富谷市

『住みたくなるまち日本一』をめざして

平成25年第1回富谷町議会定例会(開催日:2月25日~3月15日)

更新日:2013年03月15日

平成25年第1回富谷町議会定例会(開催日:2月25日~3月15日)

会議録目次

定例会会議録第1号

定例会会議録第2号

定例会会議録第3号

定例会会議録第4号

予算審査特別委員会第1号

予算審査特別委員会第2号

予算審査特別委員会第3号

予算審査特別委員会第4号

定例会会議録第5号

平成25年第1回定例会目次

第1日目  2月25日(月曜日)
施政方針
町長提出議案の概要説明
議案第 9号 富谷町議会政務活動費の交付に関する条例の制定について
議案第10号 富谷町分担金徴収条例の一部改正について
議案第11号 富谷町特別職給料等審議会条例の一部改正について
議案第12号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び富谷町地域活動支援センター条例の一部改正について
議案第13号 富谷町税条例等の一部改正について
議案第14号 富谷町一般廃棄物処理施設条例の一部改正について
議案第18号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について
議案第32号 平成24年度ごみ焼却施設煙突他解体工事請負契約の締結について
議案第33号 平成24年度富谷1号汚水幹線管渠改築工事請負契約の変更について
議案第20号 平成24年度富谷町一般会計補正予算(第7号)
議案第21号 平成24年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
議案第22号 平成24年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第4号)
議案第23号 平成24年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第4号)
議案第24号 平成24年度富谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
議案第25号 平成24年度富谷町水道事業会計補正予算(第2号)
議案第26号 平成25年度富谷町一般会計予算
議案第27号 平成25年度富谷町国民健康保険特別会計予算
議案第28号 平成25年度富谷町下水道事業特別会計予算
議案第29号 平成25年度富谷町介護保険特別会計予算
議案第30号 平成25年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算
議案第31号 平成25年度富谷町水道事業会計予算
発議第 1号 富谷町議会委員会条例の一部改正について
発議第 2号 富谷町議会会議規則の一部改正について
第2日目  3月6日(水曜日)
一般質問 17番 磯前武議員
1 放課後児童クラブ(学童保育)を問う
2 住宅地の街路樹・歩道の整備を問う
2番 菅原福治議員 
1 戦略的な企業誘致と雇用の拡大について問う
2 中学校運動部の施設の確保についてを問う
3番 出川博一議員
1 町政運営方針は予算編成に反映されたか
2 ラスパイレス指数99.9の評価はいかに
3 大亀山森林公園のこの先は
12番 山路清一議員
1 災害応援協定を問う
2 町道穀田線歩道新設工事を問う
7番 浅野直子議員
1 雨水貯留タンクなど設置への助成金を
2 高齢者・一人暮らし・障害者へ地域支援
8番 安住稔幸議員
1 町長等の退職金を減額せよ
2 東向陽台公民館区域の人口増による行政サービスを問う
3 子育て支援の拡充を
第3日目  3月7日(木曜日)
一般質問 4番 三浦邦夫議員
1 富谷町の教育に関する問題について
2 仮称明石台小学校整備について
19番 相澤榮議員
1 市制施行とまちづくりについて
10番 千葉達議員
1 あけの平公民館区エリアの環境整備を問う
9番 森栄議員
1 富谷町の福祉行政の課題と対応について
16番 永野久子議員
1 被災住宅の救済、個人住宅の耐震化促進を
2 障害者施策の充実・強化をもとめる
13番 小川昌義議員
1 大気汚染対策について問う
2 放課後児童クラブの登録者数増加対策について問う
3 料金収納システム等の改修に伴う今後について問う
第4日目  3月8日(金曜日)
一般質問 15番 佐藤聖子議員
1 バランスのとれた質の高い学校給食をどのようにつくるか
2 いじめ、体罰、暴力を許されないためにどうするのか
1番 長谷川隆議員
1 学校給食センターの基本方針への取組みを問う
2 国道4号線(富ヶ丘交差点)通学路の安全対策を問う
議案第15号 富谷町公営住宅管理及び設置条例の一部改正について
議案第16号 富谷町都市公園条例の一部改正について
議案第17号 富谷町下水道条例の一部改正について
議案第19号 富谷町総合運動場条例の一部改正について
議案第34号 宮城県市町村職員退職手当組合規約の変更について
諮問第 1号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
第5日目  3月15日(金曜日)
議案第 1号 富谷町暴力団排除条例の制定について
議案第 2号 富谷町指定地域密着型サービスの事業の人員,設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について
議案第 3号 富谷町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員,設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定について
議案第 4号 富谷町指定地域密着型サービス事業者及び指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定に関する基準を定める条例の制定について
議案第 5号 富谷町道路の構造の技術的基準等を定める条例の制定について
議案第 6号 富谷町高齢者,障害者等の移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の制定について
議案第 7号 富谷町準用河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例の制定について
議案第 8号 富谷町布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準を定める条例の制定について
議案第26号 平成25年度富谷町一般会計予算
議案第27号 平成25年度富谷町国民健康保険特別会計予算
議案第28号 平成25年度富谷町下水道事業特別会計予算
議案第29号 平成25年度富谷町介護保険特別会計予算
議案第30号 平成25年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算
議案第31号 平成25年度富谷町水道事業会計予算
議案第35号 平成25年度富谷町一般会計補正予算(第1号)
議案第36号 平成24年度富谷町一般会計補正予算(第8号)
発議第 3号 市制移行調査特別委員会の設置に関する決議
発議第 4号 宮城県の乳幼児医療費助成制度の通院助成年齢対象を就学前まで拡充を求める意見書(案)
発議第 5号 核軍縮、核廃絶への更なる行動を求める意見書(案)
議員派遣の件
閉会中の各委員会調査について
予算審査特別委員会
第1日目  3月11日(月曜日)
議案第26号 平成25年度富谷町一般会計予算
(企画部経営企画課、企画部あったかまちづくり推進課、企画部財政課、総務部総務課、総務部税務課、総務部町民生活課、会計課、議会事務局)
第2日目  3月12日(火曜日)
議案第26号 平成25年度富谷町一般会計予算
(企画部産業振興課、建設部都市整備課、建設部都市計画課、建設部設計業務統括室)
第3日目  3月13日(水曜日)
議案第26号 平成25年度富谷町一般会計予算
(福祉部長寿福祉課、福祉部健康増進課、福祉部子育て支援課、教育委員会)
第4日目  3月14日(木曜日)
議案第27号 平成25年度富谷町国民健康保険特別会計予算
議案第28号 平成25年度富谷町下水道事業特別会計予算
議案第29号 平成25年度富谷町介護保険特別会計予算
議案第30号 平成25年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算
議案第31号 平成25年度富谷町水道事業会計予算

平成25年第1回定例会議事録(第1号)

平成25年2月25日(月曜日)

出席議員(19名)

  • 1番 長谷川隆君
  • 2番 菅原福治君
  • 3番 出川博一君
  • 4番 三浦邦夫君
  • 5番 高橋正俊君
  • 6番 小泉光君
  • 7番 浅野直子君
  • 8番 安住稔幸君
  • 9番 森栄君
  • 10番 千葉達君
  • 11番 佐藤克彦君
  • 12番山路清一君
  • 13番 小川昌義君
  • 14番 細谷禮二君
  • 15番 佐藤聖子君
  • 16番 永野久子君
  • 17番 磯前武君
  • 19番 相澤榮君
  • 20番 浅野幹雄君

欠席議員(1名)

  • 18番 渡邊俊一君

説明のため出席した者

  • 富谷町長 若生英俊君
  • 副町長 千葉芳樹君
  • 会計管理者兼会計課長  山田豊君
  • 企画部長兼企画部経営企画課長 荒谷敏君
  • 総務部長兼総務部総務課長 小野一郎君
  • 福祉部長 奥山吉信君
  • 建設部長兼建設部都市整備課長 鴇謙一君
  • 企画部あったかまちづくり推進課長 松原誠君
  • 企画部財政課長 吉田尚樹君
  • 企画部産業振興課長 浅野康則君
  • 総務部税務課長 内海壮晃君
  • 総務部町民生活課長 奥山育男君
  • 福祉部長寿福祉課長 安積春美君
  • 福祉部健康増進課長 小松巌君
  • 福祉部子育て支援課長 瀬戸けい子君
  • 建設部上下水道課長 渡邉成一君
  • 教育長 菅原義一君
  • 教育次長 佐藤信夫君
  • 教育次長 小山直樹君
  • 学校教育課長 神田能成君
  • 生涯学習課長 佐藤英樹君

事務局職員出席者

  • 事務局長 須藤辰夫
  • 次長 泉川潤哉
  • 主任主査 津久家直美

議事日程 第1号

平成25年2月25日(月曜日) 午前10時00分 開会

第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 議案第 9号 富谷町議会政務活動費の交付に関する条例の制定について
第4 議案第10号 富谷町分担金徴収条例の一部改正について
第5 議案第11号 富谷町特別職給料等審議会条例の一部改正について
第6 議案第12号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び富谷町地域活動支援センター条例の一部改正について
第7 議案第13号 富谷町税条例等の一部改正について
第8 議案第14号 富谷町一般廃棄物処理施設条例の一部改正について
第9 議案第18号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について
第10 議案第32号 平成24年度ごみ焼却施設煙突他解体工事請負契約の締結について
第11 議案第33号 平成24年度富谷1号汚水幹線管渠改築工事請負契約の変更について
第12 議案第20号 平成24年度富谷町一般会計補正予算(第7号)
第13 議案第21号 平成24年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
第14 議案第22号 平成24年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第4号)
第15 議案第23号 平成24年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第4号)
第16 議案第24号 平成24年度富谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
第17 議案第25号 平成24年度富谷町水道事業会計補正予算(第2号)
第18 議案第26号 平成25年度富谷町一般会計予算
第19 議案第27号 平成25年度富谷町国民健康保険特別会計予算
第20 議案第28号 平成25年度富谷町下水道事業特別会計予算
第21 議案第29号 平成25年度富谷町介護保険特別会計予算
第22 議案第30号 平成25年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算
第23 議案第31号 平成25年度富谷町水道事業会計予算
第24 発議第 1号 富谷町議会委員会条例の一部改正について
第25 発議第 2号 富谷町議会会議規則の一部改正について

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり

午後10時00分 開会

議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
 平成25年第1回富谷町議会定例会は、ここに開催される運びとなりました。この定例会は、町長から平成25年度富谷町各種会計予算を初め、富谷町暴力団排除条例の制定についてなどの事件議案が提出されることになっております。慎重に審議を尽くされ、町民の負託に応えられますようご期待を申し上げますとともに、議会運営につきましてもご協力をお願いいたしまして、開会の挨拶といたします。
 ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しますので、ただいまから平成25年第1回富谷町議会定例会を開会いたします。
 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。
 議長諸報告はお手元に配付のとおりです。
 なお、説明員の出席要求ほか関係資料については、事務局で保管しておりますので、希望の方は閲覧願います。
 これで諸報告を終わります。
 ここで、議案等の提案理由並びに平成25年度施政方針の説明を含め、町長に挨拶を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) 皆さん、おはようございます。
 それでは、開会に当たりまして施政方針を申し上げます。
 本日、ここに平成25年富谷町議会第1回定例会に、平成25年度一般会計予算を初め各種特別会計予算案並びに諸案件を提案し、審議をお願いするに当たり、町政運営に取り組む私の所信と施策の大綱をご説明申し上げ、議員各位及び町民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
 さて、私は、平成19年2月の町長就任以来、一貫して町民の福祉向上と町の発展を第一とし、教育・福祉の充実、住環境・都市基盤の整備、産業振興と町の活性化など、自立した5万人都市の実現を目指し、あらゆる状況を勘案しながら、適時的確な政策判断と実行と決断に努めてまいりました。
 就任7年目となる平成25年度も、引き続き「町民の目線で考え、町民のために働き、町民とともに行動する」の行動原理と、現場に「行って、見て、考える」現場主義に徹して、職員と一丸となって全力で町政運営に取り組んでまいりますので、皆様の格別のご理解とご協力をお願い申し上げます。
 このような中において、平成25年度の予算編成に当たり、総合計画の5年目で前期基本計画の最終年、町政施行50周年に当たる年度として、3年後の平成28年度市制移行を視野に入れ、町民の皆さんが幸せを実感できる施策を展開するため、予算編成前に町長ヒアリング・オータムレビューを行い、効果的で効率的な事業執行となるための事業内容の精査と財源の確保に努めたところであります。このような経緯を経て編成した平成25年度当初予算案は、一般会計で前年比2.8%増の117億7,700万円となりました。
 ことしの念頭メッセージは「5万人都市 とみや 新ステージへ」─感謝・熟思 気宇壮大─を掲げスタートしたところであります。
 平成25年は、町制施行50周年、そして人口5万人到達と、富谷町にとりまして記念すべき年となります。新年度において、富谷町のこれまでの歩みを町民皆様と共有し、未来に向かって確かな歩みを進めるため、記念式典、各種記念事業を予定いたしております。
 50周年記念事業につきましては、大きく3つの柱で構成したいと考えております。まず1つ目は、町制施行50周年記念式典を5月3日に開催いたします。2つ目は、記念式典に合わせて記念植樹式を行うことといたしました。50年の歩みを振り返りながら、そしてこれからの未来に向けた新しい富谷町の発展を期して植樹を行い、後世に伝えていける内容としたいと考えております。3つ目は、NHK仙台放送局に、50周年記念事業としてNHK「全国のど自慢」の開催を要望してまいりました。このたび平成25年度日程が公表され、6月2日富谷町を会場に行われることが決定し、明日正式な開催決定通知をいただくこととなっております。
 そのほか関連する50周年記念事業として、5月には日本プロ野球OBクラブ主催による町制施行50周年記念・少年少女野球教室、さらにはママさんバレー全国大会を誘致し、11月下旬に開催されることが決定しております。
 これらの記念事業の詳細につきましては、プロジェクトチームにおいて企画検討し、関連予算を当初予算に計上しておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
 また、50周年記念官民共同事業として、昨年、株式会社ゼンリン仙台営業所と協定を締結し取り組んでまいりました、暮らしのガイドブック&タウンマップがこのほど完成し、3月号の広報とあわせて全世帯へ配布をいたします。50周年記念版として活用いただければ幸いであります。作成に当たりご支援をいただいた株式会社ゼンリン並びに広告を掲載いただきました多くの企業、商店の皆様に、深く感謝を申し上げます。
 東日本大震災から間もなく2年が経過しようとしております。ここに改めて犠牲になられた方に心から哀悼の意を表します。富谷町におきましては、3月11日午後2時46分をもって、全町、全職員、黙?をもって弔意を表し、復興の加速を祈念したいと思います。
 そのような中にあり、富谷町にお寄せいただいた義援金は、平成23年3月24日からこれまでに90件、1,148万3,070円となりました。この温かい善意を、要介護認定者、障害程度区分認定者、住宅用地被害者、延べ782人の方へお届けをし、総計1,139万2,000円であります、多くの皆様から感謝のお声を頂戴したところであります。震災から2年を経て、生活支援のための一定の役割を果たしたものと判断し、3月末日をもって義援金窓口を閉鎖することといたしました。これまでの全国の皆様のご支援に感謝を申し上げるところであります。
 町独自の支援策として実施してきました東日本大震災住宅支援金制度につきましては、申し込み総数1,446件、うち交付決定は1,435件となりました。助成総額はおおよそ1億1,953万7,000円となり、多くの皆様に制度をご利用いただき、早期の復旧の一助になったかと思います。なお、この交付は3月末をもって終了いたします。
 MCA防災行政無線設置工事につきましては、全体として現在約9割程度の進捗状況となっております。間もなく試験運用を行い、不備がなければ4月以降に本格運用を開始いたします。
 東日本大震災の教訓から、遠隔地自治体との災害協定締結を模索してまいりました。昨年12月定例会で締結の予定を申し上げたところでありますが、愛知県長久手市との長久手市及び富谷町災害時相互応援協定につきましては、条件整理と協議が調いましたので、1月23日に長久手市役所において協定を締結いたしました。食料や資機材の提供を初め、職員やボランティアの派遣など支援内容は多岐にわたり、大規模災害が発生した場合には積極的に相互支援する内容となっております。今回の締結を期に、長久手市とは災害時のみならず5万人単独市制施行の先進自治体として、多方面にわたり情報交換をしながら友好協調に努めてまいります。
 市制移行につきましては、その要件の一つとして国勢調査での人口が5万人以上であることとされております。昨年末には住基人口が5万人を超え、次回国勢調査においても人口要件を満たし、移行に伴う行政手続に着手できるものと思います。今後は、先進自治体の取り組みを参考にして、宮城県と連携調整し、町民の皆様には十分な説明と周知を図りながら、町制施行50周年を節目として、3年後の市制移行に向けた実務的な準備を進めてまいります。
 さて、国政に目を向けますと、平成24年度補正予算については、緊急経済対策の重点である復興・防災対策、成長による富の創出、暮らしの安心・地域活性化を柱とし、13兆円規模で計上されました。国の新しい施策に迅速かつ柔軟に対応してまいりたいと考えております。
 富谷町の人口は2月15日現在、5万103人、1万7,226世帯となっております。前年同期と比べますと、951人、441世帯の増加であります。
 それでは、平成25年度の主な施策概要について、富谷町総合計画の体系に沿って、それぞれの取り組みについて申し上げます。
 初めに、子供たちの教育環境と未来をつくり出すまち、全ての世代が生き生きと暮らせるまちづくりを形成するための施策について申し上げます。
 富谷町・富谷町教育委員会では、豊かな情操と道徳性を備えた人間性を養い、子供たちの発達に即した教育内容の充実及び生涯にわたる学習の充実に努め、引き続き教育満足度日本一のまちを目指した取り組みを行ってまいります。
 まず、教育環境整備について申し上げます。
 東向陽台小学校の分離新設について申し上げます。1月の教育委員会において、仮ではありますが明石台小学校整備基本方針が決定されました。今後は、この決定を受け、議員各位のお手元に配付しました整備基本方針に基づき、具体的な設計プラン等の検討を進めてまいります。なお、本定例会に校舎設計業務委託等を補正予算に計上しておりますので、これまたよろしくお願い申し上げます。
 東向陽台中学校の増築工事につきましては、順調に進捗し、2月末に完成いたします。
 日吉台小学校におきましては、児童数の増加が見込まれることから、現在設計委託業者による実施設計が進められているところです。今後は、鉄筋コンクリート造3階建て普通教室6教室、教材室3室、トイレ3カ所を増築する工事に着手をいたします。
 学校のトイレ改修工事につきましては、新年度は富谷小学校で実施し、これをもって全ての小学校のトイレ改修工事が完了することとなります。
 学習支援体制について申し上げます。
 読書活動の推進につきましては、平成24年度学校図書館支援室を新設し、読書活動を通した心豊かでたくましく生きる子供の育成を目指したところであります。第16回図書館を使った調べる学習コンクール、いわゆる全国調べる学習コンクールに優秀作品15点を出品し、約4万点の中から3点が奨励賞、12点が佳作に輝きました。また、あわせて図書館を使った調べる学習活動賞に、富谷町・富谷町教育委員会が選ばれ、3月9日の表彰式において、全国表彰4団体の1つとして表彰を受けることとなります。
 全国学力・学習状況調査について申し上げます。
 平成24年度全国学力・学習状況調査におきましては、本町の児童・生徒の平均正答率は、全ての学年教科で全国平均を上回る結果となりました。平成25年度につきましては、抽出調査から全数調査に変更され実施されることとなっております。
 幼稚園の預かり保育支援について申し上げます。
 就労しながら子供を幼稚園に通わせる保護者に対する支援策として、富谷町私立幼稚園預かり保育に対する助成金交付要綱により対応しているところでありますが、本町以外で就労している保護者や町外の幼稚園に通園する園児が多い現状を踏まえ、助成対象を町内の私立幼稚園に加えて、町外の私立幼稚園にも拡大し、働くお父様、お母様の支援強化を図ってまいります。
 社会教育・生涯学習について申し上げます。
 公民館事業につきましては、町内6公民館が有機的な連携を図り、子供から高齢者までの多様な年代の方が、生涯にわたって学習を続けていくための条件の整備と効率的な運営を一層深めてまいります。公民館で開設している児童クラブの預かり時間を最長6時30分までとしておりましたが、時間の延長を求める声の高まりを受け、現有職員の勤務シフト変更により、4月1日から30分繰り下げ午後7時まで延長いたします。
 また、とみや豊壽大学2期生が2年課程を終え、3月22日卒業式を迎えることとなりました。皆様方の向学意識に敬意を表したいと思います。
 公民館図書室につきましては、2月1日から、町内6公民館で所蔵する約5万6,000冊の図書を自宅のパソコンや携帯電話等で検索できるよう整備したところであります。平成25年度においては、各公民館を巡回する図書集配業務委託により、町民皆様がより利用しやすい図書環境を整えていきたいと考えております。
 体育振興につきましては、今年度も富谷町スポーツ振興基本計画により、成人の週1回のスポーツ実施率50%を目標に取り組んでまいります。スポーツ施設・環境の整備充実に当たり、現在改修しておりますテニスコートは、平成25年4月の供用開始を目途に現在工事が進められております。
 平成25年度は、のり面改修工事、駐車場整備工事等周辺環境の整備に取り組むとともに、大震災で全壊し解体された運動公園休憩所、いわゆる管理棟にかわり、運動公園利用者を初め町民が交流でき、多目的に活用できる、(仮称)富谷町総合運動公園管理棟の建設に向けた設計業務を進めてまいります。
 なお、テニスコート改修に合わせて、総合運動場条例の一部改正につきましても今議会に上程をいたしております。
 生涯スポーツの振興では、各市町村に設置が求められている総合型地域スポーツクラブを、各スポーツ団体の協働・連携のもと3月末に立ち上げることになりました。町民の皆さんが運動やスポーツを気軽に継続して取り組めるよう、クラブ支援に努めてまいります。
 安心して子育てのできる環境の充実を図るため、妊婦健診費用14回分の公費負担を継続し、妊娠期からの継続的支援を実施してまいります。また、黒川郡4町村持ち回りで使用してきた、3歳児健診時における聴覚検査機器の調整が困難となってきたため、町独自で購入し、健診体制を整えてまいります。
 保育所の入所定員につきましては、明石台わか葉保育園の開園により、町立4保育所、認可3保育所となり、定員790名でスタートをいたします。また、病児・病後児保育室をコミュニティクリニック上桜木内に開設をいたします。名称を、上桜木の桜をとりまして、とみや病児・病後児さくら保育室といたしました。
 障がい児の発達支援や学習への療育支援、及び保育所等障がい児を預かる施設への援助、助言を行うことを目的とした、(仮称)黒川地域児童発達支援センターを明石台七丁目、明石台わか葉保育園北側町有地に誘致することといたしました。当該施設は、特定非営利活動法人、NPO法人さわおとの森が、厚労省からの補助事業により建設・運営を行うもので、障がい児を取り巻く福祉環境の向上につながる施設として、その重要性から誘致を決定したものであります。仮のこのセンターは、平成26年度で建設、平成27年4月開所を目標としております。
 当該町有地につきましては、富谷町の子育て支援の拠点施設となる、(仮称)富谷町子育て支援複合施設の建設を視野に入れた土地利用も計画しており、平成25年度当初予算へ基本計画策定業務を計上してございます。つまり、保育所があり、その北側に半分半分にというふうなことで、センターと町の複合施設をというふうなことであります。
 子育て世帯のご家庭が安心して子育てができる地域社会を築くため、ファミリーサポート事業及び育児ヘルプサービス事業を、富谷町社会福祉協議会への委託事業として取り組みます。富谷町社協では、事業の条件整備を経て平成25年10月開始を目標として、今準備を進めております。
 平成25年度宮城県からの事務移譲として、医療を必要とする未熟児に対し、適切な医療の給付を行うための未熟児養育医療と、身体に障がいのある児童に対し、必要な指導と医療の提供を行うための育成医療に係る事務が町の事業となります。町の保健師の訪問や相談により、きめ細かな対応につなげてまいります。
 健康増進事業について申し上げます。
 健康づくりの第一歩である健診事業につきましては、平成25年度新たに、歯周病等歯周疾患検診を実施することで予算を計上してございます。この検診は、40歳、50歳、60歳、70歳の節目の方を対象に、社団法人仙台歯科医師会との委託契約により、登録歯科診療所で検診を行うこととしており、現在その準備を行っております。
 また、脳検診はこれまでの対象年齢に、新たに40歳の方も加えて実施することといたします。なお、他の検診につきましては、平成24年度と同時期に実施することで準備を進めております。
 次に、子宮頸がんワクチン接種につきましては、予防接種法の改正に伴い、平成25年4月から定期接種1類に位置づけられる見込みであります。接種費用はこれまでどおり無料とし、接種対象者は法律により、小学6年生から高校1年生までとなりますが、標準的な接種期間が中学1年生とされておりますので、引き続き中学1年生を中心に接種推奨、勧奨に努めてまいります。
 次に、富谷町国民健康保険は、加入者の負担軽減を目的に国保税の税率を引き下げてから3年目を迎えます。平成24年度において、医療給付費は、東日本大震災による医療機関での窓口負担免除などの影響により伸びております。これにつきましては、国保財政調整基金を活用しながら対応している状況にありますが、平成25年度においても現行の税率を維持し、不足の財源は国保財政調整基金を活用し予算編成を行ったものであります。今後、国や県の動向を見ながら、適正な税率の維持に努めてまいります。
 特定健診及び特定保健指導につきましては、平成24年度で特定健診受診率が57.6%、特定保健指導の実施率が、第1期特定健診等実施計画の目標値であります45%を大きく上回る58%となりました。特定保健指導実施率が飛躍的に向上したのは、対象者に健診結果説明会を開催したところによるものであります。平成25年度は、第2期特定健診等実施計画のスタートに当たり、特定健診及び特定保健指導の最終目標値はそれぞれ60%となっております。
 長寿福祉について申し上げます。
 介護保険事業につきましては、平成24年度は第1号被保険者数及びサービス利用者数はおおむね第5期介護保険事業計画どおりでありますが、保険給付費については、12月までの実施において4.6%増の状況にあります。平成25年度も給付の動向を注視しながら、支援の必要な方に適正なサービスが提供できるように努めるとともに、介護予防の取り組みや町民相互の支え合い活動を推進してまいります。
 高齢者施設整備につきましては、グループホームひかりの里に隣接し、20人定員のショートステイひかりの里が3月中旬の開所見込みとなりました。また、地域密着型特別養護老人ホーム成田の里に隣接し、整備を進めておりました特別養護老人ホーム、70人定員ですが、名称をせせらぎの里と決定し、4月の開所見込みとなりました。
 障がい者福祉につきましては、障害者総合福祉法が平成25年4月1日に施行され、支援対象に難病も加えられることにより、保健所との連携を強化しながら、地域における障がい者の自立した生活のためのサービスや相談支援に努めてまいります。
 次に、企業誘致について申し上げます。
 昨年、宮城県と富谷町を含む県内34市町村で共同申請した宮城県民間投資特区が、国から認可されました。昨年3月1日より受け付けを開始し、4社5件の申請をお受けし、これを指定いたしました。法人税や地方税の特例措置が受けられることにより、町内事業者の活動がより活発化し、雇用や設備投資が促進されることが期待されるとともに、当該特区は進出企業に対する大きなインセンティブとなることが期待されるところであります。
 成田地区に立地しておりましたYKK仙台金属材料研究所は、既に規模縮小により撤退をしておりましたが、このたび東北大学金属材料研究所がYKK株式会社より借用し、研究所を開所することとなりました。このことにより、国と大学との産学官連携が深まり、東北地域の産業活性化につながるものと思います。
 新たな商業施設の誘致として、大清水地区へエスコート大清水ショッピングセンターの建設が始まりました。敷地内へ10店舗が立地し、7月1日に営業開始の予定であります。また、あけの平団地北側入口にありました旧生協セットセンターの解体工事が進んでおり、ことしじゅうに新たな商業施設として生まれ変わることとなりました。立地される店舗等は未公表でありますが、間もなく設置者より正式に発表される予定であります。
 このように人口5万人到達とあわせて市制移行への期待度の高まりにより、多様な業種の立地の問い合わせも多く寄せられているところであります。また、平成25年中には、仙台北部道路から国道4号へ接続供用開始が予定されており、高屋敷、成田二期北地区の工場立地の注目度がさらに高まってまいりますので、企業誘致とともに、町として開発に向けた支援のあり方についても検討を進めることといたしております。今後は、高屋敷土地区画整理組合設立準備会と協力をし、当該地区進出に関心を示しております企業の洗い出しと誘致強化を図ってまいります。
 富谷町シルバー人材センターにおきましては、ことし3月で設立10周年を迎え、記念式典並びに祝賀会が3月27日に開催されるところであります。10周年を迎えられましたことを心からお祝いを申し上げます。
 今年度5年目を迎える子育てサロンほっと育くは、昨年12月末日には利用者延べ人員が1万306人となり、利用者の方々に大変好評をいただいております。昨年度までの国からの補助金と同額を来年度も補助することとしております。今後もしんまち地区における拠点づくりを視野に、富谷町シルバー人材センターとの連携を引き続き図ってまいります。
 農業の振興について申し上げます。
 本格実施され2年目となりました農業者戸別所得補償制度と水田活用交付金とを合わせた平成24年度富谷町の農業者への交付総額は約7,600万円と、ほぼ昨年並みの取り組みとなりました。なお、新政権となり、経営所得安定対策に名称が変更されますが、戸別所得補償制度の内容は当面継続されることとなっております。
 米の生産調整について申し上げます。
 平成25年産米の生産調整につきましては、宮城県より示された生産数量1,877トン、面積換算では367ヘクタールであり、平成24年と比較しますと数量で34トン増、面積換算で6ヘクタール増となっております。水稲作付率63.28%、いわゆる減反部分は36.72%であります。作付率で約1.08%増となりました。
 町の特産品としておりますブルーベリーの振興につきましては、苗木などの助成事業の継続に加え、新たに個々のブルーベリー生産組合員に対する栽培技術指導を目的とした、富谷町ブルーベリー専任アドバイザーを1名選任し、高品質、生産増、産地拡大にさらに取り組んでまいります。今後も生産を開始し設立30周年を迎えるブルーベリー生産組合と連携しながら、特産品振興に努めてまいります。
 直売活動に取り組んでおられるおんないん会、年間売り上げが平成24年には約3,400万円、前年比25%増となりました。これは地の利を生かした都市近郊園芸農業の取り組みが順調に進んでいるものであり、産直・直売の推進事業について、引き続き支援、協力をしてまいります。
 また、農業振興の施策の一つでありますハウス助成につきましては、平成24年度は3件、280万2,000円を助成しております。さらなる支援に努めてまいります。
 町有林の維持管理については、境界刈り等を継続して管理に努めるとともに、緑づくり事業では、野鳥の森及び毘沙門堂地区の森林環境の保全管理を進め、しんまち地区と面的一体性に配慮し、身近に自然と触れ合える場を創出し、散策路の除草や森林の下刈り等に取り組んでまいります。
 中小企業支援について申し上げます。
 富谷町中小企業振興資金につきましては、東日本大震災を受けまして貸付要件が緩和され、2月8日現在22件、融資額にして1億7,600万円と、多くの方にご利用をいただいております。また、貸付利子1%に相当する額を補助する中小企業振興資金利子補給補助金は、町内事業者からの評価も高く、引き続き補助金制度の周知に努め、事務手続の迅速化等、町内商工業者の経営を支援してまいります。
 地域発信と商工振興について申し上げます。
 「十三夜 魂のふるさとまつり」につきましては、ことしは10月12日土曜日に開催することといたします。1日間の開催となった昨年の来場者数が、初日1日としては過去最高の2万5,000人となったことから、祭りの認知度と期待度の高まりが、来場者数と皆様からの声により実感できる祭りになってまいりました。町制施行50周年を記念して開催される第7回目となる祭りにつきましても、引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。
 平成25年4月から6月までJRとタイアップした仙台・宮城デスティネーションキャンペーンの開催が決定しており、今回のキャンペーンでは、東日本大震災からの復興・再生の姿を強力に発信し、観光による地域活性化を目指すものであります。富谷町ではしんまち地区を中心とした観光誘客に力を入れてまいります。
 次に、富谷明石台郵便局の進捗について申し上げます。
 1月23日に多くの関係者の出席のもと上棟式が行われました。開局は3月12日と郵便局株式会社より発表されております。地域の皆さんと長い間誘致活動を行ってきた待望の郵便局が、いよいよ開局されます。郵便局株式会社の関係者の皆様には、深く感謝を申し上げたいと思います。
 仙台北部道路につきましては、利府ジャンクションから事業計画延長13.5キロメートルのうち、富谷ジャンクションから国道4号までの1.7キロメートルの工事が順調に進んでおります。供用開始予定は平成25年度中となっておりますが、早期供用の期待に応えるため、先ごろ地元東北地方整備局仙台河川国道事務所及び国交省、ネクスコ本社に直接出向き、平成25年中、つまりことしの12月までに供用をしていただくよう強く要望しているところであります。北部道路4号タッチがもたらす事業効果は、はかり知れないものがあるものと考えるところであります。
 次に、町道の整備について申し上げます。
 穀田線の歩道整備事業につきましては、東北自動車道に最も近接している平成24年度施工終点部、今現在の終点部から南側へ用地協力をいただいております180メートル区間を施工いたします。
 大童今泉線につきましては、改良計画ルートである大童地区において、埋蔵文化財調査を実施しております。
 西成田地区、郷田線につきましては、主要地方道仙台三本木線から西成田コミュニティセンターまでの265メートルの区間について、用地買収を実施し、改良工事に向けての準備をいたします。
 今泉地区深苗代線については、主要地方道仙台三本木線交差部から南側へ160メートル区間の用地買収と改良工事を本年度施工いたします。
 また、あけの平小学校敷地内北側通路の一部を改良し、あけの平二丁目の町道から仙台北部道路の富谷インターチェンジ料金所へのアクセス道路を新設し、北側道路の新設に伴いまして、それに隣接しますあけの平二丁目地区の接続路線の一部についても側溝整備等整備してまいります。
 仏所太子堂中線につきましては、平成24年度の追加補正予算により、佐藤病院から国道4号三の関交差点までの886メートルの区間について実施をし、計画延長2,500メートル全線の整備を完了したいと考えております。
 道路側溝の有蓋化につきましては、昨年に引き続き、太子堂、鷹乃杜、富ケ丘、富谷仏所及びとちの木地区を整備いたします。このうち鷹乃杜富ケ丘地区は、鷹乃杜幼稚園東側から富ケ丘一丁目に通じる鷹乃杜一丁目の準幹線道路の扱いとなっております延長308メートル、幼稚園から旧ローソン前までということになります。富ケ丘地区は昨年に引き続き二丁目商店街の1街区南側通りを施行し、地区懇談会で要望のありました道路の劣化と車両、歩行者ともに増加している長澤整形外科クリニック西側路線、郵便局脇から長澤整形さんまでの延長657メートルの整備を進めてまいります。
 道路舗装については、年間を通して施行する町内一円舗装補修のほか、平成24年度に引き続き東向陽台地区の改修を実施してまいります。
 日吉台一丁目地区の幹線道路であります日吉台12-2号線、きむら内科さんから北方面丁字路までの間であります、延長525メートルと明石台一丁目地区東向陽台公民館西側の幹線道路、明石台16-1号線、つまり宮根線信号機交差点から南方面丁字路間、仙台市道につながる場所です、延長400メートルにつきましては、平成24年度の追加補正予算により、それぞれ改修整備を予定しております。
 河川整備と維持管理につきましては、県及び町管理河川を、町内の河川愛護10団体による除草作業によりご協力をいただきながら、引き続き良好な河川環境の維持、管理に努めてまいります。
 町営住宅につきましては、建てかえの最終年度として宮ノ沢住宅3棟6戸を建築することにより、全体計画戸数100戸の建てかえが完了いたします。
 昨年の台風4号によりのり面が崩壊した東向陽台一丁目1号緑地災害復旧工事は順調に進捗し、平成25年3月25日完成を目指し、本復旧に努めているところであります。
 街路事業につきましては、本町道路ネットワーク形成に必要な都市計画道路穀田三ノ関線の整備に関する検討を実施いたします。
 都市計画につきましては、明石台東地区39ヘクタールの開発事業は順調に進捗しており、平成25年1月末日現在、88世帯268名の方々に居住をいただいております。今後も開発事業者に対して、適切な指導、助言を行ってまいります。
 また、都市計画課設計業務統括室では、現場の状況を確認して最善の工法等を検討し、関係各課と協議しながら、富谷町における建築・営繕業務の適切かつ迅速な対応を進めてまいります。
 「資源が循環し衛生的なまち」を目指した取り組みといたしましては、要望が多数寄せられておりました缶類とペットボトルの収集回収について、ことし4月から収集計画を一部変更し、缶類は月2回から月4回に、ペットボトルは月2回から毎週に、収集回数をふやすことといたしました。詳細は広報等でお知らせを申し上げます。
 平成23年度に創設いたしましたごみ集積所整備費助成事業につきましては、平成24年度交付実績、2月20日現在、11町内会から申請がありました。東向陽台第一と明石台第六町内会につきましては、ネットからボックス型にそれぞれ1カ所更新しております。その他10町内会においては、合わせて145カ所のごみ集積所の修繕対応に取り組んでいただいたところであります。補助金総額は177万1,000円となり、全事業費の48.9%、約半分程度占めている現状であります。平成25年度も補助事業を継続してまいります。
 震災で被災した建築物等の解体及び震災廃棄物処理事業につきましては、昨年9月末日をもって解体の申し込み受け付けを終了し、解体工事及び瓦れき等解体廃棄物の処理、住宅全77棟、公共施設の、いわゆる管理棟につきましても12月末をもって完了いたしました。事業費につきましては、繰越明許費予算の範囲内で済んだことから、本年度計上いたしておりました当該予算については、今議会において全額減額補正をすることといたしております。
 上水道事業につきましては、明石台東地区の開発等による人口、世帯数の増加により、給水件数、給水量の伸びが見込まれ、柱となる給水収益や給水装置の新規申し込みに伴う手数料、水道加入金等は、前年度を上回ると予想されています。水道事業費用につきましては、企業債の償還で償還額や支払い利息が減となるものの、館山配水池の塗装等配水施設等の修繕、有収率の向上に向けた常設型の漏水調査業務の継続実施などから微増となりました。
 純損失予定額は、平成24年度当初予算の純損失予定額1億418万円から大幅な減額となる2,782万9,000円となる見込みであります。
 下水道事業につきましては、吉田川流域関連公共下水道事業と、東向陽台地区の仙台市への下水道事務委託事業により行っております。普及率は、平成23年度末で96.1%、処理区域内の水洗化率は99.7%と、ほぼ100%の水洗化普及率となっております。
 町民バスにつきましては、大和町役場庁舎北側に新設される大和町のバスターミナルへの乗り入れや大亀地区・沼田線の拡幅改良工事が終わることにより、乗り入れが可能となりましたので、運行ダイヤを一部変更し運行してまいります。今後もご意見をお聞きしながら、引き続き安全で効果的な町民バス運行に努めてまいります。
 交通安全関連について申し上げます。
 従前より要望しておりました富谷高等学校前信号機が、12月26日より時差式に変更され、渋滞緩和へ効果が期待されるものであります。
 1月4日には交通死亡事故ゼロ1年間の達成により、県より祝詞を頂戴いたしました。これもひとえに皆様方のご協力によるものであります。感謝を申し上げます。
 平成25年度は、あけの平三丁目と大清水二丁目を結ぶあけの平6-56号線、一番幅員の狭い場所ですね、延長130メートル区間及び明石台一丁目東向陽台中学校北入り口東側の交差点、道路の改修とあわせて、交差点部についても、カラー舗装やポールの設置などにより、より安全にするために安全施策を整備してまいります。
 次に、去る2月15日、国道4号富ケ丘交差点の歩行者専用信号機が、秒数がデジタル表示されるタイプに変更されました。これに伴い、登下校の子供たちには歩行者信号の状況がよりわかりやすく、安全に横断できるよう改善されたところであります。なお、上桜木から富ケ丘小への通学児童は200名近くに達するというふうな状況になってございます。
 次に、消防救急・防災関連について申し上げます。
 昨年の火災発生件数は12件で、前年比1件増、救急出動件数1万4,511件、黒川郡内の富谷町の比率は49.2%、約半数ということになります。
 また、1月19日と2月2日にわたりまして、宮城県との連携によります防災指導員養成講習会並びに防災指導員フォローアップ講習会を実施いたしました。受講いただいた53名の皆さんには、実践的図上訓練に取り組んでいただくとともに、地域間での情報交換の場ともなったことから、大変有意義な講習会との評価を頂戴しました。今後も宮城県と連携を図りながら開催をしてまいります。
 3月中には、日吉台公民館へ22カ所目となる防災備蓄倉庫を設置いたします。これにより、日吉台・杜乃橋地域への資機材等の安定供給に寄与するものと考えております。
 また、安全安心メールにつきましては、1月31日現在で660名の皆様にご登録をいただいております。なお、引き続き登録の周知とあわせて、確かな有益な情報の配信にこれまた努めてまいります。
 防犯関連について申し上げます。
 昨年の犯罪発生件数305件、前年より11件増、黒川郡内での発生件数602件中、約半数を占める状況です。発生件数の約4割は窃盗、万引きも含めまして窃盗によるもので、その多くは商業施設内で発生したものであることが特徴として上げられるものであります。
 このたび青色回転灯車両や防犯講習会の開催、自主防犯活動推進費助成金制度を創設するなど、これまでの積極的な地域防犯活動により、昨年末には東北管区警察局長並びに東北防犯協会連絡協議会会長の連名表彰を頂戴したところであります。
 平成23年度より実施しております消費生活相談の充実強化を図るため、平成25年度も引き続き継続して実施してまいります。なお、任期つき職員として弁護士有資格者2名の応募があり、選考の結果、現在、弁護士事務所に勤務する方を採用内定いたしました。
 町内会館整備について申し上げます。
 12月議会で承認いただきました太子堂会館の建てかえ整備設計につきましては、現在、設計精査をしており、今議会に補正予算として太子堂会館建設費を計上いたしております。ことしじゅうの完成を目標に、地域防災拠点機能を考慮した会館となるよう、地域の方々と協議しながら進めてまいります。また、平成25年度はあけの平三丁目会館屋根改修工事、東向陽台第一会館男子トイレ改修工事を予定しており、地域コミュニティー拠点の充実に努めてまいります。
 町政全般の意見交換を行う場となる町政懇談会につきましては、平成24年度は5カ所で5つの公民館区で開催いたしました。さまざまな地域の課題を話し合い、緊急性の高いものについてはできるだけ速やかに対応いたしているところであります。平成25年度は全公民館区で町政懇談会を開催してまいりたいと考えております。
 戸籍電算システムについて申し上げます。
 東日本大震災による津波被害により戸籍正本が滅失した事故を教訓に、平成25年度中に全国統一的かつ安定的な運用を図るため、戸籍副本データ管理システムを構築することとされました。当町では幸いにも既存戸籍電算システム機器の更新の年度と重なったことから、既存システムの更新と合わせて、適切かつ効率的な戸籍副本データ管理システムの構築に取り組んでまいります。
 財政運営につきましては、東日本大震災の復旧のめどが立ち、安定かつ健全な財政運営を維持するために、歳入予算の確保や適正な財政歳出に努め、地方債の適切な借り入れと確実な償還を進めてまいりました。自治体健全化法による財政健全化比率や各種の財政指標においても、引き続き健全性を示しております。
 しかしながら、人口の増加を背景とした行政需要の増加や多様化、障がい者福祉、教育や福祉の環境整備とあわせ、施設等の改修や修繕など、経常的な経費は増加傾向を引き続き示しております。住民サービスの維持、向上に向けて、本町の実情に応じ、財源の効果的、効率的な配分により、健全な財政運営の確保と維持の取り組みをさらに強化してまいります。
 平成25年度町税の納付・徴収に当たり、納税へのご理解と収納の強化に努めるとともに、無駄を排し、透明性のある税の使途に留意し、一方では常に自主財源の確保と安定した財源基盤を模索し続ける必要があります。安定した税収確保を図るため、これまで個人納付としていた給与所得者の町県民税につきましては、宮城県と共同して個人住民税の特別徴収を進めるため、特別徴収義務者一斉指定を実施して、平成25年度課税分から毎月支給される給与から天引きによる納付で推進することといたしました。
 また、滞納整理につきましては、平成26年度まで延長することとなった宮城県地方税滞納整理機構に引き続き職員1名を派遣するとともに、徴収担当による滞納整理を積極的に推進するため、組織の充実に努めます。
 納税義務者の納付の利便を図るため、12月25日が納期限となっている富谷町税条例、富谷町国民健康保険税条例、富谷町介護保険条例の一部を12月31日に改正する条例を上程しているところであります。
 町制施行50周年を迎え、3年後の市制移行を視野に入れながら、未来の富谷を創造していくためにも、先人に感謝をし、町民の皆さんと一体となって確かな歩みを進めていかなければなりません。重ねて議員各位並びに町民の皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げ、私の施政方針といたします。
 それでは、今回提出しております補正予算並びに当初予算に関し、議案第20号から議案第31号につきまして、一括してご説明を申し上げます。
 議案第20号平成24年度富谷町一般会計補正予算(第7号)は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億8,021万4,000円を追加し、総額121億3,995万5,000円とするものであります。
 議案第21号から第25号につきましては、各特別会計、水道事業会計の補正予算について議決をお願いするものであります。
 続きまして、議案第26号から議案第31号の平成25年度当初予算に関しましてご説明を申し上げます。
 一般会計につきましては、冒頭で申し上げましたとおり、2.8%増の117億7,700万円、国保特別会計は13.2%増の39億3,602万2,000円、下水道事業特別会計は15.8%減の8億620万9,000円、介護保険特別会計は13.2%増の18億8,772万1,000円、後期高齢者医療特別会計は6%増の2億3,724万9,000円となりました。富谷町水道事業会計につきましては、3条予算の収益的収入及び支出についての収入が10億5,501万4,000円、支出が1億8,258万9,000円となっております。また、4条予算の資本的収入及び支出についての収入が1,708万7,000円、支出が1億4,307万2,000円と財源不足となり、損益勘定留保資金等で補?措置をとることといたします。なお、詳細につきましては、予算審査特別委員会の折にご説明を申し上げます。
 今回提出しております予算外議案につきまして、その概要をご説明申し上げます。
 議案第1号富谷町暴力団排除条例の制定については、暴力団の排除を推進し、町民の安全で平穏な生活及び社会経済活動の健全な発展に寄与するため、暴力団の排除に関し基本理念等を定めるものであります。
 議案第2号富谷町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の制定については、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定めるものであります。
 議案第3号富谷町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防の効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定については、指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定めるものであります。
 議案第4号富谷町指定地域密着型サービス事業者及び指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定に関する基準を定める条例の制定については、指定地域密着型サービス事業者及び指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定に関する基準を定めるものであります。
 議案第5号富谷町道路の構造の技術的基準等を定める条例の制定については、町が管理する町道を新設し、または改築する場合における道路の構造の技術的基準等を定めるものであります。
 議案第6号富谷町高齢者、障害者等の移動等円滑化のための必要な道路の構造に関する基準を定める条例の制定については、町が管理する町道に係る移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定めるものであります。
 議案第7号富谷町準用河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例の制定については、準用河川管理施設等の構造の技術的基準を定めるものであります。
 議案第8号富谷町布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準を定める条例の制定については、布設工事管理者の配置及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準を定めるものであります。
 議案第9号富谷町議会政務活動費の交付に関する条例の制定については、地方自治法の一部改正に伴い、政務活動費の交付、使途基準等必要な事項を定めるものであります。
 議案第10号富谷町分担金徴収条例の一部改正については、分担金を徴収する事業名等の変更に伴い、所要の改正を行うものであります。
 議案第11号富谷町特別職給料等審議会条例の一部改正については、地方自治法の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。
 議案第12号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び富谷町地域活動支援センター条例の一部改正については、関係法令の施行及び一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。
 議案第13号富谷町税条例等の一部改正については、納税義務者の納付の利便を図るため、富谷町税条例、富谷町国民健康保険税条例、富谷町介護保険条例の12月納期を25日から31日に改めるものであります。
 議案第14号富谷町一般廃棄物処理施設条例の一部改正については、技術管理者の資格を定めるもののほか、所要の改正を行うものであります。
 議案第15号富谷町公営住宅管理及び設置条例の一部改正については、入居資格要件及び公営住宅の整備基準等を定めるものであります。
 議案第16号富谷町都市公園条例の一部改正については、都市公園移動等円滑化基準を定めるほか、所要の改正を行うものであります。
 議案第17号富谷町下水道条例の一部改正については、公共下水道の施設の構造に関する基準を定めるものであります。
 なお、議案第2号から第8号、第14号から第17号に関しましては、いわゆる地域主権改革一括法の施行による関係条例の整備となっております。
 議案第18号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については、学校医の報酬の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。
 議案第19号富谷町総合運動場条例の一部改正については、テニスコート改修に伴い、テニスコートの利用時間、使用料金等、さらに隣接するキャンプ場の名称、使用方法について所要の改正を行うものであります。
 議案第32号平成24年度ごみ焼却施設煙突他解体工事請負契約の締結について及び議案第33号平成24年度富谷1号汚水幹線管渠改築工事請負契約の変更については、当該工事請負契約の締結及び変更について議会の議決をお願いするものであります。
 議案第34号宮城県市町村職員退職手当組合規約の変更については、宮城県市町村職員退職手当組合規約の一部を変更することについて協議するものであります。
 諮問第1号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、任期満了に伴う人権擁護委員の候補者を推薦するものであります。
 以上、提出議案のご説明を申し上げたところでありますが、議案審議の折には、なお詳細にご説明を申し上げますので、慎重審議を賜り、全案可決いただきますようお願いを申し上げます。

議長(浅野幹雄君) この際、11時15分まで休憩をいたします。

午前11時00分 休憩

午前11時15分 再開

議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。

日程第1 会議録署名議員の指名

議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、富谷町議会会議規則第120条の規定により、10番千葉 達君、11番佐藤克彦君、12番山路清一君の3名を指名いたします。

日程第2 会期の決定

議長(浅野幹雄君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本定例会の会期は本日から3月15日までの19日間にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は本日から3月15日までの19日間に決定いたしました。

日程第3 議案第9号 富谷町議会政務活動費の交付に関する条例の制定について

議長(浅野幹雄君) 日程第3、議案第9号富谷町議会政務活動費の交付に関する条例の制定についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務部長。

総務部長(小野一郎君) おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、議案書(2)の207ページをお願いいたします。
 議案第9号富谷町議会政務活動費の交付に関する条例の制定について、ご説明いたします。
 提案理由につきましては、地方自治法の一部改正に伴い、議会の会派または議員に交付いたしておりました地方自治法第100条第14項に規定する政務調査費の名称が政務活動費に改められ、政務活動費に充てることができる経費の範囲を条例で定めることとされたため、富谷町議会政務調査費の交付に関する条例の全部を改正し、本条例を改めて制定するものでございます。
 主な改正点といたしましては、地方自治法の改正に伴い、現行の富谷町議会政務調査費の交付に関する条例の政務調査費を政務活動費に改めること、改正後の地方自治法第100条第14項に規定する条例で定めなければならない政務活動費に充てることができる範囲について、これまでは規則で定めておりましたけれども、条例により別表として規定することが主な内容となってございます。
 交付される対象、金額及び交付の方法につきましては、従前のとおりとなってございます。
 それでは、208ページをごらんいただきたいと思います。1条からそれぞれありますけれども、主なものだけ説明をさせていただきます。
 第1条、趣旨として、政務活動費の交付対象活動を規定しているものでございます。
 第2条は、交付対象としては、会派または議員とするものとなってございます。
 第3条は、政務活動費の額等について規定しているものでございます。
 第4条から第9条までにつきましては、交付申請に関する手続について規定しているものとなってございます。
 210ページをお願いいたします。第10条、こちらのほうは政務活動費の使途基準を規定しているものでございまして、213ページをお開きいただきたいと思います。こちらは別表ということで、会派に係る使途基準、議員に係る使途基準、それぞれこちらでお示ししている内容となってございます。
 211ページにお戻り願います。こちらにつきましては、政務活動費の使用制限を列挙しているものとなってございます。1号から7号となってございます。
 次のページ、212ページをお願いいたします。こちらは第17条でございますけれども、委任の定めでございまして、この条例に定めるもののほか、政務活動費の交付に関し、必要な事項は規則で定めるものでございます。
 下の段、附則といたしまして、この条例は平成25年3月1日から施行するものとなってございます。
 経過措置として、施行日前のこの条例による改正前の富谷町議会政務調査費の交付に関する条例の規定により交付された政務調査費につきましては、従前の例によるものとなってございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第9号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第4 議案第10号 富谷町分担金徴収条例の一部改正について

議長(浅野幹雄君) 日程第4、議案第10号富谷町分担金徴収条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) よろしくお願いします。議案書の214ページをお願いいたします。
 議案第10号富谷町分担金徴収条例の一部改正についてご説明申し上げます。
 提案理由といたしましては、分担金を徴収する事業名の変更に伴い、所要の改正を行うものでございます。
 216ページの新旧対照表をお願いします。第2条でございますが、事業名を別表とし、第1項と第2項を集約、分担金は別表に掲げる事業について特に利益を受ける者から徴収すると改めるものです。
 第2条関係表中、分担金を徴収する事件を分担金を徴収する事業と改め、分担金を徴収する事業名を平成23年度農地農業用施設災害復旧事業に、受益者を個人名から被災した地区内の農地所有者に、分担金の額を金額から工事費の8%と割合で示すものでございます。
 工事費の8%につきましては、激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律第5条の規定により、補助金の特例措置の適用を受けたことにより92%の補助となったもので、その差額の8%をいただくという形です。
 この条例は公布の日から施行するものでございます。よろしくお願いいたします。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。9番森栄君。

9番(森栄君) 今回の分担金徴収条例の一部改正する条例ですけれども、この対象となる受益者は何名ですか。

議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 今回の条例改正に伴って対象となる受益者は1名でございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第10号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第5 議案第11号 富谷町特別職給料等審議会条例の一部改正について

議長(浅野幹雄君) 日程第5、議案第11号富谷町特別職給料等審議会条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務部長。

総務部長(小野一郎君) それでは、議案書217ページをお願いいたします。
 議案第11号富谷町特別職給料等審議会条例の一部改正についてご説明いたします。
 提案理由につきましては、地方自治法の一部改正に伴い、議会の会派または議員に交付いたしておりました地方自治法第100条第14項に規定いたしております政務調査費の名称が政務活動費に改められたため、本条例の該当部分を改めるものでございます。
 主な改正点につきましては、219ページの新旧対照表でご説明をいたします。そちらのほうをお願いいたします。
 第2条第1項及び第2項の政務調査費をそれぞれ政務活動費に改めるものでございます。
 218ページをごらんいただきたいと思います。附則でございます。この条例は平成25年3月1日から施行するとなってございまして、これも先ほど決議いただきました内容によりまして、3月1日ということで、あわせて3月1日に施行するものでございます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第11号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第6 議案第12号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び富谷町地域活動支援センター条例の一部改正について

議長(浅野幹雄君) 日程第6、議案第12号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び富谷町地域活動支援センター条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務部長。

総務部長(小野一郎君) それでは、議案書220ページをお願いいたします。
 議案第12号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び富谷町地域支援センター条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。
 提案理由につきましては、地域社会における共生の実現に向けて、新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律の施行によりまして、障害者自立支援法の一部改正に伴いまして、それに合わせまして所要の改正を行うものでございます。
 主な改正点といたしましては、障害者自立支援法の法律名が障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律と改正され、文言等の整理を行うものとなってございます。
 222ページの新旧対照表でご説明いたします。
 第10条の2、第1項第2号障害者自立支援法を、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に改めるものでございます。
 次の223ページをお願いいたします。同じく第10条の2、第1項第2号、第5条第12項を第5条第11項に改めるもので、施行日が異なることによりまして条ずれによる整理をするものとなってございます。
 次のページ、224ページをお願いいたします。富谷地域活動支援センター条例新旧対照表となってございます。
 第2条中、障害者自立支援法を、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に改めるものでございます。
 同じく224ページの下の段、こちらのほう第2条中、第5条第26項を第5条第25項に改めるもので、先ほどお話ししましたように、施行日が異なることで条ずれにより整理するものとなってございます。
 戻りまして、221ページをお願いいたします。附則でございます。改正する条例中、第1条及び第3条の規定は平成25年4月1日から、第2条及び第4条の規定は平成26年4月1日から施行するものとなっておりまして、法律と合わせた形での施行日となってございます。
 以上です。よろしくお願いいたします。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第12号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第7 議案第13号 富谷町税条例等の一部改正について

議長(浅野幹雄君) 日程第7、議案第13号富谷町税条例等の一部改正についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。税務課長。

税務課長(内海壮晃君) おはようございます。よろしくお願いします。
 225ページをお願いいたします。
 議案第13号富谷町税条例等の一部改正について、提案理由につきましてご説明いたします。
 納税義務者等の納付の利便を図るため、12月25日納期となっているものを12月31日に改めるものでございます。これにつきましては、富谷町税条例、富谷町国民健康保険税、富谷町介護保険条例の一部改正でございます。
 続きまして、新旧対照表227ページをお願いいたします。
 初めに、富谷町税条例、こちらにつきましては第40条第4期の12月16日から同月25日までを31日までと改め、次の国民健康保険税条例第12条第8期の12月16日から同月25日までを同月31日まで、次の228ページの富谷町介護保険条例第3条第4期の12月16日から同月25日を同月31日までに改めるものでございます。
 戻りまして、226ページの附則1項、この条例は平成25年4月1日から施行するものでございます。
 2項、改正後の富谷町税条例第40条第1項の規定は、平成25年度以後の年度分の個人の町民税について適用し、平成24年度分までの個人住民税については、なお従前の例によります。
 富谷町国民健康保険税条例に関する条例の一部改正につきまして、3項で、改正後の富谷町国民健康保険税条例第12条第1項の規定は、平成25年度以後の年度分の国民健康保険税について適用し、平成24年度分までの国民健康保険については、なお従前の例によるものでございます。
 次に、富谷町介護保険条例に関する条例の一部改正についての経過措置です。4項、改正後の富谷町介護保険条例第3条第1項の規定は、平成25年度以後の年度分の介護保険料について適用し、平成24年度分までの介護保険料については、なお従前の例によるものでございます。
 以上です。どうぞよろしくお願いいたします。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。3番出川博一君。

3番(出川博一君) 今回の改正は、いわゆる年末の閉庁日、役場の閉庁日も納付できるということになるわけですけれども、これはコンビニ収納等を意識された改正ということになるんでしょうか。お尋ねいたします。

議長(浅野幹雄君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) そのとおりでございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第13号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第8 議案第14号 富谷町一般廃棄物処理施設条例の一部改正について

議長(浅野幹雄君) 日程第8、議案第14号富谷町一般廃棄物処理施設条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) おはようございます。
 それでは、議案第14号富谷町一般廃棄物処理施設条例の一部改正についてご説明申し上げます。議案書のほうは229ページになります。
 富谷町一般廃棄物処理施設条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。
 提案理由でございますが、平成23年8月30日に公布されました地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる第2次一括法の施行によりまして、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、いわゆる廃棄物処理法が一部改正されましたことに伴い、本条例に技術管理者の資格を定めるほか、所要の改正を行うものでございます。
 初めに、従前の取り扱いと改正の経緯についてでございますが、一般廃棄物処理施設の設置者は、廃棄物処理法第21条第1項におきまして、その施設の維持管理に関する技術上の業務を担当させるため、技術管理者を置かなければならないとされております。また、同法におきまして、その技術管理者の資格は、環境省令施行規則で定める資格を有する者でなければならないとされてきたところでございます。この資格の規定及び要件につきまして、第2次一括法の施行による廃棄物処理法の一部改正により、地域の自主性及び自立性を高める目的で、市町村の条例に委任されることになったものです。このことに伴いまして、市町村では技術管理者の資格に関する規定を条例で定める必要が生じたために、今回の条例改正に至ったものでございます。
 次に、内容についてでございますが、議案書230、231ページをお開きください。一部改正の内容につきましては、これまでの第4条を第5条としまして、第3条の次に第4条としてこの議案書のとおり加えるものでございます。朗読のほうは省略させていただきまして、資格の設定の考え方についてご説明申し上げます。
 今回の一括法の施行によります改正後の廃棄物処理法におきまして、市町村の条例で資格を定める場合は、環境省令で定める基準を参酌して定める旨、規定されました。このことから本町におきましては、法の趣旨を鑑みまして、技術管理者の質の低下がないよう十分考慮し、国が示している参酌基準、環境省令、ここでは施行規則の第14条第2項に基づき、環境省令と同様の資格要件を規定した内容としております。したがいまして、この条例で定める資格要件につきましては、これまでの内容と何ら変わるものではございませんので、申し添えさせていただきます。
 最後に附則といたしまして、この条例は平成25年4月1日から施行するとするものでございます。
 以上でございます。よろしくお願いします。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第14号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第9 議案第18号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について

議長(浅野幹雄君) 日程第9、議案第18号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) おはようございます。それではよろしくお願いいたします。
 議案書282ページをお願いいたします。
 議案第18号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正につきましてご説明申し上げます。
 提案理由としましては、学校医報酬の加算額改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。
 それでは、改正内容につきまして新旧対照表でご説明を申し上げます。283ページをお願いいたします。
 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例別表中、学校ほか嘱託医の年額報酬28万5,000円以内を、31万9,000円以内に改正するものでございます。
 報酬額の改正に至る経緯でございますが、学校医報酬につきましては、黒川郡医師会より報酬額基準が示されてございます。この基準に基づきまして、黒川郡内統一し報酬額を定めているものでございます。現行の報酬額につきましては、児童生徒数1,000人までとして算定しておりますが、東向陽台小学校の児童数が1,000人を超えていることから、医師会より児童生徒数1,000人を超える児童生徒数を含めた報酬額基準が改めて示されたことにより、年額報酬28万5,000円以内を31万9,000円以内に改正するものでございます。
 附則としまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。6番小泉光君。

6番(小泉光君) まず、我が町でお医者さんは何人いますかというのと、それから生徒数が、例えば300人の学校もあるだろうし、今おっしゃられたように1,000人を超える学校もあるだろうけれども、一律一緒なんですか。以上、2点。

議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) まず、学校医の数でございますが、内科、耳鼻科医、歯科医等を合わせまして24名でございます。
 それから、児童生徒数の人数に応じての報酬額でございますので、例えば721名から1,000人までであれば28万5,000円になります。仮に、500名から600名も同じ28万5,000円でございます。400名から500名までであれば27万5,000円、300名から400名であれば26万8,000円でございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第18号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第10 議案第32号 平成24年度ごみ焼却施設煙突他解体工事請負契約の締結について

議長(浅野幹雄君) 日程第10、議案第32号平成24年度ごみ焼却施設煙突他解体工事請負契約の締結についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) おはようございます。よろしくお願いいたします。
 議案書292ページをお願いいたします。
 議案第32号平成24年度ごみ焼却施設煙突他解体工事請負契約の締結についてご説明申し上げます。
 本件につきましては、平成25年2月8日、一般競争入札に付した結果、下記のとおり請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
 1.契約の目的 平成24年度ごみ焼却施設煙突他解体工事
 2.契約の方法 一般競争入札
 3.契約金額  5,460万円
 4.契約の相手方 仙台市青葉区本町二丁目5番1号 東北緑化環境保全株式会社でございます。
 この工事請負契約に当たりましては、平成25年1月24日入札の公告を行いましたところ、東北緑化環境保全株式会社及び東急建設株式会社東北支店の2社が参加いたしまして、2月8日に入札を行いました。入札の参加資格につきましては、宮城県内に本店または支店、営業所を有すること、とび、土工、コンクリートの承認を受け、格付がSまたはAであること。本工事に対応できる技術者として、1級土木施行管理技師を配置できること。平成19年度以降、元請として国または地方公共団体発注による新築工事または改修工事を施工した実績があること。宮城県または富谷町から指名停止を受けていないこと。地方自治法施行令第167条の4の規定に該当しないこと。最後に、富谷町契約に関する暴力団排除措置要綱別表各号に掲げる措置要件のいずれにも該当しないことといたしました。
 予定価格につきましては、税抜き6,090万円。最低制限価格税抜き5,170万円で入札を行いました。その結果、落札価格税抜き5,200万円。1回目で落札し、去る2月12日に仮契約を締結いたしましたので、本契約を締結するに当たりまして議会の議決をお願いするものでございます。
 業務の概要につきましては、都市計画課長からご説明申し上げます。

議長(浅野幹雄君) 次に、都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) おはようございます。
 それでは、工事概要につきまして、別添の議案第32号関係資料の図面のほうで説明させていただきます。
 1ページをお願いいたします。図面1ページ、配置図の中央部にあります工場等がごみ焼却施設になります。黄色の着色部分が今回の解体部分になりまして、左側の三重丸の部分が煙突になります。煙突の解体工事に伴い、隣接する灰バンカー及びオイルタンクも工事上支障となることから、解体するものでございます。
 次に、図面の2ページをお願いいたします。左側上部が現況の平面図になります。黄色の着色部分が今回の解体撤去範囲で、煙突、オイルタンク、灰バンカーが解体となり、右側が解体後の平面図になります。灰バンカーについては、駐車スペースにも利用するためアスファルト復旧とし、煙突とオイルタンクは砕石復旧の予定です。
 下部の図面が、煙突、灰バンカー、オイルタンクの立面図及び断面図になります。黄色の着色部分が解体撤去範囲になりまして、煙突は高さ45メートル、直径が上部で1,920ミリメートル、1メートル92センチ、下部で3,210ミリメートル、3メートル21センチとなってございます。
 次に、図面の3ページをお願いいたします。煙突解体工事の前に、平成24年度におきましてダイオキシン及びアスベストの事前分析調査委託を実施した結果、アスベストの含有はありませんでしたが、ダイオキシンにおいては煙突下部で11ナノグラムと、非常に高い濃度で検出されたために、解体作業に従事する作業員が着用する保護具におきましても、レベル3ということで密閉型保護服、化学防護手袋、化学防護長靴といった3ページの写真にある宇宙服のような防護服での作業になります。
 煙突の解体工事の施工工程につきまして簡単に申し上げますと、左側の断面図と写真になりますが、まず煙突の外部に足場をクレーンを使用しながら組み立てます。次に、左側2番目の断面図と写真になります。煙突の内部にあるダイオキシンの汚染が外部に拡大しないようにセキュリティールームを設置し、除染水をろ過するろ過器を設置します。その後、煙突の上部にやぐらを設置し、煙突内部を高圧洗浄器によりダイオキシンを除染します。下部にたまった除染水をろ過器を通しまして、基準値未満までろ過した後に、ドラム缶に詰め場外搬出します。その後、レベル3の防護服を装着しまして、煙突の高さ45メートルから10メートルの高さまでは、ハンドブレーカーによる人力解体を行いながら、煙突の下部まで解体してきます。高さ10メートル以下の部分につきましては、右側の断面図と写真になりますが、圧搾機等の重機により解体になります。
 今回の解体作業につきましては、通常の解体工事と違いまして、環境基準法、大気汚染防止法、水質汚濁防止法、騒音防止法、振動規制法、土壌汚染対策防止法、ダイオキシン類特別措置法、労働安全衛生法等の関係法令を遵守し、解体前、解体中、解体後においても、空気中と土壌のダイオキシン類濃度調査分析及びダイオキシン類の作業環境測定、解体中の粉じん濃度測定、作業員の健康管理としての血中濃度ダイオキシン類濃度測定が義務づけられ、労働基準監督署や保健所等への関係機関への届け出が必要であり、工期的にも6カ月の工期が必要となります。
 工事概要につきましては、以上でございます。よろしくお願いいたします。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第32号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 この際、午後1時まで休憩をいたします。

午前11時53分 休憩

午後 1時00分 再開

議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

日程第11 議案第33号 平成24年度富谷1号汚水幹線管渠改築工事請負契約の変更について

議長(浅野幹雄君) 日程第11、議案第33号平成24年度富谷1号汚水幹線管渠改築工事請負契約の変更についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) では、よろしくお願いします。
 議案書293ページ、議案第33号平成24年度富谷1号汚水幹線管渠改築工事請負契約の変更についてご説明を申し上げます。
 平成24年9月14日、議会の議決をいただき請負契約を締結いたしました平成24年度富谷1号汚水幹線管渠改築工事請負契約について、請負契約を変更するために、地方自治法第96条第1項第5号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。
 お手元にお配りしております説明資料、これらとあわせてご説明をしたいと思います。当初の施工計画に基づき工事を進めてまいりましたが、当初の施工区間に接する区間につきまして、現場を精査した結果、お手元に配付しております人孔番号406から407の区間、赤字で表示してございます追加施工分というところでございます。この場所について、管渠の腐食が進行していることから、工事費を増額し、前倒しして施工することとしたものでございまして、次の内容により、去る平成25年2月12日、仮工事請負変更契約を締結してございます。契約の目的、工事名でございますが、平成24年度富谷1号汚水幹線管渠改築工事。契約の方法につきましては、8月に行いました一般競争入札でございます。契約金額を変更前5,310万9,000円から、744万4,500円増額いたしまして、変更後6,055万3,500円とするものでございます。契約の相手方は、株式会社宮城日化サービスでございます。工期につきましては、3月25日まで延長して施工するものでございます。
 以上です。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第33号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第12 議案第20号 平成24年度富谷町一般会計補正予算(第7号)

議長(浅野幹雄君) 日程第12、議案第20号平成24年度富谷町一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) よろしくお願いいたします。
 それでは、別冊の説明書2ページをお開き願いたいと思います。
 議案第20号平成24年度富谷町一般会計補正予算(第7号)は、次に定めるところによる。
 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億8,021万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ121億3,995万5,000円とするものです。
 第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。
 続きまして、第2条 地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越しして使用することができる経費は、第2表繰越明許費補正によるものでございます。
 それでは説明ですが、最初に2条関係についてのご説明をさせていただきます。5ページをお開き願いたいと思います。
 今回、第2表といたしまして、繰越明許費補正追加をしてございます。12件分ございます。上から、まず公有財産維持管理事業につきましては、庁舎の空冷設備入れかえ工事に伴うものでございまして、今回補正で追加計上しておるものでございます。
 次に、2段目の町内会館整備事業につきましては、太子堂会館の建てかえ工事、こちらも今回補正で計上しております案件についての繰り越し分となってございます。
 次に、町政功労者表彰事業につきましては、25年5月3日実施と決定をいたしまして、年度を繰り越すためでございます。
 次に、清掃センター管理棟運営・維持管理事業、こちらにつきましては先ほど議決いただきました煙突の解体の工事でございまして、こちらについても繰り越しを行うものでございます。
 次に、町道郷田線道路改良事業でございますが、物件等の調査につきまして3月31日を超えることから、繰り越すものでございます。
 次に、町道沼田線道路改良事業、こちらは本工事分につきまして3月31日を超える見込みとなったため、計上しているものでございます。
 次に、都市計画事業でございますが、こちらにつきましては都市計画図の修正業務でございまして、明石台東地区の用途協議が今協議中ということもございまして、3月31日を繰り越す予定となっているものでございます。
 次に、(仮称)明石台小学校建設事業の設計業務及び地質調査業務、これも今回補正で計上させていただいている案件でございます。
 次に、文化財保護事業、こちらにつきましては大亀山森林公園内にあります町指定の文化財亀石につきまして、災害の復旧を行うための事業でございまして、こちらも今回の補正に計上させていただいているものでございます。
 次に、再生可能エネルギー等導入事業、こちらにつきましては成田公民館、富ケ丘公民館の事業を今実施しておりますが、一部機械の入れかえ、変更がございまして、この機械の変更に伴いまして3月31日を超える見込みとなったものでございます。
 次に、総合運動公園維持管理事業につきましては、スポーツセンター2階のトイレ改修事業でございます。こちらにつきましても今回補正で計上させていただいている案件でございます。
 最後になりますが、道路橋梁・河川災害復旧費、こちらについては豪雨に伴う災害分につきまして工期が3月31日を超える見込みとなったことから、繰越明許とさせていただいたものでございます。
 以上、12件でございます。
 続きまして、歳入歳出の説明をさせていただきます。13、14ページをお願いいたします。
 歳入につきまして、まず1款1項町民税は、収納額等の増によりまして1億8,080万円を追加し、26億6,518万5,000円とするものでございます。
 次に、1款2項固定資産税、こちらについても収納額等の増によりまして4,090万円を追加し、21億2,299万円とするものでございます。
 次に、1款4項町たばこ税は、収納額の増によりまして1,800万円を追加し、2億7,900万円とするものです。
 次に、12款1項1目1節児童福祉費負担金は、1,229万4,000円を追加するもので、保育料の実績によるものでございます。
 次に、2目1節教育費負担金は、傷害等保険の保護者負担分で、実績によりまして17万2,000円を減額するものです。
 次に、3目1節震災派遣職員負担金については1,498万8,000円の追加でございまして、職員を派遣しております仙台市及び利府町からの負担金でございます。
 次に、13款1項1目1節総務使用料は1,572万1,000円を追加するもので、行政財産目的外使用料の貸し付け実績によるものでございます。
 次に、13款2項2目1節清掃使用料は350万円を追加するもので、粗大ごみ等の持ち込み料の増によるものでございます。
 次に、14款1項1目2節児童福祉費負担金は、補助額確定による7万6,000円を減額するもので、3節3歳未満子ども手当被用者負担金から、次のページの14節特例給付負担金につきましては実績等に基づきまして補正をするものでございます。
 次に、14款2項3目1節社会資本整備総合交付金につきましては、1,239万8,000円を減額するもので、木造住宅耐震改修工事助成などの実績によるもの及び歩道整備事業費の確定によるものでございます。
 4目3節幼稚園就園奨励費補助金は、実績によりまして473万5,000円を減額するものです。
 次に、14款3項1目2節自衛官募集事務委託金及び2目2節児童福祉費委託金については、実績によるものでございます。
 17、18ページをお願いいたします。
 15款1項1目民生費県負担金は、3節の3歳未満子ども手当被用者負担金から12節の特例給付負担金につきましては、実績によりましての増減となってございます。
 次に、15款2項1目総務費県補助金から、次のページをお願いいたします、9目の労働費県補助金につきましては、こちらも実績及び交付決定等により増減とするものでございます。
 次に、15款3項1目総務費委託金及び3目農業費委託金は実績によるもので、4目3節及び4節は、県補助事業から県委託事業となったことによりまして補助分を減額いたしまして、確定額を委託金として追加するものでございます。
 次に、15款4項1目1節災害援護資金貸付金は、申請件数が見込みより減少したため、1,030万円を減額するものでございます。
 次に、21、22ページをお願いいたします。
 16款1項1目1節土地建物貸付収入は62万6,000円を追加するもので、普通財産の貸し付け実績によるものです。
 3目2節土地貸付収入は、104万2,000円を追加するもので、土地開発基金財産の土地貸し付け実績によるものでございます。
 次に、16款2項1目1節土地売払収入は602万5,000円を追加するもので、昨年寄附を受けましたひより台の土地の売却分、それから道路区画から除外をされました不用物件についての払い下げによりまして計上追加するものでございます。
 次に、18款2項1目1節財政調整基金繰入金は、財源調整によるもので、1億6,964万7,000円を減額するものでございます。
 次に、5目1節庁舎整備基金繰入金につきましては、7,882万5,000円を追加するもので、庁舎の空冷設備入れかえ工事の財源として繰り入れするものでございます。
 次に、20款1項1目1節延滞金は、町税分でございまして、実績によりまして360万円を追加するものでございます。
 次に、20款4項1目2節給食費納付金につきましては、278万円を減額するもので、当初見込んだ児童数より減となったことによるものでございます。
 次に、5節雑入につきましては、主なものといたしまして震災復興宝くじ等の宮城県市町村振興協会からの交付金といたしまして921万1,000円、宮城県町村会から震災見舞金といたしまして445万7,000円などが含まれてございます。
 次に、7節下水道維持管理負担金返還金19万3,000円を追加するものですが、こちらは仙台市との23年度東向陽台地区下水道維持管理費用の精算によるものでございます。
 歳入は以上となります。
 続きまして、歳出についてご説明申し上げます。23、24ページをお願いいたします。
 初めに、今回の歳出補正につきましては、事業費等の確定によりまして減額補正が主なものとなっております。内容の説明につきましては、追加をさせていただいている案件につきましてさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
 まず、2款1項5目15節工事請負費7,882万5,000円の追加は、庁舎の屋上にございます空冷設備、老朽化によりましてかなり機能が低下してございまして、こちらの機械を入れかえるものでございまして、今回補正としたものにつきましては、冬期前に完成をしたいことから今回追加とさせていただきました。
 続きまして、9目11節需用費520万円の追加につきましては、防犯灯の基数等の増によりまして、使用料がふえたことによるものでございます。
 次に、10目8節報償費1万円の追加は、町中会館の町内会以外の方が使用できる屋外便所の維持管理に対する町内会への謝礼といたしまして追加するものでございます。
 次に、15節工事請負費5,129万6,000円の追加は、太子堂会館建てかえによるものでございます。
 次に、16目25節積立金3億円の追加につきましては、将来の公共施設整備のためユーマイタウン整備基金へ積み立てるものでございまして、町長施政方針にもございましたが、25年度に(仮称)子育て支援複合施設整備基本計画を予定してございます。この計画に先立ちまして、そちらに充当する財源を見込んだものでございまして、これら将来の施設整備負担についての積み立てを行うものでございます。
 次に、18目28節繰出金104万2,000円の追加につきましては、歳入といたしまして土地開発基金運用収入を追加したものでございますが、その分を基金のほうへ繰り出しするものでございます。
 25、26ページをお願いいたします。中ほどになりますが、2款5項統計調査費1万6,000円の追加は、住宅土地統計調査に係る報酬及び需用費を追加するもので、県委託金の交付決定を受けたことによるものでございます。
 次に、3款1項3目20節扶助費につきましては、2,076万6,000円を追加するもので、障害者自立支援給付事業の実績によるものでございます。内訳につきましては、説明欄に記載のとおりとなってございます。
 次に、27、28ページをお開き願います。3款1項4目28節繰出金1,290万2,000円の追加は、国民健康保険特別会計への繰り出しでございます。
 次に、3款2項1目23節償還金利子及び割引料40万4,000円の追加は、23年度子育て支援交付金確定による償還金となってございます。
 次に、29、30ページをお願いいたします。3款2項4目11節需用費の燃料費でございますが、78万9,000円を追加するもので、各保育所で使用している灯油の単価増及び使用量増によるものでございます。
 次に、3款3項1目23節償還金利子及び割引料7万9,000円の追加につきましては、23年度分の低所得者利用者負担対策事業の精算に伴う償還金でございます。
 続きまして、飛びますが、33、34ページをお開き願います。下段のほうになります。4款2項1目23節償還金利子及び割引料84万円の追加につきましては、23年度震災廃棄物処理事業費補助の精算に伴う償還金となってございます。
 続きまして、35、36ページをお願いいたします。上段になります。4款3項1目19節負担金補助及び交付金35万7,000円の追加につきましては、企業会計職員の手当等に対する一般会計からの補助となってございます。
 続きまして、37、38ページをお願いいたします。こちらも上段のほうになりますが、7款1項2目19節負担金補助及び交付金4,266万円の追加は、中小企業振興資金保証料補給分といたしまして398万円、企業立地促進奨励金及び雇用促進奨励金といたしまして3,868万円を追加するもので、件数の増によるものでございます。
 次に、8款2項2目13節委託料6,500万円の追加につきましては、除融雪業務の増に伴うものでございます。
 続きまして、飛びますが41、42ページをお願いいたします。中ほどになります。10款2項2目11節需用費167万2,000円の追加は、各小学校の燃料、灯油代でございますが、使用量は昨年並みでございますが、灯油単価の増によりまして追加するものでございます。
 次に、3目13節委託料3,962万6,000円の追加は、(仮称)明石台小学校校舎新築工事の設計及び地質調査業務によるものでございます。
 次に、10款3項2目11節需用費222万2,000円の追加は、こちらは中学校分の燃料費でございまして、こちらも使用量は昨年並みでございますが、灯油単価の増によるものでございます。
 43、44ページをお願いいたします。下段のほうになりますが、10款5項2目14節使用料及び賃借料9,000円の追加は、西成田コミュニティセンターにあります複写機の使用料増によるものでございます。
 3目11節需用費16万円の追加につきましては、光熱水費として5万1,000円、修繕料といたしまして、合併処理浄化槽の修繕が必要となったことから追加するものでございます。
 次に、4目15節工事請負費121万8,000円の追加につきましては、先ほども繰り越しで触れましたけれども、大亀山森林公園内にあります亀石の復旧のための経費でございます。
 次に、45、46ページをお願いいたします。下段になります。10款6項2目15節工事請負費ですが、スポーツセンター2階トイレ改修工事といたしまして1,438万5,000円を追加するもので、来年の10月完成を目指すため補正としたものでございます。
 次に、3目13節委託料15万円の追加につきましては、生ごみ処理の堆肥化業務でございまして、生ごみ量の増により追加とさせていただいたものでございます。
 以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。16番永野久子君。

16番(永野久子君) まず、13、14ページをお願いします。歳入で町民税、個人町民税、法人町民税ですが、それぞれ収入増というご説明だったんですが、これだけふえた要因を伺います。
 それから、16ページ、14款2項3目社会資本整備総合交付金、これと今回平成24年度の国の補正で、地域の元気臨時交付金というのが出ます。これとの関係でいきますと、富谷町ではこの交付金に関してどういう見通しを持っているのか。補助率はどうなのか。この交付金はいつごろ入ってくる見通しなのかということを2つ目に伺います。
 それから、38ページ、除融雪なんですけれども、今回6,500万円増加ということで、この除融雪に関しては、国から特別地方交付税として入ってくるのではないかというふうに思うんですが、その見通しはあるのか。また、来るとすればどの程度の割合で、かかった経費のどの程度の割合のものが来るということになるのかということを、見通しを伺います。
 それから、除融雪に関してなんですが、特にことし非常に回数も多いので、地域では一次路線だけは除融雪されると。二次路線については、特別なところ、特に何か町のほうの判断でやるというふうにしたところ以外は除融雪がされておりませんで、滑って転んだ、骨折をしたという人が相当身の回りだけでも聞こえてきております。それで、除雪というより融雪に重きを置いて、二次路線についても実施をするべきだというふうに思いますが、この二次路線の融雪について、回数をふやすことについてご検討はされているのかどうかということを伺います。
 それから、融雪剤を町内会を通して希望者には配付しているということなんですが、これが広く知られていないために、ごく限られた住民のところにだけ融雪剤が渡っておりますが、これについてはもっと広く住民に知らせるとともに、これからまだきょうも降っておりますけれども、広く知らせるとともに、町内会へも徹底をして、不公平のないような取り扱い方をするように指導するべきではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。
 それから、同じ38ページ、そこより上になりますけれども、7款1項2目の負担金補助及び交付金で、企業立地促進奨励金及び雇用促進奨励金3,868万円の増額で、件数がふえたということですが、その件数、ふえたところを伺います。雇用と企業立地と、それぞれどういうふうになっているのか、件数と金額を伺います。
 以上です。

議長(浅野幹雄君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 先ほどありました町民税、法人税、あと町たばこ税につきましては、課税している課税額がふえていることと、収納率が前年並みに収納している現状を踏まえまして今回の予算措置をしております。固定資産税につきましては、課税額は幾らか減っているんですけれども、収納率が前年並みを今推移していまして、そういったことによる予算措置を行ったものでございます。

議長(浅野幹雄君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) それでは、私のほうから二次路線についての融雪の実施、回数の検討というようなことでご質問がございましたが、今年度特に、議員おっしゃられましたように降雪が多うございまして、ちなみに昨日現在までで除雪の回数が多いところで出動が7回、融雪のほうは62回、1月につきましては31日中26日出動したというようなことで、融雪はほとんど毎日出動しているような状況です。このうち私どもは一次路線の主要な道路について融雪をしているものでございまして、地域の細街路から循環線を通って幹線道路、幹線道路はスムーズな走行を確保したいということで、重点的に融雪を行っているものでございます。特に、団地内であれば、明石台、成田、それから国道4号から明石に抜けます富ケ丘明石線等については、国道を補完する幹線ということで最重点化の融雪を行っているものでございます。
 そのほか幹線道路についても一部除雪のみ、あとは坂道、交差点等については融雪を行っておりますが、部分融雪というような箇所もあるところでございます。今回の融雪につきましては、二次路線についてもどうだというような話だったんですが、部分的に幹線道路までの通行するうちの準幹線についても、地域の車の通行量によっては、後追いで部分的に重点化して融雪車で融雪をしたという箇所もございます。
 融雪につきましては、幹線道路を最優先にしているということで、細かい部分についてまでの融雪については、まだそこまではいっていないといいますか、なかなかできていない状況にあることは間違いございません。が、全然やらないかと言えばそういうことではなくて、パトロール等、あとは特に住民からの要望で、ここは特に日陰で凍っているというようなことであれば、重点化して融雪もおいおいやっているような状況でございます。
 それから、融雪剤の配付の徹底というようなことで、これは住民から直接いただいた場合には、町内会さんを通して配付しますということで電話応対、あとは窓口等に来られて、問い合わせの際にはこちらから申しつけているところでございまして、ただ区域によってまちまちだということでございますので、ことしはもうすぐ降雪期が終わるんですが、来年度については行政区長会議等を通して、融雪剤の配付については通知していきたいと思います。
 なお、広報等にもしスペース等あれば、その辺も利用して周知を図りたいと考えております。
 以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 次に、財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) 除融雪業務に係る交付税関係でございますけれども、普通交付税ではなくて特別交付税で昨年度は措置をされているというのが、今現状でございます。ことしについても除融雪業務の費用について、県のほうに数値として報告は差し上げておりますけれども、それに対しての何%が来るかというのは、申しわけないのですが今の時点でその辺の金額が、今年度についてはまだ示されておりませんので、幾らということでのお答えは今できる状況にはございません。
 それから、交付金関係でお話がありましたけれども、今国のほうで補正予算審議をしておりまして、まだ決まっていない現状でございます。そのような中で、経済対策の元気交付金については、町のほうでもある程度の事業を県のほうに要求をしておりますが、その要求に対する返事がまだ来ていないというのが現状でございます。今現在進行形でございまして、こちらにつきましても額、それから見込み等が確定しました時点で、24の補正という形で会期の途中で追加提案ということで、今考えておりますので、その辺もうしばらくお待ちいただければと思います。

議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 企業立地促進奨励金及び雇用促進奨励金についてでございますが、当初1件を計上しておりましたが、2社の追加申請がありまして、企業立地のほうに関しては3,766万円、雇用については400万円、合計で4,166万円という今試算をしています。

議長(浅野幹雄君) 建設部長、16ページ、国庫支出金の中の地域住宅支援総合交付金、これの説明はどちらですか。いいですか。永野議員、よろしいですか。16番永野久子君。

16番(永野久子君) 建設部長に伺いますけれども、答弁者を指定してはいけないですね。
 まず、先ほどのご答弁に関してですけれども、町道が圧雪によって、解けているところ、取り除いたところ、アイスバーンになっているところで、相当でこぼこがありますね。普通に町道が傷んで凹凸があってつまずいて転んだ場合は、けがをして医者にかかったら損害賠償ということにもなりますが、これは雪がアイスバーンになったものででこぼこしてつまずいて、あるいは滑ってというようなときには、これは町は損害賠償請求をされることになるものかどうかということを1つ伺いたいと思います。つまり今のような状態ですと、ほとんど住宅地の二次路線については圧雪ででこぼこになっていないところはないと言ってもいいくらい、大体ほとんどの道路がでこぼこ状態、滑る状態になっています。これについては損害賠償の心配はないかどうかということを、1つ伺いたいと思います。
 それから、除融雪に関する国からの特別交付金に関しては、昨年の実績は、実際にかかった費用の何割が国から交付されたかということを、2つ目に伺います。
 それから、地域の元気交付金に関してですけれども、事業の要求をしているということですが、具体的にどういう事業を想定して要求をしているのかということを伺います。また、あわせてこの元気交付金に関しては、基金にして使い方については慌てて決めてしまわずに、基金にしてじっくりと検討するということも可能だということを聞いておりますけれども、その点については基金の使い方はよく時間をかけて検討するという考えはないかどうかということを伺いたいと思います。
 それから、企業立地雇用促進奨励金に関しては会社名と、400万円というので40人かと思ったのですが、雇用される正規職員の人数を伺います。

議長(浅野幹雄君) 建設部長。

建設部長(鴇 謙一君) 町道でこれまでにアイスバーンになって転んだのが保険の対象になったというケースはございませんで、そこの骨折の状況ですか、私どもにご連絡いただければ、その場に一応立ち会って、これが道路の瑕疵に当たるのかどうかということをまず現地で確認させていただきたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) まず、特別交付税関係だったんですけれども、昨年も除融雪の分に対して特別交付税措置されております。すみません、昨年度の実績、今手持ちにございませんので、何%ということで今お答えできる状況にございません。後でお示しをさせていただきます。
 続いて、基金の関係だったんですけれども、当初元気交付金の話の説明におきましては、24年度の補正もしくは25年度の当初というお話を伺っております。事業採択を受けて実施をするということで、その事業ごとに交付決定なりが来るものかなと思って、基金という発想は今持ち合わせてはおりませんので、24年度事業、それから25年度当初事業に充当していければなというふうに今考えております。

議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 企業名でございますが、宮城県生活協同組合の中のコープ総合サービスと、みやぎ生協組合そのものでございます。それから、IHミートソリューションズの3社でございます。
 雇用人数については40名ということでございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 当初予算からほとんど使われない項目というのが、私調べたところ31項目ぐらいあるわけですけれども、その中でも例えば3款2項4目7の賃金、震災対応臨時職員7,339万円が現在全て補正で減額になっているような金額が出ているわけですけれども、そのほかも臨時職員関係でこういった減額措置を講じているわけですが、この辺の、私が今言ったような項目なんかについて、また例えば金額が大きいところでいきますと、8款5項3目の19節の補助金なんかについても、やはりこれも900万円ほど当初予算からそれぞれ減額になっているということがあるわけですが、これらがなぜこういうふうに、特に臨時雇用関係について、かなり調整してこなかったのではないかという、統計的には出ているんですが、その辺に対する、今した点についての見解をお願いしたいと思います。
 それから、今、除融雪については増額になっているわけですが、まだまだ増額になる予定だと思うんです。なるのではないかと見込んでいるわけですが、一次路線、二次路線の去年との単価、これはやはり増額になったために減っているのか、ないしは一次路線、二次路線含めて、昨年度とどれほど増加して、これほどの6,500万円ほど補正を組んでいるのか。この点についてお伺いしたいと思います。
 以上です。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) 執行残の減額補正の関係につきまして、項目についてお話がありましたけれども、基本的には当初予算の段階で必要だということでヒアリングを行いまして、予算措置をしているわけなんですけれども、その進行している中で、その30数項目についてもいろいろ個別に理由があろうかと思います。そちらの見直し、もしくは状況によって減額をしたというところで、結果としてこのような形、また補助金等については相手がある問題もございますので、申請件数がなければ交付件数自体も少なくて、実績上載ってこないという類いのものもありますので、1個1個内容が異なりますので、そういう状況ということでご理解をいただければと思います。

議長(浅野幹雄君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 除融雪の追加につきましては、補正予算に計上する段階での実績、それから3月15日まで契約しているのですが、それまでの過去3カ年間の業務実績を加味しまして、補正を行っているところでございます。
 現在までの実額と申しますか、手持ちの額ではもう既に1億4,000万円ほどかかる。今の時点で1億4,000万円。今後、3月時点で大体3,500万から4,000万ぐらいかかっていますので、2億近い額がかかる予定かなということで、現在考えております。
 以上です。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。3番出川博一君。

3番(出川博一君) それでは、6点ほどお願いしたいと思います。
 1つは、13、14ページの町税の件ですけれども、これについては合計で12月が4億3,000万円、2月が2億4,000万円ということで、約6億7,000万ふえているわけです。特にその中で町民税が当初予算と比べると24%増ということで、これ結局予算をつくる上で、財調を使うからいいんだということではないんじゃないかなという気がいたします。といいますのは、当初予算で11億の財調を取り崩して最初作成したわけですけれども、収入を少な目に見るのはそれはいいんですけれども、この12月、2月で6億円の増加になりましたと。それで財調を決しましたということで、いわゆる総計予算主義からいうと、ある程度入るものをきちんと把握して、それに対して政策的な施策を打つというのがあるべき姿かなと思われるので、それが制約されるのではないかということについての見解を伺いたいと思います。
 それから、同じ14ページの2款1目の民生費負担金1,229万4,000円、これは保育料の収入増ということですけれども、人数増なのか、あるいは保育延長のための増額なのか、その辺のところをお示しいただきたいと思います。
 同じ13款1目総務使用料の中で、1,572万1,000円とありますけれども、当初が500万ぐらいしか見ていない中で、何で急にこれだけ増額になったのか。どこの財産を使用させて、誰に使用させたところの、大口のやつだけでも結構ですので、お願いしたいと思います。
 続きまして24ページ、2款16目でユーマイタウン施設整備基金積み立てということで3億、これについては午前中の町長の施政方針の中で、子育て支援総合施設の計画に充てたいというニュアンスのお話だったかと思いますけれども、これについてはどの程度の総体計画をお持ちなのか、今わかる範囲でお話しいただければなというふうに思います。これは基金の考え方として、財調に入れることも考えられると思うんですけれども、なぜこれを財調の繰り入れを消さないで整備基金のほうに持ってきたか。その意図も含めてお示しいただきたいと思います。
 それから32ページ、4款2目の予防費13節の委託料、9,800万円ほど減額補正になっていますけれども、これは予防接種とか各種検診での減額と思いますけれども、これは単価が下がったのか、受診者が大幅に減ったのか。もし受診者が大幅に減ったというのであれば、現時点での、15年度の予算もこれから審議するわけですけれども、その策定時の人員の考え方、これについてもお示しをいただきたいというふうに思います。
 それから42ページ、10款3目教育振興費で11節貸付金1,300万円ほど補正減額になっていますけれども、当初予算が1,968万円で実際使われたのは3分の1しか使われていない。これを計上したときの考え方、予算が過大だったのではないかなというふうに思いますので、その辺もお示しいただきたいと思います。
 最後に46ページ、10款6項の2目総合運動公園費15節で武道館の空調設備工事、これは当初予算では2件で250万円計上しておったのですけれども、実際的には70万しか工事費がかからなかった。これは当初予算の4分の1ということで、これも予算の見積もりが適正かどうか、その辺の根拠をお示しいただきたいと思います。
 以上です。

議長(浅野幹雄君) 初めに、財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) それでは、最初に14ページ、13款1項1目総務使用料についてお答えいたします。
 今回、行政財産目的外使用ということで追加補正にした経過でございますけれども、行政財産の目的外使用につきましては、許可が1年更新というところになってございます。当初時点では、なかなか次の年も継続して借りるかどうかという申請が、どうしても2月後半もしくは3月頭に置かれている状況から、当初予算に盛り込まれることなく今回補正という形で追加をさせていただきました。大きな事業所、それから場所ということだったんですが、まず大清水の土地、オートヒルズに貸しております地代といたしまして600万円ほど、それからイオンさんに上桜木の駐車場として貸している土地、こちらが720万円ほど、それから大清水にもう1カ所、オリックスに貸しております149万円、こちらが主なものとなってございます。ただ、今冒頭私ご説明差し上げたんですが、こちらの企業につきましては、1年更新といいながらも、継続的に借りているというこれまでの経過もございますので、25年度の当初予算におきましてはこれらの見込みについても計上させていただいたところでございます。
 続きまして、ユーマイタウンへの積み立てでございます。先ほど質問ありましたけれども、3億につきましては、将来見込まれる公共施設への投資の基金ということで積み立てをするわけでございますけれども、財調との違いにつきましては、財政調整基金につきましては単年度での精算という考え方になるんですけれども、ユーマイタウンの場合については今後こちらの公共施設の整備に当たりまして、積める状態になればではございますが、数年積んで大きな事業等に備えるという意味合いがございますので、財調と全く意味が異なるものということでご理解をいただきたいと思います。
 あとこちらの取り崩し、子育ての分の金額ということでございますけれども、来年実施計画をいたしまして、その後大枠での数字が出てこようかと思っております。3億積んでいるということは、1億、2億ぐらいの建物ではなくて、もっと金額の張る建物ということで考えてはいるんですけれども、まだ具体的にどのくらいの数字かということで、この場で申し上げられる状況にはないということでご理解をいただきたいと思います。
 以上です。

議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 14ページの分担金及び負担金の中の児童福祉費負担金の保育料の件でございますが、保育料につきましては、入れるお子さんの人数、それから保護者の方の所得によりまして保育料が異なりますので、積算する場合には前年度を基準として積算しております。ただ、入れた後で、いただく保育料が異なるものですから、このような差額が出るというような形になってございます。
 それから、31、32ページの予防費の委託料でございますが、予防接種業務の4,488万円の減額でございます。補正をさせていただきました不活化ポリオでございますが、実際に病院等に入る供給量が不足しておりまして、打ちたくても打てないという状況でございまして、今回4,488万円を減額させていただいております。

議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松 巌君) 健診業務の単価等につきましては、予算編成が11月、それから契約単価等については2月ということで、そのずれもありまして若干の単価の差なり、それから人数につきましてもある程度前年度伸びを見ましてやっておりましたので、その人数が若干多目だった部分もございます。25年度につきましては、過去の伸び等々を勘案した積算を25年度で行っております。
 以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 41、42ページの奨学金の貸し付けの関係でございますけれども、奨学金の貸し付けにつきましては、経済的な理由で進学することが困難だという場合に貸し付けを行うものでございます。結果としまして、1,300万円ほど減額をすることになりました。理由としましては、新規の貸し付け者が当初の見込みよりも少なかったというところでございますが、震災等の影響もございまして、貸し付けの枠としては一定の予算措置は必要ではなかったのかなというふうに考えております。こういったことで震災の影響もあって、今回それぞれ高校、大学、専門学校、10名ずつを予定しておりましたが、結果として高校生は1名、大学生は5名、専門学校は1名というふうな結果だったというところでございます。

議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 45、46ページになります。総合運動公園費、15節の武道館師範室、医務室の空調工事についてなんですけれども、当初天井カセット型のエアコンを取りつける予定でしたが、機能等を考えまして、据え置きタイプでも十分間に合うということで、こちらに変更したためでございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。3番出川博一君。

3番(出川博一君) 一番最初に質問した、いわゆる町民税が補正で増額になったものが、これを財調に入れてマイナスにしている。そういう意味で、当初にある程度見込めばもっと政策的な手当てができるのではないかという点についての回答を、まだいただいていません。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) まず、予算編成におきましては、税収のほうで当初からこの数字に近いものが予算組みされるのであれば、結果といたしましては財政調整基金からの繰り入れが減になると。結局歳出を当然見据えた中で予算編成をしておりますので、そちらの高い安いによって歳出のほうが削ったりということで、そういう予算の査定はしていないというのが、まず1つ現状です。
 あと今回、6億数千万の当初から比較いたしまして、税収については増額になっているということは、現実としてこのような数字になっておりますけれども、当初予算編成におきましては、震災の影響で事業主及び給与所得者についてもある程度震災の影響があるだろうというところで、当初予算につきましては、そちらの震災関連を重く受けとめまして、収入について見積もったところ、結果といたしましてこのぐらいの開きが出てきたというのが現状でございますので、ご理解をいただければと思います。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 19、20ページのところに県の貸付金で、災害援護資金が1,030万円ありまして、31、32ページですけれども、歳出のところに同じ数字が出ていますが、これは全体で何人で、全体の金額は幾らだったのか、お尋ねします。
 27、28ページのところで、児童福祉費です。認可外保育施設運営費補助が減額になっていますが、これの理由をお尋ねします。
 そして、41、42ページですが、ただいまもありましたけれども、奨学金の貸し付けですけれども、当初これくらいは必要だろうということで見込んだのでしたが、実際は減額することになってしまったと。これは先ほど人数について聞きましたが、申請者全てが認められたのだったのか。なぜ申請者がそれだけだとすると、この申請をしなかった方、かなり大きく減っているんだと思うんですけれども、それはどういう理由なのか。学校からの働きかけが少なかったのか、基準が厳しいと言えるのか。このあたりについてはどうでしょうか。お尋ねします。
 45、46ページです。給食センター管理費ですが、ここで消耗品費、水光熱費が減額されています。初めの年ということもあって、なかなか見通しが立たなかったということもあるかと思いますが、どういうところで、水光熱費で言えばどの部分が大きく減額になっているのか。消耗品費では、何がこれだけの減額を生むことになったのか、お尋ねします。

議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 当初予算補正を置きまして、貸付金のところでございますが、4,149万5,000円というふうな予算額のところで、現在は執行済み額、あと決定済みのところが17件分でございます。あと現在、今相談を受けている件数が5件ありますので、その分を残しての減額分でございます。

議長(浅野幹雄君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 28ページにございます認可外保育施設の運営費補助金でございますが、イオンにありますちびっこランドが、もみじケ丘にあるちびっこランドと合併したといいますか、イオンのほうをやめたために、当初予算しておりましたけれども、実際的に運営が10名以下というところで、この補助金の対象にはならなかったためでございます。

議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 奨学金の関係でございますけれども、まず奨学金の周知につきましては、広報あるいは学校等を通じて周知をしているところでございますけれども、人数的に当初見込んだ人数よりも少なかったというふうな主な理由としては、例えば貸し付けを受けても、最終的には返さなければならないというふうなことが1つとしてはあるかと思います。また、貸し付けする場合、保証人等が必要だといったこともありますので、その辺も人数としてあらわれない原因なのかなというふうに考えてございます。
 もう一つ、45、46ページの給食センターのほうでございます。消耗品費については900万円ほど減額しておりますけれども、この減額をした金額でございますが、12月までの実績と3月までの見込みをもって減額をしているわけでございますが、例えばペーパータオルあるいは洗剤、手袋、調理用のマスク等、節約をしながら行った結果だろうというふうに考えてございます。
 それから、光熱水費につきましては、こちらも今までの実績とこれからの推計に基づいて減額をしているところでございますが、平成24年度の当初の見積もりにつきましては、新年度ということもありまして、こちらどのくらいの金額がかかるかというのは、設計業者さん等のお話を伺いながら、当初予算を計上したというふうな経緯がございます。そういったことで若干の開きがあったのではないかというふうに考えてございます。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) そうしますと、給食センターですけれども、水光熱費、それぞれ積算をして水、電気、ガスということになって、これはこのぐらい、これはこのぐらいというふうになったと思うんですけれども、それについて、初年度ですからわからなかったというのは本当そのとおりだと思うんですけれども、見積もりよりも大きく開いていたというのはどこの部分だったのでしょうか。電気だったのか、ガスだったのか、そのあたりはどうなのかを知りたいと思います。
 奨学金ですけれども、申請者全てが認定されて受けられることになったのかどうかということがよくわかりませんでしたので、もう一度お尋ねします。そして、人数は少ない奨学金ですけれども、なかなか厳しいものがあると。返さなければならないという、この制度だから借りられない。そうすると、その子たちは進学したのだろうかという気持ちになりますね。どういうふうにしたんだろうというところに目が行くわけです。これは前に一般質問でもありましたけれども、貸し付けるというのではなく給付するというようなことについても検討すべき時期ではないかと思いますが、これについてはどうでしょうか。そしてまた、保証人が必要だということも、これについてもやはり同じように返さなければならないということで、非常に親としては頼みづらいという面があるかと思います。この保証人制度についても、改正なども必要ではないかと思いますが、この点ではどうでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) まず、平成24年度につきましては、申請者全てが貸し付けを受けております。それから、貸し付けの要件でございますが、現在のところ改正をする予定はございません。
 それから、給食センター光熱費につきましては、一番多いのがガスでございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第20号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 この際、午後2時20分まで休憩をいたします。

午後2時10分 休憩

午後2時20分 再開

議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

日程第13 議案第21号 平成24年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)

議長(浅野幹雄君) 日程第13、議案第21号平成24年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。健康増進課長。

健康増進課長(小松 巌君) それでは、補正予算説明書52ページをお願いいたします。
 議案第21号、平成24年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによります。
 歳入歳出予算の補正でございまして、第1条で歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1,441万7,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ37億7,216万3,000円とするものでございます。第2項で歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、第1表歳入歳出補正予算によるものでございます。
 それでは、事項別明細書によりましてご説明申し上げますので、61ページをお願いいたします。
 初めに、歳入でございます。
 3款1項国庫負担金は、48万9,000円を減額いたしまして6億345万4,000円とするものでございまして、2目の高額医療費共同事業負担金の額を高額医療費共同事業拠出金の額の改定に伴いまして減額したものでございます。
 3款2項国庫補助金は、7万1,000円を追加いたしまして1億8,694万5,000円とするものでございまして、2目出産育児一時金補助金、それから3目の災害臨時特例補助金の額の確定によるものでございます。
 4款1項1目療養給付費等交付金は、3,567万2,000円を追加いたしまして2億6,440万7,000円とするものでございまして、額の確定によるものでございます。
 6款1項県負担金は、48万9,000円を減額いたしまして2,477万7,000円とするものでございまして、国庫支出金でもございましたように高額医療費共同事業負担金の額の確定によるものでございます。
 7款1項共同事業交付金は、5,916万2,000円を追加いたしまして3億4,075万7,000円とするものでございまして、1目の高額医療費共同事業交付金、2目保険財政共同安定化事業交付金の額の確定によるものでございます。9款1項1目一般会計繰入金につきましては、1,290万2,000円を追加いたしまして2億1,107万4,000円とするものでございます。これは5節等の財政安定化支援事業繰入金等の額の確定によるものでございます。9款2項1目財政調整基金繰入金につきましては、9,241万2,000円を減額いたしまして2億3,757万9,000円とするものでございまして、財源の調整を図るものでございます。
 それでは次の63ページをお願いいたします。歳出でございます。
 2款1項療養諸費は、1,767万3,000円を追加いたしまして23億670万4,000円とするもので、1目一般被保険者療養給付費は給付費の増に伴う増額、2目退職被保険者等療養給付費等は減額を、5節審査支払手数料につきましてはレセプト審査件数の増に伴う増額となっております。
 2款2項高額療養費は、317万1,000円を追加いたしまして2億3,332万8,000円とするものでございまして、1目の一般被保険者高額療養費の給付費の増。2目の退職被保険者等高額療養費の給付費の減に伴う減額を行ったものでございます。
 2款5項1目出産育児一時金は、出産育児費補助金が交付されたことに伴う財源の内訳の更正を行ったものでございます。
 7款1項共同事業拠出金は、780万5,000円を減額いたしまして3億7,502万6,000円とするもので、1目高額療養費共同事業拠出金、2目保険財政安定化事業拠出金の額の確定によるものでございます。
 11款1項償還金及び還付加算金は、137万8,000円を追加いたしまして3,764万円とするものでございまして、7目償還金で特定健康審査等の国、県補助金の額の確定に伴います償還金でございます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第21号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第14 議案第22号 平成24年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第4号)

議長(浅野幹雄君) 日程第14、議案第22号平成24年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) それでは、議案第22号富谷町下水道事業特別会計補正予算(第4号)についてご説明を申し上げます。
 補正議案書66ページでございます。
 平成24年度各種会計補正予算に関する説明書の66ページ、第1条歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出の総額にそれぞれ4,301万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億2,871万7,000円とするものでございます。第1条第2項歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものとし、67ページから68ページのとおりでございます。詳細は後ほど事項別明細によりご説明を申し上げます。
 第2条地方債の補正につきましては、69ページ、第2表地方債補正によるものでございます。まず、地方債の補正についてご説明を申し上げます。
 69ページ、まず流域下水道建設事業債は、吉田川流域下水道建設費負担金の確定、それから公共下水道建設事業債は、富谷1号汚水幹線管渠改築工事執行額の確定により補正後の限度額とするものでございます。
 それでは、歳入歳出補正予算についてご説明を申し上げます。
 75、76ページをお願いいたします。歳入でございます。
 3款1項1目下水道事業費国庫補助金は、交付決定により追加するものでございます。
 4款1項1目繰入金は、一般会計からの繰入金4,601万円でございまして、これは歳入歳出の予算の調整により一般会計から繰り入れをするものでございます。
 7款1項町債、下水道事業債でございますが、流域下水道建設債、吉田川流域下水道事業建設債の確定により減額をするものでございます。
 77、78ページをお願いいたします。歳出でございます。
 下水道事業費、下水道総務費、19節負担金補助及び交付金、こちらは関係団体等の負担金確定によりそれぞれ減額をするものでございます。
 公課費は、消費税の中間納付額確定により追加するものです。
 それから、1款1項2目下水道維持費でございますが、13節委託料でそれぞれの業務の委託金額の確定により、所要の額を減額するものでございます。
 それから、1款2項1目流域下水道維持費、1款3項1目流域下水道建設費は、吉田川流域下水道維持管理負担金の減額でございます。
 1款3項1目流域下水道建設費でございますが、こちらは吉田川流域下水道建設負担金の確定によるものでございます。
 それから、公債費でございますが、公債費につきましては下水道事業に係る町債利子執行額の確定によるものでございます。
 以上でございます。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。3番出川博一君。

3番(出川博一君) 77、78ページで、1款下水道事業の2目下水道維持費委託料、これ1,500万円ほど減額になっております。それぞれ中身を見ますと、下水道施設管路調査業務あるいはここにある3つについて、それぞれ当初予算からすると半分ぐらいしか、減額すると半分の実額になる。それから、同じ3項1目の流域下水道建設費、これについても確定したということで990万円の減額、これも当初予算の半分ぐらいになっているということで、その算定根拠というか、なぜそんなに大きく違うのか。それは当然予算を立てて、時間の経過あるいは事業のあれによって中身は違ってくるんだろうと思うんですけれども、余りにも乖離があり過ぎるので、その辺の予算の策定根拠について教えていただければというふうに質問いたします。

議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。
○上下水道課長(渡邉成一君) 予算の策定根拠ということではございますが、それは一応物価本なりそういったもので全て積算をするわけでございます。そして入札するわけでございます。入札の結果として、こういった差金が出るというような状況でございます。では、なぜ差金がこのくらい多く出るかというと、当初の手前どもの見積もりで一応予定はしてございますが、その予定価格の3割なり20%なりという金額で落札をするというような状況にございまして、結果的にその差額分がこういった形で発生するというようなことでございます。
 あと県のほうの建設負担金ですが、これもそういった入札の執行状況によりこういった額で確定しているというような状況で把握はしてございます。だから、当初の見積もりが大きいとか小さいということではなくて、入札の結果等によってこういった状態が発生しているというのが大きなところでございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第22号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第15 議案第23号 平成24年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第4号)

議長(浅野幹雄君) 日程第15、議案第23号平成24年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) よろしくお願いいたします。
 それでは、80ページをお願いいたします。
 議案第23号平成24年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによるものでございます。
 第1条歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ515万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ18億762万8,000円とするものでございます。第2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。
 89ページをお願いいたします。歳入でございます。
 3款1項1目1節介護給付費負担金を5万円減額するものでございます。
 2項2目1節介護予防事業費交付金を、二次予防事業の確定により国庫補助金117万1,000円を減額いたすものでございます。
 2節包括的支援事業費交付金、相談事業等のスーパーバイザーの見込みにより7万3,000円を減額いたすものでございます。
 4目1節災害臨時特例補助金1,000円は、災害による国庫補助金のための科目の創設でございます。
 4款1項2目1節介護予防事業費交付金135万9,000円の減額は、先ほどの二次予防事業に対する支払基金交付金分でございます。
 5款1項1目1節介護給付費負担金は5万円を追加いたすものでございます。
 2項1目1節介護予防事業費交付金58万6,000円の減額は、先ほどの二次予防事業の実績によるものでございます。
 2節包括的支援事業費交付金の3万7,000円の減額も、先ほどの包括支援事業に対する県補助分でございます。
 8款1項1目2節地域支援事業繰入金58万6,000円の減額は、先ほどの予防事業の実績によるもの。
 3節包括的支援事業3万7,000円の減額は、相談等の見込みによるものでございます。
 5節事業費繰入金22万6,000円の減額は、認定調査等の見込みによるものでございます。
 次の91ページをお願いいたします。
 2項1目1節介護給付費準備基金繰入金を107万7,000円減額いたし、財源調整をいたすものでございます。
 次の93ページをお願いいたします。歳出でございます。
 1款3項2目介護認定審査会費は、介護認定調査員の費用弁償に係る減額が21万1,000円、委託料4万4,000円の減額は、遠隔地の認定調査の委託件数の減によるものでございます。
 2款1項2目地域密着型介護サービス給付金は、実績見込みにより740万円を減額するものでございます。
 2項2目介護予防サービス計画給付費は100万円の追加、3項1目審査支払手数料は40万円の追加、4項1目高額介護サービスは500万円の追加、6項1目特定入所者介護サービス費は100万円の追加を、それぞれ実績見込みによりいたすものでございます。
 3款1項1目二次予防事業費は、訪問指導対象者が少なかったため、訪問看護師賃金及び旅費を減額いたすものでございます。
 委託料416万6,000円の減額は、次のページ、チェックリストに係る単価の減や、定員調整による開催教室数を調整したものでございます。
 要介護認定を受けていない65歳以上の高齢者5,834名にチェックリストを送付し、そのうち101名の方が介護予防事業に取り組まれたものでございます。
 次の95ページをお願いいたします。
 2項2目の総合相談事業費及び3目の運営事業費の報償金の減額は、事例困難ケースのスーパーバイズのための専門職や、家族介護教室等の講師の調整によるものでございます。
 4目の介護予防ケアマネジメント事業費は、介護予防給付の増加による追加でございます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第23号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第16 議案第24号 平成24年度富谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)

議長(浅野幹雄君) 日程第16、議案第24号平成24年度富谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) よろしくお願いいたします。
 それでは、98ページをお願いいたします。
 議案第24号平成24年度富谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによるものでございます。
 第1条第1項歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ129万6,000円を減額いたし、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億2,331万2,000円とするものでございます。
 第2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。
 それでは、107ページをお願いいたします。歳入でございます。
 3款1項2目保険基盤安定繰入金を129万6,000円を減額いたすもので、保険基盤安定負担金の額確定によるものでございます。
 次の109ページをお願いいたします。歳出でございます。
 2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金を129万6,000円を減額いたすものでございます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第24号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第17 議案第25号 平成24年度富谷町水道事業会計補正予算(第2号)

議長(浅野幹雄君) 日程第17、議案第25号平成24年度富谷町水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) それでは、議案第25号平成24年度富谷町水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明を申し上げます。
 112ページをお願いいたします。
 平成24年度富谷町水道事業会計補正予算(第2号)、第1条総則、平成24年度富谷町水道事業会計の補正予算(第2号)は、次に定めるものといたし、第2条、予算第3条で定めた収益的収入及び支出について、予定額を補正するものでございます。
 収入は、第1款水道事業収益で2,314万6,000円を追加、10億8万3,000円に、うち第1項営業収益でございますが、2,051万8,000円を追加、8億9,202万7,000円に、第2項営業外収益では262万8,000円を追加、1億805万5,000円とするものでございます。
 支出は、第1款水道事業費用で539万6,000円を追加、10億8,468万8,000円に、うち第1項営業費用では446万8,000円を追加、10億3,723万1,000円に、第3項特別損失で92万8,000円を追加、102万8,000円とするものでございます。
 第3条では、予算第4条で定めた資本的支出について予定額を補正するものでございまして、収入は第1款資本的収入で350万3,000円を追加、3,211万3,000円に、第2項の開発負担金で350万8,000円を追加、3,211万2,000円とするものでございます。
 支出は、第1款資本的支出で1,074万4,000円を減額、1億1,790万6,000円に、第1項の建設改良費で1,074万4,000円を減額し、1,107万円にするものでございます。
 詳細でございますが、116ページをお願いいたします。
 平成24年度富谷町水道事業会計補正予算実施計画明細書により、ご説明を申し上げます。
 収益的収入及び支出でございます。収入につきましては、1款1項の営業収益1目の給水収益の水道料金2目その他営業収益の手数料、2項の営業外収益では2目の水道加入金、それから4目の雑収益ではそれぞれ実績等により追加をするものでございます。
 支出でございますが、1款1項3目配水及び給水費の修繕費で、修繕工事件数の増により450万円を追加、3款1項過年度損益修正損は不納欠損処理分として92万8,000円を追加するものでございます。
 資本的収入及び支出でございますが、収入で、資本的収入で開発負担金350万3,000円を追加するものでございます。
 支出では、資本的支出で、町が発注する工事等に伴い、予定していた水道施設の移設等に係る設計費、これが工事が未実施となることから減額をするものでございます。
 以上でございます。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。3番出川博一君。

3番(出川博一君) それでは、117ページの明細書のほうでお尋ねをしたいと思います。
 まず、水道料収入2,000万円ふえたわけですけれども、これは水を買っているわけですから、当然仕入れの関係で給水費がなぜふえないのか、お尋ねしたいと思います。
 それから2つ目、雑収入40万3,000円、水道管破損事故賠償金の増とありますけれども、この中身を質問いたします。
 3番目、支出の中で修繕費450万円増額になっておりますけれども、これは全て漏水修繕工事なのか、でなければ全体5,400万円の中でどのぐらいが漏水工事に関するものなのか、その割合をお示しいただきたいと思います。
 それから、同じ支出の中で特別損失、不納欠損ということですけれども、この先数と、その判断基準をお願いいたします。
 最後に、資本的支出で設計委託をしなかったということで1,000万円ほど減額になっておりますけれども、これは設計委託をしなくても施設の保持上は問題ないのかどうか。
 この辺のところについて質問いたします。

議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 1点目でございますが、給水費と言っておられましたが受水費、購入する水の費用という捉え方でよろしかったでしょうか。であれば、受水費ということで、受水費については当初予算の計上額で間に合う見込みでございます。
 それから、給水収益は、住宅なり事業所の需要増により、2,000万円ほど今回補正を追加するものでございます。
 それから、雑収入の破損事故の賠償金ですね、今回計上してございますのは4件分、21万3,300円でございまして、工事等に伴い給水管、町の水道事業で管理しております給水管等に破損事故があったということで、費用等についてご負担をいただいたものでございます。
 修繕工事、こちらは全て漏水に関係するものでございます。1件30万円ほどで大体15件という予算見積もりで計上してございます。
 それから、不納欠損でございますが、こちらは判断基準でございますが、所在不明なり死亡なり破産、それから倒産等により収納が困難になったものとして、こういった金額を計上いたしました。
 それから、設計委託未実施による減でございますが、こちらは当初予定していた町の発注工事に伴う水道施設の移設、そういったものがございますが、その町発注の工事が未実施ということで、それに伴い計上していた水道事業での設計委託経費を減額をするものとなったものでございます。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) 先ほどのご回答の中で、修繕費450万円については多分15件かなと思うんですけれども、補正後の5,400万円全てが漏水関係の費用ということでしょうか。
 もう一つ、不納欠損の先数は何件か、お尋ねいたします。

議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 5,400万円全てが漏水修繕ではございません。
 不納欠損件数でございますが、延べで申し上げますと171件でございます。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) 漏水関係で5,400万円というの、これは全額漏水関係だけということですか。

議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 全額漏水修繕ではございません。

議長(浅野幹雄君) 3回終わりでございます。ほかに質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第25号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第18 議案第26号 平成25年度富谷町一般会計予算
日程第19 議案第27号 平成25年度富谷町国民健康保険特別会計予算
日程第20 議案第28号 平成25年度富谷町下水道事業特別会計予算
日程第21 議案第29号 平成25年度富谷町介護保険特別会計予算
日程第22 議案第30号 平成25年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算
日程第23 議案第31号 平成25年度富谷町水道事業会計予算

議長(浅野幹雄君) 日程第18、議案第26号平成25年度富谷町一般会計予算、日程第19、議案第27号平成25年度富谷町国民健康保険特別会計予算、日程第20、議案第28号平成25年度富谷町下水道事業特別会計予算、日程第21、議案第29号平成25年度富谷町介護保険特別会計予算、日程第22、議案第30号平成25年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算、日程第23、議案第31号平成25年度富谷町水道事業会計予算については、富谷町議会会議規則第37条の規定により、一括議題といたします。
 お諮りいたします。ただいま一括議題としました議案第26号から議案第31号までを富谷町議会会議規則第39条第3項の規定によって、議案の説明を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第26号から議案第31号までは、議案の説明を省略することに決定いたしました。
 ここで、お諮りいたします。ただいま議題となっております平成25年度富谷町各種会計予算については、富谷町議会委員会条例第5条の規定及び富谷町議会先例96により、議長を除く議員全員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査したいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、平成25年度富谷町各種会計予算については、予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。
 この際、予算審査特別委員会の委員長及び副委員長を選任していただくため、暫時休憩といたします。

午後2時55分 休憩

午後2時55分 再開

議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 予算審査特別委員会の委員長及び副委員長が選任されましたので、その結果をご報告いたします。
 委員長に永野久子君、副委員長に小川昌義君が選任されました。よって、本案件は予算審査特別委員会の議題といたします。

日程第24 発議第1号 富谷町議会委員会条例の一部改正について

議長(浅野幹雄君) 日程第24、発議第1号富谷町議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。
 お諮りいたします。富谷町議会会議規則第39条第3項の規定により、提出者の説明を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、提出者の説明を省略することに決定いたしました。
 続いて、お諮りいたします。本案は質疑及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。
 これより発議第1号を採決いたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第25 発議第2号 富谷町議会会議規則の一部改正について

議長(浅野幹雄君) 日程第25、発議第2号富谷町議会会議規則の一部改正についてを議題といたします。
 お諮りいたします。富谷町議会会議規則第39条第3項の規定により、提出者の説明を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、提出者の説明を省略することに決定いたしました。
 続いて、お諮りいたします。本案は質疑及び討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。
 これより発議第2号を採決いたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 ここで、お諮りいたします。議案調査等のため明日2月26日から3月5日までの8日間を休会にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、明日2月26日から3月5日までの8日間を休会とすることに決定いたしました。
 なお、3月6日の本会議は、午前10時開会といたします。
 これで本日の日程は全て終了いたしました。
 本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。

午後2時58分 散会

平成25年第1回定例会議事録(第2号)

平成25年3月6日(水曜日)

出席議員(20名)

  • 1番 長谷川隆君
  • 2番 菅原福治君
  • 3番 出川博一君
  • 4番 三浦邦夫君
  • 5番 高橋正俊君
  • 6番 小泉光君
  • 7番 浅野直子君
  • 8番 安住稔幸君
  • 9番 森栄君
  • 10番 千葉達君
  • 11番 佐藤克彦君
  • 12番 山路清一君
  • 13番 小川昌義君
  • 14番 細谷禮二君
  • 15番 佐藤聖子君
  • 16番 永野久子君
  • 17番 磯前武君
  • 18番 渡邊俊一君
  • 19番 相澤榮君
  • 20番 浅野幹雄君

欠席議員

  • なし

説明のため出席した者

  • 富谷町長 若生英俊君
  • 副町長 千葉芳樹君
  • 企画部長兼企画部経営企画課長 荒谷敏君
  • 総務部長兼総務部総務課長 小野一郎君
  • 福祉部長 奥山吉信君
  • 建設部長兼建設部都市整備課長 鴇謙一君
  • 企画部財政課長 吉田尚樹君
  • 企画部産業振興課長 浅野康則君 
  • 総務部総務課参事兼総合防災対策監 菅原俊司君
  • 総務部町民生活課長 奥山育男君
  • 福祉部長寿福祉課長 安積春美君
  • 福祉部子育て支援課長 瀬戸けい子君
  • 建設部都市計画課長 佐々木俊男君
  • 建設部上下水道課長 渡邉成一君
  • 教育長 菅原義一君
  • 教育次長 小山直樹君
  • 教育次長 佐藤信夫君
  • 学校教育課長 神田能成君
  • 生涯学習課長 佐藤英樹君

事務局職員出席者

  • 事務局長 須藤辰夫
  • 次長 泉川潤哉
  • 主任主査 津久家直美

議事日程 第2号

平成25年3月6日(水曜日) 午前10時00分 開議

  • 第1 会議録署名議員の指名
  • 第2 一般質問(通告番号1番~6番)
一般質問 17番 磯前武議員
1 放課後児童クラブ(学童保)を問う
2 住宅地の街路樹・歩道の整備を問う
2番 菅原福治議員 
1 戦略的な企業誘致と雇用の拡大について問う
2 中学校運動部の施設の確保についてを問う
3番 出川博一議員
1 町政運営方針は予算編成に反映されたか
2 ラスパイレス指数99.9の評価はいかに
3 大亀山森林公園のこの先は
12番 山路清一議員
1 災害応援協定を問う
2 町道穀田線歩道新設工事を問う
7番 浅野直子議員
1 雨水貯留タンクなど設置への助成金を
2 高齢者・一人暮らし・障害者へ地域支援
8番 安住稔幸議員
1 町長等の退職金を減額せよ
2 東向陽台公民館区域の人口増による行政サービスを問う
3 子育て支援の拡充を

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり

午前10時00分 開議

議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
 ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
 本日の議事日程につきましてはお手元に配付のとおりです。

日程第1 会議録署名議員の指名

議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、富谷町議会会議規則第120条の規定により、13番小川昌義君、14番細谷禮二君、15番佐藤聖子君の3名を指名いたします。

日程第2 一般質問

議長(浅野幹雄君) 日程第2、一般質問を行います。
 通告順に発言を許します。
 17番磯前武君。

17番(磯前武君) 改めておはようございます。通告に従い2件の質問をいたします。
 本町はことし町制施行50周年を迎えます。昨年12月25日に人口5万人に到達し、平成28年4月の市制移行を視野に入れ、自立した5万人都市を目指し、活力と自立性に富んだまちづくりを進めております。
 町長は、平成25年富谷町議会第1回定例会の冒頭に施政方針を述べられました。町長は、平成19年2月町長に就任以来、常に町民の福祉の向上と町の発展を考え、教育福祉の充実、住環境の整備、自立した5万人都市の実現を目指し、適時的確な政策判断と実行、そして決断をしている姿勢は多くの町民が高い評価をしているところであります。
 平成25年度の予算編成に当たっては、3年後の平成28年度市制移行を視野に、予算編成前に主要課題調整会議町長ヒアリングオータムレビューを行い、効果的、効率的に努めていることは、大いに評価をするところであります。
 また、町長の施政方針はわかりやすく、今後の町の活動がわかります。
 また、町民からの課題等に対しては常に町民の目線で考え、町民のために働き、町民とともに行動する行動原理、現場に行って、見て考える現場主義に徹する町政運営の取り組みには敬服をしているところであります。
 全国的に少子化の進展に伴い、児童生徒数が減少し、学校の統廃合が進められています。このような潮流の中、本町では児童生徒数が増加を続けております。東日本大震災からもうすぐ2年目を迎えようとしております。大震災の影響から県内の住環境が大きく変化をしております。本町への転入者が増加をしております。本町においても児童生徒数の増加がますます加速するものと予測されます。特に、明石台東地区の宅地開発に伴い、着実に児童の増加が見込まれる状況になってきております。
 本町は子育て世代の転入者が多く、出生者も年間約450人で、子供の数はふえ続けております。「教育満足度日本一の町」を標榜する町長、また本町としては、学び続けることができる環境の整備は避けて通れない重要な課題であります。
 放課後児童クラブは、保護者が共働きなどで親が日中いない留守家庭の小学生を対象に、適切な遊びや生活の場を提供し、その健全な育成を図る目的で本町では6公民館において実施しております。
 次に、1件目の具体的質問に入らせていただきます。
 1番目、とみや児童クラブの実態について伺います。今実施している施設は6公民館だけでしょうか。
 2番目、開設期間、開設時間についても伺います。またその内容。
 4番目、その経費の負担はどうなっているでしょうか。公的補助と町の負担はあるんでしょうか。また、割合があれば割合をお示しください。
 大きな2番目、とみや児童クラブの今後の整備、充実について伺います。
 1番目、近い将来、市制移行を目途に実施施設の変更を考えるべきと思いますが、どうでしょうか。小学校の空き教室の活用、地域によっては児童館を建設整備しての利活用を図るべきと思います。また、その時期に来ていると私は思います。地域を選び、モデル事業として前向きに考えてみてはどうでしょうか。この点についても具体的にお示しください。
 3番目、開設期間、開設時間の変更延長についてお伺いをいたします。土曜日の開設、平日午後7時15分までの延長をどのように考えているか。
 2番目、長期休暇中の朝8時から午後7時15分までの延長はどうでしょうか。
 次に、2件目の質問に入ります。
 住宅地の街路樹、歩道の整備について質問をいたします。
 富谷町総合計画の中の道路ネットワークの充実したまちづくりがあります。利便性、安全性、快適性の向上、日常生活に潤いを創出する道路景観の形成、身近な生活道路については歩道のバリアフリー化、安全で快適な人に優しい環境整備の推進があります。
 本町は、人口増加率が県内で一番高い魅力ある町であります。近隣町村には企業の進出があり、それに伴い人口の増加があります。その受け皿の新たな住宅地の整備がされてきております。
 その一方で、昭和40年から50年代に整備された住宅団地は、街路樹等の道路の未整備、道路景観、歩道の老朽化が進んでおります。高齢者にやさしい歩道のバリアフリー化も整備のおくれが目立っています。
 次に、具体的に質問します。
 1番目、サニーハイツ会館前から東向陽台小学校までの通学路ですが、歩道にあった街路樹、ニセアカシアが伐採されて時間が経過しております。伐採撤去後の街路樹の整備の時期はいつになるでしょうか。また、街路樹の植樹の大木とか、ニセアカシアは根が張ってということで伐採したはずですが、それに影響がないような中木を植える考えが、どのように考えているかそれを伺います。
 2番目、東向陽台三丁目ロ字形町道のケヤキの大木の伐採撤去はどうなっているでしょうか。伐採工事が本日で大体整備が進行して、ほとんどきょうで終わるようでございます。その早い対応に感謝を申し上げます。
 撤去した場合、撤去したわけですが、きょうで終わるわけですが、大木でなく中木の街路樹の植樹を望む地域の声があります。早急に整備を図るべきと思いますが、どうでしょうか。
 4番目、明石台二丁目等の町道の歩道は、20年前平成4年ごろに整備されたと聞いております。歩道の高さが20センチもありまして、住宅地の入り口との高低差、段差がかなり厳しく、高齢者は散歩の際、大変苦慮をしております。超高齢社会の今日、車椅子やシルバーカーでの歩道の利用は大変無理です。大きな重要な課題と私は思います。早急に歩道のバリアフリー化を検討すべきと思いますが、町長の見解を求め、1回目の質問を終わります。

議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
 1つ目でありますが、放課後児童クラブ、学童保育ということで大変大事な取り組み、従来から継続をいたしているところであります。そのような中にありまして、個別には、足らざるところは後ほど原課からの答弁とさせていただきたいと思います。経費につきましては、4,500万円ほど、6館での4,500万円、公的な補助、公的負担ということでのお話ありましたので、補助額がどの程度のものか、入りのほうでどのような額なのか、その辺は後ほど原課から答弁をさせることといたします。
 開設の延長につきましては、種々検討いたしました。現場での運営状況、そしてまた町長への手紙等、要望も含めまして保護者からの時間延長を望む声を受けまして、さらなる子育て支援の充実というようなことであります。去年から1名増員をしている関係で、これも施政方針で述べましたけれども、勤務体制、勤務時間のシフトをすることで現状の人員体制の中でできるというふうなことの範囲で拡大をしたところでございます。4月1日から30分間延長します。最終夕方の預かりは午後7時までとすることといたしました。夏休みなどの長期休業についても同じく、夕方の午後7時までというところです。なお、土曜日の開設さらに7時半までという時間の延長等について、なお推移を見ながら、今後子ども・子育て支援事業計画策定に合わせて、なお引き続きの検討課題とさせていただきたいと思います。
 2つ目の住宅地の街路樹、大事なご指摘をいただきました。とりわけ4番目の、段差というふうに表現されておりますけれども、段差ではなくて、勾配が急だというふうな表現として受けとめてよろしゅうございますか。段差というとこんなふうなこうなりますので、こういうふうに歩道から宅地までの勾配が急ではないでしょうか。唯一今回の議員の皆さんの質問を受け、現場確認を副町長ともども、担当の部署で現場を念入りに確認して、本当にご指摘のとおりだなと。指摘がなければこれまたこの後もこのままの状態であったんだろうなと大変重く受けとめたところでございます。
 サニーハイツから明石台荘内銀行におりるライン、北向きの下り坂は2メーター半の歩道になっているようです。考え方としては、歩道は大体1.5メートル、1,500ミリということのようですが、あそこは2.5メートル、ですから、1.5メートルを歩道部分、そして植栽の部分を1メートルとこんなふうな発想で2.5メートルであったり、1.5メートルであったりするようです。そういうふうなことで、あそこは2メーター半あります。確かに2メーター半ありますので、車道から宅地までの2メーター半、これの勾配はやや緩やかです。しかし、相当歩道を歩いてみますと歩道は平らなところがあり、宅地前はこうなりますから、こうなり、こうなりと、これを波打つという表現ではないかと思いますけれども、波打つとこうですからね。
 ですから、そういうふうな勾配の関係で車椅子は大変厳しい状況にあるというふうなことです。1.5メートルのところなお、1.5メートルの幅しかないですので、勾配はさらに急になるということです。担当課の検証をした結果、勾配は最低でも最大8%が限度であると。8%を超えると車椅子では自走できないよというふうなことで、この傾斜でですね。そういうふうなことでありましたので、1.5メートル幅の勾配は12.6%、12.5%、優に8%を超えるというふうな状況も確認いたしたところでございます。したがいまして、2.5メートルの歩道、そしてまた1.5メートル、ケアプラザからおりてくる東向きの道路は1.5メートル幅です。
 実は、あそこから出てコンビニへ行く方が、電動の車椅子で車道を歩いていたことがありました。交通安全施策の確認のために、こういうことはあるのかなと思いましたら、やはり今振り返ってみますと、あのように歩道の傾斜のゆえに、結果、危険も顧みずというふうなことで、やむを得ず車道を通って、東向きの道路はまだいいんですけれども、結果南向き、コンビニに向かう主要な道路については大変危険な状況にあったわけでありますので、この辺については大変重く受けとめ、この後の状況をどのようにするかについては、なお一層早期に検討して、さらにまたお話をさせていただければというふうに思います。
 どちらにしましても、平成2年当時の設置基準といいますか、構造基準はあれでよかったというふうなことなんですね。今となってみると非常に不思議なことではありますけれども、それだけ20年以上前、車椅子対応というあたりの発想がいまいち弱かったのかもしれません。したがいまして、ケアプラザ前の東向き道路1.5メートル幅の、さらにケアプラザあるがゆえになお一層、この質問を受け対応を検討してまいるということといたしたいと思います。
 その他の植栽等については、順次進めておりますので、また担当課からの答弁とさせていただきたいと思います。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。佐藤次長。

教育次長(佐藤信夫君) それでは、児童クラブの実態をというところで回答させていただきたいと思います。
 まず、実施の施設につきましては、町内6公民館だけですかということですが、そのとおり6公民館で行っています。以外にはございません。
 開設期間ですけれども、毎年4月1日から翌年の3月31日までを一区切りとしまして、休業日は土曜日、日曜日、祝日、年末の12月28日から年始の1月3日までとしてございます。
 開設時間につきましては、平日は児童の下校後から最長午後6時30分まで、夏休み等の長期休業日及び振りかえ休業日においては、午前8時30分から最長午後6時30分まで開設しています。
 内容につきましては、保育士あるいは教員の資格を有する児童指導員及び公民館職員が児童の安全確保、管理に努めながら遊びや仲間づくりの指導を行っているところでございます。また、公民館内の施設の図書室、大ホール、世代間交流室等を利用し、異世代間の交流事業や児童教育事業、さらには子供たちの居場所づくりとしての放課後子ども教室等に取り組んでいるところでございます。
 補助金につきましてのご質問がありましたが、県補助金ということで補助金の制度はありますけれども、現在町のほうで基準がございまして、基準年間250日以上の開設というところに至っていないと、満たしていないというところで補助金の対象にはなってございません。ちなみに補助率ですけれども、3分の1となってございます。
 それから、児童クラブの小学校等の空き教室の利用等でございます。こちらは、平成20年8月に全ての子供の良質な生育環境を保証し、子供子育て家庭を社会全体で支援することを目的に子ども・子育て関連3法が成立いたしました。この3法においては、市町村は地域での子供子育てに係るニーズを把握した上で、子ども・子育て支援事業計画を策定いたしまして、本計画をもとに平成27年度から事業を実施しなければならないこととなってございます。計画に児童クラブ事業についてもこれを盛り込むということになってございます。この3法においては努力義務でございますけれども、児童クラブ事業の実施が法律で規定され、事業の設備運営についても条例で基準を定めなければならないこととなりました。児童クラブの開設場所については、基本的には異世代と触れ合え、心豊かに過ごせる公民館を主体に引き続き運営してまいりたいと思いますが、平成19年に国で創設された放課後子どもプランと今回児童福祉法の改正でも、児童クラブ運営施設に学校施設の活用も含むこととされたことから、今後条例で規定することとなる面積要件や規模の要件を欠くことのないよう、場合によっては学校の空き教室の利用を視野に入れながら、子ども・子育て支援事業計画で策定し、進めていきたいと考えております。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) まず、サニーハイツ会館前から東向陽台小学校前の道路、名称は明石台16の1号線という道路でございます。これは、平成2年当時ですかね、2年ごろから既に、東向陽台小学校が開設された当時からの道路の形態でありまして、当時ニセアカシア、最初植えたころは3から4メーターぐらいのかわいい高木といいますか、それぐらいの木だったんですけれども、やっぱりニセアカシアはかなり成長が早うございまして、なお太くなると木が途中から折れるというような性質もございまして、ほかに根の張りがかなりよかったものですから、歩道も盛り上げるというような支障も出てきていまして、平成22年から24年の3カ年で全83本、根元から伐採して根まで堀り上げた経緯がございます。
 伐採後は付近の住民の方から「このままでいいので、平らにしておけばいいですよ」というようなこと、「ほかの花を植えるからそのままにしておいてください」というような声が多かったものですから、現在歩行面とフラットな形にして山砂で埋め戻している状態でございますが、あそこの景観の工事もしていかなくちゃないと考えていますので、たまたま町内会が明石台一丁目、それから明石台二丁目、明石台六丁目、3町内会に分かれておりますので、その町内会のご意見を今後お聞きしながら中木あるいは低木程度かなとは考えておりますが、町並みに合った樹種を選定して植栽していきたいというふうに考えております。
 また、議員さんの地元であります東向陽台三丁目の周回幹線道路ですか、現在ケヤキ22本ですかね、伐採しております。きょうじゅうで大体終了する予定でございますが、このケヤキの後の植栽につきましても議員さん言われましたように、中木を視野に入れて、場合によっては低木というようなことも考えられますので、町内会のご意見を頂戴しながら今後植栽してまいりたいと考えております。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 史跡案内板、標柱の主な設置場所についてお答えします。
 設置場所は、内ヶ崎本陣等の旧跡、代官松等の天然記念物、三ケ森遺跡等の埋蔵文化財、熊野神社等の神社仏閣、大清水の石盥等の有形文化財所在地、富谷田植踊り等の無形文化財等のゆかりの深い場所へ設置しております。

議長(浅野幹雄君) 17番磯前武君。

17番(磯前武君) 建設部長から答弁がありました。サニーハイツからの東向陽台小学校までの街路樹ですが、これから市に移行するこの町が、私先ほど申し上げたとおり、いろんなところから大変魅力ある富谷町だということで来ているわけです。ですから、ただ単にうちの前にある街路樹を撤去したところが、何か個人的に自分の花壇みたいな考えでおるような考えで、やっぱり町の建設を預かっている、都市景観を預かっている担当部署がそれでよしとするのは、私はどうかなと、こういうふうな頭の切りかえをしていただきたい。これから、立派な自立した富谷でありますから、都市景観というのも十分考えなければいけないと、早急に3町内会の会長、行政区長ですね、これに働きかけたことがあるのかどうか、どうするか。そこら辺をもう一度部長からお答えいただきたいと思います。
 それから、都市景観ですから、やはり何で撤去したか。結局は歩道を根が張って盛り上げてしまうと、大木ですね、最初植樹をするときに大きな間違いをしているわけです。私は以前に、私ももうすぐ議員になって10年ですから、当選した当初、この街路樹の問題も質問したんです。当時の町長に。そうしたら町長いわく、その行政区から希望があったからそういうものを植えたんだと。いろんな場所でいろんな木があるんですね。統一がとれていない。その住民の町を守る都市計画課、都市整備課がアドバイスをして、行政区、町内会にこういうことでこれは問題じゃないですかとか、こういう木はどうですかというそういうアドバイスをやはりしないと、こういうふうな大木を植えてしまって、そして根が張って歩道が盛り上げられ、危険だということでこういう轍を踏むと、余計な経費をかけてしまう。これは私は8年か9年ぐらい前だと思いますが、そういう答弁を当時の町長から受けたときに、何でこんなアドバイスをしないでこういうことをやったら、とんでもないことが起こるんじゃないかと私は予想していたわけです。それが的中したわけですが、今回早い対応で撤去をし、その後の都市景観というもの、早急に考えるべきだと私は思っていますので、その辺を具体的に。東向小までの間については、3町内会の会長なり責任者と打ち合わせをするというふうな答弁をいただいたので、まず問題はないかなと思いますが、この点について早急に検討し、実行していただきたいと思います。
 それから、先ほど町長から答弁があった明石台地区のバリアフリーの件については、確かに平成2年ごろに計画され、4年ごろ整備されたものでありますから、当時はバリアフリー化というものは弱かったというふうに思いますので、今そういう現実になっているものですから、早急にこの件についてもひとつ検討し、それにバリアフリー化を考えて進んでいただきたいというふうにお願いいたします。お願いというか、この点については早急に整備されることをひとつ望むところであります。
 次に、放課後児童クラブの件で再質問をいたします。
 本町は、6公民館でやっているわけですが、今現在6公民館で800名余りの子供が登録をしているわけです。小学生4,142人ですから19.4%の登録の割合であります。一番多いところで、東向小が178人で18%、成田2校の生徒数が1,124人で167人で15%、それからあけの平が607人の生徒で123人で20%というふうなことになっていますが、厚生労働省では、これから3年後、2014年には32%までサービスを提供する割合にもくろみをしていると。それから、29年には40%に達するんじゃないかと、それだけ共働きをする率が高くなっていると。特に富谷の場合は、若いお母さん方がこちらに転入してまいりますので、それに先駆けてその体制づくりを急ぐべきじゃないかなと私は思っています。
 その中で、厚生労働省は最低基準を皆さんに、強制的ではないんですが目安を出しているわけです。その中で定員は最大70人というふうなガイドラインを設け、生活スペースは児童1人当たり1.65平方メートル以上というふうなガイドラインを設けております。本町はスペース等について問題はないのかどうか、この辺について再質問をさせていただきます。
 それから、昨年の支援関連3法で職員体制の強化が決まっているわけですが、本町の職員体制、先ほど町長から1名ふえたというふうなことなんですが、この辺についても確認をさせていただきます。
 それから、開設日について土曜日、先ほど町長から土曜日についても検討するというふうになっておりましたので、この件については早急に結論を出していただきたいと。
 それから、4月1日から今まで6時半だった最長延長時間、これが7時までということなんですが、隣の仙台市では7時15分まで最長延長を認めているというふうなことなんで、この15分、これは大変貴重なので、富谷の住民、共働きをしている方で、どの程度仙台市に働いているかはわかりませんが、かなりの割合で働いているんじゃないかと思いますが、そこら辺むしろ仙台市で働いてこちらまで車で運転してきて、そして引き取る、むしろ仙台市並み、それ以上の延長時間を何とか考えてやるべきじゃないかなと私は思います。そんなことで、そこら辺の検討も加えていただきたいと、延長時間を最大7時15分まで。
 それから、経費については富谷町は無料ではありますが、ふえていきますとやはり無料だけではいかないんじゃないかなと私は思っています。仙台市は保護者負担を基本利用料金として児童1人につき3,000円、それから延長利用、これについては月1,000円を徴収しております。この延長料金については減免制度はないんですが、基本料金については減免制度がありますので、この辺はよく仙台市の状況も見きわめながら、将来を見据えた考えの中で検討したほうがよろしいんじゃないかなというふうに思っております。
 それから、土曜日についてはどの程度町民からの要望があるか、そこら辺も見きわめる必要があるんじゃないかと思います。町長への手紙の中で、これは共働きの方からの手紙だと思いますが、土曜日が休みだと。クラブが土曜日が休みなので、春、夏、冬休みは午前9時からとなっていますが、これを平日午後7時まで、土曜日もあり、春、夏、冬休みは午前8時からの受け入れにしてほしいと、夕方については午後7時までというふうなことの希望があります。町長はこれに対しては、まだ検討中で4月から7時までというのはクリアしたわけですが、もう一つ私のほうのホームページに来たメッセージをちょっと披露させていただきます。
 このたび、富谷町に住宅を購入、転入予定の者ですが、緑が多く、子供や若い世代が多いことも大変魅力に感じております。しかし、実際に子育てについて調べてみると、仙台市等に比べ、子育て支援等が余り充実していないと不安になっております。我が家には保育園の子供もおり、夫婦とも仙台市で勤務しているため、帰宅が遅くなります。保育園では午後7時15分まで延長保育をお願いすることができ、大変助かるのですが、学童保育の時間が18時30分までしかないと伺っております。勤務時間、通勤時間の関係で6時半に迎えに行くのは大変難しい状態です。どうしても無理な状況のため、小学校1年生の子供が1人で家にいなくてはならない時間ができてしまい、大変心配です。仙台市では現在、学童保育も7時15分まで延長できる状態です。有料でももちろん構わないので、ぜひ学童保育の延長について働きかけをしていただきたいと。友人も学童がネックになり、富谷への移転をあきらめた方もいらっしゃいますので、どうぞよろしくお願いします。
 というふうなことで、これが来ているわけですが、これについて7時までというふうなことは4月1日からということで、こちらには広報にも載っておりますので、15分は希望者に対する努力ということが果たしてできるのか、7時になったらもうぴたっと7時でだめですよというふうに言われるのか、そこら辺のことについて伺います。以上です。

議長(浅野幹雄君) 磯前議員に確認をいたします。ただいま、よろしいですか、磯前議員に確認をいたします。ただいまの論旨の中で午後8時からという論旨があったんですが、午前と訂正してよろしゅうございますか。

17番(磯前武君) よろしくお願いします。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、質問の順番からということで街路樹のほうから、私のほうから答弁させていただきます。
 街路樹道路景観、あるいは都市景観、交通安全確保ということも含めて、大変重要な視点であります。大木をと、何でケヤキを植えたのかとこうなるんですけれども、20年たって、それを超えて大木になって根上がりを起こしてというふうなことも現実目の当たりにしております。しかし、よく考えてみますと、団地造成時、自宅の植栽も不十分なために、街路樹の必要性があってあんまり目立たないということ、邪魔にならない、費用主体もどこも含めて20年、それを越えて団地が成熟してきますと、自分の宅地内の植栽が充実してくると、非常に相対的に街路樹が邪魔に見えると。こんなふうな道路の幅との関係もありましてね、2車線の道路と片側1車線、2車線しかない道路との幅員との関係性もあります。非常に相互性があるんだなというふうに思います。今結果として、場所については伐採をしてほしいということも含め、我々もそのとおりだということで、伐採に至るということでございます。
 その後について、今建設部長からもお話がありましたけれども、十分地元の皆さんの声をお聞きしながらも、やはり町の姿勢として富谷の風土、カラーとしてどのように整備の方向性、そしてまた方針を持って整備をするかということは大事なテーマですので、不統一感のない形で整った、富谷の町に入ると何となくこう雰囲気も穏やかになるとか含めていろいろあるわけですから、そういった感性、心情というふうなことも視野に入れながら進めてまいりたいとうふうに思います。
 バリアフリーについては先ほど申し上げたとおりでありますので、議員は平成4年、私は平成2年というふうに申し上げたかと思います。その前後というふうなことでご理解いただきたいと思います。明石台につきましては、昭和62年当時、車道との段差20センチとする構造基準によって歩道と車道が20センチの高低差がある。そして、宅地に入るところは切ってというふうなことで2メーターのところの勾配と1.5メートルの幅の勾配、1.5メートルのほうが勾配きついですねというふうなことも現状の認識をいたしているところです。これらについてのバリアフリー化、どのようにバリアフリー化するのか、車道と歩道全くフラットにするのか、どうするか。
 あの現場での確認は、それを解消するには車道のかさ上げ舗装が、今建設部長の頭にはあったようです。そういったことも含めて、順次老朽化していくわけですので、次の改修に向けてというふうなことも視野に入れながら、ぜひ当座の傾斜の解消というふうなあたりについて、検討をさらに深めてまいるとこのように進めたいと思います。
 児童クラブにつきましては、先ほど4,500万円と言いましたけれども、賃金分48名配置してございます。そして、旅費、通勤手当、共済費等込み込みで4,800万円程度というふうに先ほどの数字に加えさせていただきたいと思います。したがいまして、補助金、補助率3分の1ということがありましたけれども、補助基準に満たない運営、その根っこは公民館での児童クラブであるというふうなことです。私は19年に就任して、それ以前を踏襲しながら、人的な配置の厚い配置、そしてまたハード面、施設の環境整備というふうなことに力を入れてまいりました。文科省、厚労省というふうな制度の狭間にあってのなかなか自治体としては厳しい運営の中にありましたけれども、今回平成27年、25年度、26年度準備をして、町で27年度条例行為をもって、この放課後児童クラブ、さらに町事業として位置づけをしてしっかりと取り組んでいこう、国の方針がそういうことです。そういうこととなりましたので、富谷町におきましては公民館での引き続き運営を中心にしながらも、学校への対象数の多さというふうなことからすれば、学校も活用するというふうなことも視野に入れながら、この2年間、25、26年十分準備、吟味、検討し、そしてまたすぐれた条例を作成した中できちんと運営してまいりたいと、このように思っているところです。
 ぴたっと窓閉めて、門扉閉めて、はいどうぞと門扉の前に子供がいますなんてことは従前から含めて一度たりともないと思います。ないはずです。ありません。したがいまして、十何人7時までの延長に合わせて対応させていただくというふうなことです。土曜日の開設、そして時間の延長というふうなことを含めて、9時までできないのとか、24時間でできないのとか、こんなふうな論議になってきます。なかなか時間の終点を定めるのは難儀なところがあります。隣の仙台市が7時15分ということも視野に入れながらの検討でありました。6時半から30分の延長ということで当座延長させていただいて、その後の経緯も見させていただくというふうなことといたしたいと思います。
 したがいまして、ガイドラインで今運用してございますけれども、制度が2カ年の準備を経て、27年からもっと利用者本位の、保護者の皆さんがさらに安心して利用できるような放課後児童クラブ体制、女性の、母親の働く場を、社会進出ということをさらに促そう、少子化という中でそういったふうな底流での考え方が根っこになっているわけですので、そういったことを受けながら進めてまいることといたしたいと思います。おおよそでしょうかね。そういうことでありますので、仙台市に負けないように、皆さんが富谷を選んでいただけるようにさらなる努力をしてまいりたいと思います。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 町長、有料化の話も出ているんですがそれについて。

町長(若生英俊君) 有料化も今回の25年度に向けて、従前からですけれども周辺の状況を見ながら検討はしたところです。しかしながら、富谷の今の単独の施設、専用施設でないというふうなことが底流にあって、長年の経緯がありますのですから、そのようなことの勘案をして結果としては、25年度の有料化については見送ったというふうなことでございます。したがいまして、現状4,800万円ほどの児童クラブに一般財源からの歳出を手当てしているというふうなことでございます。

議長(浅野幹雄君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) ガイドラインで示されておりますスペース、それから人数的なものでございますけれども、今町長のほうから答弁させてもらいましたけれども、ガイドラインで示しているものを今度町のほうの条例できちんと、面積要件、それから人員的な要件、その辺を条例で定めるということになってございますので、当然その面積、人員的なものは条例できちっと定めてそれで対応していくということになります。

議長(浅野幹雄君) 17番磯前武君。

17番(磯前武君) 最初の質問の中で、町長も今後将来的に施設の変更、答えている、答弁をいただいているんですが、具体的に例えば成田東小学校と成田小学校あるんですが、成田東小学校というのはかなり離れた場所にあるものですから、その辺のところを何か私の耳には、成田東小学校からプレハブでも建てて児童館をぜひ、空き教室がなくても検討してほしいという声も上がっているようですから、それについて検討をしていくのか。それから、上桜木については、国道を挟んで富ケ丘小学校に通っているわけですから、あの地域に関しては逆に児童館をつくって早く自分の地元のところへ帰ってきて、そこでいろんな放課後児童クラブというふうな柔軟性を持ったやり方を考えていくのかどうか。
 それから、今回明石台にできる仮称明石台小学校、この地域については今まで東向小に通っていて、東向陽台公民館で児童クラブがあったわけなんですが、こちらについてこれから今設計中じゃないかと思いますので、むしろ仮称明石台小学校については、そういう児童クラブができるようなモデルケースのそういうスペースを考えていけるのかどうか、その点について再々質問をお願いします。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 児童館については従前小1から小3までというふうなことで、対象学年、4年生未満というふうなこととなりましたけれども、今回制度が変わって27年度からは私どもが小6まで延長していたように小学校6年生までというふうな、小学生というふうな規定になるようです。したがいまして、対象は小6までと、今まで富谷で運用しているような学年が制度として広がるというふうな面もあります。
 そういうふうな中で、より近いところで学校施設を利用、学校の一角でという考え方は全くそのとおりなんですね。しかし、私らの次に出てくるのは、財源の中でそういった対応が、人的な面も含めてかなり難しいですねというふうなことの中で、前町政時代からずっと延長の中で今やっています。私の19年以降、切りかえて児童館単独で各小学校ごとにつくりますということの状況は、財源の内訳を見れば到底できないというふうなことの中で、結果本当に保護者の皆さんには不自由と不便さと、そしてまた柔軟性というふうな面ではやや足らざるところ、十分見聞きしながら何とか安全に、そしてまた柔軟に、そして公民館での多様な、それも100ゼロで公民館がだめだというのではない特性も富谷町の放課後児童クラブにあるわけです。そういう伝統の積み上げもありますので、そういったもののよさを評価をして、結果として従前の場所としては継続をしてきましたというふうなところです。
 成田東小学校が児童数減少期に入るというふうなことで、25年度から24年度をピークにして25年度から減少に入るというふうなことですので、今度の27年スタートの事業に合わせて、小学校の基本的には空き教室ということが描かれる姿だと思いますけれども、そういったもの、そしてまた明石台小学校についてもこのようなことが、ちょうど開校の時期とこの事業がぴったりと合致する、一致する年度ですので、そういうことも視野に入れながら、校舎の配置やら道路整備等の検討に入ると、このような予定で今進めているところです。

議長(浅野幹雄君) 町長、上桜木地区についても質問あったんですが。

町長(若生英俊君) 成田東、公民館というふうなこととなれば、東から本当にまたもう一つ学校に通うぐらい距離がありますねという距離感は、残念なことにそういう結果を生んでしまったんですね。ですから、私もといいますか、そういった施設を整備する折に、どういうところまで視野に入れながら、施設の配置だとか施設の機能だとか、内容だとかをどこまで我々が想像力を働かせられるかというのが、我々に課せられている課題なんですね。ですので、そういう意味では給食センターにしろ、西コミにしろそういったものを視野に入れながら、多様な活動ができる、そしてまた地域の皆さんが、それができることでさらに地域の交流だとか活動の内容だとかが、広がりと深さが次につながっていく、そういったことも我々が試される、町政執行する側にとっては試される。ただ、物があるかないかだけの問題ではないんですよというふうなことですね。
 したがいまして、上桜木も結果としては明小に近そうに見えますけれども、距離感からすると富ケ丘小ですねということで、学区が、私が町長以前のところで既に学区はくくられたというふうなところで、非常に声は上桜木からは出ております。児童クラブ、さらに富ケ丘公民館に行かなくちゃない、通うというふうなことで投票所の問題とかは出ておりますので、それぞれ上桜木、そしてまた成田地区等については個別に対応、全体を今の流れを継承しつつ、個別についても最大限でき得る範囲で対応してまいるというふうなことでこの2年間児童クラブを運営して、27年度以降の新しい制度のもとにつなげてまいりたいとそんなふうな思いでございます。

議長(浅野幹雄君) この際、11時10分まで休憩をいたします。

午前10時56分 休憩

午前11時10分 再開

議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 2番菅原福治君。

2番(菅原福治君) よろしくお願いします。
 それでは、通告に従い2つの質問をさせていただきます。
 まず、初めに戦略的な企業誘致と雇用の拡大について質問させていただきます。
 最初に企業誘致の現状について伺います。
 本町は、仙台市と隣接し発展著しく、人口も5万人を超えさらに大きな町に発展しており、市制移行も現実のものとなりました。現在町を取り巻く環境も大きく変わる中で、将来にわたって安心して生活ができ、さらに発展していくためには、企業誘致による快適な職・住環境と安定した雇用が基本となります。
 町長の今回の施政方針においても、県の特区認可を受けて企業誘致も進んできており、さらにこれからの市制移行とともに期待度も高まるということでございました。そのとおりだと思いますし、私もこれからの町が楽しみでございます。
 企業を誘致することによっての波及効果として、地域経済の活性化、雇用機会の拡大、または法人税、固定資産税の確保など莫大な効果が得られます。ある評論家は、行政の最大の目的は企業誘致が一番だとも話しております。
 現在、我が町においては、成田一丁目に成田中央ひだまりの街と明石台地区にスマートコモンシティ明石台と民間活力で住宅造成がなされ、今話題の省エネだけでなく、自宅で電気をつくり出すハイブリッド住宅など時代の先進技術を駆使した新しい住宅建設が進められております。
 また、これからの企業用地として成田二期北地区と高屋敷地区に職、住近接型の調和のとれた工業団地が計画されております。ここは、東北道富谷ジャンクションと交通アクセスの優位性と近くには住宅団地が隣接し、最も富谷らしい戦略的な場所で、就業の場の提供と雇用確保の取り組みがされております。
 その中で、町は側面支援といえども幾つかの課題も挙げられます。誘致を想定した企業、業種などの選定が進んでおりません。また、優遇措置の充実あるいは情報発信、推進体制の未整備などが挙げられます。これまでの企業誘致の現状について伺います。
 2点目に雇用拡大の具体策について伺います。
 今現在県の雇用情勢は改善し、有効求人倍率も1.25倍と、何と宮城県が有効求人倍率で全国トップでございます。しかしながら、依然として安定的な雇用についていない人も多く、正社員としての就労が大きな課題になっております。町としても安定した雇用の確保は健全財政の観点からも重要であり、将来の子供たちのためにも雇用確保による町の活性化は必要不可欠です。このように、上向きの雇用情勢の中で雇用拡大についてどのような具体策を持って進められるのか伺います。
 2点目でございます。2つの工業団地にどのような企業を誘致しようとしておられるのか伺います。
 企業誘致について、町の計画では自動車関連、電子機械及び太陽光発電関連等と示されておりますが、現在の工業用地に町はどのような企業を誘致しようとしておられるのか伺います。
 4点目に、企業立地優遇策について伺います。
 私も以前企業人として電機メーカーにおりましたが、その状況はここ10年来非常に厳しい状況になっております。その状況はご存じのとおり、円高が続き、なおかつ海外企業との競争の激化の中で、原価の見直し等も含めて工場の生産についてはかなりの規模で集約が進められてきました。当然企業としても生き残りをかけての事業の統廃合、工場閉鎖、工場関係の海外移転も含めて、厳しい競争の中にさらされております。
 このような中、これから富谷に進出する、また進出を考えている企業に対して、他の自治体よりすぐれた誘致要件を備えて提供することが競争に打ち勝つ条件と考えます。町としても他市町村に負けない優遇策を検討しなければなりません。現在町が誘致に向けた支援措置として雇用も含めた企業立地促進奨励金制度等がありますが、今後ともこの制度で十分なのか、それとも別途新たな優遇策を考えているのか伺います。
 次に、5点目でございます。情報発信力とトップセールスについて伺います。
 よく企業誘致の成功例としてトップセールスが挙げられます。また、町の情報発信力、広報活動も重要です。さらに知名度アップの活動も高めなければならないと思います。
 富谷町は企業から見て魅力ある町に映るのでしょうか。他市町村に負けない企業誘致の取り組みとして、積極的な情報発信とトップセールスが重要だと思いますが、今後の進め方についてご見解を伺います。
 6点目に、企業立地推進委員の新設について伺います。
 昨年の、ちょっと古くなりますけれども日経新聞によりますと、経済産業省では、今年度より新たな事業を興す1万社の企業に対して数百万円の補助制度を実施することになりました。経済情勢が厳しい中、昨年政権も交代し、これからは経済再生の政策がますます打ち出されることが予想されます。
 このような中、このように経済が上向き、企業誘致の期待が高まる中で、これから県との連携はどのように進められるのでしょうか。また、戦略的な誘致を行うためには、企業のニーズの分析と具体的な進め方の行動計画などが必要になります。それらを積極的に推し進めるためにも町の体制を強化しなければならないと思います。そのために、専任の企業立地推進員の設置について伺います。
 私は、これから町の次代を担う子供たちが長く住み続けられ、魅力ある都市づくりを推し進めるためには企業誘致こそが行政の根幹の仕事であり、まさに礎となるものだと思います。
 次に、大きな2点目でございます。中学校運動部の施設の確保について伺います。
 中学生の生徒がクラブ活動で汗を流している姿はとてもさわやかなものです。最近我が町の中学校運動部のレベルが向上してきたように思います。しかし、その陰で、子供たち、先生、顧問の方々が、運動場が狭い、コートが足りないなど練習場の確保のために一生懸命頑張っていることも忘れてはならないと思います。
 恐らくどこの中学校も運動部は同じ悩みを抱えていると思いますが、ここでは成田中学校について伺います。
 成田中学校は平成17年に生徒数261名、8学級で開校いたしました。しかし、開校6年目に手狭になり、平成23年に増築をいたしました。今現在生徒数589名、17学級とさらにふえ続け、来年度の見通しはさらに50名程度ふえ、生徒数640名程度、クラスも1クラスふえて18クラスとなり、ピークを迎えると聞いております。しかも、ピーク時の生徒数がしばらくの間続くものと予想されます。
 それに伴って、運動部の部員、部数ともにふえ、練習場所の確保、施設等の確保に課題が出ております。放課後全ての運動部が同じ時間帯で一斉に練習するというのは物理的に無理なので、運動部ごとの時間割の調整も必要になります。ハンドボールのように室内運動部でありながら、半分は外での練習になり、またテニス部に至っては女子部員40名、男子24名で男女1面ずつのコートで練習しており、女子については、部員も多く1面では思い切った練習ができない等の悩みを抱えております。結局、放課後の全てを練習に充てられない悩み、思い切り練習に打ち込めないなどの状況になっております。このように、毎日生徒、先生が大変苦労されており、さらに来年度は新たに剣道部ができることになっており、ますます拍車がかかると思います。
 このことは児童数の増加に伴ってのことなので、ある意味うれしいことでもありますが、一挙に改善するというのは物理的にも無理にしても、町として町の公園の整備を検討するとか、また団地内の民間の施設を借用する等々の何らかの改善を含めて次の質問をいたします。
 1つ、このことに関してどのようなご認識であるかお聞かせください。
 2つ目に、中学校増築中に西公園テニスコートを優先的に借りられたと聞いておりますが、今後もどうなのかお伺いいたしたいと思います。
 3つ目、テニスコートが現在2面ありますが、隣の駐車場などを利用してコート3面、何とかできないのか伺いたいと思います。
 4つ目、東公園ありますが、その一部をテニスコート場として整備する考えはあるかお伺いいたします。
 5つ目、団地内に民間施設でユアテックなりカルラさんがございます。グラウンドとか体育館を備えておりますが、緊急時にスポット的に借用していただけないのか、その辺も含めてお伺いしたいと思います。以上よろしくお願いいたします。

議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁申し上げます。
 企業誘致というテーマでありますが、現状につきましては、現状があり、そしてまた過去の取り組みがあり、過去現在未来というふうなそんなふうに私はこの質問を受けて、また考えたところでございます。現状成田地区にカルラさんを初めとして42社が立地しております。上桜木には13社が立地をしておりまして、ほぼ成田については区画は埋まっておりますし、上桜木については残り3区画ということと相なります。
 震災後につきましては、IH、伊藤ハム系さんの会社さん、そしてまた東洋刃物さんが本社機能も含めて富谷町に一括集約されたと。そしてまたYKKの研究所の跡には東北大の新合金の研究をする常勤研究者5人が常勤されてというふうなことのようですので、こういった動き、あるいは大清水地区にショッピングセンター、あけの平、旧セットセンターのとかというようなことも申し上げたとおりです。
 ついきのうおとといでしたかね、鴻池運輸さん、鴻池運輸倉庫さんの鴻池運輸株式会社さんですね、仙台食品流通センター、これも新聞で紹介されました。卸町と岩沼の下ノ郷それぞれ別会社でありましたが、流通系の倉庫が津波被災を受けたために、内陸部の富谷町、20キロ内陸に入った交通の要所、利便のよい富谷町の成田のあの場所に移転を決断した社長さんのご決断は大変すばらしいですねというふうなことを、森永乳業の社長さん、グリコの社長さん、東京、大阪からそれぞれお出ましになって冒頭のお祝いの席でお話をされておりました。私も全くそのとおりだなというふうに思います。富谷町への期待感は極めて強いものがあると、こういったものに負けない富谷町の企業支援、企業誘致、そしてまた行政も確かな行政運営をしている町だな、自治体だなと。そしてまた3年後には富谷町から富谷市に移行するそういう動きもある自治体なのだなと、こういったことも陰に陽に間接直接的に企業誘致にも影響するというふうなことでございます。
 トップセールスというのは何をもってトップセールスとされるているのか、十分議員のご認識は定かではありませんけれども、相当程度そういったことを意識しながら、この間6年間努めてまいったというところです。
 どちらにしましても線引き制度、土地利用の見直し、5回ありました。6回ですね、5回目は富谷町要望なしにして1、2、3、4、そして私になってから6回目ということとなります。6回目にして初めて工業系の用地専用の線引き、土地利用を利用計画の中に織り込まれたというようなこと、要するに認められた、それは高屋敷と成田二期の北とこのようなことをもってして舞台は整いながら、そこを埋めるべく町長も含め、そしてまたそれぞれの地権者、組合等設立して具体的に高屋敷などについては相当熟度が上がってきています。ただ、線引きで工業用地20ヘクタール、認められたということだけではなくて、まさに当事者が本気になって、そしてまた町ができる行政のエリアの範囲、何かということ、連携をしながら企画、産振課長、そしてまた企画部長のもと何度となく足を運びながら、立地の住環境、正式名称何でしたかね。立地の部屋がありますけれども、あそこに通っていただきながら、やりとりをしているというところです。
 そのような中で、非常に社会環境は厳しい状況にあるというところです。製造業が1,000万人、製造業に従事する方は1,000万人を割り込みましたというのも近ごろの新聞報道です。平成2年、1990年、1,600万人をピークにして、これは51年ぶりです。まさに町政施行と歩みを同じくするように51年ぶりに1,000万人を切ったと、1,000万人から1,600万のピークでここ20年の経過をして、また1,000万人を割って、結果としては昭和37年の水準に横並びしますねと、非常に厳しい状況の中で、今富谷町の企業誘致と合わせて、富谷町への期待感が大きいということをぜひ皆さんとともに夢と希望を共有しながら、いつ何どきどのようになるか、まさに夢、希望を捨てずに取り組むということが提要であろうかというふうに思います。明石台郵便局もしかりです。根気強くやった結果が、四、五年来、そしてまた従前からの動きも合わせてようやくこの12日に形になる、8時半オープンセレモニーで、その直後9時ごろからは営業が開始されるとこのようなことでございますので、申し上げたいと思います。
 もう一方では、従業員数と事業所数の増加、どちらも増加したのは大衡村と富谷町だけです。35市町村の中でね、これも新聞報道されていますから皆さんのお目にとまっているはずなんです。富谷町の従業者数は1万1,706人、増減率で2000年比で4.9%、事業所数は1,207事業所、増減率、これは失礼しました2009年比です。目がちょっとかすれました。2009年比です。これは1,207、3.3増というふうなことです。しからば、近接の大衡村はと、従業員は6,597名、45.2%、劇的に大規模なセントラルさん初め集約したために、立地したために、このようなふえぐあいです。事業所数は297です。3.8%、このような両方どちらの数も増加したのは大衡村と富谷町だけであるというふうなことも事実としてぜひご認識をいただきながら、この場でお伝えを申し上げたいと思います。
 町の優遇策、これも競争のごとくに、向こうが100万円ならうちらは120万円だよと、まさに競り値のような状況も今一考を要するというような状況になってまいりました。新聞報道等で見れば、優遇策、断トツいい自治体で優遇策を示したんですけれども、結果としては従業員の働く環境とか、子育てしやすさとかそういうふうなことからして、優遇策、客観的に見れば劣る自治体に立地をすることに、たしか山口だったかと思いますけれども、そんなふうな事例も見え隠れするところです。私は全く方向、企業の選択はそういう方向にあるのではないかと、せんだっての大会社の森永さん、グリコさん、それから鴻池組さん、鴻池運輸さん、それぞれのトップとお話をする折、なお意を強くしたところでございます。足らざるところは後ほど原課から申し上げます。
 したがいまして、トップセールスの重要性は否定するものではありませんけれども、相当数22年の線引きで確保した高屋敷であり、成田地区であり、そうとう水面下で熟度を上げるべく努力をしているというふうなこともこの場をもってお伝えを申し上げたいと思います。
 企業の誘致が行政運営上のどの程度の位置づけかというのは、私は断然とかあるいは一番だとかというような思いはいたしておりません。総合性こそ町には問われるというふうなところでございます。したがいまして、成果を上げつつ現状でも悪い水準ではないことは事実だと、こういう事実をもって皆さんにお伝えすれば、悪い状況ではないことですので、厳しい環境の中で、富谷町がいかにすぐれた取り組みをし、これまた富谷町を選んでいただくか、選ぶ場所が舞台が整ったということからすれば、これは期待可能性は十分あるというふうなところだと思います。
 まさに、1,000万人を超えたというふうなことで、円高などの条件悪化を背景にメーカー各社が生産を海外拠点に移す、1,600から1,000万人ですからね。業績悪化した企業が大規模な人員削減、どこもそうですね名のあるメーカー、よもやというところがそういう事態に至っている。為替相場や円高修正されたとはいうものの、産業構造も変化する中で、製造業の就業者数はなお減少が見込まれるというのが論評の中の一つでございます。そういう厳しい環境の中で、我々せっかく、かろうじてといいますか、今までかつて45年以来、富谷町で工業専業地として確保した場所はないんです。私になって初めての取り組みです。しからば、成田はどうなっているのということになりますけれども、成田の土地利用は、これは住宅がメーンです。結果として、一部商業から住宅に用途を変更いたしましたので成田255ヘクタール、そして工業系は48.5、約50ヘクタールとご理解いただければよろしいかと。19%、20%程度の場所を5分の1ですね、全体の計画の中で5分の1を工業系として位置づけて、20年来の中でほぼ埋まりつつありますね。20年かかっています。ですから、この先、22年にかち得た高屋敷と成田二期については、3年5年かもしれないし、5年10年かもしれない、そういう長いスパンと合わせて何としてもかち取るべく、私ら行政としてやれる、民間にはできない行政のノウハウがありますからそういったものをもっと前面に出しながら、引き続きの誘致活動に努めてまいると。
 参考までに申し上げますけれども、上桜木は60ヘクタール程度です。その中で工業系は3.6ヘクタール、比率からすると6%程度、このようなことで富谷町の工業、工場や企業の進出を受け入れてきたと、このようなことでございます。足らざるところは後ほど原課から申し上げます。

議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。

教育長(菅原義一君) それでは、私のほうから第2点目のご質問の1番、2番、3番、5番についてお答えを申し上げます。
 まず、第1点目でございますが、中学校における部活動の目的は、スポーツや文化及び科学等に親しませ、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養と、集団活動を通して目的に向かって努力することの大切さや、得意分野のさらなる研さんにあります。このことを踏まえ、各中学校では生徒の自主性を尊重し、練習内容、時間、場所等さまざまな工夫をしながら練習に励んでいるところでございます。
 ご質問の成田中学校のテニス部につきましても、部員数が多くなっていることから、テニスコートのみならず校舎裏のスペースでボレーの練習を行ったり、体力強化のためのランニングを行う等、工夫をしながら行っているという現状にございます。しかし、学校において工夫を行いながらの活動が困難な状況であることが明らかな場合には、改善に向けて協議を図ることが必要であるというふうに認識してございます。
 2点目でございますが、成田中学校の増築工事期間中にはテニスコートが使用できなくなったことから、成田西公園テニスコートを優先的に借用したという経緯はございます。現在、成田中学校テニスコートは完成しておりますことから、今後成田西公園テニスコートを利用することにあっては、一般のテニスコート利用者同様の使用申し込みが必要であるというふうに認識しております。
 3点目でございますが、テニスコートに隣接してあります駐車場につきましてでございますが、職員駐車場が不足していたことから、成田中学校の増築に合わせまして15台分の駐車場整備を図ったものでございます。現在、この駐車場は全て駐車されている現状にあります。このことから、駐車場からテニスコートへの改修は、ほかに駐車場用地を確保できない状態にございますので、困難であるというふうに認識しております。
 5点目でございますが、民間企業の体育施設の借用についてでございますが、あくまでも企業の施設でございますので慎重な対応が必要であるというふうに認識しております。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) それでは、1問目の企業誘致についてでございますが、この質問につきましては先ほど町長が申し上げたとおりでございますが、残っているところを私のほうから説明させていただきます。
 2問目の雇用情勢に関係していますが、こちらも先ほど町長が申し上げたとおり、経済センサスによる速報値で、富谷町、大衡が唯一ふえているというところでございます。その中におきまして今後の雇用拡大につきましては、鴻池運輸さんが先日竣工されました。その中でも富谷町のほうから社員、そして臨時雇用をこれから採用していきたいということでお話しされておりました。また、ソフトバンクコールセンターさんにおかれましても、相当な人が富谷町のほうから通っております。それで、その雇用対策として町も支援を図るために広報とみやのきらり人などに企業さんが登場していただいて、まずその企業の中身を皆さんに知っていただくということで、それを雇用の促進につなげていくと。社員さんの雇用説明会のときに会場が足りない場合は公民館などもご紹介しながら、ぜひ町内での雇用促進を図っていただきたいと常に申し上げているところでございます。
 次に、3問目の企業誘致の計画ですが、これについては具体的なところは議員さんがここに表記されているとおりでございまして、富谷町としては仙台地域、仙南地域の市町村でつくっている声明がありますので、その企業立地法に基づくものがこういったところになります。特に、高度電子産業、自動車関連、医療健康関連、クリーンエネルギー関連、航空宇宙関連、船舶関連などこういう6業種が指定されておりますので、当面はこのものを中心に高屋敷、成田二期については企業促進をしているところでございます。
 しかしながら、東日本大震災を受けまして、さまざまな企業形態が変わっております。県内から流出する企業もありますので、県としてはできるだけ県内にとどまっていただくように、沿岸部で無理であれば内陸部で何とかという話をそれぞれの企業に申し上げているとおりでございますので、それらも視野に入れながら弾力的に、地権者会の皆さんと相談しながら企業誘致に努めているところでございます。
 優遇策については、町長が申し上げたとおりで、具体的には企業立地奨励金制度、または雇用促進奨励金制度などを現在は推進しておりますが、今後については先ほど町長が申し上げたとおり、これも企業立地、他町村との競争に若干なるかもしれませんので、十分検討しながら今後も進めてまいりたいというところでございます。
 最後に、6問目の戦略的な誘致というところですが、これについては戦略的について県から職員を2年ほど派遣、そしてまた2年派遣ということで、県とのパイプ役をつなぎながら、県の持っている職員のノウハウを原課の職員が見てきておりますので、そういったところを今後まず活用させていくということにしております。さらに、地権者会でいいますと、高屋敷さんのほうは東北放送さんが大地主となっておりまして、間もなく準備委員会が設立され組合へ移行するということになっております。かつてよりはさらに進んで、地権者会のほうも本腰を上げて今取り組んでいるところでございます。そういったところで、今後の分析というところで、高屋敷地権者会のほうでもアンケート調査を実施しながら、また放送業界ですので、あらゆるメディアを持っていますのでそういったところを活用し、企業誘致、そしてまた企業の進出のものを把握しながら企業誘致を図っていくということになっております。
 行政的には、県職員が派遣されたことを受けまして、ワンストップサービスが、やはり企業にとって窓口は重要だと思いますので、産業振興課の窓口で全てが対応できるように、職員の教育もこれからさらに高めて、できるだけ企業が第一印象としていいように富谷町を受けていただくように取り扱っていきたいということで、そういったものも推進しながら事業誘致を図っているところです。また、重要なのは新しい企業さんもそうですが、現在立地されている企業の皆さんの工場拡張とか、営業拡張というのも重要でございますので、そういったところへも働きかけを進めながら、今後取り扱っていきたいと思っているところでございます。以上です。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 2件目の問4の成田東公園のテニスコートの件でございますが、成田東公園は近隣住民の憩いの場として広く利用いただくことを目的として整備した都市公園でございます。公園内には遊具が設置されているエリア、バスケットゴールが設置されているエリア及び広場等を整備しており、多くの方が利用しております。また、町内会におかれましても夏まつりやどんと祭を催しており、成田町民から親しまれている公園です。
 当公園は、成田地区の人口からも適切な規模であり、公園の性質からも個人団体が優先して使用する施設の整備は難しいと考えられることから、テニスやほかのスポーツに特化した施設を公園内に整備することはできないと考えてございます。

議長(浅野幹雄君) これより、菅原福治君の質問は一問一答により行います。2番菅原福治君。

2番(菅原福治君) 今伺いました。私からは工業用地の工業団地について、再質問させていただきます。
 いろいろ努力されているんだという部分で確かにわかるんですけれども、周りの町村から見ると何かちょっと見劣りしているような感じで、ちょっと私も焦って見ているんですけれども、今この2つの工業用地が市街化調整区域になっております。最初は企業立地のめどが立たなければ市街化区域に編入にならないと聞いておりますが、確かに成田地区は特に大きいですし、高屋敷もそれなりに大きいですから、なかなか進まないのはわかるんですけれども何で時間がたっているにもかかわらず、もう少し進んでもいいんじゃないかなというふうに思うんですが、その原因は企業の関心が薄いのか、それとも山林のままというのがあるんですけれども、その辺が原因していないのか、それともオーダーメードの方式になっている部分が支障になっているのか、その辺お伺いしたいなと思います。

議長(浅野幹雄君) 企画部長。もとい、若生町長。

町長(若生英俊君) 他と見劣りするというのは、議員の感覚かもしれませんね。先ほど申し上げましたとおり、客観的数字から見て富谷町今の取り組み、平成22年に2つの場所を工業用地として確保したということからすれば、私は決して見劣りするものではない。非常に将来に楽しみを残しているというふうなことですね。先ほど、大和町の分のご紹介申し上げませんでしたが、従業員数では1万3,281人、8.4%の増、事業所数は1,124、3.9%の減です。こういう客観数字を見て、ぜひ見劣りすると焦ることなく、ぜひ先ほど申し上げましたようにまさに期待、そしてまた自分のルートの中で何かつながるものはないかというそういう動きも議員各位にはぜひご協力をお願い申し上げたいなというふうに思います。進まないのではなくて、進んでいるんですね。高屋敷、先ほど企画部長申し上げましたように、これほど進んでいる状況はないと思いますよ。22、23、24で3年度の中で。成田は20年かけて四十数区画、間もなくほぼ埋まりましたということなんですよ。ですから、長いスパンと過去の経緯からの20年と、今22年からスタートしてこの3年間の中でどのように見て評価するかというのが、価値観の相違なんですよね。
 ぜひ進んでいないんではなくて、進んでいる立場でなお加速させるためにはどうしたらいいかという視点で皆さんとともに議論の場に臨みたいところでありますし、現状を客観的な数字から見ても何ら遜色、劣等意識を持つ必要何にもないというふうなことを申し上げたいというふうに。高屋敷が組合の設立準備委員会100回を超えているんですよ。そしてまた、組合の準備委員会、格が上がり、そしてまた組合が間もなく設立されようとしているというふうなことですから、この3年間の中で着実に22年ですから、準備は23年からですから、オーケーサインが、22、23、24と3年度で結構でございます。そのような中での今の状況、よく感覚、肌合いだけではなくて客観的な数字も含めて、先ほど申し上げかねましたけれども企業立地住環境対策推進本部、あの看板に偽りない動きをぜひ引き続きしていきたいとこんなふうな思いでございます。

議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。

2番(菅原福治君) 私もそういうことじゃなくて、期待がやっぱり私も大きいので、話しております。であれば、今まで東京とか名古屋で企業立地セミナーを開催してきましたが、そこでいわゆる当たりというんですか、見込みというんですかね、そういう見込みは今まで何件くらいあったかお伺いします。

議長(浅野幹雄君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 毎年宮城県が主催をしまして、名古屋と東京セミナー行っております。かつては名古屋ではなかったんですが、セントラルさんの誘致とかそういったのがあって名古屋会場に移っております。その中で、参加されている事業者の皆様は東京、名古屋とも200社以上のトップの方々が集まっております。それはそのときの講演とかのポイントがありまして、業種が絞られて案内などを県が行っております。産業系だったり、自動車産業だけとか、名古屋ですとほぼ自動車産業系に突出しておりますが、そういった方々の関連会社の皆さんが参加し、宮城県全体の概要などを見ると、その後に市町村でつくったブースに分かれてそれぞれPR活動をするというのがセミナーの中身になっています。そこで名刺交換をしながら、富谷町の成田二期、高屋敷一期を主に町としてセールスポイントとして挙げております。
 そこで、やはり1回限りのご対面もありましたし、また来ていただいたところもあります。それで、何社かもお話しをされているところもありました。宮城県を通して特に高屋敷地区を紹介いただいた企業も数社、現地まで来て見ていったというのもあります。そこでは先ほど議員さんがおっしゃったとおり、まだ山だと。山ですよねと言って帰られた業者さんも数社おります。しかしながら、この開発状況については、先行して平らにできる状況ではないという制度になっております。それで、1社2社が誘致が確定した段階で初めて造成の許可がおりるということになりますので、今東北放送さん初め高屋敷地域の皆様は、一刻も早く1社2社を何とか持ってきて造成に一気に入っていきたいという意気込みのもとに取りかかっているところでございます。

議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。

2番(菅原福治君) そういうふうに活動されているんでしょうけれども、ぜひ追跡調査というんですか、アプローチをよろしくお願いしたいと思います。
 次に、優遇制度についてお伺いいたします。優遇制度については富谷町は1つ設けておるんですけれども、固定資産税の減免、雇用促進奨励金設けておるんですけれども、それ以外にも用地取得等を考えていないかお伺いいたします。用地取得の助成策考えているかどうか、お伺いいたします。

議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 奨励金優遇策については、今議員さんが言われた土地の取得については、近隣では大和町、それから大郷さん、大衡さんと考えられているようでございます。ただ、富谷町は今の省令の中で立地条件、それからいろんな部分で環境的にいいというところのPRと、それからあと企業誘致というのは相手があるものであって、相手がどういうものを欲するのか、それからぜひ来ていただきたい企業さんがあるのか、そういう交渉の中でもそういうものが生まれてくる可能性もありますし、町としては、そのときそのときの財力ですか、そういうものを検討しながら検討するのも一つあるのかなと。だから、こういう政策を設けて手を広げて、さあ来てくださいという形ではない方法のほうがいいのかなと考えております。

議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。

2番(菅原福治君) 先ほど町長からも企画部長からも検討しているという部分もありました。さらに、企業立地情報提供者に報奨金という制度、結構設けているところあるんですけれども、その辺の考えはないでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) そういうことも含めて企業誘致の全体的な考えで検討してまいりたいというふうに思います。

議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。

2番(菅原福治君) それでは、トップセールスについて1つお伺いいたします。
 先ほど町長が何をもってトップセールスなんだというような部分なんですけれども、私は何も町長に直接、そういうこともあるでしょうけれども直接会社訪問だけするという部分じゃなくて、町長の誘致する思いだと思うんですね。そういう強い思い、それがトップセールスではないかなというふうに思います。何といっても一番重要なのは、県との連携だと思うんですね。これは町長にお伺いしたいんですけれども、企業は県と町が我々企業に対して本当に来てほしいんだという熱い思いを肌で感じることが一番、誘致というか来ていただける部分だと思うんですね。そういう参考例、成功例結構聞きます。本当に町が一生懸命だったり、県が一生懸命だったり、地域一緒になってやってくれたというような部分の成功例よく聞くんですけれども、そういうことであれば町長の出番じゃないかなと思いますので、その辺いかがでしょうか、お伺いいたします。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 今トップセールスの意味合いはというようなことで出ましたので、強い思いですというふうなこととしてトップセールスを考えるのであれば、これはまさに先ほどから言っているとおりでございます。トップセールスと言えばトップが出歩いてというふうなことの意味合いですよね。ですから、それはそれとしても熱い思いということももちろんであります。しかし、もう一方では県の、私がなぜこのように富谷町がチャンスかというあれして、線引きで工業系をぜひ確保しなきゃならない、明石台の住宅権を何とか認めてほしいということで踏ん張ったのは、やはり村井知事の富県戦略10兆円戦略というものがベースにあります。そしてまた、連携してやれるという関係性があるということなんですね。町で、自治体でやれる範囲は、私はこの立場にいてそう大きくはないというふうに思います。大衡、大和皆さんどのように打ってらっしゃるのか、まさに県の戦略の中であのような場所に、工業団地の場所に、そしてエレクトロンがパークタウンに近いところといえばこうですねというふうなことで、知事みずからが宮城県の戦略の中で機敏に対応していただける、こういう関係性があってこそ、私は町も一生懸命町としてやれることを目いっぱいやろうというふうなことで、折々に知事との懇談やら、そしてまた2年間、対策監、専門監を県から派遣していただきました。そのお1人が今その場所に戻っているわけですから、20、21ですよね。2年間県の優秀な職員を配置していただいて今課長補佐、班長として戻っております。その人とのやりとりも常々情報を密にしながら進めてきて、ここまで来ております。もう一方は別部署でということで、ですから22、23と2年、2期、4年にわたって県の優秀職員を、こういった事例も今までにないんですよ。富谷町にもそういう事例がないですし、このかいわいでもありません。そういったことをお願いして富谷町ならばというふうなことで、県の将来見込みのある皆さんが4年連続で出向いていただいたと。その後もお願いした経緯はありますけれども、震災でいかようにもならないということで24年度配置ができかねたというふうなこともあります。継続してお願いはした経緯がございます。
 そういったことで、引き続き知事そして宮城県と連携しながら、まさに胸襟を開くということです。胸を開く、ウイングを広げろ、大きく広げていろんなところの情報に機敏に対応していくというあたりが富谷町の究極の提要ではないかとこのように思うところでございます。

議長(浅野幹雄君) この際、午後1時まで休憩をいたします。

午前11時59分 休憩

午後 1時00分 再開

議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 2番菅原福治君。

2番(菅原福治君) 午前中に続きまして、あと二、三問なんですけれどもお伺いいたします。
 これから、町長の思いをさらに誘致に対して加速させるためにも、組織を見直すべきではないかと、体制を組むべきではないかなと思いますが、例えば今副町長おりますけれども、副町長をトップに体制を組むとか、取り組みを前面に明確にすべきではないかなと思いますけれども、いかがでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 体制としては午前中申し上げたことと考えあわせまして、現状の体制でやってまいりたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。

2番(菅原福治君) それではちょっと方向を変えます。今まで東京なり名古屋で企業立地セミナーを開催してきましたが、そこに参加している企業というのは何らか物件を探している企業だと思うんですね。パンフレット配って名刺交換してという部分やりとりあると思うんですけれども、その中で感触がつかめないものかなと。私は何で感触がつかめないかといえば、やっぱり誘致広報、企業との情報交換が不十分じゃないかなと思うんですね。それは、人脈不足とかそういう接点不足から来るんではないかなと思います。結局体制から来ることじゃないかなと思います。それで、専任体制を設けたらいいんじゃないかなということで質問したいと思います。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 今のような要素は否定はいたしませんけれども、現状の体制で引き続き、先ほど申し上げましたように20、21、22、23と県の有力なる職員も派遣していただいてそれとの深いつながり、企業立地の専門担当職として富谷から戻った最初の方は今いますので、相当太いパイプの中で県の動き、本当に菅原議員のおっしゃる町の行政の最大にして第1番目は企業誘致だとこいうふうな趣旨からすればそうなると思いますけれども、私どもさまざまな課題を持ちながら今進めておりますので、限られた人的な要素、要因の中で富谷町の自治というふうなことの中でいえば、今の体制を継続するというふうなことで申し上げたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。

2番(菅原福治君) 確かに私も企業誘致が町の根幹の仕事だと思いますので、あらゆる部分に波及しますので、根幹の仕事だと思います。そういった意味で、本当にこれから取り組まなきゃならないと思いますが、プロのコンサルタントを入れてプロの誘致の方法というものを取り入れたらいいんじゃないかなと思いますが、いかがでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 私にはその勇気はございません。

議長(浅野幹雄君) 2番菅原福治君。

2番(菅原福治君) わかりました。
 企業誘致をやめまして、学校の問題なんですが、1つだけ。確かにこの問題も物理的に難しいと思います。ただ、1つだけなんですが、成田中学校は開校時期から地域と保護者、本当にうまくいっている地域だと思います。この問題についてやっぱり機会あるごとにいろんな機会をつかまえて、健全育成会でもいいと思います。そういった機会をつかまえて現状の説明をして、理解を深めていただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。

教育長(菅原義一君) 学校長のほうもその年度年度の学校経営の基本方針を立てたときに、全保護者に対してまず学校の基本計画というのをきちんと説明をしております。あとは、学期ごと等に評価を踏まえまして、そのたびに変更点とか改善点ということもきちんと保護者に説明を持っているというふうに思います。それから、学校評議員、評価員等からいろいろご意見をいただいてもおりますので、そういうものも十分学校経営の中に生かしていけるシステムはできているというふうに認識しております。
 あと、あわせて大分ご心配いただいておりますテニス部等は、テニス部の保護者会、各部の保護者会というのもございますので、その保護者会の中でいろいろ工夫したり、改善点等はお話をしてご理解をいただいているというふうに私どもは認識しております。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) それでは、私から3点について質問いたします。
 1つは、予算編成方針についてであり、2つ目は、本町職員の給与水準についてで、3つ目として大亀山森林公園の今後の利活用についてです。
 最初の質問は、町政運営方針は予算編成に反映されたかについて伺います。
 平成25年度予算案は、来週の予算審査特別委員会で審議されることになります。個別の内容については特別委員会に委ねることとし、本予算編成に当たり町長が昨年10月31日付で平成25年度予算編成に当たっての町政運営の基本方針を示され、それを受けて企画部長から平成25年度予算編成方針についてが通知されています。
 それらの方針等の予算案への反映について、以下の7点について質問いたします。
 1つ目、政権交代による予算編成上留意された点は何か。
 2つ目、自主財源を確保し、財政基盤強化を図るため経常経費の3%の縮減により2億5,000万円の財源を捻出するとしていますが、その財源は何の事業に向けられたのか。
 3つ目、予算編成過程を公表する予定とありますが、いつどのような内容で公表するのか。
 4つ目、予算編成に当たり、短期及び中期的視点に立ち、政策的側面から考慮されるべきものとありますが、具体的に政策的に考慮されたものは何か。
 5つ目、事務事業の必要性について、スクラップアンドビルドの視点から検討を行いとありますが、取りやめになった事業は何か。そして、追加された新しい事業は何かお尋ねいたします。
 6つ目、監査委員からの指摘事項について検討を行いとありますが、どのような指摘なのか。
 7つ目、これまでの実績と課題を踏まえつつとありますが、年度事業の実績と課題について、外部評価を採用する考えはあるのかお尋ねします。
 以上が、1つ目の質問です。
 次に、ラスパイレス指数99.9の評価はいかにと題して、本町の職員の給与水準について伺います。
 県は、2月8日、県内34市町村の給与水準をあらわすラスパイレス指数を発表しました。これは、平成24年4月現在の指数ですが、本町は99.9で前年比7.6%増となっています。
 国家公務員の給与は平成24年、25年度復興財源確保のため、平均7.8%削減されていますが、その削減分を除いた場合の本町の指数は92.3と示されています。
 総務省は、国家公務員給与水準を上回る地方自治体に対し、給与を削減するよう求める方針だとされています。
 これに対する町の対応について質問いたします。
 1つ、町のホームページ上の職員の給与、定員管理等についてのデータによると、本町の平成23年4月のラスパイレス指数は92.3、平成18年の同指数と比較してマイナス0.2ポイントとなっていますが、その要因は何か。
 2つ目、同じデータによると類似団体平均での平成23年4月の同指数は、97.0で同18年の指数95.0と比較し、2ポイント増になっています。本町のマイナスと比較した場合、どうしてこんなに違いが出るのか、それはどのように分析されているのかお尋ねいたします。
 3つ目、平成24年の本町の同指数99.9は、県内の類似7団体と比較しても低いほうですが、その理由は何か。
 4つ目、職員1人当たりの住民数の調査が公表されておりますけれども、その調査において本町は193.7人で県内市町村の中でトップの結果となっています。効率的との評価がありますが、事務量は多く過重ではないのか見解を求めます。
 5つ目、総務省の方針が具体的に示された場合、職員給与を削減するのかお尋ねいたします。
 最後に、大亀山森林公園の今後の利活用について伺います。
 本町の総合計画において、大亀山森林公園はレクリエーションの拠点として自然環境との調和を図りながら、施設の整備と適正な維持管理に取り組みますと掲げています。
 これまでも、その投資の大きさとそれに対する利用者の利用状況の少なさとの比較において、その利活用について議論されてきています。同公園の今後の方向性について質問いたします。
 1つ、これまで都市型スポーツ公園として、あるいは町の観光スポットゾーンとしての改修などいろいろの議論がありました。これまでの経緯を踏まえ、同公園の方向性への見解を求めます。
 2つ目、大亀山森林公園内の各施設の現状はどのようになっているのか。
 3つ目、西成田コミュニティセンター運営との関連性、位置づけについてはどのようなものか。
 4つ目、今後の方向性を検討する審議委員会の設置の考えはあるのか。
 最後に、施設を維持しながらその利用度アップの方策についてお尋ねいたします。
 以上が、私からの一般質問です。

議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの委員の質問に答弁を申し上げます。
 予算編成の件でありますけれども、政権交代12月16日でしたか、26日発足ということになりますね。そのような中でちょうど町の25年度予算編成をする折と重なったこともありまして、苦慮したところでございました。そのような中で国の補正予算13兆円規模の補正予算が成立したと。当初こういった時期的なことがありまして、当初予算に反映できなかったというふうなことです。
 しかしながら、その後、今回補正対応で予定しておりますけれども、仏所太子堂中線の歩道改良工事とか、あるいは日吉台の12の2号線の舗装改修工事等、前倒して実施できる運びとなりましたので、この辺のところが苦心したこととあわせて、国の補正予算にあわせて町も対応できることとなりましたということです。
 もう一つは、さらに25年度当初に入れておりました日吉台の増築工事、これまた前倒し事業をすることも可能となりましたので、これまた25年度予算の補正予算として追加上程をすると、このようなことで皆さんにご理解とご協力をお願い申し上げるところでございます。どちらにしましても、大規模な補正予算がこのたび成立をしたわけでありますので、町としてまさに国税を引き込む意気込みで取り組まねばならないと。ですから、隅から隅まで町の事業に国税を引き込む余地はないのかと、こんなふうなことを観点に置きながらこれまでもこれからも引き続き取り組んでまいりたいと思います。
 次に、2つ目でありますけれども、10月31日、恒例にならい、方針を私の言葉で述べております。そのようなことで今回初めて経常経費3%削減というふうなことで目標値を示しながら、それぞれの担当課で努力をいただいたというふうなことでございます。2億5,000万円まではやや及びかねたところでありますけれども、2億円を超えるほどの24年度の事業の中で見直しをする作業を原課で取り組んでいただいたというふうなことでございます。
 そのような中で前年度比22.8%増の当初予算ベースでですね、予算増の中で今回さまざまな25年度、そしてまたその後視野に入れながら予算組みをしたところでございます。どこの部分がどこにというようなことではありませんけれども、明石台小学校の新設にかかわることとか、富ケ丘の側溝の改修ですね。結果、仙台市、サンピアまで行くメーン道路の南側は全て今年度事業で終えられるとか、鷹乃杜幼稚園から旧ローソン前まで整備をいたしましょうとか、日吉台の道路とか、さまざま予定したことがおおよそ25年度事業に組み入れられたのではないかとこのように思い、それぞれ担当課、そしてまた財政レベルの取り組みに敬意を表したところでございます。
 3番、4番は後ほど担当課からということといたします。
 5つ目ですね、常に私、当初からスクラップアンドビルドと言っていました。従来どおりの予算づけというようことでなくて、やはり思い切るところは思い切るということも必要ではなかろうかというふうなことでした。去年は新米試食会でなくて、50万円の事業をやめたのありましたが、ことしは新米試食会19万4,000円のものをJAで取り組んでいただく、富谷の給食センターで取り組んでいただくというふうなことで、組合長さんとのお話の中で試食会は全て農協さんのほうに乗る形で進められることとなりましたし、緑のカーテン事業も一定の時期と成果と、そしてまた状況からしてやめることと、2年度で終了するということといたしました。各種スポーツ大会の参加賞42万円のものもなしにしました。小さくは見えますけれども、さらに1,000万円単位でということも含めてそういったものを子育て支援の関連経費1,400万円ほどとか、あるいはブルーベリーの専任アドバイザー10万円の範囲でというようなこととか、さまざま廃止をすることで新たなものとか、3%見直しをして25年度につなげるとか、さまざまなやりとりを11月、12月をメーンに進めてきたところであります。
 6、7番目について、6番目について申し上げます。監査については定期監査、決算審査及び財政健全化判断比率審査などありますけれども、監査委員からの指摘事項については決算審査意見書の中で、経常経費を抑えながら必要とされる公共事業を行い、一層の行政サービスの向上に努めること、そしてまた不用額が前年度より増加したので今後補正等により適正な予算執行管理に配慮された、このような折々の意見も頂戴しておりますので、そういった意見をも尊重いたしまして、予算編成過程に生かすというふうなことも織り込んだところであります。外部評価については、現状予定してございません。
 ラスパイレスについては、実務的でございますので大半は総務部長からということといたしたいと思います。
 4番目について、よく1人当たり住民数、正規職員が人口数割る正規職員ということで、1人当たり二百何十人ですよというような形で出ます。それ以外の数値はどこにも表に出るものがないんですね。したがいまして、現状はそのような数値も事実でありますけれども、臨時職員、1年限定の臨時職員、それに加えてパート職員、ほぼ職員の倍数ぐらい550人前後の人的スタッフをもってこの5万人の事務事業、行政運営をしているということもお伝えし、ご理解をいただきたいと思います。
 なお、今年度7名定年退職されまして、12名採用をいたしました。一般行政職は4人です。労務職は3人、保健師2人、保育士2人、合計12人ということになりました。一般行政職労務職について申し上げますけれども、一般行政職の最終内定者は4名、応募ベースで35倍、実質受験ベースで25倍とたしか4分の106だったと思います。26倍ほどになるという。労務職におきましては、実質43名受験いただいて、ほぼ15倍程度の倍率をもって内定されたというふうなこともこの場をおかりしてお伝えを申し上げます。
 5つ目、給与削減については富谷町99.9というふうなことでございますので、100を超える団体についての対象というふうなことになりますので、その富谷町については対象外、したがって予定はございませんということになります。
 次に、大亀山であります。これも過去からの平成元年の事業スタートということになりましょうか、1億円創生事業というふうなことが端緒であったようでありますけれども、そこから四半世紀の歩みを経てということになります。非常に今北部道路が開通したり、そしてまた石積トンネル、その後、平成元年にはない環境変化もあります。そしてまた、得がたい利用者の数もありますと。町内外からご利用いただいておりますというふうなことからして、やはり大亀山森林公園、大事な施設の一つとして育てていくという立場で引き続き取り組んでまいりたいと思います。
 議論の集約はというふうなことで、今大方申し上げましたが、土日利用が極めて多いとか、町外利用者も比率的には多いんですね。近くの松島にあんまり行ったことないというふうなことと同じで、本当にこんなにいいところないんですけれども、人のところに大体出向くのが通例だということとつながろうかと思いますけれども、町外の利用の皆さん、本当にとりわけ子供のちびっこゲレンデの施設はこのかいわいにないようですので、あの施設は大変子供たち、その時期の子供たちですねにとって得がたい場所になっておる、親子ともども得がたい場所になっておりますので、適正な維持管理を進めながらさらなる利用度を高めてまいります。施設の現在状況は後ほど申し上げます。
 西コミとの運営関連と直接的には現在ありませんけれども、やはりウォーキング等西コミ発着でというようなことで二、三年やってきております。ならば、コースを変えて今泉大亀コースとも思いますけれども、そういうコース取りを全部歩道がありますので西コミ大童、今泉、大亀まで片道6.2キロ、往復12キロ、どちらにしても片道6キロちょっとというふうなことであります。西コミ、石積、大亀、こちらのほうは片道4.2キロ、しかしながら残念なことに歩道のない区間が2.5キロほど、ちょうど石積線が2.5キロ分歩道がないということで、現状の中ではあそこをコース取り、関連性を持たせたいところですけれども、コース取りが難しい、さりとて大童、今泉経由ですと片道6キロもあるというふうなことで、その辺のところ工夫しながら、この質問を期に、南部地区、西コミ、そしてまた大亀山というあたりの関連づけに努めてまいりたいと思います。
 審議会の設置は当面考えてございません。
 利用度アップにつきましては、施策はというようなことで、決め手というようなことは特にはないんでありますけれども、震災で1年お休みしました。24年の4月から開園するに当たってホームページ等でお知らせをするとかガイドブック等、今回のゼンリンさんのマップも含めて大事な施設の一つとして紹介をしておりますし、ぜひ安全で安心したイメージアップ、引き続き遊びがいのある、子供向けの層にとってはこの周辺にない得がたい施設であるということを売りにしながら取り組んでまいりたいと思います。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) それでは、大きな1番目の問3、問4についてお答えいたします。予算編成過程の公表ということでございますが、まず予算編成のスタートに当たりましては、10月31日、町長の基本方針、部長通知によりまして予算編成がスタートしたわけでございます。その内容については全てホームページ等でアップをしているところなんですが、その後各課からの要求、財政課ヒアリング、あと町長の査定といった経過を踏まえまして、お配りしております予算書ができ上がったということで、最終的には議会の審議をいただきまして、その後にその一連の流れについて公表を予定しているところでございます。
 次に、問4、短期、中期の視点にというところで幾つかあるんですが、その中で幾つかご紹介をさせていただきます。具体的には、子供の割合が高い現状を踏まえまして子育て支援策として反映してございます。内容といたしましては、病児病後児保育、ファミリーサポート支援事業の開始、それから仮称ではありますが子育て支援の複合施設の整備の計画といったところが盛り込まれてございます。また、工事関連で申し上げますと、西成田地区の郷田線の改良、それから今泉地区の深苗代線の改良といったようなものが工事として上げられ、また委託業務といたしましては、穀田三ノ関線予備設計の修正業務等々が予算に盛り込まれたという状況となってございます。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) それでは、大きな2番ラスパイレス指数の1番、2番、3番についてお答えいたします。
 最初1番目の0.2ポイントの減の要因ということでございますけれども、ラスパイレスにつきましては採用時の学歴区分、大卒、短大卒、高卒をベースに勤続年数ごとの町職員の平均給料の総額と国家公務員の平均給料の総額と比較して算してございます。算出方法といたしましては、国家公務員の平均を町の職員の人数に置きかえて、加重平均をいたしまして算出するものでございます。
 ご質問にあります0.2%の要因といたしましては、平成18年から23年にかけて、国家公務員の給料総額の削減よりも町の給料総額の削減が結果として上回ったため、乖離が進んだものと分析してございます。しかしながら、県、国からはラスパイレス指数が100を超えることがないように要請されておりますので、適正な水準を維持しているものと思ってございます。
 次に、2番目でございますけれども、類似団体との違いはどうかということでございますけれども、類似団体につきましては、町村の場合、全国938団体を人口と産業構造により15類型に分析しておりまして、当町は類型V2に該当いたしまして、全国132町村の平均値を類似団体平均と呼称してございます。一般的に町の指標が類似団体平均を大きく上回る場合には、国、県からも是正を要求されますが、類似団体平均が自治体における目標値ではないということと、詳細な分析を行うには比較対象団体の給料月額、学歴、経験年数といった個人情報全て入手する必要があるため、現実的には分析は不可能となってございます。
 100以下の数字における2から3ポイントの差につきましては、給料水準を比較する上では無視して差し支えない値、職員の待遇で大きな差異は生じない値となってございます。
 あと、県内の類似団体と比較しても低いほうと、その理由についてでございますけれども、今お話ししましたとおり詳細に分析するには各団体の個人情報を入手する必要がございまして、現実的には公表されたラスパイレス指数のように県内の7団体いずれも適正な給与水準であると思われます。当町としても乖離は大きくないことから、当町の給与水準が著しく低いという認識はございません。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 大亀山森林公園内の各施設の現在の状況でございますが、大亀山森林公園の現在の主な施設は、管理棟は震災により被害を受けましたが、平成23年度に改修し、通常どおり利用されてございます。施設の中で一番人気を集めますちびっこゲレンデは、定期的に芝を張りかえ、快適に利用いただいております。富谷の名称にちなんで138段の階段、標高138メーターから見おろす展望台は、全面の塗装や一部修繕等により安全性を確保し、西には船形連峰、七ツ森、東では仙台湾等の眺めを楽しんでいただいております。富谷町の地名を名称に盛り込んだフィールドアスレチックは、修繕不可能な4基は撤去し、現在17基のアスレチックを安全に利用いただいております。バーベキュー用炊事場は使い勝手のよいかまどを整え、年間1,500人を超える利用がございます。また、隣接するキャンプ場については、マナーを守れない利用者により施設の破損等がございまして、現在泊まりのキャンプは中止してございます。各施設は、適正な維持管理により、安心・安全に利用できる施設内容となっております。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) これより出川博一君の質問は、一問一答により行います。3番出川博一君。

3番(出川博一君) 予算編成に関連して、いわゆる第3次一括法によって新年度以降新たに県の権限が法律に基づいて基礎自治体に移譲されるとあるんですけれども、具体的にはどのような事務で、それに対する予算措置はどのようになっているんですか。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。もとい、総務部長。

総務部長(小野一郎君) 初日に法律関係でちょっと出ておりましたけれども、そういった活動費とか、あと介護福祉関連、そういったものについても今回一括法での対象となってございます。それに合わせて最終日については介護保険法等も改正ということになります。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) それの予算措置というのはどのようになっているんでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 各担当部署でそれぞれ計上することになろうかと思います。あと、交付税等の措置もされるものと思われます。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) 経常経費の3%削減で2億5,000万円を目指したと、削減を目指したということなんですけれども、実際にはそこまではいかなかったということなんですけれども、その縮減ができて私は町長の方針を見たときに、これは政策的な投資に意欲的で、医療費の助成拡大に踏み切るのかなと、あるいは待機児童のための解消に使うのかなという思いをいたしたんですけれども、その面でのご検討はいかがだったんですか。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 医療費については今検討中であることは申し上げたとおりで、まだ10月の改定時期に合わせてもう少し時間ありますので、状況を推移を見守るということです。子育て支援対策も、今説明あるようにそこに織り込んでいます。したがいまして、2億5,000万円浮きました。その事業、右から左にここに充てたと、こういう発想は私は持っていませんので、そういう努力を原課で前例踏襲に陥ることなく、原課でそういったものを一旦フィルターにかけて、新年度25年度新たな予算組みをするんですよ。一律5%カットとかそういうふうなことも私の発想にはありません。したがいまして、常に次年度以降もまた別な切り口で前年度の事業を十分見直しをした中で、無駄はないか、ダブっているものはないか、そういったことも含めながら予算組みをすると、本当に限られた財源の中でどのように年次に入れていくかというようなことは、相当1年を通してこういう議会を通しても含め、25年の予算が確定すればその次から、翌日から即26年度の事業、そしてまたこの3年間の事業を市制移行時の云々とそういったことの伸縮をさせながら、予算の1円の単位まで見通していく、こんなふうな進め方でございます。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) 予算編成過程を公表する予定だというのは、たしか今年度といいますか、いわゆる10月31日付の文書を見ると今回から改めてというニュアンスに私はとったんですけれども、先ほどの答弁だと従来からのやり方と同じだということなんですけれども、それでは果たしていわゆる編成過程について公表したことになるのかどうかについてお尋ねいたします。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) 編成の中では過程を公表するということで、確かに期日がございます。イメージといたしましては、先ほど申し上げましたけれども、幾つかの過程を経まして最終的に予算が決定されますので、その決定された過去になりますが、今までのこういう過程を経てこういう予算書になりましたよということで、予算の数字だけではなくて、スケジュール的なものも公表したいと思っております。今何をしている、今何をしているというその現状をリアルタイムでお知らせをするというそもそも発想ではございませんでしたので、最終的にまとまった時点で、今までこういう取り組みの中で決められましたというところを、今までとは違った部分ということではそういう部分を含めた中で公表を考えております。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) いわゆる予算編成の過程を公開するということで、積極的に協同スタイルをとりたいということであったんですけれども、実際の協同スタイルというのはどういう形であらわされているんでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) 具体的にというか、協同といいますか、先ほど私が申し上げた内容で考えていたというか、公表する予定としておったわけです。それで、例えば財政課ヒアリング、それから幾度かの町長の査定、その辺をリアルタイムで公表というところでは、当初からちょっと考えておりませんで、最終的にはこういう取り組みが今までされてきたという部分を結果として発表したいということで、取り組んでおります。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 補説をいたします。
 確かに過程というふうなことで誤解を招いた面があるかもしれません、その質問を受けて。私どもとしては、経過のほうがいいと思います。編成過程を、経過を先ほど申し上げたとおり、議決を経て、その結果を次年度向けに皆さんに公表しましょうというふうなことでスタートしています。したがいまして、これは今までにないスタイルです。そしてまた、住民の声をというふうなことでいえば、本当に日常、そしてまた議会のこういった年4回の定例会も含めて織り込む努力を継続してしています。今回、調整懇談会5カ所持ったというのはそういうことによります。ぎりぎり公民館区、ということで6カ所中5カ所予算編成確定前に終えて、全ての内容を勘案しながら、織り込めるものは25年度織り込んでというふうなことで、前年以上の取り組みになったのではないかというふうに思います。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) 経過を知らしめるということであれば、ぜひ予算3%縮減の努力をしたということは少なくともまだ町民には伝わっていないと思いますので、ぜひその辺も踏まえた上で予算編成に当たったんだというアナウンスをすべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) そうですね、その辺も踏まえた中で、これまでの経過についてご説明をしてきたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) あとこれから、いわゆる町村行政だったやつから市行政へということで、ステップアップを図っていかなければならないと。その中で町の方向性について町民的に町民に明確に、かつ具体的に示すとありますけれども、町の目指す方向性というのを今の時点でわかる部分で結構ですのでお話いただきたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) ステップアップを目指す、まさにことしの年頭メッセージ、新ステージへというようなこともそういった思いを織り込んでいるところです。町政の行政の柱を毎度申し上げますけれども、3本の柱は教育福祉です、都市基盤整備です、そして行政運営です、わかりやすい行政運営です。この3本柱は変わらないんです。そのために町長になったんですから。皆さんの支持を受けて。ですから、一貫してこの6年変わっていません。さらにその密度と深さを詰めながら、町民の皆さんの声、5万人の総意の皆さんの声をくまなく聞き取る、そしてそれを最大限予算なり事務事業に織り込んでいく、こういうところに私の使命、責務があるんですよね。そういう努力を引き続きするというふうなこととなります。
 したがいまして、今市になったら何変わるのというふうなことの中の一つに言われますけれども、今の延長上にあることは間違いないんですよ。31日と1日、どう受けとめるかというふうによく似ていますよね。何も変わらないっちゃという人と、すっかり変わったんだよというようなことの受けとめをするのと私は似ているのではないかなということを庁内で近々申し上げたことがあります。職員が富谷町で働きたい、そしてまた弁護士事務所を退職して、3年任期で勤めてみて、これはまさに富谷町の魅力の一つゆえにそうなっていくんじゃないでしょうかね。25倍、100分の4ですから。そういうふうな中で、優秀な職員がそれこそ長い40年近くの長期の職員が、本当に意欲を持って、終始熱い思いを持って、町民、そして町の発展のために勤め上げる、こんなにすばらしいことはないと思いますね。そういう町の今の状況が恐らく受験者応募者の皆さんに映っているのではないか、このようにまた思うところであります。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) よくわかりました。それで、平成28年には5万人の単独市制に移行を視野に入れて事業推進とありますけれども、今時点での具体的な事業はどのようなご検討をされているのか。

議長(浅野幹雄君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) その件につきましては、たびたび議会一般質問でお答えしているとおり、今議員の質問は予算編成に当たりですので、予算に関しては計上はしておりません。内部的に市制になることについていろいろ検討しているということでございます。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) 25年度予算に当たって、事務事業の所管がえとか、あるいは組織改編はあるんでしょうか。あるとすればどのような内容なのかお示しいただきたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) 改変自体は特にないんですけれども、予算書を見ていただいた方はわかると思うんですが、福祉部におきまして科目の新設と款項目の目ベースで追加等しているところ、予算書わかりやすくというところで変更しているところはございますけれども、今言ったご質問の内容での変更はございません。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) それでは、ラスパイレスに入りたいと思うんですけれども、ラスパイレスについては参考資料ということで議員の皆さんにも配付しておりますけれども、先ほどのご回答では、いわゆる23年のラスパイレスと5年前の18年のラスパイレスがマイナス0.2%下がったということについて、これは平たく言えばこの間に給与を下げたということなんですか。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 平成18年度におきましては、国の方針に基づきまして給与削減は行われております。ただし、現給保障制度がございますので、それを下回らなければ減らさないということになっておりますので、実質的には給料というのは下がってはいないんです。ただ、この算定の方法というのはそれぞれの採用時の、先ほどお話ししましたとおり学歴区分、勤続年数とそういったもので計算いたしますけれども、分布が若い世代、ちょっと上の世代とかによりまして、それに国の単価を掛けて算出しますので加重平均ではやりますけれども、その場合どうしても誤差というか、出やすいシステムにはなっております。例えば二十歳の世代の方が富谷では20人いて、国のそれが比較的低い、例えば22歳といたしますけれども、大卒であれば国の中級職なり、二種職に当たりますけれども、ただ国においては一種職もおりますので、平均的にはもう当然国のほうが高いですので、それの比較をした場合、どうしても二十歳の部分でほかを引っ張ってしまう、わかりやすく言いますと、22歳の方が富谷では10人しかいない、国のほうは100人ぐらいいて22歳大卒の上級職ということであれば給料は高くなりますけれども、それの比較をしていった場合は富谷の人数は10人しかいなくても、単価を富谷のほうに掛け算をしますと富谷の部分の22歳がかなりへっこんだ形にはなっていくんです。そのためにそういったものが要因となって全体的に引っ張られて低くなるということになります。ですので、若い世代が入った場合は、どうしてもマイナスになる傾向になっているということで、それの加重平均をとりますと減ってしまうと。実質的には給与構造改革は18年度から始まって、平成23年からそれぞれ現給保障分を国初めほかの自治体は減らしております。2年をかけて2分の1ずつ。富谷においては3分の1ということで3年かけて減らしておりますので、給与的には23年以降は実質的には富谷のほうが若干上回るはずなんです。そういう数字的なものの算出方法によって若干このような結果になってございます。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 今長い説明がありましたが、公務員の現給保障という△つくと給料減ったのという形になりますけれども、現給保障で給与は下がっておりませんというのが1つ。2つは、ラスパイレスというのはそれぞれ調査するときの年度ごとの職員構成がまるで違うんですよね。ですから、職員構成が変化することでこのような事態になるということもあわせてご理解いただくとよろしいのではないかと思います。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) これは人員構成によって影響を受ける指数ではないというふうに思うんですけれども、国家公務員の年齢別の報酬を掛け算して、何万人とか、富谷だったら10人しかいないかもしれませんけれども、何万人かそれを掛けて出すわけですから、人員構成によって違いが出るということはないというふうに思うんですけれども、その見解は間違っているんでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、私もそれ以上詳しくありませんので、先ほどの後半の分は削除いたします。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) ちょっと数字を実際入れてみないとなかなかわかりづらいかもしれませんけれども、構成によりまして富谷も職員を採用しない時期が結構ございましたので、その分の方が1人いて平均的な数字より下回っていた場合、それを今度反対に国の人数、例えば1,000人とか2,000人と掛けた場合はどうしてもその部分がへこんでしまうような形になります。それが指数上は国に対して100分の95とかというところ、それは全体的な数値としてはかなり引っ張ってしまいますので、全体的にそこが吸い込まれるような形になって減っていくということですので、構成によって変わってまいりますので、ご理解いただきたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) これを議論していても始まらないのでやめますけれども、ただ町のホームページに出ているやつで富谷町はマイナス0.2で類似の132団体のやつはプラス2ということで、同じ人事制度で減額になって比較しているわけですから、その中で何で富谷だけがマイナスになるのかというのがわからないので、その分析はいかがですかというご質問したいと思います。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 近隣含めて年代の高い方の職員の方がいらっしゃる構成比は高いはずです、富谷よりも。その方については18年以前にかなり現給保障のされている金額となってございますので、18年はほとんど一気に変えましたので、一気に四、五万円減ってはおるんです。ただ、現給保障ですので、その当時まだ金額、例えば四十ウン万円もらっている方についてはそのままずっと現給保障で制度で来ておりますので、高い給料がそのまま直近まで来ているというのが1つあります。年齢が高い方ということでかなり人数的には幅広い人数になってしまいますので、その分の方が大きくプラスに影響しているということで全体的に底上げされている。富谷の場合はまだ若い方がおりますので、そのところで若干の差が出てきているんではないかなと思います。先ほどお話ししましたとおり、いろいろ学歴それぞれの個人的なことまでちょっと類推できませんけれども、年齢についても幅がございまして、上位の年齢になれば5歳刻みになりますし、下の若いクラスであれば1歳から3歳というようなことで、ちょっと幅の開きもありますので若干その辺のところで開きがあるのかなと思っております。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) わかりました。余りこれについて議論してもあれなんで、県内の類似7団体の指数、皆さんに配付している資料にもあるんですけれども、7団体、つまり大河原、柴田、亘理、七ヶ浜、利府、大和、美里とあるんですけれども、この中で大和の99.8に次いで富谷町は低いということなので、同じ県内でさらに同じ累計の中でどうしてこんな違いが出るのか質問したいと思います。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) やはり先ほどお話ししたとおり、年齢構成とそういったものでの差異が生じるものと思ってございます。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) それでは、職員1人当たりの住民数、193.7人で断トツのトップなわけなんですけれども、これも近隣の類似団体、さっきお話しした7団体と比べると利府と比べると約32人多い。大和と比べると38人多いということで、切り口を変えると1万人当たりの職員数は富谷町が51.63人、あと利府と比べると約11人少ない、1万人当たりの職員の数が。大和と比べると約15人少ないということで、町民への行政サービスは十分対応できているのかどうか質問いたします。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 町民への行政サービスは十分かというふうなことに対する答えはなかなか出しにくいですね、100%ですと、それは何が根拠だということになりますのでね。しかし、総体として十分いろんな声の聴取ぐあいからすると、年間1,000人増、私が就任時4万4,000人ですから、この6年で6,000人増という中で、よく機能しているほうではないのかなと思います。それは22年の部制の設置というようなことも非常に組織としては動きやすくなりましたというのもあります。したがいまして、十分この辺のところは1番をよしとするというような面もあるかもしれませんし、今のように住民サービス、行政サービスは十分かと、職員の労働過重にはなっていないかと、そういう大きくは2つの視点を常に視野に入れながら職員の配置については十分留意をすると、25年度の今人員配置も原課から部長を取りまとめて原課から声を既に吸い上げております。適正なのか、増員なのか、過員なのか、正規人数、パートさんというふうなことで、このことを実施したのもことし初めてです。まさに職員採用においては職員の原課配置に実務試験を今後、午前中筆記試験、午後3時間実務試験をやると、職員に見てもらう、職員にこの職員30年、40年公務員として耐えられるか、そういったことも含めて私の手法で採用してもそういうふうな取り組みをしておりますし、職員の配置についても初めてです。恐らくなかなかないことだと思います。それこそ、こういった事例をほかの自治体ではどうかねということもぜひ検証いただきながら、結論を申し上げますけれども、先ほどの2つの視点で十分留意してまいります。

議長(浅野幹雄君) この際、午後2時10分まで休憩をいたします。

午後1時58分 休憩

午後2時10分 再開

議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 3番出川博一君。

3番(出川博一君) 私心配しているのは、年を追うごとに本町の1万人当たりの職員数が減少しているんですよ。平成21年4月には53.299人だったのが、年々減っていまして、24年4月には51.63人、先ほどお話しした数字なんですけれども、この3年間で1.66人減っていると、そういう意味でかなり職員の業務負担は大きいんじゃないかなと思いますので、先ほど町長も心配されておりましたけれども、体調を崩している職員はいないのかどうか、お聞きいたします。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 長期の職員が1人おりまして、あと短期の職員が2人でございます。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) ほどの町長の答弁に臨時職員やパートを使っているんだということで、臨時職員多分50名前後かと、あとパートについては260名前後かと思いますけれども、臨時職員にしても6カ月更新で最長1年しか雇用できない。その人たちのスピードを継続して活用できなくて本当に職員の負担軽減につながっているのかどうか、お尋ねいたします。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 先ほど町長のほうも臨時、パート等を含めて総勢で520名ほどということでございます。その臨時の方につきましては、地方公務員法上どうしても1年を超えることができないということになりますので、新たに任用もしくはあと新たにパート等を補充しながらやっております。あと、システムもこちらもかなり合理的な利活用を図りながら、業務標準化には努めているところでございます。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) 臨時の方、あるいはパートの方、仕事を教えてもすぐやめるから真剣に教えられないんだという声も聞こえているんですけれども、活用し切れているんでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) パートの方につきましては、ほとんどそのまま継続、更新という形の方もかなり多数いらっしゃいますし、ある程度業務の継続性は保たれているのかなと思います。臨時につきましては、どうしても先ほどお話ししたとおり、法上どうしても無理がありますので、その方の部分についてはパート等で2人にするとか、そういった形でやりくりしているところではございます。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 補説をいたします。
 富谷町の数字を追うとどのようにということで、数字から今のような質問につながろうかと思いますけれども、十分先ほどの2つの観点で、視点で十分推移を見ています。職員からの声、そしてまたパート、臨時さんは制度上やむを得ませんので、結果としては1年の期限でお約束どおり退職というふうなことになります。パート職員の大半は任用継続の意思確認をいたしまして、もう既にそれも終えております。パートも臨時も正規職員も一定の年数回の人事評価も含めながら、相当数この6年、7年で人事評価等についても客観性と、そしてまた正当性といいますか、妥当性というあたりが向上しているのではないかなと思います。何にもまして先ほどの倍率を見てもわかりますように、非常に優秀な職員が入庁を希望しているということは、恐らく10年、15年先にその姿が見えるのではないかというふうに私は大いに期待しています。私は任期の範囲ですから、皆さんは40年近く勤めるということからすれば、これは町にとって大変なそういう責務も今町長職としてあるということなんですね。ですから、私の目で確かにやや期待外れだなという職員もこの間おります、現実。しかしながら、そういった人たちも育てながら、その反省を踏まえて、結果、職員の目、最終的には職員の目に頼ろうというふうなことで、私は3年ぐらい前からですかね、実務試験を通して職場原課評価の高い人が結果としては入庁していると、このようなことで恐らく職員として入っても、それは損はない、食い違いがない。こんなはずではなかったという人が役場職員にならないほうがいいんですね。本人にとっても、役所にとっても不幸ですから。そういう意味では相互に理解し合って、そして相思相愛の仲で入った途端から既に1年を過ぎると、3年を過ぎるというようなことで見違えるような職員として育っているというようなこともまた一つの富谷町の財産ではないかとこのように近ごろ思うところです。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) 今までいろいろ質問いたしましたけれども、基本的には職員を増加して対応すべきというふうに思うんですけれども、その辺についての方向性について町長の見解を。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) これも私が就任2年目に宮城県にかけ合いました。結果人員の適正化、自由に選んでいるんではない、富谷町の人員はこれ、正規職員数はこれですよと今まで言葉適切かどうかわかりませんが、預けられている数字は297人です。それを超して採用すればいろんなところに響いてきますね。そういう余力のあるところはどうぞ交付税の算定どうですねとかね、町民税減税すると大河原のことも同じ、これは当時からどこにも書いてない世界のことでないので、そういう制度の中でやっているんですよ。余力のあるところはどうぞ国のほうからも削らせていただきますとこういう制度で地方自治は成り立っている、交付税制度は成り立っているわけです。したがいまして、今出ましたように、預けられて2年目にかけ合ってそうですねと、前町長時代は主張はなかったんですよ、年間1,000人ずつふえても。結果人員削減というふうな波の中に仕方ないねとなったんです。しかし、富谷は例外的に1,000人ずつふえてきたわけですから、母数が3万人のときにも1,000人、5万人でも1,000人、率は下がりつつありますけれども、どうしたわけだかこの20年来実数としては年間1,000ずつふえていると。20年前にさかのぼると3万人、今20年後は5万人と、こういうふうな妙なる一致の中で進んでいるんですね。
 ですから、そういう意味で適正化というふうなことでお願いをして297人、枠を広げた、現状、採用を経た中で93%だったんですね。276人が、12人退職7人、定年退職プラス自主退職というのを含めて7名です。合わせて7名退職します、12名内定されましたというようなことで、12名を織り込んだ中で、プラスマイナス織り込んだ中で276でした。ですから、297分の276で割り算していただくと93%ぐらいのところで今あるということで、それも人の入りぐあい等を見ながら、一挙に膨らませて本当に役場職員に合わない人を取り込むわけにもいかないというようなことで、結果100人の中から4人選抜されたという経緯もそのとおりでございます。
 したがいまして、十分先ほどの話に戻りますけれども、このような優秀な職員、まさに1人で2人分働く、バイタルのある人たちに入ってもらいたいというのが私の主張、願いでございます。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) わかりました。ラスパイレス、富谷町のは99.9なんですけれども、新聞報道なんかで言われている交付税の減額はないんでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) 国の政策的な予算の配分、まだ正式には決まっておりませんけれども、基本的には人員分ということで、交付税の措置額の減額というのは国のほうで今考えています。それについて、どのような計算のもと減額されるのかというのは、まだ具体的には示されていないんですけれども、その取り組んだ、取り組まないではなくて、交付税措置が全体的に減額されるというイメージで今のところ捉えております。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) 交付税の行方がまだわからないと。けさの新聞でやっと提示に入るということでしたけれども、先ほど町長のほうから99.9なのだから削減の対象にはならないよと、交付税の問題は別にしても富谷町職員の給与の引き下げはしないというふうな判断をされているわけですけれども、ぜひ市制に向けてこれから基礎準備あるいは人員が少ない中でのみんなの頑張りとその辺を踏まえると、たとえ交付税が減額されても給与の引き下げはすべきでないというふうに思いますけれども、その見解をお尋ねいたします。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) それを今確たることは申し上げられません。総務部長が申し上げたとおりで、99.9ですので対象外になろうというようなことの現段階の見解でございます。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) 交付税の問題は別にして、職員の給与を下げないということは自治体の首長の立場で判断できることなんではないかなと思うんですけれども、その点について再度お願いいたします。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) ですので、全体の富谷町単独で今の議論は、それこそ不交付団体の折には自由に述べられますけれども、何せ交付、富谷町15億円の範囲で交付税を国税から回してもらっているんですね。我々町における町税と国税に納められたものが還元される形での交付税、こういう2重の歳入構造の中で予算組みするわけですから、本当に町の状況というのはそんなに自由度があるわけでないんですねというのが今の状況ですので、恐らく皆さんのこの辺の境の行政の内情については、恐らくこの道にいた方ではないとわかりづらいところはあろうかと思いますね。
 その一例に申し上げますけれども、施政方針は130時間ぐらいかかっていることがわかりました。皆さんからの2月11日から準備していましたけれども、原課14課掛ける5時間で70時間、企画部長のもとに集まって構成し直して50時間、私で10時間、最低でも130時間、150時間ものです。1万8,000について。そして議案説明に8分要しています。ですから、ぜひ40分プラス議案説明で8ページ分、8分かかりましたので、ぜひ60分以内に皆さんに様子をお伝えするには、施政方針のほうの側にウエイトを置くと、あの調子でしゃべっていくと70分ぐらいになる。スピードを上げないと。というようなことで60分に何とかおさめたい、150時間もの皆さんにエッセンスをお話し申し上げる、そして即しゃべり終わったときには直後にアップする、こういう動きも私になってからの町政の進め方の一つでございますので、十分こういった場を通してお伝え申し上げることとあわせて、ご理解をお願い申し上げたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) ラスパイレスが99.9なので、100を切っていますので、ぜひ給与削減の引き下げをすることのないようにお願いして、大亀山の公園の問題に入りたいと思います。
 大亀山の森林公園については過去にもいろいろ議論がございまして、大亀山のすぐ近くに県民の森があるんだと。そこにアスレチックもあるよというような話から、以前に大亀山と県民の森のすみ分けを考えていかなければならない。近いところにあるんだから、何もダブっていることないよねというのも一面の心理というふうなお話があったかと思います。また、去年の議会のやりとりの中で、近隣の県民の、県の森林公園もあるんだからそれをうまく使うべきでないかという質問に対して、総括して別な切り口を考えていくというあたりもどこかの時点で判断しなくてないという見解を示されておりましたけれども、大亀山は総合公園ですけれども、県民の森、富谷分71ヘクタールあるんですけれども、これは都市公園法上の公園と見てよいのかお尋ねします。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 県民の森につきましては、都市公園には告示しておらず宮城県が県条例を整備して管理しているものでございます。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) ということは、富谷の都市公園に組み入れることはできないという理解でよろしいんでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) そのようになります。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) 20年度につくった総合計画の中で前期目標指数、平成25年度、来年度なんですけれども、これの町民1人当たりの都市公園面積、これは25年度13.58%としていますけれども、ちなみに24年12月末の1人当たりの面積は幾らになるんですか。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 24年12月末現在の住民1人当たりの公園面積ですが、12.77平米になります。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) 平成20年が13.58で下がってきているようなんですけれども、今議会で改正予定の条例、都市公園の条例の一部改正が提案されているわけですけれども、これですと1人当たり10平米以上ということですので、これはキープしておりますけれども、もし大亀山を都市公園から外した場合、1人当たり10平米の確保はできるんでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 大亀山森林公園を外しますと、1人当たりの公園面積が6.24平米となりまして10平米の確保はできなくなります。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) そういうことであれば、今回提案されている都市公園の条例、1人当たり面積10平米以上が今まではなかったんですけれども、可決されれば明文化されるということになると、大亀山森林公園は残して維持していく必要があるというふうに判断されますので、そういう意味で設備面のところについて質問いたします。
 展望台ですけれども、あそこの展望台の入り口、あるいは最上階の表示板、汚くて読みづらい、見にくいという状況にあるかと思うんですけれども、やっと24年度利用者が2万人に回復していますので、もう少し多目に手入れを入れてこぎれいにしてはどうかと思いますけれども、いかがでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 表示板につきましては、経年劣化によりまして一部水が入りましてちょっと白くなっているところもございますが、山の部分や文字等はまだはっきり見えますのでもう少し修繕改修に移る期間を、もう少し様子見したいと思ってございます。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) あの中の施設で、フィールドアスレチックについて表示板がないところたしか4カ所、あと番号表示がない、あるいはあそこは色分けして3コースのコースをつくっているんですけれども、そのコースについて矢印の表示あるんですけれども、黄色だったら黄色で次どこに行くかという色分けの表示が不鮮明で、何か外見からぱっと見なんですけれども、整備されていると言えないんですけれども、その辺に対する見解はいかがでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) フィールドアスレチックにつきましては、修繕不能な4基分を撤去いたしまして、21基から現在17基になってございます。そういう観点から表示番号につきましてはなくしている状況でございます。また、表示板が破損してございます4基と色分けの表示につきましては、平成25年度で修繕したいと考えてございます。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 大亀山森林公園、かつての今までの議論の経緯ということでご紹介いただきましたが、今回のこの質問を通してやはり大亀山、皆さんとともに、私もある時期その隣り合わせて県民の森というふうなこととなりますと、どうもこの間見ていて愛着度がいまいち湧いてこない、向こうさんからのアピールも弱いというようなことでありますので、やはり町は町としてのこういった大亀山の森林公園、従前の経緯からも含めて育てて行く必要があるのかなというふうにも思います。それは、思いますですから皆さんのような議論を経てこれはどうですねというふうなものは、ぜひ声として上げていただく、その方向性に従うというようなことは全然やぶさかではございません。したがいまして、利用者最大時に比較すれば半分ぐらいになっていますねと。そしてまた年間平均22年以降平均値で1,300万円ほどの修繕経費がかかっていますというふうなことも事実としてお伝えをしながら、折々に森林公園については議論の場にまた据えていただければというふうに思います。
 どちらにしましても、私はしばらく行っていませんけれども、議員の今の発言からすれば、随分手入れはっぱり入ってないんだっちゃというふうに伝わる様子も本当なのかも含めて、もし事実だとすればあってはならぬことですので、気持ちよくさっぱりとした状況の中でということは当然のことですので、そういう意味でもう一回春4月に入って、日うららかな折にもう一回ともどもしばらくぶりで出向いて、大亀山のよさを体感してまいりたいとこんなふうに思うところであります。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) 私も町長が現場を見てということでしたので、この寒い中2回ほどお邪魔させていただきまして、今言ったお話は私の目から見るとそういうことで、非常に言ってみれば手をかけていないよなというふうに思われる部分がございましたので、質問させていただきました。
 先ほど町長のほうから利用者のお話が出ましたので、そこのところに話を移したいと思うんですけれども、14年にピークで4万人、あとは徐々に下がってきて22年度は1万6,800人というところまで落ち込みました。ただ、震災の関係で23年度休園、24年度にまた2万人に盛り返したということでこの辺の評価はどのように捉えているのかお尋ねしたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 22年、いわゆる1万6,000人台でという、たしかこのことをもって出向いてだめなものは廃棄して、フィールドアスレチック4基は外しましょうとこんなふうな経緯に至ったと思いますね。ですから、そういうふうな危機感を持ちながら、結果23年震災ではありましたけれども、一定の修復、修繕をした結果、もしもしハウスもあのぐらいに大変なる大被害を受けましたので、早急なる整備をしたところです。したがいまして、リニューアルという100%本格リニューアルとまではいかないかと思いますけれども、相当部分リニューアルされましたので、ここでもう一回初心に返ってといいいますか、気を改めて再出発というふうなことに位置づけた中でスタートしたいとこんなふうにも思うところです。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) 利用者をふやさなくちゃいけないという観点から、ぜひ広報とみやに掲載してPRを検討してはどうかなと思います。というのは、私3年間分の広報を振り返ってみましたけれども、大亀山について3年間の中で3回掲載されております。ただ、その中の一つは23年4月に当分閉園しますよと、震災で使えないので閉園しますよと。次の年の24年5月に再開しましたよというお知らせなんですよ。という意味で、何とか広報に記事として載せられる、ウォーキング大会をぜひ大亀山で企画すべきかと思いますけれども、いかがでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 利用者増というふうなことで今のことも1案でないかと思います。先ほど距離をご紹介申し上げましたけれども、歩道が整備されているという面がありますので、コース取りはいかがかというふうなことで努力してまいりたいと思います。利用者をふやすというのは劇的にどういうところをもってよしとするかというあたりは難しいところですけれども、今の2万人は本当に極端に少ないのかねというところも考えるところであります。
 したがいまして、どの辺がというのはちょっと定かではありませんので、どちらにしましても今ご提案いただいたような形でさらなる周知に努めてまいるというふうにしたいと思います。
 なお、西コミの子育てサロンは親子ともどものカウントでということで、先ごろ1万人を到達したという、1年たたずして1万人を到達、シルバーさんでは子供だけを対象にして1万人とやっていますけれども、とりあえず親子ともどもで1万人、そしてまた子供だけで1万人という形で両用使いながら、利用者数を皆さんに広報してまいりたいというふうに思います。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) 最後の質問にいたします。やっぱりあの施設は持たなくてはないという都市公園の条例改正を踏まえると、持たなくてはいけないということですので、ぜひ利用者をふやすべきだと思います。その観点からいうと、何らかの資格が必要なんだろうか。例えば提案したいんですけれども、中高年層であればウォーキング大会、先ほどお話ししましたけれども、そのほかに大亀山公園に限ったフォトコンテストの企画とか、あるいは親子連れにはそり滑り大会を企画してみるとか、オリエンテーリング大会を企画するというようなことで、これは都市計画あるいは整備課の問題じゃなくて、全町を挙げての取り組みが、いろいろ工夫していかないと利用者はふえないんだろうなと思いますので、その辺のところの見解を求めたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) そのように努力をしたいと思います。しかし、また今度そこにいろいろご提案をいただきましたけれども、そこに町事業として職員を張りつけることについての非常に窮屈感があることもまた事実でございます。ですから、そういったところと折り合わせしながら、いいご提案はご提案として受けて、何とか形にしたいという思いはありますけれども、何せコアな部分をおろそかにするわけにはいきませんので、そういったところの位置づけを十分確かめた上で、人的配置の強弱もつけてまいりたいというふうに思います。

議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。

12番(山路清一君) 簡潔に手短に通告に従い、大きく2つについて質問いたします。
 災害応援協定と町道穀田線歩道新築工事です。
 初めに、災害応援協定について質問いたします。
 県内市町村団体との災害応援協定は13本の協定を結んでいるとの答弁が、昨年6月、私の一般質問、遠距離自治体との災害協定でありました。
 しかし、近隣自治体との災害協定ではともに被災し、協定自体が役に立たなくなる苦い経験を経て、また東日本大震災から2年目を迎えまだまだ復興が思うように進んでいない現状を見据え、町が取り組んでいる災害応援協定について質問いたします。
 1つ、長久手市との災害応援協定について、協定締結までの過程を伺います。
 2つ、長久手市との災害応援協定の内容を伺います。
 3つ、長久手市との災害応援協定の参加メンバーを伺います。
 次に、町道穀田線歩道新設工事について質問いたします。
 町道穀田線歩道新設工事は、現町長になってから整備が始まり、成田、大清水方面から町役場へ、そして富谷高校への通学、また商業施設などへの買い物や通勤などで交通量も大変多く、安全・安心な道として町民の期待も多いが、いまだ用地買収がなっていない区間があります。そこで、質問いたします。
 1つ、全線開通時期をいつごろと見ているのか伺います。
 2つ、全線開通に関しての問題点を伺います。
 以上、大きく2点について答弁を伺います。

議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
 最初、1つ目は災害時相互応援協定ということで、長久手市と2月23日締結の運びになりました。その内容については3月の広報で特集、見開きに掲載をし、そしてまた名前はついておりませんけれども、町長のページということで7ページに私の文章とそしてまた行政区長さんとの懇談の模様もワンカット掲載をして、町民の皆さんに広報したところでございます。
 1つ目、長久手市と平成22年の2月から行き来が既にありまして、これは部制の施行と合わせて22年から本格化、私も国勢調査の年でありましたので、4万7,042人を経て次の期の2015年ということで視野に入ってまいりました。それの中で当初は市制施行についての意見交換を重ねてきた経緯があると。その後、23年の大震災ですと。そして、今議員も話されたような遠隔地自治体との関係性を深めていくことが大事だと、この近隣皆どこに尋ねても、内陸ですので加美町で食料を支援していただけませんかとふっと思いついて、加美町に行ったんですけれども、非常食200食ぐらいいただいてきましたというのが、何か今思い出しますね。その程度でありました。本当に当時はやむを得なかったんだろうなと、被災の程度も全体像わからない、この先余震も含めてどうなるかわからないというふうな中で、県内の比較的軽微な被災自治体とはいえ、到底余力などないというふうなことも実感をいたしたところです。
 そうした中で、遠隔地自治体との関係性を深めていくことの重要性について双方合致したところでございます。前町長時代にも伺っていますし、そしてまた吉田一平市長さん、町長さんになられて半年後に市長になられた方ですので、この方との間での本格化したというふうなことでございます。市制施行に加えて、情報公開に加えて、相互応援協定についても協議を重ねてきたというふうなことでございます。これらについては、広報等でも周知、広報掲載したとおりでございます。
 次、内容につきましても掲載したところでありますけれども、食料や資機材等の提供を初め職員や人的な支援、そしてボランティアの派遣など社協とボランティア友の会等の支援もいただきながら、総体として人的支援、物的支援等々支援内容多岐にわたりますと、相互にお互いに富谷町とてないわけではないんですね、余震活動活発化というふうなことの中で、よもやというふうなこともあり得ることであります。向こうさんにもそのようなことがないことを祈りつつあるかもしれませんので、相互に発生を知り得た際には即時対応すると、富谷町にあるものを持って、即長久手に出向く、何かあったときは長久手から出向いていただくと、このような関係性を築いたことになるということになろうかと思います。
 次、3つ目、災害協定の調印式、この1つの会議室でやった写真も掲載しておりますけれども、調印式の当事者は町は3名です。私、対策監、企画部長、それに随行として広報の担当職員1人、合わせて4名出向いております。長久手市は9名です。そして、話題といいますか、皆さんの中から聞こえてくるのは4名の区長さんはどういう立場で行ったのかというようなことを耳にするところでありますけれども、この調印式はほんの10分15分の世界ですから。その後に、行政区長地域防災交流座談会というふうなことで予定されておりました。したがいまして、2時間ほど別会議室で行ったところで、参加者は先ほど行政区長4名と私も職員4名ですから、8名、長久手市さんのほうは29名、その写真も掲載してございます。
 そのような中で大変富谷町の行政としての取り組み、そしてまた町内会での取り組みというふうなことで、大変すぐれたものがあるというふうなことを感じ取っていただいたようでございます。それがあったからではなくて、その前に既に予定されていたようでありますけれども、2月23日の翌週の、2月23ですね、土曜日、今度は向こうからのお招きを得て対策監と行政区長お1人、合わせて2人が長久手のほうに出向いて長久手市防災市民講座の研修会の折に実践報告をさせていただいたというふうなことでございます。したがいまして、4名の行政区長におきましては長久手市から調印式会場に、ここに座ってくださいというふうなことのご案内を受けて、入室をし同席をしたというふうな形になります。したがいまして、行政の立場で行ったわけではございません。同席を促されて、入室をしたというふうなことでございます。
 次、穀田線につきましては、開通時期は未定でございます。これは、地権者の協力があってこそできる内容でございますので、この質問に対しては未定というふうな見解でございます。
 問題点はというふうなことで、2つ目については地権者の合意を得られるべく努力をして、引き続きしております。平成19年になった直後から、従前はあそこは開かずの道路、改修、手をつける道路ではないというのが、前町政時代の方針です。したがいまして、それはなぜかということになると、大清水からあそこのセブンイレブンまでの沢を経て都市計の道路があるからねというふうなことで、ずっと凍結されてきた経緯があります。私はそれの道路の都市計は相当遠い将来であるというふうなことで、やむを得ずこのような厳しい財政、そしてまたこの穀田線、三ノ関線については補助金は一切ありません。富谷の町費用でということで、6億7億程度、現状で7割、今度の180メートルを終えて7割程度の進捗率というふうなこととなります。土地のご利用、今同意がありませんので、残り3割ぐらいは南側方向は残るというふうなことです。そのような中で、給食センターも配置されました。さらにまた北側との連携も必要性が高まりましたというふうなことで、三ノ関線の延伸、穀田線の延伸というふうなことでゴルフ場入り口に延ばすことに今回予算組みも含めて着手を決断したとこのような経緯でございます。以上です。

議長(浅野幹雄君) これより山路清一君の質問は、一問一答により行います。12番山路清一君。

12番(山路清一君) 初めに、災害協定について質問いたします。
 先ほど答弁ございました、長久手市の朝日新聞と中日新聞の夕刊にはもう写真入りで載っているということで、かなり反響があったのかなということでございます。
 先ほど町のほうからは、4名の町の職員の方と町長含めて、あとは区長さんのほうが4名という話で、調印式には4名の方が出たという話でございます。その中で、区長さんの4名の人選ですが、どのような人選で入選したかお伺いいたします。

議長(浅野幹雄君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) 今回ご同席いただきました行政区長の4名の方につきましては、それぞれ昨年の10月に長久手の市長がご来庁いただいたときに、町内会の活動ということでご紹介いただきました3名の方を中心に人選いたしております。その中で今回は町、行政区長会の会長さんでいらっしゃる方、あと副会長、並びに役員の方ということ、さらには当時地域でも防災活動を熱心に活動いただいた鷹乃杜の行政区長さん、こちらにつきましては、長久手市の市長さんからも直接のご推薦を頂戴しておりましたので、その4名の方を今回ご同席をいただいたところでございます。

議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。

12番(山路清一君) その4名の内訳、大変失礼なんですけれども男性と女性の比率というのは、女性1人で男性3人だったんでしょうか、お伺いいたします。

議長(浅野幹雄君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) 男性2名、女性2名でございます。

議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。

12番(山路清一君) 当初から男性2名女性2名でのお話だったんでしょうか。お伺いします。

議長(浅野幹雄君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) 男女比につきましては、最終的には女性2名ということになりました。当初は3名の男性を予定しておりましたが、お1人体調を崩されたということもありまして、急遽別な女性の行政区長にお願いしたところでございます。

議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。

12番(山路清一君) その男性1人というのは、区長さん3名のうちの男性1人が体調を崩されたというお話がございましたけれども、それはいつごろ体調を崩されたんでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) 詳しい月日までは覚えておりませんが、調印式が決まりましたのが1月に入ってからでございましたので、その以降でございます。

議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。

12番(山路清一君) 話の中で今男性3名が2人になりまして、お1人の方が女性に変わられたという話を聞きました。じゃあ、男性2人と女性2人の方で計4名の方がいらっしゃったということだと思うんですけれども、その場合の多分飛行機か何かで行ったと思うんですけれども、その辺の航空券に関してのやつは、新しく女性の方のやつはとって飛行機で行ったんでしょうか、お伺いいたします。

議長(浅野幹雄君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) 今回長久手に伺うに当たりましては、往復ともに空路でございましたので、それぞれ行政区長の分におきましては企画費のほうでの費用弁償ということで予算取りをし、そちらから捻出したものでございます。

議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。

12番(山路清一君) そうしますと、そちらのほうの金額のやつわかるんですけれども、その変わりましたよね、男性から女性に。その航空券も男性から女性に変えた航空券で行ったんでしょうか。お伺いいたします。

議長(浅野幹雄君) 企画部長。もとい若生町長。

町長(若生英俊君) 今そういう質問が出ましたので、行政区長、先ほど経緯は申し上げたとおり、正副会長そしてまた男性1人、女性1人と女性は去年のふるさとまつりでぜひ吉田市長が女性会長さんにこの中に入ってお出ましをいただいて、うちらほうの市民の行政区長連合会、9名の皆さんとまたちょっと制度違うんですけれども、そういった皆さんの前で、ぜひ実践活動の報告、お話をしてほしいと、こんなたってのお願いであります。したがいまして、男性がというのは本当にお祭りの日に、お祭りを抜けて1時間ほど市長との懇談を庁舎内で持ちました。これも経緯の中で紹介しております。そのような中で、ぜひ富谷町の行政区長の震災時の活動、そしてまた町内会活動を学びたいというふうなあたりがベースになっています。男性は、ぎりぎりまで1週間前ぐらいでしょうかね。これ以上迷惑をかけてはならぬので、どうしても行けませんと、病名までは申し上げられませんけれども、行きたいのだけれども何としてもと、その後入院されました。私が帰ってきてからですね。体調不良というよりは、身体的にどうしても皆さんにご迷惑をかけてもいけませんのでというようなことで、結果お祭りの日に市長と懇談をしたメンバーの中で女性である、結果としては男性2人、女性2名バランスがいいのではないでしょうかとそんなふうなおさまりで結果8名予約していましたので、何ら航空券の変更もなく8名で出発したというふうなことです。

議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。

12番(山路清一君) 今町長のほうからお話聞きましてよくわかりました。急なことだったということで、男性の方から女性の方に変わったということなんですけれども、1つ気をつけて聞いていただきたいのは、国内旅行運送約款のほうに書いていまして、航空券または航空券の引換証を旅客本人のみが使用できるということがございますので、十分気をつけていただきたいということを1つ申し上げておきたいと思っています。
 続きまして、今回の災害協定に関しまして、富谷の町のほうからは議長が参加されていませんけれども、これは何かございましてうちの議長は参加できなかったのか、その辺についてお伺いいたします。

議長(浅野幹雄君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) 今回議長にご同席いただいておりませんのは、災害協定の調印式、これまで当初におきましても、今回に限らず、これまで数度行っております。そういったこれまでの経緯も踏まえ、これまでも議長にご同席いただいたことは過去にはございません。また、今回調印式に当たりましては、長久手市様とも事前の協議を進めてきた中で、執行部のみでの対応というようなことを事前にすり合わせておった段階でございました。そういった中におきまして、長久手市さんのほうでは、急遽あちら側の議長様にご来賓としてご同席いただくことになりましたというようなことを出発の数日前にはご連絡を頂戴したと報告はございます。また、今後ことしの5月以降長久手市のほうの自治連合会の会長様ともども執行部の方々がこちらのほうにお見えになるご予定になっております。その際におきましては、当然町としても議長にもご同席の上ご挨拶を頂戴したいと考えております。

議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。

12番(山路清一君) 富谷町は、数年前、10年ぐらい前ですかね、自主防災関係で非常に活動が盛んに行われております。各町内会で立ち上げが盛んになって防災に関する大変な意識があると私は思っております。その辺につきまして、長久手市のほうではどのような自主防災活動をやっていたかわかればお聞きしたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) 座談会の中で何度かご意見は頂戴した中で、あちらのほうは約100近い自治会があるというようなお話でございました。そういった中で自主防災組織は組織立ててはいるものの、各自治体におかれる現状の課題というものがございまして、自治会への加入率が大変低いというような課題があちらの自治会長さんのほうからご意見としてはございました。そういったところも踏まえ、自主防災組織としての活動というようなところとしては、具体的な内容まではお聞きすることは及びませんでした。そういった中で、今回うちのほうからご同席いただきました行政区長の皆様方の震災当時の活動におきましては、大変参考になったかと思っております。

議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。

12番(山路清一君) 大きな震災を経験した我が町としまして、また今後いろんな面で長久手市のほうと関係が深くなってくるとは思いますけれども、その辺を踏まえてよい協定にしていただきたいということをお願いします。
 それで、最後なんですけれども、災害協定の最後なんですけれども、昨年の6月議会での私の一般質問の中で、防災対策監からの答弁の中で、昨年6月時点では現状具体的な遠距離自治体との災害協定の予定はありませんという回答をいただいております。大変失礼なんですけれども、まだ隠し球といったら失礼なんですが、ほかの自治体との協定計画はあるかお伺いいたします。

議長(浅野幹雄君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) こちらは昨年9月の定例議会で町長のほうからご説明がございましたとおり、8月に町長が長久手市のほうにご訪問の後に、あちらの市長さんと災害協定について合意に至ったというような経緯がございました。6月時点におきましては、具体的な内容というようなところまでは進んでおりませんでしたので、そういったところで、ちょっと前後する部分があったかと思います。また、今後におきましても、やはり遠隔地自治体との協議というようなとこは今後も必要性は感じております。具体的に今どこどこというようなお示しすることはございませんが、やはりおおむね当町と類似するような自治体というようなところで、数カ所ほど現在ちょっと意見交換をさせていただいているところがございます。現状においてご紹介することはできません。

議長(浅野幹雄君) この際、午後3時10分まで休憩をいたします。

午後3時00分 休憩

午後3時10分 再開

議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 12番山路清一君。

12番(山路清一君) 災害防災協定なんですけれども、先ほど総合防災対策監のほうからお話ありました長久手市だけでなく、ほかの市町村もということで考えがあると聞きましたので、ぜひとも1町村だけじゃなくやはり2つ、3つ、4つ、5つくらいの市町村のほうと協定を結んでいただきたいということで、これはお願いと言ったらおかしいんですけれども、ひとつよろしく。

議長(浅野幹雄君) 質問に変えてください。

12番(山路清一君) 変えます。最後なんですけれども、今回ですね……。

議長(浅野幹雄君) 今のは質問じゃないんですね。質問に徹してください。

12番(山路清一君) かかった費用についてお伺いいたします。

議長(浅野幹雄君) 総合防災対策監。かかった費用。旅費ですか、それとも、合計にかかる費用、それとも旅費ですか。

12番(山路清一君) はい。

議長(浅野幹雄君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) これは2つに分かれていまして、区長の皆様は費用弁償という形でお支払いしておりまして、お1人約9万円ほどかかっております。あと同じように我々は特別旅費のほうを使っております。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。

12番(山路清一君) 続きまして、町道穀田線の歩道の新設工事についてお伺いいたします。
 先ほど町長のほうから70%大体完了ということでお話聞きまして、30%が残っているというお話聞きました。この中で用地買収ができていない距離というか区間は何区間あるかお伺いいたします。

議長(浅野幹雄君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 約800メーターほどでございます。

議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。

12番(山路清一君) 800メーターの区間というと場所的にはどこの場所かお伺いいたします。

議長(浅野幹雄君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 入り口からこちらの北側、県道の入り口から入りますと橋が3橋あるんですが、途中の2橋の近辺でございます。

議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。

12番(山路清一君) ちょっと言葉がわかりにくいんですけれども、そうしますとまるきり、今役場のほうから行きますと左が高速道路通っていまして、右側の民有地のほうですね、買収というのは。それで、その直線道路のカーブのあたりからですか、ちょっとその辺再度お伺いいたします。

議長(浅野幹雄君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 1カ所がカーブでございまして、もう1カ所はカーブというよりも橋の前後というような箇所でございます。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) なかなか描けないことだと思います。今最初のカーブ、大きな木があってあそこを工事を、ポンプ小屋の手前までをもって第1回目終わりです。あの先は未買収ということでいいですね。そしてまた今度ずっと先行って高速に近接したのりを削りながら、民家の解体したあの部分を通りながら今やっています。今年度事業の終点から180メートル先をもって、25年度の事業をもって用地買収済の工事は終わると、こういうふうなことです。そういうことでそれを含めて70%程度ということで申し上げております。

議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。

12番(山路清一君) 現在未買収の地主さんとの交渉的なやつはどのような状況になっているかをお聞きいたします。

議長(浅野幹雄君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 地権者はおのおのの理由で直接入れない部分、あるいは様子見している部分、そういう今の状況でございます。

議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。

12番(山路清一君) いろいろな理由があるにしろ、今後やはり今の道路を完成しなくてはならないと思いますので、その辺大変だと思いますけれども、買収について今後の時期的な見通しを、ちょっと先ほど町長のほうからの答弁の中で完成時期はまだはっきりしないというお話聞きましたけれども、交渉はうまく進むのかどうか再度ちょっとお伺いいたします。

議長(浅野幹雄君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 粘り強く今後も個人の理由をお聞きしながら、対応可能なことについては交渉してまいりたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。

12番(山路清一君) そうしますと、未買収の地主さんというのは何件いらっしゃるかお伺いします。

議長(浅野幹雄君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 現在2件でございます。

議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。

12番(山路清一君) 2件の方がいらっしゃるということですけれども、いろんな理由があると思います。今後、やはり早くせっかくきれいに今歩道をつくりましたし、かなりの交通量も、車も走っております。先ほど町長お話ししたカーブのところ、非常に急なカーブですので、早目にカーブを何とかしていただくということで、買収のほうに力を入れていただきたく思い、再度買収についてお伺いいたします。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 地権者の登録あってこそ、町税も投下できるというふうなことがまずあります。大変残念なことですが20年度から、私19年度になった瞬間から必ずやるぞというふうなことで、20年度から始まっておりますが、残念なことに20年から始まって5年を経て66%進捗、180を終えて70%程度進捗というふうなことであります。一方、沼田線は19年度にスタートして工事は20、21、22、23、24、5年度で1キロちょいを完成しました。あっという間に5年、6年たつんですね。6年たって7年目ですから。そういう意味では本当に長いスパンの事業だなと。あの時点で決断しないともっとずれるんだなと、三本木線ももう20年近く未改修のまま今泉と県道塩釜線につながらないんだなと、本当にそういう意味で後半戦20年度代後半に位置づけるというふうなことで、県で位置づけられておりますのでそういった道路の三本木線の要望なんかも強めていかなきゃないですし、こちらの地権者の皆さん、何とかご理解をいただいて公共性をご理解いただいて、以外に何もないと思いますね。それをもってして、私やらその次の手を打ちようがないです。今まで一生懸命やって地元の部長であるゆえに努力をしてきたところでありますけれども、今現在残念な結果でありますというふうなことで、そういったことの中で、南がだめならばという思いも多少一部ありまして、北側のほうに前進を加速させましょうと今予定を立てながらその間皆さんに少し理解とやわらかさもあわせて足していただきましょうとこんなふうな考え方でございます。

議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。

12番(山路清一君) 最後になりますけれども、あそこの道路走って皆さん気がついた方もいらっしゃると思うんですけれども、白バイとかパトカーも結構通っているんですね。白バイに捕まっている方も私見たことございます。そういう中で町のほうで交通量の関係で調査したかどうかお伺いいたします。

議長(浅野幹雄君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 現在改良工事途中ですので、交通量調査は16年以降はしておりません。

議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。

12番(山路清一君) あそこは今はやりといったら失礼なんですけれども、お年寄りの方が電動のカーというんですか、乗って通行なさる方もいらっしゃいます。早目にやはり通行量の調査、当然学校に通う方、それから車で通う方いろいろいらっしゃると思います。その辺を調査して調査の予定はないかお伺いいたします。

議長(浅野幹雄君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 予定というのはちょっと立てていなかったんですが、必要であれば実行したいと思います。

議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。

7番(浅野直子君) それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。
 東日本大震災より2年、いまだ32万人の方が避難生活を送っていらっしゃいます。
 新政権のもと、復興や経済再生に向けてさまざまな取り組みが進められています。防災・減災については安全で安心して生活できるように老朽化した社会インフラ整備の強化が必要とされています。国民の命を守る大事な取り組みです。
 震災以降、自然災害の怖さを心にとめて反省点も確認しながら、震災復旧防災対策に取り組んだ2年間でした。
 最近では、豪雪地帯の被害も報道され急激な気象変化が気になります。そのような中、都市部では舗装等により雨水が土にしみこまず、下水管を通じて河川に流れ込むため、洪水や内水氾濫の危険性などを抱える問題もあり、短時間で局地的被害を出すゲリラ豪雨への対策強化として一時的に雨水を貯留する施設整備事業の推進が進められています。
 雨水貯留タンクについての質問でございます。公園や公共施設などに雨水をためる施設を整備する流域貯留浸透事業は、費用の3分の1が補助されますが、1カ所500トン以上の水をためられる施設が対象でした。しかし、地方都市では公共施設の規模が小さいため、このたび複数の雨水貯留施設を組み合わせて、500トン以上で交付金を申請できるようになります。これは、大きな取り組みです。
 震災のとき、特に水が使えなかった不便さに、日ごろの備えの大事さを痛感いたしました。
 今回私は、最も身近で誰にでもできる雨水の再利用について、家庭用雨水貯留タンク設置補助金について質問いたします。
 1995年東京の墨田区などが雨水利用を開始し、両国国技館、区役所など25の公共施設で利用されています。各自治体においても家庭用雨水貯留タンクの補助金制度の導入が進められています。節水を呼びかけ、庭木や花の水やり、猛暑のときは打ち水をして温度を下げ、洗車、そして災害時のトイレの洗浄水に使える雨水です。震災のときには何度も何度も水の確保に奮闘しました。例えば、1回のトイレ使用は大人1人6リットルとも言われています。雨水は、あまみず、天水、スカイウォーターとも言われる恵の水、小さなエコ環境の自然再利用への取り組みです。およそ80リットルのタンクで8,000円から4万円ぐらいまでと種類が多く、各自治体によって補助金制度の違いはありますが、上限を決めて費用の2分の1を補助しているところは多いようです。暮らしの中に自然再利用の環境づくりを整備することは大事なことだと思います。水資源の少ない富谷町においても雨水貯留タンク補助金制度の推進が必要と考え、次の質問をいたします。
 1 雨水利用についてはどのような考えでしょうか。
 2 上限を決めて、費用の2分の1の補助を行っている自治体もありますが当局の考えはどうですか。
 3 エコ環境への取り組みは大事だと考えますが、町のこれからの推進事業はありますか。
 次に、高齢者、ひとり暮らし、障がい者への地域支援について質問いたします。
 災害時などの要援護者名簿は、高齢者や障がいのある方を対象に今までも整備されていたと思いますが、震災をきっかけに各自治体においては支援の仕組みや名簿作成の取り組みが変わりつつあります。
 今までは、名簿登載を希望する方のみでしたが、該当する方に意思確認をした上で、個人情報、プライバシーにも配慮をしながら拒否の意思表示がない限り、名簿に登載する方法がより一層支援できるものと、その視点から整備され始めました。
 富谷町でも民生委員、町内会長など日ごろから援護者体制はできていると思いますが、古い団地では高齢化も進んでいるので、地域住民の相互扶助ができるように整備されるとよいと考え質問いたします。
 また、町では緊急連絡カードの推進が行われております。自分で内容をわかりやすく書くようになっていますし、持ち歩くには安心です。しかし、今東京都大田区や埼玉県川口市、熊本県人吉市などで生まれたSOSキーホルダーが大きな役割を果たしています。これがこちらの見本でございます。後でちょっと説明をさせていただきます。
 ひとり暮らしの方、高齢者、障がいのある方が地域包括支援センターに登録をし、登録番号と支援センターの番号を記載、キーホルダーにして身近につえやベルト、バック、鍵などにつけておく、登録内容は住所、氏名、かかりつけの医者、必要な情報などがあります。大田区の大森地区では対象者が本当に利用したいと思えるシステムにするために、さまざまな意見交換がなされました。そして、関係機関との調整を行い6カ所の包括支援センターで平成21年8月よりスタートいたしました。地域セミナーや民生委員、ケアマネジャー、町内会、広報などでキーホルダーの周知をして、その後田園調布地域などで開始をし、3,500人の登録となり、24年度には大田区全域での開始を目指しました。人口70万人中5人に1人が65歳以上だそうです。熱中症で倒れた人を通行人が見つけ、救急車を要請、救急隊がキーホルダーを見つけて支援センターに身元確認の依頼を行った事例など、数多く報告をされています。
 熊本県人吉市では、平成17年に65歳以上の方は1万人を超え、支え合う社会を目指し、平成23年に手づくりのキーホルダーが作成され、今回そのキーホルダーを送っていただきました。これが手づくりのキーホルダーでございます。
 ことし2月末現在登録者2,400人を超え、実際外出先で道に迷った高齢者の方を見つけて、通行人より支援センターに電話があり、家族が迎えに行ったことなどが報告されています。人吉市では、住みなれた地域で暮らしを続けて行くには、自助、公助に加えて互いに見守り支え合う、共助の力が不可欠だとの考えから、行方不明者の発生から通報、発見と声がけ、保護など住民参加の模擬訓練を行い、関係団体から子供まで理解を深めたそうです。大田区や人吉市で取り組んだ一番の特徴は、毎年誕生日月の登録により住民の方の顔、様子が見えることなど支援センターに家族や本人が来てコミュニケーションが図られていることですとのお話を直接お伺いいたしました。2011年厚生労働省白書に地域包括支援センターの存在を認識している人は65歳以上で3割しかいないとの報告があります。
 若い世代の多い富谷町でも高齢化社会を迎えます。65歳以上現在介護保険サービスを受けていない方も医療介護のかかわりのない方もキーホルダー登録に訪れて、地域包括支援センターの存在を身近に感じていただく取り組みは、これからの見守り支援の大きな役割と考え、次の質問をいたします。
 1 要援護者名簿の登録件数の状況はどうなっていますか。
 2 個人情報の管理は絶対ですが、意思表示のない方の登録も進め、多くの方の支援が大事だと考えますが、当局の考えはいかがですか。
 3 連絡カードの推進も含め、ひとり暮らしや認知症の方、高齢者の方につえやベルトなどにつけられる手軽なキーホルダーに登録番号を打ち、緊急時や徘徊、事故の際などにその方の情報がわかるシステムも支援の一つであり、年1回の登録により住民とコミュニケーションがとれてより住民把握につながると考え、SOSキーホルダーの推進についての考えを伺います。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
 雨水利用ということでありますので、その有用性はまさに否定するものなく認めるところでございます。捨てればごみ、分ければ資源とこのキャッチフレーズにあるように、ぜひ水のみならずあらゆるもの、再利用も含めて利用したいものだというふうに思います。私は雨水利用については30年来の実践者でございますので、200リットルの五右衛門風呂を活用した畑のやり水、まき水用に30年以上使っております。五右衛門風呂を見るたびに少年時代を思い出すところであります。
 問い2番、2分の1助成の自治体、205自治体確認いたしましたところ、隣接では仙台市も実施しておるということで、23年4月時点で205自治体で実施していると、恐らく有用性がある、必要性があるというふうなことだろうと思います。詳しく分析をいたしますと、いわゆる都市型水害、アスファルトで覆われた都市の表面の水が一気に流れ込まないようにどの程度の効果がというのも思いますけれども、そういったところが初発であったようです。そのように見たところでございます。
 富谷町におきましては、貯留だけを目的とするというふうなこととなりますので、タンクの設置有用性は認めるものの、それを公費助成をすることについては現状では優先度は低いとの見解を持つものであります。
 3番目はLED光源導入やらあるいは25、26年度2カ年度には庁舎の照明器具さらに更新をするということで予定をしておりますし、太陽光発電の導入も推進をしております。西コミにおきましては、自然ふれあい事業、ビオトープづくりということで好評を得ているところであります。
 次に、大きな2つ目のほうは、名簿登録者数については原課対応といたします。
 2つ目、全くそのとおりでありますので、個人情報保護ということの観点の中で、結果振り返ってみますと富谷町におきましては、東日本大震災時、急を要する人工呼吸器使用者、災害時要支援者台帳登録者の安否確認、これらは非常にスムーズに行われたというふうなことでございます。その辺からも従前からの取り組みが、結果不意打ちを受ける震災時といえどもスムーズに機能し、従前の取り組みの成果が発揮されたのではないかというふうに思います。それにいたしましても、帳簿にあるから、名簿にあるから目が届く、あるいは出向くということではなくて、いろんなルートでやっぱり行政は直接折々の状況をキャッチしながら、情報の内輪の情報として蓄積を、累積をしていく努力も必要でありますし、そのような対応をしてまいったところであります。このような災害時要支援台帳登録者につきましては、身障者手帳の交付時どのような御身であるのか等々観察をさせていただいたり、ケアマネジャーあるいは民生委員の皆さんの活動を通しても折々に、定例会等も含め検証いたしておりますので、引き続き継続した取り組みといたします。
 3つ目は後ほど申し上げます。ということで以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) それでは、要支援者台帳の登録状況でございます。平成25年度1月末現在555名というふうになってございます。
 3番につきましてですけれども、まず安心・安全な暮らしのためというふうなところで、災害時を想定いたしましたところでは災害時の要支援台帳がございます。あと、自宅での安心・安全というところでは緊急通報システム、あとお出かけというふうなところでの道に迷ったとか、そういった緊急事態が発生したということを考えては黒川地域SOSネットワークシステム、あと先ほど議員がおっしゃられました緊急連絡カードの普及というふうなことを進めております。あと地域の方々の認知症の理解ということで、サポーターになっていただくというふうなところで、サポーター研修などを展開しているところでございます。
 その中で、黒川地域SOSネットワークシステムは、認知症の方々とかが徘徊で迷ったときに、事務局である警察署がネットワークを手配して構成団体である郵便局、タクシーとか放送局を通じてよく放送があるやつですけれども、そういったところの協力を得て保護をするというものでございます。保護を要請するための用紙は事前に提出することができますので、そういったところを進めてございます。というようなところで、現状の取り組みのところを推進していきたいというふうな方向でございます。

議長(浅野幹雄君) これより浅野直子君の質問は、一問一答により行います。7番浅野直子君。

7番(浅野直子君) 雨水利用については当然であるというお答えでございましたけれども、雨水利用は公共施設、例えば町内会館などの設置なんかの利用というのはお考えはないでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 今のところは考えてございません。

議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。

7番(浅野直子君) 2番目の費用の2分の1の助成を行っている自治体なんですが、本当に多くありまして、これは都市部だけではなくて本当にふだんの生活の中で雨水タンクを設置いたしまして、それを庭先の花に水をやったり、温度の作業をしたりいろんな使い方があると思います。それで、これは家庭においては子供たちを育てる意味でも、自然利用という意味では学習のためにもなるのではないかと思います。ぜひこのことは費用、もう一回この助成についてなんですが、お聞きいたしますが、この考えはないですか。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 恐らく雨水利用、先ほど30年来と申し上げましたように、やっている人はやっているんですね。助成があろうがなかろうが。いろいろ廃物を利用しても含めておりますので、そういったものですと今度ボウフラの発生がとかということも二次的にあるというふうなことで、恐らく団地部の皆さんは遠慮もあってなされていないんだろうなと。密閉型、今の明石台のコモンシティの様子なんか見ますと200リットル規模の雨水利用が直接標準で装備されているというふうなものも視察見学の折に見させていただいたところです。したがいまして、モチベーションというか動機づけに助成制度がなじむものかという、なじむんでしょうけれども、さりとてその一般的な広がりはどうなのか、客観性はどうなのかというあたりを考えますと、先ほどの答弁にまたたどり着くというふうなこととなります。合併浄化槽の助成制度もようやく去年から始まったんですね。本来はもう少し早くにすべきところではあったんですが、本当に500基弱でしたか、皆さんに我慢をいただいたところでありますけれども、何とか継続をいたしますけれども、最終形のところまで早くもっていきたいというふうなことでございます。ですから、優先度高いものがあるというふうなことでご理解をいただきたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。

7番(浅野直子君) 普及に関しましては、補助がなされるのであれば皆さんそういった取り組みをなさるんではないかと思います。私の近くにも手づくりでつくった方もいらっしゃいますし、そういったことも全部見ておりますが、町でもってやはり災害のときの水の不便さだったり、いろんなことを経験いたしました。住民の方みんな、主婦の方全て経験いたしました。ですので、この普及をしたらもっとそういった取り組みというのはできるんではないかなとそう思いますが、いかがでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 大震災を経て、やはり足らざるところ、十分であったところありましたという検証は既に相当数なされております。そういうふうな中で優先度の高いもの、そしてそこに補助金を投入することで町民の安心・安全につながるということが優先度の高い価値基準だと思うんですね。そういう意味では、助成制度、制度そのものを否定するものではありませんけれども、富谷町の今の状況、立地する状況からして優先度は低いという認識は変わりございません。

議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。

7番(浅野直子君) 3番のエコ環境についてなんですが、今前回の質問の中にもありましたけれども、小水力のそういったものを使っての取り組みといいますか、例えばあけの平でしたら貯水池ありますが、ああいったもののところにそういったものをつけまして、例えば街灯とかそういった電気を送る、あれぐらいのところだったらあけの平の団地の街灯ぐらいは利用できるんではないかなとそういった考え方もありますが、そういった小さな例えば住民にとってプラスになるような、住民にとって地域にあるものを利用してというような計画というのはないでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) 大変申しわけありません、初めのところ、もう一度ちょっとお話ししていただけませんか。それがちょっと聞きとれなかったのですみません。

議長(浅野幹雄君) 座ったままでいいですよ。

7番(浅野直子君) 電気を例えば水を利用して、今ありますよね、水を利用して電気を起こす、そういったものを例えばよく側溝なんかで水がたまったものを利用したりとかということがあるんですが、あけの平には貯水池がありますので、ああいったところにそういったものをつけてあけの平の街灯の電気を賄うといいますか、そういった取り組みというのはできないものか、ちょっと、できないかお聞きしたところです。小水力発電ですね。調整池を利用して街灯なんかに電気を送ることはできないかという計画なんかはないですか。

議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) 小水力発電の関係は以前同僚議員からも質問があったかと思います。それに対して町のほうでも小水力発電、投資的なものもありますし、そういったところから町のほうではかける予定は今のところはありません。

議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。

7番(浅野直子君) それでは、援護者名簿についてなんですが、先ほど555人ということの登録ということでしたが、これは対象者は実際は何人なんでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 対象者というふうなところの表現が適当かというところがあるのですけれども、災害時にまず自力で避難することが困難な方々を想定し、家族のご協力が得られないというふうな方々で優先順位が高い方はひとり暮らしの高齢者、75歳以上の高齢者世帯、要介護の重度、障がいの重度というふうなところを中心として、あと民生委員さんたちがふだんの活動で必要だよと思われる方というふうなところで、考えていきますと1,000名を超える当然方々対象にはなるというふうなことではございます。ただ、その方々全てが必要が対象となるかというふうなところですと、その方々の状況もありますので何とも言えないのですが、町がというか、事務局側が想定しているのはそこの部分でございます。

議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。

7番(浅野直子君) 実は、東京の豊島区ではこの意思表示のない方の登録を今回始めたんですが、その中には本当に苦情もあるかもしれないけれども、災害時本当に支援を求めている人に支援が回らないとそのことが一番つらいというようなことで、この拒否の意思表示のない方の登載を決めたということでございました。ですので、今1,000名というこの確実な数字ではないけれどもというお話がありましたけれども、1,000名ならば本当に1,000名に近い方のお名前を登載して、やはり何らかの形で家庭訪問をするなり状況を把握をして、災害時には自治会だったり町内会だったり、消防団だったり、いろんな方の手を借りて支援ができるような態勢を整えるのが大事ではないかなと思いますが、いかがでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) まず今回のような大震災のとき、最初に一番優先順位が高いのは、呼吸器を使っていて本当に生命に危機がある方、その次に要支援者台帳の登録者というところを見て支援に当たりました。ただ、それ以降、断水の地域で高齢者の2人世帯であったり、例えば障害者手帳をお持ちで登録していない方も含め、あとケアマネジャーさんと連携して要介護の認定を受けている方々ということで、その時々の状況によって支援体制を広げていったというふうな経緯がございます。ですから、登録していないから支援の手はいかないよということではございませんで、そういった場合には町で持ち得ている情報といいますかを活用し、支援に当たるというふうな姿勢には間違いないことでございます。
 ただ、登録の意思のない人をそのまま登録するというふうなことではございませんで、必要だよというふうなことを皆さんにわかっていただいて、登録をしていただくというふうな基本的なところは必要かと思っております。

議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。

7番(浅野直子君) 3番目のキーホルダーについてなんですが、町が推進しております黄色のカード、課長からもいただいたんですけれども、本当に詳しく書くようになっていまして、これを持っていたら大丈夫だろうなというのがわかりました。
 しかしながら、それは一方通行ではないかなと思います。この先ほどの話の中では、結局登録をするというその支援センターに本人なり家族が行って登録をするという、年1回の登録をするというそのことが大きな意味をなすんではないかなと思いますね。包括支援センターをより知っていただいて、本当にそういったよくお電話をいただくんですね、こういったときに悩んでいるんだけれどもどこに電話をすればいいのとこう言われるものですから、長寿福祉課か包括支援センターがあるんだというようなことで、あそこだよというと、ああ、という感じ。そういった方は結構多いんですよ。それで、これではやっぱりよくないと。登録をしにそこに出向く、家族が行く、そこにコミュニケーションが生まれて、その方の家族だったり、その方本人の様子がよりわかるというそういったシステムが、これから人口がふえていく中ではもっともっと大事なんではないかなとそう思いますが、キーホルダーについての推進はありますか。

議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 今現在包括支援センターは町の保健福祉総合支援センターと富ケ丘のいちいの杜というふうなところで、2カ所というふうなところで機会あるごとに介護の相談も含めてここですよというふうなところの周知には努めているところではございますが、まだまだなのかなということで、今議員さんのお話からもっともっと周知を徹底していかなくてはいけないなと思ったところでございます。
 このキーホルダーのところですけれども、主に外出先で事故とか、高齢者認知症の方々が徘徊をして迷ったときにというふうなところに功を奏するというふうには思うのですけれども、そのときにキーホルダーを介して支援センターに電話が来て、そこから救急車、消防というふうなことよりは、自分でご自身で緊急連絡カードを持っていただいて、その中には有事の際のときには人のところに連絡してくださいというふうに書いているカードでございます。そこには、当然ご家族の名前とか自分の病院何かかっているとか、アレルギーとかも書いてあるので、それをいち早くそばにいた方が見ていただいてすぐに救護に当たっていただいたほうが、外出先の有事の際には有効かなというところを一つ思うところでございます。
 あと、認知症の方々の場合は本当にホルダーをつけて出かける人とか、お着がえして出かける人はいないという状況にあります。ですので、ご家族の方にそういう危険があるときには相談いただくことも進めているんですが、見えにくい襟のところにちゃんとそういうことを書いておくだとか、そういったことをお願いしておりますし、事前に先ほど申しました黒川地区のSOSネットワークシステムのほうに登録して、迷っているような状況のときにはいち早くキャッチできるようなところを進めているところです。あとは、当然ちょっと認知の方なのかなというふうに思うような方々が地域にいた場合には、その地域の方々が連絡をするというふうなことでは、認知症のサポーター研修ようやく始まりましたので、そういったところで地域の方々のご理解をいただくというふうなことを現行進めておりますので、そういった姿勢で今支援を進めているところでございます。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 補説をいたします。
 やはり要支援の皆さんをどのように緊急時のときに支援するかというのは大変大事なテーマです。したがいまして、富谷町では既に私になってから連絡カード取り入れてやっていますというふうなこと、したがいまして連絡カードと提案のあったキーホルダーが2者択一のものなのか、併用するものなのか、プラスマイナス検証をして富谷町の連絡カードを大いに超えるというのであれば、それはキーホルダーのほうに切りかえることには全くやぶさかではございません。これにこだわるものではないということをぜひお伝えを申し上げます。
 もう一つは今認知症の、課長から出ましたけれども、認知症の方います、体が不自由な方います、思っていても動けない人がと、さまざまな類型があるということなんですね、障がいの類型が。そういうふうなことを皆さん向けにどのように、まさに言葉で言えばきめ細かく入り込んでいるかというあたりが私ども行政には問われると、町長以下職員ともどもそういったところに注視をしながら、なお一層福祉の3本の柱の1つですから、なお一層のきめ細かさをもって隣接自治体にまさる取り組みと評価をいただけるようにつなげてまいりたいというふうに思います。
 なお、この場をおかりして、長久手の状況は、言いましたように大きく歴史風土的に9つの連合町内会ということのようですね。そうしたときに町内会の悩みはということで言えば、自治会に登録されていない、5割を切っていますということで、幸いなことに富谷町は従前町長になる前はもっと別な方法ないのかなというふうに思っていましたけれども、まさに近ごろは町内会、自治活動と呼べるようにしています。町内会自治、広く農村部の皆さんなんかは99%、100%近くのご出席の中、3時間近くもかけて総会の議論をしているというふうなことは、まさに原点だと思いますね。そういう意味からすると、長久手は富谷に学びたいというのは、結果としては長久手もいい町なんですね。交付団体も50幾つしかありませんけれども、その中の1つですから。名古屋の隣接、名古屋の地下鉄、藤が丘から9キロ近くリニモでつないでまた鉄道に接続する、こんなすぐれた町はありません。20平方キロほどですけれども。愛知医科大学、日本最大級の病床を持つ医科大が新築改装されますとかという、本当にいい町、まさに我々からすればうらやましい限りの町が富谷町に学びたいということ、それは結果としては、町内会の皆さんが、町と住民という発想からすれば今のように非常に個人情報保護が挟まってねということがありますけれども、町内会がきちっと9割以上ほとんど100%捕捉しているよというのが現状町内会長さん、行政区長さんのお話で、その辺のところが富谷町は結果としては強みではないかと、これをぜひ生かしてまいる、行政区長の役割、まさに365日24時間体制で地域を見てもらっているんだなということを改めて6年、7年にして思うところでございます。敬服の至りでございます。

議長(浅野幹雄君) 7番浅野直子君。

7番(浅野直子君) 先ほどの答弁の中で、介護支援の方とか認知症の方とかということのお話がありましたけれども、それだけではなくて、65歳以上の方にも結局介護保険医療に今なっていない、そういったものを利用していない方にも登録をしていただくのはどうですかということですので、そういった登録をしていただく、年1回の登録をしていただくということのそういった意味での手軽さ、身近に持って歩けるというもの、キーホルダーの推進についてはいかがですかということの質問ですけれども、いかがでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 先ほどの1,000名の大宗というのは災害時の要支援者台帳のところの分母というふうなところでございますので、そういった意味でキーホルダーのということになりますと、緊急連絡カードはどなたでも誰でも持って、ご自身でご自身を守りましょうというふうな制度をとっておりますので、皆さんに持っていただくということを進めてまいりたいと思います。

議長(浅野幹雄君) この際、午後4時05分まで休憩をいたします。

午後3時56分 休憩

午後4時05分 再開

議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 8番安住稔幸君。

8番(安住稔幸君) それでは、私の一般質問をさせていただきます。
 初めに町長等の退職金を減額せよでございます。
 国は平成23年9月30日の人事院勧告及び国の厳しい財政状況と、東日本大震災に対処する必要性から国家公務員の給与は平成24年度と25年度に限り平均7.8%削減されています。
 また、今回の国家公務員の給与削減により地方公務員の給与水準、ラスパイレス指数が国家公務員より上回る地方自治体が全自治体の87.5%、1,566団体に上るとの調査結果が発表されました。
 富谷町については、削減後の国家公務員の給与水準、ラスパイレス指数を100とした場合の町職員の給与水準ラスパイレス指数は99.9となっており、国家公務員の削減後と比較してもまだ富谷町の職員の給与水準は国家公務員より低くなっております。
 また、職員数においては消防、公営企業等を除いたものでありますが、県内の類似の自治体は人口1万人当たりの職員数は68.76人ですが、富谷町は人口1万人当たりの職員数は52.6人と県内の類似の自治体よりも2割以上少ない職員数で、町民への行政サービスに努めております。
 こうした中、地方公務員の退職金も削減される見込みであります。新聞報道によりますと、宮城県職員において職員1人当たりことし4月1日から9月末までの退職で140万円の減、10月1日から来年の6月末までの退職で400万円の減、そして来年7月1日以降に退職する場合は現在の支給額に比べ410万円も減額されるようであります。
 今回の公務員の給与削減、退職金の削減は、国の財政状況と東日本大震災によるもの、そして公務員と民間との格差是正に基づくものであります。公務員と民間との格差に常に注意を払っていかなければなりません。このように、一般公務員と民間との格差は是正が図られております。
 しかし、その格差が是正されていないのが、県知事や市長村長等の退職金であります。首長の退職金は4年の任期ごとに支給されております。わずか4年間の勤めで約21カ月分支給されております。民間で4年間の勤めだけでこれほど支給されることはまずないと思います。
 私は町長等の退職金の見直し、減額について、以前にも平成15年9月と19年3月の議会の一般質問でも取り上げております。首長の退職金は民間格差の最たるものであります。これを是正しなくて何が是正かと思います。
 今回の公務員の退職金の減額に合わせ、知事や市長の退職金を減額しようとしている自治体が出てきております。当然のことであります。富谷町も町長、副町長、教育長の退職金を見直し、減額すべきであります。以下質問いたします。
 今回の一般職員の退職金の減額について、富谷町では1人当たり幾らの減額になるか、ことし4月1日から9月末までの退職者ではお1人当たり幾ら減額になりますか。
 2つ目に、10月1日から来年の6月末までの退職者の場合は減額は幾らになりますか。
 3つ目に、来年7月1日以降の退職者では減額は幾らになるでしょうか。
 4つ目に、25年度において退職金減額による削減総額はお幾らになりますか。
 5つ目に、26年度において退職金減額による削減総額は幾らになるかお伺いいたします。
 6つ目に、町長、副町長、教育長の直近の退職金支給額を伺います。
 7つ目に、町長、副町長、教育長の退職金の支給額をどのように考えておられるかお伺いいたします。
 8つ目に、町長等の退職金支給額の見直しについて、町長のお考えをお伺いいたします。
 それでは、次に大きな2つ目であります。
 東向陽台公民館区域の人口増による行政サービスを問う、であります。
 東向陽台公民館区域内の人口は、1月31日現在で1万979人であります。成田公民館区域よりも約2,000人多い状況で、公民館の中では一番多いような状況です。
 明石台東地区への入居が始まり、各種証明書の発行や相談など、東向陽台出張所での取り扱い件数がふえていると思われます。時期、時間での偏りはありますが、混み合うときもたびたびあるようであります。
 明石台東地区への入居は始まったばかりで、また宅地造成も進むことを考えますと、今後さらに入居が進み、東向陽台公民館を利用される住民や出張所での各種証明書等の取り扱い件数はますますふえるものと思われます。
 住民への行政サービスを滞りなく速やかに行うための対策が必要と考えます。
 また、選挙の投票所についてであります。
 東向陽台公民館で開設された投票所の投票区域の昨年12月の衆議院議員総選挙の投票日時点の有権者数は7,975人、当日の投票者数は4,293人で、投票率は53.83%でした。
 これらの数字は、人口と同じく町内で一番多く、投票率も町内で一番高いところです。投票率は前回の選挙でもやはり町内で一番高く、常に選挙に対して意識の高い地域と思われます。
 昨年の衆議院選挙の投票では、東向陽台公民館の投票所に向かう車の渋滞ができ、有権者の中にはせっかく投票所の近くまで来たものの、投票せずに帰った車もあったようであります。これらを考えますと、仮称でありますけれども、明石台小学校区内に今度新設されます明石台小学校区内に投票所の増設も必要ではないでしょうか。投票所を新たに設置し、一人でも多くの有権者に投票をしていただくための対策をとるのが行政の責務であります。以下質問いたします。
 今後の東向陽台公民館の生涯学習事業での対応。
 2つ目に、今後の東向陽台出張所での各種証明書等の窓口の対応。
 3つ目に、明石台小学校区内に東向陽台公民館出張所の分室の設置はできないでしょうか。
 4つ目に、明石台小学校区内に投票所の増設はできないでしょうか。
 大きな3つ目の質問であります。
 子育て支援の拡充を、であります。
 富谷町の15歳以下の人口は、1月31日現在、1万208人となっております。総人口は5万57人でありますので20.4%、5人に1人が15歳以下であります。これは全国的に見ても近隣においても少子高齢化が進んでいる状況の中、特筆すべきことで、将来の希望と未来の夢を託せるすばらしいことであります。
 しかしそれは、この子供たちの健やかな成長を私たちが責任を持っていかなければならないということであります。これは、重大な責務であり、親も含め地域の見守りは欠かせません。そして、行政の支援は子育ての環境の整備と経済的な支援が求められます。
 国は、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣の3大臣合意による平成25年度における年少扶養控除等の見直しによる地方財政の追加増収分の取り扱い等についてが取りまとめられ、これを受けた平成25年度政府予算案が閣議決定されております。
 新年度予算案では、子宮頸がん予防、またヒブ、小児用肺炎球菌のワクチン接種を、これまで補正予算により暫定的に実施していましたが、平成25年度以降は定期接種化をすることとしております。また、予防接種法に基づき、既に定期接種でありますジフテリア、百日せき、ポリオ、麻疹、風疹、日本脳炎、破傷風の一類疾病分と子宮頸がん予防、ヒブ、小児用肺炎球菌のワクチンの摂取についても公費負担の対象範囲が9割となるよう普通交付税措置を講じることとされております。
 これまで定期接種は、市町村の費用負担で実施されておりますが、25年度以降は国も費用を負担することになり、市町村の負担が軽減され予防接種が安定的、継続的に実施されるようになります。富谷町においてもこれまで予防接種にかかっていた費用の負担軽減が見込まれます。この費用の負担軽減分をおたふく風邪や水疱瘡、義務教育終了までの子供へのインフルエンザワクチンなどほかの予防接種への助成の拡充を図ってはいかがでしょうか。また、富谷町子ども医療費助成の通院の医療費助成を義務教育終了まで拡大してはいかがでしょうか。
 また、子育てにおきまして教育環境の整備も図らなければなりません。明石台五丁目に仮称明石台小学校が建設され、平成27年7月に開校する予定であります。東向陽台小学校の児童の急増による教育環境の改善が図られることはよいことであります。
 しかし、憂慮すべきこともあります。それは、とみや児童クラブ、学童保育であります。現在は、東向陽台小学校の児童は、東向陽台公民館のとみや児童クラブに通っております。今は小学校から近い距離にある公民館に通っておりますが、今度新設される明石台小学校が開校したときはどのようになるのでしょうか。明石台小学校学区内の児童は、東向陽台公民館の児童クラブに行かなければならないのでしょうか。明石台小学校校舎内か敷地内に児童クラブの施設を設置すべきと考えますが、いかがでしょうか。以下質問します。
 1つ目に、おたふく風邪や水疱瘡、義務教育終了までの15歳未満の子供へのインフルエンザワクチンの接種への助成の拡充。
 2つ目に、富谷町子ども医療費助成の通院の医療費助成を義務教育終了まで拡大。
 3つ、明石台小学校開校での児童クラブはどのように考えているか。
 以上質問いたします。これで、私の一般質問を終わります。

議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員に答弁を申し上げます。
 最初、退職金についてというふうなことであります。駆け込み退職というふうなことで、皆さんの立場ですから人ごとということではないかと思いますけれども、現実は国の公務員、そしてまた県職員、町の職員にもその状況が及ぶというふうなこととなります。
 減額の方向は、その背景は、結果政府は給与平均7.8%既に減額をしました。それに歩調を合わせるように県市町村にも求めるというふうなこととなります。それは人件費などに充てる、地方に要請したと、これきのうの河北の記事です。人件費などに充てる交付税を13年度は約4,000億円減らすというふうな記事で出ております。地方公務員の給与カット、知事と県と政令市長反対8割ということで大半は国の押しつけですねという、自治の制度からすれば全くそのとおりだと思いますね。
 ですから、私どもの立場、大変国、県、市町村というふうな関係性の中でどのように対応するかというふうなこともまた求められる、現に進んでいるところもあるというふうなことで、前提を申し上げて答弁をいたします。
 1、2、3についてまとめた形で申し上げます。既に国は、25年1月1日、ここに端を発しているんですね。25年の9月30日、ですから9カ月、これはもう100分の98に減額をする、98です。次、25年ことしの10月1日から来年の6月30日、これはもう9カ月間、この期間の退職する方は1,000分の92、その次26年、7月1日以降は1,000分の87にしますというのが大枠、国のスタイルです。98、92、87と3段階で減額をしますというのが既に確定してスタートいたしておるというふうなことです。
 さて、じゃあ宮城県はというふうなことで、宮城県は私ども含めて1万8,000人ぐらいだったと思いますけれども、略称退手組合、宮城県市町村職員退職手当組合、退手組合における正式名称は条例ですね、宮城県市町村職員退職手当組合、退職条例によって支給やら支給の内容について規定されている、これに基づいて運用されているというふうなことです。既に、退職この条例が一部改正可決されまして、平成25年、この4月1日よりスタートするということとなります。先ほどの98、92、87の減額の率は同じです。時期が違う、25年の4月1日から1年度単位です。来年の3月31日から98、次の年度26年度の方は92になります。27年4月以降の方は一律87と、このように国の制度と率は同じながらずれ込みながら、年度単位で県はスタートする、町村もスタートするとこんなふうな進み方になってございます。後ほどの額については総務部長からというふうにいたします。4、5番についても総額等についても同じくいたします。
 町長の退手組合から支払われることとなる退職金の支給額、4年48月で町長は端数は省略しますけれども、1,715万円、副町長は759万円、教育長は515万円とこういう概数になってございます。退職金の支給額については、現状退手組合、そしてまた条例に基づく支給となっておりますので、今後の22町村の皆さんとの意見を交換しながら、どのような状況、他市町村どのような状況になっているかにつきまして、協議した中でそれに従うこととなります。
 なお、私は平成20年に期末手当103万円減額したということも既に広報を通して、103万円なぜ覚えているかといえば、例の課税の基準額ですから、見合う形での103万円減額を期末手当ベースで行いましたというふうなことで、103万円掛ける6年分とこんなふうな形になります。従前の率を県から求められていますということで、町長就任後に言われたのは5つぐらいありますけれども、この中の1つでありました。副町長選任した年からそのようにしましょうということで平成20年度選任に合わせて減額した経緯もご案内を申し上げます。
 次に、東向陽台地区のということで、生涯学習の対応については後ほど原課からといたします。窓口については昨年、明石台東の開発を見越しながら5月末には出張所をあのように4割、5割増しぐらいのフロアを改修いたしまして大変好評をいただき、現在も混雑化、大分従前に比べれば和らいでいるというふうな状況のようでございます。
 次、分室の設置検討は現在しておりません。
 投票所の増設については、当然ながら27年4月1日の開校を目指しておりますので、それ以後の投票所機能ということも含めて、平面プランに生かしてまいりたいと思います。
 子育ての支援につきましては、先ほど軽減分を任意摂取のほうに回せないかというふうなご案内のようでありますけれども、現実はどうもそうでなさそうだというのが私らの見解でございます。先ほど言いましたように、普通交付税4,000億円ほど減額されるというふうなこととなりますので、思うほどの余力は生み出さないということです。したがいまして、任意接種となっております予防接種への助成、現段階では難しいというふうなこととなります。なお、おたふく風邪、水疱瘡、インフルエンザ、義務教育までを対象とした場合の無料接種費用の概算は、1億410万円と見込まれます。
 2つ目、子ども医療につきましては、前段議員申し上げたとおり、今10月の改定に向けて最終の検討をいたしているところです。
 3番目、児童クラブ学童、これも前段質問がありましたとおりです。2年、3年後、27年の4月からということで条例合意となりましたので、ぜひこの趣旨を生かして、公民館を主力としながらも多様な場所での放課後児童クラブの運用に努めてまいりたい、したがいまして、空き教室等の教室の機能なども使いながらというふうなこととして、明石台小学校の平面プランにもまた生かしていきたいとこのように思うところであります。以上です。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) それでは、退職金につきましてご回答申し上げます。
 町長のほうから全体の退職金制度の国と各町村との違いということでお話をさせていただいたと思いますけれども、先ほどお話ししたとおり初発の時期が異なりますので、9月末というふうなお話でしたけれども、年度末ということで3月末を、それも定年退職者、現行の定年退職する予定の方々を仮定として計算させていただきますと、26年の退職としては約31万1,000円ほど減額となります。概算ではございますけれども。あと、翌年27年の3月それですと約259万4,000円、1人当たり平均ですけれども。あと、最終的に完成する28年の3月で定年退職したならばということの仮定計算でまいりますけれども、351万2,000円、それが減額の金額となってございます。新聞報道等では400万円ほどということになりますけれども、それも平均的な国全体での平均の金額になりますので、若干その辺のところの誤差はあろうかと思います。
 あと、25年度、26年度これについても年度末でということで、現行職員がそれぞれ年度に達して60歳に達した年度末までにいたならばの計算になりますけれども、25年度の退職総額の減額総額は1,048万9,000円になります。あと26年度も同じく定年退職によるものとした場合につきましては2,594万2,000円という総額に、それが減額の数字でございます。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) 東向陽台公民館の生涯学習事業について答弁をさせていただきます。
 東向陽台公民館につきましては、町内3館目の公民館といたしまして昭和60年に建設をされております。公民館区の人口と公民館利用の実態でございますけれども、23年度、災害の年でありましたので22年度と24年度の1月末現在の比較で申し上げたいと思います。人口では1万979人ということで4.4%の伸びとなってございます。公民館に登録しているサークル数でございますが、22年度で37団体、24年度1月末で40団体となってございます。8.1%の伸びでございました。会員数では11.2%の伸びとなってございます。さらに公民館の年間利用者数でございますが、平成22年度では4万4,802人でございまして、24年の1月末では4万8,821人と8.9%の伸びとなってございます。
 伸び率の比較では、人口に対しまして公民館の利用率は高くなっておりますけれども、公民館の登録者数、利用者数を推測するとまだ収容能力的には十分耐えられると思ってございます。しかし、確実に人口は増加しておりますので、利用者数との動向を見据え、講座等の開設の回数や方法などを創意工夫して、地域住民の学習ニーズに応じた効果的な運営に努めてまいりたいと思っております。以上です。

議長(浅野幹雄君) これより、安住稔幸君の質問は一問一答により行います。8番安住稔幸君。

8番(安住稔幸君) まず退職金のことであります。今の職員の退職金の減額ということでお話を聞きました。26年3月に退職される方ですと31万1,000円ほどだということで、しかしながら、違いますか、131万1,000円ですか。

議長(浅野幹雄君) 131万円です。

8番(安住稔幸君) 申しわけありません。25年度131万1,000円、26年度259万4,000円、27年、28年3月ということでしょうか、351万2,000円ということで急に大きな金額が、町の職員たちがいわば国の方針ということもありましてこういった形になってきているということになります。そういったことを考えますと、やはり町長等の退職金のこれを見ますと、非常にやはりこの辺多くの自治体までいきませんけれども、ほかの県、市町で減額を図っているところが出てきているということを考えますと、首長さんの皆さん方も今まではということでお考えになっているのかなと思いますけれども、その辺もう一度町長のどのようにお感じになっているかお伺いいたします。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 先ほども申し上げたとおりであります。推移を見守るということで、それに沿う形で進めてまいります。

議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。

8番(安住稔幸君) これは本当に退職組合のほうの条例というかでありますので、私が言って何ができるというわけではありませんが、私もちょっと調べてみましたら、例えば宮城県の組合の条例によりますと、町長の分ということになりますけれども、月数に換算しますと21.12カ月分に相当するかなと思います。これは県の組合でやっていますので、例えば利府町においても同じということになります。それで、ほかのほうはどうかなと思って調べましたら、鳥取県の市町村退職組合というのは20カ月分というふうなことも例があります。そしてまた、東京都市町村組合、退職組合ですけれどもこっちのほうを見ますと、19.2カ月分ということもありました。あとは、神奈川県市町村の退職組合ですと18カ月分、またもう少し調べてみましたら、福岡県の市町村の退職手当組合ですと16カ月分ということで、宮城県と比べますと5カ月分くらい違うという、金額にしたら現在の町長の月額と計算しますと約400万円ほどの差はもう今現在出ているのかなということで、こういったことを考えますと、今回このように国の政策の名のもとで一般の職員の方も下げられているわけですから、やはり今回もう少し首長の皆様が、町長を含めもう少し積極的なものが必要かと思いますけれども、その辺についてはいかがでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) いろいろご紹介、ご案内いただきましたけれども、何ら変化はございません。

議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。

8番(安住稔幸君) それでは、ぜひ推移を見守るというか、進んでお願いしたいなと思っております。
 続きまして、公民館ですね、そっちのほうのお話をお聞きいたします。
 東向陽台公民館、今の利用の実績のお話を聞きますとやはり結構な割合でふえてきているということでございまして、私も出張所のほうでありますけれども何度かお伺いして状況を見させていただいているんですが、確かに出張所の部分のフロアが少しは広くなったんですが、基本的には余り変わっていないという、少し混み合いますと後ろで立っているような状況になるわけであります。こういったことを考えますと、分室というかそんな感じのものがぜひ新たな東向陽台公民館区の中では必要なのではないかなと私は感じるものであります。
 以前町長、どこかの説明会で、懇談会の中でイオン富谷のほうにそういった行政サービスセンター的なものをおつくりになるようなこともちょっと聞いたような気はするんですけれども、その辺もあります。そういったこともお考えがあるんでしたら、ぜひこの明石台小学校区のほうにもそういったお考えを持ってはいかがでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 適時適切に対応するということですから、混まないところに屋上に置かせるようなこともできませんので、ですから本当に財源の伴う中身ですので、そういったことも含めながら必要なところ、現状認識は、現状しばらく25年対応できそうだということの見解で取りまとめて答弁とさせていただいたということでございます。ご理解をお願い申し上げます。

議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。

8番(安住稔幸君) 今の町長のご答弁ですと25年度の対応というようなお話であったように思います。もちろん早くこういったものができればいいのかなと思いますけれども、今後についてはそういったものも含めて検討されるということでよろしいんでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 25年度は現状でいきますということですね。その先についてはこの1年間、この議会閉会後、まさに次の26年度を視野に入れながら、中央、横を見ながら富谷町の5万人、そしてまたふさわしい行政運営とさらに市制移行となりますので、よろしくお願いを申し上げます。

議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。

8番(安住稔幸君) 投票所の増設について確認ということでなりますけれども、本当に今回の震災で、今、車での投票に行くということでお話をさせていただいたんですけれども、それももちろんあるんですが、今回の震災で、給水所のあるところまで皆さんにペットボトルなりなんなりで持ってきていただくわけなんですが、そのとき本当に空のペットボトル持ってくるだけでも、鷹乃杜の話なんですが、本当にそう広くない場所なんですが、やっとの思いで来られる方もいらっしゃいます。やはり水を飲まないわけにはいかないということもありまして、本当に必要に駆られて大変な思いの中でこういう方を考えますと、やはり投票をもちろん車で行くなということではありませんけれども、そういったこともやっとの思いで来る方もおりますので、近くにというか、隣にということではありませんけれども、極力こういったように近くの場所に投票所の増設というものを考えていただきたいと思いますけれども、今のお話ですと小学校区内の増設は前向きに考えていくというようなお考えでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 1番は、東向陽台公民館区の投票所、有権者数も含めて見てわかりますように投票率もトップですから、そういう意味で非常に関心の高いところです。なお一層身近なところで投票していただくようにということについては、相当検証しています。毎回選挙のたびごとに検証していますから。私になって期日前投票所も1階に戻したんですね。本当は3階でやっていてはだめだったんです。密閉されたところに人を案内してということを求めたのではないということにあるとき気づきまして、大変好評です。期日前も南部地区でやれる方策はないかねというのも視野に入っておりますし、ことし3区、二ノ関、今泉、西成田というこの3区については6時、十分なる地元区長さんとの協議をした上でご理解をいただいて何にも一つも問題なく、6時で結構ですという結果も得たところでございます。改善改革については相当程度前向きに取り組みますので、どうぞ何なりとおっしゃっていただく、必要なことはばんばんやっていきますからね、よろしくお願いします。

議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。

8番(安住稔幸君) それでは、続きましておたふく風邪や水疱瘡、ほかの予防接種への助成でありますけれども、4億110万円ですか、非常に大きい金額かかるものだなと思っております。私も交付税措置、いろいろ改めて調べてみますと9割国のほうで負担するといいながら、実際には9割には私たちのほうには入ってこないというような仕組みになっているのもよくわかっております。しかしながら、間違いなく国が交付税措置しなければその分は丸々町がいわばかかるわけでありますので、25年度も。今回国がそういったように幾ら実際に入ってくるかわかりませんが、そういったことで町の負担軽減は間違いなくされるわけでありますので、同時に全てとまでは行かなくても、1つでもほかの予防接種への助成にとりかかるというか、始めるのはやはりいいんじゃないかと思いますけれども、いかがでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) その考え方に同意をいたすところです。本当はこの制度に有用性があるならば、本来は子供少子化ということの中ですから国でやるべき制度ですよね。なってからずっと思っています。子ども医療もそうです。持ち出し2億8,000万円ですよと、これを捻出するのにどうしましょうかねということで思案しているわけですよね。ぜひそういう面では皆さんとともに国の制度として一律に、それこそどこに住んでいようが、自治体で格差がないようなものを必ずこの面、どなたでも共通理解得られるはずだと思いますので、なぜやらないのかが不思議ですし、声を出しているんですが形になりません。まだこの6年間力不足だったかもしれませんけれども、何とか国の制度として取り上げられるようなものになるように、そのことがなければもう少しまた別なところに地域密着の重点特化した施策ができると、こんなふうなことにもつながっていくのではないかと思いますので、これまたご理解をお願い申し上げます。

議長(浅野幹雄君) 8番安住稔幸君。

8番(安住稔幸君) すみません、もう一度確認ということになりますけれども、私が今回のおたふく風邪、水疱瘡またインフルエンザ、全てを同時というわけではなくてもその1つでも2つでも取りかかるということは検討していただけませんでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 分離の件での質問ですか。その辺も含めて財源手当て等の絡みで必要度、そしてまたこれも含めて急いで検討してまいります。

議長(浅野幹雄君) これをもちまして、本日の一般質問を終わります。
 本日はこれにて散会いたします。
 ご苦労さまでした。

午後4時42分 散会

平成25年第1回定例会議事録(第3号)

平成25年3月7日(木曜日)

出席議員(20名)

  • 1番 長谷川隆君
  • 2番 菅原福治君
  • 3番 出川博一君
  • 4番 三浦邦夫君
  • 5番 高橋正俊君
  • 6番 小泉光君
  • 7番 浅野直子君
  • 8番 安住稔幸君
  • 9番 森栄君
  • 10番 千葉達君
  • 11番 佐藤克彦君
  • 12番 山路清一君
  • 13番 小川昌義君
  • 14番 細谷禮二君
  • 15番 佐藤聖子君
  • 16番 永野久子君
  • 17番 磯前武君
  • 18番 渡邊俊一君
  • 19番 相澤榮君
  • 20番 浅野幹雄君

欠席議員

  • なし

説明のため出席した者

  • 富谷町長 若生英俊君
  • 副町長 千葉芳樹君
  • 企画部長兼企画部経営企画課長 荒谷敏君
  • 総務部長兼総務部総務課長 小野一郎君
  • 福祉部長 奥山吉信君
  • 建設部長兼建設部都市整備課長 鴇謙一君
  • 企画部産業振興課長 浅野康則君
  • 総務部総務課参事兼総合防災対策監 菅原俊司君
  • 総務部税務課長 海壮晃君
  • 総務部町民生活課長 奥山育男君
  • 福祉部長寿福祉課長 安積春美君
  • 福祉部健康増進課長 小松巌君
  • 福祉部子育て支援課長 瀬戸けい子君
  • 建設部都市計画課長 佐々木俊男君
  • 教育長 菅原義一君
  • 教育次長 小山直樹君
  • 教育次長 佐藤信夫君
  • 学校教育課長 神田能成君
  • 生涯学習課長 佐藤英樹君

事務局職員出席者

  • 事務局長 須藤辰夫
  • 次長 泉川潤哉
  • 主任主査 津久家直美

議事日程 第3号

平成25年3月7日(木曜日) 午前10時00分 開議

  • 第1 会議録署名議員の指名
  • 第2 一般質問(通告番号7番~12番)
第3日目  3月7日(木曜日)
一般質問 4番 三浦邦夫議員
1 富谷町の教育に関する問題について
2 仮称明石台小学校整備について
19番 相澤榮議員
1 市制施行と町づくりについて
10番 千葉達議員
1 あけの平公民館区エリアの環境整備を問う
9番 森栄議員
1 富谷町の福祉行政の課題と対応について
16番 永野久子議員
1 被災住宅の救済、個人住宅の耐震化促進を
2 障害者施策の充実・強化をもとめる
13番 小川昌義議員
1 大気汚染対策について問う
2 放課後児童クラブの登録者数増加対策について問う
3 料金収納システム等の改修に伴う今後について問う

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり

午前10時00分 開議

議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
 ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。

日程第1 会議録署名議員の指名

議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、富谷町議会会議規則120条の規定により、16番永野久子君、17番磯前武君、18番渡邊俊一君の3名を指名いたします。

日程第2 一般質問

議長(浅野幹雄君) 日程第2、昨日に引き続き一般質問を行います。
 通告順に発言を許します。
 4番三浦邦夫君。

4番(三浦邦夫君) 皆さん、おはようございます。
 通告に従いまして、私は大きく分けて次の2つの質問をいたします。1つ、富谷町の教育に関する問題について、2つ、仮称明石台小学校の整備についてです。
 最初に、教育満足度日本一を目指しての教育環境の創造に日夜ご努力なさっている富谷町の教育委員会の皆様、まことにご苦労さまです。おかげで安心安全の学びの環境が整っていることに感謝しております。また、いじめ、体罰などの相談窓口が有効に活用されていることに、深い安心感を得ることができます。しかし、最近の新聞、テレビなどの報道関係の体罰、いじめ、暴力事件は日本全国で巻き起こり、大きな社会問題になっております。ここで質問します。
 私は昨年の9月、議会の一般質問の中で、滋賀県大津市皇子山中学校2年生、いじめにより14階建ての自宅マンションより飛びおり自殺、その後の学校側の対応のまずさ、大津市教育委員会の対応のまずさなどを知り、我が富谷町にいじめは絶対あってはならないと質問させていただきました。あの事件は一昨年10月11日の出来事です。それが翌年8月になっても学校側も教育委員会側も自殺といじめの因果関係を認めようとせず、大津市は、父親の要望もあり、自殺要因を考察する目的で昨年8月に市の第三者委員会を発足させ、男子生徒の同級生を中心に生徒や教員の聞き取りを進めてきました。男子生徒の担任は対面調査は断り、質問に書面で回答を寄せたようであります。結局調査の結果、いじめと自殺の因果関係を認める最終報告書が越 直美市長に提出されたのは、ことしの1月31日になってからであります。第三者委員会は調査の段階で市教育委員会と学校の対応について「いじめの実態究明を途中で放棄した」と批判、複数の教員がいじめの可能性があると判断したのに教員全体で情報を共有できなかった学校については「なぜいじめと認知できなかったのか強い疑問が残る」としました。「学校、担任として生徒の訴えをもっと重視し、具体的な情報を得る努力をすべきだった」と提言しています。市教委については何と「自殺翌日に学校に対して調査に入らないと連絡するなど自分たちで問題を解決する意思が全くなく、事実分析よりもその後の訴訟を重視した対応をとった」と責任感の欠如を批判しております。この最終報告書の内容を聞いた男子生徒の父親は、「やはり息子は学校に見殺しにされた」と、調査への感謝を口にする一方で、厳しい言葉で学校や市の教育委員会の対応を批判しております。
 私がなぜこの問題を取り上げたかということは、学校と教育委員会の立場は、子供を預かり、愛情を持ってすばらしい人間として育てていくという学校教育の当然の原点を忘れ、何とかうやむやにして隠蔽し、御身大事にごまかして生きようとする、教育の風上にもおけぬ人間教育が起こっているという点であります。よもや教育満足度日本一のまちづくりを目指す我が富谷の町には万が一にもあり得ないことであると確信しております。が、子供たちのために富谷町の現状を聞いておきたいと思います。
 次に、大阪・桜宮高校の男子バスケットボール部主将、顧問から前日の試合で30から40発殴られ、翌日自宅で首をつって自殺するという、何とも痛ましい事件が起きたことです。もともと部の顧問というのは、自分を慕って入部してきた子供たちを何とか育て、鍛え上げ、戦える戦士として戦場に送り出し、おのおのの子供たちは、この学校に入ってよかった、この部に入ってよかったと心の底から納得し、試合に臨んでいくものであります。自分の話で恐縮ですが、私も38年間高校野球の監督として何とか子供たちを甲子園に連れていきたい、それだけを思い続け、土日祭日一日も休むことなくやりぬいたという自負心があります。部員数の一番多いときは各学年30名、全部員で84名という多くの部員がいたときもありましたが、2年・3年生に全て同じ練習をさせ、チーム全体で戦うチームづくりをしました。部員間の競争は熾烈なものがありました。私の指導の原点は、せっかく自分を慕って入部してきてくれた子供たち、何としても本物の男として育て上げ、ご家庭にお返ししますと、入部のときにご父母の皆様にお約束をし、お預かりしました。子供をたくましく育てられたら私の勝ち、育たなかったときは私の負けです。たくましく育ったチームは相手チームにもかなりの脅威で、激しく厳しい戦いをしてくれました。
 さて、今、日本の教育界、スポーツ界は体罰と暴力、そしていじめ問題で大きく揺れ動いております。私の長い監督時代、体罰は一切なかったかというと、自戒の念を込めて話させていただきますが、全くゼロではありませんでした。高校生は年に4回定期考査がありますが、野球部としては、12月に行われる中間考査だけは1週間前から試験前の練習休みがあります。そのときに生徒との約束は「いいか、おまえたち、この1週間は勉強のための公式試合である。ただの練習休みではないよ。今までおくれていた勉強を本気になってやり、他の同級生に追いつくための1週間だ。万が一にも赤点をとるようなことがあれば公式戦に負けたと同じことになる。もし赤点をとったらマウンドで1科目につき竹刀で1回の罰とする」との約束をしました。残念ながら何人かにその約束を果たしたことがあります。このときは生徒も痛かったと思いますが、竹刀を落とす私の心もかなり痛かったです。そのほかの練習、試合での体罰などは記憶にありませんが、若いころ教えた卒業生には監督は丸くなったとよく言われることを考えると、厳しい指導者であったことは間違いないようです。しかし、体罰や暴力によって指導するなどということは一切考えられないことです。まして柔道女子日本代表選手を預かり育成する立場にある監督やコーチ陣が、選手たちをたたいたり蹴ったりし、挙句の果てに「死ね」などとの暴言を吐き選手たちを震え上がらせ、暴力をもって選手を指導するなどの考えられない事件が持ち上がりました。15人の代表選手たちの告発により明るみになったこの事件は、全日本柔道連盟の園田監督の辞任はもちろんのこと、長い間全日本柔道連盟に君臨していた最高責任者である吉村和郎強化担当理事と徳野和彦コーチが辞任することに決定、日本オリンピック委員会はこの事件を憂慮して、スポーツ界における暴力やパワーハラスメントの実態を把握するために、五輪実施競技の全ての各団体の強化責任者らを対象に聞き取り調査を実施しました。結果として二、三の団体から、柔道界ほど大変ではなかったようではありますが、実際には体罰がありましたとの報告が上がってきております。2020年の夏季五輪の東京招致委員会までもが、この事件により不利になるのではないかと心配しております。
 これらの事件の発覚により、日本全国至るところでいじめ、体罰、暴力問題が噴出しております。先日の安倍首相の施政方針演説の中でも「子どもたちが主役の教育再生」と題しまして、「子どもを持つ親は、常に子どもの教育に頭を悩ませています。いじめや体罰を背景に、子どもの尊い命が絶たれる事案が発生しています。子どもの命は何としても守り抜くとの強い意思と責任感を、私たち大人が持って、直ちに行動に移さねばなりません」、「まずは、先般、教育再生実行会議が取りまとめた、道徳教育の充実等を初めとする、いじめ対策の提言を実行します。教育現場で起きる問題に、的確で速やかな対応が行える体制を整えます。現行の教育委員会制度について、責任体制を明確にすることを初め、抜本的な改革に向けた検討を始めます」と話しております。また、宮城県教育委員会は、体罰で教師16名処分とか宮城県教育長1月30日教育界に体罰禁止を呼びかけるなど報道されております。
 これらの憂慮すべき教育やスポーツ指導に関して、私は富谷町に6点を質問いたします。
 1つ、大阪市桜宮高校でのバスケット部顧問の体罰事件、また日本女子柔道代表選手への監督・指導部の体罰・暴力事件は、国としても政治面、教育面でも大きな問題になっています。富谷町としてそれをどのように捉えてどのように対処するのか、その方策と意識的対応を質問します。
 2つ、富谷町での体罰、いじめ、報告などの現状はどうなっていますか。質問します。
 3つ目、教育問題に対して学校、家庭、地域との情報等の密なる連携体制のあり方を質問します。
 4つ目、あってはならない体罰、暴力、言葉の暴力、いじめを予防するために、学校、家庭、地域それぞれの役割としての研修が必要と思われますが、質問します。
 5つ目、富谷町として子供たちの成長過程でのさまざまな悩みの相談システムはどうなっていますか。質問します。
 6つ目、県内の中学教師の77%が部活動顧問が大変と負担に感じているアンケートが出ていますが、富谷町として何か改善策は考えていますか。質問します。
 次、大きい質問の2点目です。平成27年開校予定の仮称明石台小学校の整備に関してです。
 仮称明石台小学校の整備に関しましては、もともと小学校建設予定地の明石台五丁目の区域に建設されることになりました。現状況としては、現在は野球の北部シニアチームが練習グラウンドとして使用しています。周囲環境としては、建設予定地の南側・西側は閑静で温かいチームワークのとれた住宅地になっております。東側はスポーツサークル等の有効活用も含め誰からも親しまれている明石台公園に囲まれ、豊かな社会及び教育環境が整った場所であります。この環境の中、小学校開校設置計画に当たっては、ハード的には校舎及び体育館はどの角度でどのように配置をするのか、またソフト面においては児童の良好な教育活動を支える校庭の整備、通学路の整備などの安全面への計画などが大切と考えています。開校予定説明は何回か地域説明会が開かれてはおります。現在は、隣接する明石台五丁目の皆様はもとより学区内の住民の皆様が(1)児童の安心・安全への効果的な見守り支援、(2)有効な放課後児童の活動や地域サークルへの開放への支援等に力いっぱいの応援をしたいと心強いお話をしているところであります。非常にありがたいことです。また、ご存じのようにこの地域の住民は子育て真っ最中の家庭が多く、身近な場所・施設での子育て支援が強く望まれている地域でもあります。したがいまして、現在東向陽台公民館で実施されている放課後児童クラブの仮称明石台小学校への新設、また、校庭、体育館あるいは図書館を含む特別教室を学校教育に支障のない範囲で結構でございますので、サークルへの開放などを考えていただけるのか、その方策をお答えいただければと思います。このことは非常時における防災訓練も含めた拠点としての安心度の高い施設にもなると考えられます。
 以上の観点から、地域の願いの心をしっかりと酌んでいただき、ぜひ地域とともに育つ、愛される仮称明石台小学校になりますようにと熱望し、設計、整備をしていただきますようにとの願いをこめて質問いたします。
 1つ、安心・安全、見守りのための観察しやすい校舎、体育館、プール、そして放課後児童クラブ活動、開放などを含め、配置設計はどこまで進んでいるのでしょうか。
 2つ、隣接する明石台五丁目を初め学区内地域住民に確かな方向性への説明会の開催はどのようになっていますでしょうか。
 3つ目、建設予定地の南側道路は現在でも既に明石方面からの車の直進、成田方面からの右折車でかなりの交通量です。児童たちの通学路としてかなり危険な状態だと思います。富谷町としてどのような方策を検討しているか伺います。
 以上よろしくお願いします。

議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。初めに、若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
 前段のいじめ、体罰、暴力等につきましては教育長からということで大枠お願いを申し上げます。私は後半のほうについて申し上げたいと思います。
 仮称ではありますけれども、明石台小学校の整備ということで決断をいたし、25、26、2年度の準備を経て27年の4月1日を開校日とするということで今、地域での説明やら、あるいは内部での検討やらということで順次進めているところでございます。スケジュール的にはややおくれぎみではありますけれども、開校に間に合うべく今、その流れにあるというところです。町、そしてまた富谷町教育委員会、連携共同してこのハード面の整備については十分念入りな検討の中で進めるというふうなことといたしたいと思います。給食センターにしろしかり、あるいは西コミの改修にしてしかり、多面的・多角的に機能性を十分想定しながら、多方面の機能を想定しながら新築やら、あるいは改修を行ってまいったところでありますけれども、その精神をぜひこの明石台小学校の建築におきましても貫いてまいりたいと、このように思うところです。私は就任以来教育満足度日本一と、それは生まれて間もなくから、あるいは生まれる前からも含めて、生涯通して教育を皆さん受ける機会といいますか、そういうふうな機会の場にしたい、そんなふうな風土にしたいというふうな思いでこの場を受けておりますが、そのような中で先ごろ成田のユアテック前に新築された鴻池運輸倉庫さん、仙台食品流通センターという大型物流倉庫を建築されて稼働したというようなことです。岩沼の下のほう、そしてまた仙台の卸町の2つの機能が震災津波で被災を受けて、内陸部に統合した形で110人の雇用を見込まれるというふうなことでスタートする、雇用が見込まれるというよりも110人体制でスタートするというふうなこともお伺いしたところです。その会社さんが富谷町にお世話になったので何かをというふうなことで目録を頂戴いたしたところでありますけれども、教育向けにタブレット端末、確定したわけでないんですけれども、想定としてはそういったものをお贈りしたいというふうなことで、まとまったものの寄贈を受けたところでございます。そのきっかけは何かということになりますと、この教育満足度日本一の町、そういう取り組みをしている町にぜひというふうなことで思いを伝えていただいたということもぜひお伝えを申し上げたいと思います。
 そのような中で、大変私も、あれは平成19年開校の成田小学校以来です。私は2月就任でしたので既に間もなく開校ということでほとんど準備が整った中でのスタートでありますけれども、私になってから全くゼロから、白紙から立ち上げるというようなことでは初めてのことでありますので、私の経験、経歴も生かしながら建築設計、平面図構成等につきましては留意してまいりたいというふうに思います。大震災を経たという意味でどのような機能を付加するかと。そして東側に明石台公園というのがありますので、あそこの公園とのとり合いをどうするかと。そして議員のご指摘にもありましたように地域に開放され、地域の皆さんに、これまで以上の学校と地域の皆さんが相互に、施設開放も含めて連携のある、つながりのある学校施設というふうなことのありようですね。そしてまた児童クラブ、27年から制度が変わりますというふうなこと、私どもからすれば運用のしやすい体制に、27年度からちょうどスタートに合わせて変わるというふうなこと等もありますので、そういった機能を付加するもの。そしてまたきのう議論にもなりました、従前から東向陽台投票所が非常に多くなってきているというようなことで、もう1カ所別な場所での投票所設営というふうなこととなればこの明石台小学校の場所が想定されるというふうなことで、そういった投票所機能も想定しながら設計に当たるというふうなことになろうかと思うところです。そしてまた既存住宅地、従前ですと団地が開発されて学校はここですよというふうなことでほぼ学校が建築される、スタートする、そういうような中に自然に戸数がふえていくというふうな環境でありました。学校の後ろに建物がない中でスタートしているのが一般的だったように思います。ですから、建てる方はここが学校だというようなことを思って、それを受忍した形でうちを建てるというふうなことですので、多少音やら何やら想像以上のものも受忍いただいているのだなというふうにも理解いたします。明石台の場合についてはそういうふうなことでなく、すっかり立て込んだ住宅地の中に建てられるというふうなことでありますので、そういった既設、既存の住宅地の皆さんとの配慮も十分していかなきゃならない。そういう意味では初めての事例と、こういうふうになろうかと思います。地域の願いを十分取り込みながら、皆さんに、まさに給食センター、西コミのようにご納得、ご満足いただけるような配置プランになるべく私ども精いっぱいの努力と、そしてまた経験をここに織り込みながら、喜んでいただける施設、長期に使える施設というふうなことで取り組んでまいりたいと思います。
 そのようなことでありますが、しかしもう一方では難点として、意外と更地の状態では随分広い敷地だっちゃなと、十分小学校建つっちゃなとこんなイメージでありますけれども、帳簿上の面積が2万3,000平米、2.3ヘクタール、非常に広そうに見えます。小学校の敷地2ヘクタール、1,500から2,000、2万ぐらいの感じのイメージでしょうかね。そんなふうな中で、あのようなのりの高いところですので平場は1万7,000平米ということに。ですから最小限の小学校敷地というふうな、今となってみればそのようなものです。生徒・児童数に見合う校舎、そして体育館、プール、セットでそろえてのスタートというふうなことと相なりますので、そういう意味では大変今、面的な配置で苦労しているところです。どこにどのように校庭を配置する、どこにどのようにプールがとれるか、こんなふうなところを行きつ戻りつ、今、数回の協議を経て業者設計の手前の時点、最後の追い込みをかけているところであります。
 工事高、最終確定はいたしませんけれども、国費がどのくらいかというようなことになりますとおおよそ4分の1程度だと思います。20億だとすれば5億円程度というようなことでありますので、補助率、何についての補助、窓外込み込みでの総額に対する半分とか3分の2とかとそういうことではありませんので、現段階での試算によりますと結果としては込み込みの費用の4分の1程度、25%程度ですかね、25から30程度の補助金を受けて、結果自前の資金、そしてまた借り入れをしながらというふうなことで7割程度の資金を充てながら新設に向けてスタートしたと、このようなことでございます。
 それでは個別の質問に申し上げます。
 したがいまして原案は今申し上げましたとおりであります。十分、何十回となく見直しをしながら、そしてまた地域の皆さんの声を受けながら、スケジュールに間に合う範囲で最大限努力してまいります。
 2つ目、説明会については、もちろん説明会、適宜、確定した時点での意見聴取というようなことで、これも回数を制約することなく必要な部分について十分ご意見をお聞かせいただきながら、悔いのない施設としてまいりたいと思います。
 3つ目の交通安全対策ということで、これも大変厳しい状況は承知いたしております。これも学校を編成する上で地域の皆さんの一つの課題でありました。幹線道路をまたぐ形で六丁目の皆さんが通っていただく、通学していただくというようなこととなりますので、この辺については十分歩道の新設やら、あるいは信号機やら、そういったことも含めて十分なる安全確保に努めた中で開校を迎えるというふうなことといたしたいと思います。
 そのようなことでありますので、ぜひ皆様方のご理解、町が一方的にというふうなことの進め方は従前もしてまいりませんでしたけれども、この件についても大きな金高の中で建築される、さらにまた最低でも20年ぐらいを視野に入れて機能を十分予測、想像力を働かせながら機能を予定していくと。よもや設計屋さんに設計ができました、これでお願いしますというようなことの手法は私はとっておりませんので、ぜひ皆さんのお声も含め、こういった議会での場も含めながら議論の場に上げていただければ大変幸せでございます。
 以上です。

議長(浅野幹雄君) 次に、菅原教育長。

教育長(菅原義一君) それでは私のほうから、第1点目のご質問についてお答えをいたします。
 まず体罰問題でございますが、これは到底容認できない指導方法であり、指導者としては決してとってはならない手段であるというふうに考えております。体罰問題に対する予防、それから対処としましても、各組織体での観察、対応、ケア等の意識的対応が必要不可欠であるというふうに考えております。学校におきましても校内における体罰禁止の職員の意識の徹底、それから課題を共有しての相互の連携強化、これらのことが重要であるというふうに考えております。特に被害者の立場に立って適切に対応することが何より大切であるというふうに考えております。1月、2月の定例教育委員会におきまして体罰禁止の徹底を確認し、及び1月22日の定例校長会、それから1月31日、2月4日と臨時の校長会を開きました。それから2月18日には教頭会等も開催しまして、この中で職員への指導内容を確認しながら、共通の資料を活用して職員の体罰禁止の徹底というのを図っておるところでございます。
 それから2点目の富谷町での体罰、いじめの現状についてでございますが、体罰につきましては平成24年度において既に学校で把握し対応しているもの、小中学校合計で8件ございます。その内容につきましては部活動中が4件、授業終了後が2件、学校行事中が1件、その他が1件となっております。罵声、それから殴打、蹴るなどの行為がありました。いじめにつきましては9月の議会での答弁以降の件数も含めまして、平成24年度において小中合計で12件となっております。その内容につきましては、ほとんどがからかいということでございます。
 それから、3点目、4点目は関連がございますので一括してお答えを申し上げます。児童生徒の助け合い、保護者の支え合い、地域の導き合いというのは大変重要なことであり、暴力、いじめ問題だけにとどまらず、児童生徒の健全育成のために学校、家庭、地域との連携体制というのは必要不可欠な大切なことであるというふうに捉えております。そのための連携の委員会を設置して情報交換を行うなど、現在実施しているところであります。さらに青少年健全育成の富谷町民会議、それから子ども会育成会、PTA、学校、関係機関団体との情報交換をさらに密に行い、強い連携体制をとりたいというふうに考えております。また、学校で行われております校内の事例研修会、町主催の富谷町カウンセリング講習会、さらに県主催の研修会に参加し、研さんをそれぞれ深めておるところでございます。町主催の教育フォーラムも夏・冬2回実施しまして児童生徒理解に努めておるところでございます。
 5点目についてお答えをいたします。今年度より教育委員会内に教育相談室を設置いたしまして、福祉部との連携を図りながら対応に努めております。相談システムといたしましては、1番目に心の相談を富谷中学校内に設置し、各学校を通して町内全ての保護者に相談日を通知しておるところでございます。相談日は年間36日間設定しております。2点目といたしまして、教育委員会内に教育相談員が月水金曜日に勤務しております。電話、面談等で対応しております。また、教育相談の勤務日以外でも教育相談室で相談業務をということで対応してございます。3点目といたしましては、県の教育委員会より各中学校にスクールカウンセラーが1名ずつ、それから小学校の専用スクールカウンセラーということで1名が配置になっておりまして、年間38日間設置をされております。4点目といたしましては、スクールガードリーダーを配置し、児童生徒の校外における情報収集に努めております。いずれも機密がきちんと保持され、ケースによっては学校及び関係機関、保護者等と連携を図りながら適切な対応に努めているところでございます。
 第6点目の部活動についてでございますが、宮城県の教育委員会で実施しております運動部活用外部指導者派遣事業を活用して、顧問の先生の負担軽減ということと生徒の技術向上ということに努めているところでございます。あわせてことし4月に設立予定であります総合型地域スポーツクラブあったかとみやスポーツクラブと連携をしながら、部活動への指導者派遣等への支援ということも検討してまいりたいというふうに考えてございます。
 以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 4番三浦邦夫君。

4番(三浦邦夫君) 仮称明石台小学校の建設においては、ただいま町長のほうから、教育に高い見識をお持ちの町長が熟慮断行なさって、ご自分が建築設計等を含めて全て最初からやるということは初めての学校でございますので、私ども町民としましても大いなる期待を持って完成、開校を待っていきたいなというふうに思っています。なお、やはり先ほどの質問の中に入っていますようにこの地域は子育て真っ最中のご家庭がかなりたくさんあると思いますので、その熟慮断行の中に今後ともより一層の子育て支援、それから学童を育てるための支援というようなことをお考えいただきまして、ぜひそういう方向に持っていっていただきたいなと思います。
 最初のほうの質問なんですが、この3月4日にも小中高の教員や運動部約500人を対象にした宮城県の研修会があったのはご存じだと思うんですが、富谷町の教員は何人参加しているんでしょうか。それが1点です。
 それから、教育長のご発言の中にこういう方向でやりますというのは何回もお聞きしているんですが、実際に具体的に、例えば77%の苦痛だというふうに答えている教員、中学校の先生方の中で自分の専門の種目じゃないから、あるいは自分が苦手な種目だからというのが53%もいるということをご存じだと思います。やはり得手不得手がありまして、どのクラブの顧問も全部自分が得意とするクラブにつくというのがなかなか難しいというのが現実だと思うんです。そういう点で、苦手な種目あるいはやったことのない種目の顧問に対して、私はこの地域の中に、先ほど地域型スポーツの話も出ましたが。この富谷町全体からやはり有力なるプレーヤーというか、元プレーヤーでも結構だと思うんですが、あるいは指導者に町としてお願いして各学校へ、ボランティアで僕はいいと思うんですが、行ってもらうというようなことを考えているのかいないのか。53%というのは半分以上の顧問が自分の専門外で困っているということでございますので、その手だては教育委員会としてはやはり考えてやらなければいけないんじゃないかなというふうに思っています。このようにするといっても、結果的にそれが本当に先生方の手助けにならなければ子供たちにも影響すると思いますし、その子供を育てている家庭にもかなり大きな影響があるんじゃないかと思うんです。やはり子供たちはいい指導者に恵まれ、自分の目標とするスポーツを一生懸命やって、そしてその中には将来的に全日本級、オリンピック級がそろっていくということになればこれにこしたことはないと思いますので、その辺のところをどのようにお考えかお答えいただければと思います。
 以上、今のところ2点で……、もう1点、体罰が14件といいますか、そのあった段階のとき、例えばそれが発覚した段階でどのように教育委員会としては、そういうことをやっちゃいけないよとか何かそういうことだけじゃなくて、やはり二度とあってはいけないというのはわかり切っているわけですから、二度と起こらないように、私も実際事例として聞いていることが二、三あるわけですが、特に先ほどの技術的な問題にも係るんですが、自分がなかなかできないことを生徒にやらせようとして失敗したから殴るみたいな事例も聞いております。これでは生徒は委縮してしまうだけで、プレーヤーとしても実際クラブをしていてもおもしろくないわけです。やはり人間教育ですから、クラブ活動というのは自分の好きなスポーツを、自分が好きな種目を、あるいは文化部でも、やって楽しい、そこの中にまたすばらしい人間が育まれていくということ等も考えて、指導者の派遣、指導者教育というようなことが必要だと思われますが、お答えいただければと思います。
 以上です。

議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。

教育長(菅原義一君) まず3月4日に行われました県の教育委員会主催の指導者研修会でございますが、教育委員会のほうからは教育相談員を含め2名参加しております。また各学校からの参加人数についてはまだ把握してございません。
 第2点目の部活動へのいわゆる外部講師の件でございますが、先ほども言いましたように、まず県の運動部の外部講師派遣事業というのがございまして、今年度4中学校に7名配置という実績がございます。方針だけではなくて、このようにこういう事業を活用して実施しているという数字でございます。教員配置につきましては、当然その部活動担当ということも配慮はいたしますけれども、あくまで教育課程実施のための教員配置でございますので、全ての部活動に全て自分の部活動の専門の教師を配置するということはできません。できていないのが現状でございます。その辺も踏まえまして、配置された教員の中でその学校の部活動の実情に合わせて指導していくというのが現状でございますので、議員の指摘のとおりなかなか専門の競技・種目に全て専門の部活動顧問を配置しているという状況は今後も難しいのではないかというふうに思います。あわせて総合型スポーツクラブが4月から立ち上げられますので、先ほどもお答えしましたとおりここでの指導者育成ということもここのスポーツクラブの中では1つの柱にしておりますので、部活動の指導者育成ということもこの支援を受けながら進めていきたいというふうに思います。
 それから3点目の体罰でございますが、8件でございます。これについてはこういう事案があったというところから私どもと学校との連携協議、当然親御さんへの聞き取り等も含めまして本人のケア、いろいろなことを図ってまいりました。その中で当然県の教育委員会とも連携を図って進めております。8件ともその職員に対しては校長のほうから口頭で厳重注意という措置を行っております。本人及び学校の謝罪をその体罰を受けた本人、それからご家庭のほうで受け入れていただいているというのが現状でございます。しかし、謝罪を受け入れていただいているということにもちろん甘えることはできませんので、今後ともこの体罰の根絶に向けては、学校、それから保護者の皆さん、それから私どもで協議を進めながら前に進めていきたいというふうに思っております。
 以上です。

議長(浅野幹雄君) 4番三浦邦夫君。

4番(三浦邦夫君) 教育長がお話ししましたように当然学校の先生の人数は決まっていますし、各教科で当然配置がなされるわけですから、クラブの顧問というのが不得手であるというのは当然わかっているとおりです。ですから私は、専門でないがゆえにというのが53%いるという、そういう先生方の負担を少しでも軽くするために、そのクラブに例えば外部派遣とか外部コーチとか、あるいはボランティアとして何校かに行ってもらえるような方がいらっしゃればというようなことを含めて、負担を軽減するというような措置を考えていったら少しでも楽になるんじゃないかというようなことでお尋ね申したわけでございます。私も自分が学校の教員をやっていて、同じ学校で全くやったことのないクラブを持たされて大変だという先生方がたくさんいらっしゃるのは存じておるわけでございますので、そういうときに少しでもその種目を教えてくれる方にどちらからでも来ていただいて、子供たちのために指導していただくという姿を見ていたときもあります。ですから、そういうような手だてを教育委員会としてもう一回、ぜひ原点に返っておやりになっていただければなという期待感を込めてもう一回ご質問したいと思います。よろしくお願いします。

議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。

教育長(菅原義一君) 大変ありがたいお話をいただきました。先ほどから、従来から申し上げております外部派遣事業、つまり子供たちの指導に当たっていただくときにはそれなりの責任ももちろん問われますし、活動していただく方自身の、例えば傷害とかに対する補償の問題等もありますので、誰でもというわけには実際はいかないわけでございまして。その県の先ほどから申し上げております外部指導者の派遣事業は来ていただく方に対してのそのケア、万が一のケアとかそういうものもきちんと制度的に確立したものでございますので、いろいろこちらのほうもアンテナを高くしてそういう人材を探しながら、この事業のより拡大を図っていきたいというふうに思っています。あと何度も言いますが、やはり総合型地域スポーツクラブからの援助、それから支援というものも大変期待しているところですので、ぜひこことの連携を図りながら、議員の申し出をいただいております中学校の部活動のより一層の充実と、それから顧問の負担軽減もあわせて図っていきたいというふうに思っています。以上です。

議長(浅野幹雄君) この際、11時まで休憩をいたします。

午前10時49分 休憩

午前11時00分 再開

議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) 私は、市制施行とまちづくりというテーマについてご質問をいたします。私は議会と執行部が市制に向けて同じ歩調で進むことがベターであると考えている1人です。ともに市制を目指し、スムーズに市制移行ができることを願って質問をするものです。同僚議員がこれまで何回か同様の質問をされておりますが、市制検討プロジェクトチームの進行状況はどの段階にあるのか、到達度確認のための意味を込めて質問させていただきますので、どうかよろしくお願いいたします。
 地方分権の進展に伴い、市の権限は町村と比べ格段に範囲が広くなりました。本町の人口は仮称「富谷市」に移行するための要件の5万人に到達いたしました。町は市制施行に向けて職員によるプロジェクトチームによる研究をされていますが、市制施行は町の活力と魅力を高めることができる絶好の機会であると捉えております。地域主権が進展する社会情勢の中にあって市制を施行することは、行政基盤の強化だけでなく、町から市へ変わることによって都市的なイメージアップによる住民の市民としての意識高揚が生まれるとともに、地域経済の活性化や新市のイメージアップによる新たな企業進出、雇用の機会の増加などの波及的な効果が期待されるものと思います。また、町よりも市のほうが国や県の指導によらず直接実施できる事務権限が多いことから、これまで以上にきめ細かな施策を行うことができるようになります。これらのことから、市制施行は今後ますます複雑化・多様化する行政需要に的確に対応し、地域の独自性を生かしたまちづくりを進めるための最善の方法かもしれません。市制の施行はゴールではありません。市となった後のまちづくりについて、町民の皆さんと行政とが一体となって考えていかなければなりません。
 市制の要件は地方自治法第8条や総務省通知「市制施行協議基準」、宮城県条例第28号にそれぞれ定められています。これらには市となるために必要な人口や市街地、学校や文化施設、それらの設置などの条件について一定の要件を定めており、新たに市となるにはこれらの全ての要件を備えていなければならないとされています。本町はこれらの要件を全てクリアできると考えていますか。次の項目にて質問いたします。
 市制を目指すことについて。
 地方自治法第8条、総務省通知「市制施行協議基準」、宮城県市制条件についてクリアできますかお伺いいたします。
 産業については、地方自治法に「商工業などの都市的事業に従事する者と同一世帯に属する者の数が全人口の6割以上であること」と定められ、農林水産業以外の産業に従事している者の数が6割以上であることが要件とされています。都市化が進む本町では、前回の国勢調査ではこの割合は何%になっていますか、お伺いします。
 次に、連単について、地方自治法に「中心市街地を形成している区域にある戸数が全戸数の6割以上であること」と定められていますが、この要件はどうなりますか。
 文化施設など都市的な施設を整えていることについてはどうなりますか。これについては県条例2番目に記されております。
 市制に向けての事務手続はどの段階にありますか、お伺いいたします。
 将来のまちづくりについてお伺いいたします。特に福祉行政について。新たな施設の建設はありますか。例えば福祉事務所等。
 権限の移譲についてお伺いいたします。福祉事務所の設置や社会福祉主事などを配置し福祉行政を行うことになります。自治の権限が広がり、よりきめ細やかな行政運営が求められますが、職員の増加と経費についてお伺いいたします。
 市制施行により新たな法律、条例等はどの程度ありますか、お伺いいたします。
 次に、税制はどう変わりますか、お伺いいたします。町から市に変わることに起因して課税制度が変わることはありませんか。農地の課税方法について、町の場合「宅地並み評価・農地に準じた課税」であり、市になると「宅地並み評価・宅地並み課税」または「農地評価・農地課税」と変更されますが、具体的に何がどのように変わるのかお伺いいたします。
 次に、市制施行に伴う支出予算はどのぐらいかかりますか、お伺いいたします。
 また、住民の機運、意向把握についてお伺いいたします。市制について住民の意向を把握することが大変重要であると考えます。住民にさらなる理解を得るため、広報紙による市制特集やホームページを通しての周知、理解を図るべきと考えますが、いかがですか。それから、意識調査、住民説明会等はどのようにされますかお伺いいたします。また、市制施行を目指すPR看板等の設置は考えておりませんか。
 次に、市制施行により住民サービスの向上と特色あるまちづくりについてお伺いいたします。
 最後に、黒川行政との関係はどうなりますか、お伺いいたします。
 以上です。

議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
 市制施行にというふうなことであります。富谷町、前回の国勢調査4万7,042人、そしてまた昨年末には5万人に到達してということで、最小にして最大といいましょうか、これを超さないことには書類の手続がこの先進まないというふうなことのようでございますので、今回到達をして、そしてまた2年後に控える2015年の国勢調査時においても5万人は間違いなく超すと、五万二、三千人ぐらいのレベルでないかなというふうに思いますけれども、そのようなことでありますので、実務的に市制移行の準備にこの3年、25、26、27とかけて最短で4月1日のということでの今、視野に入ってきたところです。2月23日でしたか、愛知県の東浦町の記事が、3、4、5日と3日間ほど連続して河北さんでも取り上げていたようでありますけれども、全国紙に大きくこのような形で載っております。水増しがというふうなことで、東浦町、私どもも町時代お伺いしましたし、町長さんにもお会いいたしました。まさに東浦町、市制移行悲願ですと、もうほとんど8つぐらいしかなんかの町がなくなってねと、もう市のレベルの土俵にのらないと全然県とのやりとり、国とのやりとりの土俵にのれないんですというふうな、どういった趣旨が背景にあるのかなというふうな思いもいたしましたけれども、結果として5万80人で暫定値が出ましたと。そしてあることがきっかけで、結果総務省が精査をしましたところ、300人ほど水増しが行われたと。4万9,800人で確定をしました。ですから、この準備、最短でというふうなことで10年を経て準備をしていたことが全てふいになって、結果は5年後を待つと。5年後といえどもどうなるか。人口が減る場所、トヨタさん、リーマンショック等のことがあって5年後とて5万人を保証できないというふうな地域環境にあるようでございます。そういう意味で富谷町、1,000人程度の増加傾向というふうなことについては引き続き20年来の傾向、この先も続く見込みでございます。1月、2月、対前年度比というふうなことを見ましても950、70ぐらいのレベルで前年同期、同月比増加しておりますので、結果として年平均1,000人程度というふうなことは今年度も継続するのではなかろうかというふうに思います。大変5万人の高いハードルをもって町から市への移行というふうなことでありますので、十分慎重に、そしてまた住民の皆さんのご理解を得ながら進めることが肝要であるというふうに思っているところであります。
 地方自治法の第8条というふうなことで、人口5万人以上であることというのがしょっぱなに出てくる。ここからスタートして幾つかこう、そしてまた宮城県は宮城県で昭和23年の法律ですからもう60年、70年近くなりますねというふうなことになります。そのような前の状況がいまだに生きている中身でございます。昭和45年に多賀城町が多賀城市になったという以来、県内では合併以外の市制施行はないですので、それからしても40年以上ぶりだというふうなこととなります。平成17年の合併の折には、3万人の特例で住民基本台帳でもってもう即きのうときょう、矢本と鳴瀬が合併して東松島市になりましたと。松島町が日本三景ですと言っている以上に東松島市のほうが何か株を奪ったようなぐらいのマスコミ、メディアの出ぐあいも皆さんともども感じるところでございます。
 市制施行がゴールではないということであります。全くゴールだというような認識はないので、ゴールではないと言われても大変困ります。困ることであります。マラソンのゴールのように市制移行ゴール後にふらふらしてばたんと倒れたなんていうような表現にもなりますので、市制移行は一つの過程の中にあると、まちづくりの方向性は何らぶれることがないんですね。したがいまして今の3本の柱、そしてベースに置く住民協働、こういった姿勢は私が町長である以上一貫して貫いてきた姿勢でありますし、引き続きそのことをもって運営をする。皆さんのお声をお聞きしながらというふうなことでの運営は6年目を終え、7年目に入った今も変わりがないというふうなこととなります。したがいまして富谷市にふさわしい、市になったときにふさわしい風土といいますか、それは当然のことながら村から町になったときと同じ以上に気を引き締めながら整えていくと。施設の整備も含めて整えていかなければならない、こんなふうな思いでございます。現状は、市になる以前の富谷町において、非常に皆さん富谷町の今の活気というふうなことに関心を寄せていただいていることだというふうに思います。
 企業の立地、鴻池運輸さんのあの立地も含めて、そしてまたけさほど出ました建物、いつ何どきどうなるのかしらと思っていたあのイオンさん、何さんでしたっけ、スーパーさんは。イオン系の。(「マックスバリュ」の声あり)マックスバリュ、ありがとうございます。マックスバリュと言いたかったんですね。マックスバリュの高速挟んで向かい合わせのところに建物は建っておりましたけれども、まさに国内最大級の80万冊の所蔵数を持つ蔦屋さんがというふうなことで、3階建てのあの建物を使うそうです。したがいましてそういうふうなことで、国内最大ですかね。東北最大、県内最大というのではなくて、国内最大級のものが富谷町と仙台市に隣接するあの場所に立地をするというようなことも仙台市、そしてまた富谷町、こういったところでの商業圏、商圏というふうなことで大いに商売としてペイすると、こんなふうな算段の中、これは誘致したわけではありません。期待したわけでもないですし、民間の事業体の中でこのようなところに数年かけてようやくこういった業態が立地されることで、3月中旬にも開業しますというふうなことですから、確定の情報がきょうの新聞であります。
 そのようなことで、職員の応募状況、まさに2倍3倍の働きをしたいと、標準的な職員の応募、25倍であったり、労務職についても15倍であったりですね。100人受験されて4人採用です。4分の100ですから25倍。労務職は3人採用で43人に受験いただきました。3分の43で約15倍というふうな感じ。弁護士資格も、職も求めましたけれども、お二方資格者が応募をいただいて、結果弁護士事務所で今、弁護士さんとしてバッジをつけて活動している人が弁護士事務所を退職して富谷町に任期3年、最大5年の総務課職員として働きたいと。こんなふうなことで、大変富谷町への期待感というふうなものが非常に強くあらわれている証左でないかなというふうに思います。私も大変うれしいことですし、こういったまさに一人前の働きではない、2倍の働き、2倍の働きをする人を倍太郎と名前をつけて内部でやっていますけれども。倍太郎ねと言うと僕は3倍太郎で働きますとかという新規採用職員が去年いましたね。このぐらいの意欲を持った人がこの30年来、40年来町民の皆さん、町のためにというふうなことからすれば、今までにない数に見合う以上のものが恐らく投影されるのではないかと、このように思うところであります。したがいまして、福祉事務所も施設が建つわけではありません。福祉事務所という名称で機能が富谷町に、市になればというふうなこととなります。
 大変いいものがありますので、ちょっと引用させていただきたいと思います。市と町村は住民自治を担う同格の基礎自治体である。地方自治法8条に市の要件として5万人以上とこれ申し上げました。平成の大合併以前、17年を境にして市は671、町村は2,558、数的に申し上げます。それがそこを境に市は789、町村は930となりました。市部の人口は9割、郡部人口は1割というふうな感じの状況であります。
 ここから中身に入ります。分権改革が市と町村の権限格差を拡大するというふうな状況も生み出しました。もともと町村はこのような認識でありました。生活保護事務など福祉事務所の設置というふうなことを含め、生活保護事務などを行う福祉事務所の設置が任意とされることなどの違いはあるが、市との差はそれほど意識されなかったと、このように平成17年までは来ました。そして滝沢も日本一の村でいいよと、沖縄の豊見城村も日本一の村でいいよというふうなことでありましたが、豊見城村は前回の国調で村から市に、滝沢も村から市へというふうなことで手続を、今進めているところです。これは何の背景があるかといいますと、分権に取り残されかねないとの危機感が町村に広がっているというふうな背景であります。これは新聞の記事を引用してございます。5万人に満たない市は今250あると。最小の歌志内は4,151人である。市に昇格した後の行政運営は市の行政運営の中で行われるというふうなことと相なります。したがいまして平成の大合併で町村が合併した場合、3万人の特例で市に移行したことなどもこういった市の昇格、権限移譲というふうなことの関連の中で今動きがあり、そしてまた東浦のような無理な状況も生じてしまったというふうな状況であります。
 したがいまして富谷町は、本来ですと住基で、住基の5万人で市制移行にもう即していただきたいぐらいの思いです。私は行政の長ですから行政のルールに従わなければならない。しかし、皆さんの世界は政治の世界ですから、5万人の特例の中で、3万人特例、住基上でやったように5万人をもって減る状況にないので、富谷町5万人、26年度から市制移行にぜひシフトするような動きにしていただけませんかという動きを政治家の皆さんに期待するものでございます。私はそういう思いがあります。しかし行政の長ですので、今までの先例からしても15年の告知を経た後、最短でというふうに申し上げているのはそのようなところによるものであります。
 2つ目の権限移譲の内容については後ほどとさせていただきます。税制も後ほどといたします。ずっとそうですね。
 そして7番目、市制移行による新たな行政サービス、これも今触れたところであります。職員の応募状況、そしてまた富谷町への期待感というふうなこととあわせて、いろいろな諸課題、町長への手紙やあるいは議会の議論等も経ながら、施設の整え方というようなことも当然あるわけでありますので、富谷市にふさわしい内情と風土と、そしてまた施設のありようというふうなところについてもこの3年間、そしてまた計画に着手をし、数年を経て形にしていくと、こんなふうな取り組みにさせていただきたいというふうに思います。なお、保育士、大和町さん、隣の町におきましては集まらないというふうな状況でありますけれども、おかげさまで富谷町におきましては保育士、臨時・パート職、必要な人員を充足して4月1日を迎えられるというふうなことも申し添えさせていただきたいと思います。
 以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 町長、黒川行政との関係。

町長(若生英俊君) 黒川行政は、失礼しました。8つ目ですね。黒川行政は、特段変更は、変化、変わることはないというふうな認識でございます。したがいまして、黒川4町村というくくりが今後は黒川1市3町村と、こんなふうな名称になっていくことでありますが、内容的には黒行との広域行政、さまざまな面での広域的な行政運営につきましては今現在と変わることなく継続されるというふうなことと相なります。以上です。

議長(浅野幹雄君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) それでは私から残ったところのご質問に対してご回答させていただきたいと思います。
 まず権限の移譲についてでございますが、これにつきましては市制移行に伴う権限移譲と、現在既に地方分権改革に関しまして、いわゆる第2次一括法の施行に伴いまして市町村への事務移管が行われております。この2つがあります。議員のおっしゃっているのは市制移行に伴う権限移譲と思われますので、そういったところは当然、今思われているのは140項目ぐらい市になれば来るんじゃないかということが言われております。その具体的なところは、今調査を始めたところでございます。しかしながら、権限が移譲されるということは、さらに自己決定が高まりますので自治能力が上がり即決できるということで、住民の皆様の要望に即座に対応できるのが市になっていくということで捉えているところでございます。詳しいところは今現在、これからも調査してまいりたいと思っております。
 次の税に関することですが、これについても基本的に増税になることはないと思っております。これは先進事例を見てそのように思っているところでございますので、これについてもこれから調査をしていくところでございますが、税に関しては基本的に標準税率というのがありますので、恐らく市に移行してもそれを準用していくという形になろうかと思います。
 次の市制に伴う支出予算、これについては経常的なものと臨時的なものがありますが、経常的なものは大きく変わるものではないと思っております。これも先進事例をもとに、今申し上げているところでございますが、これらも今後調査を進めていかなくてはならない重要な部分になりますが、恐らく福祉事務所の設置などがありますので、そういった分で交付税も入りながらその分支出も増加するということでなっていくものではないかと思います。単発的には、前回、前々回といろいろなご質問にお答えさせていただいているとおり、住居表示が変わったり、町から市になりますので、名称が変わりますのでそういった経費、あとはシステムの改善、そういったものが大きなものとなっております。これも先進事例しか申し上げられませんが、一時的には1億から1億5,000万程度かかると言われておりますので、そういったものもこれから捻出をしながら整えていきたいと思っております。
 次の住民の皆さんの機運ということですが、これは議員のおっしゃるとおり、やはり必要な部分になります。これについてはまだ、内部的にも市になるとどういうことかというのを具体的に今詰めているところですので、県とも協議を始めさせていただいておりますが、県はまだ早いんではないですかということで、国勢調査が基準ですということで、恐らく県も富谷町の事例はもう数十年ぶり、初めてと言っていいぐらいの県としての対応になりますので、実際県の市町村課が担当するようでございますが、我々もこれから研究させていただきたいということで、一緒に目指していきましょうということを市町村課長のほうからもいただいたりしておりますので、それに伴って県とは密にしながら進めて、いろいろな数字をクリアしていきたいと思っております。そしてそれに合わせて皆さんへの機運ということで、できれば、整い次第市になることとかそういったものを広報とかホームページ、住民懇談会、そういったものでお話しさせていただきたいと思います。既に町政懇談会を昨年5回ほどやっておりまして、その中でも住民の皆さんから質問も上がったりしておりますので、町長のほうからお答えさせていただいておりますので、広く、とりあえずのところではございますがいろいろなことで周知はされているものと思っております。また新年祝賀会とか人口5万人の新聞記事などもお読みいただいた皆様は、そういったことに町はなっているんだなということを思っていただいて、メールなどでもご意見を寄せていただいているところでもございます。近くなりましたら、当然1年、2年目になりましたらそういったものをやっていきながら機運を高め、市制移行を目指していくようになると思います。
 最後、先ほど黒川行政について町長のほうから申し上げましたが、市になるということは郡から離れますので、残った黒川郡は2町1村となります。広域行政との関係は、やはり富谷町も単独消防は持っておりませんので、そういったところで相手方と今度なりますので、その関連している広域行政だったり市町村間でも、相手方に対しても条例の改正とかそういったものも今後ふえてまいりますので、そういったものもどういったものがあるか、これから調査を深く進めていきたいと思っているところでございます。
 あと前段のプロジェクトのお話でありましたので、プロジェクトについては基本的に昨年の12月をもって一旦終わりということにしております。目的は市になるための職員としての調査研究を高めるということで、それぞれ持っているものを、いろいろな市町村のデータであったり先進事例を集めていただきましたので、そういったものを収集しております。現在は企画部の経営企画課内の係担当ということで調査を進めているところでございます。
 以上です。

議長(浅野幹雄君) これより、相澤榮君の質問は一問一答により行います。19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) ただいま町長と、それから企画部長からるる説明がございまして、ちょっと足りない部分をこれから質問したいと思います。
 まず最初に、町長がいつも平成28年の4月1日施行というふうにおっしゃられております。このことについてお伺いいたします。まず市制施行までの手続についてお伺いいたします。事前の準備はどの段階にあるのかということでお伺いいたしたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、先ほど申し上げましたように28年の4月1日を最短とするということは、5万人到達後、来年度からでもと思うぐらいですからね、そういう意味でそのように申し上げているところです。手続はその国調の確定値が出た後に書類がととととと上がっていくということになりますので、非常にタイトな期間の中でご協力いただくということに。そのための準備、全てのものを、書類を整えて準備をしておくというようなことですね。それは前段水面下で十分なる、もう持っていけばわかりましたというふうぐらいのやりとりの進め方というふうにはなりますので、その辺の準備が3年だというふうなことです。
 先ほど多賀城の市制施行を45と言いましたけれども、訂正をいたします。多賀城と岩沼が46年の11月1日です。たしか3万人市制です。したがいまして5万人単独での市制施行は私の知る範囲では宮城県では初めてですので、宮城県に事例がないというふうなことでありますので、今3年間、そして確定値が出たら前に進みましょうねというようなことのやりとりは当然今の担当課からすればそのとおりです。しかし、東浦を見てもわかるように、わからないですから。よもや、そうでしょうというようなことで私は期待値を含めてそうなる見込みを強く持ちながら期待を持ちながらやるわけですけれども、世が世ですからわかりませんよね。4万9,800人でしたとかってこうなってしまうこともなくもないということからすれば、そうしないためのこの3年間でもあるんですよね。自然に左うちわで5万人キープして1,000人の傾向がそのまま続きますと誰も保証する何もありませんから。それも努力として積み重ねながら、間違いなく5万を超す確定値、今の水準からすると五万二、三千人のレベルで確定値が出るような取り組みもまたこの市制移行の準備だと、このようになります。
 申し上げますけれども、足りないところは今、企画部長からお願いします。

議長(浅野幹雄君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 事前のどのような段階かということで、まず市制に伴うものは大きく10段階ぐらいあると見ております。1つは、まず事前の調査、次が国・県との事前確認、次、町議会の皆様方の議決、そして県議会の議決申請、総務大臣への協議、総務大臣の同意、県議会の最終的な議決、総務大臣への提出、総務大臣より告示、そして最後は町による市制発表と、こうなります。その段階からいいますと、今は1段階目の事前の調査準備のその前の段階でございます。これから先ほど言ったように、前の議会だったと思うんですが、これはやはり行政として、係としてしっかりした対応をしなくてはいけませんので、市制準備室などを設けて、そこが中心になってやっていかないと進めないと思いますので、その段階に来ているということでございます。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) ただいま流れを明示されましたけれども、その中で町長が5万人になったというその確認が27年の国勢調査でもって出るんだったらそれ以降でないと進めないというようなことがあったんですけれども、それ以前に前もっていろいろな要件をクリアしなければならないことがあると思うんです。それで、私は同僚議員と1月9日に県の市町村課に行って調査してまいりました。そこでのご指導についてちょっと明示したいと思います。一番の要件は人口5万人、これは恐らくクリアできると思いますけれども、これが速報値で出てくる場合、28年の早くて2月か3月でないかというお話を伺ったんですけれども、町長はどのように考えますか。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 今回の2012年の調査は暫定値、速報値、確定値ですかね、どちらか、11月の時点でたしか45人でしたねというようなことであります。4万7,045人。そして最終2月の時点で4万7,042とこんなふうな流れはあったように思います。ですからおっしゃるとおりだと思いますね。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) そうすると平成28年の2月か3月に速報値が出てきたときに、出たと仮定した場合に、町議会の議決、それから県議会の議決をもって総務大臣から告示されるまでの間に4月1日という流れは予定どおりいくかどうかお伺いします。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) そのように可能性を追求するということであります。最短で、もう一刻も早く市制の枠組の中に富谷町を置かなきゃならないんですね、どう見ても。そのことを申し上げているんです。ですから、それは町民の利益と町のさらなる発展という意味からすると、先ほど申し上げましたように人口5万を超した時点で、特例で3万合併があったように、ぜひお願いしたいというぐらいの思いを持ちながら、先ほどのまた話につながります。そういうことで、最短4月1日、年度初めというようなことの切りがいいですから、そういったところを今目標に3年後、3年間の期間を経て準備しましょうというふうなことを申し上げているんです。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) 目標値は28年の4月はいいと思いますけれども、県の調査によりますと、一つの流れからいきまして29年の1月が最速ではないかと。その中の部分はちょっと省きますけれども、そんなふうに思っています。それはなぜかといいますと、1つは県条例の中で5番目と6番目がございます。これについては町の総予算を全人口で除した場合の割合が県内の町村の、例えば角田なら角田市と比べて遜色がないかどうかという部分、具体的に話すとそうなんですけれども、そういう部分でちょっと考えなければならないということ。それから6番目についても事業所の問題があります。事業所の数の問題。そういう部分を市町村課と話し合いをして、それを県議会に提出して、それで条例を改正してもらわなければならない状態になりますよということをお伺いしたんですけれども、そのことについての認識を伺います。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) まさにこれは政治の場も含めて、ぜひ4月1日、ぶれなくできるように、これは29年1月は初めて私は聞きましたけれども、そのようにどんな前後でおっしゃったのかわかりませんけれども、28年度ですね、9カ月ずれの1月だとこういうふうにおっしゃったとすれば、あと確認をさせていただきますけれども、とにかくもう4月1日、年度初めにならば同じ年度の年越して1月、9カ月ずれではなくて、28年の4月1日にできる方策はないかしらと追求するのが私の立場です。ですからそういう意味で3年間十分なる準備、それは県議会であったり県との連携協力の中でできる方策はないかと模索することですよね。人ごとのように皆さんやれるのかやれないのかではなくて、やる方策をぜひ皆さんとともに進めるということではないでしょうかね。
 企画部長から後節お願いします。

議長(浅野幹雄君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) おっしゃっているとおりだと思いますが、私どもも1月16日、多分議員さんたちが行った後だと思うんですけれども、昨年中から申し入れしてそのとき行っております。そのときも国勢調査の速報値は2月に通常出るもので、それから4月1日までの期間は短いんですが可能ですかということで、先進事例の和歌山岩出市ですかね、4月1日に施行しましたので、そういう事例もありますけれども、このときはどうだったんでしょうかねという話をしたところ、県もやはりそういう事例は持ち合わせていないのでちょっと調査しますということでやっておったようです。最近合併特例法の平成の合併によりまして、こちらに載っている基準が今回の合併によって誕生した市は必ずしも全て満たしていない、中心市街地6割なんていうところを合併したところはあり得ませんので、そういったところも加味するということで総務大臣通知から事前の協議は廃止しますという通知もいただいております。ということは総務省も事前の協議はもう廃止するので都道府県内で完結して、完了後に国に提出してくださいということになりましたので、私どもは町と県との関係が重要な市制移行へのポイントになっていると思います。先ほど議員が指摘したとおり県条例は昭和20年での条例ですので、そのときは確かに市になるということは単独市制しか見ていないので、こういった部分で中心市街地とかそういった部分で条例化しているということでございましたので、最近の事例で先ほど議員がおっしゃった岩手県のところの事例も、滝沢ですね、県条例改正したと。それで、その条例改正するについても、5万人達成して国勢調査が出て改正していただくのかというのではなくて、できればもし合わなければその辺を県にお願いしながら調整していくというのがここ3年間のことだと思います。ぜひご一緒にその辺をクリアしていくようにご支援をいただければと思っておるところでございます。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 4月1日と申し上げたのは今、和歌山の岩出の事例が4月1日ですね。国調後の4月1日というような事例がありますので、それらをもとに最短でというようなことで私はある時点から申し上げているところです。先進事例があって、我々は全国にネットワークがありますので、そういう意味では当てずっぽうで言っているわけではないんですよというようなこともご理解いただきたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) 私は、先ほど論旨にも示してあるように議会と執行部がともにスムーズに市制移行を進めるようにという部分で質問したわけでございます。人ごとのように考えているというような一言、町長からお話があったんですけれども、そういうことじゃないです。心配だからどうなんですかということで質問しているわけですから、何もとげのあることを言っているわけじゃないですからね。そのことをご理解いただきたいと思います。
 それで、市町村課とのお話しの中で、いろいろ難しい部分があるんですけれども、電話での話だけで直接1回も話をしていないという部分がございました。それでその後、市町村課に行って直接相談されたことがあるかどうかをお伺いしたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 先ほど1月16日に出向いたということを申し上げたと思いますけれども。そのときには先ほど私が申し上げたとおり県も事例が余りないので研究していきたいということを言われたということでございます。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) 先ほど企画部長から、県条例の中で5番目と6番目のことについていろいろと県と打ち合わせをしながら進めるということがあったんですけれども、そのことについてもぜひ予定どおりに28年の4月1日に施行できるように少し努力をお願いしたいというふうに考えます。
 それで、いろいろと町政懇談会について町長からお話があったんですけれども、その当時、そのときに参加者から市制についてのご意見等がございましたらお示しをいただきたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 昨年行ったところで2件ぐらいありました。市になるということはどういうことですかということと、あとはアンケートというか、そういったものをおとりになる予定はありますかとか、そういった感じの内容でございました。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) 税についてご質問いたします。町長は、前の同僚議員の質問の中でも町民税が少々移動するかなというぐらいに考えていたように思うんですけれども、固定資産税や都市計画税などはどのようになるのかということでお伺いいたします。

議長(浅野幹雄君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 都市計画税につきましては目的税でございまして、今のところそういった計画はございません。それと税金の増税ということですけれども、先ほど部長が回答いたしましたように市になったからといって増税というものはあるものではございません。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) 重ねてご質問しますけれども、農地への課税方式については変わりはございませんか。

議長(浅野幹雄君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 農地につきましては、富谷町は市街化区域と市街化調整区域があります。市街化調整区域につきましては従前の農地の課税になってございまして、市街化区域につきましては、50年代に富谷町は調整区域と市街化区域の2つに分かれました。それで市街化区域農地というのは団地等の中にあるような宅地、あとその団地の近辺にあって市街化区域内の農地のことです。これにつきましては評価は宅地と同じように評価しまして、その評価から、宅地であれば当然造成費用等がありますが、それらの造成費用等を除いた分で課税をしているのが現状でございます。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) それでは、別の項目に移りたいと思います。
 福祉行政についてお伺いいたします。福祉事務所の設置については現在あるもので対応できるということでございますけれども、権限についてですね。市制後は生活保護の部分は市が2分の1負担ということになると思いますけれども、これについては今、富谷町では生活保護者はどのぐらいいらっしゃるんですか。

議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 23年度実績でございますけれども、86世帯というふうな状況でございます。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) 負担額はどのぐらいになっていますか。

議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 総額で、福祉事務所のデータによりますと1億700万ほどでございます。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) そうすると、市になるとどのように変わりますか。

議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 現在は町負担はございませんで、全部県のほうになってございます。市になりますと、国負担分が4分の3というふうに認識してございます。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) そうすると4分の1は市で負担ということに理解していいですか。

議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 実際その机上というか、生活保護法の基準のところでの話ですので、具体のところ、例えば人件費相当が交付税措置になるとかいろいろございますけれども、今の認識はそのようなことでございます。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) 金額じゃなくて、それでは職員はこのために研修という部分も必要なのかどうかお聞きします。

議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 当然必要になってくるかと思います。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) そうすると、現在の部署からどのぐらいの人数が福祉事務所を設置した場合に異動しなければならないか、人数についてお聞きします。

議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 保護世帯数240までは3人というふうなことで基本ございます。ただ、当町のほうは今86人というような形ですので、どういうふうな体制になるかは今後のことだというふうに認識しております。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) 市制移行後のまちづくりについてお伺いいたします。条件の中で図書館とか文化会館とありますけれども、これらについては、特に図書館は6つの公民館があります。そこの増床でもって図書館の機能を果たすのでクリアできるということをお伺いしていますけれども、図書館というのはやはり本の貸し出しをするところだけではないと思うんです。やはり勉強をするところでもあると思うんですけれども、これらについて今は市になるための条件はクリアできるんですけれども、将来的にどのように考えているかをお聞きします。

議長(浅野幹雄君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) この点につきましても何度かの一般質問でお答えしておりますとおり、市制移行に伴うものは議員おっしゃるとおりのところになりますので、そのほかに図書館だったり文化会館的なものについては、前から申し上げているとおり総合計画のアンケート調査のときにも一番ではありませんがベストテンの中に入っておりました。そういったところも踏まえて、相当な経費もかかりますので長期的にやはり考えなくてはいけないということで、そういったものも、今、視野に入れながら進めているところでございます。しかしながら、市制要件とともにですけれども、合併によってかなり広範囲な市町村が生まれております。そして箱物行政への批判もあって、周辺自治体との関係というのも問われているところというのも申し添えさせていただきたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) 職員の中には大学も高校も出ている優秀な人たちがいるんですけれども、その成長段階において高校受験、大学受験というときに、勉強するときに皆さん学校でだけとか家庭だけでそれは間に合ってきたかどうかということを考えると、やはり図書館の機能というのは非常に大きいと思います。それで、現在の公民館の図書館は図書室でございまして、勉強するところではないと思うんです。そういう意味で、やはり今部長がおっしゃったように、その辺でとどめられると非常に残念に思うんですけれども、それらをもう一度ちょっと前向きに捉えてご回答をいただければと思うんですが。町長いかがですか。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 図書館の機能、多様な機能を持っていますというふうなことはそのとおりでありますね。しかし今の中学校、高校受験のというようなことになりますと、やはり1点申し上げなきゃならないですよね。図書館で受験勉強することは宮城県図書館とて認めてはいないんですよ。資料を使って学習する場としてで、しかし席があいていることもあって黙認しましょうというようなことの運用ですから、これはどことて同じだと思います。それは受験勉強だったらどこかの部屋を開放しますというようなことでも対応できるはずです。それは別として、お進みいただきたいというふうに思います。こちらにしましても図書館の不要論を言っているわけではございません。町のこのような状況の中で、給食センターは込み込み16億円でした。一定の基金を積み立て10年来の中でようやっとあそこにたどり着きました。国からの補助金は1億2,000万ほどです。その他は全て自前というふうなこととなります。明石台小学校もそれを超えるほどの額になります。したがいまして、町で本当にやれる大規模投資事業というようなものは相当慎重に、そして苦慮しながら、吟味検討しながら方向性を決める。私は今の時点では決断するほどの持ち合わせはございません。何とか当座6つの公民館図書室でご対応いただけませんかということで、ネットワーク化して、自宅から確認ができる、遠くの公民館からならば公民館から本を移動して自分の近くのところで受け取れるように、1日2日、日は要しますがと。そして公民館図書室と県図書館との連携も、間、橋渡しをさせていただいて、この近くにある利便のある県図書館の有効活用をしていただきながらこの間ご対応いただけませんかというようなことをきょうの町長の手紙で先ほど書いてきたところです。したがいまして、この現時点では従前の思い以上のものはございません。決断する状況にはないというふうなことで。しかしながら、この3年来、やはり継続して検討している課題ですから、皆さんの声、文化会館・文化ホール、図書館というようなあたりが具体的に必要度の高い、あるいは旧来の文言上に市制移行の条件というふうな要素の中に入っているというようなこともむげに今の状況だから何とかクリアできそうだというようなことに甘んずることなく、やはり富谷町のこの文化、風土、そしてまた教育満足度というようなあたりからすれば、最終の方向性の中にはそういった施設の必要性というようなことも十分認識しつつ、今の財政状況の中で決断する時期、段階で現時点ではない、このようなことを公の議場の場で申し上げたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) それでは別の項目をお伺いいたします。学校の現場で市制施行に伴うメリットについて何かございませんか。

議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。

教育長(菅原義一君) 今のところ、現状では特段に申し上げることはございません。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) 県から派遣の指導主事の人数については、現在は1名とか2名とかとあるんですけれども、市になると変わるんじゃないですか。

議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。

教育長(菅原義一君) 今、学校教育課のほうに1名の割愛人事ということで派遣を現在受けております。ほかの今の市の状況を見ますと、それにプラスして指導主事1名の割愛人事と現状は把握しておりますけれども、それが今後市に向かう中においてどのような経過で実現していくということについての検討はまだしてございません。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) それでは、市制を目指した新たな広報活動についてお伺いいたしますが、PRの看板等とか懸垂幕とか、そのようなことについては考えませんか。

議長(浅野幹雄君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) これも先ほど申し上げたとおり、まだ3年前になっておりますので、その準備室ができて広報活動の計画ができて、そういったところで示していかれるものだと思っております。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) それですと市制移行準備室の設置はいつごろになるんですか。

議長(浅野幹雄君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) これについては恐らく県との具体的な協議が始まるのが2年前ということですので、平成25年中の後半もしくは来年度となると思います。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) これまでプロジェクトチームが検討した項目でですけれども、私、それから以前に同僚議員が質問した以外に検討されている事項がございましたらお示しいただきたいです。

議長(浅野幹雄君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) プロジェクトチームについては特別前にお話しした以外のことはやっておりません。今は課の中で係としていろいろなことをやっておる段階でございます。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) そうすると課の中で今話されていることは、お示しできることがありましたらお願いします。

議長(浅野幹雄君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 先ほど議員からご質問があったとおり、まず企画内だけでしかやっておりませんので、これから先ほどの税の問題であったり福祉の問題であったりさまざまな問題に及びます。そういったものをどうやって取りまとめていくかという組織づくりですね。そういったものをどうやってつくるかというような内容を検討しております。あとは宮城県との内々協議というか、そういったものをお話しさせていただいて、富谷町で足らざるところは何かというのを見出していきながら詰めていくというような、そういったところをやっていきたいということを話し合っております。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) そうすると、メンバーとか人数についてはまだ考えていないということになりますか。

議長(浅野幹雄君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 準備室のということでしょうか。(「はい」の声あり)これについてはやはり行政組織ですので、私のところでだけ考えられませんので、総務部あとは町長を交えてどういった体制になるかというのはこれから考えられていくものだと思います。ただ、先進事例を申し上げますと、1人ないし2人ぐらいというところが多いようでございます。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) 最後に住居表示についてですけれども、まだ早いと言われればそれまでなんですけれども、まず最初に仮称の今「富谷市」なんですけれども、これが富谷市でいくのかということでまずお伺いします。

議長(浅野幹雄君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 市の名称ということですよね。現在のところ、前の議会でもさまざまなところで町長が申し上げているとおり、富谷は村から町にもなった、そして単独で今やっているということを踏まえれば富谷市になるのが妥当ではないかということで、そういったことを今念頭に置きながら、そういうのも研究検討しているところでございます。

議長(浅野幹雄君) 19番相澤榮君。

19番(相澤榮君) そうすると、黒川郡がとれてくるというような形になると思うんですけれども、住居表示に伴って各種の変更手続等もございますが、それらについては検討されたことがございますか。

議長(浅野幹雄君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) これも先進事例を見て、町民の皆さんに直接影響が出るなど自分のところの住所が変わりますので、こういったのがこうなりますということで表記されていくものだと思います。幸い団地部につきましては何丁目何番地というのがありますので大きな余り変更はないと思いますが、字がついているところはやはりそれなりに歴史・風土もありますので、そういった調整は図ってまいらなくてはいけないと思っております。そういったところも先進事例を見ながら、あと県と調整をして、最終的に案という形で皆様にお示ししながら意見交換をしていくものだと思っております。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 市の名称については、町長への手紙等を含め町長が勝手に決めるというふうな認識を持たれる方もおられるようでございます。決して私が決める権能はございません。村から町も、歴史を見ておわかりのように富谷村の名称を変更する条例を37年12月に議会にかけて議決をいただいています。その内容は、本村の名称富谷村を富谷町に変更するということの条例。ですから結果としてそのように。今やっているのも次の15年に、東浦を見てもわかるように5万人を切ったらどうにもならないんですよ。それは私としてはこの首長なんだから覚悟の上で、5万人を何とかキープして、よもや総務省の管理のもと富谷町は5万人に認めませんなんていうようなことになったらこの3年の準備も本当に無駄となって、私の責任はどうなるの、こういうところにかかっているわけですから、本気さは違いますよというようなことで平成22年から構えています。そしてまたなおのことこの25、26、27と3カ年、いよいよ具体的な市名も含め、住居表示の辺も含め、皆さん民間の人たちも含め、郡から住居の変更をいつしましょう、いつの年賀状からしましょうというようなことにもかかわってきますよね。封筒何ぼつくるも含めて。そういったことの広がりのある中の状況がいよいよこの3年間、具体化しつつあるというふうなこととなります。したがいまして、本町の名称富谷町を富谷市に変更するという、あるいはそのそういう市、富谷市云々ではないですけれども、〇市に変更するという条例行為であるということですから、ここの議会議決をもって自治体名は決まると、このようなことをぜひお伝えをし、ご理解をいただきたいと思います。

議長(浅野幹雄君) この際、午後1時まで休憩をいたします。

午後0時02分 休憩

午後1時00分 再開

議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 10番千葉達君。

10番(千葉達君) 通告に従い、私はあけの平公民館区エリアの環境整備に関する3つの件を質問させていただきます。
 初めに、熊谷地区町道源内明坂線の改良工事推進についてお伺いいたします。
 国道4号線生協セットセンター跡、あけの平北口交差点から鷹乃杜方向に約300メートル進みますと、東京まで367キロメートルという道路標識ポールが立っております。この地点から左側に入る道があり、旧来からの民家に沿って弧を描くように南方向へ進むと、約700メートル先で再び国道4号線の左車線に出ることになります。この道路が昔は奥州街道、明治以降は国道4号線として、現在は町道源内明坂線と名称され、一般車両はもとより熊谷地区住民の生活道路として、そして国道に沿って立地する民間事業所に利用される、名残ある大事な道路であります。この源内明坂線に進入し、約400メートル地点に国道4号線を挟んで日吉台団地と熊谷地区を結ぶ熊谷交差点があり、熊谷交差点延長線と源内明坂線が丁字路という形でつながっております。
 ここで特に問題とするところは、去る1月に実施された町政懇談会で地元町内会からも問題提起されてきましたが、この丁字路から南方向へ国道4号線までの区間、約300メートルの道路の件であります。この区間は全面舗装をされておらず、両路肩は砂利道、しかも砂利の上にいつしか泥がかぶり、これが本当に砂利道なのか判別のつかない現況であります。こういう状況からして、公有地である町道と隣接する私有地境界も、これもまた判別しにくい現況であります。そして砂利道の路肩部分には民間事業所の確信的な違法駐車と思われる車両が恒常的にとまっており、町道を占拠し、幅員を狭くしております。さらにこの区間の道路はかなり老朽化しており、毎年のように随所に穴ぼこができ、通行上大変危険であり、その都度簡易舗装の応急措置をしている状況を確認しております。
 以上のような状況から客観的に判断しますと、旧国道である源内明坂線の一部分約300メートルは全面改良工事の必要ありと私は考えますが、いかがでしょうか。町長の見解をお伺いいたします。
 次に、あけの平狭小道路の安全確保についてお伺いします。
 あけの平団地と大清水団地を連結した供用道路開通以来今日まで、スクールゾーンの安全確保対策を初め関連する施策について、私のみならず同僚議員からもこの議場で論議されてきたところであります。町当局も検討を重ね、できる限りの対応策を講じてきて現在に至っていると私は認識しております。しかし、あけの平3丁目の狭い道路、いわゆる区間132メートル、狭小道路の安全確保に対する対応策は抜本的解決とは言いがたく、町当局のみならず、考えれば考えるほど本当に何ともしがたい、何か最善策はないものかと地域住民ともども思案にふけている現状であります。
 去る1月の町政懇談会での地元町内会の要望に対し、町当局は10メートル間隔にポストコーンを設置し車両のスピード減を図るということであり、一歩前進、一定の理解を得られたと私は認識しております。このポストコーン設置に関する経費については25年度予算案に計上されており、今議会承認の暁には早急に実施されることを要望する一人でありますが、工事着手の時期はいつごろと考えておられるか、町長の見解をお伺いします。
 大和町杜の丘団地にスーパーマーケットヤマザワがことしの秋にオープン予定、この道路延長線上にあるあけの平北口入り口の生協セットセンター跡地には商業施設ができる予定、そしてあけの平3丁目狭小道路を経て成田方面線上富谷高校手前にエスコート大清水ショッピングセンターがことしの7月1日にオープン予定、同じくあけの平3丁目狭小道路を経て大清水、上桜木の南へ直進し、丁字路交差点左向かいに、きょうの朝刊に報道があったとおり複合書店としては国内最大級の蔦谷書店仙台泉店が現在オープン準備で大わらわであります。そして高速仙台北部道路が国道4号線と直結するとなれば、富谷町内の交通量は一段と増加することになり、これら商業施設の通過点上にあるとりわけあけの平3丁目狭小道路はさらなる問題を抱えることになるのではないかと、大変危惧しているところであります。
 以上のようなことから、地域住民ともども共通の課題ではありますが、町長、今後来るべき交通事情をどのように捉えられているでしょうか。そしてどのように対策を講じられるお考えでしょうか。町長の見解をお伺いいたします。
 最後に、町内に近隣公園と称する5つの中の1つでありますあけの平公園、通称山公園の整備についてお伺いいたします。
 ほかの近隣公園と多分に漏れず定期的なトイレ清掃、園内のごみ拾い、遊具の点検・整備、除草、砂場の砂入れかえ、樹木の適宜な剪定、また広場の暗渠設置などなど余念なく公園管理をされていることは私も認識しております。山公園は地域住民、老若男女の精神的やすらぎの場、憩いの場、遊びの場でもあり、年間を通して見るに利用者は多いほうだと私は推察しております。狭い広場スペースではありますが、特にグラウンドゴルフ愛好者十数人が春先から晩秋まで週2回程度、明るく奇声を上げたり、和気あいあいと本当に楽しそうにプレーされている様子が見受けられております。山公園の他の近隣公園と違うところは、平面的な公園ではなく、広場の東側と北側にほどよい斜面があり、そこには落葉樹が植えてあり、東側斜面には階段式の回遊式遊歩道が敷かれ、途中にあずまやがあり、自然あふれたすばらしい立体的公園であると私は思っております。四季折々自然の移ろいを味わいながらの絶好な散策コースともいえると考えます。小高い頂上は東側斜面の落葉樹が成長する以前、前方の見晴らしがよく、元旦にはご来光を迎えるちょっとした穴場でもありました。この公園設置は昭和58年であり、あれから30年たち、今では特に夏場は斜面全体を木立が覆い、うっそうとして気味悪く、遊歩道を散策するには大人でも相当の勇気を必要とする山公園になってしまいました。
 以上のようなことから、私は軽スポーツのできる広場、子供から大人までの散策コース、児童たちの校外学習、幼児たちの情操教育のためにも、広場から見える斜面全体の木立を刈り払い、せめて東側斜面遊歩道両側をもっと幅広く下刈りすれば、斜面そのものが明るくなり透明性を帯びることにより、より利用者がふえ、より身近に感じられる山公園になると私は考えますが、町長の見解はいかがでしょうか。お伺いいたします。
 また、山公園全体の案内略図板が老朽化し見苦しいため、2年ほど前、富谷町クリーン作戦に巡回で来られた折、同行した所管担当者に依頼して撤去していただきました。その後、新しい案内板が設置されるものと期待しておりましたが、その気配はいまだに見受けられません。この機会に改めて公園の略図案内板の設置を要望したいと思いますが、町長の見解をお伺いいたします。
 以上であります。

議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
 あけの平地区のということで質問でございました。今、論旨にもありましたように、ことしの1月16日、あけの平公民館区の町政懇談会を、恐らく初めてであろうかと思いますけれども、熊谷を含めあけの平、大清水地区の行政区、とちの木も含めてというふうなことで開催させていただきました。2月6日には日吉台で開催し、12月13日には富ケ丘、鷹乃杜地区で開催しということで、申し上げましたように5つの公民館区で24年度実施をいたしたところでございます。その中でもそれぞれ地域の課題につきましてはきめ細かく細部にわたってのご要望と、そしてまた日ごろ地元で隅から隅まで目の届く皆様方の生の声もまたお聞かせいただいたところです。できるものはすぐにというふうなことの立場で一定のものについては既に着手をいたしておりますし、25年度事業というふうなことで繰り入れたものにつきましては25年4月以降というふうなことで、順次今準備を進めているところです。
 さて、1つ目は源内明坂線、まさにこの路線については先ほど申されたとおりであります。全線が1,150メートル、沿線の戸数といいますか、昔からの伊達屋敷8戸というふうなことのようであります。今はバイパス、下の4車線道路を通るだけですので、大半の方は通る機会は少なかろうと思いますけれども、旧来の由緒ある道路ということと生活道路として十分なる引き続きの機能、そしてまた整備が求められるという認識はそのとおりでございます。そういう中で25年度事業におきましては、熊谷につきましては軽トラ積載車、消防ポンプの軽トラ積載車を配備することといたしました。富谷町では町下、町上、西成田、それに次いで4例目ということになります。やや狭そうに見える場所でありますけれども、何ともいろいろ場所、物件、他に求めたところではありますけれども、地元の皆さんとともにですね、結果としてはあの場所にやや拡幅する形で軽トラ積載車を収納できる車庫も含めて予算立てをしておりますので、お願いをしたいと思います。ここへの期待値といたしましては隣接するあけの平、そしてまた道路向かいの同じ熊谷、日吉台というふうにつながりますので、こちらの皆さんの地域にも熊谷の消防班の皆さんのお力をいただきたいと、そんなふうな思いで熊谷への配置を決定、建設を決定したところであります。そういうことで、要望事項、雑木については既に伐採をいたしております。そしてまた出口、昔、酒屋さんのあったところでバイパス、4号線に接続いたしますけれども、あの場所でのいわゆる違法駐車というふうなことで町道にはみ出しての駐車状況の改善を求めているところでありますけれども、長年の課題でございます。なお25年度本腰を入れて町の姿勢をきちっと立場を示して必要な法的な手続も含めてやはり今の状況を看過、見過ごすわけにはいかないという立場をもって、警察のご協力もいただきながら改善に努めてまいりたいと思います。
 2つ目は、まさに狭小道路というふうに呼んでいただいておりますが、町ではあけの平16-1号線という呼び名でございます。たしか幅員が5.5メートルだったかと思いますね、最大値。側溝まで含めてというふうなことで、非常に狭隘な道路で、あのように歴史的にあけの平から大清水への接続がある時点でなされ、そしてまた大清水からここのセブンイレブン前まで、役場入り口のあそこまでの都市計画道路の予定がなかなかつきづらいというふうなこともありまして、あけの平と大清水間の接続道路というふうな機能のまま現状、あそこに接する十数世帯の皆さんには大変なるご苦労をこの間おかけしておると。なかなか抜本対策がないというのが正直現状でございます。それぞれ折々私になってからも手を打ってまいったところでありますけれども、5.5メートルの幅員ゆえに歩道もないまま、当初あそこを通り抜けるというような予定、想定は恐らくなかったんだろうと思いますね。あけの平の終点が三丁目の中学校をもってというようなあたりだったと思います。いつぞやというふうなあたり、本来ですと想像力も働かせるならばあの道路も含めてやはり160メートルの区間ですので、歩道つきの道路が整備されておったらなというふうな思いは今、思うところでありますが、それを今申し上げても現状改善にはなりませんので、現状のまま何とか改善する策、さらに交通安全対策、そしてまたスピードダウン、騒音防止等々を勘案しながら施工することといたしましたというふうなことです。西成田のお寺さんのあそこで成果を上げておったり、あるいは富ケ丘の小学校前から鷹乃杜に抜けるあの道路で実証済みでございますので、ああいった色づけ、そしてまたポストコーンの設置によって減速、そして騒音防止、交通安全、危険防止というふうなことでの立場に立って道路改修をすることといたしました。完成は平成25年、次年度の7月頭というあたりを予定してございます。4、5、6の3カ月ぐらいの施工期間を頂戴して7月上旬までに完了を見込むということといたしたいと思います。
 今、議員の論旨にもありましたように、この地区につきましてはあけの平北入り口の旧生協のセットセンターもあのような形で解体をされ、次の利用も方向性が見えてきているというようなことがあります。そしてまた年内中には仙台北部道路がその手前のところで接続をすると。年内中を希望してございます。年度内ならず、12月までには供用できないかということで、早ければことしじゅう、遅くても年度内というふうなことですので、もう1年もない中であのような北部道路が直接あの4号線に直進する道路、車両がどの程度のものやらというようなことで、相当数これも予測されるところであります。そしてまたあけの平を過ぎ、大清水を過ぎてというふうなことで富谷高校前、あの高速道路の手前ですね、あそこにも商業施設というようなこととなりますので、本当に大変厳しい状況の中で予測をしながら、臨機応変に対応、後ずさりすることなく適時的確な対応をしていくというふうなことが当面の施策であるというふうに申し上げたいと思います。当然北入り口から直進する道路の先にヤマザワがとか、あるいは仙台大衡線に接続をすると、非常に便利な、利便性の高い道路になりつつある。そしてまた住宅団地の間に非常に160メートル区間、狭隘な道路があるというふうなことで厳しい環境の中で迎えることにはなりますけれども、状況を見ながら対応してまいりたいというふうに思います。
 もう一つは、山公園につきましては、下刈り間伐不十分だというふうなご指摘のようでありますので、なお一層景観、繁茂状況あるいは木の特性などを生かしながら、ぜひ地元の皆さんのお声をお聞きしながら剪定、下刈り、間伐等に努めてまいるということといたします。そして公園略図板の撤去の件は今ここでのご質問の中で初めて経緯を伺ったところでありますけれども、現状、原課の答弁準備の対応の折にはもうなくてもいいのではないかというふうな見解で私のところに上がってまいりました。どうしたのという話をしましたらば、地元の人が使っているので大半もうわかっていることだしというふうな答え、見解でありましたが、私はそれを聞いて、やはり1.3ヘクタールほど、1万3,000平米ほどの見渡しのきく広場、公園でないものですから、こういう起伏のある、それもまたあそこの特性とあわせてすぐれた公園機能ですので、そういう意味では目の届かないところもあるというふうなことからすれば、やはり掲示板の設置は私は必要だというふうな見解に立ちます。したがいまして、きょうのこの答弁としては撤去した経緯もわかりました。再設置の必要性を十分感じておりますので、これまた地域の皆さんの声を聞きながらどの程度のものがいいのか。職員の再設置を躊躇した理由は、見積もりをとったところ案内板設置、あの規模の設置板ですと100万ぐらいかかるというふうな。町財政を考えてくれているんですね。ですから100万円ではもう少し我慢していただきましょうか、みんなもわかっていることだしというふうに考えたんだと思います。そういう流れもあろうかと思いますけれども、今のような考え方を私自身は持ちましたので、100万円と言わずとも、もっと費用を節減した中で必要な機能を満たす掲示板の設置のありようについて検討してまいるというふうなことで、早期に結論を出して早期の設置につなげてまいりたいと思います。
 以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 10番千葉達君。

10番(千葉達君) ただいまの源内明坂線についての答弁においては、はっきりしない答弁でありまして、残念に思っているわけであります。一口に町道といってもさまざまでありまして、基幹道路とも言える町道もあれば、この基幹道路と言えるそこから入り組んで整備されていない町道も町内各所、随所に見受けられます。近き将来に住宅団地内の町道も徐々に老朽化し、全面改良工事をせざるを得ない時期が来ることは間違いないと私は考えております。そうなれば旧来の整備されていない町道は取り残されてゆく可能性は多分にある。この整備不十分と思われる各町道に対する今後の道路行政の見解を町長にお伺いいたします。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 道路の整備につきましては、旧来の議員が指摘されるような整備については私は取り残されてきたというような認識です。ある時期にやはりもう少し力を入れて国費を、国税を引き込みながらすべきだったというふうに思います。そんな中で、今の全体のバランスをとる中で、富谷のまさに市制にふさわしい、あの道路もこの道路もというような形で思いはあるんですけれども、沼田線の5カ年による整備、そしてそれが終了した時点で今泉の深苗代線の整備というふうなことで順次織り込んでいかざるを得ないというのが今の私の立場です。何も全て一気にというふうなことでやれればいいには決まっていますけれども、一方でまた被災地で職員不足がというのと同じように、富谷町の職員、あるいは富谷町の規模の中にして1年間の仕事量というのはおのずと決まるというふうな側面も一方ではあります。そういったことも含めながら旧来の、そういう立場で私もこの町長職を受け取らせていただいておりますので、なお一層私のこの任を与えられている間、こういった明坂線も含めていっぱいあるんですね、志戸田もあります、ここもありますというようなことであります。国税がまるっきり、公共事業費が半減されたということは、そのままそのとおり国税が市町村までおりてこないということです。補助金がないというのはそういうことですよね。ですから国税の補助制度がない中でやらざるを得ないと。穀田線も全額一般財源からの支出というようなことで平成19年に決断をし、20年度から事業を進めておるというふうな、6億7億というふうな形のもう金高がそこに投下されております。それで今回の180メートルを終えて、ようやく7割ちょっと超すぐらいの進捗率でありますというふうなことでございます。ですから、町長職として全体のバランス、道路もあり何もありかにもあるというふうなことなので、いかにその枠組みをつくって、去年のプラス2.8%増、そして各所のバランスのいい状況の中で、25年度の一般財源の予算執行を皆さんにご理解と納得いただけるような方策につなげていかなきゃならない。こんなふうなことを思って本気になって25年度予算づくりというようなことをやってまいりましたし、3%削減、一旦洗いざらいをして、そこからまた再構成、それからまた再組み立てをいたしましょうというようなことの中で今回お示しをする25年度予算案でありますということであります。

議長(浅野幹雄君) 10番千葉達君。

10番(千葉達君) 私もこの富谷町内、くまなくまではいきませんが、できる限り細い道をたどって回っているつもりであります。しかし、先ほど私が申し上げたように住宅団地の道路が5年10年たつにつれ順番に全面舗装改良工事、これは必ず来ると私個人的には考えております。そういう中で、この余り目立たない裏のほうにある町道、こういったものもバランスの中に入れていただき、特にこの源内明坂線はいみじくも国道4号線であったと。そして現状私が見る限り交通量は少ないとは言えない。決して少なくはありません。私ごとになりますが、あそこに個人的に事情があってよくあの場に立って過ごす時間が多いものですから、重々承知の上でこういったことを言っているわけです。この辺は十二分に検討を要望するにとどめ、山公園について申し上げます。質問いたします。
 この件に関しては前向きの答弁をいただいたと受けとめております。この質問に先立ち、私も何件か聞き取り調査しました。一例でありますが、大清水に保育所がございます。あの保育所は延べ約70名の幼児、園児といいますか、います。運動のため、あけの平のみならず大清水公園と定期的にバランスよく巡回し散歩、散策コースの中に山公園も入っているわけですが、夏場は特に遊歩道の入り口は蚊の発生が多くて子供たちはとてもあそこには近寄ることはできませんと。それでほかの小さな公園を巡っておりますと。もしできることであれば山公園の遊歩道の入り口近辺、実際あそこちょっと水はけが悪いんです。その辺の改善を町のほうにお願いできるのであれば、遊歩道もありあずまやもあり、そんなに高い高低ではないので、子供たちも喜んで、夏場であればセミの声、秋になれば虫の声、非常に情操教育にはなりますねという声をいただいております。そういうことにおいてぜひ含みをいただいて、今の私のようなお話にどのようなお考えをお持ちになったか、町長の見解をお伺いします。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 大清水の保育園については、認可外ということで預かっていただいているところを指しているのかと思いますが、よろしゅうございますか。(「はい、そのとおりです」の声あり)そのようなことで今、山公園、そういう利用もありますというふうなこと、耳にはしておるところです。
 そんな中で前の議会でしたか、ガードフェンスが大清水からあけの平の十字路交差点、二中の角までガードフェンスを設置して、ことしの雪の多い中で大変走る車にもご安心いただいたというふうなことで間に合ったのかなというふうに思います。改善を必要とするところは即改善する姿勢で臨んでおりますので、どうぞお願いごとでなくて、こういう必要性と緊急性と妥当性・客観性があるというふうなことでお声を寄せていただいたものには即現場対応いたしておりますし、そのような方針で今後とも臨んでまいりますので、どうぞ今のような事例。
 しかしながら一方で、蚊についてはなかなか原因が究明されない。あけの平のみならず、その他の地区についても蚊の発生について、成田地区でも出ましたですね、懇談会の折に。なかなか抜本的、根本的な対策が見えない、保健所とのやりとりもいろいろやっているんですが、見えないところです。来んな、こっちゃ来ねえでけろと言えれば来ねえんだぐらいの話ならちょうどいいんですけれども、なかなか難しい。どこだあそこだと、原因究明もしているんですが、どうも薬剤散布が不十分だったんでないでしょうかねという。逆に農村部に蚊がいない、全く今、ことしとて全く、蚊取り線香一つ使う状況にないというのは不思議な状況ですねと。恐らく虫が生息できるのが団地部にあって、農村部は恐らく消毒が徹底されて、あるいはされ過ぎて虫もいないのかもしれないしというようなこと、非常に不思議です。昔はあんなに蚊帳をつって寝た時代があったのになと思いながら、ここ数年思い出してみるとことしまるっきり、ベープも含め、蚊取り線香も含め使う機会がないですので。蚊が寄ってこない云々でもないんですよね。蚊も寄ってこないんではなくて、蚊がいないんです、そもそも。そういうことですので、いろいろあります。必要なことは、皆さんのお困りごとは、我々やるべきことは徹底してやりますので、その辺はご心配なくお声を寄せていただきたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 9番森栄君。

9番(森栄君) 私は、通告に従い、富谷町の福祉行政の課題と対応について質問をいたします。
 富谷町は現在高齢化率が県内で一番低い状況ではありますが、転入による人口増加のほか、団塊の世代が65歳以上となる平成24年度以降には、着実な高齢者人口の増加とともに高齢化率も上昇するものと見込まれています。このような状況の中で、平成24年3月に富谷町高齢者保健福祉計画・第5期介護保険事業計画と富谷町障がい者計画・第3期障がい福祉計画が策定されました。これは老人福祉法第20条の8の規定に基づく高齢者福祉計画(老人福祉計画)と介護保険法第117条の規定に基づく介護保険事業計画が法制度の見直しに伴い策定されたものであり、今後の市制移行も見据えた高齢者福祉・障がい者福祉・子育て支援などの現状と課題及び対応について質問いたします。
 まず第1点は、今後の市制移行に伴う福祉行政の組織体制と業務等のあり方について質問いたします。
 本町は市制移行のため地方自治法第158条第1項の規定に基づき福祉部を設置し、富谷町行政組織規則第10条で福祉部に長寿福祉課、健康増進課、子育て支援課を設置していますが、現在の組織体制と業務等のあり方について、市制移行に向け職員配置の適正化と増大する事務について問題はないか質問いたします。
 例えば平成25年度の施政方針の福祉関係の事業では、病児・病後児保育所をコミュニティ・クリニック上桜木内に開設し、名称を「とみや病児・病後児さくら保育所」を設置予定。また、障がい児の発達支援や家族への療育支援及び保育所等障がい児を預かる施設への援助・助言を行うことを目的とした仮称「黒川地域児童発達支援センター」の誘致や、富谷町の子育て支援の拠点施設となる仮称「富谷町子育て支援複合施設」の建設を視野に入れた土地利用の計画として、当初予算で基本計画策定業務の予算を計上しています。さらに平成25年度、宮城県からの事務移譲として、医療を必要とする未熟児に対し適切な医療の給付を行うための未熟児養育医療と、身体に障がいのある児童に対し必要な指導と医療を行うための育成医療に係る事務が新たな町の事業となりました。同じく平成25年度には新たに歯周病等歯周疾患検診の実施、また脳検診についてはこれまでの対象年齢に新たに40歳も加えて実施するなどの福祉事業が実施される予定です。これらの事業や今後の市制移行に伴う事務移譲として、生活保護援護決定事務などのための専門技術研修とともに専門職の配置も検討されなければならず、現在の事務事業の増加や今後の市制移行に伴う福祉行政の組織体制と業務等のあり方について、市制移行に向け職員配置の適正化と増大する事務について問題はないか伺います。
 第2点目は、富谷町社会福祉協議会の組織体制と各種委託事業について質問いたします。
 現在富谷町では、富谷町社会福祉協議会に対して主要委託事業として寝具洗濯乾燥消毒サービス、紙おむつ支給、軽度生活支援事業、配食サービス、歳末あったか弁当支給などの事業を委託しております。また、富谷町社会福祉協議会では、主要事業として子育てサロンとことこの子育て支援事業、障がい者交流事業、生活相談、生活安定資金の貸し付け、車椅子の貸与、各種ボランティア講座、ボランティアコーディネーター等の事業を実施しております。これらの事業に加えて、平成25年度には子育て世代のご家族が安心して子育てができる地域社会を築くために、ファミリーサポート事業及び育児ヘルプサービス事業を富谷町社会福祉協議会への委託事業としており、事業を受託する富谷町社会福祉協議会では、事業の条件整備を経て平成25年10月を開始目標にしております。これらの事業を受託する富谷町社会福祉協議会の職員配置の適正化と増大する各種委託事業について問題はないか伺います。
 第3点目は、各種健康増進事業と住民検診について質問をいたします。
 富谷町では、富谷町総合計画の基本理念の実現に向け、町民の誰でもが健康で生き生きと生活ができ、笑顔で安心して過ごせる環境の整備を推進しています。そして各種健康診査・検診や地区健康教室などの健康増進事業を通じて町民の皆様の健康づくりを推進しており、住民からはそれなりに評価を受けております。しかし、「とみや健康塾」、生活習慣改善を希望する30歳から60歳代までの男女を対象とした「フレッシュアップクラブ」や「健康度UP運動教室」、「さぁ!歩効果 ウオーキング」については、内容の充実や回数の増加を望む声を多数聞いていますが、今後どのように対応するか伺います。
 それから、23年度行政実績報告をもとに質問をいたしますが、平成23年度には「とみや健康塾」では参加者が、また「フレッシュアップクラブ」では回数と延べ人数が前年度と比較して減少しております。また、「さぁ!歩効果 ウオーキング」では延べ人数が、それぞれ前年と比較して減少していますが、参加人数や満足度を向上させる対策についてどのように対応するか伺います。
 次に住民検診について、平成23年度の各種検診全体の受診者数については、前立腺がん検診において約1,700名の受診があったことにより前年度より大幅な増になりました。また、大腸がん検診は冬季に追加実施した無料クーポン事業の働く世代のがん検診により、約700名の増となりました。さらに乳がん検診は23年度より40歳以上を隔年受診から毎年受診としたことにより、受診者は約900名の増となりました。しかしながら、全体としての受診率は横ばい状態の傾向であるため、今後も受診しやすい環境整備に努めながら、一層の周知・啓発に取り組んでいかなければなりません。これらの住民検診における各種検診の全体としての受診率が横ばい状態の傾向である原因と対策について伺います。
 また、住民検診における全体の受診率が横ばい状態の傾向である原因に対する対策を、平成25年度の施策と予算にどのように反映させたのか伺います。
 第4点目は、災害時の高齢者・障がい者等の緊急カードの利活用と災害訓練について質問いたします。
 東日本大震災時には、介護を要する要介護支援者の家族や高齢者だけのご家族、独居老人、障がい者を有するご家族の方々は、大変不安で苦痛な日々を過ごされました。このような東日本大震災を振り返り、災害時の要介護支援者の安否確認や支援活動を目的とした緊急連絡カードが完成されましたが、今後この緊急連絡カードの具体的な利活用をどのようにするのか伺います。
 また、災害弱者と呼ばれる介護を要する要介護支援者や高齢者だけの家族、独居老人、障がい者を有する家族の方々を対象とした富谷町の防災訓練や各地域における地域防災訓練について、今までどのような取り組みを実施したのか、また実施していない場合は今後どのように対応されるか。
 以上質問いたします。

議長(浅野幹雄君) 森議員に申し上げます。演壇に論旨以外のものを持ち込む場合には、事前に許可を得てから持参するよう願います。(「はい」の声あり)
 ただいまの質問に対し答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
 福祉行政課題対応ということであります。
 1つ目、福祉行政のあり方についてということで、これは後ほどということにいたしましょうか。原課での答弁とさせていただきたいと思います。
 2つ目の社協の組織体制、各種受託事務ということで、こちらのほうから先に申し上げたいと思います。社会福祉協議会、独自の法人でありますので独自の法人活動、そしてまた町の福祉行政、表裏一体となってこの間、これまでも創設以来ご協力をいただいてきたところであります。ご承知のように社会福祉協議会は社会福祉法の法律により地域福祉の推進を図ることを目的とした団体、富谷町は唯一富谷町社会福祉協議会、このような位置づけでございます。行政におきまして福祉施策を円滑に行うためには社会福祉協議会のお力をかりる連携は必要欠くべからざるものであるというふうに思います。言ってみれば各種事業をするに当たって実践実務のまさに中核的な位置づけ、そしてまた内容になっていると。隣の仙台市の大きい、大仙台市にまさるきめ細かさを我々5万人規模の町域、町民向けに進めていく上ではよきパートナーとして引き続きお力をいただくことと、ご活動にまた期待を申し上げたいというふうに思います。今現在私が就任以降、社会福祉協議会の組織強化というふうなことで随分とご協力もさせていただいているところでありますが、現状7名でということで、体制で進めております。会長1人、副会長2人、事務局は局長、次長、福祉活動専門員2名、保健師が1人、主事が2人ということで7名体制で地域福祉活動やボランティア活動の事業を行っていただいております。町から社協への高齢者関係の委託事業、配食サービス事業、寝具洗濯乾燥消毒サービス事業、軽度生活支援事業、家族会の交流事業、家族介護品支給事業、紙おむつです。にじいろ会食サロン事業などが主なものであります。25年からは新たに子育て支援課事業となりますけれども、ファミリーサポート事業、育児ヘルプサービス事業の委託をお願いしながら、安心して子育てができるなお一層の環境づくりに努めてまいるというふうに思います。もう一つは事務局として富谷町手をつなぐ育成会、3障がいをお持ちの皆さんというふうなことです。そしてまた身体障がい者福祉会、遺族会の事務局も担っておりますというふうな中で進めてございます。
 その次、3つ目、健康増進事業と住民の検診についてとそれぞれの事務事業の満足度というふうなことで、毎年度の行政実績報告というようなことで取りまとめ、皆さんにもお知らせをしているところでありますけれども、そういったところを常にどの事務事業、健康増進事業に限らずどの事務事業も取り組みと成果というようなことで二十数種類、私になってから事務事業の検証をしておりまして、なお一層前年の取り組みよりもいいもの、そしてまた皆さんに喜んでいただけるもの、ご納得、そして満足度の高いものをというふうなことで、成人式であったり新年祝賀会であったりふるさとまつりしかりというふうなことで二十数種類、折々に取り組みと成果というふうな取りまとめをしながら、それぞれ庁議等課長級以上の会議の中でも随時検討しながら意見交換をしているところであります。
 健康増進事業に特定して申し上げれば、平均寿命が先ごろ発表されたところでありますが、富谷町の平均寿命は81.7歳、県35自治体、13の市と22の町村ということになりますけれども、上位2番です。男2番、女性は上位4番。すごいですね。全宮城県平均、全国平均より高いというのが1つ。次に健康寿命もよく言われるようになりました。自立して日常生活を制限されることなく生活する健康寿命のデータも出されるようになって、これまた上位です。平均寿命同様上位、平均寿命上位、健康寿命上位。それぞれ単独でデータをとれば上位上位で喜ばしいことです。しかし今度ここの差、日常生活に制限のある不健康な期間というデータもあるそうです。高いは高いんですけれども、この幅が富谷は大きいと。ですから低いは低い、この狭いところは上位に行くんですけれども、富谷は高いも高いんですけれども、この幅が大きいというふうなことで、大変課題が抽出されてきたところです。これは何と下位5番、下から5番、女性は下から2番ということで、極めてよろしくないという。そういうふうなことで3つの指標を織り交ぜながら、この健康増進事業に取り組まなきゃならないという。いい、いいばかりではなくて、ある一方から見ると課題がありますねというふうなことなんですね。したがいまして、健康寿命を延ばしていくには喫煙対策も強めなければならないというふうなことにもなりますね。食生活の改善、運動の必要性、たばこ対策、生活習慣病、糖尿病、循環器、がん、肥満等の予防も含めて引き続き総合的に進めていく必要があると、このようなことでございます。どうぞご理解とご協力をお願い申し上げます。ですから、健康増進課単独の取り組みならず、これは町全体、町の1つの柱として取り組んでいくというふうなことでもあります。ですから教育、福祉というふうなことの、福祉というふうなこのくくりの中で、柱の中の大きな大事なテーマでございますので、引き続き力を入れてまいります。なお、これは申し上げましたように国保事業、国保レセプト点検、30万の補助事業を受け、東北で一、二の事例というふうなことでことし24年取り組んでまいりましたけれども、医療費や健康課題の中から分析をして今まとまりつつあるところです。これを利用しながら効果的な健康増進事業の展開につなげてまいる、このようにいたしたいと思います。そしてまた25年度事業につきましては歯周病の疾患を新年度の検診に入れました。疾患検診ですね。脳検診も対象年齢を下げましたということで、こちらについてもやることといたします。一方では特定健診、そしてまた特定保健指導というふうなことで25年度から新たに目標値が設定、こちらも60と設定されました。というふうなことになりまして、24年度実績は60にほぼ近い数値まで到達しておりますので、25年度目標60を超し、そしてまたその上を、高みを目指すというふうなことで取り組んでまいりたいと思います。
 また、病院でがんと診断された外来患者の約4割の方がやはり自覚症状がなかったということなんですね。こういうことからして集団検診の重要性というのはなお一層啓発に努めてまいらなきゃならないというふうに思います。折々どうしたの、どういうのがきっかけなのというようなことでこの間お聞きしてまいりましたけれども、やはり町の検診でねというのが多いことは耳にしておりましたが、新聞の近ごろの記事によりますと約4割の方が何気なく受けて、何かの機会で虫の知らせも含めて受けたっけ何かありますよというふうなことのようでございます。したがいまして早期発見、早期治療、大変重要なことでございますので、引き続きの周知に努めてまいります。
 受診しやすい受診環境ということで、夜間検診、土日検診も織り込みながら、皆さんの受診できる機会、平日8時5時だから受けられないよというようなことでない仕組みもまた私になってから改善してまいりましたので、なお引き続き医師会と連携を強めながら、保健推進員さんのご協力もいただきながら進めてまいりたいと思います。
 次に災害時のということで、これもきのうの一部出た話題でございます。震災時、とりわけ大変な思いをいたしたわけでありますので、ぜひこの点についての意を用いていかなきゃならない。富谷町総合防災訓練、ことしは震災を受けて24年の10月21日富ケ丘・鷹乃杜地区で行いまして、非常に今までにない安否確認の手法なども取り入れて実践的な訓練をしたというようなこともお話をしておりますので、引き続きこういったことのレベルの高い実践につなげてまいりたいというふうに思います。
 なお、3.11につきましては既に申し上げているとおりでありますけれども、やはり町民の皆さんから日曜日の3時付でメールを頂戴しまして、もう震災は終わったし復興とかもういいんじゃないのという人が我が子も含め周りにいますと。鷹乃杜の女性の方、お母さんから頂戴いたしました。私も回答文を火曜日に発信しましたけれども、本当に幾千幾万の皆さんが悲しい思いをいまだ引きずってこの3.11、あるいは人のお亡くなりのことにすれば三回忌を迎えるんですねというようなことを返信いたしました。その結果としてホームページ、安全安心メールでも啓発をしておりますし、ぜひ3.11の2時46分には黙?をというふうなことでの呼びかけをいたしておるところです。庁舎内交流ホールにおきましては、東日本大震災の記録や内陸部自治体500日の取り組みというふうなことで、もう一度当時の震災の様子を一部交流ホールに掲示をして当時をしのぶというふうなことで振り返り、さらなる防災につなげてまいる取り組みにしたいと思います。各学校、幼稚園につきましても適時的確なそれぞれの段階におきまして取り組めるような内容で既に発信をいたしておりますので、ご理解のほどお願い申し上げたいと思います。
 以上です。

議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) それでは、今後の市制移行に伴う福祉行政のあり方についてご回答させていただきます。
 午前中にも町長、企画部長が答弁しましたとおり、業務につきまして、まず県から移譲されるものにつきましては生活保護が大きなところでございます。そのほか今現行福祉部で行っている業務につきまして整理検討して業務内容を決定し、その中で福祉事務所への委任事務も決定していく。それが見えてきた時点で組織体制を考えていくというふうな流れになろうかと思います。当然生活保護決定のための研修ですとか専門職の配置の準備というふうなことも実施してまいるところでございます。

議長(浅野幹雄君) この際、2時20分まで休憩をいたします。

午後2時08分 休憩

午後2時20分 再開

議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 先ほどの千葉達議員の質問に対し答弁があるそうでございますので、これを許可します。建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 先ほどの千葉議員の質問のあけの平三丁目の狭小道路の路線だったんですが、町長があけの平16-1号線と申し上げましたが、正式名称はあけの平6-56号線ですので、訂正願います。

議長(浅野幹雄君) これより森栄君の質問は一問一答により行います。9番森栄君。

9番(森栄君) 福祉行政の組織体制に関連して、職員の時間外勤務について質問いたします。職員の時間外勤務手当について、予算編成時は職員本俸の3%で予算編成をしているかどうか確認いたします。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 予算編成時は3%ということで置いてございます。

議長(浅野幹雄君) 9番森栄君。

9番(森栄君) それでは職員の時間外勤務手当について、職員給与本俸の3%の法的根拠を示してください。

議長(浅野幹雄君) 森君、通告にないんですね、これ。

9番(森栄君) ですから関連ということで、福祉行政の組織体制の中の職員……。

議長(浅野幹雄君) 関連を結びつければ全て関連になりますので、質問項目によって、通告によって質問してください。(「はい、わかりました」の声あり)9番森栄君。

9番(森栄君) じゃあ質問の内容を変えます。
 富谷町社会福祉協議会に対して現在職員を派遣していますが、増加する各種委託事業に対応するため、今後職員の派遣による増員や臨時職員の採用等について検討するかどうか伺います。

議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 現在派遣はいたしておりません。

議長(浅野幹雄君) 9番森栄君。

9番(森栄君) ちょっと私、誤解していたようなので、そのような回答であればそのように理解します。
 それでは質問ですけれども、平成25年度当初予算で富谷町社会福祉協議会への補助金2,679万9,000円が予算計上されております。平成24年度の当初予算の1,958万5,000円と比較すると721万4,000円が増額されていますが、その内訳について伺います。

議長(浅野幹雄君) 森議員、これは予算審査に入ることですから、特別委員会で質問してください。9番森栄君。

9番(森栄君) じゃあ健康増進事業についてですけれども、長野県下諏訪町では9つの町内会単位で4月から10月までの間、6時30分からラジオ体操を実施しております。また、各町内会単位で健康増進事業としてラジオ体操を実施している他の市町村の自治体も増えていますが、今後富谷町でも健康増進事業として各町内会単位でラジオ体操を実施する考えはないか伺います。

議長(浅野幹雄君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) 現在ラジオ体操を普及するという考えは持っておりません。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 私は2件について伺います。
 まず被災住宅の救済、個人住宅の耐震化促進について伺います。
 東日本大震災から2年がたとうとしていますが、暮らしの再建、復興の中心となるべき住宅に関して、いまだに大きな問題が解決されないまま取り残されております。震災による住宅の損壊に対しては、判定が全壊と大規模半壊というこの2つの場合は被災者生活再建支援制度が適用され、最大で300万円の支援金が支給されました。一方半壊と判定された住宅に対しては制度が別となっており、災害救助法に基づく住宅の応急修理制度が適用され、修理費のうち52万円が国から補助されることになります。ところが、この制度はあくまでも現物支給が前提で、町が業者に依頼して応急修理を行うということになっているため、自費で修理を行い業者に支払いを済ませてしまった場合は救済の対象外とされました。しかし、あの震災後の混乱の中で制度の周知徹底がおくれ、住宅の損壊を判定する業務自体にかなりの日数がかかった当時の状況下では、子供や病人、高齢者を雨露から守ることが最優先であり、自費で修理を済ませたことをもって制度の対象外とするのは余りにも妥当性を欠きます。千年に一度といわれる震災を経て、この制度の欠陥が浮き彫りになったといえると思います。既にこの住宅応急修理制度については昨年の1月をもって終了しましたが、制度の周知がおくれたことや申請の受け付け開始が震災当日から2カ月半も経過していたこと、さらに一次判定で一部損壊と判定され再度の判定で半壊というふうになったケースの中には結果が出るまで数カ月を要したなど、制度が利用できなかった結果責任が主として行政の側にあることが否めません。住民に落ち度があったということが言えない状況です。
 私は震災後の議会で、仙台市では半壊と判定されるような状況が富谷町では一部損壊になっている、富谷町の判定は厳し過ぎるのではないかと質問した記憶がございます。町は当時この点については問題がないとのご認識でしたが、結果として町の判定のあり方が住民に不利益を与えたことになってしまいました。石巻市、気仙沼市ではこの制度上の欠陥によって住民が不利益を受けることがないよう市が独自に救済制度を設け、既に問題を解決しています。つまり、応急修理を自費で行った場合でも、半壊の罹災証明と領収書があれば市が独自に52万円を助成するという救済制度です。このときのその対象その他の条件は全て国の応急修理制度と同じものということを伺いました。石巻市や気仙沼市が独自の救済制度をつくったその理由として、震災の発生から制度の申請受け付けまでにタイムラグがあったということ、さらに一次判定から二次判定までに数カ月を要したこと、これらはいずれも住民の責任ではなく、行政の責任において解決すべき問題だという考え方によるものだと伺いました。
 あの大震災後の混乱の中で役場職員が復興事業に忙殺され制度の周知徹底がおくれたことや、住宅の損壊判定に多くの時間と労力が必要だったことは誰もが承知しています。だからこそおくればせながらでも置き去りにしたこの問題に取り組む必要があるのではないでしょうか。この問題が未解決のままでは本当の復興はあり得ないと考え、改めて伺います。
 まず、震災で住宅が半壊の罹災証明を受け、制度上の所得制限についてもクリアしているというケースについて、既に修理代を支払った場合であっても領収書があれば応急修理制度と同等の52万円を支給する町独自の制度が必要ではありませんか。町長のご認識を伺います。
 次に、個人住宅の耐震化をいかに促進するかという問題についてです。
 まず、昭和56年以前の個人住宅について急いで耐震化を進める必要がありますが、木造住宅耐震改修工事促進助成事業が適用されたとしても、国・県・町の助成は工事費のごく一部にすぎません。昭和56年以前の住宅にお住まいの方は多くが高齢者ですから、耐震改修に多額の費用がかかるとなれば消極的にならざるを得ない現状です。若い人であっても同じことが言えるのではないでしょうか。そこで、住民の命と安全を守る耐震改修工事を促進するため、町の助成金をふやす考えはありませんか伺います。
 もう一つの対策として、住宅の部分的な補強や防災用具の設置など、少ない経費で命を守る効果的な震災対策を進めるという方法があります。この点では山形県の市町村が先進的な取り組みをしており、5年ほど前に私たち議員団で山形県に調査に伺ったことがございます。最近河北新報でもこの記事が写真入りで、山形県の例ではありませんが、報道されておりました。この一部、部分的な耐震化につきましては、家屋倒壊の可能性があっても全体を補強するまでの費用がないという場合に、日常よく使う居間や寝室の壁を補強する、あるいははすかいを入れるなどの一部耐震化を実施するというものです。また、鉄製の覆いで落下物から防護するベッドの普及も行っておりました。たとえ家屋が倒壊しても住民の命だけは守るというより現実的な耐震・防災対策として検討する価値があると考えますが、当局はどのように対応されますか伺います。
 2問目に、障がい者施策の充実・強化について伺います。
 今、働く人の3人に2人までが非正規雇用という状況下にあります。そういう中で何らかの障がいがある人の雇用状況はさらに厳しくなっており、全国の平均雇用率は1.8%と法定雇用率を下回っている状況です。多くの障がい者はその暮らしを親や近親者に頼らざるを得ない実態にあります。ある調査の結果では、障がい者のうち年収112万円のいわゆる貧困線を下回る方が56%を超えており、生活保護受給率は障がいのない人の6倍以上に上るといいます。6割弱の障がい者の方が親との同居となっておりますが、その理由の多くが低収入のためとなっております。結婚をしている人はわずか4.3%にすぎません。
 昨年の6月に障害者自立支援法を一部改正し名称を変更した障害者総合支援法が成立しましたが、自立支援法の廃止ではなく延命というべき内容で、障がい者自身の参加による法整備や、切実な願いだった応益負担の廃止というものは結局実現に至っておりません。4月1日からは企業や国、地方公共団体などの事業主に対して障がい者の法定雇用率が引き上げられますが、先ほど申し上げましたように障がい者の雇用環境は依然として厳しい状況です。自治体としていかに障がい者の暮らしや雇用を守っていくのか、その姿勢が問われているのではないでしょうか。とりわけ隣接する仙台市とは障がい者の具体的な施策の面でいや応なく比較の対象とされますが、障がい者にとってはこの一つ一つの施策があるのかないのか、この町にあるのかないのかということで大きな生活上の格差にもつながっていきますので、改善が急がれると思います。
 そこで第1に、4月から障がい者の法定雇用率は国や地方公共団体の場合2.1%から2.3%に引き上げられます。富谷町では現在町長部局で5人、これは実質は3人、重度の方をカウントしますので、実質3人ですが、5人ということでカウントされております。これら5人の方を雇用しており、現行基準はクリアしておりますが、新しい基準2.3%をクリアすることはできません。今後どのように対処するのか見通しを伺います。
 第2に、民間企業の法定雇用率は現行1.8%から2.0%になり、対象企業も従業員56人以上から50人以上に広がります。町内の事業所に対する働きかけについて、現状と今後の取り組みはどうなっているのか伺います。
 3つ目に、とりわけ町が企業立地促進奨励金、雇用促進奨励金を交付している事業所に対する障がい者雇用の要請はその後どう取り組まれたのか、成果はどうだったのか伺います。
 さらに、就職できても雇用先事業所の中での人間関係や環境について悩んでいる人もあり、継続的に相談に乗れる体制を強める必要がありますが、どう対応していくのか伺います。
 具体的な障がい者福祉施策については、隣接する仙台市と比較して医療費や社会参加への支援、難病手当等々の面で富谷町におくれがあることは事実です。課題ははっきりしています。もちろん行政全体として見れば仙台市より富谷町のほうが進んでいる面もございますが、行政は常に一歩前を、一段上を目指すのが本来のあり方だと思い伺います。
 まず、軽度の知的障がいを持つ療育手帳Bの方に対して、仙台市は独自に医療費の助成の対象としております。富谷町も実施してほしいという保護者の声は何年も前から続いております。実施についてその後どのように検討されたのでしょうか。
 2つ目に、仙台市では地下鉄が無料のふれあい乗車制度、年間3万円の福祉タクシー券制度、自家用車燃料費助成制度の3つのうちから1つを選べる施策がございますが、富谷町の障がい者の方からはとりわけ福祉タクシー制度を望む声が多く聞かれます。タクシー券交付事業をぜひ実施するよう求め、ご認識を伺います。
 腎臓病で透析を受けている方の食事は1日3食、カロリーや塩分を計算するだけではなく、食材一つ一つの調理方法にも気をつけなければならないということですが、あるご家族の方は毎日の食事の支度が余りに大変で、週に何回かは宅配弁当の腎臓病食を注文して一休みしているということを伺いました。ところがこの宅配弁当に関しても、仙台市では食の自立支援サービスという制度で1食当たり300円の助成が実施されています。これは障がい者だけではなく高齢者も対象としたものですが、富谷町でもぜひ実施してほしいという声が出されております。腎臓病食など内部疾患の方の宅配弁当にぜひ助成を実施するよう求め、対応を伺います。

議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それではただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
 前段の被災住宅の救済の件であります。住宅の応急修理制度、先ほどありましたように災害救助法適用市町村を対象として自治体みずからが実施する現物支給という基本原則、考え方がありまして、みずから修理をする資力のない世帯、そして応急修理を行うことによって避難場所等への避難を要しなくなると見込まれる世帯を対象として行われる制度でありますと。今回の事例につきましては災害救助法による救済、そもそもの運用基準は、利益の供与や損失の補償ではなく、必要最小限の現物給付が原則でありますので、精算を終えている工事費を負担することはできないとの見解に立ってのこのような運用となっておりますこと、法制度上の見解でありますことをご理解いただきたいと思います。
 2つ目につきましては、従前のものに加えて平成18年度には高齢者世帯と障がい者居住世帯に対して6分の1かつ15万円を上限として加算することといたしました。それに続きまして平成23年度から両方合体するような形となりましたが、一律2分の1かつ45万円の範囲内での助成に拡大した経緯がございますので、現行どおり25年度進めてまいることといたします。
 3番目については、建物全体ではなくてある部分への震災対応、耐震対応はいかがかというふうな趣旨だと思いますけれども、やはりこのような手法も地域によってあり、そしてまたそういう取り入れをする場所もあろうかとは思いますけれども、私どもはやはり宮城県、当地におきましては東日本大震災、大規模な震災を経たとは申せ、このような大震災、これ同等あるいはこれを超えるというふうなことも含めてまだ予断を許さない状況にあるわけであります。高い確率での余震の発生が予測をされ、注意喚起が引き続きなされているところでありますので、このような水準を下げることなく、やはりご理解を深めていただきながら、耐震評点1点以上の現行の基準で進めてまいりたいと思います。
 2つ目の障がい者施策の充実・強化ということであります。
 1つ目につきましては、宮城県労働局の情報でありますが、富谷町の法定雇用率達成した事業所は、56人ベースで申し上げますと該当する8社のうち1社というふうなことであります。したがいまして、対象事業所50人というふうなことで拡大されますので、その対象事業所である10社に対して法改正の旨、通知をいたしたところであります。
 2つ目は、障がい者の一般雇用について、ハローワーク、宮城県障害者就業・生活支援センターなどが主体となり職畑への適用支援を行っておりますので、これらの機関との連携の中で取り組んでまいることといたします。
 3つ目は、宮城県心身障害者医療助成事業に基づいて実施しているものであります。県の補助対象を基本として現行どおり進めてまいります。
 4つ目、福祉タクシー制度、現行の福祉タクシー券助成については早期の実施は不可能でありますので、当面の検討課題とさせていただきたいと思います。
 5つ目です。高齢者生活支援生きがい健康づくり事業、給食サービスについて、障がいによる対象者の拡大を検討することと、食事形態について今、事業者と調整をしているところであります。
 以上です。

議長(浅野幹雄君) これより、永野久子君の質問は一問一答により行います。16番永野久子君。

16番(永野久子君) まず半壊住宅の問題ですけれども、先ほど町長は法律の趣旨についてご説明されました。これはその法律がこうなっているということは十分承知の上でございます。しかし先ほども申し上げましたように、この半壊住宅でいろいろなケースがございますけれども、改めて伺いたいんですが、3月11日の震災が起きた後、最初にこのような制度があるということを住民にお知らせしたのはいつでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 23年の4月以降になってございます。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) それは施行となっているだけであって、お知らせしたのはいつかと伺っているんです。広報とみやで5月号だったのではありませんか。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 広報につきましては5月号になってございます。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) それでは、受け付けを開始したのはいつでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 23年の5月23日になってございます。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) そうすると、震災が発生してから実際に申請の受け付けを始めるまで2カ月半以上たっているんですよ。この間に住民が何も知らずにお金をかき集めて、そんなに余力がなくてもですよ、人から借りたりしながら、この間に雨露を防ぐために何としても家は直さなきゃならないということで、まさしく応急修理をやってしまったというケースが当然出てくるんじゃないですか。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 受け付け期間に関しましてはそういうことも考慮しまして、あと東日本大震災の災害規模も考慮いたしまして、平成23年の12月までに一応延長したところでございます。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 受け付けを延長しても、一旦払ってしまったと、業者に払ってしまったら、これは先ほども町長がお話しされたようにこの制度の対象外なんですね。対象とされないんです。52万円という応急修繕がやってもらえないんですよ。12月まで延長したところで2カ月半のタイムラグ、これは住民の責任だと言えるんですか。これ町長に伺います。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 何とも答えようがございません。原課対応でさせていただきます。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 応急修理制度自体が自治体みずからが実施する現物支給となってございまして、みずから修理をする資力のない世帯で応急修理を行うということによって避難所等への避難を要しなくなると見込まれる世帯を対象として行われる制度でございます。(「答えになっていないんですが。質問に答えていただきたいです」の声あり)

議長(浅野幹雄君) 座ったままでもう一回質問してください。

16番(永野久子君) はい。まずその広報が5月だと、5月号だと。それから申請の受け付けは、これも5月の23日だと。3月11日から数えて2カ月半もたっている。制度の存在を知らなければ、雨露防ぐために、応急にお金を借りても何でも修理をしてしまうということは現実にあったわけですから。こういう人たちが制度を知らなかったのは本人の責任ですかと聞いているんです。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 原課対応と申し上げましたけれども、課長とて責任はというとあるかないかという話になりますのでね、これはそういう議論でないと思いますね。ですので、今の質問に対してまさにこのような大震災の中で、5月、そしてまた延長云々というようなことの中でですね、大変残念なことでありますけれども、この基準の中からはみ出したものについて今、先ほど申し上げた答弁になると、このようなことで、責任の所在云々というようなことはこの場で私は議論になじまないと思います。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) それではもう一つの要素を伺いますけれども、一次判定で、最初1回目の判定で一部損壊だと判定されたと。しかし、不服申請をしてもう一度二次判定をしてもらったところ、半壊だと判定されたケースは何件ありますか。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。(「税務課長がご承知だと思います」の声あり)もとい、税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 一部損壊から半壊に変わったものの件数は、134件ございます。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) それでは、半壊の罹災証明の発行は何件でしたか。都市計画課長がご存じです。

議長(浅野幹雄君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 半壊につきましては、半壊から大規模に変わったものが10件あります。(「いえ、それを聞いているんじゃなくて」の声あり)総数ですか。(「そうじゃありません。罹災証明の発行数で、棟数でいいんですけれども、半壊と判定されたのは何件ですかと。都市整備課長がご存じだと思いますが」の声あり)

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 482棟になってございます。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) そうしますと、この482棟、半壊と判定されて罹災証明を発行した482棟、一部損壊から半壊へいった人が134件ということを加味し、差し引きしますと、348件くらいが、これ全部がとは思いませんけれども、途中で一部損壊から半壊に移り、そして最終的に罹災証明についてはこの482だということになります。それで、さらに伺いたいんですが、それでは一部損壊から半壊へと判定が変わったケース、134件について、そのうちこの住宅応急修理制度の適用を受けたケースが何件あるか伺います。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) その辺についてはわかっておりません。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) それでは、一次判定から二次判定が出るまでに最大何日、何カ月要したでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 今の一部損壊から半壊なりに変わったものについてのその調査の時期なりにつきましては、詳細を持っていません。それで、一次調査を行いまして各自に通知をした中で本人から一部損壊ではないんじゃないかというような申し出なりがありまして、その都度そういった二次調査をやっていますので、そのケースケースの時期が違いますので、いつというのはちょっとすぐにはお答えできません。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) これは多くの方が実感されていると思いますけれども、一次判定が出るまでにも相当時間がかかりましたが、さらに再審査を要請して二次判定が出るまでにはこれまた随分かかっていまして、何日というより何カ月単位でかかったという実感がありますが、この点については間違いないですか。

議長(浅野幹雄君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) そのとおりでございます。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) そうしますと、やはり最初に申し上げましたように震災発生から申請までの間に2カ月半というタイムラグがあったということ、それから一次判定と二次判定の結果が異なって改めて半壊となり、そしてこの応急修理制度の対象となったという人がはっきりするまでに数カ月かかっているわけですよ。最初の判定からいったらもう2カ月3カ月という時間がかかっているんですね。その間そうすると、これは町長に伺いますけれども、この数カ月の間、家が傾いた、雨漏りがする、ガラスが割れて、それこそ風が入って困る、寒い、子供がいる、病人がいるという、こういう方々が応急修理制度を受けられないというのは余りに理不尽だと思いませんか。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 間もなく2年を迎えるということで、議会で取り上げられたのはこれが初めてだと思いますね。23年の3.11以降6、9、12月で3回、24年の3、6、9、12で4回、既に7回の議会を経て今回8回目となります。大変残念なことにこの議論の場に出てこなかったことと、もう一つは町長への手紙ルートでも入ってこなかったですね。一部損壊の富谷町住宅支援制度では事例が入ってきました。こういう事例はいかがでしょうかというようなことで柔軟に対応した事例も数件ございます。そういうふうなことでありますので、もう少し早目のその取り上げ方とあわせて声の届きぐあいが必要であったなというふうに今改めて思います。これについての対応、今、議論途中途上ですので、そういったことも前提としながらもう少し議論を深めていただきたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 今の町長のご答弁、非常に私は不満でございます。議会で出されなかったから町長は知らなかった。それから、町長への手紙にも入ってなかったから知らなかった。こういうことは許されないんですよ。今議会で言われたら今、それがこれからの問題になるわけです。町長、そしてね、ご存じないかもしれませんけれども、私は早い段階で都市整備課に行きまして、この問題で何回かお話しさせていただいています。おかしいんじゃないかと。応急修理が本当に必要な人が本当に応急修理をやってしまったと。それを救済できる制度はないのかということを何回かやりとりした経過があります。今の町長のご答弁は非常に当たらないと。むしろ自分が知らなければ住民が言わなかったから悪いんだ、議会で取り上げなかったから悪いんだと言わんばかりのご答弁というのは、これは適切ではないんでないでしょうか、伺います。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 議員とやりとりすると必ず責任のありなしとかとこうやりますけれども、そう単純ではないですよね。いいか悪いかとかという世界でもないと思います。したがいまして議論を深めましょうというのはこの残り10分ほどあるわけですから、この中でもっと深めながらこの救済策があるのかないのかというようなことも含めて、十分私の認識としたいというようなことですよね。事実を申し上げている。8回、7回の議会、8回目の議会でここに出ましたね、手紙ルートもありませんでした、原課からも相談事としては実際としてはなかったというふうなことの中できょうを迎えているというふうなことです。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 町長、これはいいか悪いかというよりも国の制度自体に、千年に一度の大震災を想定しえなかった、制度そのものの欠陥があったわけです。これは直接的には町の責任ではありませんね。しかし、この申請から受け付けまで、町の職員が非常に煩雑であったと、当時の状況からすればどこの自治体でも1カ月2カ月おくれて申請開始したりお知らせしたりしているのは、これは共通しているんです。しかし、実際に不利益をこうむっている人、52万円のお金がおりるのかおりないのかということが、年金暮らしや本当に所得の低い人が対象なんですからね、こういう方々にとっては本当に大きな問題なんですよ、町長。そこで改めて伺いますけれども、行政がやはりその責任があったわけです。申請、そして受け付けまで時間がおくれてしまったと。さらには一次判定から二次判定に相当の時間もかかってしまったと。こういうことを謙虚に受けとめるならば、石巻市や気仙沼市のように、このいずれももう既にこの制度は終了したようですけれども、国と同じ基準で、しかし市が独自に救済をするということをやっているわけですから、今からでも富谷町としてこの課題に取り組むべきではないでしょうか。町長、この点について明確にお答えください。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 今の事例も含めてですね、検討はいたします。しかし結果についてはまた、結論は今出ておりませんのでね。大変残念なことです。こういうふうなことは私の進め方に本来はないことでありますけれども、このような国の制度のはざま、そして町の責任ではないというふうなことをおっしゃっていただきながら、大変残念なことの事例が出ましたというふうなことで、どのぐらいの事例がどういった程度であるものやらといったことも実態どの程度原課でつかんでいるかも含めて、検証してみなきゃならない。軽々に今、他の自治体のようにやりますというようなことをこの立場、この席から申し上げることはできないということです。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 私がこの質問の通告をした段階で町長はこういう事例があったのかと、改めて検討してみようというふうにはお思いにならなかったんでしょうか

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 趣旨も事例も含めて検討してみようというふうな指示はしておりません。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) この半壊住宅に対する住宅の応急修理制度に関しましては、その制度から漏れてしまったと、本人には落ち度がないけれども漏れてしまったという残念な、非常に気の毒なケースについては、対象となる方は限定的です。これは町がやろうと思えば短期間で、半年とか1年でそういう方々に広報などを通じてきちんとお知らせをし、こういうふうにして救済できますということを行えばいいわけですから、限定的な施策ですので、ぜひ取り組んでいただきたいと思いますが、再度町長のご見解を伺います。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 従前の答弁と変わりありません。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 耐震改修についてですけれども、昭和56年以前の木造住宅に対する耐震改修工事に対する国と県と町の助成というか補助制度がございます。助成制度というんでしょうか。これにつきましては、仮に300万円改修工事にかかったという場合に、国・県・町あわせて公的な補助金、助成金というのは幾らになるかということを伺います。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 木造住宅耐震改修工事の助成事業につきましては最大45万円となってございまして、国が15万円、県が15万円、町が15万円となっております。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) そうすると、300万円かかったとしますと255万円が本人の持ち出しということになりますが、先ほども申し上げましたけれども、高齢世帯が多い、その古い木造住宅に住んでおられるという方々にとってはこれは大変な負担で、結局改修されないまま危険な家屋に住み続けるということになると思いますが、その認識はありますか。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) それで、平成23年度までに耐震診断を実施いたしまして耐震改修工事の必要な方が29名ほどおられました。24年の6月にいろいろ電話による聞き取りとか、あと11月に宮城県との合同によるアンケート調査並びに助成の周知をなお再度行いまして、一応アンケート調査の結果につきまして15名の方から回答がございました。そのうち耐震改修工事を実施したいが4名で、あと行えないが15名でございます。あとその助成のいろいろ優遇措置も知っているが行えない方が9名、あと税制の優遇措置は知らなかったが助成制度は知っているが行えないが2名でございました。一応その行えない方の理由をちょっと検証していたんですが、1番目に金銭的な理由の方が40%ほどおられます。あと2位が東日本大震災で壊れていないので、もう部分的な補修をやったので大丈夫だと感じている方が30%ございます。あと3位に解体して建てかえ予定の方が15%、あと4位で意匠的な問題とか後継者がいないので今のままでというような方が8%ずつという結果でございました。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 改めて伺いますけれども、昭和56年以前の木造住宅は今現在何棟というふうに認識されていますか。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 平成20年の統計調査結果によりまして、昭和56年以前の町内におけます住宅で耐震性がない住宅は590戸と報告されてございますが、生活様式の改善や居住人数の変化に伴います増改築時におきまして、既存部分を一緒に補強改善している例が多々あると思われます。また平成15年の統計調査結果におきましては耐震性がない住宅の戸数は1,650戸と報告されてございます。20年までの5年間で1,060戸が補強改善していることになります。次回の統計調査におきましてこの590戸がかなり減少するのではという期待感もございます。以上です。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) ちょっともう一度確認させていただきますが、昭和56年以前の木造住宅で耐震改修が必要だと思われる、これは診断した結果だけじゃなくて思われる住宅というのは、要はこの木造住宅改修に対する制度利用の対象となる住宅は590戸ということでいいんですか。ちょっと再確認します。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 現在の家屋では590戸と把握してございます。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 余り時間がないので縮めたいと思いますけれども、先ほどのその調査でも40%が金銭的な理由だというふうに言っておられました。なかなか手が出ないというのが現状だと思うんですけれども、先ほど町長はこの基準を緩和するというのはどんなものか、水準を下げることなくというふうにおっしゃっておりました。これは耐震基準を引き下げるという意味で言っているんではないんですね。耐震基準を100%クリアできればそれにこしたことはないけれども、余裕のない方については一部耐震化という手もあると、こういうことを普及していくということも命を守る上での次善の策ではないかという意味合いで伺っているんですが、そういうご認識はあるでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 先ほど町長も申し上げましたが、他県におきましてはいろいろ改修後の全体的な耐震評点をある程度倒壊する可能性のある0.7以上としまして、寝室や居間などの部分補強にプラスしまして防護ベッド等で対応しているところもあるようでございます。ただ、宮城県におきましては東日本大震災を初め近年大規模な地震が発生していることに加え、余震も高い確率で発生してございます。これらのことから富谷町におきましては、居住空間においては部分補強ではなく全体的な改修工事で検討いたしまして、建物の耐震化については耐震評定1.0以上の基準で進めていきたいと考えてございます。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) いろいろありますけれども次に移りますが、障がい者の問題ですけれども、法定雇用率について先ほど町長のご答弁をちょっと聞き漏らしたように思いますが、町長部局現時点では、答弁なかったかもしれません。5人雇用しているので現在はクリアしていると。ただし、この今度の4月1日からの新しい基準においては満たさないということになるので、それに対する町の対応はどうするのかということについて改めて答弁を求めます。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 現在の公表値でございますけれども、2.29ということで非常に微妙な位置というか、新しい改正法に基づきますと2.3ということですので、0.01ほど下がってございます。毎年6月1日現在の人数を出すわけですけれども、算定する場合は衛生職とか技術職、保健師、保育士等そういったものが除かれますので、微妙に差が出る場合がございます。人的な配置によりましても人数の微妙な差で、25年の6月1日にはクリアする可能性もあるかもしれません。今のところは2.29ということの数字でございます。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 6月にはクリアできる見通しなんでしょうか。これはどういう方策でクリアするつもりですか。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 人事配置等にもよりますけれども、この算定の場合は短時間労働者、短時間勤務については除かれるということもありますので、そこのところもちょっと精査しますと、可能性としてはクリアする可能性はあるかと思います。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 現状のままでも、5人のままでもその計算の仕方によってクリアできるかもしれないということですか。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 退職、あと新しく入る方、その部局によっても変わってまいりますので、微妙なちょっと位置ではありますけれどもクリアする可能性はあるかと思います。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) この法定雇用率というのはあくまでも最低基準ですから、達成してオーバーして十分構わないわけで、もしかしたらいろいろな計算上の問題でクリアできるかもしれないなどという志の低いことではなくて、積極的に障がい者の雇用を進めたらどうでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) その辺のところもかつてやったことがございますけれども、今のところ現行のままで対応してまいりたいと思ってございます。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) それでは教育委員会においてはこの障がい者の法定雇用率は、都道府県教育委員会と同じ基準だというふうに考えていいんでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 基準的には都道府県の教育委員会と同じ数値目標となってございます。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 現在何人雇用していますか。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 現在のところはゼロとなってございます。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 教育委員会といえば率先して障がい者の雇用を進めていただきたいと願うばかりの担当ですけれども、なぜ今までこれは進まなかったのでしょうか、伺います。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 先ほどちょっとお話ししましたけれども、人事的な配置によりまして、それで達成ができなかったということもございます。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 例えば教育委員会でしたら生涯教育など障がい者が住民と直接触れ合ったり、さまざまな形でイベントに参加したり、それを業務としてやるというようなことは十分可能だと思いますが、ぜひ教育委員会でも積極的にこの法定雇用率を達成するように、達成するだけではなくオーバーできるくらいのつもりで頑張ってほしいと思いますが、どうお考えでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) やはりその目標ということで法定上定められておりますので、それについては努力していきたいと思っております。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 仙台市との比較で特に今、住民の中から出ている療育手帳Bの医療費の助成ですね。福祉タクシー券の問題、難病手当、さらには腎臓病など内部疾患の病人食、こういうものへの助成ということについては、ざっと計算しますと3,000万前後で、これはあくまでも5年ほど前、平成20年6月議会でのご答弁で、当時は腎臓食に対するのは入っておりませんでしたが、療育手帳Bと福祉タクシー券と難病手当だけで合計、仙台市並みにやったとして2,910万円ほどかかるというご答弁がございました。この金額を使えば達成できるわけですから、ぜひ町として取り組んでいただきたいと思いますが、再度ご答弁願います。

議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 先ほど町長が述べましたとおり、現行の助成制度で行っていきたいと思います。福祉タクシーについては検討課題というふうなところで継続でお願いいたしたいと思います。あと腎臓病食のところは、現在配食サービス、給食サービスの中において一般常食しか提供していませんけれども、そこで病態食、あとその形態のところも拡大するというところで検討に入っておりますので、その内容がもう少しで見えてきますので、もう少しお待ちいただきたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) それでは療育手帳Bの医療費助成に対する予算をもし計上するとすると、現時点ではどの程度必要と見込まれますか。

議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 療育手帳Bの方は今109人ほどおられるのですけれども、その方の医療状況のところが把握できておりませんので、今この現段階で試算はしておりません。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 福祉タクシー券については仙台市並みに実施するということを検討するんでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 障がい者だけではなくて、その交通弱者というふうな観点のところからのものも検討というふうなところで、それを障がい者のためにどのぐらいかかるのか、どういう実施というふうな検討というふうなことではございませんで、その前段階と申せばいいんでしょうかね、そういう状況でございます。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 病態食について、給食サービスの中でというお話もありましたが、実は身近なところの宅配サービスも利用できるようにしたほうが利用者にとっては非常に好都合だと思いますが、どうですか。

議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 病態食をしてくれる事業者さんというふうなところもかなりふえてはきているんですが、町内全域でなかったり、少ない戸数ではなかなかというふうなところでその事業者の温度差がございます。ですので、今やっている配食サービスの中でそういったところが適用できれば、対応できればそちらのほうがスムーズに提供できるのではないかというふうに考えての今、検討中のところでございます。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 近隣の泉区あたりにそういうサービスを提供する会社がありまして、富谷町でも利用できるわけですから、あれもこれも利用できると限らずに、限定しないで、近辺の民間の事業者も活用させるという方向でぜひ検討してほしいと思いますがどうですか。

議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 現行の給食サービスのほうを行ってみまして、その後、状況を見てまた判断していきたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 難病に対する手当については、予算としては実施した場合幾ら必要となるでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 難病については通告ございませんでしたので、すみません、試算しておりません。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) ずっと述べてきました仙台市との差につきまして、仙台市でできることが富谷町ではできないと、その点についてはどういうことが理由なのかを改めて伺います。

議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 自治体規模の差にあるかと思います。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 強調したいのは、自治体の規模は確かに富谷町の数十倍ですが、しかし財政からいったら富谷町のほうがずっと余裕等々がございますので、これは自信を持って進めるべきだと思いますけれどもどうでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 助成については当然あったほうがいいにはこしたことはないというふうには思いますけれども、今、全体的なバランスを考えてどの事業を推進していくかというふうなところを決めていかねばならないと思っておりますので、原課だけでの判断ということではないというふうに考えております。

議長(浅野幹雄君) この際、午後3時35分まで休憩をいたします。

午後3時22分 休憩

午後3時35分 再開

議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 本日の最後になりましたけれども、一般質問を行いたいと思います。
 昨日、きょうと寒さも和らぎ、ようやく春の足音を感じるような天気となりました。しかし、一昨年の東日本大震災を思い起こせば、雪降る中で余震に苦しみ、電気も水もガスもガソリンも、そして食料もない中で、必死になって支え合った日々を思い出します。間もなく2年目を迎えようとする今日、津波被害の反省から、気象庁は本日12時から津波警報の発表を変えることが報道されています。巨大地震が発生した場合は最初の津波警報第一報では予想される津波の高さを巨大、高いという言葉で発表して、非常事態であることを伝えるということになりました。間もなく2年目を迎えますが、自然災害に対しておごることなく、予防に努めることが必要だと感じています。
 さて、注意することは自然災害だけではありません。人類が豊かさを求めてきた結果と思われる大気汚染に対しての対策が求められています。その1つが最近問題となってきたPM2.5による大気汚染です。今はスギ花粉の季節と重なり、スギ花粉にPM2.5が付着すると拡散量が多くなるという説もあります。かなり深刻な問題となろうとしています。PM2.5による大気汚染は、直径2.5マイクロメートル以下の粒子で、肺に入り込むことによる健康影響が懸念されると言われております。このPM2.5の発生する根拠が現在に至ってもはっきりしていません。3月4日には熊本県荒尾市で1立方メートル当たり70マイクログラムを超えたとして、熊本県では外出を控えるように呼びかけています。また、山口県でも山陽小野田市と宇部市で87から90マイクログラムを観測し、県の西部に注意を呼びかけたということです。
 報道内容では中国から飛来してきたものではないかという予測をしていますが、確定的な根拠に乏しいところです。それは工場で石炭を燃やし、ディーゼル車を走らせたといった主に人為的な原因で発生するからです。宮城県でも観測地の測定結果で検出されています。1970年代、日本でも石油コンビナートにより全国的にぜんそくの被害が広がり、特にコンビナート付近では大気汚染によるぜんそく被害をもたらし、石油はクリーンであるというイメージを覆しました。この公害が発生後にアレルギー問題が増加してきた歴史があります。今までの環境汚染は人に被害が発生してから対策がとられてきた苦い歴史があります。そして現在は福島第一原発のメルトダウンによる放射能被害があり、それに加えてPM2.5問題です。「直ちに被害を及ぼすものではありません」、この言葉にどれほどの人が苦しんできたことでしょうか。東電福島第一原発メルトダウンによる放射能の人体への被害、ダイオキシン、車の排気ガスによる被害、光化学オキシダント被害、震災による建物の倒壊・建てかえによるアスベストの被害などが挙げられると思います。
  施政方針では、「子どもたちのための教育環境と未来を創り出すまち」、「すべての世代が生き生きと暮らせるまちづくり」を形成するために「安心・安全なまちづくり」、「幸せを実感でき、笑顔輝く、あったかい富谷」を表明しました。平均年齢も若く、未来のある子供たちがたくさん生活している富谷町です。大気汚染対策が望まれます。以下質問いたします。
 1、町の大気汚染対策はどのようになっていますか。具体的対策を明らかにしてください。特にPM2.5対策はどのようにとっていますか。
 2、大気汚染を測定する機器の設置をしていますか。
 3、PM2.5を測定していますか。測定した場合、測定値を明らかにしてください。
 2問目、放課後児童クラブの登録者数増加対策について問う。
 今回の質問については、昨日からの同僚議員がいわゆる子ども・子育て3法案に絡んで回答をいただきましたが、私からは重複していない部分がありますので質問を行いたいと思います。
 学童期の児童は家庭・学校・地域で生活しており、放課後児童クラブを利用する児童は授業終了後の生活の大部分をクラブで過ごすことになり、言いかえれば共働き家庭やひとり親家庭の児童にとっては放課後児童クラブが地域の中の生活の場の一つであると言うことができます。ある報告書によりますと、放課後児童クラブを利用する児童はクラブで過ごす時間が年間約1,630時間だといいます。完全学校週5日制のもとで児童が小学校で過ごす時間は1,140時間だと言われております。放課後児童クラブで過ごす時間が約500時間も多いと言われています。このクラブで過ごす約1,630時間という時間は家庭などで起きて過ごす時間の約38%に相当し、つまり家庭などで起きて過ごす時間の2分の1から3分の1を放課後児童クラブで過ごしていると言われています。富谷町では児童数が増加し、登録者数も増加傾向にあります。ますます重要性を増す放課後児童クラブについて、以下の点について質問をいたします。
 1から3まではもう既に回答をいただいていますので、この部分については質問から外しておいて、4項について、厚労省から放課後児童クラブ事故報告が出ていますが、町の対策はどのようにとっていますか。
 5項、現在、1年生から6年生まで預かっていますが、低学年と高学年に分けた預かりが必要だと思いますが、そのような対策を検討していますか。
 続いて3番目になります。料金収納システムなどの改修に伴う今後について問う。
 先月の定例会最初の日の25日に、富谷町税条例改正を行いました。さらに昨年の4月以降においてもシステム改修が行われ、固定資産税の回収において問題を起こしたこともあります。その後さらに上下水道料金会計システムについても入札が終わり、既に改修中か終了しているのではないかと思います。
 さて、今までの入札経過、改修経過を見てみますと料金収納にオンライン化を行うのではないかと予測できますが、全体像が見えていません。総合計画を見ても富谷町の情報化の方向性がはっきりと示されていないように思われます。いつでも税の収納、利用料金の収納、その他の項目もオンラインで利用できるようになるのではないかと思います。市制に向けてもシステム関係の大幅な改修が予測されますが、今後の対応について、以下の点について質問いたします。
 1、MPN-ASP、システムの名前なんですが、マルチペイメントネットワーク-アプリケーションサービスプロバイダを利用した料金収納体制と考えられますが、その辺がはっきりしていませんが、どのような納税システムを考えていますか。また、導入までの今後のスケジュールはどのように考えていますか。
 2、導入する場合、納税以外にもどのような料金収納を考えていますか。
 3、導入の場合の経費はどの程度に見込んでいますか。
 4、導入に当たっての経費削減策はどのように考えていますか。
 以上です。

議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それではただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
 大気汚染ということでありますが、本当に間もなく震災2年目を迎えようとしておる今日であります。震災直後のあの福島原発の放射線の状況、大変危惧されたところでありました。即時対応というふうなことで調査あるいは測定器、そしてまた講演会、そして給食センターの食材の調査と適時的確にそれぞれ保護者、町民の皆さんの不安解消に対処すべく取り組んでまいったところです。恐らく総体を見た折、この取り組みはこのかいわいではまさにすぐれた取り組みになったのではないかと思っているところであります。そんな中、さらにまたこのようなやっかいなPM2.5というふうなことを数多く耳にするようになったところでございます。具体的に富谷町で今とれる策は何もないというのが大枠でございます。そのような中で宮城県の大気汚染常時監視データということでネット上でも、県のホームページ上にも掲載されております。昨日のデータによりますと、それよりも県設置が2局、仙台市が3局、環境省が1局ということで6局、6カ所測定していますという、常時監視場所が6カ所ということとなります。このかいわいは幸いにして大和町吉岡小学校が観測点、国では箟岳でやっています。宮城県では名取でやっていますと。ですから、県では名取と大和と、国が箟岳と、仙台市は榴岡、苦竹、将監と6カ所のデータが刻々と表示されております。35という数字が一つの目安ではありますので申し上げますけれども、この大和かいわいの数値を参考とすれば幸いにして35未満であるというふうなところです。きのう、箟岳観測はハイフンになっていますので、5カ所のデータが出ております。名取の測定値、15時で65ということでずっと35以上の赤字で刻印されております。したがって、名取の最大値が65、榴岡の最大値がきのうの夜8時の39、将監の最大値は昨日の夜中の10時で35というふうなことでございます。そのようなことできのうの3時現在、この縦線を見ますと3時現在のマックスが将監、名取ですね、そして8時は苦竹ですねとこう横も縦もということで、24時間の観測データが表示されております。そのようなことでありますので、私どもも県のこのような監視体制のもと町民向けに発信をしてまいりたいと、本日ホームページ上でPM2.5の情報の初掲載をいたしました。それを初発として引き続きしっかりとした取り組みにつなげてまいりたいと思います。
 機器の設置はしておりません。測定値も、したがってありません。
 放課後児童クラブについては教育委員会からということといたします。
 さらに3つ目、個別の事例のようでありますので、総務部長対応とさせていただきたいと思います。
 以上です。

議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。

教育長(菅原義一君) それでは私のほうから、放課後児童クラブについて2点のご質問に対しお答えをいたします。
 まず第1点目、事故報告でございますが、厚労省への報告は死亡事故や治療に要する期間が30日以上の負傷や疾病を伴う重篤な事故というふうになってございますが、本町では該当する事故は発生してございません。事故防止についての町の対策といたしましては、公民館館長を初め児童担当公民館職員や児童指導員に徹底を図る。プレイルーム、児童図書館等の施設設備の安全点検を実施する。3点目として、児童クラブの子供たちの安全を確保するため、生活上のルールを決め、指導の徹底を図る。4点目として、事故が発生した場合、適切な対処方法の訓練を実施するため、毎年黒川消防署の指導による心肺蘇生法やAEDの使用方法などを実施しております。
 続いて2点目の質問でございますが、従来の児童福祉法では議員のおっしゃるとおり1年から3年までの預かりとしていたものを、今回のいわゆる子育て関連3法の制定に伴いまして児童福祉法が改正されまして、対象が6年生まで拡大されるということになります。本町においては既に平成21年4月から6年生まで受け入れの拡大をしており、留守家庭児童に配慮をしてきたというところでございます。現在活動内容に合わせて、小学校の場合は3学年区切りの場合は上学年・下学年というふうに言いますので、下学年・上学年に分けて実施している事業もございます。預かりについては今後子ども・子育て支援事業計画を含め関連機関・部署と検討してまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) それでは私のほうから、料金収納システムの改修、今後についてということの1番目、マルチペイメントネットワークシステムについてお答えいたします。こちらのほうにつきましては納税システムがメーンでございますけれども、納税者の方の利便性を第一に考えまして、現在需要の高いコンビニ、あとペイジー、クレジット払いとそういったものを検討してまいりたいと思います。あわせてスケジュールですけれども、こういったものもいろいろ検討しつつ近隣自治体、もしくは他県も含めまして先進的なところも研究しましてスケジュールにのせていきたいなと思ってはおります。
 あとの納税以外の部分ということのご質問でございますけれども、町税のみならず保育料を初めとしました各種手数料と使用料、そういったものも検討してまいりたいと思ってございます。
 あと経費でございますけれども、これもいろいろこちらでも内部的には検討したり、現在のベンダーともいろいろどのぐらいかということでの算定をちょっとしているところではございますけれども、現在のところざくっとした額にはなりますけれども、収納代行業者と基幹系システムの要件転移費用といたしまして500万。あとマルチペイメントネットワーク利用料及び納付済通知書の電子化費用として年間1,100万ほど、あと3番目といたしましては既存の基幹係システムとマルチペイメントシステムの同報連携費用とあわせてコンビニで支払う納付書の読み込みテスト委託で2,500万円、以上3つの項目の費用を合算いたしますと約5年間で8,500万ほどということで見込んではございます。こういったものも先ほどお話ししましたとおりさまざまな自治体のほうの状況を確認しながら、適正な金額でもっていければなと思ってございます。
 あと経費削減についてでございますけれども、このマルチペイメントシステムを導入する場合の経費削減もあわせて視野に入れる必要があろうかと思うんですが、バーコード印字プリンタの数の固定化、あと出力プリンタごとにかかるテスト費用を圧縮することによりまして経費の削減ができるのではないかということで努めてまいりたいと思います。
 以上でございます。

議長(浅野幹雄君) これより、小川昌義君の質問は一問一答により行います。13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) まず最初に大気汚染PM2.5について質問をしたいというふうに思います。
 実際に測定してみないと健康に被害があるかどうかというのはわからないと思うんですが、測定するというお気持ちはあるでしょうか。測定器を購入し、ないしはそういった、そうしたデータがないと確実な健康に被害があるというようなことはわからないと思うんですが、その辺は検討されているんでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) 先ほど町長が申し上げましたとおり、大気汚染関係は大気汚染防止法という法律でもって、議員もご承知のとおりだと思うんですが、国と県のレベルでの対応というふうになってございます。それを受けまして大気汚染防止法の22条というところで常時監視といったところが県に義務づけられております。その中で、国もあわせてですけれども、県内ではPM2.5については6カ所ほど測定局を設けて測定し、それを今1時間ごとにデータをとってホームページのほうで公表しているという状況ですので、富谷町で改めて機器を導入して測定というふうな予定はございません。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 今、環境省で測定箇所というのは何カ所ありまして、富谷町から近いところはどことどこなのか。

議長(浅野幹雄君) もう一回ですか。大和町と将監という説明があったんですが。

13番(小川昌義君) いや、宮城県全体で何カ所あって……(「6カ所」の声あり)6カ所ではないんですね。私が調べたところによると、環境省の測定箇所、環境ですよ、2.5だけではなくて。それ、環境問題ですから、2.5だけじゃなくて環境の測定箇所は何カ所ありますか、最も近いところはどことどこですかという質問です。

議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) 先ほどのはPM2.5に特化して答弁申し上げましたが、県内全体で大気汚染に関する測定の箇所ですけれども、全体では一般環境大気汚染関係については27カ所、あと自動車排ガスが県内9カ所ほどございます。一番近いところでは先ほど申し上げたPM2.5も測定できます大和町吉岡小学校、あと泉ですと将監の消防署のところにございます。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 先ほどの答弁にもありましたけれども、どなたでも見られる、環境省であればそらまめ君という名前で測定されているわけですが、これを見ますと、要するにPM2.5といわれている排気ガス、ガソリン、ディーゼル車ですね、ディーゼル車とか石炭によるもの、最近やはり県内は非常に震災絡みでそういった廃棄物が出るものが非常に多くなっているんだというふうに私は思うんですが、けさほど、このそらまめ君のデータを見ましたら、将監のところが時間的に非常にずれがあるんですが、はね上がったりしてきているわけですよね。先ほど町長からも話があったように名取なんかはやはりそれなりに高い数値を持っているわけですけれども、やはり測定してみなければ、風向きとかそういうものも含めて測定してみなければ大気が汚染されているのかどうかというのはわからないわけですから、その辺を検討する価値はあると思うんですが、再質問したいです。

議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) 議員もそらまめ君とか県の公表していますデータをごらんになってのお話だと思うんですけれども、やはり場所にもよりますし時間帯にもよりますし天候にもよります。そういったことで、例えば1年前の同じ場所でどうなのかといったところも、全部ではないんですが比較できます。その中でもやはり数値がばらばらです。そういった条件によっては数値が違いますので、何が一番原因になっているか、そういったものも特定、分析するのも国のほうでも難しいと、県のほうでも難しいというような見解であります。そんな中で1つ、私たちのほうで、町のほうで放射能と同じように個別に測定器を設けて測定するまでに至らないというふうに考えますのは、県内の数値はその6カ所の数値を見ましても県でも発表しているとおり環境基準を満たしている状況なんだということから、あえて町のほうでは改めて設置をして測定をするまでには至らないというような考えでやっております。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 要するに測定もしないわけですから、ちょうどこのPM2.5を測定する場所は国道沿いなんですね、見てみると。箟岳は別ですよ。ほとんど国道沿いに測定箇所があると。そういうことを考えますと、将監の一時期、先月の28日、やはり相当高い数値を示したりしています。そういうことは、結局国道に沿っているところ、我が富谷町だって相当あるわけですから、そうしたものに対してやはり対策が必要だというふうに思うんですが、その辺の対策については今後、仮に熊本県みたいな状態になったとすれば富谷町としてどういう対策を講じようとしているのか質問したいと思います。

議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) これはあくまで県と連携しながら、相談しながら対応を考えるようになるかと思います。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) この健康被害ですからね、本当に十分注意していかないと、やはり測定することによってしか解決できない問題、それで防御していくという問題があるわけですから、例えば福島原発のメルトダウンが起きたときだって宮城県の原子力推進室なんかはこれは福島県の問題だというような発言をするような対策、そうしたことのないようにぜひ測定箇所を富谷にもという感じを持つんですが、その辺再質問をしたいというように思います。

議長(浅野幹雄君) 町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) 現在のところ将監のほうは自動車排ガスも兼ねた測定器です。大和の吉岡小も同じです。その中でPM2.5も測定できる測定器でもって測定しています。富谷町はその間にあるということからしましても、今のところはその2カ所の測定の結果を見ながら、皆さんのほうには必要に応じて安心情報なりを提供していきたいなというふうに考えております。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 放射線のこの2年間の振り返りをしたときに先ほど申し上げたとおりです。25年度の測定体制をどうしますかというようなことは残念なことに施政方針の枠の中で削除せざるを得なかったと、時間的な制約があって。そこで申し上げますけれども、調査も継続しますし公表体制も継続をするというふうなことで、24年度の体制を放射線の対応については継続いたしますということでご安心いただけるのではないかと思います。PM2.5については今ご提案なんですけれども、我々もしないというわけではないんですが、十分今マスコミやらこういったものを含めて情報としてあるわけですので、そういうところに関心を寄せていただくということで十分でないでしょうかね。それの中で、まさに医学の専門筋によれば、今この状況の中でどことてさほどの心配をする状況にはないというのが見解ですから。しかし、濃度の高いところは十分対応してくださいね、それなりの身体的な特性を持った方についてはこうしてくださいねということがあるわけですよ。ですから私は喫煙していませんから全然大丈夫ですけれども、喫煙している方なんかはもっと防御しなきゃないとかといろいろあるんですよね。ただそれは個別の対応と合わせて十分国・県、そしてまた通常のメディアから出てくる情報の中で当座ご対応できるのではないかと、このような見解です。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 今、町長から発言があったとおり、たばこの喫煙者についてはこのPM2.5は非常に高い数値を持っているということはもう山形大学の教授がおっしゃっていましたので、喫茶店とかそういうところなんか70どころじゃなくて二百何十マイクロとかそんなぐらいの数値があるということ、健康被害が出ているんだということについて、了解しました。
 続いて放課後児童クラブですけれども、これは要するに重い報告しかないわけですが、厚労省で報告されている中でどの程度の、30日以上であってもどういう項目が報告の中に出されているのか質問したいと思います。

議長(浅野幹雄君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) 内容は主に骨折とか、あと歯の破折、それから打撲、捻挫、こういったものが主なものでございます。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) これは報告としては、要するに前の放課後児童クラブ、1年から3年生までのですか、という形の数値なんでしょうか。それとも1から6という数値なんでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) 今現在取り組んでいるのが3年生までということなので、3年生までの件数ということでございます。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) そうしますと今後予想される1年から6年までということになりますとさらにやはりそういった事故発生率というのは多くなってくるのではないか。幸い富谷の場合は事故がなくて過ごしてきましたけれども、可能性はあると思うんですが、その辺の可能性についてはいかがなものでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) 24年度の4月から現在までのけが等々の発生状況でございますけれども、現実的には9件ございました。それはけがとか、それから打撲が主なものでございます。その防止についても先ほど教育長のほうからお話ししましたが、そのルールづくりをしておりまして、保護者、それから子供さんたちに約束事ということでプレイルームでは走り回ったりボールを蹴らないと。それから行事に参加する際は先生の話をよく聞くことということと、それから勝手に休んだり帰る時間を変えたりしてはいけませんよというような、そういう約束事をしながら事故防止に努めているところでございます。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 要するに今は1年から6年まで富谷町の場合は預かっているわけですが、これは要するに小学年と高学年というふうな預かり保育ということについて実施した場合、そういう事故というものについては減るというふうに感じていますか。

議長(浅野幹雄君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) 今現在も上学年も預かりを6年生までしていますので、その中での先ほどの件数ですので、十分今後も注意しながら進めてまいりたいと思っております。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 指導員の方々の要員配置とかそういうものもあると思うんですが、要するに一緒になって児童クラブを運営するのではなくて、2つに分けるなり3つに分けるなりと、そういうことによって安全確保が可能だと思うんですが、そういう検討をするということはございませんか。

議長(浅野幹雄君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) 大ホール等々で活動する場合もありますけれども、そういったドッジボールとか、あるいはバドミントンとか、そういったスポーツをやらせるということもありますけれども、そういった場合どうしても上学年、下学年の差がありますので、それはきちんと分けて対応していますし、今後もそういった対応はしていきたいと思っております。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 要するに3法案関連になるわけですが、条例を定めなければならないというふうになっているわけですけれども、この条例というのはいつごろ、どのような形で条例を制定しようとしているんですか。

議長(浅野幹雄君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) 面積要件、それから規模の要件等々を定める条例につきましては平成26年中に整備しまして27年から施行できるように進めたいと思っております。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) その際に子ども・子育て支援計画というものも同時に策定しなければならないんですが、このことについてはいつごろまで策定しようとしていますか。

議長(浅野幹雄君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) 同様に27年度までということで、所管は子育て支援課が主課になりまして、児童クラブのほうもそれに加えていただきながら計画を立てていきたいと思っております。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) これに対しても苦情対応というものについては同時に同じようなこの新計画の中には入っているというんですか、苦情対策ですね。そういったものに対する対策というものはどのように考えていますか。

議長(浅野幹雄君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) その辺もいろいろ含めながら、また時間延長、土日のところもいろいろその計画を立てる際に検討してまいりたいと思っております。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) それではシステム改修のほうをお伺いしますけれども、この今現在改修というか、この前入札の入った上下水道、下水関係の収納もありましたよね。こういったものも含めまして、要するにこのマルチペイメントネットワークの中で全て処理をしていくというような考え方でよろしいでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 1つのチャンネルとしてはマルチペイメントシステムというのもありますし、あとほかのベンダーなり銀行系のほうからのそういう引き合いもございまして、そのところもいろいろ検討しながら一番いい、ベストなものということで選定していきたいと思っております。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) そうしますとネットワークとしては、アプリケーションサービスプロバイダについてはどこを使うかということについては決まっていないというふうな認識でよろしいんでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) このMPNは共同でたしか処理していると思いますけれども、それも含めてどこにするかというのはまだ一切決めてございません。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) これ、そのマルチペイメント-アプリケーションが他市町村とも連携していくと思うんですが、その上位は何になっているんでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 導入したならばという仮定ではございますけれども、現在県のほうでクラウド処理ということで検討しておりまして、実務者レベルでですね、結論的なものはまだ出ていない状況です。その報告なり状況を受けまして町、あと県との協議の中で一番ベスト、ベターなものにしていきたいなと思っています。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 今、部長のほうからクラウドの発言があったわけですが、要するにクラウドに対して積極的に取り入れていくというふうな考え方でよろしいですか。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 実務者レベルでそれを検討してございまして、それの結果も踏まえて一応やるべきだと。あと岩手県の今回被災地でございました大槌町を初め今準備しているということでは情報としては入ってございます。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 要するに全てが経費削減につながる問題意識で質問しているわけですが、各自治体ともクラウドによってつながっていくというふうに私は理解しているんですが、それでよろしいですか。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 導入し連合してやるという場合についてはそのような形になろうかと思います。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 要するに上のほうはわかりましたね。クラウドないしは今、富谷町が加入しているLGWANとか、こういった組織を使って多分つながっていくんじゃないかなというふうに思うんですが、それはそれでよろしいでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 整合性的なところもあろうかと思うので、その辺のところはどこまで詰められるか、また合うか合わないかいろいろあると思います。その現在のベンダーとの関連もございますので、理想的な形がそれだとは思うんですけれども、まだまだその辺の域までいっていないのが実情でございます。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 要するにこれ、収納システムが入るわけですから、今、例えば県が実施しているペイジーというのがありますよね。そういったものもリンクするようになるわけですか。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 県のほうも自動車税のほうでは導入しているようでして、あと手数料もかかるというのが一般的なようでして、どのぐらいの手数料がかかるかちょっとまだ不明なんですけれども、お客様の利便性と、あとその手数料との比較もちょっと必要かなとは思います。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) そうしますと総合的にそういったものを、先ほど回答の中ではシステムを利用した利用、例えば公民館の利用、学校の施設の利用、図書館のシステム、図書館の問題とか利用とか、こういったものもこのシステムの中に導入されるというふうに理解してよろしいですか。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 現行の中でホームページから入り込むところはあろうかと思うんですが、あの辺のところの利用と、あとそれほど利用率は上がっていないというのが実情でございます。それに合わせてこれを本体としてプラスということがいいか、もしくは別物がいいかはこれからいろいろ検討して決めていきたいなと思っております。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 実績報告書なんかを見てもなかなか利用率は上がっていかないというのは実態だと思うんですよね。それは使いにくいという、そのところにあるんじゃないかと思うんですが、その使いにくいところをクリアするような方法というものが今回コンビニ収納とか銀行から直接納入するとかATMから利用するとかという形になると思うんですが、そういう要するに使いにくいんではなくて使いやすいシステムというものについて相当研究していかなきゃならないと思うんですが、それと同時にですよ、職員の研修というものについてはどのように考えていますか。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) システムというか実際入り口から使いやすいようにしていくのはもう当然のことだと思いますし、あわせて職員の資質の向上も、前にもインターネット関連で利用する場合には事前に研修を受けてそれによってライセンスを与えるというようなこともやっておりますので、それも当然出てくるものと思っております。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 要するに使いやすさとかそういうものもあるわけですけれども、今回長久手市と防災協定、長久手市及び富谷町災害時相互応援協定というものが結ばれましたけれども、これの中で多岐にわたって協定を結んだというふうに書いてあるわけですが、多岐の中にこの情報化は入っているんですか。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) これからあといろいろシミュレーションして、そこのところを含めた形で検証していきたいと思っております。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 検証するのではなくて、多岐の中に情報化が入っているんですかということなんです。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 包括的な意味で捉えればそれも入ってくるものと思います。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 最後になりますけれども、この全体像、誰でもわかる全体像というものについて、ぜひ総務部の情報担当を中心にして、我々素人が見てもわかるような今回のシステム構成というものについてつくっていくということについては考えていますか。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) システム構成ということでしたので、そこのところも当然必要になってくるだろうと思いますし、あと町には電子計算委員会ということでその辺のところのまとめも、電算部門になりますけれども、そういうところもまとめて、あと全体的なものもわかりやすいような形のほうにしていきたいなとは思ってございます。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 要するに職員の訓練もそうですけれども、誰が見てもわかりやすく、情報化についてですよ、そうしたことがぜひとも必要だと思う。その中の構成とかその辺についてはなかなか理解しにくいと思うんですが、そういうものについてしていくということが、例えば富谷市になったときの情報化のときに、この前白岡市に行ったときに、企画部長も発言しているように1億5,000万ぐらいですか、最大。その中の9割以上が情報化で使用されていると言われているんですよ。ですから、そういう経費を削減できるような、まだ時間ありますよ、何年も、そういうものについての検討というものは必要だと思うんですが、その辺はいかがですか。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 電算化についても当然その経費の削減、あわせてほかの部分についても経費の削減は十分大切なことだと思ってございます。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 一般的な情報化の削減という言葉ではもうおさまらない状態になってきているんです。私はもう何年となくこの経費削減については言ってきているわけですから。そうしますと、何をどのように具体的に自分らで積極的にかかわって、かかわりながらしていくんだというふうにしないと、町長からは我々は役場の仕事はわからない素人だからと言われているんですが、それでもやはり職員の中からそういった経費削減のための努力というものが必要だと思うんですが、再度質問したいと思います。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 日々の業務の中でも当然それは十分に念頭に置きながら業務執行に当たっておりますし、あといろいろ比較検討しながらやっているところです。あと業務的なものについても膨大な量、それをある程度骨組み、体系的なもの、棚卸し的なものも十分念頭に置きながら業務を執行しているところでございます。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 皆さんを素人というような発言を私はした記憶はありません。したがいまして、立ち位置が違うんですね。皆さんの権能と我々の権能が違うというふうな、そういったことを相互に理解し合って、我々も皆さんを理解する関係にありますし、皆さんも業務の内容、そういう意味で施政方針は130時間程度かかっているんですよというようなこともご紹介しながら、共通理解の中で、ぜひこの人口増加の中で職員数を抑えざるを得ない状況の中で進めていると、こういうふうな趣旨で申し上げているわけであります。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) せっかく町長答弁いただいたものですから、私の理解が非常に不十分だったと思うんですが。町長はサーバー室というところを見て、自分で現場を見て肌で感じて、そういう現場主義というわけですけれども、あのそっけないサーバー室に入って、どこが現場で何が問題になっているかということについて直感的に町長はわかりますか。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) わかりますかということに即答はできませんが、しかし私は19年以来システム改修などに相当関心を持ってきてございます。ことしも大規模改修の中で、残念なことに折々に小規模ながらミスがあるんですね。新しい健康診断、検診の送付をしたときに年齢と男女の性別が逆になってしまうというようなこと、大変失礼な事態にもなってしまいました。こんなことも含めて、サーバー室、サーバーの内容、システムの内容については、そしてまた経費の縮減についても実績も私は持っているわけですから、当初のあの後期高齢者の改修の事例なんかも前議会の時代に申し上げたとおりでございます。そういったことで言えば、ぜひ人にかわる能力、3倍も何十倍もというふうな能力もあるわけですから、そういう意味で単純に人口に比する職員数というような数字もとり合うのもいかがなものかというようなことはそういう立場で申し上げているんです。相当大事なテーマでございますし、機械は機械に置きかえる、よりベストな手法というようなことは常に考え合わせなきゃならない、こんな立場で進めております。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 全くそのとおりだと思うんですね。要するに膨大な作業量を消化するための情報化が進んできたわけですから、それはやはりそれぞれ働いている人たちの健康を考え、そしてまた情報を上手に処理をし、経費を削減していくというのがやはりこの情報化の最大の使命だと思いますから、その辺について町長の再度の決意をお願いしたいというふうに思います。

議長(浅野幹雄君) 決意表明ですか。質問ですか。(「質問です」の声あり)答弁ですね。若生町長。

町長(若生英俊君) 先ほど最大限答弁しましたので、ご勘弁をお願いします。(「終わります」の声あり)

議長(浅野幹雄君) これをもちまして、本日の一般質問を終わります。
  本日はこれにて散会いたします。
  ご苦労さまでした。

午後4時28分 散会

平成25年第1回定例会議事録(第4号)

平成25年3月8日(金曜日)

出席議員(20名)

  • 1番 長谷川隆君
  • 2番 菅原福治君
  • 3番 出川博一君
  • 4番 三浦邦夫君
  • 5番 高橋正俊君
  • 6番 小泉光君
  • 7番 浅野直子君
  • 8番 安住稔幸君
  • 9番 森栄君
  • 10番 千葉達君
  • 11番 佐藤克彦君
  • 12番 山路清一君
  • 13番 小川昌義君
  • 14番 細谷禮二君
  • 15番 佐藤聖子君
  • 16番 永野久子君
  • 17番 磯前武君
  • 18番 渡邊俊一君
  • 19番 相澤榮君
  • 20番 浅野幹雄君

欠席議員

  • なし

説明のため出席した者

  • 富谷町長 若生英俊君
  • 副町長 千葉芳樹君
  • 企画部長兼企画部経営企画課長 荒谷敏君
  • 総務部長兼総務部総務課長 小野一郎君
  • 福祉部長 奥山吉信君
  • 建設部長兼建設部都市整備課長 鴇謙一君
  • 総務部総務課参事兼総合防災対策監 菅原俊司君
  • 建設部都市計画課長 佐々木俊男君
  • 建設部上下水道課長 渡邉成一君
  • 教育長 菅原義一君
  • 教育次長 小山直樹君
  • 教育次長 佐藤信夫君
  • 学校教育課長 神田能成君
  • 生涯学習課長 佐藤英樹君
  • 学校給食センター所長 高橋作喜男君

事務局職員出席者

  • 事務局長 須藤辰夫
  • 次長 泉川潤哉
  • 主任主査 津久家直美

議事日程 第4号

平成25年3月8日(金曜日) 午前10時00分 開議

  • 第1 会議録署名議員の指名
  • 第2 一般質問(通告番号13番~16番)
第4日目  3月8日(金曜日)
一般質問 15番 佐藤聖子議員
1 バランスのとれた質の高い学校給食をどのようにつくるか
2 いじめ、体罰、暴力を許されないためにどうするのか
1番 長谷川隆議員
1 学校給食センターの基本方針への取組みを問う
2 国道4号線(富ケ丘交差点)通学路の安全対策を問う
第3 議案第15号 富谷町公営住宅管理及び設置条例の一部改正について
第4 議案第16号 富谷町都市公園条例の一部改正について
第5 議案第17号 富谷町下水道条例の一部改正について
第6 議案第19号 富谷町総合運動場条例の一部改正について
第7 議案第34号 宮城県市町村職員退職手当組合規約の変更について
第8 諮問第 1号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり

午前10時00分 開議

議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
  ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
  本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。

日程第1 会議録署名議員の指名

議長(浅野幹雄君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、富谷町議会会議規則第120条の規定により、19番相澤榮君、1番長谷川隆君、2番菅原福治君の3名を指名いたします。

日程第2 一般質問

議長(浅野幹雄君)  日程第2、昨日に引き続き一般質問を行います。
 通告順に発言を許します。
 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) おはようございます。
 私は2件、質問をします。
 まず初めに、学校給食についてですが、第2期富谷町食育推進計画には、重点的に取り組む課題として、子供の食育の推進、2番目に学校給食センターの活用、3番目に健康づくりの推進、4、地場産食材の活用の推進の4項目を挙げています。この中で、富谷町の子供の肥満傾向が全国平均と比較して高いことが述べられ、食習慣を大人になってから改めることは難しいとして、次世代を担う子供たちに積極的に食育を推進していくとあります。新学校給食センターが稼働してから間もなく1年、視察や見学など数多くあると聞いています。
 教育民生常任委員会は1月、給食センターの給食ということで所管事務調査を実施しました。その際には、中学校に出されている給食の試食もしました。当日の献立は、米粉パン、ハンバーグ、ジャーマンポテト、コーンクリームスープでした。それに牛乳がついています。使用されている食材は、豚肉、鳥肉、ベーコン、牛乳、スキムミルク、ニンジン、パセリ、タマネギ、グリーンピース、コーン、パン、ジャガイモということで、砂糖やバターも使われていまして、熱量としては879キロカロリーでした。たんぱく質が36.2グラム、脂質が31.3グラム、塩分が4.9グラムです。加工品のハンバーグを焼いて、給食センターでつくったソースがかけられていました。
 ちょっと想像してみてください。白いお皿の上にハンバーグがありますが、ジャーマンポテトも、コーンクリームスープも白です。そのハンバーグには、普通ついているような、特別につけ合わせというものはありませんでした。盛りつけられたその給食に、緑や赤が少ないと私は思いました。栄養的にはこれで満たしているものだと思いますが、見た目、食感も大切にされなければ、質の高い給食と言えないのではないかと思った次第です。
 初めの質問ですが、給食の主食はご飯が3回、パンが2回になっています。1月の献立のパンを拾ってみました。豆乳食パンにリンゴジャム、ココアパン、背割りコッペパン、金時豆パン、米粉パン、チョコチップパン、メロンパンとなっています。子供たちには歓迎されそうなパンですが、これが主食と言えるでしょうか。主食を全て米飯にすること、これは前の議会でも主張されてきたところですが、あるいは米飯の回数をふやす検討をすべきではないかと考えています。質問をいたします。
 2番目にですが、米飯給食のための炊飯設備を検討すべきではないかと思います。これについても質問いたします。
 新学校給食センターは、7,000食まで調理が可能という給食センターですが、作業工程、調理時間との関係と思いますが、冷凍食品、加工食品が使用されています。例えば、冷凍ではハーブチキン、これも1月のメニューからだったと思います、ハーブチキン、サバのみそ煮、肉みそオムレツ、笹かまぼこなどがあって、これは大きな鍋でボイルをします。そして、冷凍のイカ天ぷら、アジチーズフライなどは揚げて出されます。平成24年度資料によりますと、主菜は冷凍のものが82%、チルドのものが約18%になっているという次第です。質問ですが、チルドや冷凍に依存しない学校給食であってほしいと願うものですが、この点についてはどのように考えているのでしょうか、質問いたします。
 第2期の食育推進計画に、学校給食における地場産野菜等の利用品目が記載されています。それによると、平成22年では14品目が挙げられていまして、もやし、ネギ、大根、白菜、タマネギ、ジャガイモ、ニンジン、ナス、トマト、ピーマン、リンゴ、サクランボ、ブルーベリー、ブルーベリージャムで年間213回使用されています。一番多く使用されているものはもやしの93回で、毎月使用されています。2番目はネギで、9月から翌年2月までの間に37回、3番目は大根で、11月から翌年の1月までの間に23回になっています。平成19年と22年の比較ができるような表になっていまして、その中では利用品が5品目から14品目にふえています。品目をふやしていくことはとても大切なことで、その品目をふやしたことについては評価をするものですが、しかし同時に使用する量をふやしていかなければ、地場産食材の活用の推進にはならないのではないでしょうか。
 地場産食材、地元産の野菜の活用は、生産者、栄養士、産業振興課の連携が必要であることは、これまで何度も議会で発言がありました。栄養士は質の高い給食の提供を常に考えていると思います。地場産野菜の利用については、目標を高いところに設定し、どのように接近するのか、実現させていくのかということが大事だと思います。これまでの取り組みと今後どのように取り組んでいくのか、質問をいたします。
 給食の食べ残しについてですが、これを減らしていくためにどうするかということを質問します。生徒たちは、「新しい給食センターになったらおいしくない。前はおいしかった。お腹がすいているから食べるけれども」と話してくれました。平成24年度と平成23年度を比較してみると、小学校、中学校とも1ポイント、わずかではありますが24年度のほうが食べ残しが多くなっていました。
 1つは、児童生徒への働きかけが大切だと思います。栄養の話、体をつくるんだよという話、献立で工夫している話、生産者の話などというのもあるでしょう。また、給食時間が短い、その間に食事が終わらないというのもあるとすれば、時間の延長なども必要ではないでしょうか。どのように食べ残しを減らそうとしているのか、具体的にお答えくださるように質問します。
 2番目の質問です。きのうも質問がありましたが、いじめ、体罰、暴力を許さないために、どうするのかということで質問をします。
 大阪府立のバスケットボール部の生徒が、顧問からの体罰で追い込まれて自殺したという衝撃的な事件が起こりました。また、柔道の日本女子代表選手15人が連名で監督の暴力とパワーハラスメントを告発したことから、体罰と暴力がスポーツ界全体の問題として注目を集めています。
 体罰、暴力は許されるものではありません。しかし、いまだに「愛のむちとか信頼関係があれば許される」などと容認する人がいることも事実です。インターネット上には、体罰を容認する意見を述べている人たちもたくさんいます。
 いじめ、体罰、暴力、虐待など、これは将来にわたってマイナスの影響を払拭できない、そればかりか自分もまた同様のことをしてしまうという連鎖があります。これを断ち切らなければなりません。いじめ、体罰、暴力のない学校、社会をつくるための方向性を考えていきたいという思いから、この問題を取り上げ、質問いたします。
 初めの質問ですが、学校教育法11条では「校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、文部科学大臣の定めにより、児童、生徒及び学生に懲戒を加えることができる。ただし、体罰を加えることはできない」とあります。体罰は人権侵害であると考えますが、どのように認識しているのか、お尋ねします。
 昨日の同僚議員の質問に答えて、富谷町では部活・授業・行事・その他で8件の体罰があったということでした。学校現場では、学校教育法11条が共通認識になっていると思いますが、そのように捉えていいでしょうか。体罰は許されないと教員間で努力していることは、具体的にどのようなことなのか、質問します。
 3番目に、大阪の高等学校の生徒自殺報道後には、各地でさまざまな対応がとられました。富谷町では教育委員会、各小中学校は児童生徒、そして保護者に対してどのようなことをしましたか、お尋ねいたします。
 きのうも一般質問にありましたが、部活の問題です。県の教職員組合が、部活動に関するアンケート調査でわかったというものが河北に載っていたわけですが、その中では「教材研究の時間がない」などと、業務に支障を来している声もあったと報道されています。
 部活は、土曜日も日曜日もなく練習に励む、そればかりではなく朝練習というのもあります。教員も大変でしょうが、生徒もまた大変という声を聞きます。本来、休養に当てる日まで練習や試合をするのですから、月曜日はぐったりしているという保護者の声もあります。これは、小学生のスポーツ少年団活動にも、その傾向が見られると思います。児童生徒には適切に休養日を保障するべきだと考えます。
 チャンピオンスポーツと学校スポーツは、その両方の意義を自覚することが大切ではないでしょうか。部活動は教育活動の一環であり、成果主義が学校間の競争になってはいけないと考えます。したがって、練習も生徒を中心に、科学的に行われなければならないと考える人たちが見解を発表したり発言している、このごろそういうことが多く見受けられます。
 4番目の質問でお尋ねします。富谷町で起きた体罰ですが、部活で4人ということでしたが、このほか先輩が体罰を加えたという報告、または体罰ではないかと懸念される報告はあるでしょうか、お尋ねします。
 以前、スポーツ少年団の野球の試合を見にいったとき、監督と思われる人が、およそ指導とは言えない口調で児童を責め続けるのを見て、怒りを覚えました。スポーツ少年団の中に、体罰を受けた、あるいは体罰と懸念されるような報告はありませんでしょうか、質問します。
 海外から始まったピア・カウンセリングや、さまざまないじめ防止のプログラムを参考に、これは参考になると思います。富谷町の成田公民館を会場にして、1月にいじめ防止プログラムというものに参加しました。そのときには細谷議員、三浦議員も一緒でしたが、子供を言う英語のChild、暴力を言うAssault、そして防止というPreventionの頭文字をとったCAP(キャップ)というプログラムを体験したわけです。子供たちが自分で暴力から身を守るために何ができるのか、知る機会になりました。
 いじめ、体罰、暴力、虐待などは、学校だけでなく、保護者や社会がそれを許さないという毅然とした立場で学び合うことがとても大切だと思いますが、この点についてはどのように考えているでしょうか、お尋ねして質問を終わります。

議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し答弁を求めます。菅原教育長。

教育長(菅原義一君) 議長、答弁の前に1点だけ、議員に確認したいことがあるのですが、よろしいでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 確認ですか。(「はい」の声あり)はい。

教育長(菅原義一君) 今の質問の中で、新学校給食センターになってからおいしくないという声があるということでございましたが、どんなところで、その根拠をお聞かせいただきたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 座ったままでいいです。

15番(佐藤聖子君) 子供たちに聞いたんです。そうしたらば、その子は中学校1年生だったんですけれども、小学校のときはとてもおいしかったと。でも、それは感じですから、どういう根拠かと言われても、子供が感じていることでね、中学生になってから新しい給食センターになったということと関係するのかどうかしれませんけれども、そういう話でしたので、そのことを申し上げました。

教育長(菅原義一君) それではまず、学校給食のほうからお答えを申し上げます。
 議員が指摘のとおり、現在は米飯が3回、パン食2回の主食で献立を計画し、実施しております。回数につきましては、以前、平成19年度になりますが、アンケートを実施し、学校給食センター運営審議会で協議をした結果に基づくものでございます。現在も、学校訪問時に子供たちの希望を聞いておりますけれども、現在の回数がよいという答えがほとんどでございます。
 給食を完全に米飯給食にした場合、献立は和食中心になります。子供たちから要望の強い洋風等の献立との組み合わせが難しくなります。今後も米飯とパンを交互に主食にすることで、和食、中華、洋食などのバラエティに富んださまざまな献立を実施していきたいというふうに考えてございます。
 続いて、米飯設備でございますが、米飯設備には貯蔵、保管、洗米、浸漬、浸漬というのは水に浸す、要するにうるかすというやつでございます。水切り、炊飯、蒸らし、ほぐし、計量、米飯缶の清浄、消毒、配送、回収エリア等の整備が必要になってまいります。また、運用面においても、現在のコンテナには入り切れませんので、別便で配送、回収もしなければならないことになります。米飯作業の工程面でも、前日夕方からの洗米、それから浸漬や早朝からの作業もあり、コストに大きく影響するものというふうに考えております。今後も、これまでどおりの体制で実施してまいりたいというふうに思います。
 3点目でございます。学校給食は安全・安心が最優先であり、調理から2時間以内に喫食、食べなければなりません。下切りや成形に要する量と時間、下味つけ等の時間、その後の調理、配缶までを考慮いたしますと、現在の調理時間が最良でございます。また、当日調理開始が原則であるため、前日からの下処理はできません。下味の時間が足りないなどでおいしさを損なうということも想定されます。学校給食の食材は、全て富谷町給食物資規格成分表の提出を求め、規格、原材料、産地、アレルゲン、栄養成分についての問題がなく、安心して児童生徒に提供できる冷凍食品、加工食品、これを選定して使用してまいりたいというふうに思います。
 地元産野菜についてでございますが、例年、生産者、産業振興課、JAあさひな、給食センターとで学校給食での使用計画等を提示し、生産及び受け入れ体制等、協議をしております。本町におきましても、生産及び量産体制等をご理解いただくとともに、使用量に対する供給が伴わない場合もありますが、生産者から供給可能量の報告を受け、足りない部分を別業者に発注するなど柔軟な体制で地元産野菜を使用しているところでございます。今後も生産者より生産野菜の種類や時期、量の情報提供を受けるとともに、作業を滞りなく進めるために、規格に合致した食材を提供していただくよう協力を求めてまいりたいと思います。
 5点目でございます。給食時間は、各学校の授業実態に合わせ、いわゆるタイムスケジュールでございますが、合わせ設定しております。おおむね時間内に食べ終えているものと認識しております。今年度も実施しておりますが、栄養士による学校訪問での指導や担任による日々の給食指導で、児童生徒の残さず食べようという意識を高めていくことが今後も必要であるというふうに認識しております。また、献立には、季節に応じて食欲が湧くような組み合わせとなるような工夫をするなどの調理技術の向上に努め、より質が高くおいしい給食の提供を目指していきたいというふうに思います。
 しかし、残食を減らすことも大切ではありますが、児童生徒には比較的好まれず、食べる機会が少ない料理もあります。残食が多くなることも予想されるメニューであっても献立にしなければならないというものもあります。広い意味での子供たちのためになる給食を提供する責務があるというふうに考えております。
 それから、先ほどの新センターになって給食がおいしくないという話でございますが、小中学生6,600食の給食を今提供しておりますので、個々の感想というものは、それは多々あるというふうには思いますが、私らにはおおむねおいしくなったという意見も多く寄せられております。過日、5万人目の町民ということで表彰されたお子さんも、ここに来て、八戸からここに引っ越してきて、まず一番先に「給食がとてもおいしい」という感想を漏らしておりましたので、私らとしてはおいしい給食を提供できているというふうに現在は実感をしております。
 第2点目のいじめ、体罰、暴力に関してお答えをいたします。
 第1点目でございますが、学校教育法第11条において、議員のご指摘のとおり、ただし書きで体罰を加えることはできないと定めてあるとおり、体罰は到底容認できない指導法であり、指導者にとって決してとってはならない手段であるというふうに考えております。当然、その根底にあるのは、体罰は人権侵害であるという考えであるというふうに認識をしてございます。
 第2点目でございますが、当然、この学校教育法第11条に定められていることは、学校現場でも共通認識であるというふうに私らも承知しております。教育に携わる者全て、共通認識をしておる事項だというふうに捉えております。
 体罰問題が発生する要因の一つとして、指導者の指導力不足が考えられます。学校現場において、指導場面は多々ありますが、学習指導、部活動の指導、給食指導、清掃指導等、校内における研修会、または先輩教師による若手への指導等が行われております。また、県教委や研修センター等で行われている各種研修も積極的に活用しているところでございます。
 第3点目については、昨日の三浦議員への答弁のとおりでございますので、割愛をさせていただきます。
 4点目、部活動顧問の効果的でバランスのとれた、また生徒の心身の体調管理に十分留意した活動計画の実践が部活においては重要であるというふうに考えてございます。部活動中の体罰につきましては、さきにお答えいたしましたとおり、現在4件の報告を受けております。スポーツ少年団につきましては、特に報告はございません。また、先輩からの体罰ということもございません。
 第5点目になります。さきにお答えしましたとおり、児童生徒の助け合い、保護者の支え合い、地域の導き合い、これは大変重要なことであり、いじめ問題だけにとどまらず、児童生徒の健全育成のために学校・家庭・地域との連携体制は必要不可欠なことであるというふうに考えております。そのための連携の委員会を設置し、情報交換等を行っているところでございます。さらに、青少年健全育成富谷町民会議、子ども会育成会、PTA、学校関係機関団体との情報交換を密に行い、今後、連携体制を十分にとっていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。

議長(浅野幹雄君) これより、佐藤聖子君の質問は一問一答により行います。15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 給食のおいしいとか、おいしく感じられないとかというのはそれぞれだと思います。たまたま私がそういうふうに聞いたということもありますが、しかし私もこの間試食してみて、「ちょっと色気がなあ」という思いはしたんですね。だけど、「おなかすいているから食べる」って言うんですね。そこのところの改善って必要だと思うんですが、その点についてはどうでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 先日というか1月に、教育民生常任委員会さんのほうで試食もしていただきまして、大変ありがとうございます。
 議員さんの感想はそうでございますけれども、私のほうにある方の、出席された方によってはやはり、大変おいしくいただいたという感想もいただいているとおり、その方々の嗜好ですか、そういったもので異なるかと思っております。
 色合いにつきましては、私どももいろいろ、やはり食感でございますので、その辺につきましても常々心がけてはおりますけれども、その辺についての具体的な苦情なりもまだ耳にしたこともございませんので、なおそれに甘んじることなく今後もいろいろ勉強しながら、子供たちに食べていただけるような給食を提供していきたいと考えております。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) パンと、それから米飯のことではたびたび議論になっているわけですが、子供たちはさっきも申しましたようなパンが出たら喜ぶとは思いますが、子供たちの希望だけに添っていていいか、教育的な観点からだとすると、もっと違うアプローチの仕方があるかと思うのですが、それについてはどうでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) こちらもですね、米飯を全てにするとか、そういったところの検討は、先ほど来から議員さんがおっしゃっているとおり、何度か前の議会等でもご答弁させていただいているかと思いますけれども、あくまでバランスのとれた給食を考えた際に、今の体制が一番ベストなのかというところでございます。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) センター長はベストだとおっしゃいましたが、ベストでない、もしかしたらベターではあるけれども、ということはあり得るとは思いますが、それでは米飯については、さらに回数を増やすだとかということについては検討をするというお考えはないということですか。検討すべきだと思いますが、どうでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 当然、回数もそうでございますけれども、今後につきまして、先ほども申し上げたように、あくまで子供たちがおいしく食べていただけるような給食のあり方というのは工夫していくべきだと思っております。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 先ほどのところでも申し上げましたけれども、やはり学校給食センターが食育の中心になるということで、バランスのとれた、質の高いということを目指しているわけですね。そういうことからすると、これは検討してもいいものではないかと思いますが、野菜のことについてお尋ねします。
 富谷町は、先ほど申しましたように、平成19年5品目だったものが、平成22年の資料では14品目ということになりました。これについては、どのように品目をふやす取り組みをしたのかお尋ねします。

議長(浅野幹雄君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) こちらのほうの課題につきましても、再三話題になっておりますけれども、品目につきましては、先ほどから申し上げています献立等の工夫の結果として品目をふやすというふうなぐあいになっております。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) すみません、よく聞こえなかったのですが、学校給食センター、それから産業振興課とか、それから生産者とか、そういう人たちと協同しながら、こういうものを使ってほしい、使いたいという、そういう取り組みはしたということでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) こちらにつきましても、ことしに入りましてからも産業振興課さんのほうの主体で、このような生産者との打ち合わせというか、集まりがございまして、その場に参席させていただいております。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) すみません、余計なことですけれども、「産業振興課さん」というのは、そちら側にいて「さん」づけはないんじゃないでしょうかね。一言言っておきたいと思います。
 そうしますと、ことし、平成24年ですが、22年から24年になって、これはどのようにふえましたか。

議長(浅野幹雄君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 平成22年から24年になっての具体的なところは、この間の教育民生常任委員会ですか、そちらのところで出しております表がございますので、そちらで細かく出しているかと思いますけれども。(「委員長。あっ、議長、15番」の声あり)

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 失礼しました、議長です。(「訂正したらいいんでないの」の声あり)はい、訂正します。議長です。申しわけありません。
 そうしますと、冷凍食品、冷凍のものについてお尋ねをします。大根おろしの冷凍、ブロッコリー、これは平成24年の資料だったと思いますけれども、ブロッコリーは全て外国産で冷凍ですが、これで正しいですか。

議長(浅野幹雄君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) お示しのとおりでございます。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 朝どりの野菜がおいしいというのは、皆さんご存じのはずですね。それで私は、富谷の中でつくられていておいしいだろうと、そのときとってきたものが使えるというものであればおいしいだろうと思うものを挙げてみました。インゲン、ブロッコリー、アスパラ、これは冷凍で入ってきていますが、これを生のもの、できれば地場産ということにはなりませんか。

議長(浅野幹雄君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 先ほど、教育長のほうからもご答弁させていただいたとおり、学校給食におきまして、当然6,500前後を毎食提供をするという、それを最優先させていただければ、調理時間等のそういった兼ね合いは当然クリアしなければならない条件かと思います。
 その上で、そういった地元産のものにつきましての提供の普及というところのご質問みたいですけれども、限りあるところでは、そういったのを検討しながらも、やはり給食におきましては、今のところどうしても冷凍食品や加工食品、そういったものの割合というものは多くならざるを得ないものかなというところの認識はございます。
 ただし、通常給食に関してはそうですけれども、今アレルギーのほうの給食も対応しておりますので、そちらにつきましては今のところ少人数の申請者がございまして、なるべく地元産のものを提供するという、あくまでその辺の食数、そういったものにかかわっての提供というふうになるかと思っております。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) ですから、全て一気に、インゲン、ブロッコリー、アスパラ、今思いつくところで申し上げたわけですが、これらを一気に、その全ての品目ということを言っているわけではないんです。だからこそ町が、産業振興課が生産者のところに相談を持ちかけて、これはどうだろう、この時期に使いたいと思うのだが、という相談をするということも続けていくべきだと思うのですが、それについてはどのように対応してきたのでしょうか、そして対応するのでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 質問の趣旨からしますと、産業振興課のほうで答えるべきなのかなというところはございますけれども、給食センター側としましても産業振興課を通しながら、そのような生産者側との交流を深めながら情報を提供していただき、先ほどから申し上げておりますとおり、地元産の野菜に限らず、そういった地場産品につきましての子供たちへの影響を考えまして提供を多く、なるべく多くできるような方向というものを検討してまいりたいと考えております。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) それでは、町内の生産者に、これこれをつくってほしいという相談をもっと強力にするということで捉えていいですか。

議長(浅野幹雄君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 何度も申し上げますけれども、こちらに関しては産業振興課、担当課並びに町の関係課との話し合い、そういったものを通しながらの進めというふうに考えております。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 責任を押しつけ合わないでですね。やはり学校給食の中で、栄養士が子供たちにこんなものを提供したい、食べさせたい、そういう思いでしていると思うんです。だから、どこが中心になるかはわかりませんけれども、それで栄養士が、こんなものでやりたいのだということをみずからして、進めていく。前に永野議員が質問しましたけれども、学校に納められるぐらい立派なものをつくっている、例えば学校給食ブランドなどというようなものをつくってもいいのではないかという提言もしたわけですが、そういうふうにするべきなのではないかと思いますが、これについてはどうでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) こちらの質問に関しても、本来ですと産業振興課が答弁させていただくところなのかなというところもございますけれども、先ほどから議員さんがおっしゃられている栄養士の方々は、日々いろいろな試行錯誤をしながらの献立、そういったものを工夫しながら提供しているところで、当然その中には富谷町産の野菜、そういったものの使用というところも、当然考慮に入れて献立を考えているところでございます。

議長(浅野幹雄君) 福祉部長より補足の申し出がありますので、これを許可します。福祉部長。

福祉部長(奥山吉信君) 食育推進会議の目標項目にありますので、私のほうから答弁させていただきます。
 食育推進会議の中には、JAあさひなの総務部長、そしておんないん会の会長さん、そして産業振興課がふるさとの食部会で担当が事務局であります。その中でも、議員おっしゃるように、地元産の野菜、なるべく多くということで情報交換もしておりますが、JAあさひな全体でも高齢化して、なかなか生産が需要に追いつかないという情報もございます。
 それで、全体的に産業振興課のほうでは、年度初めに地域の富谷町内の生産者の方々に、給食センターへの納入をということで、作付の月でそれぞれ希望するものということで、給食センターの規格といいますか、品質といいますか、その辺をお示しをしてなるべく多くというふうな情報交換もやっておりますので、議員おっしゃるとおりのことを進めているのも継続してやっておることでございます。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 富谷町の食育推進会議委員というところの中に、富谷町の学校給食センターの栄養士は入っていますか。

議長(浅野幹雄君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 栄養教諭、1名入っております。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 栄養士、献立を立てる栄養士は、この中には入っていませんよね。いろいろ、第1期のときは確かに入っていたかと思いますが、外したという理由は、栄養教諭で間に合うということだったのでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 栄養教諭も献立づくりには参加しておりますので、栄養教諭というところで参加させていただいております。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) これを見ますと、富谷中学校の栄養教諭が入っているわけですが、この先生は、実際に献立を立てるというところに参加しているということですか。

議長(浅野幹雄君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) こちらの栄養教諭は、給食センターのほうに常駐している方でございますので、栄養士というところでも業務をしていただいております。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) はい、わかりました。それで、先ほどの中で、調理から2時間以内にという話がありましたが、それで前日の調理はできない、下処理もできないということだったわけですが、資料を見ますと、ジャガイモの中に「(むき)」というのがあるんですね、むいたジャガイモが入っているということなのですが、これは許されるということですか。

議長(浅野幹雄君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 調理上、何ら問題のない処理でございます。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) そうしますと、前日やっていい作業というのはどういうものがありますか。

議長(浅野幹雄君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 前日にやっていい作業でございますか。当然、個々の準備等、野菜等につきましては、当日の朝なるべく入荷というところでやっておりますけれども、前日につきまして、具体的に調理上、今のところ常にやっている作業というところはほとんどございません。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) ジャガイモの皮をむいたものが業者から入ってくるというのであれば、それを前日に、学校給食センターの中でジャガイモの皮をむいたり、それからタマネギの皮をむいたり、町内産のものを使ってということにはならないのでしょうか。
 そういいますのも、ジャガイモも結構少ないんですね、使用されている量とすると。そういうもので手間がかかるというのであれば、そういうことをしながら町内産を入れるということはできないのでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 手間がかかる、かからないというところでの町内産を入れる、入れないという理論ではございませんで、むきジャガという食品につきましては、当然加工業者のほうでむいた状態を袋に詰める、そういった二次的な作業も整ってこちらのほうに入荷されるというところでございます。当然、地元産のジャガイモでは、前日にむいて保管したらどうですかというお話になるかとは思いますけれども、そちらにつきましてもそういった設備なりそういったものが整ったり、その辺のコスト的なところを加味するならばできないこともないのかもしれませんけれども、私どもが今の状態で考えるところで何ら、むきジャガにつきまして、今の状態で入荷していただくことに問題はないと考えております。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) そうしますと、むきジャガイモのほかに、通常お店で売っている皮のついたもの、それから大根でも皮がむいてあるとか、そういうものは売っていないわけですが、そういうもので学校給食に入ってくるものは品目で何々がありますか。

議長(浅野幹雄君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) むきジャガのほかに、むきものとしての入ってくる大きいところは、こちらの1月の教育民生常任委員会の席でお渡ししておりますけれども、里芋とかそういったところの類いが入ってきております。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 立派なこの計画が出されています。そして、立派なことが書かれているわけで、本当にこのとおり行ったらいいなと思います。それで、さっき言いましたけれども、平成19年から平成22年になって品目もふえています。ところが、サクランボ、ブルーベリー、ニンジンでは1回、トマトで1回と、こういう状況なんですね。そして、一番多く使われているのが、扱いの簡単なもやしなんです。だから、回数としても上がっているということが、この中から読み取れるわけなんですね。
 では、町としては、「バランスのとれた質の高い給食」というのはどういうことを意味しているのでしょうか。何を目指して、これをタイトルに持ってきているのでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 今まで議論させていただいた中で出てきております全てのことに対して含みを込めて、バランスのよい給食というところで提供していくというものでございます。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 将来の体をつくる子供たちのために、富谷産の野菜をもっとたくさん取り入れられるように、品目も、そして栄養士が産業振興課の職員と一緒になって生産者を訪ねるとかということをぜひしてもらいたいと思います。そして、本当に質の高い、おいしいねと、安心できるねと言われる給食にしてほしいと、さらにしてほしいと思っているわけですが、これについて対応を求めたいと思いますが、どうでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 私どもも、議員のおっしゃるとおり、今よりもっともっとおいしい給食というところを目指しながら日々、職員、スタッフともども、献立を立て、調理をしているところでございますけれども、やはり給食につきましても、いろいろな観点から生きた教材としての意味合いも含みますので、その辺を十分心得ながら今後とも高いバランスのとれた給食というところを目指していきたいなと考えております。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 体罰に移りたいと思います。
 体罰についてですが、学校の中では学校教育法の11条で、これが共通認識になっているということでありました。そして、体罰は許されないということで、指導力不足から来ているものも考えられるということで、さまざまな研修を通してということでしたが、学校の中でそれでは具体的に、教員たち、校長を初めとした教員、先生たちが、どのようなことで今回の事件、事故、問題があったときに実際に動いた、どのように動いたのでしょうか、そしてどのような努力をしているのでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。

教育長(菅原義一君) 昨日もお答えをさせていただきましたけれども、体罰に関しては絶対あってはならないという共通認識がありまして、そのような形で学校教育というのは日々活動しております。しかしながら、感情的に、自分の感情をコントロールできないとか、衝動的な指導に走ってしまう場面があったというところで体罰が、措置したもので8件という報告を昨日いたしました。
 ですから、あらゆる生徒指導、それから子供たちの、児童生徒の学習指導、生徒指導、あらゆる指導の場面において、体罰を使わない、体罰を全く行使しない指導というものを心がけるための研修というのが、学校教育活動の校内における研修の根幹をなすというところでございます。
 具体的には、生徒指導部会であるとか、それからいろいろな事例の研究会であるとか、それから地域の皆さんを交えてのいろいろな生徒指導の情報交換会であるとか、そういうところを利用してやっております。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) きのう、体罰8件ということで、4件が部活で、授業の中で、行事で、その他でということだったわけですが、これは8人の教員がこうだったのか、その点についてはどうでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。

教育長(菅原義一君) 件数については4件でございますが、教師については6名でございます。……すみません、部活中だけの案件でのご質問でしょうか。(「いいえ、8件の中は」の声あり)それでは、ただいまのとおりでございます。(「6人」の声あり)はい。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) そうすると、たくさん先生がいらっしゃる中で、6人というのをどう見るかということだと思いますが、しかし学校教育法の11条で定められていることを守らなければならないということでいくと、この6人という数は非常に重いものがあるなということだと思います。
 そういった、8件の中で6人ということは、複数回体罰をしてしまったということもあるということなんですね。これについては、教育委員会、学校長はどのような対応をしたのでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。

教育長(菅原義一君) ご指摘のとおり、複数回体罰を行った教師がいるということでございます。その都度ということもあれですが、案件が発覚して、そのときに事実確認をきちんとしまして、それで謝罪をする、それから学校長のほうから、口頭ではございますが、厳重注意を行っておるということでございます。
 そういうことを行いながらも、繰り返し体罰を行使している教員がいるということに関しては私も非常に、町の教育行政をあずかる者としては責任を感じておりますし、そのために心労、大変深く心に傷を負った生徒、それからご家族の皆さんには大変申しわけないというふうには思ってございます。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) その体罰があったときに、受けた本人、あるいは家族に対しての謝罪というのは、もちろんあり得るでしょうけれども、学校の中でこういうことが発生してしまいましたということについては、どのようにしたのでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。

教育長(菅原義一君) それは当然、職員会議で全職員に対してその案件をきちんと伝え、こういうことに対しては、指導方法としては絶対とってはならない行為であるということは、全職員に対して周知徹底はしてございます。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 学校全体の問題として、保護者にということはなかったのでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。

教育長(菅原義一君) 当事者の間での事実確認、それから謝罪ということでございます。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) いじめや体罰があったときに、隠さない、隠蔽しないということが、今回さまざまなところで言われているわけですが、今後このような事案が発生したときに、どのように対応するのかお尋ねします。

議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。

教育長(菅原義一君) まず、今の取り組みの現状でございますが、きのうも三浦議員のご質問にお答えいたしましたが、保護者アンケートを全保護者に実施をして、今その事実確認をしているところでございます。この結果については、もちろんその案件で上がってきた当事者に対しては当然詳しく、その結果についてはご報告いたしますが、アンケート全体についても全保護者に対して、きちんとした何らかの形でそのことに対してお答えはしていきたいというふうに思っております。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 子供たちと話して、よくというか、いつも感じるんですが、なかなか本音を言わないというところがあるんですね。大人の心情を察してなのかどうなのかわかりませんけれども、そこのところは本当に、子供たちが傷ついていながらも何かこう、かばいたいという気持ちがあるのかなということを思うんです。
 ですから、そのために、私がさっき言いましたように、嫌なことをされた、いじめられた、暴力を受けた、体罰を受けてしまったというときに、言っていいということをまず学校で教えなければならないと思うんです。私が参加したプログラムはCAPというものでしたが、さまざまなプログラムがあるらしいのですが、子供たちに、こういう嫌なことをされたら言っていいんだよというプログラムを導入する、これも必要だと思いますが、その点についてはどうでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。

教育長(菅原義一君) 中学校は、各学校にカウンセラーを配置しておりますので、生徒が比較的心を開いて話せる相手だと思います。もちろん、カウンセラーのほかにも、当然担任とかには話しづらいことがあっても、いろいろな形で子供と接している職員がおりますので、その辺から子供たちが心を開いて、そのつぶやきとか言葉、動作、全ての中からそれを把握していきたいというふうに思います。もちろん、家庭の皆さんにも、そのことは広くお願いしているところでもございます。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) スクールカウンセラーの配置は大変いいことだと思いますが、これらについても、いろいろな場面に出てくると思いますので、検討するという体制をつくっておいてほしいなと思いますが、これについてはどうでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。

教育長(菅原義一君) カウンセラーの配置については、当然、今後も続けていきたいというふうに思っています。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 私が今申しましたのは、プログラムですね、防止プログラムがさまざまあると思うんです。そういうものを取り入れる、取り入れないというのはまた別のことがあるかもしれませんが、そういうこともあるのだということを教育委員会、そしてまた学校の中で、そういうものにアンテナを高くするといいますか、そういうことにするべきだと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。

教育長(菅原義一君) 生徒から直接言葉として語りかけてくるということだけではなくて、当然表情であるとか、それからいろいろな行動であるとか、そういう全てのものをやはり担任、学校の職員は見ている、見ていかなければならないという職責、職務がございますので、そういう、まあ、アンテナと言えばアンテナですが、とにかく生徒の全てを観察をきちんとしながら、何か変化があったら見落とさないという、そういう姿勢がやはり学校の職員に求められる姿勢だと思います。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 部活動のことでお尋ねします。
 部活動は学校教育の一環と考えるわけですが、これで正しいでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。

教育長(菅原義一君) 教育課程に定められてはおりませんけれども、大変今、学校のほうでも活動としては非常に重きをなしておりますので、今年度実施してあります新しい学習指導要領については、部活動の記載もされたところでございます。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) そうであるとすれば、体育の授業の延長線上のレベルでスポーツを楽しめるということが大事だと私は考えるわけです。先ほども申しましたが、とにかく勝つために一生懸命にやるところに特化していっているような気もするわけで、楽しめるスポーツにするということが大切ではないかと思いますが、どうでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。

教育長(菅原義一君) 体育の授業との関連性ということは、当然否定するものではございませんけれども、部活動の目的というのは、やはり一口で言えば子供たちの学校生活を豊かにしていくというためのものでございます。ですから、あくまで教育活動として行っているものでございますので、今般指摘されていますように勝敗にこだわる、こだわり過ぎるということは、やはりそぐわないというふうに思っております。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) それで、あちこちの学校の実践例がありまして、上から「こうやれ、こうやれ」というような練習のさせ方をしていたときには勝てなかった学校が、生徒たちが自分たちで考えながら組み立てていって、それで勝っていったという話も読みました。そのために、やはり休息、指導者の研修、こういうものが必要になってくると思いますが、私はそのように考えるわけですが、教育長はいかがですか。

議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。

教育長(菅原義一君) これはきのうもお答えしましたが、なかなか部活の希望とというか、自分の持っているスキルと実際ある部活の顧問というのが、全てが一致するという状況にはございません。今後ともそれはできないというふうには判断しております。そのためにも、部活を担当するときに、やはり少しでも子供たちにいい状況で部活動をさせてやりたいという教師の努力は日々しているというふうに思っております。そのために、自己研さんであるとか、いろいろな機会をつかまえて、捉まえての研修を行っているというふうには捉えております。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 部活とオリンピックのなでしこジャパンとを一緒にしてしゃべるのはどうかなと思いますが、監督が横から目線で接しているというのを見ました。そういうことってとても大切だなと思うわけですね。
 そして、余りにも、土日も、朝練もということでないような取り組みが必要だと思っています。そして、その負担は子供たち、先生たち、そしてまた保護者にも負担が、それもかなりきついというのもあるというのはご存じでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。

教育長(菅原義一君) いろいろご家庭の皆さん、いろいろな部活、ほとんどの部活には親の会というのがございまして、いろいろな意味でその支援をいただいているということは承知しております。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) いじめのときにも申しましたけれども、本当に学校、そして社会からいじめがなくなってもらいたい、そういうために力を合わせて取り組んでいきたいということを考えています。そのために、教育委員会あるいは学校から、こういうものをしたいということがあれば、ぜひ保護者たちに呼びかけてほしいと思うわけですが、その点についてはどのように考えているんでしょうか。最後の質問にしたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 菅原教育長。

教育長(菅原義一君) 私どもの教育方針として、「地域とともに育つ学校づくり」というものを根幹に掲げております。当然、その地域の中で児童生徒の皆さんと直接かかわるのは親御さんでございますので、当然、親御さん、そして地域の皆さんとともに学校をつくり上げて姿勢で、今後ともいろいろな政策を前に進めていきたいというふうに思っております。

議長(浅野幹雄君) この際、11時15分まで休憩をいたします。

午前11時01分 休憩

午前11時15分 再開

議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 1番長谷川隆君。

1番(長谷川隆君) おはようございます。
 通告に従いまして、富谷町学校給食センターの基本方針への取り組みについて、2つ目、国道4号線富ケ丘交差点通学路の安全対策について、以上2点、質問いたします。
 それでは、初めに、富谷町学校給食センターの基本方針への取り組みについて、質問いたします。
 先ほど、同僚議員の質問もあり、重複している点もあるかもしれませんが、教育民生常任委員の一人として学校給食にも関心がありますので、質問いたします。
 富谷町は、「教育満足度日本一のまち」づくりを目指す中で、学校教育環境の設備充実の一つとして、約16億円かけて新しく富谷町学校給食センターの建築に取りかかり、昨年4月、東日本大震災の影響で半年おくれましたが、4月に完成し、稼働いたしております。
 設備能力については、今さら申すまでもないことでありますけれども、1日7,000食の調理能力を持ち、最新の調理器具を備え、アレルギー調理室を完備し、また東日本大震災の福島原子力発電所の事故の後には、放射能対策として食品放射能測定器を導入し、また2階には調理実習室、研修室、また調理工程を見学できる回遊式通路なども設備されております。また、防災においても、停電時には72時間運用可能な発電機を備え、まさに最新の設備を備えた富谷町学校給食センターは、至れり尽くせりの建物であります。
 そして、この1年間、町内外から多くの見学者が訪れ、また他の自治体からも視察に見えられたようにも聞いております。今日、教育は知育・徳育・体育に加え、食育がクローズアップされております。「教育満足度日本一のまち」を目指す、また市制移行を目指す富谷町にとって、食育を推進できる新しい学校給食センターは、まさに町内外に誇りを持って、自信を持って案内できる施設の一つとして、私は高く評価するものであります。
 しかし、ハード面は問題ないとしても、ソフト面、すなわち運用面では問題がないのでしょうか。私は、ソフト面として、富谷町学校給食センターの基本方針に的を絞り、4つの基本方針の項目ごとに質問いたします。
 富谷町学校給食センター基本方針は4項目ありますので、先にお読みいたします。1、高い衛生水準と安心・安全でおいしく栄養バランスを考慮した給食の提供、2つ、食の学びの場(食育推進)と情報発信機能の充実強化、3つ、環境負荷及びコストの低減、4番目として、効率的で質の高い施設・設備となっております。
 第1項目の「高い衛生水準」については、汚染作業区域と非汚染作業区域を明確に分離し、アレルギー調理室も独立した作業区域になっており、問題はないように思われますが、私は学校給食法を何度も繰り返し読んでいく中で、ふと気づいた点があります。
 それは、富谷町学校給食センターの基本方針にある、先ほど同僚議員も触れていましたけれども、「おいしく栄養バランス」とある、この「おいしい」という言葉です。この「おいしい」ということは学校給食法には載っていないのであります。第2条に「適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること」という条文はありますが、「おいしく」という規定はありません。これは何気ない言葉一つですが、大きな問題を提起いたします。
 先ほど触れていましたけれども、そもそもおいしい、おいしくない、まずいという基準は、個人の嗜好によってかなり違ってきます。同じものを食べても、おいしいと思う人もいれば、まずいと思う人もいるわけです。何をもって「おいしい給食」とするのでしょうか。この判断としては、学校長及び学校教職員のアンケート、報告書、また残食率、すなわち残って返された缶の重さによって、残食が少なければおいしい給食と判断するのでしょうか。
 今、子供たちの食事は、この数十年の間に驚くほど変化しております。社会そのものも多く変化いたしました。今、飽食の時代と言われて、給食を無理して食べなくても、おなかがすけば、お金を出しさえすれば、子供たちはいつでもコンビニで好きなものを買って食べることができます。町なかに食べ物があふれており、食べることのありがたみを感じることの少ない時代であります。このような状況の中で、どうしたらおいしい、栄養バランスのとれた給食はできるのでしょうか。
 1食当たり小学生240円、中学生が1食当たり285円、もし私の記憶が間違いなければ、これは平成21年から据え置きになっていると思います。なお、給食センターのロゴマークのデザイン「eはーと」には、家庭の食事に負けない、心のこもった給食ともあります。私は、これは富谷町学校給食センターの一つの前向きな、積極的なチャレンジだと受けとめ、積極的に評価するものでありますが、ここで質問いたします。このような限られた予算の中で、奮闘、努力しておられる栄養教諭、栄養士の現場での調理、献立を工夫されているのは並大抵ではないかと思いますが、この工夫対策はどのようになっておりますか、質問いたします。
 次に、残食率について質問いたします。いたずらに残食を減らすことは、学校給食法の目的に反するものであります。給食は、弁当が給食にかわった、そういうものではありません。この残食を減らすために、ある調理の給食の本には、「『いただきます』と言ったときに、食べたい分だけ残し、あとは戻す。おかわりしたい人は、それからとる」と。これは、残食を少なくし、無駄を省くような気持ちはわかりますが、学校給食法の理念にはまるっきり反するものであります。
 かつて私は3年間、給食審議委員として会合に出ておりました。残食率という表が各小学校、中学校ごとに発表されておりますが、残食は少ないのが望ましいことでありますが、昔のように残すことが悪いと短絡的に捉えてしまうと、子供は給食が苦痛になる一面もあります。単に、残さず食べられた、食べられなかったという食事をめぐる現象だけに注目するのではなく、食べられないことや食べないことの向こうに一体どんな問題があるのか、年ごろの女の子には拒食症という精神的なストレスもあります。それらを探りながら、2点目として、学校給食センターは、どのような考えで残食率の数字を捉えておられるのか質問いたします。私は、余りこの残食率に対しては、こだわってはおりません。
 次です。基本方針2つ目の「食物アレルギー対応給食の提供」について質問いたします。
 食物アレルギーとは、食物が原因となる、湿疹、じんま疹、下痢、呼吸困難などのアレルギー症状ですが、そば、落花生、ピーナツですけれども、アナフィラキシーショックは当該する食物をなめる程度でも引き起こされる、とても危険であります。このようなアレルギー性物質の中には、卵、乳、小麦、そば、落花生、アワビ、イカ、イクラ、エビ、カニ、キウイフルーツ、オレンジ、リンゴ、桃、牛肉、豚肉、鳥肉、サケ、サバ、大豆、山芋、ゼラチン、たくさんあります。個々人によって、またこのアレルギー物質も異なると言われます。そういう中で、富谷町は事故防止対策として、調理現場や学校ではどのようにしておりますか、質問いたします。
 また、食物アレルギーの児童及び生徒は、増加傾向であるのでしょうか、質問いたします。富谷町では、現在20食、アレルギー給食をつくっておられるようなことを聞いております。最大100食まで可能となっておりますが、この増加傾向はあるのでしょうか、質問いたします。
 次に、基本方針3つ目の「食の学びの場(食育推進)と情報発信機能の充実強化」について質問いたします。
 「食の学びの場」とありますが、この1年間、学校給食センターへの見学者、視察も含め来訪者は何名でしょうか。また、内訳はどのようになっているのか、質問いたします。
 2つ目として、基本方針に食育推進とありますが、食育の定義はいろいろあります。私は、食育とは、食べ物についての正しい知識、栄養のバランスがとれた食事の大切さ、日本の伝統的な食文化などを子供に伝える教育であると思っております。また、別の方は、食は命、食べることは人をつくることだと、食育こそ教育の原点だとおっしゃる方もおられます。人によってさまざまであります。
 朝食を食べない子供、好き嫌いの多い子供、食べ物のありがたみを知らない子供がいることも事実です。子供たちに対する早急な食育の必要性の中で、平成17年4月1日、政府は学校教育法や教育職員免許法を一部改正して、新たに栄養教諭制度を実施いたしました。富谷町にあっては1名、県より栄養教諭が来ております。また、富谷町の学校給食センターには3名、栄養士がおられます。この学校給食センターにおられる栄養教諭は、食育推進のために学校において十分に時間をとり、食育教育ができているのでしょうか、質問いたします。
 また、「食の学びの場」とありますが、2階は調理実習室や研修室も完備されておりますが、富谷町学校給食センターは食の学びの場となっておりますでしょうか。活用状況を質問いたします。
 また、基本方針の最後になりますが、4番目、「環境負荷の低減、コスト縮減と効率的で質の高い施設・設備」についてです。
 私たちは、一般的に新しい建物になれば効率的で、まあ、表現は正しくはないと思いますけれども、調理するほうは楽になったのではないかと考えてしまいますが、私は先日の日曜日、他の市の栄養教諭の方とお会いして話を伺いました。「規模が大きくなるとそれはそれで、食材一つとってもそろえるのが逆に大変なんです」と、「小学校でさえ、メニューを2つに分けてやっているのです」と言われて、ああ、なるほどなと思いました。そこで質問いたします。旧給食センターに比べて、新しい給食センターが効率的に便利になった点は何でしょうか、お尋ねいたします。
 最後になりますが、私はこの学校給食センターの歴史を見ていくときに、第二学校給食センターは昭和57年開設、30年経過しておりました。第一学校給食センターでも平成8年開設で16年経過しております。どちらも最大調理能力は3,000食だったと思いますが、新しく学校給食センターができて、最大のメリットは、私はこの調理能力ではなく、初めて専任の所長が置かれたことではないかと思っております。今までは教育課長の兼任であったと思います。
 また、県職員が、本来であれば、この程度の給食数であれば1人の栄養教諭と2名の栄養士ではないかと思いますが、3名と1人多くなっております。本当にこれはありがたいことだと思いますが、ただ、ここで私は町長にお尋ねいたします。黒川郡で、学校給食センターを直営で運営しているのは、富谷町だけであります。去年までは大郷町もありましたが、今は直営は富谷町だけであります。食育は食の教育であります。結果がすぐあられわれるものではありませんが、明確にその根拠を示すことは教育でしかできませんが、食育は各方面にわたって関連を持っています。ぜひ、この「教育満足度日本一のまち」を目指す富谷町で、栄養士を学校給食センターに置いて、町職員として採用する考えはありませんか、質問いたします。
 次に、国道4号線富ケ丘交差点通学路の安全対策を質問いたします。
 近年、富谷町成田地区における企業の増加及び富谷町近隣の町村における企業の進出により、国道4号線の交通量は著しく増加しております。上桜木町内から、朝、富ケ丘小学校に通学する児童は160名近くおります。けさも7時から8時まで立って街頭指導をしてきましたけれども、4月からは1年生が40名から45名入学予定であります。また、小学校を卒業する6年生は19名だと記憶しております。差し引いても200名近くが4月から国道4号線を横断いたします。将来的には250名近くまで増加するのではないかと言われております。
 この通学路の安全対策として、大和署へ出向き、また県警本部へも要望を重ね、平成23年10月18日に、横断歩道の歩行者用信号時間が3秒、ようやく延長いたしました。また、平成24年11月、大和署を訪問して要望し、県警にも働きをかけ、経過時間表示機能付歩行者用灯器が2月15日に設置されました。わかりやすく説明いたしますと、歩行者用信号がいつ変わるか、青の場合は赤が、8つの目盛りがあります。それが減っていきます。目盛りがなくなると信号が変わります。黒川郡では初めての第1号であります。
 しかし、信号機が変わったからといって、安全・安心なわけではありません。去る2月15日月曜日、国道4号線は凍結、大渋滞でした。4号線は、富ケ丘交差点から仙台方向へは緩い上りになっております。道路はアイスバーンと化し、何台も車がスリップし、上れない状態で数珠つなぎになっておりました。仙台方面へ向かう大型クレーン車が富ケ丘交差点の中で立ち往生し、何とか前進したものの前がつかえ、横断歩道を完全に塞ぎ、登校する子供たちはココスから消防署へと渡る青信号が何度青になっても渡れず、焦っておりました。歩道は子供たちであふれておりました。15分以上経過してから、ようやく横断歩道を渡れる状態でした。もしそこにサポーターがいなければ、事故になりかねない状況でした。低学年の子供たちは青になると渡れると思っております。学校へおくれるのではないかと急ごうとします。アイスバーンの中、車の間を通り抜けようとし、滑って下敷きになってしまったら大変なことであります。信号機があっても、必ずしもパーフェクトではありません。また、冬の間は国道の横断歩道は凍結し、融雪剤を通学路に毎朝まかねばなりません。国道の除雪した雪の塊も横断歩道脇に寄せられて固まっております。それも撤去しなければいけません。
 このような状況の中、安全対策は現状のままでいいのでしょうか。現在、交差点は冬期間、上桜木子ども会の保護者が交代で立っております。しかし、共働きの家庭も多く、仕事を休んだり、おくれたりして出社しております。大型車の左折、巻き込みの危険性も高く、警察官と異なり専門家でない素人のお母さんたちでは、逆にお母さんたちが大変危険な状況であります。また、富谷町には1名、スクールガードリーダーがおられ、週に一、二回立ってくださることもありますが、スクールガードリーダーの本来の目的は学校への不審者対策で、通学路の誘導ではないようにも思います。富谷町で朝夕1時間委嘱して、富ケ丘交差点に専門の交通指導員を置いたらいかがなものでしょうか。町のほうにそういう考えがありますでしょうか、質問いたします。
 一案として、私は月に1人3万円で、朝夕登下校時にそこで街頭指導をしてくれたら、どんなに保護者が助かるのではないかとも考えます。町に、この通学路の安全対策について質問いたします。また、国土交通省仙台河川事務所との協議などもあったようにも聞いております。町長の、町の見解を求めます。
 また、第2点に、この交差点の信号は残り時間がわかりやすく、大変好評であります。富谷町の危険と思われる通学路横断歩道に設置を働きかける考えはありますでしょうか、考えを質問いたします。
 以上です。

議長(浅野幹雄君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。初めに、若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの議員の質問に答弁を申し上げます。
 前段の学校給食センターであります。
 個別には、教育委員会からということといたしますけれども、この給食センターにつきましては、就任の平成19年から着手をいたしたところであります。増築すべきか、あるいは場所はどうするか、建てるべき予定の場所が面積が確保できるか、地権者の同意が得られるかと、そしてまた平面プランはどうするかと、そしてまた給食センターの機能をどのようなものを付加するか、そしてまた現場を実際見ようというふうなことで、野村のセンター、山形の天童市、山形市の3カ所、私も直接給食センターを見る機会がありました。
 直営にすべきか、委託にすべきか、あるいはPFIにすべきか、そういったことも検討した中で、結果として当面直営で進めようというふうなことで、将来的にどなたがどういう立場であれ、さまざまな経営形態に対応できるような平面プランにも、また織り込んでいるところであります。そのようなことをもってして、ぜひ土地購入費、造成費、建築費、そしてまた備品等々、込み込みと申し上げますけれども、16億円台、16億円強というふうなことでの総仕上がりとなったところであります。
 おいしさ、おいしくない、それぞれ、今議員の質問の中にもありましたように、これまた1月30日に、八戸から富谷町に住むことになった小学校4年生の子が、記念の盾を授与するということで町長室に夕方お出ましをいただいた、そんなふうな中で「富谷町に住んで、どう」と声かけたところ、期せずして「富谷町は給食がとてもおいしいです」というのが、大勢報道の皆さんもいらっしゃる中で発言がありまして、大変うれしく思いました。
 今まで2つの中で、本当に職員の皆さんが努力をしておいしさをキープしている中で、新しいセンター、そしてまた6,000食を超えるというふうなことで、統合された給食センターでの調理、そのおいしさの、まあ、主観とは申せ、そのように、きのうきょう食べて、きのうの給食がおいしかったという個別1食を言っているわけでなくて、12月末に転入をし、1月から学校に行っていると、ざっと数えても3週間近くは食べている中で、小学校4年生の子供が、自主、自分の意思でそのようなことを発言したんだなというようなことを思ったところであります。
 そのようなことをもってして、この給食センターのありよう、今後も継続して、町そしてまた教育委員会ともども、子供たちの食育という大事な施設であることを認識しながら、そしてまた子供たちのみならず、町民の皆さんの生涯にわたる食育というふうなことの拠点にできればと、このように思うところであります。
 そして、2つ目でありますが、富ケ丘の交差点の内容であります。
 本当にここは、富谷町最大、そしてまたひより台、最大級ですね、やっぱり4号線を横断して通学をするという意味では、ひより台、グリーンヒルの富小の児童の皆さん、そしてまた結果、造成によって富ケ丘小に通う上桜木の児童の皆さん、この辺のところは大変厳しい状況にあるという認識でございます。二中もある時期、大変な時期があって、そしてまた歩道橋があってというふうなことで整備された経緯がありますが、今現状にして大変厳しい状況にあると。そしてまた、明石台小学校の横断、六丁目の問題も浮上してきたところでございまして、十分なる安全策を講じて、学区、将来的に均衡のある児童数の確保というふうな立場から、地元の皆さんにはご理解いただいたものと承知しているところであります。
 そういった意味で、もっと絞ればというふうなことで言えば、この富ケ丘、ココス前の交差点が最もやはり最重点交差点であると。本当に頭から離れません、平成19年就任以降ですね。どなたとて、子供とてどなたとて、町内外の皆さんとて事故があってはならぬというふうなことでありますが、私が就任した時点でも、南北方向の歩道上で左折車に接触をするというふうな形でお近くのご婦人が亡くなられた、こんなふうな不幸なこともこの6年の間にあったところであります。したがいまして、この小学生の児童の朝夕の登校というふうなことについては、非常に町としても最重点課題として意識をしているところであります。
 今、議員が金曜日についたということを耳にしましたので、私は2月18日の朝7時半前後に直接、出勤の途中出向いて、あそこの信号機、どんなものやらというふうなことで、会議の朝でもありましたので通勤の途上、迂回して現場に立ったところでありました。育成会長さん、ちょうど偶然にというふうなことで、毎日ではなさそうでありますけれども、週に何回かの、偶然にもお会いして、ご苦労やら、あるいはこのように町で目をかけ、手をかけていただいていることに感謝いたしますということと、このように子供たちがまとまりで、3ブロックぐらいで横断していますというふうなこともお聞きしたと。ばらばらというのではなくて。
 ちょっと、余談になりますけれども、兄弟、2年生の子が1人いたものですから、「お姉ちゃんは」「小学校5年生です」と言うんですね。一緒に通うものだと思ったら、何かルールがあるらしくて、兄弟ばらばらに通うんですと言うんですね。5年生は5年生グループで、2年生は2年生グループで。何か私もはっと、あの場にいなければそういうことも、もう少し先にあったんだろうなというふうに思いますが、どちらにしても学年集団でまとまりの中で、3ブロックぐらいにあそこを横断していると。私が平成11年のころ、たしか20人、十八、九人でなかったかと思うんですけれども、初発に上桜木の皆さんが丘小に通い始めて、そこから何と10倍になろうとしている、なります。200人、新学期予想では211名、丘小518名のうち4割近くが、4割を超えるほどの皆さんがあの場所を横断してということとなります。幅員が22メートルと、非常にあの複雑な形状も含めて、十分なる信号、青時間を延ばしたりとか、さまざまあそこの場所については意を用いてきたところでございます。
 しかし、一方では、ことしのような厳しい寒さと積雪というふうなことの中で、なかなかのあのココス側の、のり面のほうの側の歩道のいわゆる路面が緩まないというふうなことも、課題としてまた出てきたところであります。そのようなことで、専門指導員、これらについても十分、今現在、保護者の皆様ともども進めていただいているところでありますけれども、検討の余地があろうかというふうに思いますので、最重点交差点であるというふうなことを前提に検討をさせていただきたいたと思います。
 2つ目については、このような長い横断歩道用の専用の信号機ですので、読みはしませんけれども、富谷町町内にその他というふうなことで、必要なところがあればふやす努力、そしてまた警察との連携を深めながら導入いたしたいというふうに思うところであります。
 これも、東京に行った時分ですか、都心部で30、28と数字が減っていくものを目にして、国交省の河川事務所の会議の折に、こんなことができませんかというようなことをやったのが初発でした。ですから、これも発案は私で、出て実現するまでにやっぱり3年、足かけ4年ぐらいはかかっていますね。ですから、そういうふうなことで県内で仙台市以外では、仙台市が先行したようでありますけれども、仙台市以外では初めての導入というふうなことでお力をいただいたところであります。
 十分なる検証と、この交通安全施設については公安委員会、実務的には大和署の交通課規制担当というふうなことの係長職の方と十分、しょっちゅうやりとりしていますから。そういう意味で、専任の総合防災対策監を配置したと。業務も大変膨らんでまいりましたけれども、とりあえず25年度も1人、総務課に配属する対策監というふうなことでの体制で何とか平成25年を乗り切りたいと。もう今のこの5万人規模からすれば、本当は対策室とか複数の人員、スタッフが求められる状況にあろうかと思いますけれども、何とかもう一踏ん張りをしてもらって平成25年を乗り切りたいと。そんなスタッフ不足を口実にすることなく、私も含めて、間もなく始まる春の交通安全運動にも力点を置きながら、なお一層、一人でもこういったけが等、よもや不幸にして亡くなるというようなことのないようなまちづくりも1つの柱にして、継続して取り組んでまいりたいというふうに思います。
 以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 次に、菅原教育長。

教育長(菅原義一君) それでは、私のほうから、学校給食センターについてお答えを申し上げます。
 まず初めに、おいしい、安心・安全ということについてお答えをいたします。
 食材料の選定段階では、全て富谷町給食物資規格成分表の提出を求め、規格、原材料、産地、アレルギー、栄養成分について問題がなく提供できることを確認するとともに、事前に見本を依頼し、品質の確認や味見を行い、安心・安全な食材の選定に努めておるところでございます。
 また、適時適温といったところにも心がけ、温かいものが温かいまま提供できるように、汁物は最後に調理をしております。また、温かいおかずや汁物は、保温バット缶や保温食缶に入れて提供しております。食材は全て80度C以上に加熱しておりますが、サラダ等は冷たく提供できるように10度Cまで速やかに冷却を行っております。保温バット缶を冷蔵保管し、保冷状態で提供し、さらに気温が18度を超えるような日は保冷剤を入れて冷たさを保つというような工夫もしているところでございます。
 続いて、残食についてでございますが、学校給食の献立は栄養価の計算を行っており、残さず食べてもらうことが望ましい、そのために献立は季節に応じて食欲が湧くような組み合わせとなるように工夫をするなど、調理技術の向上に努め、より質が高く、おいしい給食の提供を目指しておるところでございます。
 しかし、児童生徒には比較的好まれないが食べる機会の少ない料理があり、残食が多くなることが予想されるメニューであっても提供しなければならないものもあります。残食を減らすことも大切ではございますが、残食率の高い低いで一喜一憂せず、広い意味で子供たちのためになる給食を提供していきたいというふうに考えております。
 また、児童生徒の指導につきましては、無理に食べさせるのではなく、児童生徒が自発的に残さず食べようという意識を高めるよう、給食指導及び食に関する指導を引き続き行っていきたいというふうに思ってございます。
 続いて、食物アレルギー給食についてでございますが、現在町内の小学校15名、中学校5名、20名の児童生徒に卵・牛乳を使用しないA献立、それから表示義務食品7品目、それから表示推奨食品というのが18品目ございます。そのほかに種実類、つまりピーナツとかゴマとかクルミとかのいわゆる種・実類でございますが、これを除いたB献立を独立した調理ラインで現在提供しているところでございます。
 ご存じのように、昨年末の東京都調布市のアナフィラキシーショックで死亡する事件などからも、児童生徒の命に直接かかわる調理作業ということは十分認識しております。アレルギー対応給食には2名の栄養士が専属で対応し、除去、代替等を正確に行い、なるべく通常の給食と見栄えの変わらない給食の提供にも努めているところでございます。
 今後も、保護者、主治医や学校医とも連携を図りながら、学校の食物アレルギー疾患の対応にかかわる皆様が、食物アレルギーに関する正確な知識と共通理解のもと、食物アレルギーを持つ児童生徒に必要な配備を行ってございます。
 それから、アレルギーの増加傾向というご質問でございますが、今年度始まりましたので、今後の推移を見ながら判断をしてまいりたいとは思いますが、最新の注意を払いながら、間違いのない確実な、安心・安全なアレルギー給食を提供していきたいというふうに思ってございます。
 続いて、食育に関することと見学者に対することでございますが、本年2月末現在で2,500人弱の方々に視察見学をいただいております。町内の小学生が授業で施設見学を行い、調理している様子を見て、学校に戻り、その日の給食時間を食するという貴重な体験や、保護者の方々がセンター見学の後に、その日の子供たちが食べる給食と同じ給食を試食していただき、帰宅後に子供といわゆる給食の話題ができてよかったなどという好評の声も聞くことができております。また、老人クラブで見学に来られた方が、久しぶりの給食に懐かしさを感じている様子をうかがうことができております。それと同時に、視察見学に来られた多くの方々からさまざまな意見を直接聞く機会もふえてきているところでございます。
 2番目に、文科省から発行された食に関する指導の手引きによりますと、栄養教諭は、食育の推進について中心的な役割を果たすことが求められておりますが、このことは、栄養教諭自身が、食育に関して児童生徒に対する指導の全てをみずから行うことを想定しているわけではございません。栄養教諭が中心となって、児童生徒に対する食に関する指導が適切になされるような状態をつくり出すことを求めているものとされてございます。
 今年度は60時間、各教科等における食に関する指導を1名の栄養教諭、それから3名の学校栄養士職員で指導しております。そのほか、町の臨時職員の栄養士も交え、給食時間の訪問等で町内小中学校の全学級で指導を行っておるところでございます。
 3点目の学びの場ということでございますが、調理洗浄作業を見渡せる見学通路の設置やギャラリーへの蒸気回転釜、実物がございますが、その展示、それから切菜器、スライサーでございますが、その展示など、実際に見て、触れて、体験できる場となっているため、見学に訪れた児童にとって、よい食育の場となっているものでございます。
 また、町内産の新鮮な野菜の栽培、販売で活動なされております「おんないん会」の皆さんにも給食センターの調理室等を利用していただいており、90名使用可能な会議室や研修室、調理室を備えることで活用の場がふえ、広く町民の方々が訪れて研修等に利用していただいているところでございます。
 そして、今年度は学校給食センターにおいて、富谷小学校と宮城県農業高等学校の連携、コラボ事業が行われまして、調理実習や食育ワークショップ等、食への学び、それを深めているところでもございます。
 最後に、旧センターとの比較の問題がございますが、昨年4月から新しい給食センターで本格稼働して、2月末で実稼働日数は174日、小学校7校、中学校5校、それから県立の利府支援学校富谷校と、13校に延べ107万3,372食を提供してございます。新たにスタートした給食センターでは、汚染区域、非汚染区域を明確に分離いたしまして、作業動線を食品の搬入から調理場、それから配缶等の作業センターは西側から東側に、いわゆるワンウエー方式をとりまして、今まで以上の高い衛生基準が確保できております。また、自動反応の水道蛇口や自動シャッターの設備、コンテナ室全体が消毒庫となる設備など細部にわたり、学校給食衛生管理基準というのがございますが、それに沿った施設設備を備えているため、あらゆる面において、今まで以上に安全で衛生的な作業が行われているところでございます。
 以上でございます。

議長(浅野幹雄君) この際、午後1時まで休憩をいたします。

午前11時57分 休憩

午後 1時00分 再開

議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 1番長谷川隆君。

1番(長谷川隆君) 学校給食センターの基本方針の3番の2で、栄養教諭は食育推進に十分時間をとり、教育活動ができていますかということを先ほども質問したんですけれども、この栄養教諭というのは本当に県の職員でありますから、3年もしくは4年ぐらいで異動していくと思います。そういう中で、富谷町は直営の給食センターでありますから、今臨時2名、パート1名の栄養士がいますけれども、将来にわたって食育等を進めるためにも町の職員として栄養士をということを考えていますけれども、いかがなものでしょうか、質問いたします。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 栄養士職員につきましては、給食センターということで今お尋ねいただきましたが、振り返って記憶の範囲では、保育所4所に2名兼務で、あと本庁職員として2名ということで、ですから栄養士資格者4名だと思います。そういうふうなことでありますので、恐らくこの本庁職員はしばらく採用されていない経緯もありますので、不足感は感じているところです。
 そういうふうなこととあわせながら、給食センター専任なのか、栄養士の、管理栄養士も含めてどのような人的な構成にしたらいいのか、もう少し詳細に検討をして、本庁も含めてというようなことを申し上げれば、途中というよりは次年度対応になろうかと思います。ですから、給食センターについても同じく、臨時の皆さんも含めて、必要な部分については年度対応でいきますし、長期的にはというようなことであるとすれば平成26年以降、十分検討してまいります。

議長(浅野幹雄君) これをもちまして、一般質問を終わります。

日程第3 議案第15号 富谷町公営住宅管理及び設置条例の一部改正について

議長(浅野幹雄君) 日程第3、議案第15号富谷町公営住宅管理及び設置条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。建設部長。

建設部長(鴇謙一君) それでは、議案書(2)の235ページをお願いします。
 議案第15号富谷町公営住宅管理及び設置条例の一部改正について。
 提案理由でございますけれども、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行による公営住宅法の一部改正に伴い、公営住宅の整備に関する基準等を定めるものでございます。
 議案書239ページ、新旧対照表でご説明いたします。
 まず、題名ですが、「富谷町公営住宅管理及び設置条例」を、今回の整備基準を規定することから「富谷町公営住宅条例」に改め、目次中、第2章の次に第2章の2「整備の基準(第3条の2-第3条の5)」を加えるものでございます。
 第2章の2、整備の基準、第3条の2、(健全な地域社会の形成)、第3条の3、良好な居住環境の確保、第3条の4、費用の縮減への配慮については、これまで国で定めておりました公営住宅等整備基準を参酌しまして、条文化するものでございます。
 第3条の5は、「この章に定めるもののほか、町営住宅等の整備の基準は、規則で定める。」とするものでございます。
 次のページをお願いいたします。
 第6条第1項は、入居者の資格について定めるものでございまして、第2号は文言の整理でございます。
 第2項各号は、裁量階層世帯の対象となる者の定めでございまして、旧公営住宅法施行例で定めていたものを条文化するものでございます。
 次の241ページ、下段のほうになりますが、第3項は入居の収入基準を定めるもので、第1号は裁量階層の収入基準を21万4,000円とするものでございます。
 次の242ページをお願いします。
 第2号は、一般階層の収入基準を15万8,000円とするもので、第1号、第2号とも現行どおりの金額でございます。
 第6条の2、第1項は単身入居要件を定めるもので、第1号から次の243ページ、第8号までは条文の文言を整理したもので、第9号、第10号に震災関連の法律に該当するものを追加するものでございます。
 第2項及び第3項は、単身入居の可否を判断するための面接や調査、他の市町村への照会について定めるもので、面接、照会の内容をわかりやすくするものでございます。
 次のページをお願いします。
 第21条は、収入超過者等に関する認定について定めるもので、第6条第3項各号の基準を適用するものでございます。
 第41条は、これまでの入居者が建てかえ等事業により整備される町営住宅に入居する場合は、同居親族要件を適用しないことを定めるものでございます。
 238ページに戻っていただきまして、附則として、この条例は平成25年4月1日から施行するとするものでございます。
 以上です。よろしくお願いいたします。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。18番渡邊俊一君。

18番(渡邊俊一君) ちょっとわからない部分があるものですから、今の提案の内容と合致するかどうかわかりませんけれども、教えていただきたいと思います。
 1つは、町営住宅、今から50年以上になりますか、設置されて、そして当時、富谷町がなかなか人口がふえないというような状況の中で、それよりも人口を減らしてはいかんというようなことからして、過疎対策という形でなくて、次男、三男、次女、三女、そういう人たちが富谷から出ていかないような方策の中でこの住宅を建設した状況が多々あったと思われます。
 しかし、今日に至っては、皆さんもご承知のように年間1,000人も超えるような町になっています。そういった中で、各アパート関係も大変富谷には多くなり、そういう条件がまるっきり変わってきた今日において、従来どおりずっと町営住宅に暮らしている方々の中で、やはり年収がどんどん上がってきてもなかなか出ていかないというような状況が多々見られるような気がします。
 先ほど、部長のほうから、21万4,000円というようなお話をちょっと今聞かせていただいたんですけれども、所得条件は最大でどのぐらいまで住宅に住みついていられるのかどうかをお聞きしたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) どのぐらい長くいられるかというようなことでございますが、こちらからも収入超過者についてはある程度、勧告まではいかないんですが、指導という形で、家族構成にもよりますが、そろそろ一本立ちしてはどうですかというようなお声がけはしてございます。

議長(浅野幹雄君) 18番渡邊俊一君。

18番(渡邊俊一君) それから、この町営住宅というものに対しても、低所得者向け、そして福祉関係に対しての弱者に向けての提供というものが多々あろうかと思います。そういった意味からして、ある程度年収が高くなった人たちは自立していただかなくてはならないのではないかと私は思っております。
 今現在、その低所得者、そして福祉弱者という言葉が当たるかどうかわかりませんけれども、そういう方々が、この限られた戸数の中に、住宅に入りたいと、入居したいという方々がなかなか入れない現状があるわけでありますから、それは税務課なりなんなりで調べればすぐ、その所得の度合いがわかるわけでありますから、恐らく所得の上限というものを設けているはずだと思うんですけれども、そういった取り扱いをこれからどのようにしていくつもりなのか、その辺をお聞きしたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 現在の収入超過者、6世帯がございまして、先ほど申し上げましたとおり、順次指導していっている状況でございます。
 当然、今回、宮ノ沢住宅、現在建てかえをやっておりますけれども、間もなく竣工しますが、これは8戸に対しまして38戸、38件が申し込みがあったということで倍率が4.75倍というようなことで、この中には低所得者の方、それから母子世帯、多数ございますので、福祉という観点から、超過者については順次、考え方といいますか、町営住宅から一本立ち、先ほども申し上げましたが、するような形で今後も指導していきたいというふうに考えております。

議長(浅野幹雄君) 18番渡邊俊一君。

18番(渡邊俊一君) それから従来の、まあ、今はほとんどなくなってきましたからですけれども、従来の住宅の中で子供部屋を増設して、なかなか、どんどん家族がふえても十二分に生活できるような状況をつくってきた経緯があります。これから新しい状況の中で進むわけでありますから、絶対にそういうことのないような対策を講じなくてはならないと思いますけれども、そのような対策等についてどのように考えているかお尋ねをいたします。

議長(浅野幹雄君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 募集時は、あくまで収入基準、ちゃんと提示して募集するわけですので、長く住んでおられて生活もある程度安定してきた方、その辺の方々、収入はもちろんのこと、生活状況をこちらで状況を観察しながら順次指導していきたいというふうに考えております。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。9番森栄君。

9番(森栄君) 243ページですけれども、入居者の資格の特例ということで、今回、(9)、東日本大震災復興特別区域法第20条の規定により法第23条各号に掲げる条件を具備する者とみなされたもの、(10)については福島復興再生特別措置法、同じような内容ですけれども、(9)について「法第23条各号に掲げる条件」、それから(10)について書いてある「法第23条各号に掲げる条件」について質問いたします。

議長(浅野幹雄君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) どういう質問でしょうか。

議長(浅野幹雄君) そういう質問ですよ。(「中身」の声あり)条例の中身を聞きたいんでしょう、法律の中身を聞きたいと、中身。(「中身ですか」「23条の各号って何だということ」「森議員言ってるのは、質問ではないでしょう、単なる確認です」の声あり)この条例だとね、大分あるようなんです。今答弁いただかないとだめですか。(「いや、じゃ後で結構です」の声あり)中身の確認ですから、いいですね。(「いや……」の声あり)きょうの議案には、関係ないといえばないと思いますのでね。よろしゅうございますか、後でね。
  ほかに質疑ございませんか。16番永野久子君。

16番(永野久子君) 今回、いわゆる第2次一括法に基づいて、国がこれまで定めていたものを町の条例にするということで、16、17号も同趣旨、同じ趣旨だと思いますが、これに伴って富谷町が新たな対応を迫られるとか、予算がふえるとか、人員をふやさなければならないといったことはないという理解でよろしいでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 現在のところは、ないという認識でございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第15号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第4 議案第16号 富谷町都市公園条例の一部改正について

議長(浅野幹雄君) 日程第4、議案第16号富谷町都市公園条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) それでは、よろしくお願いいたします。
 議案書245ページをお願いします。
 議案第16号富谷町都市公園条例の一部改正についてご説明申し上げます。
 提案理由といたしましては、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、第2次一括法の施行による都市公園法の一部改正に伴い、都市公園及び公園施設の設置基準を定めること、並びに高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律、バリアフリー法の一部改正に伴い、都市公園移動等円滑化基準を定めるほか、所要の改正を行うものでございます。
 議案書246ページをお願いいたします。
 改正内容につきまして説明いたします。
 富谷町都市公園条例の一部を次のように改正する。
 題名の次に、次の目次を付するものでございます。目次の下にあります、第1章の総則から第5章の罰則までになります。第2章の「都市公園の設置」が、今回新たに加えるものでございます。第1節の「都市公園の設置に関する基準」及び第2節の「移動等円滑化のために必要な基準」が該当いたします。
 具体的な改正内容につきましては、256ページの富谷町都市公園条例新旧対照表で説明させていただきます。
 第1章総則、目的、第1条中、法に基づく命令を「都市公園施行令及び都市公園法施行規則」に改めるものでございます。
 第2条の設置を「都市公園の区域の変更及び廃止」とし、「町長は、都市公園の区域を変更し、又は都市公園を廃止するときは、当該都市公園の名称、位置、変更又は廃止に係る区域その他必要と認める事項を明らかにしてその旨を報告するものとする。」に改めるものでございます。
 第2章の「都市公園の設置」を新たに加えるものでございます。
 第1節の「都市公園の設置に関する基準」につきましては、都市公園の配置及び規模の基準や公園施設の設置基準を、第2次一括法の施行による都市公園法の一部改正に伴い、国の参酌基準に基づき定めるものであります。
 次に、260ページをお願いいたします。
 第2節の特定公園施設の新築、増築または改築を行う場合の移動等円滑化のために必要な基準につきましては、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の一部改正に伴い、国の参酌基準に基づき定めるものでございます。
 次に、274ページをお願いいたします。
 第2章の「都市公園の設置」を新たに加えたことから、第2章の「都市公園の管理」を第3章に、第3章の「雑則」を第4章に、第4章の「罰則」を第5章に改定するものです。
 また、第2条関係の別表第1、「都市公園の名称及び位置」につきましては、都市公園条例に関する国土交通省の通達に基づき、今回削除するものでございます。
 附則としまして、この条例は平成25年4月1日から施行するものでございます。
 以上、ご承認いただきますよう、お願い申し上げます。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。6番小泉光君。

6番(小泉光君) これを条例化するということに当たって、我が町に対するインパクトはどう考えていますでしょうか。いろいろ細かいこと、たくさん新しくなっている、新しくなったようなので質問します。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 今すぐどうのこうというわけではないんですが、国の参酌基準に基づきまして、今回条例を制定するものでございます。

議長(浅野幹雄君) 6番小泉光君。

6番(小泉光君) 私は、どういうインパクトがありますかという質問ですので、それを率直に回答していただければよろしいんですけれども。
 例えば、車椅子でスムーズに入れるようにしろとかありますよね。その他いろいろ細かいことがありますけれども、そういうことを概観的に俯瞰して、我が町にとってどういうインパクトがあるのか、公園の入り口を直さなければならない箇所は何カ所あるかとかですね、そういうような答弁をお願いしたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) これからの富谷町の都市化に向けまして、公園施設の移動につきましては、なお、より安全な移動ができるような計画とかそういう、あとはいろいろ、各街区公園とか近隣公園の面積的な基準を定め、その目的のために、目的に応じた面積配置とかを定めて、これからの市制に向けた公園施設づくりをしなければならないと思ってございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) まず、274ページの別表第1が削除される理由ですけれども、それをなぜ削除されるのかということと、もう一つ、今、別表第1にあるのが全て都市公園として、名称がそのように呼ぶようになるのかどうかということ。それから、高齢者、障がい者用トイレなどということになっていますが、これらについて対応されている公園はどこにあるのか。もう一つ、あと同じように駐車場もあるわけですが、駐車場のある都市公園というのはどこにあるのかということについて質問したいと思います。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 第2条の別表第1の削除につきましては、国からの条例に関しますひな型を示されておりまして、それに基づき削除するものでございます。条例的には、都市公園の設置に関する規則や管理に関する基準等を定めまして、詳細な公園の名称や位置につきましては、今後におきまして供用開始の公告として皆様方にお知らせするようになります。
 駐車場につきましては、今のところございません。今後、つくる場合の基準というような形になります。……ああ、すみません、大亀山森林公園のほうに駐車場がございます。
 トイレにつきましては、後で答えさせていただきたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 別表第1というのは、この条例で廃止になるということについては、まず説明を受けたわけですが、この表そのものというのはどこかに存在、存在というか、残るものなのでしょうか。
 それから、今、富谷町で、この別表第1にある公園というのは全部が都市公園としてという名称に、この新しい条例ではなるのでしょうか。2点。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 都市計画課のほうで、都市公園の名称及び位置ということで管理するような形になっていますので、一覧表も一応作成して管理するような形になります。
 すみません、もう一点……。

議長(浅野幹雄君) 座ったままで。

13番(小川昌義君) このまま都市公園として、この別表第1という公園がありますよね、今70かな、あと大亀とせせらぎ、県民の森を入れると73あるんですけれども、これらは全部「都市公園」という名称で呼ばれていいのでしょうかということです。

都市計画課長(佐々木俊男君) はい、そのようになります。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。16番永野久子君。

16番(永野久子君) 前後と同じように、これは従来の法律に基づいて、富谷町の公園、都市公園に関しては、このようにつくられてきた、整備されてきたと。ただ、根拠となる法律、法的根拠が、国の法律から町の条例にかわったということで、実質的にこれまでやってきたことと大きく違うということはないんだというふうに理解したいんですが、もしそうであればそのようにご説明いただいたほうが早くわかると思いますが、どうでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) はい、そのようになります。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。3番出川博一君。

3番(出川博一君) 私から3点ほど質問いたします。
 1つは、いわゆるバリアフリー、この第2節の移動等円滑化のところで手直しになる、手直しが必要な施設はあるんでしょうか。ただ、これがすぐ、4月1日施行で大丈夫なのかどうか、その辺のところをお聞きしたいと。それが1点目です。
 それから、2点目は、257ページにあります第2条の2、ここで……ごめんなさい、失礼しました。第2条の3の(1)、「その敷地面積は、0.25ヘクタールを標準とする。」とあるんですけれども、現在、富谷町の都市公園で約半数がこの0.25ヘクタール以下であるということからすれば、これは都市公園としては残ることはできないんじゃないかというふうに思いますけれども、以下その辺についての見解をお願いしたいと思います。
 そして最後に、今、別表第1の削除についていろいろ質疑されておりますけれども、例えばこれを削除した場合に、新設の部分についてはどのような、いわゆるここの第2条のところで「都市公園の区域を変更し、又は都市公園を廃止するとき」とあるんですけれども、新設については触れられていないので、その辺はどうなるのか。それとあと、現在あるものについては、どういう形で公告するのか。この条文だとすっぽり、今までの七十幾つの公園がすっぽりなくなってしまうので、その辺の対応について質問いたします。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 近隣公園が現在6カ所ございまして、最大、大きいので3.86ヘクタール、あと最小で0.99ヘクタール、平均が1.83ヘクタールとかになるんですが、あと街区公園につきましては80カ所で、最大が1.34ヘクタール、最小が0.03ヘクタールで、平均で0.26ヘクタールとなってございまして、街区公園につきましては0.25ヘクタールを上回っております。また、近隣公園につきましても、その基準にほとんど近い値でございますので、これらを維持していきたいという考え方でございます。
 また、バリアフリーにつきましてはいろいろ、福祉に基づく条例とかでやってきてはございますが、多少いろいろ、その基準に満たさないところもあるかと思われますが、状況を見ながら改善とかに努めさせていただきたいと思ってございます。
 あと……もう一点は何でしたっけ。(「新設」の声あり)第2条の関係につきましては、現在の公園がそのまま都市公園でなくなるわけではございませんので、そのまま推移するような形になりまして、変更とか廃止とか新設とかがあった場合につきましては、供用開始による告示行為になりまして皆様方にお知らせするような形になります。

議長(浅野幹雄君) 3番。

3番(出川博一君) 回答漏れがあるので、よろしいですか、座ったままで。

議長(浅野幹雄君) いいよ、座ったままで。

3番(出川博一君) 現在あるやつは、この第1表を削除するわけですから、現在あるやつはどういう形で示されるのかということを先ほど質問いたしましたけれども。

都市計画課長(佐々木俊男君) そのまま、都市公園には変わりございません。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) バリアフリーに関して、経過措置はこの条文には盛られていないんですけれども、それで4月1日の施行で大丈夫なんでしょうか。その点をもう一回、ご回答いただきたいと思います。
 それからあと、街区公園の0.25ヘクタール、これは平均でというお話なんですけれども、ここには平均ということはないと思うので、ですから0.25ヘクタール以下の公園は都市公園とはみなされないというふうに、この条文からだと読めると思うんですけれども、その辺の見解をもう一度お聞かせいただきたいというふうに思います。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 都市公園の配置及び規模の基準につきましては、地域・地形等の状況によりまして、今までも基本的には国の基準でつくってはきているんですが、どうしてもそういう地域・地形等の状況によりまして、今の国の参酌基準より下回る公園も考えられますが、基準といたしましては国の参酌基準どおりに、街区公園は0.25ヘクタール、近隣公園は2ヘクタールというような基準を設けさせていただきました。
 また、バリアフリー等につきましては、新設公園とかの作成になりますとそういう基準を、なお規定を守りながら製作していきたいと考えてございます。

議長(浅野幹雄君) 3番出川博一君。

3番(出川博一君) いわゆる街区公園、0.25ヘクタールという、条例で明確に文言として条例化された中で、それ以下のやつは都市公園とみなされないと思うんですけれども、結局それが富谷の場合、約77の公園があろうかと思うんですけれども、そのうち34公園が0.25ヘクタール以下なんですよ。ですから、その辺のところの位置づけというか、少なくとも新たにこの条例で第1表を削除したとなれば、今度公告する新しい公園という中には0.25ヘクタール以下のやつは含まれないと私は思うんですけれども、その辺の見解をお願いしたいということと、バリアフリーに関しては経過措置がなくて、それでいわゆる第1表を削除したやつで新たに公園として公告することは可能なんですか。以上、2点。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 面積につきましては、どうしても既存の都市公園がございますので、それは生かしながら、平均値でクリアしているのとほとんど近いというところで、この基準を定めさせていただきました。
 あと、これらの基準につきましては、なおこれから今後の新設公園の基準になります。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。9番森栄君。

9番(森栄君) 第1点は、先ほど永野議員のほうから、国の法律があって町の条例が改正されるというようなことに対して、そのとおりだというような回答がありましたけれども、それは回答の誤りではないでしょうか。今まで都市公園条例に基準がなかったから、その基準を定めるために今回一部改正するのであって、そういうふうな回答が本当の回答ではないでしょうか。
 それから、2点目として、住民1人当たりの都市公園の敷地面積の標準についてですけれども、現在の住民1人当たりの都市公園の敷地面積、それぞれどれぐらいになっているのか。それからあと、都市公園の配置及び規模の基準については、第2条の3の(1)から(3)までは敷地面積が明示されておりますけれども、(4)から次の2ですか、「主として公害」云々からというような、そういうようなものについては敷地面積はどのようになっているか伺います。
 それからあと、260ページで、都市公園移動等円滑化基準などというふうに今回定められますけれども、この基準の対象となるものについてどのようになっているのか、その辺あたりを伺いたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 住民1人当たりの敷地面積につきましては、全域で12.77平米が現在の数値でございます。
 あと、面積につきましては、条例の全部におきまして、ある程度該当するような形になっていまして、議員がおっしゃられておられましたこの敷地面積のところにつきましては、敷地における建蔽率の扱いになっていると思われます。
 移動等円滑化におきましては、今後の新設公園の基準関係で守っていくような形になります。

議長(浅野幹雄君) 9番森栄君。

9番(森栄君) 回答漏れがありますので、再度質問させていただきます。
 都市公園の配置及び規模の基準について、先ほど申し上げたとおり、(1)から(3)までは敷地面積がちゃんと決められておるんですけれども、それ以外の例えば(4)、そしてあと次の258ページの2の「主として公害又は災害を防止する」云々なんかについては、敷地面積が記載されていないわけですよ。それについて、どのような面積になっているのか、それを教えてくださいというような質問を先ほどしたわけです。
 それからあと、都市公園の移動等円滑化のための必要な基準等については、この基準が今現在どのようになっているのか、それで対処についてはどのようになっているのか。今後新設するというのは、これはちゃんと決まっているので、現在どのようになっていて、それを改修するとしたらどれぐらい費用がかかるか、そういうようなものまでも含めて再回答を願いたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 規模の敷地面積の載っていない部分につきましては、各公園の利用目的に応じた敷地面積ということで、その都度協議するような形になります。
 バリアフリーにつきましては、福祉のまちづくり条例等で、今までもそれを守って施工してきたところはあるんですが、多々、ちょっと古いものになりますとそういうところがないものもあるかと思われますが、今後の状況を見ながら改良していきたいと考えてございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第16号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第5 議案第17号 富谷町下水道条例の一部改正について

議長(浅野幹雄君) 日程第5、議案第17号富谷町下水道条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 議案書275ページ、お願いいたします。
 議案第17号富谷町下水道条例の一部改正についてご説明申し上げます。
 提案理由でございます。地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律に基づき、下水道法の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。
 これまでの法令の基準を変えずに条例化するものでございまして、地域主権改革に基づき、ルールづくりを国から地方へと移すことになったことによって可能となったものでございます。下水道法や下水道法の施行令により定められていた、地方公共団体が管理する公共下水道の構造の技術上の基準を、地方自治体の下水道条例で定めるものでございます。
 詳細を新旧対照表によりご説明申し上げます。
 278ページ、お願いいたします。
 まず、目次関係でございますが、5章を「公共下水道の施設に関する構造基準」とし、これまでの「第5章雑則」を「第6章雑則」に、「第6章罰則」を「第7章罰則」とするものでございます。
 それから、第1条、趣旨に「施設の構造の基準」を加え、第2条、用語の定義、これまでの「第11号」を「第12号」として、第4号から第10号までを1号ずつ繰り下げ、第4号に「排水施設 法第2条第2号に規定する排水施設をいう。」を加えるものでございます。
 279ページ、第4章の次に第5章、「公共下水道の施設に関する構造基準等」を加え、279ページから280ページ、第23条の2には「排水施設の構造の技術上の基準」、1号から10号までを、280ページ、23条の2の次に第23条の3、「適用除外」をそれぞれ加えまして、これまでの「第23条の2」を「第23条の4」にするものでございます。
 「第6章罰則」でございますが、こちらを「第7章罰則」とするものでございます。以上です。
 失礼しました。施行期日でございますが、277ページ、平成25年4月1日からとするものでございます。
 以上です。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。(「なし」の声あり)質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第17号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第6 議案第19号 富谷町総合運動場条例の一部改正について

議長(浅野幹雄君) 日程第6、議案第19号富谷町総合運動場条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 議案書285ページをお開きください。
 議案第19号富谷町総合運動場条例の一部改正についてご説明申し上げます。
 提案理由につきましては、富谷町総合運動公園のテニスコート改修等に伴い、所要の改正を行うものです。
 議案についてご理解いただけるよう、初めに改修の概要をご説明申し上げます。
 別紙議案第19号関係資料、富谷町総合運動公園テニスコート改修平面図をごらんください。
 昨年9月5日に、全員協議会で、テニスコートの改修工事の概要についてご説明いたしました。その後、12月の議会において、テニスコートの照明施設の補正予算が承認されました。その照明の設置など、全員協議会から以後の追加した内容についてご説明いたします。
 軟式テニス、硬式テニス、どちらの公式試合も開催できる広さに拡張する6面の砂入り人工芝テニスコートのうち、東側の3コートにつきまして、図のように夜間照明を設置いたします。設置数は1灯タイプ4基、2灯タイプ6基、4灯タイプ2基の計12基です。利用に合わせて1コートごとに照らすことができるものです。明るさは平均400ルクスで、レクリエーションから一般競技まで十分に行える明るさです。それに伴い、4月から11月は夜9時まで使用ができるようにいたします。あわせて、放送設備も設置いたします。
 また、図の左側、テニスコートの西側につきましては、これまでキャンプ場として利用してきましたが、テニスコート拡張に伴い野外炊飯用のかまどを取り払い、新たな場所にかまど5基と食器や鍋等を洗える手洗い場、男女別のトイレを新設いたします。今後、宿泊を伴うキャンプをなくし、総合運動公園利用者や子ども会等の芋煮会や軽スポーツなど、町民の交流するレクリエーションの広場として活用していきます。
 以上の改修と利用の変更に伴い、本議案での主な改正の要点は、1つは施設の名称の改正、2つ目はテニスコートの使用料金と使用時間の改正、さらに3つ目はキャンプ場の用途変更に係る使用料金と使用時間等の改正を上程するものです。
 それでは、新旧対照表よりご説明いたします。
 289ページをごらんください。
 現行、第3条第3号から第5号までを、改正後、第3号を「富谷町総合運動公園グランド」、第4号を「富谷町総合運動公園テニスコート」、第5号を「富谷町総合運動公園レクリエーション広場」と改めます。
 続いて、現行、附則第4項を削除いたします。
 続いて、現行、別表第1項、施設使用料第3号、「(1)及び(2)以外の運動施設」の表を改めます。現行ではグランド、テニスコート、キャンプ場の3つの屋外施設が1つの表となっておりましたが、改正後、それぞれの施設ごとに表記するものです。
 改正後をごらんください。第3号、富谷町総合運動公園グランド、使用区分を「富谷町総合運動公園グランド(A・B・C・D)」に改め、使用時間、使用料は現行と同じでございます。
 290ページをお願いいたします。
 第4号、富谷町総合運動公園テニスコート、コート1面につき、児童生徒1時間、1月から3月・12月9時から17時、4月から11月9時から21時、午前9時前1時間につき250円、一般(大学生を含む。)は1時間500円に改めます。
 第5号、富谷町総合運動公園レクリエーション広場、9時から17時、無料に改めます。
 続いて2項、設備使用料について、現行ではテント1張210円、1泊としたものを、改正後、かまど1基200円に改正するものです。これは、先ほども述べました、キャンプ場の宿泊を廃止し、日帰り利用の施設になるためです。
 続いて、現行、別表6中、「ただし」を改正後、「この場合において」に改めます。これは適切な文言への変更です。
 291ページをお願いいたします。
 続いて、同表、備考6の表中に、「富谷町総合運動公園テニスコート(1面につき)」、「電灯料(1時間につき)」に「500円」を追加するものです。これは、設置した夜間照明の電灯料を加えるものです。
 続いて、現行、備考11、「団体は『20人』以上をいう。」を、改正後「9及び10については、1施設使用料の(1)及び(2)以外の運動施設について適用する。」に改めます。これは、この条例中に団体を規定するものがなくなったためと、現行の備考12と備考13を合わせてわかりやすい表記に改正するものです。これによって、備考「14号」を「12号」に繰り上げるものです。
 続いて、287ページにお戻りください。
 附則でございます。施行期日、1、この条例は平成25年4月1日から施行する。
 経過措置、2、この条例の施行の際現に改正前の富谷町総合運動場条例の規定により使用の許可を受けている者は、改正後の富谷町総合運動場条例の相当規定により使用の許可を受けた者とみなす。
 3、この条例による改正後の富谷町総合運動場条例別表の規定は、施行日以後の使用に係る使用料について適用し、施行日前の使用に係る使用料については、なお従前の例による。
 以上でございます。

議長(浅野幹雄君) この際、午後2時10分まで休憩をいたします。

午後1時55分 休憩

午後2時10分 再開

議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これから質疑に入ります。18番渡邊俊一君。

18番(渡邊俊一君) 大変すばらしいテニスコートがもうすぐ完成するということで、大変私もうれしく思っている一人でありますけれども、その敷地内にキャンプ場、それに基づいてかまど5基、手洗い等を改めて設置し直すというような話であリます。
 基本的に、このキャンプ場というものを整備した経緯も確かにあったわけでありますけれども、現在、本当にこのキャンプ場が必要なのか。そして、今はどちらかというと、西コミとか各町内会館を利用して芋煮会等々を開いているのがよく目に映っております。そういった意味からして、一つはこのキャンプ場を今現在、年間にどのぐらい使用者数というか、使用している方々がおいでなのか、質問をいたします。
 やはり時代の流れ、そして利用者のニーズの変化というものを捉えた場合に、あそこで今現在、炭焼きもやっておりません。ですから、その辺の整備を改めて考え直し、そして今現在、あの隣でバードゴルフ関係が一生懸命になってやっております。人数もかなりふえております。そういった方向の整備をしていったほうがかえっていいのではないかと、こんなふうに私は思っておりますけれども、その件についてとりあえず質問させていただきます。

議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) キャンプ場の利用につきましては、平成23年は震災で使っていませんでした。平成22年で540件、2万4,718人です。そのうち、純粋に……(「もう一回言って。ゆっくり」の声あり)540件、2万4,718人です。
 そのうち、実際にキャンプで利用している方はゼロです。キャンプにつきましては、4年ぐらい前から、ちょっと施設的に十分ではないということでお断りしています。それで、この中の3件ほどが芋煮会等で利用しています。ほかの残りの件数につきましては、ターゲットバードゴルフの皆さんが使っている人数でございます。
 もう一件、その整備ということなんですけれども、今回議員さんが言われたとおりに、キャンプ場としての施設ではなくて、さっき言ったように軽スポーツをしたり、芋煮会をしたりという日帰りの施設に変えていきます。以上です。

議長(浅野幹雄君) 18番渡邊俊一君。

18番(渡邊俊一君) 540件というと、かなりの件数でありますよね。それが実態なんですか、間違いないですか。そして、要はその540件、2万4,718人ですよ。本当にそうなんですか。(「違うの、課長、もう一回。詳しく伝わってませんから」「バードゴルフも含めるんでしょう」の声あり)そうでしょう。(「はい、合わせてです」の声あり)
 私が質問したのは、あそこの施設の中で、芋煮会等などで使っている利用件数と人数を質問しているわけでありますから、改めてその件について、もし手元でわかっていないんだったらですけれども、なぜそういうような質問をしているかというと、私もしょっちゅうあそこの場所に行かせてもらっています。ほとんど、単独で芋煮会等をやっている場所に会ったことないんですね。ですから、そういうような話をさせてもらっていますから、今540件も使っている、2万4,718人も利用しているというとやはり誤解を受けますから、その辺改めて答弁をお願いします。

議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 改めて答弁いたします。
 芋煮会等で利用している団体は、平成22年で3件、50名でございます。(「議長」の声あり)

議長(浅野幹雄君) まだまだ。あとは、いいんですか、それだけで。バードゴルフの、訂正して、削除しなくていいんですか。(「全体人数だっていうんでしょう」の声あり)全体人数で。

生涯学習課長(佐藤英樹君) キャンプ場の全体利用者としましては、先ほどの数字で間違いありません。ターゲットバードゴルフの皆さんが、午前、午後と使っております。

議長(浅野幹雄君) 18番渡邊俊一君。

18番(渡邊俊一君) ということは、ほとんどがターゲットバードゴルフで利用しているというような認識を持っていいと思います。しかるに、そこにかまどをまた設置したり、手洗い場所を設置したりする必要性って本当にあるのかなと。反対に、その部分を撤去する中で、このバードゴルフ関係の運動、運動というか、そういう設備を構築していくべきではないかなと思うんですけれども、その件についてどのような考えを持っているか、お尋ねをいたします。

議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 先ほど述べたとおり、今回キャンプ場を廃止しまして、レクリエーション広場とします。今、議員さんが言われたとおりに、軽スポーツ、ターゲットバードゴルフも入りますし、またはやはり子ども会、地域の活動で芋煮会等をする施設も付せてつくっていくということでございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。8番安住稔幸君。

8番(安住稔幸君) 今回、夜の9時までテニスコートが利用できるということで、非常に利用者の方に対しまして利便が図られて、非常にいいことかなと思っております。
 前、たしか全協でもお話ししたかと思いますけれども、しかしながらあの近隣に住宅地がございますので、その辺、夜間、騒音というか、その辺の心配についてはいかがお考えでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 使用につきましては、使用の手引きをつくりまして、使用者にそのマナーについて守ってもらいたいと思っております。
 また、ある程度の距離がありますので、その辺は始まりましてからよく観察をして、指導をしていきたいと思います。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) まず、電球のほうですけれども、これでいきますと12灯がつくわけですが、これの12灯のワット数、先ほどルクスは出されておるんですが、ワット数が何ワットぐらいで、電圧が多分200だと思うんですが、それ以上であればまた教えていただきたいということと、1時間当たりですよ、1時間当たり1灯が使用する電気量、それから電力料金は幾らなのかということを質問をしたいと思います。あと、その電気を使用する際、誰がそれを管理しているのかについても質問したいと思います。
 もう一つ、利用料なんですが、これは多分近隣と同じぐらいの設定になっていると思うんですが、その利用料の設定の根拠ですね、設定の根拠がどの程度なのか。そして、それは例えばですよ、この間テニスコートにかかった費用は、私のデータですけれども約2億1,000万円ぐらいかかっているわけですね、入札価格だけでいきますと。そうしますと、これをどの程度で償還するような形で考えているのか、その辺について質問をしたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) では、1つ目のワット数についてお話ししたいと思います。1灯当たりのワット数は1.09キロワットでございます。それで、料金につきましては、1コートですと8灯つけますので、8灯使いますと200円40銭になります。それを1灯にしますと、1灯が約25円になります。
 2つ目、管理なんですけれども、昼間につきましては生涯学習課職員が管理をしますが、夜間につきましてはこれまで同様、生涯学習課のほうに施設管理人がいますので、そちらのほうで対応してまいります。
 3番目の料金につきましては、議員さんが言われたとおり、近隣の施設のほうを見て、それに合わせていました。
 あと、根拠としましてですが、やはりこれまでのテニスコートにつきましては、亀裂が何度も入って補修していましたのででこぼこが、安全ではありますけれども、ある程度でこぼこがありました。これまでの料金設定に相当しておりましたが、改修によりやはり砂入り人工芝コート、あとは防風ネット、あとはベンチ等ですね。また、公式の試合ができるように広くしますので、やはり拡張して快適性、耐久性、安全性を見まして、この金額が相当と思って、この金額にいたしました。(「答弁漏れあるから、答弁漏れ」の声あり)
 お金の償還ということですけれども、行政サービスの一つとして町民がスポーツに親しんでもらう、あとは今度は競技スポーツでも大変プレーヤーの質の向上につながりますので、そこまでは考えておりません。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。4番三浦邦夫君。

4番(三浦邦夫君) 私も、この図の見方がちょっとわからないんですが、トイレ、これは多分トイレだと思うんですけれども、駐車場の左脇にある面とテニスコートの入り口にある面、先ほどのレクリエーションのほうのトイレというのはわかったんですが、トイレは、ちょっとそこを説明していただければと思うんですが。

議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長、トイレについて。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 1つは、先ほど言いましたレクリエーション広場にあるトイレ、新設です。あと、当面の間、この図でいきますと北側になります、上側に今のA・Bグランドのトイレが、男女別のトイレがありますので、そちらを使っていただくようになります。
 25年度に、管理施設のほうをつくるように今、予算のほうを今度計上しますので、それがやりましたら、そこがトイレとなります。(「場所、場所、図面上の場所」の声あり)はい、図面上ですね。
 新しく予定しております管理棟につきましては、南側のスタンドがあります。スタンドのところ。(「じゃなくて、現行のところ」の声あり)ああ、現行ですね。すみません。
 北側、青いシールの張ってあるところの上に四角い箱があるんですけれども、A・Bグランドのちょうど、Bグランドのフェンスのほうにあります。(不規則発言あり)はい。ここのところに、今トイレ、男女別ありますので、そちらをこれまでどおりに利用していただきます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。1番……(「はい」の声あり)待ってください、1番長谷川隆君。

1番(長谷川隆君) トイレについて、もう一回、ちょっとお尋ねします。
 新築されたトイレと、この2つ、2つだけなんですか、これは、トイレは。

議長(浅野幹雄君) 今回つくるトイレ、2つかと。(「新しくつくるトイレが1つ」の声あり)待って。まだ指名していませんよ。(「そのトイレの箇所をお聞きする。お願いします」の声あり)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 今回新設するトイレにつきましては、この図の左側に、トイレというふうに赤と白のものがあります。そこに男女別のトイレを設置いたします。

議長(浅野幹雄君) 1番長谷川隆君。

1番(長谷川隆君) ここに身障者用の駐車場と書いていますけれども、トイレは身障者も使えるトイレですか。

議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) こちらのトイレにつきましては、身障者用のトイレではございません。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。6番小泉光君。

6番(小泉光君) すばらしいテニスコートができてくるということで、何かこけら落としのイベントとか、何かそういうものを考えていますか。

議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) はい、考えております。(「まだ秘密だと」の声あり)

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) トイレですが、身障者用の駐車場があって、やっぱりトイレについてもそれは考えて、1つどこか使いやすいところにつくったらいいのではないでしょうか。ぜひ考慮してください。(「説明に出ていた」の声あり)

議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。(「25年、25年に建てるんでしょう」の声あり)

生涯学習課長(佐藤英樹君) 平成25年度の予算にも上げているんですけれども、スタンドの駐車場の脇のところにクラブハウス、管理棟のほうを新しくつくります。そちらのほうに身障者用のトイレをつくる予定でございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第19号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第7 議案第34号 宮城県市町村職員退職手当組合規約の変更について

議長(浅野幹雄君) 日程第7、議案第34号宮城県市町村職員退職手当組合規約の変更についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務部長。

総務部長(小野一郎君) それでは、議案書294ページをお願いいたします。
 議案第34号宮城県市町村職員退職手当組合規約の変更について、ご説明申し上げます。
 提案理由につきましては、組合が共同処理する事務から財団法人の設立に関する事項を削除することと、組合議会議員の選挙区等について、構成団体等の減少による格差是正のため、所要の変更をすることについて協議するものでございます。地方自治法第290条の規定により提案するものでございます。
 内容につきましては、296ページの新旧対照表でご説明申し上げます。
 中段、第3条第2項、財団法人の設立に関することを削除するものでございます。財団法人は、退手組合の外郭団体というような形で、昭和62年設立の財団法人宮城県市町村自治福祉協会という団体がございまして、これは退職者のほうの福利厚生事業を行っているところでございました。それが、平成22年3月31日付をもって、所期の目的を達成したということで解散してございます。
 続きまして、議会の定数及び選挙の方法ということで、第5条、組合の議会の議員を、選挙区ごとにそれぞれ1人であったものを、別表第2のとおり選挙区を組みかえ、選挙区ごとに議員数を定めるものでございます。
 第14条、下段、「管理者」の次に「(企業長を含む。)」を加えるもので、大河原町にございます宮城県県南中核病院企業団が、このたび企業長を設置したことによるもので、加えるものでございます。
 隣の297ページ、こちらのほう、現行と改正後ということになりますけれども、従前ですと、それぞれ1選挙区ごとに1人ということでしたけれども、先ほどお話ししましたとおり、選挙区ごとに組みかえ、あと議員数も変更するものでございます。
 以上でございます。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第34号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第8 諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて

議長(浅野幹雄君) 日程第8、諮問第1号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、諮問第1号人権擁護委員の候補者の推薦について意見を求める案件であります。
 このたび、6月30日をもって、現委員であります新沼喜久子氏が任期満了となるために、ご提案を申し上げます。
 人権擁護委員の候補者として下記の者を推薦することについて、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。
 住所は、富谷町富ケ丘二丁目24番11-1号、11番地1号でしょうかね、新沼喜久子、生年月日はそこに記載のとおりであります。
 なお、経歴概要につきましては、別添でお手元に配付してございますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。16番永野久子君。

16番(永野久子君) まず1点目は、この方は相当いろいろな役職をしていらっしゃいますけれども、現在の役職はこれで全てというふうに受けとめていいんでしょうか。ほかにもあるように聞いておりますが、あるとしたら、富谷町及び富谷町に関係する社協などの団体についても、あれば伺います。
 2点目に、そのうち、富谷町が支払っている報酬、あるいは費用弁償等については、全て合わせると年間幾らになるのかということを伺います。
 3点目ですけれども、現在、この方は教育相談員をしておられます。それで、月18万円ということですが、この教育相談員1つだけでも相当の仕事量になっていると思いますが、それだけに報酬も常勤職員並みの報酬、報酬と言うんでしたっけ、言いますよね、常勤職員並みだというふうに受けとめておりますけれども、こういう方にこれ以上、人権擁護委員まであえてしていただくという必要があるのかどうか、なぜこんなに肩書のある方に、あえて人権擁護委員をさらに重ねてお願いするのかということをまず伺います。

議長(浅野幹雄君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 経歴概要にございます、こちらで把握している分については、この役職というところでございます。
 あと、2番目の報酬でございますけれども、人権擁護委員そのものは無報酬ということが原則になってございますので、報酬的なものはございません。(「いえ……」の声あり)ただ、社協との共済事務であります生活相談等、そういったものについては、出た場合につきましては社協のほうから費用弁償という、その出た都度ですね、その都度出ていることですので、こちらで把握している報酬については存じ上げていないというところでございます。
 あと、教育相談員の先ほど報酬のお話がありましたけれども、それぞれ今までの経験ということで、十二分に人権擁護委員としての資質もございますし、あとあわせてスクールカウンセラーもやってございますけれども、そのところも十分クリアしながら人権擁護委員としての活動はできるものと思ってございます。

議長(浅野幹雄君) 報酬の総額はどうですか。わからない。

総務部長(小野一郎君) 報酬は、こちらでは……。

議長(浅野幹雄君) 年額ではわからない。(「人権擁護の分だけじゃないですよ。人権擁護委員の分だけじゃなくて」の声あり)全部合わせて。

総務部長(小野一郎君) その報酬については、こちらでは把握してございません。(「では、答えられる方が答えてください。どこかで把握しているはずですよ」の声あり)

議長(浅野幹雄君) 教育相談員の分だけでもわからないの。学校教育課長、わかりますか、報酬。

学校教育課長(神田能成君) 教育相談員の報酬につきましては、先ほど議員さんのほうからお話があったように、月額で18万円の報酬でございます。(「ほかに、ほかにもあるじゃないですか、年間です」の声あり)

議長(浅野幹雄君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 富谷町スポーツ推進審議委員ということで、報酬、1回の会議で5,000円と費用弁償1,500円払っております。(「ほかにもある」の声あり)

議長(浅野幹雄君) ほかに費用弁償、その他出しているところ、ありませんね。出しています、はい。16番永野久子君。

16番(永野久子君) 先ほど、まず1点目に伺ったのは、現在の役職はこれで全てかというところでは、これは町のことだけを聞いているんじゃないんですね。この方、宮城県の、例えばスポーツ振興財団企画委員とか、みやぎ広域スポーツセンター企画運営会議委員とか、全国家庭婦人バレーボール連盟副理事長、これらはもうおやめになったということでよろしいんですか。

議長(浅野幹雄君) 総務部長、わかりますか。

総務部長(小野一郎君) 直接町とかかわる部分がちょっとございませんので、新沼さんが現在もその役職におられるかどうかは、ちょっと把握してございません。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) それは、ほか、まあ、そちらからいただいた経歴でも、県等についてはいろいろ書かれていますよね。それでも把握はしていないわけですね。
 いずれにしても、この方は現職だけでも相当、人権擁護委員もまだかわっているわけじゃないので、これも入れて富谷町内だけでも4つあるということ、ああ、5つですよ、社協の生活相談員も入れて5つですよ。これは、まあ、相当能力がおありなんでしょうけれども、普通はこんなふうに1人の方に集中していろいろな役職をさせるということは避けるはずです。名ばかり役職なら別ですけれども、一つ一つを真剣にやっていただくとしたら、これほどの役職を兼ねるということは常識では考えられないと思います。この点については、町はどういう判断をしたのかということを伺います。
 それから、富谷町の中には、この方以外にもふさわしい人材がたくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。なぜそういう方にお願いするという努力をしなかったのか、この点についても改めて伺います。これは、町長に伺いたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 私は何も見解を持っておりません。総務部長の部署で進行しておりますし。
 申し上げれば、真剣にやっていただく。真剣にやっていただく、まさにこの平成16年からの人権擁護委員、何人かいらっしゃる中での評価というふうなことでないでしょうかね。議会に諮って、国に上げてというふうな制度ですので、私らと直接的に表裏一体で重なるというような部分は薄いんですね。ですから、そういう意味で、いろいろ今理由を挙げているようですけれども、私は当たらないと思いますね。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 平成20年5月に、富谷町の教育委員会の教育相談員になっていますよね。そして、その翌年に日吉台中学校のスクールカウンセラーになったと、なってもらっているということなんですけれども、教育委員会の中での教育相談員というのは、随時相談を受けるということが基本ではないかと思うんですが、こことスクールカウンセラーとの仕事の兼ね合いで行ったり来たりということになっているかと思うんですが、こっちのほうに、教育相談のほうに軸足を置いてということにはならなかったのか、そのあたりをどのように考えてこういう配置になったのか、お尋ねします。

議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 平成20年から、教育相談員として週3回、今現在勤務を行っていただいております。スクールカウンセラーにつきましては、週1回、町の教育相談と合わない曜日ということで行っております。当然、さまざまな相談があるわけでございますが、基本的には相談日に教育相談を受け付けると。ただ、家庭によってはさまざまな事情がありますので、この決まった曜日以外にも随時受け付けることもあるというふうな状況でございます。
 ただ、人権擁護委員も現在あわせて行っていただいておりますけれども、このことによって教育相談に支障が出たということは、今まではございません。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 教育相談は、何回もこの議場の中で、とても重要視されている部署だと思うんです。それで、週3回で月額18万円、年額で216万円、ことしの予算はそうなっていますけれども、これは週3回の方にこれだけなんだなと、こういう金額なんだなと、今しゃべりながら思いました。
 そして、日吉台のスクールカウンセラーは、翌年の1年たったときにしているわけですよね。ほかに人材を求めて探したということはあったんでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) スクールカウンセラーにつきましては、県からの配属になりますので、こちらのほうから委嘱をしたというものではございません。

議長(浅野幹雄君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) そうすると、日吉台中学校に配置されているということは、県からの配置ということになるわけですか。それは、どのようにして選任されていくんでしょうか。富谷町でこういう人がいるので、この人を県からということになるんでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) こちらから、こういう人がスクールカウンセラーとしておりますということで申し上げているものではございません。あくまでも県独自に募集をして、配置をしているというところでございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 これから諮問第1号を採決いたします。
 この採決は無記名投票で行います。
 議場の出入り口を閉めます。

〔議場閉鎖〕

議長(浅野幹雄君) ただいまの出席議員は19名です。
 次に、立会人を指名いたします。
 富谷町議会会議規則第32条第2項の規定によって、立会人に1番長谷川隆君、2番菅原福治君、3番出川博一君の3名を指名いたします。
 投票用紙を配付いたします。

〔投票用紙配付〕

議長(浅野幹雄君) 念のために申し上げます。
 富谷町議会会議規則第83条の規定により、本案を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載願います。
 なお、投票による表決において、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票並びに白票の取り扱いは、富谷町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。
 投票用紙の配付漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
 投票用紙の配付漏れなしと認めます。
 投票箱を点検いたします。

〔投票箱点検〕

議長(浅野幹雄君) 異状なしと認めます。
 ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と氏名を読み上げますので、1番議員から順番に投票願います。

〔事務局長点呼、投票〕

議長(浅野幹雄君) 投票漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 開票を行います。1番長谷川隆君、2番菅原福治君、3番出川博一君、立ち会い願います。

〔開票〕

議長(浅野幹雄君) 投票の結果を報告いたします。
 投票総数19票

  • 有効投票19票
  • 無効投票なし

 有効投票のうち

  • 賛成11票
  • 反対8票

 以上のとおり、賛成が11票です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 議場の出入り口を開きます。

〔議場開鎖〕

議長(浅野幹雄君) ここでお諮りいたします。
 議案調査等のため、あす3月9日から3月14日までの6日間を休会にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、あす3月9日から3月14日までの6日間を議案調査等のため休会とすることに決定いたしました。
 なお、3月15日の本会議は、議事の都合により時間を繰り下げて、午後1時30分に開会といたします。
 これで本日は全て終了いたしました。
 本日はこれにて散会いたします。
 ご苦労さまでした。

午後2時47分 散会

平成25年予算審査特別委員会(第1号)

平成25年3月11日(月曜日)

富谷町議会予算審査特別委員会は、富谷町議会議場に招集された。

出席委員 19名

  • 委員長 永野久子
  • 副委員長 小川昌義
  • 委員 相澤榮
  • 委員 渡邊俊一
  • 委員 磯前武
  • 委員 佐藤聖子
  • 委員 細谷禮二
  • 委員 山路清一
  • 委員 佐藤克彦
  • 委員 千葉達
  • 委員 森栄
  • 委員 安住稔幸
  • 委員 浅野直子
  • 委員 小泉光
  • 委員 高橋正俊
  • 委員 三浦邦夫
  • 委員 出川博一
  • 委員 菅原福治
  • 委員 長谷川隆

欠席委員

  • なし

職務のため出席した者の職氏名

  • 議長 浅野幹雄

説明のため出席した者の職氏名

  • 町長 若生英俊
  • 副町 長千葉芳樹
  • 会計管理者兼会計課長 山田豊
  • 企画部長兼経営企画課長 荒谷敏
  • 企画部経営企画課長補佐 小山温
  • 企画部あったかまちづくり推進課長 松原誠
  • 企画部財政課長 吉田尚樹
  • 企画部財政課長補佐 浅場悟
  • 総務部長兼総務課長 小野一郎
  • 総務部総務課参事兼総合防災対策監 菅原俊司
  • 総務部総務課長補佐 高橋弘勝
  • 総務部税務課長 内海壮晃
  • 総務部税務課長補佐 西山高広
  • 総務部町民生活課長 奥山育男
  • 総務部町民生活課長補佐 富澤裕

議会事務局職員

  • 議会事務局長 須藤辰夫
  • 次長 泉川潤哉
  • 主任主査 津久家直美

午前10時00分 開会

委員長(永野久子君) 皆さんおはようございます。
 去る2月25日の本会議におきまして、『議案第26号』「平成25年度富谷町一般会計予算」、『議案第27号』「平成25年度富谷町国民健康保険特別会計予算」、『議案第28号』「平成25年度富谷町下水道事業特別会計予算」、『議案第29号』「平成25年度富谷町介護保険特別会計予算」、『議案第30号』「平成25年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算」、『議案第31号』「平成25年度富谷町水道事業会計予算」は、その審査のために予算審査特別委員会が設置されましたので、付託事件の審査を行います。
 本日の出席委員は19名です。定足数に達しますので、ただいまから「予算審査特別委員会」を開会いたします。

予算審査特別委員会の日程

委員長(永野久子君) まず、予算審査特別委員会の日程を議題といたします。
 予算審査特別委員会は、本日3月11日月曜日、12日火曜日、13日水曜日及び14日木曜日の4日間にわたり、付託事件の審査を行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

委員長(永野久子君) 異議なしと認めます。したがって、予算審査特別委員会の日程はそのように決定いたしました。

議案第26号 平成25年度富谷町一般会計予算

委員長(永野久子君) 次に、議案第26号平成25年度富谷町一般会計予算を議題といたします。
 なお、本日の日程は、一般会計のうち企画部経営企画課、あったかまちづくり推進課、財政課、総務部総務課、税務課、町民生活課、会計課及び議会事務局の所管に属する予算について審議をいたします。
 これから、各担当部長及び課長へ内容の説明を求めます。最初に財政課長。なお、財政課長には一般会計予算の全般についても、あわせて説明願います。財政課長。
[財政課長、企画部長、あったかまちづくり推進課長が予算書のとおり内容の説明を行った。]

委員長(永野久子君) この際11時5分まで休憩します。

午前10時53分 休憩

午前11時05分 再開

委員長(永野久子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、総務部長、説明をお願いします。
[総務部長、税務課長、町民生活課長が予算書のとおり内容の説明を行った。]

委員長(永野久子君) この際、午後1時まで休憩します。

午後0時01分 休憩

午後1時00分 再開

委員長(永野久子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 会計管理者、説明をお願いします。
[会計管理者、議会事務局長が予算書のとおり内容の説明を行った。]

委員長(永野久子君) 以上で説明を終わります。
 これより質疑に入りますが、予算審査特別委員会の質疑は、慣例によりまして一問一答方式により行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

委員長(永野久子君) 異議なしと認めます。よって、予算審査特別委員会の質疑は一問一答方式により行うことに決定いたしました。
 これより質疑に入りますが、質問者及び答弁者は要領よく、簡潔な質問と答弁、そして、スムーズな議事進行にご協力をお願いいたします。また、質疑はページ、款項目を明示して行ってください。質疑ございませんか。小川委員。

委員(小川昌義君) 44ページ、2款1項1目3節職員手当等、退職手当組合負担金1億9,579万7,000円があるわけですが、これのページ181ページの給与明細書同名のところには数値がこのまま入っていないわけですが、これはどういう関係でこのようになっているのか質問したいと思います。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) これにつきましては……、失礼いたしました。これについては特会分等も入れた形での数字ということになりますので、ちょっと数字的には……(「聞こえない」の声あり)。

委員長(永野久子君) 大きな声でゆっくりとお話しください。

総務部長(小野一郎君) こちらにつきましては、一般会計、あと教育委員会部局、そちらのほうも入った数字になっておりますので、数字的には若干上乗せしたような形になってございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 金額的には問題ないんですけれども、要するに退職組合負担金の金額的には問題ないんですよ。だけども、このように数字がずれてくるということについてはきちっと今後、内部的にはいろいろな項目があると思うんですが、きちっとした項目でお願いしたいというふうに思います。
 続いて、先ほど総務課長から説明があったんですが、44ページの2款1項1目2節の給料、これについても、1億7,023万7,000円ですけれども、これもやはり当初数字が合わなかったんですよね。それできょう段階で訂正されているんですが、これいつごろわかったんですか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) ご指摘のありました本日の朝でございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 要するにそうした間違いがあるとね、なかなか大変なんですよ。おたくたちは何人でもやっているんだろうけれども、こっちはもう1人でやっているものですからね、わかった段階でやはり早く数的なものについては知らせてほしいと思います。
 続いて44ページ、2款1項1目3節時間外についてちょっとお尋ねしたいと思います。これ時間外については要するに管理職特別手当が入っている方には時間外というのは入っていないんですか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 管理職については入ってございません。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 入っていないということですね。

委員長(永野久子君) 総務部長。はっきり答えてください。

総務部長(小野一郎君) 管理職については入ってございません。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) じゃあ入っていない人数は何人なんですか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 管理職となっている課長職、部長職、三職となります。(「人数で」の声あり)

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) ちょっと後でお答えしたいと思います。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) それで、予算書にあるこの時間外の根拠ですね。時間外の算出根拠、これはどのようになっていますか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 本給の3%ということで計算をしてございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 3%ということは、100分の130ということですか。3%は100分の103ということですか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君)100分の125、通常の時間外手当、それの3%というような形になりますので。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) そうしますと100分の125の3%ということ。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 失礼しました。本俸の3%でございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) そうしますと本俸の3%ということは、根拠、その3%を掛けた金額がここに計上されているということでよろしいですか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 本俸、年間の、例えば12月分の想定の3%という、それの積み上げでこの数字となってございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) そうしますとこの1カ月の平均時間は何時間になっているんですか、これでいくと。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 平均的には4時間ぐらいになります。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 4時間ぐらいになっているということですよね。4時間。平均的にはね。わかりました。そうすると単金は幾らぐらいになっているんですか。

委員長(永野久子君) 小川委員、ちょっともう一度、よく聞こえません。小川委員。

委員(小川昌義君) 要するに5時間ですけれども、5時間だけれども、その単金、1時間当たりの単金は幾らになっているんですか。

委員長(永野久子君) 総務部長。(「単価」の声あり)単価ですね。単価でいいですか。総務部長。

総務部長(小野一郎君) 各自の本給によって異なりますので、その金額に応じた形での単価ということになります。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) いや、それはわかるんですよ。今言ったように基本給プラス地域手当でしたっけ、に掛けて。平均すると幾らですかという質問です。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 平均的な職員の。平均的なこちらで把握している分としては1,870円から1,900円、その間だったと思います。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 昨年度と今年度の分の時間外なんですが、昨年度から見るとふえているんですか、減っているんですか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) ふえてございます。選挙のほうが2つ、参議院議員選挙と県知事選挙ということ、あと非常時における災害時の対応ということでの時間外でふえてございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) その参議院と県知事選を除いた場合はどうなりますか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) それでもふえてございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) それでは、年間の、1カ月当たり5時間ということではじいているようですけれども、今回の選挙に係っている時間外なんですけれども、この選挙に係っている時間外というのはどういう考え方で選挙に対する時間外は算出されているんですか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 国基準、あと県の執行経費、それは単価が明示されておりますので、それに応じた形での単価の設定ということになります

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) そうしますと富谷町の条例は、国の基準を下回っているということでよろしいんですか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) その本給そのものの、若い職員が多いということで、町のほうは若干下回っている状況になります。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 今の、そうしますと1人当たりの単価はどのぐらいになりますか。あと朝、多分6時ごろから勤務するという形になりますか。開票が終わって9時とか10時になりますよね。これは同じ比率というか、掛金比率は同じだというふうに理解してよろしいんですか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 選挙当日は6時集合と、あと終わって片づけをして解散という時間になります。あと基準法に合わせた形で10時以降とか6時前であればそれなりの金額ということになります。あと土日の出勤についてはまた加算ということにはなります。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 私がちょっと計算したところによりますと、この知事選挙では、うちのほうの単価で割ってみたんですけれども、単純にね、今お話ししたやつ。約2,655人働くような形になっているんですよね。私が言いたいのは、参議院選にしても県知事選にしても、普通の一般的な時間にしてみると相当差があるということは明らかだと思うんですが、人数にしてみるとこんなに差が出るというのはちょっとおかしいような気がするんですが、その辺はどう思いますか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 参議院にしろ県知事選挙にしろ当日のみならず前段の分の準備行為というのはかなり多いものですから、その分も含めた形での時間外も設定されておりますので、単なる人数だけではなくて、その1カ月なりなんなり前の準備、あとその後の整理、その分も入ってございます。ちなみに参議院選挙であれば17日間ですね。あと県知事もたしか17日間という長期にわたるような日数にもなりますし、それで金額的な違いが出てくるのかなと思います。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) いずれにしても今、町の職員の勤務時間というのは月にすると5時間程度ということですが、これはそれ相当のものというふうに、例えば時間外手当は少なくとも地方自治法もありますが、労働基準法というものもあるわけですから、それとの対比してみた場合はどのようにお考えですか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 予算では3%という、当初の予算の設定はそうしてございますけれども、あとは柔軟に対応するような形になろうかと思います。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 私が聞いているのは労働基準法上からの勤務時間にしてみれば、じゃあ今、富谷町の勤務時間というのは何時から何時までになっていますか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 8時半から5時半までということで、あと途中1時間15分の休憩を入れますので、7.75時間という勤務時間になってございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 要するに週にすると60時間を超えてはならないとか、こういったものがあるんですけれども、今、平均にして5時間ぐらいというのはちょっと、この参議院選挙、それから知事選から比較するとかなりの差があるなというふうに感じるんですが、その辺はどうですか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) その時間的なものについては差がございます。選挙の場合ですと本当に6時から夜中の1時2時までということもありますので、かなり集中した時間にはなろうかと思います。平常時においても四、五時間ということのこれは月平均にはなりますけれども、その辺とのバランスもまた考慮する必要があろうかと思います。

委員長(永野久子君) 総務部長、労働基準法から見てどうかというふうに聞いていると思いますが。ご答弁もう一度お願いします。

総務部長(小野一郎君) 基準法、上位法令ではありますけれども、地方公務員についてはそこは適用除外にはなっているのは承知はしております。月60時間以上であれば指導等が必要だというのも十分承知しております。そういう事例があった場合についてはこちらもそういったところも十分考慮しながら、ご本人の健康状態等も確認をしていきたいなと思っております。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 要するに先ほど言ったように勤務時間というのは決められているわけですからね。そうしますとそこから超えると時間外が発生するというふうに考えてよろしいですか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) その業務によって、管理職の命令によりまして業務を遂行した場合については時間外の対応になるかと思います。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) そうしますと、管理者の命令があると時間外が発生するということは、もうこれは当たり前のことですね。そうしますとそれははっきりとした富谷町の条例に沿って支払うということでよろしいわけですね。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 管理者の命令があってということであればそういうふうな対応ということになろうかと思います。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) それでは次の項目に入らせていただきます。56ページ、歳出のほうだけでいくんですが、2款1項7目13節の委託料、この委託料の中で保守業務というのがあると思うんですが、これは必ずしもこのところだけではないんですが、保守業務と言われている保守業務というものはどういうものが主に保守業務に入っているわけですか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 常日ごろの点検等もございますし、あとふぐあい等あった場合にはすぐ対応できる、そういう内容となってございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) まずそのふぐあいがあったという、決算ではないんですけれども、ふぐあいが発生するという確率を、そしてどの程度ふぐあいが発生してきて何時間ぐらい時間を食っていますか、それ。時間がかかっていますか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) ケースにはよろうかと思います。本当に早朝であればすぐ呼び出しましてすぐ対応していただいていますし、あと夕刻であっても、その事例が発生した場合は来ていただいているところです。何割とか、そういったちょっと統計はとってございません。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) この部分だけではないんですが、この比率からして、保守業務として委託している比率からいうとどの程度なんですか。今言われたとおり朝来てもらう、何分で終わっている、何回来たかと、こういうこと。そしてそれが保守業務の何%ぐらいに当たるんですかということです。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) そのケースによりますので何%というのはちょっと、その算定の仕方によっても異なるかとは思います。ただ、十分に対応しているという状況だけはお話はしたいなと思っております。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) だから大ざっぱでアバウトではなくて、どの項目にどれぐらい来て、全体的に、私はですよ、保守業務の細目を全部調べ上げて、それでその保守業務の部分を何とかできないかというふうな意味で今、何%、どの程度、何分来て終わっているのか、そういうものは調べる必要があると思うんですが、いかがですか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) その都度、日中でも夜でも来たときにはその対応ということでベンダーのほうから報告書はいただいております。これはちょっと全部積み上げてみないとどのぐらいの時間で何人投入したとか、ちょっと今、即答できる状況ではございません。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) じゃあその、要するにその保守にかかわっている全項目について、時間とその辺について後でお知らせ願いたいというふうに思います。
 それでは、次に同じく委託料関係なんですが、52ページに先ほど2款1項7目の13の委託料の中で出てきているわけですけれども、委託料、結構ありますよね、ここに集中してありますけれども、この債務負担行為のどこの部分に当たって、平成25年度から始まるものはこの中でどれが25年度から始まるものなんですか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 52ページの部分でしょうか。52ページの分ですと……。

委員長(永野久子君) さっき52とおっしゃいました、小川委員、52ページとおっしゃいましたが。

委員(小川昌義君) ごめんなさい、情報化のところです。

委員長(永野久子君) 何ページでしょうか。

委員(小川昌義君) 56です。

委員長(永野久子君) 56で。もう一度、小川委員、今、ちょっとおわかりにならなかったようなので、もう一度お願いします。

委員(小川昌義君) 大変失礼しました。これの、基幹系とかいろいろ入っていますね、委託料に。これ債務負担行為のところの項目で当たるとすれば25年度から、ことしから入る項目というのはどの行為に当たるんですかと。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 債務負担行為、7ページのほうにはありますけれども、25年度から新たにという部分についてはこちらのほうには入ってございません。(「だからどれとどれですか」の声あり)25年度で設定しているのは防災計画ということで、こちらで計上させていただいております。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) もう一つ、今年度新たに作業に入らなければならないと思われるのは、平成20年の6月から平成25年の7月31日まで、メールサーバの構築なんかあるんですが、これは今回はこの7月31日を過ぎてもこの契約というものは発生しないというふうに考えてよろしいんですか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) システムそのものを買い取りでということでなるような形になります。(「買い取りでやってるんだよね」の声あり)失礼しました。そのメールサーバ等につきましては買い取りでやっておりますので、そのままということになろうかと思います。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 今言っているサーバそのものは買い取りでやっていますから発生しないということですか。契約期間が7月31日までになっているんですが、それでも発生しないということでよろしいんですね。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) はい。残りについてはあと単年度で契約をして計上するということになります。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) じゃあ単年度契約ということ。同じく内部情報システムの関係についてもそれで、同じということでよろしいですね。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 内部情報システムについても同じ考え方でございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 理解いたしました。あと、今回新たにというか、今年度予算に上がっている中で、入札件数というのは、委託料、それから請負含めて何件ぐらいになる予定ですか。

委員長(永野久子君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) 基本的には入札に付する基準がございまして、今回予算に上げたこの項目が何件になるかというところは今のところ試算しておりませんので、件数としての答えはこの場ではできかねます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) できるだけ早く、何か法律にも決まっているようですので、入札予定というものがあるわけですから、なおかつもう既にこのように請負も委託でも昨年から積み上げてきているわけですから、できるだけ早くその項目について出すということについて、いかがですか。

委員長(永野久子君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) まだそういう時期ではございませんで、当然この議会の議決で承認をいただきましたら、この上半期の分の入札情報ということで公表していきたいと思います。

委員長(永野久子君) ほかに。菅原委員。

委員(菅原福治君) じゃあ私からは防災関連についてお伺いいたします。ページでいきますと137ページの5目災害対策費で、138ページの14節の使用料及び賃借料ということでお尋ねいたします。その中の災害緊急メール使用料ということで載っておりますが、これは安心安全メールのことだと思うんですが、このことは大変重要なことで、交通なり災害時に関連情報が入手できるということで大変大事な取り組みなんですけれども、この間、町長の施政方針で登録者が660名だったということで、まだまだ私は少ないと思うんですけれども、これは何名まででこの使用料でいけるのかお尋ねしたいと思います。

委員長(永野久子君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) こちらのほうは契約3,000件までこの金額で対応できることになっております。なお、町長が議会当初に申し述べました660件というものはあくまでも1月末現在でということでございます。ただいま現在まででは、もう既に970件ほどのご登録を頂戴しておったところでございます。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) そうですよね。970では到底効果というようなものがあらわれませんので、これからどんどん伸びてくると思うんですね。また伸ばさなきゃならないと思うんですが、今現在900にしても我々関係者、職員の方なり我々なりで二、三百いっちゃうんですね。だからまだまだ訴求が足りていないんじゃないかなと思うんですね。そういった中でどんな手だてでふやしていくのかもちょっとお尋ねしたいなと思います。

委員長(永野久子君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) 議員おっしゃるとおり、全職員の登録を今後進めてまいりたいと思いますし、あとは現在消防団員への働きかけを進めておったところです。そういったところで、ある程度防災関係機関へのご登録ということを今後呼びかけてまいりたいと思います。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) じゃあ次に、その下のMCA無線についてお尋ねいたします。きょう震災から丸2年たったということで、4月からMCAの無線が運用開始になるということで、私もこのMCAの防災無線にかかわったというか、問題提起した1人として本当に早い対応で、本当に感謝いたしております。その中でトラブルというか、各自治体で無線のトラブルが結構発生しておったと思います。名取なんかでも、女川なんかでもトラブっておったということで、このメンテについてはどうなっているのかお尋ねいたします。

委員長(永野久子君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) 25年度は導入初年度ということで、点検等は契約の内容に含まれておりますのであえて予算計上ということはしてございませんが、今後次年度以降におきましては、一定の保守点検費用がかかってまいります。またその内容につきましては、主なものとしては当然導通の点検であるだとか、あと内蔵しておるバッテリーがございます。バッテリーの状態の点検、そういったところが中心になってこようかと思います。また、各自治体のほうでふぐあいがあったというようなことはもろもろ、いろいろな原因はあろうかと思いますが、やはり保守点検の必要性というところは、そういったところから感じているところでございます。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) ぜひその教訓を生かして保守点検のメンテを、これ来年からになると、ことしは契約の中に入っている、来年から新たにそういうところも目につけて対応をお願いしたいと。
 次にその防災無線、私も成田の周辺を見ておるんですけれども、機器の配置についてちょっとお尋ねしたいんですが。51個ついている無線機については、私も町内会とかいろいろなそういう公の施設につけているということでおおむね大丈夫だと思うんですが、若干スピーカーの部分、ポールの部分が、私のところにも来ておるんですけれども、ちょっとこの辺にもつけてほしいという部分で来ております。そのスピーカーの部分の設置について、今後要請があれば対応できるのかお尋ねしたいと思います。

委員長(永野久子君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) 現在整備を進めております同報無線、通常スピーカーつきのタイプですが、27局ほど現在進めております。今後音のテストなどをしながらその音達ぐあいなども当然確認しながら、不足感があるような状況の地区におきましては、今後その必要性は当然検討してまいる必要はあろうかと思います。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) それは例えば4月5月に発覚した場合、年度内対応はできるんでしょうか。

委員長(永野久子君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) こちらは年度途中ということではなく、やはり当初ということで対応していきたいと考えております。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) これは増設1基当たり、ポール、スピーカーのほうは幾らぐらいかかるか教えていただきたいと思います。

委員長(永野久子君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) 議員もご承知のとおりポールの高さも地区によってさまざまかと思います。一概に幾らというのを申し上げることは難しいんですが、おおむね300万ほどの経費がかかってございます。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) わかりました。
 次に、140ページの上段の19節負担金、補助及び交付金についてお尋ねいたします。ここの補助金、自主防災組織運営補助金ということで載っております。これは自主防災、各地区に町内会がありまして、そこの防災組織の補助金になって、大変防災活動の支援にとっては本当に重要な取り組みだと思います。その中で昨年の補助金の交付状況をお尋ねいたします。どんなものに使われたかお尋ねしたいと思います。

委員長(永野久子君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) こちらは、今年度の申請申し込みを頂戴しました地区は24行政区がございます。当初では17行政区を予定しておりましたが、それでは不足が生じたために、昨年補正ということでご承認を頂戴し対応していたところでございます。主なこの運営費用の活用の内容につきましては、安否確認というようなことで、各行政区におかれましてはプレートを作成なさっているような地区もございました。またプレートにかわるものということで、主にやはり要援護者への対応というようなところは重きを置かれているのかなと思っております。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) 今年度については何地区というんですか、何組織を計画しているか教えていただきたいと思います。

委員長(永野久子君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) 来年度は29行政区ほどの予算立てをさせていただいております。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) 今現在、今28と言いましたか。(「29」の声あり)29。町内が44あるわけですけれども、そこの自主防災組織の組織率というんですか、今どうなっているのか、それと今後の見通しについてお尋ねします。

委員長(永野久子君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) 現在こちらで把握している自主防災組織としては、現在13団体ございます。富谷町の世帯割で申し上げますと、おおむね81%を占める状況になってございます。(「今後についても聞いておりましたが」の声あり)今回のこちら活動費が、かなり各行政区におかれましても反応がすこぶるよろしく有効にご活用いただいておりますので、今後これをもとに、皆さんになお一層、自主防災組織に限らず、既存の町内会の組織を利用した形で防災意識を高めていただこうということで進めてまいりたいと思います。

委員長(永野久子君) ほかに。出川委員。

委員(出川博一君) それでは51ページ、52ページ、2款1項総務管理費6目の企画費についてちょっとお尋ねしたいと思います。まず町民バスですけれども、毎年120万程度増加しておりますけれども、その理由をお尋ねいたします。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) もう一度、総額がふえているということで。

委員長(永野久子君) では出川委員、もう一度お願いします。

委員(出川博一君) 23年度が2,631万、24年度が2,757万8,000円、25年度が2,872万3,000円と毎年120万前後ふえているのはどういう理由でしょうかと。

委員長(永野久子君) 町民バスの利用者ですよね。利用料がふえている。(「利用料、はい」の声あり)

企画部長(荒谷敏君) これにつきましてはガソリンの高騰、あとはルート変更などもありますので、その分でございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) ガソリンの高騰といいますけれども、それは最近のことで、昨年度、24年度前半は料金的には安かったというふうに思いますけれども、その辺についてもう一度ご見解を。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 2年分のお話でしたのでガソリンの高騰がその年ですが、今回はルートを延ばしていますので、沼田線が改良されましたので、その分の延長分になっております。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それでは町民運動会についてですね。今回50周年記念ということで50万ほど増額されたのは理解できるんですけれども、会場自体も大分手狭になってきていますし、この50周年を節目に見直し、あるいは廃止の考えはあるんでしょうか。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 体育祭ですか。(「町民体育祭」の声あり)

委員長(永野久子君) あったかまちづくり推進課長。

あったかまちづくり推進課長(松原誠君) 町民体育祭については町制施行当時から実施しておりまして、ことしで50回目の大会というふうになります。ことしは50周年ということもありますので記念の大会ということで開催してまいりたいと思いますが、今後につきましては行政区長さんの意見なんかもお聞きしながら対応してまいりたいというふうに考えております。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それでは新年祝賀会についてお尋ねいたします。24年度100万増額されて、これはことしの1月なんですけれども、50周年を祝う意味ということで理解できるんですけれども、25年度は特にそういう位置づけでないと思うので減額すべきではないかと思いますけれども、いかがですか。

委員長(永野久子君) あったかまちづくり推進課長。

あったかまちづくり推進課長(松原誠君) 新年祝賀会につきましては、年々参加者がふえております。そういったこともありまして、会場の設営経費ですとか、あとは飲食代ということで若干ふえているのかなというふうに考えております。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それでは、続いて成人祝い事業についてお尋ねします。24年度からのアトラクションで84万、来年度は48万1,000円ということで増額、その分の費用を見込んでおりますけれども、このアトラクションのことしの実績、1月の実績と、あと25年度の予定事業はどのような内容かお尋ねいたします。

委員長(永野久子君) あったかまちづくり推進課長。

あったかまちづくり推進課長(松原誠君) ことしの1月13日に開催しております成人式のアトラクションにつきましては、決算で大体49万円ということになっております。そういった実績を踏まえて25年度の予算を計上させていただいたところでございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 今年の1月のアトラクションは何をされたんでしょうか。

委員長(永野久子君) あったかまちづくり推進課長。

あったかまちづくり推進課長(松原誠君) こちらにつきましては、思い出のアルバムといたしまして新成人皆様の小学校時代あるいは中学校時代の写真をスライドとして流したところでございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それでは黒川行政の組合管理費負担金、これについてお尋ねしたいと思いますけれども、24年比420万ほど減額になっておりますけれども、その要因は何でしょうか。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) これは人件費の増額となっております。減額です。減分ということです。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 人件費の減額というのはちょっとよく意味がわからないんですけれども、もう一度ご説明いただきたいと思います。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 黒川行政内の人事異動に伴う経費の減ということになります。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それでは続いてまちづくり審議会についてですね。今度も46万6,000円ほど報償費を計上しておりますけれども、これは多分今年度と同額だと思うんですけれども、今年度の開催回数とその成果物、例えば何らかの形で報告書が出ているとか、そういう点についてお尋ねしたいと思います。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) まちづくり審議会については町長の諮問機関ということで設置されておりまして、来年度の予算は10回の回数で、10月末が任期切れでございますので、それまでに最終答申をいただくように計画をしているところでございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) そうすると24年も10回開催されたんでしょうか。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 24年度は5回ほど開催しております。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それでは続いて5万人都市推進事業についてお尋ねいたしますけれども、これは来年度、25年度は93万8,000円ということで55万7,000円ほど減額になっておりますけれども、たしかプロジェクトチームは12月で解散したと。それで去年の議事録を見ますと去年は149万だったんですけれども、それはほぼ市制移行プロジェクトチームの視察旅費ですよという説明を受けているんですけれども、解散された後でもこれだけ必要だということでしょうか。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) これは経営企画課分の職員の派遣費ということで考えております。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) そうすると、現在想定している視察先と人員など、この算定根拠をお示しいただきたいと思います。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) これは議員さん方もご承知のとおり近々で5万人を達成したところということで、千葉県の白岡市とか、あと野々市とか、そういったところへ数名ずつ派遣する旅費を計上しております。(「白岡市は埼玉県」の声あり)埼玉です、すみません。(「今の訂正ですね」の声あり)今の訂正させていただきます。あと大網白里も候補に入っております。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 人員についての回答がないんですけれども、人員は何人を見込んでいるんですか。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) これは2名から4名の範囲で派遣をする予定でございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それでは続いてまちづくり審議会のほうで、これは166万計上されて24年度比224万4,000円ほどということで半額以下になっておりまして、これは昨年の説明ではあったかまちづくりの経費に、事業の分ですよということで、それは事業が後退したということと捉えていいんでしょうか。

委員長(永野久子君) あったかまちづくり推進課長。

あったかまちづくり推進課長(松原誠君) こちらのまちづくり総務事務につきましては、昨年も同様にあったかまちづくり推進課の予算になっているところでございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) であれば昨年度の390万の予算というのは、昨年度というか24年度の390万の予算というのはどういうことなんでしょうか。

委員長(永野久子君) あったかまちづくり推進課長。

あったかまちづくり推進課長(松原誠君) こちらにつきましては国の交付金を活用した臨時職員に係る賃金等々の費用といたしまして、昨年はこちらのまちづくり総務費のほうに約200万程度でしょうか、計上しておりました。ことしからは労働費のほうに一括して計上ということになっておりますので、その分が減ったという形になっております。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) ということは、基本的には大体160万前後でこのあったかまちづくりは推進しますよということに理解してよろしいですね。
 それで、続きまして……(「今のはいいですか」の声あり)いいです、はい。今までいろいろ6目の企画費についてお尋ねしたんですけれども、大体ここ3年ほどの予算を見ますと総額で1億前後の予算と理解していますけれども、それを確保して、固定的な町民バス約2,900万、それから黒川行政の負担金3,800万、合計で6,700万で、残り4,000万でそれぞれの企画に割り振っていると。例えば来年度は町制50周年記念事業とか、そういう形でこれはいわゆる4,000万をプールしてフリーハンドで使う予算というふうに見えてしまうんですけれども、その辺についてのご見解はいかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) こちらについては枠組的には毎年同じ枠でやっておりますので、その時々により、今回は50周年がありましたのでその分の増額があったり、そういったところでやっているところでございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それでは106ページの4款衛生費2項清掃費2目ごみ処理費で、これまでこの……(「何節ですか」の声あり)、その中の13節です。委託料のごみ収集運搬等業務1億9,300万、これについてお尋ねしたいんですけれども。これは過去のやつを見てみますと4年間の債務負担行為をして17年、20年、それから21年、24年度と、今度25年度、28年度ということで、そういう形で契約を更改しているというか、契約し直しているんだと思うんですけれども、このそれぞれの業務内容の変更というのはあるんでしょうか。

委員長(永野久子君) 町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) 更新に合わせまして、市町村の収集計画の見直しなんかも入ってございます。例えば今回25年度からの4年間につきましては、既にご案内しているとおり缶類とペットボトルの収集回数をふやすというようなことで見直しが入っていますし、その前の21年からの4年間につきましては、それ以前は祝休日が月曜日から土曜日までの間にあった場合には収集はなかったんです。それを21年度の更新のときに、月曜日から土曜日までの間の祝日・休日があっても収集をするというふうな見直しを行ってきております。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) その契約、債務負担行為をするに当たっての契約については、その細部まで決めて、4年間はその契約内容は動かないということで収集回数あるいはその辺のところも変わらないということの理解でよろしいですか。

委員長(永野久子君) 町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) 基本的には4年間の収集計画に基づいて設計・積算をして契約に至っていますので変わらないんですが、そのときの状況によってはオプションで、追加で収集を行うといったこともあります。当時ゴールデンウィークで、やはり休み中収集がないとたまってしまって困るし、生ごみなんかもそのまま保管が大変だということで、急遽21年の更新の前の年でありましても収集を臨時に契約を行ってやったという経緯はあります。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) これ4年契約なのか5年契約なのかわかりませんけれども、この長期にしているという理由はどういう理由なんでしょうか。例えば町民バスの場合でも債務負担行為はしているんですけれども、単年度の継続でやっているんですけれども、そういう対応はできないんでしょうか。

委員長(永野久子君) 町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) 収集業務につきましてはその収集車両、パッカー車とよく言っています、その収集車両の減価償却の期間が法定で4年ということがありまして、そういったところから4年間の複数年契約でやってきてございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それぞれ4年ごとの債務負担における限度額というのはどのようにして決まるのかお示しいただきたいと思います。

委員長(永野久子君) 町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) 今回12月の補正予算で債務負担行為、4年間で8億5,000万だったですかね、の債務負担行為をやっています。その積算につきましては、今前段申し上げましたように収集計画の見直しなんかも含めまして4年間の、あとごみ収集箇所、今、一般の収集箇所が804カ所ぐらいありますし、あと公共施設が二十七、八カ所あるんですけれども、そういったものは4年後に、杜の橋二丁目なんかはまだ未収集地区もありますので、そういった収集箇所もふえていきます。そういったものを見越しながら設計をした上で価格を設定して決めてございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 今回の債務負担における委託先業者名とその選定過程はどのような、競争入札なのか随意契約なのか、あと応募した業者は何席あったのか、その辺をお示しいただきたいと思います。

委員長(永野久子君) 町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) 今回の契約更新に当たりましては随意契約で、富谷環境と契約をしてございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 選定過程とその他の応募業者名が回答漏れておりますけれども。

委員長(永野久子君) 随契で富谷環境さんとというふうにお答えになりました。出川委員。

委員(出川博一君) じゃあ関連して、21年、24年度の委託先とその選定過程もお示しいただきたいと思います。

委員長(永野久子君) 町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) 前回の21年から24年度にかけての契約も同じ富谷環境と随意契約により契約を提携してございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 過去のやつを見ますと4年に一度、前回は21%増、今回は約13%増と、4年間の債務負担行為の部分ですけれども、これは先ほど説明した中ではいろいろ先数がふえる、場所がふえる、あるいは収集日も変える、収集するものも変わるということですけれども、これの妥当性というのはどのように考えているんですか。

委員長(永野久子君) 町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) まず設計に当たりましては、今回の設計に当たっては平成21年度に国のほうで、それの前段にも国のごみ処理の会計基準というものが示されまして、そういった会計処理基準に基づいてごみ処理を運営していきなさいよという国のガイドラインが示されました。それを受けて、ごみの収集業務の設計といいますか、ごみの収集業務の契約に当たりましても法的な要件がございまして、その業務に合った適正な価格を対価として用意しなくちゃいけないというふうなところもあります。そういったところから、原価計算マニュアルというものが国のほうから示されまして、そういったマニュアルに従いまして、その項目に従いまして町のほうでは積算をして設計をしています。それで照会をして見積もりを出していただいたということになっております。あとまたその金額の妥当性ということでは周辺の、近隣の仙台市さんとか利府町さんとか、その辺のところでの契約後の例えば1トン当たりの台数だとか1台当たりの走行距離がどうだとか、そういったところで比較をしながら、富谷町に照らした場合にどうかというのを比較をして、十分その中でも低い数値ということでありましたので、そういうところから妥当だと認識の上、執行してございます。

委員長(永野久子君) この際、午後2時10分まで休憩します。

午後2時00分 休憩

午後2時10分 再開

委員長(永野久子君) 休憩前に引き続き会議を行います。
 質疑、出川委員。

委員(出川博一君) 先ほどの回答の中に仙台市の業者との比較とかもしていますということなんですけれども、近隣のこういうことのできる業者は何社ぐらいあるんでしょうか。

委員長(永野久子君) 町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) 広くこういった収集業務を一手に受けてやるためにはそれなりの収集する上での能力といいますか、人的なものとか機械、設備的な、いろいろな能力が必要ですし、いろいろなその地域の熟知した中で作業をしなくちゃいけないというのも必要です。そんな中で、仙台市の例でありましても、仙台市のその区ごとに、例えば仙台清掃公社さんとか泉清掃公社さんだとか、仙台でも5つの事業所がその1つの区を担当しているような状況で契約をやっているようでございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 仙台市のやつは今5社ほどあるというのをお聞きしましたけれども、そのほかのこの近隣ではあとはこういう業務をできる業者はいないんでしょうか。

委員長(永野久子君) 町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) それぞれその町村で契約している、利府も利府何とかという衛生事業関係の業者さんがいます。ただ、こればかりは許可を持っている業者さんだからといってすぐできるわけでもございませんし、それなりの処理能力を有する業者ということになりますと、やはり限られてくると思っております。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 他の事業者の参入を求める考えはございますか。

委員長(永野久子君) 町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) 現在のところそのような考えといいますか、相手方として適格といいますか、そういったものをお願いできるような状況には見当たらないので、考えはございません。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) やはり1社だけだと競争原理が働かないというふうに私は思っているんですよ。その適正さについては国の基準あるいは他社との比較、その辺で額についても業者についても決めているというご答弁なんですけれども、その点でいわゆる競争原理が働くような何かの手だてを考えておられるんですか。

委員長(永野久子君) 町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) 競争原理、入札とかそういったことは今は考えてはございませんが、先ほどもちょっと紹介したとおり原価計算マニュアルというのが示されました。そういった中できちんと必要な事業、業務、あるいは見合った台数、あるいはその人の手当てとかいろいろな面で見えやすくなりました。それで、それに基づいて見積書をいただいておるんですけれども、その中で見積書を十分に原価計算マニュアルといったものと照らしながらやっております。そんな中でちょっと簡単にご紹介しますと、今回町で設計を当初しておりましたのはその原価計算マニュアルに基づく、例えば車両も減価償却4年で残存価額もとってといった中でその計算をするんですけれども、そういった中でしますと5年間で10億をちょっと超える金額の積算になるんです。ただ、現実的に毎年毎年四、五年で車を更新しているわけではないので、その分を私どもでも7年ぐらいとか見たりしながら、現実的なものに合わせて必要最低限の数字をつかみながら設計をして、それが8億5,000万ですか、ということでやりました。それで、実際の契約執行に当たりましては、なお設計書のほうで精査しまして、設計額的には消費税を入れない額では8億1,000万ちょっとという価格でやっております。その中で実際見積もりを精査した中で契約金額としては91.5%の契約価格になっているというようなことで、価格にしても十分精査しながら適正価格でもってやっているというふうに認識しております。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それでは最後に、予算の検討時間が非常に短いということで、今回の場合も2月20日に議案書、予算書を頂戴しましてきょうの予算審議ということで、約2週間程度しかないと。執行部は約半年ぐらいかけて検討して組成されているんだろうと思うので、そういう意味では町民のため執行部と議会が両輪で共同して活動しているわけですので、分析が容易になるような形で、電子データでいただければより議論が深まるんではないかなというふうに考えますので、そういう意味で電子データでの提供はできないのか質問いたします。

委員長(永野久子君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) 予算書作成まではかなりの日数をかけまして、議員さん方には議会開会の3日前ということで、直前まで基本的に予算の枠組の中でいろいろやりとりというのがどうしてもあるので、現制度の中では3日前にお渡しするのが精いっぱいな状況なんですけれども、電子データにつきましては今のところ、電子データの公表というところでは今現在予定はしてございません。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 予定していないというのは、情報が漏えいするという、その辺を危惧してのことでしょうか。

委員長(永野久子君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) その電子データの場合、電子データですと容易に数字が置きかわってしまうとか、結果的に実額ベースの数字が別な形に置きかわったりというところで使われたりするのも懸念しておりますので、基本的にはペーパーベースというところで考えております。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 電子データについては、もととなるものを議会事務局のパソコンに入れて、そしてそれでガードして他の媒体は入れさせないようにするとか、使用場所、使用パソコンを制限して、ぜひ開放できるようにすべきと思いますけれどもいかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) 今のところ先ほど言ったとおり予定はございませんが、ちょっとその辺検討はさせていただきたいと思います。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) 私からは1件だけちょっと質問させていただきます。ページ数で67、70ページでありますけれども、2款の総務費で4項の選挙費についてであります。この予算については、参院選とそれから県知事選という項目でありますけれども、これは従来どおり8時までの投票を想定しての予算でありますか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 基本的には8時までということで、あと一部については7時までということで1時間繰り上げも想定した形で計算しております。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) 今一部は7時までというような話がありましたけれども、その一部というのはどういうことなんですか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 今泉地区、あと二ノ関地区、あと西成田地区ということで3カ所でございます。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) この間も同僚議員の一般質問の中で町長が、その3地区については6時でも大丈夫だというような話の中から改めて7時までというような内容を示したということで理解してよろしいんですか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 今のところ7時ですが、あと検討してその時間的なものも、今のところは7時ということで算定してございます。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) 私が何でそういうような質問をさせていただいたかというと、やはり期日前投票がかなり充実してきているということで、全体的に7時まででもいいだろうなというような個人的な考えもあります。今回特例的にその3地区について模様を見るというか、どんな状況なのかということも加味しながら7時までというような予定を今、明記しているのかどうか、質問いたします。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 今のところ7時で。あと先日選挙管理委員会の、県のほうの担当者会議がございまして、その中で8時は厳守してほしいということで再度県の選管のほうから指示というか、お願いがございました。ですので、今のところその3カ所についてはあるいは特例的には認められるかもしれませんけれども、全体的に今、7時ということはちょっと難しいようでして、8時のままで執行せざるを得ないかなと思っております。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) 今、県の選挙管理委員会。県の選挙管理委員会が決定するわけでは決してないですよね。要するに町の選挙管理委員会がその時間帯を設定すれば、県の選挙管理委員会では決定権がないはずでありますから、一応県の選挙管理委員会としてはそういった方向での要請というか、8時までできればお願いしたいというような話で要請をされたというふうに理解してよろしいですか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 総務省等の指摘もございまして、特段の理由ということを挙げなければ難しいよというのはちょっとございましたので、すぐこちら云々というのはなかなか難しいのかなと思っております。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) 近隣の町村でも結構6時、もしくは長くても7時というところがあります。その特段の理由というものは、その富谷町の地域性どうのこうのもありますけれども、やはりそういった特段の理由を探すことも町、行政として大事なのではないかと私は思っております。そしてまたもう一つは期日前投票を、今現在富谷の庁舎の中で1カ所でやっているわけでありますけれども、何カ所かずらしながらやるとか、そういうような方向性を見出せば、基本的には8時でなくても十二分に対応し切れるような状況になってくるのかななんて思っております。例えば2カ所設けるとか、南部の方向性に1カ所、あと全体的に富谷のこの役場に1カ所、そしてどちらでも投票できると、期日前投票を。そういったような考えは今回の予算の中にはなかったんですか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) それも先日の担当者会の中で理由的なものをしっかりしてほしいということを、これは県選管ではなくて総務省のほうからの回答ということで来ているようでございます。そういったものも踏まえて、もしできる範囲であればということでは考えてございます。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) 今回の場合には参院選、また県の知事選でありますから、これは国・県からの予算が投下されてやるわけでありますので、町の痛みというのはほとんどないはずでありますから、多少時間外の手当が余計かかろうと何しようと我々の町の持ち出しというのは恐らくないはずです。ただ、これから我々議会議員の選挙とか町長の選挙とかがありますから、やはりその事前にそういった方向性を見出すための検討をぜひするべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 近隣等の状況を確認しますと、7時だったものを8時というところで戻しているところもございます。ただ、近隣と、あと県の選管もちょっと確認しながら、町の選挙とはいえそういったところもある程度指示というか、ご意見をお伺いしながら検討はしてまいりたいとは思っております。

委員長(永野久子君) 磯前委員。

委員(磯前武君) 4点ほどちょっとお聞きします。
 説明書52ページ、2款1項5目15節の工事請負費、これの庁舎LEDの照明器具等の設置工事1,650万4,000円ですね。これについて何灯の設置工事なのか伺います。

委員長(永野久子君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) 一、二階の工事になりまして、900灯の入れかえということで考えております。

委員長(永野久子君) 磯前委員。

委員(磯前武君) その下に庁舎電算室エアコン交換工事393万なんですが、何台の交換をするのか伺います。

委員長(永野久子君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) これは業務用でございまして、1台の交換でございます。

委員長(永野久子君) 磯前委員。

委員(磯前武君) 60ページの15節ですか、工事請負費、東向陽台第一会館トイレ改修工事128万1,000円ですが、これはちょうど平成22年に第一会館は大規模改修をやっているわけですが、どういう内容なのか、ふぐあいが出たのか、またさらに別に設けるのか、伺います。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) ふぐあいというか、改善ということでこちらの改修工事のほうを予定してございます。

委員長(永野久子君) 磯前委員。

委員(磯前武君) これは前に、平成22年のときにそれは改修しなかったんですか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 改修はしておりまして、今回男子トイレだけ改修ということでこの部分だけ特化しております。

委員長(永野久子君) 磯前委員。

委員(磯前武君) 町長は中間的な改修だと今後問題が出てくるので、全てを大規模改修にするんだということで第一会館、第二会館をやっていたわけですが、それはどういうことなんですか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) しっかり改修はしてございますけれども、その部分でまた少し改善というふうな形での修繕工事でございます。

委員長(永野久子君) 磯前委員。

委員(磯前武君) それは町内会からの要請なのか、それとも町当局がこれじゃまずいというふうに思ったのか、どうですか。解釈は。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) ちょうどお問い合わせ等もございまして、あとこちらのほうでも確認してそういうふうな判断をさせていただきました。

委員長(永野久子君) 磯前委員。

委員(磯前武君) 104ページの19節の補助金ですね。ここでごみ集積所整備費補助金とこういうふうになっていますが、これは何カ所を整備するのか説明をお願いします。

委員長(永野久子君) 町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) こちらは町内会さんのほうに照会させていただいた中で、11町内会さんのほうから予定ということでお聞きした、それに対応するための予算でございます。

委員長(永野久子君) 磯前委員。

委員(磯前武君) これは各町内会が、これから壊れた集積所が出た場合は町当局に申し入れれば交換してくれるとか、それから新しくつくってくれるとかということですか。

委員長(永野久子君) 町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) こちらは整備費の補助金ということで、整備主体は町内会さんです。町内会さんのほうでここをこのように修理する、あるいは更新するというその計画に合わせて町のほうで補助金を出すというようなものでございます。

委員長(永野久子君) 磯前委員。

委員(磯前武君) 140ページの19節の負担金補助金、この中で自主防災組織運営補助金とありますが、これは145万で何地区を予定しているのか。

委員長(永野久子君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) こちらは29地区を予定しております。

委員長(永野久子君) この際、3時まで休憩といたします。

午後2時30分 休憩

午後3時00分 再開

委員長(永野久子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 ほかに質疑ございませんか。小泉委員。

委員(小泉光君) まずそれでは何点か。
 まず歳入に関しての質問をしたいと思います。19ページ1款1項1目1節、ここで個人町民税が昨年に比較して16.18%、たくさん上積みされているわけですけれども、人口の増加の伸びから考えてもちょっと多いんじゃないかななんていう感覚がしまして、この積算の根拠を説明いただきたいと思います。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) この個人町民税につきましては、財政課長のお話にもありましたように、平成24年度の予算計上の際にも震災影響等があり収入、減収になるものと見込みまして前年度の当初予算19億というような数字になってございます。それで今回はそういった23年度の決算の数字、または24年度の現在の状況等を踏まえ、現在のこの要求額としております。

委員長(永野久子君) 小泉委員。

委員(小泉光君) 同様にそこの同じページのすぐ下にあります法人税に関しても同じ考え方でしょうか。あるいはまた企業はふえてきているのはわかっておりますので、その企業の増加というものを考慮したということでしょうか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 法人町民税につきましても、実績等を踏まえますと法人の数が伸びたというだけじゃなくて法人の数も若干は伸びているんですけれども、あった法人のほうの所得なりが伸びているというようなことです。

委員長(永野久子君) 小泉委員。

委員(小泉光君) それでは次の質問に移ります。ことし町制50周年と、大変おめでたいことだと思います。50周年記念の新規事業は、もう一度、どのくらいあるのか個別に説明をしていただきたいと思います。(「何ページ」の声あり)ごめんなさい、54ページですか、1項の6目の13節あたりかな。委託料でいろいろ50周年記念が出ていますよね。新規事業に関して説明をしてください。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 新規事業につきましては、経営企画課として持っているものは、50周年記念事業ということでNHKのど自慢を初め記念誌の発行、そこが今回予算計上しているところでございます。そのほか関係部署のほうでは、施政方針のほうでも町長が申し上げましたとおり関連しているものは別にございますが。

委員長(永野久子君) 小泉委員。

委員(小泉光君) 同じ項目なんですけれども、例えば記念植樹とか記念啓発事業とありますけれども、これは経営企画ではないんですか。総務のほうにお伺いするのがいいのかな。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 50周年記念事業ということで900万を計上しているところの中身には入っております。先ほど議員さんがおっしゃった記念植樹事業も啓発事業もその中の一部ということで、関連ということで入ってございます。

委員長(永野久子君) ほかに質疑。長谷川委員。

委員(長谷川隆君) 104ページ、4款2項1目19節衛生費の中のごみ集積所整備費補助金について質問いたします。富谷町の場合、新しい団地といいますか、開拓されたところは行政指導によってコンクリートのスペースがあるわけです。しかし、古い団地といいますか、開発が早かったところはごみ集積所が道路にあったり、また住宅の角にあったり整備されておりません。そういう意味で、この300万の補助がありますけれども、ほとんどはネットの申請とかだと思われます。この1節の中の環境衛生推進員、年3回持たれていますけれども、地域差があるわけで、私はこの町民生活課のほうでやはりそういう道路に置いている、歩道に置かれている、きのうのような風が吹けば看板が倒れる、もう市に向かっての中でこういう美化というのを考えるときにやはり、何度も前も質問いたしましたけれども、通りの裏に、町有地のところを活用するとか公園を活用するような、そういう指導があってもいいのではないかと思いますけれども、この環境衛生推進員の会議でそういうサポートといいますか、その指導というのはなされているのでしょうか。

委員長(永野久子君) 町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) 補助金のご案内はその会議の中でしておるんですけれども、整備の具体的な手法とかその辺については町のほうから積極的にはかかわってはいません。ただ、整備に当たりまして町の補助金を幾らでも活用していただくという思いで、とにかくそういう考えがあればすぐ町のほうに相談くださいというようなことでのご案内はしております。

委員長(永野久子君) 長谷川委員。

委員(長谷川隆君) 特に富ケ丘の場合、きのうも町内会でこの件で話し合いました。新しく衛生部長も変わるという中で。ただ、ごみの場合は町内会が担当なんですね。ところが、町民のほうは多くの場合、町でやるものだと勘違いしているわけです。そういう中で限られた町内会の予算の中で、昨年は富ケ丘公民館のゲートボールの撤去によるところの鉄パイプとネットをいただいて1つつくりました。本当に好評でした。わずかな予算で済みましたけれども。(「質問だけにしてください」の声あり)はい。この環境衛生推進員に個別に町でサポートとかサジェスチョンを集めてやってほしいと思いますが、いかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) 確かに開発指導要綱の前に整備された団地のところについては集積場用地が確保されておりませんで、路上に集積場所を指定して今までやってきておりました。そんな中で今議員がおっしゃるようなその用地の確保、これは町としても大きな課題だと思っております。そんな中で相談があった都度、あるいは周辺に公共用地があれば、その辺は町のほうでも活用しながら、相談に応じながら、何とかいい方向に持っていきたいと考えています。

委員長(永野久子君) ほかに質疑ございませんか。浅野委員。

委員(浅野直子君) 138ページの1項消防費5目の災害対策費のところの1節報酬のところで防災会議委員というところがありますが、25年度の防災会議の日程は決まっておりますでしょうか。

委員長(永野久子君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) こちらは当初3回の開催を予定しております。決定月についてはまだ未定でございます。

委員長(永野久子君) 浅野委員。

委員(浅野直子君) 昨年度の報酬の予算が32万6,000円で今年度は50万5,000円ということになっておりますが、このふえた理由は。

委員長(永野久子君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) こちらは地域防災計画、前回途中で中断となりましたが、今回2カ年で取り組むということがございました。県のほうの地域防災計画も今回新たに見直されておりますので、それに基づいたものというようなことを考えれば、3回ぐらいの会議は当然必要になってくると考えております。

委員長(永野久子君) 浅野委員。

委員(浅野直子君) この防災会議につきましては以前質問したことがあるんですが、女性の登用推進というのはお考えでしょうか。

委員長(永野久子君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) こちらは男性女性問わず、一定の関係機関の方、または町長の認める者というようなことで、住民の代表者の方もこの中には委員として考えてございますので、結果としてその中に女性というようなことも当然あり得るということでございます。

委員長(永野久子君) ほかに質疑ありませんか。佐藤委員。大きな声でお願いします。

委員(佐藤聖子君) 20ページですが、ここのところに個人町民税の徴収率といいますか、どれくらい入ってくるだろうと。課税した後ですね。これは何%を見込んでいますか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 個人町民税につきましては97%で見ております。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) それでは法人町民税は何%ですか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 法人町民税につきましては99%で見ております。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 固定資産税はどうでしょうか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 固定資産税につきましては96.5%で見ております。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 平成24年度、今現在、一番近いところでですが、平成25年度については伺ったわけですけれども、24年度の今現在の実績で個人町民税、法人町民税、そして固定資産税はどの辺まで納税されていますか。

委員長(永野久子君) じゃあ1問ずつ質問していただけますか。(「はい、すみません」の声あり)佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) それでは平成24年度の実績で、個人町民税は何%ですか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 個人町民税でよろしいですか。(「はい」の声あり)個人町民税につきましては、2月末現在の収納率で84.92%です。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 同様に法人町民税ではいかがですか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 法人町民税につきましては、納まっている分で還付とかが発生している部分がありまして、収納率でいきますと101.25%です。これにつきましては全部現年で報告しております。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 固定資産税ではどうなっていますか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 97.77%です。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) ことし、これから平成24年度締めるまでといいますか、出納閉鎖あたりのところまででどこまで持っていけると考えていますか。町民税についてはどうでしょうか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 数字的には昨年同様を目標にやっていまして、これから3月、4月、5月、この3カ月間、現年の出納整理期間までをめどに頑張っていきたいと思っております。それで目標として、23年度の実績でいきますと、現年分につきまして個人町民税が98.40の実績となっています。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) それでは、法人町民税はあれだということで、固定資産税についてはどうでしょうか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 固定資産税の23年度の最終の収納率が98.05ですので、これが目標となってございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 目標まで持っていきたいということでこれからの取り組みだと思うのですが、平成25年度の目標については97%、99%、96.5%とそれぞれ税収を見込んでいるわけですが、これを目標とするところまでもう1%あるいはもう1.何%とかということで引き上げて予算化するべきではなかったかと思いますが、その点はどのように考えて予算化したのでしょうか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) まず1つが、今、後のほうで示した収納率につきましては平成24年度課税された税額をもとに収納率を出しています。それと今回25年度の予算要求している金額等につきましては、課税される金額を見越して、それに収納率をまた掛けた上での計算になっていまして、必ずしも先ほど実績で報告している率とつながるものではないんです。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) この中で滞納整理機構からの納税、これはどのぐらいを見込んでいますか。金額で、あるいはパーセントでお願いします。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 24年度の滞納整理機構についての収納状況の実績はまだ結果が出ておりません。それと、25年度で県機構へ移行する案件等、金額等についてもまだこちらのほうでは決定していないので、お答えできません。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 滞納整理機構については平成26年まで何か延びるような話ですが、私は取り立てるやり方ではなくて、納税できるような環境をつくっていくというのが本来の納税の、収納のあり方だと思いますが、この点については予算編成の折に検討したでしょうか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) ちょっと今、内容がよく理解できませんけれども、機構へ頼んで徴収する、それは必ずしも100%頼んだものを徴収という意味ではなくて、町で徴収困難な案件もありまして、いろいろ調査等をやっております。それを県機構へ移行することによって、果たしてその人が本当に担税力があるものか、ないものかと判断としての徴収のほうの委託をしている件も何件かあるので、必ずしも頼んだ分が収納率につながるものではございません。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 納税できないでいる町民、納税者については、町がもっと徹底的にその人の生活なりを見ることが必要だと思うのですが、この点については予算編成時に課内で相談、検討したでしょうか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 今言われました町内滞納、未納者の納められるかどうかの判断等につきましては、機構へこれからお願いするわけですけれども、そういった機構移管の前に相談の機会を持ったり、または健康保険なりそういった方の未納者に対しては納税相談等をきめ細かにやっていまして、その方たちの収入状況なりは確認をした上での納税交渉に努めている次第です。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) それでは再度になりますが、特に今まで滞納整理機構に何件ということで移管をしてきた、検討も加えることなくそれを踏襲して今の予算化に至ったということですか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 今まで機構にお願いした分等の状況なりを検討しないでしたとかそういったわけではございませんで、現在の滞納に対する取り組みなり今後の取り組みについては対策監等を含めまして課の中でも十分検討した上で平成25年度のそういった歳入見込みも立てているわけでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) それでは38ページお願いします。38ページに基金繰入金、18款繰入金のところでユーマイタウン施設整備基金繰入金があります。これによりますとこの間の説明では3億円の積み立てを行って、そして25年度も積み立てをするのかなと思っているわけですが、これは今後ふえていくものでしょうか。

委員長(永野久子君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) ユーマイタウンにつきましては24年度、今回について3億円積みました。25年度についてはこの決算の状況を踏まえながら当初から見込めないので、積める状況になれば積んでいきたいというふうに考えております。それについては補正対応ということで考えております。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) その際の説明でたしか子育て支援の複合施設ということだったと思いますが、それに向けて積み立てるということになりますか。

委員長(永野久子君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) ユーマイタウン整備基金につきましては公共施設の整備という位置づけでございます。その1つとしてこの前説明いたしました子育ての複合施設もこの中に入ってくるということでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) この子育ての施設については期限を決めまして、それで実施する方向で計画的に進むことがいいのではないかと思うわけで、そういうときには固有の名詞を使ってここまで集める、積み立てるというようなこと、目的基金にすべきだと思うのですが、その点はどうでしょうか。

委員長(永野久子君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) 確かにそういう考えもございます。ただ、今、現状の基金の中でこのユーマイタウンについては、その公共施設全般的な目的を持ったということで当初つくっておりますので、今現在のその制度の中でなじむ基金ということでこちらのほうに積み立てをするわけでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) そうしますと全体計画の中というのがあるかと思うんですが、その全体計画についてはこの予算委員会、ここで伺ってもいいですか。それとも別の日に伺ったらいいでしょうか。(「全体ってどういう意味ですか」の声あり)計画年次だとか、どれくらいだとかというのについて聞くのは。

委員長(永野久子君) 財政課長、お答えできる範囲でお願いします。

財政課長(吉田尚樹君) それではこの前も若干概略、その子育てに向けてということで3億円ほど積みました。具体的な計画はということでその折質問もあったかと思いますけれども、25年度にその実施計画ということでどういうスタイルで、どういう形で今後やっていくかというところを25年度中にある程度目星をつけたいということでございますので、その計画にその辺の具体的な年次等が載せられれば当然載ってくる。ただ、今の時点でいつということでまだお答えできる状況にはございません。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) では46ページお願いします。46ページの13節に委託料がありまして、そこの中に臨時職員等管理システム導入というのがあるわけですね。1,017万円ですが。これについての必要性といいますか、どういうものをどのようにするのか説明お願いします。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 住民税等、現在臨時の方とかパートの方につきましては普通徴収になっておりますけれども、特別徴収ということで町を挙げてそういった企業の方々にお願いをしている、それが1つございます。それにあわせて住民税の特別徴収、あわせて賃金等の管理もこれで一元化を図るという内容でございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) わかりました。そうしますと臨時職員の数ですが、これは今、町長部局あるいは教育委員会のほうですね、それぞれ何人いますか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 現在のところ270名ほどとなってございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) それは町長部局、それから教育委員会、それぞれで何人でしょうか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 町長部局、教育長部局合わせた数字となってございます。(「それぞれと今聞いていましたけれども」の声あり)じゃあ今、手元にちょっと資料がないものですから、全体で270名ほどということです。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) それでは全体で270人ということはわかりましたので、この予算審査の期間が終わるまでに、申しわけありません、それぞれで何人なのかお知らせください。
 60ページをお願いします。60ページの諸費のところですね。目でいうと諸費、13節委託料がありまして、人権啓発イベント業務というのがありますが、この40万円はどのようなものをいうのでしょうか。お尋ねします。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 前段説明の中でことし、平成25年度富谷町が人権擁護のモデル指定団体ということで100万ほどいただいて、その中で人権啓発のイベント業務ということでこちらは計上させていただきました。内容的には、今のところは十三夜 魂のふるさとまつりとの共催的な形で一応参加するつもりでおります。具体の計画についてはこれから練ってまいりたいと思っております。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 54ページです。町制施行50周年記念のところでお尋ねします。委託料がありまして、50周年の記念誌作成業務150万円というのがあって、先ほどの説明では「りらく」、4,500部発行されているものに特集を組んでもらうということでしたが、これは何月号といいますか、その発行時期はどの時期でしょうか。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 発行時期は5月号を今、想定しております。式典が5月3日ですので、それに合わせて機運を高めていくということで活用してまいりたいと思っております。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) そうしますと各家庭にも配るような形になるのでしょうか。その記念誌ということだと町民にも配布するということになるのかなと思うのですが、それはどうでしょうか。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 各家庭用には、今のところこの部分には入っておりませんが、別冊でその雑誌のほうから抜き取った部分を再編集しまして出せるように「りらく」と交渉させていただきながら、できるだけ皆さんのところにもお伝えできるようにさせていただきたいと思っております。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 特集を組んでもらうというのですが、何ページぐらいでどんなイメージをお願いしているのでしょうか。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 雑誌の中の一部になりますので、今のところ12ページぐらいを富谷町の特集記事ということで、地場産品であったり富谷町の生い立ちであったり、町がPRできるような内容を今考えているところで、これから予算が認められれば年度を越してから「りらく」さんと調整を図ってまいりたいと思っております。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 先ほどその中に市制に向けてというものもあったかに思いますが、それもやはりかなりのページで取り上げるということになるのでしょうか。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 市制については、5万人の町になりましたということですので、じきに市制移行を目指すというようなコメントを入れながら、そういったもので町のPRをしていくということで考えております。

委員長(永野久子君) ほかに質疑、安住委員。

委員(安住稔幸君) それでは、52ページの、これ先ほどもありましたけれども、15節工事請負費であります。庁舎LEDでありますけれども、先ほど説明もいただきましたが、900灯といいますけれども、900灯となりますと全てということで考えてよろしいんでしょうか。

委員長(永野久子君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) 一、二階部分の全てということで考えております。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) 続きまして次のページの54ページ、11節の需用費の中で、需用費ではありません、すみません、その説明にあります成人祝い事業、たしか昨年度より今回50万ほど少なくなっているかと思いますけれども、減った理由というか、お願いします。

委員長(永野久子君) あったかまちづくり推進課長。

あったかまちづくり推進課長(松原誠君) こちらにつきましては委託料の金額が、ことしベースの金額で算出しまして、その分が減ったというような内容になっております。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) 続きまして60ページの18節備品購入費ということでありますが、ちょっとこれに直接該当はしないのかなと思うんですけれども、これたしか太子堂会館ということでお聞きしておりますけれども、太子堂会館、町長の施政方針の中で地域防災拠点機能を考慮した会館ということでお話をいただきまして。そうしますと、やはり地域の防災拠点と考えますと、例えばAEDの配置とか、または将来的なということになるかと思いますが太陽光発電システムの設置、また会館内の照明につきましてもLEDを使うとか、そういったものについてはどのようにお考えなさったでしょうか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 防災の拠点というようなところも1つ検討して、今、計画というか中のものについても現在検討しておりまして、それもできるだけ取り入れながらということではやっております。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) じゃあ続きまして次のページの62ページになります。2項徴税費税務総務費の中の1節報酬であります。固定資産税評価審査委員会が載っておりますけれども、先ほどたしかことし10回予定していて今回は3回というような、25年度は3回とお聞きしたんですが、なぜ回数が減っているんでしょうか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 開催10回予定ではないんですけれども、当初予算を組んでいる際に10回の予算を置きまして、実際実績としてやっているのが委員とかが変わった際に会議を開く程度で、実際の審査といったことについての会議はございませんので、実情に合わせて回数を減らしたものでございます。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) 続きまして次の64ページになります。64ページの賦課徴収費の13節委託料であります。この中で昨年も私、同じことを聞いていたんですが、航空写真図作成ということがございまして、これを今回50周年ということもありますので、どういった写真かちょっと詳しくわからないところもありますが、町民にその場所というか、その航空写真を町民の希望者に配布というか、希望者に分けていただけないかということでありますけれども、いかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 撮った写真についてのデータは持っていまして、それを個人へというところは考えてはございません。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) ぜひ考えていただきたいと思います。
 続きまして70ページ、2款総務費4項選挙費のことであります。この中で、参議院議員も知事選もそうなんですが、開票及び投票立会人というのがございまして、これ投票立会人の年齢的の条件というのはどういうふうになっているでしょうか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) 富谷町の有権者というのが基本的な条件となってございます。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) その投票立会人で18歳以上とか、場合によっては高校生ということも取り入れて、少しでも若い方にその選挙を認識していただくというようなことをとっている自治体が最近1つ2つと出てきております。町としてもその投票立ち会いについて、その辺についてはいかがなんでしょうか。

委員長(永野久子君) 総務部長。

総務部長(小野一郎君) その高校生とか18歳の方についてはちょっと認知しておりませんけれども、現に富谷町に居住されて選挙人名簿に載っている方というのが基本的な考え方だと思いますので、ちょっとその若年層については考えてございません。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) わかりました。ぜひその辺も検討していただければと思っております。
 続きまして、138ページになります。138ページの、目で言えば5目災害対策費になります。その中で、まずはっきりというか、まず14節災害緊急メール使用料というのがございます。これで今回非常にPM2.5などもいろいろありまして、PM2.5についてはまずそういった危険というか、そういったものが判断されたときにはやはりメールで配信されるんでしょうか。

委員長(永野久子君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) 現在こちらのメールの配信につきましては総務課で対応してございます。今後他課との横のつながりも検討しながら、そういった必要な情報については検討してまいりたいと思います。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) あと、その下のMCAのいわば防災行政無線とそのメールとの関係というか連携であります。防災行政無線で放送になったことは、やはり同じくメールでも配信ということは考えておられますでしょうか。

委員長(永野久子君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) こちらは万が一の有事の際に配信する内容については電話で確認できるような内容になってございます。メールで配信できるかどうかというところまではちょっと内容は確認しておりませんが、現状電話で内容を確認していただくことは可能となってございます。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) やはりせっかくメールも適用になったわけでありますので、そう長い文言ではないかと思いますので、やはり同時に実際に外で防災行政無線でも聞ける、または聞きそびれた方はメールでその内容を知ることができる、こういった方法にしたほうがはるかに利用価値が上がると思いますけれども、いかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) ありがとうございます。ぜひ参考にさせていただきます。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) あとですね、地域防災計画作成業務がというのが委託料でございますけれども、この辺、もう一度詳細をお願いいたします。

委員長(永野久子君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) このたびの震災を受けまして、宮城県のほうで宮城県地域防災計画が大幅に見直されているところでございます。主な大きな内容といたしましては被災者、住民への情報の伝達、あとは自助・共助による支援の取り組み、また要援護者への対応、情報通信のネットワークの堅牢化というようなところと、あとは最後に複合災害に対する対応力というようなところが大きな今回宮城県の地域防災計画の見直しの案になってございます。町の地域防災計画につきましてもこういったところを大きく内容を十分に精査しながら盛り込んでまいりたいというふうに考えてございまして、25年度地域防災計画の取り組みとしましては、まず現状における状況調査ということと、あと今回、昨年作成いたしました東日本大震災の記録、その中において課題等を多数挙げており、もう既に取り組んでいる内容もございますが、そういったものも踏まえながら対策というものも盛り込んでまいりたいと考えております。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) そうしますとこれはいつ完成というか、でき上がるんでしょうか。

委員長(永野久子君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) 2カ年計画で取り組んでまいりたいと思っておりますので、最終的な成果品といたしましては27年の3月末を予定しております。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) そうしますと今の話の中でちょっとどうなのかなと思ったのがありまして。愛知県長久手市と災害時応援協定を結んでおられますが、例えば実際にこの災害協定、災害がどちらかにあったときですけれども、実際にどのようにお互いに動くか、我が町としてどのように動くというか、マニュアルですか、そういったものは、マニュアルについてはどのようにお考えなんでしょうか。

委員長(永野久子君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) 有事の際の状況については臨機応変に対応することが多々あろうかと思いますので、それは防災計画の中である程度のマニュアル化というのは必要かとは思いますが、どの物資を幾ら運ぶだとか、そういった具体的な内容まではお示しすることは現実的ではないのではないかと考えております。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) 相手に対して確かにそれはそうなんですが、例えばそのありますけれども食料・飲料水、生活必需物資の供給等々というのがございます。例えばこういった場合富谷町として、例えば愛知県長久手市で何かあった場合、どのような方針でこういうものをやっていくかというか、そういったようなマニュアルというか、行動指針、行動マニュアルですか、そういったものがやはり必要かと思いますけれども、いかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) もう既に事前に富谷町の備蓄食料であるだとか、資器材であるだとか、災害協定の内容であるだとか、そういったところは事務レベルにおいて意見交換等はしてございますので、いざ災害が起きたときにはこういった食料をこれぐらいご用意することは可能であるとか、そういったところの話までは事務レベルでは進めておったところでございます。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) 非常に愛知県でありますので遠いということで、直接我が町からもちろん持っていくのもよろしいんでしょうが、実際には相当やはり距離的にあるということで。流通在庫備蓄方式というのがございますけれども、こういったもので例えば愛知県といいますと太平洋側なので、その反対側の日本海側のどこかのそういった業者と、そういった流通在庫備蓄方式のいわば協定的なものを結んでおいて、そちらのほうからとりあえず運んでいただいて、あと町から運ぶものを手配する、そういったような二段構えというか、そういったものも考えていかれたらいかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) 今議員おっしゃるように災害協定はいろいろ多種多様にわたろうかと思います。現在議員がおっしゃるような流通経路等における災害協定というものも既に頭の中には想定してございますので、今後内容を具体的に進めてまいりたいと思います。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) あと防災行政無線でありますけれども、間もなくというか、来月あたりから運用が始まるのかと思いますけれども、こういったほうでも防災訓練というかマニュアルというか、こういったものについてはどういうふうにお考えなんでしょうか。

委員長(永野久子君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) 無線は整備はしたが実際使えるかどうかというようなところで確かに不安視するところはございますので、この辺のところは、各行政区長様とのいざ起きたときの使用法等については、ある程度具体的なフローは必要になろうかと思っておりますので、その辺のところは今後作成してまいりたいと思います。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) この中には入っていないと思うんですが、東日本大震災の記録、本当にすばらしいものをつくっていただきました。今、残り何冊ほどあるんでしょうか。

委員長(永野久子君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) 現在こちらは当初500部を作成し、その後増刷500をしてございます。その結果、約750冊を既に関係団体、個人等にお配りし、残り現在250冊程度でございます。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) この冊子の活用なんですが、私ちょっと思ったんでありますけれども、私たち議員、もちろん委員会もでありますけれども、全国各地に視察・調査でお伺いするわけであります。政務調査費を使ってももちろんあります。そうしますと、そういったところでも私たちがお土産として持っていくというか、そういったこともやはりこの富谷町の取り組みをいろいろお知らせしていくということでは非常にいいことかなと思います。こういったものも考えますと、やはり25年度においても250くらいですとちょっと足りないのかなという感じはしますけれども、増刷についてはいかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 総合防災対策監。

総合防災対策監(菅原俊司君) 今回作成しました東日本大震災の記録は決してお土産というようなことで作成したものではございません。有効にお使いいただくために作成したものでございますので、その配布先については今後検討し、それに見合った冊数を必要であれば補正等で対応させていただこうと思っております。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) 私の言い方が申しわけない、お土産ではないですけれども、ただ本当にいただけば非常に、大いに防災には役に立つ資料かと思いますので、ぜひそういったものはできればなと私は思うものであります。議会で使うんですから無償とかということではありませんので、ぜひその辺を考えていただきたいと思います。
 あと最後に、今回、4月からになりますけれども、任期つきの一般職員が採用されて弁護士資格をお持ちの方ということでありますけれども、4月からということでありますのでまだ正式ではないということになるんですけれども、初めてのケースでございますので、採用になりましたら、4月以降で私たち議員が全員集まるような機会、もちろん6月までなければそれでいいんですけれども、せっかくですのでご紹介いただくようなことは議会としていかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 町長。

町長(若生英俊君) 今の、ごもっともだと思いますので、そういう場が、場でご案内を申し上げます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 60ページです。イベント業務の上に、13節委託料のところで司会・音響等業務とありまして、さっき50周年記念の式典のメーン司会だということで説明を受けたと思うのですが、これで正しいですか。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 今のところ5月3日の式典のときにお願いする司会の方の部分に充てたいと思っております。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) そのときは何かイベント的な式典になるのか、式典らしい式典になるのか、どっちを考えているのでしょうか。お尋ねします。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) こちらについては、イベントというよりは50周年記念式典のほうを考えております。昨年申し上げたとおり自治功労を昨年やっておりませんので、そういった皆さんと50年分のご活躍いただいた皆さんということで考えております。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) このごろこれまでのことを見ていても、とみにフリーのアナウンサーだとかという人が出てきて司会をするという機会が多くなりました。ましてやこの今回の式典というのであれば町内のことがよくわかる、そういう適切な人がこの役場庁舎内にいるはずなので、その人のほうが適切ではないかと思うのです。そのイベント的でお祭りだというのでしたらまた別かもしれませんが、そういうときにはどうでしょう、その考えをもう一度再考してみてはどうかと思うのですが、その点についてお尋ねします。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 議員さんのおっしゃるのも一理あると思いますが、何しろ式典で多方面からたくさんの方がおいでいただいて、言葉というのは非常に重要な部分で、私も何度か司会をしておりますが、言葉に詰まってその先いかなかったりするのはやはり参加した皆さんに不快を与えたりいたしますので、ここはやはりプロの司会の方で、流暢なところで進行していただいて、全てうまくおさまるのはやはり司会進行の方の腕次第というのもありますので。あと富谷町を知らないということは事前にレクチャーとかかなりしている方もいらっしゃいますので、その辺を十分配慮しながらやっていきたいと思っております。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) そういうお考えもあるかと思いますが、お名前の読み違いだとかというのもこれまでもなかったわけでもありませんしね、そういうことでしたらやはり庁舎内の人たちで誰か、言い名が、たとえそれが詰まったとしても、よく言うおめでたい席につきお許しくださいということでできるかと思うんです。そっちのほうが役場全体でつくり上げているというような気がして、私としてはそれについてもう一度再考する考えはないかお尋ねします。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 司会する方も大きな式典でありますと相当なプレッシャーもありますので、それを過度に与えて本来の業務に差しさわるのもいかがなものかと思いますので、やはりここはこういった方々にご活躍いただくというのも一つの考えということで今回計画をさせていただいたものでございます。

委員長(永野久子君) ほかに。安住委員。

委員(安住稔幸君) 1つ、先ほど忘れたんですが。町長の施政方針の中で25年度も全公民館区で町政懇談会を開催するというような話でございます。私も町政懇談会の場に参加させていただいたんですが、お話しする方が事前に決まっておりまして(「何ページ」の声あり)ありません。ちょっとわかりません。

委員長(永野久子君) 施政方針の中だそうです。(「施政方針やっているんじゃない、予算やっているんだ」の声あり)いえいえ、施政方針も含めて予算の審議の対象ですから。(「よろしいでしょうか」の声あり)続けてください。(「何だよ、はっきりしろよ」の声あり)

委員(安住稔幸君) 全公民館の町政懇談会を開催するとなっております。しかしながら、24年度におきましてはその町内会の会長さんを初めPTA、子ども会の方ということで非常に前もって決められた方、また質問も決められたものがありまして、私も参加したほうとしてはもちろん何も発言はできないような状況でございました。ことしはやはりその場で質問でなくても、前もって質問を受ける形でもよろしいんでしょうけれども、もう少し多くの方が参加できるような懇談会にしてはいかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 議員さんは参加されて一部しかごらんいただかなかったとは思うんですけれども、決められた質問ではあるんですが、その決められる前には各行政区で十分議論をして上がってきたものを当日私どもが回答申し上げるという形で進めさせていただいているものです。だから決められた質問というニュアンスではちょっとないと思いますので、十分その地域で困っていること、もしくは課題のことを前もってよこして、こちらも限られた時間ですからそういうところの回答を申し上げると、そういうスタイルが今回の町政懇談会です。あと議員さんのおっしゃっていることは、町が主催して多くの皆さんに参加してもらうというのは、今回先ほどの予算でも説明しましたが、総合計画の改定時期でございますので、こういった町主催で、公民館単位になるかどうかわかりませんが、多くの不特定の皆様にご案内をして意見交換するというのは前回の改定のときもさせていただきましたので、そういったところでその懇談会のスタイルが違うというのはご理解いただければと思います。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) そうしますと、今のその25年度においては町政懇談会は今までどおりありますけれども、その計画の見直しのほうでは、一般の方も多くの方に参加していただいて皆様のお話を聞いていただくことを25年度は行うということでよろしいんでしょうか。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 当然先ほど言った後期計画をつくりますので、一旦多くの皆さんのご意見を聞く機会は設けさせていただきたいと思っております。

委員長(永野久子君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 少し言葉が上手に伝わらなかったかもしれません。今企画部長が申し上げたように、本来の趣旨は行政区の主体の懇談会です。したがいまして私が開きますといった表現は適切ではありません。その部分、うまく上手に伝わっていないとすればここで修正と、そしてまたおわび申し上げたいと思います。あくまでも行政区、町内会単位でどんな意向があるのか、そういったことを十分もんでいただいて、その場をもって私どもがそこにご案内を受けて行くという、そんなふうな受けとめ方をしていただきたいと思います。

委員長(永野久子君) ほかに質疑ございませんか。森委員。

委員(森栄君) それでは、私のほうから20ページについて質問させていただきます。歳入、町税の個人、法人、それから固定資産税について、税務課長の説明では23年度の地震のために平成24年度は税収が落ち込んで、今回25年度は増収が見込まれるというような説明でしたけれども、この災害による税収の落ち込みの復活分と、それから新規分、例えば個人であれば転入、それから固定資産であれば新築家屋とか、そういうような災害部分とそれから自然増による税分の件数と金額について伺います。

委員長(永野久子君) 森委員、一問一答ですので1つずつ聞いてください。1つまず絞って。

委員(森栄君) じゃあ今言った内容で、個人町民税では前年度の災害復旧で落ち込んだ部分の増加分と、それから新規の個人の増加分、転入による、それについて伺います。

委員長(永野久子君) 1つずつ、委員、一問一答ですので1つずつ聞いてください。

委員(森栄君) じゃあわかりました。個人町民税で災害で落ち込んだ分について、25年度で復活した増額分についてはどのように見ていますか。

委員長(永野久子君) 税務課長、いいですか。ちょっとさっき、受けとめ方が違うようなので、訂正しながらお願いします。(「分けて言ってください」の声あり)どうぞ、税務課長。

税務課長(内海壮晃君) ちょっと説明不足だったのかもしれませんけれども、前年度の平成24年度の予算を組む際に見込んだ数字が、震災後ということで、個人町民税についても落ち込むのではないかという当初の見積もりを上げています。しかし、今回上げているこれには当初の見込みではそうだったものの、23年決算でいくと20億ぐらい収入があります。そういったことも踏まえまして計算していますし、あと今言われているような富谷町は人口増になっていますので自然増、それらを含めまして今回上げている22億というような金額を算定しているような次第でございます。

委員長(永野久子君) 森委員。

委員(森栄君) それから課税客体について、前年度と比べて何件ぐらいふえているか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 個人町民税のベースでなんでしょうか。もしよければこれにつきましては全て算定資料がございまして、今言われました各税目ごとの納税者の見込みなりを立てて出している詳細がありますので、ここで全部というわけにちょっといかないので、できましたら来ていただければお示しできますので、そういったことでよろしくお願いしたいと思います。

委員長(永野久子君) 森委員。

委員(森栄君) それでは52ページなんですけれども、52ページの17節で公有財産購入費、町有地移転登記費用として1万予算計上しておりますけれども、これの登記に係る内容について伺いたいと思います。

委員長(永野久子君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) これにつきましてはこういう案件が出ればというところがございまして、基本的には嘱託で財政課職員登記等できる状況にありますけれども、何か費用が発生したらというところで予算を計上させていただいているところでございます。

委員長(永野久子君) 森委員。

委員(森栄君) 54ページ、14節の使用料及び賃借料の中で時事通信i-jump情報利用料として126万予算計上しておりますけれども、この内容について伺います。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) こちらは時事通信が発行している情報を職員全員が見られる、パソコンで閲覧できるものの使用料になっております。250名分です。

委員長(永野久子君) 森委員。

委員(森栄君) 64ページの委託料ですけれども、すみません、64ページの14節の使用料及び賃借料の中で審査システム利用サービス提供事業者使用料176万4,000円、この内容について伺います。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) これは地方税電子申告支援関係の費用でございます。

委員長(永野久子君) 森委員。

委員(森栄君) 106ページ、委託料ですけれども、この中でごみ収集等運搬業務1億9,300万、説明では缶、ペットボトル回収の増に伴っての予算ということなんですけれども、これについてのトン数はどれぐらいなんでしょうか。量的な面で。

委員長(永野久子君) 町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) 資源ごみとしてのトン数ということではなくて、可燃ごみの回収、これは資源ごみのほうは量というよりは回数をふやすということで、コンテナの配置する車両あるいは収集する車両、その台数がふえるということで今回の伸びにつながっているものなんです。ごみの量ということではその根拠にはなっておりません。

委員長(永野久子君) 森委員。

委員(森栄君) 180ページ予備費ですけれども、今回3,000万予算計上しておりますけれども、これは財源調整で置いているんでしょうか。

委員長(永野久子君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) こちらは24年度当初1,500万計上しまして、途中補正で3,000万にさせていただきました。その実績を踏まえての3,000万なんですけれども、財源調整ではございませんで、震災等の不測の事態に備えるためにやはり3,000万ぐらい必要だということで増額をしている状況でございます。

委員長(永野久子君) 森委員。

委員(森栄君) 平成25年度の一般会計117億7,700万、歳入歳出も予算計上されておりますけれども、会計管理者にお伺いしますけれども、4月1日からの資金計画、キャッシュフローとか、それについて伺いたいと思います。

委員長(永野久子君) 会計管理者。

会計管理者(山田豊君) 資金計画は、各課から向こう3月にわたる100万円以上の歳入歳出の予定をお伺いしておりますので、それを十分精査して運転資金のほうはめどを立てていきたいなというふうに思っております。

委員長(永野久子君) 森委員。

委員(森栄君) 今の質問に関連して、内容についてはわかっているんですけれども、例えば実際の資金のやりとりの中で税であれば各納期ごとにならないと入ってこない時期もありますけれども、そのような場合についての資金繰りとかそういうものについて伺います。

委員長(永野久子君) 会計管理者。

会計管理者(山田豊君) どうしても運転上つらい状況にあることは確かにございますが、その際には財調の繰り入れであったりとか他会計からの繰り入れであったり、その時期をちょっと早めたりとか、そういうことで対応していきたいというふうに考えております。

委員長(永野久子君) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)

委員長(永野久子君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 以上をもちまして本日の議事を終了いたします。なお、次回はあす12日火曜日午後1時30分に引き続き行うことといたします。
 本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。

午後4時01分 散会

平成25年予算審査特別委員会(第2号)

平成25年3月12日(火曜日)

富谷町議会予算審査特別委員会は、富谷町議会議場に招集された。

出席委員 19名

  • 委員長 永野久子
  • 副委員長 小川昌義
  • 委員 相澤榮
  • 委員 渡邊俊一
  • 委員 磯前武
  • 委員 佐藤聖子
  • 委員 細谷禮二
  • 委員 山路清一
  • 委員 佐藤克彦
  • 委員 千葉達
  • 委員 森栄
  • 委員 安住稔幸
  • 委員 浅野直子
  • 委員 小泉光
  • 委員 高橋正俊
  • 委員 三浦邦夫
  • 委員 出川博一
  • 委員 菅原福治
  • 委員 長谷川隆

欠席委員

  • なし

職務のため出席した者の職氏名

  • 議長 浅野幹雄

説明のため出席した者の職氏名

  • 町長 若生英俊
  • 副町長 千葉芳樹
  • 企画部長兼経営企画課長 荒谷敏
  • 企画部産業振興課長 浅野康則
  • 企画部産業振興課長補佐 安藤敏
  • 建設部長兼都市整備課長 鴇謙一
  • 建設部都市整備課長補佐 若生稔
  • 建設部都市整備課長補佐 齋藤英夫
  • 建設部都市計画課長 佐々木俊男
  • 建設部都市計画課長補佐 高田浩幸

議会事務局職員

  • 議会事務局長 須藤辰夫
  • 次長 泉川潤哉
  • 主任主査 津久家直美

午後1時30分 開会

委員長(永野久子君) 本日の出席委員は19名です。定足数に達しますので、直ちに「予算審査特別委員会」を開きます。

議案第26号 平成25年度富谷町一般会計予算について

委員長(永野久子君) 議案第26号平成25年度富谷町一般会計予算を議題といたします。
 なお、本日の日程は、一般会計のうち企画部産業振興課、建設部都市整備課、都市計画課及び設計業務統括室の所管に属する予算について審議をいたします。
 これから、各担当部長及び課長へ内容の説明を求めます。最初に産業振興課長。

[産業振興課長が予算書のとおり内容の説明を行った。]

委員長(永野久子君) 次に、建設部長。

[建設部長が予算書のとおり内容の説明を行った。]

委員長(永野久子君) 次に、都市計画課長。

[都市計画課長が予算書のとおり内容の説明を行った。]

委員長(永野久子君) 以上で、説明を終わります。これより質疑に入りますが、質問者及び答弁者は要領よく簡潔な質問と答弁、そしてスムーズな議事進行にご協力をお願いいたします。また、質疑に当たってはページ、款項目を明示し行ってください。質疑ございませんか。菅原委員。

委員(菅原福治君) 私からは119ページの商工振興費についてお尋ねいたします。その中の122ページの企業立地促進奨励金及び雇用奨励金について、これの立地件数及び金額と雇用の人数、金額お伺いします。

委員長(永野久子君) 1つずつお願いします。

委員(菅原福治君) 立地の件数、金額お聞きします。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 今ちょっと調べます。平成24年度ですと、3件の雇用人数が……。

委員長(永野久子君) 平成25年度を聞いていました。

産業振興課長(浅野康則君) すみません。この奨励金及び雇用促進費というのは、実際に申請上がって1月1日の課税されたものから計算されますので、実際今現在25年度どれくらい来るかという想定のもとではなくて、24年度の実績をもって予算に上げております。実際25年度申請あった時点で皆様にまたお願いして補正したいと思っております。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) これは計画ではないんですね。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 計画ではありません。実施に基づいて今現状必要な予算を計上しております。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) 今年度のもくろみを上げているということですね。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 24年度の実績に基づいておりまして、25年度は申請行為それから該当するものを調査してから皆さんにお諮りしたいと思っております。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) それであれば、前のページ、120ページの備考欄、企業誘致事業4,353万8,000円、これはどういう考え方なんですか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) これは今言われた事業費、それから旅費、需用費、委託料等々に含まれている企業誘致事業として計上しております金額でございます。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) ちょっとわからない、これは来年度の計画ということになるんですか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) この事業費については25年度の事業費でございます。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) わかりました。じゃあそういったことで、特に企業誘致大事だと思うんですが、このほかに誘致の取り組みの事業というのはないんでしょうか。企業誘致の取り組みの事業というのはないんでしょうか。お伺いします。

委員長(永野久子君) 産業振興課長でいいですか。産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 実際に25年度で企業誘致について特別な新しい取り組みという方向にはまだ至っておりません。今回のケースでいいますと、企業立地セミナーでブースに今までなかったものを展示するとか、いろんなものを今から考えていきたいと思っております。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) 特に今から、我々の富谷町はこの2つの大きな工業用地を持っているわけですね。そこに対しての支援は、この間の一般質問でもしましたけれども、これからなんだという強い回答がありました。これからなんだということに対しての側面支援があると思うんですけれども、それに対しての予算組みというのはないんでしょうか。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 一般質問でもお答えしておりますけれども、企業誘致確かに町挙げて取り組んでおります。予算上の反映しているものは、25年度中には上げておりませんが、従来に増して2つの工業団地の組合準備委員会とあとは地権者会になりますので、そちらと十分情報交換をしながら企業誘致を図ると。あと前にも申し上げましたが、宮城県の産業立地課が今メーンになって動いていただいております。そことの情報交換をしながら、それを受けたことをそれぞれの組合の皆さん、地権者の皆さんと相談しながら、具体的な企業名があればそこにお邪魔をしながら誘致をかけていくと、そういったような取り組みをさせていただいております。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) セミナーもあるようですが、旅費の予定も組んでおるようですが、何月に県のセミナーはあるんでしょうか。

委員長(永野久子君) 企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 25年度の予定はこれから県が発表いたしますけれども、昨年ですと8月、11月と東京と名古屋というふうになっております。25年度はこれから県のほうが計画を立てて市町村と協議をしながら進めるということになっております。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) わかりました。
 次の質問ですが、125ページの5目道路改良費の中の128ページの15節工事請負費についてお伺いいたします。これは、町内会と一昨年ですか、町との行政懇談会の中で決定したことなんですけれども、成田東公園のバス停前に横断歩道の設置が決定されました。そのときに、去年本当はつける予定だったんですけれども、年末につけられなくて、何かバス停の移動が絡むということで、バス停の移動が必要だということで聞いております。この工事はいつから始まるのか、お伺いいたします。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 過日入札ございまして、業者決定しております。3月29日までの工期ということで、現在公安委員会の許可を待っておりまして、来週から手をつけられればということで、準備をしております。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) わかりました。あそこに横断歩道のポールが2個上がっていまして、私もちょっときょう下に言うのを忘れたんですけれども、風で目隠しがとれているんですね。横断歩道ないのに横断歩道のポール上がっていますので、ぜひその辺も徹底をよろしくお願いします。以上です。

委員長(永野久子君) ほかに。今渡邊委員が先でした。渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) 110ページ、13節この中の委託料で観光資源発掘調査業務が上がっていますけれども、24年度までの調査もたしかやっているはずでありますけれども、多分私の感覚からすると、兵六館の継続の調査だなと思うんですけれども、その兵六館に対しての24年度までの状況を詳しく説明していただきたいと思います。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) すみません、観光資源発掘調査業務はそういう発掘、成田地区のものではございません。あくまで町の観光資源となり得るもの、遺跡もありますけれども、今まで伝授されている昔話、それからいろんな史跡ですね、そういったものを洗い出してそれを電子化して、いつでも使えるような形にするものでございますので、そういうものとは一致しておりません。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) よくわかりました。要するに、土を掘ったりなんだりするというそういった業務ではなくて、資源を改めて発掘、掘り起こすというか、土を掘り起こすんじゃなくて全体の中でのその資源を見出していくというふうなことでありますか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) そうでございます。これは緊急雇用の雇用創出事業の絡みで一応この制度を利用させていただいて調査しているものです。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) 金額大分高いというか、そういう金額なものですから、その内容をもう少し具体に示していただければと思うのですけれども、いかがですか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) この業務の雇用創出が3名という形であります。それから、この事業費の条件として人件費が2分の1以上という形になっておりまして、それからその業務に関しての会社の経費等々でこういう金額になっております。前年より増額になっておりますのは、今まで4月スタートでハローワーク等の応募をしまして、実際にスタートしたのが5月ごろから2月という形の事業期間でしたが、継続という形で4月から12月、12カ月という形の事業の形態に変えましたので金額が増になっております。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) 予算書にないと言われればそれまでなんでしょうけれども、今まで先ほど私がお話しした兵六館の調査もあったはずなんですけれども、今回はもう載っていません。載っていないはずですね、恐らく。そうすると今までの経過というものもある程度はっきりお示しをするのが一つの筋でないかと。わりかし、よろしいですか、委員長。委員長からだめだと言われればやめますけれども。

委員長(永野久子君) 発掘の……。

委員(渡邊俊一君) そうです。

委員長(永野久子君) 教育委員会に。

委員(渡邊俊一君) ここにちょっとね、兵六館の発掘調査の項目が入っていないんですけれども、議会議員として結構興味の深い部分もありました。そして、その発掘調査の内容等について説明できるのであれば説明してもらいたい。あと、あれで終わったのかどうか。

委員長(永野久子君) 渡邊委員、それ教育のところで、生涯学習でなるかというふうに思います。

委員(渡邊俊一君) わかりました。すみません、どうも。ちょっとね、予算書の中で紛らわしい部分明記されていましたので。
 じゃあ、改めて118ページ、この中で名称何と読んだらいいのかわかりませんけれども、13節の委託料、とおみや桜の森維持管理業務でいいんでしょうかね。1,038ではないですよね。その中で、維持管理業務ですから一旦1,038本植えたやつの管理をするのかどうなのか、その辺をまず聞かせてください。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 1,038本とおみや桜という形で、実際に何年か前で記憶がございませんが、数えてその桜を育てていくという形の業務でございます。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) その中で1,038本植え込んで、枯れている状況のやつはあるんでしょうか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 枯れているというところはまだ聞いておりませんが、もし枯れているものを発見した場合、また植樹したり等してこの名称を守りたいと思っております。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) 実は、なぜそういうような質問をしているかということで、同僚議員も不思議に思っているかもしれません。実は、てんぐ巣病がかなり発生しております。それをいつ除去するのか。もうてんぐ巣病の状況というものは、ある程度花が咲く前に除去しないと桜の木に対しても大変な影響を及ぼすわけであります。そういうことからすれば、前年度というか24年度の中でやっているのかどうか、その辺を改めて聞かせてください。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 24年度の計画は肥料と消毒という業務になっておりました。25年度につきましても今現在そのような考えでおりますが、今言われたような議員さんがおっしゃるとおりの作業が必要かと思いますので、検討してまいりたいと思います。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) せっかくの事業であります。25年度予算決定してから、その入札とか、業者に発注してそのてんぐ巣病退治をするというと大分おくれてしまうというようなこともあります。そういったことからして、早急にその分にとりかかるべきではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 予算執行成立してから業務という開始になりますので、実際に今から発注するときに間に合うか、間に合わないか、これは植栽専門の方とご相談しながら進めたいと思っております。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) そういうことだから困るんですね、実際は。恐らく調査していて見ているはずだと思います。もし、そういうことであれば、予算がそこの中になかった場合にはそのための補正予算を組むなりなんなりして、やっぱりやっていかなくちゃないと思うんですけれども、そういった考えはなかったのかどうか改めて確認をさせてください。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) すみません。今の質問もう一度お願いいたします。

委員長(永野久子君) もう一度ということでした。渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) あんまり混乱しないで聞いてくださいね。そんなに難しい話ではないはずですから、もし調査しているはずですね、どこにどういうものが1,038本の桜の状況なんかもつぶさに見ているはずですから、もし改めて新年度の予算というようなことでなくて、予算決定してから発注するとおくれてしまうわけですから、その前に補正予算なりなんなり組みながらやるという考えはなかったんですかというような質問をしているわけなんです。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 今現在から執行しようとするとちょっと間に合わないかと思います。ただ、24年度につきましてはそこまで考えが至っていないというところは、反省したいと思います。

委員長(永野久子君) この際、2時45分まで休憩します。

午後2時34分 休憩

午後2時45分 再開

委員長(永野久子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 質疑ございませんか。渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) 実際、今回の予算が決定してからという形になると思いますけれども、我が町にはシルバー人材という強い味方がおるわけでありますから、事前に十二分に物すごく高木になっていないですからまだ。ちょっとしたやつで、のこぎりで伐採できるような状況ですから、事前にシルバー人材等と協議しておく必要性があると思います。今から改めてどこかの業者を選定するとか何とかというとなかなか難しい部分あると思いますので、そのような考えはありますか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 調査してそのような形の対応をしたいと思っております。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) ちょっと今の答弁ね、ちょっとまずいかなと思うんです、私は。調査して私の言ったことに対して、調査して対応させていただきますだったらいいけれども、私はシルバー人材みたいなところというか、シルバー人材にお願いしたらいかがですかと言っているわけですから、全くそうするとシルバー人材にお願いするという形になってしまいますから、その辺はやっぱり私から言うのも何なんですけれども、もう少しうまい答弁をしていかないとまずいんじゃないかと私は思うんですけれども。

委員長(永野久子君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 少し食い違いがあるように思います。とうみやの桜の森については通年ずっと継続しててんぐ巣対策をやってきているわけですよね。ですから、去年もやりました、今年度もほぼ同じ意味合いのものでやりますということで、常に連続しています。ですから、課長が言っているのは確定し次第、すぐ仕事入りますよと、こういうふうなことを申し上げております。
 そしてまた、植栽、植樹については大変大事なテーマであります。今回50周年の記念植栽ということも想定しておりますのでね。今6年、7年目に入りまして、前町政時代は極力木は切るなという指示です。この場で今職員もネットで見ていますから、私になってからやっぱり交通事故が起きたりします。西沢で照明灯が木の大木に隠れて照度不足で事故の一因と考えられるというのもありましたし、この調査の前の黒松もやっぱり小さいときは密植しているんですが、おがればだんだんと伐採していかなきゃならない。この程度のものが適切かどうかはちょっと定かでは、一々報告は求めませんけれども、私になってから職員が必要な折に、そしてまたJAの吉田やさん前のケヤキの大木も、結果地元からもう落葉で大変だというふうなことで要望があって、大木を切ったらいいものやら、そうでないものやらというものは十分地元かいわいの皆さん、そしてまた行政区長にもお聞きをして最終的に判断すると。切り終わってから、あれと思っては遅いんですね。そういう意味では大変大事なテーマだと思います。
 そういう意味で、とおみや861本を1,038本に合わせるためにこの庁舎、そして森の風事業の折にヒントを得て、861本は手植えで植えたそうです。それに加えて、富ケ岡公園からずっと、言ってみれば一面の面的な構成の中で1,038本、富谷の語呂に合わせて、何ぼあるのと言ったときに1,038本桜の木がねというようなことを想定したんです。しかし、そのような事業の状況に今なっていないというふうなこと、本当に10年、15年たっているわけですから、もう少し豊かな桜の並木というふうな、東向陽台の大木の豊かな、皆さんの気づきと合わせてあそこまで育ったのと比べれば、大変貧相な状況に今あるというのはそんな認識でおります。
 ですから、これを継続すべく、このかいわいに富ケ岡公園の桜を初めとして、面的な形の中で桜を楽しめるということを、ぜひ私の代でさらに充実させていきたいというふうなことでございます。ですから、結論を申し上げれば、必要なものは切る、病気のものは早期治療する、早期伐採する、松くい虫も同じです。こんなふうな方針で木1本切るななどという指示は、私は結果としては間違っていたのだなというふうに思ってございます。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) せっかく町長答弁していただきましたので、私から要望というか、こういう考えもありますよということをお話しさせていただきたいと思います。

委員長(永野久子君) 質問に徹してください。

委員(渡邊俊一君) 質問しますから。まず1つは、継続的に管理をしてきたということでありますけれども、今の桜の問題でありますけれども、私の目から見れば見落としている部分があるだろうなということでお話をさせていただきました。また、町長は、今までと違って基本的に必要でないというか、危険な場所、または見通しの悪いような場所は伐採していって整備をしていきますよというお話もされました。しかるに、庁舎の向かい側であります、ああいった見晴らしの悪いような状況をつくっている自然林でなくて杉林みたいなやつも、改めて今後伐採する方向性の状況の中で考えていったらいかがでしょうかねというような質問をさせていただきます。

委員長(永野久子君) 若生町長。

町長(若生英俊君) このテーマは町長になる前から課題としてあるわけです。要するにせっかくの西成田宮床線、この県道から庁舎が見えるぐらいの眺望にしたいなというのが私の思いです。したがいまして、この穀田線が改修され、そして三ノ関に延びると、こういったところと相まっていつのころやら今回の植栽事業と合わせて、自然の造成した後ののり面にある杉であったり、雑木であったり、伐採することによって県道から庁舎の姿が見えると、このような形の中で庁舎の存在を示すことができるのではないかと。この6年の課題ですので、間もなく決断をいたしたいというふうに思います。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) ぜひ町長の裁量でそのような方向でやっていただければと思います。
 もう1カ所同じ項目で松くい虫の防除についてであります。25年度の予算で42万3,000円というような、何か今までと比べて大分少額の金額を予算提示しているわけでありますけれども、その内容について詳しく説明をしてください。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) この42万3,000円については、前年度と同じで見える範囲内の松くいを伐倒するという形で20立米分という形で上げさせていただきます。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) ちょっとよく、今説明で理解できなかったんですけれども、20立米。要するに直径の計算で20立米ということなんですか。改めてちょっと質問しますけれども、予定として何ぼになるんですか。20立米というと、こんな小さいやつからこんな大きいやつもあるわけですから、20立米だけで言われても我々議会議員はなかなかわからないと思うんですね。その辺もう少し具体的に話してもらいたいと思います。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 20本で20立米という形の計画をしております。

委員長(永野久子君) 立米ですか、立方メートルでいいんですか。渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) 委員長、私が質問しているんですから。20本ということですよね、改めてね。そうすると、基本的に本当に20本だけ、今調査している範囲内で20本の伐倒駆除でいいということでの予算計上なんですか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) この伐倒駆除につきましては、実際に町有林とか何かで見える範囲内で支障木とかそういうものになった場合に伐倒駆除するという計画でございます。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) 今町有林などという話をされました。基本は町有林なんですか、それとも一般の個人でお持ちになっている山林についての要望があればそれも伐採するということなんですか。そのなどというのの附帯的なもの、どの辺まで広がっているかちょっと教えてください。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 町有林及び公有施設を管理しているところに松が植わっているもの、そういうものも含むという意味で表現いたしました。

委員長(永野久子君) 千葉委員。

委員(千葉達君) 私のほうから三、四点質問させていただきます。
 最初に128ページ、8款2項5目17節公有財産購入費、町道深苗代道路改良工事に伴う用地購入、これが予算で250万2,000円、この購入用地の面積を伺います。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 工事施工分延長で160メーターで面積が894平米、全て田んぼでございます。

委員長(永野久子君) 千葉委員。

委員(千葉達君) 同じく郷田線歩道新設工事に伴う用地購入1,160万円の面積をお伺いします。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 現在精査しておりますが、予定では1,700平米でございます。

委員長(永野久子君) 千葉委員。

委員(千葉達君) それから、121ページからこれで8款に関する要するに土木費という科目なんですが、建設部長にお伺いしたいんですが、新年度の25年度の職員の正職員の数は21名と私計算したんですが、それで正しいですか。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 都市整備課11名、都市計画課10名ですか。合計21名でございます。

委員長(永野久子君) 千葉委員。

委員(千葉達君) 平成24年度は道路維持で臨時職員1名(作業員1名)いて、正職員と臨時職員含めると18名になりますが、これはこの正職員17名プラス作業員、臨時職員プラス1で18名と、この数字は正しいですね。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 24年度業務員が3名ふえておりますので、18名で正しいでございます。

委員長(永野久子君) 千葉委員。

委員(千葉達君) ということで、25年度、新年度は3名ふえたと。ということは、土木関係で今後さらに充実していくということで、土木道路行政に力を入れると、そのように解釈してよろしいんでしょうか。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 本年度も道路で常時2名、それから公園のほうで2名ですか、プラス1名ずつのパートがいるということで、道路公園、植栽がかなり多くなっているということで、道路延長、それから公園の数も結構なものになりますので、常日ごろパトロールしながら維持管理が重要だということで、今配置していただいているものでございます。

委員長(永野久子君) 千葉委員。

委員(千葉達君) よくわかりました。その中で、都市計画総務関係で本年度7名、昨年度3名ということで4人増になっているわけなんですが、総体的にはプラス3ですから15%アップですか、それはそれとしてこれは職務分掌か何か、少し仕事の関係、建設部としては職務分担というか少し変わる方向にあるんですか。力点のバランスをとるというか、ちょっと私の言っていることわかりますか。人員が昨年度と変わっているんですよね、配置が。正職員の配置が。だから、職務の権限とかそういったものバランスとっているんですかということをお伺いします。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 今年度の当初予算計上する際については、人事配置の前ということで想定での人数割り振りということでございました。設計業務統括室が開設されまして、都市計画課の中の職員も兼ねているということで、その辺の兼ね合いもございます。実質的な人数は変わらないものでございます。

委員長(永野久子君) 千葉委員。

委員(千葉達君) ちょっと質問を変えます。
 110ページの5款1項1目13節の委託料、富谷町林業技術・技能継承推進業務、これは昨年度から3カ年で緊急雇用事業として新年度は650万円予算計上してありますが、この林業技術・技能継承推進業務という仕事の業務の内容をちょっとお伺いします。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) これは、後継者育成という面もございまして、研修、それから実務を積んで技能取得をしていただくという形の事業でございます。

委員長(永野久子君) 千葉委員。

委員(千葉達君) 今のご説明ですが、これは臨時職員というか緊急雇用ですから、そういった労務管理は所管担当のほうでやって、あれですか、仕事委託ですから労務管理はどちらが責任あるんですか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) これは委託事業でございまして、24年度は森林組合で請け負っております。その中で業務をしながら、研修をしながら技術を習得するという事業でございます。

委員長(永野久子君) 千葉委員。

委員(千葉達君) 今の上の同僚議員から先ほど質問がありますが、観光資源発掘調査業務の件なんですが、この1,861万8,000円、これは町が職員を雇って直接そういった業務に当たらせるんじゃなく、私の想像するところ、どこかのコンサル会社か何かに依頼すると考えてよろしいんですか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 委託業務なので業者さんのほうに委託しております。

委員長(永野久子君) 千葉委員。

委員(千葉達君) じゃあ、当然のごとくそれが業務遂行の暁には、その結果は当然出ると思いますが、その時点で私どもにもその内容は把握できるように配付なりますね。お伺いします。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 雇用創出、ここでは3にしております。その成果物として調査結果のものは報告書上がっておりますので、皆さんにお示しすることはできると思います。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) お尋ねします。110ページです。先ほども説明もありましたけれども、労働諸費です。賃金ですが、臨時職員先ほど29人だと、5事業で28人でその技能継承する人が1人で29人だということになっていましたが、5事業ということですが、その5事業について質問します。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) この3節から11節及び14節は、これは町が直接雇用する23名分の人件費等でございます。先ほど言いました5事業というのは大きく分けまして産業振興課主管の事業名でいいますと富谷町観光資源発掘調査業務、企画部産業課で同じくやっております新商品販売全国展開観光誘客業務、町民生活課でやっております環境美化推進事業、同じく町民課で行っています放射線測量測定業務、それから一括して総務課さんで行っています震災対応臨時職員の雇用という形で5つとしています。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) そうしますと、23人は総務課でということでしたが、ほかの課に23人がそれぞれのところということではないのですか。それについてはどうでしょうか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 一括総務課さんに勤務というわけじゃなくて、関係課に配属になっております。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) そうしますと、関係課というのはどことどことどこですか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) あったかまちづくり推進課、税務課、町民生活課、健康増進課、子育て支援課でございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) すみません、人数お願いします。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) それぞれのということでよろしいですか。あったかまちづくり推進課1名、税務課1名、町民生活課1名、健康増進課1名、子育て支援1名、すみません、先ほど事業別とやっていましたので、もう少しありましたのでごめんなさい。追加してご説明申し上げます。子育て支援課でもう1事業やりまして1名ですね。あと学校教育課1名、生涯学習課、2事業ありまして9名です。給食センター2名です。

委員長(永野久子君) 佐藤聖子委員。

委員(佐藤聖子君) わかりました。
 122ページお願いします。商工振興費のところでお尋ねします。前のページから行って19節補助金です。ここのところに中小企業振興資金保証料補給がありまして、昨年度と比較すると563万5,000円ふえていますが、これについて伺います。増の理由です。すみません。

委員長(永野久子君) 何を聞くんですか。

委員(佐藤聖子君) すみません、増の理由をお尋ねします。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 融資を受ける企業さん、それから融資額の増によって増額になっております。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 続いてその下にありますが、先ほどもあったのですが平成24年度の実績をここに述べたということですが、それは何社で雇用促進については何人ということですか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 24年度の実績ということで3社で、雇用人数は40名ですね。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 126ページです。前のところからいって道路維持費です。失礼しました。126ページの道路の工事請負費です。下から3行目の所に、あけの平地区側溝整備工事がありますがこれはどのあたりで何メートルでしょうか。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) あけの平小学校北側の通路新設に伴いますあけの平小学校の駐車場との接続路線延長にして80メーターでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) そこは北部道路との接点になるところだと聞いていますが、通常は人がそこを通って団地の人たちが使えるというものではないのですか、使えるのでしょうか。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) ここに計上してありますのは、あけの平の町道でございます。町道からあけの平小学校の駐車場に入って一部屋体のほうに通じます裏側の職員がとめています駐車場があるんですが、そこに登坂斜路はコンクリートの道路があるんですが、そこから整備するのは80メーターでございまして、敷地までが80メーター、そこから北部道路の料金所がつくられる予定でして、その料金所までは約100メーターほどあるんですが、その100メーターにつきましては料金所の職員専用ということで、一般の方々は通行できないものでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 同じ工事請負費のところでお尋ねします。町長の施政方針の中にありましたけれども、あけの平の団地北入口のところ、今取り壊しが済みましたが旧生協のセットセンターがあるところです。あそこは、これまでもほかの議員も要望していましたが、右折線がないために非常に渋滞するということがありまして、あそこにショッピングセンターですかね、商業施設が進出するということで、今が拡幅して右折線をつくる機会ではないかと思うんですね。そういうときにそういう見通しは立てなかったのか、商業施設ができてしまうとその後というのはかなり難しくなると思うので、その点については今回の予算計上はないのかお尋ねします。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) これはあけの平地区の行政懇談会でも出ておりまして、次の日ですか、すぐ関係課協議しながら生協さんとも話し合ったところでして、1週間ほど推移を見ておったんですが、残念ながら新しく土地を購入された方に全て引き渡される予定だったということで、拡幅は今のところできないという状況になっているわけでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) そうしますと、新しい購入者との折衝については、この時点ではできていなかったと。今後についてはそうなるとどういうふうに進めるのですか。

委員長(永野久子君) 1問ずつお願いします。企画部長。

企画部長(荒谷敏君) 今の議員の質問につきましては、町政懇談会で出たもので、一応企画の私のほうで担当して先方の生協さんにまず確認しました。ご承知のとおり生協さんはあの土地を売却するということで、相手先がもう決まっているということでその後は先方とご協議くださいということで、生協さんの橋渡しで購入された責任者のほうの担当の方に私が連絡をしております。まだ解体作業中ですので、基本的にそれを踏まえて町の動向を聞かせていただきたいということで、まだ協議中でございます。しかしながら、私のところだけではなくて交通問題ですので、先方は国道も入っていますので、そしてあとは道路管理者の考えということで、警察の意向もありますので、そういったところに入って関係者ともども協議をしているところでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) このごろ夕刻特にですが、非常に長くて、それで渋滞が非常に多いんです。ですから今の機会が本当に最高のチャンスだと思いますので、ぜひ補正対応でもいいと思いますが、今後積極的に進められるように再度確認をしたいと思います。いかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) ただいま企画部長が申し上げたとおりです。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 132ページです。公園費がありましてその中で15節に工事請負費があります。一番下のところですね。都市公園遊具交換工事というのがありますが、これはどこでしょうか。

委員長(永野久子君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 平成24年度におきましては東向陽台一丁目第1公園、第3公園、あと東向陽台二丁目公園を実施しまして、引き続き25年度予算におきましては、東向陽台一丁目の第2公園、あと三丁目の第1、第2、第3公園、あと太子堂の一丁目公園を予定してございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 私のほうから商工振興費と公園費についてお尋ねしたいと思いますけれども、まず121ページと22ページ、7款1項2目商工振興費で予算を見ますと年々かなり増額されております。それで、特に24年、25年で6,700万円ふえておりますけれども、その増加要因をお示しください。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 企業立地奨励金及び雇用促進奨励金及び中小企業振興資金融資等利子補給、それからあと中小企業振興資金保証料等の増額でございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) その中でちょっと確認なんですけれども、貸付金については去年と比べると4,400万円ほどふえておるんですけれども、これは歳入では諸収入で同額の勘定立てになっていますので、実質的に財政的な負担はないと考えてよろしいんでしょうか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 預託金をお預けしまして年度末に入ってくるというところでは、実際に町の財政は使われていないと思っています。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) ということは、これはどんどん枠を広げて貸付原資になっているわけですから、どんどん枠を広げて中小企業の育成に使うということで、ふやす予定はあるんでしょうか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) その復興等の期間等々も考慮しながら、それから財政面等考慮しながらふやすと、あととめるという検討をしてまいりたいと思っています。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 122ページの中の企業立地促進奨励金及び雇用促進奨励金、これについて先ほども質問ありましたけれども24年度と比べると4,000万円増加しております。多分これは平たく言うと24年1月に固定資産税課税になったあと24年度4月に入って固定資産税を納めたと、企業が納めたと。その納めた実績を踏まえてそれを還付するような形での奨励金というふうに思うんですけれども、そういう意味ではいわゆる3社というのはこの4,266万円計上したやつは3社40名ということではないですよね。もう一度確認です。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 雇用促進奨励に対しては、3社の分で40名とやっております。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) ということは、24年度の298万円というのは人数はどうだったんですか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 24年度につきましては、当初予算につきましてはコープ総合サービスさんの3名という形の計画だったと思っています。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) そうすると、例えば鴻池さん、この2月に竣工されてこれから25年1月、今度の固定資産税課税時期になるとこの奨励金の対象になってくるかと思うんですけれども、そういう意味では既に竣工されて、これから25年1月の固定資産税課税時期に企業として該当しそうなところは、今のところ何社と見ておられますか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 実際に企業まいられた方々がおいでですから、最低一、二社は該当するかと思っています。ただ、実際に内容等確認しないとわからないところがあります。というのは、会社運営で申請するしないというのは、あくまでのその会社のほうなので、聞いてみて調査してから、お伺いしてからという形になるかと思います。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) いろいろ状況はあるようですけれども、これは多分将来的にというか、もう26年予算のときには1億円を超えるんではないかなというふうに思っておりますけれども、そういう目算はある程度、担当課として腹づもりはあるんでしょうか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 企業立地のほうの優遇策という形でこれ行っております。実際に富谷町では制限価格を設けておりませんので、その伸びぐあい、それから企業立地の促進のぐあいによって財政当局とご相談しながら決定されるものと思っております。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それから、中小企業に関する利子補給あるいは保証料の補給のところで、これは24年と比べると約両方で700万円ぐらいふえているんですけれども、そういう意味では中小企業に対して積極的に育成のために利子補給あるいは保証料の補給、補助をしているということで非常にいい方向だと思うんですけれども、これについては、先ほど7,200万円の預託金については今後いろいろ考えていかなくてはいけないというお話もありましたけれども、もう一度その点を、これは実際的に附帯になる部分です。さっきの預託金は実質ベースではゼロ、そういう意味で今後のこの中小企業育成に関するスタンスはいかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) これも企業誘致とそれから中小企業振興という面で状況を見ながら財政当局とご相談し、町の政策として決定していきたいと思っております。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それでは、ちょっとページを変えまして、129、130ページの8款4項2目公園費で質問したいと思います。公園費総体として額が大分ふえてきております。23年度と比べると46%の増ということになって、5割の、23、24、25で3年間でふえ方だと。担当者1人ふやして人件費600万円を踏まえてもかなり大きい伸びだと思うんですけれども、この間公園の増加はそれほどないと思いますけれども、何カ所あったでしょうか。

委員長(永野久子君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 4カ所ふえてございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) ということは、4カ所というのは現在81カ所ある中の4カ所ということでそれほど、5割もふえたというわけではないんですけれども、それなのにこれだけふえた理由をお聞かせください。

委員長(永野久子君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 24年度におきましては、機構改革によりまして都市整備課から都市計画課及び設計業務統括室に分かれましたので、24年度当初では職員1人分の費用でして、25年度予算におきまして都市計画課職員2人分の費用になっております。また、工事請負費におきまして、富ケ丘一丁目広場整備工事に約1,300万円を計上してございますので、この辺が要因となると思います。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それじゃなくて公園そのものが古くなってきて、かなり熟成化して公園にも管理コストがかかるんだというふうに理解していたんですけれども、そうではないんですか。

委員長(永野久子君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 公園の維持管理費につきましては、24年度同等の金額で推移して計上させていただいてございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) ということは、ちょっとその説明をされると私も困るんですけれども、一般公園については23年度では、23年、24年では3,000万円ふえて24年、25で1,300万円しかふえていないということで、これは600万円除いています。そういう中でやっぱり公園はそれほどふえていないわけですから、いわゆる今の公園を維持するための管理コストがかかって、これからも多分それは趨勢的には続いていくんだろうという、私はそういうふうに見ておったんですけれども、その辺の私の見解は間違っているでしょうか。

委員長(永野久子君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) すみません、議員さんが間違っているということじゃなくて、4カ所の公園の増ですので、そんなに極端にはふえないところもございます。ただ、年々どうしても、例えばアスレチック遊具とかにしましても、木部とかロープ部の屋外的な施設になりますので、どうしても年々腐食復旧しますので、ある程度そういう維持管理費的な面ではふえてくると見てございます。

委員長(永野久子君) この際、3時40分まで休憩します。

午後3時28分 休憩

午後3時40分 再開

委員長(永野久子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 出川委員。

委員(出川博一君) この後四、五人質問したいということでありますので、私もいろいろ準備はしてきたんですけれども、あと2つだけお願いしたいと思います。公園費の中でいわゆる大きく分けて一般公園費と大亀山森林公園という大くくりで事業計画が進められているんですけれども、その中で大亀山は1,600万円前後で、これまでほかのところでは、一般公園では3,000万円とかふえているんですけれども、全然ふえていないということがあって、25年度予算では何と驚くことに400万円ふえているんですよ。ぜひそれについてどのような事業計画なのかお知らせいただきたいと思います。

委員長(永野久子君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 大亀山森林公園の修繕料におきまして、470万円近くほどふえてございます。その理由なんですが、アスレチック遊具の修繕工事で184万3,000円ほど、ちびっ子ゲレンデの補修工事で240万円ほどを計上しております。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) ちょっと今のやつではアスレチックとちびっ子ゲレンデをやるということなんですけれども、私、前に一般質問でお話ししたとおり、表示板が腐っているとかアスレチックの色分けコースが全然ふぞろいでわかりにくいということで、これは改善すべきでないかというふうにお話ししたんですけれども、少なくとも公園として管理されているという状況は、これから補正予算を組んででも対応すべきと思いますけれども、いかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) その辺につきましては一般質問におきましても議員さんからのご指摘がございまして、ちょっと緊急修繕的な修繕で対応していきたいと考えてございました。

委員長(永野久子君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 公園の整備、維持管理整備、大変大事なテーマなんですね。ですから、私、就任以降、大きなテーマの一つです。したがいまして、委員が去年とおととしの数字で46%とかと突出しているように見えますけれども、一時的な突出、今までやや絞られてきた経緯があります。ですから、私は安全というテーマからすれば思い切ってやるときはやると、こんなふうな判断、決断をしております。そういった指示の中で25年度の予算編成がされたと。
 例えば富ケ丘一丁目公園、カワチの裏通りになりますけれども800平米の有効な土地が都市整備課管理、生涯学習課管理というふうなことの中で、2つの所管の中で草刈りの時期が違うということをずっと平気で行われてきましたから。そういったものを統一して、結果としてここに書いてありますように子供たちが大変多い場所ですので、800平米、この土地の公園を整備すると、1,200万円ほどかけて整備するというのもことしの一つの私の25年度予算の中に織り込んだ一つの思想です。
 したがいまして、一時的には膨らむように見えますけれども、ほどなくこれは5年、10年、20年という視点の中で変えるわけですから、そういう意味からするとほどなく基本の維持経費にあるときには膨らむ、こんなふうな中で推移する案件ではないかというふうに思います。鉄棒の設置なんかも子供たちなり地域の皆さんの声を受けて相当整備してきていますから、そういう意味でご理解いただきたいなというふうに思います。

委員長(永野久子君) ほかにありますか。長谷川委員。

委員(長谷川隆君) ただいまのに関連しますけれども、132ページ、8款4項2目15節工事請負費について質問いたします。今町長も触れましたけれども富ケ丘一丁目広場の整備工事、今場所はカワチの裏の面積も言われましたけれども、公園にするのでしょうか。それとも広場のままにするのでしょうか。質問いたします。

委員長(永野久子君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 広場でございます。

委員長(永野久子君) 長谷川委員。

委員(長谷川隆君) ご存じのように下のほうに富ケ丘小学校があって、プールがあって、隣にも富ケ丘第1公園がありますけれども、私は上のほうを公園にして下のほうの公園を半分を広場とかえたらどうかと思いますけれども、いかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 下のほうは既存の使い方もございますので、この富ケ丘一丁目広場整備につきまして、地域の小さい子供さんからかなりご要望もございまして、子供さんが多くおられてご父兄の方からのご要望とかもありまして、工事の概要的にはブランコや滑り台等の遊具を設置しまして、あと周りに散策できる園路やベンチ、水の飲み場、あと張り芝、植栽等を配置し、地域の幼児からお年寄りまで皆さんが楽しんでいただけるような広場を考えてございますので、最終的には町内会のご意見を聞きながら整備していく予定でございます。

委員長(永野久子君) ほかに。相澤委員。

委員(相澤榮君) 私から2問お願いします。
 116ページ、農地費、農業施設維持管理費なんですけれども、昨年より50%削減されています。それで、11年の震災によりまして大分壊れまして、昨年あたりは補修という形で完全復旧になっていない部分があるわけです。それで、昨年大分大雨が降りましてまた壊れている部分があるわけですけれども、その辺を見込んでこれで間に合うのかどうかなということでお伺いします。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 農地費に関しては、先ほど述べましたように災害復旧といろんな工事の完了でございます。今言われた実際に今壊れているその後大雨で壊れたというのは、実際に基本的にその施設を利用されている方の維持管理内であるのであれば、原材料の材料費中で応援していき、また大きく壊れて多大な負担ということであれば、町のほうの工事というふうに考えております。

委員長(永野久子君) 相澤委員。

委員(相澤榮君) それでは、134ページお願いします。委託料なんですけれども、都市計画道路穀田・三ノ関線の予備設計、修正業務で105万円出ています。それで、本設計はいつごろになるのか、実施設計はどうなるのか。まず、本設計はいつごろになるのかお伺いします。

委員長(永野久子君) 建設部長でいいですか。建設部長。

建設部長(鴇謙一君) まず、今年度予備設計の修正というような段階でございますので、それで問題点等再確認して、接点部分が現在仏所太子堂中線ですか改良工事進行中でございますので、その辺の補助事業を使ってやっているものですから、補助という重いものがございませんので、その辺の兼ね合いもございますので見きわめながらというようなことになります。

委員長(永野久子君) 相澤委員。

委員(相澤榮君) 仏所三ノ関線との絡みでということなんですけれども、そうすると施工時期まではまだまだ予定が立たないということに理解していいんですか。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) この予備設計の中である程度見通しを立てられればなということで考えております。

委員長(永野久子君) 相澤委員。

委員(相澤榮君) 立てられればなではなく、いつまでという部分の時期はあったらお伺いいたします。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 先ほども申し上げましたが、仏所太子堂中線の進行状況を見きわめながらということになります。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) 114ページ、6款1項19節の下のほうなんですけれども、補助金で富谷町農作物有害鳥獣対策協議会のほうに37万4,000円ほど出しますけれども、予算をつけていますけれども、これは有害鳥獣の駆除費ということで考えてよろしいですか、お伺いいたします。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 富谷町農作物有害鳥獣対策協議会はあくまで春秋の作物に対する有害鳥等の捕獲でございまして、ただ実際に危険が及ぶ箇所のものとかなんかにも対応をお願いしている現状でございます。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) 鳥獣の種類というのは、富谷町で今までどのような鳥獣関係を捕獲したかお伺いいたします。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 春秋に関しては、カラス、スズメ、キジバト等でございます。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) 今日本でも非常に国の中でも非常に騒がれておりますイノシシなんですけれども、熊は富谷町に出てくると皆さんご存じなんですけれども、イノシシの今状況はどのような状況になっているかお伺いいたします。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 富谷町にもイノシシは入ってきております。実際に昨年ですと二ノ関のほうで目撃したというお話は聞いております。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) 最後のほうちょっと聞こえなかったんですけれども、大きな声でお願いします。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) イノシシ等は富谷町でも目撃されております。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) 実際に富谷町でのイノシシの被害額というのはございますか。今つかんでいる分。お聞きいたします。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 直接イノシシに被害はあったというところまではまだ至っておりません。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) 実際に私の知っている農家の方でも、イノシシに田畑を荒らされたという方も富谷町でいらっしゃいます。今後のイノシシに対する対策等考えているか、お伺いいたします。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 富谷町農作物有害鳥獣対策協議会に補助金を今回ふやしております。その1つがイノシシ対策の電気柵を協議会で購入するというような形の計画を立てております。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) 次に移ります。8款1項の13節委託料……。

委員長(永野久子君) ページ数だと、何ページですか。

委員(山路清一君) 124ページです。下のほうなんですけれども、街路樹の剪定業務、街路樹のほう剪定というのは今までなさっていますけれども、個人の土地から富谷町の管理する町道のほうに樹木が出てきた場合、これは町のほうの対応策としてはどのような対応をするかお伺いします。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 基本的に個人の財産ですので、そのおうちの方にお願いして選定をしてもらうというのが基本でございます。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) 以前これで頼んで、町のほうで個人のほうに話していただいて、今なおそのままの状態になっている箇所がございます。その件についてご存じかどうかお伺いいたします。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 具体の話は窓口のほうでお願いできればと思います。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) わかりました。じゃあ、これ具体的なやつは窓口のほうに行ってという話でよろしいわけですね。そうすると、町のほうではその件について話を聞きますということの考えでよろしいでしょうか。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 状況をお聞きするのはやぶさかではございません。基本的にはその所有者の方がやるのが基本ですので、あとは道路のほうにもっとかかわりがあるのか、あとは環境整備のほうで町民生活課の空き地管理とかというのもございますので、該当する課のほうで対処するようになるかと思います。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) わかりました。
 次の質疑に移ります。最後の項目なんですけれども、126ページの8款2項この中の13節なんですけれども、委託料あります。340万円ですか、この中で橋梁長寿命化修繕計画策定業務、この中で先ほど聞き逃したかもしれませんけれども、これ何基といったかもう一回再度お聞きいたします。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 56でございます。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) 56を委託して今回工事にかかるわけじゃないと思うんですけれども、その辺の状況はどのような状況なんでしょうか。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) その橋自体の現在の状況を把握し、必要なものは次年度以降修繕していくというようなことでございます。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) 全国で中央のトンネル災害から発しまして、新幹線のトンネル、それから橋梁関係でもってかなり施工時期もたっていますし、モルタルの塗ったところとか、それから鉄筋のかぶりのないところから?離で落ちて、非常に問題になっております。この今委託の内容について、目視関係も含めてだと思うんですけれども、コア抜きのサンプルとかとるとかその辺の詳細についてお聞きいたします。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) これは、ちょっと前後するのでございますが、議会の最終日大型補正予算ということで国のほうから配分される予定ですので、その中で点検業務のほう先見して24年度の補正予算で発注する予定にしております。それを受けて、今回の修繕計画を立てるということで、当初25年度に両方計上しておったものが、今回前倒しでつくという情報がございましたので、そちらのほう補正で対応する予定となっております。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) 今の橋梁関係なんですけれども、富谷町のほうにはトンネルないと思うんですけれども、橋梁のほかに何かございますか、お聞きいたします。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) すみません、最終日に補正予算の際ご説明申し上げますが、橋梁それから道路附属物というようなことで、大型の標識、それから道路照明灯というようなことで予定をしております。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) 最後になります。この橋の件でなんですけれども、今つかんでいる情報というか資料で古いのでは何年くらいの橋が使われているか、最後ですけれどもお聞きいたします。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) ちなみに近くでは西川のコマレオさんの近くの橋、橋梁ですか、昭和28年というのがございます。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) それでは、110ページ5款1項1目の中の13節委託料、委託料の中で新商品販売全国展開観光誘客業務、これのもう少し詳しい内容をお願いいたします。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) この業務は、町内のお店をやっている方々に新商品をつくっていただいて、それを全国的にPRするものとそれから新町を中心とした観光のご協力をいただくという事業でございます。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) 委託料という言い方になっていますが、そうしますと特にどちらかのコンサルのようなところに委託するというわけではなく、そういったお店とか地域でのものということで考えてよろしいんですか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 平成24年度の実績で申しますと、黒川商工会富谷事務所のほうにお願いしております。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) たしか以前新しい商品が開発されて東京のほうでお披露目したようなお話もありましたけれども、そういったようなものということでよろしいんでしょうか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) そうでございます。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) それとちょっと関連するかと思うんですが、120ページの7款1項2目の商工振興費のほうの19節負担金、補助及び交付金の中で、みやぎまるごとフェア実行委員会というのがございます。私毎年同じことを質問しているんですが、非常に富谷町のブースが寂しいというよりはあんまり活気がないというような、いうところがちょっとほかから比べるとの話ですけれどもありまして、こういったところにそういったいろんな開発された商品、また吟醸鍋とかもあります。仙台鍋まつりということで吟醸鍋も出ていると聞いております。実際見ておりますけれども。こういったところでもう少しお披露目できるような感じというか、何かもう少しアピールできるようなものは考えておられないんでしょうか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 先ほどの事業等々も含めまして、富谷町の物産がこういうところに出店できるように今努力しているところでございます。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) 確認なんですが、そうしますと今ままでですとお漬物がメーンでございまして、あとそれに鳳陽さんとかが幾つか出ております。出ておるというよりただ置いてあるだけという感じが雰囲気的にはします。そういったことをもっと積極的に25年度は進めていくということでよろしいんでしょうか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 出店される方々を募りまして、このフェアに出店していただくようにお願いしていきたいと思っております。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) 以前もちょっとお聞きしたんですが、お声がけは出店依頼というかお願いはしているそうなんですが、乗ってきていただけないというのが多いようなお話を聞いております。ですけれども、せっかくこれだけの予算をつけていろんな新商品開発、実際に幾つかできておりますので、もっとやはり富谷町を、本当に県内だけの話になりますけれどもアピールするために、やっぱり本当に何とか皆様に出ていくような方策は真剣に考えていくべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 議員さんのおっしゃるとおり、今後一生懸命努めてまいります。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) 続きまして126ページ、8款2項15節工事請負費でございまして、道路のいろいろ整備が載っておりますけれども、この中に太子堂から下のほうに行きますとあけの平地区まで側溝整備という言い方になっておりますが、これはふたがけ、有蓋化ということでよろしいんでしょうか。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) そのとおりでございます。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) 幾つかメーター数を言っていただいたんですが、改めて太子堂からあけの平までおのおのこの項目、メーター数お示しください。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 太子堂地区が586メーター、富ケ丘地区が1,293メーター、常春が120メーター、とちの木が22メーター、鷹乃杜が662メーター、でよろしいですね。あとあけの平が150メーターでございます。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) この仏所太子堂中線のほうは、これは含まれないということでよろしいんですか。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 文字で表示しておりますように、のり尻側溝と言いまして、田んぼに接するところの排水路の整備でございます。これは仏所太子堂中線に絡んでの排水路整備ということになります。これは、42メーターでございます。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) それでは、続きまして132ページになります。8款4項13節委託料であります。一番下のほうにあります委託料であけの平地内緑地落葉集積業務、これの詳しい内容をお願いします。

委員長(永野久子君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) すみません、これにつきましては、あけの平地内の公園緑地に限らず、町内の公園緑地の落ち葉を集積する業務が近年、あけの平以外に成田、明石台でも落ち葉集積の要望が多くなってきておりまして、直営の業務員でいろいろ対応してきたところもあるんですが、それだけでは対応し切れない状況となってきているために、予算計上したものでございます。一応場所的には、あけの平三丁目公園、あとあけの平公園、あけの平三丁目の1号緑地、明石台三丁目公園、成田六丁目第2公園、富ケ丘一丁目第2公園、富ケ丘二丁目第2公園を予定してございます。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) やっていただければありがたいということもありますけれども、やはり今後非常にこの辺は経費的にこれから年々かさんでいくのかなと思いますけれども、その辺についてはどうお考えでしょうか。

委員長(永野久子君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 個別の業務自体は多少上がったり、下がったりするところもございますが、25年度予算におきましては除草業務でかなり少し安目に上がっておりまして、この辺で前年同様で対応できるのかなという捉え方をしてございます。

委員長(永野久子君) ほかに。小泉委員。

委員(小泉光君) 136ページの上のほうなんですけれどもね。木造住宅の耐震診断の助成からスクールゾーン内危険ブロックまで3項目上がっていますが、これらはどのようにして町民に知らせるのでしょうか。大変すばらしい施策だと思いますので、あえて質問します。

委員長(永野久子君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 広報やインターネットによりますPRとか行政区長会議とかでもお知らせしてございます。

委員長(永野久子君) 小泉委員。

委員(小泉光君) 多分聞き逃したと思うんですけれども、それぞれの補助率はどれくらいですか。

委員長(永野久子君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 木造住宅耐震診断につきましては、国が50%、県が25%、町が25%になってございます。木造住宅耐震改修工事につきましては、国が50%、町が50%で15万円ずつでございます。あと、30万円でございます。そのほかに県のほうの改修工事促進事業というのがございまして、そちらが15万円上限でございまして、これにつきましては丸々100%県費でございます。あと、危険ブロック塀の除却につきましては、国が50%、町が50%、あと生け垣等の設置事業につきましても、国が50%、町が50%でございます。

委員長(永野久子君) 小泉委員。

委員(小泉光君) そうすると今の答弁によりますと、耐震診断に関しては住民はただだということですか。

委員長(永野久子君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 平米数によって金額が違うんでございますが、200平米以下の場合ですと14万4,000円の費用がかかりますが、このうち補助で見られるのが13万6,000円になります。お客様の負担分といたしましては8,000円ということになります。

委員長(永野久子君) 小泉委員。

委員(小泉光君) 今の答弁だけでも非常にわかりにくいですよね。最初の答弁では国が50%、県が25、町が25を出すよと。ただし、200平米以下だと住民の払いとしては8,000円で住むということですね。200平米以上だったら幾らになるんですか。

委員長(永野久子君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) 200平米を超えまして270平米以下ですと、総体費用が15万4,000円になります。そのうち助成額が13万6,000円になり同じでございまして、申込者の負担額が1万8,000円になります。あと、270平米を超えまして340平米以下ですと、総額が16万4,000円になりまして、同じように13万6,000円を差し引きますと、お客様の負担分が2万8,000円になります。あと、340平米を超える建物になりますと、17万4,000円の費用になります。13万6,000円を引きますとお客様の負担額が3万8,000円でございます。

委員長(永野久子君) 小泉委員。

委員(小泉光君) 大変よくわかりました。8,000円、1万8,000円、2万8,000円、3万8,000円が住民の負担だということですね。それから、次の木造住宅耐震改修工事の助成なんですが、これは国が50%、県が50%で上限が30万円ということですか。

委員長(永野久子君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) そのようになります。それに合わせまして、県のほうの補助が促進助成事業ということでありまして、別に15万円になってございます。合わせて45万円でございます。

委員長(永野久子君) 小泉委員。

委員(小泉光君) 45万円は公費で補?がされるというような大変ありがたい話であります。それから、さっきちょっと聞き逃しちゃったんですけれども、スクールゾーンの危険ブロック塀の撤去のところですが、これはやめよう、ごめんなさい。先ほどの説明で耐震改修工事は10件を想定している。スクールゾーン内危険ブロック塀の除去は15件想定してそれぞれ450万円、120万円の予算の計上をしたんですが、大変いい助成してもらえるなと思ったものですから、これを例えば広報とかで宣伝すると、何かこの数字じゃないんじゃないかな、もっと多いんじゃないかなと思うんですけれども、その辺は補正でもしそういう事態が起きた場合は補正で対応するんでしょうかね。

委員長(永野久子君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) ふえた場合は補正対応になります。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 110ページ、先ほども同僚委員のほうからも質問されているんですが、6款1項1目13節の委託料、観光資源発掘調査業務なんですが、先ほどの答えでは緊急雇用として3名分ということで、電子化するという答弁でしたが、具体的に電子化というのはどういうのを電子化するという委託料なんでしょうか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 調査データを全てCDロム等でいただく、にしていただくということが電子化という表現をしております。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) CDロムに何を入れるんですか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 調査した項目、それから写真、それから集計データ等でございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) これ3名分というのは間違いないんですか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 3名でございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 同じく5款1項1目の19節補助金ですけれども、富谷シルバーセンターへの1,600万円、これは大分変わっていないんですけれどもずっとね、これは補助金の根拠というのですか、こういうものは根拠はあるんでしょうか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 当初国、それから町という形で補助しておりましたが、国の補助がなくなって町が1,600万円という形でなっております。定額、今のところ見直していませんので定額になっております。

委員長(永野久子君) 産業振興課長、もう一度。

産業振興課長(浅野康則君) 根拠はその当時の事務費等々の計算からなっているものと思います。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 例えば人数比とか、事務費とかというのあると思うんですが、その人数比で補助されているものなんでしょうか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) すみません。平成15年に補助要綱という形で作成しておりまして、補助対象は別に定める経費という形で、その運営に対する項目、補助対象経費という形で役員報酬から職員基本という形の内容等々が示されております。実際に積み上げたかというようなところの資料はちょっと見つかっておりません。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) ことしで要するに団塊の世代と言われる方々65歳を過ぎて、どんどん職場から退職してこられるわけで、やはり同じような1,600万円だけの補助というのはちょっと今後ふえるだろうと思うんですが、その辺の補助について、簡単に言えば増額する考えは、計画としてありますか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 上げるという計画にはまだ至っておりません。ただ、実際の運営、それからそのときの状況、それを加味しながら協議し、検討していきたいと思っております。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 明らかにふえる作業だと思いますので、その辺の根拠も含めてもう一度検討していただきたいというふうに思います。この補助金のほかに、シルバーに出している委託というのはどれぐらいありますか。おおよその金額でもよろしいんですが何件とか、その辺。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 産業振興課としてはシルバー人材のほうに委託したというところはございません。ただ、町全体でどこの課がどう委託しているかというところまで今把握はしておりません。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 建設部のほうではありますか。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 都市公園の除草業務、あと落ち葉集積等、あと成田せせらぎの水道の清掃というようなことが業務の中に入っております。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) もう一つ、112ページ6款1項1目13節なんですが、ここでGISデータの入れかえ業務というので3件分と言われたような気がしたんですが、15万8,000円って随分安いなと思ったんですが、入れかえ業務という入れかえというのは何を入れかえる業務なんですか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 実際に固定資産税等々で航空写真を撮っております。そういったデータをお借りしまして今現在産業振興課で使っているものに移しかえると。要するに、データの更新でございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) これは、委託しなければならないぐらいの業務量になるんですか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 委託と考えております。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 委託と考えていますというのはいいんですが、それぐらいの委託しなければならないぐらいの航空写真なんか見て、私は業務はわからないんですが、航空写真を上から見ますよね。そうすると、例えば小川宅に後ろのほうに物置つくっていたと、いうのは航空写真で発見された場合、そこに例えば10平米くらいふやしたとか、こういうことの業務なんですか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 固定資産税のほうで富谷町全域航空写真で撮っております。その中でデータについて今産業振興課に設置している機器のほうにデータをいただいて、それを使えるようにするという形なので、単なるOS、いろんな方々が業者さんによって多少違う点、いろんな点があると思います。ですので、これはプロにお願いしたいと思って委託費に計上しております。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 終わります、
 その件についてはですね。132ページの8款4項2目の13節、これも委託料になっているんですが、せせらぎの前から言っているんですが、毎年毎年予算積み上げていって、このままで行ったら何千万円もかかるという予算になるわけですけれども、毎年毎年ね。やはりそこは何かを調査をして、自然に流れが出るとかそういったものに研究するという、そういう調査というかそういうことについては考えてはみませんでしたか。

委員長(永野久子君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) せせらぎ水路とあと環水槽の清掃業務委託でございまして、高圧洗浄による年4回の清掃業務でございます。結構、かなり汚れもひどくて、この業務委託はやっていかなければならないというふうに考えてございました。自然流下等につきましては、まだ検討してございませんでした。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 実情はわかってんですよ。実情は。だけれども、毎年毎年これでみんな合わせると例えば390万円ぐらいなんですね。10年たてば3,900万円という、20年たてばもう7,000万円というふうにかかるわけですから、それではなくて自然のエネルギーを利用しながら研究をしていくというふうに、調査をするということについては考えませんでしたでしょうか。もう一度質問いたします。

委員長(永野久子君) 都市計画課長。

都市計画課長(佐々木俊男君) すみません。考えていませんでした。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) ぜひ考えてほしいもんだと思います。
 それでは、126ページ、8款2項2目15節、東向陽台地区の道路改修ですが、790メーターという先ほどご説明いただきましたけれども、これは地域的にはどういう場所でしょうか。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 今年度の早い時期に東向陽台二丁目の集会所周辺、3路線といいますか、やっておりますので25年度はウィンマート、東西のメーン道路あるんですが、それから南側の部分の残りについて7路線全てやりたいというふうに考えています。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) あと路線についてお聞きしたいと思います。この道路の路線番号というんですか、冊子ありますよね。今その冊子はあるんですか。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 冊子ございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 冊子というのは議員にもいただけるんでしょうか。

委員長(永野久子君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 必要であればおあげするんですけれども、毎年度道路台帳のほう修正業務やっております。一般の方に販売するというような冊子の、今までは成果品としてあげてございませんで、必要であれば増刷しておあげしたいというふうに。ただ、毎年変わるものですから、毎年違うものをやるというような状況になるので、できれば当課において予備品用意しておりますので、そちらで確認していただければというふうに考えております。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 最後になります。118ページの6款2項1目13の先ほども同僚委員のほうから言われたのですが、桜の森の維持なんですけれども、東向陽台1,038本の中には東向陽台のグリーンベルト付近というか入っていますでしょうか。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。

産業振興課長(浅野康則君) 入っておりません。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 入っていないんですね。まだ余裕あるようなので、そろそろ東向陽台地区のも入れていただいたらどうでしょうかね。

委員長(永野久子君) 産業振興課長。私語を慎んでください。

産業振興課長(浅野康則君) この役場周辺のものでちょうど1,038という形の調整をとっておりますので、この事業に関しては東向陽台の桜は入っておりません。

委員長(永野久子君) ほかに。
(「なし」の声あり)

委員長(永野久子君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。以上をもちまして、本日の議事を終了いたします。なお、次回は明日13日水曜日午前10時に引き続き行うことといたします。
  本日は、これにて散会いたします。お疲れさまでした。

午後4時30分 散会

平成25年予算審査特別委員会(第3号)

平成25年3月13日(水曜日)

富谷町議会予算審査特別委員会は、富谷町議会議場に招集された。

出席委員 18名

  • 委員長 永野久子
  • 副委員長 小川昌義
  • 委員 相澤榮
  • 委員 渡邊俊一
  • 委員 磯前武
  • 委員 佐藤聖子
  • 委員 細谷禮二
  • 委員 山路清一
  • 委員 佐藤克彦
  • 委員 千葉達
  • 委員 森栄
  • 委員 安住稔幸
  • 委員 浅野直子
  • 委員 高橋正俊
  • 委員 三浦邦夫
  • 委員 出川博一
  • 委員 菅原福治
  • 委員 長谷川隆

欠席委員 1名

  • 委員 小泉光

職務のため出席した者の職氏名

  • 議長 浅野幹雄

説明のため出席した者の職氏名

  • 町長 若生英俊
  • 副町長 千葉芳樹
  • 福祉部長 奥山吉信
  • 福祉部長寿福祉課長 安積春美
  • 福祉部長寿福祉課長補佐 狩野悦子
  • 福祉部長寿福祉課長補佐 中山高子
  • 福祉部健康増進課長 小松巌
  • 福祉部健康増進課長補佐 高橋加代
  • 福祉部子育て支援課長 瀬戸けい子
  • 福祉部子育て支援課長補佐 千葉正俊
  • 教育長 菅原義一
  • 教育次長 小山直樹
  • 教育次長 佐藤信夫
  • 学校教育課長 神田能成
  • 学校教育課長補佐 赤坂松子
  • 生涯学習課長 佐藤英樹
  • 生涯学習課長補佐 櫻井武司
  • 生涯学習課長補佐 相澤美和
  • 学校給食センター所長 高橋作喜男
  • 学校給食センター副所長 郷右近衛

議会事務局職員

  • 議会事務局長 須藤辰夫
  • 次長 泉川潤哉
  • 主任主査 津久家直美

午前10時00分 開会

委員長(永野久子君) 皆さん、おはようございます。
 本日の出席委員は18名であります。定足数に達しますので、直ちに本日の予算審査特別委員会を開きます。

議案第26号 平成25年度富谷町一般会計予算

委員長(永野久子君) 議案第26号平成25年度富谷町一般会計予算を議題といたします。
 なお、本日の日程は、一般会計のうち福祉部長寿福祉課、健康増進課、子育て支援課及び教育委員会の所管に属する予算について審議をいたします。
 これより、各担当課長へ内容の説明を求めます。
 最初に、長寿福祉課長。

[長寿福祉課長、健康増進課長、子育て支援課長、学校教育課長が予算書のとおり内容の説明を行った]

委員長(永野久子君) この際、11時10分まで休憩いたします。

午前10時56分 休憩

午前11時10分 再開

委員長(永野久子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 学校給食センター所長、説明をお願いします。

[学校給食センター所長、教育次長、生涯学習課長が予算書のとおり内容の説明を行った]

委員長(永野久子君) 以上で、説明を終わります。
 これより質疑に入りますが、質問者及び答弁者は、要領よく簡潔な質問と答弁、そしてスムーズな議事進行にご協力お願いいたします。
 また、質疑は、ページ、款項目を明示し、行ってください。
 質疑ございませんか。菅原委員。

委員(菅原福治君) 私から子ども医療費についてお尋ねいたします。ページで言えば79ページですね、7目子ども医療費助成についてお伺いいたします。右側の80ページの主な事業と金額ということで1億7,076万円というふうに記されておりますが、それについてお尋ねいたします。説明あったかと思うんですが、私聞き漏らしたと思うんですけれども、今回、今年度までは医療費助成の中にこの子ども医療費助成が入っておったんですけれども、新たに来年度は目に格上げしたというのは、理由は何でしょうか。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) なかなか医療費が、福祉3課で持っているところでわかりづらいというところがありましたので、医療費助成を子ども医療費というふうに別くくりに、子育て支援課分ということで計上させていただいているものでございますので、あと新たに未熟児の養育医療と障がい児の育成医療、これが県からの移譲事務で新たに加わっておりまして、全部で4つの医療費の助成を子育て支援課が実施するということで、新たに目ということで設定させていただいたものでございます。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) わかりやすかったと思います。子ども医療費助成は平成21年に小学校3年生まで通院が拡大されました。このことは、本当に子供のいるお母さん方から大評価を得ているところでございます。今年度の最終見通しは助成額が幾らぐらいになるか、教えていただきたいと思います。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 24年度でいきますと、約2億円かなというふうに思っております。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) それでは、これを今までいろんな方から拡大の話が出たと思いますけれども、その都度今検討というか、もう少し時間をくれという回答でありました。計算はしていると思うんですが、小学校4年生から中学校3年生の15歳まで医療費を拡大した場合の試算はできているんでしょうか。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 試算でございますが、およそ1億円の増額になるかなというふうに考えております。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) 1億円増額ということで、わかりました。詳しいことは、私はあと6月の一般質問にとっておきたいなと思っております。
 次、生涯学習についてお尋ねします。生涯学習の157ページについて、10款5項1目の社会教育総務費についてお尋ねいたします。その中の総務費で生涯学習推進事業1,202万6,000円とありますが、この事業は先ほどもあったと思うんですけれども、放課後子どもプラン推進というのありますけれども、それと連携だと思いますが、この事業の詳しい内容をもう少し教えていただきたいなと思います。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 放課後子ども教室事業ですけれども、先ほどお話ししたとおり、まず今は6館の公民館のほうに設置しております。県からの委託ということで、年間50回以上1つの公民館のほうで実施していますけれども、実際現在富谷町で行っている1館の平均は90回から130回ぐらいです。中身については各館それぞれ自由にコーディネーター、あと学習アドバイザー、安全管理員が相談をして内容を決めておりますが、ホールを使った運動、あとは地域のサークルの方を使った紙芝居等、そういうものについて取り組んでおります。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) そうするとこれは財源的には、財源の中身は国、県ということで、町は持ち出しないということでしょうか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 町の持ち出し分は受益者負担分となっておりますので、大体消耗品、それぞれ子供が使う折り紙等、そういうものについては町のほうで負担するようになっております。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) 先ほども人数ありましたけれども、6館で子供さん延べ何人ぐらいになるか教えていただきたいのですけれども。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 24年度につきましてはちょっと今手元に資料ありませんが、25年度につきましては、すみません、23年度につきましては延べ6館全館で2万4,851名。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) これの保護者の評価というのはどんなものがありますか、教えてください。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 実際に児童クラブの子供たちにも募集をかけていますので、児童クラブの子供たちですと、日々活動がパターン化してきますが、週に2回から3回この事業を公民館で行っていますので、子供たちにとりましては大変地域の方との出会い、あとはふだんできない親ができない体験をできるということで、好評であります。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) これは、講師は先ほどコーディネーターとかいろいろありましたけれども、地域の方も依頼されているんでしょうか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 1つの例でありますと、例えば富谷中央公民館ですと囲碁のサークルがありますが、その方々が子供たちに囲碁を教えております。各公民館のサークルを活用して取り組んでおります。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) これは、一般住民の昔とったきねづかというんですか、そんなのを生かしていると思うんですけれども、人員的には間に合っているんでしょうか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 県からの委託の条件に、必ず学習アドバイザー、これは今学力向上ということで、放課後子ども教室にも半分以上は学習、勉強を入れてほしいということで位置づけられています。あとはプランをつくるコーディネーター、あとは安全管理員としまして児童を見守る安全管理員、この3人を必ず配置するということになっています。今6館とも3人の方が配置されておりますので、人員的には十分間に合っております。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) わかりました。
 次に、その下の共同教育推進事業421万7,000円についてお尋ねします。これは、地域と学校をつなぐ取り組みと連動していると思うんですけれども、これも若干ちょっと詳しくお話しいただきたいなと思います。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 予算説明と重なる部分があるんですけれども、この事業につきましては、3つの事業に取り組んでおります。1つは学校教育支援、2つ目が地域活動支援、3つ目に家庭教育支援ということで取り組んでおります。富谷町では、学校教育支援については平成20年度から学校支援地域本部事業に取り組んでおりました。それで今回プラットフォーム事業協同教育推進事業となりましたので、県のほうから3つの取り組みに力を入れたいということで、富谷町もそれに手を挙げまして取り組んでいる状況でございます。学校教育支援につきましては、各公民館に地域コーディネーターを配置して、学校から事業支援の依頼があった場合に、コーディネーターが地域の方々からボランティアを募って学校のほうに派遣するという事業です。
 2つ目の地域活動支援ということで、いろいろな活動考えられますが、富谷町では西成田コミュニティセンターという大変すばらしい施設がありますので、そこを使って2つのねらいで行っています。一つは親子の触れ合いをするということ、もう一つについては自然体験をするということで、年間6回ですけれどもそれぞれ1つ目は森づくりの自然体験学校、2つ目は大亀山で昆虫採集をして西コミで標本をつくる。あとは、たこづくり等そういうものを年間6回やっております。あと、もう一つの家庭教育につきましては、公民館でやっています幼児教育2歳児、3歳児の幼児学級がありますので、そちらと連携しながら取り組んでおります。25年度は家庭教育の幼児学級のほうに力を入れていきたいと思っております。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) これも、国、県が絡んでいる事業だと思うんですけれども、恐らく地域住民の方が講師を務めていると思います。何を言いたいかといいますと、この2つの事業とも地域の住民が講師となってやっている場合が多々ありますので、ぜひ地域の住民も確かに昔とったきねづかであるとしても、やっぱり事前研修が必要だという声も私の耳に入っています。ぜひその辺の対応をお願いしたいなと思います。いかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 学校支援というのは特別なもので、ふだん学校に入らないと学校の様子というのは、学校のルールとかわからないので、必ずボランティア研修会というものを各公民館で実施しております。そこでボランティアの意味、意義、あとは学校のルール、あとはいろいろ約束事がありますのでそちらのほうも取り組んでおりますので、そのほうにこれからも進めていきたいと思います。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) わかりました。生涯学習というのはこれから物すごい大事になってくると思うんですね。そういう中で、年代をもっと広げてというか、もう少し高年齢というか、高齢者のほうまで広げていただきたいなと思います。全ての年代とは言いませんけれども、できれば本当に定年終わって、うちにいて時間の過ごし方がわからないという部分の方も結構いらっしゃるので、その方に対しても生涯学習、高年齢の方は、勉強というのはいつでもする気持ちはあると思うんですね。そのきっかけがつかめないということですので、ぜひ年齢を広げていただきたいなと、生涯学習という意味で年齢を広げていただきたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 退職した年齢の方につきましては、これまでの経験、知識がたくさんありますので、それを子供たち、地域に返すということで、循環社会という面からもその方をたくさん活用していけるように、いろいろ広報をしてボランティア等に参加していただけるようにしていきたいと思います。

委員長(永野久子君) 菅原委員。

委員(菅原福治君) ひとつよろしくお願いします。それは、財源のほうの裏づけもぜひ、先ほど県と国の助成がほぼだというふうに聞いていましたので、町の財源も含めて、これから市制を目指す中で、生涯学習というのは物すごい大事になると私は思っていますので、ぜひ財源も含めて確保のほうよろしくお願いしたいと思います。質問です。

委員長(永野久子君) 今のは質問ですね。生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) この被災地支援の事業2年間ということで、学びを通じた被災地コミュニティ支援事業というので、国のほぼ全額委託金になっておりますが、その前までは平成20年から町の予算のほうで、県の補助金を利用して3年間行ってきました。そこで、学校支援について地域づくりには大変いいということで、予算300万円ほどとっていたんですけれども、ほかの市町村はその県のお金がなくなった時点で、随分やめたところがあります。富谷町につきましては、それと全く同じ学校をですね、次の年もつけてそれを継続しております。これまで活動が広がっているのかなと思いますし、それを続けたことによって国からの委託金というときに早目に声がかかって、その委託金の活用をどうぞということになりました。ですから、もしこの委託金がなくなっても、そのように町の財源で続けていきたいと思います。

委員長(永野久子君) ほかに質疑。出川委員。

委員(出川博一君) それでは、私から139ページ、140ページ、2款1項の教育総務費に関連してちょっと質問したいと思いますけれども、教育関係の予算が全体の予算総額の中に占める割合が非常に高くなってきています。これは事情はわかります。学校増築しなくちゃない、学校つくらなくちゃないということで。ただその中で全体の予算を見ると、維持管理費が大分削られて、何とかその財源を捻出しようというような動きがあるように思われるんですけれども、そういう理解でよろしいでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 教育関係の予算につきましては、今議員からお話があったように、各建設等があってかなり占める割合が高くなってきているというのも十分承知をしているところでございます。そういったことから、維持管理を行う上で小学校7校、中学校5校ございますけれども、より効率的に使用してもらう、あるいは緊急性があるのか、あるいは効果はどのぐらいあるのか、そういったことも踏まえてヒアリングを行いながら、適正な予算の計上をしているというところでございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) そういうことなんだろうと思うんですけれども、例えば小学校で540万円、中学校で1,050万円、幼稚園で600万円、公民館で2,400万円と大分維持管理費に関する費用がカットというか、不要不急のやつを除いて最小限の予算というふうに見られるんですけれども、そういう理解でよろしいでしょうか。ということは今までいわゆる維持管理費に、放漫とはいいませんけれども、それほど精査していなかったんじゃないかというふうに思われるんですけれども、いかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 当然従来からも各学校とのヒアリングを行いながら予算計上していたということがございます。ただ、教育にかかる費用が大分高くなってきているというのも現状でございます。そういったことから、先ほども申し上げましたけれども、本当に今年度必要なのか、それとも次年度で大丈夫なのか、そういった全体的な金額と、25年度必要なのかというふうなその辺のバランスも考えながら、予算計上をしているというところでございます。

委員長(永野久子君) この際、1時まで休憩いたします。

午前11時59分 休憩

午後 1時00分 再開

委員長(永野久子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 出川委員。

委員(出川博一君) 先ほどの続きなんですけれども、非常に教育に関連した部分では苦心された予算編成だったというふうに拝見はしておりますけれども、逆に言えばそれぞれの維持管理費においては、来年度の25年度予算ぐらいで対応可能だということか、もう一度確認したいと思います。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 維持管理の経費につきましては、25年度予算ヒアリングを行って、今回計上の予算になったわけでございます。それを踏まえると、特別な状況がない限り、同様の金額程度でいくのではないかというふうには考えてございます。

委員長(永野久子君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 今議員の質問に関連して申し上げますけれども、3%削減というふうなこと、今回方針の中に掲げて財政なりそれぞれの担当課で申し上げているとおり、2億5,000万円を目標に、また2億円前後というふうなことでの25年度の予算編成に当たりましたと、このようなことの背景の中に今のことがありますので、ですから二千数百万円数字を比べていただいて、このぐらい圧縮されました、ここの部分ではこうですというようなことの寄せ集めが2億円前後というふうなこととなりますね。したがいまして、こういう取り組みを私も7年目にして初めてですので、恐らく折々にこういったことの見直しをしながら、したがってその圧縮した分が今までは無駄かと、そういうことでもないと思うんですね。ですから、そういうふうなことの中で、限られた増収の中で1回全体をフィルターにかけながら、先ほどの説明ありましたように、西コミの警備業務、これを重点特化しましょうというふうなことの中で見直しが図られて25年度やってみましょうと、こんなふうなことでありますので、今までの延長上にある25年度ではなくてということでご理解いただけたらと思います。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それでは、次2目の事務局費、これはまた数字をいうとあれなんですけれども、600万円ほど減額になっているんですけれども、中身を見ると多分人件費の部分で490万円、約500万円、それから教育総務事務で140万円ほどマイナスかと思うんですけれども、職員の給与人員が8名から7名に減ったということなんですけれども、これは担当がえか何かなんでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 人件費の部分の計上につきましては、学校教育課のほうではなくて総務課のほうで計上しているわけでございますが、現在正規職員7名という形でございますが、現状どおりで予算計上されたというふうに認識をしております。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 25年度の予算の中の7名の中で管理職は何人おいでになるんでしょうか。いわゆる時間外のつかない管理職は何人ですか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 2名でございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 24年度8名の人員の中での管理職は何人ですか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 2名でございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) ということは、時間外対象者は6名から5名に減ったと、1名減だというふうに思いますけれども、時間外の項目を見ますと時間外相当額で9万7,000円減になっておりますけれども、その理解でよろしいんですか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 25年度の人事につきましては、今からということにはなろうかと思いますけれども、最終的な人事が固まり次第、補正予算等も当然あるのではないかというふうに認識しております。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) そうすると時間外の相当額ということで、去年の59万円から次年度は49万3,000円ということで、時間外対象者が5名ということですので、年間1人10万円程度かというふうに概算見られるんですけれども、そういう理解でよろしいんでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 算定、詳細はちょっと持ち合わせてはいませんけれども、人数と金額だけで見ればそういったことかとは思います。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それでは、必ずしもそうではないですけれども、この教育総務の中で全国学力学習状況調査採点及び集計業務、これが25年度は計上されていないんですけれども、その理由をお聞かせください。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 昨年度は、学力調査につきましては抽出調査ということで自前で集計業務、採点業務を行うために委託を行ったという原因がございます。今年度ですね。25年度につきましては、しっかり調査ということで国のほうで集計から採点の業務を行うということで、25年度予算には計上していないというところでございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 幼保小連携推進事業、これは今年度は30万1,000円ほど計上されておったんですけれども、この事業は来年度は取りやめということなんでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 幼保小連携推進事業につきましては、平成23年度から2年間の県教育委員会からの指定を受けて行っている事業でございます。23、24と2カ年は終了したということで、25年度予算には計上していないということでございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) その事業は、補助がない、いわゆる指定がなくなれば必要のない事業だったんでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 23、24年度の推進事業につきましては、幼稚園、小学校、中学校と連携をして子供たちに合ったような対応をしていくということで行っているわけなんですが、2年間の事業を行って、一定の取り組みの成果がある程度できているというふうに認識しておりますので、そういった成果をそれぞれの学校なり、幼稚園のほうに周知をしていくことで対応できるのではないかというふうに考えてございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) あとは、学力向上パワーアップ支援事業、この事業内容を教えていただきたいんですが。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 学力向上パワーアップ支援事業につきましては、教育力を向上させるということは教育財産が教師力だというふうなことから、学力向上のプロジェクト会議を実施したり、学力フォーラムを行って全ての幼稚園、小学校、中学校の先生方の資質向上を図るといったような内容が主なものでございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) この予算は毎年減額されてきておりまして、ということは、もう教師の教師力がついてきたということで減額されているんでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) こちらの学力向上パワーアップ支援事業も2カ年の補助事業だったわけでございます。しかしながら、教師の教育力向上は継続をさせなければならないというふうなことで、現在単費でこちらの事業を行っているものでございます。ということは、当然必要ではなくなったということではなくて、必要に応じて実施をしている、次年度も行うということでございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) そうすると、補助事業は23、24年度で、25年度は単費でやるということでよろしいんでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 補助は22年、23年度でございます。24年度は単費として既に行っている事業でございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 子どもまつりの24年の執行額は幾らだったんでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 約250万円でございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それで、25年度は50万円減額ということなんですけれども、その理由は、24年度は300万円、25年度予算は250万円ということで、50万円減額になっているんですけれどもその理由をお聞かせください。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 一つは、実績が24年度も23年度も約250万円というのがございます。もう一つは、子どもまつりにつきましては、平成20年から行っておりまして、5回を重ねているというところでございます。子どもまつりについても、一般質問等もございましたけれども、内容をさらに検討していって、さらにその子供たちが中心になって行えるおまつりに内容を吟味していこうというふうなことでございます。そういったことも含めて250万円にしたというところでございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それでは、3目の教育振興費のところで21節貸付金、奨学生貸付金1,848万円ですか、計上されておりますけれども、24年度の執行額は幾らでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) すみません、もう一度よろしいでしょうか。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 奨学生貸付金ございますよね、1,848万円の予算計上なんですけれども、24年、ことしの執行額は幾らでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 24年度につきましては600万円でございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) たしか24年の補正では644万円になるんじゃないかなと思うんですけれども、600万円でよろしいんですか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) すみません、約というのを忘れました。約600万円ほどということでございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) わかりました。ただ、執行額が600万円ちょっと、25年度今度の予算が1,848万円ということで大分乖離があると、補正予算のときも質問があったりなんかしたんですけれども、これはいわゆる借りにくい面があるんじゃないかという答弁があったかと思いますけれども、それに対する手だては何か考えておられるんでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) この奨学金の制度につきましては、経済的な理由で進学が困難だという方に学費を貸し付けるという目的で行っているわけでございます。結果としてその貸し付けを受ける方が少ないという状況がございます。しかしながら、周知の内容につきましては広報紙のほうで2回行っておりますし、ホームページのほうでも行っております。かつ学校を通じて保護者のほうにお伝えしておりますので、その周知活動とすれば、保護者の方々の理解はあるのではないかなというふうに思います。一方で、貸し付けを受けるのになかなか困難なことがあるのではないかなというところでございます。一般質問の中でも連帯保証人なども一つの要因ではないかというようなこともお話をさせていただきましたけれども、もう一つの理由としましては、奨学金につきましては、借りた学生本人が卒業後に6年以内で償還をしなければならないという制度になってございます。そういった趣旨から子供に負担をかけたくはないというふうな保護者のほうの心理も働いているのではないかなというふうに考えてございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) であれば、やっぱり募集要項といいますか、その辺の変更をする必要があるんじゃないでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 奨学金も当然公金であるわけでございます。公金を貸し付けるということで、当然それは返していただかなければならない金額であるというのがまず前提でございます。ほかの自治体もそうでございますけれども、連帯保証人あるいはその保証人をつけた形で貸し付けを行うというふうな形になってございますので、現在のところ要綱等の改正の予定はございません。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) であれば、多分これは補正で減額になる可能性が非常に高いと思いますので、そういう意味では予算計上のとき、もう少し検討の余地があると思うんですけれども、いかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 予算計上に当たっては、貸し付けを受けたいけれども予算的には貸せる金額がなかったというのはちょっとこちらとしてもぜひ避けたいところでございます。当然、高校、大学と10人ずつの新規の貸付者を見込んでございます。最初から予算の枠のハードルを下げるということではなくて、多くの方に周知をして、経済的に困っていればぜひ借りていただきたいというところでございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) そういうふうに言われると、私もじゃあ補正で増額、足りなかったら後で追加補正出せばいいんじゃないかというふうに考えちゃうんですけれども、そういう議論にはならないでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 入学するときに、春先に資金というものが必要になると思います。奨学金につきましては、4月の頭の段階で選考委員会を行ってそこで決定をして、5月の頭には支払いをするというふうな日程でございますので、当然当初予算の段階で計上する必要があるというふうに認識をしております。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 最後の項目で1目の教育委員会費について二、三お尋ねします。1つは、交際費20万円あるんですけれども、この交際費については町長が公表されているような形は考えてはおらないでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 教育長の交際費につきましては、ホームページ上には現在上げてございません。しかしながら、今後検討させていただければと思ってございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それでは、ここにあります報酬で61万2,000円と費用弁償で21万1,000円ほど計上されているんですけれども、これは教育委員の報酬費用弁償と捉えてよろしいんでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 教育委員の報酬と費用弁償でございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) これは、何名分でしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 4名分でございます。教育長を除いて4名分でございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 24年は同額ですけれども、24年は何名分の予算だったんですか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 同様に4名でございます。

委員長(永野久子君) 三浦委員。

委員(三浦邦夫君) 初めて質問しますので緊張で心が震えておるんですが、144ページ10款1項2目の黒川地域行政事務組合のけやき教室についてお尋ねします。実際に今生徒数、24年のときは何名だったんでしょうか。学年別に教えていただければと思います。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 25年の1月の状況でお話をさせていただきます。学年別、小学生は1名だけでございます。6年生でございます。中学生が5名でございます。中学生は1年生2人、2年生が3名でございます。

委員長(永野久子君) 三浦委員。

委員(三浦邦夫君) 私もつい前まではその関係にちょっと携わっていた人間なんですが、人数的には非常に少ないということもありますが、学校にもやっぱり来られないという子供さんがけやき教室に行って、少しでも学校の雰囲気とかあるいはそのうちの小学校から中学校、中学校から高校ということもやっぱり考えてのけやき教室だと思うんですが、今までのところ中学校から高校のほうへの進級の割合とか、そういうようなところはどのぐらいまでつかんでいるかを教えていただければと思います。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 割合まではつかんではございません。

委員長(永野久子君) 三浦委員。

委員(三浦邦夫君) 割合というか、私が携わっていたときは、何かかにかの関係で高校のほうにはとにかく行っていたということで聞いていたんですが、その後ちょこっと離れていたもんですから、その辺のところちょっとお聞きしたいなと思ってお話ししたんですが。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 具体的な数字は現在ちょっと持ち合わせてはいないんですけれども、ただ中学生でもけやき教室のほうに通っている方もございました。3年生でも。そういった方々については高校のほうに進学をしましたよなどという情報についてはお寄せいただいたこともございます。

委員長(永野久子君) 三浦委員。

委員(三浦邦夫君) これはなかなか表面に出にくい行政なんですよね。それで、一番大事なことは、そういうお子さんたちがどういうふうな方向へ進んでいくかというような追跡調査というのが、やっぱり教育的な観点からは絶対に大事じゃないかなと思うんです。ですから、けやき教室あるよと知っている方なんかもかなり少ないんじゃないかと、なかなか表に出せないようなところもあると思うんですが、そういうところでやはり今年度終わった子供たちはどんなふうな方向へ行くのかとか、あるいは小学校から来ていたけれども中学校に来たら普通の学校はとにかく、保健室登校でも行くようになったとか、そういうふうな追跡調査というのは絶対にするべきだというふうに私は思っていますので、今後そういうふうなことでぜひ進めていただきたいと思います。

委員長(永野久子君) 質問にしていただいたほうがいいですね。

委員(三浦邦夫君) そのようにしてほしいと思うんですが、質問します。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 小学校から中学校に上がるという場合については、当然調査を行っているところです。また、中学校からどういった進路になるかというのも、そちらもあわせてこちらのほうで調査を今後かけていきたいというふうに思います。

委員長(永野久子君) 三浦委員。

委員(三浦邦夫君) 次に、先ほど同僚委員からの質問があったんですが、同じページで富谷の子どもまつりの事業の補助金、50周年の町制施行の日、今度またしくわけですが、その何ですかね、50周年の記念事業、いろいろなところやっている中で、なぜ子どもまつりが50万円減っちゃったのかという、内訳が何かちょっと先ほどの説明では納得いかなかったんですが、250万円でもやっていけるという言い方だったんですか、先ほどは。ちょっとお聞きしたいんですが。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 50万円ほど減額をして予算計上しております。先ほど申し上げた内容は、5年を子どもまつりが経過しました。新年度25年度については6年目を迎えるということで、内容をさらに検証していく必要があるというふうに考えております。その中で、より子供たちが主体のまつりに、もう一度原点に戻って行っていく必要があるのではないかというふうにも考えております。そういった中でさまざま委託などを行っていた経緯もございますけれども、そういったものも検証しながら行っていくことで、250万円でやれるのではないかというふうなことで計上したものでございます。

委員長(永野久子君) 三浦委員。

委員(三浦邦夫君) 前に一般質問で話をしたんですが、子どもまつりはほかの地域にはない非常にすばらしいおまつりだと思います。それで、私は内容をもっと吟味してほしいというようなことも話したことがあるわけなんですが、50万円減額しても内容はもっとよりすばらしいものになっていくということであれば、それはそれで結構だと思うんですが、300万円であったのが50万円減額しても、5年間経過したからといって、5年間経過しているがゆえに、なおかつ充実させるという方向は考えないんですか、質問します。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 当然内容の充実というところで、こちらのほうでは考えているところです。より内容を充実させるために今後具体的に進めていきたいなというふうには考えてございます。

委員長(永野久子君) 三浦委員。

委員(三浦邦夫君) それでは、別なところでお願いします。168ページ、10款5項5目13節の講師派遣業務サッカー教室というのは2万円となっているんですが、これは公民館の費用の中だと思うんですが、どういう内容なのかサッカー教室等と書いてあるんですよね。それで、サッカー以外の種目とかというのも考えるのかどうなのか、その辺の計上の仕方、ちょっと教えていただきたいと思います。

委員長(永野久子君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) 公民館で講師を招いて教室をやるという事業でございます。やっている公民館が富ケ丘公民館、それからあけの平公民館、成田公民館ということで、サッカー教室というところで実施するものでございます。

委員長(永野久子君) 三浦委員。

委員(三浦邦夫君) サッカー教室だけだと2万円となっているんですが、これ対象は高年齢者なのか、あるいは小中学生なのかとほかのスポーツは考えないのか、以上お願いします。

委員長(永野久子君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) 少年教室というところで取り組んでおりまして、児童を対象にしているものでございます。

委員長(永野久子君) 三浦委員。

委員(三浦邦夫君) スポーツはいろんなスポーツがあるのは当然でございますが、今回ここに一角にわずか2万円の計上でサッカー教室等と書いてある、その辺のところをもう少し拡大するとか、あるいはスポーツを広げるとか、そういうことは考えていただけないんでしょうか。

委員長(永野久子君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) 今回サッカー教室ということで限定している表現をしていますけれども、これからいろいろ富谷町のスポーツ振興基本計画にも載っていますけれども、生涯学習に取り組む拡大をというところでは、公民館でも取り組んでいければなというふうには考えてございます。

委員長(永野久子君) 三浦委員。

委員(三浦邦夫君) ですから、その計上の仕方だと思うんですが、今回はと、サッカー教室等というのは結果的にサッカーだけだということですよね。ですから、やっぱりいろいろ子供さんはいろんなことを多岐にわたってやりたいということだと思うんですよ。ですから、そういうことも今後の課題として取り組んでいただければなというふうに思います。
 もう1点お願いします。170ページ、10款6項1目1節のところだと思うんですが、これいろいろ書いてあるところでお聞きしたいと思います。スポーツ団体育成人材育成事業で669万8,000円と計上していますが、その内容をまずお聞かせください。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) これにつきましては、中学生のスポーツ交流大会、部活動の大会の支援をしております。あとは、小学校ですとスポーツ少年団の交流大会の支援をしております。あとは、スポーツ推進員会議を開催しまして、富谷町のスポーツの団体育成、人材育成等について協議をしております。あと、今年度新しくですが全国少年少女野球教室とプロ野球のOBを招いて50周年記念事業として開催する予定でございます。

委員長(永野久子君) 三浦委員。

委員(三浦邦夫君) 今お話ししていただいただけでも、すごいすばらしいことなんですよね。ただ、ここにスポーツ団体育成人材育成事業と、紙面の都合もあるかとは思うんですが、そういうときに例えば先ほどのお話とかの中でもそういうような中で、こういうふうなお金の使い道ですと、計上していますというふうにお話ししていただきたいと思いますし、これからもますますそれは続けていっていただきたいと思います。
 もう一つ、ニュースポーツ推進事業の27万9,000円、これはどういうふうなことか教えて下さい。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) これにつきましては、毎年7月に開催していますスポーツフェスティバルに係る事業費です。スポーツフェスティバルにつきましては、既存のスポーツだけではなくてニュースポーツ、ユニカール、あとはグラウンドゴルフ、五色綱引き等そういうスポーツに触れるということで取り組む事業でございます。それに係る経費でございます。

委員長(永野久子君) 三浦委員。

委員(三浦邦夫君) それでは、もう一つそこの下のスポーツ競技推進事業82万円、この内容を。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) こちらはスポーツ競技ということで、町で行っています町民バレーボール大会、町民卓球大会、あとは町民バトミントン大会、あとはインドアテニス大会等を今度は競技レベルを向上するということで行っているスポーツ大会でございます。

委員長(永野久子君) 三浦委員。

委員(三浦邦夫君) わかりました。それはそのとおりでこれからますます高めていっていただきたいと思います。
 次、172ページ、10款6項2目4節とみやスポーツスクール運営事業87万2,000円の内容、それから同じく、1つずつですね。それ1つお願いします。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) これにつきましては、町民バトミントン教室、あとは町民のいろいろな教室を実施しているものでございます。

委員長(永野久子君) 三浦委員。

委員(三浦邦夫君) 多分そうすると硬式テニスの練習会みたいなのもそれに入るということになりますか。そうすると、そういうようなのに関しても消耗品費と備品とありますよね。卓球関係の方からお話があったんですが、ダブルスとシングルス全部を一緒にやりたいんだけれどもどうしても卓球台が足りないと。5台あればいいんだけれどもというお話を承ったことがあるんですが、そういうような消耗品費と備品の計上は、私一生懸命探しているんですが、目が悪いかどうか見当たらないんですが、どういうところに計上しているかお聞きしたいのですが。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 消耗品費ですと、例えば72ページ、170ページ10款6項1、保健体育総務費の11節需用費ということで消耗品費というものがあります。これがいろいろスポーツ大会とかに係る消耗品費でございます。これまででいうとバレーボール教室でバレーボールを買ったり、ラインテープを買ったり、またバトミントンであればシャトルを買ったりでございます。あとは、備品ということですと174ページになります。18節に備品購入費というのがあります。そちらですと、先ほどの予算の話もしたんですけれども、ことしはアルミベンチ、あとはテニスコートの給水ローラー、あとまたラインカー等を買ったり、あとは高齢者向けのトレーニング室のバイクを買ったりということで、今年度は主にテニス競技を中心にそういうものをやっております。あと、今後一つ一つの競技に特化して、満遍なくそういうものを用意していきたいなと思っております。

委員長(永野久子君) 三浦委員。

委員(三浦邦夫君) 今年度はそういう方向にしか予算が回らないということであれば残念だと思うんですが、ぜひ町民の声もお聞きしていただきたいと思います。
 それで、私、前の質問で中学校の教師の77%が指導力不足というか、指導ができなくて困っていると。しかも、53%以上がというお話をしたんですが、ぜひ中学校のそういう全くわからないとか、素人とか、そういう人たちを指導助言する会を設けてくださいというようなこととか、あるいは富谷町のそれなりのオールマイティのプレイヤー等がいると思いますが、そういう人たちを含めてそういう中学校の教員をやっぱり少しでも手助けするというようなこと、お話ししたと思うんです。そういうような指導者講習会とかいうようなことの経費はどちらに計上してあるか、お聞かせください。

委員長(永野久子君) 部活動ですよね。

委員(三浦邦夫君) はい、部活動というか、よろしいですか。

委員長(永野久子君) ちょっと待って下さい。まず、学校教育課長ご答弁ください。

学校教育課長(神田能成君) 外部講師事業ということに絞れば、こちらは県の事業ということになります。ですので、こちらの予算、町の予算の中には計上はされてございません。

委員長(永野久子君) 三浦委員。

委員(三浦邦夫君) やっぱり日本一の教育まちづくりを町長が宣言しているわけですから、県でやるかやらないかだけじゃなくて、富谷町独自でも少しでも、富谷町はやっぱり教育にうんと力を入れているぞとか、あるいは富谷の町長は学校教育にうんと力を入れているとかいうような、他の市町村がやればやるし、やんなければそれに同調するということじゃなくて、あくまでも先見の明でもっと前向きに捉えて、こういう計上もしていただければと思います。以上、質問終わります。

委員長(永野久子君) 質問、以上でいいですね。佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 86ページです。85、86。3款2項4目保育所費でお尋ねします。7節に賃金がありますが、この賃金何人分でしょうか。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 保育所費の賃金につきましては、臨時職員が32名、パート職員が31名でございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 合計で63人、この人たちは全て保育資格を持っている人ですか。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) パート職員31名のうち14名は給食のほうのパートでございますので、それ以外の職員については全て保育士の資格を持っている職員でございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 臨時採用で3年継続しながらということがありましたが、この3年過ぎた保育士というのは何人ですか。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 25年度に残る職員としては6名というふうに考えております。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) そうしますと、これを繰り返しながらいくわけですが、全部が3年継続という採用の仕方になっていますか。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 臨時職員については3年雇用というところをアピールしながら雇用しているところでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 町長の施政方針の中に、近隣自治体と比較して保育士は十分応募されていて、不足はないということですが、短期の採用を繰り返していると保育士が不足するということが以前ありましたし、繰り返すようになると思うんですね。それで、正規の採用にすべきではないかと思いますが、これについてはどうでしょうか。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 臨時職員の中から正職員になった職員もおりますので、熱心な取り組み状況、それからあと新規採用の応募等々をしていただいて正職員になるという手だては、臨職でも同じ土台に乗れるというふうに思っております。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) ただいまので臨時から正職になったという人は何人いますか。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 現在3名だと思います。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 保育士の正規採用については、町長が就任されたときからかなり大幅にふえてきているということがあって評価していますが、保育士の正規採用についての方針、基本的な方針というのはどう今の時点でなっていますか。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 職員が退職するというようなときには補充をお願いしているというような状況になってございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 140ページお願いします。10款1項1目教育委員会費です。委員の報酬がありまして、61万2,000円、教育長を除く4人ということになっていますが、現在欠員がありますが、これについての補充の見通しについてお伺いします。

委員長(永野久子君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 私ではないですね。担当のほうでお願いします。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 現在教育長を除きますと2名という形でございますが、以前町長も答弁をしたかと思いますけれども、なかなか教育委員のほうに打診をしてもなかなか引き受けてもらえないという状況が続いているということは聞いてございます。よって、今現在は直ちに補充ができるというふうには、今のところは見込まれている方はございません。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) なかなか受けてもらえないというふうに聞いているということですが、これはどのようにして選考されているのでしょうか。その選考の仕方をお尋ねします。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 教育委員につきましては、町部局、それから教育委員会部局のほうで協議をしながらそれぞれ推選をしていくという形でございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 146ページです。10款2項2目の小学校管理費です。ここのところで、学校用務業務に1,872万1,000円が出ています。小学校7校分でしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 小学校7校分でございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 委託先は、シルバー人材センターだと思いますが、そこからは各学校に何人行って仕事をしているのでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 各校4名ローテーションで業務を行ってございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) その各学校に行くシルバーの方々は、その地域に住んでいる人が優先されて、そこにいるのでしょうか。それともまたそういうこととは関係なく組まれているものでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 各校の配属につきましては、シルバー人材センターからの配置というふうな形になりますので、こちらのほうから住所を指定して行っているものではございません。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 以前地域の人たちで顔見知りでとかということがあったので、地域の人たちが行っているかと思ったのですが、そういうことではないということでいいですか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 当然富谷町のシルバー人材センターになりますので、それぞれの地域の方々がシルバー人材センターとして派遣をされているわけでございます。こちらのほうで地域指定はしていないとしても、それぞれシルバー人材センターのほうで配慮をしていただいて、より近場の方々、近隣の方々を配置していただいているというふうに認識してございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) それでは、平成25年については、例えばあけの平小学校の人たちは大概どこに住んでいるのかということについて後から調査するというようなことは検討すべきだと思うのですが、その検討はしますか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 配置一覧を頂戴するわけなんですが、その中で余りにも住所地が違うということであれば、その辺については協議をしていきたいというふうに思ってございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) これについては、以前は町の職員が業務員、用務員として用務に当たっていたわけですが、もとに戻すべきだと私は、そのほうが学校の教員との関係で、学校をつくっていく上で必要だと思うのですが、これについて戻す考えは検討したでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) シルバー人材センターによる学校業務は、非常に各学校から好評を得ているという現状にございます。例えば、正規の職員がお休みであればそのかわりになる方はおりませんけれども、例えばシルバー人材センターであれば、当然お休みになればかわりの方が勤務をし、学校の業務活動を行うということで、非常に学校にとっても有益であると。子供たちにとっても有益であるというふうに考えてございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 148ページです。10款の教育費ですが、3目に、失礼しましたそこではありません。すみませんです。小学校管理費でした。備品購入費18節にあります。この中で図書だとか備品だとかさまざまここから出るわけですけれども、各学校で図書に関するもの、これぐらい資料を購入するためというのでは小学校では7校で幾らになっているか。幾らというふうに決めてあるのか、お尋ねします。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) すみません。図書ということでしょうか。図書の備品の予算につきましては、各学校の蔵書率に応じて予算を計上をしているところでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 平均しますと1校当たり、去年よりも、失礼しました、平成24年よりも332万2,000円減っているんですね。そうすると、図書で充足率といいますけれども、充足率でいうとかなり低いところには傾斜配分されて、それも見込まれて各校に出すということですよね。そうしますと、各校で1番充足率が低いというのはどこでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 充足率が低いのは成田中学校でございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 小学校ではどこでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 東向陽台小学校でございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) そうしますと、おおよそですが低いというところで図書の購入にかかるものはどれくらいを、平成24年度でお尋ねしますが、どれくらいを支出していますか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 蔵書率によって各小中学校予算を計上しているものでございます。蔵書率、例えば90%以上であれば、小学校であれば90万円の予算を計上しております。70%未満ということであれば130万円を計上しているわけであります。その間にもそのパーセントに応じて予算の枠組みを組んでというところでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 申しわけありません、中学校のところでも質問するつもりでいましたので、中学校の場合は蔵書率による計算の方法といいますか、配分の方法についてお尋ねします。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 中学校も小学校同様細かくその蔵書率に応じた金額が定められております。蔵書率85%以上であれば95万円になります。一番低いほう70%未満ということであれば、150万円の予算を計上しているところでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 150ページお願いします。10款3項2目中学校管理費です。同じようにここのところに2節給料ですが、これまで平成24年では5人の人がここで仕事をしていたわけですが、今回の予算は3人ということになっていますが、これは3校の分ということで見ていいですか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) こちらも先ほど同様給料につきましては、総務課のほうで計上しているわけでございます。現状正規職員が3名ということでございますので、現在3名の給料の予算を計上しているというところでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) そうしますと、現状3人というのはどこの中学校3校でしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 富谷中学校、それから富谷二中、それから日吉台中ですね。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) そうしますと、東向陽台中学校と成田中学校は町の職員でなくなった、これの基準といいますか、判断はどこに基づいて行われたのでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 判断というところではございませんけれども、小学校のほうでシルバー人材センターによる業務員が非常に現場に即して活動していただいているということがございましたので、そういったこともあって中学校のほうにもシルバー人材センターによる業務員ということで変わってきたというふうに認識をしてございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 次のページにいきますと、同じ項、同じ目の中で13節に委託料がありますね。そこのところに町立中学校業務補助業務とあるのは、これはシルバー人材センターに委託する業務員のことでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) そのとおりでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 平成24年度と比べますと418万円削減されていますが、これはその人たちにかかわる全ての分ですか。それともほかの理由があってこれは減額になっているんでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 中学校につきましては、緊急雇用創出事業の中で学校業務員の補助業務ということで委託をしてございました。緊急雇用につきましては23年度からスタートしてございますので、2回の更新は認められないという現状から緊急雇用創出事業としての学校業務員の補助員の配置は行わなかったというものでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 小学校と同様に、やはり学校の業務については同じ立場で学校をつくっていくという学校経営の立場からも町の職員が当たるべきだと思います。そのことについて見解を伺います。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 学校業務員としてのシルバー人材センターの業務員の方々については、なかなか学校に足が向かない児童、生徒に対しても非常によく声がけをしていただいたりとか、そういったことで非常に学校としても効果があるという現状がございます。そういった意味もございますので、先ほどの内容と合わせてシルバー人材センターによる学校業務員については有益であるというふうに考えてございます。

委員長(永野久子君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 学校業務をシルバーにということについては、平成18年から、私、就任前からたしかスタートしたと思います。私も外部にいる折は、ややどうかなという思いもありましたけれども、この1年、6年経過して7年、大きな弊害がどこにどのような声としてあるのか、具体的な声をもってしてぜひお届けをいただきたい。そのような状況は全くないんですね。非常によろしいというような、100ゼロとは申し上げませんけれども、比較考慮をした場合にはプラス面のほうが圧倒的に多いよというようなことで、シルバーさんの働きの場所だということも含めて、お互いに町もよし、シルバーさんもよし、地域もよし、子供もよし、学校もよしと、まさによし、よしの状況であります。したがいまして、今の議論の中で教育委員会に向かうべき質問でありますけれども、ぜひ教育委員会の姿勢を大いに後押しをしたいとこんなふうなことで、さらなる拡大も含めて今中学校1校でしたか、事例で始まりましたので、方向性としてはそのような検討も含めながら常に状況を見据えていく。とにかく、大変よくシルバーの皆さんのお力を得て成果、そしてまた期待に応えていただいているということを申し上げます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 中にいる教員に聞きますと、なかなか外に向かっては言えないんだけれどもと言いながら、不都合なことも多々あるというふうに聞いています。それで、ここでそのやりとりをするつもりは全くありませんので、町の見解はそうだということですし、私はそういうことを聞いているということを申し上げるだけにしたいと思って、次のところに移りたいと思います。
 154ページです。幼稚園費です。10款の幼稚園費1目幼稚園管理費です。7節に賃金があります。1,874万5,000円ですが、この臨時職員の数、人数何人でしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 臨時職員1名、パート職員が11名、そして預かり保育のパート職員が3名でございます。

委員長(永野久子君) この際、2時15分まで休憩いたします。

午後2時03分 休憩

午後2時15分 再開

委員長(永野久子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 質疑ございませんか。佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 先ほど臨時職員の人数をお尋ねしました。それで、その方々というのはみんな教員の資格を持っている人たちでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 幼稚園教諭を持っている方々でございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 正規採用ということについては検討しましたですか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 正規採用の検討でしょうか。臨時パートさんについて、正規職員への転移要素の検討をしたということはございません。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 160ページお願いします。10款5項2目コミュニティセンター管理費です。7節に賃金が載っています。264万2,000円です。この人数は何人ですか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 2人でございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 勤務時間はどうなっていますか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 通常ですと朝の9時から夕方の5時までになっております。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 常時2人の体制でそこに詰めているということですか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 雇用が2人で、勤務しているのは1人でございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) そうしますと曜日で勤務する、または午前、午後で勤務するということですか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) そうでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 勤務の体制の仕方を、申しわけありません、もう一度お願いします。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 今2人の雇用をしておりますので、その方々、午前午後でもどちらでも構わないんですけれども、実際は今1日交代、1日置きに勤務しております。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 外で仕事をしているときに、中でお願いしようと思ったときに管理人がいないということで、そこを利用している人から不都合だという声がありまして、このときに2人体制で、常時2人体制にしてもらいたいものだという声があったわけですが、その常時2人体制ということについては検討したでしょうか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 検討はしておりません。中で貸し出しをしている場合については、なるべく中で管理人としての作業をしてもらうようにして、中で予約がない場合は外の施設の管理ということをお願いしています。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長、ちょっと確認させてもらっていいですか。説明で平成25年度は金土日、ゴールデンウィーク、夏休みというふうに、それとはまた別ですか。わかりました。じゃあ続けます。佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) それで、ここのところはシルバー人材センターなどに委託して2人体制にして、利用者もかなり多いわけですから、そういうことも考えながら利用者の利便を図っていくことが必要だと思うのですが、検討してみてはどうかと思うのですがどうでしょうか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 現在のところは1名で十分に機能を果たしていると思っています。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 174ページお願いします。ここに公民館費があります。失礼しました、ごめんなさい、10款6項2目総合運動公園費です。そこで15節に工事請負費がありまして、駐車場整備工事がありますが、先ほど説明してもらいました。よく催し物がありますと、スポーツセンターの隣に、Cグラウンドというのですかね、あそこのところに車をとめることになりますが、あそこもこの間は雪が降って大変なことがありましたが、そこの駐車場の整備については、さっきのところではありませんでしたが、これはないのでしょうか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 現在のところ考えておりません。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) そこを使用している人からの声ですけれども、あそこの車どめが、単管パイプがあって山型になっているところにとめてあるだけなんですね。その単管パイプを、それを移動して車が入れるようにしようと思うんだけれども、なかなか1人では大変だと。2人でも容易でないようなそんな感じなんですけれども、それの改善をぜひしてほしいということですが、それについても声が届いているでしょうか、検討はしたでしょうか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 声は届いていませんけれども、それについては検討していきたいと思います。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 176ページお願いします。最後の質問項目になりますが、10款6項3目給食センター管理費の中で13節に委託料があります。ここの中でばい煙測定業務というのがありますが、これはどういうものでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 給食センターのほうに設備されているボイラー等のばい煙の測定を行うものでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) これは、設計段階のときに必要というものではなかったのでしょうか。どういう経緯でここに今回出るようになったのでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) こちらの測定につきましては、法的な根拠で義務化されておるものでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 法的な根拠ということであれば、稼働の最初からするべきものだったのではないかと思うのですが、それは今までもあったけれども、何か付随して工事が必要ということなのでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 24年度も計上していると記憶しているんですけれども。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) そうしますと、ばい煙に関する基準ですけれども、これはどうなっていますか。

委員長(永野久子君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 今手元のほうにその辺の細かい基準値、そういう数値等は持ち合わせておりません。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) それで、平成24年にばい煙測定業務を委託して、現在までのところで結果としては法的なものと比較してどうなっているでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 何ら測定結果に異常を認めるところはございません。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) ページ数で82、84であります。保育所の件についてここに明記されておりますけれども、認可保育所と、それから町立といいますか保育所についての児童1人当たりの運営経費について調査したことございますか。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 積算しておりません。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) なぜそういうような質問をしたかといいますと、公共的な部分での保育所とそれから認可保育との保育所との部分での形状の問題もあると思いますけれども、経費の差がどのくらいあるかによって、やはり全体的に経費削減をする上でも、また大事な税金を当然投入するわけでありますから、できるだけ住民の負担にならないような方向性のほうが私はいいのではないかなと思いまして、そういったことを聞かせていただきました。今後そういった観点からして、改めてその1人当たりの運営経費について調査する考えはございませんか。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 町立につきましても十分な調査を踏まえて計上しておりますけれども、費用についての積算してみたいというふうに考えております。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) これから、どちらかというと認可保育を推奨していくというような国の方針もあります。そういった意味からしても、やはりそういうような経費面、運営面の部分でも十二分に検討する必要があると思います。また、公立といいますか、町で採用しますと、当然採用したときから正職員として採用しますと、採用したときから60歳まで、定年まで延々と雇用しなくちゃいけない部分が出てきます。今現在町の保育所で保母さんとしていろいろ勤務されている方の中で、その児童といいますか、子供にかけっこで追いかけられないような人が出ていませんか。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 今の現状ではそのような保育士はございません。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) 大変いいことですね。
 次に、154ページ幼稚園費でありますけれども、幼稚園についても全く同様の質問をさせていただきたいと思います。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 同様の質問といいますと、経費……。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。もう一度質問してください。

委員(渡邊俊一君) 先ほど保育所のことで質問しましたけれども、今私立幼稚園、そして公立幼稚園、当然両方に通われる環境にあるわけであります。その私立幼稚園と公立幼稚園に対しての1人当たりの運営経費について、そういった調査をしたことありますか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 調査したことはございません。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) ぜひそういった方向で私はやるべきではないかと思いますけれども、そういう考えは今後持ちますか、持ちませんか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 今後そういったことを調査をしてみたいと思ってございます。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) 154ページ、これはいいです。終わりました。
 164ページ、そこの中で4目の13節発掘調査作業員の派遣業務、きのうちょっとお聞きしたんですけれども、委員長のほうからそれはきょうの調査活動だろうというような話になっていましたので、改めて聞かせていただきます。この57万9,000円、これはどこかの発掘調査をするのか、しないのかその辺をお聞きしたいと思います。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 奈良木沢城跡の調査でございます。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) 奈良木沢城跡ということでありました。今まで兵六館跡調査してきたわけでありますけれども、それについての具体な報告はまだ議会にありません。今現在どのような状況になっているかお示しできますか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 調査のほう、報告書のまとめが終わりまして、今製本所に出しています。3月28日に製本が終わりますので、そうしましたら議員さんのほうにもお渡しして、あと報告会のほうをしたいと思っております。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) この場で何かそこから出たものがあるとか、ないものかというのは、ちょっとお話はできるような状態ではないですか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) かいつまんでだけお話しさせてもらってもよろしいでしょうか。兵六館跡、穀田十三塚、あとは要確認場所20カ所ありまして、そちらの調査全てというわけではなくて、地権者の3カ所拒否もありましたので、予定したところ全部ではありませんけれども、調査のほう終わりました。それで、兵六館跡のほうにつきましては、約4メートル掛ける10メートルぐらいの掘っ立て柱の建物跡が出ています。あとほかの確認場所、十三塚につきましてはきれいな形で塚が13残って珍しいということが出ております。あと、ほかの場所につきましては、土師器、土器のほうが出土しているところがありました。あと詳しくは報告書のほうよろしくお願いします。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) 最後であります。174ページ、ここの中での15節工事請負費の中でありますけれども、この間も議会の中でテニスコートの内容を示されておりました。その中でも改めて質問させていただいたわけでありましたけれども、隣の場所のキャンプ場についてご質問をさせていただいたところ、キャンプ場を利用しているのは年間に3件という話でありました。人数は定かではありませんけれども、ほとんどのあの場所の使用者はターゲットバードゴルフの利用者と認識しておりますけれども、それで間違いありませんか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 間違いありません。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) 改めてお聞きいたしますけれども、そのターゲットバードゴルフの利用者数を示していただきたいと思います。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) この間お話しした数字につきましては、平成22年度の実績報告に載っていまして、キャンプ場と管理棟両方の人数でございました。2万4,718人です。実際にキャンプ場を使っているものですと、一番最新のものですと24年2月末で151件、1万811人、大体がターゲットバードゴルフの愛好者でございます。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) 1万人以上使用している場所というか施設であります。そういったちょっと事業が違うと言われると困りますけれども、大亀山森林公園でよくお話をされていますけれども、それに匹敵するだけの利用者がおるわけであります。それを加味した場合に、今回の予算の中でなぜその整備費、工事請負費の中に入らなかったのかなと思って私は多少疑問に思っておりますけれども、何かそのような考えがあったかどうか、お聞きをさせていただきたいと思います。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) もう一度ちょっと質問の中身をお願いします。

委員長(永野久子君) 渡邊委員、すみません、もう一度お願いします。

委員(渡邊俊一君) 1万800人、それから年間151件そのような利用者数の多い、利用件数の多いそういった利用する場所を、なぜ今回改めて施設整備をしなかったのか、する予算に入れなかったのか、その要因をお聞かせ願いたいというお話をしました。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 今回につきましては、主に予算、テニスコートのほうにお金を使っております。あとは、補正でも上げましたし照明もつけております。それで、あとそのほか今はテニスコートの南面ののり面の補修工事についてお話をしました。あそこは大変危険な状態ですので、そちらを優先させていただくのと、テニスコートを利用する人の駐車場、更地で土になっているところを舗装していくということを優先させていただきました。あと、かまど、水場のほうを整備するという話なんですけれども、ターゲットバードゴルフの皆様初めあそこを利用している運動した人が、その後に芋煮会等でレクリエーションというか、皆さんで交流を深めてもらいたいという意味であそこの設備のほうをきれいにしております。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) 全く理解できないわけではないんです。ただ、テニスコートに大分事業投下をしているということで、それは十二分に理解します。しかしながら、テニスコートについては3月いっぱい、もしくは今回のこの大雪でありますから、多少工事が延びる可能性はあるだろうなと私は思っておりますけれども、そんなに長い時期をテニスコートに費やさせるわけではありません。よって、その隣の施設でありますその施設を十二分に皆さんが楽しく利用できるような施設に整備していくということが物すごく大事でなかろうかと私は思っております。そういった意味で改めて質問するわけでありますけれども、その後について年内の補正予算などを組みながら、そういった方向性に持っていくのかどうか、またもう一つはその整備の仕方といいますか、金をかければいいというものでは決してありませんから、荒れている部分に対してその整備をしていって、できるだけお金のかからない方法で、皆さんが健康に留意できるような、そういった内容のものをぜひ構築していくべきではないかと思いますけれども、町長その辺いかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 若生町長。

町長(若生英俊君) テニスコートもあのように新規に近い形で整備することとなりますので、そういう意味ではおっしゃるように一緒にというふうなことの考え方も検討はいたしました。しかしながら、テニスコートの状況もまだ十分見えないというふうな中で、ちゃんと完成した中で管理棟の配置、その周辺の配置というふうなことでやりましょうと二段構え、慎重な対応ということでご理解いただければなというふうに思います。なお、ターゲットバードゴルフ場のキャンプ場をレクリエーション広場、略称レク広場というふうに呼べるのでというふうなことをやりました。そんな中でかまど5カ所というふうなこと新たにつくります。そして、手洗いというのちょっと誤解があるので、こまどり水場というあたりはどうかなということで、今議会の質問を受けて検討をしております。ターゲットバードゴルフならずとも、あの場所でお昼を挟んでバードゴルフやる、お昼を調理して輪を囲んでお昼をとる、そこで終わる、お昼をとってまた午後もやる、そういうふうな利用を想定しながら、あの場所にかまどと水場ということを改めて、テニスコートに近いような形で場所に移動して新たな設置をしたと、こんなふうな経緯でございます。

委員長(永野久子君) 渡邊委員。

委員(渡邊俊一君) 町長の説明で尽きるわけでありますけれども、今町長が説明した内容を加味した中で、やはり今後その指南書と、我々昔あそこの堤の部分を言うわけですけれども、あの部分ののり面についての下刈りをするなり、今現在の共有している場所からの幅のところ、少し整備するなり、あとそれから南側の松林、多少高台になっていますけれども、あの辺を整備するなり、そしてそういった中での運動公園の一体性といいますか、そういうものをぜひ生み出していかなくてはならないのだろうなとこんなふうに今改めて町長の答弁から受け取ったわけでありますけれども、そういった方向で今後考えるのか、考えないのか、その辺を担当課のほうからご説明をしていただきたいと思います。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 総合運動公園が安全で快適になるように、これからも進めていきたいと思います。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) 40ページの20款3項奨学資金貸付金なんですけれども、先ほど説明あった117名の方が返済と聞いたんですけれども、これでいいでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) そのとおりでございます。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) 返済されている方は117名ということで、この時点で何名の方に対して、未返済の方は何名いらっしゃるかお伺いいたします。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 滞納繰越分としましては、35名。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) 35名の方なんですけれども、この方たちはどのような理由で滞納ということかお調べになったかお伺いします。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 卒業して就職をした後に支払っていくというふうなことでございますけれども、それもなかなか就職が決まらなかったりとか、そういったものが主なものでございます。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) 大変厳しい世の中ですので、そのような方もいらっしゃると思います。続きまして、144ページの10款1項21節貸付金関係なんですけれども、今年度何名の方見ているかお聞きしたいと思います。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 今年度予算上でしょうか。予算上は、今年度奨学生貸付金としまして26名、一時金としまして30名を予定してございます。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) 大学とか高校で違うと思うんですけれども、大学、高校の人数割り当てはどのようになっているか伺います。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 新規としましては、高校生、大学生、専門学校それぞれ10名ごとで30名でございます。それから、継続分の26人の部分でございますが、高校生4名、大学生22名でございます。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) 次にその下なんですけれども、外国青年招致の事業についてお伺いいたします。先ほどの答弁の中で4名という方が今富谷町のほうで働いているという話を聞きましたけれども、4名の方、国別はどのようになっているかお伺いいたします。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) アメリカが2名とニュージーランドが1名、それからオーストラリアが1名の4名でございます。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) 男女の比率はどうなっていますか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 全員男性でございます。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) 以前この件で質問してきましたときに、前は皆さんご存じのように広報とみやのほうに掲載されていました。その教えている外国の方も感想文とかそのようなものを書いていましたし、非常にこういう方が来て富谷町のほうで教えているんだなということが周知されていましたけれども、前に質問したときに広報とみやのほうに今後考えますという話があったんですけれども、今後どのような精査するような考えがあるか、伺います。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) ALTにつきましては、広報紙を通じて町民の方々にも広く認識していただければなというふうに思ってございます。内部ではそういった広報に載せたらいいんじゃないかということで、協議もしているところでございます。今後、そういった方向で検討していきたいと思います。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) 次に、148ページなんですけれども、この中の10款の2項13節の中に日吉台小学校の増築関係書いています。詳しいのはちょっとこの場じゃないと思うんですけれども、この小学校の完成時期は、来期の平成26年で考えてよろしいんですか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 完成は25年中でございます。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) 25年に完成して、実際に使用できるのは26年でしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) そのとおりでございます。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) 次に、最後になりますけれども168ページの10款の5項15節、この中で防犯カメラ設置工事253万9,000円ということでございます。先ほどのお話で、東向陽台公民館とあります。今現在日吉台中学校のほうに監視カメラが設置されております。前に、皆さんご存じのようにガラスをバットで割られまして、その後町のほうでつけていただいたという記憶があるんですけれども、今ついているのは日吉台中学校1校だけでしょうか、お伺いいたします。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。公民館ですか、学校ですよね、ほかにはということですよね。

学校教育課長(神田能成君) 防犯カメラにつきましては日吉台中学校1校だけでございます。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) それも日吉台中学校に防犯カメラつけていただきまして、日吉台中学校のほうはその後何も事件事故等はございませんか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) ございません。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) 結構やっぱり威力というのはあるわけですね。今回東向陽台の公民館につける予定になっていますけれども、これは何かがあってつけることになったかお伺いいたします。

委員長(永野久子君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) つけている経緯なんですけれども、富ケ丘公民館で当時何年か前なんですけれども、図書室に不審者がいて、下半身を露出したという事件がありまして、職員の目が届かないところだったものですから、そういう防犯カメラをつけて防犯対策をするということで始まっておりまして、この東向陽台公民館をつければ5館になります。あと、成田公民館だけとりあえずまだ残っていまして、その後に計画をしている段階でございます。

委員長(永野久子君) 山路委員。

委員(山路清一君) そうしますと、今ついているのは学校では日吉台中学校1校と今度つければ各公民館全てのほうにつくということで考えてよろしいんでしょうか。

委員長(永野久子君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) 学校は日吉台中学校だけですけれども、公民館のほうは6館のうち4つ、中央、それから日吉、あけの平、富ケ丘の4館は整備終わっています。25年度で東の公民館に設備すると。残りもう1館は次年度ということで予定をしております。

委員長(永野久子君) ほかに。小川委員。

委員(小川昌義君) 最初に74ページ、3款1項1目1節の報酬ですけれども、先ほど民生委員推薦委員会が3回予定ということでお話しされているんですが、昨年より増額になっているんですが、その理由はどういうことなんでしょうか。

委員長(永野久子君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 3年に1度の民生委員さんの改選時期を迎えますので、その分の増加でございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) わかりました。
 次に、84ページ、3款2項4目の1節の報酬、お医者さんの委嘱なんですが、これはかなり増額されているわけですけれども、増額されている理由はどういう理由なんでしょうか。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 黒川郡の医師会で人数によっての基準額を定めておりまして、それによりまして成田保育所の人数が多い人数となっておりますので、その分の増額でございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) そうしますと、今回の条例での関係で増額になったというふうに理解してよろしいですか。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 条例の部分につきましては、学校教育課の部分ですのでその部分ではなく、既に黒川郡医師会で定めているものがあって、それによって保育所の分もならって直したというところでございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) そうすると、新たに条例によって補正がかかるということはないわけですね。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) ございません。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 同じく140ページのこっちも校医なんですが、こちらのほうは1,620万6,000円ということで、昨年度よりも47万円ぐらい減額になっているわけですけれども、これはどういう理由で減額になっているんですか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 嘱託医の報酬につきましては、児童数等によって金額が定まりますので、それを積み上げてニーズが減ったというところでございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 今度の条例改正によりまして、これに伴う変更というものはありますか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 24年度の年額報酬のほうで既にもう変更になるというか、条例によって報酬が支払われてございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) またちょっと戻りますけれども、76ページ、3款1項1目の19節、負担金補助金交付金ですが、社会福祉協議会への補助金なんですけれども説明を受けているわけですけれども、増額として721万4,000円ほど増額になっているわけですけれども、この増額になったのは委嘱した、社会福祉協議会に持っていった業務の分の増額ということですか。それとも、ということですか。

委員長(永野久子君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 会食交流事業にじいろサロンを24年度は事業費委託という形で、人件費も含んだ形での事業費委託というところから、25年度は人件費分と事業費を分けて人件費相当分は補助金というふうな形で出しているというか、計上したものでございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) そうしますと、増額になった部分については人件費だということですか。

委員長(永野久子君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) そのとおりでございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 私の見違いかどうかわからないんですが、同じく貸付金のところ、21節のところの貸付金ですけれども……。

委員長(永野久子君) 何ページでしょうか。

委員(小川昌義君) 同じページです。ない項目なのでちょっと。去年あったんですけれども、それがどうしてなくなったのかという質問になるわけですけれども、母子福祉対策貸付金というのがあったんですけれども、これはどこかに動いたんでしょうか。それとも私が見つけられなかったのか質問します。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) ページでいきますと83ページ、84ページの民生費、児童福祉費の21節貸付金20万円のほうに移行しているものでございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) すみませんでした。ちょっと見つけられなくて申しわけない。
 それでは、102ページ、4款1項5目の14節なんですが、インピーダンスオージオメーターリースなんですが、これはたしか町長の施政方針か一般質問か何かで出ていたと思うんですが、これは負担金というところからどうしてリースになったのか、質問いたします。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) このインピーダンスオージオメーターにつきましては、前は黒川郡で共有して町村持ち回りで使っておりました。ただ、富谷町は人口がふえておりまして、検針の回数が多くなっております。他の3町村に大変なご迷惑をかけているということで、ぜひ富谷町さんは予算化してくださいねというところの要望がありましたので、今回予算化させていただいたものでございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 相当の使用量というか、どのぐらいのこの機器によって富谷町は何日間ぐらい使用していたものですか。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 3歳児健診の中耳炎かどうかの検査に当たるものなので、日数的なところと、回数的なところと3歳児のお子さんが全て受けていただくというところでございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) ほかの市町村から要望ということなので、富谷の3歳児健診でしっかりやっていただきたいというふうに思います。
 150ページの10款2項3目の19、負担金及び補助金のところに単なる負担金と書いてあるんですが、この負担金というのは具体的に何の負担金なんでしょうか。

委員長(永野久子君) ちょっと待ってくださいね。学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 仮称明石台小学校の水道加入金でございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 124万2,000円が全額その水道の負担金という形なんですか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) そのとおりでございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 普通の水道料の場合だと、それぐらいの負担金というのはかかるということでよろしいわけですか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 基準に応じた負担金でございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 158ページの10款4項1目報酬なんですが、社会教育委員の報酬が結構減額されているというので前の委員の方からも質問されているんですが、減額されている理由はどういうことなんでしょうか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 社会教育委員については減額はされてはおりません。

委員長(永野久子君) この際、3時10分まで休憩いたします。

午後2時59分 休憩

午後3時10分 再開

委員長(永野久子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。ご静粛にお願いします。
 ここで生涯学習課長より訂正の求めがありますので、許します。どうぞ。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 先ほど小川委員の最後の質問なんですけれども、社会教育委員の報酬について減額はされていないと言ったんですけれども、実際に20万円減額されています。訂正いたします。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 減額された大きな要因というのは、どういう要因でしょうか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 1つは会員の数が減ったのと、あと1人分の人数の分を減額したものです。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) また102ページの賃借料のところにインピーダンスオージオメーターのリースという形で出ているんですが、町長の施政方針ではこの品物を購入するというふうになっていたわけですが、この辺変更した理由はどういう理由なんでしょうか。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 購入の場合につきましては、故障が起きた場合に代替品等の手配が必要になります。リースになった場合には代替品がすぐ用意されるということでリースとしたものでございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) AEDについてちょっとあちこちあるんですが、AEDについて款項目でとりあえず言いますと、142ページの10款1項2目の14の賃借料AEDのリースというの、学校教育関係であるわけですが、全部AEDを一連にして見てみますと、どうも大分リース料がばらつきがあるんですが、この辺についてどのようにお考えでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) こちらのリースにつきましては、見積もり等とった上での入札をした上での金額でございますので、妥当な額だというふうに認識しております。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 一番安いのが多分1台しかないんだろうと思うんですが、この中で164ページの民俗ギャラリーが一番安いというか、これは多分1台しかないと思うんですけれども、4万1,000円なんですね。先ほど聞いた話では小学校は9万6,000円くらいの単金になるわけですが、その辺の入札によって決まるというのはわかるんですが、同じような製品だと思うんですが、その辺の安い、これだけはっきり数字で出ているわけですから、そういったものについて検討する余地があると思うんですが、その辺について質問したいと思います。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) AEDにつきましては、さまざま機能があるのかなというふうには思います。ただ、当然学校についてはどちらも同じなんでしょうけれども、児童生徒の命を守るということが大前提となってございます。そういった意味から、本当に妥当な機種を入れると、かつ研修なども行っていただけるような業者も選定するということも大事なことだというふうに認識しております。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) AEDの研修そのものというのは、研修用のものを購入しなきゃないわけですから、また別物ですからね。ですから、そうではなくてこれだけの差のあるということについてやっぱり検討をしていただきたいものだというふうに思います。
 それでは、152ページ、10款3項2目の15の工事請負費、東向陽台中学校の防球ネット取りつけ工事とあるんですが、どういう、イメージでよろしいんですが、どういう工事になるんでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 東向陽台中学校の防球ネット工事でございますけれども、ちょうど野球部のバックネットがあるところがございます。ライト側の部分、1塁からライト側の部分、西の部分になると思いますけれども、そちらに非常に校庭がすばらしい状態になったゆえに、練習試合等が非常に多くなっている現状にあります。1塁からライト側に向かってボールが飛んでしまうということから、高さが9メートルの長さが45メートルの防球ネットを設置するものでございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 了解しました。非常に暗渠をやっていただいてすばらしい校庭になったわけですが、先ほどの強風で季節柄もありますよ、ちょうどね、季節柄もありますけれども、砂と言ったらいいのかほこりと言ったらいいんですか、歩道から車道にまでほこりですかね、砂ですか、出ているんですが、こうしたことに対する対策は今後実施していただけるんでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 東向陽台中学校につきましては、オイルサンド工法ということで、非常に砂が飛びにくい工法でやっているところでございます。ただ、現状として先日のような強風が吹いた場合については、多少歩道にも出るということが考えられます。そういった場合には、学校業務員さんなどにお願いしながら、適宜砂を戻していくという対応が必要だというふうに考えております。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 相当の砂が車道のほうまで来るわけですから、その辺の対策というのは求められると思うんですが、砂返しというんですか、何返しになるんですか、そういったものの対策が必要だと思うんですが、その辺はいかがですか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 防砂ネット的なものを実は検討した経緯はございます。ただ、非常に高額というのがまず1点、それから全て防ぎ切れるものではないというふうなことで、その費用対効果で考えたときにどうなのかということで、現在そういったものは設置をしていないというところでございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) また余り春先風吹かないことを祈っています。
 それでは、168ページ、10款5項5目の13、図書集配業務なんですが、今回非常にすばらしく図書システムを導入をしていただきまして、非常に効果が上がっているんではないかと私なりに期待しているわけですけれども、この集配業務というのは今回予算化されている72万円ぐらいので十分おさまるというふうにお考えでしょうか。

委員長(永野久子君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) 今回の集配業務ですけれども、週3回1日置き、月水金の週3日間、公民館の巡回しながら集配するということで、毎日ではないのでこの金額でということで見積もりをとっての計画でございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 週に3回ということのようですが、要するに図書を移動させるわけですから、そういう非常にいい、どこに委託するかわかりませんけれども、業者さんが移動かけてくれると思うんですが、もうちょっと1歩進んで県の図書館との集配というか、こういったものについては考えられませんでしょうか。

委員長(永野久子君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) 県のほうは、申し込みを受ければ宅急便対応で中央公民館が窓口になって既に取り組んでいる状況でございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) この72万円の中で何とかサービスを拡大していくというような形で考えていっていただきたいというふうに思うんですが、その辺はいかがですか。宅急便ではなくて。

委員長(永野久子君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) 今後の検討課題だと思ってございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 次に、また168ページで13の委託料のところで、再生可能エネルギー工事設計業務とすぐ工事請負があるんですが、この2つは同じものについて委託をし、工事をするというふうに考えてよろしいんでしょうか。

委員長(永野久子君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) 太陽光発電、それから蓄電池設備をですね、計上してございますけれども、同じものでございます。東向陽台公民館と中央公民館に設備するものです。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) そうしますと、ちょうど金額的にいうと、工事量としては条件は違ったとしても半分ぐらいというふうにして理解してよろしいんですか。

委員長(永野久子君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) 中央公民館がパーセントで言いますと、49%、東向陽台公民館が51%になります。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) そうしますと、この太陽光パネル、張るものによって、枚数によって違うと思うんですが、それぞれ何ワットほど、何キロワットパーアワーぐらいの出力を考えているんでしょうか。

委員長(永野久子君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) 中央公民館で1万512キロワットアワーでございます。それから、東向陽台公民館も同じワット数でございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) この程度のもので、蓄電池はどうなっていますか。

委員長(永野久子君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) 蓄電池は9.6キロワットです。の2基です。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 9.6キロワットで1万5,000と、何日間ぐらいの容量というか、使用時間になっているわけですか。

委員長(永野久子君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) すみません、その辺の資料持ち合わせてございません。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) ちょうど東向陽台公民館の話出ていますので、東向陽台公民館の歩道と車道に出るところ、公民館側からちょっと見にくい、非常に歩道に自転車なんか来ると危ないというのは見受けられるんですが、この辺の対策というものはどのように考えていますか。

委員長(永野久子君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) ちょっと門が邪魔して、歩道を歩いている方にはちょっと見づらいという部分がありますので、その辺道路管理のほうの都市整備のほうと調整しながら、どういったものがいいか、どういった改善がいいのか、その辺ちょっと調整をしてまいりたいなと思っています。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 最後になります。178ページ、10款6項3目19節補助金及び交付金のところで、米飯給食に伴う掛かり増し分というふうになっているんですが、これは米飯給食についてのどういう部分についての負担金になるわけですか。

委員長(永野久子君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 今も米飯のほう週3回行っておりますけれども、その要するに米、精米の価格が変動するものですから4半期ごとにその調整で、供給の価格を上回った場合に負担するというそういったシステムになっておりまして、今までですと一度もこのところで該当した件はございません。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) そうしますと、価格の変動にというのは何%ぐらいでこの負担金がかかっていくのか、質問したいと思います。

委員長(永野久子君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 1俵当たり1万7,000円の基準、1俵です、60キロが1万7,000円が基準になっていますので。そこを。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) そうしますと、その基準から何%超えたらこの負担金が発生するということになるんですか。

委員長(永野久子君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 私も来まして、いろいろここのところは勉強しまして、実は宮城米飯学校給食支援方式実施要領というのがございまして、それに伴っての供給価格が基準価格を上回った金額というふうになっております。そこのどれくらいをというところでございますけれども、先ほどから申し上げています4半期ごとの価格によって設定されておりますので、今一概に何円とかという数字は示すことができないんですけれども。

委員長(永野久子君) 千葉委員。

委員(千葉達君) 子ども医療に関して、二、三質問させていただきます。
 歳入の部で15款2項2目2節。

委員長(永野久子君) 何ページでしょうか。

委員(千葉達君) 31ページになりますね。15款2項2目2節乳幼児医療費補助金2,631万7,000円という県のほうから補助金として交付されておりますが、これはどんなふうに使い道というか、それをちょっとお尋ねします。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 歳出分の子ども医療費に入れております。

委員長(永野久子君) 千葉委員。

委員(千葉達君) 当然関連してくるんですが、80ページ、3款1項7目に子ども医療助成事業1億7,076万円、これの子ども医療は助成事業としてこれだけの金額が予算計上されているわけなんですが、昨年度の予算の金額を見ますと、1億5,639万1,000円と約1,400万円ほど増額しているんですが、このそもそも子ども医療助成事業というのは、就学前から小学3年生まで無料、これは試験的に行うというふうに私認識しているんですが、来年度の1億7,076万円の大体のおおよその内容と、あと継続性、まずもってそれをお伺いします。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 1億7,076万円の内訳でございますが、入院外で1億4,616万1,000円、入院で2,336万7,000円、食事代で123万2,000円というふうな計上をしております。

委員長(永野久子君) 千葉委員。

委員(千葉達君) これは、1億7,076万円ということはほぼ一般財源ですよね。この内容、予算書を見ますと。補助金のほうは2,631万7,000円ですから、出し前1億4,300万円ということですよね。これは、この事業は、私の記憶に間違いなければ富谷町独自の事業と認識しているんですが、私の間違いではないですか。お伺いします。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 県の今補助金、先ほどの歳入分でございますが、県の補助金につきましては入院は就学前、通院が3歳未満が対象になっております。ですので、先ほどの補助金になります。富谷町独自として23年の10月から入院は中学校3年生、それから通院については小学校3年生まで拡大しているということですので、あと県の補助につきましては、所得制限を設けております。富谷町については所得制限がないということで、全てのお子さんが対象になるというところの持ち出し分がその差額というふうになっております。

委員長(永野久子君) 千葉委員。

委員(千葉達君) 去年の予算審議会でも、これはすばらしい事業だなと思っていたんですが、ことしも昨年対比1,400万円ほど増とすばらしい事業なんだけれども、現状の課題とあくまでも試験的にやる事業と認識しておりますので、町長、その辺の現状と先行きどうなるのか、県からの補助金の増額を要求するのか、この点をお伺いします。

委員長(永野久子君) 若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、まず最初に、試験的にというふうなことは、私、申し上げた経緯はないように思います。拡大しますというふうなことで、小3と中3まで拡大します。もう一回この機会に10月の改定に合わせてぎりぎりの検討をしていますと、決断に至りませんというふうなことは申し上げました。振り返ってみますと、県の事業であります。実施主体は市町村です、町ですと2分の1補助しますと、こうなっています。しかしながら、県は所得制限を設けています。食事代も抜きますよというふうなことであります。したがって、それを抜いた分の3歳未満就学時前というふうなことで2,600万円になっていますとこういうふうなことになります。したがいまして、所得制限なし、食事代なしということも、その分も富谷町では全て持ち出しがなされているというふうなことです。そもそも、昭和48年、40年前にスタートしました。制度としてスタートしました。最初はゼロ歳児というふうなことで乳幼児家庭における医療費にかかる経済的負担を軽減することで、乳幼児の適正な医療機会を確保し、児童の健全育成を図る、これがスタートでゼロ歳児を対象にします。そして、一定の拡大がしましたということで、平成11年5歳児までとなりました。ことしの新入学児童は18年の4月2日から19年の4月1日まで、今度6歳を経た人が小学校の入学資格を得ますので、したがいまして5歳までというふうなことになると、同じ同級生ながら4月2日生まれの人はもう年度初めで終わり、早生まれの4月1日生まれの人は1年間その先までというふうな延びる形にはなったんですけれども、要するに5年間ですね、0、1、2、3、4、5と平等といえば平等です。しかし、不都合さがあって、結果は就学時前にしましたというふうなことです。宮城県もそのような制度になっています。就学時前は去年4月2日に生まれた人は1年余計ですね、1年違うんですから。1年分やや余計目に、6年12カ月近くということになりますかね。どっちにしても学年単位で制度がすぐ改められたというふうなことは、平成11年にそのようになって、結果11年に5歳児までやって14年にようやっと、不都合さがあって、年金の制度と同じで18でぴたっと切ると同じ高校生ながら4月で打ち切られる人と、3月まで受け取る人いますねと、あの時期と合わせてこれもセットで改正されたように思います。
 したがいまして、現状は県の制度でありますということでそれ以外のものは全て、2,600万円以外ものは全て持ち出しですと。ある新聞に、2011年の4月の公費負担状況が出ましたので、これを大変参考にして我々内部の協議資料にも使いました。宮城県の通院、入院外ということでの通院の3歳未満対象は、県レベルでいえば4県であります。47都道府県4つだけです。そういう面では、県がこういう制度のために我々の持ち出しが多くなりますね、これが県レベルで通院のレベルで富谷町がやっているような9歳、3年生までというふうなことで取り上げると、県レベルでも既に43都道府県やっています。ですから、我々は3歳未満から3年生までの部分については、町の持ち出し全て、県の制度が3歳で終わっていますから、そういう面でその部分は上に表示したらいいですかね、持ち出しになっています。入院については、就学前のレベルで28です。富谷町の中3までということを全ての県で、県の制度としてもう既に入院については制度化されて助成の対象になっています。所得制限なしが14件、所得制限ありが33件というふうな中で、ですから県の制度をよく見て、あり、なし、食事代、そしてどこまでその運営については一般財源全てですねというふうなことになります。ですので、我々首長としては総合的に、あそこやっているんだからというふうなことでやりたいのはやまやまです。しかしながら、全体の中で恐らくどこかにしわ寄せがいかざるを得ない状況ですよね、こういう制度ですから。持ち出しどこも同じ、宮城県の中の自治体は同じ対象、基準ですから、結果その分はどこかにしわ寄せがいかざるを得ない。そういうふうなことで思って、今最後の検討吟味を重ねているとこのような状況でございます。あわせて申し上げます。

委員長(永野久子君) 千葉委員。

委員(千葉達君) ただいま町長から答弁いただいたわけなんですが、こういう町独自の町民が要望しているようなこの事業は、ぜひ継続していかなければならないと思っている町民の1人でありますが、そのように私認識しているんですが、町長、最後のほうでちょっと検討する余地もありそうなことを言ったんですが、当分の間継続すると、持ち出しながらも、そのように受けとめてよろしいですか。お伺いします。

委員長(永野久子君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 現行の制度は維持しますということですから、それは継続です。それについては食事代も所得制限なしも含めて、入院については。通院については小3までとこんなふうなことは継続しますということで、それはある時点から確定してきていますから。その先の小3、小4以上、隣接を見ますと中3までの6学年の対象を広げられるかどうか、広げることで1億円上回りますよと、所得制限なければそれは1億円かどうかもわかりませんというふうなことになりますので、近隣ですと所得制限をかけたり、入り口の時点で一定の負担をいただいたりとこんなふうな形で延ばしましたというふうなことも報道等で見聞きしているところです。結論を申し上げますと、従前の制度は当座は継続していますから、10月を視野に入れて拡大について今最後の状況にあるというふうなところでございます。

委員長(永野久子君) 森委員。

委員(森栄君) 75ページ、障がい者福祉について伺います。本年度3億1,935万3,000円を計上しておりますけれども、前年度比較して23万円減額になっています。この本年度の予算なんですけれども、実は昨年6月に地域社会における共生の実現に向けた新たな障害者保健福祉施策を講じるための関係法律の整備に関する法律が成立しております。これに関連いたしまして、24年の8月22日法律第67号で児童福祉法の一部が改正されております。その内容がこの障がい者福祉費の予算にどのように反映されているか、これは施策的な問題なので、福祉部長に伺います。

委員長(永野久子君) 福祉部長。

福祉部長(奥山吉信君) 全体的な予算につきましては、若干の数字の違いはございますけれども、放課後デイサービス等の部分で子育て支援課のほうで予算立てをさせていただいておりますので、詳しくは子育て支援課長のほうから答弁をお願いします。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 87、88ページの障がい児福祉費の中の20節の扶助費で、障がい児デイサービス事業として4,444万2,000円を計上しております。これは法律が児童のほうに持ってきたところによって計上している分で、昨年からということでございます。

委員長(永野久子君) ほかにありませんか。森委員。

委員(森栄君) 今、障がい児デイサービスについて回答をもらったんですけれども、先ほど言った法律の中での児童福祉法の一部改正の中では、このデイサービス以外のことについても法律で定めておりますけれども、このデイサービス以外についてのサービスはしないんでしょうか。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 今のページの上の13節の委託料の日中一時支援事業の68万3,000円、これも法律改正によって子育てで持っている分でございます。

委員長(永野久子君) 森委員。

委員(森栄君) それでは、76ページに戻ります。24年の3月に富谷町高齢者保健福祉計画第5期介護保険事業計画等富谷町障がい者計画第3期障がい福祉計画が作成されましたけれども、76ページに第4期障がい福祉計画策定業務427万8,000円が計上されておりますけれども、この策定の法的根拠について伺います。

委員長(永野久子君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 3年ごとの障がい者福祉計画は定めることとなっておりますので、障がい者、今では自立支援法に基づくものでございます。

委員長(永野久子君) 森委員。

委員(森栄君) それでは、第4期障がい者福祉計画策定の内容について伺います。具体的に。

委員長(永野久子君) 森委員、計画全般を聞きたいんですか。

委員(森栄君) 概要で構いませんけれども。さっきは法的根拠について質問して、今のは内容についての質問です。

委員長(永野久子君) 長寿福祉課長、大ざっぱなところで。

長寿福祉課長(安積春美君) 25年、26年で計画策定というふうに予定してございまして、25年度につきましては障がい者の方々のニーズ把握というところに主眼を置いて、26年度に策定というふうなことになります。相互支援法のところで変更もございますので、こういった制度改正のところも踏まえてのサービスの組み立て、需要というふうなところを見ての総合的な計画になるかと思います。

委員長(永野久子君) 森委員。

委員(森栄君) 96ページ、住民検診事業で1億5,527万7,000円が計上されておりますけれども、昨年の住民検診事業と比較すると410万2,000円が減額になっておりますけれども、その減額の理由について伺います。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) これにつきましては、当初予算ということでございまして、今まではある程度目標数値等々を掲げて行っておりましたが、25年度の予算編成につきましては、過去の受診者数等の伸びとかを勘案してつくったためにこのような形に下がったということでございます。

委員長(永野久子君) 森委員。

委員(森栄君) 今回減額になっていますけれども、行政実績報告の中では住民検診における全体の受診率が横ばい状態の傾向である原因に対する対策とかその対応について書いてありますけれども、25年度のこの施策について横ばい状態を解消するための方法についてどのように考えているか伺います。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) 受診率という捉え方についての問題も1つあると考えます。受診率、現在の富谷町の出し方といたしましては、企業と会社等にお勤めの方で源泉徴収されている方については、それを除いた方々を対象にするということにしておりますので、母数の問題でなかなか受診率を把握することはできておりません。ただ、年々受診者数については増加しているということでございます。ただ、受診者数を増加するためには今後も受けやすい環境の整備をしていかなければならない、土日とか夜間検診の増加、そういう方法を用いながら受診者数を増加していきたいと考えております。

委員長(永野久子君) 森委員。

委員(森栄君) ただいま回答にありました受診方法について、平成25年度については具体的にどのようになるんでしょうか。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) 受診方法……。

委員(森栄君) 検診の横ばい状態を解消するために、検診の方法とかを変えていくとかと、例えば夜間の云々とかと言いましたけれども、それは25年度で実施するのかどうかというような内容です。

健康増進課長(小松巌君) 25年度につきましても、夜間検診等の実施を行います。そのほか、土日の検診とかも実施するということで進めてまいります。

委員長(永野久子君) 森委員。

委員(森栄君) 102ページの仮称富谷町子育て支援複合施設整備基本計画策定業務199万5,000円予算計上されておりますけれども、これについて概要について伺います。

委員長(永野久子君) 福祉部長。

福祉部長(奥山吉信君) 仮称富谷町子育て支援複合施設整備基本計画の委託業務でございまして、こちらにつきましては明石台七丁目、4月に開園します明石台わか葉保育園の北側の町有地に計画をするものでございまして、先日町長の施政方針にも述べました、こちらも仮称でございますが黒川地域児童発達支援センター、こちらの主に配置計画、それから上下水道関係法令の関係機関との協議その他の基本計画を委託するものでございます。

委員長(永野久子君) 森委員。

委員(森栄君) 146ページ、10款教育費2項小学校費11節の需用費の消耗品費について伺います。今回学習要領が改定されまして、小学校や中学校の教室に新聞を備えつけて子供に見ていただくというようなことで指導要綱が改定されていますけれども、新聞についてはどのような予算措置をなされているか、伺います。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 新聞につきましては、従前から小中学校のほうに予算措置をしているものでございます。

委員長(永野久子君) 森委員。

委員(森栄君) 152ページも同じように需用費ということで消耗品書いてありますけれども、これも今言ったような、いただいた回答でよろしいんでしょうか。わかりました。

委員長(永野久子君) 森委員。

委員(森栄君) 150ページ、中学校教育振興費ですけれども、昨年の教育振興費の中では遠距離通学費補助が3万6,000円計上されておりましたけれども、今回は計上されていないのは対象者がいなかったということでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) そのとおりでございます。

委員長(永野久子君) ほかに。相澤委員。

委員(相澤榮君) 私から3つほど質問いたします。
 先ほど同僚議員からがん検診についての検診率等いろいろと話があったんですけれども、96ページの委託料に関連します。受診率が54.6%という数字が最初に関係ない方ということでございますが、このごろ受診していない方が町から連絡を受けて、そして受診したところ、がんになっていましたという方を二、三人聞きます。私の近くの方でもきのう入院してあした手術という、大腸がんという方がおります。そういうことで、受診していない方の状況がどうなっているかということを把握していたらお伝えください。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) 現在、がん検診に関しましては、申し込みをしていただいてその方に受診票を送るということにしておりますので、なかなか毎年受診していない方については把握し切れていない部分はございます。ただ、これからなんですけれども、やはりそういうすぐに発見されて手術等で命が助かるという方々もいらっしゃいますし、不幸にして亡くなられる方も出てまいりますので、やはり検診の大切さというものを健康教室等々、地域で行う健康推進さんと共同した事業等で訴えていって、検診を受けていただくということにしていきたいと思っております。もちろん、受診する際に受診票を申し込まなかったという方々にも、当日会場に来ていただければ受けることもできますので、そういう方にもこういうので受けてくださいということで訴えていきたいと考えております。

委員長(永野久子君) 相澤委員。

委員(相澤榮君) 非常に受診していない方に対しての至れり尽くせりの気持ちなんですけれども、やはり先ほどお話ししたあした手術という方は、町から連絡を受けたということ、要するにあなたは全然今まで受診していないんですけれども受診したらどうですかと言われて、そのために受診したところそういう結果だったということでございますが、そういう方についてどのようになっているか、例えば何でもなかったとか、最悪の結果になっていたとか、そういう把握はなされていませんか。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) まず、受診していない方に受けてくださいということは、まずしておりません。ですから、受けた方が何らかの異常がありますよという通知が行っているはずです。それで、もう一度検診を受けるか、病院で受診をしてくださいというので、その結果手術をしなければいけなかったというのだと私は思います。ですから、そういう方に対してはもちろん受診していただいてということで、データにもございますので、その方については指導していくということになります。

委員長(永野久子君) 相澤委員。

委員(相澤榮君) それでは、160ページ、富谷町青年団に関してお伺いいたします。現在人数は何人ぐらいいらっしゃいますか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 現在10名でございます。

委員長(永野久子君) 相澤委員。

委員(相澤榮君) 10名ということですけれども、非常に社会教育活動の中では大事な人たちであると思うんです。それで、この青年団の方たちは、富谷町を中心にして黒川郡の青年団が集まって活動していたということを聞いているんですけれども、管理棟が地震でなくなったために事務所もないんだと。集まる場所がないので何とかできないかなということが言われていますけれども、10人しかいないんですけれども、そういう活動の場所について考えたことはございませんか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) いろいろ考えてはみたんですけれども、現在のところは該当する場所はありません。

委員長(永野久子君) 相澤委員。

委員(相澤榮君) 考えたけれども、ないということでは困るんですけれどもね。やはり、もう少し突っ込んでいただいて、例えば給食センターとか新しくできる管理棟とかという部分が考えられるかどうかをお伺いします。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 現在の活動の状況を見まして、いろいろ相談を受けましたらそこで検討したいと思います。

委員長(永野久子君) 相澤委員。

委員(相澤榮君) それでは、172ページ、体力増進事業費についてお伺いいたします。平成23年度から年々減額されていますけれども、この理由はなんでしょうか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) もう一度お願いします。

委員長(永野久子君) 相澤委員、すみません、もう一度お願いします。

委員(相澤榮君) 体力増進事業費が23年度からどんどん減っています。今年度が102万2,000円ですか。この減額された理由はなんですかというお話です。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 体力増進事業につきましては、トレーニング室講習会とトレーニング室の機器の設置、その器械を購入する額が、前はウインドミルというルームランナー的なものを買っていましたけれども、今そちらはそろっていますので、別なものを買って減額になっています。

委員長(永野久子君) 相澤委員。

委員(相澤榮君) 利用者の状況はどのようになっていますか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 24年度の資料は手元にないんですけれども、23年度震災の影響もありましたけれども、22年度よりも約1,000人以上多く5,497名が利用しております。

委員長(永野久子君) この際、午後4時10分まで休憩いたします。

午後3時59分 休憩

午後4時10分 再開

委員長(永野久子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 相澤委員。

委員(相澤榮君) 174ページ、工事請負費についてお伺いします。スポーツセンター音響設備改修工事ありますけれども、これについて詳しくご説明をください。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 現在の音響につきましては、スポーツセンターできたときから使っているもので、実際に音割れ、あとは音の響き等について問題がありました。それを今年度全面的に改修をいたします。音のシステム的には現在と同じような状況で音が出るようになっております。スピーカーにつきましては、16台を設置しておりますのでよりよくなると思っております。以上です。

委員長(永野久子君) 相澤委員。

委員(相澤榮君) 今いろんな形でスポーツセンターを利用するときに、競技役員室とかアリーナでマイクを使いますけれども、ロビーのほうにはそれが通じていませんが、その関係はどのように改良されますか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) それについては、ちょっと今回の改修のほうには入っておりません。

委員長(永野久子君) 相澤委員。

委員(相澤榮君) この工事については50周年記念事業との関係はあるんですか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 50周年記念行事ということでたくさんの行事がスポーツセンターで行われますけれども、それも関係しますし、あとは老朽化ということで両方の理由でございます。

委員長(永野久子君) 相澤委員。

委員(相澤榮君) 例えば、ママさんバレーの全国大会がございますね。のど自慢もあります。特に、ママさんバレーの全国大会のときにはアリーナとロビーにいる人と、それから競技役員室にいる方とか、控室にいる方とばらばらになっています。それで、アリーナで放送されるとそれはアリーナだけに終わってロビーにいる人には全然通じません。それを改修しないで何を改修するんですかと私は言いたいんですけれども、そこまでできないんですか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 今後あと検討してみたいと思います。

委員長(永野久子君) 相澤委員。

委員(相澤榮君) それから、設備について、例えばエアコンとかについての、特に競技役員室のエアコンなんですけれども、非常に感度がよすぎてすぐに消えます。それについてはご存じですか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) あそこの施設のエアコンについては、最近つけたものですので、そういうふぐあいについては聞いてはおりません。より快適に過ごしていただいていると思っております。

委員長(永野久子君) 相澤委員。

委員(相澤榮君) それから、あそこの競技役員室のドアなんですけれども、閉まらないんです。そしてこの間バレーがあったときにちょっと調整しましたけれども、音はとまったんですけれどもすぐ開いてきます。そういうところが、その隣の部屋もそうなんですね。ドアの関係について、それから、一問一答だからこれでいきます。これについてはどういうふうに考えますか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 施設のふぐあいについてはこれから対応したいと思います。

委員長(永野久子君) 相澤委員。

委員(相澤榮君) それから、換気扇の吸い込み口ですけれども、これは全体的にごみがいっぱいたまっています。お客さんが富谷町ではなくほかから来たときに、天井を見たときに、何だい、これはという方が何人かいらっしゃいます。私も職員の方にこれ何とかなんないのと言ったこともあります。それでそのことについて改善する方法がございましたら、お伺いします。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) そちらについてもすぐ対応したいと思います。

委員長(永野久子君) 相澤委員。

委員(相澤榮君) それから、ママさんバレーの全国大会が開催されるときに、北側の控室、シャワー室ありますね、あそこは利用されるようになるんですか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 全国ママさんバレーの打ち合わせはまだしていませんので、打ち合わせをして多分そこでわかると思います。

委員長(永野久子君) 相澤委員。

委員(相澤榮君) 全部とは言いませんけれども、あの辺の並びの部屋何カ所か、倉庫に利用されている部分がございます。その辺の関係の改善は考えていますか。

委員長(永野久子君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤英樹君) 現在、スポーツセンターにある部屋ですけれども、備品等もふえていますので、そちらを倉庫に使っているのは間違いありません。それで、今のところは大きく問題は起きておりません。

委員長(永野久子君) ほかに。安住委員。

委員(安住稔幸君) 84ページ、3款2項1目になるんですね、13節委託料でファミリーサポート支援事業等業務というのがございます。育児ヘルプサービス事業の含みで10月から社協のほうで実施されるものと思いますが、その詳しい事業内容をお知らせください。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) ファミリーサポート事業につきましては、支援してくださる方、それから支援を受けたい方、その方たちを募集しまして最初に登録していただくというようなことから始めたいなというふうに思っております。それからあと、育児支援のほうにつきましては、産後おうちにいらっしゃって手伝いが必要な方、そういう方たちに対してそちらについては生活上のいろいろなサポートをしていきたいというふうに考えております。4月から社会福祉協議会のほうにお願いするようになりますけれども、実際の事業の開始は10月からかなというふうに思っております。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) そうしますと、始まった場合、大体利用される見込み者数というんでしょうか、はどれくらいとして考えていらっしゃいますか。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 予算計上させていただいている中では50人以上というようなところのくくりでしております。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) 続きまして98ページ、4款1項2目になりますか、13節委託料になります。これの下のほうで歯周疾患検診業務、それに関連した発送業務とありますけれども、これは40歳、50歳、60歳、70歳の節目のときに行うということになりますけれども、実際検診内容というか、実施内容をお願いします。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) この歯周疾患検診につきましては、これから仙台歯科医師会と契約をいたしまして、先ほど委員さんが申し上げていただきましたように、40歳、50歳、60歳、70歳、大体おおよそ2,700人ぐらいが対象ということで、その方々にまずは受診票等々を送付して指定の医療機関、歯科医師さんのところで検診を受けていただくというような形になろうかなと思っております。これから詳細については煮詰めていくと、これから歯科医師会と正式な協議に入っていくということでございまして、おおよそ実施時期につきましては10月から大体3カ月ぐらい、12月ぐらいを予定しているものでございます。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) そうしますと、これは個人の負担というものはあるんでしょうか。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) 現段階では個人負担ありと考えております。ただ、これから単価の契約等々もありますので、そこからちょっと割り出した額と、当初は1,000円と考えておりますけれども、仙台歯科医師会との動きもいろいろありますので、そこら辺で流動的になっているものでございます。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) 続きまして、102ページの4款1項母子保健費の中の13節委託料、この中に、町長の施政方針にもありましたが、この仮称富谷町子育て支援複合施設、この複合施設の業務内容というか施設内容というか、そういったものはどのようなものをお考えなんでしょうか。

委員長(永野久子君) 福祉部長。

福祉部長(奥山吉信君) これにつきましては今後検討していくんですが、主な機能としましては子育て支援機能、それから母子保健機能ということで、主に現在富谷中央公民館でやっております乳幼児検診等がかなりの頻度で利用させていただいているので、その辺の手狭感もございます。それから、障がい児等の相談業務、それからそういう保護者、お母さん方の交流の場と、そういったものを考えてございます。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) 開所予定はいつごろと考えていらっしゃいますか。

委員長(永野久子君) 福祉部長。

福祉部長(奥山吉信君) これも今後配置計画、それから概算事業費の算出ということでございますので、こちらにつきましては財政上、現在市支援センターについての国庫補助事業のメニューがございませんので、その辺の何らかのメニューの乗っかれるものかどうかも含めまして、それらを検討した上で、開所時期についてはまた検討させていただきたいと思います。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) すばらしい施設のようですので、一日も早くお願いしたいと思っております。
 続きまして、166ページの公民館費になりますね、社会教育費公民館費の7節賃金、初めのご説明では賃金6,260万6,000円、42人ということでお話お聞きしたと思ったんですが、6項目ありますが、おのおのの人数をお願いいたします。

委員長(永野久子君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) 児童指導員ですけれども42名、それから事務補助員6名、図書指導員6名、看護師、これについては行事の都度の対応になります。それから、施設管理人12名、それから業務補助員は6名です。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) そうしますと、大体6公民館で、これを大体6で割れば大体1公民館当たりその割った人数が大体つくという感じでよろしいんでしょうか。

委員長(永野久子君) 佐藤教育次長。

教育次長(佐藤信夫君) そのとおりでございます。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) 続きまして、176ページ、教育費保健体育、給食センター管理費のほうになります。この中で、いろいろ需用費やらいろいろ賃金などもありますが、昨年から供用開始されまして、その経費の分、第一給食センター、第二給食センターあった当時に比べて実際に新しい給食センターについては経費がどの程度ふえているのか、減っているのか。それとも、その辺の内容についてはいかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 新センター、新しい給食センターの経費等につきまして、まだ実際は1年間を通しての経費、そういったものは出ておりませんので、今のところ申し上げられるのはやはり燃料費、そういったところではある程度精査しながら節約しながらやっておるものの、やはり従来の第一センター、第二センターに比べましては、若干ですけれども燃料費としての価格は出て、上がっているかなと思っています。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) いわば光熱費は若干上がっているんじゃないかということになりますけれども、人件費のほうにつきましてはいかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 人件費のほうにつきましては、新しい給食センターになりまして、調理補助員という形でパート職員の方15名ほど増員しておりますので、その分につきましては当然従来の給食センターより経費的にかかっているかなと思っております。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) 本当にすばらしい給食センターができたわけでありますが、やはりいろいろな設備的にもいいものを使って、ソフト面でもよい方向に行っていますので、上がるのはしようがないのかなと思うんですが、やはりその辺節約というよりは少しでも経費を削減できるものでいろいろ考えていらっしゃるかと思いますけれども、何か具体的なものはありますでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 委員さんのおっしゃるとおり、節約というか経費の削減、そういったところは重々心得まして、日々努力しているところございまして、簡単なところでいいますと、キッチンペーパーという消耗品的なものでございますけれども、それ1つ買うにも価格の安いところを探しながら買い付けに参ったり、そういった努力はやっております。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) 25年度におきまして、給食提供数は何食と予定されているんでしょうか。

委員長(永野久子君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 食数、24年度の食数……。(「25年度」の声あり)25の食数でございますか、見込み。実は、給食費等の計算をする場合ですと、生徒数及び教員数等の人数等で算出させていただいております。児童生徒数につきましては、職員入れまして6,777人を見込みとしましてそれで計算しております。

委員長(永野久子君) 安住委員。

委員(安住稔幸君) わかりました。6,777食ということになりましょうか。アレルギー対応食についてお聞きします。24年度が何食で25年度が何食の予定かお聞きします。

委員長(永野久子君) 学校給食センター所長。

学校給食センター所長(高橋作喜男君) 24年度につきましては、今のところ20名の申請者に対して供給しているところでございます。新年度に関係するところでいいますと、今新入学生、1年生でございますけれども、相談しまして約8名ぐらいの相談を今受け付け審査中でございますので、確定するのはもう少し先かなと思っております。

委員長(永野久子君) ほかに。浅野委員。

委員(浅野直子君) それでは、お伺いいたします。84ページになります。3款民生費2項児童福祉費の13節委託料のところで、病児・病後児保育の業務684万円が計上されておりますが、こちらのほうの内容、4月からの開所ということで詳しくお知らせください。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 開所場所につきましては、コミュニティクリニック上桜木の小児科の隣というふうになります。ですので、すぐ小児科医が隣にいてもらえるというような状況でございます。30平米でございます。時間でございますが、午前8時から午後6時まで、あと水曜日と土曜日につきましては、コミュニティクリニックが午前中ということで8時から午後1時までというふうにしております。預かるお子さんについては、生後6カ月から就学前までのお子さんというふうに考えてございます。1日最大3名ということでございます。

委員長(永野久子君) 浅野委員。委員長と呼んでください。

委員(浅野直子君) 料金はお幾らになりますか。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 1日当たり2,000円、水曜日と土曜日は半日ですので1,000円というふうに考えております。

委員長(永野久子君) 浅野委員。

委員(浅野直子君) こちらは4月から開所ということになりますけれども、その前に住民の方に何か公開をするとか、説明をするとかということは計画にございますでしょうか。

委員長(永野久子君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(瀬戸けい子君) 実施いたしますコミュニティクリニックさんと今打ち合わせ中でございまして、中を見ていただけるようなところは考えてございます。

委員長(永野久子君) 浅野委員。呼んでください。

委員(浅野直子君) すみません。146ページになります。10款教育費2項のところで、7節賃金のところなんですが、こちらのほうの指導員とかことばの教育指導員ございますが、こちらの人数のほう教えてください。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 学校図書館指導員につきましては、各小学校1名でございましたけれども、新年度25年度につきましては東向陽台小学校1名増員をしまして、8名を見込んでございます。それから、ことばの教室の指導員につきましては1名でございます。それから、特別支援教室支援員でございますが、こちらは小学校が各3名でございます。それから、看護師につきましては1名でございます。

委員長(永野久子君) ほかに。浅野委員。

委員(浅野直子君) 150ページ、同じような質問になりますけれども、7節の賃金のところで、やっぱり図書指導員特別支援プール監視員とありますが、こちらのほうの人数をお教えください。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 学校図書館指導員につきましては、各中学校1名でございますので5名でございます。特別支援教育支援員でございますが、中学校につきましては各校の状況に応じて配置をしてございますので、中学校につきましては富谷中学校2名、富谷二中が2名、東向陽台中学校2名、日吉台中学校1名、成田中学校2名の合計9名でございます。プール監視員につきましては各校1名でございます。

委員長(永野久子君) 浅野委員。

委員(浅野直子君) 実は施政方針の中にもあったんですが、予算書には載っていないんですけれども、今回国道の4号線にインターチェンジおりてくることになるんですが、教育関係もありますので、とちの木から今児童が66人学校のほうに通っているんです。それで、朝の時間帯だけでもいいので、サポート隊だったり何かそういった安全策といいますか、そういったことの予算化というのはあるかどうか、お聞きいたします。

委員長(永野久子君) 学校教育課長。

学校教育課長(神田能成君) 安全対策につきましては、従来からスクールガードリーダーさんを雇用しまして安全対策をとっているところでございますけれども、各それぞれの対応につきましては、各学校のサポート隊の方々等の協力を得ながら、安全対策に努めてまいりたいというふうに思ってございます。

委員長(永野久子君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 12月までに開通をということで要望しておりますということとあわせて、今のりでブロック積みされている歩道ですので、よく考えて見ますとあそこがすっかり切り開かれて、横断をしていくということになりますね。登下校。そういうふうなことですので、重大な新しい展開ですので、重大な関心を持ちながらどのような安全策を講ずるか、大変今までにない環境の横断歩道ということになろうかと思いますので、十字路交差点、丁字路になりますかね、丁字路交差点ですので、心配とあわせて万全を期してまいりたいと思います。

委員長(永野久子君) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)

委員長(永野久子君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 ここでお諮りいたします。
 議案に対する討論を省略し、採決いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)

委員長(永野久子君) 異議なしと認めます。よって、これより採決をいたします。
 議案第26号平成25年度富谷町一般会計予算について、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

委員長(永野久子君) 起立多数と認めます。ご着席ください。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上をもちまして、本日の議事を終了いたします。
 なお、次回はあす14日木曜日午前10時に引き続き行うことといたします。
 本日は、これにて散会いたします。
 お疲れさまでした。

午後4時35分 散会

平成25年予算審査特別委員会(第4号)

平成25年3月14日(木曜日)

富谷町議会予算審査特別委員会は、富谷町議会議場に招集された。

出席委員 18名

  • 委員長 永野久子
  • 副委員長 小川昌義
  • 委員 相澤榮
  • 委員 渡邊俊一
  • 委員 磯前武
  • 委員 佐藤聖子
  • 委員 細谷禮二
  • 委員 山路清一
  • 委員 佐藤克彦
  • 委員 千葉達
  • 委員 森栄
  • 委員 安住稔幸
  • 委員 浅野直子
  • 委員 高橋正俊
  • 委員 三浦邦夫
  • 委員 出川博一
  • 委員 菅原福治
  • 委員 長谷川隆

欠席委員 1名

  • 委員 小泉光

職務のため出席した者の職氏名

  • 議長 浅野幹雄

説明のため出席した者の職氏名

  • 町長 若生英俊
  • 副町長 千葉芳樹
  • 総務部長兼総務課長 小野一郎
  • 総務部税務課長 内海壮晃
  • 総務部税務課長補佐 西山高広
  • 福祉部長 奥山吉信
  • 福祉部長寿福祉課長 安積春美
  • 福祉部長寿福祉課長補佐 中山高子
  • 福祉部健康増進課長 小松巌
  • 福祉部健康増進課長補佐 高橋加代
  • 建設部長兼都市整備課長 鴇謙一
  • 建設部上下水道課長 渡邉成一
  • 建設部上下水道課参事兼事業管理監 黒川正司
  • 建設部上下水道課長補佐 相澤友子

議会事務局職員

  • 議会事務局長 須藤辰夫
  • 次長 泉川潤哉
  • 主任主査 津久家直美

午前10時00分 開会

委員長(永野久子君) 本日の出席委員は18名です。定足数に達しますので、直ちに本日の「予算審査特別委員会」を開きます。

議案第27号 平成25年度富谷町国民健康保険特別会計予算

委員長(永野久子君) 議案第27号平成25年度富谷町国民健康保険特別会計予算を議題といたします。
 これから、担当課長へ内容の説明を求めます。健康増進課長。

[健康増進課長が予算書のとおり内容の説明を行った。]

委員長(永野久子君) 以上で説明を終わります。これより質疑に入りますが、質問者及び答弁者は要領よく簡潔な質問と答弁、そしてスムーズな議事進行にご協力お願いいたします。また、質疑はページ、款項目を明示して行ってください。質疑ございませんか。佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 209、210ページです。1款1項1目一般被保険者の保険料が書いてありまして、去年との比較でいいますと1億683万1,000円の増ですが、これの主な理由をお尋ねします。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 災害減免の分、ことしありませんので、その分と、あと被保険者等がふえていますので、そういったものの増となってございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 同じく2目のところに退職者のがありますが、これも1,443万円ほどふえています。これについてはどうでしょうか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 同様でございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 予算編成に当たっての収納率を何%と見たかということですが、現年度分については昨年同様かと思いますが、滞納繰越分についてはかなり4%ふえていますが、これは何によってこのような目標設定にしたのでしょうか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 今言われましたように、4%ほどふやしてございます。現年分と滞納繰越分等の未納分の整理もついてきていますし、また残っている分については、そういった収納率を上げる予定で計上してございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 退職者についてはどうでしょうか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 退職者の分の滞納率についても、同じように4%上げてございます。

委員長(永野久子君) ほかにありませんか。佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) それでは、今現在の課税の仕方といいますか、それは均等割で2万3,100円ですが、これでの課税分、今回予算編成に当たった金額では幾らでしょうか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 細かい内訳ではちょっと持っていないのですけれども、前にもあったんですけれども、国民健康保険の場合の被保険者なりの数の異動等がございまして、予算計上時点の調定状況なりを踏まえて出しているような次第でございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) それでは、均等、平等、所得、資産とあるわけですが、それぞれについては、金額では幾らということははっきり今の時点でわからないのか、そういう出し方はしていないということなのでしょうか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) そういった細部に分けた調定額ではなくて、調定額全体としての数字を捉えて出しています。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 平成25年度予算編成で、国保加入世帯の見込み数は何世帯でしょうか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 一般被保険者の世帯数で4,883世帯です。あと、退職者のほうは567世帯となってございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) それでは、加入者については人数ではどうでしょうか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 一般被保険者数が8,973人、退職者のほうが857人でございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) そうしますと、平成24年あるいは23年から見て増加傾向のように思いますが、それでいいでしょうか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 平成24年度当初の一般被保険者の数からしますと、被保険者数は8,994人なので、その分では若干減っています。世帯数につきましては、平成24年が4,812世帯ということで、こちらにつきましては増というような一般被保険者の状況でございます。
 退職者分につきましては、平成24年度世帯数で510世帯、567世帯なので増です。あと、被保険者数についても平成24年が804人、それに対しまして25年で857人なので増となってございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) わかりました。それで、国保加入世帯の平均所得についてお調べでしょうか。幾らだということになっていますか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) その資料については、きょう持っていませんので後でお示しいたします。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 平成24年度の収納率、まだ締めていないのですが、今時点で、最近のものでわかるものは何%でしょうか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 平成25年2月末現在の国民健康保険、現年分につきましては84.14%、滞納繰越分につきまして21.21%となってございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 最終ですが、どれくらいまでを、去年は86%というふうに見ていたわけですが、これは最終どこまで納税されると見ていますか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 一般会計でも言いましたけれども、収納率の最終見込みにつきましては、徴収担当といたしまして、前年度比を割らない目標数値として捉えてございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) それは幾つですか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 健康保険の最終の現年分につきましては91.51%、滞納繰越分については24.04%、これが昨年の収納率なので、これを下回ることのないように努力いたします。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) そうしますと、滞納繰越のところでかなり大きく伸びているというのは、滞納整理機構のお金といいますか、それによるもので収納率がふえているということでしょうか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 確かに滞納整理機構との連携によるものも大きいものはありますけれども、税務課徴収担当としての個別対応の努力のたまものと思います。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) それでは、資格証の発行についてお尋ねします。今資格証はありますか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 現在、資格証については交付しておりません。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) それでは、短期証についてはどうでしょうか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 12月の時点で捉えた数字でご報告いたします。1カ月証20名、3カ月証331名、6カ月証75名、計で426件です。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 国保財政の調整基金があるわけですが、これの残高は今幾らでしょうか。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) 先ほど説明申し上げました財政調整基金を使いまして、今回2億2,003万円ほどやっておりますが、現段階では3億9,600万円ということになっております。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) それは、2億2,000万円を繰り出したというか、その後での使えるものとして3億9,600万円があるということでいいですか。確認します。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) そのとおりでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 国保税は、平成23年から1世帯当たり平均で7%引き上げられたということがあります。ですが、所得に占める割合といいますか、生活感実態からしてまだまだそれは大きいということが実感だと思います。それで、先ほど数字がありませんでしたけれども、資産割で入ってくる部分、これについて一般会計からの繰り入れで減税する、さらに減税するということが必要だということがあるかと思いますが、これについては検討したでしょうか。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) 一般会計からの繰り入れということは考えておりません。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 先ほど滞納の税収が上がったといいますか、納税が進んだということがありました。個別で対応してきた部分も成果が出てきているということで、その立場が重要だと思います。と同時に、滞納整理機構へ移管するということでなくて、職員が住民の生活を見ながら当たることが必要だと思っていまして、滞納整理機構へ入るというのは、今回、平成25年のところでやめようというような、その検討だとかというのはあったのでしょうか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) それについては全くございません。それで、滞納整理機構につきましては、必ずしも税収を図るというその意味合いだけではございませんで、前にもお話ししましたように、負債がありまして、その未収になっている税の滞納者の洗い出しをしまして、その方が果たして担税能力があるかどうか町で当然検討しているわけですけれども、それにつきまして県からも同様に、町以上の自宅等を訪問した上で捜索の結果、そういった担税力あるなしの判断もしているというそういった大きい効果もありまして、収納率が上がっているのは単に収納金がふえているだけではなく、分母となる未収金、そちらの不良債権の整理も兼ねてやっていますので、そういった総合的に、結果的に収納率の向上につながっているものと思ってございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 219、220ページお願いします。先ほども説明ありましたが、2款1項療養諸費、1目で一般保険者の給付がありまして2億3,223万9,000円がふえていますが、これの理由ですが、大きくどんなことでふえるということになっているのでしょうか。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) これに関しましては、平成23年度の療養給付のほうの伸びがさほどでなかったんですけれども、平成24年度相当伸びたということでございます。医療機関にかかる方が、平成23年度より平成24年度のほうがふえたものですから、それを勘案して平成25年度は歳出予算を計上したということでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) そうだと思うのですが、それは件数だけですか。それとも重度化してとか、特に高額でかかったということでの結果なのでしょうか。その点についてはどうですか。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松君) 件数の増加も補正でもいろいろご説明申し上げたことがあると思うのですけれども、レセプト点検数がふえて、その分の経費等を計上したということで、件数も相当ふえているということでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 同じページの2目退職者についても同じようなことが言えますか。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松 巌君) 退職者についても、伸び率は一般被保険者よりも少のうはございますけれども、伸びているということは事実でございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 221、222ページです。4項のところに移送費というのがあります。これは、どのようなときに使えるものでしょうか。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) これに関しましては、緊急の場合、災害時や緊急の場合に、医師等が判断したときにその経費を支給することができると。医師の判断等がなければ、それはできないということでございます。結局、救急車も使えない状態だということでございます。移送費というのは。救急車とかも使えなくて、そこにいる医師が、これではもう、この医療機関では治療ができないので、次の医療機関に緊急に搬送しなくていけない。ただ、救急車もないので、普通の公共交通手段とかいろいろなものを使った場合の費用という話でございます。この移送費というのは。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) それは、緊急を要しないとだめなのでしょうか。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) これは緊急を要すると。ですから、転院とかそういうものでは使えないということでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) それでは、これまでにそういう事例はあったでしょうか。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) 私5年間いますけれども、一度もございません。

委員長(永野久子君) ほかに質疑ありませんか。細谷委員。

委員(細谷禮二君) 私は1点だけ質問いたします。
 国民健康保険特別会計、平成24年度に比較すると……。

委員長(永野久子君) 何ページでしょうか。

委員(細谷禮二君) 概要のほう。

委員長(永野久子君) 概要ですか、何ページですか。

委員(細谷禮二君) 比較すると、4億5,994万2,000円が13.2%、非常に伸び率が高くなっておりますが、その理由を教えていただきたいと思います。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) 先ほども申し上げましたけれども、保険給付費が伸びた。特に一般の療養給付費が2億3,000万円ほど伸びております。平成24年度の当初と比べるとということでございます。平成24年度でも相当補正をしておりまして、5,000万円ほどぐらいのずれにはなってきております。ただ、その伸びを勘案して一般の療養給付費のほうも2億3,000万円ほど、それから一般の高額療養費のほうも2,300万円ほどと、それを積み上げますと先ほど議員さんがおっしゃったような額になるということでございます。

委員長(永野久子君) 高橋委員。

委員(高橋正俊君) 222ページ、葬祭費用というのがあるんですけれども、5万円の60件でいいんですか。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) はい、そのとおりでございます。

委員長(永野久子君) 高橋委員。

委員(高橋正俊君) この葬祭補助金ですね、これは死亡届を出したときに、死亡届とは別に申請書か何かを書かなければならないのですか。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) 私ども健康増進課のほうに申請書がございますので、それに記入していただいて申請していただくということでございます。

委員長(永野久子君) 高橋委員。

委員(高橋正俊君) それでは、224ページの出産育児助成金ですね、これは42万円の60件でいいんですか。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) はい、そのとおりでございます。

委員長(永野久子君) 高橋委員。

委員(高橋正俊君) これも同じように出生届というのですか、それと別に、これも新たに申請をしなければならないのですか。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) 申請をしていただくというのは事実でございますが、42万円については、今病院のほうに支払う方法もございますし、ご本人に支払う部分もございます。42万円ですので、病院で42万円かからない場合はご本人の口座のほうにというか、ご本人にその差し引いた分ですね、病院でかかった分の差し引いた分が行くということもございますので、申請をしていただくということはございます。

委員長(永野久子君) 高橋委員。

委員(高橋正俊君) この質問ですね、私ちょっと聞いたことがあって今質問しているんですけれども、要するに、出産費用が今どのぐらいかかるか私わからないのですけれども、一時立てかえで支払わなければならないという話を聞いて、ちょっと金額が大きいんだと思います。ですから、その対策は今課長が言ったとおりの対策でいいんですか。助成をもらう人のほうの立場、町民のほうの立場でその対策をしたわけですか。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) 医療機関によりましては、出産ということで前払い金という形で請求している医療機関もございます。多分議員さんがお聞きになった方は、そこの部分でないだろうかなと思います。
 ほかの医療機関では、出産が終わって退院した後に支払いということで、42万円そのままかかれば医療機関さんのほうに国保連を通じて支払うという形にはなっております。ただ、医療機関によって前払い金を請求している医療機関もあるということで、いろいろご相談をいただいているところもございますけれども、出産後にしか支払うことができませんので、その分については町としては一時貸し付けて、出産育児の貸付金という制度の用意はさせていただいております。ただ、現段階ではそれを利用する方は、額的に20万円ほどだったかなと記憶、聞いたところでは20万円ぐらいの前払い金を出さなければいけないというような話は聞いております。

委員長(永野久子君) 高橋委員。

委員(高橋正俊君) わかりました。これを例えば役場に行って正式に申請して、申請した場合に、普通はどのぐらいの時間がかかっておりてくるものなんですか。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) 本人に支払うという町だけの関係であれば、一、二週間後には支払いはさせていただきます。ただ、先ほど予算のほうでも説明させていただきましたように、出産育児一時金の国保連を通じますと若干時間をいただくと。医療機関で支払う期間があるということでは事実でございますので、1カ月ぐらいたしかあったような気がしております。

委員長(永野久子君) 高橋委員。

委員(高橋正俊君) ちょっと時間がかかるという話を聞いたものですから、今後、こうやって予算をつけているものですから、短時間にやってもらうということはできるのでしょうか。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) 町とご本人さんの関係であれば、それは短縮は可能だと思いますけれども、ただ、支払いの国保連を通じた場合、医療機関に支払うという形になりますと、それは通常のもう期間は決まっておりますので、それを短縮するということは現段階では厳しいのかなと。

委員長(永野久子君) ほかに。安住委員。

委員(安住稔幸君) 226ページ、7款2項1目疾病予防費で13節委託料、先ほどもご説明受けたのですが、とみや脳血管元気教室業務5万3,000円という大した大きい金額ではありませんけれども、これをもう少し詳しく、どういう感じでやられるかお願いいたします。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) 委託料だけではなくて、8節報償費の2万3,000円とかこういうものを組み合わせながら、医師、それから運動指導士、栄養士という食と運動と医師という関係の中でやりたいと考えております。
 健診の中で、血圧が160から下が100以上の方々をピックアップいたしまして、ただレセプトのほうも見させていただいてと今考えている段階でございます。これからそういう方々を今度はピクアップしてお話をさせていただいて、こういう教室に参加しませんかという逆に呼びかけをして、最終的な医療費、重篤なものにならないようにという形で考えております。ですから、高血圧だったり糖尿病等々の既往歴がある方々も対象になってくると思っております。

委員長(永野久子君) ほかにありませんか。小川委員。

委員(小川昌義君) 218ページの1款1項2目13節、ここに委託料があるわけですが、保守業務という項目があるわけですけれども、債務負担行為のほうにも出ている部分と出ていない部分があるんですが、今年度の予算の中で、この保守業務と言われている中で、それぞれどの程度の金額を見込んでいるんですか。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) 保守業務として、ここに計上しているのが大半でございますので、この額がおおよそ前年度と同様の額ぐらいになっていると思います。ただ、先ほど説明の中でもちょっと、国保連合会の電算委託料の単価が下がっておりますので、その分の減ということで、平成24年度よりはここの委託料の部分が全体的には下がっていると思っております。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) それでは、昨年度、例えば高額医療システム保守業務運用支援部分だけで申しますと、この保守支援というのはどの程度になっていたんですか。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) 昨年度で見ますと、高額療養費のほうが2万円ほどプラスになっております。昨年度、保守業務について2,000円でございましたので、昨年よりは2万2,000円ほどプラスという形になります。
 それから、高額療養費システム等につきましては、平成24年度が47万3,000円でございますので、2万3,000万円ほどの増という形になります。それから、高額療養費のシステムパッケージのほうが599万円ということで、1万6,000円ほどの増ということです。
 それから、先ほど申し上げましたけれども、平成24年度の国保連合会電算委託料が403万9,000円ということでございます。これは単価が下がったということでございますので、レセプト1件当たりの単価が下がったということでございますので、167万6,000円ほど減になったということでございます。
 それから、ここに28万4,000円と書いてあります療養給付費負担金及び調整交付金実績報告等作成システム保守業務、これについて28万4,000円という、昨年度について記入されていないので新たなものかなというご指摘もあるかなと思うのですけれども、これは国保連のほうの電算委託料等の中に含まれていただけでございまして、今回新たに表示が出ていただけで、額は同額で計上されておりました。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 保守業務で実際に要請したのは何回ぐらいありますか。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) これは、定期的に来ていただいて保守点検していただいているものでございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) そうしますと、それぞれが何回来ているんですか。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) 大体二月に1回ぐらいの割合で来ていただいております。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) わかりました。
 それでは、次に226ページの7款2項1目19節負担金補助のところですが、例年出されておるわけですけれども、この補助金のほうなんですけれども、それぞれ項目が上がっているわけですが、これ基準というか補助金の基準みたいなものはあるんでしょうか。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) 補助金という額は、町の検診を受けた自己負担分、例えばここに書いてあります胃がん検診であれば1,800円、この自己負担分について国保が出しているということでございます。ですから、それぞれの検診の自己負担分の額を国民健康保険のほうが、被保険者の方が支払わないで私どもが支払っているということでございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 何となくわかるんですが、補助金として払っているというのは、そうしますと、どちらのほうに払っているような感じになるんですか。

委員長(永野久子君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松巌君) きのうの一般会計でお話しさせていただきましたけれども、雑入の徴収金のところに入ってくるものでございます。検診等の徴収金というのは、きのうご説明させていただいたと思うのですけれども、その中に入ってくるということでございまして、町がその分を立てかえて委託料として出しているものですから、その分をいただいているということでございます。

委員長(永野久子君) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)

委員長(永野久子君) ほかに質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 議案に対する討論を省略し、採決いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)

委員長(永野久子君) 異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。
 議案第27号平成25年度富谷町国民健康保険特別会計予算について、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

委員長(永野久子君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
  この際、11時10分まで休憩いたします。

午前11時00分 休憩

午前11時10分 再開

委員長(永野久子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

議案第28号 平成25年度富谷町下水道事業特別会計予算

委員長(永野久子君) 次に、議案第28号平成25年度富谷町下水道事業特別会計予算を議題といたします。
 これから、担当課長へ内容の説明を求めます。上下水道課長お願いします。

[上下水道課長が予算書のとおり内容の説明を行った。]

委員長(永野久子君) 以上で、説明を終わります。これより質疑に入ります。
 質疑ございませんか。出川委員。

委員(出川博一君) それでは、私のほうから。まず最初に、下水道特別会計そのものは、私の認識だと、支出があってそれに対していわゆる繰入金とか町債とかで補?しながらやっていく特別会計だというふうに認識しているんですけれども、その認識が正しいかどうか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) おおよそのところではおっしゃるとおりでございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) その観点に立ってお話をしたい、ご質問したいと思いますけれども、町債の7,120万円、これについては繰入金で対応することはできないのでしょうか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 繰入金の性格上、下水道事業特別会計の歳入と歳出、それの収支の不足分という考え方で行っておりますので、公債費そのものの繰り入れという特定した考え方はございません。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 地方債については、起債することもできるということですので、起債しなくてもいいわけなので、そこのところは何か、私ちょっと素人でわからないのですけれども、財政上の制約があるんでしょうか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) まず一つは、補助事業の性格上、今回のやつですと社会資本整備事業、こちらの補助金がございます。補助金は事業費の約2分の1、残りを起債という形で歳入を充てるものでございまして、いわゆる私どもの使っている言葉では補助裏というか補助と同じ額を起債することができるということで、起債そのものについては一般会計も同じなんですが、国の地方財政計画に基づいて総枠が定められまして、それに基づいて、もう事前に補助事業に手を挙げれば起債のほうも連動して起債をするということが一つの条件的なものとなっている考え方でございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 起債することもできる。起債しなくてもいいと理解することはできないのでしょうか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 起債そのものの考え方なんでございますが、こういった施設そのもの、今後皆さん使っていく施設でございます。後年の方にも負担をお願いするという考え方に立っての起債ということでございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 町債の中で流域下水道の4,090万円というのがあるんですけれども、これは流域建設費4,225万9,000円の何%かという形で、過去のやつ三、四年のやつを見ると、必ず建設費はそれに伴って起債が起きるということなんですけれども、これは何%という比率は決まっているんでしょうか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 富谷町の負担の割合ということでよろしいんでしょうか。(「はい」の声あり)であれば、33.57%でございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それで、建設費4,200万円の中で起債が4,090万円ですけれども、これは起債のできる比率というのは決まっているんでしょうか、それとも額で決まっているんでしょうか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 額という捉え方でいいと思います。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 何でそれを言うかといいますと、起債がこれからもう、多分今までの流れだと起債をしていく形になると思うのです。続いて質問いたしますけれども、町債のいわゆる特別会計における年度末残高の推移はどうなるんでしょうか。どのようにこれからなる見込みですか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) まず元利償還金という、毎年毎年元利償還金を返済していくわけでございますが、そこは元利均等という考え方で、大体3億1,000万円前後の償還金が今後とも発生するという形でございます。
 残高で申し上げますと、現時点で申し上げますと23億1,870万4,000円ほどでございまして、これが、現段階で申し上げますと平成29年には13億6,956万2,000円ほどになる見込みでございます。ただ、これは今後の起債等については入ってございません。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 今現在23億円の残高があって、起債を発行しなければ5年後には13億円まで半減していきますよということなんですけれども、現実的には、今課長の説明にもあったように地方債を発行することができるとあるんですけれども、それはセットになっているんだよということになりますと、残高はなだらかながら減っていきますけれども、そんなに大きくは減らないという認識でよろしいのですね。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 会計に占めるウエートで申し上げれば、当然、先ほど申し上げた3億1,000万円前後の元利の償還金が、今後とも同じような形で発生していくわけです。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 今、元利の返済で3億1,000万円前後だということなんですけれども、これは今年度、平成25年度の予算では元金が2億400万円、それから利息が1億1,100万円ということで、元利均等の性格上過去のやつを見ていきますと、利息が徐々に減ってきて元金の返済分が多くなるということにはなっているんですけれども、今後ともこの傾向というか、これは続いていくんでしょうか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。(「いわゆる利息が少なくなるかどうかということ」の声あり)

上下水道課長(渡邉成一君) 元利均等払いの性格上、利息が少なくなって元金の分のウエートが大きくなるというか、こういった償還方法でございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) そうすると、元金で今回の予算だと3億1,600万円になるんですけれども、徐々に下がっていくという推定に立って、例えば平成28年度で元金・利息、元利合計で幾らの見込みになっているかお聞きいたします。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 平成28年度でよろしかったでしょうか。(「はい」の声あり)平成28年度ですと、元金が2億4,298万5,899円でございまして、利子が7,691万745円でございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 利息が下がっていくのはわかったんですけれども、この利息1億1,100万円が今年度予算に計上されているわけですけれども、これをなくす手だてはないんでしょうか。いわゆる利息を払わなくてもいいという手だてはないのでしょうか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) これまでの例で申し上げますと、国の政策的なもので金利が高い時代に借り入れをしたものについて補償金免除、利子を免除して償還をするというのがございましたが、現行この下水道事業についてはそういったものはございません。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) というのは、この全体の会計の中で、8億円の会計で、その中の1億円が利息に持っていかれているということ自体、あと財調資金の中で40億円も資金があるのだから、この1億円を払わなくて、今あと3年後だと7,700万円ということなんですけれども、それにしてもその分を払わなくてもいいという方策はないものかどうか、もう一度お尋ねします。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 政策的なもので出てくればまた別の話なんですが、現状そういったものはございません。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それでは、事業の内容のほうに入っていきたいと思うのですけれども、下水道管理費、これは結構、平成25年度は約2億円ほどで、いわゆる大型工事が必要でなくなった、終わったということでなんですけれども、過去のやつを見ると大体3億円前後ということで、これは多分町の下水道管理を今後どういうふうにしていくか、その辺のところの絡みが出てくるんだろうと思いますけれども、この辺についての見通し、二、三年先の見通しはいかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 下水道管理費の中で申し上げれば、施設の修繕なり工事に要する費用というのが当然大きく発生する要素はありますが、現状を申し上げますと、大きなところでは富谷1号汚水幹線の管渠改築工事、これが平成25年から28年度までの計画で、場所でいいますと、現在工事が行われているイオンさんの駐車場からあけの平の南入り口あたりまでの区間、これが平成25年から28年の計画で予定をしてございます。そういったところに大きくかかるものではありますが、そういったものは補助なり、あと起債なりで宛てがうということで、あとは通常の一般の維持管理費用という考え方で、大きなもの、大きな修繕なりが出てこなければ、現状の額で推移するのかなという考えではございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) ということは、大体平成25年度の2億円程度で今後は多分推移、大きな事故がなければ推移するんでないかという見通しでよろしいのでしょうか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 大きなものが発生しなければ、おっしゃるとおりでございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それで、吉田川流域下水道負担金の今後の動向についてはいかがでしょうか。結構この負担金2億から3億円近い、常に2億円台の負担が発生しているんですけれども、今後の見通しについてお尋ねいたします。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 維持管理負担金、これでも維持管理負担金としては少なくなってきている傾向になっていますし、今後極端にこれが少なくなるのかというそれを確定するような要素もございませんので、こういった金額で推移していくのかなというふうに思います。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) しつこく質問しているのは、繰入金、これが平成25年度予算では前年度と比べると1億円ほど減ったということで、その分、一財の負担が少なくなるわけです。そうすると、一財の負担がなくなるということは、これは都市計画費の中で反映される。都市計画費の中で、都市計画費は大体ここ三、四年を見ますと4億円前後と。大ざっぱに言って。その中で1億円が、いわゆる4億円の中から去年は2億7,000万円繰り入れしたと。ことしは、その4億円の中から1億6,000万円でよかったよということになると、1億円の事業資金が都市計画費の中で浮いてくるということはないんですけれども、余裕が出てくるというふうに思うのですけれども、その考えは間違っているでしょうか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 一般会計いわゆる歳入歳出、総計予算主義という考え方がございますので、都市計画費を特定して4億円と固定するものではございませんので、そういった話ではないのかなというふうに思います。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それでは最後に、今年度の都市計画費の予算を見ますと、いわゆる1億円減ったことによって、人件費が4人ふえたのも吸収しました。4人ふえて約2,000万円ほど人件費が多くなって、それも吸収して、さらに公園費も約2,000万円ふやして手当てしました。それで、公園も従来よりは修繕なり補修をするのにお金をかけることができますよという流れになっているので、そういう意味では、それぞれやっても3億8,000万円におさまります。去年よりも都市計画費の全体予算は少なくても済みましたよというようなことで、さらに事業を多くできるということからすると、やはり利息の部分ですね、利息が1億円かかっているんですよ。だから、繰入金、何のために繰り入れするかというと、利息を払うために繰り入れしているようなもので、そこのところはもったいないと思うので、そこのところについて何らかの方法がないか、ぜひ検討いただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 国全体の財政計画の中で動いている中で、富谷町独自がそういった考え方で臨むということは不可能に近いと思います。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) ですから、今までのやつはそれはしようがないとしても、これから少なくても公共下水道の起債、いわゆる次年度は3,000万円ですけれども、その前の年は7,000万円だと。そこのところだけは、もう繰入金で対応するというような発想ができないのかどうか、重ねてお尋ねいたします。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 下水道事業特別会計の歳入歳出予算の中で、収入支出に対して収入が不足するということであれば、当然一般会計からの繰り入れをお願いしていくという考え方であろうと思います。(「終わります」の声あり)

委員長(永野久子君) ほかに。佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 253、254ページです。下水道の総務費のところで給料がありまして、これは平成24年は4人の職員がいたと思いますが、今回の編成は3人分ですが、3人でこの事業に当たるということでしょうか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) おっしゃるとおりでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 平成24年度に比べて事業がかなり集約されてきたということがあって1人減じた人数なのかなと思いますが、実際としては非常に多忙ではないかと思うわけです。過重になっているということではないかと思うのですが、3人で十分ということでしょうか、お尋ねします。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 配属された人員の中で、当然下水道事業、あとは水道事業もございますので、そういった中でやりくりを考えていくというものでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 上下水道課となっていますが、上水道・下水道で、職員で同じ仕事をあんばいしながらやるというふうにして今現在も進んでいるんでしょうか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) いろいろと調整をしながら進めております。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) それでは、255、256ページです。流域下水道費2項のところにありまして、ここのところでお尋ねしたいのですが、セントラル自動車などができまして、かなり企業がたくさん建設されているかと思いますが、それによって維持管理費に変化があるのか、全体計画の変更があるのか、その点についてどうでしょうか、お尋ねします。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) いわゆる負担割合をおっしゃっているのかなと思いますが、負担割合については、平成21年まで富谷町が42.7%でしたが、22年から33.57%、全体に占める比率が低くなったということで、その分負担金の額も少なくなるという考え方になります。

委員長(永野久子君) ほかに質疑ございませんか。小川委員。

委員(小川昌義君) 254ページですが、7款2項1目19節の消費税申告業務というのがあるんですが、これは前年度なかったんですが、具体的にどういう業務という形になるのでしょうか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) これまで職員が行っていた業務ではございますが、かなり専門性の高い分野でございまして、平成25年度から税理士さん、消費税の専門というか、いわゆるお持ちになっている税理士さんにお願いするということでございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) これは、そうしますと、この前、入札で決まった会計システムの中で処理をするということでよろしいのですか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) それとはまた全く別物でございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) そうすると、全く別な委託という形で、別なところに委託をしていくという形になるわけですね。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 税理士に委託をするものでございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 同じく27節の消費税納入あるんですが、これは今の、要するに委託料の中で支払うという形になるんですか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 消費税の納付金でございますか。(「はい」の声あり)納付金は公課費、この項目から支出をすることになります。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 具体的にはどういうふうな納入の仕方をするのか。要するに、前段で言われた、前段に申し上げた申告業務の委託の中の一部として行われるわけですか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 消費税の申告システムについて若干お話し申し上げますと、確定申告というのがまず最終的にはございますが、その前段に中間納付という、たしか3回だったかと思いますが、税務署のほうから納付金額について示されまして、それを中間で納付していって、最後に確定申告。これは、いろいろな会計全体のほうで精査をしまして計算して、今回税理士さんにお願いをして、消費税の納付額を確定して、今まで納めた額に過不足があればそれに基づいて納付なり還付なりを受けるという考え方でございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) そうしますと、昨年度よりも減額というか金額が少なくなっているわけですが、そうしますと収入が減ったという形でよろしいんですか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 収入が減ったという考え方も一つにはあると思うのですけれども、消費税の申告の中で行っている下水道事業会計の資金のお金の流れ、これによって消費税の対象とならないものとかそういったものも発生してきたりしますので、そういったものがあれば前年を下回るということもございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) そうしますと、収納されたものの中で、消費税がかからない部分があるというふうに理解してよろしいですか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 具体的に申し上げますと、収入の中でいえば補助を伴うもの、そういったものでは対象としないものもございますので、そういったものが入ってくれば当然その年、年によって変化はございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 256ページの1款1項2目13節委託料なんですが、これの中で、今年度委託料とか請負関係で入札に入るというか、そういうものの件数はどのぐらいになりますか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) これ総枠でお示しをしてございますので、後でお示しをしたいと存じます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 昨年の話をして申しわけないのですが、下水道管路施設長寿命化計画策定委託業務というのがあったのですが、これは今年度はどういうふうな形になっているんですか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 基本的には、平成25年度以降行う業務について、平成24年度に長寿命化計画を策定する。補助の要件としての計画でございますので、今年度はたしか予定はなかったと思います。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) そうしますと、今年度はこれの長期化計画というものは策定しないということになるわけですか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 今、当初の段階ではそうでございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) わかりました。それでは、下水道の施設管理調査業務というのが、これは毎年行われる調査というふうに、全体的にやるのではなくて、毎年わずかずつ調査をしていくという形で捉えてよろしいのですか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) ふぐあいなり発生した場合とか、それが予想されるような場所とか、そういったものはポイント、ポイントを見て調査を行う性格のものでございさます。

委員長(永野久子君) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)

委員長(永野久子君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 議案に対する討論を省略し、採決いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)

委員長(永野久子君) 異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。
 議案第28号平成25年度富谷町下水道事業特別会計予算について、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

委員長(永野久子君) 起立全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

議案第29号 平成25年度富谷町介護保険特別会計予算

委員長(永野久子君) 次に、議案第29号平成25年度富谷町介護保険特別会計予算を議題とします。
 これから、担当課長へ内容の説明を求めます。長寿福祉課長。

[長寿福祉課長が予算書のとおり内容の説明を行った。]

委員長(永野久子君) 以上で説明を終わります。
 この際、午後1時まで休憩します。

午前11時59分 休憩

午後1時00分 再開

委員長(永野久子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。出川委員。

委員(出川博一君) 私のほうから四、五点、余り時間をかけないようにいたします。
 今回の介護保険の保険料なんですけれども、多分この介護保険事業計画、この3年間のやつを積算した中でそれで保険料を決めたんだろうと思うのですけれども、ですから、この資料にある数字でちょっとお尋ねしたいのですけれども、この冊子によると、平成24年9月の65歳以上の推計は7,093人ということになっておりますけれども、これの確定値といいますか、もう既に9月過ぎていますので、その人口の数字を教えてください。

委員長(永野久子君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 7,142人でございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) すると、同じ資料に平成24年9月時点での認定者、いわゆる要支援あるいは要介護の認定者の推計数字は1,024人になっていますけれども、この実数をお知らせください。

委員長(永野久子君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 1,015人です。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それで、これの人数ですけれども、サービスの見込み量、これについて資料では平成24年で要支援1・2で6,600万円、人数にして3,621名になっております。あと、一問一答。

委員長(永野久子君) はい、一問一答。

委員(出川博一君) これの要支援1・2の平成24年、もし最直近時のやつで推計値は幾らになっているかお願いします。

委員長(永野久子君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 要支援1・2の方々は、年度末のところで5,800万円というふうなところで推計しております。人数なのですけれども、計画にのっている人数は、月ごとに1つ1つのサービスを1回でも使った人を1人というような延べのカウントになっていますので、年度途中でカウントはしませんので、実人数で175人というふうなところでございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) こちらの資料に、実人数ではなくて延べなのか、あるいはサービス量なのかわかりませんけれども、数字としては3,621人になっているんですけれども、その比較はちょっと難しいですね。(「はい」の声あり)わかりました。
 それで、今言った5,800万円という介護のサービス見込みは、これは1年間ということでよろしいのでしょうか。

委員長(永野久子君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) はい、そうでございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それでは、同じく要介護の方の金額と人数をお願いいたします。

委員長(永野久子君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 13億7,600万円で、840人でございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) そうするとあれですか、いわゆる計画値からすると平成24年度の実績は、多分要支援で800万円ほどマイナスになると。それから、要介護では約2,500万円ぐらい少ないということでよろしいのですね。

委員長(永野久子君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 現段階での推計ではそのようになります。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それでは、平成25年度の予算策定に当たっての要支援、資料では7,000万円の3,943人になっていますけれども、この予算策定上の数字をお願いいたします。

委員長(永野久子君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 予算につきましては、当然増加率というところも加味しますけれども、介護保険制度の中で、3年間の給付費というふうなところで積算して保険料を決めているというふうな性質上、介護保険のこの事業計画にのっている数値を主軸として予算を立てておりますので、要支援の方のほうは7,400万円、人数は224人と推計しております。要介護のところは、14億9,200万円で934人というふうな推計で行いました。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) そうすると、計画から比較しますと要支援で400万円ふえていますけれども、要介護では約8,000万円ほど少なくなっていますけれども、それで間違いないでしょうか。

委員長(永野久子君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 平成24年度の推計のところで13億7,600万円で、平成25年度の予算で14億9,200万円ということで、減ってはいないんですが。

委員長(永野久子君) ふえているということですよね。
 出川委員。

委員(出川博一君) いや、この資料には、平成25年度の要介護は15億7,500万円となっているんですけれども、それが減るということでしょうか。

委員長(永野久子君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 計画のほうの推計値のところには、そのほかの給付費のほうも入っておりまして、そこのところでの若干のずれでございます。基本的には、計画値の15億円、全部のトータルでの15億7,500万円には変わりないのですけれども、そこから計画費、サービス計画費とかそういったものを今差し引いてのご説明でございました。
 予算書のところで歳出のところ、287、288ページのところで、失礼いたしました。まず、保険給付のほうは、285、286ページの保険給付費、介護サービス等諸費のところで1目から4目まであるのですけれども、この中で私が先ほど申し上げた数値は計画費のところを抜いた数字でございます。こちらのほうの後期の計画にのっているのは、介護サービスの計画費も込みの額になっておりますので、そういった差でございます。介護予防のほうも下のほうの予防給付なんですけれども、同様の考えで今お話をいたしました。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 平成24年の数字は余り意識しないというか、1年前につくった計画なので、その数字を平成25年度も使いましたということでよろしいのですね。

委員長(永野久子君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 基本的な考え方はそうでございます。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 最後にしますけれども、資料によると、要支援と要介護の認定者の推計ですね、これが93年9月、いわゆる計画をつくるときは911名だったと。

委員長(永野久子君) 93年といいますと。

委員(出川博一君) 平成23年。それが平成23年9月の数字でもってこの計画書をつくりましたということで、その推計によると平成26年9月には1,293人にふえますよということで、これは何と驚くことに、数字で言うとまたひんしゅくを買うんですけれども、42%もふえているということで、この辺のところについての町側の見解といいますか、この辺のところは大分厳しい数字だなというふうに私は思っているんですけれども、富谷の場合まだ循環論がないといいますか、高齢化が進んでいるところは徐々に循環していきますけれども、富谷の場合はどんどん積み重なっていくだけだと。平均年齢でいけば80歳なりそこまで積み重なっていくというふうに思うので、これは非常に介護保険としては厳しい数字でないかなというふうに、私はそういう認識を持っているんですけれども、その辺のところのご認識はいかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 議員おっしゃるとおりで、若い町というふうに言われてきましたけれども、人数は着実にふえておりまして、この出し方も1歳刻みで上がって、年齢が区分上がってきての積算でございます。団塊の世代の方々が今度は高齢者の仲間入りをするというふうなところで、うちのピラミッドのところでも急激な高齢化が進むというふうなところで、そこに対してはすごく危機感といいますか、これからの円滑な運営をする上で非常に担当としても見ていかなくてはいけないかなというふうに思っております。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) 結局ふえていくと町の負担、これはまた一財からの繰り入れになるわけですけれども、12.5%は確実に補?していかなくてないわけですよね。そういう意味では、かなり一財の繰り入れがふえるというふうに見込みまれるのですけれども、その辺の認識はいかがでしょうか。

委員長(永野久子君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 総給付費に対する割合というのは決まっておりますので、着実に伸びていくものと思います。

委員長(永野久子君) 出川委員。

委員(出川博一君) それに対して、介護にならない、いわゆる要支援から要介護にならない、あるいは健常者のままでというような、大きな事業としては何を考えておられるのでしょうか。

委員長(永野久子君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 今現在も、一次予防として、ゆとりすとクラブ・サロンということで閉じこもり予防の事業をしておりますし、あと福祉健康センターのほうで足腰教室ですとかクリニカルアートという、介護保険特別会計の中ではない、一般財源の中でそういった努力をしているというところが1つと、あとは二次予防事業のところで、要介護状態にというか、要支援、要介護状態にならないようにというふうなところでの事業、あと要支援1・2の方々が要介護状態にならないようにというふうなところで、そこには包括支援センター、町でいうところの保健福祉総合支援センターのところが、そこでのケアプランをきっちりつくるという任務、役割がありますので、そういった事業を総合的に行っていくというふうな姿勢でございます。(「終わります」の声あり)

委員長(永野久子君) ほかに質疑。佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 278ページです。1項介護保険料のところに保険料がついていまして、3節のところに滞納者繰越分普通徴収保険料があります。去年と比べて77万7,000円ふえていますが、これは実人数で何人ですか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 平成24年度の決算はまだ出ていませんので、平成23年度の滞納繰越の介護の数からいいますと、滞納繰越分で470人の、平成23年の現年で153人というのが今持っている数字です。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) それは延べ人数ですよね。そうしますと、実数では大体どれくらいかという把握はありますか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) まだその辺まで把握はしていません。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 77万7,000円ふえると見ているということなので、どれくらいがふえるという予測のもとに立てられた予算ですか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 収納率で4%を上げているんですけれども、比較しますと、去年では滞納で170万円ちょっとぐらいになっていまして、ことし254万6,000円ということで、普通徴収で滞納になっている分が移行するので、こういった方は収入金額が少ないので、どうしてもふえてしまう要因があります。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 私が知りたいのは、普通徴収の人たちの実数で、どれくらいの人が納められない状況にあるのかということをお尋ねしたいのですが、そういう数字は今ないということですか。

委員長(永野久子君) 税務課長。

税務課長(内海壮晃君) 平成24年度まだ決算まで大分ありまして、その辺の詳細までは確認しておりません。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) わかりました。287、288ページです。施設介護サービス給付費などが載っていますが、富谷町で今特別養護老人ホームに入りたいと思っても入れないという人たちは、実数で、どこの特別養護老人ホームというのではなくて、富谷町の住人で入所待ちになっている人は何人と把握していますか。

委員長(永野久子君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 町外の施設等の申し込みもあるので、そこで実数というふうなところでの正確なところのカウントは正直できないところでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) それでは、富谷町の町内にある、あるいは近いところで、大体ここのところは何人待ちだという数字はありますか。

委員長(永野久子君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 県のほうで出しております待機者状況というふうなところで毎月出ているのですけれども、そこで見ますと、杜の風311名、成田の里で48名の待機というふうなところではなっているのですけれども、そこのところは一回申し込みをされた方がまだキャンセルをしていないだとか、複数申し込みというふうなところもあっての数字というところで、ご理解いただきたいと思います。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 近隣にもかなり施設ができてきまして、相談の中で意外に入りやすくなったなということがあるのか、いやいやまだまだだなという思いなのか、そのあたりについてはどうでしょうか、お尋ねします。

委員長(永野久子君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 地域密着の成田の里のほうができて、まず一旦急ぐといいますか、そういった方々のところは一定のところで入れたかなというふうな、入居できたかなというふうな思いを持っております。今せせらぎの里が成田に、70床のせせらぎの里のほうなんですが、4月下旬から5月初めに向けてのオープンというふうなところで、今施設のほうでその申し込みの整理をしているというふうなところを伺っておりますので、そこのところも見て、急ぐ方は急ぐようにというふうなところで、適切に施設のほうで見ていただくとは思うのですけれども、そういった後方支援のほうにも入っていきたいというふうには思います。

委員長(永野久子君) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)

委員長(永野久子君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 議案に対する討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)

委員長(永野久子君) 異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。
 議案第29号平成25年度富谷町介護保険特別会計予算について、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

委員長(永野久子君) 起立全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

議案第30号 平成25年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算

委員長(永野久子君) 次に、議案第30号平成25年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。
 これから、担当課長へ議案の説明を求めます。長寿福祉課長説明をお願いします。

[長寿福祉課長が予算書のとおり内容の説明を行った。]

委員長(永野久子君) 以上で、説明を終わります。これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)

委員長(永野久子君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 議案に対する討論を省略し、採決いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)

委員長(永野久子君) 異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。
 議案第30号平成25年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算について、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

委員長(永野久子君) 起立全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

議案第31号 平成25年度富谷町水道事業会計予算

委員長(永野久子君) 次に、議案第31号平成25年度富谷町水道事業会計予算を議題とします。
 これから、担当課長へ内容の説明を求めます。上下水道課長。

[上下水道課長が予算書のとおり内容の説明を行った。]

委員長(永野久子君) 以上で説明を終わります。これより質疑に入ります。質疑ございませんか。佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 320ページお願いします。320ページの第4条のところに、不足する資金額1億2,598万5,000円を損益勘定留保資金等で補?するとありますが、この補?した後、残高としてといいますか、現在高は幾らになりますか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 当該年度で申し上げれば、予算のほうで計上してございます減価償却費2億269万2,000円、これから1億2,598万5,000円を引いた金額でございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) すみません、金額ではそうしますと、計算すればいいところですが幾らになりますか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 7,670万7,000円でございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 先ほども下水道のところでありましたが、決算書を見ますとさまざま企業債がありまして、利率で7.5、7.3、5.4%などという結構高いものもありますが、これについての繰上償還については検討したでしょうか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 繰上償還は政策的なものでございまして、この水道事業会計の中で検討するとかそういったことではございませんので、金利の高いときに借り入れした分について、いわゆる国の政策的な意味で繰上償還、補償金免除で繰上償還をするというそういう制度でございまして、検討ということが当てはまるものではございません。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) わかりました。次の質問ですが、有収率の問題です。平成24年度最終のところで、有収率どこまで上がると見通していますか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 上がるというよりも、現状で申し上げれば85から87%ぐらいの間でというようなことで見てございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 計画があったかと思いますが、その計画どおりに進んでいるということですか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 現状、計画に及ぶところかどうかは微妙なところだと思っております。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 平成25年度についての見通しはどうでしょう。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 平成25年度当初では88.9%を見込んでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) それについての具体的な施策はどのようなものがありますか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 有収率の向上ですから、漏水関係の改善とかそういったものがあるかと思います。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 新しく、新しいわけでもないですか、方法があったと。前の議会のときに説明されましたが、それを稼働させることによって88.9%まで持っていこうということですか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 今委員おっしゃるものも一つでございますが、当然、漏水の修繕関係については、こういった調査だけではなくて、通常一般の住民の方からの通報なり、あと手前どものほうでの調査・点検なり、そういったものを含めて有収率を上げるような努力をするというふうなことでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 県からの受水量と給水量の関係でお尋ねしますが、契約水量については今現在どういう量になっていますか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 平成25年度でございますが、大崎広域水道事業で6,200トン、それから仙南・仙塩広域水道事業で8,800トン、合わせて1万5,000トンでございます。

委員長(永野久子君) 佐藤委員。

委員(佐藤聖子君) 今後住宅が建ってきますが、その都度、受水契約、受水量に変化はあるのでしょうか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 当然そういった増加が見込まれれば変化はございます。

委員長(永野久子君) ほかに質疑。小川委員。

委員(小川昌義君) 342ページ、非常に細かい話で申しわけないんですが、ここの収入のところ、GISからの収益があるわけですけれども、これは建設部としてGISを使っているのは、この下水道課以外のところで使っているということはありますか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) このシステムについては上下水道部門でございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 建設部のほうで、上下水道以外には使っていないということでよろしいわけですね。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) つながっているものではございません。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) それと、つながっていなくても、使用しているというところはございますか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 通常、そうですね、道路の改修とかそういった地下埋設物の確認とか、そういった部分での使用はしてございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) この金額がちょっと減額されているんですが、これは毎年減額されているという形になっているわけですか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) こちらは、契約の更新に伴うものでございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 更新によって案分されているという形でよろしいですか。下水道と上水道で案分されているという形。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 案分という考え方になろうかと思います。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) それでは、次に345ページの委託料の中に、弁護士委託料と水道用無線保守点検委託料というのがあるんですが、これは、弁護士の委託料というのはどういう委託になるわけですか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 当然、争訴関係の中で弁護士を必要とする場合に要する経費でございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) その場合、具体的にどういう事例がありますか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 今お話ししましたとおり争訴関係、そういったことで必要となった場合というふうに考えてございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 今度採用される弁護士資格の方がいるわけですが、こういったことについての費用というのは、そちらのほうでやるというふうにはならないんですか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) この辺も、争訴関係に及んだときに弁護士をお願いするということであります。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) そうしますと、両方書いてあるんですが、委託料の案分といいますか、無線の保守と弁護士委託料と幾ら幾らなんですか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 弁護士委託料100万円でございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) それぞれ修繕料という名目であるんですが、この名目の中に3カ所出てくるんです。公用車の修繕料というやつ。これは何台分なのか。1台分を3回上げているのか、3台を3カ所に上げているのか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 保有する車両5台分の車検、それからあとは修繕に伴う費用でございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) そうしますと、5台分をそれぞれの修繕費の中に3カ所上げているということなんですか。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) それぞれの業務の中で入っているものもございます。

委員長(永野久子君) 小川委員。

委員(小川昌義君) 業務はわかるんですが、そうすると5台をそれぞれ科目ごとに割り振るという形で考えてよろしいわけね。

委員長(永野久子君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) はい、お話のとおりでございます。(「了解」の声あり)

委員長(永野久子君) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)

委員長(永野久子君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 議案に対する討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)

委員長(永野久子君) 異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。
 議案第31号平成25年度富谷町水道事業会計予算について、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

委員長(永野久子君) 起立全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上をもちまして、本委員会に付託されました全ての審議が終了いたしました。
 暫時休憩をいたします。

午後1時46分 休憩

午後1時47分 再開

委員長(永野久子君) 休憩前に引き続き予算審査特別委員会を開きます。
 予算審査特別委員会における審査結果を議長に報告することになりますが、報告書はお手元に配付のとおり報告したいので、内容を朗読いたします。

[委員長が予算報告書のとおり朗読した。]

委員長(永野久子君) 委員各位のご協力によりまして、予定どおり審議が行われたことに対し敬意を表するものでございます。
 予算審査結果につきましては、各種会計予算とも討論を省略し採決の結果、各事件とも多数の賛成によって原案のとおり可決すべきものと決定されました。よって報告書は先ほどお手元に配付のとおりであります。本定例会最終日に議長宛て報告したいと思います。
 以上をもちまして、延べ4日間にわたる予算審査特別委員会を閉会いたします。
 大変ご苦労さまでした。お疲れさまでした。

午後1時48分 閉会

平成25年第1回定例会議事録(第5号)

平成25年3月15日(金曜日)

出席議員(20名)

  • 1番 長谷川隆君
  • 2番 菅原福治君
  • 3番 出川博一君
  • 4番 三浦邦夫君
  • 5番 高橋正俊君
  • 6番 小泉光君
  • 7番 浅野直子君
  • 8番 安住稔幸君
  • 9番 森栄君
  • 10番 千葉達君
  • 11番 佐藤克彦君
  • 12番 山路清一君
  • 13番 小川昌義君
  • 14番 細谷禮二君
  • 15番 佐藤聖子君
  • 16番 永野久子君
  • 17番 磯前武君
  • 18番 渡邊俊一君
  • 19番 相澤榮君
  • 20番 浅野幹雄君

欠席議員

  • なし

説明のため出席した者

  • 富谷町長 若生英俊君
  • 副町長 千葉芳樹君
  • 会計管理者兼会計課長 山田豊君
  • 企画部長兼企画部経営企画課長 荒谷敏君
  • 総務部長兼総務部総務課長 小野一郎君
  • 福祉部長 奥山吉信君
  • 建設部長兼建設部都市整備課長 鴇謙一君
  • 企画部財政課長 吉田尚樹君
  • 企画部産業振興課長 浅野康則君
  • 総務部税務課長 内海壮晃君
  • 総務部町民生活課長 奥山育男君
  • 福祉部長寿福祉課長 安積春美君
  • 福祉部健康増進課長 小松巌君
  • 福祉部子育て支援課長 瀬戸けい子君
  • 建設部都市計画課長 佐々木俊男君
  • 建設部上下水道課長 渡邉成一君
  • 教育長 菅原義一君
  • 教育次長 小山直樹君
  • 教育次長 佐藤信夫君
  • 学校教育課長 神田能成君
  • 生涯学習課長 佐藤英樹君

事務局職員出席者

  • 事務局長 須藤辰夫
  • 次長 泉川潤哉
  • 主任主査 津久家直美

議事日程 第5号

平成25年3月15日(金曜日) 午後1時30分 開議

第1 会議録署名議員の指名
第2 議案第 1号 富谷町暴力団排除条例の制定について
第3 議案第 2号 富谷町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について
第4 議案第 3号 富谷町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定について
第5 議案第 4号 富谷町指定地域密着型サービス事業者及び指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定に関する基準を定める条例の制定について
第6 議案第 5号 富谷町道路の構造の技術的基準等を定める条例の制定について
第7 議案第 6号 富谷町高齢者、障害者等の移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の制定について
第8 議案第 7号 富谷町準用河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例の制定について
第9 議案第 8号 富谷町布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準を定める条例の制定について
第10 議案第26号 平成25年度富谷町一般会計予算
第11 議案第27号 平成25年度富谷町国民健康保険特別会計予算
第12 議案第28号 平成25年度富谷町下水道事業特別会計予算
第13 議案第29号 平成25年度富谷町介護保険特別会計予算
第14 議案第30号 平成25年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算
第15 議案第31号 平成25年度富谷町水道事業会計予算
第16 議案第35号 平成25年度富谷町一般会計補正予算(第1号)
第17 議案第36号 平成24年度富谷町一般会計補正予算(第8号)
第18 発議第 3号 市制移行調査特別委員会の設置に関する決議
第19 発議第 4号 宮城県の乳幼児医療費助成制度の通院助成年齢対象を就学前まで拡充を求める意見書(案)
第20 発議第 5号 核軍縮、核廃絶への更なる行動を求める意見書(案)
第21 議員派遣の件
第22 閉会中の各委員会調査について

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり

午後1時30分 開議

議長(浅野幹雄君) 皆さん、こんにちは。
 ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。
 議長諸報告は、お手元に配付のとおりであります。
 なお、関係資料については事務局で保管しておりますので、希望の方は閲覧願います。
 これで諸報告を終わります。
 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。

日程第1 会議録署名議員の指名

議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、富谷町議会会議規則第120条の規定により、3番出川博一君、4番三浦邦夫君、5番高橋正俊君の3名を指名いたします。

日程第2 議案第1号 富谷町暴力団排除条例の制定について

議長(浅野幹雄君) 日程第2、議案第1号富谷町暴力団排除条例の制定についてを議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務部長。

総務部長(小野一郎君) それでは、議案書1ページをお願いいたします。
 議案第1号富谷町暴力団排除条例の制定についてご説明をいたします。
 提案理由につきましては、下にございますとおり暴力団の排除を推進し、町民の安全で平穏な生活及び社会経済活動の健全な発展に寄与するため、暴力団の排除に関し基本理念などを定めるものでございます。
 現在の自治体の暴力団排除条例の制定状況についてご説明いたします。都道府県レベルで条例が全て制定済みとなってございます。あと宮城県の状況といたしましては、平成25年4月まで仙台市を除き34市町村で制定する予定となってございます。ここ黒川郡内におきましては、今回の3月の定例議会での制定を予定いたしているところでございます。
 それでは2ページをお願いいたします。
 第1条、こちらは目的として、本条例の内容の要約と目的を定めてございます。
 第2条、定義を定めておりまして、暴力団等ほかそれぞれの暴力団による不当な行為の防止等に関する法律、暴対法と言われる法律に基づきまして定義いたしてございます。
 第3条は、基本理念で、暴力団に対しての対応について規定しているものでございます。
 次の3ページをお願いいたします。
 第4条は、町の責務を規定しているものでございます。
 第5条は、公共工事等における措置についてで、公共工事等入札への排除を規定しているものでございます。これについては入札に関しての要綱上でも規定してございます。
 第6条は、公の施設における措置として、町が管理する施設使用に関し制限を設けるものでございます。こちらも条例化されておりまして、施設使用に関しての制限を加えてございます。
 第7条は、町民の暴力団排除活動に関する支援で、情報の提供、助言など必要な支援を行うものでございます。
 第8条は、管轄警察署との連携などについて規定しているもので、大和警察署とそういった関係機関との連携を規定しているものでございます。
 次の4ページをお願いいたします。
 第9条は、訴訟の援助で、訴訟に関する情報の提供などの訴訟活動に必要な援助を行うことができることを規定しているものとなってございます。
 第10条は、啓発活動で、暴力団排除活動等に町が積極的に広報、啓発活動を行うことを規定しているものでございます。
 第11条は、県及びほかの市町村との連携を規定しているものとなってございます。
 第12条は、委任の定めで、この条例の施行に関し必要な事項は町長が別に定めるものとなってございます。
 附則といたしまして、この条例は平成25年4月1日から施行するものでございます。
 以上でございます。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第1号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第3 議案第2号 富谷町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について

議長(浅野幹雄君) 日程第3、議案第2号富谷町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてを議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) それでは、議案書5ページをお願いいたします。
 議案第2号富谷町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてご説明いたします。
 提案理由につきましては、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行による介護保険法の一部改正に伴い、これまで厚生労働省令で定めていた指定地域密着型サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準を定めるものでございます。
 基準を定める地域密着型サービスは、定期巡回・随時対応型訪問介護看護、夜間対応型訪問介護、認知症対応型通所介護、小規模多機能型居宅介護、認知症対応型共同生活介護、地域密着型特定施設入居者生活介護、地域密着型介護老人福祉施設複合サービスの8つのサービスでございます。
 条例の定めにつきましては、厚生労働省令で定める基準に沿って定めるものと、その標準を定めるものと、参酌して定めるものに区分されておりまして、本町では従うべき基準及び標準につきましては、省令どおりの基準といたし、参酌すべき基準の記録の整備につきまして、省令では完結の日から2年間となっているものを、完結の日から5年間というふうにするものでございます。これは介護報酬の過誤請求の事項が5年間であるために、適切な対応ができるようにするためにするものでございます。
 次の6ページをお願いいたします。
 目次により説明させていただきます。第1章は総則でございまして、趣旨、定義、事業の一般原則でございます。2章から第9章まで基準を定める8つのサービスにつきまして、基本方針、人員、設備、運営等について定めるものでございます。
 7ページ、附則のほうですけれども、施行期日につきましては平成25年4月1日から施行するものでございます。
 以上でございます。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第2号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第4 議案第3号 富谷町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定について

議長(浅野幹雄君) 日程第4、議案第3号富谷町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定についてを議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 議案書111ページをお願いいたします。
 議案第3号富谷町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定につきまして、ご説明いたします。
 提案理由につきましては、議案第2号と同様に、関係法の一部改正に伴いまして、地域密着型介護予防サービスの基準を定めるものでございます。
 対象となります介護予防サービスは、介護予防認知症対応型通所介護、小規模多機能型居宅介護、認知症対応型共同生活介護の3つでございます。
 基準の考え方は、議案第2号と同様に、省令どおりの基準といたしまして、記録の整備のみ5年間とするものでございます。
 次のページをお願いいたします。目次によりご説明いたします。第1章は総則でございます。第2章から第4章までは3つのサービスごとに基本方針、人員並びに設備、運営、介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定めるものでございます。
 附則でございます。こちらのほうの施行期日も平成25年4月1日から施行するものでございます。
 以上です。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第3号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第5 議案第4号 富谷町指定地域密着型サービス事業者及び指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定に関する基準を定める条例の制定について

議長(浅野幹雄君) 日程第5、議案第4号富谷町指定地域密着型サービス事業者及び指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定に関する基準を定める条例の制定についてを議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) それでは、議案書157ページをお願いいたします。
 議案第4号富谷町指定地域密着型サービス事業者及び指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定に関する基準を定める条例について、ご説明いたします。
 提案理由につきましては、介護サービスの基盤強化のための介護保険法の一部を改正する法律の施行による介護保険法の一部改正に伴い、指定地域密着型サービス事業者及び指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定に関する基準を省令どおり定めるものでございます。
 次の158ページをお願いいたします。
 第1条は趣旨でございます。
 第2条、入所定員は29人以下とするものでございます。これは現在実施しております成田の里のほうの定員基準を勘案して決めるものでございます。
 第3条、申請者の資格は法人とするものでございます。
 この条例は25年4月1日から施行するものでございます。
 以上です。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第4号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第6 議案第5号 富谷町道路の構造の技術的基準等を定める条例の制定について

議長(浅野幹雄君) 日程第6、議案第5号富谷町道路の構造の技術的基準等を定める条例の制定についてを議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。建設部長。

建設部長(鴇謙一君) それでは、議案書(2)の159ページをお願いいたします。
 議案第5号富谷町道路の構造の技術的基準等を定める条例の制定について、提案理由は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行による道路法の一部改正に伴い、町が管理する町道を新設し、または改築する場合における道路の構造の技術的基準等を定めるものでございます。
 本条例は道路法第30条第3項の規定に基づき、これまで政令で定められておりました道路構造令、それから道路法の第45条第3項の規定に基づき省令で定められていた道路標識、区画線及び道路標示に関する命令、略して標識令と呼ばれておりますが、これを本町が定めるために制定する条例でございます。
 道路構造令とは、道路を新設または改築する場合における道路の一般的な技術基準である幅員や線形等を国で定めたものでございます。標識令とは、道路の構造を保全し、交通の安全と円滑化を図るため、道路標識の種類、寸法等及び設置場所等を国で定めたものでございます。
 このたび定める条例につきましては、このうち案内標識、警戒標識の寸法及び文字の大きさに係る基準について定める対象となっております。
 条例を定めるに当たりまして、これまで国の基準により町でも道路整備を行ってきておりますので、基本的には国と同一の基準を定めることとしておりますが、宮城県の場合は独自に定めた基準があります。その基準を参考にしながら、町独自の基準を設定している箇所もございます。
 議案書160ページをお願いいたします。
 この条例は、第1条の趣旨から176ページの道路に設ける道路標識の寸法までの42条の条文構成となっております。
 第1条は、この条例の趣旨を定めるものでございまして、この条例は道路法第30条第3項及び第45条第3項の規定に基づき、町が管理する町道を新設し、または改築する場合における道路の構造の技術的基準及び道路における道路標識の寸法を定めるものとするものでございます。
 第2条は、用語の定義を定めたものでございます。
 第3条から第42条までの条文につきましては、道路の構造の技術的な基準を定めるものでございます。
 道路の区分として、第4条第2項の下に表が示されておりますが、第3種、第4種となっております。これは、第1種、第2種につきましては高速自動車国道及び自動車専用道路に適用するもので、表から除外しております。第3種、第4種が市町村道に該当しまして、第3種が地方部、第4種が都市部に区分されます。本町ですと、第3種が市街化調整区域、第4種が市街化区域というふうに捉えていただければ結構かと思います。
 1級から4級まではそれぞれ1日当たりの交通量で区分されるものでございます。先にお配りしております議案第5号説明資料をごらんいただきたいと思います。
 今回、町が独自に定める基準を抜き出したものでございます。議案書と合わせてごらんいただきたいと思います。議案書163ページをお願いします。
 これは路肩について定める条文、第7条第3項でございますが、「前項の規定にかかわらず第10条第1項ただし書又は第11条第1項ただし書若しくは第2項ただし書の規定により自転車歩行者道又は歩道を設けない道路であって歩行者又は自転車の交通の確保のために必要がある場合においては、車道の左側に設ける路肩の幅員は、1.25メートル以上とする。」とするものでございます。
 資料の一番上の図でございます。元来国の基準では、路肩の幅員が0.5から0.75、これは普通どおりで0.75と表示しておりますが、解説しますと路肩の幅員につきましては自動車交通令で規定されておりますが、歩行空間として十分な幅員、0.5メートルから0.75メートルは十分な幅員とはなっていないものでございます。そこで、歩道を設けない場合において、歩行者や自動車の安全に配慮しまして車道の左側に設ける路肩の幅員は1.25メートル以上確保することができるようにするものでございます。これは宮城県の条例におきまして、同様の規定を設けております。これから県の指導やら共通認識を図るためにも、整合を図って1.25メートルとするものでございます。
 次に、議案書165ページをお願いいたします。
 歩道について定める条文第11条第3項で、「歩道の幅員は、歩行者の交通量が多い道路にあっては3.5メートル以上、その他の道路にあっては2メートル以上とするものとする。」次の「ただし」からが独自の条文でございます。「ただし、地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ない場合においては、その幅員を縮小することができる。」とするものでございます。
 資料の2番目の図をごらんいただきたいと思います。国の基準では、都市部で3.5メートル、地方部で2.0メートル、歩道の幅員は2メートル以上規定することにされておりますが、地形の状況や地域的制約等で整備が困難な場合において、歩行者同士がすれ違うことができる最低限必要な幅員まで部分的に縮小することができるようにするものでございます。既存の当町の団地にも1.5メートル程度の歩道があることから、2メートルにかかわらず部分的に縮小することができるというふうにするものでございます。
 次に、議案書166ページをお願いいたします。植樹帯につきましては、定める条文第13条第1項、「第4種第1級及び第2級の道路には、植樹帯又は植樹桝を設けるものとし」ということで、これまでですと植樹帯のみの表現となっておりました。
 資料の2枚目をお願いしたいと思います。国の基準では植樹帯のみ、今度の条文では植樹桝も設けることができるというふうにしております。都市部の道路につきましては、必要に応じ植樹帯を設けることとされておりますが、沿道からの乗り入れ箇所やバス停などで植樹帯の連続性が確保できなかったり、植樹帯がごみの投棄場所になっているケースがあるため、植樹桝の選択もできるようにするものでございます。
 議案書176ページ、お願いいたします。
 これは最後の条文、第42条道路に設ける道路標識の寸法についてでございます。「法第45条第3項の規定により条例で定める寸法は、標識令第3条の別表第2備考1の?の1から8まで及び?の1から8(?及び?に限る。)まで並びに備考2の?に規定する寸法を適用するものとする。」ものでございます。これは標識の寸法については、国の基準と同一基準にするというものでございます。
 附則としまして、この条例は平成25年4月1日から施行するものでございます。
 2項経過措置としまして、「この条例の施行の際現に新設又は改築の工事中の道路については、この条例の規定に適合しない部分がある場合においては、当該部分に対しては、当該規定は適用しない。」とするものでございます。
 以上でございます。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第5号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第7 議案第6号 富谷町高齢者、障害者等の移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の制定について

議長(浅野幹雄君) 日程第7、議案第6号富谷町高齢者、障害者等の移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の制定についてを議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。建設部長。

建設部長(鴇謙一君) それでは、議案書177ページをお願いいたします。
 議案第6号富谷町高齢者、障害者等の移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の制定について。提案理由は、先ほどと同じように、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行によりまして、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の一部改正に伴い、町が管理する町道にかかわる移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定めるものでございます。
 本条例は、これまで全国一律に定められておりました重点整備地区の特定道路の歩道幅や立体横断施設の階段、自動車駐車場の施設の備品につきまして、移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める省令、これを参酌して本町が制定している条例でございます。
 条例を定めるに当たりまして、基本的には参酌の基準となる省令に準拠するものでございますが、宮城県が推進しております誰もが住みやすい福祉のまちづくり条例というものがございます。この条例で定められている基準が国の基準を上回っている内容につきましては、その内容を踏まえまして町独自の基準を設定しております。また、町の道路につきまして該当がなく、今後の整備も想定されない内容につきましては、対象外としております。
 議案書の178ページをお願いいたします。
 目次をごらんいただきたいと思います。第1章総則第1条から、第6章移動等円滑化のために必要なその他の施設等第35条までの6章の構成としております。
 第1章総則、第1条はこの条例の趣旨を定めるものでございまして、「この条例は高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律第10条第1項の規定に基づき、町が管理する町道に係る移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定めるもの」とするものでございます。
 第2条につきましては、この条例の用語の定義を定めるものでございます。
 第3条から188ページの第35条防雪施設までありますが、これは道路の構造に関する基準を定めるものでございます。
 さきにお配りしております議案第6号説明資料をごらんいただきたいと思います。今回町が独自に定める基準を抜き出したものでございます。議案書と合わせてごらんいただきたいと思います。
 まず初めに、議案書179ページ中段でございますが、歩道等と車道等の分離について定める条文第7条第2項、「歩道等に設ける縁石の車道等に対する高さは15センチメートルを標準とし、当該歩道等の構造及び交通の状況並びに沿道の土地利用の状況等を考慮して定めるものとする。」ものでございます。
 資料の一番上でございます。国の基準では15センチメートル以上とするというふうになっております。この条例では15センチメートルを標準とするというふうにしております。植樹帯や防護策が連続している場合など、歩行者の安全な通行が確保されている箇所では15センチ未満の縁石の使用が適切な場合があるため、高さ15センチメートル未満の縁石を使用できるようにするものでございます。
 次に、同じく議案書179ページ、第3項「歩行者の安全かつ円滑な通行を確保するため必要がある場合においては、歩道等と車道等の間に植樹帯又は植樹桝を設け、又は歩道等の車道等側に並木若しくは柵を設けるものとする。」とするものでございます。
 資料の2番目でございます。国の基準では、植樹帯だけの表現になっておりますが、植樹桝も選択できるようにするものでございます。沿道からの乗り入れやバス停など、植樹帯の連続性が確保できなかったり、植樹帯がごみの投棄場所になっているケースがあるため、植樹桝の選択もできるようにするものでございます。
 次に、180ページをお願いいたします。
 第11条排水溝でございます。「歩道等に排水溝を設ける場合においては、つえ、車いすの車輪等が落ちない構造の蓋を設けるものとする。」ものでございます。
 資料の2枚目、一番上でございますが、これは国の規定はないものでございますが、盲人用の安全のつえの先端や車椅子の車輪、ハイヒール等がすき間に落ち込まないように配慮した、編み目の細かい側溝等のふたを使用するようにするものでございます。
 次に、議案書の181ページ、第3章立体横断施設のエレベーターについて定める条文、第13条第6号「かご内の左右両側の側板に手すりを設けること。」とするものでございます。
 これも資料の2枚目の上から2番のところですが、国の基準ではかご内に手すりを設けることとしか表現してございません。これは県で定めております誰もが住みよい福祉のまちづくり条例で、かご内の左右両側の側板に手すりを設けることとされておりますので、そちらの条例と整合を図るものでございます。
 次に、議案書182ページをお願いいたします。
 第3章立体横断施設のエスカレーターについて定める条文第15条第8号でございます。一番下の条文になります。「乗降口の両側に設ける移動手すりの水平部分の長さは、1.2メートル以上とすること。」とするものでございます。
 これは資料の3枚目、国の基準ではございませんが、先ほど申し上げましたように、福祉のまちづくり条例に1.2メートル以上と表示されておりますので、それに合わせるものでございます。
 次に、186ページをお願いいたします。
 第5章の自動車駐車場の便所について定める条文、第29条第2号「出入口の有効幅は、90センチメートル以上とすること。」としております。
 これも資料の下から2番目でございますが、国の基準では80センチ以上となっておりますが、県の基準、福祉のまちづくり条例では90センチメートル以上となっておりますので、それに合わせるものでございます。
 続きまして、次のページの第5号でございます。「出入口に戸を設ける場合においては、当該戸は、次に定める構造とすること。」アとしまして、「有効幅は、90センチメートル以上とすること。」とするものでございます。
 これも国の基準では80センチとなっておりますが、県と同じように90センチメートル以上とするものでございます。
 同じく議案書187ページ、視覚障害者誘導用ブロックについて定める条文、第32条第3項、一番下段の条文になります。「視覚障害者誘導用ブロックの材質は、コンクリート製を基本とするが、地形の状況その他の特別な理由によりやむを得ない場合においては、他の材質のものも使用できるものとする。」とするものでございます。
 資料の3枚目でございます。これは国の基準はございません。誘導ブロックの材質、ほとんどコンクリート製のものでございますが、例えばマンホールふた等が支障となりブロックの設置が困難な場所等につきましては、張りつけタイプや溶かして塗るタイプ、溶融式といいますが、それらの使用も選択できるようにするとするものでございます。
 最後に、議案書188ページをお願いいたします。
 附則でございますが、この条例は平成25年4月1日から施行するとするものでございます。
 以上でございます。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第6号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第8 議案第7号 富谷町準用河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例の制定について

議長(浅野幹雄君) 日程第8、議案第7号富谷町準用河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例の制定についてを議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 議案書189ページをお願いいたします。
 議案第7号富谷町準用河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例の制定について。提案理由は前の条例と同じように、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行による河川法の一部改正に伴い、準用河川における河川管理施設等の構造の技術的基準等を定めるものでございます。
 本条例は、本町で管理します準用河川の河川管理施設または工作物の新設等の許可を受けて設置されます工作物のうち、堤防その他の主要なものの構造について、河川管理上必要とされる一般的技術的基準を定めるものでございます。
 条例を定めるに当たり、参酌基準である国の政令で定められている河川管理施設等構造令の主要なものの構造を定めるとの趣旨を踏まえまして、準用河川において河川管理上必要とされる一般的技術的基準を定めるものでございます。
 なお、河川管理施設等構造令の内容に参酌しまして、本町管理の準用河川の河川管理施設等として想定し得ないダム等については、同条例の対象から外しております。これはさきにお配りしております議案第7号説明資料をごらんいただきたいと思います。1枚目は本町の準用河川の位置をあらわしたものでございます。東から沼田川、苅又川、小野目川、穀田川の4河川があり、総延長は1万2,426メートルでございます。
 2枚目は河川構造物の用語を理解していただくための参考資料でございまして、一般的な河川の断面図、平面図を示しております。河川の種類には、国土交通大臣が指定します1級河川、都道府県知事が管理指定します2級河川、市町村長が指定管理する準用河川がございます。県内には北から、北上川水系、鳴瀬川水系、名取川水系、阿武隈川水系、この4水系が1級河川の水系となっております。この水系以外の河川が2級河川でございまして、近隣ですと七北田川や砂押川が知られております。準用河川は、この2級河川に関する規定を準用するものでございます。
 議案書190ページをごらんいただきたいと思います。
 第1章総則第1条から第8章雑則第50条までの8章の構成となっております。
 第1条は、この条例の趣旨を定める条文でございます。「この条例は、河川法第100条第1項において準用する法第13条第2項の規定に基づき、河川管理施設又は法第26条第1項の許可を受けて設置される工作物のうち、堤防その他の主要なものの構造について河川管理上必要とされる技術的基準を定めるものとする。」とするものでございます。
 第2条は、この用語の定義を定める条文でございます。
 第3条から201ページの第8章雑則第50条小河川の特例までは、河川管理施設等の技術的基準を定めるものでございます。
 202ページをお願いいたします。
 附則としまして、第1項「この条例は、平成25年4月1日から施行する。」とするものでございます。第2項は経過措置としまして、「この条例の施行の際現に存する河川管理施設等又は現に工事中の河川管理施設等がこの条例の規定に適合しない場合においては、当該河川管理施設等については、当該規定は適用しない。ただし、工事の着手がこの条例の施行の後である改築に係る河川管理施設等については、この限りでない。」とするものでございます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第7号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第9 議案第8号 富谷町布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準を定める条例の制定について

議長(浅野幹雄君) 日程第9、議案第8号富谷町布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準を定める条例の制定についてを議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) それでは、議案書203ページをお願いいたします。
 議案第8号富谷町布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準を定める条例の制定について、ご説明申し上げます。
 提案理由でございますが、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行による水道法の一部改正に伴いまして、布設工事管理者の配置及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準について定めるものでございます。
 本件は、平成24年4月1日に施行されました水道法の改正によりまして、水道事業を経営する全ての地方公共団体において条例で定めるものでございます。これまでの法令の基準を変えずに条例化するものでございまして、地域主権改革に基づきルールづくりの権限が国から地方自治体へ移すことになったことにより、可能となったものでございます。
 詳細でございますが、204ページから、第1条は条例の趣旨でございます。
 次に、以下第2条布設工事監督者を配置する工事、第3条布設工事監督者の資格、第4条水道技術管理者の資格による基準について示す内容となってございます。
 206ページ、附則といたしまして、この条例は平成25年4月1日から施行するものとするものでございます。
 以上でございます。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第8号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 この際、2時35分まで休憩をいたします。

午後2時19分 休憩

午後2時35分 再開

議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

日程第10 議案第26号 平成25年度富谷町一般会計予算
日程第11 議案第27号 平成25年度富谷町国民健康保険特別会計予算
日程第12 議案第28号 平成25年度富谷町下水道事業特別会計予算
日程第13 議案第29号 平成25年度富谷町介護保険特別会計予算
日程第14 議案第30号 平成25年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算
日程第15 議案第31号 平成25年度富谷町水道事業会計予算

議長(浅野幹雄君) 日程第10、議案第26号平成25年度富谷町一般会計予算、日程第11、議案第27号平成25年度富谷町国民健康保険特別会計予算、日程第12、議案第28号平成25年度富谷町下水道事業特別会計予算、日程第13、議案第29号平成25年度富谷町介護保険特別会計予算、日程第14、議案第30号平成25年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算、日程第15、議案第31号平成25年度富谷町水道事業会計予算については、議事の都合により富谷町議会会議規則第37条の規定により一括議題にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、日程第10、議案第26号から日程第15、議案第31号までを一括議題といたします。
 ただいま一括議題といたしました議案第26号から議案第31号の予算審査結果につきまして、予算審査特別委員会委員長に報告を求めます。予算審査特別委員会委員長永野久子君、登壇願います。

予算審査特別委員会委員長(永野久子君) 読み上げて報告いたします。
 予算審査特別委員会審査結果報告書。
 平成25年度富谷町一般会計を初めとする各種会計予算につきましては、去る2月25日の本会議におきまして、その予算審査のため、議長を除く議員全員で構成する予算審査特別委員会が設置されました。
 予算審査特別委員会は、3月11日、12日、13日及び14日の延べ4日間にわたり、議案第26号平成25年度富谷町一般会計予算、議案第27号平成25年度富谷町国民健康保険特別会計予算、議案第28号平成25年度富谷町下水道事業特別会計予算、議案第29号平成25年度富谷町介護保険特別会計予算、議案第30号平成25年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算、議案第31号平成25年度富谷町水道事業会計予算について慎重に審議を行いました。その結果、全議案とも賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定されました。
 以上、予算審査特別委員会の報告といたします。
 平成25年3月15日、予算審査特別委員会委員長永野久子。
 以上でございます。

議長(浅野幹雄君) これより採決に当たっては、逐次議題といたします。
 日程第10、議案第26号平成25年度富谷町一般会計予算を議題とし、質疑を省略し討論に入ります。
 まず、原案に反対者の発言を許します。15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 私は、平成25年度富谷町一般会計予算に反対します。
 平成25年度は、予算編成に当たって3%、2億5,000万円の経費削減を目指し、2億円の削減を達成したと説明されましたが、無駄の削減は当然のこととしても、削減自体を自己目的化、恒常化させることは避けるべきだと考えます。
 とりわけ職員に関しては、富谷町の職員1人当たり人口が県内一多いという事実を深刻に受けとめるべきで、本町とゆかりのある愛知県長久手市では、消防署の職員を除いて350人の正規職員がいると聞きました。市制移行を目指す上で、その土台となる町職員の正規職員化は重要な課題だと考えます。学校業務員を初め保育士、保健師など、正規の職員であることの意味が過小評価されている点も大きな疑問を生じています。
 財政の課題として、歳入見積もりのうち個人住民税、固定資産税の徴収率見込みについては、実績をもとに引き上げを行うべきだと考えます。仮に1%引き上げれば、それだけで4億円以上予算枠が広がり、住民のために活用できることになります。年度末に黒字をため込むのではなく、年間予算で有効に活用できる方策を講じていただきたいと考えます。
 さらに、市制移行を平成28年4月に目指すのであれば、都市機能として重要な要件である図書館建設は欠かせません。しかし、25年度予算には計画策定の気配もなく、各公民館図書館室をつなぐ集配業務などによっては決してかえることのできない課題となっています。仮に宮城県が、公民館で代替できると解釈したとしても、「易きにつく、低きに流れる」のではなく、必須要件と位置づけて、建設計画策定に早速取り組む必要があると考えます。
 平成25年度予算は、住民要求に応えようとする積極的な姿勢が見られるものの、富谷町の財政状況からすれば、まだ大変不十分な現状にあると言わざるを得ません。教育満足度日本一だけではなく、福祉や生活環境整備、農業、商工業などの分野においても、住民の負担にふさわしい高いレベルの行政を目指すべきだと考え、幾つかの点について述べます。
 まず、農林水産業予算が相変わらず貧弱なままである点です。都市近郊型農業として発展させていく上で、行政の支援は重大な意味を持っています。「おんないん会」が売り上げを伸ばし、元気な活動を展開している背景の一つに、ビニールハウスへの町独自の補助制度があります。生産者の要求に根差した町独自の支援が効果を上げている一例です。これを教訓にするなら、富谷町でようやく生まれ始めた農業後継者への所得補償制度や、農産物の価格補償制度など、生産者が求める施策に思い切って応えるべきだと考えます。
 国の緊急雇用創出事業臨時特例交付金6,569万9,000円は、震災対応臨時職員23人と外部への委託事業として6人が雇用される計画ですが、あくまでも臨時的な雇用であり、正規雇用へつながる見通しはないままです。国の雇用対策予算を本格的な正職員、正社員雇用の増加につなげる取り組みが求められます。
 子育て支援策として、子供の医療費無料制度については、現在宮城県議会の中でも無料制度の拡充を求める意見が、各政党、会派を超えて合意形成しつつあると聞いています。市町村が独自に制度拡充を進めることが、県の決断を促進することにつながります。富谷町として入院・通院ともに対象年齢を18歳までに拡大することは、宮城県の対応にも拍車をかけることになります。子育ての安心を支える大きな柱として、町の決断を求めるものです。
 保育については、認可保育所の増設が待機児童解消に一定の効果を上げていることは事実ですが、問題は2歳児以下の子供への対策です。2歳児以下の待機児童を解消すべく、一層の取り組みを求めます。保育所に関しては、町立保育所と認可保育所を比較して、町立保育所には国庫補助がないため費用的に高くつくといった議論がありますが、これは大きな誤解であり、保育所への国庫補助は特定財源から一般財源に変わったものであり、交付税の中に積算されていることを当局は明確に答弁すべきだったのではないでしょうか。
 教育の問題では、この間、教育委員が2人欠員した状態が続いています。5人の委員会において、委員長と教育長を除くと委員は1人という状況で、これでは合議制が成立しません。極めて異常な事態であり、教育満足度日本一の目標を持つのであれば、もっと危機感を持つべきではないでしょうか。富谷町にはふさわしい人材が数多く存在します。議会が同意できるような公正かつ中立の人物を一刻も早く提案する必要があります。
 最後に、学童保育についてですが、国のガイドラインに即した体制を一刻も早く築く上で、平成25年度の取り組みが重要になります。富谷町の学童保育問題を考える前提として、町がまず行うべきは、これまでの町の考え方に対する真剣な反省です。児童館建設を求める住民の強い願いに反して、公民館の中に児童用の部屋を併設するという、理念のない安上がりな方法を選択したことが、その後、長年にわたって国のガイドラインの水準を大きく下回る児童クラブを続ける結果を招いています。この点について当局は一言も触れませんでしたが、行政として真摯な反省を求めるとともに、国のガイドラインは最低基準と心得て、充実した計画を練るよう改めて求めるものです。
 以上、問題提起して反対討論とします。

議長(浅野幹雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。4番三浦邦夫君。

4番(三浦邦夫君) 私は、一般会計予算について賛成討論をいたします。
 平成25年度は、富谷町の総合計画の5年目で、前期基本計画の最終年に当たります。また、町制施行50周年に当たる年度にもなります。
 富谷町の人口は5万人を超えて、3年後の平成28年度市制移行を視野に入れております。
 町制施行50周年の各種記念行事があり、教育環境の整備においては日吉台小学校の増築事業や仮称明石台小学校の整備基本方針に基づき、具体的な建設事業も本格的に始まります。また、富谷小学校のトイレ改修や東向陽台中学校のネット改修などの教育環境の整備が図られております。
 保育所の入所定員も、明石台わか葉保育園の開園により、町立保育所4カ所、認可保育所3カ所となり、定員も790名でスタートできることになりました。また、安心して子育てができる環境の整備のため、病児・病後児保育室の開設を初め、ファミリーサポート事業、育児ヘルプサービス事業が開始され、また将来に向けた(仮称)富谷町子育て支援複合施設の基本計画が策定されるなど、子育てのできる環境の充実が図られております。
 スポーツ振興においても、総合運動公園の(仮称)管理棟新築など施設の充実、また総合型地域スポーツクラブが立ち上がるなど、各スポーツ団体との協働、連携により、スポーツ振興の充実も期待されます。
 また、健康増進事業、障がい児支援事業、福祉環境の充実など全般にわたって力を入れております。そのほか企業誘致、農業振興、中小企業支援など、これからの富谷町の大いなる発展のために、常に前向きに活性化を図り、富谷町のますますの成長のために編成された平成25年の一般会計当初予算は極めて妥当であると認め、賛成いたします。

議長(浅野幹雄君) ほかに討論ありませんか。6番小泉光君。

6番(小泉光君) ちょっと風邪を引いてぼうっとしておりますけれども、私は本年度の予算に賛成の立場で発言をさせていただきます。
 3年後、市制を目指すというすばらしい富谷町ですので、今回の予算の審査委員会などでも同僚議員からもいろいろお話が出ておりましたけれども、まずその一つとして、私の思いというか願いを込めてお話しさせていただくんですけれども、基本的に情報は町民のものであると私は思っているんですね。例えば、同僚議員の質問によって、今回ごみの収集が随意契約でトータルすると8億円ぐらいの金額になっていますというようなところなども、同僚議員の質問がなければ、はっきり町民の目には触れないところであったのかなと思います。ですので、やはりこういうものは情報の一つですので、できるだけ早い時期に一般競争入札などに持っていっていただきたいというふうに思っております。
 それから、時々答弁に散見されたんですけれども、私らが現役のときは納期のない仕事はないんだぞと、よく先輩などから指導されました。ですから、しっかりPDCAのPのところをきちんと計画していただいて、どうしても何らかの理由によりそれはできないこともあろうかと思いますけれども、そのときはかくかくしかじかでございましたと言えばいいことではないかなと思っております。ですので、納期のない仕事はありませんので、まずターゲットをしっかり設定していただけたら、さらに富谷町としてよくなるのではないかと思います。
 次に、ことし町制50周年ということで、たくさんのイベントが組まれております。先人のご苦労なども鑑みまして、大変すばらしいことだと思っておりますけれども、去年十三夜まつりで、私、予算先にありきじゃないよと、過去の資産を生かしてできるだけ節約してやってねという附帯決議をつけさせていただいて、議会の賛同も得たところでありますけれども、一過性のイベントはできるだけ経費を削減してやっていただきたいなというふうに思っています。
 それから、この会期中に中学校の卒業式がありました。私は成田中学校に行きまして180数名の卒業生の卒業証書授与式を見たのですが、この子たちが高校、そして大学に進んだときに富谷町に戻ってくるには、やっぱり企業、勤め先がなければだめだなということを非常に強く痛感しました。議会内での答弁を聞いていても、これは私だけが思ったのかもしれませんが、本当に企業を誘致してこなければいけないんだという迫力が、残念ながら私の心には響いてきませんでした。執行部全員あるいは議員全員、そしてまた町民全員がこの企業誘致に対しての、セールスマンになってもいいのではないでしょうか。
 いろいろるる思うことを述べました。これもこの富谷町、愛する富谷町がよくなってほしいという一心の思いで発言をさせていただきました。
 以上、賛成の討論とさせてもらいます。

議長(浅野幹雄君) ほかに討論ありませんか。(「なし」の声あり)
 討論なしと認め、これで討論を終わります。
 これより議案第26号を採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。
 委員長の報告のとおり、本案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(浅野幹雄君) 起立多数です。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 日程第11、議案第27号平成25年度富谷町国民健康保険特別会計予算を議題とし、質疑を省略し、討論に入ります。
 まず、原案に反対者の発言を許します。15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 私は、平成25年度富谷町国民健康保険特別会計予算に反対します。
 これまで国保税滞納世帯には、国の方針で制裁的に人権侵害にも及ぶ資格証、つまり医療機関の窓口で10割負担しなければならない国保加入者というだけの証明書のことですが、それを発行していました。その資格証が発行されてきたところです。実質保険証の取り上げであり、やめるように求めてきたところですが、資格証の発行が今回されていないということが明らかになりました。これは前進部分であると思います。
 しかし、短期保険証の1カ月証が20世帯に、3カ月証が331世帯に、6カ月証が75世帯に、合計で426世帯に発行されています。国民健康保険は、農業、漁業、自営業、年金生活者、無職の人などを対象にした医療保険制度で、運営は市町村が実施することから、保険税や給付内容はそれぞれ異なります。健康保険などのように雇用主負担がないため、国の負担は当然ですが、その割合が削減され、国保税負担が重くなっているのが現実です。
 富谷町の国保税は、平成23年度から1世帯当たり平均7%引き下げられました。しかし、国保加入者の重税感は解消されていません。この税率は3年間ということで実施されましたが、国保の財政調整基金の残高は約3億円あることから、3年間と限定せずに実施すべきです。
 資産割については、町民から固定資産税を二重に納税しているものとの批判があります。この資産割部分を一般会計から繰り入れ、減税すべきと考えます。
 滞納世帯の納税が進んでいることについて、県の地方税等滞納整理機構に移管しているからというだけではなく、町が滞納世帯に個別対応できているからと説明がありました。滞納世帯を滞納整理機構に移管することなく、町が町民の生活実態の把握をしっかり行い対応していくべきものであると考えます。
 国保の広域化は、滞納額の解消や収納率の向上を迫るものになると思われます。国保の運営は保険者である町が住民の福祉向上のために、国保加入者を初め住民の生活実態や経済状況をよく見ながら実施していくべきものだということを述べて、反対討論とします。

議長(浅野幹雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。14番細谷禮二君。

14番(細谷禮二君) 私は、議案第27号富谷町国民健康保険特別会計予算に賛成いたします。
 国民健康保険は、国民皆保険の基盤として国民の生命と健康を支える重要な制度であります。依然として景気は低迷し、高齢化の進展、高度医療の普及等による医療費の増大、取り巻く環境は厳しい状況にあります。
 こうした中で、平成25年度の富谷町国民健康保険特別会計予算は、歳入歳出の総額が39億3,602万2,000円で、前年度に比べ4億5,994万2,000円、13.2%の増加となっております。歳出増加の要因は、保険給付費の増加であります。この予算編成に当たって、平成23年度に引き下げした税率の維持に努め、財源不足分を国民健康保険財政調整基金を活用し編成したことは、国保加入者の負担軽減を図ったものとして評価するものです。
 今後も平成25年度から第2期がスタートする特定健診、特定保健指導の積極的な展開、さらなる健康増進事業やジェネリック医薬品の利用促進など、医療費の抑制につながる事業に取り組み、引き続き富谷町健康保険の健全な運営が行われることを期待し、賛成いたします。

議長(浅野幹雄君) ほかに討論ありませんか。(「なし」の声あり)
 討論なしと認め、これで討論を終わります。
 これより議案第27号を採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。
 委員長の報告どおり、本案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(浅野幹雄君) 起立多数です。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 日程第12、議案第28号平成25年度富谷町下水道事業特別会計予算を議題とし、質疑及び討論を省略し、採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。
 委員長の報告のとおり、本案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(浅野幹雄君) 起立全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 日程第13、議案第29号平成25年度富谷町介護保険特別会計予算を議題とし、質疑及び討論を省略し、採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。
 委員長の報告のとおり、本案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(浅野幹雄君) 起立全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 日程第14、議案第30号平成25年度富谷町後期高齢者医療特別会計予算を議題とし、質疑及び討論を省略し、採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。
 委員長の報告のとおり、本案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(浅野幹雄君) 起立全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 日程第15、議案第31号平成25年度富谷町水道事業会計予算を議題とし、質疑及び討論を省略し、採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。
 委員長の報告のとおり、本案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(浅野幹雄君) 起立全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第16 議案第35号 平成25年度富谷町一般会計補正予算(第1号)

議長(浅野幹雄君) 日程第16、議案第35号平成25年度富谷町一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) 3月13日追加提出をしております議案につきまして、ご説明をさせていただきます。
 議案第35号、1ページでございます。
 まず、25年度の一般会計予算、それから各種会計についてご承認をいただきましてありがとうございました。一般会計の当初の予算に対します補正となってございます。
 今回の補正につきましては、緊急経済対策により前倒し事業とするため、前倒し事業とすることによって補助金等の対象とすることということで補正をしているものでございます。
 それでは説明をさせていただきます。
 平成25年度富谷町の一般会計の補正予算(第1号)は次に定めるところによるものでございます。第1条歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ1億9,799万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ115億7,901万円とするものです。
 第2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものです。
 第2条地方債の廃止は、第2表地方債補正によるものでございます。
 初めに、第2条の説明をさせていただきます。4ページをお願いいたします。今回、日吉台小学校増築関係の経費につきまして、全て減額の措置をさせていただいております。こちらについては、地方債といたしまして1億2,530万円について補正後ゼロというところでの補正となってございます。
 続きまして、10、11ページをお願いいたします。歳入でございますけれども、14款の国庫支出金、18款繰入金、21款町債、全て日吉台小学校関係の歳入の減となってございます。
 続きまして、12、13ページをお願いいたします。歳出のほうでございますが、10款2項3目小学校建設費1億9,799万円の減額、日吉台の分でございます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第35号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第17 議案第36号 平成24年度富谷町一般会計補正予算(第8号)

議長(浅野幹雄君) 日程第17、議案第36号平成24年度富谷町一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。
 本案は、朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) それでは、議案書15ページをお開き願います。
 議案第36号平成24年度富谷町一般会計補正予算(第8号)は、次に定めるところによるものでございます。
 第1条歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ4億2,969万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ125億6,964万5,000円とするものです。
 第2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものです。
 次に、第2条地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、第2表繰越明許費補正によるものです。
 第3条地方債の追加は、第3表地方債補正によるものでございます。
 初めに、第2条の説明をさせていただきます。18ページをお願いいたします。第2表繰越明許費補正でございますが、今回補正といたしまして5事業につきまして追加をしてございます。その事業全てにおいて繰越明許費補正として計上しているものでございます。
 続きまして、19ページをごらんいただきたいと思います。第3表地方債の補正でございます。日吉台小学校増築事業債といたしまして1億910万円の計上となってございます。25年度から限度額について若干下がっておりますが、これは補助枠の拡大によりまして起債の額が減となっているものでございます。まずここで、今回の前倒し事業とした理由の一つでございますが、通常ですと起債の充当率が補助裏については90%、継ぎ足し単独につきましては75%でございます。今回前倒し事業とすることによりまして、起債100%の充当が可能となってございます。さらに、その100%充当した元利償還についての50%部分が交付税の需要額に算定されるという優遇措置もされてございます。通常であれば交付税措置対象、需要費の算入はございません。
 続きまして、歳入についてご説明をさせていただきます。26、27ページをお願いいたします。14款1項2目1節教育費負担金、こちらについては日吉台小学校増築に係る補助でございます。9,294万6,000円、当初予定しておりました3,800万円の約2.4倍というところで、補助額についても厚みが出ているところでございます。
 次に、14款2項3目1節社会資本整備総合交付金でございます。1億1,402万3,000円を追加するもので、こちらにつきましては、これも緊急経済対策の関係でございますけれども、補助対象事業といたしまして採択を受けた55%、これが補助率となってございまして、この金額を計上するものです。
 次に、5目1節地域の元気臨時交付金7,463万3,000円を追加するもので、こちらは補助対象事業につきまして補助金を差し引いた残りの8割相当が交付金として交付されるものでございまして、それの追加となってございます。
 次に、18款2項1目1節財政調整基金繰入金については、財源調整となってございます。
 21款1項2目4節、こちらについては日吉台小学校の起債ということで、先ほど説明したとおりとなってございます。
 次に、歳出の説明をさせていただきます。28、29ページをお願いいたします。
 まず8款2項2目13節委託料でございますが、3,500万円の追加でございまして、こちらについては委託料として道路点検業務ということで、附属点検ということで標識、街路灯などの点検業務の費用となってございます。
 次に、15節工事請負費5,000万円の追加につきましては、町道日吉台12-2号線ほか1路線についての舗装修繕工事5,000万円でございまして、ほか1路線につきましては明石台16-1号線となってございます。
 次に、3目13節委託料870万円の追加につきましては、橋梁点検業務といたしまして追加するものでございます。
 次に、5目15節工事請負費1億3,800万円につきましては、仏所太子堂中線歩道改良工事分といたしまして、計上するものでございます。
 次に、10款2項3目小学校建設費、こちらにつきましては日吉台小学校の増築分ということで追加計上とさせていただいたものでございます。
 以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第36号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第18 発議第3号 市制移行調査特別委員会の設置に関する決議

議長(浅野幹雄君) 日程第18、発議第3号市制移行調査特別委員会の設置に関する決議を議題といたします。
 提出者相澤榮君に説明を求めます。相澤榮君、登壇願います。

19番(相澤榮君) ただいま議長より指名をいただきましたので、発言を申し上げます。
 発議第3号市制移行調査特別委員会の設置に関する決議。
 上記の議案を会議規則第14条の規定により提出いたします。
 平成25年3月15日、提出者相澤 榮。ほか出席議員、議長を除き賛成者は全員です。
 提案の理由につきましては、別紙をもって理由とさせていただきます。
 市制移行調査特別委員会の設置に関する決議について。
 富谷町は、昭和の再三の合併勧告、平成の大合併においても単独自治体を堅持してきました。人口もついに平成24年12月末に5万人を超え、平成27年10月の国勢調査時の人口要件である5万人超えは確実な状況にあります。(仮称)富谷市になるためには、地方自治法第8条をクリアし、宮城県が議会の議決を得て総務省に届け出を行い、総務大臣から告示されて初めて(仮称)富谷市施行ができるものであります。
 市制移行は、都市的イメージの向上が図られ、町民の活力が高まり、活気あるまちづくりが図られるものと大いに期待するものであります。このようなことから、(仮称)富谷市移行に向けて、執行部と議会が共通認識を図り、よりよい市制施行を推進することが重要であるとの認識に立ち、ここに市制移行調査特別委員会の設置に関する決議を提出いたします。
 委員会の名称は、市制移行調査特別委員会です。
 設置の項目は、地方自治法第110条及び富谷町議会委員会条例第5条です。
 設置目的は、市制移行に関する調査です。
 調査項目は、1.地方自治法の要件に関する調査、2.宮城県条例の要件に関する調査、3.市制施行協議基準に関する調査、4.財政状況に関する調査、5.その他目的に関する事項調査です。
 委員会定数は議長を除く全議員の19名です。期間中は当該調査終了までの閉会中も調査することができるもので、皆様方のご賛同をお願い申し上げます。
 以上です。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから発議第3号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり決しました。
  この際、委員長、副委員長を選任していただくため、暫時休憩をいたします。

午後3時20分 休憩

午後3時20分 再開

議長(浅野幹雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 市制移行調査特別委員会の委員長、副委員長が選任されましたので、その結果を報告いたします。
 委員長に相澤榮君、副委員長に永野久子君が選任されました。

日程第19 発議第4号 宮城県の乳幼児医療費助成制度の通院助成年齢対象を就学前まで拡充を求める意見書(案)

議長(浅野幹雄君) 日程第19、発議第4号宮城県の乳幼児医療費助成制度の通院助成年齢対象を就学前まで拡充を求める意見書(案)を議題といたします。
 提出者小川昌義君に説明を求めます。小川昌義君、登壇願います。

13番(小川昌義君) 発議第4号、平成25年3月7日提出。
 提出者小川昌義。賛成者佐藤聖子、賛成者相澤 榮、賛成者三浦邦夫、賛成者長谷川 隆、賛成者浅野直子。
 宮城県の乳幼児医療費助成制度の通院助成年齢対象を就学前まで拡充を求める意見書(案)。
 富谷町議会会議規則第14条の規定により、上記議案を提出する。
 別紙を読み上げます。
 宮城県の乳幼児医療費助成制度の通院助成年齢対象を就学前まで拡充を求める意見書(案)。
 現在、宮城県の乳幼児医療費助成制度は、通院2歳まで、入院就学前までを対象にし、全国的に見ても最低水準となっています。宮城県は、2002年、平成14年10月に現在の制度にして以来10年間も据え置きのままですが、全国ではその間、通院助成を就学前まで拡充した県が26県、それ以上助成する県が12県になりました。群馬県、東京都、鳥取県は15歳年度末まで助成しています。
 県内市町村では、県の制度が子育て支援として余りにも不十分だとして、助成年齢を大きく拡充したため、自治体の経済的負担はかなり重いものになっています。震災による被害者が多い沿岸部の市町村では、医療費の助成は切実な問題であり、石巻市、東松島市、気仙沼市、女川町などの市町村は、震災後にも制度を拡充しています。
 そのような中にあっても、県は市町村に負担を押しつけ、国の制度で助成すべきと回答するのみで、県民や市町村の要望に応えようとしていません。
 昨年10月9日、全国最低水準の県の乳幼児医療費助成制度をめぐり、県議会9月定例会の決算特別委員会保健福祉分科会で、委員から助成枠の拡大を求める意見が出されました。県議会内でも全国最低水準でいいのかという意見が大勢を占めるまでに至っている昨今、宮城県も全国平均並みに通院助成年齢を就学前まで拡充し、改善することを切に求め、下記事項について速やかに実施するよう強く要望します。

 1.乳幼児医療費助成制度の通院助成年齢対象を就学前まで拡充することを求めます。
 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。
 平成25年3月15日、宮城県富谷町町議会。
 提出先は宮城県知事ということで、意見書を提案したいと思います。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。9番森栄君。

9番(森栄君) 私はこの意見書に賛成の立場ですけれども、ただ内容についてお伺いしたいので質問させていただきます。
 まず、この乳幼児医療費助成制度の通院助成の対象者については、何人くらいか把握していますか。
 2番目に、この通院助成の内容、そしてそれを裏づける事業内容について伺います。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 人数については、現在把握はしておりません。

9番(森栄君) 対象者のほかに、その助成内容とそれを裏づける財源についても先ほど質問しているんですけれども、それについて回答願います。

13番(小川昌義君) 財源についてとか、その辺についてもちょっと把握はしておりませんけれども、医療費の富谷町の助成が決まったときの内容をコピーして持ってきてるんですが、その辺についても、まだ人数についても把握はしておりません。

議長(浅野幹雄君) 9番森栄君。

9番(森栄君) 少なくとも富谷町議会としてこういう意見書を出すんですから、その対象となる人数とか財源、そしてその助成の内訳とかをしっかりと調べた上で出すべきではないかと私は思いますが、どう思いますか。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 執行部のほうで、その辺の数字持っている方いましたらお願いしたいんですが。

議長(浅野幹雄君) 数字ないそうです。ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 これより討論を行います。討論ありませんか。(「なし」の声あり)
 討論なしと認め、これで討論を終わります。
 これから発議第4号を採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案は原案のとおり採択し、それぞれの提出先へ送付することに賛成の議員の起立を求めます。

〔起立全員〕

議長(浅野幹雄君) 起立全員です。よって、本案は原案のとおり採択し、それぞれの提出先へ送付することに決定いたしました。

日程第20 発議第5号 核軍縮、核廃絶への更なる行動を求める意見書(案)

議長(浅野幹雄君) 日程第20、発議第5号核軍縮、核廃絶への更なる行動を求める意見書(案)を議題といたします。
 提出者安住稔幸君に説明を求めます。安住稔幸君、登壇願います。

8番(安住稔幸君) それでは、発議第5号を説明させていただきます。
 まず、提出者安住稔幸。賛成者三浦邦夫、賛成者磯前 武、賛成者佐藤克彦、賛成者細谷禮二。
 核軍縮、核廃絶への更なる行動を求める意見書(案)でございます。
 富谷町議会会議規則第14条の規定により、上記議案を提出するものであります。
 この案文の朗読をもって説明にかえさせていただきます。
 核軍縮、核廃絶への更なる行動を求める意見書(案)。
 広島平和記念公園の原爆死没者慰霊碑に、「安らかに眠ってください、過ちは繰り返しませぬから」と刻まれています。また、この碑文の説明文に、「碑文は、この全ての人々が原爆犠牲者の冥福を祈り、戦争という過ちを再び繰り返さないことを誓う言葉である。過去の悲しみに耐え、憎しみを乗り越えて、全人類の共存と繁栄を願い、真の世界平和の実現を祈念する広島の心がここに刻まれている」と記しています。
 戦争の悲惨さ、核兵器の残虐さは、人類誰もが認識しています。2011年3月11日の東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の大量の放射性物質放出事故で、放射能の恐ろしさを嫌というほど思い知らされました。
 そうした中、北朝鮮が2月12日に3度目の核実験を行いました。この北朝鮮の暴挙は、全人類の平和と安全を脅かすものであり、絶対許せないものです。
 核不拡散条約NPT再検討会議では、核兵器のいかなる使用も破壊的な非人道的結果をもたらすことに深い懸念を表明し、全ての加盟国がいかなるときも、国際人道法を含め、適用可能な国際法を遵守する必要性を再確認するとの一文が、最終文書に盛り込まれました。
 核兵器廃絶は全世界の国々が、全人類の一人一人が、必ずなし遂げなければならない命題です。日本は唯一の被爆国です。核廃絶への日本の役割は重要であり、使命でもあります。核廃絶を一日も早く実現できるよう、下記を踏まえ、国内外においてさらなる行動を起こすよう求めるものです。

 1.国是である非核三原則を堅持し、政府は永遠に核兵器を保有しないとの方針を宣言すること。
 2.核廃絶サミットを広島と長崎で開催すること。
 3.核不拡散条約の体制強化と核兵器禁止条約制定の推進。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
 平成25年3月15日、宮城県富谷町議会。
 提出先、内閣総理大臣安倍晋三殿。ほか記載の方々に対してであります。
 皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 これより討論を行います。討論はありませんか。(「なし」の声あり)
 討論なしと認め、これで討論を終わります。
 これから発議第5号を採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案は原案のとおり採択し、それぞれの提出先へ送付することに賛成の議員の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(浅野幹雄君) 起立全員です。よって、本案は原案のとおり採択し、それぞれの提出先へ送付することに決定いたしました。

日程第21 議員派遣の件

議長(浅野幹雄君) 日程第21、議員派遣の件を議題といたします。
 お諮りいたします。富谷町議会会議規則第122条の規定による議員派遣の件については、お手元に配付のとおり議員を派遣いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、議員派遣の件については、そのように派遣することに決定いたしました。
 お諮りいたします。議員派遣の日程ほか議案の審査または調査及び議会において必要があるものへの議員の派遣を決定するに当たっては、議長に委任することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、日程に記載のないものについては、議長に委任することに決定いたしました。

日程第22 閉会中の各委員会調査について

議長(浅野幹雄君) 日程第22、閉会中の各委員会調査についてを議題といたします。
 各委員会から、所管事務のうち、富谷町議会会議規則第75条の規定によって、継続調査の申し出があります。
 お諮りいたします。
 各委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、各委員会から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
 平成25年第1回富谷町議会定例会は、終始熱心な審議を経て、全ての議案を議決いたしました。
 執行部におかれましては、議員から提出されました意見を尊重し、町政を執行されますよう強く要望いたしまして、閉会の挨拶といたします。
 これで本日の日程は全て終了いたしました。
 会議を閉じます。
 平成25年第1回富谷町議会定例会を閉会いたします。
 ご苦労さまでした。

午後3時36分 閉会

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議会事務局 代表