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平成24年第2回富谷町議会臨時会(開催日:7月19日)

更新日:2012年07月19日

平成24年第2回富谷町議会臨時会(開催日:7月19日)

会議録目次

臨時会会議録第1号

平成24年第2回臨時会目次

第1日目 7月19日(木曜日)
会議録署名議員の指名
会期の決定
議案第1号 平成24年度富谷町一般会計補正予算(第2号)
議案第2号 平成24年度町道仏所太子堂中線歩道改良工事請負契約の締結について
議案第3号 富谷町と宮城県との間の災害弔慰金等支給審査会等の事務の委託について
議案第4号 宮城県後期高齢者医療広域連合規約の変更について

平成24年第2回臨時会議事録(第1号)

平成24年7月19日(木曜日)

出席議員(19名)

  • 1番 長谷川隆君
  • 2番 菅原福治君
  • 3番 出川博一君
  • 4番 三浦邦夫君
  • 5番 高橋正俊君
  • 6番 小泉光君
  • 7番 浅野直子君
  • 8番 安住稔幸君
  • 9番 森栄君
  • 10番 千葉達君
  • 11番 佐藤克彦君
  • 12番 山路清一君
  • 13番 小川昌義君
  • 14番 細谷禮二君
  • 15番 佐藤聖子君
  • 16番 永野久子君
  • 17番 磯前武君
  • 18番 渡邊俊一君
  • 19番 相澤榮君

欠席議員(1名)

  • 20番 浅野幹雄君

説明のため出席した者

  • 町長 若生英俊君
  • 副町長 千葉芳樹君
  • 企画部長兼企画部経営企画課長 荒谷敏君
  • 総務部長兼総務部総務課長 小野一郎君
  • 福祉部長 奥山吉信君
  • 建設部長兼建設部都市整備課長 鴇謙一君
  • 企画部財政課長 吉田尚樹君
  • 福祉部長寿福祉課長 安積春美君
  • 教育長 菅原義一君

事務局職員出席者

  • 事務局長 須藤辰夫
  • 次長 泉川潤哉
  • 主査 木川田真史
会議録署名議員の指名
会期の決定
議案第1号 平成24年度富谷町一般会計補正予算(第2号)
議案第2号 平成24年度町道仏所太子堂中線歩道改良工事請負契約の締結について
議案第3号 富谷町と宮城県との間の災害弔慰金等支給審査会等の事務の委託について
議案第4号 宮城県後期高齢者医療広域連合規約の変更について

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり

午前10時00分 開会

副議長(相澤榮君) 皆さん、おはようございます。
 本日は、議長が体調不良のため、地方自治法第106条第1項の規定により、副議長である私が議長の職務を行わせていただきます。
 本日は議場も大変暑いので、上着を脱いで会議をしたいと思いますので、どうか上着を脱いでください。
 ただいまより、平成24年第2回富谷町議会臨時会を開会いたします。この臨時会は、富谷町町長から平成24年度富谷町一般会計補正予算(第2号)についてなどの事件議案が提出されることになっております。慎重に審議を尽くされ、町民の負託に応えられますようご期待を申し上げますとともに、議会運営につきましてもご協力をお願いいたしまして開会の挨拶といたします。
 ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しますので、ただいまから平成24年第2回富谷町議会臨時会を開会いたします。
 初めに、提出議案の説明を含め富谷町町長に挨拶を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、申し上げます。
 本日ここに、平成24年第2回富谷町議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては公私ともにご多用の中ご参集いただき、厚く感謝を申し上げます。
 それでは、今回提出しております議案等につきまして、その概要を申し上げます。
 議案第1号平成24年度富谷町一般会計補正予算(第2号)については、災害復旧費の増額を行うものであります。
 議案第2号平成24年度町道仏所太子堂中線歩道改良工事請負契約の締結については、当該工事請負契約の締結について議会の議決をお願いするものであります。
 議案第3号富谷町と宮城県との間の災害弔慰金等支給審査会等の事務の委託については、地方自治法第252条の14の規定により災害弔慰金の支給に関する審査の事務を宮城県へ委託するものであります。
 議案第4号宮城県後期高齢者医療広域連合規約の変更については、外国人登録法の廃止に伴い所要の変更を行うものであります。
 議案の審議の折にはなお詳細にご説明を申し上げますので、何とぞ慎重審議を賜りまして可決いただきますようお願い申し上げ、議案の説明の要旨とさせていただきます。

副議長(相澤榮君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。
 議長諸報告はお手元に配付のとおりです。
 なお、説明員の出席要求ほか関係資料については事務局で保管しておりますので、希望の方は閲覧願います。
 これで諸報告を終わります。
 これから本日の会議を開きます。
 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。

日程第1 会議録署名議員の指名

副議長(相澤榮君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、2番菅原福治君、3番出川博一君、4番三浦邦夫君の3名を指名いたします。

日程第2 会期の決定

副議長(相澤榮君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は本日の1日にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

副議長(相澤榮君) 異議なしと認めます。したがって、本臨時会の会期は本日の1日に決定いたしました。

日程第3 議案第1号 平成24年度富谷町一般会計補正予算(第2号)

副議長(相澤榮君) 日程第3、議案第1号 平成24年度富谷町一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) おはようございます。よろしくお願いいたします。
 それでは、議案第1号につきましてご説明申し上げます。議案書1ページのほうをお開き願いたいと思います。
 今回の補正ですが、5月3日の豪雨並びに6月20日に発生いたしました台風4号によります災害復旧費の増額に伴います補正となっておりますことを初めに申し上げておきます。
 それでは、議案第1号平成24年度富谷町の一般会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございます。
 歳入歳出予算の補正。
 第1条第1項、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,705万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ116億9,818万6,000円とするものでございます。
 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 地方債の補正。
 第2条、地方債の変更は、「第2表地方債補正」によるものでございます。
 それでは、内容についてご説明をさせていただきます。
 初めに第2条のほうから説明をさせていただきます。4ページのほうをお開き願いたいと思います。
 地方債の補正でございますが、5月3日の豪雨によります事業費の追加に伴いまして、現年補助災害復旧事業債1,010万円から1,420万円に追加するものでございます。
 次に、歳入歳出についてご説明を申し上げます。10ページ、11ページをお開き願います。
 初めに歳入についてご説明申し上げます。
 14款1項4目災害復旧費国庫負担金ですが、829万5,000円を追加いたしまして2,860万5,000円とするもので、これは5月3日の豪雨によります災害復旧費の増に伴いまして国庫負担額につきましても増加するものでございます。
 次に18款2項1目財政調整基金繰入金ですが、2,466万3,000円を追加いたしまして12億2,695万9,000円とするもので、こちらは財源調整によるものでございます。
 次に21款1項3目災害復旧債ですが、410万円を追加いたしまして1,420万円とするもので、5月3日の豪雨によるものでございます。
 以上が歳入でございます。
 続きまして歳出についてご説明をいたします。12、13ページ、次のページをお願いいたします。
 11款2項1目道路橋梁河川災害復旧債15節工事請負費1,903万7,000円の追加は、6月20日に発生の台風4号による道路災7カ所、河川災5カ所の復旧分といたしまして660万円、さらには5月3日の豪雨に係る復旧費の増額に伴いまして1,243万7,000円を追加するものでございます。
 次に、2目都市計画施設災害復旧費15節工事請負費1,802万1,000円の追加は、台風4号により東向陽台一丁目第1号緑地法面の一部が崩壊したことによりまして、復旧に要する費用を追加するものでございます。
 以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。

副議長(相澤榮君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。小川昌義君。

13番(小川昌義君) 最初に10ページの18款2項1目の財政調整基金繰入金なんですが、これは繰入金の基準というかそういったものがあるものなのかどうか。現在基金はどの程度の残額、残金になるのか質問したいと思います。
 それから、13ページの11款2項2目15節の工事請負費。東向陽台地域のものなんですが、東向陽台にある法面は、そのものというのは富谷町のものだと思うんですが、この富谷町の法面というのはどこからどこまでが法面になっているのかということですね。今回災害で土砂崩れになった場所が1号緑地帯となっているんですが、この1号緑地帯というのはどこからどの辺まで1号緑地帯というふうに言っているのか。そのほかに2号、3号、4号、5号とあるのかどうかということなんですね。
 あともう一つは、団地を造成してもう45年ぐらいたっているわけで、東向陽台のその法面というものに対する抜本的な対策、こういうものはどのように考えているのか。昔の東向陽台を造成したころは多分ただブルドーザーで押していったというか、こういう法面になっているんじゃないかと。今、成田の法面なんかを見るとある程度築き上げられたような法面になっているんですが、東向陽台の場合は単なる押していったような感じの法面になっているんじゃないかなと思うんですが、そういう意味でその法面そのものがかなり弱いというか、こういうもので今回のような雨で崩壊してしまっていると。そういうことになれば結構あの法面については危険な場所というかそういうものが見られるので、それの抜本的な対策というのはどのように考えているのかということについて質問をしたいと思います。

副議長(相澤榮君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) それでは、財政調整基金繰入金につきましてご回答申し上げます。目的といいますのはこの言葉どおりでございまして、予算編成をする上で不足する場合にこの基金から繰り入れをして予算編成をするというような性格のものでございますので、特に基準ということで設けられているものではございません。それから、基金の残高というところですけれども、23年度、ちょうど5月31日で年度をしまってございます。その段階になりますが、その時点では41億7,300万円が基金の残高としてございます。今回この補正で新年度予算といたしまして繰り入れの総額が12億2,600万ほどとなっておりますので、それを差し引いた金額が残高というような形でございます。

副議長(相澤榮君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 東向陽台一丁目の1号緑地の範囲ということですが、ここで口頭で申し上げるのは大変つろうございまして、後で事務室のほうに来ていただければしっかりとした位置をお示しできると思います。
  それから、抜本的な対策ということなんですが、ご存じのように現在急傾斜地崩壊対策事業というようなことで県のほうで平成22年からやっておりますが、その場所については今年度いっぱいをもって終わる予定となってございます。県のほうの事業はまだ発注されておらないので一応予定というふうにしか申し上げられないんですが、一番危険なのはあそこの箇所だというようなことで、その他についてはほとんど一丁目の場合盛土が多いんです。議員がおっしゃられたように当時の造成の仕方というようなものがあったかと思いますが、私たちは当時まだ入っていませんのでよく存じ上げておりませんが。ここの箇所についてはとにかく応急復旧を含め安定勾配にした法面復旧が必要であるということで今回の計上をさせていただいたものでございます。表面部分がかなり滑落したように見えますが、崩壊部分については一部の部分でして、あと最上段の法面が崩壊した部分が下のほうに滑って地肌がこすられたというような状況になっております。今回上の2段目について急傾斜地崩壊事業と同じような法面の法枠工を設置しまして種々吹きつけをやるものでございます。ほかの地区については一応安定勾配を保っているというようなことで、今回大きく崩れたのは盛土の部分では当該箇所のみということでございます。

副議長(相澤榮君) ほかにございませんか。小川昌義君。

13番(小川昌義君) あったかいごのところ、ここのところも富谷町のほうは動いていないんですけれども、あったかいごのほうに亀裂が入っているんですよね。亀裂。あったかいご、あったかいごの場所。それをこの前ちょっと調べてもらったんですが、そうしましたら富谷町の境界線のほうは動いていないと。ただ、あったかいごのほうは亀裂が入っているというような、結構な亀裂が入っているわけで、そういう自然法面であってもそういうふうに樹木は大きくなる、大雨になればそういったところからやはり崩壊が始まってくるという。今回の場合もそうですし、急傾斜地の場合もそうでしたので、そういった抜本的な対策というものがやはり急がれるのではないのかというふうに思うんですが。なおかつ1号だけ、今回の1号傾斜地というのがどこからどこまでなのか、おおよそ。この辺ちょっともう一回質問したいと思います。

副議長(相澤榮君) 建設部長。

建設部長(鴇健一君) 介護施設につきましては地震の際も当町の職員が訪問しておりまして、境界からかなり民地のほうに入っていた場所で、当時職員ともお会いしてこういうふうになっていますというような状況をお知らせして、何らかの処置をしてくださいというようなことは指導しておりました。
 それから、1号緑地についてはかなり広範囲でございまして、大変申しわけございませんが図上でお示ししますので、再度申し上げますが事務室のほうにお願いしたいと思います。

副議長(相澤榮君) ほかにございませんか。出川博一君。

3番(出川博一君) 12ページの補正前の額で3,800万ほど計上されておりますけれども、これはたしか補正第1号で河川復旧ということで3,600万、中身は沼田川、刈又川、穀田川ということになっておりまして、さらに今回の補正で1,200万ということで合計4,800万円になりますけれども、この三つの川のそれぞれの工事費の概略を教えていただきたいと思います。

副議長(相澤榮君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 大変申しわけありませんが川ごとの総計というのはちょっととっておりませんで、一覧表はございますが、単独箇所で箇所数だけお知らせしてよろしいでしょうか。(「はい」の声あり)補助事業で刈又川が3カ所、それから沼田川が2カ所、穀田川が2カ所でございます。それと単独のほうで沼田川が1カ所、それから刈又川が2カ所、それから穀田川が1カ所ということになってございます。

副議長(相澤榮君) ほかにございませんか。永野久子君。

16番(永野久子君) 13ページです。先ほども質問が同僚議員からありました。都市計画施設災害復旧費1,802万1,000円についてですけれども、この東向陽台一丁目1号緑地からのあの近辺ですね。私が先日担当のところで伺いましたところ、宮城県が管轄して今行われている急傾斜地危険区域、それとそれからその対象外となっているいわば今回のこの1号緑地も含めてさらにその南側、仙台市方向へ南へ連続していくその斜面、それがそれぞれどういう、先日その窓口の話では人口斜面と自然斜面との違いなんだといった説明を聞いたように思うんですけれども、改めて伺いたいんですが、宮城県が急傾斜地として指定する区域と指定しない区域の意味合いですね、何を基準に指定したり指定しなかったりするのか。今回のこの一丁目1号緑地は富谷町の管轄ということですけれども、それではこれと関連しまして現在宮城県が行っている、工事をしているところから南寄りについて、これも町の管理区域ということになるのか、改めてご説明をいただきたいと思います。

副議長(相澤榮君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 急傾斜地の危険区域の指定区域につきましては自然法面が対象となります。ある程度の被害想定戸数プラス傾斜角が30度以上というようなことで決められておりまして、現在県で行っている事業近辺に約30戸の被害想定家屋が存在しているというような状況でございます。それの南側については法面はすべて町の管理、ほとんど町の管理となっております。一部民有地が入り込んでいる区間もございますが、ほとんど町の管理となってございます。この今回工事します区域も町の用地でございまして、一部県道沿いに個人の民有地が存在しているというような状況でございます。以上です。

副議長(相澤榮君) 永野久子君。

16番(永野久子君) そうしますと、関連ですけれども、今回の1号緑地ではなく、南側のその町が管理すると今おっしゃったこの部分についての危険度というか危険性については町はどういうふうに認識していますか。特にここに関しては先ほどもお話に出ましたあったかいごの老人施設があったり民有地がある、民家が建っているというようなことで、素人が見ている分には大変危険に見えるわけですけれども、ここの部分についての危険度というのは町はどう認識しているかを伺います。

副議長(相澤榮君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 先ほども申し上げましたが、富谷町の法面については安定勾配を保っているような状況です。民有地につきましては地震の際にも少し段差が生じたというような状況もあったので、補修するような指導をしてきたところでございます。

副議長(相澤榮君) 永野久子君。

16番(永野久子君) そうすると今のその安定勾配を保っているということですけれども、危険ではないかという声が住民の中にあるわけで、町民に向かってこれをきちんと説明するような場、説明するような努力をするということと、それから抜本策として予防的な措置をとるという必要性はないのか、これをあわせて伺います。

副議長(相澤榮君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 問い合わせがありましたお宅についてはこちらから一々訪問しまして状況を確認して、指導できるものは指導するようにしてございます。抜本的な対策というようなことでございますが、現在のところ先ほど申し上げましたが安定勾配を保っているような状況でございまして、下からそっくり滑るというような状況にはないものでございます。

副議長(相澤榮君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

副議長(相澤榮君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第1号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

副議長(相澤榮君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第4 議案第2号 平成24年度町道仏所太子堂中線歩道改良工事請負契約の締結について

副議長(相澤榮君)日程第4、議案第2号 平成24年度町道仏所太子堂中線歩道改良工事請負契約の締結についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) それでは、議案書15ページをお願いいたします。
 議案第2号平成24年度町道仏所太子堂中線歩道改良工事請負契約の締結につきましてご説明申し上げます。
 平成24年7月10日一般競争入札に付した本案件につきまして、下記のとおり請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
 契約の目的、平成24年度町道仏所太子堂中線歩道改良工事でございます。契約の方法、一般競争入札。契約金額、9,345万円。契約の相手方、富谷字西沢115番地11株式会社佐藤渡辺宮城営業所様でございます。
 この工事請負契約につきましては、平成24年6月20日に入札の広告をいたしましたところ、株式会社佐藤渡辺宮城営業所様、世紀東急工業株式会社黒川営業所様の2社が参加いたしまして、7月10日建設工事特別簡易型総合評価方式によります条件つき一般競争入札を行ったところでございます。
 本案件の入札の参加資格につきましては、一、仙台市内または黒川郡内に本店または支店、営業所を有すること。一、舗装の承認を受け、格付がAであること。一、宮城県または富谷町から指名停止を受けていないこと。一、地方自治法施行令第167条の4の規定に該当しないこと。一、富谷町契約に関する暴力団排除措置要綱別表に掲げる要件に該当しないこと。一、平成19年度以降元請として2,500万円以上の道路改良工事、道路整備工事の実績があること。一、平成19年度以降2,500万以上の道路改良工事または道路整備工事の主任技術者としての実績がある専任の技術者を配置できることといたしました。
 本案件の予定価格につきましては、税抜きで8,960万円、最低制限価格税抜きで7,270万円で入札を行いました。
 その結果、落札価格税抜き8,900万円で株式会社佐藤渡辺宮城営業所様が3回目で落札いたしたところでございます。
 去る7月11日仮契約を締結いたしましたので、本契約の締結に当たりまして議会の議決をお願いするものでございます。
 業務の概要につきましては建設部長からご説明いたします。

副議長(相澤榮君) 次、建設部長。

建設部長(鴇謙一君) それでは、お手元にお配りしておりますA3判の議案第2号関係資料をごらんいただきたいと思います。
 工事の施工位置と標準横断図を示しております。
 まずこの仏所太子堂中線は、青、赤、黄色で示した青の右端、起点が富谷町の町上地区にあります熊野神社から、黄色、左端、終点が三ノ関、レストランまるまつまでの総延長が2,186メートル区間の旧国道4号でございます。
 この路線の整備につきましては、国からの交付金事業の採択を受けまして平成22年度から始まっており、図上青色部分が22、23年度の2カ年で620メートルを既に施工済でございます。
 今回の契約は、赤色部分で680メートルを施工予定でございます。下の計画平面図が赤色部分を拡大したものでございます。右側起点が町下会館付近から、左側終点が富谷カントリークラブ入口を過ぎまして佐藤病院北側付近までの延長となってございます。
 右上の標準横断図をごらんください。細かい字になっておりますが、車道幅員が7メートル、歩道幅員が2.5メートルから4.67メートルの両側歩道でございまして、道路の両端に排水構造物を設置する構造となってございます。
 施工内容は、側溝工といたしましてL型側溝829メートル、皿形側溝112メートル、集水ますが33カ所、舗装工といたしまして路面切削が3,620平米、車道舗装が4,880平米、歩道舗装が2,240平米、視覚障がい者誘導タイルが938メートル、安全施設としまして転落防止柵65メートル、ガードパイプが28メートルほかの工事となっております。
 この工期は平成25年2月28日までとしております。
以上が工事の概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

副議長(相澤榮君) これから質疑に入ります。渡邊俊一君。

18番(渡邊俊一君) 大分順調に工事が進められているなというふうに実感をさせていただいております。今までは歩道の植栽がないところをずっと工事をやってきたわけでありますけれども、これからちょうど歩道の中に松の木の植栽がある部分に工事が入っていきます。常日ごろ子供さんたちが自転車で登校する際、または歩行する際、あの松の木が非常に危険だと、目に刺さる可能性も十二分にあるということでありましたので、その植栽を的確に撤去するなり、また見通しのいいような状況をつくるのかつくらないのか、その辺を改めてご説明願いたいと思います。

副議長(相澤榮君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 一部歩道も改良をするわけでございますので、不要な部分については撤去、あとは残りの分については見通しのよい剪定というようなことで進めてまいります。あそこの部分、私どもも太子堂、三ノ関地区の子供たちが通学する路線ということで毎日見ておりますので、善処したいと思います。

副議長(相澤榮君) 渡邊俊一君。

18番(渡邊俊一君) 団地の中の緑地的な感覚とまた違いまして、あの部分については私は全面的に撤去したほうがいいんじゃないかと、そういうふうに思います。これから撤去しないで剪定をしていくということになりますと延々とその剪定の経費もかかるわけでありますし、何か逆に低木かそういったものにしていただく。また松の木はどんどんやはり高木になっていって枝もかなり大きく広げるわけですね。そして何かの際に松の木の枝が折れて車に当たるとかそういうようなこともあり得ますので、大分そういった事故もこのごろ多く見られて補正予算を組んだりいろいろなさっておられる状況でありますから、この際そういった方向性で検討されていったほうがいいんじゃないかと私は思いますけれども。全面的に、一部だけちょっと残しても景観的にかえって悪いですし、全部この際撤去したほうがいいと私は思うんですけれども、そういう考えはありませんか。

副議長(相澤榮君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 庁内で検討しながら進めていきたいと思います。

副議長(相澤榮君) ほかに質疑ありませんか。出川博一君。

3番(出川博一君) 道路に関しては平成22年、23年度で第1号、第2号工事ということで620メートルを分けて工事をされておったわけですけれども、まずその理由をお尋ねしたいということと、あと620メートルについて合計で9,539万ほどかかっているんですけれども、それは間違いないかどうか。それから最後に今年度一気に680メートル、従来であれば2年分を一気にやったその理由、緊急性とかその辺のところについてお尋ねしたいと思います。

副議長(相澤榮君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 念頭に申し上げましたが、この事業につきましては国の交付金事業でございまして、町の予算を幾ら使ってもというようなことではございませんで、補助採択を受けて、事業計画を持ちながら申請をして認可を受けて年度ごとに工事区分を決定してやっているというような状況でございます。ちなみに22年は352メートル、23年が268メートルということで、合計620メートルとなっております。事業費につきましては補助の分としましてそれぞれ22年が6,200万、23年が5,200万ということで、23年につきましてはちょっと震災の影響で一般の公共事業に向けられる金額が下がっておりまして、本年度追加要望をしながらこの延長を施工していくというようなことで県のほうに、国のほうにお願いしたものでございます。

副議長(相澤榮君) ほかに質疑ありませんか。森栄君。

9番(森栄君) 今回の契約金額については税抜きで8,900万で3回目で落札したという説明がありましたけれども、1回目と2回目の入札金額を教えていただきたいと思います。

副議長(相澤榮君) 財政課長。

財政課長(吉田尚樹君) それでは、1回目税抜き9,150万円、2回目税抜き9,040万円となってございます。

副議長(相澤榮君) ほかに質疑ありませんか。安住稔幸君。

8番(安住稔幸君) やはり引き続きこの2施工期間、約900メートル弱になります。国のほうの補助の関係もあるのでしょうが、引き続き翌年度も施工されるのがよろしいかと思いますけれども、この辺についてのお考えをお願いします。

副議長(相澤榮君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 議員おっしゃられるように予定では残区間を25年度で、1カ年で要望し施工したいというふうに考えております。

副議長(相澤榮君) ほかにございませんか。山路清一君。

12番(山路清一君) 青色の区間なんですけれども、これは22年、23年でなされたということで、この区間を工事した施工業者がわかれば教えてください。
 それと、株式会社佐藤渡辺宮城営業所、こちらのほうの会社の概要、例えば本社がどこか、会社の概要を教えてください。以上です。

副議長(相澤榮君) 建設部長。

建設部長(鴇謙一君) 22年度、23年度とも一応佐藤渡辺が施工してございます。一部誘導歩道のタイルにつきましては宮床にあります吉田工務店が請け負っております。
 佐藤渡辺の概要でございますが、これはもともと渡辺組と佐藤道路という2社が合併して佐藤渡辺という会社になったものでございまして、本社が東京の港区南麻布でございます。従業員は現在のところ495名、資本金が17億5,150万円という会社の状況となっております。

副議長(相澤榮君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

副議長(相澤榮君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第2号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

副議長(相澤榮君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第5 議案第3号 富谷町と宮城県との間の災害弔慰金等支給審査会等の事務の委託について

副議長(相澤榮君)日程第5、議案第3号 富谷町と宮城県との間の災害弔慰金等支給審査会等の事務の委託についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) おはようございます。よろしくお願いいたします。
 それでは、議案書16ページをお願いいたします。
 議案第3号富谷町と宮城県との間の災害弔慰金等支給審査会等の事務の委託につきまして説明いたします。
 地方自治法第252条の14第1項の規定により、富谷町と宮城県との間の災害弔慰金等支給審査会等の事務の委託に関して別紙の規約のとおり宮城県と協議することについて、同法第252条の14第3項において準用する同法第252条の2第3項の規定により議会の議決を求めるものでございます。
 提案理由は、震災関連死の相談がございましたので、災害弔慰金の支給等に関する法律第1条に規定する災害弔慰金及び災害障害見舞金の支給のための災害との因果関係の判定が困難な場合に設置する審査会等の事務につきまして、宮城県に委託するものでございます。
 次のページ、17ページをお願いいたします。
 事務の委託に関する規約でございます。
 第1条は事務の委託の規定でございます。災害弔慰金等支給審査会の設置及びその運営並びに災害弔慰金支給審査会への諮問等を宮城県に委託するものでございます。
 第2条第1項委託する事務の範囲は、東日本大震災による死亡または障害であるか否かを審査するための災害弔慰金等支給審査会の設置及びその運営並びに当該災害弔慰金等支給審査会への諮問等とするものでございます。
 第3条第1項委託事務の管理及び執行については、宮城県の条例、規則、その他の規則の定めるところによるものでございます。
 第4条委託事務に関する経費は、富谷町が負担するものでございます。算定の方法並びに交付の方法及びその時期は、富谷町と宮城県とが協議して定めるものでございます。
 附則でございます。
 第5条、宮城県知事は委託事務の管理及び執行に関する条例等を制定し、改正し、または廃止したときには、直ちに富谷町長に通知するものとするものでございます。
 この規約に定めるもののほか事務の委託に関しまして必要な事項は、富谷町と宮城県とが協議して定めるものでございます。
 附則でございます。
 この規約は、地方自治法第252条の14第1項の規定により富谷町と宮城県との協議の成立の日から施行するものとするものでございます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

副議長(相澤榮君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。永野久子君。

16番(永野久子君) 16番。
 震災関連死に関しまして、現時点でどこまでが認められることになっているのか。震災後何日以内であるとか、あるいは何日後に、例えば心労があって亡くなった場合であっても医師の診断書があれば認められるとか、いろいろ規定があると思うんですが、震災関連死という場合にどこまでを範疇としているかを伺います。

副議長(相澤榮君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) そういう死亡例があった場合、そういうことも含めて災害による因果関係がはっきりするかしないかというところを審査するための審査でございますので、明確に、例えば1カ月以内であれば関連死というふうなことではありませんで、例示としてはございますけれども、そこを審査するところがこの審査会の目的でございます。

副議長(相澤榮君) 永野久子君。

16番(永野久子君) それはわかるんですけれども、実際には震災関連死であろうと思われる方も、実際には申し込みをしてもなかなかこれまできちんとした概念がなかったために受け付けそのものがされてこなかったということがありますが、一つ一つケースバイケース違うと思うんですけれども、これからはどのようなまず手順をとり、そしてどのようなケースの場合には認められていくであろうといったようなある程度のその概要が知りたいなと思うわけですが、現時点でわかる範囲で結構ですので伺います。

副議長(相澤榮君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) それでは、その因果関係というふうなことにつきまして県の通知による例示、あくまでも例示なんですけれども、そこのところによりますと、震災がなければ現に死亡、障害に至らなかった、具体的には病院の機能停止等により初期治療のおくれがあった、避難所生活等の肉体的・精神的疲労が多くなった、地震のショック、余震等への恐怖、救助・救護活動の激務、多量の塵灰の吸引等々というふうなところで例示は示されてございます。

副議長(相澤榮君) ほかに質疑ありませんか。森栄君。

9番(森栄君) この事務の委託について、委託事務の範囲にかかる対象者の見込みは大体何人ぐらいなのか。それから、第2条で当該災害弔慰金等支給審査会への諮問等というふうに表現されていますけれども、諮問以外に具体的にどういうようなものがあるか。それから、この委託期間は大体どれぐらいの期間を見込んでいるか。その3点について伺います。

副議長(相澤榮君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) 現在相談ということでお受けしているのは1件でございます。諮問等の等につきましては審査会の設置というふうなところも含んでいるというふうなところでございます。あとスケジュールのところですけれども、町の議会の議決を経て県議会の議決を経て9月議会というふうな流れですので、その後に審査をしてというふうなことで、県からは年度内まではというちょっと長期のスパンのお話をいただいているところでございます。

副議長(相澤榮君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

副議長(相澤榮君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第3号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

副議長(相澤榮君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第6 議案第4号 宮城県後期高齢者医療広域連合規約の変更について

副議長(相澤榮君)日程第6、議案第4号 宮城県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。長寿福祉課長。

長寿福祉課長(安積春美君) それでは、議案書18ページをお願いいたします。
 議案第4号宮城県後期高齢者医療広域連合規約の変更につきまして説明いたします。
 地方自治法第291条の3第1項の規定により、宮城県後期高齢者医療広域連合規約を別紙のとおり変更することについて、同法第291条の11の規定により議会の議決を求めるものでございます。
 提案理由は、外国人登録法が廃止されたことに伴い、宮城県後期高齢者医療広域連合規約を変更するものでございます。
 それでは、20ページをお願いいたします。
 新旧対照表の現行の別表第2備考中下線部分「及び外国人登録原票人口に基づき、外国人登録原票に登録されている者の数をいう。(以下同じ。)」を削り、第2同じく下線部分「及び外国人登録原票人口の合計」を削除するものでございます。
 19ページにお戻り願います。附則でございます。施行期日につきましては、この規約は協議の整った日から施行するものでございます。
 経過措置でございます。改正後の別表第2備考1、備考第2の規定は、平成25年度に係る関係市町村の負担金の額の算定から適用し、平成24年度に係る関係市町村の負担金の額の算定まではなお従前の例によるものとするものでございます。
 以上でございます。

副議長(相澤榮君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

副議長(相澤榮君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第4号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

副議長(相澤榮君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 これで本日の日程はすべて終了いたしました。
 会議を閉じます。
 平成24年第2回富谷町議会臨時会を閉会いたします。

午前10時52分 閉会

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