富谷市

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平成26年第4回富谷町議会臨時会(開催日:8月1日)

更新日:2014年08月01日

平成26年第4回富谷町議会臨時会(開催日:8月1日)

会議録目次

臨時会会議録第1号

平成26年第4回臨時会目次

第1日目 8月1日(金曜日)
会議録署名議員の指名
会期の決定
議案第1号 平成25年度(仮称)富谷町総合運動公園スポーツ・文化交流館新築工事(繰越)請負契約の締結について

平成26年第4回臨時会議事録(第1号)

平成26年8月1日(金曜日)

出席議員(18名)

  • 2番 森栄君
  • 3番 菅原福治君
  • 4番 出川博一君
  • 5番 高橋正俊君
  • 6番 小泉光君
  • 7番 浅野直子君
  • 8番 安住稔幸君
  • 9番 三浦邦夫君
  • 11番 佐藤克彦君
  • 12番 山路清一君
  • 13番 小川昌義君
  • 14番 細谷禮二君
  • 15番 佐藤聖子君
  • 16番 永野久子君
  • 17番 磯前武君
  • 18番 渡邊俊一君
  • 19番 相澤榮君
  • 20番 浅野幹雄君

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

  • 町長 若生英俊君
  • 副町長 鈴木和夫君
  • 企画部長兼企画部経営企画課長兼市制移行準備室長 荒谷敏君
  • 福祉部長 小野一郎君
  • 建設部長 鴇謙一君
  • 企画部財政課長 吉田尚樹君
  • 総務部総務課長 菅原俊司君
  • 建設部都市計画課長兼設計業務統括室長 佐々木俊男君
  • 教育長 菅原義一君
  • 教育次長 及川芳彦君
  • 教育部長兼富谷中央公民館長兼富ケ丘公民館長兼東向陽台公民館長兼あけの平公民館長兼日吉台公民館長 小松巌君
  • 教育部生涯学習課長兼総合運動公園所長兼民俗ギャラリー館長 阿部雄也君

事務局職員出席者

  • 事務局長 山田豊
  • 次長 富澤裕
  • 主任主査 相澤正人

議事日程 第1号

平成26年8月1日(金曜日)  午後1時30分  開会

会議録署名議員の指名
会期の決定
議案第 1号 平成25年度(仮称)富谷町総合運動公園スポーツ・文化交流館新築工事(繰越)請負契約の締結について

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり 午後1時30分 開会
議長(浅野幹雄君) 皆さん、こんにちは。
 ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しますので、ただいまから平成26年第4回富谷町議会臨時会を開会いたします。
 この臨時会は、町長から平成25年度(仮称)富谷町総合運動公園スポーツ・文化交流館新築工事(繰越)請負契約の締結についての事件議案が提出されることになっております。慎重に審議を尽くされ町民の負託に応えられますようご期待を申し上げますとともに、議会運営につきましてもご協力をお願いいたしまして、開会の挨拶といたします。
 初めに、提出議案などの説明を含め、富谷町町長に挨拶を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) 本日ここに、平成26年第4回富谷町議会臨時会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては公私ともにご多用の中ご参集をいただき、厚く御礼を申し上げます。
 今回提出しております議案は、平成25年度(仮称)富谷町総合運動公園スポーツ・文化交流館新築工事、繰り越しでございます。請負契約の締結についての1件であります。
 議案審議の折にはなお詳細にご説明を申し上げますので、何とぞ慎重審議を賜りご可決いただきますようお願いを申し上げ、議案の説明とさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。
 議長諸報告は、お手元に配付のとおりです。
 なお、説明員の出席報告ほか関係資料については、事務局で保管しておりますので、希望の方は閲覧願います。
 これで諸報告を終わります。
 議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。
                                           
     日程第1 会議録署名議員の指名
議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、14番細谷禮二君、15番佐藤聖子君、16番永野久子君の3名を指名いたします。
                                           
     日程第2 会期の決定
議長(浅野幹雄君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本臨時会の会期は本日の1日にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本臨時会の会期は本日の1日に決定いたしました。
                                           
     日程第3 議案第1号 平成25年度(仮称)富谷町総合運動公園スポーツ・文化交流館新築工事(繰越)請負契約の締結について
議長(浅野幹雄君) 日程第3、議案第1号平成25年度(仮称)富谷町総合運動公園スポーツ・文化交流館新築工事(繰越)請負契約の締結についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) それでは、議案第1号についてご説明申し上げます。
 8月1日提出をさせていただきました議案書1ページをお開き願います。
 平成25年度(仮称)富谷町総合運動公園スポーツ・文化交流館新築工事(繰越)の請負契約の締結につきましてご説明申し上げます。
 本案件の請負契約につきましては、下記のとおり契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
 1、契約の目的、平成25年度(仮称)富谷町総合運動公園スポーツ・文化交流館新築工事(繰越)です。
 2、契約の方法、指名競争入札。
 3、契約金額、1億6,470万円でございます。
 4、契約の相手方、仙台市太白区郡山字穴田東15番1、株式会社サンホーム代表取締役齋藤照雄でございます。
 サンホームにつきましては、初めての契約となります。現在、大清水地区に住宅展示場等がありまして、富谷を一部拠点といたしまして営業活動を展開している業者でございます。また、他自治体ではありますが、公共工事の木造、非木造の受注実績を有している業者となってございます。
 それでは、契約までの経過につきまして、簡単にご説明をさせていただきます。
 本工事の入札関係につきましては、まず平成26年1月21日に一般競争公告以来、中止を含めまして3回不調となった案件でございます。その要因につきましては、資材及び労務費の高騰などによる金額的なものでございまして、当初予定していた予算では契約することが困難な状況となったことから、平成26年6月20日の全員協議会で説明させていただいた内容のとおり、Aグラウンド連絡階段設置工事の予算1,944万円と抱き合わせまして、一部仕様を変更して執行させていただいた案件となってございます。
 本案件につきましては、指名競争入札により12者を指名いたしましたが、10者から辞退届け出が提出されまして、株式会社サンホーム、それから株式会社阿部勝工務店の2者によります競争となりました。平成26年7月16日に入札を執行いたしまして、入札の結果、税抜き1億5,250万円、落札率90.29%で株式会社サンホームが落札し、去る8月1日仮契約を締結いたしましたので、本契約締結に当たりまして議会の議決をお願いするものでございます。
 工事概要につきましては、都市計画課長からご説明申し上げます。以上です。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) それでは、工事概要につきまして、私のほうから説明させていただきます。よろしくお願いいたします。
 図面の1ページをお願いいたします。
 配置図になります。配置図の中央部分の工事建物が今回新築するスポーツ・文化交流館になります。左側の破線部分が次回工事予定部分で増築対応になります。当初計画いたしました全体計画において2回の入札不成立があり、規模を縮小しては1回の入札不成立がありましたが、東日本大震災で被害があり解体となった旧管理棟部分の建てかえが急務であることから、近接する鉄骨階段の改修工事も取り組みまして一体的な建設に至ったところでございます。配置計画の特徴といたしましては、建物はテニスコートの並びに合わせ既存観覧席に近づけて配置することにより、施設全体に一体性が生まれる配置計画としております。メーンのアプローチは南側道路と東側駐車場から行うことから、玄関を建物南側に設けることにより、わかりやすい玄関の配置計画としております。
 次に、図面の2ページをお願いいたします。
 平面図になります。南側中央の玄関風除室を介してホールに入るとともに、テニスや野球のプレーヤーのためのグラウンド出入り口風除室を北側中央に配置しております。ホール左側の管理室はこの施設を維持管理するための事務室機能の部屋になります。ホール右側の事務室は総合型地域スポーツクラブの活動拠点としての事務室になり、会議室及びロッカー室の利用も考慮しております。当面の間、交流ホールと研修室がありませんが、テニスコートが見える北西側に談話室28.98平米を確保し、テニスコートやグラウンド利用者の休憩場所にしたいと考えております。また、このコーナーのL字型のサッシにつきましては、増築時に移設しまして再利用する計画でございます。今回工事部分の延べ床面積が334.55平米、次回工事部分の延べ床面積が157.46平米、全体の延べ床面積が492.01平米の建物計画となっております。平面計画の特徴といたしましては、玄関は利用に関する玄関と観覧席に通じる玄関を建物の中央に南北の縦軸上に配置することによりスムーズな動線経路を確保いたしました。また、施設利用者の更衣室、シャワー室、トイレは建物東側に共用ゾーンとして整備し、増築予定の交流ゾーン、交流ホール、研修室との動線の区分を行っております。
 次に、図面の3ページをお願いいたします。
 上段左側が東側立面図、右側が西側立面図、中段が北側立面図、下段が南側立面図になります。屋根はカラーガルバリウム鋼板0.4ミリ縦ぶき、外壁が窯業系サイディング14ミリ横張り仕上げ、腰壁部分が木目調、その上部の壁が塗装品となっております。立面計画の特徴といたしましては、建物はスポーツ施設のシンボルとして開放感あふれる明るいイメージを基本として計画しております。テニスコート側から高台に建つ建物であり、できるだけ建物の圧迫感を与えない立面計画として、屋根のデザインをシンプルな緩勾配の片流れとし、屋根のボリュームを抑える計画といたしました。また、エントランス周りは光を多く取り入れるガラス面をふんだんに設け、開放性と明るさを重視いたしました。
 防災対策といたしましては、建物の耐震強度は重要度係数1.25で設計を行っており、地震に対する安全性を高めております。災害時の電力停止に対応して、移動式の発電機接続により建物の照明やコンセントの一部を使用できる設備計画としております。また、5トンの受水槽を設置し、断水時の飲料水とトイレの排水用として確保する計画としております。
 ユニバーサルデザイン対応といたしましては、施設は子供から老人、体の不自由な方も使いやすくすることから、ユニバーサルデザインを基本として段差の解消や手すりの設置、ゆとりあるスペースの確保と温かみのある材料の選定等を配慮し、誰もが安全・安心に使用できる施設計画としております。多目的トイレはオストメイトやベビーシート、幼児用小便器を設置し誰もが使いやすく、更衣室は車椅子使用者も使えるシャワー設備と脱衣室を設置しております。また、車椅子用駐車場から建物玄関までの動線に配慮して、建物の屋根を利用したスロープを設け、雨の日も安心して使えるように工夫いたしました。
 工期につきましては、平成27年3月20日竣工予定です。
 工事の概要につきましては以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。
 質疑ございませんか。4番出川博一君。
4番(出川博一君) それでは、私のほうから3点ほど質問いたします。
 3月13日の全員協議会のときに、一般会計の補正予算で第8号の説明の中で、スポーツ振興くじtotoの助成、クラブハウス整備事業6,000万円を申請済みであったというふうに説明がありましたけれども、その後の不承認の理由及び再申請の意向があるのかどうか伺いたいと思います。
 それから、2つ目ですけれども、平面図で事務室、会議室、用具室にロッカー室、これどう見ても何か一体のものにしか見えないんですけれども、利便性は高いものなのか、確認いたしたいと思います。
 3つ目として、これは本件の予算上の手当て、これは25年度繰り越しで3,311万6,000円、それから26年度の当初予算で1億3,038万1,000円、それからAグラウンド連絡通路階段設置工事、これが1,944万円、合計1億8,293万7,000円と認識しておりますけれども、この契約額だと1億6,470万で残余が1,823万7,000円になるんですけれども、Aグラウンドの階段工事は実施するのかどうか。この間の説明にあった補修による耐久性、何年程度もつのか、その点についてお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長、もとい教育部長。
教育部長(小松 巌君) まず、3月13日に全協の中で上限額6,000万円のtotoの申請を行っておりますということでお話しさせていただきましたけれども、4月にtotoについては採択されなかったという通知が来ました。ただ、26年度の再申請ということで考えておりましたけれども、クラブハウス整備事業については2次募集はないということでございますので、その点については現在行う予定はございません。
 それから、事務室の利便性ですけれども、間仕切り等を取り外すことがございます。先ほど整備課長のほうで申し上げましたけれども、当面町民の方々が使えるようにということで、総合型クラブハウスの事務室をそこに当面は持っていかないで、住民の方に利用していただけるような考え方で今検討を進めているところでございます。(「階段はつけるの」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) まず、今回の先ほど議員がおっしゃった数字、まずスポーツ・文化交流館の予算、それから階段を抱き合わせてやっていまして、入札の結果約1,770万ほど浮いているような状況に今現状、それ結果ですがございます。これにつきましては、当初その階段の一部仕様を変更してということで、当初はつけかえ、撤去して新たな階段をということだったんですが、今回の仕様では塗装をし直すというところでの仕様になってございます。金額的に1,700万ほどございますけれども、今の段階ではそこの時点については業者が決まって今後のその工事の進捗状況を見ながら、その辺は随時協議をしていきたいなと思っておりますので、当初の設計にまた戻すというところで今のところ動いているわけではございません。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) グラウンドの階段部分につきましては、一部腐食が見られますので、部分的な取りかえと、あと全体的な塗装の塗りかえを予定してございます。(「答弁漏れ1件あります」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 座ったままでお願いします。(「totoの不承認の理由という質問したんですけれども、その回答をもらっていない。それからもう1つは、玄関の階段の補修によって耐久性はどのぐらいあるのか、まだ回答もらっておりません」の声あり)教育部長。totoの件です。
教育部長(小松 巌君) まず、totoの不採択理由につきましては、基本的に総合型スポーツクラブのクラブハウス建設とは認めがたいということと、それから総合型スポーツクラブとして活動が余りにも未熟であるということでございます。ただ、総合型スポーツクラブのそのクラブハウスという申請の段階での要件については、会議室等全てを網羅しているということで申請は受け付けられたんですけれども、その採択の基準の中では、採択基準では低かったということでございます。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 鉄骨の階段部分につきましては、耐久性につきましてはまだまだ20年なり30年なりはもつものと捉えてございます。ただ、どうしても塗装の塗りかえが10年に1回ぐらいの割合で出てくるのかなとも予想してございます。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 今、totoの不承認の理由について確認したんですけれども、これはたしか4月24日の全員協議会の説明では、管理室のほかに事務室と会議室がある理由をお聞きしたら、toto申請の要件であったということですけれども、今回の予算の関係上ちょっと建物面積を削らざるを得なかったという事情からして、これは事務室、会議室、これはスポーツクラブ専用であって、先ほどの答弁では当面の間スポーツクラブの事務室にはしないということなんですけれども、当面ということでなくて基本的には、これはこの先の話でいわゆる次回工事ということで広げるまでの間は住民に開放して、利用者に開放すべきではないかと思いますので、その点についてもう一度お尋ねいたします。
 それから、この図面を見ると、どうもこのロッカー室は女子専用ではないかなというふうにしか見えないんですけれども、あとこの用具室には何を入れるのか、これもお尋ねしたいと思います。
 それで、3つ目として、先ほど都市計画課長のほうから補修で20年から30年もつというお話を頂戴したんですけれども、非常に悩ましい問題というか、いわゆる予算を捻出するためにその知恵が必要になったから見えてきたのは、よく精査したら新設でなくてペンキの塗りかえで二、三十年もつという結果に非常に驚くんですよ。何で1,944万の予算を立てたのか。ですから、税金だからよく精査もしないで予算編成しているんじゃないかという疑念を持って不信感が募るばかりなんですけれども、町長にお尋ねしたいんですけれども、まだ今年度予算、4カ月しか経過しておりませんので、いま一度精査して予算全体を見直すことが必要かと思うんですけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 今のお話でありますけれども、3月の議会で26年の枠組み、十分な議論を尽くしていただいているわけでありますので、今の現時点で今のようなご提案については考慮するわけにはまいりません。
議長(浅野幹雄君) 教育部長。
教育部長(小松 巌君) 次の計画までには町民の方々の利便を図るために、総合型スポーツクラブについては現在の位置と考えております。
 それから、用具室につきましては、机等を入れることとしておりました。ロッカー室等、女子専用ではないかというのは、これはちょっとシャワー室のほうにも抜けられるような形になっているととられるんですけれども、これについては普通誰でも使えるロッカー室と考えております。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 鉄骨部分の塗装につきましては、ウレタン塗装をしてございまして、かなり耐久性のあるものを一応使用する予定でございます。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 階段の件につきまして、若干お話をさせていただきます。
 今の階段をそのままつけかえをして1,900万というような予算の計上ではございませんで、当初は老朽化、それから階段自体も少し急だということで、テニスコートも隣に整備されたということで、その階段のそもそも形状も見直しましょうという部分が含まれておりました。ですから、今ある階段をそのままつけかえて同じ形状でという予算の申し出ではなくて、老朽化してどうせ塗るのであればその辺の階段の勾配、それからそもそもの今の形状を見直した中で設置を交換したいという担当課からの申し出がございましたので、予算を査定しまして認めたということですので、今の話と若干話は食い違うかと思います。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) でもね、いわゆる階段の傾斜を変える、あるいはその直すということで1,944万、これは補修でペンキ塗るだけだと350万というふうにこの間説明をお聞きしましたけれども、それで済むのに、そして利便性もそれほど損なわれないという判断で結局予算をこちらに回したというふうに理解するんですけれども、そういう意味では確かに町長がおっしゃるように3月の議会で予算は議論しました。それを承認した。議会側も確かに悪いかもしれませんけれども、結局そこまで我々が事細かに精査できないという部分がありますので、その辺のところは町長もう一度、執行権をお持ちの町長がもう一度その予算を精査し直しなさいという指示はできないんでしょうか。それによって、やはり無駄なものはしない、町長、無駄なことは、税金ですから無駄なことは一切しませんというふうに言っているわけですから、このようなことが、いいですか。1,944万が350万で終わって済んで、そして20年、30年耐久性があるということですから、あえて余計な1,600万ですか、のお金を使う必要はないと思うんですけれども、もう一度その辺についてお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 今財政課長が申し上げたとおりでありまして、予算の枠が制約があったためにこうせざるを得ないというのがまず大前提です。今申し上げたように、勾配、何度通っても大変な勾配です。ですから、この先30年、50年というようなことを視野に入れれば、当然新築に合わせて、今までと違った機能を持つスポカルの建物ですから、それに合わせた、そしてまた新たに設置されたテニスコート、全体のバランスの中で手をつけざるを得ないということであります。自宅の改築工事などもそうなりますよね。予算の範囲でここだけというのもありますけれども、全体の見直しの中で階段の勾配を緩やかにしましょう、手すりをつけましょう。そういったことも含めて、ややそういった部分似通っているんだと思うんですけれども、今財政課長が申し上げたとおり繰り返しますが、万やむを得ず現状いわゆる安全性という意味では3年、5年でないですよと。十分なる手を入れれば30年先安全性は確保されますよというようなことを申し上げたのであって、このままの状態で新しい施設に対応できる階段でないというようなことをぜひご理解いただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。18番渡邊俊一君。
18番(渡邊俊一君) まず、北側の玄関ポーチのところの脇にある水飲みスペースの後側に、ちょっとこちゃこちゃっと書いてあってよく見えないんですけれども、植栽スペースと私は読めるんですけれども、この状況からいきますと、北側の立面図のほうで見させていただくと、ここに植栽スペース必要性がなぜあるのかなと思って今見させていただいておりました。実際、この部分については、要するに足洗い場関係で当然ふさがれるわけでありますから、植栽スペースなんていうのは必要ないだろうなと今見ているわけであります。
 なお、ここにこのくらいの植栽をして、何かこういう建物全体がイメージがよくなってくるのであればいいんですけれども、後々までの管理を考えた場合に、この植栽スペースは必要性はほとんどないだろうと思って今見させていただいております。その件をお聞きしたいと思います。
 あともう1点なんですけれども、シャワールーム、車椅子用シャワールームと、あと一般のシャワールーム、男性用、女性用あるわけでありますけれども、このシャワールーム、1回に何人使用できるのか。というのは、大体シャワーをお使いになるというときには、競技が終わって一斉に使うわけでありますね。ですから、途中、途中で使うというのは余りないわけでありますから、本来ならばどのような形でシャワールームをお使いになるのかどうか、その辺をお聞きしたいと思っております。
 あと、内部をもう少しやはり利用しやすいような、多目的に利用しやすいような方向性をもう少し検討したらいいのかなと思って見させていただいております。何か上部のほうは男子トイレとか、この女子トイレ、そういったものでずっとふさがれている。下のほうは事務室と会議室でほぼふさがれているというような状況で、そのほかの部分について活動的に利用できる部分というのが余りないのかなとこんなふうに今見させていただいておるわけでありますけれども、もう少し何かうまいレイアウトというのはないものかなと。これが一番ベターだと言われればそれまでなんですけれども、その辺について3点をお聞きいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 玄関ポーチ脇の植栽スペースにつきましては、男女のトイレと多目的トイレのすぐ北側に隣接するということで、水飲みスペースとの緩衝地帯ということで一応この植栽スペースを設けてございます。
 あと、プランニング上でゆったりくつろげるというところが、当初全体設計の中にございました西側に今回増築予定としております交流ホールとか研修室とかの部分になりますので、今回金額的、面積的な兼ね合いでこういう切り方をしまして、小さいながらも談話室のスペースを北西側に設けているというところでございます。(「シャワールームは」の声あり)
 シャワールームにつきましては、1回の使用はお1人の使用と考えてございまして、通常の健常者の方のシャワールームと、あと車椅子用のシャワールームがございますので、1回に2部屋、お2人お使いいただくということで考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 18番渡邊俊一君。
18番(渡邊俊一君) まずシャワールームについて、先ほど私言ったように、集中的に人数がお使いになるという状況に恐らくなるはずであります。ですから、検討の余地があれば、改めて検討していただくことを再度質問いたしたいと思います。
 それから、ただいまトイレの裏側であるから緩衝帯をということで植栽スペースを設けるということでありますけれども、それであれば逆に目隠しをする状況の中で、このトイレの窓側を緩衝されないような状況をつくるのが筋でないかなと私は思うんですね。というのは、これ北側ですから、あえて植栽をしなくちゃならないという何物もないと私は思って見させていただいております。植栽というのは、ご存じのようにかなりでき上がってから管理に結構手間暇、金もかかるんです。そして、当然枯れればまた植えかえなきゃならないとか、あと病気がつけば消毒しなきゃならない。ですから、できるだけそういったものをなくして、スムーズにスリムな建物にしたらいいのかなと思って今見させていただいておりますけれども、もしそのスペースがまだまだ十分に余裕あるということであれば、その分まで何かふやして、外からのトイレもそこにつけるとか、そういう形に持っていくような状況をつくったほうが私はずっといいんじゃないかなと思っております。外のトイレも確かにありますけれども、現在この中だけでなくて直接外からの、この建物エリアの中での外からのトイレということも十二分に考えられるのではないかなと思って見させていただいておるんですけれども、そういった方向性、今後検討し直せるのかどうか、その辺を含めた中での答弁をお願いいたしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) シャワールームにつきましては、数がたくさんあればそれはこしたことはないんですが、どうしてもかなり設備的な、投資面でかなりの高額な費用、面積がかかってございまして、実際に1回当たりの1人当たりのシャワー時間の利用時間も1人当たり3分ぐらいと見込んでございまして、交代で順番にご使用いただきたいと考えているところでございます。
 あと、植栽スペースにつきましては、このちょうど女子トイレ、多目的トイレの窓がございまして、その前面に中木のカクレミノを2本植える予定にしてございます。その他の部分は地被でヘデラ系統の植栽を考えてございます。
 あと、外トイレにしたらということでございますが、外トイレはグラウンドのほうにもございまして、必要性は薄いのかなと捉えてございます。
議長(浅野幹雄君) いいですか。見直し。見直しについても質問ありますが。この植栽を、目隠しを別なものにするような見直しはないかという質問ですよ。それは検討できるかどうかという質問ですから、答弁願います。(「議長、いいですか」の声あり)座ったままね。(「なお、私が質問しているのは何を植えるのかとかというような質問をしているわけでは決してないですから。それは私は必要性がないのではないか。ですから、検討し直せないんですかというような言い方ですからね。ですから、何を植えます、かにを植えますなんていう質問は一切していませんので、その辺を勘違いしないで答弁をお願いしたいと思いますね」の声あり)都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 植栽につきましては、トイレの中に立っている、中にいる方がガラス面を通じて人影が映らないような形で一応考慮したところでございます。この水飲みスペースの水飲み、足洗い、砂飛ばしのところの立ち上がりの壁もありますので、目隠しを考慮しなくてもいいのかなとも捉えてございます。
議長(浅野幹雄君) 18番渡邊俊一君。
18番(渡邊俊一君) 課長ね、私言っているのは、課長の答弁の内容と全然違う質問をしているような状況です、今。緩衝用に要するに植栽を植えるから目隠しなくてもいいんだというような言い方ですよね。私は反対に、その植栽の必要性がないようにするために目隠しをしたらいかがですかというような、相反するような話を今しているわけですよ。ですから、あえて後々までのことを考えて私は言っているわけですから。今はそれで格好いいかもわからないですけれども、その植栽することによって後々までのアフターフォロー的なものも当然出てくるわけですから、そういうものをなくすためにもし緩衝用としてそれを求めているのであれば、目隠しで進めたほうがいいんじゃないですかというような、そういう見直しはできないんですかというような話をさせてもらっています。
 あともう1点、シャワールームなんですけれども、やはり後でつけるといったら大変な工事なんですよ。物すごくお金かかります。ですから、もう少し内部を見直す中でそのシャワールームをふやすことはできないのかということで今お話をさせてもらっています。そして、ここに手洗い場がありますよね。シャワールームの隣に。手洗い場、何で必要なんですか、ここに。ここに十二分にシャワールームもう1室つくれるはずですよ。なぜここに手洗い場というのが必要なのかなと。それも2つ。2器ね。女子のところにも当然手洗い場ありますよ。これがなければ、今度女子の更衣室のところにもう少し改良できるような状況というのが出てくるのかなと私はちょっと見させてもらっているんですけれども。ですから、更衣室に手洗い場というのをなぜ必要なのかなと思って今見ているんですけれども、その辺の今こうしましょう、ああしましょうということでなくて、内部の変更を検討できるような状況になるのかどうかということでの質問をさせてもらっているわけですから。
 私がこうしなさいと言ったって、今のこの図面上からすれば当然いろいろ設計屋が考え、執行部とすり合わせして一応図面は決定させてもらっているわけですから、これから我々のそういった意見を入れる中で改良できる検討の余地というのはないのですかというような話を今させてもらっているわけですから、その辺を質問者に対してのやはり質問の理解をもう少しきちっとしてもらわないと、何か質問している内容と答弁している内容が食い違っているような状況に私は今そういうふうに捉えているわけですから、その辺をしっかりとやはり質問の内容を捉えて答弁をお願いしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) では、都市計画課長にかわって申し上げたいと思います。
 確かに植栽スペース、トイレの関係、そしてまたシャワー室等々、我々も入った中でこういう構成で決定してきた経緯があります。今お話があったように、ぜひ最後の手直しのチャンスですから、今のお話、ご提言を受けながら、外からのトイレ利用、一理あるかなというふうにもまた思うところです。東向陽台第1会館、振り返れば花見の時期、外から使えるようにというようなことで外にドア、外からの利用をするためにドアをつけたというようなことも今思い出したところです。したがいまして、トイレと外からの利用、そしてまた利用の検討、そして植栽スペースとのありようということが1つ。シャワーもやはり個室というふうなあたりのイメージが強くこの平面図には出ています。したがいまして、今あるように多人数、水泳のシャワーのようにカーテンで仕切って隣との関係、カーテンぐらいでできるというようなことあたりももう一回、検討した経緯はありますけれども、そういったこともあわせて検討することといたします。
 手洗いについては、髪とかの、トイレの後の手洗いという意味ではなくて、身を整えて帰るときのというふうなあたりのことをイメージしてのいわゆる洗面器のこんなふうな状況でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それでは、質問したいと思います。
 かなり難産な結果でここまで来てほっとしているところです。そういう意味で、さらに今同僚議員おっしゃっているわけですが、どこか改良点というか、そういった点があるのかどうか、数点お伺いしていきたいというふうに思います。
 まず、この建物そのものが自然エネルギー対応になっているのかどうかということですね。もう1つは、この給湯器関係、給湯器関係は何を使って給湯しようとしているのかということです。それからあと、この建物全体の電気料はどのくらいで見積もっているのかと。将来的にPPSとの契約も範囲内に入っているかどうかということですね。
 それからあと、今回非常用電源として発電機接続盤と、それから配電型の操作盤、これは配電型操作盤は事務室に設置するというふうになっているんですが、これはちょっと離れ過ぎてはいないのかなというふうに感じます。これはできれば近くのほうにこの接続盤のほうを設置したほうがやりやすいのではないかと。なおかつ、発電機は何台準備しようとしているのでしょうかということですね。図面を見ると、4本か5本ぐらいコンセントがついたようにはなっているんですが、何台準備しているのか。
 それからあと、この発電機の総出力はどれぐらいのものを何台準備しようとしているのかということですね。あと、私たち教育民生常任委員会で角田市の多機能施設虹の園というところを視察に行ってきたわけですが、ここで使用していた発電機はLPG、プロパンの発電機を準備していました。これは要するにガソリンとか軽油とかだと1回気化しているわけですが、LPGだとそのままで操作も簡単で安定しているようです。そういうものが設置するようになっているのかどうか。
 あともう1つ、放送室なんですが、放送室というのがないようなんですけれども、この緊急時の対応ですね。この放送での緊急時の対応はどのようになっているのか。今図面を見させていただくと、クリアホーンスピーカーが2台外に出るようになっています。1台はテニスコートのほう向いていると。もう1台は駐車場のほう向いているというふうな形になっているんですが、要するにその駐車場のほうはいいとして、競技中ね。要するにテニスコート側のほうのこのスピーカーホーンは1台で間に合うのかと。要するに観客との関係、選手との関係でそういったものが考えられないのかどうかということです。
 あと、常に私発言しているんですが、この設備の中にLANの設備が1カ所ぐらいしか見当たらないんですが、これはやはり現段階ではどこの施設でもやはりLANケーブルを配線しておくとか、もしLANケーブルで高いということになるのであれば、無線LAN設置、それからWiFi設置とか、そういったものを考えるべきではないのかなということです。あと、この端末機について、パソコンですけれども、この談話室とかそういうところにもやはり設置をして常に情報を公開できるような、誰でも来てパソコンで操作をしながらできるような談話室というか、そういったものにしてはどうなのかということについてです。
 それからあと、この談話室、かなり前に談話室に仕切りがあったような気がするんですが、これが今回仕切りがないんですけれども、これはどのように仕切りがなくなっているのか、ないのかね。その辺ちょっと、この点について質問したいと思います。以上です。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 自然エネルギーにつきましては一応トップライト、立ち上がりのサッシ面からの採光で取り入れるところでございます。
 あと、電気系関係なんですが、全体的にLED照明を使用するようにしていまして、それに伴う電力費が年間8万4,282円の削減見込みと見てございます。
 発電機関係ですが、ポータブルの発電装置も備品で準備する予定でございまして、3相の出力1.5キロ程度のものを1台と単相用出力3から5キロワット程度のものを1台の、2台の予定でございます。用途につきましては、3相用が受水槽加圧ポンプ用と汚水ポンプ用でございまして、単相用が管理室、事務室、研修室、談話室等の消防設備やコンセント設備に使用する予定でございます。LPGは発電機には今のところ考慮してございません。
 放送設備でございますが、事務室のほうで一般放送のテニスコートへの接続の放送設備と非常放送を見込んでございます。
 LAN関係なんですが、管理室と事務室とあと研修室のほうに電話の取り出しを設けてございまして、その辺で一応設置を予定してございます。談話室のほうには今のところちょっと予定していませんでしたが、増築等でなお検討していきたいと考えております。
 談話室のつながりの扉につきましては、当初こちら交流ホールと研修室がある全体計画のほうである程度交流ホールが広くとれたものですから、それの冷暖房時の区分けということで設置しておりましたが、今談話室がこのとおり小さくなりましたので、その間仕切りにつきましては今は見ていないところでございます。(「給湯器。給湯器についての質問」の声あり)給湯器につきましてはガス給湯器でございます。(「PPSは」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) まず、電気の新電力につきましては、前にもいろいろご説明申し上げたかと思うんですが、まず数年使った実績をもとに新電力のほうに切りかえたほうが安いかどうかという最終的な判断をして、切りかえるかどうかの決定をしてございます。したがいまして、スタートどのような1年間の電気の使われ方をするのか、当初なかなか見えない部分がありますので、こちらは何年かの実績を踏まえた中でそのPPSのほうが基本的に料金が安くなるということであれば、その辺は積極的に考えていきたいと思っております。(「発電機と操作盤が遠いのではないかということ」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 発電機と。(「非常用発電機と操作盤のところが遠いのではないかという質問をしているんです」の声あり)発電機と操作盤が遠いのではないかという質問です。
都市計画課長(佐々木俊男君) 発電機につきましては、建物の北側玄関ホールの部分、左側に設置、取り出し予定箇所としていまして、どうしてもこれにつきましては屋外に設置しなきゃならないということと、あと受水槽、キュービクルが北側のほうにありますので、そちらの配管、排水関係のルート関係も考慮したところでございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) まず、今の回答なんですが、発電機を置くところと配電盤、めったに使わない問題でどうしても発電機が出力したときに正常に出力しているかどうかというのは確認できないわけですね。その場合は、やはり近くで確認したほうがかなり便利だと思うんですが、その辺のこの配線がえというか、そういうものが必要ではないかと思うんですが、その辺再検討、必ずしも発電機回ったから100ボルトですか、使用しているもの、100ボルトになるというものではないのでね。その辺、ぜひ操作盤と発電機のところを近くに置いて確認できるようにしてはいかがでしょうかということです。
 もう1つ、非常用の発電機、これは今課長発言しているとおり、LPG使っているわけですね、この会館そのものは。そうしますと、やはり発電機もLPGを使ったほうがベターではないかと思うんですが、その辺、再度質問をしたいというふうに思います。以上です。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) どうしても事務室、管理室が事務室的な利用になりますので、盤関係の設置につきましては、常駐して職員がおります管理室で考えてございます。
 あと、その実際の発電機等の利用状況におきましては、そちらの外部の発電機側に1人置きまして、あとこちらの事務室側の配電盤のほうと連絡をとりながら有効に操作していきたいと考えてございます。
 あと、発電機のLPGにつきましては、これから備品対応になりますので、そこでLPGのほうも検討していければと考えてございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 緊急時のそのスピーカーの位置ですけれども、これは競技しているときとかそういうときには、これは今何ワットでしたっけ。3段階ぐらいに分かれているスピーカーのようですけれども、これ1台だけで競技場のほうに十分なのかどうかということ、まずそれについて質問したいというふうに思います。
 なお、今課長発言したその発電機と配電盤のところの操作というのは、これはもう当たり前のことなんですよ。緊急時のときにそれだけ人が十分とれるのかどうかということですよね。その場合、やはり近くですぐに操作できるような配線というものが考えられないのかと。事務室が南側にあって、発電機が北側にあるんですよね。そういう配置ではやはり我々考えたっておかしいんじゃないかなと思うんですよね。そういう意味では南側のほうに配置をするとか、そういうことはできないのかどうかということなんですけれども、再度質問します。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 建物の南側ということでございますれば、そういう方向でちょっと検討していきたいと考えてございます。
 あと、スピーカーにつきましては、グラウンド利用というよりは既存のテニスコートのほうに現在スピーカーがあるんですが、そちらへの連絡用となってございまして、もう1カ所が駐車場側といいますか、そちらへのスピーカーの配置になってございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。16番永野久子君。
16番(永野久子君) 今回1期工事ということですが、2期工事に関連してちょっと伺います。
 まず、2期工事については平成27年度以降ということでよろしいのかどうか。その内容としては文化交流館の部分だということかどうかをまず確認させてください。
 それから、この総合運動公園の中にはスポーツセンターがあり、武道館がありということで、さらにその文化交流館が必要かどうかという点について、何か調査をして必要だという根拠になるようなものがあるのか、あるいは地元や近隣からですね、町内会等々から建設してほしいという要望書などが出ていたのかどうかをお伺いします。
 さらに、今回の工事で先ほどご説明があったんですけれども、事務室、会議室についてはどのような利用の仕方をするかについて、申しわけありません。もう一度ご説明をお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 教育部長。
教育部長(小松 巌君) まず、事務室、会議室につきましては、事務室といいましても利用者の皆さんに使っていただけるように、大会運営ができるようなそういう施設として、事務室というよりは会議室、そういういろいろミーティングルーム的なものとして活用できるような方向で検討しているところでございます。
 あと、要望ということについては、建設の要望という要望書等については出ておりません。それから、2期工事につきましては、27年度以降という議員さんのおっしゃるとおりでございまして、中身については今後先般お示しした中身を検討しながら考えていきたいということでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) totoの助成につきましては先ほどご説明がありました。要するに、もともとクラブハウスについては助成の対象要件としては合ったことは合ったけれども、採択の優先度が低かったということで、最終的にtotoの助成がないという結論だということでいいわけですか。これが1点ですね。
 それで、その上に立ちまして、totoのギャンブルを原資とした助成ですので、これについては教育上いかがなものかという批判もありましたので、結果的にこれが助成がつかないという結果になったことが、私からすればですがよかったかなというふうに思っているんですけれども、そのこととあわせまして、今回1期工事で旧管理棟の部分を整備すると、やるわけですよね。やると。であるならば、このtotoの助成がつかないという一つのこの結果を受けて、改めて2期工事については今後再検討すると。整備するかどうかを含めて再検討する必要があるのではないかというふうに考えるんですが、あのテニス場のテニスコートの施設としての管理棟というもともとの原点に返って、シンプルに今のこの提案されているもの、手直しはするとしましても、ほどよく建設すると。2期工事についてはやらないことを含めて検討し直すというふうに原点に立ち返ったほうがいいのではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。
 それで、3つ目なんですけれども、そもそも市制に向けてさまざまに準備が必要になっている中で、先ほどのその2期工事に関係しますけれども、一体どういう施設をこれから建てていくかという全体計画がないもとで、この文化交流館のようなこういう計画を小出しにぽっぽっと出してくるというやり方ではなく、これは町長に伺いたいんですけれども、市制に向けた全体像の中で本当に必要なものをきちんと住民の前に示していくというやり方に徹するべきではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 通年テニスコートが6面あのように立派にできましたということで、通年使う施設というふうなことがまず一つ描かれたスタイルで、まさに高齢化社会の中でスポーツ、そしてまたこういった休息機能、そしてまたサークルの皆さん、あるいは高齢者団体の皆さん、それぞれ使いでが広く求められているというのは、要望のありなし云々以上にさまざまな場所でさまざまな形で声が届いて、このような管理棟の復元といいますか、建築するに当たってこの範囲のところまで広がる形で整えるに至ると、このようなことでございます。ですから、そういう意味では新規に市制移行と直接的にこれ関係するものではありません。
 したがいまして、第2期工事、今見ておわかりのように談話室等もこのとおりですので、全体像の枠の中はやはり当初の予定されたスペースと広がりが必要、機能が必要であるというのは現在も変わっておりません。したがいまして、現時点で2期工事についての時期は定かではありませんけれども、ほどなく皆さんのお使いぶりを見ながら、そしてまた財政上の状況も勘案しながら、皆さんにある時期をもってお示しをする時期が来ると、このようなことが現状の認識でございます。
議長(浅野幹雄君) 教育部長。
教育部長(小松 巌君) totoに関しましては、一番の最優先度が高いのが総合型スポーツクラブの本当のクラブハウスだけの機能ということが一番優先されますけれども、totoのほうに確認をとった段階でも、市町村であればやはり町民を対象にするものでありますので、そこら辺については多く出ていますと。今回の中でもやはり10の施設が申請を出して、そして最終的には5団体が採択を受けたというところでございまして、自治体では1つの自治体しか認められなかったというのが現実でございます。
 それから、先ほど教育上の問題という話でございますけれども、このtotoの資源については日本体育協会等々の活動にも全て使っておるものでございますので、これについては教育上という観点ではないのではないかと考えております。以上です。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 先ほど町長が、特に要望がなかったけれども、その文化交流館の部分ですね。要望があったわけではないけれども、スポーツだけではなく休息やあるいは高齢化等々でその使いでがいろいろ広く求められているとおっしゃっておりました。それはあるかと思います。ただ、それがどこの場所にどういう形態で何カ所必要なのかということは、もっと全体的な計画に位置づけてつくるべきであって、ここに本当に必要なのかということは、その根拠は今のところどこからも要望が出ていないし、調査の結果があるわけでもないので、根拠がないわけですから、だとしたら再検討が必要ではありませんかというふうに聞いているんです。市制に向けての位置づけということ全体像から見ても、やはりトータルの位置づけの中にこうしたものを考えていくべきだと。ちょうどいい機会なので見直しをしてはどうですかというふうに聞いているので、町長に改めて伺いたいと思います。
 それから、2期工事につきましては、先ほど部長が平成27年以降だと言っております。町長がその時期は定かでないとおっしゃっておりますが、これはどちらなんでしょうか。27年度以降というのと、時期が定かでないというこの2つの答弁食い違っているんですが、どちらか、整合性のある答えをお願いします。町長にお願いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 2点申し上げますけれども、よく文末までお聞き取りいただかないと誤解が生じますので。部長は、先ほど部長から要望がないという部長からの答弁があったけれどもという話をしたんですよ。しかし、私は違いますねという後ほどずっと述べたのは私の見解を述べた。ですから、要望がなかったということは私が述べたわけではありません。そういう表現もしてございません。
 2つ目は、建築後ほどなく、様子を見てというふうなことですから、実質的には26年度上あり得ないということですよね。建築が26年度末ですね、26年末を予定しているわけですから、この後というふうなことと相なることとなります。(「町長、定かでないというのはいつのことですか」の声あり)
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。9番三浦邦夫君。
9番(三浦邦夫君) 先ほど同僚議員の渡邊議員のほうからシャワー室のことでお話があったんですが、ちょっとなかなか小さい字でじっと見ても見えなかったんですが、テニスコートだけで6面、シングルス、例えば終わってでも2人最低シャワーを、特にこの真夏の炎天下ではそういうことっていうのはあろうと思うんです。よくよく見てみると、更衣室の中でシャワーのための更衣室というのがまたつくってあるようなんですが、その辺のところ、男女ともなんですが、どこのテニスコートでも男子更衣室なら更衣室の中でシャワー室というのはつながっているんですよ。連動されているわけです。ですから、このシャワーのための更衣室というところをシャワー室にしてカーテンレールか何かでやっただけでも、2人は一気に着がえ、シャワーを浴びることは可能じゃないかと思うんです。男子のほうのその手洗いというところなんかもうまく利用すると、男子の場合は3人一気にできる可能性が当然あろうかと思います。そういう意味において、他のテニスコート等を見ていただいて、この辺のところは十分に変更の余地は出てくるんじゃないかなと。私が言いたいのは、ですから最低2人から3人は一気にシャワーを浴びられるようなことを考えていただいたほうがいいんじゃないかということを、ただ1点質問いたします。以上です。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) シャワー室の場合の脱衣室につきましては、下着で来られてそこで脱衣されるような予測で考慮した部屋でございます。先ほど渡邊議員さんのほうからもお話ありましたシャワーの増設関係なんですが、車椅子用のシャワー室は車椅子用としてかなりこちらの健常者の方のシャワー室と比べますと面積が4倍ぐらいになっています。これが車椅子利用者の方であればお一人なんですが、健常者の方であればシャワー、水栓を増設することによりまして一度に4人とかそういう使用もできますので、その辺で再検討させていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 今シャワー室のことがありまして、もう少し先ほど町長からでしたっけ、ありましたように、もうちょっと簡易にできるようなところでもいいのかなと私も思うので、これの増設は必要だと思います。
 それと、車椅子用ということで、障害者もそのテニスを楽しむということでこれは必要かと思いますが、お手洗いにもあるように誰でも使えるとか、ありますよね。多目的何とかというのがあって、それを一つにまとめて男子、女子とせずにするという方向は考えられないのか。この点について全体を見直すことをしてもらったらいいと思うのですが、答弁を求めます。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 男子、女子につきましては、どうしてもここで着がえをするものですから、男女分けして考慮していたところでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 更衣室があって、そしてシャワーに入る前にもう一回更衣室がここにありましたよね。そういうことも考えると、全体をもう一回ゼロに戻してというのか、できるだけ多くの人が6面のコートを使って2人ないし4人で戦うわけですよね。その人たちが一気に汗を流してさっぱりとして帰れるようにするためのここの配置をもう一度検討してもらえたらと思うのですが、どうでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 車椅子の利用者の方の利用状況といいますか、延べ3団体で1団体当たり6名から7名の使用者がおられるそうでございます。今後におきましてもそのような方の利用増加とかも考えられますので、車椅子用もできながら健常者もできるということでシャワー室での増設を考慮していきたいと考えております。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第1号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 平成26年第4回富谷町議会臨時会は、終始熱心な審議を経て、提出議案を議決いたしました。執行部におかれましては、各議員から出された意見を十分に尊重し、町政を執行されますよう強く要望いたしまして、閉会の挨拶といたします。
 これで本日の日程は全て終了いたしました。
 議会を閉じます。
 平成26年第4回富谷町議会臨時会を閉会いたします。
 ご苦労さまでした。
     午後2時46分 閉会

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