富谷市

『住みたくなるまち日本一』をめざして

平成26年第3回富谷町議会臨時会(開催日:6月30日)

更新日:2014年06月30日

平成26年第3回富谷町議会臨時会(開催日:6月30日)

会議録目次

臨時会会議録第1号

平成26年第3回臨時会目次

第1日目 6月30日(月曜日)
会議録署名議員の指名
会期の決定
議案第1号 平成26年度富谷町一般会計補正予算(第3号)

平成26年第3回臨時会議事録(第1号)

平成26年6月30日(月曜日)

出席議員(17名)

  • 3番 菅原福治君
  • 4番 出川博一君
  • 5番 高橋正俊君
  • 6番 小泉光君
  • 7番 浅野直子君
  • 8番 安住稔幸君
  • 9番 三浦邦夫君
  • 11番 佐藤克彦君
  • 12番 山路清一君
  • 13番 小川昌義君
  • 14番 細谷禮二君
  • 15番 佐藤聖子君
  • 16番 永野久子君
  • 17番 磯前武君
  • 18番 渡邊俊一君
  • 19番 相澤榮君
  • 20番 浅野幹雄君

欠席議員(1名)

  • 2番 森栄君

説明のため出席した者

  • 町長 若生英俊君
  • 会計管理者兼会計課長 矢田守君
  • 企画部長兼企画部経営企画課長兼市制移行準備室長 荒谷敏君
  • 福祉部長 小野一郎君
  • 建設部長 鴇謙一君
  • 企画部財政課長 吉田尚樹君
  • 総務部総務課長 菅原俊司君
  • 総務部町民生活課長兼東向陽台出張所長兼富ケ丘出張所長兼あけの平出張所長兼日吉台出張所長兼清掃センター所長 亀郁雄君
  • 教育長 菅原義一君
  • 教育部長兼富谷中央公民館長兼富ケ丘公民館長兼東向陽台公民館長兼あけの平公民館長兼日吉台公民館長 小松巌君

事務局職員出席者

  • 事務局長 山田豊
  • 次長 富澤裕
  • 主任主査 相澤正人

議事日程 第1号

平成26年6月30日(月曜日)  午前10時00分  開会

会議録署名議員の指名
会期の決定
議案第 1号 平成26年度富谷町一般会計補正予算(第3号)

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり     午前10時00分 開会
議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
 ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しますので、ただいまから平成26年第3回富谷町議会臨時会を開会いたします。
 この臨時会は、町長から平成26年度富谷町一般会計補正予算(第3号)についての事件議案が提出されることになっております。慎重に審議を尽くされ、町民の負託に応えられますようご期待を申し上げますとともに、議会運営につきましてもご協力をお願いいたしまして開会の挨拶といたします。
 初めに、提出議案などの説明を含め、富谷町町長に挨拶を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) 皆さん、おはようございます。
 本日、ここに平成26年第3回富谷町議会臨時会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、公私ともにご多用の中、ご参集をいただき、厚く御礼を申し上げます。
 初めに、6月25日、総務省から平成26年1月1日時点の人口等に関する調査結果が発表され、翌日、新聞報道された内容について、まず申し上げます。
 富谷町は、平成25年1月から12月までの1年間で1,100人増加いたしました。増加率で2.2%、外国人を含めた富谷町の住基人口は5万1,138人であります。この時点で広島県府中町の5万1,567人に次いで、全国929町村中、第2位の人口規模となっております。
 なお、5万人を超す町はこのほか愛知県東浦町、5万273人、福岡県那珂川町、5万30人の4自治体のみとなっているところであります。
 また、外国人を除く日本人住民の人口も発表されました。富谷町が5万1,006人、広島県府中町が5万999人となっておりまして、富谷町は広島県府中町を抜いて、この1月1日時点では「外国人を除いた日本人人口・日本一の町」と発表されたところであります。
 また、出生数から死亡数を差し引いた人口増加数は209人で全国第5位、転入数から転出数を差し引いた社会増加数は891人で全国第2位となり、いずれも上位にランクされております。これは、ひとえに子育て世帯を中心に子供が育つ自然環境、教育環境、住環境の満足度を求め、町民一丸となって、まさに30年来、50年来、「人が人を呼ぶ選ばれる町」として今日まで歩んできたことによるものと思うところであります。
 単独市制移行の要件の一つに、国勢調査において「人口が5万人以上であること」に加え、「将来性があること」とも明記されており、富谷町にとりまして、今回の総務省発表は市制移行に向けて大きな弾みとなるものであります。
 人口5万人による単独市制移行は、町が目指してきた「自立した5万人都市」の具現化及び行財政基盤の強化と福祉施策の自立的な取り組みを高める契機であります。
 また、都市的なイメージアップに伴い、町の活力を増し、企業立地や雇用機会が拡大されるなど、波及効果は地域の特性を生かしたまちづくりを進めるための最大の好機であります。
 今後とも、皆様のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
 それでは、今回提出しております議案等につきまして、その概要を申し上げます。
 議案第1号平成26年度富谷町一般会計補正予算(第3号)については、歳入歳出予算の総額にそれぞれ376万8,000円を追加し、総額141億8,267万6,000円とするもので、出張所における公金警備輸送業務に関するものとなっております。
 今回、新たに実施予定の公金輸送業務に関しては、平成26年6月20日に開催しました富谷町議員全員協議会において既にご説明申し上げた内容でありますので、この議場におきまして慎重審議を賜り、可決いただきますようお願い申し上げ、議案の説明といたします。よろしくお願い申し上げます。
議長(浅野幹雄君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。
 議長諸報告は、お手元に配付のとおりです。
 なお、説明員の出席報告ほか関係資料については、事務局で保管しておりますので、希望の方は閲覧願います。
 これで諸報告を終わります。
 議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。
 この際、暫時休憩をいたします。
     午前10時06分 休憩


     午前10時10分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 先ほどの町長の挨拶の、配付の資料が間違っているそうでございますので、訂正をお願いいたします。


     日程第1 会議録署名議員の指名
議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、11番佐藤克彦君、12番山路清一君、13番小川昌義君の3名を指名いたします。


     日程第2 会期の決定
議長(浅野幹雄君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本臨時会の会期は本日の1日としたいと思いますが、ご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本臨時会の会期は本日の1日に決定いたしました。


     日程第3 議案第1号 平成26年度富谷町一般会計補正予算(第3号)
議長(浅野幹雄君) 日程第3、議案第1号平成26年度富谷町一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) それでは、議案第1号につきましてご説明申し上げます。
 議案書の1ページをお開き願います。
 議案第1号平成26年度富谷町一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによるものでございます。
 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ376万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ141億8,267万6,000円とするものです。
 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、「第1表歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 それでは、内容の説明をさせていただきます。
 10ページをお開き願います。
 初めに、歳入についてご説明申し上げます。
 18款2項1目財政調整基金繰入金につきましては、376万8,000円を追加し、14億1,123万7,000円とするものでございまして、今回歳出で提案させていただいております歳出見合いの財源調整となってございます。
 続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
 12、13ページをお開き願います。
 2款1項11目出張所費につきましては、376万8,000円を追加し、7,864万5,000円とするものでございます。内容といたしましては、まず13節委託料といたしまして、358万6,000円を追加するものでございまして、詳細の内容につきましては、議員全員協議会のほうで説明をさせていただきました内容のとおりというところでございます。
 なお、今回のこの業務委託につきましては、5つの出張所につきまして業務終了後の公金を回収していただきまして、警備会社の金庫で一時保管をしていただき、翌日指定金融機関のほうへ輸送していただくというのが大きな内容となってございます。
 今回の金額につきましては、8月から翌年3月までの8カ月分の計上ということでさせていただきますので、今後の事務的な部分につきましては可決いただいた後に指名競争入札ということで、入札によりまして業者を決定させていただきたいと思います。
 この業務にかかわります備品といたしまして、18万2,000円を追加してございますが、こちらは輸送に必要なかばん、予備を含めまして21個、鍵つきかばんの購入ということで計上させていただいたものでございます。
 内容は以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。
 質疑ございませんか。3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) それでは、賛成という立場で質問させていただきます。
 今回のこのご提案は、これまでイオン富谷内での出張所を開設する際に、そのときの議案審議の過程で出てきたことなんですけれども、そのときの公金が1泊するというきっかけで、背筋が寒くなるというふうな部分で改善に至ったわけですが、そもそも今の時代、出張所での公金収納を住民サービスと考えていることが課題ではないかなと思っております。今回、当面はこの方法しかないとは思いますが、しかし、私はそれ以降の方向性について示していただきたかったなと思います。
 それで質問ですが、全協でも質問がありましたが、再度、宮城の自治体、各町内会の実態について伺います。
 2つ目に、先ほどもありましけれども、376万8,000円、これは8月……
議長(浅野幹雄君) ちょっとお待ちください。
 この際、暫時休憩をいたします。
     午前10時16分 休憩


     午前10時28分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) それでは、賛成の立場で質問させていただきます。
 今回のこの件は、これまでイオン富谷内に出張所を開設する審議の過程の中で、公金の1泊がきっかけで、町長の背筋が寒くなるということから改善に至ったわけですが、そもそも今の時代に出張所での公金収納を住民サービスと考えていることが課題ではないかなと思います。今回は、当面この方法しかないとは思いますが、しかし、私はそれ以降の方向性を示していただきたかったと思っております。
 そこで質問します。
 1つ目、全協でも質問がありましたが、再度、宮城の自治体、市町村の実態についてお伺いします。
 2つ目、今回の補正予算が376万8,000円と、先ほど説明があったように8月から今年度ということですが、これは町長の話で700万円というざっくりな話としてありましたが、年間にすれば幾らなのか教えていただきたいなと思います。
 3番目、出張所での納税等の取り扱い業務が全体の5割の業務ウエートを占めているということの資料が全協でありました。特に、あけの平出張所につきましては64%、富ケ丘については約60%のウエートになっており、そのことについてどのように考えておられるのか、まず1回目の質問をさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀 郁雄君) 県内の実態ということでございますが、まず、隣の大和町にお伺いしましたところ、出張所がもみじケ丘に1カ所あるというところで、そのもみじケ丘出張所につきましては、勤務時間内に職員が直接公金を輸送するということの内容でございました。それから、大崎市に確認しましたところ、1カ所、鳴子支所の鬼首出張所は輸送会社による公金輸送というふうに確認がとれました。
 それから、実施していないところの例といたしましては、亘理町の場合ですと、3つの支所があるという中ではそもそも支所を設置したときから公金は扱っていませんというところもありまして、県内の状況としてはそのようなところが区分としてはあるのかなと思っております。
 それから、2つ目の当初概算見積もりといたしまして、年間700万円ということで見積書をいただいた経過がございました。その後、いろいろ事務的な話し合いを煮詰めまして、とり直したところが、年間で税抜きなんですけれども500万円弱というのが年間の経費でございます。今回、それに基づきまして8カ月分を計上したという内容でございます。
 それから、3つ目の5割を超えるような出張所の納税があるということでございます。この辺につきましては、各出張所ごとの区域、管轄するところ、住民の方々の年齢構成ですとか職業のことですとか、あるいは納税する税目、その出張所が固定資産税を取り扱うところが多い、あるいは高齢の方が多ければ、それよりも例えば国保税を取り扱うほうが多いとか、いろいろその地区によっていろんな傾向が見られると思います。そうしますと、取り扱う納税額自体にもいろいろ性質的に違うのもあるのかなと思いますが、やはり銀行の利用のほか近くにある出張所もお使いいただいているというのも、利便性からすれば十分皆さんからのサービスへの提供の重要なポイントなのかなと思っております。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) いろいろ今お話しいただきましたけれども、いろいろ課題はあるわけで、今回のことで今後いろいろと見直し、検討がいろんな意味でされると思います。その考え方と方向性について伺いたいのですが、1つ目は住民サービスについて公平性なり、効率という部分ですけれども、これから考えていかなければならないと思うんですが、今の時代、住民サービスとは何なのか、その辺もどうあるべきかをお伺いしたいなと思います。
 2つ目、これは既に理解されているとは思いますが、今は便利な公金の収納環境、納付環境というんですか、があります。例えば、コンビニ納付、クレジット納付、それと今勉強中のペイジーというんですか、納付の方法があるんですが、この設置計画などについて、わかれば詳しく教えていただきたいなと思います。
 3つ目は、全体の業務の、先ほども話がありましたけれども、いろいろ理由があるみたいですが、5割が収納業務のウエートになっているということから、業務の見直し、人員配置等々、今後の考え方について伺いたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀 郁雄君) サービスのあり方、今後の考え方ということでございます。公平、効率的なものということでございますが、出張所におきましても身近な行政施設ということで、これまでも最初の東向陽台出張所の設置のときから、富谷町としては5カ所設置しているということで、近所、身近なところでいろんなサービスが受けられるということでずっと来ております。時代の流れとともにサービスの提供の方法は当然いろいろ検討しなければならないということでありますので、各出張所からの話も聞きながら、よいサービスがどうあるべきかというのも具体に煮詰めていければなと思っております。
 それから、コンビニ納税あるいはペイジーとかということでございます。これにつきましても納税ですと税務課、それから収納自体ですと会計課ということがございます。あと、税金以外ですとほかの収納のことにもかかわりますので、関係課のほうでいろいろ検討しているという経過もありますし、コンビニ納税につきましては具体に導入に向けての検討を行っているというような話を伺っております。詳しくということでございますが、その詳細なものについては関係課、担当課のほうのお話を伺わないとちょっと手持ちの資料としてはご用意はしておりません。申しわけございません。
 それから、このような状況からの業務の見直し、それから人員配置ということでございます。これにつきましては、やはり出張所のみならず総合窓口、本庁関係、それから町全体の組織の関係もありまして、この辺も出張所のみならずやはり全体としての行政改革というんでしょうか、機構の見直しといいましょうか、その辺も大きな課題なのかなということで、その中で直接触れ合う出張所をどうあるべきか、その中でもやはり重要な検討課題の一つかなと思っております。
議長(浅野幹雄君) 3番菅原福治君。
3番(菅原福治君) ぜひ、検討していただきたいと思います。確かに、納付などについては課がまたがるというような部分がありますので、統一的というんですか、一元的なものも今後検討されたらいいと思います。
 町長にお伺いしますが、やっぱり町とか役所であっても、これから市制を迎えるに当たって、効率化とか公平性を追求していかなければならないと思いますので、今までの、余り大した時間ではないですけれども、やりとりを聞いて町長のお考えがあればお伺いしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 今回については緊急性、いっときの猶予もないということで、現状の中で対応するというふうなこととなりますので、その後についてのやりとりはもう既に検証は始まっておりますが、とりあえず今回については一刻の猶予も許されないということで、即日集金への徴収事務、取り扱うことにしましたというようなことでございますので、ご理解をお願い申し上げたいと思います。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それでは、今回の議案提案受けているわけですが、内容からするとこの補正予算だけの問題ではなくて、全体がやっぱり問題になるのではないのかなというふうに、今回補正予算を出されて感じたわけです。それは条約にしても、条例にしても、それから要綱、規則を含めた見直しを、今回よい機会であるので実施するべきだと考えています。
 なお、今回この公金がこれだけ、全協で示されたぐらいの金が常にあるということについては理解しましたし、そうしますとこれは犯罪にもかかわる問題であると考えていますので、その辺を含めて質問したいと思います。
 あと今回の議案提案に当たって、いつの庁議でこの内容が決定され、全体の周知、集約を実施したのかということです。それから、ホームページを見ますと公金の取り扱い、これについて、ないというか、公金取り扱いについての規則、条例ないしはそういったものがない。もし、あるとすれば適用していただきたいなと思います。私が見た限りでは、富谷町の財務規則の中に公金という言葉が結構出てきまして、そこの中で実施していると思っているんですが、この公金取り扱いに対するものがあるのかどうかということです。
 それから、今回の資料を見ますと、相当の各支所で件数、金額ともあるわけですが、これのそれぞれの効率化というか、省力化、こういうものについてどのように考えているのか質問したいと思います。
 それから、今回の公金扱いそのものがどの程度あるのか、町内に何項目ぐらいあるのか、これについて質問したいと思います。
 あと、各支所、本庁でも同じですが、とめ置きしている金額が最低何円というんですか、何千、何百万円ぐらいが目標になっているのかどうか。要するに、この金額が少ない状態になればこの補正予算で出されている内容そのものも解消されるのではないかと思うわけですが、これは今現在、マイナンバー制度で論議されているわけですけれども、ことしの4月8日、第6回マイナンバー・税務執行ディスカッショングループ、それから5月16日のマイナンバー等分科会などでそれぞれ議論をしているわけです。そうしますと、この議論の中で、私余り望まないんですが、個人の口座番号まで収納するというようなところに今入ってきているわけですけれども、こういうものとの兼ね合いでいきますと、現在とめ置きされている金額が最低どれぐらいになればこれの解決策になるのかということです。
 もう一つ、先ほども質問されておりましたけれども、要するに現段階におけるコンビニ、インターネットを含めた対策というものをどのように、まず再度質問したいと。それプラス振り込み対策ですね。要するに銀行振り込み、これがどの程度になっているのかというのをまず質問します。
 それから、公金以外、広く言うと公金になると思うんですが、公金以外の預かり金というものは今富谷町の中ではどのぐらい公金が扱われているのか。
 もう一つは、公金の扱いのマニュアルです。マニュアルそのものがその際にあるのかどうかということについて質問したいと思います。
 最後になりますが、全協で示された資料を見ますと、今後2年間ぐらいで成田や東向陽台小学校なんかはその業務内容が非常にふえているという、私が見た限りでは、ここ二、三年ぐらいでももう20%ぐらいふえるというような状況にありますので、この辺への対策というか、その辺について質問したいと思います。以上です。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) まず、庁議の決定ということでございますが、今回ご提案しているものにつきましては、これは今取り扱っている業務の一部改正ということでご提案しているところでございますので、庁議にかかるのは、これがご可決いただければこういう運用を開始しますということで、全庁に周知する予定でございます。
 私どもについては補正予算でございますので、そういったことで補正に関する財源措置ということで、協議に応じてやっているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀 郁雄君) 最初の、今回の補正のみならず全体の課題としての条例規則の見直しというようなお話でありましたので、この辺は必要に応じては法制担当も含めて、必要な見直しというのが出てくれば対応しなければならないだろうなと思います。
 それから、犯罪の件というお話でということなのですが、私のほうとすれば、今まで犯罪というか、そういうことがなかったことをよしとしなければなりませんし、今後とも犯罪があってはならないということでの対応を早急にというようなスタンスでございます。
 それから、5つ目というんでしょうか、今回、これによって職員とか業務の省力化がどう図られるかということなんですけれども、どうなるのかといいますと、今回業務終了後の公金の警備輸送の業務でございますので、これによって直接的な業務自体の省力化ですとか効率化とかというようなものにはつながらないのかなと思っております。まず、公金の安全な輸送というのが着眼点であります。
 それから、とめ置き金額が最低幾らになったらということですが、基本的に収納した金額全額をその日のうちに回収ですので、ただ各出張所もおつりを出すための、おつりのお金につきましては、それぞれの必要な金額、1カ所5万円ほどになりますが、その辺のつり銭用の金額は確保しておかなければならないというのだけは、これが最低必要な金額としては手持ち資金というようなことになります。
 それから、コンビニ、それからインターネットバンクあるいはペイジーということの中での、その辺も今後の検討している中の課題の一つでありますし、あと一方で口座振替の利用状況ということなんですが、24年度の実績報告書が手元にありますのでこの24年度の実績からしますと、口座振替の利用状況、件数といたしましては1万2,937件という状況になっておりまして、年々ふえているというような数字、実績に、24年度の分ですがなっております。
 それから、公金以外の預かり金といいますと、こちらは預かり金といいますか公金、いわゆる税ですとか、あるいは保育料ですとか証明手数料など、いわゆる公金のみの取り扱いで、そのほかはつり銭用の分のみというような認識であります。
 それから、公金のマニュアルがあるかということですが、基本的には財務規則での取り扱いと、そもそも任命、指定、会計職員として指定を受けているのが現金取扱員、あるいは私どもの出納員という形ですので、その指定された現金取扱員の職務の範囲内での業務というようなところかと思います。
 それから、成田ですとか東向陽台が取り扱い件数が増加する傾向にあるということの対策ということでありますが、現実としては、今のところ新しい納付制度ができるまでについては今のところのサービスで対応するしかないだろうということと、それから仮にコンビニ収納がスタートしたにしましても出張所での取り扱いがゼロになるということはありませんので、その分やはり対応としては、これまでの安全な取り扱い、それから確かな手続、そして今回の安全・確実な輸送ということで対応してまいりたいと思います。
 あとは会計管理者から。以上です。
議長(浅野幹雄君) 会計管理者。
会計管理者(矢田 守君) それでは、私のほうから公金の取り扱いの関係ということでございますが、町民課長も申したとおり、出納員あるいは現金取扱員が事務処理をされているということで、それにつきましては自治法の中で出納員、現金取扱員が現金の出納実務をやるということでやっておりますので、その中で処理をされているということで認識しております。
 あと、公金の種類でございますが、各施設あるいは各課でございますが、使用料あるいは手数料等の収納とございます。それらについては、その施設とかにおきましてつり銭等を配付しているものもございますが、それらにつきましてはその日収納されたものについて会計課のほうに持ってきていただくというような形で、とめ置きを極力しないような方針で運用しているものでございます。
 公金のマニュアルということでございますが、実際に各担当、各施設ごとにはその取り扱いを、取り決め等をやっているものはございますが、全体に示したマニュアルというのはまだこちらのほうで示しておりませんので、今までの従来の流れの中で問題がないように処理をさせていただいているというふうに認識しております。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) この際、午前11時5分まで休憩をいたします。
 議会運営委員の皆さんは議長室にご参集ください。
     午前10時51分 休憩


     午前11時05分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 この際、午後1時まで休憩をいたします。
     午前11時05分 休憩


     午後 1時00分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(「議長、動議」「賛成」の声あり)
 ただいま、永野久子君から動議が提出されました。2名以上の賛成者がありましたので、動議は成立いたしました。
 永野久子君に動議の内容の説明を求めます。16番永野久子君。
16番(永野久子君) 先ほど、同僚議員の質問の真っ最中に町長が退席をされました。緊急事態だったのかどうか、理由を明らかにされたいと思います。
 また、町長が招集したこの臨時議会、最優先すべきものだと考えます。その途中で退席するとは議会軽視も甚だしいと考え、反省と謝罪を求めるものです。以上です。
議長(浅野幹雄君) ただいま永野久子君から途中退席の理由説明及び議会に対する謝罪を求めることについての動議が提出されました。この動議は2人以上の賛成がありますので成立いたしました。
 途中退席の理由の説明及び議会に対する謝罪を求めることについての動議を議題として採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 この動議のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立多数です。途中退席の理由の説明及び議会に対する謝罪を求めることについての動議は可決されました。
 直ちに、町長に途中退席の理由の説明及び議会に対する謝罪を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの動議について答弁を申し上げます。
 ご承知のように、6月25日に逝去されました現職人権擁護委員であります久道紀子氏が、本日11時の予定で、昨日の通夜、本日の葬儀ということと相なりました。きのうも出席をし、そしてまた本日、さまざまな形でここ20年来、富谷町、そしてまた地域の活動も含めて貢献いただいた久道さん、そしてまたご遺族からのご要望もありまして弔辞を奉呈申し上げる、このようなことで準備をしておったところでございます。事前に議長宛てには事務局を通して、その間10時40分には退出させていただきたい旨申し入れをお願いしておったところでございます。したがいまして、きょうあのような時間に退出をし、冒頭、弔辞にかえ、読経の前に葬送の言葉ということに切りかえて五、六分の弔辞を、葬送の言葉を述べてまいりました。役場には11時20分ほどには戻ったところでありますけれども、結果として1時まで休憩に入るというようなことでの報告の中で、執務に当たったところでございます。
 どちらにしましても、今このような動議というふうなことでありますので、それは重く受けとめさせていただきますけれども、町も人権擁護員、4期12年でしょうか、民生委員3期15年という形で長らくお務めいただき、また議会の議決案件というようなこともありますので、ぜひこれについては事前にご理解いただきたくお願いをしてきたところでありますが、万やむを得ず中途での退出と相なったところでございます。なるべく、短時間で済ませて戻ってというようなことでの対応を考えたところでありますけれども、十分その点についての打ち合わせ、協議する間もなく会場に行かざるを得なかったというようなところでございます。
 以後、こういった人の生死にかかわるものについては、前もっての議会予定が入っている中で突然というようなことに相なりますので、十分その辺のところはお互いご理解いただくこととあわせて、今後何らかの形で、副町長も就任されましたので、このようなことで対応ができるのではないかと思います。今回の件については、副町長空席の中で万やむを得ずとらざるを得ない状況であったということをご理解いただくこととあわせて、おわび申し上げたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 事前に議長に申し入れということですが、議長にそれを許可する権限はないと思いますが、いかがですか。
 また、以後十分に気をつけるというお答えではありましたけれども、お互いにご理解というふうにおっしゃっておりました。人が亡くなるということは重大な重い問題ではありますけれども、公職にあるものとして一親等の葬儀等でない限りはかわりがきくわけですから、しかも事前に日数もございました。かわりの方にお願いするということは十分可能であったはずですし、それがきかない場合には万やむを得ず町長の弔辞はしないということも選択肢としてあったはずです。議会よりも重い公務であるということは理解しがたいと思いますので、改めて町長のお考えを伺います。このようなことは二度とあってはならないと思いますので、再発防止の上からも町長のきちんとしたお答えを伺いたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 先ほどの3分ほどにわたる答弁に尽きます。しかしながら、いつぞや起こらないとも限らないということとあわせて、このようなことで副町長が在籍することとなりますので、以後こういうことはなかろうかと思います。
 どちらにしましても、議会よりも上回る公務かということについての認識は異にするところでありますけれども、そういう意味では、ぜひ30分なら30分の時間の間、弔辞を奉呈する時間帯だけでもというような思いでずっと事務局経由でお願い事はしてきておったところでございますが、万やむを得ず、遺族の皆さんも間もなく11時から始まるというふうな中で退席せざるを得ないということについてはご理解いただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 今のお答えは納得がいきません。副町長がいないということ、再三おっしゃっておりますけれども、それは全く理由にはなりません。副町長がいなければ葬式の代理はきかないとでもいうのでしょうか。ほかの方でかわることもできますし、先ほども申し上げましたように、万やむを得ず葬儀については申しわけないけれども出られないとご遺族の方にご理解をいただくことは十分可能であったはずです。議会を上回るような緊急事態、議会を退席してでも行かなければならないような緊急事態であったかということを改めて伺いたいと思いますし、また副町長がいなかったことが理由なのかということも再度伺いたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 緊急事態が発生したということではなくて、何度も申し上げますけれども、この時間帯退席をお願いします、ならば議会の休憩等を含めて議会で対応していただきたいという旨は十分お伝え申し上げてきたところでございます。そのような中で、進行せざるを得ないということもあろうかと思いますけれども、何ともこの場においては久道さんの20年来のお取り組みというふうなことからすれば、私にかわって会場に出席し、弔辞を奉呈する状況ではないということもご理解いただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 先ほども言いましたけれども、議長にはこれを許可する、しないという権限があるというふうに私思っておりません。ただ、申し出たというだけのことであります。それはやったという、十分誠意を尽くしたということにはなり得ません。また、富谷町の中には人権擁護委員に限らずさまざまな重責を持った方々がいらっしゃるわけですが、その都度こういう状況になったら町長は議会をすっぽかしてでも行くのかということになるんです。ですから、あくまでも町長が招集した議会です。これが最優先だということを改めて町長のお口からお答えいただきたいと思います。どうでしょう、伺います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) どうしても私が行かなければならないお立場の人でありますということです。したがいまして、この議場を空席にすることについてはよしとしませんので、そういう意味では、その時間20分なり30分なり弔辞をあげてくるその時間帯だけでも退出をさせていただけませんかと、こういう趣旨でずっとお願い、そしてまた申し入れをさせていただいてきたというところです。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 今までの説明でわからない点は、議会を招集するのは町長ですので、その招集時間を変更するとか日時を変更するとか、その辺、当然きょうの11時には弔辞を述べなくてはならないという場面は2日、3日前に想定されたわけですから、その辺の対応がなぜできなかったのかをお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。(「事務方にやってもらえませんかね。企画部長には随分その旨伝えていたんだけれども。総務課長ですかね」「いやいや、だって招集権は町長ですから、事務に伝えたじゃなくて」の声あり)町長、答弁願います。
町長(若生英俊君) そういう意味で、先ほど申し上げてきたとおりですので、何とか弔辞をあげる5分、10分、行き帰りもありますので二、三十分の単位でこの場を抜けさせていただく場面はないですかというようなことも含めて事務方、そしてまた議会事務局とやりとりをして進めてきたという認識でございます。(「議長は許可したんですか」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君。
4番(出川博一君) 町長が議長に申し出たと言いますけれども、それはそれでもって了解がとれたということなんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 了解をもって云々は、結果はいただいておりません。けさも議長室に出向いた折もお話し申し上げましたし、ここの場でも40分近くまで、まず出るのにぎりぎりだというようなことでお話を申し上げたところでありますけれども、町長の判断によるというふうなことでありましたので、万やむを得ず退席をさせていただきました。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 先ほどの町長のお話の中でわからないのでお尋ねするわけですが、副町長がこれからいるのでこんなことはないと思いますというお話だったと思います。そうしますと、副町長が議場にいるから自分はどなたかが亡くなって、非常に大切だと思う方のところには葬儀あるいは弔辞を述べるために出かけることがあるという意味での町長、副町長の話が出たのか、そのあたりを確認しておきたいと思います。
 それと、先ほど謝罪したいと思いますということでありましたのですが、私はきちんと議会議員に対して謝罪いたしますと、はっきりと謝罪をこの場で申し述べるように町長に求めたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 以後ないようにというふうなことは、これは本当に生死にかかわる、どなたも、町民の皆さんどなたとてここを退出しますということを申し上げているわけではなくて、ぜひ久道さんの今までの経歴というようなことも含めて、最重要な状況の中で出席させていただいたというふうなことでございます。
 このような時間の浪費というようなことも含めて、こういった議論のところに至ったことに対しても、あわせておわび申し上げます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。
 ただいまの町長の答弁の中で議長への申し出があったとの説明がありました。経過の説明を行うため議長の発言を許していただきたいと思いますが、ご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) それでは、経過を報告いたします。
 けさ、事務所に参りましたら局長から、総務課長より、きょう葬儀があるので10時40分に中座をしたい旨申し出があったとのことでございました。その後、あすから副町長になる鈴木さんをお迎えするため議長室でお会いしましたが、町長から葬儀のために中座する話はございません。
 また、小川議員の質問のときに企画部長から中座をしたい旨申し出がありましたが、これは議長の許可ではないので町長の個人の判断にお任せするという答えを出しました。その後の退席でございましたので、以上、経過報告をいたします。
 ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 引き続き、議案審議を行います。13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 私の質問の最中に急に離席したわけですが、再度質問し直したいと思います。
 まず、公金を扱っているわけですから公金を扱う規則、細則というんですか、こういったものが今富谷町には存在しているのかどうかということです。
 もう一つは、とめ置きのお金が大体、先ほど課長の話では5万円ほどという話でしたけれども、これはつり銭が5万円程度ということですけれども、今までも相当金が置いてあったわけですから、最低でもどれぐらいのとめ置きが必要だと考えているのかどうか。ないしは、マイナンバー制度で今後公金扱いの形態もかなり変わってくるのではないかと思いますが、これらも踏まえて今後の対応というか、そういうものについてどのように考えていらっしゃるのか。私のマイナンバーの一般質問に対してもどちらかというと国からの待ちというか、そういったことしか答えが出てこないわけですけれども、そういう意味では今現在でもどのような考えを持っているのか。
 あとは振り込み対策なんですが、振り込みについても今富谷町は3つの銀行でしたね、たしか、3行だけがなっているわけですが、これについても、要するに税金を納める件数のところさえ解決できればかなりの問題点が解消されていくのではないのかと思いますので、その辺についても再度質問したいと思います。
 それから、富谷町で公金というんですか、例えば行政区長会なんかの費用とか、こういったものが相当数扱われているのではないのかなと思うんですが、例えばあと切手とかですね、こういったものに対する取り扱いマニュアルというか、こういったものが存在しているのかどうかということについて質問したいと思います。
 あと、成田と東向陽台を含めてかなり取り扱い件数がふえているわけで、これらについて明確にこういうふうにしていくんだと、対応を、ということを示されていないわけなので、その辺についても再度質問したいと思います。以上です。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀 郁雄君) 私から、2番目のとめ置き、つり銭は置かなければならない金額ですので、金額についても町のほうで総体の上限を決めているという状況なんですが、最低金額、幾らが必要かというのが、ちょっと私ご質問の趣旨がよくわからないものですので、お教えいただきたいんですが。
 あとマイナンバー制度の導入によってどのような変わり方というんでしょうか、対応の仕方といいましょうか、これはまだちょっと見えていないところがありますので、これはもう少し具体の情報が入ってきてからの対応に委ねるところもあるのかなと思っておりますが、いずれにしましても、スムーズに円滑な移行ができると、確実に処理ができるというような視点では進めなければならないんだろうなとは思っております。
 あと口座振替のほうなんですが、これについても実際の推進によって取り扱いの件数とかが減るのであればよろしいんですが、その辺も担当課のほうとも連携しながら対策も考えなければならないのかなと思っております。
 あと4番目の例えば区長会関係の切手ですとか、その辺ということですけれども、公金以外のということでありましたら、ちょっと出張所の金庫のほうは、まずは扱っているものはないだろうと認識しておりますが、ただ本庁の担当課といいますか、本庁の課のいわゆる事務局のところ、あるいは公民館自体が事務局を持っているようなものというところが仮に扱っているものがあるとすれば、ちょっと私のほうで細かい資料は持ち合わせございません。いずれにしましても、準公金というような性格になりますので、きちんと安全に確実に管理をしなければならないだろうとは思っております。
 それから、成田出張所と東向陽台出張所、確かに件数がふえているということでございます。これにつきましても、職員が1人で対応しているわけではありませんので、複数体制での対応をしておりますので、それも確認しながらということですので、当然犯罪を初め内部的な事故なども起きないように確認した上で処理を行っていくという姿勢で対応するということの考えであります。
 1番目は会計管理者でよろしいでしようか。
議長(浅野幹雄君) 会計管理者。
会計管理者(矢田 守君) それでは、1番目の公金取り扱いのマニュアルの関係でございますが、今現在は、確かにマニュアル等はお示ししておりません。従来の慣例の手続というか、流れの中で処理している状況になっております。そちらにつきましては、出納員あるいは現金取扱員ということで職員を任命しておりますので、その中で対応しているものと思っているところでございます。ただ、今回いろいろこういう問題も出てきたところでございますので、今後公金取り扱いのマニュアルについても順次こちらのほうで検討してまいりたいと思います、以上です。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) やはり公金の取り扱いというか綱紀粛正なんかの、粛正というか職員の取り扱いというか、そういったものも必要、今回の中で出されてきたのはそういったものもやっぱり掘り出していかなければならないというのが今回の問題だったのではないかと私は認識しておったわけですけれども、そういう意味で早急に、再度質問しますけれども、公金の扱いについてのマニュアル、何しろそういったものについて作成していくということについて再度質問したいと思います。
 なお、とめ置きのお金が最低幾らなのかということなんです。そのとめ置きが最低のところまできたら、この補正予算そのものが要らなくなるわけですよね。例えば、とめ置きが100万円までいいよと、今300万円ぐらい扱っているから100万円になったらこの警備のところは要らなくなってしまうということが考えられるわけです。ですから、その最低のラインというのはどこを目標にしているのかと。先ほどはつり銭で5万円程度と言われたわけですが、その辺もう一度質問したいと思います。以上です。
議長(浅野幹雄君) 会計管理者。
会計管理者(矢田 守君) 今、申し上げたとおり、公金のマニュアルにつきましてはいろいろ出てきました準公金とかそういうのもいろいろございますので、それらも含めて検討してまいりたいと思います。以上です。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀 郁雄君) 最低の金額の目標枠ということによって、それが達成できる見通しであればこのような対応が必要なくなるというようなご趣旨と思います。実績報告書でもお示ししているんですが、出張所につきましては、5カ所で年間6億円を超えるような取り扱いというのが実績報告書、決算のときにお示ししております。そうしますと、この金額自体が年間なんですが、5カ所でそれぞれ、税金では納期前あるいは納税通知書を発送した直後ということで、大変な金額、多いときもあればそうでもないときもあるということで、244日程度、年間の稼働日になりますが、そうしますとどの日が多い日、それから少ない日ということに波もありますし、山になっていますので、年間を通して当然多いも少ないも関係なく管理をきちんとやらなくてはならないということになっておりますが、どの時点で目標を、金額が下がるにしましても、先ほどのコンビニ納付ですとかペイジーですとか、例えばインターネットバンキングでしたか、そういうような新たな収納の手法を、制度を導入したにしましても、やはり現実としては出張所に納めに来られる方も当然いらっしゃると。なくならないだろうと考えますと、そうしますと幾らぐらいを目標に設定しましても現実としては受け入れるという必要が出てきますので、金額の多い少ないというよりも、まずはお預かりした税金などの確実な保管と、それから確実な輸送というところに視点を置いていることでございますので、幾らぐらいを目標にということはちょっと考えておりませんし、万が一本当につり銭程度しかなくなるようなことになれば、その際はまた考えなくてはいけないと思いますが、当面はこの方式が最善の策なのかなと。緊急かつ最善の策なのかなと思っております。以上です。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。4番出川博一君
4番(出川博一君) それでは、私から大きく2つ、3つほどお尋ねします。
 1つは、今回提案された中身を見ますと、翌営業日には七十七銀行に持ち込むということなんですけれども、それはその日の、当日の勘定に入るのかどうか、まず1つお聞きしたいと思います。そして、そうすると今までやっている、今3日目で入金というようなことなんですけれども、従来よりも1日早い入金になりますので、そうすることによって利息収入の試算はどの程度なのか、まずこれを1つお尋ねします。
 それから、2つ目として、前の一般質問で出張所事業の課題ということで、公金の現金の管理の問題だということでお話がありまして、これは一つ解決されるんですけれども、そのほかに2つの問題、というのは、ここに年間で500万円というのがしばらくコストとしてかかっていくので、それを吸収するためにこの出張所事業の課題の中の、複数にしなければいけない人員配置が1つ問題なんですよと。1人だと休みをとらせないわけにいかないという問題がありました。それからもう一つとして、時間外延長することによって本庁で15人が時差出勤をしなくてはならないという非効率さがあると。この2点について、現在の検討状況についてお尋ねしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀 郁雄君) 即日、その日のうちに業務終了後、回収いたしまして、翌銀行営業日に輸送してもらうということになります。ただ、具体にその際に何時まで届けるかとか、その辺具体の打ち合わせについては銀行さんと、それから入札、落札で決定した業者さんを含めての3者の協議、その後ということになろうかと思います。ただ、基本的には銀行のほうとの兼ね合いになりますが、翌営業日に届けたにしても、その翌日に収納扱いになるのかなというのが一般的な話なのかなということの私のほうの受けとめ方です。具体には、どのような手続が必要かは会計管理者のほうの説明をいただければと思います。
 それから、2つ目の500万円のコストということになります。そのほかの複数の人員確保、それから本庁での人数などということ、その後の検討ということでございますが、私のほうでは今のところ緊急課題の解決のためにこの今回の準備をさせていただいたということですので、これにつきましては引き続きの検討課題にさせていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 会計管理者。
会計管理者(矢田 守君) それでは、支店のほうに翌営業日に届けられた場合、その営業時間、3時前までに入ればその日の入金という形で町の金庫に入るというような流れになるかと思います。その辺についても、町民課長が申したとおり、具体に業者が決まった段階で打ち合わせ等をさせていただく予定になっております。
議長(浅野幹雄君) 4番出川博一君
4番(出川博一君) ぜひ、業者と打ち合わせする際には翌日に入金するように交渉していただきたい。結局、幾らでも、一日でも早く入れれば6億5,000万円の金が入るわけですから、その分で年間の利息にすれば何十万円かの額になると思いますので、それによって吸収もできるという考えをぜひお持ちいただきたいなと思います。その辺について、もう一度確認いたします。
 それから、人員配置について、あるいは時間外で本庁で15人シフト勤務だというところを検討課題だということでお話しになっているんですけれども、これは実は3月の、あるいはイオンの問題、いわゆる去年の12月から話題として出ている部分ですので、ぜひ人員配置については、今11人が5つの出張所にいるわけですけれども、その人たちをプール制にして人員を浮かしてコスト削減をする。あるいは、本庁での15人のシフト勤務ということに関して言えば、時間外延長、5時半から7時までのやつをやめて代替として、住民サービスを低下させるわけにはいかないので、成田出張所での休日窓口サービスをするとか、そういう検討をぜひお願いしたいと思うんですけれども、いかがでしようか。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀 郁雄君) 私は、2つ目のほうについてお答えさせていただきます。
 まず、現在の出張所につきましては、今回の公金についてはこれまでの説明の内容ということになりますが、出張所体制につきましては現実、1カ所当たり2人と、成田が3人というのが担当者の数なんですが、公金のほか転入転出ですとか諸証明書発行などということもございますので、まずはこの人数を減らすということにはどうしても実務的には無理であるということになっております。
 それから、本庁の時間の延長をなくすということも本庁出張所だけではなく全体的な見直しといいますか、全体の課題の対応かなと思います。成田につきましても、これまで一般質問でもお答えしたとおりの状況で、その後の検討については全体を見てというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 会計管理者。
会計管理者(矢田 守君) 翌日入金できるように、業者が決まり次第、交渉してまいりたいと思います。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) 全員協議会のときにも質問したことと若干重複するかもしれませんが、この政策の決定の過程に対するところの質問を少しさせてもらいます。
 一番の心配は盗難に対する心配、つまりとめ置きをしないことが第一の目的だということで、全員協議会では説明があってこの案にしたいんだというお話でしたけれども、盗難というのは夜だけではなくて当然強盗という形で昼もあるわけですよね。そうすると、新しい業者に委託する方法で、例えば夜の6時に強盗が入ってきたときには金額的には圧倒的に多い金額が失われるわけです。これはわかりますよね。つまり、今のままですと、2時に銀行が集金に来ますので朝から2時の分はもうないわけですよね。その日の2時から7時までの分と次の日の朝から2時までの分は次の日の2時に銀行が持っていきますので、一遍上がって、すとんと下がって、そしてまた上がると、こういう流れになっていくかと思います。
 私の聞きたいのは、そういう昼のリスクというのも考えましたかということと、それから公金に対しての盗難保険というのはどうなっていますか。また、その保険料というのはいかほどなんでしょうかということと、それからこの施策を大体何年ぐらいの腹づもりでいるのかなと。将来、今までいろいろコンビニ収納してはどうかとかいろいろな提案が出ていますけれども、そういうようなものも含めて、腹づもりとしては大体何年ぐらいなのかなと。これ、毎年500万円ずつ失われる金ですので、その辺のところはしっかり聞いておきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀 郁雄君) 私のほうで全協の説明の際、ちょっと説明不足のこともあったのかもわかりません。現在について改めてまたご説明させていただきますと、今の指定金融機関の職員の方が回ってくるのは午後から日中1日1回ということになりますが、そこでお渡しする金額につきましてはその日のものではなく、前の日の1日分のことをまとめているところですので、ですから銀行さんの来るまでのことが全額なくなるということではないということになっております。ですから、昼のリスクということを考えますと、逆に今のほうがかえってリスクが高いというので早急に対応したいという考え方であります。
 あと、例えば18時の一番金額が多いところの強盗と言われますと、まさにおっしゃるとおりなんですが、そうあってはならないような体制を、職員の数もおりますので、それこそ警察に対応してもらうしかないだろうと思っております。これは、何時においてもそうなのかと思います。決してそういうことがないというようにしなければならないという認識でおります。
 あと3番目なんですが、何年ぐらい続けるのかというお話なんですが、私のほうは必要がある限りは続けたいなと。それによって、皆さんからお預かりした大事な納税額をきちんと管理するというのが私どもの責任なのかなと思います。仮に、本当に出張所のほうで扱う必要がないよというのであればその際はやはりかえって無駄な支出経費になりますので、そちらはまた考えなくてはいけないことだと思いますが、今のところ予想できる範囲では最善の方法なのかなと思っております。
議長(浅野幹雄君) 総務課長。
総務課長(菅原俊司君) 町では、万が一に備えたそういった公金の取り扱いについて、今議員おっしゃるような盗難等が発生した場合においては、一定の公金を補償されるような保険に加入してございます。ただし、それは全額補償ということにはなってはございませんで、ちょっと手元の資料には何割というのは持ち合わせてはおりませんが、公金総合保険というものに町としては加入してございます。(「保険料はわかりますか」の声あり)保険料の支払い額は、ちょっと今ここではわかりかねます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第1号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 平成26年第3回富谷町議会臨時会は、終始熱心な審議を経て、提出議案を議決いたしました。執行部におかれましては、各議員から出された意見を十分に尊重し、町政を執行されますよう強く要望いたしまして、閉会の挨拶といたします。
 これで本日の日程は全て終了いたしました。
 会議を閉じます。
 平成26年第3回富谷町議会臨時会を閉会いたします。
 ご苦労さまでした。
     午後1時40分 閉会

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