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平成26年第1回富谷町議会臨時会(開催日:1月31日)

更新日:2014年01月31日

平成26年第1回富谷町議会臨時会(開催日:1月31日)

会議録目次

臨時会会議録第1号

平成26年第1回臨時会目次

第1日目 1月31日(金曜日)
会議録署名議員の指名
会期の決定
議案第 1号 平成25年度富谷町一般会計補正予算(第6号)
議案第 2号 平成25年度(仮称)富谷町立明石台小学校校舎・放課後児童クラブ新築工事請負契約の締結について

平成26年第1回臨時会議事録(第1号)

平成26年1月31日(金曜日)

出席議員(18名)

  • 2番 菅原福治君
  • 3番 出川博一君
  • 4番 三浦邦夫君
  • 5番 高橋正俊君
  • 6番 小泉光君
  • 7番 浅野直子君
  • 8番 安住稔幸君
  • 9番 森栄君
  • 11番 佐藤克彦君
  • 12番 山路清一君
  • 13番 小川昌義君
  • 14番 細谷禮二君
  • 15番 佐藤聖子君
  • 16番 永野久子君
  • 17番 磯前武君
  • 18番 渡邊俊一君
  • 19番 相澤榮君
  • 20番 浅野幹雄君

欠席議員(1名)

  • 10番 千葉達君

説明のため出席した者

  • 町長 若生英俊君
  • 企画部長兼企画部経営企画課長 荒谷敏君
  • 総務部長兼総務部総務課長 小野一郎君
  • 福祉部長 奥山吉信君
  • 建設部長兼建設部都市整備課長 鴇謙一君
  • 企画部財政課長 吉田尚樹君
  • 建設部都市計画課長 佐々木俊男君
  • 総務部総務課参事兼危機管理室長兼危機管理監 菅原俊司君
  • 教育長 菅原義一君
  • 教育次長 及川芳彦君
  • 教育部長 小松巌君
  • 学校教育課長 神田能成君

事務局職員出席者

  • 事務局長 浅野康則
  • 次長 郷右近衛
  • 主任主査 相澤正人

議事日程 第1号

平成26年1月31日(金曜日) 午前10時00分 開会

会議録署名議員の指名
会期の決定
議案第 1号 平成25年度富谷町一般会計補正予算(第6号)
議案第 2号 平成25年度(仮称)富谷町立明石台小学校校舎・放課後児童クラブ新築工事請負契約の締結について

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり

午前10時00分 開会

議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
 ただいまより、平成26年第1回富谷町議会臨時会を開会いたします。この臨時会は、町長から平成25年度富谷町一般会計補正予算(第6号)についてなどの事件議案が提出されることになっております。慎重に審議を尽くされ、町民の負託に応えられますようご期待を申し上げますとともに、議会運営につきましてもご協力をお願いいたしまして開会の挨拶といたします。
 ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しますので、ただいまから平成26年第1回富谷町議会臨時会を開会いたします。
 初めに、提出議案などの説明を含め、富谷町町長に挨拶を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、皆さん、おはようございます。
 本日、ここに平成26年第1回富谷町議会臨時会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、公私ともにご多用の中、ご参集いただきまして御礼を申し上げます。今回、提出しております議案等につきまして、その概要を申し上げたいと思います。
 議案第1号平成25年度富谷町一般会計補正予算(第6号)につきましては、町内会館整備事業、県知事選挙の執行事務、消防本部整備事業の補正予算を計上いたしておるところでございます。
 議案第2号平成25年度仮称ではありますけれども、富谷町立明石台小学校校舎・放課後児童クラブ新築工事請負契約の締結につきましては、当該工事請負契約の締結について、議会の議決をお諮りするものであります。
 なお、議案審議の折には詳細ご説明を申し上げますので、慎重審議を賜りまして、全案件可決賜りますようお願い申し上げたいと思います。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。
 議長諸報告は、お手元に配付のとおりです。
 なお、説明員出席報告のほか関係資料については、事務局で保管をしておりますので、希望の方は閲覧願います。
 これで諸報告を終わります。
 これから本日の会議を開きます。
 議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。

日程第1 会議録署名議員の指名

議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、8番安住稔幸君、9番森栄君、11番佐藤克彦君の3名を指名いたします。

日程第2 会期の決定

議長(浅野幹雄君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本臨時会の会期は本日の1日にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本臨時会の会期は本日の1日に決定いたしました。
 この際、午前10時30分まで休憩をいたします。

午前10時03分 休憩

午前10時30分 再開

議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

日程第3 議案第1号 平成25年度富谷町一般会計補正予算(第6号)

議長(浅野幹雄君) 日程第3、議案第1号平成25年度富谷町一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) それでは、議案第1号についてご説明申し上げます。議案書1ページをお開き願います。
 平成25年度富谷町一般会計補正予算(第6号)は、次に定めるところによるものでございます。
 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ361万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ121億9,982万3,000円とするものです。
 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 第2条、繰越明許費の追加は「第2表繰越明許費補正」によるものでございます。
 それでは、初めに第2条の説明をさせていただきます。
 4ページをお開き願います。
 第2表繰越明許費補正ですが、追加といたしまして、消防費の消防ポンプ整備事業といたしまして、434万9,000円を上程するものでございまして、こちらにつきましては今回補正に計上させていただいております小型可搬ポンプ軽積載車1台の購入に当たりまして、3月31日を越える見込みがあることから、繰越明許費の設定をするものでございます。
 それでは、歳入歳出についてご説明申し上げます。
 10ページをお開き願います。
 初めに歳入の説明をさせていただきます。
 15款3項1目総務費委託金につきましては、147万4,000円を減額し、9,862万3,000円とするものでございます。内容といたしましては、25年10月27日に執行されました県知事選挙の額の実績に基づきまして変更するものでございます。
 続きまして、18款2項1目財政調整基金繰入金につきましては、509万3,000円を追加し、5億67万5,000円とするものでございまして、今回の補正に伴います財源調整となってございます。
 続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
 次のページ、12、13ページをお願いいたします。
 2款1項10目自治振興費でございますが、176万3,000円を追加いたしまして、3,278万1,000円とするものでございます。内容といたしましては、説明のところにございますが、備品といたしまして町内会館、明石台七丁目町内会発足によります備品の整備でございます。
 続きまして、2款4項4目県知事選挙費でございますが、146万8,000円を減額し、976万8,000円とするものでございまして、実績に伴います1節から18節まで、実績による追加及び減額というところでの調整でございます。
 続きまして、9款1項3目消防施設費につきましては、332万4,000円を追加し、4,989万5,000円とするものでございまして、先ほど申し上げました小型可搬ポンプ軽積載車1台購入費用を計上するものでございますが、今回補正している金額と繰越明許費で計上している金額の差でございますけれども、こちらにつきましては今予算の執行残がございますので、そちらを合わせまして繰越明許費とさせていただくものでございます。
 以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) それでは、質問したいと思います。
 10ページ、財政調整基金からの繰り入れという形になっているわけですが、これは基金のどの部分、基金上での何条でこういった形で提出するようになっているのか、ちょっと質問をしておきたいというふうに思います。
 それから、12ページ、2款4項4の18の知事選の備品購入あるんですが、何を購入して、この部分だけちょっとプラスになっているものですから、何を購入してどういうものが備品としてのぼっているのかということについて、質問します。
 それから、同じく12ページ、9款1項3目の18節ですけれども、備品購入ですけれども、これも25年の定例会でもかなり上積みをしているわけですね。約500%ぐらい上積みをしていながら、さらに今回も出てくるということについて、何かやっぱり計画性というかこういったものについて、何かどういうところでローリングしているのかなという感じがするわけです。そういう意味で、この備品購入というものはどういうところから発生してきたのかということについて、まず質問をしたいというふうに思います。
 あと、一般財源で行っているわけですが、前回というか第3回のときもそうなんですけれども、補助金というかこういったものが運用できないのかどうかということについて、質問をしたいというふうに思います。
 あと、14ページですけれども、特別職が10人削減されていますね。特別職。10人削減の中身、これはどのような人たちが削減されているのかということについて、質問します。
 それから、最後になりますけれども、下段の部分で一般職員の手当削減で時間外があるわけですが、この時間外の金額というのは何人分の時間外の勤務手当なのか、その辺について質問したいというふうに思います。以上です。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) それでは、よろしくお願いします。
 最初に12、13ページのほうご質問ということでございますけれども、2款4項4目の18節備品購入22万7,000円でございますけれども、こちらにつきましては選挙にかかわる備品ということになります。カウンターということで記載台ございますけれども、そちらのほう壊れてしまったというのもありますし、あと補充という意味もあります。それで、購入したものにつきましては、記載台が2台、あと投票用紙のトランク、小さいものがあるんですけれども、そちらのほう投票用紙、大きな投票所ですと2箱、3箱と、あと選挙の項目によりまして、4つ、5つということになりますけれども、そちらのほうが少なくなってきておりますので、いっぱいになってきておりますので、その分3台。あとベルトパーテションスタンドということで、よくスーパーとかにありますように案内するような、流れをよくするようなそういったものを6台購入いたしまして、合わせて22万6,905円というふうな内容となってございます。
 あと、その他は先ほど財政課長が説明したとおり、精算的なものということでこのように執行残を減額したものでございます。
 あと、14ページ、15ページですけれども、最初に職員数の分ということになりますけれども、この中で減っている部分ごらんになりますとおり、その他の特別職ということになります。これは、開票立会人ですね。開票立会人の分が最低でも開票時は3人以上ということになります。業務的には十何人分とっておりますけれども、最低3名ということになりますので、実際につきましてはごらんのとおりでしたので、足りない分につきましては、それぞれの方を選任して、残りの分を減額したということになります。ですので、特別職といいましても、選挙当日の立会人、こちらの分になります。あわせて報酬が20万5,000円減額ということになりますけれども、これも前の13ページをごらんいただけるとおわかりになるんですけれども、報酬分、こちらの分相当分になりますので、20万5,000円、これも開票立会人分の減額ということになります。
 あと、15ページの下の欄で、管理職手当と時間外勤務手当、これにつきましても、13ページをごらんいただければおわかりになると思うんですけれども、職員手当と時間外手当が64万7,000円、管理職特別勤務手当が1万円ということで、その分見合い相当65万7,000円ということでこちらのほうの選挙にかかわる分を減額したということでございます。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) それでは、財政調整基金について、ご説明申し上げます。
 まず、条例がございまして設置につきましては、第1条で町の財政の調整を図り、その健全な運営に資するということを目的に設置されておりまして、今回処分というか、繰り入れした理由といたしましては、第5条の処分というところに該当しまして、当該不足額を埋めるための財源というところで処理をさせていただいております。以上です。

議長(浅野幹雄君) 危機管理監。

危機管理監(菅原俊司君) 今回車両のほうを整備するに当たりましては、第3回の補正においても別途頂戴したところでございます。今回増車する、これまでも一定の配備計画は予定はしてはいたものの、東日本大震災以降、消防団のほうよりさらなるスピード感を持った配備を求めるというような強い声がございました。
 そういったことも受けまして、前回の第3回においては、大雨に対する対応というようなことで、竹林周辺の各班への配備、また林野火災を想定し、それに伴う迅速な対応がとれるようにというようなことで、総計5台、第3回では予算を頂戴したところでございますが、今回補正として上げさせていただきましたところは、町中班を予定してございます。こちらは本来であれば、次年度以降を想定予定はしておったものの、昨年の暮れに富ケ丘において住宅火災が発生してございます。お一人お亡くなりになるというような事案がございました。そういったことも踏まえまして、やはり人口集積する地域に対応をより一層早期に進める必要があると判断したことから、今回配備をするものでございます。
 また、今度財源でございますが、国、国庫補助、さまざまいろいろございますが、特に総務省が所管されている補助金交付要綱が36項目ほどございまして、消防団に関するような交付事項が4項目、震災以降の補助金も含め4項目ほどございます。ただ、いずれも復旧に関するものというようなことで、新たに整備をするものについては対象とならないというようなことで、事前に確認の上で、補助の対象となるものかどうかというのを確認の上で、今回宛てがわれている補助金については対象とならないもので、一般財源で対応させていただこうと思ったものでございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 今特別職のは10人まで説明ちょっと聞き取れなかったんですが、10名までの数字を提示したということでよろしいんですか。もう一度そこのところ質問したいというふうに思います。
 あと、今後の問題です。消防ポンプですけれども、財源措置とかそういうことはわかりましたとは、かなり努力をしてほしいなとは思いながらも、今後のあとどれぐらいのポンプを更改していくとか、こういう予定なのか。今回の予算に絡んで直接はないんですが、やはり私から見ると何かただその場その場で積み上がってきているように見えますので、その辺ちょっと今後の展望ということで質問したいと思います。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 公職選挙法の中で、開票につきましては10人まで立ち会いができるということになっております。計数機は2人でしたので、2人はよろしかったんですけれども、あともう1人選任して最低3人ということになっておりますので、その分の方々を減らした形で実質的には3人で開票を行ったということで、差し繰りの中でこの金額、あと選挙管理委員会につきましてもその当日も含めて何度かということで予定されておりましたけれども、会開かなくても終了したものがあります。そういったことで、この20万5,000円にはなっておりますけれども、公職選挙法の中に開票の流れということでそういったことは規定されておりますので、10名ということでちょっとお話をさせていただいたところでございます。

議長(浅野幹雄君) 危機管理監。

危機管理監(菅原俊司君) 今回補正上げさせていただいたものをご承認いただけた後には、残り配備されていない班があと残り6班ございます。6班ですね。ただ、整備するに当たりましては、やはり車両の格納庫もあわせて整備する必要がございます。これまでも整備においてもご説明してまいりましたとおり、町内会館等の改修の兼ね合いもございます。そういったことを考えれば、今後は町内会とも協議を進めていく必要がございますので、原則当初予算で計上させていただくのが筋かとは思いますが、状況に応じてその時々の予算、また町内会との協議の内容において、随時ご説明をさせていただければと思います。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。9番森栄君。

9番(森栄君) 私からは2点ほど質問させていただきます。
 2款1項10目18の備品購入費176万3,000円なんですが、この備品の内容について伺います。
 2点目が、今回予算計上した備品について、今まで町内会新設した場合のそろえる備品と、同じになるかどうか、その2点について質問いたします。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) それでは、備品、庁用器具費ということで176万3,000円計上させていただいておりますけれども、これにつきましては全ての町内会につきましては、新設等の場合は規定に沿った形で同じ数量等準備してございます。内訳といたしましては、会議用のテーブルが20台、あと座卓が10台、折りたたみ椅子が60脚、あとスチール書庫が1台、オフィスボードが1台、傘立てが1台、石油ファンヒーターが1台、同じくこれはブルーヒーターでありますけれども、あと別に普通の石油ファンヒーターが1台と、基準に基づきましてこちらのほうを購入して、あと納入するものでございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第1号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第4 議案第2号 平成25年度(仮称)富谷町立明石台小学校校舎・放課後児童クラブ新築工事請負契約の締結について

議長(浅野幹雄君) 日程第4、議案第2号平成25年度(仮称)富谷町立明石台小学校校舎・放課後児童クラブ新築工事請負契約の締結についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) それでは、議案第2号についてご説明申し上げます。
 議案書18ページをお開き願います。
 議案第2号平成25年度(仮称)富谷町立明石台小学校校舎・放課後児童クラブ新築工事請負契約の締結についてのご説明を申し上げます。
 平成26年1月16日一般競争入札に付した案件につきまして、下記のとおり契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
 1、契約の目的 平成25年度(仮称)富谷町立明石台小学校校舎・放課後児童クラブ新築工事
 2、契約の方法 一般競争入札
 3、契約金額 18億2,910万円
 4、契約の相手方 仙台市青葉区柏木1丁目1番7号 株式会社錢高組東北支店 執行役員支店長 木村匠一郎となってございます。
 なお、今回の契約金額につきましては、現状消費税5%でございますので、5%の契約とさせていただいております。消費税改定執行されましたら8%になりますので、こちらについて変更契約をする予定としてございます。
 それでは、この工事請負契約に当たりましては、平成25年12月18日に入札の公告を行いましたところ、株式会社錢高組東北支店、株式会社阿部和工務店、松井建設株式会社東北支店の3者のお申し込みがございましたが、松井建設の辞退によりまして、2者での入札となり、去る1月16日に入札執行をいたしました。
 この入札につきましての参加条件につきましては、まず宮城県内に本店、支店、営業所を有すること、それから入札資格登録が建築一式のSであること、それから宮城県及び富谷町から指名停止を受けていないこと、それから地方自治法施行令第167条の4の規定に該当しないこと、それから富谷町契約に関する暴力団排除措置要綱各号に掲げる措置要件にいずれにも該当しないこと、それから1級建築、施工管理技士の資格を有する技術者を専任で配置できること、それから平成15年度以降元請として国または地方公共団体発注の鉄筋コンクリート造建築工事の実績があることといたしました。
 予定価格につきましては、事前公表でございまして、税抜き17億8,000万円といたしました。その結果、落札価格税抜き17億4,200万円、落札率は97.86%となり、去る1月20日に仮契約を締結いたしましたので、本契約を締結するに当たり議会の議決をお願いするものでございます。
 工事概要につきましては、都市計画課長からご説明申し上げます。

議長(浅野幹雄君) 次に、都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) おはようございます。
 それでは、土地改良につきまして、別添の議案第2号関係資料の図面のほうで説明させていただきます。
 1ページをお願いいたします。
 配置図になります。図面中央部の点斜線で囲まれた部分が今回の小学校敷地でございまして、東側に明石台公園、南側に町道明石台12の3号線、西側に町道明石台6の64号線が隣接しております。グラウンド200メータートラックの上部の黄色着色部分が校舎棟、左上の桃色部分が児童クラブ室のあるコミュニティ棟、右上の水色部分が体育館棟、その屋上がプールで、校舎棟と体育館棟の間のスペースが中庭となっております。ちなみに体育館、プール、中庭部分につきましては、次の体育館棟の工事範囲になりますので、今回は別途工事になります。
 校舎棟の延べ床面積が5,230平米で、コミュニティ棟の延べ床面積が373平米、プール附属棟の延べ床面積が78平米となり、全体の延べ床面積が5,681平米になります。配置計画の特徴といたしましては、西側住宅地への配慮の問題につきましては、敷地の西側に歩道及び駐車場を計画し、校舎と西側住宅地との離隔を25メーターほど確保しております。西側壁面は必要最小限とし、2階、3階はさらにセットバックさせて、住宅地からの離れを26メーター確保するとともに、つる性植物等の壁面緑化を施すことで、圧迫感を軽減する計画になっています。
 また、西側道路には2メーターの歩道を敷地内に整備することにより、児童の安全性を確保するとともに、植樹を設けることによる視線の制御、風対策、景観への配慮もしております。さらに、騒音の心配のある屋内運動場は公園側、音楽室は3階北側に配置し、音楽室からの音は屋内運動場側へ流れる配置計画になっており、西側、南側の既存住宅地の迷惑にならないように建物の配置計画において最大限の配慮をさせていただいております。
 2ページをお願いいたします。
 1階平面図でございます。こちらも配置図と同じように、黄色の着色部分が校舎棟、左上の桃色部分が児童クラブ室のあるコミュニティ棟、右上の水色部分が体育館棟、その屋上がプールとなっております。
 校舎棟は南側に普通教室5室、普通教室に転用可能な資料室1室、特別支援教室3室を配置し、中央部に昇降口、職員室、校長室、北側に特別活動室や展示コーナーを配置しております。平面計画の特徴といたしましては、昇降口と職員室を近接させ、登下校時の児童を見守ることのできる計画としています。また、校舎内の廊下も直線型として見通しのよい校舎計画としています。
 普通教室は全て南向きとして、自然光にあふれ、眺望を確保した学習空間としております。中庭などの外部空間も活気あふれる学習空間として積極的に活用し、階段室の煙突効果や自然通風を生かしたエコで快適な校舎を計画しております。
 コミュニティ棟は、児童クラブ室、多目的室、ランチルーム、管理室、休憩室、湯沸かし室、多目的トイレ、男女トイレを配置しております。平面計画の特徴といたしましては、児童の送り迎えなど保護者の方の駐車場から近い位置で、わかりやすい動線計画としております。また、校舎からも直接出入りできる計画とし、児童のランチルームとしての利用など校舎の一部としての有効活用をしたいと考えております。さらに、今回は体育館が右側上部に奥まることから、選挙時における投票所機能を持たせた地域コミュニティ棟とも捉えております。
 3ページをお願いいたします。
 2階平面図でございます。南側に普通教室5室、普通教室に転用可能な資料室1室、学習室1室を配置し、中央部に図書室、北側に理科室と図工室及び展示コーナーを配置しております。教室の北側には、本棚等も設置し、本のある廊下や読書テラスにより、読書に親しむためのスペースが提案されております。
 4ページをお願いいたします。
 3階平面図でございます。こちらも2階と同様に、南側に普通教室5室、普通教室に転用可能な資料室1室、学習室1室を配備し、中央部にコンピューター室、北側に家庭科室と音楽室及び展示コーナーを配置しております。特に、音楽室の東側をテラスにし、マーチング等の楽器の練習をしても音は体育館側に流れるような創意工夫もされております。
 5ページをお願いいたします。
 4階平面図でございます。別途工事にはなりますが、体育館の屋上部分に屋外プール25メーター掛ける15メーター及び低学年用プール8メーター掛ける10メーターを配置し、中央階段から廊下を通り中央部に男女の更衣室、トイレ、右側に機械室、器具庫を配置しております。校舎棟の黄色着色部分が今回の工事範囲になります。車椅子の方やけがをした児童も考慮し、西側のエレベーターからのアプローチを確保するとともに、北側の階段は、体育館からの連絡も考慮しております。また、太陽光発電のパネルを屋上に設置し、直接児童が触れることにより、環境学習の一環にもなると捉えております。
 6ページをお願いいたします。
 立面図でございます。上から南側立面図、北側立面図、西側立面図、東側立面図になります。平面図と同じように黄色の着色部分が校舎棟で、下部の桃色部分がコミュニティ棟の立面図になります。立面計画の特徴といたしましては、南側については小学校の顔としての児童のふだんの居場所である普通教室を配置し、児童の上下動線となる階段室も配置することで、児童の動き、児童数があらわれる計画としております。100メーターを超える長いファサードには、縦ルーバーや縦格子のカーテンウォールを配置し、住宅地に合ったスケールとしております。また、バルコニーによる日射遮蔽効果、壁面太陽光パネルを設置し、環境教材としての効果も持たせております。西側については、2階、3階の壁面をセットバックさせた上で、壁面緑化を施し、周囲への圧迫感を軽減し景観に配慮した計画としております。北側については、丘の上に建つ小学校として見えることから、ボリュームを分節化、地形に合わせて配置し、明石台地区全体の景観にも配慮しております。
 また、今回は地域拠点としての学校ということで、放課後児童クラブや選挙時の投票所機能を持つ地域コミュニティ部門を小学校に併設し、相互の有効利用が図られております。
 災害時においては、地域の防災拠点となることを考慮して、校舎を鉄筋コンクリート造の堅牢な構造体とし、天井等の非構造部材についても、落下防止対策が考慮され、校舎屋上には太陽光パネルと蓄電池を設け、停電時における電力の確保や校舎1階の防災倉庫も計画されております。
 さらに、プールを屋上に設ける体育館については、避難時機能も求められることから、鉄骨鉄筋コンクリート造として大空間の安全性を高める創意工夫と地域の安全・安心の場としての機能的な面からも十分な配慮がなされております。工事概要については以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

議長(浅野幹雄君) この際、11時15分まで休憩をいたします。

午前11時03分 休憩

午前11時15分 再開

議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これから質疑に入ります。3番出川博一君。

3番(出川博一君) それでは、まず第1回目として、この入札が適正なのか、有効なのかちょっと疑問を感じながら質問させていただきたいと思います。
 といいますのは、実質的に1者のみでの入札で、本来であれば中止になる案件じゃないかなというふうに考えておりまして、要綱上からもグレーな部分入札したと思うんですけれども、その見解を述べていただきたいと思います。
 あと4つお願いします。この予定価格事前通告での辞退の締め切り期限というのはいつまでなのか。
 2つ目として、予定価格を超えた入札は無効との要綱、これはどのような形で入札業者への徹底がされているのかお尋ねしたいと思います。
 それから、予定価格超の入札者へのペナルティは課されないのか。これについてもお尋ねします。
 5つ目として、質問者へ、いわゆる入札の公告をした後いろいろご質問があるわけですけれども、その回答書の送付、これは入札前、入札前日、今回のケースは入札前日だったんですが、これは問題ないのかどうかお尋ねしたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) それでは、入札関係についてお答えいたします。
 まず、予定価格の事前公表に関する要綱、22年の8月からスタートしている要綱でございます。この要綱から見ますと、先ほど言いましたこの入札が有効かということでございますが、まず入札の参加者が1者の場合は中止というところでの取り扱いとさせていただいております。今回につきましては、参加自体は2者というところでございますので、入札自体は当然有効というところで考えております。ただ、しかしながら札入れをした結果、1者が予定価格を超えていたということで、その価格自体は無効ということにはなりますが、入札自体の執行は当然有効ということで取り扱いをしております。
 あと、今後その業者についての措置というところでのお話につきましては、最終的には選定委員会等に諮ってということにはなるんですが、今現状でそちらの指名停止等の措置については、今のところは考えておりません。
 続きまして、質問書の回答期限と入札の日付の関係でございますけれども、今議員さんからお話がありましたとおり、15日に回答しまして翌日の16日に入札というタイトなスケジュールでやっております。今回どうしても1月中に契約をしたいということと、あと年末年始が入りましてスケジュール的にタイトになったというところで、次回以降この辺の日程につきましては、今後検討していく余地があるのかなというふうには当然考えておりますけれども、今回についてはそういう状況からちょっとタイトなスケジュールになりましたという現状でございます。以上でございます。

3番(出川博一君) 質問、回答漏れ2件あります。辞退の締め切り期限、あとそれから予定価格を超えた場合のことなんですけれども、その要綱はどのような形に業者に伝わっているかについての回答まだいただいておりません。

財政課長(吉田尚樹君) 済みません、通常ですと、辞退の締め切り期限というのは入札執行の前までというところで通常は決めさせていただいておりますけれども、予定価格事前公表につきましては、先ほど言ったように1者の場合は中止にするという状況から、前日の締め切りと、1日前の締め切りということで、運用をして業者のほうにそれは通知をもってそのようなことをしてございます。
 基本的には、あと予定価格を超えたときには無効ですよということで要綱のほうにはうたっておるというところで、特に超えた場合の制裁等についての記入しているところは特にございません。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) 今回答の中で、辞退の締め切り期限は今回の場合は入札日前日、つまり回答された当日に、その日に辞退しなければ辞退を認められないということでは、これは公正な競争入札なのかどうかというのは非常に疑わしいと思いますけれども、まずその点をお聞きします。
 あと4点ございます。
 それから、予定価格事前公表入札のメリットとデメリットについてお尋ねしたいと思います。
 それから、2つ目としては、この予定価格事前公表の施行に関する要綱、これそのものは22年8月16日制定されまして、次の日の8月17日に施行、そしてその翌日8月18日に給食センターの入札公告ということで、まさにこれは給食センターをつくるために定めたものじゃなないかなというふうな気がするんですけれども、この富谷町告示第58号、この要綱ですけれども、これの意図するものは何なのかお尋ねしたいと思います。
 それから、この要綱の中の第2条、事前公表の対象ですけれども、選定委員会が選定するとありますけれども、ちょっと余りにも漠として恣意的な運用が懸念されるので、もっと具体的な基準が必要かと思いますけれども、その辺の見解も求めたいと思います。
 それから、最後になりますけれども、平成23年8月25日、総務省と国交省の連名の通知で、事前公表の見直しを求めていますけれども、それに対する見解をお尋ねしたいと思います。以上、5点お願いします。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) まず、日程的な話になりますが、確かにタイトなスケジュールの中で、15日の朝一で回答しまして、辞退届については15日中にというところで取り扱いをしておりますので、期間的にはかなり厳しい状況にはあったかと思いますが、そのようなスケジュールの中でやらせていただいたというところでございます。
 続きまして、予定価格の事前公表のメリット、デメリットというところでございますけれども、基本的には予定価格を事前公表するということであれば、こちらの手の内といいますか、金額をもう既に公表するというところで、その価格競争的な部分でどうなのかという1つデメリットはあろうかと思うんですが、まず今回の予定価格事前公表に至ったわけといたしましては、学校につきましてはどうしてもオープンのときが、開校の時期も決まっておりますので、また今この震災後の状況からしますと、今新聞等でもいろいろ騒がれておりますが、不落不調ということでなかなか契約ができていないという現状がございます。そういう観点から、1回の入札で業者を1回目で契約したいと、スケジュール的にもそういう運びにしたいという思いがございまして、今回につきましては、予定価格を事前公表とさせていただきましたので、その辺については大きなメリットかなというふうに考えてございます。
 あと、この要綱の策定の趣旨といいますか、そういうところなんですが、まず22年の8月ということで震災前につくってございます。おっしゃられましたとおり、給食センターの入札に向けまして、予定価格を事前公表して、こちらにつきましても1回で業者を決めたいという当然思いがあったために、22年につくっております。震災前は、給食センターの1件が予定価格事前公表の対象になりました。その後、震災以降、さらに3件ほど、今公告している案件も入れますと4件事前公表の対象とさせていただきまして、公表しております。その中では資材のほうとそれから労務賃等の問題がございまして、どうしても現状とその設計とのタイムラグもあるというところもあって、現在落札に至らないケースが多々ありますので、その辺についてはスピーディーな契約というところを念頭に置きまして、主に実施しているのは建物でございます。建物、上物について今まで、今公告している案件も含めて5件、実施をさせていただいたところでございます。
 さらに、国等の通知で、予定価格、それから最低制限価格については事前公表はできるだけ避けるようにという通知は確かに来ております。しかしながら、現状国もそうですし、県も、仙台市も予定価格を事前公表してやっているのが現状です。というのは、先ほど言ったように、スケジュールの関係、それから1回の落札で業者を決定したいとそういう思いで、例えば1回不調になりますと、次にまた入札の手続ということで二重の作業、三重の作業がふえますので、そういうところも総合的に勘案しますと、現状予定価格が事前に公表されているケースは多々ありますよというところで、その辺はご理解をいただきたいと思います。
 そして、選定委員会の関係だったんですけれども、そういった今の現状をもって、予定価格を事前公表するかどうか選定委員会で決めるという決まりにしておりますが、この震災の影響がなければそういう対象案件もさらに減ってくるかとは思うんですけれども、その工期、それから工事について1回でどうしても契約に至りたいと、そういういろいろな判断のもとで事前公表するかどうか決めておりますので、今後もこの2条の要綱の中で内部で検討しながら進めていきたいというのが実情でございます。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) それでは、3回目、3点質問いたします。
 22年制定直後の給食センターについては、8者が競争しました。落札率は87%。その後調査したところ、3件実施しておりまして、本件も含めて3件実施しておりまして、町中会館の入札に関しては4者が全員辞退で中止になっております。それから、宮ノ沢住宅、これについては辞退が1者で2者で競争しました。落札率は98%。それから、今回辞退が1者で無効が1者で、結局は競争なしで98%の落札ということで、一番最初にやったときから確かによかったんですけれども、その後非常に高い落札価格になっているということからしますと、なかなか競争原理が働かなくなってきているのかなと。そういう意味で見直しの考えはないのかお尋ねしたいと思います。
 それから、2つ目。先ほどの回答の中で、質問書に対する回答書の送付から入札まで、朝一で送って、その日に辞退するかどうか決めてもらわなくてはないということなんですけれども、これについては今月予定されている管理棟についても、これもいわゆる回答書の翌日に入札ということなんですけれども、先ほどの答弁だと考慮する必要があるということなんですけれども、この件について具体的に変更する予定があるのかどうかをお尋ねしたいと思います。
 それから最後に、やっぱり予定価格を超えた入札、要綱の中で予定価格を超えたやつは無効ですよとうたっているわけですから、それでもあえて予定価格より高く入札するということに対しては、ペナルティを科すべきだと思いますが、どうでしょうか。つまり、そうしないと形式的な入札に終わって、競争なしの談合の危険性もあるんではないかというふうに危惧しているんですけれども、その3点についてご回答いただきたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) まず、1点目の価格競争というお話でございますけれども、いろいろ新聞等でもご承知かと思うんですが、今震災後受注と需要と供給のバランスというのもあるんですが、要は業者がなかなか新しい事業に手をつけてこないというのが実情です。ですから、うちのほうとしては当然理想からすれば競争の原理が働いて業者を決めていきたいというのは、それは理想論といいますか、当然のことだとは思うんですが、現状そういう状況にないと。ですから、1者、2者、3者と少ない中での競争の中でも、今町が必要な施設、町が必要とする整備を受け取っていただけるだけでという思いは実際あります。そんな状況なので、富谷に限らず今そういう中で価格競争で今この工事が進められているかというと、今の世の中そういう現状にないという認識ではあります。ただ、今後そういう状況を見定めながら、やはり当然競争の中で仕事をしていきたいというところはございますので、ただもう少し期間的にはその辺必要かなというふうに感じているところでございます。
 それから、先ほど済みません、回答日と入札日の関係だったんですけれども、今回の今公告しているのも回答の次の日が入札ということで、済みません、気づいたのがちょっと遅かったんですが、そういうタイトなスケジュールの中で、今後は見直すようにちゃんとやっていきたいと思いますので、その辺で1日、もしくは2日の期間をあけて入札というところで考えていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
  あとペナルティというところだったんですけれども、こちらとしても回答で次の日入札というところで、業者にとってもある程度タイトなスケジュールというところで、締め切りは前日なんですけれども、前日までに辞退届の提出が無理だったというような形もあろうかと思いますので、現状このペナルティについては、先ほどと同様で指名停止等を行うという予定にはしてございません。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ございませんか。2番菅原福治君。

2番(菅原福治君) 私も入札について一、二ちょっとお伺いしたいと思います。
 今回、先ほども話あったんですけれども、業者が3者で1者が辞退と、1者が無効ということなんですけれども、業者が少ない理由というのは先ほども何回も言われているんですけれども、昨今の状況についてもう少し詳しく、本当に震災だけなのか、それとも何かあるのか、その辺もちょっとお伺いしたいなと。
 それと、予定価格今回示されての入札なんですけれども、98%ということで、確かに今言われるように競争原理が働いていないというか、切り上げて98%ということに落札率がなっているわけなんですけれども、その辺もし、結果のお話なんですけれども、その辺コメントがあればお願いしたいことと、錢高組が落札したんですけれども、向こうの建設会社とのジョイントは考えられるのかどうか、その辺ももしわかればお伺いしたいなと思います。1回目以上です。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) まず今の現状というところでございますが、建設工事、建築工事ですね、特に建物につきましては通常の公告もしくは指名をしても、全者が辞退とか、うちでは今仕事できないということで、指名競争入札にしてもそうなんですけれども、辞退をして入札自体成立しないという案件も、震災前はなかったんですけれども、震災後そういう案件が結構多く来ております。
 ですから、一旦中止にして、再度仕切り直しというような形で今現状やっている。ただ、議会案件といたしましては大きな工事しか契約案件として出ていませんけれども、小さい案件についてはそういうような現状が今もまだ続いているという状況にございます。指名競争入札で例えば10者指名して3者しか参加してこない、7者辞退というのは今当たり前のような状況になってございますので、そういう現状だということでまずご認識をしていただければなというふうにございます。
 そのような中、予定価格に対しての落札率ということで数字上高い率98を超えるということで、数字を見ればそのとおりかと思いますが、この工事に限らずほかの工事についてもやはり震災後は例年と変わりまして、落札率等については上昇傾向にあると。これは富谷に限らずほかもです。その要因としては、やはり入札をして落札した後に資材高騰、それから労務賃の上昇といったところで、業者がどこで札を入れていいかというなかなか難しい今状況にあるのかなというふうに考えております。ですから、その辺上昇しても企業として十分に耐えられる金額ということでどうしても札入れをしますので、それが結果的に率の高い、落札率が高い傾向にあるということが言えるかと思います。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。2番菅原福治君。

2番(菅原福治君) それでは、安全・安心の対策についてちょっとお尋ねします。
 富谷町の学校も新しい学校結構あるんですけれども、いろいろ特徴があるんですね。小学校、中学校、特徴あるんですけれども、今回の明石台小学校も児童クラブ併設とか屋内体育館の部分とか、特徴あるんですけれども、明石台の最大の特徴というか、売りというか、本当に自慢できるものあれば二、三教えていただきたいと思います。
 それと、東側の公園の部分の境界線ありますけれども、そこのところの安全対策をちょっと教えていただきたいと。公園口と階段、門扉とありますけれども、その辺の安全面の説明をお願いしたいなと思います。
 それと、先ほどありましたけれども、校長室と職員室、あそこにあるわけなんですけれども、先ほど登下校、見晴らしのいいところという部分なんですけれども、それだけなのかちょっと理由を教えていただきたい。本当にここが校長室にふさわしいのか、職員室にふさわしいのか、ちょっと教えていただきたいなと。ほかの学校若干ちょっと違う部分ありますので、教えていただきたいなと。
 それと、体育館とプール、北側の部分なんですけれども、今回基礎工事ということなんですが、本当にちょっと見た目というか、安全面で強度が大丈夫なのかなという部分、その辺の大丈夫な部分をご説明いただきたいなと。安全面が大丈夫なのか教えていただきたいと思います。
 それと、細かいことになりますけれども、以前に事故が起きたんですけれども、手すり、階段のおり口と上り口の手すりの部分を、丸形のアーチにしてほしいと、先の部分ですね。棒状ではなくて先の部分を丸くしてほしいというような部分なんですけれども、その辺が生かされているのかどうか、お聞きしたいと思います。
 それと、児童クラブ、今回あるわけなんですけれども、その辺の動線がどうなっているのか、放課後になったら児童クラブ、校舎から直接行くのが基本なのか、それから外を回るのが基本なのか、その辺についてもお聞きしたいと思います。以上です。

議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) まず、安全・安心の売りというところでございますけれども、まず敷地内につきましては徹底した歩車分離を行っているということで、交通事故等を未然に防ぐ計画にしているというのがまず1つでございます。
 あと、都市計画課長のほうからもお話ありましたけれども、基本的には昇降口と職員室を隣接をさせて登下校時の児童を見守れるような体制をつくっているというのが、まず安心・安全の特徴だということでございます。
 あと、体育館とプール大丈夫なんでしょうかというところでございますけれども、実際に体育館の上にプールを設計しているというのは、現状ほかの自治体でもございますので、問題はないというふうに考えてございます。
 あと、児童クラブの出入りというところでございますけれども、学校からも校舎内からも入ることができますし、また外から児童クラブのほうに入るというふうな外玄関ということもございますので、両方出入りができる環境にあるということでございます。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 東側の明石台公園側につきましては、下のほうに、のり面の下のほうにフェンスを設置いたしまして、階段を上がりまして上部のほうに門扉を設置してございます。あと、手すりにつきましては、丸棒で先のほうの丸み対策を一応講じてございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。9番森栄君。

9番(森栄君) 私は、今回、18億2,910万円で銭高組が落札していましたけれども、ほかの業者、無効になった業者とか、辞退した業者も含めて、入札の金額はどれぐらいだったのか。
 次に工期の問題で、先ほど消費税の問題で4月から8%になるけども、契約書では5%でうたっていることなんですけれども、この工事期間はいつからいつまでを予定しているのか。
 それから、現在建築資材の不足と建設作業員の不足が建設現場で問題になっていますけれども、もしこの工事期間、定めた期間が延長した場合の対応について、どのように考えているのか。
 第3点が、ここの建蔽率と容積率は幾らなのか。それで、それに基づく建物の有効面積はどれぐらいなのか。
 そして、一坪当たりの建設単価はどれぐらいになるのか。
 そして、この放課後児童クラブの児童の人数は、何人ぐらい予定しているのか。
 そして、その1人当たりの床面積はどれぐらいになっているのか。
 そして最後に、中庭として育てる食の庭と囲まれた学びの庭を2つ、そのほかにふれあい動物との庭、この3つの庭を設けていますけれども、その内容と位置づけについて質問をいたします。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) それでは、入札におきます応札金額について申し上げます。錢高組は先ほど説明したとおりで、あと阿部和工務店が19億8,000万円で札入れをいたしまして、無効となってございます。松井建設につきましては、辞退ですので札入れを行ってございません。
 続きまして、工期とその消費税の契約の絡みというところでございますけれども、きょうの議会の議決を得られました後に、本契約を締結いたしまして、工期はそこから27年の3月13日までというところでございます。消費税につきましては、4月1日に改定されますので、その辺の変更契約は今後予定するところなんですけれども、この労務単価、それから資材高騰、それらも含めた中で錢高組のほうが応札してきた金額というところで、当然工期内に終わっていただくというところで今考えてございます。
 ですから、工期延長というところは今のところ考えてございませんので、その状況に応じて協議をしながら進めていくという状況になろうかと思います。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 工期につきましては、契約日の翌日から27年3月13日を予定してございます。
 あと、建蔽率なんですが、容積率で24.55%ほどとなってございます。建蔽率につきましては、9.5%ほどでございます。
 児童クラブの人数につきましては、90名を予定していまして、1名当たりの保有面積が1.65平米を保有してございます。
 労務費、資材の高騰はしている状況なんですが、現在入札で契約というような形に至っていますので、その契約金額で当面契約いたしまして、あと工期が1年を過ぎますと、スライド条項の適用とかもありますので、その辺は業者と協議しながら進めていきたいと考えてございます。

議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 3つの中庭の活用というところでございますけれども、中庭につきましては、さまざま活用が考えられるのではないかなと思います。具体的な内容については、今後検討してまいりたいというふうに思ってございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。9番森栄君。

9番(森栄君) 先ほどの質問の中で、回答漏れがありましたので、ご回答願います。
 先ほど建蔽率と容積率の質問をしました。その中に建物のこの建蔽率と容積率から見た建物の有効面積について先ほど質問いたしましたけれども、その有効面積についてはどれぐらいなのか回答願います。
 それからあと、今学校教育課長のほうから、庭の位置づけについては今後検討していきたいというようなことなんですけれども、実際設計段階でこういうものとわかっているものと思われますので、今後検討するんじゃなくて、今後こういう場合については事前に都市計画課と協議して進めるべきものだと思いますけれども、その辺あたりの対応についてどのように考えるのか、質問いたします。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 有効面積につきましては、建物の全体の延べ床面積になりますので、5,681平米になります。
 あと、この3つの中庭の利用の仕方でございますが、体育館の左側にあります育てる食の庭につきましては、児童クラブにあります多目的室、ランチルームが放課後児童クラブで日中使われないということもございまして、児童の昼食、ランチルームの場所として一応考えているところでございます。
 あと、囲まれた学びの庭につきましては、昇降口からガラス張りで一体的な利用で、いろんな学習活動の中庭的な使い方を想定してございます。あと、ふれあい動物との庭ということで、体育館の南側の間の庭ですが、こちらにつきましては、小学校ですとウサギとかそういう小動物の飼育もやられておりますので、そういう小動物との触れ合い的な中庭という考え方で、想定してございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。9番森栄君。

9番(森栄君) 今回18億2,910万円で落札していますけれども、一応入札率については97.86%ですけれども、この入札に当たって、入札金額を公表しておりますけれども、この金額については久米設計が設計しておりますけれども、設計した段階で構造物の資材等が建設物価単価という単価表があるので、それを掛ければ金額出てきますけれども、今回の落札額は、この建設単価などから算出した金額と合わせて、どれぐらいの差があったと思われるか、伺います。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 積算につきましては、発注時点の刊行物、建設物価とか刊行物単価、あとそれにないものにつきましては業者見積もりを採用してございます。入札価格が設計価格に近かったということにつきましては、適正な積算だったと考えてございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。6番小泉光君。

6番(小泉光君) それでは、数点伺います。
 今回体育館が別契約になっていますけれども、なぜ別契約になったのかという理由と、今後の契約、それから建設工事なども含めた日程をお知らせいただきたいと。
 それから次に、今回児童クラブを併設すると、これはすばらしいことだなと思って大変評価しているところでありますが、ちょっと心配な点が数点あるので、その辺をどう考えているか質問します。
 まず、放課後児童クラブの子供たちが、北側のほう、非常に急峻な崖になっていますよね。子供のことですから、どこに飛び出していって何するかわからないところもあるので、この辺の安全対策どういうふうに考えているのかなと。単にフェンスを回すだけなのか、あるいは何なのか、その辺のところの考え方を伺いたい。
 それから、児童クラブでの給食の提供です。例えば、低学年の子供は午前中だけで学校が終わって、帰ると。だけれども、高学年以降の子は、まだ授業をしているという状況がたくさんあるだろうと思いますが、このときに給食が出されれば、親御さんは大変助かるのかなというふうに思うので、その辺現在どう考えていらっしゃるのか伺いたい。
 それから、子供のことですから、遊ぶ場所、例えば低学年と高学年とで時間差があるわけですけれども、そういうときにグラウンドまで出ていって、例えば鬼ごっこができるとか、そうすると高学年の子はちょっと声が邪魔になって勉強に集中できないのかなとか、ちょっとそういう心配というか、なかなか難しい問題かなとは思うんですけれども、ちょっとそういうようなところ、いわゆる遊び場というんですか、部屋の中だけじゃなくて遊び場というのをどういうふうに考えているのかなというのを質問します。
 それから、この図面を見ると、児童クラブのところに窓が、一番最後のページなんですが、図面の一番最後のページなんですが、窓があんまり図面上では見えてこないんですけれども、当然窓はつくんですよね。以上、5点ほど質問、まずします。

議長(浅野幹雄君) 教育部長。

教育部長(小松巌君) まず、北側の崖ということでございますけれども、これは指導員、放課後児童クラブの児童を指導員等の管理のもとで安全対策を整えていきたいということでございます。もちろん、物理的なフェンスとかの設置等もございますけれども、人的な対策も整えていくということでございます。
 それから、児童クラブの遊びということ。もちろん部屋の中、それから校庭も、また体育館も、それは今後の想定の中で考えていくものと考えております。
 それから、給食の問題でございますけれども、現在も低学年に給食がないという、全て大体一緒に給食は出されておりますので、学校で。ですから給食につきましては、今公民館では給食というか、長期の休みのときしか弁当を持ってきていただくという形にしかなっていませんので、長期休みのときには弁当持参というふうな形になるのかなとは思っております。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 校舎につきましては、25、26年の2カ年継続事業の補助事業なんですが、体育館のプールにつきましては、26年度の単年度の補助事業になっておりまして、設計完了を3月末に見込んでおりまして、工事の発注を4月に発注予定で、6月に契約締結して、平成27年の3月13日竣工というような予定で考えてございます。(「児童クラブの窓」の声あり)
 済みません、児童クラブの窓につきましては、立面図で見ていただきますと、北側と東側、あと南側の校舎棟の接続部以外のところに窓、とれるところは全面的にとっているような形で計画してございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。13番小川昌義君。簡明にお願いいたします。

13番(小川昌義君) それでは、簡明に、かなりの項目について簡明に質問いたします。
 延べ面積、小学校のですね、5,230、それから児童クラブ373、附属棟78平米というふうになっているわけですが、この予算措置はどことどことどこで措置をしているのかということですね。前回の議会で債務負担行為調書を出されているわけですが、その負担額、どこが実施をしているのかということです。文部科学省が全部やっているのかどうか。児童クラブについても一応お尋ねします。
 あと、プール附属棟78平米とあるわけですが、この78平米というのはどのような内容の附属棟の工事内容なのか。
 それから、先ほどから同僚議員、質問しているわけですが、この予定価格公表の要綱という話を何回も聞くんですが、いつ出されて、議員に対していつ配付されているのか。私もいろいろネットで見たんですが、こんな要綱らしいものはどこにもないんですが、要するに議員に公表してもらわないと、議論ができないんですね。ですから、どういう内容のものなのか、要綱そのものが我々に説明できるのかどうか、その辺お願いをしたいというふうに思います。でないと、この契約そのものについても正しいのかどうかというのが疑問になってくるわけで、文章そのものというのも私たち見たこともないので、どういうふうになっているのか。私も議員のときにこの制度が出たようですけれども、その要綱というものはどのようになっているのかと。
 それから、次に災害対策という観点も持っているわけですが、災害対策上、どういうものが災害対策として焦点にされて、実施されているのかということです。
 あと、今回契約の中に、PPS関係の契約が含まれているのかどうか。
 もう一つ、太陽光、屋上に設置ということで出ているんですが、そのパネルの寿命とか、それからインバーターの寿命、こういったものに対する考え方、どのように考えているのかということです。
 あと、私も入札の際に設計図面全部ダウンロードして見ていたわけですけれども、かなり1時間くらい、私のぶっ壊れパソコンで1時間ぐらいかかってダウンロードして、設計図面全部見させていただいたわけですが、要するにコンピューター室の設置場所と、コンピューター室までの、光ケーブルが多分導入されると思うんですが、MDFからコンピューター室までの状況、どういうふうになっているのか。
 それから、あと照明も出てましたね、図面の中に。その照明はどういう照明を使おうとしているのかということです。それぞれ、教職員室、それとコンピューター室、全部の教室に照明は何を使うのかということ。例えば蛍光灯であれば、何ルクスくらいになっているのかということについて、まず質問しておきたいと思います。もちろん、それはPSE法、電気用品安全法、これに合致したものが入っていると思うんですが、そういうのがどのようになっているのか、質問をしたいというふうに思います。
 あと、交換器具が設置されているわけですが、電話回線が何回線というふうな感じで、そこの中にISDN回線が表記してあるんですね、ISDN回線というふうに。これは何に使うのか。ISDN回線というものを何に使ってどのようにしようとしているのかと。
 それからあと、防災無線の設置はどのようになっているのか。
 もう一つは、光回線だと思うんですが、光回線と電話回線だと思うんですが、それはどのように設置を考えているのかと。
 あとは、放送設備もちょっと見させていただいたんですが、放送設備は運動会とかこういうときに即使えるような設備になっているのかどうかということ。
 次に、エレベーターがありますけれども、先ほどエレベーター説明いただきました。このエレベーターについては、どのような設置基準で利用されるようになっているのか。なおかつ、車椅子で何かあった際に、車椅子で非常階段でおりてくるような構造になっているのかというふうなことです。
 あと、校庭に30ワットのスピーカー、3.5メートルのポールですか、設置されるようになっているわけですが、これはどういうふうな意味で設置がされているのかということについて。
 あとは、プールあるんですが、先ほど屋上にプールあると言いましたけれども、地震の際、そのプールの水が一気に揺れによって漏れるような構図になっているのかどうかということですね。漏れないように考えているのかどうかということです。
 あと、放課後児童クラブです。放課後児童クラブについては、放課後子ども教室推進事業なのか、子ども・子育て、ごめんなさい、もとい。文科省の放課後子ども教室推進事業でやるのか、厚労省のほうの放課後子ども教室でやるのか。どちらの予算で、一番最初と同じですが、考えているのかということですね。
 あと、なおかつこの間問題になっている子ども・子育て関連3法案との絡みで、この設計は生かされているようになっているのかどうかということです。
 余り質問すると、回答わからなくなりますので、また次回やります。どうぞ。

議長(浅野幹雄君) この際、午後1時まで休憩をいたします。

午後0時05分 休憩

午後1時00分 再開

議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 午前の質問に対し、答弁を求めます。最初に、福祉部長。

福祉部長(奥山吉信君) それでは、予算についてお答え申し上げます。
 厚生労働省放課後児童クラブ整備補助金で、国3分の1、県補助金3分の1、基準額の3分の1ずつを補助いただく予定でございます。平成25年度では3割分の歳入を見込んでございます。歳出につきましては、民生費の児童福祉費総務費に置かせていただきまして、子育て支援課で計上させていただいています。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) それでは、予定価格の事前公表に関する要綱について、お答え申し上げます。
 こちらにつきましては、今例規ベースの条例、それから規則の議員さんにお配りした中には入ってございませんで、こちらについては要綱ということで公告、公示をして公表しているという状況でございます。
 この部分については、入札に関係ございますので、ホームページの入札コーナーのところには要綱として載せさせていただいておりますので、そちらのほうでごらんいただくことは可能というような状況となってございます。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) プール附属棟78平米の内容でございますが、4階にございます男女の更衣室、男女のトイレ、機械室の部分でございます。
 災害対策といたしまして、太陽光発電設備、プール水の自然落下方式と防災倉庫棟を考慮してございます。
 太陽光パネルの寿命につきましては、メーカーによってちょっと差はあるんですが、20年以上を想定してございます。
 蓄電池につきましては、メーカーの期待寿命というのが10年以上ということで、容量の8割程度の充電容量になったときの捉え方をしているようでございます。
 照明器具につきましては、LEDの照明器具を採用してございまして、教室照明ですと300ルクス以上、あと黒板灯ですと500ルクス以上、学校環境衛生基準に基づきまして設置してございます。
 放送設備につきましては、外壁のほうにジャックを取りつけまして、設備ができるようなことで設計計画してございます。
 あと、校庭のスピーカーにつきましては、一般放送用でございまして、南側の住宅地に配慮した形で、校庭の南側から校舎に向けた放送設備の設置となってございます。
 プールの漏水につきましては、プール缶体をステンレスプール缶底と考えてございまして、実際に多賀城の高崎中学校とか、あと久米設計で設計しております東京の有明小学校での実績がございまして、プールの漏水等はないというような形でございます。
 あと、エレベーターの基準につきましては、国土交通省の建築設備設計施工指針に基づきまして、15人乗りの1,000キログラムのものを設置してございます。以上です。

議長(浅野幹雄君) いいですか。大分件数ありましたが、今のでよろしいですか。

13番(小川昌義君) ISDN回線は何に使うかというのがまだ出ていない。交換器関係とか。あと防災無線の設置はあるのか。

議長(浅野幹雄君) ISDNと防災無線の関係。これは設計の段階ですから、都市計画課長、答弁願います。

都市計画課長(佐々木俊男君) ISDN回線につきましては、一般の電話回線でございまして、アナログ回線でございます。
 防災無線につきましては、特に今回の工事で工事はしてございません。

議長(浅野幹雄君) 電話の回線数も質問ありましたね。電話の回線、何回線か。

都市計画課長(佐々木俊男君) 電話回線につきましては、8回線と4回線、済みません、8回線でございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに、エレベーターもあったでしょう。いいですか。ほかに質疑ありませんか。(「エレベーターじゃなくて車椅子とかそういう乗った人がエレベーター使えないときにちゃんとおりられるようになっているのかと」の声あり)エレベーターがとまった場合、車椅子の対応はどうするんですかということです。

都市計画課長(佐々木俊男君) エレベーターがとまったときにつきましては、階段がございますので、階段を人力で介添えして付き添って上りおりしていただくような形になるかと思われます。

議長(浅野幹雄君) PPS関係はどうですか。財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) 新電力の関係かと思いますけれども、そちらについて今のところ予定はしていないんですけれども、やはりある程度1年なり2年使った実績に基づいて、新電力参入が可能かどうかというところもありますので、まだ実績を踏んでいない中で当初からの予定は今のところしてございません。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) そうしますと、富谷の公告の第88号でありますけれども、この要綱についてはあとネットで見たときはなかなか出てこなくて、だったんですが、要するに事前公表の試行に関する要綱という形でよろしいのかどうかということですね。そうしますと、この公表の試行ですからね、あくまでも。いつまでもやっている要綱ではないわけですね。だから、1年試行するとか、2年試行するとかというそういう意味では、そういう試行する要綱なものですから、いつまでの試行なのかということがやっぱり問われるはずなんですが、何かずるずると同じような、今先ほどの答えでは4件、5件というような状況になっているし、また午後から全協で説明を受ける内容も、その同じ方法でやられようとしているというのが現状だろうと思うんですね。
 先ほども同僚議員が質問しているんですが、一番新しいので23年8月23日付の総務大臣、国土交通大臣が示している内容があるわけですが、要するに予定価格の公表の見直しをしなさいという文書が来ているわけですけれども、そういう先ほどの答えでおおよそ理解はするんですが、いつまでもそういう状況ではいられないというのは問題意識として持っているわけですね。その中に、私らも前回一般質問したように、電子入札とかそういうものも導入を進めなさいというような形になっているんですが、その辺との兼ね合いも含めて、この国土交通省の大臣ないしは事務官も含めて出していることについて、もう一度質問しておきたいというふうに思います。
 あと、LEDなんですが、LEDというのは性格上、直線的にしか発していかないというか、周りを照らす能力がないわけですね。と思うんですが、その辺はどのように感じているのか。ですから、そういう意味で行くと、このLEDそのものが、要するに利点だけじゃなくて、弊害点もあるわけですね。その辺がどのようにクリアしようとしているのか。特に、コンピューター室なんかの設置に関しては、その辺がどのようにそれらについてクリアできるようになっているのか。なおかつ、LEDそのものというのは雑音出すわけですから、下には問題ないんですが、上に放熱が物すごく出る性質を持っていますので、その辺の放出する対策がどのように考えられているのかということについて、もう一度質問をしたいというふうに思います。
 あと、先ほど聞いてみて、放課後子ども教室と厚労省の放課後子ども教室とそれから関連三法の法については、今回の設計の中ではクリアされているのかどうかということが、ちょっと疑問に思っている点がありますので、再度回答をお願いしたいというふうに思います。
 あと、社会保障審議会児童部会で、放課後児童クラブの基準に関する専門委員会で、放課後児童健全育成事業の質の向上を求めるの報告が出ているわけですが、これは昨年12月に第7回終わって、今まとめの段階だと思うんですが、まとめが公表されているんですけれども、これと関連して、その児童クラブの面積が先ほど報告受けたのとは、ちょっとその報告を見た限りでは法律も変わりまして、小学校6年生までの児童を放課後児童クラブでやるというふうになってきたために、面積についてもかなり丁寧にしているわけですが、その辺が今回せっかくつくるわけですから、その辺がクリアされているのかどうかということです。
 あと、もう一つは、東向陽台公民館から分離されるわけですけれども、その東向陽台公民館の今現状の人数と、それがどの程度1年生から6年生までの異動というものは、どのように考えているのかということです。
 あと、この新しいところを使うのに、全協で説明受けたときかな、何かで、選挙とかそういったのに使うというようなことが言われていましたが、どの部分でどのように使うのか。なおかつ、その他の使用というかそれ以外にどういうものを使用しようとしているのか、その辺について質問したいと思います。
 あと、児童クラブの指導員の方の教室というか、事務所、あと医務室、こういったものは設計図面の中では出ていたのか、ちょっと私見た限りではそういうものがないように思ったんですが、その辺について再質問したいと思います。以上です。

議長(浅野幹雄君) 福祉部長。

福祉部長(奥山吉信君) こちらにつきましては、放課後子どもプラン推進事業の中で対象になるような形での設計をしていただいております。
 基準につきましては、放課後児童クラブガイドラインというものがございますので、現在やっております各公民館で行っている児童クラブを基本として、子どもプラン推進事業にマッチするような形での運営をというふうに考えてございます。
 それから、現在の東向陽台公民館の人数でございますが、合計で164名の方の登録がございまして、分離した後については、東向陽台小学校が84人、仮称明石台小学校が80人と推計しております。各学年の人数もありますので、お話し申し上げます。分離するほうだけ申し上げます。明石台小学校1年生は21人、2年生27人、3年生16人、4年生11人、5年生5人でございます。
 それから、指導員の部屋と休息室というのは、こちらの図面のほうには記載ございますので、都市計画課課長のほうから詳しく説明していただきます。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) それでは、予定価格の事前公表の関係だったんですけれども、そもそもなんですが、事前公表の対象となり得る金額については予定価格、それから最低制限価格と2つの種類が事前公表の対象になり得るというところであるわけなんですが、以前は国のほうは最低制限価格も予定価格も公表して入札をするべきだと、適正な金額で範囲の中で契約するのが望ましいということで、市町村を指導してきました。そんな中で、最低制限価格を事前公表することによって、価格のダンピングといいますか、最低制限価格で札入れをする業者が複数者出てきて、抽選による決定になったと。そういう事情を踏まえて、最低制限価格の事前公表は廃止すべきだろうというところで、いろいろな今まで過去に動きをとってきています。その中で、今この宮城県、東北地区での状況を見ますと、予定価格は事前公表しているケースが多いです。以前に増して多いので、この試行という形ではあるんですけれども、当面震災以降この要綱を適用して、ことし、来年ということではなくて、さらに延長していく必要があると思いますので、試行のままこのまま継続をしていきたいと思っております。
 先ほど国の指示の23年の通知なんですが、そういう意味合いから最低制限価格の事前公表はやっぱり慎むべきだというところで、強い指示はあるんですが、うちのほうは最低制限価格については事前公表しておりませんので、そこのところは修正する必要ないんですけれども、予定価格の事前公表ベースにつきましては、今後も案件によりましては実際にそのような形で進めたいというふうに考えております。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) LED照明につきましては、価格的に普通の照明器具の3倍ぐらいの値段としてまして、あとコンピューター教室等におけます照明の輝度による反射の問題、そういう弊害も考えられます。それらにつきましては、羽根つきとかカバーつきとかその辺で検討したいと考えてございます。
 あと、利点につきましては、一般器具に対します消費電力で約27キロワットを想定してございまして、年間削減電力が約4万8,600キロワットアワーの削減量になります。それに伴います電力使用が約年間72万9,000円の削減となりまして、CO2の削減量につきましては、年間約17.5トンと見越してございます。
 あと、選挙時の児童クラブ室の利用なんですが、放課後児童クラブ自体が午後3時ごろからの使用ということで、一応せっかく設置いたしますので、どうしても日中ただあかしておいたんではもったいないということで、学校としての昼食、ランチルーム的な利用と、あと児童クラブが行われない日曜とかに行われる選挙等におきまして、この児童クラブ室等を選挙の投票所的な形で有効利用したいと考えてございます。
 あと、医務室というお話でしたが、管理室の裏庭に休憩室がございまして、こちらが医務室機能とベッドを備えた形の部屋になってございます。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) そうしますと、選挙以外にはあとは使用しないというような形で考えて、私質問したのはそれ以外にあるのかということに対して、選挙だけと。それも、放課後児童クラブの部屋をその際使うんだというようなことで、それだけでいいということでしょうか。
 それから、LEDについてはやはりそれ以外に、いい点も悪い点もあるんですが、LEDそのものの弊害というものに対しては、やはり赤色障害ということで、目に対して悪いということが言われているわけですけれども、全面的にそうだとは言いませんが、そういうものがありますので、その辺の考え方はどのようにしているのか。LEDそのものというのは、互換性がないというふうに伺っているんですが、どの製品でも互換性があるような製品になっているのかどうか、質問をしたいというふうに思います。
 あと、放課後児童クラブですけれども、答えはガイドラインだというふうに言っているわけですが、現在社会保障審議会の児童部会で審議される報告がされているものに対して、対応しようぐらいのものになっているのかということなんです。それについて、もう一度質問をしたいというふうに思います。
 あと、3回目ですので、この校庭にある30ワットのスピーカーは、先ほどの説明では1個というふうにしか聞いていないんですが、図面を見ると2個あると思ったんですが、それは2個とも同じような性格で、配線とかそういうものについてもきちっとなっているのかどうか。それで、ポールそのものですから、3.5メートルのポールと私読んだんですが、その辺も間違いないのか。それであれば、そのポールそのものが危険というか、そういうものについてどのようになっているのか。その辺もう一度質問をしたいというふうに思います。
 あと、どうしても事前方式というのは、入札のね、これはやっぱり言われていることはわかりますけれども、やはり試行という問題ですから、ここはやっぱりきちんとしたことを提起すべきだというふうに思いますが、その辺について再度質問したいと思います。

議長(浅野幹雄君) 教育部長。

教育部長(小松巌君) 先ほど福祉部長が27年4月をめどに今つくっております子ども・子育て支援事業計画の中でということでございますので、国が今示しております40人学級的なもの、それから指導員がある程度の資格を有するものというようなことでございますので、面積要件は先ほど申し上げましたとおり、人数的なものもクリアはできているのかなとは思っております。
 それから、指導員については今後の対応という形になりますけれども、現在県がどのような事業をしてくるか、そこら辺もまだ定かではございませんので、それに沿って対応していきたいと考えております。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) 試行というところで進めさせていただいておりますけれども、震災以降現状がやはり入札制度につきましても、いろいろ受注者の問題、震災から労務賃の問題とか労働者の問題もありまして、やはりうちのほうとしてはいかにスピード感を持って契約にこぎつけるかというところで、早目に事業着手というところを念頭に置きながら、ある要綱の中で一番今現状に置かれているベストが何かということで採用等については検討してまいりたいと思いますので、当面試行のまま進めさせていただきたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) LED照明の白色障害の問題、互換性の捉え方の問題なんですが、市場に一般流通しておりますので、そんなに特段大きな問題はないのかなという形では捉えておりますが、ちょっとなお今後検討させていただきたいと思います。
 あと、スピーカーにつきましては、高さ3.5メーターのポールで30ワット2基でございます。位置的には、敷地の端のほうで、校庭の利用に支障のないようなところで設置したいと考えてございます。

議長(浅野幹雄君) 選挙以外に使用するのかどうか。

都市計画課長(佐々木俊男君) 児童クラブの利用の仕方につきましては、ランチルームとか選挙時の投票所機能という考え方のみでございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 図面の2ページのところでお尋ねします。
 学校側のところですが、校長室から北に向かいまして、女子便所、男子便所、そして放送室があって多目的WCと書いてあるわけですが、これは中に放送室を入れたというのはどういうことからこうなっているのか。便所はつながっていたほうがいいのかなというふうに思ったんですが、これはどういうわけなんでしょうか。お尋ねします。
 それと、児童クラブのところですが、静養室、休憩室と書いてありますが、これは子供が何かあったときのための静養室ということだと思いますが、そういうことでいいでしょうか。だとすれば、休憩室というふうになると、職員あるいは指導員が休むということなのかなということもありまして、この文言の使い方はこれが適切かどうかということでお尋ねしたいと思います。
 それから、先ほど児童クラブに通う子供たちは、90人程度だろうという話になったわけですが、どの新しい専門委員会の基準についてもおおむね40人までと、1クラスにするということになっているわけですね。そうすると、これ自体は間仕切りがあるのか、90人とした場合にはこのところは既に3室にならなければならないはずだと思うんですね。これについては、どのような部屋の使い方がされるのか。多目的室とランチルームがあるわけですが、これについての壁あるいは可動間仕切りでしょうかね、これはどうなっているのかお尋ねします。
 ランチルームについては、小学校の学年ごとに使うのか、どういう観点からここにこれを設けて使うのか、お尋ねします。
 それと、投票所については児童クラブのこの活動室、それと多目的室・ランチルームが一体となって投票所として使われるのか。と申しますのも、児童クラブのところにそこも使うことになるとなれば、子供たちの持ち物などについての管理ということはどのように考えるのか、お尋ねしたいと思います。以上お答えください。

議長(浅野幹雄君) 福祉部長。

福祉部長(奥山吉信君) おおむね40人という部分につきましては、この辺の可動間仕切り等の運営の中で検討していきたいと考えております。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 放送室につきましては、部屋的な、面積的に10平米弱という面積でございまして、ちょっと面積の捉え方上こういう配置計画となってございます。
 あと、休憩室につきましては、静養室でございまして、補助要綱上、休憩室という名称が必要なために休憩室というような名称にしてございます。

議長(浅野幹雄君) ランチルームと児童クラブの部屋関係と。

都市計画課長(佐々木俊男君) 一応この中の仕切りにつきましては、固定壁で捉えてございまして、左側の156平米の児童クラブ室で90人定員の収容が賄える大きさになってございます。

議長(浅野幹雄君) 児童クラブの子供たちの人数の関係。いいですか。15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) そうしますと、児童クラブは、90人が対応できるということで、別に間仕切らずにあるということでいいのかどうかということと、それからそうしますと、隣の多目的室・ランチルームについて、これはこれで一部屋になるわけですが、何人が入ることができると想定しているのか。
 また、選挙の投票所となるのはどこの部分なのか。児童室も使うのか、多目的室だけなのか。それはまた一体として使えるようになるのか、そのあたりについてはどうでしょうか、お尋ねします。
 それから、学校側の多目的のトイレのほうですけれども、これはトイレ、トイレ、トイレとつなげるというわけにはいかないということなんでしょうか。面積だけだとすると、入れかえてもよさそうに思うのですが、入れかえられないというわけがほかにあるんでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 校長室、職員室での湯沸かし室の利用と、あとそういう障がいを持ったりけがをされた児童の多目的トイレは、なるべく校長室、職員室の近くに一応配置してございます。
 この多目的室・ランチルームとは名称的にはなっているんですが、これも児童クラブ室の利用を考慮してございまして、児童クラブ室が2部屋あるような形の考え方でございます。その中でそういう学校の利用等も考えられるということでございます。この多目的室・ランチルームという名称を記入しているんですが、これにつきましては95平米ほどございまして、約60人近い児童クラブ、生徒さんを想定してございます。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) それでは、その児童クラブ室が2つに分かれて、壁で間仕切られているということになりますが、常時児童クラブの子供たちが90人最大で来たとしますと、この両方を使って児童クラブは活動できるということでいいと理解していいでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) そのような利用も考えられます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。12番山路清一君。

12番(山路清一君) 明石台小学校の暖冷房、空調関係についての詳細をお伺いいたします。
 続きまして、設計は久米設計ですけれども、監理のほうも久米設計かお伺いします。
 それと、今回の町の明石台小学校に対する管理体制をお伺いいたします。
 また、工事担当者が決まっているのかどうか、まずお伺いします。以上です。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 監理業務につきましては、久米設計で監理してございます。
 あと、空調設備につきましては、校舎棟ではコンピューター室と保健室でございます。あと、放課後児童クラブでは、児童クラブ室、多目的ランチルーム、管理室、休憩室が該当してございます。
 理由といたしましては、地域コミュニティ部門としての放課後児童クラブ関係の部屋、あとコンピューター機器の管理上必要なコンピューター室及び管理上必要な保健室ということで、設置してございます。また、管理上必要性について、今いろいろほかの学校でも検討中でございますが、職員室、校長室、図書室等につきましては、後日空調設備機器を設置すれば、運転が可能なように、コンセントや冷媒配管等の必要な配線配管を今回工事で対応していく予定でございます。

議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。

12番(山路清一君) 答弁漏れなんですけれども、工事に関する工事監理の体制と、それから担当者の話がなかったんですけれども、お伺いいたします。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 管理につきましては、久米設計でございまして、監督につきましては、町の職員でございます。

議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。

12番(山路清一君) 当然このように大きな仕事ですと、施工計画書関係からの安全管理、それから材料承認関係とかいろんなことが出てくると思います。この名前は町長名で出てくるのか、お伺いいたします。
 それから、定例打ち合わせ等当然やっていると思うんですけれども、この辺の町の担当者の参加はどのようになっているか、お伺いいたします。まず一応これについてお伺いいたします。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 提出書類につきましては、出荷証明書、納品書等につきましては、業者さん名で出まして、ほかの試験成績、品質証明書的なものにつきましては、町長名宛ての提出になってございます。
 あと、定例の打ち合わせにつきましては、これから業者さんとの打ち合わせになるんですが、通常ですと月2回ぐらいやるようにしていまして、あとそのうちの1回ぐらいを教育委員会さんなり入っていただける形の考え方をしてございます。(「12番」の声あり)

議長(浅野幹雄君) 3回終了であります。ほかに質疑ありませんか。16番永野久子君。

16番(永野久子君) 2点ほど伺います。
 まず、1点ですけれども、先ほどの質問に対するご答弁の中で、今回の入札に関して3者のうち1者が辞退し、もう1者が予定価格を超えて失格であったけれども、しかし、入札自体は有効だというご説明がありました。
 私自身は、この入札制度については、絶対完璧なあり方というのはなかなか難しいんだろうと思うんですが、かつて官製談合等々が、富谷町ということではなく世間一般で相当あった時代に、透明性を高めるということで予定価格の事前公表という流れが出てきたというふうに認識をしておりまして、またそれは今でも有効だというふうに思っています。
 ただし、今度のように予定価格を超えて参加してくるということ自体、そもそもこれは入札に参加する意思がないというふうにみなすべきものであって、厳しい対処が必要だというふうに考えますので、具体的にこれからどういうふうに、このような予定価格を超えて参加してきた場合、どういう対応をしていくかをもう少し具体的にご答弁いただきたいと思います。
 それから、図面の説明資料の2枚目、2ページなんですが、ここに育てる食の庭、囲まれた学びの庭、ふれあい動物との庭ということで3つ庭が設定されております。これは、先ほど来の話を聞いていますと、町の教育委員会側がこういうスペースが必要だということで設計屋さんに要望を出したということではなく、設計屋さんの側からこういう提案を、提案というか設計の中に組み込んできたというふうにとられたわけなんですが、その辺の事実経過、教育委員会として教育的観点からこのようなスペースが必要だというふうに要望をつけたのかどうかということを伺います。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) 今回につきましては、先ほどからお話をさせていただいておりますけれども、最終的に2者の参加、入札、応札ですね、参加をいたしまして、1者が予定価格を超えていたという実態でございます。予定価格事前公表の要綱では、入札の参加が1者の場合は中止とするということで、こちらについては執行者といたしましても当日札を開封するまでここはわからないので、まず入札自体は有効という形で捉えております。
 しかしながら、この予定価格を事前公表しているんですが、なお上回った場合のということでのお話ですけれども、先ほど別な議員さんからも質問ありましたが、今回につきましては、そのようなペナルティ等は考えていないというお話をさせていただきました。
 その背景には、タイトな日程の中で前日辞退届を提出という、かなり厳しい日程で進めざるを得なかったというところが1つ、執行者側の反省点としては残りますので、今後につきましては、その辺の期間を十分に先ほども言いましたけれども確保しながら、このような事態にならないような形で進めていきたいと思いますので、このような形でご理解をいただきたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 明石台小学校の整備の基本方針としましては、1つは多様な学習に対応する学校というのを1つ掲げているところでございます。子供たちが学ぶ楽しさを実感したり、主体的に学習に取り組む機能を備えるということも加えているところでございます。それに沿った形で、育てる食の庭、それからふれあい動物との庭、もう一つの囲まれた学びの庭ということで、ご提案をされたところでございます。
 こういったさまざまな多様な学習に対応できる庭でございますので、具体的な内容はどういった形で活用するのかということについては、さらに学校と協議を進めながら、実際にその子供たちがさらに学ぶ楽しさを持つような体制をとりたいなというふうに考えているところでございます。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 入札の件につきましては、開封するまでわからないのが当然だと思うんですけれども、今後について事前の周知徹底で、こういうことをやった場合には次回からも、例えば入札に関してはこういうペナルティがありますよといったようなことを、事前に明らかに周知徹底しておくということが大事ではないかと思いますが、改めて伺います。
 それから、中庭の活用につきましては、もともと多様な学習に対応する学校ということで、それに沿ったということではあるんですけれども、改めて伺いたいんですが、現場で実際に教育に当たっている方々あるいは保護者の方々の声というのは、この学校建設、設計する以前の段階でどのような形で生かされてきたのかを伺います。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) 今のご意見頂戴いたしました。まず先ほど言ったように、執行者側で今後その日程等の調整といいますか、検討をしていくということで先ほどもお答えさせていただきましたけれども、その際においてもこのような事態が起こらないよう何らかの周知徹底を今後検討していきたいと思います。以上です。

議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 設計にどのようにというところでございますけれども、当然こちらをつくり上げる上では、学校とも何度も協議を行いましたし、あと保護者説明会等でも、こちらについてはご提示申し上げているところでございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。11番佐藤克彦君。

11番(佐藤克彦君) この小学校の件ですが、追加変更工事についてどのように町では考えますか。工事やっている以上に必ず増減が出ますね。それの町の取り組みです。
 2点目は、各教室の暖房、これはどうなっているか、お教えください。以上です。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 建築工事につきましては、図面発注になりますので、よほどのくいとかの変更がなければ、設計変更はない予定でございます。
 あと、教室の暖房機につきましては、FF暖房機を予定してございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第2号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 これで、本日の日程は全て終了いたしました。
 平成26年第1回富谷町議会臨時会は、終始熱心な審議を経て、全ての議案を議決いたしました。執行部におかれましては、各議員から出されました意見を十分に尊重し、町政を執行されますよう強く要望いたしまして、閉会の挨拶といたします。
 会議を閉じます。
 以上をもって、平成26年第1回富谷町議会臨時会を閉会いたします。
 ご苦労さまでした。

午後1時47分 散会

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