富谷市

『住みたくなるまち日本一』をめざして

平成26年第4回富谷町議会定例会(開催日:12月2日~12月5日)

更新日:2014年12月05日

平成26年第4回富谷町議会定例会(開催日:12月2日~12月5日)

会議録目次

定例会会議録第1号

定例会会議録第2号

定例会会議録第3号

定例会会議録第4号

平成26年第4回定例会目次

第1日目 12月2日(火曜日)
町長提出議案の概要説明
富谷町議会基本条例第3条第3項に抵触することに関する調査特別委員会委員長報告
発議第 7号 森栄議員に対する議員辞職勧告決議(案)
一般質問 4番 出川博一議員
1 市制でのリーダーシップはいかにあるべきか
2 平成27年度予算編成の基本方針は
3 みんなが子育てしやすい町をめざして
17番 磯前武議員
1 役場旧庁舎の整備計画を問う
2 富谷町都市公園の整備状況を問う
3番 菅原福治議員
1 安倍総理が掲げる「地方創生」計画に、町はどう取り組むか
2 富谷町に「大学を誘致」し、生涯を完結できるまちづくりを
2番 森栄議員
1 多文化共生社会推進計画の課題と対策について
12番 山路清一議員
1 富谷町の町営住宅を問う
2 富谷町の町道補修等を問う
第2日目 12月3日(水曜日)
一般質問 13番 小川昌義議員
1 第6期介護保険制度改正の対応と敬老乗車証について
2 除雪・融雪対策は万全か
3 富谷町総合計画後期基本計画について
16番 永野久子議員
1 子どもの貧困対策として学ぶ権利の保障を
2 市制移行に向け住民の声をくみ上げよ
18番 渡邊俊一議員
1 富谷ジャンクションのフル化について伺う
7番 浅野直子議員
1 交通費補助の拡充を
9番 三浦邦夫議員
1 教育委員会の現状と学校現場のいじめについて
2 とみや恩師・恩人の日、および月間について
3 市制施行記念第1回マラソン大会の実施を
6番 小泉光議員
1 IT活用の住民協働で事務の効率化とインフラ不具合の一掃を
2 消防力増強について
第3日目 12月4日(木曜日)
一般質問 5番 高橋正俊議員
1 町道穀田線の今後について
2 若生町政三期目を目指して
15番 佐藤聖子議員
1 子どもたちによい保育を提供するために
2 マイナンバー制度で個人情報が心配 町の対応は
19番 相澤榮議員
1 本町の男女共同参画計画について
2 本町小中学校のいじめと不登校について
8番 安住稔幸議員
1 「公共施設等総合管理計画」の策定を
2 「放課後子ども総合プラン」の推進を
議案第14号 平成26年度富谷町立明石台小学校一般備品購入について
議案第15号 富谷町道路線の廃止について
議案第16号 富谷町道路線の認定について
議案第17号 富谷町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて
議案第18号 宮城県市町村自治振興センター規約の変更について
承認第 1号 専決処分の承認を求めることについて(平成26年度富谷町一般会計補正予算(第5号))
第4日目 12月5日(金曜日)
議案第 1号 富谷町新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について
議案第 2号 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について
議案第 3号 富谷町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について
議案第 4号 職員の給与に関する条例の一部改正について
議案第 5号 富谷町特別職給料等審議会条例の一部改正について
議案第 6号 富谷町国民健康保険条例の一部改正について
議案第 7号 富谷町総合運動場条例の一部改正について
議案第 8号 平成26年度富谷町一般会計補正予算(第6号)
議案第 9号 平成26年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
議案第10号 平成26年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議案第11号 平成26年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第3号)
議案第12号 平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
議案第13号 平成26年度富谷町水道事業会計補正予算(第2号)
議案第19号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
議案第20号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
富谷町「補助金等交付規則」の適正な執行に関する調査特別委員会委員長報告
富谷町「補助金等交付規則」の適正な執行に関する調査特別委員会に関する当事議員からの謝罪
閉会中の各委員会調査について

平成26年第4回定例会議事録(第1号)

平成26年12月2日(火曜日)

出席議員(18名)

  • 2番 森栄君
  • 3番 菅原福治君
  • 4番 出川博一君
  • 5番 高橋正俊君
  • 6番 小泉光君
  • 7番 浅野直子君
  • 8番 安住稔幸君
  • 9番 三浦邦夫君
  • 11番 佐藤克彦君
  • 12番 山路清一君
  • 13番 小川昌義君
  • 14番 細谷禮二君
  • 15番 佐藤聖子君
  • 16番 永野久子君
  • 17番 磯前武君
  • 18番 渡邊俊一君
  • 19番 相澤榮君
  • 20番 浅野幹雄君

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

  • 町長 若生英俊君
  • 副町長 鈴木和夫君
  • 会計管理者兼会計課長 矢田守君
  • 企画部長兼企画部経営企画課長兼市制移行準備室長 荒谷敏君
  • 福祉部長 小野一郎君
  • 建設部長 鴇謙一君
  • 企画部あったかまちづくり推進課長 高橋加代君
  • 企画部財政課長 吉田尚樹君
  • 企画部産業振興課長 横倉時夫君
  • 総務部総務課長 菅原俊司君
  • 総務部税務課長 内海壯晃君
  • 総務部町民生活課長兼東向陽台出張所長兼富ケ丘出張所長兼あけの平出張所長兼日吉台出張所長兼清掃センター所長 亀郁雄君
  • 福祉部長寿福祉課長兼福祉健康センター所長兼保健福祉総合支援センター所長 安積春美君
  • 福祉部健康増進課長兼食と栄養推進室長 奥山育男君
  • 福祉部子育て支援課長兼西成田コミュニティセンター子育てサロン所長 浅場悟君
  • 建設部都市整備課長 伊藤正君
  • 建設部都市計画課長兼設計業務統括室長 佐々木俊男君
  • 水道事業上下水道課長(建設部上下水道課長) 齋藤英夫君
  • 企画部産業振興課参事兼企業立地推進監 松原誠君
  • 教育長 菅原義一君
  • 教育次長 及川芳彦君
  • 教育部長兼富谷中央公民館長兼富ケ丘公民館長兼東向陽台公民館長兼あけの平公民館長兼日吉台公民館長 小松巌君
  • 教育部学校教育課長 神田能成君
  • 教育部生涯学習課長兼総合運動公園所長兼民俗ギャラリー館長 阿部雄也君

事務局職員出席者

  • 事務局長 山田豊
  • 次長 富澤裕
  • 主任主査 津久家直美

議事日程 第1号

平成26年12月2日(火曜日)  午前10時00分  開会   

町長提出議案の概要説明
第 1 会議録署名議員の指名
第 2 会期の決定
第 3 富谷町議会基本条例第3条第3項に抵触することに関する調査特別委員会委員長報告
第 4 発議第 7号 森 栄議員に対する議員辞職勧告決議(案)
第 5 一般質問(通告番号1番~5番)
一般質問 4番 出川博一議員
1 市制でのリーダーシップはいかにあるべきか
2 平成27年度予算編成の基本方針は
3 みんなが子育てしやすい町をめざして
17番 磯前武議員
1 役場旧庁舎の整備計画を問う
2 富谷町都市公園の整備状況を問う
3番 菅原福治議員
1 安倍総理が掲げる「地方創生」計画に、町はどう取り組むか
2 富谷町に「大学を誘致」し、生涯を完結できるまちづくりを
2番 森栄議員
1 多文化共生社会推進計画の課題と対策について
12番 山路清一議員
1 富谷町の町営住宅を問う
2 富谷町の町道補修等を問う

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり 午前10時00分 開会


議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
 ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しますので、ただいまから平成26年第4回富谷町議会定例会を開会いたします。
 この定例会は、町長から、富谷町新型インフルエンザ等対策本部条例の制定についてなどの事件議案が提出されることになっております。慎重に審議を尽くされ町民の負託に応えられますようご期待を申し上げますとともに、議会運営につきましてもご協力をお願いいたしまして、開会の挨拶といたします。
 本日は傍聴人がおられます。傍聴人の方々に申し上げます。富谷町議会傍聴規則第8条では、録音機、カメラ、ビデオなどによる撮影等は議長の許可を得た場合以外は禁止になっております。また、携帯電話をお持ちの方は、携帯電話の電源をお切りになるかマナーモードに切りかえて、静粛を保ち傍聴されますようお願いをいたします。
 初めに、提出議案などの説明を含め、富谷町町長に挨拶を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) 皆さん、おはようございます。
 それでは、ご挨拶を申し上げます。
 本日ここに、平成26年第4回富谷町議会定例会が開催されるに当たりまして、平成26年9月からこの間までの町政運営上の主要な取り組みと提出をいたしております議案の概要等の説明を申し述べ、町民の皆様並びに議員各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。
 過日、議長より議会運営に関する申し入れがあり、冒頭の挨拶を短縮することといたしましたので、ご理解をお願い申し上げます。
 まず、初めに、11月22日午後10時過ぎということとなります。長野県北部を震源地とします最大震度6弱の地震が発生したところであります。被災された皆さんに心からお見舞いを申し上げます。なお、昨日、宮城県町村会におきまして、見舞金を送ることが決議されたところであります。一日も早い回復をご祈念を申し上げます。
 さて、去る11月21日、安倍首相は、来年10月と定めた消費税率10%への引き上げを平成29年4月まで先送りすることを表明し、この判断について国民の信を問うため、衆議院を解散し、12月2日本日公示、同14日には投開票の日程で総選挙が行われる運びとなりました。
 安倍内閣は、日本経済の立て直し策として「三本の矢」、つまり、「大胆な金融政策」、「機動的な財政政策」、「民間投資を喚起する成長戦略」を柱とし、アベノミクスによる日本経済再生に取り組んできたところであります。
 しかしながら、本年7月から9月期の国内総生産の速報値は年率換算で1.6%のマイナスとなり、景気の後退が鮮明になったところであります。
 消費税の増税の先送りにより、経済の再生シナリオや日常生活への影響及び地方財政に及ぼす影響や福祉関連予算の確保などの面で不透明な状況となったところでありますが、国の将来を見据えた政権選択を求める機会となったところであります。
 なお、さきの臨時国会により、「まち・ひと・しごと創生法案」など地方創生関連2法案が可決、成立するなど、今後の地域経済活性化策を期待しておりますが、町といたしましては、国の動向について注視をしながら、引き続き安全・安心と地域の発展のため努めてまいる所存であります。
 次に、明石台小学校及び放課後児童クラブ新築工事の進捗状況について申し上げます。
 校舎本体工事につきましては、工事は順調に進捗しております。11月末現在の数値を申し上げます。11月末現在の出来高は約57%となってございます。屋内運動場及びプールの新築工事も順調に進捗しており、同じく11月末現在の出来高は46%であります。引き続き平成27年4月開校に向けて全力を尽くしてまいります。
 校章につきましては、38点の応募作品の中から、庁内校章選考委員会及び町内の中学校美術の先生によります選考会議を経て、明石台小学校開校準備委員会において慎重に審査した結果、京都市にお住まいのグラフィックデザイナー、居関孝男様のデザインが選定されました。ホームページによる供覧を経て、年内に教育委員会で決定をすることといたします。校歌につきましては、作詞を谷川俊太郎先生、作曲を谷川賢作先生に依頼し、11月1日に業務委託契約を締結いたしたところであります。なお、校歌の完成予定は平成27年8月といたしております。
 平成26年度富谷町立明石台小学校一般備品購入契約案件について本議会に上程しておりますので、可決賜りますようお願いを申し上げます。
 市制移行準備の進捗状況について申し上げます。
 市制移行の事務作業につきましては、宮城県と適宜情報交換を図りながら、4月に設置された市制移行準備室を事務局とした富谷町市制移行推進会議において進めているところであります。市制移行推進会議では、11月11日と翌日12日に愛知県長久手市へ先進地視察研修を行い、検討部会ごとに事務レベルでの作業工程等のご教示をいただいたところであります。今後は、研修で得られた成果を踏まえ市制移行推進会議内の5つの部会ごとに具体的な検討作業を進め、取りまとめることといたしております。
 また、来年1月から2月にかけて、業務委託によります町内全世帯を対象とした市制移行住民意向調査を実施することといたします。アンケートの項目等については、先進自治体の事例、また、宮城県や総務省等のご意見を伺いながら、まちづくり審議会とも協議をし進めてまいります。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いを申し上げます。
 今後も、町民の皆様に対しては広報とみやを活用し、「5万人都市 とみや 2016市制移行へ」と題し、市制移行に関する情報を随時掲載をし、周知と理解に努めてまいります。
 次に、企業誘致に関して申し上げます。
 平成22年第6回線引きにより一般保留による市街化区域編入が予定された高屋敷地区の造成工事がいよいよ開始され、現在は立ち木等の伐採も終え、丘陵地の切り土、谷筋の盛り土等の工事を行っているところであります。町といたしましても土地区画整理組合や宮城県との連携を図り、また、ことし4月より東京事務所へ派遣した職員も多くの企業を訪問し、高屋敷地区への企業誘致活動を強力に推進しているところであります。引き続き宮城県や富谷町の各種優遇制度などを適切にご案内をしながら、積極的にトップセールスを展開してまいることといたします。
 また、高屋敷への出店を計画しております米国系の会員制倉庫型量販店コストコにつきましては、組合とコストコ内で両者間協議が終了し、いよいよ正式な出店契約の段階に入ったと伺っているところであります。また、立地が正式に決定した段階において、コストコと富谷町は東日本大震災の教訓を生かした防災協定を結ぶことで合意いたしております。このことによりまして防災備蓄倉庫の機能が補完され、食料品・飲料水等を中心に数万食分の提供が可能となり、地域防災において大きな安心感にもつながるものと期待するものであります。
 企業立地奨励金につきましては、昨年度交付された、みやぎ生活協同組合、伊藤ハム系のIHミートソリューション株式会社、株式会社東洋刃物に加えまして、新たに平成25年3月、成田九丁目に立地をいたしました鴻池運輸株式会社が対象となり、今年度の交付予定額がほぼ確定したことから、増額補正予算を本議会に計上しておりますのでよろしくお願いを申し上げます。
 企業立地の動向につきましては、大清水一丁目沿道サービス地区において、味の牛たん喜助を展開する株式会社キスケフーズ本社・工場が10月14日から操業を開始いたしました。既に上桜木で操業しております株式会社ジオラとともに、牛タン加工製品製造元欄に記載された印字を通して富谷町の知名度アップにつながるものと考えるところであります。
 今後、町としましても、企業立地奨励金や復興特区制度による税の優遇制度等について適切にご案内をしながら支援を行ってまいります。
 また、成田八丁目地内コンビニエンスストア南隣接地に、仮称ではありますがカワチ薬品富谷成田店の設置に係る大規模小売店舗立地法に基づく知事への新設届け出があり、平成27年5月の開店予定となっておるところであります。
 次に、成田九丁目地区への株式会社フジ・コーポレーションの物流センター新設に当たり、金融機関からの融資に対して、東日本大震災復興特別区域法に基づいた復興特区支援利子補給金制度の活用を目的といたしまして「富谷町復興推進計画」を策定し、復興庁に認定の申請を行ったところであります。10月31日付で安倍内閣総理大臣から認定書の交付を受けたところであります。この認定によりましてフジ・コーポレーションは、金融機関からの融資総額のうち借入金利0.7%に相当する額の補給を受けられることとなりました。今後、この制度を活用した円滑な事業の進捗と雇用の創出、地域経済への波及効果を期待するところであります。
 富谷町中小企業振興資金につきましては、11月末時点で既に法人15件、個人9件の計24件の申し込みがあり、融資総額が2億1,030万円となっております。昨年の同時期に比べますと、件数で6件、融資総額で4,781万円増加していることから、当融資制度の積極的な活用が図られているものと思うところであります。今後も町内中小事業者に当融資制度を活用していただき、経営の安定化と町内商工業の振興が図られるよう、くろかわ商工会富谷事務所、町内金融機関、宮城県信用保証協会との連携を強化しながら取り組んでまいります。
 仙台北部道路に関して申し上げます。
 11月18日、国土交通省に直接出向きまして、西村明宏現副大臣に、富谷ジャンクションのフル化について直接要望書を提出をし、その実現にご理解をいただいたところであります。仙台北部道路建設促進期成同盟会の会長として、構成町村とともに今後もフルジャンクション化に向けて要望活動をさらに進めてまいります。
 次に、旧庁舎に関する検討状況について申し上げます。
 旧庁舎の利活用につきましては、改修または解体の両面から協議を重ねてまいりましたが、施設の老朽化や耐震補強が必要であることなどから解体することとし、現在、解体設計業務を委託いたしております。なお、解体工事については平成27年度に実施したいと考えており、当初予算へ計上する予定で進めておるところであります。
 施設整備に当たり、シルバーワークプラザや民俗ギャラリー移転などの要望を受けておりますので、しんまち振興策やシルバー人材センター事業を通してにぎわいの拠点となってきた点などを勘案し、多くの皆様のご意見を伺いながら引き続き検討してまいります。
 町政懇談会の開催状況について申し上げます。
 11月14日、富谷北部地区町政懇談会、11月21日には東向陽台・明石台地区連絡協議会町政懇談会、11月26日には成田連合町内会町政懇談会をそれぞれ開催いたしたところであります。
 事前に要望内容等を確認するため現場に出向き、当日はパワーポイントによる説明を通して町の見解をお示しし、地域課題について密度の濃い意見交換を行うことができたところであります。町政懇談会による意見交換に加え、懇談の場を設けていない各公民館区において、今年度中に地区懇談会の開催を予定し日程の調整を図っているところであります。懇談会を通して、地域の特性を踏まえたきめ細かな意見交換や地域課題の解決につながる取り組みを今後も進めてまいります。
 11月3日に挙行いたしました平成26年富谷町町政功労表彰について申し上げます。
 長きにわたり町の発展にご功績を残され町政に功労のあった皆様を初め、顕著な活躍をされたスポーツ選手、ボランティア活動や公共の利益に貢献された方々など58名の受賞者に、感謝状・表彰状を贈呈させていただき、また、盛大に挙行することができたところであります。
 富谷町は、ご承知のように、昭和38年、村から町に町制施行して以来、昨年で50年の節目を迎え、平成26年は2年後の市制移行を視野に入れながら、「5万人都市 とみや 輝く未来50年」を掲げ、着実な前進と成果を得ているところであります。今後は、2年後の2016年市制移行を視野に入れた町政運営を進め、さらなる町民福祉の向上と町勢発展に努めてまいる所存でありますので、なお一層のご指導ご協力をお願い申し上げます。
 最後に、臨時福祉給付金及び子育て世帯特例給付金について申し上げます。
 対象者の申請受け付けを11月4日までとして事業を実施してまいりました。
 なお、申請状況は、11月末日現在で、臨時福祉給付金が4,104件、比率にしまして80%、子育て世帯特例給付金、公務員を除きますが受給対象者4,526件、95%の進捗状況であることから、申請期限を平成27年1月31日まで延長することといたしました。多くの対象者の方々に申請いただけるよう12月の広報で改めて周知したこととあわせ、引き続き円滑な事務事業に努めてまいります。
 富谷町の人口は、11月末現在、人口5万1,745人、1万8,096世帯となりました。前年同期と比べますと、730人、410世帯の増加であります。
 選挙関係につきましては、第47回衆議院議員総選挙選挙時登録者数は、男性1万8,956人、女性1万9,814人、合わせまして3万8,770人となっているところであります。
 用意したものは冒頭、以上でありますけれども、なお、続けて申し上げます。
 昨年より着手しておりました町内会館、今年度事業として富ケ丘北部会館工事が完了いたしました。昨日、最終の現場視察を行ったところであります。ぜひ地域コミュニティーの拠点としての活発なご活用をお願い申し上げたいと思います。
 また、平成26年度あけの平コミュニティセンター改修事業につきましては、12月補正予算として計上いたしておりますことも申し添えます。
 なお、平成27年、来年度の事業におきましては、志戸田公会堂の改修に着手することといたします。振り返ってみますと、富谷村青年研修所を移転した建物を志戸田公会堂として活用をしてきたところであります。築五十有余年を経過し、内外壁、床の劣化等、震災等の被害もかなり大きな状況の中で一刻も早い改修が望まれてきたところであります。つきましては、平成27年度の事業、早期の建築、そしてまた完成というふうなことで、今期の補正予算対応とさせていただきますことをご理解をお願い申し上げたいと思います。
 以上が、第3回定例会以後からの現在までの主要な取り組みの概要であります。
 それでは、今回提出しております議案名とその概略を申し上げます。
 議案第1号 富谷町新型インフルエンザ等対策本部条例の制定については、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき定めるものであります。
 議案第2号 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について、議案第3号 富谷町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について及び議案第4号 職員の給与に関する条例の一部改正については、平成26年人事院勧告に基づき定めるものであります。
 議案第5号 富谷町特別職給料等審議会条例の一部改正については、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律に基づき定めるものであります。
 議案第6号 富谷町国民健康保険条例の一部改正については、産科医療補償制度の見直しに伴い所要の改正を行うものであります。
 議案第7号 富谷町総合運動場条例の一部改正については、テニスコートの使用時間について年間を通じて同一時間に改めるための所要の改正を行うものであります。
 議案第8号から第13号までは、各種会計の補正予算を計上するものであります。
 議案第14号 平成26年度富谷町立明石台小学校一般備品購入については、当該備品購入について議会の議決をお願いするものであります。
 議案第15号 富谷町道路線の廃止について及び議案第16号 富谷町道路線の認定については、明石台東地区共同開発事業及び成田センター地区開発行為に伴うものであります。
 議案第17号 富谷町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについては、地方税法第423条第3項の規定によるものであります。
 議案第18号 宮城県市町村自治振興センター規約の変更については、財団法人宮城県市町村振興協会が公益財団法人宮城県市町村振興協会に名称を変更したことに伴い所要の変更を行うものであります。
 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(平成26年度富谷町一般会計補正予算(第5号))は、補正予算について、議会を招集する時間的余裕がなかったため専決処分したことについて報告をし、その承認を求めるものであります。
 以上、提出議案の説明を申し上げました。議案審議の折にはなお詳細にご説明を申し上げますので、慎重審議を賜り全案件可決いただきますようお願いを申し上げます。
 以上であります。
議長(浅野幹雄君) 日程に入るに先立ち、諸報告をいたします。
 議長諸報告は、お手元に配付のとおりです。
 なお、説明員の出席報告ほか関係資料については事務局で保管しておりますので、希望の方は閲覧願います。
 これで諸報告を終わります。
 これから本日の会議を開きます。
 議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。


     日程第1 会議録署名議員の指名
議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、15番佐藤聖子君、16番永野久子君、17番磯前 武君の3名を指名いたします。


     日程第2 会期の決定
議長(浅野幹雄君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本定例会の会期は本日から12月5日までの4日間にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は本日から12月5日までの4日間に決定をいたしました。


     日程第3 富谷町議会基本条例第3条第3項に抵触することに関する調査特別委員会委員長報告
議長(浅野幹雄君) 日程第3、富谷町議会基本条例第3条第3項に抵触することに関する調査特別委員会委員長報告を議題といたします。
 会議規則第41条の規定により、富谷町議会基本条例第3条第3項に抵触することに関する調査特別委員会委員長に調査結果の報告を求めます。委員長相澤 榮君登壇願います。
19番(相澤 榮君) 委員長報告をいたします。
 富谷町議会基本条例第3条第3項に抵触することに関する調査結果について、委員長報告をいたします。なお、報告書の詳細につきましてはお手元に配付のとおりですが、私からは概要により報告をいたします。
 経緯といたしまして、当議会では、本年7月、自宅にて負傷し、みずから救急出動要請をした森 栄議員が、搬送先である公立黒川病院において泥酔状態で医師らに暴言を吐くなど、正常な医療行為を妨害した疑いがある事案、並びに、当議員が、教育委員会及び議会事務局に対し強圧的かつ品位に欠ける電話やメールを送ったとされる事案について、議員による不祥事案であることの判断のもと、8月に開催した議員全員協議会において本人に弁明を求め、事実関係に係る確認作業を行うとともに、その対応について協議しました。
 その結果、地方自治法第109条及び富谷町委員会条例第5条の規定に基づき、議長及び当事者を除く全議員16名で構成する富谷町議会基本条例第3条第3項に抵触することに関する調査特別委員会を、平成26年9月2日の第3回富谷町議会定例会において議決により設置し、以後、5回にわたり委員会を開催し、調査を進めてきました。
 調査経過、内容について申し上げます。
 まず、病院における不祥事案については、一連の新聞報道内容と「一連の報道内容は事実と異なりデマである」との森議員の弁明内容が全く食い違うことから、本人が開示請求した診療記録等の提出を求めるとともに、関係者を参考人として招致し、その真意について調査しました。また、不適切な電話やメールに関する事案についても、関係者の参考人招致、メールの写し等に基づき、その真意について調査しました。
 調査結果を申し上げます。
 調査特別委員会は、各種開示文書、招致参考人の証言・意見等を参考にしながら客観的に比較判断し、どちらが信用に値するかという点から、次のように結論を導きました。
 まず、病院での言動については、
 ・病院内で暴言を吐いたのは、医師ではなく森議員本人である。
 ・泥酔状態であったことは明らかである。
 ・正常な診療行為を妨害したことは明らかである。
 ・たび重なる新聞報道により町内外に好ましからざる印象を与え、当議会に対する信用を著しく低下させた責任は極めて大きい。
 ・本人弁明内容は事実ではなく、謝罪の意思をあらわしたものの、公職にある者として社会へ及ぼす影響は極めて大きく、道義的責任は免れない。
 次に、電話、メールについては、
 ・酩酊状態での電話と思われ、また、正当な用件とも考えられず、事務妨害に該当する。
 ・特定の職員に対する誹謗中傷であり、内容も甚だ品位に欠ける。
 ・議員という立場を利用して役場内組織の公序を乱す言動を繰り返し行ったことは極めて遺憾であり、また、関係機関へ成り済ましメールを送る等の行為は甚だ非常識であり、道義的責任は免れない。
 以上の結論を受けて、調査特別委員会は、全会一致で本人に対する辞職勧告決議案を直近の本議会に提出することを決定しました。
 以上、富谷町議会基本条例第3条第3項に抵触することに関する調査特別委員会は、所定の調査を経てここに終了することとなったので、平成26年11月19日、議長宛て報告書を提出いたしました。
 以上、調査結果の報告といたします。
 平成26年12月2日、富谷町議会基本条例第3条第3項に抵触することに関する調査特別委員会委員長相澤 榮。
議長(浅野幹雄君) お諮りいたします。富谷町議会基本条例第3条第3項に抵触することに関する調査特別委員会委員長報告では、所定の調査を経てここに終了することになっております。委員長報告のとおり、本調査特別委員会の調査を終了することとしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) ご異議なしと認めます。
 よって、調査特別委員会については、調査を終了することといたします。


     日程第4 発議第7号 森 栄議員に対する議員辞職勧告決議(案)
議長(浅野幹雄君) 日程第4、発議第7号森 栄議員に対する議員辞職勧告決議(案)を議題といたします。
 地方自治法第117条の規定によって、2番森 栄君の退場を求めます。
     〔2番 森  栄君 退場〕
議長(浅野幹雄君) 提出者菅原福治君に説明を求めます。菅原福治君、登壇願います。
3番(菅原福治君) おはようございます。それでは、申し上げます。
 森 栄議員に対する議員辞職勧告決議(案)。
 本年7月22日の深夜1時ごろ、自宅において負傷したとして、みずから黒川消防署へ救急出動を要請した森 栄議員は、搬送先である公立黒川病院において、泥酔状態で医師に暴言を吐くなど正常な医療行為を妨害した。また、教育長、議会事務局職員等を誹謗中傷するような強圧的かつ品位に欠ける内容の電話やメールを送り、さらには外部の公的機関に対して支援者を語った成り済ましメールを送るなど、範を示すべき立場にある者として甚だ常識に欠ける行為に及んだ。
 8月9日付河北新報朝刊社会面に、「宮城・富谷町議、病院で暴言」なる記事が掲載された後、森議員本人へ弁明の機会を与えたが、記事内容を否定し、病院等の関係者を刑事告訴するまでに言及していた。富谷町議会は、9月2日に議員倫理に関する調査特別委員会を設置して、本人弁明と診療記録等の内容を比較調査するとともに、参考人を招致して、証言・意見等を徴するなど、本件にかかわる審議を精査してきた。
 その結果、当委員会としては、森議員本人の弁明は虚偽であり、新聞報道内容が正しいと判断するに至った。森議員本人は最終的にはこのことを認めたものの、たび重なる新聞報道により町内外に好ましからざる印象を与え、富谷町議会、ひいては富谷町全体に対する信用を著しく失墜させた。公職にある者としてその責任は極めて大きく、また、とうとい人命を預かる救急医療従事者の士気にも著しい悪影響を与えるなど、社会的、道義的責任は決して看過できるものではない。このことは、公職者としての自覚と高い倫理性の保持を規定している富谷町議会基本条例第3条第3項に抵触することとなることから、森 栄議員は、調査特別委員会の調査結果と結論を重く受けとめ、町議会議員の職を辞するよう富谷町議会として強く勧告するものである。
 平成26年12月2日、富谷町議会。
 以上です。
議長(浅野幹雄君) お諮りいたします。本案は、質疑・討論を省略し採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。
 よって、本案は、質疑・討論を省略し採決することといたします。
 これから発議第7号を採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案は原案のとおり採決することに賛成議員の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 ここで、2番森 栄議員の入場を許します。
     〔2番 森  栄君 入場〕
議長(浅野幹雄君) 議長より2番森 栄議員に報告をいたします。
 ただいま議題となっております発議第7号 森 栄議員に対する議員辞職勧告決議(案)につきましては、採決の結果、全員賛成のもと可決されましたことを報告いたします。
 この際、午前11時まで休憩をいたします。
     午前10時38分 休憩


     午前11時00分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 先ほどの森 栄議員に対する議員辞職勧告決議(案)について読み落としがありましたので、訂正を願います。3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) 先ほどの森議員辞職勧告決議案に対して読み漏れがありました。申しわけございません。
 それでは、発議第7号。平成26年12月2日。
 富谷町議会議長浅野幹雄殿。
 提出者、菅原福治。賛成者、相澤 榮、渡邊俊一、磯前 武、永野久子、佐藤聖子、細谷禮二、小川昌義、山路清一、佐藤克彦、三浦邦夫、安住稔幸、浅野直子、小泉 光、高橋正俊、出川博一。
 森 栄議員に対する議員辞職勧告決議(案)。
 富谷町議会会議規則第14条の規定により、上記議案を提出する。
 以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 以上のように訂正を願います。
 この際、午前11時半まで休憩をいたします。
     午前11時01分 休憩


     午前11時30分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 この際、午後1時まで休憩をいたします。
     午前11時30分 休憩


     午後 1時00分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


     日程第5 一般質問
議長(浅野幹雄君) 日程第5、一般質問を行います。
 通告順に発言を許します。4番出川博一君。
4番(出川博一君) それでは、私から、3点について質問いたします。
 まず、最初に、町政運営について伺います。
 今回の質問は、町民が税を負担し、それを町民の福祉向上のために、町民の福祉の増進が図られているのか、その観点で質問します。これまでの町政運営が、本当に「町民が幸せを実感し、笑顔輝くあったか」なものだったのか、検証したいと思います。
 1つ、平成25年第2回定例会での「私は男ですので、わかりません」との発言は適切であったのか。
 2つ目、平成26年9月決算審査特別委員会での「私が求める6級職たる総務部長職の適任者がいない」との発言の意味するところは何なのか。
 3つ目、教育委員が2名欠員ですが、なぜ補充しないのか。
 4つ目、黒川地域行政事務組合の構成町村との連携はスムーズなのか。
 5つ目、パワハラ訴訟はなぜ起きたのか。
 以上、これまでの町政運営について伺います。
 次に、町長名で「平成27年度予算編成にあたって町政運営の基本方針」、さらに企画部長名で「平成27年度予算編成方針について」がホームページ上で11月13日公表されました。
 その内容について伺います。
 「町村行政から市行政への自己変革」とは、何を意味するのか。
 2つ目、「後期基本計画における重点施策との連携」の具体的な予算は何か。
 3つ目、子育て支援複合施設整備事業の事業費を含む計画はどのようなものなのか。
 4つ目、「130億円程度を想定し」とありますが、おおよそその歳出予算の内訳、内容について。
 5つ目、オータムレビューにおいて決定された町長からの指示事項とは何か、お尋ねいたします。
 最後に、子ども・子育て支援事業計画のパブリックコメント開始の予定が、当初11月上旬と示されておりましたけれども、それが中旬に先送りされ、12月に入ってもいまだに出されておりません。おくれが気になる支援事業計画等について伺います。
 1つ、平成27年4月実施に向け、計画策定の進捗状況は。
 2つ目、認定こども園の設置計画はあるのか。
 3つ目、児童館の開設計画はあるのか。
 4つ目、放課後児童クラブの小学校敷地内併設の計画はどうなっているのか。
 5つ目、子育て新制度における国、県の財政措置と富谷町財政への影響について伺います。
 以上が私からの質問です。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
 大きな1つ目、(1)、1つ目でありますけれども、この発言については不適切である旨、公の場で既に発言を訂正してございます。
 2つ目、何度も申し上げておりますように、適任者がいないということであります。
 3つ目につきましては、選任を続けておりましたが、本議会に追加の議案として提案することで予定してございますので、よろしくお願い申し上げます。
 4つ目は、黒川地域行政事務組合理事会、理事長のもとで運営されておりますので、しっかりと連携しながら進んでおるところでございます。
 5つ目については、ご承知のように、昨年10月23日、原告の請求棄却の判決がなされておるところであります。
 大きな2つ目、自己変革というふうなことでありますが、常にどのようなことであれ、ごらんいただいてわかるように、去年の延長上にことしがあるのではなくてというふうなことの趣旨で、常に変革を職員ともども求めながら、よりよい町政発展、そしてまた町民の福祉・福利向上に努めているところでございます。
 2つ目、具体的な予算を申し上げる現状ないわけでありますけれども、どちらにしましても、数年前から発しておりますように、富谷町5万を超えるこの人口規模において、そしてまた、諸情勢からしまして市制移行、まさに眼目直下の課題として取り上げ、その実現に向けて最大の努力をしながら現状に至っているところでございます。
 その次、3つ目、事業費の内容、概略を申し上げますけれども、整備事業の事業費については、本体工事として13億6,000万円、工事監理業務が1,300万円、太陽光設備工事が約1億円と、このような大枠の内容であります。
 4つ目、こちらについては、私が就任以来、次年度の予算組みをする上において、常に年4回の議会等も含めながら課題、直前になって次年度をどうするかというようなことでないローリングでの動き、取り組みをしてきております。そのような中で進めていることの中で11月28日をもって財政課査定を終えましたので、当初予算の大枠が見え、これらの当初の想定した内容に取りまとめる作業、来年、年をまたいで精査していくところであります。
 5つ目、指示事項。指示事項を1つ何、2つ何というふうなことは特にはございません。各部署、町長の思い、そしてまたそれぞれこの1年を通して見てですね、原課での事業の結果、総括を経て同じテーブルの中で共有し合う。そんなふうなことを続けながら、それぞれの課とのやりとりを進めると。その結果としては、指示に当たったり重点事項であったりと、このようなより分けをしながら進めてございます。
 大きな3つ目、パブリックコメント前の最終的な内容確認を行っている現状であります。
 2つ目、認定こども園の設置の計画は現状ありません。児童館の開設計画も現状ありません。放課後児童クラブについては、従前から申し上げていますように、明石台小学校開校と同時に設置することとあわせて、その他の4つの小学校におきましては、校地内での児童クラブ設置に向けて今準備を進めているところです。
 最後の5つ目については、影響等については現状余りないのではないかと、このような認識でございます。以上です。
議長(浅野幹雄君) これより出川博一君の質問は一問一答により行います。4番出川博一君。
4番(出川博一君) 先ほどのご答弁の中で、「私は男なのでわかりません」ということに対して、不適切で訂正をされたと言っておられますけれども、どの場面でどのようにお話しになったのか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) これはたしか25年の第3回定例会決算審査特別委員会の場であったと思います。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) それはどのような表現でされたのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) ご指摘があって、口が滑ったというふうな表現もしたかと思います。どちらにしても不適切なゆえに発言を訂正しますというふうな趣旨だったと思います。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) これは役場の女性職員の生理休暇が3年間取得されていないと、問題ではないのかという質問に対して、先ほど申し上げましたように、町長は、「私は男なのでわかりません」と答弁されています。これは、女性の立場をわかろうとする気持ちがない。そのような人に町政を任せてよいのでしょうか。町長の見解を伺います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) たしか休暇については、現状取得がないというふうなことのやりとりだったと思います。それを超える戦後の労基法のあのような規定であることとあわせて、現状取得がないこと、そしてそれを超えてそれぞれのお立場で年休処理やら何やらというふうなことで十分職員がそれに見合う、それに該当する状況であったにしろ、十分請求をしながら休むなりそれぞれ体調を整えていると、このような趣旨であるというふうに私は思います。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 「私は男なのでわかりません」という言葉そのものは、女性の気持ちをわかろうとしないのではないかというふうに私は認識するわけですけれども、そのような認識の中で、いわゆる町民の思いを、あるいは意見を束ねて町政のかじ取りをすることができるのか、改めて答弁を求めたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 何度も申し上げますけれども、不適切であることは申し上げましたので、ご理解いただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 出川博一君。
4番(出川博一君) ただ、取り消したと言いましても、その一般質問の中で取り消したわけではなくて、その後での取り消しということで。これはインターネット上の録画配信で全国どこからでもアクセスできるんですよ。これは、富谷町の町民にとって恥ずかしく唖然とする迷惑な発言であり不幸な発言ではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 何なりと受けとめようはいろいろですので、甘受いたします。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) いわゆるこれは、富谷町への信頼、そして町長を選出した町民への信頼を損なうこと、町民を不幸にする発言と思いますけれども、その認識はありますか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 全て甘受いたします。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) これはセクハラでないかという非難の声が上がっていますが、どのような認識をされているのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) その内容については判断しかねます。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 判断しかねるということはどのようなことなのか、もう一度お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 私がセクハラでないというふうなことであります。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 町民の幸せをつくるべきリーダーがこのような投げやりな発言は大きな問題で、その資質が問われると思いますが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 何度も申し上げますけれども、以後ないように気をつけます。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 町民は、いわゆる行政からよい恩恵を受けて幸福になるためにリーダーを選出するのではないのかと私は思っていますけれども、町長のお考えをお聞きします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 選出の基準はさまざまでありますので、それ以上は申し上げられません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) そのような町民を侮辱するような発言をしたことを、町民に対して謝罪すべきではないでしょうか。いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 侮辱という認識はございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 「男だからわからない」。町民の半分は女性ですよ。その女性を切り捨てるような発言をされているわけですから、それを侮辱といわないで、何とお考えになるんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 言葉のやりとりとなろうかと思いますけれども、侮辱と思いませんし、女性蔑視云々等もないというような認識です。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) いわゆる半分の女性を切り捨てる。そして、町民の半分の思いがわからない。女性の立場、気持ちをわかろうとする努力が必要ではないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 切り捨ての思いは全くございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) であれば、女性の立場、気持ちをわかろうとするのであれば、どうしてあのような発言が出てくるのかをお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) ですので、口が滑ったというふうなことを申し上げまして、おわびしているわけであります。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) もう一度ここで発言を訂正して謝罪するつもりはありますか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 既にやっておりますけれども、以後ないように注意することとあわせておわび申し上げます。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) いわゆる町民に対して、広報とみややホームページ上で謝罪すべきと思いますが、どのように対処されるおつもりでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そういった内容、案件に該当するものではございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) そういう内容に該当しないというのは、どのような根拠でそのような発言になるのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 根拠を示すまでもなく、該当しません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) だって、「私は男なのでわかりません」と言っているんですよ。女性の気持ちをわかろうとしないということに相通ずるんじゃないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そのような思いはございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) なかなか禅問答のような形であれなんですけれども、そういう発言そのものが全国津々浦々から録画で聞けるということに対しては、やっぱり町長は町民に謝罪すべきではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 謝罪を申し上げ、十分尽くしていると思います。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) それでは、総務部長職が4月からいまだに空席となっていますけれども、どうしてなのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 何度も申し上げますけれども、適任者がおらないということです。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) ことしの4月の時点で前任の総務部長が異動になりましたけれども、その理由は何なのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 総務部長職を選任するに当たって該当する者がいないわけでありますので、総務部長職から福祉部長職に回ってもらったということです。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) ということは、前任の総務部長が、町長が求める適任者ではなかったということなんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そういうことではございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) その時点で総務部長についてどのような検討をされたのですか、では、お尋ねしますけれども。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 何度も申し上げますけれども、求める部長職像ってあるわけでありますので、現状のスタッフの中で6級職に相当する部長職がおらないというふうなことからして、結果、5人必要なわけでありますけれども、4人だけであるというふうなこととなれば、5つの部に、どこのどの部署に4人を配置するかと、このような最終検討をすることとなります。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 今後どうするつもりなのかをお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) ことし1年度の対応というふうなことで総務部十分スタッフを整えて、我々もフォロー体制をとっておるというふうなことでありますので、次年度については、当然のことながら部長職を配置することで準備しております。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) では、組織運営上、また業務上の支障は出ていないんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) ほとんど出てございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 例えば11月開催の町政懇談会の司会、これは総務部長が当たるべきだと思うのですけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) それは、何ら福祉部長で司会、支障ございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 育っていないのであれば、県に依頼してはどうでしょうか、適任者がいないというのであれば。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) それは、26年度そのような準備を整えましたけれども、かなわなかったということでありますので、先ほど申し上げましたように、27年度については配置できるように今最善を尽くしているところです。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) では、県に依頼したということは、正式に文書で依頼されたのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) これは申し上げておりますようにさまざまな形で、私も直接というふうなこと、文書ではありませんでしたけれども、極力富谷町への配置というふうなことでお願いした経緯はございます。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) たしか文書規定というのがあるはずなんですけれども、役所というのは常に文書でやりとり、依頼、回答をもらうというのが常ではないでしょうか。その辺のところの認識についてお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 事例によるということでありますので、必ずしも文書百の百ではございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) だって、全部文書ですよ、官庁のやりとりというのは。そういう認識はないですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 文書百というふうなことは現状ありませんので、そのような決めつけはいかがかと思います。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 「私が求める適任者がいない」という発言は、みずから職員の教育あるいは能力アップを図っていなかったとの発言と受けとめますけれども、町長の認識はいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) それは議員のお考えというふうなことで受け入れますけれども、決してそうではございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) だって、町長、19年の3回の定例会で、町長は次のように答弁しておられるんですよ。「町として準備すべきことは人材育成とそれを補完する行政組織と考え、それが地域住民皆様の生活基盤の向上につながっていく。私は、率直に申し上げて富谷町職員は能力、意欲とも非常に高い水準にある。しかし、すぐれた能力も環境のいかんによってはいずれは衰退するものであり、良質の人材とその職務意欲を制度的に補完していくために部制をしいたんだ」ということを言っておられます。
 それから、19年の3回定例会から7年経過して、総務部長が空席というこのギャップはどのように説明されるのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 決してギャップではございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) では、この19年の第3回のときのお考え、今変わっているということでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 全く変わってはございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) いわゆる19年第3回定例会から現在まで、この7年というのは町長の在任期間です。その間にすぐれた能力を衰退させたのではないのでしょうか、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) それは逆であります。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 逆ということの内容をお話しください。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 職員はさらに上を目指して現状あるということです。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) それでは、なぜ、6級職たる総務部長職が選出できないのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) これは繰り返し申し上げているとおりであります。選任する時期にその該当者がいなければこのようなことにならざるを得ない状況にあることをご理解ください。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) いわゆる制度的に担保するはずが、逆に、制度・運用を壊して空席にしているのではないでしょうか。これはとりもなおさず町長の責任ではないでしょうか、お答えください。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) この責めは負いますけれども、現状それに伴って町政運営上の支障がないと、これに尽きます。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 求める人がいないとのうのうとおっしゃっておられますけれども、これは、町長みずから育てるというマネジメントがないとこの場で言っているようなものではないでしょうか、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) その認識は当たりません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) では、その認識が当たらないというのであれば、どういうマネジメントをして部下を育成されているのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 常々19年からやっておりますし、皆さんからごらんになって、具体的にどのところがマネジメント不足ゆえに職員の資質云々というのがあるかどうか、その辺のご指摘を具体的にお示しいただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) いや、だから具体的に、何で総務部長を空席にしているんですかという話ですよ。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そこに町政運営上支障がないというふうなことを申し上げているところです。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) いわゆる命令・服従だけでの組織では職員が育たないと思うのですけれども、どう考えておられますか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 職員の育つ目安は大変難しいところではありますけれども、主観的な目から見れば、職員は十分育っております。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) では、堂々めぐりなんですけれども、何で、だったら6級職たる総務部長が空席なんですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 何度も申し上げます。該当者がいないということであります。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) さっきから言っているように、そういう該当者を育てるのが、町長のマネジメント能力なのではないですかとお尋ねしているんですよ。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) それは当然であります。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) いわゆる各自治体は、住民のため行政サービスを含めて多くの事務事業をしておられるわけですけれども、町長だけでできないから組織を規定して対処しているわけですよね。その認識は誤りでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そのとおりであります。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 部制が必要だとして22年度から実施運用してきたんですよ。町長が誇ってきた組織ではないでしょうか。本当に機能しているんでしょうか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 機能してございます。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) では、何で、機能しているんだったら総務部長がいないんですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 適任者がいないからです。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) いいですか、町長みずからつくった組織なんですよ。それを空席にするということは、いわゆる町長の姿勢として一貫性に欠けるということになるんじゃないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) その指摘は当たりません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) であれば、21年9月制定の内部組織設置条例ですよ、これから総務部長を削除すべきではないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) その考えもありません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 条例の制度も変えない。人は空席にする。そういう町政運営でよろしいでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 大変苦しいところではありますけれども、現状、4月1日時点で配置する職員、部長職がいないというふうなことでこの1年、私自身もそれを補うべく、去年とまた違った動きをしているところであります。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) では、ちょっと視点を変えますけれども、部制が機能しているから、行政執行上の重要な会議である政策企画会議、これは開催する必要がないと6月の定例会で答弁していますけれども、そのとおりでよろしいでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) ちょっとその内容はわかりません。もう1回、どんな趣旨の質問でしょうか。
議長(浅野幹雄君) 内容確認ですね。(「はい」「立たないでいいですか」の声あり)立たないでやってください。内容確認ですから。
4番(出川博一君) 私が6月の定例会で、政策企画会議が全然開かれていないと、それはなぜなのか、そう言いましたら、それに対して企画部長が、「いや、部制が機能しているので部長を中心に協議をして、その上で町長に決裁をもらって、政策を実行しているんだ」と、そういう答弁をいただいたのですけれども、総務部長がいなくて、総務部関連の政策はどうなるのかというのをお尋ねしたいんです。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 会議の開催は適宜柔軟に対応していますし、何度も申し上げましたように、総務部長不在ゆえに町政の停滞あるいは推進上停滞するというふうな状況は、現状はないというふうな認識です。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) では、何も部制が機能しているから企画会議がないというのとは違うんじゃないですか、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 企画会議がないという趣旨はどのようなことでしょうかね。十分それに見合う会議あるいは協議というふうなことは常に繰り返してやっておりますので、相当数やっているほうだと思いますけれどもね。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 総務部長がいないのですから、部制が機能していないわけですよ、総務に関して。ですから、総務部に関する施策は、当然政策企画会議を開いて決めるべきではないですか、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) それに相応する、見合うほどの状況と運営をしておりますので、何ら問題ございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) いわゆる政策に関して、非常におかしな運用をしておられる。いわゆる町の方針であるべき政策を決めるのに政策企画会議を開催しないで、そして、この間、6月の答弁では、部長を中心として協議してやっているんだということですけれども、それで本当にいいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 全然おかしな運営になってございませんし、具体的にここがというようなことであれば、ぜひご指摘いただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 政策企画会議は、25年、去年の5月から1年半にわたって開催されていません。町長の一存で政策決定されるのであれば、政策企画会議を庁議の規定から削除すべきではないですか、どうでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 町長の一存で決めていることはそう数が多いわけではないと思いますけれども。(「では削除に関しては」の声あり)削除の必要はございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) この規定も町長みずから制定されたんですよ。形だけのものだったら削除すべきじゃないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 現状、今削除する段階にはございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) そのいわゆる政策企画会議、庁議からも削除しない、あるいは部制の条例についても改正しない、その理由は何なんですか、一体。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 理由は特にございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 理由がなかったら、削除したらいいんじゃないですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 削除の必要はございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 削除しないで形だけ残してどのような運用をされるおつもりなんですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 折を見て、必要にまた機能することもあるわけでありますので、何ら5年も10年もというふうなことでございませんので、削除の必要はないと言っているわけであります。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) それでは、次、教育委員2名欠員ということについてお尋ねします。
 今、教育委員は5名定員なんですけれども2名欠員で、もう一人欠けた場合、教育行政はストップするのかどうかお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そうではないと思います。現状5分の3でというふうなことでしばらくの間やっておりましたからね。それ、どなたかに確認してください。恐らく3人が下限というふうなことの認識です。(「そうしたら、2人になったらどうするんですかと聞いているんです。教育行政がストップするんじゃないですかと私は質問したんです」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そのような事態を招かないように、今回追加で提案するということです。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 追加で提案すると言ったって、この間の議案には出ていませんけれども、それはなぜなんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 選任の過程の中でそのようになったところです。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) でも、新しい方々ですから、それを審議するためには相応の期間が必要だと思うんですけれども、その辺の認識についてお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) それはそのとおりです。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 学校教育のみならず生涯学習も担当する教育委員会ですから、全ての町民に大きな影響を与えるわけなんですよ。2名欠員の現状は、町民のことを考えていない行政運営ではないかというふうに私は思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そのような認識は持ち合わせません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 町民のことを考えているのであれば、速やかに5名にしていろいろな意見を聞いて教育委員会の合議での運営をすると、そういう考えはないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 退任されておる方、任期満了でというふうなことで。4人目の小野委員につきましては8月27日退任というふうなことで、9月議会に間に合うこともなく現状まで至ったことでございます。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) だって、去年の10月から1名欠員じゃないですか。そんな1年以上も放っぽり出して、それでいいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 選任の努力は引き続き行ってまいりました。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) いわゆる本来5人で合議していろいろな識見を集めて、これからの教育行政をどのようにするかという協議をする場なんですけれども、3人での協議よりも5人でしたほうがよりいい意見が、町民の意見も含めて町民のためになるんじゃないかなと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) それはそのとおりです。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) それが3人だということは、住民にとって非常に不幸なことではないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 不幸であるとの認識はございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) だって、5人でいろいろな意見を聞いてその計画をするというのが通常あるべきやつが、それが3人だけでやっているわけですから、それは町民にとって不幸なことですよ。不利益になることだと思いませんか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そういう思いはございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) いわゆるそれが町民目線に立った行政の運営の仕方なんでしょうか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 欠員は不正常であることは十分に認識いたします。選任をし続けながら、相手もあることですので現状に至るというふうなことは、皆さんにご理解いただく以外ございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 先ほどお話ししましたけれども、25年10月から1年以上、これまで人事案件として提案されなかった理由をお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 何度も申し上げますけれども、選任をいたしましたけれども、相手方がありまして今回追加するような状況にはこれまで至らなかったということです。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) ということは、やっぱりそういう意味からいって、1年半以上町民に対して不利益をかけたということになるんですけれども、その責任はないのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 不利益と責任の所在については、この場で申し上げられません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) だって、町長が推薦して議案として出してよこさなければ、議会だって協議できないわけですから、その空席にしているということについて町民が不利益をこうむっているし、町長の責任もあるんじゃないかというふうにお尋ねしているんです。いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そういったことも含めまして今回2名の追加、そしてまた補充をお願いするということでございます。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) それでは、先ほどお話が出ました8月に教育委員1名辞職しましたけれども、7月24日の教育委員会の議事録はごらんになっていますか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 見ております。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) やめさせたのではなく、自分でやめると発言して会議中に退席したことは確認しておられますか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 前後等は定かではありません。表現、会議録からのみ知るところです。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 会議録をよくごらんくださいよ。そういうふうに書いていますよ。知る由がないって、議事録を見ているとおっしゃったじゃないですか。もう一度答弁を求めます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) もう1回確認しますけれども、答弁する内容をちょっともう1回質問してください。見ております、はい。
議長(浅野幹雄君) いいですか。議事録に、詳しく書いてあるんだけれども、そこまでは知る由がないという町長が答弁したので、それはなぜわからないのですかと、こういうことですよ。答弁をお願いします。
町長(若生英俊君) 会議録の内容以上のものはわかりません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 会議録に、自分でやめると言って退席したと書いてあるじゃないですか、違いますか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 退席したと書いてあります。それはそのとおりです。その後、会議の後、町長室に出向いて辞任を申し入れると、辞任したい旨、町長宛て、町長室に来て、ご本人からの申し出がありました。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) ということは、やめさせたわけじゃないということは、その点については、町長はおわかりになっていますね。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 確認しますけれども、やめさせたというのは、誰がですか。やめさせたということは、主体があるわけですよね。(「会議の中でのやりとり」の声あり)やめさせたというのは、主体は誰ですか。(「会議でのお互いの意見の交換です」の声あり)それ以上確認できなければ、答弁できる内容でございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) いや、町長あるところで、教育委員をやめさせたやつがいるという発言をされていると聞いていますけれども、それは事実でしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 事実ではないと思います。何を言っているか、わかりません。何か根拠があれば、おっしゃってください。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) わかりました。余り突っ込むといろいろ支障があることになるので、私はこれ以上突っ込みませんけれども、この教育委員がやめたということに関して、辞任に至る事の発端は、教育長を25年4月から町政運営会議に参加させない。さらに6カ月後の25年10月から政策推進会議にも参加させない。理由なしに教育長を締め出したことが原因だと思いますが、これは教育長の見解を求めたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) まず少し経過を、ほかの議員からも質問をいただいていますので、若干経過をお話を申し上げたいと思います。
 小野委員が7月の定例会において、いわゆる町政運営会議、それから庁議等の町政運営の主要な会議から外されているという状態で教育長を続けるのは、町民を愚弄する態度である、この言葉がありました。そして、このように続けているのは、教育長職にしがみついているとしか思えないというような発言がございました。
 それで、私としてもこういうことは到底見逃すことができませんので、非常に反論をして、この定例会はこの議論だけで約1時間ぐらいの議論をしているところです。このような発言をしたので自分としてはやめるという趣旨の発言をして退席をしたということだと、私は認識をしております。以上です。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) その会議から参加させない、外されたということの理由は何なのでしょうか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) どちらですか。(「教育長にお尋ねします」の声あり)教育長。
教育長(菅原義一君) 町政運営会議に出なくていいというのは、当時の千葉副町長が私の部屋に来て、ことしからこの会議は教育長は出なくていいんだと、それだけでした。
 それから、いわゆる10月からの庁議に出なくていいというのは、たしか小松教育部長が指示を受けて私のところに来て、4月からの庁議には教育長が出なくていいそうだと、それだけでございます。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) そのような指示は町長のほうからされたのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 折々会議の構成メンバーは変わるわけでありますので、構成が変わったというふうなことでの今のような流れだと思います。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) これは教育委員会の問題だけでなくて、町民のための教育体制ですよ。そして、役場内の会議から教育長を外すことは大変大きな問題だと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 何度も申し上げますように、会議の構成、会議の種類、さまざまあるわけでありますので、外すという発言は適切ではありません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 町政運営会議には、今、教育委員でない教育部長が出席していますけれども、教育委員会中心の教育行政を踏まえれば、組織をわきまえない判断だと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そのような認識はございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) であれば、何で教育長を外しておられるのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 何度も申し上げますけれども、外したわけではございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 外したわけではなくて参加させないということとは、どこが違うんですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) どちらも当てはまりません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 教育委員会の行政組織規則第13条に、教育部長の職務として、「上司の命を受け、部の事務を掌握し、所属職員を指揮監督する」とありますけれども、上司とは誰のことを指すのか、答弁願いたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 教育部長の上司は教育長です。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) いわゆる教育委員会の事務方の長である教育長が出席しないで、教育部長は序列からすれば3番目ですよ、その方が教育長から指示を受けて、指示命令を受ける教育部長が会議に出席しているわけですよ。教育長は出ていない。会議の結果を受けて、教育部長が教育長に指示命令をするんですか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そのようなことはあり得ません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) であれば、それはどのような形で、いわゆる会議の内容そのものが教育長に伝達されるのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) それは自由な意思でですね、指示命令云々のことではなくて、会議に参加したことの内容については何ら問題ございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) そんなばかなことがあるわけがないじゃないですか。
議長(浅野幹雄君) 静粛にお願いします。もう一度。
4番(出川博一君) だって、上司である教育長に対してですよ、部下である教育部長がいわゆる会議の内容について報告するのが当たり前なんでしょうけれども、そういう組織でいいんでしょうかと言っているんですよ。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 先ほどの報告と指示というものの違いをもってあのように発言したのでありますので、ご理解ください。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) であれば、報告したやつはどういう形で教育行政に反映されるのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) それは教育委員会の専一事項であります。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 町長は、いわゆる地方教育行政の組織及び運営に関する法律はご存じでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 存じ上げております。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) この法の第24条に長の職務権限はいろいろ書いてありますけれども、その内容についてはご存じでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) ここで詳細に申し上げる状況にはありません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) いわゆる町長から教育委員会の各組織に直接指示命令はできないことを理解しておりますか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 十分理解しております。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) であれば、先ほどのお話の中で、教育部長が会議に参加して、それを報告するということと矛盾があるんじゃないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 矛盾はございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) であれば、何のために教育部長を部長会議に参加させているんですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 構成員の一人として必要だからであります。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 構成員がその上司に会議の内容を報告するということは、それは許されることなんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 当然であります。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) ちょっとお尋ねしますけれども、町長は、これまで教育部長あるいは教育課長等に直接指示命令されたことはありませんね、確認いたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) ございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) それで、教育長も入っていない。教育部長、課長にも指示していない。それで教育行政が回るんでしょうか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 今の制度上やむを得ない状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 制度上で、それでやむを得ないということで町政がうまく運用されているんですか。それ自体が町政の停滞を招くことになるんじゃないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 停滞には直接はつながっておりません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) いわゆる自治法で言っている組織の会議の持ち方ですね、これだと大きな間違いをしていると思いますけれども、これは今、議場の話であれなんですけれども、町民は、町長、副町長、教育長のいわゆる三役が協議決定していると思っていますよ。この現状は町民にとって不幸なことではないですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 済みません。ちょっと不幸な手前を聞き漏らしましたけれども、もう1回お願いします。
4番(出川博一君) 町民は、町長、副町長、教育長のいわゆる三役によっていろいろな町の施策が協議決定されると思っているんですよ。ですから、このような体制は、町民にとって非常に不利益で不幸なことじゃないでしょうかとお尋ねしたんです。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そういうことはないと思います。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) だって、議場ではこういう話をしていますけれども、全然それは町民には、当然教育長がいろいろな会議に入っていると思っているのですけれども、そういう認識はございませんか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) それは、会議の構成員はいろいろあるというふうなことでありまして、入っている会議もあり、入らない会議もあり、それは当然でございます。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) いわゆる教育委員なんですよ、教育長は。教育長は教育委員。いわゆる部長会等の庁議に出席させて意見を求めることが、本来の組織運営ではないでしょうか。そのような認識はないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) それはそのとおりです。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) であれば、全ての会議に教育長を参加させるべきではないでしょうか、いかがですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 教育長の参加しての会議を、7月からだったと思いますけれども、現状はしておるところです。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 部長会議は出席させていないんじゃないですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 部長会議はそのとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) だって、以前は部長会議も教育長が入っていたんですよ。それをわざわざ規定を変えて削除して、そして、いまだに参加させていないというのはどういうことなんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) これはさまざまな会議がございますので、これ以上は申し上げられません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) いわゆる誤った組織運営で教育委員会との間で無用な混乱を招いて、さらには教育委員を1名辞任に追い込んだというこのことについては、町長、町民に謝罪すべきではないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 辞任に追い込んだ、それが町長がという主体であれば、それは違いますので、ご訂正なり、あるいは別な角度からの質問をお願いします。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) いわゆる会議から教育長を外したがために教育委員会で議論になって、それに伴って教育委員1名が辞職されたということなんですけれども、そこのことについて責任は感じないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 辞職の理由については、今のような認識はございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 町長はさっき議事録を見たと言ったじゃないですか、7月24日の。それにはっきり書いてありますよ。よく見ていないんじゃないですか、どうですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 見たことは見ましたけれども、今まで申し上げたとおり、訂正することはございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) それをちゃんともう1回見て、それから答弁してください。そうでなければ進まないですよ、これは。いかがですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 目を通してございますので、そんなに大きなそごはございません。(「いや、大きなそごがあるので、休憩を求めたいと思います」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 質問続けてください。4番出川博一君。
4番(出川博一君) いいですか。さっきも言ったように、教育長をいろいろな会議から外したということが発端でこういうことになって、教育委員会の運営が非常にスムーズでない。いわゆる教育長は会議に出ていなくて教育部長が出ていると。こういうおかしな組織運営でよろしいのでしょうか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 教育委員の辞任が、私の今の会議にかかわるのが発端であるというふうなことをお示しであるとすれば、それは事実と違いますので、はっきりと申し上げます。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) いや、それは議事録を見てくださいよ、7月24日の議事録にはっきり書いてありますから。(「議事録見てからやれば」の声あり)それからお願いします。(「動議、休憩」「賛成」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 若生町長。答弁願います。
町長(若生英俊君) ご本人からも私は直接辞任の理由等を聞きましたけれども、今のような事実は本人の口からは聞いてございません。
議長(浅野幹雄君) この際、午後2時10分まで休憩をいたします。
     午後1時56分 休憩


     午後2時10分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 若生町長、答弁願います。
町長(若生英俊君) 済みません。質問の趣旨は何でしたでしょう。
議長(浅野幹雄君) 議事録を読んで、その結果でございます。
町長(若生英俊君) 議事録は既に読んでございますので、先ほどまで答弁した内容と変わりございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 議事録を見て、教育委員会で話した中で教育委員がなぜ辞任したのか、それでおわかりになりましたか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 読み取った中では、受けとめるところではございます。(「受けとめるところとは」の声あり)辞任の理由は承知いたしました。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) それでは、パワハラの問題に入りたいと思います。
 全町民のリーダーたる町長がパワーハラスメントで提訴されること自体、町民にとっては非常に不幸なことではないかと思いますけれども、見解を求めます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) これは、先ほど申し上げましたとおり、訴訟の性格上、相手があって私ということになりますので、結果、判決を受けたというふうなこと以外、申し上げることはございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 裁判にまで発展させた言動があったのではないでしょうか、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) ことごとく裁判で全てそれは否定されているわけですから、申し上げるところはございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 役場内において命令・服従だけの指示指導があるんではないでしょうか、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) それはございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 時折、町長に厳しく叱責されたという話を耳にしますけれども、事実でしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) これもございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 町長の叱責によってある部署の責任者が不定期な時期に人事異動があったとか、また、叱責によって職員が体調を崩して他の部署に異動になったとかといううわさがありますけれども、事実でしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 事実ではないと思います。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) いや、そういうふうにいわゆる紋切り型の全てないないという答弁では納得できないですけれども、もう一度お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 具体的に事例を紹介していただいたことでなければ、一般的な話では申し上げられません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) いや、ここで個人情報である個人名を言うのはどうかと思うんですけれども、町長にもう一度お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 申し上げることはございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) わかりました。これは、人事権を使ったパワハラというのではないでしょうか、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) それらに該当する事実はございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 新たな犠牲者を出さないために私はあえて質問しているので、町長みずから叱責した後の人事異動はありませんでしたか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そのような人事異動をした経緯はございません。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 個人の名前が出てしまうので、やめます。ただ、もう一度町長にお尋ねしますけれども、神に誓ってそういうことはないと断言できますか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 事実にございません。(「終わります」の声あり)


議長(浅野幹雄君) 17番磯前 武君。
17番(磯前 武君) 私は、通告に従って2件質問をいたします。
 まず1件目として、役場旧庁舎の整備計画について伺います。
 本町の現状は、2年後の市制移行を着実かつ円滑に推進することが最優先の課題であると思います。
 これまで、町長は、「教育満足度日本一」を政策の根幹に据え、子育て環境の充実、高屋敷工業団地の造成・企業誘致の促進により雇用の拡大を図ってきております。また、明石台東地区の住環境の整備を展開し、成果を上げてまいりました。
 今後は、市制移行を視野に入れた自立した5万人都市につながる施策づくりと町民の福祉の向上に積極的に取り組むべきと考えます。その中において大きな課題の1つに、旧役場庁舎の整備があると思います。
 現在の役場庁舎は、平成14年11月に竣工しております。平成15年1月に旧庁舎より移転をし、約11年11カ月の月日が流れ現在に至っておりますが、私は、市制移行前に整備を形にすべきと思い、伺ってまいります。
 旧役場庁舎は、現在、公益社団法人富谷町シルバー人材センターの拠点として活用がされております。今後の旧庁舎の整備計画、再活用、解体しての整備等々、検討されていると思いますが、早急に整備計画を示すべきと考え、質問します。
 質問の中の関係する件は、町長のきょう朝の冒頭の町政運営報告にありましたが、既に通告をしておりますので、通告どおり質問をさせていただきます。
 旧役場庁舎の整備計画、現在の管理状況をお示しください。
 2番目、リニューアルしての活用、解体しての整備、結論は出ていますか、伺います。
 3番目、解体しての整備と私は聞いておりますが、整備計画の策定はできていますか。また、その時期を伺います。
 4番目、シルバー人材センターからシルバーワークプラザの建設要望書が提出されていると聞いております。どのように検討したか。また、シルバーワークプラザの建設計画があれば、伺います。
 5番目、富谷町シルバー人材センターとの賃貸契約についても伺います。
 次に、2件目の質問に入ります。
 富谷町都市公園の整備状況について伺います。
 富谷町の都市公園は現在88カ所あります。その中でトイレが整備されている公園は、わずか12カ所となっています。都市公園の整備状況について次に伺います。
 明石台東地区の宅地開発は、平成22年5月、市街化区域へ住宅系として即時編入が許可され、造成工事が7月末で完了しております。平成26年10月末現在で、明石台七丁目に218世帯、709人の方々が居住をしております。12月からは来年4月開校予定の(仮称)明石台小学校学区エリアの明石台九丁目の販売が開始され、来年には八丁目も販売開始が予定されています。明石台東地区の宅地計画は、計画戸数751戸、計画人口2,628人となっています。平成28年単独市制移行を確実にしたすばらしい事業として、町民の一人として高く評価をするところであります。
 本題の公園の整備ですが、すばらしい明石台東地区、スマートコモンシティ明石台の中の公園、明石台東公園にトイレが整備されていないとの多数の町民の声があります。
 次に、具体的に質問をいたします。
 1番目として、各公園の樹木剪定、除草の状況、年間予算、発注先はどちらへ発注しているでしょうか。
 2番目、公園のトイレの清掃状況はどうなっていますか。
 3番目、公園トイレの整備設置基準はあるのかどうか、伺います。
 4番目、公園トイレ整備、設置は現状で十分であるか、伺います。
 5番目、町民より公園トイレ設置の要望の声は届いているかどうかを伺います。
 以上、2件の質問に対して若生町長よりの答弁を求め、私の第1回目の質問を終わります。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
 役場旧庁舎の整備計画につきましては、けさ冒頭申し上げた内容とほぼ重なろうかというふうに思います。これまでの間、旧庁舎及び敷地利活用検討委員会において十分協議検討してまいったところでございます。結論は、先ほど申し上げた理由をもって解体することとし、現在、解体設計業務を委託したところであります。実際の解体工事は平成27年度事業と予定しております。
 施設建設の内容につきましては、従前からシルバーさんのワークプラザ、職業訓練施設というような感じのイメージでしょうかね、あるいは今富谷小学校北側にあります民俗ギャラリーの移転、そしてまたその他、しんまち振興、10年にわたるシルバー人材センターの事務所を拠点として、ふるさとまつり等々を含めて大きな力を発揮していただいてきておりますので、そういったことを十分勘案しながら、そしてまた、地域の皆さんのお声をお聞かせいただきながら、まずは解体をし平地にすると、このようなことで対応してまいることといたします。
 賃貸の契約については、現状行政財産であることから使用許可を出し、1年ごとの更新としているところであります。
 2つ目の都市公園整備におけるトイレ等の、あるいは除草等というようなことでありますが、1つ目から順に申し上げます。
 公園の樹木剪定におきましては、予算1,550万円、指名競争入札により造園業者に発注しております。除草業務につきましては、大亀山森林公園、637万1,000円を予算措置し、年3回の除草業務として、指名競争入札によりこれまた造園業者に発注しております。その他の都市公園及び緑地については4,595万5,000円、予算措置額です。年3回、緑地は年2回、こちらはシルバー人材センターに発注をしているというふうなところです。
 2つ目のトイレについては、正規職員業務員2名と臨時作業員の1人、3名体制で週2回、月曜日と金曜日に実施しております。
 トイレの整備設置基準は特には設けてありません。
 4番、5番目、明石台東公園にトイレをというふうなことでありますけれども、従前のままでしたらば、恐らく設置の要望の声も上がらず必要性も低いというふうな認識に立つところでありますけれども、あのように周辺が整備され、そして明石台東公園が一丁目、七丁目の皆さんに大いに活用していただいていると、周辺の歩く環境も整っているというふうなことからすれば、設置基準等ない中ではありますけれども、十分トイレ設置の整備の必要性ありというふうなことで答弁を申し上げます。
 要望の声は、現状数件、ゼロではなく、折々耳にしてきたところでございます。なお、トイレの設置に当たっては、基本的にはその公園の周辺500メートル、企業誘致の「誘致」と書きまして誘致距離500メートルで、面積規模の大きい近隣公園に設置するというふうな大まかな基準はあったようでございます。それに次ぐ誘致距離250メートル規模の小さい街区公園については、現状トイレの設置はしてこない経過の中にあると。今回の明石台東もこの誘致距離250メートルに該当するということで、本来の目安からすれば設置に満たないというふうなところではありますけれども、先ほど申し上げた理由から、設置に向けて次年度対応してまいることといたしたいと思います。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 17番磯前 武君。
17番(磯前 武君) 再質問をさせていただきます。
 本日の町長の町政運営報告の中で、協議の結果解体をすることに決定したとの報告がありましたので、次に再質問をさせていただきます。
 現在、解体設計業務の委託中とこういうふうにありますが、この設計が完了するのはいつなのか。
 それから2番目として、解体工事は平成27年度実施とのことですが、いつごろ工事を開始するのか、具体的に伺いたいと思います。
 それから3番目、ことしの4月4日に公益社団法人富谷町シルバー人材センターからシルバーワークプラザの建設要望書ということで届いております。これを受けてこのシルバーワークプラザ、それから、町長から民俗ギャラリー事業を検討しているとのことですが、今後のこの建設。平場にして今後整備していくということですが、これについての検討はどういうふうな、検討委員会をつくって検討していくのか、これを明確にお答え願いたいと思います。
 それから、2番目の都市公園の整備状況でありますが、この中で、ちょうどことし、十三夜ふるさとまつりプレイベントを明石台東公園で行ったわけですが、ちょうど大分寒いときだったのですが、ここにトイレが欲しいねと。ちょうどあのところはこれから大分いろんな面で住宅が整備され環境がよろしくなっているわけなんですが、そこで、寒いからかなり散歩コースになっていまして、朝夕かなりの町民が歩いていると。今、富谷町では、この前10月26日、「さあ!歩効果ウォーキング&健幸セミナー」というのがありましたが、これも、160名の方があっという間に2日間で埋まったような、このウオーキングに対する町民の関心は高いんですね。そんな折に、こういう散歩中の方々がすぐにトイレに行けるような、町なかではあるけれどもかなり環境のいい場所ですから、そちらこちらでやると軽犯罪法にひっかかりますので、ぜひとも早急に設置してもらいたいと思いますが、どのような予定でこのトイレを計画していくのか、その辺も明確にお答え願いたいと思います。以上です。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 私のほうから2つ申し上げます。
 検討委員会につきましては、庁舎内で、先ほど申し上げた検討委員会をすぐに立ち上げ、そしてそこの場で結論を出したいというふうなことです。今後の平場にした後の活用というふうなことでありますので、公正を考えながら新たな委員会を、地元の皆さん、シルバー関係者等を含め、新たな皆さんで構成する委員会を立ち上げた中で間もなくの準備に入りたいと、このように思います。
 2つ目のトイレの設置については、先ほど申し上げたつもりでありますけれども、27年度の事業として早期に準備したいと。おおよその場所とか見積もりの額とかその辺のところ見えてきましたので、それらについて早期に場所を選定して設置をすると、このようなことで準備してまいりたいと思います。
 そのほかについては、担当課から申し上げます。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 設計の時期でございますが、工期は3月20日までとしてございます。
 それから、これから27年度の当初予算のほうに解体費用を盛り込みまして、予算の議決をいただいた後、速やかに解体というような考えでおりますが、具体的な時期、何月ごろというところでまだ今のところ決定していることはございませんで、27年度中の実施ということで考えております。
議長(浅野幹雄君) 17番磯前 武君。
17番(磯前 武君) それで、このシルバーワークプラザから建設要望書というのがことしの4月4日に出ているわけですが、シルバーのほうでもかなり手狭になっていて、ぜひとも早くこの計画をもとに建設を急いでくれという要望を出していると。ところで、町のほうとこの件について打ち合わせとか何かしていますかと言ったのですが、それについては具体的に話は、そんなに核心に触れる、いつやる、いつどうするということがないので、その点をもう一度お答え願いたいと思います。シルバーとの話し合いをどのようにしたか、お願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 議員のおっしゃるとおり、シルバーのほうから要望書をいただいております。
 それについては、事あるごとにシルバーさんのほうには説明させていただいているのですが、何分この要望に、あとは町長が申し上げた民俗ギャラリー、そして町三区の皆さんも別な用途ということもありますので、今それらをもとにこれからまた検討を深めていきたいという段階を説明させていただいております。


議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) よろしくお願いします。
 それでは、私から2点質問させていただきます。
 1点は、安倍総理が掲げる「地方創生」計画に、町はどう取り組むか。
 2点目は、富谷町に大学を誘致し、生涯を完結できるまちづくりについて伺います。
 まず、「地方創生」計画について伺いますが、今回は具体的な中身ではなく、町の創生計画に対する意気込みと本気度を確認させていただきたいと思います。
 安倍総理は、6月に内閣の重要課題に「地方創生」を掲げました。それに対応した県は、11月に県地方創生推進本部会議を設置し、その後、市町村担当者の情報共有の場として市町村地方創生連絡会議を開催いたしました。
 しかし、その後、衆議院解散ということで、地方創生関連の法案は国会で通ったものの足踏み状態になり、最悪なタイミングだと思います。
 そもそもこの地方創生計画に至った経緯は、社会保障の充実にあるようでございます。そのためには、消費税の増税、さらには景気を回復しなければならない。また、景気の回復には、地方が元気にならないと消費税は上げられないということでした。
 そこにもってきて、5月の「日本創成会議」人口減少問題検討分科会座長の増田寛也さん、元岩手県知事の「消滅自治体リスト896」の公表でございました。その考え方は、出産年齢の主な年齢である二十から30歳代の女性が2040年までに半減し、人口減少がとまらなくなる予想減少率の自治体の公表でございました。しかし、そんな中で、安倍総理としても人口減少対策や東京一極集中について既に取り組んでいたやさきにこのリストが公表され、急速に地方創生の機運が高まったと言われております。
 消滅リストの中には、宮城県からも石巻市、塩竈市、気仙沼市、また、隣の大郷町、大衡村など、35自治体のうち25の市町村が入っておりました。宮城の7割を超える市町村が入っており、大きなショックを受けたところでございました。我が富谷町は予想減少率何%だったのか、気になるところでございます。後ほど伺いたいと思います。
 人口減少の話は、我が富谷町の話ではないというのではなくて、全国的な人口減少の大きな流れの中では、我が町とて人口が減る時期は必ず来ます。そうならないように手当てをする。また、そうなってもいいように今余力のあるうちに手を打つ、それが今回の地方創生の考え方だと思います。国から言われるまでもなく、そのことを視野に入れて検討することは行政として当然の責任だと思いますし、ここは性根を据えて取り組まなければならないと思います。その意気込み、本気度を伺いたいと思います。
 今回、国は一切押しつけはしない、自由に地域事情に応じて戦略を立ててほしいということでございます。また、効果の上がる戦略を考案したやる気のある自治体には、国から情報支援、人的支援、さらには補助金も出るようでございます。ここは各自治体の知恵比べとも報道されておりますが、今打つ手は何かを探らなければなりません。今回は、庁内の主に若手職員、住民、特に女性、さらには大学生も含めて今後どのような体制で臨むのか、検討を急ぐ必要があるのではないかと思います。
 そこで、予算関連と体制も含めて、町の地方創生計画に対する意気込みについて伺います。
 1つ、町は地方創生計画をどのように受けとめているのか。
 2つ、地方創生計画の趣旨、意図するところはどのようなものなのか。
 3つ、「消滅自治体リスト896」における我が町の30年後の女性人口予想減少率は何%か。また、何年ごろ50%を超えると予測しているのか。
 4、町の人口推計について。
 5、計画策定に当たっては、どのような庁内推進体制で臨むのか。
 県と市町村の連携のあり方についてはどのように考えているのか。
 次に2点目、富谷町に「大学の誘致」構想についてお伺いします。
 結局、このことも地方創生にかかわってくるテーマだとは思いますが、まず町の現状ですが、平成28年には市制移行が確実視されております。また、言うまでもなく、町は豊かな自然環境に恵まれまして、日本の中核都市である仙台市近郊の町として急激な伸びを示しており、当然ながらこれからも人口増加が見込まれる地域であります。
 また、町の最重要取り組み項目でもあります企業誘致についても、高屋敷工業団地の造成も始まり、これから順調に進むものと思われます。あとは成田二期工業団地が残っておりますが、これからスピードを上げて取り組まなければならないと思います。どちらにしても、これからの町にとっては明るい材料だとは思います。
 しかしながら、そんな中でも、町には今後のことも含めて課題もございます。新都市にふさわしい道路交通網・道路ネットワークの課題、総合文化施設・屋外スポーツ施設整備等の課題、にぎわいのある中心市街地構想の課題、24時間総合病院等医療施設の充実等についての課題等が挙げられます。
 しかし、このことは責任を持って誰かが解消していかなければなりません。そこで、私は率直に言って、早い時期での大学誘致を提案いたします。この大学誘致をてこに、並行してさまざまな課題解決につなげていかなければならないと思います。
 そんな中で、東北への医学部新設に東北薬科大が選ばれました。町内に薬科大所有の土地がある町として、大学の誘致と総合病院の整備にもつながる、願ってもないことだと思います。町の見解をお聞きしたいと思います。
 私はこの間、滝沢市に2回目になりますが伺って、まちづくりについて勉強させていただきました。滝沢市には現在6つの大学があります。いろいろさまざまな場面で、行政の問題など、それぞれの大学と常に連携をとっているそうでございます。大学側も、社会貢献という考え方や研究材料として積極的だということを聞いております。
 それと、大学誘致の効果についても教えていただきました。1つは、生涯学習の拠点であるがために、地域の子供たちの学習教育の向上につながるのが一番だということでございました。2番目に、企業・行政・大学の連携によって共同研究を進め、交流を深めながら地域課題、また製品開発、行政課題などに連携して取り組める。その研究成果が、まちづくりや企業の育成・地域ブランドづくりにつながっているということでございました。
 また、大学生や関係者の往来によって周辺地域の活性化等が挙げられます。仙台に隣接し、子供の数が多く、これから市制をしこうとしている富谷町こそ、大学誘致構想は絶対に必要だということでございました。こういうことが黒川なり富谷の経済の発展につながっていくものと思います。
 将来に明るい展望を開くためには、私は大学誘致は正しい選択だと思います。ぜひ大きな声で大学誘致を内外にアピールし、富谷は早い時期に大学を誘致するんだと、富谷はこれから大学を中心に発展していくんだということを、明確に発信していくことが重要であります。そのことが、道路ネットワークの構築とか、中心市街地構想の実現、また企業誘致の推進、地域ブランドづくり等々の解決につながっていくものと思います。
 そこで、予算体制も含めて、町の大学誘致に対しての質問をさせていただきます。
 1つ、町の将来構想として、大学誘致をどのように考えているのか。
 2つ、地方創生計画に、将来の大学誘致構想が盛り込まれているのか。
 3つ、企業誘致の状況と今後の見通し、またこれからの誘致企業に求めるものは。
 4つ、まちづくりについて、産・官・学連携のあり方について。
 5つ、将来、(仮称)富谷市に大学が誘致された場合の予想される効果は。
 6つ、今回、東北への医学部新設で東北薬科大が選定されましたが、町内に同大学所有の土地があり、誘致について何らかの働きかけ等を行ったのかということでございます。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
 最初のほうでありますけれども「地方創生」、大きくクローズアップされてき始めたところでありますけれども、私どもとしては大いに望むところでありまして、この富谷町ならずとも日本のこの先の30来の将来像を描いたときに、大変従前のこれまでの30年間と違った30年間のトレンドになるだろうと、この辺は何度か申し上げているところであります。したがいまして、現状、法案が通り、そしてまた国の本気度、総選挙後の内閣発足というふうなことに当たって、十分そういったところを視野に入れながら町としても本腰を入れていくというふうなことで、まさに国費を町に取り込むと、こんなふうな意味合いも当然あるわけでありますので。おくれず前向きにというふうなことで積極的に取り組んでまいると、このようにいたします。
 意図するところはということでありますが、5つの趣旨、基本的な方向性が示されているということでご紹介を申し上げます。
 地方へ新しい人の流れをつくる。地方に仕事をつくり、安心して働けるようにする。若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる。時代に合った地域をつくり、安心な暮らしを守る。地域と地域を連携する。というふうなことでありまして、我々はどのような状況であれ町政運営上これらの5つについては十分頭に入れながら、それぞれのつなぎ合わせをしながらこれまで至ると。私について言えば2期8年取り組んでまいったというふうにもまた言えようかというふうに思います。ですから、大きな新しいものが突然に出てきたことではなくて、国全体としての方向性、求められるものというふうなことと受けとめながら、富谷町の今の状況とあわせ、つながるところはどこかと、そういったところを十分精査、見きわめをしながら最大限に活用してまいりたいと思います。
 3つ目の人口予測。これも何度も申し上げておりますけれども、富谷町の人口減少というふうな中でいえば、富谷町は人口増加率ですね、全国に15しかないものの中の3番手、5番手というふうなことでありますので、まさに国の方向性、トレンドと違う自治体の一つだと、このへんのところをどう国政の方向性とつなぎ合わせながら進めていくかというようなことは、まさにかじ取り役を担う私、そしてまた職員皆さんにも求められると、このようなことでございます。
 人口増加率、女性の若年増加が8.3%、これは全国第5位、人口増加率が30.3%というのは全国3位と、2040年は6万1,000人と、このようなことでございます。したがいまして、ふえるか減るかと言えば、富谷町はふえる自治体のごく少数の、全国2%ほどの自治体の一つだと、このようになる。
 しかしながら、30年で3.4倍、340%ふえた富谷町からすれば、今後の30年間は、日本の国全体の少子化というふうなことの中にあらわれていく中に進む30年であろうなというふうにもまた思うところです。しかしながら、それを超えて富谷町のすぐれた取り組みあるいは優位性をもってすれば、恐らく予測を超える取り組みが可能ではないかと、このように思います。
 人口推計につきましては総合計画の中で、これは広報にも紹介しましたように、平成21年度でスタートした人口予測どんぴしゃですから。5年前に5年後を予測した人口予測がぴたりといくほどの取り組みをしてきたというふうにぜひお受けとめいただきたいというふうに。自然にそうなったことでは決してございません。ですから、そういう意味で、計画のための計画ではなくて、実のある、そしてまた、計画を立てた以上それに沿って確実なものにしていくというふうなものは、町長に課せられた責務の一つであります。
 5つ目、推進体制。これは県との連携ということに尽きますけれども、幸い富谷町は、私が町長就任以降、経営企画課、企画部というふうなことの中で積極的に定型外のさまざまな皆さん、官・民であれ、町民であれ、さまざまな形のご要望、そしてまた声を聞き取りながらつなぎ合わせてきたというのも富谷町流の進め方を既にしておりますので、なお一層国の政策に合わせて強めてまいります。
 6番目は、今あわせたようなことと大体同じでございます。
 次に、大きな2つ目、大学でありますけれども、望むところではあります。大変厳しい環境の中に今現在あるということですね。旗を上げて、富谷町は大学を誘致してこの先進むんだぞというメッセージを発すれば済むことではございません。今、東北の大学の定員充足率8割、全国で地方別からすれば最低です。関東圏、近畿圏、中部圏、100を超える充足の中で、九州よりも悪い状況です。定員100人だとすれば80人ぐらいしか学生が集まらないというふうな状況下にある。それは、少子化であったり人口減少であったりすることと相通ずるというふうなこととなります。
 したがいまして、町の構想、従前から大学の誘致というふうなことは旗を掲げております。それは何かといえば、薬科大学が昭和50年前後、富谷町に薬科大学の進出を計画したという具体的な相当なところまでいった事例を知るがゆえに旗を上げることでありまして、本来ですともう少し早く、前の時代の状況の中で恐らくもう少しの強い取り組みが必要ではなかったかなと思いながら、ご指摘いただいたように、薬科大学があのように薬学部に加えて医学部の構想を認められました。今180人の先生方を12月中に集め、募集をして、2月の設置認可に向けての手続に入ったというふうなことでありますので、その辺のところもあわせながら、富谷町がなぜ大学かという、薬科大学の医学部の構想とつなぎ合わせられるかというふうなことについては根っこがありますよというふうなことを、ぜひこの場で申し上げることといたします。
 3つ目の誘致企業に求めるもの。高屋敷、成田、大清水、上桜木、さまざまな、けさ冒頭申し上げましたように順調に展開されております。引き続きの成田二期への展開というふうなことについていえば、宮城県と認識は一致しておるところでありますので、恐らく高屋敷の後の展開、成田二期への注目度がさらに高まるというふうなところであります。
 産・学・官の連携、議員が質問の趣旨で述べられたとおりでありますので、それに沿って進めてまいることといたします。
 誘致される予想効果はというふうなことで、そういう実現された場合にというふうなこととなりますので、現状、効果は否定するものではありませんけれども、その手前で効果を期待する、効果があるゆえに誘致するんだというその必然性を私どもは前面に出しながら、誘致に努めてまいりたいというふうに思います。
 6つ目でありますけれども、誘致につきましては、医学部の設置にあわせて富谷町への医学部キャンパス誘致の申し入れは、既に相当前からしておるところでございまして、今関係者との薬科大の進めぐあいを注視しているところでございます。以上です。
議長(浅野幹雄君) この際、午後3時5分まで休憩をいたします。
     午後2時51分 休憩


     午後3時05分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより菅原福治君の質問は一問一答により行います。3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) それでは、創生計画の人口推計からお伺いします。そうしますと、町の人口のピークは何年で、先ほど6万1,000というのがピークなのか。それと何年で、その人口は何人なのか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) この人口推計のピークというのは捉え方がいろいろありまして、俗に言う人口飽和というのがあるんですけれども、そちらについてはいろいろな土地利用とかそういったものも加味されていきますので、今のところそのピークというのはいつごろだというのは明確にはお出ししておりません。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) 我々も知っておきたい部分があるんですけれども、町長が6万1,000、これがほぼピークなんでしょうか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) これについては総合計画ベースで10年単位で推計を出しておりますので、10年の部分ではそれがピークだと、それにあわせて土地利用とかそういったものが加味されて、次の計画でまた状況が変わる可能性もあるということでございます。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) ピークが6万1,000だとして、何年ごろから人口は下がる傾向にあるか、つかんではおるでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 町として推計はお出ししたことはございませんが、さきの増田先生の出したところによりますと、2040年まででも6万1,000人ですので、下がる傾向はなくふえ続けていくというような状況になっております。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) 2040年でピークでという部分ですけれども、ちょっと押さえておきたい部分は、もちろんピークですから、女性のその20歳代から30歳代までの人口は、そこは減少しない年齢の部分ですよね、2040年は。言っていることわかりますか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 人口のピークかどうかというのは、現状、我々もどの機関とも出していませんので、予測はできません。2040年、30年先も、今から3割増で6万1,000になっているということだけで、その先の見通しは、我々はそれ以上のもの、手段を持っていませんので、それ以上のことはピークかどうかはわからないというのが一つ。
 どちらにしても、今の手の打ちぐあい、恐らく最も悲観的な見方は、人口減少の局面に入ったというふうなことですので、30年、50年は減少傾向にもう恐らく入っているんですね。したがいましてそういう意味では、富谷町とてふえるを喜びとするのではなくて、やはり我がこととしてそれを人口増につなげていくというふうな、価値観もそのようなことに変わってくるかどうかわかりませんけれども、そういった状況の中に入っての30年の歩みというふうになることは間違いないと思います。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) そうしますと、正式に言えば、あと26年間は減らないということでよろしいですね。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) よろしいです。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) わかりました。ここは大事だと思うんですね、2040年、あと26年間。これは、私が聞いたところによると宮城県では富谷だけみたいですね、2040年で20歳から30歳代の女性が減らないというのは。逆に富谷の場合は、ふえているというのは宮城の中で富谷だけだそうですが、その認識は合っているでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 宮城の場合ではなくて、日本として希有なんですね、この場所が。それはなぜかというふうなあたりを私も分析不能でありますけれども、恐らく今までの流れとこの先の30年、50年の歩みの延長上に富谷があるというふうなことからすれば、やっぱり地の利であったり人のつながりであったり、そういったところが要するに人が人を呼ぶ、そういう場所にあるんだろうと思います。私らは今そういうことをきちっと認識しながら、将来につなげていくというふうな役割を皆さんともども持ち合わせたいとこんなふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) なぜかというと、このことは人口減少の問題ですから、我々は本当につかんでおかなければならないことだと思います。
 話はかわりますが、創生計画についての受けとめだったんですけれども、町長は望むところだということで前向きに考えるということでございますが、これは国の努力義務として3年だったでしょうか5年だったでしょうか、仕上げるということになっておりますけれども、再度この意気込みというか自信のほどをお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 先ほど町長が申し上げたとおり、こちらは人口減少、地方創生でございますので、計画策定もこれも義務ではありませんが、やはりこういうのも捉えて町としては積極的に展開していきたいと。先ほど恐らく人口推計なども必要になる場合もありますので、富谷町の将来を見据えた推計も含めながらそういったものに取り組む絶好のチャンスかと思っております。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) 少し具体的にちょっと進め方についてお伺いしますが、策定計画に当たっては、国は地域が責任を持って戦略を立ててほしいということをお話ししておりますが、それに対して国はさまざまな支援を考えているようでございます。
 まず、支援の一つに情報支援があるようでございます。何かいろんな分析システムを持っているようでございますが、私も余り存じ上げないのですけれども、ビッグデータというデータがあるそうでございますが、それは何物であって、うちの町では活用はどう考えているのか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) こちらも前回の担当者会議というのが宮城県で初めて行われまして、そして、この間議員さんも出席された会議、そちらのほうでも示されているとおりで、計画の本当にビジョンで分析システムの活用をしてくださいというのもありました。それを活用していっていいものかどうかも含めて、富谷町に合った政策がそれには合致するかどうか、そういったのを見きわめる必要があるということで、なかなかこの観光マップであったり産業マップ、人口マップと、こういった分析システムが導入されるということですので、十分検討して、活用できるものはしていきたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) そうですね。うちではこの観光の部分とかが弱い部分がありますので、ぜひこのビッグデータというものを活用していただきたいと思います。
 次に、人的支援が2つほどあるようでございますが、国家公務員なり大学の先生なり、要は町長の補佐役的な人も国では派遣してもいいよというようなことを言っているようでございますが、これはどんなものなのか、また活用について伺いたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) こちらも人の支援ということで、議員のおっしゃるとおり派遣をしたり、そういったものも支援しますよという内容でございます。これもやはり富谷町がどういった方向性の計画を立てるかで、そういう支援ももらったほうがいいのかどうか、そういったことが今後問われてくると思います。
 今示されているのはまだ本当の大枠ですので、選挙後にまた詳しく説明しますというお話でしたので、そういったものを宮城県からの情報をいただきながら具体的に進められればいいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) また、あと人的支援ということで、支援者も派遣したいというふうなことを言っているようですが、ちょっと話を変えます。
 町では、独自にリクルートとかアカデミーとかプロのコンサル会社というかエージェントあたりを採用して考えることも考えているのか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) これも策定物でございますので、場合によっては外部への委託も視野に入れながら考えていくべきものもあろうかと思っております。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) そうすると、今までいろんな支援体制の部分をお聞きしたのですけれども、これはいつごろはっきりされるのか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 宮城県の策定計画は来年の10月ということでございます。恐らく県との連携も図っていかなくてはいけませんので、そういったのとスケジュール感を合わせていくようになろうかと思います。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) 県との連携と今話が出ましたので、私もさせてもらいます。創生会議の担当者会議があったわけですが、これのポイントは何だったのか、ちょっとお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 担当者会議につきましては、まず法律が施行されますということで、今度制度としてさまざまなものがまず登場してまいりますので、そういったのを県としては市町村への情報発信をまず速やかに行うと。そのために県と所属している市町村との情報共有を図っていくというのが、主な目的だということでなっております。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) 国からは何か若干具体的なものはおりてきてるんですけど、県からは具体的な支援内容というのはまだないのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 宮城県も同様に国から集められて、説明を一括、都道府県が受けました。それをそれぞれの都道府県に戻ってそれを市町村に伝えるという義務で、まず担当者会議が開かれたと。まだおおよそそういったレベルにあるもので、これからさらに具体的に情報を発信するということでなっております。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) 県に対して、今町として何かこれだけはというようなものはあるんでしょうか、相談したいというような。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) これについては、地方創生のこの大もとは人口減少に歯どめをかけて、50年後も日本の1億人口を割らないというのが最大の目標だと。その観点から、富谷町は人口増加で国の施策をなかなか受けられないような状況が補助事業としてありましたので、それは町村会を通して、他の市町村とちょっと違う意味合いがあるので、富谷町は人口がふえて学校もつくらなくてはいけませんが補助率が低いとか、そういったものを今まで要求してまいりましたが、なかなか達成されないと。今回こういうのができましたので、市町村のその考えを基本にしますと言っていますので、さらに富谷町の考えを強く県を通して国に言う機会がふえてくるのではないかと思っております。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) 予算なんですけれども、創生計画についての来年度の予算はどのような考え方になっているのか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。簡明にお願いします。
企画部長(荒谷 敏君) まだ予算上のことまでは行っておりません。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) 庁内の体制なんですけれども、これは専任体制とかというそういう体制をとる考えはないですか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) これにつきましては、先ほど町長が申し上げたとおり経営企画課がまず所管課になりまして、これから議員のご提案もいただいて検討してまいりたいと思っています。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) ここはしっかりですね、将来のことでございますので、多少の金額なり金も投資してでもぜひお願いしたいと思います。
 次に、私は地方創生についてはいろんなさまざまな先生の話を聞きました。
 1つは黒川議員研修会で民俗研究家の結城先生、また、宮黒研修会では河北新報の沼倉解説員、また3日前には、セミナーとして石破創生大臣、これは本家本元ですけれども、話を伺いました。結局いろんな考えがありましたけれども、1つだけ共通しているのは、例えばですけれども、地場産品が創生計画によく出てきますけれども、創生計画の地場産品のブランドづくりについて話があったんですけれども、地元の人がいいと思わないものはだめなんだということで、ないものねだりはしてはだめだと。今現在あるものを引っ張り出してブランド化していくということでございました。その辺の地場産品のブランド化という部分についてはいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) それにつきましては、この創生にかかわらずブランド化というのを進めるということで統一されておりますので、これを参考にまたやっていきたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) 地場産品のブランドという部分では、若干弱い部分があるのではないかなと思います。富谷なり黒川地域にはいっぱいたくさんいいものがあると思いますが、それを発信する、プロデュースというか、要は企画制作力といいますけれども、こういうものを発信する、伝えたい人が案外手薄になっているんじゃないかと。それで、その育成も、本来は行政ですべきことも若干あると思うのですが、この辺が手薄になってこのプロデュース力が弱くなって発信が弱くなっているというような部分があると思うんですね。そういった部分、先ほどの質問ともちょっとかぶりますけれども、その辺をちょっと補充する考えでこの創生計画に臨んでいただきたいという部分ありますけど、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 議員のおっしゃるとおり十分参考にさせていただいて、積水ハウスさんで全国コマーシャルも富谷町で出たりしておりますので、そういったところも介しながら進めてまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) やがてそれがですね、ちょっと違いますけれども、そういったのが有名になったという点とブランド化したという部分では、さいちのおはぎなりですね、定義の三角油揚げがあると思うんですね。そういう部分に発展させていくという。ああいう本当に有名になっているんですよね。そういうものを富谷から一つの地場産品として、この創生計画をつくる意味でそういう考えも入れていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 今2つのご案内がありましたけれども、私も望むところでしてね。しかしながら一方では、広報にも載せましたけれども、吟醸鍋が準グランプリで大好評を得たとかですね、2番ですから。あるいは牛タンの製造メーカーが2社、富谷に集積するとか、その芽は育ちつつある。何にもましてやはり今2つを挙げていただいたのは、それは民間の皆さんがその気になる、あるいはタイミングをつかむ、そういったところをぜひ私らも見逃さずに支援につなげたいなというふうに思ってございます。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) ぜひよろしくお願いします。
 最後でございますが、再度ちょっと意気込みを確認させていただきたいのですが、国は補助金を出すと言っています、いい案には。その獲得の意気込みについて再度お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 地方創生そのものが、人口減少に端を発しているというふうなことですから、富谷町はそういう事例でない唯一の場所なんですよね。ぜひ皆さん、ここの場も含めて、人ごとではない、我が富谷町がそういう目で皆さんから注目されているという自治体の一つだということとあわせて、非常に難しさがその中にあるということは何度も申し上げたとおりでございます。
 しかしながら、そういった中で国費をいかに町に引き寄せるかというふうなことと捉えれば、私どもはこういうチャンスを逃すことなく、それこそ全庁一丸となって取り組んでまいると、このようにお約束させていただきます。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) よろしくお願いします。
 それでは、大学誘致のほうに切りかえたいと思います。
 先ほど町長から大学誘致のほうはかなり難しいよと。ただし、薬科大の部分は土地もありますし、チャンスはあるというような話でございますが、望むところだという話がございます。今回本当に薬科大が誘致されれば、大学誘致と病院の整備にもつながるわけですね。そこが大きいところだと思うんですけれども、その2つにつながるわけですね。その辺についてちょっとお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 今回の医学部設置につきましては、富谷町にとっては、前に申し上げたとおり土地がありますので非常にいいチャンスだと思っております。ただ、その土地は北側にありますので、実際大学となればどうかという問題もありますので、そういったものを含めながら、ぜひここにある土地をご活用くださいということは申し入れしているところでございます。
 また病院につきましても、当然医学部ですので病院が普通セットになりますので、富谷町にとっても大きな総合病院、大学病院ですので魅力がありますので、そういったものも含めながら、ぜひ誘致がかなうように努力してまいりたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) 率直に言ってイメージで話すのもよくないのですけれども、本当にどうなるのかなと、薬科大というふうな部分もなきにしもあらずなんですけれども、そこはどんなどんでん返しがあるかもわかりませんので、ぜひ薬科大の部分、土地があるわけですから、ぜひ積極的にいろんな場面で働きかけていただきたいと思います。
 それと、その部分でアピール度なんですけれども、アピールしてどうにもなるものじゃないと町長から言われましたけれども、そうはいっても、富谷にその薬科大の土地がある、それは別にしても、富谷に大学をつくるんだというような話も聞こえてきません。逆に富谷に大学があったらいいのになと、もちろんないから言うんでしょうけれども、そういう部分でもう少しもっとアピールをすべきではないかなと思いますが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 薬科大の医学部新設、知事の安倍総理との約束からスタートして、その以前から富谷町としては相当程度打ち合わせ、協議、やりとりをしてございます。ですから、宮城大学の新設という県立大学といったときは非常に推移を見守ってきた中でありますけれども、辛うじて薬科大学が認可申請の1番手というふうなことで決まりましたので、かすかな望みをつなげたというふうなことからして、可能性をぜひ今まで以上に追求していきたい。何せいろいろな状況がありますものですから、それこそ薬科大さんも我々もお示しできる材料が今現在ないというのは大変つらいところでありますけれども、途切れなく進めているところは進んでいますというようなところを申し上げたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) ちょっと人口で18歳以上の若い世代の人口をお聞きしたいのですけれども、富谷にはもちろん大学がないわけですが、富谷高校が1校あるわけですね。そんな関係で、その18歳以上の人口、うちから仙台に通っているとなれば人口は減らないですけれども、18歳以上なり22歳以上の人口減少傾向、その辺についてお伺いします。
議長(浅野幹雄君) ちょっと通告にない分がありますから、これは。3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) それとあわせて就職状況も本来はお聞きしたいのですけれども、やめておきたいと思います。
 それでは、町の課題解決についてお伺いしますが、これから市制移行に向かうわけですが、大学誘致活動を本当にてこにしながら並行して、この誘致なり薬科大の構想をてこにさまざまな町の課題解決をしていかなければならないと思いますが、その辺のその薬科大の大学構想をてこに課題を解決するという部分についてはいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) てこにというふうなことで、そんなに大上段に立つわけではありませんけれども、何度も申し上げますけれども、薬科大が候補に選ばれたということは、富谷町とのかかわりがかすかに残ったというふうなことですから、そこを切り口に何とか大きく広げたいと。宮城県立医大だったら、もう100%シャットアウトですから、そういう意味では、大変私はいい判断がなされたのではないかとこのように思ってございます。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) 最後でございますが、産・官・学、先ほども回答があったわけですけれども、滝沢の例を何回も出して申しわけございませんが、いろんな場面で連携を組んでいるという部分があります。それと、我が町は企業誘致を盛んにしておりますから、産・官・学という部分で本当に企業誘致を盛んにしている町だけに、この大学誘致というのは、また薬科大の部分を早く引っ張ってこなければならないという部分がありますから、再度その辺の決意をお伺いして、最後にしたいと思います。以上です。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 後ろ向きの発言ではないんですけれども、これは相手があることですので、私どもで自己決定できるものならば明確に答えられるのですが、相手があって、ないことを申し上げれば失礼にも当たり、あるいはマイナスにもなるというようなことですから、その辺は慎重なる私らは対応をしてきた経緯もございます。今の趣旨を受けて、なお一層かすかな望みをつなげられている状況ですので、ともども努めてまいりたいと思います。


議長(浅野幹雄君) 2番森 栄君。
2番(森  栄君) 富谷町は高い山や広い海もありませんが、あるのは、将来を担う人材資源である若い住民ですが、その住民の中には多数の外国人もおられますので、私は通告に従い、多文化共生社会推進計画の課題と対策について質問いたします。
 宮城県では、平成19年7月に、全国で初めて多文化共生社会の形成の推進に関する条例を制定して、外国人県民とともに取り組む地域づくりと外国人県民の自立と社会活動参加の促進を基本方針に掲げ、多文化共生の推進に取り組んでいます。この条例に定める基本理念や施策の展開について、宮城県、事業者、県民の責務、市町村との協議等について定めていますが、本町における多文化共生社会推進計画の課題と対策について、9項目について質問いたします。
 第1点は、本町の在留外国人数と国籍別の推移はどのようになっていますか、質問いたします。
 第2点は、本町の在留外国人の在留資格別の構成。例えば永住者、特別永住者、留学、日本人の配偶者など、その他技能実習などはどのようになっているか、質問いたします。
 第3点目は、多文化共生啓発事業を実施している市町村は平成25年度は2市町村ですが、宮城県では平成30年度までの目標を35市町村にする評価指数を掲げており、本町の多文化共生施策を実現していくための体制整備はどのようになっているか、伺います。
 第4点目は、多文化共生事業では、町内会や市町村が実施する各種事業への参加促進、防災訓練への参加、自助・共助の力を身につけるための防災知識や防犯知識の熟成などの防災・防犯に関する啓発を推進していますが、本町における外国人と地域住民との連携推進の現況と今後についてどのように対応するか、お伺いいたします。
 第5点目は、外国人と地域住民との連携推進について、多文化共生事業における多文化共生に関する説明会などに参加する県民の数を、宮城県では平成30年度までの目標を750人にする評価指数を掲げていますが、富谷町では、今後どのように対応するか、質問いたします。
 第6点目は、多文化共生事業では、情報面からの生活の安全・安心の確保の取り組みとして多言語による生活情報提供をしている市町村は平成25年度は9市町村ですが、宮城県では平成30年度までの目標を16市町村にする評価指数を掲げており、本町では今後どのように対応するか、質問いたします。
 第7点目は、多文化共生事業では、地域社会への適応力向上の取り組みとして日本語講座開設数は平成25年度は28講座ですが、宮城県では平成30年度までの目標を32講座とする評価指数を掲げており、本町では今後どのように対応するか、質問いたします。
 第8点目は、多文化共生事業では、家庭生活の質の向上の取り組みとして外国人の相談対応の体制を整備している市町村は平成25年度は5市町村ですが、宮城県では平成30年度までの目標を9市町村とする評価指数を掲げており、本町では今後どのように対応するか、質問いたします。
 第9点目は、多文化共生事業では、外国人の能力発揮の促進の取り組みとして技能実習生を除く外国人雇用者数を平成25年度は3,212人ですが、宮城県では平成30年度までの目標を3,900人とする評価指数を掲げておりますが、富谷町では、外国人の雇用についてどのように対応するか、質問いたします。
 以上、9項目について質問をいたします。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
 多文化共生社会推進計画であります。
 1つ目は、在留外国人。26年の10月末現在でありますけれども、在留外国人の人数は136名。国籍は18カ国に及びます。上位は、韓国の61名、中国の30人と、このようになっております。この間の経緯、推移としましては、震災前に比べ18人の増加と。国別では3カ国増と、このようになってございます。外国人の割合は約0.25%、2,500分の1という感じなんですね。人口規模に対して百二、三十人と、このような形で現状推移してございます。
 2つ目、在留外国人の在留資格者は現在13区分に分かれていると。上位から、一般永住者、法務大臣が永住を認める者と、期間は無制限であります。次に特別永住者、戦前から住まわれている韓国人の方などです。3番目が日本人の配偶者等であります。全体のほぼ半数が上位一番手の一般永住者となっていますということであります。
 次に3つ目は、これも多文化の国際交流あるいは小中学校外国語ALTを派遣するなど、他課との連携による新たな展開も見られ始めています。総合計画に基づいた取り組みをさらに引き続いて継続・強化してまいります。
 4つ目、これは大事なご指摘だと思います。よく言われている災害時の外国・他言語の皆さん向けの表示あるいはメッセージというのはどのように発するべきかというふうなあたりは課題として継続してございます。コミュニケーションという観点から、特に災害発生時における正確な情報伝達や円滑な対応ができるよう対策を強化する必要があるというふうなことでございまして、1つとしては、英語によるホームページなどの積極的な活用、提供というふうなことで、英語のみならずより多くの言語での発信というふうなあたりも今後必要になってくるというところです。
 5、6、7、8は、合わせて答弁申し上げます。
 評価指数につきましては、おおむね原則在留外国人の方が150人以上の市町村をベースに設定されているということからして、富谷町はそれ以下ですので、現状、目標指数内には想定されていないゆえにですね、しかしながら、基準人数に近いというふうなことも含めて、先ほど申し上げた多様な対応、そしてまた参加促進を図ってまいるということといたします。
 9番目については、商工会あるいは実際の町内に進出している企業、雇い入れている企業もおられましょうし、町内進出企業、商工会を通じて情報収集、必要な内容についての啓発・周知というふうなことで努めてまいりたいと思います。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これより森 栄君の質問は一問一答により行います。2番森 栄君。
2番(森  栄君) 日本での生活習慣や地域の生活ルール、例えばごみの出し方などに関するオリエンテーションの実施の推進について、今後どのように推進するか、質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀 郁雄君) 転入の際などにつきましては、よく日本語をお話しする方も随行されたりいたしますし、その辺はあと英語のほうの記述のあった資料なども使いまして徹底を図りたいなというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 2番森 栄君。
2番(森  栄君) 先ほどの質問と関連いたしますけれども、災害時等における多言語情報の提供、それから医療機関や保健・福祉分野の情報の多元化の推進について、具体的に今後どのように進めるか、再度質問します。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) こちらも、ホームページとかそういったものに対して英語版であったり、多い韓国、そういった人に対応できるようにこれから考えてまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 2番森 栄君。
2番(森  栄君) 学校における、外国人児童生徒や、保護者に対する日本の生活や教育に関する相談の支援はどのようになっているのか、質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) ちょっと質問の内容を確認してよろしいですか。相談内容についてですか、外国人の方の。ちょっと済みません。質問をもう一度お願いします。
議長(浅野幹雄君) 2番森 栄君。
2番(森  栄君) 学校における外国人児童生徒や、保護者に対する日本の生活や教育に関する相談の支援についてどのようになっているか、質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 今思いついたのは、タイから来ている子供がおりまして、そのタイから来ている子供に対しては、タイ語という少し我々には余りなじみのないと言っては失礼ですが、言語ですので、県の教育委員会のほうから特別に派遣してもらってその対応はしております。英語についてはALTや、それから学校の職員等で何とか対応できているのではないかなというふうには思っております。
 外国人向けの対応の窓口というのは、特に設けてはございません。
議長(浅野幹雄君) 2番森 栄君。
2番(森  栄君) 外国人住民の子育て支援や母国語・母国文化の学習支援の取り組みについてどのようになっているか、質問します。
議長(浅野幹雄君) 福祉部長。子育て支援。
福祉部長(小野一郎君) それについては、お話がありましたとおり、必要に応じて適宜対応していきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 2番森 栄君。
2番(森  栄君) 住民参加の機会や国際交流における外国人住民の人材活用については今後どのように対応するか、質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) これにつきましては、現在広報モニターの方、女性がお1人いらっしゃるのですが、この方は中国出身の方で、中国文化を聞きながら町の広報誌の取り組みなども評価いただいてしておりますので、そういった形で外国人の方々も町政のほうに参加していただくように努力してまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 2番森 栄君。
2番(森  栄君) 外国人に対して保健・福祉、それから教育関係とかそれらの課の連携については、町全体として今後どのように取り組むのか、それについて質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) これは原課対応です。
議長(浅野幹雄君) 全体的な話ですよ。いいですか。もとい、町民生活課長。もとい、企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) これにつきましては、先ほど申し上げたとおり、非常に政策としては薄い部分に今なっております。というのは、そういったニーズも余り起こってはおりませんが、ただ、多文化のこの計画を立てているのは県内で1市だけです。それも仙台市ではなくて石巻がなぜか策定しているのですが、そういったところを踏まえながらも、これからそういったニーズにも対応していかなくてはいけませんので、とりあえずは総合計画の中の国際化というところで十分対応してまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 2番森 栄君。
2番(森  栄君) それでは、今度は環境整備の観点から質問いたしますが、多言語情報の提供や相談対応の充実、それから外国人に対するコミュニティーリーダーの育成など、多様な外国人に対する環境整備について今後どのように図っていくかを質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) こちらも、これからのニーズを調査しながら適時対応してまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 2番森 栄君。
2番(森  栄君) それでは最後ですが、時代はグローバル化していますので、今後外国の国家との国際友好協定の締結などについてはどのように考えているか、質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) これは俗に姉妹都市関係だと思われるのですが、必要が生じれば、そういったものも対応してまいりたいとは思っております。


議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 今回、私は通告書に従い、大きく2つについて質問いたします。
 本日最後のですので、簡潔・明瞭に努めて質問したいと思います。
 初めに、「富谷町の町営住宅」について質問します。
 富谷町には、低所得者で住宅の確保に困っている、また単身者申込資格に該当している方に、町営住宅として、西沢住宅38戸、湯船沢住宅26戸、清水沢住宅16戸、そして宮ノ沢住宅20戸の計100戸があります。
 近隣黒川地区を見ますと、大和町には鉄筋コンクリート造の町営住宅7棟140戸と、木造住宅52戸、大郷町には木造住宅117戸、そして大衡村には、低所得者用として150戸のほかに、旧雇用促進機構から購入し村営として運用している、低所得者より収入が多い方へとして鉄筋コンクリート造2棟80戸があります。ここでわかるように、単純に黒川地区だけを比較した場合、人口が一番多く市制を目指している富谷町が町営住宅では一番少ないです。
 今、黒川地区は宮城県で一番輝いている地区です。企業や工場の進出が目覚ましく、それに伴い戸建住宅の伸びも他市町村には見られない状況です。それらに伴い町村の住宅入居希望者もふえていることと思います。
 富谷町の団地造成は昭和40年代から始まり、人口増が今現在でも続いていますが、旧団地の住民移動や高齢化など、いろいろな課題を生じてきているのが現状です。その中で、富谷町で生まれた2世が結婚などを機会に住宅を求めることが多く、町営住宅入居に関しての問い合わせがありますが、町の現状の話しかできません。富谷町町営住宅に入居希望の年齢の方で、就職氷河期の時代の方もおります。今後の町営住宅は、大衡村のように、低収入者用だけでなく市制に向けて緩和する方法も考える時期だと思います。
 そこで、次のことを質問いたします。
 1つ、町営住宅の入居状況をお伺いいたします。
 2つ、入居者、世帯主の年齢構成を伺います。
 3つ、どのような方が入居しているか。居住資格の条件について伺います。
 4つ、家賃ランク及びランクごとの入居状況を伺います。
 5つ、募集には新築募集と空き家募集がありますが、募集時期は例年いつごろか、お伺いいたします。
 6つ、募集広告はどのように町民にお知らせしているか、伺います。
 7つ、町営住宅運営上の課題を伺います。
 8つ、100戸の町営住宅がありますが、富谷町にふさわしい戸数を伺います。
 次に「富谷町の町道補修等」を質問します。
 町道について、町は定期的に点検パトロールを行い、状況によっては補修や全面改修工事に努めていますが、町民の関心も高く、パトロール状況等も含め質問します。
 40年代から開発業者が造成した団地のライフラインも古くなり、それらの維持管理が大きく、町の財政に重くのしかかり、福祉関連事業とともに今後の町の大きな課題かと思われます。現に道路関連についての物損等の事故も多く、定例議会等において近年議会承認件数がふえています。幸いにして人身事故には至っておりませんが、いつ大きな事故が起きてもおかしくないことです。
 また、近年、東日本大震災の復興工事関連の影響で工事車両の通行も多く、宮黒地区管内でも、沿岸地区に埋め戻しやかさ上げに使用する土砂運搬のダンプがひっきりなしに通行し、他市町村によっては道路の傷みや騒音の問題も多く発生しています。富谷町も例外ではなく影響を受けており、質問いたします。
 1つ、道路点検パトロールの現状を伺います。
 2つ、住民からの道路に関する苦情はあるか、伺います。
 3つ、全面改修工事の基準を伺います。
 4つ、26年度町道維持管理事業費の中で、道路の舗装補修費を伺います。
 5つ、東日本大震災後、ダンプ等大型車両通行により舗装面の破損はあるか、状況を伺います。
 6つ、国道4号日吉台入口から仙台銀行信号まで、定期点検結果を伺います。
 以上、質問いたします。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
 1つ目の町営住宅入居状況は、現在100戸ということで、満室でございます。
 2つ目、入居者、世帯主の年齢構成。全入居者数は251人。そして、そのうち未成年者は77名ということで、約3割ぐらいの方が未成年ということです。20代から60代以上も含めて20人から30人、50人というふうなことで、それぞれほぼ均等に年代構成されていますということです。世帯について申し上げますが、世帯主、20代の世帯主の方は7件、30代は22件、40代は19件、50代は15件、60歳以上は37世帯ということで、合わせて100世帯100戸と、このような状況でございます。
 次に3つ目、居住資格の条件、公営住宅法及び規則、そしてまた富谷町の条例に基づいて入居資格を定めてございます。主なものとして、収入基準内であること、住宅に困窮していること、同居親族がいること、暴力団員でないことなどを入居条件としてあります。入居資格は入居時の要件でありますが、入居中に要件を満たさなくなる場合がありますが、法令に基づいて適正な管理に努めているところであります。
 4つ目、家賃のランクは8段階に区分されております。現在、100世帯中77世帯が一番低い階層でありますAランクでありますと。生保の方は12世帯となってございます。その他BないしDランクに該当する方は10世帯、Eランク以上の方が13世帯と、明け渡し努力義務がある収入超過者、残念なことに現在7世帯と、このような現状であります。
 5つ目、現状満室でありますので、空き家募集の事例を申し上げますけれども、例年、年度末に入居者の出入りがありますので、空き家の状況を見ながら春と秋ごろ、広報等を通して募集を想定しているところです。
 6つ目、広報とみや及び町のホームページでお知らせをしてございます。
 7つ目、課題でありますけれども、先ほどもありました、どれも関連しますけれども、1つ目は、入居者の入居時の契約違反。具体的に申し上げますと、住宅内でペット飼育が問題となる事例等々、周辺あるいは近隣の皆さんからの情報を得て、ペット飼育をやめていただくよう勧告をし、改善された事例もございます。引き続き注視すべき内容であります。もう一つは、使用料の滞納の問題。現状、10月末現在で100世帯中9世帯、金額は45万4,800円、使用料滞納が発生しておりますので、減少しているとは申せ、入ってのお約束事でありますので、滞納整理に引き続き取り組んでまいります。
 8番、先ほど近隣3町村の事例もご紹介いただきましたけれども、富谷町の現状は、募集倍率は下落傾向にありますと。25年度募集は3.8倍でした。以前よりも低い水準ですと。4.6倍、5.7番、3.8倍と、低下傾向でございます。あわせて補欠当選者を前もって定めておりますので、補欠当選者を含めた倍率は、資格要件を満たすというふうな意味では1.6倍と、そこからまた下がるというふうなこと、当然のことながらそのようなことになります。
 町営住宅に関する問い合わせは月1件あるかないかというふうな状況の中で、現時点で著しい供給不足にはないとの認識であります。
 次に、町道の舗装についてでありますけれども、パトロール現状、これは対象を月1の割合で定期的に行い、また不定期にも随時行っておりますと。職員、そしてまた私ども含めて、町道の状況については常に注視しているところでございます。
 2つ目、苦情等は折々ありますけれども、その折ごとに原状回復、即時対応ということでこれまで取り組んでまいったところです。
 全面改修の基準は特にはございません。目視によるひび割れ、沈下等々を確認をしながら、部分補修なのか、次年度二ノ関の路線等については複数年で全面改修。三ノ関から二ノ関、宮床に通じる、山田に通じるあの路線ですね、ああいったところについては27年度事業として織り込む予定で今進めてございます。
 4つ目、補修費の内容でありますけれども、26年度の予算は4,984万1,000円、契約済み額は3,900万円余ということで、執行率は78%強というふうなこととなります。平成25年度から繰り越した町道維持管理事業の繰越額7,300万円余、10月末現在の契約済み額は7,000万円余、執行率は95.6%と。この結果として26年度に執行する町道維持管理事業の予算額の合計は、1億2,315万8,000円であります。10月末現在の契約済み額は、そのうち1億900万円余と、執行率88.6%と、こうなります。そのほか25年度から繰り越した道路維持費のうち町道維持管理事業以外の事業繰越額1億5,600万円余ありますけれども、これまた10月末現在の契約済み額は1億4,100万円余、執行率で90.7%と、そのうち舗装・補修の費用は6,600万円余、契約額として約46.9%と。この事業と町道維持管理事業の合計を合わせますと、予算額2億7,900万円余、2億8,000万円弱であります。そのうち舗装・補修の費用は1億7,500万円余というふうなことと相なってございます。
 5つ目、ダンプの大型車両につきましてはご指摘のとおりでありますので、これらの傷みぐあい、加速していることもそのとおりでありますので、傷みぐあいの状況を見ながら、部分補修、全面改修と適時適切に対応してまいります。
 最後、定期点検の結果。熊谷小野線であります。定期パトロール、タイヤの通過する部分のひび割れが発生しておりますが、陥没、段差などは発生しておりません。また、当該路線、今年度実施した路面性状調査業務の対象路線となっておりますので、その結果では、国道の近くで最も低くなっている付近と、教会のある交差点から日吉台三丁目バス停を過ぎた交差点付近までのひび割れ率40%以上、その他の区間については40%以下という結果がそれぞれ出てございます。わだちについては、全線において深さが10ミリ、1センチ以下という結果でありますので、比較的良好な状態にあるとの認識でございます。以上です。
議長(浅野幹雄君) これより山路清一君の質問は一問一答により行います。12番山路清一君。
12番(山路清一君) 先ほどの滞納者の件でお伺いいたします。
 滞納者は9世帯、金額でいうと45万4,800円というお話ございましたけれども、この滞納者から家賃をいただくのですけれども、その辺の対応策というのはどのような対応策をとっているか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 督促状と催促状を送付しまして、納付いただくようにお願いしてございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 滞納がたまると、退去命令とかそういうようなのが出ると思うのですけれども、この辺の限界というのはどれくらいの金額か、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 9世帯の方で45万円ほどの滞納でございましたが、8世帯の方は1カ月や2カ月の納め忘れでございまして、督促や催告により納めていただいているところでございます。あとまた1世帯の方につきましては自営業の方でございまして、昨年の11月現在、約28万円の滞納がありましたが、確約書の提出により月額約2万円の家賃のところを毎月3万5,000円納付いただきまして、着実に滞納額が減少しているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) この町営住宅の家賃関係の町への支払いというのは振り込みですか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 年度初めに納付書を郵送いたしまして、それで毎月、銀行とか農協さんとかで納めていただくような形になってございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) では、次に、入居者の平均入居期間何年か、わかればお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 平均入居期間ということではちょっとまとめておりません。ただ、最近、年度末に入退去の出入りが生じている状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 長い方で何年ぐらい入居しているか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 長い方ですと、もう現在60歳以上、70歳以上の方でございまして、30年とか35年以上の方もおられます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) この中に入っている方で町営住宅を退去する理由というのは、どのような理由が多いか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。わかりますか。退去の理由だそうです
都市計画課長(佐々木俊男君) 新しく住宅を求められたり、あと勤めが変わったというふうなところで居住が変わるような方もございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 一般世帯の方で月収15万8,000円以下という件がございますけれども、この15万8,000円以上になって出る方はいらっしゃるか、その辺をお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 収入超過者の兼ね合いだと思うのですが、収入超過者につきましては明け渡し努力義務がございまして、毎年家賃の決定時におきまして入居者の方にご通知申し上げてございます。ただ、強制退去命令ではございません。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) そうしますと、強制退去ではないというのは、その15万8,000円以上、例えば15万8,000円以下で今まで住んでいたのですけれども、今回18万、20万円ぐらいになったということになっても、町のほうから指示・指導があるにしても強制にはしていないという考えでよろしいでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 金額によって異なるのですが、15万8,000円につきましては一般階層の方でございまして、母子世帯や老夫婦世帯、あと身障者の方とかにつきましては裁量階層ということになりまして、21万4,000円の上限になってございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 一般世帯の方で15万8,000円以上になって町営住宅を出られる方はいらっしゃいますか。その辺をお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) そのような方はおりません。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 先ほどから、一般世帯の方が月収15万8,000円以下、裁量階層世帯が月収21万4,000円以下というふうな条件があります。特にこの15万8,000円以下というのは、非常にこういう方は今の世の中でいいますと、1日5,000円ちょっとぐらいかね、もらうと。月に1万5,000円なんかをもう超えちゃうのですけれども、本当にこのような金額が妥当かどうか、ちょっと町長にお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 済みません。妥当性について、もう1回お願いします。何が妥当なんでしょうか。
12番(山路清一君) 本当にこの金額が、これは決められた金額なんですけれども、町長の考えでもってこの金額が妥当な金額かどうか。例えば15万8,000円というのは非常に少ない金額だと思うんです。例えば夫婦で働くと、アルバイトをやったって20万円ぐらいになるんですけれども、15万8,000円というのが本当に妥当な金額か、その辺だけちょっとお伺いしたいなと思ったんです。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 区分なんですかね。特に支障はないというふうには思っておりますけれども。区分、Eランクのことですね、今お話しされたのはね。(「そうですね」の声あり)現状、特に問題はないというふうな認識です。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 先ほどのご説明の中で、倍率がだんだん下がってきているという話を聞きました。現在は3.8倍。それから、補欠を含めると1.6倍という話がございましたけれども、これが低いかどうかなんですが、やっぱり競争的なことになってきますので、その辺の状況について町のほうの考え方をお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 公営住宅につきましては、人口や世帯数からの見方もあると思われますが、過疎地域におけます人口増加のための公営住宅や、今回、東日本大震災の被災沿岸部に見られます災害公営住宅の必要性などもございまして、一概的には何とも言えないところがございます。
 当町における管理戸数100戸ですが、町長の説明にもありましたとおり、募集倍率の低さや問い合わせ件数の少なさ等から見ましても、現在の管理戸数で適正であると考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) この項目最後になりますけれども、最後に町長にお伺いいたします。
 平成28年度に富谷市を目指している昨今、木造住宅ではない鉄筋コンクリートの住宅、これが私は必要だと思うんです。それで、15万8,000円ではなく、先ほどもこれも話しましたけれども、大衡村のほうでは雇用促進関係の住宅の鉄筋コンクリートの建物もございます。また、隣の大和町のほうにも鉄筋コンクリートの建物がございます。それで、この最低金額をもう少し上げてやれば、この倍率が結構私はふえるんじゃないかと思うのですけれども、この辺について町長のご見解をお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 大きく町営住宅についてかじを切るような状況には現段階にはございませんことを申し上げます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 引き続きまして道路に関してお伺いいたします。
 今後、道路の維持管理に関しまして予算が増加していくと私は思われます。今後の町の取り組みに関してお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) 道路の舗装についてでございますけれども、整備の年数もたってきておりますので、それによって劣化も進んでいるということから、今後はその維持補修費というのは増加する傾向にあるのではないかというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 道路の横にある歩道の隆起ですね。前にもいろいろ同僚議員のほうからもお話がございましたけれども、この辺の歩道の隆起に関しては、道路と一緒に点検をしているのかどうか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) 道路の点検につきましては、車道部分については車に乗った状態で点検をしております。あと歩道につきましては、業務員とかが歩きながらところどころ、特に異常の多く発生しているようなところについて実施しているというような状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) この街路樹の根による補修の仕方についてお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) その傷みぐあいというか持ち上がりぐあいによりますけれども、基本的には、ブロックなどでございましたら一旦外しまして、根の周辺の土を取り除いて戻したりとか。もしくは、その根が余りに太くなっているような場合には、ブロックを撤去しましてアスファルトで補修をするというような手段をとっております。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 根本的な原因である根が結構もう太いというか20センチも超えるような根も見受けられます。この根を切るということはできないのでしょうか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) 木の種類にもよりますけれども、さらに根の太さによりましては、木全体が相当大きくなっているということから、余り大きな根を激しく切ってしまうと枯れたりとか、もしくは風の強い日なんかに倒木するというような危険もございますので、その辺も見据えた上で、切るべきか残すべきかという判断をしたいというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 特にケヤキの木ですね。やはり、前も東向陽台のほうでも話がありましたけれども、日吉台のほうも、ケヤキの木の根が非常に太くなっているところが結構見受けられます。これを根本的にやらないとイタチごっこで毎回毎回歩道関係が傷められますので、ひとつその辺、今後の課題として対処してほしいということで。
 次に、舗装面について。舗装面ですね、今すき間というかひび割れのところは、これは私が前にも質問しましたけれども、アスファルトの乳剤を流し込んでおります。この乳剤を流し込んでいるところが各地区に結構見受けられ、また4号国道でも国交省関係も今そのような取り組みをしているんですけれども、この辺のパトロールとか補修関係はどのようになっているのか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) アスファルトのひび割れによります補修ですけれども、これにつきましては、放置した場合、舗装の傷みがさらに進んでしまうということから、本格的な補修をするまでの間、舗装の傷みが進むのを防止するために実施しているものでございます。なので、今回それを詰め込んで、もうそれで補修が完了ということではなくて、将来的には打ちかえ等の補修が必要になるというふうには考えております。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) そうしますと、今その乳剤を流し込むのは一時的なことであって、それがひどくなる場合は全面補修のほうに行くという考えでよろしいのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) 将来的にはそういった本格的な補修が必要になるというふうには考えておりますが、現在詰めたものの寿命というのもございますので、3年から4年ぐらい後にさらにそういった同じような補修をしながら、できるだけ今の舗装を使いながら、どうしても打ちかえが必要になった場合には、打ちかえ等の補修を実施するというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 補修する場合、例えば上のほうのアスファルトだけとってやっても私はイタチごっこだと思うのですけれども、例えば下のほうの路盤関係ですね。例えばその道路によって路盤の厚さが私は違うと思うのですけれども、その辺の路盤を補修する場合の条件というのは、どのような条件で路盤まで直すか、その辺のことがわかれば、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) 基本的には舗装の傷みぐあいによりますけれども、要するに路盤の下の状態まで非常に悪いために舗装が傷んでいるような場合、そういった場合には、路盤を一度とって下のほうを改良した上で、再度路盤をつくって舗装をかけるということも実施しています。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) そうしますと、今、路盤を見ますと、亀の子形にというか亀裂がばあっと入って沈んだり、そこに水がたまったりということがありますけれども、そのような状況を町のほうで判断して、そのような状況で上の表層の舗装だけを直したのではだめだという場合は、それを?ぎ取って下の路盤まで直すというような考えでよろしいのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) その舗装の傷んでいる原因によりまして補修の仕方は変えているという状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 最後になりますけれども、先ほど、日吉台の4号線の入り口から仙台銀行までのということで話を聞きまして、40%ぐらいのやつが悪いという話がありました。あそこの道路なんですけれども、今から10年以上前ですかね、上下水道関係の工事でもって半分を直しているんですね、下りのほう。例えば日吉台から4号線のほうに向かって左側の下り線のほうの半分ほどを改修しております。それは、全面的に舗装を?ぎまして半分直しています。特に上りのほうの左側、4号線から上ってくるほうが結構傷んでいます。その辺の対応について、これは昨年度の12月ですかね、富ケ丘から日吉台に入り口のほうをずっと日吉台小学校の入り口も通しまして改修工事をしていただきました。非常に日吉台の町民は喜んでおります。そのほかに、今話したように4号線のほうも結構傷んでいますので、その辺の対応策についてお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) 昨年度、富ケ丘地区と日吉台地区の結ぶ道路を補修しましたのも、路面性状調査というのを実施した結果、非常に状態が悪いということで交付金事業を使って補修したものでございます。今年度も同じような路面性状調査を行いました結果、熊谷前河原線、要するに杜乃橋のほうに入る道路のほうがさらに状態が悪いということとかもございました。そういった調査を踏まえて、傷みの激しいところから順次補修を実施していきたいということでございます。
 来年度につきましては、先ほど町長も申し上げましたとおり、二、三ノ関線、それから来年度でいきますと成田地区内の成田18-4号線とか、そういった状態の非常に悪いところから順次行っていきたいというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 最後になります。そうしますと、日吉台のほうに関しましては来年度のほうはまず見送りということで、今ある成田のほうという話を聞きましたけれども、ぜひとも日吉台のほうも結構上り線のほうが亀の子になって地盤沈下したり水たまりがあるということで、なおかつ今私も論旨のほうで話しましたけれども、今震災関係のダンプが非常に通っています。10台ぐらい並んで土を運んだりなんかしています。結構傷んでいますので、その辺の状況判断していただきたく思い、その辺の今後の日吉台の入り口に関しての取り組みを再度お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) 再度現地のほうを詳細に調査いたしまして、必要となる対策を講じたいというふうに考えております。ただ、全面的な打ちかえというものからいきますと、先ほどもご説明申し上げたように、よりひどいところから実施していきたいというふうに考えておりますので、必要があれば部分的な補修とかそういったもので対応していきたいというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) これをもちまして本日の一般質問を終わります。
 これで本日の日程は全て終了いたしました。
 本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。
     午後4時24分 散会

平成26年第4回定例会議事録(第2号)

平成26年12月3日(水曜日)

出席議員(18名)

  • 2番 森栄君
  • 3番 菅原福治君
  • 4番 出川博一君
  • 5番 高橋正俊君
  • 6番 小泉光君
  • 7番 浅野直子君
  • 8番 安住稔幸君
  • 9番 三浦邦夫君
  • 11番 佐藤克彦君
  • 12番 山路清一君
  • 13番 小川昌義君
  • 14番 細谷禮二君
  • 15番 佐藤聖子君
  • 16番 永野久子君
  • 17番 磯前武君
  • 18番 渡邊俊一君
  • 19番 相澤榮君
  • 20番 浅野幹雄君

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

  • 町長 若生英俊君
  • 副町長 鈴木和夫君
  • 企画部長兼企画部経営企画課長兼市制移行準備室長 荒谷敏君
  • 福祉部長 小野一郎君
  • 建設部長 鴇謙一君
  • 総務部総務課長 菅原俊司君
  • 福祉部長寿福祉課長兼福祉健康センター所長兼保健福祉総合支援センター所長 安積春美君
  • 建設部都市整備課長 伊藤正君
  • 総務部総務課参事兼危機管理室長兼危機管理監 新田武君
  • 教育長 菅原義一君
  • 教育次長 及川芳彦君
  • 教育部長兼富谷中央公民館長兼富ケ丘公民館長兼東向陽台公民館長兼あけの平公民館長兼日吉台公民館長 小松巌君
  • 教育部学校教育課長 神田能成君
  • 教育部生涯学習課長兼総合運動公園所長兼民俗ギャラリー館長 阿部雄也君

事務局職員出席者

  • 事務局長 山田豊
  • 次長 富澤裕
  • 主任主査 津久家直美

議事日程 第2号

平成26年12月3日(水曜日)  午前10時00分  開議

第 1 会議録署名議員の指名
第 2 一般質問(通告番号6番~11番)
一般質問 13番 小川昌義議員
1 第6期介護保険制度改正の対応と敬老乗車証について
2 除雪・融雪対策は万全か
3 富谷町総合計画後期基本計画について
16番 永野久子議員
1 子どもの貧困対策として学ぶ権利の保障を
2 市制移行に向け住民の声をくみ上げよ
18番 渡邊俊一議員
1 富谷ジャンクションのフル化について伺う
7番 浅野直子議員
1 交通費補助の拡充を
9番 三浦邦夫議員
1 教育委員会の現状と学校現場のいじめについて
2 とみや恩師・恩人の日、および月間について
3 市制施行記念第1回マラソン大会の実施を
6番 小泉光議員
1 IT活用の住民協働で事務の効率化とインフラ不具合の一掃を
2 消防力増強について

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり 午前10時00分 開議


議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
 ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
 議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。


     日程第1 会議録署名議員の指名
議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、18番渡邊俊一君、19番相澤 榮君、2番森 栄君の3名を指名いたします。


     日程第2 一般質問
議長(浅野幹雄君) 日程第2、一般質問を行います。
 通告順に発言を許します。13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 皆さん、おはようございます。
 私からは3問16件について質問をいたします。
 最初に、第6期介護保険改正の対応と敬老乗車証について。
 町民一人一人が「この町に生まれてよかった!住んでよかった!」と思えるまちづくりを推進することが基本計画にあり、本町は、日本創成会議が提出した2040年までのデータでは、県内唯一人口増が見込まれています。しかし、同時に高齢者人口が増加しており、過日調査した教育民生常任委員会での資料では、平成24年2月と平成26年9月を比較しても、人口増加は2,413人、高齢者人口は1,567人で、比率からいくと13.68%から16.08%とふえており、確実に高齢化が進んでいることを示しています。さらに平成26年6月25日に公布された地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律により、第6期介護保険の改正があり、医療・介護連携、認知症施策、地域ケア、生活支援、介護予防について平成27年度から順次施行されようとしていますが、本町の具体的対応はどのようになっていますか。確実に進む高齢化社会に対応するための介護予防対策の一つとして、70歳以上の方に仙台市と同じように仙台市営バス、仙台市地下鉄、宮城交通への敬老乗車証の導入をすべきと思います。これまでも同僚議員により一般質問が提出されていますが、今回の第6期介護保険制度の改正もあり、強く望み、以下の質問を行います。
 1、介護保険法改正における国のガイドラインが7月28日に示されましたが、町の対応を具体的に示してください。
 2、平成26年度あるいは平成27年度にシステム改修が必要となりますが、入札はいつ実施しますか。入札方法はどのようになりますか。
 3、システム改修の仕様書はどこの担当で作成し、時期はいつですか。
 4、現在仙台市で実施している敬老乗車証を本町で実施した場合に、経費負担は幾らぐらいになりますか。
 5、介護予防として敬老乗車証制度の実施や町民バスの運行経路拡大を実施すべきと考えますが、どのように考えていますか。
 2問目、除雪・融雪対策は万全か。
 今年2月8日、9日及び2月15、16日の南岸低気圧の通過に伴い降り続いた大雪の反省から、指名競争入札で投雪式ハンドガイド型除雪機6台を購入しました。また、除融雪については一般入札で1から3工区とも業者が決定しましたが、今年2月の大雪の対策から除融雪の体制を万全に対応すべきと考え、以下質問をします。
 1、現在の積雪観測地点は15カ所、工区によって観測地点数が違いますが、積雪・融雪状況把握の考え方はどのようになっていますか。
 2、平成25年2月の大雪からの反省で生かした対策にはどのようなものがありますか。
 3、除雪・融雪の1次路線、2次路線の考え方と、距離、面積はどのようになっていますか。
 4、投雪式ハンドガイド型除雪機6台の配置場所はどこですか。また、出動する際の管理責任者と人員配置はどのようになっていますか。
 5、入札で決まった3工区の除雪機、融雪車の台数が決められていますが、除融雪機の運行状況を把握すべきと思いますが、対策はどのように考えていますか。
 3問目です。富谷町総合計画後期基本計画について。
 昨年、平成25年6月28日に入札が行われた平成25年度富谷町総合計画後期基本計画策定業務は、既に1年5カ月が経過しようとしています。広報とみや10月号に特集として一部記載しておりましたが、いまだ議会には説明がありません。
 総合計画は地域づくりの最上位に位置づけられる財政計画で、長期展望を持つ計画的・効率的な行政運営の指針となるもので、町の将来像と将来の目標を明らかにし、これを実現するための施策と大綱を示すものであり、自治法が改正になったとはいえ、住民の代表である議会に対して十分に説明し、協議すべき問題であると考えます。また、情報化技術の進歩は予想をはるかに上回る状況で進化してきました。そのために町民の安心・安全など長期的展望、効率的な行政運営のためにも、情報化は切っても切り離せないものとなっています。町民の安心・安全な生活、学校教育、行政内の仕事などに関し密接にかかわりを持っています。そのためにも総合計画後期基本計画を早期に議会に明らかにし、協議していくべきと思います。
 長久手市に市制移行推進会議も先進地として視察しているようですが、長期計画に反映できる点が多くあったと思います。中でもシステム効率化、電算処理システム、電子入札・電子決裁、キャッシュレス対応の経理システム、統合型GIS導入、ICT-BCP対策、セキュリティ対策、市民との協働のためのガバメント2.0などはどのようになっていたでしょうか。計画的・効率的行政運営として経費削減、組織体制の見直しなど、どのように展開しようとしているのでしょうか。以下について質問いたします。
 1、富谷町総合計画後期基本計画案の進捗状況はどのようになっていますか。いつ明らかになりますか。
 2、富谷町総合計画後期基本計画は、前期と比較して特徴点は何ですか。
 3、開かれた情報サービスで、町民に対してのサービス対応はどのように計画していますか。
 4、電子自治体推進に関する策定計画は入っていますか。
 5、電子自治体対応計画としてシステム効率化、電算処理システム、電子入札・電子決裁、キャッシュレス対応の経理システム、統合型GIS導入、ICT-BCP対策、セキュリティ対策のそれぞれについてどのように計画していますか。
 6、このための人員配置と組織体制はどのように考えていますか。
 7、経費削減策としてどのように計画していますか。
 以上でございます。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それではただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。順に申し上げます。
 大きな介護保険制度改正に伴うということで1つ目。総合事業が町の事業として位置づけられるということでありますので、全市町村実施時期は平成29年度です。したがいまして平成27年度、28年度におきましては本格施行に向けて移行期間と定めているところです。
 主な検討状況を申し上げます。二次介護予防事業の組みかえ、2つ目、軽度生活支援事業の拡充、3つ目、福祉健康センターや地域でのサロンの展開、4つ目、セルフチェックの仕組みづくり、5つ目、東向陽台、成田生活圏域での地域包括支援センターとしての位置づけを持ち、その整備と圏域への生活支援コーディネーターの配置を検討事項としております。
 2つ目、平成26年度の改修は1月に行います。平成27年度の改修は4月に行います。いずれも1者随意契約で予定してございます。
 3つ目、長寿福祉課であります。作成の時期は、平成26年度改修はこの12月、平成27年度については3月下旬を予定しております。
 4つ目は1億1,500万円ほどであります。
 5つ目、高齢者保健福祉計画実態把握調査、かなり詳細な調査、多くの皆さんに提出をいただいております。9割の皆さんが週二、三回外出をしておりますということで、思っているぐらいの皆さんそれぞれ対社会とのかかわりをお持ちで生活されていると。敬老乗車証については従前の考えから変更ございません。
 次、大きな2つ目であります。除融雪。
 1つ目、12月から3月まで4カ月間、除融雪の時期となりました。広報に折り込みをもってそれぞれの対象区、町民の皆さんにお知らせしたところです。ご承知のように3工区に分けておりますということで、西部地区を第2工区、南部地区を第3工区、それ以外、北部を第1ということで、それぞれ従前から変わりのない工区構成となってございます。判断の目安でありますけれども、除雪についてはパトロール、夜10時から偶数時間、10時、12時、2時、4時ということで、2時間置きに4回パトロールを偶数時間に行いますということで、積雪がない場合はパトロールももちろんございません。第1次路線が積雪量5センチメートルということであります。第2次路線は10センチメートルを超えた場合ということで、1次路線を優先し、1次路線を終えた後、2次路線を行うということで、従前の業者さんが決定し、ことしも従前どおり除融雪は万全の体制をもって今臨んでいるところであります。融雪開始判断は、待機をお願いし、待機開始直後の10時と2時に行う。積雪がないんだけれども、凍結の心配があります。薄氷、そしてまた解けて当日の朝凍結しそうだということは、これまた10時と、真夜中12時を飛ばして2時の2回で判断を行ってございます。雪が降っていない場合はもう既にそのことをもって融雪は2時から行うということです。融雪業務のパトロールはタンク車で行っております。したがいまして散布が必要なところはもうそのまま散布をしてということで、融雪剤の液体のものをまく、またとめる、必要なところにまくということで、タンク車が巡回とあわせて業務を行っているところです。
 2つ目、ことしの2月を生かしてその対策はということでありますが、交差点の状況、とにかくも除雪で対応し切れないほどの大雪だったということで、まさに排雪というレベルの状況、今までやったことはありませんけれども、ことし様子を見ながら、次の方向性は排雪というあたりも課題になるんだろうなと思ってございます。そのようなことの中で門前除雪の後にまた雪をよけると、こういったことのないようなお願いについては、十分業者へ対応を指示しているところです。その他のところについては役場職員直で必要な部分を対応といたしております。
 小型除雪機は、通学路を重点に6台購入して、5台をそれぞれ小学校区周辺で業者対応をすることといたしております。
 3つ目、面積は、町道1次路線が90キロメートル強、2次路線は80キロメートル強ということで、全部で175キロメートル、町道全体の約67%ですから3分の2程度は1次路線、2次路線で除雪対象路線となっております。融雪については70キロメートルほど、対象面積は44万平米、面積換算で44ヘクタールに相当する部分が融雪対象路線となっています。去年の実績を確認しましたら、それの60倍程度、44ヘクタールの60倍ですから2,640ヘクタールほど、1回にばらっとまいたとすればそれぐらい、町域の半分ぐらいを融雪していることになるということも確認した次第でございます。
 4つ目、簡易の小型除雪機ということでありますけれども、役場の公用車車庫内、町内業者6社で業務委託の契約を既に締結してございます。
 5つ目、運行状況の把握ということで、これは今、ピンポイントで天気予報がありますので、町が受託業者に待機の指示を出す、そこをもって業務の開始となります。受けた事業者は10時から会社で待機しております。除融雪の進捗状況についてはそれぞれ会社とオペレーター、会社と役場、役所とオペレーター、このような相互の連関の中で十分な対応を進めているところです。その次は、6時までには作業を終了し得るよう業者さんにも努力をいただいているところです。
 大きな3つ目。
 1つ目、今、印刷製本中でありまして、間もなく12月中には納品がなされる予定です。
 2つ目、前期との比較は2016年の市制移行を明確に位置づけたと。
 3つ目、サービス対応、コミュニティ型のウェブサイトを重要な情報通信としてきました。ツイッター、フェイスブックも十分活用しています。今後は市制移行の専用サイトなどの開設を考えております。
 4つ目、十分この施策を盛り込んでいるところです。
 5つ目、システムの効率化については、クラウドサービスへの移行促進を検討しておる。電算処理システムについては、共同利用を視野に入れております。電子入札・電子決裁については、内部情報システム更新時にあわせて検討しております。キャッシュレス対応経理については、導入の予定はありません。統合型GIS導入については現状の形態で務めてまいります。ICT-BCP対策については、宮城県と近隣自治体との連携の中で今共同作業を進めております。セキュリティ対策については、十分最新の動向を視野に入れながら、さらなる充実に努めます。
 6つ目、事務処理については現行の体制で進めてまいります。
 経費削減については、クラウドサービスの利用によるハードウェアの費用あるいは保守費用の削減等々、従前以上に経費削減に努めてまいることといたします。
 以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これより、小川昌義君の質問は一問一答により行います。
 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) ちょっと風邪を引いていますので聞きにくいと思うんですが。
 それでは、最初に質問の最後のほうからお伺いしたいと思います。富谷町の総合計画後期基本計画ということで、この件についてお伺いしたいと思います。
 この基本計画の入札時期はいつでしたでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 原課対応でお願いします。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 策定につきましては昨年度行っております。今は入札のほうの発注を行っておるところでございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 総合審議計画の予算が平成25年度入っていますけれども、これは昨年度の実績を見ますとほとんど使われていないわけですけれども、これはどういう結果として、この審議会、総合計画との関連でいきますと、どのような関係でこのような状況になったのかを示していただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 昨年度の予算要求のときは全面改定も視野に入れながら予算を要求しましたが、こういう情勢でございますのでそのまま後期計画を策定するということで、基本構想はいじっておりませんので、審議会を開催しなかったということになっております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 基本計画をさわっていないと言いながらも、現実的にはこの長期、前期・後期という総合計画の中で、そういう一連の流れになっているわけですよね。それがその後期計画を発注するに当たって一度も審議会が開かれていないと、どういうわけでそういうふうになったわけですか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 先ほど申し上げたとおり構想をいじっておりませんので、基本方針は決められております。基本計画の中で数字目標などもございましたので、それを継続すると、そういったもので開いておりません。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 幾らそのように言われても、結局この長期計画はいじらないと言いながらも、後期で必ず問題が発生してくる、必ずローリングしてくるわけです、総合計画、長期計画、実施計画というふうにして。必ず実施がされるはずなんですが、もう一度お聞きしますけれども、なぜこの審議会が一度も開催されないのか、これは不思議でならないんですけれども、一度ぐらいは開催したわけですか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 先ほど申し上げたとおり、審議会は開催しておりません。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) そうしますとこの平成25年度の計画について、入札はどういう入札で行われましたか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 手元にちょっとそちらの資料はないんですが、随契ではなく、一般指名競争で行ったと思います。そちらの業者と契約を行ったと。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 入札が行われたわけですが、その入札は6月28日、私もあれでやったわけですが、これで落札業者はどこになりましたか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) そちらも今ちょっとそういう資料を持ってきておりませんでしたが、指名ではなくて入札で行って、後ほどそちらについてはお答えさせていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 入札が、私の資料によりますとケー・シー・エス東北支社が落札になっているわけですが、入札率でいきますと91.58%ということでなっているわけですけれども、これの成果物というのはどのような形で役場側に渡されているわけですか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) これは基本計画ですので、体系に沿ったもので紙ベースで来ております。それを今、発注を別会社にかけているというところでございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) これの基本計画のこの入札なんですけれども、これには町長は入札会場に入っていますか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 入札会場には入っておりません。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 以前の町長の行事予定、会議出席予定というのがあるんですが、28日の9時から入札ということになっています。26日に入札の打ち合わせ、2日前ですか、入札予定となっているんですが、これは間違いですか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) ちょっと昨年のことなので記憶が今わかりませんが、入札体系は変えておりまして、町長は入ってなかったと思いますが、それもあと確認させていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) その後改正になっているというのは、今現在ではなくてこの当時ですよ、この当時。入札に入っているか入っていないかというのは、示す資料はありますか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 予定を見て、財政課で管理しておりますので、それはわかりますので、後ほどお答えさせていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それでは、その入札に入っているとすれば、どういう形でなったのかというその当時の経過みたいなものはわかると思うんですが、その資料を早急に出すということはできますか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) どういったことでしょうか。通常は入札ですので仕様を示して、それで賛同、入ってくる業者さんが札を入れると、そういった形でやっておりますので。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) そうしますとその入札の形式とかそういうものについては決まった要綱というのがあるわけですね。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 決まった要綱というか、そういった方法でやるということでお示ししているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) いずれにしても、ここに実施要綱というのがあるわけですが、この実施要綱を見ますと成果物は平成26年2月というふうになっているんですが、これはそれも紙ベースということはどこにも書いていないんですが、今どき紙ベースなんていうのはあるんですか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 紙ベースと、あとはCDに入れて成果物は来ております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) いずれにしても、この中期計画、後期計画にしましても、議会に対してこの出てきた段階で、少なくとも議員に対して説明するということが必要だと思うんですが、町長、その辺いかがですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 特に違和感ないんじゃないでしょうかね、私も今突然言われて、明確なる答えを持ちませんけれども、十分進んでいると思います。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 広報には載せましたか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 広報に載せたというのはどういった意味でしょうか。(「この中期計画を」の声あり)策定することということで先月ですか、特集で一度上げさせていただきましたが。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) これ10月号ですよ、10月号。10月号にそのまちづくりの基本理念「幸せを実感でき 笑顔輝く あったかい富谷」後期基本計画ということが出ているわけですけれども、これが出ているのに、なぜ議員にこういったことを、予算も絡むような内容も含まれていると思うんですが、なぜ議会に対して提出しないんですか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) これは先ほども申し上げたとおり、基本計画については従来どおりやっておりますので、それは策定後にお配りしていたというところになっております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 基本計画はわかりますよ。だけれども後期ですよ、後期計画。それも2016年から始まるという後期計画を議会に出さないということは、これはあり得ないんじゃないですか。町長にお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 他の事例を参考にしながら検討してまいります。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 他の事例というのはどういう事例。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 他の自治体という意味です。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 後期計画を、それも10年スパンのやつと、前半2016年からですよ、ことしから始まるスパンのものを町民に先にこの広報で出しておいて、なぜ議会に出せないんですかということなんですよ。わかりますか。これは当たり前のことですよ。予算も絡まないんだったらいいんですよ。絡んでるやつをなぜ議会に先に出さないんですか。成果物はCDでも来ている、紙ベースでも来ている、それであれば議員に対して出すというのは当たり前じゃないですか。他の市町村を見たってそういうことはあり得ないと思うんですが、いかがですか、町長。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 現状、他の事例をまだしんしゃくしておりませんので、参考、検証しながら検討してまいります。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) その計画そのものが我々に示されないということ自体が問題だという話をしているんですけれども、それでよろしいんですか、それは。議会に対して協力を得るというその姿勢がないというところに問題があると思うんですが、町長、いかがですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) ご指摘は真摯に受けとめます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それでは、この長期計画の入札に対しての仕様書というのはありますか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 入札ですので仕様書は用意して公開しております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) この中で、地方自治法の改正に伴って、非常に問題のある発言もされているんです。本町における基本構想、総合計画の基本的な役割と機能について検討していくことにしますと。これは我々からすれば問題がある項目なわけです。この辺についてはどういう考えを持っていますか、町長。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 前後の脈略が不十分ですので、もう少し前後も含めてお願いします。
13番(小川昌義君) このため、今回の計画作成に合わせ、いや、これね、私が読む前に、町長、読んでいませんか、これ。
議長(浅野幹雄君) 若生町長、読んでいますか。
町長(若生英俊君) いや、読んでいますかじゃなく、そういうやりとりがあったわけですあから、今の質問の趣旨を明確にするためにお願いしているわけです。
13番(小川昌義君) 本町における基本構想、総合計画の基本的な役割と機能について検討していくこととします。こういうことですよ。
議長(浅野幹雄君) 終わりですか。(「はい」の声あり)ただいまの。
町長(若生英俊君) その発言のとおりであります。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) この仕様書の中にはそのほかに基本策定による基本的な視点というのがあるんですが、この基本的視点は何が一番重要だと思いますか、町長。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 原課対応でお願いします。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 質問の内容に入札時期のものがなかったのでちょっと手元に用意しておりませんので、それも後ほどお答えさせていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 手元に持ってきて説明してください、じゃあ。議長、お願いします。
議長(浅野幹雄君) この際、午前10時45分まで休憩をいたします。
     午前10時34分 休憩


     午前10時45分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 小川議員、確認してください、書類がそろっているようですから。質問の内容をもう1回お願いします。13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) では町長が入札会場に入っているか入っていないか、お示し願いたい。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。もとい、企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 今日程を確認しましたが、当日入っておりません。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) そうしますと、公開されている予定表では間違っているということでよろしいわけですね。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 公開されているのは予定価格を決める際の入札日でございます。当日の朝ということです。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) そうしますとその前の26日に打ち合わせをしているということについては間違いないですね。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) こちらも入札の打ち合わせということでやっております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それでは、この資料、基本計画の5分の4ページですが、後期計画策定方法、手法ということについて出ているわけですが、これは町長、これが何項目になっているかはご存じですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 項目数までは存じ上げておりません。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 入札の際にも説明もされているわけですが、大事な後期計画ですよ。こういうものに対して説明を受けていないんですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) それは受けております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 受けていないということですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 受けていますと申し上げました。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それでは、受けているのであれば、この4ページを開いていただきたいんですが。これはどこか、順序として何かおかしいようには思いませんか、町長。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 済みません、もう一度、今目にしましたので、4ページのどちらでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 座ったままで結構です。
13番(小川昌義君) 総合計画策定体制の手法は次のとおりとしますというところです。(「そして」の声あり)(1)住民参加、(2)富谷町議会、(3)まちづくり審議会、(4)総合計画審議会、(5)策定コンサルタントとあるわけですけれども。
議長(浅野幹雄君) どこがおかしいんですか。どの項目がおかしいんですか。
13番(小川昌義君) これで、おかしいと思いませんか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 済みません、質問の趣旨を明確にお願いします。
議長(浅野幹雄君) おかしいと思わないか思うかだけの答弁をお願いします。
町長(若生英俊君) その内容については答弁しようがありません。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) まず後期計画の策定体制ということになれば、一番最初に富谷町まちづくり審議会、総合計画審議会、こういったものが最初に来て、その答申を受けた形で実施するというのが普通ではありませんか、町長。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そういう手法もあろうかと、項目の並べ方もあろうかと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) いや明確にやはりこの順序としてはまちづくり審議会とかこういったものがあるからこそ計画が策定されていくと、策定していくということになると思うんですが、その辺はいかがですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 受けとめさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) その後に議会というものがあるんですが、富谷町議会、これについては議会に対し十分な情報提供を行いますというふうになっているんですが、これは間違いないですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 表記のとおりであります。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それでは成果物が出てから今まで、議会に対して十分な説明がありましたか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 企画部長でお願いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長お願いします。
町長(若生英俊君) 企画部長に答弁させます。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) これは策定の要綱でございますので、このとおりにいかない部分もございましたが、議会に対してのこの部分については十分な情報提供は行っておりません。(「議会軽視」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それでは、これの別紙をごらんいただきたいと思います。別紙。まさにこの議会軽視も甚だしいところだと思うんですが、この別紙については間違いないですか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) これは策定のときの要綱からいきますと、このとおりの一応計画をさせていただきました。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) この別紙の中で右側、丸がついている部分、住民参加、あります。これはなぜこれに丸がついたんですか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 特に意味はございません。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) ここで、参加、この住民参加のところで参加、情報提供、あとは議会に対しては単なる説明、これだけの表現になっているんですよ。住民に対してはこういう形で提供されて、なぜ町の予算が絡むような、町民に大事な要件が含まれているものに対してこのような表現をするのか、もう一度町長、説明願いたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 表現と現実というのはそごがある場合もありますけれども、十分それを受けとめて、以後注意してまいります。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 町長は常々やはり現場に行って現場を見て実施をすると。ですからこの要綱だって見ているんです。それでこれで問題ないということで出したわけでしょう。違いますか、町長。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) ですから今表現と現実はそごがある場合がありますと申し上げたのはそのとおりでありまして、不十分なところがありましたらばご指摘をいただいて、いただいたことを真摯に受けとめて改善してまいります。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 後期計画なり総合計画含めて、町民の代表でもある議員にもやはり説明するということは一番大切なことではないかと思うんですが、その辺について再度確認したいと思います。町長にお願いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 十分留意してまいります。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それでは、情報化のほうに入りたいと思うんですが、長久手市に行ったメンバーというのは何人、この情報化で行ったわけですか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 部会を5つつくっておりまして、その部会の代表ですので、情報化については1人です。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) もう一度、何人行って、どこの課で、固有名詞がなければ課なりなんなり、お願いします。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 長久手市に行ったのは7人、それで、部会が5つありますので、その中の1つが情報部会ですので、その中の代表者1人です。情報とすれば1人。
議長(浅野幹雄君) 名前は公開できないんですか。企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) いや、7人行っていますので、部会がありますので、住基代表とかそういう部会の中の情報については1人ということでございます。総務課の担当者が行っております。
議長(浅野幹雄君) 7人、どこどこですか。
企画部長(荒谷 敏君) それはうちのほうの市制移行準備室から2人、あとはそれぞれの部会ですが、総務課の法令担当、情報担当、福祉担当、それと住民のほうの住基代表、それで総勢7名となっております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) そうしますとその情報化担当の方はどういう視点で調査に行ったわけですか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) これは部会ですので、市制移行に伴うシステム改修が一番大きな課題となっておりましたので、その部分の年度ごとにどういったことをやったか、そういったものを先進事例として調査をして、戻ってきて、この部会構成員がいますので、その皆さんと報告書をまとめていくと、そういったことでございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 長久手市と富谷町で情報化の中で、長久手市のほうから情報を得たというのは何項目ありますか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 項目でいきますと、こちらからまず前段質問事項も挙げていますのでそれに対しての回答ということもございますが、項目でいくと数十点となっております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 長久手市と富谷町で変わっているところ、先進地に視察に行くと書いてあるんですが、先進地に行って情報を得た内容は何ですか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) それを今、各部会で検討しておりまして、報告書としてまとめることになっております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 大まかにいって何ですか。何が、特に行ってみてこれだというものは何がありましたか。物すごく項目がありますよね。その中の、どのぐらいの質問項目を挙げたんですか、じゃあ。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) それにつきましても具体的な項目はそれぞれありますので、後ほどお示しすることは可能でございます。一番大きなのは費用の部分と、あとは年度でどういったことをやったか、あとは中のシステム上の問題もありますのでどういった改正をしたか、そういったものに焦点を置いてやっております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 要するに先進地に行って学ぶということは、どのようにして情報化をやってきたのかということが主になると思うんですが、その印象的なものは何ですか。何だったというんですか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 情報化を学ぶというより市制移行に伴う情報化の部分を調査に行っているということでございます。だからまず費用でどのぐらいかかっているのかとか、内部でどういう体制で庁内の職員がそれにかかわったとか、あとは電算だけでできませんので、福祉とかいろいろな部門があるので、そういったところで庁内でどういう体制をとってやったかとか、そういう市制絡みの部分が主なので、情報化についてどうだという部分は次の問題となりますので、それは町でも今情報化推進計画をやっておりますので、それに合わせてやっていくものだと思っております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) そうしますと情報化推進会議も含めて、私が出している項目の中で、電子決裁、それからキャッシュレス対応の経理システム、こういったものに対してはどのように対応しようとしているか質問したいと思います。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) こちらにつきましては、内部情報のシステムの構築の際にこういった必要性、導入時期等も踏まえて今検討はしている段階でございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) そうしますとキャッシュレス対応の経理システムについて、具体的にどのような対応になっているか質問したいと思います。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 先ほど、当初ご質問の電子入札・決裁等についてはシステムの構築の際にということで申し上げました。キャッシュレス対応につきましては、現状まずは電子入札・決裁を最優先にと考えておりますので、現状導入の予定は考えておりません。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 内部システムは総合的に物事を考えていかないと、これだこれだというのではなくて、要するに今現在情報化の中で流れている、政府から流れてきている問題についてトータル的に考えていかないと間に合わないと思うんですが、その辺はどうですか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) システムの効率化というようなところに重きを置いておりまして、今現在データセンターへの移行であるだとかクラウド化と、その辺のところを今最優先に検討を進めておるところでございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それではこの情報化についての組織体制、市制も含めてどのように考えていますか。町長にお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 現状今検討の途中でございますので、以上とさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 検討ということは体制をとるというふうな検討をしているということでよろしいんですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そのとおりです。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それでは、次の質問に入りたいと思います。
 除融雪について。これは入札はいつ実施したのかということについて質問したいと思います。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) 入札についてはちょっと財政課のほうに入札業務をお願いしておりますので、後ほど確認してお答えしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) この入札に当たって、町長への説明ということについては行っていますか。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。町長への説明を行っているかという質問です。
都市整備課長(伊藤 正君) 業務の内容についての説明を行っているかということでよろしいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 業務の内容ですか、経過ですか。(「入札の内容について説明    」の声あり)入札の内容を説明しているかどうか、町長に対して。
都市整備課長(伊藤 正君) 発注しようとしている業務の内容については町長のほうに説明しております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 町長にお伺いしますが、この打ち合わせが行われているわけですが、これ打ち合わせを行ったことについてはご存じですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 打ち合わせ、誰と誰との打ち合わせですか。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 入札の打ち合わせですよ、入札の打ち合わせ。
町長(若生英俊君) 誰とですか。
13番(小川昌義君) ですから入札の打ち合わせをしていますかということですよ。
町長(若生英俊君) 町長とということですか。(「はい」の声あり)当然であります。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) そうしますとこれの仕様書についても町長はご存じですね。これは11月11日ですからね。わかっていますよね。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。そのとおりだそうです。13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それでは、この路線の計算の仕方ですけれども、路線長、これは間違いないですか。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) 路線につきましてはこの延長で間違いないというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 確認したと思うんですが、町長いかがですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そのとおりです。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それでは、これ路線なんですが、路線番号でいきますと580、明石6の69号線、延長837メートル、幅員6メートル。それから同じく580です。明石台6-69号、延長967メートル、幅員6メートルというふうになっていますが、これはこれが全部入った計算になっているんですが、これ間違いないですか、町長。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 詳細は担当課から答弁させます。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) 申しわけありません、再度路線番号をお聞きしてよろしいでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 路線番号を言ってください。
13番(小川昌義君) 580と591、691、624、775、これが数字として2回上がっているんですけれども。
議長(浅野幹雄君) 間違いないかということです。2回上がっているのだが。
 この際、暫時休憩いたします。
     午前11時05分 休憩


     午前11時06分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) 申しわけございません。一覧表のほうに二重計上になっている部分がございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 前にも私、指摘をしておいたわけですが。
 それでは、この各工区の積雪状況の把握の仕方というのは、工区ごとにどのように割り振りされているかといいますと、結構バランスが悪いんです。これはなぜこういうバランスの悪い工区の設定になっているか質問したいと思います。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) 積雪量を観測する地点といたしましては、仕様書のほうでたしか15カ所というふうにしているかと思いますが、その後、請負業者との協議によりまして17カ所に改めさせていただいております。それぞれの観測地点の数ですけれども、第1工区で1次路線用が6カ所、2次路線が1カ所、第2工区につきましては1次路線が5カ所、2次路線が1カ所、第3工区につきましては1次路線が3カ所、2次路線が1カ所ということで計17カ所で観測しております。工区ごとの違いにつきましては、第1工区はエリアが非常に広いということから全体的に観測しやすいような形で数が多くなっております。また第2工区につきましては、こちらもエリアの関係で積雪量が若干違いますので数が若干多目になっていると、面積の割に多くなっているということです。第3工区につきましては成田、明石台、東向陽台地区でございますので、そちらについては数が若干少な目で3カ所というような形になっております。第2次路線につきましては各1カ所ということでございますけれども、これにつきましては1次路線の除雪中にオペレーターが各2次路線対象になっているようなところを随時観測いたしますので、直接観測する地点として示しているのは各1カ所ということにしております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それでは敬老乗車証のほうに移りたいと思います。
 これのガイドラインが7月28日に政府から出されましたけれども、町の対応としては具体的にはいつから始まるということですか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 総合事業そのものは平成29年度に全ての市町村で移行ということになっておりますので、先ほど町長が申し上げましたとおり平成27年度、28年度はその移行期間というところで事業の見きわめをしていくという時期としております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 計画策定業務の入札は終わっているわけですけれども、議会に対する説明というのは早急に実施してほしいと思うんですが、その計画はありますか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 今、介護保険事業計画のところの進捗状況といたしましては骨子が決まり、そこにまだ枝葉といいますか、もう少し素案に近い段階というところで委員会のほうでもんでいる状況でございます。前回の介護保険料改定のときも全協で説明をさせていただいたと記憶しておりますので、時期というところははっきり定まっておりませんが、その方向で検討すべきと思っております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) システム改修に入る段階というのはほとんどもう計画策定そのものは終わっているという、終わっていなければシステム改修に入れないと思うんですが、その辺はそれでよろしいんですか。私の質問は正しいですか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 介護保険のシステムというところに関して言いますと、国の方針がもう決まっております。その制度改正に伴ったシステム改修というところでございますので、そこのところが直接総合事業での事業というふうに全部が全部リンクするわけではありませんので、その辺は見きわめながら、国の制度改修というところがシステム改修のところは主になるかと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) そういう意味では制度改正も含めて議会に対しての説明というものについて再度、説明が姿勢としてあるのかどうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) システム改修の説明というところでは、先ほど申しましたように国の指針に沿っているということですので動かしようがない改修になるということでございますので、実際の事業計画のところでの説明というところでは検討しているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それでは、わかりました。
 それではこの敬老乗車証ですけれども、先ほど金額として1億5,000万円程度ということで言われたんですけれども、これは間違いないですか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 平成25年度の仙台市の実績にならって一律に利率を掛けた場合にというところでの数値でございます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 先ほどは1億1,500万円と申し上げました。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) そうしますと1億1,500万円ということなんですけれども、これは改正された段階でこのぐらいだということで、平均的な数値ということでよろしいんですか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 仙台市の敬老乗車証のほうも平成24年度に変わっておりますので、その1年間の実績の利率を掛けたというところでございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) そうしますと1年間に1億1,500万円ほどかかるわけですけれども、これは介護予防といったものから考えますとそんなに経費として高い経費ではないと思うんですが、いかがですか。町長にお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 確認をいたしますけれども、そんなに高いというのは議員はどの辺を目安にしていますでしょうか。どこからが高いという。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 1億円前後であれば、前からもこの質問についてこの間たくさんの議員が質問しているわけですから、その中でも質問要旨の中で出ているわけです。そういう意味で1億円程度の金額であれば町の財政からすると実施していけるのではないかということで申し上げているんです。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 目安が1億円であることは承知いたしました。極めて大きい数字であります。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) この介護予防との関係とかそういった高齢者の施策との関係でいったらどうですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 答弁に変更はございません。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) どうしても高齢者の方がそういう施策を望んでいるわけですが、そのほかとしてこの町民バスを泉中央まで延長するという要望が多いようですが、その辺の質問をしますが、いかがですか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) これは何度も申し上げているとおり今の制度では不可能でございますが、引き続き宮城交通とは協議をしているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 栃木県太田市で市民バスを運行し、他市町村にも運行しているんですが、そういったものをご存じでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 知っております。県内でも大郷町も行っております。ただそれには制限がありますので、富谷町の場合は許可をいただけないということでございます。


議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 私は、2件について質問させていただきます。
 まず子供の貧困対策として、学ぶ権利の保障をというタイトルで伺います。
 人口減少問題がセンセーショナルに取り上げられている一方で、せっかく産まれてきた子供たちの健康に生き、学び、暮らす権利を阻害する子供の貧困問題が深刻さを増しています。現在、貧困線未満の子供は328万人を超えていると言われ、とりわけシングルマザー世帯の貧困がその半数を超えております。国立社会保障・人口問題研究所の2007年の調査では、過去1年間に食料が買えなかった経験があるという世帯が4割近く、衣料品(被服)が買えなかった経験があるという世帯が46%を超えております。ひとり親世帯の子供の大学進学率が41.6%、就職率が33%という実態は、貧困の世代間連鎖を生みかねない深刻な現実を示してると思います。政府はことしの1月に「子どもの貧困対策に関する大綱」を発表し、「全ての子供たちが夢と希望を持って成長していける社会の実現を目指し、子供の貧困対策を総合的に推進する」としております。この大綱を真に役に立つ指針とするためにも、地方自治体の取り組みが重要だと考えます。町民の平均所得が比較的高いとされる富谷町においても貧困と格差の広がりは例外ではなく、まずは生活保護制度と対をなす就学援助制度の充実、そして町独自に実施している奨学金貸与制度の改善に真剣に取り組むことを心から望むものです。
 まず就学援助制度についてですが、富谷町は就学援助制度の所得基準を生活保護基準の1.0倍、つまり保護基準と同じに設定しておりますが、これでは生活保護基準に準ずるとする規定が意味をなしません。準ずるとは同じということではありません。生保基準を上回ってこそ就学援助制度の役割が果たせるのではないでしょうか。就学援助制度の所得基準を生活保護基準の1.3倍から1.5倍に引き上げる、そして対象を広げるべきではないか、伺います。
 2つ目に、就学援助金の支給月が7月、12月、そして翌年の3月となっているため、小学校に新たに入学する1年生、中学校の新1年生の新入学学用品の購入に間に合わないという現状があります。入学前の3月に支給できないのか、またこの際、毎月支給に改善できないか、伺います。
 3つ目に、支給方法については、学校での手渡しではなく銀行振り込みとするよう改善を求め、当局の対応を伺います。
 次に富谷町奨学金貸与制度についてですが、卒業しても就職できず、派遣で働いている、賃金が安く奨学金の返済ができないという苦しい声を聞きます。背景には経済情勢、雇用情勢の悪化があることは明らかです。卒業と同時に抱える数百万円の返済額は、借り入れをする当初からわかってはいても、大きな重荷になっています。返したくても返せない、思い描いていた未来と現実との余りに大きなギャップが青年の進路に影を落としている状況があります。
 そこで、貸付型の奨学金制度に加えて返済をしなくともよい給付型の奨学金制度を導入すること、また返済期間の猶予、これは条例第12条償還の猶予という項に当たりますが、この猶予の項目に「高校・大学を卒業しても就職ができない場合」を加えること、さらに奨学金の返済期間を現在は「卒業後1年間経過した後、6年間」としておりますが、少なくとも10年間に延長すること等について改善すべきではないか、伺います。奨学金を借りる際には本町に1年以上居住という条件がありますが、転入した時点で即住民として扱うべきだと考えます。居住年数による差別はあってはならないことであり、撤廃を求めます。
 2問目の質問に入りますが、市制移行に向け住民の声をくみ上げよというタイトルで、市制移行に向けたプロセスにどれだけ住民参加を保障するのかという視点で質問したいと思います。
 町長は平成28年4月1日をめどに市制に移行する旨の所信表明を行い、以後さまざまな場面で市制移行を喧伝し、去る11月3日の功労者表彰式では市制に向け準備万端整ったと挨拶されました。しかし、宮城県の担当課は「平成27年10月に実施される国勢調査で人口5万人を超え、市制に向けた人口要件をクリアしたとしても、その速報値の発表は翌年2月になり、それからわずか2カ月後の4月1日を移行日とするのは極めて難しい」と述べており、移行日を一体いつに設定するのか疑問の声が出ております。また、市制移行は既定の事実ではなく、住民の意思に基づいて行わなければなりません。具体的には住民へのアンケート調査なしに市制移行を進めることは事実上あり得ないと思います。総務省は市制移行が住民の合意を得ているか否かを重要なポイントとして見ているからです。市の名称についても同様で、富谷町だから富谷市になるとは限りません。今議会の冒頭で町長はアンケートを業者に委託し、そして来年1月から2月に全世帯を対象にして実施すると明言されました。住民に市制移行までのタイムスケジュールをしっかりと示して、具体的な課題も明確にし、住民参加で市制移行を進めるべきだと考え、改めて伺います。
 まず1点目ですが、市制移行の年月日をいつとするのでしょうか、伺います。
 2つ目に、アンケートの実施については、いつ、誰を対象に実施するのかは先ほど述べました町長のご挨拶の中で言っておられましたけれども、しかし、どのような設問、どのような手法でこの設問を決めるのかということについては何らお話しされておりません。そこで改めてこの点について伺います。
 3つ目に、市制に向けた役場庁舎内の体制について企画部が中心に進めるとしておりますが、企画部には企業誘致など対外的な重要な業務があり、それらと同時にできるのか。やはり人事や各課との連携調整等、全庁的、総合的なまとめ役は総務部が中心となって進めるべきであり、空席となっている総務部長職を早急に確保することが体制づくりのかなめだと思いますが、いかがでしょうか。
 4つ目に、市制移行に向けた実際的な課題の抽出や、そのための対策に関して、かつての役場新庁舎建設100人委員会のような検討委員会が必要だと考えます。これは住民参加のという意味合いです。またその中には当然議会議員の参加も保障するべきだと考え、どのように対応されますか、伺います。
 次に、9月議会で町長は文化ホール、図書館機能を持つ複合施設を検討すると初めて明言されましたが、設置場所や時期などについては明らかにされておりません。市制移行を少なくとも今の平成28年4月1日というのであれば、既に1年半後に迫っているわけですが、住民に対してかけ声だけではなく、施設整備の具体的な時期や計画を示すときだと考えます。また、運営手法については話題性や注目度ではなく、公立図書館としてのあるべき姿を追求していただきたいと考えます。
 そこで、1つ目として、図書館整備の計画策定や運用方法に関する方針の策定は教育委員会の所管か、それとも町長部局の所管か伺います。
 第2に、図書館の建設時期及び設置場所について明確にお示しをいただくよう求めます。
 3つ目、図書館建設の財源については、財政調整基金及び各種目的基金の整理・統廃合により一定額を確保して、図書館建設のための目的基金を設け、住民に早期建設の構えを示すべきだと考えますが、いかがでしょうか。
 4点目に、図書館の運営については、9月議会で同僚議員の質問に答えて、多賀城市で現在、多賀城市の公立図書館がツタヤ方式、いわゆるCCC方式と言われるやり方で運営することの質問がありました。これに対して町長は十分参考にしたいと答弁をされております。私は実はつい先日、この佐賀県武雄市の図書館に行ってまいりました。ツタヤ方式は非常に多くの問題があるということを改めて実感いたしました。以下述べます。
 ツタヤの商品売り場とスターバックスコーヒーの喫茶コーナーが1階面積の半分以上を占めているために、そのしわ寄せがさまざまなところに影響を与えている状況がありました。1つは閲覧・閲読スペースが極端に少ないこと。2つには、蔵書スペースが狭くなっていることをカバーするために高さ4メートルを超える非常に高い本棚、書架が使われておりました。脚立を使うか、あるいは店員に一々頼まなければ本をとることができず、本を自由に手にとって読む楽しみが損なわれていると思いました。2階にはトイレがなく、車椅子のスロープもない上に、地震の際には書架から飛び出した本が吹き抜けから1階にまで落下する非常に危険な状況があるのではないかということも感じました。これもやはり売り場、ツタヤ商品、スターバックスのための面積を相当数とっているところから来ているひずみだと感じました。さらに資料や書籍を保管するバックヤードと言われるいわゆる保管庫のような、保管室のようなところです。これは表からは見えませんが、しかし私も随分図書館をあちこち見てきましたけれども、このバックヤードというのは図書館の心臓部とも言われていて、そこにさまざまな資料を保管し、いつでも利用者の要望に応えて出していくというものなんですが、この武雄市の図書館では非常にその、私は見ることができませんでしたが、店員の説明によりますとごく狭いスペースしか確保されていないという状況がわかりました。さらにツタヤ方式の特徴の1つである年中無休、閉館日がないということについてですが、閉館日がないために蔵書の整理をする日がないと。そのために本の整理が、貸し出した本が戻ってはきてもきちんと指定の場所に戻っていないために、借りたい本の予約をしても図書館の中で行方不明になっている状態だと、たまたま居合わせた利用者の方が苦情を言っておられました。図書館の生命線とも言える蔵書の整理が追いつかない状態では、年中無休はかえって利用者にマイナスだと感じました。ツタヤ方式というのは今文科省が示しているこれからの公立図書館のあり方というものとは全く逆の、異質のものだったというのが私の率直な感想です。
 今申し上げました文科省ですが、平成24年8月にこれからの図書館のあり方検討協力者会議の報告書を文科省の名前で出しております。この報告書は、図書館整備と運営に関する専門家の知見を結集したもので、私は町はこの報告書に即して図書館の整備・運営を行うべきだと考えます。この報告書について町はどのように受けとめていますか、伺います。
 また、5つ目ですが、報告書ではこれまでの図書館活動について、貸し出し中心の活動による図書館の発展を正しく評価した上で、今後の方向性の柱としてレファレンスサービスの重要性と、そのための図書館専門職員充実などを示しております。この報告書が示す方向性は指定管理者制度と全く逆のものだと言えます。図書館の整備・運営を報告書の方向性を基本に進めるよう求め、当局のお考えを伺います。
 6つ目に、ツタヤ方式を展開しているカルチュア・コンビニエンス・クラブ、CCC株式会社というのは文字どおり株式会社です。公立図書館の事業目的は、営利を目的とする株式会社の事業目的とは根本的に異なります。営利主義と図書館が結びつきますと、売れ筋中心の図書の選定になってしまったり、コストが優先され、人的体制が貧弱になることも指摘されております。営利事業のノウハウを導入することは、公立図書館事業にプラスになるどころか、その逆になるおそれがあるということを指摘したいと思います。ツタヤ方式について町長は十分参考にしたいと答弁されましたが、町立図書館の運営は町直営で行い、指定管理者制度などの導入はやめていただくよう求め、町長のご見解を伺います。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。まず初めに若生町長。
町長(若生英俊君) それではただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
 市制移行の件でありますけれども、大きくは最初の1つ目です。先ほど話されたように速報値との兼ね合いであります。現時点では流動的な対応をせざるを得ないというのが現状でございます。手続行為という側面が大変強うございますので、それは宮城県であったり総務省であったりということ、議決あるいは協議というふうなこと、富谷町あるいは富谷町議会も含めてということになりますけれども、そういったタイトなスケジュールであることは十分認識しているところです。しかしながら現時点で、平成28年4月1日、年度初めということの旗は従前同様富谷町としては継続しているところです。これは宮城県にもお伝えをし、一定受けとめていただいているところであります。
 2つ目、実施の時期は申し上げたように来年、年明け2月、対象者は町内全世帯、町内100社ほどの企業さんにも対象を広げてございます。そして質問内容の設定等の手法については経験深い受託業者さんとの協議によりまして、そしてまた先進事例も織り込みながらアンケート項目等を進めることといたします。
 4つ目については、市制移行推進会議及び検討部会、前議員の質問の中にも出てまいりましたが、このような形で実務的な事務事業が進んでいるというところでございます。住民説明、そしてまた民意を反映する、この辺あたりは最重要課題としておりますので、引き続き取り組んでまいります。議員の参加ということについても全然そごはございませんので、機会をどのような形にするか検討してまいります。
 5つ目、図書館の整備ということでありますけれども、1つ目については第一義的には実施担当部署は教育委員会が所管と相なります。
 2つ目につきましては、建設の方針を3期目に当たってということで具体的な方向性を示したということでありますので、3期目実現可能、そしてまたスタートというあたりを3期目に当たってお示しすることとなろうかと思います。
 財源については当然のことながら数十億円という単位でありますので、これらについては基金の設定というあたりは当然視野に入れているところです。
 4つ目については図書館の整備に当たっての参考指針ということでありますので、十分その旨も捉えながら進めていくこととなります。
 5つ目については一定の方向性だと考えられます。したがいまして4番とも絡みますけれども、これらを十分勘案しながら、富谷町のまさにありようを、そしてまた泉図書館、県の図書館等々さまざま近隣にあるあわけであります。そういったところとのとり合いなども含めて、キャパなり、あるいは特性なりということを十分勘案しながら富谷町らしさということが示されようかと思います。
 6つ目については1つの経営手法であるという認識は変わりございません。現段階で明確に否定する状況、根拠もありませんので、従前どおりとさせていただきたいと思います。
 以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 町長、市制移行に向けて企画部と総務部の関係と、総務部長を早急にという質問もありましたが。
町長(若生英俊君) これは質問の準備の中にはないんですけれども。ないですよね。
議長(浅野幹雄君) 通告にないということですね。(「ありました。入れてあります。役場の体制について。失礼しました」の声あり)役場の体制についての中で、企画部、総務部との関係と総務部長を早急にという質問がありましたけれども。問3ですね。市制移行に向けた中身で、その先に市制移行に向けて企画部と総務部の関係と、ぜひ総務部長を早急にという質問があったんですが。質問ですよ。(「通告書に載ってます」の声あり)私には詳しい通告書は来ていませんので、今の設問の中であったんですが。(「通告書に書いてありますが」の声あり)どこですか。
16番(永野久子君) 書いてありませんか。
議長(浅野幹雄君) この通告書には入っておりません。
16番(永野久子君) ありませんでした。失礼しました。じゃあやはり。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) それでは私のほうから、学ぶ権利の保障ということについてお答えを申し上げます。
 まず第1点目の就学援助制度についてでございますが、まずこの就学援助制度の対象者は生活保護法で規定する要保護者及び要保護に準ずる程度に困窮している準要保護者とされておりますので、所得基準を生活保護基準の1.0倍、つまり同じにしているということは就学援助制度の趣旨に即しているものと認識しておりますので、現行のまま継続してまいりたいと思います。
 2点目、入学前の3月時点での支給につきましては、児童の転出入、これ結構多いものですので、が生ずることもありますので、適切な取り扱いではないと認識しております。また、毎月支給することにつきましては、事務効率の観点からやはり難しいものと考えております。
 次の就学援助費を支給する場合、学校から保護者に通知し、受領のため学校に来ていただいております。このことは学校では保護者との教育相談を行う機会として活用するとてもいい機会になっておりますので、この有意義な機会になっております現行どおり学校での手渡しでの支給を継続してまいりたいと思っております。
 続いて第2問目の奨学金制度についてでございますが、給付型奨学金制度の導入につきましては、奨学金制度の継続性及び給付対象者を選考する基準等に課題があることから、導入は難しいものと考えております。
 続いて、卒業しても就職ができない場合を償還の猶予に加えることにつきましては、現行においても返済計画などについて協議をしながらケース・バイ・ケース、弾力的に対応いたしておりますので、現行のまま対応してまいりたいと考えております。
 続いて償還期間につきましては、現在返済が困難となった場合においては収入状況等を考慮しながら、これもケース・バイ・ケース、個別に対応をいたしております。今後もほかの自治体の状況等を考慮しながら、引き続き検討すべきところがあれば検討してまいりたいと思っております。
 続いて奨学金の貸し付けの要件として本町に1年以上居住を定めているところですが、奨学金貸し付けに当たりましては、学校長から人物及び学業等についての推薦調書を提出していただくことになっております。このことから的確な推薦を行うためには必要な期間であるものと認識しておりますので、この点も現行のまま対応してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これより、永野久子君の質問は一問一答により行います。
 16番永野久子君。
16番(永野久子君) それではまず子供の貧困対策に関してですが、入学前の3月に支給することが適切ではないということですけれども、これもその支給の回数や振り込みの方法等も含めて、これらは自治事務だと思いますし、町の考え方でいかようにもというのはおかしいですけれども、社会情勢やその町の実情に即して対応していいものだと考えておりますが、この点についてどうお考えですか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) まず支給はご存じのとおり学校のほうの口座に振り込みまして、学校の事務職員がそれを個別にきちんと区分けをして支給するという形を今とっておりますが、この支給を3回に区切っておりますのは、やはり学校事務の効率化等も考えてのことでございます。毎月となりますとその作業が今の4倍にふえるわけでして、その事務の適切化、適正化ということを考えてもやはり難しい状況だと考えております。それから前の年の3月ということですが、実はこれは3月から入学式直前まで本当に転出入が非常に多くて、特に我が町はそれが特徴的に多い町でもございます。ですからその学校に入学する子供たちをきちんと掌握できるのがやはり4月になってから、本当に入学式直前までかかるものでございますから、そういうことを考えればその学校に入学した子供たちをきちんと掌握して、それの就学援助ということになりますので、7月の支給ということになるのが現状でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) その学校の事務の煩雑化、業務が4倍になるということもそうですし、それから3月から入学直前まで非常に異動が多い、転入・転出が多いということも実情としてはよくわかりますけれども、やはりこの政府が出した法律に基づくこの大綱もそうですけれども、あくまでも子供の貧困対策としてでき得る限りのことをしようというように私は受けとめているんです。それが共通認識であるはずだと思うので、そういう立場に立つのであれば事務の煩雑化であるとか何かは解決できないことではないわけで、解決する方向でぜひ検討していただきたいと思いますが、再度伺います。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 実は今年度から学校事務を12校で今、共同化作業に入っております。これは県の方針でありまして、今年度から3カ年以内で、前倒しして来年2カ月になったようですが、全ての市町村において事務の効率化を図るための共同化というものが行われております。我が町は率先して今年度からそれに取り組んでおりますので、今議員が申されたこともその共同化の中で効率化を図っていけるものかどうか、よくその共同化を進めながら検討していきたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 就学援助費の基準、生活保護費の1.0倍ということについては2012年の12月議会でも取り上げておりますので、繰り返しになるかと思います。しかし、やはりこの点についてもぜひ検討していただきたいのは、お隣の仙台市は保護基準そのものが高いという実情があって、仙台市の場合は基準が生活保護基準の何倍という設定の仕方はしていないということを聞きましたけれども、やはり隣同士のこの同じ生活圏域の中にあって、子供の学びを保障する就学援助制度が富谷町に住んでいたら支給が受けられない、仙台市に住んでいれば支給が受けられる、対象になる、ならないということになるのは、これは子供にとって大変大きな損失になると思うんです。ですから、前回たしか教育課長がその1.3倍とか1.5倍にする根拠がないとおっしゃっておりましたけれども、隣接市町村との均衡、とりわけ同じ生活圏域の仙台市との均衡ということを踏まえれば大義名分は成り立ちますし、当然これは町の事務としてやっていいことだと思いますが、改めてこの隣接市、仙台市との格差を解消するという視点での基準の引き上げということをご検討されるお考えはないかどうか伺います。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 議員の申されるとおり1.3から1.5に上げればその支給対象が広がりますので、受給される、補助を受けられる方がふえるということはもちろん認識してはございます。でも、先ほど議員の質問の中でも生活保護法と対をなす制度だという発言があったと思いますので、私らもその根本となります生活保護法の基準において支給しているのが妥当だと考えております。それから仙台市との関連ですが、仙台市は政令指定都市でもあり、財政規模を考えますと当然桁違いなわけでございますので、仙台市の財政規模と当町が同一のことで比較されるのは多分難しいことではないかなとは考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 政令市とたしかに規模は違いますけれども、住民1人当たりで、例えば貯金であるとか借金であるとかということを比べますと、そう言っては悪いんですが、富谷町のほうがはるかに数値はいい状況にあります。規模が大きい小さいということはこの際関係なくて、やはり富谷町は力がないわけではない、力があるんだということを踏まえた上で、これはぜひとも検討していただきたいと思います。これは予算をつけるのは教育長というよりは町長でありますので、もし教育委員会が生保基準の1.3倍にしたいという考えを持ったとした場合に、これは仮定ですが、その場合に町長としてはどのように対応されるおつもりか伺います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 今、仮定の話ということでありますので、そのような状況になった折に検討いたします。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 就学援助制度を多くの人たちに知ってもらうと、知らない人がまだいるということが考えられます。たくさんの方に知ってもらうために、年に一度だったと思いますが、全ての児童に学校を通じてこの就学援助制度の周知をしていると聞いております。この点についてももう少し、例えば学期末、学期の初めごとに出すとか、先ほど来の子供の貧困対策の大綱の中にもきめ細かな広報ということを就学援助制度の項目のところで言っているんです。きめ細かな広報の取り組みということを言っていますので、ぜひそういう面で回数をふやして、知らなかったという人がいないようにしてもらいたいと思いますが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) そのことに関しては前向きに検討してまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 奨学金については給付型の導入、それから返済期間の問題、さらに本町に居住している条件等々について、今のその経済・社会情勢の変化に合わせてより現実的な対応をすると、ちょっと抽象的で申しわけありませんが、全体として奨学金制度を現実的な対応という方向で見直し・改善をしていくということをぜひ求めたいと思いますが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) これまでもそういう意味では現実的に改善を加えるべき点については検討してきたと思ってございます。もし具体的に何かご指摘いただければと思います
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 市制移行の問題について伺いますが、先ほど町長は何年何月何日をもってということについては流動的だということもおっしゃりながら、やはり従来どおり平成28年4月1日ということは継続していきたいとおっしゃっておりました。これでいいのかどうか、果たして間に合うのかということを改めて町長のご見解を伺いたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 間に合うかどうかについては定かではありませんけれども、目標として4月、年度初めということについては何ら変化ございません。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) アンケートについてですが、先ほど手法については業者に委託をしてとおっしゃっておりましたが、これは設問、どういう質問を設定するかということも含めて業者に委託するということですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 内容については企画部長から答弁させます。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 設問内容につきましては先進事例を参考にしておりますので、その点については業者とは協議というところで考えております。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) そうしますと今議会の冒頭、町長の報告の中で、このアンケートに関してまちづくり審議会と協議をするともおっしゃっておりました。そうしますと最終的に設問を決めるのはまちづくり審議会ということになりますか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) そういう意味ではなくて、まちづくり審議会に先見事例を申し上げて、そして意見をいただいていくということになっております。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) まちづくり審議会は先ほども同僚議員から質問がありましたけれども、この間一度も会合そのものを持っておりません。そして最終報告書を出すと言いながらいまだに出しておりません。このことを考えますと、まちづくり審議会というのはもう既に有名無実のものになっているのではないかと思いますが、いかがですか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 今年度については開催しております。そういった報告書も今最終の取りまとめを行っている段階でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) いつ出すんでしょうか。最終報告です。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) これにつきましては委員長と相談しておりますが、できれば年度内もしくは委員の任期中ということに考えております。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) そうすると年度内、それより先のその委員の任期内というと最終いつまでですか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 10月に委嘱しておりますので、それまでとなります。
議長(浅野幹雄君) 10月です。(「ことしの10月ですね」の声あり)
企画部長(荒谷 敏君) いや、来年。(「来年の10月ですね」の声あり)はい。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 何か慌てて出しているような感じもしますけれども、そもそもそのまちづくり審議会については、富谷町の方ももちろん入ってはおりますけれども、偉い方々が多くて、会合そのものがなかなか持ちにくいと、そういうこともあってその最終報告がおくれにおくれてきたという経過があります。そういう方々を大事なアンケートの設問について協議の相手として選ぶというのはいかがなものかと思うんですが、この点について町長、いかがお考えでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 特に問題はございません。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 問題はありませんとおっしゃっておりますが、実は長久手市は市制移行を表明して、それから一、二カ月後には各小学校区ごとに住民懇談会を開いているんです。これが全部で7回、631人が参加したと、長久手市のこの市制移行に関する資料をいただいてきているんですけれども、これにはそう書かれておりますし、お話も聞きました。アンケートについてはそういう住民懇談会でいろいろ出たものを土台にしながら、改めてこの点についてはもっと住民の声を聞きたいというものに焦点を絞ってアンケートの設問をしているんです。こういう取り組みが大事だと思うんですけれども、この住民懇談会については実施するお考えはあるでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 前回の特別委員会でお知らせしているとおり、開催する予定でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) それはいつでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 来年度国勢調査の前までに地区懇談会を開催することとしております。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) そうすると来年の1月、2月、アンケート実施の設問を決めるということについては間に合いませんね。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) アンケートは何を聞くかというのは市に移行する意識表明ですので、それの考え方と、町が市になるので市の名前ということです。それについては十分広報等でお知らせしておりますし、そういったところで今皆さんの意見を聞いて、それをもとに地区懇談会を開催していくということにしております。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 余り時間もありませんので、次に市制に向けた体制なんですけれども、富谷町の役場の体制として企画部中心に市制移行を進めると従来言っておられました。この企画部というのは、全てではありませんけれども、対外的な仕事が非常に多いです。そこへいきますと、なぜ総務部が中心になって市制移行を進めたほうがいいかというと、住居表示から条例改定からさまざまな届け出関係から相当の部分が総務に絡むものだということから、やはり総務部が中心になるべきだと思いますが、この点についてどうでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) これは企画部が1つというのではなく、先ほど申し上げましたように5つの部会を設けてということですから横断的に、企画部が頭になるということでありますので、何ら問題ございません。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 市制移行に向けた役場庁内の組織メンバーには教育長は入っておりますか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) これは企画部長から答弁させます。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 検討委員会については部課長全員となっております。
議長(浅野幹雄君) 教育長は入っているんですかと。
企画部長(荒谷 敏君) 教育長については庁議メンバーですので、そちらに報告するような体系をとっております。
議長(浅野幹雄君) 入っているか入っていないかで答えてください。
企画部長(荒谷 敏君) 入っております。報告ということで入っております。最終決定が庁議ですので。
議長(浅野幹雄君) ちょっと待ってください。会議に入っているかどうかです。報告しているかどうかの質問じゃないですから、それで答えてください。企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 最終決定の中には入っております。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 最終決定にしか入れないということは通常の会議には入れていないということですか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) そういう意味ではございませんので、今検討部会がやって、それを庁議に上げてそこでもむと、その中に入っているということでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) それでは役場のその市制に向けた体制の1つ、副町長の役割も非常に大きいと思うわけですけれども、この間副町長については町長の代理でどの程度会合等に出席されていますか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 企画部長から答弁させます。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 回数はちょっとこの場ではわかりませんが、相当数代理で出席をいただいております。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 去る11月14日には黒川郡の議員の研修会がございました。これは30周年ということでちょっと大きな記念すべき会合だった、研修だったわけですけれども、このとき4カ町村の首長で出席されなかったのは富谷町だけでした。それから11月23日の黒川文化協会についても町長が欠席されておりまして、代理が出されていなかったということなんですが、せっかく副町長が決まったのになぜ代理を出されなかったのか伺います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 2点については大変失礼を申し上げました。以後注意いたします。
議長(浅野幹雄君) 注意するそうです。(「今謝ってくださいと言っていませんよ、理由を聞いてるんです」の声あり)座ったままでお願いします。今の質問の内容をまだ。
16番(永野久子君) 今私は2つだけ会合を挙げましたけれども、黒川の議員研修、それから黒川の文化協会、首長が、町長が出席されなかったと。代理でなぜ副町長が出されなかったのかということを伺っています。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) ご指摘を受けた点については失礼を申し上げましたと申し上げました。ほかの用件があって失礼をしたということでありまして、何ら意図的に云々はございません。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 去年も黒川の議員研修に町長はおいでになりませんでした。そしてあちこちで、私は地元の町内会でも耳にしましたけれども、今副町長がいないからということで欠席せざるを得ないんだということをあちこちで、かなりの回数聞きました。副町長がいないからということで去年あたりまでは欠席されていたのに、今回は副町長がせっかく選ばれたにもかかわらず、活用と言っては失礼ですけれども、出席、代理をさせないというのは、これは何か意図があるのかと聞きたいところですが、意図はないとおっしゃっていたので。こういうやり方は私はやはりおかしいと思います。それで、総務部長が空席になっております。教育長についても市制移行に関しては、企画部長が教育長の出席に関しては出席させているかのように言っておりますけれども、実態としては最終会合までは出さないということです。それから、副町長についてもせっかく選ばれたのに町長が欠席するときの代理を務めさせないと。こういうことで、いい人材がいるにもかかわらず活用されていないという状況で、果たしてこの市制移行に向けて町が一丸となってやっていけるのかどうか疑問に感じざるを得ないんですが、どうお考えでしょうか、町長。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 市制移行に関連するということであれば直接は関連いたしません。2点については大変失礼を申し上げましたというふうに申し上げました。代理をさせないということではなくて、日程の調整が不十分であったということを申し添えます。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) それでは副町長に伺いますけれども、11月23日黒川文化協会、この日は出席を要請されましたか、代理を要請されましたか、伺います。
議長(浅野幹雄君) 鈴木副町長。
副町長(鈴木和夫君) ご質問にお答えを申し上げます。当日はたしか、記憶が間違っていたら失礼申し上げますけれども、成田地区で町政懇談会がありましてそちらに出席をしておりまして、黒川地区の今議員がおっしゃった会議というんでしょうか、研修会への出席云々ということは話はありませんでした。
議長(浅野幹雄君) 今のは23日の質疑ですよ。14日じゃないですか。それは14日でしょう。
副町長(鈴木和夫君) 失礼申し上げました。太子堂で町政懇談会があったものですから。
議長(浅野幹雄君) 23日に要請があったんですかということですよ。23日。文化協会のほうの質問ですよ。
副町長(鈴木和夫君) 失礼申し上げました。黒川地区の議員の、じゃなくて。文化協会23日。文化協会のお話については、私は話が出たことはありませんでした。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 町長が本当に本気になって副町長をきちんと据えて、でき得る限り欠席をしないようにということで、構えて進むと、持てる人材を活用していくという構えになっているかどうかということを私は聞きたいと思ったわけです。それで、市制移行と関係ないというようなこともおっしゃっておりましたけれども、役場の中の体制というのは市制を目指す上でやはり一丸となって進むという重要なポイントだと思うので、町長、今後については十分に人材を活用しながら、総務部長職については一刻も早く空席を埋めるということについて改めてお考えを伺います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 十分前向きに進めます。
議長(浅野幹雄君) この際、午後1時まで休憩をいたします。
     午後0時06分 休憩


     午後1時01分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 18番渡邊俊一君。
18番(渡邊俊一君) それでは、通告に従いまして、私から富谷ジャンクションのフル化について、1件3要旨について伺います。
 富谷インターチェンジが完成し、県内沿岸部、三陸道や常磐自動車道から我が町国道4号への高速網が整備され、富谷町初の工業団地であります高屋敷工業団地へ最も便利な交通網の整備が構築されたわけであります。しかしながら、富谷インターから東北縦貫道への乗りおりができない現状から見て、一日も早く富谷ジャンクションのフル化を強く要望する一人でもあります。そのことによりなお一層我が町の発展に結びつくことになり、富谷市制への大きな弾みとなるわけであります。若生町長は、9月定例議会において平成27年2月に行われます町長選挙に3期目の出馬を表明し、その中で何件かの3期目への公約を示されましたが、その中の1つとして富谷ジャンクションのフル化を目指す旨を話されましたが、3期目当選後どのようなスタンスで富谷ジャンクションのフル化実現に向けて行動される考えか、次の3問にて質問いたします。
 1つ、富谷ジャンクションのフル化について、若生町長3期目選挙の重要公約の一つと捉えてよいのか伺います。
 2つ目として、富谷ジャンクションフル化実現に向け、町長は今後どのような行動計画のもと進める考えか伺います。
 3つ目として、我が町の将来発展に欠かすことのできない高速道路網の富谷ジャンクションフル化の実現について、必要な要件、課題はどのようなものが考えられるか、町長に伺います。
 以上であります。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それではただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
 仙台北部道路富谷インターチェンジ開通ということで、我々が描いてきたものが形になったということで、町民の皆さんあるいは利用者の利便性のアップということで、想定以上の皆さんのお声でないのかなと思います。
 どのようなスタンスでということでありますので少し冒頭概略を申し上げますけれども、基本的にはそのスタンスは従前と変わるものはございません。このように平成25年12月22日、町政施行50周年に合わせて何とか年内供用をお願いできませんかという粘り強い要望活動を続けながらあのように、本来ですと恐らく年をまたいで翌年ということになったのではないかなと思いますけれども、必要なことは必要なこととして申し上げる、このようなことがやはり町の長として大変重要なことではないかと思います。そのようなことをもって予定より、本来ですともう1年早目の開通ではあったのでありますけれども、いろいろな諸事情があって結果平成25年度と1年度繰り下がったことはご承知のことであります。しかしながらそうなればなったなりに年内をということであのようになりました。ですから、コストコのあのような出店もいいタイミングで、まさに予定した年内供用ということが形に見えるということで恐らく日本の支社長があのような決断を最終的にされたのではないかと、このようにも内輪にいる者として思うところであります。そもそも富谷インターチェンジは常磐道の終点という予定の中でもう20年近く前から構想されて、十数年をかけてここまでに至るということでありました。富谷の4号線から入って東北道への出入りというのは当初の建設計画にはないのであります。しかしながら一方では仙台北部の工業団地にトヨタが張りつくということの中であのように仙台港のほうから東北道への乗り入れ、そしてまた大衡インターができて仙台港へ、あのような形のハーフジャンクションといいますか、乗りおりができる4つの出入り口のうち2つまではようやく見えて、そしていよいよ最終、当初予定にない富谷町方面からの東北道乗りおりを実現するにはいかような手順と、そしてまたどのような進め方があるかということについては正しい明確なる解、正解はありませんけれども、これまで取り組んできたこととあわせて、私も2期8年となりましたので、その辺の手法と、どこをどのようにプッシュしたり、あるいは客観性を持って要望するかというようなあたりはおよそのコツをつかみかけたところでありますので、3期目の重大なお約束事、そしてまた実現に向けて、大もとの国交省、都市整備局河川国道事務所、このような連携の中でいつどのようなタイミングでと、そしてまた工事の計画予算立てができる、そしていつの最終形ができ上がる、この辺のところの見通しを今もそのような方向で、今までも動いてまいりましたけれども、引き続き3期目の大きな課題として取り組むこととなります。けさほどの新聞だったと思いますけれども、連休前に常磐道の全通ということでありましたけれども、たしか3月1日と決めましたということで、連休前を大きく前倒しして3月1日にはまさに富谷町が描いた富谷町から常磐道が直結します、三郷ジャンクションまで直結しますということが見えたということが1つ。もう1つは関東圏へのダブルアクセスということでありますが、そういう意味でも富谷町から常磐道経由で関東圏、そしてまた東北道経由で関東圏ということで、最も恵まれたダブルアクセスを得た自治体ということとなりますので、なお一層力こぶを入れなければと、そんなふうな思いでいるところであります。
 そのような中でアンケート調査、2つ目から入りますけれども、河川国道事務所におきましてアンケート調査をいたしましたと。4,500世帯、およそ40%程度の回収率ということでした。その中のおおよそ1,200件以上の自由記述欄にたっぷりと文章表現でお声を聞かせていただきましたということであります。その大半がまさに東北道への乗りおり、我々が使うジャンクションのフル化ということのご希望が、アンケートの回答をお寄せいただいた皆さん方の大半の声でありますということを受けて、そのことが役所のそれぞれの事務ルートで整備局、そしてまた国交省のサイドにも既に上がっているということであります。そのようなことでありまして、冒頭申し上げましたように11月27日には副大臣、今まさに解散後ではありましたけれども、副大臣に直接要望書をお渡ししてご理解をいただくこととあわせて、ぜひ引き続き選挙区の違いはあれどもお力を得ていくということであります。そのようなことでありますので、引き続き国交省事務方、そしてまた代議士の皆さんともども全力を挙げたいという思いであります。したがいまして1つ目の最重要公約の一つと捉えていただいて結構でございます。
 3つ目については必要な要件、課題ということでありますけれども、水面下ですから、どこまでの時点で表に公表される時期が来るかと、その辺あたりが現段階で私どもとしては最大関心事でございます。高屋敷の企業立地、そしてまた市制施行、市制移行というあたりもこのジャンクションのフル化、コストコの立地等々多様な要素、要件が絡み合って、そしてまた地域の声、地域の要望、利用者の増、そういったところと総合的に高めることによってなお一層、1年でも、あるいは1カ月単位でも早い計画と、そしてまた実現につながるのではないかと考えるところであります。
 以上です。
議長(浅野幹雄君) 18番渡邊俊一君。
18番(渡邊俊一君) 町長3期目の公約の重要課題と捉えていいということでありました。そしてまた町長も就任以来ずっとこの北部道路の富谷までの開通ということで国交省等に要請をしてきたわけであります。私も町長とともに議長時代に4年間、同じようなスタンスで要望活動をしてきた一人でありますから、その辺の取り組みについては重々わかるわけであります。ただ、先ほど来町長もお話しされましたとおり、アンケート調査の結果も東北縦貫道への乗り入れをかなり多くの方々が強く要望しているといいますか、そういう結果が示されたわけでありますが、もちろん町長はそういった形でいろいろ推進する立場にあるわけでありますけれども、町長だけでなく、やはり全庁の取り組み、全町民の取り組みとして今後要望活動なりその機運を盛り上げていくということが物すごく大事な部分になってくるのかなと私はつくづく感じております。先ほど来高屋敷の問題にも触れていただきました。我が町を縦断しているこの東北自動車道、そのインターチェンジがないということであります。今現在富谷インターができても、これは今の現状からすると常磐自動車道の終点のインターチェンジということでありますから、今、各市町村を縦断・横断している東北自動車道関係について、恐らく東北自動車道のインターチェンジがないのは唯一この富谷町だけではなかろうかと、私はこのように思っております。そういった面からしてなお一層町として、そして若生町長としての取り組みの重要性が必要になってくると私は捉えております。そういった観点からしても、改めてこの問題についての取り組みの重要性から考え、町長の今後のスタンスといいますか、その取り組み方の重要性に対してどのように捉え、そして今後どのように持っていくか。もちろん3期目当選しないとなかなか自分の考えが通らない部分も当然出てくるわけでありましょうけれども、今現在、その思いを発展させるためにはどのような行動に移るのか、具体に示していただければと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) なかなか具体的にというようなことは、先ほど申し上げた以上のものはないというのが現状でありますけれども、そもそもが、ご理解いただくために申し上げますけれども、仙台北部道路は常磐道の終点、4号線に接続をする計画の中で進行してまいりました。私が平成20年、平成19年就任の翌年に利府町長から5町村で構成している期成同盟会の会長職を受け取って、瞬間に思いましたから。富谷のインターチェンジ、4号接続のみではなくて、これはジャンクションを、富谷入口から東北道への乗りおりをすることを要望しようということで即平成20年から動き出している。恐らくそれ以前はないんです。あの当時を振り返ってみてもジャンクションのフル化って何なのという認識でしたから、我々構成町村の間でも。そういう意味からすると、そこまで取り上げて、そしてまた役所の理解も得ながら、相当熟度が高まっていますということをぜひこの場をおかりして申し上げたいと思います。町民、全庁的、あるいは議会も含めてということになりますけれども、まさにその実現に向けて1年でも早く1カ月でも早く、このようなスタンスで取り組むことをお約束することとあわせて、個別詳細については折々ということとなりますけれども、今までも相当程度動いてきています。その秘策ということではなくオーソドックスに、やはり熱心にといいますか、地道にといいますか、11月27日に東京の道路大会にも朝出てとんぼ返りで帰ってくるという、そういったことも含めて役所に示すことも1つなんだろうなと思います。そんなふうなことで、この会議を2時間で終えてまた午後の便で帰ってくるというような、そんなことも含めて、やはり熱の入れぐあいが間接的には伝わることになると、まさに富谷町の誠実な取り組みが結果としては必ずや実現にこぎつけられると確信しているところでありますので、町民、そしてまた議会も含めて一丸となって早期の実現に向けて努めてまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 18番渡邊俊一君。
18番(渡邊俊一君) 町長の今からのスタンス的な行動は重々わかりました。
 この問題については我が町だけの問題ではないと私は捉えるわけであります。というのは、我が町の近隣の住宅団地、特に大和町に張りついております杜の丘、もみじケ丘等々についてもかなり利便性が高まる状況にあるわけでありますから、そういった意味でそういった地域の行政ともうまくタイアップしながら行動を起こすということも大事ではないかと思っております。そういうようなことも踏まえながら、町長、我が町は特に恩恵を受けるわけでありますけれども、そういった広域的な観点からして今後どのように取り組みを進める考えか、その辺がもしあるのでしたらお示し願いたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そういう視点は私は特に強く持っているほうだと思います。富谷町の利益という狭い地域のことではないんですよということは当然のことでありますから、構成5町村とあわせて、そしてまたインターチェンジ、富谷の4号線接続の延長上、そしてまた仙台大衡線にどのように接続するかとか、ものが動けば必ずやそこにまた影響が及ぶわけですから、そういう意味では常にこうなったらこうなったということで、何手先までは申し上げられませんけれども、相当先を読みながらものを考え、そしてまた5町村連携の中で今動いているということを申し上げさせていただきます。


議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) 午前中の同僚議員の一般質問と重なるところもありますが、通告に従い、私は交通費補助の拡充をと題して質問いたします。
 今、地方創生が重要課題の一つとなっていますが、町政においては中長期的な視点に立って施策を実行することが重要であるという観点から伺います。
 初めに、高齢者の交通費補助拡充については、特に高齢者の運転による交通事故防止や、一番の目的である高齢者の社会進出で健康維持、認知症予防など、コミュニティの場所が広がり、行動しやすい環境を整えることが大事であると思うからです。また、町内外の交通量もかなりの増加傾向にあり、安全な暮らしを求める意見も多くあります。そして高齢者に限らず富谷町から仙台市の医療機関へ通院されている方が多く、交通費の負担がかなり大きくなっていることです。ある住民の方からは、「高齢になり、最近運転免許証の返納を迷っている。だけどおばあさんを病院に連れていかなければならない。買い物もあるしな、タクシーを使っても高い」と話され、婦人の方からは「ひとり暮らしで何とか元気に暮らしているの。街にも出かけるんだよ。病院やら習い事で行くけれども、交通費が高いもんね。何とかならないの」と切実に話されます。このような方々は少なくないんです。特に高齢者の方々は人に迷惑をかけないで暮らしたいと強く思っています。2025年以降の団塊世代の高齢者は全国に800万人と言われています。間違いなく富谷町にも高齢社会は訪れます。富谷町の施策の中心にあるものは、「幸せを実感でき、笑顔輝くあったかい富谷」、それは一人残らず支援の手が差し伸べられることだと思います。核家族化が進み、高齢世帯もふえる中で、利便性を考え、安心・安全な暮らしや健康維持のために外出を促すなど、路線バス、地下鉄、タクシー利用に敬老乗車券やチケットによる支援など幅広い制度が必要です。そこで、問題になるのは財源の確保だと思います。敬老乗車券について平成19年の先輩議員の質問に町長は答弁で、70歳以上当時3,374人対象で4,790万円になるとの回答を出されています。しかしこれは仙台市の施策に沿って1人当たり1万4,200円ぐらいの対応だったと思います。現在のように仙台市においても自己負担があります。富谷町は町として独自の施策で高齢者や障がいをお持ちの方の足元支援の充実を図るべきです。
 もう一つは、子育て世代の交通費にかかる費用の負担がかなり大きくなっていることから、特に学生や若者の路線バスや地下鉄乗り入れなどの支援についての相談が多くなっています。40代、50代の中間層世代は成長期を迎える子供を抱え、教育費や食費、交通費に部活動などありとあらゆるものにお金がかかります。交通費を抑えるため家族は朝晩の送迎、子供たち自身も遠くまで自転車通学をして努力を重ねている現状です。しかし、これからの季節は日照時間が短いため、交通事故などの心配もあり、バス利用も多くなります。ちなみに町内の16歳から18歳まで約2,000人の学生人口になります。富谷町富谷の西友近くのバス停から泉中央まで1カ月の定期代は学割で1万9,380円、3カ月で5万5,220円です。ここは地下鉄乗り継ぎ圏外になっているため、地下鉄料金は別に北仙台までだと7,550円かかります。湯船沢からは乗り継ぎ対象になり、地下鉄北仙台までの乗り継ぎで1カ月2万3,640円になります。富谷町から泉まで平均バス料金は1カ月約1万5,000円になり、「毎月毎月の交通費の負担はつらい。町民バスを泉中央まで運行できないのですか」等の訴えもあります。町当局は民間バス会社との協議など積極的な取り組みを行い、町民バスの幅広い活用や学生支援の充実を図り、子育て世代の支援を幅広く行うべきで、特に義務教育修了後の子供支援が薄くなりがちです。中間層世代への支援が後回しにならないように、そして全ての住民が幸せを実感できる地方創生、今こそ町独自の施策を打ち出していただきたいと思います。
 交通費補助の拡充については、高齢者には敬老乗車券や割引チケットなどの支援を、学生や若者支援には仙台市で行っているような「学都仙台フリーパス」乗車券の発行などを参考にして取り組むべきであると思い、以下の質問をいたします。
 1、敬老乗車券や割引チケットなどの交通費補助について、町の見解を伺います。
 2、敬老乗車券や交通費補助などについては住民にアンケート調査も必要と考えますが、当局の考えを伺います。
 3、ひとり暮らし、高齢者世帯、障がいをお持ちの方など、民間バス料金やタクシー料金などの負担が大きいとの訴えもあります。支援の改善について検討されたのか伺います。
 4、70歳以上の方に敬老乗車証の支援を考えた際の想定経費はどのくらいになるのか伺います。
 5、通学などでバスを利用する子供を持つ保護者から、利用料金が高額であるため、学都仙台のフリーパスのような幅広い支援はできないかとの訴えがあります。当局の見解を伺います。
 6、宮城交通との連携を図り、住民に対する交通費補助の拡充を求め、町の見解を伺います。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それではただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
 1つ目でありますけれども、現状、町民バスの運行でということでありまして、敬老乗車券の交付事業に至る状況にはないところであります。
 2つ目、住民アンケート調査、この内容についてのアンケート調査のありようというようなことを含めて、難しいところです。あるかないかということであればお願いしますとなるのは見えておりますので、そういう意味ではアンケートの内容、そしてまた趣旨等も含めれば、現状でアンケート調査の実施の予定はございません。
 支援の改善策ということで、先ほど介護保険法が改正されるということでありますので、この質問に対する答弁としては、検討してはございません。
 4つ目、先ほど申し上げましたように1億1,500万円であります。
 5番、6番は合わせて申し上げますけれども、本当に高額であるということの頭の痛さは重々わかります。恐らく二十数校、公立・私立という違いもありましょうし、さらにまた地元の高校に自転車で通学するもありましょうし、かなり難しいんです、この通学生に向けての交通費支援というあたりは。そしてまたその額の大きさということも含めれば、いろいろこれまでの課題ではありますけれども、現状としては従前以上の答えは持ち合わせておらないというところでございます。宮城交通との連携ということで、もう私らは望むところなんでありますけれども、宮城交通もあの状況、坂を転げ落ちるようにバスの輸送人員が減っているというような、これは全国的な傾向でございます。そういう中で、このかいわいの乗車数等を含めながら、折々に宮交バスに改善の要望をつなげてまいったというところで、始発を早くということに応えていただきました。終バスをもっと遅くということにも応えていただきました。バス停をここにということにも応えていただきました。そのようなことでありますけれども、町域を超えて泉中央までと、本当に喉から手が出るほど望むところであります。これは国の制度で、もともと宮交がはいと言わなければそれはできませんよということですから、それ以上私どもの打つ手は全くないという状況です。これは制度上そうなっておりますので、幾ら東北運輸局、運輸支局が何とかねということを思っても、事業者、また別な宮交バスの管理監督もしているという立場からすれば非常に残念なことにというふうなことでの繰り返しの中で現状に至っているところでございます。そのようなことでありますので、通学生に対する助成というものは先ほどの幾つかの理由も挙げて、高齢者以上に難しいという面が、この間、私、数年来折々、年に一、二件、トータルで数件でしょうか、町長への手紙ということもありますけれども、難しい課題の一つであることを申し上げたいと思います。
 以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これより、浅野直子君の質問は一問一答により行います。
 7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) けさほどの回答の中にも、今もそうなんですが、経費としては1億1,500万円ほどかかるということでした。そして平成19年のときには仙台市は無料でしたので、それに沿っての1人当たりのおよその単価が1万4,000円ぐらいだったんですけれども、現状、この1億1,500万円に対しての1人当たりの単価というのは算出されたことがあるのか伺います。幾らになるのか伺います。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。もとい、長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 仙台市で平成25年度の実績というところで、その実績に基づきますと1人当たり7.66枚ぐらいの枚数になりますので、そうしますと3万8,300円という数字が出てまいります。
議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) 全て仙台市と合わせなくてもいいんですが、自治体によってはこの支援を、例えば1冊3,000円にして、それを1人当たり3冊までとか、さまざまな支援の方法があるんですが、支援を低くして町として検討したことはありますか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) いいえ、仙台市と比較というところで今の答えのとおりでございまして、そのほかの部分で上限額を下げてとかというふうなところの検討はいたしておりません。
議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) 高齢者には大変病院にかかる回数も多くなりまして、通院によるタクシー料金の補助を求める声が多くあります。特に眼科や接骨院なんかに行かれるわけなんですが、そういった場合のタクシー利用に使えるチケットなどの支援の拡大というところについてはお考えになったことはありますでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 実際的なそのチケット助成というところでの検討には至っておりません。
議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) 実は今、随分と町民の方とお話をする機会を得られるわけなんですが、やはり80代になるともう車をほとんど運転しないという女性の方もいらっしゃるし男性の方もいらっしゃるんですが、なかなかタクシーに乗っても高いなと、その言葉がすぐ出てきます。この高齢者という視点から支援をするためにもこのような取り組み、タクシーチケットだったりそういった取り組みというのはすごく大事になってくるかと思いますが、このことについてはどうお考えでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 昨年実施しましたアンケート調査によりますと、出かける際の交通手段というところを見ますと、今議員のおっしゃるところ、後期高齢者というくくりですけれども、一番多いところが自分で運転する自家用車というところです。その次が家族による送迎という順番になってきております。ということはご自身で運転ができなくなった場合の方法というところは今後に向けての検討というところではあろうかと思いますが、それをもってして今現在タクシー料金の助成に至るような状況ではないということでございます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 本当に切実な声として私どもも受けとめて、そして折々どなたがどういう形であれ響くところではあるんです、富谷町の。しかし一方では町民バスを町内くまなくということで上手に利用していただいて、70歳以上の方、障がいのある方は無料という形でやっておりますので、全く従前の足のない状況から比べると、一定の策は手が打たれているということであります。今、高齢者向けの福祉事業費にさらに上乗せしてというようなことは100%不可能です。したがいまして、福祉事業全体の見直しの中で圧縮、膨らます、そういったことの検討もまた折々年度ごとにしているところではありますけれども、残念なことに結論が出ていない状況です。したがいまして、町民バスの有効活用というふうなことで何とかつなぎ合わせ、乗り継ぎ、乗り合わせ等々の中でご利用いただけませんでしょうかというようなことを申し上げます。
議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) 町内においては町民バスの活用は大変いいことだと思いますが、病院に行かれる方はほとんど仙台市のほうが多いということも伺っております。そういった方々の支援についてもしっかりと取り組むべきではないかと思いますが、町長にお願いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そのとおりであります。病院も黒川病院には走っておりますけれども、黒川病院にかかっていない、黒川病院でない病院はどうするのということについては返す言葉はございません。したがいまして、先ほど申し上げたとおり、常にそういった策というようなことは考えるところでありますけれども、現段階でお示しする内容のものはございませんと申し上げます。
議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) 高齢者の交通事故等が増加する傾向にありまして、高齢者の運転免許証の返納事業に取り組んでいる自治体もあります。こういったこともありますので、高齢者の運転に対する町当局の考えを伺います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 高齢者の事故についてもまさに懸念材料でございまして、せんだっても町職員が追突されるという事例がありまして、その追突した方のほうはアクセルとブレーキを間違えて停車している車に追突してということで、大ごとにはなりませんでしたけれども、そのようなことを聞くにつけ、先ほどの状況、ある時点で車でない形での動きはどのような形にしたらもっとスムーズにいくのかは常に課題でございます。
議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) 障がいをお持ちの方などのタクシー割引が今1割ということになっておりますけれども、こういったこともこれからの介護のほうの計画でどんどん変わっていくと思うんですが、今の段階ではこれは1割ということになっておりますが、これをもっと補助の拡充をすべきではないかと思いますけれども、こういったことについてはどのような考えか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 本当に全て町が頼られているということの証左の一つであろうかと思いますけれども、それは皆さん共有できるかと思いますが、財政状況の逼迫化ということは常にあるわけです。1つまた子ども医療の件で言いますけれども、子ども医療費の総支出は2億4,000円です。それに対して県からの助成は2,700万円ですからもっと膨らみました。2億1,000万円行っていましたけれども、2億4,000万円。それ引く2,700万円。それ以外は全て一般財源からです。これらも我々は皆さんの理解を得ながら高めてきたところではあります。しかし、県では窓口を一向に開かないということから、この部分だけでも開いてもらったら何ぼか余裕が出るのになという思いは日々強くするところでございます。
議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) 住民の意見、先ほどアンケート調査はしないという、取り組みについてはできない、しないというような返答でございました。このアンケート調査というのはある意味住民の意見、さまざまなことを聞けるきっかけといいますか、そういったところにもつながるのではないかと思います。できるできないのアンケート調査ではなくて、どういう考えを持っているかということも大事なことでつながっていくのではないかと思いますが、アンケート調査について再度伺います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そのような趣旨のご質問であれば折を見て検討してまいります。
議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) 通学定期代のことについては高齢者よりも大変な、もっと大きな問題だという答弁をいただきました。しかしながらこの富谷町は子育て世代が多い、子育てが充実していると近隣からのご意見を聞いたり、さまざまな意見はあるんですが、中間層の支援というのがどうしても薄れているように感じるんですが、こういった中間層に対しての支援についての見解をお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) その辺のところは指摘のとおりだと思います。しかし今、国政選挙という中でこのような形になりましたので、私らも冒頭申し上げましたように大変子育て支援等懸念するところでありますし、その辺の確実性とあわせて、ぜひ皆さんともども県・国にそういったことの要望を強めながら町への支援といいますか、国税の投下というようなあたりを共有したいと思います。
議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) 私は富谷町は若い世代が多いので、やはり町独自の施策というのは大変重要ではないかと思います。再度お伺いいたします。この通学定期代は1家庭1家庭がそれぞれ大変苦労していらっしゃるという現状もありますので、そういったお声を聞く機会を設けていただいて、この支援ができないか、再度お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 先ほど難しい理由を申し上げましたけれども、もう1回申し上げます。補助対象年齢の設定や対象外となる方の公平性の観点が、なかなか説明できるだけの取りまとめに至らないというのが現状であります。
議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) 現在70歳以上の方々は認知症予防や健康維持に大変積極的に取り組んでおられるわけなんですけれども、交通手段や費用の支援は活動の幅をかなり確保できるんです。そしてやはり仙台市のほうにサークルで行かれたりプール通いされたりという方もかなりいらっしゃいます。そういった環境が今ありますものですから、そして70代の方々というのは大変元気でいらっしゃいます。やはりそういった方々も踏まえて、これから平成27年、28年、29年度随時さまざまいろいろな考えがあると思いますが、ぜひこの高齢者に対しての敬老乗車券の支援とタクシー料金のチケットの拡充を求めますけれども、再度お伺いいたします。もう少し前向きな検討はできないでしょうか、伺います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) どの辺までが、際限なくということができないことは皆さんおわかりだと思います。蚊がいっぱいいて目の前にあるやぶの草を刈るので、草刈り機械の助成をお願いしますという町長への手紙がありました。それに対するできない理由はお返ししたところです。したがいましていろいろな要望等がこの場を通して出ますけれども、本当に切実感あるものの一つであります。最上位にあるところではありますけれども、現状、今の高齢者福祉施策ということのボリュームの中で、そのままの状態の中で次検討します、あるいはいつごろを目安に実施します、このようなことを現段階では申し上げられないところであります。
議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) 最後になりますが、宮城交通との協議についてですが、先ほどさまざまな制約、条件があるためになかなかそれはできないという回答でございました。例えばこの宮城交通に対しましての補助事業、子供の支援、また敬老乗車証の支援をすることによって宮城交通の路線バスの幅が広がるのではないか、増便につながったり、また維持につながるのではないか、拡大につながるのではないかという見方もあると思いますが、そういった認識はないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 宮城交通は民間会社ですので、確かにそういう制度を設ければ利用者促進にはつながると思います。ただ、仙台市は直営の仙台市交通局ですので、市が補助をしている団体ですので、そういうことをやっているということでございます。


議長(浅野幹雄君) 9番三浦邦夫君。
9番(三浦邦夫君) 私は、通告に従いまして、大きく分けて次の3点を質問します。一番最初は教育長からお返事をお願いします。2番、3番は町長のほうからお願いします。
 最初に、大きい質問の1問目です。「笑顔輝くあったか富谷」、「教育満足度日本一の町づくり」、富谷町の目指すまちづくり、町長の施政は真っすぐで、すばらしい目標に向かって町全体で邁進しております。しかし、近ごろ、富谷町の教育全般を統括して教育満足度日本一を目指さなければならない教育委員会が何かぎくしゃくしてスムーズに流れていなく、私自身、富谷町の教育はこのままでいいのか非常に危惧しています。教育委員の現員数が定数に足りない現状の中、小野 実教育委員もおやめになったり、教育委員会の会議が目的・目標とかけ離れた方向で進んでいる場面もあり、今後の富谷町の教育に対して非常に心配しております。きのう、同僚議員の一般質問の中で小野教育委員がおやめになったそもそもの理由は町長にあるという発言がありましたが、私は先日、小野委員ともお話しいたしましたが、実は町長に辞表の提出に行ったとき、町長には一生懸命思いとどまるように説得されました、非常にありがたかったですとお話ししておりました。7月24日の教育委員会会議録を私もじっくりと見させていただきましたが、中身を読めば読むほど、これが教育委員会の会議録かとショックを受けました。私も以前は教育委員長を経験していたこともあり、もっと明るくさわやかな教育委員会であったはずだとの思いを強くしています。きのう同僚議員が、町長に一方的に教育長に庁議に出なくていいと言われた、そのために町長と教育長の信頼関係が失墜した、小野委員がやめたのは町長が原因であると一方的に話していました。しかし、私は決して町長だけに責任があるのではなく、歩み寄り、協調性を含め、どちらにも原因があると思います。小野委員は、「町長との信頼関係がない教育長ではだめだ、だから町長とよく話し合って信頼関係を築いていってほしいと4月に言ったはずなのに、どうなっているんですか」と教育長に質問をしています。教育長は、「町長から結局来なくていい、話はしたくない、話も聞きたくないということなら、こちらからわざわざ歩み寄っていく必要はない、支障はありません」と話しています。菅原教育委員長は、「ぎくしゃくした関係のままやっていったら町民の方々が不安になります、協調してやってほしい」と話し、高橋教育委員は「一方的ではなく、円滑に今後進めていただきたいという強い思いが一町民としてあります」と話しています。もっと話の内容は複雑ですが、教育満足度日本一を目指す我が町富谷町で教育行政の全てを統括しなければならない教育委員会、当然まとめるのは教育長であるはずです。教育に関しての町としての目指す方向、目的・目標などどのように町長と相談し、町全体として進めてきているのか、教育長としての今までの姿勢をお聞きし、次の4点を質問いたします。
 1、小野 実教育委員がおやめになったのはなぜですか。
 2、教育委員の現員数が定員に満たない状況にあるのはなぜですか。
 3、現在でも日本全国でいじめ問題が多発しており、最悪の場合、いじめに遭った本人がみずからのとうとい命を絶ち、訴訟問題まで発展してしまっている現状もございます。富谷町では当然絶対にあってはなりません。富谷町としてのいじめをどこまで把握していますか。
 4、富谷町のいじめの件数と内容、そしてどのように指導なさっているのでしょうか。
 以上が第1点です。
 大きい質問の2番目です。ことしもとみや子どもまつりが成田公民館を会場に、多くの子供たちが歌やダンスを発表し、笑顔と歓声に包まれ、すばらしい1日を送ることができました。その中で11月1日「とみや恩師・恩人の日」、11月の「とみや恩師・恩人月間」の推進事業として「恩師・恩人のあのひとこと~あったかワンフレーズ」最優秀作品として、小学生の部、日吉台小学校6年浅野千波さんの「辛いときには泣いてもいい。でもあしたは笑顔でいこうね」、中学生の部として日吉台中学校3年長柴花純さんの「当たり前だと思っていることほど貴重なことだったりするんだよね」、一般の部として明石台の畳指ウエンディさんの「40歳は大人のハタチだよ」の方々が最優秀作品として表彰されました。本当におめでとうございました。この表彰はそれなりにすばらしい表彰で、すばらしい価値があると思います。しかし、恩師・恩人の日・月間の条例制定したときの方針とは方向性やその意図することが若干変わってきているのではないかと考え、平成24年度の12月議会でも質問しましたが、いま一度町長に質問します。
 1、恩師・恩人の日の条例の意味をもう一度お聞きします。
 2、すばらしい条例を生かすためにも、小中学校生がご両親に感謝の手紙を出すことを提案したいのですが、町長のお考えをお聞きします。
 3、今こそ恩師・恩人に感謝するよいタイミングはないと思うが、考えをお聞きします。
 4、日本全国から集まってきている富谷町民、恩師・恩人の日の条例を制定している富谷町。ご両親が子供さんたちから感謝しているとの手紙をいただければ、本当に富谷町に来てよかったと思えるのではないかと思うのですが、お考えをお聞かせください。
 5、恩師・恩人の日を条例として制定しているのは、日本全国で他の市町村にはありますか。
 第3番目の大きい質問。平成26年6月の議会でも質問しましたが、市制施行記念第1回マラソン大会をぜひ行ってほしいということで、再度質問いたします。町としての大きな体育行事として、町内大運動会との2大行事としてぜひ計画してください。小学生は1キロメートルから2キロメートルでもよいですし、最初は最長でも5キロメートルから10キロメートルくらいでもよいと思います。町としてマラソン大会を開くことがわかれば、子供たちも一般の方々も自然とランニングする機会もふえ、必然的に町全体としての体力増強も図れます。対外的にも富谷町の大きなアピールにもつながります。ことしの仙台ハーフマラソン大会には約200名の富谷町民が参加しているとのことです。再度質問します。
 1、市制施行に伴う体育的記念イベントは考えていますか。
 2、他の市町村でマラソン大会を行っているのは。
 3、市民マラソン大会開催のために必要なことは。
 4、町民それぞれの距離を設定することが必要と考えますが。
 5、道路環境の問題もあり、今から考えていく必要があると思いますが。
 6、今から準備すれば十分やっていけると思うのですが、お考えはいかがでしょうか。
 以上の大きく分けた3点を質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 三浦議員に確認いたします。1問目の質問で、菅原教育長、菅原委員長、教育委員長と2つ出てきておるんですが、委員長と教育長は別でございまして、菅原明男教育委員長と菅原義一教育長、これは2名に対する質問ですか。(「いえ、教育長だけに質問です」の声あり)そうしますと、論旨の中であった教育委員長は削除でよろしいですか。菅原教育委員長、これは教育委員長は別ですから。菅原明男さんのことですね。菅原教育委員長は菅原明男委員長なんですね。教育長と別ですので。委員長という名前が入れば菅原明男さんになりますけれども、それは削除してよろしいんですかということです。確認なんです。全て教育長であれば、先ほどの論旨の菅原教育委員長は菅原明男さんになりますから、これは削除してよろしいかということでございます。確認です。
9番(三浦邦夫君) いや、どういうふうに言ったかおかしいな。
議長(浅野幹雄君) この際、午後2時10分まで休憩をいたします。
     午後1時56分 休憩


     午後2時10分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 ただいまの質問に対し答弁を求めます。まず最初に若生町長。
町長(若生英俊君) それではただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
 恩師・恩人の日の条例の意味ということでありますけれども、たしか平成20年に条例制定したかと思います。条例の目的第1条にありますように、やはり今ある自分ということで、支えていただく家族を初め皆さんへの感謝、そしてまた敬意あるいは若い人皆さんゆえに意欲を喚起する等の趣旨をもって条例制定に至ったところであります。
 2つ目のご質問については、それぞれ学校の取り組み一覧をまとめたものが手元にありますけれども、両親に手紙を出す取り組みについては小学校が3つ、取り組みなしというのは3つほどありますけれども、その他12校のうち9校となりましょうか、それぞれ各学年あるいは複数学年にわたってということで両親に感謝の手紙を出す取り組みをなされておりますし、恩師・恩人の日並びに月間等の条例に即した取り組みについてもあったかワンフレーズ等を含めながらそれぞれの学校、そしてまた学年に合わせてお取り組みをいただいているところであります。
 その次、3番、4番合わせてということになりますけれども、それを形にしようということでとみや子どもまつりの開催ということで、ことしで第7回目の開催となって、おおよそ形が見え、乳幼児から小学校の低学年あたりの皆さん向けに企画としてはまとまりつつあるのではないかなと思います。保護者の皆さん、そしてまた絵本の取り組み等を含めて回を追うごとに成熟しているのではないかと思います。引き続きこの内容等については啓発に努めてまいることといたします。
 5つ目の件については、他の市町村については現状知る限りではないと、富谷町だけだということのようであります。
 次、マラソン大会ということでありますけれども、市制施行に伴うということであれば1回限りのそういうものなのかと、それを機に継続するものなのかというようなことも含めながら検討してみたいと思います。
 2つ目の他の自治体ではということで、県内ですと気仙沼、仙台ハーフ、松島、わたり鳥の海ということで大会が行われているようでありますし、近隣でありますと大和町、南川ダム周辺を走る七ツ森レイクマラソンということだそうです。あと陸上競技場、自転車競技場を周回するリビングスマイルマラソンが開催されたということ、大郷町では親子ふれあいおおさとファミリーマラソンが道の駅周辺で開催されたということの確認をいたしております。
 3、4、5合わせて申し上げます。そのようなことで1問目とかかわりますけれども、1回きりのか、あるいは市制移行を記念してということなのか、そこも含めて検討はいたしますけれども、非常に富谷町の道路状況が現状、前にもご質問をいただいて検討した経緯はありますけれども、コース設定が極めて難しい、厳しいという状況の中で現状あるところであります。
 6番目、努力すれば何事もできるのではないのというのはそのとおりでありますけれども、しかしやはり役所でやる以上、大変なる準備と、そしてまたそこにかかるこれまた皆さんがよく指摘される経費等も、費用対効果というようなこともありますので、単に地域でとか町内会でとかというのとはわけが違って、公費を投入する上での開催ということになれば相当重い責任と、そしてまた成果を出さなければならないという意味合いも持っているところであります。
 以上であります。
議長(浅野幹雄君) 次に、菅原教育長。
教育長(菅原義一君) それでは第1問目の教育委員会の現状と学校現場のいじめについてというご質問についてお答えをいたします。
 まず小野教育委員のやめた理由ということでございますが、一身上の都合による退任ではございますが、昨日の本会議で答弁いたしましたとおり、7月の定例教育委員会議において不適切な発言をし、その発言の責任をとって辞任を表明し、会議を退席いたしました。これらの言動の責任をとってみずから辞表提出し、辞任をしたと認識をしております。その後の教育委員会議において全員一致で小野 実委員の辞任については承認をいたしております。
 第2点目でございますが、2名の教育委員の欠員につきましては、本会議に追加提案いたすところとしてございますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
 次、いじめの把握ということ、3問目、4問目を合わせてお答え申し上げます。いじめの件数につきましては、平成25年度は小中学校合計で15件となっています。その内容につきましてはほとんどがからかいや仲間外れです。いじめの対応は、個別指導を行うとともに、常日ごろあらゆる教育活動、学校の活動を通していじめは人として許されない行為である、これを繰り返し指導し、よりよい人間関係の醸成及び価値観の育成に学校と連携をしながら努めているところでございます。
 以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これより、三浦邦夫君の質問は一問一答により行います。
 9番三浦邦夫君。
9番(三浦邦夫君) それでは最初の教育長に対してご質問したいと思います。
 小野 実教育委員がおやめになった理由というのは、確かに教育委員会の会議録をつぶさに見させていただきましたが、内容だけから言えば小野 実委員が教育長に対していろいろと今までどうして町長と話し合わなかったのかとかいうようなことを含めて詰問していた内容から始まっていると思います。なぜ小野委員がそういう詰問をしなければならなかったのか、そこに至るまでの経緯を教えていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) どの辺からお話ししたらいいかと思うんですが、1つは一般的なお話をまず最初にいたしますと、私はどんな組織も批判的な勢力というか批判勢力を抱えているほうが健全な組織であるという認識をしております。ですから、学校経営をするに当たってもその批判をする部分、校長に対して批判する部分をやはり大事にしていくと。それらの人等も含めた経営マネジメントというものを常に心がけてまいりました。ですから批判勢力を排除するという考えは私のマネジメントの中にはございません。教育委員会議を進めるに当たっても、その教育長の姿勢に対して批判をするということはやはり大事なことだと思います。やはり町長部局と連携をしなければ教育委員会の施策というのは、予算を持っておりませんので進められないということも大前提でございます。ですから町長部局との連携ということをやっていくのは教育長の務めであるというふうには考えております。ただ、それに対して足らざる部分があるのではないかという批判に対しては真摯に受けとめて、今後そのことについては改善を図りたいというふうにその委員会でも私は答えていたはずです。しかしちょっとまた違う話をしますが、11月4日の記事によりますと、大阪府の教育委員会議において、教育長がある教育委員に「誰のおかげでお前は教育委員をやっているんだ」という発言をしたんです。それで、この教育長は辞任を迫られている。しかし辞任を撤回したので、今、第三者委員会でこれを検討している。教育委員会議というのはやはりそれだけの格調を持った会議だと私は思っています。公職にある個人を誹謗中傷する、そういう言語は批判には当たらない。ですから、当然責任をとってやめた小野委員を私は逆に評価をしているところでございます。以上です。
議長(浅野幹雄君) 9番三浦邦夫君。
9番(三浦邦夫君) 小野委員だけではなくて、菅原明男教育委員長、それから高橋教育委員も、結果的に、もっと教育長がご自分のほうからお悩みとか相談事があれば町長のほうに相談に行って、お互いにコミュニケーションをとりながらやっていくことが必要じゃないかということを議会の中でも話していますし、実際菅原教育委員長ともお話ししましたが、その辺のところをちょっと心配なさっているわけです。私はそういうところが1つの小野委員の爆発になっちゃったのかなという感じがしないわけではないので、その辺のところを今、教育長はどのようにお考えでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 先ほど言いましたように教育長の職務として、その町長部局との連携融和というものは大事にしていかなきゃならないということは認識してございます。ただ具体的に、きのうもこの会議で出ましたが、町政運営会議には今月から出なくていいと。庁議には今月から出なくていいと。それも何の説明もなく、しかも部下職員である教育部長が指示を受けて言いに来るわけです。そして、それだけではなくて町政懇談会、あれもたしか出ていたんですが、それも出なくていいと。そういう形で会議から、言葉は悪いんですが、締め出されてきていることは事実です。そして、うちのこの教育事務局に次長、課長、部長といますが、町長からよく呼ばれるんです、部長も課長も。そしていろいろな話をされる。しかし私はほぼ呼ばれない。ですから、私から積極的に行くということも必要なんですが、なかなか敷居が高くて行きかねているというのは現状ではございます。その辺の足らざるところは今後努力してまいりたいとは思います。
議長(浅野幹雄君) 9番三浦邦夫君。
9番(三浦邦夫君) 最後のほうに教育長が敷居が高くてなかなか行けないというお話があったんですが、私は教育委員会がより円滑にスムーズに進んでほしいという願いからこの質問をさせていただきました。ですから今後、教育委員会をまとめなきゃならない教育長として、やはり町の教育部門を統括しなきゃならないわけですから、そういう意味において今後の一層の努力をお願いしたいと切望してこの質問は終わります。(「質問ですね」の声あり)はい、質問して終わります。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 議員の最初の質問の中にぎくしゃくとあったんですが、実は7月の定例会がこの定例会で、その後8、9、10、11月と4回やっています。それで議員の皆さんも傍聴していますが、実はこの4回、それから実は7月の前の6月までの教育委員会議も、私は議員が委員長の時代もご一緒した時期がございますので、先ほどそれに対して議員は明るくさわやかな会議であったとおっしゃいましたが、この7月を除いては実に明るくさわやかな会議だったんでございます。その後も実は今も明るくさわやかにやっておるんですが、これは傍聴している方がいるので後でお確かめいただきたいと思います。ですからこの会議だけなんです。この会議に小野委員は何か期するところがあるか何かでこういう質問をしたんだと思いますが、この会議においては小野委員は責めを負ってみずから辞任をいたしたわけですので、それを私は重く受けとめまして、議員から指摘されましたように今後については努力してまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 9番三浦邦夫君。
9番(三浦邦夫君) いじめということで、当然教育長は先ほど来いじめは絶対あってはいけないと。これは前に質問したときもそうだったんですが。去年の3月に実際いじめがあって不登校になって学校に行けなくなったと、それで同じ中学校に行けないので*****中学校に行ったというお話は知っておりますでしょうか。質問します。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 今、そのことについてはわかりません。
議長(浅野幹雄君) 9番三浦邦夫君。
9番(三浦邦夫君) もちろん責めるわけでも何でもないんですが、やはり町のそういう非常に重大な問題だと思うんです。私も実は*****中学校に行った子供さんの親御さんからそういう話をお聞きする機会があって、それはとんでもないことだと。要するに小学校のときにいじめに遭って不登校になり、学校に行けなくなって、最終的に校長の部屋で、校長室で1人卒業式をしたという事実が実際にあります。そういうことを耳をとにかく少しでも広くして、そういうことがあってはならないことを教育委員会ではぜひまとめてご指導いただければと思い、質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) いじめの案件では毎月学校のほうから定期報告で上がっております。それ以外に緊急を要する案件についてはその都度常に学校のほうから上がってきて、学校のほうと連携をしながらその指導に努めていますし、重大な案件についてはまたより上の組織へと上げてやったり関係機関との調整を図っていきます。しかし、今の案件に関しては私も事務局も、それから学校から来たものについてもありませんね。一切ありません。ですから、議員がどこからどのような情報でそのようなものをキャッチしたのか、できればもう少し逆にお聞かせ願いたいところであります。
議長(浅野幹雄君) 9番三浦邦夫君。
9番(三浦邦夫君) これは*****中学校に行かざるを得なかったという親からの話でありまして、間違いないことなんです。というのは、もう一つ、言わなきゃならないからですが、例えば*****小学校の現校長は、ご自分が赴任してきてから*****の今までのとにかくこういうようなあれは隠すみたいな、申しわけないんですが、そういうようなことはやめようということで今頑張っていますというようなことを*****小学校の校長は私に話しております。ということは、前にあったそういうことも今まではできるだけ余り外へ出さないようにしてしまっていたという経緯が多分あるからそういうことになっているんじゃないかなと思うんです。そういう点、教育委員会としてはご存じだったんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) そうするとこの案件は*****小学校の子供ということでよろしいんですか。(「いや、もうそれは間違いありません」の声あり)ああそうですか。ただ、先ほど来言いますように、学校から上がってきているいじめの、例えば学校の進学先を変更せざるを得ないほどの重大な案件があったということは学校のほうからは上がっていませんね。上がってきておりません。
議長(浅野幹雄君) 9番三浦邦夫君。
9番(三浦邦夫君) いやこれは私もゆゆしき事態だと思ったので、その親御さんとぜひ会ってお話ししたいということだったんですが、今、*****の中学校に行って静かに自分なりに一生懸命やっているので、触れないでほしいと。ただ、私はそういうことがあったということ自体を教育委員会で知っているのかどうかということを問いただしているということです。それ以外今のところありません。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) それは先ほどから言いますように親御さんから直接私らの教育相談なりなんなりに相談があれば当然わかります。それから先ほどから言っていますように学校が責任を持って指導している子供ですので、まず学校のほうで一番先にその事案についてわかるわけですから、そうすれば学校から報告があります。その2点のどちらのアンテナにも全くかかっていない。ですから、もしこれほどの重大なことであれば、やはり教育委員会にも教育相談室というものはきちんと整備しているわけですので、議員に相談なさるということも大事ですが、ぜひ担当している教育委員会の教育相談のほうにもきちんと相談をしてほしかったなと。そうすれば学校のほうから上がってこなくても私らのほうから学校を指導しながら、もう少しそういう子供さんに負担をかけないで、親御さんに負担をかけない方向でやれたのではないかなと思います。ただ、今のところは何度も繰り返しますようにどちらのアンテナにもかかってきておりませんので、私らとしてはわかりませんでしたということです。
議長(浅野幹雄君) 9番三浦邦夫君。
9番(三浦邦夫君) 非常に重要な案件なので、支障のないところで聞いていただいて、そういうことがあったということであればぜひご指導していただければと思っております。ということで、教育に関しては最終質問にします。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 承りました。よろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) 9番三浦邦夫君。
9番(三浦邦夫君) 先ほど町長から、市制施行のマラソンをぜひ第1回やってほしいということで、1回だけですかという話だったんですが、私は第1回目としてやってほしいと。できれば継続してそれを膨らませていってほしいということで、将来的には富谷ハーフマラソンぐらいまでのレベルも出てきてもいいのかなという感じもしますが、その辺のところを町長に再度質問します。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) この質問の趣旨からしてそのように発言したわけでありますけれども、今の質問に対する答弁は、最後のほうで申し上げたように開催するに当たっての準備、準備したんだけれども結果できませんでしたというようなことも大変なる労力ですので、そういったことの下準備を十分整えた中で、もう少し時間を頂戴したいと思います。
議長(浅野幹雄君) 9番三浦邦夫君。
9番(三浦邦夫君) 私も実は仙台のそのハーフマラソン実行委員会のほうに、前に質問したときに聞きに行きました。非常にやはり難しかったと。だけれども、みんなでとにかく何とかしようよというそのやろうとするやる気が若い方々であったもので、それでまずは短い距離から始まったということで、それがつながってきてハーフマラソンまで進んできたということで、富谷町さんでおやりになったら、またたまたまその説明してくれた方が富谷町民だったんです。そういうこともあったものですから、おやりになったらすばらしいですけれどもねというお話だけ承ってきましたが、何事も最初はやはり大変な苦労をすると思いますが、ぜひ市制施行のその体育的な記念行事として第1回目を方向づけとしてやってほしいと思いますが、お考えを聞きます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 繰り返しとなりますけれども、十分下準備をした中で、もうしばらくお時間を頂戴したいと思います。


議長(浅野幹雄君) 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) 私は、通告に従って、2件の質問をします。1件目は提案型の質問、2件目は町長の発言の真意を問うということの2問でございます。
 IT活用の住民共同で事務の効率化とインフラふぐあいの一掃をというタイトルで質問を出しましたが、つい先日、1週間か10日ぐらい前だったでしょうか。NHKの朝の番組「あさイチ」でFix My Streetというサービスを導入して大きな効果を挙げている愛知県半田市、面積は47平方キロメートル、人口12万人ぐらいの町ですが、この町の様子が紹介されていました。早速そのFix My Streetとは何かなということでインターネットで調べてみると、Fix My Streetとはインターネットを使ったサービスの名称で、市民が地域の問題・課題を自治体にレポートしたり、問題について市民間の話し合いをサポートして不法投棄、落書き、道路の陥没、街灯の故障、違法ポスターなどの公共の問題が解決されることを目的としたサービスです。簡単に言うと、町民が何らかの町並みのふぐあいを見つけたときに、スマホで写真を撮って投稿して、その投稿されたものを役場職員が見て手当てをするというだけの簡単な仕組みです。半田市の場合、道路の穴などを撮影し投稿すると、サイト上にその写真と状況説明のほか、スマホの衛星利用測位システム(GPS)機能により地図が表示されます。市の担当者はその情報をもとに直ちに業者に修繕を発注すると。利点は、職員が現場へ行き現状確認してから業者に修繕を発注するより迅速に対応できること、情報は広く公開されるため複数の住民が同じ通報をしなくて済むことです。運用を開始してからの1カ月で、防犯灯の電球が切れている、側溝のふたが割れていて危険など23件の投稿があり、うち15件は数日で解決、3件は県や警察などほかの行政機関へ連絡し、5件は対応中だとのことです。ここですごいなと思ったのは、投稿の8割が半田市の市役所の閉庁時間だったことです。市の担当者は、県などとの連携もスムーズで、迅速な対応ができていると手応えを感じているそうです。当初プライバシー侵害も懸念されましたが、現時点では問題は起きていない、今後悪口や中傷などの投稿があれば市で削除するとのことです。1カ月で浮かんだ課題は認知度の低さ。スマホを使う若い世代は地域に関心が薄く、地域に関心の高い中高年はスマホになれていない人が多いことが背景のようです。この半田市の担当者は、「子育て中のお母さんたちは子供を送り迎えする通路で目につく場所がきっとあるはずです。この仕組みを知って協力してもらいたい」ということです。
 私もいつも議会のたびに道路に穴が開いていて車が損傷したとか、それで保険求償で幾らですとか、そういうようなことに心を痛めておりました。とてもすばらしいサービスではないかと思っていました。ぜひこのFix My Streetの導入を提案するわけですけれども、この導入について何か課題はあるのでしょうかという質問です。
 2番目の質問に移ります。
 消防力の増強についてというタイトルをつけましたが、消防は皆様ご存じのように黒川地区行政事務組合がハンドリングしています。町長は本年の前回、第3回定例会で、消防について以下のように発言しています。ちょっと長いんですが、「富谷消防署の設置につきましては、今の富ケ丘出張所ともう1つ、1署1所」、つまりショの字が違うんですけれども、1つの警察署の「署」と1つの「所」です。「富谷消防署を今の予定では成田に、そして今の富ケ丘をそのまま出張所にというふうなことで、富谷市の移行に合わせて黒行での協議事項、一歩一歩進んでいるところでございます。黒川行政事務組合の理事会においてその旨を承認され、平成31年4月、富谷消防署を新設して、結果富谷には1つの消防署ともう1つの出張所、2署体制になるというふうなことで順次進めております。30年でしたかね、これより1年早目に救急車の2隊体制ということで2台の救急車対応をしながら、さらに町民の皆さんの緊急対応に当たるというふうなことで理事会決定がなされ、順次事務方で進めているところであります」。これを聞いた町民はどう思うでしょう。議会広報にも載っています。成田に消防署ができるんだってと話が一気に広がっています。この発言があった数週間後の9月26日、黒行の議会が開かれました。議会終了後、全員協議会が開かれ、その席で黒行の議員に消防力整備計画が紹介されました。その質疑の席上、私はこの案は理事会にて承認されたものですかという質問をしました。これに対して理事長は、承認ではなく素案であると明確な答弁をしたところです。
 検討に入ったばかりの未決定の素案をあたかも決定したように発表に至った経緯、その真意を質問します。
 以上です。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それではただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
 最初の点でありますけれども、私どもは千葉市の事例を検討いたしました。実証実験を今実施しているそうであります。寄せられた問題を全て行政が解決するのは困難であるという、最も致命的な状況の課題、解決すべき課題が大変多いという千葉市での実情のようでございますので、今、内容については聞き及びますけれども、現状では課題山積ということでありますので、推移を見守ります。
 2つ目の消防力の増強について、何ら今議員がここで話された内容とそごはございません。承認と素案ということで何がどう違うかぐらいの話で、全くその状況で、5年の計画の中で平成31年度にスタートしましょうということで理事長のもと進められておりますので、それを9月の議会で申し上げ、議員の質問に答弁をした、今会議録をお読みになったところです。何らここにそごはございません。言い違い、食い違いはありません。もう1つ、「30年でしたかね」というところは訂正されなければなりません。平成28年です。平成31年に消防署と出張所、成田にその土地も確保しているわけですから。そういう意味で何らそごはございません。平成28年度市制移行に合わせて救急車の2隊体制をつくると、このようなことであります。本当に深刻な状況です、今富谷町は。せんだっての富ケ丘での交通事故ひとつ見ても、8時55分の事故でした。本署に届いたのが56分、富谷救急車は10分前に富ケ丘四丁目に出ているんです。結果、富谷出張所には救急車がない。10分前に出たために。病院搬送中であります。したがいまして何をしたかというと、赤い消防ポンプ車がPA出動と称して適度な機材を積んで現場に急行しました。そして救急車を待つ。大和の吉岡消防署から、本署から来ました。着いたのは9時7分であります。本来ですと富谷消防署が吉岡からの、大和からの、本署からの指令で9時に着いています。本署から出た消防車は9時7分です。そこで7分も違っているんです。このような状況の中で富谷町の今人口増とあわせながら、全く緊急な状況の中で我々はここまで努力をして積み上げてきた内容であります。ぜひご理解をいただくこととあわせて、承認と素案の言葉の行き違い程度で今のようなここの場でのやりとりというのは大変私も不本意でございますので、精いっぱい努めてまいりたいと思います。
 以上です。
議長(浅野幹雄君) これより、小泉 光君の質問は一問一答により行います。
 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) それではまず最初のほうから行きます。
 Fix My Street、私は町民目線でこのシステムはすばらしいだろうと。まだ出だしなものですからいろいろなふぐあいがあるには違いないですけれども、それも運用していく中でだんだん解決されていくことだろうと思っています。質問ですが、現在の建設部で道路パトロールなどを行っていますが、どのくらいの頻度で行っていますか。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) 道路パトロールにつきましては月1回、職員が実施しております。あとは業務員があいている時間で随時行っているという状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) その道路パトロールでは、メーンストリートはできるでしょうけれども、団地の中の裏道、裏道という言い方は適当ではないかもしれません、団地の内部の道路ですとか、そういうところにはなかなか目が行きにくいと思いますけれども、どうですか。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) パトロールの際にはやはりどうしてもメーンストリート、幹線道路を主体に、さらにそのほかの時間で区画道路にも極力入るような形で行っております。
議長(浅野幹雄君) 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) このFix My Streetは道路の状況だけではなくて、住民が気がついたこと、つまり、例えば夏の毛虫だとか木の枝が繁茂して標識が見えないとか、道路のペイントが?がれているとか、町の例えば住居表示が傷んで見えない、そういうような行政の目が届きにくいところを住民との共同作業できれいな街を保守していくというところにいいところがあると思うんですけれども、先ほど町長がこのシステムを取り入れない理由に関しては具体的には述べませんでしたけれども、具体的な理由はありますか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 理由は課題が山積しているということで、早急に取り上げる状況にはないということです。
議長(浅野幹雄君) 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) 半田市のほうには連絡しましたか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 原課対応とさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) 半田市のほうには連絡はしておりません。
議長(浅野幹雄君) 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) 私は半田市に直接電話をして、使いぐあいはどうですか、費用は幾らかかりますかなどを聞きました。半田市では大変使い勝手がよくて、何よりも一番はすぐ直るというのが最大の利点ですということをおっしゃっていました。私は住民目線で、富谷町役場に対して住民の立場で、住民の気持ちで提案している。それを無視するような回答はないんじゃないかと思うんですが、どうですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 無視しているわけじゃありません。先ほど申し上げたとおり、課題、このような千葉市の実証実験を見ながら十分受けとめさせていただいて、以後に生かすという立場は何ら変わりございません。
議長(浅野幹雄君) 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) 市制を見据えた富谷町、こういう最新の住民協働システムを率先して、我が町でも実証実験から取り込んでいこうという気概はありませんか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 当面先ほど申し上げたとおりであります。
議長(浅野幹雄君) 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) 先ほど申し上げたとおりでは全く理解できませんので、具体的な答弁をお願いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 課題が山積しておりますので、それを十分精査しながら受けとめていくということです。
議長(浅野幹雄君) 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) それではどういう課題が山積していると思っていますか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 寄せられたものが全て行政課題ということでない、より分けが大変であるというのが千葉市の見解のようであります。
議長(浅野幹雄君) 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) できないことに関してはできないと回答すればいいかと思います。できることに対してすぐできるというのが心のこもった行政かと思いますが、いかがですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そのようなことだけでもないと思います。(「議論がかみ合わない」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) やはり若い町、新しい町、市制をにらむ町であるならば、こういうシステムに率先して取り組んで、これを我が町のプレゼンス、存在感を上げていくべきと考えますが、いかがですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 一つ一つ取り上げた内容の総合評価ということも私らは、きょう初めての提案ですので、今後協議検討するというのは当然のことでありまして、決して無視とか、あるいは聞かないよというふうなことを言っているわけではございません。
議長(浅野幹雄君) 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) それでは千葉市なり半田市なりに職員を派遣して、先進のシステムを勉強させるというのはいかがですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 現状その考えはありません。
議長(浅野幹雄君) 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) そうすると、当面は取り組む気持ちはないよという結論かと思います。
 じゃあ次に行きます。消防力増強についてです。
 町長、町長の発言で承認されたものというのと、それから黒行の理事会で素案ですというのは全く意味合いが違うでしょう、これ。町民はもう決定したと思っています。これを決定するのは黒川行政事務組合の議会でしょう。先ほどの答弁、私は納得いきませんが、どうですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) それは見解の相違としか申し上げようがありません。素案という表現になっていますけれども、承認、合意、ほとんど同じの中で、富谷の今緊急状況の中で消防署、そしてまた2隊体制の必要性というのは皆さん共通している認識なんです。それゆえに今富谷町でもうとっくの昔にあの場所に必要な面積を確保して、我々は努力してきているわけです。
議長(浅野幹雄君) 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) 私はそういうことを聞いたのではなくて、素案と承認とは全然違うでしょうということを言ったわけです。いいですか。なぜ素案かというようなことは、黒行の理事会の記録があります。これはことしの2月に行われたものですが、ある理事は、もう少し時間をかけてじっくりといろいろな勉強会などして取り組んだほうがいい、もう少しこちらでもう1回説明会があったほうがいい。それを受けてまた別の理事は、内容をもう少し勉強すること、勉強し直す必要がありますねと。これはこういうことをおっしゃっているんです、理事が。ですから、町長の前回の一般質問の答弁で言ったことは、決定したと言っているんです。承認されたと。全然意味が違うじゃないですか。それは見解の相違とかということで、だめですよ、そういうことを言っちゃ。これはまさしく町民を混乱させて、黒川議会をも無視する話をされたと私は認識します。どうですか、その辺。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そのような認識はございません。
議長(浅野幹雄君) 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) 富谷町長はそういう認識は持っていないということですね。
 ここにいらっしゃる議員の皆さんご存じのように、富谷町長は黒川行政事務組合の中で消防担当理事です。黒川郡全体の消防を担当しています。この素案の中に示された案では、数年計画なんですが、庁舎整備、これは富谷消防署だと思います、に6億5,000万円。そして平成33年まででしたっけ、職員を40人ふやしていくという計画です。本当に私はこれだけの予算を各自治体から出し合える力があるのかどうなのか。だからまさしくこの2人の理事がおっしゃるようにもっと勉強しなきゃいけないという発言がここにはあったと思っています。それがそうではないというのは、これはいかがなものでしょうか。どうですか、町長。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 私が理事の当事者ですので、今のような形で十分理事長のもと進めようとしております。逆に、今一問一答ですので、小泉議員の成田への消防署新設ということについての見解をお願いします。
議長(浅野幹雄君) 町長に申し上げます。反問権はございませんので、確認の意味でしたら結構ですが、今の質問は取り消します。
 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) 私はこの消防署に反対しているわけではない。まず問題は、素案を決定したと言っていることが重大だということを言っているわけです。これでみんな町民は信じてしまいますよ。決定したんだって。さっきも言いましたけれども。決定していないんです。決定していないんだから訂正してください。いかがですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そのようにおっしゃる議員も承認を今決定と何回も言うんですよ。ですから承認、決定、合意、素案、このかぶるところがありますでしょう、全然切り離したところじゃないですもの。今議員は決定とお話しされたんですから。ですからそのようにかぶることがある、必要性を十分認識しているということで尽きるんじゃないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) ご静粛にお願いします。
 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) それでは、未承認の事案を理事会で、議事録で、承認されたと発言したところは訂正しますか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 訂正の要はございません。(「動議、休憩動議」「賛成」の声あり)
議長(浅野幹雄君) ちょっとお待ちください。お待ちください。今一般質問ですから、動議は普通はあり得ません。
 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) なぜそんなに頑張るのか。これは決めるのは黒川議会であるわけです。それで理事会でも承認していないんですよ。それをなぜそこまで突っ張るのか。私も何年か前、2年か3年前に救急車をもう1台という一般質問をしています。救急車の必要性は十分認識しています。その話を出すのはやめましょう。今は素案を承認されたという言い方をして、受けとめるほうは決定したと普通の町民は思うでしょうということを言っているんですよ。ですから、承認ではなくて、例えば黒川議会の理事会の素案ではこうなっていますという言い方に直したらいかがですかということを言っているんですね。いかがですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 何度も申し上げますけれども、訂正の要はございません。(「素案と承認では天地の差ですよ」の声あり)
議長(浅野幹雄君) ご静粛にお願いします。
 これをもちまして本日の一般質問を終わります。
 これで本日の日程は全て終了いたしました。
 本日はこれにて散会いたします。
 ご苦労さまでした。
     午後2時59分 散会

平成26年第4回定例会議事録(第3号)

平成26年12月4日(木曜日)

出席議員(18名)

  • 2番 森栄君
  • 3番 菅原福治君
  • 4番 出川博一君
  • 5番 高橋正俊君
  • 6番 小泉光君
  • 7番 浅野直子君
  • 8番 安住稔幸君
  • 9番 三浦邦夫君
  • 11番 佐藤克彦君
  • 12番 山路清一君
  • 13番 小川昌義君
  • 14番 細谷禮二君
  • 15番 佐藤聖子君
  • 16番 永野久子君
  • 17番 磯前武君
  • 18番 渡邊俊一君
  • 19番 相澤榮君
  • 20番 浅野幹雄君

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

  • 町長 若生英俊君
  • 副町長 鈴木和夫君
  • 企画部長兼企画部経営企画課長兼市制移行準備室長 荒谷敏君
  • 福祉部長 小野一郎君
  • 建設部長 鴇謙一君
  • 企画部財政課長 吉田尚樹君
  • 総務部総務課長 菅原俊司君
  • 総務部税務課長 内海壯晃君
  • 総務部町民生活課長兼東向陽台出張所長兼富ケ丘出張所長兼あけの平出張所長兼日吉台出張所長兼清掃センター所長 亀郁雄君
  • 福祉部健康増進課長兼食と栄養推進室長 奥山育男君
  • 福祉部子育て支援課長兼西成田コミュニティセンター子育てサロン所長 浅場悟君
  • 建設部都市整備課長 伊藤正君
  • 教育長 菅原義一君
  • 教育次長 及川芳彦君
  • 教育部長兼富谷中央公民館長兼富ケ丘公民館長兼東向陽台公民館長兼あけの平公民館長兼日吉台公民館長 小松巌君
  • 教育部学校教育課長 神田能成君
  • 教育部生涯学習課長兼総合運動公園所長兼民俗ギャラリー館長 阿部雄也君

事務局職員出席者

  • 事務局長 山田豊
  • 次長 富澤裕
  • 主任主査 津久家直美

議事日程 第3号

平成26年12月4日(木曜日)  午前10時00分  開議

第 1 会議録署名議員の指名
第 2 一般質問(通告番号12番~15番)
一般質問 5番 高橋正俊議員
1 町道穀田線の今後について
2 若生町政三期目を目指して
15番 佐藤聖子議員
1 子どもたちによい保育を提供するために
2 マイナンバー制度で個人情報が心配 町の対応は
19番 相澤榮議員
1 本町の男女共同参画計画について
2 本町小中学校のいじめと不登校について
8番 安住稔幸議員
1 「公共施設等総合管理計画」の策定を
2 「放課後子ども総合プラン」の推進を
第 3 議案第14号 平成26年度富谷町立明石台小学校一般備品購入について
第 4 議案第15号 富谷町道路線の廃止について
第 5 議案第16号 富谷町道路線の認定について
第 6 議案第17号 富谷町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて
第 7 議案第18号 宮城県市町村自治振興センター規約の変更について
第 8 承認第 1号 専決処分の承認を求めることについて(平成26年度富谷町一般会計補正予算(第5号))

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり 午前10時00分 開議

議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
 ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
 議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。

     日程第1 会議録署名議員の指名
議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、3番菅原福治君、4番出川博一君、5番高橋正俊君の3名を指名いたします。

     日程第2 一般質問
議長(浅野幹雄君) 日程第2、一般質問を行います。
 通告順に発言を許します。5番高橋正俊君。
5番(高橋正俊君) 皆さん、おはようございます。
 それでは、私の一般質問を始めさせていただきます。
 今、我が町で工事が進められている明石台小学校建設は順調に進んでいるとのことで安心しているところであります。そして、今後、市制移行のための準備、高屋敷工業団地造成工事に伴い企業誘致の問題、また富谷ジャンクションのフル化のための要望活動、旧庁舎の解体後の利用問題などいろいろな課題が山積みだと思いますが、若生町政8年間の実績の一つとして、我が町の道路の整備については近隣の町村にはない細かなところまで気配りがなされていると思っております。その中で、町道穀田線には私は課題があると思い、今後の取り組みについて質問します。
 1、町道穀田線の歩道の整備計画はあるのか伺います。
 2、歩道の工事がなぜ進まないのか、その理由をお伺いします。
 大きな2問目ですけれども、町長は3期目に出馬表明をいたしておりますが、3期目に何を目指すのか、8年間を振り返ってみていろいろな思いがあると思いますので、質問します。
 1、2期目にやり残したことはあるのか、お伺いします。
 2、今後、富谷町の方向性はどのように考えているのか、お伺いします。
 3、3期目に必ずやらなければならないこと、必ずやりますということがあるのか、お伺いします。以上です。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
 1つ目、町道穀田線新設事業であります。
 1つ目につきましては、整備計画は当然ありまして、現状、今ありましたように、事業に着手できない箇所がありますというところであります。
 2つ目、用地の協力が得られない状況下の中で今整備しているところです。
 次、大きな2つ目、やり残したこと。予定した内容についてはほぼ予定どおり順調に進んできたのではないかと、このように思いますので、やり残したということのご質問については当該する事案はございません。
 2つ目、大きくは、やはり数年前からメッセージを発していますように、富谷町の5万人規模を超えた中での市制移行、最大の課題にして実現に向けて努めるということであります。
 3つ目については、9月の議会で申し上げた主な柱ということとあわせて、間もなく、きのうをもって、告示日まで2カ月ということとなりましたので、当該の後援活動、そしてまた選挙活動というようなことにあわせて、町民の皆さんにお訴えをするべく、今、最後のお示しする内容については精査しているところでございますので、ご理解をお願い申し上げます。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これより高橋正俊君の質問は一問一答により行います。5番高橋正俊君。
5番(高橋正俊君) 町道穀田線を走っていると、高齢者が乗っているシニアカーというのですか、モーターで走る。この間、その方が歩道から、歩道が切れて、車道に出てくるわけですよ。そうすると、普通に走っていても、あの人たちはやっぱり周りを余り気にしないで道路に出てくるものですから、危険だなというふうに感じたので、今後、歩道の整備は必ずやらなければならないものだと私は認識しているんですが、その辺をお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 先ほど申し上げましたように、用地の協力が得られないというふうな状況の中で現状至っております。
議長(浅野幹雄君) 5番高橋正俊君。
5番(高橋正俊君) 用地の取得が得られない。この工事が終わってから、地権者に対してどういうお話しているのか、していないのか。その辺を伺います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) この件については建設部長から答弁させます。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇 謙一君) 現在、地権者お二方いらっしゃるんですが、お二方の事情を察しながらお話しさせてもらうところはさせていただく、あとは個人の事情により、ちょっと接触できない問題もございますので、その辺見きわめながら、相続が1件ございまして、その辺の整理がつきましたなら、またお願いするようにしているところでございます。以上です。
議長(浅野幹雄君) 5番高橋正俊君。
5番(高橋正俊君) 努力はしているのだとは思いますが、町民からすれば、どういう取り組みしているのかわからないと思うんですけれども、ただ、走っていて危険だなというふうに感じている町民がいると思うんですよ。ですから、そういう点では危険な箇所だなというふうに思っているんですけれども、なぜ、土地の取得が、地権者の理解を得られないのか。その辺、もう少し詳しく、何か人間関係とかそういうものが……。
 私、けさも走ってきたんですけれども、2カ所あるんですね、歩道ができていない部分。距離数にしてどのぐらいあるかわかりませんけれども、恐らく五、六百メートルはあると思うんですけれども。ぜひ、その辺を粘り強く交渉していくという意志をはっきりしてもらいたいと思うんですが、もう一度お聞きします。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇 謙一君) まず、距離にして、残っている区間は809メートルほどございます。私どもも橋の前後というようなことで、非常に憂慮している箇所でございます。一刻も早く、お二方から同意が得られるようにしたいと考えてございます。どうしても、既に80%ほどつくっておりますので、そのすりつけになりますので、設計の本線というものがございますので、それらを崩さない形で極力協力を得られるような形でお願いして、これからも努力してまいりたいと思います。以上です。
議長(浅野幹雄君) 5番高橋正俊君。
5番(高橋正俊君) 今の同じ質問ですが、鴇部長は、来年の3月、定年を迎えるというお話聞いていますが、この話を継続するために、やっぱり町長の判断というか、町長の意見も聞きたいので、同じ質問を町長にお願いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 建設部長の答弁以上のものはございません。
議長(浅野幹雄君) 5番高橋正俊君。
5番(高橋正俊君) わかりました。ぜひ、これは穀田の町民だけの問題じゃなくて、やっぱりほかの地域の皆さんがあの道路を利用しているわけですから、ぜひ今後も強い要請をして、その地権者とお話し合いをして、これをぜひ全面完成していただきたいと思うんですが。
 けさ、私も通ってはきたんですけれども、何回か夜も走ってみたんですけれども、先ほど言ったとおり、歩行者、自転車、高齢者のシニアカーが出てくる。あそこにポールは立っていましたね、確かに反射板のついた。あれを赤いランプの点滅する、工事現場になんかよくついているようなものありますよね、あれは恐らく太陽光発電というか、そういうもので日中充電したものを夜点滅させると思っているんですが、そういう対策を考えてはどうですか、伺います。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇 謙一君) 十分、参考にさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 5番高橋正俊君。
5番(高橋正俊君) ぜひ、検討していただきたいと思います。
 それから、2問目ですが、同僚議員からもいろいろ今回の議会の中で、町長の公約といいますか、やらなければならないという話の中で、富谷ジャンクションフル化とか、高屋敷工業団地造成に伴い企業の誘致、これらも3期目に目指すものなのか、再度、町長に確認したいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そのとおりであります。
議長(浅野幹雄君) 5番高橋正俊君。
5番(高橋正俊君) こういうジャンクションとかフル化とかという問題は、相手がいるから努力をするということではいいとは思うんですが、町長が独自で判断してできるものはやるという、今回、どういう内容の選挙に向けての公約が出てくるかわかりませんが、できるものはやるという基本的な姿勢でいいんですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そのとおりです。
議長(浅野幹雄君) 5番高橋正俊君。
5番(高橋正俊君) 町長、町民からこの間またちょっと質問があったんですけれども、8年前の町長選挙のときに町長が退職金の見直しということを掲げていると。あれはやったんですかというお話をこの間いただいたんですが、退職金の見直しということはやっていませんよね。お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 19年の選挙時には取り上げてございません。
議長(浅野幹雄君) 5番高橋正俊君。
5番(高橋正俊君) 2期目には掲げていないということなんですけれども、(「19年です」の声あり)じゃあ、1期目やったときにこの見直しということをきちっと文書に、ほら、持ってた人がいたんですね、これは私預かってきたんですけれども。じゃあ、これはなしということでいいんですか、お伺いします。
町長(若生英俊君) そのとおりです。
議長(浅野幹雄君) 5番高橋正俊君。
5番(高橋正俊君) わかりました。じゃあ、この退職金制度の見直しということはなしと、やりませんということで私も報告しておきます。
 それから、選挙の話になったので、ちょっと質問したいんですが、富谷100人の顧問会議入会申込書、これが私のところに、ある行政区長さんからこれはどういうことなんですかというお話があって、私もちょっと責任者も何も書いていない申込書なんですけれども、これは誰がつくったんですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 確認いたしますけれども、今どの項目の質問と関連の中で質問されたんでしょうか。
5番(高橋正俊君) 関連しているんですね。今後の選挙に関連して質問しているんです。
議長(浅野幹雄君) 公約に関連してだそうです。若生町長。
町長(若生英俊君) 公約等についてはご質問の主旨にありませんので、次回とさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 5番高橋正俊君。
5番(高橋正俊君) いや、私は選挙について質問しているわけ。関連して、これも選挙活動の一つだと思って今質問したんですけれども、そう理解はできませんか、町長。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 選挙活動と後援会活動は区別しております。
議長(浅野幹雄君) 5番高橋正俊君。
5番(高橋正俊君) 今町長から、後援活動という言葉が出ましたけれども、これは後援会活動なんですか。質問します。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そのような認識でございます。
議長(浅野幹雄君) 5番高橋正俊君。
5番(高橋正俊君) 町長、私は何も町長の足を引っ張ろうとか何とかという意識はないんですよ。ただ、後援会活動であれば、若生英俊後援会、例えば会長誰々と、こういうふうに入れるんですよ、普通は。何も入っていないということは、これが、町長本人がこういうものをつくって回したとなれば事前運動になるんじゃないですか。ですから、私らも後援会の組織を、選挙の前には高橋正俊後援会会長誰々と入れて、そして、後援会登録していますから、後援活動の中でやっているわけですよ。これは違法ものにならないと思っているんですか、町長、その辺をお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 違法性はありません。
議長(浅野幹雄君) 5番高橋正俊君。
5番(高橋正俊君) 町長、私、注意を促すつもりでやっているんですけれども、これ、じゃあ町長、私これを持って警察署に行って相談すればいいんですか。そうじゃなくて、私は、この5万人の町政のトップとして、そしてやっぱりこういうものを指摘されないように注意しながら活動してほしいと思っているんですけれども、その辺理解できませんか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 後援者の活動というような認識でございます。
議長(浅野幹雄君) 5番高橋正俊君。
5番(高橋正俊君) それから、100人の顧問会議の入会申し込み、これは申込書ですが、これと富谷町議会ウオッチという文書と、これ一緒に私のところに来たんですけれども、この関連はどういうことなんですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 私は存じ上げておりません。
議長(浅野幹雄君) 5番高橋正俊君。
5番(高橋正俊君) 町長、私は、これを持ってきた人は行政区長さんなんですよね。町長は行政区長の立場、同僚議員の質問の中で、中立という答弁していますけれども、中立と言った町長が行政区長さんを動かして自分の後援会活動をさせることに問題はあると思うんですが、その辺をお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 後援会活動、政治活動、そしてまた選挙運動、選挙活動と違いますので、その辺は十分、後援者の皆さんの活動として推移を見ているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 5番高橋正俊君。
5番(高橋正俊君) とにかく前回、町長も4年前に厳重注意を受けていた問題があったわけですから、ですから、この市制を迎える富谷の町長、トップ、そういう指摘をされないように、十分こういう問題を注意して活動していただきたいと思うんですが、その辺を再度お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 町政を評価して、ぜひ3期目というふうなことでの後援活動でありますので、十分、熱心に活発にやっていただいているものと思います。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) おはようございます。
 私は2件、質問をいたします。
 初めに、子供たちによい保育を提供するためにということで質問します。
 平成27年度から子ども・子育て新制度により保育の制度は大きく変わることになります。富谷町は子ども・子育て支援事業に関するニーズ調査を実施し、今後、子育て支援事業計画を定めることになっています。9月議会で条例を制定しましたが、新制度は定員が少人数の地域型保育事業と公立や認可などの施設型保育事業に区分した基準などを国が示し、町の条例はその基準どおりのものになってしまいました。
 保育環境の基準は、現行でも面積や子供と保育士の配置など十分とは言えないもので、基準を現行より引き下げてはならないはずです。しかし、国が示したものは、定員規模が小さい家庭的保育事業などの保育者の資格要件を緩和し、自治体の研修を修了した人も保育ができるとしているもので、これは保育という専門性を否定することにつながると考えます。
 条例制定に当たって、主旨及び目的に、全ての子どもが健やかに成長するために適切な環境が等しく確保されることを目指すとあります。真にこの主旨と目的に合うように進められるべきですが、残念ながら、よりよい保育の提供にはつながらないものになっています。私たち日本共産党議員団は、さまざまな問題のある条例であり、富谷町家庭的保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例と富谷町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例には反対しました。
 町が実施した子ども・子育て支援事業に関するニーズ調査によれば、町立・私立・認可保育園を今後利用したいというものは15.3ポイント増になっています。子供を安心できる施設に預けたい、保育してほしいと考えている保護者の思いがそこにあります。意見や要望の欄には、保育園の不足、町立に入所できず、認可外保育園に入れたら閉園や入所年齢の変更があった、フルタイムで働きたいと思っていても保育園などの施設が不十分などの記述がありました。保育料については、階層をもっと細かく分類して収入に応じたできるだけ負担の少ない金額に設定してほしいと訴えています。
 私の知り合いで、ある人は認可外保育所を利用している保護者なんですが、この保護者は部屋の広さ、そして園庭の狭さなど、環境が十分でないと思いながらも、仕方なく子供を預けていますと話しました。また、保護者は働きたい、生活のために働かなければならないのに、保育所に入所できず、仕事を断念せざるを得ないということも聞いています。
 過日、東京で行われた学習会に参加しましたが、講師は、保育制度の課題として、1に、待機児童のための保育の場を確保すること。2に、保育条件の改善。3に、保育料負担の軽減。4に、保育者の処遇改善。5に、福祉の視点で全ての施設とすることと話していました。その実現のためには保育に対する公費投入の拡大と公的責任の強化が必要になっていると強調しておりました。まさに町が実施したニーズ調査で保護者たちが求めているものと同じことを講師がお話ししたと思います。
 今後、子供たちが大切に保育されるよう、よい保育が提供されるよう、以下質問します。
 問いの1です。
 11月14日まで保育の必要性の認定申込書、それと保育所入所申し込みの受け付けがありました。制度改定でよくわからないという声を聞きますが、周知は十分だったのでしょうか。期限後に相談するという事例はありませんでしたか。1号認定、2号認定、3号認定とありますが、それぞれの人数を質問します。保育の必要量を認定することになります。保育標準時間は1日11時間で、保育短時間というのは8時間になりましたが、富谷町での認定の人数をお尋ねします。
 問いの2番目です。
 保育所入所を申し込んだ子供たちは全て入所できる状況ですか。現在の申し込み状況をお尋ねします。
 問いの3番です。
 3歳未満児の待機児童が多いことは9月議会で明らかになりました。町の保育責任を果たすように町立保育所が施設の整備と保育所を確保することで3歳未満児受け入れの体制を構築すべきではないかと考えます。対応についてお尋ねします。
 問いの4番です。
 保育時間の標準時間11時間、それから短時間保育ということで8時間になったとき、時間のずれが生じ、保育や行事に支障を来すという関係者からの懸念の声を聞きます。これまで同様の保育時間を保障することが子供たちの育ちのために必要ではないでしょうか、お尋ねします。
 5番目の問いです。
 保育料は現行では町の軽減措置が講じられ、国基準より低く設定されています。先ほども触れましたが、保護者からは保育料をさらに引き下げることや階層を細分化して所得実態に合った保育料とするよう求める声が多くあります。保育料は現行より引き下げるべきと考えますが、どのように検討したのですか。
 6番目の質問です。
 保育料以外の負担の問題では、特色ある保育を行う施設が超過料金を徴収することができるとしていますが、保育の平等性から、施設や事業者任せにすべきでないと考えます。町が保育の平等性を考え、責任を持って対応すべきではないでしょうか、お尋ねします。
 7番目の質問です。
 新制度は、事業参入が拡大されることもあります。富谷町にあった認可外の施設が撤退し、子供たちと保護者に不安と混乱をもたらしたことがありました。町としても大変な対応が迫られたことでしょう。このことから、待機児童対策については、町立や社会福祉法人などによって整備することで企業参入の余地を残さない取り組みが必要ではないかと考えています。町は企業参入をどのように考えているのか、お尋ねします。
 大きな質問の2番目です。
 マイナンバー制度で個人情報が心配、町の対応はどうするのかということで質問します。
 社会保障・税番号制度、通称マイナンバー制度は、来年、平成27年10月に12桁の個人番号を付して通知カードを世帯単位で送付することになっています。法人については13桁の番号を国税庁が指定して通知するとなっています。平成25年5月に法案が可決成立し、最長4年以内に全面施行となっていて、予定では28年1月、番号の利用開始、番号カード発行・交付開始。平成29年1月、国の情報提供ネットワークシステムによる情報連携開始、マイポータル開始。7月には自治体の情報連携開始となっています。
 マイナンバー制度の目的について、(1)公平公正な社会の実現、(2)行政効率化、(3)国民の利便性向上を実現する社会基盤整備インフラと説明していますが、果たして、これでどれだけの意味があるのか、メリットがあるのか、疑問であります。それよりも、私は危険性のほうが心配です。
 民主党政権のときですが、政府の説明は真に手を差し伸べるべき人に手を差し伸べるためにと、この制度導入の説明をしてきていました。しかし、マイナンバー制度ができ上がれば解決するのでしょうか。そうではなく、手を差し伸べている人に差し伸べるために、どこに問題があり、原因は何なのか、改善の方法は何かの調査と分析にてできるものではないでしょうか。そして、必要な援助や制度がそこから生み出されてくるのではないでしょうか。
 これまで自治体は、税、社会保障を初めとして、住民に対する事業のための必要な情報を得ながら実施してきましたが、自治体の外に情報は原則出ませんでした。しかし、マイナンバー制度が始まれば、国が国民の個人情報を把握することができるようになり、情報提供ネットワークシステムを介して名寄せやデータマッチングが行われることになります。
 住民基本台帳ネットワークシステム導入のときに、個人情報を一元管理することはプライバシーの侵害、漏洩の問題、莫大な費用とその効果について問題があると指摘され、反対運動が広がりました。福島県矢祭町は住民基本台帳ネットワークシステムには参加しませんでした。
 マイナンバー制度の人権と自治に与える影響、課題を指摘する弁護士は、住基ネットでの個人情報保護策と比較してマイナンバー制度ははるかに危険だと指摘しています。さらに、プライバシー侵害の危険性では、権力による乱用を挙げ、警察の捜査や税務当局による調査は行政権の行使の典型であって、その乱用が最も警戒されなければならないはずなのに一切の規制を受けないとされいる。その上、公益上の必要があると政令で定めればさらに広範な政治活動も規制の枠外に置くことができると警鐘を鳴らしています。
 マイナンバー法が、小規模事業所まで周知徹底できるのか。民間で厳重に守られるのかという点でも心配です。また、他人のマイナンバーを勝手に使う成り済まし、アメリカや韓国で横行し、大変重大な問題になっています。さきの弁護士は、法で規制しただけで成り済ましを防止できるのであるならば、アメリカなどでもとっくにやっているでしょうと述べて、成り済ましは防げないという認識です。
 富谷町としても来年10月に向け準備が進められているわけで、以下質問します。
 質問の第1は、個人情報の悪用、プライバシーの侵害、成り済ましなど、マイナンバー制度には根本的な問題があります。このプライバシーの侵害を初めとする危険性についてどのように認識していますか、お尋ねします。
 質問の2番目です。
 生涯変わることがない12桁の個人識別番号がつけられることになります。韓国やアメリカでは成り済ましの被害が出ていると聞きます。個人情報保護の計画はどのように行いますか、お尋ねします。
 問い3番目です。
 問題の多いマイナンバー制度ですが、富谷町としては利便性があると考えていますか。その利便性とはどういうものなのか、お尋ねします。
 4番目です。
 マイナンバー制度は、自然に拡張し、公的機関でもより自由に使われ、さらには民間事業者の利用も進んでいくことを指摘する人々がいます。拙速な実施をしないように求め、対応をお尋ねします。
 5番目の質問です。
 準備状況は、現在どのようになっていますか。個人番号は、住民基本台帳コードをそのまま使うのではなく、そこから新たな番号として生成させるようですが、富谷町に居住している人に残らず番号を付すことができるのでしょうか。
 住民基本台帳ネットワークの初期投資、これは390億円とされていましたが、今回のマイナンバーの情報提供ネットワークシステムは初期投資で2,000億円から3,000億円とされています。しかも、その後の利用拡大も検討されていて、その範囲に納まるという保証はないとも言われています。町の経費はどのようになっているのか。今後の見込みについてもお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
 保育の件であります。
 十分な周知に努めてまいったところです。期限後の相談は特にありませんでした。人数等については現在集計中であります。
 2つ目、申請書、それを受けて精査をし、今後、面接により現況確認等の作業を行うこととなりますので、現時点でこれ以上申し上げることはありません。
 3つ目、常に待機児童解消のために1年を通して次年度対応、そしてまた現在対応しているところです。それは町立であり、私立、認可であり、問いません。しかしながら、町によって施設整備や運営を行った場合については、現状、現時点、国や県からの助成がないこととなっており、財政的な負担が極めて大きいというようなことで、現状、わか葉であったり、若樹であったりというようなことで法人さんのご協力を得て現在に至っているところです。
 4つ目、それぞれの標準時間、11時間タイプであったり、8時間タイプであったりいたしますけれども、現状、子供たちの集合する時間、早い子は7時過ぎからということとなりますけれども、クラスごとに分かれての保育というものは現状は9時から4時ぐらいを目安にしているというふうなこととなります。ですから、一番早く来た子が9時までの間には学年、年齢を超えて一まとまり、そして9時過ぎからそろった段階でクラス分けしてと、こんなふうな運用で進んでおります。
 5番目については、現状は国の基準よりかなり低く富谷町の保育料は設定してございます。したがいまして、これ以上の引き下げは不可能、無理でございます。保育料の算出の基礎となる数字が、今回、現在の所得税を基礎にすることから、町民税の所得割額に変更となるということとなりますので、階層の見直しは必要となります。しかしながら、最高額はそれを、現状を超えないように適正に対処、対応してまいります。
 6つ目、徴収しない方向で現状進めております、町立については。私立認可保育所については、独自ということではなくて、町との協議、保護者の同意が求められるということでありますので、保育所との連携を密にしながら適正に進めてまいります。
 7つ目、児童福祉施設の整備については、原則、基本的には社会福祉法人などで行うべきものであるというような認識でございます。
 マイナンバーについて。
 1つ目、今回の制度導入により、プライバシー侵害等あってはならないことであります。二重、三重の防御により回避できるものであると認識するところであります。
 2つ目、諸外国の事例、聞くところではありますけれども、今回導入される日本のマイナンバー制度、これらを勘案しつつ個人情報保護を徹底するために本人確認の義務づけ、法律による利用範囲の限定、法9条別表第1限定列挙というふうな形で制限制約されておりますので、十分この内容、危険性、広範言われているようなもののないような形で法整備、折り込まれるとの認識であります。
 3つ目、何にもまして添付書類、本当に二重、三重にというふうなことでの添付書類等の大幅な削減が期待されるというふうなことで、それぞれ税であったり福祉の面、保育所の面云々も含めて、申請者の負担軽減に大きく寄与するものであると。
 4つ目、これらも法律で、先ほどと重なりますけれども、明確に定義、必要なものについては限定列挙されているというようなことで、厳密なる法の枠組の中でスタートしていることでありますので、国の計画に従って、本制度導入に向け、富谷町といたしましては粛々と準備を進めてまいります。
 5番目、国が示しているスケジュールがありますので、町としては、今年度中に住基及び税システムの改修、平成27年度には福祉関連及び宛て名システム等の改修を予定してございます。なお一層の住民サービスがこのことにより図られるものと認識するところであります。以上です。
議長(浅野幹雄君) これより佐藤聖子君の質問は一問一答により行います。15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 周知はしたということでしたが、国から説明会を開催して新制度の周知を図るということが求められていたのではないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 周知につきましては、広報11月号ですとか、それから認定の申請、入所の申し込みの際に資料等を添付しておりまして、対応させていただきました。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 新しい制度に入って、非常に複雑でわからなかったのは、この紙だとか、それから広報の半ページだとかで、全て保護者たちはわかったんでしょうか。わからないという、そういうやりとりはありませんでしたか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) ございませんでした。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 申し込みあった人、それは全体で何人でしたか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 287名でございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 富谷町からもらった「保育所入所手続の変更について」という中に、平成27年度各保育所入所可能児童数というものがありまして、これを計算すると全部で141人なんです。そうしますと、287人ということでいきますと半分しか入ることができないわけですね。この状態をどのように考えるのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 単純に計算しますとそんな数にはなってきますが、今後、継続の辞退者、毎年、一施設数名ずつございます。それから、今後の申し込みの取り下げですとか、認可保育所に対して受け入れについての要望ですとか、そういったところで対応していきたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 9月議会で、同僚議員に対して、未満児の入所が非常にきついというような話でありましたが、今の時点では、そうしますと、どの子供たちが入れるかというのはこれからの面接にかかってくるので、その内容はわからないということでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そのとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 先ほど町からもらった資料によりますと、これでいくと、0、1、2というところで結構募集があるんですね。そして、4歳のあたりが募集が意外に少ないというようなところもあったりして、そうしますと、私が3歳未満児が少ないということであったら、この3歳未満児の保育に欠けるということについては、児童福祉法24条1項が復活しましたので、富谷町で保育責任を果たさなければならないということになるわけで、先ほど町長がお話しして、財政の援助が国や県からないから、それはできないという話でしたが、そういうことではないはずなんですね。この点を新しい制度になるんだけれども、児童福祉法の24条1項が復活したということを、担当課あるいは町は、町長はどのように捉えているのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 担当課から答弁させます。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 認可外保育所の説明等もあわせまして、入れない方については一人一人丁寧に相談に応じてまいりたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 保育に欠ける子供というのはちゃんと法律にも書いてあって、その子については町がちゃんと保育責任を果たさなければならない。だから、何とかしてここを入れなければならないんですよね。そういうときに、相談してやっぱりだめでしたということになり得るような、そういう答弁では私も困るので、ここのところは必ず保育責任を自治体は果たすという立場に立たなければならないと思うのですが、そういう認識はどうなのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 先ほども答弁したとおり、認可外保育所等の説明もあわせまして、丁寧にご相談に対応していきたいというところでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 保育時間も標準11時間、短時間では8時間ということになりました。先ほどは集合時間を決めて、クラスごとに合同保育に入る時間はこれこれだという説明があったわけですが、国の通知では9時から8時間ということになっていて、9時以前、8時に預けに来たその子供については超過料金を請求することもあるという話になっているわけですが、富谷町はこの対応をどうしますか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 基本的にはその方向で進めてまいりたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) その保護者の都合で1時間早く預けて、国が示しているより1時間早くお迎えに来ると。結局は8時間しかいなくても、先に出たこの1時間は、そうすると超過料金で徴収するという考えということですか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今のところはそうなるかと思います。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) でも、その子供は8時間という認定があって、8時間分の保育料をこれから払うわけですよね。まことに、8時間のものを9時間お願いしたわけでもないのに、そういうことはやり方としてはおかしいんじゃないでしょうか。これは検討を求めるというか、撤回すべきだと思います。どうでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 国の取り決めとして、標準時間11時間、短時間8時間というところでございますので、その線に即して実施してまいります。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 早く出てきた分、あるいは遅く出て1時間遅くした、だけれども、中身は8時間しかいないということについてのお尋ねをしているわけですが、じゃあ、1時間早く出た、あるいは1時間遅く迎えに来た、中身は8時間だというときでも超過料金は発生する、富谷町は発生して徴収するということですね。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 1施設当たり保育短時間については1つしか定めてはならないというところでございますので、そうなるかと思います。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 国の基準どおりにやっているとそういうことになって、保護者の実情を全く見ないものだということを言いたいと思います。それは検討すべきで、全体として8時間であれば、8時間の保育料で進めるべきだということを重ねて申し上げます。
 そして、今、保育所あるいは認可保育園にいる子供たちは、時間の認定は標準時間となりますが、そのように認定していますか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 標準時間につきましては午前7時15分から午後6時15分というところでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 今、保育所、保育園にいる子供たちは全て標準時間対応となっていますか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) その辺のところは確認いたしておりません。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) そのようにしていいという通知はあったのではないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 済みません、もう一度お願いします。
議長(浅野幹雄君) 座ったままでどうぞ。
15番(佐藤聖子君) 国から、今保育所、保育園にいる子供たちは、11時間という標準時間でその子供を預かっていいという通知はありませんでしたか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) なかったと認識してございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) いや、そういうことではなかったはずで、そのように見ていいということで、そうしますと、今の子供たちは11時間目いっぱいいることになったら、その体制をどうとるのかというのが保育所、保育園での専らの対応、つまりは保育士、職員を置かなければいけないんですよ。それで、公定価格、次に出てきますけれども、公定価格でやりくりできるのかということが問題になっているわけですね。そういうことを、じゃあ、富谷町としてはその保育の体制を、職員、保育士の体制をどうとっていくというのか、十分、それで間に合うのかということについてお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 現行で十分と考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 現行じゃなくて、新しい保育制度になるんですよ。保育制度になって、新しい問題が発生してきているわけです。これにどう対応するのかということを今お尋ねしています。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 現行でも、新制度にたえ得るものかと認識してございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 理解がされていないのか、私の言い方が悪いのかですが、これは大きな問題になってくるものだと思います。
 保育料についてお尋ねします。
 今度は、階層を変えるということがありました。階層を変えてもらうことを、もちろん引き下げも要望したいし、引き下げてほしいと思います。引き下げるべきだということも思います。なかなか保育料のところについては大変な思いをしているという人たちがたくさんいるわけで。しかし、階層が余りにも大刻みなものですから、自分の収入、所得に合ったものになっていないということがありますので、これは前進面だなと思います。そうしますと、階層についてはどの程度まで細分化するということを今考えていますか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 国が示したものにつきましては8階層となってございますので、その辺のところを参酌いたしまして決めていきたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) この際、午前11時10分まで休憩をいたします。
     午前10時57分 休憩

     午前11時10分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 保育所に入所したいという人が287人だったということでしたが、その年齢の内訳は何人ずつですか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) ゼロ歳児が71名、1歳児は103名、2歳児が47名、3歳児が41名、4歳児が20名、5歳児が5名でございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) それと、保育料のことですけれども、先ほど8段階に階層をふやすということでしたが、これは国どおりになりますよね。そうしますと、国どおりということでいきますと、最高額、標準のほうで10万4,000円になるわけです。今富谷町の最高額は5万1,600円です。この5万1,600円は維持するということでいいですか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そのとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 7段階が8段階になる、8階層になるということですが、さらにこの階層をふやしてもっと所得割に近いようなことにするという考えはないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) この件につきましては検討中でございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 先ほどの中で、企業参入の余地を残さないようにということで、町長から社会福祉法人を原則としてということがありましたので、これは厳守してほしいと思います。申しわけありませんが、町長、その原則をぜひお守りいただくように求めて再度質問します。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 先ほど申し上げたとおりです。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 先ほどの内訳を見ましても、ゼロ、1、2歳が物すごく多いわけですよね。これでいくと二百何人かになるんですね。すごい数ですが、この子供たちを受け入れる施設が必要です。そういうことで、今、家庭的保育だとか、それから小規模事業所というのがありまして、そちらのほうにも多分お願いするということになるんだろうと思いますが、緊急避難的にはもしかしたらそれも必要かもしれませんけれども、そういうときに、保育士、保育に当たる人の条件というものが物すごく、自治体が講習するものを修了すればいいということになっているということがあって、ここが問題だと思うんです。ほかの自治体では、そういうところであっても、保育士とするということを決めているところがあるわけで、これは富谷町も保育士とするということにするべきではないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今の法令等を遵守してまいりたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 厚生労働省の調査でですが、資格を持たない人が保育に当たっている死亡事故というものが、保育をちゃんと学校で学んでという、認可保育園、保育所などでですが、その45倍にもなるということがあります。こういうことがあるので、保険会社も子供の事故に対する設計をちょっと計算し直さなければならないということになっていると聞いていますが、こういうことがあるので、やはりちゃんとした保育を学んだ人たちが保育に当たるべきだと、そういうことを思うのですが、先ほどの答弁ではなくて、やはり見直しが必要ではないかということが、条例では決めましたけれども、条例以上のことをやっていいわけですから、そこのところを保育士として子供たちを保育してもらうということに関係をつけるべきではないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 無資格者といいますか、保育士でない方につきましても研修を重ねれば十分に対応できるものと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 国が示したとおりだからといって、そこから一歩も出ないようなことでは、全く保育をどう考えているのかという疑問すら覚えるものです。町の責務上というのは、保育に欠ける子供、これを保育することがまず大きなことだし、公務員の保育士というのは、地域の子供の実情をよく見ること、しっかり把握するという責任があると、こう考えるわけです。このことについて町長はどう考えますか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) その区分けには賛同できません。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 保育に欠ける子供の実施責任は町にあるということに賛同できないということですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 保育士の件であります。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 先ほどの質問のところは実施責任、保育に欠ける子の保育は町にあるということについての、それでは、認識をお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) それはそのとおりであります。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) マイナンバー制度にいきます。
 先ほどの中で、プライバシーの侵害については二重、三重に防ぐ対策をつくっているから大丈夫だということでしたが、その二重、三重の対策、防御策というのはどういうものでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 今回の制度につきましては制度面、システム面においても、そういったところにおいては保護措置がなされてございます。そういった面におきまして、これを準拠しながら進めていく制度というようなことにおいて、現在、危険性においては承知していないということでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 既に実施されている同様の韓国での制度、アメリカでの制度で、成り済ましなどが横行しているということについては、それではどう認識しているのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 今回、韓国、アメリカ等で発生しておる事案につきましては、おおよそ原因として考えられるものとしては、番号のみでの本人の確認、また利用制限を改めて付していない。そういった主な原因が今回の事案に発生したものと考えられております。当然、今回の制度につきましては、こういった事案も考慮しつつ保護措置がなされているものと認識しております。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 成り済ましについては、最初から成り済まして、そのカード、番号を受け取るということがあり得るということは考えられませんか。そうしますと、その人は全然知らないうちに私なら私に成り済まされているわけですよ。そういう危険性が全くないということは言えないはずで、二重、三重というものは、こういう場合、1つのところに情報を収集してしまうということについては、物すごい危険があるという認識は町にはないということでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 町独自においても、当然、個人情報の保護というようなところでも取り組んでいるところではございますが、この本制度の導入に当たっては、国主導でそういった観点により防護措置がなされていると。そのことを町としても準用して導入に進めていきたいと考えています。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) アメリカで深刻な成り済ましがありまして、その犠牲者は2年間で約1,000万人だと。その金額は年間500億ドルだっていうんですね。計算してみました。100円で計算したとしても5兆円なんです。こういうものが現在あるわけです。アメリカでは写真がついていないからだということを言うかもしれませんが、これではだめだということで、一括したものでない方法を今模索しているということになっているようですが、それについてはどう思いますか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) あくまでも国の制度で、ましてや他国のことでございます。参考として受けとめております。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 町の経費は幾らでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 本年度予定しておりますシステムの改修、先ほど町長のほうよりご説明申し上げましたとおり、住基並びに税システムにおいて改修を予定しております。おおよそ約1,500万円程度を見込んでおります。さらには、中間サーバーの負担金というものが各自治体に発生しておりまして、こちらにおいても93万円というようなことは示されております。合わせて、本年度においては1,600万弱ほどを見込んでおります。27年度、あわせて申し上げますと、システム改修に関するものとしては、宛て名システム、そういったものが入ってまいります。それから福祉関連、そういったところでおおよそ8,500万円ほど。さらには、中間サーバーの負担金として、現在示されているのがおおよそ650万ほどございます。総計で次年度は9,000万強と見込んでおるところでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 本格的にスタートするまでの合計ではどういう見込みでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 申しわけございません。本格的に何とおっしゃいましたか。(「必要な経費です、全体で必要な経費」の声あり)
 改修費用に関して今申し上げたとおりですので、まずはおおよそ、現在概算ではじいております1,600万弱と、9,000万強というようなことで合わせて約1億強となろうかと思います。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) そうしますと、国はそのメリット、使い方について9つ例示して説明しているかと思いますが、それについて、課長のほうから説明をしてほしいと思います。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 今回、制度の導入においては大きくは3つが示されております。あくまでも不正な受給等を抑止するがための対策としての公正・公平な社会の実現というものが大きく挙げられております。もう一つは、国民の利便性の向上というようなことで、必要以上の利用者の負担の軽減を図ろうというものでございます。そして、3つ目としては行政の効率化というようなことで、行政機関における相互における照合、転記、入力等、そういったものにおいては事務処理の軽減を大幅に図れるというようなことで今回の導入制度においてのメリットが挙げられるところでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 先ほど、書類をさまざま使わなくても、持ってこなくてもできるようになるという話でしたが、それはどういうときに、どういうものが要らなくなるということでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 具体的な例として、例えばですが、児童手当とかの福祉関連につきましては、従来必要としておりました所得証明であるだとか、保険証の写しであるとか、そういったものの添付書類が不要になるというようなことにおいて利用者の負担の軽減が図れると考えております。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) そうしますと、それについては転居していない限りは、役場に来ればできることですよね。そこのところがメリットなんですか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 町として、富谷町というか、市町村としてのメリットとして、そういった利用者の削減が図れるということです。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 年金から天引きされる国保税だとか介護保険料、これらもスムーズにできると言われていますが、これらのやり方としてはどこのところが簡素化されるのですか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 現在、具体的な内容のものにつきましては、こちらのほうには示されておりません。今後、具体的なものが各市町村のほうに内容等が説明があるかと思います。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) これは非常にプライバシーを侵害するだとか、成り済ましがあるだとかということで、物すごい問題があることです。そして、初期投資として、国全体では2,000億から3,000億だろうと。富谷町でも1億円を超える金額なんですよ。それなのに、全く説明がない。どういうことが行われるかわからないけれども、1億円は出しましょうということ、こんなものを認めていっていいんですか。こういうものはやめるべきだということを機会を設けて町長は言うべきではありませんか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 国の制度でありますので、粛々と進めてまいります。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 国民のためにならない制度は反対すべきではないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 見解を異にいたします。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 私は2問についてご質問をいたします。
 最初に、本町の男女共同参画計画についてと題してです。
 少子高齢化の進行などで社会や家族が変容する中、内閣府は6月に閣議決定した成長戦略に、女性の活躍促進について、全ての女性が輝く社会を目指し、女性の登用をうたっています。しかし、残念なことに、女性活躍推進法案が11月21日に廃案となりました。先ごろ出されたことしの男女共同参画白書は、男性の仕事と暮らしを特集。家族類型や就業スタイル、個人、社会生活などあらゆる面で標準的と言えるような特定のモデルは存在しなくなっていると、多様化の現状を示しています。そして、変化を的確に把握し、従来の考えに縛られることなく、さまざまな施策や制度の検討、実施を行うことが求められると指摘しています。
 国内における男女共同参画をめぐる動きは、1997年、国内行動計画の策定、1985年、男女雇用機会均等法の制定、1999年、男女共同参画社会基本法施行、2001年、DV防止法制定、2010年、第3次男女共同参画基本計画が閣議決定されています。性別が職業選択を規定しているのが日本の現実であります。男女共同参画推進の課題として、男は仕事、女は家庭といった考え方に抵抗を感じる人は40%以上いると言われています。指導的な地位への女性の登用促進、雇用の機会や待遇等の面における格差意識、仕事と家庭の両立を希望するが、実際には困難。DVに関する相談、被害者支援の体制整備等が挙げられます。
 先ごろ、私たち会派、みらい富谷は男女共同参画計画のテーマで舞鶴市を訪問して調査してまいりました。調査をお願いするに当たり、打ち合わせのとき、先方から「富谷町は大分以前から条例を施行し取り組んでいるのに、なぜ私どもなんですか」と、逆に尋ねられました。舞鶴市は、2013年にマイプランを策定し、市民にパブリックコメントをして意見を求めていました。そして、2014年7月に舞鶴市男女共同参画推進条例を施行しています。
 人権啓発推進室の中に、フレアス舞鶴という看板を掲げ、舞鶴市男女共同参画センターを設置して活動しています。基本理念として、「女、男、自分らしく輝く未来を」とうたっています。男女がともに参画し、自立して生きる地域社会をつくるために、地域に根差した推進拠点の充実、男女共同参画への意識づくり、あらゆる分野への女性の参画の促進、ともに生き生きと働くための環境の整備、仕事と生活の調和の推進を課題としています。一人一人が尊重されるためにとして、女性に対するあらゆる暴力の根絶、教育・学習の推進、健康で安心して生活できる環境づくりを主要課題として、相談事業や学習、啓発事業、また人材育成、女性のチャレンジ支援、事業所啓発事業等、積極的に取り組んでいました。
 本町では、2005年、平成17年3月、富谷町男女共同参画推進条例を施行して、あわせて富谷町男女共同参画推進審議会規則が施行されました。男女共同参画の実現には、行政と町民が一体となって取り組みを進めていくことが必要であり、そのための基本となる考えや、行政、町民の皆さんの役割を明確にし、町の基本的な施策を定めることにより、その取り組みを総合的かつ計画的に実施しなればなりません。家庭、職場、地域、学校などのあらゆる分野において男女がお互いの人権を尊重しながら平等に参画し、個性に応じて能力の発揮ができ、その人らしい生き方で輝くことができる未来を創造できるよう進めていくことが必要かと考えます。かけ声だけに終わらせないためには、女性が活躍する環境を整えなければなりません。そこで、次の項目について本町の男女共同参画計画について質問いたします。
 1、男女共同参画計画の基本的な考え方について。
 2、施策の取り組みについて。
 3、DV等暴力行為の現状把握と対策について。
 4、ハラスメント防止の体制整備について。
 5、広報・啓発活動について。
 6、推進条例について。
 次に、本町の小中学校のいじめと不登校についてと題しまして質問いたします。
 去る10月17日の河北新報の記事によりますと、全国の国公私立の小学校が2013年度に把握したいじめは、前年度より1,421件増の11万8,805件で、過去最多を更新したことが文部科学省の問題行動調査でわかりました。小学校では暴力行為も増加し始めており、1万件を超えたとありました。東北6県のいじめ把握件数でふえたのは宮城、山形の両県で、それぞれ6,925件、2,936件です。児童生徒1,000人当たりでは、宮城が69.4件で47都道府県で4番目に多かったのです。宮城、山形両県の県教委は、把握数の増加について、いじめの実態をより詳しく把握しようとした、そういうふうに努めた結果だと説明しています。
 児童生徒の暴力行為でふえたのは、宮城1,084件で85件の増、岩手が193件で40件の増、秋田が125件で15件の増でした。暴力行為の内訳は、小学生は子供同士の暴力が6,849件、器物損壊が1,907件、教員の暴力が1,964件など。中学生は子供同士によるものが2万2,189件、器物損壊9,866件、対教員が7,150件などとなっており、ほとんどが学校内で発生しております。加害者数は、小学生1万356人、中学生3万9,366人、学年別では中学2年の1万4,445人が最も多く、このうち、警察の補導や児童相談所など関係機関が対応したのは、小学生が225人で過去最多となり、中学生は3,503人でした。小さいころに集団で遊ぶことが少ない今の子供たちは、折り合いをつける力や規範意識が弱くなっている。学校で人間関係をうまくつくれず、衝動的に暴力行為が出てしまうのではないかと言われています。
 不登校の児童生徒数は、宮城3,964件でした。病気や経済的な理由以外で年間30日以上欠席した不登校の小中学生が前年度から約7,000人ふえて11万9,617人となり、増加に転じています。過去5年間は連続で減少していました。うち、再び登校できるようになったのは3万6,420人です。不登校のきっかけで最も多かったのは、登校時間になると体調が悪くなる、不安など情緒的混乱が3万3,581人で、次いで無気力3万613人、いじめを除く友人関係をめぐる問題が1万7,893人などです。不登校の子供がいる学校、1万8,000校に効果があった取り組みを複数回答で尋ねると、家庭訪問や自宅に迎えに行くなど、家庭への働きかけを挙げる学校が半数近くに挙がりました。また、4割の学校がスクールカウンセラーの指導や保健室など教室以外への登校を挙げています。文科省は登校のきっかけづくりのためには、家庭や学校など多くの選択肢を用意することが必要としています。ひどくなると学校に行けないどころか、家から出られなくなってひきこもりの状態になってしまうことさえあります。
 実際、学校で起こっているいじめは、今も暴力でというよりも言葉やそぶりで相手を傷つける陰湿ないじめ虐待がふえています。近頃は、携帯メールでのいじめも多くなっていると聞かれます。文科省による学校におけるいじめ問題に関する基本的認識と取り組みのポイントでは、いじめについてはどの子供にも、どの学校においても起こり得るものであり、十分認識することとあります。弱い者をいじめることは人間として絶対に許されないとの強い認識を持つこと。いじめられている子供の立場に立った親身の指導を行うこと。いじめは家庭教育のあり方に大きなかかわりを有していること。いじめ問題は教育の児童生徒間や指導のあり方が問われる問題であること。家庭・学校・地域社会など全ての関係者がそれぞれの役割を果たし、一体となって真剣に取り組むことが必要であると示しております。
 先ごろ、町内のある学校において不登校といじめの問題について現状をお聞きする機会がありました。お話によりますと、ふえていますとの答えです。原因や問題はどこにありますかと尋ねましたところ、一番は家庭にあります。家庭の不和、片親世帯、食事の孤食、一人で食べることです。親の無関心、学校へ足を運ばない等が挙げられます。教育は親が子供に贈ることができる最高の財産であると思います。心身ともに多感な成長期、義務教育の9年間、しっかりと教育することは行政の役目です。どの子にも再出発のチャンスがあります。笑顔で過ごせる毎日になってほしいと願っているのは親の一致した気持ちです。年齢によって成長の度合いが大きく違うことは否めない事実ですが、時間の経過とともに起きることを知ってもらって、子供のためにしっかりとカウンセリングとコーチングをして的確な対処をしていかなければなりません。
 よって、本町の小中学校の実態はどうなっていますか、次の項目で質問いたします。
 1、現状と原因の把握について。
 2、いじめ問題と暴力行為、不登校への影響について。
 3、中学生の携帯電話所持の実態は把握されていますか。
 4、けやき教室の運営と本町児童生徒の利用状況について。
 5、問題解決のため、いじめ、不登校対策専門指導員の設置はされていますか。
 以上です。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
 男女共同参画、1番、2番、6番、まとめてといたしましょうか。基本的な考え方は、議員の今この場で話された内容と共通しているところであります。取り組み等については、私2期8年、男女共同参画、平成17年に参画条例制定していることも知り、意識して取り組んでまいったところです。女性のための相談業務の充実、議会で取り上げられた女性向けのというふうなことでの女性のための相談室も継続しております。1階に相談室を2部屋設けました。弁護士も配置しております。こんなふうなことで幾つか取り上げても、これらの面について、手を打ってまいったというふうなところです。
 推進条例の設置については検討させていただきたいと思います。
 3つ目の件でありますけれども、現状、行政実績報告書に記載されているとおり、21件、支援を要したのが15件、議員指摘のこの内容については、暴力行為等により一時保護に至ったケース3件という事実概要でございます。民生委員さんであったり、直接ご本人から、あるいはご家族、周辺の方からというふうなことで電話あるいは相談の窓口、関係機関からの情報提供によって把握するところであります。
 対策としましては、やはり一義的には保健師、この道のプロでありますので、保健師がかかわりを持ちながら、十分ケアし、そしてまたご事情等をお聞かせいただきながら解決の方向に向ける。関係機関との連携、そしてまた富谷町虐待防止連絡協議会実務者会議、主に成人部会という部会も設置してございますので、そこに諮って専門家、そしてまた、地域の皆さん、構成員の皆さんから指導助言をいただいているところです。
 4つ目については、この流れからするとDV、暴力行為かとも思いますけれども、ハラスメントということであると別定義ということとなります。ハラスメントは嫌がらせとか、いじめというふうな内容となりますので、あわせてということでお許しいただきたいと思います。何もにも増して、体制整備をきちんと整えるということとあわせて、予防、啓発に努める。従前のとおり、あるいはそれ以上のものにつなげていきたいと。そしてまた、深刻になる手前で何とか解決できるような手だて、そしてまた支援に努めてまいる。広報啓発については相談会実施のお知らせということで、年度当初、それぞれの各課にワンペーパー、両面のワンペーパーをもって1年を通して相談窓口を設け、ぜひ、気軽に気安くご相談していただきたいというメッセージは町から発しているところでございます。以上です。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) それでは、私のほうから第2問目の小中学校のいじめと不登校についてのご質問に対してお答えを申し上げます。
 まず、1点目、現状と原因の把握についてということでございますが、いじめにつきましては、件数で申し上げますと、平成25年度は小中学校で15件となっています。不登校につきましては、病気や経済的理由以外で年間30日以上欠席した件数は、小中学校合わせて64件でございます。また、これらの原因につきましては、毎月学校から報告される児童生徒状況一覧等によって把握しているところでございます。
 なお、このほか随時学校から電話や文書等で報告相談等がございますので、これらの情報をもとに学校や関係機関等と連携を図りながら対応に努めているところでございます。
 第2点目でございます。
 いじめや暴力行為は児童生徒と一定の人間関係にあるほかの児童生徒が行う心理的、物理的な影響を与える行為であって、児童生徒が心身の苦痛を感じていることをいうものであります。不登校につながる原因の一つであるというふうに認識してございます。
 3点目、携帯電話の所持等の実態ですが、これは把握しております。
 けやき教室に関してでございますが、けやき教室につきましては、ご存じのとおり、黒川地域行政事務組合が運営しております。本年における本町児童生徒の利用状況は10月現在で9名でございます。
 5点目、問題解決のためのいじめ・不登校対策専門指導員ということでございますが、この名称にかかわる指導員の配置は現在設置してはございません。以上でございます。(「訂正お願いします」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 訂正がございます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、相澤議員の男女共同参画計画第6問、推進条例設置ということで検討するというふうな答弁をいたしましたけれども、条例の制定というふうなことであれば17年4月に男女共同参画推進条例は制定されております。それ以外のことでありましたら、質問の中でお願いします。
議長(浅野幹雄君) これより相澤 榮君の質問は一問一答により行います。19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 最後に今、町長から訂正があった部分なんですけれども、きのう、私ちょっと字句の訂正で事務局を通して、推進条例の設置についての設置をとってくださいということでお願いしてましたので、それは伝わっていなかったということでしたね。わかりました。
 それでは、基本計画の中で、意識づくりはどのような形でやっているかをお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) こちら相談業務というものを現在町としては進めております。そういった中において女性のためのというようなこともございますし、そういったことにおいてハラスメントに関するような内容については承っておるところでございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 先ほどの町長の答弁の中で、紙という、チラシ等のことだと思うんですけれども、講演等については考えていますか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 現状、今年度もそうですが、両面刷りのグリーンのものを毎戸配布させていただきながら相談業務の周知徹底を図っているところでございます。まずは相談業務の充実に努めていきたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) あらゆる分野への女性の参画の促進という部分が条例の中で求められているんですけれども、審議会、委員会に対しての本町における女性のどのぐらいの割合で女性が入っているかを把握していますか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) こちら、本年4月1日現在で42.1%でございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 役場の女性の職員の拡大と登用促進についてお伺いしたんですけれども、舞鶴市では、市長部局において管理職として12人登用しています。その中で、部長が1人、次長が1人、課長が10人で登用率7.3%でございました。本町の場合はどういうふうになっているか把握されていますか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 町全職員で女性で45%になってございます。管理職におきましては36名の管理職に対し9名ということで25%の割合になってございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 今の数字の中で、この庁舎内のことについてですか、それともほかの外部の部分も含めてなんですか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 36名、管理職については出先も含めてで36名でこの数字になっています。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 出先を含めないでこの庁舎内のことについてお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 現在、持ち合わせてございません。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) その数字については後で示してもらえますか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) かしこまりました。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 事業所や地域団体などへの取り組みの支援ということもあるんですけれども、指導啓発についてはどのような取り組みなさっていますか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 今回の国の閣議決定なされた内容についても、各事業所においてというようなことで、特にセクハラに関しては周知徹底を図っていきたいというような文言が掲載されてございました。富谷町におきましてもそれに準拠する形においてハラスメントについては進めてまいりたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) あらゆる分野への女性のチャレンジ支援ということもあるんですけれども、消防団員のことについて、本町は男性だけしかいないんですけれども、同僚議員の中にも一般質問の中で女性消防団員のことについて伺ったことが記憶にあるんですけれども、女性消防団員のことについてはどのように考えますか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) こちら、現団長のほうよりもその旨の要請は承っておるところでございます。今後検討というようなことで今内部で進めているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) ともに生き生きと働くために環境の整備ということが非常に大事だと思うんですけれども、以前、保育所に行ったときに、職員用トイレが1個しかなかったんですけれども、今はどのようになっていますか。特に私の知り得るところでは、東向陽台と富ケ丘保育所だったんですけれども。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 現状も同様でございます。(「ちょっと聞こえないんですけれども、もう1回」の声あり)
議長(浅野幹雄君) もう一度お願いします。
子育て支援課長(浅場 悟君) 現状も同様でございます。
議長(浅野幹雄君) 現状も同様だそうです。
 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 男性の保育士もいるわけですよね。保育所の職員の方にも「ぜひ議員さんから要望してくれませんか」と言われたことが思い出されるんですけれども、その改善については考えていますか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今後検討してまいりたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 検討ということは非常に息の長い部分があるんですけれども、早急に検討するとかという部分は考えられませんか。保育所の保育士というのは男性もいっぱいいるんですよね。必要なんです。だから、男性も同じように働ける場所が必要だと思うんですけれども、そういう利用もあるわけですので、そのことについてもう1回お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) なるべく早い段階に向けまして検討させていただきたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 女性に対するあらゆる暴力の根絶ということもあるんですけれども、先ほど町長の答弁の中で、DV、ハラスメント等について数字が出されました。特に庁舎内での問題についてはございませんか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 今のところ私は把握はしてございません。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) それでは、教育長にお伺いしますけれども、学校現場についてはないですか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 学校のほうもそれに対するマニュアルと、それから規定をきちっと完備しておりますので、ないものというふうに認識しております。 
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 以前に、職員の異動のときにそういう部分が発生してちょっとトラブルが発生したということがあったんですけれども、それも把握していないということで理解していいですか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 個別的な事例になりますと、グレーゾーンも含めますと全くないということではやはりございませんので、その点、グレーゾーンのものに対しては私らと学校と連携しながら改善を図ったというケースはございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) そういう問題が発生するということ自体が、指導的立場にいる先生方だから、本当はあり得ないことだと思うんですけれども、たまたまそういうことが発生するということは大きな問題でありまして、教育委員会として、そういう部分の指導とか啓発活動についてはどのように考えますか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) それはやはり重大な案件であるというふうに認識しておりますので、そういう事案、グレーゾーンも含めまして、発生した場合には率先して改善を図っているところでございますし、今後もその方針でいきたいと思います。 
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 先ほどの答弁の中で、町長からの答弁の中で、相談室を1階に設けましたという部分ございますけれども、いつから設けたんですか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) こちらは平成24年ですかね……。申しわけございません。ちょっと確認いたしましてお答えいたします。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 24年からという今お話があったんですけれども、それは確認なんですけれども、年間にどれぐらいの相談数がありますか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) こちら昨年の実績で58件でございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 内容について主なものでいいですけれども、差し支えなかったらお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) ネットに関しての通信、インターネットによる問題、また押し売りでしょうか、被服の押し売りというようなところが特徴的なところでは挙げられます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 相談、DV、暴力等についての相談件数21件あったと報告がありました。これについて、一時保護件数とか、保護されたとか、そういう逃げ場所があるかどうかをお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 本町にはございませんので、県の施設等のほうに一時保護ということで対応となってございます。
議長(浅野幹雄君) この際、午後1時まで休憩をいたします。
     午前11時58分 休憩

     午後 1時00分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 先ほど総務課長にお伺いした数字について、まずお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) まず、職員数でございます。こちら、本庁舎内職員全体で172名に対し女性が50名ということで、パーセントで29.06という職員比率になってございます。
 相談業務の開設というようなことでございますが、実績報告書に基づき確認したところ、18年度に人権生活相談の相談業務を開始してございます。その後、平成20年度にはそれに宮城県行政書士会、21年度には宮城県司法書士会にご協力をいただきながら現在に至っており、また、23年度から消費生活相談ということに新たに立ち上げまして、宮城県の消費生活相談員を派遣いただきながら現在まで至っております。さらには、24年度からは仙台弁護士会、また25年度からは富谷町の職員であります弁護士資格を有する職員にも相談業務に、相談内容に応じて対応をしておるところでございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 庁舎内の管理職、課長以上、何人いますかということでお伺いしたんですが。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 失礼いたしました。管理職になりますと、本庁舎内1名でございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 登用率でいうと何%になりますか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) パーセント、ちょっと出しておりません。人数だけ、1名ということで。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) この数字は、多いと思いますか、適当だと思いますか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) あくまでも組織全体でというような捉え方をしてございます。本庁舎内というような捉まえ方はしてございませんので、全体におけます女性の全体の割合としては45%を示しております。県内におきましてもこの数値は決して低いものではないと把握しております。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 全体の数字はわかりましたけれども、庁舎内のことについて、私お伺いしているんですけれども、目標はありますか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) それは人数的な目標ということでしょうか。そちらにつきましては具体的な人数というような数字的な目標はございません。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 富谷町男女共同参画推進条例の中に、町長は基本計画を策定しなければならないという第7条の項があるんですけれども、基本計画については策定されていますか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) こちらは平成16年に富谷男女共同参画推進プランというものを作成してございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) それでは、その中で、基本的な目標や目標を達成するための大綱についてはありますか。 
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) こちら、プランの内容というようなことでございますが、事業の展開といたしましては、男女共同参画における啓発並びに相談事業の充実というようなところに重きを置いております。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) そうすると、これを施行するためには、推進審議会という会を組織しなければならない、そこで審議をしていただくということになっていますが、審議会のメンバーは10人以内とありますが、構成されていますか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) こちらは必要に応じてというようなことで町長が委嘱するものとなってございます。直近におきましては19年度に審議会の開催がなされております。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 19年度にということでございますけれども、任期が2年ということになっていますが、その後はどうなってますか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) こちら、実施プランの年数が26年3月までというようなことでございましたので、19年の審議会の開催というようで、それ以降については開催はしてございません。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) じゃあ、別な項目でお伺いします。
 男女共同参画の研修のことについてお伺いしますけれども、先ほども何回かいただいたんですけれども、教育とか保育関係者の指導的立場にある人たちに対しての研修はなされていますか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 町として教員を対象ということでしょうか、学校職員を対象にということでしょうか。(「研修をやっていますかということです」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 総務課長、研修をやっていますか。
総務課長(菅原俊司君) 研修ということになりますと、男女共同参画の啓発並びに講座というようなものを消費者大学というような形でこれまで展開してございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 啓発事業の中で、それで十分だと思いますか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 内容の十分さというようなことにおきましては、その都度、開催において検証しながら充実に努めておるというところでございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 町民を対象とした講習会という部分についてはいかが考えますか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 100%十分かというようなところというようなところにおいてはなお一層の充実度を図っていく必要があろうかと思います。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 私は100%を求めているわけではないんです。そういう講習会、研修会を開くという気持ちがあるかどうか、計画があるかどうかについてお伺いしたいんです。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 必要だと思います。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) それでは、啓発に対してのポスターとか看板等についてはどのように考えますか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) こちらはふるさとまつり等を介しまして、人権啓発等ゆるキャラと呼ばれるものを活用しながら、そういったイベントごとにおいて啓発には努めておるところでございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) ふるさとまつりでテントを張ってそういう活動をしているのはわかるんですけども、年間を通してやるという必要性は考えませんか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 今後、検討課題だと思っております。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) それでは、介護におけるサービスの事業に関しての介護施設や障がい者施設での虐待についてはどのようになっていますか、実態把握されていますか。
議長(浅野幹雄君) 福祉部長。
福祉部長(小野一郎君) 総合支援センターがその窓口になってございまして、それぞれ子育てなり、健康増進、長寿福祉課というような連携の中で個別な案件ごとにございましたらそれに対して保健師等の情報を通して対応してございます。 
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 情報は集めているということで理解していいんですね。
議長(浅野幹雄君) 福祉部長。
福祉部長(小野一郎君) 当然、情報は集めて、それを共有し、また次のステップということでやってございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 虐待の実態についてはありませんか。
議長(浅野幹雄君) 福祉部長。
福祉部長(小野一郎君) ございます。それについては今お話ししたとおり、それぞれの個別案件ごとに対応しているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 虐待、どうしても施設内で抑えてしまうという実態があるんですよね。この間、何日か前にも、秋田での湯沢での老人介護施設での虐待が大分温存されていたといいますか、表現悪いですけれども、表に出てこなかったことがあるんですけれども、本町の場合は、大分介護施設があるんですけれども、どのような範囲の中で今の答弁がなされたかお聞きします。
議長(浅野幹雄君) 福祉部長。
福祉部長(小野一郎君) そういう施設での対応、それから家庭での虐待、そういったものアンテナを高くしましてキャッチして、そういう案件がありましたら対応するということになってございいます。実態についてはちょっと今手元にはないんですけれども、そういう事案がありましたら、こちらも、私も情報を含めまして対応するようにしているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) それでは、別の項目に移りたいと思います。
 いじめ問題については、いじめがないということで理解していいですか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 小中学生のいじめの案件につきましては、先ほど、小学校5件、中学校10件、計15件ございましたというふうにお答えを申し上げました。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) その対策についてお伺いします。どのような対策なさいましたか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) まず、いじめの案件の内容についてまずお答えを申し上げます。小学校の5件のほうは、からかいが4件、それから暴言が1件の計5件です。それから、中学校のほうは、からかいが4件、仲間外れが2件、暴力が2件、それからラインによる中傷書き込みが2件、ですから対応はそれぞれ原因、つまりいじめの内容によって対応はそれぞれ違ってくるということになります。ただ、どの案件もきちんと学校のほうと共同して、連携をして指導を図り、現在は解消をされているものではございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) ラインを通してという部分のいじめがあったということでございますが、小中学生の携帯電話の所持について把握されていないということでございますけれども、これはこの中でのいじめというのは聞いたことがございますか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) いいえ、携帯電話等の実態は把握しておりますというふうにお答えを申し上げました。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) そうすると、今の把握状況で小学校で何%、中学校で何%ぐらいですか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 実は、4月に小学校は6年生、中学校は中学3年生にいわゆる全国学力調査を悉皆で調査を実施しておりますが、この学力調査にあわせて学習状況調査というものあわせて調査してございます。その中にAV関係というものがございまして、携帯電話やスマホでどのくらいの時間、通話やメール、インターネットをしているかという設問がございます。その設問に対して、これはあくまで小学校6年生の全員の答えですけれども、当町の調査では、7番目、持っていないと答えているのが49.2%、ですから約51%、半数は持っているということになります。同じように、中学3年生の全員調査によりますと、持っていないと答えているのが当町は27.8%ですので、72%ほどの生徒は持参している状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) その携帯電話の使い方については指導はなされているんですか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 前回での議会においても同様のご質問をいただきまして、そのときは町内のある中学校の取り組みをご紹介申し上げましたが、では、今回はある小学校での取り組みをご紹介したいと思います。ほかの学校もこれと同様のケースを行っているということでございます。このある小学校の携帯・スマホの安全教室の資料というものがこのファイルでございますが、具体的には、NTTドコモの職員の派遣をお願いし、NTTドコモの出前授業、出張授業という形で5年生・6年生の全生徒及び全職員がこの安全教室で研修を積んだという1つの例でございますが、ほかにもPTAが主催しているもの、それから青少年健全育成会で主催しているもの等もあわせますと、全ての小中学校でこのような研修は行っているというふうに把握しております。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 携帯メールと、それからインターネットについての被害状況はありませんか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 先ほど答えました2件、ラインによる書き込みによる中傷案件がございました。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) それでは、けやき教室についてお伺いします。
 本町から何人、教室に通っていらっしゃいますか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) これも先ほどお答えしましたが、10月現在で9名でございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 9名の中で中学生は何人いますか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 全て中学生でございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) この中で中3はいらっしゃいますか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 中学3年生ですか。(「はい」の声あり)2年生が1名、あと残り8名は3年生でございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) これまでの中で、今回は9名ということですけれども、指導を受けて、学校に戻られた子供というのは何人ぐらいですか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) それは大変流動的でございまして、いつの時点かということもございます。ただ、一例を申し上げますと、先月、けやき教室でたこづくり教室というものが行われまして、仙台凧の会の皆さんが来て見舞授業を行いました。私もその製作から、それからたこを実際上げるのはこの役場の前の芝生で行ったんですけれども、大変いい活動でして、たこをつくったり、上げたりしながら、子供とのいろいろな対話ができました。
 その中で、中学2年生のある中学校の生徒なんですけれども、入学以来1日も学校に行けていなかった生徒が、そのたこづくり教室が一つのきっかけになりまして、学校に復帰したという例はございます。ただ、本当に流動的でして、そのまま、じゃあ、ずっと学校に行けているかというと、また戻ったりというケースもございますし、いろいろケース・バイ・ケースな状況ではございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) ほとんど、義務教育ですから、中学校卒業の証書をいただくと思うんですけれども、その後の追跡調査ということは考えられていましたか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) けやき教室のほうで、報告の中には、それに盛り込んだ情報はございますが、今ここには持ってきておりませんので、あとでお示しをするということでよろしいでしょうか。
 それから、もう一つ、国のほうで、実は先ごろ届いたんですが、平成26年7月の不登校生徒に関する追跡調査研究会というところで出しました国全体の追跡調査に対する実態調査書というものがございます。これは平成18年度の不登校生徒に対しての全数調査をもとにした追跡調査でございますので、これをよく精査しながら当町における追跡調査等の必要なところはけやき教室と連携を図りながらやっていきたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 64件の不登校ということをお伺いしたんですけれども、全体で9名だけがけやき教室に通っている。そのほかの人はどのような形になっているか、自宅待機しているか、その辺を伺います。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
菅原教育長(菅原義一君) それもいろいろ状況はケース・バイ・ケースでございまして、ずっと登校できない子供もいますし、登校と学校へ来られない日を繰り返している子もいますし、復帰してまた不登校にといろいろなケースがございます。ですから、年間30日以上の長期欠席で、病気やいわゆる事故欠と言われているもの以外が、ここの64名に、統計にカウントされておりますので、今言いましたように、ケース・バイ・ケースということになります。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) けやき教室に通っている部分ですけれども、ここに行ってみなさいというような指導はどういうふうな順序でなされるんですか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 不登校の子供たちに関して、具体的に指導しているのはその学校であり、主に担任なんですが、その中でその子供のいわゆる不登校になっている原因をよく考えながら、やはりけやき教室というものを選択肢の一つとして子供に働きかけているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) けやき教室の指導者は何人ですか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 今2名でございます。ただ、そのほかにボランティアでかかわっていただいている方が3名ほどいるというふうに認識しております。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 職員の身分はどうなっていますか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 運営自体に対しては黒川行政事務組合が行っておりますので、きちんとは、そちらのほうの職員ですが、そちらの常勤職員ということになってございます。黒行のほうの常勤職員ということで2名。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 臨時職員ということ聞いたんですけれども、それは私が間違っている認識なんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 済みません。課長のほうに。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 指導員につきましては、常勤が2名ということで、そのほか臨時職員ということで把握をしております。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) そうすると、勤務時間はどうなってますか。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 勤務時間のほうはちょっと定かではございませんが、けやき教室の開所時間で申しますと、午前9時から午後3時までということになってございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 臨時職員と対応していて9時から15時、その後にまたいろいろな形で実務があると思うんですけれども、その辺の実態は把握されていますか。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) こちらの運営主体につきましてはあくまでも黒川行政事務組合でございますので、その運営の詳細につきましてはこちらのほうでは承知してございません。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 指導者の資格についてはどうなっていますか。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。わかりますか、指導者の資格だそうです。
 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 先ほど課長が答えましたとおり、職員の任用、それから身分等は黒行の行政事務組合で行っておりますので、その辺の詳細については今把握はしてございません。問い合わせることは可能でございますので、後でわかり次第議員のほうにお知らせを申し上げたいというふうには思います。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 結局、こういう部分、不登校、いじめの問題については、それなりに専門的な知識を持った指導者とか研修を受けた方が当たるのが一番効果的だと思うんですけれども、そのことについてはどのようにお考えですか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 任用に関しましては、適任者を任用しているというふうには認識はしてございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 全然資格も研修も何も問われていないというふうな意見を聞いたんですけれども、それは、その実態はどうなんですか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 私の認識しているところでも指導員の研修の機会はございます。県のほうでも行っておりますし、私が一緒に参加した中でもほかの市町村のけやき教室のような不登校適応教室の指導員が来て講話研修会というものも実際行ってございます。ですから、職員の研修というものがないということはありません。行っております。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) そうすると、今の職員に対して研修は実施されたことがありますか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 今私が言った例は、全てこれは毎年行っていることですので、当然、今の職員も何年かの任用期間がございますので、毎年、そのような研修の機会があるというふうなことです。 
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) それでは、いじめ、不登校の問題対策について、先ほど必要性についてお伺いしたんですけれども、設置はされていないということなんですけれども、専門指導員について、現在いる教職員もあわせてそういうための指導も必要かと思うんですけれども、いかがですか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 今のはけやき教室の件ではなくてですよね。町全体の体制として……(「済みません、全体の部分で、小中学生の」の声あり)町全体のですね。
議長(浅野幹雄君) 全体の。
教育長(菅原義一君) 先ほどご質問いただいた第5項目のいわゆるいじめ不登校対策専門指導員という名前では設置してございませんが、まず、スクールカウンセラー、これは各学校に、中学校には各学校に1名ずつおります。それから、小学校担当のスクールカウンセラーが今あけの平小学校にも配置されております。そのほかにも学校教育課には教育相談員がおります。また、富谷中学校のほうに心の相談員を配置をしてございます。そのほかにスクールガードリーダー等も児童生徒の登下校の見守り等を行っております。このような体制をとっておりますので、いわゆる専門指導員というものにかわる指導体制というものはとっているというふうに認識はしてございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) カウンセリングを行ってくれるカウンセラーは何人ぐらいいらっしゃるんですか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 今言いましたように、各中学校に1人います。それから、小学校担当があけの平小学校におります。ですから、6名ということです。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) その人たちは常勤なんですか。それとも1週間に何回とかと決まっているんですか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 常勤ではございません。非常勤でございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) その人たちが出勤する曜日とかは決まっているんですか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 実は、それは学校のほうで対応しておりまして、その学校の中で、学校に配置されているスクールカウンセラーの勤務日は決めております。ここには持ち合わせてはございません。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) そうすると、個々の学校で対応して、共通的なものはないということなんですね。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) いいえ、そんなことではござませんで、スクールカウンセラーは県からの派遣でございますので、いわゆる県のほうから年間何日というふうな、そういう勤務日の指定がきちんとございますので、その範囲内において学校のほうで具体的な勤務日を設定しているというような状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 県の派遣職員で年間何日という、年間何日なんですか。それは学校によってまちまちなんですか、それをお聞きしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 36日から38日ぐらいのところだというふうに把握してございます。

議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) それでは、私の一般質問をさせていただきます。
 私、2件について質問いたします。
 まず初めに、「公共施設等総合管理計画の策定を」と題しまして。
 平成23年3月11日に起きた大震災は大変な被害があり、今もなお大震災の大きな爪跡を残しております。また、平成24年12月2日に中央自動車道笹子トンネルの天井板が落下しまして、走行中の車複数台が巻き込まれて死傷者が出た痛ましい事故もありました。国は天災やこうした事故の教訓を踏まえ、道路や橋、トンネルなどの点検を実施しております。これらの点検の結果を踏まえ、損傷した場合の被害の大きさや築年数を考慮し、優先度の高い施設から修繕を進めております。また、施設の損傷が少ないうちに修繕を重ねて、コストを縮減する長寿命化計画の策定なども推進しております。
 昨年6月に閣議決定した日本再興戦略に基づき、インフラ老朽化対策の推進に関する関係省庁連絡会において、同年11月にインフラ長寿命化基本計画がまとめられました。また、道路だけではなく、学校や役所などの施設も含め、本年4月、総務省では航空施設等の総合的かつ計画的な管理の推進についてと題し、各都道府県知事に対し計画の策定要請を行っております。また、本計画についての記載事項、留意事項をまとめた公共施設等総合管理計画の策定に当たっての指針を地方公共団体に対して通知もしております。
 総務省が本年5月に発表した公共施設マネジメント取り組み状況調査結果によりますと、基本方針を策定または平成26年度までに策定予定の団体の割合は全体で25%程度であり、特に指定都市以外の市区町村での割合が低いとされております。
 公共施設等総合管理計画を策定することにより、施設の老朽化の度合いや維持管理費用が予測できます。それにより、施設の修繕、改修、処分、統廃合の計画が立案でき、予防保全による施設の長寿命化を図り、将来的な財政負担の軽減にもつながります。地方自治体においても公共施設等の全体を把握し、長期的な視点を持って更新、統廃合、長寿命化などを計画的に行うことにより財政負担を軽減、平準化するとともに、公共施設等の最適な配置を実現するため、公共施設等総合管理計画の策定を推進することが必要であります。富谷町の計画策定について質問いたします。
 それでは、2問目であります。
 「放課後子ども総合プランの推進を」と題しまして。
 厚生労働省と文部科学省は、本年6月24日に改定が閣議された先ほどの日本再興戦略を踏まえ、放課後に校内などで子供を預かる放課後児童クラブの拡充などを盛り込んだ放課後子ども総合プランをまとめ、本年7月31日に全国の自治体に通知しました。
 都道府県に通知されたものについては、次のように記載されております。
 「放課後子ども総合プラン」について。
 少子高齢化が進む中、日本経済の成長を持続していくためには、我が国最大の潜在力である女性の力を最大限発揮し、「女性が輝く社会」を実現するため、安全で安心して児童を預けることができる環境を整備することが必要です。このため、国としては、現在、保育所の「待機児童解消加速化プラン」に取り組んでいるところですが、保育所を利用する共働き家庭等においては、児童の小学校就学後も、その安全・安心な放課後等の居場所の確保という課題に直面します。いわゆる「小1の壁」を打破するためには、保育サービスの拡充のみならず、児童が放課後等を安全・安心に過ごすことができる居場所についても整備を進めていく必要があります。
 加えて、次代を担う人材の育成の観点からは、共働き家庭等の児童に限らず、全ての児童が放課後等における多様な体験・活動を行うことができるようにすることが重要であり、全ての児童を対象として総合的な放課後対策を講じる必要があります。
 と記載されております。
 放課後子ども総合プランは、各自治体に対して行動計画の見直し策定を促しております。富谷町は、今後どのような取り組みを考えているのか、行動計画の策定状況についてどのようになっているか質問いたします。以上です。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
 公共施設等総合管理計画につきましては、策定の推進する必要がありますので、既に検討に入っております。平成28年度までには策定できるものと思います。
 2つ目のほうは、放課後子ども総合プラン、これらにつきましては国が求めている行動計画の策定について、策定の前に開催されるべき県の説明会がいまだ開催されておらないという状況の中にありまして、もうしばらくそれを待って具体的にというふうなこととなりますけれども、従前から説明会あり、なしにかかわらず、策定に向けて取り組んでまいったところでございます。以上です。
議長(浅野幹雄君) これより安住稔幸君の質問は一問一答により行います。8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) それでは、質問させていただきます。
 まず、富谷町の公共施設の件数というのでしょうか、棟数、戸数というのでしょうか、そういったものについての数字をお知らせください。お示しください。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 今把握している棟数につきましては、母屋、それから車庫とか附属屋もありますので、全てでおきまして185棟ということで把握をしてございます。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 今、185棟であります。そうしますと、この中で一番古い施設というか、それはいつごろのものでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) まず、今一番古いのは旧庁舎、昭和45年完成してございます。それから公共施設の中で古いものといいますと、富谷小学校、これが古いんですが、途中で耐震補強を含めた大規模改修等も行っているというような状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 旧庁舎につきましては、今後、解体の方向でいくということで認識しております。富谷小学校でありますけれども、耐震化はしておりますが、コンクリートといえども永久にもつわけでもありませんので、大体、五、六十年くらいが建てかえ、使用の限界なのかなという感じはするんですけれども、この辺についてどういうふうな認識をされているんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 当然、建物については永遠でございませんので、補修等を加えながら、当然維持管理をしていくというような適切な維持管理に努めるというのは当然のことでございます。ただ、今、議員さんがおっしゃっております管理計画の中で、その辺を全体に示した形で取り組んでいく必要があるということで、国がこの計画を推進しているところでございますので、国と合わせまして、町もそのような形で進めていく必要があるというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 現状についてお聞きしたいと思うんですが、多分施設の点検などいろいろされているとは思うんですが、その点検の結果というか、施設の点検の頻度というのでしょうか、そういったものはどのようなスケジュールとか日程的にやっているのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 現状の施設管理につきましては、基本的には、施設を管理する課が行っていると。今回のこの計画はそれを集中的に全庁として捉えましょうというところです。今現状は各課の調査、判断によって維持管理を行っているという現状ですので、その辺の集約は今現在行っておりません。ただし、公な施設であるがために、制度上、建物の点検ということで3年、4年に1回の法定的な点検が要求されておりますので、それは各施設ごと行っているということで考えております。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) そうしますと、今のところ、早急に建てかえをしなければならないとか、早急に大規模修繕をしなければならないというような施設はいかがですか。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) その辺も含めまして、総合管理計画の中である程度位置づけをしていきたいなという思いがございます。今の状況からしますと、やっぱり応急的、緊急的なものを優先的に改修しているということですので、計画的な改修というところにはまだ至っていないというのが現状でございます。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) そうしますと、町内の公共施設の、それでは、25年度の維持管理費、そうしますと、全体の185棟の維持管理費については、数字は出ているんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 全体の維持補修費の集計につきましては、集計はしてございません。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) これからいろいろな計画を策定するということでありますから、わからないこともないんですが、ただ、やはり全庁的なものとして、やはり年間どのくらいのものがかかっているかということだけは、各課で仕分けしているのはわかるんですが、やはり将来的なものをいろいろ考えますと、つかんでおくことは必要じゃないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 必要と考えますので、対応をさせていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) ほかの自治体での例を見ますと、計画、いろいろその施設の使用頻度とか、またもちろん建築とか、そういったものについて、いろいろ事細かく調査し、その上での計画を立てているようであります。今のところ、町として、28年にはでき上がるだろうということでありますが、内容的にはどのようなものを考えていらっしゃるんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) まず、28年度までという期間で策定をしたいと思っております。それにつきましては、財政支援ということで国のほうから特別交付税の措置がありますので、それが26から始まって28年までというところがございますので、そのような設定をさせていただいております。なお、計画につきましては、先ほど議員のほうからもありましたが、指針が出ておりますので、指針にのっとった形で今後整備していくような形で考えております。その辺の検討につきましては、今後ということで考えております。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) そして、こういった公共施設なんかですとやはりもちろん多額の税金を使い建てるわけでありますから、やはりいろいろな住民の理解というか、そういったものも必要なものであります。
 これも他の自治体の例でありますけれども、公共施設の例えば維持管理、年間これだけかかっていますよというようなものを示している自治体もあります。そういうことによって、町民に、住民に、やはりその施設にそれだけのお金がかかっている。そういったものもしているところがあるんですが、これらについてはいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) それにつきましても、計画を策定の中でどこまで取り組むかというところで検討させていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) それと同じようなものなんですが、この前というか、いつでしたか、仙台市のほうにちょっと現場がありまして、ちょっと通りすがりに見ましたら、工事の掲示板というのですか、工事の概要とか何か載っているものありますね。そこに請負額というのでしょうか、が書いてあるものがあったんです、仙台市のほうで。やはりそのように、町民の皆様にこの施設をつくるのにこれだけのものがかかりましたというものを表示している。かかりますというふうに。そういったものについては、やはりこういった公共施設のものを管理するには、やはり先ほどもよく言われますけれども、町民の理解が必要でありますので、そういったものを周知するということで、こういったことをしているわけなんですが、これらについてはいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) その件につきましては、今初めて議員さんのほうからお話伺いましたので、今後広く町民の皆様に知らせる方法として必要かどうかにつきましても検討させていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 28年度までにその計画策定、計画を策定するということでありますが、言い方としまして、白書という言い方をしているところがありまして、公共施設白書、こういった本当に細かい、先ほども、繰り返しますけれども、使用頻度やらいろいろなそういった施設の実態、こういったものを1つのものにまとめたもの、こういったものを作成している自治体が最近よく見かけられるが、こういった白書的なものも考えていらっしゃるでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) その白書につきましては、今回、26年4月に総合管理計画の策定依頼前に、やはり各自治体独自にその公共施設の状況を皆様にお知らせするということで取り組んできた自治体が白書という形で公表されております。ですから、国が示す前に着手しているところですと、大体白書という形で出ているようでございます。今後は、これから作成する自治体においては、やっぱり基本的には国の指針にのっとった総合管理計画というところで進んでいくのかなというふうにちょっと考えておりますので、その中で、最大限、計画の中に盛り込めればなというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) そうです。計画の策定、本当に大事になります。しかしながら、やはり住民への、町民へのそういった公表というのでしょうか、そういったものも、実態も必要だと思いますので、ぜひその辺を考えていただきたいと思いますけれども、そういったものも出したほうがいいと思いますけれども、再度お聞きいたします。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) これも指針にございまして、広く町民に知らせるとともに議員の皆様にも知らせるというような指針の中に盛り込まれておりますので、そのように対応していきたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 続きまして、放課後子ども総合プランについてお聞きいたします。
 こちらは県のほうのまだ説明会が行われていないということでありますが、しかしながら、既に、先ほど町長からもお話ありましたように、指針として出ておりますので、やはり今のうちにというか、検討課題の中には入れておくべきだと思いますけれども、その辺については状況はいかがなんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(阿部雄也君) 現在、町では、実は前から放課後児童クラブ、それから放課後子ども教室、連携して取り組んでおります。国から今回出されておりますけれども、ちょっと言い過ぎになるかもしれませんけれども、先行事例ということで一部評価もされていますので、今まで公民館に児童クラブを設置し、その公民館で放課後子ども教室を行っていたという状況であります。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 町としては先行して進めているというようなご答弁だと思います。説明会が開いていないということなので、ちょっとどこまでお聞きできるかわからないんですが、この指針の中で、市町村の体制、役割などについて、運営委員会の設置というようなことが書いてあります。これについては今のところはどのようにお考えになっているんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(阿部雄也君) 運営委員会に関しましては、市町村教育委員会、それから福祉部局が連携して進めなさいということがうたわれております。この事業、プランの事業に関しては、双方が責任を持つような仕組みづくり、体制づくりを行いなさいということでうたわれておりますので、それに向けて取り組んでいきたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 今の課長からもお話ありましたけれども、放課後児童クラブのほうと一体的に進めているというような話でしたけれども、この放課後子ども総合プランでは、実際に富谷でも実施されているとは聞いているんですが、放課後児童クラブと放課後子ども教室の一体的な実施というものがあります。これについて、町としての現状、今後の方針についてはいかがなんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(阿部雄也君) 児童クラブについては学校が開設されている、授業をやっているとき毎日行われております。それに対して、放課後子ども教室というのは、年50回以上ということがうたわれていまして、富谷の場合は、それぞれの公民館で50をクリアする事業を今展開しております。参加者については、もちろん公民館でやっておりますので、公民館に来ている児童クラブの子供たち、それからそれぞれの地区に公民館だよりを通して子ども教室の開催案内を差し上げていますので、申し込んでいただいた方が参加しております。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 子ども教室の話でありますけれども、親御さんが、そのお子さん、本来なら、お子さんが帰ってきて、親がきちんと見られればよろしいんですが、やっぱりそうもいかないということもありまして、そういった放課後児童クラブなどのほうにお世話になっているということが多いと思うんですが、やはり学校から宿題なんかいろいろ出されるわけでありますけれども、そうしますと、やはりそういう例えば両親が共働きですと、やはり帰ってきてから子供をきちんと見るということは、やはり難しいのかなということを思います。そういう中で、やはりその子供に対しての教育というか、そういったものも放課後の教育というのでしょうか、学習という言い方のほうが正しいのかな、そういったものが非常に大事かと思いますけれども、その辺について、どのくらい今現在やられているんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(阿部雄也君) 子ども教室として取り組んでいるものは、大きいものとして、学びの活動ということで、その中に、学力向上につながる取り組みということで、実際に富谷でやっているのは、どの公民館でもそうだと思いますが、帰ってすぐにまず宿題を子供が取り組む。そばに指導員、コーディネーターさんとか、学習アドバイザーさんがおりますので、それを見ているという状況です。ほかに遊びの活動というものも含まれておりまして、公民館の施設を利用した卓球とかゲーム大会など取り組んでおります。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 実際にそういった、特に学習支援というのでしょうか、こちらのほうについてはどのくらいの頻度でやられているんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(阿部雄也君) 毎日のスケジュールというか、大体決まっていまして、子供たちが来てすぐに宿題に取り組みます。ですから、それについて児童クラブをやっているとき、毎日になります。それから、特別に講座みたいな形で漢字のお勉強とか、数字を扱ったゲームを取り入れた勉強とか、そういうものに取り組んでいます。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 1年生から6年生までということになるかと思いますけれども、そうしますと、やはり学力的なレベルも大分差があるわけでありますから、その辺についてもきちんと指導はされているということでよろしいでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(阿部雄也君) 子供の数が多いですので、マンツーマンでというのは正直難しいところだと思いますが、うまく進んでいない子なんかは見ていてわかりますので、そちらの子供を中心に指導しております。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) そうしますと、勉強というか、学習する場、要するに場所というか、ほかの子供たちがいろいろな何かをする、そういった場というのは、やはり場所として分け隔てている、別な場所で行われているということでよろしいでしょうか。
議長(浅野幹雄君) わかりますか。生涯学習課長。
生涯学習課長(阿部雄也君) 勉強については、学習室という特別なものはございませんので、子供たちが生活する場で、そこで宿題に取り組みます。それから、運動については、公民館の施設、大ホール、それから庭、グラウンドがあればそちらのほうを利用して行っております。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 私が子ども総合プランについて特に思っているところなんですが、これは子ども教室と、簡単にいえば、子供の学習とか、そういった教室と、普通の子供を一種のお預かりするような児童クラブ、(「学童保育でいいんじゃない」の声あり)学童保育でいいんですけど、一体的に両方で進めるものが子ども総合プランだと思うんですけれども、その辺の認識で私間違いでしょうか。いかがですか。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(阿部雄也君) 一体となって取り組むというふうに言われております。極力、うたわれているのは、各学校の余裕教室等を使いなさいとうたわれておりますが、その辺の現状については、各学校の事情というものもありますので、あいているからといってすぐ使えるというわけではないと思っております。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 私は結局そこということになるかと思うんです。今度、来年から例えば児童クラブのほうの、学校のほうに公民館から一部学校のほうにプレハブを建てて、そこでやるというような話もあります。そうしますと、もちろん、今すぐの話ではありませんけれども、そういった子供に対しての学習支援と、今までの児童クラブ、そういったものは一体的に進めるとなれば、やはりその辺できちんと、スペース的にきちんと分けて、また職員の配置、職員というか、配置についてもその辺がやはりきちんとできていないとうまくいかないのではないかと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) その辺につきましては、今後の検討が必要かと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) この際、午後2時10分まで休憩をいたします。
     午後1時58分 休憩

     午後2時10分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) そうしますと、放課後子ども教室と児童クラブ、学童保育、そちらのほうを例えば明石台小学校、今度小学校のほうで4月から実施されますけれども、それについては、実際にどのような形でその両方を進めていくのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(阿部雄也君) 大きく現在と変わるところはありません。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) そうしますと、やはり学校の校舎内だったと思いますけれども、そちらのほうで両方をやはり一緒にされるような形になると思うんですが、それに対しての混乱、まじって思うように学習支援なんかもできないような気はするんですけれども、その辺についてはどのような進め方をされるのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(阿部雄也君) 今まで公民館でやってきて、今度学校に移るわけで、初めての試みですので、何かと課題も出てくるとは思いますが、うまく連携を図ってやっていきたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) ちょっと確認なんですが、放課後子ども教室、これも明石台小学校のその場所でやるということで間違いはないですよね。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(阿部雄也君) そのとおりです。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) もう一つ、確認なんですが、その場所は、学童保育と同じ場所でよろしいんですか。(「児童教育は別じゃないですか」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。(「児童教育は別じゃないですか、別にするということじゃないんですか」の声あり)
 お待ちください。静粛にお願いします。
生涯学習課長(阿部雄也君) 同じ場所で行います。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) そうしますと……(「そうしたら、身分制限どうなるんですか」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 静粛にお願いします。
8番(安住稔幸君) そうしますと、この前の全協でお話しいただいて、公民館から学校のほうにプレハブを建てて移動という予定がありますが、そちらについても同じくその場所で放課後子ども教室、そして学童保育の両方をされるということでよろしいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。(「正しく答えてください、是正してください、きちんと」の声あり)
生涯学習課長(阿部雄也君) 先ほども申しましたが、学校の空き教室を使ってという、可能な限り施設を利用してということでうたわれておりますので、その辺は学校と相談の上実施していきたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 私が言いたいのは、その辺の、やはり子供がしっかりと落ちついて勉強できるような場を町のほうで考えていただければそれで結構でありますので、その辺について確認をしたということであります。
 今回、プレハブを建てて学校のほうに子供たちを学童保育で戻すというか、来てもらうということでありますが、来年の10月から外部委託をし、そのような実施をするということでありますけれども、その辺、確認でありますけれども、よろしいでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 来年の10月をめどに実施していくということでございます。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) そうしますと、全協のときも同僚議員のほうから質問あったんですが、今現在、大体の方が臨時職員、パートの方かなと思うんですが、働いている方がですね、この方々について、どのようにお考えなのか、お願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 引き続き雇用のほうをしていただけるような努力はしていくつもりでございます。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) お聞きしますが、その方々は数字上、トータルで52人ということに職員の配置状況という数字であります。この方々は、全てそういった臨時職とかパートの方々でしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そのとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) この方々の雇用期間はいつまで、今現在のものはいつまで雇用期間ということでなっておりますか。
議長(浅野幹雄君) 教育部長。
教育部長(小松 巌君) 現在の児童指導員については、来年の3月31日まででございます。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) そうしますと、一応、予定として、めどとして、来年の10月までということでありますが、そうしますと、その10月の間まではどのようにされる予定なのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今現状行っている体制を維持していきたいと考えてございます。 
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) そうしますと、その現状の維持ということは、今現在お勤めになっている臨時職員、パートの方は、実際には10月までの6カ月間の雇用ということになるのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そもそも雇用期間につきましては、半年というところでございますので、4月から継続ということになりますと、9月までの期間となるかと思います。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 確認いたします。そうしますと、そもそも半年ごとの更新というような形の雇用形態なんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そのとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) そうしますと、全員ではないかと思いますが、ほとんどの方は継続して、多分、半年、半年で来ているのかなと思うんですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 教育部長。
教育部長(小松 巌君) 現状につきましては、半年、半年ですけれども、継続の方が大半でございます。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) そうしますと、10月から外部委託ということで、そうしますと、その方たちが新たな外部委託先で雇っていただければというか、そういうことにすんなりなればよろしいんですが、そうしますと、結局、半年後が正直言って見えない、大分、今現在お勤めの方も不安になるのではないかなと思うんですけれども、その辺についてはどのようにお考えでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 不安を解消すべく努力していきたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 半年ごとの雇用形態ということでありますので、それを承知の上でもちろんお勤めになっているかと思うんですが、しかしながら、そういいながらも、やはりなれたお仕事というのでしょうか、ということもあって、そのまま続けられればなと思っている方が大半かと思います。そういった方々に対して、半年ごとですから、特に説明も必要ないのかなという気もしないことはないんですが、その辺については、やはりその方々に対しての何か説明というか、お話などはされているんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今後、実施してまいります。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) その方々のこともありますし、町の子供たちの大事な教育というか、の部分だと思いますので、その辺をしっかり取り組んでいただきたいと思います。
 そうしますと、県からの総合プランの策定のほうでありますけれども、県からの説明があれば、直ちに取り組むということでよろしいでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(阿部雄也君) そのように進めていきたいと思っております。

     日程第3 議案第14号 平成26年度富谷町立明石台小学校一般備品購入について
議長(浅野幹雄君) 日程第3、議案第14号平成26年度富谷町立明石台小学校一般備品購入についてを議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) それでは、議案第14号についてご説明申し上げます。
 議案書の23ページをお開き願います。
 議案第14号平成26年度富谷町立明石台小学校一般備品の購入についてご説明申し上げます。
 下記のとおり物品を購入するため、地方自治法第96条第1項第8号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
 1、購入の物品につきましては、富谷町立明石台小学校新設に伴う一般備品となってございます。
 購入の目的につきましては、学校新設に伴います購入ということでございます。
 契約の方法、一般競争入札。
 契約金額につきましては、4,047万8,400円でございます。
 契約の相手方につきましては、仙台市泉区寺岡1丁目1番地の3、株式会社ミヤックス代表取締役高橋文蔵となってございます。
 この物品購入に当たりましては、平成26年10月22日、入札の公告をいたしました。その結果、株式会社ミヤックス、それから有限会社アクティブ、2者からの申請がございまして、11月11日、一般競争入札を実施しているところでございます。
 今回の公告の条件につきましては、宮城県内に本店または支店、営業所を有すること。入札参加資格登録があり、物品の学校用品の承認を受けていること。富谷町及び宮城県から指名停止を受けていないこと。地方自治法施行令第167条の4の規定に該当しないこと。富谷町契約に関する暴力団排除措置要綱別表各号に掲げる措置要件のいずれにも該当しないことということで、公告を行ってございます。
 今回の契約の予定価格につきましては、税抜きで4,637万円。その結果、落札価格、税抜き3,748万円、1回で落札をいたしまして、落札率は80.82%となってございます。
 今回のこの物品に当たりまして議会の議決をお願いするものでございまして、内容等につきましては、学校教育課長から説明申し上げます。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) それでは、明石台小学校一般備品購入につきましてご説明申し上げます。
 今般、上程しておりますのは、明石台小学校新設に伴います備品のうち、議会の議決に付すこととされております予定価格700万円以上の一般備品購入契約でございます。
 明石台小学校新設に伴います備品につきましては、文部科学省で取りまとめております教材整備指針をもとに、校舎並びに屋内運動場の建設工事で対応する設備の状況を踏まえるとともに、東向陽台小学校から移動いたします机や椅子などを除きました必要な備品または不足する備品につきまして、母体校であります東向陽台小学校との協議を重ねまして選定をした備品でございます。
 備品の詳細につきましては、議案説明資料としてお配りをしておりますので、主な備品につきましてご説明申し上げます。
 普通教室等につきましては、児童用机及び椅子がそれぞれ190台でございます。そのほか黒板ふきクリーナー、掛け時計、えんぴつ削り、加湿器につきましては、全ての普通教室に設置をするものでございます。そのほか、特別活動室、家庭科室、図書室等で利用いたします丸スツール、椅子でございますが、こちらで198台のほか、図工室の角椅子40台、理科室の理科実験用椅子41台、図書室の木製閲覧用椅子40台、コンピュータ室のチェア40台など、それぞれ特別教室ごとで利用をいたします備品となってございます。管理者室につきましては、校長室、職員室、保健室等で用途に応じて利用いたします各種備品のほか、会議用のテーブル、椅子等が主な備品となってございます。備品の総数につきましては、228品目の2,101点でございますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それでは、備品について質問をしたいと思います。
 まず、議会運営委員会で資料提示するよう要請したところ、素早く資料をいただきまして本当に感謝をしておりますし、スムーズな審議のために大変資料いただきましてありがとうございました。
 入札ですけれども、11月11日に行われているわけですが、これは町長との打ち合わせとか入札に、町長が入ってるのかどうかということですね。それから、私は特に一般備品の中で興味を持っていたのは、要するにIT関係がどのようなものかなと思っていましたら、IT関係はほとんど入っていなかったので、そのほかにIT関係で備品を購入するということは、どのようになっているのかなというのが1つございます。
 東向陽台小学校で電子黒板を利用してですね、反転授業というものを行っているようなんですが、これもやっぱり電子黒板とタブレットを使った授業を行っているということで、大変評価をされているようですが、そういう意味で、こういったものの物品購入というのはどういう形になるのかなと、電子黒板とか、そういうタブレットとか、こういったものについてどのようになっているのかなというふうに考えて質問したいというふうに思います。
 それから、単価で言うと大体9万円以上ぐらいのものをちょっと拾ってみたんですが、46件ほどあったわけですけれども、その中でちょっとどうしてもわからなかったのは、222番のホカトなの、ホカットなのか、これはちょっと説明をいただきたいなというふうに思いますので、その点について質問したいと思います。以上です。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 入札には町長は入っておりません。
 内容の説明ということなんですが、当然、執行伺いをする上で、決裁を受けて入札に付するわけですので、その時点で説明があります。当日、町長と日程上、町長、入札ということで書いてありますが、そこについては、全てにおきまして入札執行者は町長でございますので、予定価格を当日の朝に決めるということで日程調整をしているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) それでは、IT関係でございますけれども、ご承知のとおり、パソコンにつきましては、リースということになってございます。東向陽台小学校から一部、明石台小学校に移設をするリースがございます。そこで不足をするものにつきましては、今後、リース契約を行う予定としてございます。
 また、電子黒板関係でございますけれども、一般備品ではなく、視聴覚の備品ということで、別途プロジェクターを購入することとしてございます。
 また、ホカットでございますが、こちらにつきましては、ジェットヒーターでございます。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。2番森 栄君。
2番(森  栄君) 11月11日、入札が行われ、80.82%の落札率でしかも1回で入札されておりますけれども、業者、2業者のうち、もう一方の会社の入札額は幾らだったのか。
 次に、第2点として、来年4月の児童予定見込み数はどれぐらいの人数を見込んでいるのか。
 第3点は、カタログ単価の何割で予算計上されているのか。
 それから、第4点目、次にもう一つは、物品によってカタログ単価が異なっていないかどうか。それから、物によって東証一部の上場会社、例えば岡村製作所とか、そういうような会社などのほかにも、以外の会社も予算計上されていますけれども、これらについての単価の割合なんかについてお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) それでは、入札の金額についてお答え申し上げます。
 先ほど、受注いたしましたミヤックス様につきましては、税抜き3,748万円、それから2番手になりますが、アクティブさんで3,767万円となってございます。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) それでは、見込み人数ということでございますが、約450名前後と予定してございます。
 それから、こちらの価格でございますが、カタログ価格の9割ということで行ってございます。
 物品によって異なっているかということでございますが、同じでございます。全て9割ということでございます。
 それから、最後の業者、単価の割合ということですが、特段、業者ごとに単価の割合を算定はしてございません。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) 大型の設備、例えば放送設備などはどういうふうになっているでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 放送設備につきましては、本体工事に附帯されてございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第14号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

     日程第4 議案第15号 富谷町道路線の廃止について
議長(浅野幹雄君) 日程第4、議案第15号富谷町道路線の廃止についてを議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) それでは、町道路線の廃止につきましてご説明いたします。
 議案書24ページをお開きください。
 議案第15号富谷町道路線の廃止について。
 道路法第10条第3項の規定により、町道路線を別紙のとおり廃止するものです。
 提案理由。
 富谷町明石台東地区共同開発事業において、明石台七丁目地区の既設路線の管理区分変更及び明石台八丁目地区の完了に伴う既設路線の起点位置変更により、路線の廃止を行うもの。また、成田センター地区開発行為の完了に伴う路線の組みかえにより、既設路線の終点位置が変更になるため、路線の廃止を行うものです。
 議案書の25ページとお配りしております議案説明資料の議案第15号(1)及び(2)資料をごらんください。
 まず、明石台東地区共同開発事業に関連する路線の廃止についてご説明いたします。
 議案説明資料の1枚目、議案第15号(1)資料、町道廃止路線図をごらんください。
 太い黒線で囲まれております部分が明石台東地区共同開発事業の区域となります。廃止する路線は赤い線で示しております。路線番号460、宮沢根白石線、延長は2,075メートル、青い円で囲まれております自転車歩行者専用道路につきましては、路線番号1292、明石台4-22号線、延長16.7メートル、同じく路線番号1293、明石台4-23号線、延長15メートル、路線番号1297、明石台4-27号線、延長18メートルを廃止するものでございます。
 次に、成田センター地区開発行為に関連する路線の廃止についてご説明いたします。
 資料の2枚目、議案第15号(2)資料をごらんください。
 左下の認定路線図で点線で囲まれている区域、こちらが成田センター地区開発行為の区域となります。
 左上の廃止路線図をごらんください。
 赤い線で示しております路線番号856が成田6-119号線で延長が793.8メートル、こちらを廃止するものでございます。
 以上が廃止する路線であり、専用道路以外の廃止する路線は2路線、その延長は2,868.8メートル、専用道路の廃止路線は3路線で、その延長は49.7メートル、これらの合計は5路線で2,918.5メートルとなります。
 以上、よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。16番永野久子君。
16番(永野久子君) (1)のほうですけれども、明石台七丁目地区の既設路線の管理区分変更というところなんですが、この自転車歩行者専用道路、これを廃止するという目的というか、狙いは何でしょうか、伺います。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) こちらにつきましては道路自体を廃止するということではなくて、こちらにつきましては開発行為の中で緑地としての位置づけがされておりましたので、こちらについて、緑道としての管理をしていきたいということで、町道の廃止をしたいというものでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第15号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

     日程第5 議案第16号 富谷町道路線の認定について
議長(浅野幹雄君) 日程第5、議案第16号富谷町道路線の認定についてを議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) それでは、町道路線の認定についてご説明申し上げます。
 議案書の26ページをお開きください。
 議案第16号富谷町道路線の認定について。
 道路法第8条第2項の規定により、町道路線を別紙のとおり認定するものです。
 提案理由。
 富谷町明石台東地区共同開発事業の明石台八丁目・九丁目地区の完了及び成田センター地区開発行為の完了に伴い、新路線の認定を行うものです。
 議案書の27ページから30ページ及びお配りしております説明資料の議案第16号の(1)から(4)をごらんいただきたいと思います。
 まず、明石台東地区共同開発事業に関連する路線の認定についてご説明申し上げます。
 議案書の27ページ及び説明資料の議案第16号(2)資料をごらんください。
 路線番号460が宮沢根白石線です。前議案で廃止いたしましたので、明石台東地区共同開発事業で整備されました区間573.8メートルを加え、延長2,648.8メートルの区間について新たに認定するものでございます。
 次に、議案書27ページの路線番号893から議案書29ページの路線番号922までの30路線につきましては、明石台東地区共同開発事業によって、明石台八丁目・九丁目地区に整備された路線であり、それぞれの道路幅員に応じて路線名を設定することといたします。この30路線の総延長は5,396.6メートルとなります。
 次に、議案書29ページの路線番号1292から議案書30ページの路線番号1313までの歩行者専用道路及び自転車歩行者専用道路12路線につきましては、明石台東地区共同開発事業によって整備された路線であり、こちらに示す路線名をそれぞれ設定することといたします。この12路線の総延長は243.2メートルとなります。これら路線の位置につきましては、お配りしております資料の議案第16号(3)及び(4)をごらんいただきたいと思います。
 次に、成田センター地区開発行為に関連する路線の認定についてご説明いたします。
 議案書の27ページ、路線番号856、同じく議案書29ページ、路線番号923及び924につきましては成田センター地区開発行為に伴って認定する路線であり、前議案で廃止いたしました路線番号856、成田6-119号線に開発行為で新たに整備された区間141.2メートルを加え、3路線、延長935メートルとして新たに認定するものでございます。その位置につきましては、お配りしております資料、議案第16号(1)資料の左下の欄をごらんいただきたいと思います。こちらに示した位置となっております。
 以上が認定路線であり、専用道路以外の認定路線は34路線、その延長は8,980.4メートル、専用道路の認定路線は12路線で、その延長は243.2メートル、これらの合計は46路線で9,223.6メートルとなります。
 以上、認定の説明でございます。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。2番森 栄君。
2番(森  栄君) 路線番号923と924、廃止する前は1区画だったんですが、今回、前の分を入れて3区画になっていますけれども、これの区画割の時期はいつだったんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) 区画数としましては、この成田センター地区開発行為の区画数は29区画でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第16号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

     日程第6 議案第17号 富谷町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて
議長(浅野幹雄君) 日程第6、議案第17号富谷町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、議案第17号の説明を申し上げます。
 富谷町固定資産評価審査委員会委員に下記の者を選任することについて、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものであります。
 委員の選任、提案の理由といたしましては、富谷町固定資産評価審査委員会委員であります高橋征晴さん、平成27年1月31日をもって任期満了となるためであります。
 その後任といたしまして、住所、富谷町西成田字追分57番地、お名前、佐々木喜一さん、生年月日、昭和23年6月26日。
 なお、経歴の概要については、別添でお示しのとおりでございます。
 昭和39年3月、富谷中学校卒業後、そこに履歴がありますように、有限会社協和工建を設立し、代表取締役として現在に至ります。さらにまた、体育指導員、富谷中学校PTAの会長、そしてまた富谷町の商工会理事、合併後の黒川商工会理事として現在に至ります。平成11年から20年まで富谷町の農業委員、職務代理もお務めになりました。平成23年4月から西成田の行政区長職として現在に至っております。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 これから議案第17号を採決いたします。
 この採決は無記名投票により行います。
 議場の出入り口を閉めます。
     〔議場閉鎖〕
議長(浅野幹雄君) ただいまの出席議員は17名であります。
 次に、立会人を指名いたします。
 富谷町議会会議規則第32条第2項の規定によって、立会人に13番小川昌義君、14番細谷禮二君、15番佐藤聖子君の3名を指名いたします。
 投票用紙を配付いたします。
     〔投票用紙配付〕
議長(浅野幹雄君) 念のため申し上げます。
 富谷町議会会議規則第83条の規定により、本案を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載願います。
 なお、投票による表決において、賛否を明らかにしない投票及び賛否が明らかでない投票並びに白票の取り扱いは、富谷町議会会議規則第84条の規定により否とみなし取り扱います。
 投票用紙の配付漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
 投票用紙の配付漏れなしと認めます。
 投票箱を点検いたします。
     〔投票箱点検〕
議長(浅野幹雄君) 異状なしと認めます。
 ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と氏名を読み上げますので、2番議員から順番に投票願います。
     〔事務局長点呼、投票〕
議長(浅野幹雄君) 投票漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 開票を行います。13番小川昌義議員、14番細谷禮二議員、15番佐藤聖子議員、立ち会い願います。
     〔開票〕
議長(浅野幹雄君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数17票
   有効投票  17票
  有効投票のうち
   賛成    14票
   反対    3票
 以上のとおり、賛成が多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 議場の出入り口を開きます。
     〔議場開鎖〕

     日程第7 議案第18号 宮城県市町村自治振興センター規約の変更について
議長(浅野幹雄君) 日程第7、議案第18号宮城県市町村自治振興センター規約の変更についてを議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) それでは、議案書32ページをお開き願います。
 議案第18号宮城県市町村自治振興センター規約の変更についてでございます。
 地方自治法第286条第2項の規定によりまして、宮城県市町村自治振興センター規約を別紙のとおり変更することについて、同法第290条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
 提案理由につきましては、財団法人宮城県市町村振興協会が、公益財団法人宮城県市町村振興協会に名称を変更したことに伴いまして、宮城県市町村自治振興センターの規約第12条第1項第2号に規定する「財団法人宮城県市町村振興協会」について、同様の変更を求めるものでございます。
 変更の箇所につきましては、33ページ、新旧対照表にお示ししておりますが、現行でございますと、第12条第2項、「財団法人」というところが、変更後、第12条第2項、「公益財団法人」に変更するものでございます。
 なお、この規約につきましては、地方自治法第286条第2項に規定する構成市町村の協議の成立した日から施行するものでございます。
 どうぞよろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第18号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

     日程第8 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(平成26年度富谷町一般会計補正予算(第5号))
議長(浅野幹雄君) 日程第8、承認第1号専決処分の承認を求めることについて(平成26年度富谷町一般会計補正予算(第5号))を議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) それでは、承認第1号についてご説明申し上げます。
 議案書の34ページをお開き願います。
 承認第1号専決処分の承認を求めることについて(平成26年度富谷町一般会計補正予算(第5号))についてでございます。
 地方自治法第179条第1項の規定により、別冊のとおり専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
 提案理由といたしましては、議会を招集する時間的余裕がなかったため専決処分したので、その承認を求めるものでございまして、内容につきましては、衆議院の解散に伴いまして、選挙費について専決処分をしたものでございます。タイトなスケジュールでの投票ということで専決処分に至ったものでございますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、内容の説明をさせていただきます。
 別冊の予算に関する説明書、11月の専決処分の分の2ページをお開き願いたいと思います。
 専決処分につきましては、富谷町一般会計補正予算(第5号)につきまして専決処分をしてございます。そちらについて内容の説明をさせていただきます。
 3ページ、4ページをお願いいたします。
 平成26年度富谷町の一般会計の補正予算第5号は、次に定めるところによるものでございます。
 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,235万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ143億3,074万円とするものでございます。
 第2項、歳入歳出予算補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 それでは内容の説明をさせていただきます。
 13、14ページをお開き願います。
 初めに、歳入についてご説明を申し上げます。
 15款3項委託金でございますが、1,235万1,000円を追加し、1億445万円とするものでございまして、内容につきましては衆議院議員選挙費委託金としての歳入となります。
 続きまして、歳出のご説明をさせていただきます。
 次のページをお開き願います。
 2款4項選挙費でございますが、1,235万1,000円を追加し、2,701万4,000円とするものでございます。内容といたしましては、1節報酬といたしまして、選挙管理委員会並びに立会人への報酬となってございます。3節選挙手当等につきましては、時間外手当分等となってございます。旅費につきましては、費用弁償、それから職員の車の借り上げの借上料が入ってございます。11節需用費につきましては、説明にありますとおり、選挙で必要な消耗品から修繕料、それぞれ計上をさせていただいてございます。12節役務費につきましては、通信運搬費等でございまして、広報配布、それから入場券の郵送というところがこちらに入ってございます。13節委託料につきましては、こちらも説明にありますとおり、ポスター掲示板の設置業務等に要する費用を計上してございます。14節使用料及び賃借料、こちらも説明欄にございますが、ポスター掲示板等のリース料等により計上させていただいておるものでございます。以上でございます。
 よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 衆議院議員の選挙の執行についてでありますが、私は以前も議会で取り上げたことがあるんですが、期日前投票で宣誓書書くわけでありますが、その投票所入場券の裏に宣誓書を印刷する、こういったことについてはお考えはなかったんでしょうか。
 そして、それともう一つ、投票所に行くに当たって、例えば候補者名の名前を書いたメモとか、法定ビラを持参する、こういったものについてはいかがお考えでしょうか、お聞きします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 最初は、入場券の印刷とおっしゃったんでしょうか。入場券につきましては、一昨日午後、郵送させていただき、きのうから各ご家庭のほうには届いているかと思います。その郵送の時期につきましては、できるだけ早くというようなことで対応はしておりますが、中には死亡というような方もいらっしゃり、その確認をぎりぎりまで精査し郵送しているというようなことでご理解いただければと思います。(「違います」の声あり)
 期日前の宣誓書ということですね。そちらにつきましては、あくまでも会場において記述をいただいているということでご理解いただければと思います。
 それから、候補者の名簿ということでしょうか。(「メモ」の声あり)あくまでも投票用紙との誤り、その会場においては、あくまでも投票用紙のみ、後本人にお渡しするということで、それ以外のものについては会場に持ち込まないというようなことでご理解いただければと思います。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) まず、衆議院の政治倫理の確立及び公職選挙法の改正に関する特別委員会というものが22年11月26日に、この日だけではありませんけれども、26日に行われております。このときに、委員から質問がございまして、もう少し気楽にというか、気持ちを楽に期日前投票できるように、期日前投票でその場で宣誓書を書くのではなく、投票所入場券の裏に印刷をして、もう少し気持ちを楽に投票所に来られるようにすることについてはどのようですかということでお聞きしましたら、その当時の片山国務大臣が、ちょっと議事録を読ませてもらいます。
 宣誓をして一定の事項を書いていただくということが仮に重荷になっているとすれば、これはできるだけ軽減してあげなければいけないと私も思います。やはり一種独特の雰囲気があるものであることは確かであります。そういうところで幾つかの自治体で工夫をして、できるだけ有権者の皆さんの負担にならないように事務といいますか、作業を軽減するような工夫をされておりまして、これは私は大変いいことだと思います。ですから、当面は、有権者の皆さんの投票機会の拡大のために創意工夫されていることをほかの自治体にもお勧めするといいますか、周知をして、助言をして広めていきたいと思いますと、片山大臣がその当時述べております。
 今、ほかの地域でもそういったものを実施しているところがふえてきております。
 それから、もう一つ、投票所へのメモについてでもあります。これも質問で、あらかじめ投票しようと決めてきた候補者の正確な氏名を記載したメモあるいはまた法定ビラ、こういったものを投票所に携帯して持ち込んで、そしてそれを見ながら投票用紙に記載をする、こういうことはぜひ可能にしていただきたいと質問したところ、片山大臣が、法律上といいますか、法律の仕組みの中で、一般論で申し上げますと、有権者の方が今おっしゃったような文書といいますか、メモを持ち込むことは別に妨げられてはおりません。公選法上は特段の制限はありません。ただそれを、例えばほかの人に見せて選挙運動まがいなことになるということは、これはもちろんだめでありますけれども、みずからのメモとして持ち込まれる場合には制約はございません。
 そして、委員が、メモを持ち込んでよい。法定ビラはいかがですかと再度質問したところ、法定ビラも同じでありますと、片山大臣は答弁されております。
 そしてまた、昨年の北海道北見市の市議会での話でありますが、昨年、25年9月11日の一般質問の中で、メモについて質問したことがありまして、そのときに、北見市の選挙管理委員会事務局長は、このように述べています。
 投票所内へのメモ等の持ち込みについてでありますが、公職選挙法上におきましては、選挙人がみずからの備忘録としてのメモや法定ビラを投票所に持ち込み投票することについては特段の規制はございません。しかし、メモ等の持ち込み方や使い方によってはほかの選挙人へ影響を与える公職選挙法に抵触する場合も考えられますが、法に抵触しない限りにおいて、選挙人が投票に際し、しようとするメモや法定ビラを持ち込むことは北見市選挙管理委員会として差し支えないものと考えておりますと、述べております。
 こういうことを考えますと、私さきに述べましたことを、富谷町としても、選挙管理委員会としても、十分認められるものではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 宣誓書につきましては、投票においでいただく方のご負担にならないような署名の内容を心がけているつもりでございます。それにおいて、当日、会場において、必要事項、記載欄については極力最低限というようなことで工夫も図っているところでございますので、ご理解いただければと思います。
 また、メモの持参というようなところにつきましては、議員おっしゃるようなことも当然あらかじめ正確な候補者名を記載したいというような方も当然おいでかと思います。今後については、それについてもさらなる研究を続けていきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。4番出川博一君。
4番(出川博一君) 16ページの3節の職員手当等、ここの時間外勤務手当633万6,000円の算定方式というか、どのような形でこの数字が出たのか。それから、これはいつからいつまでの期間ということなのか。それから最後に、この時間外手当は流用可能なのかどうか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) こちらにつきましては、まず期間でございますが、期日前投票間の従事から、時間外手当というようなことで計算してございます。また、手当額につきましては、全員の総数に対して1人当たりの単価というものはまちまち違いますもので、あくまでも平均的な単価を掛け合わせて算出したものになっています。(「流用可能かどうか」の声あり)
 失礼しました。
 基本的にはこの範囲内で支出をする予定はしておりますが、万が一の場合に備えれば流用というようなことも可能でございます。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) そうすると、算定式はいわゆる単価、2,000円か幾らかという単価掛ける時間数ということでよろしいでしょうか。
 それから、期間については、期日前投票ということは12月3日からということで、12月3日からいつまでなのか。12月14日までの期間なのか、その辺ももう一度確認します。
 流用については、例えば、633万6,000円の時間外手当、ここまで達しなかった場合には返還するということなんでしょうか。それとも、いわゆるついた予算だから、ほかの時間外にも流用できるということか、もう一度確認します。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) こちらの手当につきましては、当然、事務局の時間外というものも入ってございますので、選挙の公示日以前から準備に入っております。そういったものも含めたというようなことになっております。ですので、期間となりますと、公示日からということではなく、あくまで事前準備のときからということで計算を、こちらのほうを算定してございます。
 また、手当の残が発生した場合の対応というようなことでございますが、流用については、当然、必要に応じて各項目においての流用ということも当然ございます。最終的には、確定の時期が、最終的な支出を報告する時期が年度末ぐらいになろうかと思いますが、その段階において確定し、それに伴う交付金というような形で歳入に町のほうで受けるというような形になります。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 次に、18ページのところの下段のほうに、時間外勤務手当、これは補正前が6,592万1,000円、補正後が7,225万7,000円ということで、差額633万6,000円なんですけれども、これはいわゆる補正前の予算に比べると約10%に値する。これだけのものが短期間のうちに必要だということであれば、ほかのときの時間外、いわゆる通常業務の中での時間外は、本当にこの予算で済むのかどうかということと、それから、監査報告で、時間外勤務については、就業時間と申告している残業時間に大きな差があるので、詳細調査による原因の把握と改善を求めるという監査報告もございますので、その辺のところの実態についてお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) こちらはあくまで選挙に関する時間外というようなことでございますので、原則、こちらは基本的には県支出金というような形で補填されることになっております。また、通常の一般的な業務における時間外手当というようなことでございますが、本年度よりも増額をさせていただいておりまして、現在、業務に当たっておりますが、4月よりその時間外の運用に当たっては規定を設けまして、あくまでも事前の管理職などの所属長の承認をもって時間外勤務に当たるというようなことで徹底をするというようなことで本年度運用を開始したところでございます。その状況においては、タイムカードとまた時間外手当と差異があるということも検証の中で確認はしてございますので、あくまでも時間外手当ありきということではなく、業務の改善にもつながるように、今回の規定を設けたものでございますので、その辺の内容の精査を今努めているところでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。16番永野久子君。
16番(永野久子君) まず1点目は、今回の公営掲示板の数なんですが、前回からふえておりません。例えば明石台東のように、戸数としては全体としてまだそれほど多くはありませんけれども、三角形の三方が道路でほかと区別というか、別の世界をつくっているような地域ですので、明石台七丁目に関して、掲示板の増設ということを今後検討する必要があると思いますが、いかがかという点が1つ。
 それから、先ほどの安住議員の質問に関してですけれども、本人がつくったメモ、それからメモについてはさらに持ち込みについて研究していくということでしたが、法定ビラも当然持ち込みが許されていいというふうに思いたいところなんですが、この点についても研究していくということで捉えてよろしいのかどうか。また、その結論が次の地方選挙前までには結論が出るのかどうかということを伺います。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 掲示板の数につきましては、今議員おっしゃるように、新しい住宅地もございますので、設置箇所については今後検討課題になろうかと思います。
 また、メモにつきましては、先ほどの安住議員のご質問の中でもお答えさせていただきました。今この場において決定することはなかなか困難でございます。その時期につきましても、なかなか今明確にはできませんが、今選管の中においても検討はしてございますので、一定の方向性が見出せれば、メモの取り扱いについては、機会を設けてご報告をさせていただければと思います。(「法定ビラ」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 法定ビラ。次の地方選挙まで間に合うかどうか。
総務課長(菅原俊司君) 次の地方選挙までということ、期限ということかと思いますけれども、期限をなかなか定めるという段階ではございません。
 法定ビラにつきましては、あくまでも会場外というようなことで、皆さんにごらんいただいているものでございますので、それにつきましてもご理解いただければと思います。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。3回終わったんじゃないの。(「まだ2回です」の声あり)8番安住稔幸君。簡明にお願いしますよ。
8番(安住稔幸君) 先ほども言いましたように、法定ビラも国務大臣は大丈夫だと言っておりました。それにプラスして、私は選挙公報、これについてもぜひ検討をお願いしたいと思います。いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) あわせて研究課題とさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 2款4項の3節、職員手当ですけれども、時間外勤務手当ですけれども、633万6,000円、これは人数は何人なのかということなんですけれども。それから、選挙のときの労働時間の考え方と、それ以外のときの労働時間の考え方というのは違うわけですか。法律上同じようになっていると思うんですが、普通選挙のときの労働時間のための条例というのですか、規則というんですか、そして一般の時間帯の規則というものはあるのかどうかということですね。
 それから、前回の参議院選挙のものと比較しますと、管理職の時間外が4倍ぐらいになっているんですね。これはなぜなのかということですね。それ以外、若干の違っているところもあるわけですが、これは参議院選のほうが期間長いですから、今回の場合よりははるかに長い時間なのですが、なぜそういうふうになっているのかと。
 それから、今回の時間外の考え方なんですが、要するに、人事院勧告で上がった金額でこれの予算を計上しているのかどうか。
 それから、先ほどの同僚の質問の中で、時間外の取り扱い規定という言葉が出てきましたけれども、間違いないと思うんですが、この時間外の取り扱い規定というのは、これは新たにできたものなのか。もし新たにできたものであれば、それを示してほしいというふうに思いますが、その点について質問をしたいと思います。以上てず。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 時間外手当の人数については、ちょっと手元に資料ございません。後ほどご報告させていただきます。
 それから、前回の参議院の選挙のときと比べての管理職の手当が4倍ぐらいということでございますが、今議員おっしゃるように、期間というものもやはり大きく作用しているかと思いっております。
 労働時間の考え方というようなところでございます。なかなかここは難しいところかと思います。ただし、現実問題、選挙、期日前投票は夜8時まで。当日におきましても通常の勤務時間の体系が大きく変わってございます。そういったところから、手当をもって職員に従事をさせておるというようなところでございます。
 それから、人勧を反映した単価となっているのかということでございますが、こちらにつきましては、あくまでも今回の給与改定に基づいて、改正前でございますので、現行の時間外ということで計算させていただいております。
 それから、時間外の取り扱いの規定につきまして、後ほど示させていただきます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) やはり時間外の考え方、今富谷町は何の法律でやっているのかわかりませんけれども、この選挙のときの時間外というのは、これは私はこのとおりだというふうに思うんですが、課長の答弁では本当に曖昧なんですね。どちらでやるというふうになぜ言えないんですか、時間外は。法律どおりやりますというのは当たり前なことでしょう。それはなぜそういうふうに言えないのか、言うべきであるというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) こちら時間外手当につきましては、先ほども申し上げたとおり、あくまでも県支出というようなことで補填されるものとなってございます。それをもって、当日ないし期日前、準備に係る従事については時間外手当を支給するというようなものになっておりますので、あくまで、これは法律に基づいてとさせていただいておりますが、通常の日常における業務においての時間外というようなことにつきましても、当然、この考えであることは同じでございますが、現実的な、国から全てが100%補填される場合と、通常の日常業務においては、あくまでも町の財源をもってというようなところでもございます。各事業を抱えながら、いかに人件費のほうにその分を割けるかというようなこともございますので、そういったところで通常の業務についての時間外の手当については、一定の業務について、今予算を配置をさせていただいておるというところでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。2番森 栄君。
2番(森  栄君) 3点質問します。
 第1点は、ポスター掲示板の設置業務、それからポスター掲示板のリース料なんですけれども、予算措置するに当たって、それぞれ見積もりとっていると思うんですが、その見積もりは何者からとっているか。
 それから、第2点目は、それぞれ業務異なっていますけれども、もし同一業者であれば、契約によって同一業者にすれば経費節減が図れるのではないかというふうに考えていますが、その点について。
 第3点は、選挙公報の配布方法なんですけれども、これについては行政区長を通して配布するのかどうか。
 以上3点について質問します。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) ポスター掲示のリース、設置業務というふうなことでございますが、こちらはリースにつきましては、ポスター掲示板につきましては、選挙に関しての一定の業者ということで随契でお願いしているところでございます。
 また、設置とリースを一緒にできないかというお話でございます。今回のような時間的に猶予がない場合においては、掲示板を即座に在庫等で対応、もしくはすぐに用意をできる業者というのはある程度決まってまいります。そのことまでを設置業務と一緒に抱き合わせてとなりますと、時間的猶予また新たに費用の増大というようなところにもつながりかねませんので、業務としては2つに分けたというところでございます。
 あとは、公報の配布でございますが、今回より選挙公報につきましては、仕分け並びに各町内会への配布というようなところについては、シルバー人材センターのほうに委託をさせていただきました。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) 先ほどの総務課長の残業代に関する答弁を聞いていて、よく意味がとれなかったんですが、私はこういうふうにとったんですけれども……
議長(浅野幹雄君) 簡明にお願いします。
6番(小泉 光君) 選挙に関する残業代は全額県費から出てくるから支払えるけれども、それ以外の一般残業は町の一般会計から出さざるを得ないので、なかなか100%支払うことはちょっと難しい状況にあるみたいな感じでとれたんですけれども、意味合いは果たしてそういうことだったんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 通常業務における時間外というようなところにおいては、もちろん人件費並びに富谷町の予算については、人件費ならず、それ以外の事業等もございます。そういったことも踏まえながら、時間外のほうにいかに割り当てられるかというようなところがあるということでご理解いただきたいという話でございます。
 選挙につきましては、あくまでも選挙における費用が県支出というような形で全て補填されてまいりますので、その分を各職員の手当というような形で対応させていただいているということでございます。
議長(浅野幹雄君) 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) いまいちよく理解できないので、簡明に聞きます。職員が労働基準監督署に駆け込んでも何ら後ろめたいところはないですね。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 通常の業務におきましては、所属長の事前承認を得た上での時間外命令をした上で業務に当たっていただいておりますので、各所課においては努めているというようなことで、現在把握しております。
議長(浅野幹雄君) 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) 私の質問とかなり趣旨がずれている答弁だと思います。イエスか、ノーかで答えてください。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。駆け込んでも問題ないかということで質問しております。
総務課長(菅原俊司君) 問題ございません。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから承認第1号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。
 これで本日の日程は全て終了いたしました。
 本日はこれにて散会いたします。
     午後3時27分 閉会

平成26年第4回定例会議事録(第4号)

平成26年12月5日(金曜日)

出席議員(18名)

  • 2番 森栄君
  • 3番 菅原福治君
  • 4番 出川博一君
  • 5番 高橋正俊君
  • 6番 小泉光君
  • 7番 浅野直子君
  • 8番 安住稔幸君
  • 9番 三浦邦夫君
  • 11番 佐藤克彦君
  • 12番 山路清一君
  • 13番 小川昌義君
  • 14番 細谷禮二君
  • 15番 佐藤聖子君
  • 16番 永野久子君
  • 17番 磯前武君
  • 18番 渡邊俊一君
  • 19番 相澤榮君
  • 20番 浅野幹雄君

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

  • 町長 若生英俊君
  • 副町長 鈴木和夫君
  • 会計管理者兼会計課長 矢田守君
  • 企画部長兼企画部経営企画課長兼市制移行準備室長 荒谷敏君
  • 福祉部長 小野一郎君
  • 建設部長 鴇謙一君
  • 企画部財政課長 吉田尚樹君
  • 企画部産業振興課長 横倉時夫君
  • 総務部総務課長 菅原俊司君
  • 総務部税務課長 内海壯晃君
  • 総務部町民生活課長兼東向陽台出張所長兼富ケ丘出張所長兼あけの平出張所長兼日吉台出張所長兼清掃センター所長 亀郁雄君
  • 福祉部長寿福祉課長兼福祉健康センター所長兼保健福祉総合支援センター所長 安積春美君
  • 福祉部健康増進課長兼食と栄養推進室長 奥山育男君
  • 福祉部子育て支援課長兼西成田コミュニティセンター子育てサロン所長 浅場悟君
  • 建設部都市整備課長 伊藤正君
  • 建設部都市計画課長兼設計業務統括室長 佐々木俊男君
  • 水道事業上下水道課長(建設部上下水道課長) 齋藤英夫君
  • 教育長 菅原義一君
  • 教育次長 及川芳彦君
  • 教育部長兼富谷中央公民館長兼富ケ丘公民館長兼東向陽台公民館長兼あけの平公民館長兼日吉台公民館長 小松巌君
  • 教育部学校教育課長 神田能成君
  • 教育部生涯学習課長兼総合運動公園所長兼民俗ギャラリー館長 阿部雄也君

事務局職員出席者

  • 事務局長 山田豊
  • 次長 富澤裕
  • 主任主査 相澤正人

議事日程 第4号

平成26年12月5日(金曜日)  午前10時00分  開議

第 1 会議録署名議員の指名
第 2 議案第 1号 富谷町新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について
第 3 議案第 2号 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について
第 4 議案第 3号 富谷町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について
第 5 議案第 4号 職員の給与に関する条例の一部改正について
第 6 議案第 5号 富谷町特別職給料等審議会条例の一部改正について
第 7 議案第 6号 富谷町国民健康保険条例の一部改正について
第 8 議案第 7号 富谷町総合運動場条例の一部改正について
第 9 議案第 8号 平成26年度富谷町一般会計補正予算(第6号)
第10 議案第 9号 平成26年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
第11 議案第10号 平成26年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)
第12 議案第11号 平成26年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第3号)
第13 議案第12号 平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
第14 議案第13号 平成26年度富谷町水道事業会計補正予算(第2号)
第15 議案第19号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
第16 議案第20号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
第17 富谷町「補助金等交付規則」の適正な執行に関する調査特別委員会委員長報告
第18 富谷町「補助金等交付規則」の適正な執行に関する調査特別委員会に関する当事議員からの謝罪
第19 閉会中の各委員会調査について

本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり 午前10時00分 開議


議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
 ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
 日程に入るに先立ち、諸報告をいたします。
 議長諸報告は、お手元に配付のとおりです。
 なお、関係資料については事務局で保管しておりますので、希望の方は閲覧願います。
 これで諸報告を終わります。
 議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。


     日程第1 会議録署名議員の指名
議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、6番小泉 光君、7番浅野直子君、8番安住稔幸君の3名を指名いたします。


     日程第2 議案第1号 富谷町新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について
議長(浅野幹雄君) 日程第2、議案第1号富谷町新型インフルエンザ等対策本部条例の制定についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 皆さん、おはようございます。
 それでは、議案第1号富谷町新型インフルエンザ等対策本部条例の制定についてご説明申し上げます。
 議案書1ページのほうをお開き願います。
 富谷町新型インフルエンザ等対策本部条例を別紙のとおり制定するものでございます。
 提案理由につきましては、平成24年5月11日に公布され、平成25年4月13日に施行されました新型インフルエンザ等対策特別措置法第37条において準用する法第26条、条例の意義規定に基づきまして、富谷町新型インフルエンザ等対策本部に関し、必要な事項を定めるために、富谷町新型インフルエンザ等対策本部条例を制定する必要がありますことから提案するものでございます。
 それでは、内容についてご説明申し上げます。
 次のページをお願いします。
 富谷町新型インフルエンザ等対策本部条例、その内容につきましては、内閣官房新型インフルエンザ等対策室から示されました参考例に準拠し、5条の構成としております。新型インフルエンザ等対策特別措置法第34条で定められております市町村対策本部の設置及び所掌事務、法第35条で定められております市町村対策本部の組織の条項に基づく対策本部に関し、必要な事項を定めるものでございます。
 初めに、第1条につきましては、条例の根拠と趣旨を規定しており、第2条につきましては、本部長以下本部員の役割のほか、組織について規定するものでございます。第3条につきましては会議について、第4条につきましては、対策本部に必要に応じて部を置いて運用することができる旨の規定を設けるものでございます。第5条につきましては、雑則として、この条例に定めるもののほか、対策本部に関し必要な事項は、本部長が定めるとするものでございます。最後に、附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するとするものでございます。
 以上でございます。よろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第1号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第3 議案第2号 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第3、議案第2号特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。
総務課長(菅原俊司君) おはようございます。
 それでは、議案第2号につきましてご説明を申し上げます。
 3ページをよろしくお願いいたします。
 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について、別紙のとおり改正するものでございます。
 提案理由でございますが、一般職の職員の給与改定に準じ、所要の改正を行うものでございます。
 今回、平成26年人事院勧告により、特別職の職員の給与に関する法律が一部改正され、一般職の給与改定に準拠し特別職の給与が改正されたものに基づき、本条例の一部を改正するものでございます。
 4ページをお願いいたします。新旧対照表にてご説明を申し上げます。
 第4条第2項、通勤手当及び期末手当。期末手当基礎額に乗ずる割合を、12月に支給する場合において、100分の155を100分の170とするものでございます。
 附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行し、平成26年12月1日から適用するものでございます。
 よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。4番出川博一君。
4番(出川博一君) これは12月2日に提案されてきょうの採決ということになるんですけれども、支給日はいつなのか。そして、それに対して実務的な準備、いわゆる振り込みデータとかそういうやつも含めてどのような流れになるのか、質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) こちらの支給日は12月10日でございます。事務手続につきましては、本日議決を頂戴し、その後ということになります。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 例えば振り込み給与データだと、3営業日前までに金融機関に持ち込まなければ多分できないと思うのですけれども、その辺のことを踏まえると、かなりタイトなスケジュール、非常に危うい橋を渡っているという感じがしますけれども、これは、11月27日の全協が執行部側から要請されたのですけれども、そのときどうして提案できなかったのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) こちら、振り込みにつきましては、振り込み金融機関先と日程的な調整、事務手続の調整につきましては、既に了承をいただいているところでございます。
 また、前もっての事前の説明というようなお話でございましたが、今回準拠するに当たって最終的に各近隣町村の動向も見きわめながらというようなことで時間を要したため、今回議案として提出させていただき、事前説明には至らなかったということでございますので、ご理解いただければと思います。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 他市町村では、臨時議会を開いてこれを決議しているんじゃないですか。その辺のところを踏まえると、余りにも提案が遅くて、いわゆる綱渡りをしている。言ってみれば、ある意味、議会の議決権を軽視しているような気がしますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 今回の人事院勧告の準拠に基づきましては、各町村においては、当初で確認した段階におきましては、臨時議会でなく本定例議会においてというような町村が圧倒的でございました。その理由としては、12月10日の支給日、それに十分手続等が間に合うのであればというような理由で、臨時議会での開催という各町村の動向というのは確認はしておりませんでしたので、当町におきましても事務手続上可能であるというようなことで今回定例議会のほうに上程をさせていただいたものでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 今の関連なんですが、総務省から導入に至る事例というものが出ているわけですけれども、これでいきますと、改正によって10月には議会給与条例改正案を提出するというような、そして11月には改正案を成立して公布すると、このようにやりなさいというように提案されているわけですよね、総務省から出されているこの内容でいきますと。だから、そういう手順すらも踏まないで議会の議決を得ようとする努力さえしていないというところにかなり問題があると思うのですが、その私が示そうとするこのそのものというのは間違いですか。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 通知につきましては、そのとおりでございます。また、先ほども申し上げたとおり、今回の人勧を準拠するかどうかのその動向を近隣町村の状況をそれぞれに情報をお互いに共有し合いながらということで、人勧を準拠するかどうかという見きわめがなかなか時間を要したというようなことでございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) その周りの自治体というのはどこどこを想定してやっていった。この周りだけ見ていたら、とても問題解決というか、早く早く解決しようとする努力が見えないですよね。ですから、そういった体制が必要だということについてやっぱり相当認識してほしいと思うのですが、周りの自治体、市町村というのはどこを指しているのか、ちょっと示していただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 富谷町のほうで確認をさせていただいた町村としては、黒川4町村のほかには、松島、七ヶ浜、利府、名取といったところでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第2号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第4 議案第3号 富谷町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第4、議案第3号富谷町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。
総務課長(菅原俊司君) それでは、議案第3号についてご説明を申し上げます。
 議案書5ページをお願いいたします。
 富谷町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について、別紙のとおり改正するものでございます。
 提案理由は、一般職の職員の給与改定に準じ、所要の改定を行うものでございます。
 こちらも、平成26年人事院勧告により一般職の給与が改正されたことから、これに準じ、本条例の一部を改正するものでございます。
 6ページの新旧対照表をお願いいたします。
 第2条第3項、期末手当基礎額に乗ずる割合を、12月に支給する場合において、100分の155を100分の170とするものでございます。
 附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行し、平成26年12月1日から適用するものでございます。
 よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第3号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第5 議案第4号 職員の給与に関する条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第5、議案第4号職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。
総務課長(菅原俊司君) それでは、議案第4号につきましてご説明を申し上げます。
 議案書7ページをお願いいたします。
 職員の給与に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。
 提案理由は、国の一般職の職員の給与改定に準じ本町の一般職の職員の給与を改定するほか、所要の改正を行うものでございます。
 8ページ以降の新旧対照表等によりご説明を申し上げてまいります。8ページをお願いいたします。
 第1条、職員の給与に関する条例の一部を次のように改正する。
 第3条、諸手当に、「新型インフルエンザ等緊急事態派遣手当」を新たに追加するものでございます。
 第11条の4、第2項第2号、通勤手当、「2万4,500円」を、「3万1,600円」を超えない範囲内で、自動車等の使用距離を考慮して規則で定める額とするものでございます。
 9ページをお願いいたします。
 第20条第2項第1号、勤勉手当、前項の職員のうち再任用職員以外の職員、勤勉手当基礎額に扶養手当及び地域手当の月額の合計額を加算した額に乗じる割合を、100分の67.5から100分の82.5とし、同項第2号、前項の職員のうち再任用職員にあっては、100分の32.5を100分の37.5とするものでございます。
 10ページをお願いいたします。
 第21条の2、こちらを、「災害派遣手当(武力攻撃災害等派遣手当及び新型インフルエンザ等緊急事態派遣手当)」とし、災害派遣手当以下の括弧内には、「武力攻撃災害等派遣手当及び新型インフルエンザ等緊急事態派遣手当」に、以下の条文に、「災害対策基本法(昭和36年法律第223号)第32条(武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律(平成16年法律第112号)第154条及び新型インフルエンザ等対策特別措置法(平成24年法律第31号)第44条において読み替えて準用する場合を含む。)に規定する」を加えるものでございます。
 第24条附則第19号、附則第16項の規定により給与が減ぜられて支給されるものの勤務手当減額対象額に乗じる割合を100分の1.0125から100分の1.2375とし、最低号俸に達しない場合にあっては、勤勉手当減額基礎額に乗じる割合を100分の67.5から100分の82.5とするものでございます。
 11ページをお願いいたします。
 別表第1、行政職給料表を11ページより14ページにかけて改正するものでございます。
 14ページをお願いいたします。
 第2条、職員の給与に関する条例の一部を次のように改正する。
 第20条第2項第1号、勤勉手当、前項の職員のうち再任用職員以外の職員、勤勉手当基礎額に扶養手当及び地域手当の合計額を加算した額に乗じる割合を100分の82.5から100分の75とし、同項第2号、前項の職員のうち再任用職員にあっては、100分の37.5を100分の35とするものでございます。
 15ページをお願いいたします。
 第24条、附則第19号、附則第16号の規定により給与が減ぜられて支給されるものの勤勉手当減額対象額に乗じる割合を、100分の1.2375から100分の1.125とし、最低号俸に達しない場合にあっては、勤勉手当減額基礎額に乗じる割合を100分の82.5から100分の75とするものでございます。
 附則でございます。
 施行期日等。
 1、この条例は、公布の日から施行する。ただし、第2条の規定は、平成27年4月1日から施行する。
 2、第1条の規定(第3条及び第21条の2の改正規定を除く。)による改正後の職員の給与に関する条例(以下「新条例」という。)の規定は、平成26年4月1日から適用する。ただし、新条例第20条第2項及び附則第19項の規定は、同年12月1日から適用する。
 平成26年4月1日から施行日の前日までの間における異動者の号俸。
 3、平成26年4月1日からこの条例の施行の日の前日までの間において、第1条の規定(第3条、第20条第2項、第21条の2及び附則第19項の改正規定を除く。)による改正前の職員の給与に関する条例(以下「旧条例」という。)の規定により、新たに給料表の適用を受けることとなった職員及びその属する職務の級又はその受ける号俸に異動のあった職員のうち、町長の定める職員の、新条例の規定による当該適用又は異動の日における号俸は、町長の定めるところによる。
 給料の切替えに伴う経過措置。
 4、切替日から引き続き同一の給料表の適用を受ける職員で、その者の受ける給料月額が同日において受けていた給料月額に達しないこととなるもの(規則で定める職員を除く。)には、平成27年3月31日までの間、給料月額のほか、その差額に相当する額(給料表の適用を受ける職員(再任用職員を除く。)のうち、その職務の級が6級以上である者(以下この項において「特定職員」という。)にあっては、55歳に達した日後における最初の4月1日(特定職員以外の者が55歳に達した日後における最初の4月1日後に特定職員となった場合にあっては、特定職員となった日)以後、当該額に100分の98.5を乗じて得た額)を給料として支給する。
 給与の内払。
 5、新条例の規定を適用する場合においては、旧条例の規定に基づいて支給された給与は、新条例の規定による給与の内払とみなす。
 規則への委任。
 6、第3項から第5項までに定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。
 以上でございます。
 なお、議員の皆様方には、事前に平成26年人事院勧告の概要と題しました、今回の勧告に伴う改正点を大きく3項目に分類したものをご用意させていただいておりますので、そちらのほうも改めてご確認をいただければと思います。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。12番山路清一君。
12番(山路清一君) 私はこの議案に反対するものではないんですけれども、町民から聞かれましたので、ちょっとお聞きしたいことがございます。
 勤勉手当について、これは民間企業では勤勉手当というのはほとんど今ありません。昔はあったような記憶があるんですけれども、富谷町のこの勤勉手当についての見解と内訳をお聞きいたします。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 勤勉手当は、職員の人事考課に基づきまして、その支給額は各職員によってまちまちとなってございます。そしてまた、今回勤勉手当におきましては総額、当初予算から比較して今回の人事院勧告を準拠することに基づいて不足を生じる額としては、勤勉手当としておおよそ1,390万円ほどとなってございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 今回の条例で見ますと、まず、11ページ、別表第1、次のように改めると、第4条関係というふうに記入してあるわけですが、この全体の条例を見ますと、第4条が変更にはなっていないわけです。変更にもならないのにこの表が出てくるということは、どういう関係でこの表が出てくるのかということなんですが。
 もう一つは、この表そのものが、上位に決まったというようなことになると思うんですけれども、ただ、条例として提案されている以上は、これは何に基づいてこれが出てきているのかと、以前はどういうものだったのか、こういうものがはっきりわからないわけですよね、これでは。要するに、この表そのものが正しいのかどうかというのもはっきりわからないのですが、そのはっきり表が正しい、今この条例で読んだ文章がすっきりとこの条例の中に入っているのかどうかということ、それについて、まず、前回の表とこれとの比較を今提示してほしいということ。
 それから、この条例で、要するに、減額になる人がいるのかどうか。私が見た限りではいるんですよね。今施行令でいろいろ言われましたけれども、その辺の減額になる人たちの補正というものが、今課長が読んだこの文章の中には入っているのかどうか。ちょっと解釈の仕方がわからなかったので、その辺も含めて質問したいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) まず、現行の給料表ということでございますが、本来であれば、こちらのほうに新旧対照表というような形で掲載させていただくべきところだったのですが、印字上ですがどうしてもうまく載せられないということでございまして、新たに今回示された給料表のみを掲載をさせていただきました。また、現行の給料表につきましては、これまでどおり給与条例のほうに記載をさせていただいております。その辺につきましてはご理解いただければと思います。
 あとは、減額となった職員というようなご質問でございましたが、今回の給料表に基づきましては、まず、ちなみにプラスとなる職員194名が該当します。そして、マイナスとなる職員が83名となっております。今回の給与改定、人事院勧告の大きなものとしては、若年層へ厚く、また、高年齢層に至っては減額というような特徴がございます。今回の新たな給料表に基づきますと、おおよそ3級に該当する職員の77号以下につきまして減額の対象となる号俸となってございます。
 また、その今回減額となる方々へ不利益がないようにというようなことで、ただいま附則として申し上げましたが、16ページでございますが、給料の切替えに伴う経過措置というようなところで先ほど申し上げさせていただきました。切替日から引き続き給料表の適用を受ける職員にあって、その者の受ける給料月額が同日において受けていた給料月額に達しないこととなるものの給料月額のほか、その差額に相当する額を平成27年3月31日までの間、給料として支給するということで、現給保障をさせていただく附則をこちらのほうに掲載させていただいております。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「表」の声あり)表については、前の分については例規集にもありますしということですよね。例規集はお持ちでないですか。13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 今課長が言った、その3級の何号からですか。そういうやつを提示しないとわからないです。それでは、この出されている6級までの間で誰がどれぐらい上がるというのもはっきりわからないでしょう、見せてもらわなければ。それで議会で承認しなければならないんですよ、このことについて。ですから、私が調べたところでは、最高が2,000円上がるんですね。それで、マイナスでいくと、やはり2,000円ですね、マイナス2,000円。そういうふうな状況になっている。それを表として議員のみんなにも表示していくということがやっぱり必要ではないかと思うのですが、それを再度質問します。
 それで、今最後に説明のあった附則の中の、要するに来年の3月、それ以降はどうなるのかということについて質問します。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 現給保障されるのは、先ほど申し上げたとおりでございます。それ以降につきましては、新たなこの給料表に基づいてというようなことでなってございます。
 また、差額の表ということでございます。私も手持ち資料というようなことでしか持ち合わせてございません。今後のお示しするときには、よりわかりやすいような形でご提示させていただこうと思います。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第4号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第6 議案第5号 富谷町特別職給料等審議会条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第6、議案第5号富谷町特別職給料等審議会条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。
総務課長(菅原俊司君) それでは、議案第5号についてご説明を申し上げます。
 富谷町特別職給料等審議会条例の一部改正について。
 議案書17ページをお願いいたします。
 富谷町特別職給料等審議会条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。
 提案理由は、教育委員会制度改革に伴い、教育長が特別職に位置づけられるため、所要の改定を行うものでございます。
 18ページをごらんください。
 第2条、所掌事項について、下線のとおり「教育長」を加えるものでございます。
 附則でございます。
 この条例は、平成27年4月1日から施行するものでございます。
 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う意見聴取についての特例として、町長は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律(平成26年法律第76号)による改正後の地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第162号。以下「新法」という。)第4条第1項の規定による新法第13条第1項の教育長の給料の額については、この条例の施行前においても審議会の意見を聴くことができる。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。16番永野久子君。
16番(永野久子君) 今回は特別職給料等審議会条例の一部改正ということですが、教育長が特別職に位置づけられるとさらっとこう書いてありますけれども、教育委員会制度が大きく変わるものの一部ということになると思います。それで、この教育長が特別職に位置づけられることに絡んで、富谷町の条例改定その他議会に提示される機会はこの後あるでしょうか、まず伺います。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 今回の教育制度改正に伴う条例の改正ということでしょうか。(「はい」の声あり)本議会におきましては、審議会における一部改正でございます。この後、次回定例会で改正の予定をしてございます。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) その今後の定例会で条例提案する中身なんですが、申しわけありません、ざらっとで結構ですので伺いたいと思います。その内容次第では、今この第5号に関しての質疑はしませんけれども、特に中身に入っては聞きませんが、ご答弁次第で中身について伺いたいと思いますので、ご答弁願います。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 現在、詳細に内容についてちょっと手持ちに資料がございません。ただ、今回審議会においては、給料を審議するに当たっての審議会に特別職としての教育長を加えさせていただくというようなことで上げさせていただいております。その今後の条例の改正の内容につきましては、現在手持ちに資料がございません。申しわけございません。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) それでは改めて、今回その教育長を特別職に位置づけるということに関してなんですけれども、今は教育長については教育委員会が任命をし、また罷免をするという権限を持っております。それを、教育長については首長が議会の同意を得て任命するというふうに今後は変えていくということになると思います。そうなりますと、首長、町長は、端的に言えば、自分の意を酌んだ教育長を選任することができると、教育委員会についてはそういう方向で動かしていくことが可能になるということでは、大変大きな変更になるかというふうに思います。もうご承知と思いますけれども、教育委員会は、国だとか首長から独立した行政組織としてあるということが一番の特徴ですし、それは、政治が教育に介入しないというその建前に立っているがゆえだというふうに思います。
 一方で、町長部局のほうは、政治の役割としては教育の条件整備等を進めていくということで、教育の営みを支えるというのが行政の側の役割だというふうに理解しているのですが、そういう仕組みが大きくこの今度の教育委員会改革によって変わっていくということに関しては、町長、今後、教育委員会に関して、制度的には町長の言ってみれば意のままに教育委員会を動かすことが可能になったとしても、やはり教育の分野に行政が介入しないと、政治が教育の自由を守るという点で町長のご決意を今伺いたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 制度が改まってというふうなことでありますから、その制度に沿って進めることとなります。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第5号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第7 議案第6号 富谷町国民健康保険条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第7、議案第6号富谷町国民健康保険条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) それでは、議案第6号富谷町国民健康保険条例の一部改正についてご説明申し上げます。議案書は19ページになります。
 富谷町国民健康保険条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。
 提案理由でございますが、平成26年11月19日に公布されました健康保険法施行令等の一部を改正する政令におきまして、出産育児一時金の金額が改定されたことに準じて、所要の改正を行うものでございます。
 今回の改正は、産科医療補償制度の見直しとあわせて出産育児一時金の金額が見直されたもので、産科医療補償制度で分娩機関が支払う掛金が、1分娩当たり、現行の3万円から1万6,000円に引き下げられたところですが、上昇傾向にあります出産費用に配慮し、出産育児に係る経済的負担の軽減を図るために、その差額相当分について出産育児一時金を引き上げ、出産育児一時金の総額を現行の42万円に維持するとされたところでございます。
 それでは、改正内容につきまして、新旧対照表によりご説明を申し上げます。20ページをごらんください。
 第6条におきまして、出産育児一時金として現行39万円を40万4,000円とするもので、1万4,000円を引き上げるものでございます。
 附則といたしまして、1、この条例は、平成27年1月1日から施行するとするもので、2につきましては、経過措置といたしまして、この条例の施行の日前に出産した被保険者又は被保険者であった者に係る富谷町国民健康保険条例第6条の規定による出産育児一時金の額については、なお従前の例によるとするものでございます。
 なお、第6条中、「ただし、町長が健康保険法施行令第36条の規定を勘案し、必要があると認めるときは、規則で定めるところにより、これに3万円を上限として加算するものとする」とあるところの規則で定める当該加算額につきましては、産科医療補償制度における掛金が3万円から1万6,000円に引き下げられたことによりまして、富谷町国民健康保険給付規則で定めております現行3万円を1万6,000円に改めて改正することとしておりますので、申し添えさせていただきます。
 以上です。よろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第6号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第8 議案第7号 富谷町総合運動場条例の一部改正について
議長(浅野幹雄君) 日程第8、議案第7号富谷町総合運動場条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。生涯学習課長。
生涯学習課長(阿部雄也君) よろしくお願いします。
 それでは、21ページになります。
 議案第7号富谷町総合運動場条例の一部改正についてご説明いたします。
 富谷町総合運動場条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。
 提案理由といたしましては、富谷町総合運動公園テニスコートの使用時間でございますが、年間を通して同一時間に改めるため、所要の改正を行うものでございます。
 22ページをお願いいたします。
 別表ですが、第8条関係ということで、施設使用料の中に時間が記載されております。従前は1月から3月、そして12月と冬場の期間、それから、それ以外の4月から11月の期間と分けておりましたが、それを一律に9時から21時までの使用が可能というふうに改正するものでございます。料金については、従前どおりの料金になります。
 附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するものでございます。
 よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。18番渡邊俊一君。
18番(渡邊俊一君) この条例の中に今現在ちょっとうたわれていないようなんですけれども、学校行事、それから部活、スポーツ少年団、要は、青少年の健全育成を目的としたそういった団体組織が使用する場合に、当然児童生徒の範囲の中に入るわけでありますけれども、料金はやはり同じように徴収するのか。それとも、その部分については料金は徴収しないというようなことで何か明言されている部分があるのかどうか、その辺を質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(阿部雄也君) 全て減免ということで対応させていただいております。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。12番山路清一君。
12番(山路清一君) この時間延長によってどれぐらいの使用者がふえるかどうか予想できるのか、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(阿部雄也君) 新しくテニスコートは25年の5月からの運用でございます。それで、昨年度に関しては冬場はとめておりましたので、実際データとしての人数はご報告できませんけれども、閉鎖をする11月の段階で夜ご使用いただいたのが、昨年だと5件ほどございました。今年度は、11月夜間使用があったのは17件でございます。よって、使用が伸びるのではないかなと考えております。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第7号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 この際、午前11時まで休憩をいたします。
     午前10時47分 休憩


     午前11時00分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


     日程第9 議案第8号 平成26年度富谷町一般会計補正予算(第6号)
議長(浅野幹雄君) 日程第9、議案第8号平成26年度富谷町一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) それでは、議案第8号についてご説明申し上げます。
 別冊でお配りしております予算に関する説明書の2ページをお開き願います。
 議案第8号平成26年度富谷町の一般会計の補正予算(第6号)は、次に定めるところによるものでございます。
 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,188万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ144億5,262万5,000円とするものです。
 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものです。
 第2条、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第2表 繰越明許費」によるものでございます。
 第3条、債務負担行為の追加は、「第3表 債務負担行為補正」によるものです。
 第4条、地方債の変更につきましては、「第4表 地方債補正」によるものとなってございます。
 それでは最初に、第2条、3条、4条についてご説明をさせていただきます。5ページをお開き願います。
 第2表、繰越明許費でございますが、3件ほど追加をさせていただいております。内容的には、2款総務費でございますが、町内会館の整備事業といたしまして、1,304万3,000円としてございます。内容は、今回補正で追加してございます、あけの平コミュニティセンターの改修1期分の金額の繰り越しとさせていただきます。
 続きまして、10款の教育費関係でございますが、(仮称)明石台小学校の建設事業ということで409万6,000円。内訳といたしましては、これも今回補正してございますが、引っ越し業務に関する費用309万6,000円、それから校歌の作詞作曲業務が年度をまたぐということで、これが100万円含まれてございます。
 次の公民館維持管理事業でございますが、こちらは2,953万8,000円としてございます。こちらにつきましても、今回の補正に追加してございます東向陽台公民館大ホールの空調設備設置工事に係るものとなってございます。
 続きまして、第3条関係、第3表になります。債務負担行為の補正の追加でございますが、債務負担行為につきましては、6ページ、7ページに、合わせまして34件追加してございます。各種業務を設定してございますが、こちらは平成26から27年度というのが主なものでございまして、26年度中に契約行為を行いまして、27年の4月から開始するものとなってございます。例年この時期にこの追加をさせていただいている業務の内容となってございます。
 その中で、今回新たに追加している項目といたしまして説明をさせていただきますが、内容といたしましては、6ページの上から8行目になります出張所公金警備輸送業務、これは昨年度から開始されまして、こちらも引き続き4月1日から業務を委託するために追加をさせていただいております。それから、下から3行、4行目、2つです。病児・病後児関係、それからファミリー・サポート、こちらも4月1日からスムーズに事業が移行できるよう今回債務負担行為を設定させていただきました。
 続きまして7ページ、下から6行目になります。地域活動支援センター指定管理者指定監理業務、こちらにつきましては、指定期間が切れますので、今回更新を新たに指定するために債務負担行為を設定してございますので、よろしくお願いいたします。
 続きまして、8ページをごらんいただきたいと思います。
 第4表、地方債の補正でございます。こちらにつきましては、学校関係になりますが、屋内運動場、それからプール、こちらにつきましては、国庫補助金の交付決定等によりまして、事業費補助金等が現状で確定してございます。それに伴いまして地方債の限度額の補正を行ったものでございます。
 それでは、内容の説明とさせていただきます。15ページをお開き願います。
 初めに、歳入についてご説明申し上げます。
 14款1項国庫負担金につきましては、1億38万3,000円を追加し、15億6,024万3,000円とするもので、1目1節社会福祉費負担金につきましては、障害児通所給付費等の増に伴います国の負担でございまして、扶助費の増に伴うものとなってございます。
 3目1節教育費負担金は、明石台小学校屋内運動場の追加交付決定等によるものとなってございます。
 次に、14款2項国庫補助金につきましては、31万6,000円を追加し、3億2,000万6,000円とするものでございます。1目6節障害者総合支援事業費補助金につきましては、給付に伴うシステム改修分の補助金であり、4目4節学校施設環境改善交付金につきましては、明石台小学校のプール新築に伴う交付決定によるものとなってございます。
 次に、15款1項県負担金は、1,303万1,000円を追加し、4億4,714万7,000円とするもので、こちらも国と同様、障害児通所給付費の増に伴う県の負担分となってございます。
 次に、15款2項県補助金につきましては、115万1,000円を追加し、2億8,822万9,000円とするもので、1目3節及び3目4節並びに8目2節ともに交付決定によるものとなってございます。
 次に、15款3項委託金、3万7,000円を追加し、1億448万7,000円とするもので、1目1節及び4節ともに委託金の交付決定によるものとなってございます。
 18款2項1目財政調整基金の繰入金は、4,952万4,000円を減額し、9億7,371万7,000円とするもので、財源調整でございます
 17、18ページをお開き願います。
 20款4項雑入、9,069万1,000円を追加し、4億3,923万7,000円とするもので、1目4節雑入につきましてはコピー代等によるもの、2目1節につきましては、国庫支出金過年度収入といたしまして、明石台小学校整備に係る25年度の補助金分として8,595万2,000円、障がい者等に対する給付費の精算分といたしまして302万7,000円が含まれてございます。
 なお、こちらの国庫支出金の学校分につきましては、学校の25年度事業を26年度に繰り越ししておりますが、25年度で前払い金の支出を伴っております。その前払い金として支出した相当分につきまして、過年度収入として処理をするものとなってございます。
 次に、2節県支出金の過年度収入、こちらにつきましては、障がい者等に対する給付費の精算分となってございます。
 次に、21款1項町債につきましては、3,420万円を減額し、19億7,265万8,000円とするもので、地方債の補正の内容と同様となってございます。
 歳入は以上となります。
 次に、歳出についてご説明申し上げます。19、20ページをお開き願います。
 なお、今回の歳出補正につきましては、先ほど議案第2号から議案第4号でご審議いただきました給与改定による人件費等が含まれております。これは各科目に計上してございますので、その部分につきましては説明の省略をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、1款1項議会費につきましては、31万3,000円を追加し、1億4,787万3,000円とするもので、10節交際費につきましては、実情に応じまして今回追加をするものとなってございます。
 次に、2款1項総務管理費につきましては、2,679万7,000円を追加し、13億1,654万4,000円とするもので、2目の文書広報費につきましては、役場で発送いたします郵便物の増に伴う追加で、4目会計管理費につきましては、公共料金振込みシステム使用料の額の確定による減となってございます。
 6目企画費につきましては、県委託金の確定により追加するものでございます。
 9目防犯対策費につきましては、防犯灯の電気使用料増によります光熱水費の追加でございます。なお、こちらにつきましては額が大きくなってございますが、26年度の予算要求ベースですね、25年度予算の10%から20%の間での要求ということで財政課のほうで圧縮をしてございます。実情と現状がかけ離れたということで、今回大きな金額の補正となってございます。
 続きまして、10目13節委託料の追加でございますが、こちらは志戸田公会堂建てかえによる設計と地質調査分となってございます。15節工事請負費の追加につきましては、説明欄にありますあけの平コミュニティセンター1期分の改修工事と、それから各種工事の契約額確定による減となってございます。
 11目出張所費につきましては、公金警備輸送業務の契約額確定による減額でございます。
 12目諸費につきましては、消費者行政活性化事業補助金の交付決定による財源更正となってございます。
 次の21、22ページをお開き願います。
 中段ほどになりますが、2款5項統計調査費につきましては、5万3,000円を追加し、212万2,000円とするもので、1目統計調査総務費は、調査員の報償費の追加、それから3目人口統計調査費につきましては、国勢調査委託金の交付決定に伴います科目の更正となってございます。
 3款1項3目障害者福祉費につきましては、46万3,000円を追加するもので、国の補助を受けシステム改修を行うものでございます。
 7目13節委託料につきましては、93万4,000円を追加するもので、子ども医療費に係る現物給付の件数増による国保連合会等への支払うもの。それから、20節といたしまして扶助費2,900万円の追加、こちらは子ども医療費助成の増によるものでございます。23節償還金62万5,000円につきましては、自立支援医療費の25年度精算分となってございます。
 次に、23、24ページをお開き願います。
 上段になります。8目国民健康保険事業費につきましては、特別会計の補正に伴う繰出金の追加となってございます。
 次に、3款2項児童福祉費につきましては、2,165万4,000円を追加し、24億8,313万9,000円とするもので、1目12節役務費、手数料につきましては、(仮称)富谷町子育て支援複合施設の建築確認申請等によるものとなってございます。次に、13節委託料の減額につきましては、説明欄にあります各種業務の契約額確定による減となってございます。追加といたしまして、保育施設改修工事の設計業務を計上しております。この内容につきましては、現在の富ケ丘北部会館、こちらの利活用の推進並びに待機児童解消をするために、保育施設として整備するための設計費用を計上させていただいております。次に、19節負担金、補助及び交付金の追加につきましては、病児・病後児保育室の感染症対策のため、床のカーペット張りかえを行います。それに対する補助となってございます。
 次に、5目障害児福祉費につきましては、障害児通所支援事業といたしまして、デイサービス通所給付費等の増に伴う扶助費の追加となってございます。
 次に、3款3項老人福祉費は、713万6,000円を追加し、6億3,008万円とするものでございます。1目老人福祉費は、介護保険特別会計の補正に伴う繰出金の追加、4目後期高齢者医療制度費につきましては、25年度療養給付費の確定による精算分となってございます。
 25、26ページをお開き願います。
 4款1項保健衛生費につきましては、701万7,000円を減額し、5億8,064万1,000円とするもので、8節報償費及び11節需用費の追加は、自殺対策緊急強化事業の県補助金を受けたことによります追加となってございます。次に、13節委託料、各種検診業務の実績による減ということでの計上でございます。
 次に、6款1項農業費につきましては、447万1,000円を減額し、1億2,603万1,000円とするもので、3目農業振興費につきましては、産直・直売等の推進事業の補助申請の追加によるものとなってございます。5目15節工事請負費につきましては、説明欄にあります工事の完了によります減となってございます。
 27、28ページをお開き願います。
 7款1項商工費につきましては、66万8,000円を追加し、1億6,384万1,000円とするもので、雇用促進奨励金に対する補助金の追加となってございます。
 次に、8款2項道路橋梁費につきましては、1,359万3,000円を追加し、7億9,631万5,000円とするもので、4目交通安全施設費につきましては、明石台小学校の開校に向けまして、明石台五丁目地区の交通安全施設の整備を図るための追加となってございます。
 5目道路改良費につきましては、町道明石1号線、こちらの左折レーンの設置ということでの追加となってございます。
 29、30ページをお開き願います。
 8款4項都市計画費につきましては、493万円を減額し、4億1,020万1,000円とするもので、3目公共下水道費につきましては、下水道会計の補正に伴う繰出金の減となってございます。
 次に、8款5項住宅費につきましては、50万円を追加し、962万6,000円とするもので、町営住宅の修繕分としてでございます。
 次に、9款1項消防費につきましては、8万円を追加し、6億1,334万6,000円とするもので、自主防災組織運営補助の申請の増によるものとなってございます。
 次に、10款1項教育総務費につきましては、1,427万円を減額し、1億6,337万5,000円とするもので、1目教育委員会費につきましては、教育委員の報酬及び旅費の減でございます。
 2目事務局費12節の役務費、手数料につきましては、学校の健診器具の滅菌を行うため、手数料を追加するものでございます。
 次に、3目教育振興費につきましては、貸付金の実績等による減となってございます。
 次に、10款2項2目11節になりますが、需用費533万6,000円を追加するもので、小学校の実績に伴います光熱水費の増と、それから緊急的な修繕のための修繕料を追加してございます。次に、14節使用料及び賃借料50万4,000円の追加につきましては、マーチングバンド東北大会などの出場回数がふえたことによりますバス借上料の追加となってございます。
 31、32ページをお開き願います。
 3目小学校建設費ですが、309万6,000円を追加するもので、明石台小学校の引っ越し業務に係る費用となってございます。
 次に、10款3項中学校費につきましては、893万8,000円を減額し、2億4,264万7,000円とするもので、11節需用費につきましては、小学校と同様、中学校の光熱水費の追加、それから緊急的な修繕のための追加となってございます。次に、14節使用料及び賃借料につきましては、部活動において各種大会への出場回数等の増に伴いバス借り上げの追加となってございます。15節工事請負費につきましては、説明欄にあります工事の完了に伴う減となってございます。
 次に、10款4項幼稚園費につきましては、799万9,000円を追加し、2億2,796万7,000円とするもので、4節共済費につきましては、臨時職員分の減でございまして、19節負担金、補助及び交付金につきましては、幼稚園就園奨励費の補助の実績に伴います増の分となってございます。
 次に、10款5項1目社会教育総務費につきましては、235万8,000円を追加するもので、19節負担金、補助及び交付金につきましては、マーチングバンド全国大会出場への補助金。対象は、成田東小学校、それから、とみやマーチングエコーズとなってございます。
 5目公民館費につきましては、2,705万4,000円を追加するもので、8節報償費につきましては、公民館まつりの実績に伴います講師料の減。それから、11節需用費につきましては、東向陽台公民館のFF暖房機器3台の故障によります交換などによる修繕料でございます。次に、12節役務費及び13節委託料ですが、これは事業費の確定による減となってございます。次に、15節工事請負費につきましては、次のページ、33、34ページをお開き願います。
 説明欄にあります各種工事の事業費確定による減でございますが、追加分といたしまして、空調設備設置工事を計上しております。この内容といたしましては、東向陽台公民館大ホールへの空調設備の設置でございまして、設計業務が完了いたしまして、今回工事費を追加するものでございます。次に、18節備品購入費につきましては、消火器の購入分としての計上となってございます。
 次に、10款6項保健体育費につきましては、195万5,000円を追加し、8億5,599万8,000円とするもので、1目18節備品購入費につきましては、額の確定による減となってございます。
 2目総合運動公園費につきましては、施設の光熱水費の実績による増分ということでの追加となってございます。
 説明は以上とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それでは質問させていただきます。
 まず、債務負担行為について、全協でも説明していただいているわけですが、これがどういう債務負担行為かを全協で説明しておるわけですが、実際に全協には招集者である町長が出席をしないというようなことがあったわけですが、これはどんな事情があってその出席をしなかったのかと。全協の招集は11月13日に出されているわけで、それがどうしてその27日の全協に出てこなかったのかと。その全協の説明の中に、ここにあるわけですが、富谷町放課後児童クラブ育成事業というふうに招集では書かれているのですが、それにもかかわらず、全協に来ましたら、それがないというようなことで、これはどうしてそういうふうなことが生じてしまっているのかということについて、まず、町長のほうから説明をいただきたいというふうに思います。
 続きまして、19、20ページ、2款1項2目文書広報費、40万円ですか、これは先ほどちょっと説明されているのですが、どういうことでこの郵送業務がふえているのかということですね。
 あと、同じく2款1項11節の役務費、防犯事業費、これは電気料金とかこういったものが入っているのか。先ほど財政課長の説明では、相当予算との組み方でこういうことになってしまったという説明でしたけれども、この辺どういうふうなことで、少し資料として上げていただければ、それを提示願いたい。
 それから、同じ2款1項10目、あけの平コミュニティセンターですが、これは平成24年9月3日の工事との関連ですね。これはどういうふうになっているのか。要するに、1回工事を行っているんですね。それからまた改修するということであれば、その部分は含まれていないということなのかどうかということです。これは実際に工事が行われて完了しているわけですから、それについて説明をしていただきたい。
 21、22。2款5項3目7節の賃金、マイナスの12万2,000円、調査補助金。これは全額マイナスになっているんですけれども、これはどうしてこういうふうな形になってしまったのかということで、前にこういった作業についてスマホとかPCとか利用した作業をしているということが出ていたものですから、そういうこともやってこういうふうになったのかということを。
 それから、同じく21ページ、3款1項1目2節の給料ですが、職員給料が19人分になっているんですけれども、この中で、この職員の数が全く同じなんですが、勤勉手当が増額になっているというところが、ちょっとどういう理由でこういうふうなアンバランスな状況になってしまっているのかということについて、説明をしていただきたいというふうに思います。
 あと、23、24ですね。これについても、富谷町の子育て支援関係の問題なんですが、要するに、この減額が物すごく大きいわけですよね。これは入札によってこういうふうになっているわけですが、今後のやっぱり入札に対する考え方というか、こういったものをある程度考える必要があるのではないのかなという気がしたのですが、その辺。今回のこの2つともですね。2つともというのは委託料のこの地質調査、それから設計業務、これはいずれも32%、38%台なんですよね。こういったことで、やはり今後の設計業務なりそういったものにどうなのか、こういったことになるということは。その辺について、まず質問をしたいというふうに思います。
 それから、病児・病後児については説明を受けたのでわかりました。
 それから、あと、25、26、4款1項2目13節委託料の女性特有のがん検診無料クーポンなど、これも現実になったというのですが、これは当初予算から見ると全額マイナスになっているんです。これはどういうことでこういうふうになったのかということについて、質問したいというふうに思います。
 あと、29ページ、10款1項1目1節の報酬です。これは教育委員の報酬、マイナス8万5,000円になっているのですが、これはどういうことでこのマイナス8万5,000円という、この詳細説明をお願いしたいというふうに思います。
 同じく29ページですが、10款2項2目の11、これは小学校も中学校も同じですけれども、電気料金ということなんですが、これは値上げによって生じているのか。それとも、何かがあって、この小中学校の料金が下がったのかということについて質問いたします。
 あとは説明いただきましたので、わかりましたので、以上、質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 全協の欠席については、私の公務日程、そしてまた内容によりまして出席、欠席になろうかと思います。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今回急遽というところでですが、予算を計上する時期につきまして誤りがございましたので、削除をさせていただいたものでございます。
議長(浅野幹雄君) 過ちが生じたそうです。総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 郵便料金の増ということでございます。こちらは、郵便料金の改正に伴うものが大きな要因として挙げられてございます。
 あと、あけの平コミュニティセンターの今回の改修ということでございます。今回は、和室の床抜けというのがございました。この24年の段階では当然なかったものでございます。それにあわせて、その和室に係る動線部分の廊下が大変狭隘だというようなこともあり、現場を確認の上で廊下幅の改修、それに伴ってどうしても玄関ポーチ等も手をかけさせていただくというような内容ということでございますので、24年段階においてはこの項目はなかったもので、今回新たに改修をさせていただきたいものでございます。
 あとは、統計に関する賃金の全額減ということでございますが、当初予算のほうにおいては補助員として予定をしておりましたが、町担当職員において対応させていただくというようなことで時間外手当で、今回逆に時間外手当を上げさせていただき賃金のほうを下げさせていただいたというようなことでございます。
 あとは、人数は19名で変わらず、給料はマイナス142万円になっておるというご質問でございます。こちらは、単に人事異動によるもので、職員間の異動で、当初予定していた職員が国保会計のほうに回りましたので、その分の入れかえというようなこととなっております。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 無料クーポンの減の件ですけれども、こちらは、本来国の国庫補助事業でございます。こちらに当初申請をしておりましたが、その検診料並びに無料クーポン実施に当たってのクーポン券の発行とか郵送料、そういったもろもろの経費、こちらに対して実際に内示をいただいた金額が、この送付業務99万2,000円にも満たない金額であったということで、これでは意味がないということで減額をして、町独自の方式で受診事業を行っております。ちなみにこれは行わなかったんですけれども、それぞれ乳がん検診、子宮がん検診の受診率は前年度よりもさらに上回っている状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) まず、教育委員の委員報酬の減額の関係でございますが、教育委員の委員報酬につきましては、上期分の執行につきましては既に終えているところでございます。上期分の年報酬の支出につきましては、2名の委員の方につきましては満額の支払い。1名につきましては、途中での辞任ということになりましたので、日割り計算での支出でございます。その結果、8万5,167円の上期分の執行残が出たので、その金額について減額をするというものでございます。
 それから、電気料金でございますけれども、電気の使用料につきましては、今までの使用、それから、これからの見込みを見ますと、小学校が若干利用が下がるかなと、中学校は若干ではありますが上がるかもしれないというところでございます。基本的には、電気料金の値上げによる増額でございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それでは、その債務負担行為のところ。まず、町長は公務ということでしたが、具体的にどういう公務であったのか。全協を招集していながらも出席できない公務であったのかということです。
 それから、6ページと39ページにこの表がありますね。ここに、何かわかりませんけれどもシールが張ってあるわけですよ。我々に出すに当たって印刷をし直すとか、それぐらいの配慮をしないと。こう開いてみたら、債務負担行為。要するに、全協で説明しようと思ったやつが載っかっているんですよね。そうですよね、子育て支援課長。三億三千何ぼかの負担行為が載っかっているんです、議案書に。だから、それで全協を開きましょうということになったわけでしょう。それで、町長が招集をし、議長が我々に招集をよこしたという、そういう過程になっていると思うんですけれども、その辺について、町長にまず質問をしておきたいというふうに思います。
 それから、あと、27、28の8款2項5目15節工事請負費、明石1号線の問題ですが、私も前回にも質問しているのですが、要するに県道のほうの渋滞対策というんですか。こういうものに対してはどのようにその後対策はなっているのかということについて、再度質問をさせていただきたい。以上です。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 申しわけございません。再質問の趣旨をもう一度お願いします。内容がちょっと。
議長(浅野幹雄君) 町長が招集して。
町長(若生英俊君) それは、先ほどの質問2つ目のほうですね。後半のほう。
議長(浅野幹雄君) 後半のほうは、この目隠しをしたのはなぜかと、こういうことです。
町長(若生英俊君) 前半のほうについては、後ほど精査をしてご案内申し上げます。
 後半のほうについては、私は現状答弁する持ち合わせはございません。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 先ほどもお話ししたとおりですが、27年度の金額にも誤りを発見いたしました。それから、また、この案件につきましては27年度の当初予算のほうが適正であるというところで、急遽削除させていただいたものでございます。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) 明石1号線の交差点改良につきましては、その渋滞対策として実施するものでございまして、今現在特段の対策というのは特に講じてはおりません。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 要するに、この白いシールを張って出すということ自体に、私は問題ではないかと言っているんです。わかっているのであれば、そういう小細工なことをしないで、はっきりとこの議案書を刷り直して提案すべきではないかということについて先ほど町長に質問していたわけですからね。ということについて、再度質問をしておきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 済みません。補正予算書の製本等につきましては、財政課のほうで担当して作成をしてございます。時間的に対応させていただいて、緊急的な事情でこういう措置をとらせていただいた状況がありますが、以後、この辺は気をつけさせていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) 27、28、明石台小学校の開校にあわせて道路交通安全施設整備事業というのが950万円ほどですが、この主なものについて質問をいたします。どういったものが整備されるのでしょうかということです。
 それから、29ページ、30ページなんですが、奨学金の貸し付けが、当初予算では2,600万円で、1,500万円近い金額が減額されていますということは、これは申し込みが少なかったのかなと思われるのですが、果たしてそうなのか。もしそうであるならば、この貸付金を申し込む敷居が少し高いのかなと、その辺をどう感じておられるか。この2点について質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) 明石台小学校開校に伴いまして、事前準備として行う工事といたしましては、小学校東側の交差点周辺におけるカラー舗装の設置であったり、信号機を見るのに支障になるような樹木の撤去、それに伴う安全柵の設置など、そのほか、新たに横断歩道の設置とかもございますので、それにあわせたL型舗装の切り下げ、それに伴う舗装工でございます。そのほか、「横断歩道あり」とか「止まれ」の表示を路面のほうに実施する予定となっております。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 奨学金の関係でございますけれども、まず、現状を申し上げますと、予算上は新規貸し付けを、高校、大学、専門学校、それぞれ10人ということで予算化をしておりました。結果、大学につきましては貸し付けが6名、それから専門学校につきましては新規ではゼロということになりました。奨学金の予算枠につきましては、極力借りていただく方、申込者がいれば貸し付けを行えるようにということで、その個々の授業料が一定の免除になる方々がいて借りる方が少ないということも予想はされたのですが、枠を広げてそのままにしておこうということで予算化をしております。結果、申し込みが少ない状況でございましたので、若干敷居が高いのではないかということに関しましては、今後さらなる周知の徹底を図ってまいりたいというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) 成田方面から、あるいは県道側から明石台小学校のほうに行くと、あそこはなだらかな上り坂になっていますよね。県道方面から来ると、例えば赤信号でとまったときに、青になって、それというのでアクセルを踏んだときに、上り坂になっているので非常に横断する子供たちが、当然身長が低いので見づらいということがあるだろうと思いますが、その辺に特化した何か交通施設は考えていますか。
議長(浅野幹雄君) 都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) 県道側から行きまして信号過ぎて上り坂になった部分でございますけれども、その先に新たに今回横断歩道等の設置が行われます。そのために、坂の上り切る手前に、「この先横断歩道あり」というような路面表示を行うこととしております。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) 19ページ、20ページの自治振興費10目13節の委託料、これについてご質問します。これは、町長の町政運営の中で、志戸田会館を着工するよというような話がございました。それについての建設費の設計が上がっているわけなんですけれども、これの志戸田の今後のスケジュールについてお伺いしたいと思います。
 それと、ここのところ年1つ、1棟ということで改修。ことしにつきましては富ケ丘北部ということで完成したんですけれども、今後の考え方の変更はないのか、その部分についてお伺いします。
 それと、次のページの21、22の7目の子ども医療費助成、これの扶助費でございます。これについてですけれども、これは2,900万円が出ているんですけれども、これは実績でしょうけれども、これは今後の部分として、どこの部分で見込みと違いが出てきたのか、今後のこともありますので、何でその差が、どこの部分が多くなったのか、お伺いします。
 それと、子ども医療費の助成の今後の考え方について、ちょっとお伺いしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 今後のスケジュールということで、今年度中に実施設計を終え、次年度工事着工に入ってまいりたいと思っております。次年度中での竣工を予定してございます。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 月額にして200万円ほどの上昇となってございまして、どこの部分が違うかというところですが、全体的に若干上昇したというところでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) 今の志戸田のスケジュールですけれども、例えば、完成がいつだとか、その辺もちょっとお伺いしたいわけです。
 それと、会館の次の予定、もしわかれば教えていただきたいなと。志戸田の次の会館。というのは、やはり築40年、また三十数年の建物が結構あるわけですね。できれば年2棟着工していただいて、それで今6つ、7つぐらい古い会館があるわけですけれども、ぜひそれを新しい会館に切りかえていただきたいなと。年2棟の考え方があるかどうか、お伺いします。
 それと、子ども医療費につきましては、全体的に上がって差が出たんだというふうな部分なんでしょうけれども、これについても、今年度ですか、医療費助成を拡大しまして着々と拡大はしているんですけれども、この15歳子ども医療の部分の無料化のめど、これについてお伺いしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 済みません。子ども医療を聞き漏らしましたけれども、もう1回。
議長(浅野幹雄君) 会館のほうで結構でございます。
町長(若生英俊君) 会館については、年に2棟は財政上無理でございます。従前のとおり年1棟を原則としてやっております。今までも、次年度の分、前年度に予定が立つ時点というのは、やっぱり9月補正後という感じで推移してございますので、引き続き次年度。残りは二ノ関、穀田、明石、西成田、今泉という5つに絞り込まれてまいりましたので、それこそここ8年取り組んできたこと、そしてまた次の期の重点課題として1年でも早くとなれば2棟というふうなことも思いますけれども、相当金がさがかさみますので、結果としては年1棟を原則としながら、志戸田を確実に来年度中に完成をさせ、その次は5つの中のどこと、全体のバランスを見ながらというふうなことでやってきていますので、何ら方針・方向性は従前と変わるものはございません。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 子ども医療費につきましては、今後の医療費の推移を見つつ、現行どおり15歳までというところでしばらく進めていきたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) 私は、完全無料化のね、子ども医療費ですから、15歳までの完全無料化、今、一部負担になっていますので、そのめどをお伺いしたいです。従来どおりというか、そういうのではなくて、もしあれば、めどを教えてください。なければないでいいですけれども。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 今のところございません。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 19ページ、20ページ、あけの平コミュニティセンターです。先ほど説明があったわけですが、そのほかに今回の改修工事で行われるところはあるでしょうか。外壁だとか、それからお手洗いの部分ですが、1つの個室が結構狭くて大変なところもあるので、あそこを拡大してもらえたらなという思いがあるのですが、どうでしょうか。さっき和室につながる廊下ということでありましたのですが、あそこはL字型になっていまして、そのL字型になっているところがちょっと狭い。だったら、全体を見直す計画でもいいのかななどと思っていますが、そういうことがあるのか。そして、来年度に繰り越して事業が行われるようですが、いつから始まって、いつ終わるのか。その間、コミュニティセンターが使えない場合は、公民館を優先して使えるようにしてもらえるのかどうか、お尋ねします。
 それと、23、24ページです。
 保育施設の改修工事ということですが、北部会館ということでした。今北部会館として使われているところを改修するということですが、どういう状態にして使うのか、どういう使われ方をするのかね。隣同士になっているところではありますが、富ケ丘保育所とこの新しくなるここのところの関連性。この工事については、いつから始まっていつできるようになるのか、いつから使えるようになるのかなど、詳しく説明をお願いします。
 29、30です。
 町営住宅の維持管理業務がありますが、これは、町の側として維持管理するものということで50万円載っているわけですが、主にどういう修繕なのか。修繕だけすると、何棟で、どういうものが行われるのか。これは通常これぐらいのことをしているのかね、これまでの経過なども含めてお尋ねします。以上です。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) あけの平コミュニティセンターということでございます。改修内容につきましては、先ほど申し上げた中で、外壁というご意見もいただきました。現在、町としても当然コミュニティセンター全体を現場確認をした中で、今回1期というようなことで先ほど申し上げた箇所、L字の廊下も含め、玄関ポーチ、また、先ほど申し述べるのがなかったかと、抜け漏れましたが、トイレというようなところでも地域の町内会長の方からもご要望いただき、現場を確認をさせていただきました。出入り口が大変低いというようなことと、中も大変狭いという、使い勝手の不便さというようなこともございましたので、トイレの拡幅というようなことでも着工させていただこうと思います。外壁、また台所とかというような要望も把握はしておるのですが、まずは1期というようなことで、先ほど申し上げた内容について着手をさせていただこうと考えております。
 また、建設中における会館の利用というようなことにつきましても、町内会長とも話し合いをさせていただいて、着工中につきましてはご利用いただけない旨、ご理解をいただいたところでございます。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) どういう使われ方というところでございます。
 それにつきましては、今から設計業務が始まりますので、詳しくは今後のこととなりますが、現在の申し込みの状況ですとか認可外保育園の動向を見ながら、今後協議を進めてまいりたいと思ってございます。
 それで、工事につきましては、大体今のところ、予定ですが6月から9月といったようなところでございます。
議長(浅野幹雄君) 聞こえなかったと。
子育て支援課長(浅場 悟君) 予定で、6月から9月でございます。
議長(浅野幹雄君) 教育部長。公民館を優先的にという質問です。
教育部長(小松 巌君) それについては、町内会長さん等と十分に協議させていただいて活用を図りたいと考えております。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 住宅の修繕料についてですが、9月補正でも50万円ほど補正させていただいたのですが、現在100万円の予算でございまして、現況16件の修繕がございまして、99万円ほど使用しているような状況にございます。今後の年度末の入退去の予定とか、あと今後の設備関係の不意の修繕に対応するための50万円の補正でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) コミュニティセンターについては、いつから始まっていつ終わるのかが、まんま抜けておりましたので、お願いします。
 それと、北部会館の件ですが、これは認可外とさっきおっしゃったように思うのですが、そうすると、今隣同士になっている富ケ丘保育所とか、それから保育所ですね、富谷の保育所全体として考えていったものだということではなく、まず、あそこを何とかして再利用するということで子育て支援課が構想を練っているということなんでしょうか。そういうことで、その隣にある富ケ丘保育所の要望をまず聞く、話し合う。こういうふうにしてほしいということから始めなければ、うまく進まないのでないのかなと思いますし、認可外ということであれば、そうすると、町の施設をそういう人に貸し出すということも考えているということなのでしょうか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) そういう人たちと言いますと。
議長(浅野幹雄君) 保育所の関連ですよね。(「はい」の声あり)保育所の関連ですよ。
子育て支援課長(浅場 悟君) まず、富ケ丘保育所との関連性はというところでございますが、まず、考え方として、4号線を挟んで西側に富ケ丘保育所しかないというところが1つございまして、そちらの面と、それからもちろん財政課長が言ったように、再利用と待機児童については緊急にというところでの進め方でございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 富ケ丘保育所が隣にあって、北部会館を保育施設として改修するというような説明だったので、それでは、富ケ丘保育所の保育士だとか所長先生だとかに、どんなふうにしたらいいでしょうとかというそういう相談はしているのかね。先ほどその認可外という言葉も出ましたので、そうしますと、認可外の事業をやる人に貸し出すということも考えているのか。そうすると、その考えているのか、募集するのか。どういうところからこれがスタートしてきているのか。私は、一般質問でも言いましたけれども、3歳未満の子供たちがすごく入るのに難儀しているわけです。ですから、こういうところで、富ケ丘保育所別館みたいなところをつくりながらそういう待機児童解消のために町が取り組むということであれば、それに向けて富ケ丘保育所だとか、ほかの保育士、それから保育所の所長先生などからも話を聞くということでスタートすべきものではないかということでお尋ねしていますが、どうでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 富ケ丘保育所のほうと既に協議のほうは行っておりまして、近いということもございますが、それぞれ近くて有利なことといいますか、交流ですとか、そういった面もございますので、設置については、そちらにということでございます。
 あとは、運営につきましては、社会福祉法人等に業務委託するということで考えてございます。
議長(浅野幹雄君) この際、午後1時まで休憩をいたします。
     午前11時59分 休憩


     午後 1時01分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 先ほどの小川昌義君の質問に対し、町長の答弁は後ほど説明をしたいと、こういうふうに受けとめる部分があったのですが、町長、答弁ありますか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) いつの全協でございますか。日時を特定してください。
議長(浅野幹雄君) 日時の特定は、11月27日の町長の予定を聞きたいと、こういうことでしたよね。
13番(小川昌義君) 町長が招集要請されたやつですから、27日です。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 副町長を出席させておりますけれども、それでは不十分なんですか。
議長(浅野幹雄君) 副町長を出席させておりますという答弁でございます。いいですね。
 休憩前に引き続き会議を開きます。8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 21、22ページ。3款1項子ども医療助成費のほうであります。これの扶助費であります。月200万円ほどふえているということでありますが、この医療費の拡充、昨年の10月から始まりまして丸1年過ぎたわけであります。その丸1年間、どのような金額になったのか。そしてまた、拡充前と比較してどのくらいふえたものなのか。そしてまた、26年度において3月末までの予想される、見通しされる総額の金額をお示し願います。
 その次、23、24。これも3款2項児童福祉費のほうの保育所。北部会館のほうを改修して保育施設をつくるということでありますが、その開所予定の時期をどのようにお考えになっているのか、お願いします。
 続きまして、25、26。4款衛生1項保健衛生2の予防費のほうで、宮城県自殺対策緊急強化事業ということで35万7,000円上がっております。その事業の内容をお示し願いたいです。そしてまた、私が前に提案させていただきました「こころの体温計」というか、そういったストレス診断というか、そういったものを町のホームページなどに載せているところが少しずつ出ているのですが、そういったことについても検討されたかどうかをお聞きします。以上です。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。大きい声でお願いします。
子育て支援課長(浅場 悟君) まず、26年度の子ども医療費の算出の見込み額でございますが、2億3,900万円ほどを見込んでございます。それから、中学3年生までに拡大してからについての伸びについては手持ち資料がございません。後ほどご回答をさせていただきます。
 また、北部会館の保育所改修工事のスケジュールでございますが、工事については6月から9月を予定しているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 自殺対策緊急事業の関係につきましては、事業の内容ですが、講師をお願いしての講演会、そういったところを予定しております。それに対するご案内の印刷等の経費を計上させていただいたものでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 先ほどの保育施設、旧北部会館という言い方でしょうか、この開所の時期についてはどのようにお考えになっているか、再度お願いします。
 そしてまた、私が先ほどお話しさせていただいたストレス診断というか、「こころの体温計」、そういったものについては検討されたのか。聞こえませんか。「こころの体温計」、ご存じかと思いますけれども、あとストレス診断というかそういった類いのものでホームページに載せているところが出てきております。これについて検討されたかどうかをお聞きします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 開所時期につきましては、先ほど申したとおり、6月から9月の予定でございます。
議長(浅野幹雄君) 開所です。
子育て支援課長(浅場 悟君) 失礼しました。今のところ27年の10月を予定してございます。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 議員からご案内いただきましたその関係につきましては、まだ具体的な検討には至っておりません。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。4番出川博一君。
4番(出川博一君) かいつまんで2つだけ、お願いします。
 まず、6ページの債務負担行為についてお尋ねいたします。上から4番目の町民バス運行業務。これは2,800万円、債務負担で掲げておられますけれども、これは、そのときによって一般入札だったり指名入札だったりということで、何か過去のやつを見ているとばらつきがあるんですけれども、今度はどのような形でやるのか、お尋ねいたします。
 それから、債務負担行為の7ページ、上から11番目の地域活動支援センター指定監理業務、これが5年間の債務負担の提案になっておりますけれども、この内容についてもお尋ねいたします。
 それから、下から2番目、奨学金貸付事業、これも5年間の事業ということで債務負担の計上がありますけれども、これについても、なぜ5年なのか、お尋ねします。
 それから、あともう一つ、31ページ、32ページ、10款の教育費5項社会教育費の中の補助金、マーチングバンド全国大会出場補助金とありますけれども、これは、先ほどの説明では、成田東小とエコーズがそれぞれ出席するので、多分100万円ずつだと思うのですけれども、これについては、以前はエコーズだけが行くという形だったんですけれども、大分小学生のレベルが上がってきて、ことしは成田東小ということですけれども、これは実際学校教育の一環でもあるので、この辺の補助金が適正なのかどうか。いわゆる親が手出しで負担しているんじゃないかなという点について、もし把握しているのであれば、お答えいただきたいと思います。以上です。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 今回は一般競争入札を予定しております。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) まず指定管理期間5年というところでございますけれども、前回、1回目の指定管理期間が21年度から5年間というふうなところで実施してまいりました。それと同様に考えて5年間を設定するものでございます。
 あと、入札というお話でしたけれども、この事業のほうは指定管理者を募集いたしまして、そこで選定をして協定を結ぶというふうな形で進んでまいります。ですので、指定管理候補者の上程は2月議会のほうを予定しております。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 奨学金の貸付事業の関係でございますが、まず、27年度の奨学生の募集につきましては2月から手続等々が始まりますので、26年からの債務負担行為ということで行ってございます。26から31年度までそれぞれ継続した後等の人数を勘案をして、31年度までということでしてございます。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(阿部雄也君) 補助金でございますが、100万円ずつの補助になっております。
 なお、成田東小学校のほうですが、聞いているところ、1万2,000円ぐらいの個人負担というふうに伺っております。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 債務負担行為の中で指定管理者、これについては前回も5年ということなんですけれども、その期間を保証してやらないと、なかなか手を挙げる人がいないというか、受託してくれる方がいないという観点から5年にしているのか、お尋ねします。
 それから、奨学金の貸付業務なんですけれども、確かに、毎年下がってはいっているのですけれども、それ自体は、いわゆる元金が返ってくるわけじゃないんですよね、まだね、その時点では。ですから、本当にこの算定の仕方でいいのか。現実問題予算は余っているから、それはいいのかもしれませんけれども、立て方としては、ちょっと考え方が違うんじゃないかなと思いますので、その点についてお尋ねします。
 それから、あと、マーチングのところでは、父兄が1人当たり1万2,000円負担しているということなんですけれども、多分これは、100万円という額についてはかなり以前に決められた交付要綱ではないかなと思うので、実は今実際のマーチングを見ていると、子供たちの数も多くて、楽器もそれだけ必要なんでしょうけれども、そういう意味からして、この額で本当にいいのか。ある意味、エコーズさんの場合は確かにはるかにいいのですけれども、エコーズさんはやっぱりどちらかというと自分でやりたいという方が多いんだろうと思うのですけれども、学校の場合だと、どうしても学校教育の中の一環だというふうに私は思うので、この辺のところの交付規定というか、ぜひ検討する必要があるんじゃないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 5年というふうなところの期間のことでございますけれども、施設管理とは違いまして、そこでの事業というふうなところを受け持っていただくというふうなところが大きなところになってございます。そういうことで考えていきますと、単年では、利用されている方々のその福祉の継続性といいますか、そういうことが考えられませんので、ある程度事業者もなれ、対象者の方もなれてというふうなことも勘案しての5年というふうな期間でございます。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 奨学金の関係でございます。28年度以降からの貸し付け見込みということで算定をしながら、現在、限度額ということで計上しているものでございます。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(阿部雄也君) 今回、成田東小学校については、70名を超す団員ということで人数が多くなっております。それで、議員がおっしゃるとおり、今後検討していきたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 1点だけ。奨学金の貸付事業について、この債務負担の計上の仕方で本当にいいのかどうか。これだと、あともう31年まではこの債務負担は発生しないというふうに私は思うのですけれども、そういう捉まえ方でいいのか、それとも、また来年になれば来年になったで、そこから5年間のやつで債務負担を起こすのか。その辺のところをお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 債務負担行為は、こちら毎年度債務負担行為ということで計上させていただいております。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。16番永野久子君。
16番(永野久子君) まず、24ページの北部会館の後ですね、保育所を設置するということで、認可保育所というご説明でしたが、この児童数と、それから施設の概要ですね。高齢者の方々が使いにくい会館だということで平場に移ったという経過もあり、ましてや幼い子供があの階段を上りおりして、どういうふうに日常を過ごすのかなという点。それから、あの面積で果たしてどの程度の子供を受け入れられて、そして、保育所としての設備・施設を整えることができるのかという懸念を持ったわけですが、概要をご説明いただきたいと思います。
 それから、2点目に、28ページの企業立地促進奨励金及び雇用促進奨励金ですが、この対象、奨励金の企業立地と雇用促進に関してどちらなのか、両方なのか。また、雇用であるとすれば、それは雇用人数は何人なのかを伺います。
 3点目ですが、同じ28ページ、8款土木費2項道路橋梁費の4目交通安全施設費ですが、明石台五丁目地区交通安全施設整備工事ということで、明石台小学校開校に伴って通学路の安全を確保するということだと思いますけれども、この明石台小学校に通う児童の数なんですが、これを、全体の数はもちろんなんですけれども、南北の七北田西成田線を境にして、東側から来る児童の数と、それからちょっと名称が正確かどうかわかりませんが、明石1号線の延長になっている明石台五丁目に入ってからのあの道路、東西線ですね、この東西線を境にして、南側から通う子供と北側から通う子供というふうに分けた場合に、それぞれ児童の数がどの程度になるのかということを伺います。
 また、あわせて横断歩道を設置するということでしたが、その設置場所はどこになるのか。小学校の今工事車両が出入りしているあのあたりというふうに、丁字路になっていますけれども、あのあたりなのか。それよりもう少し西へ上がって丁字路になっている部分なのか、伺います。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) まず、人数でございますが、今のところ60名程度を考えてございます。それから、使いづらい点というところでございますが、階段等につきましては、手すりや滑りどめ等を設置して対応していきたいと考えてございます。
 最後に、概要につきましては今後の設計業務により煮詰めていきたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 当初、3業者、3者を見込んでおりましたが、今回、1者交付することになりましたので、増額補正といたしました。(「内容について」の声あり)
 雇用関係の人数としましては、20人を見込んでおります。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 西成田七北田線から西なのか東なのかというところですが、今手持ちの資料がございませんので、後ほどお示しをさせていただきたいと思います。(「横断歩道について」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 横断歩道はこちらでございます。お待ちください。都市整備課長。
都市整備課長(伊藤 正君) 横断歩道につきましては、現在工事車両が出入りしております工事現場の東側の部分、それから学校予定地の西側の丁字路付近、それから宮沢根白石線側から四丁目に入っていく道路、あそこを入っていきまして最初の交差点、そこに設置する予定となっております。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。16番永野久子君。
16番(永野久子君) 北部会館に予定される保育所の件ですけれども、60人ということでしたが、あの面積は一体どのくらい面積があるのか。60人の場合の面積要件はこれできちんと果たせるかどうかということを伺います。1人当たり何平米になるか伺います。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) 1人当たり2.5平米程度になるかと思います。(「全体では」の声あり)
 まだ未確定でございますが、150平米ぐらいなのかなということでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。2番森 栄君。
2番(森  栄君) 32ページなんですが、10款教育費の明石台小学校引越し業務の309万6,000円の委託料ですけれども、これは予算を計上するに当たって、見積業者は何者ぐらいだったのか。また、その業者間での見積額は幾らなのか。それから、この委託料の委託内容の明細はどのようになっているのか。また、引っ越しの時期及び学校の職員に対する影響はどうなのか。
 それから、あと、同じく10款教育費で、幼稚園就園奨励費補助金なんですけれども、これは、公立が何幼稚園で何名なのか。同じく私立幼稚園で何カ所の幼稚園に何名分を実績として上げているのか、質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) まず、引っ越し業務の関係でございますが、見積業者は1者でございます。それから、引っ越しする備品でございますが、机・椅子が約440、それからロッカー、それから教師用の椅子・机、加湿器などをお示しをした上で見積もりを頂戴しているところでございます。それから、引っ越しをする時期でございますが、基本的には竣工をしてからということになりますので、3月末になるのかなというふうに考えてございます。
 それから、(「先生方への影響」の声あり)先生方への影響でございますけれども、当然引っ越し作業を年末年始に行うということにもなりますので、その辺は各先生方からのご協力もいただく必要があるのかなというふうには考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 年度末ですね。年末年始と。年度末。
学校教育課長(神田能成君) 年度末ですね。年度末と年度初めでございます。
 それから、就園奨励費でございますが、当然公立幼稚園につきましては2園でございます。私立幼稚園につきましては、今の対象となっている幼稚園の数についてはちょっと持ち合わせがございませんので、後ほどお示しをさせていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。12番山路清一君。
12番(山路清一君) 1点だけお伺いします。24ページの北部会館の保育所の件なんですけれども、すぐ近くに富ケ丘保育所があるんですけれども、この辺の関連性をまず1つお伺いします。
 それから、庭園というか校庭というか、その辺がありませんけれども、どの辺を使うのか、お伺いいたします。
 あともう1点、避難設備ですね。幼稚園であれば、滑り台とか避難施設を設けるのですけれども、その辺の避難に関してはどのような避難設備を設けるか。この3点についてお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) まず関連性につきましては、お互い交流の持てる距離でございますので、協力し合いながら連携していきたいと考えてございます。
 あと、園庭につきましては、前に富ケ丘公園がございますので、そちらの利用が可能と。それから、避難設備につきましては、避難階段を設置する予定となってございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 関連性があるということで、どのようにするか。それは別個の保育所にするのか、それとも、富ケ丘保育所のほうで同じように管理するのかどうか、その辺をはっきりお伺いいたします。
 また、避難設備については、滑り台とかそのような避難設備は要らないのかどうか、その辺をお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(浅場 悟君) まず、富ケ丘公民館との関連ですが、こちらは、社会福祉法人等に業務委託をする予定となってございますので、別物と考えて結構かと思います。
 また、避難設備につきましては、法令等により階段等の設置が義務づけられておりますので、そちらに対応していきたいと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第8号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第10 議案第9号 平成26年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
議長(浅野幹雄君) 日程第10、議案第9号平成26年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) それでは、議案第9号平成26年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。42ページをお願いいたします。
 平成26年度富谷町の国民健康保険特別会計の補正予算(第3号)は、次に定めるところによるとするものです。
 歳入歳出予算の補正。
 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,333万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ39億7,387万4,000円とするものでございます。
 2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 債務負担行為。
 第2条、地方自治法第214条の規定により、債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為」によるとするものでございます。
 初めに、債務負担行為、45ページ、第2表についてご説明します。
 国保関係システム。高額療養システム等の保守業務につきまして、146万8,000円を、特定健康診査等業務、こちらにつきましては5,881万円とするものでございます。
 次に、歳入歳出補正予算については、事項別明細書によりご説明申し上げます。51、52ページをごらんください。
 初めに歳入でございます。
 6款2項県補助金につきましては、231万1,000円を追加し、1億5,827万3,000円とするものです。
 1目乳幼児医療費補助金1節につきましては、乳幼児医療運営強化費補助金として平成25年度の事業実績により確定しましたので、それに基づき減額となるものでございます。
 3目1節の被災者健康支援事業補助金246万2,000円、こちらにつきましては、特定健診、追加健診支援事業に利用した件について交付決定を受けたものでございます。
 9款1項他会計繰入金1目の一般会計繰入金につきましては、1,050万4,000円を追加し、2億1,569万7,000円とするものです。
 内訳につきましては、1節保険基盤安定繰入金として749万円。こちらは、交付決定によるものでございます。3節職員給与費等繰入金316万5,000円。こちらについては、一般管理費賦課徴収費での職員に関する人件費分でございます。6節その他一般会計繰入金。こちらについては、県補助金と同様に、乳幼児医療費補助金の確定に伴います町分としての減額分となります。
 9款2項基金繰入金1目の財政調整基金繰入金52万円を追加するものですが、財源調整でございます。
 次のページ、53、54ページをお願いいたします。
 次に、歳出でございます。
 1款1項総務管理費1目一般管理費ですが、21万2,000円を追加するもので、人件費でございます。
 1款2項1目賦課徴収費につきましては、295万3,000円を追加するもので、こちらにつきましても人件費でございます。こちらのほうは、人勧のも含めて人事異動等に伴います職員給与の調整分でございます。
 2款1項1目一般被保険者療養給付費、こちらについては、財源更正でございます。
 2款2項高額療養費については、925万円を追加し、2億5,254万3,000円とするものです。
 内訳ですが、1目一般被保険者高額療養費については500万円。2目退職被保険者等高額療養費、こちらについては425万円を追加するものです。こちらについては、それぞれ、当初見込み額を上回る給付の状況で推移しておりますことから、予算不足のおそれがあるため増額をするものでございます。
 3款1項後期高齢者支援金等、1目後期高齢者支援金、同じく8款1項1目特定健康診査等事業費、こちらについては、それぞれ財源更正でございます。
 次のページをお願いいたします。
 11款1項償還金及び還付加算金、こちらにつきましては、92万円を追加するものです。
 内訳といたしまして、1目一般被保険者保険税還付金、2目の退職被保険者等保険税還付金、こちらにつきましては、それぞれ所得更正及び資格喪失の遡及適用等によります還付額の増に伴う不足額が見込まれるため、追加するものでございます。
 4目の一般被保険者保険税還付加算金32万円につきましては、こちらにつきましては、平成20年から25年度にかかります還付加算金に不払いがあったということから、今回予算措置をしているものでございます。
 以上でございます。よろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) 1点だけ。この補正後の26年度末の国保会計の基金残高予定額はどのくらいになりそうですか。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 今、正確な数値は持ち合わせておりませんが、まだ10億円を超える基金となってございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。16番永野久子君。
16番(永野久子君) 55、56ページですが、最後にご説明のありました一般被保険者保険税還付加算金ですけれども、平成20年から25年に還付加算金に未払いがあったということでしたが、なぜそのような状況が起きたのか。その理由と対象者が何人なのかということを伺います。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 今回の還付加算金の未払いについては、現在報道にありますように還付加算金の不足が生じているような自治体がありまして、それらの確認作業をした際に、還付金とあわせて返すべき還付加算金の未払い、言われました20年から25年、件数で39件の金額が21万7,800円ほど未払いの状況となってございます。これらの原因につきましては、平成19年度までには、還付金にあわせて還付加算金をつけて還付をしていたことなどから、平成20年度以降に事務担当の担当がえ等に伴い、事務処理の中で今まで正しくやってきた還付加算金の事務取扱を誤った理解で処理をしてきているような状況にあるかと思われます。そういったことで、これらにつきまして判明した分の納税者に対して、おわびの文書とともに還付加算金の支払い通知を送付し、支払いの手続を行う予定としております。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) あり得る誤りだとは思いますが、あってはならないことでもあると思います。今後については担当者がかわるということは何度でもあり得ますので、今後についてはどのように対策をとっていきますか。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 今おっしゃられますように、人事異動等によりまして事務担当者の異動があった場合には、同じ担当者同士の引き継ぎというものがありまして、文書等で取り交わしをやっております。ただ、その文書取り交わしに限らず、やったことに対しての検証等、その辺がちょっとされていなかったのかと思われますので、その辺を十分注意しながらやっていきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第9号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第11 議案第10号 平成26年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議長(浅野幹雄君) 日程第11、議案第10号平成26年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。上下水道課長。
上下水道課長(齋藤英夫君) 議案第10号平成26年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
 60ページをお願いします。
 平成26年度富谷町の下水道事業特別会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものです。
 第1条、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ708万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8億8,693万6,000円とするものです。
 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものとし、61、62ページにお示ししております。
 69、70ページをお願いします。
 歳入につきましては、4款1項1目一般会計繰入金は、歳入歳出予算の減額または追加などによる財源調整で、555万8,000円を減額し、1億5,281万7,000円とするものです。
 5款1項1目繰越金は、平成25年度決算剰余金でございます。
 71、72ページをお願いします。
 歳出につきましては、1款1項1目下水道総務費64万4,000円を追加し、5,448万9,000円とするもので、3節職員手当等につきましては、支給率及び支給額の改正によるものです。27節公課費は、消費税額が確定し中間申告が生じるため追加するものです。
 1款1項2目下水道維持費は、557万4,000円を追加し、1億6,420万5,000円とするもので、11節需用費は、汚水中継ポンプ場6カ所、簡易汚水中継ポンプ場2カ所、マンホールポンプ14カ所の光熱水費、電気料391万4,000円を追加するもので、汚水流入量の増加によるものです。修繕料166万円の追加につきましては、施設の老朽化に伴う修繕で、成田第1汚水中継ポンプ場のポンプ制御器設置工事、段ノ沢マンホールポンプ場逆止弁修繕工事などが主なものとなっております。
 2款1項2目利子86万3,000円を追加し、8,520万3,000円とするもので、平成25年度借入金の利子が決定したことに伴う追加分でございます。
 以上でございます。よろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第10号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第12 議案第11号 平成26年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第3号)
議長(浅野幹雄君) 日程第12、議案第11号平成26年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) それでは、76ページをお願いいたします。
 議案第11号平成26年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによるものでございます。
 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,848万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ21億2,234万4,000円とするものでございます。
 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 第2条は、債務負担行為でございます。
 地方自治法第214条の規定により、債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為」によるものとするものでございます。
 79ページをお願いいたします。
 第2表 債務負担行為でございます。
 介護保険システム運用支援は、保険料算定処理、月割り賦課処理等の運用支援にかかわるものでございます。
 富ケ丘・日吉台圏域包括支援センター運営業務は、相談や権利擁護などの包括的支援事業及び要支援の方々のケアプラン作成業務、介護予防教室などを実施する包括支援センターの運営委託にかかわるものでございます。
 いずれも、今年度からの準備により円滑に運用できるようにするため債務負担行為の設定をいたすもので、期間、限度額は記載のとおりでございます。
 85ページをお願いいたします。
 歳入でございます。
 1款1項1目1節現年度特別徴収保険料は、調定額の増により、660万8,000円を追加するものでございます。
 3款1項1目1節介護給付費負担金は、853万8,000円を追加するものでございます。
 2項2目2節包括的支援事業費交付金は、6万7,000円の追加。
 3目1節事業費補助金149万7,000円の追加は、平成27年度介護保険法改正に伴う26年度分の介護保険システムの改修に伴う国庫補助分でございます。
 4款1項1目1節介護給付費交付金は、860万4,000円を追加いたすものでございます。
 5款1項1目1節介護給付費負担金は、110万6,000円の追加でございます。
 2項1目2節包括的支援事業費交付金は、3万3,000円の追加でございます。
 8款1項1目一般会計繰入金は、1節介護給付費繰入金370万9,000円の追加。3節地域支援事業繰入金は3万3,000円の追加、4節職員給与費等繰入金は13万3,000円の追加でございます。5節事務費繰入金195万1,000円の追加は、先ほど申しましたシステム改正の改修に伴う町負担分でございます。
 次のページ、87ページをお願いいたします。
 2項1目1節介護給付費準備基金繰入金は、1,620万5,000円を追加いたし財源調整するものでございます。
 次のページ、89ページをお願いいたします。
 歳出でございます。
 1款1項1目一般管理費、3節職員手当等は、13万3,000円の追加でございます。13節委託料344万8,000円の追加は、先ほどの介護保険法に伴うシステム改修に伴うものでございます。
 2款1項介護サービス等諸費につきましては、1目の居宅サービス給付費は、訪問看護や通所介護などの居宅介護給付に要するもので、計画値に対しまして全体的な増加、特に通所・短期入所サービスの伸びにより、8,283万円の追加でございます。
 2目の地域密着型介護サービス給付費は、グループホームや地域密着型特養、小規模多機能型居宅介護の介護給付に要するもので、223万3,000円の追加。
 3目施設介護サービス給付費は、近隣の介護老人福祉施設整備を勘案いたしましたが、伸びが緩やかなために、7,123万2,000円の減額でございます。
 4目居宅介護サービス計画給付費は、介護ケアプラン作成費用で、居宅サービスの伸びにより740万9,000円の追加でございます。
 2項介護予防サービス等諸費につきましては、給付見込みにより、1目介護予防サービス給付費1,503万1,000円の減額、2目介護予防サービス計画給付費は、41万7,000円の追加、3目地域密着型介護予防サービス給付費は、グループホームや小規模多機能型の要支援1、2の介護予防サービス給付費の見込みですが、要介護状態への移行によるものが主なもので、150万円を減額いたすものでございます。
 4項1目高額介護サービス費につきましては、見込み増により539万1,000円を追加いたすものでございます。
 次のページをお願いいたします。
 6項1目特定入所者介護サービス費は、食費、居住費の分の助成でございます。1,916万2,000円の追加でございます。
 3款2項1目1節職員手当等17万円の追加は、包括的支援事業を担う職員分でございます。
 6款1項2目23節償還金、利子及び割引料1,505万4,000円の追加は、過年度精算による調整交付金の償還でございます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。4番出川博一君。
4番(出川博一君) 89ページ、90ページで、2款保険給付費で介護サービス等諸費、この中で居宅介護サービスの負担金が8,283万円ほどふえて、そして、その下の施設介護サービス給付、これが7,123万2,000円減額ということなんですけれども、これは、こちらから居宅サービスのほうにシフトしてというふうに理解すればいいのか、その点を伺います。
 それから、あと、ここの介護サービス諸費なんですけれども、その中で特に居宅介護サービス、これは23年度から順次決算書を追ってきますと、2億円からないしは1億5,000万円ずつ毎年上がっていっていると。この傾向は今後とも続くのかどうか、その見通し。今、計画をつくっているのでしょうから、その辺は次の計画にどう織り込むのか。
 それから、最後に、2款保険給付費の中の2項介護予防サービス、これは要支援1、2ですけれども、これは結局3年前につくった計画からすると減額になってきているというふうな流れなんですけれども、要支援の人が少なくなることはないでしょうけれども、やっぱり今後とも要支援からいわゆる介護サービスを使うというふうに悪いほうにシフトしていく、いわゆる要支援から要介護1、2にシフトするとか、そういうような流れなんでしょうか。その辺のところをお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) まず、居宅のほうが伸びて施設のほうのサービス給付費のほうが減額というふうなところですけれども、計画値の中では、先ほど申しましたように近隣の施設整備を見込み、26年度は210名ほどの予定で予算を組んでおりますが、10月末で185名というふうな状況でございます。ただ、その方々が全てイコール居宅のほうに動いているかというところは、はっきり明言できるものではございませんが、中でも通所と短期入所がふえておりますので、在宅をそういったサービスを組み合わせて療養なさっているというふうな方々が多くいらっしゃるというふうな位置にはなっているのかというふうに考えます。
 この状況は継続するのかというふうなところでございますけれども、まず、高齢者人口は減ることはございませんので伸びてまいります。加えてその療養の方法ですけれども、小規模多機能ですとか総合サービスとか在宅を支援するようなサービス類型も出てきておりますので、そういったサービスをお選びになる方も多くなってくるだろうというふうに考えます。ですが、要介護状態が重い方々が、主にどこでお暮らしをするかというふうなことになってまいりますと、施設のほうでの生活をお選びになる方も多くいらっしゃいますので、そこのところを極端に減らすようなというふうなところでは考えてございません。
 あと、介護予防のほうなんですけれども、何もしなければという言い方もおかしいのですけれども、介護予防状態から介護状態にというふうな流れが出てくることは必須です。ですので、そこにならないようにというところで、介護予防事業の中では、機能訓練的な体を動かすですとか、ほかの人との交流というような事業メニューを組んで、落とさない努力をしているというふうな状況です。以上です。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 3年前の計画で、現実とすれば、居宅介護が補正後で8億円と、それから施設介護のほうが補正で約6億円ということで、これはかなり大きなウエートを占めているんですけれども、この辺のところについての、いわゆる次回27年度からの計画についてはある程度この流れを織り込んで策定されるということでよろしいのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) これまでの給付の状況、あと、これからの人口の伸び、あと、近隣も含めての整備計画、そういったものを総合的に勘案して計画のほうは策定してまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 89、90ページの1款1項1目の13節の委託料の介護保険システム改修業務ですけれども、これは今回の改正に伴うものを含んでいるのかどうかということと。その前に債務負担行為、79ページにあるわけですが、こちらのシステム運用支援ということになって、委託料のほうはシステム改修業務というふうになっているわけですが、この辺は関連性は全くないものなのか、介護保険の改正の問題を含めてどのようになっているのか、質問したいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) まず、債務負担行為のほうの運用支援のほうは、先ほど申しましたように賦課徴収等々のシステムのところでございます。こちらのほうの補正で組ませていただいた介護保険システムのほうは運用支援ではありませんで、使用料及び賃借料のところで介護保険システムそのものを当初で予算計上してございますけれども、そのシステムの中で27年度法改正に伴うもので、かつ今年度中にその改修業務をしなくてはいけないというところの改修というふうな業務でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかにございませんか。16番永野久子君。
16番(永野久子君) 89、90ページの2款1項3目施設介護サービス給付費ですが、7,123万2,000円の減額ということで、先ほどのご説明ですと、通所と短期を選択する人がふえているというように聞こえました。つまりは、施設介護から在宅へというふうに移っていっているということかなと受けとめたのですが、そうなのかどうかということと。この7,100万円余りというのは、実人数にしておよそ何人というふうに見たらいいでしょうか、伺います。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) まず、ストレートに全部が全部移行してというふうなことではございませんで、先ほど説明いたしましたように、近隣の施設整備が進むというふうなところで、今の現計画の時点ではそこへの入居も進むであろうというふうなところを踏まえて策定した人数でございます。ですので、まず、その整備に対してふえるというふうな見込みよりは少なかったというふうなことと、その在宅のほうが伸びているという両方の兼ね合いのところでこの減額になったというふうなところです。
 人数換算というふうなところではしてございません。毎月の給付の見込み額から伸びというふうなところで積算してございます。ですが、単純にお1人の方が1年特養ホームに入られますと300万円ほどというふうな、もっとですね、かかるというふうな状況にはあります。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第11号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 この際、午後2時10分まで休憩をいたします。
     午後1時55分 休憩


     午後2時10分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


     日程第13 議案第12号 平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
議長(浅野幹雄君) 日程第13、議案第12号平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) それでは、96ページをお願いいたします。
 議案第12号平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございます。
 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億7,846万8,000円とするものでございます。
 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 第2条は、債務負担行為でございます。
 地方自治法第214条の規定により、債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為」によるものでございます。
 99ページをお願いいたします。
 第2表 債務負担行為でございます。
 後期高齢者医療システム運用支援業務につきましては、保険料の賦課算定や高額判定処理等、医療システム全般に対応するもので、今年度からの準備をいたすもので、期間、限度額は記載のとおりでございます。
 105ページをお願いいたします。
 歳入でございます。
 5款2項2目1節還付加算金は、9件、1万3,000円分を追加するものでございます。
 次のページ、107ページをお願いいたします。
 歳出でございます。
 4款1項1目23節償還金、利子及び割引料は、還付加算金1万3,000円を追加するものでございます。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第12号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第14 議案第13号 平成26年度富谷町水道事業会計補正予算(第2号)
議長(浅野幹雄君) 日程第14、議案第13号平成26年度富谷町水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。上下水道課長。
上下水道課長(齋藤英夫君) 議案第13号平成26年度富谷町水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
 110ページをお願いします。
 第1条、総則、平成26年度富谷町水道事業会計の補正予算(第2号)は、次に定めるものとし、第2条、予算第3条で定めた収益的支出の予定額を補正するもので、支出の第1款水道事業費用で117万3,000円を追加し、合計で11億3,469万6,000円とするもので、第1項営業費用117万3,000円を追加し、10億7,886万2,000円とするものです。
 第3条、予算第6条に定めた議会の議決を経なければ流用できない経費、職員給与費を補正するもので、主な理由としましては、支給率及び支給額の改正によるものでございます。
 詳細につきまして、119ページをお願いします。
 平成26年度富谷町水道事業会計補正予算実施計画明細書。
 収益的収入及び支出、支出の第1款第1項第3目配水及び給水費、職員3名の手当等、19万4,000円を追加し、1億5,885万8,000円とするものです。4目業務費、職員2名の手当等30万8,000円を追加し、3,547万4,000円とするものです。5目総係費、職員2名の手当等67万1,000円を追加し、2,453万3,000円とするもので、時間外勤務手当等につきましては、緊急時等に対応するため追加するものでございます。
 以上でございます。よろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第13号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。


     日程第15 議案第19号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
議長(浅野幹雄君) 日程第15、議案第19号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、議案第19号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてであります。
 教育委員会の委員に下記の者を任命することについて、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。
 提案の理由は、教育委員でありました鈴木郁子さんが、平成25年9月30日をもって任期満了となり、欠員となっているためであります。
 候補となるべき方のご紹介を申し上げます。
 住所は、富谷町明石台六丁目13番地7。お名前が、出川敦子さん。生年月日は、昭和49年5月12日であります。経歴の概要については別添でお示しをしているとおりでありますが、平成9年3月、宮城学院女子大学学芸学部日本文学科をご卒業後、職歴を経て、平成23年から1年間、東向陽台小学校PTAの副会長さん、翌年から2年間、同じくPTA会長さんをお務めになりました。平成24年から2年間は富谷町学校給食センター運営審議会委員の職にあります。現在は、お手元にあります会社で勤務されているというふうな状況でございます。
 以上、よろしくお願い申し上げます。
議長(浅野幹雄君) これから、質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 これから議案第19号を採決いたします。この採決は無記名投票により行います。
 議場の出入り口を閉めます。
     〔議場閉鎖〕
議長(浅野幹雄君) ただいまの出席議員は17名であります。
 次に立会人を指名いたします。
 富谷町議会会議規則第32条第2項の規定によって、立会人に16番永野久子君、17番磯前 武君、18番渡邊俊一君の3名を指名いたします。
 投票用紙を配付いたします。
     〔投票用紙配付〕
議長(浅野幹雄君) 念のため申し上げます。
 富谷町議会会議規則第83条の規定により、本案を可とする議員は「賛成」と、否とする議員は「反対」と記載願います。
 なお、投票による票決において、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票、並びに白票の取り扱いは、富谷町議会会議規則第84条の規定により否とみなし取り扱います。
 投票用紙の配付漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
 投票用紙の配付漏れなしと認めます。
 投票箱を点検いたします。
     〔投票箱点検〕
議長(浅野幹雄君) 異状なしと認めます。
 ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、2番議員から順番に投票願います。
     〔投 票〕
議長(浅野幹雄君) 投票漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 開票を行います。16番永野久子君、17番磯前 武君、18番渡邊俊一君、立ち会い願います。
     〔開 票〕
議長(浅野幹雄君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数     17票
    有効投票   17票
   有効投票のうち
    賛  成   17票
 以上のとおり賛成が全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 ただし、投票用紙の中にミスがある方がおりました。ただし、立会人のもと、賛成と読めるということで賛成票となったことを申し添えますが、なるべくはっきりと、平仮名でも結構ですから、賛成・反対の意思をあらわすようお願いいたします。
 議場の出入り口を開きます。
     〔議場開鎖〕


     日程第16 議案第20号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
議長(浅野幹雄君) 日程第16、議案第20号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、平成26年12月5日付で町長より、富谷町議会会議規則第20条第2項の規定に基づき事件撤回請求がありましたので、会議規則第20条第1項の規定によりこれを許可いたしましたので、報告をいたします。(「議長、動議」「賛成」の声あり)
 ただいま動議が入りまして、賛成多数で動議が成立いたしました。
 ただいま成立いたしました動議の内容について説明を求めます。16番永野久子君。
16番(永野久子君) この追加提案ということで、本日付で提案されたものでございます。
 実は、昨日の議会運営委員会で、この追加提案につきまして議事日程に上げるかどうかということを協議し、その結果、追加日程に入れるということを決めたばかりでございます。一夜明けて取り下げということになりました。やはり出したり引っ込めたり、非常に大事なこの人事案件をこういう軽々しい扱いをしていいのかということを非常に感じます。取り下げの理由について明確なお答えをいただきたいと思い、動議を出しました。以上です。
議長(浅野幹雄君) ただいま永野久子君から取り下げの理由についてを求めることの動議が提出されました。この動議は、賛成者がありますか。(「賛成」の声あり)
 賛成者がありますので、この動議を議題として採用いたします。
 ただいまの動議に対して質疑があればお受けしたいと思います。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、直ちに採決を行います。
 この採決は起立によって行います。
 賛成の諸君の方は起立願います。
     〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立多数です。したがって、ただいまの動議は可決されました。
 町長、取り下げの理由について説明を求めます。
町長(若生英俊君) 昨日、昨晩ということになりますけれども、ご本人からどうしても体調がすぐれないためにお受けできない旨の連絡がありました。大変申しわけなく思いますとのことであります。よって、提案を一旦いたしましたけれども、撤回するに至ったところでございます。
議長(浅野幹雄君) ただいま撤回の説明がございましたが、質疑ありませんか。16番永野久子君。
16番(永野久子君) ご本人から体調がすぐれず受けられないとの連絡があったというふうに言われれば、これは体調を押してまでということは言いにくいものですが、しかし事前に、人事案件ですから、健康状態も含めて、人柄、これまでの仕事ぶり等々については十分な調査をして案件として上げてくるべきものだったのではありませんか。この点については庁内でどれだけの論議をしてこの方を選び、ご本人とはどのような話し合いをして一度はオーケーということをいただいたのかを伺います。これが1点目です。
 それから、きのうの議運で議長からお話がございました。議長、副議長に対して執行部から、前日に、反対多数で否決されるようなら取り下げると、どうなのかという問い合わせがあったということを伺いました。このことにつきましては、人事案件ですから無記名投票だということはよくご承知と思いますけれども、この無記名投票である案件に対して、事前に結果を予測して、取り下げるか、そのまま提案するかというようなことを決めるという、議会にそのことを問い合わせてくるというその行為自体が、議会制民主主義を軽視していると私は思います。こういうことをやったのでは、議会の審議というものに重大な支障を来すことになるかと思います。いずれも議会制民主主義から外れた行為でありますし、この議会を軽視するものだということについて、そのご自覚があるかどうかを伺います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) ご承知のようにこの案件は人事案件であります。相手があってというふうなことであります。十分適格性も含めて吟味検討した中で、追加提案として提出をさせていただきました。しかしながら、本人から、どうしても選任されたとしても任にたえがたいというふうなことで、大変申しわけないのですけれどもお断りさせていただきたいと入れば、取り下げざるを得ないところであります。
 問い合わせ、議会議長、副議長宛てに問い合わせしたという事実も、そしてまた認識はございません。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 体調が悪いと言われれば仕方がないと、私もそれは先ほど申し上げましたけれども、風邪を引いてちょっと今のところ1週間ぐらいぐあいが悪いということであれば、それは任を受けていただいてじっくり治していただくということも対応できるわけです。きのう、きょうの話ですよ。きのうまでよかった人が、きょうだめだということは、普通は考えられませんよね、人事案件の準備を進める上で。その点については、この方の健康状態はどういう状態だと把握して提案されることになったのでしょうか、改めて伺います。
 それから、議会制民主主義を軽視することにならないということですけれども、文字どおり議会に対して事前に答えを教えてくれと言っているわけですから、こんなやり方はルール違反ですし、なれ合いそのものではないでしょうか。有権者をばかにしています。議会をばかにしていますよ。そういう自覚がないというところに一番大きな問題があると思いますが、どうですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) ご本人の体調でありますので、本当に私とて皆さんとて、きのうときょう全く同じような状況、百の百あるわけではないですので、相手のあること、そしてまた、きのうまでよくてもけさ急にというふうなことだって世の中ごまんとあるわけですから、それはご本人の意思を受けとめざるを得ないということを、ぜひご理解いただきたいと思います。
 後半のほうについては、何らそのようなことのない中で、第1問との絡みでありますけれども、ご本人がこのようにどうしても申しわけないですとお受けいたしかねるというふうなことでありますので、そこを尊重せざるを得ないというのが私の考え方でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 先ほど町長の答弁の中で、議長にお伺いしたという部分はないというような答弁に私は受け取ったんですけれども、きのう、議会終了後、14時40分に議長室において、私と議長と事務局、3人がおって、そこに町長がおいでになりまして、町長が待っていましたね。それで、状況によっては撤回しますというような言葉をいただいたんですけれども、そのこととさっきの言葉はどういうふうに関連性がありますか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 問い合わせという言葉でしたので、問い合わせした事実はありませんと申し上げたのです。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) 申し入れたんですか、そうすると。そのことについてお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 申し入れもございません。
議長(浅野幹雄君) 19番相澤 榮君。
19番(相澤 榮君) そうすると、議長は議会運営委員会で皆さん方にそのことをお話ししたということは、偽りを言ったということになるのですが、そこのことについて見解をお聞きします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 議長の発言の場にいませんので、議長の発言が偽りかどうかは、私からは申し上げられません。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) まず、ごまかさないで、昨日、議長室でお待ちしていましたか。それは確実ですか。こういった発言内容、いろいろごまかしているんですよ、町長は。それをはっきりしてほしいと思うんですよね。それで、私も議運ですけれども、議長が議会運営委員会に来たときに発言しているわけですよ、町長が来たということを。その場に副議長も同席していることについては話をしているわけですから。そのことについては間違いがないというふうに思うのですが、議長が誤った発言をしているというふうなことなんですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 私の言葉をそのまま議長が議運でどのように発言したかは定かでないということを申し上げております。ごまかし云々はございません。前もって、議会終了後に議長とお会いしたいというふうなことでアポをとって、議長が在室していた中にお訪ねをしたという事実関係でございます。(「議長、16番」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 3回終わりましたね。もう1回。失礼しました。16番永野久子君。
16番(永野久子君) では、改めて伺います、町長。きのう、議長室で待っていた後、町長は議長にどんなお話をされましたか、伺います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 待っていた後ではなくて、今申し上げましたように、議長が在室していましたので、そこをお訪ねしたということであります。
議長(浅野幹雄君) 話の内容の説明を求めます。
町長(若生英俊君) 追加議案で教育委員の選任同意をお願いを申し上げていますというふうなことを申し上げました。そしてまた、議会の2人欠員の中、長い期間欠員。お1人方とて長いわけでありますので、お1人は長いです。そして、またお1人方、5分の5で、お2人埋められるようにぜひご協力をお願い申し上げたい。そんな趣旨であります。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 議会運営副委員長としまして、私も先ほど永野委員長の言った話をはっきり聞きました。その中で議長のほうの報告を受けまして、あした否決されるのであれば取り下げるよという話を聞いています。これはうそなんですかね。もう一度お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 否決されるのであれば取り下げると、そのような発言はしておりません。
議長(浅野幹雄君) この際、午後2時50分まで休憩をいたします。
     午後2時37分 休憩


     午後2時50分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 ただいまの休憩時間に議会運営委員会を開きまして、昨日の町長と議長、副議長、事務局長の立ち会いのもとの会話の内容について調査しましたので、その内容を議会運営委員長より報告願います。16番永野久子君。
16番(永野久子君) 先ほど緊急に議会運営委員会を開きました。その席には、議長、副議長、そして事務局長、それから議会運営委員会のメンバーが全員集まりました。その中で、昨日、議長室で町長が話をされた内容につきまして、でき得る限り正確に記録をいたしましたところ、その話の中身としては、「だめだったら、取り下げたい。60を超えている方であり、否決されると経歴に傷がつく」という趣旨の話であったということでした。以上です。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。12番山路清一君。
12番(山路清一君) 休憩時間に今委員長のほうから話されましたけれども、その件について、町長の答弁をお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 概略、ほぼその再現されたかどうかということについては、私は、きのうのものをそのまま申し上げられませんので、百の百そうだというふうには申し上げません。しかし、そのほかにも、議長の皆さんの議員の総意がどこら辺にあるのかというふうなあたりは常にやっていることでありますから、議長のその他の発言もありましたので、そこの部分だけ取り上げてどうだというふうなことについては、ぜひご再考をお願い申し上げたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 今、議運の副委員長が話をしているのに、正確に答えていないですね。14時40分に議長室でお話しした内容を、町長が発言した内容について、自分の記憶でいいですから、正確に話ししてください、それは、正確に。そうであれば、我々だって判断する基準が出てきますから。その町長室でお話しした。町長室に行ったことは間違いないですね。(「議長室」の声あり)ごめんなさい。議長室に行ったことは間違いないということでよろしいですね。その中で、町長が今現在記憶の中にある、この議長に対してお話しした内容について明らかにしてください、そのことを。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 何度も申し上げますけれども、きのうは3時40分ですかね。3時半終了ですから。今、2時40分とおっしゃいましたけれども、そういうことも含めて、前もって議長に局長経由でアポをとって約束を時間をとっていただいてというふうなことでございます。全体の中でそのようなことを申し上げた中で、結果としては、今回こういうことになったお相手から、どうしても体調がすぐれないので今回については大変申しわけないと、このようなことを受ければ、このような議案の撤回とならざるを得ないと。この辺について十分ご理解をいただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) きのうの議長と副議長、あと事務局長の中で、その体調の話は出たんですか。その本当に出たかどうか、再度町長のほうに確認いたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 体調の文字は、言葉は出なかったと思います。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) 今回、議案が提案されて何日もたっていないわけですけれども、体調が悪いというのはご本人からお話があったと思うのですが、いつ、どのような形でご本人から連絡を受けたのですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 議長室を退室した後、5時前後だったというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) そうしますと、時間がちょっとずつずれていっている。私の中で今整理中なんですけれども、一番最初に町長がこの議案を取り下げたいと言ったときに、昨夜と言ったように思うんです。昨夜、その本人から体調不良のためという連絡があったということで、きょうになってから取り下げるということを言ったと。今聞いていると、その体調が悪いということがいつ連絡があったのか。そして、それを判断するに至ったのか。その時間のずれが、時間の流れがよくわかりません。時間の流れとともに説明をしてほしいと思いますし、きのうの3時40分に、事務局を通して約束をして議長室に町長がおいでになったと。そうすると、その議長室を訪ねた目的といいますか、何と何と何とこの教育委員の選任だったんでしょう。ほかにも何かがあって、そこのところだけではないというような、そういう言いぶりですので、では、ほかには何があっておいでになったのでしょうか。何のために議長室にいらしたのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 前段は、ですから先ほど申し上げましたように、お相手から体調不良によりというふうなことで、そこは先ほど申し上げているとおりです。5時前後というふうなことで、その結果を受けて。昨日、12月5日ですかね。5時前後。そうおっしゃらずに。(「先ほどの記憶違いについて言ったじゃないですか」の声あり)いやいや、ちょっと待ってください。正確に。昨日ですから、4日です。そのようにおっしゃっていたらいいですね。4日の5時前後にお相手からありました。そのことをもって議案の撤回について事務方に指示をしたと、こういう流れです。
 あと、目的については、人事案件、大事な案件ですので、今までもいろんな事例で残念なことに、思うようにならなかったという事例が幾つかあって、お相手がいるので慎重を期してというようなことで、議長に時間をとっていただいて議員の皆さんの声というようなあたりの話題が中心でありました。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) ちょっとはっきりしなかったのですけれども、やっぱり事実関係ですから、町長はっきり回答していただきたいのですけれども、事実関係だけです。さっき永野委員長がお話ししたことの回答なんですけれども、その3時40分に議長室に来られて、人事案件で、だめだったらまずいので、まずいというのは経歴に傷がつくというようなことで、取り下げという言葉も入っているようですから、取り下げたいのでというふうな趣旨のお話をしたと。これをまず言ったか言わないかの事実関係だけでいいです。
 それから、そのもし言ったのであれば、その行為が本当に正しいのかなと。この議会の中で、人事案件の中で、そういう行為が、最初に回答を聞いておくというのが。確かに体調不良の部分はあるでしょう。傷つけたくないという部分。でも、その行為が正しいのかどうかというような部分。我々、今後のためにも参考にしたいと思いますので、ぜひ回答をいただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 何度も申し上げますけれども、正確に一字一句再現はできませんというのが前段、大枠は、先ほど申し上げました趣旨は、大事な人事案件、相手方もあることですから、そういうふうなことについて、議会そしてまた議長としてどのような提案のお考えでいらっしゃるかと、そんなふうな趣旨の中での5分、10分だと、このようになります。
 回答を聞いたわけではないんですね。そういう趣旨であったとかあるとか、そういうふうなことではないですから。町長と議長という議会を代表する議会の長と行政方トップが、提案した町長がお会いして座談をするというふうな雰囲気の場でありました。(「その行為が正しいかというの」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 若生町長、お答え願います。
町長(若生英俊君) 今後については、一定このような形で時間をおとりいただいて議論がなされているわけですから、慎重な取り扱いと、そして今後なきように十分注意してまいります。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 人事案件でありますから、これは慎重にする。それから、個人の体調というものについても、個人のプライバシーの問題がありますからいろんなことは聞きませんけれども、案件を提案するに当たっては、やはりそういったものをトータル的に考えて町長は議案を提案してきたわけでしょう、それは。そうですよね。それがゆえに議案を提案してきたわけですから。
 先ほど私が言いました15時40分に、私は14時と言いましたけれども、訂正いたしますけれども、15時40分に、もう一度自分の発言、今の記憶にある中で議運の委員長が言った記憶、それと同じなのかどうか。自分が言ったことについて端的にお話ししてください。それだけを話ししてください。その2点について質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 面会の目的に尽きますので、一字一句再現できませんので、ここで申し述べることについてはお許しをいただきたいと思います。お相手があってということで、健康、体調というふうなことで、これは本当に1分1秒、1時間後も含めて、やっぱり人の体調ですから、万やむを得ない面があるのではないかと、こんなふうな思いをしながら、撤回についてはざんきの思いも持ちながら、ぜひご協力をお願い申し上げたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) そうすると、また時間が行ったり来たりで、その15時に事務方に。(「17時でしょう」の声あり)失礼しました。午後5時、17時にその事務方にしたと。そうすると、その本人からは何月何日何時にその電話があって、その旨を聞いて議長室に行ったのか。そうでないと、その時間的な流れを、町長が何月何日こうなんですこうなんですというふうにしてもらわないと、今さまざまな時間で、私自身も今間違いましたけれども、どうだったかをお尋ねしたいです。
 そして、議長室に行った目的はほかにもあるのかと思っていましたら、お話を聞く限りでは、その人事案件1件のことで議長室にいらしたんだなということですが、それでいいでしょうか。そのときに、先ほどのその議運の委員長の話では取り下げたいと、60を超えている方でもあり否決されるとその経歴に傷がつくからということでということだったのですが、これについては、町長は、いや、大体おおむねこれでいいでしょうというふうに言っているのか。百の百このままでということではないけれども、おおむねこうだということでいいかどうか、再度確かめたいと思います。
 そして、人事案件ですから、さまざまな教育委員会の方々とも、これでどうでしょうとかというのを多分すると思うのですけれども、そういうときに、その教育関係者といいますか教育委員会からのご意見や参考になることなどというのは、協議とかはしたのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 議長と時間をとってお会いしたのは、目的については申し述べたとおりです、人事案件のみということです。
 時系列でいえば、きのうの3時40分に議長室でお会いして、その後、町長室に戻ってのご本人とのやりとりの中で、大変申しわけないですというふうなことのやりとりがあって、結果、5時前後に事務方に議案の撤回についての指示をしたと、こういう時系列に何らそごはございません。(「議長、まだ答えていません。教育関係者、教育委員会と相談したか」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 教育委員会とこの人事案件について相談したか否かを答弁願います。
町長(若生英俊君) こちらは町長が提案する案件でありますので、しておりません。
議長(浅野幹雄君) 3回終わりましたね。6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) こういう憶測をしたんですけれども、間違っていたらぜひ否定をしていただきたいと思います。
 町長は、確かに人事案件の話で議長のところに来ました。ところが、感じたものは、これはどうも否決されそうだな。町長のほうから*****のほうに電話をして、旗色が悪そうだから、申しわけない、なかったことにしてくれませんか、理由は体調不良にしましょうよということなのかなという憶測をしたんですけれども、間違っていたら明確に否定をしてください。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) それは当たりません。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。


     日程第17 富谷町「補助金等交付規則」の適正な執行に関する調査特別委員会委員長報告
議長(浅野幹雄君) 日程第17、富谷町「補助金等交付規則」の適正な執行に関する調査特別委員会委員長報告を議題といたします。
 会議規則第41条の規定により、富谷町「補助金等交付規則」の適正な執行に関する調査特別委員会委員長に調査結果の報告を求めます。委員長菅原福治君登壇願います。
3番(菅原福治君) それでは、富谷町「補助金等交付規則」の適正な執行に関する調査特別委員会より委員長報告をいたします。委員長報告につきましてはお手元に配付しておりますが、私のほうからは概要により報告をいたします。
 本委員会の設置に至る経緯といたしましては、富谷町より補助金の交付を受けている一部団体で、会報に補助金の趣旨に照らし適切でないと思われる記事を掲載したとし、平成26年第2回富谷町議会定例会において、地方自治法第109条及び富谷町議会委員会条例第5条に基づき、議長及び当事者を除く全議員で構成する、富谷町「補助金等交付規則」の適正な執行に関する調査特別委員会を平成26年6月11日の議会の議決により設置し、以下の項目について調査することといたしました。
 1つ、一部の補助金交付団体に交付された補助金が、特定の議員の議会広報に利用されていた事実に関する調査。
 2つ、一部の行政区長が、補助金を使った町内会広報において議会への誹謗中傷を行った事実に関する調査。
 3つ、その他補助金交付団体に関する調査。
 以上の項目に対する調査内容等につきましては、平成26年6月30日から平成26年11月18日までに8回の委員会を開催し、補助金事業者等としての補助金の使途等に主眼を置き、参考人として町当局より関係部課長と関係団体より代表者を招致したところですが、残念ながら一部の代表者につきましては当委員会の招致には応じていただけず、当該団体の会報に関しては、当事者からの聞き取りの調査はできないまま調査を実施することとなりました。
 調査の結果。
 1、一部の補助金交付団体に交付された補助金が特定の議員の議会広報に利用されていた事実に関する調査につきましては、
 ア、補助金事業者等の会長と町議会議員の立場にある者が同一であったことによって発生しているものであり、当委員会の調査中に謝罪を受けているが、町議会議員としての謝罪が必要である。また、訂正文等を配布する旨の発言があったので、配布文書の提出を求める必要がある。
 イ、当該事業については、当委員会の指摘を受けてから町当局が対応したが、同種の事案が発生した場合は、補助金等の交付規則等に照らし、適切かつ早急に対応する必要がある。
 ウ、町当局は、補助事業者に対して、規則・要綱等の趣旨・内容を周知徹底する必要がある。
 大きな2番目の調査。一部の行政区長が、補助金を使った町内会広報において議会への誹謗中傷を行った事実に関する調査については、
 ア、町当局は、補助事業者等に対し、同種の事案が発生した場合には、補助金交付規則等に照らし、中立公正な立場から適切かつ早急に指導する必要がある。
 イ、町当局は、補助金交付の際、補助事業者等に対し、事前に規則・要綱等の趣旨・内容を周知徹底する必要がある。
 との結論に達し、本委員会については所定の調査を経て終了することとしたため、富谷町議会会議規則第77条の規定により、平成26年11月19日付で議長宛て報告書を提出したものです。
 以上、報告いたします。
議長(浅野幹雄君) お諮りいたします。
 富谷町「補助金等交付規則」の適正な執行に関する調査特別委員会委員長報告では、所定の調査を経てここに終了することとなっております。委員長報告のとおり、本調査特別委員会の調査を終了することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。
 よって、本調査特別委員会については、調査を終了することといたします。
 ここで、17番磯前 武君より発言の申し出があります。これを許します。17番磯前 武君登壇願います。(「議長、議事日程に入っていないことですから、暫時休憩して発言させるべきだと思うんですが」の声あり)
 先にあったんですよ、磯前議員から、だから、発言。(「今、議事日程に入っていないものですから、暫時休憩して、そして。多分、中身は私どもはわかるんです。でも、暫時休憩して、そこの中で謝罪を求めるべきじゃないかと思うんですけども。いかがですか」の声あり)
 ただいま暫時休憩の申し出がありますが、動議扱いとしてよろしいですか。(「異議なし」の声あり)
 休憩動議が入りましたので、暫時休憩をいたします。
     午後3時12分 休憩


     午後3時14分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


     日程第18 富谷町「補助金等交付規則」の適正な執行に関する調査特別委員会に関する当事議員からの謝罪
議長(浅野幹雄君) 日程第18、ここで、17番磯前 武君より発言の申し出がありますので、これを許可します。17番磯前 武君登壇願います。
17番(磯前 武君) ただいま議長から発言の機会をいただきましので、発言をさせていただきます。
 議員の皆様には、補助金等に関する調査特別委員会に対する謝罪を皆様に申し上げます。
 富谷町「補助金等交付規則」の適正な執行に関する調査特別委員会は、去る6月30日から11月18日の第8回まで調査をしていただきました。議員の皆様には、その間、貴重な時間を費やしていただいたことに対しまして、当事者としてこの場をかりて深くおわびを申し上げます。
 「睦会だより」に記載していた議会報告は、今後載せないように「睦会だより」に掲載をいたしました。以後、この件に関しまして二度とこのようなことがないよう、深く議員の皆様には重ねておわびを申し上げます。
 また、議員の皆様にはご指導・ご助言を賜りますようお願いを申し上げまして、調査特別委員会に関する謝罪の言葉といたします。以上です。


     日程第19 閉会中の各委員会調査について
議長(浅野幹雄君) 日程第19、閉会中の各委員会調査についてを議題といたします。
 各委員会から所管事務のうち富谷町議会会議規則第75条の規定によって継続調査の申し出があります。
 お諮りいたします。
 各委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、各委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定をいたしました。
 平成26年第4回富谷町議会定例会は終始熱心な審議を経て全ての議案を議決いたしました。執行部におかれましては、各議員から出されました意見を十分に尊重し、町政を執行されますよう強く要望いたしまして閉会の挨拶といたします。
 これで本日の日程は全て終了いたしました。会議を閉じます。
 平成26年第4回富谷町議会定例会を閉会いたします。
 ご苦労さまでした。
     午後3時18分 閉会

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