幼児の内訳をお示しください。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 26年度で年齢別というわけにもいきませんが、40名程度の待機者だったと思っております。
委員長(青柳信義君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) 40名程度というお答えでしたが、未満児の待機児童の解消について具体的にどのような方策を考えていますか。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) ただいま28年度の開所に向けまして旧富ケ丘北部会館を改修いたしまして、保育園を設けるというところ、それから認可外の保育園等にお願いしましてゼロ、1、2歳児を専門的に受け入れているといったようなところでございます。
委員長(青柳信義君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) 旧富ケ丘北部会館を現在保育所にするための改修工事が行われていますが、そこを未満児に特化した保育所にすることが解決になるのではと思いますが、いかがですか。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 未満児に特化するというご意見でしたが、未満児に特化したとして、今度3歳以上児の受け入れが少なくなるということもございますので、今回北部会館についてはバランスよく定員を設けるということとしてございます。
委員長(青柳信義君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) では、町では入所を希望する保護者の強い思いにどのように応えますか。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 待機児童、特に1、2歳児が多い現状で保護者の方々にはご不便をおかけしているところですが、認可、町立のほかにも認可外というところもございますので、そちらを利用というところで一人一人丁寧にご説明させていただいているところでございます。
委員長(青柳信義君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) 認定こども園は待機児童解消への切り札となりますか。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 認定こども園につきましても定員等を工夫すれば十分に待機児童解消につながると考えてございます。
委員長(青柳信義君) 長谷川委員。
委員(長谷川る美君) 最後となりますが、待機児童解消のための具体的な方策を改めて質問いたします。
委員長(青柳信義君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいま課長のほうから現在28年度の春の開園に向けて事業者の公募を行っているところで、旧北部会館の保育園の開所、それでもただ今長谷川委員さんのご意見にあるように、解決には至らないという状況ですので、新たにまた引き続き待機児童対策を積極的に進めていく考えであります。ただ、具体的にそれが認定こども園がいいのか保育園がいいのかというのは今内部で検討しているところであります。以上です。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。浅野直子委員。
委員(浅野直子君) それでは、実績報告書の180ページなんですが、10番の富谷町虐待防止連絡協議会での実施についての(1)虐待相談状況件数と(2)の虐待種別のところは、これはほぼ同じ方と捉えてよろしいのでしょうか。まず、そこのところをお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そのとおりでございます。
委員長(青柳信義君) 浅野直子委員。
委員(浅野直子君) 虐待種別のところでネグレクト、育児放棄のところが相談件数が26年度随分ふえているようでございますけれども、ここのところに母子家庭であったり父子、さまざまな要件があるようなことは書いてございますが、この傾向が続くとお考えでいらっしゃいますか。捉えてよろしいでしょうか。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そうですね、育児放棄ですとかそういった件数、私が会議等出席する際にも多くなってきているのかなというところでございますので、今後も増加傾向にあるのかなというふうに考えてございます。
委員長(青柳信義君) 浅野直子委員。
委員(浅野直子君) その年齢の内訳はどのようになっておりますか。この報告書にはちょっとなかったものですからお聞きいたします。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 小学生というところが大半なのかなというところでございます。
委員長(青柳信義君) 浅野直子委員。
委員(浅野直子君) 低学年でございますか。低学年になりますとその状況が長く続くのかなという心配があるものですから。小学生1年生から6年生までありますけれども、大体どんな感じなんでしょうか。詳しくお願いいたします。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) どこの年齢が、学年がというところではなく、全体的にといいますか特徴的なところはなく、ばらけているのかなというような感じでございます。
委員長(青柳信義君) 浅野直子委員。
委員(浅野直子君) 済みません、課長。大事なところなものですからせめて何年生が何人とかそういったことはないんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今数字持ち合わせてございません。後ほどにさせていただきます。
委員長(青柳信義君) 浅野直子委員。
委員(浅野直子君) 次のページのファミリーサポート支援事業の結果をもって質問させていただきますが、この支援事業の送迎のみがかなりふえている状況でございます。このことについては、この時間帯なんですが、個々の時間帯はおよそどの時間帯が多くこの送迎があるというふうに認識捉えているものか、質問いたします。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 塾などの習い事について、このサービスを利用されているということでございますので、夕方というところだと思います。
委員長(青柳信義君) 浅野直子委員。
委員(浅野直子君) そうしますと就業者がかなりふえているというふうに捉えてよろしいですか。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そもそもの25年度から実施しておりまして、26年度についてはようやく年間の実績が出たというところですので、当然ふえるのが当然というところで、今後あと1年ぐらい見ていかないとその統計的なところは出ないのかなというふうに考えてございます。
委員長(青柳信義君) 浅野直子委員。
委員(浅野直子君) 続きまして、決算書のほうなんですけれども、ページ数では79、80ページになります。3款2項1目の児童福祉総務費のところで、先ほどもファミリーサポート事業のところで支援事業のところでおおよそ前年に比べまして約173万円ほどふえておりますけれども、この支援事業につきまして少し詳しく説明をお願いいたします。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) この事業につきましては、社会福祉協議会へ委託しているものでございます。会員になるためには協力会員、利用会員、どちらについても研修なりを受けて登録されるというところでございます。特に、協力会員につきましては専門的な研修を経て会員となるものでございまして、今現在会員数、協力会員、利用会員、両会員合わせて120名というところで実施している事業でございます。
委員長(青柳信義君) 浅野直子委員。
委員(浅野直子君) この事業のファミリー支援事業の173万円、おおよそなんですが、ふえているということは、会員の方々に対してということよりも事業に対してということではなく、会員数がふえているがためにこの金額がこのように毎年ふえていくような状況というふうに捉えてよろしいんですか。会員がふえるとその事業の総額というのはふえていくという捉え方でよろしいのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 増加については人件費相当分について増加増額したところでございます。
委員長(青柳信義君) 浅野直子委員。
委員(浅野直子君) ページ数、決算書なんですが、81、82ページになりますけれども、同じく同じ項目になりますので備考欄のところに特別保育サービスの事業がございます。ここのところがおよそ206万円ほどふえておりますが、この内容をお願いいたします。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) この事業につきましては、一時保育と特別延長保育の事業の分でございまして、増加の部分につきましては一時保育の部分について人数増加しておりますので、その分の増額となったものでございます。
委員長(青柳信義君) 浅野直子委員。
委員(浅野直子君) 先ほどからさまざまふえていく状況が富谷町の現状であるというふうに思っておりますが、こういったところにさまざまなボランティア活動さまざまあると思いますけれども、ふえていく要因に対してただふえていくから予算はどんどんふやすということではなく、ふえる原因がどこにあるかということ、あと一時保育の状況の中とこの特別保育については障がい者も入りますよね。ここの障がい者の部分において障がい者に対しての的確な内容といいますか、そういったところも充実をさせるというようなところにもしっかりと人数の確保というところでこれからもそういった幅の広いさまざまな方に支援ができるような特別の保育というところに予算をつけていただきたいと思いますが、これはちょっと希望になってしまっていけませんが、そういうような方向性で捉えてよろしいでしょうか。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そのような方向で努力させていただきます。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。山路委員。
委員(山路清一君) まず先に119ページ、お願いいたします。ごめんなさい、実績報告書のほうです。2の研修実績振り込め詐欺の被害についてでございます。振り込め詐欺について、非常に今問題になっております。NHKのラジオなどでも定期的に振り込め詐欺の件について流しておりますし、また年々振り込め詐欺がふえているということが現状でございます。この中で振り込め詐欺の被害についてということで研修やっていますけれども、この研修内容についてお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) ここに記載してありますように、講師につきまして大和警察署の生活安全課の方にお願いいたしまして、振り込め詐欺の全般的なことについてと、あと最近の状況とかについてお話ししていただいたような状況でございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 具体的にはどのような話があったのか、お伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 実際の場面についてロールプレイで行いまして、お互いに警察官の方とこういった形でというので民生委員さんとのやりとりの中で学んだというふうな形になってございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 以前、私この振り込め詐欺について一般質問しましたけれども、そのときに富谷町の被害状況について質問しましたけれども、そのときは富谷町のほうでは被害はありませんという話ありました。その後、被害はないか確認いたします。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 長寿福祉課分につきましては今のところちょっと把握しておりません。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) ニュースのほうでというか入ってきた件が私ありますけれども、1件ほどないでしょうか。それなりの確認はできないんでしょうか、再度お伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 山路委員のただいまの質問に関しましては防災の危機管理のほうの担当になりますので、別の機会で返答させていただきたいというふうに思いますが。山路委員。
委員(山路清一君) わかりました。防止対策についてもそちらの危機対策のほうでよろしいわけですね。では、別のほうに移ります。
  ページ、121ページです。こちらのほうに3番目のほうに東日本大震災被害支援がございます。民間住宅賃貸の借り上げがございますけれども、この平成25年から26年度入居者ですが、年ごとに減少しているわけなんですけれども、この契約期間というのは契約から5年なんですか、それとも震災が起こった年から5年なのかお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 契約から5年でございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 入居している方まだいらっしゃいますけれども、入居する方の被災先はどちらのほうから来ているのか、把握している程度で結構ですので、お伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 市町村別ということでしょうか。細かい市町村別についてはちょっと把握しておりません。全体的なものについてちょっとあるんですけれども、細かいところでして、ちょっと一つずつ合わせるのはちょっと今難しい状況ですので、後ほどお知らせしたいと思いますので。よろしくお願いいたします。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) それでは、例えば宮城県のほうで津波被害と福島のほうの原発の被害ということで、その辺はわかりますでしょうか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 原発はございません。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) この場合、被災している方が5年が、期限が過ぎた場合の町のほうの指導支援策はどのように考えているか、お伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) この方々につきましては、定期的に状況確認を行いまして、その括弧のところに記載しているのが富谷町の被災者でございますので、その方々について5名5世帯7人になってございますけれども、そこのところについてはきちっとこちらのほうでも経過を追いまして、今現在で3世帯というふうな形に減っているような状況になってございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 続きまして168ページのほう、お願いいたします。この5番目のところに広報活動としまして2の成果及び今後の取り組みの2、ジェネリック医薬品の利用促進がございます。このジェネリックなんですけれども、私も今いろいろちょっと薬関係、ジェネリックをやると結構お金が下がっております。国保……。ごめんなさい、間違いました。失礼いたしました。取り下げます。
  180ページです。先ほど同僚委員のほうからも富谷町の虐待防止連絡協議会の件についてというか虐待についてご質問ありましたけれども、相談や虐待に対して町のほうはどのように対応して援助するかお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 児童相談所等と連携いたしまして、その人々にどういった対処していいのか検討いたしまして、それぞれのケースに応じて対応しているところでございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 先ほどネグレクト、児童放棄ございます。これも近ごろ非常にマスコミのほうで、マスコミでは事件が多くなりまして、小さいお子さんに子供に食事を与えないというような例がございますけれども、町のほうで社会問題になっているこの件につきましてどのような例があるか、具体例があればお話しのほどをお願いいたします。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 私の耳に入っているところでのお話でございますが、母親が朝寝して子供の食事等全くつくらないで学校にやっているというところを聞いたことがございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 続きまして、227ページです。こちらのほうの77に外国青年招致の件が書いていますけれども、私も前にもちょっと話しましたけれども、英語学習指導のために4名の外国青年の方が富谷町で子供たちの指導に当たっております。その4名の方の国、性別、年齢等わかればお願いいたします。
委員長(青柳信義君) 教育総務課長。もとい、学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) お待たせしました。全員男性であります。そして出身国オーストラリア、それからニュージーランド等になっておりますが、全員について今ここに手持ちの資料がございませんので、後ほどお答えしたいと思います。よろしくお願いいたします。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 外国青年の方の紹介は前に広報とみやのほうに掲載されていました。それで、これも前に私お話ししたんですけれども、今の富谷の広報とみやに関しては、この青年の方たちの紹介というか何も載っていません。これも広報とみやのほうに載せるという話だったんですけれども、いまだに載っていませんけれども、非常に町民が関心ございますので、こちらのほうの広報とみや載せるかどうか、これは町長にちょっとお伺いしたいんですけれども、お伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 広報担当いないのであれですけれども、はいぜひ、もし掲載していないんだとすれば早速その辺掲載できるようにしていきたいというふうに思います。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) ぜひとも考えていただきたいと思っています。
  最後になります。244ページなんです。こちらのほうにマーチングフェスティバル関係がございます。先日もマーチングフェスティバルがございまして、非常に観客もたくさん来ています。また、衣装関係、楽器関係、それから富谷のマーチングエコーズ関係も非常に多い団員の中でまとめがある私は演奏をしていただいて、非常に感動した一人でございます。この中で、今250万円のほうをフェスティバル関係にお金を出しているということと、先ほどの説明がございましたけれども楽器関係も90万円でしたか、楽器関係のほうの保証しているということで伺いました。ただ、あのフェスティバル見て皆さん感じたと思うんですけれども、衣装も非常にカラフルな衣装ということで、衣装関係にもお金がかかっていると思うんですけれども、衣装関係についてはどのような補助をしているかお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 衣装関係につきましては、現在は親の会のほうでそろえているような形でございまして、補助金の関係のほうで衣装のほうもできればそろえていただければというふうに考えております。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 富谷といいますとマーチングとブルーベリーということで、ブルーベリーよりは私マーチングです。非常に皆さん方もわかるように、道路、国道を走りますと富谷の境のところにマーチングの看板というか、上のほうに掲げてありますので、富谷というのはマーチングかなと私は思っています。非常にマーチングに関して今後やはり金管バンドの件も含めて非常に力を入れている富谷をアピールしていくべきかと思っています。まず金管バンドに関しましてちょっと関連しますので、お伺いしたいんですけれども、金管バンドのほうに関しまして指導者的な指導者に関しては学校の先生がなさっていると思うんですけれども、優秀な指導者による、によってかなり演奏とかそのような腕も上がってくると思いますので、指導者については町のほうはどのように考えているかお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 現在、今ご指摘のとおり教員のほうで主に担当しております。また、外部講師といったことでは金管の審査員を務めている方が夏休み等を利用しまして学校回って指導していただいているところでございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 先生によっても違うと思いますので、優秀な指導者をいたら学校のほうで金管バンドのほうの担当のほうにさせていただいて、なるべく優秀な方は逃がさないようにひとつお願いしたいと思っています。また、最後ですけれども町長のほうにお伺いしますけれども、私は今マーチングのエコーズに関しての補償金に関しましては大変私少ないと思うんです。今先ほども言ったようにブルーベリー、マーチング比べた場合はマーチングのほうが非常に全国的にも知れ渡っていますし、もうちょっとこの辺を考えるべきだと思うんですけれども、将来的にマーチングをごめんなさい。マーチングとそれからマーチングエコーズのほうのに対して町長はどのような考えがあるかお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 今の山路委員のお話にありますように、私も同じ考え方と感じておりまして、先日の日曜日、利府のグランディでマーチングの県大会がありました。富谷町の小学校が5校出場して、5校とも金賞をとって東北大会出場ということ、そしてまた一般の部ではマーチングエコーズが金賞をとって東北大会でも、まさに会場にいた人たちが富谷ってすごいねというそのまさにやはりもうマーチングが富谷の一つの顔になっているという部分でありますので、これは町の長年これはもう富谷のマーチングエコーズつくって26年たつわけですけれども、積み重ねてきた形でありますので、これからもそれが教育の現場でもかなり大きな影響も与えているというふうに思いますので、町の誇りとしてこれからも積極的に推進をしていきたいというふうに思いますし、エコーズは町のそういう意味では顔であります。そのエコーズが今団員がもう130名を超しているという状況で、大変今練習場の場所の確保だったりいろいろな移動に関しての人数がふえればふえるだけ費用がかかるということで大変な状況にあるという実情も伺っておりますので、最大限これからも支援をしていきたいというふうに思っております。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。菅原委員。
委員(菅原福治君) それでは、実績報告書を中心にお伺いします。119ページでございます。119ページの民生委員、児童委員の件でございますけれども、26年度2名欠員になっておりますが、現在はどうなっているのかお伺いします。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 9月現在で3名の欠員で、トータル56名となってございます。欠員の地区につきましては町下、明石台第1、杜乃橋の3名が欠員となってございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) ふえたということですね。そうなると、この件は行政区長が推薦することになっておりますけれども、今その対策というのはどうなっているんですかね、その3地区とも。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 杜乃橋地区につきましては、行政区長さんのほうに依頼いたしまして候補者が上がってきているような状況で、あと委嘱状をお渡しするばかりになってございます。町下と明石台第1につきましては引き続き行政区長さんのほうにお願いして、推薦依頼のほうを上げていただくような依頼しているような状況でございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 活動内容も見ると結構幅広くて、早急にその地区は埋めるというか推薦をしないと、結構なカリキュラムでやられているわけですから、ぜひ早急に補充していただきたいと思います。
  民生委員さんとして、私も民生委員、成田に6人いるんですけれども、おつき合いをしているんですけれども、制度上誰なら誰ということではないですけれども、制度上の問題とかいろいろ余りはっきりは言わないんですけれども、しんどさがあるみたいなんです。そういったことで、ここに反省の部分で書いておりました、反省というか成果の部分で書いておりましたけれども、女川に行っての研修がよかったというような部分も私も聞いていました。こういうものを何回も実践で繰り返すことによって不安というんですか、大変だと思うんです、行政区長さんも。いろいろな項目もありますし、そういったカリキュラムをそういった制度上のいろいろな問題をこれからも取り組んでいただきたいと思いますが、その件につきましてはどうでしょうか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 27年度におきましても月1回の定例研修と内部研修、外部研修というふうな形で外から講師の方をお呼びして、いろいろなプライバシーのことですとか個人情報等について講師を招いて民生委員さんの方々に声を聞きながら研修のほうを組んでいくような体制をしておりますので、これからもそちらのほうの研修等に努めてまいりたいと思っております。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 取り組みにばらつきができないように、平準化の取り組みできるようにぜひ、この3地区もぜひ早急に埋めていただきたいと思います。
  それでは、139ページの実績報告書でございます。高齢者の健康事業ということでゆとりすとサロン事業についてお伺いいたします。これを見ますと累計、年間の26年度年間の実績だと思うんですけれども、これ見ますと太子堂さんが何とすごい310人もふえているんですね。前回お聞きしたんですけれども、前回の回答では高齢者だけではなく若い方とか、ボランティアの方とか、あとはそういった考え方で世代間交流を含めて何かやっているんだという回答を聞きました。今もそういった実態でやっているのかどうか、ちょっとお伺いしたい、太子堂の場合。よろしくお願いします。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 太子堂につきまして、25年度と26年度のこの対前年度比で310名の増につきましては、25年度につきまして太子堂会館の新しく新築したというところでちょっとお休みしているような状況もございましたので、26年度のほうにふえているような状況になってございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 年度ではこのとおりなんでしょう、そうは言っても。だから、ふえた310人、10回というのか10人というのか、ふえたことは事実だと思うんですけれども、もう少し取り組み内容をお聞きしたいと思います。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 太子堂につきましては、結構太子堂会館のほうに集まってきやすいような地区になってございますので、サポーターの方も多く参加していただいておりますし、あと参加者の方も結構そこら辺からの声がけによりまして多く参加し、世代交流というふうなあたりも行っているような状況になっていると把握しております。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) そのとおりだと思うんですね。この事業というのは非常にこれから介護とか地域包括ケアとして、本当に地域でやらなければならないという部分では物すごく大事な部分だと思います。そういった意味で、この表を見ますといろいろ事情あるんでしょうけれども、三角がついていますね。結構ついているんですね。そういったものを少しでも潰すためにこういった太子堂さんみたいなそういった新たな世代間交流も含めてやっているんだというような部分ももう少し、ほっておいているわけではないでしょうけれども、アピールして次に地域包括ケアなどにつながると思うんです。ぜひこの辺をアピールしていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 委員さんがおっしゃるとおり、包括ケアに向けては地域の方々、元気な高齢者がそういった虚弱な高齢者を支えるというところではとても大切になってくる部分でございますので、それぞれ今18地区、27年度になりまして1地区ふえまして19地区になりましたけれども、それぞれのゆとりすとクラブサロンはそれぞれの特徴を持ちながら、また地域の方々に周知していって、広く参加できるような形に町としても支援してまいりたいと思っております。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 私なども通り道になると思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
  それでは、160ページでございます。159、169になるわけですけれども、健康診断なんですけれども、今回も現年度上回ったという部分で実績載っております。富谷の健康診断というのは昔から評価が高いんですけれども、大変すばらしいと思うんですけれども、ちょっとわからない点がございますので質問させていただきたいんですけれども、健康30の対象を30代から35歳に限定したとなっていますけれども、これはどういう理由からでしょうか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) お待たせしました。まずもってですけれども、健康30というと30歳から39歳までという10歳刻みでやって、10歳の枠でやっておりましたけれども、それでは健診の効果がちょっと得られない。ということで、35歳の1年台に限定してやっていこうということで、26年から35歳に限定したということでございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) こういう受診率ではなく受診者だと思うんです。受診者のほうがカウントするほうだと思うんですけれども、重きを置く方だと思うんですけれども、これでそういった対応でクレームというか苦情とかなかったんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) クレームはございませんでしたけれども、多少なりの問い合わせはございました。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 今後についてはこの35でいくのか、それとも幅広くいくのか、今後についてお伺いします。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) これは骨粗しょう症の関係で進めようということではございましたけれども、ただ……。骨粗しょう症の延期ということで、若年世代が対象ではないということでございまして、そもそもはなくしてもいいのかなというようなベースで進んだんですけれども、せっかく健康30という事業がございましたのでその中をとりまして35歳ということを限定にやろうということで残った事業でございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) わかったような部分もあるんですけれども、わからないような部分もあるので、しっかりこの辺、当初の考え方もあると思うので健康は健康ではっきり明示これからされたほうがいいと思いますので、次年度に向けてよろしくお願いします。
  それでは、その下というかその下ということでもないんですけれども、同じく25年度から始めた歯周疾患健診、これについてお伺いをいたします。これについて対象者は全員ではなくなぜ申し込みだけに絞ったのか、それもちょっとお伺いしたい。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 始まった当初はですけれども、全員に送っての実施ということで実施いたしました。ただ、26年度につきましては希望制をとってみて、どのような動きになるのかということも含めまして、ちょっと検診率を高めるということではあったんですけれども、ちょっとその辺で限定してやってみようということでの試みでございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 確かに幅広い70までの10歳刻みとはいえ幅広いわけですけれども、ただもう少しこの辺、ちょっと考えていただいて、自分の健康わからないから健診するんですよ。何も問題あるから健診してほしいということしかないと思うんです。健診はそういうことだと思う。自分の体のことがわからないから、わからないから申し込みできないんです。だから、申し込みというか誰でも受けられるように、10歳刻みでも当初の考え方でもいいですから、ぜひこの辺は改善の余地があると思いますけど、どうでしょうか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 26年度の様子を見させていただきまして、27年もそのとおりお話しになって運用しておりますが、健康というものの初め、お口の周りの関係でございますけれども、これが意外と健康につながっているということが知らないということで、ちょっと奇抜なパンフレットなりをつくって、来年からはもう少し歯とか歯の周りが大事だということをPRしながらも、もう少し検診率を上げるような努力を進めていきたいと思っております。
委員長(青柳信義君) この際、2時10分まで休憩します。
     午後2時00分 休憩


     午後2時10分 再開
委員長(青柳信義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  菅原委員。
委員(菅原福治君) 先ほどの歯の部分なんですけれども、歯周病に関係することなんですけれども、先ほど課長から26年度はこうだったけれども、27年を見て28年度考えるという回答だったと思うんですけれども、そういう意気込みだったと思いますけれども、ぜひその辺よろしくお願いします。歯周病というのは沈黙の病気というそうなんです。自覚症状がない、痛みもないということで、ところが糖尿病とか心臓病に深く関係しているという病気というか、そういうのと関連していますので、ぜひ早急な改善をお願いしたいと思います。要望でございます。
  次でございます。次は182ページのことでございます。待機児童、先ほど同僚委員、長谷川さんからもありましたけれども、待機児童の質問でございます。待機児童の原因は、先ほどあったように3歳未満児の入所が多い、希望が多いということと、保育士になる方が非常に少ないということで、なり手がないということで問題になっているんだということを聞いています。これまでも、今まで町もいろいろ取り組んできたのを私も知っていますし、ところが見つからないんです。うちは確かに子供さん多いですから追いつかない。そういうことで今の現状、先ほども言ったかと思いますけど今の現状、本当に課長どう思うかちょっとお伺いしたい、今の現状をどう思うのか。よしとは思っていないでしょうけれども、ぜひ現状をお伺いしたいと思います。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 委員おっしゃるとおり、4月1日現在で79名の待機児童おるという状況でございますので、このような状況を一刻も早く打破といいますか、なくすようにこれから努めていきたいというふうに考えてございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) きのうの同僚委員の決算委員会が次年度につながるという意味のことなんですけれども、次年度につながるような質問をしてみたいと思います。たびたび、横浜の例がたびたびというか挙がっています、2年前からですけれども。横浜が2年前待機児童、たしか1,500か700ぐらいあったんですけれども、一気にゼロになった、2年前です。これは大きく報道されましたけれども、これは職員の意識改革だったそうなんですけれども、この辺についてはどう思われるかお伺いしたい。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 子育て支援課保育所担当職員につきましても現状、重々承知しているところでございますので、保護者の皆さんにご迷惑をかけているというところは承知してございます。なるべく認可外、その他の便宜を図らせていただいて何とかしのいでいただけるように努めているというところでございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 要は、簡単ではないでしょうけれども、見通しを立てたらその上をいった計画を立てれば本来はいいと思うんですけれども、簡単に言いますけれども。見通しの上を見通せばいいわけであって、その辺どうも。そうは言うものの、一番大きかったのは、町長にお伺いしますけれども、市長の指示と予算、職員の確保、市長の指示で職員、予算の確保と職員の確保もできたというのが一番大きかったそうですが、町長のご意見をお伺いしたいと思います。
委員長(青柳信義君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの菅原委員のお話のとおりでありまして、待機児童問題につきましては仕事の環境もあるかと思うんです。今富谷で保育士がなかなか集まらないのも、実は臨時職員としてずっとやっているものですから、安定しないという部分では人の確保が難しいという課題もありますので、そういった中ではそういう雇用の環境も変えていくことから始めていかないといけないというふうに思いますし、待機児童につきましても今79名という中で、今回の旧北部会館で今事業者選定を行っているところが60名に至らないものですから、それでも現在課題としてまだ残るわけなので、すぐになので次の施設も準備をしていかなければならないということ等含めて、この待機児童問題はとにかく富谷だからこそなおさら深刻真剣に考えていかなければならないというふうに思っておりますので、積極的に取り組んでいきたいというふうに思います。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 確かに富谷だから今本当に取り組まなければならないことだというふうに思います。それと、横浜では市は、市の職員は徹底して企業回りをしたみたいです。企業で預かる企業内保育所、そういうのも徹底したそうですけれども、今うちの管内で企業で預かっている会社というのは何件かあるんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 1カ所ございまして、成田のソフトバンクでもって事業所内の保育を行ってございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) ソフトバンクですね。ぜひああいった会社をこれから、それも条件つけて誘致するようにぜひ、それは一石二鳥だと思うんです。条件つきでというそういう高飛車ではないんですけれども、そういうのも必要だという部分も含めてこれから企業誘致をお願いしたいと思います。本当にお母さん方が預けたくても預けられないわけですから、大きな問題ではないかというふうに思いますので、よろしくお願いします。
  次でございます。次は224ページでございます。実績報告書の224ページのスクールカウンセラー事業についてお伺いします。特に、保護者等のこの表を見ますと減っているんですけれども、相談が減っているんです。特に保護者の相談が大幅に減っているようですけれども、これは何か特に理由があるのでしょうか。お願いします。
委員長(青柳信義君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) ごらんいただきますと、富谷第二中学校が著しく数が変わっております。これにつきましては、スクールカウンセラーが年度で変わっておりまして、そこで関係づくりから始まっているというようなところで相談件数が減っているというふうにこちらでは押さえております。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) スクールカウンセラーが変わったから相談が減った。ちょっと意味が分からないんですけれども、これは後に回します。
  相談の中身が前回の回答ですと友人関係の相談が多いということなんですけれども、この中にはいじめに関する相談というのはあるんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) いじめに関する相談、こちらで数として把握しているものはこのうちで1件でございます。また別のいじめの調査におきましても、スクールカウンセラーにいじめについて直接相談を行った生徒というのは少ない数になっております。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) お伺いしたいんですけれども、富谷町で今いじめはないとは言えないと思うんですけれども、小・中学校別に何件ぐらい発生しているのかお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 菅原教育長。もとい、学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 昨年度、いじめの調査、こちらは県のほうで行ったものですが、こちらで計上してあるものとしていじめの認知件数としまして小・中合わせて29件、小学校9件、中学校20件を上げております。いずれも現在では解決済みということで、回答しております。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) いじめの中身については後で私も一般質問で質問しようと思いますので、ここでは省きます。
  先ほどカウンセラーの話がありましたけれども、カウンセラーは担任の先生がしているんですか、それとも専門の臨床心理士さんがやられているのか、その辺をお聞きします。
委員長(青柳信義君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 宮城県県教委のほうで任命をしまして、臨床心理士の資格を持っているもの、またはそれに準ずるものという形で配属されております。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 減ったということは、もう少し詳しくお伺いしたいんですが。
委員長(青柳信義君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 正確なところといいますか詳しいところまでは把握はしておりませんけれども、私も学校におりましたのでその例からしますと、相談を持ちかけるというときにはある程度の信頼関係があって相談に行くわけでして、そこでスクールカウンセラー変わったとなると、果たして相談がいっていけるかどうかというところでちゅうちょする面もあるかというふうに思っております。反対に考えますと、長くやっているもののところに対しては安定して長い期間、複数回相談に行っているという例もありますので、そういった関係づくりも含めての数の減少ではなかったかというふうに思っております。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 問題はっきりしているわけですから、その辺のぜひ改善をお願いしたいと思います。
  次に、その下のけやき教室についてお伺いします。富谷の児童はここに載っているとおりなんでしょうけれども、黒川全体では小中別に何名になっているのかお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 黒川全体で、小学生3名、中学生12名、計15名となっております。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) そうすると、15名中富谷が12人占めているということですね。わかりました。けやき教室の事務負担割合というんですか、500万円ほど富谷で出しておるようですけれども、これはどのような、4つの町でどのような割合になっているのかお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 済みません、割合ではなく金額で押さえているんですがそれでもよろしいでしょうか。まず、富谷町が494万3,000円、大和町が331万7,000円、大郷町が260万5,000円、大衡村が255万5,000円となっております。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) どういう計算でなっているんですか。ちょっと教えていただきたい。
委員長(青柳信義君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 済みません。詳しい算定の計算につきましてはちょっと現在持ち合わせておりませんので、後ほどお示ししたいと思います。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) それでは、最後になりますけれども、249ページでございます。下の民俗ギャラリーの件でございます、民俗ギャラリー。これを見ますと230名ほどふえているんですけれども、今現在土日はどうなっているのかお伺いしたいと思います。今まで土日、今までというか私のぞいたときにはやっておらなかったんですけれども、今現在はどうなっているのかよろしくお願いします。
委員長(青柳信義君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 土日は閉館しております。なお、ふるさとまつりのときには開館して、前売り券とか実施しております。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 土日閉館しているこういうギャラリーというのは余り私は聞いたことないです。確かに230名、18年ぶりにふえたというふうになっていますけれども、富谷町だったらもっともっとふえるはず、1,000名どころではないと思うんです、年間。土日の実態だと思うんですよ。土日をあければもっと入ると思うんですけれども、その辺の認識はどうでしょうか。
委員長(青柳信義君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 今後、ギャラリーの移転も考慮いたしまして、その辺も検討してまいりたいと思います。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 私の友人も名取におりまして、住人七、八人連れてきたらしいんですけれども、土日なんですけれども、閉まっていたのでがっかりしたというお叱りをいただいたんですけれども、富谷の場合は他町村、他県から来ますので、入り口はこんなところが入り口なんですよね。歴史だとか。中心商店街も余りないですから歴史から入るんですよ、年齢のいった人は。ぜひ土日、年齢のいった人、60過ぎた人は毎回日曜日ですからいいですけれども、働き盛りの人なども来ますから、そういう人は必ずこういった歴史あたりから入る人が多いんですね。ぜひ、今前向きな回答いただきましたけれども、再度やるという回答をぜひいただきたい。お願いします。
委員長(青柳信義君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 今おっしゃられたことにつきましては、今後の検討課題とさせていただきたいと思います。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。出川委員。
委員(出川博一君) それでは、私から大きく2点についてお尋ねします。
  まず一つは、私は8月まで後期高齢者の広域連合の議員だったものですから、その点からちょっとお尋ねいたします。後期高齢医療で市町村の助成事業というのをやっておりまして、その中で富谷町は26年度87万9,506円の助成を受けております。それは先ほどの説明では歳入は20款4項の雑入に入ったということなんですけれども、歳出はどのような形で歳出されたのかお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 済みません、こちらの資料でいうと何ページで。
委員(出川博一君) 多分これは実績報告の139ページになろうかと思います。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 歳出につきましては、3款3項2目の福祉健康センターからの歳出になりまして、高齢者健康づくり事業からの歳出になってございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 具体的にはどのような事業でしょうか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) ゆとりすとクラブサロン事業でございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) そうすると、サロン事業の全般に使われているということでしょうか。先ほどの説明では、75歳以上の云々というお話があったんですけれども、その辺についてもう少し詳しくお願いします。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) ゆとりすとクラブサロン事業に参加されております人員の75歳以上の方を案分して出しているような状況でございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 昨年、25年度の補助金から比べると約17万円ほどふえているんですけれども、それは75歳以上の人数がふえたということなんでしょうか。それとも全体交流会とかそういうものでの支出がふえたということでしょうか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) どちらもふえたと思いますけれども、大枠では75歳以上の人口がふえたのかなと思っております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) これは25年度当時の課長さんといろいろ打ち合わせする中で、初めて助成金としてもらったものなんですけれども、その中で県では1,100万円国からの補助をもらって運営しているということで、ただ実際の使っているところが数が少なくて、まだ四、五百万円用意があるという状況ですので、もう一度これを精査し直してもう少し助成がもらえないかどうか検討の余地があるかと思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 27年度につきましてはこのゆとりすとクラブサロン事業以外に福祉健康センターで行っております高齢者の教室関係についても75歳以上の方の分の案分して申請というふうな形で考えてございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) それは27年度予算なのでちょっとお尋ねするのも酷だと思うんですけれども、ちなみに27年度ではどのぐらいの申請をしておられますか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 280万円程度の申請となってございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) それはびっくりしました。ぜひそれでかち取るようにお願いしたいと思います。町長もいろいろ財源をいろいろなところで探すようにというような話があったものですから、その辺ぜひ検討いただきたいと思います。
  それから大きな2つ目として、決算書の122ページ。ここの122ページから124ページに関連してなんですけれども、明石台小学校の金管バンドの楽器購入費用は幾らだったかお願いいたします。
委員長(青柳信義君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 少々お待ちください。お待たせいたしました。金管の楽器の購入としまして385万6,140円となっております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) それは決算書上で122ページの2目の小学校管理費なのか、それとも3目の小学校新築費なのか、そのどちらかなのかお尋ねいたします。
委員長(青柳信義君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 3目の小学校建設費の備品購入費に入っております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、それ以外の7つの小学校の金管バンドの楽器購入費については幾らか、お尋ねいたします。
委員長(青柳信義君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 26年度につきましては特別に楽器購入費としては設けておりません。各校に配当しております一般備品の中から申請のあったものについて更新をしているような状況でございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 各校に配布した備品費というのは全体でお幾らになるんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 申しわけありません。今各校の配分について手持ちにありませんので、後ほどお答えしたいと思います。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) そうすると、決算書122ページの2目18節の備品購入費1,587万4,000円の中に入るということなんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) こちらに含まれております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、決算書127ページ。ここの社会教育費の中のエコーズの楽器購入額はお幾らでしょうか。
委員長(青柳信義君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 99万1,330円でございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) これで何の楽器を買ったかお尋ねいたします。
委員長(青柳信義君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) トランペットが2台、シンバルが1台、ユーホニュームが1台、トロンボーンが2台、シロフォンが1台でございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 23年度予算で95万2,000円計上しておりますけれども、何を購入される予定かお尋ねします。
  それでは、27年も予算として95万2,000円計上されているんです。それで、多分これは毎年エコーズに関しては楽器を購入しているということなんですけれども、これは買いかえなのでしょうか、それとも団員増のためなのですか。その辺、お尋ねいたします。
委員長(青柳信義君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 両方でございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、19節の補助金の中でエコーズの分の金額は先ほど250万円とお話しありましたけれども、そのほかのものございますでしょうか、エコーズに対して。
委員長(青柳信義君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 平成26年度につきましては全国大会に出場しておりますので、全国大会のほうに100万円ほど補助しております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、エコーズの250万円の補助金、これは毎年同じ額なんですけれども、これは何のための補助、何にお使いになっているのかお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 各種大会の出場等出演料、講師謝金等々でございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) いわゆる楽器購入のほかに250万円の補助をして育成しているということなのか、その辺をお尋ねいたします。
委員長(青柳信義君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) そうでございます。250万円が運営費補助ということでございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) エコーズは設立されて26年だということなんですけれども、小学校4校で開校時期の早い富谷小、富ケ丘、東向陽台、あけの平小のマーチングバンドの設立時期はいつだったかお尋ねいたします。
委員長(青柳信義君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 済みません、調べてから後ほどお答えしたいと思います。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 私の記憶だと、多分昭和26年か23年、エコーズのちょっと前からマーチングバンドがスタートしたというふうに記憶しております。小学校ではなくマーチングの開設時期。マーチングクラブの。
  失礼しました。小学校のマーチングバンドの開設時期についてなんですけれども、多分私の記憶だと昭和62年から63年で、エコーズよりちょっと早かったというふうに記憶しているんですけれども、それでそこからすると約30年弱経過しております。そういう意味で、楽器について個人ではなく団体で使う、今回のような小学校で使う楽器の一般的な耐用年数というのは何年ぐらいかおわかりになるでしょうか。
委員長(青柳信義君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 先日更新等に伴いまして業者と打ち合わせをしましたところ、使い方にもよりますけれども、25年から30年というふうに言われております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、今の小学校の金管バンドは個人持ち込みはあるんでしょうか。楽器の個人持ち込みは。
委員長(青柳信義君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 詳細について把握しておりませんが、基本的にはこちらで購入したものといいますか、学校で用意したものを使っての活動をしております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) そうすると、今お話があった耐用年数的にはもう限界が来ている、かなり古い楽器を知っているということなんですけれども、これまであの更新した昔からやっている金管バンドの楽器の更新はどのぐらいされたでしょうか。
委員長(青柳信義君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) ここの学校がどの程度更新されているかということについては、先ほど一般備品の費用と同じように個別には把握しておりませんが、今年度ですが、富ケ丘小学校の楽器につきましてある程度の更新を今準備をして進めているところでございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 今お話がありましたけれども、各学校から楽器の更新要請はないんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 昨年度調査をしておりまして、それぞれ設置の古い学校からは、具体的に挙げれば富ケ丘小学校、富谷小学校等につきましては耐用年数も近づいているということで上げられているようです。
委員長(青柳信義君) ただいまの質問について、若生町長。
町長(若生裕俊君) 出川委員からの今のご質問、私から補足説明させていただきます。町内もお話のように古くなっているものですからお手紙をいただいたり、保護者の方からだったりいろいろなお声はいただいているのが現状であります。なので、今年度富ケ丘の小学校の楽器をまず更新をさせていただいて、順次これから予算の範囲の中ですけれども、限られた範囲の中でそれは行っていかなければならないかなというふうには思っております。以上です。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 私思うに、先ほどのエコーズの対応と比較して、学校の楽器については古いのを無理に使わせているということを非常に強く感じておりまして、今時点で先ほど課長のほうから要望は受けているということなんですけれども、今後についてはどのように対処するおつもりなのかお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 今年度の富ケ丘小学校も含めまして、順次定期的に更新をしていく計画でおります。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 多分26年度、27年度は明石台小学校の建築で教育予算がかなり圧迫されていたというのは予算書を見てよくわかっているんですけれども、そういう意味では来年度からはその辺のたがが外れるというか、ある程度の予算がとれるのではないかと思いますけれども、その辺のところで28年度から大き目の予算配付をするお考えはあるんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 先ほどから委員さんにご指摘をいただいておりますとおり、小学校の楽器の更新は少し後手に回ったというふうに大変反省はしております。それで、今年度富ケ丘小学校に、さっき町長が答えましたとおり更新をいたしましたので、来年度からぜひ町長さんのいろいろご支援をいただきながら、少し重点的に楽器更新のほうの事務を進めていきたいというふうには考えております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) そうですね。マーチングフェスティバルなどで各小学校が一堂に会するわけですから、その中で明石台小学校のものは銀色のもので統一されてピカピカだね、うちのほうは金色も入っているし古い楽器だねというところからすると、子供の心理を考えてもぜひ考慮されるべきだと思います。それで、30年も経過しようとしていますから、明石台小学校で全部そろえて400万円ですから、400万円とは言いませんけれども、4校の楽器を一新すべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 私も気持ちは委員さんと全く同じではございます。ただ、もちろん予算が伴うことですので、こちらは町長部局が町長とよく協議を進めながらご協力をいただくように丁寧にお願いをしていきたいというふうに思います。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 決算といいながら、28年度以降の予算について、そのために決算審査委員会があるわけです。でなければ、こんなに時間かけて議論している必要はないので、ですから、そういう意味では私は明石台小学校が400万円で、やはりここで各校に300万円ぐらい各学校で、全体で1,200万円、4校で1,200万円、これを3年ぐらいで400万円ぐらいずつで3年かけて一新すべきだというふうに思っておりますけれども、これについて町長、いかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) これまで出川委員からお話しのご意見のとおりでありまして、私も先ほど申し上げましたように、子供たちにとって楽器がすごく古くなってすごくつらい思いをしながら、でもマーチングが好きで金管バンドが好きで一生懸命やっている子供たちなので、最大限町としても支援できるように最大限努力したいというふうに思います。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。相澤委員。
委員(相澤 榮君) お伺いします。まず決算書の44ページ、奨学金のことについてお伺いします。
  昨年もこの話、出たんですけれども、なかなか返納が減らないという部分でどのような方法で削減の方向に努めているかをお伺いします。
委員長(青柳信義君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) まず、督促状をお出ししております。その後、今年度はですが、訪問をして直接お会いしてお願いをしていただいているような形をとっております。
委員長(青柳信義君) 相澤委員。
委員(相澤 榮君) 昨年と大体全く同じような返答で、これがなかなか進まないということで昨年の決算委員会でも、全国的にそうなんですけれども給付型への移行ということも考えたらどうかという部分が意見として出たんですけれども、そのことについては考えはありますか。
委員長(青柳信義君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 6月にも同様のご質問をいただきまして、その際に心情としてはそういったところも十分考えられるということで教育長のほうからお話ししたかと思いますが、現在のところ、選考基準の公平性、それから財源について大きな課題があるというふうに考えており、なかなか進んでいない状況でございます。
委員長(青柳信義君) 相澤委員。
委員(相澤 榮君) なかなか進まないということでございますけれども、これから検討するということで考えていいですか、その方向に検討するということ。
委員長(青柳信義君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 検討していきたいというふうには考えております。
委員長(青柳信義君) 相澤委員。
委員(相澤 榮君) 別の項目、お伺いします。決算書74ページ、3目20節障がい者の自立支援給付事業について。これについても毎年出ているんですけれども、富谷町として就労施設という部分が非常に少ないんですけれども、このことについてどのように考えるかお伺いします。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 事務局といたしましても就労支援Aにつきましては町内1カ所、Bにつきましても1カ所という形になってございますので、それぞれ就労支援につきましてはいろいろ広く周知しながら事業所のほうを開拓していっていきたいと思っております。
委員長(青柳信義君) 相澤委員。
委員(相澤 榮君) 黒川の支援のネットワークという形でそれを考えているということも、実績報告書の128ページに載っているんですけれども、これと並行して富谷町としてはどのような実績になっているんですか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 町内ではちょっとできないところもありますので、黒川郡内で自立支援協議会のほうがございまして、その中で就労ネットワーク会を立ち上げて、その就労会のところの従事者の方々を交えてどういった方向性ですとか、課題等を話し合いながら行っているような状況でございます。
委員長(青柳信義君) 相澤委員。
委員(相澤 榮君) 今の話の中で、実際にどの辺まで動いているんですか。お伺いします。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 事業所につきましては二、三、町内に就労Bですとかちょっと立ち上げたいというお話はございますが、なかなかどういったところの、利用者の方々のマッチングですとかそこら辺を考えて、まだそこら辺が具体には進んでいない状況でございます。
委員長(青柳信義君) 相澤委員。
委員(相澤 榮君) ということは、富谷町の対象者となっている障がい者が働く場所は今の話の中では全然ふえていないということで理解されるんですか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 町内につきましては少ない状況ではございますが、町外にも働く場所ですとか就労B、Aございますし、また一般就労という形もございますので、そこら辺では一般就労につきましてはハローワークさんと協議というか連携しながら行っているような状況でございますが、町としてはどうしても手帳をお持ちでないと一般就労の方については把握できない部分になってございます。
委員長(青柳信義君) 相澤委員。
委員(相澤 榮君) そうすると、町として把握している人数はどのぐらいの方が手帳を持って働いているかお伺いします。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 一般就労につきましては手帳をお持ちの方での把握できないような状況でございます。就労AとかBにつきまして手帳、こちらのほうで支給量を決定しておりますので、人数についてはわかるような状況になってございます。ちょっとお待ちいただいて……。済みません、お待たせいたしました。就労A型につきましては11名、就労B型につきましては36名の実績になってございます。
委員長(青柳信義君) 相澤委員。
委員(相澤 榮君) 富谷町として就労施設、そういう施設を運営とかそれから誘致とか、例えば社会福祉協議会を通じて進めるということは考えておりますか、お伺いします。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 社協とか町が直接やるとかというふうな形についてはちょっとまだここでは何とも言えないんですけれども、民営という形での検討というふうな形では考えてございます。
委員長(青柳信義君) 相澤委員。
委員(相澤 榮君) 以前に角田市でやっている虹の園という部分を視察研修してきまして、そこで調査したことについてお話しして、非常にすばらしい施設だということでお話ししたんですけれども、そのようなことについては直接電話か何かでお伺いしたことがありますか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 私は直接お電話とかではお問い合わせしたことはございません。
委員長(青柳信義君) 相澤委員。
委員(相澤 榮君) そうすると、気持ちとしては富谷町にふやしたいがとかなんとかという答えは出てくるんですけれども、実際に動かなかったら何も進まないと思うんです。一番困っているのは誰かという部分を考えた場合に、もう少しその辺に力を入れてほしいというふうに思いますが、もう一度お伺いします。
委員長(青柳信義君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの相澤委員のご意見のとおりでありまして、私も就任以来そういった場所がないか探したりとか、あと民間のそういった事業所の相談をして実際に私自身がその仲介役で地元の企業に一緒に訪問したりという行動もして努力はしているんですけれども、今のところなかなか形になっていないというのが実情です。ただ、お話しのご意見はごもっともですので、積極的にこれから何とか対応をしていきたいというふうに思います。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。安住委員。
委員(安住稔幸君) 行政実績報告書から、今同僚委員のほうからもお話がありました128ページになります就労支援、それで以前にもたしか以前の決算委員会でもお話しさせていただいたんですが、その庁舎内でのそういった方々もできるようなお仕事というのはあるような気はするんですけれども、そういったものについて庁舎内で検討はされたんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 庁舎内におきましてはお話はさせていただきましたけれども、ちょっと検討というところまではまだ至っておりません。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) それでは、各課というかそういった全庁内でのそういったものでそういった就労ができそうなそういったものについてのいわば連絡というかそういったものは、やはりきちんと今後というかそういったものをとっていくべきだと思いますけれども、その辺についていかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 今後検討してまいりたいと思います。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) ぜひともよろしくお願いしたいと思います。
  続きまして133ページ、認知症学びの講座についてお聞きいたします。こちらですと富谷高校など多くの方が受けております。今まで24年、25年の実績も出ておりますけれども、大体どの辺の範囲まで皆さんとこういった対応、対象にその講座を開いていらっしゃるんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 主に町内会ですとか、あと昨年度におきましては小・中学校、26年度におきましては富谷高校さんとか、あと大きなところで組織団体のところで民生委員ですとか健康推進員のところに講座のほうを行っておるような状況でございます。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 人数からいきますとざっと約1,000名まではいかないのか。富谷の人口というかこういうこと考えますと、まだまだ多くの方にお願い、この講座を聞いていただくというか勉強していただきたいという感じに思うんですけれども、その辺について今後はどのようにお考えなんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 今後につきましては、今年度も行ったんですけれども、スーパーですとかそういった職域のところに枠を広げて実施してまいりたいと考えております。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして159ページ、先ほども同僚委員からお話があったんですけれども住民健診についてであります。健康30が26年度から35歳に限定ということになりますけれども、なっておりますが、この健康30というのは町独自の健診でということでよろしいのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) そのとおりでございます。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) そうしますと、この健診内容なんですが、ほかのずっと下のほうに健診があります。国保の特定健康診査までありますけれども、こういったものと何かダブるというかそういうものはあるんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 特定健診と同じ内容になります。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) もう一つお聞きしたいのは、25年度で919人の方が受けて、26年度が100人。そうしますとここにかかった予算的な、予算というかかかった費用の差というのがあると思いますが、この差というのはお幾らほどになるんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) この差額とかにつきましてはちょっと比較した表、手持ちございませんので後ほど示させていただきたいと思います。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 片方が900で片方が100なので、単順にいくと結構この部分に関しては費用が負担が減っているのかと思います。それと、特定健康診査ですと40歳以上ということでありますので、そして今まで900人超の方が受けられて、今回は100人だけ。こういったことを考えると、確かに受診率ということを考えますと今回は26年度のほうが上がっていますけれども、こういった場合は受診率も大事ですけれども受診者数の数というのが大事かなと思うんですが、この辺減ったということはそれだけ、約800人の方がそういった健診を受けられずにという言い方が正しいかどうかわかりませんけれども、受けないで自分の体の状況を確認することができなかったということになるかと思いますけれども、その辺についてはどのようにお考えなんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) そのとおりだと思います。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) そういう費用的なものがちょっと今まだはっきりしないということを考えますと、これはたしか国保の方はたしか無料だったかな。そしてそれ以外の方はたしか1,000円ぐらいの負担でできたと思いますけれども、この辺の収入というか、その負担していただいた金額についての何か数字はお持ちでしょうか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 単価1,000円掛ける人数でございます。
委員長(青柳信義君) この際、午後3時15分まで休憩します。
     午後3時03分 休憩


     午後3時15分 再開
委員長(青柳信義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  先ほどの安住委員の質問に対し、健康増進課長より答弁させます。健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 先ほど安住委員からご質問ございました健康30の受診者数の800人からの差に対しまして、町の負担はどのぐらいかということでございますけれども、1人当たり約7,000円でございます。そこで1,000円の自己負担をいただきますので、町の持ち出しは6,000円というところでございまして、6,000円掛ける800で480万円。ただ、国保の対象者がちょっと精査できませんでしたので480万円弱という形でお答えいたします。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 今の金額が安いか高いかは何とも申せませんが、しかしながら、先ほど申し上げましたように、800人強の方が今回受けないというか受けないでいるわけであります。そう考えますと、私の身近というか周りを見ますと結構若い方も大きな病気、または体形的にもちょっと心配なような方も結構いらっしゃいます。富谷町、若い方も非常に多いということもありますので、そういうことを考えますとこれはぜひ35歳限定ということではなく復活させるというかそういったものが検討されるべきではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 安住委員のおっしゃるとおりでございまして、前向きに検討させていただきたいと思います。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) よろしくお願いいたします。
  続きまして239ページ、学校給食のことが書いてあります。それで、まず学校給食の食材について今放射能検査をされているかと思うんですが、これは実績報告書の中に保育所については記載があったんですが、こちらの給食センターのほうについては特にそういったものは記載はないんですが、実際にどのようにやられているかお聞きします。
委員長(青柳信義君) 学校給食センター所長。
学校給食センター所長(鴇 幸浩君) 放射能の検査につきましては学校給食関係で言いますと、まず毎日検査につきましては実施しております。ただ、数量につきましては、実施回数につきましては26年度で食材については833、調理食材については769食ということで実施をしております。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) ぜひ実績報告書というようなものでありますので、その辺もきちんと記載していただければと私は思います。
  それで、この成果とこのような取り組みにつきまして非常に心配しているというのがありまして、上から4段目になりますか、消費税についてでありますけれども、今後の増税時には検討を行うというような文言が書いてあります。確かに消費税、しかしながら消費税、皆様のこれからの福祉のためにも必要なものとも考えてもおりますけれども、それで賄い材料費で約3億円弱ということで考えますと、今後2%上がるとすると約600万円ほどの支出増になるのかと思いますけれども、そのような考えでよろしいでしょうか。
委員長(青柳信義君) 学校給食センター所長。
学校給食センター所長(鴇 幸浩君) 単順に消費税、食材については消費税そのとおり2%上がるという形で考えます。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) そうしますと、これが8,000人の方が食べていらっしゃるというのがどこかに数字があったような。そうですね、給食数対象給食者数というのが8,164という数字になっております。単純にいきますと1日に8,000人の方が食べていらっしゃるというような言い方になるかと思うんですが、それでよろしいでしょうか。
委員長(青柳信義君) 学校給食センター所長。
学校給食センター所長(鴇 幸浩君) 小・中学校につきましてはそのような形でも結構ですけれども、給食センターの試食会等につきましてはそのような形にはなりません。開催したときの回数を積み重ねた数字になっております。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) そうしますと、その分も考えてみますと、大体月当たり100円ほどのアップということになるのかなと私、単純に私の計算なんですけれども、なるかと思いますけれども、その辺でよろしいでしょうか。
委員長(青柳信義君) 学校給食センター所長。
学校給食センター所長(鴇 幸浩君) その辺につきましてはまだそこまで具体に検討しておりませんので、こちらでは何とも申し上げられない状況です。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) それで、そういったことを考えますと今後上がったとしてもそれを上げるということはぜひ私としては全体の影響というか心理的な影響、そしてまた金銭面的な影響の差というものを考えますと、これぐらいの金額の差でしたら何とか町のほうで考えていただきたいということを思っているわけなんですが、この点、町長、いかがお考えでしょうか。
委員長(青柳信義君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) なるべく子育て世代で大変ご苦労されているので、負担を軽減したいというのは私も安住委員さんと同じ気持ちなんですけれども、ただ、前回の消費税の上がったときにそのまま据え置きにしている関係もありますので、その辺はある程度精査、ご意向としてはお受けさせていただきながら、ただその辺精査した上で検討していきたいというふうに思います。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 追加で申し上げさせていただきますと、賄い材料費が2億9,700万円、そして給食費として徴収しているのが2億9,400万円台、約300万円の開きということであります。全体からいうとこのぐらいの差ですので、何とか町のほうでお伺いいたしたいということでありました。
  続きまして249ページ、文化財保護事業のほうであります。先ほども同僚委員のほうからお話あったんですが、私も以前にも取り上げさせていただいたのがあるんですけれども、この富谷町を知っていただくためには富谷町のいろいろな歴史も知っていただきたい。そうしますと、いろいろな民俗ギャラリーとか文化財保護事業としていろいろなものを調査されて資料としても残っているわけであります。これを一般の方に、来ないと見られないのではなくインターネットなどを通じてもう少し見やすく皆様にお知らせするような方法も考えていくべきではないかと思いますけれども、その辺はいかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 検討させていただきたいと思います。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、実績報告書に基づいて質問します。まず初めに121ページ、お願いします。東日本大震災の被災者の方々への民間住宅借り上げが載っています。先ほど契約から5年ということになるわけですが、ここに載っている人たち、先ほど数が動きました。町内では5人が3人になったということですが、全体としての数はどのようにそれでは変わっているのでしょうか。変化をお知らせください。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 26年度の37世帯100人につきましては、あくまでも富谷町が窓口になったところでございますので、そのところについては町としては県のほうからどういういうふうな形になったかというのは来ていない状況なのでわからない状況でございます。括弧の富谷町で被災した方の5世帯7名については、町として5年間の間にどういうふうな形で再建していくかというところは状況を確認していくというふうな形になっておりまして、今現在5世帯から3世帯に減っているという状況で、この3世帯についても今現在きちっと状況管理をしておる状況でございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 何かの縁があって富谷町に来ている人たちがいるわけですよね。富谷町に来たという人の中で知っている人がいて、なかなか経済状態もそうなんですが、ストレスもあって病気もしたというのがありましたね。県のほうから来たときにそのままにしておくというのではない、やはり支援が必要だと思いますが、その点についてはどのようになっているのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 実績報告書の122ページのところの(5)のところの民間賃貸借り上げ等住宅入居者健康調査という形で、この健康調査につきましては富谷町で被災した人以外にも富谷町に民賃で借りている方々を対象に健康状態を健康調査のほうで把握して、県のほうの心のケアセンターのほうに委託して行っている事業なんですけれども、その中で必要性がある方、経過観察が必要な方については訪問等を行っているような状況になってございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、その37世帯、この当時の数字で言いますと37世帯については大体についてはどこそこにどこから来た人がいて、どういう状況になっているというような大まかなことについては長寿福祉課としては把握できている、全く把握できていない、どちらなんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 数としてだけは把握しておりまして、先ほど山路委員さんからもどこの市町村から来たかというふうなお話がございましたけれども、今現在宮城県で17世帯、福島県から18世帯、岩手県から2世帯、全部で計37世帯という状況になってございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 広域にわたることなので、それを富谷町の職員に全てやってほしいというのも酷なのかもしれませんが、ここに3年、4年、5年と住むわけで、その人たちのことも、住所は来ていないかもしれないですけれども、心通わせるというところであれば把握しておくほうがいいのではないかと思いますが、そういう余力とかというのはないということでしょうか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 結局、富谷町に民賃で入られたとしても再建して、あと富谷町から出て多分県外、あるいは町外に行かれるというふうな形になる方々が多くなると思いますので、そういう方々についても富谷町がしっかり把握していくということはできかねるかなと思いますけれども、宮城県さんのほうと健康調査のほうは連携して行っているような状況なので、そこら辺は連携して行っていけるかなと思いますけれども。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) わかりました。122ページ、同じ健康調査の後のところですけれども、その方々に対して災害義援金の支給の表が122ページの上のほうにあります。これがあるわけですが、第6次まで、第4次配分、5次配分、第6次配分までありますが、これ以降の配分はあったのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 第7次まで来ているような状況でございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、7次までのその死亡、住宅の全壊、住宅の大規模半壊、住宅の半壊、母子・父子家庭、それぞれについてですが、全体でそうしますとこの方々には幾らのお見舞金が配分されたのか示してください。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 第7次につきましては、平成27年度になりますので今手持ちの資料がございませんので後ほど示したいと思います。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 金額としてはそんなにたくさんではないかと思うのですが、それぞれについて全体で1次から7次までで死亡の方は幾らだったのかというように知りたいと思います。ぜひそのことで示してほしいと思います。
  そして、ことしの4月にわかったことなんですけれども、町村会と町村議長会から見舞金1,653万円が手つかずに残されていたということがありました。被災者に配分されるべきものだったと思うものですが、この見舞金を配分していたら死亡、住宅の全壊、住宅の大規模半壊、住宅の半壊、母子・父子家庭の配分額、これはどのように変わっていたのか。このことについては平成26年度までのお金ですので、そのことを想定してどうなっていたかをお尋ねしたいと思います。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 義援金1,500万円につきましては各個人に対してのお見舞金ではございませんで、趣旨につきましては復興支援というふうな形になってございますので、こちらの義援金支給の対象にはならないと考えてございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 町村会、町村議長会からはそのような指示でお見舞金が出されていた、ほかのところに使ってください、個人のところに渡すものではありませんというふうになっていたということですか、そうしますと。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 長寿福祉課のほうにはその文書自体が来ておりませんでしたけれども、そういうふうに個人に対してのお見舞金ではなく復興支援に使うものだというふうな形でお聞きしているような状況でございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そういうことでしたので、議会としては調査特別委員会をつくりました。個人のお見舞金などではないという指示をした人は特定できないという議会としては非常に不満足な結果としてなったわけですが、そのことがあって、私としてはお見舞金だからこの方々に当然配分されるべきものだったと思うわけです。ところが、そうではなかったということで、非常に残念なわけです。そして、このことを調査特別委員会で調査した結果とまとめとして、それを受けた町が先日全協で説明ありましたけれども、職員の分限懲戒処分の説明があったわけです。けれども、私は言うようにお見舞金としてもらったものだったらこの方々に配分されて当然だと思うわけで、町民に対してこの説明をどのようにしていくのか。そのことについてお尋ねしたいと思います。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員、この場で議論するような、答弁するような問題ではないと考えますが、いかがでございますか。佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それがお見舞金として配分されていれば、ここの表の中に出てきていたものではないんでしょうか。そうだとすると、ここでお尋ねしてもいいかなと私は思ったんですが、どうでしょうか。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
  佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、お答えするのがどこが適当かということでありますので、これについてはどのように町長が思っていられるか、お尋ねしたいと思います。
委員長(青柳信義君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私もこれまでお話ししているように、今回の義援金につきましては大変本当に善意としていただいたお金がそのまま放置されていたという部分で、本当に大変申しわけないというふうに思っておりますので、早急に活用したいというふうに思います。ただ、これまで調査特別委員会があったものですから、その委員会の報告を受けてから私どもも大切にその義援金を活用したいと思いましたので、早急にこれからその使い道等については検討したいというふうに思います。以上です。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 123ページです。地域福祉フォーラムのことが書いてありまして、これを今までとは違うようにして事業自体を見直し、一番下のところです、福祉部全体で別の事業にというかやり方を見直していくということが書かれていますが、これはどういうことでこの見直しを検討したのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 地域福祉フォーラムにつきましては2014年で15回目というふうな形にもなりましたので、あと福祉部全体でその地域福祉で考えていこうということで子育て、健康増進課、長寿福祉課が一体となって平成27年度は健康福祉まつりというふうな形で考えてございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) これまでの、そうしますと基本の考え方とはどのように変わっているのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) まつり自体の趣旨につきましても、福祉部については健康全体をまずメーンに置いて、町民の健康を維持していき、そこから介護予防とかにつなげていくような形に考えておりまして、それは子供のときから食事に関しても健康全体についても考えていかなければならないというようなところでのスタンスで3課一丸となってやっていくというふうな趣旨でございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 154ページです。住民健診についてお尋ねします。住民健診は骨粗しょう症の健診が取り入れられたのはよかったなと思います。1,064人が受けたということになっていますが、この検査にかかる費用は幾らでしたか。159ページです、済みません。
委員長(青柳信義君) 159ページ、健康増進課長。
  佐藤聖子委員、申しわけございません。もう一度質問いただけますか。
委員(佐藤聖子君) 骨粗しょう症、159ページの一番下のところです。40歳から70歳までの女性が1,064人受診したということになっています。この検査費用をお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 総額でございますけれども、206万2,064円の支出でございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 骨粗しょう症の健診はよかったんですけれども、ただ、骨密度をふやすには中学生ぐらいまでが最高の取り入れることができるということになっているので、そのあたりで骨密度の検査をしないとどれぐらいまでなっているのか、自分の値がわからないわけですよね。その後で骨粗しょう症になりますよと言っても後の祭りなので、これは中学生ぐらいで骨密度の検査をするべきだと思いますが、そのおつもりはありますか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 中学校の健診ということになりますと学校関係のほうで、どのような健診に持っていくかということになろうかと思いますので、ちょっと当課ではその範囲外だと思いますので、よろしくお願いします。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 骨粗しょう症で骨折しているという女の人によく会います。すごく痛いと言っていますけれども、中学生ぐらいまでにちゃんと調べて、そしてそのときに骨密度を高める、食育というのに関係してくると思うんです。これは中学生の体を考えるということではしかるべく対応するべきではないでしょうか。お尋ねします。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。もとい、学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 検査項目、中学校、小学校ともに骨粗しょう症については現在のところは入っておりません。それから保健にかかわるような授業であるとかそういったところで健康づくりについては学んでいるところですので、即検査の実施ということにはなりませんけれども、そういった自分の健康についてより気を使っていける、関心を持てるような授業というものを学校のほうにも申し入れていきたいというふうに思っております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) お金もかかることなのですが、数字で見る、グラフで見るということが大切だと思うんです。こういうふうにしたら骨密度高まりますと言いますが、どんなものを食べてどういうふうにしたら実際こうなったというので中学校の1年、2年、3年と経過を見ながらふやしていくということが大切なのではないでしょうかね。数字で見ないとわからないという部分があるので、これはぜひ検討してほしいと思いますが、どうでしょうか。
委員長(青柳信義君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 今後、授業の内容等とも含めまして関連がありますので、そのようなご意見をいただいたということで検討していきたいと思います。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 実績報告書178、179です。ここのところで、先ほどから出ていますが保育所と待機児童の質問がありました。4月1日現在79人だったというわけですが、その後で認可外保育所にお願いしたりということで、半分ぐらいになっているとこのように聞いています。富ケ丘の北部会館の跡に保育所をつくるということになったわけですが、2階であるというのが問題だと思います。なぜここにつくることにしたのか、お尋ねします。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 町有の財産の有効活用というところと、そもそも待機児童者数の対策というところでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 安全な場所につくるべきだと思うんです。それも町立、あるいは認可で。そういうことでいけば、先ほど町長の答弁の中に待機児童の解消については一生懸命になさるというのを私は感じましたけれども、そこのときには町立認可でぜひつくってもらいたいと思います。有効活用といいますけれども、ほかにも活用の仕方はあったはずで、ここにつくるというのはかなり安直なといいますかそういう問題ではなかったのでしょうか。いま一度ここについての答弁を求めたいと思います。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 富ケ丘という場所でございますが、国道4号線を挟みまして東側については何カ所かあるのに対して、西側につきましては富ケ丘保育所1カ所というところもございまして、そこの場所にというところでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) もう建物は改修は終わっているかと思いますが、安全対策にはくれぐれも配慮してほしいと思います。そして、今待機児童だった人たちが半分ぐらいになったというのは認可外に入っているんですが、これはもちろん認可外ということですから富谷町の保育料以外のところで保育料を払わなければなりません。補助金がありますけれども、1万円を上限にしてですから、親たちは非常に大変な思いをしているわけです。一日も早く認可保育所で、富谷町の保育料がお母さんたち、お父さんたちに受け入れられるようなそういうものにしていくべきだと思いますが、今後についてはそれではどの場所などにというのはもう平成、今これだけの待機児童がいるわけですから、平成26年度今後についてどのようにその待機児童対策ということで保育所の増設を考えていたのかお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 先ほど町長からお話ございましたとおり、子ども園がいいのか、保育所がいいのか。今後検討させていただきまして、対策を講じていきたいと考えてございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、なかなか待機児童が格段に減るというようなことにはならないと思いますが、次に移ります。
  185ページです。療育手帳所持とAとBというのがありますが、このAとB、医療費の助成はどのようになっているでしょうか。お尋ねします。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) とりあえず、18歳未満でございますので、子供医療の適用になるかというふうに考えてございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、これまでは15歳まで子供医療費の助成ということでこの10月1日、いよいよあしたからですけれども、そうなるということなのでこれはもう全く関係がなく誰でも無料で受けられるからということだから医療費の助成は特にしないという考え方できたということですか。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 子供医療のほかにも心身障がい児・者の医療というところもたしかあったと思いますので、そちらのほうで今までは対応していたのかというふうに考えてございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 224ページ、けやき教室についてお尋ねします。先ほどもありましたが、15人の中で富谷が12人でしたか。何か富谷分ということで、それにあわせて負担というのを先ほど述べてもらいました。この負担の算出根拠というのがそのときは示されなかったわけですが、休憩を挟みましたのでその算出根拠はわかりますか。
委員長(青柳信義君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 済みません。けやき教室の負担割合なんですけれども、均等割が7割、それから児童生徒割が3割という計算式になっております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 富谷町の子供たちは近くていいということなのかもしれませんけれども、そうしますとほかの自治体ですが、その方々で利用したいというんだけれどもなかなか来られない、通学しづらいというのがあって富谷の子供たちがこんなに多くなっているということなのか、そのあたりはどのようになっているのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 教育総務課長。もとい、学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 他の市町村について、利用状況はここでわかる限りは3名、計15名というところなんですけれども、その利用の要望についてはこちらでは把握しかねているところでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それは黒川郡のけやき教室の別の組織でやっているから把握していないということなのですか。それともほかの自治体にかかわることだからしていないということなんでしょうか。どうしてこんなに少ないんでしょう。富谷はどうしてこんなにいっぱいいるんでしょうと言ったらいいんでしょうか。どうしてなんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 教育委員会の委員でもありますので、私の現在の知るところでお答えをしたいというふうに思います。
  まず一つは、児童生徒数の問題がございます。児童生徒数は現在富谷町が小中学生を合わせますと6,200人を超えている児童生徒数でして、例えばほかの他の市町村、大郷とか特に大衡の児童数から見れば格段の差がございますので、まず母数が違うということが1点ございます。ですから、不登校等の出現率についても母数の何%というふうな計算をよくしますけれども、それからすれば富谷の子供がけやき教室への入所数が多くなるというのがその一つ、ございます。
  それから距離的なものも、今お話ございましたが、確かに富谷の子供は中学生は自転車でも今通ってきていますので、そういう意味では地の利はあると思います。ただ、富谷に移る前は大和町の小野地区に一時ございましたので、あのときも今とさほど違わない人数配分、構成ではございました。つまり、富谷が全体のかなりの部分を占めているというところは変わらなかったというふうに私は記憶はしてございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 学校に行けない子供たちが何とかしてこのけやき教室を使って通学しているということだと思うんですが、そうしますと学校に行けない児童生徒というのの数についてはどうなっていますか。
委員長(青柳信義君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 26年度ですが、小学校で不登校、30日以上の欠席という児童で16名、それから中学校のほうで48名、計64名というふうに押さえております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) このけやき教室に通学している中学生11人ですけれども、卒業後の進路などについてはどのように指導されているのか、どのようになっているのかお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 申しわけありません。進路について、今手持ちに資料ございませんので、後ほど回答させていただきたいと思います。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 225ページです。富谷こどもまつりがあります。今回の開会のときに町長が挨拶の中でことしは午前中とするということがありました。それは平成26年度までの事業を見て午前中がふさわしいということだったと思うのですが、理由をお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) こちらは午前中に集約した形にするということにつきましては、3月の議会でも答弁いたしましたが、祭り自体をシンプルな形に見直すということ、それから経費の節減を可能な限りやっていくということ、いろいろな面を勘案しましてこのような形で27年度は実施していくということにいたしたものでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、経費はこれまでで大体今まで5回でしたか、やってきたわけですが、平均でどれぐらいかかっていてどれぐらいに節減しようというのになっていますか。
委員長(青柳信義君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 回数につきましては、26年度までで7回、27年度で8回目ということになります。経費につきましては、これまでは250万円の補助金ということでいただいておりまして、こちら以内での事業費となっているところでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 節減は目標は。どうなっていますか。
委員長(青柳信義君) 教育総務課長。
教育総務課長(高橋加代君) 現在のところ、1割を目標に事業のほうを組み立てているところでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 239ページ、お願いします。239ページのところに給食の表が載っていまして、未納額がここにあります。それで、この世帯数、人数についてはどうなっていますか。
委員長(青柳信義君) 学校給食センター所長。
学校給食センター所長(鴇 幸浩君) 過年度分のほうでよろしいでしょうか。52件の65名になっております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) その払えていない世帯ですけれども、経済状態はどういうぐあいですか。
委員長(青柳信義君) 学校給食センター所長。
学校給食センター所長(鴇 幸浩君) 経済状態について、やはり苦しいという方がほとんどでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 228ページ、それと233ページに要保護・準要保護の表があります。ここの要保護・準要保護のところでは給食費も支給されることになるわけですよね。228ページ、小学校と中学校ですが、その給食費未納の世帯がここに該当するということは考えられないんでしょうか。そういうことを検討したという経緯はありますか。
委員長(青柳信義君) 学校給食センター所長。
学校給食センター所長(鴇 幸浩君) その辺につきまして学校教育課のほうといろいろと調整がございます。その辺については給食センターのほうからも該当する方については申請なりそういったことをしていただくようにということとか、連携をとりながらそういった助成に該当する方はそういった手続をとって該当させていただいているという状況でございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 要保護・準要保護の規定が物すごくきつくて、生活保護のところでやっていくわけですけれども、なかなかこれでは救済される児童生徒が少ないというようなことがあるかと思いますが、その点についての改善は必要ではないかと思いますが、どうでしょうか。
委員長(青柳信義君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) ほかの市町村、それから国と比べますと若干基準がきつくなっているところは事実でございます。今ご指摘いただいたような点も踏まえまして、今後基準等も検討していく必要があるというふうに感じております。
委員長(青柳信義君) この際、午後4時10分まで休憩します。
     午後3時57分 休憩


     午後4時10分 再開
委員長(青柳信義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 230ページと235ページです。実績報告書です。小学校と中学校のことで両方でお尋ねしますが、図書推進事業があります。この司書の配置によって学校図書館がすごくすばらしく大きく変わったということがあるかと思います。ただ、ここで仕事をしている人たちは、もっと本当に仕事がしたいとやりがいを持っているからもっと働きたいというふうによく言われます。この改善の方向ですが、これはたびたび予算決算の中でも言われてきたことですが、平成26年度、この点については時間を長くするだとかそういう採用の仕方で何か検討はしたでしょうか。
委員長(青柳信義君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 現在もそういった声はこちらにも聞こえてきておりますが、具体的なところでは検討はしておりませんでした。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) この司書の指導員がいることで物すごく全国的にも認められるような業績も出てきたわけですし、これは次の予算化のときにぜひ検討すべきだと思いますが、その考えはありますか。
委員長(青柳信義君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) パートという時間帯で希望されている方もおるのも事実ですので、今後さまざまな要望等踏まえながら検討していきたいというふうに考えております。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。藤原委員。
委員(藤原 峻君) 実績報告書の184ページ、給食食材の放射性物質濃度測定についてお伺いします。測定結果は不検出となっているんですけれども、これの検出限界というのは幾つになっているでしょうか。
委員長(青柳信義君) 184ページでよろしゅうございますか。行政実績報告書の184ページの6番でございますね。保育統括監。
保育統括監(八巻恵美子君) 保育所の放射能測定につきましては、給食室の測定器をお借りして測定している現状です。その測定器の中で食材を入れたときに、機械のほうで結果として出していただき、それで不検出という結果をもとにここにデータとして載せている現状です。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 検出限界値は幾らなのでしょうか。お願いいたします。
委員長(青柳信義君) 保育統括監。
保育統括監(八巻恵美子君) 限界値として、今ちょっと把握していませんので後ほど報告したいと思います。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) ホームページに載っていたものですと、たしかキログラム当たり20ベクレルだったかと思うんですけれども、ドイツの放射能防護に関する情報を発信している団体によりますと、子供はキログラム当たり4ベクレル以下が望ましいとそのように書いてありまして、引き下げの検討などもお願いしたいと考えております。どうでしょうか。
委員長(青柳信義君) 保育統括監。
保育統括監(八巻恵美子君) 検討してまいりたいと思います。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 待機児童の問題についてお伺いいたします。先ほど町長が保育士が集めにくいということを答弁されていたんですけれども、その原因としてはどのような要因がありますでしょうか。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) ご存じのとおり、子ども子育て法の施行によりまして保育所により多くの補助金等が割り当てられるということから、手を挙げるところが多くなってきて、それでもって施設数の増に伴って保育士数もなかなか求人を行っても申し込みがないというふうなところでございます。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) では、どのような形で改善の努力をされていたのか教えてください。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) ハローワークのほうにはほとんど毎月のように掲載しているところでして、それから保育士なりの知り合いとかにも当たりながら何とか保育の需要に応えているといったような状況でございます。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) この保育士の方たちの時給というのは幾らで募集をされていますでしょうか。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 時給1,100円でございます。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 東北の単身者が最低限の人間らしい生活をする最低生計費というのを研究した研究があるんですけれども、これによりますと大体1,300円ぐらいなんです。もう少し上げられると募集が来るのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 1,100円という数字につきましては、この近辺でも妥当なところだというふうに考えております。また、人によっては余り保育に従事する時間をふやすとご主人の扶養の関係というところもありますので、その辺の調整というところもございますので、1,100円が今のところ妥当な数字ではないかというふうに考えてございます。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 続きまして、学校給食に関してお伺いいたします。主食ご飯に対してパンが週2回出ているそうなんですけれども、パンはどのようなものが出るのでしょうか。
委員長(青柳信義君) パン。こちらのほうの資料にはない質問事項でございますね。(「済みません、238ページです。済みません」の声あり)
  238ページの3の下の毎週米飯給食を3回、パン給食を2回、このパンの内容。学校給食センター所長。
学校給食センター所長(鴇 幸浩君) パンの種類につきましては、食パンから米粉パン、また種類は多くございますが、何種類かといいますとかなりの種類がございます。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) ご飯に比べますとパンというのは油分が、油脂がかなり高いかなと思うんですけれども、239ページの下から5行目に書いてあるように家庭で比較的摂取しやすい熱量、タンパク質、脂質については過剰摂取にならないような献立作成に努めるということと矛盾しているかなとも思うんですが、そこはいかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 学校給食センター所長。
学校給食センター所長(鴇 幸浩君) こちらに書いてあります栄養管理につきましては、決められた基準に基づきまして、当然主食であるパン、ご飯、それも含めて見ておりますので、特に問題はないと思います。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 給食の地産地消の推進を含めて考えますと、ご飯食を進めていくのがいいのかなというふうに考えていますが、いかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 学校給食センター所長。
学校給食センター所長(鴇 幸浩君) 地産地消という意味ではご飯のほうの活用も検討は必要かと思いますけれども、残食で見た場合、ご飯のほうが若干多目という状況がございます。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 続きまして、栄養摂取について若干減少ということが載っているんですけれども、これは消費税の影響によって食材費が高騰しているということが影響しているのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 学校給食センター所長。
学校給食センター所長(鴇 幸浩君) 済みません、もう一度お願いしたい。
委員長(青柳信義君) 藤原委員、もう一度お願いします。
委員(藤原 峻君) 239ページの成果及び今後の取り組みに載っております。その中の栄養価ではというところなんですけれども、この栄養摂取について若干減少というふうに書いてあるんですけれども、これは消費税の影響によるものなのかなと、どうなのかとお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 学校給食センター所長。
学校給食センター所長(鴇 幸浩君) そういったことではございません。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) これはどういった要因が原因なのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 学校給食センター所長。
学校給食センター所長(鴇 幸浩君) 栄養価につきましては、目標基準につきましては範囲内とか目標値とかございます。それに従って献立のほうを作成いたしますので、1年間の積み上げ、結果こういった形になったということでございます。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 続きまして、239ページの給食原価と構成比、6番のところなんですが、燃料光熱水費の中で占める照明の電気代というのはどのぐらいなのか教えていただけますでしょうか。
委員長(青柳信義君) 学校給食センター所長。
学校給食センター所長(鴇 幸浩君) 26年度で申し上げますと、電気代が1,862万8,632円でございます。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) この中で、照明が占める割合というのはどのぐらいかわかりますでしょうか。
委員長(青柳信義君) 照明ですか。学校給食センター所長。
学校給食センター所長(鴇 幸浩君) 照明につきましてはちょっと詳細に出しておりません。
委員長(青柳信義君) 照明、光熱費で分けるのは非常に難しいような感じと思いますけれども。藤原委員。
委員(藤原 峻君) それでは、LEDなどは導入されていますでしょうか。
委員長(青柳信義君) 学校給食センター所長。
学校給食センター所長(鴇 幸浩君) 今のところ、導入は新たにはしてございません。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。若生委員。
委員(若生英俊君) 2つほど質問をいたします。1つ目は、きょう午前中からそれぞれの所掌する事務事業について各担当課から詳細に説明をお聞きしたところでございます。その中で、決算書に基づいて歳入歳出の総額、時間の関係もありますので福祉3課について決算書上に見る歳入総額、歳出総額、お願いをいたします。
委員長(青柳信義君) 福祉部長。
福祉部長(小野一郎君) それでは、3課のそれぞれの歳入歳出、それぞれ負担金利用料使用料という本来はこの決算書に基づきましてご説明いたします。
  最初、長寿福祉課分でございますけれども、歳入4億4,133万円、一応端数は切り捨てさせていただきます。あと、歳出といたしましては13億1,040万7,000円。健康増進課でございますけれども、歳入分が1,948万9,000円、歳出でございますけれども1億6,540万4,000円でございます。最後、子育て支援課でございますけれども、16億5,413万1,000円、こちらは歳入でございます。歳出が28億5,281万円となってございます。福祉部の合計をいたしますと長寿、健康、子育てそれぞれの合わせまして21億1,495万2,000円が歳入でございます。歳出が43億2,862万2,000円、そのような数字となってございます。
委員長(青柳信義君) 若生委員。
委員(若生英俊君) それでは、2つ目に入ります。乳幼児医療、そしてまた子供医療についてであります。県の事業は子供乳幼児医療費という事業と、町事業としては子供医療費助成とこんなふうになっているかと思います。そのような中で県の事業とすべき乳幼児医療費の補助金総額、32ページかと思いますけれども、その中に数字をご提示をお願い申し上げます。
委員長(青柳信義君) 若生委員、こちらの富谷町各種会計決算書の32ページ。決算書の32ページ。子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 乳幼児医療費補助金の収入済み額をお答えすればよろしいですか。それでは、決算書の32ページにございます2,167万7,000円でございます。
委員長(青柳信義君) 若生委員。
委員(若生英俊君) それでは、宮城県の制度でありますこの助成費の内訳ということで、対象年齢、入院、通院に分けて今の県の制度の概略をお願いいたします。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 県の補助金の対象年齢につきましては、ゼロから2歳までについては通院分、入院分、どちらもでございまして、3歳から6歳までにつきましては入院のみの補助の対象ということでございます。
委員長(青柳信義君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 実績報告書176ページ、そこに助成対象人数書いてありますけれども、今の県の補助対象者が3,111名、そしてその数字、今の対象者がその数字でいいかどうかお願いします。
委員長(青柳信義君) 176ページの1事業決算概要の1子供医療費の対象人数のところでございますね。子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 3,111名でございます。
委員長(青柳信義君) 若生委員。
委員(若生英俊君) それでは、町が取り組んでおります子供医療、それについては3,111名を超えて7,263名ということでしょうか。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) この数字につきましては県の補助対象者数を除いたところで7,263名ということでございます。
委員長(青柳信義君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 町の事業の対象者はその2つの数字を足し合わせたものでよろしいですか。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 結構でございます。
委員長(青柳信義君) 若生委員。
委員(若生英俊君) それでは、子供医療、あすから拡大というふうなこととなりますけれども、その以前にこれまでの年度単位での子供医療の総額医療費を、先ほどと同じように決算書等でお示しを、2つの数字あるようでございますのでお願いいたします。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 実績報告書176ページ、1の(2)番の欄でございまして、平成25年度につきましては2億302万5,488円、平成26年度については2億3,919万7,137円でございます。
委員長(青柳信義君) 若生委員。
委員(若生英俊君) その数字をベースにして、今度の新たに10月1日から、あすから拡大することとなりますけれども、拡大する対象者数、それに加えて総額医療費をお願いいたします。
委員長(青柳信義君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) その数字につきましては今手元に資料がございません。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。
     (「なし」の声あり)
委員長(青柳信義君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  以上をもちまして本日の議事を終了いたします。
  本日はこれにて散会いたします。
  ご苦労さまでした。
     午後4時29分 散会

平成27年決算審査特別委員会(第3号)

平成27年10月1日(木曜日)

富谷町議会決算審査特別委員会は、富谷町議会議場に招集された。

出席委員 19名

  • 委員長 青柳信義
  • 副委員長 相澤榮
  • 委員 安住稔幸
  • 委員 渡邊俊一
  • 委員 出川博一
  • 委員 菅原福治
  • 委員 高橋正俊
  • 委員 浅野直子
  • 委員 山路清一
  • 委員 佐藤克彦
  • 委員 長谷川る美
  • 委員 西田嘉博
  • 委員 佐藤聖子
  • 委員 藤原峻
  • 委員 齊藤秀行
  • 委員 畑山和晴
  • 委員 若生英俊
  • 委員 浅野武志
  • 委員 金子透

欠席委員 なし

職務のため出席した者の職氏名

  • 議長 浅野幹雄

説明のため出席した者の職氏名

  • 町長 若生裕俊
  • 副町長 大庭豪樹
  • 企画部長 内海壮晃
  • 企画部産業振興課長 横倉時夫
  • 企画部産業振興課長補佐 安藤敏
  • 建設部長 奥山育男
  • 建設部都市整備課長 齋藤英夫
  • 建設部都市整備課長補佐 清水利美
  • 建設部都市整備課長補佐 高橋隆美
  • 建設部都市計画課長 伊藤正
  • 建設部都市計画課長補佐 高田浩幸
  • 建設部都市計画課長補佐 柴田康紀
  • 建設部上下水道課長 石川康一
  • 建設部上下水道課参事 相澤友子
  • 建設部上下水道課長補佐 内ヶ崎考一

議会事務局職員

  • 議会事務局長 亀郁雄
  • 次長 富澤裕
  • 主幹 長瀬千鶴子

午前10時00分 開会

委員長(青柳信義君) 皆さん、おはようございます。
  本日の出席委員は19名であります。定足数に達しますので、直ちに「決算審査特別委員会」を開きます。


     認定第1号 平成26年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について
委員長(青柳信義君) 認定第1号 平成26年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
  なお、本日の日程は、一般会計のうち企画部産業振興課、建設部都市整備課、都市計画課、上下水道課の所管に属する決算について審議をいたします。
  それでは、これから各担当部長及び課長へ内容の説明を求めます。最初に産業振興課長。
  [産業振興課長、都市整備課長、都市計画課長が決算書のとおり内容の説明を行った。]
委員長(青柳信義君) 以上で、説明を終わります。
  これより一問一答による質疑に入りますが、質問者及び答弁者は要領よく簡潔な質問と答弁、そして、スムーズな議事進行にご協力くださるようお願いいたします。また、質疑は、ページ、款・項・目を明示され行ってください。
  それでは、質疑ございませんか。渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) 若干質問させていただきます。
  まず、決算書の102ページでありますけれども、ここで備考の欄に記載されております農地・水・環境保全向上の活動支援事業、金額として56万126円を一応明記されておりますけれども、この対象地域といいますか、対象地区についてはどこになっておりますか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 二ノ関地区で実施しているところでございます。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) 次のページ104ページであります。
  同じく備考の欄で緑づくり事業、この事業内容についてもう少し具体に説明をお願いします。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 緑づくり事業につきましては、まずは富谷町の緑化推進会への補助金が55万円、これは町長を委員長として各行政区の会長さんで組織しているものでございます。それから、町内会への緑づくりの補助ということで、この事業につきましては、町内会で植樹される場合に苗木代を補助しているところでございまして、今回、明石台七丁目、そしてとちの木町内会で実施しての20万円となって、合計84万5,000円を補助しているところでございます。主に補助事業で交付しているところでございます。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) それでは、同じ104ページであります。企業誘致事業、その事業内容をもう少し具体に示してください。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは産業振興課としましては、奨励金等を交付しているところでございます。それから、宮城県が主催します企業誘致関係のセミナーに参加、東京、そして名古屋に参加して、まちのPRをしているところでございます。
  以上です。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) 次、111ページ、2目の公園費について質問させていただきます。
  112ページに、備考のところに、恐らく一般公園の維持管理事業の中で取り組んでいると思いますけれども、公園の除草関係について、年間どのくらい行っておりましたか。
委員長(青柳信義君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 回数ということでしょうか。平成26年度は3回、基本的に実施しております。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) その3回行っている、何月、何月、何月というようなタイミングでやっているのか。その辺の3回やっている状況について、内容をもう少し詳しく説明してください。
委員長(青柳信義君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 大体の時期ですが、1回目が大体5月から6月ごろ、2回目が7月、8月、3回目が8月後半から大体10月の頭ぐらいまでというような形で行っております。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) 私、なぜそれを質問したかといいますと、各町内会等で公園を利用して夏祭り等を行っている地域があります。その夏祭りに間に合わないような除草といいますか、そういうのも多少見受けられたものでありましたから、今改めて月について、5月から6月、7月から8月。7月から8月といいますと、8月ですと夏祭り終わる部分も当然出てくるわけであります。ですから、その辺について、やはり今後いろいろ考えていかなければならない部分もあるのだろうと思って質問させていただいたわけでありますけれども、そういった弊害はなかったのかどうか、確認をさせてください。
委員長(青柳信義君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 各地区で開かれます夏祭り、公園を利用されるような場合には、地元のほうと調整をさせていただきまして、その祭りとかに合うような形で除草を実施するように極力努力しているところでございます。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) そういった形でやろうとしている部分が目に見えるわけでありますけれども、要するにぎりぎり、もう夏祭りが始まる前の日に慌てて除草しているというような部分があったわけであります。ですから、その町内会とすり合わせをしてやるということは、間違いなくそのとおりでよろしいと思いますけれども、その夏祭りの、例えば1週間前とか、5日前とか、最低でもね。そういった形でぜひやらなくてはならないのではないかと、こういうふうに私は思っておりました。全て夏祭りの前にやっていたというような回答でありましたら、やはりもう少し、1日前ではなくて、やはり何日間か前に完全に終わらせるような状況が必要ではないかと思いますけれども、その件について改めて質問いたします。
委員長(青柳信義君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 基本的には大体1週間ぐらい前に実施するように調整をさせていただいております。ただ、天候の状況であったりとか、不慮の何かで都合がつかなくてそうなってしまった部分が一部あったかもしれませんけれども、基本的には1週間ぐらい前に終わるような形で調整をさせていただいておりますので、今後もそのような形で進めさせていただきたいと思います。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) ちょっとくどいようでありますけれども、1週間前に終わらせるように、そして天候不順があったから、もしかするとそういうこともあったのかなというような答弁でありますけれども、もしそうであれば、10日間も雨降っているような、連続で雨降っているような状況というのはあり得ないわけですから、やはりもう少し前に対策をとるというか、その1週間といっても、基本的には雨降っても草刈りはできますからね。ですから、天候不順というのはどういうようなことで天候不順なのか、内容、私は確認できませんけれども、やはり何らかの形でそういうような対策が必要でないかということで、私は今質問させていただいております。ですから、従来どおり1週間前にその除草作業をやる計画をそのまま継続するということであれば、やはり同じような状況が出てくる可能性が十二分にあるわけであります。その辺について改めて考え方を述べていただきます。
委員長(青柳信義君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 基本的には1週間前には終わるような形で。天候不順等によって、確かに除草はできますが、集草なかなかうまくいかないとかということもございますけれども、極力前日に終わるとかということがないように努力させていただきたいと思います。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) ぜひそういうことで今後進めていただきたいと思います。
  次に、実績報告書197ページ、道路維持について質問をさせていただきます。
  まず、1の整備工事について、繰り越し関係が随分多いというふうに見えました。この繰り越し関係については、私もある程度は理解はしているわけでありますけれども、かなり多い繰り越しというような状況になっておりますので、その内容について改めてご説明願いたいと思います。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) まず、繰越工事につきましては、富ケ丘、鷹乃杜、太子堂、町道町北浦線の4件が繰り越しになっていますけれども、これらにつきまして繰り越しをしまして、26年度は予算をつけないというような形になっております。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) わかりました。私もその辺はわかっているのですけれども、なぜ繰り越しをしているのかなというような、恐らく他の委員の方々もそういう不思議さを持っておるのではないかなと思いまして、改めて質問したわけでありますけれども、なぜというか、その辺は答えられますか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 昨年担当しておりましたので、お答えさせていただきたいと思います。
  先ほどの26年度の繰り越しした予算につきましては、国からの交付金から入るということで、25年のたしか12月だったかと思いますが、そちらのほうで補正でまず26年度に実施する予定だった事業、補正で予算をとりまして、そちらのほうで予算を確保して、結果、事業自体は繰り越しをしながら行うと。交付金を有効に活用するために25年度に前倒しで予算化したために繰り越しになったというものでございます。
委員長(青柳信義君) この際、午前11時15分まで休憩といたします。
     午前11時03分 休憩


     午前11時15分 再開
委員長(青柳信義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) 実績報告書197ページ、同じページです。その中で道路維持の舗装工事についてでありますけれども、かなりの工事量が必要になってくることは、私も目に見えてわかっているわけであります。その中で基本的に、恐らく優先順位を決めながらその工事を推進しているのだろうと思っておりますけれども、その優先順位の決め方について、どのようなスタンスで決めておられるのかお伺いをいたします。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。もとい、建設部長。
建設部長(奥山育男君) その件につきましては、私のほうから回答させていただきます。
  道路整備舗装補修の優先順位の考え方につきましては、平成25年度には道路の性状調査、要するに幹線道路を中心に道路の損傷程度を調査いたしまして、その損傷のぐあい、そういった程度を見ながら、あと、その路線の重要性、安全性、そういったところに配慮しながら優先順位をつけて整備計画を立てて行っていこうという考えでおります。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) よくわかりました。
  しかしながら、今部長が答弁なされましたけれども、そのひどい場所から優先順位を決めていくというような状況でありますけれども、私は、町内各一円に、私もずっと巡回しながら見させていただいている一人であります。その中でも特にひどい場所が多々見受けられます。手前みそで大変言いづらい部分もあるのでありますけれども、一つは、除雪作業もままならないような道路といいますか、特に堂ノ前線から県道宮床西成田線の間、その件についてなかなか言いづらい部分だったのですけれども、今の部長の答弁からして、最優先的に取り組まなければいけない部分ではなかろうかなと、今ふっとそういうふうに感じ取ったものでありますから、この件について、197ページにもありますけれども、町長とのヒアリング協議事項について記載されております。この件について、町長もこの本決算は26年の3月末での決算でありますから、町長に就任して1カ月満たないような状況でありますので、そこの中で改めてその部分について補正を組むというような考えはなかなか見受けられる状況ではなかったろうと、こんなふうに思います。しかるに、今の現況を町長、認識した上でどのような考えを持つか、お尋ねをいたしたいと思います。
委員長(青柳信義君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいま渡邊委員からのご指摘のとおりのところもあります。ただ、今やはり決め方とすれば、先ほど奥山部長が申し上げたとおりの基本的なスタンスで優先順位は今後も選定していくべきだというふうに思っております。ただ、その辺がしっかりとこちらで把握できない部分だったりする場合もありますので、その辺はしっかりと町内の状況を把握する努力をして、適切に優先順位を、適切な順番で予算づけしていくようにこれから努力をしていきたいというふうに思いますので、その辺、各地域を代表してそれぞれ選出されている委員の皆様と議員の皆様方にも、改めていろいろな状況を情報としていただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) 町長ね、私は町内一円をずっと巡回させていただいておる一人であります。しかるに、今お話しした建設部長からの答弁をもとに、なぜその優先順位が、あの地域が先行しないのかというようなことで町長に改めて質問させていただいたわけでありますけれども、今の町長の答弁の内容では、その優先順位そのものに対してのその評価そのものが、要するに各地域から上がってくれば評価が上がるのかと、そういう問題では私はないと思います。ですから、建設部のほうでも常に巡回しているような状況でありますから、その辺を十二分に把握した中で、やはり何を先にやらなければならないか、そして、交通量の問題も当然ありますし、重要な路線ということもあります。しかしながら、あの路線は重要でないかと申しますと決してそうではないだろう。また、交通の量からしても、決して少ないほうではないと。朝晩の交通量は物すごい交通量ですから、そういった意味からして、なお所管ではありませんけれども、学校の通学路にもなっております。そういった意味からしても、優先順位をその部分で上げる必要性があるのではないかと思って私は町長に質問させていただいたわけであります。改めて町長の認識をお伺いいたしたいと思います。
委員長(青柳信義君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまのご指摘のとおりでありますので、今後その辺留意して予算づけをしていきたいというふうに思います。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) これで最後にします。
  今回の歩道整備、側溝整備、それから舗装関係についてでありますけれども、団地の中で舗装、歩道整備かなり進んでおります。しかるにその次の段階でどこにその整備をやっていったらいいかということも、恐らく先ほど来のその優先順位で取り組まれることだろうと思いますけれども、特に30年来たっております、25年から30年近くになっております団地。その中で、当時L型の側溝で、そして、歩道の切り下げがないそういった団地が見受けられます。ということは、L型であると、切り下げがない部分、そこに車の出入りする、名前何ていうのでしょう、そういうものを取り付けて出入りするわけです。そうすると大雨降った場合に、道路のほうに水が全て、L型の側溝のところを閉鎖するものですから、全て路上に水がどんどんどんどん流れて、車が走れる状況でない部分も当然出てくるわけであります。そういった切り下げ工事について、今回事業が見受けられませんけれども、そういうような計画はなかったのか、その辺についてお尋ねをいたします。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 基本的には24条工事といいまして、お客様負担で切り下げ工事を今してもらっているわけなのですけれども、もし道路改良とかそういうような点がもしあれば町のほうではしますけれども、まず基本的にはお客様負担でやってもらいたいと思っております。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) 今の現状は、今答弁されたとおりだと思うのです。やはり、一つの団地、一つの団地といいますか、物すごい面積なのです。六十何町歩くらい開発した団地でありますから。それを各家庭で1個1個、やはり24条工事で進めるというのもなかなか難儀な部分があるのかなと、こんなふうに思っております。ですから、歩道整備とあわせてその事業を推進していくということも大事ではないかと私は思っております。そして、特に24条申請してもなかなか許可のおりない交差点から何メートルの間とか、そういうものも当然出てくると私は思うのです。安全性からしてね。そうしますと、そういう部分については、幾ら24条申請してもなかなか許可が得られないものですから、自分の宅地に車が出入りできる部分というのは限られてくるわけです。ですから、そういうようなことからしても、全体的に見直しをしていかなければならないというふうに私は考えておる一人でありますから、改めてその辺についての、今後というと、この決算ですから今後ということはないはずなのですけれども、やっぱり26年度においてそういうような計画を立てられなかったのかなと。また、そういうような認識のもとに事業推進できなかったのかなというようなことで、改めて質問させていただきます。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 26年度中はそういった考えはなかったものと思われます。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) 最後、ほんとに最後です。
  考え方がなかったというよりも、そういう現場を確認してなかったというふうに私は認識するのですけれども、そういったことではないのですか。これで終わります。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 現場を確認とかではなく、もしそういった工事、歩道の改良工事とかそういう工事があれば、全部調査しましてそのようにする考えでございます。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。菅原委員。
委員(菅原福治君) それでは、実績報告書35ページから二、三点お伺いします。
  真ん中の4番、緊急雇用創出事業でございますが、この中の1にございます1番の新商品販売全国展開観光誘客業務ということでありますけど、これはどんな事業になっておるのかお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 震災等緊急雇用創出事業を活用して、国の補助なのですが、新商品を開発して、黒川商工会に依頼しまして新商品を開発して、全国に周知というか、展開しているところでございます。それをもって観光誘客につながるよう実施しているところでございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 大まかではそうだと思うのですが、もう少し詳しく、どんな商品を開発して、幾らの成果になったか、その辺もお伺いしたいと思います。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは開発商品としましては、平成26年度は株式会社餅よしさんにご協力をいただきまして2つの商品を開発しました。その商品を26年9月と27年2月に開催されましたグルメ&ダイニングスタイルショー、東京ビックサイトで開催されましたが、そこに出店し販売、紹介したところでございます。また、その商品を使って町内の各種イベントに参加していただいて、町民の方にも周知、それから販売しているところでございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) その商品は、今でも継続されているのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 店舗のほうで販売していると思っております。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 年間幾らぐらいの販売になっているのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) その辺の売り上げ等まではお知らせはいただいていないのですが、これまでも幾つか商品開発してもらって、各店舗で販売して、売り上げは順調ということは聞いております。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) ちょっと中途半端な感じになっていますので、ぜひその辺も把握していただきたいなと思います。
  その下の2番目の林業技術技能継承推進事業、これはどんな事業なのでしょうか。お伺いします。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 高齢化が進んでいます林業従事者の技術と技能の継承を図ることを目的に、若い人に継承してもらうための事業となっております。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) それは、雇用的なものは確保されているのでしょうか。お願いします。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) これも黒川森林組合へ委託の事業でございまして、平成24年から3年間継続いたしまして、現在その方を黒川森林組合で正規雇用ということでされているところでございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 27年で終わりなのでしょうか。いつまで続くのかお伺いします。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 24年、25年、26年の3年間で26年度は事業終了しております。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) わかりました。
  それでは、43ページの真ん中あたりの商工振興補助金のその辺についてお伺いします。金額が年間、黒川商工会のほうの補助金が669万2,000円、3年間変動なしで続けております。今年度については変動したということで、予算の委員会の中で覚書を締結したというようなことを聞きましたが、このイベントのほうはどうなっているのかお伺いします。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは3年間、24、25、26の覚書によりまして、運営費の補助金が479万2,000円でした。それから、町単独でイベント費ということで190万ほどプラスした金額で交付しているところでございまして、27年度の補助金ということですかね。26年度でいいですか。(「27年度のイベント費はどういう考え方かということ」の声あり)27年度につきましても、イベント費につきましては同額で交付しているところでございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 同額ということですね、イベント費。はい、わかりました。
  それと、今現在町の中小企業の全体把握というのはできているのでしょうか、お伺いします。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 平成26年2月現在の分でお知らせしますと、867ということで資料をいただいております。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) それはどういうふうにして調べられた実績なのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 調査方法としましては、商工会のほうで電話帳データをもとに、それから、職員の巡回により確認して算出しているということです。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 町でいう中小企業というのは、例えば10人以下とか5人以下とか、従業員さんですね。その辺はどういう定義を置いているのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 内容的に、もう一度、済みませんがお願いします。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 昨年に中小企業推進資金事業というのがスタートしたみたいなのですけど、それにぶつけるための把握をしておかなければならないというような部分で、従業員さんが20名以下とか5名以下とかというようなランクと言ったら失礼なのですけど、そういう基準があるみたいなのですけど、本来私が聞きたいのは、そこまでつかんでいるのかどうかというのをお聞きしたいと思います。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) これも町産業振興課独自では調査していませんが、商工会からはある程度の数字はいただいているところでございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) この間、前の予算のときにもこの話、同僚議員がしておったのですけれども、なぜ大事かというと、そういった事業もあるので、そちらの法律もできましたので、要は富谷の場合ですと、仙台勤務が6割、7割、仙台勤務がやっぱり多いということで、やはり基本的には地元に企業が根づかないと安定成長ができないのではないかなというような思いがいたしますので、ぜひ地元で、大きな会社だけではなくて中小企業にも目を配って、やっぱり中小企業も根づくような環境をつくっていただきたいなというような部分で聞いているのですけど、その辺についてはいかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 商工会さんと連携しまして、そのような取り組みをしていきたいと思っています。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) この中小企業振興基本法というのですか、これはご存じでしょうけど、これを町ではどういうふうに活用しようとしているのか、お伺いします。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 実際にはまだそこまで進んでおりませんでした。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 大事な部分だと思いますので、大企業だけに目配りがいくような格好になりますと、やはり大企業を支えているのは中小企業というようなこともありますので、ぜひ中小企業のほうの振興にも力を入れていただきたいと思います。
  それでは次に、最後になります。副町長、町長に企業誘致について1点だけお伺いいたします。企業誘致、ここのページで、全体予算は3,700万ほど確かに事業としては、企業誘致事業としては使っておるのですけど、ざくっと見たら、企業誘致奨励金の交付とセミナーの活用、名古屋とか東京というような部分に出向いての動きになっているわけですけど、いま一つ予算面、体制面からいくと、いま一つ弱いのではないかなと私は個人的には思います。確かに今回、優遇制度は拡大いたしました。拡大いたしましたけど、もう少し一歩前に出られないのかなということで、そこでやっぱり企業誘致になれば、副町長、町長のトップセールスが大きな鍵になるのではないかなと思いますので、まずは副町長から、トップセールスに対する思いをぜひお聞かせいただきたいなと思います。
委員長(青柳信義君) 大庭副町長。
副町長(大庭豪樹君) お答えいたします。
  今、東京事務所のほうに富谷町の職員がいらっしゃっているわけで、県のほうと富谷町の職員がコラボで東京事務所で活躍しているわけでございますけれども、私のほうも富谷町のほうに今お世話になっているわけですので、同じような気持ちで、町長とともに力を合わせてそういったトップセールス、そういったものに可能な限り取り組んでまいりたいというふうに考えております。
  以上です。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) それでは町長にも同じ質問をいたします。
委員長(青柳信義君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私、今回の就任以来お話をしていますように、今回、市制移行に向けて最も大事なのが、いわゆるベッドタウンからの脱却、それは自立した都市基盤をつくるという上では、地元の商工業をいかに確立するかということでありますので、その上では、地元のまずは企業を、中小企業の育成という部分で、就任以後から地元の企業さんを回らせていただいて、地元の企業さんと一緒に連携をして、やはり活性化に努力をしているところです。
  また、あわせてトップセールスとして企業誘致にも努めておりまして、村井知事とも就任以来、県とも連携してということで、村井知事が行けない場合は私がどこでも、国内、海外でも飛んでいきますのでということで連携をして進めているところで、その一つの結果として今回9月10日、初日にご挨拶で報告したように、9月10日に高屋敷に2つ目の企業の立地を決めることができたということであります。
  また、今後も企業誘致については精力的にトップセールスで動きますし、また、あわせて今年度はコンサルを委託をしまして、今企業誘致の準備も進めておりますので、その辺も含めてトータル的に地元の中小企業の育成、そして、企業誘致とあわせてやっていきたいというふうに思います。
  以上です。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) わかりました。富谷の場合は中小、また大企業も来れるような用地、まだまだありますので、ぜひ引き続きよろしくお願いしたいと思います。
  終わります。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。山路委員。
委員(山路清一君) 初めに、行政実績報告書で質問いたします。ページ数35ページ、項目、労働の中の公益社団法人富谷町シルバー人材センターについて伺います。
  補助金としまして1,600万円ほどの支援をしていますけれども、人材センターのほうでこれをどのようにお使いになっているか、把握しているか、お伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 1,600万のうち、70%はほとんど人件費で使用されています。それから、事務関係ということで残りとなっているところでございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 人件費といいますと、中の事務関係をやっている方の人件費でしょうか。お伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) はい、そのとおりでございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 次に、シルバー人材センターで今登録されている方は何名か、お伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 26年度末で、男性が346、女性が114の合計460名の会員数となっております。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 今後、やはり富谷町のほうもかなり人口がふえておりますけれども、シルバー人材センターに入りたいと望んでいらっしゃる方が結構いらっしゃると思います。今、1,600万円ほど支援していますけれども、この支援金の増額的なものは考えているかどうか、お伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 金額の増額については、今のところ考えておりません。センターのほうで努力されて今後も運営するということを聞いていますので、そのようにしていただきたいと思っています。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) それでは、平成26年度の人材センターへの富谷町からの事業金額は幾らになっているか、お伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 町という資料は持っていないのですが、公共事業としましての金額が9,008万5,588円ということで事業費になっています。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) そうしますと、公共事業関係でシルバー人材センターのほうに発注しているというか、発注というよりも入札でとると思うのですけれども、その金額、約9,000万ということで考えてよろしいのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 全部が富谷町ということではないかと思いますが、この金額に近いものと思っております。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 平成26年度、約9,000万ということなのですけれども、平成27年度、決算審査特別委員会とはかけ離れるのですけれども、この金額は、年々シルバー人材センターのほうは伸びているのかどうか、お伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 済みません。27年度については資料を持ち合わせていませんでした。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 先ほど同僚委員のほうから公園の草刈りの件がございました。今、年に3回というのか、207ページのほうの都市計画課の公園整備のほうに掲載されていますけれども、実際にことしは2回しかやっていないのです。この辺についてお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) この件については、26年度まで、先ほど関連でありましたが3回委託したものが27年度は2回になりましたが、これは財政的な事情によるということで2回になっているのは事実であります。ただ、シルバー人材センターへの委託は、26年度が9,000万、先ほど課長からあったように。27年度は、予算ベースですけれども1億を超しているということで、委託業務に関しては増額になっています。
  以上です。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 公園は、非常に小さいお子様から老人まで利用しています。特に、私もきのうお話ししましたけれども、蚊の問題とかいろいろな問題ございます。遊びの問題もありますし、やはり今町長の答弁にあった、2回になったというのですけれども、これは3回にやはり戻していただきたいということで、祭り関係からいろいろ行事関係も使いますので、その辺について再度お伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私も正直そうありたいとは思いながらも、何せ財政的な事情も含めてなので、来年度、今の山路委員からのご意見をいただきながらも、来年度の参考にさせていただきたいというふうに思います。
  以上です。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 決算審査特別委員会での質問とずれるかもしれませんけれども、今、シルバー人材センターのあたりの通りでは、本当にシルバー人材センターが非常に人の出入りがあるということで、非常に活気があるということで、私はいつもあそこを通るたびに思っています。今、シルバー人材センターのほうから、シルバーワークプラザについての建設要望が出ておりますけれども、この件について町のほうでどのような考えか、お伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) シルバーワークプラザにつきましては、これまでもシルバー人材センターのほうから陳情、要望をいただいております。ただ、これまでも申し上げているように、やはりあそこの旧庁舎の部分の活用、あそこのまずは解体費用がかなりかかるということと、あと、ではその解体したものをどう活用するかという部分に関しましては、先日もわくわく町民会議でしんまちの今後についてというテーマで議論をさせていただいていましたが、ある意味、私もあそこのしんまち公園は、今回の市制移行に向けて、やはり富谷の原点でありますので、そこをいかに活性化するかというのが大変私は大事だというふうに思っていますので、しんまちの今後のあり方というのを、まずは方向性を、皆さんのご意見をいただいて見据えた上で、その中で旧庁舎の場所の活用というのが見えてくるかというふうに思いますので、その辺はそれにあわせてワークプラザについては検討させていただきたいということで、理事長含めシルバー人材センターのほうにはお話をさせていただいているところであります。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) そのように計画的にひとつよろしくお願いいたします。
  シルバーに関しての最後なのですけれども、シルバーのほうで私一番心配するのは、結構年齢の方もいらっしゃいます。それで、やはり事故に関して私は一番心配しています。結構危険な仕事もなさっていますし、この件について、町のほうでは安全についてどのような指導をしているか、お伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 平成26年度の事故発生は12件となっています。それで、シルバー人材センターのほうでは毎月1日と15日を安全の日と定め、安全意識の高揚を図っているようです。それから、安全運転の講習会、安全パトロールも実施して努めているということで、一緒にやっていきたいと思っております。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 会社でいえば従業員が、四百数名いらっしゃる従業員の中で12件の事故というのは結構多い数ではないかと考えます。そこで、富谷町のほうでもシルバー人材センターののほうにだけ任せるのではなく、町のほうとしてもやはり、抜き打ちというのはおかしいのですけれども、定期的に安全パトロールなり、安全関係の書類の点検ぐらいする心構えがあっていいと思うのですけれども、この辺についてお伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) シルバーと協力しながら実施していきたいと思います。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) この件については、口約束ではなく、本当に事故が起こってからでは遅いですので、この辺については、私はきつく要望いたします。
  引き続きましてページ43ページのほうの商工総務、商工振興についてお伺いいたします。
  黒川商工会のほうに商工補助金としまして669万2,000円のほどの補助をしています。富谷町の商工会の会員は何社あるか、お伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) これも26年度末で344となっております。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 商工会のほうなのですけれども、毎年8月に夏祭りをしまして、おもしぇがらきてけさin富谷というのを開催しています。この夏祭りのほうに190万のイベント費ということで考えてよろしいのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) はい、そのとおりでございます。イベント費は、おもしぇがらきてけさin富谷に充ててもらっているところでございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 190万のイベント費、それから、富谷町のほうが十三夜 魂のふるさとまつりに980万ほどをかけています。これは2つを合同でやるような考えがないか。ということは、ばらばらではなく、やはりやっているところ同じですので、これまとまってやったほうが、もっともっと盛り上がりがあるのではないかと私は考えるのですけれども、ほかの町民の方からもこの件についてお話がございます。この件について町長はどのような考えがあるか、お伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいま山路委員からのご意見につきましては、私のほうにもいろいろな形でいただいております。せっかくなので、おもしぇがらと十三夜 魂のふるさとまつりを合体して、より充実したものにしてはいいのではないかというご意見をこちらにもいただいているのは事実であります。
  今年度はこれまでどおり別々に開催をさせていただいて、来年、市制移行の記念イベントもありますので、その辺を含めて、商工会のほうともいろいろその辺も含めた協議をさせていただいておりますので、今後、ご意見をいただいた内容も含めて検討していきたいというふうに思います。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) それでは、前進するようにひとつよろしくその辺もお願いしたいと思っています。
  続きましてページ195ページの防犯対策です。こちらのほうに富谷町の町道、町民の安全・安心のために約3,170の防犯灯と1,908基の道路照明灯が照らさせているということでございます。
  84基の防犯灯が新設されましたが、この新設するための設置基準というのがあるのかどうか、お伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 設置基準は特にありませんけれども、道路照明灯設置基準のほうに合わせまして防犯灯も設置しておりまして、とりあえず電柱1本置きに設置と、あと、高さは4メートル以上、明るさは20ワットから50ワット未満ということで設置をしております。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 古くなった防犯灯とか照明灯がございますけれども、これのほうの設置というか取り壊しというか、交換の基準というのはあるのか、お伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 平成24年度からはLEDのほうに切りかえまして、平成24年度が10基、あとは平成25年度が94基と、明るさについてはLEDで対応しているところでございます。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 私、照明機器もそうなのですけど、本体ですね、本体が傷んでいるところもありますけれども、結構さびたりなどで、しばらく前に同僚議員の話があったのですけれども、倒れたところがあったとか、そういうものの取りかえ基準というのはあるのかどうか。目視でもってどの程度になったら取りかえるとかということで基準があれば、再度お伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) そういった基準はございません。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) わかりました。
  では、防犯灯に関しまして最後なのですけれども、実は、防犯灯を撤去されたというところの話を聞いたのですけれども、これが本当かどうかお聞きいたします。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) ちょっとその辺、後で確認してお答えします。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 非常に重大な問題でございますので、これはちゃんと調べてほしいということで、1基撤去されました。付近住民のほうからは、何で撤去されたかというと、かなりうるさい方がいまして、うちのほうまで明るいということで、問題があるということで取り外してくれということでされております。これは、非常に防犯、それから道路照明のために非常に問題が残ります。一家庭のためではないんですね、あれね。やはり通る方、それから付近の方のためですので、数家族の方が非常に心配だと、迷惑かかっていますので、その辺を再度調べていただいて、今ここでわからないのであれば、私のほうに後ほど報告のほどよろしくお願いいたします。
  続きまして、ページ207ページ、都市計画課のほうです。こちらのほうの成果及び今後の取り組みの中で、一番下のほうなのですけれども、町の将来ビジョンのために社会情勢の変化を的確にして、計画で効率的なまちづくりを進めていくとあります。計画的なまちづくりのため、今現在早急に考えて将来に備えることに、地域の線引き、用途地域の課題があると思います。
  そこで、前回の定例議会でも私お伺いしましたけれども、次の宮城県の線引きの事業、町はいつと見ているか、お伺いします。
委員長(青柳信義君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 今のスケジュールでいきますと、30年の3月告示を目指して県のほうは作業を進める予定だというふうに聞いております。
委員長(青柳信義君) この際、午後1時まで休憩します。
     午前11時57分 休憩


     午後 1時00分 再開
委員長(青柳信義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  山路委員。
委員(山路清一君) 先ほどの答弁の中で、次回線引きが平成30年3月というお話がございました。富谷町の発展のため、前もった宅地、工業用地の確保は、私は必要だと思います。このままあと30年の3月まで待つのであれば、富谷町のほうでうちを建てたり、工場を建てるところがなくなるということで、特に住宅はなくなるということで、現状で建設用地が不足することは目に見えております。
  そこで伺いますけれども、次期線引きに対して、企業が予定している場所というか情報というのはあるのかどうか、お伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 企業が進出する計画ということですか。計画地ということですか。(「計画地というか、線引きに関係して、企業が今考えているような場所の情報があるかどうか、お伺いしたい」の声あり)企業が。企業が開発を計画している。
委員長(青柳信義君) 山路委員。済みません。きょうは決算委員会でございますので、その質疑はまた別な会議において。(「今の現時点で」の声あり)もう一度お願いします。
委員(山路清一君) この件に関しては、今からやっておかないと、富谷町のほうがもうつくる場所がなくなるということで、私はこの決算のやつはわかるのですけれども、これはやはり関連してきますので、今の段階で、平成26年度の段階でも結構です。そのような情報があるかどうかお伺いしたいということで、今伺った次第でございます。(「30年に向けて、26年度どういう検討をしたかということですか。もう1回」の声あり)もう一度。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 寸足らずで申しわけありません。30年の3月に向けて、平成26年度にはどのような計画をしているか、平成26年度の段階でどのような企業が今物色というか、その土地の線引きの予定、線引きを考えているような企業があるかどうか、お伺いしたいと。(「都市計のほうで対応できるの。それはまた別」の声あり)いや、委員長。
委員長(青柳信義君) 山路委員は、30年度に向けて、今どの企業が進出を、山路委員。
委員(山路清一君) 平成26年度の段階で、どのような企業が平成30年の3月に向けて予定している企業があるかないか。なければないでいいのです。なしでもいいんですよ。企業というか、どこかあるかないか。多分、考えている企業、私はあると思うんです。何も難しくないと思うんだけど。
委員長(青柳信義君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 平成30年に向けて、26年度時点で進出を予定している企業があるかということにつきましては、今のところそういった希望をしている企業は私のほうでは把握しておりません。
委員長(青柳信義君) 山路委員。
委員(山路清一君) 私のほうでは、ちょっと1社2社はあるのですけれども、ここで述べることはできませんけれども、今の平成26年度の段階で、やはり30年の3月に向けて、もう今から段取りしていかないと非常に難しいのではないかなと私は考えております。やはり、富谷の町の今後の発展のためにも、早急に宮城県との事前打ち合わせ関係を含めてやっていただきたいということで、関係の方々というかトップセールス、副町長もいらっしゃいますので、ツートップセールスをかけて、やはり宮城県なりに関係の企業と一緒に今からアタックするというような心構えが私はぜひとも必要だと思いますので、この辺につきまして、今回は副町長にお伺いいたします。これで終わります。
委員長(青柳信義君) 大庭副町長。
副町長(大庭豪樹君) 委員のお話を十分承りまして、町長とともに誠心誠意取り組んでまいりたいというふうに考えております。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 決算書です。決算書の43、44ですが、使用電話料があります。4目雑入3節使用電話料12万6,530円。ここの中で大亀山の公衆電話10円というのがありましたけど、これは今現在は取り払われているということでいいでしょうか。今現在も設置されているのでしたか。お尋ねします。
委員長(青柳信義君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 大亀山森林公園管理棟にあります電話につきましては、平成26年11月末日でもって撤去しております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それではお尋ねします。実績報告書です。概要3というところがありまして、そこで、(「何ページになるか」の声あり)概要3のところなので、ページではなくて、下のところに概要1、概要2と書いてあって、概要3です。2で一般会計の目的別歳出の推移というのがあります。この中で農林水産費ですけれども、今回平成26年は0.8%になりました。平成23年度、0.9%というのがあったわけですが、以来ずっと0.6%が続いていました。25年度と比較してみますと、職員の人数が2人ふえていたということになっていますが、このほかに増額になったこと、政策上で増額にしたんだと思いますが、その増額したときの意図、それで意図があったはずで、それは何で、達成されたのかどうか、お尋ねします。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 人的には、25年に職員が7名でした。それで、26年度に2名ふえまして9名ということで実施して、職員人件費アップは確かにそのとおりでございます。
  それから、大きくアップした分で農道の整備事業とかありましたので、そちらのほうで支出のほうが多くなっているところでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 農道は本木・舞野のところだと思いますが、そのほかに何か今回の決算で特徴的なことはあったでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) それから、企業奨励金、雇用奨励金等の増も一つかなと思ってございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 実績報告書35ページです。ここに成果及び今後の取り組みというのがありまして、子育てサロンについての記載があります。平成26年2,406人とありますが、平成25年度は3,205人で、ちょっと見た感じは減っているなということでありますが、この理由についてはどのようになっているかご存じですか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 延べ人数では減っていますが、そのほかに開設日も減っておりまして、比較しますと25年、開所日が234だったのが、26年は213と日数が減ったということもあると思っております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) ほっと育くの場所ですが、ことしでしたか、変わりましたが、平成26年については大友屋さんのあそこの場所でずっとやっていたところでは間違いないですよね。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) そのとおりでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 非常に人気があるということでありましたのですが、そうしますと開設日が21日減ったというのは、これはどういうことで減ったのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 今委員さんが申し述べたとおり、27年4月1日からこの役場の下のけやき館のほうに移動したのですが、その移動の準備ということで3月1カ月間、27年の3月1カ月間、ほっと育くを休んだため日数が減になっております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) シルバー人材センターでは子供を預かるという事業もしているのですが、この子供を自宅で見るだとか、そこのお宅に伺ってお世話するだとかという数があるはずですが、これは実績はどのようになっているかご存じですか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) シルバーに関しての子育て関係につきましては、ほっと育くの利用者数とか開所数しか、うちのほうでは持っておりません。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) お世話している人のお話を伺いますと、なかなかこれが大変だというお話を聞きました。それで、この利用が拡大していく方向なのか、問題とか課題はないのかということでお尋ねしたかったのですが、それではまたの機会に調べて、私も調べてもっと聞きながらしたいと思いますが、この方々の子供を預かるといったときに、研修などはどのようにしているのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) その職種ごとの研修は行っていると思っております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 194ページ、実績報告書194ページです。
  先ほどもあったわけですが、ここに重点施策1から8まで述べられています。1の仏所太子堂中線ほか1路線道路整備事業、この対象の延長は何キロメートルでしょうか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 約3キロでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そのうちの進捗率はどの程度ですか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 26年度末で100%となっております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、仏所太子堂中線ほか1路線ですが、これは全て終わって、今後の予定、計画というのは全くない、ここについてはもう全部終わったということでいいのですね。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) はい、そのとおりです。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 重点施策の2ですが、郷田線道路改良事業、3のところに大童今泉線道路改良事業が挙げられていますが、この改良事業が実施できるように用地の購入は100%終わったということでしょうか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 郷田線についてはまだでございます。大童今泉線につきましても、1人、用地買収が終わっておりません。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 見込みはどうでしょうか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 郷田線については、今後頑張ってみるつもりでございます。大童今泉線につきましては、1人行方不明ということで、これもちょっと頑張ってみます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 大童今泉線ですが、途中まで整備されているわけですが、その先が、カーブがあるし見通しが悪い。その割に交通量もあって本当に危険なところですし、幅員も狭く、路肩が削れてしまっている。本当にガードレールが、これできくのかなと思うようなところの部分もあるかと思うのですが、実施に向けて、そうしますといつぐらいから改良工事ができる、これについてはどういう見通しをお持ちでしょうか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 28年度以降に、周辺の道路改良等見きわめながら、あと財政状況等勘案しながら計画的に進めていきたいと思っております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 重点施策の6のところに、太子堂地区側溝整備事業、これの工事の必要とされる延長はどのくらいですか。何キロですか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 太子堂の整備すべき延長でございますか。それは8,110メートルほどでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) これまで整備された、完了したというのは何メートルになりますか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 今現在で5,235メートルで、あと2,877メートルほど残っております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) これは、そうしますと今後どれくらいかかる、時間としてですが、どれくらいかかって完了するのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 今の予算規模でいきますと、あと4年ぐらいで完成の見込みでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 工事の予算額は幾らでしたか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 約2,500万ほどでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) この工事で、平成26年ですけれども、残った額というのは幾らですか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 後で調べてお知らせします。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 同じように7番の富ケ丘についてもお尋ねします。富ケ丘地区側溝整備事業で、工事が必要とされていた延長は幾らですか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 1万2,778.4メートルとなっております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) どの程度まで進んだのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 約3,900メートルほど整備しました。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 工事の予算は幾らですか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 予算につきましては、約3,000万ほどでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、ここの工事で残った額というのは、今はわかりませんか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) こちらのほうも後でお知らせします。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 同じように鷹乃杜地区の側溝整備についてお尋ねします。工事が必要とされたその延長は幾らですか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 鷹乃杜地区につきましては、9,794メートルでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 工事が完了したのはどれくらいですか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 416メートルでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) この工事費の予算ですが、幾らでしたか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 後で調べましてお知らせします。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 生活道路の側溝整備については非常に多くの要望がありますが、今伺ったようになかなか進まない。それも2,500万、3,000万という予算をかけながらもこの距離しかできていないということで、これをもっと迅速に進める必要性についてはどのように考えたのか、お尋ねします。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 町の予算全体を考慮しまして、どれだけ道路事業、そういった有蓋化にかけられるか、最大限に努力しております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) ここのところで工事費で残った額もわかればなおよかったのですが、でも、全体として要望されている側溝整備について非常に予算の額が少ない、ここが一番の問題だと思うのです。ここからやはりもっともっと倍、あるいは3倍ぐらいにしないと全体が進まないなと、それでも足りないくらいだと思うのですが、その点については、私の考えは間違いでしょうか、お尋ねします。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) まず、道路事業につきましては限られた予算でございまして、その中に舗装補修とかほかの事業もありますもので、やはりどうしてもそのような配分になってしまいます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、実績報告書198ページ。道路安全施設でお話を伺えばいいのか、199ページの道路改良で聞けばいいのか、ちょっとわからないところなのですが、穀田線の歩道の工事がありますが、今とまっている状態だと思いますが、平成26年、今年度では全体何割まで工事ができているのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 約72%でございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 距離にしてどのくらいですか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 809メートルほどでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) これは、何年間か工事が全くとまっているということなのですが、1年でしたか、2年でしたか、どっちでしたでしょうか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 2年だと思います。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 歩道がつきましてから特にですが、歩道のないときもほんとに危険だったのですけど、一旦歩道がついて歩道がないという部分があると、ほんとに危険だということがますます身をもってわかるわけで、これについては今後はどのように進める、平成26年のときに予算を再計上するのか、そのことや何かについては何か出たでしょうか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) この路線につきましては、用地のほうが買収できない状況でございまして、用地が買収できた場合は次年度に計画するというようなことになっております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、用地を買収することについては、どういう段取りでいくかというのは検討したということでいいのですか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 随時地権者と交渉というか、お話はしております。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。相澤委員。
委員(相澤 榮君) 決算書20ページでお伺いします。
  町営住宅の使用料未納分が33万6,900円残っています。それで、これについては何年くらいの積算なのですか、お伺いします。
委員長(青柳信義君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) これにつきましては、26年度末の未納額というふうになっております。(「何年前からあるの」の声あり)これにつきましては、25年と26年分の未納額の合計というふうになります。
委員長(青柳信義君) 相澤委員。
委員(相澤 榮君) 何戸分ですか、お伺いします。
委員長(青柳信義君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 5世帯になります。
委員長(青柳信義君) 相澤委員。
委員(相澤 榮君) 1戸当たり幾らなのですか。5世帯で33万6,900円ということは。
委員長(青柳信義君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 1戸当たり幾らというのは、今資料持っておりませんので、後ほど議員のほうにお示ししたいと思います。
委員長(青柳信義君) 相澤委員。
委員(相澤 榮君) それでは、家賃は幾らなのですか。
委員長(青柳信義君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 家賃につきましては、収入等により違いますので(「平均でいい」の声あり)大体なのですが、1万から2万ぐらいの間におさまるかと思います。
委員長(青柳信義君) 相澤委員。
委員(相澤 榮君) これについては督促はやっていると思うのですけれども、新しくしたばかりで、非常に皆さん入りたいという人がいっぱいいると思うのですよね。そのことを考えた場合に、やはり滞納されているということは非常に問題だと思うのですけれども、このことについてお伺いします。
委員長(青柳信義君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 滞納がもし発生した場合には、翌月の10日ごろには督促状のほうを出させていただいております。さらに納めていただけない場合には、さらに翌月の10日に催告書、さらに納めていただけないような場合、本人のほうに連絡いたしまして、納めていただくことが無理だとなれば保証人のほうにそういった状況であるという旨をお伝えして、さらにその翌月には保証人のほうに請求するというような段取りをとらせていただいております。
委員長(青柳信義君) 相澤委員。
委員(相澤 榮君) ただいまのルートでもって、保証人まで行って支払っていただいたという事例はありますか。
委員長(青柳信義君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) ここ最近はそういった事例はないというふうに認識しております。
委員長(青柳信義君) 相澤委員。
委員(相澤 榮君) 5万2,000人の人口の中で、戸数が100戸しかないわけなんですよね。これで、これ以上ふやせば、また滞納部分も心配されるのですけれども、町営住宅として適正な規模かどうかをお伺いします。
委員長(青柳信義君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 町営住宅の戸数につきましては、周辺の民間のそういう賃貸住宅との関係もございまして、町営住宅としては適切な戸数ではないかというふうに考えております。
委員長(青柳信義君) 相澤委員。
委員(相澤 榮君) では、別のことでお伺いします。先ほどまで道路改良の問題でお話あったのですけれども、これから始まる工事が非常に多いのですけれども、予算としては、3月にもう委員会して、すぐに予算がつくんだろうなというふうに考えているのですけれども、なぜ9月、10月になってこの工事が始まるのかなと思うのです。そうした場合に、多賀城の行政マンから聞いたところ、4月、5月に発注することによって、前の年の単価で工事が進められると。そして、5月、6月は公共工事が少ないものだから、業者がすごく喜んでいるというような意見を聞いたことがあるのですけれども、そのことについては、今はそれに当てはまらないのかどうか、お伺いします。
委員長(青柳信義君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) ただいまのご質問ですが、前年度に発注して、工事を例えば4月、5月に行うということでよろしいでしょうか。
委員長(青柳信義君) 相澤委員。
委員(相澤 榮君) 27年度があるとしますね。今年度3月に予算が決まりますよね。そうしたら、4月か5月に何で発注できないかと。要するにそのときに発注することによって、前の年度の単価で発注ができるのではないかというような意見なのです。
委員長(青柳信義君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) まず、単価のお話でございますけれども、今年度、例えば27年度発注工事であれば、4月現在で県のほうの単価が変わります。前年度の単価を使って積算できるというのは、それは間違いだと思います。
  さらに、4月、5月になぜ発注できないかということでございますけれども、例えば入札等必要な工事でありますと、どうしても入札の時期、6月以降くらいになってしまうというふうに考えておりますので、なかなか4月、5月での工事というのは難しいというふうに考えております。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。安住委員。
委員(安住稔幸君) 実績報告書の35ページ、シルバー人材センターへの補助金が出ております。この26年度、シルバー人材センターの売り上げというのでしょうか、総事業費というか、その金額は幾らでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 契約金額なのですが、2億1,448万2,261円と報告されております。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして37ページ、こちらのほうで農産物直売、おんないん会のがございます。おんないん会の農産物直売の売り上げというのは幾らになっているのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 26年度実績としまして4,247万6,462円と報告されています。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) それでは続きまして38ページになります。ブルーベリーの産地拡大ということで町としても力を入れているわけでありますが、このブルーベリーのほうの売り上げというか、どのくらいまでいっているのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 金額ではなくて、収穫量ということで押さえているのが、2,638キログラムということで報告をいただいております。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) たしか、ちょっと話が戻りますが、シルバー人材センターのほうは毎年大分ふやしていっているのかなと思います。例えばブルーベリーもですけれども、先ほど聞きましたおんないん会、これは25年度と比較して、その数字の状況はいかがだったのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) おんないん会なのですが、25年度は3,809万4,815円となっております。(「ブルーベリーも」の声あり)ブルーベリー、25年度、これもキロ数なのですが、1,597キログラムとなっております。
委員長(青柳信義君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 非常に町のほうも補助のしがいがあるなという感じでふえてきております。いいことだと思います。
  それでは、これで最後になりますが、208ページ、一般公園維持管理事業でお話をお聞きします。
  都市公園等除草業務で公園3回、緑地2回ということが出ております。公園は3回、ことしはまだ2回というような話では聞きましたけれど、緑地が2回で、民家の緑地に隣接しているようなところの方々からお話を受けたのですが、やはり民家が近いということでぼうぼうになっているという状況なので、ここのそういう隣接する緑地につきましては、もう少し小まめにやっていただきたいというようなお話があって、やはり余り人の出入りのしないような、近寄らないような場所は2回でもいいのかなと思うのですが、やはりそういったところはもう少し回数をふやすとか、そういったものについて検討すべきではないかと思いますけど、いかがだったのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 公園につきましては、今年度2回に減らさせていただいたという経緯もございます。いずれにしましても、限られた予算の範囲内で事業のほうをさせていただいておりますので、その辺等も考慮しながら検討させていただきたいというふうに考えております。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。藤原委員。
委員(藤原 峻君) 37ページの農業振興に関して伺います。
  こちらの富谷250園芸促進事業なのですけれども、前年度76名参加していたのが69名に少なくなったということですが、これはどうしてなのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) なかなか新規に加入される方がいなくて、逆に高齢化が進んで、退会したいという申し出を受けて減となっているところでございます。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) これに関しまして、都市近郊型農業の振興を目的として、町内農家約500戸とあるのですけれども、現状として農家数は幾らぐらいになってきていますでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 26年12月16日調査時点で、10アール以上所有している戸数で450世帯とされております。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 高齢化と戸数が減ってきているということで、新しいこういう目標を立てていく、昭和62年につくられたということですので、やはり現在に当てはめていくということも大事なのではないかなというふうに考えておりますが、いかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 名称のことですよね。ではなくて。(「中身」の声あり)中身。では、250園芸促進事業は、直売に参加していただく目的でやっております。それから、いろいろなイベントに参加してもらって野菜を販売してもらう。もう一つに、給食センターに納品してもらうという3つの目標を掲げておりまして、それに参加してもらいたいということで事業実施しているところで、これからも継続で実施してまいりたいと思っております。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 直売や給食などに使うということで、大変すばらしいことだと思いますが、今後どのようにしてふやしていくことを検討しておりますでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) なかなか農業、農作物栽培に取り組む方がふえていませんが、うちのほうでこのような事業、それから支援事業を取り入れた形で農業振興、園芸振興を図ってまいりたいと思っております。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 新規就農などを取り込むような政策などは、今後予算の中に入れていくということは考えているのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 特にそのような予算措置はしておりませんが、窓口などで相談を受けた場合は、県のほうの事業がありますので、そちらのほうを紹介しているところでございます。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 直売は4,200万円以上あったということなのですけれども、ここ3年ぐらいでの推移を教えていただけますでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) おんないん会の売り上げになりますが、簡単に申しますと、24年には3,400万ほどありました。それから、25年度、先ほど言ったのですが3,800万、そして26年には4,200万と伸びております。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 徐々に伸びているということで、今後もぜひ応援をよろしくお願いいたします。
  続きまして、39ページのブルーベリーに関してなのですけれども、生産数がふえているということなのですが、農地はどの程度ふえているのかなと。その推移を教えていただけますでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 平成26年に新たに2名の方に就職していただきまして、現在約4.15ヘクタールと押さえておるところでございます。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 平成25年は、ちなみにどの程度でしたでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 40.2ヘクタールとなっています。済みません。4.02ヘクタールとなっています。済みませんでした。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 続きまして、実績報告書の75ページのほうに移ります。
  この再生可能エネルギー等導入事業に関してなのですが、再生可能エネルギーの導入数というのは何キロワットを導入したのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 26年度に導入しました各施設ごとの太陽パネルの発電容量でございますが、まず、鷹乃杜防災センターが5キロワット、あけの平公民館、日吉台公民館、富谷武道館が各10キロワットの発電容量のものでございます。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 各場所に蓄電池のほうは備えつけられておりますでしょうか。
委員長(青柳信義君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 蓄電池の容量でございますが、鷹乃杜防災センターが9.6キロワットアワー、あけの平公民館、日吉台公民館、富谷武道館が各19.2キロワットアワーでございます。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 続きまして195ページのほうに移ります。防犯対策のところに移ります。
  この防犯灯、道路照明灯の年間電気料6,549万5,000円と書いてあるのですけれども、これは純粋に電気料だけでよろしいでしょうか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 防犯灯と道路照明灯の電気料でございます。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) ちなみに、今LEDのほうに切りかえているということなのですけれども、LEDと従来の防犯灯、道路灯などとの消費電力の違いについて教えてください。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 従来のものとLEDにした場合、3分の1くらいLEDのほうが電力を食わないということでございます。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) それでは、防犯灯、道路照明灯のLEDの数の推移を教えていただけますでしょうか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 防犯灯につきましては現在104基、照明灯については今のところございません。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 防犯灯、道路照明灯の1日の点灯時間について教えてください。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) センサー式なので暗くなってから明るくなるまでということで、月ごとに変わってきます。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) ちなみに、この年間電気料はあるのですけれども、年間の総電力量というのは幾らぐらいになっているか、わかりますでしょうか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) その辺は確認しておりません。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) それでは、後でもし確認できたら教えていただければと思います。
  次の質問としましては、今契約している電気代の単価の推移を教えていただけますでしょうか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 防犯灯につきましては、設置1カ所の契約となっておりまして、今現在単価で1カ所407円、LEDにしますと約182円となっております。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) キロワット当たりの値段が、キロワット当たりそのぐらいかかるということですか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 防犯灯についてだけで、防犯灯につきましては設置1カ所幾らということでございます。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 設置ではなくて、その電気の値段ですね。電気の値段を教えていただけますでしょうか。電気代。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 電気の量の単価ではなくて、設置1カ所につきの単価でございます。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 今の質問に関しまして、去年は幾らだったでしょうか。平成26年も25年も一緒だったのでしょうか。407円と。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 去年から変わっておりません。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 年間電気料なのですけれども6,549万5,000円、これは平成26年ですが、平成25年を調べてみましたらば5,796万2,000円、平成24年を調べてみましたら5,167万1,000円ということで、値段がどんどんどんどん上がってきている状況でして、この要因というのは何だと考えておりますでしょうか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 毎年、防犯灯の新設や建てかえで増設しておりますので、ふえたものだと思っております。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) その防犯灯、道路照明がふえている数というのが1%、2%ぐらいしかないのですが、この電気代の上昇というのは、調べてみると大体平成25年から26年になりますと753万3,000円上がっていまして、これは11%も上がっているんですね。これはどう考えても設置の数よりも上がっておりまして、電気代が上がっているとしか考えられないのですけれども、単価として幾らぐらい推移しているのか教えてください。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 途中から24、25と料金が上がったことが原因だと思います。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 電気代が上がったということでよろしいですよね。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 平成24年から25年のときにも、実は10%ぐらい上がっていまして、平成25年から26年のときにも11%上がっていると。これは今後も恐らく電気代というのは上がっていくと思うのですけれども、LEDなどでその対策をしていかなければ、この財源を無駄にしていくということにもつながるかと思いますので、ぜひLEDの導入を早く進めるようにご検討よろしくお願いいたします。
委員長(青柳信義君) 藤原委員。
委員(藤原 峻君) 今の質問なのですが、LEDに導入するようなことは考えておりますでしょうか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) LEDのリース事業を今検討中でございます。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。出川委員。
委員(出川博一君) 実績報告35ページ、2つだけに絞りますので、大きく2つです。
  ここのところの事業決算概要で、緊急雇用創出事業臨時特例交付金事業、これについて、先ほど新商品のやつについては、1社2つの商品を開発しましたというお話だったのですけれども、これは先ほどの答弁では、金額とかそういうやつは把握していないということだったのですけれども、私これ、去年もこれを聞いているのですよ。そういうのをちゃんと把握してその効果を図らないと、何のための事業の、県からの支出金だから、ただ委託すればいいんだというのではなくて、きちっとその効果を図らなければだめだというふうに1年前も話しているのですけれども、もう一度その観点で売り上げを把握しておられるかお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 確かにご質問いただいていました。それで、商工会さんのほうにも調査してもらいたくお願いしたところ、やはり事業所のほうでその分の売り上げだけということは出せないということだったものですから、売れていることは売れていますよという回答のみでした。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) あのね、これ県からお金が来たから、ただそれを商工会に丸投げして委託すると。その効果もはからないと。これは本当に町の事業として正しいやり方ですか。お尋ねします。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) そのような内容で、今後報告もらうような形でしてまいりたいと思います。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) この事業に関して、この三、四年で約2,000万以上の金を突っ込んでいるんですよ。その結果について、いや、商工会に委託しましたのでよく把握していませんということではなくて、次年度からは、次年度というか今度の決算からはきちんとその辺を把握して、こういうふうな形でこの商品についてこうしましたと。今後についても、さらに開発、売り上げを促進していきますというような、そういう形でぜひ答弁できるような体制をとっていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) そのようにしてまいりたいと思います。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) それと、ここに同じ事業の中で観光誘客業務というのがありますけれども、これは具体的にどのようなことをされたか、お尋ねします。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは、十三夜 魂のふるさとまつりで、ご来場いただいた方々にしんまち地区を紹介してもらっています。それから、商工会で実施します桜まつりなどにおいても、観光案内をしていただいているところでございます。また、特に11月22日にいい夫婦ということで、仙台市に在住の方を対象に、60歳以上の夫婦を対象に富谷町に来ていただきまして、観光、それから、その新商品などを提供しているところでございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) これも商工会の委託業務になっているのか、お尋ねします。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) はい。全て商工会のほうで実施していただいている事業内容です。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでその観光誘客について、やっぱり数字は押さえてはおられないということなのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) いい夫婦の参加人数だけは報告いただいています。24名。12組の夫婦の方が参加しましたということで報告いただいています。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) この件についてはこれ以上お話ししませんけれども、次からはぜひそのような体制でお願いしたいと思います。
  それから、その下の林業技術なのですけれども、これについても、これは3年間で、ここも2,000万ほど県費、いわゆる県支出金を使って、森林組合さんに1人お願いしてというようなことで、午前中の答弁では、その方が正式に正規職員として採用されたということなのですけれども、その方は、これから町の事業にどういうふうな形でかかわり合っていただけるのかお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 補助期間中は簡易的な倒木の処理とかすり切りとか何かでお願いしてやっていただいたところですが、今後は職員ということですので、正職員ということですので、町でも森林組合を通しての委託事業がありますので、そういう委託事業の中で一緒にやってもらえるのではないかと思っております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、やっぱり森林組合を通じて業務を何かするときに、そこに行って初めて町の事業に協力していただけるというような理解の仕方でよろしいのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 具体的にその方が委託事業に加わってもらえるかどうかはわかりませんが、職員としてなっていますので、黒川森林組合に委託したときには、職員の一人として実施してもらえるのかなと思います。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) この特例交付金事業については、前々から何回も問題提起して、全然改善されてないというところがございますので、これについては本当に真剣になって、毎年だと600か700ぐらいなのですけれども、それがずっと続いているわけですから、この以前のあったやつも入れると1億ぐらいの金がここに投入されております。ですから、そういう意味では、何ていいますか、雇用するから、県からそういうあれが来たからということで安易に流れているような気がしてしょうがないのですけれども、その辺について見解をお尋ねしたいと思います。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まず、雇用が図られたということでは評価していただきたいと思っていますし、それから、事業内容も、委託することによって町で取り組むことができたということで思っているところでございます。
  これから27年度においても新商品は実施していますので、今後、実績に当たっては注意してまいりたいと思います。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、続いて43ページ。ここに制度融資事業がございまして、ここの中小企業振興資金の26年度の新規融資枠はお幾らだったのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 融資された額でよろしいのでしょうか。(「26年度の新規融資枠です。たしか26年度は2億8,000万だと」の声あり)はい。2億8,000万で毎年行っています。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、26年も同じ2億8,000万ということですか。はい、わかりました。
  それで、この振興資金の残高は幾らになっているのでしょうか。27年3月末でも、どの時点でも構いませんけれども。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 実績のほうで、31件の2億3,830万ということで貸し出ししているところであります。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) それは、いわゆる26年に新規に貸したやつということですよね。ではなくて私聞いたのは、今までその前の年も貸しているので、それ残高として残っているので、それはある時点での現在残高はお幾らでしょうかとお聞きしているのですけれども。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 未償還ということでよろしいですか。(「はい」の声あり)3月31日で6億1,673万9,000円となっております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) それで、これの利子補給ございますけれども、利子補給は多分1%だというふうに思うのですけれども、これは6億1,600万に対して1%の利子補給がこれからも毎年続いていくと、残高は減っていく、あるいは新規もありますから横ばいなのかわかりませんけれども、そういう形で毎年このぐらいの負担があるというふうに考えてよろしいのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 毎年融資のほうがふえていますので、利子補給についても逆にふえていくのかなと思っております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) そうしますと、利子補給金に関しては債務負担行為をしているのですけれども、これの累計額はお幾らになりますでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) その辺ちょっと算出していないもので、後で提出します。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 私はね、債務負担行為というのは、後で負担となってくる部分ですので、これは行政の立場として、当然、今時点での総額を把握して、計画的なといいますか、いずれは出ていくのですから、繰上完済して早目に返済しない限りは、毎年600万から700万出ていくわけですから、その辺のところのリスク管理はぜひお願いしたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) そのようにしてまいります。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 損失補償についてもお聞きしたかったのですけれども、損失補償についても、これは債務負担行為をしておりますので、この辺のところもよく見ながら、去年の決算委員会で1億5,000万ぐらいまでは預託を積んでいきたいというようなお話がございまして、それって本当に大丈夫かなという私、商工振興しなくてはないというのは、それはよくわかるのですけれども、それと町のリスク、いわゆる先々のことを考えた、その辺も踏まえながらぜひ今後の政策運営をしていただきたいというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 確かに単純ではございますが、今現在の融資額をスライドさせますと1億5,000万ぐらいのということでなっています。その辺は今後も財政当局と検討してまいりたいと思っております。(「終わります」の声あり)
委員長(青柳信義君) それでは、ほかに質疑ございませんか。若生委員。
委員(若生英俊君) 3点について質問させていただきたいと思います。
  決算書106ページであります。除融雪費用ということで、平成26年度決算額が1億2,400万余ということとなってございます。この26年度について、交付税等、特別交付税等だったかと思いますけど、?補あるいは手当てされた額があるのかどうか、まず1点目お伺いいたします。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 補助金等はございませんでした。
委員長(青柳信義君) 若生委員。
委員(若生英俊君) この額がそのまま一般財源からの支出というふうなことでよろしいわけですね。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) はい、そのとおりです。
委員長(青柳信義君) 若生委員。
委員(若生英俊君) それでは、さかのぼるところ4年ぐらい、22年からの25年までの4カ年について、除融雪費用と、そしてまた先ほどの交付税等で手当てされた額があるかどうか質問いたします。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) まず平成22年度、除融雪事業費が1億494万8,550円、平成23年度が1億5,584万9,400円、平成24年度が1億6,435万3,350円、25年度が1億5,110万250円。補助関係はございませんでした。
委員長(青柳信義君) 若生委員。
委員(若生英俊君) それでは、除融雪の対象につきましても、1次路線、2次路線、5センチでの融雪、除融雪、10センチでの除雪というふうなことでありますけれども、それぞれ1次路線の総延長、そしてまた2次路線の総延長をお願いいたします。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 平成26年度でよろしいでしょうか。1次路線が94キロ、2次路線が81キロとなってございます。
委員長(青柳信義君) 若生委員。
委員(若生英俊君) そのような中で、とりわけ具体的な場所ということで太子堂の団地を見たときに、除融雪対象から除かれ、除融雪、そしてまた除雪からも除かれる、道路1本置きに除雪されてというふうなことを耳にしました。その中で、ある時期その路線に数軒しかないというふうなことで、合理性、客観性はあったのではないかなというふうに思いますけれども、現状、大変なる勢いで全ての路線沿いに住宅が張りついてきているこの現状の中で、そのような1本置きというふうなあたりの合理性が、合理的な説明というふうなことで住民理解が得られるかどうか、この辺のところを問題意識として感じたところです。したがいまして、この太子堂の団地の中で、今現状、いわゆる除融雪、除雪、1次路線、2次路線から外れている路線、全体の中でどれくらいの距離数があるものやら、質問いたします。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 今のところちょっと資料不足なもので、後でお示しします。
委員長(青柳信義君) 若生委員。
委員(若生英俊君) このように申し上げるのも、やはりどの団地も共通するところでありますけれども、高齢化というふうなあたりがやはりキーワードになるのではないかというふうに思うのですね。そういう意味で26年度、間もなくの11月からの期間となりますけれども、そのような件と除融雪路線の拡大というふうなことで検討されるのかどうか質問いたします。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 毎年路線につきましては、その都度検討しまして、毎年の1次路線、2次路線というような決め方をしております。
委員長(青柳信義君) 若生委員。
委員(若生英俊君) この問題の最後となりますけれども、小型除雪機の活用について、26年度、内容について質問いたします。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 26年度は1回だけの活用でございました。
委員長(青柳信義君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 大きな2つ目でありますけれども、決算書108ページです。工事請負費2目の道路維持費、そしてまた5目の道路改良費、この2つを取り上げて質問いたします。
  平成26年の道路維持費2億6,000万余、そしてまた道路改良費が2億2,000万余というふうなこととなります。合わせて5億円弱というふうなこととなります。工事請負費、この2つの2目、5目の工事請負費合計額、26年度の合計額、そしてまた26年からさかのぼって4年間、22年度からの今2つの目の合計工事請負費をお願いいたします。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 目の合計でご説明します。
  道路維持です。平成22年度3億1,456万5,868円、平成23年度2億8,898万3,220円、平成24年度5億3,668万7,905円、平成25年度が5億2,099万6,588円となっております。
  道路改良費。平成22年度1億5,103万6,216円、23年度1億9,298万8,672円、24年度3億5,690万2,456円、25年度3億7,615万1,089円となってございます。
委員長(青柳信義君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 結局それぞれの工事請負ということになりましたけれども、平成26年度の2目の合計額を超えた年度はありますか。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 超えた年度が、道路維持で2カ年、道路改良費で2カ年ございます。
委員長(青柳信義君) 若生委員。
委員(若生英俊君) それはそのまま合計額、26年度を超えているということでよろしいですね。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) はい、そのとおりでございます。
委員長(青柳信義君) 若生委員。
委員(若生英俊君) それでは最後の3つ目です。
  きのうの福祉3課の質問と同様でありますけれども、建設部2課の決算ベースにおけます歳入歳出の決算総額をお願いいたします。
委員長(青柳信義君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 都市整備課分、歳入が2,636万2,161円、歳出が9億3,312万5,730円、歳出から歳入を引きまして9億676万3,569円となってございます。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。
     (「なし」の声あり)
委員長(青柳信義君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  議案に対する討論を省略し採決いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
     (「異議なし」の声あり)
委員長(青柳信義君) 異議なしと認めます。よって、これより採決をいたします。
  認定第1号 平成26年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに賛成委員の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
委員長(青柳信義君) 起立多数と認めます。よって、本案は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。
  以上をもちまして本日の議事を終了いたします。
  本日はこれにて散会いたします。
  ご苦労さまでした。
     午後2時15分 散会

平成27年決算審査特別委員会(第4号)

平成27年10月2日(金曜日)

富谷町議会決算審査特別委員会は、富谷町議会議場に招集された。

出席委員 19名

  • 委員長 青柳信義
  • 副委員長 相澤榮
  • 委員 安住稔幸
  • 委員 渡邊俊一
  • 委員 出川博一
  • 委員 菅原福治
  • 委員 高橋正俊
  • 委員 浅野直子
  • 委員 山路清一
  • 委員 佐藤克彦
  • 委員 長谷川る美
  • 委員 西田嘉博
  • 委員 佐藤聖子
  • 委員 藤原峻
  • 委員 齋藤秀行
  • 委員 畠山和晴
  • 委員 若生英俊
  • 委員 浅野武志
  • 委員 金子透

欠席委員 なし

職務のため出席した者の職氏名

  • 議長 浅野幹雄

説明のため出席した者の職氏名

  • 町長 若生裕俊
  • 副町長 大庭豪樹
  • 福祉部長 小野一郎
  • 福祉部長寿福祉課長 中山高子
  • 福祉部長寿福祉課技術参事兼保健福祉総合センター所長兼高齢者施策専門監 安積春美
  • 福祉部長寿福祉課長補佐 佐々木浩
  • 福祉部健康増進課長 郷右近衛
  • 福祉部健康増進課長補佐 伊東大助
  • 福祉部健康増進課長補佐 菅原順子
  • 総務部長 山田豊
  • 総務部税務課長 吉田尚樹
  • 総務部税務課参事兼徴税特別対策監 高橋作喜男
  • 総務部税課長補佐 遠藤勝彦
  • 建設部長 奥山育男
  • 建設部上下水道課長 石川康一
  • 建設部上下水道課参事 相澤友子
  • 建設部上下水道課長補佐 内ケ崎考一

議会事務局職員

  • 議会事務局長 亀郁雄
  • 次長 富澤裕
  • 主幹 長瀬千鶴子

午前10時00分 開会

委員長(青柳信義君) 皆さん、おはようございます。
  本日の出席委員は19名であります。定足数に達しますので、直ちに「決算審査特別委員会」を開きます。


     認定第2号 平成26年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
委員長(青柳信義君) 認定第2号 平成26年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
  これから担当課長へ内容の説明を求めます。健康増進課長。
  [健康増進課長が決算書のとおり内容の説明を行った。]
委員長(青柳信義君) 以上で、説明を終わります。
  これより一問一答による質疑に入りますが、質問者及び答弁者は要領よく簡潔な質問と答弁、そしてスムーズな議事進行にご協力くださるようお願いいたします。また、質疑は、ページ、款・項・目を明示され行ってください。
  それでは、質疑ございませんか。渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) この国保関係なんでありますけれども、この予算について一般会計からの繰り入れ、総額で幾らになっているのかお示しを願いたいと思います。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 160ページにございます2億2,070万4,220円でございます。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) それでは、国保関係の基金の残高をお示し願いたいと思います。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 13億378万円でございます。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) ちょっと私わからないもんですからお聞きするわけでありますけれども、この13億円基金をお持ちになっているということであります。改めて一般会計からの繰り入れなしでも運営できるのではないかと、素人ながらちょっと思うわけでありますけれども、そういったわけにはいかないんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 事務費などにつきましては、一般会計とかの繰り入れとかということでの運用になっておりますので、この辺については必然的に湧いてくる数字でございます。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) それで、その事務費関係について幾らになっておりますか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) お待たせしました。5,761万991円でございます。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) そうしますと、2億2,000万円の一般会計からの繰り入れ、そして事務費計が5,700万円程度ということでありますと、かなりの差がありますよね。そして、もう少し一般会計からの繰り入れを縮小できるのではないかと思いますけれども、そういうような考えはできないんでしょうか、お尋ねします。
委員長(青柳信義君) 福祉部長。
福祉部長(小野一郎君) 国保の制度上、国民皆保険の中の1つというような根幹をなすわけでございます。それで、繰入金の中に保険基盤安定負担金、あと出産育児金、あと他に高度の、そういったものにつきましては、国の法律に基づきまして3分の1とか3分の2を繰り入れなさいということで、法定で決まっているものでございます。
  事務費については5,000万円ほど繰り入れておりますけれども、それ以外のものについてはその法定にのっとった形で繰り入れてございます。その財源補?のための制度ではなくて、あくまでその法律に基づいてあまねくその財源は法律にのっとった形で拠出すると、そういう制度でございます。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) そうしますと、事務費以外については、その法定に基づいた金額があるから、2億二千何がしという金額が出てくるという形なんですか。
委員長(青柳信義君) 福祉部長。
福祉部長(小野一郎君) 今、先ほど申し上げましたとおり、その趣旨にのっとって、あと法律に基づいて繰り入れをすると。もちろん国県負担金も入ってございますので、それに合わせた形で町も負担をするということになっております。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) そうしたら、今法定に基づいた金額、実質幾らになっているかお示しを願いたいと思います。
委員長(青柳信義君) 福祉部長。
福祉部長(小野一郎君) まず、事務費等除いた数字になってございますけれども、繰入金の他会計2億2,000万円、そのうち事務費がたしか5,700万円ほどですから、残りの1億数千万円、それが法定にのっとった形での繰り入れということになってございます。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) その分については、間違いなく一般会計からの繰り入れなければならないというような趣旨のもとにやっておられるということで捉えてよろしいんですか。
委員長(青柳信義君) 福祉部長。
福祉部長(小野一郎君) そのようになってございます。保健基盤安定負担金につきましては、繰入金につきましては、やっぱり軽減策をして、できるだけ国保加入者の方についての費用の分についての軽減を図るというのは趣旨ですし、あと出産育児一時金につきましては、その法律に基づきまして子ども・子育て社会の実現ということで入ってございます。あと、財政安定化費につきましても国保の脆弱な財政基盤を補?するという、そういう趣旨のものでございますので、全て法定に基づいた繰り入れということになってございます。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) その件についてよくわかりました。
  しかし、一般会計から繰り入れをし、そしてなおかつ基金残高がずっとふえてきた経緯があるわけであります。そこで、私はその法的な措置というか、そういうものよくわからなくて質問するわけでありますけども、その一般財源から繰り入れた部分、そしてなおかつ基金がふえてきたというような状況の中で、一般会計に戻すようなことは法的にはできないんですか。
委員長(青柳信義君) 福祉部長。
福祉部長(小野一郎君) この剰余金につきましては、皆様の保険税等によりまして繰り越されてきたもので、最終的には13億円ほどの基金ということになってございます。この繰り入れについては、先ほどからお話ししているとおり、法定で入ってきたもので、最終的にはプールされて13億円という数字にはなりましたけれども、その戻し入れという制度は特にございません。法定外に繰り入れしているそういう保険者があれば、その分はまた返すということもあり得るかと思うんですけれども、あくまでその法定に基づいた繰り入れですので、それに基づいて剰余金出ましたから返すよということではありませんし、足りなくなったから入れますよという、そういう制度のものではございませんので、その辺のところはご理解いただきたいと思います。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) 内容はよくわかりました。
  しかし、私は、一般会計からの繰り入れということは、決して国保税からだけの繰り入れではないはずでありますから、要するに一般的に皆さんから徴収している税から繰り入れるというような状況にあるわけでありますので、そこで、その基金がたまってきてしまっているというか、まあしまっているというとおかしい話でしょうけれども、このくらいの基金になってきた場合に、一般会計、我々一般住民からのあらゆる税を統括して、今回なんかは2億二千何がしの一般会計からの繰り入れをしておるわけでありますから、何か矛盾があるのかなと思って今質問させていただいております。何かそういった手だてというのは、100%はないものでしょうか。
委員長(青柳信義君) 福祉部長。
福祉部長(小野一郎君) その13億円という数字そのものでいきますと、やはりなかなか理解しがたいところもあろうかと思います。
  国保そのものの歴史的背景もございまして、昭和36年からの皆保険・皆年金制度の中で、やっぱり地域に根差した保険ということで、あとまた将来的に、その年代によって、保険、年金から離れた方が最終的に国保に来るという歴史的な背景もございますので、やはり皆さんで支える、そういう保険制度ということでご理解をいただきたいと思います。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) その件については重々認識している立場であります。しかしながら一般会計からの繰り入れをしながらやっぱり運営をしていっているというような状況で、なおかつ基金残高がふえてきているというような状況でありますから、何らかの形での対策が必要でないのかなと思いながら質問させていただいた経緯であります。
  確かに、65歳以上になってきますと、当然国民健康保険に加入する率が大分多くなってくるわけでありますから、その時点でお互いに恩恵をこうむるということは十二分にわかるわけでありますけれども、今現在の状況からすると、やはり社会保険関係に加入している方と、国民健康保険に加入している方では全く、個々に出し合っている税の平等性から考えますと、ちょっとふぐあいがあるのではないかなと、こんなふうに思ったもんですから、改めてその辺をお聞きしたわけでありますけれども、何かそういう近い将来というか、大分古い時代からの流れでありますからなかなか変えられない部分もあるんだろうと思いますけれども、何かそういうような変えられるような状況というのを見出す方法というのは何かないのかどうか、その辺お聞かせ願いたいと思います。
委員長(青柳信義君) 福祉部長。
福祉部長(小野一郎君) 今までも議会等で答弁してきたことはあるかと思うんですけど、平成30年に県内統一化した国保という、そういうのも現在国の指導のもとに進めております。13億円という基金そのものもある程度住民の方からするとお金、突出した金額ではないかということで思われると思います。それもちょっと踏まえまして、その基金のあり方、将来的、平成30年の姿、そのところもちょっと兼ね合いながら、いろいろと検討はしていきたいなと思っております。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) よくわかりました。今現在、この国保関係について、一番最低限のベターなベースでの基金というのは幾らだとお思いですか。
委員長(青柳信義君) 福祉部長。
福祉部長(小野一郎君) 給付費の25%程度と言われております。この算定につきましては厚生労働省で出しているその基準に基づきまして計算をしておりまして、金額的にはもっと下がろうかと思います。ちょっと今手元に数字ありませんけれども、もっと下回ってもいいような数字になっているかと思います。
委員長(青柳信義君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) これで終わります。
そのもう少し下回ってもいいということでありますけれども、13億円というその基金、そして実質その基金として持ち合わせなければならない部分が本当に幾らなのか、その辺をはっきり明記させていただいて、そしてその基金をどのようにやっぱり運用をしていくのか、それを今からいろいろ精査しながら、執行部として検討していかなければならない部分が当然あるだろうと思って質問しているんですけれども、改めてお聞きをいたします。
委員長(青柳信義君) 福祉部長。
福祉部長(小野一郎君) そのようなところ十分精査していきたいと思います。先ほど平成30年の県の統一化というようなお話をさせていただきましたけれども、その辺については宮城県の広域連合のような形になろうかと思うんですけれども、分布金という形で賦課金が、制度が出てきます、その辺は人口割なりなんなりだとは思うんですけど、具体の数字は出ておりませんので、そこのちょっと加味しながら、その13億円という数字がひとり歩きしないように十分精査していきたいなと思っております。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。菅原委員。
委員(菅原福治君) それでは、実績報告の168ページの、私はジェネリックだけ、1点だけ質問させていただきます。
  ジェネリックだけなんですけど、1つは、ジェネリック今進めているわけですけど、我が町の目標値、正規品に対しての後発の目標値を教えていただきたいんですが。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 国の基準でしかございませんけれども、30%ということでございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 我が町の実績は何%でしょうか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 数量ベースでございますけれども、一般対象と合わせまして39.2%でございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 奥山さん笑ってますけど、これ他市町村、県の、比べるとどのくらいの位置づけになっているか教えていただきたいんですが。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) ちょっと他町村の比較したものはちょっと手元にございませんので、後ほどお示しさせていただきたいと思います。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) それでは、要は医薬品の適正化に向けて、ジェネリック医薬品の啓発に努めたとありますけど、これどんな方法で取り組んだのか教えていただきたいのですが。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 保険証を新規に渡す方には、チラシ、それからジェネリックのシールございますので、その辺やっております。あと、随時更新なりされる場合も、同じようにシールなどを発送して啓発に努めているところでございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) それ、新規とか切りかえのときに行っていると。それの方法、病名とかなんかはどうなっているんですかね。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 済みません、もう一回質問ちょっとお願いします。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 今課長が新規の保険証発行とか、切りかえの発行時にジェネリックの勧める告知をしたということの回答だと思うんですけど、本人にとってはそれでわかるんでしょうか。自分は、例えば風邪だとか、糖尿病だとか、それに全部薬名が、薬名というんですか、薬の名前が入っているんですか、その通知の中に。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 決算でもお話ししましたけれども、ジェネリックの差額通知というものを出しておりまして、医療費通知、それからジェネリックの差額通知も出しておりまして、ジェネリックの差額通知出す段階でも……。済みませんでした、医療費、年3回通知しておりますけれども、その際にもPRしております。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) それは結果に対してですか、それとも今かかっている病気で、そのジェネリックを勧める通知なんですか、それとも結果の報告ですか、それ3回というのは。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) ジェネリックの通知も年3回やっておりまして、こういう薬を使いますと安くなりますよという内容にもなってございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 私、国保じゃないのでちょっと本当に申しわけないんですけど、私のは参考までに、個人名で来るんですね。そして、今使っている薬がこれですと、同じなのかな、額がこれですと、4,000円なら4,000円、5,000円なら5,000円、最も安いジェネリックですと2,000円ですと、通常使われているのは3,000円ですとかね、そういう個別に合ったので、今かかっている最中に来るんですよ。そういう方法でしょうか。ちょっといまいちわからないんだな。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 治療中の通知ではなくて、レセプトなどさまざまちょっと月おくれではございますけれども、そういうタイミングで医療を受けてからの通知というような格好になります。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) それでも一つの啓発になると思うんですけど、やはり今通っているときの、自分の病気に対しての薬に対してタイムリーな部分がないと、やっぱり減っていかないと、これは39と言っていますけど、もっともっと上がるはずなんですね、その辺は。その辺は導入の予定というか、そういう考え方はどうでしょうか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) やっぱり菅原委員おっしゃいますように、そのときそのときでわかれば非常にいいと思います。ただ、連合会に委託してのことでございまして、どうしてもそれらをタイムリーにということが対応できないというのが実情でございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 私は何も自慢するわけじゃないですけど、そういうほうがもっともっと減る、ジェネリックがふえるんじゃないかなという思いなんですよね。
  それと、あともう1つ参考になるのが、ジェネリック処方率の高いお近くの医療機関も載っているんですよ。例えば私の通っているお医者さんの近くの、ここの病院はあれですけど、ジェネリック1、2、3、こういうところで結構勧めていますよということで、薬局名と電話番号と所在地、この辺も案内してくれているんですね。ここだとジェネリック勧めてくれますよと、そこまでしてくれているんですね。だから、連合会でしょうけど、その辺を連合会にも働きかけるなり、ぜひしていただきたいんですが、いかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 非常に近くの医療機関を紹介するということはすごい内容だと思います。その辺につきましても、連合会とまだちょっと細かい話はしておりませんけれども、そういうふうな話があった折には、いろいろ提案したいなというところでございます。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 決算書の153、154でお尋ねします。
  国民健康保険税が書いていて、調定額、収入額とあって、収入未済額というのがありますが、これはその3月31日だと思うのですが、その後ここで入ってきた分は幾らになって、現在幾らその収入未済額になっていますか。
委員長(青柳信義君) 税務課長。もとい、徴税特別対策監。
徴税特別対策監(高橋作喜男君) 調べたところ、56%の(「金額」の声あり)失礼しました。金額といたしますと、64万7,800円ほどの残ということで(「ちょっと待ってくださいね」の声あり)申しわけございません、収入未済額ですよね(「はい」の声あり)申しわけございません、ちょっと私勘違いいたしまして、別な数字持ってたもんですから。
  現在、滞繰で収入になっている部分で申し上げますと、3,027万6,715円というふうになっております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 1項1目のところで、2億5,758万9,405円がその収入未済額になっている、全体の収入未済額になっているということですが、これがその後入ってきた金額については幾らなのでしょうかという質問ですが、どうでしょうか。
委員長(青柳信義君) 徴税特別対策監。
徴税特別対策監(高橋作喜男君) ですから、今申し上げた数字が今現在入ってきているという状況になっております。
  済みません、3,027万6,715円になっております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) はい、ありがとうございました。
  実績報告書です、164ページですが、その国保の加入世帯がちょっとだけですけど減ってきているということなんですが、去年と比べて。これはどのようなことが考えられるんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 被保者数の減の理由でございますよね。75歳になりますと後期高齢のほうにまいりますので、その辺のマイナスが大きいのかなというところで見ております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 後期高齢者だとすると、これから団塊の世代がだんだんこういうところに近づいていくわけですが、そうすると、しばらくこの傾向は続いていく、国保の加入世帯は少なくなっていくということで考えていますか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 統計というか、指標ちょっとつくっておきましたけれども、当分ちょっと続くような様相ではございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 正規雇用で社会保険に入っている、協会けんぽなどに入っているという数については把握できているでしょうか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 実績報告書のほうの被保者の増減内訳にございまして、社保の加入、離脱の関係が26年ですと136件ふえているという数字で捉えております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 165ページです。医療給付費が載っています。1人当たりの費用というのが載っていますが、ここで見ますと平成26年は一般退職で32万1,258円と、平成25年度は30万9,578円でした。24年はどうなのかというと、調べましたところ、29万9,144円、23年は28万4,362円、平成22年は26万4,361円、5年間の間で5万6,897円増加しているわけですが、このあたりについては担当課としてはどういう検討をしたのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 医療の高度化というのがまず1つ伺えるかと思います。それから、長期化している町民の方もございまして、それがやっぱり入院されますと、どうしても高額というか医療費がかかるという方が若干多目になってきているところもポイントかなというふうに思っております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、心臓だとか脳の関係だとかという人たちが医療の中で多数になったり、長期化している、こういうことでしょうか。心臓だとかそういうことで高度の医療にかかるお金が非常に多くなっているという分析だということでいいのですね。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) まず、がんとかその辺がまず大きな要因でございまして、あと未受診者が自分は大丈夫だというふうに思っていた方が、ちょっと重症化するという場合もございまして、その辺の要因もあるかと思います。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 実績報告書159ページです。これは国保のところではありませんが、予防というところで、早期発見、早期治療ということで、この項目や対象を拡大したりして、住民健診を重視してきたわけですが、平成26年度の平均受診率、ここで言いますと34.8%とあります。平成25年が33.3、平成24年以降は資料のつくり方がちょっと違うので、同様に示すことはできませんが、年々受診率を上げてきているということはあるかと思うのですが、この点は年々上がってきていると見ていいのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 率も上がっては見えますけれども、受診者に対しても若干の興味を持たれた方がふえているのかなというふうにも、微増ですけれどもそういうふうな感じに見られます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 受診者がふえてきて、それで自分もしなければと思う人たちはふえてきたとすると、もっと医療費のところに関係して、1人当たりの医療費が下がってきたほうがいい、下がって来るべきだと私は思うわけです。せっかくこれだけのことをして、だけどこれがなかなかそこのところにつながっていないということがあるのではないかと思うのですが、住民健診と早期発見・早期治療、1人当たりの医療費の関係をどのようにごらんになっているのでしょうか、お尋ねします。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 佐藤委員おっしゃいますように、やっぱり病気にかからないというのが根源でございますので、その辺につきましては事業のほうを強化していこうということでの計画を練っているところでございまして、たまたまテレビの関係でいろいろがんで死亡したとかというようなことがニュースになりますと、そのときは意識持たれるかと思います。ただ、やっぱり何カ月か数カ月たちますと、その意識が薄れて、あとは忙しいというような気持ちも入りますと、どうしてもやっぱり受診率のほうが浮動するのかなというところかなと思っております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) さっき5年間の医療給付費といいますか、保険給付費のところをお話ししたわけですが、5年間で5万6,897円上がっていると。まあ5年前に戻すというようなことをしたときに、どんなことをすればいいのか。今の中で事業を強化していくという、健診なども強化していくということに尽きるかと思いますが、これはどうしていこうとしているのかお尋ねしたいと思います。医療抑制を図るとかって、全くそういうつもりはありませんで、誰もが安心して医療が、ぐあい悪くなったときには十分な医療が受けられる、そういうことを前提にしてお尋ねするのですが、その5年前まで適正なところというのはどの辺なのかは今のところではわかりませんけれども、年々、このままでいくと上がっていく、こういうのをどこかで抑制しないといけないといいますか、病気にならないようにすることが一番だと思うのでね、そのためにはどういうことをしていったらいいとお考えなのかお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) まずやっぱり、未受診対策ということに尽きるかなというところでございます。それと、病気というか、糖尿病とかその辺が多いなというふうにいろいろ統計分析はしている最中でございます。体型によりまして、体型がそうだから血糖が高いというものではございませんというようなのも統計的に出てきております。それで、ヘモグロビンa1cが多いということ、それから、体型にかかわらずそういう体質の方がいるなというふうなことにちょっと着眼しておりまして、それは国保データヘルス計画のほうでもう少し体型にかかわりなくそういうふうな食生活から起因するものがあるのではないかということで、いろいろ啓発していきたいなというふうに思っております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 健康な体をつくっていくためには食生活はもちろんありますし、運動だとかっていうことがあるということは、もう皆さんそれぞれよく知っているわけですが、私、今回この後で行われます一般質問の通告にもいたしましたけれども、プールを何とかしてほしいという要望がありまして、さまざまな今運動取り組んでいますよね、1回やったものをその後で引き続きやれるようにするだとか、そういうのをもちろんするんですけれども、このプールというのはなかなか希望者も多いものですから、これについての検討などはあったのでしょうか、お尋ねします。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 施設的な整備になるのかなと思われます。プールも健康づくりの1つかとは思いますけれども、当課のちょっと管轄外かなというところでもございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) はい、わかりました。
  先ほど同僚議員がジェネリックの話をしたわけですが、医療費がこれだけになってくると、やはりジェネリックの部分で39%という話でしたが、これを倍にするだとかということになっていくと、医療費全体の薬にかかるところが低くなってくるわけです。ところが、町から来るのでは小さな保険証、昔でしたら三つ折りになってでっかい保険証だったんですけど、小っちゃいカードみたいな保険証に小っちゃいシール張るというだけになっているので、なかなかわかりづらいかなというようなところもあるわけで、これは工夫が必要だろうと私も思いました。今後についてここで医療費削減ということをもっと考えていくために、担当課として検討してほしいと思います。ただ、医療機関では新しい薬を使って、ジェネリックは嫌だというドクターもいるようで、そこのところはさっきの話の中にもありましたが、さまざまなやり方あるようで、ぜひ検討してほしいと思っていますが、その点についてはどうでしょうか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 佐藤委員おっしゃいますように、ドクターが嫌う場合もございます。ただ、精神疾患関係のジェネリック薬品につきましては、やっぱり効き方がちょっと不安定だというドクターもおりまして、なかなかそこには踏み切れないという話もございます。そうすると、そっちのほうの、精神疾患のほうの罹患者が多ければ、ちょっと率は上がったとしてもその辺は先発薬品で進むのかなというところでございまして、あとはシールの工夫なりなんなりも考えてはおりますけれども、薬局のほうも厚生労働省のほうからいろいろ指導が入っているようではございまして、この薬ですとジェネリック使いますよということで、逆に薬局のほうで受け付けるというような格好になりつつあるということでございますので、引き続き町のほうもそういうふうにして進めていきたいと思っております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 実績報告書の167ページです。健康保険税についてお尋ねします。
  現年度分の収納率ですけど、94.9%、平成25年でした。ことし、平成26年度は96.6%になったわけです。これというのは、私が思いますには国民健康保険税の減税によってここまで伸びてきたのではないかと思いますが、この点についてはいかがお考えでしょうか。
委員長(青柳信義君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) まず、今伸びている理由といたしましては、今言った国保税率の引き下げによって納めやすくなっているという、そのような要因も当然あるかと思います。この一番大きいのはやはり21年から滞納整理のあり方ということで、滞納整理機構と連携をしながら、その滞納整理を進めてきたというところ、大きな要因の1つとなっております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 済みません、基本的な数でお尋ねします。国保税1人当たりの平均額はいくらですか。
委員長(青柳信義君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 167ページの(2)のほうに載っているかと思います。26年度で10万4,761円ということでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 1世帯当たりの平均額はどうなりますか。
委員長(青柳信義君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 1世帯当たりの平均にいたしますと、15万8,400円となっております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 国保加入世帯の平均所得はどれぐらいと見ていますか。
委員長(青柳信義君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 世帯の平均所得、26年度ベースで申し上げますと159万円ほどとなってございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) その159万円以下の人たちの、これ以下の世帯数については把握していますか。
委員長(青柳信義君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 平均での数字ですので、国保世帯の半分の方がこの以下になるのかなと思うんですが、詳細何世帯ということで把握はしてございません。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 決算報告書の中でですが、177、178ページです。備考のところに財政調整基金積立金7,638万4,383円、これはその平成26年中に一度積んだという金額でいいのですね。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) そのとおりでございます。
委員長(青柳信義君) この際、11時10分まで休憩します。
     午前10時58分 休憩


     午前11時10分 再開
委員長(青柳信義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、その後で、決算の後に5,000万円を基金に積んだということで、今回は全体で1億2,638万4,383円の基金の積み増しがあったということです。だと思うんです。それで、先ほどあった基金残高については十三億何がしという金額になっているということでいいのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 決算書の181ページで実質収支に関する調書にございまして、この数字でございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 申しわけありません。それでは、繰り返しになりますけれども、現在の基金残高をもう一度お願いします。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 13億5,500万円ほどでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 先ほどお示しくださった金額とは少し違うようですが、13億5,500万円ということでお話を進めたいと思います。減税がたびたび、2回行われたわけですが、それでも国保世帯からするとなかなかこれは重いものだと。制度上仕方がないと言えば仕方がないような仕組みになっているので、そうだと思うんですが、こういう中で滞納している世帯もたくさんあります。その滞納世帯に対しては資格証の発行はなくなりましたけど、短期証の発行はいまだにあるはずです。1カ月証、3カ月証、6カ月証の世帯数をお知らせください。
委員長(青柳信義君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) それでは内訳を申し上げます。168ページ、ちょうど中段になります。短期証の保険証等というところで、26年度269件ございます。この内訳ですが、1カ月証47件、3カ月証121件、6カ月証101件となっております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) これは全てとりに来てもらうというやり方を引き続きやっているのか、速やかに郵送しているというのかお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) これにつきましては、納税交渉、それから今の現状把握するために、町のほうにとりに来ていただいているような状況でございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、今現在ですが、今10月の1日から新しい保険証になりましたけれども、その中で本人に渡っていないといいますか、とめ置いている数はどれくらいになっていますか。
委員長(青柳信義君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 先ほど申し上げた件数につきましては26年度の実績でございますので、今現状ということであれば27年度となります。27年度につきましては、今対象者1カ月証から6カ月証まで合わせますと231件となってございます。交付している件数が93件ということで、4割の方に今渡しておりますが、残りの6割の方につきましては、今も現在預かっているというような状況でございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) たびたび申し上げているように、保険証がなければ受診をすることもなかなか大変ですので、速やかに渡す、郵送する、そしてその生活実態がどうなのかというのはまた別途するべきだと思いますが、この点についてはどうでしょうか。
委員長(青柳信義君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) また別途というお話なんですが、やはりこういう機会でないとなかなか交渉ができないという実態です。滞納整理を進める上でも住民ときめ細な対応の一環として、やはり窓口のほうに来ていただくというやり方は今後も継続していきたいと思っております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 滞納整理機構の話が出ましたけど、それには64人の人たちが移管されているわけですが、そこの64人の人たちの滞納額の中に占める国保の滞納、これは大体どれぐらい占めているものでしょうか。
委員長(青柳信義君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 滞納整理機構にお願いしている中で、国保税の割合は61%ほどとなってございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 国保税が1月払えなくなると物すごくつまずいた格好で、次から次へと納められないというのが現状にあるということがわかるかと思います。そのためにはやはりこの国保税の引き下げがどうしても必要だということで、先ほどの基金残高、13億5,500万円ですが、これを保有しておかなければならないということで、給付費の約25%ぐらいは持っていたほうがいいということがありましたし、それから、以前に同僚議員が質問したときに、4億円か5億円だというような金額も出ていたかと思います。給付費が今25億円だとしても、やはり5億円ちょっとぐらいあったらいいのか。5億円あったらいい。そうすると、13億円の中では持ち過ぎだということが言えるわけですよね。この持ち過ぎている分を被保険者に返していくということがどうしても求められると思いますが、その点については検討したでしょうか。
委員長(青柳信義君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私のほうからその辺についてお答えさせていただきます。
  現在、先ほど来ずっと答弁で申し上げしておりますように、現在基金高につきましては、やはり13億円というのは多いという認識は私も同感であります。ただ、やっぱり平成30年度の都道府県化の段階でどのぐらいの数値が、負担が来るかというのが全く今想定されない状況にあるもんですから、そこを含めてある程度鑑みながら、ただやはり13億強の今基金があるというのは現実ですので、負担軽減に今後努めたいというふうに思っております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) ぜひその方向で検討してほしいところですが、限度額ですが、平成26年度、医療の分については51万円、後期高齢者の支援分は16万円、介護保険の納付分が14万円ということで、これ、81万円にもなるんですね。この世帯数は今現在何世帯でしょうか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。もとい、税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 26年度実績ベースで申し上げさせていただきます。75世帯が該当しております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 国がこの限度額を示してくるわけですけれども、これを富谷町でこのとおりやらなかった場合は、何か制裁的なものはあるのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。もとい、税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) これは条例改正におきまして限度額改正してございます。条例改正の際にも申し上げたかと思いますが、基本的には国の法改正に基づいて町の条例を直しておりますけれども、ペナルティ自体はございません。ただ、交付金等々について国・県から町のほうで受けるわけですけれども、その際に、当然限度額として試算したものとして交付されますので、その分町の財源が減るということにはなろうかと思います。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 限度額81万円の人が75世帯もいるということで、そうしますと条例改正をもって引き下げるということは可能ですからね。全体を考えてみて、住民本位ということ、それから、加入世帯に対してもっと軽減措置が図られるということであれば、それを計算しながらここまでだったらうまくいくのでないかということもできると思いますが、そういう検討もぜひ進めながら、今後についてやるべきだと思うのですが、どうでしょうか、お尋ねします。
委員長(青柳信義君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 限度額につきましては、国の税法に従いまして、町の条例についても同様の金額で推移をしていきたいと考えております。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。出川委員。
委員(出川博一君) それでは、私から大きな2件ほど質問いたします。
  決算書154ページ、ここのところに、収入の一番上のところに不納欠損額6,152万3,000円とありますけれども、これは25年と比べると2,660万円ほどの大幅増、いわゆる7割、8割増の数字になっているんですけれども、この要因は何なんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 徴税特別対策監。
徴税特別対策監(高橋作喜男君) 委員もご存じのように、不納欠損をする際に、適用される(「マイクの近くでしゃべっていただけますか」の声あり)大きく分けますと、不納欠損3項目ほどの3条分というかそういう事項で区分されるわけでございますけれども、その中で地方税といいますと18条、または15条の7等の条項に適用する滞納処分の停止期間等が消滅時効の期間になりますので、それがちょうど来た年という解釈をしていただければいいのかなと思っております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、先ほどから再三出ております21年度から滞納整理に力を入れたというお話がございましたけれども、21年度からいわゆる徴収権の放棄をしたというようなことでよろしいんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 徴税特別対策監。
徴税特別対策監(高橋作喜男君) 全てそういった状況のもとではございません。当然21年以前にも滞納案件はございましたので、それに基づいても整理をさせていただいておりますけれども、委員がおっしゃるとおり、先ほど税務課長のほうからも答弁させていただいた機構等の組織というか機関が整備されて、それに基づいてのこの滞納整理というところで充実してきている点もあるかなと思っております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 多分、今お話しになっているのは15条7の4項のお話かなと思いますけれども、これは実務的にはどのような形で判断されるのかお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 徴税特別対策監。
徴税特別対策監(高橋作喜男君) 今質問ありました15条の7の第4項というところでございますけれども、3つほど要件としましては財産がないこととか、滞納処分をすることで生活が著しく窮迫に落とされるというところとか、所在等の不明であるとか、そういった要件がありますけれども、それに基づいての調査、捜査、そういったところを逐次やっているところでございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) そうすると、それをいろいろ、るる調査して、滞納処分の停止をするんだろうと思うんですけれども、その後のその該当者の医療保険というのはどのような形になるんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 徴税特別対策監。
徴税特別対策監(高橋作喜男君) 基本的には現年分につきましては納期内に納めていただくというところで、こちらの不納欠損にかかわる滞納に関しては、そういった処分がなされた場合は不納欠損ですから当然なくなるという形になります。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) そうすると、具体的な例を言えば、生活困窮して、生活保護の受給資格が受けられたということになれば、その段階で保険料はぐっと下がるし、あるいは減免になるのかその辺はわかりませんけれども、そういうことでそこからは保険料はもらいますよと。そこまでのやつはいわゆる滞納処分の停止をしますよという実務的な区分けになるんでしょうか。お尋ねいたします。
委員長(青柳信義君) 徴税特別対策監。
徴税特別対策監(高橋作喜男君) 委員のおっしゃるとおり、その間についての調査して処分するという形になります。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) そうすると、ちょっとここで、余りにも大きな額で、6,100万円ということで、大きな滞納処分を一気にしたので、ちょっとこの先が不安なんですけれども、年次ごと、いわゆる15条7項の7の4項、いわゆる滞納処分停止後3年で不納欠損になるという形になるんですけれども、そういう意味で、21年度からどういう、7の4項に該当している人の金額を教えていただきたい。
委員長(青柳信義君) 徴税特別対策監。
徴税特別対策監(高橋作喜男君) 済みません、大変申しわけございません。今ちょっと手元に21年からの数字つかんでおりませんので、後でお示しさせていただきます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 結局、多分4項の該当者が多くて、3年たったので多分先ほどのお話しだと21年から始めて22年本格的にやりましたということで、多分22年度のやつが3,000万円とかそういう水準になったんじゃないかなと思いますので、その後もし、それがどんどん膨らんでいるのであれば、来年もまたさらに今度は7,000万円不納欠損しますよ、さらに先には1億円不納欠損しますよということになると、非常に国税の収支といいますか、その辺が危うくなるという気がしますので、その辺は調査してぜひお知らせいただきたいと思います。
  それでは、この収納未済額の年を追うごとに1億円レベルで下がっております。平成24年は4億9,500万円あったやつが、25年には3億9,200万円、26年は2億6,700万円、こういう形で億単位で減少しているのはうれしいんですけれども、逆にその中に不納欠損で3,000万円、6,000万円というような形で大きく欠損を出していると。こういう形でさらに突き進んでいくのかお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) その件につきましては、今対策監のほうからもお話ありましたけれども、やはり21年度からの滞納整理機構と連携をしながらという中で、やはりその担税能力のない方につきましては、いつまでもその滞納のままでいるのはというところもございまして、滞納整理をしていきましょうと。滞納整理の中には当然財産を調査しまして差し押さえという換価もありますし、やっぱりもう既に負担が限界にきている生活困窮者につきましては、不納欠損なり執行停止というようなところで、この辺詰めております。21年度からスタートしまして、やはりその辺のノウハウを蓄積しまして、実際に23年度ぐらいから大きな執行停止をかけてきているというのが富谷町の今現状です。これからのことを申し上げますと、24、25で執行停止しているのもございますので、その分が27決算、28決算に反映してきます。だから、それが6,000万円かというところではまだ捉えてはおりませんけれども、若干下がるというふうには見ていますが、ほぼ同程度で二、三年は推移するのかなというふうに考えております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 確かにそれを見きわめるのは必要だと思うんですけれども、だからといってどんどん不納欠損していいということにはならないと思いますので、その辺についてのお考えをお尋ねしたいと思います。
委員長(青柳信義君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 当然最終的な手段ということでやっておりまして、額は大きく見えますけれども、その単純に落としているという現状ではございません。財産調査、預金調査、それから実態調査ということで、あらゆる角度から調査をしまして、最終的に負担できないと判断したものを停止しているという、今現状でございますので、多く見えますが、洗い出しに力を入れたというふうにご理解をいただければと思います。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、もう1つの点についてお尋ねいたします。
  実は、国保税、26年に引き下げになりまして、そのときに我々議員に対して全員協議会がございまして、これは去年の6月3日開催の資料なんですけれども、この資料と26年の実績は比較してどのようになったのかお尋ねいたします。
委員長(青柳信義君) 税務課長。もとい、健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) シミュレーションいたしました表のとおりではございませんが、大体類似的な感じで推移いたしております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) そういうでたらめなこと言わないでくださいよ。少なくとも基金残に関しては10億円ふえているんですよ。そういうことでなくて、これはいわゆる引き下げのためにみんなに提示した資料なんですから、我々はこれを信じて議決して、引き下げに同意しているわけですから、そういう意味では実際に26年がどうだったかという、これは26年からの予測をしているわけですよ。ですから、そういうのは逐一精査して、きちっとどういう要因でこうなったんだということはしないと、執行体制として私はおかしいと思いますけど、いかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 確認はいたしております。それで、この間の資料からいたしますと、約13億6,400万円というレベルでございました。その辺でそれなりの推移かなということでの回答でございました。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) いや、それはでたらめですよ。13億6,400万円というのは、引き下げしない場合にはそうですよという数値ですよ。もう一度よくごらんください。
委員長(青柳信義君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 引き下げした場合は、12億2,300万円ほどということでの資料になっております。それで、減額しましたけれども、13億6,400万円ほどということでのシミュレーションでございました。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) この資料はそのように見るんですか、このシミュレーションは。このシミュレーションは引き下げしなければ13億6,400万円の基金残になりますよと、ここで、去年の6月に引き下げたので、基金が減って12億2,300万円にしかなりませんよという資料ではないんですか。
委員長(青柳信義君) 福祉部長。
福祉部長(小野一郎君) 今出川委員のおっしゃるとおりでございます。実質的に今医療給付のほうは若干減りまして、収納の率も高まりまして、最終的にはその差額が違って、繰り越しという数字に結果的にはなった次第でございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) ですから、出しっ放しじゃなくて、我々だって議論をして、そこで引き下げなり、引き上げ、まあ引き上げするときにはかなり厳しいことになりますけれども、引き下げだって議会の同意が必要なわけですから、こういう資料についてはきちっと精査して、正確な、なるだけ正確な見通しを立てて、ぜひお出しいただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(青柳信義君) 福祉部長。
福祉部長(小野一郎君) 確かに医療の見込み、あと収納の見込み、それについては十分その段階では精査しておりました。ただ、医療費の特性といいますか、そのときによって疾病状況によっても変わりますので、費用のほうが見込みよりも減ったということでは喜ばしいことではありますけれども、最終的にこちらでお示しした数字がかなり差があったということでは十分これから精査していきたいと思っております。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。若生委員。
委員(若生英俊君) それでは、実績報告書168ページでお願いいたします。
  国保税の税率等の推移という欄、(4)でありますけれども、20年から20、21、22、そしてまた23、24、25と、そして26、27、28と、こういう3カ年を見通しながら、この間、前調整、元調整を含めてやってきた経緯があると思います。そのような中で、平成20年からの3年、たしか保険税、保険料で言えば上位1、2番のランクでなかったかなというふうに思いますし、あと確認させていただきます。その次は23年からの3年度は5位前後ぐらい、5番前後ぐらい。そして、この26年からの3年間は20番前後ぐらいかなと、こんなふうな経緯は既に議論がなされたところであります。申し上げたいことは、やはり3カ年を見通して、最大限この保険者の側に立って税率を決めると、このような形で富谷町の国保行政はなされてきたと、このような認識を持つところです。そのような中に、パンデミックとか、インフルエンザとか、この3カ年の中で予測しがたい状況等も見込みの中に入れ込んでの最大限の税率改正というふうなことであったように思います。したがいまして、税率の改正は、平成30年の県の一本化というようなことも視野に入っての3カ年見通しでの最大限の税率改正というふうな経緯があったように思いますので、ぜひ先ほど町長の答弁にもありましたように、国保の行く末、方向性、狭まってきておりますので、そういう意味ではこの時期の税率の改正については慎重なる対応をお願いしたいというふうに思いますが、執行者の見解を求めます。(「税率改正の件ですか」の声あり)はい、そうです。
委員長(青柳信義君) 税務課長。もとい、健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 先ほど町長も答弁されましたけれども、30年の単位化、これがまだ微妙なところでございまして、まだ明示されているものもございません。その辺につきまして把握した段階でいろいろとさまざま精査してまいりたいというふうに思っております。
委員長(青柳信義君) 若生委員。
委員(若生英俊君) 給付のバランス、保険料の基金の積み上げというふうなことは、単純に言えば収納が上がる、保険料をきちっと、保険税を納めていただく、そしてまた保険給付が少しでも下がる、先ほどのジェネリック等も含めて、そういう相関の中にあるわけですから、そしてまた、町の事業全体としての関連性もあるというふうなことからすれば、ぜひこの3年、26年から初年終わったところでありますので、27年、28年、そして30年の県一本化というようなことに向けて、健全なる国保行政展開していただきたいと、このように思います。以上といたします。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。
     (「なし」の声あり)
委員長(青柳信義君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  議案に対する討論を省略し、採決いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
     (「異議なし」の声あり)
委員長(青柳信義君) 異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。
  認定第2号 平成26年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに賛成委員の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
委員長(青柳信義君) 起立多数と認めます。よって、本案は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。


     認定第3号 平成26年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
委員長(青柳信義君) 認定第3号 平成26年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
  これから担当課長へ内容の説明を求めます。上下水道課長。
  [上下水道課長が決算書のとおり内容の説明を行った。]
委員長(青柳信義君) 以上で、説明を終わります。
  これより一問一答による質疑に入ります。
  質疑ございませんか。出川委員。
委員(出川博一君) 決算審査の意見書の22ページをお願いいたします。
  ここの下段の収納状況について1点お尋ねいたします。
  この中で、ここは24年から26年度までの収納合計が記載されておりますけれども、収入未済額、24年が3,100万円、25、26と積み重なっていきまして、26年に3,641万2,000円、収納率も94から93.54と下がってきている。この要因についてお尋ねいたします。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) こちらにつきましては、人口というか、滞納者の増ということが考えられると思います。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 滞納者の増ということなんですけれども、じゃあそれに対してどのような手だてで回収を図ろうとしているのかお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) こちら、水道と下水道、両方同時に請求をさせていただいているわけでございますけれども、水道等の請求等への督促状の送付、また給水停止等の予告とか、そういったもので呼び出し、あと納付の催告を行っているところでございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 確かにね、水道も6,900万円の収入未済額があって、水準的には下水道はその半分ぐらいの3,600万円になっているんですけれども、ですからこれは、水道と下水道一体での回収といいますか、その改善が必要かなと思いますけれども、その辺の連携というのはどうなっているでしょうか。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 水道と一体となっておりまして、こちらの滞納者と申しますと、やはり税金も皆さん同じような形で滞納されていて、水道課と連携をしながら納付を図っていくと、進めていくというような体制をとってございます。
委員長(青柳信義君) この際、午後1時まで休憩とします。
     午前11時55分 休憩


     午後 1時00分 再開
委員長(青柳信義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
出川委員。
委員(出川博一君) 午前中のお話の中で、どうも滞納者はダブっているといいますか、いわゆる町税もおくれているし、下水、水道もおくれているというお話がありましたけれども、実態として個人事業主等もその傾向があるんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 個人事業主の方もございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) そういった場合、結局多分督促なり訪問しているんだろうと思いますけれども、その辺の実態のところを差しさわりのない範囲でお話しいただきたいと思います。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 催告書送付につきましては2回と、あとこちらが給水停止の予告を4回送っている状況でございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) それはわかるんです。多分そういう督促はしているというのはわかるんですけれども、ただほかの税金とかもおくれている方に対してお話しするときに、実態面としてはどのような対応になっているのかお尋ねいたします。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) こういった形で、今言ったような形で、平常的に今督促と催告を行っているというような状況でございます。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。佐藤委員。
委員(佐藤聖子君) 実績報告書216ページお願いします。
  216ページに下水道施設の維持管理について載っておるわけですが、これまで適切な修繕などを実施しながら延命化を図るという方針であったのですが、これからについてもそのような方針で臨むということになりますか。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) おっしゃるとおりでございまして、計画的に更新と修繕等を図りながら更新を図っていくというものでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 先ほどの決算書の説明の中にも、成田汚水中継ポンプ場の話が何度か出てきましたが、ことしになってからもトラブルが発生したということで、大変なことがありましたが、そういうものは全面的に直すという必要はないのでしょうか。今後非常に心配されることですが、それはいかがなのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) これらにつきましても、今後アセットマネジメントというようなこともございまして、そういった計画的な修繕等を図りながら延命化を図っていくというような予定にしてございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 中継ポンプ場もそうですけど、管路などについてもやはり延命化でやるということになっていますが、それで一体全体どのくらいまでもつのか、それについての検討といいますか、これくらいしながら全体をかえていかなければならないというときに、どれくらいの予算といいますか、経費が必要だと、そういうものについては検討したものがあるのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 現在、具体的な金額につきましては計画策定をまだいたしておらない状況でございますけれども、この延命化につきましては今後も継続してやっていかなければならないということでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 実績報告書217ページの下段のところに、吉田川流域下水道の維持管理などが載っていますが、これの有収率載っていましたね、失礼しました、これ有収率ではありませんでした。この吉田川流域下水道負担金も毎年出てきています。これは今後どのような負担が求められていくのか、これまでの負担の額と、それから、これからについての見通しをお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 今後この流域下水道につきましても、水量の増加ということに見合ったものを、今後施設の整備もしていくということでございますので、継続してこれからも負担金が発生していくというような形になります。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) これまでの負担してきたものの総額はわかりますか。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 済みません、現在そういった資料を持ち合わせておりませんので。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 後で私にその数字を教えてもらいたいと思いますが、いいでしょうか。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) はい、そのようにさせていただきます。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。
     (「なし」の声あり)
委員長(青柳信義君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  議案に対する討論を省略し、採決いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
     (「異議なし」の声あり)
委員長(青柳信義君) 異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。
  認定第3号 平成26年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに賛成委員の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
委員長(青柳信義君) 起立全員と認めます。よって、本案は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。


     認定第4号 平成26年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
委員長(青柳信義君) 認定第4号 平成26年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
  これから担当課長へ内容の説明を求めます。長寿福祉課長。
  [長寿福祉課長が決算書のとおり内容の説明を行った。]
委員長(青柳信義君) 以上で、説明を終わります。
  これより一問一答による質疑に入ります。
  質疑ございませんか。佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 実績報告書140ページお願いします。
  ここの中で、要介護・要支援認定の評価ということで表がありますけれども、新規が24人だということですが、その第1号被保険者の伸びと要介護申請者の人数、出現率と言うのでしょうか、これを町としてはどの程度であったらいいなと、「このように急速に伸び」とかというふうに書いてあったと思いますが、これはどの程度であってほしいと、そのためにどういうことをしなければならないなということを思っているのか、伸びの程度をお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 伸び率につきましては、正確な数値とか目標値とかは立てておりませんが、介護保険の65歳以上の認定者の数もふえておりまして、その分認定者の数も少しずつふえてくるというような状況でございますので、それらを見きわめながら第6期の介護保険事業計画の中でいろいろな介護予防事業等を行って、介護に移行しないようにというような形で考えてございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 介護保険を必要としないようにするために、長寿福祉課としては事業に取り組んできたと、このように評価するわけですが、その新規の申請者325人いたわけですけれども、その中で要支援から介護5までのところで、何人がどのように判定されたのかお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 新規の325名の介護度別については、ちょっと資料のほう持ち合わせてございませんので、後ほどお示ししたいと思います。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、人数ではなくて、どういう傾向だったかということについてはわかりますか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 新規だけにつきましてのちょっと数についてはわからない状況でございますが、行政実績報告の141ページのところに(2)の認定者数の状況というふうな形で、全体の要支援1から要介護5の人数を載せてございます。宮城県との比較をした場合に、富谷の場合要支援者が少ないような状況になっているというところは傾向としては見ておるところでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 介護保険のその認定について、要支援ができていったときに、なかなか、本当にその変えることできるのかなというような問題になりましたので、大体どういう傾向かなということをお尋ねしたわけですが、そうしますと、介護状態にあった、もちろんそういう認定はされているということで捉えていいということになるのでしょうか。後でその人数についてお知らせくださいますか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) はい、人数については後ほどお示ししたいと思います。そして、認定結果につきましては、認定調査票は国の一律の基準に基づいて実施しておるものでございますし、調査員につきましてもしっかり研修を積んで行っているような状況ですので、そこの中で差が出てくるということはないものと思っております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 国が示してきたものについて、非常に要支援にしておこうというやり方になってきているというのがその新しく認定するときに問題になったはずで、その方向で行ったら国が示してきたとおりになるというのはそうなんですけど、じゃあ本当に必要とされる分量を認定で、認定がちゃんとできているかどうかというのをお尋ねしたかったのですが、数もないということですから、次のところに移りたいと思います。
  認知症の割合についてといいますか、これはどの程度だと、平成26年ですね、325人その申請をしているわけですが、どの程度認められるということでしょうか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 大まかな数字でございますが、認定者のうちの日常生活自立度2以上、日常生活に支障のある方について、約6割程度の方がその認知症を有するというふうな形で捉えております。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 143ページですが、ここの中に収納率の表があります。保険料の収納状況がありますが、その中で普通徴収の滞納分の納入が22.1%と、なかなか払えていないところが出てきているわけですが、こういう人たちにも必要な介護保険、介護利用はできているということでいいですよね。これは毎回伺っているわけですが、制限は加えていないということでいいでしょうか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) はい、制限はしておりません。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。菅原委員。
委員(菅原福治君) 特養ホームについてお伺いします。何ページかちょっとつかんでないんですけど、今後特養ホームの増床考えられていると思うんですけど、それは例えば27年度、またそれ以降、どれくらい考えているかお伺いします。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 施設整備の状況ということでしょうか。
  特別養護老人ホームにつきまして、第6期の平成29年度までに1カ所、あとグループホーム1カ所、小規模多機能型1カ所というふうな形の整備計画となってございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) そうしたら、地区別というか、名前とか上げられるんですかね。それと増床数。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 今ある施設ので、(「今のじゃなくてこれからで」の声あり)これからのですか。今、特養については、今現在まさに進めておるところでございまして、明石台地区に進めて、社会福祉法人富谷福祉会のほうが決定、候補者となってございます。グループホームと小規模多機能につきましては、今後まだどことかというふうな形ではなくて、見きわめながら検討していくというような状況でございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 明石台には何床ぐらいあるんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 予定としまして、定員70名と、ショートステイ10名の予定となってございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 待機者いると思うんですけど、この待機者というのはどこでつかんでいるんですかね。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 待機者につきましては、平成26年4月1日現在で、宮城県のほうで県内全体の実人数というあたりで押さえたものが各市町村のほうに来てございます。独自に、独自にといいますか、町の特養の施設の待機者というふうな形ではそれぞれの施設のところにお聞きして、数的には押さえてございますが、そちらの方につきましては重複している人数となってございます。
委員長(青柳信義君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) そうしたら、富谷の例えば成田の里とか、杜の風とか、施設別に待機者を教えていただきたいのですが。
委員長(青柳信義君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 27年8月末の現在でございますが、杜の風におきましては50名、成田の里におきましては70名、せせらぎの里におきましては31名の待機となってございますが、これはともに重複しておりますので、同じところに3人が申し込んでいるというふうな形になってございます。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。
     (「なし」の声あり)
委員長(青柳信義君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  議案に対する討論を省略し、採決をいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
     (「異議なし」の声あり)
委員長(青柳信義君) 異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。
  認定第4号 平成26年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに賛成委員の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
委員長(青柳信義君) 全員起立と認めます。よって、本案は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。


     認定第5号 平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
委員長(青柳信義君) 認定第5号 平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
  これから担当課長へ議案の説明を求めます。長寿福祉課長。
  [長寿福祉課長が決算書のとおり内容の説明を行った。]
委員長(青柳信義君) 以上で、説明を終わります。
  これより一問一答による質疑に入ります。
質疑ございませんか。佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 実績報告書148ページです。
  3番のところに保険料の調定と収納状況があります。普通徴収分で収納があったというのが34.98%となっているわけですが、これは何人分でしょうか。
委員長(青柳信義君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 今、普通徴収の滞納繰越分の徴収率だと思いますけど、この実際の実人数は、済みません、資料今手元にございませんので、後ほどお知らせさせていただきます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) この方々への納入してくださいという働きかけはどのようにしているのですか。
委員長(青柳信義君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) まず、未納になりましたら、督促状というのは発送されます。督促に反応して納める方、それでも反応されない方については、次、催告書という形で催告を差し上げます。それでも反応がない方については、財産調査だったり、預金調査だったりということで、その中に当然相手方との納税交渉というのは入ってきますけれども、そのような形で滞納整理に取り組んでおります。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 人数が知りたかったのですが、そのいまだに納められていないという人に対して保険証の短期だとか、それから保険証を渡さないだとか、そういうことはしていないということでいいのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 済みません、先ほど質問のあった人数なんですが、このベースではなくて今現在滞納されている方の人数ということで承知しておりますので、実人数で46名となっております。この方たちが滞納されている方ということなんですが、先ほど言った保険証等の不交付というような状況の取り入れは行っておりません。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。
     (「なし」の声あり)
委員長(青柳信義君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  議案に対する討論を省略し、採決をいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
     (「異議なし」の声あり)
委員長(青柳信義君) 異議なしと認めます。よって、これより採決をいたします。
  認定第5号 平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに賛成委員の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
委員長(青柳信義君) 起立全員と認めます。よって、本案は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。


     認定第6号 平成26年度富谷町水道事業会計決算の認定について
委員長(青柳信義君) 認定第6号 平成26年度富谷町水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。
  これより担当課長へ内容の説明を求めます。上下水道課長。
  [上下水道課長が決算書のとおり内容の説明を行った。]
委員長(青柳信義君) 以上で、説明を終わります。
この際、各委員にお諮りいたします。
若生町長より、公務の都合により退席されたいとの申し出があります。退席することにご異議ございませんか。
     (「異議なし」の声あり)
委員長(青柳信義君) 異議なしと認めます。町長の退席を認めます。
この際、午後2時40分まで休憩します。
     午後2時26分 休憩


     午後2時40分 再開
委員長(青柳信義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  これより一問一答による質疑に入ります。
質疑ございませんか。佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 決算書です。253ページのところに年間有収率が書いてありまして、去年より改善したと、88.15%だったということですが、これは漏水調査などによってこのように改善したものだと思いますが、この最終目標というのではないでしょうけど、どれぐらいまで引き上げるという目標を持っているのかお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 現在よりもさらに有収率を高めていくということで、目指すのは90%以上ということではございますけれども、なかなか現実はそうはいかないものですから、さらに今年度以上を毎年更新できるようにということで頑張っておるところでございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 東京、それから札幌、横浜など、大都市のところでは無駄になる水がないということで、96とか94とか、そういう数字があるわけですが、その方々も漫然としてやっているわけではなくて、もちろん引き上げるための取り組みもしているわけですが、その有収率を向上させるための取り組みといいますと、どういうものを具体的にこれからしようとしているのかお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) やはり、漏水調査が一番だと考えてございます。あと、地域ごとのパトロールというか、いろんなところで水が出ているというところ、崖とかから水が出ている部分について、水道なのか雨水なのかですね、そういったものも調査しながら現場を回っているというような状況でございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 現在調査しているその漏水調査の調査地をふやすというようなことは考えるのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 今のところ、富ケ丘を中心にということでやってございまして、今のところそちらのほか、違う地区までふやすということも財政的な問題もございまして、今のところ富ケ丘のみということで考えてございます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) これは1ポイント上がると収入としてどれぐらいふえるということになりますか。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) ただいま計算しておりませんので、後ほど計算をさせていただいて、ご報告をさせていただきます。
委員長(青柳信義君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) ぜひお願いします。
  決算審査意見書がありまして、それの31ページですが、そこのところに生産性に関する項目というのがあります。この項目をどれをとって見ても富谷町はすこぶる数値がいいといいますか、これから言いますといいということですが、職員1人当たりに過重な負担がかかっているのではないかという思いもしますが、これについては、町長がいらっしゃればよかったんですが、なかなか大変な思いで事業をしているのではないかと思うのですが、その点についての検討などはしたのでしょうか。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 正直、確かに各個人への、職員個々への負担が大きくなっていることは事実でございますけれども、それが限界を超えているということではございませんので、今後、総務のほうと相談をいたしながら、人材というか、そちらの職員の確保を図ってまいりたいと考えております。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。出川委員。
委員(出川博一君) 課長に公営企業の制度改正について、喉をからしてまで説明いただいたんですけれども、残念ながらさっぱりわかりません。それで、現実的に営業収支で25年で8,500万円の損失、26年で8,900万円の損失ということで、損失そのものはふえております、400万円。それが、なぜだかわからないうちに累積赤字まで消して23億円まで剰余金が積み上がったと。この辺のところで、ちょっとわかる範囲で結構ですけれども、決算書の259ページ、損益計算書の中の中段ぐらいにあります営業外収益の(5)長期前受金戻入、先ほどの説明だとみなし償却費の戻し入れをしたんだということなんですけれども、この辺のところの内容についてもう一度お願いしたいと思います。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) こちらは、みなし償却の廃止に伴いましてこのような結果になってございますけれども、そもそも今回の制度改正におきましては、大きく3つというような表現をされておりますけれども、特に関係する部分が2つということでございますので、そちらをまず簡単に説明をさせていただきます。
  今回の制度の改正につきましては、地方公益企業経営の自由度の向上を図るために、利益資本剰余金の処分、資本金の額の減少など資本制度に係る関係規定を改正し、法定積立金の積立金のところを廃止したものでございますというものが1つなんですけれども、あと2つ目が、会計基準の見直しによって、借入資本金を負債に計上すること、これによってみなし償却制度を廃止すること、退職給付引当金等の引き当てを義務化するということが大きな改正点となってございまして、この議員ご指摘の259ページ、長期前受金戻入1億1,861万6,540円につきましては、みなし償却の制度の廃止ということで先ほども申し上げましたけれども、受贈財産評価額、要するにいろんな町内で団地を開発して、結果、その水道の施設については移管を受けているということで、それが受贈財産というような形で表現されるわけでございますけれども、それの分の減価償却の相当額をここで戻し入れするという制度でございまして、こちらは、説明が大変難しいところでございまして……。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、簡単に言うと、団地造成なんかで業者にいろいろつくっていただいた設備について、それはいわゆる剰余金という形で振りかえますよと、簡単に言うとそういうことでよろしいんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) はい、そのような考え方になるかと。みなし償却という制度は、もともと考え方といたしましては、例えば自治体が補助金を使ってつくった資産については、その補助金相当額については資産の額から控除した形で償却、資産の額として計上することができるという、そういった裏づけというか、そういったことがありまして、そういった制度を廃止、今回されたということによるものでございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 水道事業は公益事業でありますので、果たして23億円もの剰余金を持つ必要があるのかどうかお尋ねします。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 剰余金というか、こちら現金といたしましては先ほどのキャッシュフローのほうでご説明をしたとおりでございますけれども、資産的なもの、そういった先ほど申し上げましたとおり、受贈財産というような形のものがそういった額に膨れ上がっていると、資産として持っているというふうな形になろうかと考えております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、利益剰余金といえどもお金ではないと。なのに利益だということは、剰余金になっているのはどういうことなんですか。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 減価償却等いろいろ費用等もございますけれども、現金を伴わないというような特殊な経理もございまして、剰余金も同じような考え方に立ちまして、実際剰余金とはいえど現金を伴っているものではなく、実際の現金につきましてはそういった経理をはっきりさせるために今回キャッシュフローというようなものをつけさせていただいた形になりますけれども、そういったことでの表現になろうかと思います。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、先ほどお話しあった長期前受金戻入、これは毎年発生するんでしょうか。そこもう一度お尋ねします。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 受贈財産につきましては、現物としてもうあるわけでございますので、それに対する減価償却相当額ということで発生するものと考えております。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) ですから、毎年発生するんですかって聞いているんです。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 毎年発生するものと考えます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 26年で1億1,800万円ほどあるんですけれども、それによっていわゆる経常利益で9,700万円の利益になったということでございます。そうしますと、一般会計から2,800万円ほど補助金としてこの水道会計に入れているんですけれども、その中で大半ほど、9割方の利子補給金2,600万円に充当されているというふうに私は拝見しているんですけれども、それで間違いないでしょうか。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 一般会計からの繰り入れにつきましては起債の利息等に充当しているものでございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、これから毎年1億円ぐらいずつのいわゆる戻し入れがあるということであれば、今後は一般会計からの補助金は要らないというふうに考えてよろしいでしょうか。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 繰出金に係る規定がございまして、繰出基準といたしましては、前年度において経常収益が赤字の場合は繰り入れするということになってございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) ですから、26年度は黒字だったわけですから、28年は補助金は要らないんじゃないでしょうかとお尋ねしています。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 経常利益が黒字になった場合はなくなるという考えでございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、28年度は一般会計からの2,600万円の、利息の分ですから少なくなると思いますけれども、例えばその分は補助金は必要ない、そのように理解してよろしいでしょうか。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 現時点では基準外という規定もございますので、そういった金額、ちょっとはっきりつかんではおりませんけれども、28年度についてはないというふうにちょっとこちらでも考えてございます。
委員長(青柳信義君) 出川委員。
委員(出川博一君) 最後ですけれども、23億円も剰余金があるんですから、水道料金の引き下げは検討されないんでしょうか。
委員長(青柳信義君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 先ほどもキャッシュフローのほうで説明をさせていただきましたけれども、実際、剰余金は23億円ということでございますけれども、現金を伴わないという部分もございますので、そちらについての検討はしておりません。
委員長(青柳信義君) ほかに質疑ございませんか。
     (「なし」の声あり)
委員長(青柳信義君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  議案に対する討論を省略し、採決いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
     (「異議なし」の声あり)
委員長(青柳信義君) 異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。
  認定第6号 平成26年度富谷町水道事業会計決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに賛成委員の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
委員長(青柳信義君) 起立全員と認めます。よって、本案は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。
  以上をもちまして、本委員会に付託されました全ての審議が終了しました。
  暫時休憩をいたします。
     午後2時58分 休憩


     午後2時59分 再開
委員長(青柳信義君) 休憩前に引き続き委員会を開きます。
  決算審査特別委員会における審査結果を議長に報告することになりますが、その報告書はお手元に配付のとおり報告したいので、内容を朗読いたします。
  [委員長が報告書のとおり朗読した。]
委員長(青柳信義君) 委員各位のご協力によりまして、予定どおり審議が行われたことに対し敬意を表するものでございます。
  ここでお諮りいたします。決算審査結果につきましては、各種会計決算とも討論を省略し、採決の結果、各事件とも多数の賛成によって原案のとおり認定すべきものと決定されました。よって、お手元に配付の報告書を本定例会最終日に議長宛て報告したいと思いますが、ご異議ございませんか。
     (「異議なし」の声あり)
委員長(青柳信義君) 異議なしと認めます。よって、決算審査結果につきましては、このとおり報告いたします。
  以上をもちまして、延べ4日間にわたる決算審査特別委員会を閉会いたします。
  大変ご苦労さまでした。
     午後3時02分 閉会

平成27年第3回定例会議事録(第2号)

平成27年10月6日(火曜日)

出席議員(20名)

  • 1番 金子透君
  • 2番 青柳信義君
  • 3番 浅野武志君
  • 4番 若生英俊君
  • 5番 畑山和晴君
  • 6番 齊藤秀行君
  • 7番 藤原峻君
  • 8番 佐藤聖子君
  • 9番 西田嘉博君
  • 10番 長谷川る美君
  • 11番 佐藤克彦君
  • 12番 山路清一君
  • 13番 浅野直子君
  • 14番 高橋正俊君
  • 15番 菅原福治君
  • 16番 出川博一君
  • 17番 相澤榮君
  • 18番 渡邊俊一君
  • 19番 安住稔幸君
  • 20番 浅野幹雄君

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

  • 町長 若生裕俊君
  • 副町長 大庭豪樹君
  • 総務部長 山田豊君
  • 企画部長 内海壯晃君
  • 福祉部長 小野一郎君
  • 建設部長 奥山育男君
  • 企画部企画政策課長 高橋弘勝君
  • 企画部産業振興課長 横倉時夫君
  • 企画部企画政策課参事兼市制移行・地方創生推進室長 松原誠君
  • 総務部総務課長兼情報化推進室長 神田能成君
  • 総務部総務課参事兼危機管理室長 横田利雄君
  • 総務部町民生活課長兼東向陽台出張所長兼富ケ丘出張所長兼あけの平出張所長兼日吉台出張所長兼清掃センター所長 泉川潤哉君
  • 福祉部長寿福祉課長兼福祉健康センター所長 中山高子君
  • 福祉部長寿福祉課技術参事兼保健福祉総合支援センター所長兼高齢者施策専門監 安積春美君
  • 福祉部健康増進課長 郷右近衛君
  • 福祉部子育て支援課長兼西成田コミュニティセンター子育てサロン所長 浅場悟君
  • 建設部都市整備課長 齋藤英夫君
  • 建設部都市計画課長 伊藤正君
  • 水道事業上下水道課長(建設部上下水道課長) 石川康一君
  • 教育長 菅原義一君
  • 教育次長(教育総務担当) 小松巌君
  • 教育次長(生涯学習担当) 荒谷敏君
  • 学校教育課長 齋藤卓也君
  • 生涯学習課長兼総合運動公園所長兼民俗ギャラリー館長 渡邉正弘君

事務局職員出席者

  • 事務局長 亀郁雄
  • 次長 富澤裕
  • 主幹 長瀬千鶴子

議事日程 第2号

平成27年10月6日(火曜日) 午前10時00分 開議
 第1 会議録署名議員の指名
 第2 一般質問(通告番号1番~5番)

第2日目  10月6日(火曜日)
15番 菅原福治議員
1 市制移行に於ける「都市づくりの方向性」について
2 仙台市並みの敬老バス乗車パス等、都市機能の整備について
3 台風18号などの危機管理を問う
12番 山路清一議員
1 高屋敷工業団地の現況を質問する
2 町道改修工事を質問する
16番 出川博一議員
1 特養ホーム 東向陽台・明石台地区に建設か
2 国民健康保険税の大幅引き下げはいつか
3 ニーズ調査が反映されるか 放課後児童クラブ
1番 金子透議員
1 黒川消防署富谷出張所について伺う
2 我が町の児童生徒の通学の安全について伺う
3 児童手当制度について伺う
18番 渡邊俊一議員
1 都市計画道路穀田三ノ関線の計画年次を問う

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり 午前10時00分 開議
議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
  ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
  議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。


     日程第1 会議録署名議員の指名
議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、7番藤原 峻君、8番佐藤聖子君、9番西田嘉博君の3名を指名いたします。


     日程第2 一般質問
議長(浅野幹雄君) 日程第2、一般質問を行います。
  通告順に発言を許します。15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 改めまして皆さん、おはようございます。
  それでは、私から、通告に従い3点質問させていただきます。
  最初に、市制移行における都市づくりの方向性について伺います。
  まず、市制移行につきましては、県との調整が最終段階となり、現在実施している国勢調査で人口5万人以上の達成を待つばかりとなっております。しかし、多くの町民は、市制移行は容認しつつも、この機会に富谷町の将来ビジョンへの方向性、都市基盤、都市機能の整備に強い期待を持っております。早急に将来ビジョンを明確にし、(仮称)富谷市のスタートと移行に備えなければなりません。現時点での市制移行の状況についてお伺いいたします。
  町はそんな中、平成21年度に策定いたしました富谷町総合計画を見直し、新たなまちづくりの指針となる総合計画・基本構想の改定に着手しておりますが、その状況についてもお伺いいたします。
  次に、本題の都市づくりの方向性について伺います。
  町の面積は限られた49.18平方キロであり、その中で最大限の土地の活用を図り、都市づくりの方向性を見出していかなければなりません。都市づくりの方向性につきましては、私は3点挙げさせていただきました。
  まず、1点目は、富谷町の都市づくりを画一的な拡大志向ではなく、地球、地域環境に配慮したエコ・コンパクトシティーが重要だと思います。
  2つ目は、高齢者、子供、障がい者などにやさしいまちづくり、公共交通と車を利用する生活者との両立が実現できる町、すなわち利便性がよく暮らしやすい都市づくりです。
  3つ目は、行政が主体となりがちな事業推進、これからは丁寧に町民と一体となって町民と協働で進める都市づくりが今富谷に求められていると思います。
  そのほかにも都市づくりの方向性については、農業用地、河川、森林、道路、住宅整備、中心市街地、公共施設などが挙げられます。
  次に、ことしの5月、都市づくりの成功視察として富山市を訪問いたしました。町も同じ5月に訪問いたしましたが、富山市の予算規模は富谷町のちょうど10倍に当たりますが、しかし、直面している課題は大なり小なり同じでございました。何よりも感心したのは、市長のまちづくりに対する並々ならぬ思いでございました。結果、市長は公共施設を軸としたコンパクトなまちづくりに成功し、また、富山市の代名詞ともなっているライトレール等々の事業が市民に評価され、市民の支持率が何と80%に市長が超えているようでございます。
  富山市のまちづくりは、これからの富谷のまちづくりにも、都市づくりにも大いに参考になると思います。町長には、(仮称)富谷市の初代市長として、そういう思い入れを持った都市づくりを目指していただきたいと思いますので、後ほど熱い思いを伺いたいと思います。
  それでは、通告どおり、その他の事項も含めて質問させていただきます。
  1つ、市制移行の現在の状況について。
  2つ、富谷町総合計画・基本構想について。
  3つ、限られた町土であり、計画的な土地利用の推進を。
  4つ、コンパクトな都市づくりのための中心市街地はどこに。
  5つ、都市活動を支える円滑な幹線道路のネットワークについて。
  6つ、住民と協働で進める都市づくりについて。
  7つ、自治体との災害協定をふやして危機管理体制の確立をということでございます。
  次に、大きな2つ目でございます。
  敬老乗車パス等、都市機能の整備について伺います。
  若生町長は、さまざまな機会で町民に対し、市になることが目的ではなく、どんな市をつくるかだということが重要だと訴えておりますが、全くそのとおりだと思います。これまで富谷町は、仙台市の隣ということで、言いわけなり甘えがありましたが、これからは同じ市として同じ目線で見られるようになり、甘えは許されません。これからは仙台市で実施している制度でも、いいものはいいとぜひ参考にしていきたいものですし、箱物であっても必要なものは必要です。これからは箱物であっても今までの延長線ではなく、そこにはアイデアなり工夫が必要です。本当はコスト削減なり、民間活力なり、国際化の感覚が必要だと思います。恐らく地方創生計画では、そんなことも言っているように思います。
  今後は、市制移行を契機に住民の利便性の向上のために富谷らしい都市機能の整備、富谷町独自の都市機能の整備をスピードを持って取り組んでいただきたいと思います。町民はそんな部分に大きな期待を寄せ、今後の市制移行の判断基準にしているのではないかと思います。以上のことを踏まえ、質問いたします。
  1つ、仙台市並みの敬老乗車パスの取り組みの状況について伺います。
  2つ目、富谷消防署の新設で、他自治体に頼らない救急体制を。
  3つ、公営墓地整備についての懇談会設置の状況は。
  4つ目、町営パークゴルフ場の整備の状況はということでございます。
  大きな3つ目でございます。
  台風18号などの危機管理についてお伺いいたします。
  富谷町は比較的大きな災害等は少ない町だと思います。しかし、昨今の状況を見ますと、自然災害はいつ起こるかわかりません。現在では何が起きても想定外という言葉は死語になりつつあります。町は、住民の安心・安全のためにあらゆる状況に対処していかなければなりません。
  そこで大事なことは、常日ごろの危機管理が重要だと思います。素早い情報伝達、避難誘導ができるかがポイントです。しかしながら、今回の台風18号の被害の状況は、河川と水害が原因です。問題は河川である以上、富谷町だけでは問題は解決には至りません。今回、大和町を中心にひどく冠水し、中枢が孤立、機能麻痺状態でございました。この場所は、富谷町にとっても重要な場所です。黒川消防本部、公立黒川病院、し尿処理やごみ処理を扱う黒川地域行政事務組合なども孤立し、また、大和署なども同様で、パトカーなどが水没し出動できなかったということでした。今回、人を助ける身の公務員が民間に助けられるという異常な事態でもございました。今後として、今後はとりわけ黒川4カ町村、黒川地域行政組合の取り組みが重要になります。
  それでは、台風18号による危機管理、また、その他の項目についてお伺いいたします。
  1つ、本町と広域連携を行っている黒川地域行政事務組合、黒川消防本部、公立黒川病院、また、大和警察署等々への浸水、孤立による機能麻痺状態について。
  2つ目、台風18号における行政防災無線の避難誘導が、避難勧告が一部聞こえなかったことへの検証。
  3つ、成田第一汚水中継ポンプ水没事故の原因はということで、以上でございます。よろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの菅原福治議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  まず、初めに、質問件名第1の市制移行における都市づくりの方向性についての問い1、市制移行の現在の状況につきましては、議会開会冒頭の挨拶でも申し上げましたが、まず、市制移行の要件については、一部宮城県と確認調整を行っている箇所はありますが、おおむね各要件を満たしている状況を確認いただいております。また、市制移行に伴い宮城県から移譲される事務が示されたので、現在は町担当課と県担当課の双方においてその引き継ぎ作業を開始したところです。今後は、来年2月の国勢調査速報値で5万人到達を確認後、町議会への議案の提案、宮城県への正式申請など、地方自治法に基づく各手続について、宮城県の指導を受けながら確実に準備を進めてまいります。また、市制移行に伴う移譲事務についても、特に福祉事務所の設置など、住民皆様が市制移行の各種手続や行政サービスが適切に受けられるよう準備を進めてまいります。
  問い2の富谷町総合計画・後期基本計画と市制移行計画の検証については、今回、来年の市制移行を踏まえ、総合計画・基本構想の改定作業に着手したところです。今年度においては、富谷町総合計画審議会への諮問、答申を経て、市制移行を踏まえたまちづくりの基本理念と目指すべき将来像、そしてまちづくりの基本方針について、今年度中に策定する予定としています。なお、新総合計画・基本構想の策定に当たっては、来年の第1回定例議会においてご説明しご意見を賜りたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
  また、現在の後期基本計画については、来年度、新総合計画・基本構想に基づく前期基本計画の策定を予定しますので、その際、市制移行を踏まえた新たな視点に立ち、内容全般について検証を行いながら策定作業を進めてまいります。
  問い3の限られた町土であり、計画的な土地利用については、現在平成21年に策定した第4次富谷町国土利用計画に基づいて適正な土地利用を行っています。また、町土は町民のための限られた資源、財産であることから、今後も適切な利活用を図ってまいります。
  問い4、コンパクトな都市づくりのための富谷町の市街地につきましては、現在はしんまち周辺地区は本町の行政・文化の拠点として機能しており、また、人口は本町の西部、南部地区を中心に集中している状況にあります。このような状況を踏まえながら、今後中心市街地の位置づけも考慮しながら、便利で快適な住環境、都市機能の維持、整備に努めてまいります。
  問い5、都市活動を支える円滑な広域幹線道路ネットワークについては、町内の広域幹線道路としましては、東北自動車道や仙台北部道路、国道4号線を軸に、主要地方道仙台三本木線、県道西成田宮床線が走っており、国道4号の西側には、大和町内となりますが、県道大衡仙台線も走っております。これらの広域幹線道路を補助するように、南北方向に都市計画道路の七北田西成田線や穀田大沢線が、東西方向に宮沢根白石線や富ケ丘明石線が整備され、そのほかの幹線町道とともに町内の主要な地点を連絡しております。このような道路ネットワークにおいて、仙台北部道路の富谷インターチェンジの開通は、国道4号の渋滞緩和や物流の効率化などの面で期待が高まっており、現在造成中の高屋敷地区への企業誘致活動においても大きな追い風となっております。今後は、東北自動車道と仙台北部道路のフルジャンクション化を早期に実現し、道路ネットワークのさらなる強化を図るため、関係機関に対し要望活動を強力に進めてまいります。
  問い6の住民と協働で進める都市づくりについては、私の町政運営の基本は、町民の声が届く町であり、そのためにも住民との協働のまちづくりは大事なことと認識しております。6月議会でも答弁いたしましたが、自治基本条例など住民との協働でのまちづくりの基本的な制度は必要と考えておりますので、現在実施しているわくわく町民会議や町政懇談会を継続しながら、他自治体の例を参考に検証してまいります。
  問い7の自治体との災害協定をふやし、危機管理体制の確立については、現在、遠隔地自治体との災害協定は、愛知県長久手市と締結しておりまして、協定内容や防災体制等について情報交換するなど、連携を深めております。他の自治体との協定につきましては、同時被災しないなどの地理的条件などを勘案しながら、前向きに検討してまいりたいというふうに思います。
  設問件名2の仙台市並みの敬老パス、乗車パス等、都市機能の整備についての問い1、仙台市並みの敬老乗車パス、富谷版敬老乗車券、乗車証につきましては、高齢者、障がい者の交通施策として検討を重ね、仙台市交通局、宮城交通との協議を進めております。
  現段階では、仙台市交通局が発行しておりますICカード乗車券「イクスカ」を活用した制度を設計しており、来年10月の市制施行に合わせて新たなサービスとして開始する予定です。今後も持続可能な制度を視野に、利用者負担割合や利用額の上限額などについての細部にわたる検討と関係機関との調整を継続してまいります。そして、町民バス活用による町内移動の支援と新制度による町外移動の支援を両輪に、高齢者、障がい者の社会参画の促進、安心・安全な移動の支援を目指してまいります。
  問い2の富谷消防署の新設で他自治体に頼らない救急体制についてであります。
  富谷町においては、常備消防力の強化が必要であると認識しております。対応といたしましては、本年6月22日の黒川地域行政事務組合の理事会の際に、緊急を要することなので協議をお願いしますと申し出を行い、8月5日の同理事会後の理事協議会において、救急車両の1台増車の必要性について理解をいただき、あわせて消防署所の2署所化も含め、常備消防力の強化についても検討していくこととなりました。なお、この問題については、これまで深い議論をしたことはなかったと伺いました。
  問い3、公営墓地整備についての懇談会設置状況についてであります。
  現在、公営墓地の建設については、町有地におけるインフラ整備が技術的に可能かどうか、また、富谷町の墓地等の経営許可に関する事務取扱要領との整合性も含めて用地選定作業中です。懇談会の開催に当たっては、ある程度の町としての方針、情報等が必要であるため、基本計画の策定とあわせて開催する必要があり、開催までもう少し時間を要する見込みです。また、懇談会の形式としては、わくわく町民会議などにおいて町民の皆様からのご意見を聴取する機会を設けながら進めていきたいと考えております。そのほか、町内寺院ご住職との懇談会も検討しているところであります。
  問い4、パークゴルフ場の整備に関しては、議員より第2回定例一般質問「もう待てない町営パークゴルフ場の整備計画について」において、町の整備方針等はお話し申し上げておるところです。現在、町パークゴルフ協会の皆さんと意見交換会を本年7月14日に開催し、多くの会員の皆様にご意見を伺い、整備へ向けて検討作業を進めているところです。
  整備に当たっては、相当の経費もかかることから、できる限り補助事業や他の整備助成事業などがないか、研究を進めているところです。その1つとして、自衛隊による自衛隊法100条に基づく部外土木工事という制度があり、こちらが認められないか、自衛隊関係機関と協議を行っています。この事例の最大のメリットは、大幅な工事費軽減にあり、大衡村パークゴルフ場の整備時に実施された実績もあることから、工事費抑制のためにも自衛隊の協力による造成工事の可能性を追求しているところでございます。
  今後におきましても、候補地の最終選考とあわせ、早期の整備着工を目指し、多くの愛好者や町民の皆さんの健康増進策の一環として、町営パークゴルフ場の整備促進、早期着工に向けて検討を進めてまいります。計画がまとまり次第、改めて議員の皆様へご説明させていただきます。現在ではこのような進捗状況となっております。なお、合理的な観点から、公営墓地との一体整備ができないかどうか、検討中であり、そのための造成の手法やインフラ整備についても検討中であります。
  質問件名3、台風18号などの危機管理を問うの問い1、黒川地域行政事務組合、黒川消防本部、大和警察署等々への浸水、孤立による機能麻痺の状態については、今回の豪雨において、地域住民の安心・安全を担う黒川消防本部や大和警察署などが孤立し機能麻痺の状態になったことは、大変重く受けとめております。今後は、関係町村とも連携を図りながら対策について検討してまいりたいと考えております。
  問い2、台風18号における行政防災無線の避難勧告が一部聞こえなかったことへの検証についてであります。
  防災行政無線については、大雨が降っている中で放送したこともありますが、これまでも放送内容を聞き取れなかったというご意見を頂戴しております。町では、防災行政無線のほか、緊急速報メール、ツイッター、フェイスブック、ホームページ、ケーブルテレビなど、音と文字による複数のツールを活用して町民の皆さんへの情報発信に努めておりますが、今後は各家庭内で放送を聞くことができる設備について検討を続けてまいります。
  問い3、成田第一汚水中継ポンプ水没事故の原因についてでありますが、今回の事故につきましては、ポンプ場周辺の皆様に大変ご心配とご迷惑をおかけしましたことをおわび申し上げます。
  本年9月14日午後9時ごろに発生いたしました成田第一汚水中継ポンプ場水没事故の原因につきましては、事故発生当日、同ポンプ場における年1回の精密点検を実施した際の作業員の汚水送水ポンプスイッチの誤操作が原因と判明いたしました。今回の事故に関する損害につきましては、維持管理業務受託者が全額負担する旨の意向を示していただいております。今後は事故原因を慎重に調査検証をし、損害賠償請求につきましても相手方と協議を進めてまいります。今後このような事故が二度と起こらないように、再発防止に努めてまいります。
  以上です。
議長(浅野幹雄君) これより菅原福治君の質問は一問一答により行います。15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) それでは、再質問させていただきます。
  市制移行の今後のスケジュールでございますが、来年2月に国勢調査の公表が5万人以上ということで5万人を超えれば当初どおり、先ほどもあったんですが、富谷町の議会、また、県議会、総務省等々との今後のスケジュール等には当初どおりの予定でいいのか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 今のご質問にあるように、この国勢調査の速報値を待って予定どおり進めていく予定であります。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 若干用意しておったんですけれども、町長の先ほどの答弁で順調ということで余り質問がなくなったんですけれども、それであれば、今後、前回1回目に懇談会、市制移行の地区懇談会ありましたけれども、これにつきましてはいつごろ、どんな形式でやるのか、お伺いしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 今のところ、やはり速報値が出た段階で本格的に市制移行の手続が進んだ段階で、時期を見て改めて地区懇談会を開催したいというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 1回目に場所の問題だとか、曜日の問題、時間の問題等々出ておりますので、その辺は2回目につきましては考慮をしていただきたいなと思っております。
  それでは、次に、富谷町の総合計画でございますが、総合計画の確認でございます。町は、21年度に策定した総合計画を見直して、全く新しい総合計画、しかも基本構想を策定するということですが、全く新しい基本構想からつくるという認識でよろしいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 全くというよりは、これまでのもちろん基本的な流れをくみながら、市制移行に向けて新たな基本構想という形で審議会のほうに諮問をさせていただいております。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) わかりました。それで、富谷町の総合計画の審議会がこの間立ち上がりましたが、学識経験者14名の方々の選考過程についてお伺いをしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) まず、まち・ひと・しごと創生法という総合戦略の策定等も意識した人選を行ったところでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) もう少し話してほしいんですが。富谷町のその総合計画審議会の位置づけといいますか、この審議会は富谷町の総合計画と、先ほど話した総合計画と、そのまち・ひと・しごと創生計画の双方あわせて審議するという認識でよろしいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) ご質問のとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) そうしますと、イメージなんですけれども、富谷町のその総合計画とまち・ひと・しごとの創生計画の関係するイメージをちょっとあらわしていただきたいんですが。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) いずれ総合計画の基本構想のほうの範疇に入るんですけれども、その中から特に雇用ですとか、そういったところに特化した、あるいは交流人口とか、そういったものに特化した計画を今先んじて年内をめどにまとめておるところでございます。総合計画に関してはその後、あと計画期間も若干異なっておりまして、総合戦略、こちらについては本年をまずスタートとして5カ年、総合計画については次年度からの計画というふうなことで、若干そこの時期もありますし、終わりの年度のほうも総合戦略については5年、総合計画については当面10年というふうなスパンで考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) そうすると、基本計画の中に創生計画が入っているというようなイメージですね。はい。
  それでは、その総合計画の基本構想、また、基本計画のその目標年度、先ほど10年とありましたけれども、どのような年度配分、前期後期考えているのかをお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) そうですね。総合戦略については、今申し上げたとおり本年をまずスタートというふうなところで、実際計画の策定とあわせて雇用の場を確保するための企業の誘致等、そういったものに具体的に取り組んでおります。総合計画のほうについては、次年度、28年度からの前期の5年、それからさらに残りの5年というふうな計画の段取りを今しておるところでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) そうしますと、その前期後期あるわけですけれども、5年、5年、総合計画があるわけですけれども、毎年、前回もそうでしたけれども、毎年ローリングは実施すると思うんですが、その毎年そのローリングした結果、総括というのは出すんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) ローリングによるというのは実施計画と言われている3年部分の計画の部分と、それからあと単年度の予算のほうの2種類、こちらを我々のほうはローリングというふうな中では考えておりまして、3年分の経過、成果というものではなく、単年度の実績というふうなところで、単年度の予算に対しての決算というふうなところでの進捗管理を予定して今おります。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) ということは、その基本計画の3年ですか。その分は総括として出すということでいいんですね。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 基本計画、前期と例えば5年というものについては、総括は考えてございます。5年分、前期の5年とかというふうな総括……。(「3年は」の声あり)3年は内部の予算の積み上げといいますか、その3カ年分の単年度の部分のでこぼこはありますけれども、3年分に関してはいわゆる実施計画というふうな位置づけでございまして、それは毎年年次更新はしますけれども、単年度でそれは、単年度の予算にいずれはね返ってくるものでございますので、そこで決算を打って実績を確認するということで進めてまいります。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) これも先ほど町長ちょっと答えられたと思うんですけれども、地方創生戦略については12月、それと新総合計画については年度内につくって議会に新年度で発表するということの認識でよろしいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 3月議会ということなので、今年度中にはお示ししたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) それでは、これも町長先ほど触れられておりましたけれども、富谷町の自治基本条例の制定についてでございますが、この件に関しては前回も、町としては基本ルールであり必要であると、他自治体を研究検討するんだという回答をいただいておりますが、それ……。そうだと思いますが、そこで私、町長に口幅ったいですが進言があるんですけれども、しっかりとした体制で検討すべきと思いまして、副町長をトップにそういったつくる体制をつくられたらいかがかなというふうに思いますので、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの菅原福治議員のお話のとおりで、大変大切なことでもありますので、他自治体の事例も含めながら参考にして、大庭副町長は大変優秀でありますので、大庭副町長のお力をかりながら中心に前向きに検討してまいりたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) よろしくお願いいたします。
  それでは、テーマを変えまして、次に、計画的な土地利用についてお伺いいたしますが、現在、町には多くの団地群がございますが、宅地の空き地区画が今幾つあるか、つかんでいるんでしょうか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 済みません。戸数についてはちょっとただいま承知しておりませんので、申しわけございません。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 大体で結構ですが、つかんでいる思いをちょっと言っていただきたいんですが。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 今開発している明石台東のほうですと、500ぐらいは残っているのかなというふうには思っております。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) そうすると、当然500では足りなくなるのは目に見えているんですけれども、この間、決算委員会、ついこの間ですけれども、これからの線引き見直しについては平成30年度ということでしたが、町はこの調整区域編入についてどのような考えを持っているのか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 線引きの問題につきましては、やはりある程度これ、皆様のご意見をいただかなくてはならないと思うのですが、あとただいま検討していただいているいわゆる人口ビジョンにも関係することでもありますが、ある程度は開発を進める必要があるかとは思うんですけれども、ただ、現状今、県のほうが新たな開発については大変慎重であります。何せ人口が減少しているという時代の中で、新たな開発については大変消極的、かたいものですから、その辺は県と相談をしながら、あとまた、これ今いろいろなご意見、お話もありますので、その辺を踏まえながら検討をしてまいりたいというふうに思っています。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 私の単なる試算ですけれども、誰でも考えられることなんですけれども、人口が今5万2,000人、マックスで6万だとして、あと2,500から3,000ぐらいの宅地は必要じゃないかなと思います。そうすると、今明石台東で500、1,000までないと思うんですけれども、当然足りなくなるわけで、それについてはいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの菅原福治議員のご意見のとおりでありまして、そういったことも含めながら検討してまいりたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) その中には、成田の隣、成田なんでしょうけれども、成田2期の西東という調整区域があるんですけれども、当然そこは入るんでしょうけれども、その辺は考えられているんでしょうか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 成田2期の西東でございますけれども、現在国土利用計画では開発を想定するような区域に位置づけられております。今後線引き見直しにおきまして、その辺も含めて要望するかどうかにつきまして、内部のほうで検討してまいりたいというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) よろしくお願いいたしたいと思います。
  それでは、次に、都市づくりの方向性についてお伺いいたします。
  これは論旨でも述べましたが、町の土地は限られているということで、画一的な拡大志向じゃなくて、地域なり環境に配慮したコンパクトシティーづくりが重要じゃないかということに対しての町の見解をお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私も、もともと富谷町、そんなに大きな町土でありませんので、まさにコンパクトシティー、いわゆるスマートシティーというのが大変富谷には合っていると、今のこの環境を生かすとすれば、私もそういった同じ方向でやはり目指した都市づくりを目指していきたいというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) その中心市街地、先ほども話がありましたけれども、富谷町は東北道を境に東部と西部にきれいに分かれております。また、先ほど町長からも説明あったように、北部は平たんでまとまった農地と行政施設ですか、ここもそうですけれども、行政施設、南部は大規模な団地と大亀山の公園というようなのに分かれますけれども、そういった中で中心市街地がはっきりしていないんですね。やはり今後中心市街地をはっきりさせることも、これからの都市をつくるのには必要だと思いますので、その辺の中心市街地構想をどのように考えているのか、先ほども一部あったんですけれども、ダブりますがお答えいただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 先ほども申し上げましたように、やはり北部については行政・文化の拠点としてやはり大切に守っていかなければいけないというふうに思います。ただ、やはり人口集積は南部エリアでありますので、その辺鑑みながら、守るべきものは守り、そして新たに集積されているところは集積しているところでさらに活性化を図っていくという、ただ、その上で中心市街地をどこにという部分に関しましては、現在進めておりますいわゆる新交通システム、いわゆるその基軸の計画によって大きく変わるところでもありますので、その辺も含めて鑑みながら、その段階である程度中心市街地が位置づけられていくのかなというふうに思っております。
  以上です。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) その辺も後で町長にまとめて都市づくりについてお伺いしたいと思います。
  それでは、交通渋滞というような部分で、次に利便性がよく暮らしやすいまちづくりということで、これからは公共交通と道路を利用する生活者との両立が求められると思うんですね。そういった中で、今公共交通については町長一生懸命動いて計画もしておりますが、一方で道路のほうですが、道路のほうはやはり混んでいるんですね。渋滞が発生しておりますので、これからますます深刻になると思いますので、現在の都市計画道路なり、その辺の進捗状況をお伺いしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 都市計画道路でございますけれども、現在、町内には13路線、延長にしまして約43.9キロほどございます。そのうち整備済み延長といたしまして、32.5キロほど整備されております。まだ未整備区間として約11.4キロほど残っている状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) これからこの道路問題というのは大きな問題に発展することが予想されていますが、この新たな、今残り11キロの都市計画道路があるということなんですけれども、新たな道路というのは検討はされていないんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 都市計画道路につきましては、現在のところ新たな道路の計画というのはございません。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 私、今起きているその渋滞、交通渋滞、またこれから人口もふえますし、これから起きるだろう大渋滞が、やはり人口なり、団地の数からすれば道路が何となく少ない感じはするんです。あそこへ行くのに1本しかないとかね。道路の数が少ないと思います。これからはやはり先ほど言ったように都市計画道路11キロあるわけですから、それの早期の整備と、全くやはり先ほど言ったように新たな道路も、今の都市計画道路、私も地図見たんですけれども、本当にこれで解決するのかなと。渋滞がですよ。私は思いません。やはり新たな回り道なのか、バイパスなのか、新たな道路をつくらないと、私は解決しないと思うんですが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 都市計画道路につきましては、全線開通したときに機能を100%発揮するというような計画になっております。交通渋滞等に関しましては、町の土地利用だけに限らず周辺の市町村の土地利用の動きによっても大分状況が変わってまいります。そういった中で、仙台北部工業団地なんかの販売が順調に進んだために、町内の交通量が大分ふえてきているという状況もございますので、そういったものに対してどの路線を優先的に整備すれば効果があるのか、その辺も検証しながら今後の整備を進めていきたいというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 都市計画といっても、全くもう私から見ても進みそうにない、失礼なんですけれどもね。仙台絡みもあるので、全く進みそうもないような道路もありますし、あともうちょっとで進むのになというような道路もあります、確かに。その辺の検証は確かに必要だと思います。けれどもやはり、新たな道路をつくると、解消しなきゃならないんじゃないかなと思いますので、私はそういう思いでございますので、よろしくお願いいたします。
  それでは、次に、町民との協働で都市づくりを進めてはどうかということでございますが、今現在、先ほども町長ありました。わくわく町民会議で今やっていますよというようなこともございます。これからも高齢化問題なり、子供の問題なり、いじめの問題なり、いろいろテーマはありますので、ぜひこれも協働作業だと思いますけれども、やはりテーマを決めるのにも住民からテーマを募るとか、そういうような工夫も含めて協働作業を進めていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 先ほども申し上げましたように、私はやはり町民の皆様方の声をいただきながら町政をということで基本に考えております。そういう意味でわくわく町民会議と、あとは地区懇談会等を踏まえながらということをお話しさせていただきましたが、さらには今回私大変そのことを常々お話ししていると、「ちょっと聞いてよ」という私へのお手紙もこれまでにない、かつてこれまでの倍以上の多くの手紙もいただいたりしておりますので、そういった意見も大切にしながら町政に反映をさせていきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) これ、最後に町長に先ほど言ったようにお伺いしたいんですが、(仮称)富谷町は、あと3年、2年では無理でしょうけれども、3年でお隣、隣の塩竈
の人口を恐らく抜くと予想されております。あの塩竈市ですよ。あの塩竈市を3年で抜くというような状況まで今来ています。しかし、塩竈にはやはり昔から培ってきた歴史なり文化、海もありますし、食なんかもありますし、いろんな魅力がたくさんあるわけですね。富谷町としてもこれから塩竈みたいな魅力をつけていかないと、兼ね備えていかなきゃならないんですが、富谷町はそういった大きな可能性を持った、塩竈を抜くというような可能性の位置づけの町ですが、ここで町長にお伺いしたいんですが、先ほど富山の、論旨で富山市長のまちづくりの思いなり、また、今塩竈を、あの塩竈を人口で抜くんだというような件も含めて、町長のまちづくりなり、その都市をつくるんだというようなものの熱い思いを語っていただきたいんですが。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 人口がこれからまださらに、全国的にも本当に全国の市町村が今減少している中で、本当に数少ない人口減少という、本当にそういう意味では人口が伸びているというのは一つのまちづくりとすればありがたい状況にありますし、さらにそのことは大切にしながら、ただ、私もこれまでお話ししましたように、市になることが目的ではなくて、どんな市をつくっていくか、そして今回のテーマは一つのこれまでベッドタウンからのいわゆる脱却と、いわゆる自立した町、都市機能をいかに確立していくかということだというふうに思っておりますので、自立した都市機能をしっかりと踏まえ、その上でやはり「住みたくなるまち日本一」という私今回スローガンを掲げさせていただいておりますが、これはやはり誰もが全国に誇れる町ということで、それはあらゆる面で文化、いわゆる教育、全てにおいての全国に誇れる町、そして誰もが住みたくなる町というのを私は最終的に目指しているところでありまして、その実現に向けてしっかりと皆さんとともに、オール富谷、皆さんの力をおかりいただきながら、リーダーとして一生懸命頑張っていきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) ありがとうございました。
  それでは、敬老乗車パスに移りたいと思います。
  この敬老乗車パス制度は、本当にお年寄りというか、高齢者から早く導入してほしいという強い要請を受けております。町長の定例会議の挨拶でありましたけれども、新たに富谷版の敬老乗車パス制度を今考えているんだと。それで、先ほどもありましたように、来年市制移行の10月にぶつけてサービスを開始したいんだということでございますが、本当にこの対応につきましては早いなと、早い対応だなというふうに感謝をしております。できれば、差し支えない範囲内で、住民の負担額とか、上限の利用枠とか、年齢とか、改めて一つ一つですけれども、内容についてわかる範囲内でお聞かせいただきたいんですが。内容でございます。
議長(浅野幹雄君) 高齢者施策専門監。
高齢者施策専門監(安積春美君) 今申しました詳細につきましては検討段階でございます。ですので、今ここで申し上げますと、それがひとり歩きということもございますので、今現段階検討しているというところでご了解いただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまも担当専門監からお話があったように、実はかなり具体的なところまで今進んではいるんです。ただ、どうしても仙台市及び仙台市交通局のほうから、具体的なまだ仙台市としても発表できない内容も含まれる部分もありますので、その辺はご理解いただければというふうに思います。あと、上限と負担額についても、あわせてどうかご理解いただければというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) わかりました。そうはいっても、住民は全てただにせいとか、何かそうじゃないみたいですね。2割、多い人は3割ぐらいとか、私の思った感覚ですけれども、ただでなくていいんだぞというような話はよく聞きます。一気に無料というようなことではなくて、仙台も1割ですので、ぜひその辺はいいんじゃないかなと。それと、せめて年齢、対象年齢はいいでしょうけれどもね。ちょっとお伺いしたいんですが。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 本当に申しわけありません。ちょっとやはり年齢につきましても、かなりいわゆる負担額と年齢によって大きく財政的な負担も変わりますので、その辺、もう少々お時間をいただければというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) それでは、移ります。
  消防署にちょっと移りたいんですが、時間が5分ということで。
  富谷の救急要請、消防署なんですけれども、救急要請したのの富谷での出張所での対応が7割と。他町村、他町村というか、大和が主なんでしょうけれども、大和で処理するのが、処理というか、対応するのが3割だと聞いておりますが、その認識でよろしいでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 26年度の実績によりますと、議員おっしゃるとおり、7割が富谷隊で、大和隊が23%、2割5分というところでございます。
  以上です。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) そのほかはどこから対応されているんですか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 大衡、大郷隊も一応来ておりますので、そちらで、細かい数字をお話ししますと、大衡隊で3%ほど、切り上げ4%ですね。あと、大郷で切り上げで1%ということで来ていただいております。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 救急要請ですから、大衡等々から、また大郷あたりから救急要請で対応していたのでは、この間も仙台の事故もありましたので、時間的にかかると思うんですが、その辺の認識はどうなんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 議員のおっしゃるとおりで、距離が長い分、到着の時間はかかっているかなというふうには一応認識しております。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) この辺の議論というのは、先ほど町長は余りしていないということなんですけれども、その黒川行政では議論はされて報告もされているんでしょうか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) この救急車の増車、現状につきましては、もう本当に近々、これまで議会でも取り上げてまいったように、大変大きないわゆる町民の生命にかかわる問題でありますので、緊急にとにかくこの問題を解決したいということで、先ほども答弁で申し上げましたように、本年6月の行政事務組合、いわゆる黒川行政地域事務組合の理事会のときに、緊急にとにかくお話し合いの場を設けて、お話し合いの場を設けてほしいということを6月にお願いをして、やっと8月の理事会の際に、一応理事協議会に切りかえをさせていただいて、理事協議会の場で切にこの救急問題、救急車の問題をお願いさせていただきまして、一応その場である程度他の大和、大衡、大郷の理事さん方から、28名の理事さん方からはご理解を賜ったところでありまして、早急にその問題を解決しなければいけないという認識はご理解はいただいたところであります。ということで、ただ、ここまでその際に私も伺った話が、この件についてここまで深い議論をしたのは今回初めてだよという話をされたところであります。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) やはり今まで話されていなかったというのは問題だと思うんですね。やはりこれ確かに組合で対応しているわけですから、4カ町村、言えること、言えないことあるんでしょうけれども、やはり人口が多ければそれだけ危険度なり回数、出動回数は多いのは当たり前なんですね。そんなことからいえば、私はどうもこの平等であって不公平みたいなね。確かに平等にやって救急車1台ずつ4台配備しているよと。平等なようですけれども一面、不平等、不公平につながっているのではないかなと思います。その辺の平等であって不公平という考え方についてはいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 平等、不平等というよりも、やはりその生命にかかわる部分なので、現状をとにかく鑑みながら、現実富谷に対する出動が多いという事実がありますので、その対応を早急にということでご理解をいただいたところであります。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 次に、公営墓地に移らせていただきます。
  これにつきましても、先ほど町長の答弁にあったように、早い対応をしていただいているなということで感謝を申し上げるんですが、しかし、いかんせん中身なんですけれども、まだ懇談会が実施されていないと。今作業中というか、情報を集めているんだというような話を先ほどお伺いしましたが、これ何がネックになっているのか、お伺いしたいなと思います。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 先ほど町長の答弁もございましたが、現在パークゴルフと公営墓地、一体整備できないかどうか検証しております。それに伴いまして、合理的な観点から基本計画等もまとめてできないか、そういったことも検証しておりまして、ある程度基本計画案的なものができませんと、ちょっとこちらからご説明することもまだ少ないもので、そういったものを策定する段階で、まず住民のご意見を頂戴したいなと考えておりましたので、もうしばらくお時間をいただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) その基本計画つくるにも、先ほどの協働ではないんですが、住民なり住職さんの話を聞くとかというのも早く進める方法だと思うんですが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(泉川潤哉君) 議員のおっしゃるとおりでございます。まだその段階に入っていないということですので、策定に当たっては、まずこちらのほうである程度のものをお示しする必要もございますので、そういった段階で皆さんのご意見を頂戴したいと考えております。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 町には4つの墓地があって、今600ぐらいの空き墓地しかないんですね。それがはっきりいって民間でございますので、俗に言う高いということでございますので、今はどちらかというと安くてきれいな墓地というのが求められているんですけれども、ぜひ早急に住民は求めておりますので、ぜひ対応をお願いしたいと思います。
  それでは、最後に……。最後じゃないな。もう少しあるんですけれども、パークゴルフ、先ほどのパークゴルフの件でございます。
  先ほど自衛隊にパークゴルフ場を要請しているんだというようなことでございますが、これは了解はまだとられていないんでしょうか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいま要請を行っておりまして、何とか受けていただけるようにということで今お願い、正式にはまだ受託はいただいていないということでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 自衛隊に山を崩す粗造成だということでしょうけれども、これは場所は公表してもいいんじゃないでしょうか。ぜひここで場所を。全然わからないんですけれども、ぜひ公表していただきたいんですが。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 大変申しわけありません。場所につきましても、やはりちょっと今はまだ正式に受託をいただいていないという部分もありますので、もう少し、もう少々その正式な場所の選定につきましてはお待ちいただければというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 数少ない町営の山ですから、大体予想はついているんですけれども、ぜひ本当ははっきりしたほうが町民の方も安心すると思うんですね。早い対応をお願いしたいと思います。そうすると、施設のほうなんかもまだだと思うんですね。中身、それは後で回します。
  それでは、台風18号の危機管理についてお伺いいたします。
  これは、その黒川のあの大和の吉岡のあの場所があんな状態、新聞で大きく報道されましたね。全部冠水したと。パトカーも出られないと。職員、公務員が民間に助けられたみたいなあれ載っていましたけれども、これ緊急理事会は開催されたんでしょうか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 災害後、大和の町長選挙もあったということもありまして、緊急の理事会は開催されておりません。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) ちょっとまずいんだと思うんですね。やはり台風、今シーズンでもありますし、先ほど言ったようにいつ何が起こるかわからないときでございますので、まして河川ですから、また同じことが起きるとも限らないんですね。起こらないとも。ぜひその辺で内容が内容ですから、緊急に理事会なり議会を開いていただきたいと思います。ぜひよろしくお願いいたします。
  これは三ノ関周辺の状況について、調査と今後の対応についてお伺いしたいんですが。三ノ関、富谷の被害の状況と、これからの対応についてお伺いしたいんですが。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 三ノ関の竹林周辺で今回床上・床下浸水が発生しております。富谷町といたしましても一番警戒しておりまして、新田橋の水系を大雨のたびに注意して注視しながら対応しているというような状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) まず、一つ、先ほど行政事務組合の理事会については、来週の14日に開催をする予定になっておりますので、早急にその場で今回の件は多分議論を、協議をさせていただきたいというふうに思います。
  あわせて、今の三ノ関の問題につきましては、先ほども申し上げましたが、やはり根本的に竹林川の問題があるものですから、その件につきましては先ほども答弁で申し上げましたように、先日国土交通省にお邪魔をして、来年度調査費を盛り込んでいただくことになっております。そしてまた、あわせて29年度からは河川の工事に入るという予定でいただいておりますので、早急に竹林川の整備からこのようなことがないように工事を進めていきたいというように思います。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 最後です。成田の中継汚水ポンプ、きょうも何か作業員さん入っておりましたけれども、これはポンプの交換とかの作業は要らないんでしょうか。完全にもう復旧したのか、その辺をお伺いしたいなと思います。
議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 現時点ではまだ仮設というような状況でございまして、ポンプ稼働本修復に向けて現在進めておるところでございます。(「終わります」の声あり)
議長(浅野幹雄君) この際、午前11時15分まで休憩をいたします。
     午前11時05分 休憩


     午前11時15分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  12番山路清一君。
12番(山路清一君) 通告書に従い、簡潔に一般質問をいたします。
  「住みたくなるまち日本一」の公約を挙げ、若生裕俊新町政が誕生、早いもので8カ月を迎えようとしております。町長みずから積極的にトップセールスを行い、また、宮城県から来ていただいた副町長とのツートップセールスに期待し、その結果として徐々に成果を得ていることを実感しているのは私だけではないと思います。
  初めに、高屋敷工業団地の現況を質問します。
  先日24日、第3回富谷町議会定例会においての町長の挨拶に、高屋敷工業団地造成工事は12月の工事に向け順調に工事が進んでいるとの報告と、コストコホールセール・ジャパンが来年の4月オープンに向けて、9月2日に工事安全祈願祭がとり行われたことや、町長みずからのトップセールスにより1社の立地が決まったこと、また、残る3区画のうち、現在数社と交渉、そのうち1社とは組合との販売交渉や宮城県及び富谷町との企業立地優遇制度の詳細な説明を行っているとの話があり、大いに期待するところでございます。
  国道4号線を通ると工事の進行状況が見え、おのずと人々の関心を誘っております。また、杜乃橋地区との接続工事も近く始まる予定で、コストコのオープンによる交通量の増加や防犯など、安全・安心な環境整備に近隣住民の関心が自然と高まってきております。宮城県の中で今一番輝いている黒川地区、特に大衡村、大和町はトヨタ自動車関連企業や東京エレクトロン、そして読売新聞関連と、進出企業の話題が尽きません。我が富谷町にも企業進出はありますが、大衡村や大和町には及ばないのが実情でございます。
  しかし、このたび住宅地を含まない工業系の団地としては、富谷町初の高屋敷の工業団地、そこに話題のコストコ進出で注目を浴びております。3月にコストコ本社を視察したときに説明されました会社概要では、富谷コストコ店の商圏は仙台近隣だけでなく、宮城県内はもとより、福島県、岩手県など東北全般で、また、購入客も会員制で法人客、個人客があり、特に法人客として商売している方々が大量購入が多いという説明を受けたところです。そのことを考えると、東北6県から東北道を利用し、4号国道からの顧客と仙台市北西部からの近道、北四番丁大衡線を利用する車による渋滞が予想され、対応策が急がれます。上山店がことしの8月にオープンしたのがよい例であり、富谷町の町当局の方や町長みずから、そして大和警察署も視察し、町の関係機関も今後視察予定されており、多くの方々が富谷店の開店に当たり、交通や防犯に対し関心の深さが見受けられます。
  そこで、次のことを質問いたします。
  町長の挨拶にもありましたが、町民に対し、再度お伺いいたします。
  1つ、団地造成工事の進行状況を伺います。
  2つ、進出企業の現況を伺います。
  3つ、コストコ竣工までの工事行程を伺います。
  4つ、近隣住民生活、交通環境の対応について伺います。
  5つ、今後の指導対策について伺います。
  続きまして、町道改修工事を質問いたします。
  富谷町の団地造成は昭和40年代から本格的に行われ、初期の造成工事は道路側溝にふたがなく、住民から要望や苦情が以前からありました。通行の安全・安心のため有蓋工事の要望が多く、町も現在各地において工事に取りかかっているのが現状でございます。先日行われた平成26年決算審査特別委員会の中でも、富ケ丘地区側溝整備工事決算額が3,713万4,720円、そして鷹乃杜地区側溝整備事業にも3,563万1,360円、平成26年度歩行者の安全と車両通行の円滑化を確保するため、道路の有効幅員を広げる側溝の有蓋化を実施しております。
  しかし、富ケ丘は全長1万2,778メートルのうち、整備済みが3,900メートル、そして鷹乃杜に関しましては9,794メートルに対し416メートルしか整備されていないのが実情でございます。町の予算を考え側溝整備に努力していることが、予算額が少なく、限られた予算であり、このような状況と伺いました。富ケ丘は約30.5%、鷹乃杜ではわずか4.2%だけしか整備されていないのが現状です。町も予算的に工事に対処していることとは思いますが、次のことを質問いたします。
  1つ、富谷町の町道改修工事の概要をお伺いいたします。
  2つ、富ケ丘地区町道工事に伴う側溝有蓋工事計画を伺います。
  以上、質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 山路議員に申し上げます。1問目の高屋敷工業団地の状況を質問するの中で、5番目の質問がございましたが、通告にございませんので答弁の必要はありません。
  ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの山路清一議員のご質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。
  まず、初めに、質問件名第1の1、高屋敷工業団地の現況を質問するに関連いたしまして、問い1の団地造成工事の進行状況については、高屋敷土地区画整理事業は、昨年10月から造成工事に着手しており、本年9月末現在の進捗率は70%となっております。現在、本年12月末の工事完了に向けて順調に工事が進められております。
  問い2の進出企業の現況については、既に立地決定しているコストコホールセール・ジャパンに加え、もう1社立地の運びとなりましたこと及び現在数社と交渉している状況につきましては、本定例会冒頭でのご挨拶並びに決算審査特別委員会の質疑で申し上げたとおりでございます。
  問い3、コストコの建築工事につきましては、本年9月2日に起工式が行われ、10月から店舗本体及びガソリンスタンドの建築が開始をされました。工事の完了予定は来年2月28日となっておりますので、急ピッチで工事が進められております。なお、開店予定は、ガソリンスタンドが来年3月、店舗は4月となっております。
  問い4、近隣住民生活、交通環境の対応については、コストコホールセールにつきましては、国道4号線側からの左折イン、右折アウトと説明を受けておりますが、杜乃橋地区などを通過する車両の増加も予想されます。交通状況の把握のため、本年8月20日にオープンしたコストコ上山の開店等に出向き、交通状況を確認しているところです。杜乃橋地区内の町道の速度や駐車禁止の規制、横断歩道、ガードパイプ等の設置、また、信号機を優先的に設置していただけるよう、宮城県公安委員会に積極的に働きかけをしているところであります。今後も引き続き交通関係団体や大和警察署と連携、協力しながら、可能な限り近隣住民生活、交通環境に影響が出ないように努めてまいります。
  質問件名2の町道改修工事に関して、問い1、富谷町の町道改修工事の概要については、現在町では側溝有蓋化工事として、富ケ丘地区、鷹乃杜地区、太子堂地区を計画的に整備しているところであります。
  問い2の富ケ丘地区町道改修工事に伴う側溝有蓋工事計画については、富ケ丘地区は平成22年度から側溝整備事業を開始しています。当初は公共施設の周りを優先的に行ってきましたが、町内会からの強い要望に基づき、現地確認の上、整備したところもあります。今後も基本的には公共施設周辺及び町内会の声を聞きながら、現地を確認して整備してまいりたいと考えております。整備に当たりましては、前回6月定例会でも回答申し上げましたとおり、かなりの時間を要することとなりますが、現行予算の約3,000万円を基本に計画的に進めていきたいと考えております。
  以上、ご答弁とさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) これより山路清一君の質問は一問一答により行います。12番山路清一君。
12番(山路清一君) 町当局が山形県の上山市に8月オープンしたところに視察に行っておりますけれども、そのとき視察に行った日時をお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 前日の19日から、午後から翌日と、あとそれから危機管理のほうではもう一度週末に視察に伺ったというところでございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) では、今のお話ですと、2日間にわたって視察に、調査に行ったということでよろしいんでしょうか。また、別にまた1日は別の人が行ったという話でよろしいんでしょうか、再度お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) そのとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 視察に行った方なんですけれども、町長もいらっしゃったという話を聞いていますけれども、誰々が行ったか、差し支えない程度でお話のほどをお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 開店の前の日の19日、20日におきましては、私とあとは企画部長、企画政策課長、あとは危機管理室長及び危機管理室の方々、あとは……。済みません。建設部長、以上です。あとあわせて、その開店時の交通状況のみではなくて、やはりその日は平日だったものですから、週末土日の交通状況も確認する必要があるということで、オープンの週の週末に危機管理室長が改めてまた出向いて交通状況について確認をしております。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) コストコの関係者の方々とお話ししたと思うんですけれども、どのようなお話をしたか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 開店の状況でございましたので、コストコの関係者の方とは私個人としてはそのまま名刺交換に終始したところでございます。コストコの社員の方に関してはそういった状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) そうしますと、コストコのほうとはお話はしていないということでよろしいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 前日はレセプションで、開店のレセプションだったり、あとは次の日オープンで、かなり慌ただしい中だったものですから、もちろんコストコホールセール・ジャパンの社長及び役員の皆様方、あと店長等との懇談はさせていただきましたが、何せ立ち話なものですから、慌ただしい中なので、ゆっくり状況についての懇談というところまではいきませんでした。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) そうしますと、ちょっと私もこれは前、川崎のほうに行って、本社のほうに行って話を聞いてきたんですけれども、実は私たちが政務調査に行く前に、町長はみずから私よりも2週間、3週間くらい前に行ってお話ししたという話を聞いていました。
  実際にコストコのほうの関心があるのには、コストコというのはやはり地域の問題だけじゃなく、先ほども論旨で話しましたけれども、やはり上山であれば、上山近辺、例えば福島、秋田のほうからの顧客の方も、宮城県からも行っていると思うんですけれども、その辺の状況的なことはコストコのほうからお話がございませんでしたか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) テレビのインタビューの答えている中では、そういった商圏としての当面富谷店ができるまでは宮城のほうからの交通も考えているしというような、広々と商圏、50万人を基準としているようでございますので、そういった広域的な話も当然ございました。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) その方たちがコストコの上山店にお見えになるときに、向こうは13号線ですかね、通っているのは。あとまた、山形道なんかも通っていますけれども、どのような動線で来ているかまではお話のほうは聞けなかったということでよろしいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) その当日の段階ではそこまでの深い話はしてございません。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) それでは、コストコに行って、上山に行って道路状況を判断しましてどのような感想を覚えたか、また、どのような状況だったか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) オープン、あとその次の最初の日曜日ということでさせていただいた時点では、県道のほうまで駐車が見られたというような状況でございます。9月初めの土曜日も行ったんですけれども、夜7時ころ土曜日行った際は、駐車場6割から7割というようなところで、道路までは出ていなかったというような状況も確認させていただいております。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 県道のほうまでというお話ございましたけれども、県道のほうに駐車場でなく、県道のほうに駐車していたのかどうか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 県道が片道2車線なんですけれども、歩道側に何という道路ですかね。少し幅のいい白線からあいているところがありまして、そこに車が店に向かって右折車はとまっていたと。それと、山形市から向かっては右折ラインのほうにとまって、反対の新庄のほうですか、反対のほうからにつきましては、その路側帯というんですか、2車線の脇の白線のところにとまっていたというような状況でございました。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 多分今の答弁で誤解されるかと思うんですけれども、駐車ではなくて、駐車場待ちで渋滞という形で車が並んでいる状態でありました。路上駐車はありませんでした。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 今の町長からの説明で、違法駐車じゃなく待合所に入るために並んだとあったんですけれども、その並び方なんですけれども、何メートルというか、何百メートルというかわかりませんけれども、それであと、その件だけまずお聞きします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) いつの時点でというか、ちょっとその日にちによって違うんですけれども、お答えすればよろしいでしょうか。一番長いときということでよろしいですか。はい。では、私が行った次の週の日曜日、一番最初の日曜日ですね。行った際は、片方、片方に入り待ちが多分90台から100台くらい並んでいたかと一応認識しております。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) それほど90メートルから100メートルに並ぶというのは結構な、90台から100台ですかね。並ぶことは結構な車の数だと私思うんです。それで、コストコのほうでは当然その辺につきまして誘導員を多分出したと思うんですけれども、誘導員を出してその誘導していたかどうか、再度お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 誘導員は拠点、拠点において誘導しておりました。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 交通問題がやはり富谷町でも考える場合に一番の問題だと思うんです。先ほどの説明にもございましたけれども、4号線から入るのを優先的にするという話をお聞きしています。4号線でも下りというか、古川のほうに向かってしか入れませんので、右のほうから入るということはできません。富谷の場合はですね。
  それで、上山店におきましては、その交通の問題に関しまして、住民とのトラブルとか、住民からの苦情があったかどうか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 古い情報で申しわけないんですけれども、8月24日、上山市のほうに一応確認とりましたときは、苦情は今のところありませんという担当者のお答えを頂戴しております。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) そうしますと、担当警察というのは多分上山署だと思うんですけれども、警察からの指導とかそういうのはなかったということで考えてよろしいんでしょうか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) そこまでの確認はちょっととっておりませんでしたので、ここで申し上げることはできません。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 何で私が上山の警察署を聞きましたかというと、大和署のほうに行ったとき、大和署の担当の方も大分心配しておりました。それで、大和署のほうも上山オープンに合わせて視察に行ってきますという話を聞いていますので、その辺の話なんですけれども、この件につきまして最後になりますけれども、その上山のあそこを視察調査しまして、富谷町の感じたことと今後の対応についてお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私も今回上山のオープンに合わせて行って、その後実は私も個人的に一度足を運ばせていただきました。やはり商圏とすれば仙台からの宮城ナンバー、仙台ナンバーの車が駐車場に多くとまっていたというふうに印象を受けております。それで、ただ、やはり上山市という商圏がエリアとすれば大きなエリアではないというと、こちらの富谷から比べればやはり仙台商圏と違う部分もありますので、予想していたよりはオープンのときの混雑もなかったというふうには思っております。ただ、富谷の場合は、これ以上に多分商圏もエリアが多いですし、あと高速道路、北部道路も含めて交通アクセスもいいということで、かなり上山よりは人が多いかな、多く来るという予想は感じました。
  ただ、かなりやはりコストコホールセール・ジャパンも全国25か22店舗、23店舗ですか。済みません、20数店舗目で、かなりいろんな地域で開店をしてきているので、その辺は地域にご迷惑をかけないようにというかなりいろいろな配慮は尽くされているということも感じてまいりました。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 次に、富谷店の開店に対してなんですけれども、上山の視察調査の内容を踏まえて、富谷店の開店に対してその交通の課題等どのような問題が発生するか、事前に把握していると思うんですけれども、その辺についてお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 一番懸念されるのが、隣接する杜乃橋の地区が隣接地になりますけれども、大和署のほうと協議を進めながら、幹線部分については40キロ規制というようなところでいろいろスピードを抑えたというようなことで協議をさせていただきまして、一応3月末までにそういったところを警察のほうで終了をしたいというようなお話を頂戴しております。あと、一部横断歩道ですね、そういったものの設置とか、そういったのも今いろいろ一緒にしているというようなことでございます。
  以上です。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 先ほどの答弁にもちょっとございましたけれども、安全施設としましてガードレールとか云々という話ありましたけれども、速度規制という今話ありましたけれども、実際に今あそこの杜乃橋のメーンとなる販売事務所、コンビニあるところの交差点から4号線に対して下り坂になっているんです。あそこを40キロで走る人なんか、ほとんどいないんですね。かなりのスピード出ています。ですから、その辺を間違いなく40キロに抑えることと、やはりあの辺にあの道路に関しましてはガードレール等を設けるとかということで考えていただきたいんですけれども、その辺に関して再度お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 一部交差点のところに防護柵を設置する予定で、今町のほうで協議を進めております。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) その辺につきましては落ちのないようにひとつお願いいたします。
  4号線のほうから乗り入れをするという話なんですけれども、4号線のほうに関しまして、乗り入れに関して4号線を1車線ふやすというわけにはいかないと思うんですけれども、その辺の考え方なんですけれどもね。下り線から左折して入ると思うんです。それについては結構私危険だと思うんですね。あの4号線に関しましては。その辺について、町と警察との関係、大和署との関係はどのような話になっているか、誘導的なことも含めましてお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 先ほど8月20日ということで、うちの職員と警察、大和署の方と一緒にコストコの開店時、一応状況確認をされていただいておりますので、今後警察のほうと打ち合わせをしながら進めていきたいと、一応このように協議をしながら進めていきたいとこのように思っております。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 先ほど町長からの答弁にもございましたけれども、上山の商圏と富谷の商圏は全然違うと思うんですね。仙台、大都会100万都市です。その場合の車の流れというのは、私はまるきり上山とは違ってくると思うんです。ですから、4号線を主体に進入するという話なんですけれども、その辺も本当に煮詰めていかないと、4号線が90台、100台の車じゃなく、物すごい私車並ぶような気はいたします。これも私も前もってコストコのほうと話をしまして、開店時はあれなんですけれども、そのうちおさまってきますよという話を聞きました。しかし、やはり事故があっては困りますので、その辺の開店時をメーンにやはりその辺の安全性に対して考えていただきたいんですけれども、その辺ちょっと町長にお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいま山路議員のご意見のとおり、上山の場合は国道から実はかなり県道が中に入って店舗までの距離があるものですから、交通、車に先ほど90台、100台並んでも、さほど交通全体にいわゆる支障を来す問題ではないという環境的なものがありましたが、富谷の場合は目の前が国道4号線という状況もありますし、そして4号線から店舗までの距離も短いということで、かなりそういう部分では危惧される部分もあると思いますので、その辺は大和警察署と万全の対応を図りながら、極力近隣住民の方々及び通行車両にご迷惑にならないように対応をしていきたいというふうに努力していきます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 私ごとになりますけれども、けさほど私、日吉台の交差点から左折しまして、8時ちょっと前だったんですけれども、あそこの交差点から4号線に入ることができませんでした。それほど今、日吉台の信号も非常に車が並んでいるような状況です。これは北部工業団地のほうに通う通勤者の方の車だと思うんですけれども、ラッシュが過ぎればそれはあいてきますけれども、その辺を踏まえてやはりこれは大変重要なことですので、考慮していただきたいということで考えております。
  また、駐車場が混んだ場合のやはり臨時待機場とか、その辺まで考えるべきかと私は思うんですけれども、このことについてお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 開店時につきましては、団地内であいているところがあれば借りるような形でちょっと対応を考えていきたいという言葉は頂戴しております。ただ、その時点でどのくらい埋まっているかというのはちょっと未知数なところもあるというようなところで認識しております。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 富谷町が主体となっているわけじゃないんですけれども、コストコのほうと、コストコのほうがその辺はやることだと思うんですけれども、やはり前もってコストコのほうにその辺の指示、指導のほうはお願いいたします。
  次に、これもこちらのほうも問題になってくるんですけれども、仙台市の北西部から来るその北四番丁大衡線、これが結構車が来ると思うんですね。この場合に、4号線を通らないで杜の丘から杜乃橋に入ってくるということが私は十分考えられると思うんです。一番近い道ですと、今のBESSというハウスメーカーございますけれども、あそこのところから曲がってくる方が多いと思うんですけれども、その前のコンビニの交差点から曲がってきますと、裏道を通って一番の近道かもしれません。その辺の顧客の動線関係はどのように、これも富谷町で考えることではないんですけれども、やはり指導的なこともございますので、どのように考えているか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) コストコへの入店の方法でございますけれども、基本的には4号線側の道路から左折して入って、出るときは右折して4号線のほうに戻るという動線を基本にしております。そのため、高屋敷地区のほうから、失礼しました。杜乃橋地区のほうから入ってくる道路を行った場合には、基本的には右折しては入れないような形になっておりますので、お客様ですね、学習されれば4号線のほうから直接入っていくようなルートをとられるようになるだろうというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) この件につきまして、ことしの春かな、コストコ関係の担当の方が日吉台のほうで説明がございました。そのときも4号線から入るという話をしたんですけれども、その辺、その件を話しましたらば、客を誘導しますけれども、そちらのほうからも入ってくるでしょうねという話はコストコのほうからいただいています。ですから、私はやはり北西部関係、それから団地にお住まいの方、近隣団地にお住まいの方、4号線を通らないで裏から来る方は結構多いと思います。それに対して、私は今から町のほうとしまして、やはりこれも私前に一般質問しましたけれども、杜乃橋と杜の丘のコンビニのほうから来て山伝いに信号を左折して、また今度右折するんですけれども、そのところにやはり一時停止とか、安全標識とか、安全のことを何か考えないとならないと思いますけれども、当局のほうの考えをお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 今予定といたしましては、山西に行って突き当たりあたりに一応横断歩道、一時停止を設けるというふうな予定にはしております。なお、そちらから大和側に学校のほうにぐるっと回るようになるんですけれども、大和警察署のお話ですと、そちらも合わせて、あのルート合わせて40キロの規制にするというふうなことで、あそこのルートをそういうスピードを出さないような形にしていきたいというふうなことでお伺いをしております。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) ハウスメーカーBESSのところの交差点に信号機が来期ですかね、取りつけるというお話を聞いていますけれども、この件についての詳細についてお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) ちょっと……。信号……。(「信号機です。これ、コストコのために信号機をつけるという話です」の声あり)危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 町長答弁にもございましたけれども、今宮城県の公安委員会のほうに優先的に信号機を設置ということで強く要望をさせていただいているということでございます。それで、発表は3月末、4月ころになろうかなというふうに一応思っております。
  以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 来春の3月ころに発表するという話なんですけれども、来年の8月、9月ころにはつくということで、オープンには間に合わないと思うんですけれども、つくということで考えてよろしいわけですね。お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) まだ私からここで設置できるということは申すことはできません。まず、3月、4月の採択の発表を確認させていただいた上で、あと早期にお願いしたいということは別に県のほうに、公安委員会のほうに要望はしていきたいと、一応このように考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 続きまして、コストコの雇用に関しての件からちょっとお伺いいたします。
  富谷町町民、それから近隣住民の優先雇用という話がコストコのほうからもございますけれども、この辺につきまして、町のほうの考えというか、をお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 優先的に雇用をしてほしいというふうなお願いはしているというふうなところでございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) かなり町民の方々も期待しておりますので、今後の雇用の件に関しまして、まだ多分詳細については話はないと思うんですけれども、町のほうに今話が来ているのはどの程度の話が来ているか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 今聞いているところでは、年明けから会員権の募集とあわせて、その辺の状況とタイミングで雇用の募集を開始するというふうなところ、人数につきましては300人から400人、そのうちの半数が正規雇用というふうなところは伺っております。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 本当に町民かなり期待していますので、わかり次第早急に町民のほうにお知らせのほどをよろしくお願いいたします。
  続きまして、道路改修工事についてお伺いいたします。
  論旨の中でも話しましたけれども、昭和40年代から始まった富谷町の団地造成、近年ライフラインも古くなり修繕修復が行われ、町の予算も大変私は時期になっていると思います。そこで、先ほどの答弁を踏まえてお伺いいたします。
  今後、町道改修工事に年間どれだけの予算が必要か、先ほどお伺いしたところ、富ケ丘、鷹乃杜に関しましても3,000万そこそこのお金でかけていきますよという話があったんですけれども、この辺につきましてお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 町内の道路整備、また、舗装補修工事などもありまして、限られた予算の中で3,000万ほどの予算確保に努め進めたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) そうしますと、私先ほど論旨の中で話した道路のメートル数、それから今の復旧のパーセントでよろしかったかどうか、確認したいんですけれども。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 先ほどのでよろしいです。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) そうしますと、今富ケ丘に関しましては、富ケ丘の南部のほうですね。太い道路を挟みまして南部のほう、結構工事のほうは進んでいますけれども、北部のほうは南部が終わってから工事にかかるというような認識でよろしいんでしょうか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 北部、南部というよりも、うちのほうでとりあえず公共施設周辺、そちらのほうを優先的に考えていますので、もし南部のほうの公共施設のほうが終われば北部のほうという考えでございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) その計画がわかれば、多分ここで話できないと思うんですけれども、後でちょっと図面上で説明か何かできれば幸いなんですけれども、その辺についてお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 後でお示しします。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 道路の改修工事につきまして、富谷町結構ところどころあると思うんですけれども、今早急にやらなければならないというような箇所があったらお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 今早急ということは特にはないんですけれども、一応道路舗装補修のほうを二、三ノ関線とか、そちら相当傷んでいますので、そちらのほうをやる計画でおります。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 最後になります。鷹乃杜が約4.2%しか今完成していません。4.2%で先ほどの3,000万円で割ると、結構の年数になるんですね。ですから、この辺に関して今後、予算的な問題はあると思いますけれども、鷹乃杜自体が道路は狭いものですので、住民が非常に不便がかかっています。この辺につきまして、最後になりますけれども町長のお話をひとつよろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 本当にこの町道側溝有蓋化につきましては要望もありまして、大変すぐにでも応えていきたいという思いはあるんですけれども、何せ先ほど来ずっと答弁させていただいているように、財政的にかなり費用もかさむものですから、そこを含めながら、やはり大変申しわけありませんが、その限られた予算なので年間3,000万程度ずつの予算で配分をしながらやっていかなければいけないというのが実情であります。ただ、その優先場所についてはそれぞれなるべく地元の町内会の意向等も確認しながら、ご意向を受けながら最大限早目に進められるように努力はしていきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) この際、午後1時まで休憩をいたします。
     午前11時58分 休憩


     午後 1時00分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  16番出川博一君。
16番(出川博一君) それでは、私から3点について質問いたします。
  まず、最初に、介護老人福祉施設の建設について伺います。
  富谷町高齢者保健福祉計画第6期介護保険事業計画、これは平成27年から29年度までの計画ですけれども、これがことし3月に策定され、介護保険料も改定されました。
  町長は2月の選挙公約の中で、養護施設・介護施設の施設増設建設開始2年以内との目標値を掲げています。その検討状況及び進捗状況について、3点質問いたします。
  1つ、6月に公表された介護老人福祉施設候補事業者公募要項の内容について。
  2つ目、上記計画と第6期介護保険事業計画の介護給付費の推移と見込みとの整合性は。
  3つ目、施設整備において、グループホーム、小規模多機能型居宅介護、それぞれ1カ所増設の予定ですが、現在の検討状況と今後の見込みについて伺います。
  次に、国民健康保険税の引き下げについて伺います。
  平成26年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算書によれば、歳入歳出差引残額1億371万7,350円のうち、財政調整基金積み立ては5,180万円となっており、国民健康保険事業財政調整基金は13億5,500万の多額な残高となっています。
  町長は2月の選挙公約の中で、「富谷町の国保貯金10億円を使って国保税の引き下げ、2年以内に実現します」と目標値を掲げています。
  平成26年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算を踏まえ、どのように対処されるのか、3点質問いたします。
  1つ、昨年6月に引き下げたにもかかわらず、なぜ基金積み立てが増加したのか。
  2つ目、平成30年度、国民健康保険を市町村から県に運営移管するとのことですが、制度設計の内容は。
  3つ目、多額の国保基金残高を踏まえ、今後の対処方針、引き下げ方針について伺います。
  最後に、放課後児童クラブについて伺います。
  子ども・子育て支援法に基づいて、平成25年12月、富谷町での子ども・子育て支援ニーズ調査が実施され、それらを踏まえて富谷町子ども・子育て支援事業計画、これは平成27年度から平成31年度までが策定されました。
  この計画書の中で、放課後児童クラブ(放課後児童健全育成事業)について、現状と課題を分析し、今後の方針(事業量の確保策)が提示されています。これらの実施状況及び今後の計画等について、5点質問いたします。
  1つ、明石台小学校、東向陽台小学校敷地内での放課後児童クラブ運営の現状について。
  2つ目、8月18日入札の平成27年度(仮称)富ケ丘児童館外3館整備工事設計業務委託の内容について。
  3つ目、今後の学校敷地内での放課後児童クラブ事業展開の見通しについて。
  4つ目、平成26年11月27日の議員全員協議会で説明のあった、とみや児童クラブの運営業務委託について、その後の検討状況を伺います。
  最後に、とみや児童クラブの有料化の検討はしているのか、お尋ねいたします。
  以上が私からの質問です。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの出川博一議員のご質問にお答えさせていただきます。
  質問件名1の特養ホーム、東向陽台・明石台地区に建設かに関係しての問い1、6月に公表された介護老人保健福祉施設候補事業者公募要領の内容についてはにつきまして、施設入居待機者対策や認定者の増加に伴う施設ニーズに対応するため、第6期介護保険事業計画において、特別養護老人ホーム1カ所の整備目標を立てたものでございます。そして、6月18日から介護老人福祉施設候補事業者公募要領をホームページに掲載し、施設の整備運営を担う社会福祉法人を公募したものでございます。
  その内容は、公募の趣旨、対象施設、公募条件、応募手続、選定方法、スケジュール等であり、施設概要としては、入所70名、ショートステイ10名の定員で、整備地域は東向陽台・明石台地区としたものでございます。
  応募事業者の要件は、宮城県内の社会福祉法人もしくは宮城県内で特別養護老人ホームまたは介護老人保健施設の運営実績を有する者いずれかとし、本町の風土を理解し、地域に根差した事業運営を目指したものでございます。
  問い2、上記計画と第6期介護保険事業計画の介護給付費の推移は、特養施設整備による利用者の増加を勘案し給付費を算定したものでありますので、整合性はとれております。
  問い3の施設整備、グループホーム、小規模多機能型居宅介護、それぞれ1カ所増設予定ですが、現在の検討状況と今後の見込みについては、現在、グループホーム、小規模多機能型居宅介護とも、サービス利用人数との大まかな利用状況把握の段階ですので、今後詳細の利用状況を把握してまいります。そして、特別養護老人ホームを含む近隣の施設整備状況を注視しながら、宮城県と連携し整備年度を見きわめ、計画の最終年度の平成29年度までに施設整備を進めてまいります。
  質問件名2つ目の国民健康保険税の大幅引き下げはいつかについての問い1、昨年6月に引き下げたにもかかわらず、なぜ基金積み立てが増加したのかについては、昨年度の国保税税率改正により、平成25年度と比較しまして、現年収納額では約1億7,398万円の減、保険給付費では約4,642万円の増となり、また、歳入歳出の実質収支額では5,123万円の減となっております。税率の引き下げを行ったにもかかわらず基金積み立てが増加した要因といたしましては、現年滞繰りの収納実績によりまして約6,776万円の増、保健事業の充実により、医療費が見込みより約3,197万円が減ったことによりプラスに転じますので、合計約9,973万円となります。差額約378万円になりますが、各交付金等の増減によるものです。この結果、昨年度については歳入歳出差引額の1億351万円の2分の1の額であります5,180万円を基金に積み立てすることとなったものでございます。
  問い2の平成30年、国民健康保険を市町村から県に運営移管の制度設計の内容については、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部改正により、国、都道府県、市町村の責務が定められているところです。まず、県は、町がしていた国保財政運営の責任主体となり、安定的な財政運営を行うため県で基金を造設し、県内の統一的な国保運営方針を策定し、保険給付費等の町への交付、標準保険料率等の算定及び公表、仮称でありますが、分布金の町への決定通知など、国保運営の中心的な役割を担うこととされています。また、国は、国保運営に必要な制度設計や財源措置等を行うというものです。町は、地域住民との身近な関係にあるということで、町民皆様の直接かかわる国保加入等の資格管理、保険給付の決定、国保税の賦課徴収、特定健診などの保健事業は今までどおり変わりありませんが、県から割り当てられた分布金を納付することが追加されます。
  なお、分布金の額の算定要素や標準保険料率等、都道府県単位化に向けた具体的な内容については、現在のところまだ示されておりませんので、引き続き情報収集と必要に応じた対応準備等を進めてまいります。
  問い3の多額の国保基金残高を踏まえた今後の対処方針(引き下げ方針)については、県の技術的助言によると、適正な基金保有額につきましては、保険給付費の3年間平均の約15%とされております。特別会計の運営上、予期せぬ医療費の増や今年度までの特別調整交付金の減、そのほか交付金の増減により、毎年のように剰余金が出るとも限りません。また、国保運営の都道府県単位化後の分布金等の詳細は、現在明らかではありませんが、その額によっては基金を取り崩しての補?も想定しておく必要があり、都道府県単位化の運営が安定するまでは激変緩和対策としても柔軟な基金活用に配慮しなければならないところであります。
  国と都道府県との協議、県からの運営方針が示されていない状況にあり、税率等を試算するに当たっては、重要な要因となる分布金や標準保険料率など不確定要素があるため、具体の税率算定には進めない段階ではありますが、町民の負担の軽減と安定的な国保財政運営のバランスを図りながら、国保税の引き下げを行いたいと思います。ただし、下げ幅につきましては、慎重に考えたいと思います。
  引き下げの時期といたしましては、都道府県単位化の制度改正がなければ、年度内の歳入歳出の動向が固まりつつある年度明けごろの税率算定、6月議会での上程というのが一般的ではありますが、県からの運営方針が年内から年度内には何とかという情報でもあるため、試算の作業ボリューム感からして、見込んでいる時期には難しい状況とも想定しております。
  質問件名3のニーズ調査が反映されるか、放課後児童クラブに関するの質問問い1について、明石台小学校・東向陽台小学校敷地内での放課後児童クラブ運営の現状については、明石台小学校は本年4月から、東向陽台小学校は本年6月から、各学校の敷地内で放課後児童健全育成事業を実施しております。このことにより、児童のより安心・安全な利用が確保され、学校側との連携もスムーズに行えるようになっております。利用児童数につきましては、上半期の登録児童数では、東向陽台公民館で実施した昨年度は、6カ月で延べ1,113名、本年度は、東向陽台小学校分が延べ716名、明石台小学校分が延べ616名、計1,332名となっております。
  問い2の8月18日入札の平成27年度(仮称)富ケ丘児童館外3館整備工事設計業務委託の内容について、この設計業務は、富ケ丘小学校・あけの平小学校・成田東小学校に児童館と放課後児童クラブを整備し、成田小学校に放課後児童クラブを整備するための実施設計を委託したものです。
  施設の整備方法といたしましては、富ケ丘小学校とあけの平小学校、成田小学校については、小学校の敷地の一部を活用して施設を新築します。また、成田東小学校の児童館と放課後児童クラブについては、既存校舎の一部を改修して施設を整備する計画としております。
  問い3、今後の学校敷地内での児童クラブの運営につきましては、来年度から成田東小学校の空き教室を利用しての運営を予定しております。また、来年度に富ケ丘小学校、あけの平小学校、成田小学校への施設建設を行い、平成29年度からの事業開始を予定しております。残る富谷小学校、日吉台小学校につきましても、段階的に整備してまいります。
  問い4のとみや児童クラブの運営業務委託についてですが、児童クラブに対する保護者からの要望については、時間延長や土曜日の事業実施などのご意見をいただいておりますが、放課後児童クラブに通うのが自宅に帰るよりも遠いとのご意見もあり、児童の安全を考えた場合、後述の学校敷地内での事業実施を優先させていただいているところです。
  児童クラブの運営業務委託については、現行の直営による体制では時間延長や土曜日の実施に当たり職員の増員が必要となることなどにより、事業実施が難しいことから、業務委託は必要であると考えており、現在検討を重ねているところでございます。
  問い5の児童クラブの有料化につきましては、業務委託を実施するタイミングで行うなど、今後検討していきたいと考えております。
  以上です。
議長(浅野幹雄君) これより出川博一君の質問は一問一答により行います。16番出川博一君。
16番(出川博一君) まず、最初に、特養ホームの件からお尋ねしたいんですけれども、富谷町の高齢者保健福祉計画第6期介護保険事業計画、これは27年4月にスタートしたばかりなんですけれども、その2カ月後の6月に平成27年度整備分として、先ほどお話しした公募要項が公表されました。募集が開始されたということで、非常にスピーディーな動きに驚いていますが、この第6期介護保険事業計画での位置づけでは何年度の計画だったのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 計画といたしまして、介護保険施設のほうの整備の開所につきまして、平成28年度の後半の予定でございました。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 選定の結果、社会福祉法人富谷福祉会と公表されていますけれども、これはどのような事業者なのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 平成24年7月に社会福祉法人の法人格を取得しておりまして、認可保育所を2カ所運営している法人でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 認可保育所はどちらとどちらでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 富谷にあります明石台わか葉保育園と、あともう1カ所は、今年度の4月に多賀城市に開所しております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 整備地域については、東向陽台・明石台地区内とありますが、具体的な予定地はどこか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 明石台七丁目地番で、コモンシティー明石台の展示場の裏側になってございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 今次計画の介護老人福祉施設は、先ほど町長が話されたように特別養護老人ホーム定員70床、それからショートステイ用定員10床の計画ですが、これは富谷町の在住者を優先する地域密着型なのかどうか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 地域密着型サービスではございませんで、広域の特別養護老人ホームでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 富谷町でも介護の待機者が結構いるんですけれども、地域密着型でなくて一般型特別養護老人ホームとした理由は何なのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 地域密着型サービスの特別養護老人ホームの入所定員は29名以下となってございますので、広域ですとその自治体の考え方で定員数考えられますので、先ほど議員おっしゃったように実質待機、待機者実人員107名ございますので、それを考慮いたしまして地域密着ではなくて広域という形で定員70名としたところでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 今の説明では、定員が29名以下が地域密着型だということなんですけれども、この施設については富谷町在住の待機者は考慮されるかどうか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 広域の施設であっても、入所するときには入所判定委員会がありますし、あと入所判定基準もございますので、そこで富谷町の方はある程度優先というふうな形にはなってくると思われます。なってきます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 選定結果の公表、これは7月に行われましたけれども、その後の予定で県との協議状況はいかがなんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 法人が決定しました後に、整備計画書を県のほうに提出いたしまして、8月3日に県のヒアリングを町と事業所とあわせてヒアリングを受けております。そこで県と協議をし、その後は県と事務所のほうがいろいろな整備について協議しているような状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) ということは、県との協議状況の中でこの施設は決定されたと考えてよろしいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 施設整備の県との今協議しているのは、補助金の採択に向けてということになりますので、その後あと介護保健老人施設の指定状況についてはまた指定として別に受けるというふうな形になってございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) ということは、県からの補助金の交付決定はあったのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 交付決定につきましては、県の審議会を経てという形になってございますので、一応12月上旬という予定になっておると県からお聞きしております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 県のほうで12月上旬に交付決定があった場合には、町の補助金の制度というのはあるんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 町の、済みません。県の補助金決定を受けまして、町のほうでも富谷町の公的介護サービス整備に関する補助金要綱がございますので、それにのっとって町からの補助金も出すというふうな形になってございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 県の補助金は330万、1床につき330万かと思いますけれども、町の補助金の制度の内容はどのような額になるんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 町の補助金につきましては、県の補助金2分の1掛ける0.1というふうな形になっておりまして、トータルで1,160万円の補助金額となってございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) そうすると、まだ県の交付決定が12月上旬ということであれば、これについては町としては財政面の補正予算を組むということは考えておられないわけですね。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 県の決定通知を待ちまして、それを受けてから町のほうでは補正のほうで、多分3月の補正になると思いますけれども、3月の補正で計上したいと思ってございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) ちょっとこのいわゆる公募要項の、公募状態のスケジュールでは、施設設備着工平成27年11月となっていますが、そうするとこれは大幅におくれるということになるわけですか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 予定より半年程度おくれているような状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) そうするということは、今年度中には完成はとてもおぼつかないという、当初の公募要項では28年3月に完成というようなスケジュールだったんですけれども、大幅におくれて、いわゆる入所者を募集するというのは28年度後半になるというふうなことになっていくんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 現段階では、施設の開所予定が29年早々というふうな形の予定となってございますので、それに合わせて入所のほうの募集も行っていくというふうな形になると思われます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 今後のスケジュールについて、わかる範囲で再度お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 12月上旬に県からの整備補助金の採択を受ける予定となってございます。その後、3月末までに事業所のほうが建設関係の契約を成立しまして着工というふうな形になります。28年度中に建物の竣工と、あと介護老人保健施設の指定の許可を受けるというふうな形で、29年度早々開所というふうな予定となって、今の現段階ではそういう予定となってございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) そうしますと、いわゆる最初に質問した第6期介護保険事業計画でのこの施設の位置づけ、何年度かという回答の中に、28年度後半ということだったんですけれども、そうするとそれにぴったり合うと、いってみれば不思議にうまくいったなというふうに理解してよろしいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 計画とちょっとおくれましたけれども施設のほうの整備がある程度整合性がとれたというふうな形になってございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 第6期介護保険事業計画では、高齢者の保健福祉政策ごとの目標指数、いわゆる特養ホームであれば、今現在3カ所あるんですけれども、29年度までに4カ所にしましょうという目標設定で、1カ所増加するという計画でございます。この今回計画されているこの設備規模は70床程度というのは、この計画に想定された数字だったんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) そのとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) そうしますと、これは同じ第6期計画の中で、介護サービス利用者数の見込みとして、介護老人福祉施設、平成27年度1,476人、28年度1,728人、それから29年度2,112人としていますけれども、この計画の施設はこの計数に反映されるということで理解してよろしいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) そのとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) ということは、これは最終的に29年度のところで反映されるということになりますと、27年度から28年度にわたって約250名の施設利用者をふやすということになっていますけれども、そこのところの対応、いわゆる手当てといいますか、対策はどのようになっているんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 多分議員おっしゃっている延べ人数の250名だと思いますので、実人員にしますと20人ぐらいになると思うんですけれども、初年度におきましては、町の整備計画にはございませんが、近隣に大きな特養が大沢創生園が建ちましたので、そこへの入所も結構ございますし、また、28年、29年も近隣の施設の動向を見ながらというふうな形にはなってくるとは思われます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 今のお話でいくと、いわゆるここで言っているのは延べ人数なので、実人数とすれば20名だということであれば、今回の施設についてはいわゆる全部埋まって70名ということで、そうすると年間で840人のカウントということで理解してよろしいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) その70人で年間840人とのカウントでございますけれども、この施設の中に定員全員が、広域ですので富谷の方が全員入所するとも限りませんので、例えばその平成29年の介護保険事業計画の中にあります延べ人数2,112名の中の140人が全部含まれるというふうな形には見てはございません。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) ただ、28年度の1,728人から29年度は延べで2,112人ということで、約400人ほどふえるわけで、それは実人数でいうと35人前後かなと思いますけれども、ということはこの施設、70床あるんだけれども、半分しか富谷の人は入れないよという理解でよろしいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 定員が70床ございますけれども、すぐすぐその全員富谷の方が、例えば待機の方に対してご案内を差し上げても、すぐにその方々が全部埋まる、入りますというふうな形にはなってございませんので、段階的に入所していくというふうな形で見て計上しております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) いわゆる理屈上はそうなんでしょうけれども、やはり70床の施設ができるわけですから、ぜひ富谷町の人の待機者を優先的に入れて、そうすると多分これは計画の2,112人からオーバーするかもしれませんけれども、ぜひその辺のところは考えていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 施設運営事業所と検討いたしまして、入所判定会議、あと入所判定基準のところにも一緒に入りながら、そこら辺のほうは検討してまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 私が言っていることとはちょっと裏腹なんですけれども、そうすることによって、例えば70人の施設なんだけれども、60人入りましたといった場合には、当然29年度の利用者数は大幅にふえちゃうわけですけれども、この場合給付費はかなりはね上がるというふうなことになるんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) そのようになると見込まれます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) ぜひ、かなり待機者がいてそれで抱えている家庭では困っているようですので、ぜひその辺を踏まえて給付費をちょっと上回ってもそういう態勢でお願いできればなと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) そのように施設に入所者が多くなりますと、第1号被保険者の保険料にその分はね上がってくるというふうな形になってございますけれども、それは皆さんの、町民の皆様のご協力のもとに検討してまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それでは、続いて、国民健康保険税の引き下げについてお尋ねします。
  昨年の6月3日の全員協議会で説明資料として国民健康保険税の一部改正についてということで、ここに26年度の見込み等が記載されてありますけれども、実際の26年度の実績と比較してどのように分析されているのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) まずは被保者数でございますけれども、見込みのほうが実績よりも多かったという状況でございます。給付につきましては想定できない部分もございまして、医療費のほうにつきましては見込みよりも減ったということになっております。それから、国・県交付金につきましては、ある程度見込める部分、推計にはいたしましたけれども、増減とかございましたが、それなりに交付金のほうには変わりはございませんでした。収納額でございますけれども、収納につきましては収納率が上がったということでございまして、プラスに転じております。それで、基金のほう、見込みでは12億2,000万ほどの基金ということではございましたけれども、それらの要件がございまして8,000万のプラスというふうになっております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) すると、26年度、いいほうに見込みが上振れしたということなんですけれども、そういうことで27年度以降もそういうふうな推移をするというふうに見込まれるんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 国保の運営につきましては、やはり単年度、単年度で分析していく必要があろうかと思います。先ほど言いましたように、ちょっとした誤差とかが大きなずれということにもなりかねませんので、その辺は毎年やっていきたいなと思っております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 非常にうれしいことではあるんですけれども、基金の残高が増加して13億5,500万に多額な水準になったということは、これはこれで適切なものなのかどうか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 適切かどうかということではちょっと言えませんけれども、平均の給付、基金の保有率とかというのはございますけれども、多くはなっております。ただ、実績による積み上げでございまして、それなりの結果だったということになろうかと思います。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 基金の推奨保有水準について、先ほど町長のほうから宮城県の技術的指導の内容としては平均給付の15%だというお話を頂戴しましたけれども、以前に25%ぐらいだという話もお聞きしたこともあるんですけれども、どちらのほうが正しいのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 書面的には15%という書面でいただいております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) そうすると、先ほどのお話だと3年間の保険給付費の15%だということなんですけれども、ちなみに26年度の25年度よりふえている26年の保険給付費等で約30億円、これを15%の水準ということになりますと、4億5,000万で足りるということになりますけれども、その理解でよろしいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 基金推奨保有水準といたしましては、そのようになります。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) その水準からすると、約8億から9億多いわけですけれども、税の考え方として多く徴収してためるものなのかどうか、見解をお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 税の考え方といたしましては、ためるものではございませんので、受益者負担というような感じで思っております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) ためるものでないのであれば、これはどのようにして適切に持っていくお考えなのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) まだ単年度精算という一般的な言葉もございますけれども、その辺につきまして給付と収納のかかわりとかさまざま分析しまして、まずは基金を少し健全な状況にしていくということもございますが、ただ、やはり都道府県単位化の問題もござまして、そこでどのような分布金が県からあらわされるかということもございますので、多少なりの余裕はあったほうがいいのかなというふうに思ってございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 私は少なくとも国民健康保険税については、医療についてその年度で医療の給付を受ける。そのための保険料を払うというのが、保険税を払うというのが基本的な考えだと思いますので、これはやはりためておいて次年度ということじゃなくて、受益者負担の原則からすれば、当然この基金について手当てを、何らかの対策を講じなくてはならないと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) そのように認識いたしております。ただ、分析につきましても、一方的な分析じゃなくて多角的な面からも分析しないと、一概にこういう減額ができるかということが言えませんので、その辺は慎重にしたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) ことしの5月に医療保険の改革法が成立いたしまして、先ほど町長もお話ありましたけれども、平成30年度から国保の運営は市町村から県に移管するということなんですけれども、これは後期高齢者医療制度と同じようなイメージと考えてよろしいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 大筋では同じようなイメージだと思っております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) ということは、県内どこの市町村も同じ保険料ということになりますと、このいわゆる基金、多額の基金はどのような扱いになるんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) まだ県からの運営方針は示されておりませんが、県内統一した保険料ではございませんで、どのような保険料になるかというのはまだつかめないところですけれども、統一ではないというところでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) でも、後期高齢は統一ですよね。全部同じ額、全県どこに行っても同じ額ですけれども、ということはこの医療制度はいわゆる公平性といいますか、そういう面で市町村に差が出るというふうな制度になるんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 明言はできませんが、ちょっとした情報ですと、医療圏とか郡医師会とか、どういうふうな境があるのかわかりませんけれども、そういうエリアで分布金が割り当てられるというような話もちょっと聞いております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) そうすると、県に移管になった場合に、この多額の財政調整基金の扱いはどのような形になるんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) その額によりましては、今の税率とか運営上考えますと、どうしても足りなくなれば取り崩しはやっていかなきゃならないということになります。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それでは、昨年引き下げを検討されたときに、平成30年度の県の移管時の基金残高はどのぐらいと想定されたのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) あのときの資料は28年度までの推計でございましたけれども、傾向からいたしますと約6億程度と見られます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) そうすると、新しい制度に移行する場合に、6億程度の基金積み立てがあればいいというような見方なんでしょうか。それとも、それだけ残っちゃうという見方なんでしょうか。どちらか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 残すというよりも、分布金のちょっと行方がわかりませんので、ある程度の余裕というか、プラスを持っていたほうがいいのかなというところでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 先週、国税の引き下げは3年サイクルがいいんじゃないかという発言がありましたけれども、これは文書化されたものは何かあるんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 3年サイクルという言葉、ちょっと出たかどうか記憶にないんでございますけれども、文書化されているものはございません。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) ということは、基本的には必要に応じてその都度の見直しができるというふうに考えてよろしいでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) そのとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 昨年6月の国保税の改正のときに、その改正の理由として4つ挙がっておりまして、1つは基金の保有高が12億に達している見込みだという基金の残高について、あと2つ目としては、交付金がどうも多く入りそうだということ、それから3つ目として国保税の収入の状況が向上している、4つ目として医療費の抑制に、被保険者の健康意識の向上で医療費が抑制されているということで、これらの3つが挙げられておりますけれども、この4つの要因で引き下げたのかどうか、確認いたします。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) このときの推計につきましては、3年というサイクルというような表現もございました。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 去年の改正の理由が4つあったわけですけれども、そのうちの2つ目の被災者支援分拡充措置交付金は27年度、今年度で終了して、これから先は望めないんですけれども、そのほかの3点については現時点でもさらに改正の理由になると思われますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) その理由は引き続き生きると思われます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) いや、逆に言えば去年よりも引き下げの環境は整っていると私は思うんですけれども、例えば基金残高は12億から13億に増加していますし、収納率も71.9から73.1に向上、医療費も23億4,500万の見込みが23億1,100万ということで3,200万減額ということで抑制されている。ですから、これはやはり2年連続となりますけれども、国保税の大幅な引き下げを検討すべきと思いますが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 検討する要素はございます。それで、引き下げということでの検討もいたしますけれども、収納率の見込みもちょっと見直しかけるべきかどうか、検討していきたいところでもございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) いや、やはり受益者負担なんですから、こんなに多く、例えば先ほどのお話だと30年に6億ぐらいという試算もあったということなんですけれども、そういう水準からいっても、まだ五、六億多いわけですから、そういう意味では来年の6月の改定時に、もう今本当は私は今年度にやってほしいとは思っているんですけれども、もう調定も終わって納付も進んでいますので、それはいきませんので、28年6月の改定時に対応が必要だと思いますけれども、これは町長にお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 先ほど来申し上げましたように、国保税の引き下げについては行わせていただきたいというふうに思います。ただ、実行時期におきましては、ただいまの出川議員のご意見をいただきながら、前向きに検討はしてまいりたいというように思います。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それでは、最後に、放課後児童クラブについてお尋ねします。
  この4月から児童クラブは子育て支援課担当になったんですけれども、統一的な運営はされているのかどうか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 公民館との連携を図りながらスムーズに運営できているものと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 従来の児童クラブは各公民館ごと、必要に応じて自然発生的に開設されたという歴史があろうかと思います。そういう意味で、そのクラブごとに、クラブごとというか、公民館ごとに運営方法が違っていたようなお話を聞いたことがあるんですけれども、その辺のところの認識についてお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 開設時の詳細については把握してございませんが、現在は統一した取り決めの中で運営をしているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それでは、明石台小学校と東向陽台小学校の平均利用者……(「時計とまっていますよ」の声あり)動いています。(「今動かなかったんです。5秒ロスタイムです。はい、どうぞ。進めてください、時計」の声あり)あれ、今の話……。進んじゃったね。(「ちょうどいい時間でございます」の声あり)明石台小学校と東向陽台小学校の平均利用者と1人当たりのスペースについてお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) まず、明石台小学校につきましては、8月の実績ですが、平均利用者が33.5名、それから東向陽台につきましては、こちらも8月です。46名となってございます。あとそれから、1人当たりのスペースにつきましては、明石台小学校が7.5平米、東向陽台小学校が6.6平米となってございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 27年3月までは公民館で実施していたわけですけれども、各児童クラブでの児童指導員は何人体制だったか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) それぞれの児童クラブについて、七、八人の体制、長期休業中はそれに一、二名が増という状況となってございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 現在の明石台小学校と東向陽台小学校の児童クラブの職員数は何人か、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 平日につきましては、それぞれ7名、それから長期休業中については2名増員の9名となってございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) これは今現在この2つについては公民館と別に独立したわけなんですけれども、児童クラブの管理者はいるのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) それぞれ再任用の正職員が1名配置してございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 正職員ということで、これは常勤だと思いますけれども、勤務時間は何時から何時までなんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 13時30分から19時でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) ほかのいわゆる児童指導員の雇用形態と勤務時間数をお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) ほかの職員につきましてはパートタイマーでございまして、1日当たり5.5時間以内での勤務となってございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 長期休業日は8時半から19時までと長いんですけれども、どのような体制で運営しておられるんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 基本的に長期休業時につきましては、職員を増員した体制をとっておりまして、交代制でもってシフト勤務してございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) これは管理者もパートも交代をしてシフト制でやっているということでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そのとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) ということは、管理者をそれぞれ長期休業時には2人ずつ配置しているという理解をしてよろしいんですか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 管理者につきましては、5.5時間の勤務でございまして、長期休業時には8時半からの開設ということになりますので、交代制ということになりまして、その1日を通して管理者がずっといるというところではなくて、交代でもって管理者のほかにリーダー的な存在の方というのがおりますので、そちらにバトンタッチ、何かあった場合については子育て支援課のほうにすぐに連絡がつくというような体制をとってございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 今、2つの学校に分かれたということで、指導人員は公民館時代と比べては何人ふえたのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 管理者が2人、それからパートの児童指導員が9名でございますので、合わせて11名ということでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 結局、今まで1つでやっていたやつが2つに分かれたために人数もふえたということで、人件費の増加見込みはどのぐらいになるんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 賃金等で約780万円ほどを見込んでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) いわゆるパートの方は大体103万とかその辺をめどにしていると思うので、結局2つに分かれれば10人ふえる。それから、管理者についても1人ふえるということで、これは管理者は今まで公民館のときは館長、副館長なりが管理者だったんですけれども、これが2人ふえるということで2,000万ぐらいふえるんじゃないですか。いかがですか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 失礼しました。先ほどは管理者2名分の部分は加えないでお話しさせていただいてしまいました。管理者の部分についてはちょっと今把握してございませんので、パートタイマーの賃金相当780万円プラス管理者2名分の人件費ということとなるかと思います。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) これは今度の4月からの法改正で児童クラブへの国、県からの財政措置は幾らふえたのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 運営につきましては、一般財源でございますので、増加というところではございません。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) ということは、国、県からは助成がなくて、一般財源でこの人件費約1,500万から2,000万を一般財源で負担しているというふうに理解してよろしいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そのとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 児童指導員のパート職員採用の環境は、今よい状況なんでしょうか。それとも、悪いんでしょうか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) おおむねよいものと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 8月5日付の町のホームページで、学童保育指導員、パートで募集7名と出ておりましたけれども、この7名は採用できたのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) その期間、学生を中心にいたしまして14名採用いたしております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) これは長期の対応のための採用だったんでしょうか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 基本的に長期休業中限定ということでの対応でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 今、保育指導員の確保、これは皆さん家庭を持っているので、19時以降の就労は厳しいとのお話がありますけれども、町としてそのような認識はありますか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そのような状況だと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) いろいろ待遇面でも仙台市あるいは大和町あたりは月給制だとか、社会保険の加入もあるんだとかということで、富谷町が敬遠されているというふうに私は見ているんですけれども、その見方は間違っていますか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 大和町ですとか、あと仙台市さんからのほうも、申し込みですとか、実際に今勤務されているという方もございますので、そのような認識は持ってございません。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) では、ちょっと2つ目のやつに入りますけれども、設計業務委託で児童館の構想が初めて具体的に出てきましたけれども、運営上はどのような人的体制をとるのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) これは国で定めております設置運営要綱というのがございまして、それによりますと2名以上の職員が必要だということとなってございます。それプラス児童クラブに従事する職員となるのかなというようなところでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それは多分正職員での管理者が必要だと思うんですけれども、その辺の認識はありますか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) ちょっとお待ちください。
  お待たせしました。特に要綱には正職が必要とあるというところの明記はございませんが、必要に応じて今後の検討ということとなるかと思います。
議長(浅野幹雄君) この際、午後2時15分まで休憩をいたします。
     午後2時03分 休憩


     午後2時15分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  16番出川博一君。
16番(出川博一君) 今、児童館の管理人的体制についてお尋ねしたんですけれども、必ずしも管理者は正職員じゃなくてもいいというお話だったんですけれども、これは自由来館で子供のけがが心配されるわけなんですけれども、そういう意味ではこれはまだ29年度から始まるということで先ほどの話なんですけれども、慎重に検討した上で体制を行わなくちゃならないと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そのように考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それでは、児童館新築予定の富ケ丘、あけの平の児童クラブの平均利用者数をお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) まず、富ケ丘につきましては、これも27年8月の数字でございますが、平日の平均が52名、長期が41名となってございます。あけの平につきましては、平日72名、長期で60名でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) これは今設計の段階に入っているんですけれども、1人当たりの設備の基準1.65平米以上は確保できるのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 適正に利用児童者数を見込みまして、確保できるようにしてまいりたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 支援の単位、児童数おおむね40名以下ということなんですけれども、これは大丈夫でしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 例えば1・2年生の利用者と3年生以上の利用者を分けると、適切に区分してまいりたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) ということは、この2つの施設はいわゆる40人を超えているわけですけれども、40人以下単位で2つの部屋に分けて対応するというふうに理解してよろしいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) それにつきましては、仕切り等設置、仕切りの設置等も検討していきたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) これは、ということは最初からそういう設備をしないで、後で仕切りを入れるということなんですか。その辺もお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今後の検討ということにはなりますが、基本的には仕切りは設置したいなというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) いやいや、今設計しているんですから、最初からそれを入れたらいいんじゃないですか。どうでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 仕切りの設置に向けて検討してまいります。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 同じことを成田小学校の敷地内の放課後児童クラブについてお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 同じことと言いますと、仕切り等でございますか。(「仕切りと1.65平米」の声あり)失礼いたしました。
  先ほどの回答と同様でございますが、仕切り等の検討、それから利用者数を適正に見込みまして、1.65平米を確保できるように努めてまいります。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) この放課後児童健全育成の条例の中で、経過措置として既存事業所については平成32年3月31日まで適用しないということなんですけれども、それぞれ富ケ丘、あけの平、成田小学校、この辺のところはその範疇に入るということなんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そのように認識してございます。32年3月31日まで1.65平米以上をクリアしていくように努めていくというところでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) いや、そうではないと思いますよ。これ、よく読んでくださいよ。設備基準に関する経過措置のところ。これは既存ですよ。今あるやつですよ。今度新しくできるんですから、それは適用にならないと思いますけれども、いかがですかね。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) もちろん新設される児童クラブ、児童館につきましては、その条件を満たしていきたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) であれば、52名、72名という人数の中で、最初から2つに区切って設計するということですか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そのようなところで検討していきたいというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 今次計画の4館の着工と開設時期について、もう一度詳しくお願いします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) あけの平小学校、富ケ丘小学校、成田小学校につきましては、28年の9月の着工、成田東小学校については7月下旬の着工、それぞれ4館についての開設時期については、29年4月を予定してございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それでは、業務委託についてお尋ねいたします。
  この業務委託の方向性については、現時点でどのような検討状況なのかをお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 業務委託につきましても、実施に向け検討中でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 検討されているということであれば、業務委託のメリット、デメリットについてお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) まず、メリットにつきましては、事務負担の軽減ですとか、それから利用者人数のニーズへの柔軟な対応ができるといった点なのかなと。それから、デメリットにつきましては、現在公民館で行っているところもございますので、公民館利用者、世代を超えたところでの交流という部分がちょっと少なくなるのかなというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 以前、従前はこの計画が出されたときには、平成27年10月の実施をめどに準備するとありましたけれども、それはなぜおくれているのかをお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) まず、当初計画ですと、プレハブ建設によるリースということでしたが、見直しによりまして本設でもって建築、補助金等を最大限に利用してというところでの日程的なものからでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) それでは、有料化についてお尋ねします。
  先ほどの説明でもありましたように、これは結構人件費でほとんど食われてしまうということですので、やはりこれはこれから館を、いわゆる児童館なり、校舎内の施設ということで拡大していくと、どうしても人件費がどんどんふえて、多分四、五千万はふえるんじゃないかというふうに思われますので、これはやはり非常に言いにくいんですけれども、受益者負担でやはり有料化は避けられないんじゃないかなと思いますけれども、この辺について町長の見解を求めます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの出川議員のご質問にもありますように、やはりこれからその費用負担のことも含めて、あと先ほど課長が申し上げましたように、やはり専門的なノウハウも生かすという意味では、業務委託をすることに意味があると思います。ただ、あとあわせて、いわゆる受益者負担というのも現実的には必要な時期が来ると思いますが、地域別にまだ環境が整っていない段階で、片方有料、片方無料という、今の状況だとバランス的に整合性がとれないものですから、ある程度全体が整った段階で業務委託、有料化という部分も含めて検討をしていく必要があるかなというふうに思います。
  以上です。



議長(浅野幹雄君) 1番金子 透君。
1番(金子 透君) 町民の皆様の信任を受け、これより議会活動をさせていただきます。以後、よろしくお願いいたします。通告に伴いまして、3件の質問をさせていただきます。
  黒川消防署富谷出張所の救急体制について。
  次に、我が町の児童・生徒の通学の安全について。
  3つ目に、児童手当制度の拡充についてです。
  私は現在、消防団員としても活動しております。その消防団活動の1つが、富谷出張所での機関運用訓練です。その際時々目にすることで、次の質問をいたします。
  現在の黒川消防署富谷出張所の救急体制は、救急車1台の体制となっております。1台の救急車が出動しているとき、次の救急要請にはPA出動という変則的な出動体制になっておるはずです。まず、ポンプ車を出動させて応急処置をしている間に、他のところの救急車を向けて病院に搬送するという体制であります。2番目の救急要請が命に直結するような場合、より早く搬送しなければならないのに、それができません。町民の命をあずける体制がこれではいけないと思い、早急に救急車2台の体制を整えていくべきと考え、町長の見解を伺います。
  次に、我が町の児童・生徒の通学の安全確保について質問いたします。
  富谷小を例に挙げれば、通学時間帯の学校周辺の交通量は大幅に増加し、そのほとんどが通過車両と思われます。早急に町道穀田三ノ関線に着手し完成させ、通過車両の減少を図るべきと考えます。他の学校においては、時間制限の車両進入禁止等の処置をとるべきではないでしょうか。全国どこかで毎年のように起きる通学時の痛ましい事故、そのほとんどにおいて子供たちには何ら過失はありません。将来の富谷町の担い手であるかけがえのない子供たちの安全確保をすることが、我々の使命と考えます。目の前にあるリスクは除去すべきであると考えますが、いかがでしょうか。町長の見解を伺います。
  3つ目です。アベノミクスは中央や大企業ばかりで地方に普及することもなく、既に陰りを見せているように思われますし、消費税10%への対応も近々の課題と思い、次の質問です。
  現在の児童手当制度に加えて、町独自の手当制度を実施すべきと考えます。当然、所得制限などを設けての支給です。心豊かな確かな子育てに親の経済的格差は極力なくすべきと考え、町独自の児童手当制度実現に向けた町長の見解を伺います。
  以上、私からの質問であります。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの金子 透議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  質問件名第1番目、黒川消防署富谷出張所についての問い1、1台の救急車が出動しているときに次の救急要請にはPA出動という変則的な出動体制をなくし、より早い救急運搬体制の確立が必要と考えるがという問いにつきましてであります。
  先ほどもご回答申し上げましたとおり、富谷町において常備消防力の救急体制強化が必要であると認識しております。対応といたしましては、本年6月22日の黒川地域行政事務組合の理事会の際に、この救急車の問題につきましては緊急を要することなので、協議をお願いしますと申し入れを行い、8月5日の同理事会後の理事協議会という形で救急車両の1台増車の必要性について理解をいただき、あわせて消防署所の2署化も含め、常備消防力の強化についても検討していくということの方向になりました。なお、先ほども申し上げましたが、この問題についてはこれまで深い議論をしたことはなかったとのことでありました。
  2つ目の我が町の児童・生徒の通学の安全についての問い1でもあります、町道穀田三ノ関線につきましては、今議会私の冒頭のご挨拶での中でも申し述べさせていただいたとおり、現在測量設計調査を行っております。今後は町道改良工事の施工と全線開通に向け、また、県道西成田宮床線の交通渋滞の解消に向けまして、セブンイレブン清水仲店前の県道西成田宮床線交差点改良工事による右折レーンなどの整備を宮城県に対し強く要望してまいります。また、役場庁舎北側の町道富谷12-1号線につきましても現在測量調査を行っておりまして、今後改良事業の実施に向け検討し、富谷小学校周辺の交通安全環境の整備に努めてまいりたいと考えております。
  お話にありました時間制限の車両進入禁止につきましては、その対象となる地域の住民の方々、または事業所全ての同意が必要ということで、大変いろいろ難しいところもあるということをご理解いただければという状況になっております。
  3つ目が、児童手当制度における町独自の児童手当制度については、昨年度における町の児童手当については、11億730万円余りを支出しており、そのうち国の負担が約3分の2、県と町の負担がそれぞれ約6分の1で、町の持ち出しは約1億6,853万円となっております。
  この児童手当制度に上乗せして実施している自治体はなく、当町におきましても、子ども医療費の助成について、今月から対象年齢を18歳の年度末までに拡大するなど、児童手当制度以外の部分で経済的な支援を実施しているところでございますので、どうかご理解をお願い申し上げたいというふうに思います。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 1番金子 透君。
1番(金子 透君) 先ほどの答弁に関して、もう一度質問いたします。
  救急体制ですが、平成24年度からの救急出動状況であります。富谷隊が富谷町内に出場した件数ですが、平成24年度1,002件、25年度1,009件、26年度1,084件、年々ふえております。そのほかにも富谷隊は他町村への出場もあるわけで、合計すると毎年1,200件以上となっております。1日平均3件以上の出動です。ばらつきはあるでしょうけれども、毎日3件以上の出動となると、平均して恐らく4時間から8時間ぐらいが富谷出張所に救急車のない状態だということを理解していただき、早急に2台体制を整えていただきたいと思っております。
  それに伴い、救急隊員も増員すべきと考えております。24時間体制ですから、3人掛ける3隊、合計9人の運用が最良と考えております。今話した現状と隊員の確保についても含め、いま一度町長の見解を伺います。
  次に、児童・生徒の通学の安全に関してですが、五、六年前の町政懇談会のときですが、町中町内会副会長という立場で出席し、町道穀田三ノ関線について、先ほどと同じ質問をした折、当時の町当局からの回答は「来年度から現地調査を実施します」との明確な回答をいただき、大変喜んだことを覚えております。しかし、見事に空手形でございました。町当局は当時の質問者への着手できない説明をすることもなく、約束をほごにした形であります。恐らく記録として残っているでしょう。町中町内会館で町3区の役員が参加しての町政懇談会のときのことです。
  本題に戻ります。ことしやっと現地調査に入ったようですが、来年度以降、もう少し詳細な予定、開通までの予定をお聞かせください。
  以上、2点について質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 1点目の救急体制につきましては、金子議員のお話のとおりでありまして、まさに富谷隊1隊1台において対応しており、ただいまご報告があったように、年々出動回数がふえているのが現実でありまして、先ほども答弁で申し上げましたように、もう緊急の、町民の皆さんの生命にかかわる問題であるということ、そしてやはり議員が申し上げたとおり、やはりPA出動というのは異常な対応でありますので、そこは一日も早く対応したいということで要請を申し上げたところであります。
  あわせて、先ほど金子議員が申し上げますように、単に救急車1台用意すればいいという問題ではなくて、それにあわせて隊員の増員という、いわゆる今具体的にお話しいただいたように、3人、3人の交代で6名が救急車1台とあわせて増員も必要だということも、その理事協議会の場でお話をいただきました。あわせてその辺も含めた上で、早急に富谷においての増員については、1台増加の増車、あわせてその1隊もふやすということでのご理解をいただいたところでありますので、早急にその実現に向けてさらに努力していきたいというふうに思います。
  2点目のいわゆる三ノ関穀田線の計画道路の進捗状況、過去の部分に含めましては、担当課長のほうから答弁させていただきますことをお許しください。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 先ほど町長が申しましたように、セブンイレブン清水仲店前の県道西成田宮床線交差点改良工事による右折レーンなどの整備を宮城県に対し強く要望しながら、町として整備計画を検討してまいりたいと考えております。基本的には、来年度以降の整備計画で、初年度に用地買収、そして2年目以降に複数年かけまして工事を進めていきたいと考えております。
議長(浅野幹雄君) 1番金子 透君。
1番(金子 透君) 最後になりますが、関連の質問をもう一度させていただきます。
  救急隊員を実戦配備するには、消防学校で1年教育と現場での実務経験を積み、最低でも2年以上かかることと思います。実際、現場に救急隊員を配備したのはよろしいのですが、現場の大変な状況に陥り耐え切れず、PTSDになり、最初から一からの人材育成となる実例もあります。重大な危機感を持って取り組んでいただきたいと思います。町民の命に直結する問題であります。
  それと、子供たちは何物にもかえることのできない人材という貴重な財産です。将来の富谷町の市の担い手であります。その子供たちの安心・安全、極力格差をなくした心豊かな確かな子育ての確立、先ほどの救急体制と同じく重大な危機意識を持って取り組んでいただきたいと考え、町長の決意の大きさを伺い、私の質問を終わります。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの金子議員のご質問にあるように、救急隊にやはり計画的な増員というのも実際必要なことでありまして、その部分を含めて今、先日私のほうで強く要請したのは、既存の1台1隊を何とか早急に富谷に増車、増員、増隊をいただき、あわせて今後そのいわゆる計画的な人材育成、救急隊の増員、いわゆる人材育成、やはり金子議員がお話ししたように2年はかかるということなので、時間も要することなので、できれば今度の採用段階から増員に向けて今要請を行っているところでもあります。
  2つ目の子ども・子育て環境につきましては、金子議員のご意見のとおりでありまして、富谷町、言うまでもなく本当に子供の多い町であります。子供たちは富谷にとっての財産であります。宝でもありますので、金子議員が申しますように、その子育て環境の充実に向けて最大限今後も努力していきたいというふうに思いますので、どうぞこれからもよろしくお願い申し上げます。
  以上です。



議長(浅野幹雄君) 18番渡邊俊一君。
18番(渡邊俊一君) 私からは、1点3要旨について質問いたします。
  平成27年6月議会において、上桜木、大清水を通る都市計画道路の延長計画について、約60ヘクタールの県有林を県と共有し開発することにより、延長しやすい環境を構築することが大事であり、それにより、あけの平団地内を経由し国道4号に抜けることなく町役場まで通じる都市計画道路を早急に整備し、あけの平団地内の交通の安全・安心はもとより、大清水、とちの木地区の小・中学生の通学の安全性を確保することが重要である旨を提案、提言させていただきました。
  その件については、町長も重要性を認識され、県に対し積極的に相談されると言われておりますが、改めて早急な取り組みを強く望む一人でありますが、多少の時間を要することも事実であり、県と協議を進めていかれると同時に、大清水から役場庁舎までの都市計画道路穀田大沢線と接続される役場庁舎東側を走る都市計画道路穀田三ノ関線の計画進捗が我が町に、特に北部地区であります太子堂、一、二、三ノ関、志戸田地区における地域の発展に欠かすことのできない都市計画道路と考え、次の3問で質問をいたします。
  1つ、論旨でも述べましたが、我が町北部地区発展において重要な都市計画道路穀田三ノ関線の整備計画内容と年次計画を示されるよう、町長に求めます。
  2つ、都市計画道路穀田三ノ関線の計画整備に伴い、町道三ノ関大崎線の未改良地であります小松自工前から三ノ関会館前の整備について、今回の水害を改めて教訓として捉えどのように考えておられるか、伺います。
  3つ目として、大雨災害による三ノ関会館前、威徳寺近辺の水没状況を常に心配してきた一人でありますが、改めて今回の9月10日から11日の水害により、町として早急な対策が必要と考えますが、町当局の考えを強く求めます。
  以上、私からの質問であります。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの渡邊俊一議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  まず、最初の都市計画道路穀田三ノ関線計画年次を問う、都市計画道路穀田三ノ関線の整備計画内容と年次につきましては、議員のご指摘のように、本町の道路交通ネットワークの形成におきまして、大変重要な路線の1つであると認識しております。現在、未整備となっております区間につきましては、計画から時間が経過したこともあり、周辺の土地利用等も進み、実施に向けましては建物の移転やそれに伴う補償費等も問題になってきております。そのため、町では整備費用の軽減と土地利用への影響等を考慮しまして、当初のルートを見直す都市計画の変更の協議を進めながら、現在測量設計調査を行っております。
  整備計画といたしましては、学校給食センター前から町道仏所太子堂中線までの延長約720メートル区間を幅員16メートルで整備を計画しております。年次計画につきましては、金子議員への答弁でも申し上げましたとおり、セブンイレブン清水仲店前の県道西成田宮床線交差点改良工事による右折レーンなどの整備を宮城県に対し強く要望しながら、町として整備計画を検討してまいりたいと考えております。基本的には、来年度以降の整備計画で、初年度に用地買収、2年目以降に複数年かけて工事を進めていきたいと考えております。
  問い2の小松自工前から三ノ関会館前の整備についてと、問い3、大雨災害による三ノ関会館前、威徳寺近辺の水没状況についての問い2、問い3につきましては関連があるため、一括答弁とさせていただきます。
  初めに、三ノ関大崎線の件につきましては、議員がご指摘のように、都市計画道路穀田三ノ関線の整備とあわせ、今般の道路交通情勢から大変重要な路線の1つであると認識しておりますとともに、あわせて大雨による冠水対策が大変大きな課題であると受けとめております。
  このたびの大雨では、三ノ関会館を初め、三ノ関大崎線沿線の家屋や威徳寺が冠水により、3件の床上浸水、12件の床下浸水という状況に至りました。また、三ノ関周辺の水田等につきましても、大きな被害が発生しております。
  こうした水害発生の主たる原因といたしましては、冠水する地点と竹林川との高低差が小さいことが挙げられています。地形的にどうしても竹林川が増水すると、水路の排水が十分に行われなくなるために冠水に至ってしまうのが現状であります。そのため、抜本的な解決策といたしましては、やはり竹林川の未改修部分の早期改修により河川の流下能力を高め、増水時の水位ができる限り高くならないようにしていくことが何よりも重要であると考えております。
  そこで、本年6月11日に富谷北部土地改良区の理事長と私が国土交通省に出向きまして、竹林川河川改修に関する要望書を西村国交副大臣に直接手渡しをしてお願いをしてまいりました。西村副大臣からは、早速その場で来年度から調査費等の予算を確保するとのご回答をいただいてきたところです。その上で、河川工事、川底のしゅんせつ工事を平成29年度から着手する予定で進めていくことを、先日北上川下流河川事務所に確認したところでもあります。今後も国土交通省に強く要望してまいりますとともに、北上川下流河川事務所等関係機関と連携し、雨水対策に努めてまいりたいというふうに思います。
  三ノ関大崎線の未改良部分の道路改良事業につきましては、今後竹林川の雨水対策とあわせながら、町の財政状況を鑑み検討してまいりたいと考えております。
議長(浅野幹雄君) 18番渡邊俊一君。
18番(渡邊俊一君) 先ほど論旨でも述べましたけれども、約60ヘクタールの県有林については、やはり平成30年の線引き、都市計画の見直しに向け、遅滞なく県と協議を進めていかなくてはならないと思いますが、穀田三ノ関線については都計審を待つことなく、待つ必要はありません。早急に進めることが大事であります。
  先ほど調査測量、測量調査ですか、行い、そしてまた、複数年度をかけて計画するというような話も今答弁されました。その中で、1つは大分時間が経過しているその都市計画道路でありますし、また、言うならば大沢穀田線がなかなか進捗が見えない状況の中でおるわけであります。そういった中での重要な1つの路線、もちろん県道であります仙台大衡線も平成30年ぐらいまでには恐らく80%くらいの進捗を持つのかなというような話も受けておりますし、また、県道の仙台三本木線の改良工事も進むことで、国道4号の渋滞緩和に大きく寄与するものと考えますが、やはりあくまでも我が町の発展に欠かすことのできないこれは都市計画道路であります。そして、この都市計画道路、1つは七北田西成田線、また、先ほど来私が申し上げております大沢穀田線、そしてその延長にありますその穀田三ノ関線、これが本来の計画どおり進むことによって、富谷町の将来の発展に大きな寄与をする。そういう一つの位置づけであります。そして、言うなれば基本計画のもとでも当然うたわれておりますこの穀田三ノ関線については、そういったものについて整備を図りますと、また、その中でこの都市計画道路については周辺の土地利用計画と調整しつつ、必要に応じて見直していかなくてはならない、また、その効果的な整備を推進しますとうたっております。
  しかし、私はその整備、環境整備というか、近隣の開発とかそういう環境整備が先なのか、または我々この町民の利便性を鑑み、そして先にその都市計画道路をつくるのが先なのか。卵と鶏の問題もありますけれども、当然その都市計画道路を早目に構築していくことによって、その近隣の地域の発展性が早目に進むというような状況も多々あろうかと思います。そういった意味からして、改めてこの穀田、それから三ノ関線、この件について今、複数年をかけての計画というような報告をされましたけれども、もう少し具体にやはり計画年次を示しながら事を進めていかなくてはならないのではないかと私はそんなふうに思っております。
  また、今現在、私何度も申し上げ、機会あるごとに一般質問でも取り上げさせていただいてまいりましたけれども、あの威徳寺近辺、または三ノ関会館前についての大雨のときの災害、大変危惧してきた一人であります。これは1回、2回ではありません。同僚議員も一般質問で申し上げてきております。これは早急なやはり対策が必要だろうと。確かに今町長おっしゃるように、竹林川のその水位が上がると、どうしても水がはけない状況にあるということでありますけれども、それは最終的な対策でありまして、今早急にやはり対策を講じていく部分については、また別な感覚から講じていかなくてはならない。
  果たして今、西村国交省の副大臣に調査を始めますよと言われたというような話がありますけれども、結果的にいつから始まっていつで終わるのか。その辺が見えない中で、あの地域の住民に対して大雨の降るたびにやはり不安を与えるというのは、基本的にその行政の立場からしてあり得ないというか、やはりやってはならないことなんであります。ですから、それはそれ、これはこれと捉えて、2本の路線でやはり進むということが物すごく大事でないかと思いまして、改めてその件について質問をさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの渡邊議員のご意見のとおりでありまして、都市計画道路につきましては、先ほどの関連で課長が答弁した部分もありますが、やはり都市計画道路は全てが完成して初めて効果が最大限に発揮されるという意味では、やはり早急に都市計画道路を実現していくことが道路体系を環境を整えていくことにつながるものだというふうに思っております。
  特に、この穀田三ノ関線につきましては、大変重要な路線だというふうに思っておりますので、この辺につきましては早急に、そのためにやはり現実的に早急に進めるために、今回いわゆる立ち退き等そういうところを路線変更するところによって経費を削減し、そして早急にそれを実現するために今回いわゆる都市計画の変更の協議を進めているところでもあります。これが済み次第、早急にいわゆる測量設計調査を行って、なるべく早い段階で都市計画道路の完了に向けて努力をしていきたいというふうに思っております。
  2つ目の竹林川及びいわゆる三ノ関の現在の状況もあわせて、渡邊議員のお話のとおりでありまして、先日のいわゆる8月、台風18号の大雨の際の被害状況を見たときに、まさに6月に何とか一日でも早くという思いで国交省に足を運び、やっとの思いでいわゆる調査費を来年度、そして翌年から工事着工という返事をいただいて安堵したところだったんですけれども、その矢先に今回の大雨だったということで、一日も待っていられないというそのいわゆる町民の皆さんの生命と財産が脅かされているという、ただいまの渡邊議員のご意見のとおりであります。竹林川の対策につきましては、先ほども申し上げましたように、引き続き一日も早い竹林川の改良工事を進めるよう努力していきますし、あわせてその手前で先日の台風18号の大雨等に対応できるように、今できることはどういう対策があるかということを早急に検討させていただきまして、応急的な処置も含めて検討をしてまいりたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 18番渡邊俊一君。
18番(渡邊俊一君) 町長の努力、よく理解します。ただ、本来ならば穀田三ノ関線、昨年度調査が終了していなくてはならない、そういう状況であります。今回その予算も計上、前回その予算も計上されたわけでありますけれども、滞繰りにより本年度その測量調査というような形になったと思います。要するにその分で既に1年間もうずれているわけでありますから、それをやはりどこかでカバーしていくということもちょっと言い方がおかしいかもわからないですけれども、やはり早目に進めるためには何をしたらいいかということもこれから考えていかなきゃならないだろうと私は思っております。
  また、その穀田大沢、もとい、穀田三ノ関線の改良工事に伴い、その未改良地であります三ノ関大崎線、あの地域についてもやはり同時に完了できるような環境づくりをしていかないと、前回も私一般質問で申し上げましたとおり、その路線が抜けますと、どうしても太子堂の団地内がどんどん車が通る。その信号を避けてと申しますか、そういうような現状を訴えさせていただいた経緯もあります。その内容を十分にやはりご理解をいただいた中で、その未改良地を完了と同時に、もしくは反対から言えば完了する前にあの地域を整備していくことによって、今回の大雨対策、そういうものにも結びつけられるのかなと、こんなふうに私は思っております。その件についても改めて質問をさせていただきます。
  それから、論旨でも述べましたとおり、やはり都市計画の見直し、線引きの見直しということで、平成30年、これをひとつ大きな富谷町、そして市制をひくこの富谷に対して、大きな一つの布石にしていかなきゃならないかと。将来の発展のために。そのためにも、都市計画道路はもちろんでありますけれども、あそこにあります県有林、ちょうどたまたまといいますか、副町長も県から来ていただいて、そういった形で県とのパイプも大分強いパイプがつながっているはずでありますから、その辺を早急にやはり町長と、それから副町長の2人コンビといいますか、本当にナンバーワン、ナンバーツーのコンビでその辺をいろいろ県と協議していただいて、そして県と協議の上にやはりあの地域の将来の発展のために何をしたらいいか、または富谷町、そして先ほど来申し上げましたとおり、来年の10月10日から富谷は市制をひくわけでありますから、その富谷市の100年の大計のためにもあの県有林が負の遺産にならないような状況をやはりつくっていく。それが物すごく大事な部分ではなかろうかと思って、改めて最後の質問をさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 最初の改めてご質問いただきました、いわゆる都市計画道路がおくれていることにつきましては、やはりおくれを取り戻すというご意見もいただいたわけでありますので、その部分も含めて一日も早い都市計画道路の、特にその穀田三ノ関線の道路の実現に向けては最大限努力していきたいというふうに改めてお話をさせていただきたいというふうに思います。
  また、三ノ関大崎線につきましては、あそこの改良工事につきましては、いろいろ解決しなければいけない課題等も、いわゆる三ノ関会館が道路を上げることによって会館が低くなってしまうという状況なども発生したりするので、あらゆるところの課題もクリアしながら、今後検討をしてまいりたいというふうに思っております。
  2つ目の議員がお話をされております、また、議員がお話ししておりますいわゆる県有林の60ヘクタール、あそこはやはり有効な土地利用だというふうに私も同じように認識をしておりますので、せっかく県から大庭副町長が今副町長として来ていただいているので、県とのパイプも大変強い、すぐに県との連携ができている今状況でありますので、そのせっかくのラインも最大限生かしながら、この30年の線引きを見据えて努力をしていきたいというふうに思います。
  以上です。
議長(浅野幹雄君) これをもちまして本日の一般質問を終わります。
  これで本日の日程は全て終了いたしました。
  本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。
     午後3時03分 散会

平成27年第3回定例会議事録(第3号)

平成27年10月7日(水曜日)

出席議員(20名)

  • 1番 金子透君
  • 2番 青柳信義君
  • 3番 浅野武志君
  • 4番 若生英俊君
  • 5番 畑山和晴君
  • 6番 齊藤秀行君
  • 7番 藤原峻君
  • 8番 佐藤聖子君
  • 9番 西田嘉博君
  • 10番 長谷川る美君
  • 11番 佐藤克彦君
  • 12番 山路清一君
  • 13番 浅野直子君
  • 14番 高橋正俊君
  • 15番 菅原福治君
  • 16番 出川博一君
  • 17番 相澤榮君
  • 18番 渡邊俊一君
  • 19番 安住稔幸君
  • 20番 浅野幹雄君

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

  • 町長 若生裕俊君
  • 副町長 大庭豪樹君
  • 総務部長 山田豊君
  • 企画部長 内海壯晃君
  • 福祉部長 小野一郎君
  • 建設部長 奥山育男君
  • 企画部企画政策課長 高橋弘勝君
  • 総務部総務課長兼情報化推進室長 神田能成君
  • 総務部総務課参事兼危機管理室長 横田利雄君
  • 福祉部健康増進課長 郷右近衛君
  • 福祉部子育て支援課長兼西成田コミュニティセンター子育てサロン所長 浅場悟君
  • 建設部都市整備課長 齋藤英夫君
  • 建設部都市計画課長 伊藤正君
  • 水道事業上下水道課長(建設部上下水道課長) 石川康一君
  • 教育長 菅原義一君
  • 教育次長(生涯学習担当) 荒谷敏君
  • 生涯学習課長兼総合運動公園所長兼民俗ギャラリー館長 渡邉正弘君

事務局職員出席者

  • 事務局長 亀郁雄
  • 次長 富澤裕
  • 主幹 長瀬千鶴子

議事日程 第3号

平成27年10月7日(水曜日) 午前10時00分 開議
 第1 会議録署名議員の指名
 第2 一般質問(通告番号6番~10番)

第3日目  10月7日(水曜日)
4番 若生英俊議員
1 「住みたくなるまち日本一」について
2 選挙公約(選挙公報)及び選挙マニフェストに関しその進捗について
3 明石台東地区の開発行為にともなう「開発負担金」について
9番 西田嘉博議員
1 富ケ丘団地町道維持補修に対する町の取り組みについて
13番 浅野直子議員
1 交通対策と道路整備を問う
2 子育て支援の拡充を
3 健康維持に全町民で利用できるプール設置を
3番 浅野武志議員
1 町道「二・三ノ関線」舗装補修工事について
2番 青柳信義議員
1 3.11東日本大震災時の水道給水不能の教訓を問う
2 防犯灯の整備強化を問う

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり 午前10時00分 開議
議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
  ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
  議事日程につきましてはお手元に配付のとおりです。


     日程第1 会議録署名議員の指名
議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、10番長谷川る美君、11番佐藤克彦君、12番山路清一君の3名を指名いたします。


     日程第2 一般質問
議長(浅野幹雄君) 日程第2、一般質問を行います。
  通告順に発言を許します。4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 皆さん、おはようございます。
  それでは、一般質問をさせていただきます。
  就任9カ月目に入ろうとしております町長にあっては、就任以来、日夜をたがわず町のトップとして町を代表して精力的に行政運営に精励されていることに対し、心から敬意を表します。町民の期待に応え、町勢の発展に尽力されるよう切に願うところであります。
  さて、これから4年間、私は立場を変えて議員として町長の行財政運営の全般の所信をただすこととなりますが、十分な政策論議の場となるよう努め、議会人として町民福祉の向上、町の発展に微力ながら努めてまいる所存でありますので、どうぞよろしくお願いをいたします。先ごろ、手元に届きました議員必携によれば、議会は住民を代表して重要な事件を審議し、決定し、行政を批判監視する機関でありとありますが、批判監視のためだけの機関でないことは明らかであります。いつの時代にあっても町政に求められるのは持続可能で確かな町の将来像の実現に向けて町長・職員には信頼に足る行政事務執行に不断の努力を期待し、あわせて行政、議会が一体となって町の発展と町民福祉の向上を願う、町民の負託に応える責務を担っているところであります。議会での建設的な議論を通して行政が町民に支持され、合理的で効率的な町政執行に側面からつなげてまいりたいと思います。
  そこで私は次の3項目について質問をいたします。
  1つ目、町長が掲げる住みたくなるまち日本一について。2つ目、町長の選挙公約及び選挙マニフェストに関しその進捗について。3つ目、明石台東地区の開発行為に伴う開発負担金についてであります。
  まず初めに、住みたくなるまち日本一について。町長、職員、議会、町民との信頼と調和があってこそ町の大きな発展と活力につながると考えます。その前提として、常日ごろの信頼に足る行政実務、より発展的な各種事務事業の展開はもとより、町長が描く町の将来像が町民に明確に示され、理解と共感を得る努力が必要であります。町長が描く町の将来像を具体的に理解するため、以下について質問いたします。
  1つ目、住みたくなるまち日本一のキャッチフレーズの内容と、町長が目指す町の将来像を具体的にお示しください。2つ目、住みたくなるまち日本一の観点と指標は何ですか。3つ目、住みたくなるまち日本一実現に向けての課題はありますか。
  次に選挙公約及び選挙マニフェストに関し、その進捗について質問いたします。町長は選挙マニフェストにおいて17の大項目、町政、経済、文化分野6項目、子育て支援5項目、福祉生活項目分野6項目を掲げましたが、現時点までの取り組みと実現までのプロセスを質問いたします。町長の並々ならぬ決意とその実現しようとする努力の姿勢には評価をいたしますが、その実現可能性とどこに財源を求め、実現までのプロセスを町民は待ち望んでおります。しかしながら、町として事業の実現可能性を追求するには財源の捻出、人的配置等課題は山積しているものと思われます。そこで、以下について質問いたします。
  1つ目、町民バスの泉中央駅乗り入れ実現の見通しと泉中央駅からライトレール整備の具体的計画策定の進捗状況について。2つ目、ライトレール整備の総事業費及び負担財源内訳見込み額の概要をお示しください。3つ目、10月30日に開催されるわくわく町民会議のテーマが健康都市宣言を目指してとありますが、健康都市宣言を目指してをテーマにしたことと選挙公約との関連性はあるか伺います。
  3つ目としまして、明石台東地区の開発行為に伴う開発負担金についてであります。平成11年7月16日、地方自治法第14条第2項に次のように規定が加えられました。地方公共団体は義務を侵し、または権利を制限するには法令に特別な定めがある場合を除くほか、条例によらなければならないという規定であります。したがいまして、現下の開発行為に伴う開発負担金を求める根拠が示されたと言えます。また、行政手続法(平成5年)、そして加えて富谷町行政手続条例、平成8年に条例化されております、の規定からしても開発負担金の納付を義務づける根拠が従前よりさらに希薄になったことは明らかであります。昭和56年に定めた富谷町の開発指導要綱によりある時期までは富谷町の発展に果たした役割は否定いたしませんが、一般的に条項の性格は首長などが定める行政組織の内部的なルールにとどまり、住民、外部に対する法的拘束力はなく、義務を課すことができないというのが現下の行政法上の通説であります。そこで質問いたします。
  開発指導要綱の現下の行政指導実務における位置づけと運用について。2つ目、開発指導要綱第10要綱の遵守に次のような規定があります。開発者がこの要綱によらないときは同意及び協議に応じないものとすると規定いたしますが、富谷町行政手続条例第30条、31条、32条の規定を越えて現下の行政指導において適法に行えるものかどうか伺います。3つ目、開発行為に関する行政指導において、開発指導要綱の果たした役割と運用の限界について。4つ目、宮黒7カ町村のうち、開発指導要綱を定めた時期と現在の運用状況及び県内全自治体の運用状況。5つ目、県内で開発行為の費用負担に関し条例制定している自治体があるかどうか伺います。
  以上、質問いたします。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの若生英俊議員のご質問に答弁をさせていただきます。
  質問件名1の住みたくなるまち日本一についての問い1、住みたくなるまち日本一のキャッチフレーズの内容と町長が目指す町の将来像についてはにつきまして、多角的な視点とさまざまな要素からまちづくりを考え、住民の皆様方が住み続けたい、住んでみたいと思える、そして全国に誇れるまちづくりを進めてまいります。
  問い2、住みたくなるまち日本一の観点と指標とのご質問ですが、そもそもまちづくりに関してはただいま申し上げたとおり多角的な視点とさまざまな要素から考えるものであり、ご質問にある何らかの指標をもって一概に判断すること、そのこと自体がなじまないものと認識しております。
  問い3、住みたくなるまち日本一実現に向けての課題については、全国的な少子高齢化や消費経済力の低下や社会保障費の増加などといった大きな社会の課題については、当町としても避けて通れないものと思いますが、住みたくなるまち日本一の実現に向けて各種施策を着実に実施してまいりたいというふうに思っております。
  問い2の選挙公約及び選挙マニフェストに関しての、その進捗状況についての問い1、町民バスの泉中央乗り入れ実現の見通し及び泉中央駅からライトレール整備の具体的計画策定の進捗についてはの問いにつきましては、町民バスの地下鉄泉中央駅乗り入れに関しましては、宮城交通の理解と協力を求めながらバス運行における現状や課題を共有し、さまざまな視点からの手法の検討や協議を継続的に進めているところでございます。また、ライトレール等を含めた整備につきましては、富谷町における新しい公共交通システムの導入に向けた検討事業を現在専門業者へ委託し、さまざまな検証を進めているところであります。実現に当たっては仙台市や黒川圏域のみならず国、県、民間企業、地域の皆様などさまざまな方々のご理解とご協力が必要であり、今後そのための組織化も図ってまいりたいと考えております。
  問い2のライトレール整備の総事業費及び負担財源内訳についてですが、新しい公共交通システムの導入に関してはライトレールに限定して検討しているものではありませんが、ご質問のありましたライトレールの整備に想定される費用は起点・終点の導入区間の距離や地下鉄泉中央駅との結節方法や整備手法によりまして大幅に異なると考えられます。現在、ライトレールの整備導入を検討している栃木県宇都宮市の例によりますと、導入区間が約15キロメートルで車両費を含むライトレール整備費、レール、車庫、変電所等と各種交通機関、鉄道、バス、タクシーなど相互の乗りかえを行うトランジェットセンターの整備費を合わせて約383億円と試算されています。国の支援制度を活用することで、整備費用の約2分の1の支援が受けられる見込みとなっております。
  問い3の10月30日開催のわくわく町民会議のテーマが健康都市宣言を目指してと定例会で挨拶で述べた健康都市宣言と選挙公約との関連につきましては、公約との関連は特にございません。
  質問件名3の明石台東地区の開発行為に伴う開発負担金についての問い1であります。開発指導要綱の現下の行政指導実施における位置づけと運用について、開発指導要綱は無秩序な宅地開発を防止し、健康で文化的な生活環境を確保するために必要となる公共公益施設の整備を促すための基準の一つでございます。開発指導要綱の運用に当たりましては、開発を行おうとする事業者に対し要綱で求めている協力や負担の内容、その趣旨を説明し、同意をいただけるように適切に指導を行っております。
  問い2、開発指導要綱第10要綱の遵守に開発者がこの要綱によらないときは同意及び協議に応じないものとすると規定するが、富谷町行政指導条例第30条、31条、32条の規定を越えて現下の行政指導において適法に行えるかについては、開発指導要綱に基づく協議は開発者の任意の協力によって行われておりますが、良好なまちづくりを進めたいという思いは町も開発者も同じですので、意見が一致するようにお互いに協力して開発協議を進めております。これまで意見が一致しないからといって町が協議に応じないなどの行為を行ったことはございません。
  問い3、開発行為に関する行政指導において、開発指導要綱の果たした役割と運用の限界についての問いにつきましては、本町では昭和40年代後半から大規模な団地の開発が始まり、開発区域の拡大とともに人口も急激に増加してまいりました。特に、昭和50年代後半から平成10年代にかけては当時の町の規模と比較して非常に大きな開発が多く行われた時期でございます。そのような時期に町がさまざまな施設を整備するために開発指導要綱の果たした役割は大変大きく、指導要綱に基づく開発負担金があることによって本町では都市計画税を課すことがなかったと認識しております。また、本町は今後も人口が増加すると推計されている数少ない町であり、今後も多くの開発が行われると考えられます。新たな開発区域の中に良好な公共公益施設を整備することは、新たな住民や企業にとって重要であるとともに開発にとってもメリットが大きいと考えられますので、今後も開発者にご協力をいただき開発指導要綱を遵守していきたいと考えております。
  問い4、宮黒7カ町村のうち開発指導要綱を定めた時期と現在の運用状況及び県内全自治体の運用状況についてでございます。開発指導要綱は宮黒7カ町村のうち七ヶ浜町を除く6カ町村が整備をしております。開発指導要綱を整備している6カ町村の要綱の施行時期は富谷町が昭和56年10月1日、大和町が平成6年4月1日、大郷町が昭和53年8月1日、大衡村が昭和48年11月1日、利府町は平成10年6月1日、松島町は昭和48年12月1日となっています。また、県内全体では35自治体のうち33自治体が開発指導要綱を整備しており、未整備自治体は七ヶ浜町と涌谷町の2自治体でございます。
  問い5、県内で開発行為に関する費用負担の条例を制定している自治体は本町を含めて12自治体あり、その全てが水道事業開発負担金に関する条例となっております。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) これより若生英俊君の質問は一問一答により行います。4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) それでは、質問をいたします。
  ただいま住みたくなるまち日本一のことがありましたけれども、一概にはなじまない、指標、観点ということで質問いたしました。しかしながら、主観的であってはならないわけでありますので、客観的な指標等についてはぜひ必要ではないかとこのように思います。住みやすさ、住みたくなるまち、相通ずるところはあろうかと思いますけれども、ぜひそういった面で客観的な指標等のご検討をなさるかどうか、質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 先ほども申し上げましたように、まちづくりに関して具体的にその観点や指標というのがなじまないという答弁をさせていただきました。あえて、もし指標が必要だというふうにご意見があるのであれば、今後ある程度指標を整備することは検討してまいりたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 住みやすさの、住みたくなるまちの目安、便利さの目安とかあるいは暮らしやすさの目安というふうなことになろうかと思いますけれども、住みたくなるまちの目安という観点ではいかがでしょうか。質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私は、基本的に町民の皆さんがいかに安心して豊かに暮らせるかということが大切だというふうに思います。その観点というのは、子育ての環境だったり医療施設の充実だったり職場の問題だったり、あらゆる健康、仕事、そして家庭生活、日常生活、あとは便利さ、交通アクセス含めてさまざまな視点が伴って、それはそしてまた人それぞれによってそういった幸福度や住みやすさの観点というのはそれぞれの価値観があるわけでありますので、一概にそれを具体的にと言われても幅広い範囲ですので、一概にというふうには申し上げられない。ただ、もし一言お話しさせていただくとすれば全て私は町民の方々の幸福度、町民の皆様方の満足度、町民の皆様方の充実度ということが基本に考えております。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) それでは、町長がこの先10年、住みたくなるまち日本一の富谷町の10年後のイメージ、もしお持ちでしたらあるかどうかを質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 何度も同じように答弁させていただくようになりますが、10年後は市民になると思いますが、市民の皆様方がいかにこの富谷市に住んでよかった、富谷市に住みたいと思えるそんな町としてありたいというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) そのような中で、決算の委員会の場でもありましたが、穀田三ノ関線やらあるいは地域の側溝整備の課題やらというふうなことが出ました。ぜひ住みたくなるまち日本一と、このような地域環境整備、都市基盤整備というふうなことでの融合性といいますか、そういったところの視点について町長の見解を求めます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 昨日も答弁しましたが、穀田三ノ関線の都市計画道路についても本来であればもっと先に数年前にちゃんと手をつけていくべきものが手をつかずにいたということでありますので、私は早急にそれはきちっとやっていくべきだというふうに思っております。そしてまた、限られた財源であるのは事実でありますので、それは均等に町全体、側溝の有蓋化についても地域の住んでいる方々にとっては大変ご不便を感じているのも事実であります。ただ、それを一概に1回でやれる財源というのは確保できないのが現実でありますので、それはある意味バランスをとりながら、そして優先度を優先順位をある程度鑑みながら効率的にそういったものを整備していく必要があるというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 鷹乃杜地区の側溝整備、これは4%台ということが決算委員会の場で出たところでございます。全体の4%の進捗率ということからしても、ぜひ住みたくなるまち日本一を標榜する我が町からすれば、ぜひそういう意味ではこの日本一の取り組みとあわせてまさに地元に、地場に根差したそういった取り組み、財源に限りがあるわけでありますので、そういう意味でその取り組みのさらなる加速ということについて質問をいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 本来であれば、今回本当に鷹乃杜地区が今英俊議員が申し上げました鷹乃杜が4%というのは大変本当にきょう会長さんもおいでいただいていますが、大変申しわけないというふうに思っております。これも全てもっと早くから手をかけていれば富ケ丘との差はなかったわけでありまして、それは明らかにこれまでの経過が現状を生んでいるということでありますので、そこはご認識いただければというふうに思います。ただ、これからもそれはもちろんいち早く鷹乃杜の今の4%というのを改善したいというふうに思います。ただ、一概にかといって全部鷹乃杜に町の財産財源を全て一気につぎ込むことはできません。それはもっと早くからやっていればもっと進捗状況はよかったわけで、これから早急に私も頑張ってまいりたいというふうには思っております。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 前のというふうなことで言えば、この間、この何十年という鷹乃杜40年来の状況があるわけでありますので、その……。
議長(浅野幹雄君) 静粛にお願いします。
4番(若生英俊君) 静粛にお願いいたします。そのようなことからして、誰がということではなく現実を直視するというふうなことが非常に重要だと思います。そういう意味でバランスのいい住みたくなるまち日本一の中でバランスのいい町の取り組み、そしてまた将来に向けて後顧の憂いのない施策運営というようなことでその立場で私も4年過ごしてまいりたいとこのように思います。
議長(浅野幹雄君) 質問ですか。要望ですか。質問に徹してお願いします。
4番(若生英俊君) その次は、町長の表現の中に時には嵐に遭うかもしれません、燃料が切れる心配もあります。航路に迷いそうになることがあるかもしれませんという表現を目にしたところであります。まさに、羅針盤なき航海というふうな言葉を描いたところでありますけれども、ぜひそんなことあってはならぬことです。そういう意味では嵐に遭う、燃料が切れる、航路に迷いそうになる、町長の表現はどのような場面を想定したのか質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 多分創生に書いた文章の抜粋だと思いますが、具体的にどこでどの表現なのか、どこでのことなのかまずは。
議長(浅野幹雄君) 反問です。どういう場所でどういうことですから。4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 広報とみやの創生の記事だと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 創生はあくまで随想に近いものでありまして、ある意味大枠でのこういった思いでまちづくりを運営していきますということでの思いを表現しているわけでありまして、決して私が町長として航海に出て嵐に遭うこともあるかもしれない、航海に迷うかもしれませんとそんな不安な思いを、不安な考えを町長としての意識として持っていることではありません。あくまであれは創生ですので。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) それでは、次のほうに入りたいと思います。選挙公約のほうに入ります。先ほど宇都宮の事例を紹介いただきましたが、宇都宮の栃木県の県都であることは認識いたしますけれども、人口規模をお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。宇都宮市の人口規模、わかりますか。
  企画政策課長。
企画部企画政策課長(高橋弘勝君) ちょっと今、人口のほうはちょっとご用意しておりません。
議長(浅野幹雄君) 人口はまだ書類持っていないそうです。終わりですか、質問。
  4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 県都ですから、その資料と約50万規模の県都ではないかというふうに認識いたしますけれども、そのような市の事例とこの富谷町の事例、その10倍の規模、そしてまた市域町域、そのような違いがある中での物差しとしてお示しをいただきました。三百数十億円です。国費の2分の1が見込まれますというふうな答弁でありますけれども、そのような見込み値というふうなことの中で人口規模の際、市域町域の差というふうなあたりの折り合わせをどのような認識の中で今宇都宮の事例を参考にしながら、富谷町に当てはめようとこのようなことになったのか。その辺の経緯について質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 先ほども答弁で申し上げましたように、私はただいま専門の業者も含めて新たな交通システムについて協議検証を行っていると申し上げました。その上で、ライトレールというふうに限定をして私はお話をしておりませんで、ただ、議員の先ほどのご質問にライトレールという限定した質問があったので、であれば費用はどのぐらいですかという質問に対して例えばとして現状の参考として栃木県の宇都宮で現在取り組んでいる事例として私は申し上げたわけでありまして、あくまでこれを参考に私が今回検討しているとはどこでも答弁しておりませんので、どうぞしっかりと答弁はお聞きいただければというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 質問の項目が選挙公約、あるいは選挙マニフェストということでありますので、町長から示したものの中にライトレールということ、それがどの時期以内にというふうなことをもって質問をしたところであります。その状況からして、平成14年でしたか、緑未来でしたか、あそこでの一定の成果が報告されたところでありますけれども、その概要について質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長、もとい、企画政策課長。
企画部企画政策課長(高橋弘勝君) 当町の研究としては泉ケ丘地区まで仙台市の地下鉄が延伸している。その後、ライトレールなりで黒川郡内を整備するというふうな計画、当時はそういった内容でございました。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 議席番号をお願いします。4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 専門業者への依頼については既に発注し、そしてまた費用が発生しているのかどうか質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画部企画政策課長(高橋弘勝君) 既に発注してございまして、費用も約80万円ほどで発注してございます。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) その成果はいつ発表、町に届くのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画部企画政策課長(高橋弘勝君) 検討結果につきましては、契約上は今月下旬でございます。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) それの内容、成果品はどのような形で町民、あるいは議会、議員に周知していただくのか質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画部企画政策課長(高橋弘勝君) まず、それは成果品というふうなことでの開示というものは予定、しかるべき時期に皆さんのほうにお示ししたいというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 冒頭申し上げましたように、町長の描く地下鉄延伸なりライトレールなりの実現というのは、町民あまねく望むところですからそういう意味では、ぜひ熱心に取り組んでいただきたいというのが一つ。
  2つ目は、先ほど申し上げましたように、そこに実現可能性の見境といいますか費用的な、人的な部分を投下するわけでありますから、そういったところの見通し、ある時期の身丈というあたりの予測、先というのはどの辺に置かれているものか質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私は決して実現できない夢を描くために今業者さんに委託しているわけではありません。あくまで、しっかりと実現可能なものをいかにつくり上げるかということで二、三度、現段階で最終報告を受ける前の段階でもお話しをさせて、中間中間の報告でお話をいただいておりますが、私は実現可能なものとしてしっかりと計画を受けとめたいというふうに思っておりますし、それを受けて報告を受けた上でそれをそれの実現に向けてさまざまなその実現に向けてはハードルもあると思います。ただ、それを一つ一つしっかりと財源的な部分を含めて私は乗り越えてしっかりと公約でもありますので、実現に向けて努力していきたいというその決意は変わりません。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 実現を望む声は当然皆さん望むところは共通するわけでありますから、しかしながら町の、富谷町5万人規模、単独でできないことはそれは皆さん周知のとおりなんです。この1点だけは間違いなく周知の事実と言っても過言ではないと思います。したがいまして、先ほど関係諸機関の答弁がありましたけれども、それらとの煮詰めやらあるいは財源、国庫負担2分の1が見込まれますというふうなことの実現の可能性、こういったところは十分に行政として町のこの規模、そしてまた限られた財源というふうな中でいつまでもどのような形で今のまま見込みのないといいますか、希薄な中での取り組みというふうなことも難しかろうというふうに思います。そういう意味で今見境のところのといって質問をいたしたところでございます。ぜひ、そういう意味で税源の見通し、もう一つで切り口を変えて関係諸機関、これへの先ほど答弁がありましたけれども、さらにもう少し詳しくそれぞれどのような形でどのような相手の反応があったのか、その辺について質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 決して私は見込みのない計画をどこにも出しておりませんが、どこかで誤解されているのかと思うんですけれども、あくまで今検討中でありまして、もちろんそれは財源があってのことでありますので、それは踏まえて実現可能な計画を今真剣にいろいろな方々のご意見をいただきながら計画を立てているところであります。そして、計画ができ次第立ち上がったら、それは全ての近隣、仙台市、黒川圏域、先ほども答弁で申し上げましたように、あらゆる行政、そして国や県、そういったところのご協力がなければ実現するにも実現できないわけでありますので、その辺の実現可能な道を切り開いていくためにそういった協力も強く求めているところで、求めていかなければならないことでありまして、現に私は就任早々に国土交通省や県のほうにも、あと仙台市のほうにもお話をさせていただいて、仙台市との協議については大変いろいろ慎重に発言しなければならない部分もありますので発言を控えさせていただきますが、県についても、あと国については具体的に担当部課3課の課長さんたちにも同じテーブルにそろっていただいて富谷の交通システムを実現するにはということで、そういったミーティングも実際に行っておりますので、確実にそういった国や県、そして仙台市、近隣市町村、そしてまた民間企業全てあらゆる協力をいただきながら実現に向けて努力していきたいと思っておりますし、現に就任後からその取り組みに努力をしております。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) これも誤解していただいては困ることではありますが、町長がそのような実現に向けて努力をする。これらについて議会、あるいは一議員としてそれに何のそうでないんだよということはございません、したがいまして、町長が望む、描く方向性、しっかりと私自身が、我々自身が受けとめて、それにどのように町民、議会が実現に向けて後押しをするか。このようなことこそが大事だと思うんです。できるできないのいったりとったりというようなことでは決してございませんので、そういう意味でこの質問の場を通して今富谷町の実現の方向を、私1回目ですからそういう意味で確認をさせ、そしてまた質問をさせていただいた。このようなことでございます。
  それでは、3つ目に入ります。開発負担金についてでありますけれども、先ほど開発指導要綱は基準の一つであります、あるいは任意の協力をいただいています、これは開発指導要綱に沿って規定の第10、あのような規定を適用した事例はありません、町の手続条例も十分認識しておりますというふうなことでの答弁でありました。
  それでは、昭和50年から平成10年代、大規模開発がなされその役割は極めて大きいことは答弁でも質問の要旨でも述べたところです。したがいまして、質問に入ります。昭和48年、富谷町におきまして大規模開発、昭和年代から平成に入っての成田と明石台について水資源負担金の負担を求めた経緯があるかどうか、2カ所について質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 上下水道課長、もとい、都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 成田地区と明石台につきましては、負担いただいております。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 昭和62年2月10日設立認可をされた明石台の下水道施設整備負担金については負担を得たということでよろしいですか。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 下水道につきましてはコミクラ当時整備いたしましたので、負担金はいただいておりませんでしたが、そのほか、上水道とごみ処理負担金については負担をいただいております。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 先ほどの答弁と変更したということですか。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 申しわけございません。全体としてはいただいておりますけれども、一部下水道についてのみ負担をいただいていなかったということでございます。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) あわせて、明石台、成田も同様に下水道については負担をいただいていないというふうなことでよろしゅうございますね。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 成田につきましても下水道施設整備負担金についてはいただいておりません。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 明石台東の開発におきまして、当時の開発業者から開発支援要望が出されたと記憶しております。その時期とその概略をお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。時期と概略だそうです。明石台東の、わかりますか。
都市計画課長(伊藤 正君) 申しわけございません。資金要綱を町に提出ということでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 支援と要望書提出ですね。
議長(浅野幹雄君) 支援の要望書提出はありましたよね。
都市計画課長(伊藤 正君) 22年1月22日付で写しがうちのほうにございます。もう一つが23年、あと23年にもう一回同じものが町のほうに届いているというふうに記録が残っております。
議長(浅野幹雄君) よろしいですか。4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) この要望に対する町の回答の時期はいつですか。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。その書類がなかったのではないか。なかったならないと。
都市計画課長(伊藤 正君) 原本がございませんので確実な日時のお答えは今ちょっとできない状態でございます。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 原本の有無等について、私も在職時でありますので何とも申し上げられません。私が書類管理をする状況ではない、管理者という立場は逃れられませんけれども、しかし、議員の手元に渡ったものの中に23年6月6日に回答として22年を受けて23年6月6日付で回答している、このようなことでございます。
  したがいまして、次の質問をいたします。減免するに至ったその当時の経過、町としても取りまとめたはずでありますので、その町の見解、当時の町の見解を紹介願いを質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(内海壯晃君) 先ほど独立調査委員会のほうで議員の皆様のほうに関係書類等を提出してございます。そういった中に富谷町が業者のほうにどういった経過でそういった減免等をしたかという起案に対する文書等が一切ございません。そういったことで、調査特別委員会についても結果といたしましては継続ということで、また今後そういった詳しい内容については調査をするということで賜っておりますので、その辺の詳細はこれ以上は述べられません。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 私も皆さんここで質問に対して声が出たり失笑といいますか、私大変気分も余りよくありません、余りどころかよくありませんけれども、当時の資料何もない中で物をしゃべることのつらさを今の中で質問、この立場をかりて質問しているわけです。したがいまして、今の町の見解は当時は私も目にした5行、10行のフレーズ目にしております。議員の皆さんにも渡っている、その中の資料ですからそういう意味でぜひないということではなく、当時の平成19年から第6回の線引きに取り組んだ。そして22年に告示を受け、そして即時編入で23年に開発する。このような流れの中で十分町の組織として取り組んできた内容であることは間違いありません。私も資料を散見する折、何ら手元に全体像ありませんからそういう意味で町のあの当時の取り組み、開発負担金の性格、そういったことについての疑義が出たものでありますから、この立場から質問を続けているところであります。
議長(浅野幹雄君) 静粛にお願いします。
4番(若生英俊君) 議長、制止をお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 時間に限りがありますので、まとめて要約して質問続けてください。(「一問一答の趣旨と合致しますか」の声あり)しゃべっていないと時計とまるんですよ。どうぞ。
4番(若生英俊君) では、やります。それでは、富谷町の給水条例第32条をお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長、もとい、上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 給水条例、料金等の軽減または免除という部分でございまして、町長は公益上の理由その他特別の理由があるときと認めたときは、この条例により納入しなければならない料金、加入金、開発負担金、手数料、その他の費用を軽減または免除することができるという条文でございます。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) このように、ごみ、そしてまた下水、水、この3つの開発負担金、大きな要素であります。平成10年前後、自治法の改正、そしてまた行政手続法等の整備というふうなことからして、水道については条例化している、富谷町もして周辺もそのとおりですというふうなことで、客観性、合理性があるというふうなことと私は認識いたします。したがいまして、今のように水道の条例にでさえ減免規定、免除規定があるというふうなことです。そこを確認するために今質問いたしました。
  従いまして、次そのように条例の定めにさえこのように免除規定がある中で、強行的拘束力と固い言葉使いたくありませんけれども、相手に要するに義務を課すことができない。このような事業計画の中で町で支援をお願いできませんかと要望書が出た中で町として、組織として協議検討した中で免除することを決定するとこのようなことであります。8月の時点でうちのほうの組織の中でたしか決めて、その後業者との間とのやりとりの中でその後進んでいくというふうなことであります。皆さん言いますけれども、ものにない中ですから、そういう意味でご容赦いただきたいと思います。そのようなことで、開発指導要綱には条例のこのように拘束力、相手に義務を課すことができない。この点について義務を課すことができないという認識でよろしいか、伺います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私先ほども申し上げましたように、義務を課す・課さないではなくこの開発負担金の開発要綱というのはお互いに納得するまでによいまちづくりをしていくために協議を重ねて、しっかりとそこをご理解いただけて今まで負担してきていただいたことが今の富谷町をつくったわけでありますし、先ほども申し上げましたが都市計画税を課すこともなく今の富谷があるのもそこを縛り、粘り強く協議をしてご理解をいただいてきた努力をしてきたからだというふうに私は認識をしております。その開発指導要綱によって減免がいい・悪い、許される・許されないという町長の権限ではなく、今回私は問題なのは政治判断として2億9,000万円という減免をしたその判断が正しかったかどうかということを私は多くの皆さんが疑問に思っていることでありまして、指導要綱のその町長の権限としての減免が許される・許されないの議論ではないと思っております。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) そのようなところまで詰めてきたわけでありますけれども、大規模な開発による開発負担金の受領というのは何年を最後としていますか。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 大規模開発におきまして開発負担金をいただいていた一番最後の開発事業といたしましては、大清水土地区画整理事業ということになります。大清水地区の設立委員会につきましては平成12年10月となっております。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 行政判断が誤りであるというようなことと考えますという町長の答弁でありますので、それはそのようなことにこの反論の場ではありませんので簡単なその発言だけ確認をさせていただきます。しかしながら、今言ったように開発負担金は時代とともに行政手続法、そして条例行為、自治法、法律の枠組みの中でかなり無理があるというふうな状況の中で、ですから、開発指導要綱を運用することについて否定するものではありません。しかしながら、相手の状況を鑑みながら、相手がこのように事業運営をするために立ち上げるためにこのような支援をお願いしたい、ごみと下水についてはこのようにというふうなことの要望を受けてやる行為について、行政の判断ミスであることの見解は本当にそのような根拠、ミスであることの根拠をお示しいただきます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ちょうど2億9,000万円の減免を私がそれについて指摘したのではなく、そういう声が上がっているというお話で説明、答弁をしましたので誤解なくお願いします。
  また、開発指導要綱、今のご質問でありますが、しっかりと負担を何度も言うようですけれども開発指導要綱に基づいて、それは負担したくないのは皆同じだと思うんです、事業者からすれば。でも、それを負担していただく努力をこれまでしてきたから今の富谷があることであって、その根拠となるのはそのときそのときでいろいろな状況は考えられると思いますが、ただ、今回の2億9,000万円の減免につきまして果たしてその、そしてまたその過程が先ほど企画部長が申し上げましたが、そのときの書類が一切消えていたわけです。私が就任して今回の問題が発覚して、その後、その段階で書類が一式全部庁舎の中からありませんでした。そして発見をするまで古い庁内、そして古い給食センターの古い倉庫まで、書庫まで職員が探しに行ったが見つけることができませんでした。そして、出てきたのが2週間後です。2週間か20日ぐらい、済みません、現実できませんが、そこに出てきたのはほとんど写しだけです。原本はそして何もない。そしてましてやその2億9,000万円を決裁するに当たっての決裁の事務的な手続の経過も全く経ていない。全てどこでどういう人たちが集まってどういう経過でどういう理由でその2億9,000万円の減免がなされたか、決定がなされたかというのが全く残っていないという状況の中で、私は行政判断がという、行政判断をした経過が残っていないというのが今の現状であります。
議長(浅野幹雄君) 議長を指名してください。4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 今のような退任後ですので、別な場でというふうにもまた思いますので、このぐらいといたします。
  最後となりますけれども、要するに開発指導要綱、時代とともにかなり無理があるというふうなこと、目安であることはいいんですよ。存在することを否定するものではありません。しかしながら、開発負担金に法的拘束力がないというのも通説、行政主導に従う意思がない旨あのような要望書を提出された中で、開発負担金の納付を課すことはできない。このような捉え方について、間違いあるのか、それは違うというふうなところがあるとすればどこがどのように違うのか、お願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 何度も繰り返すようでありますが、私は決して減免が許される・許されないということをお話ししているのではありません。負担してもらう努力をした上で、ただ、やむを得ずその場合によればそれは強制的にできるものではないので、そこまで強いるものではないかもしれません。ただ、その判断基準、どういう理由でそれを減免するかということがしっかりと庁内担当部課部局含めて担当者からそれぞれこういう理由でということが明確に示されてしっかりと基幹会議を経て、そして最終的に決定がなされ、その決定がなされたことが広く、少なくとも大きな金額であれば議会の事前の説明なりそういったしっかりとそれは全て結果として町民の皆様方の負担につながるわけでありますので、そういう経過が必要であるというふうに思います。その上であれば私はやむを得ない事情により、それは強制的にできるものではないと思いますが、そこはしっかりとご認識をいただくべきだというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 負担を課す、あるいは負担を求められる。そういったことをもってして、したくないもの、全てがしたくないというそういうことではないんですよね。それぞれ個別の事例によるというふうなことですから、誰だってしたくないならしたくないんだ。こういうことも私は一概に言えないというふうなことで思います。
  もう一つは、この議論をすると必ずや富谷町の今の姿、都市計画税、本来ですと都市計画税を賦課すべき富谷町の状況があるわけでありますけれども、賦課し得ない、してこない、していない、この現状を開発負担金と相あわせて議論することについては私はかなり無理がある。これは従前からそのような認識でいるところです。したがいまして、真向に富谷町の将来を描くためにはこのような都市計画税、本来付加すべき富谷町に置かれてこの状況、将来を描く姿、財源の確保というようなことからしても都市計画税の賦課というようなあたりの議論も早晩必要ではなかろうかというふうに思います。最後となりますけれども、都市計画税と開発負担金のセットにした、表裏にした議論については私は切り分けて議論すべきことだと思いますけれども、見解を求めます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私も開発負担金と都市計画税を一体として物事を捉えているわけではなく、ただ、都市計画税を課すことができる自治体でありながら、それを住民の皆様との負担を極力負担を少なくということでかたくなに都市計画税を負担を課すことなくそれは努力してきた背景にはある意味大規模な開発に関してその開発業者に負担をしてきていただいたからこそこの財政が維持できたわけでありまして、そこにその一つの理由として背景として関連しているのではないかということでお話をさせていただいていることであります。改めて、私もう一度お話しさせていただければ、何度も言うように開発指導要綱の減免する・しないが強制力ある・ないということではなく、本当に政治判断としてまず決定する経過、どういう理由で皆さんで協議をして決定したのかということが本来しっかりと明確に理由が明確であって、今回2億9,000万円がどういう理由で、誰がというか調査書の判断をすれば当時の町長さんがお一人で決めたというそのお一人で決めた2億9,000万円のせっかくの機会なので、もし議長許されるのであれば減免した理由を明確にここでお答えいただければと、お聞かせいただければと思うんです。いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 反論権はございませんので、これは特別委員会の設置が予定されておりますので、その場で議論をいただきたいと思います。
  4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 町長の独断でというふうなことがひとり歩きして耳に入ってきました。本当に私はその認識は全くございません。
議長(浅野幹雄君) 今宣言しましたので。その質問とは切りかえてください。
4番(若生英俊君) ですので、結果として組織として十分なる協議をした中での総合判断の中でこのような行政決断をしたとこのようなことで……。
議長(浅野幹雄君) ここは答弁の場ではございませんので、質問に徹してください。
4番(若生英俊君) 質問いたします。そんなふうなことで、都市計画税について負担金と都市計画税、これは切り分けるべきの理由の一つに、その地域に住まっている皆さんが購入、土地、建物購入するときの時点でさらにまた二重に負担する。このような考え方もとれるのではないかとこのように思う。さらにその先の都市計税となりますのと二重、三重の負担になりますねというような認識は従前から持っているところです。したがいまして、最後の質問となります。都市計画税に相当するという、それに見合う、あるいは賦課しないで負担金でこのようなまちづくりをしてきましたということになりますけれども、先ほどの大型団地、概算合計額、水道を除いてごみと下水道についての7カ所の大型団地の総合計額をお願いいたします。以上といたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 済みません。ちょっと今時点でそのデータ持ち合わせておりませんので、後ほど議員のほうに提供したいというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 7カ所の合計額、あれですよ、ないと言うから次回ということ、大事な議論の場ですので明石台について上水道、ごみが1億2,000万円、成田が1億5,000万円、清水中が5,000万円と700万円、大富が2億6,000万円と3,700万円、上桜木が下水道が1億5,000万円ほど、ごみが5,400万円、大清水が1億8,000万円、6,700万円、桜木が8,400万円、1,500万円。これを足し合わせても都市計画税には長いスパンで見れば到底及ばない額だと思いますね。そういう意味では、ぜひ切り分けた議論を今後このような場でさせていただくことで、終わります。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの質問に対してですけれども、都市計画税を課した場合の金額の根拠が示されないで、一方的に負担金を今ずらずらと申し上げ言った上で都市計画税と比較ならないというのはちょっと誤解を与えるかというふうには私は認識をしておりますので、しっかりとその辺はもちろんあわせるわけではなく、そういう議論ではなく何度も言うように今回の件はどういう経緯で先ほど議員がいろいろなプロセスを経てというご意見お話がありましたが、私が就任してから後、調査委員会の結果を見てもどこにもその経過に参加して最終結論に同席した人間が幹部職員誰もいないというのが事実であります。ただ、お一人で決断したというのは明らかだというふうに思いますので、その決断した私は2億9,000万円を減免した明確な理由が何なのかということを大変私は町民に説明する義務があるというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 締めようと思うんですけれども、また返ってきますから。
議長(浅野幹雄君) 質問に徹してください。
4番(若生英俊君) 独断でということではないのの反論となりますけれども、町長、副町長、企画課長、総務課長、財政課長、町民生活課長、産振課長、都市整備課長、このような組織としての第20回の土地利用部会、そして30回ほどのというようなことで回を重ねてやってきたんです。ですから、独断というふうなあたりのご認識はぜひ訂正をいただきたい。先ほど、事務方が議員に渡っているペーパーの合計額をということなことで手元にないのでということですから、参考までに申し上げたのです。この場で数字を挙げないとまた尾を引くというようなことで、数字を挙げただけでありますのでご了解お願いします。
議長(浅野幹雄君) 質問ですか。若生町長。
町長(若生裕俊君) 私の答弁に対して今そのきちんとした部長、町長、副町長、企画部長、今申し上げた幹部の同席する会議でというお話がありましたが、そこでは結論されていないという事実は私確認しております。鋭意に聞き取りをした事実でありますので、虚偽のお話をこういう場で申し上げていただくのは大変問題だというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 当時の部長の決定したという文言あることを確認いただきます。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(内海壯晃君) 町長が説明したように、町で業者に出す際の起案からいってのその文書が一切ございません。その文書がありますと起案理由としてどういった理由でその開発業者に対して減免をしたかという理由がわかるんですけれども、その書類がないのでちょっとどういった理由で減免したか。それと、決裁誰々したかがわからないので、実際その行為を相手に伝えるときの担当者が誰々の部長たちが判こを押しているかというものちょっとわからない状況となっています。それは調査特別委員会のほうにお伝えしております。
議長(浅野幹雄君) この際、11時20分まで休憩をいたします。
     午前11時06分 休憩


     午前11時20分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  9番西田嘉博君。
9番(西田嘉博君) 皆様、おはようございます。
  富ケ丘団地内町道の2次補修に対する町の取り組み方について、町長に求めます。
  初めに、去る9月10日、11日にかけて関東、東北を覆った豪雨により被災されました皆様には心からお見舞い申し上げます。
  富谷には来年10月10日市制移行に向けた大切なこの時期、選挙で選ばれた私たち議員が会派を越えさまざまな課題に向け一致団結することが何よりも大切であり、さまざまな課題に向け一致団結することにより大切であり、そうすることによって有権者の信頼を得るばかりでなく執行部とともに町政の負託に応えたいと思います。
  さて、私は富ケ丘団地町道の損傷の現状から町道の維持管理、補修に関する町の取り組みについて質問します。富ケ丘北部町内道路舗装の劣化、別紙1、よく見ていただきたいと思います。特に6、7、最後のほうの2枚は木村内科から鷹乃杜に行く道路でございまして、大変歩道のところが傷んでおります。そこを特に見ていただきたいと思います。本当にこのような生活環境で住みたくなるまち日本一を標榜できるのでしょうか。道路は凹凸やマンホール等による段差があちこちの存在、陥没や亀裂により歩行者や車両通行に危険をはらんでおります。あわせて、無蓋側溝の整備については住民は大事に望んでおります。住民の安心安全のため早急な現場の点検と整備を求め、私は以下の点について質問します。
  1、富ケ丘団地の道路状況に対し、町はどのように認識していますか。早急に点検する考えはあるか伺います。2、道路補修に当たっては一部クラック補修がなされていますが、打ちかえによる補修は検討されていないのか伺います。3番、側溝の有蓋化事業の富ケ丘南部地区、富ケ丘北部地区の整備の進捗率はどのような状況となっているのか伺います。4、隣接する鷹乃杜の分譲開始は48年ごろ、富ケ丘は同年49年ごろとほぼ同時期ですが、鷹乃杜地区の進捗率はどれぐらいか。富ケ丘地区と比べ差があるとすればその理由は何か伺います。年度別の施工計画の見える化を実現してほしいと考えますがいかがですか。伺います。6月の定例会で同僚議員の質問に対し全て完了するには34年後の完成が見込まれるとの答弁ですが、住民の安心安全が最優先されるべきと思いますが、伺います。
  以上の点でよろしくお願い申し上げます。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの西田議員のご質問にお答えさせていただきたいというふうに思います。
  質問件名1の富ケ丘団地町道維持補修に対する町の取り組みについての問い1であります。富ケ丘団地内の道路状況に対する認識は、私も議員の思いと差異はなく、できるだけ早期に改善できるよう努力してまいりたいと考えております。しかしながら、財政事情もあり、なかなか進まないのが現状です。このような中、町では月1回道路パトロールを実施し、舗装の穴などを発見した場合は随時直営で対応をしているところです。また、連絡があればその都度修理している状況でもあります。また、町では職員が危険場所を見つけた場合、都市整備課へ連絡いただく体制を整えております。もし、危険箇所を発見した場合は連絡をいただければ、早急に対応していきたいというふうに考えております。
  問い2の富ケ丘地区の道路整備につきましては、側溝の有蓋化工事とあわせて道路舗装の全面打ちかえを実施しております。それまでの間はクラック補修や穴埋め補修などの応急的な対応を行っていく方針でおりますが、路面の損傷状況などに応じまして安全な走行を確保するため、部分的な打ちかえ工事も随時検討してまいりたいと思いますので、ご理解をお願い申し上げます。なお、富ケ丘四丁目21番街区、日吉台木村内科交差点から鷹乃杜団地方面に走る町道富ケ丘11の1号線につきましては、昨年の町政懇談会でのご要望を受け、本年5月下旬に私も改めて富ケ丘北部のスガワラ会長さんと現地を確認させていただ来ました。歩道を含め、道路改修が必要な状況であることを確認いたしましたので、今後早期に整備していく方向で検討しているところでございます。
  問い3の側溝の有蓋化事業に関連して、富ケ丘地区の側溝有蓋化整備の進捗率につきましては、富ケ丘南部地区が40%、富ケ丘北部地区が18%となっており、富ケ丘地区全体で30%となっている状況でございます。
  問い4の鷹乃杜地区の側溝有蓋化の整備進捗率は4%となっております。富ケ丘地区と比べると大分差がありますが、この差につきましては事業開始時期の関係によるものだと思います。
  問い5の年度別の施工計画の見える化の実現につきましては、現在企画政策課におきまして年次別に町の事務事業予定、3カ年ないし5カ年を皆さんにお示しする実施計画の作成を予定し、復活して予定をしております。準備を進めているところでありますので、その中で見える化を実現してまいりたいと考えております。
  問い6の6月の定例会で全て完了するには34年後の完成が見込まれるとの答弁ですが、住民の安心安全が最優先されるべきではとのご意見につきましては、町といたしましても住みたくなるまち日本一、住みよいまち日本一を目指すためにも議員ご指摘のとおりでありまして、安心安全な住環境の整備は最優先課題であると認識に相違はございません。しかしながら、初めに申し上げましたように財政状況もありますことから、一気に整備していくということはなかなか困難な状況であることもご理解願いたいと思います。今後の整備に向けましては狭隘道路、学校等公共施設周辺を優先に、あわせて地域の実情を踏まえながら予算の範囲内で実施に向けて努力してまいりたいというふうに思います。以上、答弁とさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 9番西田嘉博君。
9番(西田嘉博君) それでは、質問します。
  町内の道路舗装については、特に高齢者がつえ、シルバーカーで買い物、通院等で出かけている姿を見るにつけ、転倒でもして骨折しなければとの危惧はいつも抱いております。ぜひこのような生活環境の改善、買い物等にも安心して出かけるためにも予算の増額を検討されるべきと考えますが、いかがですか。伺います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの西田議員のご意見にありますように、まさに高齢者の方々にとっては歩く上でつえや、今のご指摘のように危険が伴うというのも実情だというふうに思いますので、その部分、最大限に配慮しながら今後最大限努力をしていきたいというふうに思いますので、どうかご理解願います。
議長(浅野幹雄君) 9番西田嘉博君。
9番(西田嘉博君) 側溝の有蓋化については入居してから既に40年を過ぎており、年齢的にも残りの時間を考えたとき新規事業の取り組みにも評価できますが、住民の切なる思いを予算に反映すべきと考えますが、いかがですか。伺います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) そのご意見もまさに私も同感でありまして、最大限そういったただいまの西田議員のご意見を踏まえまして予算に反映できるように努力をしてまいりたいというふうに思います。


議長(浅野幹雄君) 一括ですから、3問で終わりでございます。
  13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 私は通告に従い3問質問いたします。
  1問目は交通対策と道路整備を問うです。地震や火山の噴火、台風に大雨など災害列島とも言われる日本の国土ですが、自然災害の怖さを改めて痛感した台風18号でした。町長の挨拶にもありました町外における被害状況も大変深刻な状況であったことから、一日も早い復旧と今後の課題を正確に捉える必要があります。より一層、防災対策や危険箇所の整備、また交通環境を整えていくことが安心安全につながると思います。町内を取り巻く状況について、今回の台風18号の大雨被害を例に挙げますと、大清水5号線のり面土砂災害については通行車両、歩行者の方がいなくて本当によかったと思います。大惨事になるところでした。二度と被害が発生しないように、改善すべきところは積極的に取り組む必要があります。生活者の目線に立ち、便利さゆえに危険度の高いこともあり、危険箇所の点検を徹底し、災害に限らず交通環境整備にも積極的な取り組みが必要だと思います。富谷町は東西南北あらゆるところから車が集まり、通過車両も多くなりました。4号線を大動脈として開発されている我が町を誇りとしながらも、生活圏を取り巻く整備が間に合わないところへの対応がより求められております。昨日も同僚議員が質問しましたが、今開発されている高屋敷へのコストコの進出が決まっています。近隣団地への交通問題も大きな課題です。それは商業施設周辺の渋滞が生活環境にも影響しているからです。早い段階での対策が必要です。
  また、道路整備については明石、石積の側溝の蓋がけを行っていただきましたが、通行車両が絶え間なく増加し、高校生の自転車走行もあり、接触事故など起こりやすい危険な状況です。また、町道石積線は震災後大型トラックの往来や利府へ抜ける車両などもふえてきました。以前、住民の方が調査をされて要望書も提出されたと伺いました。切実な訴えです。人口がふえれば車もふえる。当たり前のことですが、環境も変わります。渋滞が起これば、そこを回避するために少し遠回りでも別の場所を走行していきます。そのため、思いがけないところが混むようになります。そのことも含めて町道石積線と明石石積線の農作業者の方や生活者のために道路の拡幅と安全な走行ができるように検討が必要と考えます。以上のようなことから、防災対策も含めた危険箇所の点検を徹底し交通環境の整備や住民からの要望に対しどのように対応されるのか、以下のことを質問いたします。
  1、大清水5号線ののり面の対応策は。2、住民より要望されている町道明石石積線の拡幅とその周辺道路の町道石積線など整備の対応対策を伺います。3、車両通過、自転車走行など明石石積線の調査はされていますか。4、コストコの進出による交通渋滞を考え、近隣団地への環境整備は必要と思いますが、その対応策は。
  次に2問目、子育て支援の拡充と題し質問いたします。本年4月より子供子育て支援新制度が始まり、大きな転換期を迎えました。本町は若い世代が多く、人口増加に伴い子育て支援の中で18歳までの医療費を拡充しました。また、新設の保育所設置の予定もあります。しかし、全ての待機児童が解消される状況ではないと思われます。富谷町は特に仙台からの移住者も多く、核家族の進む環境の中で国の施策にもありますように妊娠期から子育て期にわたるまで切れ間ない支援が求められています。近年、共働き世帯もふえてきました。土日関係なく仕事をしなければならない状況もあり、子供を取り巻く環境も大きく変わりました。特に児童クラブ利用者からは土曜日開設を求める声が多く寄せられます。また、さまざまな相談にも対応できる保育コンシェルジュの配備態勢と一時預かり事業の土日開催など、子育て支援全般にわたる幅広い支援の充実、きめ細やかな対応が必要です。
  そして地域全体で支え合う整備が継続されるよう求めるものです。今回の新制度においては利用者支援事業の拡充によってワンストップ拠点、子育て世帯包括支援センターの整備があります。保育士や専門医の確保、質の向上など課題もあるかと思います。3月の定例会において(仮称)富谷町子育て支援複合施設については建設の有無も含め検討となりました。改めて今回見直しをされて計上されております。そのことも含めて支援の充実と安心なまちづくりへ期待も大きいことから子育て支援の拡充を題し、以下質問いたします。
  1、児童クラブの土曜日開催を求める声が多く寄せられていますが、今後どのような方向性、対策を考えていますか。2、病児、病後児一時預かりを当日申し込む対応はできないのですか。3、一時預かりも土日関係なく対応可能にすべきではないですか。4、待機児童の解消に向けての取り組み状況は。5、新制度では認定こども園の普及もポイントになっていますが、予定されているところはありますか。6、子育て支援複合施設について、どのようなところを見直し、どこに重点を置き計画をされたのですか。7、今回の富谷わくわく町民会議、特に最初の子育て支援のところでございますが、意見が全てではないと思います。このときの意見が全てではないと考えますが、多くの住民が参加できるように周知の徹底を図るべきではないですか。
  次に3問目は健康維持に全町民で利用できるプール設置をと題し質問いたします。今健康寿命が広く示され、健康に関する取り組みにはありとあらゆる情報が満載です。誰もが健康に生活を送りたいと願っています。町においても健康増進に向けウオーキング大会や健康教室、検診率の向上に向けてさまざま取り組みをされています。私の周りにもたくさんの方がスポーツジムやスイミングに通い、健康維持のために努力をしています。私は今回年間を通して誰もが利用できるプール設置を求めるものです。高齢者や子供たち、年齢を問わずプール利用ができる環境がさまざまな用途に使えます。例えば介護保険事業ではプール使用型運動指導事業や国民健康保険事業ではプール利用の割引券発行などです。子供たちにとっては交流の場として楽しみな場所になるでしょう。もちろん、財源や維持管理の問題など課題はあると思いますが、公設民営や民間事業者の誘致など方法はあると思います。富谷町は急激な人口増加に伴い学校整備など取り組みを行ってきました。若い世代の多いことも特徴ですが、団塊世代の人口も大変多くなっている状況でございます。これから高齢化の進む中で健康寿命を延ばす取り組み、健康増進に年齢を問わずスポーツジムやプール利用ができる環境整備は大事です。そのようなことから、1点質問いたします。
  健康維持のため、スポーツジムへの参加も多くリハビリや交流の場としてプール設置の声も多く寄せられていますが、利用できる環境整備を求め当局の考えを伺います。以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの浅野直子議員のご質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。
  質問件名第1の交通対策と道路整備に問うの問い1であります。大清水5号線ののり面の対応策につきましては、このたび大清水5号緑地ののり面崩落に伴う町道大清水旧2号線の通行どめによりまして多くの皆様方にご心配とご迷惑をおかけしましたことに対し、深くおわびを申し上げさせていただきます。
  さて、崩落した大清水5号緑地ののり面につきましては、造成の際、削り過ぎたのり面を補修するため盛り土を実施したことに問題があったと考えております。今回の雨でのり面より下の緑地から大量の雨水が盛り土をした箇所に流れ込んだため、その重さを支持し切れなくなったのり面が一気に崩落したと考えております。現在は小さな石などが落下して町道を通行する車などに新たな被害が与えないよう、崩落したのり面に金網を張るなどの対策を実施しております。
  問い2の町道明石石積線及び町道石積線の拡幅とこの2路線の歩道整備については、町でも町内の道路整備計画の中で検討を重ねてまいりましたが、他の道路事業や財政事情などから、現在のところ事業化に至っておりません。年々交通量が増加していることから、今後交通安全確保に向け検討してまいりたいと考えております。
  問い3の町道明石石積線の車両通過、自転車走行など調査はされていますかについては、町道明石石積線につきましては平成25年12月に交通量調査を実施しております。その結果を踏まえ、通過車両が多いことなどから歩行者や自転車利用者の安全を確保するため、平成25年度において歩道の機能には及びませんが歩行者等が通行できる幅を広くする目的で全線の側溝の有蓋化と夜間の安全な通行のためLED防犯灯S機を新設する工事を実施し、少しでも歩行者等の安全確保に努めたところです。
  問い4のコストコホールセール出店に関する交通問題につきましては、昨日の山路議員の一般質問でも答弁いたしましたとおり、国道4号線側からの左折イン右折アウトとするように指導を行っておりますが、コストコに関係のない車も通りますので、杜乃橋地区を通過する車両が増加すると予想されます。交通状況の把握のため、本年8月20日オープンしたコストコ上山の開店等に出向き交通状況を確認したところでもあります。杜乃橋地区内の町道の速度や駐車禁止の規制、横断歩道、ガードパイプ等の設置、また信号機を優先的に設置していただけるよう宮城県公安委員会に積極的に働きかけをしているところでもあります。今後も引き続き交通関係団体や大和警察署と連携協力しながら可能な限り近隣住民生活、交通環境に影響が出ないように努めてまいりたいというふうに思います。
  質問件名第2の子育て支援の拡充をの問い1であります。児童クラブに対する保護者からの要望については、時間延長や土曜日の事業実施などのご意見をいただいておりますが、放課後児童クラブに通うのが自宅に帰るよりも遠いとのご意見もあり、児童の安全を考えた場合、後述の学校敷地内での事業実施を優先させていただいているところです。今後の学校敷地内での児童クラブの運営につきましては、来年度から成田東小学校の空き教室を利用しての運営、また平成29年度からは富ケ丘小学校、あけの平小学校、成田小学校での事業開始を予定しております。残る富谷小学校、日吉台小学校につきましては段階的に整備をしてまいります。土曜日の実施につきましては職員の増員が必要となること等により事業実施が難しいことから、現在業務委託とあわせて検討を重ねているところでもございます。
  問い2の病児、病後児一時預かりの当日申し込みの対応についてでありますが、病児、病後児保育所での一時預かりのどちらも事前登録が必要にはなりますが、登録が済んでいる場合は当日でもあきがあればご利用が可能となっております。
  問い3の一時預かりも土日関係なく対応可能にすべきではについては、土曜日の一時預かりは現在も実施をしております。日・祝日につきましては今後の保育所の休日開所の検討とあわせて検討をしてまいります。
  問い4の待機児童の解消に向けての取り組み状況と、問い5の新制度では認定こども園の普及について、問い4、問い5については関連がございますので、一括して答弁させていただきます。来年度については旧富ケ丘北部会館の保育所転用を予定しております。また、待機児童対策としてこども園と保育所を比較した際に町にとってどちらが有効なのかを見きわめながら保育施設の新設に向けて検討を進めてまいります。
  問い6の子育て支援複合施設についてどのようなところを見直し、どこに重点を置き計画されたのですかについては、以前の計画では子育て支援センターの機能及び母子保健センターの機能の2つのハード的要素を備えた施設を計画していたところですが、今般の見直しにより子育て支援センターの機能については各小学校の敷地内に設置する児童館にその機能を持たせ、母子保健センター機能を中心として計画し、あわせてソフト的要素として子育て世代包括支援センターの機能をも加えて実施していくこととしております。また、建設にかかる費用についても15億円程度だった以前の計画から比較しますと、3分の1となる5億円程度に抑えて実施していきたいと考えております。
  問い7のわくわく町民会議の周知については、事前にできるだけ多くの皆様に情報を発信できるよう広報等も通じて努めてまいります。
  設問件名3の健康維持に全町民で利用できるプール設置をのご質問につきましては、公営プールの整備に関しましては昭和57年度に富谷町文化スポーツ施設基本計画が策定され、現在の運動公園内に総合的なスポーツ施設を整備する計画において、施設の一つとして屋外プールが計画されておりました。この計画を基本として当時の町政判断として要望や需要の多いスポーツセンターや公園グラウンドが整備をされました。その後、時代背景や財政状況等も鑑み新たに平成6年度に策定された富谷町総合運動公園基本計画では、武道館や温水プール等の計画が示され、平成9年度に富谷武道館が整備をされて運動公園施設は現在の形となっております。
  議員のご提案にあるとおり、運動施設としてプールの設置については以前より計画はされているものの、時折の町政運営、財政状況等により整備着手には至っておりません。今後においては新たなスポーツ施設としてパークゴルフ場の整備要望などもあり、運動施設として時代に即した整備要望を把握するとともに、既存運動施設の維持修繕等も含め公営プール施設の新設を含めた新たな運動公園整備基本方針の策定が必要を考えておりますが、現在の財政状況から早期にプール整備に着手することは困難ではないかと思われます。今後、町民の皆さんや富谷町スポーツ推進審議会委員のご意見などをいただきながら、現状として町内に公認プールがないことや他の施設の老朽化対策を見据えながら、全町的な視点の中で公営プールの必要性を含めたプール整備のあり方について改めて民間誘致も含め慎重に検討していく必要があると考えております。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) これより浅野直子君の質問は一問一答により行います。13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 交通対策等の質問から伺います。大清水ののり面につきましては、町ではどういった認識を持っていらっしゃったのでしょうか。今町長の説明ありましたような盛り土だったとか、そういったことは認識あったのかどうか。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 崩れる前の状況につきましては、現在問題なく残っているのり面と同じような状況がございまして、その部分が盛り土をされているという認識は当時ございませんでした。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 大変、今回通行車両もなかった、歩行人員もなかったということで本当によかったと思っております。本当に大惨事になるところでございました。こういった危険箇所のさまざまな危険箇所があるわけなんですが、大清水のあそこの部分については危険箇所として認識をされていたのかどうか、伺います。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 危険箇所という認識はございませんでした。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 大清水のところ、今金網を張ってということで町長の答弁ございました。その周りなんですが、周りにつき残っている部分につきましては現状のままということの認識でよろしいでしょうか。改修があるかどうか伺います。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 現在、崩れた周辺部分につきまして当時雨降っている時期にも確認をさせていただきましたけれども、特に異常は発生しておりませんので、今後特に手をつけるという予定はございません。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 明石台のほうに石積のほうの質問させていただきますが、本当に毎回通るたびに通行車両は多くて、特に夕方もそうですし日中のほうがふえてまいりました。そういったことで、コストコなどができますと必ず回避する車が走行すると思います。渋滞を避けるためにはどんなところでも車は走っていきますが、そういった予測もありますので、あそこの部分、先ほど町長も側溝の蓋がけは全線終わって、そして安全対策に夜間のところもしっかりしているというご答弁でございましたけれども、これ以上の安全対策というのはないものかどうか伺います。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 今のところはございません。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 同僚議員が以前元同僚議員がこれを平成25年6月に定例会で質問しておりましたときに、書面に残っているものがあるんですが、そのときは回答に平成16年4月に調査をし、石積トンネルの開通当時午前7時から夜7時までの車両、12時間の調査をしたときの車両は5,854名という報告が載っているんですが、この答弁、先にお出しすればよかったんですが、このような台数になっているんですが、今現在このような当局での考えとしてこれぐらいの台数は通っているふうに認識していらっしゃいますでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 今町道明石石積線につきましては県道拡幅というふうな県への要望等を考えております。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 交通のほうにはもう一問で最後になりますが、コストコの進出によりまして杜乃橋は当然ながら大変大きな問題となっていくと思いますが、とちの木、あけの平団地への影響はないか。そこら辺の当局の考えというか認識はどういうふうになされているか伺います。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 現在は隣接している杜乃橋をということで考えておりまして、そちらのほうはまだ細部にわたってのところは考えてはございません。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 杜乃橋だけが混むわけではなく、とちの木、あけの平の団地の住民の方も大変危惧しております。それで、交通全般にわたりしての対策なんですが、町長。少し対策がコストコの開店が決まっております。それに関して対策が少し遅い感じがするんですが、町長の答弁をお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 大変、ただいま浅野議員が申し上げるとおりでありまして、コストコの出店が単に杜乃橋だけにとどまるとは考えにくい。周辺全体に影響を及ぼすと、ただいまのご指摘のとおりだと思いますので、早急に警察及び関係機関と協議をしまして、万全の対応に努めるように努力したいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) この際、午後1時まで休憩をいたします。
     午前11時59分 休憩


     午後 1時00分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) けさほどの質問の中に交通対策のところなんですが、調査のところで、私平成16年4月というふうに申し上げましたけれども、平成25年に調査をされたということが正解だったようでございます。このときの調査のときの台数を再度お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 今ちょっと資料がございませんので、後でお知らせします。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) それで、最後のほうで県道の話がちょっと出たようだったんですが、済みません、再度説明をお願いできますか。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 町道明石石積線につきましては、県道と県道を結ぶ路線、その間に一部町道が入っている状況でございますので、県のほうに県道格上げということで要望してきまして、あと県のほうで整備をしていただく。一応要望だけはしていくということでございます。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) それでは、子育てのほうに入らせていただきます。先ほどの答弁の中に児童クラブのところなんですが、業務委託をすれば実施の方向性に土曜日開催というところの実施の方向にあるというようなご答弁を頂戴いたしました。業務委託というところでは、ある程度のめどはあるのかないのか。そこのところをちょっと説明お願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 業務委託の件でございますが、めどというのは未定、今のところ未定でございますが、業務委託というところとあわせて検討をしていくというところでございます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 業務委託ありきということではないんですけれども、今児童館運営とか児童クラブ運営につきましてかなり民間の専門的なノウハウを持っているところが大変効果的な施設運営を行っているところが大変、先進地であるものですからそういったことも含めながら直営よりも委託も含めて検討していく必要があるかということで考えております。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) ありがとうございます。先ほどの土曜日の登校のところで……。ごめんなさい。学校の土曜日登校の何か答弁の推進があるような答弁だったのかと、ちょっと聞き間違えたかなと思うんですが、ここのところの答弁が土曜日登校の推進があるような答弁ではなかったですか。そのことではなかったですか。ちょっと確認なんですが、申しわけありません。よろしいでしょうか、質問にかえさせていただきますが。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 土曜日の実施については職員の増員が伴うのでということで、なかなか実現は難しいというところで答弁させていただきました。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) ありがとうございました。次に、病児、病後児保育の利用が今回小学校2年生まで拡充となりました。大変皆さん喜んでいらっしゃいますけれども、当時でもあきがあれば大丈夫だということを答弁いただきました。それで、電話での申し込みの対応の可能な時間なんですが、これは何時までになっているんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 時間というところ、特には把握してございませんが、それぞれの医療機関の診療の時間というところかと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 病児、病後児保育室の利用についてなんですが、今回2年生まで拡充になるに当たりましては多分ふえる傾向にはあるのかなと認識をしておりますけれども、人数の定員は今3人でございますが、人数の増員というところに置いては考えていらっしゃいますでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) ただいまの26年度の実績等によりますと、1日1人未満というところでございますので、3人という定員は今のところ変えるつもりはございません。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 一時預かりも日曜・休日、土曜日はやっているということで日曜日、休日については今のところはないという答弁でございました。しかしながら、さまざまな家庭環境がありますので、社会情勢にあった支援を求めるものですけれども、再度ここのところをお伺いいたしますが、ここのところのご認識を伺います。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 日曜日等の実施につきましては、病院のドクター等の都合がございますので、ちょっと難しいのかなというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 病棟のドクター等の関係ということでございますか。再度、もうちょっと詳しくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 失礼しました。保育所の一時預かりでございますね。それにつきましては、申しわけございません、ちょっと勘違いいたしました。町長答弁にもございましたとおり、保育所の休日開所の検討とあわせてこれも検討していきたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) これこそが今求められている部分ではないかと認識をしますけれども、ここのところの拡充をしっかりとやっていただければ就労支援にもつながると思いますが、保育所だけではなく何かその対策というところにおいては考えてはいらっしゃらないでしょうか。伺います。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今のところは保育所の一時預かりというところでございます。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 待機児童につきまして若干また戻りますが、県内外を問わず待機児童につきましてはどの自治体にも課題があるわけなんですけれども、家庭的保育事業などきめ細やかな対応ができて、家庭的保育事業、済みません、家庭的保育事業がなかなか進まないというこの現状、ふえない事情というのはどこに問題があるというふうに思われますか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) まず考えられるのが、結局自宅でもって保育ママ事業を実施しているところでございまして、自宅を開放してというところが一番なのかなというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) この家庭的保育事業につきましては、大変きめ細やかな対応ができて、利用している方にとってはすごくいいというふうな評価をいただいているところもあるかと思いますけれども、自宅の開放につきまして町独自で、ここは補助が出ないところでございますか。しっかりと補助は出ますよね。改修といろいろなところにおいては補助対象になっておりますよね。なっておりませんか。まずそこのところを確認いたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 改修につきましては、備品等の補助がございますが自宅等の補助はなかったかと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 備品等につきましては補助があるけれども、改修についてはないということ、そうしますとただ単に保育をする方がいらっしゃらないというだけではなく、場所の提供に対しての問題もあるのではないかと思いますが、ここのところは家庭を使う、自宅を使うという部分だけに特化するところなんでしょうか、それとも別なところをお借りして運営するということについてはここのところは家庭的保育ではなくなっていくんでしょうか。ここのところ、ちょっとわからないものですから質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 基本、自宅でございますが、例えば空き家を利用して保育ママを実施しているというところもあるようでございます。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) そうしますと、待機児童の問題に絡めていきますとさまざまな検討といいますかさまざまな調査をしながら富谷町にどのような待機児童の解消ができるのか、空き家があるのか、そしてこれが利用できないかとかそういったところもしっかりと調査すべきではないかと思いますが、その点についてはどう考えていらっしゃいますか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私も実は議員と同じように就任してからこの家庭的保育事業は大変、待機児童対策に大変効果的だというふうに思ったものですから、もう少しそれを推進できないでしょうかということで担当課の人たちにご相談した経緯があります。ただ、その際に問題になっているのは自宅を利用しているというのが大きな環境ハードルになっているものですから、その辺含めて今いただいた議員のご意見も含めながら、ある意味一つの個人事業主として推進していく意味でも大変私は効果的だというふうに思っておりますので、その辺ご意見を踏まえて今後検討していきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 前向きな回答をいただきましてありがとうございます。
  次に子育て支援複合施設についてお伺いをさせていただきます。障がい者支援のところについてはここの部分はどのような対応になるかお伺いさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 障がい者支援につきましては、子育て世帯包括支援センターということで専用のコーディネーター、保健師等のコーディネーターを配置して実施していくと考えてございました。その際に障がい者の方々につきましても発達の相談ができるような環境でもって施設のほうを整えていきたいというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) そうしますと、今町立の保育所の中に障がいの方とか、またグレーゾーンの方の保育もあるかと思いますが、そういった方々の専任の方をコーディネーターの方を置くということでございますので、こういった方々の相談もこちらでできるというふうに認識してよろしいですか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 保健師等のコーディネーターを配置して、その者が相談も受けますが、調整をして臨床心理士なりにつなげていくということでございます。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 先ほどのところで支援複合施設については母子保健のところの充実というところのお話をいただきました。ここは乳児健診もこちらでもするという認識でよろしかったですか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そのとおりでございます。プラス各今現在行っている教室ということでございます。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 今大変出産、産後ケアというところのおいては国のほうも大変力を入れているところなんですが、若い世代におきましては出産もあるわけなんです。そして核家族化になっておりますので、なかなか産後ケアといいますか支援の求めるところが大変少なくて、また遠慮しがちであるというところもありますので、こういったこともこの子育て支援のこの支援制度においてはしっかりと拡充をなされるのか。どういった産後ケアの取り組みをされるのか。そこのところをちょっとお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 先ほど子育て世代包括支援センターということでお話しさせていただきましたが、そのコーディネーターが妊娠期から育児期にわたるまでトータルでもってほかの関係機関と連絡をしながら進めていくということでございます。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) そうしますと、専任のコーディネーターというのは大変レベルのしっかりした人でないともちろん資格のある方なので当然のことなんですけれども、さまざまな対応をできる方でまたそういった方を求めるものですけれども、ここのところはどのような公募、どのような形での選任を考えていらっしゃいますか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 具体等につきましてはこれからでございますが、今現在おります保健師ですとか、そのほかにも専門機関で働いている方ですとか、そのほかさまざまなパターンが考えられるのではないかと思っていました。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) 続きまして、プール設置に向けての答弁を町長のほうからいただきました。さまざま答弁の中にいろいろな計画があったということをお伺いいたしまして、実は大変少し安心したところもありました。そして、ただ財源的なところというところのお話もございましたが、プールにつきましては今回さまざまな方とも出会いがありまして、とにかく高齢者の方も大変プールがあるといいんだけれどもと気軽にリハビリもできるし、行きたいときに行けるんだけれどもと、けれども財源が大変だということはご認識をいただいておりました。近くにあります、この近隣にありますプール施設のほうに行くのに何か町で補助なり助成なりできないか。そこのところをお伺いいたしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 荒谷教育次長。
教育次長(生涯学習担当)(荒谷 敏君) プールの利用につきまして、議員がおっしゃるとおり要望もいただいているところでございます。しかしながら、先ほど町長が申し上げたとおり、さまざまな理由がありまして現在至っておらないところです。周辺といいますと仙台市内に11カ所ございまして、あと民間ですと大郷のB&Gありますけれども、そちらに行くには今の交通体系、協議しておりますのでそういった中であわせてこういったものも周辺の自治体への協力依頼の場合は必要かと思いますので、総合的な判断でそういう交通手段への助成というのは考えられていくべきだと思っております。
議長(浅野幹雄君) 13番浅野直子君。
13番(浅野直子君) ぜひプール設置というのは大きなプロジェクトといいますか大きな計画になりますので、こういったところもしっかりと、また町長アンケートをとっていただきながらまたわくわく町民会議でも取り上げていただきながら前向きに検討していただければと思いますが、その方向性を伺います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 要望が、先ほどもお話ししましたように要望が多いのは十分に認識しておりますので、周辺自治体の利用に対する助成、または先ほど申し上げ、まだある意味民間の誘致も含めて何かしら今後検討していきたいというふうに思います。


議長(浅野幹雄君) 3番浅野武志君。
3番(浅野武志君) 通告書により質問いたします。
  若生町長の町政運営の取り組みについてご説明を受けましたが、改めて町道二ノ関三ノ関線の舗装補修工事について質問いたします。
  町道二ノ関三ノ関線は北部工業団地等への通勤道路として朝夕の車両が年々増加しております。また、日中は北部環状線、あるいは山形方面への通り道として大型車両の通行が増加しております。舗装の損傷は直径30センチメートルぐらいの穴があくときも時々あります。大きな損傷は担当課で補修を行っておりますが、舗装の損傷は大小至るところにあります。地域住民の交通の安全と、万一事故が発生した場合、町の責任も問われることも考えられますので、早急な全線舗装補修工事をお願いし、次の2点、質問いたします。
  1つ、平成27年度の舗装補修工事区間と終了時期について伺います。2点、全線の舗装補修工事完了時期について伺います。よろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの浅野武志議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  質問件名、町道二、三ノ関舗装補修工事についてのまず1つ目であります。平成27年度の舗装補修工事区間と終了時期については、町道二、三ノ関線の舗装補修工事は本年度2工区に分けて整備をしております。1工区は421.5メートルで、工事完了予定が本年11月30日です。2工区は131.5メートルで、工事完了予定が来年1月29日となっておりますので、本年度合計で国道4号線交差点から553メートル、工事完成予定が来年1月29日となっております。
  問い2の全線の舗装補修工事完了の時期については、現在の計画では平成29年度全線工事完了を予定しております。ただし、この事業は社会資本整備総合交付金事業を活用していることから、要望した事業費に対する交付決定額によりましては事業計画を変更せざるを得ないこともあり、工事完了時期がおくれる場合も想定されますことをご理解願いたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 3番浅野武志君。
3番(浅野武志君) 全線の完了時期についてはずれ込む場合もあると今答弁をいただきましたが、行政区長として7月いっぱいやっていたわけですけれども、特に道路につきましては町に申しわけないぐらい何回も補修改修工事をお願いしてまいりました。そんな関係で、地域の住民の方々からも早急に補修改修をお願いしたいという要望がいっぱいございます。本当に最近ダンプも走りますし、大型車両が大変多くなりまして、損傷が本当に早く、直しても直しても損傷が出るということで、そういう状況でございますので、地域の住民の安全のためにも早期に改修をお願いしたいと思いまして、もう一度答弁をお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの議員のご意見のとおりでありまして、大変切実な問題になっております。これは町村長会議などでもよく出ております。被災地の災害復旧工事関連が進むにつれて、内陸部の道路の損傷が大きくなっている、ダンプの交通量がふえているということが大きな問題にもなっているのが実情でありまして、そういう意味でも大変地元の地域の方々にはそういう安全性を含めてご不便を与えていることになっているというふうに思いますので、この二、三ノ関間につきましては確実に、いわゆる交付金事業でありますので、交付金の上乗せ含めて確実にしっかりと、間違っても29年度までには必ず完了するように努力をしますし、最大限予算獲得にさらにもう少し努力をして、早期に向けて努力をしていきたいというふうに思います。



議長(浅野幹雄君) 2番青柳信義君。
2番(青柳信義君) 通告に従い、2件の要旨、5項目の質問を行います。
  1件目といたしまして、3・11東日本大震災時の水道給水不能の教訓を問います。先般の3・11東大日本震災において我が町も甚大な被害を受けたことはご承知おきのとおりであります。私も当時町内会の役員として被災者の対応に奔走した一人であります。迅速な町の対応により各避難所に対しての水、食料につきましては滞りないとは限りませんでしたが、他の市町村の避難者と比べますと納得するような町の対応であったと思われます。しかし、電気、水道に関しては長期化する懸念が見られました。特に、水道に関しては非常に不自由な思いをいたしました。大崎広域水道を水源とする館山配水池に関しましては震災2日後の3月13日には復旧し、町上・町中・町下、一ノ関、二ノ関、三ノ関、太子堂、志戸田、原、大童、今泉、大亀、石積、明石、西成田、日吉台、ひより台、とちの木一丁目の一部は配水開始となりました。同じく、大崎広域水道を水源とする富谷第2配水池は震災翌日の3月12日から18日は復旧し、熊谷、とちの木一丁目の一部、とちの木二丁目、あけの平、大清水、杜乃橋、上桜木は給水開始となりました。
  しかし、仙南仙塩広域水道を水源とする富谷配水池に関しては震災後3週間近くたった3月28日から30日にかけて、穀田、富ケ丘、鷹乃杜、明石台、成田、日吉台地区がやっと復旧したという事実がございます。同じ富谷町に住んでいながら、震災翌日の12日に復旧した地区もあれば、月末の30日になりやっと給水できた地区があったということは事実でございます。私が住んでいる日吉台地区におきましては、隣接する杜乃橋地区、大和町もみじケ丘地区は1週間を待たずして通水が可能となりました。しかし、道路を1つ隔てた日吉台地区は約3週間の通水不能な期間がありました。この間、日吉台地区の行政区長さんたちが大和町もみじケ丘の行政区長さんたちにお願いをし、大和町の公園水道を開放していただき水を分けていただいたという苦い経験がございます。聞くところによれば、日吉台地区、杜乃橋地区、大和町もみじケ丘地区の水道管はバルブ操作による通水が可能であったと聞かされております。なぜ、そのような状況の中で通水期間に隔たりがあったのか大変疑問であり、次の点について質問をいたします。
  1つ、当時水道給水不能時期に関し、同じ富谷町でもばらつきがあったことに対し町長はどのように考えておられるか、問います。2つ、いつ来るかわからない震災に対し3・11東大日本震災を教訓に大和町、そして近隣市町村との協議の上、相互理解し震災に対応しなければならないと考えますが、いかがでしょうか。3つ、漆沢ダムを水源とする大崎広域水道、七ヶ宿ダムを水源とする仙南仙塩広域水道双方からの給水により富谷町全体をカバーできる方策を考えておられるか問います。
  2件目といたしまして、防犯灯の整備強化を問います。今日における各種新聞、テレビでの報道によります。幼児、児童など弱者への暴行、若い女性の性的被害など全国的に痛ましい事故事件が毎日のように発生しております。これから冬を迎え、日暮れもつるべ落としのように早くなり、小学生、中学生の下校時には薄暗くなっていく季節を迎えます。日吉台、杜乃橋地区は団地の真ん中を走る道路1本を挟んで行政区が大和町という非常に特殊な地域のため、富谷町のよいところ、不足しているところも目についてしまいます。引き合いに出すことをお許しいただきたいと存じます。道路1本を隔てた大和町もみじケ丘地区では全てLEDへの交換がなされており、防犯灯の数も十分と思います。しかし、日吉台地区を比較しますと、LEDへの交換不足、さらに街路灯の不足により暗い感じがし、犯罪のきっかけとなることも考えられます。我が町の安全安心を守るため、各町内会の防犯灯の整備を強化していかなければならないと思いますが、町当局の考えを伺います。
  1つ、防犯灯新設の設置基準並びに設置計画を伺います。2つ、日吉台地区の防犯灯について今後どのように整備していくかを伺います。
  以上、町長の見解を求めます。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの青柳信義議員のご質問にご答弁させていただきます。
  質問件名第1、3・11東日本大震災時の水道給水不能の教訓を問うに関連して、問い1でございます。当時の水道の給水不能に関して町長はどのように考えているかについては、当時の状況を鑑みてまさにその名のとおりライフラインである水道の供給がストップしたことはあってはならないことだと考えております。しかしながら、現実は大変厳しく、未曽有の大震災となった東日本大震災クラスの広域的な災害では供給元の県広域水道の施設も被害を受けており、水道水の浄水量も限られた中での対応を強いられ、結果として給水不能に陥ったものであり、大変残念な結果になったものと考えております。
  問い2、いつ来るかわからない震災に対し3・11東日本大震災を教訓に大和町、そして近隣市町村と協議の上相互理解に理解し、震災に対応しなければならないのではとのご意見につきましては、富谷町上水道課災害協定締結状況といたしましては、現在仙台市、大和町を単独の相手とした災害協定のほか、日本水道協会宮城県支部の7ブロック及び仙南仙塩広域水道取水市町村7市10町、さらには大崎地方水道事業連絡協議会2市8町1村の3つの組織との相互応援協定の締結を行っております。大和町との連絡管につきましては平時どちらか一方の団地の断水を解消する規模であれば有効でありますが、当時の状況では大和町もみじケ丘においても大崎広域水道からのぎりぎりの給水量で給水が確保されており、150ミリメートルの連絡管を開放することによって富谷町方向に一気に流れ込み、もみじケ丘地区でも水圧低下を招き、日吉台地区はもとよりもみじケ丘地区においても断水となることが懸念されたことと、さらに水流方向が変わることで起きる水あかやさびによる濁りが発生するため連絡管の使用を避けたものであります。
  問い3の七ヶ宿ダムと漆沢ダムからの給水の状況と双方からの給水により富谷町全体をカバーできる方策を考えてはのご意見につきましては、富谷町の給水状況は本年度においては仙南仙塩広水から1日当たり9,100ミリ立方メートルで、大崎広水から1日6,600立方メートル、計1万5,700立方メートルを受水しておりますが、それに伴う町内での供給割合は仙南仙塩広域水道が6割、大崎広域水道が4割となっております。富谷町全体の給水方法については、富谷町に限らず広域的なバックアップ体制を構築するため、両広域水道及び受水市町村を交えて協議を進めております。両広域水道においても受水量は年次計画水量に沿った施設設備の整備や浄水を行っているため、広域的な震災による緊急的かつ大幅な給水量の増には対応できない状況にあります。震災当時、大崎広域水道からの受水分の富谷町全域への給水を試みた場合、本町における各配水池からの給水が全て自然流下により行っている関係上、町内地域ごとの高低差による水圧差及び1日の限られた受水量での町内全域への給水はできない状況にありました。広域水道からの受水量につきましては、年間使用量実績を踏まえた見直しを行い、1日当たりの受水量は年々徐々にふやしていく予定となっております。
  最終的な受水量につきましては仙南仙塩広域水道を1日当たり1万1,500立方メートル、大崎広域水道においては1日当たり9,900立方メートル、計2万1,400立方メートルの受水が可能となります。しかしながら、どちらか一方だけの広域水道受水では量的に町内全域をカバーすることが不可能な状況にあるため、実働可能な近隣自治体を相手方とした災害協定締結により事態回避を図ってまいりたいと考えております。
  2件目の防犯灯の整備強化を問うに関連して、問い1の防犯灯新設の設置基準並びに設置計画についてでありますが、防犯灯設置基準については特にございませんが、道路照明施設設置基準を参考に整備を行っております。設置の目安といたしましては電柱1本置きに設置、ただし延長が長い場合には1本ごとに設置をしており、高さは4メートル以上、明るさは場合によって20ワットから50ワット以下としております。また、24年度からは新設や修繕の際にはLED照明に更新しており、今後は防犯灯全灯についてLED化を図るように検討しているところであります。
  2点目の日吉台地区につきましても、今後LED照明に切りかえていく予定です。設置不十分と思われる場所につきましては、町内会を通してご要望いただき、現地確認の上状況に応じて検討をさせていただきたいと思います。以上、答弁とさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 2番青柳信義君。
2番(青柳信義君) 水道給水不能の教訓に関しまして再質問をいたします。
  富谷町発行東日本震災の記録、こちらの本の震災時における水の確保の項目で、現在の広域水道送水管のループ化の検討が現実と思われる。現実までには相当の時間と費用を要するが、今回の震災を機に早期の実現を図る必要があると記載されておりますが、現在の進捗状況をお知らせください。
議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) 現在におきまして、関係自治体において十分その必要性を認めているところでございますけれども、現時点ではまだ検討段階でございます。
議長(浅野幹雄君) 2番青柳信義君。
2番(青柳信義君) 次に、防犯灯整備事業について再度質問させていただきます。
  26年度行政実績報告書によりますと、防犯灯の26年度新設、建てかえは28基、163万円でございます。町全体での防犯灯の個数は3,086基であります。ということは、新設、建てかえは1%にも満たない状況です。今後、毎年どのぐらいの予算を組んでいかれるのかお伺いいたします。
  2つ目といたしまして、ただいま話にありましたとおり、町内会を通じて優先的に要望のあったところから設置していくということでしたが、行政区長からの要望の申請でよろしいでしょうか。その場合、申請書類などはどのように行えばよろしいでしょうか。
  3つ目といたしまして、環境省地球環境局地球温暖化対策平成24年度補正予算におきまして、小規模地方団体におけるLED街路灯導入促進事業の公募がありましたが、今後このような事業がありましたら富谷町として応募する考えがあるかどうかお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) まず1つ目、平成26年度予算につきましては防犯灯新設30基及び撤去新設10基、合計で40基で361万2,000円ほど計上しておりました。平成27年度におきましても339万2,000円ほど防犯灯につきましては予算を計上しております。今後につきましては、設置場所などを確認し、予算を計上しますが、同額ぐらいだと考えております。
  2番目につきましては、要望書等のひな型はございませんが、まず電話連絡でもよろしいので要望箇所の場所を教えていただければこちらで現地を確認し、検討したいと考えております。
  3番目に防犯灯につきましては今LEDのリース事業を検討中でございます。街路灯につきまして、そのような事業があれば調査しまして検討していきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) これをもちまして本日の一般質問を終わります。
  これで本日の日程は全て終了いたしました。
  本日はこれにて散会いたします。
  ご苦労さまでした。
     午後1時43分 散会

平成27年第3回定例会議事録(第4号)

平成27年10月8日(木曜日)

出席議員(20名)

  • 1番 金子透君
  • 2番 青柳信義君
  • 3番 浅野武志君
  • 4番 若生英俊君
  • 5番 畑山和晴君
  • 6番 齊藤秀行君
  • 7番 藤原峻君
  • 8番 佐藤聖子君
  • 9番 西田嘉博君
  • 10番 長谷川る美君
  • 11番 佐藤克彦君
  • 12番 山路清一君
  • 13番 浅野直子君
  • 14番 高橋正俊君
  • 15番 菅原福治君
  • 16番 出川博一君
  • 17番 相澤榮君
  • 18番 渡邊俊一君
  • 19番 安住稔幸君
  • 20番 浅野幹雄君

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

  • 町長 若生裕俊君
  • 副町長 大庭豪樹君
  • 企画部長 内海壯晃君
  • 総務部長 山田豊君
  • 福祉部長 小野一郎君
  • 建設部長 奥山育男君
  • 企画部企画政策課長 高橋弘勝君
  • 企画部財政課長 西山高広君
  • 企画部産業振興課長 横倉時夫君
  • 総務部総務課長兼情報化推進室長 神田能成君
  • 総務部税務課長 吉田尚樹君
  • 福祉部長寿福祉課長兼福祉健康センター所長 中山高子君
  • 福祉部健康増進課長 郷右近衛君
  • 福祉部子育て支援課長兼西成田コミュニティセンター 育てサロン所長 浅場悟君
  • 建設部都市整備課長 齋藤英夫君
  • 建設部都市計画課長 伊藤正君
  • 総務部総務課参事兼危機管理室長 横田利雄君
  • 福祉部長寿福祉課技術参事兼保健福祉総合支援センター所長兼高齢者施策専門監 安積春美君
  • 教育長 菅原義一君
  • 教育次長(教育総務担当) 小松巌君
  • 教育次長(生涯学習担当) 荒谷敏君
  • 学校教育課長 齋藤卓也君
  • 生涯学習課長兼総合運動公園所長兼民俗ギャラリー館長 渡邉正弘君

事務局職員出席者

  • 事務局長 亀郁雄
  • 次長 富澤裕
  • 主幹 長瀬千鶴子

議事日程 第4号

平成27年10月8日(木曜日) 午前10時00分 開議
 第1 会議録署名議員の指名
 第2 一般質問(通告番号11番~15番)

第4日目  10月8日(木曜日)
一般質問 10番 長谷川る美議員
1 「とみやわくわく町民会議」の成果と今後の施策への反映について
6番 齊藤秀行議員
1 富谷町内におけるリスクマネジメントについて
17番 相澤榮議員
1 豪雨災害への対応について
8番 佐藤聖子議員
1 国保健事業の推進と国民健康保険税の引き下げを求める
2 町道、街路樹、除草など住環境整備に予算の拡充を求める
7番 藤原峻議員
1 富谷町奨学金制度の改善を求める
2 交通弱者への支援の充実を求める
3 富ケ丘の側溝蓋かけと道路の整備の予算拡大を求める

本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり 午前10時00分 開議
議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
  ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
  議事日程につきましてはお手元に配付のとおりです。


     日程第1 会議録署名議員の指名
議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、13番浅野直子君、14番高橋正俊君、15番菅原福治君の3名を指名いたします。


     日程第2 一般質問
議長(浅野幹雄君) 日程第2、一般質問を行います。
  通告順に発言を許します。10番長谷川る美君。
10番(長谷川る美君) 皆様、おはようございます。
  私は、2期目の富谷町議会議員として、議員は住民全体の代表者であり奉仕者であるという議員の使命を心にとめ、住民の皆さんの声と地域の声を女性の目線で丁寧に聞き取り、町政に届けるため、精いっぱい努めてまいりたいと思います。また、子供たちの朝の登校時の交通安全、挨拶運動など以前から取り組んできた地道な活動を通して、児童の安全対策や健全育成などの課題にも取り組んでいきたいと思います。あわせて、富谷町のさらなる発展と町民福祉向上のために、議員の皆様と協力しながら町民の負託に応え、誠心誠意努めてまいる所存でありますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
  私からは、とみやわくわく町民会議の成果と今後の施策への反映について質問いたします。
  新年度に入り、町長が選挙マニフェストに掲げたわくわく町民会議が3回開催されました。選挙マニフェストによれば、町政の課題として、住民の声が町政や役場に届かない、現状として限られた地域の区長からの要望を聞いているだけですと分析し、地域ごとに定期的に町民の皆様とのわくわく町民会議を開催しますとあります。町長が、住みたくなるまち日本一を目指し、富谷が町から市へ移行するこの時期に、町民が集い新しい発想で思いや願いを自由に述べ提案できる場として設置されたわくわく町民会議に、大きな期待を寄せるところであります。わくわく町民会議の成果を、バランスのとれたまちづくりの展開に生かしてほしいと思います。
  そこで、とみやわくわく町民会議の成果と今後の施策への反映について質問いたします。
  1、地域ごとに定期的に開催する会議から、テーマ別の開催に変更した理由と経緯について質問します。
  2、とみやわくわく町民会議のテーマは、いつどのようにどの場で決定されましたか。
  3、10月30日以降の開催テーマと開催時期をお示しください。
  4、とみやわくわく町民会議の構成は15名以内となっていますが、公募による委員はこれまで3回の会議にそれぞれ何名いましたか。公募を希望する方は多いのですか。
  5、会議内容を広報とみやや町のホームページに掲載されていますが、町民への会議内容の周知は十分ですか。
  6、第3回会議で、(仮称)子育て世代包括支援センターとありますが、定例会の町長挨拶では、(仮称)富谷町子育て支援複合施設となっています。名称を変更した理由と、どのような機能を持った施設ですか。また総事業費の概算について質問いたします。
  以上です。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの長谷川る美議員のご質問にお答えさせていただきます。
  質問件名1のとみやわくわく町民会議の成果と今後の施策への反映についての問い1でございます。
  地域ごとに定期的に開催する会議からテーマ別の開催に変更した理由と経緯につきましては、住みたくなるまち日本一の実現のためには、住民の声が届く町政運営が何よりも重要であると考えております。このことから、まちづくりに関するさまざまなテーマについて、それぞれ町民が集い、思いや願いを自由に意見提案ができる場としてのわくわく町民会議というスタイルが、新しい発想でバランスのとれたまちづくりが展開できるのではないかと考えたものでございます。
  また、地域ごとという視点では、現在各町内会からの要望を受けて町政懇談会を随時開催しております。本年度におきましても、既に2地区から要望をいただいており、具体には10月22日と11月26日に開催予定となっております。このことからも、わくわく町民会議については、当初より地域ごとではなくテーマ別に開催することが、より効果的であると判断し運用しております。
  なお、町政懇談会については、各要望への回答のほかにフリートークで懇談する時間を充実させるほか、出席者についても役員のみならず広く地域住民の皆様にも参加いただけるよう当該町内会の会長さんにお願いをしたところでございます。
  今後も、町民の皆様の声が届く町政運営の新たなツールとして、わくわく町民会議を開催し、これまで以上に町民の皆様の声を直接お聞きする機会を創出していきたいと考えております。
  問い2のとみやわくわく町民会議のテーマの設定については、全庁的にテーマを求め、その後企画政策課並びに担当課と協議をして決定をしております。また、その設定に当たっては、これから取り組むべき施策や計画段階にある事業などの中から、広く町民の皆様からご意見をいただくことが特に有効であるという視点で進めております。
  問い3の10月30日以降の開催テーマとしては、次回は(仮称)いじめを生まない地域づくりといった教育関連のテーマで、年内中の実施を検討しております。
  なお、広く町民の皆様にご参加いただくためには、より早い段階でテーマを設定し、募集、周知をさらに図っていくことも必要であると考えておりますので、年間もしくは半年スパンでのスケジュールを作成するなど、計画的な取り組みも今後検討していきたいと考えております。
  とみやわくわく町民会議の構成は、公募による委員は、そして公募を希望する方は多いのですかについては、本年6月26日に、よりよい子育て環境についてというテーマで開催しました1回目については、一般参加枠として8名となっております。また、8月21日にしんまち通りのにぎわいと活性化というテーマで開催しました2回目については、一般参加枠として4名となっております。3回目につきましては、第1回目の継続開催として同じ委員構成で、本年9月1日に開催しております。
  問い5の会議内容を広報とみやや町のホームページに掲載されていますが町民への会議内容の周知は十分ですかについては、委員を公募しているほか、会議も公開制としております。また、会議資料並びに会議要旨をホームページ等に掲載しておりますので、十分周知はしていると考えております。しかしながら、スタートしたばかりの組織でありますので、引き続き積極的に周知しながら浸透させていく必要はあると認識しております。
  問い6の第3回会議で、(仮称)子育て世代包括支援センターが、(仮称)富谷町子育て支援複合施設となっています。名称を変更した理由とどのような機能を持った施設ですか。また、総事業費の概算について、お答えさせていただきます。
  以前の計画では、子育て支援センターの機能及び母子保健センターの機能の2つのハード的要素を備えた施設を計画していたことから、(仮称)富谷町子育て支援複合施設という名称としていたところですが、今般の見直しにより、母子保健センター機能を中心とし、あわせてソフト的要素として子育て世代包括支援センターの機能も実施していくことから、第3回わくわく町民会議で、(仮称)子育て世代包括支援センターと称したものでございますが、今回は設計修正業務を補正予算で計上した関係で、当初の仮称名となったものでございます。ただし、これはあくまで仮称でございますので、今後皆様のご意見を頂戴しながら、正式な名称を決定していくこととなります。
  総事業費の概算につきましては、15億円程度だった以前の計画から比較しますと、3分の1となる5億円程度に抑えて実施していきたいと考えております。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 10番長谷川る美君。
10番(長谷川る美君) それでは、私のほうから次の6項目について再質問させていただきます。
  1、以前から地域ごとに町政懇談会を開催し、町民の要望を聞く機会があったと思われますが、実際に町長に就任され、限られた地域の区長からの要望を聞いているだけですとの認識に変わりはありませんか。
  2、わくわく町民会議の開催は、限られた地域の区長からの要望を聞いているだけですということへの改善につながっていますか。
  3、公募の方の人数を先ほどお示しいただきましたけれども、わくわく町民会議の趣旨ということは、先ほどの公募の方の人数で生かされていると言えますでしょうか。
  4、町民会議のテーマを、今後町民の皆様から募集する予定はありますか。先ほど、町長からの答弁もありましたが、やはり年間計画、そういうものを立てて、前もって十分町民の皆様への周知を図るべきだと考えますけれども、改めてお考えをお聞かせください。
  5、町長は就任の挨拶の中で、住みたくなるまち日本一を目指すためには、町民の皆様方の声が届く町政を心がけたいと述べられ、声なき声、声を出せない人たち、弱者の人たちの気持ちを聞き取るという、こちらから耳を傾ける努力をしていかなければいけないと語っておられます。私もまさにそのとおりだと思いますし、本当に大切なことであると感じます。そして、さらにそのような町民の方たちの声を施策にどう生かしていくか。そのことが最も大切だと思われます。具体的に、どの施策にどのように生かされ、反映されますか。
  6、最後になりますが、平成27年度施設建設のための当初予算を凍結し、見直しを図られましたけれども、何をどのように見直されましたか。また、必要にして十分な施設機能を備えていますか。質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 最初の第1番目の、以前から地域の代表者からの声のみによるということにつきましては、私は就任してから、本当にとにかくいろいろな機会を通じて、もちろんやはり町内会からのいろんな要望については町内会長さん、行政区長さんを通じてということは基本的な考え方として変わりありません。ただ、それだけではなくて、より多くの方々の町民の皆様方のご意見をいただく機会をということで、その努力はしているつもりであります。
  それで、わくわく町民会議を開催することによって、それが解消されたかというご質問につきましては、やはりそれぞれのテーマによってそこに参加していただく方の顔ぶれも全く違いますし、今までやはりこういう町の施策について意見をする場がなかったということで、ほとんどこれまで、まだ回数は少ないわけでありますが、参加した方から多く聞かれるのが、こういった場に来て町に直接こういった意見を言う機会があって、すごく意見を言える機会があってすごくよかったと。聞いてもらえてよかったということがすごく大きいので、やはりこのわくわく町民会議の大きな成果として、やはりそのテーマごとにテーマに直接関係する方、もしくは関連のある方、またはこのテーマに思いを持っている方が直接参加して、直接声を出して意見を述べられる場としては、効果的だというふうに思っております。
  3番目がちょっと、済みません……。わくわくの15名以内というのが適正かという部分のご意見ですけれども、それでも十分かというご意見なんですけれども、一応わくわく町民会議の中で、基本的には専門的なアドバイザー、助言者というのも、やはり意見を取りまとめるなり適切なアドバイスをいただく関係で必要だと認識しておりますので、ある程度限られた2時間ぐらいを1回の開催時間として設定をさせていただいております。
  そういった関係で、2時間以内で広く効果的に皆さん全員の意見を述べていただいて運営するには、やはり最大で15人が限界かなと。最初、1回目はやはり15名で、一回りしてもうほとんど時間がなくなったという状況にもありましたので、逆にその後は15名以内、逆に10名程度ぐらいに抑えているほうが、より複数の回数、意見が言えるかなというところで、その辺はそれで十分かと言われれば、もしかしたらもっともっと広く言えば切りがないのかもわかりませんけれども、一応会議を、掘り下げた議論を皆さん参加した方々からいただく部分では、とりあえずその人数が今のところ適当かというふうには思っております。その分、数多くいろいろなテーマで幅広く開催をしていくことが大切かというふうに思っております。
  4点目のテーマを町民から募集については、大変よいご意見だというふうに思いますので、先ほど答弁で申し上げましたように、現在は庁内から募集をして担当の企画政策課を中心に決定しておりますが、これからはぜひ町民の皆様方からもテーマを募集する機会を積極的につくっていきたいというふうに思っております。
  5番目の住みたくなるまち日本一の実現には、今長谷川議員が申し上げていただいたように、大切なのはとにかく町民の声が届く町政、そして町民の皆さんの声に耳を傾けると。そして、黙っていては声が届いてこない、そういう声の出せない人、声の届かない人、そういったところにはこちらから耳を傾ける努力をするという、とにかく町民の皆様方の声を町政に反映するというのが私の就任からの基本でありまして、それは全く就任から8カ月、今も全く変わっておりません。ですので、いろいろな会合、いろいろな場面でも積極的にそのことを当初からお伝えさせていただいておりますので、おかげさまで気軽に直接、極端な話、行事で公民館に行ったときに、通りすがる町民の方々から直接立ちどまって、「あの、町長さん」と声をかけられる場合も多いし、街角で声をかけられる場合も多いですし、あとは町長への手紙を昨日もお話しさせていただきましたが、以前から比べると今は1カ月で100通以上いただいているという、そのぐらい多くの方々から、それでそのことに、いただくだけではなくて、私は庁内の人たち、役場の職員にお願いしているのは、いただいた声にすぐに対応することが大事だというふうに思っておりますので、そしてすぐにできることはすぐに実行に移す。それで、できないことはできない理由を最初から説明するのではなくて、どうすればできるのかということを一緒に考えてくださいというようなのをお願いしておりますので、そういう意味では小さいこと大きいこと、ただ小さいことはすぐにできることなので、やれることは町政にすぐに反映させていただいております。ただ、大きいこと、財政が伴うこと等につきましては、やはりそのわくわく町民会議のテーマに設定するなり、いろいろな形で、すぐにはいきませんけれども、それを具体的に町政に反映させるように日々努力をさせていただいております。現段階で具体的にというと、こまい部分ではかなり多くのことを、日常のことの要望には対応させていただいております。
  あと、6番目のいわゆる子育て包括支援センターの見直しにつきましては、先ほど答弁させていただいた内容と重なる部分も多いわけでありますが、ある意味今回は大きなところで、当初はハード的な、いわゆる子育て支援センターの機能及び母子保健センターの機能の2つのハード要素を備えた施設だったわけでありますが、今回は母子保健センターの機能を中心として、あわせてソフト的機能として子育て世代包括支援センターの部分の機能を実施していくということで基本的な考えを。そしてあと、子育て支援施設として、分散型で各小学校にいわゆる児童館をつくって、それで分散型と1カ所に集約すべきところは集約した形で、この子育て世代包括支援センター、仮称でありますので正式名称はこれから考えていきますけれども、そういった機能を充実させる方向で考えております。これは全てわくわく町民会議でいただいたご意見をほとんど一応含めた内容で、内容に盛り込んだ形で今、基本的なところは考えております。
  そして、大きいのはやはり総事業費、当初15億円だったものを3分の1の約5億円以内に抑えるということで、財政的な部分の考慮を最大限に図ったという部分だというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 10番長谷川る美君。
10番(長谷川る美君) 最後に、2つのことについて質問いたします。
  1つ目です。町長は住みたくなるまち日本一を目指すためには、今富谷に住んでいる人たちが住みやすい町にしていかなければならない。そして、そのために町民の皆様方の声が届く町政を心がけたいと述べてられます。その実現のために開催されているわくわく町民会議は、重要な役割を担っていると思います。今後のわくわく町民会議の開催のあり方、そして継続の時期について、いつごろまでということなんですが、お伺いします。
  2つ目です。第3回わくわく町民会議で、2案示された(仮称)子育て世代包括支援センター計画図の違いは何でしょうか。また、完成はいつごろを予定されていますか。先ほど、建設費が5億円の予定だというお話でしたが、それは2案のうちどちらでしょうか。また、子育て世代包括支援センターは、子育て支援を全て盛り込むのでしょうか。何をどこまで盛り込んでいくのか、決まっているところまででもよろしいのでお示しいただければと思います。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 1つ目のわくわく町民会議の開催のあり方、そして今後の継続の時期につきましては、冒頭申し上げましたように、まだ実はスタートしたばかりで、私の理想とすればやはりもっともっと多く開催をしていきたい。極端な話、毎月1回ぐらいずつのテーマでやっていきたいぐらいの気持ちであるんですけれども、一応まだスタート段階だったので今のところ二月に1回ペースでスタートをさせていただいておりますが、だんだんこれも庁舎内、役場内で、ある程度担当課それぞれ開催の内容が、一回一回開催していくことによって運用が楽になってきていますので、あと町民への周知も行き届いていくと思いますので、その辺改善すべき点を改善しながら、ただわくわく町民会議としてはより多く開催できるように、そしてこれからもこの時期については、私は常にそういった場が必要だというふうに思っておりますので、私は限りなく継続をしていきたいというふうに考えております。
  2つ目の子育て支援包括支援センター、子育て複合支援センターです。仮称なのでどちらというわけでもないんですけれども、その施設について、3回目の施設の案として2つの図面を出させていただいた大きな違いは、いわゆる中央のフロアがオープンスペースになっているか、それとも広い1つの区切りになっているか、区切られているかという部分のところが大きい違いかというふうに思います。それで、参加した皆様方から当日ご意見をいただいた中では、やはり何をするにしても、フロアがオープンというのは見ばえはいいけれども、ちょっとやっぱり衛生上、あとは何をするにしてもちょっと心配、不安な部分もあるので、ある程度仕切ってあるほうが安心ですというご意見がほとんどだったものですから、多分そういう方向、そういったご意見を踏まえながら、あとなおかつその図面をもとに、その段階での素案を含めて第3回でいただいたご意見も含めて今検討しておりますので、それを含めてさらに内容を充実したものとして、これから検討していきたいというふうに思っております。
  詳細は、担当課からまたお話をさせていただきたいというように思います。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 子育て世代の何を盛り込むのかというご質問でございますが、町長から答弁がございましたとおりの概要でございますけれども、まず町の現状といたしましては、幼児健診等の対象者の増加によりまして、会場が狭いと。それで、ただいまは福祉健康センターを間借りしている状況でございますので、設備的な部分も乳幼児用になっていないという点でございますとか、核家族化、それから夫婦共働き家庭の増加等によりまして、身近な相談相手が少なくなっているということで、集いの場の提供をしたいということで、当初母子保健センター機能と子育て支援センター機能を兼ね備えた複合型施設の整備を検討してまいったところでございます。
  その後、核家族化ですとか地域のつながりの希薄化という問題につきましては、どういう形がよいかという考えに立ったときに、子育て支援センターは身近な地域にあったほうが利用しやすいというような考え方から児童館という選択肢が生まれ、そこで乳幼児及びその保護者が気軽に集える場所を確保し、子育て支援センター機能を児童館に持たせるというような考え方から、今後平成29年度中に、あけの平、富ケ丘、成田東小に児童館を建設する予定、それから今後も段階的に整備していくというところでございます。
  そういたしますと、最後にといいますか残された課題といたしましては、母子保健センター機能を持った施設がないというところとなります。
  また、6月26日と9月1日によりよい子育て環境についてをテーマに行われましたわくわく町民会議において、専門性の高い相談員を配置してほしいなどのご意見があったところでございますので、それらに対応した専門の相談員も置けるようにしたいというところ。また、さまざまな相談が寄せられると思いますので、窓口の一本化、取りまとめ役として専任のコーディネーターが必要であるというような考え方から、今回の(仮称)子育て世代包括支援センター設置という形となったものでございます。
議長(浅野幹雄君) 建設の時期も聞いているんですよ。子育て支援課長、続けてください。建設の時期も質問しているんですよ。いつごろかと。
子育て支援課長(浅場 悟君) わかりました。大変失礼いたしました。開始の時期といたしましては、29年4月を考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 包括支援センターのほうですよね。済みません、今年度、ただいま一応今回の補正予算で設計変更業務の予算を今回計上しておりますので、その予算を計上いただいたら、すぐに設計の変更に取り組んで、来年度の当初予算で一応建設費用の予算を計上しまして、いわゆる入札で業者が決定して、来年度の着工で、完成が平成30年度、29年度ですね、済みません。


議長(浅野幹雄君) 6番齊藤秀行君。
6番(齊藤秀行君) 皆さん、おはようございます。
  2期目を迎え、町民の負託に応えられるように一生懸命頑張りたいと思います。何とぞよろしくお願い申し上げます。
  富谷町は、町民平均年齢が40代前後というとても若く恵まれた町です。しかし、町も人と同じように、時間の経過や環境の変化により、劣化を余儀なくされてしまいます。成長期、維持期、そして衰退期を迎える人と同じように、町がその過疎地域にならないよう、この市制移行を踏まえたこの時期で、10年、20年後を見据えた新たな成長期を遂げるべきである、私はそのように考えます。そのためには、将来リスクに備え、今何をすべきかを考えなければいけません。
  そこで、町民の方々の声を最優先とし、具体的に質問いたします。
  若生町長が掲げる住みたくなるまち日本一におけるリスクマネジメントについて問います。住みたくなるまちは、住んでよかったまちでならなければならず、そこには町民の安心安全を保全する環境整備が必要不可欠であります。人口増加に伴い考え得る将来リスクについて、町長の方針を質問いたします。
  質問項目1、富ケ丘二丁目20の2所在の富ケ丘サイバーパークビルについて、この物件の町の所有割合、瑕疵担保責任負担義務の有無及び負担割合を示してください。
  2、明石台小学校前面道路と明石台五丁目、六丁目の間の主要地方道の交差点について。地区民生委員の陳情によると、交差点の小学校側2車線(西側)に対し、対面道路(東側)は4車線であり、東から西に走行する直進車両が南側に弧を描くように小学校側2車線道路に進入してくる。交差点にガードレールは設置されているものの、南側に膨らんでいく車両に対する部分にガードレールの設置がない。これでは通学児童、歩行車の安全を確保するに足りないと解するが、町の意向を問います。
  3、杜乃橋地区の歩道について。歩道自体がゆがみ、隆起のみならず舗装タイルのすき間から雑草が生えている状態。歩行時、自転車走行時に転倒リスクの高い箇所であると見受けられますが、補修・改修の予定はあるのでしょうか。
  4、平成27年、台風第18号による大雨に係る災害状況について。9月11日午前3時20分に発令された大雨特別警報。防災無線及び緊急防災メール以外の周知方法の有無を教えてください。
  5、国道4号線沿い鷹乃杜三丁目、富谷斎場清月記第3駐車場の西側擁壁(土どめ)の欠損部分に関し、崩落の可能性を示してください。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの齊藤秀行議員のご質問にお答えさせていただきます。
  富谷町内におけるリスクマネジメントについての問い1でございます。
  富ケ丘サイバーパークビルの町の所有割合、瑕疵担保責任の保険義務の有無及び負担割合についてでございますが、富ケ丘二丁目地内にある旧富ケ丘南部会館のビルの現在の名称はサイバーパーク富谷といいます。この物件概要を申し上げますと、最初に土地の所在につきましては、富ケ丘二丁目1番133、地目は宅地、地積は933.99平方メートルで、このうち町の持ち分は104万1,975分の26万6,920、割合は25.6%となっており、残りの所有者は福島県の有限会社NMCが所有しております。建物については、鉄筋コンクリート造3階で、1階の用途は店舗や事務所、床面積が428.08平方メートル。2階の用途は事務所や集会所、床面積が340.21平方メートル。3階の用途は、面積としては2階部分の床面積238.54平方メートル、割合では24.5%となっており、残りの所有者は土地と同じ有限会社NMCとなっております。この土地、建物の持ち分の割合については、平成19年4月26日に前所有者であった社団法人郵政福祉とビル管理についての覚書を締結し、割合もそのときに決定しており、現在の所有者にも継承されております。
  修繕・改築等、瑕疵担保責任の負担義務については、両者協議の上、決定することとしております。また、この建物については建築してから38年が経過しており、老朽化が進み、今後維持修繕費がますます増大することや耐震補強工事が必要など、維持管理費が増大していくものと予想されます。
  また、集会所移転後の町での建物利用計画や賃貸者がないことから、今後処分できないか検討していきたいと考えております。
  問い2の明石台小学校前面道路と明石台五丁目から明石台六丁目の間の主要地方道の交差点について、ガードレールの設置がない町の意向についての問いですが、この場所につきましては、歩行者の安全な歩行を確保するため、大和警察署で横断歩道の見直しが行われ、横断歩道の位置が変更されることとなっております。そのため、大和警察署から町に対し、変更に伴い必要な歩道切り下げなどの工事の要望をいただいております。町といたしましては、その工事の中で歩行者の安全確保を図るためのガードパイプ設置も予定をしていたところでございます。なお、この工事につきましては、本年9月補正の予算に計上しております。
  問い3の杜乃橋地区の歩道の補修・改修の予定についてでございますが、この場所については随時パトロールを実施しており、本年10月中に除草を予定していたところです。歩道のゆがみについても、危険性が出てきた場合、早急に修理をいたしたいというふうに思っております。
  問い4、防災無線及び緊急防災メール以外の周知方法の有無についてでございます。一般質問の初日に菅原議員のご質問に答弁いたしましたとおり、防災行政無線につきましては、大雨が降っている中での放送をしたこともありますが、これまでも放送内容を聞き取れないというご意見を頂戴しております。町では、防災行政無線のほか、緊急速報メール、ツイッター、フェイスブック、ホームページ、ケーブルテレビなど、音と文字による複数のツールを活用して町民の皆さんへの情報発信に努めておりますが、今後は各家庭内で放送を聞くことができる設備について検討を続けてまいりたいというふうに思います。
  問い5の富谷斎場清月記第3駐車場の西側擁壁の欠損部分に関し崩落の可能性についてでありますが、現在のところ崩落の可能性はないと判断しておりますが、随時目視点検に努め、崩落の可能性が出た場合は速やかに対応してまいりたいというふうに思います。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) これより、齊藤秀行君の質問は一問一答により行います。6番齊藤秀行君。
6番(齊藤秀行君) 町長、まことにありがとうございます。
  サイバーパーク富谷の件ですが、今のお答えで私が質問するところ全てお答えいただきましたので、特にはございません。しかしながら、今補修工事が現在行われておりまして、大分あそこは通学児童及び高齢者の往来も多い地域なので、できるだけ早目に決断のほうをお願いしたい、そのように思っております。
議長(浅野幹雄君) 今のは質問ですか。答弁をもらいますよ。
6番(齊藤秀行君) それで、早急になるべく対応していただいたいのですが、具体的な時期等の予定があるか、そこをお示しください。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 時期は、売却の部分ということですか。ただいまの補修工事については、実は崩落、危険性が伴うのでということで、いわゆる所有者、有限会社NMCが余り放っておけない、今放置しておけない状態だということで、実は町の予算を計上したりというのを待っていられないということで、先行して実はそちらの会社さんが今、補修工事、改修を行っているところであります。今後、この処分につきましては、これからいろいろな形を検討しながら早急に進めていきたいというように思っております。
議長(浅野幹雄君) 6番齊藤秀行君。
6番(齊藤秀行君) 今ほどの答弁で売却という話が出ましたが、その中でこの物件については、財産的な価値がない、なおそのリスクがかなり高い物件でありまして、当局としては売却ではなくて譲渡というような選択肢というのはないのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(西山高広君) そちらの件につきましては、今後これからそこら辺を精査しまして、一般公募もしくは現共有しているNMCとの相談になるか、検討させていただきたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 6番齊藤秀行君。
6番(齊藤秀行君) それでは、次の質問に入ります。
  明石台小学校付近の交差点の部分なんですが、今ほどのお話で、9月、何らかの動きが出るということだったんですけれども、町民のから、まずガードレールというかガードパイプの塗色、色が茶色なんですけれども、夕刻から夜間につれ、その視認効果がとても低いと。なぜ白じゃなかったんだというような声が上がっております。その選択の理由、基準等についてお示しください。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 今現在、ダークブラウンというのが主になっておりまして、まず白とはちょっと違うんですけれども、あと反射テープなどで補う予定でございます。
議長(浅野幹雄君) 6番齊藤秀行君。
6番(齊藤秀行君) それに伴いまして、特にその交差点というのは傾斜がちょっとある地域でして、排水溝がすぐに雨が降ってしまうと水があふれ出てしまう。そういう中では、自動車からのはね返りというかそういったものがとても強い地域なんですけれども、今回の見直しにつきまして、その内容の改善等は含まれているのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) その辺の内容も改善されまして、道路の打ちかえもやって勾配をよくしてやる予定でございます。
議長(浅野幹雄君) 6番齊藤秀行君。
6番(齊藤秀行君) ありがとうございます。
  続きまして、杜乃橋地区の歩道についてなんですが、こちらは選挙時期にも私は何度か足を運び状況を確認してまいったのですけれども、点字ブロックがちゃんと整備されているんですけれども、点字ブロックの上にもう雑草が覆いかぶさっている状態で、点字ブロックの機能をまずもう有していないと。実際には、立って歩行する際にふわふわするというか、大分そういったところでは高齢者とか、あとは交通弱者においてはかなり危険性が高いというふうに見ておりました。
  そういう中で、その抜本的な改善というか、除草作業というような事後的な対応ではなくて、もう少しきちんとした対応というかそういったものは検討されないのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 状況はよく把握しておりますので、今後検討していく予定でございます。
議長(浅野幹雄君) 6番齊藤秀行君。
6番(齊藤秀行君) それでは、そこはなるべく早目にお願いいたします。
  次の質問です。台風18号による豪雨災害状況について、先ほど町長から示されたとおり町としていろいろ対策のほうを練っていただいて本当にありがとうございます。
  しかしながら、私もその当日3時20分の警報から約2時間、明石台の第3町内会ですけれども、そちらの地域を歩き回り、異常がないかどうか確認しながら、ただ一議員として自分の動きはこれでいいのかと、即自問自答していたところであります。
  そういう中では、緊急対策本部等で町のほうでも対策が講じられていたと思うのですが、我々議会議員であったり、あとは町内会長、民生委員、そういった方々のほうが生活弱者の環境をきちんと理解できていると思うんですね。特に生活弱者である例えば高齢者独居世帯であったり、あとは聴覚障がい、視覚障がいをお持ちの方々、そういった方々に対して特別な対応というのは何か講じられたのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 今回の大雨に対しては、特に民生委員さんとかに対しての緊急的な、こちらからの、事務局からの指示というのはございませんが、自主的に見回りとか声がけとかしてくださった方はいるとお聞きしております。
議長(浅野幹雄君) 6番齊藤秀行君。
6番(齊藤秀行君) これは自然災害なのでいつ起こるかわかりませんし、生活弱者においてはリスクがかなり高い事項になってくるかと思います。そういった部分では、町の動きの部分と、我々地元に根づいた議会議員であったり、各民生委員、町内会長さんの動きというのもとても大事になると思うんですけれども、そういった人的な活用というかそういったものを当局のほうではどのようにお考えでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 今回、夜間遅いというところもありまして、連絡不足のところもありましたけれども、今後はいろいろ今回の台風の対応等も反省等踏まえながら、いろいろ今後に向けて改善するところはしていきたいというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 6番齊藤秀行君。
6番(齊藤秀行君) ぜひそのようにお願いいたします。
  それでは、最後の質問になります。清月記第3駐車場の擁壁についてなんですが、私が何度かそちらのほうで現況確認しておりますけれども、雨が降ったときに、その擁壁に埋め込まれている灰色の排水パイプみたいなものがあるんですが、そこから一切水が出ることなく、その欠損部分から水が放出されているような状態なんですね。ちょっと内部構造がわからないので、その辺どのように、要は配管がきちんと組まれているのか、それともただ垂れ流し的にその配管から出るような構造になっているのかをお示しいただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) あそこは何度か調査しまして、どうしても水の出口が1カ所に集中しておりますもので、そこに2年ほど前に集水ますをつけまして、あとそれを流れるように側溝までつないだ経緯もございます。
議長(浅野幹雄君) 6番齊藤秀行君。
6番(齊藤秀行君) ただ、実際その欠損部分もそのまんま今むき出しの状態になっていまして、50メートルほど南側のほうにそのブロックがぽんと放置されているような状態なんですね。その辺はなるべく早く対応しなければならないと思いますし、またそのリスクの部分が、あそこの擁壁というところで、どちらに修繕義務があるのかをお示しいただきたい。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) あの擁壁につきましては、町のほうの責任でございまして、今後さらに現場のほうを調査しまして検討していきます。
議長(浅野幹雄君) この際、午前11時5分まで休憩をいたします。
     午前10時52分 休憩


     午前11時05分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 改めまして、皆さんおはようございます。
  私は、今回の大雨によっての被害、特に河川、水路、そして農業関係の施設の問題について重点的に質問いたします。先ほど町長がおっしゃいましたが、できない理由でなく、どうしたらできるかという前向きの答えを希望いたしまして、質問に入らせていただきます。
  関東、東北を襲った記録的な豪雨に伴う水害は、復旧の動きは始まっているものの、でき秋を迎えた農作物への影響が広がっています。
  本県では、9月11日、大崎市、栗原市、大和町などで河川が氾濫し、住民が孤立しました。前日には、茨城県常総市で鬼怒川の堤防が決壊し、市の3分の1余りが冠水しました。東北初となった宮城への大雨特別警報発令は午前3時20分で、大崎市の渋井川の決壊は午前5時と見られています。本町においても、竹林川の増水にて三ノ関地区の6戸に避難指示、その後町内全域に避難勧告が出されました。
  異常気象の言葉がかすむほど、近年は想定を超える自然災害が頻発しています。今回の水害でも、考えさせられることが多いです。河川上流域の森林管理が不十分で、倒木や下草を刈らずに放置されれば、豪雨の際に一時的に蓄えられた雨水が限界点を超えると一気に流出し、土砂崩れや河川の増水を招きます。そこに中流域からも一斉に河川に水が流れ込めば、洪水や堤防決壊の危険度は一段と高まります。森林や農地の荒廃は災害と直結することを忘れてはならないです。森林から河川流域全般にわたる治山治水の視点が必要となります。
  大規模な被害を招く水害を防止するには、どう取り組むのか。農山村だけの問題ではなく、近年都市部で起こるゲリラ豪雨の発生時にも、近隣に農地があれば一時的な貯水池機能を果たせ、水害防止への貢献も期待できます。
  農地の重要性とそれを守る意義を、環境保全や防災の視点からも、もっと重視すべきであります。今回は、広域冠水の課題が浮き彫りになりました。なぜ被害が拡大したか。宮城や栃木では、わずか2日間で9月の降水量の2倍の雨が降っていました。気象庁は重大な危険が差し迫った異常事態として、3県に大雨の特別警報を発表しました。
  本町において、水田の冠水地区は数カ所あったと思いますが、今泉の西川周辺では、西川の堤防を超えての増水と大亀間渡沢と今泉深苗代の2つのため池の堤防の決壊、また町管理の沼田川沿い東側の山の土砂崩れによる土砂の堆積により、水田と沼田川が一体となって水が流れ、冠水は大亀地区までさかのぼるほどの増水でした。今泉一体の水田は、冠水により、水田への土砂の堆積、草や木の根、ごみが稲の上に流れて堆積し、コンバインによる稲刈り作業ではもみとごみが一緒になり、もみすり作業にも大きな支障を来し、大変苦労をされておる方がいっぱいおります。
  10月5日、環太平洋連携協定TPPが大筋で合意しました。最大の焦点であった重要品目の米は、アメリカとオーストラリアに計7万8,400トンの輸入枠を新設し、他の重要品目も含め日本は農産物市場の大幅な開放を迫られます。日本の農業の将来にとって大きな転換点となります。生産者の将来不安が早急に払拭されるべく、災害復旧においても再生産が確実となるような安全な対策が必要であります。
  このような情勢の中、本町農業の活性化を考慮した場合、これまでのような資材支給での復旧は無理があると感じます。災害の状況は把握されていると理解し、論旨では割愛いたしますが、町は総力を挙げ復旧支援に取り組み、その上で河川事業に抜本的な見直しを求め、次の項目にて質問いたします。
  1、災害の状況と被害額についての実態を伺います。
  2、農地の災害の実態を伺います。
  3、町管理の河川の土砂崩れの実態と復旧について伺います。
  4、用排水堀の災害の実態と復旧について伺います。
  5、農道の災害の実態と復旧について伺います。
  6、西川の土砂の撤去について伺います。
  7、竹林川の整備について伺います。
  以上です。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの相澤 榮議員のご質問にお答えさせていただきます。
  質問件名1、豪雨災害への対応についての問い1でございます。
  災害の状況と被害額についての実態について、幸いにもこの大雨による人的な被害はございませんでした。しかしながら、河川の氾濫や土砂崩れ等によって町施設や町民の皆さんの住宅には多くの被害が発生しております。
  9月30日現在において、町施設の被害件数は199件、被害額は約2億8,000万円となっております。主な内容、内訳としては、農業施設104件、道路40件、河川31件となってございます。また、住宅の被害ですが、三ノ関地区や志戸田地区等において床上3件、床下12件となってございます。
  水田への被害状況につきましては、ほとんどの水田が冠水しましたが、幸い短時間だったこともあり収量及び品質には影響が少なかったものと見ております。また、約10ヘクタールにおいて倒伏や土砂の流入等による被害を受けました。
  なお、これから宮城県農業共済組合から情報の提供をいただきながら、被害等の把握に努めてまいります。
  問い2の農地の災害実態につきましては、大規模及び小規模災害が合わせて41カ所となり、大規模災害で国庫補助の対象となると思われる場所は穀田字土屋沢、大亀字袋一番、大亀字間渡三番の3カ所となっています。そのほかの小規模災害につきましては、農地の崩落及び畦畔の破損並びに土砂の流入などさまざまな状況になっております。
  問い3、町管理の河川の土砂崩れの実態と復旧については、河川の被災箇所は大規模及び小規模災害合わせて31カ所となっており、そのうち13カ所については補助事業により復旧する予定で、そのほかの18カ所については町単独で復旧する予定です。
  問い4の用排水路の災害の実態と復旧につきましては、大規模及び小規模災害を合わせて被害箇所は37カ所となり、用排水路につきましても、国庫補助の対象になると思われる場所は富谷字根崎沢、明石字上桜木の2カ所、明石字下折元の4カ所となっています。そのほかの小規模災害につきましては、水路の破損及び護岸の破損並びに土砂の流入などとなっています。復旧につきましては、稲刈りなどの農作業の終了後に各地区の水利組合から資材支給の申請をいただき、提供してまいりたいと考えております。
  問い5、農道の災害の実態と復旧につきましては、稲刈りなどの農作業に支障を来す場所において緊急工事を実施して復旧を行いました。そのほかにつきましては、災害の程度により資材支給で復旧が可能か、また町単独で工事を実施するかなどについて現在精査しているところです。
  問い6、西川については宮城県管理ですので、確認をしたところ、現在土砂撤去については予定がないとのことでした。
  問い7、竹林川については、新田橋上流が県管理、下流が国管理ですので、確認したところ、県では今のところ整備予定はないとのことでしたが、国管理の河川につきましては、一般質問の初日に渡邊議員のご質問に答弁しましたとおり、今年6月11日に富谷北部土地改良区の理事長と私が国土交通省に出向き、竹林川河川改修に関する要望書を西村副大臣に直接手渡してお願いをしてまいりました。西村副大臣からは、早速来年度から調査等の予算を確保するとのご回答をいただいてきたところです。先月、町当局で改めて北上川下流河川事務所に確認したところ、河道工事を平成29年度から予定しているとのことでした。
  なお、本年9月16日の臨時議会冒頭のご挨拶でも述べさせていただきましたが、9月12日に4名の国会議員と6名の県議会議員を被災が大きかった三ノ関地区馬場沢下地区内に招き、ご案内して、現地にて直接、災害復旧の早急な対策を要望させていただいております。引き続き、国、県などに対し、早期改修について要望してまいりたいというふうに思います。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) これより、相澤 榮君の質問は一問一答により行います。17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) ただいま町長から被害額等、それぞれ提示がありましたけれども、これの調査はどのような方法でやったのですか。お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 農地に関しましては、各地区町内会の会長さん、それから水利組合長さん、そして連絡をもらいまして町の職員のほうで調査したところでございます。以上です。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 土地の持ち主であっても、今は水田の委託耕作をやっている方がいっぱいいるわけなんです。それから、耕地を休んでいる方もおります。そのような状況下の中で、自分の土地がどのようになっているかというのを、全然つかんでいない方もいらっしゃるんです。そんなときに、水利組合長とか町内会長頼りだけで実態はつかめないと思うのですが、その後のことについてお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 基本的に所有者の方がその会長さんなり水利組合長さんに報告してもらって、それを取りまとめた上でうちのほうに報告をもらうということにしております。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 私も水利組合の役員をしているんですけれども、そのことについて取りまとめを依頼された形跡も何もないです。そんな中で、それじゃあ町内会長だけにお願いしたのかという部分なんです。だから、私は私の責任の範囲内で、見える部分でしか報告ができなかった部分があるわけでございますので、やはりこのような非常に大きな災害であったので、農家個々にどのような災害があったのですかと、ないですかと、そういう質問はできなかったのかお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 個々には連絡等はしておりません。ただ、町の職員に関しても、災害のあった次の土曜日に職員が全員出まして、調査してきたところでございます。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) そうすると、調査率は100%という考えでいいんですか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 先ほど、農地関係の被害が104件と今把握しているところですが、現在も沢々のほうで崩れましたという今も連絡をもらって調査しているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) そうすると、調査は終了したのではないと。まだこれからも出てくる可能性があるというふうに認識されているのですか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 職員で出てというか、連絡をもらった上での調査になるかと思っております。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 職員の目でだけでは無理があると、私は先ほど言ったわけですよね。ですから、農家個人の個々の申請がどうなっているかという部分を私は聞いているんです。それをどのようにして伝達したかという部分。それについてどうですか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 先ほども言いましたが、個々の連絡等はしておりませんので、できるだけ連絡をもらって調査していきたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) ですから、それで100%できるかと。できないんだったら、私が言ったように、個々に再調査という形で文書か何かで提出お願いしますというものはできないんですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) これまでは課長が申し上げてきた対応で被災状況を把握してまいりましたが、ただいま相澤議員のご意見のとおり、やはり今、いわゆる作付を委託したりしている人が多くて、自分の田んぼでありながら自分の田んぼがどういう状況になっているか把握していない方々がたくさん多いわけですので、その辺改めて被災状況をこちらから、水利組合長さんを通じての要請がいいのか、その辺内部でちょっと検討させていただいて、早急にそういった要請を行うような形で検討してまいりたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) それに関連して、水田の被害状況の例えば土砂崩れによる堆積、10ヘクタールぐらいだということをお伺いしたんですけれども、これについては共済組合との話し合いで調査したいということなんですけれども、農家の人は1つの田んぼの面積の3分の1以内だったら、被害に出せないんですよ。それよりも下の人は、そのままの状態でいるわけですよね。これはなぜかというと、それを申請しても、それは災害の対象にならない、被害対象にならないというふうになっておりますので、それだけで面積把握はできないんです。ですから、さっきも言ったように調査の部分でしっかりとしていただきたいと思うんですが、よろしくお願いしたいのですが、いかがですか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 10ヘクタールにつきましては、共済組合から連絡をもらって、ここに報告させてもらっております。また、町独自で、山が崩れて水田に入った分で、その辺は調査した結果、14カ所の面積的には0.5ヘクタールと見ているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) そうすると、山の土砂崩れでそうなんですけれども、川の流れが山の土砂崩れによってとめられる、そういう状況下で土砂が田んぼに入ってくると。そういう部分は把握されているんですか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 今言った面積に含めての報告をさせていただきました。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) そうすると、個人的になるんですけれども、私もそういう被害に遭っているんですよ。それは調査されているんですか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) その辺の土砂流入についての報告等いただいての調査ではなくて、こちらで職員が出向いた見たところの被害状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) それでは、別の観点から申し上げます。
  先ほど、激甚災害のことでちょっとお話があったんですけれども、山崩れによって水路が塞がれてしまいました。それで、素人ではどのぐらいの経費がかかるかわかりません。しかし、産業振興課ではその激甚災害に指定されるぐらいの災害ではなかったと。資材支給でやってくださいというような答弁をいただいています。それで、今までもそれでやってきたんですけれども、今回の激甚災害に指定されるくらいの災害のときに、なぜそれをそれに加えて申請できないのかという部分でお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 農地等の災害復旧費の国庫補助対象事業は、工事費が40万円以上となっています。それで、激甚災害の指定を受けた場合は、例えば補助率が50%だったのが80%とか90%にかさ上げされるということで激甚災害の指定を受けることになっております。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) その激甚災害の金額云々よりも、それに当てはまるのにどうしたらいいかということだと思うんですよね。全部町負担でやるとか、水利の個人負担とかということじゃなく、やはり質問する前に私、言いましたよね。できない理由でなく、どうすればできるかということを考えてくださいと。これも町長も言っていましたよね、きょう。そうした場合に、それに当てはまらないという部分が、全く無理があるんだか、何とか別のところも考えてやれるんだかやれないんだかという、そこまで考えたのかお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 多分、今、上堰の部分のお話を議員さんされているのかと思うのですけれども、やはり私も拝見して、大変今回今までになく土砂量が多いので、多分かなり復旧に費用がかかるかなというようには想定されます。あわせて今、基本的には課長が答弁させていただいているとおりではあるんですけれども、先日臨時の町村長会議が開催された際に、一応今回激甚災害、農地においては全県を対象にということで要望をさせていただいておりますので、その対象になればかなりこちらも状況が変わるかというふうに思いますので、その辺含めながら最大限支援ができるような形で努力していきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) それでは、町管理の沼田川のことについてお伺いします。10年ぐらい前から山が崩れまして、そして土砂が堆積しております。そのことについて、どのように考えるかお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 今後、沼田川とか町管理の重要河川をパトロールしまして、その辺調査をしまして、あと検討していきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) なぜ土砂崩れが起きたかということ。今回は単なる豪雨という災害で起きたのかというふうに捉えられると思うんですけれども、そうではないと思うんです。あそこに東北電力の高圧線が走っています。そのために、あれを建設するときに、山、峰のところに林道が走っていました。そこを舗装して、そうして資材運搬のある工事をしたわけです。そのために、水が流れた場合、非常に速いスピードで流れ、それをとめるためにあちこち途中で水が落ちるようにしています。そういうところを中心に土砂崩れが起きているんですけれども、そのことについてどういうふうに考えますか。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) うちのほうでそういった認識はございませんので、今後東北電力とちょっと打ち合わせをして、話を進めたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 沼田川に関して、もう一つお願いします。あそこに五合田堰というのがあります。五合田堰は四十数年前に今泉の耕地整理をしたときに、上堰というところとあわせて同じものをつくったんです。ところが、工事の最中に大雨が来まして、その小牛田堰が動かされたんですよ、まだ仮枠を外さないうちに。そのまま引き渡されまして、それが現在に至っている状況なんです。それで、水利の人たちは、あそこはピアが中に1本立っていて、それで両側から水がとめるようにして流したりしているんですけれども、そのピアを両側から15センチから20センチメートルぐらい太くして、そして押さえた状況があるんです。それで、今回の雨でもまたそれが、全体がちょっと動いているんですね。要するに、下のほうが掘られているんです。そうした場合に、きょう齋藤課長にお話しいただいたところ、土砂の堆積について、そういう施設があるところ、何メートル範囲はなかなかできないんだという部分がございました。それで、沼田川のほうの堰についてどのように考えるかちょっとお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長、もとい、産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 堰につきましても、農業の災害ということで担当することになりますが、今言われた堰については、今回はちょっと確認していませんでした。あとは、上堰につきましては、町単独で実施しようと考えているところです。それから、もっと上流のほうに滑理川堰とかいろいろありますが、そちらについては小規模ということで資材支給と考えております。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 今回、特に激甚災害という部分がございます。そういう意味で、このチャンスを逃さないで、それも修理できたらいいなというふうに考えているのですけれども、そのことについてはどのように考えますか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 激甚災害の指定が決まった段階で、なるべくせっかくの機会ですので、そういった不備のある部分も含めて、最大限復旧に努力したいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 水路や河川の土砂の撤去については管理者がすると思うんですけれども、機能を発揮するためにね。水路についても、全部やっぱり水利組合でするようになるんですか。お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは基本的に、維持管理、機能管理につきましては水利組合、利用者の方でお願いしているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 先ほどの上堰の関連なんですけれども、そのことによって工事費が少し増すと思うんですよね。それで、町でやるということですけれども、資材支給だけでやるということについて無理があるんじゃないかというふうにお話ししたんですけれども、あそこの復旧だけでなく、これからまだ2次災害が起きるような状況にあるんです、また山が崩れる状況に。それで、あそこの山はゴルフ場のものなんですけれども、ゴルフ場とかけ合っても、ゴルフ場は自然災害だからそれを補償する何物もないというような答えをいただいています。そんなときに、町としてはどのように考えますか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) あくまでも山の所有者と協議していただければと思っております。なお、その際に、町当局も話し合いの中に入って一緒に相談していきたいとは思っております。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) その話し合いの予定は考えていますか。今の話だと考えているということなんですけれども、具体的にお話を。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 水利組合とまずはお話しして、それから決めていきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 川から上がった砂が個人の田んぼに入っています。それから、農道から砂利が、川の増水によって田んぼに入っています。それは、やはり地権者が撤去すればいいんですか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 既に連絡をもらっている方々には、そのように個人で撤去していただくようにお話ししておるところでございます。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) そういうところは、今回だけじゃなく、毎回毎回水が上がって被害が起きているんですよ。そのようなときには、やはりみんな黙って農家の人は自分の田んぼだと思って、自分の田んぼを守ろうとして仕事をしているんですけれども、やはり産業振興課として、その辺を何とか考える余地はないでしょうかね。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) ごみではないんですが、まずは個人の土地ということで守っていただくのが基本だと思っていますし、それに伴って農家の負担を軽減するために、資材を支給するということで町で手伝っているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 要するに、なぜそういうふうになるかということ。その原因を抑える方法を考えていただきたいんですよ。例えば、農道をかさ上げするとか、堤防なら堤防をかさ上げするとか、その辺は考えられませんか。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 今後、検討していきます。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) それでは、別の項目に入りたいと思います。
  水路の管理は水利でやれということなんですけれども、深苗代に水路が幅3メートルから4メートルぐらいの水路が1キロメートルぐらいありますよね。あれは、あの辺の田んぼの持ち主もそうなんですけれども、水利権者。毎年、毎年困っているんですよね、土砂崩れで。それで、これを町管理の河川に格上げできませんかという要望が出ていますけれども、書面としては出ていないんですけれども、どのように考えるかお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 今初めて聞きましたけれども、河川の格上げですか。(「水路の河川への」の声あり)水路が河川……。現場をちょっと見ないとわかりませんし、ちょっと今までそのような話はございませんので、まず調査して、あと見てみたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 現場の実態を見ることによって、可能性が出てきますか。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) まず、圃場整備とかでやれば全部水路になりますけれども、水路から河川というのはちょっと余り聞いたことがございませんので、まずその辺、ご了承願います。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 毎年、毎年、どこかがあちこちで崩れているんですよ。だから、そういう状況下にあるんだから、水利権者の人たちは大変困っているので、ここのところを何とか町でお願いしたいんですけれどもねと言うんですけれども、結局資材支給で終わりですよね。ということは、くいとか、それから板とか土のう袋とか、そんな関係で終わってしまうので、それを毎年、毎年繰り返すのでは大変だからということと、今もう耕作放棄もやっている状況下の中で、そういう農業情勢の中で、何とかやっぱり農業情勢も変わっているんだからその辺考えられませんかということなんですけれども、もう一度お答え願いたいです。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長、もとい、建設部長。
建設部長(奥山育男君) そういった事例、他の自治体でそのような状況下でそういった運用がなされている事例があるか、そういったことを含めながら、今後良策を検討してまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 西川についてお伺いします。
  西川の土砂の撤去については、20年ぐらい前に県議を通じてあそこの土砂を撤去してくれるようにお願いしました。それで、とりあえず予算がないということを聞いていましたので、調査だけしますということで調査が始まりました。1週間ぐらい調査をやったんですけれども、業者に聞きましたら、やはりこんなにたまっているなら取らなきゃならないねというような、そんな状況をお話しいただいていたんです。それは業者からいただいたんですけれども、恐らくそれがそのまま県に行っていると思うんですけれども、そんな状況下の中で、今回の冠水によりまして、あそこの堤防が超えているんですよね。だから、あそこの堤防を超えるということはすごいことだと思うんですけれども、何センチメートルぐらい超えたかわかりますか。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) ちょっと把握しておりません。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) そうしたら、あそこに水位計を設置するという考えはございませんか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 今のところ、水位計を設置する予定は考えてはございません。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) ないんですけれども、必要性はあると思うから質問しているんですけれども、前向きに考えられませんか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 河川の管理事務所のほうに、一応確認はしてみたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) あそこは県管理なので、危機管理室長がそう答えるのはわかるんですけれども、とりあえず県にお願いしてみるとかと、そういう声を要望したんですけれども、どうなんでしょうかね。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 西川につきましては、年々あそこの砂がたまって、どんどんあそこが高くなってきていることによって、やはり先日の災害でも早々とあそこが氾濫したという状況もありますので、やはり根本的な改善をやはり県のほうに求めていく必要があるというふうに思いますので、町として県のほうに要請をしてまいりたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) それでは、竹林川のことについてお伺いします。
  先ほど、町長から大変国交省とお話しして、県からも国からも議員が来て調査をしたということをお伺いしました。それで、これについても10年以上前から同僚議員も言っているわけですよ。結局、答えはいつも同じなんですよね。北上川水系のあそこの管理事務所の方が来て、下から築堤してこなければできないんだと。ところが、原因はわかっていても全然進まないという状況下にある中で、今回の水害の状況において、町長はどのぐらいの決意でそれを進めることができるかお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 今回の件につきましては、竹林川につきましては、今回の災害の前にとにかくもうずっと20年以上国交省から協定が放置されたままという状態だったものですから、それを何とか早急にということで6月に要望を行ったところであります。それに向けて、先ほどご報告したように、その場で副大臣から来年度調査費、そして引き続き29年度から工事ということでの流れになっていた矢先の今回のいわゆる災害だったわけでありますので、改めてこの災害状況を含めてもう一度、県なり国のほうに、早急に対応が必要であると。先日来もご質問でありましたように、やはりあそこに住んでいる方々にとっては日々恐怖におびえながら生活をするという状況が、とにかく一日も早く改善できるように、努力をしていきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 先ほど、論旨でも申し上げましたけれども、TPP交渉の進行によりまして、農家は非常に意欲をなくしている人が多いわけです。そういう意味で、今回の豪雨災害についてはもう構わないでおくという人がいっぱいいらっしゃいます。特に、ゴルフ場の山の下の農地の持ち主なんかはどうしようもないというふうにあるんですけれども、先ほど横倉課長がおっしゃいましたけれども、ゴルフ場側と話して3者で協議をするというような設定を持ちたいということでございますけれども、課長、そのことについてもう少し、ゴルフ場とのどの辺の信頼関係があるかわかりませんけれども、ゴルフ場では水の汚染調査の実態もちゃんと報告されるようになっているんですよね。それが全然されていない。水路の付近の草の除草もされていない。ましてや、最初は水路の掃除まで出ていた状況があったんですけれども、経営者がかわったことによってそういう状況下にあります。その辺を考えた場合に、課長はどのように決意されますか。お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 今後、水利組合さんと一緒に、ゴルフ場側のほうに要請、要望していきたいと思います。検討させていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 17番相澤 榮君。
17番(相澤 榮君) 水利組合ということはありがたいんですけれども、私がゴルフ場側に行って直接お話ししても、自然災害だからこれを補償する何物もないというようなことを言っているんですよ。やはり行政側としてもう少し強く指導してほしいんですけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ゴルフ場も経営がかわったということで、最初のときのいわゆる地権者との約束が、経営者がかわって、その辺がかなり対応が変わってきているというふうに思いますので、改めて町としてゴルフ場に対して改善の方向で協議を求めていきたいというふうに思いますので、どうぞご理解いただければと思います。


議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 私は2点について質問いたします。
  1問目は、保健事業の推進と国民健康保険税の引き下げを求めるという質問です。
  平成26年度決算によると、国保特別会計は39億9,613万円、収納率96.6%で、昨年度との比較で1.7ポイント改善しています。県の滞納整理機構に移管したことで、徴収が進んだということもあるとしていますが、改善の要因はこの間の2回にわたる国保税の引き下げが実施されたことにあるのではないかと考えています。
  国保加入世帯にとって、国保税が引き下げられたものの、まだまだ重いというのが実感です。決算審査で平均所得が159万円、短期保険証は1カ月証が47世帯、3カ月証が121世帯、6カ月証が102世帯、合計270世帯ということがわかりました。12カ月間使える正規の保険証ではないものが渡されているのです。1カ月はあっという間に過ぎ、保険証の交付を受けるために役場に行かなければならないことは大変苦痛なことです。
  なぜ滞納してしまうのか。例外は何にでもありますが、お金がないから滞納してしまうのではありませんか。税務課としては、徴収率を上げ、税の公平性を図らなければなりませんが、まず支払える国保税にすることが先ではないでしょうか。
  富谷町の国保会計は、基金残高が13億5,500万円あります。多額の基金を保有している点は、ほかの自治体とは違い、自治体の中には国保税をこれ以上加入者に賦課できないということで、法定外の繰り入れで国保税を軽減しているところもありますから、富谷町はそれとは全く違う状況にあるということが言えます。
  国保税の減税には、国庫負担金の増額は欠かすことができないとして、全国の知事会が国保を協会けんぽ並みにするためには、国が1兆円の財政支援を行うならば、1人当たり3万円の引き下げができるとしております。
  質問の第1ですが、国の財政支援を求めることについて、県からは何か説明があったのでしょうか。町は国の財政支援の必要性をどのように考えているのか質問します。
  質問の2番目です。生活保護基準をぎりぎり上回っている低所得世帯が、国保税を支払うことによって生活保護基準以下に落ち込んでしまうという事実が全国的に報告されています。富谷町ではそのような例があるのか。実態はどのようになっているか質問します。
  3番目の質問です。国保税の均等割は、医療分が2万1,400円、後期高齢者支援分が6,600円、介護納付金分が8,700円の合計で3万6,700円になります。均等割は、世帯の中に子供が多いほど保険税がふえることになります。これは子育て支援には逆行するものであり、軽減措置を設けるべきではないかと考えますがどうでしょうか。質問します。
  質問の4番目です。国保税の資産割についてですが、15%引き下げられたものの、現在医療分で15%、支援分で5%、介護分6%、合計26%が資産割で課税されています。固定資産税の二重取りではないかとの批判がこれまでもありましたし、さまざまその批判が聞かれます。県内で資産割を課していない自治体があることは以前の議会でも取り上げられています。町に対しても廃止を求める声が届いていると思いますが、資産割の廃止を実施すべきではありませんか。質問します。
  第5番目の質問です。財政調整基金が13億5,500万円あることが、決算審査で明らかになりました。同僚議員の一般質問でも取り上げられましたが、集めた税金はためておくものではなく、被保険者に多過ぎた分を返還すべきものだと考えます。厚生労働省が示す基金の適正保有額とされるものは保険給付費の15%であり、現在の富谷町の国保では4億5,000万円あればよいということになります。差し引き約9億円を減税のために活用できます。来年度から、国保税減税を求めて質問いたします。
  国保の広域化、一本化についてですが、平成30年からとなっていますが、国保税については全県統一の税率ではなく、自治体ごとの保険税になるようです。2010年当時の厚生労働省の国保の課長が、国保広域化の後の保険料、保険税を県内統一にすると、市町村が収納率向上の努力を軽視するおそれがある。だから、都道府県統一保険料を決める直接賦課方式、後期高齢者などはこの直接賦課方式として行われていますが、それではなくて、都道府県が必要な費用を分賦金として市町村に割り当てて、保険料の率、額は市町村ごとに決める分賦方式が望ましいと講演しています。この分賦金については、平成27年3月の議会で永野議員が、「医療費が相対的に低く、所得が比較的高い市町村は多額の拠出を求められることになるのではないか」という趣旨で質問しています。そのことに対して、町は、「被保険者の所得水準が比較的高い本町、富谷町の国保は、従来より拠出金、分賦金のことですが、その拠出金の負担が重くなるのは事実です。しかし、県の調整交付金を通じて激変緩和措置があり、財政支援が行われます」と答弁しています。国保の基金を広域化のために残しておく理由は何でしょうか。ためている国保の基金を最大限国保加入者に戻す、つまり国保の引き下げを行うべきではないかということを重ねて申し上げます。
  国保の中で大切なこと、それは国保財政を運営する中でですが、保健事業をさらに推進させ医療給付費を削減するために健康維持の施策が必要です。それが医療機関に行くことを遠ざけることにつながります。受診抑制をするというのではありません。必要な医療は必要なだけ受け取ることは当然のことです。
  これまでも、町は健康維持のために、体力づくりだけではなく人との交流や知的満足を得るものなどさまざまな取り組みが行われ、そして続けられてきています。
  質問の6です。日常の取り組みで健康維持を図るために、ぜひ温水プールを設置建設してほしいとの要望があります。町に対しても、これまで要望が出されていたはずです。昨日、同僚の議員の質問がありましたが、公営プールを含めた新たな基本計画が必要と答弁しながらも、すぐには無理であること、あり方についても民間誘致も含めて検討するとしておりました。住民の要望であり、積極的な検討が望まれます。これについての答弁をお願いします。
  7番目の質問です。武道館にあるトレーニング室についてですが、機械器具の使い方を正しく何度でも指導してもらえるように、指導者の配置を要望する声を聞きました。せっかくトレーニングに行っても、使用できる器具が限られてしまうので足が遠のくというのです。指導員を配置すべきではありませんか。教育民生常任委員会が調査で、愛知県高浜市に行きました。地域包括支援センターネットワーク事業というので行ったのですが、そこにはそのトレーニング室がありまして、トレーナーが複数人いて指導していました。非常に活気あふれているという印象でした。富谷のトレーニング室は、空調設備も不十分という利用者からの声もありました。早急に改善すべきではないでしょうか。質問します。
  第2問目の質問ですが、これは町道、街路樹、除草など住環境予算の拡充を求めるということで質問します。
  9月10日から11日にかけた台風18号の豪雨災害については、町から説明がありましたが、調査が進むにつれて被害はさらに広がってきていると思われます。近年の異常気象で、今後も災害が心配されます。
  大清水ののり面崩落は、今回が初めてではなく、以前にも今回のような規模ではありませんでしたが崩れたことがあった場所です。抜本的な対策が求められます。三ノ関では床上・床下浸水のあった地域は、これまでも被害が発生していることから、根本的な対策が必要です。このことについても、質問もあり答弁もありましたが、政府の公共施設等総合計画策定指針のもとで、町も公共施設等再生計画を策定しなくてはなりません。公共施設などの老朽化対策とあわせて住環境の整備を進めていかなければなりません。
  それで、生活道路についてお尋ねするのですが、側溝の有蓋化、町道の補修など、町道に対する要望が多く聞かれます。毎年、計画的に取り組まれているとはいえ、予算が十分ではなく、このままの予算規模でいくとしたら何十年もかかってしまうということは明らかです。また、街路樹の剪定、除草回数をふやしてほしいという要望も多く聞かれます。
  決算審査のときにも除融雪について取り上げられていましたが、方針は方針としても、降雪や積雪の状態、全体を見て、住民の生活と安全性を考慮した除融雪の実施が不可欠で、これら住環境整備関連予算の拡充が必要と考え、以下質問いたします。
  質問の1です。現時点で、台風18号の豪雨被害の状況と被害額を質問します。10月6日、激甚災害指定になりましたが、国会議員が被害状況視察に来町した折に、国に対してどのような要請をしたのかお尋ねします。
  質問の2です。町道の側溝有蓋化は、あけの平、富ケ丘、鷹乃杜などで強い要望があります。中でも、鷹乃杜は道路の幅が狭く、坂道になっている箇所が多く、舗装を繰り返してきたために道路が盛り上がっている箇所もあります。宅地に雨水が入り込むので困っているとの訴えがありました。道路整備では、鷹乃杜は4.3%しか実施されておらず、これは優先すべき地域ではないかと考えますが、どうでしょうか。質問します。
  問い3です。道路の状況はパトロールで把握し、小さいものはその都度補修が実施されてきています。しかし、道路の耐用年数というものを考えれば、亀裂箇所の補修だけではなく、全面的な舗装の打ちかえが必要な町道もあります。この抜本対策についてはどのように対応していくのか、基本方針を質問します。
  4番目の質問です。街路樹の剪定について質問します。街路樹が伸び放題になっている、幹の下の部分が取り払われていないという指摘がありました。街路樹剪定の時期、方法はどのような計画と指示で行われているのか質問します。
  質問の5番です。公園の樹木の剪定について。「形を整えるのではなく、無造作に切ってしまった。公園の木を何と考えているのか」という苦情というか、憤りを持った声が聞かれました。公園の樹木管理の基本はどのようになっているのか質問いたします。
  6番目の質問です。除草の回数が減らされているのではないか、雑草が繁茂していると住民から聞かれました。決算審査時に、限られた予算の中で3回から2回にして実施したという答弁がありましたが、通告どおりなので除草回数を質問いたします。
  最後の質問です。冬期間の除融雪です。昨年までと同様に実施するのか。積雪の状況を判断して、通常は除融雪を実施しない道路でも実施するように求めるものです。坂道の多い鷹乃杜からは、融雪剤の散布の要望があります。鷹乃杜については、道路1本置きに実施しているということですが、ことしの冬からは計画に入れて、そして全ての道に融雪剤を散布するように求めて、質問を終わります。
議長(浅野幹雄君) この際、午後1時まで休憩をいたします。
     午後0時03分 休憩


     午後1時00分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  佐藤聖子君の質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) 佐藤聖子議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  まず、質問件名1の保健事業の推進と国民健康保険税の引き下げを求めるに関連して、町は国の財政支援の必要性をどのように考えているのかについてであります。
  国の財政支援の必要性については、政府予算編成並びに施策に関する要望や県予算編成に関する要望を提出しており、国保への財政的支援の充実、拡充を図ることを要望しております。宮城県からは、国保主幹課長会議等の折に、国の財政支援措置等の国レベルでの考え方について説明をいただいているところですが、各市町村レベルまで落とし込んだ具体的な内容については、現時点で示されていないところでございます。
  国民健康保険財政は、高齢化の進展に伴う医療費の増など構造的問題により、国保の自治体の努力のみでは解決は困難となっております。本町においても、被保険者の高齢化が進んでいることから、国による財政支援の拡充は必要であると考えております。
  問い2の生活保護基準をぎりぎり上回っている低所得世帯が国保税を払うことによって生活保護基準以下に落ち込んでしまうという事実が全国的に報告されているが、富谷町ではそのような例はあるのかについてでありますが、この内容については国でも議論がなされており、このような事例があることは承知しているところでございます。このような境界層措置については、現状国保税には設けられておりませんので、法改正が必要であり、国の動向に注視している状況であります。なお、本町においての実態につきましては、世帯ごとの生活保護基準額の算定が困難なため把握できない現状であります。
  次に、問い3、子供が多いほど国保税がふえる均等割についてでございます。国民健康保険税における均等割は、年齢を問わず加入者の人数に応じて計算されるもので、これは地方税法及び条例によって規定されているものであります。先ほどと同様に、これも国で議論されているところであり、国策であるとの認識を持っており、町独自の軽減措置については考えておりません。
  問い4、固定資産税の二重取りではないかとの批判のある資産割の廃止を求めるとのご意見につきましては、本町における国民健康保険税については、地方税法第703条の第4項の規定により、資産割を適用してご負担を求めており、昨年度実績では県内30市町村が資産割を適用しております。廃止をとのご意見ですが、今後の広域化を踏まえましても、廃止は難しいと考えております。なお、固定資産税との二重取りとの認識はございません。
  問い5、国保財政調整基金は13億円を超えている。現在の基金残高、国保基金の活用で減税をすべきではないかとのご意見につきましては、一般質問初日の出川議員のご質問に答弁しましたとおり、県の技術的助言による適正な基金保有額につきましては、保険給付費の3年間平均の約15%程度とされております。特別会計の運営上、予期せぬ医療費の増や本年度までの特別調整交付金の減、その他交付金の増減により、毎年のように剰余金が出るとも限りません。また、国保運営の都道府県単位化後の分賦金等の詳細は現在明らかではありませんが、その額によっては基金を取り崩しての補?も想定しておく必要があり、都道府県単位化の運営が安定するまでは、激変緩和対策としても柔軟な基金活用に配慮しなければならないところでもあります。
  国と都道府県との協議、県からの運営方針が示されていない状況にあり、税率等を試算するに当たっての重要な要因となる分賦金や標準保険料率など不確定要素があるため、具体の税率算定には進めない段階でありますが、町民の負担軽減と安定的な国保財政運営のバランスを図りながら国保税の引き下げはいたします。ただ、下げ幅につきましては慎重に考えなければいけないことをご理解願います。引き下げの時期といたしましては、都道府県単位化の制度改正がなければ、年度内の歳入歳出の動向が固まりつつある年度明けごろの税率算定、6月議会での上程というのが一般的ではありますが、県からの運営方針が年内から年度内には何とかという情報でもあるため、試算の作業ボリューム感からして、見込んでいる時期には難しい状況とも想定しております。
  問い6の日常の取り組みで健康維持を図るためにぜひ温水プールを建設してほしいとの要望があるが検討しているのかについてでございますが、一般質問2日目の浅野直子議員のご質問に答弁いたしましたとおり、公営プールの整備に関しては、昭和57年度に富谷町文化スポーツ施設基本計画が策定され、現在の運動公園内に整備される総合的なスポーツ施設の一つとして屋外プールが計画されておりました。この計画を基本とし、当時の町政判断として、要望や需要の多いスポーツセンターや公園グラウンドが整備されました。その後、時代背景や財政状況等も鑑み、新たに平成6年度に策定された富谷町総合運動公園基本計画では、武道館や温水プール等の計画が示され、平成9年度に富谷武道館が整備され、運動公園施設は現在の形となっております。
  議員のご提案にあるとおり、運動施設としてプールの設置については以前より計画はされているものの、時折の町政運営、財政状況等により、整備着手には至っておりません。今後においては、新たにスポーツ施設としてパークゴルフ場の整備要望などもあり、運動施設として時代に即した整備要望を把握するとともに、既存運動施設の維持修繕等を含め、公営プール施設の新設を含めた新たな運動公園整備基本方針策定が必要と考えておりますが、現在の財政状況から早期にプール整備へ着手することは困難ではないかと思われます。
  今後、町民の皆さんや富谷町スポーツ推進審議会委員の意見などをいただきながら、現状として町内に公認プールがないことや他の施設の老朽化や老朽化対策を見据えながら、全町的な視点の中で公営プールの必要性を含めたプール整備のあり方について、改めて民営プール等の誘致等も含めながら検討していく必要があると考えております。
  問い7、武道館にあるトレーニング室に機械器具の使い方を正しくできるように指導者の配置が必要ではないか、また空調設備が不十分という声が聞かれるがにつきましては、議員のご指摘のとおり、トレーニング室運営の理想は常勤専門トレーナーなどが配置されていることだとは思っております。しかしながら、現状の管理体制では、日常の利用者数や経費などの問題から設置までには至っておらず、月2回の専門指導員によるトレーニング教室を開催し、受講された方々へ利用許可証を発行し、ご利用いただいております。日ごろの利用者からは、専門トレーナーなどを配置してほしいなどの要望は直接伺っておりません。また、トレーニング機器をもっと充実してほしい、毎週月曜日の休館は取りやめてもっと利用日数をふやしてほしい等の意見や要望は多く寄せられています。今後は、専門トレーナーの配置も視野に入れながら、平日の利用促進を図る方策などの検討を進めていきたいと考えております。
  また、空調設備については、トレーニング室は冷暖房が完備されており、気象状況により冷房、暖房等を入れています。特段、議員がご指摘するような声は聞いておりませんが、なおトレーニング室の空調は個人個人の要望に合わせて調整することは困難なことから、事務所のほうで一定の温度を保つように適切な室温管理を図ってまいります。
  今後も、直接トレーニング室の利用者の皆さんとの懇談会の開催やアンケート調査などを実施し、利用者のニーズを的確に把握し、トレーニング室の利用者数増加策や健康増進策へ取り組んでまいります。
  続きまして、質問件名2の町道、街路樹、除草など住環境整備に予算の拡大を求めるに関連して、問い1でございます。現時点で、台風18号の豪雨被害状況、国に対してどのような要請をしたかについてであります。
  まず、被害状況、被害額については、先ほど相澤議員の質問に答弁したとおりでございます。また、国への要望についても同様の答弁となりますが、9月12日に4名の国会議員と6名の県会議員を被災が大きかった三ノ関地区馬場沢下地区地内に案内し、現地にて直接災害復旧の早急な対策を要望させていただいたところでございます。なお、今後も引き続き、国県等に対し早期改修について強く要望してまいります。
  問い2でございます。側溝有蓋化整備工事は、富ケ丘地区、鷹乃杜地区、太子堂地区を継続的に取り組んできました。今後も継続的に取り組んで行いますが、今回の質問を参考に検討して考えたいと思います。また、宅地に雨水が入り込むので困っているとの場所につきましては、教えていただければ調査したいと思います。
  問い3、全面的な舗装補修については、打ちかえ工法などによる対応となりますが、工事には多額の費用がかかります。打ちかえ工事が必要な町道につきましては、平成25年度に実施いたしました路面性状調査結果等をもとに、路線の重要性、安全性等を考慮しながら、予算の範囲内で順次計画的な改修に努めてまいりたいと考えております。当初予算または補正予算で対応してまいります。
  問い4、街路樹の剪定で、街路樹剪定の時期、方法はどのような計画と指示で行われているかについてであります。高木の剪定は、樹木の生育状況を見ながら、おおむね2年に1回を基本に冬季の2月から3月に実施しております。また、伸び放題で迷惑をかけている樹木、幹の下部については、連絡をいただければ現場を確認して、職員が直営で処理をするか業者へ委託して対応している状況でございます。
  問い6でございます。公園の樹木の剪定については、形を整えるのではなく無造作に切ってしまう苦情があったが、公園の樹木管理の基本はどうなっているかについてでありますが、公園の定期的な樹木剪定では、秋に木を確認し、冬に強目の剪定を実施することを基本としております。これとは別に、支障となる樹木等が確認された場合には、直営や業者に委託するなどして随時剪定を実施しております。剪定の際には、木の生育状況や樹形などを見ながら適切な剪定を心がけておりますが、樹種や年数、枝の伸び方などによってはきれいに仕上げることができない場合もございます。今後も、樹木剪定の際には、将来の樹形を考慮し、できるだけきれいな樹形となるように心がけますのでご理解願います。
  問い6、公園の除草については、昨年度までは年3回実施しておりましたが、本年度は財政上の事情もあり年2回の実施に変更させていただきました。ただし、夏祭りや町内会行事等で利用される公園につきましては、昨年同様年3回の除草を実施しているところでございます。緑地の除草につきましては、前年度までと同様年2回の実施で変更はございません。除草の時期につきましては、6月と9月ごろを標準としておりますが、本年は9月の長雨により作業が予定より少しおくれております。そのためまだ除草が完了していない箇所につきましては、雑草が生い茂ってご迷惑をおかけしております。雑草の成長は天候などに大きく左右されますが、現場の状況を確認し、できるだけ効果的な時期に除草を実施するよう努めてまいりますので、ご理解ご協力をお願いいたします。
  問い7、除融雪につきましては、基本的には昨年同様と考えておりますが、今後町民の皆様から寄せられている声を参考にしながら検討をしてまいりたいと思います。
  以上です。
議長(浅野幹雄君) これより、佐藤聖子君の質問は一問一答により行います。8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) まず、初めに訂正をお願いしたいと思います。先ほど、県の調整交付金を通じて激変緩和があるということを述べた箇所ですが、これは分賦金に対してではなくて、保険財政共同安定化事業の拠出金のことでしたので訂正をします。これは後で質問の中でお話ししたいと思います。
  国保というのは、やはり国の支援がなければどうしようも国保会計が維持できないということは、同じ思いを持っているということだと思いますし、相当の国庫補助金を求めてきているということだと思いますが、国保は現在、年金生活者、失業した人など低所得者が多いわけで、事業主の負担がない国保は相当の国庫負担金が必要だということはあって、これも政府が認めてきたところです。しかし、さまざまな制度の改変などがありまして、一人一人に対する国保税が重くなってきているというのもまた現実であると思います。
  これからについても、直接あるいは県を通して、もっともっと国保財政に、この間の県知事のあれでは1兆円あればという話でしたが、それくらいの規模で求めていくということが必要だと思いますが、これはどのようにされるのかお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) さらにやはり、国の支援を県を通じて求めていく努力をしていきたいというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 先ほど、国がするべきこと、法律の改正を待たなければということはありました。そうしますと、国保税を納めると生活保護以下になるという今の現状をそのまま放置することになりますが、これで果たしていいのかということがありまして、何かしらの対応が必要ではないかと思いますが、この点についてはどうでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) ただいまの件につきましては、基本的にはやっぱり制度改正が必要であるというふうな認識は答弁のとおりでございます。現実、生活保護基準の把握というところで申し上げますと、生活保護につきましては、現状の所得、現状の資産、現状の預金といったさまざまな要素から基準額が求められますので、国保税に求められる所得との比較が難しいというところで、町ではなかなか把握できていないというところが現状でございます。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) そうしますと、滞納している方々、先ほど数字を述べましたけれども、その人たちについてはどうなっているかという詳細については調査ができているのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 今の滞納者というお話ですけれども、基本的には生活保護基準に該当するかしないかというところで、生活保護に該当すれば生活困窮ということで当然国保から抜けるわけですけれども、そのぎりぎりの方につきましては、生活実態を把握しまして、課税はしますが、その納付において減免等の措置は行っているというのが現状でございます。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) そうしますと、滞納して払えていない世帯の中で、これは生活保護につなげなければならないという例はどれぐらいあったのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 納税相談の際に、その生活状況をお聞きしまして、やはり公的な支援が必要だということであれば、その都度その状況に応じて長寿福祉課のほうにおつなぎをするというような対応でやっておりますけれども、具体的に何件なのかというところでの件数の把握的には行っておりません。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) そうしますと、その境界の部分がないと、これは法の改正を待たなければならないというお話でしたが、これからについてはこの人が生活保護との関係でどうなのか、そういう観点からも見る必要が出てくると思いますが、そういう必要は感じませんでしょうか。やるべきだと私は思うのですがどうでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 納税相談の折には当然そういうところも視野に入れながら納税相談を受けるというところでは考えております。ただ、今はあくまでも滞納して面談した場合にはそういう把握が可能ですけれども、課税者全員に対してその基準との比較というのは現実難しいということでございます。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) わかりました。
  子供の数で平等割があるということで、非常に大変な思いをしているというのが全国的にあると。でも、これも法改正を待たなければならないということでしたが、法改正にはしばらく時間がかかるかと思いますが、これについての軽減措置は町で何か講じるべきものだと思いますが、その点についてはお考えを伺いたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) こちらについては、先ほど町長が答弁したとおり、現状軽減措置については考えていないという状況でございます。一方で、子育てと逆行するのではないかという話もあるんですけれども、ここで例えば軽減をしますと、本来国の施策であれば、軽減をすればその財源が当然国から支援されるというのが前提になるんですけれども、町単独でやった場合、その軽減した分をじゃあどこに転嫁するのかといった場合に、加入者皆様のほうにさらなる負担をお願いするということになりますので、現行制度の中でやっていきたいということでございます。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 富谷町で、子供がたくさんいて非常に割高というか、税が多くなっている世帯というのはどれくらいあるのでしょうか。把握できていますか。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) そこをどこの基準に置くのかちょっと難しいので、実際どういう状況で何件かという把握は行っておりません。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 資産割についてお尋ねします。資産割を求めないでやっている自治体もあると。これはさっき30市町村ということでしたが、30自治体でよかったですよね。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 資産割を適用している自治体が30団体となっております。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) わかりました。そういうことで、資産割を課していないというところもあるわけで、そこのところを富谷町の場合も、これはずうっと固定資産税の二重取りではないと町当局は言いますけれども、賦課されている人たちからすると、固定資産税も払っているのに、ましてや宅地だけで、家が建っているだけで、そこから特に利益を生み出すようなものでないのにこういうふうに取られるのは非常におかしいという声があります。町にも届いていると思います。ですから、残りの賦課していないところに倣いながら、これは資産割を廃止していくべきだと思います。
  それで、ちょっと前の数字になるわけですが、資産割の調定額が約6,000万円ぐらいだったかと思いますが、この金額は余り動いていないのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(吉田尚樹君) 26年度に税率改正を行っておりますので、その結果4,800万円ほどとなっております。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 国保加入者が納めやすくするための方策として、やはりこれは平成26年でいうと4,800万円をそのほかのあとの3つの項目に分けるというのではなく、これについて、そうですね、どういう方法があるのか、それは考えてもらいながらですけれども、これを3つのところに分けて賦課するというのでなく、全く固定資産税は取らないという方法をほかの自治体に倣ってやるべきだと思いますが、これについてはどうお考えでしょうか。お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 実は、私もこの件については、隣の仙台市がいわゆる課していないということもあって、富谷の方にとってはやはり仙台から転入したときに、すごくその部分が気になっているという声を伺っておりましたので、何とかならないか、私も担当課長と相談をさせていただきましたが、現状やはりその資産割の部分4,800万円をじゃあどこにその分をとなると、やはりその他のいわゆる負担者のほうにどうしてもその負担がいってしまうという部分があるものですから、今の現状ですぐにそこを切りかえることが難しいという状況であります。
  ただ、今後もしそういうことが、何かしらいい方策が見つかれば、検討していきたいというふうには思っております。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 基金が13億5,500万円あるということで、本当に国保会計では、ほかの自治体のところでは大変だという話だけを聞きますが、富谷町はこのような多額な国保基金を持っているということになります。それで、1日目のときに、なぜこうなったかについては伺っておりますが、これを使って県が、そして厚生労働省が言うように、医療給付費、保険給付費の大体15%あればいいということであれば、4億5,000万円持っていれば何とかかんとかその会計は維持することができるということになるわけですから、そのほかのものについては加入者に還元すべきではないかと思いますが、これについてお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) 基金が13億5,000万円ほどございまして、給付の15%程度ということでございますけれども、還元ということではなくて、町長答弁にもありましたとおり、国保税の引き下げということを目指しまして、そこでの調整という考えでございます。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 先ほど町長から答弁がありまして、6月ではなかなかその事務作業などで大変だろうということで、6月にはならない、9月ぐらいなのかなと思いながらお話を伺っておりましたが、できればできるだけ早いうちにと思うところです。そして、どれくらいの想定をしているのか。これについてはどう考えているのか。といいますのも、先ほど言いましたように県で一本化になる、広域化になるといったときに、どれくらい残しておかなければならないのか。これについてはどう考えているのか、あわせてお答えをいただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) まず、県広域化につきましての運営方針が県から示されていないということがまず一つでございます。その前に、国から都道府県に対しますガイドライン、これが示されるということになっておりますけれども、その状況が把握できておりません。そのガイドラインと県からの運営方針が出ない限りは、詳細のどのくらい残せばいいかというような内容までには踏み込めないという状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) この広域化についてですけれども、先ほど申しました保険財政共同安定化事業というのがありまして、これは2015年、ことしからですけれども、1件1円以上というものが対象になります。したがって、全ての医療費が、宮城県でいうと県の国保連合会の基金から給付されるようになるということなのです。そうなると、国保は保険税の賦課徴収は町がするんだけれども、給付財源は県から出るということになります。それで、さっきお話ししましたけれども、厚生労働省の保険課長は、国保課長が、例えば県が一本化になることを拒んだり、新しい広域組織をつくるのが難航するようなら、市町村の国保を残したまま保険財政共同安定化事業の対象レセプトを拡大するやり方もあると、このように述べています。それで、そういうやり方というのは、その分賦金と同じなわけですよね。その医療費があって、それを富谷町から幾ら出ていくかということになるわけで、こういうやり方もあるということであれば、何もここで県一本化になることを、必要ないと私は思っているわけで、今からでも県一本化が本当にいいんだろうかと。富谷町の国保に入っている人たちの健康を見たり、それから全体を見て課税したりということが身近でできる方法のことを選ぶ必要があるのではないかと思いますが、この点についてはどのようにお考えでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) その一本化をどうこうということでございますけれども、まずは国策ということで、それに倣っていくという方向で考えております。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) それでは、健康維持ということでお話を伺います。プールについては、きのうもそのお話を伺いましたけれども、プールは欲しいと言っている人たちは、近くのところに行きたいということなんですね。そのプールを建設する、あるいは民間の企業、事業者を誘致するというその間ですが、どのようにその町民の要望に応えていくのか。何かお考えがありましたらお聞かせください。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) きのうも答弁申し上げさせていただきましたが、すぐに公営プール、または民間のプールを誘致するというのは、現実難しいのも現状でありますし、しかしそういった機会をという声があるのも事実ですので、近隣のプールを活用しやすい環境をつくるなどの検討を考えていきたいというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) それはきのうも出ていましたが、交通の手段を考えるとか、利用券を発行するというようなことでしょうか。それとも、ほかに何かこういうこともあるというようなお考え、構想などをお持ちでしょうか。お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) あらゆる今出たお話も含めて、これからいろいろ調査をして、これから検討してまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 激甚災害が適用されるということになりまして、先ほどの相澤議員の質問にもありましたけれども、これは本当に指定されるように、できるだけそこで幅広く救済されるようなことが必要かと思います。ぜひそのために、さまざまな調査など一つ一つを進めていく必要があるかと思いますが、この調査などについてはどのように進めていくのかお尋ねしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 産振の課長がおりませんので……。2番ですね。2番目の質問に移りましたよね。(「そうです、2番目の質問です」の声あり)若生町長。
町長(若生裕俊君) その辺につきましては、これから県等と相談しながら、国のほうに働きかけをしていくという形になると思います。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) それでは、道路についてお尋ねしたいと思います。これまでの予算どおり、せんだって町長は3,000万円という金額を出していらっしゃったわけですが、しかしこのままの予算でいくと30年を超えてしまうと。全部やっても30年以上になってしまうと。整備できないということが明らかでありまして、倍にしてもやはり十五、六年はかかってしまうということになるので、そうすると15年たってしまうとまた耐用年数のことがあって、同じような被害がまたまた出てくると、こういうことになるのではないかと思います。
  それで、今回取り上げましたものでは、やっぱり倍にする、あるいは3倍にするようにしていかないと、これは解決できない問題だなということを思いました。そして、今回の町議会の中で町道の整備など住環境に対する質問が多くあった。これは、住民の声であるということで、私はそれが本当に住みやすいまちづくりのために、安全のために、それぞれの議員が取り上げてきたものだと思いますが、それに対して町長は予算を限りあるものだということだけではなく、やはり増額する必要があるということを思うのですが、その点についてはどのように考えていらっしゃるかお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 本当にこの町道、特に側溝の有蓋化整備事業につきましては、本当に時間のかかるお話ばかりをずっと繰り返している形で大変申しわけないというふうに思いながらも、何せ今回の議会でも申し上げているとおり、ある意味片や道路事業はどうしてもお金がかかるというのが現実で、片ややはり交通量がふえる中で新しい計画道路の整備もしていかなければいけない、片や日常使っている町道の整備も維持管理も行っていかなければいけない。そういう中で、側溝有蓋化も進めていかなければいけないという中では、本当にやりくりの一番難しい困難な分野であるのが実情であります。
  とにかく、最大限有蓋化工事が進むように、もう努力していきますというふうにしか申し上げられないのが今の現状でありますので、どうかその辺はご理解いただければというふうに思います。
  確かに、今議員が申し上げるように、有蓋化工事が進まない、早急にという声を今回も多数議員の方々からいただいたことは強く認識をしながら、今後努めてまいりたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 選挙で選ばれた議員が代弁して実施を求めているというのは、当然過ぎることでありまして、それについて最大限の努力をするということを町長はおっしゃるわけですが、やはりその予算化を明確にする、そしてその計画全体がわかるように町民に対して説明をするということが必要だと思っています。この点についてはどのようになさるのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長、もとい、建設部長。
建設部長(奥山育男君) 計画の見える化という部分ですけれども、先日西田議員からのご質問にありまして、それに町長が答弁していますとおり、今後町では実施計画書、3カ年ないし5カ年の実施計画書を作成して皆さんのほうにお示しする予定で、今企画政策課のほうで準備をしております。そういった中で、そういった整備の計画が提示されるということになりますので、その辺でご理解いただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) あけの平に住んでおりますと、ほかのところが進めば、あそこだけ何であんなふうに進むんだろうというふうに思います。しかし、選挙期間もあってあちこち見ていますと、いやここもなかなか進んでいないなというのもまたあるわけで、そのあたりが町民の目に明らかになるように、そしてこの時点ではここまでいくということがはっきりわかれば、それぞれが納得できるものかと思います。ぜひそのようにして、見えるように、そしてわかりやすいようにしていくことが必要かと思います。
  特に、今議会で複数の議員から出されました鷹乃杜ですが、4%台ということで、非常に憂慮すべきことだと思っております。これに対しては、全体がわかれば傾斜配分というのも理解できるところだと思うので、これについてはどのようにするのかお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 今後、予算作成時で、あと検討していきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 除融雪についてですが、これまでは決まった路線は決まったようにするというのはわかるのですが、北側の道路になっているところは積雪があって、二、三日すると日中は解けて、それが解け出して氷になってしまうということがあって、非常にその雪を寄せるのも大変だし、まず安全性からいって危険。安全性からいって危険とは変ですね。とっても危険になるんです。そういうところは、町としてはちゃんと把握できているはずだと思うので、それについては一様のそのやり方ではなくて、場合、場合に応じて臨機応変にやることが必要だと思います。そのために、ぜひ予算をつけてもらいたいと思うのですが、この点についてはどうでしょうか。お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 今後、町民の皆さんから寄せられた声を参考にしながら検討していきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 順番がちょっと違ってしまいました。道路に植えてある木ですけれども、本当に幹のところから、1本と言わずに本当に何本もそういうふうになっているんです。そして、下のところが何かほかの花でも植えたかのようにこんもりしてしまっていると。それはやはり、その指示を出すときに、幹をすっきり見せて、ここから何メートルのところまで枝を落としてくださいというふうにしなかったら、交通安全上も支障になるということがあると思います。ぜひ、そのあたりは指示を出すときに、ここからここまで、4メートルだったら4メートル、3メートルだったら3メートルのところは全部枝を払ってくださいというふうに指示をすればいいだけのことでありまして、そこから先には1年、2年経過してもそんなにはたくさん出てこないと思いますので、一度そういう目で見てもらいながら業者に対して指示を出すべきだと思います。対応を伺います。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 高木の剪定につきましては、2年に一度というのが基本でございまして、そのほかに支障があれば随時剪定している状況でございます。まず、支障と申しますと、街路灯を遮っているとか、あと道路標識が見えないという箇所につきましては随時剪定していますので、もしそのような箇所があれば教えていただければ対応していきます。
議長(浅野幹雄君) この際、午後1時55分まで休憩をいたします。
     午後1時42分 休憩


     午後1時55分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) こんにちは。私は通告に従い、以下3つの質問を行います。
  質問件名、富谷町奨学金制度の改善を求めます。富谷町の職員の方に、奨学金の返済困難者の方に対して返済を促した際に、私たちに死ねというのですかと、そのように言われたことがあったそうです。これはもはや、生存権が脅かされている、そういうような状況です。返済に関しては柔軟に対応しているそうですが、雇用環境の悪化により返したくても返せない状況や、返済期間が6年という短い時間での返済が卒業後困難であるという場合もあります。返済困難者への救済措置や、給付型奨学金制度の創設が求められています。また、昭和38年にできた奨学金の条例も時代に合わせて変えていくことを求めてまいります。
  今、日本全体でも、そして富谷町でも奨学金の返済における問題があります。
  労働政策審議会によりますと、若者が最初についた仕事が非正規雇用であった割合は約4割、15歳から34歳の不本意非正規雇用の割合というのは約25%、これは4人に1人という状況ですが、ほかの年齢に比べて高く、若者が正規雇用になれない、そういう状況が見えます。
  佛教大学の金澤教授によりますと、2009年に発表した「東北で働く単身者に保障されるべき最低生計費はいくらか」の中で、東北地方で健康で文化的な最低限度の生活、つまり人間らしい生活を保障する必要最低時給というのは1,332円、これは月額で23万1,421円という試算だそうです。
  しかし、例えば厚生労働省の平成26年賃金構造基本統計調査の概況によりますと、宮城県における高校卒業時の初任給は14万7,800円です。アルバイトでいえば、宮城県の最低賃金は、今月から改定になり726円になりましたが、月155時間働いても約11万円にしかならない。そういうような状況があります。これは、最低生計費には遠く及ばない、そういう状況です。
  しかも、国連からも、2013年には日本に対して、最低賃金の平均水準が最低生存水準及び生活保護水準を下回っていること並びに生活費が増加していることに懸念を表明されています。宮城県でも、最低賃金と生活保護費が逆転してしまう、そのような現象が発生しています。この状況というのは、日本国憲法第25条の生存権すら危ぶまれている。それが今の状況だと思います。
  また、学生支援機構の平成25年度奨学金の延滞者に関する属性調査によりますと、延滞者の8割が年収300万円以下であり、7割が200万円以下という現状もこれらのことを明確に示しています。延滞者の80.9%が、「現在、奨学金の返還が負担になっている」と回答し、「給付型の奨学金が必要である」という回答も62.3%に上りました。
  しかし、そもそもOECDでは、半数の国が大学まで学費無料となっており、学費が高い国では給付型奨学金でカバーしています。日本の学費は、世界の中でも最も高い層に位置しておりますが、OECDの中で唯一、高額でかつ給付型奨学金が存在しない、そのような国です。教育費が占めるGDPの割合も、日本はOECDの平均よりも著しく低い、そういうような状況にあります。世界の常識である給付型の奨学金が切望されています。
  しかし、この国の動きが遅い中で、自治体が給付型の奨学金、そして救済措置を実施していくことは、これは教育基本法にもあるように、自治体の役割として非常に重要です。2012年の日本高等学校教職員組合の調査では、給付制の奨学金制度、これを234自治体が実施しています。富谷町の財源であれば、給付型奨学金というのは、これは実現可能です。教育機会の公平性として、強く求められております。
  親の経済状況によって進学ができない、また卒業後に返済が困難な状況というのは、本人の努力の問題というよりも、非正規雇用による雇用環境の悪化という社会構造上の不条理が低所得層に降りかかっていることをあらわしています。
  これらの観点から、返済困難者への救済措置と、給付型奨学金の創設、そして条例の整備を求め、これらの点について以下に伺います。
  1点目、最低生計費以下の返済困難者が存在しております。富谷町における最低生計費以下の返済困難者の現状はどのようになっておりますか。富谷町として、返済困難者をどう認識し、対応しておりますか。
  2点目。日本学生支援機構では、年収が300万円以下の場合に返還を猶予する所得連動型無利子奨学金制度が実施されています。富谷町奨学金貸付条例12条償還の猶予では、その他やむを得ない理由によって償還が著しく困難となったときとあります。これは具体的にはどのような状況でしょうか。日本学生支援機構のように、返還の猶予を明確にすべきではないでしょうか。
  3点目。最低生計費を下回り、生存権が脅かされている返済困難者も存在します。富谷町奨学金貸付条例第13条奨学金未償還の減免において、経済的困窮者の救済措置を追加すべきではないでしょうか。
  4点目。保証人となっている親が奨学金を返済している場合に、きょうだいで奨学金を借りていると支払い額が2倍になり大変だという声が聞かれました。このような場合には、返済の期間を猶予すべきではないでしょうか。このような相談はありましたか。そして、相談を受ける際にどのように伝えておりますか。
  5点目。日本高等学校教職員組合の調査では、47都道府県1,742自治体のうち、返還する必要のない給付型の奨学金制度があるのが234自治体、13.4%もあります。茅野市のように、富谷町と同じような人口規模で、給付型と貸与型奨学金が併存している自治体も存在しています。制度設計の困難さはあるとしても、給付型奨学金の創設を目指すべきではないでしょうか。
  6点目。富谷町奨学金貸付条例第1条の目的には、「優秀な学生」、第4条の奨学金貸付の対象では、「志操が固く、学業成績に優れ、身体の健全な者」とあります。東京では、例えば品川区や武蔵野市など、「意欲のある者」と規定されています。誰もが学ぶ機会を公平に与えられるように、条例を時代に合わせて修正する検討が必要ではないでしょうか。
  続きまして、2つ目の質問件名に移ります。交通弱者への支援の充実を求めます。
  交通の充実は、社会の接点という意味において、誰にとっても重要です。障がい者や高齢者の交通権の保障として、移動の自由の確保や移動にかかわる費用負担の軽減は、自由な社会参加の保障として欠かすことはできません。さらには、通院などの生存権を保障する上でも欠かすことのできない重要な問題です。
  質問に移ります。
  1点目。6月議会において、町長が「福祉タクシーは、県内35市町村のうち、19自治体で実施し、ガソリン代助成については15自治体で実施している。敬老乗車のパスと同様に検討はしていきたい」と福祉タクシーに関して答弁をされていましたが、その後の検討はどのようになっておりますか。
  2点目。町長の9月議会挨拶には、「富谷版敬老乗車証を来年10月の市制移行に合わせて、新たなサービスを開始する予定である」と述べてありました。しかし、80歳の方より「来年になると自分もどうなるのかわからない。1年後のことはわからない。先はそんなにない」という声があります。長年住み続けてきてくれた住民の要求に応えるためにも、一日も早い実現を求めます。
  3点目。町長の9月議会挨拶には、「ご負担をいただく割合と利用額の上限なども含めて、なお細部にわたる検討」とありますが、現状はどうなっておりますか。
  4点目。町長の9月議会挨拶には、「障がい者手帳をお持ちの方と高齢者の方々への敬老乗車証の交付に向けて」とありますが、町民バスのように障がい者の方は無料で乗れるという認識でよいでしょうか。
  そして、3点目の質問に移ります。
  富ケ丘の側溝ふたかけと道路の整備の予算拡大を求めます。
  側溝ふたかけと道路の整備は、インフラの基本として住民からの要求度が大変高いです。同僚議員からも質問がありましたように、富ケ丘において、側溝ふたかけ、道路の整備が課題となっております。最も初期に家が建ち始めた富ケ丘二丁目地域では、40年がたっている状態です。しかし、その古い場所が全く側溝ふたかけ、道路の整備が実施されていないと。さらには、車椅子を押すときに、道路が継ぎはぎ状態で、がたがたして大変ですというような声があります。さらに、おじいさんが、週1回側溝の掃除をしなければならないと。側溝ふたかけに30年かかるというが、そんなに長生きできないし待てないと意見をいただくことが多いです。
  国土交通省が2003年に発表した道路構造物の今後の管理・更新のあり方という報告の中では、高度成長期に大量建設された道路構造物の高齢化に伴い、補修・更新の時代の始まりにありますと指摘していました。今の富ケ丘や鷹乃杜などの状況というのは予測ができたはずです。住みたくなるまち日本一という言葉を実現していくためにも、長年住み続けてくれている住民に対する支援の充実が必要ではないでしょうか。
  質問に移ります。
  1点目。側溝と道路の耐用年数はどの程度を想定し、設計をしておりますか。
  2点目。開発が早かった地域から側溝ふたかけが行われないという現状は、長年住み続けている人にとっては納得できるものではありません。側溝ふたかけと道路の整備は、どのような順番で行われておりますか。
  3点目。富ケ丘地域の側溝ふたかけと、道路の整備における予算はどの程度ですか。側溝や道路が老朽化している地域への予算の拡充を求めます。
  以上です。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。初めに、若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいま藤原議員のご質問に対しまして、1番目の質問件名1につきましては、後ほど教育長のほうから答弁をさせていただきます。私のほうからは、質問件名2と3について、ご答弁をさせていただきます。
  まず、2の交通弱者への支援の充実を求めるに関しての問い1でございます。
  高齢者や障がい者の方々への交通施策については、県内自治体の事業把握、施策の趣旨、目的、対象、支援内容等、段階的に検討し、まずバス・地下鉄の利用助成を先行する方針を立てたところでございます。その後、心身状態により、バス・地下鉄の利用が制限される方々への支援について、タクシー、自家用車燃料助成のほか、福祉車両による移送サービスの検討も含めて段階的に検討を進めてまいります。
  問い2の富谷版敬老乗車証につきましては、仙台市交通局が発行しておりますICカード乗車券、icscaの活用を考えております。サービスの開始時期につきましては、仙台市交通局との今後の協議も踏まえまして、市制移行に合わせて来年10月を目途としたものでございますので、どうかご理解をお願い申し上げたいというふうに思います。
  問い3の高齢者や障がい者の方々について、町民バスの利用により町内は無料で移動ができることや持続可能な制度設計とすることも考慮し、利用額の上限や負担割合等の検討、関係機関との協議を進めてまいります。
  問い4の町民バスのように障がい者は無料で乗れるという認識でよいかについてでございますが、現段階では高齢者及び障がい者とも、同様の上限額、負担割合と考えております。
  次に、質問件名3、富ケ丘側溝ふたかけと道路の整備の予算拡大を求めるに関連しての1問目でございます。側溝と道路の耐用年数はどの程度を想定し、設計をしているのかについては、側溝などのコンクリート2次製品の耐用年数は一般的に20年から40年、アスファルト舗装の耐用年数は10年とされております。
  問い2の側溝ふたかけと道路の整備はどのような順番で行われているのかについてでございますが、町内会から要望があった順に進めてきた経緯を踏まえ、東向陽台地区、太子堂地区、とちの木地区、富谷字仏所地区、富ケ丘地区、鷹乃杜地区の順で取り組んできております。現在は、太子堂地区、富ケ丘地区、鷹乃杜地区を計画的に実施しているところです。
  問い3の富ケ丘地域の側溝ふたかけと道路の整備における予算はどの程度か。側溝や道路が老朽化している地域への予算の拡大を求めるにつきましては、富ケ丘地区については、側溝有蓋化事業に年間約3,000万円ほどです。側溝有蓋化、道路維持補修関係予算の拡充につきましては、町政運営全般にわたる諸課題と財政状況を踏まえながら努力してまいりたいと考えております。
  1については、先ほど申し上げましたように教育長から答弁をさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 次に、菅原教育長。
教育長(菅原義一君) それでは、私のほうから、藤原議員の第1問目、富谷町奨学金制度の改善を求めるというご質問に対してお答えを申し上げます。
  まず、第1点目。返済困難者をどのように認識し、対応しているのかというご質問でございますが、返済期間につきましては、学校卒業後1年間の猶予を得て最大で6年間としておるところでございます。現在、収入がない、または収入が著しく少ない、こういう返済困難者は16人おりますが、収入状況等を考慮しながら個別に対応し、返済計画などについても協議をしながら、弾力的な対応をいたしておるところではございます。
  しかし、今後卒業しても就職が決まらないケースや、派遣労働など非正規雇用の場合には、返済期間の延長など見直しを含め検討してまいりたいというふうに思ってございます。
  第2点目。条例の第12条の償還の猶予第3項のその他やむを得ない理由ということでございますが、第1問目でもお答えしましたように、収入がないまたは著しく収入が少ないなどを考えてございます。猶予につきましては、日本学生支援機構の制度等を参考に、返還期間の猶予など他自治体の状況等も踏まえ、今後検討してまいりたいというふうに思ってございます。
  第3点目。経済的困窮者の救済措置についてでございますが、奨学金の未償還の減免におきましては、現在は1、本人が死亡したとき、2、重度の心身の機能に高度の障がいを受けたときというふうに規定してございます。現在、返済困難者におきましては、収入状況等を勘案しながら個別に対応し、返済計画などについて協議をしながら、その状況に応じて弾力的な対応をいたしておりましたが、今後減免に該当する項目、規則等を定め、救済措置を含め検討していきたいというふうに思っております。
  第4点目。きょうだいで奨学金を借りている場合ということでございますが、現在この相談を受けている案件はございません。今後、相談を受けた場合は、これまでも述べましたように、収入状況等を考慮しながら個別に弾力的に対応いたしますが、返済期間の延長など、先ほど言いました規則等で見直しを含め検討してまいりたいというふうに思います。
  4点目、給付型奨学金の件でございますけれども、給付型奨学金制度の導入につきましては、奨学金制度の継続性、そして安定性、またその財源を含め、給付対象者を選考する基準等の公平性を保つためには、やはり課題があるというふうな認識をしてございます。
  第6点目。目的でございますが、富谷町の奨学貸付金は、富谷町出身の優秀な学生及び生徒であって能力があるにも関わらず経済的な理由により修学困難な者に対して、無利子で学費を貸し付け、有能な人材を育成することを目的とするというものでありますので、富谷町奨学金貸付要綱にも記載しておりますが、学力基準や申請者が在学する学校長から人物及び学業等についての推薦調書を提出していただく必要がございますので、先ほど述べましたような目的の表記になっているものでございます。その点をご理解いただければと思います。
  以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) それでは、質問に移ります。個別に対応していただけるということでよろしいですねという確認の質問と、この給付型の奨学金に関しまして、継続性、安定性というところに関しましては、前回の議会の中で町長が、もし必要性を教育委員会のほうから言っていただければ財源もつけるというようなお話もありました。ですので、これに関してはクリアできると思いますが、それに関してはいかがでしょうか。
  そして、制度設計上では具体的にはどのようなことがネックになっているでしょうか。富谷町よりも人口規模が小さいところでも、給付制の奨学金というのは実現しているところはありますし、茅野市も富谷町よりも人口は少ない、そういう状況にあります。
  続きまして、2つ目の質問に移ります。
  福祉タクシーは、やはり要望が大変強いものですので、一刻も早く実施を求めてまいります。それを検討していただけないでしょうか。そして、具体的には、福祉タクシーの段階的な実施というのはどのようなことを検討されておりますでしょうか。そして、福祉タクシー、敬老乗車制度に関しましては、仙台市並みにするというような予定でよろしかったでしょうか。現状、どのようなところまで考えているのか教えてください。
  そして、市制移行という記念イベントにあわせてということなんですけれども、長年の住民の要望を後回しにすることは行政側の身勝手じゃないかというような声も私のもとに届いておりまして、実施のほうを早めることができないかという点に関して質問いたします。そして、障がい者の方に対して、ぜひとも敬老パスなどに関しては無料の方向で進めていけないかという検討をしていただきたいと思います。
  3問目の質問のほうに移ります。
  今回、私、平成19年から平成26年まで、富ケ丘での予算のほうを調べてみました。平成19年、富ケ丘ではなし、20年に7,328万円、平成21年なし、平成22年に3,471万円、平成23年なし、平成24年2,525万円、平成25年5,293万円、平成26年3,713万円と、どうもこの金額だけを見ると計画的に行われてこなかったということは大きな問題ではないかなと考えているのですが、町としてはこのことに関してどのように考えておりますでしょうか。先ほど、町長のご答弁でありましたアスファルトというのは10年ぐらいでやはり耐用年数、減価償却の面でも10年というふうに私も資料で拝見しましたけれども、そのような中でやはり町が計画的に今まで行ってこなかったというのが、これは問題ではなかったかなと考えております。
  そして、2013年に出された国土交通省の道路のメンテナンスサイクルの構築に向けてというレポートがあるんですけれども、その中に、地方公共団体管理の道路等は、沿道住民や道路利用者から提供される道路構造物のふぐあいなどに関する情報を活用すると指摘されております。富谷町の場合には、情報収集として、先日の議会の中で町内会との打ち合わせを行うとありましたが、今後どのような形で行っていくのか。そして、それは計画的に実施されるのかということをお伺いいたします。以上です。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) それでは、私のほうから、まず質問2の関連のところから答弁させていただきます。
  まず、福祉タクシーについて、一日も早くどのような形でということでの質問でありますが、その辺につきましては、今まずは先ほども答弁させていただいていましたように、高齢者と障がい者の敬老乗車パスの無料乗車証のほうの検討を優先している関係で、大変申しわけありませんが、その後に検討に入りたいというふうに思っておりますので、ご理解いただければと思います。あわせて仙台市並みにするのかというご質問でありましたが、その件も含めて今後の検討でありますので、どうかご理解いただきたいというふうに思います。
  あとまた、来年度10月からということで、もっと一日も早くということでありますが、やはりいろいろなシステムが大変複雑化しているものですから、仙台市交通局とのやりとりを重ねていって、やっぱり物理的に来年の10月にならざるを得ないというのが今の状況であります。単に富谷で単純に、敬老乗車証を発行してそれで済むというのであればすぐにでも出せるんですけれども、全て今回、タイミングがよかったのか悪かったのか、仙台市交通局が全て一斉にいわゆるICカード化、icsca化に切りかえたというのがちょうど重なったものですから、そうするとかなりシステム上の切りかえというものがあるものですから、どうしても来年の10月、これでもかなり急いで交渉を進めて、私も就任してすぐに交渉し始めて、この段階である程度来年の10月という見通しをやっと立てたところであります。
  続きまして、障がい者については無料にできないかということにつきましては、ご意見も踏まえて検討はしてまいりたいというふうに思いますが、現状では先ほどのように同じような負担割合でというところで検討をさせていただいているところであります。
  あと、5番目については、質問3の計画的に実施されていなかったのではないかということでありますが、やはり当時はかなり、今議員がご指摘のとおり年度によってかなりばらつきがあった状況にあるのは事実だというふうに思います。今後については、先日西田議員からのご提案にもありましたように、いわゆる見える化を実施していくことによって計画性を持って計画的にやっていきたいというふうに思いますので、どうかご理解いただければというふうに思います。
  住民の方々のいわゆる道路の状況につきましては、基本的には町内会の会長さん、行政区長さんを通じて要望をいただく、または職員が道路パトロール、そしてまた基本的にそれを基本とはしておりますが、現在でもかなり直接、町長へのちょっと聞いてよで手紙でいただいたりとか電話でいただいた際には、すぐに対応はさせていただいておりますので、そういった部分についてはご理解いただければというふうに思います。
  私のほうからは以上です。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) まず、第1点目のご質問ですが、今後とも返済が難しい方に関しましては、それぞれご事情が違いますので、事情をしっかりお聞きし丁寧に対応していきたいというふうに思います。
  第2点目のいわゆる給付型の奨学金でございますが、昨年8月に出されました学生への経済的支援のあり方についてという検討委員会の報告書がございますが、この中で給付型の奨学金の果たす役割は非常に大きいと。今後とも、その方向性を検討すべきであるというふうな報告書が出されております。それを考えますと、私も前回の議会でも同様のご質問をいただいたときもお答えしましたが、給付型奨学金というのは、やはりOECDの調査を待つまでもなく、やはり必要なものだというふうな認識はしてございます。ただ、やはり日本学生支援機構が一番この奨学金を担っているわけですが、年間予算がたしか1兆2,000億円ほどの予算を使ってございますが、この日本学生支援機構そのものが1種、2種という利子つき型、無利子型という2つの貸与制の奨学金制度を持っておりますので、やはり国の一番奨学金の根幹を担っております日本学生支援機構のほうで、この検討委員会の報告を受けて、やはり給付型の制度を検討することが、まず先決というか一番先ではないかなというふうに認識をしております。
  それから、現在町の制度設計でどういうことがネックになっているかというご質問でございますが、大きくは2点ございまして、今年度今、償還というか返済をしている方が80名ございます。この方たちは、きちんと借りた分を今返しているわけでございます。今度給付型といいますと、まるっきり返済が免除される制度になりますので、この方たちとの公平性の制度というものが、公平性をいかにきちんとやっていくか。そして、その両立をさせる場合の制度を長期的に安定的に継続していけるかと。こういうところの制度設計がやはり難しいというふうに今思っております。
  第2点目は、国、先ほどの日本学生支援機構ですが、国及び宮城県、そして35の市町村全てで公金を原資にしている支給型奨学金というのは、私はないというふうに認識しています。ですから、公金、つまり税金をもとにする公金の支出先、使途、使い道として、全く例のないものを富谷町だけがやるということに対して、本当に町民の皆さんのご理解を得られるか。そして、それが本当に適正なのかというところ。
  この大きく2点が現在はやはり制度設計上、大きな課題だというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) 給付型奨学金に関してなんですけれども、国からの検討を受けてからが先ではないかということなんですが、実際に給付型を実施している自治体は234自治体ありますし、先ほども言いましたように、富谷町よりも人口規模が小さいところでも実現しております。ですので、これは自治体としてのやる気があるかどうかということですし、宮城県としていまだほかの地域では実現できていないということですので、逆に東北の中でもしっかりと給付型の奨学金のお手本になるような形で示していくという、これは一つ大事な役割ではないかなと考えております。ですので、もう一度この給付型の奨学金に関しましては、制度設計は大変難しいことだと考えておりますが、検討をぜひしていただきたいと考えております。
  続きまして、奨学金の条例に関しまして、実態として運用を改善している部分をしっかりと明文化、改正化というのは考えておりますでしょうか。奨学金に関しましては以上です。
  そして、2つ目としましては、2問目の交通弱者の方に対しましては、やはり大変要望が強いものですので、なかなか制度設計、物理的に難しい部分もあると思いますが、もし早くできるようであれば、早くできるように何とか検討をぜひお願いいたします。質問いたします。
  そして、3点目に関しましては、こちらも大変財源が厳しい、それもわかります。富ケ丘が、その南部が40%で北部は18%、鷹乃杜に至っては4%しかできていないと。これは本当に、今までの計画性が全くなかったということをあらわしているかと思います。しかし、これからやはり高齢化していく中で、一番重要な基本となるインフラでもありますので、ぜひともその予算の拡大に向けて検討していただきたいと思います。ぜひ検討してくださいと質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 奨学金に関しましては、また改めて教育長のほうから答弁をさせていただきたいというふうに思います。
  まず、交通弱者についての再質問がありました。一日も早くというご要望につきましては、私ども、最大限努力してまいりたいというふうに思います。
  質問3のいわゆる有蓋化の側溝ふたかけについてでありますが、昨日、西田議員からのご質問の中でも、いわゆる高齢者の方がつえをついて歩いたりする段階でも大変危険度が増しているんだというご意見もいただきました。そういう部分を含めて、最大限予算確保に努力しながら、そして先ほど来申し上げましたように、今後見える化の実現によって、計画的な整備に努力していきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 給付金の奨学金については、今後調査研究を進めてまいりたいというふうに思います。
  2点目ですが、今弾力的にいわゆる個別に対応しておりますが、やはり規則、要綱等できちんと定めておく必要というものを今感じておりますので、その整備をして、奨学金を貸与するときに、その要綱、規則等も示しながら、きちんとこういう制度もありますよという形で説明をしておきたいというふうに、そういう規則、要綱等の整備に入りたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) これをもちまして本日の一般質問を終わります。
  これで本日の日程は全て終了いたしました。
  本日はこれにて散会いたします。
  ご苦労さまでした。
     午後2時32分 散会

平成27年第3回定例会議事録(第5号)

平成27年10月9日(金曜日)

出席議員(18名)

  • 1番 金子透君
  • 2番 青柳信義君
  • 3番 浅野武志君
  • 4番 若生英俊君
  • 5番 畑山和晴君
  • 6番 齊藤秀行君
  • 7番 藤原峻君
  • 8番 佐藤聖子君
  • 9番 西田嘉博君
  • 10番 長谷川る美君
  • 11番 佐藤克彦君
  • 12番 山路清一君
  • 13番 浅野直子君
  • 14番 高橋正俊君
  • 15番 菅原福治君
  • 16番 出川博一君
  • 17番 相澤榮君
  • 18番 渡邊俊一君
  • 19番 安住稔幸君
  • 20番 浅野幹雄君

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

  • 町長 若生裕俊君
  • 副町長 大庭豪樹君
  • 企画部長 内海壯晃君
  • 総務部長 山田豊君
  • 福祉部長 小野一郎君
  • 建設部長 奥山育男君
  • 企画部企画政策課長 高橋弘勝君
  • 企画部財政課長 西山高広君
  • 企画部産業振興課長 横倉時夫君
  • 総務部総務課長兼情報化推進室長 神田能成君
  • 総務部税務課長 吉田尚樹君
  • 総務部町民生活課長兼東向陽台出張所長兼富ケ丘出張所長兼あけの平出張所長兼日吉台出張所長兼清掃センター所長 泉川潤哉君
  • 福祉部長寿福祉課長兼福祉健康センター所長 中山高子君
  • 福祉部健康増進課長 郷右近衛君
  • 福祉部子育て支援課長兼西成田コミュニティセンター子育てサロン所長 浅場悟君
  • 建設部都市整備課長 齋藤英夫君
  • 建設部都市計画課長 伊藤正君
  • 水道事業上下水道課長(建設部上下水道課長) 石川康一君
  • 総務部総務課参事兼危機管理室長 横田利雄君
  • 教育長 菅原義一君
  • 教育次長(教育総務担当) 小松巌君
  • 教育次長(生涯学習担当) 荒谷敏君
  • 教育総務課長 高橋加代君
  • 学校教育課長 齋藤卓也君
  • 生涯学習課長兼総合運動公園所長兼民俗ギャラリー館長 渡邉正弘君

事務局職員出席者

  • 事務局長 亀郁雄
  • 次長 富澤裕
  • 主幹 長瀬千鶴子

議事日程 第5号

平成27年10月9日(金曜日) 午前10時00分 開議
 第1 会議録署名議員の指名
 第2 一般質問

第5日目  10月9日(金曜日)
一般質問 19番 安住稔幸議員
1 住民との協働のまちづくりを問う
2 防災対策を問う
3 町の不適切な事務処理を問う
11番 佐藤克彦議員
1 本町の道の駅は
2 保育所の待機児童をなくせ
第 3 議案第 1号 富谷町いじめ問題対策連絡協議会等条例の制定について
第 4 議案第 7号 平成27年度富谷町一般会計補正予算(第4号)
第 5 議案第 8号 平成27年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
第 6 議案第 9号 平成27年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第3号)
第 7 議案第10号 平成27年度富谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
第 8 議案第11号 平成27年度富谷町水道事業会計補正予算(第2号)
第 9 議案第12号 教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて
第10 諮問第 1号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
第11 諮問第 2号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
第12 認定第 1号 平成26年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について
第13 認定第 2号 平成26年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
第14 認定第 3号 平成26年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
第15 認定第 4号 平成26年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
第16 認定第 5号 平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
第17 認定第 6号 平成26年度富谷町水道事業会計決算の認定について
第18 議案第13号 町長及び教育長の給料の月額の特例に関する条例の制定について
第19 議案第14号 平成27年度富谷町一般会計補正予算(第5号)
第20 議案第15号 平成27年度日吉台中学校トイレ改修工事請負契約の締結について
第21 発議第 8号 富谷町明石台東地区開発に伴う「宅地開発負担金」に関する調査特別委員会の設置について
第22 発議第 9号 議会活性化調査特別委員会の設置について
第23 閉会中の各委員会調査について

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり 午前10時00分 開議
議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
  ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
  日程に入るに先立ち、諸報告をいたします。
  議長諸報告は、お手元に配付のとおりです。
  なお、関係資料については事務局で保管しておりますので、希望の方は閲覧願います。
  これで諸報告を終わります。
  議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。


     日程第1 会議録署名議員の指名
議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、16番出川博一君、17番相澤 榮君、18番渡邊俊一君の3名を指名いたします。


     日程第2 一般質問
議長(浅野幹雄君) 日程第2、一般質問を行います。
  通告順に発言を許します。19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 皆さん、おはようございます。
  それでは、私の一般質問をさせていただきます。私は、3件について質問いたします。
  まず、初めに住民との協働のまちづくりを問うと題しまして、富谷町は来年10月10日に市制移行を目指しており、住民との協働のまちづくりが一層求められていると考えます。まちづくりを住民とともに進めるには、住民とともに各種事業を行うなどの町内会との連携は不可欠と考えます。住民とのまちづくりについて、以下、実施と取り組み状況を質問いたします。
  1つ、コミュニティー活動の一つとして、地域住民による地域内の公園等の公共施設を町との共同管理を行うための事業の実施。
  2つ、万が一の事故のときに、事故等に対応するための自治活動補償の充実。
  3つ、学区民運動会の実施についてであります。
  それでは、大きな2つ目、防災対策を問うであります。
  9月10日から11日未明にかけての豪雨により、富谷町の人的被害はなかったものの、床上・床下浸水や道路の土砂崩れによる通行どめ、水田の冠水などがありました。私は、午前1時から2時ごろ、また4時から5時ごろの2回にわたり、特に心配とされるところを見て回りました。1時ごろにおきましては、4号線は通れる状態でありまして、高田橋のほうも通れた状況でありました。しかしながら、黒川行政事務組合の事務所のほうに入る道路は既に通行どめになっておりました。そこからまたUターンし、南下し、心配されるところをいろいろ見てまいったわけであります。そのときは、穀田線も通れる状況でありました。しかしながら、4時ごろには完全に4号線も北上する下り線はすっかりと渋滞というか動かない状態になっておりまして、穀田線も通行どめとなっておりまして、県道のほうを行って三ノ関太子堂方面を見てきた状況でありまして、その当時は本当に三ノ関、あのあたりはもうすっかり冠水し、もちろん車の入れるところもありませんでしたし、三ノ関会館においては暗くてよく見えませんでしたが、やはり相当水が上に上がっているなという感じは外から何となく見ることができました。そういう状況でありました。
  昨日の一般質問で、町としての被害総額は約2億8,000万円と町長が答弁されておりました。また、私たちを守る役目があります警察署や消防署までが冠水し、その機能が麻痺しておりました。今までかつてない豪雨災害でしたが、地球温暖化などを考えますと、今後もこのような災害は頻繁に起きるのではないかと思われます。今回のような自然災害などから、住民の生命・財産をどのように守っていくのか、減災・防災そして防犯対策を質問いたします。
  以下、実施と取り組み状況を質問いたします。
  1つ、富谷出張所の救急車の追加配備。
  2つ目に、黒川消防本部の防災対策。
  3つ目に、町道深苗代線や危険と思われる道路の早期改修と防災対策。
  4つ目、三ノ関会館の水害での対策と町道三ノ関大崎線の冠水対策。
  5つ目、道路側溝の有蓋化の推進。
  6つ目、天災による被災者への税や各種の使用料の減免などの実施。
  7つ目、防犯灯のリース方式の導入において地元からの要望等による設置場所の追加を質問いたします。
  大きな3問目であります。町の不適切な事務処理を問うと出しまして、東日本大震災において、当町への見舞金が有効に活用されることがなく、4年間もの間放置されていたことは、真心からの善意を踏みにじることであると思います。また、私立幼稚園就園奨励費補助金が3カ年にわたり過払いされていたことや、固定資産税を長年にわたり誤って徴収していたことなど、さらに明石台東地区開発に伴う開発負担金の決定に至るまでの経緯を記したものがないことや、あるべき資料が紛失しているなど、当局の不適切な事務処理が明らかになりました。今後、二度とこのようなことがないように再発防止にどのように取り組むか、対応を質問いたします。
  これで質問を終わります。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの安住稔幸議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  まず、質問件名1、住民との協働のまちづくりを問うに関連して、問い1であります。コミュニティー活動の一つとして、地域住民による地域内の公園等の公共施設を町との共同管理を行うための事業の実施について、町民の皆様方には、一斉清掃などの際に公園や緑地、道路やそのほか公共施設等の清掃にご協力いただいておりますことに深く感謝を申し上げます。
  さて、現在町内会や住民の皆さんと町との間では、共同管理の事業は実施しておりません。しかし、公共施設等の維持管理費の増加を抑え、町民の皆さんにより愛される施設となるためには、住民の皆さんや町内会等との連携はますます重要になってくると考えております。町としても、どのような部分で共同管理が可能なのか、どのような関係が好ましいのかなどについて検討してまいりたいと考えております。
  問い2の万が一の事故等に対応するための自治活動補償の充実についてであります。町では、町などが行う諸行事等の開催中に参加している住民や団体、あるいは町の管理下で行われているボランティア活動に参加している住民がこうむった事故につきましては、被害に遭われた方に補償金としてお支払いいたします補償保険や賠償責任保険、公金総合保険の3種類の保険で構成されています。全国町村会総合賠償補償保険に加入し、万が一の事故等への対応を図っております。また、町では各町内会に対し、町内会の運営に要する費用といたしまして、地域振興費補助金を交付しております。このことから、各町内会におきましては、それぞれの自治会活動に対しまして当該補助金を活用し、保険加入等の対応をされているものと認識しております。
  問い3の学区民運動会の実施についてであります。協働のまちづくり推進の一環としての学区民運動会開催のご提案についてですが、議員のご指摘のとおり、町民の皆さんにとって最も身近な活動は地域活動であり、中心的な役割を担っていただいているのが町内会組織だと思います。町としては、各種事業の推進においては、町内会組織や地域で活動するさまざまな団体と連携し、防災訓練や高齢者福祉、子供見守り、夏祭り、環境保全など、住民同士の交流を目的として多岐にわたる分野で盛んな取り組みを展開していただいております。さらに、住民協働を進めるための学区民運動会の開催につきましては、以前東向陽台中学校の開校を記念し、東向陽台町内会連絡協議会の主催により、昭和61年から東向陽台公民館が事務局となり開催をした経緯がございますが、各町内会の負担が大きいことから数年で中止となり、現在は開催されておりません。
  ご提案の件につきましては、現在町民体育祭の今後のあり方とあわせて、また東向陽台の事例なども参考に、学校行事や地域の実情などとあわせて総合的に検討しなければならないと思います。ご理解をお願い申し上げます。
  質問件名、防災対策を問う。
  問い1であります。富谷出張所の救急車の追加配備についてであります。さきの菅原議員、金子議員の一般質問にも答弁いたしましたとおり、富谷町においては常備消防力の強化が必要であると認識しております。対応といたしましては、本年6月22日の黒川行政事務組合理事会の際、緊急を要することなので協議をお願いしますと申し入れを行い、8月5日の同理事会後の理事協議会において、救急車両の1台増車の必要性について理解していただき、あわせて消防署所の2署区化も含め、常備消防力の強化についても検討していくことになりました。
  なお、この問題につきましては、安住議員も黒川地域行政事務組合の議員として一般質問で取り上げていただいたりしておりましたが、肝心の理事会等で深い議論がなされてこなかったことが今回の状況につながっているのかと思います。
  問い2、黒川消防本部の防災対策についての答弁であります。黒川地域行政組合消防事務事業担当理事として、構成町村と連携を図り必要な対応策を講じてまいりたいというふうに思います。
  問い3の町道深苗代線や危険と思われる道路の早期改修と防災対策についてでありますが、町道深苗代線については、今年度用地を購入し、次年度以降の工事を予定しております。大雨時などは優先的にパトロールを実施し、危険防止に努めております。
  問い4、三ノ関会館の水害での対策と町道三ノ関大崎線の冠水対策についてでありますが、この件につきましても、さきの一般質問において渡邊議員及び相澤議員のご質問に答弁いたしましたとおりですが、こうした水害発生の主なる原因といたしまして、冠水する地点と竹林川との高低差が大きいことから、地形的にどうしても竹林川が増水すると水路の排水が十分に行われなくなるため冠水に至ってしまうのが現状です。そのため、抜本的な解決策としては、やはり竹林川の未改修部分の早期改修により河川の流下能力を高め、増水時の水位ができる限り高くならないようにしていくことが何よりも重要であると考えております。
  そこで、ことし6月11日に富谷北部、国土交通省に出向きまして、西村副大臣に直接手渡し、お願いをしてまいりましたところであります。早速その場で、来年度から調査費の予算を確保するとのご回答をいただいたところであります。その上で、29年度から河川のほうの工事にも着手するとの確認したところでもございます。今後も国土交通省に強く要望してまいりますとともに、北上川下流河川事務所等関係機関と連携し、雨水対策に努めてまいります。
  問い5の道路側溝の有蓋化の推進につきまして、現在太子堂地区、富ケ丘地区、鷹乃杜地区を計画的に進めているところでございます。
  問い6の災害による町税等の減免については、条例及び規則において定められており、それぞれ被害程度や所得状況に応じた減免の制度があります。今回の台風18号による被害については、既に地方税等の減免の申請を受けており、現在手続を進めているところです。また、介護保険サービス利用者負担及び国民健康保険医療費の一部負担金の減免については、災害救助法の適用地域に限られるものであります。
  問い7、防犯灯のリース方式の導入において、地元からの要望等による設置場所の追加についてはについてでありますが、町内会要望であれば現地調査の上判断したいと思います。
  質問件名第3の、町の不適切な事務処理を問うに関連して、問い1、今後二度とこのようなことがないよう再発防止にどのように取り組むか、対応策を質問するについてであります。
  まず、見舞金につきましては、事業趣旨を確認し、関係する課の中で連携を図り、共通認識を持つとともに、事務処理手続を明確にしていきます。また、文書管理、事務決済等の遵守に努め、チェック体制を強化してまいります。
  続いて、開発負担金のいわゆる減免につきましては、議会特別委員会でも継続審議案件という事態を重く受けとめているところではございますが、今回のケースを除いては、長年開発事業者等に対し開発指導要綱の制度趣旨を理解していただき、適正な運用と事務手続を進めておりましたので、今後も事業者の理解を求めてまいります。
  私立幼稚園就園奨励費補助金の過払いにつきましては、対象となりました209世帯の皆様を初め、私立幼稚園関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを心よりおわび申し上げます。このたびの誤りは、町民皆様の信頼を大きく損なう重大な過失と重く受けとめており、改めて町民の皆様に深くおわびを申し上げます。電算システム更新時の設定誤りがそもそもの原因ではございますが、その後も電算システムより出力したデータの確認を怠っていたことに加え、複数人及び上司職員によるチェック機能も働いていなかったことから、過去3カ年の間、誤りの発見に至らなかったものでございます。
  今般、町政の信頼喪失につながる事案を再び引き起こすことのないよう、厳正な職務執行の徹底を図り、信頼回復に努めてまいります。具体的な対応としましては、電算システム更新時の確認作業を徹底するとともに、毎年度におきましてもチェック項目をマニュアル化し、複数人及び上司職員によるチェックを徹底するなど、執行体制の改善を図ってまいります。また、電算システムの改良を図り、事務処理の精度向上と効率化に努めてまいります。
  なお、関係職員の処分につきましては、議員全員協議会においてご報告いたしましたとおり、私と教育長については給料の減額条例を追加提案させていただいたところであり、関係職員に対しましては、本日付でしかるべき処分を行うところでございます。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) これより、安住稔幸君の質問は一問一答により行います。19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) それでは、再質問させていただきます。
  まず、私1問目のコミュニティー活動の一つとして、地域住民とのいう質問項目を入れさせていただいたのは、ある町内会長さんから、そういった例えば公民館の周辺とか敷地内というか、そういうところでもちろん除草というかそういったものをお話あったのですが、それは町内会さんそのほかでもいろいろやっていらっしゃるようですけれども、例えば少し場所を借りて花壇づくりをその辺でしたいとか、そういったようなことがありまして、それを町のほうにお話しさせていただいたら、ここは町の施設ですので、いわば勝手にしないでくださいということではないんでしょうけれども、それは町のほうの管理のほうですから、あなたたちは結構ですからというような感じのことを言われたことがあったそうであります。せっかくというか、こちらでもやはりコミュニティーの一つとして、その住民というか町内会の皆さんとそういったこともしながら、コミュニティーづくりの一つとしてやっていきたいと思っていたのに、そういうこともできないのかということでちょっとお話があったものですから、こういったものを取り上げさせていただいたのですが、そういったような、どの町内会にも皆さんこのようにやってくださいというのでは、やはり大分きついかと思いますが、私たちにさせていただきたいというふうな町内会さんも幾つかあるようでありますので、そういったものでやはり皆様のやる気を引き出すようなものを考えていただきたいと思いますけれども、その辺について再度お願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいま安住議員のご指摘の内容につきましては、実は私も1カ所、町内会長さんからお叱りを受けたところがありまして、やはり町の担当課とすれば、町の管理施設ということでそういった回答をしてしまったのかと思うんですけれども、明らかにやはり今安住議員のご指摘のとおりでありますので、いかにやはり地元の方々と、いわゆる町内会とそういった連携しながら、協働活動を通してそういった維持活動、維持管理に努めていくかというのがこれから大変大切なことだというふうに思いますので、前向きにそういったことを検討していきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) そして、そういった活動をする上でやはり大事なのが、いわば万が一のけがとかそういった場合のときの補償ということであります。確かに、各町内会というか行政区のほうには、その補助金というものが出ておりますが、しかしながら、やはり出しているから皆さんご自分で判断して入ってくださいというと、以外と思うように皆さん入っていないほうが多いのかなという感じがちょっとありまして、例として担当部署のほうに郡山市でのまちづくり活動保険というものの例をさきに示しておるんですけれども、そういったように、いわば行政側が一括してやはりそういったものに取り組むというか、そういったものに入って、全体漏れがないように一括して町のほうでやるというのが、やはりよろしいのではないかと思いますけれども、その辺についてはいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの安住議員のご指摘のとおり、現実にやはりその町とすれば、そういった活動で保険に加入しているものだと認識しているわけでありますが、実際に現場では、やはりその保険加入していなかったとかということで、たまたまそこで事故が起こって大変なことになったりということも実例としては起こっていますので、そのことがないように、ただいまのご意見を踏まえて、やはりきちんと町民の方々が安全が確保、補償が確保できるように、今後しっかりと対応していきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) これは、町内会だけに限ったことではなく、交通安全協会、そうしたそのほかのもの、そういったものもやはり関係してくると思いますので、あと、例えば子供たちの登下校時の見守りなんかもされている方もやはりいらっしゃいます。そういうことも考えますと、そういった広い範囲のものについて該当するようなものも、やはりぜひ考えていただくべきだと思いますけれども、その辺についてもいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) そういった保険、補償に関しては、安住議員大変専門でありますので、いろいろご意見もいただきながら、皆さんの調査をしながらいろいろこれから検討してまいりたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 続けて、学区民運動会の実施についてでありまして、先ほど町長のほうから、東向陽台のほうで以前実施したことがあるというふうなお話でありました。町長が以前のお話の中で、町民体育祭は富谷町の間は実施しますと、その後に市になりました後はまた検討するというか、そのようなご答弁があったかと思います。やはり、町長からもお話ありましたように、学校とともにというのが、これからより一層つながりが強くなるということが大事なのかなと思っております。今の富谷町、子供たちが多い町でありますけれども、やっぱり将来的なことも考えますと、今から地域全体で子供たちとともにそのまちづくりも、大人も含めてやっていくというふうなことを考えますと、やはりきずなづくりというんでしょうか、そういったものについては必要かと思います。
  大分前ですけれども、富ケ丘北部、南部、鷹乃杜コミュニティー推進協議会というのがございまして、そこで運動会というのをしていた時期もありました。そういうことも考えますと、やはり今後こういったものについて、学校の運動会は教育の一環ということであるようでありますので、簡単にはいかないと思いますけれども、その辺もう少し、やはり来年市になることで、町民体育祭というものも見直しなども将来的に考えていらっしゃると思いますので、もう少しやはり具体的なものを検討を早めていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) これまでもお話ししていますように、やはり今回町民運動会、ことしは残念ながら中止で、町民運動会も来年10月市制になると、来年が最後の年になるわけでありまして、その後につきましては物理的にも現実的に難しい状況にもありますので、今後について早急に、ではどういう学区民運動会がいいのか、ほかの形がいいのか、その辺含めてこれから早急に検討してまいりたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 続きまして、防災対策のほうで、富谷出張所の救急車の追加配備、今議会で話していたことでしょうか。とにかく富谷町として、救急車を先に消防理事協議会の中で早急にというふうなお話でありまして、一隊を本部のほうからこちらのほうに持ってきていただくというような話があったのですが、町長もご存じかと思いますけれども、黒川消防本部、今回のその台風18号の被害で、救急車やら消防車両が何台かだめになっておりまして、今現在たしか救急車両が4台しかないということになりますと、一隊救急車のその人員として一隊が富谷町のほうに来ても、その救急車がないという状況になるかと思うんですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私も、実は大変そのことを心配していまして、先日確認したところ、一応早急に、まずは救急車については仙台市消防局のほうから1台急遽お借りをするということで、それで新しい救急車が手配でき次第、できるまで一応短期間仙台市消防局から借りるということで短期対応するということで、一応今の救急車が4台しかないという状況は、そういった形で緊急対応するというふうに伺っております。
  なお、救急車の問題につきましては、改めてつけ加えると、今回議論した中で、もっと早く大衡に配備するときに富谷がもっと主張してくれればよかったんだよねというようなご意見もいただきまして、当時21年11月に、いわゆる黒川行政事務組合の理事会で大衡への配備が設置が決定して、同日の議会で議決されて大衡への配備が21年11月25日の理事会及び議会で決定をしております。その段階で実は消防隊員、当時113人から135人といういわゆる増員の議決、隊員のこれまでお話あるように人員の増員の議決もされて、そこから2年かけて実は大衡に配備されたのは24年の4月ということで、かなり時間を要するという部分でもありまして、なので本当であればあのときに、大衡は黒川から、本署は2台あったわけで、本署の2台でエリアがクリアできて、当時実は富谷でも20年に町民のアンケートをとった際に、もうその消防救急車の問題は浮き彫りになっていたわけで、そのときもう少し町として主張すればよかったのかなというご意見は今回いただいたところで、とにかく早急に、その辺もご理解いただいた上で、急ぎ富谷の増車については先日ご理解をいただいたところであります。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) そして、今回のその大雨によって黒川消防本部が、新聞報道にもありましたけれども、いわば麻痺してしまったということでありまして、私の初めの論旨にもありましたように、多分本当にこういったような一種の大雨というかゲリラというか、こういったものは今後もやはり結構な頻度で多くなってくるのかなと、私自身はちょっと思うわけなんですが、そうしますと、あそこに黒川消防本部があること自体が、やはりどうなのかなということで今になって思うわけであります。
  それで、昨年の9月に富谷出張所のいわば富谷町での南部の消防力強化の実施計画の説明があったときに、その黒川行政の同僚議員から、皆さんからいろいろなご意見が出たんですが、その中で富谷町以外の同僚議員だったのですが、黒川消防本部の建物はもう老朽化、たしかあれは昭和48年に建ったものでありまして、大分老朽化が進んでおりまして、ですので何だったら富谷に黒川消防本部を持ってきて、同じ建てかえするなら、同じような場所じゃないな、建てかえる計画的に考えればやっぱり同じということになるんでしょうか、そういうことを言われる、本当に富谷町以外の同僚議員だったんですけれども、そういったことも本当に検討すべきではないかということを言われた議員もおられました。そういうことを考えますと、富谷に持ってこいということではないんですが、やはりあの場所でのものというのは今後検討すべきかなということを思います。ただ、これからやっぱり富谷を除いた3カ町村、ごみ焼却所に約45億円もかかるということもありますし、まだ本署のそういった建てかえやら、富谷でのその消防力強化ということになりますと、やはり金銭的なものが相当なものになりますので、その辺を鑑みながら、やはり富谷の消防力強化はとにかく最優先にしていただく、そういったものはやっぱり必要かと思います。その辺について町長、その専任理事でございましたね、お気持ちをお聞かせください。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 改めて、やはり今回のその震災、いわゆる台風18号の大雨で黒川消防署及び大和警察署も同様ですけれども、あの問題はやはり大きく受けとめなければいけないというふうに思いますし、やはり緊急時に消防署が機能できない、本部が機能できないというのは、その上消防車両もかなりの台数がそれによって、救急車も含めていわゆる廃車同然になるというのは二度と繰り返してはいけないので、やはりこのようなことが、またいつ自然災害でありますので繰り返されるかわかりません。そのことを踏まえれば、やはり早急にその対応を検討して行かなければいけないというふうに思いますので、私も来週早速14日、黒行の理事会もありますので、消防担当理事として、そこの部分はしっかりと問題提起をさせていただきますし、改めてこれは私も理事会の場でしっかりと提言していきますし、あと改めて今回黒行の議員に富谷町から4名の方選出されたわけなので、ぜひその議員の皆様方とも連携をとりながら、4カ町村の理解を求めていきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) そして、今度は町道深苗代線のほうをちょっとお話しさせていただきます。これから用地買収ということで、これから数年にかけてということでありますが、今回その台風18号のことでやはり崩れまして、すっかり道路が途中で塞がりまして、たしか開通するまで丸1日は、翌日だったかな、までかかったと思いますけれども、そういう状況を考えますと、数年かけてというお話も確かに予算的なものもありますのでわかるんですが、やはりこういったように全く本当に、私も見に行ったのですが、すごい土砂でもちろん人は全然通れる状況ではありませんし、そういう状況を考えますと、やはり一日も早くというか、そういったものをやはり検討していただくべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 先ほども答弁申し上げましたように、深苗代線につきましては今年度用地を買収したところであります。ただ、やはり工事費につきましては、大変きのうまでのいろいろな皆さん議員さんから一般質問で出ていますように、道路に係る費用というのは大変膨大でありまして、どこに優先順位を持っていくかというのは大変難しいところでもあり、限られた財源の中でのやりくりなものですから、そのことは十分に安住議員のご指摘のとおりであります。今回の災害で、私も地元でありますので、あの災害は本当に大変状況がひどかったのは認識しておりますが、やはり全体としての財政状況もありますので、その辺鑑みながら、なるべく早い段階で対応できるようには努力していきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 続きまして、三ノ関会館でありますけれども、私もあそこを見させていただきましたけれども、元町内会の皆様が一生懸命片づけをしておりました。それで、床上30センチというぐあいでありまして、床下のときも以前あったような、何となく記憶が曖昧でありますけれどもあったような気もしますし、あの前の道路は本当にしょっちゅうというか、大雨が降るたびに通行どめになっているような状況であります。
  それで、三ノ関会館ああいった状況でありますと、今すぐ建てかえというのもあれなんでしょうけれども、ただやはりもう床上までも実際にかぶってしまっているわけですから、床下もたしか以前もあったような気が、そう思いますと、そんなに古い建物ではないんですけれども、やっぱりそうもたないのではないかなという感じもいたしまして、その辺やはり将来的なものを考えるべきではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 三ノ関会館でございますが、建築年度がまだ新しい状況であるのは議員のおっしゃるとおりでございます。今後につきましては、行政区長等とも協議をしながら検討を進めていきたいというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) それで、そのとき例えば電化製品というんでしょうか、例えばカラオケセットとかテレビとか、そういった家電類が全部だめになったようでありますけれども、こういったものについてのその三ノ関会館への手当てというか、そういったものはいかがなっているんですか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 今回、大雨による被害に対しましては、補正予算のほうで計上させていただいてございますが、畳の交換あるいはふすまの補修などを補正予算のほうで計上させていただいております。ただ、電化製品等については、現在のところ要望もないということもありますし、また例えばテレビ等々については、そもそも町内会館建築する上での町購入備品ではないものですから、その辺については現在のところは考えていないというふうな状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 確かに、あのときはそういったものは入っていなかったと思いますけれども、しかしながら、こういった天災のようなものの場合は、やはりその辺はあそこに町内会が進んで自分で建てたわけでもありませんので、もちろん場所決定については町内会のほうとご相談をしながらあそこに建ててとは聞いておりますが、やはりその辺も、もちろん要望が来ていないということでありまして、ちょっとあれなんですけれども、その辺今後につきまして、そういったものについて地元からお話があれば相談に乗っていただけるんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 建てかえということになりますと、かなり中身的には非常に難しい内容だと思います。すぐに結論が出る内容ではないのかなというふうには思いますが、ただ今回の大雨も床上だったということも踏まえて検討していかなければならない事項だというふうには認識をしております。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) それでは、続きまして道路側溝の有蓋化であります。今まで同僚議員が質問されておりまして、内容的にはわかりました。今回の大雨で特に、また鷹乃杜の話ということになるかもしれませんけれども、鷹乃杜は特にご存じのように馬の背というか、山の形の団地でございますので、やはり東側も西側もその下のほうが全てというくらい、今回の大雨のときの時期、いわば噴水のようにというか、縦に走っている側溝のところはほとんどというに近い、言いたいくらいの状況が噴水というような状況で、50センチ、60センチ、本当に1メートルまで上がっているところはありませんでしたけれども、すごい量のやっぱり噴水という感じになっておりまして、ああいう状況を見ていますと、本当に周りが崩れるのではないかと、そのくらい危機的なものを感じるような状況でありました。
  やはり、ほかの富ケ丘、必要なところの有蓋化ももちろん大事でありますので、そこはそこで進めてほしいんですが、特に鷹乃杜のそういったいわば山の下がっている下の部分、そこの有蓋化、特にその側溝をいつもより大き目にするとか、そういったものについてやはり町はどのようにお考えでいらっしゃるかお聞きいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長、もとい、都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 議員さんのおっしゃるとおり、水のうんと集まる水路、側溝、それにつきましては太くしたり、グレーチングにしたりとか、いろいろそういった形で整備しております。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) そういったような対応はしていただいていることはよろしいんですが、しかしながら、やはりどちらかというと上の部分より下の部分、そしてそれもやっぱり相当なメートル数が下の部分、両側の部分でもありますので、そこはやはり優先的に早急に取り組むべきだと思いますし、また鷹乃杜の三丁目公園、住所は四丁目ですけれども、三丁目公園付近ですともう10センチ以上冠水している道路の場所もあります。とても普通の靴を履いて通れるような場所ではないところもあります。そういうところもありますので、やはりそういったところは早急に手を打っていただくべきではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) その三丁目公園につきましては、来年度あたりの計画ということで検討しておりました。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) その側溝の有蓋化、きのうの話ですと大体年間3,000万円ほどというふうな話がありました。以前、課長のほうにお聞きしましたら、鷹乃杜の場合はそのほかにもいろいろかかって、実際に同じ3,000万円でも富ケ丘とかそういったところよりはメートル数が思ったより進まないというふうなお話も聞きました。しかしながら、今お話ししましたように、本当にあの状況を見ますと、特に鷹乃杜はやはり優先的に増額し進めるべきと思いますけれども、その辺についてもう一度お考えをお聞きいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) その辺の予算につきましては、今後内部で検討してまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 続きまして、天災などによります被災者への税や各種の使用料の減免の実施ということであります。先ほど町長のほうから、いろいろそういったものもされているということでお話聞きました。私もそれはよく知っております。今後その介護の使用料とか利用料、そういったものについては災害救助法が適用されないのでできないんだというふうな話も聞きました。
  4年前の震災のときに、一部損壊のときが、やはり富谷町の方は非常に多かったものですから、そのときに限度額10万円というふうな金額でありましたけれども、そういったものも町として新たにそういった制度をつくり、そのときにやっていただいた経緯もあります。
  今回、やはり金額的なものというか、そう大きくなくても、やはりそれなりのものが補修なり修繕するときにはかかるわけでありますので、この辺も将来的には見据えた制度設計というものもやはり考えていくべきではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) そういった声は、私のほうにも町民の方からいただいておりまして、いわゆる半壊以上でないとどうとかという、やはり一部損壊でもそれなりの負担が発生していて厳しいのでという、何かしら救済する方法を、幾らかでも支援をしてほしいという声をいただいております。
  ただ、ある程度やはり災害の規模によって、今回の場合はある意味このぐらいという今回の被害にとどまっておりますが、東日本大震災の場合だともっと大きくなったりという、その災害というのはどのぐらいのエリアに広がるかわからないという部分もありますので、その辺は慎重に、ある意味大きなときに、きちんとそのルールを決めたものが後々逆にちゃんと果たせないことになることが起こらないように、やはりそういう大小含めた災害の対応ができるように含めて検討しなければいけないという部分もありますので、その辺も鑑みながら、ただ少なくてもやはりそういった町民の声があるのも今のご指摘のとおりでありますので、何かしら今後検討していきたいというふうには思います。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) ぜひ検討をお願いしたいというところでありますが、そして今回農業関係ですといろいろ被害状況を調査されているようでありますけれども、その民家というか民地というか、その辺については町のほうで調査をされているのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長。
危機管理室長(横田利雄君) 町内会長さんとか、いろいろ個人からということでお電話等頂戴したところについては、行って写真を撮ったり、いろいろ対応はさせていただいてはおります。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) そういったものを、やはり皆様からきちんとお話を聞いて、そういったものに生かしていただきたいと思います。
  次に、防犯灯のリース方式ということで、前回の議会におきましてリース方式導入について、その方向性で今検討しているというか、実施に向けて検討しているようなご答弁がちょうどあったものですから、そうしますと、やはり全町的にあそこをつけてほしい、ここをつけてほしい、そういった要望、私も直接随分お話を受けていて、町のほうにその都度つないでおるわけなんですが、せっかくそういったようにリース方式というものを今回とりかかるかと思いますので、全町的にやはり地元の町内会、そういった方々にきちんともう一度お話を聞いて、全体的な見直しというか、そういった追加的なものもつけていただけるような状況をつくっていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) このことにつきましては、町内会でとりまとめをいただきまして、うちのほうで現地調査の上、判断したいと思います。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 続きまして、大きな3問目の不適切な事務処理についてお伺いさせていただきます。
  まず、一つ確認なんですが、その負担金問題でありまして、開発指導要綱において、この基本方針の目的には、この要綱は富谷町における無秩序な宅地開発を防止するとともに、公共公益性との整備促進を図るために必要な事項を定め、開発行為をしようとする者に対して協力と負担を要請し、健康で文化的な生活環境を確保することを目的とするとうたわれておりまして、中に費用負担について、汚水処理施設の管理負担金、ごみ処理施設整備負担金、水資源負担金、これを負担していただきたいというふうなものが書いてあるわけなんですが、この今申し上げました3件について、開発行為をしようとする者は、この3件は支払う義務があるものか、その辺についてちょっと確認をしたいと思いますが、いかがでしょうか、よろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 開発指導要綱の中では、義務を負わせるというものではなく、任意のご協力をいただくというような内容になっております。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 水資源負担金、これは富谷町、この開発指導要綱はちょっと古いものですから、富谷町上水道事業給水条例第3条の意によるということで、その水資源負担金についてはこのように載っていますけれども、こちらについても同じということでよろしいのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 水資源負担金につきましては、条例化されておりますので、そちらについては義務というかお支払いいただくべきものというふうになっております。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 私が本当に思いますのは、こういう内容でありまして、しかしながら今回2億9,000万円というふうな非常に大きな金額であります。ですので、私が言いたいのは、特別委員会でも以前話をさせていただいたのですが、やはりこれだけの金額、そしてやっぱり今後についても大きい影響があるかと思いますので、そういったものが決定されるまでというか、そういう経緯というか協議の、そういったものがやはりわかるような会議録のようなものが、しかるべきものがやはりあって当然だと思うんですけれども、それがなかったということは、やはり町当局ではどのようにご認識されているのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 2日目のときに答弁でも申し上げさせていただきましたが、そこが私も本当に今回驚いているところでありまして、全くその今回の決定に至るまでの文書関係が記載文書も存在しないし、あと原本も全く存在しないという、その上で決定経過も理由も明確にどこにも記載されていないという中で2億9,000万円が減免されたというのが実情でありまして、私もこれはやはりあってはいけないことでありますので、今後このようなことが二度とないように、もちろんそれは双方話し合いによって、いわゆる開発負担金というのはご負担いただくわけであります。これまでもそれはお互い双方納得いくまで、それをある程度ご理解いただいた上で町と連携しながら開発をしていただくということでありますので、そこはある意味きちんとご負担をいただく、ご理解をいただく努力をして、ただ少なくとも、その中でいろいろな状況によってはそれを減免する必要がある場合も発生すると思います。ただ、それはそれとしてその理由が明確にそこには経過として記されていなければいけないというふうに、そのことがやはり町民に対する責任だというふうに思いますので、そこは今後はこのようなことが絶対に起こらないように、改めて今回しっかりと庁内で確認をする必要があるというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) そして、やはりこれだけの金額のもの、先ほど言いましたように後々まで影響がある事項でありますので、それがやっぱり議会に対して一切お話もなかったということもありまして、やはりその辺も私はあってはならないことだと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) これはもう安住議員のご指摘のとおりで、私ももっとも、事前にそれは経過として、どういう理由で減免をするというその経過と結果について、事前にやはり議会の皆様方にご相談をしてご理解をいただいた上でそれを最終決定するというのが、これは当然のことだというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 今のことも踏まえて、先ほどのちょっと話に戻りますけれども、町長からもお話ありましたけれども、例えば幼稚園奨励費の補助金の過払い問題、また固定資産税の問題、そしてまた見舞金が4年間も放置されていた問題、やはり町としてあってはならない、しかしながら我々人間でありますので、間違いやら何やらはやはりあるわけでありますから、しかしながらそれをやはり短期間内に是正し、そういった状況をもとに短期間内に是正して正常に戻す、そういったものがやはり必要かと思います。
  私は、今回のこの3番目の質問につきましては、やはりそこが一番、町として二度とこのようなことを繰り返さない、やはりそういったシステムというかそういったものをきちんとしていただきたいということで、内容的なものは本当に皆さん一生懸命頑張っていただいている中でのこういったことが起きてしまったわけですから、これはこれでもう、あってはならないんですけれども、起きてしまった以上は本当にもとに戻せないものですから、ただやはり一日も早くそういったものを是正する、そういうことを考えますと、この辺についてきちんとした対応、本当に町長がこの町の行政機関のトップでございますので、やはりその辺きちんと町長が陣頭指揮をとっていただいて、今後二度とないようにお願いしたいということで、再度本当に町長のご決意をお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 本当に、やはり公金を私たちは預かっている身でありますので、一円たりともそんな不明朗な、そしてまたおかしな、やはり無駄にすることはあってはならないですし、今回のような事務的なミスということで片づけられない、本当に今回改めてこのことは二度と起こさないということを、これは当然でありますが、根本的なところからやっぱり抜本的に今回見直さなければいけない。これは組織的なこと、なぜ起こったかというのをもう一回見直さなければいけない。その背景には、やはりその職員の、いわゆる職員がここ数年外部のそういった研修にも出ていないという、そういう研修の場もなかったということがあったり、いろいろなやはりあらゆる多面的な要素もこれから必要であります。人材育成、そしてシステム、組織的な問題、あらゆる問題を含めて、今実は副町長を中心に、その対策について緊急の検討をさせていただいているところでありますので、補足して副町長からお話をさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 大庭副町長。
副町長(大庭豪樹君) 原因といたしましては、やはり近年の業務量の増大とか、それからやはり組織体制の脆弱さ、そういったものも問題となっていると思います。こういった問題を踏まえまして、さらにこういった問題を放置しますと、当然ながら住民への信頼、それからそれに伴いまして業務の停滞、そして何よりも町としてのイメージが当然損なわれるということが考えられます。この辺のところを、やはりしっかりと認識しまして、我々町長とともに庁内職員もう一度一丸となって、こういったことが二度と起こらないように取り組んでまいりたいというふうに考えております。
  以上です。


議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) おはようございます。
  私は、「本町の道の駅は」と「保育所の待機児童をなくせ」の2点について質問します。
  まず、初めに本町の道の駅について質問いたします。
  町長は、選挙公約でスイーツの道の駅構想を掲げました。私も、道の駅を利用している者として、富谷町にも必要と強く感じて今いる一人でございます。道の駅は、宮城県内に七ヶ宿、津山、三本木、花山、大谷海岸、大郷、米山、岩出山、旧東和町米川、石巻、南方町、村田町、12カ所の道の駅が宮城県にあります。それぞれが特徴を持って運営されています。現在、この中で4号線沿線にあるのは三本木の道の駅一つでございます。その他の道の駅は、国道45号、47号等々、また地方主要道に沿って建てられています。
  道の駅は、ドライバーの休憩所ばかりではなく、農産物の販売、特産品の販売・展示、町の商工業品の紹介と地域の情報発信の拠点として多種多様な運営がなされています。また、コンビニエンスストアや児童遊園、イベントホールなどを備えた道の駅も多く見受けられます。
  町長が掲げるスイーツを中心とした道の駅と今後の計画、課題について、次の質問をいたします。
  1、どのような道の駅をつくりますか、まずは構想でございます。
  2、面積はどの程度ですか。規模ですね、敷地面積、建物面積、駐車場台数等でございます。
  3、売り場にはどのような商品をそろえますか、地場産品等でございます。
  4、設置位置の考えはどう考えますか、場所です。
  5、いつまで道の駅をつくりますか。
  6、設置の管理運営はどのように考えていますか。
  7、地場産品等をふやすため、どのような計画を持っていますか。
  以上質問します。
  2問目、保育所の待機児童について質問します。
  私の孫2人も保育所に入所しています。富谷町は待機児童が多く、途中入所ができない状況のため、2人とも年度初めに入所に合わせて育児休暇を短縮させたりして入所させました。多くの若い人が、仕事を持ちながら、保育所の入所を問題を抱えることなく安心して出産、育児ができるよう生活環境を整える必要があると思います。
  また、本町は比較的出生率が高く、子育て世代の転入者も多いことから、子供の数はふえ続けています。共働き世代の増加により、保育所への入所の需要がますます高まっています。町立保育所とともに認可・認可外保育園、園児環境の整備や家庭的保育の充実に努めるなど、積極的な待機児童対策が必要です。さらに、さまざまな悩みや育児不安を抱える家庭がふえてきていることから、子育て中の親子が相談や交流、情報交換ができるよう、育児支援体制の整備が急務です。
  そして、ゼロ歳児から3歳児が安心・安全に遊べる場所、天候に左右されず体を使って伸び伸びと遊べる屋内施設や、小さい子供が安心して遊べる屋外遊具などが必要と考えます。現在の公園の遊具は小学生向きの遊具が多く、小さい子供が遊べる遊具がありません。小さい子供を育てている家庭では、町外の公園や施設に遊びに出かけているのが現状です。富谷町総合計画後期基本計画にも記載されていますが、富谷町子ども・子育て支援事業に基づく子供たちの健やかな成長と安心・安定した子育てのできる笑顔あふれる町を目指していますと書いていますが、まだまだ施設が足りません。そのため、町の施策を伺います。
  1、待機児童対策のための方法はどのように考えていますか。
  2、保育所の新設・増設の考えを持っていますか。
  3、町立保育所の新設・増設を考えていますか。
  4、待機児童ゼロは何年後になりますか。
  5、ゼロ歳から3歳児の遊びが不足しています。どのように確保していきますか。
  6、児童、幼児の遊具等をどのように充実していきますか。
  以上、質問します。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) ただいまの佐藤克彦議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  まず、説明件名1の本町の道の駅はに関連して、1、どのような道の駅をつくりますかから7番までが全て関連するものですから、申しわけありません、一括して回答させていただきます。
  道の駅につきましては、ハード面での整備の段取りの取り組みとして、また地方創生の柱として、スイーツの町富谷というシティーセールスとしてブランドイメージの発信が重要であると認識しております。このため、市制施行の記念イベントの一つとして、スイーツフェアの実施検討を行うための補正予算を計上していることにつきましては、本定例会冒頭の挨拶で申し上げたとおりでございます。
  また、あわせて新たな特産品の開発やスイーツの駅に必要な規模、機能、立地場所、運営方法等については、ただいま多角的に内部検討を行っておりますが、今後は外部の専門のコンサル業者等含めて連携しながら、さらなる検討を行ってまいりたいというふうに考えております。
  設問2の保育所の待機児童をなくせに関連して、1の待機児童対策のための方法はというところから保育所の新設・増設、また町立保育所の設置・増設、関連していますので1から3を一括して答弁させていただきます。
  待機児童対策の方法につきましては、来年度旧富ケ丘北部会館の保育所転用を予定しております。また、待機児童対策として、こども園と保育所を比較した際に、町にとってどちらが有効なのかを見きわめながら、保育所施設の新設に向けて検討を進めてまいります。増設については、現在3カ所の私立認可保育所全て増築を行っておりますので、これ以上の増築は困難かと思います。町立保育所については、現状でも多くの臨時保育士に頼っている状況であり、保育士の安定的な配置や財政的な観点から、今後保育所を新たに整備する場合には、私立の認可保育所でと考えております。
  問い4の待機児童対策ゼロ、何年後になりますかにつきましては、保育ニーズを的確に把握し、1年でも早く実現を目指してまいります。
  問い5のゼロ歳児から2歳児の遊び場につきましては、保育士が常駐する西成田コミュニティセンター子育てサロンを活用していただきたいと思います。また、今後順次児童館開設も予定しておりますので、大いに活用していただければと考えております。
  問い6の児童の遊具等をどのように充実していきますかにつきましては、前述の西成田コミュニティセンター子育てサロンの遊具の充実と、今後開設する児童館でも乳幼児に適した遊具の充実を進めてまいりたいと考えております。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 再質問いたします。
  道の駅、まだ構想ができていないという感がうかがえましたが、私道の駅にいっぱい期待しているんです。まず、地場産品、中小企業、農家の人たちが、今おんないん会がムサシとビッグハウスでやっているような道の駅、そこの中にもっと農家の人たちが通ってきて富谷の農産物を発信する。また、中小企業の方が、今もべこ正宗ともう一つちょっと忘れましたが、牛タンの工場がありますね。ああいうものがその場所で買えて、その情報が全国に発信されるような、そんな道の駅が必要だと思っているんです。そのためには、農業振興はもちろん、中小企業の立地・育成も大変重要だと思うんです。道の駅開いた、売る物がありません、そんなことのないように、今からもっと準備していきたいと思いますが、町長の考えはいかがですか。
  また、公設民営で北部会館が保育所が設立されます。それでも、まだ40人程度の待機児童、ことし4月現在でも出るので、早く待機児童ゼロの町を目指すことが、今から入ってくる若い夫婦や子育てが安心して生活できる富谷町をつくるためには大変重要だと思います。
  また、東向陽台保育所、もう築38年なんです。昭和52年建設ですが、改築や改修が絶対必要です。この機会に改修・増築を図り、入所者の増を図るということは考えられないでしょうか。
  また、年度途中で子供たち保育所に預けられないんですよ、4月当初じゃないと、今現在。このことを考えると、途中で7月、8月に産んでも、次の1年間育休をとって7月、8月にできるような、そんな入所システムをつくる考えがあるかどうか。
  もう一つ、さらに児童の遊び場としてですが、西成田子育てサロン、西コミ、私もすぐ出てくるかと思っていました、の運営時に、西成田コミュニティセンターの和室やホール、使われないときがあるんです。あと、各種公民館、これも子供たちが何か行ったとき使われないときがあるんですよ。そういうとき、公民館またはそういうホール、和室を開放する考えはありませんか。
  もう一つ、町内の老朽化した公園遊具、新たにするとき、幼児向けの遊具の追加などの計画がありますか。また、農村部では都市公園がないんですよ。団地に行かないとないんです。ところが、団地に行っても駐車場がないんです。どこにいったらいいのかと、子供を連れて。そういうことを考えて、公園にも1台や2台の駐車スペースが欲しいという気持ちと、スポーツセンターや大亀山森林公園にもっと子供たちの遊べる遊具ができないか、町長の考えを伺います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 再質問の1つ目の、スイーツの駅に関しましては、済みません、かなり積極的にいろいろ内部で検討は進めておりまして、ただ余り不明確な段階で、早い段階で場所とか規模とか、そういうのを余り確立されない中で出してしまうとひとり歩きしてしまうおそれがありますので、ある程度しっかりと固まった段階でお知らせせざるを得ないことをまずはご理解いただければというふうに思います。
  ただ、ただいま佐藤克彦議員がご指摘のとおり、やはり今回私もこのスイーツの駅というのは、まず一つにやはり町の一つの地方創生、そして一つのスイーツの町富谷というシティーセールスの表にしたいという部分と、あとあわせてスイーツになぜ私も特化したかというのは、やはりそれによってスイーツのもととなる1次産業、いわゆる農業振興にそれは確実につながっていくということだったり、ある意味それが農業だけではなくて商工業、あらゆる業種にこのスイーツというのが大きく関連して、経済の活性化にもつながるというふうに認識しております。可能性を持っているので、私はそこをしっかりと、ただいまの克彦議員のご意見も踏まえながら、今後しっかりとこれを進めていきたいというふうに思いますので、どうかご理解いただければというふうに思います。
  そして、また2つ目の待機児童ゼロにつきましては、ご指摘のとおり北部会館、当日の私のご挨拶で申し上げましたように、今回北部会館をまずは保育所として事業所を今募集していて、28年度からの実施になります。そして、それで解決はしないというのは十分に私も認識しておりますので、続けて次のいわゆる施設が、これまでお話ししているように認定こども園がいいのか、保育所がいいのかということも含めながら、待機児童ゼロに向けて休むことなくすぐに継続して対応をしていきたいというふうに思っております。
  3番目の年度途中の認証システムについては、担当課長のほうからお話をさせていただきたいというふうに思います。
  あと、2点目の東向陽台の保育所の増改築も含めてのというのは、それもあわせて今回の北部会館改築しての、それに続けてすぐにその東向陽台の保育所の増改築も含めて、次の手だてを考えていきたいというふうに思っておりますので、ご理解ください。
  あと、4番目の年度途中での入所の件につきましては、担当課長からお話をさせていただきたいというふうに思います。
  あと、西コミや公民館のいわゆるホール、あいているときにというのは、それもあわせて担当課長からご説明いただきたいというふうに思いますが、場合によっては使ったりしているのかなと私は認識しているんですけれども、もしそうでないとすれば前向きに検討したいというふうに思っております。
  あと、問い6の幼児向けの遊具につきましては、これも私町民の方々から議員ご指摘のとおり、それからご意見いただいたように、やはり旧富谷の人等からも大変お手紙なんかをいただいております。そういう意味では、やはり遊具の充実というのをこれからも検討はしていきたいというふうに思いますが、何せその遊具を置く場所がないというのも実は、先ほど議員が申し上げた公園がないというのもありまして、その辺の設置場所も含めて検討していきたいというふうには思います。
  あと、いわゆる団地内の公園の駐車スペースがないという部分も、そういった部分は現状としてあるかと思いますが、なかなかそこは駐車スペースのある公園を使っていただくような形でというお願いをするしかないかなというふうに思います。あわせて、スポーツセンター等の大亀山公園なんかの遊具の追加については検討していきたいというふうに思います。
  以上です。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) それでは、ご質問の4番目、保育所の入所につきまして、4月の年度当初でないと入れないのかというご質問でございますが、年齢区分によって、もちろんいっぱいのところもございますが、あきが出た状態でもって各年齢に応じて随時入所できることが可能となってございます。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(渡邉正弘君) 西コミと公民館のあいているときに子供たちの利用ということでございますが、そちらにつきましては確認の上、各施設とも相談いたしまして検討したいと思います。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) まず、道の駅構想のほうからいきます。ようやくおんないん会でさえ、ムサシとビックハウスで4,000万円になったんですよ、売り上げが。もう1個できたって、急に農産物ふえませんよね。もっと農業とか地場産品を育成していかなければ、今まで以上にやらないと、つくって宝の持ち腐れになりますので、そこのことをもう一つ町長に再度確認します。
  もう一つ、今、随時と言いましたが、待機児童がある町で随時どうぞと、それはあいているところ、それは、それだったらみんな心配しないんですよ。4月しかなかなか申し込めないから、途中でやめさせても1年間育休またとりますね、2人目、3人目のとき。そのとき、保育所に入れられない状況になりますね。だから、システムをつくってもいいかなということで私は今伺ったんです。そういうことを考えながら、町民の声を聞くということが一番大切だと思います。
  あと、町長のことし2月、住みたくなるまち日本一ということで、町長に当選しました。私も、12年前から富谷に住んでよかった、富谷に住んでみたい、を訴えて議員として働かせていただいております。現在、保育所の待機児童をなくすことは、富谷町の町政において緊急の課題だと思っています。早く待機児童をゼロにして、安心・安全な子育てができるように、そして若い人が多い富谷町、その方にぜひ至急に町長の強い思いを伺いたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 1番目の生産者の育成という部分、これは本当にごもっともでありまして、私今回ブルーベリーについても、本当にブルーベリーもったいないんですよ。せっかくブルーベリーの町としてここまで一つ確立されているのに、生産量がそれに伴っていない、生産者がふえて生産量がふえれば、それだけ需要がどんどん上がりまして、あるのにもかかわらずそれに応え切れていないというのが、まず本当にそれにあらわれるように、やはり今回私はスイーツの町をこれから進めていく上で、スイーツの道の駅を確立していく上では、もうこれは早くから生産者の育成、そして生産地の開拓という、その1次産業をしっかりと確立していくというのが最も重要なことだというふうに思っておりますので、そこは道の駅の構想とあわせて、いわゆる農業後継者含め、地元の農業、そういった生産現場の活性化というのをしっかりと確立していきたいというふうに思います。
  2つ目につきましては、改めてまた課長のほうから答弁させていただきます。
  3つ目の住みたくなるまち日本一の何をしたというと、やはり待機児童ゼロ、子育て支援という部分、これはもう私はまさに今回公約にはっきりと待機児童ゼロというのを掲げておりますので、ここは私も固い決意でしっかりと早い段階で待機ゼロを実現するために努力をしていきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) それでは、私のほうからは2番目のご質問にお答えいたします。
  議員おっしゃるとおり、私随時入所できるというふうに申しましたが、それは間違いではございませんが、年齢によっては難しい、途中で入所することが難しい状況というのは確かなところでございます。ですので、町長も申していたとおり、次の施設を目指して今後休むことなく進んでいきたいというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) これをもちまして一般質問を終わります。
  この際、11時35分まで休憩をいたします。
     午前11時23分 休憩


     午前11時35分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


     日程第3 議案第1号 富谷町いじめ問題対策連絡協議会等条例の制定について
議長(浅野幹雄君) 日程第3、議案第1号富谷町いじめ問題対策連絡協議会等条例の制定についてを議題といたします。
  本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) では、よろしくお願いいたします。
  議案第1号富谷町いじめ問題対策連絡協議会等条例の制定についてでございます。
  議案書1ページをごらん願います。
  提案理由につきましては、いじめ防止対策推進法の規定に基づき、富谷町におけるいじめの防止等のための対策を総合的かつ効果的に推進するための組織を設置するため、本条例を制定するものでございます。
  議案書2ページをごらん願います。
  第1章は、富谷町いじめ問題対策連絡協議会についてでございます。
  第1条は設置。
  第2条について所掌事項について示しております。所掌事項は、いじめの防止、早期発見及び対処について、関係する機関及び団体の連携に関すること、いじめの防止等に係る対策の協議及び調整に関することとなります。
  第3条は組織についてでございます。委員は15名以内とし、関係行政機関、学校職員、保護者等から教育委員会が委任、任命を行い、任期は2年としております。
  第4条は会長、副会長、第5条は会議、第6条については委任について示しております。
  次に、第2章、富谷町いじめ問題対策調査委員会についてでございます。
  第7条は設置。
  第8条で所掌事務について示しております。こちらは、教育委員会の諮問に応じ、次に掲げる事務を調査審議することとなります。
  1つ目は、いじめ防止等のための対策に関する調査研究等に関すること。
  2つ目は、いじめ防止対策推進法第28条1項に規定する重大事態に係る事実関係の調査に関することであります。
  第9条については、組織について示しております。委員は10名以内とし、教育、法律、医療、心理、福祉等に関して専門的な知識及び経験を有する方から教育委員会が委嘱任命を行い、任期を2年としております。
  第10条は委員長、副委員長、第11条は会議、第12条は関係者等の出席、資料の提出、第13条は守秘義務、第14条は委任についてでございます。
  次に、第3章、富谷町いじめ問題再調査委員会についてでございます。
  第15条は設置、第16条は所掌事務について示しております。所掌事務といたしましては、町長の諮問に応じ、法第28条第1項の規定による調査の結果について必要な調査を行うものであります。
  第17条は組織についてでございます。10名以内の委員を教育、法律、医療、心理、福祉等に関する専門的な知識及び経験を有する方から町長が委嘱するものとし、任期は委嘱の日から所掌事務が完了する日までとなります。
  第18条は、第10条から14条の準用について示しております。
  なお、附則といたしまして、施行期日は、この条例は公布の日から施行するものでございます。
  2番目といたしまして、特別職員の非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正するものでございます。いじめ問題対策連絡協議会会長日額6,000円、委員日額5,800円、いじめ問題対策調査委員長6,000円、委員日額5,800円、いじめ問題再調査委員会委員長日額6,000円、委員日額5,800円となります。
  以上で内容の説明について終了いたします。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 先日、全員協議会で資料を頂戴いたしました。これは、国がつくったいじめ防止対策推進法を参酌しながら、富谷町でもいじめ防止基本方針がつくられているということですが、これについてどういうものが、町としてつくられているものなのか、学校それぞれがつくっているものなのかお尋ねしたいと思います。
  そして、国がつくったその法制化のときですが、日本共産党としては、法律で子供に命令し、義務を課しているということが問題だということを挙げております。いじめは子供の成長の途上で誰にでも生じ得るもので、第一義的に教育の営みとして解決することが基本だということで、いじめを禁じるというものではいじめはなくならないということをまず初めに述べています。そういうことが、その基本法の基本方針の中にあるという、参酌しているわけですから、もしかしたらあるのではないのかなと、このように推測するわけですが、これについての説明をお願いしたいと思います。
  そして、この連絡会、こういうものがつくられることについては反対はしませんが、そのあたりの基本方針がどうなっているのかお尋ねしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) まず、こちらですが、町の方針を受けまして、学校でもこれをもとにそれぞれの学校で基本方針を定めております。
  それから、いじめを禁止するものという点につきましては、私もいじめは起こり得るものというふうには考えておりますが、ただそれを起こしてはいけないという気持ちあるいは意識を子供たちの中に育てるということは非常に大切なことだというふうに考えておりますので、その点についてはご理解いただければと思います。
  済みません。基本方針の中身についてですが、大まかなところを申しますと、まず基本的ないじめに対する考え方、教師も含めて大人も含め、そういったものを示しております。また、いじめの定義等について示しております。
  2番目として、富谷町が実施する施策として、先ほどご説明いたしましたような連絡協議会等の設置について示しております。
  3つ目としまして、学校が取り組むべき内容について示しております。
  4つ目としまして、重大事態、全協のときにも説明申し上げましたが、子供たちの心身や精神に対して重大な被害が及ぶような事態が発生したときに速やかに対処するための方策等を示しております。
  以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) この間については、その町の基本方針が提示されなかったところですが、ぜひこの資料提出に当たっては、そういうものも添付が必要であったかなと思います。そして、いじめをつくらない、そういう学校運営にぜひ努力いただきたいと、このように思うわけですが、その点についてはどのように今後なさるのかお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 今学校のほうでは、定例的に児童生徒を対象にアンケート等を行っております。ただ、このアンケートにつきましては、児童生徒が自分から書く、書かないといったこともありますので、それだけでは不十分だというふうに考えております。担任はもちろん、それぞれ教科あるいは児童にかかわりある教員、そして保護者等からの連絡、観察等も含めながら、いじめの早期発見等に努めております。また、事案が起きた際には、こちらにもすぐ連絡をいただくようにして、一つの学校にとどめず全部の学校でそういった情報を共有するようにして、未然防止、早期解決等に努めておるところでございます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 私このいじめ問題、やはり今回町として、これは教育現場ということではなくて、やはり町として絶対にあってはいけないという思いでおります。そういう意味では、しっかりと連携、今回教育総合会議の中でも、計画の中にいじめの問題を明確にそういう意味では表記させていただいたのは、町としていじめ問題をしっかりとなくすという姿勢で考えておりますので、その辺もご理解いただければというふうに。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) それでは、後ほどで結構なので、富谷町の基本方針を開示してくださるようにお願いします。
  そして、またそのいじめがあったときに隠さないということが一番大切だと思います。今仙台市の例がありますが、こじれにこじれているような感じで、本当に隠さない、そしてそこの中でお互いが理解し合う、そこの中で方向を見つける、解決策を見つけるということが必要だと思っています。ぜひそのように取り組んでほしいと思いますが、答弁をそれについてお願いします。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) まず、町のいじめ問題基本方針については、後ほど議員の皆様のほうに配付をいたしたいというふうに思います。
  それから、いじめに関してですが、私はやはり2点がまず大きく大事だというふうに思っています。
  まず、第1点目は、いじめは人として許されない最も卑劣な行為であるということ、そのことを全ての子供たちにあらゆる教育活動を通してしっかり伝えるということが第1点です。
  それから、第2点目は、この1点目と相反するような内容になるかもしれませんが、しかしいつでもどこでも起こり得るという認識が必要だということです。ですから、今議員がご指摘いただきましたように、やはり起こったら必ずそれをみんなで共有しながら、学年それから学校で、それから私たち行政で、それから各関連機関等への情報の伝達そして連携ということが大事になってまいりますので、議員のご指摘のとおり隠さないで、とにかく情報を共有しながら協働でそれを解決していく。まず、いじめられた子供の救済を第一義に考えて早急に取り組んでいくという姿勢を持つということが第2点目に必要、この2点が大事だというふうには認識してございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 私もこの条例には賛成なんですが、きのうも私基本方針ホームページで引っ張ったんですけれども、ちょっととれなかったんですけれども、とり方が悪かったのかちょっととれなかったので質問させていただきます。
  私がこの全協の説明の1ページ目の部分なんですけれども、これ国、県、町ということで、この参酌ということで順序立てて取り組まれていると思うんですけれども、町ではこの一番右下、町の取り組みの富谷町町立小中学校のこの右下の1と2、いじめ防止基本方針、これ必ず策定、策定済み、2番目、いじめ問題対策委員会、必ず置くと、設置済みとなっておりますけれども、これ確認なんですけれども、これは小学校8つ、中学校5つ全て設置済みなのか改めてお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) まず、資料はすぐお手元に渡らなかった点については申しわけございませんでした。
  続きまして、学校における状況ですが、こちらも26年3月に町のほうから基本方針を示したのを受けて、いじめ防止の基本方針策定しております。全ての学校においてです。
  それから、いじめ問題対策委員については、これまでの既存の組織等を活用しながら、学校のほうでも全て設置済みでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) その設置まではいいんですけれども、私が聞きたいのは、何でこのことを聞くかというと、岩手の矢巾の町で中学2年生の方が亡くなったと、自殺したということで、大変痛ましいんですけれども、その町で、その基本方針が教員間で徹底されなかったと、要は中身がわからないのであれですけれども、校内研修とかいろいろなこと入っていると思うんですけれども、そんなことが徹底されないということが判明されたんです。こんなことで、必ず今仙台もそうなっているんですけれども、いじめ問題で必ず言われるのは、学校のこの組織が生かされなかったとか、あと子供さんのSOSが届かなかったとか、そんなのに必ずこの方針が徹底されなければつながるんですよ。だから、そういった意味で町ではどんな徹底の仕方、設置済みだよはわかるんですけれども、やっぱり徹底しないと、要は温度差なしに徹底しないと、やはり先生も転勤したとか、いろいろ違ってきますので、これ本当に徹底をお願いしたい、本当に温度差なく徹底されたのか、ちょっと確認をいただきたいなと思います。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 結論から申しますと、やはり実効性のない組織というのはつくっても意味がないというのは、議員ご指摘のとおりでございますので、学校においていわゆるすぐにその実効性のある、そして迅速に対応できる組織運営ということは、あらゆる校長会等を含めて話をしているところでありますし、毎月定例の報告が学校からいろいろなものが参ります。その中でも、いじめの問題にどのように取り組んできたかという報告も受けていますし、すぐに解決できたものではなく、少し時間がかかっているような案件については、詳しくその状況報告も求めておりますので、その辺のところは各学校とも、冒頭に申しましたとおり実効性のある組織運営をしているというふうな認識ではございます。
議長(浅野幹雄君) 15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) しつこいようですけれども、実効性のある計画で今進んでいるということなんですが、矢巾の場合、もう少しちょっと紹介しておきます。学校でそのいじめに関する教員間の情報共有、あと関係生徒との日常生活のサポートのあり方等々がちょっとやられていなくて、そういった議論がなかったということで、校長さんみずからその基本方針の項目ごとに話し合ったことはなかったと認めているんですね。学年会議でも、いろいろ協議もしてこなかったというふうなことを校長さんが認めております。やっぱり、こういった基本方針が徹底されなければ、変にそういった自殺とか何かになっていきますので、本当にしつこいようですけれども、この基本方針の部分だけは徹底して確認をお願いしたいなと、再度よろしくお願いします。
  以上です。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 先ほど申し上げました大事な2点目のほうなんですが、やっぱりいつでもどこでも起こり得るという認識が大事でありまして、自分のクラスで起こると、どうもそれが自分の責任だというふうにすると、やはり抱え込む一つの要因になりますので、いつでもどこでも起こり得るので、起こったこと自体は、それはその人の責任ではないと。ですから、それをいち早く情報を学年なりに共有し、またすぐに学校全般に共有し、そして我々教育委員会、行政等とか関連機関に共有していくという、そういうスタンスがやはり一番大事だというふうに思いますので、繰り返しますが、やはりいつでもどこでも起こり得るんだということの基本的な認識を、各学校間と十分に図ってまいりたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。18番渡邊俊一君。
18番(渡邊俊一君) この条例制定については、何ら異論はないわけでありますけれども、まず一つ、前回もちょっと報告されましたけれども、不登校数、現在の、何人か改めて聞かせていただきたい。それから、いじめによる不登校は1名だったんですかね、何かそんな形でちょっと聞いた経緯があるような気がするのでありますけれども、その不登校といじめによるその不登校というものの因果関係があるかどうか、その辺についてお聞きをいたしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) まず、不登校数ですが、26年度で小学校、一応30日以上の欠席を不登校というふうに扱っております、17名、中学校におきましては30日以上の欠席生徒70名となっております。
  それから、いじめとの因果関係等についてですが、これについては一人一人詳細に探っていかないと確かなところは言えないところであります。不登校につきましては、学業面それから交友関係等さまざまな要因が重なって不登校の状態に陥っている児童生徒が多いものですから、その中の友達との関係の中で、いじめと感じているような児童もいるかとは思いますが、その実数について正確なところは現在把握できておりません。
  以上です。
議長(浅野幹雄君) 18番渡邊俊一君。
18番(渡邊俊一君) 私は、やっぱりそこが大事だと思うんです。先ほど来いじめ調査については、本人、学校それから父兄というふうなお話もされました。やはり、その本人がなかなか調査しても言えない、またその言ったことによって、その相手からそれ以上にいじめをされるのではないか、そういうような思いでなかなか言い切れない部分があったりするものですから、そういったことで、やはり友人からの今現状を、この子がいじめられていますよというふうな、そういう友人からの報告のほうがかえってスムーズに伝わる部分があるんです。私も、26年間子供たちをずっとスポーツ少年団で教えてきた経緯があります。やっぱりそういった意味からして、本人がなかなか先生に言い切れない部分、それは友達から言ってくれと、みんなから言ってくれなと、そういうふうなことですとスムーズにやっぱり伝わる、そういう部分が多々あるものでありますから、そういったことも十二分に加味しながら、今後そのいじめに対しての対策をやっぱり講じていっていただかなければならない。
  そして、またもう一つは、小学校は19名、中学生が70名、70名という数が私はびっくりしたのでありますけれども、やはりそれに対しての因果関係、よくわからないというような状況の中で、今回の条例の制定、確かに条例の制定は必要であります。しかしながら、一番大事なのは、そのいじめをされない、しない、そういうような環境づくりが一番大事ではないかと。そのためには、基本的に私はやはり教育上の道徳の問題であろうと。ですから、この条例の制定は制定でよろしいのでありますけれども、そのいじめをされない、そしてしないというようなその教育の問題のほうをもう少しやっぱり重視していかなければならない部分が当然出てくるというようなことでありますから、改めてこの条例を制定するに当たり、そのいじめをさせない、そしてされない、そしてそういったものの教育の場でのこの道徳推進といいますか、それを徹底していただくということが、教育上の中での一番大事な部分、そして今現状いじめされているその子供さんを、どのようにやっぱりスムーズにそのいじめの状況を見つけていくか、そのための対策をやはり実質その条例の中にうたうということではありませんけれども、それをまず大前提にやっぱり置いた中で、この条例を制定して進めていくというとが大事だと思いますけれども、その点について改めて答弁をお願いします。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) まず、第1点目の友達からの情報という件でございますが、学校で実施しておりますいじめ調査には、必ずこの項目が入っております。いじめについて見たことがありますかとか、いじめについて聞いたことがありますかというような文言で、必ずその友達からの情報提供ということがその質問の中に入っているということ、まず第1点目です。
  それから、第2点目が、先ほど佐藤聖子議員のご質問にもお答えしましたが、やはりいじめというのは人として許されない最も卑劣な行為だという、だからいじめをやってはいけないのだと、いじめというのはあってはいけないという、それは道徳ももちろんですが、あらゆる教育活動全般において子供たちに伝えていかなければならないというふうに思っております。もちろん、それは部活動でもあり、それからある意味では校外での子供たちの生活の指導ということまで含めて、あらゆる子供たちの活動全般にわたって指導していくという点については、学校つまり校長を初めとする学校職員と私らの共通認識は寸分も違っておりませんので、その考えで今後とも進めてまいりたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 議案に対する質疑でございますので、なるべく簡明にお願いしたいと思います。
  ほかに質疑ありませんか。5番畑山和晴君。
5番(畑山和晴君) 質問というか、お願いになるんですけれども、協議員の……(「質問に徹してください」の声あり)はい、わかりました。協議員の選定になるんですけれども、今SNS、スマホですね、そのライン等でのいじめがほぼ大きく取り上げられておりますが、結局岩手の事件にしてもラインが問題であるということになっています。そのSNS、スマホを使った対応策という部分での選考の人員は考えているのでしょうか。あと、私PTA会長をやっていますが、やはり成田と例えば富小の学区では全然その地域の雰囲気も子供たちの雰囲気も違います。その辺を踏まえての委員を選考することは考えているのでしょうか、お願いします。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 委員の選考につきましては、この条例の制定後、規則等でまた詳しく定めていくところでございますが、基本方針の中にもインターネットに関連したいじめについては設けておりますので、そういった専門の知識をお持ちの方ももちろん委員の候補として考えております。
  それから、地域性ということですが、地域性はもちろんございますが、特にネットにかかわるようなことに対しては、全く地域性も関係なく起こっている面もありますので、地域の雰囲気それから現在起こっているネットを利用した子供たちのつながり、両方から見て、それにふさわしい委員あるいは対策等を講じていけるようにしていきたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。7番藤原 峻君。
7番(藤原 峻君) いつでもどこでも起こり得るということで、今の畑山議員と関連しているんですけれども、閉鎖的なネット空間の中で大人に見えない、本人に情報の扱い方がわからないということでいじめの自覚がないというようなときに、情報を得るための対策というのはどのようにされているのでしょうか、お願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 今県教委のほうでも、このネット、学校裏サイトと呼ばれるようなものについては調査をしておりまして、そちらの情報提供についても先日あったところでございます。そのようにしております。
  済みません、もう1点あったでしょうか。(発言あり)
  保護者も含めましたインターネットの被害、それから危険性等について学ぶ機会等、学校等でも行っておりますし、今後こちらでもそういったPTAとも連携しながら、そういった対策を進めていきたいというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、これから議案第1号を採決いたします。
  お諮りいたします。
  本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
  この際、午後1時まで休憩をいたします。
     午後0時04分 休憩


     午後1時00分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


     日程第4 議案第7号 平成27年度富谷町一般会計補正予算(第4号)
議長(浅野幹雄君) 日程第4、議案第7号平成27年度富谷町一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。
  本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。
財政課長(西山高広君) それでは、議案第7号についてご説明申し上げます。
  別冊の補正予算書の2ページをお願いいたします。
  議案第7号平成27年度富谷町一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによるものでございます。
  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億9,488万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ122億5,006万円とするものでございます。
  第2項、歳入歳出予算補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
  第2条、債務負担行為の追加は、「第2表 債務負担行為補正」によるものです。
  続きまして、第3条、地方債の変更は、「第3表 地方債補正」によるものでございます。
  初めに、第2条、第3条関係についてご説明をさせていただきます。5ページをお願いいたします。
  まず、第2条関係でございますが、債務負担行為の補正ということで4件設定するもので、期間、限度額は記載のとおりとなってございます。
  まず、ホームページ運用支援業務と、2段目の過去データ移行業務につきましては、次年度以降も切れ目のないスムーズな運用が図られるように、27年度中に新たに業者を選定するものでございます。
  次に、コンビニ収納システム対応改修業務につきましては、納付利便の向上を図るために29年4月からコンビニ収納が開始できるよう、今回歳出の補正と合わせて上程させていただいております。
  次に、市制移行に伴う例規整備業務につきましては、来年10月10日の市制移行に間に合うように、今年度の早い段階から変更に着手させていただくものでございます。
  続きまして、第3条関係でございます。6ページのほうをごらんください。
  第3表地方債補正でございますが、臨時財政対策債の限度額を6億1,240万2,000円に補正するものでございます。こちらの内容につきましては、普通交付税の交付額の決定に伴いまして、交付税の代替財源であります臨時財政対策債の振替額が確定したため補正するものでございます。
  続きまして、歳入についてご説明申し上げます。13、14ページをお開き願います。
  9款1項地方特例交付金につきましては、137万8,000円を減額し、5,962万2,000円とするもので、交付決定によるものでございます。内容につきましては、町民税から控除しております住宅借入金等特別控除分についての交付となってございます。
  次に、10款1項地方交付税につきましては、2億6,554万5,000円を追加し、14億6,554万5,000円とするもので、普通交付税の交付決定によるものです。決定額は、13億8,554万5,000円となりまして、対前年度と比較いたしますと1,186万2,000円の減となってございます。
  次に、12款1項負担金につきましては、102万9,000円を減額し、2億2,749万2,000円とするもので、北部土地改良区の総代選挙が無投票改選になりまして、負担金が減となったものでございます。
  次に、14款1項国庫負担金につきましては、2,500万円を追加し、11億1,405万円とするもので、児童障害児の通所支援費負担金の追加でございます。こちらは、障がい児のデイサービスに要する費用、国負担分としての事業費の2分の1を追加するものでございます。
  次に、14款2項国庫補助金につきましては、1,070万円を追加し、3億2,413万1,000円とするもので、地域住民生活等緊急支援交付金の追加分でございます。こちらにつきましては、地方創生先行型の上乗せ交付分として交付を申請しているものでございます。
  次に、15款1項県負担金につきましては、1,250万円を追加し、4億6,313万2,000円とするもので、障害児通所支援費の負担金の追加でございます。こちらは、障がい児のデイサービスに要する費用、県負担分として事業費の4分の1を追加するものでございます。
  次に、15款2項県補助金につきましては、36万9,000円を追加し、1億7,412万5,000円とするもので、多面的機能支払推進交付金の追加でございます。こちらは、農地の維持管理に要するための補助となってございます。
  次に、15款3項委託金につきましては、43万円を追加し、1億2,221万円とするもので、統計調査費委託金の追加でございます。こちらは、国勢調査に要する費用の追加分に係るものとなってございます。
  15、16ページをお願いいたします。
  15款4項県貸付金につきましては、50万円を追加し、1,000万円とするもので、こちらにつきましては、災害援護資金貸付金の申請によるものとなってございます。
  済みません、500万円です。500万円を追加しまして1,000万円とするものでございます。
  次に、16款1項財産運用収入につきましては、32万円を追加し、510万5,000円とするもので、こちらは黒川森林組合への出資に対する配当金となってございます。
  次に、17款1項寄附金につきましては、79万円を追加し、79万1,000円とするもので、今泉会館敷地に係る土地購入費用の相当分に対する寄附金となってございます。
  次に、18款1項1目介護保険特別会計繰入金、こちら1,380万2,000円の追加と、2目後期高齢者医療特別会計繰入金261万8,000円の追加につきましては、決算による精算となってございます。
  次に、18款2項基金繰入金につきましては、4億9,936万4,000円を減額し、4億488万1,000円とするもので、財源調整によるものでございます。
  次に、19款1項繰越金につきましては、2億7,451万6,000円を追加し、3億451万6,000円とするもので、決算による実質収支から財政調整基金に積み立てました残額分について繰り越しを行ったものでございます。
  次に、20款4項雑入につきましては、1,661万円を追加し、3億6,506万1,000円とするものでございます。こちらにつきましては、平成24年度から26年度にかけまして私立幼稚園就園奨励費補助金の過払いに対するもので、対象者の方におわびをし返還を求めているものでございます。
  次に、21款1項町債につきましては、6,840万2,000円を追加し、6億1,240万2,000円とするもので、地方債補正で説明した内容のとおりとなってございます。
  歳入は以上でございます。
  次に、歳出についてご説明申し上げます。17、18ページをお願いいたします。
  それでは、1款1項議会費につきましては、996万8,000円を追加し、1億7,347万3,000円とするもので、2節から4節までは議会事務局職員の人事異動に伴う人件費でございます。次に、12節役務費、18節備品購入費につきましては、共用車の配置計画見直しに伴い議長車を更新するもので、現在使用しております議長車につきましては副町長車として使用し、副町長車は一般共用車として使用するものとしております。
  次に、2款1項1目一般管理費につきましては、1節報酬と9節旅費は、議案第1号で審議いただきましたいじめ問題対策連絡協議会の条例で定める再調査委員に対する報酬、こちらの追加でございます。2節から4節までは、企画調整課の職員の人事異動に伴う人件費分でございます。
  次に、6目企画費につきましては、説明欄にありますスイーツの駅構想推進事業といたしまして1,070万円を計上しております。内訳といたしまして、スイーツ関連イベント開催に向けまして、参考事例の視察旅費として70万円、スイーツによる地方創生プラン策定調査業務として委託料1,000万円を追加しております。また、12節役務費と18節備品購入費を追加するもので、こちらは15年が経過し、走行距離も11万キロと既に更新の目安であります10年、10万キロを超えている町長車の更新をするものでございます。
  次に、7目情報化推進費につきましては、主にマイナンバー関連の補正でございまして、11節需用費につきましては、制度周知用のパンフレットの購入、それから13節委託料につきましては、マイナンバー実施に向けまして中間サーバーネットワークに接続するビジュアルプライベートネットワーク装置、こちらの設置をする業務となってございます。その他の債務負担行為の補正で説明しておりますコンビニ収納に対応するシステム改修の業務を計上しております。
  19ページ、20ページをお願いいたします。
  14節使用料及び賃借料につきましては、こちらもマイナンバー制度の関連でございまして、個人番号カードの運用開始に伴いまして、裏書き印字システムの賃借料となってございます。
  次に、10目自治振興費につきましては、今泉会館と二ノ関会館の建てかえに要する補正でございまして、12節役務費につきましては建築確認申請の手数料、13節委託料については地質調査と設計業務委託でございます。次に、17節公有財産購入費につきましては、今泉会館の建てかえに伴いまして、敷地の一部を購入するものとしております。
  次に、12目市制移行準備費につきましては、福祉システムの導入に当たりまして、入札差金が生じましたので減額するものでございます。
  次に、2款2項徴税費につきましては、23万9,000円を追加し、2億1,680万9,000円とするもので、税務課職員の転居に伴う手当の補正でございます。
  次に、2款4項選挙費につきましては、102万9,000円を減額し、2,609万3,000円とするもので、歳入において説明しておりますが、こちらは北部土地改良区の総代選挙が無投票となったことに伴います時間外手当の減でございます。
  次に、2款5項統計調査費につきましては、43万円を追加し、1,743万2,000円とするもので、国勢調査に要する調査員の追加等に伴います増でございます。
  次に、3款1項社会福祉費につきましては、補正の増減はありませんけれども、節間の入れかえでございまして、地域フォーラム事業の事業見直しによりまして、こちらは8節報償費を13節の委託料に入れかえまして、12節役務費を、次のページになりますが14節使用料及び賃借料に変更するものでございます。
  次に、3款2項児童福祉費につきましては、5,550万8,000円を追加し、25億4,050万円とするもので、1目児童福祉総務費につきましては、明石台に建設を予定しておりました(仮称)富谷町子育て支援複合施設の見直しに伴う新築工事設計委託業務を追加するものでございます。
  5目障害児福祉費につきましては、障がい児のデイサービス費用の増に伴う補正でございます。
  次に、3款4項災害救助費につきましては、歳入において説明しておりますが、県貸付金におきまして災害援護資金を貸し付けするものでございます。
  4款1項保健衛生費につきましては、1万円を追加し、6億1,209万9,000円とするもので、こちらは26年4月1日現在64歳に達した臨時職員2名の免除となるべき雇用保険料を徴収していたため、返還するものでございます。
  次に、2項清掃費につきましては、261万5,000円を追加し、7億288万2,000円とするもので、15節工事請負費につきましては、清掃センターの粗大ごみ処理施設給水ポンプのふぐあいがありまして、ポンプ2台を交換するもので、23節、こちらも免除となる雇用保険料を徴収していたことによります償還金でございます。
  次に、5款1項労働諸費につきましては、1万円を追加し、2,732万5,000円とするもので、宮城県労働保険事務組合連合会に対する負担金の算定基準値の変更に伴いまして増とするものです。
  23、24ページをお願いいたします。
  6款1項農業費につきましては、157万8,000円を追加し、8,281万8,000円とするもので、1目農業委員会費は、農業委員の退任に伴う感謝状額縁代でございます。
  次に、3目農業振興費は、曲がりネギ作付に使用する管理機の導入補助8万3,000円、それからビニールハウスの設置に対する補助100万円となってございます。
  次に、5目農地費につきましては、歳入で説明しました県補助金を受けまして、農地の維持に対する補助を行うものでございます。
  次に、6款2項林業費につきましては、32万円を追加し、618万2,000円とするもので、こちらも歳入で説明しております黒川森林組合からの配当金32万円を全額同組合に出資するものです。
  次に、7款1項商工費につきましては、13万5,000円を追加し、1億3,065万2,000円とするもので、産業振興課職員の転居に伴う手当の補正となっております。
  次に、8款2項2目道路維持費につきましては、11節需用費は、こちらは緊急のための道路側溝修繕料、それから修繕工事に使用しているダンプの荷台の修理代として16万円を追加するものでございます。
  次に、15節工事請負費につきましては、説明欄にありますが、傷みの激しい路線の舗装打ちかえでございまして、町道穀田大沢線については、上桜木しんがい脳神経外科、そこから世紀東急工業までの間となります。町道富ケ丘8-1号線ほか2路線につきましては、偕楽園前などとなってございます。それから、七北田西成田線横断歩道設置に伴います道路修繕工事につきましては、明石台小学校から東方面、みやぎ生協のほうに下ったところの交差点の横断歩道のつけかえ工事等となってございます。
  次に、5目道路改良費につきましては、志戸田会館の建てかえに伴いまして町道拡幅工事施工区間の用地購入を追加しております。説明欄にあります志戸田三ヶ森の分筆登記業務、それから不動産鑑定業務、次のページになりますが用地購入を計上させていただいております。
  次に、8款3項河川費につきましては、4,970万9,000円を追加し、6,645万円を追加するもので、富ケ丘と鷹乃杜団地の間にあります大型水路の改修を行うものでございます。
  次に、8款4項都市計画費につきましては、950万円を追加し、3億8,886万円とするもので、明石台東公園の利便性の向上を図るために、約12平米のトイレを設置するものでございます。
  次に、8款5項住宅費につきましては、50万円を追加し、974万7,000円とするもので、町営住宅の維持管理に要する修繕費の追加でございます。
  次に、9款1項消防費につきましては、370万3,000円を追加し、5億7,834万円とするもので、11節需用費と18節備品購入費につきましては、明石台小学校に設置する防災備蓄倉庫と投光器、それから発電機などの防災備品、それからブルーシートやポリタンクなどの防災消耗品をあわせて整備するものでございます。15節工事請負費につきましては、明石台小学校に指定避難所であることを知らせる標識を設置するものです。
  次に、10款1項2目事務局費につきましては、1節報酬と、次のページ9節旅費につきましては、議案第1号でご審議いただきましたいじめ問題対策連絡協議会の条例で定める連絡協議会及び調査委員会の委員に対する報酬等を追加するものです。2節から4節までは、教育制度改革に伴う教育長給与の調整分と、教育総務課職員の人事異動に伴う人件費でございます。次に、7節賃金につきましては、教育専門員の単価の変更、それから臨時職員の追加によるものとなってございます。
  次に、10款4項幼稚園費につきましては、365万円を追加し、2億3,159万7,000円とするもので、3節職員手当等につきましては幼稚園職員の転居に伴う手当の補正で、23節につきましては幼稚園就園奨励費の過払い分を国庫に返納するための償還金でございます。
  次に、10款5項社会教育費につきましては、243万9,000円を追加し、3億3,501万5,000円とするもので、3節職員手当等につきましては、人事異動に伴う通勤手当の不足を計上しているものです。次に、11節需用費につきましては、各公民館の小破修繕、小さいものの修繕の増加によりまして追加するもので、18節備品購入費については、使用期限が満了となっている日吉台公民館のガス警報器を更新するものでございます。23節償還金、利子及び割引料につきましては、こちらも免除分の雇用保険料を徴収したことに伴いまして償還金を補正するものでございます。
  以上説明を終わります。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。18番渡邊俊一君。
18番(渡邊俊一君) まず、20ページでありますけれども、自治振興費、今泉会館の新築業務、それから二ノ関会館等々が載せられておりますけれども、これでこの2つの会館の新築が進むことによって、富谷村時代の16区におかれるその会館新築まだされていないというか、会館新築をしなくてはならない件数と地域についてお示しを願いたいと思います。
  それから、24ページでありますけれども、この中で町道志戸田三ヶ森線に関して、その後もあるんですけれども、26ページにも載っておりますけれども、もう少し具体にどの場所でどのような工事内容なのか、それをお示し願いたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 19、20ページの自治振興費の委託料の関係でございまして、今泉・二ノ関が終わった後に、残っている新築が必要となる会館というところでございますが、古い会館で申し上げますと、西成田、穀田、明石ということになります。ただ、西成田につきましては、行政区長さんのほうから西成田コミュニティセンターを使用するので、新設については大丈夫ですというふうな意見をもらってございますので、実質的には2地区というふうなことで考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(齋藤英夫君) 志戸田会館新築に伴いまして、町道志戸田三ヶ森線、町道会館前の西側の拡幅がまだ未施工部分の土地の分筆登記業務と不動産鑑定評価業務となっておりまして、次のページ、土地購入費につきましては宅地約16平米、あと田んぼ約35平米の単価となっております。
議長(浅野幹雄君) 18番渡邊俊一君。
18番(渡邊俊一君) わかりました。西成田については、コミュニティセンターということで、過去に町長に提案させていただきました明石の会館が、なかなか地権権利の問題で進まないという現状もあったものですから、代替に大黒澤苑を使用したらいかがでしょうかというふうな提案もさせていただきました。その件について、改めてそういう検討をされておるかどうか、それをまず第1点お聞かせ願いたいと思います。
  それから、従来は会館の建築は1年に1棟というようなことで進んでまいりました。ここにきて、諸般の事情があって2棟一気に進めると、大変喜ばしいことだと思っております。それに伴い、やはり新興住宅地の中でかなり年数がたっている団地もあります。また、当時その町内会というか一丁目、二丁目、三丁目と今現在四丁目くらいまで伸びているような地域もあって、当時一丁目しかないような状況の中で会館を建築している。それで、大変ここにきて手狭になっている新興住宅地の会館が何カ所か見受けられるわけであります。そういった意味からして、早急に旧来の富谷村時代の16区の会館を建築を進めて、次にそちらのほうの地域振興といいますか、地域のコミュニティーの場であります、そういった大事な場所でありますので、そういった方向にやっぱり改めて目を向けていかなければならない状況があると思いますけれども、その件についてどのような考えをお持ちなのかお伺いをいたしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 明石の町内会館につきましては、さきの議会で渡邊議員からご提案をいただきまして、その後、早速西成田の西コミを町内会館がわりにということとあわせて、明石についても明石の相澤町内会長のほうに打診をさせていただきまして、一応明石の会長のほうは前向きにということでの、大変いいお話でということで、ただし正式にまだ手続が済んでいないので、担当課長のほうでまだ答弁できない状況でありますが、大変貴重なご意見だったものですから、早速会長のほうを通じて話のほうは進めさせていただき、結論はまだ出ていませんが一応そういう状況で中間報告としてさせていただきます。
  なお、ほかの新興住宅地においても、やはり会館問題が次から次へと来るのは、今渡邊議員の指摘のとおりであります。これまで、本当に長年旧富谷の町内会館がずっと後々ということで後回しにされてきて、今回2棟、今泉と二ノ関1回でというのは、この2カ所については予算的には何とか、ここ最近1館の会館建設に約6,000万円ぐらいかけているものですから、その6,000万円ぐらいで何とか2会館を、1会館のこれまでの予算で何とか2カ所やれないだろうかということで、今回それでなおかつ今泉、二ノ関については投票所にもなっているということからすると、トイレとかやっぱり危険度も増しているものですから、両方とも40年以上過ぎていて、その部分ではやはり早急にやらねばということで、2カ所を一括で進めるということで今回ご提案をさせていただいているところであります。
  なお、渡邊議員がご指摘のとおり、新興住宅地のほうも会館がだんだん古くなっている、または片や杜乃橋のように新しく会館を欲しいという要望が出てきているのも事実でありますので、今後については、またやっぱりその辺の優先順位をしっかりと見きわめながら、あと残る穀田についても、いろいろ課題があってなかなか手をかけられない部分もありますので、そこのほうも含めて対応していきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 18番渡邊俊一君。
18番(渡邊俊一君) よくわかりました。明石に関してそういうふうな方向で進めば、残る会館が穀田だけだということになりますので、再来年度あたりまでそうしますと完全に旧来の富谷村にありました会館については全て完了するということでありますから、ぜひそういった方向を改めて今後一つの大きな課題として取り組んでもらいたい、また取り組むべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。
  それから、私先ほど申し上げましたのは、特にとちの木会館についてであります。当初、100戸もないような状況の中で、既に会館が建築されました。確かにその当時、大変広い会館だなというふうな認識をさせていただきましたけれども、今新たな土地の造成をされて、その地域に60戸近く建設されておるわけでありますけれども、トータルでやっぱり500戸近くになっているような状況の中で、果たしてあのままでいいのかなというようなことであります。そして、ここにきてその場所で老齢化がやっぱり大分進みまして、敬老者が多くなりました。そして、敬老会もなかなかその場所だけでできないような状況にもなってきていますし、そういったことからすれば、もう少し大きな目でそういうこの自治振興の意味からして検討していかなければならないというような状況になろうかと思いますけれども、その点について改めてご質問申し上げます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 穀田会館につきましては、ただいまの渡邊議員のご指摘をいただきまして、早急に対応できるように努力していきたいというふうに思います。
  また、とちの木会館につきましてはご指摘のとおりであります。確かに年数もたっておりますし、当初から比べて世帯数もふえて狭くなっているのも事実でありますので、その辺も町内会長との相談をしながら、今後財政的な状況もありますが、改善に向けて努力していきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。16番出川博一君。
16番(出川博一君) それでは、私から2点ほどお尋ねいたします。
  まず、5ページの債務負担行為ですけれども、ここの一番上のホームページ運用支援業務、5年で719万円ということですけれども、これは多分前回の債務負担の継続といいますか、前回も5年ほどの債務負担あったと思うので、その内容について期間と限度額をお尋ねいたします。
  それから、続いて17ページ、2款1項7目の情報化推進費、これのコンビニ収納の件なんですけれども、この開発の内容と改修の合計額が幾らになるか、それからコンビニ収納を利用した場合に、今の時点で手数料は1件につき幾らぐらいになるのかお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) まず、コンビニ収納の17、18ページの情報化の関係でございます。合計の改修額というところでございますが、合計で27、28で2,500万円ほどと見てございます。
  それから、手数料の関係でございますが、26年度の窓口での納付件数等々を勘案しますと、コンビニ収納となった場合の手数料は約210万円ほどと考えてございます。1件60円でございます。(発言あり)それでは、対応の業務でございますが、まず対応業務としますと、税務課のほうの住民税、軽自動車税、固定資産税、国保税、それから子育て支援課の保育料、それから上下水道課の水道料金などを考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 予算書の33ページのほうでございますけれども、そちらに今回のホームページ運用支援の限度額、それから年度ごとの金額が掲載されてございますので。(「前の」の声あり)前の部分も、大体この総額の仕上がりではこちらの金額の、若干今回上回ってはいるんですけれども、ほぼ前回の金額を参考に設定しております。
議長(浅野幹雄君) 16番出川博一君。
16番(出川博一君) 実は、ホームページの運用業務については、去年あたりで58万円なんですよ。ですから、債務負担はこれよりも、多分5年前の債務負担は半分ぐらいのやつで、倍に膨れ上がっているので私はお尋ねしたので、その辺で内容的に何か変わったのか、それをお尋ねします。
  それから、コンビニ収納については、今の見込みとしてどのぐらい移行するのか、いわゆる今だと町税で4万1,000件、それから水道で6万6,000件、その他も入れるとあと5,000件ぐらいあるんですけれども、この中でどのぐらい移行して、いわゆる効率化を図ろうとしているのか。結局、今出張所に人がいて、そこで収納業務をしているわけですから、これを入れる段階で、やっぱりその辺の効率化というのも意識して2,500万円の投資をしていただきたいなというふうに思ってお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画政策課長。
企画政策課長(高橋弘勝君) 今全体の債務負担行為と今回の債務負担行為を比べるとご指摘のとおりで、その間に改修した部分が、ホームページの改修というもので、単年度で改修した部分との比較ですれば大体近しい数字なんですけれども、上回っている部分が確かにございます。それは、現在のホームページをスマートフォンで見ていただくとよくわかるんですけれども、文字が小さく映るはずなんです。スマートフォン対応されていないので、フルブラウザということで大きい画面がそのまま縮小されて今のホームページというのはつくられているので、今度新しくするのはスマートフォンでもきれいに見られるような部分をまず取り組むということと、それからトップページの部分を市制に合わせて新しくする、そして子育て支援のサイトが見づらいというふうなご意見を昨年度からいただいていたというところで、その辺の3つの部分のてこ入れをしたいというふうな内容でございます。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 21年度に利府町のほうでコンビニ導入した際の収納構成比が、大体25%ほどになってございます。町のほうとしてもそれ以上、3割程度のコンビニ収納が見込まれるというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 22ページです。民生費のところで、障害児デイサービス5,000万円というのがありますが、これについての詳細説明をお願いします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長、もとい、長寿福祉課長、もとい、子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 大きな理由といたしましては、利用者数の増ということで、当初76名ほどを見込んでございましたが、現在114名という38名ぐらいの増となっているというところでございます。また、その要因といたしましては、本年4月からあかいしの森が新設しておりますので、そちらのほうの利用者がふえたのかなというふうに分析してございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第7号を採決いたします。
  お諮りいたします。
  本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第5 議案第8号 平成27年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
議長(浅野幹雄君) 日程第5、議案第8号平成27年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
  本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。健康増進課長。
健康増進課長(郷右近 衛君) それでは、補正予算説明書36ページをお願いいたします。
  議案第8号平成27年度富谷町の国民健康保険特別会計の補正予算(第3号)は、次に定めるところによるものでございます。
  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,533万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ45億4,783万3,000円とするものでございます。
  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出補正」によるものでございます。
  それでは、事項別明細でご説明いたします。45、46ページをお願いいたします。
  まず、歳入でございます。
  3款2項1目2節特別調整交付金でございますけれども、疾病予防事業を実施するために国庫補助を受けるものでございます。
  9款2項1目1節財政調整基金繰入金につきましては、財源調整によるものでございます。
  10款1項2目1節その他繰入金でございますけれども、26年度の剰余金が出まして、その約2分の1以下でございますけれども、5,171万7,350円が出ております。それで、先日の臨時議会におきまして、退職分の医療費分の償還1,598万8,000円を既にやっておりますので、その差し引きということで3,572万9,350円になりますけれども、当初予算含めまして今回3,072万9,000円の増ということでございます。
  それでは、次のページをお願いいたします。
  歳出のほうで、8款2項1目疾病予防費でございますけれども、69万9,000円の増額でございます。先ほども申し上げましたように、暫定予算で事業の予算を組んでおりましたけれども、事業内容が確定したということによりまして増額するものでございます。主な内容につきましては、データヘルスの計画の印刷ということで43万2,000円ほどの増でございます。それから、委託料で24万円としておりまして、今までとみや脳血管元気教室業務ということで5万6,000円減額しておりますけれども、固定した事業とか教室名をつけておきますと、多彩な疾病予防事業ができないというか、追加するたびに計上しなければならないということでの見直しでございまして、5万6,000円は減額いたしましたけれども、疾病予防事業といたしまして29万6,000円の中に組み入れたものでございます。
  11款1項1目23節償還金190万円でございます。これは、一般被保険者の保険税還付金でございまして、所得更正、資格喪失など過年度の還付などに充てるものでございまして、予算不足によるということでの増でございます。
  3目の償還につきましては、3,273万6,000円でございますけれども、これが26年度の一般療養給付交付金の額の確定によりまして、超過分を精算するという金額でございます。
  以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第8号を採決いたします。
  お諮りいたします。
  本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第6 議案第9号 平成27年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第3号)
議長(浅野幹雄君) 日程第6、議案第9号平成27年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
  本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君) 説明書50ページをお願いいたします。
  議案第9号平成27年度富谷町の介護保険特別会計の補正予算は、次に定めるところによるものでございます。
  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,581万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ22億9,234万5,000円とするものでございます。
  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
  それでは、事項別明細書にてご説明いたします。59、60ページをお願いいたします。
  歳入でございます。
  3款1項1目介護給付費負担金につきましては、11万3,000円を追加するもので、これは高額医療合算介護サービス費の増額による国負担分の増でございます。
  4款1項1目介護給付費交付金につきましては、15万8,000円を追加するもので、高額医療合算介護サービス費の増額による支払基金交付金の増でございます。
  5款1項1目介護給付費負担金につきましては、7万円を追加するのもので、これは高額医療介護サービス費の増額による県負担分の増でございます。
  8款1項1目一般会計繰入金につきましては、7万円を追加するもので、高額医療合算介護サービス費の増額による町負担分の増でございます。
  2項1目介護給付費準備基金繰入金につきましては、1,052万円を追加いたし、財源調整するものでございます。
  9款1項1目繰入金につきましては、1,447万5,000円を追加するもので、平成26年度介護保険特別会計剰余金の繰越分でございます。
  10款3項3目県支出金過年度収入につきましては、40万8,000円を追加し、これは平成26年度介護給付費負担金精算による県からの追加交付金でございます。
  続きまして、61、62ページをお願いいたします。
  歳出でございます。
  2款5項1目高額医療合算介護サービス費、56万6,000円を追加するもので、これは対象者の増加によるものでございます。
  6款1項1目第1号被保険者保険税還付金につきましては、10万円の追加で、これは死亡等の理由による減額補正が年度末及び出納整理期間に多く発生し、また平成26年度中に還付できなかったものが多かったことによるものでございます。
  2目償還金につきましては、1,134万6,000円を追加するもので、平成26年度介護給付費等負担金の精算に伴う国・県への返還金でございます。
  2項1目一般会計繰出金につきましては、1,038万2,000円の追加で、平成26年度介護給付費等の町負担分の精算に伴う介護保険特別会計から一般会計へ繰り出したものでございます。
  以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 説明の中で、歳入9款繰越金を繰入金というふうに読みましたので、訂正いたします。
  これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第9号を採決いたします。
  お諮りいたします。
  本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第7 議案第10号 平成27年度富谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
議長(浅野幹雄君) 日程第7、議案第10号平成27年度富谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
  本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。長寿福祉課長。
長寿福祉課長(中山高子君)  それでは、説明書64ページをお願いいたします。
  議案第10号平成27年度富谷町の後期高齢者医療特別会計の補正予算は、次に定めるところによるものでございます。
  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ301万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億8,774万円とするものでございます。
  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
  それでは、事項別明細書にてご説明いたします。73、74ページをお願いいたします。
  歳入でございます。
  4款1項1目繰越金につきましては、261万8,000円を追加するもので、これは平成26年度後期高齢者医療特別会計決算剰余金の繰越分でございます。
  5款2項1目保険料等還付金につきましては、40万円を追加するもので、前年度中の還付未済額の増加及び過年度所得の更正による保険料の減額が見込まれるための増でございます。
  次のページ、75、76ページをお願いいたします。
  歳出でございます。
  4款1項1目保険料還付金につきましては、40万円を追加するもので、これは前年度中の還付未済額の増加及び過年度所得の更正による保険料の増額が見込まれるための増によるものでございます。
  2項1目一般会計繰出金、261万8,000円につきましては、平成26年度の繰越分を一般会計に繰り出しをいたすものでございます。
  以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第10号を採決いたします。
  お諮りいたします。
  本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第8 議案第11号 平成27年度富谷町水道事業会計補正予算(第2号)
議長(浅野幹雄君) 日程第8、議案第11号平成27年度富谷町水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。
  本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。上下水道課長。
上下水道課長(石川康一君) それでは、説明書78ページをお願いいたします。
  平成27年度富谷町水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明を申し上げます。
  第1条、総則、平成27年度富谷町水道事業会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  第2条、予算第3条で定めた収益的支出の予定額を補正するもので、支出の第1款水道事業費用で155万6,000円を増額し、合計を10億7,419万円とし、第1項営業費用で155万6,000円を増額し、合計を10億2,536万2,000円とするものでございます。
  実施計画書についてご説明を申し上げます。82ページをお願いいたします。
  平成27年度富谷町水道事業会計補正予算実施計画明細書。
  収益的収入及び支出、支出の第1款1項営業費用におきまして、4目業務費、委託料155万6,000円は、水道料金調定システムのうちコンビニ収納対応業務といたしまして、コンビニ収納を可能にするためのシステム構築の委託料の補正でございます。
  以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第11号を採決いたします。
  お諮りいたします。
  本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
  この際、午後2時15分まで休憩をいたします。
     午後1時58分 休憩


     午後2時15分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  学校教育課長より、午前中の条例案での渡邊議員の質疑に対しての答弁の訂正がありますので、発言を許します。学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 質問をいただいた際に、不登校数、私のほうからお答えした点につきまして誤りがありましたので訂正させていただきたいと思います。
  小学校17名とお答えしたところ、16名に訂正をお願いいたします。また、中学校70名とお答えしましたが、こちら48名に訂正をお願いしたいと思います。いずれも重複して数えてしまったために数が誤っておりました。大変失礼いたしました。


     日程第9 議案第12号 教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて
議長(浅野幹雄君) 日程第9、議案第12号教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。
  本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) 私のほうから、議案第12号教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて、教育委員会の教育長に下記の者を任命することについて、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意を求めるものでございます。
  氏名、菅原義一、これまで教育長を務めていただきました菅原教育長に、引き続き教育長の任を担っていただきたいということで、このたび提案をさせていただいているところであります。
  教育委員会、菅原義一、任期が平成27年10月14日をもって満了するため、改めて教育長として任命をするものであります。
  どうぞよろしくお願い申し上げます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  これから議案第12号を採決いたします。
  この採決は無記名投票により行います。
  議場の出入り口を閉めます。
     〔議場閉鎖〕
議長(浅野幹雄君) ただいまの出席議員は19名であります。
  次に、立会人を指名いたします。
  富谷町議会会議規則第32条第2項の規定によって、立会人に19番安住稔幸君、1番金子 透君、2番青柳信義君の3名を指名いたします。
  投票用紙を配付いたします。
     〔投票用紙配付〕
議長(浅野幹雄君) 念のため申し上げます。
  富谷町議会会議規則第83条の規定により、本案を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載願います。
  なお、投票による表決において、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票並びに白票の取り扱いは、富谷町議会会議規則第84条の規定により否とみなし取り扱います。
  投票用紙の配付漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
  投票用紙の配付漏れなしと認めます。
  投票箱を点検いたします。
     〔投票箱点検〕
議長(浅野幹雄君) 異状なしと認めます。
  ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と氏名を読み上げますので、1番議員から順番に投票願います。
     〔事務局長点呼、投票〕
議長(浅野幹雄君) 投票漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
  投票漏れなしと認めます。
  投票を終了いたします。
  開票を行います。19番安住稔幸君、1番金子 透君、2番青柳信義君、立ち会い願います。
     〔開票〕
議長(浅野幹雄君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数19票
   有効投票  19票
  有効投票のうち
   賛成    19票
  以上のとおり、賛成が全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
  議場の出入り口を開きます。
     〔議場開鎖〕
  この際、暫時休憩をいたします。
     午後2時24分 休憩


     午後2時24分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  ここで、菅原義一氏が議場におられますので、挨拶をいただきます。
教育長(菅原義一君) 町長よりのご任命、そしてただいまの議会の同意をいただきましたことに深く感謝を申し上げます。
  町民の皆様、そして全ての子供たちが、夢と希望が描ける教育環境をしっかりとつくってまいりたいというふうに思います。中でも、富谷の特長であります多くの子供たちが安心して暮らせる環境、特に心の安心・安全が図れる環境を、学校及び関係機関、地域の皆様と連携・協力して整えてまいりたいというふうに思います。
  いただきました任期を、住みたくなるまち日本一の教育分野をしっかりと担ってまいる所存でございます。議員の皆様の一層のご指導、ご鞭撻をよろしくどうぞお願い申し上げます。(拍手)


     日程第10 諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
議長(浅野幹雄君) 日程第10、諮問第1号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
  本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) 諮問第1号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて。
  人権擁護委員の候補者として、下記の者を推薦することについて、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。
  菊地 清さん。理由につきましては、人権擁護委員として、菊地 清さんは平成27年12月31日をもって任期満了となるため、引き続き人権擁護委員をお務めいただきたいということでご提案をさせていただきました。どうぞよろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  これから諮問第1号を採決いたします。
  この採決は無記名投票により行います。
  議場の出入り口を閉めます。
     〔議場閉鎖〕
議長(浅野幹雄君) ただいまの出席議員は19名です。
  次に、立会人を指名いたします。
  富谷町議会会議規則第32条第2項の規定によって、立会人に3番浅野武志君、4番若生英俊君、5番畑山和晴君の3名を指名いたします。
  投票用紙を配付いたします。
     〔投票用紙配付〕
議長(浅野幹雄君) 念のため申し上げます。
  富谷町議会会議規則第83条の規定により、本案を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載願います。
  なお、投票による表決において、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票並びに白票の取り扱いは、富谷町議会会議規則第84条の規定により否とみなし取り扱います。
  投票用紙の配付漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
  投票用紙の配付漏れなしと認めます。
  投票箱を点検いたします。
     〔投票箱点検〕
議長(浅野幹雄君) 異状なしと認めます。
  ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と氏名を読み上げますので、1番議員から順番に投票願います。
     〔事務局長点呼、投票〕
議長(浅野幹雄君) 投票漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
  投票漏れなしと認めます。
  投票を終了いたします。
  開票を行います。3番浅野武志君、4番若生英俊君、5番畑山和晴君、立ち会い願います。
     〔開票〕
議長(浅野幹雄君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数19票
   有効投票  19票
   無効投票  なし
  有効投票のうち
   賛成    19票
  以上のとおり、賛成が全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
  議場の出入り口を開きます。
     〔議場開鎖〕


     日程第11 諮問第2号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
議長(浅野幹雄君) 日程第11、諮問第2号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
  本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) 諮問第2号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて。
  人権擁護委員の候補者として、下記の者を推薦することについて、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。
  氏名、内海俊行さん。理由、内海俊行さんは、平成27年12月31日をもって任期が満了となるため、引き続き人権擁護委員をお務めいただきたいという思いで諮問をいたします。どうぞよろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  これから諮問第2号を採決いたします。
  この採決は無記名投票により行います。
  議場の出入り口を閉めます。
     〔議場閉鎖〕
議長(浅野幹雄君) ただいまの出席議員は19名です。
  次に、立会人を指名いたします。
  富谷町議会会議規則第32条第2項の規定によって、立会人に6番齊藤秀行君、7番藤原 峻君、8番佐藤聖子君の3名を指名いたします。
  投票用紙を配付いたします。
     〔投票用紙配付〕
議長(浅野幹雄君) 念のため申し上げます。
  富谷町議会会議規則第83条の規定により、本案を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載願います。
  なお、投票による表決において、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票並びに白票の取り扱いは、富谷町議会会議規則第84条の規定により否とみなし取り扱います。
  投票用紙の配付漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
  投票用紙の配付漏れなしと認めます。
  投票箱を点検いたします。
     〔投票箱点検〕
議長(浅野幹雄君) 異状なしと認めます。
  ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と氏名を読み上げますので、1番議員から順番に投票願います。
     〔事務局長点呼、投票〕
議長(浅野幹雄君) 投票漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
  投票漏れなしと認めます。
  投票を終了いたします。
  開票を行います。6番齊藤秀行君、7番藤原 峻君、8番佐藤聖子君、立ち会い願います。
     〔開票〕
議長(浅野幹雄君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数19票
   有効投票  19票
   無効投票  なし
  有効投票のうち
   賛成    9票
   反対    10票
  以上のとおり、反対が10票です。したがって、本案は否決されました。
  議場の出入り口を開きます。
     〔議場開鎖〕


     日程第12 認定第1号 平成26年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について
     日程第13 認定第2号 平成26年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
     日程第14 認定第3号 平成26年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
     日程第15 認定第4号 平成26年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
     日程第16 認定第5号 平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
     日程第17 認定第6号 平成26年度富谷町水道事業会計決算の認定について
議長(浅野幹雄君) この際、お諮りいたします。
  日程第12、認定第1号平成26年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について、日程第13、認定第2号平成26年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第14、認定第3号平成26年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第15、認定第4号平成26年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第16、認定第5号平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第17、認定第6号平成26年度富谷町水道事業会計決算の認定については、議事の都合により、富谷町議会会議規則第37条により、一括議題にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、日程第12、認定第1号から日程第17、認定第6号までを一括議題とし、会議規則第41条により、決算審査特別委員会委員長に審査結果の報告を求めます。決算審査特別委員会委員長青柳信義君、登壇願います。
決算審査特別委員会委員長(青柳信義君) それでは、報告をいたします。
  決算審査特別委員会審査結果報告。
  平成26年度富谷町一般会計を初めとする各種会計決算の認定につきましては、去る9月24日の本会議におきまして、その決算審査のため、議長を除く議員全員で構成する決算審査特別委員会が設置されました。
  決算審査特別委員会は9月29日、30日、10月1日、2日の延べ4日間にわたり、認定第1号平成26年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号平成26年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号平成26年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号平成26度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号平成26年度富谷町水道事業会計決算の認定について、それぞれ慎重に審議を行いました。
  その結果、全議案とも賛成多数により原案のとおり認可すべきものと決定されました。
  以上、決算審査特別委員会の報告といたします。
  平成27年10月9日、決算審査特別委員会委員長青柳信義。
議長(浅野幹雄君) ただいまの報告書の中で、認定というところを認可とお読みになりましたので、修正いたしますね。修正願います。
  これより、採決に当たっては逐次議題といたします。
  日程第12、認定第1号平成26年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
  質疑を省略し、討論に入ります。
  まず、原案に反対者の発言を許します。8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 私は、認定第1号平成26年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について、反対します。
  平成26年度決算は、実質収支が6億2,451万7,000円の黒字で、平成25年との比較で1億8,655万4,000円増となっています。徴収率の設定を、これまでの実績に即して見直し、実態に合った予算措置を講じ、住民のための事業を実施すべきでした。不用額もまた、平成25年度との比較で8,018万円も増加し、4億7,222万円であり、早い時期での補足、補正予算を組み、住民が要求する事業に活用すべきでした。
  基金残高は、前年度より減額になったものの、61億3,964万6,000円となりました。現在、基金は財政調整基金、庁舎整備基金、ふるさと富谷整備基金、ユーマイタウン施設整備基金、長寿社会福祉基金がありますが、目的基金の整理が必要と考えます。今後、建設構想がある図書館建設など、目的を特定した基金にすべきではないでしょうか。
  住民は、道路整備に予算の拡大を要望し、子供医療費の対象拡大を切望してきました。働く保護者は、公立あるいは認可保育所の増設で待機児童解消を求めています。これらに応えることこそ、地方自治体の役割ではなかったでしょうか。
  農業費、商工費は、その構成比が1%にも満たないということが続いています。町独自の取り組みが格段に少ないことが挙げられます。企業誘致だけを図るのではなく、現在富谷町でこれまで事業あるいは商売を営んできた人々の悉皆調査をし、要望を聞くことから始めなければならなかったはずなのに、平成26年度もまた商工会任せに終始していると言わざるを得ません。
  地方自治体の仕事は福祉の増進にありますが、平成26年度決算は住民の期待に応えたものとは言えなかったと考えます。住民のために仕事をする町の職員が不足していることも問題です。
  富谷町は、来年平成28年10月、町から市になります。それに向けて、どのような運営がなされてきたのかということですが、富谷町総合計画は平成21年度から平成30年度までの10年間の基本構想があり、前期基本計画を平成21年度から平成25年までの5年間とし、後期基本計画を平成26年度から平成30年度までの5年間とするものでした。後期基本計画は、平成26年度スタート時点の4月からの計画ですから、それ以前に配布されなければならないものでした。実績報告書の記載には、特に市制移行を明確化した後期基本計画に基づいた町政運営云々とあるものの、その後期基本計画が12月になってから配布されるというとんでもないことが起きています。基本になるものを、およそ9カ月もの間住民と議会に示すことなく町政運営をしてきたということは、非難に値するものだと考えます。
  さらに、平成27年2月の町長選挙後、新しい町長のもとで明石台東開発負担金問題が発覚しました。さらに、東日本大震災被害者への見舞金が手つかずに残されていたこと、そしてまた幼稚園の就園奨励金の過払いの事案も明らかになりました。このようなことが、平成26年度あるいはそれ以前にあったということを、このことで信頼は失墜しているのではないでしょうか。
  このことを述べて、反対討論とします。
議長(浅野幹雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。15番菅原福治君。
15番(菅原福治君) 私は、平成26年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論をいたします。
  歳入は、151億6,847万1,000円、前年比14.9%の増加、歳出は142億300万7,000円、前年比15.1%の増加となりました。歳入につきましては、自主財源として歳入の約52%を占め、そのうち町民の皆さんに納めていただいている町税は約70%と、町の予算を支える重要な柱になっています。さらに、現年滞納収納率が96.45%と、前年を大きくアップするなど、健全な財源確保につなげました。
  歳出については、教育費、民生費がそれぞれ歳出合計の30%を占めました。教育費の要因としては、明石台小学校新設事業、スポーツ交流館新築事業、各小中学校整備管理運営事業や再生可能エネルギー導入事業を行いました。
  また、民生費の要因につきましては、人口増に伴う子ども手当の支給、子ども医療費助成事業、町立保育所の管理運営や認可保育所への運営補助事業の実施によるもので、全体的な観点からも町民の要望に沿った内容となっております。
  他の主なものとして、市制移行につきましては、町内全世帯並びに町内企業100社を対象とした市制移行住民意識調査を実施し、住民ニーズの把握に努めました。
  都市計画につきましては、高屋敷地区が市街化区域に編入するなど、これからの新たな企業誘致にはずみをつけました。
  高齢者や障がい者のための富谷町高齢者福祉計画、第6期介護事業計画及び富谷町障がい者計画、第4期障がい福祉計画を策定し、中長期の視点に立った3カ年の保健福祉の整備を行いました。
  各種健康診断では、夜間・休日の診断を実施するなど、新たに骨粗鬆症検診も実施いたしました。
  また、町内会運営とコミュニティー活動支援のため、富ケ丘北部会館を新築し、古い会館整備につなげました。
  成田地区の地下歩道、アンダーパス、また成田公民館に防犯カメラの設置により犯罪抑止につなげました。
  しかし、側溝有蓋化整備につきましては、格段のスピードと改善の努力を申し述べておきます。
  以上のことから、執行部におかれましては、今後とも行財政改革の着実な推進と当初計画達成を目指し、町民のために確実な福祉の向上と住民サービスに努められますようお願いし、また来年の市制移行を確かなものにするためにも、なお一層の奮起をお願いいたしまして、私の平成26年度富谷町一般会計決算の賛成討論といたします。どうぞ議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
  以上です。
議長(浅野幹雄君) ほかに討論はありませんか。(「なし」の声あり)
  討論なしと認め、これで討論を終わります。
  これより認定第1号を採決いたします。
  この採決は起立によって行います。
  本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。委員長の報告のとおり、本案を認定することに賛成議員の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立多数です。よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
議長(浅野幹雄君) この際、午後3時10分まで休憩をいたします。
     午後2時56分 休憩


     午後3時10分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  安住議員の一般質問に対する答弁の訂正がございますので、訂正を求めます。若生町長。
町長(若生裕俊君) 大変申しわけありません。先ほどの安住議員の一般質問の設問2の防災対策を問うの問い4のところでの三ノ関の水害関係で、答弁の中で「こうした水害発生の主たる原因といたしましては、冠水する地点と竹林川との高低差が小さいことから」と私申し上げるべきところを、もしかしたら大きいからというふうに間違って答弁していた可能性があるというふうに、先ほどご指摘いただいたものですから、あくまでここは高低差が小さいことからということでありますので、どうか訂正いただければと思います。
議長(浅野幹雄君) 日程第13、認定第2号平成26年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
  質疑を省略し、討論に入ります。
  まず、原案に反対者の発言を許します。8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 私は、平成26年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について反対します。
  国民健康保険の会計は、平成26年度39億9,623万9,000円となり、収納率は96.6%で、平成25年度より改善が見られます。県の滞納整理機構に移管した国保加入者の納税が進んだことが要因にあると説明がありましたが、国保税の引き下げによるものがあると私は考えています。
  収納率が改善する一方で、滞納による短期証の発行もあります。直近の数字で1カ月証47、3カ月証121、6カ月証101世帯で、合計269世帯に発行されています。保険証を受け取りに役場に来てもらい、その都度納付相談をする機会にしているとしていますが、保険証をとめ置くことをせず速やかに加入世帯に届けるべきです。たびたび申し上げていますが、保険証の期間を限定して発行することは制裁的であり、やめるべきです。
  平成26年度決算で、国保の基金が13億5,500万円になりました。過去最高額の基金残高ではないかと思います。県が示す国保運営に必要な基金保有額は、過去3年間の保険給付費の平均の15%としていますから、4億5,000万円あれば十分ということになります。町は、平成30年度に国保の県広域化あるいは一本化のために基金は必要としています。広域化について、現時点で県からの詳細は示されていないということでした。町当局としても、早いうちの説明を待っているとは思いますが、この国保基金を使い国保税の減税を求めます。払える国保税にしていくことが、滞納世帯を生み出さないことにつながり、国保の健全会計につながります。町長は、国保税の引き下げを明言されましたが、時期についてははっきりしないところがあります。平成28年度、本賦課の時期に間に合うように引き下げを求めます。
  保険給付費は年々増加し、平成26年度は1人当たり32万1,258円になっています。これは、高度な医療や入院の長期化、がん治療などが要因になっているということでした。5年前と比較すると、5万6,897円増加しています。早期発見、早期治療を基本に取り組んできましたが、なかなか保険給付費削減につながっていないのではないかと思います。健康で生涯暮らせるような事業は、これまでもさまざま実施してきましたが、住民から公営プール建設の要望がありますので、実現に向けて検討し、住民にお示しください。
  健康維持のための施策と国保税引き下げを求め、反対討論とします。
議長(浅野幹雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。3番浅野武志君。
3番(浅野武志君) 私は、認定第2号平成26年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算について、賛成の立場で討論をいたします。
  国保事業は、町民の生命と健康を支える重要な社会保障制度であります。富谷町では、平成30年度に予定されている国民健康保険の都道府県化に向けた対策と、ジェネリック医薬品の利用促進による医療費適正化の対策を図るなど、国保財政の安定と国保財政調整基金の保有に努めながら、本年度は国保税率の見直しを行い、被保険者の負担軽減に取り組んでいます。
  また、国保事業として、特定健診・各種検診は未受検者を対象に周知啓発を図り、受診者数及び受診率については多くの検診が上回りました。また、前年度より40歳から70歳までの5歳刻みの年齢の女性に対し骨粗鬆症検診、また子宮がん検診20歳と乳がん検診40歳に対し町独自に助成を行うなど、町民の住民健診事業拡充と健康寿命の延伸に努めたことは大いに評価いたします。
  国民健康保険税の収納状況は、収納率が前年比1.7ポイントの増で96.6%、滞納繰り越し分が1.0ポイントの減で23.0%、短期被保険者証は前年度から78世帯減の269世帯となり、宮城県地方税滞納整理機構との連携を図り、きめ細かな収納体制、相談体制で収納率向上に努めたことも評価いたします。
  国民健康保険は、被保険者の疾病、負傷、出産及び死亡に関して必要な保険給付を行う社会保障制度であり、その目的は健全な運営を確保し、社会保障及び国民健康保険の向上に寄与することであります。この目的のため、長期的な財政安定と財政基盤が求められております。
  国保の加入状況は、9,290人と横ばいで推移していますが、前年度対比保険給付金は医療給付費全体で2,990万円の増、高額療養費は2,091万円の増となり、今後も少子高齢化社会の中で医療費の伸びが続くことが予想されます。
  この国民健康保険事業が、国保加入者に対して反復、継続的に保険給付サービスが提供されることにより、町民の健康保持・増進が図られることを期待いたしまして、平成26年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算承認について賛成いたします。よろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) ほかに討論はありませんか。(「なし」の声あり)
  討論なしと認め、これで討論を終わります。
  これより認定第2号を採決いたします。
  この採決は起立によって行います。
  本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。委員長報告のとおり、本案を認定することに賛成議員の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立多数です。よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
  日程第14、認定第3号平成26年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
  質疑を省略し、討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)
  討論なしと認め、討論を終わります。
  これより認定第3号を採決いたします。
  この採決は起立によって行います。
  本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。委員長報告のとおり、本案を認定することに賛成議員の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立全員です。よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
  日程第15、認定第4号平成26年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
  質疑を省略し、討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)
  討論なしと認め、討論を終わります。
  これより認定第4号を採決いたします。
  この採決は起立によって行います。
  本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。委員長報告のとおり、本案を認定することに賛成議員の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立全員です。よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
  日程第16、認定第5号平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計歳入歳出の決算の認定についてを議題といたします。
  質疑を省略し、討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)
  討論なしと認め、討論を終わります。
  これより認定第5号を採決いたします。
  この採決は起立によって行います。
  本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。委員長の報告のとおり、本案を認定することに賛成議員の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立全員です。よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
  日程第17、認定第6号平成26年度富谷町水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。
  質疑を省略し、討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)
  討論なしと認め、討論を終わります。
  これより認定第6号を採決いたします。
  この採決は起立によって行います。
  本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。委員長の報告のとおり、本案を認定することに賛成議員の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立全員です。よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。


     日程第18 議案第13号 町長及び教育長の給料の月額の特例に関する条例の制定について
議長(浅野幹雄君) 日程第18、議案第13号町長及び教育長の給料の月額の特例に関する条例の制定についてを議題といたします。
  本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務部長。
総務部長(山田 豊君) それでは、10月6日付で追加提出をさせていただきました追加提案についてご説明を申し上げます。
  議案第13号でございます。議案書の1ページでございます。
  町長及び教育長の給料の月額の特例に関する条例の制定についてでございます。
  提案の理由でございますが、こちらは去る10月6日の議員全員協議会の際にご説明を申し上げました、幼稚園就園奨励費補助金の誤交付、いわゆる過払いへの事案に係る職員分限懲戒審査会の審査結果を参酌いたしまして、特別職である町長及びいわゆる新教育長の給料月額について減額を行うため本条例を制定するものでございます。
  次に、改正内容につきまして、2ページによりご説明を申し上げます。
  まず、第1条につきましては、既存の特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例第3条に規定する給料月額にかかわらず、町長及びいわゆる新教育長の給料月額から減額する割合を100分の10とする旨を規定するものでございます。ただし、12月支給の期末手当の算出基礎となる給料月額につきましては、減額する前の本来の給料月額とする旨を規定するものでございます。
  次に、第2条につきましては、減額を行う期間を規定するもので、町長につきましては本年11月1日から12月31日までの2月間、また、いわゆる新教育長につきましては本年11月1日から平成28年1月31日までの3月間とする旨を規定するものでございます。
  なお、この条例につきましては、公布の日から施行することとするものでございます。
  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第13号を採決いたします。
  お諮りいたします。
  本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第19 議案第14号 平成27年度富谷町一般会計補正予算(第5号)
議長(浅野幹雄君) 日程第19、議案第14号平成27年度富谷町一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。
  本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。
財政課長(西山高広君) それでは、10月6日追加提案しております議案書3ページのほうをよろしくお願いいたします。
  議案第14号平成27年度富谷町一般会計補正予算(第5号)につきましてご説明申し上げます。
  初めに、今回の補正につきましては、9月10日から11日にかけての大雨、関東・東北豪雨に伴います災害復旧関連経費の補正となってございます。
  関連経費の総額は、9月17日現在でございますが、約2億8,000万円となっておりまして、このうち緊急を要する土砂撤去、浸水被害による廃棄物の運搬、それから防疫薬剤などの配布、それに約2,200万円を予備費から充用する見込みとしております。
  また、本件議案第14号につきましては、本日可決いただきました議案第7号、4号補正の可決の可否がまだわからない状態での提案でございましたので、歳入歳出における補正前の予算額は、議案第7号と同じ120億5,517万8,000円となってございます。本日、議案第7号の可決をいただきましたので、現在の予算額は122億5,006万円となっております。これによりまして、追加提案しております本件、議案第14号、5号補正予算の歳入歳出前の予算総額が122億5,006万円となります。したがいまして、今からの第1条ですけれども、歳入歳出予算の補正におきましては2億4,268万2,000円を追加した後の歳入歳出の予算総額は、124億9,274万2,000円となるものでございます。また、第1表歳入歳出予算補正、それから事項別明細書の補正予算の前額も同様に変更となりますので、よろしくお願いいたします。
  それでは、ご説明申し上げます。
  平成27年度富谷町一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによるものでございます。
  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億4,268万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ124億9,274万2,000円とするものでございます。
  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
  続きまして、第2条、地方債の追加は、「第2表 地方債補正」によるものでございます。
  初めに、第2条関係についてご説明させていただきます。6ページをお願いいたします。
  第2表地方債補正でございますが、記載の目的は、1といたしまして、現年補助災害復旧事業債につきましては限度額4,290万円で、公共土木災害復旧工事、それから農業施設災害復旧工事に係る国の補助裏分の起債となってございます。
  次に、2といたしまして、現年単独災害復旧事業債、こちらにつきましては限度額が7,530万円で、単独分を起債するものでございます。起債の方法、利率、そして償還の方法につきましては記載のとおりでございます。
  なお、補助裏分につきましては、元利償還金の95%、単独分につきましては47.5%が普通交付税の需要額に算入されるものでございます。
  続きまして、歳入についてご説明申し上げます。12、13ページをお開き願います。
  14款1項国庫負担金につきましては、4,800万円を追加するもので、道路、河川などの公共土木施設災害復旧事業のうち、国の補助対象事業となります事業費の3分の2を計上するものでございます。
  次に、2項国庫補助金につきましては、3,900万円を追加するもので、水路それからため池などの農業施設災害復旧事業のうち、これも国の補助対象事業となる事業費の65%を計上するものでございます。
  次に、18款2項基金繰入金につきましては、3,723万9,000円を追加するもので、財源調整によるものです。
  次に、20款4項雑入につきましては、24万3,000円を追加するもので、こちらは三ノ関会館の床上浸水に伴う建物共済金でございまして、被害額の2分の1を計上しております。
  次に、21款1項町債につきましては、1億1,820万円を追加するもので、地方債補正で説明した内容のとおりでございます。
  歳入は以上となります。
  次に、歳出についてご説明申し上げます。14、15ページをお開き願います。
  それでは、6款1項5目農地費につきましては、310万円を追加するもので、農業施設の災害復旧に要する資材を支給するものとなっております。
  次に、9款1項5目災害対策費につきましては、246万5,000円を追加するもので、9月10日から13日までの間の災害対策で従事した職員、延べ175人分の時間外手当となってございます。
  次に、11款1項1目農業用施設災害復旧費でございますが、8,204万円を追加するもので、13節委託料は国庫補助に要する測量調査設計業務でございます。15節工事請負費につきましては、補助対象事業分としての8カ所、町単独分17カ所の復旧工事でございます。主な内容につきましては、最後に別添の資料のほうで説明させていただきます。
  次に、2項1目道路橋梁・河川災害復旧費につきましては、1億350万円を追加するもので、13節委託料は国庫補助に要する測量調査設計業務でございます。15節工事請負費は、補助対象事業分15カ所、それから町単独分25カ所の復旧工事でございます。
  次に、2項2目都市計画施設災害復旧費につきましては、3,054万8,000円を追加するもので、13節委託料は大亀山森林公園駐車場ののり面復旧工事に伴う測量調査実施設計業務でございます。15節工事請負費は、緑地10カ所分の復旧工事でございます。
  次に、3項1目その他公共施設・公用施設災害復旧費につきましては、2,102万9,000円を追加するもので、11節需用費は床上浸水の被害を受けました三ノ関会館の修繕料でございまして、畳やふすまを交換するものとなってございます。13節委託料は、富谷中学校と成田中学校ののり面復旧の実施設計分でございまして、15節工事請負費は、富谷中学校それから成田中学校、西成田コミュニティセンターののり面復旧でございます。
  それでは、今回の補正に係る主な委託料と工事請負費の説明をさせていただきます。別紙の説明資料のほうをお願いいたします。平成27年度9月追加補正予算説明資料の1ページをお願いいたします。
  資料は、担当課ごとに作成しておりまして、全部で5課分、5ページとなっております。左上段に予算科目と担当課名、その下に委託料、工事請負費の内訳、右側管内図に1件200万円以上の工事場所を掲載しております。
  1ページ目、こちらは産業振興課分でございます。委託料ですが、補助事業の査定設計分で1,750万円を計上しております。補助事業分は、工事請負費のナンバー1から8までとなっております。補助事業分の工事合計は6,000万円、単独分は9番の仏所ほか16カ所で454万円となってございます。中でも、大きい被害は7番、8番の上桜ノ木水路あわせて1,950万円、3番の根崎沢水路1,000万円、5番の間渡三番ため池堤体1,000万円となってございます。災害箇所は、右の図面でご確認願います。
  次のページをお願いいたします。
  2ページ目は、都市整備課でございます。委託料は、準用河川と道路災害復旧工事の査定調査分で、工事請負費の1から15までの分となってございます。工事請負費の補助事業分の合計は7,200万円、単独分が16番の町道石積線ほか24カ所、1,150万円となってございます。主な被害の箇所は、河川被害で穀田川が3,400万円、沼田川が2,100万円、苅又川が1,300万円となってございます。
  次のページをお願いいたします。
  3ページは、都市計画課分でございます。委託料は、大亀山森林公園駐車場のり面の実施設計分でございます。工事請負費につきましては、全て町単独分でございまして、のり面崩落によるものでございます。なお、右側の図面(1)と(5)につきましては、12月に補正予定をしております被害箇所を参考までにお示ししております。
  次のページをお願いいたします。
  こちら、4ページ目は教育総務課分でございます。委託料、工事請負費ともに富谷中学校、成田中学校分でございます。富谷中学校分は、渡り廊下南側ののり面2カ所、成田中学校は校舎北側のり面2カ所で一部崩落がございました。工事は町単独分となりまして、富谷中学校が97万8,000円、成田中学校が597万2,000円の被害となっております。
  次のページをお願いいたします。
  5ページ目は、生涯学習課分でございます。こちらにつきましては、西成田コミュニティセンターの駐車場トイレ西側ののり面が遊歩道を塞ぐように崩れているものでございまして、こちらも町単独分で1,220万2,000円の被害となっております。
  以上、説明を終わります。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。18番渡邊俊一君。
18番(渡邊俊一君) 説明資料の中で、一番最初のところなんですけれども、その中で工事請負費の中で3番目、根崎沢線のところなわけでありますけれども、当然今回の大雨災害によってこういう状況になったことは間違いありませんけれども、その水路の反対側が埋め立てたことによって、そちらにあった実質道路に越すことのないような水路というか、そういうものがたしかあったような気がするんですけれども、そういうふうなことが実質の原因になって、実際の水路が崩壊したのかなと、こんなふうに思いますけれども、その部分についてわかるかどうかちょっとわかりませんけれども、私も今この図面を見ていて、その部分かどうかちょっとはっきりは確認できないんですけれども、それに対しての埋め立てする部分に対して、農地に対してのその形状変更などが行われていたのかどうかなと、こんなふうにちょっと疑問を抱かせていただいております。また、それがあれば当然そちらの水路になっているような状態なんですね、ずっと、田んぼ埋め立てしたことによって。ですから、その反対側の水路、大堀のほうでなくて、向こうから根崎沢に入ってきて左側が大堀なんですけれども、右側が埋め立てしたような状況の中で、そちらにも水路あったやつを、町の境界と全く同じようにぺたっと埋め立ててしまっているというような状況なものですから、そちらの水路が塞がれたことによって、全てその山手のほうから水が流れてくるやつが全部水路に道路を越してそのまま落ちていったというような状況にあるのではないかと思うんですけれども、その辺もし確認していればお答えを願いたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは、場所につきましては、ちょっと議員さんが言っている場所と違うかなと思われます。うちのほうで見ている分が、役場からおりてセブンイレブンありますよね、県道があって、その向かい側、10メートルぐらいちょっと穀田とかに入ったところの水路になります。両岸が崩れまして、合わせて27メートルということでの今回の災害で調査しているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 18番渡邊俊一君。
18番(渡邊俊一君) その奥の方については、別に問題なかったということで確認させていただいてよろしいんですね。今お話しした、ついでの話というと、ちょっと議長からこの議案の件と違うよと言われるかもしれませんけれども、その埋め立てしたところによって、そういうふうな弊害が出てくるということであれば、やはりそれが形状変更されているのかどうか、ちょっともし確認できるのであれば確認させてください。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) その辺の現地調査はしていませんでした。今後調査して見ていきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 14、15ページです。消防費の中にですが、時間外勤務手当が載っています。246万5,000円ですが、これは何人分で、時間数はどれくらいだったのか。その10日から13日ということでしたが、11日の未明にその勤務についたというのは何人でしょうか。そして、その後について13日までということなので、10日から13日までの間の時間外勤務についた人の人数をお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理室長、もとい、総務課長。
総務課長(神田能成君) まず、時間外勤務手当の人数ということでございますが、先ほどもあったかと思いますけれども175名分ということでございます。それで、時間でございますが、実際に役場なり各施設のほうに到着する時間が、それぞれ自宅から向かいますのでちょっと異なっております。それぞれ何時間が何名というふうな算定はしては、集計まではしてございません。それから、13日までの間にということでございますが、基本的には11日分がほとんどでございます。13日までかかった課につきましては、産業振興課それから都市整備課の2課でございます。
議長(浅野幹雄君) 8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 11日の朝に、各家庭にといいますか職員が帰った後で呼び出されたのだと思います。職務命令で呼び出されたということになるかと思います。私が思うのには、先ほどの一般質問にありましたけれども、遠くから来る場合ひどい渋滞だったということがありまして、その職務命令が発せられたその間の時間についてのその時間外手当についてはどのように考えているのかということをお尋ねしたいと思います。私が思いますには、その職務命令が発せられたこういう非常事態ですから、その発せられたときから時間外をつけるという配慮があっていいのではないかと思いますが、この点については、先ほどの答弁ではないように思われましたが、この点についてはやはり配慮しながら、その通勤ですか、そこのところも見るべきではないでしょうか、ということが1つです。
  そして、その時間外ですが、その通勤時間を十分見るということをしない、非常事態のときに、そこのところを適正に把握しないで、その時間外をここでけちってもと言うとちょっとあれなんですけれども、けちってその職員の士気の低下につながらないのかなと、そういうことを考えるものですから、それはつける配慮が必要ではないかと思いますが、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(神田能成君) 実際にそれぞれの課のほうから時間外勤務の命令、それからそれぞれの所属長がそれを提出しているということでございますので、そちらはその時間外勤務命令の時間を尊重した形で支出をしたいというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第14号を採決いたします。
  お諮りいたします。
  本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第20 議案第15号 平成27年度日吉台中学校トイレ改修工事請負契約の締結について
議長(浅野幹雄君) 日程第20、議案第15号平成27年度日吉台中学校トイレ改修工事請負契約の締結についてを議題といたします。
  本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。
財政課長(西山高広君) よろしくお願いいたします。それでは、10月6日追加提案いたしました議案書の19ページをお開き願います。
  議案第15号平成27年度日吉台中学校トイレ改修工事請負契約の締結についてご説明申し上げます。
  平成27年9月15日一般競争入札に付した本案件について、下記のとおり請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
  契約の目的は、平成27年度日吉台中学校トイレ改修工事でございます。
  契約の方法は、一般競争入札。
  契約金額は、5,616万円。
  契約の相手方は、黒川郡富谷町三ノ関字太子堂下161番地の35、株式会社新東建設、代表取締役阿部清幸。
  この工事請負に当たりましては、さきに平成27年7月23日に入札公告を行い、株式会社新東建設1者が参加いたしまして、8月18日に総合評価方式による条件付一般競争入札を行いましたが、不落となっておった案件でございます。入札参加者は1者であったことを踏まえまして、より多くの業者の参加を促すため、参加資格を緩和いたしまして再度8月25日に入札公告を行いましたところ、株式会社新東建設1者の参加によりまして、9月15日条件付一般競争入札を行いました。入札参加資格につきましては、宮城県内に店舗または本店または支店、営業所を有すること。入札参加登録があり、建築一式の承認を受け、格付は問わないといたしました。また、宮城県または富谷町から指名停止を受けていないこと。地方自治法施行令第167条の4の規定に該当しないこと。富谷町契約に関する暴力団排除措置要綱別表各号に掲げる措置要件のいずれにも該当しないこと。当該工事に対応できる主任技術者または管理技術者を配置することとしております。
  予定価格は、税抜きで5,207万円、最低制限価格は、税抜き4,420万円で入札を行いました。その結果、3回目の入札で落札しまして、落札価格は税抜きで5,200万円、落札率は99.86%となりまして、去る9月24日仮契約を締結いたしましたので、本契約を締結するに当たりまして議会の議決をお願いするものでございます。
  工事概要につきましては、都市計画課長からご説明させていただきます。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) それでは、議案第15号平成27年度日吉台中学校トイレ改修工事請負契約の締結についての工事概要についてご説明いたします。
  ご説明の前に、ちょっと文字の誤りがございましたので訂正をお願いしたいと思います。資料の2ページ、下のほうに改修内容とございます。そこの(2)番、2段目に括弧の中で和式便器を洋式便器に交換とございます。その中の洋式の「洋」の分でございますが、「様」となっております。こちらのほうにつきまして「洋」に改めていただきますようお願いいたします。
  それでは、改めまして説明をさせていただきます。
  資料1枚めくっていただきます。ページ3分の1ページをお願いいたします。
  こちらは、日吉台中学校の位置図及び配置図となっております。校舎及び体育館は敷地の南西側に位置しております。校舎及び体育館の中に黒く塗られている部分、こちらが今回の工事の範囲となっております。今回、これにつきましては1階部分の工事箇所を表示させていただいております。
  次のページをお願いいたします。
  こちらは、日吉台中学校の校舎全体と体育館の一部を示した平面図でございます。左下が1階、それから上に2階、右側に3階、4階というふうな表示をさせていただいております。今回の改修工事では、和式便器を洋式便器に交換することとあわせ、廊下と段差についております湿式床をかさ上げし、段差のない乾式床に改修することを目的としております。それに伴い、小便器の交換と、かさ上げが必要となる手洗い器をカウンター式手洗い器に交換するものでございます。
  図上に赤く塗られている部分が、今回改修をするトイレの改修となっております。また、黄緑色に塗られている部分、こちらは新たに誰でもトイレを設置する箇所でございます。また、水色に塗られている部分、こちらは段差のある部分にスロープを設置する箇所となっております。
  まず、左下の1階平面図をごらんください。赤く塗られた部分が既設の生徒用の男女トイレでございます。右側が校舎、左側が体育館のトイレとなっております。黄緑色の部分は、誰でもトイレを新設する箇所で、既存のトイレの一部や掃除用の流しを活用するような形で、校舎の1階と体育館の1階に各1カ所ずつ新設することとしております。
  また、校舎内のバリアフリー化を図るため、水色に塗られた部分、玄関部分と校舎と体育館の連絡部分にそれぞれ段差を解消するためのスロープを設置いたします。なお、校舎と体育館の連絡部分につきましては、屋外からの出入りをするためのスロープも設置することとしております。
  次に、左上の2階の平面図をごらんください。赤く塗られている部分で校舎の中央部分が生徒用の男女トイレ、右端が職員の男女トイレとなっております。次に、右下3階平面図及び右上の4階平面図をごらんください。校舎中央に既存の生徒用男女トイレがございます。
  それでは、資料の左下のほうでございますけれども、既存の便器数と改修後の便器数の表を示しております。その中の大便器の合計欄をごらんいただきたいと思います。改修前が32基に対しまして、改修後は34基となっております。ふえた2基分につきましては、校舎1階と体育館に新設する誰でもトイレ2室分でございます。また、小便器につきましては、基数27基で増減はございません。手洗い器につきましては、改修前が25基、改修後は29基となっております。このふえる4基分につきましては、誰でもトイレ2室分でございます。誰でもトイレにつきましては、通常の手洗いのほか便器脇にも手洗いが設置されておりますので、1室当たり2基の手洗い器を設置することとしております。
  次のページをお願いいたします。
  トイレの平面詳細図でございます。左側から、1階の生徒用トイレ、そして2階から4階の生徒用トイレ、2階職員用トイレ、屋内運動場トイレの順に並んでおります。上段が改修前、下段が改修後の図面となっております。
  まず、1階の生徒用トイレ及び2階から4階の生徒用トイレについてご説明いたします。まず、1階の生徒用トイレにつきましては、改修前の女子トイレの一部と掃除用流しを利用して誰でもトイレを新設いたします。そのため、掃除用の流しにつきましては、改修前の男子用トイレの入り口部分に移設することといたします。1階から4階までの生徒用男女トイレの改修内容といたしましては、男子トイレの大便器2基は洋式便器に、女子トイレの便器については3基を洋式トイレとし、1基を和式トイレにそれぞれ交換いたします。男女トイレの小便器の台数には変更はございません。また、生徒用トイレの出入り口には引き戸を新設することといたします。
  次に、2階職員用トイレにつきましてご説明いたします。男子トイレの大便器と女子トイレの便器は全て洋式便器とすることといたします。
  続きまして、屋内運動場トイレについてご説明いたします。男子トイレと外部用トイレの配置を見直し、誰でもトイレを新設することといたします。また、男子トイレの大便器と外部用トイレの便器につきましては洋式便器とし、女子トイレの便器につきましては2基を洋式便器に、1基を和式便器といたします。男子トイレの小便器につきましては、位置の変更がございますが、3基に変更はございません。
  以上、工事の概要についてご説明いたしました。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。12番山路清一君。
12番(山路清一君) 二、三質問いたします。
  まず、最初に説明文の3の2ページ目、これ床の乾式化とありますけれども、以前は水を使うために防水関係、例えばアスファルト防水とかシート防水関係やっていたのかどうか、それを取り外して乾式化にして、今後は水を使わないということでやったのかどうか、まず1点お伺いします。
  それから、2点目なんですけれども、誰でもトイレとありますけれども、この誰でもトイレは図面を見ますと、例えばお子さんを連れてきた方とかが入れるようなトイレでしょうか。今庁舎のほうにあるような身障者用のトイレというか、そのようなトイレで考えてよろしいのでしょうか、お伺いいたします。
  それと、資料の3の3なんですけれども、この詳細図にトイレの形が描いています。例えば、職員用トイレですと全てがウォシュレットというか洗浄トイレになっていると思うんですけれども、この洗浄トイレ、あと2階から4階の生徒用トイレには、その洗浄トイレが男子1カ所、女子1カ所、それから1階の生徒用トイレには洗浄トイレが誰でもトイレ以外はないんですけれども、この辺について、今ほとんどもう洗浄トイレですね、使っているのが、各家庭で。これは全部洗浄トイレにできなかったのかどうか、その辺の内訳ですね。
  それと、あと和式のトイレがついていますけれども、今和式のトイレを使う人いるんですかね。この辺についてもお伺いいたします。
  以上です。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) まず、ご質問の1つ目、床の湿式化から乾式化への変更でございますけれども、これにつきましては、もともと水を流して清掃するための目的でタイル張りの床になっておりました。これにつきましては、今回床をかさ上げいたしまして、水を使わないような形の乾式タイプに交換するというものでございます。
  あと、2つ目でございますけれども、誰でもトイレの利用状況というか利用方法でございますけれども、これにつきましては車椅子対応になるようなタイプのものでございます。
  あと、3つ目でございますけれども、洗浄機能つき便座の配置でございますが、これにつきましては2階の職員用トイレ、それから生徒用トイレにつきましては2階部分に男女とも各1カ所ということでございます。これにつきましては、来客者を考慮した洗浄機能便座の配置ということで、学校のほうから要望いただいたものでございます。
  それから、和式便器を女子のほうに各1基ずつ残しているということにつきましても、どうしても洋式便器を嫌う方もいらっしゃる可能性があるということで、学校のほうから要望いただいたために女子トイレのほうに各1基ずつ残したものでございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) まず、1点ですけれども、その乾式の床にした件につきまして、床の仕上がりは何になっているか、以前はタイルだという話を聞いたんですけれども、現状は何にしたかお伺いいたします。
  それと、洗浄トイレなんですけれども、私も前に一般質問でも洗浄トイレ話しましたけれども、今の子供たち、洗浄トイレ以外なんて使ったことがないのではないですかね、各家庭で。ほとんどの家庭が洗浄トイレ使っています。その辺踏まえまして、私は洗浄トイレが少な過ぎると思うんですけれども、これ予算的な問題があるからこうなったかと思うんですけれども、例えば今和式のトイレついていますけれども、和式のトイレに関係しましては、暖房便座ですか、それとも普通の便座ですか、それも含めてお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) まず、新しい床の仕上げの方法でございますけれども、これにつきましては長尺シートを使うような形としております。ですので、通常の廊下なんかと同じようなタイプの仕上がりとなる予定でございます。
  あと、洗浄機能つきトイレ、便座の数が少ないのではないかということにつきましては、これにつきましては、これまでの学校につきましても暖房機能つきの便座を採用しておりまして、職員用のトイレなどに限って、お客様の利用も考えられるということから洗浄機能つきのものを設置してきている状況でございますので、それを踏襲したいというふうに考えております。
  以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 職員のほうだけ全部私納得できないのは、洗浄つきで、なぜその生徒のところが洗浄つきがついていないのか。洗浄も、今結構安くなってきているんですね、前と違いまして。単価的にもそんなに高くなくなってきています。日本のトイレは世界にも誇れるようなトイレですので、やはりこれやるのであれば、洗浄つきトイレ、やっぱり考えていただきたいと、予算もついたことですので、今後の問題もあるかもしれませんけれども、その辺について町長に最後ですけれどもお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生裕俊君) 山路議員のご指摘のとおり、現在は多分家庭ほとんどそういうトイレに切りかわっていると思います。ただ、やはり学校、数が多いので、予算的な部分を鑑みながら今後検討していきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) この際、午後4時20分まで休憩をいたします。
     午後4時07分 休憩


     午後4時20分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  ほかに質疑ありませんか。1番金子 透君。
1番(金子 透君) 先ほど山路議員がおっしゃっておられましたウォシュレットの件、そのほか3件ほどまとめて質問させていただきます。
  私、皆さんご存じのとおり住宅設備関係の仕事をしておりまして、金額的な予算的なことを申すのであれば、これは私の個人的な考えなんですけれども、パブリック用トイレというものがございまして、便座のふたのないトイレがあるんですよね。用をするときにふたは必要ないわけですから、私的な考え、あれふたなんていうのはなくても当然よろしいかと思うんです、便座のみです。そうすれば、かなり予算的にも近いものになって、追加の負担は余り、全体の工事から見ればほんの数%で達成できるかと思います。職員のトイレであったり、一部のものだけでなく、等しく全部そのようなふうに、これからは見るべきではないかと思います。今までの事例は暖房便座の対応でしょうけれども、これからに関してはそのようにするべきだと思っております。
  それから、次なんですけれども、恐らく設計会社さん等に……(「今のは質問ですね」の声あり)はい、そうです。
  次の質問です。設計会社さん等に設計を依頼していると思うんですけれども、戻ってきたこれ、関係部でよくよく設備、仕様等精査しておりますか。無駄な設備、仕様等がないように、よくよく精査していただきたい。午前中の町長さんの答弁から引用すれば、町民の皆様のお金を預かっている公金であるから、一円たりとも無駄にできないという町長さんの方針をそのまま踏襲するのであれば、よくよく無駄な設備、仕様等ないように精査して工事の実行をしていただきたいと思っております。そのようにして、そのような方針でおりますでしょうか、お答えください。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) トイレの最初の問題、ふたがないものということでよろしいのでしょうか。(「はい、そうです」の声あり)
  まず、今回予定しておりますトイレにつきましては、ふたつきでございます。これにつきましては、あけっ放しであれば必要ないというのはそのとおりでございますが、例えばちょっとここで言っていいかあれですけれども、例えば下痢とかした場合、ふたを閉めてから流すべきだというふうな話もございますので、その辺の使用される方の体調とかそういった辺も含めて、できるだけ衛生的な利用ができるようにということでふたつきのものを採用させていただいているところでございます。
  それから、設備、仕様について隅から隅まで確認されているかということでございますけれども、基本的に確認しておりますが、本当に細かいところまで100%かと言われると、なかなか絶対ですとは言えませんが、極力特に経費のかかるようなところについては、経費をできるだけ安く抑えるというふうな形で確認をできるだけさせていただいているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 1番金子 透君。
1番(金子 透君) ちょっと現場は失念したんですけれども、当然トイレの手洗い、お湯は出ないものと思います。そういう場所にお湯、水出るような高価な高級な混合栓がついているところがあったりするわけなんです。そのようなことは、決してあってはならないかと思うんです。そういう部分1個でウォシュレット何個も買えますから、その辺をよくよく精査して実行していただきたいと思います。
  以上です。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 今回につきましては、お湯と水の混合栓というものではございませんが、以前改修した箇所についてそういったものがあったかもしれません。今後につきましては、そういったことがないように十分注意した上で設計のほうを進めさせていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。8番佐藤聖子君。
8番(佐藤聖子君) 今示されているこのトイレの改修ですが、基本的に私はこれでトイレの便器などいいかと思います。といいますのも、洗浄の話が出ていましたが、洗浄器はそもそも医療用に開発されたものだということがあります。そして、日本人は特にきれいにする、こういうことになっていまして、非常にきれいにし過ぎるということで必要な細菌もなくなってきていて、そのトラブルが発生しているということが報告されています。そしてまた、その洗浄ノズルが洗浄したことによって汚染するということがあります。(「賛成討論ですか」の声あり)いや、違います。(「質問に徹してください」の声あり)はい。汚染しているであろうそのノズルの清掃はどういうふうに学校ではやっているのか。そしてまた、その便器、便座の使い方については、本来であれば家庭がやるべきものだと思いますが、これについての指導などはどのようになっているのかお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(齋藤卓也君) 申しわけありません。今個々の学校でのトイレの清掃等の指導についての詳細は把握しておりませんので、後ほどお答えでよろしいでしょうか。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 屋内運動場のほうのトイレの、誰でもトイレのほうでありまして、今非常にオストメイトの方が年々ふえてきておられます。やはり、学校の先生方も今いらっしゃるかどうかわかりませんが、そういうこともあり得るかと思いますので、そういったもののオストメイトの方が対応できるようなトイレになっているかどうかお聞きします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 現在予定しております誰でもトイレのほうでは、オストメイトのほうはちょっと対応する形にはなっておりません。
議長(浅野幹雄君) 19番安住稔幸君。
19番(安住稔幸君) 今の段階で、もし変更がきくのでしたらお願いしたほうがよろしいと思いますし、またもし無理だとしても、今後町としてこういったような改修やら新設やら、こういったものがあった場合は、やはりその辺もきちんと配慮していただいてのものを考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) オストメイトの今回の導入に関しまして可能かどうか、その辺予算との兼ね合いもございますので、その辺含めてちょっと検討させていただきたいと思います。また、今後につきましては、オストメイトを必要な方が学校関係でいらっしゃるような状態となった場合には、それに対応できるような改修というのは必要になるというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。4番若生英俊君。
4番(若生英俊君) 洗浄便座の採用については慎重な対応を求め、質問いたしたいと思います。
  普及度とか経費というふうな面で、言われるとおりだと思います。しかしながら、富谷町、中学校、高校そしてまた小学校8校、13校に及ぶというふうなことでありますので、ぜひ町執行者側として、今後日吉台中の洗浄便座をした場合、以後残りの小中学校、そういう方向性で順次といいますか、長い年月で交換する方針を持つのであれば異論ありませんけれども、そういったことのない中で、今日吉台中のこの学校についてかじを切るというふうなことについての慎重な対応を求め、質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(伊藤 正君) 今回につきましては、現在の計画のままできれば進めさせていただきたいというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第15号を採決いたします。
  お諮りいたします。
  本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第21 発議第8号 富谷町明石台東地区開発に伴う「宅地開発負担金」に関する調査特別委員会の設置について
議長(浅野幹雄君) 日程第21、発議第8号富谷町明石台東地区開発に伴う「宅地開発負担金」に関する調査特別委員会の設置についてを議題といたします。
  地方自治法第117条の規定によって、4番若生英俊君の退場を求めます。
     〔4番若生英俊議員 退場〕
  提出者、山路清一君に説明を求めます。山路清一君、登壇願います。
12番(山路清一君) 富谷町明石台東地区開発に伴う「宅地開発負担金」に関する調査特別委員会の設置に関する決議(案)。
  下記のとおり、富谷町明石台東地区開発に伴う「宅地開発負担金」に関する調査特別委員会を設置するものとする。
  1.名称、富谷町明石台東地区開発に伴う「宅地開発負担金」に関する調査特別委員会(「宅地開発負担金」に関する調査特別委員会)。
  2.設置根拠、地方自治法第109条及び富谷町議会委員会条例第5条。
  3.目的、富谷町明石台東地区開発に伴う「宅地開発負担金」に関する調査。
  4.調査項目、(1)富谷町明石台東地区開発に伴い、開発指導要綱に基づく負担金決定の経緯に関する調査、(2)その他開発負担金に関する調査。
  5.委員定数、18人。議長及び当該者を除く全議員。
  6.調査期間、当該調査終了まで閉会中も調査することができる。
  平成27年10月9日。富谷町議会議員山路清一。
  以上です。
議長(浅野幹雄君) 提案者、賛成者の説明がございませんでしたが。(「訂正したいんですけれども」の声あり)はい。
12番(山路清一君) 1番目の名称のときに、略称を私言わなかったので、訂正いたします。
  それと、もう一つ、大変申しわけございませんでした。議案第8号から下のほう、私抜けていました。(「発議」の声あり)発議第8号から抜けていましたので、大変失礼いたしました。
  富谷町議会議長浅野幹雄殿。
  提出者山路清一。賛成者青柳信義、賛成者富谷町議会議員金子 透、賛成者富谷町議会議員浅野武志、賛成者富谷町議会議員畑山和晴、賛成者富谷町議会議員齊藤秀行、賛成者富谷町議会議員藤原 峻、賛成者富谷町議会議員佐藤聖子、賛成者富谷町議会議員西田嘉博、賛成者富谷町議会議員長谷川る美、賛成者富谷町議会議員佐藤克彦、賛成者富谷町議会議員浅野直子、賛成者富谷町議会議員高橋正俊、賛成者富谷町議会議員菅原福治、賛成者富谷町議会議員出川博一、賛成者富谷町議会議員相澤 榮、賛成者富谷町議会議員渡邊俊一、賛成者富谷町議会議員安住稔幸。
  富谷町明石台東地区開発に伴う「宅地開発負担金」に関する調査特別委員会の設置について。
  上記の議案を会議規則第14条の規定により、別紙のとおり提出いたします。
  以上です。済みません。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。
  これより発議第8号を採決いたします。
  この採決は起立によって行います。
  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。
  この際、委員長、副委員長を選任していただくため、暫時休憩をいたします。
     午後4時35分 休憩


     午後4時35分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  富谷町明石台東地区開発に伴う「宅地開発負担金」に関する調査特別委員会の委員長、副委員長が選任されましたので、その結果をご報告いたします。
  委員長に安住稔幸君が、副委員長に山路清一君が選任されました。また、当調査特別委員会より閉会中の継続調査申し出書が提出されましたので、受理したことをあわせて報告いたします。


     日程第22 発議第9号 議会活性化調査特別委員会の設置について
議長(浅野幹雄君) 日程第22、発議第9号議会活性化調査特別委員会の設置についてを議題といたします。
  提出者、青柳信義君に説明を求めます。青柳信義君、登壇願います。
2番(青柳信義君) 発議第9号。
  富谷町議会議長浅野幹雄殿。
  提案者富谷町議会議員青柳信義。議長を除き全議員を賛成者といたします。
  議会活性化調査特別委員会の設置について。
  上記の議案を会議規則第14条の規定により、別紙のとおり提出する。
  別紙案文を読み上げ、提案理由とします。
  議会活性化調査特別委員会の設置に関する決議(案)。
  下記のとおり、議会活性化調査特別委員会を設置するものとする。

  1.名称、議会活性化調査特別委員会。
  2.設置根拠、地方自治法第109条及び富谷町議会委員会条例第5条。
  3.目的、議会活性化に関する調査。
  4.調査項目、(1)議会活動の活性化に関する調査、(2)議員の政治倫理に関する調査、(3)市制移行に伴う議会運営に関する調査、(4)その他目的達成に関する事項の調査。
  5.委員定数、19人。議長を除く全議員。
  6.調査期間、当該調査終了まで閉会中も調査することができる。
  平成27年10月9日。富谷町議会議員青柳信義。
  皆様よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
  質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  お諮りいたします。
  本案は、討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。
  これより発議第9号を採決いたします。
  この採決は起立によって行います。
  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。
  この際、委員長、副委員長を選任していただくため、暫時休憩をいたします。
     午後4時40分 休憩


     午後4時40分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  議会活性化調査特別委員会の委員長、副委員長が選任されましたので、その結果をご報告いたします。
  委員長に安住稔幸君が、副委員長に青柳信義君が選任されました。また、当調査特別委員会より閉会中の継続調査申し出書が提出され、受理したことをあわせて報告いたします。


     日程第23 閉会中の各委員会調査について
議長(浅野幹雄君) 日程第23、閉会中の各委員会調査についてを議題といたします。
  各委員会から所管事務のうち富谷町議会会議規則第75条の規定によって継続調査の申し出があります。
  お諮りいたします。
  各委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、各委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
  平成27年第3回富谷町議会定例会は、終始熱心な審議を経て全ての議案を議決いたしました。執行部におかれましては、各議員から出された意見を十分に尊重し、町政を執行されますよう強く要望いたしまして閉会の挨拶といたします。
  これで本日の日程は全て終了いたしました。会議を閉じます。
  平成27年第3回富谷町議会定例会を閉会いたします。
  ご苦労さまでした。
     午後4時41分 閉会

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