更新日:2014年03月14日
第1日目 2月24日(月曜日) | |||||||||||
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施政方針 | |||||||||||
町長提出議案の概要説明 | |||||||||||
議案第 1号 | 財産の交換、譲与、無償貸付け等に関する条例等の一部改正について | ||||||||||
議案第 2号 | 富谷町福祉健康センター条例の一部改正について | ||||||||||
議案第 3号 | 富谷町公共物管理条例の一部改正について | ||||||||||
議案第 4号 | 富谷町道路占用料等条例の一部改正について | ||||||||||
議案第 5号 | 出張所設置条例の一部改正について | ||||||||||
議案第28号 | 権利の放棄について | ||||||||||
議案第11号 | 平成25年度富谷町一般会計補正予算(第7号) | ||||||||||
議案第12号 | 平成25年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第4号) | ||||||||||
議案第13号 | 平成25年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第3号) | ||||||||||
議案第14号 | 平成25年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第4号) | ||||||||||
議案第15号 | 平成25年度富谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) | ||||||||||
議案第16号 | 平成25年度富谷町水道事業会計補正予算(第3号) | ||||||||||
議案第17号 | 平成26年度富谷町一般会計予算 | ||||||||||
議案第18号 | 平成26年度富谷町国民健康保険特別会計予算 | ||||||||||
議案第19号 | 平成26年度富谷町下水道事業特別会計予算 | ||||||||||
議案第20号 | 平成26年度富谷町介護保険特別会計予算 | ||||||||||
議案第21号 | 平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算 | ||||||||||
議案第22号 | 平成26年度富谷町水道事業会計予算 | ||||||||||
第2日目 3月5日(水曜日) | |||||||||||
一般質問 | 9番 森栄議員 | ||||||||||
1 | 富谷町の除雪の課題と対策について | ||||||||||
17番 磯前武議員 | |||||||||||
1 | 企業誘致と雇用の拡大を問う | ||||||||||
2 | 障がい者の就労支援について問う | ||||||||||
3番 出川博一議員 | |||||||||||
1 | 出張所の行政サービスを考える | ||||||||||
2 | (仮称)明石台小学校開校へのスケジュールは | ||||||||||
3 | 再び問う!臨時財政対策債の使い道 | ||||||||||
2番 菅原福治議員 | |||||||||||
1 | 老朽化が著しい、町内会館の建て替えを早急に | ||||||||||
2 | 福島第一原子力発電所事故で発生した指定廃棄物の処分場について | ||||||||||
3 | 除雪能力の向上と通学路の確保を | ||||||||||
12番 山路清一議員 | |||||||||||
1 | 高屋敷地区工業用地の現況を問う | ||||||||||
2 | 杜乃橋北側丁字路に一時停止標識が必要では | ||||||||||
7番 浅野直子議員 | |||||||||||
1 | 地域包括ケアシステムの取り組みについて | ||||||||||
2 | 町道除融雪事業費拡充と雪道対応について | ||||||||||
3 | 利便性のある交通手段の運用を | ||||||||||
第3日目 3月6日(木曜日) | |||||||||||
一般質問 | 11番 佐藤克彦議員 | ||||||||||
1 | 本町の農業政策を問う | ||||||||||
13番 小川昌義議員 | |||||||||||
1 | 子ども子育て支援について問う | ||||||||||
2 | 南岸低気圧通過による大雪対策について問う | ||||||||||
3 | 今年度の情報化経費削減策をとりましたか | ||||||||||
4番 三浦邦夫議員 | |||||||||||
1 | (仮称)明石台小学校新設に関する諸問題について | ||||||||||
6番 小泉光議員 | |||||||||||
1 | 学校グラウンドの排水工事(暗渠)をすすめよ | ||||||||||
2 | 子育てにいっそうの支援を | ||||||||||
15番 佐藤聖子議員 | |||||||||||
1 | 子ども・子育て新制度と待機児童解消について | ||||||||||
2 | ごみ削減をどうとりくむのか | ||||||||||
第4日目 3月7日(金曜日) | |||||||||||
一般質問 | 8番 安住稔幸議員 | ||||||||||
1 | 富谷町消防団の装備の充実と団員の処遇改善を図れ | ||||||||||
2 | 町民への行政サービスの向上を | ||||||||||
3 | 富谷町の情報発信を図れ | ||||||||||
16番 永野久子議員 | |||||||||||
1 | 国保の資産割を中心に税率引き下げを求める | ||||||||||
2 | 住宅リフォームの促進で町内業者の仕事確保を | ||||||||||
議案第 6号 | 富谷町税条例の一部改正について | ||||||||||
議案第 7号 | 富谷町国民健康保険税条例の一部改正について | ||||||||||
議案第 8号 | 富谷町母子家庭等福祉対策資金貸付条例の一部改正について | ||||||||||
議案第 9号 | 富谷町社会教育委員条例の一部改正について | ||||||||||
議案第10号 | 富谷町地域下水処理場使用条例の廃止について | ||||||||||
第5日目 3月14日(金曜日) | |||||||||||
議案第23号 | 富谷町道路線の認定について | ||||||||||
議案第24号 | 富谷町道路線の廃止について | ||||||||||
議案第25号 | 宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等認定委員会を共同で設置する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について | ||||||||||
議案第26号 | 宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等審査会を共同で設置する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について | ||||||||||
議案第27号 | 宮城県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について | ||||||||||
議案第17号 | 平成26年度富谷町一般会計予算 | ||||||||||
議案第18号 | 平成26年度富谷町国民健康保険特別会計予算 | ||||||||||
議案第19号 | 平成26年度富谷町下水道事業特別会計予算 | ||||||||||
議案第20号 | 平成26年度富谷町介護保険特別会計予算 | ||||||||||
議案第21号 | 平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算 | ||||||||||
議案第22号 | 平成26年度富谷町水道事業会計予算 | ||||||||||
議案第29号 | 平成25年度富谷町一般会計補正予算(第8号) | ||||||||||
議案第30号 | 副町長の選任につき同意を求めることについて | ||||||||||
発議第 1号 | 福島第一原子力発電所事故で汚染された指定廃棄物の最終処分場を宮城県黒川郡内に建設することに反対する意見書(案) | ||||||||||
議員派遣の件 | |||||||||||
閉会中の各委員会調査について |
第1日目 3月10日(月曜日) | ||||||||||||
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議案第17号 | 平成26年度富谷町一般会計予算 (企画部財政課、企画部産業振興課、建設部都市整備課、建設部都市計画課、建設部設計業務統括室) |
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第2日目 3月11日(火曜日) | ||||||||||||
議案第17号 | 平成26年度富谷町一般会計予算 (企画部経営企画課、企画部あったかまちづくり推進課、企画部財政課、総務部総務課、総務部税務課、総務部町民生活課、会計課、議会事務局) |
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第3日目 3月12日(水曜日) | ||||||||||||
議案第17号 | 平成26年度富谷町一般会計予算 (福祉部長寿福祉課、福祉部健康増進課、福祉部子育て支援課、教育委員会) |
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第4日目 3月13日(木曜日) | ||||||||||||
議案第18号 | 平成26年度富谷町国民健康保険特別会計予算 | |||||||||||
議案第19号 | 平成26年度富谷町下水道事業特別会計予算 | |||||||||||
議案第20号 | 平成26年度富谷町介護保険特別会計予算 | |||||||||||
議案第21号 | 平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算 | |||||||||||
議案第22号 | 平成26年度富谷町水道事業会計予算 |
平成26年2月24日(月曜日) 午前10時00分 開会
第1 | 会議録署名議員の指名 | |||||||||||
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第2 | 会期の決定 | |||||||||||
第3 | 議案第1号 | 財産の交換、譲与、無償貸付け等に関する条例等の一部改正について | ||||||||||
第4 | 議案第2号 | 富谷町福祉健康センター条例の一部改正について | ||||||||||
第5 | 議案第3号 | 富谷町公共物管理条例の一部改正について | ||||||||||
第6 | 議案第4号 | 富谷町道路占用料等条例の一部改正について | ||||||||||
第7 | 議案第5号 | 出張所設置条例の一部改正について | ||||||||||
第8 | 議案第28号 | 権利の放棄について | ||||||||||
第9 | 議案第11号 | 平成25年度富谷町一般会計補正予算(第7号) | ||||||||||
第10 | 議案第12号 | 平成25年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第4号) | ||||||||||
第11 | 議案第13号 | 平成25年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第3号) | ||||||||||
第12 | 議案第14号 | 平成25年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第4号) | ||||||||||
第13 | 議案第15号 | 平成25年度富谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) | ||||||||||
第14 | 議案第16号 | 平成25年度富谷町水道事業会計補正予算(第3号) | ||||||||||
第15 | 議案第17号 | 平成26年度富谷町一般会計予算 | ||||||||||
第16 | 議案第18号 | 平成26年度富谷町国民健康保険特別会計予算 | ||||||||||
第17 | 議案第19号 | 平成26年度富谷町下水道事業特別会計予算 | ||||||||||
第18 | 議案第20号 | 平成26年度富谷町介護保険特別会計予算 | ||||||||||
第19 | 議案第21号 | 平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算 | ||||||||||
第20 | 議案第22号 | 平成26年度富谷町水道事業会計予算 |
議事日程のとおり
午前10時00分開会
議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
平成26年第1回富谷町議会定例会は、ここに開催される運びとなりました。この定例会は、町長から財産の交換、譲与、無償貸付け等に関する条例等の一部改正についてなどの事件議案が提出されることになっております。慎重に審議を尽くされ、町民の負託に応えられますようご期待を申し上げますとともに、議会運営につきましてもご協力を願いまして、開会の挨拶といたします。
ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しますので、ただいまから平成26年第1回富谷町議会定例会を開会いたします。
日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。
議長諸報告はお手元に配付のとおりです。
なお、説明員の出席報告ほか関係資料については、事務局で保管しておりますので、希望の方は閲覧願います。
これで諸報告を終わります。
ここで、議案等の提案理由並びに平成26年度施政方針の説明を含め、町長に挨拶を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) 皆さん、おはようございます。
本日、ここに平成26年富谷町議会第1回定例会に、平成26年度一般会計予算を初め各種特別会計予算案並びに諸案件を提案するに当たりまして、町政運営に取り組む私の所信と施策の大綱のご説明を申し上げ、町民の皆様並びに議員各位のご理解とご協力を心からお願い申し上げます。
さて、私は、平成19年2月の町長就任以来、「幸せを実感し笑顔輝くあったか富谷」を町政運営の基本理念に掲げ、教育・福祉の充実、住環境・都市基盤の整備、産業振興と町の活性化など、自立した5万人都市の実現を目指し、あらゆる状況を勘案しながら、適時的確な政策判断に努め、「町民の目線で考え、町民のために働き、町民とともに行動する」の行動原理のもと、誠心誠意、町勢の発展と町民の福祉向上に邁進してまいりました。
これまでのご理解とご協力に対し、心から感謝申し上げます。
就任8年目となる平成26年度も引き続き、現場に「行って、見て、考える」現場主義に徹し、職員と一丸となって全力で町政運営に取り組んでまいりますので、皆様の格別のご理解とご協力をお願い申し上げます。
平成26年仕事始め年頭メッセージには、「2016市制移行へ 5万人都市とみや 輝く未来50年」を掲げスタートいたしたところであります。
前年度は、町制施行50周年の節目の年として、さまざまな記念事業を実施し、今日の富谷町を築かれた皆さんへの感謝と、これまでの50年の歩みを振り返り、全ての事業を滞りなく成功裏に終えることができました。ことしは、輝く未来50年に向けた出発の年にしたいと思います。
さて、平成26年度の予算編成においては、長期総合計画・後期基本計画の最初の年として、市制移行を見据えた各分野の重点事業を盛り込み、町政推進の柱となる事務事業を継続し、地域バランスに配慮した予算編成となりました。
予算編成過程において、平成28年度の着実な市制移行、町民の皆さんが幸せを実感できる施策とするため、10月初旬に町長ヒアリングオータム・レビュー(主要課題調整会議)を行い、効果的で効率的な事業執行とするため、緊急性、客観性、妥当性を勘案しつつ、徹底した事業内容の精査と健全な財政運営の維持に留意をいたしました。
このような過程を経て編成した平成26年度当初予算案は、一般会計で対前年度比17%増となる137億7,700万円となりました。
増加要因の主なものは、仮称ではありますが、明石台小学校の建築工事、高屋敷工業団地開発に伴う道路及び橋梁工事、消費税8%対応によるものであります。
東日本大震災から間もなく3年が経過しようとしております。宮城県では3月11日を「みやぎ鎮魂の日」と定め、東日本大震災の犠牲者を追悼し、記憶を風化させることなく後世に伝え、復興を誓う特別の日として条例により制定されました。
富谷町では、条例の趣旨に鑑み、3月10日から14日までを東日本大震災追悼週間として、町民交流ホールにて震災当時を振り返るパネル展示を行うことといたしました。震災発生の3月11日当日には、半旗を掲揚し、犠牲になられた方々に心からの追悼の意を表し、震災発生の午後2時46分には、全町民、全庁、全職員が黙祷をもって弔意を表します。
平成26年は、宮城県が10年間で復興をなし遂げる道筋を示す宮城県震災復興計画の再生期4年の最初の年に当たり、村井知事が進める創造的復興の正念場に入るところであります。
沿岸津波被災自治体支援として、みずからの意志で名乗り出た新たな職員1人を派遣することとし、内陸部自治体に求められる役割を果たしてまいります。震災で得た教訓により、平成25年度より、防災無線の設置運用や防災倉庫、備蓄品の増強を進めてまいったところであります。今後は、間もなく策定される新しい富谷町地域防災計画を基本に、なお一層の防災と減災に努めてまいります。
2月8日、9日及び2月15日、16日、南岸低気圧の通過に伴い降り続いた雪に対して、災害時職員行動マニュアルに沿って大雪対策特別警戒本部を設置し、除雪及び被害に関する調査を行いました。町内はおおむね地域により35センチメートルから45センチメートルの積雪があり、数十年ぶりの大雪となったところであります。
除雪につきましては、多くの町民の皆様のご協力をいただき、特に月曜日の登校に合わせて通学路の確保にご尽力いただいた皆様には心から感謝を申し上げます。しかしながら、かつてない雪の量と深さのため、とりわけ人家がまばらな地域の歩道の除雪につきましては、今後の課題とさせていただきます。
次に、過日、議会全員協議会でご説明を申し上げました(仮称)富谷町行政サービスセンターの新設につきましては、新設の諸準備が整いましたので、関係経費を当初予算として上程いたしております。この開設は、イオンモール富谷内に、年中無休、年末年始を除きます、午後7時まで利用できる行政窓口を設置することにより、長年の町民の要望に応え、一層の行政サービスの拡充を図るために実施するものであります。平成15年から、本庁及び成田出張所において、業務時間延長により対応してまいりましたが、さらなる行政サービスの充実強化と富谷町情報の発信機能効果の両面から、本庁及び成田出張所と新規に開設を予定するイオン富谷を比較検討した結果、公金収納と公的証明発行の取り扱いの観点から、来客数が多く万全の警備体制が整うイオン富谷に設置することが高い住民満足度が得られると判断したことによるものであります。タイミングよく好立地のテナントが確保されましたので、議員各位のご理解をお願い申し上げます。
ソチ五輪が閉幕をいたしました。日本選手113人のうち、富谷町あけの平出身の高橋弘篤選手がスケルトン競技において4回戦で自己最速となる56秒台で滑り、健闘いたしました。町としましては、2月6日にご本人にかわり、ご家族に讃辞の楯の贈呈を行ったところであります。あわせて、母校富谷高校の在校生や先生方の皆さんが日の丸の布地に書かれた激励メッセージを小泉校長先生よりお渡しをいただいたところであります。4年後韓国で開催されるピョンチャン冬季オリンピックでのご活躍に期待をしたいと思います。
次に、市制移行に関して申し上げます。
市制移行につきましては、人口要件として、国勢調査による人口が5万人以上と規定されております。昨年11月には住基人口が5万1,000人を超え、来年実施される国勢調査においても5万2,000人台が見込まれるため、人口要件を満たし、移行に伴う行政手続に着手できるものと思います。
本年1月1日に東北で76番目に合併によらないで村から市に昇格した岩手県滝沢村の事例は、単独市制移行を目指す富谷町にとりましては、よき先例になるものであります。住民の負担増あるいは行政サービスの低下など、合併による市制移行とは異なり、デメリットは想定されず、町から市に昇格することにより、福祉事務所が設置され、身近できめ細やかな福祉サービスができる権限を持つなどのメリットが期待されるところであります。
地域主権改革一括法により、国の各種権限を市に優先的に委譲するとされ、既に県の事務権限の多くが市に委譲されております。また、財政面では、国からの交付税が増額され、住民密着の自立した行政運営のさらなる前進につながるところであります。さらに、市制により、自治体の情報発信機能と注目度が高まり、自治体のイメージアップが図られ、企業誘致、雇用の場の確保なども期待されるところであります。今後は、宮城県市町村課と連携し、具体的な事案について調整をしてまいります。あわせて、町民の皆様へは的確な情報提供に努めてまいりたいと存じます。
次に、福島第一原子力発電所事故に伴う指定廃棄物最終処分場の候補地問題については、環境省が1月20日に第5回宮城県指定廃棄物処理促進市町村長会議の場において、大和町、加美町、栗原市の国有地3カ所を提示し、今後、地盤の安定性や道路の利便性、土地の権利関係などを数カ月かけて調査し、最終的に候補地1カ所を選定する方針を明らかにいたしました。候補地とされた市町、さらにその周辺自治体、関係団体、町民においても、さまざまな見解や不安視する意見も届いておるところであります。
富谷町といたしましては、最終的に県内1カ所に処分場を建設する環境省の方針は理解するところではありますが、将来にわたって風評被害対策を初め、建設地及びその周辺が不利益をこうむることがないよう、国の責任において進められることを強く願うものであります。黒川郡、とりわけ富谷町は、将来にわたって人口集積が進むと予測されており、候補地選定に当たっては、地域特性が十分勘案され、居住地からより遠隔の地が選定されることを切望するものであります。
富谷町の人口は、2月15日現在、5万1,222人、1万7,776世帯であります。前年同期と比べますと1,109人、552世帯の増加であります。
それでは、平成26年度の主な施策概要について、富谷町総合計画の体系及び平成26年度当初予算重点施策に沿って、それぞれの取り組みについて申し上げます。
富谷町教育委員会では、子供の発達に即した教育内容の定着を重視した教育の充実に努めるとともに、生涯にわたる学習の充実に努めているところであります。町といたしましても、町長就任以来掲げる「教育満足度日本一のまち」の一層の充実に向けた取り組みを行ってまいります。
教育環境整備について申し上げます。
明石台小学校新設の進捗について申し上げます。平成26年第1回富谷町議会臨時会におきまして、明石台小学校校舎・放課後児童クラブ新築工事請負契約締結につきまして、可決をいただいたところであります。今後は、屋内体育館、屋外プールの新築工事の契約締結を初め、富谷町立学校の設置に関する条例の一部改正等、平成27年4月の開校を目指し準備を進めるとともに、対象地区の皆様へは的確な情報提供に努めてまいります。なお、3月4日には起工式をとり行う予定といたしております。
富谷小学校のトイレ改修工事をもって、町内小中学校全て完了する予定でありましたが、二度の入札においても予定価格を大きく上回る入札結果となり、入札は不調となりました。これは資材や人件費の高騰によると推察されるところではありますが、このことによりまして、建築工事費の推移を見守り、事業計画を見直すことといたしたところであります。本議会において、小学校のトイレ改修工事費について減額補正をいたしております。
富谷中学校の暖房設備について申し上げます。ボイラー設置から既に35年が経過した富谷中学校の暖房設備につきましては、修繕を繰り返しながら運用してまいりましたが、新年度においてFF暖房機設置工事を行うこととし、生徒が安心して学べる学習環境の整備を図ってまいります。
読書活動の推進につきましては、第17回図書館を使った調べる学習コンクールにおきまして、全国応募総数5万2,181作品の中から、富谷中学校2年の丹野 円さんが中学生の作品の部では上位2番目に当たる優秀賞、日本児童教育振興財団賞に輝きました。限られた時間の中で努力を重ねて得たこの成果は、賞賛に値するものであります。また、奨励賞に4点、佳作13点が入賞し、昨年を上回る好成績を得たところであります。なお、丹野さんは、保護者、学校関係者とともに、3月8日東京で行われる全国表彰式に出席することとなっております。今後とも学校図書館の充実に努め、系統的な読書活動を進めてまいります。
食育の推進について申し上げます。
新年度で3年を迎える学校給食センター「eは~と」におきましては、給食をつくっている様子が間近に見られる、近隣にない施設の優位性を生かしながら、より多くの皆様に学校給食の理解を深めていく場とし、食物アレルギーを持つ児童生徒に対し、引き続き安心・安全な給食提供に努めてまいります。
社会教育・生涯学習について申し上げます。
地域の人材や教育資源を活用して家庭教育や学校教育の充実を図る富谷町地域・学校・家庭をつなぐ取組事業と、児童に多様な体験の場を提供する放課後子ども教室事業につきましては、国の学びを通した被災地の地域コミュニティ再生支援事業が継続されることが決定し、平成26年度も引き続き、さらなる充実を図り実施してまいります。
公民館事業につきましては、町内6公民館の有機的な連携を図り、子供から高齢者の方々が生涯にわたって学習を続けていくための環境整備と効果的運営を一層深めてまいります。
まず、公民館図書室につきましては、昨年2月に導入し1年を経過した図書システムは順調に稼働し、これまでに2万1,901件の検索利用がありました。また、公民館を巡回する図書集配業務も1回平均38冊となっており、平成26年1月末で図書室の利用者数は2万4,531人、貸し出し冊数は7万3,213冊となり、昨年同期と比べ3,202人、5,276冊増となっております。今後も、宮城県図書館や町内学校図書館との連携を図るなど、町民の皆様が利用しやすい図書環境を整えてまいります。
放課後児童クラブにつきましては、昨年度から預かり時間を午後7時までに拡大し、各館1名ずつ指導員を増員し、安全の確保ときめ細かい指導に引き続き努めてまいります。
順次進めてまいりました公民館等への再生可能エネルギーの導入事業として、本年度は、あけの平公民館と日吉台公民館、富谷武道館、鷹乃杜防災センターの4カ所へ太陽光発電設備の設置を予定いたしております。既に設置を終えた富ケ丘公民館、成田公民館及び25年度末までに設置完了予定であります富谷中央公民館、東向陽台公民館も含めて、災害時等における停電の際には、照明や情報通信等の電気の供給を行い、避難所としての運営機能の確保を図ってまいります。また、あけの平公民館大ホールの照度を高めるための改修工事を行います。
スポーツ施設・環境の整備充実として、被災により解体撤去した運動公園休憩所、通称管理棟と呼んでおりました。跡地に、運動公園利用者を初め、スポーツや文化交流ができる(仮称)富谷町総合運動公園スポーツ・文化交流館を、11月のオープンを目指し工事を進めてまいります。この件につきましては、契約案件を今議会に上程しておりますので、ご審議方お願いをいたします。
子育て支援事業について申し上げます。
子ども・子育て支援法に基づき、富谷町子ども・子育て会議を設置し、子育て世代の皆さんのご意向を伺うアンケート調査を実施いたしました。無作為抽出された2,000名の方に調査依頼を行いましたところ、1,332人の方々からご回答を寄せていただき、回収率は66.25%と多くの方にご協力をいただいたところです。感謝申し上げます。今後は、アンケート結果の考察に基づき、平成27年度を初年度とする富谷町子ども・子育て支援事業計画を策定することといたしております。
待機児童の解消を図るため、明石台わか葉保育園の定員を60名増員することとし、平成26年中の受け入れを目指し増築工事を行ってまいります。また、これまでも富谷町の子育て支援にご協力をいただいておりました町内の認可外保育所を対象として、(仮称)とみや保育室支援事業として、国の基準に準じて運営できる補助制度を新設し、待機児童の解消につなげてまいります。
町の委託事業として社会福祉協議会に開設したとみや子育てファミリー・サポート・センター事業、育児ヘルプサービス事業につきましては、2年目を迎え、子育て中の皆さんの支援につながり、多くの皆さんにご利用いただけるよう事業の周知充実に努めてまいります。
富谷町の子育て支援の拠点施設となります、明石台七丁目公共公益用地に予定しております(仮称)富谷町子育て支援複合施設につきましては、平成28年4月開所を目指し当初予算へ実施設計業務を計上いたしております。また、富谷町子育て支援複合施設東に隣接し、特定非営利法人「さわおとの森」が運営する障がい児通所施設、仮称でありますが、こども発達センターあかいしの森は、平成26年度建設、平成27年4月の開所を目指しておりますので、開所に向けての支援を行ってまいります。
健康増進事業について申し上げます。
平成26年度、新たに女性の骨密度検診を実施することとし、予算を計上いたしております。この健診は40歳から70歳までの5歳刻みの節目の年齢の方を対象とするものであります。本町におきましても、女性の骨粗鬆症受療率が55歳を過ぎると急激に上昇していること、また、骨折が要介護の大きな要因となっていることなどから、新たに実施することといたしたものであります。
また、乳がん検診、子宮頸がん検診につきましては、平成21年度から導入されてきました国の無料クーポン事業が、平成26年度より対象者が縮小されたところであります。乳がんについては40歳、子宮頸がんについては二十歳のみとされました。対象外となる方につきましては、今後一部負担金が生じますが、受診率が低下することのないよう啓発に努めてまいります。
感染症予防事業につきましては、高齢者インフルエンザ対策、高齢者肺炎球菌感染対策としてのワクチン接種費用助成事業は、平成26年度も継続して取り組んでまいります。
次に、国民健康保険事業について申し上げます。
本町の国保財政状況につきましては、平成23年度、24年度に比べ、医療給付費の伸びは比較的緩やかに推移しているものの、東日本大震災に伴う国・県の財政支援措置の一部終了による調整交付金の減などもあり、平成25年度決算は赤字が見込まれ、平成26年度当初予算ベースにおきましては、医療給付費が横ばいであっても、なお2億円の不足額が生じ、国保財政調整基金から繰り入れを要しての予算編成といたしております。
このような状況の中、前回の国民健康保険税率の見直し改定から3年が経過しようとしておりますが、平成26年度の税率につきましては、この間の財政状況の推移と国保財政調整基金の保有状況、社会保障制度改革プログラム法に基づく今後の制度改正への対応にも十分留意しつつ、検討を重ねているところであります。
特定健診及び特定保健指導につきましては、平成25年度の特定健診受診率が59.4%、特定保健指導の実施率は51.5%となっており、第2期特定健診等実施計画の目標値を超えております。今後も引き続き特定健診等の受診率の向上に努めてまいります。
長寿福祉事業について申し上げます。
介護保険事業につきましては、間もなく第5期介護保険事業計画、現在の計画であります。2年目を終えますが、介護サービス利用者・給付費ともおおむね計画値どおり推移しております。次の期となります高齢者保健福祉計画・第6期介護保険事業計画策定の基礎資料とするため、昨年12月から実施しておりました実態把握調査は、目標としました70%を超え、回収率71.92%となりました。被保険者の皆様のご協力に感謝を申し上げます。今後、集計分析の上課題を整理し、給付分析を踏まえ、介護予防を重視しながら、増加する高齢者ニーズ、昨年比第1号被保険者数では8.5%増、介護サービス利用者数では10.8%増、介護給付費では10.1%増となっている中、ニーズに応えるよう計画策定に取り組んでまいることといたします。
高齢者施設整備につきましては、町上地区に宮城県内初となる「(仮称)複合型サービス あおい」の建設が着工され、6月の開所見込みとなり、医療ニーズの高い対象者への支援の充実が期待されるところであります。運営主体であります有限会社訪問看護ステーションあおいと連携を密にしながら、円滑な開所とともに利用者の生活の質の向上支援に努めてまいります。
ゆとりすとクラブ・サロンについては、介護保険制度改正で目指す介護予防・地域包括ケアに大きく貢献する事業に発展しており、町内会や社会福祉協議会からの支援を得て、地域で主体的活動ができるよう支援に努め、高齢者の健康と仲間づくり、安心できる日々の生活を応援してまいります。
保健福祉総合支援センターは、ソーシャルワーカー(社会福祉士)を複数体制とし、社会福祉協議会の権利擁護センターとの連携を図りながら、増加する高齢者ニーズに対応し、高齢者への保健・福祉の総合的な支援を強化してまいります。
市制移行準備の一環として、福祉事務所設立に向け、ソーシャルワーカーを配置し、生活保護等の相談体制の充実を図るとともに、福祉部において所掌事務の検討に着手してまいります。
地域活動支援センター、TOMOTOMO・YOUYOUについては、平成26年度が指定管理期間満了となるため、次期指定管理期間の目標設定や運営方針の検討を進めてまいります。
消費税率の引き上げに際し、低所得者に与える負担の影響に鑑み臨時的に措置される臨時福祉給付金につきましては、1月21日、庁内に交付事務連絡会議を設立し、国の指示通知を注視しながら、7月ごろを目途として対象者へお届けできるよう努めてまいります。
後期高齢者医療につきましては、2年ごとの保険料改定の年度となりますので、被保険者の皆様にご理解いただけるよう後期高齢者医療広域連合と連携を強化し、適正かつ効率的な運営を図ってまいります。
次に、企業誘致について申し上げます。
このたび、成田九丁目地区に、みやぎ生活協同組合の上部組織に当たる生活協同組合連合会コープ東北サンネット事業連合の物流施設「コープ東北ドライ統合物流センター」の進出が決まりました。平成27年5月の完成を目指し、県内4カ所に分散する物流機能の集約、4カ所とは富谷町、大衡村、名取市、岩沼市に分散している施設であります。同連合会屈指の規模で、現在の倍程度の大きな施設になるとのことであります。平成24年に稼働した物流センターの南に隣接し、仙台北部道路富谷インターチェンジの開通も立地決定の要因となったようであります。今回の進出により、新たに600名程度の雇用が創出されると伺っております。
また、5万人都市・市制移行の期待を受けて、成田地区旧結婚式場跡地や上桜木地区に、相次いで大型量販店の進出計画もあり、富谷商圏の拡大につながり、利便性・都市生活機能等の充実につながるものと思われるところであります。
平成25年12月22日には仙台北部道路が国道4号に接続され全線開通となったことを受け、高屋敷地区につきましてはその利便性がさらに評価され、平成26年度中の造成着手に向けて準備が進められているところであります。同地区は、面積が約16ヘクタールと比較的開発しやすく、高屋敷地区土地区画整理組合設立準備委員会と協力し、当該地区進出に関心を示している企業へのアプローチを積極的に進めております。また、成田2期北地区につきましては、引き続き県産業立地課と共同し、企業立地に向け取り組んでまいります。なお、企業誘致を主担当として、宮城県東京事務所に職員1名の派遣を受け入れていただくこととなりました。
労働雇用対策につきましては、東日本大震災の雇用対策として実施されております緊急雇用創出事業臨時特例交付金が、当初平成25年度末で事業終了としておりましたが、1年間の事業実施期間が延長されることから、当事業を活用し、新年度は3課5事業7名の被災求職者の雇用を予定し、雇用対策に取り組んでまいります。
富谷町シルバー人材センターにつきましては、会員数は平成26年1月末現在443名であります。直近の理事会承認によりまして、会員数452名、男性334名、女性118名の452名であります。今年度で6年目を迎えた子育てサロン「ほっと育く」は、利用者延べ人員が1万2,000人を超え、利用者の方々から大変好評を得ているところであります。高齢者の就業機会の提供のみならず、創意工夫による充実した活動を積極的に展開いただいております。今後、しんまち地区活性化の拠点づくりを視野に、旧役場庁舎内または敷地内に、就業訓練施設となるワークプラザ等の整備に向けて、支援に取り組んでまいりたいと考えております。
農業振興について申し上げます。
平成26年産米の生産調整につきましては、宮城県から生産数量が示されました。数量は1,785トンであります。面積換算では351ヘクタール、平成25年と比較しますと、数量で92トン減、面積換算で16ヘクタール減と相なりました。これにより、作付率は60.55%、昨年より2.73%減少し、いわゆる作付をしない生産調整率につきましては39.45%、限りなく4割に近い数値となっております。
国では、強い農林水産業をつくり上げるため、4つの柱を掲げ構造改革を進めているところであります。今後施策が固まり次第、JAあさひな及び関係機関と連携し対応してまいります。
町の特産品であるブルーベリーの振興につきましては、昨年6月に、ブルーベリー栽培実績を有する佐藤一夫さんを富谷町ブルーベリー専任アドバイザーに委嘱し、組合員の栽培技術の指導にお取り組みをいただきました。このたび、佐藤さんがブルーベリーの高い栽培技術と指導力が評価され、日本特産農産物協会から、2013年度地域特産物マイスターに全国で14人認定されたお一人に選ばれ、2月21日東京において認定証交付式が行われたところであります。佐藤さんは、30年間にわたり370本のブルーベリーを1本も枯死させる、枯れさせることなく、生産量も維持してきた技能が高く評価され、今回の認定となったものであります。これからもブルーベリー特産振興と栽培技術の指導普及に期待するところであります。なお、平成26年度より、佐藤さんのマイスター認定と高い技術力を生かして、購入した苗木を一定期間ハウスで定植にたえる強い苗木に育てる「マイスター・ブルーベリー成木育成事業」として、ブルーベリー生産組合と従前からの苗木の助成事業、加えてハウス助成事業を一体とした事業に取り組んでまいります。
昨年は、今泉地区において、太陽光発電設置目的による農地転用により、約4,200平方メートルのブルーベリー畑を失い、現在4万288平方メートル、約4ヘクタールであります。長年、面積拡大と生産量をふやすため、町としても特産品振興に取り組んでまいりましたが、残念な結果と相なりました。今後は失った面積の早期回復に努め、ブルーベリー生産組合と連携しながら産地拡大に向けた取り組みを進めてまいりたいと存じます。
直売活動に取り組んでおりますおんないん会、年間売り上げ、平成25年は約3,800万円と前年を上回る売り上げと相なったところであります。本町の地の利を生かした施設園芸農業の取り組みに敬意を表し、引き続き支援してまいります。
農地維持管理事業について申し上げます。
農道新本木・舞野2号線につきましては、平成10年に舗装を行い、農道ながら一般車両が大和インターチェンジから国道4号、その逆もあります。近道として交通量が増加し、路面の劣化が著しいことから、事故防止のため、舗装補修工事を実施し、安全・安心な通行の確保に努めてまいります。また、富谷北部土地改良区の圃場整備地内の二ノ関、三ノ関地区における排水路も設置から30年以上が経過し、破損により水路の流れを阻害している現状となっていることから、農地の保全と施設の長寿命化を図るため、整備事業を行っております富谷北部土地改良区に対し助成をしてまいります。
十三夜 魂のふるさとまつりについては、ことしは10月12日、日曜日に開催することといたします。先ごろの十三夜 魂のふるさとまつり実行委員会において、平成26年から、10月3連休の中日となる10月第2週の日曜日の1日開催とし、より多くの方に祭りをごらんいただけるよう、日曜日に変更したものであります。第8回目の開催となることしは、富谷オリジナルの祭りとしてさらに内容の充実を図り、町内外の多くの皆さんにお楽しみいただける祭りを目指してまいります。引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。
次に、仙台北部道路につきましては、富谷ジャンクションから国道4号までの1.7キロメートルが25年12月22日に供用開始され、計画延長13.5キロメートルが全線開通となりました。このことにより、国道4号の渋滞緩和、富谷インターチェンジから沿岸部へのアクセス向上により、物流が一層効率化され、富谷町としては高屋敷工業団地への企業誘致に弾みがつくなど、大きな効果が期待されるところであります。富谷の名称がつくインターチェンジは初めてのことであり、開通に最大限ご尽力いただいた国交省並びにネクスコ東日本初め、関係者全ての皆さんに心より感謝申し上げます。今後は、北部道路の機能をより一層高めるため、東北自動車道の上下線へ直接乗りおりができるよう、富谷ジャンクションのフル化の早期実現のため、仙台北部道路建設促進期成同盟会会長の立場として積極的に要望活動に取り組んでまいります。
町道の整備について申し上げます。
仏所太子堂中線につきましては、平成24年度の追加補正予算により、国道4号三ノ関交差点までの整備をほぼ終えておりますが、一級河川竹林川にかかる新田橋付近の歩道整備が残っておりますので、平成26年度はこの整備により、計画延長2,500メートル全線を完了することとといたしております。
穀田三ノ関線につきましては、役場庁舎東側から三ノ関地区仏所太子堂中線までの未改良区間の整備を進めるため、都市計画の変更手続と並行して実施設計業務を委託いたします。
本町の産業地単独開発事業地区として予定されております富谷町高屋敷地区区画整理事業地内と国道4号を連結する高屋敷線の整備については、現況幅員6メートルから16メートルに拡幅することとあわせて、高屋敷橋のかけかえを実施し、進出企業の早期誘致により、雇用機会の拡大と安定的な経済基盤構築を推進してまいります。
大童今泉線につきましては、昨年3月と5月の2回にわたり、大童地区の埋蔵文化財調査を実施し、改良計画ルート上に支障はないとの結果を受けて、既存改良終点部から一級河川西川にかかる桜川橋までの350メートル区間について、用地買収を実施いたします。
西成田郷田線につきましては、西成田橋のかけかえと西成田コミュニティセンター入り口手前までの区間について、改良工事を実施いたします。
道路側溝の有蓋化につきましては、平成25年度のがんばる地域交付金事業を活用し、追加補正予算で事業を展開することといたします。整備地区は、昨年に引き続き太子堂、鷹乃杜、富ケ丘地区を予定いたしております。また、同交付金事業にて、東向陽台二丁目地区としんまち地区町北裏線の舗装改修及び富谷高校前付近の富ケ丘明石線、大清水一丁目地区東側の変則幹線道路である大清水9-2号線の舗装改修もあわせて実施いたします。
橋梁につきましては、交付金事業により、東北自動車道をまたぐ4つの橋、4橋と町道をまたぐ2橋の合わせて6つの橋、6橋の点検を実施してまいります。
仙塩広域都市計画区域区分、いわゆる市街化区域編入及び用途地域の変更並びに地区計画の設定のうち、明石台東地区の開発事業については、順調に良好な住宅地の形成が図られ、工事進捗率は約80%まで達しております。ことし5月には工事が完了する予定となっており、これからも開発事業者に対して適切な指導・助言を行ってまいります。
次に、設計業務統括室から申し上げます。
富谷町住宅応急修理支援制度については、東日本大震災に係る罹災証明において、当初一部損壊の判定を受けた後、再調査により半壊判定を受けた住宅で、災害救助法に基づく住宅の応急修理制度を利用することができなかった住宅に居住する方21名に対して修繕支援金最大52万円を支給するもので、最終的に17名の申請で687万3,631円の交付決定額となりました。予算額1,092万円に対する残額については、2月補正予算において減額措置することといたしております。
消防施設整備における石積、大童、大亀、三ノ関の各地区消防ポンプ格納庫設置工事につきましては、12月12日に契約締結をし、平成26年3月末までに完成させる予定であります。しかしながら、建築確認申請に当たり、石積地区消防ポンプ格納庫設置予定場所の接道要件を満たすまで一定の期間を要するため、竣工が6月末日となる予定から、石積地区のみ繰り越すものであります。
原発事故に伴う放射線量測定について申し上げます。
平成23年6月より実施しております小中学校等24カ所、公園等40カ所、計64カ所の空間放射線量測定については、定期的に測定結果をホームページ等で公表し、生活環境の安全を確認するとともに町民の不安払拭に努めてまいりました。平成26年4月から、一部測定方法を見直すこととし、庁舎前に設置していますモニタリングポストによる測定のほか、乳幼児が長時間過ごす保育所や小中学校、公民館等を測定の重点箇所と位置づけ、全31カ所で実施することといたしました。環境に大きな変化等があれば別途対応することとし、引き続き生活環境の安全確認に努め、周知してまいります。
みやぎ環境交付金事業につきましては、平成23年度から27年度までの5年間で、町有、町が所有する公共施設のLED光源導入事業を進めております。本年度は役場本庁舎の3階執務スペース及び会議室、2階で未導入部分の切りかえを計画いたしております。
上水道、下水道料金の消費税対応について申し上げます。
平成26年4月1日から消費税率が5%から8%へ引き上げられることに伴い、消費税は消費者がその最終的な負担者となることが予定されている間接税であることに鑑み、水道料金及び下水道使用料の消費税につきましては利用者負担となりますので、ご理解をお願い申し上げます。
上水道事業につきましては、水道事業収益が給水収益で、明石台東地区の開発等による人口・世帯数の増加傾向が続き、給水件数、給水量とも伸びが見込まれ、給水収益もやや上回ると見込まれます。また、会計制度の改正に伴い、長期前受金戻し入れ金を計上することなどから、前年度を大きく上回る見込みであります。
水道事業費用につきましては、企業債の償還で償還額や支払い利息減とはなるものの、消費税の引き上げ、会計制度の改正に伴う引当金の計上、水道監視システムの更新工事などにより増加となりました。純損失予定額は、平成25年度当初予算の純損失予定額2,757万5,000円から、会計制度改正に伴う影響もあり、純利益8,643万2,000円となる見込みであります。引き続き町民の方々に水の大切さをご理解いただくとともに、安全安心な水の安定的な供給のため、配水池等の計画的かつ適時適切な施設の維持管理と災害や緊急時に備える改良等を行い、施設の延命化に努めてまいります。
下水道事業につきましては、平成26年度は社会資本整備総合交付金対象事業に係る富谷1号汚水幹線管渠改築工事、成田第1汚水中継ポンプ場ポンプ修繕の継続実施による事業費の増、吉田川流域下水道大和浄化センター水処理施設等工事に伴う建設負担金の増などで、前年を上回る予算規模となったところであります。
町民バスにつきましては、新年度から新たな運行業者にて運行することとなりました。路線ダイヤには大きな変更はありませんので、確実な運行に努めてまいります。今後も皆様の御意見をお伺いしながら、安全で利便性の高い町民バスの運行に努めてまいります。
防災関連について申し上げます。
12月11日、老人福祉施設を運営する社会福祉法人、医療法人等7団体と、災害時における要援護者の緊急受け入れに関する協定を締結いたしました。災害時における要援護者の安全安心な避難環境の確保を目的としたもので、今後は広く町民の皆さんへの周知を図りながら、効率かつ有用な運用体制の構築に努めてまいります。
富谷町安全安心メールには、1月31日現在で1,500名の方にご登録をいただいております。交通・防災・防犯関連情報を定期的に配信させていただいております。今後も町民の皆さんに有益な情報の配信に努めてまいります。
次に、消防救急関連について申し上げます。
2月14日、黒川地域行政事務組合理事会において、黒川地域行政事務組合消防本部の南部地域、富谷町と大和町の一部が含まれます。南部地域における消防・救急の整備計画が協議され、市制移行の平成28年、富谷出張所への救急車2隊配置、追加1隊配置でございます。平成31年、富谷消防署設置運用について、4町村担当職員と黒川地域行政事務組合が協議を始めることについて合意がなされたところであります。市制移行、人口増に対応できる消防・救急体制の強化を推進してまいります。
防犯関連について申し上げます。
昨年、県内で発生した特殊詐欺による被害件数131件、被害金額5億4,000万円、前年比で58件、2億4,000万増であります。去る2月1日におきましても町内で被害が確認され、早速ホームページや安全安心メール等にて注意喚起を図ったところであります。昨今の詐欺事案は、巧妙かつ多様化する傾向にあり、大和警察署との連携をさらに強めながら、体感治安の安定を目指した防犯事業の展開に努めてまいります。
消費生活相談業務はことし4年目に入り、消費生活相談事業の周知、認知度が向上し、相談件数も増加してきております。今後も相談体制の充実を図ってまいります。
交通安全関連について申し上げます。
あけの平二丁目公園前交差点と明石台東地区・町道明石2号線北側丁字路交差点に、長年の要望がかない、町内55番目と56番目となる信号機が設置され、1月29日と2月7日より供用が開始されたところであります。昨年3月10日以降、死亡事故ゼロを継続中でありますが、今後もきめ細かくかつ迅速な対応を心がけた交通安全対策を進め、人命尊重を第一義とする事前の安全確保に力点を置く交通環境の整備に努めてまいります。
情報提供の充実について申し上げます。
広報とみや及び富谷町ホームページについては、多様な情報媒体、伝達手段を組み合わせ、日々新たな情報発信に取り組んでいるところであります。特に、町ホームページについては、平成26年全国広報コンクールウェブサイト部門に2年連続で宮城県町村代表として推薦されることが決定いたしました。フェイスブック、ツイッターといったソーシャルメディアと連携しながら、鮮度の高い情報発信に努めてまいります。
次に、町内会館整備について申し上げます。
12月議会で承認をいただきました富ケ丘北部会館建設工事設計につきましては、現在設計精査をしており、本年中の完成を目標に従前の会館建設と同様に地域の方々と協議をしながら進めてまいります。また、平成26年度は、とちの木会館屋根改修工事、原会館合併処理浄化槽設置工事等を予定しており、地域コミュニティの拠点の充実に努めてまいります。明石台七丁目地区につきましては、明石台第一町内会内で町内会設立準備委員会が設置され、新年度には富谷町45番目の行政区が誕生する運びになっております。明石台第一町内会会長さん初め、ご協力いただいた皆さんに感謝を申し上げたいと思います。
相談事業について申し上げます。
人権・行政・生活相談事業については、従前の取り組みに加え、昨年度より実施しております仙台弁護士会による法律相談及び任期付職員、弁護士の相談体制も整備されたことから、生活全般にわたる相談事業が充実してきております。今後も各種相談事業の充実を図ってまいります。
次に、旧役場庁舎の利活用につき、改修による再利用と解体の両面から申し上げます。
事前の概算調査によりますと、改修経費として、昭和45年に建築された庁舎の耐震改修、屋上防水を含む外装工事、内装工事に約3億円、また、トイレ改修やエレベーター設置、間仕切り変更等の改修経費がさらに必要となることから、おおよそ4億円から5億円程度の経費が算定されたところであります。築40年以上経過する上、建物に象徴となる価値が希薄であるとの判断から、今後協議を重ね、解体の上新たな整備も視野に入れて検討する方向性を基本とすることといたしました。今後は庁舎利活用・解体検討委員会を設置し、地域の皆さんやシルバー人材センターのご意見をお伺いしながら、最終判断をしてまいります。
なお、元富谷郵便局長の内ヶ崎幸郎様から、富谷字町28番地、宅地655平米をしんまち振興に役立てていただきたいとの趣旨で寄附の申し出があり、昨年の12月4日をもって財政課管理の普通財産として所有することになりました。活用方法につきましては今後検討してまいります。
町長への手紙については、就任以来7年で1,200件ほど寄せていただいております。年平均約170件、これまで多様な世代の方々から多くのご意見、ご提言を頂戴してまいりました。平成25年に限り、1月から12月の1年間であります。概略を申し上げます。
生活関連として、道路やごみ、街灯、公園管理等に関する事案が82件と、約50%を占めております。その他、交通安全、防犯に関する事案22件、福祉関連、福祉全般、保育所、放課後児童クラブ等の案件が25件、市制移行やまちづくり全般、職員の対応等に関する事案が26件、その他17件、25年1月、12月からで数を申し上げれば172件のご意見、ご提言を頂戴いたしたところであります。町長の手紙につきましては、回答が必要な事案については原課が起案し、必要によっては町長みずから作成し回答するなど誠意を持って対応し、おおむね評価をいただいているところであります。今後も町民ニーズを的確に把握し、町政に反映できる貴重な施策として引き続き実施してまいります。
町政全般の意見交換を行う場となる町政懇談会につきましては、平成25年度、公民館区ごとに開催をいたしました。
昨年11月5日は明石台・東向陽台地区、11月27日は成田地区、ことしに入りまして1月23日には富ケ丘公民館、富ケ丘、鷹乃杜、上桜木地区、1月31日には富谷北部の5地区、2月14日にはあけの平の7地区、2月20日には富谷町3区、それぞれ開催をいたし、合わせて6カ所既に終えております。また、西成田小学校区6地区、日吉台・杜乃橋地区の日程についても現在調整中であります。平成25年度全地区において懇談会を開催し、多くの皆さんとさまざまな地域の問題点を話し合い、緊急性の高いものは速やかに改善対応させていただきました。平成26年度も引き続き全地区での町政懇談会を開催し、特に市制移行関係につきましては地域の皆様に進捗状況などを詳細に説明させていただく機会ともしてまいりたいと思います。
財政運営については、安定かつ健全な財政運営を維持するため、歳入の確保や適正な歳出に努め、地方債の適切な借り入れと確実な償還を進めてまいりました。自治体健全化法による財政健全化比率や各種の財政指標においても、引き続き健全性を示しております。
消費税率8%に関しては、今議会に関連改正条例を上程しております。最終的な消費税率10%の国方針を視野に入れ、今後も全体的に検討してまいりたいと存じます。
平成26年度町税の納付・徴収に当たり、納税へのご理解と収納の強化に努めるとともに、無駄を廃止し、透明性のある税の使途に留意し、一方、常に自主財源の確保と安定した財源基盤を模索し続ける必要があります。滞納整理につきましては、宮城県地方税滞納整理機構に引き続き女子職員、前の方と違いますけれども、派遣される方、女子職員1名を派遣することとし、徴収担当による町税等未収納額縮減対策に努めてまいります。町民の皆様並びに議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げます。
以上をもって、平成26年第1回定例会施政方針といたします。
それでは、今回提出しております補正予算並びに当初予算案に関して、議案第11号から議案第22号につきまして、一括してご説明申し上げます。
議案第11号平成25年度富谷町一般会計補正予算(第7号)は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億8,721万8,000円を追加し、総額124億8,704万1,000円とするものであります。
議案第12号から議案第16号につきましては、各特別会計、水道事業会計の補正予算について議決をお願いするものです。
続きまして、議案第17号から議案第22号の平成26年度当初予算に関して説明を申し上げます。
一般会計につきましては、冒頭申し上げたとおり、17%増の137億7,700万円、国民健康保険特別会計は0.7%減の39億840万円、下水道事業特別会計は9.7%増の8億8,435万5,000円、介護保険特別会計は7.4%増の20億2,807万円、後期高齢者医療特別会計は15.7%増の2億7,446万7,000円となりました。富谷町水道事業会計につきましては、3条予算の収益的収入及び支出についての収入が12億2,645万1,000円、支出が11億3,667万6,000円となっております。また、4条予算の資本的収入及び支出についての収入が4,788万1,000円、支出が1億1,641万円と財源不足となり、損益勘定留保資金等で補填措置をとることといたします。なお、詳細につきましては、予算審査特別委員会の折にご説明を申し上げます。
今回提出しております予算外議案につきまして、その概要の説明を申し上げます。
議案第1号財産の交換、譲与、無償貸付け等に関する条例等の一部改正については、消費税法及び地方税法の一部改正に伴い、関連する9つの条例について所要の改正を行うものであります。
議案第2号富谷町福祉健康センター条例の一部改正については、消費税法及び地方税法の一部改正並びに冷暖房使用料見直し等に伴い、所要の改正を行うものであります。
議案第3号富谷町公共物管理条例の一部改正について及び議案第4号富谷町道路占用料等条例の一部改正については、消費税法、地方税法及び道路法施行令の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。
議案第5号出張所設置条例の一部改正については、イオンモール富谷内への新たな出張所設置に伴い、所要の改正を行うものであります。
議案第6号富谷町税条例の一部改正について及び議案第7号富谷町国民健康保険税条例の一部改正については、地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令の施行に伴い、所要の改正を行うものであります。
議案第8号富谷町母子家庭等福祉対策資金貸付条例の一部改正については、借受人の条件並びに保証人の要件について緩和するものであります。
議案第9号富谷町社会教育委員条例の一部改正については、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行による社会教育法の一部改正に伴い、社会教育委員の委嘱基準について、文部科学省で定める基準を参酌して条例を改正するものであります。
議案第10号富谷町地域下水処理場使用条例の廃止については、公共下水道の整備に伴い、本条例を廃止するものであります。
議案第23号富谷町道路線の認定については、富谷町明石台東地区共同開発事業の1工区完了に伴い、新設された路線を町道として認定するものであります。
議案第24号富谷町道路線の廃止については、富谷町明石台東地区共同開発事業の1工区完了に伴い、開発区域内に編入された既存町道路線を廃止するものであります。
議案第25号宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等認定委員会を共同で設置する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について、議案第26号、同じく審査会を共同で設置する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について及び議案第27号宮城県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更については、平成26年3月31日に脱退する団体について、所要の改正を行うものであります。
議案第28号権利の放棄については、財団法人宮城県下水道公社が一般財団法人宮城県下水道公社に移行したことにより、出資関係を終了させるものであります。
以上、提出議案の説明を申し上げてまいりました。議案審議の折には、なお詳細にご説明を申し上げますので、慎重審議を賜り、全案件可決いただきますようお願い申し上げて、施政方針、挨拶といたします。(「議長、先ほどスポーツ・文化交流館について、今議会に契約案件を上程しておりますとおっしゃいましたが、これ上程されておりませんが、ご確認ください」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 町長、追加提案の提案あるようですから、説明願います。
町長(若生英俊君) 追加提案で対応させていただきます。
議長(浅野幹雄君) これから、本日の会議を開きます。
議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。
議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、富谷町議会会議規則第127条の規定により、11番佐藤克彦君、12番山路清一君、13番小川昌義君の3名を指名いたします。
議長(浅野幹雄君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
本定例会の会期は本日から3月14日までの19日間にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は本日から3月14日までの19日間に決定をいたしました。
この際、午前11時20分まで休憩をいたします。
午前11時06分 休憩
午前11時20分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議長(浅野幹雄君) 日程第3、議案第1号財産の交換、譲与、無償貸付け等に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) それでは、議案第1号についてご説明申し上げます。
議案書の1ページをお開き願います。
議案第1号財産の交換、譲与、無償貸付け等に関する条例等の一部改正について。
財産の交換、譲与、無償貸付け等に関する条例等の一部を別紙のとおり改正するものでございます。
提案理由といたしましては、消費税法及び地方税法の一部改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。
今回の改正につきましては、消費税法及び地方税法の改正につきましては、24年8月22日に交付されました附則によりまして、経済状態等を総合的に勘案した上で最終決定するとされておりまして、25年10月1日に閣議決定により施行が決まったものでございます。
なお、今回の条例改正につきましては、9つの条例を一括して提案してございまして、1条から7条につきましては一般会計分、それから8条、9条は特別会計分となってございます。私のほうから、1条から7条までについて説明をさせていただきます。
それでは、2ページをお開き願います。
それでは、第1条、財産の交換、譲与、無償貸付け等に関する条例の一部を次のように改正するものでございまして、まず第4条の2でございますが、こちらについては一部文言の整理でございまして、「行政財産である土地」というところの部分を、行政財産につきましては土地と建物が存在しますので、「である土地」を削除するものでございます。
続きまして、第8条第2項でございますが、こちらにつきましては消費税の改定に伴いまして行政財産の目的外使用の使用料を100分の108に改めるものでございます。
続きまして、第2条、富谷町都市公園条例の一部を次のように改正するものでございまして、都市公園の使用料の改正でございます。第11条第2項でございます。こちらについても100分の108に改正するものでございます。
続きまして、第3条、富谷町公民館条例の一部を次のように改正する。別表を次のように改めるということで、別表1、基本使用料について改正するものでございまして、基本的な改定につきましては消費税を乗じる前の金額に8%を乗じまして、10円未満の端数を切り捨てしてございます。表につきましては、3ページから5ページまで各公民館の使用料を定めておりますが、いずれも消費税の改定に伴うものでございます。
続きまして、5ページ下のほうになりますが、第4条、西成田コミュニティセンター条例の一部を次のように改正するものでございまして、別表の1、基本使用料、こちらにつきましても消費税分の改定ということでございます。
続きまして、6ページをお開き願います。
6ページの備考の(2)、上段のほうでございますけれども、こちらにつきましては文言の整理でございまして、従来からこのような運用をしてきましたが、改めまして10円未満の端数が生じたときは切り捨てるということで文言の整理をさせていただいております。
続きまして、(4)でございますが、こちらは暖房使用料について、こちらも消費税分の改定ということになります。
続きまして、大きな2番、宿泊使用料、こちら表につきましては消費税分、それから備考欄については10円未満の端数が生じた場合切り捨てるということで文言の整理となってございます。
続きまして、7ページでございます。
第5条、富谷町文化創造の森条例の一部を次のように改正する。こちらにつきましては、大黒澤苑の使用料でございます。こちらも別表の改正でございまして、消費税分の改正となってございます。備考の(3)につきましては、こちらも暖房料の消費税に伴う改定となってございます。
続きまして、下のほうになりますが、第6条、富谷町総合運動公園条例の一部を次のように改正するものでございまして、別表を次のように改めるということで、次のページ、お願いいたします。
まず、8ページにつきましては、富谷スポーツセンターの使用料の改正、続きまして9ページ、(2)富谷武道館の改正、それから次のページ、10ページの中段にあります富谷町総合運動公園グラウンド、こちらも使用料の改正、あと(4)富谷町総合運動公園テニスコートの使用料の改正でございます。
次に、11ページの(5)につきましては、こちら無料でございますが、総合運動公園のレクリエーション広場の改定でございます。
次に、2番、こちらにつきましては、設備使用料、こちらも消費税分の改定というところでの内容となってございます。
12ページをお開き願います。
12ページの改正につきましては、6のこちらについても消費税分の改定でございまして、電灯料、それから冷房料、暖房料等についての改定となってございます。
最後、第7条になります。13ページですが、鷹乃杜防災センター条例の一部を次のように改正するということで、こちらも別表の基本使用料、消費税分の改定となってございます。
14ページをお願いいたします。
14ページ上段になります備考の3、暖房使用料、こちらについても消費税分となってございます。
以上、1条から7条までについての説明を終わりますが、附則の説明をさせていただきます。
16ページをお開き願います。
16ページの一番下になります。附則第1条、この条例は平成26年4月1日から施行するものでございます。経過措置の原則といたしまして、第2条、次のページの上段になりますが、この附則に別段の定めがあるものを除き、この条例の施行日の前に許可を受けた使用にかかる使用料については、なお従前の例によるものでございます。
私のほうからは以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 次に、上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 私のほうからは、下水道事業特別会計、それから企業会計分にてご説明を申し上げます。
14ページでございます。
第8条、富谷町下水道条例の一部改正でございます。
改正後、現行の表により説明をいたします。
1点目でございますが、第8条の9、2行目下に線が引かれた部分、現行の「財団法人宮城県下水道公社」の前に、「一般」を挿入、「一般財団法人宮城県下水道公社」とするものでございます。一般財団法人へ移行したことによる名称の変更でございます。
2点目、第17条、使用料では、提案理由に示しますように、消費税率が5%から8%に改正されることにより、下線部分の現行「100分の105」を「100分の108」に改正するものでございます。
3点目、15ページ、第17条の2、使用態様の変更の届け出を新たに設けるものでございます。水道水以外の水、井戸水等の地下水等を下水道に排水している場合で、使用するための設備に変更があった場合について、届け出を義務づけるものでございます。これは、その設備を変更することによって、使用料を実際より少なく見せかけ、料金を過少にしている事例が全国的に発生しているということで、法令の整備をするものでございます。
4点目、第30条でございます。過料、下線部分に前段申し上げました内容が整備されたことで、その条項を加えるものでございます。
次に、第9条、富谷町給水条例の一部改正についてご説明申し上げます。
提案理由に示しますように、消費税率が5%から8%に改正されることにより、15ページの第23条の料金、16ページ、第29条の加入金、第30条の開発負担金の下線部分、現行「100分の105」を「100分の108」に改正するものでございます。
16ページ、附則でございますが、同様に施行日は平成26年4月1日でございます。
経過措置でございますが、17ページ、まず第3条、富谷町下水道条例の一部改正に伴う経過措置内容でございますが、下水道使用料については、条例の施行日前から継続している下水道の使用料については、施行日以後初めて支払いを受ける権利が確定する日、平成26年4月30日までの間に使用料が確定する場合は、従前の税率5%とするといった内容でございます。
次に、第4条、富谷町給水条例の一部改正に伴う経過措置内容でございます。これにつきましても、同様に4月30日までの間に確定するものに係る使用料については税率5%とするものでございます。水道加入金でございますが、施行日前に給水申し込みがなされた加入金については従前の例によるということで、税率5%というものでございます。開発負担金に係る経過措置でございますが、施行日4月1日前に協議または給水の申し込みがなされた開発負担金については従前の例、税率5%とする内容でございます。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。3番出川博一君。
3番(出川博一君) 5点ほどお尋ねします。
まず、この改定によりまして、増収額はどのぐらいになるのかをお示しいただきたいと思います。
それから2つ目として、3ページの公民館条例、これに冷房使用料があるんですけれども、これは新たにつけ加えられたものがあると思いますけれども、その説明がなかったんですけれども、いかがなのか。
それから、3つ目として、これは課税前の料金の体系は1円単位なのか、10円単位なのか、それをお示しいただきたいと思います。
それから、4つ目として、創造の森、7ページですけれども、大黒澤苑の大和室の課税前料金は幾らになるのか、お示しいただきたいと思います。
それから最後に、13ページの鷹乃杜防災センター条例なんですけれども、これについて夜間の料金の課税前は幾らだったのか。
それから、最後に、14ページの改正後の3、暖房使用料、これも1時間増すごとに180円ということなんですけれども、これは改正されないのかどうか、お尋ねいたします。
以上です。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) まず、増収分というところでございますけれども、まず1条から一般会計分のまず最初ご回答させていただきます。
1条から7条までに伴いますこの税率改正に伴います増収分についてなんですが、これは25年度実績ベースで試算をさせていただいております。増収分、1条から7条全て合わせまして21万円の増収というところでございます。
続きまして、そもそもの金額、端数はというお話でしたが、端数につきましては円単位という、もともとの数字が円単位のものもございますので、そちらは内容によっていろいろあります。あと個別のそもそもの金額はということでございますが、その条例の担当のほうからご説明をさせていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) それでは、公民館分の関係の冷房使用料等についてご説明させていただきます。
大ホールとか、ついていないところもございますが、今回東向陽台公民館の整備ということで、順次整備を、大ホール等につけていくということで、今回その都度、ついた都度条例改正という形をとるよりは、今の段階で出して制定したほうがいいという見解のもと、今回つけたものでございます。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 大黒澤苑の大和室のもともとの値段は1,200円でございます。(「1,200円」の声あり)はい。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 第7条、13ページ、夜間の関係ですけれども、改正前の1,570円、これを1.05で割り戻ししまして、それに1.08を掛けますと1,600何がしかということで、全部10円未満については切り捨てということでこの数字になってございます。
あと続いて、14ページの1時間増すごとに180円、これにつきましても、これも180円を1.05で割り戻して1.08にしますと180円切り捨てしますので、185円になりますけれども180円ということで金額に変更はございません。
議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) それでは、影響額についてご説明を申し上げます。
まず、下水道事業特別会計でございますが、1,496万1,373円でございます。それから水道事業ですが、2,676万4,005円でございます。合わせますと、4,172万5,378円でございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 公民館の冷暖房についてなんですけれども、これはそうするとあれでしょうか。それぞれの使用時期、もう既に終わっていて今まで徴収しなかったというようなことはないんですか。それぞれの使用時期はどうなって。
それから2つ目として、それでちょっと個別にお聞きしたいんですけれども、6ページの西コミ宿泊料、これは改正後210になっているんですけれども、これの元単価といいますか、改正前の単価をお願いします。
それから、10ページの武道館トレーニング室、これも幾らなのか。
あと、11ページのかまど、210円とあるんですけれども、これの元価格は幾らなのか。
それから、12ページ、武道館会議室の全部使用の場合、これの元価格をお示しいただきたいと思います。
それから、先ほど7ページの大黒澤苑のやつで、1,200円とおっしゃいましたけれども、間違いないでしょうか。回答に。1,200円のはずはないと思います。いわゆる、ごめんなさい。私の聞き方悪かったので、済みません。失礼しました。大和室の全日分です。9時から17時まで、これの単価をお願いしたいと思います。
それから、鷹乃杜なんですけれども、13ページ、これは先ほど1,500円とおっしゃいましたけれども、そうするとこれは8%の税率になると1,622円、1,620円になると思いますけれども、それで間違いないかどうか。
それからあと、暖房費について、14ページ、これは現行も180円で改正後も180円。これは全然税率が反映されていないというように私は思うんですけれども、それについてご回答いただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) 冷房費については、条例で不備な点もございまして、整備はされているんですけれども、これに載っていない部分もありまして、今回新たに記載した部分もございます。それから、その徴収については遺漏なくということでやっておりました。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 先ほど13ページの夜間の使用料ということで、金額はお話はさせていただかなくて、あくまで1,570円の1.08の割り戻しということで1,495円になると思うんですけれども、それに1.08を掛けますと1,600何がしかということで、切り捨てしますと1,610円ということになります。
あと、先ほどの14ページ、これにつきましても具体の数字はお出ししなかったんですけれども、180円を1.05で割り戻ししますと170何がしとなりまして、それに1.08を掛けますと185円ぐらいになります。切り捨てするということになっておりますので、180円ということでこの金額には変更はないという形になります。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) それでは、まず西コミのほうですけれども、西コミのほうの宿泊料は195円でございます。
続いて、トレーニング室につきましては50円、児童・生徒50円。あとは大学生を含む大人については100円でございます。8%掛けてから円のほうは切り捨てております。かまどにつきましては195円でございます。
あと武道館の会議室全部使用、全日ということでよろしいんでしょうか。(「はい」の声あり)武道館の会議室全室使用ということで、これは1万3,770……。(「大黒澤苑です」の声あり)大黒澤苑。大黒澤苑につきましては、もともと9時から13時は1,200円、13時から15時までが1,200円、これを合わせますので2,400円でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。出川博一君。
3番(出川博一君) 先ほどの公民館のやつで冷暖房費、条例に不備があったというお話だったんですけれども、これはそうすると今までは取らないで、条例に決められていなかったので取れなかったということで、町としては減収になると。ロスになったというふうに理解してよろしいでしょうか。
それから、12ページの武道館の全部使用、これは200円で改正前、いわゆる税率変更前、5%のときも200円となっているんですよ。ここのところは何で手当てしなかったのか、お尋ねいたします。
それから、最後に、鷹乃杜防災センターなんですけれども、これは総務部長の回答は割り戻して8%にしましたよという回答なんですけれども、ほかのところを見ますと、元値があって、それに対して5%、8%という形で今までは価格を決めていた、料金を決めていたというふうに思います。それで、何でこのセンターだけ優遇するのかなと。つまり、これは夜間の料金の課税後で1,620円になっております。ほかのところも大体全部そうなっていますし、ここだけが10円安いと。さらに、暖房費も180円から180円ということで、これも税率は全然反映されてないで、何で鷹乃杜の防災センターだけ優遇するのか。その辺についてお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) 載っていなかった部分というのは、富ケ丘の公民館の部分でございまして、それについての使用がその有料の使用というのがなかったということでございますので、そこでの料金徴収というのは、での損失というのはありませんでした。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 特段に優遇ということではないんですけれども、まず計算式をそのような形でこちらでとらせていただいて、結果的にはその利用される方に10円でも優位に働いていることになろうかと思いますね。(「統一性がないなと思うんですよ」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 待ってください。生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 富谷武道館の冷房料の全部使用につきましては200円というふうになっておりますけれども、もともとの数字、190円で計算しまして200円とこれまでしておりました。今回それを改定しましてその分の端数部分を切ったものでございます。
ただ、前回の部分の改定につきましては、若干ちょっと明確でないところがあって、ここで0.05、0.5円の差がありますので、それは今後あと改定していきたいと思います。新しい税率のときに考えていきたいと思います。以上です。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。9番森栄君。
9番(森栄君) 5ページなんですが、特別使用料、入場料徴収の場合は3倍の額にするとなっていますけれども、これにかかる消費税アップ分はどれぐらいになるんでしょうか。
それから、13ページで、同じく他の市町村の者が使用する場合の使用料は3倍に相当する額、その下に入場料に使用する場合も3倍の額に相当する額となっていますが、これらにかかる消費税分は幾らぐらいになるんでしょうか。
それから、17ページ、下水道と給水条例の一部改正に伴う経過措置に伴う消費税アップ対象見込み額は幾らでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。(「13ページの上の部分ですね。上ですとスポーツセンター」の声あり)もとい、生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) では、13ページの使用料の3倍、あと入場料徴収の入場料3倍につきましては、その3倍したものにそれに消費税分がふえるだけになります。(「金額は」の声あり)金額は、それぞれ施設に関して全部違いますので、武道館であれアリーナであれ、それの3倍になった数に消費税額を掛けるものでございます。
議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 影響額ということでよろしいんでしょうか。(「経過措置の対象となる見込み額は幾らですかと」の声あり)
経過措置の見込み額ですね。はい。198万1,876円でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。6番小泉光君。
6番(小泉光君) 15ページの第17条の2なんですけれども、これは今回新たにつけ加えられたと。今後これはとても大事なことかなと実は思っていまして、このことをここで条例だけ改正しても、町内のほうにはなかなか伝わりにくいなと思っているんです。どのようにPRをするんですかというのが1点です。
それから、このことがあるかないかという調査をどのように調査するんですか。そして、あったときには罰則というのはこれないんですかね。この3点を質問します。
議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) まず、第1点のPRでございますが、もともとこれ地下水を使っている事業所さん、あと個人のお宅もございますが、約30軒ほどでございますので、あえて特別に広報でPRするということは考えてございません。
あと、調査の方法ということでございますが、これは毎月データ出てきますので、その中で使用水量の変動があったりとか、そういったものがあればということでの確認の方法は1つございます。ただ、やはり工事にかかわる部分なので、基本的にバイパス工事をしていわゆる下層にするという例はございますので、それはある程度調査、大規模なところであれば調査という方法もあるかなと思います。ただ、実際に立ち入り検査とかという部分まではなかなかちょっと難しいところはございますので、そういう事例があるようであれば、確認にお伺いするというような形かと思います。
あと、罰則ということでございますが、ここで過料ということでお示ししてございます。過料ということは当然罰則規定の中で、この中で一応罰則規定を設けているところでございまして、過料については、そのとおり事実が発生したらそのとおり5万円以下というふうになるのかということでございませんでして、当然訴訟なりそういったものをもって確定した上で、あと過料幾らというような形になろうかと思います。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 17ページの附則についてお聞きいたします。
17ページ、第2条、条例の施行の日前に許可を受けた使用に係る使用料については、なお従前の例によるとあります。これを見ますと、単純に考えたんですが、例えば4月1日にどこかの公民館の部屋を借りたとする。ただ、使用許可は多分3月、普通ですとそれより早目にとるわけですから、そのときに料金を払っているわけであります。そうしますと、具体的な事例を示してちょっともう少しご説明をいただきたいなと思いまして、例えば3月31日に許可を得て4月1日使用した場合。また、暖房なんかですと、その場になって急に使うこともあります。これも前もって予約というか、そういったものを許可受けていたほうがいいのか。
あと、下水道、上下水道関係につきましても、具体的に事例を示して皆様に、町民の皆様に具体的な周知というか、そういった方法も何かしら必要ではないかと思いますけれども、この辺についてもう少しご説明をお願いします。
議長(浅野幹雄君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) 3月31日まで許可を得た分につきましては、4月1日に使用しても現行のもので対応すると。5%という形になります。許可を基準と考えております。暖房についても同じ考えでございます。
議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) まず、使用料の考え方でございますが、4月30日までの間にという捉え方でございますが、これについては5月検針分、これについては従前の5%というような考え方でございます。私どもの町ならず、ほかの市町村でも大体同じような考え方で臨んでいると思います。まれに確定日によっては5%と8%、2段両方出てくる場合もございます。例えば、3,000円の使用料だとすれば、一応2,000円の分と1,000円の部分ということで分ける場合もございます。
あと、周知方法でございますが、一つは検針のお知らせ、そちらのほうに消費税率の改正ということで記載する予定でございます。もう一つは、広報のほうでもお知らせしたいというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 周知方法につきましては、上下水道課長のほうからもお話しいただきましたけれども、そういった公民館のものの関係のものについてはいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) その周知につきましては、きょうの議会終了後に、これが可決された段階で掲示することとしておりました。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 先ほども出ておりましたけれども、使用料のところでお尋ねします。
3ページですが、富谷公民館大ホールとあります。これを例規集で見ますと、午前1,570円だったものが1,620円になります。それで計算をしてみましたら、1,570円割る消費税分を含めて1.05で割りますと、本体価格といいますか、1,495円なんですね。1,495円に1.08を掛けると1,614円85銭になります。それなのに、この大ホールは1,620円ということになっています。先ほどその10円未満については切り捨てるということがあったのですが、こういうところが何カ所か出てきます。これについては先ほど部長がお話ししていました1,570円の本体価格ですが、これを1.05で割りますと1,490円になるんだと思うんですね。1,495円ですから、その5円を切り捨てると1,490円になると。これに1.08を掛けると1,609円2銭になるわけです。こうなると、この改定が、特に世の中に言われている便乗じゃないかというようなことも考えられるわけで、これについて一つ一つその部長がおっしゃったようなそういう計算の方法でしたのか。それは住民にとって負担が重くなるようにはなっていないのかとか、いろんなところをしましたけれども、そういうところがさまざまあります。こういうことは控えるべきだということをまず申し上げたいと思いますし、これについての町の見解をお聞かせください。
それと、この議案書ですが、条例の改定については改正前、現行ということで、新旧対照表でやるとしました。先ほど申しましたように、3ページのところはこの新旧対照表がありません。これについても対照表を載せて審議をしやすいものにしていくということが必要ではないかということもお尋ねしたいと思います。これについては今後どのように対応するのか、お尋ねします。
そして、議案書のことだけについて申しますと、16ページです。附則というものがありまして、附則はこれまで第1条とはせずに、附則1、2、3、4でやってきたかと思いますが、今回その附則施行日第1条ということになって、第2条、第3条になっていますが、これはこのように例規集、例規を直すということでしょうか。これはどういうことなのか、お尋ねしたいと思います。
それと、消費税の引き上げについてですけれども、先ほども説明ありましたけれども、消費税の引き上げについては経済状況の好転が条件になっていたけれども、去年の10月に閣議決定をしたということですが、この富谷町においてその経済状況の好転、これについては実感できていると考えているのか、お尋ねしたいと思います。
それと、納税というのは、税金というのはそもそも応能負担であるべきだと考えておりますが、消費税はその逆進性が高くて、不公平な税制だと考えています。それを町の公共料金や施設使用料に消費税を転嫁するというのは、これはやめるべきではないかと考えておりますが、それについてはどのように考えていますか、お尋ねします。
それと、一般会計で、公営企業法についてはまた別なんですが、一般会計で扱う公共料金に係るその消費税、これは法律で納入しなくてもよいとなっているんだと思いますが、これについての町の見解をお尋ねします。
1回目、以上です。
議長(浅野幹雄君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) まず、大ホールの基本的な考え方というか、公民館の大ホールのベースは大ホールは1,500円でございます。消費税が出たのが平成元年の4月からということで、公民館条例という中央公民館等につきましては、もう1,500円という条例がされておりました。したがって、1.05を掛けますと1,575円、ですからそこを5円を10円未満の端数を切り捨てたことによって1,570円という計算になりましたので、ベースは1,500円にあるということでございますので、このような計算になったものでございます。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) こちらの対照表関係ですけれども、膨大な量ということで今回このような形で改正後ということで挙げさせていただきました。ちょっと対照的に見づらいということ、わかりづらいということでこちらのほうも従前どおり入れていきたいと思います。
あと、例規集については、ご可決いただければ例規集に登載ということになります。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) それでは、何点かご回答させていただきます。
まず、町として消費税を事業所として納税するかということにつきましては、特例によりまして納税が免れるということでございますので、町として消費税を納税する義務者にはならないと。ただ、歳出等での支払いの際には当然8%がかかって業者さんのほうには支払っておりますけれども、通常納税義務者は仮受消費税、それから仮払消費税、この差額分を納めるということになっていますが、自治体においては同額とみなされて納税義務が特例としてなくなるということでございます。
閣議決定で経済状況について勘案してということで、これ国全体の話でございまして、どう考えているかという話ですが、この導入が市町村単位で行われることではないものですから、国の示した方向性に倣うということで、当然その状況にあったというふうに理解してございます。
以上です。
議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) この経過措置のいわゆる何条と入っている部分でございますが、この議案そのものが改正する条例でございまして、議員おっしゃることの項目、1、2といくのではないかということのお話だと思うんですが、こちらは実際に条例が整備される中でそういった1、2という形になるわけです。あくまでもこれ議案そのものが1本で条例案、改正条例ということで、いわゆる下水道条例そのもの本体ではないわけです。先ほどから使用料から全て公共施設の使用料から水道料金まで全て一括してここに議案としてあげているその条例でございまして、本体ではございませんので、実際に下水道条例ということになれば、それは経過措置、附則の部分で施行日は1とかですね。あと2条となっている部分は2とか、あと3条となっている部分は3と、そういった表現になります。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 先ほどの説明、わかりました。1,500円に1.08を掛けたというところはわかりましたけれども、例えば5ページで見ますと、基本使用料のところの対照表がないということもあったりしまして、非常にこうわかりづらいということがありましたので、やはり提案するときには新旧対照表でいくというのであれば、そのようにこの議案書をつくるべきだということを考えています。これについて、再答弁を求めます。
それと、先ほどの質問者に対して、1から7条までのところで21万円のその負担がふえるだろうというようなことがありました。これについては、確かにその先ほど課長がおっしゃられるように、これまでかかってきたものについて、それからこれから仕入れるものについて、消費税は発生してくるということはあるわけですが、しかし、国としてはそれを納めなくてもいいということになっているのであれば、町民に負担をかけないということで対応すべきだったのではないかと思いますが、この点について再質問します。
そして、富谷町、国が決めてそれに従ってやることだからというお話でしたけれども、その富谷町の人たちが景気の好転を感じているかについてはどのように捉えているのでしょうか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) これにつきましては表全体の改正ということもございました。ただ、新旧対照表というのは旧も載せますと、結構複雑というか、逆に見づらい部分もあったということで、改正部分だけを表示したものでございます。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) それでは、お答えいたします。
国のほうでは、その景気については当然勘案した上でということで好転しているというふうな認識をしてございます。続きまして、その消費税の賦課に関するところでございますが、使用料的には先ほど言いましたとおり歳入で21万円程度の増と。その分については上げないほうがというお話でございますけれども、当初予算のときにもいろいろお話をさせていただきたいと思いますが、今回の3%に、5%から8%に上がった影響ということで2億以上の歳出が従来の歳出に上乗せされているような状況でございます。そんな中、国は公共料金についても税負担の円滑かつ適正な転嫁を基本として考えるということでございますので、その基本に忠実に対応させていただくという考えでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「議長」の声あり)終わりです。3回。(「動議です、動議」の声あり)動議。(「休憩を求めたいと思います」「質疑は3回までじゃないの」「いや、動議です」の声あり)いや、動議だけど、賛成ありますか、動議に。(「賛成」「休憩」の声あり)
動議成立と認めます。休憩いたします。
この際、午後1時まで休憩をいたします。
午後0時05分 休憩
午後1時00分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
総務部長より、議案の修正要求がありましたので、これを許可いたします。総務部長。
総務部長(小野一郎君) それでは、先ほど第1号議案のところでご説明いたしましたところの訂正ということでお願いをしたいと思います。
最初に、13ページ、鷹乃杜防災センター条例の一部を次のように改正する。下段になりますけれども、改正後の欄、別表第7条関係で、夜間の午後5時から午後9時、この欄につきましては「1,610円」となってございますけれども、「1,620円」に全てご訂正をお願いいたします。1階、2階全て1,620円ということでご訂正をお願いいたします。
あと、次のページ、14ページになりますけれども、こちらの備考のところ、3号のところ、暖房使用料、こちらも改正後というところで、750円に1時間増すごとに現在「180円」となってございますけれども、そちらのほうを「190円」に訂正をお願いいたします。
申しわけありません。よろしくどうぞお願いいたします。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの訂正の件につきましておわび申し上げ、以後このようなことのないように徹底してまいりたいと思います。
提案するに当たりまして、あってはならない事例でありました。質疑を聞いていても、ほかにありやなしやというようなことで懸念を生じさせたようでありますけれども、大変信頼を損ねることとなりまして、議員の指摘に感謝を申し上げ、以後このようなことのないようにしっかりと取り組んでまいります。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 3回目の質問になりますが、町民が景気の回復の実感はできているかということについてはお答えがありませんでしたので、お尋ねしたいと思います。
そして、その課税しようとしたときに適正に忠実に国の方針に従ってということだったわけですが、しかし、先ほども申しましたけれども、一般会計で扱う公共料金でその法律で納入しないということが許されているわけで、今急いで上乗せしなくても、そういう配慮があってもよかったと思いますが、この点の2点についてお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 景気のお話につきましては先ほどちょっとお答えしたつもりだったんですが、景気については好転しているという実感があるというふうに考えております。
また、改正の関係でございますけれども、公共料金については先ほど来申し上げてきましたとおり、通常その消費税に係る分については適正に転嫁をするというところがございますので、そのような方向で今回の引き上げをさせていただくものでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
これより討論を行います。
まず、原案に反対者の発言を許します。15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 私は、議案第1号財産の交換、譲与、無償貸付け等に関する条例等の一部改正について、反対します。
この議案は、平成26年4月1日から消費税率の引き上げに伴い、下水道、水道、施設使用料などに消費税引き上げ分を転嫁しようとするもので、事実上の値上げになるものです。これによって住民負担は下水道が1,496万、水道2,676万円と見込まれ、施設使用料など消費税引き上げで住民の負担の推計、これは21万円とのことでございました。消費税の引き上げは民主党野田政権が選挙公約になかったものを、民主党、自民党、公明党の3党が密室で協議を繰り返し、平成24年8月、参議院で可決されました。安倍政権にかわって、復興特別法人税を1年前倒しで廃止しながら、国民には復興特別所得税を25年、住民税の均等割の上乗せを10年にわたって続けます。その上に消費税の引き上げです。消費税率引き上げは経済状況の好転が条件になっていました。消費税率引き上げにより景気後退が心配されると見た安倍政権は、昨年12月に5.5兆円の景気対策を閣議決定しました。消費税で8兆円も増税しながら、5.5兆円の景気対策を打ち出したわけですが、消費税を上げないのが一番の方策ではなかったかと考えます。
消費税は逆進性が高く、納税の応能負担原則に反するもので、私たち日本共産党は消費税そのものに反対です。景気の好転は町民にとって実感の少ないものです。施政方針の中にもありますように、消費税率の引き上げは低所得者に与える負担の影響があり、臨時福祉交付金が支給されることになっています。臨時的に措置されるもので、この先の負担ははかり知れないものとなっています。
町当局は、経済状況についてその実感があると言いますが、4月の消費税の引き上げ前の駆け込み需要であり、前提的な消費行動というのが正しいのではありませんか。国民、住民が経済状況の好転を実感できていないこの時期に消費税率を引き上げることは、景気、経済を冷え込ませてしまいます。そういうときだからこそ、町は水道、下水道、施設使用料などに3%分を上乗せすることなく、住民の生活を守る防波堤になるべきです。さらに、一般会計で扱う公共料金は法律で納入しなくてもよいとなっているものですから、今急いで上乗せすることも必要はなかったと考え、このことを述べて反対討論とします。
議長(浅野幹雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。9番森栄君。
9番(森栄君) 私は、議案第1号財産の交換、譲与、無償貸付け等に関する条例等の一部改正について、賛成の立場から討論をさせていただきます。
今回の改正理由については、消費税法及び地方税法の一部改正に伴うものであり、国の消費税に対する考え方は、国民の安全安心、そしてまた年金など、その民生分野に係る財源の一部に充てるものでございます。今回、富谷町におきましても、公民館の基本使用料、それから西成田コミュニティセンターの基本使用料、それから大黒澤苑の文化創造の森条例の一部改正に伴う消費税の増税、それからスポーツセンター、武道館、これらの基本使用料を上げるものではございますが、消費税の引き上げに際してはこれらの低所得者に与える負担の影響に臨み、臨時的に臨時福祉給付金が交付されますので、何ら一般消費者に対しては影響を与えるものではなく、これを平均的に消費税を徴収することによって、その財源が住民の福利厚生につながり、そしてまた生活の利便性等につながればよろしいかと思いますので、以上の理由によって賛成といたします。
議長(浅野幹雄君) ほかに討論はありませんか。(「なし」の声あり)
討論なしと認め、これで討論を終わります。
これから、議案第1号を採決いたします。
この採決は起立によって行います。
本案は原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立多数です。よって、本案は原案のとおり可決されました。
議長(浅野幹雄君) 日程第4、議案第2号富谷町福祉健康センター条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) それでは、議案書19ページをお願いいたします。
議案第2号富谷町福祉健康センター条例の一部改正についてご説明いたします。
提案理由につきましては、消費税法及び地方税法の一部改正のほか、冷暖房使用料見直し等に伴い、所要の改正を行うものでございます。
富谷町福祉健康センターは、老人福祉法に規定する高齢者の健康増進、レクリエーション等のための便宜を総合的に供与する施設で、高齢者の方々につきましては無料でご利用いただいており、高齢者以外の利用申請に備え、今般改正を行うものでございます。
20ページをお願いいたします。
富谷町福祉健康センター条例の別表の下線部分を改正するものでございます。基本使用料につきましては、現行を改正後の金額とするものでございます。浴室につきましては、開所当時「250円」だったものを「270円」にするものでございます。暖房使用料につきましては、公民館と合わせまして石油ストーブ1台当たりの使用料に改正するものでございます。暖房使用料につきましては、福祉健康センターに冷房のほうが整備されております。14年には教養娯楽室に、21年には栄養指導室、集会兼運動指導室、作業室等に整備されてございますので、公民館に合わせ50円を追加するものでございます。栄養指導室の名称は文言の整理でございます。
21ページをお願いいたします。
附則でございます。施行期日です。この条例は、平成26年4月1日から施行するものでございます。経過措置といたしまして、この条例の施行の日前に許可を受けた使用に係る使用料につきましては、なお従前の例によるものでございます。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
これから、議案第2号を採決いたします。
この採決は起立によって行います。
本案は原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立多数です。よって、本案は原案のとおり可決されました。
議長(浅野幹雄君) 日程第5、議案第3号富谷町公共物管理条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。建設部長。
建設部長(鴇謙一君) それでは、議案書の22ページをお開きいただきたいと思います。
議案第3号富谷町公共物管理条例の一部改正について。
富谷町公共物管理条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。
提案理由としましては、消費税法、地方税法及び道路法施行令の一部改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。
今回の主な改正内容につきましては、まず1つ目が、道路占用料区分の改定により、それに準じて額を改定するものでございます。2つ目が消費税率の改定、そして3つ目がその他現行の事務手続に即した文言の整理をしたもの、以上3点でございます。
23ページをお願いいたします。
第1条、第2条は文言の整理、次のページ、第4条第2項は、許可の条件を明文化するもので、第3項は行為の許可の期間を道路法施行令に準じて定めるものでございます。
第5条第2項は、消費税の改定により、「100分の105」を「100分の108」とするものでございます。
第5条第5項は、使用料の返還規定を定めるものでございます。
第7条第1項から、26ページの第11条までは、条例の追加等による条ずれを整理するものでございます。
第12条各項は、申請者、相手からの申請による現行の事務手続を明文化したものでございます。
第13条第1項及び次のページの第2項は、立ち入り調査についての文言を整理するものでございます。
第14条第1項各号と第2項及び第15条は、罰則規定についての文言と条ずれを整理したものでございます。
次のページをお願いいたします。
第16条第1項及び第2項各号は、用途廃止について定めるものでございます。平成16年1月に国より公共物の譲渡を受けて管理していることから、行政財産としての用途廃止をする場合について定めるものでございます。
第5条関係の28ページから30ページまでの別表使用料でございますが、道路法施行令の改正によりまして、それに準じた区分に応じて料金を改定するものでございます。これにつきましては、次の4号議案の道路占用料の条例の改正でも述べますが、これまで所在地によりまして甲・乙・丙というような3区分で設定されておりまして、町村の場合は丙の区分で金額が定められておりました。今回、地価の高い区域の順で全国的に第1級から第5級までの5段階に所在地の区分がされまして、富谷町の場合は第3級地に該当するということになって、今回料金の改定をするものでございます。
30ページをお願いいたします。
附則としまして、第1項、施行期日ですが、この条例は平成26年4月1日から施行するものとするものでございます。第2項は経過措置としまして、改正後の公共物管理条例の規定は、施行日以降に徴収すべき使用料について適用し、施行日の期日までに徴収すべき使用料についてはなお従前の例によるとするものでございます。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。9番森栄君。
9番(森栄君) この条例によって道路占用料とか、そういう使用料が上がるわけですけれども、大体その見込み額はどれぐらいでしょうか。
それから、28ページですが、今回用途廃止、行政財産の用途を廃して普通財産とするというふうな項目が設けられましたけれども、これの対象の内容についてどのようになるのか、伺います。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 公共物に関しましては、これは条例制定してから平成9年の税率改定のみで、基本的には使用料が書いてございませんでしたので、約55%、現在予算額の55%の料金となる予定でございます。
それから、用途廃止の普通財産への所在というふうなことで、これはあくまで現況に即して第三者、どなたから見てもこれは間違いなく公共財産として使用されていないというようなことが明らかになれば、その申請者の使用形態あるいは町全体の土地利用から見て用途廃止しても差し支えないというような場合にこの条例を適用するものでございます。
議長(浅野幹雄君) 9番森栄君。
9番(森栄君) 今使用料について質問したわけですけれども、別表を見ていただくとわかるとおり、現行の金額に対して改正後の金額が小さくなっていますけれども、これ間違いないんでしょうか。消費税を上げるということであれば、この改正後の金額は現行の金額より上がると思うんですが、いかがでしょうか。
その中で、広告等については、現行が1平方メートルにつき1年につき1,100円ですけれども、これは改正後に1,900円になっております。それ以外の部分については現行の金額より改正後の金額が小さい金額になっていますけれども。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 先ほど申し上げましたとおり、これは平成4年に制定されて以降、消費税の改定のみで基本的な金額は変えておりませんでした。今回、道路法施行令の改正によりましてその同じ区分を該当させたもので、まず平成21年度に道路占用料の単価改正されておりまして、後で申し述べますが、道路占用料のほうは約80%、21年から改定されて約8割ですか。8割の金額、これは初めての基本的な価格の改正ということで、一気に55%というような数値になる予定でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
これから、議案第3号を採決いたします。
この採決は起立によって行います。
本案は原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立多数です。よって、本案は原案のとおり可決されました。
議長(浅野幹雄君) 日程第6、議案第4号富谷町道路占用料等条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。建設部長。
建設部長(鴇 謙一君) それでは、引き続き31ページをお開きいただきたいと思います。
議案第4号富谷町道路占用料等条例の一部改正について。
富谷町道路占用料等条例の一部を別紙のとおり改正するものです。
提案理由は、消費税法、地方税法及び道路法施行令の一部改正に伴いまして、所要の改正を行うものでございます。
主な改正点につきましては、先ほどの前議案の公共物管理条例の改正と同じでございまして、占用料金区分の改定による額の改定、それから消費税率の改定、その他道路法施行令の条文各項各号を整理したものということでございます。
32ページをお願いいたします。
占用料の額の条文第2条第1項のうち、国が行う道路占用につきましては料金は発生しませんことから、現行の道路法第35条の規定を削るものでございます。
次の33ページ、第2項については、消費税率の改定に伴い、これは「1.05」から「1.08」にするものでございます。
第3項第1号から第3号は、道路法施行令の文言等整理をさせたものでございます。
次の34ページ、第3条占用料の徴収方法のうち、これは第2条と同じく国が行う道路占用の規定を削るものでございます。
35から38ページについては、占用料金表でございます。先ほども申し上げましたが、これまでの甲・乙・丙の3区分から第1級から第5級までの区分に変更となり、富谷町が第3級地に該当するということで、これは第3級地の料金表に改めるものでございます。
38ページをお願いします。
附則としまして、第1項、施行日期日ですが、この条例は平成26年4月1日から施行するものとするものでございます。第2項は、経過措置としまして、この条例による改正後の富谷町道路占用料等条例の規定は、この条例の施行の日以降の占用に係る道路占用料について適用し、施行日前の占用に係る道路占用料についてはなお従前の例によるとするものでございます。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) この改正によって、道路占用料ですけれども、どのように変わるのか、お尋ねします。
そして、35ページの表ですが、広告塔、次のページに行って看板、アーチ、ここのところが1,000円から1,900円となっていますが、これは国が示したものでこうなっているわけですが、どういうような説明がなされてこの部分だけ高くなっているのか、お尋ねします。
そして、33ページです。これまでその消費税に係る割合については100分の108ということになってきたわけですが、ここでは1.08を乗じてとこうなっていますが、これは何か指示があってこのようになっているのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 先ほど森議員の質問にお答えしましたが、占用料、ことしの実績ベースでいきますと今年度の額の約8割の占用料となる予定でございます。
それから、アーチ、旗、広告関係ですね。これは占用料第3級地の料金ということで、地価相当の全国平均値、3級地の平均値ということでございます。
それから、税率の1.05から1.08というのは、現行小数の表示となっておりましたので、合わせて1.08としたものでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。9番森栄君。
9番(森栄君) 38ページの備考の6ですが、Aは時価をあらわすものとするというふうに書いてありますけれども、この時価についての考え方ですけれども、地価公示価格に基づく時価なのか、それとも固定資産税評価額、3年ごとに評価がえしていますけれども、その固定資産の評価額による時価額なのか、伺います。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) これは地価調査価格でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
これから、議案第4号を採決いたします。
この採決は起立によって行います。
本案は原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立多数です。よって、本案は原案のとおり可決されました。
議長(浅野幹雄君) 日程第7、議案第5号出張所設置条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) それでは、議案書40ページをお願いいたします。
議案第5号出張所設置条例の一部改正について、別紙のとおり改正することにつきまして、ご説明をいたします。
提案理由といたしましては、出張所を新設するほか、住所表記を訂正するため、所要の改正を行うものでございます。
改正の内容につきましては、次のページになります。
まず、あけの平出張所につきましては、位置の欄、この下線部「22番地の14」を「22番地14」に、また、日吉台出張所につきましては、「22番15号」を「22番地15」に改めるものです。
次に、太線の表示部分でございますが、新しく富谷町行政サービスセンターを富谷町大清水一丁目33番地1のイオンモール富谷内の2階にテナントとして設置しようとするものでございます。
附則におきましては、この条例は規則で定める日から施行するものでございます。
なお、この出張所につきましては、行政サービス拡充のため、業務取り扱い日を年末年始を除く毎日とすることを予定しております。また、テナント面積といたしましては、40.25平方メートル、12.17坪、そして開設予定時期はことしの8月を予定してございます。職員体制といたしましては、ローテーションを組む必要がありますので、正職員を含む7人程度を見込んでおります。関連予算につきましては、今定例会に当初予算として提案しております。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) 富谷町は若い町ですから、これから共働きもますます多くなるんじゃないかなと思います。そういった意味では行政窓口の時間延長とか、土日の営業窓口の住民サービスについては私も理解しております。町はどちらかというと狭い町ですが、大体二、三キロ圏内に5つの出張所があります。これ以上拠点をふやさないでこの住民サービスが私はできないかということで今考えておりますが、今回のイオンの窓口の開設のポイントというのは時間延長と土日祝日の営業だと思いますが、近くに成田出張所、どこでもいいんですけれども、成田出張所が既に時間延長を実施しております。そういったことで、この町の考えている部分が、成田出張所にその土日や祝日の窓口を開設することによって、この町の考えているサービスがコストをかけないでできないのかということで、そこで質問いたします。
現状、成田出張所の場合と、成田出張所にこれを持ってきた場合とイオン富谷に新設した場合の比較検討したということで、この間全協の説明会で説明資料にも載っておりましたし、説明もありました。であれば、どのような検討項目で、その結果、その検討項目ごとにどのような結果になったのか、お尋ねをいたしたいと思います。
それと、もう一つは、民間というのは採算性が一番だと思うんですが、イオンさんとて同じだと思います。本当に問題が例えば発生した場合には、そのリスクをどう考えているのか、お伺いしたいと思います。以上です。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) まず、1つ目の成田出張所も含めた検討のその結果はどうかということでございます。まず、成田につきましてもいろいろ検討いたしましたところ、まずコストについて、コストにつきましては、土日休みの日開くこと自体に、場所がどこであろうが、やはりある一定のコストがかかるということがまず大前提というところであります。イオンのテナントを借りる場合につきましては、その分のコストは上乗せにはなりますが、まずは電算関係についても事務経費関係についても、どこであろうがまず一定のコストはかかるということでございます。あと、防犯上、警備の体制、それから公金収納などにつきまして、それから公民館と出張所の併設ということでございます。土日になりますと各公民館なども事業が活発に活動されていると、利用されているというところから見ますと、やはり出張所の来客の方と公民館のその利用者の方々の混雑度合いということも十分検討しなくてはならないのかなというような状況もありました。
それからあと、いろいろ検討の中で、まず自家用車を使うことができない方の住民の方への交通手段の確保をどうしようかということになりますと、ほかの自家用車以外の交通手段があるところと。方法が、手だてがあるところというようなところも必要、大きなところなのかなというふうに思います。
それから、先ほど金融機関との関係で公金の扱いなんですが、例えば成田出張所ですと、多いときでも数百万円という公金扱い、収納があるのが現実でございます。そうしますと、土日になりますと銀行自体がお休みということですので、その大金をどのような確保、安全に確保できるかというのも大きなネックということにもなってございます。
いろいろ検討した中でも、やはり成田出張所においてもちょっと十分だというところまでいかなかったのかなというふうな判断でございます。
それから、採算性といいますか、リスク管理系なんですが、これについては相手方が当然ありますので、十分な対応を協議しながら進めて、リスクを負わないような形で検討をもっと具体に進めたいなというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) 今、比較が若干項目ごとにあったわけですけれども、まず1点、今もあったんですが、前回の全協の説明の中でもありましたけれども、成田公民館が併設のために、出張所が公民館と併設のために狭いというような部分あったんですけれども、私も調べてみましたら、成田公民館というか、併設の場合は、113平米あるんですね。33坪。今回のは12坪。出張所だけですけれども。そういったことで決して成田出張所は狭くはない。確かに併設ですけれども、狭くはないと思いますが、その辺について再度お聞かせお願いいたします。
それと、成田出張所、公民館が併設で休日など、先ほどありましたけれども、事業の開催で混雑するということがありますけれども、イオンさんは、であれば毎日混雑じゃないかなというふうに思うんですけれども、その辺、何の事業でどれだけ混雑するのか。それとどの程度の混雑になるのか、教えていただきたいなと。そういう混雑ということで判断されているんでしょうから、その辺をお尋ねしたいなと思います。
それと警備体制、確かに荘内銀行さんとか銀行のATMが成田公民館・出張所にはないわけですが、警備について24時間警備かかっていますよね。そういうような部分で24時間警備でかかっているわけですから、それと民間の警備の方も2名入っておりますし、その辺で十分ではないかなと思いますが、いかがでしょうか。
それとコストの部分ですけれども、この前もありましたけれども、やはりイオンでかかるコストと成田でかかるコストというのは、先ほども数字ありましたけれども、初期費用だけでも1,500万ぐらいかかりますし、それとテナント費用だけでも三百四、五十万かかる。その部分でコストをそこまでかけなくとも成田の場合ですとできるんですね。その辺についてどう思うか。
それと、一部成田で土日でなくて時間延長やっているわけですけれども、そこでも結構効果を出しているんですよね。3,500人とかというような部分で利用されていますので。その利用の数は確かに共働きとかね、あと児童クラブ、児童クラブに入れられている人が結構納付したり、いろいろされているらしいですね、お聞きしますと。その辺の部分が今度利用できなくなるということで、大分サービス低下になるのではないかなというふうに思いますので、その辺についてもお答えいただきたいと思います。以上です。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) 5点でございます。
まず、出張所113平米の33坪というお話でございますが、あの部分につきましては出張所と公民館側がワンフロアになっておりまして、現在のところ併任辞令でありますので、1つのフロア、建物でのくくりということになっています。そうしますと、事務室関係も特にこのための新たな機器設置も必要になりますし、それから公民館側としても利用形態、来客、それから打ち合わせするための方々とかということがありますので、必ずしも面積が今回の40平米よりも多いということにはなりますが、ただ、個人情報法というんでしょうか、そういった公民館側サイドの利用の仕方など鑑みますと、面積だけでは一概には判断できないのかなというふうに思います。
それから、2つ目でありますが、イベント関係、公民館にどの程度の開催によって混乱があるのかと、どのくらいかということでございますが、成田公民館につきましては大ホールに可動式の椅子ありますので、会館というような使い方ができるということでございますので、成田地区に限らず町全体としての大きな事業をそこで展開するということで定着しております。そうしますと、数百人、場合によっては1年1日当たり数千人という受け入れもございますので、その辺も十分注意しなくちゃいけないのかなというふうに思っておるところであります。
それから、3つ目、警備体制ということですが、施設につきましては機械警備に入っているということでありますが、機械警備につきましては被害があったと、被害を受けましたという場合の機械警備でございますが、一方でイオンの場合ですと、人的な警備ということでございまして、まず警備員が常駐して歩いているということ、それから事務室のほうの防災センターの中には防犯カメラがありまして、常時数名の方がその防犯カメラモニターを確認してチェックしているという警備の質の違いがございます。
それで、コストにつきましては、先ほどもお話ありまして、初期導入といたしましてはなるほど工事請負ですとか、必要な備品購入ということについては初期投資がかかりますが、基本的にはそれ以外につきましては、維持費についてはどこで開設しても同じような電算関係などのコストが必要だというようなところでございます。
それから、時間延長によって現在の成田出張所、いろいろ効果を出しているということでございます。特に児童クラブの方々の利用者の方も多いということは理解できるところでございます。この方々につきましても、まずこの児童クラブの方々につきましても土日に当たってはご家族おそろいで、例えばお買い物ついでにということもあり得てきますので、必ずしもこの児童クラブの方々がここで、成田でなければならないということにも当たらないのかなというふうに思ってございます。以上です。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) なかなか理解できない部分あるんですけれども、先ほど今最後に買い物のついでに手続をすると、イオンでですね、ということがありましたけれども、私はこの手続というのは、行政窓口の手続というのは、ついでに果たしてするものなのかなというふうに思うんですね。目的を持って今までも本庁に来たり、出張所に来たりしてやっていると思うんですね。そのついでというものについてもう一度お尋ねします。
それと、イオンでアンテナショップとありますけれども、私もわからないわけではないですけれども、町も市制になってアピールしたい部分十分わかるんですけれども、本当にコストをかけてまで、本当にアンテナショップというのは効果あるのかなと。今も出張所でやっていますので、その辺の効果についても最後の質問としてお聞きをします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) ただいまの議員の質問を受けました。全協での説明も受けています。そしてまた、各公民館の専任のというようなことで、それぞれの意向も調査しながらというふうなことで一応再度このような形での設置条例、そしてまたそれに伴う予算というようなことでの流れで提案をさせていただいたと。
どこかに議員がおっしゃるその成田公民館、児童クラブの皆さんが月金で使っていた折に、収納をというような形でのできなくなるんだよ、月金に限ってですよ。5時半から7時までの間に利用された方ができなくなるんだよといったら、それはそれ以上できるのとできないですから100、ゼロというふうなことになりますね。これはその方々にとってはデメリット、今まで利用できたのに利用できないねというようなことは、まさにそのとおりだと思います。
しかし、そういったその層と、さらにまたその町民、町全体として考えた場合の比較考慮といいますかね、比較した場合のウエートとどういうふうになるのかなということからすれば、私どもは完全にそれをそういうご不便をおかけすることにはなりますけれども、成田のいわゆる近隣といいますか、そういった場所でのイオンというふうなことからすれば、受容、受けとめて甘受、甘んじて受けて甘受していただける、受容していただけるのではないかと、意向調査の結果からもこのような推察をしたところでございます。
いろいろコスト面、もっと抑えられないかとか、あるいは新たに設置することについてのコスト増というようなこともそのとおりだと思います。しかし、それを超えるほどの、我々、効果やら、あるいはその利便を求めるというふうなことからすれば、総合的に勘案した場合に、先ほどの施政方針で申し上げたとおり、本庁の1時間半時間延長対応、成田での1時間半対応延長、そしてまた、それは月、金のというふうなことで今までやってきたことをもって、それを土日祝にまで延ばしたということについても、土日祝について言えば、圧倒的にやはりイオンが利便性、皆さんのサービスというふうなことからすれば、圧倒的に向上する。どこかに設けたというのでは、これはそういうふうなことの検討からすればイオンが圧倒的に上回るのではないかというふうに思います。
やはり先ほど申し上げたように、警備上の問題、24時間警備されているというのもありますけれども、先ほど10万、100万単位のというようなことからすれば、いつ何時何が起きてもおかしくない。どんなことであっても起きてはならぬということからすれば、常に人通りのある、まさに言葉で言えば出来心を起こさないような環境にあるというようなことだと思います。したがって、イオンの人の通り、そしてまた、すぐ出口があって逃げ終えるというような状況でもないわけですよね。店内から抜けるには相当の人をかき分けなきゃならないということからすれば、もうほとんど不可能に近いというふうなことになりますし、収納の機関もあると。こういうふうなことからすれば、収納、公金を扱う我々の立場、そしてまた、公的証明を発注する、発行する立場からすれば、この人を幾ら配置しても防御のしようがないというふうなところに最終的に行き着いたというふうなところでございます。
加えて、アンテナショップのご提案のお話にも触れていただきましたけれども、やはりこのかいわいにない、そしてまた、最も適切なテナントがこの折にグッドタイミングでテナントが確保できたというふうなあたりで、タイミングの妙というあたりも今回の提案に至るというふうなところでございます。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。16番永野久子君。
16番(永野久子君) 質問件数がちょっと多いので、ゆっくり申し上げますが、よろしくお願いします。
まず、1点目ですけれども、事前に全協でご説明いただいた資料で、再三その現在の出張所に関しての記述がございまして、例えば49.13平方キロという富谷町のコンパクトな町域に5カ所の出張所を配置していて、現在ですね。費用対効果の観点から、一歩進んだ効果的、効率的な体制のあり方が課題となっていると。費用対効果の観点から一歩進んだ効果的な対応という言葉が出ているんですね。それからさらに、行政窓口の新設後、他の出張所業務は当分の間従前どおりとし、当分の間従前どおりとし、利用状況を見きわめた上で判断することとするというふうに書いてあります。これを読みますと、いずれ、近い将来か、少し遠い将来かは別としても、いずれは統廃合するということが前提になっていると思わざるを得ない表現になっておりまして、改めて伺いたいんですが、既存の出張所について、将来にわたって存続すると明言できるかどうか。明言できる、できない、いずれかでお答えいただきたいと思います。
2つ目ですが、需要の把握についてですけれども、アンケートの結果、町民の7割以上が必要またはどちらかというと必要というふうに記述されていますが、これはアンケートに回答した人のですよね。これ、非常に誤解を招くと、不正確だと思うんですけれども、こういう表現をしております。アンケートの設問の中に、経費の問題、それから既存の出張所については、先ほど申し上げたような将来的には廃止等についても検討しているというようなことをアンケートの中にきちんと明示した上で皆さんの意見を聞いたのかどうか、伺います。
それから、3つ目ですが、先ほど同僚議員からも質問がございましたけれども、イオンモール富谷の中で出張所を開設するというふうになった場合に、将来的に営業が不振になったというようなときに、安定して行政サービスを提供することができなくなる心配がありますけれども、こういう点についてはやはり出張所というのは将来についても安定的に行政サービスが提供できるというのが大前提ではないかと思いますが、どうでしょうか。
次、4つ目ですけれども、説明の資料の中で、今お手持ちであれば13ページを開いていただきたいんですけれども、(2)の維持管理経費ということで、27年度については1,839万2,000円と見込んでおります。この金額というのは、もっと前のほうにコストですね。大崎市のコンビニ交付と利府町の自動交付機というふうに比べて1枚当たりの経費を算出するこの根拠となっている金額なんですけれども、この中で人件費が臨時職員491万3,000円となっています。これは臨時職員何人分と見ているのか。また、その右の14ページには、職員勤務体制・人員というところで、ローテーションを組むため人員は少なくとも7名が必要となるがと、これはその9時から7時までやった場合ですね。7名が必要となるというふうになっているんですけれども、この先に言った臨時職員491万3,000円が何人で、そしてこの7人体制というふうに見たときの人件費は年間幾らというふうに見込んだか、伺います。
5点目ですけれども、全協でのご説明で、この説明書の9ページに先ほど申し上げたコンビニ交付と自動交付機との比較でどちらがコストが低いかというようなことがわかるためにこれを書いたんだろうと思いますけれども、富谷町の行政窓口新設、イオンに新設した場合は、平成27年度に仮に1万枚交付した場合として1,839円、ほかのコンビニ交付、それから自動交付機と比べても大変低いという状況、低いというふうに受け取れるような記述になっているんですけれども、この1万枚の交付というのはご説明の際に願望だと言っておられました。ということは、コンビニ交付や自動交付機よりもコストが低いんだという根拠はないということでよろしいでしょうか。改めて伺います。
それから、6番目ですが、8ページを見るとわかるんですけれども、出張所業務の全体の98%が納税等と各種証明交付というふうになっております。それならば、むしろその自動交付機だとか、コンビニ交付で土曜も日曜も祝日もなくサービスが受けられるというほうが、またそういう項がありますので、そのほうがずっと臨機応変、住民にとってはプラスになるのではないでしょうか。どうでしょうか、伺います。
それから、先進事例が示されておりまして、群馬県太田市、愛知県東浦市、仙台市と3つ先進事例が出ております。ところが、これは富谷町とは比較にならない事例なんですね。仙台市は100万都市で区役所、証明発行センター合わせて17カ所で、その1カ所当たりの人口というのは5万8,800人です。それから、群馬県太田市の場合は、同じく本庁と総合支所ですね、全部合わせまして、これでいきますと1カ所当たりが5万4,600人。愛知県東浦町の場合は、5万人でですから、これも税の未納があるとだめというようなことで、先進事例といっても富谷町とは全く比較にならない。つまり、富谷町は、それぞれ先進事例として出されている5万人前後の人口に対して、今本庁以外に5つの出張所があると。これが富谷町の非常にすぐれた施策として定着してきているものですから、こういうところと比較しての物の言い方というのは非常に施策を後退させることになるのではないかというふうに思います。この辺についてどういうご認識を持っているのでしょうか。
それから、8番目ですけれども、例えば太田市のイオンモールの中にある東サービスセンターの諸証明発行、納税収納件数の合計と、富谷町成田出張所の件数を比べてみますと、これを人口、どういう計算をすれば比較ができるかなというふうに思って、人口に対する割合で見てみましたところ、太田市の場合には、成田の3分の1くらいの利用効率になります。それだけ成田の出張所については、非常に利用効率が高いということが言えると思うわけです。先ほど公民館の利用について混雑するといったことを言っておられましたけれども、これはむしろ出張所と公民館を、職員の兼務辞令で対応して、明確に分けずに一部、一部がごちゃごちゃすると、事務所が。そういう状況になることの弊害であって、むしろ既存の出張所の体制強化、公民館と出張所機能をしっかり分けるということが求められているということではないのかどうか、伺います。以上です。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 個別に幾つかありましたけれども、私は幾つか触れながら、基本的な見解というふうなことで述べます。足らざるところは後ほど原課対応といたします。
1番目と3番目ですね。二者択一でと、出張所を存続するかしないかという二者択一で、さらにまた3番目でイオンの営業が将来的に不安がないのかと、こういうふうなことと相関連させますと、営業等については保証できる、我々明日の命も保証できないのに、それは不確定ですね。したがいまして、二者択一の論にも触れてやや似ているところがありまして、必ずやその今のこの町域の中に5カ所あるというふうなことについての問題提起がずっとなされてきましたというふうなことが一つありますから、当然のことながら将来的に今のまま未来永劫5カ所体制でいきますよと、そうなるかならないかはこの時点では断言できない。こう言わざるを得ません。営業所のイオンの将来を確定できないと同じように、こういうふうなこととなります。
したがいまして、ぜひ皆さんには部分と全体というかね、部分の利益、全体の利益というようなことの比較検討、比べた中で、大局的にご判断をいただきたいものだなというふうに思います。
1つの同じような事例を申し上げれば、これは資料にお示ししますけれども、富谷の本庁舎内の5時半から7時までの1日の利用者は3人、週15人ですから1日3人。30分に1人来庁することを職員が時差出勤の中で対応しているというふうなことで、非常にこれは私が町長なる以前、町長になる、ならないを含めて、そこに職員が15人ぐらい、総合窓口含めて水道課までのフロアに15人の職員が時差体制で5時半から7時までいます。15人、3人のお客を迎えるのに15人の体制で、こんなふうなことについても、これは当然のことながら議論の対象になってしかるべきだというふうに思います。
ですから、そういうことも含めて、従前からこの10年前から、そしてまた、私が平成19年から8年目に入りましたけれども、そういうところを十分注視しながら、そしてまた、環境の変化というようなあたり、富谷の5万人を超す、そしてまた、年間1,000人を超すという、そしてまた、今現在成田の大ホール、450席、500弱の席数の中で利用できるのはあそこしかない。大型のイベント、私になってからも含め、前からも含め、あそこでの利用が非常に活発だと。こども祭りだと2,000、3,000の単位で一日中出入りがありますねというふうなことを含めて、老連の芸能大会も含め、さまざまな形でのこの全体の施設建物を使っての事業が展開されるようになったということでございます。混雑というのはそういうことでかいくぐってその窓口があるから、そこに行けば済むものだと、こういうことでもないですよね。ああいう人目の出入りするところで、私は到底行きにくいなというようなことも当然ながらマイナス面では出てくるわけですので、開いている、開いているから行きますよ、こういうことでもなさそうです。
したがいまして、通常の通行のイオンの中の店舗の中での自然な往来の中で、必要なところはここで必要な、そうでないところはややつくりのあるところでというような形の対応もできるのではないかと、このようにまた思うところであります。
したがいまして、ぜひ、繰り返しますけれども、部分という部分と、まさに全体という、そしてまたこの先10年ぐらい、そしてこの先を見据えながら、あの場所、そしてまた、今物件があいたというふうなことのタイミングの中で、この時期皆さんにお示しをし理解を頂戴したい。こういう趣旨でございます。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) それでは、私からアンケートについてお答えいたします。
そもそも今回の計画については、町長への手紙とかで土日あけてほしいというご要望があって、町としてもいろいろ検討してきておったところでございます。あわせて、窓口の延長を行ってその結果を踏まえて、まずはこういう計画書をこの間議員の皆さんにお伝えしたところです。その中で、やはり利用者ニーズに観点を置いて一般の皆さんはどうお考えかということでアンケートをとるということで、今回実施したものでございます。
だから、そういったところで経費の問題とかそういったものは全て調査済みということでこの計画書に織り込んだところです。そういったところで経費は幾らかとか、そういったもののアンケートを行わず、利用者ニーズの把握に努めたところです。
また、今回600人を対象といたしまして、通常アンケート、統計学的にいくと誤差偏差値というのが重要になりますが、こちらですと3%から7%がよいとされております。今回600出して377件、約5.3%。その範囲内に入っておりまして、対象者を別に同じ回数を100回とって誤差がこの程度ということで、統計学的には同じ結果が得られるのではないかというふうに思っております。以上です。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) 私のほうから4番目以降ということでお答えさせていただきます。
平成27年のコストということで、13ページという資料のお話ですが、1,839万2,000円ということにつきまして、この中のまず賃金が臨時職員4名ということでの計算でございます。そして、全体ではローテーション組むと7人ということですので、そうしますと正職員は3名程度、臨時あるいは忙しいときのためのパート職員ということで4名というところの関係でございます。なお、この賃金の中は臨時、パートということでございまして、正職員分はこの部分には入っておりません。正職員につきましては、町全体のほうの人件費の中でという計算でございます。
それで、5番目のコンビニ交付、それから自動交付機との比較ということでございます。1万枚につきましてはこの間のお話の中にありましたとおり、7カ所でということの推計値ということで1万枚ということでございます。
コストが意図的に低くしているのではないかというようなお話のようですが、こちらとしましたらなるべく多くの方にご利用いただければというような考えでございますが、まず試算をする上で7分の1というような機械的な数字を挙げさせていただいたというところでございます。これをうちのほうでは根拠と考えたところであります。
それから、6番のむしろコンビニ交付とか自動交付機のほうがよろしいのではないかというお話ですが、これはこの表でも示しましたとおり、実際の人口のほうの中で登録者、そしてそこから逆に利用している利用率、割合ということから見ますと、かなり人口の比率が低いと。つまり、カードを持つことが条件で使うということになりますので、こちらとすればカードを持たない方でもどなたでも窓口へ来ていただいて交付の対象になるというほか、あるいはいろいろなほかの意味合いも含めての人対人の対応を図るというようなことでございまして、機械での対応がプラスになるということには当たらないのかなというふうに思います。
それから、7番目の先例地については、町との比較にならないというようなお話でございますが、サービス向上を図るためには、人口が多いか少ないかというのは私は物差しには当たらないと思います。仮に人口5万人であろうが、100万人であろうが、サービス向上には人口は私は関係するものではないというふうに思っております。
それから、そもそも町の出張所と公民館の関係ということでございますが、これについては町全体としての組織のあり方についてさらなる検討なり、これが必要なのかなというふうに思います。以上です。
議長(浅野幹雄君) この際、午後2時20分まで休憩をいたします。
午後2時07分 休憩
午後2時20分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑ありませんか。16番永野久子君。
16番(永野久子君) それではまず、安定性という問題ですけれども、町長はどのような場合であっても必ず大丈夫と断定できるものではないとおっしゃっておりましたけれども、少なくとも民間の事業所の中に建てれば、今出張所の中にあって実施している以上に不安定な要因を抱えるということは、これは誰も否めないことだというふうに思います。ですから、今大事なのは、出張所、今の体制を存続するということなのであって、この点について町長ははっきりと答えられるのかどうか、明言できるかどうか。明言できる、できないと改めてはっきり言っていただけるように伺います。
それから、ニーズの把握についてですけれども、確かにそのアンケートをとるときに日本国民が1億2,000万人いるからといって、1億2,000万人からアンケートをとらなければ正確とは言えないということはありませんね。一定のその統計学上の数があって、その点を私は問題にしているわけじゃないんですね。よく聞いていただければと思うんですけれども、経費の問題だとか、それから今ある出張所が場合によっては新しいイオンの中に出張所を設置することによって、場合によってはどこかの出張所がなくなる可能性があるということを明確に示した上でアンケートをとったのかどうかということなんです。この点についてお答えがないので、改めて伺います。
それから、コンビニ、それから自動交付機ですけれども、コンビニで税金を納めたり、さまざまな料金を納めるときには、カードも何も要らないです。ただそこでお金と一緒にその納付書を出せば、それで受け取ってもらえるわけなんですね。先ほどのその1万人というのが願望が入っているということであるならば、実績にきちんと基づいて、職員も臨時職員だけではなく、正職員もそこで働く以上は、コストを計算するときは当然それも算定するわけですから、そういうことを全て入れて比較的正確な、平成24年度の決算をもとにした、で、一番直近の決算をもとにしたその試算、実績に基づいた1枚当たりの費用、経費というのを改めてお示しいただきたいと思います。いかがでしょうか。
それから、人口は100万人いようが、5万人であろうがとおっしゃっておりました。これは5万人に1カ所、納付したり証明をいただいたりという出張所機能がある町と、それから富谷町の場合は5万1,000人に対して本庁を入れれば6カ所あるわけですから、そうすると約8,000人に1カ所、こういうさまざまなものを交付したり納付したりする場所があるということですので、住民の利便性からいったら格段に高いと。今の状態が格段に高いということが言えるはずで、この点については人口100万人だからどうこうとかというつもりは私は全くありませんで、その住民の利便性という点から富谷町としてはどう考えているのか。こういうその先進事例だと言っていますけれども、実は先進事例でも何でもなくて、ただそのイオンモールの中でやって注目を浴びていると。今まで大変不便だったところがショッピングセンターの中にできたことで効果を上げているということであって、もっとこういう事例については限定的に、冷静に受けとめるべきだというふうに思いますが、どうですか。
それから、臨時職員については、1人当たり、そうしますと割り算すると年間122万8,000円ということになりますが、ローテーションを組むということですけれども、何時間勤務というふうに見ているのか、伺います。
それから、先ほど町長が3人のお客を迎えるのに10人とおっしゃいましたか。10人の体制、15人の体制とおっしゃいましたか、ちょっと正確にチェックしなかったんですが、とにかく10人あるいは15人の体制だと。いかにもこれでは非効率だという言い方をされているんですけれども、これは本庁のことなのか、成田の出張所のことなのかを、本庁ですね。すると、改めて、じゃ成田の場合はどうなんですかということを伺いたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 幾つか申し上げます。
断定断言できるものはまさに言うまでも、ここで言う話でもないですが、人は必ず死を迎えるという以外、断定断言できるものはないんですね。しかしながら、イオンの今までの経営、そしてまた今の状況、将来的に見れば、私の立場からすれば将来的にも安定的な企業であるということは間違いありません。これはまさに私の今までの経験値からして言えることであるというふうなものが一つベースになっておりますというふうなことでございます。したがいまして、一定の費用をかけて3年、5年、目の黒いうちにね、なくなったりというようなことのならないようなことは当然視野に入れながら、今回の新たなサービス設置に向けての取り組みをしてきたと。
先ほど企画部長が申し上げたように、このことはきのう、きょうではなくてというふうなことで従前からと言いますけれども、私になってからも含めて、そういったイオンでの町民バスの結節とか、そこから泉中央へのとか、さまざまな形で町との協力連携も図られ、一つの拠点になっているというふうなことからして、非常に重要な位置づけにある。場所的にも郊外云々ではなくて、ほかのいろんな道いろいろあろうかと思いますけれども、そういうふうな中でも富谷町に限って言えば、非常に中心的な利用しやすい場所にあるというふうなことは客観的な状況から言えると思います。
アンケートはですね、これはアンケートですから、1から10まで全てのものを町民に意向をとることがアンケートではないというふうに思います。おおよその今までの流れの中で、そしてまた、今回の今時に及んでイオンが特定されましたので、本当にやることを前提に皆さんのご意向を調査させていただいたというようなことからすれば、十分にアンケートの趣旨と内容等からすれば住民のニーズ把握はこのアンケートをもって裏づけられたというふうに思います。
あと、先進事例の受けとめ方ということになりますが、東浦町も見ております。職員は太田も見ております。今までの比較、私も精査しておりませんので、今までがこんな状況の行政サービスが、イオンになってこうなったというふうに私、今お聞き取りをしましたけれども、そうではないと思うんです。そこはそうでないというふうに思いますし、とにかくも今までのサービスから比べて、年間年中無休のイオンでの展開は非常に町民、住民にとってプラスなサービスですというふうな受けとめ方をしているというのが基本的な受けとめ方ではないかなというふうに思います。そのようなことからすれば、先進事例も大いに参考にしながら、富谷町にイオン、富谷町ならではというふうなあたりも、イオンがなければこういう機能も形にならない実現の方向性に向かないわけですから、そういう意味で今までの私が8年目になって、そしてまたイオンも10年ほど、成田出張所と相通ずる歩み、本庁舎とも相通ずる歩みしております。そういうような中での七、八年の経緯の中で、確かな状況を見据えながら、将来につなげたいというふうなことでの今回の提案でございます。
足らざるところは後ほど原課から申し上げます。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。もとい、町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) コンビニ交付ですとか、自動交付機、1枚当たりということのお話なんですが、今回の分につきましては臨時職員を含めた形での試算を試みたということでございます。
それから、何時間勤務かということなんですが、全体の人数が7人ということでローテーションをしますと、正職員3名とすると8時間の3名、それから臨時職が1名と、あとそれからパート職、合計5時間ということでの朝の早番、遅番というんでしょうか、それとあと土日休日のローテーションということでの人数と時間割と、勤務時間を組むということでございます。
それから、先ほどの出張所の件ですと、成田ですと1日平均15.3人を職員が、時間外の職員が対応しているというところでございます。以上です。(「成田出張所の。職員。言いました」の声あり)遅番としては1人ですけれども。
議長(浅野幹雄君) よろしいですか。1人で15.1人だそうです。15.3だそうです。(「ああ、そうですか。はい」の声あり)
ほかに質疑ありませんか。16番永野久子君。
16番(永野久子君) やはりコストということも大切です。今ある出張所を削ったのでやるということが明確に否定されない以上、あり得るということになるわけですから、だとすれば本当にイオンの中に新たな出張所が必要なのかどうかということを、さまざまな側面からはっきりさせなきゃならないと思います。そこで、もう一度伺います。先ほど伺ったように、コンビニでの納付等々ですね。それから、自動交付機での交付等々については、きちんと実績に基づいた試算を行って、本当に新たに出張所を建てる、つくるほうが、イオンの中につくるほうが安上がりなんだということが立証されない限りは、これは慎重に取り扱うべきだと。つまり、はっきり言ってやめるべきだと私は思いますが、このきちんと正確な試算というのをやるおつもりありますか。伺います。改めてお示しいただきたいと思います。議決するに当たっても、この正確な試算というのがない限りは、ご説明自体が非常にあやふやなことになってしまいますので、伺いたいと思います。
また、人件費の中に正職員の分を入れてのコスト計算ということが当然必要になってくるわけで、今申し上げたようにコンビニでの交付、自動交付機と比べて、イオンに新たな出張所をつくることが本当にコストの面では有利だというふうに言えるかどうかということを立証していただきたいと思いますが、どうでしょうか。
それから、あと10年から15年もしますと、今の団塊の世代が一気に高齢化を迎えることになります。そうなりますと、車を持つ人がだんだん減っていきますし、でき得る限り身近なところで出張所機能を果たしてもらいたいというのは、誰しも思っているところだと思います。私が東向陽台に住んでいるからだけではなく、歩いて通える、自転車で行ける、こういうところでなければ、本当の住民の利便性というのは担保できないと思うんです。それで、もう一度重ねて伺いますけれども、出張所については公民館機能と分離をして、出張所としての機能をさらに高めて市制を迎える体制を強めていくべきだと考えますが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) 1番目の正確な試算、それから2番目の正職員を入れてのコスト計算、必要な立証ということなんですが、こちらといたしましては手に入る中での試算をしたところでございまして、ここで資料の中で申し上げなかったことは、これをもってすぐ数字での比較ということではなく、町としては土日開業業務を行いまして、そのほかにも多くの方がいらっしゃるところでの情報発信をしたりと。あるいは、お話の中での町のPRをしたり、それから収納したりということで、証明書を交付するためだけのことではないというような中から、こちらのほかから入った資料を比較するのがこの数字であらわせるのはこのコスト計算だったのかなという判断でございました。業務とすればもっと広いよという内容でございます。
それから、3番目の出張所を公民館と分離してと、将来的に設置するというようなことについては、今後の全体、町全体の考え方、それから出張所につきましては、統廃合につきましては、このイオンの出張所の利用状況を見てからの判断ということで考えておるところでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。4番三浦邦夫君。
4番(三浦邦夫君) 皆さんいろいろ議論なさっているところでございますが、何か新しいことを始めるときには必ず何らかの経費もかかるし、いろんな諸問題が当然出てくることだと思います。私は住民の利便性、あるいは住民の負託に応えるというようなことにおいては、今まで町当局が何年かがかりでこういう資料をつくりながら、ぜひこのイオンの中に設置したいというようなことを考えたときに、いろんな諸問題、いろんなケース、いろんな経費、いっぱいあろうとは思うんですが、私は基本的に住民が何を期待しているのか、あるいは住民が町当局にどういうことを期待しているのか、そういうことに対して応えるということにおいては、今回のこのイオンに設置するという案、私は議員として非常にすばらしいことじゃないかなというふうに思っております。
そういう意味において、私自身は経費とか何か一切計算も何もしていない、無謀な発言ではあろうかと思うんですが、でも住民をどういうふうにして町は考えるかということにおいては、自分の今の気持ちはそういうことで意見を述べさせていただきます。以上です。(「答弁ですか。討論ですか。今のは質問……」の声あり)
じゃ、質問として、どうしてこのこういうようなイオンに設置するのかということをもう一度町長にお伺いしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) おおよそ申し上げてきたとおりでございます。ですから、ぜひ大局に立って、完全に100、ゼロでイオンが100%、こちらがゼロだとこういうことを申し上げているわけではありません。相対の関係の中で必ずや今回スタートすることが将来に広がりを持つと、こういうふうな確信の中でこれまで準備をし、今回物件があの場所に確保できたというようなことでの提案に至ると。このようなことを十分にしんしゃくをしていただいて、ぜひご賛同のほどお願い申し上げたいと思います。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。3番出川博一君。
3番(出川博一君) それでは、私から2点ほど。このイオンの出張所設置に当たって、住民サービス、土日祝日稼働、それとあと情報発信の拠点にしたいと、こういうことでお話を受けているんですけれども、ウエートがどちらが高いのか。50対50ではあれなので、必ずどちらが高いかでお答えいただきたいと思います。
2つ目としては、今までの議論を聞いていると、土日、住民サービスをするためには土日稼働するためにはイオンの場合だと1,800万、ほかのところでやるにしても、イオンの賃借料350万だけ多くなる。イオンの場合は。というふうに理解したんですけれども、であれば350万で町のPRができるのであれば、これにこしたことはない。ただ、やり方の問題です。そのやり方についてお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 行政機能と情報発信機能というふうなことで分ければ、やはりどちらかというとこうですねというんではなくて、やはり事象によると思うんですよね。あることについてはいわゆる行政情報発信の機能がウエート的に高いとかというようなことは当然言えるかと思います。2つの機能を比較してどうだという、比較してというようなことであれば、当然のことながら主たる業務は行政機能をメーンとしながらもというようなことは当然のことでございます。内容によっては情報発信の機能、ほかにない機能が大いに発揮される。こういうような事例もあろうかと思います。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 確たる、いわゆるどちらのウエートが高いかという確たる回答はいただかなかったんですけれども、私はこれから富谷町そのものが新興団地で成り立ってきて人口もふえてきました。そういう中では、団地というのは30年ぐらいのカーブで衰退していく宿命があるというふうに感じておりますので、そういう意味ではやはり町のPRをして、この勢いをなくさないような形で推進していくんだと。そのための350万であれば安いと思いますけれども、そのやり方をもう一度、いわゆるPRのやり方を今どう考えておられるのか、そこをもう一度お尋ねしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 先ほど確たる回答は申し上げたんです。ですから、行政機能の面が非常にウエート的には高いですよというようなことは申し上げました。一般的に30年を衰退とこう断定すべきことではないと思いますね。50年の、今の50年前の富谷が今、50年前に描いた姿以上の富谷が今あるわけですよね。ですから、軽々に、30年先とか、あるいは一挙に高齢化しますというようなことも含めて、これは当然のことですからそれにいかに長い時間をかけながら対応していくかというようなあたりは、富谷町においては先行する高齢化の自治体、高齢化率が高くなる自治体を、先行するものを十分に検証、見ながらですね、それに合わせて対応していくというような面では恵まれた自治体の一つだと、こういうふうになろうかと思います。それは全体として2025年に、全ての団塊の世代が75歳以上になります2025年問題というようなことも記事に見え隠れ、近ごろしているところです。大局というふうな部分と、この地元というふうなあたりも含めながら、これはお互いのそれぞれの部分を見ながら対応していくというふうなこととなります。
ですので、先ほどのようにこの衰退を前提にとか、あるいは高齢化がというふうなことのテーマは、それはそれとして描く姿とみて、そういう姿を得ながら、じゃそれに抗する対策をどうしますかというようなことを常に我々、しかし、この先の50年ですね、間違いなくもう8,000万台の人口が大局して減るわけですから、富谷町とて例外でないんだよというそういう大局の中にあってのこの30年先の研究所の予測が人口ふえる、25%ふえますね。そしてまた、生産年齢人口も本当に希有なごとくに層としては減りませんねというふうなあたりのプラス面を見ながら、それをどう今我々が担う、我々が将来に向けてそういったところを視野に入れながら、行政なりこういった議会でのやりとりをするかというようなあたりが求められ必要だと、こんなふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) 情報発信については議員さんのおっしゃるとおり、さまざまなやり方があると思います。まず、イオンの中に富谷町行政センターということが設置されれば、全協でも申し上げましたが、まず大きく看板が設置されます。年間500万人以上来られる方が、まず黙ってそこを通るだけで富谷町の行政センターがここにあるんだなというのがまずわかります。そのほか、媒体としては、まず自動交付機と違ってまず人がいるので、人との会話ができるということですね。問い合わせされてもいろいろな町の情報を人が介してそれをPRできると。あと、前にも申し上げましたが、現在イオンを使って子供たちの絵画展であったり、選挙のPR広報であったり、いろんなことをジャスコさんを借りてやっております。そういったのがもう年間通してそこの場所でできるということ。あとは媒体によっては、最近首都圏でもタブレット版の大型がありますので、それを触りながらいろんなものが検索できるとか、掲示物もさまざまイオンの断りもなく、今度はその中で掲示物として出せると。さまざまなこれからの広がりがさらに情報発信として期待できるというのが我々の狙っているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 情報発信に関してですね、例えば十三夜 魂のふるさとまつりとか、ああいうイベントについて、ある程度そこにいる職員が10月12日やりますよというような形でのそういうやつ、あるいは他の課との連携によって企業誘致についてやるとか、そういうような発想はないんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) おっしゃるとおりそういったものも視野に入れております。現在、出張所でも、本来他の業務ということを出張所職員が請け負ってやっているのも事実でございます。しかしながら、それについては公民館にそれをとりに行った方、もう本当に来られる方にしかそれは目につかないことであって、ジャスコの場合は不特定多数の皆さん、町内外の皆さんが訪れる場所ですので、さらに効果が期待できると、そういったところだと思っております。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 本日の施政方針の中に、3ページですが、イオンのところについてタイミングよく好立地のテナントが確保されましたのでということがありました。この確保されましたのでというのは、どういう今状況にあるのか、お尋ねします。
それからさっきのコンビニの収納ですけれども、交付だけじゃなくて収納についてはかなり要望があって、議会でも取り上げられてきました。それについてはそこでも手数料が高いのでいま少しお待ちくださいということが議会に説明されていたかと思います。このコンビニ収納について、それではその費用と効果ですね。これについてはどのようにその試算をしたのか。手数料は現在どこまで担っているのか。これをするのは難しいのか、お尋ねします。
それと、先ほど永野議員からも出ましたけれども、このせんだってもらった資料13ページによりますと、テナントの使用料と人件費などが書いてあるのがありまして、平成27年度については人件費491万3,000円となっています。正規職員を3人ぐらい配置するということになっていますが、全体を見渡すとすれば、この人の、ここの3人の分の人件費が確かにほかから、総務から出ることになりますが、比較検討のためにはこれがなければちょっと判断も正確にできないかなということがありまして、この人はこの3人ということになりますと、幾らこれに増額されることになるのか、お尋ねします。
それから、イオンは安全だと。警備体制がしっかりしているということが言われました。先ほどから出てきていますが、利用者が月4万5,000人ということでしたね。年間で540万人ということがありまして、月々でならすと4万5,000、45万人ですね、失礼しました。45万人。1日だと1万5,000人ということになるわけだと思うんですが、その中で富谷町の人がそこの買い物のついでにということになって行くことももちろんあるかと思いますが、しかし、出張所、役場に出かけるときは目的を持ってそこに行くわけですね。だけれども、1日当たり1万5,000人の人たちがいるということは、どういうことが起こり得るかもわからない心配もあるということが片方では言えるのではないかと。このことについてはどのように考えているいるのか、お尋ねします。
そして、私が住んでいるあけの平はイオンに非常に近いところでありますが、そういう中でそのアンケートの結果を見ますと、必要だという人が非常に多いということが出ています。近くにあるから買い物に行く人も多いんだということだと考えるのですが、しかし、ここで、何年かしたら富谷町あけの平出張所がなくなるということがわかっていたときにね、その人たちが本当にそこに必要だというところに丸をしたかなということはちょっと心配なところがあるわけで、つまるところ、そのイオンに集中させてしまうようなものになっていきはしないかという心配がありますが、これについてたびたびお尋ねしてきたところですが、しっかりした答弁がありませんので、いま一度お尋ねしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。もとい、企画部長。
企画部長(荒谷敏君) それでは、関係しているところだけ私のほうで最初にお答えさせていただきます。
まず、イオンの状態はどうだということでございますが、これもたしか全協でお話しさせていただいておりますが、そもそも平成20年度の町政懇談会のときに、町長からこういったものも視野に入れていると。そして、平成25年第1回定例会、3月6日の議員の一般質問にも同様の答えをしております。当時からイオンを視野に入れながら、こういう状況で先ほど説明したような計画のもとに考えておったんですが、なかなかそれは相手のあることだというのも全協でお話ししております。そうしたところ、当時ですけれども、たしか銀行さん、ジャスコに入っていた銀行が移転をした、明石台に行ったときに物件があきましたと。ただ、そこはやはり行政センターとしてはふぐあいな場所でしたので、それはちょっと私どももできませんねということで、それは見送った経緯がありますが、今回たまたまテナントの中の一部が全協でもお示ししました場所があきました。これはATMのコーナーで人通りも一番多い場所でしたので、ここがあいたものを見ましたので、今回議案としてご提案させていただきたいということで、議員の皆さんにお願いしているところでございます。
あと、先ほどもありましたが、アンケートについては出張所を統廃合するというふうな前提で、そういった前提条件でアンケートをとっておりませんので、あくまでも利用者ニーズについてということでお答えさせていただいているところです。
議長(浅野幹雄君) 次に、町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) 失礼いたしました。
施政方針3ページというお話、6ページでしょうか。はい。この場合のテナントが確保されたという言葉でよろしいんですか。(「はい」の声あり)はい。
確保といいますか、その場所がちょうどうまいぐあいにあいているというようなところでございます。
そして、2つ目ですが、コンビニ収納ということの収納そのものの経費の算定はしてございません。私のほうでは。この資料のほうは、ほかの市の例をもって検討したということであって、町独自の試算はしてございません。
それから、3つ目の13ページということで、491万3,000円ということの人件費、臨時職員分でございます。正職員の分は幾らかというふうなことでありますが、非常に金額を出すというのが決算上の経費を出すようなことにしかならず、それが果たして妥当かということになりますと、数字のひとり歩きがちょっと不適当かなということで、特にあえて載せてはいないと。ただ、ここについた人件費は逆を言えばほかのほうで減るということで、町全体の人件費の枠の中というような考え方でございます。
それから、年間およそ540万人、月にしますと45万人という来客、集客数があるという中でございますが、何が起きるかということでございますが、起きないような手だてをすることと、それから体制の中、イオンの体制の中との十分な協議を行ってということも運営の課題であって、そういうところも十分な協議をしようかなという必要をいただいたところでございます。
あと出張所につきましても、先ほども申し上げましたとおり、実際のこの利用状況を見ながら判断ということでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) そうしますと、施政方針の中で見ますと、そのタイミングよく好立地のテナントが確保されましたのでというのは、何かしらもう契約が進みつつある、済んでいるというような印象を持つわけですが、そういうことではない、たまたままだあいているということでいいわけですね、ということが質問、1問目の質問です。
それから、コンビニ収納ですけれども、これはかなり前になりますが、1件当たりの手数料が高いからしばらく待ってほしいということがありました。これについて全く検討は加えられなかったのか、なぜそういうことをしなかったのか、お尋ねします。
それと、危険がないようにということで言いますと、先ほども申しましたけれども、近くに住んでいる人たちが各出張所に出かけるということで、どこの誰なのかがよくわかっているところでの安全性、安全だなと思う気持ち、これが働くのではないかと思うんですね。それが抑止になるということがあると私は考えるんですが、この点についてはどうでしょうか、お尋ねします。
それと、先ほど菅原議員のお尋ねに対して、課長がその個人情報保護法の云々というふうに答弁をして、そこのところがよくわからなかったのですが、出張所の場合のほうが個人情報が的確に保護されていると私は思っているのですが、そうではないということの説明だったのでしょうか。お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) それでは、施政方針のタイミングよくというところですが、先ほどお答えしておりますけれども、かねてから言っているとおり、タイミング、本当にタイミングよく空き店舗があったということです。ただし、議会提案ですので、ジャスコ側とは、イオン側とは配線であったり、その利用規程、使用料、そういったものを事前協議ということでお願いしているところでございます。契約云々もしておりませんので、これは本当にタイミングよくあきましたので、町の姿勢をイオン側に伝え、イオン側もそれであればイオンとしては地域貢献度を掲げる企業ですので、ぜひ町の取り組みに協力したいと、そういったところで前提条件は我々議会提案でございますので、議員各位の議決がない限りこの事業は成立しませんということもイオン側も承知の上で行っているところでございます。タイミングよくというのはまさに本当にタイミングよく物件が登場したということで、ご提案をさせていただくところでございます。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) コンビニ収納の検討ということでございますが、こちらのほう、私のほうといたしましては、この窓口をつくる上での検討の一つとして、資料では大崎市のコンビニ交付と、住民票などのコンビニ交付ということでございまして、収納についてはうちのほうでは検討は加えてはおりません。
それから、個人情報保護法の件ということですが、私のほうは個人情報の保護というふうな観点でございまして、法律のほうという趣旨ではございません。結局、成田出張所と公民館の中での事務室のやりとりの中での個人情報を守るための物理的なものとか、その組織づけとか、そのようなお話でありまして、個人情報保護法というふうな内容ではございません。
それから、安全確保の抑止という質問、ちょっと私うまく理解できなかったんですが、その辺もう一度お伺いしたいんですが。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 不特定多数の人がたくさん来るああいうモールよりも、私が思うのには誰がどこに住んでいる誰なのかがわかるというほうが安全だなという気持ちが働くということです。そういうことはないでしょうかという質問です。
それと、その個人情報のことですが、公民館と一緒になっていることでということでは、それは出張所機能、公民館機能と分ければいいだけのことであって、そういうことで機能を充実させていく、強化させていくということのほうが必要ではないでしょうか。
それとまた、コンビニ交付ということで、その各諸証明ということだけを取り上げていますが、料金だとかも納めるわけですよね。その水道料金だとか、国保だとかというものもそういうものにしてもらいたいという、あとはその軽自動車税だとかね。そういうものをしてほしいという要望があるわけですから、その分はそのコンビニでできることになれば、担当する事務量もかなり減るのではないかと思うのですが、これは間違いでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。もとい、若生町長。
町長(若生英俊君) コンビニ交付の件について申し上げます。
これもしばらく前から経過しております。今の議論ですと、コンビニは未来永劫不滅かというふうな議論になってしまいますけれども、それもわかりませんよね。コンビニ交付機そのものも交付機能が大枚投下して、そのほうが今の行政上の中でそれにつながるかどうかというのも不透明なんです。したがいまして、コンビニも踏み切るまでに至らなかったというふうな状況下の中で、今イオンのサービスセンターの開設に向けてこちらのほうに大きく前というか、方向性に向かったというふうなところでございます。
ですから、いかにも今そのように聞き取りましたので、冒頭申し上げます。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) イオンモールでの不特定多数の方が往来するというようなところでございますが、こちらとしますとだからこそイオンのほうも人的に警備、人的な対応がされているというところがかえって安全で安心だというふうに思っております。なお、出張所のつくりといたしましても、その辺がプライバシーの保護ですとか、安全を確保できるようなつくりとか、その辺は十分配慮したいなというふうに思っております。
それから、先ほどの出張所と公民館の事務室の件、分離すればというような話なんですが、私のほうは成田出張所と、それからイオンの出張所の場合の比較をした場合どうなのかということで、比較をするとこういうものが出ますというような趣旨でお答えしたというような内容でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それでは、質問したいと思います。簡潔に行います。
この前、インサイダー取引でイオンが挙げられていましたけれども、こういう企業はどのように町当局はお考えになっているのかね。通常であれば、この報道によりますと、平林執行役員がTOBインサイダー取引をして個人的に100万だか幾らかはわかりませんけれども、そういうことで調査を受けているということが出ていたわけで、本人も確認していると。この執行役員は現在、現在今やめると言っているんですが、正確にはわかりませんが、社会貢献担当という極めてイオンの公的サービスを行う担当の役員がこういったことをしていることに対して、どういうふうに町当局はお考えになっているのでしょうか。むしろ、早々とこの締結をやめたほうが、様子を見たほうがよろしいのではないのかなというふうに考えますが、その辺の考えをお聞かせ願いたいというふうに思います。
それから、人員配置ですけれども、緊急時、例えば土曜日・祝日・日曜日、こういったときの緊急に職員が病気になったとか、こういったときの責任はどのような形で行うのか。それから、出納責任者がいると思うんですが、これ常時いらっしゃるのかどうかということですね。それから、勤務時間が何時までなのかね、正確に。イオンは19時で終わるんですが、職員は19時に帰るわけはないと思うんですが、その勤務時間は正確に何時から何時までということになっているのか、お聞かせを願いたいというふうに思います。
それから、ちょっと専門的になって申しわけないんですが、この富谷町のサーバーと、これは情報化ですよ。サーバーとイオンの間の回線構成はどのようになっているんですかということですね。最も重要なのは、支所の場合は支所、各出張所の場合は自分の局舎にあるわけですね。そういう施設そのもの。イオンの場合は、イオンに接続点があるわけですね。私が言うのは、光MDF形式があるわけですが、その光MDFからこの出張所までの間はイオンの設備になるのか、富谷町の設備になるのかということですね。なおかつ、ここの問題が重要なんですが、ここのセキュリティーがどういうふうになっているのかということですね。要するにイオンに入ってきたところからイオンの出張所までの間はどのようになっているのか。イオンに入ってくる前のところから富谷町までどのような構成になっているのかということをお聞かせ願いたいというふうに。
出張所の場合、前に総務部長は2回線、二重回線になっているというお話だったんですが、このイオンの場合は二重回線になっているのかどうか。それから、二重回線の完全に二重回線になって、それが明らかにセキュリティー上絶対に問題ないと言えば、絶対ということはあり得ないと言うと思うんですが、例えば戸籍システム、あと基幹系システム、こちらについてもどのような構成になっているのかですね。ということについてお聞かせ願いたいと思います。
それから、もう一つ、富谷のサーバーからそのイオンまで何の回線が、回線構成もそうですが、何の回線が行くのかね。どういう回線が行くのか。その回線数は何回線なのかですね。それがどのようになっているのかということ、これ極めてそのセキュリティーの問題で私質問しているわけですから、それについてご説明を願いたいと思います。
もう一つ、あとイントラネット、イントラネットになっているわけですが、これの扱いはどのようになっているのでしょうか。今いろんな方から質問されていましたけれども、この前に質問の中にも出てきているんですが、要するにコンビニ収納とか、そういったものが改修の中でもう既に準備ができているわけですね。こういうものはどのように、それとのつながりがどのようになっているのかということです。
それから、どうも説明の中でわかりにくいのは、土曜日、日曜日、祝日ですね。これをやるのに、何を、要するにコンピューターにしてみれば、どういうふうに言うかというと、土曜日、日曜日、祝日を10時から例えば21時まで稼働しますよということが、人間だったらば言えるわけですね。ただ、コンピューターはどういうふうに言うかということについて、どのように考えているのか、お聞かせ願います。それがここでいう、13ページでいうこの、要するに全協のときも言われているんですが、パッケージ、パッケージという言葉が時々出てくるんですけれども、パッケージというのの構成ではなくて、どういうふうな構成になっているのかということについて質問をしたいというふうに思います。
あと、何点かになって申しわけないんですが……。(「簡明にお願いします」の声あり)
最後の簡明。この全協で調べてもらった中で、なぜか東浦のデータがないんですね。この東浦のデータが全くないので、私もあちこち調べてみたんですが、この東浦のデータがなぜないのかということ、また、その東浦の前回の国勢調査でかなり事件のあった町ですね。もう皆さんもご存じのことだと思うんですが、副町長さんが人口を割り増ししたという町のようですけれども、そこのデータが全然ないので、そのデータがあるかどうか、お示しを願いたいと思います。
最後になりますけれども、要するにその設置に、例えばですよ、学校を設置する場合にあっても、義務教育諸学校等の施設の国庫負担等に関する法律施行令第4条ということで、通学距離、小学校ではおおむね4キロなんて言っているんですね。4キロ。おおむね4キロ。そうしますと、今ある各出張所から全部こう4キロで回ってみたら、どこもサービスを受けられないような場所はないわけで、その辺についてどのような考えを持っていますか、質問したいと思います。以上です。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。もとい、若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、冒頭申し上げます。
イオンの執行役員の不祥事については認知するところで、大変残念なことであります。しかしながら、イオンにおきましては、まさに企業の存続にかけて信頼回復に努めることに尽きるわけでありますので、そこに私どもは期待をかけるところです。したがいまして、設置を、このことをもって設置を取りやめる、あるいは見送る事由には至らないというふうなことでの判断でございます。
あるいは、サービスを受けられない場所は一つもないというお話ですけれども、富谷も広域なわけですから、そういう意味では団地部のこういった皆さん向けにはそういうかもしれませんけれども、それこそ志戸田地区も含め、このかいわいも含め、これはまさにイオンを通常利用される皆さんが日常的に土日祝日利用できるというような面では、今以上にすぐれたものになるというふうに思います。
ぜひ、先ほどの事例のような団地30年例ではなくて、ちょっと言い忘れ、言い残しましたけれども、鷹乃杜にしろ、東向陽台にしろ、富ケ丘にしろ、30年を超える団地が今この姿であるわけですから、一般的に、持ってきて衰退すると言われているというようなことも前提としての議論にはなじまないのではないかというように思います。したがいまして、私の立場でもう一押し申し上げますけれども、ぜひ将来に向けて住民満足度を高めるということに尽きるわけであります。ぜひ今のこの富谷町の便利さ、利便さというふうなものはないわけですから、皆さん県内外見られても、5カ所出張所機能ありますというようなところ、どこかおありになるかどうか。恐らくないだろうと思います。そういう町の歴史の中でここまで積み上げてきた、それが今5万人を超える町になり、市制移行になる。いろんな面でそこまでというふうな部分もあろうかとは思いますけれども、ここまで来た。いろんな面でプラス面の要素として働いてきたと。今から、しかしながらそれでも十分なる住民満足度、全地域それぞれの勤務の多様化というふうなあたりも含めて、非常に住民満足度を高めるための設置場所というふうなあたりが最終のまとめどころになってきておりますので、これまたご理解をお願い申し上げます。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 私のほうからは、電算関係ということでご質問多々ございましたけれども、基本的には現在の出張所の機能と同じような回線系統で考えてございます。
それで、時間外的なものについては現在はバックアップ等行っておりますけれども、その交付関係につきましては土日と別なサーバーを設置しまして、それから必要な分だけ交付するという内容にしてございます。そのための初期、最初のイニシャルコストは高くなるんですけれども、それでもって別なサーバーから取り出すということになります。
あとセキュリティーにつきましても、当然現行の出張所と同じように十分な体制ということになりますし、そうしなければならないものと思ってございます。
あと、回線につきましては、本体回線から含めてジャスコ、イオンの中に入ってきたものについては富谷町での設置ということで考えてございます。(「回線数は」の声あり)
出張所と現行と同じような二重回線といいますか、そういったものでございます。数的には同じものということで考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) 人員配置というようなことでございます。緊急時の配置あるいは責任ということでございますが、職員の中のその施設の責任者といたしましての配置、それから出納責任者あるいは現金取扱員ということでの任命、必要に応じた対応できる職務の任命を行うということで対応いたします。それから、職員の退庁時間はということでございますが、これにつきましては基本的には7時に業務終了した場合、その後に残務整理などがありますので、さらに15分なり30分なり経過した後でないと退庁できないのかなというふうに思っております。この辺は現在の出張所、本庁でも同じように窓口閉めた後の残務整理終了後に退庁という形でございます。
それから、13ページ、資料の13ページのパッケージの機器構成というんでしょうか、これにつきましては、新たに引くことによります戸籍システム、戸籍システムにつきましては土日使えるための独自のシステムをここに設置と。それから、基幹系につきましては、データセンターを利用するということでの関係ということで、戸籍とそれからその先ほどの別枠のホストコンピューターとそれからの通信回線の件ということの構成になってございます。
私のほうは以上です。(「東浦町のデータ」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) 東浦のデータがなくて残念だというご発言ですが、これは残念でも何でもありませんので、前に全協でも申し上げたとおり、東浦に行ったのは市制移行のときの調査で行ったので、そのときに向こうからご紹介いただいてイオンに行ってみましたということの事例として挙げさせていただいています。太田市をあえてそれは行政窓口のこのイオンに入ったのを視察できたので、そこはちゃんとした調査を受けてきましたということですので、誤解のないようにお願いしたいと思います。これはその当時からこういったことが行われていますよという事例としてお挙げしたことでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) わかりました。別にサーバーを設けなければならないほどの問題なのかということですね。それから、光回線が何回線かということは従前どおりということですが、従前はどのようになっているのかということなんですね。これの戸籍システムと基幹系システムは別々にサーバーに向かってくるというふうに理解してよろしいのでしょうか。その分解点から、要するにイオンに入ってから出張所までの間はどのように誰が保守を責任を持って実施をしているんですかということを、先ほど舌足らずではありましたけれども説明を求めたわけです。
あと、やはりサービス向上というのはもう議員のほうもそうだし、町の住民もそうですし、それはもう当たり前のことであって、そういう意味では今あるものでもそういう住民が十分にサービスができるんじゃないかという点について、先ほど学校の設置基準というのはこのぐらいになっているよということも含めて、そうしますと今現在ある出張所の範囲内で全部クリアできるんじゃないのかというふうな意味での質問でありましたので、再度その辺について質問をしたいと思います。
問題はですよ、その情報をもらったやつが、もらったやつがですよ、ここで情報が正しいか正しくないかというのは誰が判断をしているのか、それについてもう一度質問したいと思います。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。もとい、若生町長。
町長(若生英俊君) 先ほどとかぶりますけれども、今回の設置は住民サービスの向上というような側面よりは、先ほど申し上げましたように住民満足度の向上というふうなことで、質的に違うんだというあたりについて考え及んでいただけませんでしょうか。まさに、あればいいのではなくて、内容、中身的に質的に向上させる。住民満足度のさらなる向上、そこを我々、他自治体の、他自治体との競争、自治体間競争というような側面からすれば、まさに住民満足度、少し一歩一歩高めていくと、こういうふうな要請も私らも皆さんも問われている。こういうふうなことであります。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) この場合、土日を開所するということでありますので、イオンに限らずほかのところでも土日等設置した場合につきまして、あと時間外的なものもなれば、当然サーバーは必要になって、それ専用のサーバーが必要になってまいりますので、これはこれとして一応考えていただくことは必要かと思います。
あと、従前のものということで、回線については光回線、先ほど最初の質問でMDFというようなお話でしたので、ご存じであればそれだとは思います。あと、保守の点検、あと内容の確認ということであれば、先ほど引き込みしてからその直接端末までということであれば、当然町のほうでのセキュリティー管理ということになります。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 要するに、今もらったデータがですね、うちの町で。例えばイオンでもいいし、どこでもいいですけれども、そのデータが正しいか正しくないかということについての認識はどこでなさっているんですかということなんです。
もう一つは、その光ケーブルであって、この戸籍システムと基幹系システムが一緒の光ケーブルになって乗っかっているのか、別々になっているのかという。ですから、その個人情報を守るということになれば、どこからも誰からもその情報を見られないようにしておかなきゃならないわけで、特にこの住基関係についてはそれがかなり求められているわけですね。そういうものを含めて考えた場合、それがどういうふうにしてこの分離しているのかということについて、これセキュリティーの問題ですからね、かなり問題なんですよ。ですから、その辺質問をしたいというふうに思います。
それからあと、要するにコンビニ収納も含めてですね、この間何回も質問しながら進んできているわけですが、それへの要するに町との関係ね。これはこれとのつながりでいくと、こちらのほうのイオンのやつについてもそういう回線構成を組んでいくということで理解してよろしいんですかね、これ。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) そのセキュリティーの関係ということで、あと情報の確認ということで、従前、現在の出張所等におきましても、それでもってして情報については確認されながら記録構成ということの内容となってございます。ですので、イオンについても同じような、先ほどからお話ししているとおり、出張所と同じような方式、体制で行う予定となっておりますので、それで情報のほうの確認はされるものと思います。
あと、セキュリティー関係ということで何度もお話をお伺いしていますけれども、これはその回線については十分精査して、それぞれ戸籍は戸籍、住基系は基幹系は基幹系ということになるものと思ってございます。今のところある程度概算では最大値ということでこちら予算を計上させていただいておりますので、十分対応できるものではないかなということです。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
これより討論を行います。
まず、原案に反対者の発言を許します。6番小泉光君。
6番(小泉光君) ちょっと資料を用意してきたので、掲示の許可をお願いします。(「はい」の声あり)これは反討論ということですので、少し議員さんに見せながら。
きょう、大変質疑たくさん出ていて、私も一生懸命聞きながら判断しようと思ってずっと悩んでいましたが、今提案されている執行部提案のままですと、やはりそれに賛成する勇気はちょっとないなというのが私の結論です。
このお話をいただいたときに、少し冷静になって考えてみて、現在の、こちらの方見えますかね。出張所のどうなっているんだというのを地図上にプロットして半径1キロ、徒歩にして約15分、ゆっくり歩いても片道20分もあれば着くだろうと思われる距離を、円を、出張所を中心にして円を描いてみました。この紫色が東向陽台、そしてこの外の黒いのはこれ富谷町全体ですね。ピンク色が成田公民館、成田出張所です。この青いのが、これは富ケ丘、オレンジ色が日吉台、そしてこのグリーンがあけの平、黄色がここの本庁舎です。こうやって見ますと、改めてこうやって見ると、片道1キロの範囲に、ほとんどこの片道1キロでカバーされる5つプラス本庁を加えて6つありますけれども、恐らく、正確ではありませんけれども、人口の95%ぐらいがカバーされるであろうと。
こういう状況を改めて地図上で見て、そしてやはりコストというのは切っても切れないものですから、この前執行部から示していただいた、最初の1年は3,200万ぐらいですか。あと27年度から30年度まで1,800万ぐらいとありますけれども、ここに正職員3名分が乗っかってくるわけです。この部分だけ出張所だけを切り出してみると、年間に恐らくプラス3人ですからね。プラス2,000万円ぐらい、トータルでランニングコストとして年間約4,000万円ぐらいかかるだろうということが容易に想像できます。
今地図でお見せした状況とこのコストを考え合わせると、今のままの提案だと私にはちょっと賛成する勇気が湧いてきません。ぜひ賢明なる議員諸君の所見を同意をお願いしたいと思います。
そしてさらにつけ加えさせていただきますが、私、2つの町内会での班長会、役員会にお邪魔してこのお話をさせてもらいました。皆さんどう考えますかという提案をお話をして、皆さんの意見を聞かせていただきました。皆さんの意見は、異口同音にもっと有効なお金の使い方をしていただきたいということを、ほぼ100人の方から言われてきたことをつけ加えさせていただいて、反対討論とさせていただきます。よろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。9番森栄君。
9番(森栄君) 私は、議案第5号出張所設置条例の一部改正について、賛成の立場から討論をさせていただきます。
この条例の改正の理由は、イオンモール富谷店内に富谷町行政サービスセンターを設置することに伴う条例の改正であります。この窓口の設置については、多くの町民からの要望であり、この設置することによって年末年始を除く年中無休、午後7時までの利用については一層の行政サービスの拡充を図るためのものであり、また、町は業務時間延長により今まで対応してきましたが、さらなる行政サービスの拡充強化と富谷町情報の発信機能の効果が図られます。さらに、公金収納と公的証明発行の取り扱いの観点から言えば、警備体制が整うイオンモール富谷に設置することは安全の確保が図られることと感じます。これらのことは、住民満足度が得られるとともに、住民サービスである生活の利便性と福祉の向上につながるものと思い、期待いたします。賛成いたします。
議長(浅野幹雄君) ほかに討論ありませんか。16番永野久子君。
16番(永野久子君) 私は、提案されております出張所設置条例の一部改正について、反対いたします。
本案件は、イオンモール富谷内に(仮称)富谷町行政サービスセンター、出張所を設置するための条例改正ですが、同時に現在ある東向陽台、富ケ丘、あけの平、日吉台、成田の5カ所の出張所のいずれかが廃止される危険性が極めて高く、高齢化を迎える富谷町住民にとって大きなマイナスになることが懸念されます。また、なぜイオンモールの中に新たな出張所が必要なのかという点でも、合理的な根拠が示されているとは言えません。
富谷町では面積49.13平方キロの中に群島状に住宅団地が造成されたため、団地間、地域間の交通の利便性が低く、住民の日常生活はそれぞれの地域、団地の中で基本的に完結している点に特徴があります。各地域ごとに整備された出張所は、住民の暮らしを支える上で大きな役割を果たしており、今後団塊世代が一気に高齢化する中で、身近な出張所の存在はますます重要な役割を担うことになります。ところが、今回イオンモール富谷内に出張所を設置するに当たって、町長初め部長も課長も既存の出張所を将来的に維持存続すると一言も明言をいたしませんでした。「断言できない」という言葉も出ております。既存の出張所が存続するかどうかは非常に不透明な状況というより、いずれかの出張所が廃止される可能性が高いということは明確だと思います。市制移行を前に既存の出張所を公民館と分離し、体制を強化することこそが先決問題だと考えます。イオン富谷内に新たに出張所を設置することが既存の出張所の廃止につながる危険性があるなら、これは断じて認めるわけにはいきません。
さらに、なぜイオンモール内に出張所が必要なのかという点について、アンケートの結果、必要、どちらかというと必要と回答した人が72.8%だったとしておりますが、そもそも設問の中に既存の出張所廃止の可能性については一言も触れておらず、また、相応の経費がかかることも知らせておりません。これでは住民の意向を正しく反映しているとは言いがたいと考えます。また、議会に対する説明の中でも、大崎市のコンビニ交付、利府町の自動交付機の1枚当たりの経費よりも、富谷町のイオンモール内新設に係る1枚当たりの経費のほうが低いという数字を示しましたが、この数字自体が不正確なもので、正しいコスト計算すらやっていないということがはっきりいたしました。出張所新設の根拠となる数字すら明確に示すことができないようなやり方では、住民から町政は誰のほうを向いているのか、話題性重視ではないのかとの批判の声が上がっているのも当然だと言えます。
住民はかつて、ジャスコ泉店が撤退したことで生活上の大きな影響を受けた苦い経験をしています。イオンモール富谷がジャスコ泉店の二の舞にならない保証はありません。行政の拠点となる出張所は将来的にも安定した場所に確保すべきで、業績不振のあおりを受けるような場所に設置すべきではないと考えます。住民は今ある出張所が将来にわたって継続されることを何より望んでいます。
町長は、イオンモール富谷は商業圏域として発展する見通しで、富谷町の情報発信に役立つ、モール全体の警備体制が万全と強調しておりますが、出張所は町をコマーシャルするための場ではありません。情報発信は出張所設置の第一義的な役割ではなく、住民の安心こそ第一に考えなければならないと思います。多くの事件が繁華街の中で起きている現実を見ますと、不特定多数が往来する商業施設内より、どこの誰かが特定されやすい公民館内の、公民館の中の出張所のほうがはるかに安全ということもできます。
イオンモール内に出張所があれば便利だと考える住民がいることを決して否定はいたしませんが、既存の出張所の存続が確約されないもとでは、かえって住民の不利益になるということを指摘して、反対討論といたします。
議長(浅野幹雄君) ほかに討論はありませんか。ありませんか。(「なし」の声あり)
討論なしと認め、これで討論を終わります。
これから、議案第5号を採決いたします。
この採決は起立によって行います。
本案は原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立少数です。よって、本案は否決されました。
議長(浅野幹雄君) 日程第8、議案第28号権利の放棄についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) それでは、議案書107ページをお願いいたします。
議案書107ページをお願いいたします。
権利の放棄について。
地方自治法第96条第1項第10号の規定により、下記のとおり一般財団法人宮城県下水道公社に対する出資による権利を放棄することができるものとする。
放棄する権利の内容でございますが、一般財団法人宮城県下水道公社に対する出資による権利。
放棄する権利の相手方、仙台市、一般財団法人宮城県下水道公社。
放棄する理由でございます。財団法人宮城県下水道公社が、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律及び一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、一般財団法人宮城県下水道公社に移行したことから、出資関係を終了させるためでございます。
内容でございますが、平成2年度に宮城県下水道公社に対して100万円の出捐をしております。出捐ということは一般的には寄附行為という関係でございます。
財団法人宮城県下水道公社が先ほど申し上げました法律の施行により、正味財産額に相当する額を公益のために出資することによりゼロにする計画をもって、公益目的支出計画でございますが、これをもって一般財団法人へ移行したものでございます。この移行に合わせ、出資関係を終了させることとなりました。移行後に出資関係を終了するため、出資金、出捐金相当額の寄附を受けるかわりに、出捐者、これは富谷町でございますが、任意に権利を放棄する道を選択いたしました。これをもって議会の議決が必要となったわけでございます。
この議決がないことには出資による権利が終了したことにはならないと解せられるため、出資による権利を公有財産としている行政出捐に基づき、権利放棄について議会の議決をお願いするものでございます。
予算、寄附金100万については、今回の補正予算に計上してございます。以上です。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第28号を採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
この際、午後3時50分まで休憩をいたします。
午後3時39分 休憩
午後3時50分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議長(浅野幹雄君) 日程第9、議案第11号平成25年度富谷町一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) それでは、議案第11号についてご説明申し上げます。
別冊、平成25年度各種会計補正予算及び補正予算に関する説明書の2ページをお開き願います。
平成25年度富谷町の一般会計補正予算(第7号)は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億8,721万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ124億8,704万1,000円とする。
第2項 歳入歳出予算補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。
続きまして、第2条 繰越明許費の追加は、第2表繰越明許費補正によるものです。
第3条 債務負担行為の追加は、第3表債務負担行為補正によるものでございます。
それでは、最初に第2条、第3条関係についてご説明申し上げます。
5ページをお開き願います。
初めに、第2表の繰越明許費補正といたしまして、今回追加16件をさせていただいております。内容の説明をさせていただきます。
まず、3款1項社会福祉費、それから2項の児童福祉費につきましては、消費税改定に伴います給付金交付事業、それから子育て世帯への給付費交付事業、こちらについて今回補正で追加補正計上させていただいておる案件につきまして、業務の繰り越しが3月31日を超えることから繰越明許費として追加するものでございます。
次に、3款2項児童福祉費、それから一番下になりますが、教育費の小学校費でございますけれども、(仮称)明石台小学校児童クラブ、それから小学校の建設事業ですが、3割分本年度で見越してございましたが、それについても3月31日を超える見込みとなり、繰越明許費を追加するものでございます。
次に、3款3項老人福祉費につきましては、介護施設整備事業の繰り越しでございまして、複合型サービス施設「あおい」に対します補助金でございます。事業若干おくれてございますので、補助が次年度以降になるということでの繰り越しでございます。
続きまして、8款2項道路橋梁費でございますが、まず一番上から町道維持管理事業、それから太子堂地区、富ケ丘地区、鷹乃杜地区、東向陽台地区、それから町道町北裏地区、ここまでにつきましては、今回歳出のほうで補正計上させていただいている事業でございまして、がんばる交付金を活用しまして今回前倒し事業とする事業でございまして、交付の関係から繰り越すものでございます。
次に、その次の町道郷田線改良工事でございますが、改良事業でございますけれども、こちらにつきましては抵当権の抹消等に日数を要したことから、土地購入の関係でございますが、繰り越すものでございます。
次に、町道あけの平12-1号線の交差点改良、これは一度入札をいたしましたが不落ということで、その後随契をさせていただいております。契約の影響、それから資材等調達困難の理由によりまして繰り越すものでございます。
続きまして、町道明石台16-1号線交差点改良、こちらにつきましても一旦一般競争で不落となりまして、その後指名競争入札に切りかえまして、契約が26年1月に至ったということで、こちらについても工期内、3月31日までは難しいということで繰り越してございます。
続きまして、9款1項消防費でございますけれども、消防施設整備事業、これは町長冒頭申し上げたとおり、石積地区の格納庫、建築確認申請の関係で一部おくれましたので繰り越すことになったものでございます。
次の防災用備蓄物品等整備事業、こちらについては今回補正で計上させていただいています事業でございますが、こちらにつきましては太子堂地区、上桜木地区についての倉庫の整備ということで、これも繰り越しなんですが、歳出のほうで詳しくご説明させていただきます。
以上が繰越明許費補正の追加分でございます。
次に、6ページ、第3表でございます。
債務負担行為補正ということで、今回追加8件ほど追加させていただいておりますが、このうち消費税が5%から8%に変わることによって新たに追加とさせていただいた案件が一番上の議会録画中継インターネット、それから宮城県の市町村共同電子申請サービス、飛びまして、庁舎複写機賃貸借、成田中学校分です。それから富谷町立東向陽台小学校の仮設校舎、それから配送車、給食センターの配送車の洗浄機リース、こちらについては消費税の関係で、今の限度額では足りなくなることから新たに追加で設定をしたものでございます。
それ以外のものにつきましては、上から3番目、滞納管理システムサポート業務、こちら25年度中の契約で、26年4月1日から開始するための設定でございます。
次に、農業経営基盤強化資金利子補給につきましては、こちらについては条件の変更がございまして、期間1年延長ということで、延長分の利子補給分の追加となってございます。
次に、富谷町中小企業振興資金融資につきましてですが、こちらについては25年の融資状況が見込めましたので、その状況について26から35年度までの利子補給分の設定をさせていただいたものでございます。
それでは、歳入歳出について、事項別明細書にて説明をさせていただきます。
13、14ページをお願いいたします。
それでは、歳入についてご説明申し上げます。
1款1項町民税は、6,988万5,000円を追加し、28億222万4,000円とするもので、個人及び法人町民税の現年課税分及び滞納繰越分の調定並びに収入額の増に伴い追加するものでございます。
次に、1款2項固定資産税は、1億1,000万円を追加し、22億1,257万2,000円とするもので、こちらについても現年、それから滞繰分の収入増に伴い追加するものでございます。
次に、1款3項軽自動車税は、210万円を追加し、7,787万3,000円とするもので、こちらも現年と滞繰分の収入増に伴い追加するものでございます。
1款4項町たばこ税は、2,300万円を追加し、2億9,900万円とするもので、調定増に伴い追加するものでございます。
次に、12款1項負担金ですが、1,563万7,000円を追加し、2億3,717万7,000円とするもので、説明欄にございます各保育所の保育料の実績に伴う増減となってございます。
次に、13款1項使用料は、384万9,000円を追加し、7,111万7,000円とするもので、こちらも説明欄にあります行政財産目的外使用の実績による追加となってございます。
次に、13款2項手数料につきましては、168万4,000円を追加し、2,857万2,000円とするもので、2目1節清掃手数料につきましては、ごみの自己搬入の増に伴うものでございまして、3節犬登録等手数料につきましては実績による減でございます。
次に、15、16ページをお開き願います。
14款1項国庫負担金は、6,439万2,000円を減額し、12億641万8,000円にするもので、1目1節社会福祉費負担金は、国保税軽減に対する保険基盤安定負担金の確定による増と、障がい児通所給付費の増に伴う負担金の増となってございます。次に、3節から6節までにつきましては、児童手当の実績による増減となってございます。
次に、14款2項国庫補助金は、1億3,818万円を追加し、2億2,541万2,000円とするもので、1目6節臨時福祉給付金支給事業費補助金につきましては、消費税改定による低所得者への給付金支給に係る事務的経費の部分についての補助金でございます。歳出のほうで補正計上させていただいております分の補助でございます。次に、7節子育て世帯臨時特例給付金支給事業、こちらも先ほど説明したものと同様でございまして、補助金の対象になるものでございます。
次に、3目1節社会資本整備総合交付金につきましては、宮ノ沢住宅建てかえ等の交付額の確定による追加でございます。
次に、4目4節学校施設整備改善費交付金につきましては、(仮称)明石台小学校新築工事におきまして、太陽光発電設備を導入することにしてございます。その太陽光発電に係る部分についての2分の1の交付を受けるものでございます。
次に、5目1節地域の元気臨時交付金は、交付決定によるものでございまして、決定額につきましては1億5,323万1,000円でございましたけれども、24年度の補正におきまして7,463万3,000円を計上しておりましたので、その差額分が今回の追加となってございます。次に、2節がんばる地域交付金につきましては、国の経済対策による補正事業でございまして、その交付を見込むものでございます。
次に、15款1項県負担金は、1,641万1,000円を減額するもので、1目1節社会福祉費負担金は国庫負担金と同様の理由によるものでございます。3節から次のページをお開き願いたいと思います。7節までにつきましては、こちらも児童手当の実績等による増減となってございます。
次に、15款2項県補助金は、849万8,000円を追加し、2億6,544万4,000円とするもので、2目7節及び8節につきましては実績によります減でございまして、9節保育対策等促進事業補助金につきましては、説明欄にあります事業の補助確定による増減となってございます。
次に、13節仕事と家庭両立支援事業費補助金の追加につきましては、ファミリーサポート事業に対し補助を受けることになったものでございます。
次に、4目1節緊急雇用創出事業臨時特例交付金の減につきましては、事業費実績によるものでございます。
5目1節農業経営基盤強化資金利子補給補助金につきましても、こちらも実績によるものでございます。
次に、8目1節木造住宅震災対策事業費補助金につきましては、こちらは説明欄にあります助成事業のこちらも実績による減でございます。
次に、9目6節及び7節につきましては、被災児童及び生徒、それから被災幼児に対する学用品等の支援に対しまして交付を受けるものでございます。
次に、15款3項1目総務費委託金につきましては、161万8,000円を追加するもので、2節、それから8節ともに実績により額が確定したものでございます。
3目農業費委託金につきましても、額の確定によるものでございます。
次に、19、20ページをお願いいたします。
16款1項財産収入は、193万3,000円を追加し、829万8,000円とするもので、1目1節土地建物貸付収入につきましては、普通財産の貸し付け実績によります追加でございます。
2目1節利子及び配当金は、これは利子分でございます。
次に、3目2節土地貸付収入でございますが、こちらは土地開発基金財産の土地の貸し付けによる追加でございます。
次に、16款2項財産売払収入、207万2,000円を追加するもので、2,080万7,000円とするものでございまして、清掃センターから出ます資源物の売り払いの増によるものでございます。
次に、18款2項基金繰入金につきましては、1,678万3,000円を減額し、5億2,375万2,000円とするもので、1目1節財政調整基金繰入金は財源調整でございまして、5目1節庁舎整備基金繰入金の減につきましては、充当事業の庁舎LED照明機器等の設置工事などの事業費の確定による減でございます。
次に、6目1節東日本大震災復興基金交付金基金繰入金につきましては、利子分の繰り入れとなってございます。
次に、20款1項1目延滞金は、1,100万円を追加するもので、実績による追加でございます。
20款4項雑入につきましては、465万1,000円を減額し、3億3,332万8,000円とするもので、2節給食費納付金は見込んだ給食数の減によるもので、4節の雑入につきましては、宮城県市町村振興協会からの交付額の決定等による追加となってございます。6節共済等保険金につきましては、これも額の確定による追加となってございます。
歳入につきましては以上となります。
次に、歳出についてご説明いたします。
21、22ページをお願いいたします。
それで、歳出につきましては、今回の補正は、各事業の確定等に伴う減額が主なものとなってございます。内容といたしましては、入札等により額が確定し減額となったもの。それから見込んだ件数等が実績で減になったことによるものでございまして、それが主なものの理由となってございます。説明につきましては、今回追加計上している内容とさせていただきます。なお、特別な理由により減額となったものについての説明とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、追加しているものといたしまして、下のほうになりますが、2款1項15目になります。町庁舎整備基金費ですが、3,231万円を追加するものでございまして、役場庁舎の空冷設備交換工事におきまして、当初繰り入れ7,882万5,000円を見込んだんですけれども、実績によりまして減額になりましたので、その金額の減となってございます。
次に、16目ユーマイタウン施設整備基金費につきましては、3億5,000万円を追加するものでございまして、公共施設整備のための積み立てでございます。24年度にも積み立ていたしましたが、(仮称)子育て支援複合施設の整備等を予定しているものでございます。
次に、18目土地開発基金費につきましては、86万3,000円を追加するもので、土地の貸付収入分を積み立てするものでございます。
次に、23、24ページをお願いいたします。
2款1項19目でございます。東日本大震災復興基金交付金基金費につきましては、利子分の2,000円を追加するものでございます。
次に、下段のほうになりますが、3款1項3目14節使用料及び賃借料は、31万5,000円を追加するもので、障害者自立支援法の改正によるシステムの賃借料となってございます。
次に、25、26ページをお開き願います。
上段になります。20節の扶助費、207万8,000円を追加するもので……。(「70万8,000円じゃないですか」の声あり)済みません。270万8,000円を追加するもので、在宅酸素療法者及び補装具交付の増によるものでございます。
次に、4目20節の扶助費につきましては、390万1,000円を追加するもので、心身障害者医療費助成額の増によるものとなってございます。
次に、8目の国民健康保険事業費の28節繰出金なんですが、982万円を追加するもので、歳入にあります保険基盤安定負担金等の確定による繰出金でございます。
9目臨時福祉給付金支援事業費につきましては、1,044万6,000円を追加するものでございまして、先ほど申し上げました消費税改定によります低所得者への負担金支給でございます。11節につきましては、案内チラシ、それから封筒の印刷製本費等でございまして、12節役務費につきましては、申請書の郵送料、それから処理、この業務に当たりましてその人員確保、労働者派遣するための手数料を計上させていただいております。次に、13節委託料につきましては、対象者抽出等の業務を委託する、いわゆるシステム改修分でございます。
次に、27、28ページをお開き願います。
5目になります。障害児福祉費につきましては、503万6,000円を追加するもので、障害児通所給付費の増による扶助費、それから国保連合会への手数料の増に伴うものとなってございます。
次に、6目子育て世帯臨時特例給付金支給事業、590万7,000円を追加するもので、先ほど申し上げました内容と同様でございます。臨時福祉給付金と同様で、おのおの予算の計上をさせていただいております。
次に、3款3項1目28節償還金といたしまして、18万2,000円を追加するもので、平成24年度事業費補助の確定によります返還金となってございます。
次に、29、30ページをお願いいたします。
下段のほうになります。4款1項2目19節ですが、負担金、補助及び交付金につきまして、16万8,000円を追加するもので、風しんワクチン接種費用補助金の増によるものでございます。
次に、31、32ページをお願いいたします。
下段のほうになります。4款2項2目12節役務費につきまして、4万4,000円を追加するもので、こちらにつきましては粗大ごみ処理券の取り扱い手数料の増に伴うものとなってございます。
次に、ページが飛びますが、35、36ページをお願いいたします。
8款2項2目道路維持費につきましては、2億5,579万円を追加するもので、11節需用費につきましては、道路維持に必要な消耗品の購入、それから緊急のための修繕費用の不足により追加するものでございます。次に、13節委託料の追加につきましては、除融雪業務の実績により追加するものとなってございます。次に、15節ですが、工事請負費につきましては、2億1,211万1,000円を追加するものでございまして、内容といたしましては、平成26年度の当初に予定をしておりました、説明欄にあります側溝整備等の7事業につきまして前倒しするものでございます。理由といたしましては、国の補正により経済対策の一環といたしまして、がんばる地域交付金が創設されました。これを受けるためのことでございまして、交付金を活用し、国の施策を推進するといった狙いでございます。さらには、建設工事の入札不調が大震災以降継続していることから、厳しい状況を踏まえまして国から公共事業の早期発注をとの通知等もございまして、前倒しとしたものでございます。
次に、4目11節需用費につきましては、132万9,000円を追加するもので、街路灯などの修繕料でございます。
次に、37、38ページをお願いいたします。
これも中段になります。8款4項1目土地計画総務費ですが、18万6,000円を追加するもので、国営みちのく杜の湖畔公園建設負担金の確定によるものとなってございます。
次に、3目公共下水道費につきましては、1,087万3,000円を追加するもので、13節委託料は東向陽台地区の仙台市公共下水道の建設費負担金の確定によるもの、それから28節につきましては、下水道事業特別会計の補正に伴う追加となってございます。
続きまして、39、40ページをお願いいたします。
中段になりますが、9款1項3目消防施設費につきましては、自動車損害保険料と自動車の重量税を追加するものでございまして、これにつきましては、消防庁の事業で消防団の車両を整備し、その車両を用いた訓練結果を検証するための事業といたしまして、小型動力ポンプ積載車1台が貸与されることになりました。その関係で登録手数料が町負担ということで追加するものでございます。次に、5節災害対策費、835万円を追加するもので、こちらは太子堂会館、上桜木会館の防災備蓄倉庫の整備、それから町で必要としております投光器などの備品を整備するものであります。補正とした理由につきましては、本整備の一部に東日本大震災復興基金交付金を充当してございます。充当した金額は377万5,000円でございまして、この基金につきましては住宅修繕支援金、そして応急修理支援金として被災者支援に充当してまいりました。その結果、377万5,000円が充当残となったものでございます。この基金につきましては、返還することがないよう使途を検討した結果、防災用備品の整備も被災者支援の一環であるとの見解が示されましたので、こちらの2地区について整備を行うものでございます。2地区をもって整備予定している箇所については全て完了する見込みでございます。
次に、10款1項2目12節役務費、2万1,000円の追加につきましては、校医の指示でございまして、健康診断時の滅菌機器の台数増に伴いますその使用手数料でございます。19節負担金、補助及び交付金、55万円の追加につきましては、こちらは全国大会や東北大会の出場時の交通費等に係る学校教育活動振興費補助金でございまして、実績により増となるものでございます。
次に、41、42ページをお願いいたします。
10款2項3目小学校建設費の15節工事請負費ですが、2,593万5,000円を減額するものでございまして、こちらも町長の施政方針で述べたとおり、富谷小学校のトイレ改修工事につきまして、2回の入札を執行しましたが落札者がない。それで、随意契約も難しい状況となりました。これを踏まえまして、一旦保留ということで減額でございます。
以上、冒頭申し上げましたとおり、歳出については追加している内容についての説明とさせていただきました。
以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。6番小泉光君。
6番(小泉光君) 割に簡単です。36ページの土木費、8款ですね。道路維持費の15節工事請負費、ここで工事請負費が随分多額の補正をされています。説明によると、その当初予定を前倒しして国の助成を受けるんだというようなことだったんですけれども、ちょっと調べてみますと、東向陽台地区町道舗装補修というのが1月で1,790万で世紀東急が請け負って、今回の補正が4,391万6,000円と。それから富ケ丘の側溝整備というのが1と2とあって、これはどちらも一落で両方とも安藤建設、(1)のほうは1,698万円、それから(2)のほうが2,780万、これ両方合わせて補正だと思うんですけれども、3,521万1,000円。それから、太子堂のほうが、これも一落で1,340万で安藤建設が受注して補正で1,253万。鷹乃杜も一落で2,800万円で、これは田村建設が受注して3,025万5,000円の補正ということなんですけれども、これ何でこんなに多額の補正が、その国からの助成があったということなんだけれども、これはその一落した工事は工事として一遍とめて、その工事区間の延長等があるのであるならば、再度入札にかけたりしてやるのが普通じゃないかななんて説明を聞きながら思っていたんですけれども、この辺の補正がふえたというようなところの経緯を説明をお願いしたいと思うんですが。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) こちらにつきましては、工事請負費として2億1,211万1,000円の追加とさせていただいておりますけれども、今議員さんがおっしゃいましたとおり、こちらの事業についてはずっと継続的にやっている事業でございまして、25年度事業も当然終わっております。そんな中、先ほども申し上げたんですが、本来26年度の当初予算に計上される事業の前倒しということで補正に今回計上させていただきました。よって、この補正予算が成立しましたら、同じように執行の手続をとって当然入札にはかかるということでございます。したがいまして、26年度の当初予算、これは先ほど言ったように継続的に毎年やっている事業が全部ではないんですが、継続的に先ほど言った太子堂、富ケ丘、鷹乃杜、東向陽台につきましては、毎年継続的にやっている整備をしている事業でございますので、こちらにつきましては前倒しということで26年度予算計上には反映していないというような事業でございますので、先ほど言いました交付金、それから早期発注といった狙いで前倒しをするという結果となったものでございます。
議長(浅野幹雄君) 6番小泉光君。
6番(小泉光君) 確認をさせてください。26年度の予算で国から予算がついたと。それを……。25年度に町の予算に組み込んで、25年度当初で契約とったやつはもう工期が、工事が終わっているので、新たに入札、その分の金額を入札をかけて、新たなその場所というんですかね、そこをやっていくということですね。はい、わかりました。ありがとうございます。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) はい、そうです。25年度事業については全て終わっていますので、そのさらに別な区域、当然継続ですので、今やっている区域のさらに延長分ということで年次計画でやってございますので、その事業の前倒しということでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。13番小川昌義君。簡明にお願いします。
13番(小川昌義君) 19、20ページの16款1項3目2節土地貸付収入ということで、これはけさほどから説明を受けているところのものなのかどうかということです。
それから、同じく20款1項1目1節の延滞金、これ何件分ぐらいなのかと。
また、同じく20款4項1目の給食費の納付金ですが、かなり588万7,000円という、これどういう状況でこのような減額になっているのかということですね。
それから、支出のほうになるんですが、21、22ページ、2款1項1目の13節の委託料なんですけれども、これ全額使われていないんですが、重要なメンタルヘルスの事業なんですが、なぜこれが全額、実施しなかったのかと。
それから、21、22ページ、2款1項6目の1節報酬、これも総合計画審査委員会というのが全額返納なっているわけですが、これについてもどういう理由でこのようになったのかということですね。
同じく2款1項7目の13節委託料、システムサポート業務の中で、やはり減額がなされているわけですが、これは入札結果でなんだろうと思うんですが、これはなぜこういうふうな188万9,000円ほど減額になっているのか、理由についてお知らせ願いたいというふうに思います。
続いて、2款1項7目の14節使用料、賃借料。OA機器の賃借料になっているんですが、これもうちのほうの富谷町の全体的な台数を今後した場合、どういうふうになるのかということと、それから最近ツイッターやそういった関係で結構タブレットとかいろんなものが最近ツイッターからフェイスブックから使われているわけで、そういったものがこの減額ではなくて、そういったものの応用というか、そういうものが購入できなかったのかどうかということです。
それから、23、24ページですが、2款3項1目の13節の委託料ですけれども、これも住基法改正対策基幹システムとあるんですが、これは入札としてやられたのか、それとも随意契約だったのか、この辺入札を調べたところ、この項目がなかったんですね。これどういうふうな理由なのかということです。
あとですね、35、36ページ、8款2項2目13節委託料、除雪業務ですが、たしか今回大変1工区から3工区まで大変苦労して除雪をしたと思うんですが、それぞれの工区に均等にこのぐらいの増加になったのか、それともそれぞれ別々に1工区から3工区別々なのか。どういったものが積み重なってきたのか。今後も予想されてこの増加をしているのかどうか。4,532万ですか。4,503万2,000円ですね。この分についてどういう関係でそういった除雪関係がなっているのかどうか。
それから、いつも問題になる37、38ページの今財政課長も説明されたわけですが、国営みちのくのこの増額、これ確定によると言うんですが、いつも予算のときに質問しているんですが、もうそろそろこういう建設負担金なんていうのはもうおしまいになるべきではないかと思うんですが、その辺の見解を求めたいというふうに思います。
それから、39、40ページ、9款1項5目の14節使用料及び賃借料、緊急メールとかこういったものを減額しているわけですけれども、説明では1,500名ほどの登録者数があるということを言われているわけですが、この辺の登録者数、それから今回の豪雪、豪雪というか、これについてもちょっとタイミングが逸していたような気がしますので、この辺の対応がどうだったのかということについて、質問をしておきたいというふうに思います。
あと、41、42ページ、10款2項2目18節の小学校の備品購入なんですが、かなりまず減額になっているわけですが、この辺の減額になっている理由ですね。見ますと、備品の購入を見ますと、結構いいものを購入しているようなんですが、さらにこの減額の部分で、購入するというか、そういったものがなかったのかどうかということについて、質問をしたいと思います。
あと、43、44ページですが、10款5項5目の1節報酬ですけれども、私も公民館協力員、かなり長年やってきたわけですが、この減額した理由はどういう理由なのかということについて、簡単に説明をしていただきたいというふうに思います。
それから、43、44ページの10款5項5目の13節委託料、図書集配業務。これは大変評価される業務ですけれども、さらに県の図書館とか、こういったものとの連携というか、こういったものが検討課題としてあるのかどうかということについて、質問をしておきたいというふうに思います。
あと最後に……。以上で。あと見つけたらまた質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) それでは、23ページの総合計画審議委員会ですけれども、これは当初予算でご説明しましたが、基本構想に及んだときは審議会を設置することになっておりますので、今回後期計画部分の策定だけで終わっておりますので、審議会は設置しておりませんので、その分減額したということになっております。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) それでは、22ページの中段のほうの上のほう、13委託料、メンタルヘルス研修業務ということで、当初予定はしてございましたけれども、実施するに期間的な時間がとれなかったということで未実施になってしまって、全額減額ということになりました。
あと、中段の情報化推進費、こちらにつきましては、委託料のこちらシステムサポート業務ということで、これはあくまでパソコンのシステム等の事業になります。あとあわせて、下の使用料及び賃借料、こちらはOA機器等賃借料ということで、いずれも入札等によります実態に合わせた形での減額ということになります。現在、町では危機管理のほうでタブレット、スマートフォンを設置しておりまして、それで情報の発信なり、情報の収集ということにしてございます。先ほど雪害の関係でお話ありましたけれども、そういうところもこれ、情報の発信については逸してしまったということもあろうかと思います。それもちょっと検証しながら次回と、次回の対策については生かしていきたいということで思ってございます。
あと、39、40ページ、こちらにつきまして、使用料及び賃借料、中段ですけれども、22万2,000円、先ほどお話ししたとおり、こちらでタブレット、あとスマートフォンを準備しておりますので、それでもってして情報の発信を的確にやっていきたいなと思ってございます。これにつきましても、災害時、雨、雪にかかわらず、それに対応するような体制もとっていきたいなと思ってございます。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) この補正予算案、調製した時点でまだ大雪降る前というふうなことで、1月いっぱい、これまでの実績プラス過去5年間の平均で調製したところ、大体1億1,200万程度の当初の今回の調製するときの予定でございました。しかしながら、8、9、15、16というようなことで2週降って、ほとんどこの予算については、きょうの2月24日現在、ほとんどもう消化されるような状況にはなっております。ちなみに、12月から2月、先週の大雪まで、除雪の最高出動回数は17日ですか。融雪が47日というようなことで、町内3工区に分けておりまして、北から1工区、北からの南部6区含めたのが1工区ということで、約3,740万ですか。2工区が西から日吉台、富ケ丘、鷹乃杜、杜乃橋、それから大清水、上桜木を含めた箇所をやっておりますが、ここが結構融雪箇所多うございまして、3,920万ほど。それから3工区というようなことで、東から東向陽台、明石台、成田地区、これが3,610万ほどの見込みで今回予算計上させていただいたものでございます。
議長(浅野幹雄君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) それでは、43、44ページでございます。公民館費の中の報酬でございますが、非常勤、公民館協力員につきましては今、日額報酬という形になっておりますので、その日の会議等に出席した場合にお支払いをするということで、実績で今回の減額となっております。
それから、図書集配業務でございますが、現在6館の公民館をシルバー人材センターにお願いして集配をしているところでございまして、日数等の減がございましたので減額ということでございます。宮城県図書館等との連携という形でございますが、公民館を通しまして借りたい本がございましたら、宮城県図書館のほうに言って、それを郵送されてお貸しするというシステムはでき上がっておりますので、それのご活用もいただければと思っております。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) それでは、19、20ページ、16款1項1目財産貸付収入についてでございますけれども、こちらにつきましては普通財産の貸し付けに伴う実績としての追加でございまして、普通財産として貸し付けている主なものにつきましては、あけの平交差点の入り口、今現場事務所等建っていますが、あちらの貸し付け、それから富ケ丘の汚水処理場跡地の貸し付け、これらによる増ということでの追加となってございます。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 19ページ、20ページ、20款1項1目延滞金、こちらにつきましては現在調定額で1,300万を超えていまして、当初240万、今件数ということでしたが、こちらにつきましては各納期と税額と延滞金一緒になってきていまして、件数等については把握はできない状況となってございます。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 同じページの20款4項1目の2節給食費納付金の減額の関係でございます。給食費納付金につきましては、当初予算におきまして見込みで人数並びに回数を計上しているところでございます。今回、回数並びに人数がおおむね確定したということで減額をするものでございます。ちなみに、東向陽台小学校では、1年間で175回の給食回数でございます。人数が8名減った、見込みより少なかったんですが、それだけで大体60万程度の減額になるというところでございます。
続いて、41、42ページの10款2項2目18節備品購入費の減額の部分でございます。こちらにつきましては、学級増の見込み数の減によっての減額ということになります。こちらにつきましては、学級増によってスクールセット等の購入ということになりますが、当初10クラスを予定しておりましたが、現実的には現在のところは6クラスが見込まれるということでの減額でございます。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀 郁雄君) 24ページの住基法改正対応基幹システム適応業務につきましては、随意契約による方法でございます。
議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。もとい、都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 38ページの国営みちのく杜の湖畔公園建設負担金につきましては、26年1月に県のほうから25年度の事業確定ということで、57万6,000円という負担金額が示されまして、不足分の18万6,000円分を増額補正させていただいたところでございます。あと、この建設事業につきましては、平成25年度で完了ということになりますので、26年度以降は負担金はなしという予定でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) まず、情報発信関係で、この非常にてきぱきと情報発信してきているわけですけれども、やはりそういう意味ではこのタブレット端末とか、こういったものが非常にこの前入札では4台か5台ぐらいしか入っていないような感じを受けています。それで、職員の方々が行事やるたびにまたカメラ持ってきて写しているようですけれども、こういったものもそういったタブレットなどですぐに情報発信していくような態勢というものを考えられないかと思うんですが、このOA機器の賃借のところで再度質問したいと思います。
それから、47ページ、給与費明細書のところですけれども、ここの教育委員が1名減になっているんですが、9月から。この1名減の分がずっと調べてみて、前回のときには選挙管理委員会関係の特別職、今回はまた別な形で出されているわけですが、この教育委員1名減の分の給与明細書というか、こういったものはいつ提案されているのか、質問したいというふうに思います。以上です。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) それでは、22ページのタブレットということで、最近の最新のツールを使いながらやっていくことは必要だと思います。先ほどタブレット等4台という話でしたけれども、そちらのほうであれば当然活用していくのは当然だろうと思います。
あと、給与費明細につきましては、こちらは教育委員については減額はしてございません。こちらのほうはその他特別職の分ということでおろしているもので、今回の企画費のほうかな、そちらだったと思いますけれども、そちらのほうの報酬分、そちらのほうを減額したところでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 私が質問したのは、社会教育委員が1名減になっているのに、ここのその他の特別職の減がまだ提案されていないように思うんですがという質問なんですけれども。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) おろしてはいない、そのまま残としているところでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。16番永野久子君。
16番(永野久子君) 36ページですが、道路維持費の委託料4,325万の中の除融雪業務についてですけれども、かつて除雪融雪の割合が、除雪が3、融雪が7というふうに伺ったように記憶しているんですけれども、実際に感覚ですけれども、融雪をされているという実感が余りないのですが、この融雪車が出るタイミングはどういうタイミングで出るのか。例えば、素人なんでわからないんですが、雪が降ったばかりのころがいいのか、圧雪になってからでは効果がないのかといったようなことで、その出動のタイミングというのはどういうときに融雪車が出るのか。
というのは、除雪されますと、自宅の前に大きく除雪した雪が積み重なってかたくなって、これを取り除くだけでも大変な思いをされている方が多いんですけれども、できるだけ融雪でお願いをしたいという声が結構出ておりますので、この辺について改めて伺います。
それから、もう1点ですが、42ページです。小学校建設費、工事請負費の富谷小学校トイレ改修工事2,693万5,000円、当初予算の全額が減額されているわけですが、先ほどのご説明で2回入札をやって不落になったと。随意契約も難しいということで、これはこのまま全部減額ということですが、子供たちが使うトイレの改修ですので、一刻も早くできればやってほしいと思っています。そこで、今後の見通しはどうなるのか、どうなっているのかということと、入札に当たっての応札、応募者のその条件の緩和あるいは参加される業者さんのその地域の範囲を広げるといったような対応がとられるのかどうか、伺います。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 融雪路線は1次路線、幹線道路のみでございますので、出勤のタイミングといいますか、毎日夕方4時の気象情報、私のほう、仙台市及び富谷町のほうのを用いながら、朝方、次の日の6時まで気象情報を確認し、日中降ったものが夜凍る。あるいは夜中に降り始めるというようなことは想定して、出動する時間ですね、夕方出動、あるいは夜の11時出動、あるいは朝方の2時出動というようなことで、大体3パターンから4パターンぐらいの出動時間をもって指示して融雪させているものです。ですから、大変申しわけないんですが、住宅地内の2次路線、3次路線という箇所については、ふだんは融雪できないものです。ただ、しかし、過去には何回か日陰で圧雪状態になって、どうしても除雪だけではおぼつかないというような箇所については、部分的に融雪車で散布して、一度解かしてかき起こしてやったという事例もございます。ちなみに融雪の今年度使用している割合ですね。78%、現在であります。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) それでは、小学校のトイレ改修関係についてお答え申し上げます。まず25年11月21日に一般競争入札の公告を行いました。それで、条件についてはいつもの条件ということで、宮城県内に支店、本店、営業所というような条件は付させていただいておりましたけれども、この状況からまず参加者がゼロだったということで、入札自体が不調という形になりました。その後、一般競争入札から指名競争入札に切りかえまして、まず12月10日、8者の業者を指名させていただきましたが、6者辞退、それで2者応札しましたが、金額的に不落と。その後、もう一度業者を入れかえまして1月16日、11者を指名いたしまして、10者辞退で1者残りましたけれども、金額的に不落というようなこの状況でございました。トイレ改修につきましては、議員がおっしゃいますとおり早目に何とかしたいという思いは一緒でございますけれども、この入札の状況から、今回は25年度の事業は難しいと判断しましておろさせていただいた実態がございます。
それで、26年度当初予算にも計上してございませんので、26年度以降の事業ということで考えていますが、その辺の状況を踏まえまして検討するというところでございまして、何年もそのまま保留にするという考えではございません。随時検討してまいりたいという状況でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 37、38ページです。上の段になります。あけの平12-1号線の交差点、先ほども説明ありましたが、もう少し詳しく、いつぐらいにどのようになるのか、お尋ねしたいと思います。新しい小学校の入学が来るあたりまでにはどうなっているのかをお知らせいただきたいと思います。
それと、先ほど教育委員の1人が今不在だということですが、こういうことについてはいつの時期にこれまで減額するのか、この時期についてはどのように考えているのか、お尋ねしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。教育委員。(「教育委員、減額については実務じゃないでしょうかね」の声あり)いつごろ。(「じゃ、減額が出てこないのはその……」の声あり)補充は……。(「いや、補充ではないんです」の声あり)もとい、菅原教育長。(「総括表に載っていたから」の声あり)もとい、総務部長。
総務部長(小野一郎君) 存置ということで、その時期が来ればおろすなりなんなりということになろうかと思いますけれども、特別職についてはそれに合わせる形でやるのが適切だろうと思います。今回につきましては、そのまま残したところでございます。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 私どもは今年度中の竣工を目指して現在やっているところでございますが、あの2週続いた大雪、それから一部にかなりの湧水があったということで、その附帯工事等も合わせて一応保険といいますか、繰越明許費も今回設定をさせていただいて、3月はあくまで目指しますけれども、4月に入ってからについては年度を超しても早目の竣工を目指すということで現在努力しております。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) しかるべき時期にということでしたが、たしか9月の末日で任期が切れていたかと思うんですね。そうすると、9月の議会、12月、今のということになっておりますが、こういう事態を放置しておくということにはならないと思うんですね。もちろんその事務的なこともありますが、教育委員のちゃんとした正規のものになるようにするために、今どのようなことが行われているのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。もとい、若生町長。
町長(若生英俊君) 教育委員の補充については、今人選検討中でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。3番出川博一君。
番(出川博一君) それでは、ダブらないように8項目ほどお願いします。
まず、14ページ、1款町税の固定資産税、滞納繰越金4,400万とあるんですけれども、この件数をお願いいたします。
それから、同じ14ページの12款1項負担金で、ここにある過年度保育所保育料41万3,000円減額とあるんですけれども、これは債権放棄ということなのか、お尋ねします。
あと、その下のわか葉保育所保育料が200万ほど減額になっているんですけれども、これはいわゆる幼児数が少なかったためなのか、26年度では60名前後の計画だったということなので、その辺のあれをお聞きしたいと思います。
それから、22ページ、2款総務費の下から2行目、ユーマイタウンの3億5,000万の積み増しなんですけれども、それによって残高は幾らになるか、お願いいたします。
それから、32ページ、32ページの4款衛生費2項清掃費で、説明欄の一番下、松森工場共同整備事業、これ1,500万ほど減額になっていまして、実質負担が1億5,000万ほどかなと思いますけれども、その確認と、これ全体計画はどういうふうになっていて、これからいつまで負担して総額が幾らぐらいになるのか、お願いしたいと思います。
それから、34ページ、6款農林水産業費の農業費で、説明欄下段、ブルーベリー産地拡大事業、これ50万円減額になって当初予算でも50万だったのでこの事業をやめたのかどうか。
それから、36ページ、7款商工費の説明欄の企業立地推進奨励金800万ほど減額になっているんですけれども、これはどこの分で減額になったのか。ただ、これは12月の補正で400万ほど増額追加しておりまして、これ基本的には、いわゆる1月1日時点の固定資産税を払った事業所に対して、ある程度予測が立つやつなのに、なぜこのように補正で出るのか、その辺も含めてお願いいたします。
それから、38ページですね。38ページの一番下の行、土木費なんですけれども、これは住宅管理費が特定財源その他で2,400万減額になって、一般財源に振りかわっているんですけれども、これは多分当初の策定誤りではないかなというふうに思うんですけれども、その確認です。
それから最後、47ページ、その他特別職で34名、200万ほど減額になっていますけれども、これは何の委員会か、その辺のところをお願いします。以上です。
議長(浅野幹雄君) 本日の会議は、議事の都合により時間を延長して行います。
税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 13ページ、14ページの1款2項1目固定資産税の滞納繰越分4,400万に対して、件数ということなんですけれども、現在固定資産税の収納額が当初予算よりも大分上回りまして、七千数百万ですね、入っている実情から見まして、当初予算と現在の入っている金額の差額として捉えた数字でございまして、件数幾らということはちょっと捉えてはございません。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。もとい、子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) それでは、14ページの児童福祉費負担金でございますが、過年度分の保育料につきましては当初130万円を見込んでおりました。88万7,600円の歳入がありまして、残りの41万3,000円を減額したものでございまして、これは26年度に引き継いで過年度分として取り扱うことにしております。
明石台わか葉保育園の保育料につきましては、定員が120名でございましたので、120名を入るものとしての計画をしておりましたが、実際的には120名が入らなかったもので205万円の減額というふうになってございます。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) それでは、22ページでございます。ユーマイタウン施設整備基金の残高というところでございますけれども、今回の3億5,000万円を追加いたしますと、総額12億700万という残高となります。
それから、37、38ページのちょっと財源更正につきましては、済みません、ちょっと今手持ち資料ございませんで、この件については後でご回答差し上げたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀 郁雄君) 32ページの松森工場共同整備事業でございます。今回1,582万4,000円の減額につきましては、仙台市のほうが起債を充当したことによっての今回減額ということの通知をいただいている状況でございます。総額といたしましては、そもそもおよそ24億円の建設負担金ということになってございます。期間につきましては、平成12年度から平成30年度というような記憶でございます。平成32年度までというような全体計画でございます。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) では、34ページのブルーベリー生産産地拡大事業50万の減額は、ブルーベリーの苗木の新植時の補助ですが、今年度申請がなかったために減額するものです。
それから、36ページ、企業立地促進奨励金及び雇用促進奨励金の減額につきましては、当初予算で、3社該当していましたが、1社につきましては実績で計上しました。そのほか、2社につきましては25年度予算策定時にまだ申請がなかったために、聞き取りによりまして算出しておりまして、その差額が生じたものです。なお、12月に1社補正いたしましたが、その後については予算どおり支払いを行っているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。もとい、総務部長。
総務部長(小野一郎君) それでは、47、48ページの給与明細書でございます。34人ということで延べ人数になってございます。こちらのほうは非常勤職員ということで、6項目の非常勤職員になります。1つ目が総合計画審議会委員、あと2つ目が健康づくり推進協議会委員で、食育推進会議委員、社会教育指導員、あとスポーツ推進委員、公民館協力員ということで、先ほど公民館協力員は質問ございましたけれども、それぞれの出面というか、出た日に応じての減額ということになりますので、この数字となってございます。そのトータルが201万6,000円の減額ということになってございます。(「38ページ、まだ回答もらってない。住宅管理費の特定財源が一般財源に振りかわって」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 先ほど済みません、私のほうから回答させていただきました、37ページ、それから38ページにあります財源の更正ですけれども、ちょっと今手持ち資料ございませんので、後で回答させていただきますということで、先ほど回答させていただきました。
議長(浅野幹雄君) 後でって先ほど言ったのね。(「ああ、そうですか。失礼しました」の声あり)3番出川博一君。
3番(出川博一君) 時間もあれですので、2点だけ。
明石台のわか葉保育園ですけれども、26年度予算では60名増ということで、その補助金が計上されているんですけれども、ただ120人に満たなかったということの回答ですけれども、そういう意味では需要はあるんでしょうか。その点1点。
あともう1点は、松森の清掃工場なんですけれども、総額で24億ということですけれども、これは富谷町の負担分で24億ということですか。その2点お願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 25年度につきましては、4月からの願書ということで4・5歳児についてまだ入所の枠があったということで、今回の60名の増員に定数を変えたことにつきましては、認可外保育所の関係の補助というところで当初予算の説明のところでさせていただくことになりますが、その分を見込んでの60名定員増ということになります。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) 富谷町の負担の総額のおよその総額ということでございます。(「はい、終わります」の声あり)
議長(浅野幹雄君) この際、午後5時15分まで休憩をいたします。
午後5時04分 休憩
午後5時15分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
9番森栄君。
9番(森栄君) 30ページの予防費の委託料について伺います。
この委託料の契約については、受診率の低下に伴う減額か、それとも予算の過大見積もりによる減額か、どちらなのか。また、各業務における受診率はどのようになっているのか、伺います。
次に、32ページ。32ページのごみ処理費委託料の減額についてですが、富谷町では仙台市のほうに燃えるごみの業務委託をやっておりますけれども、今回この委託料の減額に係るトン数分なんですが、何トン分がこの減額の対象なのか、質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 検診の委託料の減額の件ですが、こちらは検診が終了いたいまして不用額を減額するものですけれども、これは過大見積もりといいますか、当初予算では各受診ごとの受診目標、受診率の目標を立てております。例えば、健康30であれば30%という受診者に対してですね、目標を決めております。結果、25%でしたということで、5%分見込みよりも少なく受診になったので、その分の経費を落としたというのが、ほかの検診も同じでございます。(「受診率」の声あり)
各受診率をそれぞれの検診ごとに申し上げます。健康30、こちらは25.1%、後期高齢者健診が34.8%、胃がん検診が20.7%、子宮がん検診が32%、乳がん検診が30.7%、結核検診が44.9%、肺がん検診が44.9%、大腸がん検診が39.5%、肝炎ウイルス検診が33%、前立腺がんが45.6%、脳検診が10.3%、成人歯周疾患検診が7.9%というような状況となってございます。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) ごみ収集運搬等業務のトン換算ということでございますが、結果的に請負残ということでございまして、トン換算の準備はしてございません。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第11号を採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
議長(浅野幹雄君) 日程第10、議案第12号平成25年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 議案第12号平成25年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)についてご説明申し上げます。
補正予算書の50ページをごらんください。
平成25年度富谷町国民健康保険特別会計の補正予算(第4号)は、次に定めるところによるとするものです。
第1条、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ5,521万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ39億4,289万4,000円とするものです。
2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものです。
内容につきましては、事項別明細書によりご説明申し上げます。59、60ページをごらんください。
初めに、歳入でございます。
3款1項国庫負担金につきましては、149万2,000円を減額し、6億7,949万9,000円とするものです。内訳ですが、2目高額医療費共同事業負担金は268万5,000円を減額、3目特定健康診査負担金は119万3,000円を追加するもので、それぞれ算定額、申請額の確定によるものでございます。
次に、3款2項国庫補助金ですが、11万4,000円を追加し、2億1,687万3,000円とするものです。これは、2目災害臨時特例補助金で、東京電力第一原発事故による避難指示等対象地域の被保険者の皆さんに係る医療費の一部負担金免除の特例措置分でございます。
4款1項療養給付費等交付金につきましては、1,357万3,000円を追加し、2億3,562万6,000円とするものでございます。退職者医療制度該当者の医療費給付費等の増加に伴う変更によるものでございます。
6款1項県負担金ですが、こちらは149万2,000円を減額し、2,730万2,000円とするもので、3款1項国庫負担金と同様でございます。
6款2項県補助金、32万2,000円を減額し、1億3,513万7,000円とするものです。1目乳幼児医療費補助金、こちらは11万9,000円を、3目の被保険者健康支援事業補助金20万3,000円を、それぞれ事業実績に基づく申請額の確定に基づき減額するものでございます。
7款1項共同事業交付金につきましては、3,667万9,000円を減額し、3億1,181万9,000円とするものです。1目高額医療費共同事業交付金は3,795万6,000円を減額し、2目の保険財政共同安定化事業交付金、こちらは127万7,000円を追加するもので、それぞれ交付金の額の確定によるものでございます。
次に、9款1項他会計繰入金につきましては、1目の一般会計繰入金として982万円を追加し、2億676万5,000円とするものでございます。内訳につきましては、1節の保険基盤安定繰入金、そのページをめくっていただきまして、62ページ、3節職員給与費等繰入金、5節財政安定化支援事業繰入金、こちらは地方交付税にて措置されているものでございます。6節その他一般会計繰入金として、それぞれ交付決定及び所要額の確定に伴い計上しているものでございます。
9款2項基金繰入金につきましては、3,873万7,000円を減額して、1億8,112万1,000円とするもので、財源調整でございます。このことによりまして、国庫財政調整基金の現在の保有額につきましては、予算額ベースで9億1,163万7,000円、保有率29%という状況となってございます。
次に、歳出について申し上げます。63、64ページをごらんください。
1款1項総務管理費につきましては、53万9,000円を追加し、3,912万5,000円とするもので、1目の一般管理費は81万1,000円を追加、2目の連合会負担金は27万2,000円を減額するものでございます。1目の一般管理費13節委託料の81万1,000円の追加につきましては、システムのウインドウズXPのサポート終了に伴うシステムのバージョンアップと高齢受給者負担割合区分の変更に伴う改修に要する経費でございます。
1款2項徴税費につきましては、140万円を減額し、1,967万3,000円とするもので、1目の賦課徴収費の11節需用費、12節役務費をそれぞれ減額するものでございます。
1款4項趣旨普及費につきましては、2万1,000円を追加し、94万9,000円とするもので、啓発用パンフレットの印刷に要するものでございます。
次に、2款1項療養諸費につきましては、500万円を追加し、23億5,999万4,000円とするもので、1目の一般被保険者療養給付費は財源更正です。2目の退職被保険者等療養給付費につきましては、医療費が増加しておりまして、予算額に不足を生じるおそれがあるため、増額追加するものでございます。
2款2項高額療養費につきましては、200万円を追加し、2億4,662万4,000円とするもので、1目の一般被保険者高額療養費は財源更正です。2目の退職被保険者等高額療養費につきましては、前項同様に予算額に不足が生じるおそれがあるため、追加するものでございます。
次の65、66ページをお願いします。
次に、3款1項後期高齢者支援金等及び5款1項の介護納付金につきましては、いずれも財源更正でございます。
6款1項共同事業拠出金につきましては、4,777万円を減額し、3億7,563万円とするものでございます。1目高額医療費共同事業拠出金、2目保険財政共同安定化事業拠出金をそれぞれ拠出金の額の確定に伴い負担金を減額するものでございます。
7款1項特定健康診査等事業費につきましては、1,360万5,000円を減額し、3,444万4,000円とするもので、特定健康診査等業務の事業実績に応じて減額するものでございます。
以上です。お願いします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第12号を採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
議長(浅野幹雄君) 日程第11、議案第13号平成25年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) それでは、議案第13号平成25年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。
平成25年度各種会計補正予算及び補正予算に関する説明書68ページをお願いいたします。
第1条でございます。歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ80万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億999万7,000円とするものでございます。
第1条第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものとし、69ページから70ページにお示しをしてございます。
それでは、詳細をご説明申し上げます。77ページ、78ページ、お願いいたします。
歳入でございます。
2款1項1目下水道使用料は、収納見込みにより減額でございます。
3款1項1目下水道事業費国庫補助金は、社会資本整備総合交付金確定により追加するものでございます。
4款1項1目一般会計繰入金は、歳入歳出予算の減額、追加等による調整により、1,031万5,000円を追加するものでございます。
6款1項1目雑入、消費税還付金は、確定申告による還付でございます。
7款1項1目下水道事業債は、吉田川流域下水道負担金の確定により、起債借入額を減額するものでございます。
8款1項1目一般寄附金は、宮城県下水道公社が財団法人から一般財団法人に移行したことに伴う出資関係を終了するための寄附金でございます。
79ページ、80ページをお願いいたします。
歳出でございますが、1款1項1目下水道総務費13節の委託料は、平成24年度公共下水道使用料徴収事務、下水道事業に委託しているものでございますが、こちらの精算に伴う追加でございます。27節公課費は、平成25年度内に納付する金額の確定により、所要の額を、消費税の額を減額するものでございます。
1款1項2目下水道維持費13節委託料は、入札執行等による執行残を減額するものでございます。
1款2項1目流域下水道費は、維持管理負担金の確定により追加、1款3項1目流域下水道建設費は、吉田川流域下水道建設負担金の確定により追加するものでございます。
歳出については以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第13号を採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
議長(浅野幹雄君) 日程第12、議案第14号平成25年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) それでは、説明書82ページをお願いいたします。
議案第14号平成25年度富谷町介護保険特別会計の補正予算(第4号)は、次に定めるところによるものでございます。
第1条、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ367万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ19億9,280万円とするものでございます。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。
それでは、91ページをお願いいたします。
歳入でございます。
3款1項1目1節介護給付費負担金を27万5,000円追加するものでございます。
2項2目1節介護予防事業費交付金を、二次予防事業確定により国庫補助金93万7,000円を減額いたすものでございます。
3目1節事業費補助金は、介護報酬改定に伴うシステム改修補助金79万5,000円を追加いたすものでございます。補助率2分の1でございます。
4目1節災害臨時特例補助金1,000円は、震災による国庫補助金、福島原発による利用者自己負担分を受けるための科目の創設でございます。
4款1項2目1節介護予防事業交付金108万7,000円の減額は、二次予防事業に対する支払基金交付金分でございます。
5款1項1目1節介護給付費負担金は、27万7,000円を減額いたすものでございます。
2項1目1節介護予防事業費交付金46万9,000円の減額は、先ほどの二次予防事業の実績によるものでございます。
6款1項1目1節介護予防ケアプラン作成費収入は、116万円を減額いたすものでございます。
8款1項1目1節介護給付金は2,000円の減額、2節地域支援事業繰入金は46万9,000円の減額、先ほどの二次予防事業の実績によるものでございます。
5節事業費繰入金43万2,000円の追加は、システム改修によるものが主なものでございます。
次のページをお願いいたします。
2項1目1節介護給付費準備基金繰入金を78万1,000円減額し、財源調整をいたすものでございます。
次の95ページをお願いいたします。
歳出でございます。
1款1項1目3節委託料159万2,000円の追加は、介護報酬改定に伴うシステム改修業務に要するものでございます。
3項1目介護認定審査会費16万8,000円の追加は、黒川行政事務組合の負担金の増によるものでございます。
2目介護認定調査費等は調査員の賃金の減額が23万円、費用弁償に係る減額が16万円でございます。手数料12万6,000円の減額は、主治医意見書件数の見込みによるものでございます。
2款1項3目施設介護サービス給付費は、実績見込みより550万円を減額するものでございます。介護老人福祉施設の見込みのところが緩やかなためでございます。
4目居宅介護サービス計画給付費は、50万円の追加でございます。
2項1目介護予防サービス給付費は350万の追加、2目介護予防サービス計画費は50万の追加、4項1目高額介護サービス費は100万円の追加を、それぞれ実績見込みによりいたすものでございます。
次のページをお願いいたします。97ページです。
3款1項1目二次予防事業費は、訪問指導対象者が少なかったため、訪問看護師賃金及び旅費を減額いたすものでございます。委託料345万1,000円の減額は、二次予防事業対象者把握事業の確定や参加者の確定により、教室回数等を調整いたしたものでございます。要介護認定を受けていない65歳以上の高齢者6,420名に基本チェックリストを送付し、その結果1,148名が事業対象となり、うち112名が介護予防に取り組まれたものでございます。
2項4目の介護予防ケアマネジメント事業費は、実績見込みによる減額でございます。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第14号を採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
議長(浅野幹雄君) 日程第13、議案第15号平成25年度富谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) それでは、説明書100ページをお願いいたします。
議案第15号平成25年度富谷町後期高齢者医療特別会計の補正予算(第3号)は、次に定めるところによるものでございます。
第1条第1項、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ17万4,000円を減額いたし、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億3,972万2,000円とするものでございます。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。
109ページをお願いいたします。
歳入でございます。
3款1項2目介護保険基盤安定繰入金を17万4,000円減額いたすものでございます。額確定によるものでございます。
次のページをお願いいたします。
歳出でございます。
2款1項1目納付金を17万4,000円を減額いたすものでございます。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第15号を採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
議長(浅野幹雄君) 日程第14、議案第16号平成25年度富谷町水道事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) それでは、議案第16号平成25年度富谷町水道事業会計補正予算(第3号)についてご説明を申し上げます。
説明書114ページでございます。
平成25年度富谷町水道事業会計補正予算(第3号)、第1条でございます。総則、平成25年度富谷町水道事業会計の補正予算(第3号)は、次に定めるものとし、第2条、予算第3条で定めた収益的収入及び支出の予定額を補正するものでございます。
収入の第1款水道事業収益では131万6,000円を追加、合計を10億5,633万円とするものでございます。第1項の営業収益で94万8,000円、第2項の営業外収益で36万8,000円を追加するものでございます。
支出の第1款水道事業費用でございますが、51万円を追加、合計を10億9,218万9,000円とするものでございます。第3項の特別損失で51万円を追加するものでございます。
第3条、予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額を補正するもので、収入では第1款資本的収入で4,900万6,000円を追加、6,609万3,000円とするもので、第2項の開発負担金で4,900万6,000円を追加するものでございます。
支出でございますが、資本的支出で1,074万4,000円を減額、第1項の建設改良費で1,074万4,000円を減額でございます。
詳細でございますが、118ページお願いいたします。
収益的収入及び支出でございますが、収入の1款1項2目その他営業収益、下水道負担金で94万8,000円で、公共下水道使用料徴収負担金の精算により94万8,000円を追加するものでございます。
1款2項4目雑収益では、水道管破裂事故賠償金等で36万8,000円の追加でございます。
支出の第1款第1項3目特別損失は、不納欠損51万円を追加するものでございます。
資本的収入及び支出では、収入、1款2項1目開発負担金で、明石台東地区分等で4,900万6,000円の追加でございます。
支出では、1款1項1目配水施設費で、町道穀田線水管橋等移設に係る設計委託の未実施により、1,074万4,000円を減額するものでございます。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第16号を採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
議長(浅野幹雄君) 日程第15、議案第17号平成26年度富谷町一般会計予算、日程第16、議案第18号平成26年度富谷町国民健康保険特別会計予算、日程第17、議案第19号平成26年度富谷町下水道事業特別会計予算、日程第18、議案第20号平成26年度富谷町介護保険特別会計予算、日程第19、議案第21号平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算、日程第20、議案第22号平成26年度富谷町水道事業会計予算については、富谷町議会会議規則第37条の規定により、一括議題といたします。
お諮りいたします。ただいま一括議題といたしました議案第17号から議案第22号までを、富谷町議会会議規則第39条第3項の規定によって、議案の説明を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第17号から議案第22号までは、議案の説明を省略することに決定いたしました。
ここで、お諮りいたします。ただいま議題となっております平成26年度富谷町各種会計予算については、富谷町議会委員会条例第5条の規定及び富谷町議会先例集96により、議長を除く議員全員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査したいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、平成26年度富谷町各種会計予算については、予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。
この際、予算審査特別委員会の委員長及び副委員長を選任していただくため、暫時休憩といたします。
午後5時45分 休憩
午後5時45分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
予算審査特別委員会の委員長及び副委員長が選任されましたので、その結果を報告いたします。
委員長に山路清一君、副委員長に菅原福治君が選任されました。よって、本案件は予算審査特別委員会の議題といたします。
ここで、お諮りいたします。議案調査等のため、明日2月25日から3月4日までの8日間を休会にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、明日2月25日から3月4日までの8日間を休会とすることに決定いたしました。
なお、3月5日の本会議は、午前10時からの開会といたします。
これをもちまして本日の日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。
午後5時46分 散会
平成26年3月5日(水曜日) 午前10時00分 開議
第1 会議録署名議員の指名
第2 一般質問(通告番号1番~6番)
一般質問 | 9番 森栄議員 | ||||||||||
1 | 富谷町の除雪の課題と対策について | ||||||||||
17番 磯前武議員 | |||||||||||
1 | 企業誘致と雇用の拡大を問う | ||||||||||
2 | 障がい者の就労支援について問う | ||||||||||
3番 出川博一議員 | |||||||||||
1 | 出張所の行政サービスを考える | ||||||||||
2 | (仮称)明石台小学校開校へのスケジュールは | ||||||||||
3 | 再び問う!臨時財政対策債の使い道 | ||||||||||
2番 菅原福治議員 | |||||||||||
1 | 老朽化が著しい、町内会館の建て替えを早急に | ||||||||||
2 | 福島第一原子力発電所事故で発生した指定廃棄物の処分場について | ||||||||||
3 | 除雪能力の向上と通学路の確保を | ||||||||||
12番 山路清一議員 | |||||||||||
1 | 高屋敷地区工業用地の現況を問う | ||||||||||
2 | 杜乃橋北側丁字路に一時停止標識が必要では | ||||||||||
7番 浅野直子議員 | |||||||||||
1 | 地域包括ケアシステムの取り組みについて | ||||||||||
2 | 町道除融雪事業費拡充と雪道対応について | ||||||||||
3 | 利便性のある交通手段の運用を |
議事日程のとおり
午前10時00分 開議
議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
本日の議事日程につきましてはお手元に配付のとおりであります。
議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、富谷町議会会議規則第127条の規定により、14番細谷禮二君、15番佐藤聖子君、16番永野久子君の3名を指名いたします。
議長(浅野幹雄君) 日程第2、一般質問を行います。
通告順に発言を許します。9番森栄君。
9番(森栄君) 皆さん、改めましておはようございます。
私は、通告に従い、富谷町の除雪について質問いたします。
私に、多くの住民から富谷町に対する不満や要望の声が多数寄せられました。それは、2月に発生した大雪に対する富谷町の除雪に対する不満や要望の声であります。
去る2月8日、9日、及び2月15日、16日の南岸低気圧の通過で、関東・信越・東北地方を中心に降り続いた週末の2度の記録的な大雪により、東京などの首都圏では航空機や新幹線が運休しました。また、大雪により高速道路では交通渋滞や交通遮断などが発生して、国民の生活に著しい混乱を招きました。
宮城県内においては、仙台市で積雪の記録が更新され、泉区のシェルコム仙台の屋根が大雪で破損し、穴があく被害が発生しました。また、宮城県と山形県を結ぶ国道48号線の関山峠では、大雪で一時車が立ち往生するなどの状況も発生しました。さらに、この歴史的な大雪で、県南の丸森町では道路が遮断され、一部の地区では数日間孤立するという状況が発生しました。
我が富谷町では、おおむね地域により35センチメートルから45センチメートルの積雪があり、通学・通勤する学生や会社員などが利用するバスや自動車が、大雪により交通渋滞が発生しました。また、大雪のために自動車がスリップしたり、側溝に入ったりするなど、住民生活に多大な影響を及ぼしました。さらに、児童生徒が通学する冬期における通学路の安全確保や、ひとり暮らしの独居老人世帯や高齢者世帯の自宅から公道までの除雪の問題や課題も提示しました。このように、多くの住民から大雪の除雪に対する不満や要望の声が多数寄せられましたので、私は富谷町の除雪の課題と対策について、12項目について質問いたします。
第1点は、通常の積雪の場合の除雪体制はどのようになっているのか質問いたします。
第2点目は、今回の大雪に対する初期初動体制について、町では災害時職員行動マニュアルに沿って、大雪対策特別警戒本部を設置して、除雪及び被害に関する調査を実施していますが、具体的にどのように対応したのか質問いたします。
第3点目は、2月8日、9日の1度目の大雪から、2月15日、16日の2度目の大雪までの期間に、1度目の除雪が完全にできなかった理由は何か質問いたします。
第4点目は、今回のような歴史的に記録的な大雪の場合は、幹線道路の除雪だけでなく、団地内の道路も除雪してほしいという声が多数寄せられましたが、今後今回のような大雪の場合にどのように対応するのか質問します。
5点目は、大雪対策特別警戒本部に対して寄せられた今回の大雪に対する住民からの除雪に関する苦情件数と苦情内容について質問いたします。
第6点目は、週末の2度の大雪で、通学路の除雪がされておらず、月曜日に学校に登校する児童生徒が雪に足をとられたり、転んだりしている姿が見受けられましたが、冬期における児童生徒の通学路の除雪について、教育委員会では今回どのように対応したのか質問いたします。
第7点目は、児童生徒の通学路の除雪作業について、シルバー人材センターを活用して児童生徒が通学する時間帯の前に通学路を除雪できないか質問いたします。
8点目は、旧富谷町の16町内会に住むひとり暮らしの独居老人世帯や高齢者世帯の自宅は、町道や県道から数十メートル離れており、今回のような大雪の場合、高齢のために自宅から公道までの除雪が困難だと思われます。また、団地に住む高齢者世帯でも、玄関や駐車場から町道への除雪も困難な状況のようでした。これらの高齢者は、病気を抱えており、タクシーや救急車を呼んでも、公道から自宅までの除雪が行われていないために、自宅までタクシーや救急車が入れず、最悪の場合高齢者の命にかかわるような状況も発生すると思いますが、このような独居老人世帯や高齢者世帯の自宅から公道までの除雪について、今後どのように対応するのか質問いたします。
9点目は、今回の大雪の除雪の関連で質問いたしますが、除雪作業業務委託業者数と、今回の除雪にかかった費用はどれぐらいだったのか質問いたします。
10点目は、今回の大雪で自動車が積雪のためにスリップしたり、側溝に入ったりするなどの光景が見られ、太子堂や鷹乃杜の住民からは、道路側溝の早期の有蓋化を強く望む要望の声が多数寄せられました。また、道路側溝未整備地区である富ケ丘の住民からも、早急に道路側溝の有蓋化を要望する声が多数寄せられましたが、これらの道路側溝未整備地区における今後の道路側溝整備の計画について、今後どのように対応するのか質問します。
11点目ですが、去る2月の2度の大雪は、交通渋滞など生活の混乱を招いただけではなく、農家の園芸ハウスやビニールハウスが倒壊するなどの農業被害をもたらしましたが、今回の大雪による農家の被害や町の施設などの被害状況はどのようになっているのか質問いたします。
12点目ですが、今回の歴史的で記録的な大雪は、火事や地震などの通常の災害だけでなく、改めて自然災害の課題を提示しましたが、今回の大雪による除雪についての住民からの苦情や要望を、今後防災計画などにどのように生かすか質問いたします。
以上、12項目について質問いたします。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
ご案内のとおり、9日、10日、そしてまた翌週土日ということで、2週連続の大雪となりました。情報は既に報道にあるように、我々今元気で過ごしている皆さん、かつて経験したことのない最大積雪量と、このような認識でいるところでございます。
そのような中で、想定外というふうなことは申し上げたくはないところでありますけれども、今まで経験したことのない積雪量であったというようなことはそのとおり事実でございます。そのような中で、除雪体制のありようについてご質問いただきましたので、順次申し上げたいと思います。
1つ目につきましては、言うまでもなく除雪、個人でできる部分、そしてまた個人の力を超える部分と、こうあるわけです。したがいまして、個人でできる部分、門前除雪等含めて、極力労力奉仕をお願いしたいと、このようなことで、それぞれの町内会で相当いろんな、また別な意味で一生懸命隣近所、力を合わせて進めましたというような声も相当数届いているところでございます。目的は道路確保、そしてまた事故防止というふうなことにおおよそまとめられようかと思います。そのような中で、日常の通学であったり出勤であったり、妨げられるわけでありますので、車を出す、そしてまた公道でスムーズに走行できる、そしてまた事故防止につなげる、こんなふうな趣旨で除雪は行われているというふうなところでございます。
そのような中で、1次路線、2次路線というふうな言い方をしておりますが、町内に町道約250キロ、ざくっと言えば富谷町の町道は250キロと、こうなります。1次路線として、5センチ以上の積雪で除雪しますというのが約95キロ、100キロ弱という感じでございます。そして、10センチ以上とするところが75キロ程度というふうになります。したがって、除雪している道路延長距離数は250分の170ぐらいです。250キロのうち170キロ、何らかの形で除雪、融雪しておりますということとなります。そして、さらにまた最上位の重要路線につきましては、1次路線として5センチ以上積雪の場合、融雪をして除雪をする、除雪をして融雪をする、そういうふうな繰り返しの中で、積雪に対応すべく努めたところでございます。回っても回っても雪が降り積もるというふうなことで、その辺のところから町民の皆さんにご不便やら、あるいは不都合やら、町の除雪体制のことでご批判、そしてまたご不満、そして要望、注文、こんなふうなところにつながったと認識するところであります。
町は従前どおり3工区、3業者にエリアを決めて実施しておるというのは従前どおりでございます。初動体制につきましては、2月8日土曜日の5時21分、大雪警報が発令されました。それに伴いまして、町としましては大雪対策特別警戒本部を設置いたしまして、総務課、都市整備課、そして企画課と、この辺のところで連携しながら、体制のスタートとなったというふうなところでございます。幸いにして、日本気象協会ピンポイント情報、富谷町、泉のあたりをエリアとするピンポイント情報、相当精度、確度の高い気象情報が出ておりますので、それに合わせて職員がきょうの夜何時ごろというふうなこととなれば、5時半退庁、そして1時集合とかというような形で、建設部長のほうの指示がなされ、業者との連携、そしてまた職員体制のもと除融雪が進められると、このようなところでございます。
3つ目につきましては、なぜ一度にできなかったかというのは今申し上げたとおりです。連続して降りしきる、予想を超える、平均35センチから45センチぐらいの積雪量でありました、地点によってですね。ですからそういうふうなことで、今まで経験したことのない雪ゆえに、排雪という行為は富谷町ではとったことがありません。どこかに雪をのけて排雪するというような行為は、幸いにしてというべきか、そこまでしない状況の中で除雪をし、門前除雪にご協力をいただきながらというようなことで過ごしてきた経緯はございます。したがいまして、排雪する体制がないゆえに、やはり降り積もって、除雪するとまたこう横にたまるというふうな、そんなふうな状況の中で、結果としては1週間、2週間、完全に除雪できないというふうなご指摘につながったのではないかと、こういうふうに思うところです。
4つ目でありますけれども、今申し上げましたように全体の3分の2は除雪対象路線となっています。1億3,000万円から1億5,000万円ぐらいの経費、予算の120億円前後ですかね、そういうことからしても1%を超える、範囲を広げる、回数をふやせばそれだけ金がさが、ボリュームがふえていくと、こんなふうな関係性にありますので、極力ご要望に応えたいところではありますけれども、ここら辺のところは100%全てというあたりは今までも今後もなかなか難しい課題の一つではないかと、このように思うところです。
そのような中で、個別対応、2月20日ぐらいで大体電話での町への要望は終わったようです。129件。130件と押さえました。町長への手紙は、町長向けに発していただいたのは5通でございます。電話で129件、町長への手紙で5件というふうな中身の苦情内容、そしてまた除雪のありようについてのご提言を頂戴したというふうなところでございます。したがいまして、129件の要望の中に、ここはどうにかならないというふうなことについて十分誠意誠実を持って対応させていただいて、42カ所についてはそれぞれ本部から業者さん、オペレーターさんに連絡をとって、結果42カ所については個別対応したと、このようなところでございます。
5番目、6番目については後ほど担当課からといたします。
7番目の児童の通学路、シルバー人材センターの活用というようなことでありますので、通学路の除雪については大きな課題として今回浮き上がりましたので、ご提案のようにシルバー人材センターの活用も含めて、次年度に向けて想定を超える、ことし同様の大雪の場合についての対応を検討してまいることといたします。
8番、9番、10番、11番は後ほどといたします。
最後の12番、苦情は今後云々というようなことで、これまで述べてきたとおり、まさに129件、そしてまた5人の皆さんの署名でのご要望というふうなことでございます。十分、一理ある指摘が多いところでございますので、そういったところを真摯に受けとめながら、ぜひ少ない雪であってほしいんですけれども、このような場面を想定しながら、十分なる体制の構え、準備を整えてまいるというようなことで、次年度に備えてまいりたいと思います。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) それでは、私のほうから6番、9番、10番、11番ということで、冬期におけます児童生徒の通学路の除雪ということで、全ての通学路、町で除雪を行うというのは現在のところ困難なような状況になっております。地域によりましては、町長からもお話がありましたとおり、住民の方々が児童生徒のために除雪をして忙しい思いをして、本当に頭の下がる思いでございます。ご奉仕に感謝を申し上げます。
学校区単位で冬に除雪組織をつくり、輪番制とかボランティア等で活動していただいて、本当に助かっているところでございます。町としても、公共施設やその周辺、空き地や家屋のない路線の歩道について今回行き届かなかったことが多分にございましたので、今後の除雪対策を検討してまいりたいというふうに思います。
除雪、融雪にかかりました今回の費用というようなことで、8日、9日、15日、16日、その2週を含めた2月20日までの経費ですと、3工区、除雪で約1,400万円、融雪で約2,900万円、合わせまして4,300万円という経費をかけてやらせていただいたところでございます。なお、2月末現在、トータルで約1億2,900万円ほど上乗せで経費がかかっているような状況でございます。(「込み込みでしょ」の声あり)はい、込み込みでございます。2週では4,300万円の経費というふうな状況ということです。
側溝の整備の今後の計画ということで、議員からも地区についてご指摘ありましたとおり、鷹乃杜、富ケ丘、そして太子堂、この3地区ですね、25年度もやってきたわけですけれども、26年度、これも25年度の補正予算で先日ご可決いただきましたので、引き続き皆さんの要望の多い地区から施行してまいりたいというふうに考えております。
今回の大雪による被害状況でございますが、総務課のほうでまとめたものをご紹介いたしますと、人的被害につきましては路面凍結が原因と思われる物損事故が5件発生しております。それから、物的被害につきましては屋根からの落雪によりサンルームが破損したという方が1件確認されております。それから、農業施設では雪の重みによりパイプハウスの破損、これが26棟、被害額で約394万円というふうになっております。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 除雪作業業者の委託数。業者数。
建設部長(鴇謙一君) 委託業者数は、町長も申し上げましたが3工区3業者、除雪機械は合計で10台でございます。
議長(浅野幹雄君) 次に、長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) それでは、問8の独居老人世帯や高齢世帯への自宅から公道までの除雪についてでございます。今般の大雪で、おひとり暮らしの高齢者の方から1件連絡が当課のほうにも入ってございます。その内容は、ご近所の方に玄関先まで除雪をしてもらったんだけれども、とてもありがたくて、反面申しわけないと。今後こういうことがあったときにはどうしたらよいかというような内容でございました。日ごろからご近所づき合いがあったからそういういざというときの安心につながりましたねというふうな、気持ちの寄り添いとともに、ご自身で困難な場合には社会福祉協議会のボランティアセンターやシルバー人材センターにおいても除雪の事務事業を請け負っておりますのでということをお伝えしたところでございました。また、民生委員さん、日ごろの訪問活動の一環として状況確認を行っていただいたケースもございます。その中で、玄関先の雪掃きをしたというふうなところの報告も受けているところでございます。
生活環境は個々人異なりますので、今般の大雪のようにご自身での対応が無理だというふうな場合の支援につきましては、庁内関係部署とかシルバー人材センター、ボランティアセンター等の連携をとって、その支援体制というふうなところを考えてまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) これより、森 栄君の質問は一問一答により行います。
9番森栄君。
9番(森栄君) 先ほどの回答の中で、積雪5センチ以上については除雪をしているということですが、団地の住民の中からは今回のような大雪の場合、先ほども質問いたしましたけれども、団地の中の道路も除雪していただきたいという要望が強くありましたので、もう一度再回答願います。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 町としましては、まずは1次路線、幹線道路ですね、10センチになりましたら2次路線ということで、順次大きい道路に出られるような除雪体制をとっているところでございます。町長からも申し上げましたが、その他の路線、今回は43カ所ですか、個別に対処していただいているんですが、今回特別に大雪だったということで、1次路線、2次路線に出られるような状況、あとは家屋の張りつけとか、交通量の多さ少なさというようなことで判断させていただいて、本当に個別に対応させていただいた箇所もあるところでございます。これまでも日陰だったり、なかなか民家が張りついてなくてぽつんと家が建っているような状況があったというような場所については、個別に対応させていただいたところでございます。今後もそのように対処してまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 9番森栄君。
9番(森栄君) 冬期における児童生徒の通学路の除雪について、成田の大橋の手前の交差点における通学路の歩道ですが、道路中央に縁石があって、道路の左右は除雪されているんですが、その縁石の手前の子供が歩く歩道、それが除雪されていないために、交差点内の道路を子供が歩くような状況でした。このようなことを解消するためにも、シルバー人材センターの人を活用しまして対応していただきたいと思いますが、どのように考えているか質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 今の議員からのご提案ということで、シルバー人材センターの活用ということ、これも一つの考え方として今後の歩道除雪についての検討課題とさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 9番森栄君。
9番(森栄君) 次に、学校の冬期の対応について伺います。富谷町は団地の町で、共稼ぎが多く、雪の日は父親、母親がふだんより早く職場に向かうために、児童生徒が7時10分ごろに学校に登校することがあります。しかし、学校があくのは7時40分ごろのために、児童生徒が寒い雪の中で30分も待たなければならないような状況です。したがって、このような問題も生じておりますので、どのように教育委員会として対応するのかお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。もとい、菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 学校では、子供たちの安心・安全というものが何よりも最優先いたします。ですから、家庭での時間と学校で引き受ける時間の間に空白があってはいけないというのがまず基本的な考えでございます。ですから、その時間をどこに決めるかということは、やはり相互に可能な限りのところで話し合い、協議の上で現在決めております。ですから、今の議員のように家庭のほうはできるだけ早く、しかし学校のほうは職員が出勤して子供たちの安心・安全の体制が万全にとられる時間帯というのもやはりありますので、そこのところの協議をして、現在は7時半から7時40分のところで学校のほうで取り決めをし、保護者の皆さんにご理解をいただいているというところでございます。
議長(浅野幹雄君) 9番森栄君。
9番(森栄君) 大亀町内会館脇の道路から大和町の山田鶴巣に通じる道路なんですが、くの字に曲がった急な傾斜地の坂道で、側溝のふたが設けられていないんですが、このように危険な場所については早急に側溝の有蓋化が必要だと思いますが、どのように考えていますか。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) これは町道大山線ということで、以前からも沼田線が整備が終わった後の整備というようなことで一応視野に入っておりまして、ふたかけるだけでいいのかというようなことも含めて、次年度以降の検討課題とさせていただきます。もしどうしてもそこだけ必要というのであれば、前向きにふただけかけるということもできないわけではないと思います。
議長(浅野幹雄君) 9番森栄君。
9番(森栄君) 仙台三本木鳥屋線の今泉の旧齋藤商店から大和町に通じる県道について、交通量が朝晩多く、また道路幅が狭い状況でございますが、今回の大雪に対して宮城県ではどのような対応をしましたか。
議長(浅野幹雄君) 宮城県の対応は、ここでは質問しないでください。(「はい、わかりました」の声あり)9番森栄君。
9番(森栄君) それでは、農作業の被害の問題について、先ほどパイプハウスについては26棟、394万円というふうな回答がありましたけれども、町として今回の大雪による農家のビニールハウスの倒壊などに対する助成などについてはどのように考えていますか。お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 国のほうでは補助策ということでやっていますが、県レベルの担当者会議がまだですので、対象面積とか対象者について不明な点がございますので、そこがはっきりし次第、こちらでも検討してまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 9番森栄君。
9番(森栄君) 今回、町道とか県道から離れた自宅に住んでいる65歳以上の独居老人とか高齢者世帯がありましたけれども、26年1月末現在、人数と世帯についてそれぞれお伺いしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) ひとり暮らしの高齢者世帯は506名、2人暮らしの75歳以上ですけれども、高齢者世帯は237世帯となってございます。
議長(浅野幹雄君) 9番森栄君。
9番(森栄君) それでは、去る2月の2度の週末の大雪の除雪について、週末の朝夕、時間外にもかかわらず除雪対策に当たられた建設部長初め都市計画課職員及び総務課職員らに敬意を表して、最後の質問をさせていただきます。
除雪について、町長は施政方針の中で「人家がまばらな地域の歩道の除雪については、今後の課題とさせていただきます」と記載していますが、最大弱者である独居老人や高齢者世帯に対する除雪や、冬期における児童生徒の通学路の安全確保も含め、積雪に対する、除雪に対する総合的な見直しが必要だと思いますが、今後どのように対応するのか再度確認して、質問を終わらせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、申し上げます。
大変な積雪量でありましたので、早速私は2月10日月曜日、1時から4時半までということで、これは次への課題、また方向性を決めるためにということで、我が建設部長ともども町内全域に出向きまして、3時間半かけてというようなことで。いろいろそこでやっぱり目につくものがありますね。現実、団地内に行って、1次路線の歩道のすぐのお宅が、80代の高齢の方がお一人で除雪している姿を見て、我々もおりて除雪を手伝い、スコップが壊れましたなんて、その方がもう一回、今度2月18日に2回目の後のことで、結果押し出された雪が、車道と歩道のところにこう押し出されて、軽自動車がバックで出たんですね。結果この辺の言葉で腹つって、もう出られない。前輪が空転して。凍結してスリップするのかと思ったら、結果としては車体、ボディーがついて車が動けない。こういう事例。そこで、その80代のお父さんと60手前のお嬢さんがお二人でやっている姿、そしてこれまた私と運転手2人で長靴に履きかえて除雪を手伝った。こんなふうな事例を見るぐらい、本当に個別事例は切りがないくらいすごいです。手紙もそうです、何もそうです。というふうなことを十分思いながら、さりとてそこに行って、電話が来たからはい、どなたかが行きますというような個別対応も不可能でありますので、そういう意味でぜひ今からの町行政としての対応と、そしてまた地域の、いっぱいいい事例も届いておりますので、そういったところにつなげながら、いい除雪体制にできればなというふうに思っているところでございます。
最後に申し上げますけれども、従前のスタイルは先ほど250キロ分の170キロと申し上げました。3分の2は除雪対象、そしてその中の一部、融雪対象になっていますねというようなことを申し上げました。そしてまたそれに絞って、さらに団地内の除雪をしてほしいという声の中には、隣の1本が通っていて、自宅の前の道路が除雪できない状態、何とかしてというような声だと思いますね。これは達観性がやっぱりありまして、250キロのうちで除雪、融雪、徹底してやっているところは70キロというふうになります。したがいまして、30%弱ということとなります。そういう、10センチ、15センチ程度でしたら車もそのままボディーをこすらずに、除雪しなくても出られるというような状況の中ならば今まで対応できたんですけれども、今のように20センチを超え、ボディーにくっつくぐらいの積雪ならば、これは個人対応、必ず除雪しなければ車も出られないという、そういう場面、初めての経験をしたというふうなことでありますので、大いに今回の事例、いっぱい事例を集めておりますので、こういった面でこういったものに対応できる、さらに近隣にない除雪体制というようなことで高い評価を富谷町は長年、前町政時代から受けておりますので、ぜひ徹底した町民協働の中で、住民協働の中で除雪対策の構築というようなことを検討してまいりたいと思います。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 17番磯前武君。
17番(磯前武君) 改めて、おはようございます。
私からは、通告に従い、2件について質問をいたします。
まず初めに、1件目の企業誘致と雇用の拡大、これについて質問をしてまいります。
本町は、昨年4月、町制施行50周年を迎え、人口5万人を達成して、2016年に市制移行を目指しております。本町の人口は、2月15日現在で5万1,242人。来年実施される国勢調査において5万2,000人台が見込まれ、単独での市制への移行を確実なものにしております。
町長は、平成26年年頭において、「2016市制移行へ 5万人都市とみや 輝く未来50年」を掲げ、スタートしたところであります。
昨年、町制50周年の年の12月22日、仙台北部道路が全線完成し、富谷町では初となる富谷インターチェンジが開通いたしました。このことにより、仙台都市圏の環状機能が強化され、仙台港北インターまで約15分、仙台空港インターまで約30分で接続、時間短縮や渋滞緩和など、周辺立地企業にとって物流活動の面でメリットが多く出てきております。このように、企業立地、企業誘致の面でも大きな注目度が我が町に高まってきております。
平成26年からの富谷町にとって、企業誘致など産業の振興にますます発展することが期待されております。特に、本町の工業用地の中で、仙台北部道路と国道4号の接続地近くの高屋敷地区工業団地は、その希少性の高さから有望視されております。今回の富谷インターチェンジが呼び水となり、企業立地が実現すれば、周辺地域を含め活性化が加速されます。町長の優先課題に高屋敷工業団地への企業誘致を掲げ、大きな効果を期待してきております。町は平成26年度、高屋敷地区と国道4号を接続する高屋敷橋の整備、現況幅員6メートルから16メートルに拡幅し、あわせて高屋敷橋のかけかえを計画し、進出企業の早期誘致、雇用機会の拡大と安定的な経済基盤構築の推進に大いに期待しているところであります。
次に、具体に質問をいたします。
1番目、今回の富谷インターチェンジが国道4号に接続したことで、そのことが呼び水となり、高屋敷工業団地への企業立地が加速されると考えます。町当局、町長の見解を伺います。
2番目、大清水一丁目32の12、国道4号を南下してその沿線、タイヤ館南隣への新しい工場、店舗の進出計画の情報があります。雇用面の期待度は、立地奨励金、新規雇用奨励金の相談を受けているかどうか伺います。
3番目、「仙秋庵」を運営している会社が、上桜木二丁目に本社工場を移転する工事を始めていると聞いておりますが、本社立地奨励金、新規雇用奨励金の利用申請、または相談があったかどうか、これについて伺います。
4番目、明石台六丁目1番21に進出が予定されている(仮称)ヨークベニマル明石台店のその後の開店予定時期、また雇用の面についても伺います。
5番目、成田地区の旧結婚式場跡地と、上桜木二丁目に大型量販店進出計画の情報が来ております。具体的にその計画の概要について伺います。
次に、2件目の障がい者就労支援について質問をいたします。
本町では、第3期富谷町障がい福祉計画を平成24年から平成26年度までの3カ年を期間として策定、取り組みを図っております。平成26年度はその最終年度となります。
障がい者の状況は、平成23年度で全国で約744万人、宮城県は約10万5,000人、本町は1,315人で、総人口比率では2.67%です。将来の予測ですが、平成26年度では1,452人と予想され、平成24年度から26年度の増加率、10.6%となっております。国や県と比較して、本町の障がい者数は低い状況ですが、今後社会移動による人口の増加に伴い、交付者数は確実に増加する傾向にあります。障がい者に将来にわたり望まれる展望としては、働きたいという意欲のある障がい者たちが、社会の中で役割を持ち、生きがいを感じ、健常者とともに地域社会が活性化することです。障がいのある方は、働きたくても働く場所がないのが現在の状況であります。
その解決策として、農業を基軸とした就労支援の確立、障がい者には生きがいを持って働くことができ、かつ経済的に成り立つ農業の体系化が必要であります。本町でも、ご多分に漏れず農家の働き手が高齢化し、農業後継者不足の現状にあります。農業放棄地を活用して、農産物の生産、加工、販売が行われる場所の提供、このことで一定の収入が得られ、明るい未来が障がい者が創造することができます。
次に、具体に質問をします。
1番目、農家の現状は、高齢化等の理由で後継者が不足していると言われております。富谷町内で農地が放棄されているところはありませんか。また、人手不足で作付ができない農地の情報はどうでしょうか。
2番目、障がい者が農産物を生産、加工、販売ができる場所を提供する農家はいるかどうかについて伺います。
3番目、過去に富谷町の農家で障がい者に農地を提供した事例はありますか伺います。
4番目、富谷町の「おんないん会」が障がい者に対して農業の指導、連携等を図ることができないかどうか。これについても伺います。
5番目、周辺町村の農家で、障がい者を対象に農業を基軸とした就労支援を実施している事例はあるかどうか。これについてもお伺いします。
以上、町長に答弁を求め、私の第1回目の質問を終わります。
議長(浅野幹雄君) この際、午前11時まで休憩をいたします。
午前10時48分 休憩
午前11時00分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
磯前武君の質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの磯前議員の質問に答弁を申し上げます。
企業誘致、雇用拡大、個別に1つと、もう一つということでありますけれども、前段を中心に申し上げます。
2月末日現在の住民基本台帳上の人口は、5万1,278人でございます。年1,100人をちょっと超えるぐらいのペースで、ここ数カ月推移してございます。したがいまして、2015年、5万2,000人台での国勢調査人口になろうかと思います。1,100割る12で80人ぐらい、やや下に見積もって80人を、19カ月後の2015年の9月末、10月1日で1,500人ぐらい増が見込まれますので、結果として5万2,000人台の国勢調査人口になろうかと思います。
施政方針でも述べましたけれども、今日本一の町は広島県府中町、広島市の左隣の町でございます。この町を9月、10月ごろ、ことしじゅうには追い抜きそうだというふうな状況でございます。私どものふえ方、府中町のふえ方からすると、どこかでクロスするというようなことでありまして、おおよそ遅くてもことしじゅうには人口日本一の町というふうな冠がつくと、こういうふうなことを思って、申し上げたところでございます。
2つ目は、年内供用をお願いにお願いし、重ねて、結果として仙台北部道路が供用開始されました。順調なるご利用をいただいているようでございます。富谷町にとりましては、国道4号1本の道路からの時代、まさに数百年、これまでの歩みですね、1本の国道、奥州街道も含め、1本の道路という、数百年でしょうかね、そういうレベルで奥州街道からというようなことからすると数百年の中で、4号線のいろんな、その折々改修を含めて取り組んでいただいたところでありますけれども、平成25年をもって、町制施行50周年をもって富谷町にもう一本の新たな、有料とは申せ道路ができたと、これはまさに歴史に刻まれることではないかなと、このように思います。1本から2本のというようなことからすれば、発展の一つの大きな重要な要素になると、このような認識でございます。したがいまして、今まだ3月に至ってあのように残工事、継続中でございますので、いかに国交省やら事務所、ネクスコさんのご努力が、年内供用というようなことを本当に受けとめていただいた中で、年内の開通につなげていただいたのではないかなというふうに思うところでございます。
そのような中で、昨日富谷町の都市計画審議会が行われましたというふうなことで、構成に議員も入っておりますので、そのような中で行われました。結果、今回高屋敷区域を市街化調整区域から市街化区域に繰り入れますというのが大きな狙いでございます。さかのぼるところ平成22年の土地利用、線引きと申し上げておりますけれども、線引きの見直しによって市街化調整区域から、状況によっては市街化区域への編入を進めてよろしいというふうなことの中で、スタートしてございました。そのもっと前は、平成19年から始まっております。19年からの取り組みで、22年に許可を受けて具体化したということで、この26年の3月。22年から4年、19年からですと7年がかりと、このようなこととなります。ここには本当に担当部長初め担当の課長、課長補佐、大変なる努力、私らも直接側面から、あるいは宮城県知事、県庁の都市計画課、さまざまなまさに困難の中で、富谷町の都市計画審議会の議を経て、いよいよ3月14日、宮城県の都市計画審議会に上程されると、このようなことでございます。おおむねよさそうだというふうなことでありますので、5月の中旬をもってまさに開発が許可されると、このような段取りとなることとなりました。新たに27.6ヘクタールが市街化区域に編入されましたので、富谷町49.13平方キロメートル、そのまま4,910ヘクタール分の1,122.5ヘクタール、イコール22.8%が市街化区域となりました。ですから、ざくっと言えば25%、もっと厳密にいうと23%程度、4分の1が市街化区域、4分の3が調整区域と、ここに富谷町の将来、50年に向けての発展可能性があるというようなことは、従前から申し上げているものの根拠になる一つでございます。それが今回形になって、最終的には5月の半ばごろに許可が出る段取りまで持ち上げられたというふうなところ。まさにきのう、その都市計画審議会の結果を課長と補佐が町長室に来ましたけれども、本当に今までにない、ほっとした表情というような感じでしょうかね、本当によくやったねというようなことはもちろんですが、本当に感無量なものがございます。ここに至るまでの、いわゆる一本筋ではいかない大変なる状況の中でここに至るというようなこと、一言この場をもってお伝えを申し上げたいと思います。
そのような中におきまして、高屋敷については区画整理組合の設立準備委員会、この皆さんの取り組み、ここ2年来、大変なるご努力をいただきまして、結果としては造成着手する予定となったと。結果として、北部道路年内供用もまた一つのプラス材料として、新たな進出企業等の好感触を得て、県も重い腰を上げ、造成の着手に首を縦に振ると、このような流れでございます。高屋敷に進出を示している関心企業、積極的に引き続きPRに努めていくとともに、まさに土地利用は仙台都市圏の都市計画区域というようなことで、宮城県との連携なくしては進みません。富谷町の町域4,910ヘクタール、富谷町の町域ですから富谷の意思決定がしたいところでありますけれども、それは広域でというようなことで、当然自然環境やもろもろ他との関係性がありますので、そういう意味では宮城県都市計画課、あるいは宮城県の知事の押し、こういったところに大きく委ねる、そういう意味で首長と知事との関係性というのはとても重要な面であるというようなことでございます。そのようなよき関係の中で、ここに至るというふうなところでございましたので、ぜひいろんな要素が、加点要素プラス前進する要素が整っておりますので、今回上程しております案件等につきましてもご理解をお願い申し上げたいと思います。
2、3、4、5につきましては、残り4つについては担当から申し上げます。
2つ目の障がい者の就労支援でありますけれども、大事なテーマであることは間違いございません。農業の面からというふうなことでご質問でありますので、農地の性格といいますか、農地も大変法律の網が複雑に作用していまして、非常に簡単ではありません。市街化調整区域内の農地、市街化調整区域内にある農業振興、農振地域というふうなもの、国の補助金が入っているかどうかとかも含めて、農地については非常に難しい状況と。しかし、レクリエーション農園、あったか農園に限っては例外的に小規模なものについての農業、そこで物をつくるというようなことは例外的に認められているような条件の中に今あるというふうなところでございますので、この辺については担当課から答弁をさせることとあわせ、再質問の中で必要なことについては答弁申し上げたいと思います。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) それでは、1問目の企業誘致関係についてお答えさせていただきたいと思います。
前段町長が申し上げたとおり、基本的には企業誘致の理念はそのように進めさせていただいております。
2問目からの問いでございますが、ゆっぽ北側とありますが、恐らくこの番地ですと南側に位置するところでございますので、ここについて公表ベースといたしましては現在株式会社キスケフーズさん、これは牛タンの製造会社でございますが、こちらのほうに出店が決まっておりまして、今年の秋口ごろから稼働を開始するということで、間もなく着工される見込みとなっております。
これに伴います雇用人数については、まだ確定はしておりませんが、こちらのほうも恐らく60名から100名程度の規模と聞いております。
続きまして、3問目の仙秋庵を運営している株式会社ジオラ様につきましては、これは議員のおっしゃるとおり上桜木のほうに出店が決まって、もう完成しております。こちらのほうには本当に本社機能を移転ということで、富谷町にとってもありがたいお話で、ジオラ様には感謝申し上げているところでございます。こちらのほうも、牛タン製造の伊達の牛タンで広く知られている本社でございます。こちら、上桜木のほうで製造を開始しております。もう操業は開始しているんですが、竣工式、お披露目というのはこれから間もなく行われて、町長へもご案内をいただいているところでございます。
こちらのほうについては、企業立地奨励金、当然ご利用いただくようにいろいろ事前に打ち合わせをしながらしておりますが、規定でいきますと操業を開始してから町の認定を受けてということになっておりますので、90日以内に申請を受け付けて、ご利用いただくように、関係者と担当課のほうで協議を進めているところでございます。
雇用人数につきましても、本社機能ですので、仙台のほうから移ってまいりますので、若干そういう社員の方も移りますが、地元雇用も考えたいということで、社長さんと町長との懇談の中でも地元からもぜひ採用したいと。総従業員数は約100名程度考えられているというところでございます。
4問目の明石台のヨークベニマル、こちらにつきましては大店舗法に絡んで計画がなされておりますが、こちらの今聞き及んでいるところでいきますと、今年の秋口を開店の目標としておるということで、これから着工、整備が進められていくと思っております。
これも雇用の関係でございますが、おおよそ120名程度の従業員の皆さんでスーパーを運営しているということですので、正社員が恐らく一般論でございますが一、二割程度で、あとはパートというふうになると思っておりますが、それについてもこれからヨークベニマルさんと協議を重ねながら、ぜひ地元雇用へ結びつくようにお願いしてまいりたいと思っているところでございます。
5問目の成田地区の旧結婚式場、現在更地になっておりまして、不動産屋さんのほうが管理しておりますが、このほど不動産屋から購入者が決定されたということで、こちらのほうはまだ購入した先の企業さんが公表を望んでおらないので、公表ベースになりましたら議員の皆さんのほうにはいち早くお知らせをしてまいりたいと思っております。恐らく大店舗法に絡むときは事前に大店舗法を出されますので、そういったところでもわかるかと思いますが、もし事前にわかるようになれば、公表してもいいという企業側の申し出があれば、いち早く皆さんのほうにはお知らせしてまいりたいと思っております。
同じく上桜木地区もまだ契約が成り立ったばかりでございますので、そちらのほうもこれから公表ベースということで、企業側が発表されていくものだと思っておりますので、随時情報が入り次第、皆様のほうにはお知らせしてまいりたいと思っております。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) では、2問目の障がい者の就労支援について申し上げます。
まず、1問目の耕作放棄地につきましては、町では耕作放棄地の防止策として、農地パトロールの実施やレクリエーション農園の開園を推進しております。また、後継者がなく、離農する農家への対応は、農家相談や農地あっせん等により、認定農業者及び集落営農への集積を推進しているところでございます。
現在、耕作放棄地や遊休化している農地は約34ヘクタールとなっており、圃場整備がされていない沢田や、小規模で再生利用ができない困難な農地も含まれているところでございます。
次に、農地の提供と提供した事例ということで、関連しますのであわせてお答えします。
農地等の提供につきましては、農地法の制約により賃貸借契約は売買契約が必要となり、農業委員会へ申請となります。現在、農地を提供する農家はありませんが、申請者が面積要件等の判断基準に該当している場合は可能です。
また、障がい者の方に農地を提供した事例は今のところないと思われます。
「おんないん会」の皆さんは、農業経営の強化を目指していくため、余裕がなく、指導、連携等は難しいかなと思っているところでございます。
最後に、就労支援の事例は、ハローワーク大和に確認したところ、自家用野菜を利用して、レストラン経営において、支援学校の卒業生を2名雇用したケースが昨年末あったということを聞いております。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 17番磯前武君。
17番(磯前武君) それでは、私から再質問をいたします。
今町長から、ことしじゅうに人口日本一の町になると。人口日本一の町、そして宮城県では一番若い町、これが一番の魅力じゃないかなと、こういうふうに思っております。そういう意味から、雇用、労働力の面で大変注目されているというふうに思っております。日本は少子高齢化で、国民の老化が進んでいるわけですが、全国の中で平均年齢が徐々に上がってきているんですね。富谷町の場合は、宮城県内で市区町村41区を対象に、前回の国調で調べたことで決定したことがあります。一番平均年齢が高いのが、皆さんもご存じだと思いますが七ヶ宿町、これが55.72歳。丸森が51.31歳。3位が栗原市なんですね、50.89歳。最下位といいますか、一番若い町、これは富谷町なんですね。39.16歳。郡内では大郷が10位、大衡が22位、大和町が29位と。29位の大和町は43.32歳。宮城県の中で30歳台は富谷町しかないんです。ですから、これから町が魅力あるまちづくり、この前のイオン富谷の行政センター、これも魅力をアップすることでないかと私は思っております。
このようにして、若い人が住む町の本町の大きな課題に、雇用の拡大という大きな目標が、これはこれから解決しなくてはならない。今までは、富谷町にいてほとんど勤め先は70%以上が仙台市に向いていたんですね。これから富谷町で生まれた子供たちが自分の町で、これから市に移行する町で、ここで就職して、ここで育っていくと、そういう環境づくり、これは町に課せられた大きな問題だと、重要な課題ではないかと私は思っております。
近年、雇用の面で大変問題点がいろいろありまして、これは小泉政権の中で、契約社員条項を雇う側に有利に働きかけたというものも多分あるんじゃないかと思って、契約社員という問題が脚光を浴びております。先ほど執行部のほうから、いろんな中で雇用が富谷町でこれから期待できると。その中でゆっぽの南側に入る企業、この会社は仙台市内に既存工場があったんですが、それを集約化して、新工場と店舗を構えると。ことしの3月には着工して、この秋には稼働したいと。この会社の社長が言っていることが大変注目されております。富谷町は人口が増加していると、若い町だと。地元雇用を図って、それも終身雇用の環境を整えながら、これから展開していきたいというふうな注目発言です。このような、うちの町にとって格好のすばらしい経営者がそういうふうな考え方で取り組んでいるわけです。このような中での雇用の面のことに対して、具体的に再質問をさせてもらいます。
1番目、このような優良企業と、町当局はどのような接点を持っていたのかどうか。これはゆっぽの、タイヤ館の南側の地に、先ほど企画部長から発表になりましたが、この企業との接点を持ったかどうか。この企業に対する奨励金はこれからと言っていますが、この出てきた内容を見ないとわかりませんが、これに対して前向きに取り組むべきだと私は思いますが、そこら辺をぜひとも再質問しておきたいと思います。
それから3番目、コープ東北ドライ総合物流センターというのが成田九丁目地区に今建設に入っているわけですが、来年の5月完成というふうに聞いております。この進出による雇用は、この前町長からの施政方針で示されましたが、600人と、こういうふうなお示しをいただいております。この雇用形態、先ほどちょっと話がありましたが、パートとかということではなかなか今は若い人なんかは勤めにくいというふうなことなので、富谷に居住している人を中心に雇用に対して町がどのようにこの物流センター、コープ東北ドライに伝えているか、この辺を具体的にお聞きしたいと思います。
それから、成田2期北地区、これは民間では日本一と言われている敷地なんですが、ここを目的として来年度から、町から企業誘致担当というのを宮城県東京事務所に1名の職員を派遣すると、こういうふうに町長がお示しいただいていますが、この派遣の内容、取り組み等について具体に町長から答弁を求めたいと思います。
それから、高屋敷地区でありますが、きのう富谷のこれらの計画審議会が開かれて、全て可決したようですが、これからの着手ですから、なかなか町長としても5月、6月以降にならないとはっきりした答弁は難しいかなと、こういうふうには私思ってますが、今後の計画の中身で何社か大変有利な、ぜひとも富谷に、ぜひとも高屋敷にと、こういうふうなところがあると思います。これは名前は示しにくいと思いますが、これはこういうのをどのぐらい期待したらいいのか。それから、その会社がどういう考え方でいるのか。
それから、町としては、先ほど私が最初の質問でしましたが、橋をかけ、今まで6メートル道路を16メートルに拡幅するとかいうようなものも含めて、これからのスケジュール、ちょっと町長からその情報をお示しいただきたいと思います。
それから、2件目の障がい者就労支援の件ですが、ソーシャルファームという考え方、これ私は、障がい者が労働市場において不利な立場にある方の雇用を創出すると。ですから、町にはいろんな縛りがあるとは思いますが、そのようなことをいつまでも言ってないで、これからはこういう障がい者が元気に働ける、健常者と一緒に働ける、そういう環境づくりにやはり取り組んでいただきたいなと、こう思うわけです。ですから、これについての取り組みを今後、町長の見解を求めたいと私は思いますので、答弁を求めます。
以上です。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
富谷町の期待というふうに、一言で言えばあるのではないかと、このように思います。
まず最初に、前回の22年の線引きで明石台が許可されました。そしてまた高屋敷と成田2区、一般保留という形で、熟度が上がれば話に乗りましょうと、そういうことです。そのような中で、県がテーブルにのるにはどうしたらいいか、これが町に望まれると、町民の意向を受けて町がそれをいかに県に伝える形を示すか、このようなことでございます。言葉で言えば、非常に都市計画の行政というのは非常に分厚いんですね。もう鉄鋼製、鋼鉄製の、何センチあるかというぐらいの分厚い壁を、我々自身がこの町のこういった集団で突破できるかというようなことに思いがあるんだなというふうに思います。明石台のときもそうです。今回についてもそのとおりです、4年がかり。これではだめだよと、もうだめだけです。これだけではだめだよというようなことで、幾度だめ。そして返される。そしてまた町で作戦会議、こういうふうなことの繰り返しの中で、妙に何が決定打かというのは申し上げにくいことですけれども、まさにこういったのも含めて相互に絡み合ってここまでに至るというふうなことです。
やや申し上げれば、やはり町の基本方針の3つ目に、産業の振興と町の活性化と、私町長就任時から3本の柱の3番目に挙げていますから、まちづくりの大きな柱なんですよというようなことがやはり私の最大のアピールポイントではないかなというようなことを、明石台をとったときも思いますし、あのときとれましたので今回も必ずこの時期に行くぞというような思いは強く持っておりました。知事とお会いするごとにも、そのようなことで強く申し上げた、こんなふうなことのいろんな絡みの中で、結果ここに至るというふうなことでございます。若い町の皆さん、今まで富谷町がベッドタウンですというようなことに甘んじてはならぬというのが私の柱でもありますから、そういう意味で富谷町にも働く場があるというふうなことでいえば、今回初めて工業専用の開発がなされるのは富谷の歩み、歴史上初めてのことでありますので、これまた先ほど北部道路開通と合わせて大きな将来に輝くものにつながるのではないかと、このように思います。
そのようなことを申し上げ、やっぱり雇用が一つ目当てにされているというような、働く人がいないところには需要も満たされませんし、働いてもらう人もいないというようなことからすれば、そういうところには当然民間の論理の中では出店するはずもないですね。そういう意味では、働く人が期待できるというようなことが大きな要因の一つであると。出店は予定しても、パートさん、社員が集まらなくて、出店を3カ月、半年ずらさせられないというようなこともよく見聞きしますね。そういう意味では、予定したとおりに進められそうだという場所がこの富谷町であるというふうなことだと思います。
接点、こういうふうなのの接点は何かということを振り返れば、やはり平成22年の企画部創設だと思います。あそこに住環境と企業立地推進の対策本部を看板をかけて、設けました。最初は何になるものやと思いましたけれども、あそこにしょっちゅう皆さん、企画部長を尋ねて入っていただいている。そういうようなことを、間口を広げて富谷町のこういうふうなことを計画したいというのを、何かいい方法ないかしらというようなことの相談、受け皿になっているという意味では、平成22年の部制のスタート、あそこにやっぱりスタートがあるのではないかと。部制設置したのも結果としてはこういった市街化がとれた、明石台がとれたというようなことの中で、そしてまた右肩上がりで5万人に到達し、市制に向けそうだと。自治法の改正もあって、町では部制は無理だというふうなことの中で、自治法の改正を見ながら部制の設置にこぎつけられたというふうなところです。したがって、コープへのとか成田の、個別については足りないところは後ほどということにします。
東京への事務所派遣については、まだ詳細は決定しておりません。3月4日に職員が東京事務所に出向いて、どういう仕事をする、どこに住む、どういう通勤路というようなことの第1回目の打ち合わせを既に終えております。したがいまして、もう一回東京に出向いて、職務の内容等詳細、東京事務所と打ち合わせをするというふうなところでございます。
雇用については、やっぱりまだ不確定要素、高屋敷にどういった企業がどのぐらいというようなこともまだはっきりしていませんので、言葉で言えば不確定要素が現段階では大きいというふうに申し上げるところでございます。
そのほか、私のメモした範囲では申し上げましたが、足りないものについては後ほど担当から答弁をさせることといたします。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 町長、2問目の障がい者の就労支援についての町長の見解について質問しています。
町長(若生英俊君) これは先ほど冒頭申し上げましたけれども、非常に大事なテーマの一つでありまして、これも3つの柱の最初の、教育福祉を充実するというところの福祉の充実の中に入るわけでありますので、先天的になることもあります、後天的に自由度を失うというようなことも、当然我々にとってあるわけですから、そういう意味では皆さんがこの富谷町に終生住める、住みやすい、新たに選んできた方が住んでよかった、住みやすいねというようなことと同じように、後天的なそういったことの条件になろうとも、終生この自治体、富谷町域の中に住めるというような環境づくりは大きな柱でありますので、現状まだ今先ほどの答弁で具体的にこの場でお答え申し上げる状況にありませんので、十分受けとめをさせていただいて、さらなる取り組みにつなげてまいりたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) 企業誘致につきましては、先ほど町長が申し上げたとおり、現在総合計画の柱にも上がっておりまして、これは議員皆様のご承認もいただいて、現在進めているところでございます。
企業誘致については、雇用の拡大というのはもとより、さらに富谷町ではかねてから東洋刃物さんのように優良企業で活躍されている皆さんもいらっしゃいますが、これからの富谷町を考える上では新たな産業、新たな遺伝子を取り入れて、さらに産業を進化させると、こういうことが重要ということで、企業誘致を進めているところでございます。昔から「衣食足りて礼節を知る」という言葉もございますとおり、そういう企業の進出、皆様の食が足りるということはさらなる町の発展、国の発展につながるという、そういったものを踏まえて現在企業誘致に取り組んでいるところでございます。
そこで、先ほど個別の質問がありましたので、雇用も含めながら企業との接点の仕方ということで、先ほど2社ほど挙げさせていただきましたが、その例をとりますと、まず富谷町で企業誘致を進めているところは現在は高屋敷地区、成田地区、大清水、あと新しく高屋敷と成田2期と、大筋こういったところが県も承認されて、県もみずから企業誘致活動をしていただいている地域になっております。そこでまず企業の皆さんが進出しようとすると、企業理念、そして雇用形態、どういったものをつくるかということを県の窓口に相談されるのが多くなっております。そうすると、県のほうはそれに見合った地域はどこかということで、まず最近では富谷町いかがですかということを率先して言っていただいて、そこで初めてうちの担当部署のほうに企業側、県から連絡が来て、そういった方が訪問され、町の状況をお伝えすると、そういったところで企業活動を推進しているところです。先ほど申し上げた2社についてもそのような形で、そのときに土地の状況とか富谷町の現状、そして市制を目指していることであったり、雇用については恐らく主婦層のパートを求めるのか正社員を求めるのか、そういったところでもまた若干違いますが、おおよそ富谷町に来られる企業の皆様は正社員プラス主婦の皆さんの雇用、パート系を求めて来られる方も多いようでございます。そういったところで、企業と地主さん、そして町との一致したところで進出が決まっていくと、そういった流れで現在進められているところでございます。当然優遇制度は多々ありますので、なかなかほかの市町村と比べてこれが町で優遇ですよというのは現在ありませんので、普通の税制のとか、そういったところの優遇策をお知らせしながら、町に来たときの優遇制度をお知らせして、PRをしているところでございます。
また、東北セットセンター、生協さんのことですが、こちらについても雇用についてはおおよそ600名程度から1,000人程度雇用したいと。これについても、正規社員とパート系と2つに分かれているようでございますので、これからいろいろ出てくるものだと思いますが、雇用拡大については進められていると思っております。
高屋敷地区の現状についてですが、これは先ほど町長が申し上げたとおり、進出する企業によって雇用形態は変わりますので、どういった人数というのはこれからだと思いますが、おおよそ何社か、高屋敷の準備委員会が接して、私どもも行って、企業の皆さんですと数百名の雇用を考えているという業者がやっぱり多いようでございます。その中で進出を図っていただくように、これからも努力してまいりたいと思っております。
スケジュールにつきましては、昨日町の都計審が終了しましたので、これから宮城県の都計審議が終わって、告示行為がなされますので、おおよそそれが終わると準備委員会から組合に設立され、正式に事業が進むということですので、おそらく6月、7月ごろに動き出すというような形だと思います。それから地元の皆さんへの説明ということで、一番近い杜乃橋の皆様へはもう一度説明会が行われるようになっております。そういったスケジュール感で、こういったところも具体的に決まれば、皆様のほうにお知らせしてまいりたいと思っております。
あと、先ほど1回目の答弁で、ちょっと私間違って言ったところが1カ所ございまして、ジオラさんはべこ政宗さん名で企業活動をしているところでございますので、どうぞよろしくお願いいたします。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 17番磯前武君。
17番(磯前武君) 1点だけちょっと確認をさせてもらいます。
先ほど言った国道4号線のタイヤ館の南側のところで、これキスケフーズですね、この大川原社長という方が、富谷町は人口が増加しているので地元雇用を図りたいと、こんなことを用いて、私はこれは注目する、終身雇用を考えているという、これ願ってもないコメントを出しているんですね。ですからこういう、私はこの人と会っていないから何とも言いようがないんですが、そういう考え方を持っている、こういう私は評価的には優良企業だと、地元と密着したい、こういうふうなことを思っているわけですから、担当課なり企画部はこういう社長と接点を持ったことがあるのか、もしないのであればぜひともこういうものを終身雇用につなげる、町の今宝物である若い人たちの雇用の拡大ということで、ぜひとも会ってなければ会って、ぜひとも仲立ちをしていただきたいなと、こういうふうに思うので、その辺をお伺いしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) お聞きしましたゆっぽの南隣ということで準備が進んでいるということでございます。雇用形態については、全くおっしゃるとおりで、正規、しかし臨時、パートより正規が上と、こういうこともないと思うんですよね。雇用形態は多様さが求められる、多様さがあっていいというふうに私は認識します。しかしながら、正規の職員を求める町民の皆さんのニーズに応えるそういったボリュームですね、100人より150人とかというような形で求めていくのは当然でありますので、お会いする折にはぜひキスケフーズさんの企業理念に即すように、富谷町も大変賛同するところでありますので、ぜひそのような形で一人でも多くというようなあたりのお願い、思いを伝えたいというふうに思います。
また、企業は永続を願う、まさにコンサーンですよね。永続的な業態を描くのが企業でありますので、結果としてそれは後から見たときに平均的な何十年だねというふうなことであります。したがいまして、富谷町に来られる企業におきましては、まさに永続性を持って企業活動をしてほしいと、こんなふうな思いも町行政として最大限近隣にないような思いを持って企業支援に努めてまいる、こんなふうなことでございます。制約があって、出せるところはこれまでですよというようなことにはなりますけれども、しかしそれにプラスアルファ、思いはいかようにでも企業に伝わるわけですね。そういう意味では私も民間に数年いたことを思ってすれば、当然のことです。単にしゃくし定規に、金がないとか、優遇策がないというようなことだけではない要素が、プラスアルファの要因としてありますので、そういったところをぜひ富谷町のアピールポイントの一つにしていきたいと、こんなふうに思うところでございます
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) それでは、私から3点について質問いたします。
1つは出張所の行政サービスについてであり、2つ目は(仮称)明石台小学校開校へのスケジュールについて、3つ目として平成26年度予算編成についてです。それぞれ7項目についてお伺いいたしたいと思います。
まず最初に、出張所の行政サービスについて伺います。
我が町は、先ほど町長もお話しになっていたように、約49キロ平米という小さな、いわゆるコンパクトな町域に5カ所の出張所を配置しておりまして、費用対効果の観点から、一歩進んだ効果的・効率的な体制のあり方が課題との問題提起もあります。今回、イオン出張所の件でいろいろな議論がありました。これを機に、出張所のありようと住民サービスについて伺います。
1つ、出張所の業務内容、取り扱い件数の現状分析及び各出張所の特徴と出張所ごとの問題点とその対策についてお尋ねいたします。
2つ目、コンビニ収納の検討状況について。
3つ目、非効率的な本町の時間外窓口延長は、中止できないのか、やめることができないのか、見解を求めます。
4つ目、土日祝日の行政サービスを求めるニーズへの対応はどのようにされるのか。
5つ目、出張所業務、公民館業務を一本化する発想はないのかお伺いします。
6つ目、アンケート調査に関して、利便性の設問に対する回答の分析と、アンケート戸数が少な過ぎると思いますが、適正件数の捉え方について。
7つ目として、一歩進んだ効率的・効果的な体制のあり方が課題とありますが、今後の方向性をお尋ねいたします。
次に、(仮称)明石台小学校開校へのスケジュールについて伺います。
工事請負契約も締結され、いよいよ本格的に動き出し、昨日は安全祈願祭も行われています。平成27年4月開校に向けて、綿密な準備と、さらに時間との戦いが予想されますが、今後のスケジュール等について伺います。
1つ、議会での議決事項と、その時期について。
2つ目、教育委員会での協議事項と、その時期について。
3つ目、保護者及び住民への説明会の開催は考えておられるのか、お尋ねいたします。
4つ目、校舎、体育館、プールの工事期間について。
5つ目、開設準備委員会等の設置と、協議事項について。
6つ目、校名、校章、校歌等の協議と、その決定時期について。
7つ目として、通学路の協議と決定時期等はどのように進められるのか、お伺いします。
最後に、平成26年度予算編成について伺います。
財務規則第9条に定められていますが、平成26年度予算は「町長の町政運営の基本方針」、またそれを受けた通知「平成26年度予算編成方針について」に基づいて策定されることになっています。ここでは、今回提示された平成26年度予算全体について、編成方針はどのように反映されたかを検証し、その内容について伺います。
1つ、26年度予算策定の編成方針は遵守されたのか。また、平成26年度予算の特色は何か。これは小学校建設を除いてお願いしたいと思います。
2つ目、昨年も質問しましたけれども、予算編成過程の公表は具体的にどのような内容を広報で行ったのか。
3つ目、無駄の排除の厳格な検証は、具体的にどのようなことをどのように行ったのか。
4つ目、オータムレビューを基本とした施策展開は、どのように進めるのか。
5つ目、負担金、補助金及び交付金を含めたスクラップ・アンド・ビルドの検討と、その結果についてお尋ねします。
6つ目、プロジェクトチーム等の成果と課題及び人員配置について。
最後に、臨時財政対策債の使い道はどのようなものになるのか、お伺いします。
以上、私から大きく3つの点について質問いたしました。よろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
3つありますけれども、順次私のほうから申し上げます。
1つ目、今5つの出張所、6つの公民館ということで運営してございます。出張所5つ、本庁、行政機能が6カ所ですかね、公民館も6カ所と、こんなふうな内容でございます。効果的・効率的な体制のあり方ということでありまして、全く私もそのとおりでございます。常に効果的・効率的、無駄のないような運営をしていくにはどうしたらいいかというのも町長に課せられた大きな課題の一つでございます。無駄は基本的にあってはならぬというふうなことなんですね。そこから町民の皆さんへ十分なるご説明を申し上げ、ご理解をいただけるものから順次遅滞なく、それこそやるべきことは早急に、一日も早く、一年でも早くと、こんなふうな思いで取り上げてまいりました。そのことが、全て先ほど企業誘致なども含めてつながっているのではないかなとまた思うところであります。
5つの出張所の中で1つだけ、成田出張所が5時半から7時までの1時間半、延長業務をしております。ですから、そういう意味では件数をそのまま単純には比較できないというのがこの1つ目でございます。
そして、イオンのサービスセンター、行政機能を持たせるというふうなことで、このような調査、そしてまた町民の皆さんからの600名の無作為抽出による無記名アンケート調査、56%、6割弱の皆さんにお声を聞かせていただきながら、集計をして、これは皆さんのご理解を得られるものだというふうなことで、数年来温めてきたものをこの議会に提案を申し上げているものでございます。
出張所の問題につきましては、いろいろありまして、結果ここに申し上げたとおりでありますけれども、今の状況を動かさなければならない。その一つの中に本庁舎と成田が連動してございます。本庁舎が5時半から7時まで延長業務をやっています。連動しないと、成田は戸籍が発行できません。こういうふうなこともあります。本庁舎は5時半から1時間半で、この間1,000人を超えたことはありません。1日1時間半で、お客さん3人のために1階フロアは15人で対応していますということです。しからば、受付業務だけでいいいんじゃないのと、二、三人でできないのということになりますけれども、これは従前からの課題でした。成田が延長業務をする以上、本庁舎、戸籍業務を筆頭格に、1フロアの7課でしたかね、対応する職員がいないと成田も動かないと、こういうふうな痛しかゆしの中でこれまで来てまいりました。そのようなことの中で、本庁舎業務、成田出張所業務、そしてまた新たなイオンでの出張所機能を、行政機能を持たせたものを出しましょうと、このようなことです。
したがいまして、今までのように8時半から7時までと、こういう機能とはまるっきり中身、質的に違うんですね、イオンに出店を予定しているのは。365日、基本的には休みなし。今流ですよね。365日休みなし。そして原則7時までというようなことでご提案をさせていただきました。したがいまして、全く今までの5カ所と違った機能をあそこに出店をする、いろんな面でこの間数年間取り組んできています。突拍子もないことではありません。町民バスもあそこに接続をし、イオンさんでのいろんな発表等、場所もお借りしながら、町民が広く集える場所としていろんな事業、イベント等も取り組んできたと、こんなふうな前段の布石もございます。そのようなことでありますので、利便性というふうなことを超えて、私の望むところは住民の皆さんがさらなる満足を高める、満足度の行き着き先はないわけでありますから、予算の範囲の中で住民の皆さん、町民の皆さんの満足度をいかに高めるか、質を高めるかというようなことが私どもに問われる。やればいいというようなことではありません。応対も含めて、除雪の体制も含めてというふうなことで、ただ掃いてくればいいではなく、きめ細やかさ、そこにいかに入り込めるか、この辺のところが私どもに求められるまさに究極なところでございます。そういったところを目指して、町長初め職員ともども取り組んでいるというふうなことを申し上げたいと思います。
2つ目は原課から。3つ目は、したがいまして先ほど申し上げましたように中止はできません。本庁業務を5時半までということはできないと、成田が今の状況であれば連動せざるを得ないということでございます。
次、4つ目は、土日祝日の行政サービスについて、これは数年来、町長への手紙も含め、皆さんからの声も含め、町民の各種各様の声も含め、こういうところに絞り込んで、まとめて、今回12月にお示しをし、一定のまだ説明不足だというようなことはありましたので、予算から一旦外して、その後町民のアンケート、ニーズ調査をしながら、今議会に向けて準備を整えてまいったというところでございます。
6つ目は原課からといたします。
7つ目、効果的・効率的な体制のあり方、コンビニ交付も話題になりました、自動交付機も話題になりました。しかし、今の国の制度、変更等を含めて、これは早くにやることが結果としては過剰な設備投資になるのではないかと、過剰な投資になるのではないかということで、数年来、1年単位で、1年、2年、3年と踏みとどまっている状況下にあるというふうなところです。したがいまして、結果としてはぜひイオンモール富谷内での365日7時まで、まさに500万人以上の皆さんが集うあの場所でいろんな、まさについで仕事でいいんですね、必要なときに。そしてまた防犯上100%以上確保されたイオン内です。出張所への土日祝日も考えました。しかし、どう見ても100%防犯を完璧にすることは不可能だということに気づきました。数千円、あの人金持って出張所に入っていくのかしらと車の陰から襲われたりしたらどうしましょう。四日市で、結果としては高校生は6,000円ですよ。6,000円を奪うために、結果人を殺めてしまう、このようなことを起こしてはなりません。したがいまして、人通りの多い、その気にさせない、すきを与えないああいう場所こそが、こういう場所として適切であるというふうな結論に至っての提案でございます。
次に、きのう明石台小学校の起工式が行われました。本当に正副議長さん、そしてまた産建の委員長さんにご出席いただきましたけれども、こういう情勢下の中で企業が、会社さんが、請負の業者が名のある会社さんで落札をし、いよいよ町で望む27年4月開校に向けてピッチ上げて、全精力を挙げて社運をかけてやりますというようなことも、きのう東北支店長さんのお話の中にあったところでございます。心強い、力強い発言と受けとめ、ぜひあのスケジュールどおり進行いただくようにお願い申し上げたいと思います。個別には後ほど担当課からといたしたいと思います。7つ全てでございます。
次、3つ目、タイトルは臨財債の使い道ということでございますので、個別にやりますけれども、私は3つ目の無駄の排除というふうなことで、まさに具体的にどこをどのように行ったかと、3つ目を中心に申し上げます。
まさにしてはならぬところ、無駄があってはならないんですね、そもそもね。人がいないところに電気はつけっ放しにしない、それは当然のことです。したがって、町長がいないときは電気を消す、お出ましになったときには町長の電気を消して、真ん中あるいは1つないし2つつける、これは当たり前のことです。そういうことをぜひ職員に習慣化をさせるというふうなことで徹底されてきました。これは前町政時代から非常によき風土として徹底されているのではないかなというふうに思います。
町民の皆さんから無駄に映るようなことをしてだめだよというのも、私のまた柱の一つです。例えば、健康診断をするのにそれぞれ健診団体が3つ、4つとばらばらにお願いしている関係もあって、4つの封筒が来ますねというのはすぐ町長への手紙で来ますから、そしたら何とか1つにまとめられませんかというようなことで、常に改善・改革を図っているところです。まさに自己規制、自己抑制、セルフコントロール、みずからに課せられた課題でございます。
そしてまた、町の行政については監査という仕組みもあって、またそういった面も含めて徹底した無駄の管理、監視もなされているというふうなことであります。したがいまして、よもや予算があるからなんていうのは今行政にはありません。予算が余っているから年度末にいろいろ、これ10年、20年前に行政の最たるものとしてよく言われましたけれども、今そんなこと言うところはないですよね。そしてまた、3月、年度末に工事も追加で入れてなんていうことも、富谷の行政にはありません。ならば1年、1月、12月の年内の工事というふうなあたりで進めましょうというのもそのとおりです。したがいまして、そのようなことであれば、町の行政には無駄があってはならぬ、そしてまた自己抑制、自己規制、そしてまた外部監査の二重、三重のチェックの中で、ぜひ無駄があるところ、おっしゃっていただいて何ら不足はございませんので、町民の目に広く開いておるところであります。無駄を町民の目にさらしながら、私ども透明性のある町政運営につなげる、こんなふうな趣旨で進めているところであります。
ですから、予算も、金を節約するのも含めて、事業をやるには予算立て、経費がかかるわけですから、その経費に見合う効果が徹底されているのかというようなことも我々に求められるんですね。やればいいではなくて。予算があるからやればいいだけではありません。成人式の取り組みも、結果としては何十万円かの費用をかけていますけれども、このように取り組みと成果というようなことで、徹底して検証しています。今回無駄はないのか、次年度もっとよりよい事業にするためにはどうしたらいいか。25前後の事業の取り組みをもうここ5年、6年、町長就任、平成20年ぐらいからやってますから、もうこれの累積をもって完璧なる事業、そしてまたイベント、まさにそこに無駄のないような中身、町民の皆さんに最終的にご納得、ご満足いただけることの行政であるというようなことが私どもに求められるものですから、自己満足であってはならぬわけですね。そういう意味では、十分参加者のお声を必ずアンケート等でお聞きして、そしてその中から気づくものもあるということ。
皆さんにも参加いただきましたが、1つだけ申し上げますけれども、恩師をお招きしました。5校から8人参加いただいたんですけれども、残念なことに恩師を記念撮影にご案内できなかったんですね。私も飛んでいました。担当者も飛んでいました。この参加者のご指摘を受けて、はっとしました。大変申しわけないこととあわせて、次年度から恩師の先生も集合写真に入っていただくというふうなことも、こういった取り組みの中から気づくというようなことでございます。ぜひそういった視点に立って、徹底した無駄のない、無駄があってはならない、まさに血税、とうとい税金の中で我々運営しているわけですから、ぜひ無駄についてはそれぞれ私どもも皆さんに必要なときにはお話し申し上げます。皆さんもそうです、町民からもそうだと。こういう関係性の中でぜひ進めていきたいと、こんなふうに思うところでございます。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) この際、午後1時まで休憩をいたします。
午後0時01分 休憩
午後1時00分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
出川博一君の質問に対する答弁を続けます。菅原教育長。
教育長(菅原義一君) それでは、私のほうから第2点目の(仮称)明石台小学校開校に関するご質問についてお答えを申し上げます。
まず、1点目の議会での議決事項とその時期についてでございますが、現時点では6月定例会で屋体、プールの新築工事請負契約案件を上程いたしまして、9月に富谷町立学校の設置に関する条例の一部改正及び学校備品の契約案件を予定してございます。
第2点目の教育委員会での協議事項についてでございますが、屋体、プールの新築工事、学校備品につきましては、入札前に教育委員会で協議を図ってまいります。富谷町立学校の設置に関する条例の一部改正につきましては、議会上程の前の月に教育委員会に諮る予定としております。また、そのほか開校に伴う事案について、適宜協議をしてまいりたいというふうに思います。
3点目の保護者及び住民への説明会についてでございますが、新学校区の保護者を対象にいたしまして、平成26年12月ごろに保護者説明会を予定してございます。住民の皆さんには、開校前に学校を見学する機会を設けてまいりたいというふうに思っております。
続いて、第4点目の工事期間、校舎、屋体、プールの工事期間でございますが、平成26年2月1日から平成27年3月13日、これは昨日起工式を行いました校舎及び放課後児童クラブ新築工事でございます。続いて、屋体、プールの新築工事につきましては、平成26年6月中旬から平成27年3月中旬までと予定してございます。
それから、5番、6番、7番目については、関連いたしますので、一括してお答えを申し上げます。
東向陽台小学校においては、既に分離・新設に向けての協議を進めております。新年度には(仮称)明石台小学校準備委員会を設置することといたしまして、校名、校章、校歌、それから通学路等についての協議、検討を行ってまいりたいというふうに思います。
校名につきましては、9月定例会に上程予定にしております富谷町立学校の設置に関する条例の一部改正、このご審議の上で決定するということにしております。
校章、校歌でございますが、子供たちはもとより多くの方に愛着を持ってもらいますとともに、学校のシンボルでもありますので、広くご意見をいただきながら、開校に間に合うように進めてまいりたいというふうに考えてございます。
通学路については、大和警察署及び危機管理監等と十分協議を図りながら、安全第一を念頭に、開校までには整えていきたいというふうに思っております。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) それでは、まず1番目の6問目、アンケート調査についてお答えさせていただきます。
こちらについては全協でもお話しさせていただいておりましたが、通常アンケートには仮説検証型と現状型があるんですが、今回どちらかというとニーズ調査、利用意向を図るものとして慣例で実施したものでございます。
サンプル数が少ないのではないかということで、これは目標誤差、3%から5%範囲内を目標にさせていただいて、対象を各公民館100の合計600名ということで決定させていただいたものでございます。そうしたところ、回答が350近くで、誤差が5%ということで、ほぼ目標値には達しておりましたので、こちらのものから判断するにはニーズ調査としては許容範囲ではないかということで、ご提案させていただいたものでございます。
次に、3問目の問4のオータムレビューについてでございますが、こちらの流れといたしましては基本的に6月、9月の定例会の一般質問を踏まえながら、各地区で行った町政懇談会、そうした要望を踏まえて10月中、下旬をめどにオータムレビューを開催しております。以前の予算編成はそういったものを踏まないで、各課へ通知を出し、取りまとめて査定という形で行っておりましたが、前段そういうところを行って、町の目指すところ、町長方針を踏まえながら、一旦各課の施策の課題、そういったものを取りまとめて予算編成に臨むというようなスタイルで行ってきているところです。10月中、下旬に行いまして、一旦そこで問題を把握し、それをもとに11月に行われる予算編成の基本方針、町長方針と、企画部で行っておりますので企画部長通知という形で予算の方針を打ち出すものとして、オータムレビューを実施しているところでございます。当然、オータムレビューで受けたもの全てが予算に反映することは、予算上歳入とかそういったものがまとまって、総予算が固まりますので、そこで再度予算編成の中においての査定という形で、当初予算を確定していくものでございます。オータムレビューで検討されたものは、昔でいいますと実施計画、そういったものに当たりながら、それを踏まえて今後の課題ということで検討しているところでございます。
次に、同じ3問目の6番目、プロジェクトチームの成果と課題、人員配置ということでございますが、プロジェクトチームにつきましては、なかなか1つの部署で賄い切れない政策が最近多くなってきております。複数課にわたるもの、部を超えて扱うもの、そういったものがふえております。さらに、どこの課にも属さない仕事も国策によって生まれることもあります。そういったところで、機構改革を行わずに専門部署の皆さんに集まっていただいて行うことを主としてプロジェクトチームをつくって、現在に至っているところです。現在まで、おおよそ13のプロジェクトチームが結成されております。もう既に終わったもの、継続しているもの、多々ありますが、現在まで13行っております。
成果と課題というところは、当然国策で行わなければならないものはそのプロジェクトを経て政策として決定し、予算の伴うものは議会提案という形で現在行っているところでございます。成果は上がっていると思います。
課題につきましては、やはり国策が結構頻繁に変わってきているところもありますし、時代の流れもいろいろな方向に行って、新たな課題も生まれておりますので、そういったところをプロジェクトチームを常に設置するにも、今は運用という形で行っておりますが、これからはやはり規定とか規則、そういったものを設けて的確に運用していきたいと思っておりますので、それは現在検討しているところでございます。
あと、人員配置につきましては、それぞれの内容によって課が数課にわたる人員もそのとき決定させていただいております。多くの人数を集めることも困難ですので、少数の人数で最たる効果が生まれるようなプロジェクトを目指しておりますので、その都度検討しながら設置をさせていただいているところでございます。
以上です。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) 私のほうからは、出張所の業務内容と取り扱い件数ということでございます。
業務につきましては大きく4つに分かれまして、住民基本台帳関係の業務、それから戸籍届の関係、納税等の取り扱い、そして諸証明事務の実施、それから年間の取り扱い件数はおおむね8万6,000強というような状況になってございます。以上です。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) それでは、私のほうから大きな3番目の何項目かについてご回答申し上げます。
まず、(1)でございます。予算編成方針等についてなんですが、10月31日付で町政運営の基本方針ということで、町長から示されております。その主な内容といたしましては、(仮称)明石台小学校の予定どおりの開校を最優先課題とし、真に町民に直結した実感できる施策の重点化に留意し、名実ともに自立した5万人都市として、町行政から市行政へのステップアップと自己変革に努めるようにということで、周知をしているところでございます。なお、予算編成に当たりましては、機動性の高い予算を目指すため、緊急性、客観性、妥当性、これらを勘案し、「笑顔輝くあったか富谷」実現のために、短・中期的視野に立ちまして、政策的側面に考慮して、予算規模につきましては120億円程度ということで設定をしたところでございます。
今回の予算規模なんですが、137億7,700万円となりました。これらにつきましては、学校、それから放課後児童クラブ新設事業並びに町道高屋敷道路拡幅工事、さらには消費税の増税分ということで、今までにない取り組みをしてございます。これらの影響額を除きますと、ほぼ前年並みの116億5,600万円ということで、単純差し引きではございませんが、ほぼ前年並みになったというような状況となってございます。
学校を除く特色ということですが、施政方針でも町長が述べておりますけれども、町政運営の大きな柱に即しまして申し上げたいと思います。
1つ目は、教育福祉の充実ということです。子ども医療助成の拡大、さらには待機児童の解消に向けた施策といたしまして、明石台わか葉保育園増築事業への補助、それから認可外保育所を対象としたとみや保育室支援事業の補助制度の新設を行う予定としてございます。また、子育て環境整備といたしまして、仮称ではありますが子育て支援複合施設の整備のための設計業務を今回の予算に計上させていただいておるところです。
次に、2つ目の柱ですが、住環境・都市基盤の整備でございます。平成25年度補正で計上いたしました側溝整備等の7事業を初めといたしまして、町道穀田線道路改良事業、それから町道穀田三ノ関線整備のための測量調査設計業務を本予算に計上してございます。
次に、3つ目です。産業振興と町の活性化です。先ほど町長も言っておりましたが、企業誘致に直結する環境整備といたしまして、高屋敷の道路拡幅事業などが特色として挙げられると思います。
続きまして、問2でございます。公表ということですが、予算編成等の公表につきましては平成26年度の町政運営の町長の基本方針、それから部長通知、こちらにつきましては既にホームページのほうに掲載しているところでございます。
今後の予定ですけれども、この過程につきましては昨年同様に広報紙、それからホームページ、「予算額が確定するまで」と題しまして、その一連の流れを公表してまいりたいと思います。公表時期の予定は4月を予定しているところでございます。
続きまして、問5です。スクラップ・アンド・ビルドというところです。事業の必要性につきましては、議会での意見提案、それから行政区長会、それから町政懇談会などの数多くの意見を集約し、いろいろ判断をしているところでございます。負担金補助及び交付金も含めたスクラップ・アンド・ビルドということでございますけれども、行政におきましては前年度踏襲の形式的な予算計上を慎みまして、同じ事業であっても内容等を見直した中での経費節減も一つのスクラップであるというふうに考えております。
具体的な例について1つ紹介させていただきます。
まず、県内市町村が負担しております各種団体への負担金でございますけれども、毎年県内市町村の財政担当課長で構成します各種団体の法令外負担金適正化会議というのを年1回開催いたしまして、その負担金が適正であるかどうかの審査を行っているところでございます。これらも一つの見直しということで、実施をさせていただいております。
また、町独自の補助金等につきましては、交付要綱等に基づくものでございますけれども、監査委員によります財政支援団体監査等を受けまして所見をいただいておりますので、補助金が適正で有効かつ効果的に活用されるよう努めてまいりたいと考えております。
最後になります。問7でございます。臨時財政対策債ですけれども、普通交付税の算定により発行可能額が決定されますので、ちょっとその内容から説明をさせていただきますが、普通交付税は基準財政収入額と基準財政需要額の差し引きによりまして、地方で不足する財源として国から交付を受けるものでございますが、国はその全額を交付する財源が確保できないことから、交付を受けられない額分につきまして町が国にかわって臨時財政対策債として借り入れが認められている制度でございます。したがいまして、次年度以降のその元利償還に要する部分につきましては、普通交付税の需要額に算定されるというようなものでございまして、実質的に普通交付税の代替財源というふうに言われております。
それで、使い道はということですが、国が示す普通交付税の算定に基づき、宮城県市町村課の審査を経て、発行可能額が決定されますので、あくまでも普通交付税の一部であり、一般財源という性質は変わらないということでございますので、使い道に特に制限はなく、全ての事業の一般財源に使われているというような回答になります。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 質問1の2になります。コンビニ収納の検討状況はということで、コンビニ収納の取り組み状況についてですが、平成24年度にコンビニ収納に対応した基幹システムを更新し、平成25年度ではコンビニ収納に対応したバーコード印字のできるプリンターに更新をして、コンビニ収納実施に向けた段階的な取り組みを行っているところでございます。システム改修等につきましては、総務省が進める社会保障番号制度、マイナンバー制度が平成27年10月よりスタートするのに伴い、平成26年度から平成27年度に全システムを含む基幹システムの大幅な改修が予定されており、マイナンバーの安定稼働が確認された以降に着手する方向で考えているところでございます。以上です。
議長(浅野幹雄君) これより出川博一君の質問は一問一答により行います。
3番出川博一君。
3番(出川博一君) それでは、出張所の件なんですけれども、これについて業務取り扱い件数の現状分析ということについてですけれども、何でこれをあえて質問するかというと、この取り扱い件数について月次の管理はされていないと。毎年9月の決算公表時の行政実績報告のために集計しているという回答でございまして、私は本当にそれでいいのかと。民間では考えられない発想だし、というかがっかりしました。その発想や対処の方法で有効な対策になっているのかお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) 月次管理につきまして、行っていないということでございますが、こちらのほうは公金につきましてはきちんきちんとその日の日計なり月計なりということで出てきますが、こちらの利用者につきましては、例えば住民票の交付の申請書というような紙をもって一枚一枚という積み上げで、その日その日には組んでいるというところでございますが、これについて今後エクセルなりなんなりのやり方を工夫しながら、管理のほうを進めるようなことを考えてみたいなというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 私は当然のことだと思うんですよ。月次のやつがわからなくて、よく手が打てたなと、逆にいえば。そういうふうな思いでおりますので、その辺のところを、すぐできると思うので、もう一度答弁をお願いしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) おっしゃるところは、まさに一面の真理だと思いますね。実際この資料にあるように、傾向がおおむね変わらないというのが前提になっているかと思います。したがいまして、今のご指摘ですので、管理というふうな面で検討してまいりたいというふうに思います。そういう問題意識を、私がこの議会議決後持ったものですから、成田について時間外、5時半から7時までの件数、3,759件、お示ししてますね。その内訳はということで、確認しましたらば、今振り返って確認できるのは納税等のものについては5時半以降7時までの1時間半の所在地別の集計ができますというようなことで取り上げてございます。申し上げます。3,759件のうち1,139件、比率にしますと30%ほどが納税等の占める割合ですということです。ならば、居住地である成田の皆さんは1,139人のうち652人、半分ちょっとの方が納税分としてはその時間帯にご利用いただいていることもわかりました。そして、もう一方では、この納税に限って652件、これを稼働日数、開庁日数246日で割りますと、1日当たり1時間半で2.65件というふうなこととなります。したがいまして、庁舎での3.何件と、この納税に限って言えばほぼ似たような数字になると。私が疑問、問題にして思ったのは、庁舎が3件、成田が15件というところから、このような問題意識を持って、このように解明をしたところでございます。したがいまして、このように成田の1時間半は、成田の皆さんはもとより町内全域の皆さんが利用度が非常に、便利に、月金の範囲でお使いいただいているということがわかります。
もう一つ申し上げれば、庁舎は10年来、1,000件を超えることはなかったというふうなことで、やはり地の利、場所、365日開いていますねといっても、それは住民満足度の向上に当たらないということの調査ではないかというふうに結論を持ったところでございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 今町長のほうから出張所の夜間件数なんかお話がございましたけれども、出張所の合計の取り扱い件数、これ大きく伸びていると思いますけれども、これをどのように分析されて、どのような手を打っていくつもりなのかお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) 出張所の利用数につきましては、毎年伸びているような傾向ということになってございますが、これも人口伸びに比例しての取り扱い件数の増なのかなというふうなことがございます。今後の事業の進め方といいますか、それにつきましては職員そのものの研修を含めながら、質のレベルアップを図りながら対応できるようにというふうに思ってございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) いや、人口の伸びじゃないと思いますよ。平成23年で8.1%、24年で8.3%と大きく伸びているんですよ。その中で、結局週間で集計したりなんかしないから、その実態がわからなくて、手が打てない。そして、さらにはこの間お願いして歴年でのお話を頂戴しました。そしたら、これは歴年では0.1%のマイナスなんです。横ばいなんですよ。その辺の実態をどのように捉えているのか、もう一度お聞きします。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀 郁雄君) 歴年の実績、24年の実績、それから25年の実績の一覧表をお渡しした中では、5カ所の出張所の計につきましては3.7%増というふうなうちのほうの計算になってございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) ちょっとその数字について、私の集計違いかもしれませんけれども、ではこれは後にします。
それから、24年度の出張所の取り扱い、8万3,000件ほどなんですけれども、その中で4万1,500件、約50%、これが納税の収納なんですよ。非常にこれも大きく伸びておりますけれども、これに対してどのように分析をされて、どのような対策をとっておられるのかお聞きします。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) 先ほど大きく分けて4つの業務ということのお話の中で、納税の取り扱いと、それから住民票などの諸証明の発行、この2つを合わせまして、全体の95%もの取り扱い件数を含むという中で、同じように納税の取り扱いにつきましては四十七、八%でしょうか、このような扱いということで、大きなウエートを占めている一つというふうには認識してございます。その辺につきましては、出張所につきましては各団地ごとにあるということで、身近なところの窓口ということですので、納税につきましても便利な窓口ということでご利用いただいているものというふうには理解しております。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) その中で、さらに分析すると、納税等にはいろいろあるんですけれども、水道料とか料金とかその他あるんですけれども、その中で町税の比率が年々高くなっています。22年度で74%、23年度で75%、そして24年度は78%と高くなっている中で、この現状を踏まえてどのような形で対処されるのか。例えば先ほどコンビニの話が出ましたけれども、そういう問題も含めてこの事務量をどのように吸収しようとして手を打っているのかお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) 現状につきまして、窓口対応での取り扱いのみということでの対応というところでございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) そういう発想でいいんでしょうか。これからやっぱり人口がふえていく、さらにそれを上回る量で取り扱い量がふえていくということを踏まえれば、もっと新たな発想が必要なんじゃないでしょうか。もう一度お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) 出張所でも納税を扱うということで、数年前から例えばイオンのほうの荘内銀行さん、それから明石台にも荘内銀行さんがありますので、土日、休日、夜間というんでしょうか、荘内銀行さんも収納代理機関として取り扱っていただいているということも大きな受け皿の一つなのかなというふうに思います。あと、先ほど税務課長のほうからは、コンビニ収納の検討を行っているという状況ですので、今後も取り扱いの状況を見ながら、それまでの間は今のままご利用いただければなというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 先ほど言った8万3,000件の中で、4万件が各種証明書発行なんです。これも大幅にふえているんですけれども、この中身も含めてどのように分析されて、どのような手を打とうとしておられるのかお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) その辺、分析関係ですとか実績報告書のほうで毎年いろいろ中で検討したりということを行っております。その中で、住民票交付、諸証明の交付などにつきましては、機械に、自動交付機などの要望もあるということを踏まえながら、いろいろそちらのほうも検討を加えているということでございます。まずその諸証明のほうのケースもふえているという中で、引き続いての検討を進めていく必要があろうかと思います。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) その中で、住民票の写しと印鑑証明書の比率はどうなんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀 郁雄君) 資料を見る時間をいただいてよろしいでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) それでは、私調べていますのでお話しします。住民票の写しと印鑑証明書、この2つだけですよ、この2つだけで、いわゆる各種証明書の発行の中の7割を占めています。7割。ですから、これからどの部分に手を打たなくてはならないかというのは絞られていると思うんですよ。ですから、それはイオンの出張所の問題でなくて、別な角度でその2つを発行してあげる、さらに納税をどのように吸収して、ほかの方法で吸収していくか、そういうことを考えるべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そういう切り口からの検討も一面の真理だと思います。そういうところもやりながら、今回365日7時までと、こういうふうなものの、今までにない形態のものをイオンにというふうなことでお示しを申し上げたところです。
ちょっとだけ先に進む前に、先ほどの数字をもう一回申し上げますけれども、納税等の件数、お金にかかわることですから、全く1円の問題もなく、この10年間取り扱ってきたというようなことで、相当神経も使う分野の一つだと思います。成田出張所扱いで1時間半の中で1,139件です。したがいまして、全取り扱い量の、3,759分の1,139は30.3です。ですから、時間外の中での全取り扱いの中の3割が納税等を占めると。そしてさらにまた分母を3,759と置いて、成田の皆さんの地区の652を置いてみますと、17.3%というふうなことになります。そして、246日で割るとそれぞれ1,139であったり652を割ったりすると、先ほど申し上げたように652を割れば成田の皆さんは2.65だと、こういうふうな数字、3つぐらい合わせて押さえながら、検討の資料にしていただければというふうに思います。
もとに戻ります。先ほど出張所業務、公民館業務の一本化というあたりも、ずっと私どもの課題で、検討していることです。これはなかなか町民の皆さんのご理解していただけない分野の一つです。しかしながら、やるべきことは相当やっています。兼務辞令と称してね。公民館の人は出張所、そこにいれば、町民からみれば公民館勤務とか出張所勤務とか色分けしているわけではありませんので、町職員と見られます。やっていてもさっぱり腰も上げないんだものねというふうなことを受けて、そうならないように、町民から見ればどなたとて対応できるというようなことの、ある一定のレベルアップと共通理解を図りながら、新年度スタートしていくというふうなことです。
しかしながら、ここからなんですけれども、公民館業務から申し上げますと、施設管理、事業主催、会場準備、会議出席などの事務室を離れての仕事も多く、公民館職員が窓口混雑時に諸証明の受付業務などが可能だとしても、出張所職員との職種に差異があることから、事務上の一本化はなかなか難しいというようなことです。したがいまして、こういうこともぜひこの質問を通して皆さんにお話を申し上げますので、なかなか業務の体系が違うということなんです。だから、役場の仕事をみんな一本にしたらいいでしょうという極論にそうなりますね。そうなれない、町民課、税務課、企画課というふうに縦割りのように見えることをしながらも、町民向けには横のつながり、ハードルを下げて、俺知らないよというような顔をしないような取り扱いをしましょうというのは、公民館、出張所でとりわけ強く求められるということなんです。ですから、オールラウンドプレーヤーを私どもとしては配置するように、新規採用職員を公民館、出張所に配置をした経緯も私の時点ではあります。3年間はこの庁舎内で、そしてまたスポーツセンター、生涯学習課でというようなことの中で、3年間みっちり公務の枠組みをつかんでもらう、そんなふうな人的配置もしながら、行政の枠組みをきちんと学んでもらう、身につけてもらう、そんなふうな中で今対応していっているのが現状でございます。十分ご指摘を受けて、足らざるところ大いに受けとめさせていただいて、前向きに検討していますので、必要な意見をおっしゃっていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 5つの出張所で担当者数がふえてない、現実的には成田で1名ふえて3人になっているんですけれども、それが今はふえてないですけれども、これでいわゆる1人当たりの就労時間、住民が窓口に来たときの就労時間というのは短縮されているんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) 個別業務ごとにそれぞれ必要となる時間、いろいろ違いがあろうかとは思いますが、ただ時間的にはお待ちいただいている人数ですとか時間というのも混雑時はあろうかなというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 待ち時間による苦情が出ない住民の範囲ということで捉えていいんでしょうか。それともかなり苦情が出ているということなんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) ご利用の方からの待ち時間による苦情というのは、私のほうには入ってございません。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) たしか資料の中にもあったと思うんですけれども、出張所の場合複数配置が宿命で、人員配置上の大きなテーマだというお話になったかと思いますけれども、今後これに対してどのような対処をされる方針なのかお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) 体制と、それから運営方法につきましては、出張所のみならずやはり全体の組織の中での調整が必要なのかなと思いますが、窓口の、町民の方に一番接する最前線というようなところからは、なるべく住民の方に不便を来さないような形で何とか検討できればなというふうに思ってございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) これは複数配置しなければだめなのか、もう一度お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) 複数と申しますと、人数の複数でしょうか。職員数ということでしょうか。(「はい」の声あり)
先ほど成田の出張所、主としての出張所3人、それからほかにつきましては2人ということですが、これ以上ということでしょうか。(「いや、1人にできないかと」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 待ってください。確認ですか。
町民生活課長(亀郁雄君) 今わかりました。1人体制では私は大変難しいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長、簡明にお願いします。
町長(若生英俊君) 1人でできない最大の要因は、年休をとったときに誰もいないということなんです。ですから、非常に不本意なんですけれども、2人を配置せざるを得ない、最低で。そういうふうな問題があるんです。さらにまた出張所のことででこぼこありながら、このような人的な面で非常にロスが大きいというのも現状、10年来の取り組みの中で見えてきているところです。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) それで、いわゆる出張所での納付件数が半分ウエートを占めるという観点から、コンビニ収納の検討状況で、これは開発費用はどのくらいかかると見込んでおられるんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 開発費用等につきましては、まだ具体的にどの時点からということで決まっていませんので、まだそこまでは出しておりません。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) いや、そういうことでなくて、取り扱い量がどんどんふえている。さらにその半分が納付金だと、町税だという捉え方の中で、それをいかにして緩和して、事務の効率化を図っていくか。その観点からの発想で当然手を打っていくんだと思うので、まだ検討していないということはおかしいと思うので、もう一度お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) この間、コンビニ収納につきましては電算担当のほうと協議をやりまして、方法にはコンビニ収納、税単独でやる分とか、あとそのほかの料金等を含めた公金収納トータルシステム、そういった検討はしております。そういった数字につきましては、現在ここに持ってきていませんが、担当課のほうで試算はしてございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) それで、このコンビニ収納を入れた場合に、年間の維持管理費用は幾らぐらいでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。もとい、総務部長。
総務部長(小野一郎君) まず、初期のイニシャルコスト、あとランニングコストということで、直近の分としては数千万円ということでは出ておりましたけれども、具体の数字についてはちょっと今手元に持ち合わせておりませんので、お答えすることはちょっとできません。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) コンビニ収納を入れるための大きなネックは、支払い手数料だと。1件当たり幾らと。銀行であれば、今のところほとんどただなんですけれども、それがかかるということが大きなネックだと思うんですけれども、その支払い手数料はどのぐらいを今見ておられるんですか。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) コンビニ納付の場合、55円から65円と想定しております。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) ですから私、イオンの新設という問題もさることながら、そういう形でかえ役というか、別な手法でそういうやつを吸収していくという発想は今のところお持ちじゃないんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 今の検討もして、相当数、数千万円という単位だったと思いますね、私も数字具体的には持っていませんけれども。ですから、何をするにしても初期費用やら維持していくための費用は当然発生するというふうなことですね。そういう費用と効果の面をどうそこから読み取るか、そういうところに尽きようかと思います。ですから、コンビニ収納も、しかしこの制度も将来ずっと続くものかもわからないんですね、今の住民票そのものの取り扱い、住基で出すことで、紙ベースじゃなくて認証カードを出すことで済むかもしれませんしね。それを読み取れない。それこそ不透明です。そしてまた自動交付機は非常に金がかかる割には限定的ですねというようなことがありました。そしてまた出張所を維持するための、わざわざ皆さんが税金ですと言って手集金で持参していただくという、この5億を超える金額の面をずっと我々も重く捉えながら、現状5つの出張所機能を残した状況の中で、先ほどのような提案をさせていただいた、こういうことでございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 数千万ほどかかると言っておられましたけれども、いわゆる24年度の支出分、更新、そして25年度バーコードと、順次手を打っているはずだと思うので、もう検討段階というか、やれるんじゃないかというふうに私は認識しているんですけれども、その辺のところをもう一度お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) ですから現状段階、不透明な要素がありますので、踏み込めないというのが現時点での結論でございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) それでは、本庁の時間外窓口延長、これは中止できないという、先ほどのお話にはございましたけれども、本庁で1時間30分のところで、どうして15人の職員が必要なのかお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) 町民生活課の総合窓口につきましては、転入転出など当然お受けするという中で、業務によって子育て支援課におつなぎするものとか、国民健康保険におつなぎするものですとか、その辺関係課がどうしてもかかわってくるということで、町民生活課の窓口だけでは完結しないということで、1階フロア7課が関連しての窓口開設という状況になっています。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 簡潔に申し上げれば、成田も全業務を取り扱っていますので、それに対応する本庁職員がバックアップ、待機せざるを得ないと、こういう状況です。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) それでは、成田出張所はこの1時間半に何人の勤務なんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) 遅番勤務としては1人でございますが、全体の職員の中でやりくりしながらということで残っております。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 先ほどの答弁の中で、いわゆるシステムがイオンの場合は違うんだとか、あるいは本庁が動いていないと成田も動かないんだというお話がございましたけれども、その辺のところをもう一度詳しくご説明いただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 24日のときもお話しさせていただいたかと思うんですけれども、現行は成田も本庁も同時に、瞬時に合わせた形で変更、異動等をかけられるような形になっています。そのために、町のほうの電算とあわせてそれぞれの窓口ということで現行はやっております。イオンにつきましては、諸証明発行用の別なファイルをつくります。サーバーを持ちまして、それでもって異動をかけずに現在の状況で諸証明を発行するという、そういうシステムになりますので、別物ということでございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) それで、いわゆる本庁のホストを動かさないで、成田で先ほどの納税受付、あるいは印鑑証明書、住民票の写し、これに限定した延長というのはできないんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) 納税、それから諸証明発行ということに限定すれば可能かと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 成田の5時半から7時については非常に防犯上、今回のイオンの件、この議論を通して非常に重大に受けとめ始めています。やはりすきを与えないための状況をどう確保していくかというようなことは、新年度から即、あるいはあしたからでも体制をとらなければならないなというふうに思いますね。必ず納税業務、金を持参して納税しているというようなことが、よこしまな皆さんが知った折には、そこに突入されたらどうしようかというような思いも、はっとしています。よもやのバス事故であったり、あるいは四日市の高校生がというようなことも含めて考えると、今まで何もなくここまで無事にやれてこられたことは、この先、もう10年来、何もなく進められるという保証は何一つないというようなことですから、十分心して、この議会終了後も含め、対応あるいは即きょうできることを成田に指示をして、さらにまた体制を整えてまいりたいと、こんなふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 土日、祝日の行政サービスを求めるアンケートの問い方に若干問題といか、費用面が出ていなかったということなんですけれども、ただ曲がりなりにもアンケート結果とすれば、72%ほどが土日利用の利便性を見ています。この結果を踏まえて、何らかの手を打たなければいわゆる行政の不作為だと指弾されるんではないかと思いますけれども、その点についてお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 行政の不作為をこの場で私どもに向けられても非常に困るというふうなこと、返しようがございません。私どもは町民の利便、そしてまた満足を高めるために数年来の取り組みを十分先進事例、そしてまたデータも、町民のご意向、ニーズも調査しながら、ほぼこんな形でまとめて皆さんにご説明申し上げてというようなことの中で、結果7対10というふうなことでペケになったときには、次の策を今現状は持ち合せていない。したがいまして、現状、成田の件などについて十分防犯対策を強めなければならない、そんなふうなところが今現段階でのいわゆる最大値というような感じでございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 私の近くに明石台七丁目、今度45番目の行政区になるんですけれども、そこにお住まいの方、約170世帯ほどあるんですけれども、その9割が大体共稼ぎなんです。その方たちは、やっぱり土日、祝日の行政サービスがなくなったことを非常に残念がっておりまして、ただ、フルタイムだと、成田まで7時まで行けないって言うんですよ。保育園で子供を迎えて、交通事情によっては混むとどうしても7時に成田に着けないと。そこで、成田出張所の時間延長を提案したいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 先ほどの件とも絡みますけれども、現時点での成田での延長は、こういったデータも含めながら、そしてまた今の体制をそのまま業務を取り扱うということを前提にすれば、現状時間延長はありません。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) それはシステム的な問題、あるいは警備上の問題、警備上であればガードマンを配置するとか、やろうと思えば手だてがあると思うんですけれども、その辺についてもう一度お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) しかし、議員の質問ですけれども、そこに防犯警備上にガードマンというふうなこと出ますけれども、まさにそれに費用をかけるだけの費用対効果というような側面をどのようにお考えでしょうか。私はそれはあり得ないと思いますね。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) ガードマンというのは、それほど費用はかかるものではないと思います。ではわかりました。じゃあガードマンにどのぐらい費用がかかるか質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) それほどかからないという発想もないんですよね。1円でもかかるんですから、それほどというのはどの範囲だという話になりますので。現状7時までのデータでこれですよね。時間延長というのは8時ということでしょう。そして8時半、9時ということでしょう。そこに延ばして、どの程度の需要、誰も聞かなくてもわかりますよね。そしてだんだんと人通りの少ない時間帯に入っていくわけですから、とても怖くて出向けませんよということになりますよね。だからそういう意味で、ぜひ今成田の7時が限界の中で、警備、防犯、これは本当に今ぞくぞくするぐらい、きょう起こってもおかしくないぐらいの状況ですから。そういう意味では、徹底した対策をとらなければならない。警備費用も、さほどでないどころか結構な費用がかかっていますよね。ですから、ガードマン1人置いて安全ですかと、それも保証できません。ガードマンだって羽交い締めにされてどうのこうのということもあるわけですから。ですから、そういう意味で人通りがある中で、すきのない場所はどこなのかねというようなことを最終判断をさせていただきましたということでお話し申し上げました。ガードマンの費用については、もしあれば申し上げます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) この議論はやめにして、次にアンケートに関して、いわゆる利便性の設問に対して、「やや不便」「不便」の回答の割合が高かった東向陽台公民館区、あけの平公民館区の分析はどのようにされているのかお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) このアンケートは、先ほど申し上げましたとおりイオンにつくるためのニーズ調査で行いましたので、そのための分析は行っておりませんが、ただ不満に思うという方がいらっしゃるということはよくわかりましたので、これからの対応になるかと思います。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 今回のアンケート、600名、これは選挙人名簿登載者の0.9%、1%に満たない数字なんですけれども、この母数では正確な住民の意向がわからないのではないかなと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) これについては、先ほど申し上げたとおり母数も重要なんですけれども、うちらとしましては目標誤差、3%から5%、これに重要視を置いています。というのは、テレビの視聴率は400か600、内閣支持率は1,000から2,000、それからすれば、こちらのほうは十分選挙人名簿3万数千人の方から600世帯、600人を抽出して、精度は今回は5%。これは100回この600人の対象者を変えてやっても5%の誤差しかなく、95%は確実に同じ結果が出ますよというアンケートの手法をとりましたので、十分ニーズ調査とすれば信頼性の高い数値だと思ってご提案させていただいたものでございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 5年前に、まちづくりアンケートを実施されたかと思うんですけれども、これは568先郵送で、367の回収。非常に調査先数そのものが少ないと思うんですけれども、この辺についてご見解を頂戴したいと思います。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) 当時の総合計画のことをちょっと私もかじっておりましたが、今若干思い出せませんが、当時もコンサルに発注してアンケート調査を行っておりますので、それに基づいて統計学、私どもより数段上の知識を持った皆さんにお考えいただいてやったサンプルで、それをもとにアンケートを行ったと思いますので、十分な数であったと思います。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) では、この1番目の最後に、我々議員も住民から質問を受けた場合、明確に説明できる資料が必要なんですよ。というのは、選挙人から何の基準で、どういう判断基準で採決に態度表明をしたんだということが問われる立場です。ですから、何といっても執行部側は多くの資料、データ、情報を持っているわけですから、この間の2月17日のような十分な資料提示をしていただいて議論させていただきたい。その観点からすると、12月補正の全員協議会の態度は非常にまずかったと。ワンペーパーで済まそうとした、そこからつまずいたというふうに私思うんですけれども、町長これ議会議員との対話にもっと意を払うべきだと思うんですけれども、町長の見解を求めます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) その件は全くおっしゃるとおりです。ですから、出だしからこういうふうな思いでやっていたところでありますけれども、結果として1枚でのというようなことについては大変不十分でありましたとおわび申し上げます。
議長(浅野幹雄君) この際、午後2時05分まで休憩をいたします。
午後1時53分 休憩
午後2時05分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
3番出川博一君。
3番(出川博一君) それでは、(仮称)明石台小学校の開校スケジュールについてお尋ねします。
開設準備委員会は4月に設置というお話でございましたけれども、この主体はどこになるんでしょうか。東向陽台小学校なのか、学校教育課なのか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 教育委員会が主体に進めていきたいというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 休憩前の質問に対し、町長から答弁の申し出がありますので、許可をします。若生町長。
町長(若生英俊君) 一つ、富谷のコンパクトな町域でということで共通理解の記憶かと思うんですけれども、公金を受領している箇所が本庁舎以外に5カ所あるということにもつながります。そしてまた5時半以降7時延長業務あります。公金を今、休憩中にやりとりしましたらば、公金は各出張所に1泊しています。本当にささやかな金額。言いたくないんですけれども。そのようなことからすれば、非常にリスクの高い状況にこの10年来置かれてきたということですね。したがいまして、今私もはっとしましたけれども、納期限のあたり、月あたりじゃだめだぞというふうにも思いましたし、当然先ほど行政の不作為というようなのがありましたけれども、利便性、満足度に加えて、10年来何もなかったことをよしとするのではなくて、この安全性を高めるためにぜひやっぱり町も議会も合わせてこの行政の不作為、あるいは何か起こったときの責め、町も議会も負うことのないような対策を、お互いに基本ありきではなくてとっていかなければならないということが、きょうの議論の中で初めて私深く認識をいたしたところです。要するに結論を申し上げますと、公金は翌日にお昼前後、七十七さんが6カ所回っていただいて公金を収納する、こんな流れのなかでこの10年やってきたということで、非常に今緊張し始めたところです。以上です。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 町長からそのような答弁がありましたけれども、ぜひとめ置くことなく、その日のうちに金融機関に入金する手だてはあると思うので、その辺はやっぱりすぐ手を打っていかれたらどうかなと思うんですね。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そうなったときに、じゃあ職員が閉庁後、誰がどう持って行ってやるかということになると、1人では行けないですねということになりますので、その辺も含めながら十分検討していくと。まさに1円の無駄とか、1円の公金もというふうなことですから、これを傷つけてはならぬことなんですよね。そんなことの緊張感を持って、今の質問をまた受けとめさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 戻ります。小学校についてです。校章とか校歌については広く意見を求めたいというご答弁でしたけれども、これは公募方式をとるということなんですか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) まだ具体的な方法については決定してございませんが、公募もその方法の一つだというふうには考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) これらの選考過程というのは公開されると理解してよろしいんですか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) はい。その方向で考えていきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 通学路に関してなんですけれども、これたしか一昨年、24年8月に地域での説明会において、もう始まるんですけれども、建設期間中の対策も含めて多くの意見や要望が出ておったんですけれども、その検討状況はいかがなんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 今、ちょうど通学時間に合わせまして、車の台数等について定期的に調査をしているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) この間、図面で通学路というか児童の入り口の提示がございましたけれども、これはきっと正面の入り口を利用するのか、あるいは南、どちらを利用するかによっても対策が違ってくると思うんですけれども、その辺の検討はまだでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 通用口につきましては、南門、それから西門と両方の、現時点では両方考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) たしか説明会の席上でも住民の声をぜひ聞いてほしいという意見があったと思うんですけれども、特に明石台五丁目の方からのお声を参考にすべきだと思うんですけれども、その辺の住民の皆さんの声を聞く予定はあるんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 昨年の9月に説明会を行いました。その中でのご意見なども参考にしながら、現在設計を進めているというところでございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 大分五丁目で、あの地区の交通安全というかそういうことについて非常に関心の深い人が結構おりますので、ぜひそういう方たちの声を聞きながら、あの通学路は難しいと思うんですよ。あそこに車を入れるなとか、いろいろ意見が出ましたので、その辺のところをぜひお聞きになるべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 通学路につきましては、1つの案ということで既にお示しをさせていただいております。ただ、正式決定ではございませんので、準備委員会等々を経まして、決定していきたいなというふうに思っております。
また、通学路を決定する上では、現在も総務課、建設課並びに大和町等とも内々では話は進めてございますので、最終的に決定するまでには詰めた協議を図ってまいりたいというふうに思ってございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) この事業など、町の職員挙げての取り組みになると想定されるんですけれども、その中で学校教育課の位置づけはどのような位置づけなんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 済みません、質問の趣旨がちょっとわからなかったものですから、もう一度お願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 座ったままで。
3番(出川博一君) いわゆる教育委員会が主体になるのか、それともそうじゃなくて行政の実務者である学校教育課長あたりが中心的な位置づけになるのかというのをお聞きしたかったんですけれども。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。もとい、菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 総括的な主管というか担当は教育委員会が行いますが、実際的に行政の事務執行については学校教育課が中心になってやるということになります。ただ、教育行政の責任者、私が行政の事務の責任者になっておりますので、私の管理監督のもとに円滑な方法で進めていきたいというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) では教育長にお尋ねしますけれども、結局事務局である学校教育課長が実際の事務局になって、そのトップだと思うんですけれども、今学校教育課長は給食センター長兼務なんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) はい、兼務でございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) これ町長にお尋ねしたいんですけれども、一昨年からいろいろ地域の意見を聞きながら、いろいろ手を尽くしてここまで来たわけなので、そういう意味ではみんなで笑顔で27年4月の開校を迎えたいと思っているところなんですよ。そこで、担当部署はこの問題で全力投球できるような体制をつくっているんだと思うんですけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 全力投球なんでしょうか。(「全力で取り組むべきだと思うんですけれども、その体制をつくっていただきたいと思うんですけれども、どうでしょうか」の声あり)
はい、そういう意味であれば、間違いなく24年3月に、25年、26年の2年度でやりましょうというような表明をして以来、本当に私も緊張の毎日です。このような人件費だ資材高だというような中で、きのうの起工式にも臨みまして、本当に感無量でほっとしましたというような印象です。ですから、今までもそうやってきましたので、ぜひ町民の皆さんに期待も受けていただいているお約束もありますので、その開校に向けて総力を挙げて、教育委員会で大丈夫でなくて、町全体としての町長部局、教育委員会ともどもで進めるのは当然のことでございますので、引き続き努力してまいります。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) それで、26年度予算についてお尋ねしたいんですけれども、10月31日の町政の運営方針の中で120億円を想定して予算編成したいということで、先ほどの答弁の中で結果としては137億7,700万円になりますと。これはなぜ方針がどのように変えられたのかお尋ねしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) その件につきましては、まず基本方針ですね、こちらは町長から各職員のほうに通知される性格のものでございます。今回については学校等々の大きな事業がありますので、そのような中でも前年同様、前年は117億円です。そんな中で120億円に設定したのはその大きな事業、学校、それから高屋敷、そういう部分を、表現上は載っていないんですけれども、思いとしてはそういう部分を除いて、前年の事業についてもこれまで同様の客観性、それから必要性を十分に勘案した上での要求にするという意味合いでございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) そういう方針の立て方はおかしいんじゃないでしょうか。というのは、10月31日の時点でもう小学校はつくらなくちゃいけない、高屋敷の問題はある程度頭をかすめていたかもしれません。あるいは消費税の問題についてもある程度織り込めるはずなのに、少なくとも学校については織り込めると思うんですけれども、それがどうして一気に137億円になったのかお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 表現の仕方なんですけれども、まず25年度の117億円を当然ベースに考えております。そのような中、人口増、それから扶助費等いろいろありますので、基本的にはそこに学校プラス高屋敷、それから消費税、120億円で到底終わる数字ではございませんので、思いとしてはさっき言ったようにそういう必然的な部分を除いてという意味合いでの通知ということでございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) であれば、そのところをお引きした基本方針にすべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 数字の表現上、そのように受けとめられるとすれば大変申しわけないことでございます。内部で進めてきた経緯は今言ったとおりでございますので、ご理解と、またご容赦いただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 25年度は、たしか基本方針の中で経常経費の3%縮減を掲げていまして、24年度当初予算と対比すると1億5,300万円の増となりました。ところが、26年度、これから協議するあれなんですけれども、それはなかったと。3%縮減の基本方針は出てこなかった。結果として3億1,100万円の増になっています。なぜこんなに多く、倍増になったのか、その要因をお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 今の3億1,000万円という数字の確認でございますけれども、性質別の予算の総額から臨時的経費が普通建設事業、それから災害復旧費を除いた数字での比較をされた数字ということでよろしいでしょうか。(「はい」の声あり)
では、その件につきましては、まず3億1,000万円、そのうち大まかな内訳を話させていただきますと、大半が消費税の増税分というところでございます。消費税の増税分につきましては、建設関係、それからいろいろ含めますと26年度当初で消費税が含まれている金額が2億3,300万円ということで試算しております。そういうことから、その上がった部分は大半がその部分なんですが、ただ前にもお話ししましたけれども消費税増税後もそのまま低下することなく、工夫してその現状の予算の中でやれるものはということでは取り組んではいるんですが、結果としてやはり人口増、それからその辺の経費の状況等を勘案というか、結果的にこのような数字になったということでございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 経常経費の中で、26年度は扶助費、人件費とも実額で減っているんですよ。それにもかかわらず、消費税が2億3,300万円だとしても、なぜこんなにふえたのか、お尋ねしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) まず、経常経費から除かれる普通建設費のほうに置かれている部分については、学校だったり、それから放課後児童クラブだったりということで、工事関係の部分だけ除かれております。そのほかの、要は備品だったり消耗品だったり、それからそれを施工する上での施工監理だったりということで、付随する経費がございまして、その分が物件費等にはね上がっているというのがまず一つ大きな要因です。ですから、普通建設費につきましてはあくまでも工事請負費部分のみということですので、それ以外にも学校関係の経費が含まれてくるというのが実情です。また、補助金が昨年と比較しますと約1億円ほどふえてございますが、この内容といたしましては保育所の増築に伴う補助、それから認可外保育所に対する補助金の新設と、先ほども説明しましたが、そういう要因がございます。また、幼稚園の奨励費の補助なんですが、制度改正に伴いまして、そちらの額が上がっているというようなところが今回の予算の中に反映されておりますので、その分ということでご理解いただければと思います。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 予算編成過程の公表についてなんですけれども、先ほどの答弁の中でホームページに掲載しておりますというお話でしたけれども、なかなかホームページを検索する人は限られていると思うので、これは提案なんですけれども、町長の予算編成に当たっての基本方針、これについて広報とみやに掲載するようなお考えはないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) こちらのほうはボリューム感もありますので、広報とみやを使ってはなかなかお知らせできないと思います。ホームページもしくはそれにかわったものが何かあるんであれば、またちょっと検討させていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) ちょっと時間もなくなってきましたので、オータムレビューでテーマになった施策は何だったのかお示しいただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) これは各部署、各課、おおよそ10項目ぐらい主となるものを挙げていただいております。それが主になるものは何かというと議会で提案されたものであったり、日ごろから問題視されているもの、あとは継続事業、新規事業。その10項目を挙げて、それをもとに町長とヒアリングを行いながら、主要施策を決めていくと。それについては、予算編成上の前段でございますので、それを踏まえて基本方針を定め、その後に各課から予算要求を受けていると、こういったところですので、ボリューム感ではかなりありますので、もし必要であれば後ほど私のほうに来ていただければお見せすることはできると思います。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) それでは、具体的なやつで大きいやつを3つぐらい、今回の予算でテーマになったやつをお話しいただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。もとい、企画部長。
企画部長(荒谷敏君) これもかなりの項目があるので、重立ったものということで、おおよそ建設事業が大きな柱になると思いますので、先ほどの当然学校関係もそうでございます。あと子育て支援センター関係も当然重要な施策になっております。そのほか、道路、庁舎の左側を走る延長線、これをどう捉えるかとか、あと穀田線も途中、現在用地買収も進まないので、これをどういうふうに解決していくかとか、そういった議論を行っておりますが、当面解決策が不可能であるものは、その場で一旦数年凍結とか、さらに住民の皆さんが要望を強く出されているところは何かということで、やはり道路関係の側溝ふたがけ、あとは道路改修、これはやっぱり皆さん大きな要望が出ておりますので、その改修についての年度計画であったり、そういったものをこの現地調査を踏まえながら計画を練っていくと、そういったところで大きなものを挙げております。あとは、医療の部分ですと今いろんなワクチン助成があったりしますので、そういったものの今後の見通し、そういったものも議論されているところでございます。あとは本当に個別にそれぞれ10項目出していただいているので、かなりのボリュームがあるところでございますが、重立ったものはそういった主要施策となっております。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 町政運営をするに当たっては、何度も言うようですけれども私の柱がありまして、それをもって住民の皆さんの理解、支持を受けるわけですから、教育福祉の充実、そしてまた住環境、都市基盤整備、そしてまた企業立地、産業、町の活性化、こんなふうな大きな柱に即して、それぞれの担当課が連担、分担をもって町政の前進のために何を描くかというようなことで、5項目、10項目、フリーで出していただくと、そういうフリーダムな状況を常につくっておくというふうなことです。ですから、そういうふうな吟味をする中で、結果国からの当初予定されない交付税があったり、あるいはこういうメニューができましたというようなことですぐ対応できると、こんなふうなプラス面もこの数年来、町政運営をしていく中で出ております。ですから、予算編成時期に予算ではなくて、まさに通年の予算編成、通年にわたって26年度、次こういった枠組みができました、折々何をどのタイミングで入れますか、そうするとある時期、9月議会を終えれば20何年のすぐに事業の内容にも移っていく、そして結果1月、12月で町内会館を代表されるように年度単位と言わず、12月までの間に終えましょうと、こういうふうなスタイルで私自身がこの間進めてきているというふうなことです。ですから、できないことは縮めるのではなくて大いに原課で、職員自身それぞれの立場で、大いに町政運営の柱に沿って膨らませていくもの、前進してきたもの、停滞しているもの、ですから大山線も関ノ川、今泉大童線も、できない理由は土地の権利状態がまだ不確定、抵当権やら何やらというふうなことで手がつけられない状況にあるというのも一因でございました。そういうふうなことで、大山線意地悪しているわけでは決してなくて、そういった買収しようにも相手方が不十分なために買収のところまでまだ踏み出せない状況下にあるので、残念ながら26年は見送りですねと、こんなふうなことになることをお伝え申し上げます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) スクラップ・アンド・ビルドという中で、廃止した事務事業数と予算額はどのくらいか、概算でおわかりになれば教えていただきたいんですけれども。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) スクラップをした事業ということでの集計ということで、特にはとっておりません。ただ、どのようなものかということでございますが、まず先ほど一番最初にお答えした中でもありますが、現状の業務をすっかりなくすということではなくて、業務の内容の見直しも一つのスクラップですよというお答えをさせていただきました。そんな中、放射線量測定業務についてはポイントを絞って縮小する、それから環境衛生の関係のパトロールについては26年度見合わせるといったようなスクラップを一部やってございます。あと、スクラップということで、ぴったりくる案件ではございませんけれども、今回の予算編成に当たりましては、当初各課からの予算要求ベースでいきますと148億円と。それが最終的に財政課のヒアリング、それから町長の3回の査定を受けて最終的に決まった予算が137億7,700万円ということでございますので、そんな中にも要求があってもいろいろ精査をして取り組んでいるというところで、ご理解をいただければと思います。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 事務事業の必要性の云々、この判断基準というのはいわゆる庁内で統一されたコンセンサスとか、こういう基準でやりましょうとかというのはあるんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 事務事業といってもかなり広範囲にわたりますので、どの部分を指しているのかというところもあるんですが、基本的には事務事業の中で今回スクラップ・アンド・ビルドの中では負担金補助、交付金ということで、などということではあるんですが、それらにつきましては当初取り決められた要綱に基づいてやっているというところで、その要綱があるものについては基本要綱どおりなんですが、その要綱が必要かどうかというのはやっぱりその時々、時代も変われば内容も変わるというところもあるので、ぜひその辺は見直していくというところで取り組んでいるということでございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 負担金と補助金の話が出ましたけれども、これは既得権化する場合が多いので、いわゆる交付要領で例えば補助期限を明示して、この日までだよとか、この年度までとかというような形で、恒久的な支出に歯どめをかけるべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) それにつきましては、その補助要綱なりの本来の目的がどこにあるのかというところだと思います。ですから、一概に全てに期限を区切って最初から取り組むということではなくて、基本的には取り組んで設置した以上、将来にわたっても当然財政負担になるよというところの判断が最初にあってしかるべきというふうに考えております。ただ、さっき言ったように時代の背景とともに必要かどうかというのは時々、その都度判断をしているということですので、ちょっとなかなか今うちが持っている補助制度の中で前もって期限を区切ってというふうなのはなかなかなじむものがないのかなというふうに考えます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) では臨時財政対策債についてお尋ねしたいんですけれども、6億2,100万円計上しておりまして、この使途については交付税の一部で制限ないんだよというお話なんですけれども、現実的に結果として見れば子育て複合施設とか、そういうところに向いているように見受けられるんですけれども、やっぱりこれは起債ですから、いわゆるそういう目的がはっきりしたやつに一部使ってますよということを明示すべきじゃないかなと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) おっしゃっている意味はわかるんですが、基本的には基金に積み立てた目的としては、今回の複合施設等を視野に入れた部分についてはユーマイタウンの整備基金に積みましたと。そのユーマイタウンに積んだ基金の財源に、要はこの臨財債が充たったのかということで聞かれますと、そうではなくて、一財の全部に充たったよという回答しかできません。逆な話を言えば、じゃあそこには町税の一部を全部充てましたよといった場合に、逆にじゃあ色がついてないのに何で町税に充てたというのがわかるのというふうな話になってしまうので、ちょっと反対の話を今させていただいたんですが、そういう意味合いで逆に色をつけることができないということで考えていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) いわゆる借金については、住民が長期間に利用する施設、あるいは後世代の住民に借入金、債務という形で負担する教育債だとか災害復旧費とかいうような地方債はわかりやすいというか、やむを得ないと思うんですけれども、どうも目的のはっきりしないこの臨財債、これは余り借金をすべきじゃないと思うんですけれどもいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 臨時財政対策債につきましては、本来今言われた起債の目的と全く違いまして、将来の負担に対しての借り入れという概念は一切ないところです。というのも、冒頭説明申し上げたとおり、要は交付税措置される金額がされないがために、地方が借り入れて一財化するというそもそもの話がございますので、ただ限度額、可能額借りてもいいよというところで許可をもらうんですが、必ずしも借りなくていいというところもございますので、その辺はこの1個ということではなくて、町の財政状況を総合的に勘案した上で借りるのか借りないのか、今後も継続していくのかというのは折々検討して進めておりますので、ずっと借りますよ、借りませんというところの話ではなくて、その都度検討させていただいております。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 私は、子供や孫にツケを回すなと主張したいんですよ。私は、財政的にまだ余裕があるんじゃないかというように考えておりまして、本来的には臨財債を使わないで独自の道を歩まないと大変なことになるんじゃないかなというふうに感じておりますけれども、これについての見解を求めます。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 先ほど1番目の説明でもしたんですが、建設事業等に充てるための起債ではないので、将来にわたっての人たちへの負担という、さっきも言ったんですがそういう概念ではなくて、要は交付税措置するべきところをされない部分に対して一財として借りていいよというところなので、通常の起債と臨財債はちょっと意味合いが違うということで、まずご理解をいただきたいと思います。ただ、財政上借りなくて済むのであれば借りないという方法も、先ほど言いましたけれども手法としてはあるんですが、現状借りてやっているというのが実態でございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 結局は、20年借りて、20年先まで償還をするということになると、どうしても先々の世代にその負担を負わせるということになると思うんですけれども、その辺についてはいかがですか。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 確かに今20年で借りております。20年で借りますが、その元利償還分に相当する金額につきましては、普通交付税の算定上需要額に算入されますので、要は交付税でその年には国のほうで財源手当てできないんですが、将来にわたってその負担は国が保証するよという意味合いですので、ちょっとその辺は意味が違うのかなと思います。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) そうは言っても、国が2014年度、来年度の地方財政対策、これは去年12月に発表されたんですけれども、全体で16兆円の交付金、これが1%前年比減っています。さらに臨時財政対策債については5兆5,000億円ということで、これは10%減っているんですよ。このうちの、何と5兆5,000億円のうちの3兆円が借金返済のための借金なんです。いずれ臨財債はそういう形で借金返済のための借金で、借金地獄に陥る可能性があると思うんですけれども、この見方は間違いでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) しかし、臨時財政対策債、債は、借金というようなことと同じですけれども、何回も財政課長が言っているように、制度上の中でのものですよというふうなことと、それこそ基準財政需要額との差異、差額、全額それこそ交付税措置されることを私は望むんですよ。しかし、これは従前同様、しかし臨財債の今のような側面も事実として知るところではあります。しかし、それを富谷町としてだからとてというようなことでやるならば、事業の制約が、このような予算規模を組み立てられないというふうなことですから、宮城県の市町村課の審査の中で発行可能額というようなことでの中でやり、そしてその額を後年度普通交付税で出しますよ、代替財源と呼ばれるのはそういうことなんですよというようなこと、国の枠の中で今やっているということをぜひご理解いただいて、そういうふうな枠組みで、歳入の分に繰り入れなければ、この分だけ言ってみれば歳出の部分で事業の縮小につながるというようなことで、今富谷町が将来さまざまな形で充実させていかなければならない中で、かかるものはかかるというふうなこと、やらなければならないことはやらなければならないというふうなことの中で、取り組みをしなければならないということもぜひ両面からご理解いただきたいというふうに思います。債ですから借り入れであることは間違いないんですが、通常の借り入れ、借金、町で借りる金と違うんだよ、後年度に、次世代につなぐということはまるっきり違うことをぜひご理解いただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) ちょっとその説明は余りよく納得できないんですけれども、ちょっと事実をお話しして質問したいと思うんですけれども、22年度の決算で地方債、借金が33億円。今度の予算書を見ますと、26年度見込みで64億円になります。つまり、4年間で31億円、これは学校の起債も入っていますよ。それはわかっています。中でも、臨時財政対策債、これは22年度ゼロでした。26年度見込みは26億円なんですよ。何と4年間で26億円にふえて、学校の起債も入れて31億円の中で26億円がいわゆる臨財債でふえていると。そういう意味で、借金をこのまま続けていいのかどうかもう一度お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 22年度までは先ほどのとおり借りておりませんで、23年度から借り始めております。予算計上上は、毎年可能額ということで、以前からも当初予算には反映しておったんですが、実際に借り始めたのは23年からということで、確かにそこの借りた分、公債費の中で増額と、それから学校関係も今回ありますので、額的にも大きくなっているというのはそういう理由でございますが、その分については先ほど言ったように普通交付税の需要額として臨財債分は100%算入されるというところが普通の起債と大きな違いです。ですからこの分については、ただ、借りなくても償還時で需要額には見られるんですけれども、そこは国のほうも、国が交付できない分を当然市町村で借りてという部分でございますので、今借りているという状況です。あと、さっきも町長が言いましたとおり、その事業等の歳出とのバランスをとって今は借りておりますけれども、将来にわたって借り続けるかというのはその辺はまた性格的な側面もございますので、その辺は随時検討していくということで、ご理解をいただければと思います。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 最後の質問にいたします。
おっしゃったように、後で面倒を見るよという形で約束して、確かに計算上には入っているんですよね。ところが、結局はほかの部分でつじつまを合わせられて、とどのつまりは自治体財政を苦しめているのが現状だと私は理解しているんですけれども、そういう意味では身の丈に合った健全財政をぜひ取り組むべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長、簡明にお願いします。
町長(若生英俊君) 身の丈に合ったというのはそのとおりですし、そしてまた臨財債の状況も一面認識するところです。したがいまして、自立した5万人都市というようなことの中で、ぜひ企業も誘致し、そしてまた会社、企業活動をしている皆さんからの税収も、これは新たな展開を今始めようとしているわけですから、その辺との絡みの中でやはりご理解いただきたいと、このように強く思うところでございます。(「終わります」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) それでは、私から簡明に3点を質問させていただきます。
1点は、老朽化が著しい町内会館の建てかえを早急に。
2点目は、福島第一原子力発電所事故で発生した指定廃棄物の処分場について。
3点目は、除雪能力の向上と通学路の確保について、お伺いいたします。
最初に、町内会館の建てかえについてお伺いします。
東日本大震災から間もなく我慢の3年を迎えます。今まで経験したことのないことだけに、復興がなかなか進んでおりません。関係機関のスピードを上げた対応を望みたいと思います。
さて、3年前のあの日、我が町の町内会活動の状況を顧みますと、住民の全てが先が見えない中で初期の避難対応等、物資の補給、安否確認、また炊き出しに至るまで、多くの住民の安心・安全、不安解消のために、町内会の存在価値を発揮し、住民から称賛をいただきました。このように、町内会はこれからもこれまでも地域住民の福祉の向上やコミュニティーづくりに貢献し、行政と住民を結ぶ組織としてさまざまな行政サービスを地域と協働で担う重要な役割を担っております。しかしながら、その拠点となる町内会館の一部に老朽化が進んでおります。
そのような中、今回総務常任委員会として老朽化が著しい町内会館を調査させていただきました。町内44町内会館のうち、町内会館建設に属している築39年以上の会館、二ノ関会館、志戸田、今泉、西成田、明石、穀田会館の6カ所を調査させていただきました。大変失礼な言い方ではありますが、どの会館も老朽化を通り越していると言っても過言ではありません。大変危険であり、早急な建てかえが必要と感じました。
確かにこれまで土地、建物の課題、また地権者、相続、場所等の問題もあり、さらには難しい法的な問題等も絡んでおって、建てかえが進まず、町に相談しているところではありますが、町内会役員の交代等もあり、なかなか進んでおりません。そして現在に至っております。
町内会の役員、また住民は、さまざまな問題を解決して、土地・建物を町に譲渡し、一刻も早く会館の建て直しを望んでおります。そのためには、ぜひ町に入り込んでいただいて、踏み込んだアドバイスをいただき、話を進めていただきたいということでございます。中でも、今泉会館のように、あのような傷みの状況と、またここは選挙の投票所としても使用しているということを考えますと、これは緊急と判断せざるを得ません。
市制移行まであと2年、ぜひさまざまな課題を早急に解決して、多くの会館が建てかえをするよう望みたいと思います。そこで、次の質問をいたします。
1、日ごろ、町内会活動に対しての町の思いは。
2点目、町内会館の建てかえ、改修の基本的な考えは。
3つ目、会館の建てかえが進まない課題を、会館ごとにお伺いいたします。
4つ目、会館建設の基本姿勢として、緊急性を除いては1年に1棟の建設と言われておりますが、緊急性についての考え方をお伺いします。
5つ目、これまで建てかえ要望が出された町内会は幾つありますか。お答えいただきたいと思います。
6つ目、今後、市制移行までに多くの会館、全ての会館の建てかえへの思いは。
等々をお伺いしたいと思います。
次に、指定廃棄物最終処理場問題についてお伺いいたします。
環境省は、東京電力福島第一原発事故によって県内で発生した指定廃棄物の最終処分場に関し、栗原市、加美町、大和町の3カ所を建設地候補地として示しました。候補地選定は、国が定めた選定方法と、県市町村会議が合意した基準に基づいて、自然災害のおそれのある地域や、年間の客数50万人を目安とする観光地周辺を除いた国有地、県有地の中から選定されたと聞いております。今後は、地質や地盤などを調査し、最終的には1カ所に絞り込むということでございます。
それに対しまして、選定された3候補地の各方面からは、こぞって一斉に反対の意見が続出しております。隣の大和町下原地区においても、陸上自衛隊王城寺原演習場の誤射の心配、候補地を流れる水系、地質に問題があるとのこと、これからの企業誘致活動にもマイナスが生じる等々の理由により、到底受け入れることはできないとして、町長、また議会議長、区長会会長、その他多くの団体から反対意見が出ております。我が町としても、隣町に処分場を建設されれば、子供が多い町としての心配、町のかなめの取り組みでもある企業誘致、JA出荷の野菜等に関しても、風評被害が心配されるところでございます。
しかし、私は余りこのことに過敏にならず、これからは行政または議会においても、黒川地区との連携をもって冷静に進めるべきだと思います。これからの町の考え方と進め方についてお伺いいたします。
1つ、指定廃棄物の処理場を設置した場合、どんな危険性があると考えられるのか。
2つ目、県内の指定廃棄物は今現在どこにどれだけ保管し、これ以上ふえるのか。
3つ目、候補地それぞれの我が町に対しての影響は何があるのか。
4つ目、大和町処分候補地に対しての町の考えは。
5つ目、黒川4町村の連携についての考え方についてお伺いいたします。
次に、除雪能力の向上と通学路の確保についてお伺いいたします。
急速に発達した爆弾低気圧の影響で、県内は2月8日、9日、15日、16日の2週続けての記録的な大雪に見舞われました。積雪は仙台で78年ぶり、石巻でも91年ぶりの大雪、我が町では42センチほどの積雪ということで、記録的な大雪となりました。
そんな中、住民より町内の除雪をもっと丁寧にしてほしいと、深目にしっかりした除雪をしてほしいと、除雪区域以外にも拡大して除雪をしてほしい等々の要望がありました。確かに何十年に一度あるかないかの雪で、町も限界に近い中で手いっぱいだったろうと思いますし、職員の方には休日出勤等々、住民対応に大変だったと思います。
しかし、このような近年まれに見る大雪にしても、住民に対して多大な心配とご迷惑をおかけし、各地で交通麻痺、通学が困難な事態に陥ったことは、深刻に受けとめなければなりません。そこで、質問をいたします。
1つ目、この大雪による町内の被害状況は。
2つ目、町内各地で交通麻痺の箇所、通学状況の困難な場所の確定はできたのか。
3つ目、効率的で効果的な除雪、丁寧な除雪、深剃りの除雪についての徹底を図るべきではないかと思いますが、町の考えは。
4つ目、学校関係に対してのミニ除雪機の導入について町はどう考えているのか、お伺いしたいと思います。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
初めに、会館の件であります。おおよそ全てかかわりますので、あわせて答弁をすることといたします。
町内会活動の拠点となるべき町内会館のありようというようなものについては、これもまた私の町政運営の柱の一つでございます。防災対策、そしてまた環境維持、さまざまな形で町内会と連携、町とやりとりしながら、協力をいただきながら進めているわけでありますので、まさに町内会、行政区活動なくして町政運営もないんだろうなというふうに思うところです。そういう意味で、町と議会であったり、町と行政であったり、町内会と議員の皆さんの関係であったり、そういうふうな中で今日まで至っているものというふうに思います。
町内会活動における地域コミュニティーの拠点、災害時における避難所機能等々、挙げれば切りがないほど、これまた従前の地域であれ新しい団地であれ機能を求められるものは同様ではなかろうかというふうに思います。
平成19年度より取り組んでまいりました。従前を踏襲したものもありますので、取り組んでまいりました。危険性があるものは当座、地震の被害等もあって、応急対応としている部分も確かにございます。改築、建てかえ等についても課題に上っているところで、それぞれ団地部の、新し目の会館とはいいながら10年あるいは20年過ぎれば外壁であったり屋根材であったり等々、補修の必要が出ておりますので、そういった面の手当てもしてまいりました。
会館につきましては、現状6会館が老朽化、建てかえが求められるものと認識します。古い順に申し上げます。明石、昭和32年、延々と50年以上たっているのも事実であります。今泉、昭和42年、二ノ関、昭和45年、西成田、昭和46年、穀田、昭和48年。一応記録上は志戸田は昭和50年になっておりますけれども、これはもっと戦後すぐに、農業者の研修所というふうなことで小学校の近くにあったものをそのまま使えるというふうなことで、200平米規模のものを解体して移築したという経緯があるので、その前をたどれば恐らく50年物ではなかろうかなというふうにも思うところです。そして新たに明石台第9町内会の設置が見込まれておりますので、老朽化した6カ所の改築、そしてまた九丁目の新築、このようなところがいよいよ掌中にというか視野に入ってきたというふうなところでございます。
そういう意味で、各年度1つと。予算規模の中で一気にというふうなことにもまいりません。これは従前同様の踏襲する中で年1棟の改築、新築に向けてタイミングを見ながら、次年度の新築、改築、場所についての決定、9月の定例会後、27年度向けに決定をすると、こんな段取りは従前どおりの考え方によるものであります。
古さであったり、あるいは土地の権利関係が不十分であったり、あるいは農地にある、調整区域内にある場所であったり、農業農振、国の補助金が入っていた場所については相当また制約があるとか、さまざまな障がいがあるというふうなところです。現状何もなさそうに見えるのが志戸田、西成田。西成田については、地域の皆さんの声も含めて、当座建てかえの順番に入れてくださいという声は折々聞くところでございます。したがいまして、市制移行と会館の建てかえに関しては、基本的には相関なしとして、予算規模等からすれば年1棟の建てかえ、新築をというようなことで進めてまいることといたします。
2つ目の福島原発による指定廃棄物の処分場の問題でございます。1番目と4番目を申し上げたいと思います。
指定廃棄物とは、そもそも法律に基づいて原発事故に由来する放射性物質が付着した焼却灰や稲わらなどのうち、1キログラム当たり8,000ベクレルを超える、8,000ベクレルから10万ベクレル程度のもので環境大臣が指定した廃棄物というような定義でございます。そして、国が責任を持って処理するというふうなことで、環境省のもと進められてきたと。宮城県においては、指定廃棄物の最終処分場の施設計画においては県内1カ所というふうな報道がされたとおりであります。設けられるものは仮設焼却炉、埋立施設及び関連施設で構成すると。仮設焼却炉には高性能の排ガス処理装置のバグフィルターなどが設置されて、排ガスに含まれる放射性セシウムは微粒子状の灰とともにほぼ完全に除去されるというふうな前提でございます。また、不燃物の焼却灰は、廃棄物に含まれる放射性物質の影響を遮断するため、最後の焼却灰ですね、不燃物焼却灰はコンクリート壁で囲んだ地下埋設型の処分施設に埋め立て処分される、これも新聞等で絵柄が紹介されております。その後も引き続き国の責任において長期間にわたる厳重な管理がなされるというふうなことです。このような設備において、放射線量年間1ミリシーベルト以下となるよう、放射性物質による危険性を排除する十分な対策が求められるところでありますし、国も国の責任においてこのように進めるというふうに認識するところでございます。
設置場所の条件として、安全等が確保されること、地域特性が配慮されることなどというような面から、国有地、県有地、必要面積が確保されるというようなことからして、最終、あのような3カ所選定となったというふうなところでございます。したがいまして、国においては最終処分場設置に伴う危険性を生じせしめないように、ぜひとも取り組みをお願い申し上げたいというふうに思います。
大和町がその3カ所の1つに選ばれたということについては、施政方針で富谷町を含めてこの黒川圏域の将来にわたる人口集積というようなことが見込まれる中で、我々の立場からすればより遠隔の地に県内1カ所の設置を強く望むというふうな立場でございます。
除雪については、先ほどのということで答弁したとおりであります。個別には担当課から答弁させることといたします。
以上です。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) それでは、私のほうから除雪関係でございまして、まず初めに町内の被害状況ということで、先ほど森議員の質問にもお答えしましたとおり、路面凍結が原因と見られる物損事故が5件、それから屋根からの落雪による自宅サンルームの破損が1件、それから農業施設関係ではパイプハウスの倒壊が26棟、金額にしまして394万円ということになっております。
それから、交通麻痺の箇所、通学状況が困難な場所の確定はできたのかというようなことでございますが、雪が降った日がたまたま週末の土曜日と日曜日ということで、通行どめとなった箇所はございませんでしたが、私どものパトロール、あるいは電話等での情報を得た時点ではございませんでしたが、もしどこかの交差点等でありましたならば大変申しわけなく思っております。
通学路に関しましては、先ほども申し上げましたが地区の住民の方、中学生のボランティア等で除雪していただいたところもありますし、戸建て住宅が連檐していない箇所についての除雪については、先ほども申し上げましたが一部課題を残したところでございます。
また、町施設で保管しています小型除雪機を使いまして、一部除雪した区間もあるということをお知らせいたしたいと思います。
それから、効率的、深剃りといいますか、深い除雪というようなことでございますが、委託業者への指導につきましては当然私ども、作業員の対住民に対する指導徹底、みずからの健康管理等も含めて十分指導しているつもりではございますが、除雪機械につきましては舗装面と排雪板、雪を押す板ですが、それが道路側のマンホールや水道の弁といいますか、そういう施設がございますので、それも直接触れますと施設が破損するというようなこともございまして、一番、ウレタン製の硬いゴムですね、金属板に設置して、直接舗装面とその板が接触しないような形で除雪作業をしているところでございます。これも委託の中で消耗品として私ども契約時に計上させていただいておりまして、年間約3回から4回ほど交換するような条件を付しております。ですので、どうしても金属板、直接でやれば当然深剃り、雪が残らないような状況になるんですが、どうしてもやっぱり私ども施設管理者としましては、舗装面、それから占有物を傷めないということを大前提で除雪しておりますので、若干のかき残しが発生するのもご理解いただければなと思っております。
それから、学校関係者に対してミニ除雪機を導入ということで、これも先ほどの質問にも出ておりますとおり、ミニ除雪機あるいはシルバーさんの活用等も含めまして、町としましても今後の歩道除雪、通学路の確保という点については検討課題とさせていただきます。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 先ほどの会館の関係でございますけれども、町長も若干触れましたが、各6町内会それぞれ折々に町内会の会長さんからご要望をいただいているところで、西成田につきましては現状のままでというか、余り大きな声にはなっていないという状況となってございます。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀郁雄君) 2問目の指定廃棄物関係の2つ目の指定廃棄物は現在どこにどれだけ保管し、それからふえるのかというところでございます。去年の11月11日に開催いたしました第4回の市町村長会議の環境省の資料からいたしますと、平成25年8月31日時点での記録といたしましては、県内8市町に3,269.3トンの指定廃棄物が一時保管されているという状況でございます。一方で、指定をされていない、未指定で8,000ベクレルを超える保管量も1,668.5トンあるということでございます。ただ、この未指定の分が今後指定をした場合には、この指定廃棄物としてはふえる可能性があるということだと思います。
それから、(3)でございますが、候補地それぞれの我が町に対しての影響は何があるかというところでございます。仮に3候補地どこが建設の候補地となったといたしましても、富谷町への環境上の直接的な影響が生じるということはちょっと考えにくいのかなと思います。その幾つかの影響を想定いたしますと、まず危険性とも関連いたしますが、水の問題、水源地の問題からしますと、まず水系が別系統であるということ、それから風評被害にありましては、同じ宮城県内であるということからしますと全く影響はないということは言えないんですが、仮に風評被害がそもそも生じないように、国がその対策を、未然防止のために万全を尽くすというようなことが明記されておりますので、そのように望むところというところでございます。
また、指定廃棄物の運搬経路を考えてみますと、町内には国道4号、それから東北縦貫自動車道、仙台北部道路というところで、通過する場合、トラックについては指定廃棄物運搬の表示、そのほか放射性物質が飛散、流出しないような容器の収納方法、それから遮水シートをというような対策は計画されておりますので、生活環境への影響防止のため、そういう経路、それから時間帯については十分配慮するというような対策をとるということになっております。
また、宮城県内、今仮設焼却炉も設置するという計画でございますので、その排ガス処理装置によりましては放射性セシウムがほぼ完全に除去できる設備ということでございますので、大気中への放出が防げるというような形で対策が練られているということですので、いずれにいたしましても国においては問題が発生しないよう万全の対策を図っていただきたいというような考えでございます。
それから、問5の黒川4町村の連携ということでございますが、黒川郡につきましては歴史的に昔から深いつながりがあるという中でですので、今回大和町だけの問題という捉え方ではなく、引き続いて全体といたしましてその推移を見守りながら、必要に応じて適切に対応を図りたいというような考えを持ってございます。
以上です。
議長(浅野幹雄君) この際、午後3時25分まで休憩をいたします。
午後3時11分 休憩
午後3時25分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより菅原福治君の質問は一問一答により行います。
2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) それでは、会館についてお伺いします。
会館の補修についてですが、町内会館は、町内会建設については町内会負担となっておりますが、町長も先ほど言われたように6カ所全てが老朽化が激しく、公共施設として本当に使っていること自体が課題だと思うんですね。本当に危険なことから、町の緊急対応が必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。
一つはトイレの問題が、二ノ関、今泉、明石、この3つの会館でトイレがいまだに男女共同だと、これを何とか考えてほしいと。個別には、二ノ関につきましては玄関の段差、これについては町にも何回か相談しているのだがその後どうなっているんだという部分。それと、今泉につきましては壁がもうすぐ……(「一問一答です」の声あり)では、トイレの問題で一つよろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 前に総務常任委員会ということで一緒にその状況についてはお話をお伺いしていまして、確認はしているところでございます。それで、緊急性等につきましてもいろいろ検討しながらということにはなろうかと思いますが、個別の町内会所有につきましては地域振興補助金ということで、補修費の2分の1を補助する制度がございますので、最高50万円までとはなっておりますけれども、そちらのほうでの対応ということも一応検討では考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) 今のはトイレの回答なんでしょう。2分の1というのは。今のはそしたら町内会館の建てかえ補修の基本的な考え方と受けとめてよろしいですね。はい。
では、もう一度トイレの件をお話しします。トイレが、二ノ関、今泉、明石の3つの会館が男女兼用で、本当に今危険な状態であるということで、緊急に補修をしてほしいという声がありますので、それについてはいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 原則的には、各町内会で修理されているものにつきましては各町内会ということにはなってございます。先ほどお話ししましたとおり、補修については最高50万円まで、その事業費の2分の1までという地域振興補助金、こちらのほうでの活用ということで考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) 確かに住民負担が半分という部分は、わかった上で危ないということで、緊急ということで質問しているわけなので、半分負担といってもこの会館の住民は約50人前後なんですね。1人当たりの負担がかなり重くなるので、その辺は町では考えているんでしょうか。確かに2分の1というのはわかるんですけど、その辺の配慮的な部分はないんでしょうか。お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 現行の要綱上をそのまま引用してはおりますけれども、これについては従前からそのような形でやっておりますので、それまでとの公平性ということも考慮いたしまして、2分の1での補助ということで考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) そのほかに、先ほど言いかけた壁の問題とか、トタン屋根が?がれているとか、いろいろ会館によってございます。その辺についても、今挙げたのは本当の一部でございますので、ぜひ会館を補修するしない、その辺を含めて行政区長に当たっていただいて、解決していただくわけにはいかないでしょうか。その辺どう思われるでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 行政区長会とか、あといろいろな研修時におきまして、行政区長さんとお話しする機会がございますので、そのときには意見等承ってございます。実際現場等もお邪魔しまして、実態も把握しているところではございます。あわせて、直近であれば今泉の町内会館の屋根の補修工事と、こういったものにも一応立ち会わせていただいて、確認をしているところではございます。それぞれ、おのおのその機会を捉えて、ご意見等いただければそれに合わせてこちらもいろいろ検討はしていきたいなと思っております。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) よろしくお願いしたいと思います。
それでは、先ほど町長からいろいろ会館ごとの課題ということだったんですが、いま一つ明確でなかったので、私のほうから一問一答の中で会館別にご質問したいと思います。
志戸田の会館でございますが、これも町のほうに建てかえの要望とあわせて、会館の入り口の道路の拡張をお願いしているということでございますが、その後についてお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) さきに町政懇談会を行いまして、そのときにそういう道路の関係も出ております。実態を調査しまして、まだ着手はしていないんですけれども、そこのところもいろいろ検討はしているところではございます。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) はい、よろしくお願いします。
それと、一番課題の今泉会館でございますが、今、今泉会館の後ろの土地、恐らく先ほど言った農業関係の土地だとは思うんですが、会館の後ろの土地を取得しようと今計画しているんだということをお聞きしました。地権者はその土地を売るということで了解しているそうですが、町内会としても会館取得費用として積み立てもしているということです。町内会で土地を買い上げて、町へ譲渡するのもいいんですが、町で直接その土地を買い取りはできないのかということですが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 今泉の案件につきましては、十分行政区長とやりとりをしておりますし、先日の町内会総会のほうにも私も一緒に行きましたし、行政区長も私退席の後お話しされたというようなことです。今泉については、制約は今ありました拡張を予定するために、その拡張する場所が農地であると。そしてまた農振、農用地、さらにまた制約の厳しい農地、国の補助金を受けて補助事業をした、こんなふうな制約もあるというふうなことでありまして、そしてまた合併浄化槽地であるというふうなことを含めて、おおよそ次年度、今泉というふうなことの描きができるようなときに、基本的には町と地権者との間での売買契約、開発許可の手続、農業委員会の手続、そしてまた合併浄化槽の対応と、幾つか複雑な要素が絡んでいるということでの、今十分ご理解いただいていますから、地元ですから。そういう意味で今泉についてはそのような内容でございます。
先ほど申し上げましたように、明石についての権利関係が整理されておらないので、町としては……。
議長(浅野幹雄君) 町長、今の質問は今泉の分でございますから、次お願いしたいと思います。
2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) よろしくお願いしたいと思います。
同じく今泉会館ですが、駐車場の入り口の一部が神社の土地になっているということで、会館は建てられないということなんですが、神社に土地の永久無償使用というんですか、を得ているそうですが、町はこれは確認しているんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 賃貸借契約ということで、そちらのほうの写しを一応いただいて、確認はとっているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) 今、町長から今泉については若干難しいところもあるんだということなんですが、いろいろ見ると難しいことはあるんでしょうけれども条件はかなりそろってきているのではないかなと思います。ぜひ早目の今泉会館、あれだけ厳しい状況でございますので、ぜひ早い対応をお願いしたいなと思います。
同じく今泉なんですが、ポンプ小屋が入り口にあるということで、ここは以前交通事故があったということで、たしか左側にありますね、小さなポンプ小屋。これは何とか撤去できないのかと。あの場所でないとだめなのかということですが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 申し上げますけれども、十分会長とやりとりしていますので、今のポンプも前町政時代から長年、30年来の形と言ってもいいぐらい。事故があったことも事実です。したがいまして、先ほど言ったのと加えて、ポンプ格納庫、軽積載車の格納庫をつくる、移動するというようなことで、大がかりな一くくりで一気にやってしまおうというのが我々が描く姿です。志戸田もそういう意味では同じです。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) 我々総務常任委員会として、担当の区長さんからお聞きしていることを私が調査してお伺いしているわけでございますので、よろしくお願いします。
それと、西成田は会長さんから建てかえの要望が来ているということでございますが、住民から一部町内会専用として西コミの一部を使わせていただきたいんだがなと、そのことによって町の財政軽減にもなるのではないかなということで要望が来ておりますので、そのことについてはいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 確認しますけれども、今の要望はどこから誰に届いた要望ですか。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) 総務常任委員会の中で調査しにお邪魔したときに、そういう話もあると、一部の住民からそういう要望も出ているということでございます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) それは行政区長が話をすることではないと思いますね。要望というようなことではなくて、そういう考え方、お話しする人もいるというふうなことでないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) いや、明らかに行政区長から話があったことでございますので、西コミの会館を西成田の会館として一部使わせてほしいという要望が出ておりますので、それについてはいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 西成田地区の会館については、こちらでもちょっと承知してはいないところなんですけれども、西コミの使用ということになりますと、それは関係課とも調整しなければならないかなと思っております。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 要望としてお聞きしたというのも事実かもしれませんし、私どももそうでないと思っていますので、3月の議会終了時点で西コミの南部ブロックの皆さんとの行政区長初め周辺の皆さんとの町政懇談会を予定していますので、十分確認をした上で対処してまいります。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) それでは、明石会館についてお尋ねします。先ほど町長が言いかけたと思うんですが、土地の問題で町にも何回か相談をしているということでございます。ここの土地は、地権者35人の共有地ということで、そのうち6人が既に今現在お亡くなりになっているということでございます。町内会としてはこの土地を譲渡したいが、町からは現在35人全員の譲渡書というんですか、がなければ引き受けができないということだそうですが、その辺の相談を司法書士等々にも依頼しようかということで相談をしているそうですが、若干コストもかかるということで、これ以上余り進んでいないということで、これ以上時間をかければますます難しくなるんじゃないかなと私も思います。今現在生存している地権者だけの了解では建てかえはできないのか、お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) この件については、直接明石の町内、行政区長さんがこちらにおいでいただき相談いただいて、6名の方の分の同意書がとれないということですので、それがクリアされたときに実施できるということになろうかと思います。その権利義務がまだ複雑な関係の間に町が入るというのは好ましいことではないと思っています。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) 今の問題は、本当に住民にとっては確かに難しい問題も一部あると思うんですが、何とか町がアドバイスをして、町に弁護士さんがおりますので、ぜひ入り込んでいただいて、相談していただけることはできるんでしょうか。お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) この件は、一般的な売買ですので、町がお受けするというようなことからすれば、地権者が35人以上いると。現実孫の代になって今の世帯主が孫です、名義はおじいちゃんですと、こういうケースが数人いるというようなことは、非常に難題です。これはこの会館分に限らず、残念なことに漏れてしまったことで、ですからそういうふうなことを含めながら解決策があるかどうかについてはずっと究明しておりますので、弁護士とてこれの策があるわけではないんですね。ですから、ぜひこの6つに集約されましたので、何とか最終、明石のというあたりの状況下の中で、最大限できる支援をしながら、ぜひ実現したいものだという思いは変わりません。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) 十分わかりますけれども、住民の方はそれ以上にかなり難しいことだというふうに考えていると思うんですね。確かに弁護士さんもしんどいでしょうけど、やはりそこは弁護士さんですから、やり方なり方法なり糸口になるものをぜひアドバイスいただければいいと思うんですが、その辺はいかがですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) これも同じ見解なんですね。弁護士も当然1年近くたちますので、この内容も話題としては出ておりますけれども、現状私の認識と同じだというような現段階でございます。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) それでは、この土地はそのままにして、代替地といいますか、新たな土地を用意していただけないかということも調査の中では出たんですけれども、それについてはいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 明石におきましては、町長になる前に、19年以前にそういうことで地域で描いた姿はありました。大黒澤の向かいというふうな具体的に特定までして、従前の土地用立てというのは地元で用意してやるというのが前町政時代からの踏襲でございますので、そういったことも十分ご理解いただいた中で、地域でまとまりかけたところですけれども、詳細はそれ以上わかりませんけれども、結果としては頓挫して、今に至るというようなことで、新しい場所への選定、あるいは休眠というようなことは現段階ではないものというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) 本当に明石の会長さんも困っているようでございますので、ぜひ折を見て、相談に乗ってあげていただきたいと思います。
次に穀田会館でございますが、ここは私ももちろん全部行ったんですけれども、狭いですね。狭いので、今の会館で場所が適切なのかということで悩んでいるそうです。そういう思いもあって、近くに300坪ぐらいの土地を確保しているんだそうですが、その土地に建てようか、それとも現状のところに建てようかということで、住民同士で話し合っているそうですが、なかなかまとまらないので、町にも相談してほしいということで言われておりますので、総務部長、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 私の思い、相当ですからね、地域も育っていますのでよくわかりますので、そういう意味で先ほどの西成田も含め、西コミで用立てできることではないんですね。結果としてやっぱり地域の風土、まさに大字、小字のレベルで皆さん風土が違うように、やっぱりこれは尊重すべきことだというふうに私は考えてのことです。したがいまして、今の穀田の件でありますけれども、狭さという点では山間部なんですね。帳簿上97.52平米ということで、明石の66、今泉の87、穀田の97というふうなことで、狭さ云々、100平米未満ではありますけれども、3番手というふうなことです。このタイプは120平米タイプで用立てしましょうというふうなことですから、今よりも何割か増し、大き目のものになる、それに見合う土地の形状と面積確保というようなことで、穀田の皆さん、10年以上来、思案していただきながら、今現実的にやると、こういうふうな認識でございます。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) 確かに町長の思いというのは恐らく相当強いものがあると思うんですけれども、ただ我々お邪魔したときにはやっぱりお話しするんですね。そういったものも大事にしていただきたいなと思います。
それで、今後、町長の施政方針でもありましたけれども、ことしじゅうに富ケ丘の会館が完成することになっておりますということで、あととちの木、原会館の屋根の改修工事とか浄化槽の工事が入っているようですが、26年度の建てかえ予定といいますか、富ケ丘北部会館の次の新しい会館ですね、これは考えられているんでしょうか。お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 今までもそうでしたけれども、現状大きく焦点化されていくのは9月定例会後ということとなります。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) ぜひ6会館の、6会館全てというわけにはいかないでしょうけれども、ぜひ早目の建てかえをよろしくお願いしたいと、こう思います。
それと、先ほどの西成田の佐々木会長から、西コミの話と同時にいい話を聞いてきたんですけれども、西成田、活発に町内会活動しているんですけれども、昭和46年建築で四十二、三年今経過しているわけですが、四十二、三年経過している割には会館きれいですねと言ったところ、会長は、住民というのは会館を投げっ放しにはしないで、今までいかに手をかけてきたかなんだと。本当に会館というのものを大事に使ってきたんだということで、話しておりました。私はこの6つ会館全てを住民はそういう考え方だと思います。ぜひ一刻も早く建てかえが進むようにお願いしたいと思います。
それでは、指定廃棄物処分の質問をさせていただきます。
先ほど町長から、恐らく市町村会議の内容等々も入っていたと思うんですけれども、それの回答がありましたけれども、指定廃棄物処分場についてはぜひ町の態度というものも、態度というか、先ほどもありましたけれども、遠隔地に行ければというようなことで、町長の施政方針にありました。ぜひこの辺の態度をもう少し明確にあらわしていただきたいんですが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 5回の連続した指定廃棄物に関する市町村長会議、会議の積み上げの中で、結果18カ所が8カ所になり、3カ所になり、こういうこともステップを踏んでやってきているんですね。したがいまして、富谷町は国有地がないのでというような思いはずっとあって参加していましたけれども、結果として3カ所、国の一定の基準の中で。選定の基準項目が私なりに思うところがあるんですけれども、結果としてあそこまで行ったというようなことからすれば、それを尊重せざるを得ないということです。したがいまして、もっとはっきりではなくて、冒頭施政方針でこのように述べたことは現時点で私が富谷町の、そしてまた町民の皆さんの声を総合的に勘案しながら、今の見解を表明させていただいたというところでございます。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) それの関連でございますが、富谷町はJAあさひなさんの野菜等々を大変便利に利用させていただいているわけなんですけれども、本当にこう思っているわけなんですけれども、新聞等々いろいろ見ていますと、これ載らないのか載っているのかわからない、富谷町のほうにJAあさひなさんが、3つの町村には行っているんですね、富谷を除く。私確認しているんですけれども。富谷には来ているのか来ていないのかわからないですけれども、その辺ちょっと確認をとりたいんですけれども、JAあさひなさんで町のほうには反対要請等のお願いに来られたんでしょうか。お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 3町村へのお訪ねというようなことは聞き及んでおりますけれども、富谷町にそのようなスタイルで直接来庁された経緯はございません。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) 私もわからないんですけれども、町長はそれをどう思われるんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 富谷に来ないということを町長はどう思うかということですか。町長の考え。若生町長。
町長(若生英俊君) どう思うかということについては、答えようがありません。相手がアクションを起こしていないということですから、結果としてはお出ましになっていないというようなことのお話しかできないですね。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) JAあさひなさんのほうでは来ていないということでいいんですね。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そのとおりです。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) それ以上どうしようもないですね。はい、わかりました。
それでは、JAあさひなさんですが、これまで大和町のほうから何か働きかけ等々があったのでしょうか。お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 指定廃棄物の、1月20日の会議後、ほどなくして大和町長さんと総務課長さんが町長室にお出ましになりました。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) はい、わかりました。それを踏まえて、黒川4カ町村の連携については、現在の連携の過程についてちょっとお伺いしたいんですが。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) とりわけ四者が集まってくるのもございません。静かに推移を見守るというふうな感想、印象を受けております。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) 私もそう過敏になることはないとは思っているんですが、ぜひ、とにかく富谷は子供の多い町でもありますし、企業誘致も今しているところでございますので、風評被害というイメージダウンにならないことが一番だと思いますので、ぜひ黒川4カ町村の連携をもって進めていただきたいなと思います。
それでは、除雪についてお伺いしますが、これについては先ほどの質問と重複しておりますので、はしょって、ちょっと2点ばかり質問させていただきます。
先ほど建設部長から、もし事例があればということでございましたが、今回成田のセブンイレブン、三丁目、四丁目、五丁目のちょうど交差する交差点の中で大渋滞が発生したんですね。原因は、ちょうど交差点の真ん中に1メートル半ぐらいの、何というんですかね、高さも約1メートルぐらいになるみたいなんですけれども、それにまつわって先ほど車の腹の問題がありましたけれども、そんなのがどおんとあって、お互いに右折する車が全然通らなかったというようなことで、交通麻痺が7時から8時半ぐらいと聞いているんですけれども、1時間半ぐらい続いたそうですが、同じような交差点、あの雪ですから恐らくあったと思うんですね。交差点というのはやっぱり一時そういうふうになれば大変なことになると思うので、今後交差点の除雪の仕方等々について何か改善点があれば教えていただきたいんですが。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 議員おっしゃいますように、原因が多分除雪機械の、交差点での方向性の、真っすぐ北上していくのか右に曲がるのか左に曲がるのかということで、排土板で押す雪の量、方向が、当時雪の多さのためか一部残ったままで曲がったり、方向転換したのが原因かなと思われます。引き続き二度三度と機械を入れながら交差点、それから横断歩道については自衛的な除雪もしておりましたので、時間的にそこがピークの時間になってそういうふうになったという状況については、大変申しわけなく思っております。以上です。
議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。
2番(菅原福治君) 今言われるように、交差点で除雪車が右折とか左折するのは、恐らくその原因だと思うんですね。ぜひ今後検討する中では、その辺を考えて検討していただきたいと思います。いっぱい確かに来ているんですね。今回私が言ったことも本当にごく一部でございます。1次、2次以外の場所も除雪してほしい、あと歩道に雪を置いていったとか、家の前にどんと除雪したやつを置いていったとかいろいろ言われておりますので、一面、やむを得ない部分もあるでしょうけれども、こんなときというのはやっぱり住民はよく見ているんですね。ぜひ効果的な除雪、やっぱり今回は私から見ても下手な除雪だったのではないかなと、失礼ですけれどもそういうふうに思いますので、ぜひ今後につきましては今回のことを想定に入れて、研究・検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。最後に伺います。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) この件につきましては、先ほど町長からも2月10日の現地調査に行きましても、ちょっと悪い箇所があったのもそれは間違いない事実でございます。その後、業者を直接町のほうに呼びまして、町長からもお声がけいただき、その後行政のほうでは襟を正して除雪のほう、現在作業をやっているというような状況でございます。なお丁寧な除雪に努めてまいりたいと思います。以上です
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 今回私は、通告書に従い、大きく2つについて質問いたします。大分過ぎていますので、簡潔明瞭に努めて、質問したいと思います。
初めに、高屋敷地区工業用地の現況について質問いたします。
富谷町は、町のホームページに町内の工業用地を紹介しております。上桜木地区、高屋敷地区、第二成田地区の3カ所です。いずれの工業団地も、4号線や東北自動車道への好立地、仙台港、そして仙台空港へのアクセスのよさをセールスポイントとしております。
昨年11月26日に、富谷町議会全員協議会で高屋敷地区市街化区域編入と事業概要についての説明がありました。説明によりますと、平成24年にオーダーメード方式から先行造成方式に転換し、企業誘致活動を行い、組合設立準備委員会を立ち上げ、これまでに80社以上の企業と接触し、進出打診、そして現地案内までしているとの説明がありました。
また、前回、12月の定例議会での関連質問の中で、高屋敷地区には月に2件から3件の問い合わせがあるとの答弁をいただき、大きく期待できることを確信いたしました。
高屋敷地区の目の前に富谷インターが開設され、東北自動車道に直接乗り入れることはできないものの、仙台新港、仙台空港、石巻地区に行くのには大変便利で、大きく流通に貢献するものと思います。早急な東北自動車道への乗り入れと、高屋敷地区への工場等の進出を望み、次のことを質問いたします。
先ほどの同僚議員の質問とかち合うかもしれませんが、まず1つ目としまして、富谷町都市計画審議会等スケジュールは進んでいるかお伺いいたします。
2つ、土地利用計画図による杜乃橋団地と土地計画整理事業との接続道路の計画をお伺いいたします。
3つ、昨年12月に開催されました杜乃橋地区における説明内容をお伺いいたします。
4つ、杜乃橋住民の質疑及び町の答弁をお伺いいたします。
5つ、富谷町事業主体の道路改良工事及び高屋敷橋かけかえ工事の計画概要をお伺いいたします。
今回の平成26年度会計予算書、土木費の工事請負費で、町道高屋敷線道路拡幅工事として3億3,372万円が計上されていますが、6つ目としまして、道路改良工事、橋かけかえ工事の概算予算をお伺いいたします。
7つ目としまして、富谷インター開通以後の誘致に関する問い合わせ情報をお伺いいたします。
8つ目としまして、今後のスケジュール、宮城県都市計画審議会や市街化区域編入告示等をお伺いいたします。
9つ目としまして、販売開始までの課題をお伺いいたします。
続きまして、大きな2番としまして「杜乃橋北側丁字路に一時停止標識が必要では」について質問いたします。
ご存じのように、杜乃橋地区は発展が目覚ましく、一丁目はほぼ住宅が建ち並び、二丁目も新築住宅の建設ラッシュ、また大和町杜の丘も同様ですが、さてそれに伴い杜乃橋と杜の丘北側、信号からの北側に向かって行きどまりの丁字路の交差点の交通量も多く、増加しております。例えば一時停止標識が東側杜乃橋、西側杜の丘にないため、一時停止をしないで通り抜ける車や、左折、右折して南北線の優先道路に入ってくる車が見受けられ、南北線優先道路から丁字路を左折、右折する車同士の事故の危険が増し、実際に状況を調査しているときにもひやりといたしました。この件につきましては、平成24年2月に日吉台公民館で開催されました住民懇談会の席上、杜乃橋の住民から提起された議題でもあります。
ご存じのように、信号から丁字路への間が変則であります。歩道までが富谷町のほうに入っております。
少し話は変わりますが、信号から丁字路までの街路灯の照明が午前0時には消灯しております。これらのことを踏まえ、住民の安全・安心のため、質問いたします。
1つ、課題の丁字路は北側道路延伸が途中で切れていますが、将来の計画をお伺いいたします。
2つ、交通事故の防止のため、丁字路に一時停止標識が必要であり、町内会も含めますけれども町の対応策をお伺いいたします。
以上、大きく2つについて質問いたします。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
高屋敷の工業用地、現況というふうなことでありますけれども、前の質問にもお答え申し上げました。大方それに尽きるかなというふうには思いますけれども、改めて今回の高屋敷、きのうの富谷町の都市計画審議会、そして宮城県、告示を迎えると。本当に私この7年、8年目に入りましたけれども、まさに感無量の一言に尽きます。明石台東があのようになった、そしてまた高屋敷もこのようになる、完全形ではないですけれどもね。本当に県の都市計画課におきましては、これではだめだよと、これだけではだめだよと、だめだめの連続の中で、よくぞここまでたどり着いたものだというふうな思いでいっぱいです。県にも、村井知事のもと、産業立地推進課という、前に進む、制度を何とかやわらかくしながら進むというふうな立場の課と、職務を担う人と都市計画、原則2通り、町内、この地域の全体のバランスというようなこともあって、私は当然のことだと思います。課題どこだとかというもの、そのかたいところをいかに客観性を持って私どもの主張、町の3本の柱の1つなんだよというようなことの裏づけを持ってやっていくと、このように結果としてはたどり着くというふうなことで、また2つ目の事例を獲得したところでございます。まさに全てが、年内の北部道路の開通も含めて、全ては関連、連関、相互に作用する、まさに町長職は総合的な、まさにまちづくりのゼネラルマネージャーじゃないかと今お聞きしながらメモしたところでございます。そういった立場を担う私の立場、4年の任期の中で取り組んでいく、このようなことの中で2つ、明石台東、高屋敷とつながったというようなところです。これは19年からの取り組みが22年で告示され、22年のものが今高屋敷でと、このようなスケジュールの中で来ております。もう一つは、いよいよ第7回の線引きが平成26年から始まりますから、26年、27年、28年、29年、4年がかりで最終形を描く、示されるというふうなことでございます。ぜひこのような富谷のさらなる前進のために、ある地域、宮根線の課題が出たり、あるいは次の富谷町を希望する皆さんへの期待に応えるとかというようなこともあります。
一つ国勢調査で、それぞれの5年ごとの調査で30年先を描きますけれども、2010年の国勢調査の結果を受けて、2013年、去年ですね、30年先も描きましたといって5万8,000人を描くんですけれども、その前の2005年の国勢調査値をもって2015年を描いた数値は5万人に到達していませんでした。当然私は5万人を超した予測値の中で推移していたのかなというふうに思ったんですけれども、2005年データのもとでの厚生省の研究値は2015年値5万人に到達しておりません。したがいまして、このようなことの取り組みの中で、ぜひ10年、30年、そしてまた輝く未来50年と描くだけの富谷町の財産と人的な部分と、地の利、人の輪というようなあたりに恵まれているところですから、皆さんとともにさらなる前進を図らんと、そんなふうに強く思ったところでございます。
個別には詳しく担当課から申し上げることといたします。
あと、丁字路については前回も出たように、十分個別事例で検証してございますので、必要度の高いところは要望をし続け、信号機だというのであれば今回はとちの木とあけの平と明石台に設置されましたというような形。順調にといいますか、ほどなく私らの思いを受けとめていただいて、必要度の高いところ、公安委員会の中で設置にたどり着いていただいているというふうなところでございますので、引き続きのご支援をお願い申し上げます。
なお、去年3月10日に不幸なことがありましたので、間もなく今の取り組みの中で3月10日を迎えることもあわせて申し上げたいと思います。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) それでは、私のほうから1問目の高屋敷の問7、まず富谷インターチェンジ開通後の件でございますが、これにつきましては企業誘致関係では、当然前々から富谷インターの開設時期は申し上げて、誘致活動をしておりました。そういったところ、昨年12月22日に開通いたしまして、開通後の利用状況は12月22日から1月末までおよそ2カ月間ですが、平均1,400台通過しているということで、これはネクスコさんからお聞きしております。
そういったところで、企業の方も実際乗ってこられた方もいて、非常に便利だということで、実感されている企業さんも多いようでございます。そこについては、前々からと同じように企業誘致については富谷インターとの関係も含めながら月二、三、あるかないかのときもありますし、それは状況によって変わりますけれども、そういったところでの問い合わせは来ております。これは県を介しての訪問も含めてでございます。
次に、問9の販売開始までの課題につきましてですが、これにつきましては都計審を通って、いよいよ準備委員会が正式にまず組合に移行されるというのが大前提だろうと思います。そして事業認可を受けて、造成を開始し、あわせて企業誘致を本格的に開始すると、こういったところが課題だと思っております。その中で、町としては組合と一緒になりながら企業誘致をさらに進めるために、当然立地を希望する企業ニーズに合わせるためにはどうするかということも重要な部分になります。これは法的な部分をクリアできるのかとか、何か対応策があるのかとか、そういった部分も重要な部分になってくるかと思います。
あとは、町施工分の、先ほど議員がおっしゃった道路、それを確実に施工することが、まず進入路がないとできませんので、これも重要な部分の課題かと思っております。
あとは、何よりも町の体制といたしましては、どれだけ多くのエネルギーをこれに費やせるか、あと日々地道な努力、企業の訪問が、そういう体制が構築できるか。あとはこまめな企業訪問で、俗に言うかゆいところに手が届くフォロー体制、こういったものが町として問われておりますので、さらに専門職を介しながら、そういったところの体制強化をもとに企業誘致を組合員の皆さんと一緒に、あと県の支援もいただきながら進めることが、今後の最大の課題だと思っております。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 高屋敷地区の問2でございますが、接続道路の計画ということで、高屋敷地区開発事業の道路計画は町道高屋敷線、国道4号線と杜乃橋地区の既設道路に接続することとしております。道路幅員は、東西に伸びる道路が16メートル、杜乃橋地区の町道杜乃橋13の1号線に接続する南北の道路は、杜乃橋の道路に合わせ、幅員13メートルで計画されております。
次に、問3の説明会の内容ということでございますが、説明会におきましては高屋敷地区の事業目的、計画概要、土地利用計画、工事工程、工事施工時の安全対策等について説明を行いました。ちなみに、杜乃橋地区の住民の出席者の方が21名でございまして、一丁目、二丁目の方々が約半々というところでございました。
問4の住民の方の質疑及び町の答弁ということですが、大きく分けますと3つの質疑がございました。
1点目が工事施工時の安全対策でございます。工事車両の通行につきましては、基本的に国道を利用いたします。杜乃橋地区を通行する場合は、誘導員を適正な場所に配置し、歩行者等の安全性を確保して、行います。
2点目ですが、工事及び立地企業に関する騒音、振動、大気、悪臭についてでございます。工事機械は低騒音型、排出ガス対策型を使用し、防砂ネットを周辺に設置するとともに、散水により粉じん対策を講じるなど、状況に応じた対応を図ることとしております。
また、企業については環境基準に基づき、みずから対策を講じなければなりません。当地区への企業誘致は、騒音を発したり、煙を出すような工場の誘致は考えていませんが、今後進出企業のめどがつき次第、住民の方に対し騒音及び震動等の環境基準となる数値を示していきます。
3点目、杜乃橋地区の通過交通量の増加についてですが、企業に対し国道側からの出入りを要望し、高屋敷地区の通過車両の軽減を図ることとし、杜乃橋地区の安全対策に配慮して、事業を進めていきたいと考えております。
問5の道路改良工事及び高屋敷橋かけかえ工事の計画概要ということですが、国道4号と高屋敷開発事業区域をつなぐ町道高屋敷線、開発区域外の道路改良工事になります。延長は橋梁を含めまして約150メートル、現況幅員の6メートルから高屋敷開発事業の道路計画に合わせて、高屋敷線を16メートルに拡幅する工事と橋梁のかけかえ工事になります。
問6の道路改良工事、橋かけかえ工事の概算予算ということですが、全体の概算額は3億3,372万円でございます。橋梁かけかえ工事は1億9,580万円かかりまして、工事費の約60%となっております。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 次に、危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) 杜乃橋北側丁字路の一時停止の標識の必要性ということでございますが、議員おっしゃるように町政懇談会においてご意見を頂戴し、町としても現況の通行状況、現地において確認はしてございます。結果、大和警察署の現状におきましては、規制標識の必要性は低いという判断でございます。また、町におきましても、現地調査を実施したところ、大幅に通行車両があるというような状況は確認できませんでした。特に南北に走る車両が一番多くて、通勤時間帯7時30分からの約40分間の間に16台程度であったと。大和町側、富谷町側、双方に右折、左折する車両においても同様に12台、13台程であったというような現状を踏まえ、現況における規制標識の必要性は低いと判断しております。ただし、議員おっしゃるように二丁目地区の人口集積はやはり大変激しいものでございます。特に平成23年度以降は顕著となっておりますから、そういったことから今後も状況の推移を見守ってまいりたいと考えております。
議長(浅野幹雄君) 答弁漏れがあります。問2の1番目、課題の丁字路は北側道路延伸が途中で切れている件について、答弁を願います。都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 質問の2の問1でございますが、本町の行政区域は町道杜乃橋18の1号線、南北18メートル道路と、あと町道杜乃橋13の2号線、東西13メートルが交差する丁字路まででございまして、先線は大和町の区域であることから、大和町の道路計画となります。一応大和町のほうに確認したところでございますが、現状では道路整備計画はないという回答でございました。
議長(浅野幹雄君) これより山路清一君の質問は一問一答により行います。
12番山路清一君。
12番(山路清一君) 高屋敷地区の件なんですけれども、杜乃橋の住民からの質疑の中で3つほど大きな課題があったというお話をお聞きした。その中の一つで、やはりこれは守っていただきたいのは、工事の安全の中で工事車両が国道から出入りするというお話を聞きました。実際に道路が杜乃橋二丁目のほうにつながりますので、その辺は徹底していただきたいということで、話したいんですけれども、再度お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 国道からの出入りに徹底したいと思います。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 道路と橋のほうなんですけれども、予算が3億3,372万円ほどついております。この道路と橋なんですけれども、これは今回予算がついていますけれども、工程的にはいつごろ完成ですか。お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。もとい、建設部長。
建設部長(鴇 謙一君) 高屋敷地区の今後のスケジュールにも絡むわけでもございますが、ことし5月の国の告示を受けて市街化区域への編入、その後組合の設立ということになりますので、組合が設立されて、中の造成工事が始まらないうちは、一部盛り土等の工事もございますので、早くても6月以降ということで、一応今のところは夏場での工事の発注というようなことで計画をしております。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 工事の発注が夏場でというお話を聞きましたけれども、工事の完成はいつごろになるかお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 予定では年度内を考えておりますが、地区内の造成工事の動向等、大いに関連がありますので、造成工事を見計りながら工事を進めていきたいなというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 前の全員協議会の中でもご説明ありましたけれども、この高屋敷の中にメーン道路としまして4号線から16メートルの道路が入ってきます。また、先ほどのお話の中で杜乃橋は13メートルというお話でございましたけれども、この16メートルの道路の中には、図面上で見ると両サイドのほうに歩道があるように見受けられますけれども、この歩道に関してはどれくらいのものができるかお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 現在、3メートルの予定でございます。路側帯等含めまして3メートルから3メートル50というような幅員でございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) そうしますと、両サイドに3メートル弱の、3メートル前後の歩道ができるということでよろしいですか。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) はい、そのとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) それでは、丁字路のほうについてお伺いいたします。先ほど答弁ございまして、今非常にご存じのように二丁目の建築ラッシュです。ひと月と言わないほどに非常に家が建っていまして、人口のほうもふえてきているということで、日々変化しております。その辺を見計らって、私先日立ったんですけれども、かなりの十何台ではなく、通勤のときはもっと非常に多い車が通っていますので、町のほうでも再度調査のほどお願いしたく、お伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) 議員おっしゃるように、確かに二丁目地域、住宅の張りつけぐあいが現在63%ほどというようなデータもございます。また、通行する車両の多くはやはり住宅の関係業者と思われるような車両、あとはお子さん方の送迎の、ご自宅にお戻りになるお母さん方の車両というようなところは大変特徴としては見受けられました。昨年の調査でありますので、ことしも引き続き状況を確認してまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) この工業団地が完成しますと、どうしても車の流れとしまして北に行く4号線を使う、4号線の橋のほうから出ると思います。また逆に、裏のほうに行く車と言ったら失礼ですけれども、県立図書館のほうにとか、向こうのほうに向かう車は杜乃橋二丁目を通っていく可能性は十分に考えられます。その中で、今杜乃橋のほうからの話でもって、ごく一部の住民なんですけれども、杜乃橋、今かかっています。杜乃橋がかかったところに、今十字路の交差点になっていますけれども、あそこに信号機云々という話があるんですけれども、そのような話が実際にあるかどうか、町のほうでお聞きしているかどうかお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) 私のほうにはそのようなお話はちょっと聞き及んではおりません。
議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。
12番(山路清一君) 私も信号をつければいいという問題じゃなくて、あそこは非常に4号線からすぐ近く、信号があってまた信号っていうのは非常に疑問が残るような場所でございます。ただ、住民からそのような話が出ておるのが事実でございます。
続きまして、最後になりますけれども、今コンビニから丁字路までの間、両サイド、先ほどもお話ししましたけれども、富谷町のほうの区分になっております。その中で、今街路灯がついていますけれども、その街路灯が12時になると消灯されております。先日から千葉県の柏での事故等、非常に報道されておりますし、住民のほうからは不安の声が杜乃橋、それから杜の丘から話が私のほうに来ております。この辺につきまして、町のほうの見解とか、ご存じかどうかお伺いいたします。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 確認しましたところ、二丁目のほうでは余り住宅が建っていない荒れ地で、夏場ですけれども若者がたむろするというようなことで、以前、前の町内会長のほうから夜間は電気を消してくれということの要望があって、現在のところ12時消灯というふうなタイマーを設定しております。現会長さんからもご相談なかったんですが、もし皆さんのご要望、夜間も点灯してくれというような要望が多数寄せられましたら、部分点灯も含め今後検討してまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) この際、暫時休憩いたします。
午後4時27分 休憩
午後4時28分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、午後4時40分まで休憩をいたします。
午後4時28分 休憩
午後4時40分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) それでは、通告に従い質問させていただきます。
まず初めに、地域包括ケアシステムの取り組みについて。
「住みなれた場所で暮らせる社会を」、地域包括ケアシステムの最大のテーマだと思います。最近の報道では、2025年以降、日本は団塊の世代が75歳以上となり、未曽有の超高齢社会となります。富谷町でも、1万人を超える方々が対象となりますが、特に近隣町村より高齢化率は高いとの認識を持っています。全国的には、65歳以上3,675万人となり、単独世帯、夫婦世帯を合わせると全体の25.7%を占めると言われています。社会環境の中で、孤立化、認知症や病気の早期発見、またケアのおくれなども課題です。どこで暮らしていても、その人にとって適切な医療、介護、サービスが受けられる社会を実現することが大事です。
昨年8月、石巻市に開所された開成包括ケアセンターは、被災地の医療、介護、福祉などの分野を連携して対応する拠点です。ここで掲げる次世代地域包括ケアシステムとは、高齢者が元気に地域社会に参加し、自立的、快活に暮らし続けられる将来現役型社会に向けたコミュニティーケアシステムを整備することと位置づけられております。センター長である医者の長 純一先生のお話を伺いましたので、少し紹介させていただきます。
「医者の役割は、法律によると「医療と保健をつかさどる公衆衛生の向上と増進に寄与し、国民の健康的な生活を確保する」とあります。社会格差は健康格差に浸透する。それをいかになくしていくかということが問題意識の根底にあり、健康を確保するのが医者の役割。格差が健康を阻害するのだから、格差を是正するのも医者の役目である」、そのように話されていました。また、「予防は治療にまさる。地域、社会のあり方、住まいのあり方が重要で、復興のあり方もいかに底辺になる人を支えるかが最優先されるべきだと思う」と、お話を聞いて大変共感しましたし、医療と健康、介護と福祉、改めて重要なテーマだと確認しました。富谷町においても、高齢者が住みなれた地域で生活を継続できるようにするため、介護、医療、生活支援、介護予防の充実が強化されなければならないと思います。一人一人の状況に合わせた切れ目ない支援体制が必要であると思いますし、団地形成も違いがあり、高齢化の進んでいる地域では組織力、連帯感、地域支援事業が重要になってくると思います。地域包括ケアシステムは、おおむね30分以内に必要なサービスが提供される日常生活圏内域、具体的には中学校区を単位に想定されています。
今回私は、生活支援、介護予防の面から取り組んでいる茨城県阿見町の事例を紹介させていただきます。
阿見町は、人口約4万8,000人、66の行政区で成り立ち、その一つの自治会の取り組みです。筑見区自治会、町内会ですが、人口は平成11年に1,120人をピークに、現在は920人、350世帯で、少子高齢化の真っただ中の住宅団地です。地域の取り組みは、1つ目に高齢者送迎システム事業「ふれあい」、2つ目にタウンページ方式による散歩の付き添い、買い物、ごみ出しなどの「つくみ支え合い」事業、3つ目に、楽しさ拠点ボランティアマスター28人による「つくみふれあい館・喫茶室」事業があります。全て賛助金、利用料金で賄っています。
1つ目の高齢者送迎システム「ふれあい」事業の紹介をさせていただきますと、高齢者の足がわり、病院、駅などの送迎で、利用者会員が18人、協力会員、運転手ですが19人、賛助会員、資金提供者、運転はできないがガソリン代ぐらいなら提供できる方が70人、運転車協力金はガソリン代程度ということです。1地区の自治会で、日常の支え合い支援ができているということは、組織力の安定と住民の意識向上の高さだと感じます。
富谷町も、ゆとりすとクラブや老人クラブ、各種サークル、さまざま活発に行われております。しかしながら、高齢世帯、単独世帯の増加もあり、これから自助・互助の役割は大変重要なことだと認識しています。住みなれた場所で暮らせる社会、地域包括ケアシステムへ向けたさらなる町の取り組む方向性について質問いたします。
1、単独世帯、高齢世帯がふえていく中で、自助・互助の役割は大きいと考えますが、町の取り組むべき方向性を伺います。
2、介護、医療、予防、生活支援、住まいを一体で提供するシステムですが、介護予防や生活支援においてはボランティア養成が大事になると考えます。ボランティアポイント制度なども取り入れ、地域で支え合う仕組みが必要だと思いますが、所見を伺います。
3、昨年8月に石巻に開所した開成包括ケアセンターは、被災地の医療、介護、福祉等の分野を連携して対応する拠点です。町も2つの支援センターが稼働し、地域に根差す拠点となっていると思いますが、今後地域支援事業ではどのような計画を重点に置かれているのかお示しください。
次に、町道融雪事業費拡充と雪道対応について質問します。
全国的に想定外の雪に住民は大変苦労しました。いまだに残雪が残り、道幅を狭くしているところがあるようです。毎年のこととはいえ、ことしのような大雪に見舞われたときなど、特に高齢者、ひとり暮らしの災害時、除雪対応には行政の力と地域のコミュニケーションが大事です。しかし、地域においては限界もあります。幹線道路や主要な部分の除雪に終わらず、もう少しきめ細かい対応があってもよかったのではないか、予算の拡充と対応について質問します。
1、どこを基軸に除雪されるのですか。
2、何台の除雪車を確保して行っているのですか。
3、大雪のとき、高齢者、ひとり暮らしの方への対応はどのようにされたのですか。
4、除融雪事業費拡充はできないのですか。
5、仙台市には雪道お助け隊や、除雪機械購入補助金交付がありますが、町としてこのような補助金の導入は検討しないのか伺います。
6、除雪の回数と、地域拡大の除雪を求め、質問します。
次に、「利便性のある交通手段の運用を」と題し、質問します。
発展著しい環境に、町民の皆様も商業施設への往来に、買い物バスと町民バスの利用も上手に活用されています。特に高齢者については、買い物と通院などで土曜日の町民バスの運行を求める声が聞かれます。また、障がいをお持ちの方の路線バスの乗降時の利便性や、地下鉄乗り入れの際、50%割引で小児普通乗車券を買う行為が苦痛であるとの訴えがあります。以前にも質問しましたが、再度改善を求め、町の対応を伺います。
1、福祉的なバスとして位置づけてある町民バスの利用について、土曜日の運行はできないのか伺います。
2、町民バスのアンケート調査をして、改善したところはどこですか。
3、障がいをお持ちの方の地下鉄乗り入れについて、50%割引で小児普通乗車券を買う行為が苦痛であるとの訴えを受け、改善の方向はないのか伺います。また、路線バスの乗り降りの利便性について、仙台市のようなふれあい乗車証の発行はできないか質問いたします。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 本日の会議は、議事の都合により時間を延長して行います。
ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
最初のところでありますけれども、近隣町村より高齢化率が高いということは、恐らくお聞き違いだと思いますね。現状最も低いですし、さらにこの先も富谷町は全体が上がっていく中で富谷町だけ突出することもありませんので、結果として2025年であったり、2040年であったり、恐らくお聞き違いです。ですから、高齢化率と実数というふうなあたり、両方、両面からこの件については捉える必要がありますねというふうなことはもう数年前からお話ししているところです。したがいまして、包括センター、6,500人でしたかね、超えたので、2カ所でというふうなこともそのとおりでございました。ぜひ「住みなれた場所で暮らせる社会」と、それは高齢化の予測される進展というふうなことの中で、当然のことながら求められるというふうなテーマであることは間違いないと思います。したがいまして、ぜひ後半の除雪とも関連しますけれども、本当にきめ細かく、まさにピンポイントで、1万7,000世帯全ての皆さんを掌握することは不可能でありますけれども、富谷町の規模からすればその追究可能性は十分でき得るというふうなところです。100万都市も立派な、そしてまた我々からするとすぐれた行政体でありますけれども、富谷町のこの5万人規模のほどよい規模をもってすれば、この「住みなれた場所で暮らせる社会」というあたりは、ひょっとすればモデル地になれるほどの状況にありますし、この先そういう方向性に進めるのではないかと、その思いで日々福祉行政、福祉施策に取り組むと、こんなふうな思いでございます。
したがいまして、やっぱりきわめどころは、いかに行政一本でやれない、災害対応も同じでありますけれども、自助・共助・公助というふうに言われるこのバランスですね。自助だけで100の100過ごせる方もいますし、公助100を求める方もいますし、本当によもやというふうなことで、再度先ほどの日吉台のケース、通常は60前のお嬢さんと80代のお父さんというふうなことですから、リストアップされない方なんですね。しかしながら、2月10日の町内除雪視察の折に、職員ともどもそういう場面を見て、除雪の手伝いをすると。そしたらまた同じ2月18日、日吉台小学校の増築の視察の後、あの場所を帰ってきた折に同じ時期に今度はまた、先ほど言ったように乗用車の腹をこすって、道路に出かねていたというふうな事例も含めて考えれば、いかに行き届かせるかというあたりが私ども富谷町における福祉施策の勝負どころではないかというふうに思います。そういった面で、そういう視点で今度町上に出るあおいの施設とか、あるいはさわおととか、社会福祉法人、ボランティア、NPO、民間企業、そしてまた社協の皆さん、シルバーの皆さんともども横のつながりを密にしながら、まさに細胞のごとくに、単に一方だけではなくて、その方を二方、三方からフォローし合えると、そういう関係性が今後なお求められるというふうなことで、今回の大雪を事例にしながら、また方向性、気づかせていただいた状況もございます。
2つ目、3つ目については原課からとさせていただきたいと思います。
除融雪については、十分きょうの前段で言われていることだと思いますけれども、きめ細かさの対応についてはそうでないというふうなお返しは申し上げません。そういったことを含めながら、今回の大雪、そしてまた日常の、次年度以降の見直しというふうなあたりもありますし、さらにまた明石台七丁目の新規の開発された住宅地の皆さんに本当に初めてのお正月、初めての冬、積雪というふうなことで、一発どかんと来た中で、大変ご迷惑をおかけした面が確かに、除融雪マップを見てもあったという反省点もまた浮き彫りにされたところでございます。
バスについては、さらなる町民バスと民間の事業者の買い物バスというようなことをつなぎ合わせながら、なお有効に活用する策も描いていきたいと思います。土曜日運行については14年、15年、試行の時点で土曜運行したんですけれども、乗客数が余りに少ないということで、廃止した経緯がございます。そこから10年近くたっておりますので、今の状況を見きわめながら進めると。しかしながら、そうは言いながらも現状土曜日の需要、利用人数、ニーズは低いというふうな認識の中で26年スタートすることと相なったところでございます。
そして、3つ目については大変ご不便をおかけしておりまして、50%割引を小児運賃乗車券を買ってというのは私初めて今回知ることとなりました。しかし、現状イクスカとか、宮城交通においてもICカード導入というようなことで、その件については間もなく解消されるという、それぞれ仙台市当局も市交通局も宮城交通さんもそれぞれのお立場で大変便宜的な措置でご不便をおかけしていますというふうなことでの認識は相通づるところでございますので、もうしばらく、一、二年というふうな感じでしょうかね、お待ちいただくことで、イクスカについては26年12月から導入予定、宮交については28年の春からICカード導入というようなことで、改正されるのではないかなというふうに思います。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) それでは、3番目の利便性のある交通手段についてお答えさせていただきます。
土曜日の運行についてはただいま町長が申し上げたとおりでございまして、本運行、平成16年から料金を取って運行していますが、その前段、14年、15年と2カ年、無償運行、ただでお乗りくださいという実証試験をやった結果、平日はかなり乗っていましたが、土日はもうほとんど、6路線運行して1人か2人ということで、それではもうそれこそ費用対効果の面から土曜日、日曜日はやめましょうということで、本運行、現在まで至っているところでございます。近年のアンケート調査によっても、土曜日の運行という声はほとんど入っておりません。
ちなみにですが、現在バスの委託料、1年間で2,500万円ほど委託しておりますが、今の換算で土日運行した場合ですが3,800万円ほどかかる見込みで、現在より1,250万円ほどの増額。これは土曜日だけ運行した場合でも総額で3,100万円、580万円、約600万円の増となることに対して、先ほど議員がおっしゃったように買い物であったり病院であれば、できれば病院は平日に行かれたほうがよろしいかと、バスが運行している時間で70歳以上の方は無料で乗れますので、ぜひそこを町としてはお勧めしたいと思っております。
2問目のアンケート調査ですが、改善したところ、これにつきましては、毎年アンケートは実施させていただいております。当然路線改編は毎年ありますので、それの参考ということでやっておりますが、改善したところはということで一番当初から多かったのがイオン富谷店の乗り入れということで、これは宮城交通との接点もございましたし、買い物に行きたいという声があったので、それはイオンさんのご協力をいただいて、入り口までバスを運行して、正面入り口から乗り降りができるように改善させていただきました。あわせて宮城交通もそこから乗れるようになっております。
次に改善したところは、当初大亀山森林公園に遊びに行きたいのでバス運行という声があったので、そこは当面運行しておりましたが、ほぼゼロ状態でございましたので、これについてもアンケートでも要望もなかったので、そういったところも改善させていただいております。
あと、一番多いのはやはり泉中央への乗り入れを希望するお客さんの声が多いんですが、これは議会答弁でも申し上げたとおり、この制度上不可能な状況が続いております。これについては、かねてから申し上げているとおりでございますので、今後に至っても泉中央駅へはほぼ不可能だと思っております。ただ、それにかわって、代案としてどこかで乗り継いで宮交さんにつないで行くということを想定して、今はイオン富谷店で乗りかえもできますし、できれば東向陽台までも乗っていけますので、近場のバス停をご利用くださいというような乗りかえもご推薦しているところでございます。そういったところがアンケート調査で出ているところでございます。
バス交通は町が運行しておりますが、今回宮交さんのあの事故を見ても、やはりバスというのは非常に安全性が求められると、あの事故を見ながらも町としても気の引き締まる思いで、安全運行をさらに強くバス会社に求めたところでございます。
以上です。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) それでは、除雪関係についてお答えいたします。
1問目の、どこを基軸にということでございますけれども、これは森議員のほうにもお答えしておりますが、除雪対象路線はそれぞれの地区の方が効率的に国道や県道等の幹線道路に出られるように決めておりまして、公共施設の位置、それから広域避難場所、それから道路の縦断勾配、通過交通量、それからバス路線等のことを総合的に判断しまして、1次路線と2次路線を設定しているところでございます。
1次路線の除雪の基準でございますが、おおむね5センチ以上になった場合に行う路線でございまして、国道や町道のうち交通量の多い道路やバス路線、団地内に出入りするために必要な町内の幹線道路を対象としております。2次路線につきましては、積雪が10センチ以上になった場合に除雪を行う路線でございまして、1次路線に次いで交通量の多い準幹線道路を基本に、団地にお住まいの方が効率的に1次路線に出入りできるようにする路線でございまして、住宅の張りつけ戸数が少ないところ、それから集落の道を対象としております。
距離的なことを申し上げますと、町内約250キロのうち、今1次路線が約95キロ、そのうち70キロを融雪しております。それから、2次路線は75キロ、1次、2次合わせまして約170キロで、町長が再三申しておりますとおり町道の約3分の2を除雪しているような状況でございます。
除雪の台数につきましては、これも前に申し上げておりますが、町内3工区で10台の除雪機械を稼働させているものでございます。
それから、除雪費の拡大、回数の増加というようなことで、これはあわせて申し上げますと、これまでに除雪・融雪を、平成20年度から24年度の5カ年で申し上げますと、平均としまして除雪のほうで約2,000万円、融雪のほうで1億円というようなことで、トータルで1億2,000万円、平均でもって現在やっているところでございまして、一般会計の総予算額からしましても1%強というようなことで、決して少ない額ではないというようなことをご認識いただければよろしいかと思います。
それから、5番目に至りましては、仙台市内では雪道お助け隊や除雪機械の購入費補助というようなことで、これは以前にも町政懇談会等で出た折ですね、検討はさせていただきましたが、機械の維持管理、それから運転技術の安全性というようなことから、導入には至らなかったものでございます。先ほど来、シルバーや地区での、公共施設での機械の購入というようなことも出ておりましたので、これまでにいただきましたご意見を総合的に勘案しながら、今後の歩道等を含めた除雪について検討していきたいというふうに考えております。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) それでは、地域包括ケアの問2のところで、地域で支え合う仕組みが大切というようなところでございますが、本当にそのとおりだと思います。介護予防につきましても、運動機能を向上させるというだけではなくて、社会参加をすることによって生き生きとした毎日を暮らすというようなところが求められておりますし、生活支援につきましても高齢者がサービスの担い手となって支援をする、支援を必要とする高齢者を支援の場につなげられるような住民相互の活動を推進することが求められております。このような状況を見ておりますと、やはり地域の福祉活動の支援でありますとか、超高齢社会を見据えたボランティアの活動の実現に向けてのその構築というようなところが重要かと思います。まずそのために、ボランティアのかなめであります社会福祉協議会等との検討を進めて、町の特性に合った内容といいますか仕組みづくりが必要だというふうに考えてございます。
問3の今後の地域支援事業ではどのようにというようなところでございますけれども、26年度はもう第6期の介護保険事業計画策定の年度になっております。当然国の介護保険制度の見直しを基本としつつ進めてまいらなければならないというふうに思ってございます。今国のほうで示している地域支援事業の大きなところでは、要支援者の方々の通所介護、訪問介護のところを地域支援事業の中で行う、多様な実施主体でというようなところが大きくなってございますので、そういったことですとか、在宅医療と介護の連携、それは本町は石巻の開成地区と違いまして医療機関が多岐にわたるというようなところがありますので、その連携というふうなところで、先ほど町長が申しましたように一つ今複合サービスができ上がりますので、そういったステーション等との連携も構築していくというところが必要になってくるかと思います。
あと、現在包括とともにやっております地域ケア会議というようなところも、充実させて広げていくというようなところが求められていると思いますが、まだまだこれからニーズ調査の結果等を踏まえ、26年度策定してまいりますので、その中で検討していきたいと思います。
以上です。
議長(浅野幹雄君) 質問件名、町道の除雪事業の3番目、高齢者、ひとり暮らしはいいですか。
長寿福祉課長(安積春美君) 失礼いたしました。森議員の答弁と同じにはなるんですけれども、何か手だてはないかというふうなところで、シルバー人材センターとボランティアセンターのところを紹介したところでございました。あとは、民生委員の通常の訪問活動の中で気になる方のところを訪問していただいて、玄関前の除雪をしたというふうな事例もございました。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これより浅野直子君の質問は一問一答により行います。
7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) まず、ボランティアの養成についてなんですけれども、富谷町も全国的にアクティブシニアと呼ばれている元気な高齢者が8割いらっしゃるということで、富谷町も例外ではないと思いますが、やはり今回広報の中に社協のアンケート調査の結果が出まして、大変よくわかる情報だったんですが、本当にボランティアの会員の方々がだんだん少なくなっている状況が現実だと思いますが、このボランティア養成という部分においてはしっかりと取り組んでもらいたいと思うんですが、この計画というのは年に何回ぐらいボランティア養成という、ボランティア養成等に取り組んでもらいたいんですけれども、この養成というのに関しては今までもいろいろとやってこられたと思うんですが、これからもっともっとこういう方々が必要になってくると思いますけれども、これから先、6期の計画においても大変重要になってくると思いますが、どういった感じでやっていかれる方向性なのか、ちょっとお伺いしたいと思いますけれども。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 町としましてボランティア養成というようなところでいくと、一番大きなところではゆとりすとクラブ・サロン、ボランティアと受け手、担い手というふうな明確にするものではなく、地域に循環型でというふうなところで、ただボランティアのノウハウといいますか、高齢者にどう接したらいいかというところ辺を基軸としまして、養成研修のところを、社会福祉協議会ともども行っているところであります。全体的なボランティアというようなところになってまいりますと、現在社協のほうのボランティアセンターでは団体が43団体、581名、個人で137名、719名の方々の会員を擁しているというふうなことをお聞きしております。その中で必要な支援というふうなところでのボランティアセンターのほうで行っているというふうには伺っていますが、その開拓、そういったところは町と支援をしながらやっていかなければならないものだろうというふうに思ってございます。
議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) 実は塩竈市で今年度、平成26年度予算でボランティアポイント制度を計上いたしました。そして、上限が1万円として、1人1日の活動は2時間ということで、週1回から2回のペースでやれるということで、本当に高齢者支援、また健康維持、また介護保険料の軽減につながるという取り組みだと思います。私この件につきましては、以前にもこの取り組みを導入してはいかがですかというような質問をさせていただきましたけれども、再度お伺いいたしますが、このボランティアポイント制度、このことについてどのような認識といいますか、富谷町でできない理由といいますか、その理由もちょっとお聞きしたいと思いますが、質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 現在、社会福祉協議会のほうでボランティアセンターがあって、ボランティアのニーズ調査を行っております。当然どういった、それは今原則無料というふうなところで行っていますけれども、例えば有償ボランティアでありましたり、今議員のおっしゃったようなポイント制度というようなことも含めて、どういうあり方がいいのかというようなところが十分検討していく必要があるというような段階だと認識しております。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) やらない、やれない、できないということではなくて、現状やれない、やらないでしょうかね。それを否定するものではありません。ボランティアのありようというようなことと、根幹にまたかかわることですので、私どもはやっぱり従前のオーソドックスなボランティアのあり方というようなあたりをぜひもう少し追求してみたいと、こんなふうな思いです。
3月2日に、耳の日といわれる聾唖の皆さんの宮城県大会、49回目を迎える大会がありました。宮城県、佐野さんから富谷町の手話通訳者は5人いるのよと、県内でもこういうところないんだよという話を聞いて、原課で確認しましたら62人登録されていると。その中で富谷町は5人。市町村を並べても、13の市がありますけれども最大値で、仙台市は34人と一番多いですけれども、その他を除いた12の市とて最大で3ですから。町村で22ありますけれども、手話通訳のボランティアがいるところで4つぐらいしかありません。富谷町含めてね。そういう意味で、でこぼこがありながらも、ぜひこういったものを膨らませていきたいものだと。あるときにはどんと形になっていくというふうなあたりの、今踊り場といいますか、途上にあるのではないかなというふうな認識を持ちながら、強めていきたいと思います。
聾唖の皆さんの大会、初めて富谷で開いたので、その際に昔に比べると随分参加者少なくなったねと、どうしてなのと言ったら、聾唖者の皆さんもいろんなところから、パソコンのネット上の情報から大体得られるものですから、あえてこういう会に参加しなくてもとか、そういう傾向はあるそうですので、その他の皆さんの会員不足というか、会員がふえなくてねというふうなあたりの団体の声にやや似たようなところがあるのではないかなというふうに。まさに幸せを実感するのは一つですから、皆さんと通い合う、そしてまた人のために何かするというやつも幸せを感じるものの要素の一つだと強く思いますので、なお一層今の状況の中でもうしばらく取り組んでまいりたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) 実はこのボランティアについてなぜ言うかといいますと、ボランティアの方々も高齢化が進んでいるという現状があるものですから、それで養成等含めて若い方々へのボランティアというものをもっと推進するといいますか、その方向がすごく大事だと思いますが、いかがですか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 確かにずっとやられている方の中には、後継者といいますかそういったところも問題ですというようなところもお聞きするところであります。そういうことも受けて、例えばゆとりすとクラブ・サロンは若い人たちに支えてもらって、行く行く参加者になるよというような、地域で循環するというようなところを少しでもわかっていただきたいというふうな思いでもあります。ですので、そういった若い人たちに「しましょうよ」というふうなところの機運をどうやって高めていくかというのは、やっぱり地域と連携を密にしながら、お話をお伺いしながら行っていくのが肝要なのではないかと思いますので、努力してまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) この包括の部分なんですが、介護にかかわる部分なんですが、入院をいたしまして在宅に移行する、ここの部分が大変重要なポイントになってくると思うんですね。常にやっぱり在宅介護となりますと、入院して、そして自宅に戻ってきたときに、ここはもうポイントになってくるんですが、この体制といいますか、今私の周りにも、実は男性の方がそういった介護になった場合の女性の働きというのは、料理をつくったりいろんなことができるんですが、女性の方がそういうふうな介護を必要としたときに、男性の方だけが残った場合に、毎日の買い物だったりいろんなことが大変になってくるという状況をいつも相談を受けるんですね。というのは、ケアマネさんが入って、いろんな支援が受けられる方々はいいんですが、本当に病気で退院してきて、ちょっとの間自宅で療養しなければいけないときに、男性の方が介護しなければならないときの、そういったときに買い物だったりいろんなことをお願いできるような、そういったボランティアというのは、何か目に見えないといいますか、誰に頼んだらいいんだろうということを、電話を受けたこともあったものですから、これはちょっと、でもそういったのを長寿福祉課のほうにご相談すると、また包括支援センターのほうにご相談すると大丈夫ですよというようなことはお話はするんですが、やはりもうっていう、そういう感じなんですね。ですので、何か見える形といいますか、そういった支援をやっています、こういった支援をやっていますというのをもっと見えるような形というのはできないものでしょうか。介護支援を受けている方はいいんですが、そうやって在宅に帰ってきたときになかなかできないというようなところがあるものですから、そういった方にもっともっとボランティアとして入っていただくような、気軽に使えるようなボランティアの方々の養成というのもちょっと必要かと思うんですが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長
長寿福祉課長(安積春美君) 入院から退院に向けてというようなところで、今ある程度の規模のところであると地域連携室というようなところで、退院後の生活に向けてというふうなところでケア会議を開いているというふうなところが目立ってきています。でも、確かに議員おっしゃるようにそこのところは介護が必要になったりというふうな方々が主になってきているんですけれども、そうではなくて、やっぱり少しの間だけでも大変よっていうふうなところで、ボランティアさんを紹介したりシルバー人材さんの生活支援を使ったり、あとコープさんだったり、JAさんだったりというふうな情報も共有しているところではあります。ですので、これからの生活支援のそういったところも担いつつといいますか、サービス提供体制になりつつ、住民の方々もというところが求められておりますので、その辺をうまくネットワーク化するところにはもうしばらく時間がかかるとは思いますけれども、住民相互の助け合いというふうな視点に立って進めていかねばならないというふうには思ってございます。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) わかりづらさというのは恐らく指摘どおりだと思いますね。子育てについては子育てファミリーサポート、ファミサポと称して社協で取り組み始めましたので、そういうわかりやすさが、やはり今の質問を受けて潜在しているのではないかなというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) あと、ある自治体なんですけれども、よく商業ゾーンのところに街角健康相談室というようなものを設けているところがありますよね。例えばここでしたら富谷のイオンだったり、いろんな商業施設にあるんですが、そういった街角健康相談室の整備というのはこれから推進するというお考えはないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) そういう検討まで至っておりません。
議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) あと、ナイトスクールといいまして、地域の医者の方々と住民、そして介護福祉士だったり、いろんな介護に携わる方々の懇談会といいますか意見交換というのでナイトスクールというのを設けている地域もあるんですが、こういったのも取り入れていくのもいいのではないかと思いますけれども、質問でございますが、大事な部分なので、こういったことも、先ほどの町長の指摘の中に私ちょっと間違いまして、他町村よりも高齢化率が高いと言いましたけれども、これから富谷町も高齢化率が高くなっていく中でそういったことも必要ではないかなと思いますが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) どういうふうな方法であるかは別としても、相互に理解をし合うというふうな中には、専門職も交えませんけれどもということも含め必要かと思います。それは、地域ケア会議の中でそういった多職種連携というふうなところ、あと地域も交えてというふうな方向性も示されておりますので、ご理解いただけるように、相互理解できるようにというふうなところは考えていかなくてはいけないところだと思います。
議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) 先ほども答弁にございましたけれども、6月に開所の複合型サービス「あおい」、この施設がどのような支援ができるのか、説明を求めたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) サービスの体系として、通いも泊まりも通所もできるというふうな、富ケ丘にあります小規模多機能の「いちい」のイメージに、プラス医療ニーズの高いということで訪問看護ステーションの機能も持つというふうなところですので、医療ニーズの高い方々のためにすごく有効なサービスというふうに思ってございます。
議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) 論旨でも述べさせていただきましたが、1つの自治会で本当に積極的な支援事業ができているわけなんですね。こういった本当に大きな、例えばあけの平でしたら公民館で一丁目、二丁目、三丁目合同だったりして、今ゆとりすとクラブだったりいろんなことがなされているわけなんですが、1つの自治会、町内会でこういった小さな規模の集まりというようなものをつくっていくというのもすごく大事な部分ではないかなと思います。というのは、今まで15分歩けた方が5分しか歩けないとか、本当に今まで遠くまで歩いて行くことができたんだけれども、最近は近場でしか歩けないよというふうな方も随分ふえてきました。そういったこともあるので、例えば集会所あたりで、ゆとりすとクラブまではいきませんけれども、そういった内容と同じような形をとることはできないか伺います。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 歩いて行けるところ、地域の中でというふうな単位というふうな考え方は重要だと思います。ただ、それをどのような形で組み立てていくのかというのは、それぞれの町内会の状況も違いますので、そういった地域特性を見ながら、町内会と話をしながらというふうなところにはなろうかと思います。
議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) それでは除雪のほうに入りますが、先ほど仙台市のほうの補助金のお話をさせていただきました。実は今回25年度のほうでは予算は本当に162万円だったそうです。そして、1台が20万円から30万円の価格で、12月までに2台、2月までに2台、3月に1台ということで、きのうまで現在5台の補助を行ったようでございます。問い合わせはかなり多かったということなんですが、機械そのものも不足していたので、なかなかその対応ができなかったということもあるんですけれども、先ほど運転の技術のこととか、安全面という部分のお話もあったんですが、こういった補助制度を使う使わないは別として、こういった補助制度があるというそのくくりといいますか、幅の広さの支援というのも大事ではないかと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 私どもはこの除雪でよく存じておりまして、9割を限度に一応上限30万円の補助ということで伺っております。現在、前の議員にもお話ししたんですが、一部、今回町所有のもので歩道除雪もやった路線があるというようなことをお話ししましたが、実は給食センター、あるいは大黒澤のほうで、ちょうど手ごろなといいますか、一般の方でも運転できるような機械が2台ございまして、それを使って一部歩道の除雪をさせていただいてございます。ただ、運転手さんたちにお願いしながらその機械のメンテとかしてをもらったんですが、やっぱり買っただけではなくてメンテナンスがかなり費用がかかるといいますか、年に1回といいますか一冬しか使わないものですから、ただ置いておいても次の冬またそのまま使えるかといえば、なかなかそうではない状況が確認されております。機械の好きな方で、しょっちゅうメンテを自分の車と同じようにすれば効率は上がるのかなというふうには考えております。
前にもお話ししておりますが、町内会単位云々ということではなくて、例えば町のほうで機械を用意して、シルバーさんに運転していただくというような方法も一つあると思いますが、その辺の機械の保有台数等も含めて、今後検討課題とさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) 今回の大雪では本当に、先ほども同じような質問があったんですが、改めて通学路なんですけれども、私も交通安全のためにちょっと立たせていただいているんですが、もう7時5分に立ちましたときにはあけの平小学校の校長先生初め、もう十何人の先生方が通学路の確保ということで歩道の除雪、雪かきをして、子供たちは7時20分以降の登校だったんですが、本当に安心して通学できたという部分を目の当たりにいたしました。本当にすばらしいなと思って見ておりましたけれども、こういった、若干の情報では丘小あたりは町のほうにもお願いをして除雪車も入ったようです。またこれが丘小に限らずいろんなところで先生方、父兄の方々が一緒になって除雪をなさったということで、本当によかったなと思うんですが、先ほどの42件の対応の中にはこの通学路というのは何件ぐらい対応なさったんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 42件というのは通学路ということではなくて、1次、2次、その他の路線のほうで43件対処しているところでございます。町長もおっしゃいましたように、ピンポイントでの対処というようなことでございます。
議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) 最後になりますけれども、ふれあい乗車証のことなんですが、本当に町長は初めてご存じになったということで、実は今精神の子供たちは、子供たちというのも変ですが、精神をお持ちの方々が地下鉄を利用するときにそういった小児用普通乗車券を買うと。それで、お母様と一緒に買うんだけれども、走るようにして行くんですよというようなこともお伺いいたしました。なるべく早く何かいい方法をつくっていただきたいと、そのように思っております。これは再度、以前にも質問させていただきましたけれども、全く別の方々からこういったことでお電話をいただくということが多いですので、本当に思いは同じなんだなと思っておりますので、どうか地下鉄の乗り入れ、バスの乗降のときに速やかにその子供たちが普通に乗れるような環境をつくっていただきたいと思って、質問にかえさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 町長が先ほど申しましたとおり、ICカードのほうの導入があるということで、窓口でICカードを購入し、それはもう半額というふうなところで買えます。使った分だけチャージして、半額料金で乗れるというふうな、スイカみたいなものですね。なので、そういった半額で乗車証を買ってというふうなところは解消されるかというふうに思います。宮城交通さんでもその検討を始めているというふうな状況ですので、しばらくご辛抱をというふうなところでございました。
議長(浅野幹雄君) これをもちまして本日の日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。
ご苦労さまでした。
午後5時30分 散会
平成26年3月6日(木曜日) 午前10時00分 開議
第1 会議録署名議員の指名
第2 一般質問(通告番号7番~11番)
第3日目 3月6日(木曜日) | |||||||||||
一般質問 | 11番 佐藤克彦議員 | ||||||||||
1 | 本町の農業政策を問う | ||||||||||
13番 小川昌義議員 | |||||||||||
1 | 子ども子育て支援について問う | ||||||||||
2 | 南岸低気圧通過による大雪対策について問う | ||||||||||
3 | 今年度の情報化経費削減策をとりましたか | ||||||||||
4番 三浦邦夫議員 | |||||||||||
1 | (仮称)明石台小学校新設に関する諸問題について | ||||||||||
6番 小泉光議員 | |||||||||||
1 | 学校グラウンドの排水工事(暗渠)をすすめよ | ||||||||||
2 | 子育てにいっそうの支援を | ||||||||||
15番 佐藤聖子議員 | |||||||||||
1 | 子ども・子育て新制度と待機児童解消について | ||||||||||
2 | ごみ削減をどうとりくむのか |
議事日程のとおり
午前10時00分 開会
議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。
議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、富谷町議会会議規則第127条の規定により、17番磯前 武君、18番渡邊俊一君、19番相澤 榮君の3名を指名いたします。
議長(浅野幹雄君) 日程第2、昨日に引き続き一般質問を行います。
通告順に発言を許します。11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 改めまして、おはようございます。
私は、本町の農業政策を問うということで質問します。
3月の声で、種子の塩水洗、温湯消毒、水づけ等でことしの稲づくりが始まりました。本年の豊作を祈っている一人でございます。
内閣府が2月21日までに公表した食料の供給に関する特別世論調査で、将来の日本の食料供給に不安があると答えた人が合計83%に上ります。過去の比較可能な調査の中で最多になったことがわかりました。食料自給力の向上が必要と考える割合も96%を占めました。国内生産基盤の弱体化や国際的な異常気象などを背景に、食料安全保障に関する国民の強い危機感があらわれて、改めて浮き彫りになりました。TPP交渉で、政府は国益の実現をかけると強調しております。こうした国民の声を背景に、国内農業生産を守る力強い交渉が求められます。
不安があると答えた人に理由、複数回答でございますが、を挙げてもらったところ、「農地面積の減少や農業者の高齢化」が82%で最多、「世界的な異常気象」が62%、「輸入が大きく減ったりとまったりする可能性」が53%で続いています。カロリーベースの食料自給率、12年度においては39%のことでありました。この受けとめは「低い」、「どちらかというと低い」が合計で69%を占めたそうです。
食料自給力向上の具体的な内容は、耕作放棄地の有効利用を図る、新規就農者をふやす、個人経営や法人の担い手を育成することが挙がったそうです。調査は、1月9日から19日、全国の20歳以上3,000人を対象に行い、1,781人から回答を得たと、日本農業新聞に書かれています。また、ロシアがウクライナ南端のクリミア半島の実効支配に乗り出したことで、国際相場の指標となるシカゴ市場の先物小麦価格は、3月3日1日だけで4.5%上昇しました。
政府与党は、11月下旬に新たな水田政策を決め、米の直接支払交付金の単価は半額、時限措置として、飼料用米、米粉用米については、10アール当たり上限値10万5,000円の数量払いを導入します。5年後をめどに、国の生産数量目標の配分に頼らずに、現場がみずから需要に応じた生産ができる状況を目指すことになっています。
一方で、地域政策として、農業・農村の多面的機能に着目した新たな日本型直接支払制度(多面的機能支払)を創設するとのことです。この新たな政策は、戦後の農業改革では農地改革、食管制度の廃止、減反政策の廃止で三大改革と言われています。
このような中で、市町村の役割は非常に大切になっています。本町の今後の農業、5年後、10年後等の長い目標を持った対策が必要であると考え、次の6点について質問します。
(1)水田政策の見直しによる本町の農業政策はどのような対策を考えていますか。
(2)日本型直接支払制度に対する本町の対策はどう行いますか。
(3)園芸振興のための対策はどう考えていますか。
(4)畜産振興のための対策はどのように行いますか。
(5)果樹振興のための対策はどう考えていますか。
(6)農業後継者育成のために対策はどう行いますか。
以上、質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 昨日の一般質問の中で、質問時間30分、答弁時間80分を要する点がございました。時間に限りもありますので、答弁者は簡潔明瞭に答弁されるようお願い申し上げます。
ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
農業政策ということで、ご承知のように平成26年から新たな民主党政権から自民党政権下になって、新たな初年の農業政策の見直しというふうなことでスタートするところでございます。5年ぐらいを視野に入れながらという長期的な政策、緩やかな変更といいましょうか、国内、そしてまた国外、国内外との関係性の中で進められるものというふうな認識に立つところでございます。
農業政策、町のというふうなことでのご質問でありますけれども、大枠はやはりJAあさひな、黒川4町村でつくるJAあさひなとの連携の中で農業者と農協さんのほうのかかわりぐあい、密度、密着度と言いますれば、町と比べても数倍の密着度であるのも現実でありますし、そのような中で現時点まで至るというふうなことも言えようかというふうに思います。数的な面で申し上げれば、16ヘクタール、昨年より16ヘクタール、それに見合う生産量が減少、割り当て数量が減少したということでございます。数量的には1,785トン、30キロの袋に換算しますと5万9,500袋、昔の1俵換算で富谷町の米の生産量は約3万俵、こんなふうなイメージになろうかと思います。減反、昔は減反率と言っておりましたけれども、限りなく4割に近い数値になりまして、過去最大の減反率というふうなこととなります。作付してならぬ面積ということになりますね。39.45、それの差し引きが耕作面積というふうなことで、作付面積というふうなこととなりまして、66.55、6・4の比率でつくる田んぼ、つくれない田んぼと、こんなふうなことになろうかと。
そもそも富谷町の帳簿上の台帳をベースにしておりますので、既に耕作できない、どなたが見てもというふうなことでよく言われる沢田と言われる部分等も含めて、富谷町に帳簿上580ヘクタール程度の、600弱程度の耕作面積が台帳上管理されておりますので、それに基づく数字であるというふうなところでございます。
大きくは、民主党政権下の中で直接支払いということで1万5,000円が半分となる7,500円になりますというあたりは既にご承知かと思いますけれども、それにつながる形で農業者の所得が大きく減少しない方策、あるいはこれを上回る自立的な農業をというふうなあたりが大きな柱でありますので、私どももその辺のところを注視しながら、農協さんとの連携を深めながら取り組んでいくことといたします。
(2)、(3)、(4)、(5)については後ほど原課対応とさせていただきます。
農業後継者育成というふうなことで話を移りますけれども、従前からの制度で家族経営協定というふうなことで、高齢されている農業者、早くに後継者、息子、娘にご家族にというふうなことでの協定締結の中で、さらなる経営の透明性を図りながら進めましょうというふうなことは従前から行われておりまして、ことしについてもお二人の方が若い後継者に譲るというふうなことで、今準備が進められているところです。
さらにまた、郡内4町村で構成する黒川地区後継者対策推進協議会、この中におきまして昭和51年から、昔は農家の嫁不足というふうなことでの対応であったようですけれども、51年以来ずっと続いておりまして、富谷町がことしと来年その当番に当たるというふうなことでございます。熱心な取り組みをしてみました。結果として20組、男女同数の参加を得て、大変なる成果を得たところでございます。20人のところに女性が39名、男性が23名申し込まれているというふうなことで、その中から20組を選定されて、泉のパークホテルを会場にとり行ったというふうなこと、いまだかつてないほどの成果につながったのではないかというふうに思います。ぜひとも趣旨に沿ってよき伴侶を得られますよう、私どももこの制度を使いながら進めてまいりたいと思います。
さらにまた、おんないん会、これも何度か、幾つか触れておりますけれども、去年、おととしあたりから若い20代の皆さんが、農業への新規就農あるいは会社勤めから農業に戻るというふうなことで、20代、30手前、30前後というふうなあたりの皆さんが、まさに将来を担う皆さんが後継者として就農されているというなのもここ3年、2年のことでございます。非常に明るい希望を持って、富谷の将来の農業を担えるように、町としても最大級の支援をしてまいりたいとこのように思うところでございます。
以上です。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) では、最初に、水田政策の見直しについてですが、今回の手続の見直しは、現在の農業における農業従事者の高齢化、耕作放棄地の拡大などの課題が生じていることから、その解決に向けて取り組みが行われたものです。新たに創設された農地中間管理機構につきましては、農地の担い手の集積、集約化を進め、農業経営の効率化を図ることを目的としております。町においても、管理機構と連携を密にして取り組んでまいりたいと思います。
また、米の直接支払交付金の見直しにより、交付金が半減されることになります。主食用米だけでなく、麦、大豆、飼料用米など、需要のある作物の生産を振興して、食料自給率と自給力の向上を図ります。5年後において、行政による生産数量目標の配分に頼らずとも、需要に応じた主食用米の生産が行われるよう、生産者やJAあさひな及び団体と一体となり準備してまいります。
(2)の日本型直接支払制度につきましては、現行の農地・水保全管理支払交付金の組み替え、そして創設が行われたもので、農地・水支払交付金と資源向上支払交付金の2種類の補助金で構成されています。両事業とも、地区内で活動する組織をつくり、農地のり面の草刈り、水路の泥上げなどの共同活動を通じて、農地を維持していくための支援策となります。対象となる地区に今後説明を行い、事業参加への呼びかけを行ってまいります。なお、現在、二ノ関地区で農地・水保全管理支払交付金の事業を行っておりますので、次年度も継続して実施することとしております。
(3)の園芸振興につきましては、富谷250園芸促進事業を中心に、ビニールハウス助成を継続して行う予定です。26年度についても当初より希望があり、予算を計上しているところです。
学校給食センターの出荷につきましても、地産地消の観点からも重要性が高く、JAあさひなと連携を図りながら、出荷量をふやせるよう取り組んでまいります。
また、産直直売に取り組んでいるおんないん会については、売り上げも順調と聞いておりますので、今後も支援してまいります。
(4)の畜産振興につきましては、畜産農家の支援のため、家畜伝染病の発生を抑制する予防事業や経営アンケート、生産性向上を図るための助成事業を行っています。これまでどおりJAあさひなと連携しながら継続して取り組んでまいります。
果樹振興は、本町の特産であるブルーベリーの振興として、平成25年度から佐藤一夫さんをブルーベリー専任アドバイザーに委嘱し、栽培技術の向上を図ったところです。先日は佐藤さんの高い栽培技術と機動力が評価され、日本特産農産物協会から地域特産物マイスターに認定されました。今回このマイスターの認定と高い技術を生かして、ブルーベリーの苗木を一定期間ハウスで定植し、地域になじんだ強い苗木を育てるマイスターブルーベリー低木育成事業を展開してまいります。これまでの苗木の助成とビニールハウス助成事業を一体化して取り組み、ブルーベリー生産組合とともに面積の拡張と将来に息づくブルーベリーの振興をつなげてまいります。
以上です。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 再度質問します。
平成26年度予算の概要の中で、農業、国の予算ですが、農業基盤整備促進事業の政策目標で、担い手が利用する面積が今後10年間で全農地面積の8割となるような農地集積を推進すると、基盤整備実施地区の対象農地の耕地利用率は108%になるようと書かれています。本町ではこの対策についてどのような対策をとるか。
(2)番目、日本型直接支払制度は、本町では25年度まで農地・水環境保全支払交付金ということで1カ所、二ノ関地区、今課長が言ったとおりでございますが、1カ所を行っていますが、今後このような事業を他の地区に推進していくためにどのような対策を行うか。また、この制度は農振地域の農用地指定地域だけでしかできません。ほかではできません。当てはまらない地区に対してどのような考えを持ち、対策を考えていますか。
(3)園芸振興のため、現在パイプハウスの建設に対して3分の2の補助を行っていることは評価するところではありますが、その他の対策をどのように考えていますか。
(4)本町にとって、農業後継者を育てることは大変重要な課題です。現在育ちつつある後継者に対して、どのような指導、助言を考えていますか、再度質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) では、最初の集積関係ですが、富谷町で作成しています基本構想に基づいて、61%を目指して今後も推進していきたいと思っております。
それから、農地・水の推進ということで、これはまずは以前に一ノ関さんやっていまして、23年度までやっていた経過がありますが、これをもう一度復活してもらうような指導で、一ノ関さん、そして志戸田地区さんとか、三ノ関地区さんを対象に、今後説明なりして推進していこうと思っていました。
それから、農振地区以外のということで、この辺はまだ県との話し合いというか、内容が決まっていませんので、今後ちょっと県と連絡をとりながら、対象外についての取り扱いを検討してまいりたいと思います。
(4)番、ビニールハウスの……。ビニールハウスの……。(「いや」の声あり)ちょっと4番目を。(「(3)番ね」「パイプハウスの建設に対して、今現在3分の2の補助金を園芸振興ということで行っていますが、その他の対策をどのように考えているかということです」の声あり)
ハウス助成以外ですか。(「え。以外です」という者あり)以外。
今のところはハウス助成ですね。ブルーベリーの苗木等、その辺の支援策をとっているところでございます。
それから、後継者指導ということで、最後の質問事項でありましたとおり、今後家族経営、協定などを結んでスムーズな後継者が経営移譲ができるようにしていきたいと思っております。
以上です。
議長(浅野幹雄君) 11番佐藤克彦君。
11番(佐藤克彦君) 再々度質問いたします。
まずは後継者問題ですが、富谷町では独自事業についてどのようなことを行う予定ですか。
現在、20代から30代前半の若者が10人弱ほど育っています。この方たちにどのような指導、助言をやるか、再度具体的に支援策をお願いいたします。
2番目に、産直直売所、今冬で若干足りないかもしれませんが、夏場になるとあそこ、あふれ出るんですよね。出荷制限かかったりしているのが現状なんです。まだもっと直売所等をふやす考えがあるかどうか、質問します。
パイプハウス助成の内容ですが、去年、若い人が役場に相談に行ったら、何か途中でだめになったようなんです。パイプハウス3分の2の助成はどのような基準で行っていますか。
あと、園芸指導ですが、今3分の2の補助しかないと言いましたけど、園芸で今減反でやっている方は、排水問題が一番大切な問題になっているんです。それで、それについての富谷町の考えを再々質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まず、1番目、独自産業化ということでよろしいですか、の取り組みということで、今おんないん会さんがトマトとか、その加工ということで取り組んでいます。ただ、まだ商品化にはなっていない状況でございます。
それから、産直直売のほかの場所ということですね。その辺につきましても、今2カ所で行っておりますが、ちょっと量的な問題がありますので、まだまだ場所をふやすということは難しいかなと思っていました。
それから、パイプハウスにつきましては、25年度は3人、3棟ございまして、助成しています。基準的には、250園芸に加入している方、それからおんないん会で産直に取り組んでいる方について助成しているところです。その要件に合わない方はぜひ250園芸なりに加入してもらって、産直直売のほうにやっていただきたいなと思っております。
それから、減反の暗渠、排水関係ですが、今後も取り組んでいただくように指導してまいりたいと思います。(「後継者の問題も。3回も質問していますよ。後継者」の声あり)
後継者対策につきましては、町独自支援策は特にやっていません
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 皆さん、おはようございます。
私は、大きな項目で3問、具体的には25問の質問になります。
1つ目は、子ども・子育て支援について問うということで質問したいというふうに思います。
我が国の幼稚園、保育制度の仕組みを大きく変えようとする子ども・子育て関連3法が、来年から実施することになりました。この法案が国会を通過した2012年、平成24年は、くしくも1963年、昭和38年、当時の文部省、厚生省の両省局長通達で、「保育所の持つ機能のうち、教育に関するものは、幼稚園教育要領に準ずることが望ましい」と発表してから50年後に当たると言われ、この保育所の教育について、今回の関連法案では極めて曖昧になっていると指摘されております。
我が町も、この問題に対し富谷町定例会初日の施政方針にて、平成27年度を初年度とする富谷町子ども・子育て支援事業計画を策定してまいります。さらに、これまでも富谷町の子育て支援にご協力いただいておりました町内の認可外保育所を対象として、(仮称)とみや保育室支援事業として、「国の基準に準じて運営できる補助制度を新設し、待機児童の解消につなげてまいります」と表明されています。
就学前の子供たちを保育する施設として、幼稚園と保育所の2つの制度が長い間併存してきました。これまで何度も幼保一元化について議論を繰り返してきていますが、いろいろな思惑が絡み、現在の形を維持してきたと言えます。今回の就学前の子供たちを保育する施設として、幼保連携型認定こども園と地域型保育事業が加えられ、保育制度はより複雑化してしまいました。
この子ども・子育て関連3法案は、富谷町の将来を担う子供の利益を守り、若い世代が子育て意欲を高め、保護者と保育者が子供を中心にして協力し合い、生きがいを感じながら仕事に専念でき、豊かな子育て文化が富谷町に育むことを願って、以下の質問をいたします。
1、全ての子供に保育が保障されるように、児童福祉法24条第1項は「市町村は」、「保育を必要とする場合において」、「保育所において保育しなければならない」と、市町村の役割、責務を明確にすることになり、全ての子供の健やかな育ちに保障することとなっていますが、当町の対応について具体的な考えを示してください。
2、平成25年度に、預かり保育を含む現施設の利用状況調査やニーズ調査を行うことになっており、当町でも昨年7月19日、指名入札を行っています。この調査の内容についてお聞きします。今後の利用希望が市町村子ども・子育て支援事業計画の利用定員の基礎になるということになっていますが、当町の状況はどのようになっていますか。
3、富谷町子ども・子育て支援事業計画策定の今後のスケジュールはどのように考えていますか。子育て関連3法との関係はどうなっていますか。
4、新制度で待機児童を解消し、全ての子供に質の高い学校教育・保育を提供できる体制を確保し、幼児教育・保育の無償化と所要の施策を講ずることになっていますが、当町の取り組みはどのようになっていますか。
5、幼保連携型認定こども園と地域型保育事業が加えられましたが、当町の対応はどのようになっていますか。
6、平成26年度から30年度、子ども・子育て支援新制度施行によるシステム機器など賃貸借について、子ども・子育て新制度パッケージソフト(富士通製)とありますが、どのような経過でパッケージソフトを購入したか、経費について検討したのか、契約金額は幾らですか。
7、6項でサーバーが新設されますが、ラックの余裕がありますか。パッケージソフトの改修はありますか。全国的にこのソフトで問題になっている点がありますか。
大きな2番になります。南岸低気圧通過による大雪対策について問う。
きょうは、二十四節気の啓蟄と、本当に春が待ち遠しい日々が続いています。昨日の一般質問で同僚議員3人が質問し、質問事項が重複している部分がありますが、私からも質問したいと思いますので、丁寧な回答をお願いします。
最初に、今回の大雪に対して徹夜で除雪・融雪に当たりました1工区、日本ハイウエイ・サービス株式会社、2工区、株式会社佐藤総業、3工区、東北グレーダー株式会社の皆様には、例年の除雪・融雪とは違い、徹夜の作業から連続作業となり、次の日の午後3時ごろまでの除雪・融雪作業になったと思います。実は私が3工区の除雪・融雪車置き場の真上にいますので、全部の除雪車が帰ってきたのは次の日の午後3時過ぎであったと思います。町民の足を確保するために作業していただいたことに心から感謝を申し上げます。また、職務とはいえ、役場職員の皆様も多忙な対応に感謝を申し上げます。しかし、災害に対する対応は、東日本大震災でもそうでしたが、常に万全な対応をすることが求められていると思います。
さて、今回の大雪による宮城県での被害は、先月の27日時点のまとめによると、県内の被害は11億8,500万円、県はここ10年に限ると最悪の被害規模としています。我が町の対応については、「2月8日、9日及び2月15、16日の南岸低気圧の通過に伴い降り続いた雪に対し、災害時臨時行動マニュアルに沿って大雪対策特別警戒本部を設置し、除雪及び被害に関する調査を行いました」と施政方針で表明しています。しかし、ここ数年の傾向を見ると、豪雪が来るのではないかという予測をしておかなくてはならなかったと思います。さらに、国土交通省は昨年の5月に提言を出していますが、これに対する対応はどのようにとってきたのでしょうか。今後の検討部分も含め、以下の点について質問いたします。
1、施政方針で大雪対策特別警戒本部を設置したと言いますが、いつ設置しましたか。
2、災害時職員行動マニュアルに沿って本部を設置したとありますが、大雪に対するマニュアルがどのようになっていますか。また、ソーシャル・ネットワーク・サービス対応マニュアルはどのようになっていましたか。ホームページの対応はどのようになっていましたか。今回どのような対応を行いましたか。
3、除雪及び被害に関する調査を行いましたとありますが、除雪、被害について各工区ごとに除雪、被害に示してください。除雪車、融雪車の出動時間状況について示してください。
4、町内会、町民に除雪状況、被害状況をどのように周知しましたか。
5、除雪、融雪を3工区に分けて体制をとっていますが、各工区と役場との連絡体制をどのようにしていますか。
6、通学路の除雪をどのように行いましたか。
7、バス停や道路横断歩道などの除雪はどのように行いましたか。
8、今回のような大雪の場合、以前実施していた3次路線も除雪の対象にすべきと考えますが、そのような考えがありますか。今後大雪になった場合の対策をどのように考えていますか。
9、国、宮城県、仙台市との隣接部分の除雪取り決めはどうなっていますか。
10、町内会単位に歩道・通学路除雪のために除雪機を購入するべきと考えますが、そのような考えはありますか。
11、公民館、小学校、中学校ごとに除雪機を設置すべきと思いますが、そのような考えはありますか。
大きな3番目、今年度の情報化経費削減策をとりましたか。
情報化問題について何度か質問を行っていますが、今定例会でも質問したいと思います。
最初の質問項目、子ども・子育て支援についての質問5、6で質問していますが、平成26年度の情報化で経費削減をどのようにしましたか。以下、質問をいたします。
1、平成26年度の情報化で実施される改修数、保守契約数、新規構築するシステム数、パッケージソフト数について示してください。その経費削減策を示してください。
2、平成25年度定例会で、システム数46、業務数71と報告されていますが、その後変更はありましたか。あれば内容について示し、わかりやすく全てについて図計で説明してください。
3、市制に向けての設備構築がありますか。どのようなシステム構築ですか、説明していただきたいと思います。なお、こちらについても図計を含めわかりやすく説明ください。
4、サーバー室のラック数と配置、電源容量などを含め問題はありませんか、説明ください。
5、子ども・子育て支援新制度施行によるシステム構築で、経費削減策をどのようにとりましたか、具体的に示してください。
6、クラウドコンピューターへの対応はどのようになっていますか。
7、例規システムサーバーの更新時に、検索エンジンを、項目を検索欄に投入したら一目で判明し検索しやすいエンジンに検討すべきだと思いますが、そのような考えはありますか。また、要綱についても設けるべきと考えますが、そのような考えはありますか。また、タブレット端末の増設を行うべきと思いますが、そのような考えはありますか。
以上です。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
1つ目でありますけれども、従前から申し上げましているとおり、平成27年度から今までにない、利用する側からすれば使いでのある形によりなるのではないかと、こんなふうな思いで富谷町子ども・子育て支援事業、支援会議、その中での事業計画を今策定をし、追い上げをかけているところでございます。
私からは、個別には1番目を申し上げます。
現在の富谷町で保育所への入所を希望しても必ずご希望に沿えない状況、これ続いております。いわゆる待機児童の解消、継続して従前から大きな課題でございます。私、19年就任しましたけれども、19、20あたりはやや弱目の介入でございました。しかし、それから反転しまして、震災後なおのこと、3、4、5と極めて危機感を持ちながらこの対応に努めてまいったところです。保育ママの創設であったり、あるいは保育統括官を配置して、全所を目配りして、公立の保育所、そしてまた認可の保育園、そして認可外の保育所、保育園、このような形で保育統括官を配置することで、今までにないような町の保育、預け、利用する側からすれば、預ける先がどこであれ、質の高い均等な保育が受けられる、こんなふうな思いで進めてまいったところでございます。
そのような状況の中で、平成26年度事業として既に施政方針で申し上げておりますが、3歳未満児の入園を対象とする事業をすることによって、待機児童の解消に努める。その以前の3歳未満児が約8割程度、やはり定員からはみ出てしまうというような現状、分析した結果、仮称というふうな形で富谷保育室支援事業というふうな形で施政方針でお示しをいたしましたが、実態を鑑み、このような名称にすることで確定をいたしました。「認可外保育所支援事業」という名称で進めることといたします。実施をいたしますということとあわせ、明石台わか葉保育園に60名の定員増を図って、この26年の早い時期に受け入れの体制を整えるというふうにいたしております。今後、その他の私立認可保育園の新設、あるいはその他の保育ニーズに見合う施設等の活用を含めながら、ぜひ保護者、若いパパ、ママの心配事、大きな心配事の一つでありますので、そういった心配事の解消に向けて精いっぱい、日中安心してお働きいただけるような体制づくりに努めてまいるということといたします。
私が平成19年就任時は、たしか390名だと思いました、定員が。公立4所、認可1園というふうなことで、4所1園体制でした。現状、定員が倍以上になりまして800人を超え、公立4所、認可2法人3園体制、こんなふうなことで今進んでいるところでございます。ぜひ皆さんとともにご理解をいただきながら、なお一層期待に応えてまいりたいというふうに思います。
2つ目の除雪の件でありますけれども、最後の10番と11番についてのみ触れさせていただきたいと思います。
購入やら、あるいは近隣の公的施設、小中学校の除雪というふうなこと等の課題で、富谷町におきましては隣接部、東向陽台については仙台、富ケ丘、鷹乃杜については大和町と隣接される。あるいは大和町と仙台と富谷が隣接と、そういった場所、位置関係の中で、富谷町のすぐれた除雪環境というのは今回も恐らく他町、他自治体との比較で見れば精いっぱいの取り組みをしたと、このように確信と認識をいたすところでございます。
ある方の町長への手紙という形で送っていただいたものもありまして、やはりここに一つの検討する中でのこの柱の1つを置くべきところなんだなというふうに思います。ちょっと紹介したいと思います。「たまたま用事があって、仙台泉ケ丘、もみじケ丘、あのかいわいを歩いた折、富谷町の2車線の舗装面は黒々としておって、1車目確保されていた」というふうなことです。「路地内は問題なく走れました」と、しかし「1本入った路地内は場所により差はあったけれども、多くの住民によって除雪が行われており、これも1車線確保されておった。メーン通りは行政の力でしょう」と、この方はですよ、認識され、「団地の路地は住民の力だと思います」ということで、その差をはっきり見たような気がするというふうな文面も紹介いただいて、地域の取り組み、このようなところにもぜひ依拠しながら町と地域、足らざるところの補いぐあい、そんなところを認識しながら進めてまいりたいと思います。
3番については、個別の対応というふうなことで、個別それぞれの担当課から答弁をさせることといたします。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) それでは、大きな最初の子ども・子育て支援、こちらのほうでシステム関係、6番と7番ございますので、そちらのほうを説明させていただきます。
6番目のパッケージ関係ですけれども、こちらにつきましてはそれぞれの仕様書に基づきましてシステムを構築業務委託した、落札しました業者のほうと賃貸借するということになってございます。経費につきましては、既存のシステム会社と同業他社の提案内容及び参考見積もりを考慮しまして、一般競争に付しました。それによりまして、コスト抑制となった次第でございます。5年間で1,239万円となってございます。
あと、サーバー関係の余裕ということでございますけれども、こちらにつきましてはサーバー内、現在のところ搭載可能の容量となってございます。あと、パッケージソフトの改修につきましては、仕様書に定めてございます初期設定、帳票レイアウトを網羅しての構築となります。現時点ではそのままカスタマイズなしで使用できるということになってございます。あと、ソフトウエアの問題点ということは、これからではございますけれども、現在のところ確認はされていないと。あとあわせて、緊急時はどうなるかということでは、1時間以内にそのシステムエンジニアが駆けつけて対応するということになってございます。
あと、大きな3番目、情報削減策ということになりますけれども、こちらにつきましては1番目といたしまして、パッケージソフト数ということで、質問では平成26年ということでの状況ですけれども、こちらにつきましてはシステム改修は明石台、仮称ですけれども明石台小学校新設に係る学齢簿システム、あとマイナンバー制に伴います住民基本台帳のシステム、2件改修を計上しているところでございます。あと、先ほどお話ししました子ども・子育て支援システムにおきましては、1件導入ということになってございます。保守件数ですけれども、11件となってございます。
あと全体的な経費削減ということで命題ですけれども、これにつきましては子ども・子育て支援システムのパッケージソフトにつきましては、さきの12月の議会におきまして債務負担行為の議決を得まして一般競争に付し、それぞれ競争原理を働かせたところでございます。予定価格といたしましては1,440万円、落札が1,180万円ということで、落札率が81.9%ということで、先ほどお話ししましたけれども、そのような面で経費削減を図っているところでございます。
2番目のシステム数ということでございますけれども、24年の2月にも説明しておりまして、46システム71業務、1システム業務追加となってございます。ですので、業務的には72業務と。こちらのシステムですけれども、去年の予算等でも説明をいたしておりますけれども、臨時職員管理システム、こちらのほうにつきましては臨時職員の任用、賃金、その他社会保険等の手続を行うシステムということになります。あと、図計で説明してくださいということで前回にもそのような質問あったかと思うんですけれども、情報セキュリティー上はお示しできないということでご理解、ご了承いただきたいと思います。
あと3番目といたしまして、システム構築云々ということでございますけれども、市制に向かって当然権限移譲なってまいりますので、生活保護事務、児童扶養手当、特別児童扶養手当、こちらにつきましては町のほうにおりてまいりますので、そちらのほうのシステム変更ということでは考えてございますので、よろしくお願いします。住基情報、税情報の連携が可能で、番号制事務に対し柔軟に対応できるシステムを費用対効果の観点から今後検討してまいりたいと思います。これからですので、いろいろ手探りながら検討してまいりたいと思います。あと図計等ということですけれども、先ほどと同じように情報セキュリティー関係上お示しできないということでご了承いただきたいと思います。
あと、サーバー室のラック数ということで、先ほどもお話ししましたけれども、現在のところまだ余裕、キャパシティーもございますので、そちらによりまして対応なってございます。あと、その電源、無停電装置が入ってございますので、瞬間停止、瞬停と言われる時々に対しては、こちらのほう無停で装置が稼働いたしまして、こちらについては対応できるような形にはなってございます。ただ、これはセーフティーということで、どうしても必要な部分にはなりますし、費用的にも当然かかりますので、そのところはご了承いただきたいと思います。
あと、これからクラウド、前からもクラウド関係もいろいろ質問なさっていたと思うんですけれども、こちらにつきましても今後主に電力関係、あと瞬間、瞬停の関係も含めまして検討してまいりたいと思ってございます。
あと5番目、子ども支援システム、こちらのほうは先ほどもお話ししましたとおり、一般競争入札によりまして80.何%ということで落札いたしておりますので、そのところは経費削減につながっているものと思います。
あと、クラウドコンピューター、これもちょっと今触れましたけれども、こちらにつきましては現在宮城県電子自治体推進協議会、県内のほぼ、仙台市、宮城県も含めて36団体が加入しております団体ですけれども、そちらのほうでクラウド部会というのを設置いたしまして、これから検討するということになってございます。これで実質的な形に向かえば一番よろしいかと思うんですけれども、さまざまな問題があろうかと思いますので、いろいろ協議しながら進めてまいりたいと思ってございます。
あと、例規集のシステムサーバーの更新ということで、こちらのほうは体系とあいうえお順ということで2つ、2方向から一応検索できるようなシステムにはなっておりますけれども、近隣等拝見しても、やはり五十音とあと体系、それの部分、これはあくまで行政のシステムを引用しておりますので、そのパッケージに沿った形で一応運用しておりますので、それ以上はちょっと難しいかなと思います。あと要綱につきましては特に考えてございません。あとタブレット端末機ということで、前回のときも、24日の説明というか、質問ございましたけれども、順次必要に応じて導入してまいりたいと思ってございます。
以上です。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) それでは、私のほうから除雪に関してのご質問にお答えいたします。
まず、除雪の、積雪による被害ということで、これは昨日申し上げておりますが、路面凍結によりまして5件の物損事故、それから農業施設でパイプハウスの26棟の被害、金額で394万円というようなことでございます。道路施設関係については特に被害はございませんでした。
除雪車、融雪車の工区ごとの出動状況というようなことで、議員の住んでいらっしゃいます東向陽台地区、まず3工区にしてみれば、まず1回目の8日、9日なんですが、正午、12時ですね、融雪車のほうをまず出発させまして、17時まで1回目の融雪作業を行っております。融雪につきましては、1時間後ですので16時から23時までが第2回目、そして真夜中、次の日になりますが、9日の2時から12時まで10時間かけて次の日も融雪しております。
除雪につきましては、16時に第1回目の除雪を出発しております。これは1次路線で5センチを超えてからというようなことでございますので、16時出発で23時まで、夜中の23時まで1回目やっております。少し作業員を休ませて、夜中の2時から次の日、9日については日中通して19時30分までやっているような状況でございます。なお、途中昼食等とらせておりますが、3台で次の日の本当に17時間半というかなり長い除雪をやっている状況でございました。
それと、第2回目、14、15なんですが、まず夕方、融雪車、16時に出発させまして2時間、8時に1回目の融雪を終えております。引き続き待機させて、夜中の2時から朝方の9時半まで2回目の融雪をしております。除雪につきましては、これ日中からちょっと降っておりましたので、12時半に出動し、18時半に1回目の除雪を終え、一度休息させまして、夜中の1時から次の日の8時まで、これは7時間の除雪をしております。
3工区との連絡体制ということでございますが、これは24時間常時担当者と連絡とれるような体制となっております。電話1本ですぐ連絡をつけられるような体制としております。
あとは通学路の除雪につきましては、昨日もほかの議員の方にお答えしたとおり、町で一部やった除雪区間もありますし、あとほとんど住民の方や中学生等のボランティアで行っていただいたところでございます。しかしながら、家屋の連檐していない箇所等については通学路の確保に課題を残したというようなことで認識してございます。
それから、バス停や横断歩道の除雪ということで、これは1回目、8日、9日でかき切れなかった部分、11日から18日までの1週間かけて人力で、町民バス、宮城交通合わせて気づいたところということで、かなり時間をかけて1回当たり四、五人程度で除雪をさせたところでございます。一部行き届かなかった箇所があるのも一応確認をしていますので、今後のまた対策に生かしていきたいと思います。
それから、3次路線全部の除雪もということでございますが、昨日も申し上げましたとおり、個別の対応として、1次、2次路線以外、42カ所についてピンポイントでやった箇所もございますので、その辺をご理解いただければと思います。
それから、国、県、仙台市との隣接部分の除雪の取り決めというようなことでございますが、これは特にはございませんが、県と仙台市からは除雪期間の事前のですね、各管理者としての除雪体制の連絡表は連携もいただきまして、町と一応タイアップさせているところでございます。1カ所、仙台市と隣接しております東向陽台三丁目で、どうしてもちょっと坂道になっている部分50メートルほどなんですが、仙台市道でありながら仙台市ではちょっとここ二、三年何度か維持の担当のほうには連絡しておりますが、どうしてもやれないというようなことで、これは町のほうでほとんどの方が富谷町の利用者というようなこともあって、町費をかけてやっているような箇所もあるということをご理解いただければと思います。
除雪機械の購入、各公民館、小中学校でということでございますが、これは昨日も申し上げましたように、シルバー人材センター等の活用を含めて今後の検討課題とさせていただきたいと思います。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) それでは、私のほうより、大雪に伴うご質問、1番目でございます。
特別警戒本部の設置時期ということでございますが、2月8日、大雪警報の発令とともに17時21分自動設置ということとしております。
問いの2番目と問いの4番目でございますが、まず大雪に対するマニュアルというのは町としては設けてはございません。ただし、今回の大雪に関しましては、数日前から相当量の積雪が見込まれるという予報がもう既に出ておりましたので、このことから事前に非常配備体制の基準に基づいた災害時の職員行動マニュアルを準用するというようなことで、庁内の連携をとっておったところでございます。設置後におきましては、除融雪の委託業者への適切な指示、また、町民の皆様からのお問い合わせへの対応に従事したところでございました。
あとはソーシャル・ネットワークのサービスということでございます。こちらにつきましては、震災以降開設してございますが、町の公式のツイッター、フェイスブック、そういったものがございますが、あくまでもこれは大規模災害が発生した際、通信機能が大幅に著しい低下した状態において、災害情報もさまざまなツールを活用して配信できるようなというような趣旨から、今回整備したものでございましたもので、今回の大雪に対してのこれらを活用した運用ということはございませんでした。
また、そのかわりということではございませんが、町のホームページにおきましては、町の除雪状況または徐行に伴う注意喚起、除雪へのご協力と、そういったところを町民の皆様方に呼びかけをさせていただいたところでございます。
以上です。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) それでは、子ども・子育て支援について問うの問い2でございます。
小学校の未就学児、就学児それぞれ1,000名、計2,000名の方に、子ども・子育て支援事業に関するニーズ調査を行いました。平成26年の1月16日までに1,325件、66.25%の回答がございました。現在、集計分析作業を行っておりまして、3月中旬までには完了予定となってございます。この結果を受けまして、富谷町子ども・子育て会議に諮りまして審議していただくこととしております。
問い3でございますが、支援事業の今後のスケジュールでございますけれども、その結果を受けまして、3月中の集計結果を踏まえて、9月中には計画書の完成を予定している状況となっております。また、関連3法との関係でございますが、中心となる法律は子ども・子育て支援法でありまして、策定のスケジュールにつきましてはこの法律によりまして進めている状況でございます。
問い4でございますが、平成26年度から開始する幼稚園授業料の第3子までの無料化につきましては、保育所の保育料につきましてはもう既に平成21年度より実施している状況でございます。幼児教育、幼稚園におきましては、平成26年度より国の幼稚園就園奨励費補助金において、低所得者世帯の保護者負担軽減ということで拡大をする予定になっておりまして、本町におきましても今後国から示される基準に基づきまして、幼稚園就園奨励事業費を行っておりますので、平成26年度から実施予定の新制度につきましては今後の国の動向に合わせて取り組みを行ってまいりたいと思っております。
それから、幼保連携のこども園でございますけれども、日程につきましては以前町内にございます私立幼稚園長と協議させていただいた経緯がございますが、そのときにはまだ検討していますということで、残念ながら実現には至っておりません。幼保連携型こども園につきましては、これからの情勢を見きわめながら検討していきたいというふうに考えてございます。
地域型保育事業につきましては、家庭的保育事業、保育ママですね。それから、事業所内保育事業は、既にもう実施されております。小規模保育室につきましても、実施に向けて今回の補助金ということもありまして、検討させていただいておるところでございます。それらの事業におきまして、待機児童の対策としては大変有効な事業というふうに捉えております。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) この際、11時20分まで休憩をいたします。
午前11時07分 休憩
午前11時20分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
先ほどの答弁の中で、子育て支援課長より訂正の申し出がありましたので、これを許可します。子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 小川議員の質問の中の1番でございますけれども、800名以上の定員と申し上げましたが、25年の4月現在では790名の定員となっておりますので、訂正させていただきます。
議長(浅野幹雄君) これより小川昌義君の質問は一問一答により行います。13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それでは、一問一答で質問を簡明に行いたいと思いますので。
富谷町の子ども・子育て会議が設置されているわけですけれども、これの構成人員、構成内容について質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) まず、委員は10名以内ということで、現在10名ということでお願いしてございます。1号委員の学識経験者2名、それから子ども・子育て支援事業の従事者2名、それから子ども・子育てに関心のある者2名、それからその他町長が認めた者を2名ということになっております。大学の先生が2名、それから幼稚園、保育所の保護者が1名ずつ、それから幼稚園、それから小学校から1名、あと子ども・子育てを応援いただいておりますシルバー人材センターと社会福祉協議会のほうから1名、それから企業から1名、それから東北福祉大の職員の方ですね、その方が1名ということで、全部で10名というふうになってございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それでは、年代別、それから性別について質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 年代は、20代から60代ぐらい、60代ぐらいだと思います。それで、性別ですが、男性の方が2人、3人、ごめんなさい、3人。あと7名が女性ということになります。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) この会議の持ち方はどのような会議の持ち方をしていますか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 会議の持ち方は、会長をお願いしている方が招集というような形になりまして、うちのほうでこの案件についてというときに会議を開いているという状況で、前回はニーズ調査の内容についてご審議いただいたような状況になっております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) これは会議の持ち方としては合議制という形をとっているわけですか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) はい、そうです。合議制で皆さんで協議していただくというふうになります。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) わかりました。それでは、家庭的保育についてですけれども、これについては保育士の資格を持った人なのか、そういった方々が家庭的保育を行っているのかについて質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 保育士の資格を持っている方が保育ママとなって事業を行っております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) いわゆるこの教育面についてに関しては、どういうふうな補完の仕方をこの家庭的保育所については行っているわけですか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 連携保育所がございまして、今は成田保育所でお願いしております。副所長が担当しておりまして、各保育所を、保育ママを見て回って、どういう保育内容なのか、あと日案、週案、あと月案とかというのがあるんですけれども、それも全部点検、それからあと協議させていただきながら、町の保育所と変わらない保育が行われているというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 今、家庭的保育所は何カ所か、現在。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 現在は3カ所で実施しております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) そうしますと、この幼児の安全のための設置基準、こういったものが定められているのか、質問したいと思います。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 設置基準はその保育ママのところでというところでの設置基準ですか。(「家庭的保育」の声あり)家庭的保育、はい。
設置基準というところでの縛りはないんですけれども、実際にうちのほうの先ほど申し上げました副所長が全部見て回って、当然そのときに町の職員も同行しております。その中で基準に沿った、保育所で基準があるんですけれども、その基準に沿った内容での安全は行っております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) そうすると、家庭的保育の場合でも安全基準というものについてはきちんと守られているということでよろしいですか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) はい、そのとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それでは、小規模施設についての安全基準というものは定めてありますか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 小規模保育室は26年度に立ち上げようというところでございますので、その辺の内容につきましてはこれからしっかりと作成していく予定にしてございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 今年度からということなので、やはり子供たちの安全のためにはそれについてきちっとした対応をお願いしたいというふうに思います。
それから、要するに関連法案の中にとって、この保育所とか認定こども園とか、それから地域型保育とか、こういったものが出ることによって、施設間の差が生ずるというふうに感じていますか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 施設間の差というのは、保育においての差というのは、うちのほうには保育統括官という職の者がおりますので、定期的に見て回っておりますので、そういうところはかなり薄まっているというふうに考えております。何の差かなというと、多分保育所がうちですと60名から120名定員のところもあるので、その年齢的なところの構成で子供たちの多さとか、そういうものについては違うのかなというふうには考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 要するに法のもとで平等に保育をするという精神があるわけですから、この辺について子育ての世帯の方々からの不満とか、こういったものに対して富谷町としてどのような対策をとろうとしているのか、質問したいと思います。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 今年度実施させていただきました認可外に対しての補助がございます。この補助は、将来認可保育室になっても構わないというような条件をもとに補助を出すということにしておりますので、認可外保育所につきましても基準に沿った保育が行われるというふうなところで進めております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 保育の質の向上ですね、質。質の向上について、富谷町として施策上特徴として挙げられるとすれば、どのようなものがありますか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 町内の全保育所を対象に研修会を年3回以上持っておりますので、それに来ていただいて勉強していただいているというような状況と、それからあと、先ほど申し上げた保育統括官が回っておりますので、その中で不備等々があった場合にはその場での指導が可能というふうになってございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 待機児童の解消で未満児ですね、未満児が非常に多いという、希望が多いのもあるし、幼児のほうもなかなか難しいという点があるんですが、これに対するわか葉保育園、明石台わか葉保育園で今回予算も出ているわけですけれども、これ以外で、仮にこれを行ったとして、待機児童というのは解消されるというふうに見ていますか、質問します。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) この事業を実施した後、待機児童がゼロになるということは無理だなというふうには考えております。ただ、できる限りその待機児童をなくしたいという思いの中で、今回認可外の補助というところでも進めておりますので、減ることを望んでおります。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) ぜひとも未満児の保育については保護者からの対応にしていいただきたいなというふうに思います。
それにあと、この新システムの機器について、仕様書を見ているわけですが、このソフトウエアが富士通というふうに固定されているというのはどういう、なぜこのシステムソフトウエアが富士通なのか、それ以外のものがあったのかないのか、質問したいというふうに。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 先ほどちょっと触れたかと思うんですけれども、富士通ということなんですが、ほかにもこちら仙台市で介護保険等行っております、アイネスというそういうソフト会社もございまして、そちら等も参考見積もりいただきまして、最終的に一般競争ということで最終的に手を挙げたのが富士通という結果になったものでございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) これも、端末は、クライアント数ですけれども、何端末になっていますか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) ちょっと触れなかったと思うんですけれども、ソフトと機器はまだ別物ということで、一応入札をかけておりまして、数的には5台ということになってございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) その5台の設置場所はどこに設置するようになっていますか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) これから人事異動等もございますので、それに合わせた形で配置を考えていきたいなと思ってございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) これは各出張所といいますか、支所というか、その辺に設置するという考えはございますか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) あくまで先ほど前段でお話しした、子育て支援課長等お話ししているように、子育てのその総合的なシステムですので、これについては本庁ということで考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それで、これのシステムなんですが、コンビニ収納とか、こういったものに対応するようなシステム構成になっていますか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 仕様書ごらんになったかと思うんですけれども、OCR等対応ということで今のところこれが入っているかと思います。コンビニについてはまた別物ということで考えていきたいなと思っています。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 収納方式にコンビニだけではなくて、いろいろ対応することはあると思うんですが、そのほかについての検討というのはしていますか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) きのうもそういった話もございましたけれども、当然いろいろシステムとかそういった検討の中の一つにはなっていくかと思いますけれども、現在のところは子育てにつきましては現行のままということで一応考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) いろいろ収納方法はあるというんですが、検討している収納方法というのは何々を検討していらっしゃいますか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) マルチペイとか、あとマルチシステムということで、三菱UFJの提案的なものもございまして、それもいろいろ検討はしているところではございます。ただ、今のところまだ検討段階ということでございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 続いて、総務部長のところになりましたので、情報化のほうについて質問したいというふうに思います。
いろいろ挙げていただいたわけですが、この今年度委託料なり使用料ですね、26年度どのぐらいの件数がこれにあるか、件数だけ何件ありますか。委託料。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) いろいろシステム改修はあるんですけれども、現在は保守の分だけということで特化してお話しさせていただきますと、11件ということで考えてございます。あと予算書もらったと思うんですけれども、400万ほど、4,000万ほど増とはなっておりますけれども、これについては子育てと、そういったものでの改修部分が入ってございますので、額的には上がっておりますが、それについては交付金等の支弁もありますので、全体的には従前のままに、あと明石台小学校の新設関係、そちらのほうのシステム改修を、あとナンバー制度、基本台帳のシステムのこちらのほうが入ってきますので、若干ふえる見込みとなってございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 総額でどれぐらいになっていますか。繰り越し明細とか全て含めてどのぐらいの予算になっていますか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) こちらの情報化関連といたしましては、先ほどちょっとお話ししましたけれども、総額で情報化関連推進費ということであれば1億6,500万円、前年度が1億2,400万円ですので、4,100万円ほどの金額となってございます。委託料については若干その分もシステム改修等入りますので、若干ふえているのかなと。ここのちょっと委託料については確認はしているところではございません。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 今の使用料関係でそういう答えでよろしいわけですか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 今委託料ということでしたので、あと使用料及び賃借料、OA機器のリース料等なりますけれども、こちらについても若干ふえているものと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 今、使用料を全部トータルしてしまいますと2億1,212万3,000円ぐらいになる。これは全部ですよ。介護保険から高齢者から水道含めてですね、これぐらいになるんですが、およそこれぐらいで使用料というのは数値でよろしいと思いますか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) それぞれの会計によって特会とかあと水道と、そういったものも含めますとそのぐらいになろうかと思います。ちなみに、委託料につきましては昨年度5,000万くらいでことし7,000万ということで若干上がってございますけれども、全体的には恒常的な費用と、あとその付加分ということになってその金額になっているものと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 要するに、この経費の削減というふうな立場からすると、どのようなことを今後考えられるか、質問したいと思います。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 先ほど入札の関係で80.何がしかという入札金、それでもってある程度削減はできました。あとあわせて、機器等についてリプレースをかけながら、現存の使えるものについてはそのまま使って、安価な形でやっていきたいなと思ってございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) この入札で下げるというのは普通考えられることですけれども、それ以外に、要するに削減していくという施策というか、そういうものは考えはないですか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 当然費用対効果ということで、自治法にもございますとおり、最小の費用で最大の効果ということはもう当然頭に入れてございます。あわせて、セーフティーというか安全性、先ほどもちょっとお話ししたかと思うんですけれども、それのところもやはりしっかりしていかないと、安価であってそれでよしとするものではないと思います。できるだけ経費の削減については念頭に置きながら進めてまいりたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 非常に個人情報で、要するに情報化のほうに比重がかけられているのは確かにあって、非常に神経を使わなければならないわけですが、例えばですよ、例えばドコモでGIS使っている、GIS、ものがあるわけですが、こういうものについて統合していくとか、こういったことについては検討の課題として上がっていませんか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) そのGISにつきましても、従前からいろいろご質問等いただいて、検討しないわけではなかったんですけれども、やはりそれぞれの目的が異なると。あと、それぞれベンダーが違うというところもございまして、その統合というのはちょっと難しい状況です。かなりボリューム感のある内容ですので、その辺のところは切り分けしたほうがいいということでのこちらのほうの現在のところの状況です。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) なかなか意識が合わないわけですが、このGISという装置そのものは、その統合型を入れることによって、この今現在使われているシステムの中で全部統合できるわけですよ。それ以外のところにも応用できる総合的なシステムになっているんですが、そういうものについて再度質問したいと思いますが。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 汎用性については十分承知しているところではございますけれども、かなりボリュームあるということがございます。それは補填、例えばいろんな場面でふぐあい等あった場合補填できるところもございますので、反対にその切り分けしていたほうがいいのではないかということです。あと上下水道課のシステムにつきましては、かなりあちらもその中にかなりの分量のデータが入ってございますので、そこを統合というのはかなり難しいものと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 統合するのが難しいのではなくて、要するに経費的に難しいということではないんですか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 経費というよりも、そのデータの扱いということです。かなりのボリュームございますので、それを統合をあえてする必要はないのかなと。現行のままで十分対応できてございますし、先ほどお話ししたとおり、リスクヘッジの部分もありますので、分けていたほうがいいのではないかなと思っております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 要するに頭の考え方が、経費削減のほうに向かうのではなくて、その要するに現状を固定化しているというふうに思うんですが、もう少し頭をかえて、その何も問題ないソフトなわけですから、それに検討するということは考えはありませんか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 現在、先ほどお話しした内容ですけれども、あとその辺の本当の統合がそのベンダーなりなんなりで確認することはこちらで一向に差し支えありませんので、そのところは一応話をしてみて、本当に実現可能なものか、果たして運用上支障ないか、それはちょっと検討はしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 委託料についてもですが、これについては件数とか金額というか、委託料の件数、情報化だけですよ。どれぐらい件数あって、金額はどれぐらいか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 新年度でございますけれども7,500万円ほど、数的にはかなり多うございまして、それぞれソフトもと、あと基幹系、あとパソコン等、ざくっと見まして約30件ほどの一応委託等なっています。これ、機器、パソコン等のソフト、いろいろ含めてですけれども、現在のところちょっと手元にある資料としては30件ほどとなってございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それは一般会計だけですか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 一般会計の部分であります。あとそれぞれの特会、あと上下水道についてはそれぞれ出ている状況だと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それでは、検索エンジンのほうに移りたいと思いますが、検索エンジンそのものというのは今現在富谷でやって実施するのはどこのシステムに検索エンジン、例規集とか、こういったものについてどこのエンジンを使っていますか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) ちょっとエンジンって、システムそのものはぎょうせいのシステムを使ってございます。あと、グーグルかもしれません。ちょっと今のところわからないですけれども、検索そのものについてはぎょうせいのほうで全部行っております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それ以外の検索エンジンというのはどういうものがございますか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 全般的にいろいろヤフーとかあるかと思います。ビッグローブとかいろいろそういったところが検索エンジンとしてはあろうかと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 要するに、ウエブ上で検索するのは、今現在この今富谷町でやっているのは第一法規でしたっけ、第一法規ですね。でやっているわけですが、それ以外にいろいろあるわけですよ。今部長がおっしゃったやつは、これは普通の検索エンジン。法規だけの検索エンジンなんですけれども、これで要するに自分たちでプログラムを組んで法規の検索をしているというところはありますか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 町は先ほどお話ししましたぎょうせいになりまして、あとほかの仙台市ですね、宮城県は全部ぎょうせいです。近隣ではほかの検索使っているのは二、三カ所で、ほとんどぎょうせいのシステムを運用しているというところです。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) ぎょうせいが1,000ぐらいですね。第一法規が500ぐらい。そのほかにクレステックという会社、それから、どこがつくったかわからない。これらも27あるんですよ。どこがつくったかわからないという。これ自分でつくったソフトだと思うんです。私もいろいろアクセスしてみたんですけれども。そういうところもありますが、そういうふうなことをやるということがね、その全体の経費削減、こういったものに取りかかっていると思うんですが、その辺についてはいかがですか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 例規集、よくごらんになるかと思うんですが、かなり膨大な量です。あと条例等、規則等改正、その都度データの移行もしておりますので、それは手づくりというそういうスキル等あればそれでよろしいんですけれども、やはり我々はそこまでちょっとするのが難しい状況ですので、やはりそのデータ移行等は業者のほうがよろしいかと思っております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 宮城県では多賀城市、多賀城市が我々見た限りではエンジンの顔つきが違っているというようなことになっているわけですが、まずそれ以外に庁内で作成したものも結構あるんですが、そういうものにやはり職員含めて検証していくというような方法を考えてみてはいかがかと思うんですが、その辺について質問したいと思います。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 先ほどお話しになっているように、スキルとそういった形でそれのスタッフがそろっていれば、それも可能だとは思うんですけれども、全体的な電算室は先ほどお話ししたとおり、ここの一般会計のみならず、上下水道除いてほかの特会も全てこちらでやっておりますので、そこまでの余力というか、まではちょっといかないものと思っております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 要するに、クラウドもそうですけれども、そういったものに対しての職員の研修、こういうものが積み重なることによって、私が今先ほど発言したとおり、委託料にしたって賃借料にしたって、使用料、賃借料であんなに大きく2億1,000万、委託料で1億1,000万ぐらいかかっているわけですから、こういったものを解消していくというのが非常に町の課題でもあると思うんですよ。そういうのを解消する方法として、そういった研修とかそういうものをやっていくということについては考えはございませんか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) パソコン等、インターネット等ございますけれども、それについては初期の段階で新規採用初期に新たにインターネットを使う職員については研修等やって、入り口の部分でやってございます。あと専門的なものについては、それぞれ制度的な改正、そのときにはベンダーさんとか呼んで、内容の確認はしております。ただ、全体的に情報処理云々となりますと、やはり専門性が求められますので、全体的なところまではいかない。その都度ソフト開発、あとシステム改修のときにはベンダーさん、あと職員、あと電算室とそれぞれ寄ってベストなものをつくっていくという方法が一番ベターではないかなと思っております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 最後に、タブレットについてですけれども、これについてもこういう我々法令とか法規とか議員に配付されているわけですが、こういったものをそういったタブレットで配付するというような方法もあると思うんですが、それこそ経費削減になると思うんですけれども、その辺については検討したでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 従前からペーパーレス化ということでお話はお伺いしております。現在のところ、タブレット等は企画のほうで広報用、あと危機管理のほうで1台、あとスマホということでそちらのほうを活用しているところです。それについてまたプラスアルファということになりますと、また大きな費用等もかかりますので、それはちょっといろいろさまざまに検討、勉強していきたいと思ってございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 今のタブレットについて、今回入札された、入っているわけですけれども、学校教育課でも使っているわけですが、1台についてどれぐらいの経費になりますか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 危機管理室でこちらのほうについては買い取りということで、あとは通信費になりますので、それぞれの課金に応じてというか、利用に応じてなっていますので、1万弱だったような気がしますけれども。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 通信料は幾らになっていますか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 本体そのものはこちらで買い取りしておりますので、今お話ししました通信でその1万円以下だったかと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 庁内にいる分には通信料かからないと思うんですが、ほかに行ったときにかかるんじゃないかと思うんですが、庁内だけであれば本体価格で今部長の言った今1万円ぐらいって言いましたっけ。というぐらいの発言しているわけですから、そのぐらいだったら経費としてはそんなにかからないと思うんですが。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 1万円って月次ですので、その辺のところもちょっとランニングコスト的なところをやはり検討する必要があるかと思います。危機管理の場合は外に行って現場での状況をこちらのほうにデータ等送ってくる状況でありますので、1万円ぐらいということになります。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) この法令集、法規集、我々に配付されているやつの費用は幾らぐらいかかっているんですか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) データ更新と紙ベースでの交換ということでありますので、200万円から300万ぐらいの交換手数料と、あとデータ更新料と、その量に応じて課金されていきますので、その幾らということでは出ないんですけれども、予算の範囲内でこのぐらいのほうは出ていると思います。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) それで、どちらが比重が大きいですか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) データも、今のところデータ更新のほうが多かったかと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 大きいというと、6割、6・4とか、そんな程度ですか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) たしかそのぐらいだったかと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) そうしますと、タブレットを入れたほうが相当経費的には安いというふうに考えませんか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 先ほど月の通信料、庁舎内であればかなり低いと、基本料的なところなんですけれども、本体の価格、あとそれぞれの通信費、そういったものを比較していきますと、一概にはちょっと言えないのかなと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 時間がなくなりましたので、大雪のほうに移っていきたいと思います。
この間、町が、要するに豪雪と言われているものについて、どの程度把握しておりましたか。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇 謙一君) 気象庁の情報及びマスコミでの情報で、東北地方としてはやはり40センチ程度を超えるというようなことは認識しておりました。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 古くは、私たち記憶に新しいのは、記憶に新しいというんですか、1980年のクリスマス大雪ですね。あのときも五八豪雪と言われているわけですが、この間、23、24、25、26とそれぞれ豪雪が集中的になっているわけですが、これについては認識していますか。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇 謙一君) 除雪費の経費から見ましても、ここ二、三年ですね。昨年も30センチ一度降りましたので、過去よりは近年雪の量は多くなっているなという認識はございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) その提言が昨年出されているわけですが、この提言の内容というのはご存じですか。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇 謙一君) 国交省で出している提言については存じ上げております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) そうしますと、そこで指摘されているというやつは、大きく指摘されているというのはどういうところですか。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇 謙一君) 除雪に対する何といいますか、体制ですね。体制を整えるということが大きいポイントと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 要するに、自治会に対して除雪機械の貸与とか、操作方法とか、そういったものについても考えていかなければならない、ないしはNPOと連携するというようなことが言われているわけですが、このことについて富谷町としてその辺について認識はしておりましたか。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇 謙一君) 最後は機械の納入やら、機械が行き届かない場所の人力やら小型除雪機械というのの除排雪というのが問題になるかと思いますが、昨日の小泉議員にも答弁していますとおり、通学児童等の通学路ですね。一番は通学路の確保については今後、何度も申し上げますが、シルバー人材センター等の活用も含め、あと町での小型除雪機械の購入も含め、検討課題とさせていただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 災害対策本部と除雪車、融雪車との連絡体制というものはとれていたんですか。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇 謙一君) 雪になりますれば、総務の危機管理ということでなくて、私ども直接都市整備課のほうで除雪機械とはやりとりしておりますので、本当に24時間体制で業者とは1台ごと、私ども直接の機械じゃないですが、業者とのやりとりは業者間でその出動している機械と連絡とれますので、常時10台とは連絡がとれているというような状況であると認識しております。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) GPSが発達しているわけですから、今現在その除雪車がどこにいてどういう状態になっていると。今回みたいに全くほら、どこにいるのかわからないんですよね、我々は。その除雪車が。ですから、それを町民が誰でもわかるような状態にして、今もうちょっと待ってくれとか、そういったことはできると思うんですが、そういう利用方法は考えられませんか。
議長(浅野幹雄君) 建設部長。
建設部長(鴇 謙一君) 町民にしてみれば、俺のところにいつ来るのやということで非常に期待はされるかと思いますが、そうやって最後まで見せて、逆に後悔をするというようなことも心配されますので、検証はしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) ホームページですけれども、アップしたのが10日ですよね。それぞれ建設部と危機管理監アップしているわけですが、やはりアップする方法については、どうしても町民の皆さんに協力いただくということのほうを前面に出してするべきと思いますが、その辺についてはいかがですか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) 議員おっしゃるとおりでございます。14日にアップした際には、8日、9日の大雪の際の御礼とともに、またさらなる積雪に対してのご協力をというようなことで呼びかけはさせていただいているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 非常に最初のときは、見た感じではやはり役所言葉だなというふうに思っていたんですが、その点についても、あとフェイスブックとかこういうものについてもやはり最大限活用していくべきだというように思いますが、よろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) 時間終了でございます。
この際、午後1時まで休憩をいたします。
午後0時01分 休憩
午後1時00分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
4番三浦邦夫君。
4番(三浦邦夫君) それでは、私は(仮称)明石台小学校新設に関する諸問題についてを話したいと思います。
幸せを実感でき笑顔輝くあったかい富谷、教育満足度日本一を目指している、我が町富谷に、新しい小学校、(仮称)明石台小学校が誕生します。3月4日に安全祈願祭も終わり、いよいよ新設工事が始まっております。発展著しい富谷町にできる新しい小学校、特にこの小学校は、教育に詳しく教育に人一倍の情熱を持っている現町長が最初から手がけた小学校です。町の多くの人々も期待し、来年4月の開校を心より楽しみにしております。また、特に(仮称)明石台小学校に通える児童、ご父母の皆さんの期待は、人一倍大きなものがあります。そこで、(仮称)明石台小学校新設に関する諸問題についてお聞きします。
まず、現在富谷町単独で行っている、独自で行っている放課後児童クラブは、保護者などが就労などにより昼間家庭にいない小学校1年生から6年生までの児童の健全な育成を目的として行っています。今までは各地区の公民館を利用し、児童指導員や公民館職員などが、児童の安全確保、管理に努めながら、遊びや仲間づくりの配慮や援助をしてきていました。各公民館の児童数は、中央公民館は1,205名、富ケ丘公民館は1,190名、あけの平公民館は1,906名、日吉台公民館は1,421名、成田公民館は1,995名、このたび分割される東向陽台公民館は1,735名、合計で9,452名の多くの1年生から6年生までの児童が登録しています。生涯学習課にお聞きしたところ、登録児童数の約4割から5割の児童が、月曜日から金曜日までの平日、毎日利用しているとのことでした。児童指導員や公民館職員の日ごろの奮闘などに頭が下がる思いです。しかし、今回の(仮称)明石台小学校新設に伴い設置される放課後児童クラブは、今までの他の小学校にない、学校内に直接設置予定になり、対応の仕方等もかなり違いがあると思います。どのように対応予定なのか、質問します。
また、現在でも明石台五丁目町内の交通量は、明石から上ってくる車や利府方面からの車が泉パークタウン方面に信号1つで抜けていく利点などを利用するのか、直進して入ってくる車が多く、特に通勤時間帯は朝の交通ラッシュなどと重なり、かなりの車の交通量です。来年4月開校される(仮称)明石台小学校は、開校と同時に児童の通学時間とぶつかり、非常に危険であると思われます。町としての対策を質問します。
1、特に今回新設される放課後児童クラブは、かなりの児童数が考えられるが、町としての対策はどのように考えていますか、質問します。
2、児童数によって指導者の人数を含む対応をどのように考えていますか、質問します。
3、指導者の採用はどのように考えていますか。町全体からの新採用とするのか、ある程度のボランティアも考えているのか、質問します。
4、グラウンド、体育館を含む授業との関係は考えていますか、質問します。
5、特に今回の放課後児童クラブは、学校内に新設されるという利点から、指導カリキュラムなどは考えているのか、質問します。
次は交通量の話ですが、6、交通量の増加と児童の通学時間帯のぶつかる時間の交通規制は考えていますか、質問します。
最後に7番、明石台五丁目の町内会の児童は、通学時、下校時、必ず学校に行き来の登下校、横断しなければなりません。当然ながら、信号機の設置などが必要と考えていますが、町当局はどのように考えていますか、質問します。
以上7点を質問します。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
明石台小学校の新設の件であります。施政方針でも述べましたように、平成26年度の大きな核となる事業、そしてまた、町長就任以来最大の大型事業と、こういうふうな位置づけと相なります。このように平成24年の3月、23年度の定例会で、27年4月の開校を決断した旨表明したところでありますが、それに向けて25年、26年、2カ年度の準備をもって、来年の4月開校というふうなことで先ごろ起工が行われた、このような状況でございます。
校舎の特色といいますか、それを前に、まさに町政運営の柱であります教育・福祉の充実という、町長職としてまず最初に掲げることのゆえに、このような期間、そしてまた、1,000人を超え、現状1,018人という数字も目にしました。そしてまた、22年の告示、開発許可による生徒増というふうなことも相まって、早期の開校を決断したと、このような経緯があるところであります。そのような中で起工ができましたこと、大変うれしく思います。
そしてまた、あわせて27年の4月から、同じ学校校地内で放課後児童クラブが運営できるという国の制度と相まった、まさにこれもグッドタイミングなことであります。そのようなことをもって、ぜひ予定どおりの進捗、今までも取り組んでまいりましたけれども、皆さんとともに前に進めたいとこのように思うところです。
大きな特色をせんだっての起工でも思いましたけれども、校庭との関係で屋上プール、まさに船形、奥羽山系を眺め見る絶好の眺望のあるこの屋上プール、そしてまた、放課後児童クラブの新設、そしてまた、明石台公園との取り合いというようなあたりも恐らく今までにない小学校になるのではないかと、こんなふうなことを大枠として感じているところでございます。そのようなことをもって、ぜひ明石台の東地区の開発、一定のところで生徒増が頭打ちになるというふうなことから、開発許可を得たことによる将来も増加が見込まれる1,000人規模の学校の分離分割をというふうなことの決断は、方針としては正しいのではないかと、このように思うところでございます。
ちょっと横道それますけれども、町の人口予測、きのうも申し上げましたけれども、2000年の国勢調査によります2015年、15年先の予想人口は5万3,855人でした。人口問題研究所です。2005年、5年後の10年後の人口予測値は4万8,930人、ですから2005年調査時から見た2015年は5万人を切っておりました。そして、2010年、直近の2010年の国勢調査値による2015年、5年先の国調予測人口は5万736人といふうなことで、非常に上下しているというようなことも5年ごとの国調を受けながら上下しているということがわかろうかというふうに思います。この国調予測値5万736人に対して現状2月末現在が5万1,278人でありますので、この先来年の19カ月後の国勢調査は5万2,000人台でありましょうと、このような推移でございます。
したがいまして、この明石台小学校の開校は、市制移行、そしてまた次の来年の国勢調査値における5万2,000人台、そしてまたそこから見る10年、15年、30年先、このようなところにも大きく影響が及ぶというふうなこともあわせて言えるのではないかと思います。そしてまた、来年から始まる線引きにもよりよい好影響を及ぼすと、このようなこともあわせて言えるのではないかと思います。
したがいまして、このような震災前の、震災直後の決断とは申せ、このように3年先、5年先というふうなことでやるのに比較して、大変今資材不足、人材不足で人手不足というふうなことの中で、辛うじて今この1年で準備をし、予定どおりの27年4月開校にこぎつけられるのではないかと、非常にはらはらした思いながら現状に至っているというふうなことをお伝え申し上げます。
先ほど登録児童数、九千何がしというようなことで、ちょっと数字のとり方が間違いなのではないかなというふうに思いますので、後ほど修正した数字を原課から申し上げることといたします。確認の上ですね。お願い申し上げたいと思います。
そしてまた、私からは、6番、7番、交通量の増加と、そしてまた必ずや大半の皆さんが東西道路を横断する形での登校となりますので、これも前段話題になりましたように、横断歩道の設置、そしてまた交通信号機の設置、開校前への設置というふうなことをあわせて、ぜひこの新年度から危機管理監を窓口にして強く要望し、現実必要な場所でありますので求めてまいりたいというふうに思います。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) それでは、1番でございます。放課後児童クラブの児童数のところでございますが、(仮称)明石台小学校新設に伴い設置される放課後児童クラブの利用数については、現在東向陽台公民館で実施している放課後児童クラブの利用数、平成26年の1月末現在ですと166名から、移行する児童や長期休業中に利用する児童を含めて、90名の範囲内での利用児童数になるものと見込んでおります。それに対応する放課後児童クラブということになります。
2番の児童数によって指導者のというところですが、富谷町子ども・子育て会議において審議した結果を踏まえ、放課後児童指導員の適正な人員配置体制を図っていくことにしております。
指導者の採用でございますが、その子育て会議で審議した内容を踏まえまして、児童福祉施設最低基準第38条に規定する児童の遊びを指導する者の資格を有する放課後児童指導員の採用について、対処していきたいというふうに考えております。
4番のグラウンド等の利用でございますが、小学校との連携を積極的に図りながら、児童の生活と遊びの場を広げるために、授業や行事などの支障にならない範囲においてグラウンドや体育館を利用してまいりたいというふうに考えております。
指導カリキュラムですが、指導カリキュラムについては現状の状況分析と新しい施設の状況、学校教育活動等の観点から、これから検討を進めていきたいというふうに考えてございます。
議長(浅野幹雄君) 4番三浦邦夫君。
4番(三浦邦夫君) 今回、私、放課後児童クラブということで、今までやっていた富谷の6つの公民館の放課後児童クラブと、今回は学校内にその新設されるということで、今までの放課後児童クラブと違って、実は、ご存じだと思うんですが、平成18年の5月、少子化担当大臣よりの話があって、平成18年、文部科学省で放課後子ども教室というのを立ち上げたというのはわかっているとおりだと思うんです。これは、全ての子供を対象に地域の方々の参画を得て、学習やさまざまな体験、交流活動、スポーツ・文化活動等の機会を提供すると取り組んでいるんです。それから、同じく平成18年、厚生労働省で放課後児童健全育成事業と称して、保護者が労働等により昼間家庭にいない10歳未満の児童に適切な遊び及び生活の場を提供しますという、この文部科学省と厚生労働省からの2つのほうからこういうのが出まして、その後、平成19年度より地域子ども教室推進事業等を踏まえた取り組みが行われております。国の支援の仕組みを変更した補助事業であると。
放課後子ども教室に推進した事業を創設したということで、今までの学校と余り差異があっては困るかもしれないんですが、私自身は今回せっかくその小学校に新設されるということで、できれば放課後児童クラブから、ほとんど放課後子ども教室のほうに転換できないか、あるいはそういう考え方をしていただけないのかというようなことで、何とか子供に先ほど課長のほうから子供の遊ぶ云々というような遊ばせる補助の云々ということの指導とかと言っていたんですが、実はやはりそれなりの教育的なカリキュラムを経て、大学か何かでその指導の力を持っている方々を実際に採用していただいて、そういうことでその年間カリキュラムあるいは1年生からだと6年間の課程があるわけですよね。1年から6年までの。その辺のところの、今までの放課後児童クラブ、けがなく楽しく爽やかに、とにかくということよりも、一歩も二歩も進んだそういう放課後児童教室を、子ども教室をですね、失礼しました。放課後子ども教室のほうに、富谷町として初めてなものですから、学校内に新設されるというのは。それをぜひ新設してほしいなというのが、一つの大きな問題点です。
それからもう一つ、新学期って先ほどお話がありましたが、当然小学校の前に登下校時横断をするわけなので、しかも信号も成田から右折してくる車が結構あるんですが、あの明石あるいは利府方面から泉パーキングのほう、泉タウンのほうへ抜けていく道路、あそこ信号1つだからって入ってきて、あそこが混んでいるんですよ。ですから、それを信号をつけることによって、やはりここ入っていっても信号2つもあるなと思えば、それほどの大きい規制をしなくても入ってくることもないんじゃないかなということを考えまして、やはりどんなことがあっても信号機は当然つけなきゃいけないという思いがあるかと思いますので、その2点についてお考えをお願いしたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 教育部長。
教育部長(小松 巌君) 児童クラブとして富谷町、公民館でやっております。そして、文科省で出してまいりました放課後子ども教室に関しましても、富谷町でもう公民館を基地として実施しております。公民館につきましては、名称的には「チャレンジキッズ」という名称で実施しております。この放課後子ども教室に関しましては、対象者は小学生全てと。ですから、家に帰って親御さん等が就労等でいないという子供さん以外でも参加できるということで、学校にもそういうことでこういうことをやりますという呼びかけをして、公民館とかを使って実施しているんです。公民館では、児童クラブの子供たちもいますので、その子たちも対象にして一緒の事業としてやっているというのが現状でございます。ですから、今後明石台小学校に関しましても、(仮称)明石台小学校に関しましても、地域の皆さんのボランティアの皆さんを募ったりしてその事業を展開できればということで、今後子育て支援課と福祉部等と教育部でも話し合いながら、その事業の展開に努めてまいりたいと考えております。
先ほど、それから児童クラブの人数と、登録についてございましたけれども、議員さんがおっしゃったのは延べの登録者数でございました。実際は、中央公民館に関しては115名、そして富ケ丘公民館については116名、東向陽台公民館につきましては166名、あけの平公民館に関しましては183名、日吉台公民館については136名、成田公民館につきましては187名ということでやっております。という人数になっております。ですから、放課後児童クラブと、それから放課後子ども教室、それを連携しながら子供たちの成長のためにということで考えて、福祉部と協議しながら進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 信号機設置ということでございますが、設置につきましては先ほど町長のほうより答弁申し上げておりますけれども、町並びに教育委員会としましても、横断歩道並びに信号機については必要だというふうなこのような認識でございます。既に総務課を通しまして公安委員会のほうに要望してございますので、さらに働きかけを行ってまいりたいというふうに思ってございます。
議長(浅野幹雄君) 4番三浦邦夫君。
4番(三浦邦夫君) 再々度ということで、失礼しました。再々度ということになろうかと思うんですが、お話伺いまして、まず信号機のほうは非常に安心しました。
それから、登録者数、私、総合登録の延べだと言うのを忘れて、非常に多くの人数を言ってしまいまして、これは私のほうの失言でございました。申しわけございません。
今、部長のほうからお話がありまして、心の中で非常に安心したんですが、もう1個言わせてもらえば、やはり各公民館でやっていたのと違って、グラウンドなり体育館なり、あいているときはその使えるということね、これが一つです。それから、せっかく小学校が新しい小学校に新設されるということで、それをやっぱり遊ばせるとか何かというだけじゃなくて、やはりその1年から6年まで、あるいは1年生でも4月入学当初より次年度の進級までの間とか、そういうような間に、いい仲間とよりいいその生き方ができたなというようなことができるようになってほしいんだと。これがやはり町長が言っている教育満足度日本一をもって、子供たちの本物の力になっていくんじゃないかなと、そういうようなことで私のほうからは再々度お話しさせていただきたいと思います。そういう意味で、今後とも富谷の町の子供たちの育成のほうを、教育のほうでよろしく面倒見ていただければと思います。
以上で終わります。
ということで、お答えいただければというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 質問でございますね。(「はい、質問します」の声あり)教育部長。
教育部長(小松 巌君) 児童クラブの子供たち、今動きといたしまして、国からの指針がまだ正式には出ておりませんけれども、1クラス大体40人ぐらいがいいのではないかということでありますので、その中にどういう編成をして、子供たちの成長のために何がいいのかというのを、今回のこの支援計画の中に盛り込んでいければと思っておりますので、その協議の中で進めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) 私は、今回、大きくは2つ通告しておりますので、それに沿って質問をいたします。
まず、最初なんですけれども、学校グラウンドの排水を進めよということと、それから2点目は子育てに一層の支援をということで、この中で2つの質問ということでお話をさせていただきたいと思います。
たしか平成22年度の工事だったと思うんですけれども、東向陽台中学校の排水工事を行いました。完成後しばらくたつんですが、この工事をどのように評価していますか。そして、今後の学校グラウンドの排水工事について訪ねたいと思います。
東向陽台中学校のグラウンドは、極端な大雨でなければ、雨の降ったすぐ次の日でも使えて、大変ありがたいと学校関係者から伺っております。成長期の中学生になれば、小学生とは比較にならないくらい子供たちには運動が必要ではないでしょうか。雨が降ってグラウンドが使えないから体育館での運動で代用するとか、運動クラブ、部活というんですか、の練習が中止になるとか、あるいは運動メニューの変更とかでは、子供たちがかわいそうかなと、いかがなものかなと思うところです。残念ながら、平成26年度の予算にはこの工事が予算化されていないようですね。町は計画を立てて順次グラウンドの排水工事を行うべきと考えます。
学校教育課にちょっと協力をいただきまして、グラウンドの面積を調べていただきましたが、東向陽台中学校のグラウンドは1万6,700平米。この工事はたしか5,600万ほどだったかと思っています。単純計算ですけれども、私のすぐ近くの成田中学校は1万1,200平米ですので、4,000万を切るぐらいの予算でできそうな感触を持ちます。いつも近所のせいか、成田中学校の子供たちがその泥んこ、泥んこといいましょうかね、靴をぐちゃぐちゃにしてサッカーなんかをやっているたびに、ちょっと心が痛んでいます。
質問項目、簡単に2つなんですけれども、ほかの学校、特に中学校に焦点を当てたいと思いますけれども、ここのグラウンドの排水状況はどんなふうになっているんでしょうか。そして、今後の工事計画はどうなっていますか。これが大きな1点目です。
次に、子育てに一層の支援をということで、2つ質問したいと思います。
ことしの1月下旬ですが、我々の会派、フォワード富谷は、子育て支援No.1を標榜する愛知県東郷町を訪問し、子育てに関する研修をしてきました。東郷町は、人口4万2,000人、世帯数1万5,900、面積は18平方キロメートルの町で、名古屋市の東側に位置する町です。近くに長久手市もありました。
東郷町では、子育て支援No.1を標榜するだけあって、不育症治療費助成制度を始めていました。恥ずかしながら、不育症という言葉を初めて耳にしました。例としてはさほど多い症状ではないようですが、余り多くない症状にまで助成制度を設けていることに大変深い感銘を受けました。厚生労働省の研究班によれば、不育症とは、一般的には2回連続して流産・死産があれば不育症として診断されるようです。
ちなみにちょっと東郷町の制度をご紹介したいと思います。平成25年3月診療分から、不育症治療費助成制度を愛知県で初めて行ったそうです。対象者は、東郷町に住所を有する法律上の夫婦で、妊娠はするが2回以上流産を繰り返す不育症と診断された方。所得制限はありません。実績額としては、平成25年度当初予算で5件、15万円を予算措置していましたが、実績としてはまだないということでした。
私の調べたところ、この制度を設けている自治体は、北海道、東北では秋田県に潟上市と村山市の2例だけです。関東では11、中部では11、近畿で10、中国地方では9、四国・九州では1と、まだまだ世の中に知られていないようです。
富谷町で県内初めてこの取り組みを行えば、本当にあったかい先進の町としてさらに注目されることは間違いないのではないでしょうか。
次に、高校までの医療費無料化について尋ねます。
昨年5月、18歳、高校卒業まで所得制限を設けず無料化してほしいと町民から請願が出ています。この請願は、昨年の第2回定例会で教育民生常任委員会に付託され、その結果、第3回定例会で満場一致で採択されたのは記憶に新しいところです。
前段で紹介した東郷町は、愛知県で初めてこの施策も実施していました。東郷町のデータを拝見しますと、高校生まで無料化を広げても、中学生までの予算の10%増しぐらいでした。これの当町での検討進捗状況を尋ねます。
質問項目ですが、2つほどです。不育症助成に取り組む考えはありますか。子育てに関しますが、請願の出ている18歳年度末までの医療費無料化への取り組みへの計画はどうなっていますか、進捗はいかがでしょう。検討の進捗はいかがでしょうということです。
以上です。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員のご質問に答弁を申し上げます。
学校グラウンドの排水の件であります。
先ほどとも関連しますけれども、町政運営の柱、第1の柱であります教育・福祉の充実、そしてまた、加えて教育におきましては教育満足度日本一とこのようなこと、高い旗を掲げてこの7年、8年取り組んでいるところでございます。そういうふうな中でのこのグラウンドの排水のテーマもこの間継続してございます。実際、学校の現場に足を運ぶ折、雨の翌日であったり、あるいは雨の翌々日であったりというようなことのきっかけ、問題意識を持つことによって、この間取り組み、そしてまた平成22年には東向陽台中学校があのようになって、大変好評を得ているということもまたそのとおりでございます。
しかしながら、ここからしかしながらということになりますけれども、事業を最終的に予算の中に入れるというふうなことの中には、町政運営の柱との関係性、そしてどの程度のその優先順位、位置づけですね。あるや否や。そして、あるとすれば、一気にはやれませんので、最もひどいところから、このような手順となります。そしてまた、そこに予算を織り込むだけの余地があるかと、このようなあたりを総合勘案しながら、結果としては平成21年の時点で22年度予算の中に入れられるというふうなことで、この東向陽台中学校のその当時は最も不良であるというふうな、5つの中学校の中で不良であるというふうな根拠の中で取り組まれたというふうなことでございます。
小学校もそれ以上にというふうなところもあるわけでありますけれども、やはり中学生の部活動における校庭の使用率というようなことからすれば、やはり中学校を優先させる。優先度が高いというような判断でございます。
しかしながら、そういうふうな中で、平成23年のあの地震、そして平成22年の明石台東の線引き、このようなテーマが差し挟まるに及んで、結果としては先ほど申し上げたように24年の3月、24年の3月ですから23年度末の24年定例会において、2カ年で3カ年目には開校させましょうというふうなことでの決断をした経緯がございます。
先ほども申し上げたとおり、やはり2010年、直近の国勢調査値における5年後の予測人口は5万736人です。22年国勢調査ということは、明石台東の開発の要素はここには含まれていないということになりますね。したがいまして、今後の今それを超え、15年の国勢調査値をもとにまた5年先、10年先というような形で専門の機関の中で予測がなされると。2010年の直近の国勢調査値の30年後の富谷町の人口は5万8,000人台です。上位3番手の25%増というふうなこと、明石台東の要素を入れないでの予測値だというふうなことになりますので、次回の国勢調査、そしてまた、今取り組んでいるものが結果としては10年、30年先に全てが及ぶと、このようなことで大局に立った町政運営が望まれると、そのような姿勢を持ってやるというふうなことでございます。
そしてまた、金だけのことで申し上げれば、最大級の大型事業ということで給食センターを超える大型事業、19年就任時は成田小学校開校の年と重なります。私の前町政時代に整備が整って4月開校ということで、開校式に臨ませていただきました。そういう意味では就任以後この8年間で最大の初めての学校建設というふうなこととなりますので、全ての面、これまた30年、50年先に続く小学校のありようをぜひそういう姿であってほしいというふうなことでこの2年来力を入れて、教育委員会ともども準備をしてきたと、こういうふうなことでございます。
そのような中で、これが1つ目。あと、個別には担当から申し上げます。
2つ目の子育てについての18歳までのというふうなこと、医療費無料化ですね。
望む方向性はそういうことにあるんだろうというふうには思います。しかし、折々お話し申し上げておりますけれども、県の今の助成制度、補助金の額の少なさ、ほとんど大半が町の一般財源の持ち出しであるというのはもう既に議会の場で共有されていると思います。国の制度を動かす、県の制度を動かすというふうな中でこそ、富谷町の一般財源の軽減が図られ、そしてまた、その分がその他の分野に事業として組み込まれるというふうなこととなります。
10月から拡大しましたので、10、11、12月の3カ月分が確定して手元にあります。約460、470、470ですので、500万弱としても優に5,000万を超える分が拡大した分として反映される。このようなことでありますので、ぜひ前段申し上げましたように、国の制度として、そしてまた県の国から県というふうな枠の中で宮城県が下位のグループであるということも統計データとして事実でありますので、ぜひ県と町との関係性からしても、私ども町村会としても強い要望を持ちながら、一般財源の持ち出しの軽減に努めてまいることといたします。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。もとい、菅原教育長。
教育長(菅原義一君) それでは、最初に、学校グラウンドの排水についてお答え申し上げます。
まず、東向陽台中学校のグラウンドについてですが、雨がやめば、降りさえしなければ、すぐにでも使えるということで、生徒を初め職員、それから保護者の皆さんから大変高い評価をいただいているところです。私ごとになりますが、私も大分長くは年とりましたが、近隣の学校等含めてやはり東向陽台中学校のグラウンドがトップだなという、トップクラスだなというふうに私自身も思ってございます。
それから、各中学校等の排水、グラウンドの排水状況でございますが、平成23年の9月21日に台風15号が通過をいたしました。その翌日のちょうど午前8時から8時半までの間に、一斉にその排水状況の確認を行いましたので、その結果についてご報告を申し上げたいというふうに思います。その結果、排水状態が特に良好であったのは、今言いました東向陽台中学校並びに成田中学校でございました。それから、ほかの3校につきましては、若干水たまりができている状態となってございました。排水状況については以上でございます。(「今後の工事計画、2問目はよろしいですか」の声あり)
今後の工事計画については、先ほど町長がお答え申し上げましたとおり、まず今年、来年度にかけて新設の(仮称)明石台小学校の新設工事を控えているということ、それから入札不調に終わりましたが、トイレ改修工事等もございますので、順次教育関係の工事等については優先順位もよく町長部局と協議を図りながら、優先順位をつけて実施してまいりたいというふうに思っております。そんな中で、現在のところはほかの中学校のこのグラウンド改修計画は現在は持っておりません。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) それでは、不育症治療の助成についてお答え申し上げたいと思います。
不育症につきましては、平成20年から22年度におきまして、厚生労働科学研究班において、不育症のリスク因子や治療法について調査研究を行いました。その不育症の検査方針や治療方針はある程度整理されましたが、しかし引き続き検査の精度と検査の標準化等について研究が行われている状況となっております。一方、繰り返し流産、死産をしてしまった方に適切に相談対応することで、妊娠が継続して子供が生まれる率が高いということもその報告で明らかになっております。宮城県では不育症の相談に対応するため、東北大学病院内におきまして、電話相談、面接相談を実施しております。このような状況から、不育症の治療費助成につきましては、現在は取り組む考えはございまません。(「請願が出ている」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長、請願における18歳年度までの医療費無料化について。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 先ほど町長から拡大については話をしているんですが。(「私から、では」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 今現状、5カ月経過、3カ月分については確定いたしました。このような状況を勘案しながら、18歳年度末までの子ども医療費の拡大については、当面予定はございません。
議長(浅野幹雄君) これより、小泉 光君の質問は一問一答により行います。6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) まず、グラウンドの排水の件から質問します。
執行部の言うことももちろん全部理解できるわけですけれども、こういう、ある程度ね、お金がかかるものに関しては、やはり強い意志と、そして計画というものがやはり大事なんだろうと思うんですね。富谷の中学校だけど「何で東向陽台中学校だけいいの」と町民は思うわけですよ。ですから、それは予算のいろんなものがつくらなければいけないから、プライオリティーは下がるというのは十分理解するところです。やはり強い意志と計画というものが私は必要なんだろうと思うんですけれども、その点どういうふうに、今のところ全く計画がないということですので、その辺どういうふうに考えますか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 東向陽台が良好な状況になって、何で東向陽台だけという声は私の耳には聞いたことはないです。そういう声は存在することも否定はしませんけれども、そのようなことになると、もう膨らむ一方ですよね。何の事業も含めて。町内会館はあり、何ありかにありとみんなで共有しているこの場ですから、おのずと優先順位、ちょっとお待ちいただきますねというようなことで、我々心痛むところはあるんですよ。折々。見れば見るほどそうですから。ここもああしたい、こうしたいというようなことは当然のことながら、響いてくるわけ、まさに響き合う、響く心というようなあたりを持って町政に当たらねばというようなことを日々思うところです。そういう意味では全くそのとおりですので、しかし、何でというふうなことではなくて、現状手をつけられるだけ、五、六千万優に、500、1,000という単位なら何とかしましょうかというふうな思いにもなるんですけれども、5,000万を超える案件というようなことになると、相当この予算の規模の範囲からすれば、現状予測計画を立てる状況にはないという、道路の整備なんかとやや似ている面がございますので、我慢いただくところは我慢いただく、そして現状で報告いただく。他校との、他地区との間で大きくこうね、そういうふうな声については、もっと深く入ってというような思いもありますけれども、そういう面での声もありませんので、現状皆さんの中でご利用いただく、そしてまた、ほかにやるべきことというようなこと、同じ学校の中でも優先課題があるというふうなこともご理解いただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) ですから、町長の耳に届いていないから、私たち議員がこういう議会の場で発言をしているわけですね。ですので、やはり今おっしゃった後段のことは十分理解できます。大変費用もかかることです。ですから、毎年とか、今すぐとか、そういうことではなくて、例えば3年後とか、そういう計画がやはり大事ではないかと。その計画があって、そして予算立てをしていくべきではないかということを言っているわけですよ。それについて、再度質問、答弁を求めます。
議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。
教育長(菅原義一君) 東向陽台中学校と、それから成田中学校については10年以内、成田中学校まだ10年なってございませんので、グラウンドについてはかなり高規格のものがということで、残りの3校ですけれども、暗渠工事については現在施工済みでございます。そして、第二中学校等についてはグラウンドの中にテニスコート等の整備もまたしているところでございまして、そういう部分的な改良ということはその年度、年度、学校の要望に応じて現在も継続して行っておりますし、今後もまた継続して行っていきたいというふうに思います。あと、中期的な展望等については、先ほど町長が答えたとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) ぜひとも大変お金のかかることですので、計画立てて子供たちにいい環境を与えていってほしいということを期待して、次に、子育てのほうに入っていきたいと思いますけれども、よく議会の中の答弁で、量ではなくて質なんですということも耳にするところであります。ですから、今回私が取り上げた不育症というのは、産婦人科のお医者さんに聞いたら、これでお悩みになる方は本当に0.1から0.2%ぐらいですよという言葉も聞いています。
ご紹介したように、東郷町では予算立てはしたけれども実績はない。だけれども、こういう量ではなくて質のところにも温かい行政があるんだというのは、これはやはり大学で相談しているからとか、そういうことで本当に切り捨てていいのかなと疑問が浮かぶわけです。大体この不育症助成をしているところは、不妊症とセットで制度を設けているようですけれども、不妊症の場合は約10人に1組ぐらいとおっしゃっていたかな。産婦人科のお医者さんがそういう言い方をしていましたけれども、どうなんでしょうね。やはり量じゃなくてこういう質のところにも、これから市制を目指す上で全く、我が富谷町では重要なところかなと思うんですけれども、全然検討の余地はありませんか、質問します。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 宮城県で先ほど電話相談ということのお話をさせていただきました。平成24年度は5件の問い合わせという状況なんですね。ですので、確かに不育症で悩んでいる方がいるというところもあると思うんですけれども、不育症だけでいいのか。確かに不妊というところもありますので、できればやるときには同じようにそのお子さんができなくてというところの視点でいけば、同じようにお悩みだというところになると思うんですね。ですので、するならば同時発生かなというふうには思うんですが、今のこの状況の中で、宮城県で5件だけの相談というところで、富谷町では始めましょうというところにはまだちょっといっていないというふうに考えます。
議長(浅野幹雄君) 6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) というのは、ちょっと私も調べてみましたけれども、この不育症の治療で、そうですね、大体治療費の、どういう言い方をすればいいか、よくわからないんですけれども、通常分娩の倍ぐらいの費用がかかるようなんですね。大体120万とかいう数字も調査の途中で見かけた記憶があるんですけれども、そのくらいのお金がかかるということで、本当に例は少ないのかもしれませんけれども、質的な助成ということで不妊症とセットで検討していっていただければと思うんですが、今度質問ですので、質問いたしますが、私はその18歳のほうなんですけれども、今すぐとか近々とかと言っているんじゃなくて、その請願が、町民から請願という形で出ていまして、これの取り組みへの計画検討はどうなっていますかということだったんですが、先ほど町長からは、県とか国のその制度が肝要だということの話がありましたけれども、やはり予算というものもあるんですけれども、何とかこれをひねり出そうというその工夫というか、意志、意志ですよね。意志はないのか、あるのか。そして、あるのであるならば、やはりさっきも言いましたけれども、その計画、その計画を……(「質問に徹して、質問に」の声あり)はいはい。計画はちょっと全くないのか、ちょっと再度質問します。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 先ほど申し上げましたとおり、その拡大によりまして、月に大体500万円ぐらいのその医療費がかかっているという状況です。ただ、これも10月から始まりまして、今医療費が来ているのが3カ月というだけなんですね。ですので、これから冬の分が出てくるわけです。ですので、1年間以上その医療費の推移を見ないことには、18まで上げたときに果たして町の持ち出しが幾らになるのか、その辺は十分に検討していかないと、1回始めますと、だけれどもやめましたということにはならないと思いますので、その辺はもう少しお時間をいただきたいというふうに思っております。(「はい、わかりました」の声あり)
議長(浅野幹雄君) この際、午後2時5分まで休憩をいたします。
午後1時52分 休憩
午後2時05分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 私は、子ども・子育て支援制度と待機児童の解消について、初めに質問します。
平成27年4月から子ども・子育て支援制度が実施されることになります。実施に向けて政府の子ども・子育て会議が議論を進めていますが、約1年前になり、町としても条例の制定初めやらなければならないことが多くあります。
子ども・子育て支援制度は、施設型保育と地域型保育の2つに分類され、施設によって基準も別々につくられるところに特徴があります。施設型保育は、保育所、幼稚園のほかに新しく導入する認定こども園があります。保育所以外は利用者がその施設を訪ねて利用者と施設が直接契約をすることになります。認定こども園について、政府は幼稚園と保育所の両方の機能を担うものとしています。しかし、現在の保育所についても、保育所保育指針総則では、養護及び教育を一体的に行うとなっていて、幼児期の保育と教育は既に一体のものとして行われていますから、認定こども園だけを今回押し出す必要はないと考えています。
子ども・子育て支援制度は、以前子ども・子育て新システムとか、幼保一体化あるいは幼保一元化などとさまざまな改革が言われてきたところです。その中で、児童福祉法第24条の廃止が打ち出された経過がありました。利用者や保育関係者から、「市町村の保育実施責任をなくすことは許されない」との抗議と批判が上がり、児童福祉法第24条が復活しました。新児童福祉法第24条1項とも言うべきものですが、ここのところには先ほど述べたように、市町村の保育実施責任が書かれています。この児童福祉法第24条1項で想定されているのは保育所だけであり、それ以外の施設や地域型保育には市町村は直接的な責任を負わないことになっています。
政府は、認定こども園を推進することで、結局新規の保育所の増設を抑制することが狙いなのだということがはっきりしています。子ども・子育て新制度では、施設型保育のほかに地域型保育が行われることになります。地域型保育は、これまで公費助成の対象外であった事業や施設を給付枠の中に入れたもので、4つの保育が言われています。1つ目が、ゼロ歳から2歳を対象にした定員6人から19人までの小規模保育、2つ目が、個人の家で3人程度の子供を保育する家庭的保育、3つ目は、保育者が保育を必要とする個人宅に出向いて保育をする居宅訪問型保育で、ベビーシッターと言うほうがわかりいいかもしれません。4つ目が、企業による事業所内保育です。現在のことで言えば、富谷町の例ではその施設型保育というのが町立保育所や認可保育所がありますし、地域型と言っていいのは、その保育ママとなるかと思います。こういう感じのことが来年4月から実際に行われるということになります。
この4つの型の地域型保育の基準は、市町村がつくることになっています。人員は国の基準に従いますが、それ以外の面積は市町村が決めるために、市町村によっては低い基準が認定されるというおそれがあります。人員は国の基準に従うとなっていますが、A型、B型、C型に大別されます。A型は保育所分園型、C型が保育ママグループ型で、その中間型をB型にします。B型の職員配置は、半数が保育資格を持っていればよいとしています。家庭的保育についても、市町村研修を修了した人であれば、保育資格の有無は関係ありません。
子供と事故の関係についてですが、特に死亡事故が多いゼロ歳から2歳児を対象にする小規模保育園の認可基準には、遺族団体から批判の声が上がっていることはよく知られた事実です。全国保育団体連絡会は、保育士の資格の規制緩和は子供の命にかかわる大問題で、認めることはできないと反対しています。厚生労働省の調査によれば、有資格者の少ない認可外保育施設での死亡事故が、認可保育所の2倍発生しているとしています。施設を多様化してふやしても、基準を引き下げ、格差を拡大させるのでは、安心・安全な保育を求める願いに応えることはできません。
質問は次のとおりです。
第1です。子ども・子育て支援制度は、認定こども園の推進を図っています。保育実施責任のある町が保育を必要とする利用者のために保育所の設置をさらに進めるべきではないか、お尋ねします。
2つ目の質問です。保育所以外は利用者が直接契約する方式になります。現在は利用者が町に申し込み、町が入所を決定しています。町が責任を持って入所への努力が続けられてきているはずで、来年4月以降についても町の子供たちは誰でも同じように保育されるべきではありませんか、お尋ねします。
第3番目の質問です。待機児童については約50人と事前にお尋ね、伺いましたが、その後変化もあると思いますので、一番近い時点での待機児童の人数をお尋ねいたします。
4番目の質問です。明石台わか葉保育園の定員を60人ふやして平成26年中に入所できるようにするということが施政方針にありました。また、認可外保育所について助成金制度を新設し、待機児童解消につなげるとしています。詳細について説明をお願いします。
5番目の質問です。待機児童解消のために、子ども・子育て支援制度にある地域型保育ではなく、国基準の公立保育所、認可保育所が利用者や保育者に求められているのであり、保育所の増設こそ必要ではないかと考えるものですが、お尋ねいたします。
6番目の質問です。富谷町子育て会議が設置され、活動しています。保育ニーズ調査も手がけたと伺いました。これから進められていく子供たちに関係する全ての制度や施設が子ども・子育て会議で決定するからとか、決定したことだからとせずに、町が子供たちの保育に責任を持つという立場を堅持するよう求めるものです。それについての町の考えをお尋ねします。
2番目の質問は、ごみ削減についてどう取り組むかということです。
ごみの問題は地球環境の問題だと考えています。私たちは、大量生産、大量消費、大量廃棄の生活を根本的に見直す時期に来ていると思います。異常気象が頻発し、地球温暖化への道が確実に進んでいることを身をもって感じ、二酸化炭素CO2の発生抑制、温室効果ガスの削減など、取り組まなければならないことがたくさんあると認識しています。
日本は、焼却によってごみを削減するという方向で進めてきていますが、1997年以降、国はごみ焼却によるダイオキシンの環境への排出量を減らす対策として条件を定めました。第1の条件は、容量100トン以上で温度850度以上で燃焼できる炉、すなわち焼却炉の大型化です。第2の条件は、複数の自治体が広域でごみを処理すること、ごみ処理の広域化です。これによって広域処理及び焼却炉の大型化、最新鋭化が一気に広がり、焼却中心のごみ処理がますます進むことになりました。
富谷町の場合、ごみは現在仙台市松森工場に焼却を委託しています。それまでは富谷町石積焼却場で焼却処分されていましたが、焼却炉の共同建設、ごみの焼却委託を選択したところです。私は、ごみを最後まで責任を持つということからすれば、自分たちが住む町のごみは自分たちの町で処理することが基本だと考えています。
焼却炉の建設負担金は、平成12年から32年度までで約24億3,000万円、建設にかかる10分の1を富谷町が負担するとなっています。平成12年度から25年度までの14年間で、約10億8,000万円支出されているということでした。焼却処理の費用は、平成17年度から始まって25年度2月末時点だと思いますが、この時点で可燃ごみ約11億3,000万円になっているということでした。
第1番目の質問です。ごみ処理には多額の経費を必要とします。ごみ削減で経費削減を考えなければなりませんが、富谷町の場合、この10年間、1人当たりのごみ排出量に大きな変化がありません。この分析はどのように行っていますか、お尋ねします。
2番目の質問です。ごみ排出量の削減計画がなければ、出されたごみを処理するということにとどまってしまうのではないかと考えます。目的意識を数値に置きかえて見えるようにすること、つまりごみ削減計画が必要ではないでしょうか、お尋ねします。
3番目の質問です。1人当たりのごみ排出量を削減するためには、ごみの分析を実施しながら削減に向けての計画を作成する必要があるのではありませんか。生ごみの水切りを十分にして出してもらうということからでも、排出量の削減はかなり進むものと考えています。ごみ削減計画作成を求めてお尋ねいたします。
4番目の質問です。町は仙台市と共同処理していますが、施設に関する費用負担の詳細と焼却にかかっている費用の説明、詳細を求めます。
そして、次は、事業活動で出される事業系ごみについてお尋ねします。事業活動で出されるごみも町が処理責任を持っています。事業所から排出されるごみは現在富谷環境と仙台清掃公社の2者が回収をしています。営業用のごみ袋が商店や事業所前に出されているのを目にします。仙台市のホームページを見てみますと、事業所系のごみ、事業系のごみの減量に取り組んでいる様子がわかります。分別回収はもちろんですが、催し物のときの取り組みではエコイベントを呼びかけ、簡易包装やレジ袋の削減などを進めています。
質問の5番です。富谷町は、大型スーパー、量販店などを初め飲食店も多くありますが、事業系ごみの削減もしていかなければなりません。そのためには富谷町の事業所から排出されるごみの構成成分がどうなっているか分析する必要があると考えます。紙が多いのか、それともそうではなくて飲食物の残渣が多いのか、そういう割合がどうなっているかを調べなければならないと考えるわけです。それをしなければ、適切な削減策を打ち出すことができないのではないでしょうか。構成割合を調べる必要があると思いますが、それについての町の考えをお尋ねします。
6番目の質問です。家庭系のごみ削減も事業系のごみ削減も、日常の……。失礼しました。6番目の質問ですが、一問一答のところで追加で質問したいと思います。
そして、最後の質問です。家庭系のごみ削減も事業系ごみ削減も日常の意識が重要で、分ければ資源という意識を持続させていくことが大切です。住民と事業所とに広くごみ削減を呼びかけること、理解してもらうこと、その上でしっかり協力してもらうことが鍵だと思うんですが、この点をどのように伝え、どのように協力を求めていくのか、お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
前段につきましては、待機児童を取り上げられた経緯もございますので、こちらについても担当課から答弁をさせることといたします。どちらにしましても、富谷町の人口増、そしてまた、子供さんの多い、出生数というふうなあたりからすれば、ニーズ、この先も含めて十分なる対応をしていかなければならないというのはそのとおりでありますので、しっかりと取り組んでまいります。
ごみについては、平成17年から仙台市の共同処理というようなことで、間違いのない選択を町、そしてまた議会ともどもやられたのではないかなというふうに思います。順調に現状も推移しておりますので、引き続き町内会長の皆さんのご理解を得て継続してまいりたいと思います。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) それでは、問い1につきましてお答えさせていただきます。
認定こども園につきましては、保育所、幼稚園、それぞれの特色を生かしながら幼児保育、幼児教育を実施している施設として捉えております。設置につきましては、今後の動向を見きわめながら判断していくことになっております。判断していくことというふうに考えております。
問い2でございます。新制度では、公立保育所、私立認可保育園につきましては現行と同じように町との契約になり、それ以外の施設につきましては現行と同様に保護者と施設の直接契約というふうになると思います。地域型の保育となる小規模保育室につきましては、規模の特性を生かした多様性や柔軟性とともに、質が確保される保育の提供を可能とするための設置基準に基づいた運営を推進していきたいというふうに考えております。
待機児童の人数でございますが、25年10月1日現在の宮城県に報告している数字が一番直近でございまして、ゼロ歳児31名、1歳児17名、2歳児14名、3歳児5名、4歳児3名、5歳児ゼロということで、合計70名となっております。
それから、わか葉保育園のところですが、問い4でございます。明石台のわか葉保育園につきましては、現在の園舎の北東側の園の駐車場になっている部分でございますが、60平米以上、30名程度の保育室2部屋と、それからトイレを増築することにしております。4月下旬に着工いたしまして、8月からの運用開始を目指しております。この増築は、主に認可外保育支援事業、保育ママを卒園した3歳以上児の入園を考えているものでございます。また、認可外保育所に補助制度を新設いたします認可外保育所支援事業につきましては、平成26年度に町内2カ所の施設を設置いたしまして、待機児童の多い3歳未満児保育園として運営していただくものでございます。
新たな補助を導入することで、保育料につきましては、公立保育所の上限を超えない、保育料の多種軽減制度を導入いたします。また、保育環境の整備など、公立保育所との格差がかなり軽減されるというふうに考えてございます。このことによりまして、待機児童の解消につながるものと考えております。
5番でございます。地域型保育は、地域型保育の特徴である少人数保育のよさや家庭的な保育が行われており、公立保育所、私立認可保育所にもそれぞれのよさがあるというふうに考えてございます。いろいろな保育施設があることによりまして、保護者の選択の幅が広がっていると考えております。待機児童解消には、施設の持つ特徴や保育の必要性を見きわめ進めたいというふうに考えてございます。
子ども・子育て会議のところですが、昨年8月に設置いたしました富谷町子ども・子育て会議につきましては、学識経験者や幼稚園、保育所の保護者、子ども・子育て支援に関する事業に従事する方などで構成しており、子ども・子育てニーズ調査の結果を踏まえて、今後の富谷町の子育てに関する方向性を示す施策について審議していただくことにしております。審議内容につきましては、富谷町子ども・子育て支援事業計画に生かされてまいります。子ども・子育て会議が設置されたことによりまして、町として責任を持たないということではなく、保育につきましては主体的に取り組んでまいります。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀 郁雄君) 2番目のごみ削減というところでございます。
1番、ゴミ排出量の分析というところでございますが、ごみにつきましては24年度の総排出量という実績から見ますと、家庭系ごみ、これが構成比でいいますと66.9%、そして事業系ごみということにつきましては、33.1%の状況というふうになってございます。一方で、町民1人当たりのごみ排出量につきましては、平成19年度以降、1人当たりですので1,000グラム、これを下回る量で推移してきているという状況でございますが、24年度の実績を見ますと、968グラムというふうにちょっと下がってございます。この内訳を見ますと、家庭系の一般廃棄物が717グラム、事業系一般廃棄物が251グラムというふうになってございます。
これも今度20年度からの平均伸び率を見ますと、家庭系の一般廃棄物につきましては99.3%というふうに減る一方、事業系の一般廃棄物につきましては101.2%となりまして、年間約1,000人程度の人口増加という中で、家庭系一般廃棄物の排出量についてはほぼ横ばいである一方、事業系の一般廃棄物、これについては微増というような傾向になってございます。これにつきましては、事業所の絶対数の増加によるものというふうに考えているところでございます。
2番目、それから3、5ということにつきましては、ごみ削減計画というところで関連いたしますので一緒にお答えさせていただきたいんですが、まず、平成22年度に策定いたしました一般廃棄物処理基本計画、こういう計画の中で3Rを推進するということで、資源が循環する町ということを基本理念に掲げまして、いわゆる3Rの推進、それからリサイクルを基調とした適正なごみ処理の推進、そして町民、事業者、行政の三者協働による取り組みという枠組みを基本方針といたしまして実施しているという中でございます。この計画策定以後5年を経過しているということもありますが、この現在の基本計画の中でいろんな政策、方向性を明記いたしまして、その後に削減計画という名称ではありませんが、その施策の中でごみの削減を図っていくというふうに、事業を展開するというふうに考えているところでございます。
4番につきましてですが、仙台市に共同処理ということで協定を結びましてお願いしているところですが、その松森工場に対します施設のほうの費用負担についてでございますが、建設負担金といたしましては、平成12年度からの負担となっておりますが、町の負担金といたしまして、全体工事費のうち建設工事の管理費、それから本体工事費、外構工事、負担金等という区分によりまして、10分の1相当額を算定し、そこから補助金、それから起債、交付税など、仙台市が収入とするもの、これらを控除いたしまして、さらにその年度ごとの起債の元利償還額、これを加えた金額を当該年度の負担金というふうに算定するというのが、費用負担の内訳でございます。なお、各年度必要な施設修繕がございましたら、その分の経費も当該年度に含まれているという算定でございます。
一方で、焼却の処理費用についてでございますが、これにつきましては前々年度の松森工場においての焼却に要した経費、人件費ですとか物件費等でございますが、これらから資源物の売り払い収入、これを差し引いた金額によりまして処理単価を算出するということで、委託料につきましてはその処理量に処理単価をかけまして、さらに直接持ち込み分ございますので、これを差し引いた金額を委託料として算出して、町が委託料として支出するということでございます。したがいまして、処理経費につきましては毎年度変動するというようなつくりとなってございます。
それから、7ということでございまして、削減する上でどのように町民の方々に皆さんに協力を求めていくかということにつきましては、現在も町民皆様からその分別ですとか、ごみを排出する際のいろいろなご協力をいただきながら、清掃事業を実施しているという中身でありまして、さらにごみの減量を図るためには、生ごみ処理容器の購入補助、あるいはマイバッグ運動の推進等というようなことも含めて、そしてリサイクルの推進というような観点から含めましても、資源物の分別の周知、それから集団資源回収のための補助事業の実施など、いろんな面で啓発を行ったり、協力を呼びかけているというような状況で、これを引き続き協力を求めていくというふうにしていきたいと思っております。
媒体といたしましては、町の広報、それからホームページの活用と、それからいろんな会議がありましたら、その機会を捉えて協力を呼びかけていきたいというふうに思っております。なお、事業系ごみにつきましては、許可業者を通しまして各事業者に分別の徹底ですとか、減量推進の協力要請を行いたいなと、そういうことに努めたいというふうに思ってございます。
以上です。
議長(浅野幹雄君) これより、佐藤聖子君の質問は一問一答により行います。15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 来年の4月からいよいよその新しい子ども・子育て支援制度というものが始まるわけですね。そこの中でその先ほど出ましたけれども児童福祉法の第24条、この町の責任、保育実施責任について、これについてどのように町は考えているのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 保育を必要としている保護者については、町がその保育をするというところの考えは確かにございます。ただ、それがイコール待機児童ゼロかというと、そこはちょっと難しいのかなというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 児童福祉法の24条のところで、「市町村は、この法律及び子ども・子育て支援法の定めるところにより、保護者の労働または疾病その他の事由によりその監護すべき乳児、幼児その他の児童について保育を必要とする場合において、次の事項に定めるところによって当該児童を保育所において保育しなければならない」、保育をしなければならない、保育に欠ける子供の保育を町が責任を持つということが一番大切なことだと思うんですね。先ほど、次に述べていきたいと思いますけれども、いろんな選択肢があるから、そこのところでその待機児童が救われるんだということがあったわけですが、そうではなくて、今のその制度の中で公立あるいは認可、これらのことをもっとふやしていく努力が必要ではないかと、こういう立場に立つべきではないかと思うのですが、どうでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 今ニーズ調査というものをやっておりまして、富谷町としてどれだけのその保育所のニーズがあるものかというところが出てくると思います。そのニーズによりまして、26年度すぐの対応というのはちょっと厳しいところがありますが、27年度以降その推進計画ができたそのときからは、保育に果たしてどれだけ欠けるのか、何が足りないのかというのがしっかり見えてくるものと思いますので、その推進計画にのっとって進めていくというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 子育て会議のニーズ調査ということで、3月ぐらい、3月中ぐらいまでにまとまるということでした。それをその子育て会議に諮問する形になるわけですよね。町が子育て会議について。これは国のものですけれども、国においては内閣総理大臣の諮問に応じ、子ども・子育て支援法の施行に関連する重要事項を調査、審議するということになっていて、町がどういう立場なのかということが一番大切だと思うんです。文書の中に入れましたけれども、子ども・子育て会議がこうだからとかというのではなくて、やはり町の基本姿勢が重要になってくるということだと思うので、先に戻りますけれども、子供のその保育に欠ける子供たち、富谷町の子供をきっちり町が見ていくということを、そこを軸足にしなければならないと思うのですが、その立場に立つということを明言することはできない、明言してもらいたいと思うのですが、どうでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 待機児童の問題につきましては、先ほど申し上げたとおり主体的に取り組んでいくというところの考えでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) それでは、次に移りながらその待機児童のことをお尋ねしていきますが、待機児童になった子供って、今はその保育所に入りたいということで町に来ますよね。そうすると、町はその入所するために児童をずっと見守るといいますか、そういうことでその認定まで進めるわけですよ。ところが、これからの来年になったときに、保育は必要ですというその、保育してほしいという申請を出す。それに対しては町がそれを認定するという関係になっていくわけですね。ちょうど介護保険と同じです。介護を受けたい、介護の認定はこの程度ですとかということになるわけですね。そうすると、今までの保育に欠ける子供という扱い方といいますか、そういうことから離れていくのではないかと思いますが、その流れについてまずご説明いただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) ここの部分につきまして、まだ国からのその正式なところが流れてきていない状況で、子育て会議、国の子育て会議におけるその会議の状況のみの今の提示になっております。ですので、この場でこういうふうな流れになるというところの確証的なものはまだ申し上げることができない状況です。ただ、今のその保育所の認定においては、公立、それから認可保育所については全て申請を受け付けて、あと認可、入所決定通知を出すという方向をとっておりますので、これがなくなるというようなところはないのかなというふうにも考えております。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 現在の国の基準ですけれども、利用者が各市区町村に申し込みをして、市区町村が入所を決定するということになっています。今でも行われているものについてですけれども、例えば東京都の場合ですが、利用者が認証保育所へ申し込んで直接契約をするということはもう起きているんですね。だから、これは残念ながら、横浜もそうだと思いますけれども、そういうふうな流れになってきているということは明らかですから、先ほども言うように、保育に欠ける子供が富谷町の中にいるといったときに、現在行われているように利用者が町に申し込んで町が入所を決定するという、ここの立場を堅持していくべきだという考えになるべきだと私は思うのですが、その点についてはどうでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 現在行っております公立保育所、それからあと認可保育所については、町がというふうにちょっと私たちは説明を受けているような状況ですので、その後また変更等々、本当に今国のほうでも日々変わっているような状況ですので、これが確定値ですよというところがなかなか出てこない状況です。前の説明のときにはそのような説明で、今と同じように公立、認可については町でというような話を承っているような状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 先ほど論旨の中で述べましたけれども、施設保育、地域型保育ということに分かれていて、施設保育の中のところの保育所、それから幼稚園、認定こども園は別ですけれども、そこのところは町が入所を決定できてそこにやるんだけれども、その地域型のところは必要がありますという認証は受けるんだけれども契約は別々だというのは、これは変わらないでずっと流れてきているのではないんですか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) その地域型の保育につきましては、現在ももう町とのかかわりがなく行われているというふうに思いますので、保育ママについてはうちのほうが認定しているような状況ですけれども、それ以外の地域型保育と言われている小規模保育とか、それから事業所内保育、そういうものについてはもう今も既に保護者の方がそちらの事業主と契約というふうになっているというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) それでよいとなると、その富谷町の子供たちがいろんなところにいて、町から言えば選択肢が広がって、それでもう親たちが家庭的な保育を選ぶのであればそれはそれでいいんじゃないかという立場なのかもしれませんけれども、でも例えば国基準のところでお尋ねしますと、国基準でいくと乳児についてのその設置基準、これは1人当たり1.65、ほふく室が3.3平方メートル、1人当たりとこういうことになっているわけですが、そうしますと、これに基準として合っているかどうかということについては、町はどのように考えているでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 認可外保育所と今言われているようなところにつきましても、今県のほうで立ち入り調査を行っております。それに町も、富谷町の子供ですので、当然一緒に立ち会いながら指導を受けた内容を確認しております。ですので、その指導を受けた内容につきましては、早期に改善していただくなり、何というところをお願いしている状況です。今回補助制度を設けますけれども、その補助制度を適用する施設については、全て基準に合ったもの、当然面積、それから保育士の数、それも当然認定保育、認可保育所と同等の基準というようなところでの運営をお願いするというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 地域型保育については3歳未満のところまでを面倒見てもらう。保育してもらって、3歳以上になったときにはその富谷町で言えば認定こども園まだありませんから、保育所だとか幼稚園だとかに別々にこう年に合ったところに入っていくかということだと思うんですけれども、しかし、本当にその基準だからいいんだとか、それからそういうふうに見て県が行ったときにお願いしていると、こういうことで子供たちの保育の質というものが担保できる。私はそうではないと思うのですが、その担保できると考えているのでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 保育の質につきましては、保育統括監というその保育士職の職員がおりますので、十分に見ていただいているというか、かなり通っていまして、そのレベルアップ、そういうものは図られてきているというふうに考えますし、あとその保育所の保育士としてのその研修会も夜研修というようなことで、職員に対してのその保育というところでは、研修だけでいいんですかというところもあるかもしれませんが、そういう対応はしているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 国基準並みになってきているし、それ以上のことをその統括監が回って保育の質についてもしているからということですが、先ほどのその国基準の設置面積ですね。面積の基準についてですけれども、子ども・子育て関連3法の中で、特定の対応はなしと、こういうことが出ているんですね。こういうことにだんだん、今は担保しようと、できるだけいいものを、国基準に合うようにということになっているかもわかりませんけれども、子供たちが多くなってきて何とかして入れたい、入ってもらいたいということになったときに、これがなし崩しにならないという保証はないと思うわけですよね。やはり今の時点で、その国基準に合うようなものを考えていく。そういうものをつくっていかない限りは、先ほども言いましたけれども、事故につながる危険性というものも出てくるのではないかと思うんです。この点について、きっちり富谷町が条件を定めることができることになるので、国基準によるその容積面積、要するに面積の基準だとかというものを示さなければならないと思うのですが、これはどうでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) それは条例によって設置というようなこともなるというふうに思いますので、うちのほうの一番子供さんたちが安全で安心な保育をしていくということを前提に置いての子ども・子育て会議で皆さんに、専門家の皆さんたちにご意見をお伺いして、それで条例制定というふうになると思いますので、その辺は図られていくというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 子ども・子育て関連3法のところでですけれども、それでは人の基準についてお尋ねします。今、人の基準については国ではこの乳児の場合はおおむね3人に1人と、1歳以上では6人に1人、3歳以上4歳未満は20人に1人、4歳以上は1人と、こうなっています。この場合は全て保育士ですか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 今の状況でと、それはどこの場所を、例えば今の公立保育所と認可保育所は当然それを守っております。あと認可外については、補助者というところを設置しているところもございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 課長がおっしゃったとおりなんですね。公立あるいは認可ではこのようにして保育士、保育士の学校を卒業して資格を持った人たちがこのようにしているわけです。それでは、その子ども・子育て関連3法の中で保育所についてはどうかというと、特段の対応なしとか、ここでいいますと、保育ママについては平成22年より保育士、看護師等の資格の有無を問わず必要な研修により保育ママとなることができるようになったということを書いていますし、それから特にこれでなければならないとか、研修は先ほど言いましたけれども、研修を受ければいいということで、子供が好きでかわいがってくれればいいみたいな、いうにしか見えないね。そうすると、保育資格というのは保育するに当たっては必要ではないということになると思うのですが、これについてはどのようにお考えでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 当然保育士の資格を取るために保育に大切なことを勉強したという方たちが保育士としての資格を得ているわけですので、例えば保育ママにおきましても、可能だということではありますけれども、今の富谷町の規則では、保育士または看護師で規定の研修を受けた方しか保育ママになれないというような要綱というか、しておりますので、それをもっと緩めるというような考えは今のところありません。ですので、国がそういうふうに言っているから、じゃ保育士資格でなくてもいいんですねというところにはならないというふうに思うんですね。それは町の考え方ですので、町で決めていくというところですから、保育士でなくていいというところにいくのは本当に難しいんじゃないかなというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) それも多分条例で決めることになると思うのですが、保育士である必要というものを条例に書き込むということで確認していいでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 今ここで条例にそういうふうに書き込みますというふうにちょっと申し上げられるものではないので、当然その保育士等というところの記載は必要ではないかなというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 私の子供、長男は公立保育所に行き、2人の子供、その下の2人の子供は認可保育所に行きました。その認可保育所というのは昔々共同保育をしていたという先輩たちが何とかしてその認可になりたいということで運動したんです。なぜかというと、保育士であること、面積要件をちゃんとすること、遊戯室があること、屋外遊戯室があること、これが子供たちに必要だということからでした。そういうことで、どの子も同じように保育されることが必要だと私は思うわけです。ですから、そういう立場に立って、町がその保育施設をきっちり今の時点でするということが必要だと思うのですが、先ほど来出ている認可外保育施設について、今後それではその認可に向けてもあり得るようにしていきたいという答弁があったわけですが、これについてはではどのように進めるのか、お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(瀬戸けい子君) 認可外保育所の支援事業につきましては、今現在認可外の施設について、将来的に認可になり得る施設というところで計画をつくっていただいて、それを県が認めてそういう施設になるというところで、保育士の数、それから面積要件については認可と同じというふうになります。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 子ども・子育て会議についてですが、保育所、幼稚園だけではなくて、学童クラブといいますか、放課後児童クラブについてもそれを審議するようなことになるわけですね。これについてもやはり町がその方針を持っていて、それで諮問するということがなければ、そちらの人たちが決めたからということになってしまわないかなというそういう心配も片方でするわけです。人々の意見を聞くということもありますが、そういうことのないように、基本の方針をきっちり持った上で諮問してもらいたいと思うのですが、これについてお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) そのようにしてまいりたいというふうに考えます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) ごみの問題についてお尋ねします。
先ほど一番気になったのは、人口がふえたからとか、それから事業所がふえたからということがあったわけですけれども、しかし、富谷町はこの先もずっと人口もふえるし、企業もたくさん来るわけですよね。その中でやはり地球環境を守っていかなきゃならないというときには、計画が必要だと思うんです。こういうふうにしようだとか、1,000グラムを切るために何とかしようだとかと、そういう削減計画ね、計画は持たずにやっていくというお話でしたけれども、削減計画必要ではないでしょうか。お尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀 郁雄君) ごみの減量化につきましては、いろいろと3Rの推進などという実践的なもののほかに、町のほうでは平成11年に一般廃棄物処理基本計画をつくりまして、次が今現在の平成22年に改定した計画がございます。その中で具体の施策などが入っておりますので、この辺も踏まえながらこの削減計画という名前ではないんですが、このプログラムのもとに行っているということでございます。なお、いずれはこの計画自体も見直しが必要となってきますので、その際には削減計画という名前はその段階ではどうなるか、何ともまだ約束はできませんが、次の改定の段階で削減に対する具体のものを検討するというような考えでいるところでございます。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 各家庭では物すごい努力をして出しているんですね。ところが、ちょっとするとルール、きょう何の日だったっけとか、容器包装とペットボトルが一緒になったことを忘れちゃってとかというのがあるわけで、繰り返し、繰り返しのお知らせが必要だと思います。そして、ルールを守ってもらうために呼びかけるということが必要で、先ほど広報とかホームページとかということがありましたけれども、見やすい、わかりやすいその冊子なども作成して各家庭に届けてほしいと思うのですが、それについてはどうでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀 郁雄君) 現在も収集の方法とか日程変わりましたら、このように全家庭に配布しております。このような中でいろいろな必要なイラストですとか、写真なんかも入っておりますので、こういうような、例えばこういうような改定の際に、この水切りの徹底ですとか、そのリサイクルの推進とか、そういう具体の例がありましたら、それもあわせてPRするというような形も必要なのかなというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 生ごみについてはひところコンポストだとか、電気ごみ処理機だとかというのは補助も出してということ進んできたわけですが、今のところそれが余りにこう免疫が減るというのですか、余り利用している人が多くないというように見受けられますが、これについてはどのように改善しますか。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀 郁雄君) 生ごみ処理容器ですとか、電気処理容器とかコンポストについては、補助制度を導入してから数年当然経過いたしまして、ある程度の普及、補助の目的のほうはある程度達成してきているのかなと思いますが、まだまだ申請の件数もありますので、この辺も折を見ながらさらにPRをすると、続けていくというようなことで、なるべく普及をさらに進めたいなというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 集団回収については現在どのようになっていますか。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀 郁雄君) 資源の集団回収につきましては、例年子供会ですとか、場合によっては町内会などの団体から申請が上がっての補助金交付ということでございますが、数については団体数については去年から1つ、1団体ぐらいふえているというようなこともございますので、これも子供会関係の指導者の会議などを通しまして、あるいは推進会議も通しまして、普及、PRを図って、そちらのほうも今後とも継続して行って、集団資源の回収に努めたいというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 先ほどの質問のところで抜かしましたところと合わせて質問しますが、事業系のごみについてです。事業所がふえてくるのですが、やはり細かなその町からのメッセージを伝えるといいますか、そういうことがなければならないと思うわけですが、富谷町は事業所の中でどういうものが多く回収されているということになっていますか。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀 郁雄君) 事業系ごみにつきましては、許可業者が直接事業所から収集するということになっておりまして、その後許可業者のほうから町のほうに実績報告というんでしょうか、そういう報告が来ておりますが、その中で区分といたしましては、燃えるごみですとか、可燃物とか不燃物、粗大ごみですとか資源物というようなくくりで収集の分の実績が上がっていますので、具体の、もっと具体に細かい区分というようなものについては、特に区分しているという実績にはないところでございますので、その内訳についてはさらに詳細な分析というのはできない状況になっております。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) どうやってその事業所の人たちにも協力をしてもらうかということは大切なことだと思うんですね。何でもその営業ごみの袋の中に入れればいいという考えは持っていないとは思いますけれども、ここのところでは紙ごみが多いからこういうふうにしてだとか、生ごみが出るその飲食店などについてはやはり水切りをちゃんとしてもらうだとかということも必要だと思うわけです。そういう分析だとか、構成割合をしっかり調べることが必要ですし、それをごみ削減対策のための実態調査、これは必要ではないかと思うわけです。町がやるので、その先ほど7割と3割でしたね、おおよそ。そういうことがあるわけで、そちらにも目を向けないと、町全体のごみが減っていかないということになります。実態調査する考えはないか、するべきだと思うのですが、どうでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀 郁雄君) この辺につきましても、各事業者そもそも排出する事業者自体の考え方というんでしょうか、そこによるところが大きいものですので、今回の基本計画の見直しなんかの折にどのような方法で対応できるのか、それを踏まえながら協力を求めたいなというふうに考えております。
議長(浅野幹雄君) これをもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。
ご苦労さまでした。
午後3時00分 散会
平成26年3月7日(金曜日) 午前10時00分 開議
第1 会議録署名議員の指名
第2 一般質問(通告番号12番~13番)
第4日目 3月7日(金曜日) | ||||||||||||
一般質問 | 8番 安住稔幸議員 | |||||||||||
1 | 富谷町消防団の装備の充実と団員の処遇改善を図れ | |||||||||||
2 | 町民への行政サービスの向上を | |||||||||||
3 | 富谷町の情報発信を図れ | |||||||||||
16番 永野久子議員 | ||||||||||||
1 | 国保の資産割を中心に税率引き下げを求める | |||||||||||
2 | 住宅リフォームの促進で町内業者の仕事確保を | |||||||||||
第3 | 議案第 6号 | 富谷町税条例の一部改正について | ||||||||||
第4 | 議案第 7号 | 富谷町国民健康保険税条例の一部改正について | ||||||||||
第5 | 議案第 8号 | 富谷町母子家庭等福祉対策資金貸付条例の一部改正について | ||||||||||
第6 | 議案第 9号 | 富谷町社会教育委員条例の一部改正について | ||||||||||
第7 | 議案第10号 | 富谷町地域下水処理場使用条例の廃止について |
議事日程のとおり
午前10時00分 開会
議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。
議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、富谷町議会会議規則第127条の規定により、2番菅原福治君、3番出川博一君、4番三浦邦夫君の3名を指名いたします。
議長(浅野幹雄君) 日程第2、昨日に引き続き一般質問を行います。
通告順に発言を許します。8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 改めましておはようございます。
それでは、私の一般質問をさせていただきます。私は、3件について質問させていただきます。
まず、初めに、「富谷町消防団の装備の充実と団員の処遇改善を図れ」と題しまして。
近年、局地的な豪雨、豪雪や台風等による災害が各地で頻発し、住民の生命、身体及び財産を災害から守る地域防災力の重要性が増大しております。さらに、首都直下地震や南海トラフ巨大地震等の発生が予測されている中で、地域防災体制の確立が課題となっております。そんな中、消防団の重要性が改めて注目を集めています。消防団は消防署とともに火災や災害の発生時にはいち早く自宅や職場から現場に駆けつけ対応に当たる、地域防災のかなめであります。特に、東日本大震災では、団員みずからが被災者であるにもかかわらず、救援活動に身を投じ、大きな役割を発揮いたしました。しかし、その一方で、住民の避難誘導や水門の閉鎖などで198人が殉職し、命がけの職務であることが全国的に知られました。
しかし、その実態は大変厳しく、全国的に消防団員数が減少しております。1952年には約200万人だった団員数は、1990年には100万人を割り込み、昨年4月には約87万人まで減少しております。その背景には、高齢化に加え、サラリーマンが多くなり、市町村の区域を超えて通勤等を行う住民が増加しており、緊急時や訓練の際に駆けつけにくい事情などが要因とされております。このような社会経済情勢の変化に応じ、全ての消防団活動に参加できなくても、広報や高齢者訪問など限定的な活動をする機能別消防団員や、大規模災害のときだけ活動する機能別消防団の制度を消防庁は2005年から導入しておりますが、団員の減少に歯どめがかからない状況であります。
こうした事態を受け、昨年12月に消防団を支援する消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律が制定されました。国及び自治体は、消防団員の確保、処遇の改善、装備等の充実について必要な措置を講ずることが義務づけられました。具体的には、消防団員の確保では、大規模災害時のみに出動を限定した団員、消防職団員OBによる団員、また、郵便局職員で構成される分団など、機能別団員、分団制度の積極的な導入など、より一層の加入促進の取り組みであります。
さらに、公務員の消防団員との兼職に関する特例において、地方公務員が消防団として活動することは、地域防災の推進を図る上で地域の住民からも理解を得やすくするとともに、職員にとっても防災行政の一層の理解促進につながるものであり、より一層地方公務員の入団促進を図るものであります。
それに、消防団協力事業所表示制度の活用等により、協力事業所の社会的評価や信頼性を高め、事業所における消防団活動へのより一層の理解及び協力の促進と入札参加資格に係る優遇措置等の特例措置など、事業所の協力を得るための取り組みの推進であります。
また、防災訓練等における消防団との連携、みずからの地域はみずからで守るという意識の啓発を図るために必要な措置、各種イベントでの消防団の活動内容の紹介や、歴史的、伝統的価値の再認識などによる消防団に対する地域の住民の理解を深める努力であります。
消防団員の処遇の改善については、現在消防団員の報酬、手当は活動の実態に応じて支給されております。しかしながら、交付税措置で見込まれている報酬額は、団員報酬が3万6,500円、出動手当が7,000円となっているのに対し、支給実態は全国的に見てこれを下回る状況となっております。交付税を踏まえた報酬の引き上げを自治体に要請しております。
消防団の装備の充実では、今回装備基準の見直しを行い、装備の充実を進めるとともに、車両や活動拠点施設等の整備を進め、安全対策、救助、情報通信等の装備について、なお一層の充実強化を図るものです。
富谷町としても、町民の生命と財産を守るために、富谷町消防団の装備の充実と団員の処遇改善を図るべきと考え、以下質問いたします。
富谷町消防団の装備の充実への取り組みをお伺いします。
2つ目に、団員の処遇改善についてお伺いいたします。
3つ目に、団員の増員に向けた対策をお伺いいたします。
それでは、大きな2つ目の質問であります。「町民への行政サービスの向上」と題しまして。
今議会の初日、先月の24日でありますが、執行部から提案されましたイオン富谷店内に(仮称)富谷町行政サービスセンターの設置は、残念ながら否決されました。私としては、年末年始を除いて休みなし、ほぼ365日年中無休の窓口開設は、町民への行政サービスの向上につながると今も考えております。また、富谷町の情報発信となり得る場所であるとも考えております。土曜・日曜・祝日に利用できる窓口の開設の要望が本当に高まっております。
私は、平成15年の6月議会で、土曜・日曜・祝日の窓口業務の実施を質問しております。そのときは志津川町役場を視察調査し、一般質問させていただいております。志津川町役場では、日曜日に開庁しておりまして、その後志津川町は歌津町と合併しまして南三陸町となりましたが、現在もこの南三陸町では平日昼間に役場に来ることが困難な方のために日曜日に役場を開庁し、業務を取り扱っております。町民へのさらなる行政サービスの向上を図るためには、土曜・日曜・祝日の行政窓口の開設は不可欠であります。イオン富谷店内での行政サービスの窓口設置は否決されましたので、私はほかの角度から見まして、この役場本庁での土曜・日曜・祝日の行政窓口の開設を提案いたします。
平成25年1月から12月までの12カ月間、役場本庁と各出張所での納税や各種証明交付取り扱い件数を見ますと、転入転出等届け出受理事務は、総件数4,117件に対しまして、本庁取り扱い分は2,586件で62.8%を占めております。また、出生、婚姻、死亡等届け出受理事務は、2,127件に対し、本庁取り扱い分は1,819件で何と85.5%も占めております。また、町税等収納事務は、総件数5万2,799件に対し本庁取り扱い分は1万99件で19.1%となっております。そしてまた、住民票、印鑑証明等交付事務は、総件数6万5,810件に対しまして本庁取り扱い分は2万4,043件となっており、36.5%を占めております。今述べました4つの事務取り扱い件数の合計取り扱い件数では、総数12万4,853件に対し本庁取り扱い分は3万8,547件で、30.9%を占めていることになります。全町の取り扱い件数の3割をこの役場本庁で事務処理をしていることになります。
また、別な角度でありますが、昨年末の人口5万1,138人から、この中央公民館というんでしょうか、を除いた東向陽台、富ケ丘、あけの平、日吉台、成田の5つの出張所の地域の管轄人口が4万2,409人となります。先ほどの全人口からいきますと、この役場本庁での地域の中央公民館区というんでしょうか、人口は8,729人となりまして、占有率は17.1%であります。しかしながら、先ほど話しました各種事務取扱が30.9%ということで、そちらの数字が多いわけでありますので、いわば多くの町民が地元の出張所ではなく、この役場本庁に来ているとも考えられます。
このことを裏づけるように、今回町がこのアンケート調査をしました結果でありますが、よく利用する庁舎、出張所との問いに、役場本庁舎がトップで、ほかの出張所よりトップで22.6%出ており、また、そして日常の移動手段ということを考えますと、自動車、自分で運転する自動車ということで80.6%、家族等による自動車の送迎も合わせますと、91%の方がいわば町内の移動に使っているということを考えますと、この役場庁舎のほうに、本庁のほうに直接多くの方が来ていることは間違いないと思います。
これらのことを考えますと、年末年始を除いた年中無休の行政窓口の開設は役場本庁に実施することが望ましいと今は考えております。また、通信回線による情報漏えいや防犯においても、現在もしっかり対応しておりますし、また、今後も十分対応できるものと思っております。よって、役場本庁での年末年始を除いた年中無休の行政窓口の開設は経費的にも防犯面でも、もちろん町民への行政サービスの向上につながると考えます。
また、さらなる行政サービスの向上を目指し、コンビニでの納税、コンビニでの住民票の写し等の交付もあわせて実施すべきと考え、以下質問いたします。
1つ目に、役場本庁舎での年末年始を除いた年中無休の行政窓口の開設を伺います。
2つ目、コンビニでの納税を伺います。
3つ目に、コンビニでの住民票の写し等の交付を伺います。
それでは、大きな3つ目であります。「富谷町の情報発信を図れ」という題としております。
イオン富谷店内に、富谷町内外の方に富谷町の観光や特産品、そして行政情報の発信拠点として富谷町インフォメーションコーナーを設置してはどうでしょうか。
私は、平成14年3月議会で、間もなく開店するイオン富谷店に関しまして幾つか質問しています。例えば、イオン富谷店開店より隣接する歩道において増加する歩行者と自転車との事故を防ぐために歩道の植栽の一部撤去や、イオンや地域住民、学校、育成会、町との連絡協議会を設置し、店内の巡回指導を提案しております。また、イオン富谷店内に富谷町のPRインフォメーションコーナーの設置もこのときも提案しております。
これらの質問、提案によって、現在、歩道の植栽は一部撤去され、歩行者や自転車が以前に比べ通行しやすくなっております。また、青少年健全育成としては、富谷町民会議がイオンや住民、学校等の協力を得ながら店内巡回指導を、開店以来現在も実施しております。しかし、イオン富谷店内でのインフォメーションのコーナーは、まだまだ設置には至っておりません。年間540万人もの集客があるイオン富谷店内に、富谷町の観光や特産品、そして行政情報を発信するための富谷町インフォメーションコーナーの設置は有効であると思います。また、新たな事業への取り組みなどで創業、起業を支援するために、さらに事業展開において、商品のアピールや事業内容の情報発信の場として活用できないでしょうか。
イオン店内の一角で、JAあさひなや黒川商工会富谷事務所との連携を図り、富谷町の特産物のPRや町民の新規事業の出店の機会の場、事業発信の場として店内に開設できれば、富谷町経済の活性化を図ることができると考え、実施について質問いたします。
私の質問は以上でございます。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
初めは、消防団の装備充実あるいは団員の処遇改善というふうなことでありますが、順次今整えておりまして、その一つとして軽積載車配備というふうなことでございます。いろいろ順次段階を得て、16班のうち10班に配備されるというふうなことで、ことしの消防演習の折までにはそろうことと相なっております。詳しくは後ほど危機管理監から答弁をさせることといたします。
2つ目の行政サービスをということで、冒頭でのイオンでの出張所の設置に関する条例の議案の否決に伴っての対案といいましょうかね、ご質問だというふうに受けとめておるところでありますけれども、個別には役場本庁舎での年末年始、年中無休の行政機能というのはいろいろ分析、数字上の分析していただきましたけれども、これも全協あるいは議案の説明の折に申し上げましたように、富谷の本庁舎、そしてまた成田出張所、イオン店内と、こんなふうなことでのいろいろ三者をいろんな側面から比較検討した結果、総合的にイオン店内の優位性があるというふうなことでの説明、既にいたしているところでございます。
役場におきましても、年中無休、ガードマンがいるというのは、昔は職員が宿直をして昔から役場機能というのは、まさに郵便局の内容証明郵便と同じように、限定的には郵便局24時間開放されております。一部業務は限定されながらですね。役場も昔から、職員にかわって今は警備員さんがというふうなことで戸籍を受け付けたり、婚姻の届けを受け付けて、まさに一時の証明機能を果たしていると、こんなふうなことでありますので、全くやっていないわけではないと。しかし、それを受け付けるだけで、処理は月曜日に入って職員がその受け付けた日にさかのぼって処理をすると、こんなふうな仕組みでこの間、取り扱っているというふうなことでございます。
しかし、現実、証明機能を請求して受け取るというふうな機能はないわけでありますので、その辺のご要望をここ数年来の町民、そしてまたこの議場での議論を通して、最終的な判断を示し……。庁内として取りまとめ、議案としてお示しをしたというふうな経緯でございます。
結論と申し上げますれば、役場本庁舎でのイオンに描いたような姿は、結論的には無理であるというふうな見解でございます。地理的な立地条件、警備体制、そしてまた、交通手段の確保、公金保管の安全性、情報発信効果、それに伴う相乗効果などなどを要素として、3カ所で比較検討したところ、総体的にイオンがまさると。特に、この場で議論がなされた中で防犯、警備上の問題は尽きせぬ悩みであるというふうなことと相なります。したがいまして、そういう面ではすきを与えない。人通りが多い、そういった場所での優位性というのは圧倒的に成田出張所であれ、本庁舎であれ、その他の公民館、出張所ですね。行政機能を持つ出張所、圧倒的に人通りの多いにぎわいのあるところがまさるというふうなことの結論と相なります。
コンビニについては後ほど担当から答弁をさせることといたします。
3つ目の富谷町の情報発信機能、これもイオン内に設置をするということについては、これらの件についても内容として織り込んだところです。まさにそういう機能は今までなかったわけでありますし、それぞれの公民館に本庁も含めて展示ケースにただ無機質のものを展示しているというふうなことでこの間経緯しておりますので、いろいろそのときのまさにフレッシュなといいますか、恐らく普通でいうと折々の適時的確なそのものを機動的に紹介していくなんていうことについては、ほとんど不可能でございます。そういう意味では、行政機能と合わせて情報発信機能をこういった富谷町の特産の紹介などなど、折々に展開できるという意味で非常にすぐれた場所、機能を持っているとこんなふうな判断でございました。
折しも、きのう、ジオラべこ政宗の上桜木二丁目2番地、2番2号ですかね。まさにヤマザクラの恐らくにぎわった上桜木、これ昔の地番です。そのまま上桜木をとって、二丁目2-2、3並びです。本社を仙台の若林区ですかね、から移転をしていただいて、3,000坪、1万平米、400坪の建屋をもって加工場、本社が2月12日に移転をして、きのう3月6日の創立記念日をもってお披露目をされたと伺ってまいりました。そのようなことをもって、昭和33年創業ということですので、富谷の町政の5年前にスタートして56年目に当たるという、次の50年を描き、100年続く企業と、2代目のまさにばりばりの社長さんがきのう会社の方針等も皆さんの前でお話をされておりました。そういう意味では、本社ですから、非常に我々としては重要なるその会社さんの拠点、名のある会社が富谷町を名乗って全国、そしてまた海外にもその富谷町で製造というのが富谷町上桜木の名前をもって全国に広がるという、これは相当の今までにないほどの効果が期待できるのだなというふうなことを改めて思いました。
こういったこともイオン店内、役場の、あるいはイオン店内でやれるというふうなことについては非常に効果のあることだと思います。しかしながら、テナント一角の必要な場所もあるわけですからね。臨時の特設会場というわけにいきませんから、そういう意味では固定された場所というようなことを求めるとすれば、またそれだけでいいのかというようなことにも相なるのではないかというふうに思います。あわせて、町民の皆さんからのイオン店内での、議決後ですね。否決後、イオン店内にやはりどうしてもその町が、我々が望んできた行政サービスセンター、イオン店内に求めるというふうな要望も町長宛てに届いておりますので、そういったことも勘案しながら、なお皆さんのご理解を得つつ、もうしばらく追求しなければならないのかなとそんなふうにも思います。これがどうしてもというふうなことであれば、もう一旦白紙に戻って、今の状態を当面、当分の間継続すると、このような道筋になろうかというように思います。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) コンビニでの納税についてでございますが、今月の納税につきましては、総務省調べで平成25年7月現在、全国市町村で829団体、47.5%、県内市町村では15団体で42.8%と、いずれも半数近い団体で実施している状況となってございます。
我が町におきましても、納税者の納付の利便性の向上と納期内納付率の向上を図るため、平成24年度にコンビニ収納に対応した基幹システムの更新と、25年度にはコンビニ収納に対応したバーコードの印字のできるプリンターを更新、コンビニ収納実施に向け段階的に進んでいるところでございます。
なお、システム改修につきましては、総務省の進めるマイナンバー制度、社会保障番号制度が平成27年10月よりスタートするため、これに伴い、平成26年度から平成27年度に税システムを含む基幹システムの大幅な改修を予定しております。マイナンバーの安定稼働が確認された以降に着手する方向で考えてございます。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀 郁雄君) 私からは、問い3のコンビニでの住民票の写し等の交付というところでございます。
県内での実施状況をまず見ますと、2月現在ではまだ大崎市1市だけがスタートと、サービス開始ということでございます。全国的に見ましても81市区町村というところの数の導入状況でございます。なお、このコンビニ交付を導入するためには、やはり初期投資が必要でございまして、単純平均ですとおよそ3,000万円ほど要しているというようなところでございます。そのほか、毎年のランニングコストとしては年間400万円ほどがかかっているような状況のようです。
また、大崎市の例を見ますと、今度人口に対してのコンビニ交付の利用者の割合というところから見ますと、3.5%の利用率、普及率ですか。そして、証明書の発行総数に占める交付機発行割合が1.8%程度というような状態でございまして、利用実態の広がりが余り広がりがされていないと、広がりに欠けているのかなというような感じを持っているところです。
これらの費用ですとか利用状況を見ますと、やはり導入に踏み切れないというのが実態でございまして、実施市町村数が少ないのはこの辺に理由があるのかなというふうに思われます。なお、コンビニ交付を利用するためには、やはり住基カードが現在必要ということでございます。今のところ富谷町の住基カードの普及率が全人口に占めますと3%程度ということになってございますので、そのような普及率での状況というところもあるところであります。
また、税務課長お話ししましたとおり、マイナンバー制度導入によって、どのような今度全国的に制度上展開されるか、その辺もちょっとあわせて今後の導入の可能性について、引き続いて検討が必要なのかなというふうには思っております。
議長(浅野幹雄君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) それでは、1問目の問い1でございますが、装備の充実と取り組みというようなところでございます。本年2月に消防団の装備の基準が改正されてございます。その内容につきましては消防団と協議を進めながら必要な装備品について協議してまいりたいと考えております。
2問目の団員の処遇の改善というところでございます。こちらは昨年の12月に消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律が施行され、その中の第13条で改めて団員の適切な報酬、手当の支給について規定されたところでございました。当町におけます団員の報酬につきましては、おおむね交付税単価の相当額でございますが、出動手当につきましては議員おっしゃるとおり、県下一円において低い動向にございます。今後、各自治体の状況を見きわめながら、適正な手当となるように検討してまいりたいと思います。
問いの3番目でございます。団員の増員に向けた対策をというようなところでございますが、町長からもご説明ありましたとおり、これまで町では小型動力消防ポンプの軽積載車の配備、鋭意進めておるところでございます。これは団員の機動力の確保とともに、近代的消防団への移行というようなことで、団員の増員をこれをもって期待するところでもございます。現に西成田班におきましては、積載車配備後においては8名の方に入団いただき、現在17名の団員を有してございます。また、本年度、熊谷班のほうにも配備いたしましたが、そちらのほうには新たに日吉台地区の方が入団いただき、既にご活躍いただいているような状況も考えれば、こういった団員の確保につながるものと思っております。今後も引き続き、全班への車両配備を進めてまいりたいと考えております。
議長(浅野幹雄君) これより、安住稔幸君の質問は一問一答により行います。8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) それでは、再質問をさせていただきます。
まず、消防団のほうでございまして、今町長並びに管理監のほうからお話いただきまして、今後装備の充実、また、処遇改善に向けて対策をとられるということで、ぜひとも望むものでありますので、よろしくお願いしたいと思います。
それで、実際にその消防団、装備につきましては、今消防担当の話の中で進めていくというようなご回答だったと思いますが、それに管理監のほうには資料はもちろん十分行っているかと思いますけれども、例えば救命胴着とか、いろいろもろもろ消防庁のほうで挙げられたものがあります。あと携帯用無線機とか、そういったものもあります。また、救助用具として、チェンソーやそういったものもいろいろございます。そういったものについて、そのいろいろ国のほうからというか、消防庁のほうからそういった指針というか、そういったものが出ておりますけれども、こういったものはやはりきちんとそのものについては準じてその配備する、また、数においても、まずその内容についてお聞きします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) 今回基準の改正がございましたが、その主な改正内容として、大きくは1つ、団員の安全の確保の充実というのが1つ、もう一つは情報伝達を可能とする通信機器の充実を図れというようなことが1つ。最後に3つ目としては、救助活動資機材の充実を図るというようなこの3項目が大きくは上げられているかと思います。その中のまず1つ目の団員の完全確保というようなところにおきましては、これまでも既に団員のほうにも貸与している品目はおおむね約20品目ほどございます。その中には安全靴も含まれてございます。それ以外に今回新たに国で示された防塵マスクだとか、そういったものの必要性、また、救命胴衣、そういったものの必要性、そういったところを今後消防団と協議をしていきたいと思っております。
また、通信機器というようなところにおきましては、前回補正のほうで計上させていただいた中にもトランシーバーを15台ほど購入ということで上げさせていただいており、そういったものを運用していきたいと思っております。
それ以外の救助用の資機材につきましては、常に防災用の備蓄倉庫にもチェンソーというのを一部備蓄してございます。必要に応じてそういったものを活用していけるのではなかろうかとも考えております。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 国のその改正の概要に応じて装備を進めていくということでわかりました。ぜひともそれらにのっとってそういったもの、もちろんそれだけで十分とは言えるのか、ちょっとわかりませんが、やはりそれにまた加わるものもお願いしたいとも思っています。
それから、今ちょっと備蓄倉庫にチェンソーとか入っているので利用できるような話も今お聞きしましたけれども、そうしますと実際に何かあったときに、その備蓄倉庫の鍵の問題、以前にもほかの同僚議員がありましたけれども、こういった問題については今はどのようにお考えなんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) 鍵につきましては、こちらが当然持っているのもございますし、各公共施設の管理者のほうにも鍵のほうは貸与させていただいております。具体的に今チェンソーという話が出ましたが、チェンソーは各倉庫にはございません。あくまでも本部倉庫というのがございまして、そちらのほうに2台だかあったかと思いますが、装備してございます。それ以上の必要性に応じては、当然常備消防というのもございますので、そういったところに委ねるような形になろうかと思います。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 今のチェンソーだけではないんですが、例えば今チェンソーを出すのに私も出しましたし、あれなんですが、そういった消防団の車、今回ですね、ポンプをその置く場所も、そしてまたポンプ車のほうも積載車、本当に整備していただいたわけでありますけれども、やはりそういった救助等資機材を入れておくその格納庫という言い方にしたら大げさかもしれませんけれども、そういった場所のやはりきちんとした整備も今後していくべきではないでしょうか。いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) 今回消防庁のほうから車両が1台貸与されることとなっており、今月末には納車の予定になってございます。その車両の配置位置につきましては、現在の旧学校給食センターの倉庫を活用したいと思っております。必要な資機材について、それ以外のものについてはやはり一時的にまずあそこを利用したいと思っております。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 富谷町全体におきますと、そう確かに広くはない町でありますけれども、しかし、今3分団でしょうか、ございます。その分団ごとにやはりそういった資機材をきちんとその格納していけるようなそういった場所というか、そういったものも必要かと思いますけれども、その辺についてはいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) 現在整備を進めております軽積載車の格納庫、車両のみならず、一定の棚も設けて必要な資機材も整備、保管できるような中身となっておりますので、十分対応は可能かと思っております。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) それでは、次のその団員の処遇改善についてお聞きいたします。
今、管理監のお話ですが、特に出動手当につきましては検討している、するというようなお話でございました。管理監もお話しされておりましたように、今富谷町消防団出動の方たちと1回当たり1,500円ということで、県内を調べてみますと、最低がたしか1,200円、そして2位が富谷町の1,500円、あと2,000円台、3,000円台がたしか多かったような気がしますけれども、やはり交付税処置がされている金額が7,000円ということで、7,000円のうちの確かにちょっと、実際に出すほうで考えますと、負担することを考えますと、ちょっと大変な金額になるかなとは思います。しかしながら、やはり皆様本当に大変な中で駆けつけてきてくださるわけであります。やはり先ほどの話の中にもありましたように、サラリーマンの方々も結構多いというようなことも聞いております。
そういったことを考えますと、やはりそういった大変というか、本当に気を使いながら多分休みをとられ、あとは出動、緊急に対応されていると思います。そう考えますと、やはりもちろん金額で云々というわけではありませんが、そういった方のお気持ちを少しでも酌み取るということで、酌んであげるということで、やはりそれ相応の、例えば出動のそのものによって違うと思うんですよ。状況でなくて、種類によってある程度のその金額の差はしようがないと思いますけれども、そういったもので部分的に手厚くするとか、そういったほうも検討に値するかと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) 議員ただいまおっしゃるように、出動手当、最低が1,200円とおっしゃいましたが、ゼロのところもございます。そういったことを考えれば、各自治体考え方はさまざまだと思いますが、ただ、出動の内容によっては手当の差異があってもいいものと考えておりますので、今後検討してまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) そうしますと、今後年度内というか、早目にその消防団との話し合いの上で、その装備の充実、また、処遇改善につきましては今回の当初予算では組み替えないと思いますけれども、こういったものはやはり条例の改正含めて、今後の議会において提案されるということで考えてよろしいでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) 先ほど申し上げたとおりでございますが、県下の自治体の動向を見きわめながらというようなことで、よりよい適正な手当となるように執行部の中で協議してまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 続きまして、加入促進についてちょっとお聞きいたします。消防庁のほうからもいろいろ例が挙がっているかと思いますが、例えば機能別団員、そしてまた、先ほど、公務員の皆様のやはり消防団員の加入促進、そういったものでありますけれども、この辺についてはどのようにお考えでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) こちらにつきましても、さまざまなご意見があろうかと思います。それ以外にも期限つきというような団員の確保のあり方というような案もあるようでございますが、まず、今議員おっしゃるような公務員の団員への入団というようなこと、今回改めて法律で内容が提示されてございますが、現実に頭数をそろえるがための団員確保とならないように、あくまで実務的な団員であってもらわなければ、その必要性というようなところには伴ってこないと思っておりますので、そういったことを考えれば、現実に公務員が消防団として入団いただきご活躍いただく場というのは、なかなか制限されてくるというようなこともあろうかと思います。そういったところでなかなか今ここで公務員の方にも入団いただくというような捉まえ方は考えてございません。
現在、公務員の方が消防団としてご活躍いただいている市町村は、おおむね小さな自治体が多いような傾向にあろうかと思います。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 我が町の職員の皆様、多分たしか半数くらいは町外から来ているようなお話も以前聞いたようなことを思い出しておりました。こういったことを考えますと、やはり我が町だけということではやはり非常に難しいのかなということで、やはり広域的に考えるというか、考えて、やはり富谷町の職員でいえば、あっても初期消防団としてはその住んでいらっしゃるそういった地域での消防団員の加入、そういったものもやはり十分考えられるかと思いますけれども、その辺についてもいかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) 平成19年の9月に、富谷町でも消防団の表示者証と、事業者表示者証制度の要綱を制定はしてございますが、これまで交付した経緯はございません。今後事業者への協力というようなところも協議していく必要あるなと思っております。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) いろいろ交通安全関係ですと、安管協といいましたか、そちらのほうで本当に富谷町内の地元の事業者さんの皆様に物すごく本当に交通安全関係でご協力いただいております。そういったこともございますので、やはりこういった消防団関係につきましても、やはり本当に地元に根差した事業所の皆様に少しでもご協力いただけるように、先ほどのものが推進させていただきたいと、より一層町内で推進させていただきたいと思いますけれども、もう一度お願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) これまでも消防団員の勤務先というところまでは掌握はしてございませんでしたが、そういったところでなかなか積極的に声がけはさせていただくことはございませんでしたが、今後はこういったものを積極的に推進し、啓発しながら、事業者への協力を求めてまいりたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) それで、ちょっと話が……ですが、消防団そのものに戻りますけれども、そういえば消防団の退職金、退職報酬についてでしょうか、の引き上げというのが一律5万円ということで国のほうから示されております。それについてももちろん実施する方向で今後進めていくということでよろしいんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) こちら、退職補償交渉組合のほうで申請に基づいて支給されるものとなってございますので、この法の施行に基づき、町としても適正な退職金の支給に努めてまいります。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) それでは、続きまして、大きな2件目にお話を進め、お聞きいたします。
先ほどお聞きしますと、まずコンビニ納付につきましては、町としてそうしますと28年、実際にはマイナンバーは28年からのいわば活動というか、実施される、施行されるというふうな形になるかと思うんですが、これに向けてこの富谷町としてはコンビニ納税は実施するということで進めているということで間違いないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) そのとおり、納税者の納付の利便性、納期内納付率の向上、そして安定した財源の確保ということで、コンビニ収納は大切と感じておりますので、そういった取り組みをする予定でございます。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) そうすると、私、役場、本庁でのその365日ですね、365日の、365日でない、年中無休、年末年始を除いた年中無休のことをお話をさせていただくのは、やはり本当に私個人的、個人というか、私としても先ほど述べましたように、イオンの店内が一番、一番というか、ベターかなと、しかしながら、やはりそのイオンのテナントのこともございますので、非常に1年先、2年先待ってられるものでもないわけですから、しかしながら、やはり休日の開庁は多くの町民が望んでいるわけであります。ですので、やはりそういったものを考えますと、一日もということではありませんけれども、早急にやはり新たなそれに対しての対応というか、施策をやはり打ち出していただきたい。そういう思いで今回役場本庁での休日対応というものを提案させていただきました。この辺につきまして、その町民の思いに応えるために、やはり当分の間というような、先ほども町長されましたですけれども、そうでなく、何とか早目に何らかの土日開庁の、開庁というか、休日対応のものを考えていらっしゃるでしょうか。よろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 休日開庁については、やはり10年、世の中変わるわけですので、そういう意味では勤務実態とかですね。そしてまた、人口のこの、どの辺にこう固まりがふえている、1,100人ふえますといっても、ふえる場所、膨らんでいくところ、均等に1,100人じゃないわけですので、そういう意味からすると、私は10年ひと昔、やや遅きに失しましたけれども、見直すいいタイミングであるというふうな判断で、あのような提案をするに至ったところでございます。今早急に本庁での休日開庁というようなことについては結論が出ておりませんので、もうしばらくお待ちいただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 今の町長よりお話しされたように、確かに先が、非常に最近のこの情勢というか、先とか、ともすれば5年先も確定したものがないような時代ではございます。そういったことを考えますと、改めて私がその役場本庁での年中無休の開庁ということを、窓口業務というものを提案させていただくのも、その辺でございまして、この役場庁舎ですと、まず相当な将来まで間違いなく存続というか、もちろんはあるわけでありますので、そういったことも考えますと、やはり今のイオンがうまくいかないようでしたら、やはりこの本庁での休日対応というのが一番いいのかなと思います。
あと、やはり皆さん先ほど交通手段や警備、立地というお話もありましたけれども、実際にこの前のアンケート調査や先ほど私が言いました取り扱い件数等々を見ますと、やはりこの調査に対して庁舎での来られている方が非常に多いということを考えますと、私はイオンが無理でしたら、やはりこういった役場本庁での、もう少しやはり積極的に検討させていただいて、検討してもよろしいかと思いますけれども、もう一度お願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) したがいまして、客観的なやはり内部事情、客観的にはデータが必要ですのでね。綿密なるデータを取得して進めたというふうなことはご理解いただけることと思います。5時半から7時までの開庁をして、月、金、平日で開庁しているのは本庁と成田出張所です。この本庁は1時間半で3人のご利用、3.4人のご利用、成田出張所は15.3人、3.5対15人というふうな感じのペースです。それの評価はいかばかりかというようなのは、またここで繰り返しはいたしません。
もう一つは、成田での24年度の実績が3,759件、1時間の延長業務。その中で、確かに延長業務で取り扱ったということが今確認できるのは、納税についてというふうなことでお話し申し上げました。したがいまして、3,759分の1,139、これについては全体の3割、3割が納税を占めています。そうすると、ここにまた警備上の問題、課題が浮き上がってきましたというのが、ここでまた議論されました。
もう一つは、成田地区の皆さんはというふうなことで、納税に証明できるものについては652件ですので、結果としては全体の中での納税、成田の皆さんの納税の利用はこの時間帯で17.3%ということでございます。
もう一つ、一面では、今度は652件を246日で割り算しますと、この時間帯で2.65件の利用と、いろんな数字の取り上げがございますので、単に3.4件対15.3件という、1つをもって、この見る見方はできないというふうなことでございます。
なお一層、これらの今申し上げた内容もその後に分析確認したデータでしたので、またもう少し別な面からの切り口があるかもしれません。したがいまして、こういったことの3つ比較してイオンというふうなことになりましたので、それがだめな場合はというようなことで、ついてはもう少しまた最終の結論、町民からの要望というようなこともありますので、その辺も含めながら、やはり休日も大きく一般質問の趣旨、それから今までの経緯からすれば、休日の利用をぜひ要望したいという大きなうねりは、ここ10年来ずっと高まってきている。それは何によるかということになると、24時間の勤務体系、そしてまた、土日、固定的な休日でない。いろんな勤務の継続的なというんですかね、1週間のシフトの体制の中で土日働いている人も従前に比べ、10年前に比べれば圧倒的にボリュームとしても多くなってきています。人口増に合わせて多くなっております。こんなふうな要素もはじきながら検討しなければならないというふうなことでございます。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 今町長言いましたように、皆様の勤務体制やそういったものがもろもろ変わって変化してきているわけであります。ということで、本当にぜひ土日、休日、開庁の、開庁というか、窓口業務の開設を切に望むものであります。
そしてまた、先ほどのコンビニ交付のほうについてでありますけれども、やはり今の町長のお話ありましたように、そのマイナンバー制度が実際に始まりますと、実際にどういう動きになっているのか、極端によりますと、ひょっとしたら住民票等も場合によってはなくなるかもしれない。いわばその住基カードというんでしょうか、マイナンバーで使うやつのカードにおいて、全て十分用が足りるというのも将来的には予想はされないことはないんですが、しかしながらやはりそれまでには大分先まで時間がかかるかと思いますので、そういった中でのやはり今のような経済情勢、また、雇用、勤務体制の中で考えますと、コンビニ交付での住民票等ですね、もやはり検討するものではないでしょうか。その辺もう一度お聞きいたします。
議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀 郁雄君) マイナンバー制導入に伴いまして、国のほうからいろんな制度上の説明図書など来ますので、今後も具体的に。その際にコンビニでの住民票の写しの交付ということも重点的に注目しながら、引き続いてやはり検討を加えなければいけないのかなというふうに思ってございます。(「お願いします」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 若生町長。簡明にお願いします。
町長(若生英俊君) マイナンバー制度の制度もありますので、その辺のところです。私も今回募集した中で採用決定された方ですけれども、作業員、工員さんとしてこの近隣で働いている方は、日勤4日、午前8時から夜中の19時まで4日間働く。その後2日間お休み、休日。そして、その後の4日間は夜勤と称して、夜8時から次の日の朝9時まで、こういう4日、2日、4日というような形で勤務シフトをとっているんですね。ですから、我々月金だとか、土日だとかという発想は全くない世界の皆さんが、このかいわいでなおふえている、ふえつつあると、こんなふうなことも10年前と今からというようなことを考えれば、やはり勘案しなきゃならないというようなことだと思います。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) それでは、3番目に入りますけれども、イオン店内にインフォメーションコーナーの設置についてお伺いいたします。
これが最後の質問になります。なぜ私がこういうことを質問するかといいますと、あそこに540万人の方が年間来られている。もちろん富谷町民の方もその中にいらっしゃるわけです。多分、買い物に来ている方が富谷町内のイオンに、イオンに限らずですけれども、お店に買い物に来ている方が、じゃ富谷町のことをどれくらい知っているか。私もいろんなあちこちの買い物というか、やはりいろいろ行きますけれども、やはりその地域の情報というのはまずほとんど皆無というか、もちろん知ろうともしないこともありますけれども、ほとんどの方はまず知らないで、富谷町内で買い物をされている。また、来られていると思うんです。だから、そういったことがやはり皆様にアピールする。そういった絶好の場所というか、そういったことで私は思うわけです。その辺について、本当に富谷町内のアピールについて、実際にあそこで開設、または開設というのは非常に有効性があると思いますけれども、その点についてもう一度お聞きいたします。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 議員のおっしゃるとおりのも一理あると思いますが、私どもは町民の方が富谷町を知らない方が多いということではないと思います。十分理解されている方も多くいらっしゃいます。議会の初日に行政窓口センターを上程させていただいて、その時点でもいろいろご説明させていただきました。議員の今おっしゃったとおりで、そういったものを含めながら、イオンへの窓口設置を考えましたと。ただ、これはそれだけでは効果はないということも申し上げていると思います。出張所機能があり、そしてこういう町のPR材料、そういったものも常時開設できますと、それら合わせて1足す1が2以上の効果があるということでしたので、今回これだけではなかなかそのテナント料をお支払いして町のPRだけに使うというわけには、なかなかいかないと思います。これは出張所とセットだからこそ、年間540万人が来る皆さんに対して、町民の皆さんも含め町外の皆さんへのPR効果、それは最大限行われるということでご提案させていただきましたが、残念ながら理解を得られませんでしたので、それについて土日の窓口開設も考えながら、これからまた検討していくということでございますので、よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。
8番(安住稔幸君) 私、確かに富谷町だけであそこというのは大分重荷かなという感じもしないこともない。ですので、提案の中でとにかく要旨の中で黒川商工会、また、JAあさひなの方々と連携というか、うまいぐあいに連携をとり合いまして、そういったもので共同という言い方もちょっとどうなのか、言い方はよくわかりませんけれども、連携をしながら、そういった情報発信、また、そういったものができればなということでちょっと思って提案させていただいたんですけれども、その辺についていかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) その点も議員のおっしゃるとおりだと思います。この件に関しては、やはり窓口というより、あそこにテナントを設けてやると
いうからには、恐らくそういうことも想定されて我々上程させていただいたところです。現在は既にイオンさんのご協力を得て、鳳陽さんも酒のコーナーもつくっていただきました。町民バスの乗り入れも皆さんのご要望でしたので、それもイオンさんに組んでいただいてご協力をいただきました。あとは個別ですが、子供たちの作品展示、一角を借りて展示コーナーもさせていただいております。あとはふるさと祭りのPRもイオンさんの絶大なご協力をいただいて、敷地を借りながら町のPRもあわせて多くの皆さんに見ていただいたと。そういうことで、富谷商圏を中心をなすイオンさんに絶大なご協力をいただいておりましたので、あわせてさらに窓口をつけてそれ以上のものを町としては展開したいということで、今回上程させていただきましたので、今後も黒川商工会初めJAあさひなさん、これは当然協力を得ながら、そういう多くの皆さんが集まる場所で展開をしていくことは考えております。十分そういうところも含めながら今回上程させていただいたんですが、ご理解を得られませんでしたので、今後もこの分についてはそういったことで引き続き取り組んでいきたいと思っております。
議長(浅野幹雄君) この際、11時10分まで休憩をいたします。
午前10時59分 休憩
午前11時10分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
16番永野久子君。
16番(永野久子君) 私は、2件質問をいたします。
まず、最初に、国民健康保険の資産割を中心にして税率の引き下げができないかという点について質問いたします。
富谷町の国民健康保険は、加入者の半数以上が60歳を超え、職業構成も公的年金を主たる所得とする人が半数近くに上っています。国保は自営業者が中心という、かつての常識から一変して、前期高齢者が中心の医療保険へと変貌していると言えます。また、全体の33%が給与所得者となっておりますが、その多くは不況に苦しむ個人事業者や派遣、臨時など不安定雇用の労働者です。国保加入世帯の平均所得は130万2,000円余り、この5年間に27万円近くも減少しています。1,000世帯を超える国保税の滞納世帯、この平均所得は100万3,000円で、貧困ラインを下回る世帯が相当数あると見られます。食費しか切り詰めるところがないと、バランスのとれた食事をとることすらままならない人がふえており、住民の福祉向上を使命とする地方自治体として最も重税感の大きい国保税の減税は避けられない課題になっているのではないでしょうか。
富谷町が2011年10月から実施した減税措置によって、所得に占める国保税の割合は約25%から14.07%に減少しており、減税の効果は明瞭だと言えます。3年間とした減税期間が切れることし10月以降についても、この間の減税措置を継続する決断が求められております。
国保税に滞納が多いのは、加入者の所得の実態からかけ離れた高い税率設定に原因があり、加入者の所得、担税力に見合った払える国保にすることが何よりも重要です。例えば、税率の設定を所得の10%以内の税額に抑えるなど、改善が必要です。今回私が質問する資産割の廃止は、その具体的な方策の一つとして、ぜひ課題にしていただきたいと考えるものです。
まず初めに、2011年から実施してきました減税措置については、加入者の生存権保障の観点から、ことし10月以降も継続するよう町長のご決断を求め、対応を伺います。
次に、資産割についてですが、国民健康保険税の4つの税率である所得割、資産割、均等割、平等割のうちの資産割は、家屋や店舗、事務所、農地などの資産に課税する固定資産税をもとに、その税額の25%を一律国保税として課税しているため、固定資産税の二重取りとの批判が絶えません。ただ住むだけのための住宅や商売のための店舗、田んぼや畑という生計を営むための手段をもとにして医療保険の税率を課すこと自体、道理がないと思います。しかも、仮に家屋や店舗、事務所、農地などを売買し、またはそこから収益が上がったという場合には、国保税の所得割の部分に反映され負担するわけですから、まさに二重取り、三重取りの状況と言えるのではないでしょうか。都市化が進む富谷町での資産割は、正当性を失っていると思いますが、ご認識はいかがでしょうか。
富谷町の国保加入者の6割近くが資産割を課税されておりますが、賃貸の住宅やアパートに住んでいる場合には課税されません。しかし、持ち家の場合には課税されてしまいます。これでは自助努力によって住宅を所有していることがかえって税負担をふやす結果となり、著しく公平性を欠くことになるのではありませんか、伺います。
今、県内市町村の中で、仙台市、気仙沼市、山元町、涌谷町、美里町が資産割を課税しておらず、登米市では資産割を課税してはおりますけれども、その税率がわずか9%、富谷町は25%ですが、登米市では資産割の税率が9%となっております。こうした先例にならって、富谷町も資産割の廃止もしくは算定率のさらなる引き下げを実施するよう求め、当局の対応を伺います。
次に、国民健康保険の財政調整基金保有額に関してですが、町は昨年12月定例議会で、保険給付費の約15%が一つの目安で、約2カ月分の医療費相当分として現状では3億円から4億円が相当すると答弁されました。この保険給付費の15%とは、何を根拠としているのでしょうか。
厚生労働省は、国保事業は自治事務に移行したので、個別の対応は各市町村の裁量に任すとしているはずで、この点については頭から3億円から4億円は必要だという、こういう発想に立たずに、減税財源として活用するなど、町独自の判断が第一だと考えます。富谷町のご認識を伺います。
国保問題の4つ目ですが、東日本大震災の被災者医療費一部負担金免除について伺いたいと思います。
この問題では、県内の35全市町村が4月から対象を絞って減免再開する方針だと報道されておりました。多くの自治体は対象者を住民税非課税で大規模半壊以上の世帯としているようですが、一部の自治体ではさらに稼ぎ手を失った世帯や半壊以上の自宅を解体した世帯という世帯も対象に加えているようです。富谷町にも稼ぎ手を失った世帯がございます。いらっしゃいます。低所得者、大規模半壊以上という、この世帯に限定しないで、半壊も、また、震災で生計を支える稼ぎ手を失った世帯も加えるよう求め、町の対応を伺います。また、その場合の町の財政負担はどの程度と見られるのか、伺います。
次に、住宅リフォームへの助成制度で零細事業者の仕事確保を進める問題について質問いたします。
東日本大震災の復興に関連して、人件費の高騰や資材不足などが続き、公共事業の契約等に支障を来す一方で、地域の自営業者は売り上げ不振や仕事の確保に苦慮しています。自営業者という場合、ここでは従業員5人以下の零細業者の方々を意味したいと思いますが、4月からの消費税増税によって、仕入れ、経費等に甚大な影響が出るのではないか、消費意欲が冷え込んで売り上げそのものが落ち込むのではないかなど、二重、三重の苦痛を訴えています。倒産や廃業を防ぐためにも、自営業者への支援が緊急の課題になっております。消費税5%が8%になるだけでも死活問題となっているときに、さらに来年10月から10%になったのでは、零細業者がどうやって生き残ればいいのでしょうか。せめて2015年10月からの10%への連続引き上げはストップするよう国に働きかける必要がありますし、町の保育料、給食費等への消費税増税実施は見送るべきだと考えます。
また、自営業者の営業と暮らしを守るために、町の融資制度を充実し、担税力を高めるための受注機会拡大策として、住宅リフォーム助成制度の実施が必要だと考え、以下具体的に伺います。
まず、2015年10月からの消費税10%への連続増税をストップするよう国に要請する考えはありますか。また、町の保育料、学校給食費等への消費税増税は見合わせるよう求め、当局のお考えを伺います。
2つ目に、富谷町小規模企業小口資金は、担保も保証人も要らない、いわゆる駆け込み融資制度として零細事業者の営業の支えになってきましたが、ここ数年は全く活用がなく、町の予算からも消えています。活用されない原因を解明し、制度が十分に活用できるよう貸付対象者の範囲、貸付限度額や返済期間、融資決定の迅速化と取り扱い金融機関の範囲の拡大等、改善が必要ではありませんか。制度の現状と対策を伺います。
3つ目に、地元業者の仕事を確保するための取り組みとして、住宅リフォーム助成制度が効果を上げています。これは個人住宅の畳がえや台所、風呂場の修繕、バリアフリー化、耐震化、断熱、太陽光発電などなどの工事に対して、町が一定の助成を行い、町内の業者に発注することを条件とする制度ですが、住宅に関連する業種は多種多様であり、裾野が広いことから、経済効果が大変高いと言われております。富谷町は東日本大震災の被災住宅に対して、一部損壊への独自の助成や半壊住宅への富谷町住宅応急修理支援制度による救済など、住民の強い要望に応えて先進的な施策を実施してまいりました。戸建て住宅の多い富谷町の特性からしても、住まいの安心はまちづくりのかなめと言えます。住民にとっても安心、事業者にとっては仕事の確保と、両面からぜひ実施すべきではないか、伺います。
住宅リフォーム助成制度については、2010年12月議会での私の質問に対して、町長が「今回の質問の趣旨を受け、黒川商工会の富谷事務所と十分に連携を図りながら検討していきたいと思います」と答弁されました。東日本大震災を経て復興と安全な住宅づくりを推進する立場から、改めてお考えを、ご認識を伺いたいと思います。
最後に、町内の中小業者、零細事業者については、事業所の数や従業員数、事業内容、経営状態、行政への要望等々、その実態がほとんど把握されておりません。しかし、実態の把握なくして有効な対策を講じることはできないはずで、商工会会員だけではなく町内のあらゆる事業者をしっかり調査することが求められているのではないでしょうか。国の緊急雇用創出事業、臨時特例交付金等を活用し、本格的な実態調査を行うべきだと考え、対応を伺い、1回目の質問を終わります。
議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
1つ目の国保の件でありますけれども、まさに社会保障制度の根幹をなす医療保険制度というふうなことで、従前から、そしてまた今も、今後もというふうなことで堅持されるべきものでございます。現状の制度について異議を唱えるものでなく、従前のこの国の大枠の中で富谷町もそれに沿って運用していくというふうなことについて、今後も進めていくというふうなことであります。
国保税ですので、非常に国保税の滞納、税務課職員としては大変難題でございます。本当に原因は一様でない。一つだけでないというのが私の印象です。全て私のもとに滞納者リスト、折々に決裁が来ますので、よもやこの人がというようなこともあって、非常に心痛めるものの一つでございます。本当に「あ、本当」とかってね。さらにまた、納期限を、納期限あります、10月31日です。規定によって20日でしたかね。20日には再度督促状を発信してというようなことで、相当の手間暇をかけてご協力、ご理解をいただきながら、全体の国保税のいわゆる収入、歳入に努めているというふうなところでございます。本当にこれはなかなか町民の皆さんには映りにくい事柄だと思います。そしてまた、医療費削減というふうなことも単に医療費、医者に行かないでというふうなことではなくて、さまざまな事業の取り組み、つながりの中で、病院に行く予定が町内会館に出向いてとか、ゆとりすとに向けてとかというふうな形で、まさに結果として病院に行く回数が5回が3回になり、3回が2回になりと、こんなふうなことで一つ描く姿の我々町政運営のまた柱にもいたしておると。
ちょうど今最終コーナーに入りましたけれども、申告、本当に町民の皆さんご協力をいただきながら、出向いてみずから自主申告をされるというこのとうとい姿、まさに日本の風土ではないかと思いますし、ぜひそういう意味で申告をしていただきながら、決められた税額、そしてまた決められた納期、そしてまた完納していただく。こういうふうな仕組みの中でぜひ運営をしていきたいものだというふうに思いますので、引き続き皆様方のまたご理解も得たいところでございます。
非常に税務課に配置する職員、どのような人が適切かというようなあたりも機械的に配置するわけではなくて、非常にきちっとしたこの枠組みの中で1円の間違いもない、1円、そしてまたお客さんとの、町民との関係も含めて、対面での非常にナーバスな部分もございますので、そういう意味では対人能力とか、あるいはそういった枠組みの中できちっと1円、全く私のこの8年に及んで、全くそういった面でのトラブル等、皆さんにお示しをするようなこと全くない中で、よくぞ立派にやっていただいていると、そんなふうな思いをいたすところでございます。
個別には、後ほど担当課から答弁をさせることといたします。
2つ目の住宅リフォームの促進というふうなことでありますけれども、そしてまた、消費税論議というふうなこととなります。消費税論議は国の成り行きの中でここに至っているわけでありますので、この場で何%から何%のときどうだというようなことの町長としての立場を表明する状況にはありません。今度の5%から8%によって結果としては所得税を超えるほどの税額、国税としての歳入を得て、それが結果、国の事業であったり、町への交付税措置であったりというようなことになるわけですから、そういう意味では単に消費税一つのみ目を当てて賛成反対とかという議論をする内容ではございません。全ていろんな形でかかわりが、関連しながら十数年ぶりに5%から8%、8%から10%、非常にナーバスゆえに8%までは確定しておりますけれども、10%の件についてはもうしばらくというようなことで、今政権もその推移を見守りながら、方向性を決めようとしている。これに推移を見守る、国の方針に従うということに尽きるところでございます。
あともう一つは、3番目に関連しますけれども、住宅リフォームでありますが、震災を機に本当に大工さん不足というふうなことで、予定していた職員の中にもようやく地鎮祭できるようになりました、年を越してしまいましたというようなことで、半年、1年待っての地鎮祭というようなこともあるように、大工さんの需要は逼迫している。大手の中小含めて木工職人さんの皆さんの引く手あまたというふうな状況の中で、この趣旨からすれば従前の震災前の状況と現況の様子、状況は一変したというふうなことでありますので、これらについても実施する予定、考えもございません。
なお、住宅修繕支援金、これは富谷町の現状に即して、これは町、私を中心とした職員集団の中で4,000件、5,000件の一部修繕金、一部損壊、この人たちの多さを見て、10万円を上限にというふうなことで、1億程度、1億一財を投下してでもというような思いでスタートいたしました。非常に千何十件でしたかね、1,050件前後程度の最終、そして1億ちょい、それの残余の部分をここの住宅修繕支援金のほうに、一部損壊の方の判定外のときに時間がずれたために50万円を得られなかったという人が間に出ました。そういうことも残余の部分を県に戻すことなく、そちらのほうに17人の皆さんに支給ができたというのも、富谷町ならではの取り組みでございます。そしてまた、さらにその残余の部分は防災備蓄品として活用できると。したがいまして、県から当初交付された全ての額、1億2,000万を超える全ての額をここに震災の復旧支援に向けられたと、このようにご理解をいただきたいというふうに思います。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 国民健康保険税の資産割は二重課税に当たりませんかということのあれなんですけれども、これは二重課税には当たりません。国民健康保険税の資産割は、国民健康保険に必要な費用に充てるための目的で課税するもので、一方、固定資産税は町の行政サービスの費用に充てる目的で、固定資産の所有者に賦課しているもので、目的が異なります。国民健康保険税の算定方法については、地方税法に規定されており、正当性を失っているものではございません。資産割を国保課税計算に取り入れることで、低・中所得者層も負担の抑制を図り、加入者の所得状況により税収が左右されることを防ぐことで、安定的な国保財源の確保という役割を果たしております。
また、応能割、応益割というのがありまして、地方税法上50対50が基本であると示されており、応能割にはこの資産割が含まれており、資産割を廃止することにより減少した分全てを所得割に転嫁することとなります。この所得割に転嫁することにより、低・中所得者層の負担を与えることになりますので、懸念されます。安定した財政運営をしていく上で、現在のところ資産割の廃止は考えてございません。
以上です。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) それでは、私のほうから通告順に従って、問い1の被災者医療費の一部負担金免除の関係についてお答えさせていただきます。
この件につきましては、ご案内のように県内市長会、市町村会において、被災者負担の公平性を考慮して、統一した基準のもとに県内一斉に再開する方向で現在調整が進められているところでございます。富谷町におきましても、その基準に沿った形で再開する方向で今準備を進めている状況でございます。
その中で、被災の程度が全壊または大規模半壊で町民税非課税世帯に、主たる生計者が死亡した世帯を含めた場合の対象と費用については、こちらのほうで既に試算しておりますので、その結果につきましては33世帯52人というふうに見込まれます。また、免除費用額については約550万円程度というふうに見込んでいるところでございます。また、議員がおっしゃるように、この対象にさらに住宅半壊を加えてというふうなところもございましたが、こちらですと対象数が多いものですから、非課税世帯という条件も加えてですとどの程度になるか、ちょっと今の状況ではつかんではいないところです。ただ、平成24年度の実績ですね。この場合は非課税世帯という条件はなかったんですが、半壊以上の方で対象ということにしておりましたので、そのときの証明書の交付実績から見ますと390世帯758人という実績でございました。この場合の免除費用額については約8,000万円程度というような状況となっておりましたので、お知らせします。
2つ目の件です。2点目です。こちらは現行の保険税率につきましては、施政方針の中で町長も申し上げましたとおり、過去の3年間の財政状況の推移、また、国保財政調整基金の保有状況ですね。また、現在国のほうでも進めております社会保障制度改革プログラム法、これに基づく今後の制度改正、それらへの対応を踏まえながら、現在検討を内部で進めているところでございます。なお、低所得者世帯対策の関係につきましては、平成26年度におきまして、国の制度改正による国保税の軽減措置の拡大、5割軽減、2割軽減の対象の拡充が実施されるということになっておりますので、富谷町におきましても現在それに向けた条例の改正等について今必要な準備を進めている状況でございます。
最後に、4つ目の基金の保有に関する根拠と、15%の根拠ということでございますが、こちらは平成15年3月に宮城県のほうから技術的助言ということで示されておりました積み立ての目標額、過去3年間における保険給付費の平均年額に15%を乗じた額、これは被保険者が1万人未満という場合の割合でございます。こちらの15%を富谷町のこれまでの国保の給付費等の運営状況を勘案したときに、富谷町としてはこの15%を基金の保有目安とすることが適当だというふうな判断で現状に及んでいるところでございます。
以上です。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) では、質問の2番の(2)、小口資金融資あっせん要綱について申し上げます。
この制度は、富谷町と宮城県信用保証協会及び指定金融機関との覚書を締結することにより、対象事業者へ融資を行っていますので、よって貸付限度額や対象事業者及び年間負担額については変更することなく現状の制度で実施してまいります。融資決定の迅速化につきましては、金融機関より提出いただきました申請書については、町で早ければ1日もしくは5日以内で事務処理を行っているところでございます。取り扱い金融機関については、当町に支店のある金融機関としておりますので、町内の金融機関が町内の事業者に対して融資を行うことになっております。
なお、小口資金の融資状況は、ここ数年申し込みなく、今年度で貸付返済が全て終了する見込みとなっております。また、現在は小口資金と同じ条件で借り入れ可能な中小企業振興資金の融資を推進しており、利用する事業所もふえているところでございます。
次に、質問2の4ですが、町内業者の倒産につきましては、商工会で独自の調査を行っていますので、その事業者名簿を作成してそれを共有しているところでございます。
以上です。
議長(浅野幹雄君) これより、永野久子君の質問は一問一答により行います。(「議長、その前に答弁漏れが幾つかあります」の声あり)総体的に町長答弁していませんか。(「個々の問題でいきます。いいですか、自席で」の声あり)はい、どうぞどうぞ。
16番(永野久子君) 自助努力で住宅を購入した人に対して著しく公平性を欠くことにならないのかというのが1点ですね。これ、ご答弁がなかったと思います。
それから、2問目に関しましては、町の保育料、学校給食費等への消費税増税は見合わせるべきではないかという、これについてもご答弁がなかったんです。
もう一つ、緊急雇用創出事業臨時特例交付金等を活用してしっかり調査をしてはどうかという、これについてもご答弁がありませんでした。
以上、3点。
議長(浅野幹雄君) 1問目のほう、もう一回お願いします。(「自助努力で住宅を購入した人に対して」の声あり)問い3ですか。(「問い1問、国保税のほうですね」の声あり)1問の。(「1問目のほうですが」の声あり)どこですか。(「通告の文面に入っておりますが。自助努力で住宅を購入した人に対して、アパ-トに入っている人は課税されない。しかし、自助努力で住宅を購入した人には課税されるのは不公平ではないかということについてはご答弁がありませんでした」の声あり)税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 今、自分でも住宅を買った方とアパートなんかに住んでいる方との公平性というお話なのですけれども、その持ち家あるないとかというのじゃなくて、この資産割は固定資産を持っている者に課税をするという仕組みでございます。
議長(浅野幹雄君) 消費税については、取り組むことはないという、町長先ほどの答弁だったんですが、それで足りませんか。状況を見るということで。(「そういう意味合いなんですか」の声あり)はい。(「保育料、給食費について、そういう意味合いでいいですか」の声あり)はい、そうですね。
それから、次に、産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) では、緊急雇用創出事業臨時特例交付金を利用してということで、26年度の事業、補助事業につきまして、かなり継続ではなくて終了という形で事業名には打ち切りとなっております。それで、この活用する上で被災者を対象とするとか、被災支援事業を対象にするということになっていますので、この事業については該当ないかと思って、利用することは考えておりません。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) それでは、まず国保税の問題ですけれども、先ほどご答弁で50対50が基本だと、この応能割、応益割ですね。資産割を廃止したら所得割に転嫁すると。そうなれば、中・低所得者に重い負担がかかっていくというお答えでしたけれども、これは資産割を廃止しても応益割の分を引き下げれば、50対50は維持できますし、そのことによる軽減措置も受けられるわけですから、資産割を廃止もしくは税率引き下げという展望のもとに対応するということで考えますと、先ほどのお答えがお答えにならないと。50対50というのは錦の御旗ではないんだということを申し上げて、改めてお考えを伺います。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 国保税の課税につきましては、資産割、所得割、それに均等割、平等割といった内容で課税をしておりまして、国保税の財源となる収入確保は、どのぐらい国保で必要とするか、それによって加入者に負担を求める制度になっていますので、その必要とする税額を今言った応能、応益割の割合の中で、所得割、資産割、均等割、平等割、これらのバランスを見ながら調整をしなくてはならないので、単純にそこを減らした分を別なほうでということにはなりませんので、その辺でなかなか難しいところがあります。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 先ほど申し上げましたように、仙台市はもちろんですし、気仙沼も含めまして、資産割を課税していないところがあるわけでね、これは一番お詳しい町の担当のところで少し汗をかいていただければ、一番いい税率というのを生み出すことはできるんじゃないでしょうか、伺います。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 今お話にありましたように、県内でも資産割をしていない町村がございます。また、国保会計につきましては、税率を統一する、県内の広域という問題が平成29年ということで今示されておりまして、これにつきましては宮城県に限ったものではなく、全国的な取り組みの中で一部そういったことを心がけて資産割を廃止しているところがありますが、大方の市町村はその広域化、そのときに考えるというような方向で進んでいるような状況ということで把握をしております。そういうところで富谷町としては現在、今の制度を変えるというようなことはちょっと考えてございません。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) それでは、改めて財源となるべきものとして、国民健康保険の財政調整基金、現在高は幾らですか。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 現在高はこの間の補正予算のときにもお示ししましたが、24年度の実績決算、決算ベースですと10億9,275万8,000円ということです。また、25年度の今の補正予算の予算ベースで申し上げますと、9億1,163万7,000円という状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) この基金につきましては、この過去5年間で相当ふえていまして、特に平成21年から22年で1億3,800万ふえ、次の年までに1億7,700万ふえ、さらに24年度8億5,414万に到達するには、2億4,658万ふえている状況ですね。それに今10億9,000万というお話でしたので、さらに2億近い、2億以上のお金がふえているということになりますね。この財政調整基金については、減税の財源としてまず使うということについて、法的な拘束等々ありますか。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 減税に充てるというよりはこれは国保財政運営を健全に進めていくという部分での考え方ですので、すなわち減税に充てるというようなところでのこの内容ではございません。(「問題ないということですね」の声あり)問題がないというよりも、減税に充てるべきものだということでもありません。(「充てて構わないかと聞いているんです」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 質問で言ってください。法的な根拠はないか、あるかという答弁が必要なの。
健康増進課長(奥山育男君) 法的に財政調整基金は減税に充てるべきものではございません。(「そう聞いていないんですよ、だから」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 財政調整基金を減税に充てることについて、制約が法的にあるのかと聞いているんです。あるかないか、答えてください。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 法的にあるかないかと言われれば、それは明確にそういうものはございません。ただ、財政調整基金を保有するという目的は先ほど申し上げたようなことでの目的ですので、それは減税に充てるべきというふうな考え方には充てる前に、まずは国保財政の健全な運営のために保有するんだよということが第1前提と考えております。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 資産割に関しては、年間約6,000万、6,120万程度というふうに見ておりましたが、間違いないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 24年度の資産割の金額が6,120万6,000円でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) そうしますと、仮に資産割を廃止して全体に減税を進めるという場合、この金額約6,000万何がしかを財源として資産割廃止を行うということは、やろうと思えばできるということでよろしいわけですね。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 今単純に差し引き計算で資産割分で6,000万あるので、それを財調を崩してこれに充てるということで言えば、国保の収入とする確保の財源には当たるわけではございますが、課税上どのぐらい必要だかによっても資産割なり所得割、先ほど言った均等割、平等割、これらのバランスについては、すぐそれでできるというものではございませんので、その回答はちょっとできません。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 改めまして、先ほど伺いましたけれども、例えば持ち家の人と、それから持ち家ではなくて賃貸にお住まいになっている方という場合では、持ち家には資産割課税されるけれども、アパートの方には課税はされないと。なぜ不公平かというと、これは例えばね、自分が持っている家を人に貸したとか、売りましたとかといって、売り上げといいますか、それで収入がふえれば、それは国保税の所得割に反映されるわけですよね。そうじゃありませんか。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 最初の持ち家と貸家ということで、固定資産を資産を持っているのに対して課税することの公平性ということで、この資産割につきましては、今こういった収益のあるなしというわけじゃなくて、以前はそういった農業で畑なり田んぼを持って収益がアップする、そういった考えはあったかとは思うんですけれども、現在やっているこの資産割については、あくまでも所有しているものに課税をするというような取り組みも政府で課税をしているような状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 所有しているものといっても、これは限定的なんですよ。不動産なんですね。農家の方が農地持っていて、今は例えば耕作放棄地になっていたって、そこについては資産割の対象となりますし、仮にそこが田んぼや畑として活用されて収入がふえれば、それはまたそれで所得割に反映されるということなわけですから、持っている資産については、その所得割で活用、運用されれば、必ず反映したような仕組みになっているわけですからね。それとは別に資産割といって固定資産税のほかに払うことの意味というのが、大変薄れてきていると。ですから、都市化が進んでいる自治体では、この資産割を廃止していくという傾向にあると、全国的に見ますとね。そういうことでいくと、やはり検討するに値する十分な値打ちがあるんじゃないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) その価値とかいろいろなってきますけれども、応能割ということで、それなりの資産を持つことの能力なりもあって、支払い能力がある。そういった資力もあるというようなこともありますので、ただ、今言われましたように、その資産割の考えにつきましては何年来そういったことがありまして検討している部分もありますし、近々その国保会計の制度の見直しがあります。そういったことを踏まえながらやっていくということで、絶対いつまでもこういったことをやるということを言っているわけではないので、ご理解をいただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 国保の基金ですが、10億円を超える基金をこれだけ持っていて、どうしようと思っているんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 先ほど保有額の目標15%ということを申し上げました。15%に対して今現在30%、倍ですね。そんなことから、今のこの保有額の保有状況が適当かと言われれば、目標に対して倍ですので、それはこの保有額、基金の運用を今後どのようにしていくかというのは検討する、課題の一つだと思っています。その関係で、今先ほど来申し上げました3年前の改定以降、25年度で3年目を満了するわけですけれども、そういった中での国保財政の運営状況、あと今後の制度改正に伴って新たな負担が伴うものも出てきます。そういったものとあわせながら、あと29年度の国保の県一本化ですかね。広域化といった部分も見据えながら、今その国保税ですね、状況はどのようにすべきかというものを検討しているということでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) そもそもその15%、医療給付費の平均額でしたか、15%というこの県がそういうふうに示したということですけれども、厚生労働省は各市町村の裁量に任せると言っているんですよ。県はやり過ぎじゃないですか。県は県の言い分に従う必要はないと思いますよ。厚生労働省がはっきりそう言っているわけですから。なぜ県の言い方に従わなきゃならないのか。国保は自治事務でそれぞれの市町村の裁量で決めると。このことが基本だと思いますが、どうでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 県のその指示に従っているということではございません。現にこの15%の保有状況と実際のこの国保財政の運営状況、過去の状況を見ますと、例えば平成21年、このときは新型インフルエンザが流行した年です。そのときは前年、平成20年度と比べて1億9,200万、約10%を超える医療費がふえております。また、23年度、これ東日本大震災の影響もありますけれども、このときには2億9,600万、約15%ほどの医療費の増が、給付費の増加があります。こういったところを考えますと、突発的に何か医療的なその医療が増高するような要因がある場合には、すぐ15%程度の増加が見込まれた実績がございます。そういったことで富谷町としては過去のそういった状況もあわせながら、県で一つの目標として示されました15%というものは、町の基金保有目標額として設定する上では適当ではないかということで、県の指示ではなくて町の判断として15%を目標としている状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 今2億9,600万ふえたというのは何年ですか。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 今の2億9,600万は、平成23年度の保険給付費が22年度の保険給付費に対してふえた額でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 私、過去5年間の医療費給付費について、前にも資料いただいておりますけれども、医療費の推移ということで、当初に予定した予算額に対して、決算は果たしてどうだったかというのを平成20年から24年まで調べていただきました。その結果、この5年間のうち3回予算を上回ったときがございました。平成21年度、23年度、24年度です。このときいただいた資料では、平成23年度は予算に対して決算額が9,054万上回ったという計算になるんですけれども、これ間違いだったんですか。この資料は。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
健康増進課長(奥山育男君) この2億9,000幾らというのは、当初予算ベースでの……。
議長(浅野幹雄君) もとい、健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 失礼しました。この比較は当初予算ベースと決算ベースでの比較です。決算ベースで前年度の決算額に対して、22年度の決算額に対して23年度の決算額で2億9,660万何がしふえているということです。以前、議員のほうから示すように言われたのは、当初予算ということでしたので、当初予算ベースと確かに当初予算ベースよりも決算額はふえてございます。それは補正予算で対応しておりますので、そういった状況の差だと思います。
議長(浅野幹雄君) この際、午後1時まで休憩をいたします。
午前11時58分 休憩
午後 1時00分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
16番永野久子君。
16番(永野久子君) それでは、国保の加入世帯のうち、貧困ライン以下の世帯は何割程度と見ていますか。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) そういった貧困世帯等の把握はしてございません。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 130万以下、世帯の人数にもよりますけれども、おおむね130万以下ということになると、平均で富谷町が130万何がし2,300円くらいですから、平均所得が。そうすると、相当数いるというふうに見なければならないと思いますが、どうでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 平均所得等出しているわけですけれども、この平均には未申告なり含まれていないものもあって、貧困世帯の正確なところという把握は難しいかと思います。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 先ほど平成29年の国保の広域化をにらんでというお話されておりました。財源を確保しておく必要があるという意味合いでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 広域化の財源確保という意味じゃなくて、広域化をなぜ図るかというのは、よく市町村の税率等が違って高いということがありまして、それを平準化する目的があるので、そういったことの広域化ということで、財源を確保するという意味ではございません。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 昨年12月の議会では、国保の広域化のためにも、言葉はちょっと違うんですけれども、一定程度の財源を確保しておく必要があるといった趣旨のご答弁されておりますが、これは打ち消されますか。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) その件の具体的なところは、保険財政共同安定化事業、30万を超える医療費についてはその市町村間で拠出し合って共同事業をやっておりますが、その共同安定化事業の負担金の算定に当たって、制度の見直しが行われます。その関係で富谷町にとっては新たな負担が発生する見込みであるということでもってお話し申し上げたものでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) そうしますと、話を戻して財政調整基金ですけれども、今10億を超えていると。先ほど3億から4億はというお話でしたが、例えば医療費が増高するということをにらんで、ご答弁では2億9,600万、この間ですね。最大でそのくらいあったということであれば、3億程度確保しておくということについては、やはり私もそれはあってもいいだろうと思っております。でも、それ以上、7億以上のものについて、保有し続けるという意味があるのかということを改めて伺います。
というか、別な聞き方をしますが、このまま国保広域化をにらんで持ち続けるということになるのかを改めて伺います。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 現在の調整基金の保有状況を見て、また、今のような制度改正に向けた対応を見ながら、今は当然その適切な国保税を算定する。その検討する上で財政基金の保有状況は一つの要因になっておりますので、それを含めて今見直しを進めているという状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 国保の広域化につきましては、何回か河北新報や朝日にも載っているんですけれども、平成22年の決算をもとにと思うんですが、広域
した場合に、広域化した場合に、保険料がどのくらい上がるかという記事がありました。それで、厚生労働省が全国調べたようですけれども、宮城県の場合は一番その当時、まだ減税する前の富谷町は、宮城県内で一番税が高いということで、この高い町でどのくらい上がるか、それから七ヶ宿が一番当時低かったということで、一番低いところでどのくらい上がるかといった比較をしたのがございました。それを見ましても、七ヶ宿では3万2,000円以上上がると。富谷町、まだ減税していない段階で、それでも2万4,000円近く上がると。これ、今ならもっと上がるということで、この記事が相当大きな波紋を呼んでいると思うんですね。
つまり、広域化すれば保険税が上がると、保険税が上がるということが認識として広がっていると、広域化そのものが既定の事実としてひとり歩きするようなことは、そうはいかないだろうという予測も成り立ちます。ですから、国保の広域化を大前提にしたものの考え方ではなくて、今ある国保の財産を生かして、加入者に対して減税で対応するという立場が今一番大事だと思うんですが、どうでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 広域化に向けての保険料の算定、保険料の設定についてはいろいろまだ検討がされておりますし、県での統一にするか、それとも市町村の国保の状況を見ながら個別に算定するかといったものも、これから具体的に議論されていくんだろうと思います。そんな中で……。そんな中で、広域化に向けて今の富谷町の負担割合と保有基金の保有状況、そういったものを加味しながら、あくまで適切な保険料を設定を得たときに、必要があればその基金からそちらに充てていくと、そういうような状況が考えられます。そういったところを今見直しを進めている途中だということです。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 広域化の問題もそうですし、消費税の問題でもそうですが、冒頭、町長は国が決めたことですので、言葉は違いますけれども、粛々と従っていくといった趣旨のご答弁されましたけれども、やはり国民の立場に立って、住民の立場に立って、その地方自治体から声を上げていくと。そういう世論の力が政治を変えることにもなると思うので、やはり町長にはもう少し国や県に対して、関係団体とともに強い要請の声を広域化についても上げてほしいと思いますが、どうでしょうか、町長。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) この議場で取り扱う議題ではないと思いますね。国政の場でこそ取り上げられるべきで、5%から8%については既に軽減税率なしというようなことも含めて、税源の……、財源の確保、そしてそれからさらにまた子育て支援に対する7,000億、1兆円というようなそういうルールの中で、我々も進んでいるわけですから、そこをもとのところを否定するということは、子育て支援等の事業もストップする。こういうふうな関係性にありますよね。ですから、ぜひ大きなところで、それは時期とタイミングがあるわけですから、それをこの場での答弁については先ほど言ったとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 消費税の問題も広域化の問題も、国政の問題とだけは言えません。国民の問題、住民の問題だということを申し上げて、次に移ります。
それでは、富谷町の制度融資についてですが、富谷町の中小企業振興資金融資あっせん規則の第2条にあります中小企業信用保険法施行令に規定する業種の営業を行っている中小規模の企業者が対象だということですが、この対象となる具体的な業種、また、事業所の規模を伺います。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 中小企業者の定義ということで、製造業、卸売業、小売業、サービス業となっていまして、それぞれ資本金が、製造業は資本金が3億以下、従業員が300人以下で、卸売業が1億円以下、従業員が100人以下、小売業が資本金が5,000万以下、従業員50人以下、それからサービス業は資本金5,000万以下、従業員が100人以下となっています。これが定義となっていまして、その業種ですが、いろいろ分かれているものですから、主なものとして申し上げますと、製造業としましては、食料品工業、化学工業、機械工業、電気機器工業、車両、旋盤、金属などとなります。それから、卸売、小売業につきましては、それを営んでいるということでご理解をいただきたいと思います。それから、サービス業におきましては、これも主なものですが、映画業、娯楽業、情報通信サービス業、運輸サービス業、それから医療福祉業、廃棄物処理業、教育学習支援業となっております。そのほか、幅広い業種となっています。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) そうしますと、この中小企業振興資金で、例えば家族で自営をしている、あるいは従業員5人未満の事業所を営んでいるといったようなところは対象にはならないということですか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 中小企業の中に小規模企業も含むということで、富谷町としては対象にしております。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) そうしますと、飲食店だとか美容店等々といったところも全て入るということでいいんですね。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 逆に、対象外で申しますと、農業、林業、漁業、畜産業等々ですね、その部分で対象外になりまして、それ以外は対象ということになります。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) そうしますと、この中小企業振興資金の平成24年度の実績なんですが、これは25件で1億8,805万円となっていますが、その中に実際にいわゆる零細事業者は何件、幾ら実績が入っているでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 零細事業者ということでは押さえてはいません。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) そうしますと、押さえていないということは、つまり小規模企業小口資金というのが事実上の予算上は何も計上されていなくて、実際には眠っているといったら語弊があるかもしれませんが、動いていない制度となっていますね。この小規模企業小口資金というのは、駆け込み融資ということで無担保、無保証の使い勝手がいいということである制度なんですけれども、こちらの実績がずっとゼロで続いているときに、こういう中小零細業者が平成25年度の実績にあるかないかということも、やはり把握するべきだと思うんですが、どうでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 貸し付けの基準に伴って貸し出ししているものですから、そこに該当した場合には貸し出ししますよということで、その方が零細どうのこうのまでは把握しておりません。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) もう一度申し上げますが、富谷町では小規模企業小口資金は現在は全く動いていないと、保証料も計上していないという中で、中小企業振興資金に含まれるというふうに考えてよろしいでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) そのとおりでして、小口資金につきましては、もう21年度からですか、もう貸し出しを行っていないものですから、今後整備したいと思っているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) この中小企業振興資金には、担保と保証人というのが必要ですか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 中小企業振興資金の利子あっせん要綱に基づきまして、法人においては代表者が連帯保証人となることとなっていますが、個人については原則連帯保証人は不要となっていますので、ほとんどの申請については連帯保証人を求めていません。
以上です。(「担保は」の声あり)担保についても、求めてはいません。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) そうしますと、事実上、小規模企業小口資金は動いていないけれども、中小企業振興資金でカバーできているということでよろしいですね。対象者を含めて。条件は変わらないということでよろしいですね。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 同じ条件で融資可能ということで現在やっております。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 先ほど申請から貸し付け決定まで何日かかるかと伺って、ちょっとメモし切れなかったので、済みません、もう一度、再度お答えください。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) では、町におきまして申請を受け付けた後、5日以内では事務処理を行っているところでございます。それから、保証協会等は一応確認したところ、5営業日程度で事務処理を行いますということです。5日、休みの日を抜いてですね、5日ぐらいで事務処理をしているということです。それから、金融機関におきましては、相談から実際に融資するまで、およそ3週間ぐらいは必要だということを聞いております。
以上です。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) この事務処理が5日以内にということで早く済んでも、決定までに3週間もかかるとなると、実際に緊急を要するような融資を求める方にとっては、非常に使いにくいという状況にならないでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) そこは審査が入ってくるということで、そのぐらいは必要なのかなと思っております。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) この制度は、先ほども確認しましたように、小規模企業いわゆる駆け込み融資制度のかわりとして使えるということについては、多くの方が知らないと思います。この周知徹底についてなんですけれども、1年間町の広報をひっくり返してみましたが、一つの記事、こういう制度で零細業者、個人経営者の方も使えますよという周知は一言も出ていなかったと思いますが、どうやって周知徹底しているんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 商工会さんを通して行っている関係から、商工会さんにお願いして推進してもらっているところでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) これだけその2,000万まで貸してもらえるわけですし、返済期間も7年と小口資金よりは返済期間長いですし、担保も保証人も要らないと、しかも零細事業者も対象になるというなら、この制度はもっと広げないと、実際中小企業と聞いたら、ああ、うちはちょっと違うと。先ほどお話ありましたように、製造業だったら3億円、資本金が3億円とか、従業員数が百何人とかというふうになっていますから、対象になっていないだろうと思い込むんじゃないでしょうか。もっと制度を知らせる必要がありませんか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 商工会さんと一緒にこれから推進していきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 商工会もさることながら、富谷町として町の広報に上げると、とりあえずまずは第一歩として町の広報に上げるということぐらいは必要じゃないでしょうか。どうでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 推進する上ではそうだと思います。検討してまいります。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) それでは、悉皆調査の問題なんですけれども、これは同僚議員が何人か質問しております。富谷町の中に従業員が5人から20人の事業所とか、あるいは5人未満の事業所といったような事業所の数がそれぞれの規模別でどの程度、業種もどういう業種があるかというような調査は、把握はしているでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 実際に商工会さんと共有をして、それを利用していますので、こちらで調査等々は行っていません。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 商工会の会員は何人ですか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 25年7月1日現在の資料が手元にありますので、それを申しますと、会員が342名となっています。342名です。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) やはり富谷町でこの商工政策を進めていく上で、富谷町で実際に事業を行っている方々が、どのような規模でどのような業種で、そして経営状態がどのようになっていて、富谷町に対してはどのような要望を持っているかといったようなことを悉皆調査、ことごとく調査する。こういう調査が必要だと思うんですけれども、やるおつもりがあるかどうかを町長に伺います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 商工会との連携というような内容ですので、従前同様の対応とさせていただきます。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) これは商工会の問題というより、町の商工振興の政策の話だと思うんですね。政策立案するについても、まず実態を把握しなければ施策を打ち立てることができません。町の仕事として町内の地元の商工業者の実態を把握するということは、ぜひともやるべきことだと思うんですけれども、今後についてはどうでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 現実問題として、ほぼそれに近い状況の中で政策というのは推進されているわけですから、当てずっぽうにやっているわけではないところでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 当てずっぽうにやっているわけではないと言いますけれども、実態を把握していないんですよ。全体としてどのくらい事業者がいるか、町長はご認識されていますか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 十分概略としてつかんでおりますので、商工会との連携の中で十分商工会さんにも把握していただいていますし、相当町の商工行政というような面では従前に比べれば前進しているというふうに思います。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 商工会は商工会で当然やるべきですけれども、これは町の仕事として富谷町の商工業者の実態調査というのは、とにかく大前提だと思いますので、ぜひやっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 何回もなりますけれども、商工会さんとは連携しながらちょっと検討していきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) これをもちまして、一般質問を終わります。
議長(浅野幹雄君) 日程第3、議案第6号富谷町税条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 議案書42ページをお願いいたします。
議案第6号富谷町税条例の一部改正について。
富谷町税条例の一部を別紙のとおり改正する。
提案理由、地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が平成25年6月12日に公布されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。
次のページ、43ページの第47条の2、公的年金等に係る所得に係る個人の町民税の特別徴収。これにつきましては、納税義務者が賦課期日後に当該市町村の区域外に転出した場合においても、特別徴収を継続できるものとしたものでございます。本文に「初日の属する年の」を追加し、その下の1号を削除し、2号以下を繰り上げするものでございます。
次のページ、44ページをお願いいたします。
こちらは、第47条の5で、年金所得に係る仮特別徴収税額等についてで、現行で仮徴収税額は、前年の仮徴収額を3回で割って出していますが、改正後、前年度の年税額を2分の1にし、さらにそれを3分の1でした仮徴収額とするものでございます。これは仮徴収の特別徴収の算定方法の見直しということで、年間の徴収税額の平準化を図るために、2分の1に相当する金額を加えたものでございます。
次に、45ページ、附則第7条の4、寄附金税額控除における特別控除額の特例ということで、こちらは条例附則第19条に新設による引用条項の追加でございます。
45ページの附則第16条の3、上場株式等に係る配当所得等に係る町民税の課税の特例、こちらにつきましては、「配当所得」を「配当所得等」にかえるため、1項から3項について法附則の改正に対応した規定の整理を行うもので、これは上場株式等に係る配当所得の分離課税について、特定公社債の利子が対象に追加されたことによる改正内容となってございます。
次に、49ページになります。
49ページの附則第16条の4第3項第2号、50ページの附則第17条の第3項第2号、51ページの附則第18条第5項第2号、これらにつきましては、附則第17条の4などの一部改正に伴う文言の整理を行うものでございます。
次に、52ページをお願いいたします。
附則第19条第1項、一般株式等に係る譲渡所得等に係る個人の町民税の課税の特例ということで、こちらは株式等に係る譲渡所得等の分離課税を一般株式等に係る譲渡所得と、上場株式等に係る譲渡所得等の分離課税に改正をしたことに伴う所要の規定を整理を行うものでございます。
次に、53ページ、附則第19条の2項、こちらにつきましては文言の修正で、「株式等」を「一般株式等」に修正するものでございます。
次に、54ページ、55ページになりますけれども、附則第19条の2第1項、こちらにつきましては、上場株式等に係る譲渡所得等の分離課税を新設したものでございます。現行を削除して新設するということで、19条の2につきましては、現行は削除となります。
次に、56ページになります。
附則第19条の4、あと同じく附則第19条の5、同じく附則第19条の6につきましては、こちらについて削除するものでございます。
次に、61ページから65になりますけれども、附則第20条、こちらが特定中小会社が発行した株式に係る譲渡損失の繰越控除等及び譲渡所得等の課税の特例、そこからずっといって、今の項につきましては削除をしまして、次に65ページになりますけれども、附則第20条の2、先物取引に係る雑所得等に係る個人の町民税の課税の特例ということで、こちらにつきましては引用条項のずれで、「附則第20条の2の第1項」を「附則第20条第1項」とするものでございます。見出しの部分も「20条の2」が「20条」にかわります。
次に、67ページの附則第20条の3、先物取引の差金等決裁に係る損失の繰越控除、これにつきましては第1項から第4項までありますけれども、これについて削除となります。
次に、69ページ、附則第20条の4、条約適用利子等及び条約適用配当等に係る個人町民税の課税の特例で、こちらが「20条の4」が「附則第20条2」、それで附則第20条の4の第2項の引用条項のずれがありまして、中にある「附則第20条の4の第1項」を「附則第20条の2第1項」に、同じ24の第5項の「20条の4の第3項」を「附則第20条の2の第3項」に、次の20条4の6項の「附則第20条の4の第3項」を「附則第20条の2の第3項」と改めるものでございます。
最後、74ページになりますけれども、こちらにつきましては削除するものでございます。
附則として、施行期日、第1条、この条例は、平成28年1月1日から施行する。ただし、次の各号に掲げる規定は、当面各号に定める日から施行する。
1項、第47条の2第1項及び第47条の5第1項の改正規定並びに次条第2項の規定、平成28年10月1日。
2項、附則第7条の4第1項、16条の3及び第19条から第20条の5までの改正規定並びに次条第3項の規定は、平成29年1月1日。
経過措置といたしまして、第2条、平成28年1月1日前に発行された旧租税特別措置法41条の12第7項に規定する割引債について支払いを受けるべき同条第7項に規定する償還差益に対して課する個人の町民税については、なお従前の例によるものです。
2項、この条例による改正後の富谷町税条例第47条の2及び第47条の5の規定は、平成28年10月1日以後の地方税法第317条の2第1項に規定する公的年金等に係る所得に係る個人の町民税の特別徴収について適用し、同日前の公的年金等に係る所得に係る個人の町民税の特別徴収については、なお従前の例による。
3項、新条例附則第7条の4、第16条の3及び第19条から第20条の2までの規定中個人の町民税に関する部分は、平成29年度以後の年度分の個人の町民税について適用し、平成28年度分までの個人町民税については、なお従前の例によるものとなるものでございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第6号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
議長(浅野幹雄君) 日程第4、議案第7号富谷町国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。税務課長。
税務課長(内海壯晃君) ページ、76ページをお願いいたします。
議案第7号富谷町国民健康保険税条例の一部改正について。
富谷町国民健康保険税条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。
提案理由、地方税法の一部改正に伴い、国民健康保険税の課税の特例に関し所要の改正を行うものでございます。
改正の内容につきまして、77ページをお願いいたします。
附則第4項、こちらは上場株式等に係る配当所得の分離課税に、特定公社等の利子が対象に追加されたことに伴い所要の整理を行うもので、「配当所得」を「配当所得等」に改めるものでございます。
次に、同じ附則第7項、こちらは株式等に係る譲渡所得等の分離課税を、一般株式等に係る譲渡所得の分離課税と上場株式等に係る譲渡所得等の分離課税に改正をしたことに伴う所要の規定の整備を行うものでございます。
次、78ページをお願いいたします。
こちらは、附則第8項で上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除に係る国民健康保険税の課税の特例を削除し、上場株式等に係る譲渡所得等に係る国民健康保険税の課税の特例を新設するものでございます。
次、79ページになりますけれども、附則第9項、第10項ですけれども、こちら特定中小会社が発行した株式等に係る譲渡損失の繰越控除等に係る国民健康保険税の課税の特例につきましては削除をし、同じく79ページの附則第11項の先物取引に係る雑所得等に係る国民健康保険税の課税の特例、こちらは項番の繰り上げでございます。
80ページ、80ページの附則第12項、こちらにつきましては先物取引の差金等決済に係る損失の繰越控除に係る国民健康保険税の課税の特例、こちらを削除するもので、附則第13項から14、15、隣のページの81ページ、附則第16項までが項番の繰り上げになるもので、附則13が10号、14が11、附則15が12で、16が附則第13項となるものでございます。
附則第17項ですけれども、東日本大震災に係る被災居住用財産の敷地に係る譲渡期限の延長の特例については、削除するものでございます。
附則といたしまして、施行期日、1といたしまして、1項で、この条例は、平成29年1月1日から施行する。
2項の適用区分、この条例による改正後の富谷町国民健康保険税条例の規定は、平成29年度以後の年度分の国民健康保険税について適用し、平成28年度分までの国民健康保険税については、なお従前の例によるものとするものでございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第7号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
議長(浅野幹雄君) 日程第5、議案第8号富谷町母子家庭等福祉対策資金貸付条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) それでは、次のページをお願いいたします。
議案第8号富谷町母子家庭等福祉対策資金貸付条例の一部改正についてご説明いたします。
富谷町母子家庭等福祉対策資金貸付条例の一部を別紙のとおり改正するものです。
提案理由といたしまして、借受者の条件並びに保証人の要件について緩和するほか、所要の改正を行うものでございます。
詳細につきましては、新旧対照表によりご説明いたします。
次のページをお願いいたします。
第1条では、貸し付けを受けることができる範囲を、母子家庭及び父子家庭と明確にいたしました。
第2条では、母子家庭、父子家庭等の定義を定めております。
85ページをお願いいたします。
第3条では、貸付対象者の居住要件を、「本町内に1年以上引き続き居住している」から、「本町内に居住している」と要件を緩和し、文言を整理いたしました。
第4条では、同じように保証人の居住要件と世帯主の要件を緩和し、文言を整理したものでございます。
次のページ、86ページをお願いいたします。
現行の第7条で規定しております借受申込書、第8条で規定しております借用証書につきましては、第11条に委任事項を設けまして、規則で定めることといたしました。
附則といたしまして、この条例は、平成26年4月1日から施行するものでございます。
経過措置といたしまして、この条例の施行の日前の申し込みに係る貸し付けにつきましては、なお従前の例によるものでございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。9番森 栄君。
9番(森 栄君) 議案には賛成なんですけれども、二、三質問させていただきます。
やはりこの母子父子対策資金の対象者と貸付額、直近の。それからあと、その償還状況、それから滞納の有無があるかどうか、ある場合は金額的にどれぐらいの額なのか。
それからあと、85ページの第4条で、町長が特に認める場合とは、具体的にどのような場合を指すのか、質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 現在貸し付けを行っているのは、母子家庭2名でございます。それで、滞納はございません。
あと、その他町長が必要と認める者ということは、今のところ具体的なものはございませんので、その内容、内容によりまして検討するということにしたいというふうに思っております。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第8号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
議長(浅野幹雄君) 日程第6、議案第9号富谷町社会教育委員条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 議案書88ページをお開きください。
議案第9号富谷町社会教育委員条例の一部改正についてご説明申し上げます。
富谷町社会教育委員条例の一部を別紙のとおり改正するものです。
提案理由につきましては、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行により、社会教育法の一部改正に伴い、所要の改正を行うものです。
これは、改正後の社会教育法第18条の規定により、社会教育委員の委嘱基準については、文部科学省で定めた基準を参酌し条例で定めることになったため、富谷町社会教育委員条例の一部を改正するものでございます。
89ページをごらんください。
改正後、第2条の後に第3条、委員の委嘱基準として、委員は次に掲げる者のうちから教育委員会が委嘱する。
第1号、学校教育及び社会教育の関係者。
第2号、家庭教育の向上に資する活動を行う者。
第3号、学識経験のある者が加わり、現行の第3条と第4条、それぞれ繰り下がります。
次に、改正後、第4条第3項です。現行の文言を「教育委員会は、委員が第3条各号に定める基準に適合しなくなった場合、その他の特別な事情があるときには、任期中であっても委員の委嘱を解くことができる」と、任期中の委嘱を解く場合について明確に改めたものでございます。
附則でございます。この条例は、平成26年4月1日から施行するものでございます。
よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。6番小泉 光君。
6番(小泉 光君) ちょっと3点ほど質問します。
社会教育委員は、教育委員会が委嘱するとありますが、これはこの字のとおり教育委員会から委嘱状が出るということでしょうかというのが1点目。
それから、(1)、(2)、(3)とありますが、例で結構ですので、こういう人を想定していますというのを説明願いたい。
それから、最後ですが、ここの意味合いがちょっとよく理解できないんですよね。読んだとおりだかもしれないですが、例えばその学識経験のある者というのが3番で言っていて、これに基準が適合しなくなったなんていうことはないだろうなとかちょっと思ったりしたものですから、この意味合いを説明してほしいと思います。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) では、1つ目の委嘱は、教育委員会教育長のほうから委嘱をするものでございます。
2つ目、例としましてはですが、学識経験者……。最初から、今回4つあるんですけれども、1つ目の学校教育関係者につきましては、学校長または幼稚園の園長先生とかがあります。あと社会教育関係でありますと、社会教育団体、ですから子供会連合会の代表の方や、あとは体育協会、スポーツ推進各団体がありますから、その代表の方という、家庭教育でありますと、PTA関係者(「えっ」の声あり)、PTA関係者が入ったり、あとは団体ではないんですけれども、今サークル活動でそういうものに取り組んでいる方が入ります。あと学識経験者につきましては、やはりいろいろな社会教育について詳しい方ですので、大学の先生というふうに考えております。
3番につきましては、先ほどの条例の中の第4条第3項ですかね。適合、特に事情がある場合ということの内容でしょうか。3番目の質問について。(「意味合いですね」の声あり)意味合いですか。(「意味」の声あり)はい。例えば、各団体の代表をして社会教育委員していた方が仮に教育委員のほうになった場合、その場合はやはり適合しなくなりますので、その人は委嘱を解くことになります。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。13番小川昌義君。
13番(小川昌義君) 第3条なんですが、これは定員数とか、以前からいくとゼロ号とか号数あると思うんですが、これで人数はどれぐらい、人数は何人になる。
それから、第4条の3項のその他の特別の事情があるときという、このその他の特別の事情があるときにというその、日本語でいうと物すごく幅広いですが、これのこの詳細な項目があるのかということ、それからこれに伴いまして、要綱とか附則とか、こういうものがそろっているのかどうか、質問したいと思います。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 委員の人数については15人でございます。
あと、先ほどの質問ですが、小泉議員のほうにもお伝えしたんですけれども、任期中にあってという場合は、先ほど言った社会教育委員なんですけれども、教育委員になった場合、その場合は教育委員会委員のほうが上ですので、社会教育委員のほうはおりてもらうということになります。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第9号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
議長(浅野幹雄君) 日程第7、議案第10号富谷町地域下水処理場使用条例の廃止についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。町民生活課長。
町民生活課長(亀 雄君) それでは、議案書90ページをお願いいたします。
議案第10号富谷町地域下水処理場使用条例の廃止について、別紙のとおり廃止する条例を制定したいのでご説明をいたします。
提案理由といたしまして、地域下水処理場が既に廃止され、公共下水道の整備により今後の地域下水処理場の新設も見込まれないことから、廃止するものです。
改正の内容につきましては、次のページになります。
富谷町地域下水処理場使用条例は、廃止する、とするものです。
附則におきましては、この条例は、公布の日から施行するものでございます。
なお、廃止に至るまでの経過をご説明いたします。
本件は、いわゆるコミプラといたしまして、開発事業者がそれぞれ鷹乃杜、太子堂、富ケ丘、あけの平、とちの木、ひより台と各団地ごとに設置してきましたが、町への移管に伴いまして昭和54年に本条例を制定し、順次町が管理運営してきたところでございました。その後、昭和62年の公共下水道事業の稼働に合わせて、それぞれ接続することとなったため、平成7年を最後に全て用途廃止されるとともに、その後の未納使用料の処分も終了したことをもちまして、条例の役目を終えたところでございます。今回、使用料の消費税率改定に伴う検討に際しまして、この時期を契機といたしまして本日の提案に至ったというところでございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第10号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
これをもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。
なお、明日3月8日から3月13日までの6日間は議案調査等のため休会としたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、明日3月8日から3月13日までの6日間を休会といたします。
なお、3月14日は、議事の都合により、午後1時30分開会といたします。
本日はこれにて散会いたします。
ご苦労さまでした。
午後1時55分 散会
富谷町議会予算審査特別委員会は、富谷町議会議場に招集された。
委員長(山路清一君) こんにちは。
去る2月24日の本会議におきまして、『議案第17号』「平成26年度富谷町一般会計予算」、『議案第18号』「平成26年度富谷町国民健康保険特別会計予算」、『議案第19号』「平成26年度富谷町下水道事業特別会計予算」、『議案第20号』「平成26年度富谷町介護保険特別会計予算」、『議案第21号』「平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算」、『議案第22号』「平成26年度富谷町水道事業会計予算」は、その審査のために予算審査特別委員会が設置されましたので、付託事件の審査を行います。
本日の出席委員は17名であります。定足数に達しますので、ただいまより「予算審査特別委員会」を開会いたします。
委員長(山路清一君) 最初に、予算審査特別委員会の日程を議題といたします。
予算審査特別委員会は、本日3月10日月曜日、11日火曜日、12日水曜日及び13日木曜日の4日間にわたり、付託事件の審査を行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
委員長(山路清一君) 異議なしと認めます。したがって、予算審査特別委員会の日程は、本日から13日までの4日間に決定いたしました。
委員長(山路清一君) 次に、議案第17号平成26年度富谷町一般会計予算を議題といたします。
本日の日程は、一般会計のうち予算全般について財政課長より、その後、企画部産業振興課、建設部都市整備課、都市計画課の所管に属する予算について審議をいたします。
なお、一般会計予算全般に関する質疑につきましては、総務常任委員会の所管に属する予算審査の際にお願いいたします。
これから、各担当部長及び課長へ内容の説明を求めます。最初に財政課長。
[財政課長、産業振興課長、建設部長が予算書のとおり内容の説明を行った。]
委員長(山路清一君) この際午後2時40分まで休憩します。
午後2時27分 休憩
午後2時40分 再開
委員長(山路清一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
[都市計画課長が予算書のとおり内容の説明を行った。]
委員長(山路清一君) 以上で説明を終わります。
これより質疑に入りますが、予算審査特別委員会の質疑は、一問一答方式により行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
委員長(山路清一君) 異議なしと認めます。よって、予算審査特別委員会の質疑は一問一答方式により行うことに決定いたしました。
これより審議に入りますが、質問者及び答弁者は要領よく、簡潔な質問と答弁、そしてスムーズな議事進行にご協力お願いいたします。また、質疑はページ、款項目を明示し行ってください。
では、これより質疑に入ります。質疑ございませんか。菅原福治委員。
委員(菅原福治君) それでは、私からは、ページで115、116の5款労働費の右側の委託料についてお伺いします。
委託料の1番目の新商品販売全国展開・観光誘客業務とありますが、この業務の内容と、これ事業の効果についてお伺いいたします。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まず、新商品全国展開・観光誘客業務なんですが、これは緊急雇用創出事業を活用して、以前から黒川商工会富谷事務所へ委託して実施しているところです。それで、内容的なものは、新商品ということで、今回は……。25年度の実績を申し上げますと、4商品を開発しまして、東京ビックサイトのほうで全国に発表し、情報を発信しているところでございます。今後についても新商品を開発して、また富谷の地場産品に結びつけていきたいと思います。
また、観光等につきましては、観光ボランティアなどを実施しています。まずは4月の富ケ岡公園さくらまつりとか、十三夜 魂のふるさとまつりなどで、しんまち地区の観光案内等実施しているところでございます。
委員長(山路清一君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) 今、内容があったんですけれども、昨年の実績があったんですけれども、案外私はというか、住民は知らないんですね。東京ビッグサイトでこういうをやっているというような部分、それと黒川でやっているということなんでしょうけれども、確かにあれは名前が全国となっていますので仰々しいんですけれども、これが本当にこれ、どうなんですかね。もしやるのであれば、富谷でやるのであれば、もっと富谷単独で大々的にやるとか、何か一つ見えないところがあるんですけれども、今後のこれについての見通しは明るいんでしょうか。お伺いします。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 今年度においても、新商品、そして観光案内とか実施してまいりたいと思っています。商品につきましては、店舗で販売とか、それからインターネットで紹介しているお店もあるということで聞いておりました。今後も推進して、今年度も26年度も実施してまいりたいと思っています。
委員長(山路清一君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) やはりやるからには、住民にも知らしめてほしいんですね。やはりこういうのは内から燃えないとなかなか拡大していかないと思いますので、大きく言えばJAでやるとか、そういうような部分で本当は必要なんでしょうけれども、なかなかいまいちそこのところが弱いところなので、観光も含めて、ぜひその辺をお願いします。それでなければ見直しになると思うんですね。はっきりしないというような部分で。ぜひお願いしたいと思います。
それと、以前、この委託の中で、去年まで観光資源発掘調査業務というような部分がありましたけれども、これはどうなんですか。これの効果というのはどうだったのか。それで、なぜなくなったのか、お伺いします。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは26年度につきましては、緊急雇用創出事業を活用していまして、今まで継続して行ってきたんですが、26年度は補助メニューから外れるということで、事業を打ち切ったものでございます。
なお、これまでも富谷の観光資源を発掘するために、富谷の伝承や過去の写真を収集したり、住民の皆さんへ聞き取り調査などを行って、本年25年度も今まとめに入っていますが、そのまとめをもとに、これらのデータをもとに、今後の富谷町の観光PRに努めてまいりたいと思っています。
委員長(山路清一君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) それで、その下の13節の委託料のところで、富谷町林業技術・技能継承推進事業業務というのがあるんですけれども、これについての内容と事業の効果についてお伺いします。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 済みません。ちょっとお待ちください。
林業についての緊急雇用創出事業を利用しまして実施しているところでございます。これが町の森林保全ということで、主には町有林とか巡回してもらって、若干の簡易的な下刈りとかを図ってもらったり、そういうことを実施してもらっているところでございます。
委員長(山路清一君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) ちょっと聞かないですけれども、私それ見て技術、富谷町の中の林業技術技能とかというと、なかなかなじみがないというか、ぴんときていないんですね。本当にもう一度お答えいただきたいんですが、効果というのはどれだけの効果があったのか、お伺いしたいと思います。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずはこの事業につきましては、若い人を雇用して、今後の保全、森林の保全に役立てていこうということで、富谷で今お願いしている方は30代の若い方で、今後技術を継承していくということで雇用しているところでございます。
委員長(山路清一君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) であれば、今は何人の方がこの対象になっているのか、教えていただきたいのですが。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) お一人の雇用で、24年から継続しているところでございます。
委員長(山路清一君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) 全体的に見た場合ですね、町も今業務の見直し、スクラップ・アンド・ビルドということで取り組んでいるようなんですね。この間の同僚議員の質問にもスクラップ・アンド・ビルドと頻繁に出てきましたし、また、執行部のほうからもスクラップ・アンド・ビルドというような言葉がいっぱい出てきました。その観点で、ぜひ今後は考えていただきたいなと思います。
それでは、次に、117ページ、118ページの3目の農業振興費の部分でございますが、右側の主な事業名の部分です。3番目の農業振興費ですけれども、1つ目に富谷250園芸促進事業104万6,000円とありますが、これも昨年この辺の事業、全て昨年もあったんですが、これもやはり同じく事業内容と効果、今後の見通しについてお伺いいたします。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 250の園芸振興ということで、まず基本的には未利用農地の転作で園芸を振興しようということで、それからネギ、ホウレンソウ、ブルーベリー等の奨励作物を栽培してもらう。ちなみに、25ということでこの数字から年間5,000円以上の販売、そして圃場面積を5畝歩以上で年間5作物以上を栽培してもらうということで推進しておるところでございます。
委員長(山路清一君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) その下のレクリエーション農園支援事業についても、内容と効果、見通しについてお尋ねします。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) これも同じく遊休農地ですね、それを利用して観光農園に親しんでもらおうということで開園しているところでございます。
委員長(山路清一君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) その下の下、産直・直売等定着推進事業についてもお尋ねします。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 産直を行っていますおんないん会さんのほうに機会等を提供しているところでございます。
委員長(山路清一君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) その下の下、2ついきます。ブルーベリー産直拡大事業と認定農業者育成事業、これについても事業の内容と事業の効果、今後の見通しについてお伺いします。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずはブルーベリー特産品ということで、栽培の面積を拡張していこうということで推進しているところでございます。苗木の補助、3分の1補助しておりまして推進しているところでございます。
認定農業者につきましては、認定農業者に農地の集積をお願いして、富谷町の農業を営んでもらっているところですが、集積に伴って生産調整率とかありまして減反するようなことになりますので、その際にその面積反当たり2,000円、これを助成しているところでございます。
委員長(山路清一君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) 5つ聞いたんですけれども、これは昨年ずっとあって、ことしも載っているわけなんですけれども、これはこれで必要なものはあると思うんですが、やはりそのスクラップ・アンド・ビルドの考え方からいけば、本当に今後見直しなり、削減できないものは統一的に何か一くくりに大まかに検討するとか、何か今後検討の余地があるのではないかなと思います。
同じく119、120ページの13節の委託料、これも同じなんですけれども、委託料、給食センター納品集荷業務等、これについての事業内容とこれも効果についてお伺いします。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 町内で生産された野菜を学校給食センターに納品していただこうということで、その集荷業務を業者のほうに委託して、農家のほうに向かって野菜等集荷しますということの事業になっています。
委員長(山路清一君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) その下の下のブルーベリースイーツフェアのポスター制作等の業務、これについても大体わかるんですけれども、目的、内容についてお伺いします。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) ブルーベリースイーツフェアにつきましては、7月の半ばごろから2週間程度町内のケーキ店、今年度は6店舗にお願いして、ブルーベリーの商品ということでPRしているところでございます。今年度もケーキ店にお願いして、そのブルーベリーを推進する上で実施してまいりたいと思っています。
委員長(山路清一君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) 給食センターにしても、ブルーベリーにしても、特に給食センターはここまで町がすべきかどうかというような部分ですね。それと、ブルーベリーについても町の特産ですから大事なんですけれども、本当に業者がするべきなのか、町がするべきなのかを今後はしっかり検討するべきだと思いますが、今後検討する考えはございますか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 出荷されている皆さんにはそのような説明で業者が集荷しますよということでお願いしていますが、確かに実績等見ますと、利用されている方はここ2年くらいですか、実際はありませんでした。
委員長(山路清一君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) いろいろと私話した部分は、本当に来年からは検討してスクラップ・アンド・ビルドの観点から検討していただきたいと思います。
それから、123、124ページの1目の林業振興費の13節委託料、新たに今回出てきているんですけれども、野鳥の森進入路調査業務ということで、先ほども若干説明あったんですけれども、これについても事業内容と、これどこの用地で、今後の計画についてちょっとお尋ねします。
委員長(山路清一君) 菅原委員、一問一答でお願いします。(「項目1つなんで」の声あり)1つで区切ってお願いします。産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 野鳥の森の進入路につきましては、現在のところ富ケ岡公園の頂上付近からと、それから町南裏からの2カ所となっています。そのうち、町南裏からの進入、出入りにつきましては、民家のちょっと庭先を通るような形になっていまして、そのために直接野鳥の森に出入り可能にするために用地の調査を行って、今後整備していこうと考えているところでございます。
委員長(山路清一君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) 一問でします。これには大体人数的には何人ぐらい見込んでいるんですか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 今回は本当に入り口の3筆で、所有者に関しては3人と今見込んでいるところでございます。
委員長(山路清一君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) ページ125、126の2目の商工振興費についての13節の委託料、今回新たにこれも企業誘致の意向調査業務ということが載りました。こういうのを載ると私もうれしいですけれども、この業務の内容、どんな調査なのか、調査内容をお伺いします。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 今回企業の調査ということで、お願いする企業が保有している各企業の情報を、特に宮城県に進出の意欲のある企業を抽出していただきまして、その情報をこちらでいただいて、今後の企業誘致や企業訪問に役立てていこうと考えているところでございます。
委員長(山路清一君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) よろしくお願いします。
それと、その下の19節の負担金、補助金及び交付金ということで、企業立地促進奨励金及び雇用促進奨励金、これは先ほど何か言われていたと思うんですけれども、ちょっと確認ですけれども、若干昨年より金額が減りましたけれども、何件で金額幾らで何人雇用で何社か、もう一度ちょっと私聞けなかったのでお願いします。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 26年度の見積額としましては、3社で各企業2名の雇用ということで算出しています。
委員長(山路清一君) 菅原福治委員。
委員(菅原福治君) それでは、最後です。129ページ、130ページの道路維持費の13節、これも委託料でございます。融雪業務ということで、先ほど部長からもあったんですけれども、これは昨年のほぼ、ほぼというか、同じ金額なんですけれども、今年度の反省を踏まえて、これからの除融雪についての仕方だとか、いろいろ把握の仕方だとか、状況の把握の仕方だとか、いろいろ研究検討しなきゃならないんでしょうが、その辺がこれには入っていないと思うんですけれども、どういうふうに考えているのかをお伺いします。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 一般質問等でもお答えしましたように、この金額については先ほど申し上げましたとおり、平年並みの当初予算額ということで、現在の実績はちょっと踏まえておりません。除雪体制につきましては、現在まだ除雪・融雪期間ということで、先ほどもちょっと山のほうからふぶいてまいりましたが、大雪の2週に続きました住民からの寄せられた意見は十分に尊重しなくちゃいけないかと思います。まず、私のほうは1・2次路線の警戒が最優先、あとは地元のその地形的な問題、それから戸数の関係とかもありますし、十分住宅地図と都市計画地図と路線地図と使用しながら、次年度に向けて調査研究してまいりたいと思います。
委員長(山路清一君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) 私からは2点質問させていただきます。
ページ数で122ページ、その中の5目農地費の中で、19節負担金、補助金、補助金の中で豊かなふるさとの保全整備事業の補助金ありますけれども、これは2カ所と聞いたんですけれども、どこの部分かはっきりお示しを願いたいと思います。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 場所的には二ノ関地区になりますが、まずは1カ所ですが二ノ関地区、4号線の南部屋敷の裏側の水路になります。板柵渠の部分が崩れましたので、今回排水フリュームに改修してまいりたいと思います。それから、もう1カ所が、4号線三枚橋から三ノ関の本木橋に向かっている水路で、平板ブロックが崩れ落ちているため、これも修繕工事するものです。
委員長(山路清一君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) 従前にもお話ししたんですけれども、台風なんかの被害ありますと、即田んぼに水が上がってしまう場所が、二ノ関から三枚橋に来る過程の中で多々あるわけでありますけれども、私はその件について整備するのかなと思っておったんですけれども、改めてお聞きしますけれども、その南部屋敷の裏側ということで間違いないんですか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 裏側、ちょうど裏側でございます。
委員長(山路清一君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) その水路はどこから来る水路なんですか。南部屋敷の裏側というのは。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 二ノ関地区からの排水路になっています。
委員長(山路清一君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) 課長、ちょっと補佐と相談して。あのね、全く違うと思うんです。二ノ関から南部屋敷の裏側に来る水路なんか、ありませんから。だから、その辺ね、ちょっと補佐、安藤補佐、ちゃんと課長と話しして、そしてみんながやはりわかるように説明してやらないと、我々もその場所的に判断し切れない部分があるものですから、そこは重々、そのために補佐も出席しているわけでありますから、それぜひお願いします。
委員長(山路清一君) 暫時休憩いたします。
午後3時18分 休憩
午後3時18分 再開
委員長(山路清一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 南部屋敷をもう少し大和に向かったところに、相澤工務店と思うんですが、そこに倉庫あるんですけれども、その裏手になります。
委員長(山路清一君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) まあ、いいですけれども、では。ただ、今回の整備について、なぜ三枚橋のところを通常、台風のたびに水が上がっている田んぼの整備を入れられなかったのか。その辺についてお尋ねをいたしたいと思います。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 三枚橋につきましては、平成25年度の当初予算で修繕するということで100万ほど上げてはいたんですが、地権者と相談したところ、うちのほうで土のう袋を利用してかさ上げしようということでお話ししたら、土のう袋では今後の管理が大変だということで、実際1月半ばごろまで話はしたんですけれども、了解を得られなかったものですから、25年度の事業はとりやめました。それで、今後このような補助事業なんかあるかどうかはちょっと今調べているところでございます。
委員長(山路清一君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) 別にしつこい質問をしているわけではないですけれども、要するに地権者との相談の中で、土のう袋ではどうしてもその管理し切れないというようなことであれば、やはり土のう袋で永久的にその保全をするというわけには恐らくいかないというのも、担当課として重々わかった上で、暫時的な措置として土のう袋ということで恐らく地権者とお話ししたのだと、私はそういうふうに認識するんです。ですから、それでもちょっとまずいですよというようなことであれば、やはり改めて26年度の予算の中で完全なる整備をしていく、そしてそれに対しての補助をやはり行っていくということが一番大事だと私は思うんですけれども、そういう考えには至っていなかったんですか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 25年度の予算ということで、田んぼの刈り取り終わってお話ししたのが実際には12月ごろだったものですから、それから話をして、本来であれば雪がなくなって今ごろ工事しようかとは思っていたんですけれども、話をしたところやはり土のう袋ではなくて、何かいい工法をということで話がありましたので、了解を得られずに執行残にはなってしまうんですけれども、今後その工法なり、あと補助なりを検討していきたいと思っています。
委員長(山路清一君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) あくまでもそれは私は執行残でないと思うんです。基本的には。やはりその整備の見直しというか、ですからその辺を重々今後やはり検討していって、その地域に対しての安全性を行政として構築していくということが一番大事だと思うんですけれども、先ほど課長は、今度そういうような検討をしていくという話をされていますから、それに尽きるわけでありますけれども、なおこの件について、改めてどのような考えで今後持っていくのか、お示しを願いたいと思います。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 現場は確かにU字溝というか、きちっと整備されているんですけれども、下流側に来てちょうど狭くなっているU字溝入っていますので、その辺はやはり同じ大きさのU字溝かなとは私も素人ではございますが、そのような排水にしてまいりたいと思っています。
委員長(山路清一君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) わかりました。ちゃんとした整備がされていないから要するに水が上がるわけですから、その辺ちょっと十分考えて検討していただきたい、こういうふうには思います。
次に移ります。126ページ、商工振興費の中の21節貸付金について計上されておりますけれども、これについては当初何件を見込んでおりますか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) この8,090万の分は、預託金になります。それで、まずは貸し出しの枠が2億8,000万ということで、その10分の1の2,800万、26年度はですね。それで、そのほかにこれまで貸し付けしていました償還分に対しての預託金が残りの分ということで、件数ではなくてあくまでも貸付金額で算出しているところでございます。
委員長(山路清一君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) これは現在の貸付金での計算ではないですよね。予算を計上して今から貸し付けますよというような、その枠の中ですよね。ですから、その予算を決めるときには、全く漠然としたようなその決め方ということはあり得ないんですよ。ですから、おおよそ幾らぐらい、1件当たり幾らぐらい借りて、そして何件ぐらいの件数を見込むかによってここに計上されるものだと私は思うんですけれども、そういった計上の仕方ではないんですか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 26年度につきましては、今言ったように最高限度額2億8,000万ほど貸し付け可能ということで、その預託金を2,800万として見ています。そのほかにつきましては、ある程度の実績をもとに算出しております。
委員長(山路清一君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) ちょっと私が聞いていることが理解してもらえないかなと思うんですけれども、いいんです、その2億8,000万でも幾らでも。総枠として貸し出す分については、大体件数としてどのくらいを予測しているのかなということで質問しているわけですから、全く、じゃ2億8,000万なりなんなり、貸し付けする枠を持っているだろうけれども、100件とか200件とかというような予測はないでしょう、恐らく。ですから、最大値、最大値の貸付金額ありますよね。2,000万でしたっけ。ちょっとね、そうするとその2,000万で割ったって大体件数が恐らく出てくるわけですよ。ですから、その辺を本来ならば示してもらいたいなと思って質問したわけでありますけれども、なかなかそれが今担当課のほうからそういう計算上でなくて、大枠で予算を計上したんですよというようなこと以外にないのであれば、それはそれで仕方がないかなと思うんですけれども、そういうその大枠の予算枠でこの予算計上したんだということなんですか。改めてその辺お聞きします。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 貸付金に関しては2億8,000万までです。(「じゃ、いいよ。1つだけ。だから……」の声あり)それの預託金が、預託金を2,800万ということで、26年度は見ています。もう最高、全部借り入れしますよということでの預託金になります。それから……。(「委員長ね、ちょっと待って。いいですか」の声あり)
委員長(山路清一君) はい、座ったままでいいです。
委員(渡邊俊一君) 私聞いているのは、その予算を計上するときに、単なる総枠で計上するのか、何かね、何かその件数なり、1件当たりの貸付金額がこのくらいになるからこのくらいの予算になるんですよというようなそういう示し方がなければ、根拠が出てこないかなと思って私は質問しているわけですよ。わかる、言っていること、わかりますか。
産業振興課長(横倉時夫君) あくまでも件数ではなくて、2億8,000万の枠での預託金ですよということで、こちらに計上している……。
委員長(山路清一君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) では、いいです、わかりました。最初から、あくまでもね、その件数でなくて、大枠の中での予算書取りをしていますよということであれば、それはそれでそれ以上私は何物も言えるものではないです。ただ、今質問の段階ですから、要望できる段階でありませんから、とにかくどういうふうな状況の中で予算を計上しているのかなというような、その内情を知りたかったということでありますから、それはそれで結構です。
では、この貸し付け利用についての銀行関係については恐らく私の知っている範囲内では仙台銀行と七十七銀行、この2行かなと思っているんですね。それを経由しながら貸し付けを利用するというような形になると思うんですけれども、間違いありませんか、それは。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 取扱店につきましては、七十七銀行、それと仙台銀行さんにお願いしているところでございます。
委員長(山路清一君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) その中で、2行の銀行からの借り入れなんですけれども、仙台銀行さんと七十七銀行さんのこの借り入れている比率はどのくらいなんですか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 半分で……。(「わかりました」の声あり)
委員長(山路清一君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) 恐らくね、予算の中から宛てがう分が半々だということでの内容だと思うんですけれども、それで間違いないですか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) はい、そのとおりです。
委員長(山路清一君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) なぜそういうことを今お聞きしたかというと、やはり仙台銀行さんと七十七さんを利用する利用度というのは、やはり仙台銀行さんと七十七さんの場合は恐らくちょっと利用度が違うんじゃないかと。ですから、一つは前年度のその利用件数、それから貸付金額、それをある程度比較しないと、なかなか七十七さん、例えば仙台銀行さんでもいいんですけれども、そちらに行ったらもう枠がない、別なほうは枠がまだ残っている。では、そちらに行ってくださいといっても、やはりその借り入れを起こすその中小企業がメーンバンクとしてどちらを使っているかによっても、多少はやはり借り入れのやり方が変わってくるわけですよね。ですから、その辺のその流動性というものはないのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) ちょうど今25年度の、26年3月10日現在で調査したところ、両方とも1億3,000万ずつ……。(「もう一回教えて。25年度」の声あり)26年3月10日現在で……。(「26年の3月10日」の声あり)1億3,900万が仙台銀行さんです。七十七さんが1億3,000万になっているところでございます。それで、4月にちょうど覚書を交わして、預託金はというか、預託金の覚書なんですが、そこで金額を明示しているところでございます。
委員長(山路清一君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) そうしますと、両方合わせても2億6,900万というようなことでよろしいんですか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) そのとおりでございます。
委員長(山路清一君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) 改めてお聞きしますけれども、2億6,900万、実質の最大枠で貸し出しできる金額というのは幾らなんですか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 2億8,000万、残っています。(「今、これは残っている分」の声あり)25年の実績で、今現在も貸し出ししている金額です。
委員長(山路清一君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) ちょっと実際の貸し出しできる枠というのは、実際は幾らなんですか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。(「1億9,000万でしょう。8,090万の預託なんだから。その倍」の声あり)
産業振興課長(横倉時夫君) 2つの銀行合わせて2億8,000万で、それぞれ1億4,000万ずつに分けて貸し出ししてもらっています。
委員長(山路清一君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) 実際にはもう大体目いっぱいなんだということで理解していいのね。その25年度、要するに、の予算としてはもうぎりぎり目いっぱいですよと。今から、ですから3月の10日以降4月1日までのうちは幾ら借りたいと言っても、もうこの事業対応の中ではもう借りられませんよというような理解でいいんですか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) はい、そうでございます。
委員長(山路清一君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) そうしますと、26年度ではそういう25年度で今現在実績がこういうふうにして大体おおよそもういっぱいいっぱい出ているんだということに対して、26年度についてはその25年度の今の3月10日、でもこの予算書をつくっているのはその前につくっているはずでしょうから、なかなかそういうふうに一概に言えない部分はあると思いますけれども、今現状からいって3月10日の時点でもう目いっぱいだということであれば、新年度の予算について、やはりその手だてはどのようにしていったらいいと担当課としては思いますか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) あくまでも2億8,000万の枠は変えないと、その方向でいきたいと思っています。
委員長(山路清一君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) そうしますと、振興資金、やはり何人かの同僚議員からもいろいろ質問の中で提示されたりしておりますけれども、今の現況としてもう既にその枠がいっぱいになってきているというような状況であれば、なおこれからも富谷町の中小企業に対して、やはり町としてのこの補助制度だけの問題ではないんですけれども、もっと活性化してもらいたいというようなことで、いろいろ対策をとっていかなきゃならない部分が当然出てくるはずですよね。そうした場合に、もう既にこの3月の初めの時点、中旬よりも前の時点でおよそいっぱいになっているということになれば、もう少しやはり枠の拡大というものが当然必要になってくるのではないかなと私は思うんです。そういった意味からしても、改めてお聞きするんですけれども、当初予算以外にそういった場合の補正を組むような考えなどは持っているんですか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 何度も言いますが、あくまでも2億8,000万の枠は変えずにこれからも貸し付けしていきたいと思っています。
委員長(山路清一君) 渡邊俊一委員。
委員(渡邊俊一君) 町長、恐らく担当課で答弁し切れない部分が多々あると思うんですね。私の今の質問の内容からすると、補正の問題までにちょっと触れていますので、その件について、私はやはり一つの枠の中で要するに前年度の実績がおおよそそういうような状態になっているということであれば、商工振興の意味でも、もちろん中小企業のこれからの富谷町の中での発展性から見ても、やはりもう少しこの具体的な形での、だからといって今の倍にしろとか何とかと言っているわけでは決してないんですけれども、ある程度もう少し枠が持てるような状況をつくっていけないものかなというふうに、私個人的にはこの状況の質問をさせていただいていて思いがあるんですけれども、その辺について、町長もしいい考えがあったらお示しをいただきたく。
委員長(山路清一君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 26年度の予算の枠は、25年度の実績を見てというふうなことで当初予算組み入れましたというようなことですから、当然今のやりとりの中で、1年間いろんなどんな形でか動いていくわけです。必要によっては補正対応というふうなことは当然のことだと思いますので、そういった今の議論を受けとめて、推移を見ながら対応してまいります。
委員長(山路清一君) この際、午後3時50分まで休憩いたします。
午後3時39分 休憩
午後3時50分 再開
委員長(山路清一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
出川委員。
委員(出川博一君) それでは、127ページ、128ページ、8款1項1目3節のここで、職員手当で3行目のところに時間外勤務手当458万4,000円とあるんですけれども、これは1人当たり何時間ぐらいになるんでしょうか。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) その際の人件費に関しては、総務のほうで一括していますので、あすお聞き……。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) わかりました。それはわかったんですけれども、この時間外ですね、土木総務費1目のところで土木費関係のやつ、いわゆる都市計画のやつも含めて時間外が計上されているんですよ。この記載の仕方、これから直さないといけないと思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) それも含めてあした。(「はい、わかりました」の声あり)出川委員。
委員(出川博一君) それでは、129、130ページ、8款2項3目13節、ここのところの委託料で……。ちょっと待ってください。委託料で、橋梁点検業務566万とあるんですけれども、これはたしか去年、橋の長寿命化査定業務、これ約340万ほどやって、今回はそれのうちの6つの橋について点検業務をするということなんですけれども、これは今後どのような形で橋梁の点検というか、補修も含めて考えていくようなことになるんでしょうか。来年度以降どのような方針なのかをお尋ねします。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 今年度実施しましたのは、橋梁の長寿命化策定業務に関しての点検というようなことで、役割はその長寿命化策定業務に関する点検でございました。今回の点検につきましては、説明でも申し上げましたが、第三者被害を及ぼす危険性のある橋梁ということで、これは跨道橋、またいでいる橋ですね。縦貫道が4橋で、それから町道が2橋ということで計6橋で今回見ております。重要な橋ということで、報道等でも各地でトンネルの崩落やら橋梁の崩落というようなことで、人命的にも大変な被害になっているところがございますので、それをことしやっています長寿命化と一歩ちょっと画して、第三者被害を未然に防ぐとのことで、当然長寿命化をするなど今後の補修対策に入れるんですが、これはそれ以上の点検というふうなことで、直接打診なり目視なりということで、今回の長寿命化についてはある程度遠診が多かったものですから、一歩踏み込んだ点検ということになります。これはもちろん補助事業であります。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、133ページ、134ページ、8款3項1目19節、上から2番目のところに宮城県治水協会とあるので、ここに対して3万円の支出なんですけれども、これは去年は25年度は1万4,000円だったやつが倍増になったその理由は何なんでしょうか。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 県の事業等も含めて8,000円の需用費も若干ありますし、あとは人口的な要件もあるものでございます。県のほうから示された額でも一応計上されております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) すると、県のほうから示されたということなんですけれども、これは県の組織なんですか。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 治水協会は県の河川課が事務局となっております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) そうすると、これは県内の全自治体が加入しているということなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 河川通ります全自治体でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、135ページ、136ページ、8款4項2目13節委託料、これは下のほうに都市公園砂場除菌業務、これは88万9,000円あるんですけれども、去年は26万5,000円ということだったのですけれども、何か大きな方針の変更でもあったということでしょうか。
委員長(山路清一君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 25年度につきましては、除菌業務で26万5,000円と、あと点検業務で55万5,000円を計上していまして、それを今回ちょっと業務を合わせた形で計上させていただいてございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、25年度はこの除菌業務の中でない別な費目で50万ほどが支出されたということでしょうか。
委員長(山路清一君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 砂場の点検清掃業務で55万5,000円ほど計上させていただいてございました。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、ちょっと前にさかのぼって115、116ページ、ここの5款1項1目13節委託料、先ほども同僚議員からの質問があったんですけれども、ここの中の新商品販売全国展開・観光誘致、これは緊急雇用で指定された業務なんでしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 事業の指定ではなくて、補助要件に合っていたものですから、一応事業として取り入れたものでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) その下の黒川森林組合に委託したというあの森林技術・技能継承推進、これも緊急雇用だと思うんですけれども、これも指定された事業なんでしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 指定というか、補助メニューに合っていた事業ということで、町でこれを活用したということです。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) なぜそういうかと言うと、この2つの事業については、県から国から金が来るから、ただやっているような状況。特に森林技術については24年度から3年間で、26年度今回の予算で終わっちゃうということで、本当にこれで世代継承、また雇用ということができるんでしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 最終的には、技能技術継承事業については、この方を黒川森林組合で雇用するという約束のもとでやっているところでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 観光誘致については、漠としてよくわからない。ただ、毎年670万から690万ぐらいの金が出ているんですけれども、これも具体的な計画書とか企画書はあるんでしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 補助申請時にはそのようなものを提出していますので、ございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 補助申請書というのは、これはいわゆる補助委託に関しての契約の部分のことを言っているんでしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 済みません。今私言ったのは、県に対しての報告、申請のことを言いました。あと、商工会とは委託契約を取り交わしております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) だから、その商工事務所との間での委託に関して、町自体として具体的にこういう計画でこういう企画でやってほしいとか、そういうことは言っているのかどうかということです。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 特に継続事業にということで、これからも商品開発をしてもらうということと、それから観光PRをしてもらうということでお願いしているところでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) だからね、その継続事業という考え方をぜひ払拭してもらいたいということでこういう質問をしているんですよ。ですから、そういう当然、では観光誘客するんだったら、こういう形でこういうやつをやってもらいたいから委託するんだよと。そういう形でぜひ捉えるべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) あと、今言ったほかに、被災地を案内して富谷町を紹介したい、富谷町の商品開発したものをその方々と一緒につくったり、そういう事業も展開しているところでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 今質問しているのは、基本的にぜひ見直してほしいというような意味合いも含めて質問しておりますので、そのような形でご答弁いただきたいんですけれども。
次に、119ページ、120ページの6款1項3目13節委託料、これのブルーベリースイーツフェアポスター作成とあるんですけれども、これは先ほどの答弁で7月中旬に6店舗で実施していますよということなんですけれども、これはその後、そのお店ではずっと継続してブルーベリーを使ってという形なんでしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずはそのときにブルーベリーを使った商品というか、ケーキとかつくってもらうということで、その後に関してもつくっていただいて販売されていると思います。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) その6店舗の年間でのブルーベリー使った売り上げというのは把握しておられますか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 年間のはちょっと把握はしていません。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) やはり公費を使ってやるわけですから、年間でこれだけの効果がありましたと、ブルーベリーを生産している方からも仕入れして、こういう形で売り上げありましたということで、ぜひ把握をしておく必要があると思うんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 7月に開催している分については、個数とか売り上げとかは把握しております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それは毎年伸びているんですか。(「はい」の声あり)売り上げはふえているんですか、その分。毎年。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 24年、25年比較しますと、残念ながらちょっと個数、金額も落ちてしまいました。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) では、施策としてどうしようと思って26年の予算を使われたのか、お尋ねします。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 今後もブルーベリーの振興というか、商品を紹介するとともに、そのケーキ店さんも町のお店ということで紹介できるのかなと思っております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、同じページの同じ委託料、食育事業用ほ場耕起業務とはどういう業務なんでしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 給食センターの入り口に、入り口の左手ですか、そこにほ場がありますので、そこに種をまいて野菜をつくって、そして収穫して給食センターで料理とかという教室を考えているところでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) たしか今年度も実施されたと思うんですけれども、今年度はいわゆる耕起業務はなしで、センター内の職員でやられたということでしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 今回ちょうど天気が悪くて、申し込みいただいた方々実際に収穫はちょっとできなかったんですけれども、料理のほうは一緒にやってもらいました。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 済みません、料理とかそういうのじゃなくて、去年も畑つくったでしょう。野菜をとるために。そのときはどこからお金を出してやられたのかなということなんですよ。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。(「多分センターの職員がやったのかどうかということです」の声あり)
産業振興課長(横倉時夫君) ちょっと今年度に給食センターのほ場に関しては、25年度につくってやっていましたので、ちょっとその収穫の分が前年度はちょっとわからないです。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 一番最初につくるとき、畑起こさなかったのですかと聞いているんですけれども。どういうふうに耕したんですかって聞いているんですけれども。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 実際に事業をやる際に、おんないん会の方を講師にお願いしているものですから、その方に掘ってもらったり、何かボランティアという形でやってもらいました。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) はい。それでは、次、同じページの19節補助金なんですけれども、ここの中で富谷町農作物有害鳥獣対策協議会、これは具体的に何を協議している団体なんでしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは春と秋に農作物の被害防止ということで、駆除のために出撃してもらっています。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) そうすると、春と秋に協議会で集まって駆除しようということで、そこに対するあれなんですか。薬代とか、作業代とか、そういう形のこれは補助になるんでしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) そのときの謝礼金とか、そういうものが入っています。あと、そのほかに熊の出没とか何かで出てもらったときの経費も入っております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それはいわゆる協議会に対してこれは30万前後で毎年変動しているんですけれども、この支払いに関するいわゆる補助に関する規程とか要綱とかあるんでしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) ございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それは我々行って見せてくださいと言えば、見せてもらえるのかな。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 大丈夫でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 次の下にあります黒川地域農作物病害虫防除協議会、これは毎年60万ぐらいの支出があるんですけれども、ここは何をしている団体なんでしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) JAあさひなのほうに補助していまして、水稲の病害虫の防除をやってもらっております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということで、これは先ほどの有害鳥獣と違って、定額でJAあさひなに対して補助を出しているということでしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) はい、そうでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) これはいろいろ見直しできる余地はないんでしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 今はちょっとその辺まだ考えていません。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、その下にあります産直直売等定着推進事業、それから……。それについては先ほどおんないん会に対するものだということなんですけれども、これも定額のように思うんですけれども、これはどのような形で支出をしている事業なんでしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずはこれもうちのほうからは実際はJAあさひなさんのほうに補助して、JAさんのほうで機械などを購入しておんないん会さんとか何かに配付されているというか、購入しているような状況です。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、基本的にはJAあさひなさんに支出をして、それに基づいてJAあさひなさんのほうでおんないん会に対していろいろ機械の貸与とか、そういうやつをしているという事業なんですか。もう一度お尋ねします。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 町ではJAあさひなに補助しまして、そこから管理機とか何か購入しまして利用してもらっているような状況です。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) その下にブルーベリー産地拡大事業とあるんですけれども、これについては25年度のこの間の補正でたしかゼロに減額したと思うんですけれども、それでもまた26年度も続けるということなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 25年度につきましては、確かに苗木の補助、助成の申請がなかったということで、その分全額減額させていただいたところです。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) でも、ないやつについて、またわざわざ予算立てをするというからには、何か行政サイドとして大きな施策があるというふうに思うんですけれども、それをお示しいただきたいんですけれども。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 今回、新規事業としましてマイスターブルーベリー成木育成事業に取り組みますので、そこで苗木の補助ということで考えております。
○委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 次、その下にあります農業改良事業奨励補助金160万、この事業はどのような事業なんでしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) これはビニールハウスの助成となります。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、このビニールハウスということは、改良事業というこの名称がついていますけれども、稲作から畑作に改良とか、そういうことを意図した施策なんでしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 今回の予算を置いていますものは、ビニールハウスへの助成ということで、そのほかにもこの要綱で、そのほかの事業についても補助を行っているところでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、ビニールハウス以外でもいわゆる助成するということであれば、これまた補助に関する要綱とかあるのか、お尋ねします。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) ちょっとその交付要綱、手元に持っていませんので、済みません。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) わかりました。それで、最後にします。次の121、122ページ、6款1項5目13節委託料で、仏所ため池内刈払業務とあるんですけれども、これは先ほどの説明をお聞きしたんですけれども、よく聞き取れなかったのでもう一度、なぜこれの事業をするのか、お願いいたします。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 仏所ため池の県道沿いに生息しています竹を刈り払ってもらうということで、あそこはちょうどカーブしていまして、竹によって道路が見にくいということで、ため池側の分に生息しているものですから、それを刈り払いするものでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 町の管理下のため池は何個ぐらいあるんですか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) ちょっと数は把握していませんが、基本的にはあそこの水利組合さんにお願いして管理してもらっているところですが、仏所のため池につきましては足元が悪いということで、こちらで危険防止のために実施するように考えました。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) では、最後にします。ということは、どこかのやつをやると、またほかのところのやつもやってくれというような話に絶対なってくると思うんですよ。そういう意味では、その運用基準というか、を決めておかないと、どんどん事業が広がってくるというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 先ほども言ったんですが、かなりすぐため池になっているものですから、そこがちょっと足場が悪くて、水利組合のほうではちょっと難しいかなと。それから、刈り払い終わってから搬出とか何かもするものですから、県道の交通量もありますので、その辺の危険防止のためにこちらで実施をと考えたところでございます。
委員長(山路清一君) 高橋委員。
委員(高橋正俊君) 私、1点だけちょっと質問したいんですけれども、138ページの17節土地購入費なんですけれども、この2工区開発の中で、公共施設の用地はとらなきゃならないという開発の時点で町の要綱があると思うんですけれども、これ何でこの購入したのか、お聞きしたいんですけれども。
委員長(山路清一君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 当初、集会所用地がなくて、公園用地として帰属分として1,586.87平米でございまして、買収分が670.91平米で、公園の合計として2,257.78平米になります。その670.91平米の集会所絡みのちょっと買収、公園分の買収分で今回4,060万円を計上させていただいたところでございます。
委員長(山路清一君) 高橋委員。
委員(高橋正俊君) 富谷町の開発指導要綱の中に、1,000平方メートル以上は3%以上の用地を取得、指導の中にあるんですけれども、では結局3%の枠には小さ過ぎるから買ったということなんですか。
委員長(山路清一君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 明石台の九丁目に新たに集会所用地を確保するとともに、集会所と一体的な利用をする公園の適正な用地を確保するため、一応用地買収を行うものでございます。
委員長(山路清一君) 高橋委員。
委員(高橋正俊君) 要するに簡単に言うと、3%のその開発要綱の中に3%では狭過ぎるから取得したということなんでしょう。そうではないんですか。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) これらにつきましては、明石台小学校の建築の絡みで、当時1工区、2工区、3工区、明石台東は七丁目、八丁目というこの2つの丁目が予定されておりましたが、学校区の変更というようなことで、現在あります六丁目の北側の部分と明石台公園から県道のほうに抜ける明石1号線とメーンの通りあるんですが、その北側について、今度新たに明石台九丁目という丁目をつけまして、その九丁目と明石台六丁目で1つの町内会を立ち上げようと町のほうで準備したわけでございます。そこで、本来はもう既に七丁目、八丁目、2カ所に集会所と公園用地の開発区域絡みのその3%を確保するために用地はあったんでございますが、新たな九丁目できて六丁目と1つの町内会ができるというようなことで、どうしてももう1つ町内会設備が必要だろうと。そこで、集会所も当然七丁目、八丁目とは分離した形で必要だろうと。その場合は、ちょうど真ん中、適当な場所が公園用地だったものですが、その公園用地の一部を潰すような形で集会所を新たにつくるものですから、どうしても公園用地が不足すると。周りの宅地にご協力いただいて、当初計画した全体のその公園用地を確保するというようなことでございます。ご理解をお願いいたします。
委員長(山路清一君) ほかに質疑ございませんか。永野久子委員。
委員(永野久子君) それでは、まず、農業の問題なんですが、先ほどちょっとご説明があったように思うんですけれども、確認させてください。
予算書の38ページで歳入ですね。ふるさと富谷創造基金繰入金1億3,000万2,000円、この使い道は何でしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 済みません、これは財政課のほうで説明されると思います。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) これは基金の目的、使途が、使い道が限定されていると思いますけれども、そうすると産業振興課絡みで使うものではないということなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 済みません、内容まで把握していません。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) このふるさと富谷創造基金、今手元に条例ありませんけれども、基金条例で使い道については限定されていますよね。産業関係ということで、文化・スポーツ等々の施設に使うということになれば、目的外に使うということになりませんか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 産業振興課としましては、10万円の花いっぱい運動に使用するということになっています。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 10万円の花いっぱい運動で1億3,000万も使うんですか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) そのほかの内容については、財政課のほうで説明させていただきたいと思います。済みません。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) それでは、この基金の目的に沿った使い方をするということを前提にして、総務のときに再度伺いたいと思いますが、よろしいですか。
農林水産業費の予算の構成比が0.8%で、昨年度に比べて2,809万1,000円ほどふえてはいるんですね。そのために前年予算と比べれば35%以上ふえた格好にはなっているんですが、もともと農水費の予算が小さいですから、わずか3,000万足らずふえても35%以上予算比べるとふえるということになっちゃうんですね。しかも、今回2,809万農水費としてふえるうちの2,500万円以上が農業土木、つまり農道の舗装補修ですね。そこで消えちゃうわけですね。実際にその農業の生産者等への支援といったような実質的な農業への予算というのが、今回の予算を見ましても目立つところ余りふえていないんですが、やはりもっと農業を重視すべきだと思いますが、どうでしょうか。これは町長に伺います。
委員長(山路清一君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 十分予算の策定に当たっては現状に、そしてまた過去からの経緯というようなことでやっておりますので、担当課でこのような予算立てを仕上げたというようなことについては十分承知しておりますので、ご理解をお願いいたします。
委員長(山路清一君) 永野委員。
○委員(永野久子君) この予算に載っているかどうかということを確認したいんですが、農地中間管理機構というのが新しく始まりますけれども、関連する予算はこの平成26年度予算の中でどこかに計上されていますか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まだ県のほうで説明、県から説明を受けている段階で、予算に関してはまだ置いていません。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) この農地中間管理機構、市町村とのかかわりはどういうものか、伺います。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 直接関係する分でいうと、まだ説明段階ではありますが、一部の業務を市町村に委託、中間管理機構は一部の業務を市町村に委託することができるということになっていますので、その辺どのような委託事業になるかはちょっとまだ見えないところでございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 予算を伴うことになると、どこかで補正を組むということになるんでしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) ちょっと今の時点ではわからない状況です。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 予算書の34ページです。緊急雇用創出事業等臨時特例交付金ですけれども、7人予定しているということで、先ほど一部ご説明ありましたが、どこの課のどういう事業で、人数と雇用の期限を伺います。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずは産業振興課分で、新商品販売全国展開・観光誘客業務ということで2名です。それから、産業振興課分としまして林業技術技能継承推進事業、これで1名なっています。それから、町民生活課で放射線量測定業務ということで2名、それから同じく町民生活課で生活環境担当事務ということで1名、あったかまちづくり推進課で震災復興イベント補助ということで1名の7名となっております。(「雇用の期限は」の声あり)
まずは1年更新の事業となっています。ただし、事業がかなり補助メニューから外れまして打ち切りになっていますので、この辺は来年度またというふうになるか、見通しが立っていないところでございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 予算書の126ページの商工振興費、補助金3,935万円ですけれども、これは企業立地促進奨励金、これは既に対象となっている事業所のみということでよろしいんですね。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 今回26年度で予算計上しました企業に関しては、25年度に実績のあった企業となっております。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) それでは、企業立地促進奨励金で事業所名と金額を伺います。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずはみやぎ生活協同組合が、企業、雇用合わせてでよろしいでしょうか。別々。(「ええ、はい。別々に」の声あり)企業立地の奨励金が2,668万、それから雇用促進が20万の合わせて2,688万円、それからIHミートソリューションが企業立地の分で806万、それから雇用促進で20万、合計しまして826万、それから東洋刃物株式会社、企業立地奨励が401万、それから雇用促進が20万、合わせて421万円と見込んでおります。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) これで正社員が何人雇用されたということになりますか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 今回の予算計上におきましては、あくまでも雇用人数2名ということで予算計上させていただきました。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) これも年限があるので、その都度対象となる企業名は変わりますけれども、狙いとしているその正社員の雇用をふやしてくという点では、過去に交付したところの正社員の雇用はそのまま、この奨励金が終わった後も正社員として雇用は継続されているかどうか、伺います。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) その年度1人に対して1人10万ということで1年限りの助成となりますので、その年度、年度で予算を計上しているところでございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) それは確かにそうなんですけれども、ですから奨励金交付期間が終わっても、終わったらもうその正社員じゃなくてパートになっちゃいましたということではなく、AさんならAさんという方が正社員としてこの奨励期間に会社が奨励金を受け取って、AさんならAさんという人を雇用したと。だけれども、奨励期間が終わったら、臨時やパートになってしまったというのでは、意味がないわけですね。ですから、奨励期間、奨励金交付期間が終わっても、正社員の数が絶対数として毎年ふえていくというように図っていくべきではないかというふうに思うんですが、この点ではそうなっているかどうかという事実関係を伺います。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) そこまではなっていません。1年以上の雇用ということで現在雇用しているところでございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 事業の効果というのをやはり短期間ではなくて長期に見ていく必要があると思うので、この点については実際にどれだけの効果を上げているかという、その奨励期間だけではない、それにとどまらない効果が上がっているかどうかということを、今後についてはきちんと把握していく必要があると思うんですけれども、町長、その必要性はお感じになっておりますか。
委員長(山路清一君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 制度が1年以上の雇用というふうなことで求めているわけですから、2年目、3年目以降、そういう形態でないというようなことを考えにくいわけでしてね。企業経営ってそういうことではないですよね。それをもって安定的な経営につなげるということですから、今のような質問については私どもとしてはその先データ持ち合わせておりませんけれども、企業の企業経営の中で当然順調にそれらを契機にして進めている、こんなふうな認識でございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) この奨励金の条例をつくったときには、やはり正規雇用をふやしていくと、富谷町の住民が正規雇用されるようにしていこうという呼び水という意味も持っていたわけですから、今のような町長のお答え、企業任せというのでは……。(「任せではないです」の声あり)いや、成果が期待できません。企業任せでないというなら、町として実態を把握して手を打つということもあっていいんじゃないですか。町長、どうぞ、もう一度お願いします。
委員長(山路清一君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 企業の経営の面からして、そういうことは考えられないんですね。考えにくいですね。当然のことながら、正規雇用しますというふうなことの中で補助金を、交付金を入れてというようなことですから。ぜひそういったものは、私も聞こえてくるのもないですし、十分そういった制度を利用しながら、活用しながら、正規雇用につなげ、そしてまたさまざまな形で企業の雇用など、そしてまた富谷立地というふうなことで着実につながっていく。このようなことだと思います。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 次に行きます。130ページで委託料の除融雪業務に関してです。この件については一般質問等でも随分出ておりましたので、私の問題意識では当局のお答え、先ほども1次路線、2次路線中心に除融雪しているということでしたが、今回のような特別の大雪のときに、その他の路線含め、よく言う団地の中の生活道路と言われる本当に細い道路も含めて、毎日ではなくてもね、除雪あるいは融雪を行うということが必要だというふうに思うので、改めてこの点については平成26年度どういう姿勢で臨みますか。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 今年度中に皆様からいただいた除融雪に関してのご意見を取りまとめまして、当然路線の見直しはやりますし、ただ、全路線の言われていることは今のところ不可能でございます。極力あれですね、先ほども申し上げましたが、地形的なこと、それから住宅の張りつけ状況を踏まえて、2次路線に準じてというような形で要望等あれば除融雪できる体制をとってまいりたいと思います。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 私もちょっと不勉強なんですが、普通に雪が降っていない町道で、例えば穴があいていますと。そこにつまずいて転びました、けがしましたというときは、賠償責任、町が賠償する責任がありますが、雪、圧雪された雪などで滑りましたというような、それでけがをしましたというようなときには、これも町の賠償責任が及ぶということになるんでしょうか。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 当然自己責任もございますし、その場所にもよるかと思います。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) そうなりますと、高齢化が進んでいるところでは、特に高齢者のお宅に対して相当気を使う必要があると思うんですが、当面ですね、顆粒状の融雪剤、顆粒というんですかね、粒状の。粒状の融雪剤を、今は町内会を通してお願いすると、歩道と車道、つまり公道の部分についてはその融雪剤をまくということで1袋5キロでしたか、10キロでしたかを無償でいただけますよね。これは間違いないですか。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 町内会を通じて、1袋20キロとかなり大きいんですが、それはおあげして、当然おあげしております。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) これですね、知らない方が大変多いんですね。ですから、本当に必要とする方はたくさんいらっしゃるので、町内会を通じて決定して、町内会を通じて配付してもらうように、高齢者が一々とりに行かなくてもいいように、町内会を通じて希望があれば電話で、例えば町内会の担当のところにお願いすると届けてもらうという、こういう仕組みをつくってはどうかというように思うんですが、いかがですか。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 今年度もまた行政区長会議ございますので、その場所でお話ししたいと思います。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 町道郷田線に関してですけれども、これは132ページです。今回歩道新設工事、水管橋移設工事等が出ておりました。それで、町道郷田線については以前にご説明あったかとは思いますが、改めてこの郷田線の歩道車道合わせた道路の幅員、まずこれを伺います。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇 謙一君) 9メートルでございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 車道と歩道、それぞれ何メートルですか。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 路肩も含めれば7メートルの2メートルでございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) この郷田線については、用地買収の見通しは立っているんでしょうか。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) ちょっと済みません。聞こえませんでしたので、もう一度お願いします。
委員長(山路清一君) 永野委員。座ったままでいいです。
委員(永野久子君) 用地買収の見通しは立つんですか。
建設部長(鴇謙一君) 抵当権等の関係で今まだ直接交渉できない箇所もあるんですが、それ以外について進めているところでございます。ただ、若干、問題ある箇所あるということで、随時やれる箇所から改良を行っていくという考えでございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) その問題とは何でしょうか。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 現在ある土地の形態、過去からの現在に至った経緯等がまだ不明な箇所があるということでございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 水管橋の移設工事というのは、移設というとどこへどういうふうに移設するということになるのか、その今何となく場所はわかるんですけれども、橋といっても橋というほどではないですが、あの橋をどのように移設するということになるのか、伺います。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 現在の橋、県管理時代につくった橋でございまして、現在の構造としては25トンに耐えられる構造というようなことで計画しておりますので、現在14トン、約半分ですね。14トン橋なので、増強するものでございます。
あわせて、水管橋口径小さいのですが、幹線の水管橋になっておりますので、それを1回取り壊す際にも影響ございますので、断水しない形で工事をして、新たな水管橋をつくるというようなことでございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) ところどころよく聞こえないので済みません。核心確認しながら。そうすると、今ある水管橋を壊して、それで仙台三本木線寄りに新たにかけかえるという、どこへどう動かすんですか。同じ場所でかけかえるということですか。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 位置としては、ほぼ同じ位置になります。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 町長の施政方針なんですが、施政方針も予算審議の対象となりますので、施政方針の12ページなんですけれども、町長がこんなふうにおっしゃっているんですね。これは今泉地区で農地を転用してブルーベリーの畑を4,200平米失ったということで、これはこの地域の方々が太陽光発電を行うということでのお話なんですけれども、ちょっと読ませていただきます。時間を少々いただいて。「昨年は今泉地区において、農地転用により約4,200平方メートルのブルーベリー畑を失い、現在4万288平方メートルであります。長年面積拡大と生産量をふやすため、町としても特産品振興策に取り組んでまいりましたが、残念な結果となっています。今後は失った面積の早期回復に努め、ブルーベリー生産組合と連携しながら産地拡大に向けた取り組みを進めてまいりたいと存じます」というふうに言っておられるので、これは施政方針の中で。
これは、知らない人は知らないかもしれませんが、この方がどういう方かということは、個人が直ちに特定できる方なんですね、これは。そういう個人の特定されるような問題で、非難めいたこういう文言を施政方針の中でおっしゃるというのは、これはいかがなものかなというふうに感じたんですが、町長どうでしょうか。
委員長(山路清一君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 現状を述べたとおりでございますので、何ら問題ございません。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 私も農業委員をさせていただいているんですが、このブルーベリー畑を転用するに当たっては、農業委員会が同意をいたしました。そのときの農業委員会においては、誰一人としてこの問題に異議を挟む意見を出された方はいらっしゃいませんでした。そういう中で、私はほかの場面でも町長が同様の発言を挨拶等の中でされているので、4,200平米を失ったと、残念だということを何回か伺っております。こういうことは、やはり俗な言葉で言えば嫌みに聞こえるので、こういう人、個人が特定されるような発言、表現、これは避けていただきたいというふうに思いますが、今後どうなさいますか。
委員長(山路清一君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 何回も言いますけれども、事実を述べているわけですので、それについては訂正やら何やらというのは考えは毛頭ございません。
委員長(山路清一君) ほかにございませんか。小川委員。
委員(小川昌義君) みんなとダブらないように質問していきたいと思います。
115ページ……。(「言葉をはっきりお話しください」の声あり)115ページ、6款1項1目の13、GISですけれども、まず得意なところから。これは歳入のほうではどういうふうになっているんですか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 歳入ですよね。歳入は特にございません。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) これは補助事業というのにはなっていないですか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 補助事業にはなっておりません。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 補助事業になっていないということは、これは一般会計の中の普通の一般歳出という形で出されているということでよろしいわけですか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) そうでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) そうしますと、このGIS関係については、どこで作業、どこでってどこかの企業の作業という形になっているんですか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 契約上のことでよろしいですか。(「座ったままでいいです」の声あり)契約上のことでよろしいですか。
委員長(山路清一君) 暫時休憩とります。
午後4時50分 休憩
午後4時50分 再開
委員長(山路清一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) ちょっと今手元資料ございませんので、申しわけございません。
委員長(山路清一君) 本日の会議は議事の都合上により時間を延長して行います。
ここでこの際、午後5時5分まで休憩いたします。
午後4時51分 休憩
午後5時05分 再開
委員長(山路清一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑ございませんか。大変失礼いたしました。では、答弁を。産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) では、用地GISのシステム関係の契約相手は、富士通リース株式会社と行っております。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) これたしか農林省かどこかの補助で始まった事業なんですが、もう補助がなくなったというのは、このGISそのものもどこかのGISと統合してできるはずなんですが、その辺は検討の課題として考えていますか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 今のところは考えてございません。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 要するに、GISですので、今の水道課で持っているGISあるんですが、またあと、こちらの建築のほうでも使っていると思うんですが、そういうのとこう統合するという考えで経費を安くしていくというふうな考えには立ちませんか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 現状でいいますと、22年度に契約して5年間ということになっていますので、27年まではこのシステムで、その後ちょっと検討していこうと思います。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) そうしますと、補助事業として歳入のほうには入っているというふうに見てよろしいですか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 農業委員会の県の補助関係は事務費の補助だけで、GISの補助という名称では来ていません。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) その補助がないのに、26年度まではこのGISでいくというその意味はどういう意味ですか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 実際にはこのシステムを利用して農業委員会の会議時の資料作成とか、それから転作田の現地確認調査時の資料として、現地も地番もはっきりできるということで使用されているものですから、これからもこのシステムを利用してまいりたいと思います。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 具体的な作業であればそういうことになると思うんですが、システムとして動かすということになると、どこかの、私が言ったように水道課のものと統合していくというふうな考え方については、もう一度お聞きしたいと思います。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) ちょっとどのようなシステムになるか、ちょっとこちらも把握できないんですが、個人所有とかはこちらで把握しているものですから、その辺が可能かどうか今後検討していきたいと思います。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) それでは、皆さんから質問しているわけですが、117、118ページの6款1項3目の13の委託料関係なんですが、その中のブルーベリースイーツフェアポスター作成など業務についてですけれども、これは昨年もとっているわけですが、これはまた別なポスターをつくるというふうなことでよろしいんですか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 毎回違った商品をつくってもらって、その期間販売してもらっている関係で、紹介する上で毎年更新してつくっているところでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 同じく委託料のほうで、先ほども同僚の委員が質問しているんですが、ほ場耕起業務ですけれども、これは具体的に委託業務ですから、どこに委託するというふうに当初予算として考えたか、質問します。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) この食育事業のほ場耕起業務については、給食センターの入り口、入って本当にすぐ左側にほ場がありますので、そこの耕起なんかを委託していく予定です。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 具体的にどちらのほうに委託しようとして考えているんですかということです。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 一応今回の見積もり作成する上で、予算作成する上で見積もりとっていますので、そこの業者と話をしてやっていきたいと思います。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 121、122ページ……。ごめんなさい、131、132、8款2項5目の17、これは町長の施政方針にも出ているんですが、町道大童線道路改修用地購入ですけれども、場所も具体的に大倉信男さん宅でしたっけ。桜川橋まで350メートルということになって、購入価格が839万9,000円ほどになっているんですが、これはこの方、地権者は何人ぐらいになっていますか。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 現在のところ把握していますのは、6名でございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) これは350メートルというんですが、面積はどのぐらいなんですか。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 2,000平米程度でございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) はい、わかりました。またちょっと戻っていただいて、123、124ページ、6の2の1の13の委託料関係なんですが、この中で緑づくり管理業務という新しい新規事業になっているんですが、これは具体的にどういう事業を行おうとしているんでしょうか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) これは役場玄関前にプランターがあるんですけれども、そこで年間鉢植えというか、ということを行っているものですから、これを今後委託して花植えをやっていただくようになります。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) その委託する、多分どこかの町内会とか老人会とかとなると思うんですが、これはどういうところに委託しようとしているんですか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) まずはあのプランターですね、黒川森林組合から寄贈いただいたもので、それで25年につきましてはボランティアで交換してもらったということで、それで26年からはこちらで予算計上して交換してまいりたいと思っています。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) どこに委託をするという形になるんですか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 委託先はこれから検討していきますが、黒川森林組合関係かなとは思っています。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 同じく補助が30万出ているんですが、では多分その補助が出ている団体はどこになるんですか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 緑づくり補助金30万は、これは各町内会で緑化推進してもらうところに各10万までということで補助をするもので、3町内会を見込んでおります。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) はい、わかりました。それでは、129、130の委託料の中で、道路の幹線路面性状調査というんですか、が……。(「何ページですか」の声あり)129、130だと思っていたんですが。(「はっきり言って、はっきり」の声あり)129、130、委託料、町道幹線道路路面性状調査業務ですが、これは具体的にどういう業務なのか、これは新しい事業になっていますけれども、質問いたします。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 実際、ワゴン車にその調査機械を搭載して実際道路を走って、その凹凸なり、でこぼこといいますか、そういうのを調査するものでございまして、全体で約65キロほど予定しております。町内の幹線道路63路線65キロということで現在予定しております。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 全体として見ると、何%ぐらいのその調査になるということになりますか。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) これは補助事業を見込んだ調査でございまして、今どこまで幹線かという捉え方もあるんですけれども、私どもでは既にやった箇所を除いてほとんど網羅しているというような捉え方で予算計上したものでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) グーグルマップなんかでも調査しているんですが、そういうものでは足りないということだというふうに理解はするんですが、その下にあります道路交通量調査業務、これも交通量というか、どの部分の交通量調査という形になるんですか。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇 謙一君) ちょっと説明の中でも3つの交差点というようなことをしたわけでございますが、1つは、よろしいですかね、場所。役場南下して県道、それからセブンイレブンの十字路、穀田線との十字の交差点あるんですが、そこが1カ所。それから、富ケ丘明石線と穀田大沢線のカインズとイオンですね、あそこの十字路。それから、七北田西成田線と宮沢根白石線の明石台三丁目のミニストップ、あそこの十字路交差点ですね。町内3つの重要交差点ということで今回予定しているものでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 次、135、136、8款4項2目の13節委託料、毎年質問しているんですが、成田せせらぎの水路、これについては何か毎年かかっているんですが、かからない方法というものについて検討したんでしょうか。
委員長(山路清一君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 成田せせらぎ緑道の水路につきましては、区画整理時に人工的に整備したものでございまして、水源がないために水を循環させているものでございます。中央付近に機械室及びかん水槽がありまして、かん水槽からポンプで源流部やコイ堀に送水し、自然流下でかん水槽に水が戻り、戻った水をポンプで送水し循環させる仕組みとなってございます。成田せせらぎ緑道の水路を自然流下式にということでちょっと課内でいろいろ検討しましたが、水源がないということが一番の問題点になってございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) その今課長おっしゃったことについては私も理解はするわけですが、毎年、毎年経費がかさんでいくわけですけれども、水を循環させているわけですから、その循環させているところにヒントを得た工事というんですか、そういうものを考えつきませんか。
委員長(山路清一君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 一応水源がないということで、仮になんですが、成田せせらぎ緑道の地下水が豊富な、地下水の豊富な場所と仮定しまして、地下水をくみ上げてせせらぎ水路を流下させ、雨水管に排水するとしますと、源流部2カ所にはそれぞれ1分間に1.5トン程度の水をくみ上げられるポンプ、コイ堀等の各箇所には0.25トンほどの水をくみ上げられるポンプの設置が必要となります。9時から17時まで運転するとしますと、全8カ所で1日当たり2,160トンの地下水が必要となります。源流部に井戸ポンプを設置するとなりますと、集中制御している機械室までの配線のための成田せせらぎ緑道の全延長及び道路を含めた約900メートルの掘削工事も必要となります。また、1日当たり2,160トンの排水となりますと、調整池までの排水路の整備、調整池の見直し等も必要になるため、現実的ではないのかなと考えてございます。
今のところそういう状況でございまして、維持管理で継続していきたいと考えてございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 課長の説明、要するに水が還流しているわけですからね。還流させているわけですよね。
委員長(山路清一君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) はい。
委員長(山路清一君) ほかにございませんか。小川委員。
委員(小川昌義君) 要するにそういうふうなことであれば、やはり発電を考えてね、水車を動かして発電するとか、そういったことについて考えつきませんか。
委員長(山路清一君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) ちょっとその辺まで考えつかなかったんですが、なおちょっと検討していきたいと思います。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 自然エネルギーを利用して循環していくというふうにひとつ考えていただきたいなと思っています。
それでは、130、先ほども質問をしているわけですが、137、8款4項2目の17、町有財産購入ですけれども、これは土地購入になるわけですけれども、先ほど説明受けているわけですが、これは開発業者が提供するべきものではないかというふうに思うんですが、その辺はどうなんですか。要するに要綱から見ても、開発業者が提供するというふうに私は思うんですが、その辺について質問したいと思います。
委員長(山路清一君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) ちょうど開発業者からいただく分といたしまして、帰属分の面積1,586.87平米をいただくものでございまして、買収分につきましては先ほどの集会所絡みで公園の敷地、余計にいただく分につきまして購入するような形で考えてございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) どうもその建物の部分については提供されるということで、というふうに聞こえるんですが、ここは公園の部分ですよね。公園の部分については、どうしてやはり開発業者にそれを負担させると、要綱に沿ってやるというふうにはしなかったのか、質問したいと思います。
委員長(山路清一君) 都市計画課長。
都市計画課長(佐々木俊男君) 1,586平米の帰属分については既にいただいている形になっていまして、その集会所建設に伴いまして適切な公園用地を確保する分の670平米ほどの購入分でございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) いいです。同じ質問を何回やりとりする形になると、次に行きます。ページ120ページですけれども、6款、戻ります。6款3目19節環境保全米対策補助事業ですが、これについて放射能廃棄物との関係というか、こういったものについてはどのようなあれを考えていらっしゃいますか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) これは里の雪を使っての栽培に対しての補助になっております。(「聞こえない」の声あり)里の雪を使っての栽培、米づくりをしてもらう事業でございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 私質問したのは、風評被害との関係ではどういうものを考えているんですかということなんですが。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 風評被害に関しては、別に問題ないのではないかと思います。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 全く問題ないというわけではないと思うんですが、それでは前の一般質問のときにJAから富谷町に申し入れとか、そういうものはあったんでしょうか。
委員長(山路清一君) もう一度ちょっとはっきり言ってください。
委員(小川昌義君) この風評被害に関して、JAあさひなが富谷町に対して申し入れとかそういうものはありましたか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) うちのほうは、環境といっても本当にその処理場関係のものではなくて、米づくりする上での里の雪を使った栽培をということでの事業でございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) どうしてもそういう風評被害というものは出てくるわけですね。ですから、それに対して一般質問で町長は一切JAあさひなからは何もなかったという答え、一般質問の際言っていましたと思うんですが、それは間違いないですか。
委員長(山路清一君) 若生町長。
町長(若生英俊君) あの内容は全く間違いないですよ。私言った発言にそごはありませんから。質問の趣旨を今徹底していないと、環境保全米と何との関連なのか。何か指定廃棄物とほら、ごっちゃになっているようですので、簡潔に絞ったほうがいいんじゃないでしょうか。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 放射性の廃棄物とこの環境米について……。(「指定廃棄物」の声あり)えっ。関連しているんじゃないですかということについて。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 以前からの事業で……。(「環境保全米の里の雪、事業対策です」の声あり)以前からの補助事業でありまして、委員の言っているものとは別のものでございます。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 2つほど。町長の施政方針の中からということになるかと思うんですが、シルバー人材センターのその就業訓練施設のワークプラザというんでしょうか、そういったもので整備に取り組んで、支援に向けて取り組んでいきたいというようなお話がありましたけれども、今はどのように26年度として考えていらっしゃるか、お願いしたいと思います。(「具体的に言って、具体的に」の声あり)
委員長(山路清一君) 今、施政方針って言ったよね。予算書の前に施政方針ですよね。
委員(安住稔幸君) それでは、ページ数というか、それでは言います。116ページ、労働費の19節の負担金でシルバー人材センターに事業費補助金として1,600万あげておりますが、町長の施政方針の中でそのワークプラザの整備ということも今後ということで考えていらっしゃるとお話ありましたので、この辺について、この辺のその活動費の補助金とその辺の絡みについて、町長のそのこれからについてどのようにお考えか、お聞きしたいと思います。
委員長(山路清一君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 従前の枠のシルバー人材センターへの補助額と、補助金と、今回のワークプラザについて、直接関連、連担するものではないんですね。庁舎のありようというようなことも含めて、従前からの課題、あと要望も強く出ておりますので、ワークプラザへの具体化に向けて検討しますという趣旨でございます。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) そうしますと、今後その、補助金ということについては別ということでありますけれども、そのシルバー人材センターのものと実質的にそういったワークプラザというか、就業訓練施設についてのその設置というか、建設というか、設けるものに対して町としてバックアップしていくというようなことでよろしいんでしょうか。
委員長(山路清一君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そのとおりでございます。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) よろしくお願いします。
施政方針のほうになってしまうのですが、予算書のほうに出ておりませんので、この施政方針のほうで有蓋化、道路の有蓋化がございまして、先ほども部長のほうからお話ありましたけれども、やはり多くの方が望んでおりますので、一日も早くというようなことを申し上げたいわけなんですが、昨年に引き続き施政方針にも書いておりますものでは、昨年に引き続き太子堂、鷹乃杜、富ケ丘地区を予定しており、追加補正予算でというようなお話がありました。具体的にというか、おおよそいつごろの時期でどのくらいのものとお考えか、お聞きします。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 補正予算に計上しましたのは、太子堂地区で333メートル、それから富ケ丘地区で383メートル、それから鷹乃杜地区で332メートル、ほとんど同じぐらいの延長となっております。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) そうすると、施工時期というのはおおよそいつごろとお考えでしょうか。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 2月24日に補正予算のほうご可決いただきましたので、今発注の準備をしている段階でございます。新年度単価、4月で新しい単価が変わりますので、その状況を見ている状況でございます。
委員長(山路清一君) ほかに質疑ございませんか。相澤委員。
委員(相澤榮君) 132ページの道路整備についてお伺いします。
新しい事業もいっぱい出ているんですけれども、25年度までに継続されていて、26年度に予算がつかない部分は今後どのようにされるのか、お伺いしたいと思います。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 具体的にどこというようなことでございましょうか。
委員長(山路清一君) 相澤委員。
委員(相澤 榮君) 町道今泉の深苗代線160メートル工事中でございますね。それで、26年度に予算がないんですけれども、これはどのように考えればよいのか、お伺いします。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 今年度から一応始まったわけなんですけれども、26年の当初予算の全体の枠組みの予算の中で一応見送ったというような状況でございます。
委員長(山路清一君) 相澤委員。
委員(相澤榮君) ということは、26年度の補正でもあり得るということに考えていいですか。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) これも町予算の全体の枠組みの中で補正に計上できる、できないも今後議論されるものだと思います。
委員長(山路清一君) 相澤委員。
委員(相澤榮君) この道路の予算がつかないということについては、何か問題が発生したのか、お伺いします。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) あくまで町全体の当初事業予算の中での見送りということでございます。
委員長(山路清一君) 相澤委員。
委員(相澤榮君) ということは、これからの執行の状況によっては期待してもいいですか。
委員長(山路清一君) 建設部長。
建設部長(鴇謙一君) 期待といいますか、あくまで道路管理費の全体の予算の中で計上されるものだと考えております。
委員長(山路清一君) 相澤委員。
委員(相澤榮君) それでは、別なほうに移ります。
120ページの6款19節ですね。先ほど小川委員から質問があったんですけれども、環境保全米に対する事業補助金の考え方についてお伺いします。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 先ほどもありましたが、里の雪を使って有機特別栽培米ということでそれをつくってもらって販売のほうに向けていきたいと思っています。
委員長(山路清一君) 相澤委員。
委員(相澤榮君) これの対象面積を伺います。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 予算ベースでは、120ヘクタールを見込んでおります。
委員長(山路清一君) 相澤委員。
委員(相澤榮君) 何戸になりますか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 25年度の実績で申し上げますと、55戸となっております。
委員長(山路清一君) 相澤委員。
委員(相澤榮君) 今後、環境保全米の伸びる要素があると思うんですけれども、これは希望があればどこまでもふやすという考えがありますか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) その辺はJAあさひなさんと協議しながら推進してまいりたいと思います。
委員長(山路清一君) 相澤委員。
委員(相澤榮君) この補助金はどのくらい出ていますか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 25年度で実績になりました400万6,000円となっております。
委員長(山路清一君) 相澤委員。
委員(相澤榮君) 今年度の予算では518万4,000円ということなんですけれども、これはJAを通して補助金という形で……。JAを通していくわけですか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) JAあさひなのほうに補助という形で交付しております。
委員長(山路清一君) 相澤委員。
委員(相澤榮君) 先ほど小川委員にも関連で質問されたおったわけでございますが、環境保全米というと里の雪で栽培するということだと思う、そうなっていますけれども、今年度東京電力の事故による指定廃棄物の最終処分場が王城寺の近くに指定されていますけれども、これがどのようになるかわからないのですが、そのような形で進んだ場合に、風評被害ということがあるのではないかということで、JAさんで要請書が出されています。反対する要請書。それについてはどういうふうに考えますか。
委員長(山路清一君) 産業振興課長。
産業振興課長(横倉時夫君) 直接町のほうには出ていないと思われます。(「思われますね」の声あり)出ていません。
委員長(山路清一君) 相澤委員。
委員(相澤榮君) 先日、あさひなの常務さんと、専務さん、総務部長と専務さんが議長室においでになりまして、そして要請文を置いていったんですけれども、これについて議長が専務さんに質問したところ、組合長を通して1月末に、組合長が出向して大和、大衡、大郷には要請文を出しているということなんですけれども、そのときにどうして町に出さなかったんですかと、富谷町に出さなかったんですかということでお伺いしたんですけれども、そのときに町長さんとアポとれなかったということなんですけれども、それは事実なんですか。
委員長(山路清一君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 企画部長が詳しいと、全くないですから、私。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) 私もですね、よくわからないんですけれども、その件については新聞報道で大和、大衡、大郷ですかね、あったのは承知しておりましたが、我々のところには一切、私も要望受付窓口なんですけれども、そういった話は一切ありませんでした。しかしながら、議会初日ですかね、何か議会のほうに出されたということで、その後、議長さんのほうからちょっと確認されたときに、私もそういう話は聞いていませんよということを申し上げて、それはちょっとJAがそういうことを言うのはおかしいなと、町長からという話だったんですけれども、それでうちの産振を通してJAの来られた常務さんともう1人、専務さん来られて、どういうことですかということを確認していただきました。そうしたら、何かそういうことは一切言っていませんよということで、いや、町が断っているようなイメージが議会側に伝わっていますけれどもというお話をさせていただきました。いや、それはそういうことは言っていませんよということで、では私が議会に言うのもおかしいので、私が産振を通してJAさんが正式に伝えたことを議会事務局に伝えていただけませんかと言ったところはあります。その後は一切JAさんからもあとは何も来ておりませんので、私も承知しているところではございません。
委員長(山路清一君) 相澤委員。
委員(相澤榮君) このことについて、同僚議員が一般質問で町長に質問されていますね。そのときに、先ほど荒谷部長がおっしゃったようなことを言っていましたけれども、議長に話されたこととちょっと食い違いがあるんです。それで、全協でお話ししたところ、それはもう少しただしてみたらいいのではないですか、真相を追求すべきだということでお話があったものだから、今お伺いしたいんですけれども。ということは、全く町長にはそういう話がなかったということで捉えていいんですね。町長にお伺いします。
委員長(山路清一君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 何度も申し上げますけれども、全くございません。しかし、皆さん、団体が提出をすることについて、議会に持ってこられたことは事実ですから、それに対して町に持っていかないはずはないと、こういうことではないんですよね。全く来ていないですから、来ていないことは何度繰り返してもそれ以上のものはありません。
委員長(山路清一君) 相澤委員。(「団体の意思でやっているんですから」の声あり)
委員(相澤榮君) 私はね、町に持っていかないのがおかしいと言っているんじゃないんですよ。JAさんが来て、そして町にまだ出していないから、議会にも出せないんですというようなことをお話ししたんです。だからお伺いしているわけでございます。それで、先ほどもおっしゃったように、私が話したんですけれども、大郷では町長室で議会と執行部に手渡ししていると。大衡では議会事務局に提出しているということで、そういう経過があったものだから、再度確認したわけです。町長、ちょっと聞こえないものだから。
委員長(山路清一君) お静かに願います。若生町長。
町長(若生英俊君) ですから、私は言葉に責任を持って物を申すというような立場でずっとこの8年やっていますので、事実にそごはございません。
委員長(山路清一君) 相澤委員。
委員(相澤榮君) では、町長の発言についてはそのように捉えて、今後議会としてまた対処したいと思います。それで、また何かありましたら、こういうことを思うんですけれども、この問題についてはそのように捉えていいんですね。
委員長(山路清一君) 若生町長。
町長(若生英俊君) よろしいんでしょうね。言っている以上のものないですから、どうぞ議会は議会のご判断というようなことでよろしいわけですからね。JAさんはJAさんのご判断で行くところ、要望先を議会に求めたということでないでしょうかね。
委員長(山路清一君) ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
委員長(山路清一君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
以上をもちまして本日の議事を終了いたします。なお、次回は明日11日火曜日午前10時より引き続き行うことといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後5時46分 散会
富谷町議会予算審査特別委員会は、富谷町議会議場に招集された。
委員長(山路清一君) 皆さん、おはようございます。
本日の出席委員は17名であります。定足数に達しますので、直ちに本日の「予算審査特別委員会」を開きます。
なお、町長におきましては、鷹乃杜幼稚園の卒園式に出席されており、10時30分ころまで不在となります。卒業式が終わり次第、委員会に出席するとのことですので、ご了承のほどをよろしくお願いいたします。
委員長(山路清一君) 議案第17号平成26年度富谷町一般会計予算を議題といたします。
本日の日程は、一般会計のうち企画部経営企画課、あったかまちづくり推進課、財政課、総務部総務課、税務課、町民生活課、会計課及び議会事務局の所管に属する予算について審議をいたします。
これから、各担当部長及び課長等への内容の説明を求めます。最初に企画部長。
[企画部長が予算書のとおり内容の説明を行った。]
委員長(山路清一君) 次に、あったかまちづくり推進課長。
[あったかまちづくり推進課長が予算書のとおり内容の説明を行った。]
委員長(山路清一君) 次に、財政課長。
[財政課長が予算書のとおり内容の説明を行った。]
委員長(山路清一君) 次に、総務部長。
[総務部長が予算書のとおり内容の説明を行った。]
委員長(山路清一君) この際、11時5分まで休憩いたします。
午前10時51分 休憩
午前11時05分 再開
委員長(山路清一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
税務課長。
[税務課長が予算書のとおり内容の説明を行った。]
委員長(山路清一君) 次に、町民生活課長。
[町民生活課長が予算書のとおり内容の説明を行った。]
委員長(山路清一君) 次に、会計管理者。
[会計管理者が予算書のとおり内容の説明を行った。]
委員長(山路清一君) 次に、議会事務局長。
[議会事務局長が予算書のとおり内容の説明を行った。]
委員長(山路清一君) 以上で、説明を終わります。
これより質疑に入りますが、質問者及び答弁者は要領よく簡潔な質問と答弁、そしてスムーズな議事進行にご協力のほどをよろしくお願いいたします。また、質疑はページ、款項目を明示し行ってください。また、昨日の反省から、質問者は一問一答に徹して行うようにお願いいたします。また、私語は慎み、質疑・答弁のある場合は必ず挙手をして委員長の許可を得てから答弁するということでよろしくお願いいたします。それでは、開始します。質疑ございませんか。小泉委員。
委員(小泉光君) それでは、8ページの地方債について伺いたいと思います。
ここで項目の2番から4番が(仮称)明石台小学校の新築事業債ということで、今年度で11億2,690万、昨年度に2億5,240万、合計すると13億7,930万の借り入れになるわけですが、文科省のホームページなんかを見ると、学校建築に関しては原則国庫補助が2分の1ですと、そこに若干数式があったんですけれども、原則2分の1ですと。一方、27ページを見ますと、教育費の国庫負担金がわずか4億弱と。ここ、どうしてこういうふうになるのかというか、2分の1もらえるのであるならば、こんなに地方債を起こさなくてもいいんじゃないのかなというようなちょっと疑問が生じていますので、その辺のからくりを教えていただきたい。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) それでは、起債の関係でご説明をさせていただきます。
まず、2、3、4と質問ございましたが、小学校建設の新築に限った話で説明したほうがわかりやすいのでさせていただきます。まず、国の国庫補助の基準といたしましては、先ほど言われましたとおり50%というところが基準になっております。しかしながら、何の50%かといいますと、国が示す1平米当たりの補助単価というのがございまして、1平米当たりの補助単価が新築分の事業に限りましては現状15万7,600円ということでございます。平米当たりの補助単価、これが新築が今5,234平米ですので、これを計算しますと8億3,300万が補助基本になって、これの50%ということでの計算です。ですから、8億3,300万、これは2カ年の事業ですけれども、これの50%ということで、現状4億1,600万、2カ年で入ってくると。事業費はといいますと、18億3,000万ほどですから、50%といっても実質2割程度というのが実情でございます。
しかしながら、国の予算の範囲内でこの15万7,600円というのが改定がありまして上がる可能性を秘めております。その内容としては、27ページのほうにありますが、補助金と、国庫支出金で間違いないんですが、国庫負担金と、国がこの分についてこういうルールのもとで負担するよということで、下の補助金と若干意味が異なるということで、あくまでも負担金という捉え方でございます。しかしながら、4つ目のプール、こちらについては、負担金ではなくて補助金ということで色が違いまして、歳入では30ページの4節にございます、上の4節、学校施設環境改善交付金、こちらは事業費ベースの3分の1が補助されるということで、制度の中でやらせていただいておりますので、結果的にそのような数字になるということでございます。
委員長(山路清一君) 小泉委員。
委員(小泉光君) 大変よくわかりました。
それでは、次の質問に移りたいと思います。町民税、町税の中の町民税のところなんですけれどもね。ページは19ページです。これ、昨年度の当初予算と今年度を比較すると、ほぼ10%ぐらいいきなり上がっているのでちょっとびっくりしていたんですが、税務課長の説明がありましたが、ちょっとそこの説明のところを再度もう少しゆっくり丁寧に説明していただけないでしょうか。500円プラスされてその分復興分だとか、その辺ちょっとゆっくり説明お願いします。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 最初に、500円加算されるということで、平成26年度から平成35年度の各年度において、町民税にこの500円が上乗せされまして、復興財源となります。それで、これは均等割、通常3,000円納める分に500円を足して3,500円徴収となります。そういったことで、これでいきますと1,100万強の課税になりまして、それに対して収納率を掛けますと、およそ千百数十万の伸びがございます。これがまずその均等割の伸びでございます。
あともう一つ、均等割のほかに所得に応じて課税される税額、所得割というのがありまして、こちらにつきましては転入者がふえていますので、当然課税のほうもふえてきますので、こちらを昨年よりも上回った数字、見込みで出した数字を加えまして、それと退職所得、昨年、その前ということで、退職者が退職しますと、通常の所得とは別に退職所得に対しての町民税の歳入がございます。そういった均等割と所得割を足して見込める税額を出して、それに収納の見込み率を掛けています。収納の見込み率は実際90のかなり上のほうに決算ではいくわけなんですけれども、予算計上上、97で見たような状況となってございます。(「はい、大変よくわかりました」の声あり)
委員長(山路清一君) 小泉委員。
委員(小泉光君) 次は、企画課に質問をしたいと思います。
ページでいうと60ページのホームページとかソーシャルメディアの運用業務のところなんですが、先ほどフェイスブックですとかツイッターに書いた人の実名が出ていて、大変コメントもニュートラルなコメントで、町で起こっていることをよく伝えてくれて、非常に私としてはいいねボタンを時々押したりして、ほほえましく大変いいなと思っている一人でありますが、具体的にこの名前が出ているということは職員がやっているのかなということは、そんなに費用かからないんじゃないのかなと実は思っていまして、この辺の費用のなぜこのホームページの運用に60万弱、ソーシャルメディアのほうに50万弱予算計上されているんですけれども、なぜこの費用が計上されるか、説明をお願いします。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) これについては委員のおっしゃるとおり、今ホームページ、あわせてフェイスブック、ツイッターやっているんですが、ここに上がっている経費につきましては、分析経費も入っておりまして、アクセスの度合いとか、どういった方がアクセスしているとか、そういうもののデータ処理をしまして分析に使うような委託費として上げております。そういったところで今回委託料で、前回もそうなんですが、そういった部分を含めての運用業務ということで委託させていただいているものでございます。
委員長(山路清一君) 小泉委員。
委員(小泉光君) はい、わかりました。それでは、最後の質問になります。
183ページですが、予備費で3,000万計上されています。先ほどの税務課長の説明ですと、昨年度は使いませんでしたと。この予備費、たしか去年3,000万に上がって、それまでは1,500万で済んでいたと思うんですけれども、予備費、やはり上げるとその分予算的には膨らむわけですから、その予算を膨らませた分をやはり1,500万にすれば単純計算でね、単純にその臨財対策債でも1,500万減らせるわけですよね。そのような疑問を持ったものですから、何で予備費また3,000万、例年、去年のを踏襲したと言ったけれども、また1,500万に戻してもいいんじゃないですかね。見解をお願いします。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 予備費につきましては、法上必ず設けなければならないというところで規定されております。しかしながら、額については幾らという指定はございませんで、それは市町村の状況に応じてということになるんですが、一昨年前までは1,500万から3,000万ということで上げさせていただきました。今回25年度については、今現在使用していないというところでお答えさせていただいたんですが、今回幸いにして災害がなく、台風、それから大雨等の災害がなかったので、使うことがなかったと。ただ、大きな今異常気象等によりまして、何かその予想し得ないことが起きた場合の保険といいますか、担保というようなことで考えております。3,000万が多いか少ないかといいますと、近隣市町村を見ても決して多い数字ではないというふうに私ども認識をしまして、1,500万から3,000万に上げさせていただいた経緯がございます。そのままの形でぜひお願いさせていただきたいと思います。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、まず歳入のほうからいきたいと思いますけれども、19ページの町民税の法人町民税なんですけれども、これは企業の誘致も進んでおるので、もっと増収が見込めるんじゃないかというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) こちらにつきましては、平成25年度の実績等を踏まえまして捉えてございまして、妥当な線かなと思ってございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ただ、26年2月、この間24日に審議したやつの補正で、3億2,100万になっているんですよ。それを1,700万ほど下回る当初予算というのは、ちょっと納得いかないんですけれども。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 25年度と24年度の中ででも、同じように法人町民税につきましても、法人の均等割、法人税割等がございまして、均等割等につきましてはその事業所の事業者数等によって変動等がしますと、何号法人ということでの均等割の金額で大分変わったりしているものもありまして、それらを考慮しながらちょっと抑えているところはあります。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、次に、固定資産税についてお尋ねしたいんですけれども、今回21億2,700万ということなんですけれども、これは先ほどお話しした補正で22億1,300万ということですので、もう1億ほど歳入が見込めると思うんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 固定資産につきましても、固定資産の中に土地、家屋、償却、先ほど説明したように細目ありまして、その中で評価がえの年でなければ普通は同じなんですけれども、富谷町の土地につきましては、商業地と既存の住宅地のほうで若干下落傾向がございます。あと家屋につきましては、皆さんご存じのとおり新築家屋ふえていまして、ふえるのと、あと新築家屋数と新築家屋の軽減というのがございまして、その課税になった分から引ける分ございます。それと、現在震災で家屋等を富谷に代替資産ということで建築なさっている方もございまして、この方につきましては代替家屋分として減額になります。それと、滅失家屋の分の金額も若干数百万ということでありまして、家屋についてはふえている分から今言った3つの要素の分を差し引いて計算するような形になりますし、償却資産については……。(「短くいいです」の声あり)平均をとっていまして、この辺ちょっと伸びあるかもわからないんですけれども、そういったことでやっております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 確かに26年度評価がえがないわけですから、先ほど税務課長、地価が下がっている部分があるとおっしゃいましたけれども、上がっている部分もあるんですよね。その辺のところ認識してどうなんですか。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 地価が上がるのは3年評価がえのうちの3年終わった後に上がることになっていまして、途中で上がった分については途中での上げは行わないようになってございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、下がるのはすぐ反映されるということなんですか。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) これは地方税法とか取り決めありまして、この委託料の中にも時点修正というのがありまして、1月1日と半年後を見たときに下がっていたりした場合には、納税者不利になった場合には下げる措置があります。ただ、今委員言われたように、土地によって上がった分については評価がえの前に上げるという措置はございません。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、次のページの21、22の5款株式等譲渡所得割交付金ですけれども、これが200万から一気に700万ということで500万上がっているんですけれども、その要因をお尋ねします。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) こちら、昨日もご説明したんですけれども、基本的に全て県のほうに歳入されまして、その県の一部が町に交付されるということで、県が試算した参考数値をもとに予算計上という数値が来まして、それが700万だったということなので、これにおける納税者がふえるということで見込んだ結果ということで考えております。
委員長(山路清一君) この際、午後1時まで休憩いたします。
午前11時55分 休憩
午後 1時00分 再開
委員長(山路清一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
出川委員。
委員(出川博一君) それでは、予算書37、38ページの18款繰入金で、目新しい基金繰り入れがあったのでちょっとお尋ねしたいんですけれども、ふるさと富谷創生基金繰入金1億3,000万2,000円ということなんですけれども、先ほどの説明では富谷スポーツ・文化交流会館に充当するものですということなんですけれども、この基金のいわゆる使途として適切なのかどうか、お尋ねします。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) この基金につきましては、委員今おっしゃったとおり、スポーツ・文化交流館のほうに1億3,000万充当ということで考えております。あと2,000円端数つきますが、こちらにつきましては農地保全事業ということで花いっぱい運動のほうに2,000円充当というところになってございます。使途につきましては、かねてから基金の活用ということで一般質問等でも出ております。そんな中で、この基金をどういう事業に充てられるかということでいろいろ検討した結果、事業に充当したことでございまして、目的といたしましては歴史、伝統、文化、産業等を生かし、そちらをもとにゆとりあるふるさと富谷づくりを推進するということで、まさにこのスポーツ・文化交流館はこの基金の目的に合うと判断いたしまして、これの充当を措置ということで考えたものでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 確かに歴史、伝統、文化、産業等とあるので、ということはこれはどういう事業にでも使えるという拡大解釈ができると考えてよろしいのでしょうか。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 等というところのこの等が何かというところは、載っているわけではないんですが、拡大ということではなくて、この中でもその基本的には文化、それから歴史ということで、ゆとりのあるふるさと富谷というところからすると、まさにこの基金に合致する事業だという判断でございまして、拡大したわけでも全然ございません。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、この「等」というのはとるべきだと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) これにつきましては、先ほどから言っておりますが、後ろに独創的かつ個性的なゆとりのあるふるさと富谷づくりというところが最大の目的でございますので、これに合致するものであれば、この今言った歴史、伝統、文化、産業以外であっても使えるというふうな認識でおります。ですので、ただ、運用に当たりましては、その辺は慎重に運用していきたいなというふうに思っております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それで、この1億3,000万繰り入れした後の残高は幾らになりますか。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) ふるさと富谷創造基金につきましては、充当後の残高見込みで2億3,740万円となります。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、歳出のほうにまいります。歳出で、最初に185、186ページをお願いしたいんですけれども。
ここの給与費明細で、中段にあります一般職の共済費、これが1,500万ほど少なくなっているんですけれども、人数は4名ふえている中で、どうしてこれが少なくなったのか、お尋ねいたします。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) こちらにつきましては、退職手当等の関係なんですけれども、現在ことしの4月から、昨年の4月からですけれども、退職の給付が下がりまして、それに合わせてその見合い相当分ということで、富谷の場合は今まで1,000分の200だったものが1,000分の160ということになります。あと、これの積み立て加入していないところについては、別段調整するということでそれに加算されている状況になってございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) わかりました。それでは、その下の時間外勤務手当、これ2,800万ほど大幅にふえているんですけれども、何かあったのでしょうか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 当然人数もふえておりますけれども、ほかに算定、今までも何度かお話はさせていただいたんですけれども、基準的に3%という基準で算定をしておりましたけれども、7%ということでそちらのほうで算定しましてこの金額となってございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、3%の算定の根拠というか、それが変わったということなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 実態と合わせて交付税の算定基準が7%となってございますので、それに合わせた形となってございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、あれですか。今までは不払いがあったということなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) これも前に議会等でお話ししておりましたけれども、その時間外手当の流れに沿った形での支給ということになっておりますし、あと今年度よりそれぞれ特別に合わせた形で時間外も配当しております。あと実態に合わせて流用等もかけまして、実施してございますので、その実態に合わせた形で7%ということでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ちょっと今の説明では到底納得できないんですけれども、というのは74%ふえているんですよ。この額だけで。そういうことはあり得るんでしょうか。つまり、不払いがあったから追っかけで来年度で手当てをしたということじゃないですか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 基準的には要綱等きちんと定めまして、それに基づいた支出ということになっておりますので、その数字を3%にしておりましたけれども、7%ということでこの数字になったものでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、時間外をしないのに予算があるから時間外手当がつくんだという見方になるんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) さまざまな実態等捉えまして、この7%、先ほどお話ししましたとおり、交付税の算定基準が7%ということでしたので、この数字にしたものでございます。決して実態がないとか云々ではなくて、その実態に合わせた形ということもあわせて7%ということで算定したものです。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) でも、1%、2%ふえるんだったらわかるんですけれども、つまり25年度までは実態に合わない形での予算配分があって、時間外手当の不払いがあったということじゃないですか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 必要に応じて流用等もかけまして支出等はして、当初の予算的にはかなり増額というような形になっておりますけれども、実態に合わせた形で必要であればそれなりに流用等もかけまして、加算しながらやってきたところでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) であれば、今時点で集計している25年度の時間外の実績はどのぐらいになるんでしょうか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 今手元にはございませんけれども、それぞれ特別用途、それに合わせた形で配当しておりますので、この数字に近しい形にはなって、実際の前年度の枠3,830万9,000円ですけれども、全て執行済みにはなっておりませんけれども、これに近しい数字にはなっているものと思います。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) これはどう考えても私納得できないんですけれども、というのは個別に各費目ごとというか、例えば総務管理費、出張所、あるいは住基台帳、この辺のところを見ると、前年度比7%じゃなくて、総務管理費で162%、倍以上、出張所で155%、住基台帳で184%、清掃費に至っては264%ですよ。3倍ですよ、3倍。そういうことはあるんですか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) こちらもいろいろ積み上げしてその数字となったものです。人数的にも増になる予定になってございますので、それに合わせた形で実態に合わせた形で数字を算定しております。あと、今回出先機関等につきましては、定年退職者等、単価的には高い職員もおりますので、その分で増額という形にはなろうかと思います。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ちょっときのう質問しようとして謝絶されたので、127ページと128ページお願いします。
ここで土木費のところで、道路橋梁総務費で職員が4名で、ごめんなさい、違った。ごめんなさい。土木総務費です、上のほうです。職員が2人で時間外勤務手当が458万4,000円ですよ。これ一体1人何時間やった計算になるんですか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 土木総務費、2人となってはいますけれども、それぞれ掌握して入ってきますので、土木関係の総務の中に入っている土木関連ですね。道路維持とか、そういったもの全て入ってきての数字になりますので、2人だけということではありません。一応支出支弁上、こちらのほうに総務費に全部掌握した形になってございます。ですので、2人だけという形ではありません。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) これは時間外管理というのは、ではどういうふうにしているんですか。土木部で部長が全部管理している。いわゆる都市計画課の課長は管理しないということなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) それぞれ管理職ということになります。建設部長は都市整備課長も兼ねておりますので、それぞれの管理者がそれぞれの時間外等を管理するということになっておりますので、その管理上に基づいて時間外を管理すると。こちらの総務費の中に全部入ってはおります。一般管理費等についてもそれぞれほかの課の分も入っておりますので、この分は2人だけではなくて、そのそれぞれの都市計画課長、都市整備課長、それぞれが管理するということになります。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、いわゆる時間外管理というのが各課ごとに管理されていない。いわゆる丼勘定で予算計上して運用されている。つまり、不払いもあるんじゃないですか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 算定は総務課でやっておりまして、それぞれ各課に配当しておりますので、その事業項目ごとに支出して、実質的には管理者が管理職が管理しているということになります。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) であれば、この土木費の中で各課ごとの予算配付をすべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) それぞれ管理上はこちらできちんとそれぞれの費目ごとには管理して、あと算定しておりますので、それぞれの管理者について
は確認しているところだと思います。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 私言っているのは、こういう予算書で議案提案しているわけですから、その中にきちっと表示すべきじゃないでしょうか、そしてきちっと管理すべきではないでしょうかと言っているんですけれども。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) この様式については自治法に基づいた様式ですので、それに基づいた形でそれぞれの目の中に盛り込んでいるものです。ですので、実質的な細かい分についてはそれぞれ管理者と総務課でそれぞれその意思確認をしていければ十分だとは思ってございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、あれですか。これは自治法で決められた書式であるためにこうなっているんだということですか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) この様式については自治法で定められている様式ですので、それぞれ、ほかの手当等それぞれあるかと思うんですけれども、それについてもこの様式に載った形でやっておりますので、これで十分かなと思います。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ちょっと町長にお尋ねしたいんですけれども、時間外勤務というのはこんなに大幅に違うものなんでしょうか。お尋ねします。
委員長(山路清一君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 大幅に違うというのはどういうふうな趣旨でしょうか。大幅に違うとは。(「大幅に違うというのはですね、25年と26年のあれで一気に74%、全体でですよ。課ごとに言えば先ほどお話ししたように3倍になっているところもあるという中で、大幅に違うので、それは実態を反映していることなのでしょうかということです」の声あり)
その実態を反映するように、このような3%枠という従前の役所内の状況が、私町長なる以前からの経緯の中で現在に至ったというようなことでございますね。ですから、そういう意味では不払いというふうな趣旨で今まで来たわけではないということが一つと、さらにまた、今総務部長から出たように、7%というふうな枠の中で、大枠時間外手当として予算立てしましょうと、こういうところに26年から切りかえたと、このようにご理解いただきたいと思います。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、これからあれでしょうか。7%とかという枠じゃなくて、実態に即した形で運用されるというふうに理解してよろしいのか。
委員長(山路清一君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 時間外の管理は従前以上に管理するというふうなことで、その準備も整えた中での新年度スタートと、このように相なります。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) はい。それでは、次に、45、46ページ、ここで1点、この中に2款総務費の中の職員手当の中で、単身赴任手当が新しく出てきた項目としてあるんですけれども、この中身についてお尋ねします。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 町長施政方針の中に東京事務所派遣ということにお話をさせていただいたかと思うんですけれども、単身赴任手当は既婚者の場合、引っ越しで行く場合にそれに対する手当ということになっておりますので、その分を一応こちらのほうに計上したものでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 期間はいつからいつまでなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) この額については1年間となっております。月次で3万5,000円程度ということになってございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ごめんなさい、予算ではそうなんですけれども、今考えている東京への赴任というのは、例えば3年とかという考えがあるのかということをお尋ねしたいんです。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) この予算書上は1年ということでございます。あとはそれについては今後の検討なのかと思います。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それから、続いて47、48ページ、委託費の中で、委託費の一番下に各種配付物発送業務とこれまた新しいやつが出てきているんですけれども、これはどのような内容なのか、お尋ねします。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) これにつきましては、配付物、広報等につきましてはそれぞれ印刷業者さんから各行政区長さんのほうへお願い、ダイレクトに行っています。あと、ほかに町で独自につくったものとか、その他通信文等ございますので、それは現在のところ総務課職員がそれぞれの町内会44回っておりますけれども、その辺のところをちょっと時間的な制約もかなりありますし、いろいろ事業等、選挙等と重なったとき、なかなかあけられないというそういう事情も考慮しまして、これについては委託業者に各町内会長、行政区長さんのほうへそれぞれの配付物等をお願いする。その業務でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、続いて51、52ページをお願いします。ここの中で3目の財政管理費の中で委託料、公会計システム保守業務とありますけれども、これどのようなシステムなんですか。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) こちらにつきましては、公会計上必要な財務4表作成をするための資産管理用のシステムでございます。こちらについては25年度から導入いたしまして、27年までということで5カ年での契約とさせていただいております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) これは実際使われていて、そのデータは公表されているんでしょうか。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 今システム自体の使用はしております。ただ、公表できる状態にまだなくて公表できていない状況ですが、近々今整備をしてございまして、公表ベースに早くもっていきたいというふうに考えております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) これ、25年度から使ったと言いましたっけ。23年度と言いましたっけ。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 済みません、23から27での契約となってございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 23年度から使って保守業務ということで費用がかかっているわけですけれども、それなのになぜ3年たっているのに、まだデータが公表できないんでしょうか。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) こちらにつきましては、不動産の価格というところが資産というところでの捉え方が今いろいろ検討しているところです。実情ベースと時価ベースということで、不動産の価格を算定するに当たってちょっと大きな開きが今出ておりまして、その辺今後、今後というか、ほぼ調整を終わりまして、今価格の反映というところの事務処理をさせていただいております。そんな中で、間に1年評価がえという土地の評価がえ、税の評価がえも入りまして、なおまた公表ベースに至っていないというような状況でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) これはあれでしょうか。ということは、貸借対照表ができるというようなことで理解してよろしいんでしょうか。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) はい、そのような形になります。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 町で県に対する報告の中で、それも出していますよというふうに県には報告されて、県の資料には出ているんですけれども、その辺のところはどのように理解すればいいんでしょうか。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) その貸借対照ベース、23年度からこの保守に機械を導入して行っております。それ以前ですね、公表しておりました。それについては先ほど言ったその時価ベースの価格というところとちょっとかけ離れた数字、取得費ベースで計上したものについては公表してきた経過がございますので、それを踏まえて公表はしてきました。ただし、今一時的に公表をストップしている状況につきましては、その資産の価格の開きというところで今調整をさせていただいているという状況でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) だって、23年からやっていないで、それが一時的と言えるんでしょうか。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 先ほど言ったように、ちょっと価格、固定資産の価格ですね。一度評価がえも間に挟みまして、最終的な数字というところで今先ほど言ったようにちょっと取り急ぎやっているような状況ですので、もう少しお待ちいただきまして、公表ベースというところで進めさせていただきたいと思います。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) これは去年も140万ほどかけているんですよ。ということは、3年にわたって約500万のロスが出ているというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 価格につきましては、毎年価格の実態を把握するということで、公表は先ほど言ったようにまだ公表には至っておりませんが、価格は毎年、毎年変わります。評価がえで大きく変わると。価格が毎年変わる要因としては、取得したり、土地がふえたり減ったりということでの増減もありますので、この業務につきましてはその毎年の資産の状況を把握して、既にその状況は把握していただいているということですので、毎年同様の費用がかかるというところで金額的に投資上は問題ないというふうに考えております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) これはそうするといわゆる県に報告している貸借対照表も出していますという報告と、実態を合わせること、つまり貸借対照表ができるのはいつでしょうか。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 貸借対照表については25年度、今年度決算ベースをもちまして公表ベースということで考えております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、あれでしょうか。26年の6月にはできるというふうに理解していいですか。それとも9月ですか。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) まず、25年度、近々では25年度の決算ベースの公表は26年9月以降になります。決算統計で確定した後になります。ただ、それ以前の25年度分の公表ベースについてはその前にしたいと思っております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ぜひよろしくお願いしたいと思います。瑕疵ある報告をしているということで、非常に問題があると思いますので、速やかに対処していただきたいと思います。
それから、次に、53、54ページ、ここのところの14節の使用料、賃借料で、新たに庁舎維持管理用機器賃借料という項目が出ていますけれども、これはどのような管理機器なのか、お尋ねします。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) こちらにつきましては、除雪業務をするために機械の購入等もいろいろ考えたんですが、やはり敷地が広くてなかなか除雪が隅々まで庁舎敷地についてできていない。もしくは、あと職員が人力でいろいろやっているという現状がございまして、除排雪をするための機械を4カ月間冬季限定でお借りしたいということでの費用の計上とさせていただきました。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 続きまして、この同じページの17節公有財産購入費、これは先ほどの説明では集会所用地として209平米とお聞きしたんですけれども、間違いないでしょうか。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 209平米でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) これ、そうするといわゆる公園用地と集会所用地、これ単価は同じでしょうか。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) はい、単価は平米6万500円で計上してございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) いや、公園用地と同じですかと聞いているんですけれども。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) たしか公園のほうも6万500円だったかと思います。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) そうすると、これはあれでしょうか。きのうの説明では、明石台九丁目公園として1,586平米、集会所として670平米というふうに説明を受けたんですけれども、さらに209平米プラスになるということでしょうか。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) これにつきましては、通常購入分が209平米というところでございます。購入分。敷地用地としては、集会所を建てるための用地としては209平米足りませんので、その辺公園の一部の敷地を集会所予定地とするというところで合わせて六百何がしの平米というところになります。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) きのうの都市計画課長の説明とちょっと違うんですけれども、きのうの段階で集会所用地として670、ここにもまた集会所用地ということで209ということで、合計で800平米以上、いわゆる1,000坪ぐらいになるような土地なのかなということなんですけれども、いかがですか。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) まず公園、もともとその場所、公園というところがありまして、結局集会所を新設するために集会所の予定地が必要になります。その分、公園の一部を結局集会所予定地についてはある程度整形地ということで四角の用地が必要なために、都市計の完了している公園から一部集会所予定地にまず切りかえます。切りかえて足りない分が209平米です。そうすると、公園用地としての確保すべき面積も必要になることから、都市整備のほうでは970平米を確保するというところで、合わせまして言われたとおり870平米、トータルで用地が必要になったということでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、今回九丁目のあのいわゆる集会所、学区絡みのあれでやむなく5,300万の投資をせざるを得なかったということなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) これにつきましては、その再編によりまして必要だということでの措置ということでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、続きまして、55、56ページ、ここの企画費の中の3節職員手当の時間外手当、これ119万8,000円ほど計上されているんですけれども、先ほどの説明ではふるさとまつりあるいは体育祭での時間外対応だということですけれども、間違いないか、確認いたします。
委員長(山路清一君) あったかまちづくり推進課長。
あったかまちづくり推進課長(松原誠君) そのとおり2つの事業になっております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、これ代休はないということでしょうか。
委員長(山路清一君) あったかまちづくり推進課長。
あったかまちづくり推進課長(松原誠君) まず、町民体育祭、こちらにつきましては大体従事時間にしますと7.5時間くらいの従事時間になります。そのうち4時間につきましては4時間の振替休日ということで対応していただくようになります。残りの大体2.5時間から3時間を時間外手当で支給するという形になります。ふるさとまつりにつきましては、基本的に8時間の従事時間ということで、1日の振替休日ということで対応していただいております。ただ、職員の中にはどうしても8時間を超えて従事していただく職員が若干名おりますので、その職員に対しての時間外手当の支給ということを考えております。
以上です。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) これは延べ人数にして何人ぐらいなんでしょうか。
委員長(山路清一君) あったかまちづくり推進課長。
あったかまちづくり推進課長(松原誠君) まず、ふるさとまつりにつきましては、大体20名くらいの職員が時間外手当の支給ということで考えております。町民体育祭につきましては、大体110名ほどの職員に支給ということで考えております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ふるさとまつりは8時間対応でさらに早く出てきたり遅くなった人ということでわかりますけれども、体育祭は110名だけの動員で、動員というかお手伝いであれは運営されているんでしょうか。
委員長(山路清一君) あったかまちづくり推進課長。
あったかまちづくり推進課長(松原誠君) 実際はもう少しプラスの人数になっております。実際時間外勤務手当を支給するのは管理職を除いた一般職の職員ということになっておりますので、この110名プラス管理職の職員が実際に従事しているという形になっております。あと、また町のスポーツ推進員さん、こちらにもお手伝いをいただいておりますので、そういったスタッフで体育祭については運営をしております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 先ほども時間外についてお話ししましたけれども、ぜひ適切な対応で不払いのないようにお願いしたいと思います。
続きまして、57、58ページ、ここの19節の中で負担金の一番下で仙台ベルフィーユサポート協議会10万とございますけれども、これはどのような協議会なん
でしょうか。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) こちらのほう、ご存じのとおり仙台ベルフィーユが富谷町を拠点に活動しておりまして、実際は仙台市のスポーツ交流課がベガルタ仙台サポート協議会とかつくっておりますけれども、かねてからベルフィーユができたときも仙台市中心にこういうサポート協議会できたんですけれども、富谷町はオブザーバー的に参加して費用は負担していなかったんですが、今回3年目を迎えましてこれからというときでしたので、適正な負担ということで仙台市が20万、うちのほうが10万、あと河北新報さん等々が入ってサポート協議会をつくって盛り上げていきましょうというための負担金でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ベルフィーユも大分勝てるようになってきて楽しみにはしているんですけれども、ここは単年度でベルフィーユに対して町としてはどのぐらい支出しているか、おわかりになれば教えていただけますか。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) 金額的な具体的な支出金額は特にはございません。ただ、ことしに限っては50周年記念のイベントをやりましたので、おおよそ20万から30万は支出しておりますが、基本的には現金を伴って支出しているのは特にはありません。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) では、続きまして、その下の補助金、ふるさとまつり実行委員会、これ950万計上してあるんですけれども、たしか去年50万ふえました。これは50周年記念だから増額になりましたということなんですけれども、であれば今回は減額すべきと思うんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) あったかまちづくり推進課長。
あったかまちづくり推進課長(松原誠君) ことしの決算の状況なんですが、大体歳入歳出、収入支出とも1,070万くらいの決算額ということになっております。もちろん予算の範囲内での運営ということなんですけれども、実際祭りを運営してみて、補助金で足りない部分につきましては、事業所からの協賛金ですとか助成金で賄っているところなんですが、祭り全体の運営といいますか、来場者も年々ふえてきておりますので、そういったところから警備員の配置ですとか、そういった祭りを安全に運営する必要な経費ということで同額での、そういった経費も含めまして同額での計上をお願いしたところでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 今のお話を聞くと、結局実行委員会として1,070万の決算をしているということですから、それは別に町からの補助金がどうのこうのということでなくて、実行委員会として収支をとるということは可能だということなんでしょうか。
委員長(山路清一君) あったかまちづくり推進課長。
あったかまちづくり推進課長(松原誠君) トータルといたしましては、大体1,070万くらいの経費が昨年度でかかっているという内容になっております。その中で内容を精査しまして分析しまして、どのくらいの経費が必要かということになると、やはり大体1,000万くらいは必要になるのかなということの考えのもとに、補助金の額につきましても昨年度と同様の額を計上させていただきまして、残り足りない部分につきましては実行委員会のほうで協賛金を集めて賄えればというふうに考えております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) つまり、いわゆる実行委員会という組織の中で運営して、収支決算もする。その中に町の補助金が去年であれば950万入ったということですから、これは900万にして、いわゆる賛助金を集めるとか、そういう形の運営というのは無理なんでしょうか。
委員長(山路清一君) あったかまちづくり推進課長。
あったかまちづくり推進課長(松原誠君) もちろんトータルということで、補助金と協賛金でトータルという枠が決まってきますので、その範囲内での祭りの実施、運営ということはもちろんおっしゃるとおりだと思います。ことしの内容を実際精査して分析しまして、その結果、大体1,000、ことしくらいの見込みの決算額は収入でも必要だろうというふうな考えのもとに、950万円ということを同額での補助金の計上をお願いしたものでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 例えば、祭りでいろいろな出店が出ますけれども、あそこの使用料とか売り上げに対する賦課金とか、そういうことは考えてはいないんでしょうか。
委員長(山路清一君) あったかまちづくり推進課長。
あったかまちづくり推進課長(松原誠君) 出店者については基本的にテントですとか、テーブル、椅子、そういった必要物品については有償で実費分を頂戴するという形にしております。ただ、実際の売り上げについては実行委員会のほうに例えば10%納めてくれとか、そういったことはしておりません。出店者のほうで全て収入ということでやっているところでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ふるさとまつり実行委員会ですから、実行委員会が主体となってやるべきであって、やはりそういう売り上げに対しての幾らかの出費をしてもらうというような基本的な考えはないんでしょうか。
委員長(山路清一君) あったかまちづくり推進課長。
あったかまちづくり推進課長(松原誠君) 基本的に出店者の取りまとめにつきましては、商工会のご協力をいただいて、その出店の希望を募っております。ですので、そういったところも含めて商工会と今後協議をしていければなというふうに思っております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) もう少しね、考え方を変えてほしいんですよ。というのは、950万あるから1,070万になってしまうのか、1,070万かかるから950万なのか、800なのか。はたまた、最初の500でいいのか。やはりそういう形でのいわゆる実行委員会内での自助努力というのが私は必要だと思うんですけれども、それについてのお考えをお願いします。
委員長(山路清一君) あったかまちづくり推進課長。
あったかまちづくり推進課長(松原誠君) 祭りが終わった後、当然実行委員会のほうにもその決算額というのを報告しておりますし、調書関係の監査も受けております。その中で、事務局といたしましてもことしの支出について一つ一つ検証しまして精査をしております。そういったことも踏まえた中での補助金の計上ということを考えたところでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、次、59、60ページ、8目の交通安全対策費についてお尋ねします。
この中身を見ると、(仮称)明石台小学校の通学路に対する手当てはされていないように見えるんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) こちらは交通安全対策費ということで、冒頭部長から説明がありましたとおり、指導員への報酬、手当等、あとは啓発関係というようなところの費目となってございます。今後明石台小学校に関するような整備となれば、また計上先は変わってくると、変わってくることになります。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) きのう説明を受けた都市計画課長のこの安全対策の中にも予算は盛り込まれていないと思うんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) こちら明石台小学校の利用者の通学路の整備ということかと思いますが、今現在大和警察署、あとは建設、学校協力、あと今連携して打ち合わせを先日始めたところでございます。具体的な対策というようなところは今後詳細を煮詰めてまいりたいと考えております。ですので、今回の当初予算のほうにはその予算というものは盛り込んではございません。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ここの地域の方々は非常に心配しておりますので、その辺のところをぜひ早目に案を固めて予算措置することが必要だと思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) こちらにつきましては、規制というような点において既に警察のほうに提案をさせていただき、正門を予定している箇所については歩行者用信号機の設置を公安委員会のほうにもう既に上程いただくなど、規制に関して今話を先行して進めておるところでございます。道路管理というような点につきましては、今後具体的に内容を煮詰めてまいりたいと考えております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 続きまして、63、64ページ、12目の諸費で、この19節、ごめんなさい、19節でないです。間違えました。ここの説明書きにあります町政功労者表彰事業、これ先ほどの説明では25、26年2年分をやりますということなんですけれども、これは去年は記念事業としてやったわけですけれども、それと比べて150万ほど減額になっているんですけれども、これで2年分ができるということなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) 50周年につきましては特別な表彰も行いましたので、あのような額でしたが、これはもう通常に戻しました。ただ、25年は5月が式典をやりましたので、通常ですと10月、11月そのころに自治功労表彰するんですが、25年分はできませんでしたので、25年、そして今年度分ということで2つ合わせて、おおよそ例年40名ぐらいが対象になります。これは自治功労表彰規程に基づいて行いますので、2カ年で今のところ80名を想定して額を算出しておりますので、この額で通常は十分かと思っております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それで、8節の報償費でお尋ねしたいんですけれども、この自治功労者に対する支出はこの中のどの部分なんでしょうか。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 賞賜金のほうの80名分ということで、これ60万3,000円ありますが、うちのほうで予算しているのは59万4,000円となります。これ80名分の副賞というか、そういったものを予定しております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 23、24年ですね、賞賜金が45万前後でしたので、そういう意味では多分このときは40名だというふうに推定されるんですけれども、そういう意味では賞賜金の額は60万ほどということで、非常に節約した内容だとは思うんですけれども、逆に言うと、音響施設、ここのこれはあれですけれども、13節の委託料ですけれども、75万9,000円、これは全部町政功労者表彰用にお使いになるというふうに先ほど説明受けたんですけれども、間違いないでしょうか。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) 今のところその予定で予算計上しております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それで、実はこれは去年の式典から75万9,000円の予算計上になっています。その前の功労者表彰式では45万2,000円。つまり、記念式典をやるために……。ごめんなさい。52万1,000円で、23万ほど音響施設関係でアップしているんですけれども、これをもとに戻すことは可能なんでしょうか。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) 現在のところは見積もり上の話でございますけれども、とにかく今回積算したのは司会業と音響設備と、音響設備については不備が行わないように委託をして持ってきていただいたものでセッティングすると。大変聞きやすいこともあるので、これはこのまま継続したいなと思っておりますが、やり方についてはできるだけ削減できるようには努力はさせていただきたいと思いますが、見積もり上はこの額で来ておりましたので、計上させていただいております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 私は24年の式典、表彰式に参加したんですけれども、45万の音響でそれほどふぐあいがなかったと思うんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) 一応スピーカーの数とか、そういったものを含めて今回の計上になったものでございます。ただ、これについては支出するとき、委員のおっしゃるとおりできるだけこういったものも削減する方向ではいきたいと思っております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) この事業ですね、23、24年ですね、23年は130万ほど、24年は160万ほどということで推移しておりますので、これは別に私は24年のやり方が粗末だったとは思っていませんし、逆に言えば先ほどのお話では賞賜金は倍じゃなくて、10万ほどしかふえないという、ごめんなさい、20万ほどしかふえないということですから、これはどう考えても24年でやった160万に20万足した180万でできるんじゃないでしょうか。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) これ、司会、音響等とあるんですけれども、ほか会場設営も若干入っております。というのは、紅白幕を多分24年度のときは上からぶら下げただけだったと思うんですが、これはやはり式典ですので、組み込んでしっかりした形でやったほうがいいかなという、そういったものも含んでの見積額の計上としているところです。そういったものも実際のときにもう一度検討いたしますが、できるだけコンパクトにできるようにも努力いたしますが、せっかくの自治功労表彰ですので、そういったものも加味しながら受章された皆様をお祝いしていきたいと思っているところでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) いや、皆そのとおりに考えてみられたかもわからないですけれども、私は24年の式典だって遜色のない非常に厳粛なもので、立派なものだったというふうに感じているんですけれども、あえて去年と比較して150万下がったからいいんだということではないと思うんですけれども、どうでしょうか。24年度の規模にこの費用を抑えることはできないんでしょうか。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) 抑えることはそれなりの金額があればそれでできるんですけれども、あのときは自治功労表彰は各公民館を回りながらやるようにしております。南ですと成田公民館、こちらですと中央公民館とか武道館、今回武道館を、2年間の分ですので受章者も多いので、ステージも若干広いところでやりたいと思っておりましたので、武道館を使うために、あそこですとスタンドの形状もありますので、そういったものも見ばえをよくするための経費も含んでのセッティング経費ということになっておりますが、委員のおっしゃるとおりその24年度と同じ程度でいいのではないかというのも確かにそういったことも視野に入れながら、支出については十分検討させていただきたいと思います。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、最後の質問です。
141、142、ここのところの5目災害対策費の中で15節工事請負費、東向陽台中学校避難通路改修工事とあるんですけれども、この内容についてお尋ねします。
委員長(山路清一君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) こちら、今年度の総合防災訓練を東向陽台、明石台地区を主な会場に実施しました。その際に、従前より東向陽台中学校の西側でしょうか、東向陽台三丁目側に校庭に直接乗り入れできる階段を設置してございました。今回避難していただく際に、その階段が住民の方が実際避難をする際に段差があるということで、不便だというようなご意見を多数頂戴しました。実際現地のほうを確認した結果、やはりその幅員の幅であるだとか、段差の高さ、そういったことを踏まえて、やはり夜間にいざといったときに中学校に避難いただく際には、夜間のうちには段差というのは大変危険だと、2次災害のおそれがあるというようなことで、ここはスロープというような形の形状に手直しをしたいというもので、今回計上させていただいているものでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 場所、もう一度確認したいんですけれども、グラウンド側なんですか、それともプール側なんですか。
委員長(山路清一君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) グラウンド側です。(「はい、わかりました」の声あり)
委員長(山路清一君) ほかに質疑ございませんか。菅原委員。
委員(菅原福治君) よろしくお願いします。
ページですね、55、56ページの6款の企画費でございます。13節の委託料の各種事業対応業務370万とありますけれども、これは昨年の3.7倍になっておりますけれども、これの内容についてお伺いします。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) これは主なものにつきましては、市制移行関係の書類の整備を事前に委託をしながら詰めてまいりたいということの経費でございます。以前にも申し上げたように、結構分厚い作業とか図面の処理とか、そういうものがあるので、そういったものを業者発注委託で考えております。
委員長(山路清一君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 今も市制移行ありましたけれども、市制移行啓発業務なんですが、市制移行まであと2年ということでこの市制移行啓発業務があるんですが、これ先ほど何か言いましたけれども、もう一度確認ですけれども、内容を教えていただけますか。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) これも一般質問でもご提案あったとおり、今はこういうバッジをつくっておりますけれども、実際来年国勢調査、そしていよいよでございますので、そういったものの啓発ということで、ポスターであったり、先進事例を参考にしながらいろんなものをつくって、カウントダウン表示とかも滝沢さんではつくったりしておりましたので、そういったものの経費と考えております。
委員長(山路清一君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 市制移行はいよいよだと思います。市制移行は私のほうに富谷町の場合はほぼ要件は満たしつつあるのではないかなと。要件を満たすのも大事ですけれども、市制移行はこれは住民の意向調査が、意向が大事だと思います。そういった意味で、その下の下ですが、市制移行住民意向調査業務ということがありますが、これはこれについてのもう少し詳しくご説明いただきたいんですが。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) 特別委員会のほうでもご説明させていただいておったところですけれども、こちらに計上しているものは、意向調査でアンケート、これは全世帯向けのアンケートをとっております。アンケートについては前段お話ししたとおり、1,000サンプルでいろいろものは言えるんですが、今回市制施行という重要な部分でもございますので、約1万7,000から1万8,000世帯のほうへのアンケート調査と分析をこちらの委託料を使って行っていきたいと思います。そのほか、重要なのは住民の皆さんへの説明会、これは経費は特段かからないもので、普通の説明行為をやっていくことと、あとは広報とみやを使ってお知らせしていきたいと思っております。
委員長(山路清一君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) やり方として今報告あったんですけれども、ぜひ明るくなるようなこの、これがスタートだと思うんですよね。ぜひ住民が明るくなるような、希望の持てるアンケート方法にしていただきたい。
これの期間はいつごろやる、アンケートのいつごろやる予定なのか、いつごろからいつごろまでなのか、教えていただきたい。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) こちらのほうは先進事例いろいろ調査させていただいて、皆さん、ほかの自治体でやっているのは大体1年半ぐらい前から1年前ぐらいにやっているのが多いところになっております。今回は既に5万1,000人を超えておりますので、できるだけ中後半ぐらいまでにアンケートを実施しながら意向調査を進めてまいりたいと思っております。
委員長(山路清一君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) はい、わかりました。それでは、これは主体というんですか、これ企画部なんですか、それとも市制移行準備委員会とかというようなものがとることになるんですか。どうなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷 敏君) こちらのほうは企画部内の経営企画課内にそういう準備室を設ける予定でございますので、主にそこが中心になりながら、これはアンケートですので、全部署、生活とかいろんなものに反映しますので、恐らく各課のご協力をいただきながら、設問を考えながらやっていきたいと思っております。
委員長(山路清一君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) わかりました。それで、これは先ほども今後のスケジュールということで説明会とかいろいろ出ておりましたけれども、大まかな今後のスケジュールについてお尋ねします。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) こちらのほうは大筋で、まず国勢調査に向けるのが重要なところにはなるんですけれども、実際はアンケート調査の前に市になるということはどういうことかということを、広報とみやを使いながら、現在も何回かにわたってお知らせしておりますが、もっと詳しく法律のこととか、県の条例とか合わせながら進めるPRをさせていただきたいと思います。あとは時期を見て町政懇談会を進めながら説明を行って、あとアンケートをその時点で行っていくと。来年はいよいよ27年国勢調査、10月1日でございますので、そこの結果を待ちながらも、今年度委託でお願いしているこの調査をあわせて完結していくと、そういったスケジュールで考えております。
委員長(山路清一君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) よろしくお願いします。
それでは、ページが141と142の5款災害対策費についての13の委託料ですね。この委託料、地域防災計画作成業務ということになっております。きょうもこれからちょうど3年目になりますので、そういった行事がありますけれども、これの計画策定のこの、これ計画すると思うんですよ。この計画策定のスケジュールの完成時期というんですか、それは何月ごろになるのか、教えていただきたい。
委員長(山路清一君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) こちら、間もなく内容の見直しの方針というか、骨子案というような形を今業者と煮詰めております。今年度につきましては、基礎的な数値の洗い出しを進めておりまして、それを精査しながら災害対策基本法の改正、宮城県地域防災計画の改正内容と整合性をとりながら、一定の見直しの骨子案というのを間もなく策定の予定になっております。それとあわせて、防災会議の委員の方々を委嘱しながら、1回目の方針をお示ししたいと。2回目を本年9月ぐらいをおおよそのめどとして中間の報告をさせていただき、その後県との協議、最終的には計画としては26年度末の成果の仕上がりを予定しておりますので、できればその前には成果という形で皆様方にお示しできればなと考えております。
委員長(山路清一君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 9月ごろ中間報告と、我々にも検討させて、検討というか、見させていただけるわけですか。
委員長(山路清一君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) こちら防災会議の中でということになりますので、まだ公表するかどうかというのは現段階では未定でございます。
委員長(山路清一君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 非常に大事な取り組みだと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
それでは、その下の19節の負担金についてですが、補助金の部分でございます。自主防災組織の補助金ということですが、これも昨年と同じ金額になっておりますが、今年度ですか、そうですね、今年度の交付金のこの見通しというのを教えていただきたいと思います。
委員長(山路清一君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) これはあくまで25年度の実績をもとに26年度予算を計上させていただいております。今年度は28行政区、団体数で23団体の申請をいただいているところでございましたので、これを基準としてございます。
委員長(山路清一君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 今後なんですが、これ恐らく拡大していくつもりだと思うんですが、大体何団体というか、何組織ぐらいに拡大していくつもりでしょうか、お伺いします。
委員長(山路清一君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) こちら、現在町内に44行政区、来年度にはまた新しい行政区がふえますが、特に住宅地域の働きかけというのはしてまいりたいと考えております。旧地区と呼ばれる16行政区につきましては、既に自助努力というようなところは大変高いというところがございます。そうでないところについてはもちろんご支援をさせていただこうとは思っておりますが、具体的な数字というのは考えてはございません。
委員長(山路清一君) ほかに質疑ございませんか。佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 67、68ページのあたりでお尋ねします。介護保険の徴収についてですが、介護保険料のお知らせというのが私のところに届きまして、ことしからその普通徴収から特別徴収になりましたというお知らせです。この紙が1枚なんですけれども、これではいかにも不親切だなというような気がします。それで、去年65歳になったときにもらったのは、普通徴収納付書とQ&A、そして介護保険、こういうのがあるんですけれども、今回もらったのだけだとね、自分が何なのか、これがそのどういう段階に当たるのかというのが全くわからないわけでね、こういうやり方でずっと来ているのかどうか、まずお尋ねし
ます。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 一般会計の内容説明でよろしいですか。介護保険の特別会計……(「はい」「座ったままでいいです」の声あり)
委員(佐藤聖子君) 納付に関することなのでね。これは税務課からのお知らせなので、税務課についてまずこのようにやってきたのかどうかをお尋ねします。
税務課長(内海壯晃君) 特別会計の中にも徴収費とかありますので、その際にご説明いたします。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうではなくてね、やはりこういうのが来たときに、自分がどうなっているかということについては、その担当課との連絡をやりながらしなければならないものだと思うんですね。もちろんそのあしたになってから聞いてもいいのですけれども、しかし、徴収に関してはこういうその徴収になりますということで、親切、説明は親切でなければならないと思うので、そういうことでは今までこういうことを言われたことはないのでしょうか。
委員長(山路清一君) 介護ですね。あした、あさっての特別委員会のところでお話ししてください。佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それではそのようにしますが、ただ、納付についてね、それは税務課から来ているものなので、私はここでお尋ねしたいと思ったのですが、そうすると一つだけ、今までこういうことで説明をもっと十分にしてというような要望は全くなかったかについてだけお尋ねします。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 各種税目の納税通知書を送付する際に、納税義務者の方がいろいろ質問事項等があったりするものがあります。そういったものにつきましては、内容をその年度いろいろ検討しまして、納税者のほうに周知をしているような次第です。
委員長(山路清一君) あさっても税務課長出るそうですので。よろしくお願いします。佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、50ページと、それから60ページ、関連してお尋ねしたいと思います。子ども・子育て関連3法例規整備支援業務とありまして、60ページのほうにはその支援制度の対応システムの構築及び保守業務とあります。これはそれぞれどういうことが行われるのか、説明してください。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 50ページの委託料の下段にございます子ども・子育て関連3法例規整備支援業務108万円となってございますけれども、こちらの法令関係、これから施行するわけですけれども、それに伴います3法に伴います関連法規の改正、あと修正ということで、60事業項目ほどございます。それを業者のほうに委託をしまして、あわせて漏れのないような形ということでこちらのほう、法令のほうを整備するわけです。これによって条例等の提案もするわけですけれども、そちらのほうの委託ということになります。物すごい分量の法律の改正ということになりますので、漏れのないようにするのがこちらの50ページのほうの委託料となります。
あと、60ページのほうの子ども・子育て支援新制度対応システムということになりますけれども、これは実際のシステム運用上、これは一般質問のときにも出ておりますけれども、こちらの子ども3法が改正に伴いましてさまざまなこども園とか、あと子育て3法とか、そういったところのシステムを運用する保守
業務ということになりますので、別物でございますので、ご理解いただきたいと思います。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、50ページのところですけれども、その法令整備、これはどの時点にどういうものが行われるというスケジュールなどはあるんでしょうか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 上位法令で3法のほうは改正するということで施行が平成26年10月ということになっておりますので、それに合わせた形でシステムのこちらも法令等の改正なり、条例の提案ということになろうかと思います。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、その委託するわけですが、委託先というのは何社かあるのでしょうか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) これに対応するような業者ということで、それはあと選定委員会等で選定していくような形になろうかと思います。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 選定委員会でということですが、そうすると数社あるということですか。何社ぐらいあるのでしょうか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) この間の一般質問等にもありましたけれども、その現在の法令がぎょうせい1社でやっておりますので、どうしてもその辺のところの関連からすると、あとほかにも第一法規とか、そういう法令関係のところはあろうかと思いますけれども、実際できるどうのこうというのはちょっとまだ今のところはわからないところです。
委員長(山路清一君) ほかに。佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、この後に条例がつくられていくんだと思うんですけれども、そうしますと富谷町でその子育てに関連する、子ども・子育てに関連するもので条例の提案というのは、どの時期になる、この整備支援業務と、それから富谷町の条例との関係でどの時期にどれ、どの時期に町の条例ということになっていくんでしょうか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 主に子育て課のほうがその専門になろうかと思いますけれども、このシステムを使いながらタイミングのいい時期、実際は26年の10月ということになりますので、その9月等の定例会になろうかとは思います。ただ、どれだけの分量か、これからあといろいろ精査してまいりますけれども、その実際の法は施行前というそのタイミングということで、こちらの条例のほうは改正上程をするような形になろうかと思います。
委員長(山路清一君) ほかに質疑ございませんか。永野委員。
委員(永野久子君) まず1点目ですが、ページでいきますと、予算書20ページです。先ほどのご説明では個人町民税のこの金額の中に復興にかかわる増税分で何か1人500円、平成30何年まで、36年でしたか、までというこの分が入っているということでしたが、そうするとこのうち幾らというふうに見たらいいか、伺います。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 復興の分の500円につきましては、税額で約1,130万程度です。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) それでは、先ほどやはりご説明でこの個人町民税につきましては、徴収率を97%で見込んだということでした。平成25年度の実績で、まず収納率何%であったかを伺います。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) ちょっとお待ちください。少々お待ちください。ちょっと持ってきたのが見つからないので、25年度の今の収納率ということですよね。前年度同率で今いっていまして、収納率は24年度の実績とほぼ同じで下がってはいない状況になっています。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) その場合、予算に対してはどうなのかと。失礼しました。予算に対してではなくて、今の94%とか九十何%、決算のときに出てくる収納率というのは、あくまでも予算ではなく、調定額全体に対してということですよね。その場合は九十何%というようになりますけれども、予算に対しては100%を超えたというふうに見てよろしいですか。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 今の24年度の決算から見ますと、委員言われますように、収納済額は予算額以上にはなっています。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) そうしますと、実績ではそのようにここ、そうですね、記憶にある限りはその予算に対して100%を超えなかった年はなかったわけですから、たしか私は少なくとも10年そういう年はなかったので、そうなればやはり最初の予算を組むときに、徴収率見込みを97%ではなく、もう1ポイント上げるといったような努力をすれば、その年町民に使える予算の枠が広がると思うんですけれども、こういう検討はされましたか。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 1つ、今言ったように予算を下回るということは、財政上好ましくないことが1つあります。それと、最終的に予算の金額を達成しない年はございませんけれども、それは最終的に決算をもってそういった状況になっていまして、ちょっと先ほど言われました現年度の収納率の1カ月ほど古いやつの1月の末現在の収納率あったので、まずこちらを最初言います。個人ごとの税目でいいんでしょうか、それとも全税目、一般会計全体でよろしい
でしょうか。(「個人町民税で」の声あり)はい。(「個人町民税で言ってください」の声あり)はい。個人町民税の現年分の収納率、1月末現在で78.45です
。あと滞繰りにつきましては32.42、これが1月末の数字となってございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) そうすると、この1月末の段階から徴収率を90%台に上げていくのは、残りの数カ月の間には厳しいという見方をされているというこ
とですか。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) いや、厳しいというよりは、徴収担当のほうの徴収計画からすれば、前年度の収納率を下回ることなく、それに近づける取り組みはしております。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 安定的にこういうふうに予算に対して、予算を組んだ額に対して間違いなく入ってくるわけですから、100%を超えてですね。百何%という年も何度かありましたので、それを考えますと、やはり97%ということでこの先も行くということではなくて、予算の現年主義ということでいけば、やはり徴収率を引き上げて予算を使える予算の枠を広げるという努力はされたほうがいいと思います。その点について、町長のご見解を伺います。
委員長(山路清一君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 発言の中に間違いなく入ってくるというような発言が、表現が、発言がありましたけれども、ちょっとやはり現実違うんじゃないでしょうかね。相当苦労な中で、当初の予定された税額、皆さんのまさにご理解あってのことで、ここまで顔の見える町政というようなことでやってきているわけですので、今までの10年ゆえに何も超えたからパーセントそういう云々でなくて、やはり千年に1回の震災があるように、やはり我々一番の見積もりをこのような形でやるというのは従前どおりの進め方で間違いのないことだというふうに思います。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) それは言葉のレトリックだと思います。千年に一度の大震災のときでさえも、税の徴収率は下がらずに好転、前進したわけ、ふえたわけですから、その実績をもとに考えるということが予算を組むときの根拠となるわけですので、過去3年なり過去5年なり10年なり、実績を踏まえて見込みについても立てるということが最もリアルなやり方じゃないですか。
委員長(山路清一君) 若生町長。
町長(若生英俊君) リアルさという面はどのようなことかは今即答できませんけれども、やはり行政、周りほどり見れば、このようなぐらいのところで見積もりを立ててその数値に達成努力をするとこんなふうなこと、結果としてそれを上回るというふうなことを5年、10年続けてきたこともそれは事実として認めますけれども、周りの状況の中で富谷町が突出して100%最大見積もって、それの不足なんか出るようなことのほうがよほどリスクが大きいとこのようなことでございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) それでは、臨時財政対策債について伺いたいんですけれども、これはページでいきますと、41、42ページなんですが、今回6億2,100万円を計上しております。それで、私自身はこの臨時財政対策債は交付税の代替措置ということで、実質的には大きな損がないと言っては変ですが、交付税の代替措置であればやらない手はないというふうに思ってはいるんですけれども、平成26年度の国の地方財政対策で、この赤字地方債である臨時財政対策債について抑制すると、6,180億円抑制するという方針になっているんですが、富谷町のこの26年度の臨時財政対策債6億2,100万円に関して、影響はないでしょうか。どういう、心配はありませんか。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 臨時財政対策債については今回6億2,100万ということで、前年度の比較で8,300万の減と。これがまさに国の地方財政計画をもとに限度額が当然下がってくるという見通しの中で減額をしたということでございますので、ただ、最終確定数値は26年今後迎えます普通交付税の算定時に最終的な可能額というのは求められるんですけれども、予算規模の減額相当分を割合で落としたということですので、今までどおりの計上という形で考えております。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 54ページですが、ここに旧役場庁舎解体調査設計業務100万円計上されております。これもやはり国の方針でその地方債の特例措置、老朽化した公共施設の除却について、地方債の特例措置を新たにつくったということでした。計画に対する費用ですね。計画作成の費用について特別交付税措置がされるということ、それから老朽施設を除却するための費用についても地方債に使えるということについては、そのとおりでよろしいでしょうか。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) その今委員がおっしゃった件につきましては、公共施設全般を指した中での今後の維持補修的な経費を今後町がどのようにしていくかという計画の位置づけで、1個1個の位置づけということではなくて、トータル的な位置づけを今後市町村も必要だというところでそういう措置が今後なされると。ただ、正式な多分確定ではないかと思うんですが、そういう認識はあります。その中で公共施設でそういう老朽化が進んで、要は国が言っているのは、危険な建物というところに着目しての発想でございまして、そういう意味合いでこれが今後解体に仮になった場合に、そういう位置づけをすれば対象になるのかというのは今後いろいろ研究していきたいと思っております。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) ふるさと富谷創造基金、38ページに関してで、先ほどご説明がございました。ふるさと富谷創造基金の第1条に、富谷に根差した歴史、伝統、文化、産業等を生かし、独創的かつ個性的なゆとりのあるふるさと富谷づくりを推進するということの目的のために使う基金として設置されております。それで、改めて伺いたいんですが、このスポーツ・文化交流館でしたか、施設、これは富谷に根差したというここの部分が、しかも創造的だというのは、せんだってちょっと見せていただいたあの資料だけでは、ちょっとどこに独創性とか、富谷に根差したものがあるのかなというふうに疑問を持ったわけですが、そこのところのご説明を具体的にお願いします。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) その件につきましては、まず従来管理棟ということで管理棟のみの建物がございまして、震災によって解体しております。その後、いろいろご不便をおかけしまして、今建設に着手できない状況にありますけれども、今後におきましてはそのスポーツの拠点、あるいは生涯学習、それから文化の交流というところで、若い世代からお年寄りまで、その場を通じて交流が図られるというところを含みを持ちまして、ゆとりある富谷づくりというところにまさに合致するのではないかというふうに考えております。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 今、でもスポーツの施設がありますけれども、この例えばスポーツセンターでも武道館でも、若い人からお年寄りまで交流できますよね。この新しい施設がどこに独創性があるかというのをことさらにどこにあるということが言えるんですか。この従来の今ある施設、教育の分野に位置づけられているスポーツとか文化の施設と、ここがこう違いますと、富谷に根差したというのはここですというのがなければ、この基金を活用する目的には合致しないんじゃないでしょうか。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 今回基金を活用したというところで、今まで基金を活用しなかったからこの条文に当たらないという考え方ではございませんで、例えば武道館建設の折にも当然この条例に値すると思います。ただ、使わなかったということだと思いますので、今回は財源の関係上充当させていただいたということなので、まさにその武道館も含めてこの基金の目的には合致するものと考えてはおります。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) それでは、スポーツセンターはどうでしょうか。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) ですから、その武道館、スポーツセンター、そういうのもこの本来使ってよかったけれども、条例の趣旨には合致するものかというふうに思ってほしい。過去に使ったちょっとあれですけれども、日吉台公民館建築の際に一部この基金を充当しているという、実績上はそうですけれども、なじむものはほかにもあると思います。ただ充当してこなかったという考え方でございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) そうしますと、これこの基金ができましたときに、私どもはこの基金が当時財政調整基金が大変大きく膨らんでいて、財調が大き過ぎるのではないかという批判を大分させていただいたんですが、そのころに目的基金と称して幾つもの基金の今あるような基金をつくりました。やはりいわゆる目的基金というときには、学校建設基金だとか、例えば子育て支援施設建設基金だとか、その目的というときには特定することが望ましいと思うんですが、富谷町の場合はそういうわけで財政調整基金、第二の財調、第三の財調といってもいいようなやり方をしたがために、実際には富谷に根差した創造的なと言いながら、先ほど出川委員も言っておられましたが、何にでも使えるようになってしまっていると。何にでもと言いましても、例えば公民館もスポーツセンターも武道館もできるんだよということになってしまうわけで、だとすれば目的基金の創設の仕方をこれやはり見直しする必要があると思いますが、どうでしょうか。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 前にも同様の質問をいただいたかと思います。その中で、やはり目的基金については今まで充当しないといいますか、手つかずでここ何年か来た中で、その見直しというよりは、私どものほうではこの基金をやはりこの基金の目的の中で有効的に使うという策でいろいろここ1年ぐらい検討してきたところでございますので、この基金の中で最大限利用していきたいというふうに考えております。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) それでは、56ページですが、企画費の委託料の中で富谷町民バス運行業務2,579万1,000円が計上されておりまして、町長の施政方針の中で新たな運行業者にて運行するというふうに述べておられました。何という事業者なのか、事業者名と、この事業者がこうしたバス、町民バスといった類いのものの運行の実績はあるのか、伺います。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) こちらのほうは入札で執行したものでございまして、現在パノラマ観光バスが運行しておりますが、今回委託する先は仙台富士交通株式会社というところで請け負うことになっております。こちらについては、法律に基づいて地域公共交通会議を経て、あとはバス会社はそれに基づいて申請を行い許可をもらって運行すると、そういったシステムになっております。ただ、仙台富士交通さんは現在は普通の観光バス会社です。パノラマさんももともと観光バスでしたが、同じような形態ということで行っています。現在は速やかにきっちり移行できるように研修を積んでいただいているような状況でございます。
委員長(山路清一君) この際、午後3時まで休憩といたします。
午後2時28分 休憩
午後3時00分 再開
委員長(山路清一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
永野委員。
委員(永野久子君) 54ページ……。
委員長(山路清一君) 暫時休憩します。
午後3時00分 休憩
午後3時04分 再開
委員長(山路清一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
永野委員。
委員(永野久子君) 54ページ、公有財産購入費で、先ほど来議論のあります明石台東地区2工区の集会所用地購入に関してですが、1,264万5,000円、これの事情についてはわかりました。ただし、この明石台東七丁目、九丁目の、七、八、九でしたか。全体として開発面積106.2ヘクタール、そして計画人口が8,960人というのをもとにして、公園用地を計算しますと3万5,840平米開発者から無償で提供されているはずなんですね。その全体から見た場合に、この209平米分というのは減るということになると、3万5,600ぐらいになるということでよろしいんでしょうか。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 済みません。緑地の必要面積等については承知していないのでお答えできないんですけれども、当初七、八丁目の二丁目というところを八丁目の部分を八と九に分けるということで、本来公園用地としてはあったんですが、そこに集会所を建てることによってその公園の面積が減るというような事情というふうに考えております。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 公園の面積がやたらにということはないとは思いますが、簡単に減らしていいものではないというふうに思うんですね。それで、全体として公園のほかにも小学校、中学校、保育所、児童館といったようなもののほかに公共公益施設用地というのがありますけれども、この施設建設を想定したものでいくと、この小・中学校と保育所、児童館、これを恐らくは行政施設用地というふうに指定、提供いただいているのかもしれないんですが、この中に会館も入りますかね。いずれにしましても、会館についてもかねてから議論を繰り返してきましたけれども、2カ所までは開発者が建設すると、土地についても提供するということになっていて、何度読んでもこの開発指導要綱上はそれよりも下がることはないはずなんですね。そこにいきますと、会館が1つ確かにふえたんですが、全体としてその分公園を減らすことなく対応できるのではないかと思っていたんですが、この点どうでしょうか。
委員長(山路清一君) 都市計画課のほうの話になると思いますけれども。永野委員。
委員(永野久子君) それでは、私はこれ総務かなと思ったんですが、財産なもので。では、よろしいですか、都市計画のほうで再度伺いますが、お許しいただいていいでしょうか。(「きのう」の声あり)そうでしたね。では、もう一度。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) それでは、後で結構ですので、この開発者が提供すべき用地をそれぞれ公園、それから小学校、中学校、保育所、児童館に分けて面積を後で結構ですのでお知らせください。よろしいでしょうか。
委員長(山路清一君) では、都市計画のほうにお話しください。永野委員。
委員(永野久子君) それでは、62ページですけれども、富ケ丘北部会館新築工事で6,998万7,000円が計上されております。同じ富ケ丘の南部会館でいきますと、当時平成22年で4,474万8,270円が決算額になっているんですね。北部会館1.56倍ですね。1.56倍になっています。この予算が増となった要因を、施設の大きさ等々で変わっている面と、それから資材等々の高騰によるものというふうに分けて、大まかで結構ですからお知らせください。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 大きさ的には南部会館とほぼ同面積ぐらいとなってございます。ですので、その分を差し引きますと、やはり木材、人件費、そちらのほうの増ということになります。あと、予定地が公園と、公民館の西側の公園ということになります。あそこのところの造成費も若干上乗せなっておりますので、若干このような金額となってございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) それでは、68ページですけれども、先ほどさすまたをということで、これが68ページの一番下ですよね。庁用器具費等ということで、機械器具費4万6,000円、さすまたを備えるということでしたが、これは本庁ということ、役場ということでしょうか、出張所も含むのでしょうか、伺います。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) これにつきましては、本庁です。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 出張所にはどうなっているんでしょうか。既にあるんですか。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 今回、宝塚市の徴収関係で放火等ありまして、そういった機器ということでまず本庁のほうの整備ということで今回試みをしたものでございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) イオンに出張所をつくるという議論の折に、大分今やっている夜間のいわゆる7時までの成田の公民館、出張所ですね。出張所での現金の取り扱い等について危機感を相当持っているというふうに受けとめていたんですが、機器の対策としては何かしているんでしょうか。
委員長(山路清一君) 町民生活課長。
町民生活課長(亀 郁雄君) 確かに取り扱いの金額が大きいという納期のタイミング等もありまして、職員にとってはさすまたみたいなものが用意してはございませんで、公民館の職員も児童クラブの職員もおりますので、複数対応ということで行っておりますので、特段にその器具を使ってのような対応はしてございません。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 町長のイオン出張所に関するその思い入れが大変強くて、特にその外からの警備上の問題を言っておられました。そこからすると、真っ先に出張所に備えるべきではないかというふうに思ったんですが、その点についてはどうですか。
委員長(山路清一君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 生涯学習課で配置しているというような用具もありますので、確認の上申し上げます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) では、確認した後、またお答えをお願いいたします。
それでは、次に、72ページです。町長選挙、町議選挙……。町長・町議会議員選挙費として計上されておりますけれども、あと半年後に来年の2月の町長選挙のときに町議の補欠もやるということなんですが、これから半年後には、9月には、7カ月後には町議の本選挙があるわけで、それ待たずに補欠をしたその選択の理由を伺いたいと思います。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 公職選挙法の中にその分が書いてございまして、次回のその欠員出た場合については次回の選挙のときに選挙をするということで、必須項目になっておりますので、直近の選挙のとき。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) この町長選挙と町議選挙、補欠選挙ですね。この費用の内訳というのはわかるものですか。おわかりなら伺います。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 総括で出しておりまして、基準は執行基準に基づいて算定しております。このすみ分けというのは特にその辺は難しいと思います。選挙、投票等については一緒でありますし、あとあわせて開票の分だけ若干変わるだけで、それは包括で全部やるような形になります。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 46ページに町の行政区長の費用が計上されておりますけれども、この町長選、特に町長選挙と絡んで伺いたいんですけれども、かねがね行政区長の方々が、町議選挙あるいは町長選挙の折にかなり選挙の活動に近い形での動き方をしていらっしゃるという苦情が住民から相当数来ているんですけれども、この改めて区長のこうした選挙の折の中立公正の立場ということを徹底していただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) これは選挙管理委員会といたしまして、そのところは啓発はしていきたいと思います。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 60ページです。マイナンバー制度の対応改修業務ということで、2,241万円が計上されております。2016年1月から導入ということでよろしいでしょうか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) その方向でございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) マイナンバー制度で管理される情報というのは、どういった情報と。例えば、所得がどのくらいあるとか、税金や保険料を幾ら払っているとか、例えばそれが私の場合ですね。医療や介護や年金、雇用保険、いつどこでどの程度使ったかというようなことだとか、私自身がその離婚をして一人でいるといったようなことだとか、あるいは家族に障がい者がいるかどうかということ、仮に事業を経営している人であれば、その事業が赤字であるかどうかということまでも、この情報が全部一元化されて把握されるということに間違いありませんか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) いろんな個人に帰属するカードというか、番号であります。それに附随するものということで、生年月日とか、男女別とか、そういったものはプラスになります。あと運用につきましては、ある程度示されてはおりますけれども、その保険的なものとか、現在どの保険に入っているとか、そこまでだったかと思います。それ以上のこの汎用性についてはちょっと今よくはわからないところでございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 例えば地方公務員の守秘義務に関しても、これは事実上もう内閣官房がこの自治体向けに対して資料をつくって、例えばマイナンバー法で記載した個人情報については、今は事前に本人の了解を得なければ出すことはできませんよね。ところが、これは内閣官房が言っているんですよ。個人情報の提供について、守秘義務が解除されるというふうに言っているんですね。それから、情報提供システムで提供の求めがあった場合には、提供する義務があるということで、地方公務員の守秘義務が解除されるんだということを、自治省自身が、内閣官房自身が言っているということについては、ご承知だったでしょうか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 具体の話についてはよくこちらでも把握していないところです。マイナンバー制はこれから構築していくわけですけれども、その中できちんとした形のものが示されるかと思います。内閣官房についてのコメントということでその方向なのかなとは思いますけれども。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) この公務員の守秘義務を解除するということについてのその政府の説明資料は見ていますか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) こちらではまだ見てございません。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) そうしますと、来年1月、再来年、2016年の1月ですから、そんなに長く期間があるわけではないですね。既にこのように地方自治体としても予算を計上して準備に入るわけですから、その重大な問題ですので、きちんと地方から国に対してもものを言うべきではないかというふうに思います。それで、改めてご認識を伺いたいんですけれども、個人情報の漏えいだとか、なりすましというのが、例えばアメリカでその3年間に1,200万人近い人たちの情報が流れたと。500億ドルの被害があったと。韓国では、なりすましの被害が1億2,000万人分あったというような、こんなことも報道されておりますけれども、こういう漏えいだとか、なりすましの被害者になるかもしれないですよ、住民がね。そういうことについての手だてについては、どうしたらいいということを考えておられるんでしょうか。町長に伺ったほうがいいかもしれません。町長にお願いします。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) そういう危惧というか、おそれがある場合については、もちろんこの構築する段階でその辺も含めてきちんとやっていくべきものだろうと思いますし、実際起こってはならないことだと思ってはございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 最後の質問になりますけれども、施政方針で町長が富谷町が市に昇格するということを述べておられます。「市に昇格」という言葉は私は一切使わないようにしているんです。なぜかといいますと、町村と市との間に格の上下がないからなんですね。町長に改めて伺いますけれども、市になると格が上がるというふうなご認識なんでしょうか。
委員長(山路清一君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 市の昇格というのは、一般的に新聞記事等、滝沢の事例を見てもあるわけであります。何の言葉に共通するこの相受ける、発する、そこにそごはないと思います。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 言葉を大切にするとおっしゃっておられる町長ですので、これは最初に1回目先ほどお聞きしたように、市と町村との間で格の違い、上下の違いがあるというふうにご認識されているのか、いないのかをお答えください。
委員長(山路清一君) 若生町長。
町長(若生英俊君) それは基本的にはないですね。
委員長(山路清一君) ほかに質疑ございませんか。小川委員。
委員(小川昌義君) それでは、私のほうは支出のほうで質問していきたいと思います。歳出のほうですね。
まず、56、57、2款1項6目の13の委託関係なんですが、こちらのほうでいろんな委託が出ているわけですが、どこで質問すればいいかちょっと迷っておったわけですが、プロジェクトが現在どのぐらいプロジェクトとして存在しているのか、質問したいと思います。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) これも前回お話ししたとおり現在は13までつくられておりまして、現在は基本的に稼働しているのは1つだけで、子育て関係のプロジェクトチームが今度給付する分で稼働しております。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 13プロジェクトがあるというんですが、そのプロジェクトの要員というんですか、人間、ほとんどばらばらになってそのプロジェクトに入っているのか、重立った人がずっと入っているのか、その辺について質問します。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) それも案件によりまして、専門職があるので、今ですと子育てですが、そういうメンバーだったり、かつてやったのは定額給付金ですと、給付とか支給もあるので、税関係とか、そういうところからメンバーは選ばれて稼働しております。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 45、46、2款1項1目の3節職員手当の中なんですが、管理職特別手当が増額になっているわけですけれども、この増額になっている要因は何なんでしょうか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) こちら中段のほうに管理職特別勤務手当、こちらは休日出勤等出た場合についての額ということになります。管理職的なその回数がふえれば、これに合わせて見合い相当ということで上がっていくような形になります。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) そうすると、何か勤務が回数がふえると上がっていくというふうな考え方ですか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 回数の増と、あと回数の増が一応主なものとなってございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) はい、わかりました。2款1項1目の9節の旅費なんですが、特別旅費、これについても19万4,000円ほど増額になっていますが、この増額になった理由はどういうことですか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) こちらのほうにつきましては、研修所関係の旅費ということになります。市町村研修所、あと市町村アカデミー、あと職場内研修、そういったものでの額ということになります。こちらも全てが総務部ではないものですから、こちらで把握している分については研修所等の研修分ということになってございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) それから、同じく、次は13節の委託料なんですが、ここで職員の安全労働衛生事業ということで計上されておるわけですが、これは前年度から見ると減額になっているんですけれども、これはどういう理由でこの職員の安全労働衛生というものが減額になっているのか、質問いたします。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) こちらの安全労働衛生事業につきましては、職員の健康診断を受けて、その後の事後指導という部分でございます。このように7万1,000円ですけれども、あと保険者である共済組合、そちらのほうの指導もございますので、その分の実績に基づいて7万1,000円という数字になったものでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) そうしますと、そういった指導がされる職員の数が少なくなったというふうに理解してよろしいわけですか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 実績ですので、実質的には予算に比べて実際のほうは少なかったということになります。あと今お話ししたとおり、共済組合等の保健事業の中に組み込まれておりますので、共済のほうで支弁する部分もありますので、このような形になったものでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 職員の安全衛生になりますので、十分注意して実施をしていただきたいと思います。
続いて、同じ委託料の産業医事業ですが、これは名称が変更になっていますね。これはどういう意味で変更になったわけですか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 今まで産業医ということで出していたところですけれども、法定では必ず産業医については設置しなければならないと、50人以上ということで決まっております。額的なもののちょっとお話は出なかったんですけれども、見直しによりましてこの額が、ちょっと算定額が変わってこの金額となったものでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 先に総務部長答えたわけですが、額が増額になっているわけですけれども、この増額になっているこの内容ですね。産業医そのもので、産業医となれば、受診するだけじゃなくて職場にも赴いてくると思うんですが、そういう点検というものはあるんですか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 産業医については職場を巡回することは義務づけられておりますので、毎月ではないんですけれども、こちらのほうにおいでいただいて、こちらの職員の健康診断状況とか、あと職場内の巡視、あと個別面談する職員もいた場合については、その方の対応もしていただいているところでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) そういう中身で増額になったということなんですか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 産業医につきましては、黒川郡医師会に依頼をしまして、そこからの出向紹介ということになります。産業医については医師であっても特別な研修を受けないと認定されませんので、数はそんなに多くございませんので、黒川郡医師会にお願いしてそこからの派遣ということになります。ただ、今回ずっとこの金額、従前からの金額についてはここ数年ずっと変わらずだったものですから、今回見直しをするということのお話で今回金額が若干上がったものでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) わかりました。同じ委託のところで臨時職員の管理システムがどこにも見当たらないんですが、臨時管理システムそのものがもううちの富谷町の中にはなくなったということでよろしいんですか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 昨年度、今年度ですね。予算計上させていただいて、それはあと実際運用しておりますので、今年度は新たに購入ということではありません。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) そうしますと、この管理システムの運用ってありますか。それにかかる費用というのはどこに出ているわけですか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 現行の運用の中では特に保守分というのはかかってはいないところでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 特別にそのシステムの中で、この健康管理システムとしてやっているのではなくて、トータル的なシステムの中で実施しているということなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 臨時職員等につきましては、社会保険とか賃金とか、そういったものの支払い、あと年末調整も含めた形での別物でやっておりますので、この健康分のところではありませんので、ご理解いただきたいと思います。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) それでは、同じく委託料のところで人間ドックなんですけれども、これは受診内容とか人数、こういったものは決められているというか、この年齢的な制限あるとか、そういうことはあるんでしょうか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 現在は共済組合の制度を利用しておりまして、共済組合は人間ドックとか脳ドックについてはそれぞれ年齢、それ以上ということになっております。人間ドックについては40歳以上ということになっておりまして、共済ではある程度補助はしますけれども、こちらについては15名程度と、必ずしも人数が共済組合からいただくその補助金部分が人数相当には満たないものですから、足りない分についてはこちらの厚生福利事業的な形で委託料ということでこちらのほうを計上したものでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) この人間ドックも職員の健康管理には非常に大切なことなんですが、この人間ドックというのは通院ドックですか、それとも入院ドックですか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 共済の基準からしますと、半日ドックといって日帰りにはなりますので、その運用ということで考えてございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 通院ドックだけではなくて、入院ドックというものもあるわけですけれども、そういったものについて今後実施していくという考え方はございますか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 今のところ共済を基準にしておりますので、その入院までというところまではちょっといかないのかなと思います。現在のところはその共済組合の基準をもとにそのまま運用していきたいなと思っております。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 職員の健康管理上はやはりこの通院ドック、半日ドックなんかよりも、講話を受けて実施するということが必要だと思うんですが、再度質問いたしますが、やはりそういう通院ドックというんですか、そういうものについて節目、節目とか、そういったところで実施するという考えはないでしょうか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 市町村共済組合でその健康管理に関するその宿泊の研修会等ございます。そういうのも広く職員のほうには通知しておりまして、参加したい職員がいればそちらのほうに参加して、1日泊まりがけでという事業もございますので、その辺のところは周知はしていきたいな、今後も周知していきたいなと思います。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) わかりました。では、続きまして、49、50、2款1項2目の13節、新しい事業で広報とみや電子化事業、先ほど説明受けてある程度理解はしているんですが、129万6,000円、この委託料払うわけですが、うちの職員の人たちで実施できるような業務と思うんですが、その辺はいかがですか。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) 実施できるというか、PDFにおろしてやる分には簡単にできますけれども、これはホームページでも閲覧を可能にするためにやはり委託は必要でありますので、この分をやろうとしているところでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) ホームページにダウンロードするのについても、そんなに問題はないと思うんですが、むしろ、むしろですよ、この129万6,000円ぐらいかかるのであれば、この装置を購入したほうがより有効にいくと思うんですが、いかがですか。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) 装置というのはどういう装置のことでしょうか。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 電子化をする装置。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) 要するにスキャンということですか。それはコピー機にはついているんですけれども、画像処理とかするので、その分も含めての委託を考えてやろうとしているところでございますので、十分ご理解いただかないとこの件は進みませんので、よろしくお願いいたします。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) この職員でもできる、今相当安いスキャナー出ているんですよ。ですから、我々素人ですら実施できるようになっているんですが、そのように職員で実施、スキャナーを購入するという考えは、購入するという考えはございませんか。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) そういう考えはございません。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) やはりその電子化するためには、将来にわたってもいろんなものについてやっていけるわけですから、たとえ画像であろうが、絵であろうが、そういうものについても全部できるぐらいの職員が能力を持っているはずですので、そういうふうに考えていくべきだと思うんですが、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) これについては当然委員のおっしゃるとおり、できるところもありますが、今回ご提案しているのは、将来的には電子ブック化するためにまずはやろうということでございますので、ご理解いただきたいと思います。ただ、文書の電子化についてはまたこれとちょっと別な話になりますので、こちらは広報紙を電子化して閲覧できるようにしたいということでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 部長発言しているのも理解するわけですけれども、やはり職員の方々に将来にわたってこういったものができるような意味では、この値段ぐらいであれば、逆にこの値段ぐらいのスキャナーを購入してやるということに、さらに職員のためにもよいのではないかと思うんですが、その点について再度質問したいと思います。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) 委員おっしゃることも十分理解しているんですが、今回ご提案しているのはそういうところではなく、広報紙を閲覧できるような電子化ということでご理解いただきたいと思います。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) もちろん広報紙を閲覧するという点は、言っていることはそんなに差はないと思うんですよ。ですけれども、その広報紙を閲覧できるホームページでも、ないしはそれ以外の媒体でも見られるようにするという意味では、やはりそのスキャナーを購入するなりなんなりというほうがはるかに有効だと思うんですが、再度質問します。
委員長(山路清一君) 企画部長。
企画部長(荒谷敏君) 今回提案しているのは、昭和38年5月1号から平成16年11月号まで、それ以降は今広報紙の中に電子等入れていますので、今回はこれを完全につくり込むというのが提案の趣旨でございますので、それ以外の職員の技術向上のための云々というのはこれはまた別な話ですので、今回はこれでご提案させていただいているところでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) はいというわけにはいかないんですが、そういう意味では今後こういったスキャナー購入についてもぜひ購入のほうで検討していただきたいと。(「質問に徹してください」の声あり)
それでは、同じ委託料の中で支援業務の中があるわけですが、この一般質問でもしているんですが、この検索エンジンなんですけれども、これについて子ども関連法案なんかの業務の中でこういったものも含めて検索をスムーズにするというふうな考えはございませんか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 先ほどもほかの委員のほうからもこちらの子ども・子育て関連についてのご質問がございまして回答したわけですけれども、検索エンジン、一般質問等でも出ておりますが、現行のシステムがぎょうせいというところで、そちらのほうの運用については特段問題もありませんし、使い勝手も悪いものではないかなと思ってはございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 要するに、この総合的にうちのほうでシステムとして導入されている中で、具体的に内部の情報ですね、内部の情報を実施しているシステムというのはどういうものが稼働していますか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 数限り、今までもいろんなご質問で基幹系なり、あと情報系ということでありますので、数的にはこの前の質問のところでもご案内あったかと思うんですけれども、40からそれだけの、それに見合い相当のシステムは当然必要ですし、あと機器等も入れれば物すごい数等の関連の業務はございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) そういう意味では、統合したような行政システムというのには今現在うちのシステムはなっているんですか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 基幹系で未採用ということで、それで統合的な運用のシステムではないかなと思います。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 具体的には内部情報ソリューション関係の統合という形に、例えばですよ、電子システムとか、自治体ポータルサイト、電子申請システム、総合行政ネットワークというものが一緒になったシステムというふうに動いているのか、単独で動いているんですか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 基本的には別物ということになりますけれども、電子申請システムとか、そういったものについてはある程度関連、連携はしているところではございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 今後の問題として、この情報の統合化というのはクラウドも含めてなんですが、こういうことについて検討していくということについてはいかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) この前の一般質問のところでもお話ししたかと思うんですけれども、クラウドの会を立ち上げましていろいろ県内のそれぞれの担当者同士で検討しているところです。一番最小の費用で最大の効果と、あとまた汎用性も高くなればそれでいいのかなと思いますので、そのところはいつも念頭に置きながら進めていきたいなと思っております。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) それでは、53、54、2款1項5目17公有財産購入、明石台地区の集会所用地なんですが、これについてどういう中身でどういう条件でこの購入用地が決定されたのか、その辺について質問したいと思います。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) それにつきましては、当初開発区域内に集会所予定地2カ所、その分の帰属は受けていました。しかし、学校の新築の関係で行政区の再編がありまして、集会所予定地を3カ所必要になったということで、1カ所分不足したということでの購入ということでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) その開発指導要綱というのを我々もきのうも言っているんですが、これについては我々に閲覧できるということでよろしいですか。
委員長(山路清一君) 都市計画課のほうになりますので、今回のご質問にはちょっと答えられないと思います。小川委員。
委員(小川昌義君) 見えているというか、開発指導要綱というのは見えていないわけで、それでは時間外についてちょっと。2款1項1目、要するに……。(「ページ数、何ページですか」の声あり)ページ45、要するに時間外、全項目にわたるわけですけれども、この中で時間外が職員の場合、要するに総務課の職員の場合ですね。時間外が1,078万1,000円ですか、時間外。これはトータルの時間外の考え方なんですが、今富谷町が1カ月に何時間という形でこの計上をしているんですか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 前回も同じような質問がございまして、年間で、当初の分では平成25年度では49時間ほど、トータルでということになってございます。あと、先ほどほかの委員からも質問ございましたけれども、7%ということでおおむね大体10時間程度ということになりますので、その時間の違いということになっております。あと、この1,078万1,000円については、こちらの所掌する総務一般管理費の中に所属するそれぞれの総務部含めまして51名となってございますけれども、総務関連の部署全ての人数の時間外となってございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 一応1カ月に何時間ぐらいというふうな形に設定しているわけですか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) ですから、先ほど49時間ほどということであれば、割り戻せば4時間ぐらいということになります。25年度ですけれども。今回の26年度については10時間程度ということになります。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 今、年間の時間数だけで集計あるわけですけれども、1人の時間外の単金、この計算する単金ですよ、1人の、は何時間ぐらいで、何千円ぐらいで単価を考えているんですか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 平均割の1.25ということでありますので、2,000円ちょっとぐらいだったかと思います。あと、この金額については平均的な時間外ということで、その5時半以降等の金額を1.25のような数字で計算はしてございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 前に同僚の委員が質問しているわけですけれども、今の富谷町の場合、時間外していいという私は考えは持っていないんですが、今でもノー残業デーというんですか、こういうものは今でも実施をしているわけですか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) それぞれ同じ日、例えば2月であれば2月2日とか、2月12日とか、その日が合った月についてはノー残業デーというような設定をしまして、残業しないで帰るようにということで指導はしているところでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) これは全職員がもうわかるように何日というような形で実施をしているというふうに考えてよろしいですか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 当初からそういうような方針も示しておりますし、あと各管理者を通してそういったものも啓発しているところですので、部署によってはどうしても仕事的には詰まってできないところもあろうかと思うんですけれども、それはそういう日ということで設定しておりますので、実施していただくようお願いはしているところでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) かなり時間外についてもばらつきがあって、前委員の方もお話ししているんですが、できるだけ残業のしないような体制をとって、健康に管理して実施をしていただきたいというふうに思います。
続きまして、ページ、139ページ、9款1項5目14節のここで緊急メールが前年度まであったんですが、ことしないんですけれども、26年度、これはどういう意味でこうしたことがなくなったのか。
委員長(山路清一君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) 申しわけございません。もう一度ページおっしゃっていただいてよろしいでしょうか。
委員長(山路清一君) そのままでいいです。小川委員。
委員(小川昌義君) ページ、言いようがないんですよ。(「えっ」の声あり)ページが言いようがないです。去年あったのが何でことしないんですかと。
委員長(山路清一君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) 安全・安心メールに関しましては、ライセンスの取得というようなことで備品購入費、庁用器具費のほうに予算計上させていただいております。ページで申し上げますと142ページ、9款1項5目の19節、失礼しました、18節、そちらの107万5,000円の中にラインセンス費用として計上させていただいております。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 施政方針演説の中で、ページの17ページで、体感治安という言葉出てきているんですが、この体感治安という言葉はどういう意味ですか。
委員長(山路清一君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) こちら体感治安という言葉、近年は警察を通じてよく使われる言葉となってございます。要は身近に起きる犯罪が多ければ多いほど、個人に不安感を募らせるというようなこともございまして、体感治安の安定というようなことで、安全を我が身として感じられるかどうかというようなところでこういった言葉、文言を使われるようになってございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) これも新しい言葉で、この言葉を施政の方針の中で何回も読んでみたんですが、この体感治安という安定を目指すという事業がね、これはどう見ても体感、要するに自分たちが感じる治安ですからね。要するに、別の意味にとると、治安が悪くなるような安定事業というようなふうにとられがちな文章に私はとったんですよ、これね。だから、やはりそういうもう少しわかりやすい言葉というんですか、こういうものにやはり使ってほしいと思うんですが、いかがですか。
委員長(山路清一君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) それは小川委員の捉え方として、ちょっと私の認識とは違うかと思っております。体感治安、逆に言えば治安の悪化という言葉もございます。そう考えれば、治安の安定となれば、当然安定な状態を保つようなふうに業務を進めていくというような内容としておとりいただければと思います。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 要するに捉え方の問題でね、こういうふうに間違って捉えられるような場合もあるよということなんですが、要するに表現としてしっかりした、新しい用語というか、この用語そのものも新しい用語みたいなんですが……。(「どこに載ってる。何ページに載ってるの」の声あり)メールのことを言っているんですよ。
委員長(山路清一君) 私語は慎んでください。質問者は簡明にお願いします。
委員(小川昌義君) その発言というか、そういうものについても表現をしっかり注意してやるべきだと思うんですが、いかがですか。
委員長(山路清一君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) 新しい言葉につきましては、できるだけ補足をつけながらご説明させていただこうと思います。
委員長(山路清一君) ほかに質疑ございませんか。安住委員。
委員(安住稔幸君) それでは、私から、まず歳入でございまして、21ページの8款自動車取得税交付金についてお聞きします。昨日、財政課長のほうから消費税が上がることについてのほうはきのうご説明いただいたんですが、上がることについての町の収入等ですね。自動車取得税につきまして、今国のほうで5%から3%に下げるという、4月からというものを方針というか、閣議決定かな、されておられますけれども、そうしますと単純に減るんじゃないかなと思いますけれども、この辺については反映はされているんですか。
委員長(山路清一君) 税務課長。財政課長、失礼。財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) この件については閣議決定ということで、この予算上についてはそれを反映してございません。県の通知をもとに前年同額の数字を計上しているという現状ですので、実情に合わせまして今後補正等での対応を考えております。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして、60ページ、2款総務費1項総務管理費の13委託料、これ先ほどマイナンバーの話も出ましたが、マイナンバー、平成28年の1月ということでありまして、まだ具体に決まっているというか、中身がいるわけではないようにも思いますが、しかしながら、やはり我々生活の根幹をなすものかと思いますので、この辺のその町として周知はどのようにお考えでしょうか。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 現在、国等から通知徐々には参っているところで、実際構築の中で必要なところも新たに課題等出てくると思います。その全体像がわかり次第、ご不安を与えないような形で啓発もしていきたいなと思ってございます。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして、142ページ、9款消防費5目災害対策費の中の13節委託料で、先ほど地域防災計画作成業務ということでお話しいただきました。26年度の末あたりの仕上がりかなという感じのお話だったと思いますけれども、そうしますとこれをもとにしてその後例えば町内会や自主防災組織といくものでしょうか。また、学校等そういったものでの避難というか、防災マニュアル、そういったものはやはりこれを生かしてつくっていくということで考えてよろしいんでしょうか。
委員長(山路清一君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) こちら、町全体の計画というような大枠をお示しするものでございます。マニュアルとなれば、実務的なレベルとなってございますので、今年度も実施しました総合防災訓練においても事前の協議ということで学校、町内会の方と協議を進めながら、避難の流れだとか、避難所の運営マニュアルというようなところをお互いに共通認識を理解を図りながら進めてきたところでございますので、そういった中で三者共同の地域性に即した形のものを構築できればなと思っております。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) そうしますと、もちろん計画でありますので、これから町がどう取り組んでいくかということについての話かと思いますけれども、やはりそういったものが基本となってその下部組織というんでしょうか、そういった学校やら何やらそういったものについてもやはり非常にいろんな面で影響してくるかと思いますけれども、その辺はそういうように考えてよろしいでしょうか。
委員長(山路清一君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) 今回の災害対策基本法の見直しの中でもございました、改めて住民の責務というのが示されてございます。そういったところをまずはホームページだとか広報とみやだとか、そういったところで住民の皆様方にもご協力をいただくというようなことでご理解を進めてまいりたいと思います。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして、下のほうの14使用料及び賃借料で、緊急輸送運賃料というのが5万円というのがありますけれども、ちょっとこのことについてご説明をお願いします。
委員長(山路清一君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) これは毎年計上させていただいておりますが、災害時に限らず、あくまでも緊急という範囲内において、有料道路を活用する際の予算計上とさせていただいております。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして、下の6目防災センター管理費の中で、11節需用費の中で修繕費15万円というのがございます。これについてのどのような内容か、お示しください。
委員長(山路清一君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) こちらは以前にガラスが割られたりだとかというようなことがございました。そういったものに対応する小破修繕ということでございます。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) そして、続きまして、次のページになりますが、同じ15節の工事請負費、再生可能エネルギー等の導入工事というのがございますが、これは時期、また発電容量のことでしょうか。そういったものについてご説明をお願いします。
委員長(山路清一君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) こちらは太陽光パネル、あとあわせて蓄電池設備もあわせ持ったものでございます。蓄電池は鷹乃杜の9.6キロワットというような蓄電設備を備えたものとなってございます。
委員長(山路清一君) ほかに質疑。安住委員。
委員(安住稔幸君) 建設、完成予定をいつごろと見ていらっしゃいますか。
委員長(山路清一君) 危機管理監。
危機管理監(菅原俊司君) こちら、今後都市計画課と協議を進めながら工期のほうを決定してまいりたいと思ってございます。
委員長(山路清一君) ほかに質疑ございませんか。永野委員。
委員(永野久子君) 先ほど来の論議の的になっております54ページ、公有財産購入費、明石台東地区集会所用地購入で、財政課長、先ほど2カ所の帰属は受けていたが、学校区の関係で3カ所目が必要になったとおっしゃったんですけれども、明石台東地区でいきますと、2カ所目ということじゃないでしょうか。3カ所の場所、何丁目のどこというのを3カ所全部言ってください。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) まず、七丁目に1つ、もともとは八丁目1つのくくりだったんですけれども、八丁目と九丁目に分けました。分ける前の八丁目に1カ所というところで2カ所の帰属は確定したんですが、その八丁目の一部を既存の六丁目と再編ということで九丁目と位置づけまして、そこに集会所を1カ所追加で……(「七丁目ですね」の声あり)分けて、結局当初2つでよかったものを3つになったと。これ開発業者の関係ではなくて、こちらのいろいろ学校の再編の関係だったものですから、その1カ所分の購入というところでございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) そうしますと、七丁目、八丁目はどこにあるんでしょうか。
委員長(山路清一君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 済みません。場所、地番等ちょっと不明ですので、後でお知らせさせていただきたいと思います。(「じゃあ、大体概念で結構なんですけれども、町道の脇、こういったところとか、そういったような概念で言っていただけますか」の声あり)
委員長(山路清一君) 総務部長。では、後でそれはお知らせのほうね、よろしいですか、後で。後ほど。今手持ちにないのであれば。わかりますか。(「休みとって確認してください」の声あり)では、それはちょっとあと確認ということで、今ちょっとないようですので。永野委員。
委員(永野久子君) これはどうして、何かいまいちすっきりしないのかというのがよくわかったんですけれども、明石台東は、どう言ったらいいんでしょうか。町道、南北に走っている町道ですね。公民館から真っすぐ来た町道の左側に七丁目がありますよね。それで、そこに既に1カ所あるのは承知しております。それから、さらに丁字路の今信号が新しく稼働した丁字路の北側で、今度新しく学区になるその九丁目ですか、そこにその新しく公園用地をとってつくりたいというのもわかります。ですが、八丁目というのがどこかというのが、今おっしゃった、これがよくわからないんです。それで、じゃ時間も時間ですので、あときちんと位置を示していただいて、後ほど回答ください。
委員長(山路清一君) 財政課長、よろしくお願いいたします。
ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
委員長(山路清一君) 以上をもちまして、本日の議事を終了いたします。なお、次回は明日12日水曜日午前10時より引き続き行うことといたします。
本日は、これにて散会いたします。どうもお疲れさまでございました。
午後4時02分 散会
富谷町議会予算審査特別委員会は、富谷町議会議場に招集された。
委員長(山路清一君) 皆さん、おはようございます。
本日の出席委員は17名であります。定足数に達しますので、直ちに本日の予算審査特別委員会を開きます。
委員長(山路清一君) 議案第17号平成26年度富谷町一般会計予算を議題といたします。
なお、本日の日程は、一般会計のうち福祉部長寿福祉課、健康増進課、子育て支援課及び教育委員会の所管に属する予算について審議をいたします。
これから、各担当部長及び課長へ内容の説明を求めます。
最初に、長寿福祉課長。
[長寿福祉課長、健康増進課長、子育て支援課長、学校教育課長が予算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(山路清一君) この際、11時15分まで休憩いたします。
午前11時03分 休憩
午前11時15分 再開
委員長(山路清一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
教育部長。
[教育部長、生涯学習課長が予算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(山路清一君) 以上で、説明を終わります。
これより質疑に入りますが、予算審査特別委員会もきょうで3日目でございます。質問者及び答弁者は、要領よく簡潔な質問と答弁、そしてスムーズな議事進行にご協力のほどよろしくお願いいたします。
質疑の場合は、ページ、款項目を明示し、行ってください。
また、昨日までの中で私語がございますので、私語はなるべく慎んでください。
また、質疑、答弁の場合は、挙手して委員長の指示後に必ず行うように、よろしくお願いします。
それでは、質疑ございませんか。菅原委員。
委員(菅原福治君) それでは、79、80ページの3款1項の19節の社会福祉協議会の補助について、お尋ねします。昨年より若干190万円ほど増額になっておりますが、業務内容がふえたのか、お伺いします。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) この増額につきましては、まず社会福祉協議会のほうは人件費7人分と、あと福祉団体7団体に交付しているところが主なものでございますけれども、人件費増の分と今年度からゆとりすとクラブ・サロンの支援をこれまでの現物のものと、あと社会福祉協議会この補助を通しての補助というふうな両方を選べるような形にしました。
それで、その結果、8団体のほうが社会福祉協議会の補助金のほうを受けたいというふうな申し出がございまして、その分あと1カ所分の新規も入れまして、21万5,000円の部分がこの中には増額の部分には入ってございます。
委員長(山路清一君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 今ゆとりすとがふえたということでございますが、ゆとりすとは今まで町のほうで直接支援を行っていたんですが、社会福祉協議会のほうの業務となると、何か変わったところはあるんでしょうか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 福祉団体への補助金というふうなことで、この補助金の使い道のところでございますが、当然ゆとりすとクラブさんの運営金のところに充てられるということでございます。今までの現物給付の考え方は、みんなでつくるもの、みんなで何か調理したり、物をつくるというふうな消耗品相当というところがありましたので、そういった意味では使い勝手のいいといいますか、有効な、充実につながるものというふうに思ってございます。
委員長(山路清一君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 確かに人数が、クラブ数が多くなったと思うんですが、今まで町が直接支援いただきましたので、若干担当のほうから富谷町のクラブの平準化を図る意味でも、町の直接指導を今後も何回か続けていただきたいという要望もありますので、その辺についてはいかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 当然社会福祉協議会のほうの補助を受けるというふうなことになりましても、ゆとりすとクラブ・サロンは町主体で、主体的な運営を地域の方々にお願いするというふうなところには変わりありませんので、社会福祉協議会には保健師もおります。あと、社会福祉のソーシャルワーカーもおります。双方が協力をして、町も協力して、支援体制を構築していきたいというふうに思います。
委員長(山路清一君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) それでは、次の81、82ページの20節の扶助費でございますが、居宅介護の710万円は、昨年より大幅に減額になっておりますが、そのわけといいますか、理由についてお伺いします。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 扶助費のところの予算の立て方なのですけれども、実際的な25年度の今実情を踏まえて当初のところは組むような形になってございます。結果、居宅介護につきましては、25年度38名で当初予算を見ていたのですけれども、現状33名というふうなところになっております。その中で、本当に重度でフルにサービスをお使いになった方が施設によってされたというところもございますので、減額はここのところが大きいかと思います。
委員長(山路清一君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) わかりました。
次のページですが、83、84ですが、認知症についてですが、認知症について私、ページ余りわからなかったんですけれども、見当たらなかったんですけれども、8節の報償費、ここのところで先ほどの説明で、認知症などの研修を行っているというご説明ありました。そういうことで、このところで認知症についてお伺いします。
認知症は、これから本当に日本もそうですけれども、我が町においても大きな問題になると思いますが、認知症についての取り組みをこれからの考え方について、ちょっとお伺いしたいんですが。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 認知症学びの講座というところで、5期の今の計画の中で、増加する認知症対策というところで、まず地域の皆さんのご理解をいただくというふうなところで、認知症学びの講座を受講してもらって、地域の認知症サポーターのほうを養成していきましょうというふうなところを3カ年計画で立てたところでございます。
ここの報償費のところで、10回予定しておりまして、この講習がキャラバンメートと申しまして、国の養成研修を受けた講師を1回6,000円でお願いしているものでございます。そのほかのここの報償費のところには、認知症専門相談、ドクターの専門相談というところもこれまでどおり入っているという状況でございます。
次からの計画に向けて、6期の計画に向けて、対策というふうなところは計画策定の中で、より充実するように検討してまいりたいというふうに思っております。
委員長(山路清一君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 研修を10回とお伺いしましたが、サポーターの人数の目標というのは持っているんでしょうか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 毎年500名というふうなところで、5期の計画のところを置いておりましたけれども、24年度の実績では279名、25年度の実績では200名というふうなところで、今まで475名の方々にお受けいただいております。ですので、これからも目標に向かって受講していただくように、町内会等にも呼びかけて行っていきたいと思います。
委員長(山路清一君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) よろしくお願いします。
それでは、ページ101、102の13節の委託料の健幸30業務について、お伺いします。これは、30代の働き盛りの検診ですけれども、今回物すごく多く、大幅に減額になったんですけれども、その辺の理由についてお伺いします。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 健幸30の25年度までは、30代の方全ての方4,000人を対象としておったわけですけれども、26年度につきましては、35歳という節目の年というふうな、約1,000人の方を対象に縮小したわけです。その理由につきましては、特定健診、40歳以上からに着目して、法的にも検診体制が定着してきていますけれども、富谷町としてはその前段からというふうな取り組みも行ってきたところですけれども、実際30代での需要率とか、そういった率が低いといった状況から、いろんな検診体制の充実、総合的な検診体制の充実を図ったときに、重点化、優先順位といった部分で、今回は骨粗しょう症の関係の骨密度検診なんかをふやしているもんですから、そういったことで、健幸30のほうは縮小したと。状況から見て、効果面で骨密度検査のほうを今回上げて、こちらのほうは縮小したということでございます。
委員長(山路清一君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 確かに4,000人の対象で、1,000人ぐらいなんですけれども、若干下がっているんですね。今年度の見通しはわかりませんけれども、23、24に比べると下がっている。25はどういう見通しかわかりませんが、25の見通しはわかるんですか。お伺いします。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 今年度実施しておりまして、健幸30の受診率です。受診率は、25%という状況でございました。
委員長(山路清一君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) かなり、どんどんといったらおかしいですけれども、前年よりもまた3%ほど下がっておりますので、ぜひ働き盛りでございますので、ここはここでやっぱり大事だと思うんですね。ぜひ、その辺でここのところのちょっと率を上げる工夫の手だてはないのでしょうか。それをお伺いします。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 確かに検診の必要性といいますのは、これまでどおりの考えで同じように必要性を感じております。今後、縮小したということでありますが、そんな中で35歳という年齢、節目の年を意識いただいた中で、検診を受けようというふうな意識を誘導するような手はずの工夫をしてまいりたいと思っております。
委員長(山路清一君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) よろしくお願いします。
それから、次のページ、104ページで、高齢者なんですけれども、高齢者のインフルエンザワクチンの予防接種業務でございますが、65歳以上の助成になっておりますが、若干500万円ほど増額になっております。これの対象人員の計画は幾らになっているんでしょうか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 4,000人というふうなことで、見込んであります。
委員長(山路清一君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 対象が4,000人、受診が4,000ですね。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 失礼しました。今のは、受診見込み数を4,000人と見込んでおりました。
委員長(山路清一君) 菅原委員。
委員(菅原福治君) 七千何人かだと思うんですけれども、そのうち約半分近くが受診されるということでございますが、若干500万円ほど上がっているんですけれども、恐らく受診率も今先ほど聞いたら約半分ぐらいだということでございますので、どうして単価が若干違うんでしょうか。その辺を教えていただきたいんですが。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) インフルエンザの単価……(「対象は何人、8,000人ぐらいありますか」の声あり)ちょっとお待ちください。
失礼しました。勘違いしていまして。対象者のほうもふえておりますし、単価のほうも去年よりも高目で見込んでおるためでございます。対象のほうは約8,000人、7,900名を超える対象者でございます。
委員長(山路清一君) この際、午後1時まで休憩いたします。
午前11時56分 休憩
午後 1時00分 再開
委員長(山路清一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑ございませんか。浅野委員。
委員(浅野直子君) ページ数は82ページになります。3款1項3目障害者福祉費の20節扶助費の部分なんですが、生活介護のところがかなりの増額になっていましたが、ちょっと先ほど説明も聞き取りがちょっと悪かったので、もう一度説明をお願いいたします。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 生活介護のところでよろしいでしょうか。(「はい」の声あり)生活介護のところは、対象者の伸びによるものでございます。31名から53人というふうなことでの見込みでございます。施設に入所者の方も日中活動の場というふうなところで、分かれて生活介護というふうな使い方になりますので、こういったところも大いにございます。
委員長(山路清一君) 浅野委員。
委員(浅野直子君) そこのところの通所障害者就労支援事業も同じなんですが、ここのところはマイナスになっているようなんですが、減額になっているようなんですが、25年度と比べて、ここのところの説明もお願いいたします。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) こちらのほうも対象者のところが53人でしたのが、50人ということで、内容としては昨年一般就労のところがふえましたので、そこの部分が減ってございます。
委員長(山路清一君) 浅野委員。
委員(浅野直子君) ページ数、88ページです。3款2項児童福祉費の1目児童福祉総務費の13節委託料のところなんですが、病児・病後児保育事業の利用者の状況を説明お願いいたします。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 病児・病後児でございます。26年1月31日現在、149名の登録となってございます。
委員長(山路清一君) 浅野委員。
委員(浅野直子君) その下のファミリーサポート支援事業なんですが、こちらは産後ケアも入るかと思うんですが、産後ケアの利用者は何人ぐらいあったんでしょうか。お願いします。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) ファミリーサポート事業と一緒に支援ということで、行っているところでございますが、今までの事業ですが、今のところ多分20件ぐらいはあったように思います。
委員長(山路清一君) 浅野委員。
委員(浅野直子君) それから、102ページになります。4款1項3目の予防費のところの13節委託料のところなんですが、女性特有のがんの無料クーポンが40歳と20歳ということの限定になりまして、今政府のほうでは未受診者、結局クーポンを配布した2009年から13年までの5年間で大体の全国の女性に一巡したということで、今回からは20歳、40歳だけになったんですが、子宮がんと乳がん検診が。それで、こちらにあります一括送付業務というのがございますよね。こちらの業務の中には未受診者の方々の送付とか、そういったものも啓発するということで、コール・リコールということで、国のほうでは施策を訴えておりますが、26年度、その送付もこの中には入っているんでしょうか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) あくまで、補助の対象としての枠が縮小されておりまして、町としましては、対象はこれまでどおり20以上40歳ぐらいですか、その対象者については従来どおり変わりなく案内をいたしますので、案内は行きます、その方々にも。
委員長(山路清一君) 浅野委員。
委員(浅野直子君) 今そのことなんですが、結局未受診者に対しては、電話なり、電話の個人勧奨だったり、郵送だったりということで、今お話を伺ったんですが、電話での勧奨というか、受診してくださいみたいなことが、町のほうではこれからになっていますか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) このクーポン事業での未受診者に限っての電話勧奨は、まだ具体的には考えておりません。
委員長(山路清一君) よろしいですか。質疑ございませんか。三浦委員。
委員(三浦邦夫君) 175ページ、176ページ、1つだけお伺いします。10款6項2目13節の、自分のほうで開いていませんので、失礼します。あったか富谷スポーツクラブに関して、ちょっとお尋ねしたいんです。委託料としてバレーボール教室業務30万円、テニス教室業務45万円、年代別スポーツ教室業務として55万2,000円ということで、あったか富谷スポーツクラブということのお話だったんですが、私も実はこの3月末から開講するに当たって、ご存じのように7回ほど会議に参加させていただいて、何とか開いてほしいということで、非常にいい感覚で結果的には仙台ベルフィーユが主流になってやったということを知っているんですが、サッカーくじのtotoから5年間ですよね、支援があるというのは。支援金はどのぐらいになっているか、そこを1回お聞したいのですが。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) totoからの助成金につきましては、859万6,000円でございます。
委員長(山路清一君) 三浦委員。
委員(三浦邦夫君) 859万円は、5年間ですよね、たしか。そこをお聞きしたいんですが。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 実際は、9年間で、被災地などでプラス5年間14年間申請することができるということでございます。
委員長(山路清一君) 三浦委員。
委員(三浦邦夫君) それで、このあったか富谷スポーツクラブ、前は最初元気塾というようなことで、始まったと思うんですが、会費を集めているわけですよ。1回につき1人500円ずつ。種目によってはもっとちょっと違うかと思うんですが、年代別スポーツ教室の55万2,000円というのはあれですか、種目をちょっと教えていただきたいんですが。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) これは、前回三浦議員さんから質問がありました会費500円というのは1回ごととるのは大変じゃないかということで、町のスポーツ振興基本計画で高齢者から幼児までの教育がありますので、今回、今やっておりますシニア元気塾と少年対象のスポーツ塾、それが講師代を町で持とうということで、それが年代別スポーツ事業でございます。
委員長(山路清一君) 三浦委員。
委員(三浦邦夫君) ということは、年代別スポーツ教室では、お金を集めていないということでしょうか。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 4月からは、これまでより値段は下がって、受益者負担分は道具代とかですから、かなり安くなると思います。
委員長(山路清一君) 三浦委員。
委員(三浦邦夫君) 最初4月から私も実は講師をしていて、全くのボランティアでストレッチをやっていたというのをご存じだと思うんですが、その当時はおいでになった方々が1回につき500円、間違いなく集めていたわけです。それから、私以外も佐藤聖子委員のお弟子さんというか、従業員の方がストレッチということで来て、教えていただいたということもあったんです。それから、佐藤聖子委員も知っている方で、ヨガストレッチ等のことで仙台からおいでの方もいたということで、その当時は500円ずつ高橋マネージャーが来ていて、1回に1人につき500円集めていたという経緯があるんです。
その後、このあったか富谷スポーツ塾という格好でなってきたと思うんですが、あったか富谷スポーツクラブですね、実際に確かに見ていて、チアリーダーの子供たち、ベルフィーユの試合なんか見ていて、本当に二、三年生から非常に元気よくやっていて、非常にいい傾向だなと見ていたわけです。
でも、その辺のところ、子供たちは、(「予算、予算」の声あり)お金は幾ら集めているんでしょうか。1回につき。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) キッズチアにつきましては、月2,000円集めております。
委員長(山路清一君) 三浦委員。
委員(三浦邦夫君) それらの種目でそれなりに違うというのは、大体それはそれで、そのとおりでわかってきたんですが、バレーボール教室の30万円とか委託料のですね、テニス教室の45万円とか、年代別スポーツ教室の55万2,000円というのは、これは先ほどの859万円のお金がtotoのほうから支援されているという中で、町当局のベルフィーユに全部丸投げしているのかどうか、その辺がよくわからないんですが、その辺の経費のやり方というのはどうなっているんでしょうか。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 先ほど言った補助金につきましては、クラブマネージャー助成金としまして、クラブマネージャーとして2人分として先ほどの金額のほうをtotoから助成を受けております。ほかにつきましては、町から委託している事業費のほうで運営をしたり、あとは会員の会費で運営をしております。
委員長(山路清一君) 三浦委員、簡明にお願いします。
委員(三浦邦夫君) 私は、最初に立ち上げたときに、子供から大人までみんなが自由に参加できるということで、できるだけ経費は集めないほうがいいんじゃないかと、それで経費も859万円があり、町からもそういう委託料としてのお金もあるということで、できれば今後会費、経費をできるだけ少なくしてほしいと思うんですが、お考えを聞きます。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) クラブ立ち上がって、まだ1年というところですので、大変財政的な面では支援をしなきゃいけないと思っております。ただ、総合型地域スポーツクラブにつきましては、会員の自主的な受益者負担で行っていくというものが総合型地域スポーツクラブのあり方ですから、町のほうは独立までは、援助をしていきたいと思っております。
委員長(山路清一君) 三浦委員。
委員(三浦邦夫君) それでは、最後に聞きますが、私はもちろんボランティアでやるということですから、交通費も何も謝礼も全くもちろん要らないんですが、他の方が来ていた方々に謝礼等はしっかりと払っているのか、その辺のところをご存じなのかどうか、お聞きします。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 謝礼については、きちっと払っております。
委員長(山路清一君) ほかに質疑ございませんか。相澤委員。
委員(相澤榮君) 小学校建設費についてお伺いします。施政方針の5ページの中で、富谷小学校のトイレ改修工事が減額になっておりますけれども、これはこのまま通過するわけではないと思うんですけれども、今後の予定についてお伺いします。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) トイレ改修工事につきましては、25年度に予算を計上しておりまして、最終的には2回の入札でもって不落であったというふうな状況でございました。財政課長のほうからも答弁があったかと思いますけれども、今後の状況を見ながらトイレ改修については、検討してまいりたいというところでございます。ただ、26年度の予算方針については、緊急性なりがあるものということもありますので、26年度予算には計上しなかったというところではございます。今後の建築状況を見ながら、検討してまいりたいというふうに思ってございます。
委員長(山路清一君) 相澤委員。
委員(相澤榮君) 今課長がお話ししたことについては、施政方針にも書いてあるんですよ。ですから、そのことじゃなく今後の見通しについて26年度は減額されています。27年度とか28年度とか補正とか、そういう答えが欲しかったんですけれども、いかがですか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 現状、資材高騰なり、人件費の高騰、これがどういう状況になるのかというのが現状まだわからない状況でございますので、その辺を見ながら、27年度以降検討してまいりたいというところでございます。
委員長(山路清一君) ほかにありませんか。佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 28ページお願いします。28ページの1款2項1目2節です。ここのところの乳幼児家庭訪問事業で、107万7,000円が入っていまして、先ほどの説明でわか葉保育園のということでまとめて説明があったんですが、それで正しいんでしょうか、どういう目的の事業なんでしょうか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 乳幼児家庭の全戸訪問事業につきましては、お生まれになったお子さんを保健師、助産師が全戸訪問するという事業で、先ほど申し上げましたわか葉保育園と申し上げましたのは、保育所緊急整備事業でございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) これはそうすると、新しい事業についての補助金でしたか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 乳幼児家庭の全戸訪問事業には、前、次世代育成支援事業の交付金というのがございまして、それが宮城県子育て支援対策臨時特例基金というふうに名称が変更しておりますので、事業としては継続というふうになります。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、この対象者は何人ですか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 大体今富谷町では400人ぐらいのお子さんがというところですので、大体それの前後くらいだというぐらいに考えております。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、保健師が訪問することになると思うのですが、期間はどれくらいの間にするんでしょうか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 出生なさいましたら、おはがきをいただくことにしておりまして、そのいただいたおはがきによりまして、日程を協議して、それで訪問というふうな形にしております。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) ここで補助金を受けていますが、そうしますと、歳出でどこのページになりますか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 歳出欄になりますと、母子保健費、済みません、衛生費105ページになりますが、母子保健費の中の賃金のところで保健師等々の賃金がございますが、こちらで行っていただく、保健師さんとか助産師さんの費用とそれからあと旅費のところで、旅費をお支払いしている、費用弁償として旅費をお支払いしているという形になります。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 29、30ページです。15款1項1目です。ここの中に、保育所運営費の負担金がありまして、5,476万1,000円あります。認可保育園ということでしたので、その上桜木、若樹の森、明石台、わか葉についてそれぞれ幾らなのか、お尋ねします。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 予算でございますが、上桜木果樹園の森で3,700万円ぐらい、それからあと若樹の森でも同じ3,700万円ほど、わか葉保育園で3,200万円ほど、それからあと広域入所ということでおおひらこども園にもお願いしておりますので、そこで大体300万円弱というふうになります。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) これについては、人数によって出されるものですか、入ってくるものですか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 預かっていただいているお子さんの人数によって算定しております。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それは、年齢とかは関係なく1人について幾らという、こう言ったら人に対して失礼ですけれども、単価があるということですか。幾らですか、それは。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 年齢によっての単価になりますので、ちょっとお待ちください。1人当たりのものについては、ちょっと今持ち合わせていないので後でよろしいでしょうか。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、歳出のほうでお尋ねいたします。82ページですか。ここのところに、先ほども質問ありましたけれども、通所で障害者が就労支援しているということがあって、減額になっています。人数が減ったというようなことだったかと思いますが、これに当たって、就労支援で今進めるべき具体的な施策についてはどのように考えての計上になりますか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。(「済みません、委員長」の声あり)佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 通所障害者就労支援事業です。
委員長(山路清一君) ページ数もう一回言ってください。佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 82ページです。障害者福祉のところで、20節です。扶助費があります。そこの通所障害者就労支援事業です。これ減額になっていて、先ほど減額の理由を聞きましたけれども、課題が何かあるのか、これを進めるためにどうしていくということが必要なのかをお尋ねしたいと思います。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) この減額につきましては、先ほど申しましたように一般就労にここから移行できたというところでの減額計上になっております。今後の就労支援の支援事業につきましては、今夢の風とみやとのところで、結構多くの方々が通所されていますけれども、ほかにもっといろんな活動内容といいますか、そういったところを広げていくべく民間のというか、福祉事業者さんとも連携をとりながら選べるような形というところが必要になってくるかと思いますので、単独ではなく、黒川のほうに実践協議会もありますので、そういったところでも課題として検討していくというふうにしております。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) その一般就労ですけれども、どういうところに就労できたのかお尋ねします。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 済みません、会社名まではここのところには持ち合わせておりませんけれども、パンとかそういったデリカ製品のところにというところの記憶が残っております。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、今後についてもそういうデリカだとかというところにつながりができているわけですから、進めていくだとか、ほかのところにも広げていくということだと思うんですけれども、どういうところを具体的には考えているんでしょうか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 就労と一言申しましても、非契約型の継続B、あと雇用型のA、あと継続支援という移行支援という2年限定というのもありますので、その方の特性に合ったといいますか、当然移行支援から一般就労のほうに行ければそういうふうな企業のところの連携をとってというふうなことは考えていきますけれども、それぞれがどういったところで活動するのがいいかという辺を、見きわめながら支援していきたいというふうには考えております。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 87、88ページお願いします。3款2項1目です。ここのところに保育所の運営費がありまして、認可保育園ということでした。これに対して3億9,826万5,000円出ているわけですが、これの中身は先ほどと同様にそれぞれのところでお尋ねします。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) それでは、認可保育所の運営費でございます。まず、果樹園の森保育園で1億3,481万6,000円、若樹の森保育園で1億3,578万4,000円、わか葉保育園で1億1,700万円、おおひらこども園で1,066万4,000円ということでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、ここの中に国からあるいは県からとという財源の内訳については、どうなんですか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 運営費の2分の1が国、4分の1が県、4分の1が町ということでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、この計算式も子供、年齢によって変わってくるということですか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 運営費と同じような計算上の中で、国、県それから町というふうな形になりますので、そのようになります。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 先ほどお願いしたとおり、これについても後から数字でお願いします。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) わかりました。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 同じページの委託料のところに、ファミリーサポート支援事業等がありまして、660万9,000円ということになっています。改めてこの仕組みについてご説明下さい。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) ファミリーサポート支援事業につきましては、お子さんを抱えているご家族の方がお子さんを預かっていただくというところで、預かりたい人、あと預かっていただける方、または両方というようなところで会員を募集して事業を行っているものでございます。例えば保育所に朝早く預けられないので、1回おうちに預かって保育所に連れていく等々のところを補っているところでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 預けたい人、それから預かっていいよという人、今現在どれくらいになっていますか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 利用会員といって、利用したい人が26名、協力会員といって、お手伝いをしていただく方が18名、あと両方できますという方が5名ということで、49名でございます。1月31日現在でございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 先ほど課長がおっしゃったように、保育所があく時間の前ということだとすると、実際はどのように子供たちといいますか、親が利用しているんでしょうか。その具体的な例をお示しください。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 具体的な例で行きますと、保育所の送り迎えで、例えばお母さんとお父さんが朝6時半ごろにおうちを出なくちゃならないという場合には、保育所は7時からの受け入れになりますので、預かっていただくおうちに1回お子さんを連れていっていただいて、7時なったら保育所のほうに連れていくというようなところをお願いしていたり、いろいろ利用はされているようでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そのときに、個人の利用料、これについてはどのような取り決めになっていますか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 1時間700円でございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) では、次でお尋ねします。89ページ、90ページです。3款2項4目保育所費ですね。ここのところに人件費、給料が載っています。去年はたしか41人いたと思いますが、ことし39人ですね。去年41人ということで正しいですか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 41名でしたが、2名退職で39名ということでございますが、これはあくまで予算上ですので、この人数ということではないというふうに思います。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、これから今後去年並みに41人になり得るということもあるということでしょうか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 人事配置につきましては、これからなんですが、今ことしというか26年度は保育士6名の採用いただいておりますので、その辺で措置していただけるものと思っております。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 次のページに行きますと、今度は保育士の賃金が出ています。これは、去年と比べると1,085万円下がっているわけですね。これは、先ほどのあれでは臨時が24人、パートが32人ということでした。賃金がこれだけ下がっているということだとすると、去年の時点での臨時、パートの人数はどうだったでしょうか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 25年度では臨時職員32名、パート職員31名でございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) これは、保育士の不足を生じるということはないのでしょうか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 保育士の数なんですけれども、預かるお子さんの状況によりまして、加配が必要と言ったらいいんでしょうか。そういうお子さんもいて、それに見合う人数の確保をするということでしております。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、私がちょっと思うのには今回保育士が6人採用されたということで、その分については大変よかったと思いますが、臨時、パートのところで大きく減っているということだとすると、これは富谷町の条件が余りよくないので、なかなか人が集められないのか、そのことによって1,000万円を超える、去年との比較で下がっているのかということがあるわけですが、保育士の採用についてはうまく採用できているということで考えているんでしょうか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 26年度は町のほうにお願いいたしまして、臨時職員の賃金を1,100円まで上げてございます。ですので、仙台市と比べても、ほかの町村と比べても安いというような賃金ではなくなっておりますので、働きやすい環境にはなっているかなというふうに思っております。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 保育士の配置については、子供たちの保育に関して影響を大きく与えることになると思うので、十分な配置がなされるべきだと思っています。これからについて、保育士が6人採用されるということであれば、去年以上、あるいはそれ以上ということを期待するわけですが、その点についてはどのように配置されるのか、お尋ねします。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) これから、人事異動のところになりますので、子育て支援課としては、そのような配置をお願いしたいというふうに思っております。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 101ページ、102ページお願いします。4款1項2目の予防費のところです。13節に委託料がありまして、さまざま予防のための検診業務があるわけですが、その中で一括送付業務というのがあります。ことしは1,900万8,000円と、去年が1,428万円でしたが、この一括送付業務というものはどういうものでしょうか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 今回の2月にも検診のご案内を出しています。3月14日までの申込書を出してご案内しています。その中に、特定検診費とか、あといろんながん検診だとか、いろんな各種の検診がございます。そういったものをそれぞれじゃなくて、一つにまとめて申し込みを送って申し込みいただくというような、そういったことに一括送付という部分でくくりでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そのように行われてきているわけですが、それはあさって14日までの検診業務ただ1回について1,900万円かかっているということでしょうか。ほかにもそういう一括送付の業務があるんでしょうか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 基本的には1回きりということで、あと追加分とかが出てきた分については、追って一括送付で対応している部分があります。一括送付としては2万件ほど、1回、世帯数で1万7,000を超える世帯がありますので、予算的にはそれくらいを見ております。あと、追加分として再送付について2,000件ということで見込んでおりますので、これくらいの予算を計上させていただいている次第でございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、およそ2万件ということでしたが、1件当たり一括送付業務については幾らかかっているということですか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 1件当たり800円ぐらいで予算を見てございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 去年1,428万円だったわけですが、これは送付数がかなり変化したから、472万8,000円ですけれども、この分が上がったということか、ほかにもここだけじゃなくって、ほかにも何かがあるんでしょうか。1通につき800円というのはちょっと高いなという気がするのですが。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 検診の内容のほうも骨粗しょう症の骨密度検査、そういったところもふえてございますので、そういったもろもろのボリューム的なところもふえておりますので、それに係る一切の経費が800円ということで、単価800円ということで見てございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) あとで骨密度のところでお尋ねしようと思ったんですけれども、今回一括送付の袋の封筒の中に、骨密度の検査はあったでしょうか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 骨密度のご案内はこれからでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうですね、まだ届いてなかったと思いますが、そうすると、この一括送付業務については、これまでどこに委託をしてきましたか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 検診業務を受託しています成人病予防協会のほうにお願いしてございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、104ページで引き続きお尋ねします。先ほどその骨粗しょう症の話が出ましたが、委託料のところで、委託料の最後のところに、骨粗しょう症の検診業務が新しく入りました。これについては、40歳から70歳までの5歳刻みの節目の年齢の女性を対象にするということが施政方針の中で言われていました。この対象者は何人になりますか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 約2,500人というふうに見込んでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) これに係る費用ですけれども、割ればいいんでしょうけれども、1人当たりどれぐらい、幾らになりますか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 単価については2,200円というふうに見込んでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、実施予定時期ですけれども、これはどの時期に実施されることになりますか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 検診時期は6月から特定健診、集団検診が始まるわけですけれども、その中に組み込むように考えてございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、その案内と検診を受けるかどうかという返事をもらうためのまた案内をしなきゃなんないわけですけれども、それをいつの時期に送付することになりますか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) この骨粗しょう症の関係については、骨密度検査については債務負担行為で予算をとっているわけではございませんでしたので、今回26年の当初予算で初めて皆さんに議決をいただいてからの発注となりますので、4月以降になってから準備に入る予定でございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 同じ104ページの骨粗しょう症の下のところに、仮称ではありますが、検診の見方講習会3万7,000円とあります。これはどのように行いますか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 国保のほうで特定健診のほうですと、特定健診の結果、特定保健指導対象になります方々に対しましては、結果相談会というものを開催して、皆さんにご案内をしておりました。国保以外の方、そちらは本来それぞれの保険者のほうで検診を受けるように、そして保健指導を受けるようにとなっていますが、ほかの保険者ですとなかなかそういった結果について保健師とかで至るケースは少ないということで、皆さんからも検診の結果が来ても、余り結果に対する認識が浸透していないという部分もお聞きしておりますので、こちらのほうで一般会計のほうからも皆さんにそういった検診結果についての見方、これこれこう、結果こういう人ですとこういうふうに弊害ですよといったところの集まりの会を計画して、ご案内したいなと思っての予定でございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 骨粗しょう症については、骨密度といいますか、骨の密度の減少と骨の質、骨質の劣化によって招かれる中年女性に多く見られる病気だということになっていまして、今までは質のところ、骨の量といいますか、そういうことだけが注目されてきたわけですが、質についてもこのごろは注目が集まっているようです。その骨質についてもそこの中で学ぶということになるでしょうか、お尋ねします。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) この見方講習会は、そういったところも含めてご案内する予定としてございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) この骨密度、骨質については、若い時期に沢山ためておくことが必要だということを前にお話ししたかと思いますけれども、そうだとするともっと若い時期に、富谷町でいうと、中学生の2年、3年ぐらいの女子生徒に今の骨密度これぐらいです、骨質はこんなになっていますというようなことをしながら、引き続きこうやって骨密度を高めるために指導するということが必要になってくるし、その後の骨粗しょう症の病状を発症しないためにも必要だと思うわけですね。このことについては、検討したでしょうか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 今お話しのような例えば学校保健とか、そういったところとの私たちが担当している成人科の骨密度との関係についての中での話し合いといいますか、そういったところまではまだ予定はありません。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、突然ですけれども、学校の方々にお尋ねしますけれども、本当にこれは将来に向かって歩けなくなるだとか、骨粗しょう症で骨折するだとかということが本当に頻繁に聞かれる昨今なので、そういうことも必要だと思うのです。検診をしたりすればいいことなのですが、骨の量だとか骨の質だとかというものについて、学ぶ機会というのはどのように考えるのか、お尋ねしたいと思います。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 具体的にこの骨粗しょう症に関する学校における指導というものは、現在のところは特段ないかとは思いますが、ただ、例えば総合の時間等で地域の老人の方々との会話等もする機会がございますので、そういったところで若いうちから栄養のある食事をとって運動をしてというふうなことを、小さいうちから学んでいく機会を設けられればなというふうに思ってございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 143、144ページです。10款1項2目事務局費ですね。右側のところに主な事業名及びその金額というところがありまして、学力向上研究指定校事業28万8,000円というのがありました。先ほどの説明では、東向陽台中学校で25年から27年までということだったんですが、それでよかったでしょうか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) そのとおりでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 具体的にはどのような取り組みをしているのでしょうか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 具体的には、生徒への習熟度のテスト、CRT検査などを行ったり、あるいは先生方を集めての研究会等を実施してございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、去年から始まってことしも同様にテストをするということになるんですか。来年も同じですか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 今年度は、検査を行うこととしてございます。次年度につきましてはまだ計画は定めてございませんので、27年度また協議をしてまいりたいと思ってございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) この東向陽台中学校が選ばれたことについての経過をお尋ねします。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 指定につきましては、県内4ブロックから指定をされてございます。その4ブロックは、大河原教育事務所管内、仙台教育事務所管内、北部栗原地域事務所管内、東部登米南三陸教育事務所管内から教育事務所のほうから指名という形で受けているものでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 東向陽台中学校の1年生から3年生まで、全学年、全クラスがこの指定の中に入っているということですか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 対象はそのとおりでございますが、ただCRT検査につきましては、2学年でございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、147、148ページお願いします。10款2項1目小学校教育振興費でお尋ねします。ここのところに就学援助が出ていまして、去年と比較するとかなり増額になっているかと思います。これの利用者をどのように見てこの予算なのか、お尋ねします。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 扶助費でございますけれども、特別支援のほうでございますが、昨年度は46名見込んでございました。今年度50名ということでございます。それから、準要保護につきましては、昨年199名、本年度230名ということで見込んでございます。特別支援につきましては、学年が上がってきますので、今までいる子プラス新たに入学している子ということで、数を確認してございます。
それから、準要保護につきましては、1年の間に新たに準要保護等々の認定を受ける児童がおりますので、その辺の状況を確認しながら人数をカウントしているものでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 同じように153ページ、154ページ、中学校がありまして、中学校についても全体としてはふえている、扶助費ですが、これについての人数はどうなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 中学校につきましても、先ほど申し上げたとおり、人数がふえたということで、26年度こういった計上をしているというところでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 先ほど小学校で人数をお出しになられましたけれども、同じように去年とことしとの人数をお知らせください。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 済みません、中学校のほうの人数ちょっと今手元にございませんので、後ほどということでお願いしたいと思います。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 広報とみやの3月号に平成26年度就学援助制度のお知らせというのがありまして、その認定の対象となる主な事由という1番のところに、生活保護を受けている方ということでお知らせが載っていました。ここでお尋ねしたいのですけれども、生活保護については、見直しが行われています。見直しといいますか、引き下げが行われていますね。それで、引き下げられたことによって、これまでは例えば15万円だったものが引き下げによって14万5,000円になったということがあると、その15万円の人は生活保護が基準になっているわけですから、受けられないということになってくる事例もあるかと思います。富谷町では、そういう事例については把握できているのか、お尋ねしたいと思います。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 生活保護の改定に伴って、児童生徒に不利益が生じないようにということで、通知が来てございますので、従来どおりの金額ということにしてございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 済みません、それで就学援助のほうはそのように対応したということですが、そうしますと、生活保護が引き下げられたことによって、ほかの扶助費、あるいはさまざまな施策のところで不利益になると思われるようなことはあるでしょうか。例えば、保育料だとかというのがどうでしょうか。お尋ねします。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 生活保護をもらっている方は、保育料というのは減免になりますので、それが生活保護の基準が変わったからといってというところはちょっと想定しにくいのかなというか、基準がありますので、その基準にのっとってするというふうになると思います。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうすると、富谷町の場合はそういうことがあり得ないということでいいということでしょうか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 保育料のランクが7ランクぐらいになっているんですね。ですので、そのランクの中でいくと、例えば町民税非課税とかそういう方たちも保育料がかからないとかというランクになりますので、生活保護が低くなったからといって保育料がというところは考えにくいかなというふうに思います。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、福祉部にお尋ねしますけれども、生活保護の基準が引き下がることによって、影響が出てくるものについては何かこんなものがあるというようなものはありますか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 長寿福祉課では、生活保護を受給している方というふうなところでの減免とか、ランクが決まりますので、額引き下げというふうなところでは考えにくいところでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、これによって影響が出てくるところはほかにはないということで、よろしいでしょうかね、再度お尋ねします。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 現状ではそのように思ってございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 166ページ、167ページです。10款5項4目文化財保護費です。右側のところに主な事業名及びその金額というのがありまして、民俗ギャラリーの運営と維持管理について去年と比べると186万7,000円ふえた金額が出ています。357万9,000円となっていますが、これはここの節の中でどれとどれとどれがこの357万9,000円に当たるのでしょうか。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 167ページ、168ページをお開きください。13節の委託料の中の民俗ギャラリー補助業務委託186万4,000円とあります。これにつきましては、先ほど説明をしました民俗ギャラリーの事務補助として昨年は6月の補正で上げていたものでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうではなくて、右側の主な事業があって、357万9,000円だと、合計でだというわけですよね。それは、合計額はどれとどれとどれを足したものがこれになるのですかということで、大きなところで、小っちゃい数字については大体これぐらいを足したものがここに当たるというのをお尋ねします。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) それでは、166ページ、下の11節需用費の消耗品費の中に民俗ギャラリーの消耗品が入っております。次のページごらんください。168ページ、燃料費、食糧費、光熱水費、あと修繕料の一部、半分ぐらい、あと医薬材料費、あとは12節の役務費では通信運搬費、手数料、火災保険料、自動車損害保険料、あと委託料、民俗ギャラリー補助業務。14節ですと、全部が入ります。18節の備品につきましては半分ぐらいでございます。あと、19節につきましては負担金です。以上でございます。あとは27の公課費のほうも民俗ギャラリーのほうでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 補正で上がっていたものがここで当初で上がったということで、金額がふえたということだと思いますが、この中でお尋ねしたいのが、旧庁舎への民俗ギャラリーを、あそこで民俗ギャラリーをやってもらいたいという請願が上がりましたよね。その請願についての扱いは現在どのようになっていますか。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 旧庁舎につきましては、前に調査をして、その結果を待っているということで、この間、町長の方針からも修繕をしていくよりは、解体という方法があると。推移を見守っているところでございます。
委員長(山路清一君) この際、午後2時10分まで休憩いたします。
午後1時57分 休憩
午後2時10分 再開
委員長(山路清一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) さっきの民俗ギャラリーですけれども、旧庁舎については建てかえということになったわけですが、そこのときに出てきたのがワークプラザの話だけ出てきていたんですが、民俗ギャラリーについても同じように進めていってもらいたいという担当課の気持ちなのでしょうか。きょうワークプラザを担当している課が来ていないものですから、そのようにお尋ねしたいのですが、どうでしょうか。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 民俗ギャラリーにつきましては、前にも議会でお話ししたんですけれども、観光施設ではなくて、富谷町の文化を見つけていく施設ですので、今現在の場所で今のところは十分に間に合っているとまではいきませんけれども、十分小学生の子供たちや老人会の人たちが見に来たりというふうになっております。そういう場所がありましたら、考えていきたいと思っております。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、地域住民から出されていた新町振興会だったかな、出されていた請願については、担当課としては推進するという立場にはないということで確認していいんですか。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) その請願では、旧庁舎のほうにということだったんですけれども、先ほど話したように旧庁舎につきましては、現在のところ取り壊す方向ということも考えておりますので、そこまで積みいって考えてはおりません。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、170ページお願いします。5目の公民会費の7節にあります。新しく出てきたものがありまして、生涯学習指導員65万9,000円というのがありますが、これは何でしょうか。
委員長(山路清一君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) この生涯学習指導員につきましては、町民の方々が生涯にわたって学習を進める、公民館が生涯学習の拠点として事業を展開しているんですけれども、事業展開のために助言指導を行う日と、また職員に対しても助言指導を行っていただける方ということで現在設置して、昨年の10月から雇用しているものでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、この指導員というのは、常勤で65万9,000円ということですか。
委員長(山路清一君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) この方については、週3日以内ということで、1日5時間ということで雇用しているものでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 去年の10月ということですが、この方はどなたですか。
委員長(山路清一君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) 雇用は昨年の10月15日からでございまして、千葉芳樹さんでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) わかりました。172ページです。公民館費15節工事請負費があります。ここの中であけの平のホールの照明を高めるということは、施政方針の中にありました。これですけれども、先ほどの説明ですと、防水改修工事とホールの照明改修工事、これがあけの平の公民館の照度を高めるための工事だということですが、ここの2つだけで工事の費用は、この分の合計でいいのでしょうか。
委員長(山路清一君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) まず事務室の防水改修工事費として408万3,000円、それから大ホールの照明を改修する工事として658万8,000円ということでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) わかりました。そうしますと、それぞれの工事期間はいつからいつまでと予定していますか。
委員長(山路清一君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) 今後それぞれ発注業務という形になりますので、担当課と、うちだけの問題ではなくて、建設部門とも協議して、それで発注業務をお願いするような形になると思いますので、それを見てということで、26年度の早ければ早急にはやりたいとは考えておりますけれども、その状況によっては年度内という形になるかと思います。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) ホールの照明についてですが、今の照度はどの程度なんでしょうか。
委員長(山路清一君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) 照度的には、基準が大体6程度と言われております。あけの平については2程度ぐらいしかないと言われておりますので、早急に今回、改修することでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、基準は6で今が2ということなので、工事後は6、それ以上になるということ、どれぐらいなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) 標準に近いような形になると思います。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 標準に近いということは、6よりも上なのか、6まで行かないということなのか、そのあたりはどうなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) 完成して照度をもう一度はからないと、6なのかどうかというのはわかりませんで、極めて標準に近い値、こちらとしては望むところでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 最後の質問になります。施政方針の9ページに、9ページの下の段落のところに保健福祉総合支援センターは、ソーシャルワーカーを複数体制とし、社会福祉協議会への権利擁護センターとの連携を図りながら云々とあるわけですが、ここで複数体制にするということは、新規に採用するということなのでしょうか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 社会福祉士のセンター、新規採用があるということでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 申しわけありません、もう一回、社会福祉協議会に、済みません、もう一度お願いします。ごめんなさいね、済みません。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 新規でソーシャルワーカーの新規採用があるということでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、ソーシャルワーカーを複数体制ということは、何人が新規に採用されるということですか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) ソーシャルワーカー2名でございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうすると、2名を新規に採用するということですね。そうしますと、体制としては何人に、その2人を加えて何人になるんですか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 保健福祉総合支援センターには今、社会福祉士が1名ですので、そこが複数体制になる。これも人事でございますので、そういう予定ですといったところでございます。あとは本庁です。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、ここを複数体制にするということですが、具体的には予算書はどこのところに出ていますか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 変更のところの人事はこれからですので、そのところは新規採用分に関しましては、総務のほうかと思います。
委員長(山路清一君) ほかに質疑ございませんか。小川委員。
委員(小川昌義君) 23ページ、前にも質問をしているんですが、もう一度、総務使用料、歳入のほうですね、保育所のPHS用アンテナ設置使用料というのがあるんですが、これはPHSのという、本当にPHSのアンテナでなのか、それから設置基準どのようになっているのか、お聞きしたい。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) このPHSのアンテナでございますが、今成田公民館に1つあるというところでございます。設置基準というのは、ここに保育所の公共用地に必要だということで設置というふうに考えております。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 保育所に必要な施設だということでよろしいわけですか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 保育所に必要ではなく、町民の方々に必要だということでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) そうしますと、会社はどこなんですか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) KDDIでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) いずれにしましても、保育所であれば私も常々考えておるんですが、電磁波の問題ありますので、その辺については設置基準というものをしっかりと設けてほしいと思うんですが、その辺についてはいかがですか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 財政課当局等々と相談してみたいと思います。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 同じく25、26ですけれども、今度は13款1項4目の6節、同じように教育財産目的外で、携帯電話の基地設置使用料というのがあるんですが、これはどこどこに設置されているわけですか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。教育部長。
教育部長(小松巌君) 携帯、電話は先ほど申し上げましたが、東向陽台公民館でございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) これの会社はどこの会社ですか。
委員長(山路清一君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) NTTでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) こちらのほうも電磁波の問題あるんですが、設置基準というものは設けているんですか。
委員長(山路清一君) 教育部長。
教育部長(小松 巌君) 設置基準については、設けております。ただ、施設の中の使用という形で、1カ所を工事させて基地をつくったということでございます。これまでにも障害の報告はございません。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) はっきりと設置基準みたいなのないと、次から次と施設内に設置されていくと思うのですが、この辺について検討する余地はありますか。
委員長(山路清一君) 教育部長。
教育部長(小松 巌君) 状況に応じて、検討してまいります。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) それでは、歳出のほうに移りたいというふうに思います。
81、82、3款1項3目20節の扶助費、グループホームケアのところですけれども、これは増額になっているんですけれども、これはどこか設置したような形になっているわけですか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) グループホーム・ケアホームに関しましては、対象者の伸びというふうなところでございます。12名から17名を予定してございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) そうしますと、人数がふえたということでよろしいわけですよね。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) はい。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 続いて、87、88、3款2項1目の13節、富谷町の子育て支援複合施設設計業務というのがあるんですが、この前の全協で説明を受けたわけですけれども、建物については理解するんですが、中身というんですか、何をするところなのか、この子育て支援複合施設というのは。その中身はどのようになっているのか。でないと、設計、我々も点検するものがないわけですね。この前の図面を見せられても。その辺について質問します。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 子育て支援の関係と母子保健の関係の施設というふうな捉え方でございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) そういう考え方の資料というものはあるんですか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 基本的な考え方というところでよろしいでしょうか。そういうものは持ってございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) そういった基本的なところのものという資料については開示するということはできるんですか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 全協の資料の中で、子ども子育てのところの説明資料の中に複合施設の実施事業をお示ししてございますが、これがその複合施設の中身というふうな捉え方でございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) この場ではわかりますよ。だけれども、本当に具体的に下のほうの部分というのはどのようになっているかということなんですよ。そういう資料について提示できますかと。でないと、設計業務そのものも見ることはできないし、そういうことです。いかがですか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。失礼いたしました。福祉部長。
委員長(山路清一君) 福祉部長。
福祉部長(奥山吉信君) 今年度の基本計画の中でおおむねこの部屋の目的とか、1階については、子供たちが遊べるキッズルームとかというのは基本計画で出てきますので、それについてはお示しできると思います。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) その時期はいつごろになりますか。
委員長(山路清一君) 福祉部長。
福祉部長(奥山吉信君) 本年度今最新の取りまとめをしておりますので、取りまとめまとまり次第お示しをして、あわせて実施設計に向かっていくというふうなスケジュールになります。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) そうしますと、この設計業務はいつ、先ほどこっちからも話あるんですが、その計画が示されてから発注するという形でよろしいんですか。
委員長(山路清一君) 福祉部長。
福祉部長(奥山吉信君) 実施設計は、26年度で今年度予算を計上させていただいておりますものが認めていただければ、即実施設計の事務に取りかかるという予定でございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) その計画ができ、この複合施設の中身がわかってから設計に入るということでよろしいわけですね。
委員長(山路清一君) 福祉部長。
福祉部長(奥山吉信君) おおむねは先ほど全協でお示しした子育て支援複合施設の母子福祉と、あと検診というふうなことでございますので、大枠はもうその目的に沿って進んでおりますので、具体のおのおのの目的別の部屋の面積とか、あるいは検診会場の大きさとか、その辺について実施設計を行っていくということでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) わかりました。我々にも早目にその部屋が例えばどのぐらいのものなのか、人数がどういうものなのか、どういう基本構想でやっているのかということについて、示してほしいと思うんですが、その点についてはいかがですか。
委員長(山路清一君) 福祉部長。
福祉部長(奥山吉信君) 基本計画がまとまり次第お示しできるように、努力いたします。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 先ほども、89、90、先ほど同僚委員が職員の数について質問をしておったので、それは除きますが、その職員の手当の中で時間外勤務、これが増額になっているんですが、これはどういうことで増額になったわけですか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) この人事的なものについては、予算は全て総務課で置いておるものでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 総務課で子育て支援課のほうでは何も、積み立てるときには何も関知していないということでよろしいんですか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) ここの予算だけは総務課でしているものでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 了解しました。そうしますと、賃金とかその辺はなかなか難しくなって。
それでは、ページ155、156、10款3項2目18、備品購入費です。先日、東向陽台中学校の卒業式に行ってきたわけですが、去年もそういうふうに感じたんですけれども、最後に3年生が歌を歌うわけですけれども、そのときに3列ぐらい式壇の前にあって、非常に危ないなと思っていたんですが、あれは大丈夫な構造になっているんですか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 各学校のひな壇のことかと思いますけれども、ひな壇につきましては、開校当時にひな壇を導入する、あるいは老朽化した場合については、随時更新していくというところでございますが、きのうおっしゃった東向陽台中学校については、毎年各学校からの備品のヒアリングを行っておりますけれども、更新の要請はなかったんですが、現状として東向陽台中学校についてはひな壇がない状態でございます。卒業式については、机などを利用しながらひな壇をつくったというようなことがわかりましたので、早急に整備をしたいなというふうに考えてございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 何となく不安定にして歩いていたもんですから、その辺については早急に、使うことは来年になるかどうかはわかりませんから、対処をお願いしたいというふうに思います。
147、148、10款2項2目の7の賃金なんですが、学校用務員なんですけれども、ここは新規になっているんですが、これは新しくなっていますけれども、これはどういうことで新規に項目上がってきたのか質問したいと思います。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 学校業務員、特に小学校の業務員さんにつきましては、東向陽台小学校の1名の正規職員を除きまして、そのほかはシルバー人材センターからの委託ということで行ってございます。シルバー人材センターの委託につきましては、平成23年から労働者派遣契約ということで、継続をしておりまして、労働者派遣契約につきましては、最長3年ということになっているところでございます。3年を過ぎた後につきましては、3カ月と1日のクーリング期間が必要だということで、その3カ月と1日以上の部分については、町のほうで直接雇用でもって業務員の配置をしようということで、賃金ということで計上したものでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) わかりました。それでは、続きまして153、154、10款2項2目の15の工事請負費、ここに新しい学校のLANの請負工事があるんですが、528万9,000円ですけれども、どういうLANというんですか、LANと言えばLANなんですけれども、どういう感じのLANの施設なんでしょうか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 基本的には現在、各学校で行っているLANと同様の無線ではない、通常のLANということですね。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) これは、学校全体のLANというふうに理解してよろしいですか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) そのとおりでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 同じLANでも、無線LANというのはあるんですが、こちらについては例えば528万9,000円のLANを使うとすれば、相当いい無線LAN使えるんですが、この辺無線LANというものについては検討した経過はありますか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 無線LANにつきましては、現状小学校、中学校の職員室のほうは無線LANというふうな形になっておりまして、今回全体のコンピューター教室、あるいは各教室については有線LANですが、職員室については無線LANということにしてございます。
せめて無線にできないかということも検討はしたんですが、通常の障害が結構大きいということで、かなりの費用がかかるのではないかということで、各教室、コンピューター教室については、通常のLANを計画しているということでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) そうしますと、仮にコンピューター室だけであれば、今もう相当優秀な無線LAN出ていますので、そういうコンピューター室というふうに固定するんであればやはり無線LANというほうに移行するというんですか、そういう考えはございますか。次のときもあると思うんですが、1回LAN引いたからといって、常にずっとあるわけではないんですが、そういう検討余地はありませんか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) コンピューター教室1つを取り上げた場合は、そういった検討もあり得ると思いますので、あわせて今後検討したいと思います。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) その辺についても検討をお願いしたいというふうに思います。
それでは、次に161、162、10款5項1目の1、報酬ですけれども、非常勤職員の報酬、社会教育委員の、ここで減額になっているんですが、前年度から見ればですね。この辺の減額になっている理由はどういう理由なんでしょうか。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 社会教育指導員は、週3日か週4日ということで雇用しております。その雇用体系が変わったことで減額になっています。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) そうしますと、この72万円というのは雇用形態が変わったために減額になったということでよろしいわけですか。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) そのとおりです。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 続きまして、165、166、10款5項3目7節の賃金なんですが、前から指摘をされている、私が指摘したわけではないですが、用語が人夫賃という言葉なんですが、これは訂正をするというふうに私は理解をしていたんですが、これはこういう言葉で計上しなければならないという理由はあるんですか。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 予算の見本をとるときにこういうふうな名称で来ているところもありますけれども、これについては検討していきたいと思います。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 前からその点については、指摘をしておったんですが、なかなか直らなかったので、今質問をさせていただきました。
それでは、177ページの、177、178、10款6項2目の19節の負担金なんですが、上水道加入金というのは新規に出てくるんですが、これはどういうことで上水、この部分が出てきているのか、ちょっと質問したいと思います。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) これにつきましては、仮称総合運動公園スポーツ文化交流館の水道加入金でございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 新しくできるところの施設の上水道加入金ということでよろしいですか。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) そのとおりでございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 88ページです。13節委託料で、その中に仮称富谷町子育て支援複合施設新築工事設計業務ほか計上されております。それで、まず1点目伺いたいのは、先ほど小川委員も触れておりましたけれども、このせんだって全協でご説明いただいた、この配置を設計するに当たって、基本方針を示しているかと思うんですけれども、基本方針というのはありますか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。失礼いたしました。福祉部長。
福祉部長(奥山吉信君) ございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) この基本方針の全協のときに我々にも見せて、お示しいただければと思ったんですけれども、それを小川委員がさっき何度も言っておられるんですが、これは議会に示せない理由というのは何かあるんでしょうか。
委員長(山路清一君) 福祉部長。
福祉部長(奥山吉信君) 特に、基本方針を要約させていただいたのが先ほどご説明しました複合施設の目的、施設の内容でございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 要約ではなくて、そんなにページ数も多くなかったと思いますので、要約ではなくて、やはり全文示してほしいと言っているわけですから、ぜひお示しいただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 福祉部長。
福祉部長(奥山吉信君) 基本計画については、実際にこの基本計画を業務委託する際に、基本計画をお示しして今作業をやっておりますので、それでお示しいたします。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) それで、この平成28年4月を目指して、富谷町の仮称子育て支援複合施設を建設することになります。その隣に隣接して、民間のこども発達支援センター、あかいしの森でですか、これが建設されるわけなんですけれども、町道の南側に隣接している町道明石2号線、これが間もなく明石、ちょっと名称が変わって16の2号線になると思うんですけれども、この16の2号線から複合支援施設に入り込むのは、1カ所ということでいいんですか。
委員長(山路清一君) 福祉部長。
福祉部長(奥山吉信君) 今回町道認定をいただきまして、6メーター道路と7メーター道路で接続というのが、車両の進入経路になります。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) それで、先に確認したいのは、わか葉保育園とこの複合施設との西側にあるこの通路というのは、1つの道路としてつながるということでよろしいんですね。
委員長(山路清一君) 福祉部長。
福祉部長(奥山吉信君) わか葉保育園で今使用している道路ということでございますか。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) わか葉保育園で入っていく1カ所しかない、入り口から進入していきまして、隣接する複合施設へ入っていくときには、図面上は何かまだつながっていないように見えるんですけれども、これが1つの道路としてつながっていくことで、まずよろしいんですね。
委員長(山路清一君) 福祉部長。
福祉部長(奥山吉信君) 町道明石2号線から7メーター道路の今度認定いただきます7の1号線が西方向に、明石6の125号が北方向に今明石台わか葉保育園のちょうど北側駐車場までつながっております。今回の計画地は、複合施設がそこの今道路がとまっているところから北側になりますので、この間お示ししました建物の配置と駐車場、そういうものの計画でございますので2路線がメーンの車両乗り入れ道路となります。(「つながっているということでいいんですね」の声あり)はい。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) それもわか葉保育園側の今ある1カ所だけの町道からの接道、進入してくる道路ですね、それ1カ所だけですと例えば行事のときも、保育所側の行事もありましょうし、複合施設側の行事もありましょうし、1カ所だけで出たり入ったりというときには、時間が重なれば相当混雑するということは想像が簡単にできると思うんですね。同時に、通常のときなら待って少しゆっくりした気持ちでやればいいんでしょうけれども、一旦事が起きたとき、災害が起きたときに殺到するということになりますよね、恐らくね。そのときに1カ所だけで出るのも入るのも1カ所だけということになると、これは非常に危険だと思うんです。
それで、北側の今、緑道になっているところ、複合施設の北側にもう1カ所入る、町道からの入り口があって、それは団地の住宅地のほうへ向かって入っていって、複合施設側については、緑道になっているから車は入れないんですよ。この車が入れない緑道の部分を何とかして道路にしないと、1カ所だけで2つの施設の人や車を出入りさせるというのは非常に危険だと思うんですが、検討される余地があると思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 福祉部長。
福祉部長(奥山吉信君) わか葉保育園と複合施設の事業が重なるということ、そしてまた何らかの予想のつかない災害が起きるということであれば、その辺もある程度の検討がもしかすると必要かもしれないんですが、今わか葉保育園との事業、それから複合施設での研修あるいは講習会等の事で言えば、駐車場について十分な駐車場スペースを設けて、万が一の場合は緑道、歩道のほうですねということを考えておりますので、本当の緊急の場合につきましては、バリケードを外せば緊急自動車、消防車、あとは通行できる3メーターの幅もございますので、その辺で常に車両の乗り入れ、2方向からの進入というものは考えなくてもいいのじゃないかというふうに思っております。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 緊急事態というのはいつ起こるかわかりませんよね。ですから、何かが起きてから車どめしてあるものを取り除けばいいという考え方は安易だと思います。それともう一つ、やはり日常的にも保育所に子供さんを預ける人たちというのは、朝も夕方も忙しいですから、車がほとんどですよね。そして、支援センターを活用される方々、複合施設を活用される方々ももちろんですが、発達支援センターを利用される方も車を利用する方が恐らく多いだろうと、これも想像できますので、そういう方たちが日常的に不便を感じるようなことがないように、道路の敷地内の、敷地内といいますか、町道から入り込むこの道路の広さの2台の車が余裕を持ってすれ違えるような広さがあるようには見受けられませんし、いろいろなことを総合して考えたときには、日常的に緑道を緑道としないで、緑道ではなく一般の道路としてやはりきちんとつくり直すなり、手当てをするなりしておいたほうがいいと私思いますが、どうでしょうか。
委員長(山路清一君) 福祉部長。
福祉部長(奥山吉信君) この進入道路につきましては、7メーター道路と6メーターでございますので、すれ違いは十分に可能でございます。また、こちらも複合施設になりますので、町民バスの乗り入れも今検討していただいておりますし、それからさわおとの森のほうにつきましても送迎というバスでの個人個人が送ってくるということじゃなくて、送迎用のバスというふうに考えておりますので、基本的にはこの1本の路線で十分対応できるのじゃないかというふうに考えております。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 随分頑張るので、ちょっと私も頑張りたいんですけれども、せんだっての大雪のとき、16メーター道路でさえ車1台しか通れなかったんですよ。大型バスは普通にバスが入るというなら、もっとこれは大変なことになるんじゃないでしょうか。やっぱり、最大の危機の状態のときというのを想定して準備をしておくということが、こういうふうな施設、安全を第一に考えたときには、一番の対応も選択肢だと思うので、この件については、ぜひとも見直ししていただきたいということで、町長にお考えを伺います。
委員長(山路清一君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 十分その辺も考慮した中で、今回お示しをしております。明石台7丁目の、6丁目と9丁目をつなぐあの道路でさえもあのとおりになります。要らないということでした、あっちの場合は。こちらのは十分そのくらいのことは予定に入っていますから。東向小に抜ける接続道路も現実あるわけですし、さらにまた線下の緑道も広々とあるわけですから、十分考えた中で現状進んでおります。
委員長(山路清一君) 質問ございませんか。出川委員。
委員(出川博一君) まず、歳入のほうからお願いします。27ページ。27ページの14款1項1目、ここの民生費の国庫負担ですけれども、児童手当のところで7,000万円、それからあと関係するので、2つお願いします。次の29ページの負担金で、一番最後のところです。県の支出金でここでも1,400万円減額になっているんですけれども、この要因は何なんでしょうか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 児童手当分につきまして、25年度の実績に基づいて減額というような形になると思います。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 減額になると思いますというのは、これはあれですか、国からあるいは県からの通知ということなんでしょうけれども、それは検証はされていないんでしょうか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 予算を作成する上で、計算して前年度と比べてというところで、予算措置しているものでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それから、同じ29ページで14款2項3目1節の社会資本整備費なんですけれども、この交付金ですけれども、これ半分になっているんですけれども、その要因についてお尋ねします。30ページの上から2番目のところです。
委員長(山路清一君) 社会資本整備……。
委員(出川博一君) 済みません、間違えました。上から2番目の2,035万1,000円の計上になっているんですけれども、これが去年と比べると半額ということになっていますけれども、これは何か要因は。
委員長(山路清一君) これ都市計画課のほうになっていますので。
委員(出川博一君) そうですか。失礼しました。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 大変申しわけございません。
それでは、31、32ページ、15款2項2目2節の乳幼児医療費の補助金ですけれども、これは県からの、入院、3歳未満あるいは次については、就学前ということの補助金だと思うんですけれども、これが減額になっておりますけれども、それだけ対象者が少なくなったということでしょうか。対象する、治療にかかる人が少なくなったということですか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 前年度の実績を見て、今回計上させていただいております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 前年度というのは、25年度ですか。それとも、24年度ですか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 25年度の今の実績ですね。これから3月31日までということになりますが、それを見比べて、前年度は2,631万7,000円を置いておりましたが、今回2,336万円ということですが、実績を見てこれぐらいだろうということで、県の補助でございますので、県は今のところ拡大の様子もないので、恐らくこの金額ということで置いております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、39ページ、40ページ。20款3項3目のここに奨学金資金貸付金元利収入とあるんですけれども、元利というのはこれは年利か何かをとっているということなんですか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) そういうことではございません。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) これは、先ほどの説明では対象者が117名だということなんですけれども、いわゆるこの117名の方が返済しなければならない残高というのは幾らぐらいなのか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) まず、人数のほうを訂正させていただきたいんですが、予定者117名ではなく、105名でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) その105名の方がこれから返済しなくてはない残高は幾らでしょうかとお尋ねしたんですが。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 105名の方々の残高ですが、1,791万5,728円でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 1,791万5,000円でよろしいですね。この中で、実際に返済期間、猶予を入れて7年なんですけれども、それを過ぎて返済も、償還期限が切れてまだ返済していない人の人数と残高をお願いします。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 滞納繰越分ということで申し上げますと、37名でございます。歳入見込みで予定している金額が、229万7,279円でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、先ほどの105名の中にこの37名は含まれているんでしょうか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 含まれております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) これはあと余り突っ込みません。わかりました。ただ、ということは実際に返済している人が約3分の2ということで、これは憂慮すべきことかなと思っておりますので、その辺のところは夜を徹してお願いしたいと思います。
それでは、続きまして、20款4項1目2節、学校給食費納付金なんですけれども、これについては、値上げをした結果の歳入ということなんでしょうか。それとも、正規のままということなんですか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 26年度につきましては、給食費、値上げしてございませんので、値上げをしない金額でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、歳出に入ります。81、82、ここのところのさっきから議論あるんですけれども、この扶助費なんですけれども、いろいろ増減があるんですけれども、扶助費というのは将来的にというか今後どんどんふえていく可能性というか、見込みなのかどうかその辺お願いしたいと思います。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 対象者がふえてまいりますと、やはり扶助費のほうは昨年度から見ましても増加しておりますので、増加傾向は続くものと思います。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、85、86ページ、ここの3款1項7目20節の扶助費ですね。これは、子ども医療費助成が中心になろうかと思いますけれども、この分として2億1,000万円を26年に計上しておりますけれども、これは25年12月で補正した1,400万円ほど補正して、仕上がりで2億1,000万円になると同じ金額なんですけれども、この額でよろしいんでしょうか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 26年度の医療費の見込みで計上させていただいております。ですので、これからまた伸びれば補正をお願いするようになると思います。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) この間のいろいろ一般質問等も踏まえて、ご答弁の中には、400万円から500万円だと、ということとすればこれはちょっと過少計上じゃないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) まだ拡大した分の実績が、一般質問でもご質問がありましたとおり、まだ3カ月のところですので、これからどれだけ伸びるかというところがあるので、過大な評価というところは、なかなかしにくいところですので、今回このような金額で置かせていただいております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 25年12月の補正の段階でまだ支払いが出ていない、実際的には、12月の段階では。それで、補正をして結局去年の10月から実施した制度ですので、そういう意味では本当にこの2億1,000万円でいいのかどうか。やっぱり安易に補正というのを考えるべきではないと思うんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) まだまだ医療費の伸びが読めないところですので、安易ではなく担当ともしっかり煮詰めた上での金額でございます。
委員長(山路清一君) この際、3時15分まで休憩いたします。
午後3時01分 休憩
午後3時15分 再開
委員長(山路清一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
出川委員。
委員(出川博一君) 87、88ページ、3款2項1目13節委託料、ここのところで先ほどいろいろ説明がございましたけれども、ファミリーサポート支援事業業務なんですけれども、これはいわゆるお願いしたい人、利用したい人、それぞれのコーディネーター役だというふうな位置づけだと思うんですけれども、その理解でよろしいでしょうか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) そのようでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) そういう中で、現状は利用する、利用されたいも含めて49名ということで、これは25年の10月にスタートとして、スタートしたばっかりでこの数字にこだわるのはあれなんですけれども、コーディネーター役だとすると1人当たり10万円つくという、10万円じゃないや、10万円ですよね。10万円つくという計算になるんですけれども、これはそれほどお金をかけなくちゃない事業なんでしょうか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) このファミリーサポート支援事業の中には、中心となる方の人件費と、それからあと研修会等々も持ちますし、そういうものを全部合わせての金額で、ファミリーサポート以外に療育支援といって、出産して実家に帰ることができないとか、お手伝いいただかなくてはならない方たちがいるんですけれども、そこの必要な方とそれから派遣するような事業も一緒にあわせて行っていただいておりますので、そういう方たちの研修とかそういうのも含めての事業でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) でも、これは社会福祉協議会の委託ですよね、現在は。それで、また今度170万円ほど増額して660万円ということなんですけれども、さらに増額する要因は私はないと思うんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) このファミリーサポート支援事業は、年度途中の開始でしたので、1年間分のその方の賃金、それからあと交通費、それからあと扶養手当、そういうものを見込んだものを算定してございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) この問題については最後なんですけれども、つまり利用する人は、1時間700円出す。それをお手伝いする方はこの方から直接1時間700円もらうということで、そこにおける事業負担とか、そういうのは何もない中でコーディネーターとして、そのためにこれだけの支出を続けていくことが必要なのかどうかという点についても、もう一度お尋ねします。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) この事業なんですけれども、もともとが子育ての支援をするというところの目的からスタートしていまして、町の事業では補えないところ、そういうのが地域の方たちの協力によって始めている事業なんですね。ですので、まだ利用人数が確かに少ないというふうに捉えられても仕方がないんですけれども、どんどん人数をふやしていって利用する方、あとお手伝いいただく方を広く集めて、そのためにも研修会とそれからあと説明会、あとどういうふうな支援をしていいかというところの相談とか、そういうのも全部行っております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) これは、ファミサポのやつは仙台市でもやって、非常に人集めというか、利用者拡大することに苦労している事業ですので、その辺のところをよく社会福祉協議会のご指導をお願いしたいというふうに思います。
続きまして、同じページの子育て支援複合施設なんですけれども、これはこの間、全協で説明を受けまして、全部で13億3,500万円かかるよと。その中で、補助金は今のところ600万円ぐらいだと。あとは一般財源ですよねということで、あえて今の時期に急いでしなくてない事業なのかどうか、お尋ねします。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) ここの複合施設がございますけれども、現在母子保健の検診業務を行っているところは、公民館とか福祉健康センターを借りてやっております。大変手狭なところで、お子さんたちもどんどん多くなっている中で、安全面とかそういうところを考えると、どうしても移らざるを得ない、そういう施設が必要となっているというところで、もう何年も前から計画していたところなんですね。
今回、土地がというところと、適地があったので、平成28年4月の開所を目指してぜひともお願いしたいという施設ですので、今のところが大変狭くて大変だというところと、それからあと子育てに対する今のお母さんたちというのは、孤立感が大変強くなっていまして、おうちに閉じこもったり、そういう方たちが多くなっています。今西コミの子育てサロンもご利用いただいておりますけれども、より身近なところでお母さんたちが行き来していただきながら、担当の方と話をしたりして、子育てについての悩みとかそういうのを受け付ける場所ですので、本当に子育てについての拠点となる施設が必要となっているというところでしております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 前々からということで、確かに23年度からユーマイに積み立てていろいろ事前に計画をしておられるわけなんですけれども、13億円だということなんですけれども、公共工事関係の環境が悪い中、13億円で終わらないような気もしますし、そういう意味であえて前のめりでやる必要はないんじゃないかなと思いますけれども、いかがなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。大変失礼いたしました。福祉部長。
福祉部長(奥山吉信君) 必要性につきましては、今子育て支援課長が申し上げたとおりでございますし、建設の時期、タイミングといいますと、これからますます建設コストというのがアップしていくんだろうということでございますので、基本的には必要性があるということで、ぜひ26年度建設ということで、目標にさせていただきたいと思います。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) もう少し補助、今子供を子育てしなくちゃない、あるいは出生率を高めなくちゃないとかいろいろ政府としても施策を言っているわけですから、そういう補助金が多分出て、来ないのかもしれませんけれども、そういうのを様子を見ながら手当てするということでいかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 福祉部長。
福祉部長(奥山吉信君) 全協のときにもお話し申し上げたとおり、国のほうでの制度がいろいろ新しいものが出てきてまいっておりますので、それらを注視して、なるべく補助を導入したいというふうに考えてございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、次のページ、15節の小学校の児童クラブ新設工事なんですけれども、今度の仮称明石台小学校には、新たに児童クラブが併設されるということで、今後のこれから小学校学区ごとの対応についての方向性をお聞かせいただきたいと思います。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 今回、小学校に初めて併設して、児童クラブができるというところですので、これからにつきましては、この放課後児童クラブをモデルとして考えてございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、従来どおり公民館の今実施しているやつをそのまま継続していく方向性のほうが強いということなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 明石台小学校以外のところの公民館でやっている児童クラブにつきましては、今までどおりご利用いただければなというふうに考えてございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、次の子育て支援複合施設の上下水道工事なんですけれども、この工事時期はいつなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 福祉部長。
福祉部長(奥山吉信君) 6月ごろ発注をめどに考えております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 来年工事に入るところがなぜそんなに急いでやる必要があるんでしょうか。
委員長(山路清一君) 福祉部長。
福祉部長(奥山吉信君) 隣接して今年度建築をいたしますさわおとの森、あかいしの森の工事ということで、取り出し箇所が1カ所でございますので、そちらを町の複合施設のほうが先行して取り出して、共同での上下水というふうに考えております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) わかりました。
それでは、19節母親クラブ事業で12万6,000円あるんですけれども、これは以前にもたしか去年も話題になったと思いますけれども、クラブ数は幾らなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 1つでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) そこのメンバーは何人でしょうか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 現在30名でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) これは、継続の必要性はあるのかどうか、お尋ねします。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) ここのクラブはもう本当に子育ての終わった方と申し上げたらよろしいんでしょうか、お子さんが大きくなっても地域の子供たちを見たいという方たちの組織でして、できれば子育て支援課といたしましては、こういう活動をしていただくクラブをどんどんふやしたいなというふうに思っていますので、あとうちのほうの子育て情報紙をつくる際にも母親としてのご意見をいただいたり、そういうところで大変幅広く活動している団体でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) その下の認可外保育所保育施設運営費補助金なんですけれども、これの算定根拠を教えていただきたいと思います。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) この運営費の補助金につきましては、児童1人当たり認可外保育所で預かっているところに払っている補助金と、それからあと保護者に町の保育料との差が出ますので、その差の上限1万円を補助している補助、それから施政方針でも申し上げましたとおり、認可外保育所を基準に合った認可外保育所として皆さんにご利用いただきたいというところで補助を入れておりますので、その3本立ての補助でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) そうすると、拡大によって何人から何人にふえるということを見込んでおられるのでしょうか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 今どうしても待機児童が多いのが未満児、ゼロ、1、2でございますので、合計で合わせて60名の定員が確保できるかなというふうに思っております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それで、この項の一番下のところ、明石台わか葉保育園の増築補助金ですけれども、これはたしか規模は60名と聞いておったんですけれども、間違いないでしょうか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 60名定員を考えております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ここと、東向陽台保育所との関連性についてお尋ねしたいんですけれども。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 関連性と申しますと、同じく町の保育所ですので、いろいろなところで研修等々は一緒にしているというようなかかわりと、あと片方は町立保育所、あとは認可保育所というようなところで、おのおのお母さんたちに選んでいただいて、子供たちを入所させているというような施設でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ひところ、わか葉保育園ができると東向陽台保育園が閉鎖されるんじゃないかという地元でのですよ、地元でのうわさがありましたけれども、東向陽台保育所を閉鎖するというような考えについて、お尋ねします。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) このとおり待機児童がいる中で、とても町立保育所を閉鎖できるような状況にはございません。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 続いて、児童措置費の20節扶助費、ここのところで児童手当が昨年比1億円ほど減っているんですけれども、これは対象者が減ったということなんですか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 25年度の状況を見ての積算でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) わかりました。
それでは、続いて91、92、ここの役務費で手数料2,108万6,000円とあるんですけれども、去年と比べると2,000万円の大幅な増加なんですけれども、これは何の手数料ですか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) この手数料につきましては、臨時保育士の雇用を今行っておりますが、なかなか厳しい状況も見受けられるところでございます。この手数料の中に、人材派遣の金額を入れさせていただいております。臨時の募集をずっとしておりますので、臨時職員で対応が可能になればここの部分は使わなくても済むかなと。これからの今本当に月に何回と面接をして臨時職員を入れている状況ですので、4月に向けて臨時職員の方が間に合わないときには、人材派遣というところでの予算立てでございます。一応10名の6カ月という予算に置いてございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、もし年度内に採用できなければ、人材派遣会社にお願いをして、派遣してもらう、その人件費だということなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) そうでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) とすれば、ここに計上するのはどうなんでしょうかね。そこについてお尋ねしたいと思います。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 人材派遣の場合は、手数料になりますので、保育所費の手数料ということで置かせていただいております。ですので、臨時職員で雇用する場合には賃金、人材派遣を頼むときには手数料というところで、同じ保育所費に置いておくというところでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) わかりました。
では、次に101ページ、102ページ、4款1項2目11節需用費で、ここのところで印刷製本費並びに12節の通信運搬費、これそれぞれ100万円ずつ上乗せになっているんですけれども、これは先数がふえたということなんですか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 発送数がふえたということでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 何先から何先にふえたんでしょうか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) ちょっとお待ちください。検診申し込みの関係では、昨年1万8,000通を、先ほどと同じですけれども2万通ということで予定しておりますので、その分が増額となってございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 2,000通しかふえないのに、100万円、293万4,000円が385万円ですよ。さらに、通信費で言うと667万2,000円が786万円ですよ。そんなにふえるわけないじゃないですか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 今のは、検診申込書の部分ということだったものですから、ほかにもいろいろと胃がん検診、子宮がん検診、乳がん検診、それぞれございますし、例えば印刷製本ですと、それぞれ申込書、案内書、受診票、そういったものがそれぞれ対象数がふえてございますので、合わせての全体的な計上ですので、その分が増額になっているということでご理解いただければと思います。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ちょっと理解できないので、後で個別の数字を教えてください。
それでは、続けて13節の委託料なんですけれども、ここのところで子宮がん検診が去年と比べると結構ふえているんですけれども、これは対象者がふえたということでしょうか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 対象者が昨年は1万4,300で見ております。ことしは1万5,000人の50%での受診率、それに今過般の受診率の伸び率を見ながら、実質的には24年度の33%増というようなことで積算してございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 続いて、103ページ、104ページで4款1項3目19節負担金なんですけれども、この黒川行政事務組合に対する火葬場、し尿処理、それぞれこれの算定根拠をお願いします。
委員長(山路清一君) 町民生活課のほうに入っております。出川委員。
委員(出川博一君) 済みません、失礼しました。
次、105ページ、106ページ、4款1項5目7節賃金なんですけれども、以前は臨時職員で対応していたやつが、別な形で保育士に変わって、というか体制上の変更もあるんですけれども、その辺の狙いについて、お尋ねします。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 賃金のところにおきましては、記載されている保健師さんから歯科衛生士の方というのは、今も賃金として雇用しているところでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、続きまして、8節の報償費なんですけれども、これも倍増になっているんですけれども、この中身についてお尋ねします。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) この報償費につきましては、検診を受ける医師とそれから歯科医師の謝礼と、あと各種相談事業における心理相談員の謝礼でございまして、今回心理相談のところで、かなり発達相談というところの手厚く、グレーゾーンと言われているお子さん、健常児と健常児じゃない方の見分けのところで、大変対象となる方が多くなっていまして、そのところで心理相談員を多く入れて、お母さんとお子さんを見ていただいて発達の状況等々確認したいというところで、その辺で多くなっているところでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 差し支えなければ、どのぐらいの対象者なのか、お知らせいただきたいと思います。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 年度によって一概ではないんですが、うちのほうで数えているところでは30人ぐらいはいると思います。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 続きまして、143ページ、144ページ、ここで、10款1項2目の説明欄にある学力向上パワーアップ支援事業、この事業内容についてお尋ねします。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) こちらの学力向上パワーアップ支援事業につきましては、平成23年度からですかね、行っている事業でございます。内容的には学力向上のプロジェクト会議というものを行っておりまして、ここでは学力向上に向けた講師研修などを行っているものでございます。また、全ての先生方を対象としたフォーラムなども実施をしております。そのほかに、研究会の推進支援なども行っている、そんな事業でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) そうすると、これは子供には直接関係ない部分ということなんですか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 子供たちに関係ある部分としましては、理科支援にもこちらの事業の中で理科支援1、2という形で支払いをしているものでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、次に145、146ページ、11節の需用費なんですけれども、印刷製本費、これは副読本ということでお話があったんですけれども、ちょっと去年と比べると減額になっているんですけれども、その理由をお尋ねしたいと思います。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 25年度につきましては、中学校の副読本の改訂年度でございました。改訂が終わりましたので、今年度につきましては小学校、中学校とも増刷のみということで、減額となってございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、同じページの19節、黒川行政事務組合のけやき教室あるわけですけれども、これの現状の人数をお願いしたいと思います。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 黒川けやき教室に通っている子供ということでよろしいでしょうか。現在通っている児童と小学生はおりません。中学生につきましては3名でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 去年聞いたときには、中2の方が3名いて、多分中3になるんでしょうけれども、その方たちはもう通常の授業に復帰できたということですか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) けやき教室につきましては、単年度単年度ということになります。1年が終わりますと、基本的には各学校に戻っていただくという形にしておりますけれども、新しい年度になってそのまま学校に通える子もいれば、再度けやき教室のほうに来るというふうなお子さんもいますので、その辺での人数の差でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) この負担金は定額なんでしょうか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) こちらの負担金につきましては、こちらがちょっとお待ちください。均等割とそれから児童数割で算定されてございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 均等割があるんだと、もう少し減るんじゃないかなと思うんですけれども、均等割じゃない、人数割があるんであればもう少し減るんじゃないかなと思いますけれども、いかがですか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 均等割部分は7割、それから児童数割は3割という形になってございますので、それで計算しますと各黒川郡の児童数等々の案分率もありますので、それで査定した結果だということでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 同じ19節の補助金についてお尋ねします。富谷町の教育研究会、これの運営主体はどこなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) こちらは富谷町の教職員ということになります。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 運営主体ですよ。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 主体というか、事務局につきましては各学校、年度ごとのローテーションで行っているものでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) これは、どのような活動をしておられる研究会なんでしょうか。
委員長(山路清一君) 教育長。
教育長(菅原義一君) 今年度の活動ですけれども、今年度は特に幼保小中連携に大変力を入れまして、1つは富谷の保育所、幼稚園、それから小学校、中学校でそれぞれお互い授業提供しながら授業全部で教職員で、その授業を見ながら検討会を行うという大変私としては非常に充実した研究会ができたんじゃないかなというふうに思っています。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 教育長から今充実したという話があったんですけれども、これの成果については何か、書面か何かでまとめるとかそういう成果物はあるんでしょうか。成果物は。
委員長(山路清一君) 教育長。
教育長(菅原義一君) 1つは教育論文というのを毎年まとめていまして、今の授業と直接は関係ないですけれども、各学校での取り組みについては教育論文のほうで1つ冊子をまとめてございます。それから、今やりました小中連携の授業については、その小中連携の授業をやったときに資料として提供をしております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 学校教育活動振興費補助金150万円のこれの運営主体についてお尋ねします。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) こちらの補助金につきましては、各中学校の部活動で東北大会用に出場した場合の補助金でございますので、各中学校ということになります。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) その下、理科教育支援振興費補助金については、運営主体はどこでしょうか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) こちらにつきましては、理科研究会でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 理科研究会というのは、どこに事務局があるんですか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 事務局につきましては、こちらも各学校のローテーションで行っているもので、各学校の理科教育の先生方並びに教育委員会の学校教育課のほうの事務局も参加をして、科学フェスタなどを行っているものでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 続きまして、147、148の10款1項3目21節の貸付金、奨学金の貸付金が若干減っているようなんですけれども、人数は何人と見ておられるんでしょうか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) まず、奨学金の貸付事業につきましては、55名で算定をしてございます。前年度は56名での算定でございました。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 続いて、153、154、10款2項3目19節、済みません、間違いました。中学校費の2節給与3人分計上されておるんですけれども、これはどこの中学校に配置されているんでしょうか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) こちらは富谷中学校、富谷第二中学校、日吉台中学校でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) そのほかの2校、東向陽台と成田はどのような手当てをしておられるんですか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) シルバー人材センターへの委託でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 157ページ、158ページ、10款4項1目7節の賃金ですけれども、これも幼稚園なんですけれども、賃金とすれば大幅増になっているんですけれども、この内訳についてお尋ねいたします。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) こちらは、まず人数がふえたという部分と、それから先ほど子育て支援課長申し上げましたとおり、賃金の額が上がったということでございます。また、人数でございますが、昨年度につきましてはパート職9名、臨時1名でございました。今年度はパートが12名、臨時が1名ということで3名プラスになったということでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) これは、それぞれ2つの幼稚園だと思うんですけれども、これの定員と新年度の園児数をお願いいたします。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) まず、富谷幼稚園でございますが、4歳児、5歳児合わせまして120名の定員でございます。現在のということでしょうか。(「新年度」の声あり)新年度、現時点では、定員120名に対しまして97名でございます。それから、東向陽台幼稚園につきましては、定員60名に対しまして、43名でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 随分定員割れしている中で、人数をふやさなくてないという要因はよく見えないんですけれども、その点どうなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 幼稚園のほうにも支援を要する園児というものが、大分ふえてございます。中には私立幼稚園に入れないということで、富谷の公立幼稚園に入ってくるというふうな園児が多くなってきているということで、支援を要する園児の増ということでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 続いて、161、162、10款5項1目2節ここも給与なんですけれども、これは23、24年は7名で、25年が8名。一気に26年6名ということなんですけれども、それは間違いないでしょうか。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) これにつきましても総務課のほうでやっておりますので、これからまた変わるかもしれません。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) わかんないんですけれども、いいです、時間ないですから。それで、次の163、164ページ、黒川行政事務組合の社会教育についてのこれは負担金なんですけれども、これの算定式というか概略でいいのでお願いします。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 均等割20%プラス人口割80%でございます。下記の比率でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) じゃあその下の補助金について、この西成田地区コミュニティ推進協議会14万3,000円、これはどのような算定方式なのかお願いいたします。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) ここにある補助金につきましては、富谷町補助金要綱に沿ってこれまでの実績をもとにやっております。西成田地区コミュニティにつきましては、西コミの草刈り、あとはプール開放での運営等の事業費用でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) これは、定額なんですか。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 定額でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) その下の富谷町青年団、多分これ10名というように私、前にお聞きしたと思うんですけれども、これに対する補助金の算定根拠と内容についてお願いいたします。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) これにつきましても、これまでの実績、補助金要綱に合わせて支払っております。内容につきましては、ただいま草刈り、あとは幼稚園の餅つき、あと青年文化祭のほうに参加をして若者たちの交流を図っております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) これは、青年団の人数は10名で間違いないでしょうか。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 現在、8名でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 人数が減っても定額で補助金を出すのはいかがなものなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 単年で評価するのではなくて、やはり二、三年を見て推移を考えてからそういうものを考えていきたいと思います。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 169ページ、170ページ、ここの7節の賃金で、児童指導員の人数が何人かをお願いいたします。
委員長(山路清一君) 教育部長。
教育部長(小松 巌君) これは55名で計算されております。これの内訳といたしまして、昨年25年度まで震災等の緊急雇用等で雇用しておりました職員を一般会計のほうに、それから26年度については各公民館、やはり児童クラブの人数が増加しておりますので、それで1名を加えたものでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) これは、職員1名減との関連性はいかがなんですか。
委員長(山路清一君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) これも、職員1名減というのはやはり総務課のほうの人員的な配置でございまして、私どもで関知した人数ではございません。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) でも、それはやっぱり一議というか、結構ここで児童指導員を昨年と比べると13名ふやしましたと。一般的に考えれば、職員が少なくなった分をその分補完するためにやむを得ないかなというふうな見方はできるんですけれども、そうじゃなくて、いやそれは正規職員は総務課だよと、いうことでは実態を反映した人員配置にならないし、予算立てにもならないと思うんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) 人員的には、どの課も必要だとは思う、もっと必要であるとは考えております。ただ、今の雇用状態の中で総務課がどのように判断するかというか、人数の割り振りを考えているというのが現段階だと考えております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 結局人数がまた1人戻ってきたら、この分、いわゆる無駄な支出になるというふうに考えるんですけれども、どうでしょうか。
委員長(山路清一君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) 児童指導員については、児童クラブの指導員でございますので、現段階で児童クラブの人数もふえておりますので、そのための人数を今回計上しているものでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 時間ですので、最後にします。171、172ページの15節、この工事請負費があるんですけれども、これは去年の資料を見たんですけれども、たしか防犯カメラの設置ということで、東向陽台だということなんですけれども、今防犯カメラがついていない公民館はどこになるんでしょうか。
委員長(山路清一君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) 成田公民館がまだついておりません。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) でも、成田が大変心配だと、防犯上問題あるという中で、何で予算に盛り込まないのかお尋ねしたいんですけれども。
委員長(山路清一君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) 成田に関しましては、事務室とも隣、図書室とも隣ということでございますので、まず公民館サイドでは必要という認識はございます。ただ、全体の予算の中での関係上、今回は見送ったということでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) でも、12月の補正で出て、そのときにいろいろ危険性があるということで、問題意識を持っていたわけですから、当然26年度の予算に計上、優先順位は第一だと思うんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) 公民館サイドとしては26年度ということも考えましたが、27年度で計上するということで考えております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) その対応でいいんでしょうか。今危ないといっている中で、いわゆる防犯カメラで何か事故のときでもそれを調べるためにぜひ必要だと思うんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) 児童指導員等の配置、それから職員等の教育等で26年度は実施してまいります。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) そう言わないで、ぜひ250万円程度の予算だとすれば、ぜひ補正ですぐ手当てすべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) 26年度の予算状況が緩和されれば、それも可能かとは思いますけれども、現段階では27年度と考えております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) そうかたくなにならないで、ぜひ柔軟にお願いしますよ。だって、この予算で直してくれと言っているんじゃないんですよ。次の補正で組んでくださいと言っているんですから、250万円ぐらいどこからでも出てくると私は思うんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) 財政当局と十分話はさせていただきますけれども、現段階で私の段階では以上でございます。(「終わります」の声あり)
委員長(山路清一君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) 時間大丈夫ですか。(「大丈夫」の声あり)165ページの文化財保護費について、生涯学習関係ですからお願いします。まず、この中で7節の中で、文化財の発掘調査という項目があります。初年度で文化財を発掘しなければならないような場所というのは、現存するんでしょうか。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 現段階では、特にございません。
委員長(山路清一君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) 兵六館跡の調査が完全に終了したんだろうと思っております。そして、調査書も我々にも配付されたわけでありますけれども、その中での現状分析というか、あれは何に使用したものなのかよく明記されていない部分があるのかなと思いましたけれども、その現状分析というものに対しては、完全になさっておったんでしょうか。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 報告書のほうの記載のとおりでございます。
委員長(山路清一君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) それで、先ほど同僚委員から質問された内容に同じような状況で質問するわけではないんですけれども、答弁の中でたしか旧庁舎を解体して、そしてそういうような状況の中でおるというような答弁をされております。しかるに、この民俗ギャラリーについては、観光目的でもないから今のところ考えていませんというような答弁がありました。私からすると、余りにも縦割りの行政の答弁でないかというふうに聞こえたわけであります。
やはり、民俗ギャラリーというのものは、1つは何のためにあるのか、かなり幅広いんじゃないかと私は思うんですね。そして、民俗ギャラリーに来館する人数の中で、教育的にも小学校、中学校、それがほとんど主ではないかなと思っておるわけです。今の現状では。
あえてお聞きするわけですけれども、一般の方々で来館者何名くらい年間においでなのか、お尋ねをいたしたいと思います。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 25年度2月末までで、一般の方が307名の方です。
委員長(山路清一君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) なぜそのようなことをお聞きするかというと、やはり富谷の宿場町を散策する人、かなりふえているわけであります、今。延べ人数にして調査したことは恐らく町のほうではないと思いますけれども、私が特にすぐ近くに住居を構えておるわけでありますから、よくつぶさに見かけるわけでありますけれども、1つは、民俗ギャラリーがどこにあるのか全然わからないような状態、そしてその部分までずっと散策していっても、あの建物に対して民俗ギャラリーの建物に対して、一歩足を踏み入れようというような感覚にならないと私は思うんです。私も説明します。こういうものがあって、こうなんですよというような説明をしますけれども、そこに行って見たからといって、それが本当にこの文化的な施設である民俗ギャラリーに観光客というか、今観光客の部分についてはまだ別個な項目でありますから、それを見た時点で入れるような、そういうような施設を基本的にはつくるべきだろうと、私は思っているんですね。
しかるに、地元からの要望、そして議会からも何度となく一般質問の中でも質問、要望されておるわけでありますから、先ほど課長が答弁した内容で、観光目的じゃないから、民俗ギャラリーはそこに移すつもりはありませんとか、そういうような縦割りのお話でなくて、やはりもっと幅広い内容の中で今後やっぱり検討していかなきゃないだろうと。
でも、まだ町長は、あそこの施設を解体して何にするかはっきり言明していないわけでありますから、そういうような1つの枠組みの中で、何がやれるのか、何をしたらいいのかということを考えるのもやっぱり担当課の仕事じゃないかと私は思うんですけれども、しいて申し上げますと、そのような計画があるかないかは別にして、検討するような状況の値があるかどうかを質問いたします。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 旧庁舎のほう、調査をしまして、そこを改修するということになれば民俗ギャラリーのほうの移転も考えておりますが、今のところは、そちらについては改修ではなくて、新しい建物、そのときの中身について、検討の段階では民俗ギャラリー等について入れていきたいというものは希望したいと思いますけれども、建物がどういうものなのかははっきりしていませんので、今はその段階でございます。
委員長(山路清一君) 渡邊委員。
委員(渡邊俊一君) 内容よくわかりました。やはりそういった観点に立って、町長のほうとも十二分にお話しし、やはりあくまでも住民も議会もそういうような状況の中の要望をしているわけでありますから、それを十二分に加味しながら提供していかなくちゃないということが、私からの質問でありますから、その点について改めて、これで終わりますからね。短く分割して質問しているわけでありますから、内容の充実した答弁をぜひお願いしたい。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 富谷町の歴史が住民に伝わるようなものを、検討していきたいと思います。
委員長(山路清一君) この際、午後4時20分まで休憩いたします。
午後4時08分 休憩
午後4時20分 再開
委員長(山路清一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
ほかに質疑ございませんか。安住委員。
委員(安住稔幸君) それでは、全体的な話になるかと思いますが、まず地方消費税が4月から上がるわけなんですが、そのうち1億円がその上がった分ということで、町のほうに来るような話を聞きました。今回消費税上がることにつきましては、その部分に関しましては、社会保障4経費ということで決まっております。
町に関して考えますと、医療、介護、子育て支援といった関係かと思いますけれども、その消費税の使い道について、具体的に26年度どのように考えていらっしゃるかお聞きします。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) それでは、今消費税が上がることについて、今社会保障4経費に使うわけですが、各部というか、各課によるんですが、それについての認識をお聞きいたします。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 介護報酬の改正がございますので、そこに消費税相当分も見るというふうなことになっているかと思いますので、それはどういうふうな形でというところは、よく長期的なところですけれども、アップにはなるかと思います。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 健康増進課所管分ですと、一般会計というより国保会計のほうに、例えば保険料軽減するのを、対象者の拡充だとか、そういったもので反映されていくものと認識しております。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 待機児童対策というふうに考えております。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 皆様方からお預かりしていた、ご負担かけたもので、必ず町民の皆様に還元できるような施策をよろしくお願いします。
続きまして、84ページ、3款民生費5目保健福祉総合センター費8節報償費、先ほど報償費でよかったのか、報償金、認知症学びの講座ということでありましたけれども、先ほど24年が279名、25年が200名というサポーターを養成する格好となりますけれども、それについて学校との連携については、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 25年度中学校のほうでも開催しておりまして、26年度富谷高校のほうでも開催する予定となってございます。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) よろしくお願いします。
続きまして、102ページ、4款衛生費2目予防費の13節委託料になります。この中で、一括送付業務というのがあったんですが、以前、書類送付時、障がい者の方の就労支援というのでしょうか、そういった方にお仕事してお手伝いしていただくということで、以前していただいたことがあったような記憶があるんですが、今回ここに限らずですけれども、障がい者の就労を支援するような町としての仕事の発注とか、そういったものについてはいかが、26年度は実施されるんでしょうか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 予防費の中ではそういうふうな予定は、入れてはございません。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 予防費の中ではないですが、ほかの、例えばほかの課に聞きますけれども、長寿福祉課あたりではいかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 長寿福祉課の事業としては、26年度の予定はありません。総務課のところで、障がいのある方が仕分けというふうなところで、雇用されていた経緯はあったかと思います。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) そうしますと、障がい者の就労支援ということでは、町の事業としては、町の直接的な雇用というか、そういうものでは考えていないということでよろしいですか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 障がい者雇用というふうなところでなると、また別の観点かと思いますが、就労を支援するというふうなことに関して言いますと、黒川郡内で自立支援協議会というのを持っておりまして、各いろんな企業とかに声をかけて就労呼びかけというような、ネットワークのほうを広がりつつありますので、そういったところを重視して広げてみていきたいというふうなところでございます。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) ちょっと、もう一度繰り返します。そうしますと、町として直接そういった方について何かお仕事していただくということについては、お考えは、そういった意味での就労支援というんでしょうか、そういったものはお考えはないということでいいですか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) それは、長寿福祉課というより庁内全体というふうなことでございますでしょうか。(「富谷町役場として」の声あり)町役場という全体的なところでありますと、ちょっと私は答えることができないところであります。ただ、障がい者の雇用の法定率とか上がっておりますので、そういったところは十分検討していっているかと思います。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 私、長寿福祉課になると思いますけれども、長寿福祉課としてそういった方を支援するために、役場として何かなるものを仕事はつけないか、やっていただけないかというものを考えていただいてもよろしいんではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 役場の中で例えば臨時とか、パートとかの職員も含めて、やっていく業務の中で、障がい者の方々を雇用したものというふうな業務内容があったときに当然総務課とも連携をとって進めていくというふうなことにはなろうかと思います。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) ぜひ、今後検討していただきたいと思います。
それで、プラスして障がい者の方がつくられたものというか、何かそういったものを町の使うものでそれを充てられるものがあったらそういったものを積極的に購入していただくとか、そういったものについては、26年度の計画の中では入っていますでしょうか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 課の事業の中で何かものをというふうな長寿福祉課のところではございませんが、例えばフォーラムとかいろんなイベントのときにつくった作品を購入、買っていただくようにお店といいますか、展示販売していただくというふうなところをとっているところではございます。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) また同じことを繰り返しになるんですが、先ほども言いましたように、長寿福祉課の担当する部署としてそういった障がいの方がいろいろつくっていらっしゃるものを役場として使うものを、そういったもので補うものがあればですけれども、使っていただけたら障がい者の就労支援の一つにもなるのかなということで思っているわけなんですが、それについて、今後はいかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 過去に魂のふるさとまつりのところのろうそくのところ、ランタンを請け負ったというところもありますので、そういった面で各、そういう行事を組む課等も含めて連携を強めていきたいと思います。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして、104ページになります。保健衛生費の、その前になりますから、やっぱり13節委託料で、済みません、104ページの高齢者肺炎球菌予防接種業務、これは昨年より当初予算からしますと、倍額の400万円となっておりますけれども、理由をお聞かせください。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) こちらも、先ほどインフルエンザの高齢者の枠のと同じように、対象者65歳以上ということで、約8,000名くらいの50%、5割の方ということで、最大限予算のほうを見込んだものでございます。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 25年度の、まだ終わっていませんけれども、実績というのはいかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) まだ25年度の実績ということでの数値は把握しておりません。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 実は、ことしの10月から今度高齢者の肺炎球菌ワクチンについて、国のほうで定期接種化をされることになっております。それで、一応交付税処置ということで入ってくるわけでありますが、今現在4,000円という費用にはなっているんですが、これは国のほうから幾分入ってきますので、その場合の減額ということについてはいかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 現在行っています自己負担金ですが、この関係は適切化に向けて検討していくようになると思います。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 定期接種化についてなんですが、ちょっと国のほうはいまいちなところありまして、なぜかといいますと、5歳刻みで定期接種化の該当があると。しかしながら、富谷町65歳以上であればどなたでも、年齢関係なくということでありますので、この辺はきちんと維持していただきたいと思いますけれども、その辺の考えをお聞きいたします。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 定期接種化に向け、国が5歳刻みと言いますのは、一度接種をした方については、5年間抗体がもつということで、次回は5年ごといったことがございます。そういったことから、定期接種化も5歳刻みということでやっているんだと思います。町もそういったことで、その辺を踏まえながら従前どおり定期接種化までは対応してまいりたいと思っております。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 今の定期接種化ということで、国の対応に準じるというような方向かなと思いますけれども、最初の数年間はお一人でも多くの方に接種していただくということを考えますと、やはり年齢制限なしの限定なしの接種というのは必要かと思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) その辺に向けても、定期接種化という具体的な国からの時期とか対象といったものがこちらのほうに情報が来た折に、それに向けて例えば65歳、70歳という刻みになりますと、じゃあことし受けないで来年66歳になった方は、またさらに4年後ということになって、そういった方にしては早い機会に接種できるように、その辺はそういった対応を検討して進めてまいりたいと考えております。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして、108ページになるのかなと思っていますけれども、108ページ13節委託料で、予防接種業務というのがございます。それで、今の定期接種化の中で、今度水ぼうそうが10月から国のほうで交付税措置なりまして、定期接種化されます。この辺の実施について、この予算、26年度予算はどのように検討されたのでしょうか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) 定期接種化の件について、当初予算では置いてございません。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) そうしますと、10月開始予定ということになっておりますけれども、そのときには、きちんとやはり補正なり組んで、その実施するということでよろしいでしょうか。
委員長(山路清一君) 子育て支援課長。
子育て支援課長(瀬戸けい子君) そのようになると思います。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして、146ページ、10款教育費1項教育総務費ということになるのかなと思うんですが、ここだけに限らずなんですけれども、26年度の小学校と中学校の児童生徒数をお願いします。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 26年度、26年度は現在押さえてはおりませんが、25年度で申し上げてよろしいですか。(「26年度まだ押さえていないんだ」の声あり)見込みということですか。(「見込みでもちろん」の声あり)予算上の見込みということでよろしいでしょうか。あくまでも予算上の見込みということで申し上げます。小学生が4,297人、中学校が2,089人で予算上は見込んでございます。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 続きまして、148ページ、先ほど同僚委員も聞いていたんですが、10款教育費2項小学校費の小学校管理の賃金のほうで学校用務業務員、先ほどシルバー人材センターの関係で3カ月と1日ということでありました。そうしますと、それを過ぎましたら、その後同じく続けてシルバー人材といったところに今までどおりのものでお願いするということでよろしいんでしょうか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) それ以降は、シルバー人材センターのほうに委託をしたいと思います。シルバー人材センターのほうの活用したことによる効果としましては、高齢者の雇用機関の確保であったり人件費抑制、あるいは教職員の負担軽減にもつながっておりますので、今後とも継続をしたいと考えております。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 私もそれがいいのかなと思います。この前に限らず、あそこにお勤めの方が、雪が降ると毎回学校のほうに行ってボランティアで雪かきやら何やらしてやっていますので、本当にありがたいなと思っています。
続きまして、162ページ、社会教育総務費の業務内容だと思いますが、ちょっと見当たらないのでお聞きします。ジュニアサークルありんこクラブ、これについては26年度はどのように考えていますか。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 今年度も町事業としまして、インリーダー研修会、ふるさとまつり、子供まつりで協力、従事ボラティア活動をしていただきますし、各子供会のほうの会長に、子供会育成としての活用をお願いしているところです。
委員長(山路清一君) 健康増進課長より訂正箇所がございますので、答弁お願いします。
健康増進課長(奥山育男君) 済みません、失礼しました。先ほど安住委員の高齢者肺炎球菌ワクチン、私インフルエンザと同様に8,000人対象で50%の4,000人というふうなことで見込んでいるとお話ししましたが、これは400万円の予算に対しまして、実は10%という相当見ておりまして、800人を丸めて最大限1,000というふうなことで、1,000人を見込んだものでございます。
あと、もう1点ほど、浅野直子委員のほうから、乳がん検診の関係で、乳がんのクーポンが40歳のみだったということで、富谷の町としては従前どおり40歳から皆さん対象でしょうと申し上げましたが、富谷町は30歳からやっておりましたので、その部分について訂正させていただきます。大変失礼しました。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) それでは、先ほどのジュニアリーダーのありんこクラブの話になりますけれども、そうしますと、25年度よりは事業内容的には拡充か何かされているんでしょうか。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 現在の会員数33人ですけれども、先日各小学校のほうに6年生対象に入団の申請のほうのお話をしてまいりました。拡充していきまして、中高生のボランティア活動を推進するということです。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) それでは、続きまして168ページ、これは前のほうを見ますと、文化財保護費になります。168ページ委託料でありますが、委託料に関係あるのかな、先ほど2点ほど26年度は発掘調査で新規のものはないというようなお話を聞いたと思うんですが、166ページの発掘調査費による賃金のほうも出ておりますし、また委託料で重機オペレーション業務というのもありますが、これらはどういったものなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 個人住宅の建築等に伴って、確認調査が必要になる場合があります。そのときのための予算でございます。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) わかりました。
それで、同じ委託料の中で、民俗文化財保存映像製作業務というのがありますが、これもそうなんですが、今まで文化財を発掘した調査するものをホームページにアップすることはできるんでしょうか。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 必要であれば、アップすることも可能ではございますが、今のところは検討しておりません。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 大きな金額をかけて、町のいわば歴史というか、そういったものを行うものですから、やはりそれはきちんと町民の皆様、または町外の皆様にもこの富谷町を知っていただくにはやはりこういったもので情報を発信というか、そういったものも必要かと思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) まずは、町民の方に民俗ギャラリーに来ていただいて、いろいろ見ていただくことが一番だと思っております。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 先ほども同僚委員からありましたけれども、民俗ギャラリーに来なければという、そのちょっと発想、お考えじゃなく、やはりもっと多くの方の目にとまるようなことが必要ではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 今後必要に応じて検討してまいりたいと思います。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 次に、172ページに行きます。14節の使用料及び賃借料にあるのかなと思って、質問なんですが、けやき教室、今度富谷のほうで開かれた、設置してもらいますが、そのけやき教室の来ているお子さんたちが、富谷町の住民に限らず、そういった学校やらバス、教室の中でいろいろ関心があるというか、興味がある、読みたい本、そういったものがあった場合、今パソコンがあれば検索できると思いますけれども、そういったものはけやき教室のほうに届けてもらっているか、そういったようなことは考えていらっしゃるんでしょうか。
委員長(山路清一君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) けやき教室まで図書検索システムとか本の貸し出しというのは、まだ今協議の段階ではなかったんですけれども、ただ公民館に来ていただければ、検索もできますし、また借りることもできますので、4月からは旧給食センターという形になりますので、中央公民館とも近いものですから、そこは連携を図りながら本の貸し出し等もできるかと思います。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) そうしますと、パソコンが設置されますので、インターネットも見られますので、けやき教室が、検索は十分問題なくできるかと思うんですが、公民館に来てくださいじゃなくて、けやき教室のほうにお届けという感じはやはり無理なものでしょうか。
委員長(山路清一君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) 今後検討はさせていただきますけれども、実現するかどうかについては、まだ定かではございません。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 間もなく終わります。
続きまして、178ページ、給食センター管理費のほうでありますけれども、26年度見込みの給食数をお願いします。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 給食の回数ということでよろしいでしょうか。それとも、トータルの……(「1日の」の声あり)食数ですか。見込みでは6,777人で見込んでございます。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) この数字は先ほど聞いた、私計算していないんですけれども、子供たちだけの人数、それとも先生方の分とか、その他入っているのですか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 今の人数は、教職員、ALTを含んだ人数でございます。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) あと、これから調査、わかりませんけれども、アレルギー対応の給食につきましては、26年度はいかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) アレルギー対応給食、現在25名に提供しております。次年度も同様にアレルギー対応給食を提供してまいりたいと思います。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) 済みません、同じページですけれども、上のほうちょっと戻ります。15節工事請負費、上のほうにあります。それで、これに当たるかどうかわからないですが、スポーツ交流館新築工事というのが載っています。施設が車椅子の方もぬれないようにということで、そのスロープの上にちょうど屋根があって、出ていまして、雨が降ってもぬれない状態で入れるようになっていると聞いております。これの東側に隣接しております、すぐそばにあります身障者用の駐車場、そこもやはり同じく屋根をかけなければ余り意味がないのではないかと思いますけれども、この辺についてはいかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 現在の予定で屋根をかける予定はありませんけれども、検討したいと思います。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) それでは、最後になります。180ページ、これも180ページの13委託料でありますけれども、給食食品等放射能再検査業務というのがあります。昨年より若干ふえているんですが、これの25年度の実績について、お聞きします。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) こちらは、毎日毎日給食は自前で検査をしている状況でございます。そこで、数値が高い場合、再検査を行うというものでございますが、昨年度につきましては実績ございません。
委員長(山路清一君) 安住委員。
委員(安住稔幸君) そうしますと、今回少し増額されていますけれども、その辺の理由は。
委員長(山路清一君) 学校教育課長。
学校教育課長(神田能成君) 検査を行った場合ということでの見積もり結果でございますので、当然のことながら消費税等のアップ等も関係するのかなというふうに思ってございます。
委員長(山路清一君) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
委員長(山路清一君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
ここでお諮りいたします。
議案に対する討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
委員長(山路清一君) 異議なしと認めます。よって、これより採決をいたします。
議案第17号平成26年度富谷町一般会計予算について、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
委員長(山路清一君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上をもちまして、本日の議事を終了いたします。
なお、次回はあす13日木曜日午前10時に引き続き行うことといたします。
本日は、これにて散会いたします。
お疲れさまでした。
午後4時47分 散会
富谷町議会予算審査特別委員会は、富谷町議会議場に招集された。
委員長(山路清一君) 皆さん、おはようございます。
本日の出席委員は17名であります。定足数に達しますので、直ちに予算審査特別委員会を開きます。
本日、4日目の最後の予算審査特別委員会ですので、スムーズな議事運営に努めます。皆様もご協力のほど、よろしくお願いいたします。
それでは、会議に入ります。
委員長(山路清一君) 議案第18号平成26年度富谷町国民健康保険特別会計予算を議題といたします。
これから、担当課長へ内容の説明を求めます。健康増進課長。
[健康増進課長が予算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(山路清一君) 以上で説明を終わります。
これより質疑に入りますが、質問者及び答弁者は要領よく簡潔な質問と答弁、そしてスムーズな議事進行にご協力のほどお願いします。また、毎回言っていますけれども、質疑の場合はページ、款項目を明示し行ってください。
それでは、質疑ございませんか。佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 213ページ、214ページです。保険税のところですので、全体でお尋ねしたいと思います。
ことしも昨年同様86%ということで見積もったという話でしたが、平成25年度、一番近い数字でいいのですが、その収納状況はどのようになっていますか。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 2月末現在の健康保険税現年分の収納率ですが、84.97です。滞納繰越分につきましては22.15でございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それは例年と比べてどのような傾向にありますか。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 昨年と比べまして、現年度分で0.83ほど上回っています。滞繰分につきましては、同じく0.94%ほど上回ったような状況となってございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 平成26年度の国保の加入世帯、それから加入者の予測の数字はどのようになりますか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 積算に当たっての加入者数ですが、一般被保険者につきましては4,924世帯で8,987人で計上してございます。退職被保険者につきましては808人での計上で見込んでいるものでございます。退職被保険者が546世帯として見込んだものでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 平成26年度からなのですが、さまざまな軽減措置あるいは国からの拡充もあるわけですけれども、上限の引き上げもあるように聞いています。この上限の引き上げですが、これはこの予算の中に入っていますか。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 今回の平成26年度予算の見積もりにつきましては、平成25年度ベースで試算をしているものとなってございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、これも25年度ベースかなと思いますが、26年度からは低所得者の保険料の軽減拡充があると聞いています。5割軽減、2割軽減の対象者の拡大があるということだと思うのですが、富谷町のこの予算についてはどのようになっていますか。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 26年度につきましては、25年度をベースにしていますので、その辺は加味しないものとなっています。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、同じように5割、2割の軽減対象者に応じた保険者に対する財政支援、国からあるということも聞いていますけれども、それもそれでは加味されていない予算ということでいいのでしょうか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 今の件は、先ほど説明、特別調整交付金のところで申し上げましたとおり、現時点では盛り込んでございませんので、今後補正対応等で計上することを予定しております。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、これから約1億円入ってくるという先ほどの説明でしたけれども、それでは2割、5割の人たちの対象者拡大、あるいは7割、5割、2割の軽減補助率の引き上げ、これについては担当課としてはどのように今のところ予測といいますか、見積もっているということでしょうか。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 26年度につきましては、7割、5割、2割につきましては25年度ベースでやっていますので、そういった新たな改正等の分につきましては本課税賦課の時点での予算措置ということで後の対応になります。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) わかりました。
次のページに行きまして、215、216ページですが、前期高齢者の交付金がありまして、これがことしでも1億1,543万2,000円の増加になっているわけですね。これは先ほどの説明でも増加傾向に見られるということですから、これはどのぐらい先まで増加傾向だと予測しているのでしょうか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 富谷町の国保の被保険者の年齢別構成を見た場合、そこから推測しますと、平成29年ごろまでは増加傾向が維持され、その後についてはだんだん下がっていくのではないかなということで予測をしております。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 次のページ、217、218です。予算を組むに当たって基金からの繰り入れをしましたということです。1億9,661万5,000円ということになりますが、この繰り入れをした時点での残高、基金の繰り入れの残高をお願いします。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 25年度の2月の補正予算から今回の当初予算での予算ベースで見ますと、今回、財政調整基金で1億9,561万5,000円ほど繰り入れしておりますので、それを差し引きまして7億1,602万2,000円ほどという状況となります。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 221、222ページです。歳出のところで一般管理費がありまして、2節に給料があります。去年は4人職員が配置されていたと思うのですが、ことし3人ということで、この1人減になっている理由についてはどうしてでしょうか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) こちらは人件費、ほかの県でも同様ですが、これは総務課のほうで1月1日現在時点ですかね、職員数、配置数をもとに計上しておりますので、それが3人だったということでの計上と思っております。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 今現在、一般管理費で出されている職員の数は4人で正しいですか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 今、現時点では職員3名でございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) きのうからそういう話が出ているわけですが、総務のところであんばいして、ここにはこの人、ここにはこの人数というふうにするということなのですが、担当からすると、来年度に向けて、または新年度に向けてというときに、こういう配置にしてほしいという要望はどの時点で出すのでしょうか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 基本的には町長とのオータムレビューなどを通じまして、あと総務部長のほうとそういった相談をしながら人事配置については相談をしているところでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、国保税ですけれども、今回このように予算が組まれました。1世帯当たりの平均はどれぐらいになるのでしょうか、お尋ねします。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 24年度のベースになります。1世帯当たりの平均国保税は約18万円となってございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 1人当たりでは幾らでしょうか。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 税額、1人当たりのはちょっと今、手元に持っていませんので、後でお示しします。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 資格証明書は発行されていませんが、短期保険証の数、今一番近いところで何人が短期保険証でしょうか。そして、6カ月、3カ月、1カ月、それぞれについて人数をお知らせください。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 2月の時点の短期証になります。1カ月証、対象世帯が70、3カ月証204、6カ月証85、計359となってございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 役場にとめ置かれている保険証はありますか。何世帯分でしょうか。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) この2月時点の数字でいくと、今言った1カ月から3カ月証までの未交付で約110件ぐらいです。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 国保税の負担というのが重税感があるというのは一般質問でも今回も出たわけですが、その国保税の負担を軽減するために引き下げることが必要だと思うわけですね。ことし税率が引き下げられてから3年になる年なので、10月当たりにはまた検討が進められていくと思うのですが、引き下げに向けての検討は今しているでしょうか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 引き下げという部分での限定しての検討ということはございませんで、今、現状、財政調整基金の保有状況、またこれまでの3カ年の財政状況を見ながら、あと今後29年度に向けた広域化、あと制度改正等も見据えながら、適切な保険料負担額を今見ているところです。3年前に改定して、以前より減額になってございます。そのときの推測ですと、医療費が1億円ずつ伸びている中で、1億2,000万ほどですかね、1人当たり1万円ぐらいの減税を行ったわけです。そうしますと、本来ですと基金も減ってくるはずだったんですが、たまたま東日本大震災という非常事態で、それに伴って国のほうからさまざまな財政支援措置があったということで、調整基金が崩されていくという想定の中で、逆にふえてきたといったイレギュラーな状況がここ2年続いております。
そういったところもありますので、26年度の予算編成を見たときに、今回そういったところの国からの支援分が圧縮されてきておりましたので、2億ほどの取り崩しというような、当初見込んでいたような形に、流れになってきつつあります。ただ、先ほど申し上げましたように、財政支援措置の拡充、25年から27年まで、さらに医療費増加分については延長されましたので、そうするとまた1億円程度富谷町に平成22年度の医療費を基準にして算定されますので、その分がまた加算されるということになりますと、今2億円の繰り入れですが、実質は1億円ぐらいの繰り入れで済むような形になるかと思います。そういったいろんな状況がありますので、その辺を見据えながら今、保険税の適切な保険料について検討しているところでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 先ほど来申し上げていますけれども、国が今回7割、5割、2割に対しての拡大だとか支援の負担だとかすると。やっぱり国の役割ってすごく大きいと思うんですね。課長もおっしゃいましたけれども、適正な国保税にしていくためには国の役割は非常に大きいし、そういうことからすると国に対してもっと国の役割、国庫支出金をふやすべきだということが必要だと思うのです。これまでも事あるごとにそういう声は届けていると思うのですが、これについてさらに国庫支出金の増額を求めていくべきではないかと思いますが、これについてはどうでしょうか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 今、委員もおっしゃられたように、その点については政府に対する要望を宮城県町村会あるいは市長会、そういったところからもそういった要望活動をしているわけですけれども、その際にそういった国保に対する財政支援措置の拡大等について要望を出している状況でございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 先ほど課長が説明してくれたことですが、財政調整基金から2億出すんだけれども、さまざまなことがあって実際はプラスマイナスで1億ぐらいになるだろうということになりますと、現在でも7億からの基金があるということなので、それを使っての国保税の引き下げ、平成29年度に向けてということがありますけれども、引き下げをすることと、それから今現在3年間限定と言われていた国保税率、これをせめてここのところだけは確保するということをしていかなければならないと思うのですが、その点について再度お尋ねします。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 今、国保税の見直しといいますか、適切な国保税はどのぐらいかといったところを検討しているところですけれども……。もう一度ちょっと、委員、今の質問の最後のところをちょっと済みませんが。
委員(佐藤聖子君) 国保税の引き下げ、税率は引き下げることはもちろんだけれども、今3年目に入っているわけですね、1回下げてから。せめてそこぐらいは維持するということを表明してもらえないのかということです。
健康増進課長(奥山育男君) 済みません、失礼しました。
今その見直しの中で、現状から引き上げというようなところについては、まだそこまでは至っていません。ですから、最低限、現状維持というのは、今の状況だと考えられる水準ではないかなと思います。ただ、その中でも応益応能の割合といったところもあります。低所得者に対しては当然、応益割合を応能よりも少し下げるといったような見直しも当然必要です。そんな中で、後期高齢支援金、介護納付金については、応能応益割合が以前よりも少し応益が高くなっているような状況にありますので、そういったところも見ながら、きめ細やかに保険料負担について検討しているところでございます。
委員長(山路清一君) ほかにございませんか。出川委員。
委員(出川博一君) それでは、213ページのところで、1款1項2目のところなんですけれども、退職者被保険者の国保税が減少していると。これは人数が減ったからですということなんですけれども、これ25年のときの人数は何人だったのでしょうか。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 退職者の25年の世帯数が567、被保険者数で857です。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 大分大幅に減ったようなんですけれども、この傾向はこれからも続くというようなことで見ておられるんでしょうか。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) はい、今のままですと多分同じような傾向にあるかとは思いますけれども。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、保険税上この額はこれからも減っていくと。でも、減っていっても結局は前期に入っていくわけですから、一般のところではふえていくという見方でよろしいんですか。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 国保税の一般、退職合わせまして、今そういった加入状況なりからして、どちらかというと若干減っているか、前年と同じぐらいの世帯数とか被保険者数になっています。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、これから退職者で減っていって、一般でふえていって、大体横ばいでいくのでないかという見通しなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 今回26年度の試算等につきましてはそういった傾向で捉えてございまして、ちょっとそれ以降につきましては今年度になってからの推移を見ないとはっきりしたことは言えません。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) わかりました。
次に、3款の給付費等の負担金なんですけれども、これは減少しましたと、さらに高額医療も減少しているということで、これはつまり医療費が少なくなってきている、余りかからない状況になってきているということの裏返しなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 高額の給付費の負担金が減っていますのは、高額で手当てする必要額が少なくなっているということですので、それは医療費の全体の総額が少し下がってきているのではないかというふうに見込んでおります。そういうふうに考えております。療養費等の負担金につきましては、これは前期高齢者がふえてきております。前期高齢者交付金が富谷町ですとふえてきております。そういった関係で、65歳から74歳までの方に関する医療費、こちらは療養給付費等交付金、次の4款1項の支払基金から来る交付金、こちらが上がっています。その関係で一般の療養給付費負担金のほうは、年齢構成の関係で医療費が当然、前期高齢者の方のほうが医療費が高額でありますので、その分に対しての手当てとして、療養給付費等交付金のほうが上がってきます。一方では一般の被保険者分のほうは少し下がってきているというような状況でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ちょっと今のやつ、説明わかりづらかったんですけれども、つまり退職者のほうは少なくなってきますよと、人数的に。ところが医療費ではそれは上がっていきますという理屈がちょっとよくわからないんですけれども。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) こちらは、要するに退職者の方たち、一般には60歳以上の方……。
委員(出川博一君) 例えば1年おくれて交付金があるから、そういう時間的な差でそうなっているんだという説明だとわかるんですけれども。
健康増進課長(奥山育男君) 確かに前期高齢者交付金は前々年度、2カ年前の前期高齢者に対する医療費、あと保険者数に応じて算定されますので、前々年度の分がベースとして今入ってきている、影響している状況でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、つまり2年前か昨年かわかりませんけれども、前のほうは退職者がそれなりに退職者医療の部分が多くて、それのために交付金とすれば1年おくれなりで算定されるのでこういう形になりましたという理解でよろしいんでしょうか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) ちょっと説明が難しいんですが、制度上は退職される、今、保険税の関係と給付の関係がねじれているというようなことの疑問でのご質問なんだと思うんですけれども、それでよろしいですか。(「はい」の声あり)要するに、療養給付費等負担金といいますのは一般被保険者に関する医療に対する給付金でございます。一方、4款の療養給付費等交付金、こちらは退職者医療制度に該当する、いわゆる60歳以上の方ですね、60歳から74歳までの方の退職者医療制度に該当する方々の医療費に対して交付されてきます。そうすると、この退職医療費等交付金の方々というのは60歳以上の方が多いわけですから、前期高齢者の方々もその中に多く含まれているわけなんです。そういったことで、全体的には前期高齢者分がふえてきている分、そちらの療養給付費等交付金のほうに割合的に給付のほうが行きます。一方で、一般被保険者のほうはその分少し下がってくるというような関係にあるものですから、この場合ですと、それもあわせて4款1項については約4,000万ほどふえている。一方、3款のほうの療養給付費等交付金のほうは4,500万ほど減っているというような、そういった関係になっていると認識しております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ということは、退職者被保険者というのは医療給付についても74歳まで継続されるんだということなんですか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 退職者が64までです。65になりますと、退職医療制度から外れて一般のほうに、はい。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) だから、退職者が少なくなって、いわゆる64歳までの退職したサラリーマンが少なくなってきて、前期高齢者ということで一般のほうに入ってきますよということですよね。だから、その中で一般の3款の医療負担金が減っている、退職者はふえていますよということなので、それはスライドしていっている中で一般の医療給付が少なくなっているわけですから、そういう意味ではこれから医療費は余りかからなくなるんじゃないかという見方もできるんじゃないかなという質問です。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 医療費については富谷町の国保に限って言いますと、富谷町の国保で医療費の55%ぐらいは前期高齢者の医療費で占めております。それで、富谷町の前期高齢者がこれからまだ数年ふえる傾向にありますから、総体的には医療費はふえていくものと予測しております。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それではちょっとらちが明かないので、歳出のところでお尋ねしたいんですけれども、225、226ページの2款1項5目13節の委託料、ここのところで医療費審査手数料が609万3,000円と計上されていますけれども、これのレセプト数は何件と見ておるんですか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) レセプト件数の見込みは、26年度16万1,892件ということで見込んでございます、一般の現物給付額ですね。また、あと療養費については4,142件ということで見込んでの計上となってございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それで、25年度のレセプト件数は幾らで予算化されたか、お尋ねします。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 今25年度のレセプト件数、ちょっと見れば出るんですが、多分委員がおっしゃっているのは医療費が上がってきているというところでレセプトの委託料が減ってきていると、レセプトの件数が減っているんじゃないかということだと思います。それは、この減額につきましては、レセプト件数が減っているのではなくてレセプトの点検の手数料、これが国保連合会の職員の人件費を少し引き下げが行われておりまして、その人件費が圧縮された分、手数料が安くなるということで反映された結果でございます。(「件数は」の声あり)件数は、昨年がざっくり申し上げますと17万3,000件です。今回は16万2,000件というようなところで、26年度は件数が減っているというような状況となってございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) ぜひ説明のときにその辺を、去年は38円でしたと、ことしは37円なのか36円なのかわかりませんけれども、その辺を説明してもらわないと、これは当然件数が減っているんだから医療費はかからなくなるんじゃないかというふうに錯覚してしまったんですけれども、そういう形でこれからぜひ説明をいただきたいと思います。
続きまして、その前のページ、223、224ページ、ここのところで2款1項1目のところの一般被保険者の医療給付費が23、24と上がってきていました。ここに来て26年は下がりますという予算立てなんですけれども、この理由は何なのか、お尋ねいたします。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 25年度の今、現状の段階での給付費の状況を見ますと、同じような水準で推移していますので、26年度はほぼ同じような水準で見込んでおります。これは、これまでの医療費の推移を統計的に見まして、それで伸び率とかを見ながら算出しておりますので、25年度の状況を見た上で横ばいで推移してきたということで、26年度も横ばいで見込んで計上したものでございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、2目の退職者のところも去年は5,400万ほどアップしたんですけれども、ことしは900万ということで、これはもう上げどまってきているというか、上げのカーブが緩やかになってきているということからすると、一般で下がり、退職者で横ばいだという中で、これからの医療費についてどのような見方をしておられるんでしょうか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 医療費の推計ですが、先ほどもちょっと触れましたが、前期高齢者の方々の割合が高くなってきておりますので、今の現状で富谷町の医療給付費の5割以上は前期高齢者の方々に対する医療費分です。ですから、その方々がふえていくということからすれば、当然医療費もふえていくだろうという形で見込んでおります。また、退職者のほうにつきましては、1人当たりの医療費等が少し上がったり下がったりしているわけですけれども、上がってきているので、この方々についても、60を超える方々についても前期高齢者並みに医療費が高くなってきておりますので、今後も医療費については少しずつ上がっていくのではないかなというような状況で見込んでおります。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 最後に聞きたいんですけれども、つまり退職者の方が少なくなって、前期高齢になって、一般の医療給付の中に入っていっていますよと。ところが、それなので高くなるというふうなお話されていますけれども、実は去年と比べると減っているということで、このトレンドは続くんじゃないかという見方、結局、町でいろいろ手を尽くして寝たきりにならないようにとか、ひきこもりにならないようにとか、いろいろ運動しなさいというようなことで、あれこれ手を尽くした結果、検診なんかもいろいろ出てきて、受けてくださいとか、いろいろ手を打ったやつの効果があってこうなってきているんじゃないかなという思いで私は質問しているんですけれども、その辺のところ、やっぱり上がる上がると言われるとあれなんですけれども、どうでしょうか、その辺の見方。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 医療費の状況、この間一般質問のときにもちょっと触れましたが、ある年には2億円ぐらい前年度よりも上がったり、1億円か2億円上がり下がりあります。それはその年年のいろんな環境といいますか、医療の状況があると思います。今、委員がおっしゃるように、確かに富谷町、その特定健診とかいろんな検診等の強化しているものが幸いしているのかどうかはっきりは言えませんが、富谷町の後期高齢者の医療で見ますと、以前は1人当たり90万円を超える医療費で、県内では上位3番目ぐらいに位置しておりました。それが23年、24年度の実績につきましては86万、85万、順位も8位、11位というふうに下がってきておりますので、そういう意味では富谷町の健康事業の効果がそこに反映してきていればなと、いってほしいなという思いは、その効果があらわれているのかなと思いたい気持ちは持っています。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) そういう意味で、町全体でいろいろ取り組んでいるやつが成果となって医療費という形であらわれてきている。先ほど後期高齢者のお話もありましたけれども、そういう意味では非常にいい、町民に対していい健康指導といいますか、そういう立派な施策を打っておられるので、ここはやっぱりこの流れを続けていくようにお願いしたいし、それと同時に国保税もやっぱりここは下げるという方向でぜひご検討いただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) この際、11時15分まで休憩いたします。
午前11時03分 休憩
午前11時15分 再開
委員長(山路清一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
出川委員の質問に答弁願います。健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 国保税の引き下げができないかというご質問だったと思いますけれども、引き下げにつきましてはまだ、先ほどもお話ししていましたとおり、調整交付金がまた拡充されて追加になりますといったところで、財政状況がいろいろと安定している中で推移しているわけではございませんので、今後のことを見据え、そういったところも勘案しながら、安いにこしたことはないと思います。ですから、それは適切な負担という部分を視野に入れながら、今、十分検討をしているところでございますので、ご理解いただきたいと思います。(「終わります」の声あり)
委員長(山路清一君) ほかに質問はございませんか。永野委員。
委員(永野久子君) 1件のみ、ちょっと確認させていただきたいんですが、退職医療制度は平成25年度で終わるわけですよね。まず。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 退職医療制度は26年でもって廃止というようなことで言われていますが、実際廃止ということではなくて、新たに制度対象になる方はおりませんので、今、対象になっている方は引き続き継続といいますか、精算が残ってきますので、最終的には平成34年ぐらいになればなくなるのかなと。ですから、27年4月以降の新規加入者はなくなりますよということで、精算的には34年ぐらいまで残りますよということです。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) つまり、平成21年の段階で65歳以上の人はもう既に一般に行っちゃっていますよね。そして、平成25年度までに65歳未満の人がこの制度に残っていると。それで、平成26年度なのか平成26年なのかがちょっとそこも後でお答えいただきたいんですが、26年に60歳になる人はもう直接一般のほうに行くということになると、今残っている方、61歳から64歳までの方が残っていて、順次1年ずついなくなると。4年後というふうに言えばいいんでしょうかね、4年たったら全員がもう対象者でなくなるので、退職医療は実質的にもうなくなるということでいいんでしょうか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 考え方は今、委員のおっしゃるとおりなんですけれども、26年度まで、27年4月以降の新規加入者がなくなるというような制度上の設計になっております。ですので、最終的には私34年と申し上げましたが、療養費とかの精算が実際給付された月、診察して支払いとかというふうになります。今の老人保健拠出金も同じですけれども、今、精算としてまだ若干残っています。そういったことを考えますと、制度上の全体的な廃止は平成34年度というふうに制度上は言われているようですので、そのように認識しております。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 平成27年1月1日以降の新規はなくなるということ。1月1日ですか。4月。(「4月」の声あり)4月1日でいいのね。そうすると、平成34年度からはもう制度としてなくなると。その際に、それまではこの会計はこういう形で残るということなわけですね。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 今回の説明で老人保健拠出金の事務費がありましたように、そういった形で34年度までは残るというふうに認識しております。
委員長(山路清一君) ほかにございませんか。安住委員。
委員(安住稔幸君) 1つだけ質問させていただきます。
今、国のほうで高額療養費制度の見直しが進められておりまして、26年度中に実施されるようでありますけれども、今現在3段階に分かれておりますが、これが今後5段階に分かれるということになりますけれども、こういったものの速やかな移行というか変更について、26年度どのように進める考えか、お聞きします。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 今、委員のお話しになられました高額療養費制度は27年1月から施行されるという予定で、プログラムでなっていると思っております。
委員長(山路清一君) ほかにございませんか。小川委員。
委員(小川昌義君) 予算書の中で、ちょっと倍率の高いようなところを二、三点質問させていただきます。
215ページ、歳入のほうですが、3款2項1目財政調整交付金、先ほど災害臨時特例法関係も何となくそういうふうに聞こえたんですが、ここで倍率としては倍ぐらい交付がふえているわけですが、この辺の理由はどういう形でふえているのか、質問したいと思います。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 申しわけございませんが、もう一度ちょっと繰り返しお願いします。
委員長(山路清一君) そのままでいいです。
委員(小川昌義君) 特別調整交付金が約2倍ぐらいになっているんですね。金額的に49万2,000円ですけれども、前年度の予算書から見ると倍ぐらいになっているということで、その倍ぐらいになっている理由はどういうことでしょうかという質問です。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) こちら、特別調整交付金につきましては、特別な事情という、定型的な場合じゃないものに対する交付金というふうなことの措置になっております。今年度につきましては、通常でありますレセプト点検とか……。国ですよね、国庫のほうですね。今話されているの。こちらはジェネリック医薬品の周知、そういった取り組みに対します調整交付金、そういったものを主に今回は、あと啓発用のパンフレット交付、そういったものを特別調整交付金の対象として26年度は計上しております。25年度はジェネリックのみの中で計上していたところでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) そうすると、レセプト関係の交付金ということでよろしいわけですね。
それでは、今度は支出のほうに参りたいと思います。223、224ページ、1款2項1目3節、時間外ですけれども、何度も出ているわけですけれども、これも前年度から見ると2.57という倍率になっているわけですけれども、きのうも質問されている方いらっしゃったわけですが、これはどういう意味でこういうふうな倍率になったのか、質問したいと思います。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 総務関係のご質問のときにお話ししましたとおり、3%だったところを7%ということですので、それ相応の金額となったものでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) もう一度ちょっとゆっくり話してください。
委員長(山路清一君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 総務常任委員会のときにもお話ししたとおり、3%だったものを7%ということですので、それで2.倍かということになろうかと思います。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 続いて、224、230ページですけれども、8款1項1目の需用費の消耗品ですけれども、これもかなり高額になっている、高額というか倍率がなっているわけですが、何か消耗品の中で特別購入するものがふえたということでよろしいですか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 8款1項特定健康審査等事業費のほうの11節需用費の消耗品28万3,000円の件でございますでしょうか。(「28万3,000円」の声あり)こちらは特定保健指導時の指導用のパンフレット、そういったものの購入として今回予定したもので、昨年よりふえているものでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) そうしますと、そのパンフレットの配布というのはどういう対象者になるわけですか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 特定保健指導時ですので、特定健診をした結果、動機づけ支援、積極的支援、そういった方に、該当になられた方々に対して特定保健指導というのは行います。そういった方々に配布するパンフレットでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) わかりました。
次に、229、230ページ、8款2項1目8節報償費ですけれども、これについても昨年度から見ると上がっているわけですけれども、これは何か特別な事情で上げたということになるわけですか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 昨年度は脳血管元気教室の際に、脳卒中関係の専門の医師の方を講師にお招きして教室を開催したんですが、そのときには脳卒中協会というところで富谷町、会員として加入したものですから、無償でその分については必要なかったんですが、26年度についてはそちらのほうから退会予定でございますので、それにかわる先生を講師としてお招きするというところで今回増額しての計上としてございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) そうしますと、対象者はどういう感じになって、いつごろやろうとしているんですか。
委員長(山路清一君) 健康増進課長。
健康増進課長(奥山育男君) 対象者につきましては、昨年度は特定健診で動機づけ、積極的支援に該当しなかった方でも血圧が一定以上よりも高い、あるいはたばこをお吸いになる、そういった方々も生活習慣病にかかるリスクが高い方々ですので、そういった方々を特定保健指導とは別にという形で実施しました。ただ、今回は、それですと対象者がある程度狭い状況になるものですから、今回はその方々のみならず、広く町民の方々にそういった講習会といいますか、講話を聞ける機会をつくって実施していきたいなというふうに考えてございます。(「時期」の声あり)時期につきましては、25年度は10月でしたが、その前ですとやはり健診とかの時期がございます。特定保健指導の実施の時期の計画もございますので、ことしも10月、11月、そのころになるのかなというふうに考えてございます。
委員長(山路清一君) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
委員長(山路清一君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
ここでお諮りいたします。
議案に対する討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
委員長(山路清一君) 異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。
議案第18号平成26年度富谷町国民健康保険特別会計予算について、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成委員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
委員長(山路清一君) 起立全員です。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
委員長(山路清一君) 次に、議案第19号平成26年度富谷町下水道事業特別会計予算を議題といたします。
これから、担当課長へ内容の説明を求めます。上下水道課長。
[上下水道課長が予算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(山路清一君) 以上で、説明を終わります。
これより質疑に入ります。質疑ございませんか。永野委員。
委員(永野久子君) 262ページですが、1款下水道事業費2項流域下水道費1目流域下水道費で維持管理負担金に関しまして、平成26年度、この対応の仕方といいますか、従来は剰余金が出た場合には繰り戻しされておりましたけれども、その取り扱いはどのようになるでしょうか、伺います。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 剰余金でございますが、平成20年度までは精算により返還という形をとってございました。平成21年度以降、これらについては繰り入れることで返還金は発生しないという仕組みになってございます。(「平成21年度以降」の声あり)はい。21年です。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) ちょっと済みません、古いものを持ってきていなくて、改めて確認したいんですけれども、維持管理負担金について平成21年までさかのぼらずに、維持管理費が余った場合には各市町村に案分して戻すというのが補正で組まれてまいりましたよね。これは繰り入れという項目ではなかったでしたか、ちょっと済みません、今手元にないので確認させてください。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) いわゆる会計のほうに繰り入れということなんでしょうか。会計のほうに歳入として返還分は当然入れてございます。予算計上する仕組みになってございました。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) そうすると、そういうふうに補正で対応していくというやり方が変わるわけではないんですか。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) この繰り入れというのは会計の繰り入れはございませんでして、吉田川流域としての維持管理全体の流域下水道の中で繰り入れをするという意味でございまして、町の下水道事業特別会計に繰り入れるということではございません。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) そうすると、相殺するということは、先ほど21年からは繰り入れをしていないということでしたが、もし維持管理費が負担金として剰余が出た場合には従来の対応と同じですか。負担金から差し引いて補正を組まずにやるということではなく、従来どおり補正を組んで対応するということに変わりはないということですか。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 一旦支出しました維持管理負担金については、下水道事業特別会計の中で過不足が出たとしても、それは繰り入れをしないということでございまして、吉田川流域下水道の会計の中で次年度へ繰り越して費用に充てるという、そういう意味でございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) ちょっとしつこいようですけれども、市町村に対する対応の仕方、市町村とその流域下水道の関係でいうと、維持費の剰余が出た場合の対応の仕方、富谷町では従来のように補正を組んで一旦戻されるというか、吉田川流域下水道のほうから富谷町会計に戻されるというやり方については変わらないということなんでしょうか。そこのところを答えてください。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 町の下水道事業特別会計へ余った分を戻すということではございません、一つは。そして、もう一つ、吉田川流域下水道の維持管理負担金ということで宮城県が管理しているわけですから、そこへ各構成市町村がこういった維持管理負担金を拠出しているわけです。その中で剰余金が発生すれば、従来は各町村に案分して返還して、各市町村の下水道事業特別会計はそれぞれ歳入に入れていたという状況でございまして、それが21年度以降、先ほど来お話ししていますとおり、これは市町村に返還しないということで、次の流域下水道維持管理負担の費用に充てるという仕組みになってございます。
委員長(山路清一君) ほかにございませんか。出川委員。
委員(出川博一君) それでは、259、260ページ、1款1項1目19節、ここの負担金で日本下水道協会、これ去年より増額になっているんですけれども、ただ東北地方支部と統合された負担金になっているのか、お尋ねします。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 統合ではございませんで、それぞれ別でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、27節公課費、消費税等納付分として491万計上されておりますけれども、これは前年度に比較すると下がっているんですけれども、消費税がアップする中で何で下がるのかなとちょっと単純な疑問なんですけれども。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 確かにそのとおりでございまして、昨年度よりも減っているという、そのとおりでございますが、納付額の実績に基づいて調整をしてございます。と申しますのは、消費税の場合、確定申告が9月にございますが、その辺で確定はするわけなんですが、その前段に3回ほど中間納付というのがございます。中間納付、ちなみにこれ23年の実績で申し上げますと、12月に200万200円、それから3月も同額、6月も同額、これを中間として納付しているわけでございます。9月の確定申告でいろいろ精算をいたしまして、結果的に多く納め過ぎた分については還付をいただいているというようなことで、還付をいただいているとはいっても、納付額については当然発生しているわけですので、そういった金額等を考慮しながらこういった金額を上げてございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) それでは、その下の11節需用費の中の光熱水費2,100万ほど計上されておるんですけれども、これは多分、去年よりはふえているんですけれども、電気料のアップが主なるものだと思うんですけれども、その割にはちょっとアップ率が高いなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 電気料のアップもございますし、あと消費税の分もございますし、あとはポンプ場、新しく成田のほう、24年1基増設になってございまして、そういったものが稼働してきますと電気料も多くなるというようなことを見込んで、かなりの増額になってございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 次のページ、261、262ページ、この中の1款1項2目13節委託料なんですけれども、この3番目にあります下水道台帳地図情報システム管理業務、これかなり増額になっているんですけれども、これはシステムの何かを変えるということなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) システムを変えるということではなくて、データの更新なり、新旧の入れかえ等を今回行うということで、これは上下一緒に行うということで、これは下水道分としての金額でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) 去年200万で今度530万ということでかなりふえているんですけれども、データとすれば毎年入れているというふうに思われるんですけれども、そうではなくてあるときまとめて入れるということなんでしょうか。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 今、後でおっしゃった内容でございます。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) まとめて入れるということですね。(「はい」の声あり)わかりました。
最後です。15節の工事請負費の中の成田第一汚水中継ポンプ場、これについては前年度からの継続工事だと思いますけれども、いつまで続く工事なんですか。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 成田第一汚水中継ポンプ場のポンプ3基ございまして、24年度に最後の1基を新設いたしました。それをもって、まず25年から1台目オーバーホールを行ってございます。今回26年度は2基目のオーバーホールということでございまして、一通りオーバーホールについては26年で一区切りということになります。
委員長(山路清一君) 出川委員。
委員(出川博一君) そうすると、26年度、来年度で終わるということで、このポンプ場の修繕については3年間でどのぐらいかかったんですか。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 1基1億2,000万ぐらいだと思います。(「終わります」の声あり)
委員長(山路清一君) ほかにございませんか。佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 255、256ページのあたりです。使用料がありまして、下水道使用料があって、その金額が5億4,703万7,000円ということになっていますが、これは加入している富谷町民が支払う分の使用料ということでいいんでしょうか。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 富谷町が管理する公共下水道の使用料ということでございまして、東向陽台地区については流域下水道ということで、これは仙台市さんの所管になってございます。詳しく申し上げれば、富谷町が仙台市のほうに委託しているというような内容でございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 4月1日から消費税率が3%アップされるということになりますよね。そうしますと、その影響はどのように出てくるのでしょうか。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 税額で申し上げれば、1,496万ほどの増となってございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 1世帯当たり平均ではどれぐらいになるのでしょうか。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 下水分だけでよろしいでしょうか。(「はい」の声あり)ちょっと手元に資料はあるんですけれども、後でお話し申し上げます。
委員長(山路清一君) では、後ほどお願いします。
ほかにございませんか。小川委員。
委員(小川昌義君) 2点ほどお伺いします。
259、260ページで、1款1項1目、備品購入ですけれども、これ前年度から見ると率からすると高くなっているんですが、金額もそれなりに高くなっていますけれども、これは購入物が何なのか質問したいと思います。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 工事業者さんに対する書類の申請書、それの返還というか、提出された書類を戻したり、そういったものを格納するケースがございましたが、業者数が多くなってございまして、今回キャビネットケースですか、これを更新するものでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 261、262ページ、先ほども質問が出ているんですけれども、この地図情報ですけれども、これは管理業務になっているわけですけれども、これは上水道のほうも同じような関連でなっているのか、下水だけがこういうふうに今回更新するのか、その辺についてちょっと質問します。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 図面としては一体的になってございます。
委員長(山路清一君) ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
委員長(山路清一君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
ここでお諮りいたします。
議案に対する討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
委員長(山路清一君) 異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。
議案第19号平成26年度富谷町下水道事業特別会計予算について、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成委員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
委員長(山路清一君) 起立全員です。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
この際、午後1時まで休憩いたします。
午前11時53分 休憩
午後 1時00分 再開
委員長(山路清一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
まず初めに、先ほどの佐藤聖子委員の答弁の中でちょっとございますので、上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) それでは、消費税の一般家庭の影響額ということで、下水道料金関係でございます。5%から8%に改定されることによって、年間の影響額が1,138円でございます。ちなみに、この条件といたしまして、給水口径が20ミリ、1カ月で56トン使用ということでの数値でございます。
以上です。
委員長(山路清一君) 次に、議案第20号平成26年度富谷町介護保険特別会計予算を議題といたします。
これから、担当課長へ内容の説明を求めます。長寿福祉課長。
[長寿福祉課長が予算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(山路清一君) これより質疑に入ります。質疑ございませんか。小泉委員。
委員(小泉光君) 介護保険全体のことについてちょっと質問をします。
実は去年の暮れごろ、12月の終わりごろだったと思いますけれども、黒川地域の議員研修がありまして、そこで東北大学医学部の辻先生という方の講演を受けました。その際、非常に富谷の議員としてショックなことを拝聴いたしまして、講演のときにその先生がパワーポイントで示してくれたんですけれども、富谷町の介護保険は県内一高いと、それも群を抜いて高いというのを先生がおっしゃったんです。その後、私も本当かいなと思って黒川郡内のを少し調べてみたんですけれども、なかなか私自身結論に達することができないところがあったんですけれども、そういうお話があったということで、執行当局がこの件に関してどう認識しているかということについて伺いたいと思います。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) まず、県内一高いという保険料ではないということの認識でございます。あと、介護保険料の積算に当たりましては、3年間の給付見込みと、それから高齢者の人口増を勘案しまして立てているものでございまして、こちらのほうから給付の伸びとあと人口の伸びと保険料率の伸びというところを第5期の計画にのせてございますけれども、そこのところでいきますと4期から5期の計画のところで給付費が1.32倍、1号被保険者数が1.23倍、1人当たりの保険給付は1.07倍というところを全体的に見た中で保険料の上げ幅のところは1.12倍というふうなところで基金を投入いたしまして、今の保険基準額になっているというふうな、4,826円になっておりますので、高い安いというところでの議論にはならないかと思うんですけれども、現状を見た結果のものでございます。
委員長(山路清一君) 小泉委員。
委員(小泉光君) 郡内と比較してもちょっと富谷町は特殊な環境といいましょうか、ほかの3町村は割に自宅で療養する方が多いと。ところが、富谷の場合はサービスを利用するということで費用がかかっているのかなというのが私のざっくりした認識だったんですよね。ある程度高いのもやむを得ないのかなというところはあったんですが、当局、ご努力いただいて、段階というんですか、それをより細かく設定してより実態に見合った制度にしてくれているのは十分認識するところです。従来たしか5段階を7段階ぐらいにしたんでしたっけね。その段階を細かくしたことに対する評価というか、ある程度の効果というか、そういうのは出てきていますか。若干、例えば平均すると保険料がちょっと下がったねとか、そういうようなことはありますか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 段階を細かくすることによって保険料を下げるというよりは、基準に対しまして細かくすることによってその方々の能力というか、支払いの部分の軽減をするということでございますので、段階を多くすることによって保険料が下がるということではございません。
委員長(山路清一君) ほかにございませんか。佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 283、284ページでお尋ねします。
先ほど65歳以上が8,363人ということでありました。その中で特別徴収になっている人、それからこれから普通徴収になるだろうという人の数についてお尋ねします。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 今、総数でいって8,363人、これで捉えていまして、12段階までの各段階に応じた料金を出しまして、あとそれを普通徴収、特別徴収の平成25年10月現在の割合で戻して出していまして、実際この8,363のうち幾らという数字は捉えてはございません。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 普通徴収のところで、毎回ですが、滞納している人が出ているわけですが、この滞納者、今現在のところでどれぐらいになっていますか。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 介護保険の滞納者の数が138となってございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) その方たちはこれまで滞納はあってもサービスが必要なときにはサービスを使っているということでお答えがありましたけれども、現在もそのように対応されているのでしょうか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) はい、同様です。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 国保のところでは、東日本大震災の被災者の医療については今後負担の面で措置というものが、1年空白ありましたけれども、また再開するということになったわけです。それと同時に、介護保険についてもこの要望があって、この介護保険の利用料についてはどのように考えておりますか、お尋ねします。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 国保と同様でございます。減免の方向でというようなところでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、対象者も国保と同様に対象者をするということになるのでしょうか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) はい、そのとおりでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) そうしますと、その人たちはその利用料の減免については何人と見ていますか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 今現在13名というふうなところでございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 総務のときに話をしました納付書のことで、きょうの日にということだったんですけれども、私65歳になりまして去年普通徴収のお知らせが来ました。そのときにはさまざま、あなたの徴収段階はこれこれですというお知らせだとかパンフレットだとかというのをもらったんですけれども、66歳になるというときに来年度、平成26年度からは特別徴収になりますと。このことは開始を決めるのは町なわけではなくて、年金保険者から特別徴収対象者として通知されたためということなのですが、この紙1枚なんですね。そうすると、引かれるということだけがこれでお知らせする、町としてはそれが当然のやり方なのかもしれませんけれども、全体でどうなんだろうとか、介護保険をもう一回調べるに当たって、やはり一番初めにもらったような、あなたの段階はこれこれですだとか、介護保険はこうなりますだとかというのが必要ではないかと思うんですね。それを税務課と長寿福祉課がやりとりをして、66歳になる人で年金から引かれるという人に対しては、そう数もいっぱいあるわけではないと思うので、そうやるべきだと思うのですが、そのことについてこれまでどのようにしてきたか、お尋ねしたいと思います。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 今お話にありましたように、まず65歳で到達する方につきましては、長寿福祉課のほうから1カ月後にそういった介護保険証の交付がありますということで、保険証を交付する際に中にあわせまして、翌月から納税通知書が行きますという文書をおあげしています。それと、あともうなっている方につきましては、介護保険料の納入通知書をお送りする際に中にリーフレットを入れまして、その中に介護保険制度の仕組みなりが書いてありまして、その中に特別徴収の仮徴収なりが始まるということの記載も入った内容となっています。そういったことで、今、委員さんが言われている、翌年で65歳になって、今まで1年目が特別徴収にならないものですから、個人納めの普通徴収の割賦が行って、2年目になりますと第1回目の仮徴収が始まって、あと始まっていくんですけれども、その際には徴収なりますよの分しか行っていないというお話なんですけれども、まず一番最初に行ったときにそういった制度の仕組みも入れていますし、あと今言ったような特別徴収の仮算でなくて本徴収とかが始まる際に、もしそういったもので抜けているとすれば今後検討しながら理解をいただいて、そんな仕組みをもう一度周知を図りたいと思います。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) たびたびもらうことによって介護保険ってこういうふうになっているんだなとか、理解が深まるということだと思うので、やはり必要なもの、最低限のものについては、あなたはこの位置にランクされているこれこれなので年金からはこの金額ですとか、そういう丁寧な説明が必要だと思いますし、今、課長からそういうお話があったので、ぜひ今後そのように対応してほしいと思います。それで長寿福祉課と税務課が一緒になって、どういうものを出したら一番わかるのかということを相談しながら進めてほしいと思うのですがどうでしょうか、お尋ねします。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) そういった現在やっているやり方についてもう一度検証いたしまして、あと実施するとなると予算等も伴いますので、その辺は十分検討した上で納税者の方のご理解をいただける周知の方法を図りたいと思います。
委員長(山路清一君) ほかにございませんか。小川委員。
委員(小川昌義君) 291、292ページ、1款3項2目9節の旅費の費用弁償なんですけれども、これがかなり費用弁償下がっているんですが、認定審査会のほうの何か会議とかそういうものが減ってこういう状況になっているのか、お聞かせ願いたいと思います。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 費用弁償のところは、認定調査員の調査の看護師のところの通勤手当でございます。昨年までの借り上げの部も含んでおりましたのを普通旅費のほうに動かしたということでございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) そうしますと、次の普通旅費のほうとトータルにしてしまったという形になったということですか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 普通旅費のほうが適切であるということで、費用弁償から普通旅費のほうに移したということでございます。
委員長(山路清一君) ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
委員長(山路清一君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
ここでお諮りいたします。
議案に対する討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
委員長(山路清一君) 異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。
議案第20号平成26年度富谷町介護保険特別会計予算について、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成委員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
委員長(山路清一君) 起立全員と認めます。
よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
委員長(山路清一君) 続きまして、議案第21号平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。
これから、担当課長へ内容の説明を求めます。長寿福祉課長。
[長寿福祉課長が予算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(山路清一君) 以上で、説明を終わります。
これより質疑に入ります。質疑ございませんか。小泉委員。
委員(小泉光君) 26年度の後期高齢者の保険の加入者数は何人と想定しましたか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 広域連合では総額のところを市町村の人数割で割り戻してというところで、人数のところは3,100人でございます。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 先ほど課長の説明の中にありました限度額についてですけれども、平成26年から2万円限度額が引き上げるということが言われていますが、それはこの予算の中に反映されているということですか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) はい、広域連合と反映させているということでございました。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) 加入者は3,100人と見たということですが、後期高齢者についても滞納している人がいるわけで、それは平成25年、今現在で滞納者数は何人ですか。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) 今現在34名です。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) この後期高齢者が始まってから、滞納の傾向はどのようになっていますか。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) ちょっと今の、最後ちょっと。(「滞納はどうなっているか、ふえているかどうかと」の声あり)はい。滞納者の数という、普通徴収そのものの数というのがかなり少ないわけです。そういったところで滞納している数34ということで、この辺については極端にふえたり減ったりというわけではないです。
委員長(山路清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤聖子君) それでは、普通徴収の人数は平成25年ですね、それで何人ですか。
委員長(山路清一君) 税務課長。
税務課長(内海壯晃君) ちょっとその資料はきょう持っていません。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 321ページの1款1項の委託料の関係なんですが、後期高齢者のシステム関係なんですけれども、これは運用部分については債務負担行為のところに出ているんですけれども、その次の委託料のシステムの保守、それから賃借料、この2つで、特に報酬が今年度計上されていないんですが、これはどういう意味で計上されていないんでしょうか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) システムの機器賃借料に保守料も組み込んでの賃借料でございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) そうしますと、2つ入って金額が合算されたという形、保守も機器も2つ一緒に入ったという形にしたということですね。これはずっとそういうふうになるということですか。
委員長(山路清一君) 長寿福祉課長。
長寿福祉課長(安積春美君) 以前までは保守料と別でしたけれども、今回の機器賃借をするに当たって中に組み込んだというところでございます。
委員長(山路清一君) ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
委員長(山路清一君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
ここでお諮りいたします。
議案に対する討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
委員長(山路清一君) 異議なしと認め、よって、これより採決いたします。
議案第21号平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算について、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成委員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
委員長(山路清一君) 起立多数と認めます。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
委員長(山路清一君) 続きまして、議案第22号平成26年度富谷町水道事業会計予算を議題とします。
これから、担当課長へ内容の説明を求めます。上下水道課長。
[上下水道課長が予算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(山路清一君) これより質疑に入ります。質疑ございませんか。小川委員。
委員(小川昌義君) 351ページ、1款1項5目の委託料ですけれども、ここに弁護士委託料と水道料無線保守委託料とあるんですが、これは金額にするとどっちがどのような金額になっていますか。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 弁護士が100万円でございます。あと38万8,000円ほかが水道料無線保守点検委託料等でございます。
委員長(山路清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 今、弁護士が総務課にいるわけですが、そちらのほうでできる作業ではないんですか。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) おっしゃるとおりでございますが、案件によりそういったものも検討しながら対応したいというふうに考えてございます。
委員長(山路清一君) ほかにございませんか。永野委員。
委員(永野久子君) まず、249ページ、受水費なんですけれども、先ほど契約水量の伸びによるということでしたが、県から買うこの受水費、受水量、どのように水量が変わったかというのを伺います。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) それでは、この件については事業管理監より答弁をいたします。
委員長(山路清一君) 事業管理監。
事業管理監(黒川正司君) 大崎広域水道と仙南・仙塩広域水道からの受水で成り立っておりまして、仙南・仙塩広域水道とあと大崎広域水道からおのおの100トンずつふえております。1日です。
委員長(山路清一君) ほかにございませんか。永野委員。
委員(永野久子君) まず賞与引当金、それから貸倒引当金、過年度賞与引当金というふうに新たに引当金が3種類計上されているんですけれども、まず賞与引当金の算定根拠、どのように算定されてこの金額になるかを伺います。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 期末手当、勤勉手当、それから共済組合負担金等でございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 例えば1年分の必要額の全額を充てているのか、それともその中の何%を充てているかということを伺います。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 年間ということではなくて12分の4でございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 貸倒引当金については算定根拠、どのようになっているでしょうか。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 過年度欠損分でございまして、これまで5年間の平均値をとりまして75万ということで計上してございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 過年度賞与引当金についてはどうでしょうか。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 失礼しました。過年度賞与引当金につきましては、先ほど申し上げました12分の4でございまして、先ほどの分は1年分でございます。(「もう一度整理してお願いします」の声あり)
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) もう一度、言いかえた分を整理してもう一度おっしゃってください。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) まず、前段、過年度で申し上げました部分は12分の4でございまして、あと先ほど私が12分の4と申し上げた部分はこれは12分の12ということでございます。
委員長(山路清一君) ほかにございませんか。永野委員。
委員(永野久子君) この各種引当金というのは、現金の支出を伴わない支出ということでよろしいんですよね。当年度分については、この中に給料、手当等々、人件費、ほかに計上されているわけですから、現金を伴わない支出というふうに見ていいわけですか。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 引当でございますので、会計上は現金の支出という捉え方でございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) そうしますと、これらの引当金は毎年毎年計上されて、それが蓄積されて、いわばよく言う内部留保というふうになっていくという考えでいいんでしょうか。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 内部留保という考えが当たるかどうかはわかりませんけれども、引当でございますので、内部留保という考え方は若干なじまないのかなという気はします。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 一般の企業ではこういう引当金等々を含めて内部留保を構成しているわけですけれども、水道会計の場合はそうではないということですか。必ずしも同じではないということでしょうか。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) そうですね、内部留保といいまして、一般の企業会計と地方公営企業の会計のスタンスは違うという認識でございます。一般の企業につきましては当然利益という部分にシフトしていきますから、その内部留保をそちらに充てていくという考え方がございますが、地方公営企業については利潤の追求のみではございませんので、そういった中での性格の違いはあると思います。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) ちょっと戻りまして、受水費ですけれども、平成26年度はこの受水費が変わるといったような流れ、見込みはあるんでしょうか。県との協議はありますか。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 受水費の改定は27年4月1日から予定されてございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) そうすると、協議は26年度中にするということですか。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) はい、おっしゃるとおりでございます。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) その改定の方向性は上がるのか、下がるのか、どういう方向でというのは見通しはきかないんでしょうか。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) まだ正式に出しているわけではございませんが、下げる方向でということで、ただし企業局、供給側の会計、それもきちんとした上で引き下げというような方向で現在話が進められているように思っております。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 348ページの水道加入金ですけれども、これが前年に比べて340万8,000円減となっております。水道加入金はここ数年ずっと加入者というか、加入金が伸びてきていた印象があったんですが、ここでマイナスになっていく要因というのは何が考えられるんでしょうか。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 対象件数の減少ということでございます。ちなみに24年度につきましては過去最高の加入金の収入を占めてございますが、そのピークが一段落して落ちつく方向に向いているというように考えております。
委員長(山路清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 明石台東に関しては、これからも入居者がふえるように見えているんですけれども、そういうことを加味してもやはり下り坂というふうに見ていいわけですか。
委員長(山路清一君) 上下水道課長。
上下水道課長(渡邉成一君) 明石台東で申し上げますと、いわゆる戸建てでございます。20ミリでいけば18万6,900円ですか、これ1棟です。例えばこれがアパートになりますと、13ミリでも1戸12万円台でございまして、結局アパートが建つか戸建てが建つかによっても違いますし、24年度の状況を申し上げますと、アパート等、そういったものの建築が多かったという、そういった要因もございます。1棟アパート建つと100万とか200万という加入金、数が数でございますから、そういったものの量によっても左右されるのかなというふうに思いますが、今までの傾向が一段落して落ちつきつつあるというような状況に考えてございます。
委員長(山路清一君) ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
委員長(山路清一君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
ここでお諮りいたします。
議案に対する討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
委員長(山路清一君) 異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。
議案第22号平成26年度富谷町水道事業会計予算について、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成委員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
委員長(山路清一君) 起立全員と認めます。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上をもちまして、本委員会に付託されました全ての審議が終了いたしました。
暫時休憩いたします。
午後2時03分 休憩
午後2時04分 再開
委員長(山路清一君) 休憩前に引き続き、予算審査特別委員会を開きます。
予算審査特別委員会における審査結果を議長に報告することになりますが、報告書はお手元に配付のとおり報告したいので、内容を朗読いたします。
[委員長が予算報告書のとおり朗読した]
委員長(山路清一君) 各委員のご協力によりまして、予定どおり審議が行われたことに対し敬意を表するものでございます。
予算審査結果につきましては、各種会計予算とも討論を省略し、採決の結果、各事件とも多数の賛成によって原案のとおり可決すべきものと決定されました。よって、報告書は先ほどお手元に配付のとおりであります。
ここでお諮りいたします。
本定例会最終日にこのとおり議長宛て報告したいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
委員長(山路清一君) 異議なしと認めます。よって、予算審査結果につきましてはこのとおり報告いたします。
以上をもちまして、延べ4日間にわたる予算審査特別委員会を閉会いたします。
大変ご苦労さまでございました。
午後2時07分 閉会
平成26年3月14日(金曜日) 午後1時30分 開議
第1 | 会議録署名議員の指名 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第2 | 議案第23号 | 富谷町道路線の認定について | ||||||||||
第3 | 議案第24号 | 富谷町道路線の廃止について | ||||||||||
第4 | 議案第25号 | 宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等認定委員会を共同で設置する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について | ||||||||||
第5 | 議案第26号 | 宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等審査会を共同で設置する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について | ||||||||||
第6 | 議案第27号 | 宮城県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について | ||||||||||
第7 | 議案第17号 | 平成26年度富谷町一般会計予算 | ||||||||||
第8 | 議案第18号 | 平成26年度富谷町国民健康保険特別会計予算 | ||||||||||
第9 | 議案第19号 | 平成26年度富谷町下水道事業特別会計予算 | ||||||||||
第10 | 議案第20号 | 平成26年度富谷町介護保険特別会計予算 | ||||||||||
第11 | 議案第21号 | 平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算 | ||||||||||
第12 | 議案第22号 | 平成26年度富谷町水道事業会計予算 | ||||||||||
第13 | 議案第29号 | 平成25年度富谷町一般会計補正予算(第8号) | ||||||||||
第14 | 議案第30号 | 副町長の選任につき同意を求めることについて | ||||||||||
第15 | 発議第1号 | 福島第一原子力発電所事故で汚染された指定廃棄物の最終処分場を宮城県黒川郡内に建設することに反対する意見書(案) | ||||||||||
第16 | 議員派遣の件 | |||||||||||
第17 | 閉会中の各委員会調査について |
議事日程のとおり
午前1時30分 開会
議長(浅野幹雄君) ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。
議長諸報告は、お手元に配付のとおりです。
なお、関係資料については事務局で保管しておりますので、希望の方は閲覧願います。
これで諸般の報告を終わります。
本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。
議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、富谷町議会会議規則第127条の規定により、5番高橋正俊君、6番小泉光君、7番浅野直子君の3名を指名いたします。
議長(浅野幹雄君) 日程第2、議案第23号富谷町道路線の認定について、日程第3、議案第24号富谷町道路線の廃止については富谷町議会会議規則第37条の規定により一括議題にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第23号及び議案第24号を一括議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。建設部長。
建設部長(鴇謙一君) それでは、議案のほう、前後しますが初めに町道路線の廃止からお願いいたします。議案書96ページをお開きください。
議案第24号富谷町道路線の廃止について。道路法第10条第3項の規定により、町道路線を別紙のとおり廃止するものでございます。提案理由は富谷町明石台東地区共同開発事業の1工区、これは明石台七丁目地内になりますが、これらの完了に伴い、開発区域内の既存町道路線を新たな町道路線に認定するため、廃止するものでございます。97ページと、さきにお配りしております別紙の議案第24号資料をごらんいただきたいと思います。資料中、路線番号682の左側三角部分が明石台東地区共同体共同開発事業が施行します、1工区明石台七丁目となります。路線番号681が明石1号線で、延長1,252.7メートル、路線番号682は明石2号線で、延長618.4メートル、以上の2路線を廃止するものでございます。
続きまして、町道認定についてお願いいたします。議案書92ページ、お開きください。議案第23号富谷町道路線の認定について、道路法第8条第2項の規定により、町道路線を別紙のとおり認定するものでございます。
提案理由は前議案と同様に明石台東地区共同開発事業の1工区完了に伴いまして、新たに42路線を認定するものでございます。93から95ページと、それから別紙でお配りしております議案第23号の資料(1)、(2)、2枚をごらんいただきたいと思います。
まず、93ページ最上段の路線番号の681が明石1号線でございます。前議案で一度廃止いたしましたので、今回新たに主要地方道仙台三本木線から明石台七丁目と九丁目の信号機が新しく設置された交差点までの延長875.5メートルについて認定をお願いするものでございます。資料(1)の図面がこの明石1号線の位置となります。次に路線番号869から次の94ページ、892についてそれぞれ幅員に応じまして路線名を表記するもので、25路線、総延長5,205.1メートルとなります。次に路線番号1288から次の95ページの1298までが自転車・歩行者専用道路で、幅員が3から4メートル、11路線、総延長が306.1メートルとなります。次に路線番号1299から最後の1304までが歩行者専用道路で、幅員が4メートル、17路線、総延長99.7メートルとなります。この歩行者専用道路は路線の一部に幅員2メートルの階段を有する道路となっております。資料(2)に、各路線の位置を示しております。以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。本案は討論を省略し、先例集105ただし書きにより一括採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第23号及び議案第24号を採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
議長(浅野幹雄君) 日程第4、議案第25号宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等認定委員会を共同で設置する地方公共団体の数の減少及び規約の変更についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務部長。
総務部長(小野一郎君) それでは、議案書98ページをお願いいたします。
議案第25号宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等認定委員会を共同で設置する地方公共団体の数及び規約の変更についてご説明いたします。
地方自治法第252条の7第2項の規定により、平成26年3月31日限り宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等認定委員会から塩釜地区環境組合が脱退することに伴い、同認定委員会共同設置規約を別紙のとおり変更することについて、同条第3項において準用する同法第252条の2第3項の規定により議会の議決を求めるものでございます。
提案理由につきましては、塩釜地区環境組合が平成26年3月31日に解散、脱退することに伴い、所要の変更を行うものでございます。
こちらの経緯につきましては、塩釜地区環境組合の構成団体であります塩竈市を含め2市3町における広域事務の一層の効率化を推進するため、構成団体が同一である塩釜地区消防事務組合と塩釜地区環境組合の2つの一部事務組合を平成26年4月1日から1つに再編統合することに伴い、平成26年3月31日限りで塩釜地区環境組合を解散し、同組合が共同処理する事務、し尿処理及び火葬場の管理運営に関する事務と財産等を塩釜地区消防事務組合に承継するものでございます。なお、塩釜地区環境組合の職員は、平成26年4月1日から引き続き塩釜地区消防事務組合の職員として任用されることとなってございます。
99ページの新旧対照表でご説明いたします。別表下段のほう、塩釜地区環境組合、こちらを削除するものとなります。
次のページ、100ページをお願いいたします。附則といたしまして、この規約は平成26年4月1日から施行するものでございます。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑、ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第25号を採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
議長(浅野幹雄君) 日程第5、議案第26号宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等審査会を共同で設置する地方公共団体の数の減少及び規約の変更についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務部長。
総務部長(小野一郎君) それでは、議案書101ページをお願いいたします。
議案第26号宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等審査会を共同で設置する地方公共団体の数及び規約の変更についてご説明いたします。
こちらも地方自治法第252条の7第2項の規定により、平成26年3月31日限り、宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等審査会から塩釜地区環境組合が脱退することに伴い、同審査会共同設置規約を別紙のとおり変更することについて、同条第3項において準用する同法第252条の2第3項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
提案理由につきましては、塩釜地区環境組合が平成26年3月31日に解散、脱退することに伴い所要の改正を行うものでございます。経緯につきましては先ほど申し上げましたとおりでございます。
102ページをお願いいたします。こちらの新旧対照表、同じく別表第1の下段、塩釜環境組合を削除するものでございます。
次のページ、103ページ、附則といたしましてこの規約は平成26年4月1日から施行するものでございます。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第26号を採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ござませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
議長(浅野幹雄君) 日程第6、議案第27号宮城県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更についてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務部長。
総務部長(小野一郎君) それでは、104ページをお願いいたします。
宮城県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について、ご説明いたします。
地方自治法第286条第1項の規定により、平成26年3月31日限り、宮城県市町村職員退職手当組合から塩釜地区環境組合が脱退し、宮城県市町村職員退職手当組合を別紙のとおり変更することについて、同法第294の規定により議会の議決を求めるものでございます。
提案理由といたしましては、塩釜地区環境組合の解散により、宮城県市町村職員退職手当組合を構成する地方公共団体の数が減少することに伴い、所要の変更を行うものでございます。
105ページの新旧対照表でご説明いたします。こちらも同じように下段でございます。塩釜地区環境組合を削除するものでございます。附則といたしまして、この規約は平成26年4月1日から施行するものでございます。
次のページ、2項といたしまして、塩釜地区環境組合が平成26年3月31日までに宮城県市町村職員退職手当組合に納付した負担金については、宮城県市町村退職手当組合負担金条例第6条第1項の規定にかかわらず、その納付または還付すべき額を塩釜地区消防事務組合が承継するものでございます。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第27号を採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
議長(浅野幹雄君) 日程第7、議案第17号平成26年度富谷町一般会計予算、日程第8、議案第18号平成26年度富谷町国民健康保険特別会計予算、日程第9、議案第19号平成26年度富谷町下水道事業特別会計予算、日程第10、議案第20号平成26年度富谷町介護保険特別会計予算、日程第11、議案第21号平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算、日程第12、議案第22号平成26年度富谷町水道事業会計予算については、富谷町議会会議規則第37条の規定により一括議題としたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、日程第7、議案第17号から日程第12、議案第22号までを一括議題といたします。
ただいま一括議題といたしました議案第17号から議案第22号の予算審査結果につきまして、予算審査特別委員会委員長に報告を求めます。予算審査特別委員会委員長山路清一君、登壇願います。
予算審査特別委員会委員長(山路清一君) 平成26年度富谷町一般会計を初めとする各種会計予算につきましては、去る2月24日の本会議におきまして、その予算審査のため、議長を除く議員全員で構成する予算審査特別委員会が設置されました。予算審査特別委員会は、3月10日、11日、12日及び13日の延べ4日間にわたり、議案第17号平成26年度富谷町一般会計予算、議案第18号平成26年度富谷町国民健康保険特別会計予算、議案第19号平成26年度富谷町下水道事業特別会計予算、議案第20号平成26年度富谷町介護保険特別会計予算、議案第21号平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算、議案第22号平成26年度富谷町水道事業会計予算について、慎重に審議を行いました。その結果、全議案とも賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定されました。
以上、予算審査特別委員会の報告といたします。
平成26年3月14日、予算審査特別委員会委員長、山路清一。以上です。
議長(浅野幹雄君) これより、採決に当たっては逐次議題といたします。
日程第7、議案第17号平成26年度富谷町一般会計予算を議題とし、質疑を省略し、討論に入ります。
まず、原案に反対者の発言を許します。16番永野久子君。
16番(永野久子君) 私は、提案されております平成26年度一般会計予算案に反対をいたします。
以下、理由を述べます。まず歳入に関してですが、平成26年度予算は4月からの消費税増税を目前にし、増税分の変化にどう対応するか、町の姿勢が問われることとなりました。現在のところ、保育料、給食費に転嫁してはいないものの、4月以降については国の決定に従うとの姿勢です。消費税増税は景気回復が大前提だとされながらその実感が全くない状況で、このまま増税が進めば住民の暮らしと営業はますます厳しくなります。町には国から地方消費税交付金が4億8,000万円入る予定ですが、そのうち1億円が消費税増税による増収分です。せめて、保育料や給食費については、4月以降も増税分を転嫁しないことを求めるものです。また、来年10月から消費税をさらに連続して10%へと引き上げることは、住民にとって死活問題であり、国の言いなりではなく自治体として言うべきときにはものを言う姿勢が求められていると考えます。
今年度の個人町民税は、前年度に比べ約2億5,000万円の増収が見込まれますが、その中には復興財源として均等割に500円がプラスされ、約1,000万円となりますが、これが含まれます。政府が東日本大震災からの復興財源として新たな基金を創設したことによるもので、県民税の分500円と合わせると、1,000円の増税が平成35年まで続くことになります。これは退職金に係る住民税にも連動することになり、庶民への負担がじわじわと重くなっていく実感があります。
このようなときこそ自治体には暮らしに即したきめ細かな施策によって住民を守る役割を発揮することが求められていると考えます。今年度予算は富谷町にその財源が十分にあることを示しております。富谷町の税収は震災の年も含めて伸びておりますが、当初予算で税収の見込みを実績よりも低く計上するやり方が、年度末に多額の剰余金を生み出す結果を生んでいます。今年度も個人町民税の徴収率を97%と見込んで予算を組んでおりますが、予算に対する収納の実績は長年100%を超えており、徴収率を実態に即して引き上げ、住民のために活用できる予算枠を広げるよう改善を求めます。また、使い道を限定すべき目的基金を、財政調整基金のように何にでも使える使い勝手の良い基金として活用することは、目的基金が事実上第2、第3の財調になっていることを示しており、目的基金本来の姿に向けてあり方を見直す必要があると考えます。
次に歳出に関してですが、平成26年度は(仮称)明石台小学校建設、(仮称)富谷町子育て支援複合施設建設など、大きな事業がスタートすることとなります。同時に、町民全体の福祉向上を進める上で解決すべき課題も明らかになっております。農業分野では、平成26年度の農業予算は全体の0.8%、1%にも満たない状況です。前年度に比べ2,800万円余りふえたものの、そのほとんどが農道の舗装補修工事費、農業土木事業で農業振興への直接的な予算増額がなされておりません。国民の食料を担う産業がこれほど低い位置づけでいいのか、大変疑問です。町内外に大消費地を抱える富谷町の農業は、いわゆる都市近郊型農業として発展する可能性を秘めており、農業後継者の所得保証、また安心して生産に挑戦できる価格保証などの確立がその鍵を握ると考えます。必要な財源は十分あり、農業を重視する考えがあるか否か、行政の姿勢があらわれていると考えます。
商工分野では、最も大きな事業費として、企業立地促進奨励金及び雇用促進奨励金が3,935万円計上されておりますが、この制度の狙いは町内に企業を誘致するとともに立地企業に対して富谷町住民の正社員雇用を促進することにあります。今年度は3社、2名、計6人が正社員として雇用される見通しということですが、これまでの立地企業に対してもその後の正社員雇用の継続を調査するなど、町として制度の効果を検証する必要があると考えます。また、富谷町内の商工業者については人数も業種も営業状態もその実態が十分把握されておりませんが、実態調査なくして対策を講じることはできません。行政として一定の期間を設け、体制をとってしっかり調査を行うよう求めるものです。
また、今年度は旧役場庁舎を解体してシルバー人材センターの就業訓練施設であるワークプラザ等を整備することが打ち出されましたが、旧役場庁舎の利用に関してはもともと地元町内会が町の民俗資料館の移設を望む請願を議会に提出し、議会もこれを採択しております。地元の声と議会の議決を無視してワークプラザ整備だけに傾くことは許されません。民俗資料館の移転整備と就業訓練施設ワークプラザ整備をあわせて整備する方向で検討するよう求めるものです。
ことしは数十年ぶりの大雪でしたが、改めて除雪融雪の課題が浮き彫りになりました。県道などの1次路線、また2次路線だけではなく、その他の生活道路についても融雪を実施する必要があります。凍結した町道で転倒しけがをすれば町が賠償責任を負うことにもなり得るのですから、事故が起こる前に十分な除雪融雪を実施するよう、改善検討を望みます。特に、高齢者宅には希望すれば粒状の融雪剤が無償で配布されることをもっと多くの方に周知し、きめ細かな対応を徹底するよう求めるものです。
明石台に建設予定の(仮称)子育て支援複合施設については、町道16-1号線から施設敷地内への進入口を1カ所とせず、通り抜けできることを前提に現在の緑道を一般道路として見直しするなど、安全面に万全を期す必要があるのではないでしょうか。
最後に、住民サービス向上の最前線を担う職員体制については、市制移行に向けた体制強化の面からも正職員の増員がどうしても必要です。また、公民館と出張所の職員が兼務の現状は一刻も早く改善する必要があると考えます。町長は現在の出張所の体制について5カ所の出張所について見直すとしております。この点について何回確認をしましても廃止しないということを一言も言明されませんでした。見直すとはイコール廃止を意味するものと理解せざるを得ない状況がございます。現在の出張所のいずれかを廃止することを前提にイオンモール内の出張所を設置することは住民の福祉を大きく後退させることになります。団地と団地がそれぞれ群島状に分散している富谷町において、出張所の存在は住民にとって不可欠であり、高齢化が進む中でその役割はますます大きくなっております。町長はイオンモールに固執することなく、今ある出張所の体制を充実強化することに意を尽くすよう強く求め、討論を終わります。
議長(浅野幹雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。7番浅野直子君。
7番(浅野直子君) 私は議案第17号平成26年度富谷町一般会計予算案の賛成討論をいたします。
社会情勢の厳しい折、(仮称)明石台小学校を建設されることは人口増加率の高い富谷町において適切な教育環境整備であり、未来永劫歴史を刻む学びやとして大きな期待を寄せるものです。特に、学校併設の放課後児童クラブの新設は、これからの放課後児童クラブのモデルとなる理想の形だと思います。他の児童クラブの課題や取り組みについても、優先度を上げて対応されることを期待します。子育て支援拡充では、待機児童解消に60人の認可保育園への増設、また子育て支援センターと母子保健センターの(仮称)複合施設の整備計画は、子育て世代の直面するさまざまな問題窓口の機能や、乳幼児健診等全面的な育児支援につながることから、設計業務の計上等は理解するところです。農業支援では、農地農道整備や後継者育成にさらに努力することを求め、産業においては、企業誘致に向けた取り組みが前進、雇用の確保も見込まれ、道路整備や防災・減災など、平成28年の市制移行も考慮された幅広い予算編成となっています。
しかしながら、異常気象の被害や災害時の対応、4月より消費税も上がり、住民にとってはより厳しい生活環境にもなることから、社会保障の充実と行政による公平なサービス、より一層の経費削減に努め、住民目線の施策の遂行に努力されることを申し添えて、賛成いたします。
議長(浅野幹雄君) ほかに討論はありませんか。9番森栄君。
9番(森栄君) 私は議案第17号平成26年度富谷町一般会計予算について、賛成の立場から討論をいたします。
平成26年度富谷町一般会計予算は、対前年度比17%増の137億7,700万円で、その事業内容についてですが、(仮称)明石台小学校校舎・放課後児童クラブ新築工事や、明石台小学校屋内運動場、プール新築工事は平成27年4月の開校を目指して進められており、未来の富谷を担う子供たちへの教育の充実として地域の多くの保護者から期待されております。
次に、公民館などへの再生可能エネルギーの導入事業として、富谷武道館などの4カ所への太陽光発電設備は、災害時における停電の際の照明や情報通信などの電気の供給を担い、避難所としての運営機能の確保が図られ、住民の安心安全に寄与すると期待されています。また、明石台わか葉保育所園舎増築事業費補助金は、園舎の増築工事を実施して、定員を60名に増員し、26年中の受け入れを目指したもので、待機児童の解消が図られるものと評価します。なお、町内の認可外保育所を対象に、(仮称)富谷保育所支援事業として国の基準に準じて運営できる補助制度を新設したことも、待機児童の解消の施策として評価できるものであります。
また、安心して子育てができる環境整備として、子育て支援の拠点施設となる(仮称)富谷子育て支援複合施設の新築工事設計業務予算が計上され、平成28年4月に開所を目指していることは、子供を持つ子育て中の若い世代の行政ニーズに応えたものと評価できます。さらに、隣接地に特定非営利法人さわおとの森が運営する障がい児通所施設(仮称)こども発達センターあかいしの森の平成26年度建設、27年4月の開所の支援は、黒川郡内の障がい児の保護者からも期待されているところです。
次に、健康増進事業として骨折が要介護の大きな要因であることから、40歳から70歳までの5歳刻みの節目の年齢の方を対象に、平成26年度から新たに住民の骨密度検診を実施することは今後の介護保険料の抑制につながるものと期待されています。また、高齢者施設整備として、運営主体である有限会社訪問看護ステーションあおいにより6月に開所が予定されている町上地区への宮城県内初となる(仮称)複合型サービスあおいの円滑な開始と利用者の生活支援は、利用ニーズの高い対象者への支援の充実が期待されるところです。
さらに、仙台北部道路の開通に伴い、企業誘致に弾みがつくなどの大きな効果が期待される高屋敷工場団地開発のための町道高屋敷線道路改良事業は、今後の企業誘致や雇用の場の確保により職住近隣などが期待されております。なお、平成26年4月から消費税及び地方消費税の改正に伴い、他の町の施設の基本使用料などが見直されましたが、これらの消費税は町の一般財源に充当され、町の施設の維持管理に充てられることなどから、効果的には施設の利用者だけではなく住民の利便性の向上にもつながるものと思われます。また、消費税率の引き上げに伴い、低所得者に与える負担の影響に鑑み、臨時的に措置される臨時福祉給付金が対象者に給付されることも低所得者に対する配慮であると評価できます。
以上、これらの各事業は、教育、福祉の充実、住環境、都市整備の基盤、産業振興と町の活性化など、自立した5万人都市の実現を目指し、市制移行を見据えた各分野の重点事業であり、住民の生活の利便性と福祉の向上に寄与するものと期待して賛成いたします。
議長(浅野幹雄君) ほかに討論、ありませんか。(「なし」の声あり)
討論なしと認め、これで討論を終わります。
これより議案第17号を採決いたします。この採決は起立によって行います。
本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。委員長報告のとおり、本案を可決することに賛成議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立多数です。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第8、議案第18号平成26年度富谷町国民健康保険特別会計予算を議題とし、質疑及び討論を省略し、採決いたします。この採決は起立によって行います。
本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。委員長の報告どおり、本案を可決することに賛成議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第9、議案第19号平成26年度富谷町下水道事業特別会計予算を議題とし、質疑及び討論を省略し、採決いたします。この採決は起立によって行います。
本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。委員長の報告どおり、本案を可決することに賛成議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第10、議案第20号平成26年度富谷町介護保険特別会計予算を議題といたします。
質疑及び討論を省略し、採決をいたします。この採決は起立によって行います。
本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。委員長の報告のとおり、本案を可決することに賛成議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第11、議案第21号平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。
質疑を省略し、討論に入ります。
まず、原案に反対者の発言を許します。15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 私は平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算案に反対します。
今回の予算は、平成26年4月から後期高齢者医療制度の保険料の限度額を2万円引き上げ、55万円を57万円とすることを前提にした予算になっているものです。宮城県の保険料は前回よりも4,033円引き上げられております。後期高齢者医療制度は、平成20年4月に自民公明政権が医療改革、医療構造改革の柱として導入したものです。75歳以上の人をそれまで加入していた国民健康保険や健康保険などの公的医療保険から強制的に切り離し、高齢者だけの別枠の医療保険制度に囲い込みました。自分の子供の医療保険の扶養家族だった人でも、現役で健康保険の本人だった人でも、全て後期高齢者医療制度に加入させられました。年齢で区別差別する、世界でも異例の医療の仕組みです。
この医療制度は、75歳以上の人口と医療費がふえればふえるほど保険料にはね返る仕組みになっており、2年に1度、保険料改定が行われます。富谷町の後期高齢者医療制度の保険料滞納者は、平成24年度によりますと、加入者約2,800人のうち34人です。全国的には保険料を滞納した人たちに対して預貯金や資産の差し押さえも行われており、高齢者の健康と命にかかわる問題になっています。4月からは消費税が5%から8%に引き上げられます。高齢者の生活を支えている年金はことしも減らされますから、保険料の引き上げはさらに高齢者に追い打ちをかけることになります。消費税増税が社会保障充実のためという口実は成り立ちません。後期高齢者医療制度を廃止して、以前の老人保険制度に戻すべきと主張して反対討論とします。
議長(浅野幹雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。9番森栄君。
9番(森栄君) 私は議案第21号平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算について、賛成の立場で討論をいたします。
後期高齢者医療制度は、75歳以上の方と65歳以上74歳以下で一定の障がいがあると認められた方を被保険者とする医療制度で、その目的は、現役世代と高齢者世代の負担を明確にし公平な制度とするとともに、今後も安心して医療を受けることができるように、老人医療費を被保険者の方々も含めた社会全体で支え合うために平成20年4月に創設された医療制度です。平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算は歳入歳出それぞれ2億7,446万7,000円で、歳入の主なるものは後期高齢者医療保険料2億574万1,000円のほかに、後期高齢者医療保険基盤の安定や被保険者の健康保持増進などのために一般会計から6,829万1,000円が繰り入れられております。
これに対して、歳出の主なるものは宮城県後期高齢者広域連合納付金2億5,481万5,000円のほかに、制度維持のための負担金として1,213万2,000円が計上されております。宮城県後期高齢者医療広域連合における後期高齢者医療給付費の財源は、国が4割、県と市町村がそれぞれ1割の公費5割と、若年世代が負担する支援金が約4割、そして被保険者が負担する保険料が約1割となっています。後期高齢者医療保険料は、被保険者が均等に負担する均等割額と被保険者の前年の所得に応じて決まる所得割の合計額で後期高齢者医療広域連合ごとに決められ、均等割額と所得割額は宮城県内で均一となり、2年ごとに見直されております。宮城県後期高齢者医療広域連合における平成26年度、27年度の均等割は、被保険者1人当たり4万2,960円で、所得割は賦課の基礎となる所得に対して8.56%の所得割額を乗じた金額で、1人当たりの保険料の限度額は57万円です。
この後期高齢者医療の被保険者には年金生活者や低所得者も含まれていますが、保険料の被保険者均等割負担軽減の基準として基礎控除額33万円を超えない世帯で被保険者全員が年金収入のみで80万円以下の世帯は9割軽減、また基礎控除額33万円を超えない世帯は8.5割軽減、さらに基礎控除額33万円に24万5,000円を加えた額に世帯に属する被保険者数を超えない世帯は5割軽減、さらに基礎控除額33万円に45万円を加えた額に世帯に属する被保険者数を超えない世帯は2割軽減されるなど、年金生活者や低所得者の被保険者に対しても保険料の被保険者均等割額負担軽減がされています。なお、所得割額の特別軽減措置として所得割額を負担する方のうち賦課のもととなる所得金額が58万円以下の方は所得割額が5割軽減されます。
また、後期高齢者医療制度に加入する前に被保険者の被扶養者だった方は、所得割がかからず均等割額が5割軽減されますが、ただし特例措置として、所得にかかわらず均等割額は9割軽減されます。これにより、後期高齢者医療の被保険者の均等割負担軽減や所得割額の特別軽減措置も講じられており、年金生活者や低所得者の被保険者にも十分に配慮されております。
そして、誰でもが安心して医療を受けられる後期高齢者医療制度を維持するためには、今後も財政安定と財政基盤が求められており、後期高齢者医療制度で被保険者に対して反復、継続的に医療給付が受けられることにより住民の福祉向上が図られることを期待いたしまして、平成26年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算に賛成いたします。
議長(浅野幹雄君) ほかに討論、ありませんか。(「なし」の声あり)
討論なしと認め、これで討論を終わります。
これより議案第21号を採決いたします。この採決は起立によって行います。
本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。委員長の報告どおり、本案を可決することに賛成議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立多数です。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第12、議案第22号平成26年度富谷町水道事業会計予算を議題とし、質疑及び討論を省略し採決をいたします。この採決は起立によって行います。
本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。
この際、午後2時35分まで休憩をいたします。
午後2時20分 休憩
午後2時35分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議長(浅野幹雄君) 日程第13、議案第29号平成25年度富谷町一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) それでは、議案第29号についてご説明を申し上げます。3月12日、追加提出させていただきました1ページをお開き願いたいと思います。
今回の補正につきましては、昨日議会の全員協議会の中で説明を申し上げましたとおり、(仮称)富谷町総合運動公園スポーツ・文化交流館の整備に係るものでございまして、以前から存在しておりました管理棟が震災により解体となりまして、利用者に不便をかけ続けてきた現状がございます。また、利用者から早く整備をという要望がございまして、早急に整備が必要ということで事業に取り組んできましたけれども、人件費、それから資材費、これらの高騰によりまして入札が不調となりまして仮契約締結に至らなかったために増額補正を提出させていただくものでございます。
また、増額とした理由といたしまして改めて本日ご説明をさせていただきます。今回につきましては、増額補正とした理由について説明ですが、仮に現予算の範囲内で規模を縮小して整備をするということにつきまして、幾つかの問題点がございました。その幾つかの問題点について述べさせていただきます。
まず1つ、見直すということは設計をやり直す必要がございます。そうしますと、さらに今から設計に取り組みということで6カ月程度、約半年の設計期間ということで事業がまたおくれるというのが1つ。2つ目といたしまして、このおくれにより26年度中の整備完成が見込めなくなるということで、スポーツ振興くじのtoto助成金6,000万円、これが歳入として見込めなくなるというのが大きな2つ目でございます。さらに3つ目といたしまして、発注時期がおくれることによりましてさらなる建設費の高騰ということで、どのぐらい上がるかなかなか見込みは難しいんですが、そういう要因もあるということで、これらの理由を考えますと、今の予算で事業を執行した場合、面積的に約300平方メートルまでの縮小となるということで、以前の管理棟ベースの建物、現予算の中では300平方メートル、しかしながらtoto6,000万円を使いますと、提案させていただいた事業概要どおり492平方メートル、これの整備が可能となりまして、町の財源持ち出しは変わらないということで、町の持ち出しがふえるわけではございませんので、こういったことを総合的に勘案しますと、増額補正をさせていただきまして町民の利益につながると判断したことにより補正計上となったものでございます。ご理解のほうをよろしくお願いしたいと思います。
それでは、議案書の説明とさせていただきます。平成25年度一般会計補正予算(第8号)は、次に定めるところによるものでございます。
第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,488万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ125億192万2,000円とするものです。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」によるものです。
次に、第2条繰越明許費の追加につきましては、「第2表繰越明許費補正」によるものです。
第3条、債務負担行為の補正。債務負担行為の変更は、「第3表債務負担行為補正」によるものでございます。
初めに2条、3条の説明をさせていただきます。4ページをお開き願います。
まず第2表繰越明許費補正といたしまして、今回追加をさせていただいております10款6項の総合運動公園運営維持管理事業といたしまして4,796万7,000円、これは全体事業費の、きのうも説明しましたが、2割相当分ということで本年度に予算を計上させていただきまして、繰越明許費とさせていただくものでございます。
次に第3表債務負担行為補正、変更ということで、事業費の増から変更金額1億9,186万5,000円ということで変更をさせていただくものでございます。
続きまして歳入歳出についてご説明申し上げます。12、13ページをお願いいたします。
まず歳入でございます。18款2項1目財政調整基金繰入金につきましては、今回の歳出費用1,488万1,000円を追加し5億221万9,000円とするものでございます。歳出見合いの財源調整となります。
次のページをお願いいたします。歳出でございますが、10款6項2目総合運動公園費につきましては1,488万1,000円を追加いたしまして1億3,704万6,000円とするものでございます。なお、説明欄には富谷町総合運動公園管理棟新築工事となりますが、25年度当初、この名称できておりますので、この名称をあえて変更することなく前の形での説明とさせていただきましたので、よろしくお願いをしたいと思います。以上で説明を終わります。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。3番出川博一君。
3番(出川博一君) それでは、3点ほど第1回目として質問させていただきたいと思います。
補正予算そのもの、1,488万1,000円ということで表面的には非常に少ない額になっていますけれども、5ページの債務負担を入れますと7,440万8,000円ということで、昨日の資料で説明を受けた中ではこの工事そのものが税抜きで1億5,000万円から2億1,800万円、45%アップということになるわけですけれども、既にもう25年度予算で、当初予算で1億6,542万4,000円、これは承認されているわけですから、これは繰越明許として設計変更で1億5,000万円の範囲内で管理棟だけ建てるという選択肢がないのか、まず1つ質問します。
それから2つ目、先ほどスポーツ振興くじtotoの助成について6,000万円で申請しているということなんですけれども、これは承認はもう、承認されたのかどうか。それから、まだ承認されていないとすれば、設計変更も再申請できるのかどうかお尋ねします。
3点目として、先月2月24日に可決された補正予算、この中で富谷小学校トイレ改修工事2,593万5,000円、これは入札不調ということで減額し取りやめになりました。それで、きのうまで審査された26年度の予算審査特別委員会では、この小学校のトイレ改修について26年度ではなく27年度以降の答弁がございましたけれども、私は町の詳しいやりくりよく存じ上げないんですけれども、7,400万円の補正が組めるのであれば、教育満足日本一の町を目指しているのですから、まず不自由をかけている子供たちのためにトイレの改修が先だと思うんですけれども、その見解を求めたいと思います。以上です。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 私のほうから1点目の管理棟だけではということなんですけれども、まずはあそこの施設につきましては大変利用者がふえております。改修前よりも3.2倍ふえております。それで、中学校4校の部活動の生徒が、春休み、夏休み、放課後も来ております。それで大きな大会も今年度たくさんやっておりました。例えば、ソフトテニスの宮城県国体予選、富谷町中学生スポーツ交流大会、宮城ジュニアトップアスリート育成アカデミー、富谷の中学生も参加をしております。大きい大会ですと250人ほど来ますので、そこを考えて管理棟をつくりますと、トイレ、交流ホール、あとは管理したり大会本部をつくるためには面積としては300では少ないと思います。今の現状の形が一番マッチしていると思っております。
2点目でございます。totoの申請につきましては、4月中に申請の結果が来ます。それを下してからの再申請という点につきましては、ちょっと問い合わせをしないとわかりませんけれども、例えば町として上げた計画が途中で中座して、おろして、また次の年に上げたら、町としての計画性が疑われますから、申請する審査の際に余り好印象は与えないと思っております。3点目につきましては財政課が答えます。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) それでは、お答えいたします。まず、ちょっと管理棟だけに縮小というお話があったんですけれども、この規模でということで先ほども説明申し上げましたが、totoの6,000万円が確実とは言えないんですがほぼ見込みとして立っておる中で、町の持ち出しが変わらずに300平方メートルではなく492平方メートルの建物を整備できるという大きな魅力がありますので、これは現行の492平方メートルを整備したいということでございます。
それから優先順位の問題でございますが、今回増額をさせていただきましたけれども、小学校につきましては2月臨時議会のほうで減額をさせていただきました。それにつきましては入札不調というところで同じ理由ではあるんですけれども、当然重点施策、両方重点施策の一環でございまして、ただ、こちらのセンターについては解体してからもう数年たってございまして、今何もない形。小学校につきましては和式からの洋式化ということで変更するので、トイレとしての機能、少し不便はかけるものの無ではないというところがございます。しかしながら、今後またこの先どうなるかというところも危惧しておりますけれども、このように建設費が上昇の一途をたどるのであれば、余り待つことなく早急にそちらのほうも対応しなければならないというのが今の実感でございまして、26年度補正も当然視野に入れています。
それで、財政的な問題を考えまして、27年度の当初になるかもしれませんが、その辺は当然重点事業として考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 今のお話はよくわかりました。ただ、あそこに必要なのは管理棟であって、先ほどお話があった文化交流館、このスペースはそれほど火急、急を要するものではないというふうに私は見ておりまして、そういう意味で管理棟は早く手当てしなければならないです。ただ、設計に6カ月かかるというお話だったんですけれども、それだって早めれば3カ月ぐらいで縮めることはできるわけですから、そういう意味では、ここでお尋ねしたいのは、文化交流関係のスペースを除いた管理棟のみとした場合の面積はどのぐらいになるかをまず1つお聞きします。
それから、先ほどトイレ、富谷小学校のトイレの件で26年度補正後というような非常に前向きなお話をいただいたんですけれども、私はそういうことではないと思うんです。先月議案書と出したものを27年度でなければできない、26年度はスキップしますというようなことをもう既にこういう情勢になっているというのは新聞等でわかっているわけですし、県でも不札もいっぱい出ているという報道されて、いずれは富谷でもそういう状況になるというのがきのう初めて富谷にもこういう時代になりましたというお話だったんですけれども、そういう意味では富谷小学校のトイレ改修については、26年度当初予算を組むときに、どうしてそこのところに入れなかったのか。そういうやり方をやっているとどうしても不信感を持ってしまうというのが実態なんですけれども、もう一度富谷小のトイレについて、いつごろ取り組む予定なのかお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 今議員さんの質問の中で管理棟施設は必要だというお話がありましたので、確かに今テニスコートと駐車場、クラブハウスというか管理棟はないですから、まだ完全に工事は終わっていない状態であります。ですので、今議員さんが言われた面積を除いた分、管理施設以外の面積を除いた分についての質問があったんですが、今ある施設が全て管理棟の中では必要な施設と考えております。これにつきましては富谷町のスポーツ審議会の審議委員のほうの意見も聞きまして、交流ホール、立っていろいろな人と飲食をする場所もありますし、中学生の部活動で和室があってそこで少し休んでもらったり、そこで日帰り合宿をしたりというために必要な施設。あとは管理事務室も必要だ。会議をしたり大会本部のとき集計したりするのがあるといいということで、スポーツ推進審議会の中でもこういう施設、こういう部屋は必要であるというのが出ております。ですので、特に何か引くものというのはありません。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) 今議員のほうからお話ありましたけれども、入札の現状につきましては確かに先行きというところで、なかなか先を見込めない状況、日々その情勢が変わっているという中で不調に終わったという事実としては捉えました。そんな中で先ほども申し上げましたが、まず様子をというところの考えが間違いなくそこで存在はしましたけれども、このスポーツ・文化交流館、それから学校の入札等を考慮しまして、この先ますますという思いをここ本当に近いところで思っております。そんな中で最初に申し上げましたとおり、今トイレはとりあえず不便をかけているんですが、現実あるというところで、こちらについては今もう解体されてないと。このどちらかをてんびんにかけたときにこちらを優先するという結果でございます。
26年度の予算以降につきましては、今この場でその重点施策の一環ではありますので、そういうふうな思いでやっていきますということを今お伝え申し上げましたが、確実な話ということではまだ現状で申し上げられる状況にはございません。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) ちょっとかたくななのであれなんですけれども、例えば家計に例えればガレージをつくりたい。そういう計画があって、このついでにガレージの上に家庭菜園のスペースちょっと設けようかというようなことで、150万円ぐらいで業者にやってくれないかと頼んだ。200万円以上かかりますということで、人を集めるのも大変だし資材も上がってきている。しようがないのでガレージだけにして家庭菜園のスペースは諦めようというのが一般的な家計管理ではないでしょうか。これは町の財政、税金だからそういうふうにこだわって計画を推進していくということになろうと思うので、管理棟は絶対必要だと思うんです。それもすぐ、早急に。そういう意味では今ある1億6,500万円の予算でそれを早く手を打つべきだと私は思いますけれども、それでそういう意味で私7,400万円の財源の繰り出しがどのようにしてできるのか、その辺のところは執行権者ではないのでわかりませんけれども、そういうお金を捻出できるのであれば、そういう意味では例えばこの間のイオンの出張所の問題でいろいろ議論になりましたけれども、非常に成田も防犯上危ないというようなことで、ただそれをわかっていて、わかった、気がついたと言いながら防犯カメラをつけようとしない。それも26年ではなく27年以降に考えますと。27年ですよ。そういう答弁というのは私はないと思うんです。ですから、そういう意味ではいろいろ財源をひねり出して急いでやらなければならないものは早急に手をかける、つけるべきだと思いますので、その成田の公民館に防犯カメラを設置する意向があるのかどうか、それが1点です。
それから……。違わないです。財源があるのであれば手をつけるべきですから。それと管理棟であれば、1億5,000万円で100坪超の建物ができると思うんです。例えば、今回増額提案している2億1,800万円、これで今計画しているのが約149坪です。1坪当たり146万円です。146万円、1坪で。ですから、そういう意味では1億5,000万円の範囲内でできる管理棟を、ぜひ、それも早急に建てるべきだと思いますけれども、再度お伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 幾つかあるのでありますけれども、管理棟、旧管理棟ですね、通称呼んでいましたので随分なじんでしまいました。正式な名称はまた違うんですけれども、地震で解体せざるを得なかったというふうなことで、もとあったものがないというのがまず事実として1つです。2つ目は、あそこの総合運動公園、テニスコート6面、そして利用者が今ありましたようにさまざまな形で広がりが出てきている。数字的な、1つ申し上げれば今3.2倍というようなこともあります。これ教育委員会管轄で十分煮詰めてもんできているわけです。我々町長部局としてはそれらを財政的にどのようにフォローしていくか、こんなふうな立場にあって、こういう規模の町ですからお互いに連携をとりながらここまでに至っている。スポーツの推進会議も含め、私どももいろいろな形で解体後皆さんのお声をお聞きしながら、今生涯学習課長が言ったような利用に加えて、さらにまた将来的に通年利用できるというようなあたりのものの声を拾い集めながら、このような規模のものになりましたというふうなことでございます。
そのような中にあって、今まで小学校のトイレ、トイレとこれとを後先論ではないと思うんです。少し発言が答弁をする機会がなかったですので、担当の職員のレベルからすれば今この時期ですので27年、次年度以降というような発言も確かに認めますけれども、これはこの年度中、2度やって結果としては振り返っても心痛むところではあります。富谷小学校の改修。ですから早急にというふうな、財政課長が言っているのはトイレとしての機能がある、和か洋かというふうなことでの我慢はもう少し学校の現場ともあわせながら、2回やったことの誠意も伝わって、ならばということでご理解いただいて当面取り下げることにした。26年度中も対応も余地としては残っているわけです。それを否定するものではございません。
そういうふうなことの中で、ぜひ利用者増、ですから、もとの300平方メートル程度の規模でというような発想は私は基本的にないと思います。今までの何も改修していない状況の中でのことならですけれども、全く姿が、中身が変わってきている。ターゲット・バードゴルフの皆さん向けの施設、そしてまたトイレもつけましたということも含めて、利用者が広がりを、こういうところならもっとこういう使い方をしたいというようなことで広がりに広がりが、輪が広がっていく一方の中で、今待望のそういった施設、休養することもある、トイレ機能も、お昼も食べたい、お昼またいで午前午後、今まで午前で帰っていたものがそういうところがあることによって1日、午前中から午後まで通して使えるという広がりが出てくる。そういうことだと思います。
最後に申し上げますけれども、そのような中で非常に今まではなかった、確かになかったです。不調がありながらもゼロゼロということでなりました。この期に及んで富谷の小学校のトイレとこの件が不調になります。もう一つは、ここにサッカーくじのtotoという助成をずっと生涯学習課長のもとで追求してきました。1年以上来。この年度内でどうですね、こうですねということの準備も含めて、そこに似合う広さ、そしてまた部屋の名称も含めて、こういう名称の部屋がなければ申請対象になりませんということで、相当何十回と東京の本部とのやりとりを経ながら現状に至るということでございます。ですから、幾つかの理由を挙げさせていただきましたけれども、この機を逃すタイミングはやはりないというのが町長としての最後の結論、見解でございます。
議長(浅野幹雄君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) 予算審査特別委員会の中で出川委員さんからのご質問で27年度と回答させていただいております。財政当局とも今後協議しながら早急な、早まればそれは要求してまいりたいとは思います。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。4番三浦邦夫君。
4番(三浦邦夫君) 私は同僚議員とちょっと考え方が違うのでございますが、せっかく町のほうで今のタイミングなら外すわけにはいかないといういろいろなお話が伺いました。それで、同僚議員が富谷の小学校のトイレも重点的にやるべきだというお話も伺いました。要するに、お金がなければ全てできないことだと思います。町長が今のような発言をなさっているということは、十分に町の予算の中で何とかやりくりすればやっていける。町民の負託に応えたいという前向きな発想で捉えているということで、そういう意味においてはスポーツくじのtotoを6,000万円、多分ことしぐらいしかいただけないのではないかということもあります。それから小さくしろと言っていますが、私もテニス愛好者でやっているんですが、大体管理棟のないテニスコートはほとんどないです。ですから、それは早急につくってもらわなければならないと思いますし、先ほど生涯学習課長がおっしゃいましたように、富谷のテニスコート、確かにすばらしいテニスコートなので、今いろいろなところから来て、すごいいろいろな大会もしているということも十分に知っております。そういうときにそういうようなものを、施設をつくって、利用者に富谷のテニスコート来てこの大会を開いてもらって確かによかったというふうに来てもらった方々にやってもらうということも絶対に1つだと思います。私は同僚議員と意見の違いということは、1つはお金がとにかくなければ何もできない。でも、町長は前向きに何とかしたいんだということをおっしゃっていただいていますので、今言った小学校のトイレもぜひ早急に考えていただいて、補正を組んで。その2つのほうを何とか進めていただきたいというふうに思っております。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) まだ討論の時間でないです。今質疑の時間でございますから。
4番(三浦邦夫君) ということで、町長はどういうお考えで、もう一度この、きのうの全協からあれしてまして出したのかお聞きします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 今のお話の中に財源は豊富だと、それもないんです。財源は大変厳しい状況は今も昔も変わりありません、この先もというふうなことで言えば、さらにまた税金だけでできるとこういう発想も持ちません。町民の皆さんの、テニスコートが4面から6面になっただけでこれは結果利用が3.何倍に広がるというようなことですから、こういうふうなことを視野に入れながら、結果解体します、従前の300規模ではないですというようなことの中からずっと準備をしてきました。しかし、このように資材、そしてまた職人不足というようなことの中できのうもデータ出ていますように、どちらも平均的に言えば50%現状アップしましたというふうなこと、予算1億5,000万円立てましたけれども、結果50%上に見合うこのぐらいの金額増でないと受け取る業者さんがないんですというのもきのうご説明したとおりでございます。
したがいまして、今議員の質問に答弁すれば、豊かなものの中でではないというのが一つ。もう一つは、トイレの改修も申し上げましたとおりこれがあったからトイレは先送りだとこういう発想も持ちません。したがいまして、ぜひ国費の、今の国の状況も常に1年間通して変わるわけですから、固定的に今の状況が1年先の状況にあるということも確定的ではありません。したがいまして、十分国との、国税との、富谷町より引き出しということも含めて、ぜひ資材等のカバーする分の国からの交付税も出るというようなことなども我々としての役目ですし、議会としての皆さんと協調連携しながら取り組むべき課題だというふうに思ってございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。6番小泉光君。
6番(小泉光君) ちょっと財政の面について伺いたいと思いますけれども、財政課長いらっしゃるので。町の一般財源の公債費の残高、24年はもう出ているでしょうし、25年ももうそろそろ、もうちょっとか、大体見込みが出ておると思うし、それから26年ぐらいまでの公債費残高を明示していただきたい。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) まず、24年度公債費残高41億6,600万円でございます。25年度末、49億4,800万円、26は見込みになりますが、学校等全ての起債を売ったということを想定した数字になりますが、63億7,200万円ということでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。6番小泉光君。
6番(小泉光君) totoの助成の件なんですけれども、まだ正式に「いいよ」という返事はいただいていない、4月以降だということですが、建設費の5分の4の助成で最高6,000万円までということですけれども、例えば今予算がついている1億6,000万円でしたか5,000万円でしたか、そのぐらいの金額の規模に縮小したときに、これは全額もらえなくなるんですか。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 今の規模の面積で申請したら額は低くお金がもらえますけれども、もう申請は終わっておりますのでこれから変更はできません。
議長(浅野幹雄君) 6番小泉光君。
6番(小泉光君) これからは変更できない。今年度はだめだということは来年度はまた可能性があると捉えていいのですか。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 先ほど質問に答えたとおり、それについてはまだ確認はしておりません。取り下げた後は、例えばペナルティーがあるのかとかはちょっとわからないんですけれども、後でそれは調べてみます。
議長(浅野幹雄君) 3回で終わりでございます。
ほかに質疑ありませんか。17番磯前 武君。
17番(磯前 武君) 大変今いろいろな要因の中で、厳しい状況でこの工事をやるということになっているわけですが、いろいろな意味でこれを進行して、先ほど管理棟だけに絞ったらいいのではないかという話もありますが、これをスポーツと文化交流館にした経緯についてちょっとご説明をいただきます。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) クラブの管理棟の施設、テニスコートも冬場になると大変利用者が少なくなります。今回、今まであった古い管理棟を新しくするんですので、冬場の利用も考えていますし、テニス、平日少ないですから平日の利用者、町民の方にテニスだけではなくほかの活動をしている方にも使っていただけるためには、テニスコートの管理とクラブハウスだけではなく、文化という名前のほうを入れさせていただきました。
議長(浅野幹雄君) 17番磯前武君。
17番(磯前武君) 今回の工事費の増加というふうな要因の中に、東日本大震災の復興事業の増加、それから東京オリンピック開催決定による関東圏からの作業員のUターン、それから消費税の増税というふうなことを要因の中に挙げておりますが、こちらについては想定が甘かったのかどうか。そこら辺をちょっと質問します。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) この金額につきましては、各自治体、いろいろ苦慮している状況でございまして、県なんかにおきましては入札不調40%を超えるといったような中、当富谷町においてはことしこれを含めて建築については3件目と比較的少ない数字だったのかと思います。上がり幅がなかなか見込めない。予算では見込むんですが、実際事業をするときのタイム的な差でまた既に変わっている。本当に今大変な状況にございます。数字が違ったので見込み違いではないかと言われればそのとおりなんですが、ただこの数字をその当時は見込めなかったということでご理解をしていただければと思います。
議長(浅野幹雄君) 17番磯前武君。
17番(磯前武君) 私は富谷町は子供が多い町というふうなことで平均年齢も県内一若い町ということで子供たちが多いんです。それからスポーツをやる子供たちも多いので、今、西コミが改修して使っているんですが、なかなか使う子供たちが多くて使えない。申し込んでもなかなかいっぱいだ。この文化交流館はその代替施設になるのかどうか。そこら辺、どうでしょう。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 西コミ施設につきましてはスポーツ少年団、子供会、地域サークル等で利用してもらって、今議員おっしゃるとおり大変予約が多くなっておる状況でございます。このスポーツ・文化交流館につきましては、優先的にはスポーツとか文化サークルですけれども、あいている時間は町民の方が使いたいときにはそこはちょっと検討していきたいと思います。
あと、先ほどの予算の見込み違いという件、1点追加でお話しします。この事業は平成19年から工事の調査をほうを始めて、テニスコートのほうの調査を始めました。23年に震災前にこの工事を2カ年で約5億2,000万円でテニスコートをつくりましょうということで、今の第1駐車場の北側にある林を造成してそこにテニスコート6面とクラブハウスをつくりましょう、5億2,000万円。その際に震災が来まして、その予算を凍結しました。その後、現在地に移すときに私たちも震災があってこれから価格は間違いなく上がるということで5億2,000万円の施設が多分6億円、7億円になっていくのではないかということで、それであれば残念ながら半壊した管理棟を潰すことになったので、そこで今のテニスコートと管理棟がその場所に建てられれば少しでも町のお金が抑えられるのではないかということで、その場所に変えました。それについても全員協議会のほうで前のテニスコート廃止のときにお話をしました。その結果、今の場所は最初に予定したとおりに6面、公式試合ができるようなコートになりました。砂より人工芝になりました。観客席も設けました。それプラス、議員の皆様からのご意見で照明施設もつけることができました。それで現在それがつくり終わって、ことしは駐車場をつくって、それで今のその2つの金額を合わせますと、2億5,100万円でございます。
今度、補正を出している管理棟、その金額でつくりますと4億9,000万円ほどでできます。最初の震災前の計画よりも、結果論にはなるんですけれども、予算を抑えた。予算を無駄遣いするという考えではないんです。中学生や小学生や子どもたちがあの場で暑いときに汗をかいてトイレもない、来年できるからというお話をしている状態ですので、ぜひよろしくお願いいたします。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。16番永野久子君。
16番(永野久子君) せんだっての全協での説明を伺って、人件費も資材も非常に高騰しているというのは本当によくわかりました。リアルにご説明をいただきました。それで、まず1点目は確認したいんですが、結局、この工事費は最終的には2億3,738万4,000円になるということでよろしいでしょうか。それから、管理棟から、先ほどの質問ともかぶるかもしれませんけれども、管理棟という発想で最初、平成25年3月に、これは専決処分でクラブハウスの設計ということで3,293万8,000円が計上されました。そこから平成25年3月の専決処分で、24年の補正でクラブハウスの設計費3,293万4,000円ということで計上しました。その後、25年3月、去年の3月に、委託料として99万円計上しています。その後、ことしの1月になっての全協の説明でいきなり1億6,000万円の話が出てきたわけです。さらに、今回3月13日の全協の説明で、今度は最終的に2億3,000万円以上というお話を伺いまして、余りにもちろんその人件費と工事費、資材等が上がっているとはいえ、余りに発想が大きく飛躍しているのでtotoのことももちろんあるんでしょうけれども、この辺がどういう検討を経て1年足らずの間にこれだけの付加価値を持つ施設へと発展したのかということを2点目に伺います。
それからことし今年度の予算にでも(仮称)明石台小学校の建設費、それから(仮称)子育て支援複合施設の建設費、いずれも多額の費用を要するものが出てきておりますけれども、そうしますとこのスポーツ・文化交流館の流れでいきますと、これらの建設費についてもかなり膨れ上がっていくということになるのか伺いたいと思います。それから先ほどの最初の質問者の中でも1億5,000万円の範囲で事業を見直しして必要なものをつくるということであれば、テニスコートをあれだけ立派なものをつくった以上、それに附属する施設も必要になってくるだろうということは理解できるんですが、1億5,000万円の範囲内で、当初の範囲内で改めて少し落ちついて事業全体を見直ししていくということは検討されないのかどうかを伺います。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) まず工事費、全体工事費ですが、最終で2億3,738万5,000円となります。最後の質問なんですが、規模の縮小の話が出ておりますが、冒頭私も説明申し上げましたとおり、仮に規模を縮小して300平方メートルにします、1億5,000万円のその規模の範囲内で。しかしながら、それをしますと先ほど言いましたとおり26年度の設計変更が発生して26年度にはもう建物が完成しませんので、今申請しているtotoは6,000万円はいただけないというところになります。しかしながら、今回補正で、今後契約の手続を踏むのでその契約が成立すればという話は大前提になるんですが、そうした場合、totoを活用してこの492平方メートル、スポーツ・文化交流館、原案のとおり同じ町の持ち出しの金額でできるということが大きな要因です。ですから、町の持ち出しは一緒なのに300平方メートルではなく492平方メートルのものを買えるということでご理解をいただければと思います。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 済みません、もう一度お願いしてよろしいでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 座ったままでお願いします。2問目、3問目です。
16番(永野久子君) 管理棟という発想で最初は始まりました。それがわずか1年の間でスポーツ・文化交流館ということで、構想そのものが大きく付加価値をつけて膨らんできた。その経過をまず1点伺いたいというふうに思います。
それから複合施設、明石台小学校に関して、明石台小学校、それから複合施設について今後はもう事業費がこのスポーツ交流施設と同じように交流館と同じように膨れ上がっていくのではないか。そこの見通しを伺います。
議長(浅野幹雄君) 初めに、生涯学習課長。
生涯学習課長(佐藤英樹君) 大変失礼しました。先ほどのお話と重複しますけれども、管理棟につきましては冬場は余り使わない施設であります。平日もそんなに多く利用者はありませんので、そこを考えまして、あいている施設をそのままにしておくのももったいないですから、ほかの団体のほうに貸し出す。文化団体に貸し出す。研修をしたい団体に貸し出すというふうに考えましてそういう発想になりました。以上でございます。
議長(浅野幹雄君) 財政課長。
財政課長(吉田尚樹君) まず、学校関係につきましては本体工事につきましては既に契約を結んでおります。そのほか、プール、屋体ということで今年度発注工事がございますので、当初予算組んだ中で設計を組むんですが、その際にまた開きが出る可能性はあると今考えています。また、その先の複合施設についてはもっと先になるので、今全協でもいろいろ説明があったかと思うんですが、今お示ししている13億円でしたか、その金額を超える可能性は十分にあるのではないかと、あくまでも予測ですが、そういう考えを持っております。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 先ほど来生涯学習の担当の方がこういう施設があればいいとおっしゃっておりました。もちろんあればいいと思います。それからtotoの関係でこの期を逃すタイミングはないと町長がおっしゃっておりまして、この6,000万円の助成というのは確かに自治体としては魅力だとは思います。ですが、6,000万円の助成にあわせて計画自体を膨らますというやり方は、お金がなければやらないことです。私は、不要不急だとは言いませんけれども、こういうふうに助成にあわせて本当に充分な検証をしないままに、実は議会の中ではもちろん説明はありましたけれども、それはごく最近の話です。それで、こういうふうにtotoからの助成を軸にしてものを考えるという発想はやめて、改めてtotoの助成がないかもしれないですから、もらえない自治体もあるわけですから、もらえなくてもできるようなことを考えていくべきだというふうに思いますが、どうでしょうか。
それから学校についても複合、子育て支援複合施設についても、これから予算を計上したとおりにはいかないだろうと。事業費自体が膨れ上がっていくだろうということはご答弁にもありましたし、十分予測できるところです。最も優先するべきものは何かというふうに考えていったときに、果たしてこの文化スポーツ交流施設、付加価値をつけたものが必要なのかどうかというところ、これを改めて町長にきちっと伺いたいというふうに思います。
それから、工事費については99万円で委託料を計上して、その年に実は債務負担行為で1億3,233万8,000円を計上しています。この1億3,000万円をもとに考えたとしても、事業費は既に2倍に膨らんでいるわけですから、ここは一旦立ちどまって冷静に考えるべきだということで町長にお答え伺います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 必要性が強くあるのでこのように補正対応してでも早期に実現しましょう、こういう趣旨でございます。振り返れば、必ずこういう議論の場に膨らんでいいのか、付加価値という言葉を使って、お使いでしたけれども、膨らますことでやってきているわけではないんです。西コミの事例もそうです。確定的に、確信的に私どもがあのような規模、そしてまた機能というようなことでやった結果があのような事実として証拠立てられているわけです。一転、無駄の議論もありました。幸い、今無駄の指摘は立ち消えになっておりますけれども、なお、道路の取りつけ等も含めてなお機能性を高めたいというふうなことで今進行中でございます。その課題もございます。
一方、このように旧来のものの延長上に建物があればいいというこの発想で私が町政運営をやっているわけではありません。先ほど1つの事例で言えば、4面から6面、全天候、そしてまた照明機能、結果としては十分町内外からの利用度、注目度が高まる施設になってきたということです。したがって、結果としてはきのう国保の議論もありましたけれども、健康増進とかさまざまな形で、目に見えない形でプラスの要素に働くというようなことも事実でございます。6億円の基金、3年間2億円ずつ繰り入れしていても3年もちそうだというようなことで3年前に税率改定して。
議長(浅野幹雄君) 町長、質問による答弁をお願いします。
町長(若生英俊君) わかりました。そのようなことで、結果として必要性は十分ある。もう一つだけ申し上げますけれども、地域スポーツクラブ、まさに市町村に求められた地域スポーツクラブの創立というようなことで、ようやく富谷町も23年、24年にスタートしたというふうなことで、さらなるそういったことの拠点にもなるという、それは西コミとまた違った機能を持ち合わせた、大変別な面での機能の広がりを持つ、機能を持つ建物になるというふうなことでございます。
そしてまた、totoありきでは決してございません。このように多くの6,000万円というふうな、最大使えそうだということの中でずっと来まして、1億5,000万円でやりますという積算も業者さんからいただいて、いよいよといったときに2度の不調の結果、このような現状に至るということですから、この先においては皆さんもぜひ総合的な立場に立って、この期を逃さず形にしていくということが、結果として2年後の市制移行等にも結果としてはつながっていく、こんなふうな考え方でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
これより討論を行います。まず、原案に反対者の発言を許します。6番小泉光君。
6番(小泉光君) 私、結果としては反対討論するんですけれども、物すごくこの問題に関しては悩んで悩んで悩みました。私も一人の町民ですので、町に本当に立派な施設があると胸を張って誇らしい思いはします。うちの町、人口がどんどん拡大していますけれども、公共インフラ、野球場とか陸上競技場、パークゴルフ場、プールなどなどのスポーツ施設だとか、それから図書館だとかホールだとか文化施設が何かついてきていないです。ですから、そういう中でこういう施設ができれば本当うれしいと思います。けれども、今の富谷町の現状を考えると簡単にイエスと言えないと結論づけました。
なぜなら、先ほど財政課長から、平成24年には41億円だった町の借金がたった2年で63億円ぐらいの見込みになるという話もありました。確かに、ここ数年お金のかかる給食センターの建設だとか、成田中学校、東向陽台中学校、そして日吉台小学校の増設、費用のかかる投資はたくさんありました。議会としてもその都度審議をしてきましたが、この審議が甘くなかったか。公債費残高の増大は我々議会にも大いに責任があり、そして今後の審査にますます我々も重大な役目を持って心新たにしていかなければならないと思っているところです。
今この富谷町で一番大事なことは、私は明石台小学校の建設だと思っています。幸い、校舎の建設はめどがつきましたけれども、屋内体育館だとかプールに関してはまだ入札も行われていない現状です。来年の4月1日には必ず開校させなければならないんです。プールも運動場もそろえて。今の状況ですと建設には人件費だとか資材費だとかの高騰で、想定の予算を大幅に上回る可能性が非常に高いと思われます。20億円を超える可能性もあるでしょう。既に去年から今年度、25年度にかけて15億円借金しています。15億円近い借金しています。役場のリソース、人、物、金、全力を集中してこの(仮称)明石台小学校の開設に当たらなければならないのでしょうか。当たらなければならないと思います。
この管理棟に関しては、既に1億5,000万円の予算は確保しています。生涯学習課のスタッフの皆さんの大変な努力によってtotoの申請も終わっています。まだ結論は出ていませんというお話でしたね。確率は高いとはいえ、100%決まったわけではないです。今回は将来増設できるようなスタイルでもって、何とか予算内の範囲でやってもらえないだろうかというのが私の切なる希望であります。ですので、本当に今回提出されている7,500万円の歳出増は、町としては抑えるべきだという結論に至りました。議員諸兄の同意を求めます。よろしくお願いします。
議長(浅野幹雄君) 次に原案に賛成者の発言を許します。17番磯前武君。
17番(磯前武君) 私は議案29号平成25年度一般会計補正予算(第8号)について、賛成の立場から討論をいたします。
このたび、追加議案として提出された(仮称)富谷町総合運動公園スポーツ・文化交流館新築工事につきましては、日々新聞等で取り上げているとおり、人件費や資材高騰の影響も受け建設費が上昇し、各自治体等において入札の不調が相次ぎ、困難していることは、議員各位もご認識のとおりであります。この要因には3つが挙げられます。1番目として、東日本大震災の復興需要による作業員の不足、また復興工事の増加に伴う資材不足による高騰。2番目として東京オリンピック。2013年9月に東京に決定したこういう要因から、この決定により関東圏を初め、民間需要の高まりにより工事数の増があります。3番目として消費税増税による金額の増が挙げられております。もともとこの施設は、以前は管理棟として実在した建物が、東日本大震災で被災し、解体せざるを得ない状況になり、利用者の不便を早急に解決する必要があります。この工事はテニスコートと一体的に整備が進められ、テニスコートはナイター設備を備え、すばらしい施設として既に整備が完了し、多くの町民が利用しております。しかしながら、この施設には着がえる場所がないなど、利用者から不満の声が多く出ております。本施設はさらにスポーツ・文化複合施設として付加価値をつけたことにより、スポーツ文化交流者の町民から早期完成を望む声が多く出ております。また、本施設は国の補助がない中で、totoの助成金6,000万円が見込まれ、財政面でもかなり魅力ある計画であると認識しているところであります。2020年の東京オリンピックまであと6年、これからの建設費の上昇がますます予想される今後を考えれば、この時期を逃すことは町民の不利益につながるものと考えます。2016年市制移行を目指している本町は、これからこのような施設をイメージアップのシンボルの一つとしてなり得るこの施設、私はどうしてもこの施設を、ぜひ町が提案しているこの施設、完成して町民の負託に応える、こういうふうな格好でやっていただきたいというふうに思います。
以上の理由から、この増額補正には賛成をいたします。議員各位のご理解をお願いするものであります。以上です。
議長(浅野幹雄君) ほかに討論ありませんか。反対が優先になりますので、16番永野久子君。
16番(永野久子君) 私は提案されております補正予算案に反対をするものです。
まず1点目として、工事費が当初から約2倍にまで膨れ上がっているということが判明した今の時点で、慎重に対応すべきだという点です。事業費の増大は学校であるとか複合施設であるとかというものだけではなく、町のあらゆる部門での事業に関係をしてまいります。それだけ予算が大きく膨らんでいくということが想像できるところです。このような社会経済情勢のもとで焦って対応するということは賢明ではないと私は思います。
2つ目にtotoといっても外部の助成を軸に、先ほどtotoありきではないとご答弁ございましたけれども、外部の助成を軸に考えるという姿勢ではなく、今やらなければ損だという考え方ではない発想で、地道に町民の視点に立って施策を考えていくべきだというのが2つ目です。
3点目ですけれども、スポーツ・文化交流館が不要不急の施設ということは言いません。しかし、先ほどご答弁にもありましたように、冬場や平日は多く使われない。そこをカバーするために文化的なものを付加したというお答えだったんですけれども、そういうことであるならば、いっそのこと、もとの施設の範囲に見直しをして必要なものをつくる。トイレであるとかシャワーであるとか、必要なものをつくる。しかし、それ以外の付加価値についてはつけずに、縮小見直しをするということが必要だと考え、以上で反対討論とします。
議長(浅野幹雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。9番森栄君。
9番(森栄君) 私は議案第29号平成25年度富谷町一般会計補正予算(第8号)について、賛成の立場で討論をいたします。
討論の内容に入る前に、先ほど小泉議員から明石台小学校の校舎、プール、体育館については全てそろって開校されるのかというようなそういうような発言がありますけれども、私は富谷町教育委員会でこのような教育の仕事にも携わっていましたが……。
議長(浅野幹雄君) 反対討論に対する討論ではございませんので、この原案に対する討論を行ってください。
9番(森栄君) はい、わかりました。では、訂正いたします。
この補正予算は(仮称)富谷町総合運動公園スポーツ・文化交流館新築工事に係る増額補正の予算です。このことについては、昨日の議員全員協議会で提案理由やこれまでの入札経過、建築工事の入札状況や平成24年11月から平成26年3月の人件費及び主要資材費の推移、そして工事費の増加に関連する要因や、要因に対する工事費の増加額の説明を受けております。この建設場所には、富谷町スポーツ振興教育計画の基本方針であるスポーツ施設環境の整備充実にあわせて、幼児から高齢者までが快適、安全に運動ができる施設、そして中学校、高等学校、サークルなどのテニス大会が開催できる施設ということで、既にテニスコートが改修されて、今ではテニス愛好者や中学校のクラブ活動などにも利用されております。また、総合運動公園のグラウンドは、テニスのほかに野球大会などにも利用されていますが、運動後に体の汗を流すシャワーなどがないために、利用者は汗をかいたまま学校や自宅に帰宅している状況で、利用者のみならず多くの住民からもシャワーなどがあるスポーツ施設、そして利用者が気軽に交流できるスポーツ施設の要望の声がたくさん寄せられております。
このような状況を改善するためには、テニスコートやグラウンドなど総合運動公園を利用する方の交流や各種大会開催の本部機能及び文化芸能振興を目的に通年利用できる施設として、(仮称)富谷町総合運動公園スポーツ・文化交流館を新築することには、スポーツ振興や文化交流の面からも評価できます。また、その新築工事の財源として、スポーツ振興くじtoto助成クラブハウス整備事業の申請をして、約6,000万円の財源確保に努めていることも評価できます。なお、現在この補正予算を追加することは工事費増加に関連する東日本大震災の復興需要による作業員不足、東日本大震災の復興需要による資材不足、東京オリンピック開催決定による関東圏からの作業員のUターン、そして消費税増税などの今後の工事金額の増額にも対応することになり、結果的に歳出の削減につながります。
スポーツや文化交流ができる(仮称)富谷町総合運動公園スポーツ・文化交流館の建設により、スポーツ施設、環境の整備充実が図られることは、総合運動公園利用者を初め町内外のスポーツ愛好者からも期待されておりますので、(仮称)富谷町総合運動公園スポーツ・文化交流館新築工事に係る増額補正予算に賛成いたします。
議長(浅野幹雄君) ほかに討論ありませんか。(「なし」の声あり)
討論なしと認め、これで討論を終わります。
これより議案第29号を採決いたします。この採決は起立によって行います。
本案は原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立少数です。よって、本案は否決されました。
この際、午後3時55分まで休憩をいたします。
午後3時43分 休憩
午後3時55分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議長(浅野幹雄君) 日程第14、議案第30号副町長の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。
本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、副町長の選任につき同意を求めることについての議案でございます。
副町長に下記の者を選任することについて、地方自治法第162条の規定により議会の同意をお願いするものでございます。
住所は、仙台市泉区高森三丁目4番地の242。氏名、千葉芳樹。生年月日、昭和16年5月29日。
以下、提案理由を申し上げます。選任議案、提案、まず初めに今回の千葉芳樹前副町長の選任に当たりまして、これまでの経緯から申し上げます。
昨年の9月定例会で再任用を求めたところでありますが、無記名投票の結果、賛成8、反対10で過半数の賛成が得られず……。(「9月ですか」の声あり)
9月です。昨年9月定例会で再任を求めたところであります。結果、過半数の賛成が得られず、再任の同意は得られませんでした。人口5万人を超え、2年後の市制移行が間近になっている中にあって、副町長不在による町政運営に停滞があってはならないと考え人選を検討してきたところでございます。議会内の一部に千葉芳樹前副町長にかわり宮城県から人材を求めたらとの声もあり、昨年来打診要望をしてまいったところであります。しかしながら、宮城県におきましてはぎりぎりまで努力をしていただいたところでありますが、平成26年度復興の本格化に伴いその余力はないとの連絡を受けたところであります。
副町長の不在の長期化、ぜひ回避したいというふうな思いでございます。副町長の不在とは、町長を代理する立場の者、つまりかわり得るものがいないという状態でございます。町長の公務の範囲は多岐に及び、頻度も相当数に上るところであります。副町長不在の中、町長に出席を求められる会議等につきましては、重なった場合には結果として欠席とせざるを得ませんので、対外的には町へのダメージにつながりかねないとこのように思うところでございます。また、町内各種会議、催しへの出席も制約されてきておりましたので、町民の声をお聞きする機会が失われ、各位におきましてご迷惑をおかけしてきたところであります。議員各位におかれましてもきめ細かい町民の声を副町長に届けていただいたところでありましたけれども、これも現状かなわない状況にございます。
昨年の10月から2月までの5カ月間、町長宛てに案内のあった会議等への出席状況を確認いたしました。町長が出席できなかった会議等は84回に及びます。そのうち40回は欠席とせざるを得ませんでした。これらの会議は、町長にかわる副町長に出席を求められる性質のものでありました。そのほかは町長挨拶を代読で対応したのが10回、部課長出席で対応したのが34回であります。よって、今議会における選任にぜひとも議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げるところであります。
また、議会として副町長を早期に選任されなければならないことは理解することではあるが、同じ人物ではというような声も聞くところでございます。この点について申し上げます。前回の採決で賛成8、反対10となりさまざまな理由があろうかとは思いますけれども、ご同意いただけなかった皆さんの心情、現在の心情もまた理解するところであります。しかしながら、副町長不在の及ぼす影響、町及び町民、議会に及ぼす影響の面から、ぜひ皆さん再考をお願いしたい。こんな趣旨で続けて申し上げます。
そのような中にありまして、町民の声、この6カ月近くの町民の声の集約いたしますと、1つ目としては選任されなかった理由について町民にはよくわからない。個別に議員に聞く機会があっても明確ではないというふうな声でございます。2つ目は副町長の職務をする上で健康上支障となる問題がない中にあって、ある年齢以上をもって同意しないというのは理由にならないのではないか。そのような理由にしないでほしい。議員にも年齢制限がないのと同様、年齢で一律に区切らないでほしいという声であります。3つ目、千葉芳樹前副町長は長く富谷町の要職につき、大きな力を発揮していただいた方だけに、退任は非常に惜しいという声であります。経歴概要、お手元にお渡しをしておりますとおり、約50年間に及ぶ教育現場、行政の職にあって、昭和56年から10年連続にわたり富谷町の社会教育に尽力をいただきました。そして、尽力をいただいたところであります。平成10年から平成25年までの15年間は富谷小学校校長、教育長、副町長、管理職特別職として大きな実績を残し、通算50年間のうち約25年にわたって富谷町への絶大な貢献は誰しも認めるところでありまして、町民からの信頼もまた極めて高い方であります。
3月10日には千葉芳樹前副町長の選任を求める町民有志と、選任に賛同する約1,500名の署名押印の一覧を添えて、議会議長宛てに、議会全会一致で選任されるよう議長に格別のご尽力をいただきたい旨の要望書が提出され、そしてまた町長宛てにはその写しの提出を受け、受理したところでございます。したがいまして、副町長の選任は、千葉芳樹前副町長の新たな選任は町民の総意、そしてまた町民の切なる願いであると確信するところであります。私といたしましては、議会議長に対しては議会全員一致でご賛同いただけるよう格段のお取り計らい、ご尽力を賜りたい旨切にお願いしたところでございます。議員各位には会派ごと選任同意のご理解を得るべく、誠心誠意お願いをしたところでございます。
副町長として職員管理が不十分である。9月の折に出た声も耳にいたしました。平成19年、私が町長就任以来、朝7時半前後には登庁され、教育長、副町長として固有の職務はもちろん、全フロアを巡回しほどよい人間関係と職員観察、指導に努めてきましたので、この指摘は当を得ていないものと思うところであります。なお、平成26年度の新規採用職員は、6つの職種、一般行政職等を初め6つの職種、29名が予定されております。新たな新規採用職員の職場への適応を初め、メンタルな面のフォローにおいて、副町長のキャリアと卓越したスキルが強く期待されるところであります。役場組織といたしましても、これまでは5人の部長がよく連携をとり進めていただいてきました。しかしながら、副町長決裁が空白となり、事務執行上、町長を代理する副町長の判断の場を経ることがないため、副町長どまりの案件が町長に判断を求められることも多く、多忙さに輪をかけているところであります。また、職務多忙な町長への配慮や遠慮する意識が職員に働き、事務が滞ったり不十分さを残して進めざるを得ない状況にあることもまた事実であります。そしてまた、最後となりますけれども、千葉芳樹前副町長本人から、ぜひこのたびの選任案件におきまして選任をいただき、議会の皆さんとともに富谷町発展に尽くしたいと強い決意が届けられて述べられているところであります。
以上が千葉芳樹前副町長を副町長に選任する理由であります。議員各位におかれましては町の置かれた状況と町民の意向を総合的に勘案され、大所高所に立ってぜひとも平成26年4月1日付で副町長に選任いただく今回の議案に同意いただきますよう重ねて強くお願いを申し上げたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。4番三浦邦夫君。
4番(三浦邦夫君) 今町長のほうから実に丁寧にお話があったんですが、町長に質問したいと思います。先ほど来町長がお話ししましたように、昨年9月の議会で副町長の4年の満了したときに千葉副町長の再任の提案をなさいましたが、残念ながら議会で否決されてしまいました。その後、9月から今まで約半年間、副町長不在で孤軍奮闘、5万町民のために町政を1人で引っ張ってまいりました。平成27年に市制を迎えようとしている我が富谷町で絶対に副町長は必要であります。町長のお話もあった、今なぜ千葉芳樹先生でなければならないのか、改めて町民の考えと町長のより深い考えを質問いたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) おおむね今の質問に対しては先ほどの提案理由の中で述べたつもりでございます。町民の、一番はやっぱり私の思いは町民の皆さんの熱い思い、どうしてももうひと踏ん張り、惜しい人物だというふうなことの声を受けて、この間6カ月、9月以降、10月以降人選を進めてきたところでありますけれども、それに加えて29人の新規採用職員がまさに社会人、新たにこの富谷町の役場職員としてスタートするというふうなあたりでぜひ大きなボリュームの任となる新規採用職員のぜひ職場適用、対応等スキルを十分に生かしていただくことが、結果として1年経過をし、そしてまた10年、20年先の富谷町職員としての人材に育っていくのではないか、こんなふうな思いをいたすところでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。6番小泉光君。
6番(小泉光君) 今の町長の説明でもありましたように、町長は県のほうに副町長の派遣を申し込んでいたということは、県からこの人がいいという推薦があったら受け入れるつもりでいたと思いますが、その点の確認を1点。
それから県に申し込んだときに、具体的にいつ県の誰と会ってどういう手段、誰と会ってどういう形で申し入れをしたのか。その辺の詳細、文書があるなら文書も提示していただきたい。そして、それから2月20日、県からは誰も出せませんと返事があったときも、どこの部門のどういう役職の方からどういう形で返事があったのか。その辺の詳細をお示し願いたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 人事の案件ですので、個別具体的に詳細にというわけにはなかなかまいらない部分もありますけれども、去年の10月以降、県にお訪ねする折、知事であったり副知事であったり、総務部長、人事課長等々お会いする機会がございました。そのような中で、文書等はこの手のものですからありません。町にぜひ幹部級の職員、人材の派遣を検討していただきたい旨ぎりぎりまで待ったところでありますけれども、どのような立場の者とて26年度に限っては余力がないとこのような最終の通知、案内であったというようなことは既に申し上げているとおりでそれ以上のものはございません。
議長(浅野幹雄君) 6番小泉光君。
6番(小泉光君) 町のNo.2である副町長の派遣依頼を口頭で行ったということ自体、私はちょっと信じられない気がするんです。私も現役時代いろいろな人事に携わりました。かなり一般職あるいは大変失礼な言い方だけれども、管理職の初めぐらいの人ではないわけですから、県にNo.2の大事な人を求めるんですからそこは文書できちんと、窓口は市町村課になるんですか。そこに申し入れるべきだったと思うんですけれども、その辺はいかがですか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 形式は文書であれ口頭であれ、何ら実益を求めるということからすれば変わりがございません。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。3番出川博一君。
3番(出川博一君) 1点だけ。昨年の4月の役場内の人事異動によって、議会事務局の4名のメンバーのうち、局長を含む3名が異動になってしまったということで、非常に25年4月からの事務局運営は至難を来したというふうに私は見ておりまして、それを踏まえて1月末の全員協議会で、事務局人事について事務局運営に支障のないように町長に要請してほしいという議員全員の合議の中で、2月5日に議長と副議長が事務局人事について町長と面談した折に、町長から千葉前副町長の再任についても再提案をしたいという話があったと聞いていますけれども、これは事実でしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 済みません、最後の、答弁のちょっと求める大事なところだけおっしゃってください。
議長(浅野幹雄君) 座ったままでお願いします。
3番(出川博一君) 再提案をした副町長の、千葉前副町長の再任について再提案をしたいという話があったということなんですけれども、それは事実ですか。
町長(若生英俊君) 議会内であったということですか。議会内で。
3番(出川博一君) 議会内ではなく、町長室で。
町長(若生英俊君) それを出川議員が聞いたということですか。その事実は当然議長にその旨はお話ししてございます。ぜひご協力をいただきたいという趣旨のお願いをしてございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 非常に難しい問題だと思うんですけれども、こちらでお願いに行ったときに逆にそういうお話をされるというのはなかなかお互いの立場、難しい思いをするのではないかと思いますけれども、その辺についての感触をお聞かせください。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) ちょっとその後先については記憶定かでないんですけれども、議長と面談した折に議会事務局長の再任用を議会の中で申し入れがあって、それを全員で取り計らいましたと、このようなやりとりの場だったかどうか、ちょっと私それの返しで云々だったか定かではありませんが、どちらにしましても私らの立場は千葉副町長、先ほど申し上げたとおりの理由で再任を提案したい旨、ぜひご協力をということはお話しいたしました。さらにまた、再任用の件については、昭和28年の方から年金が1年間空白になるというようなことで、これは私の問題意識の中で、ことし定年退職の方、幹部級、課長級の方でも4人いるということが1つのきっかけで、何とか30年代以上のもの、公務の中で培ってきたものを生かす場がないかということで各課から職務内容を吸い上げて、そこにそれぞれの再任用希望者向けにこういう職務が上がってきているけれどもいかがですかという働きかけをずっとこの間、まだ終了はしておりませんけれども、問いかけをしながら現時点に至るとこのような状況でございます。
議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。
3番(出川博一君) 今その再任用の話が出たのでお聞きしたいんですけれども、規定の中には担当課長というか担当部署からその意見書を出しなさいという規定になっていると思うんですけれども、その書式はできているんでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 総務部長。
総務部長(小野一郎君) 条例に基づきましてこの再任用制ございます。それで、その希望任用につきましては現在精査して、ある程度までできつつはございます。ただ、まだ交付とそこの段階まで……。希望ということで、それぞれの課の需要ということでの様式は定まってございます。
今お話ししましたとおり、需要につきましてはまず事前に調査、1月中にやりまして、あと様式、それぞれの意見書、それぞれについてはまだ定まってはございません。それについて今精査しているところでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。17番磯前武君。
17番(磯前武君) 先ほど町長の説明の中で85回欠席、それから代理、そういうふうなことがあったんですが、かなりの多忙をきわめているわけです。その中で前副町長は5カ月超過ぎているわけですが、その間に健康的な健康診断の結果、どうであったか。また、町長も多忙ですから、町長は健康に対する健康診断等を定期的に受けられているかどうか、それをお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 済みません、前段は何でしょう。後半は私のということで、前段は何でしょうか。(「前副町長の健康診断状況を聞いているかどうか」の声あり)
前副町長も、先ほど決意の中に体調も十分だというふうなことは聞いております。私自身も幸いにして誕生日直後でありますけれども、何ら通院することなくということで今元気で過ごしておりますので、引き続き頑張ります。
議長(浅野幹雄君) 17番磯前武君。
17番(磯前武君) 仕事であるけれども、体があっての仕事なんですから、そこら辺を十分今後も受けるように。それから、副町長に対しても体は自信を持っているとは言っていますが、健康診断を受けたかどうか。そこら辺は町長は確認されたんでしょうか。そこら辺をお伺いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) この件を提案するに当たって前副町長に受けましたかという確認はしておりません。ということです。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 7点お尋ねします。前副町長ですが、いつの時点で生涯学習専門指……、失礼しました、きょうの資料配付で生涯学習指導員にするということにしたのか。いつの時点なのかお尋ねします。2番目です。採用に当たってというのはその生涯学習指導員をしてもらうということに当たってのその要綱規則などはあるのでしょうか。どのように書かれているのかお尋ねします。3番目です。生涯学習指導員の役割、任務についてはどのようになっていますか。4番目です。その採用の条件、就業時間だとか何日出るだとか、給料などについてはどのような取り決めがありますか。お尋ねします。5番目です。平成14年、これは経歴書の中にあるわけですが、平成14年4月から平成15年9月まで生涯学習専門指導員になっています。前町長ですが。その後、今回もまた平成15年10月から、その後ですが平成15年10月から教育長になっています。このときですけれども、何によって採用されたのか。お尋ねいたします。6番目です。平成25年9月に副町長人事は不同意だったわけです。今回副町長にという打診はいつの時点で、例えば何月何日どこで行ったか。そのときの同席者は誰だったのか。何回行ったのか。そのときの返事はどうだったのか。お尋ねします。それはそのときの副町長の、前副町長の返事についてどのようになっていたのか。7番目としてお尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。6番目の分の質問の答弁をお願いします。
町長(若生英俊君) 1つ目もやりましょうか。1つ目は9月議会で同意いただけなかったという後ですから。結果としては10月に入ってからだったと思います。連休明けからということで、お願いした経緯がございます。
6つ目は不同意の打診というようなことでありますので、2月20日をもって全ての人材の派遣の道がなくなりましたので、その後本格的にというようなことでございました。
議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。もとい、教育部長。
教育部長(小松巌君) まずいつから、いつというのは先ほど1番目については町長が今お答えいたしましたので、要綱につきましては臨時職、パート職の規則にのっとって採用しております。それから役割といたしましては、先ほど町長の説明にもありましたように、社会教育の中で富谷町の社会教育をつくり上げてきていただいた方でございます。公民館6館でそれぞれに生涯学習の基地という形で社会教育、生涯学習を展開しておりますので、その知識を広く事業にも生かしていただき、また職員の資質向上にもアドバイス的なものをいただくということでの採用でございます。それから勤務の条件ですけれども、週3日以内ということで1日5時間という形になっております。パート職等の要綱に沿ってでございますので、事務的なものということで1時間790円だったと思います。単価的なものだけちょっと今抜けておりましたけれども、私の記憶では790円だったと思います。
以上でございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。日時、面談者、同席者を、若生町長。
町長(若生英俊君) 2月20日をもって、2月20日は金曜日でしたか、県からそのようなことで、木曜日です。その後ということで、ちょっとメモにはしておりませんけれども、追加で出させていただいた経緯もその辺に記入するというふうなところでございます。
もう一つが、同席者はいません。私と直接、副町長とのさしの中で総合的に判断をさせていただいた、このような経緯でございます。(「もう1点、質問に答えがありません。平成14年の4月から15年9月まで学習専門指導員になったわけですが、このときはどういう目的を持ってその採用になっているのか。ということは、今の条件と一緒なのかどうか、5番目として質問しているのでそれについてお答えください」の声あり)
議長(浅野幹雄君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) 平成14年のときは特別職の非常勤職員というような形で採用していると記憶しております。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 大切な副町長人事に当たって同席者もいずに、その何月何日だったかということでメモになさそうな、けれども2月20日だということなのですが、こういうことで進められていくということに非常に何と言ったらいいんでしょうか、大切な人事なのにこういう取り扱いで本当によかったのかという思いをいたします。この点についてお答えをいただきたいと思います。そのときの副町長の返事です。1回目の返事で何と言われたのか。先ほど町長が説明くださったことだったのか、ほかにも何かあったのかお尋ねします。
それと、この副町長、前副町長ですが、2回にわたって社会教育のところにポストを得ています。それだけ大切な人だということはわかるわけですが、だとすれば、今後もこの社会教育関係で力を十分に発揮してもらう、職員に指導を与えてもらうということのほうがいいのではないかということも言えるのではないでしょうか。それと、前回の私の質問についてだと思いますが、町長が職員に際して非常に精通、いい働きかけをしてある程度の距離を持ってとかというふうに話がありましたけれども、経歴の中にもありますように、前副町長は長い間教育の分野で力を発揮されてきた方であると私はそれは認識しております。したがって、行政については精通しているかどうかということについてはどうなのか。その点の町長の認識といいますか、ご判断についてお尋ねします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 同席、それから可否について私は見解を相違します。私とさしで、まさに町長を補佐する職ですからあえて同席させないということのほうが正しいのではないでしょうか。さらにまた、そのときの本人の弁というようなこと、先ほど述べたとおりでございます。本人からぜひ選任をしていただいて、町長をこれまで以上に強く補佐したいとこんなふうな強い決意、議会の皆さんとともに富谷町の発展に尽くしたい、このことは先ほど述べた以上のものはございません。そういう思いの中で幸い健康にも恵まれているので、もうひと踏ん張り、市制移行の大事な時点を抱えている中で空席に忍びないということも含めてそのようなことでの千葉芳樹前副町長の選任同意を皆さんに今回の追加議案として提案させていただいた、このようなことです。
行政に精通しているかどうかについては、これは精通していますかといったらこの方以上に精通している人いないです。50年来にわたってやってこられているわけです。22歳から学校現場を踏まえて、まさに教育行政、それも行政の一角ですし、そしてまた副町長職4年間あのような働きをやられたわけですから、この方をもって行政に精通しているのかどうかという評価を町長に問うというような質問については私はこれ以上答えが、極めてすぐれた行政に精通した働きを4年間していただいた、そのような認識でございます。
議長(浅野幹雄君) 社会教育指導主事の現在の仕事のほうがよろしいのではないかという質問でございます。
町長(若生英俊君) どうでしょう、それは。答えようがないです。
議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。
15番(佐藤聖子君) 私も教育者として長い間やってこられたということについては認識を同じくするものですけれども、だからといって行政に精通しているかということについては何とも、職員からそうでもないという話も聞いたりすると、そうでもない部分もあるのかということを思いまして町長にお尋ねしたわけです。でも、町長はそれではないということなのでそれが答弁だと思います。そして、先ほどのことで、2回にわたって社会教育のところにいるわけです。非常にうがった見方をいたしますと、次のポストが見えてきているときに、言わせてもらいますとここの部署に配置をされる、こういうふうに思われるのですが、そういうことはないのでしょうか。今の社会教育のところでやっていくというのであれば、引き続き町の職員に対してそういう指導をすることのほうがよりよいのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。お尋ねいたします。
議長(浅野幹雄君) 教育部長。
教育部長(小松巌君) 今回の任用期間につきましては3月31日までということになっております。本人については社会教育関連については今後どのような形でかは町のためにかかわっていきたいというお話は聞いておりますけれども、任用は3月31日で終わりということでお話はいただいております。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。5番高橋正俊君。
5番(高橋正俊君) それでは、先ほど来町長からの答弁、同僚議員に対しての答弁の中で、ちょっと私、県のほうから情報をとったので、ちょっと食い違いがあるということで質問しながら確認していきたいと思いますけれども、まず県の幹部の方の話ですけれども、昨年末からことしの初めにかけて、若生町長から口頭で、副知事と総務部次長と人事課長に対して、部長か課長職として人事派遣をしてほしいと依頼があったことは事実であると。しかし、副町長の人事の要請は一回もなかったと。こういうふうに断言をしているんですが、答弁お願いします。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) そのようなことを、確かな情報ですよと、正しいことの裏づけ等々を持って質問されても、そうではありませんとしか答えようございません。個別には企画部長が、あるいは私と県庁との間で県とのやりとり、ずっと継続してやってきたわけですから。よくあるんですが、今のように俺はこういう情報持っているんだけれども、本当かと言われたらそれは違いますという答えを返すしかございません。
議長(浅野幹雄君) 5番高橋正俊君。
5番(高橋正俊君) ではそういう答弁いただいたのでもうちょっと先に進みます。総務部の担当者の話ですけれども、確かに部長と課長の派遣要請については県に余力がないという理由で要望に応えられない返答はしたが、副町長の派遣要請を正式な形と手順を踏んで要請されていれば、部長と課長とは重みが違うので県は要請に応えるために調整することも不可能ではなかった。しかも、部長か課長の派遣要請も、昨年末からことしの初めにかけてのごく短い期間であったため、県庁で調整する時間が足りなかったことも要望に応えられなかった理由であると。もう少し以前から要請があれば、時間をかけて調整することも可能だったかもしれない。したがって、副町長人事派遣の要請を昨年の9月議会直後から正式な形で熱心に要請していただければ、調整と検討の時間が十分にあり、県としても要請に応えることが十分できたのではないかという話も聞きました。このことによって、この間河北新報の新聞記事によって副町長人事断られたと、余力がないからという理由で。県のほうでもその新聞はもちろん見ているわけです。町長も富谷町もこのことによって大きく信頼を失ったことは間違いないと思うんですけれども、そして今、市制に向かって県と話をしながら総務省の許可をもらわなければならない部分もあるはずです。そして今、県の市町村課の課長は国の総務省から出向で来ている課長なんです。今後富谷町の市制に向けた準備、申請をしていく上で大きくプラスにはならないとこういうふうに思いますけれども、その辺、お答えください。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) その前段に、今用意されたものをお読みになっているんですけれども、話も聞きましたということなんですが、確認しますけれども、高橋議員が直接今聞いたことをもって表現してお話しされているんですか。
議長(浅野幹雄君) 町長、反問権ないですから答弁に徹してください。
町長(若生英俊君) だとすれば、一方的な発言ですのでこれは乗りようがございません。決して我々行政同士、皆さんと行政以上に行政間の情報交換というのは何倍も密なものがありますし、それこそあうんの部分もありますし、そしてまた文書で云々もない中でちゃんとやれるようなパイプもここ六、七年の間にちゃんとできていますし、そんなふうな中でものが進んでおりますので、ぜひ次の質問をする折、今話を聞きましたというようなことなので、誰がというようなところをぜひ織り込んで、質問されるのでしたらお願いします。
議長(浅野幹雄君) 5番高橋正俊君。
5番(高橋正俊君) 誰がというよりも、私は町長の胸に手を当てて考えてもらえばわかると思うんですけれども。
議長(浅野幹雄君) 質問、続けてください。
5番(高橋正俊君) そういうことで、千葉芳樹前副町長に対しては、この立派な経歴持っているわけですから、そういう点では今回こういう県と食い違いがあるような状況で、仮に認められても認められなくても大きな人生の1ページに傷つけるのではないかとこのように私は思っているんですけれども、町長の見解を伺います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) ちょっとよくわかりません。選任同意されてもされなくても傷がつくという表現はちょっと論理矛盾ですね、答えようがございません。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) まず1点目伺いたいんですが、この6カ月間、前回、元、前副町長が議会で同意を得られなかったときからこの6カ月たつわけですけれども、この間県への要請とは別にそのほか個人として何人の方に当たってきたのか、要請をしてきたのかというのが1点です。それから2つ目が、町長は議会で議決したことを受け入れるつもりがないということなのかということを改めて伺いたいと思います。といいますのは、議会ですから、町長と必ずしも同じ価値観ではありません。それで議会が出した結論に対して自分の考えに合わない、自分に気に入らない結論が出たというときにはこれを受け入れなければならない、それが民主主義だと思うんですが、町長はご自分の気に入った答えしか受け入れないと、再提案してくるということはそういうことなのかと私は受けとめたんですが、もはやそれでは民主主義ではないのではないか。確かに町長には再提案をする権利はありますけれども、道義的に考えると濫用というのは許されないと思います。この2つ目の、議会の議決を受け入れるつもりがないのかということを伺いたいと思います。
3点目は人事案というのは議会では起立ではなく無記名投票で行っています。この理由をなぜと、どういうふうに町長はご認識しているか。つまり、私はこの人事案件というのは非常にデリケートでここで議論を一々何度もやればやるほど、その人物についてのさまざまな陰に隠れて考えていることを表面に出さなければならなくなってくるわけです。そのことは今回で言えば副町長に提案されている方の人格にかかわって、人物評価も含めていわばいろいろな議論にさらされなければならなくなるわけです。そういうことを考えますと、同じ人、1度否決された人を何度も提案するということは、この提案される方がどれほど自分はやりたいとおっしゃったとしても、この方の人権を傷つけることになりかねないという心配は町長はされないのかということを伺いたいと思います。とりあえず、この3つ伺います。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 要請についてというようなことでありますけれども、誰彼に「あなた、副町長になりませんか」とこういうふうなことではありません。したがいまして、10月以後については考えるところはありますけれども、具体的に個別に副町長職をもって要請した経緯はございません。
議会の同意不同意を何と認識するかということだと思うんですけれども、十分先ほどの提案で申し上げているわけです。何とかこの副町長の評価、8対10を受けとめますけれども、ならば今の状況とこの先の富谷町というようなことの中で、少し大局に立って緩めていただけませんかというお願いは個別にもしてきた経緯がございます。それをもって出すことが権利というか濫用云々、これも当たらないと思います。無記名投票については私はそれについての見解はございません。ならば、無記名であれ何であれ多数をもって同意いただく、丸になるというふうなあたりをこの場で今をもって願うところでございます。
明確に、先ほども申し上げたとおり、町民の皆さんからの声、やっぱりそうだね、そろそろいいんじゃないのという声はないんです、まるっきり。そういう声をもって私は先ほど申し上げたので、非常に何か含みを持たせてさらすことになるからというような、こうして出しているわけですから明確なる理由を、皆さんこの場でであれ、そしてまたこの場の中ですから、これがそういう場に認められているわけですし、ですから、町民の皆さんにも実は不同意になった理由はこうなんだというようなことを有権者とのやりとりの中でもう少し強く出ていればこのようなこともまた違った判断をしたかもしれませんし、しかしながら、町民の皆さんの1,500名に及ぶ皆さんが何としてもこの議会で4月1日に向けて補充してほしい、選任に当たってほしいとこのような思いを重く受けとめたというのもまた先ほど申し上げたとおりでございます。
議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。
16番(永野久子君) 議会が町長の提案を否決したということは、実は町長が就任されて6年、その中で本当にわずかです。全体の議案の1%になるかならないか、99%は賛成多数で通されてきました。その本当にわずかな中でこの否決をされたということは、議会の意思として重く受けとめていただきたいというふうに思うんですけれども、この点で町長は否決という結果を謙虚に受けとめるおつもりがないのかなということを改めてもう一度伺いたいと思います。そして、同時にほかの人物に要請をするというその努力をすることが必要だと思います。いかがでしょうか。つまり、今回は、前回もそうですが副町長職が要らないと言っているわけではないんです。人物に対する評価ですので、このほかの人物に要請をする努力をするべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。
それから2つ目ですけれども、副町長として今富谷町に必要だと思うのは、職員との間に立って町長のトップダウンをそのまま下へおろすのではなく、職員の立場に立ってその人権も職務環境も改善していくというこの姿勢が一番必要だ。また、同時にトップダウンだけではなくボトムアップできるようなそういう人物が必要だ。つまり、イエスマンは要らないと私は思っているんですが、こういう点について町長はるる先ほど来その提案されている方についてすばらしい人物であるといったことを述べておられますけれども、それは町長のお考えであって、そう考えている人が全てではありません。また、住民の声住民の声とおっしゃいますけれども、住民の声は種々多様です。町長のところに届いている声と私たちのところに届いている声というのは必ずしも同じではありませんので、その点を錦の御旗のように町民の声というのを振りかざすことは、これは町民に対しても失礼だと思いますが、どうでしょうか。
それから最後になりますけれども、副町長に関しましては古い話になりますけれども、過去に町長ご自身が余人にかえがたいということで千葉芳樹さん以上に褒めたたえて招聘した人物がわずか1年でおやめになって、最終的には大変厳しい状況にまでなっておられました。こういう苦い経験をしておりますので、私は議会がきちんと評価をして出した答えについては、町長は謙虚に受けとめていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。
先ほど来副町長が不在のためにさまざまな町の町長職欠席したり代理がいなかったりで町のダメージにもなっているといったようなことや、空白についてもあるといったことが言われましたけれども、これは千葉さんに執着している限りは新しい候補者が出てこないわけですから、むしろこういうダメージの原因となっているのは町長ご自身の姿勢だと私は思うんですが、どうでしょうか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 幾つかあるわけでありますけれども、町民の声というのは私はまさによく現場に出向くというのはそういうことをもって実践をしようとし、小さな声も聞き取る町長の手紙も広く窓口を開くということで、これには間違いないと思います。必ずそこに答えがあるんです。したがって、私をもってトップダウンというのは、今この放送を聞いている職員も含めて今の町長はトップダウンかねというのは恐らくくくっとこうなっていると思いますね。私はトップダウンの思いはないですし、職員とともにつくり上げる、よりよきものをつくり上げるという立場でこの間町政運営をやってきたつもりです。それもまた一つの形になっているのではないかというふうに思います。職員の人をどのように配置するかも含めて機械的に無造作にやっているわけではありません。その人が一番、最も力を発揮できる配置はどこか、チームとしてどうか、いろいろな2つ、3つの方面から検証した上で最終的に人事の配置、間もなく25日に向けて作業が始まる、きょうの議会を終えればということと相なります。町民の声と議会の結果に、言葉としてはねじれがあるんだというような思いは持っています。紹介申し上げけれども、イオンの件、あのようにデータを含めて7割を超える皆さんが必要性を認めると我々は受けとめました。7割、3割です。しかし、議会の議決は結果7対10でしたので、丸が、賛成が4割で、今早いという人が6割。このようにこれがねじれる、本当に皆さんの表決が町民の意思に沿っているかどうかというあたりは私は今後の町長職にある以上、検証し続けたい、このように思うところです。真っ当に町民の意向を反映する議会、そしてまた今日の議決も含めてぜひご理解とご協力をお願いしたいというふうに思います。
次の方をという、固執云々ということがありますけれども、きょうのこの結果、ぜひ認めていただくということで今本気になってまさに力こぶ入れて皆さんにお願いしているわけですから、この件については現段階ではお答え申し上げることではございません。ぜひ、町民の声、まさに私は間違いないと思います。町民の声がどこにあるのかというあたり、そういったものが副町長がいない、そこに出向けないということは、結果としては私の情報が、アンテナが高い状態ではない中で、ひょっとしたら漏らしているものがあって大きな判断、あるいは決断するときに要素として抜けた中で間違った判断、決断をしやしないかとそういった思い、心配、懸念も持っての今回の早期に副町長を選任いただきたい、こんなふうな趣旨でございます。
議長(浅野幹雄君) 16番、簡明にお願いします。
16番(永野久子君) 再度伺いますけれども、議会の議決を受け入れない。何があっても町長のお考えを通すと、仮に同じような結論が出ることもあり得ます。そういうときにもやはり受け入れるつもりはないということなんでしょうか。これはみずから自分が民主主義者ではないということをお示ししているということになりませんか。
議長(浅野幹雄君) 若生町長。
町長(若生英俊君) 受け入れないことをもって、きょう再提案しているわけではないんです。ぜひ何とかこういったことを、先ほど提案理由で申し上げたようにご理解をいただきたいという一心できょう皆さんにお諮りしているわけですから、受け入れないことゆえにこれを出しているとこういうことでは決してございません。ですから、その辺のところをすりかわらないような形で受けとめていただきたいと思っています。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。13番小川昌義君。簡明にお願いします。
13番(小川昌義君) 簡明に行いたいと思います。私にかかった問題なのでちょっと説明させていただきたいというふうに思います。昨年の9月6日の定例議会開催中にありました(仮称)明石台小学校建設説明会が東向陽台公民館で開催されたときのことを忘れかけていたんですけれども、今回の提案で議員活動への妨害をしたことについて再度思い出してしまいました。というのは、この9月上旬の時点までは建設、昨年の9月上旬までには建設問題について議員全員協議会においても議員に詳細な説明をされていませんでした。このような状況の中で昨年の9月定例会の中で小学校建設説明会を行います。言ってきましたので議員としてどのような説明が行われるのか聞きに行こうと思い、東向陽台公民館に私が行きました。私は議会の中では教育民政常任委員会に属し、委員長をしていましたので、特に小学校建設には気をかけていました。町民からも皆さんからもどのようになっているのかという質問をよく受けていました。そこで、会場に行こうと向かいまいしたところが、会場に入ろうとしたら受付で入れませんでした。そう告げられたわけです。私はびっくりしました。住民説明会に入れないということはどういうことなのかということにやりとりをしているうちに、前副町長が来てルールを守ってくださいというので、町民説明会に議員として、また町民の一員としても入れないというルールがどこにあるはずもないし、全国でこのようなことを聞いたこともありません。中に入ろうとしたら参加しようとしてきた町民の真ん前で、前副町長は両手を広げて参加させないようにしてきました。何度か話をしましたが、私の前を塞いだままに会場に入れないようとし、開始時間にもなりましたしその場から私は帰りました。同じような態度をとられた議員が私以外に2名の議員がいました。議員であれば、いや町民の皆さんであっても、説明会などがあった場合参加し、皆さんの声を聞く、発言をすることなど当然のことではないでしょうか。これに対し、問題が起きてから6日もたった後の9月12日になって、富谷町議長宛てにおわび文を出してきました。6日もたっておわび文を出してきたわけです。それはかいつまんで言いますと、私個人の誤解と誤認に基づく対応となっていました。謹んで深くおわびを申し上げます。ここにそのコピーがありますけれども、こういうふうな発言を文章でもって出してきたわけですが、副町長として議員活動に妨害をしたことに対して、何ら誤認したことについて、手違いがあったということについてそういうおわび文にしてしまい、謝罪文もなくそういったことを行ってきたわけですが、これに対して町長はそういった議員との対話、交流、こういったものが、反省もしない、いまだに反省もしていないようなこの前副町長に対して推薦してきたということについては私はどうしても理解できないのですが、その辺について質問をしたいというふうに思います。
また、前々副町長のときは文章などがあったのかどうか。この辺についても2つ目追加をしておきたいと思います。
議長(浅野幹雄君) 本日の会議は議事の都合により時間を延長して行います。
若生町長。
町長(若生英俊君) 2つ目について、ちょっと答弁する前にお願いします。2点目。(「前々副町長のときに要請したときには文章があったんですかということ、書面で申し込んだんですか、申し込んだとかそういうことありましたか」の声あり)
今小川議員が経緯を説明されました。ここにも非常に聞いていれば「えっ、そんなことあるか」という話になるんですけれども、前段があることもなかなか理解していただけませんでした。結果、副町長が皆さん向けに文書を発した、そこには謝罪がないじゃないかとこういうふうにまたつながっていきます。言ってみればそれをおさめるためにあのような副町長の文章表現になったと、このように理解しています。もう一回、前に戻ります。東向陽台小学校の分離、そしてまた明石台小学校の学区編成等々、いろいろまさに横文字で申し上げるとナーバスな問題がありまして、教育委員会で学校説明会4回やってきました。その折々に聞きます。いろいろ内部にあって、結果、最終的には町執行部、町長部局と教育委員会が連携して進めましょうというところに行き着いたところです。
そして、あの日のことをもう一回振り返ってみますと、我々は新学校区の皆さん向けに説明をしましょうというふうなことで一定の枠をつくらせていただいたというのがまず1つ。つくらせていただいたんです。そういうふうなことの中で我々、あの会場に行っていました。しかし、学校の子供を通して保護者に渡ったのは東向陽台小学校区保護者の皆さんというようなことで文書が発信されておったことが、それはあの当日はわからなくて、結果、後日にわかったことです。結果としては東向陽台小学校区の皆さん、小川議員も含めて該当する住民ですからあの場所に入って説明を、議員はだめですということの条件もなかった。入れるべきでした。しかしながら、残念なことに我々の認識は新学校区の皆さん向けにということでそこに行ったものですから、結果、行政区長さんとてどなたとてという形で新学校区でない方は、どうぞ今日また別な、必要なら別な機会持ちますのでお引き取り下さいということで、副町長が私との相談の中であのような、結果としてはこうなったとか、妨害したとか、議員活動を妨害したとかという形につながりますけれども、残念なことに誤解があったことはおわび申し上げます。ですから、新学校区と東向陽台、そういうふうな範囲だったんですが、結果、それ以外の方も今度議員を入れないのは何事だとかというようなこともあって、結果、9月の採決にもその辺の要素も少し加味されたというか、そういうのも理由に入ったというようなこぼれ話も聞いたところです。ですから、非常にぎくしゃく関係があったことは認めつつも、決して議員の皆さんを妨害するとかあるいは入場を拒絶するとかではなく、約束事ですから。きょうは新学校区の皆さん向けにやりますというそういう枠組みの中でスタートしたというようなことをぜひご理解いただきたいということであのときもやったんですが、結果、なかなか折り合いがつかなくて、副町長が出向いて全協の場でのおわび文をもとに皆さんに経緯を説明したと、こんなふうなことでございます。したがいまして、そういうふうなことを前段をご理解いただかないことにはこうした人を改めてかということを、先ほどの延長上の中で出しているわけでは決してないことであることを今るる申し上げたところでございます。
2つ目については前々の副町長の場合は文書等のやりとりについては、気仙沼が所属でしたから、私も気仙沼市長のもとに出向き、副町長も出向き、事務方も含めてというようなことで、当然割愛というふうな契約条項があって、まだ60歳前の方ですから当然文書でのやりとりを経ながら副町長職に就任いただいたと、このようなことでございます。
議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
これから議案第30号副町長の選任につき同意を求めることについてを採決いたします。この採決は無記名投票で行います。
この際、暫時休憩をいたします。
午後5時02分 休憩
午後5時02分 再開
議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
この採決は無記名投票で行います。議場の出入り口を閉めます。
〔議場閉鎖〕
議長(浅野幹雄君) ただいまの出席議員は17名です。
次に立会人を指名いたします。富谷町議会会議規則第32条第2項の規定によって、立会人に7番浅野直子君、8番安住稔幸君、9番森 栄君の3名を指名いたします。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
議長(浅野幹雄君) 念のために申し上げます。富谷町議会会議規則第83条の規定により、本案を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載願います。なお、投票による表決において賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票の取り扱いは、富谷町議会会議規則第84条の規定により否とみなし、取り扱います。
投票用紙の配付漏れはありませんか。(「なし」の声あり)投票用紙の配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検いたします。
〔投票箱の点検〕
議長(浅野幹雄君) 異状なしと認めます。
ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と氏名を読み上げますので、順番に投票願います。
〔事務局長の読み上げにより、順番に投票した〕
議長(浅野幹雄君) 投票漏れはありませんか。(「なし」の声あり)投票漏れなしと認め、投票を終了いたします。
開票を行います。7番浅野直子君、8番安積稔幸君、9番森 栄君、立ち合い願います。
〔開票〕
議長(浅野幹雄君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数16票。有効投票16票。有効投票のうち、賛成5票、反対11票。
したがって、議案第30号副町長の選任につき同意を求めることについては否決されました。
議場の出入り口を開きます。
〔議場開鎖〕
議長(浅野幹雄君) 日程第15、発議第1号福島第一原子力発電所事故で汚染された指定廃棄物の最終処分場を宮城県黒川郡内に建設することに反対する意見書(案)を議題といたします。
提出者、菅原福治君に説明を求めます。菅原福治君、登壇願います。
2番(菅原福治君) それでは、申し上げます。
福島第一原子力発電所事故で汚染された指定廃棄物の最終処分場を宮城県黒川郡内に建設することに反対する意見書(案)。
富谷町議会会議規則14条の規定により、上記の議案を提出いたします。発議者は発議第1号、提出者菅原福治。賛成者は富谷町議会全員でございます。提出意見書(案)を朗読し、内容の説明とかえさせていただきます。
福島第一原子力発電所事故で汚染された指定廃棄物の最終処分場を宮城県黒川郡内に建設することに反対する意見書(案)。
平成26年1月20日に開催された第5回宮城県指定廃棄物処理促進市町村長会議において、環境省井上信治副大臣より、県内3カ所の指定廃棄物最終処分場建設の調査候補地に、黒川郡大和町下原地区の国有地が提示された。
黒川郡内で隣接する本町としては、子供たちの健やかな成長を願い、安全で安心な住みよい町として生活している住民の期待を裏切るものであり、放射能汚染による影響や風評被害など、さまざまな悪影響を懸念するものである。
本町においては、東日本大震災による被害の復旧、復興に邁進し、住民の心身ともに疲弊した中で、災害瓦れきの焼却灰15万トンを石積地区に埋め立て処分を行った。
また、隣接する大和町鶴巣地区の公益財団法人宮城県環境事業公社小鶴沢処理場に焼却灰20万トンに加え、セシウム濃度8,000ベクレルキログラム以下の下水道汚泥焼却灰、乾燥汚泥及び水道事業の浄水発生土を埋め立て処分することになっている。
さらに、郡内にあっては、福島第一原子力発電所の事故による放射性物質を含む汚染稲わらの一時保管施設も余儀なくされたところである。
このような状況下における今回の本調査候補地の選定は、多くの住民の努力や安心・安全を希求する切なる思いを踏みにじるものであり、到底理解し得ないものである。
調査候補地は、陸上自衛隊王城寺原演習場に隣接し、実弾射撃訓練による騒音・振動だけではなく、誤射による最終処分場への被弾や着弾によって、施設の機能に異常が発生することが危惧され、放射性廃棄物が飛散する恐れも払拭することはできず、住民の生命・生活が著しく危険にさらされることに、強い危機感を抱いている。
また、地産地消で農業の活性化に取り組んでいる販売農家、工業用地造成による土地区画整理事業の企業誘致にも影響を及ぼす風評被害は甚大である。
本町は、安全で安心な町、幸せを実感できる町、子供を宝とし教育満足度日本一を目指したまちづくりを進めているところでもあり、黒川郡大和町への指定廃棄物最終処分場を建設することは、国有地といえども甚だ遺憾であり、受け入れられるものではない。
よって、本町議会は、黒川郡内に福島第一原子力発電所事故で汚染された指定廃棄物の最終処分場の建設に反対するものである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成26年3月14日。宮城県黒川郡富谷町議会。
なお、提出先は内閣総理大臣安倍晋三殿。環境大臣石原伸晃殿。衆議院議長伊吹文明殿。参議院議長山崎正昭殿。以上です。
議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
これから発議第1号を採決いたします。この採決は起立によって行います。
本案は原案のとおり採択し、それぞれの提出先へ送付することに賛成議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(浅野幹雄君) 起立全員です。よって、本案は原案のとおり採択し、それぞれの提出先へ送付することに決定をいたしました。
議長(浅野幹雄君) 日程第16、議員派遣の件を議題といたします。
お諮りいたします。富谷町議会会議規則第129条の規定による議員派遣の件については、お手元に配付のとおり、議員を派遣いたしたいと思いますがご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、議員派遣の件については配付のとおり派遣することに決定いたしました。
お諮りいたします。議員派遣日程のほか、議案の審査または調査及び議会において必要があるものへの議員の派遣を決定するに当たっては、議長に委任することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、日程に記載のないものについては議長に委任することに決定いたしました。
議長(浅野幹雄君) 日程第17、閉会中の委員会調査についてを議題といたします。
各委員会から所管事務のうち富谷町議会会議規則第75条の規定によりお手元に配付のとおり継続調査の申し出があります。
お諮りいたします。各委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
これで本日の日程は全て終了いたしました。
平成26年第1回富谷町議会定例会は終始熱心な審議を経て全ての議案を議決いたしました。執行部におかれましては、各議員から出された意見を十分に尊重し、円滑な町政を執行されますよう強く要望いたしまして閉会の挨拶といたします。
会議を閉じます。
以上をもって平成26年第1回富谷町議会定例会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。
午後5時19分 閉会