富谷市

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平成24年第1回富谷町議会臨時会(開催日:2月9日)

更新日:2012年02月09日

平成24年第1回富谷町議会臨時会(開催日:2月9日)

平成24年第1回臨時会目次

会議録署名議員の指名
会期の決定
議案第1号 平成23年度富谷1号汚水幹線管渠改築工事請負契約の締結について

平成24年第1回臨時会議事録(第1号)

平成24年2月9日(木曜日)

出席議員(20名)

  • 1番 長谷川隆君
  • 2番 菅原福治君
  • 3番 出川博一君
  • 4番 三浦邦夫君
  • 5番 高橋正俊君
  • 6番 小泉光君
  • 7番 浅野直子君
  • 8番 安住稔幸君
  • 9番 森栄君
  • 10番 千葉達君
  • 11番 佐藤克彦君
  • 12番 山路清一君
  • 13番 小川昌義君
  • 14番 細谷禮二君
  • 15番 佐藤聖子君
  • 16番 永野久子君
  • 17番 磯前武君
  • 18番 渡邊俊一君
  • 19番 相澤榮君
  • 20番 浅野幹雄君

欠席議員

  • なし

説明のため出席した者

  • 町長 若生英俊君
  • 副町長 千葉芳樹君
  • 総務部長兼総務部総務課長 眞山巳千子君
  • 福祉部長 千葉美智子君
  • 建設部長兼建設部都市整備課長 鴇謙一君
  • 企画部財政課長 小野一郎君
  • 建設部上下水道課長 渡邉成一君
  • 教育長 菅原義一君

事務局職員出席者

  • 事務局長 亀郁雄
  • 次長 泉川潤哉
  • 主幹 日野新一

議事日程 第1号

平成24年2月9日(木曜日) 午前10時00分 開会

第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 議案第1号 平成23年度富谷1号汚水幹線管渠改築工事請負契約の締結について

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり

午前10時00分 開会

議長(浅野幹雄君) 皆さん、おはようございます。
 ただいまより、平成24年第1回富谷町議会臨時会を開会いたします。この臨時会は、富谷町町長から平成23年度富谷1号汚水幹線管渠改築工事請負契約の締結についての事件議案が提出されることになっております。慎重に審議を尽くされ、町民の負託にこたえられますようご期待を申し上げますとともに、議会運営につきましてもご協力をお願いいたしまして開会のあいさつといたします。
 ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しますので、ただいまから平成24年第1回富谷町議会臨時会を開会いたします。
 初めに、提出議案の説明を含め富谷町町長にあいさつを求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) 皆さん、おはようございます。
本日ここに、平成24年第1回富谷町議会臨時会をご案内申し上げましたところご出席をいただき、御礼を申し上げます。
今回提出しております議案につきましては、1件であります。
その概要につきましては、議案第1号平成23年度富谷第1号汚水幹線管渠改築工事請負契約の締結について議決をお願いするものでございます。詳細につきましては後ほど担当からご説明を申し上げますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。
議長諸報告はお手元に配付のとおりです。
なお、説明員の出席要求ほか関係資料については事務局で保管しておりますので、希望の方は閲覧願います。
これで諸報告を終わります。
これから本日の会議を開きます。
本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。

日程第1 会議録署名議員の指名

議長(浅野幹雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、9番森 栄君、10番千葉 達君、11番佐藤克彦君の3名を指名いたします。

日程第2 会期の決定

議長(浅野幹雄君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は本日の1日にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本臨時会の会期は本日の1日に決定いたしました。

日程第3 議案第1号 平成23年度富谷1号汚水幹線管渠改築工事請負契約の締結について

議長(浅野幹雄君) 日程第3、議案第1号 平成23年度富谷1号汚水幹線管渠改築工事請負契約の締結についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。

財政課長(小野一郎君) おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、議案書1ページをお願いいたします。
議案第1号平成23年度富谷1号汚水幹線管渠改築工事請負契約の締結についてご説明申し上げます。
下記のとおり工事請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
契約の目的、平成23年度富谷1号汚水幹線管渠改築工事。
契約の方法、一般競争入札。
契約金額、1億395万円。
契約の相手方、仙台市宮城野区の株式会社アームズ東日本でございます。
この工事請負契約に当たりましては、平成23年12月22日に入札の公告をいたしました。株式会社アームズ東日本ほか1社が参加いたしまして、平成24年1月27日条件つき一般競争入札を行いました。入札参加資格につきましては、宮城県内に本店または支店、営業所を有すること。土木一式の承認を受け、格付がAまたはBの者、宮城県及び富谷町から指名停止を受けていないこと。地方自治法施行令第167条の4の規定に該当しないもの。こちらの方は入札参加資格でございます。富谷町契約に関する暴力団排除措置要綱の別表各号に掲げる措置要件のいずれにも該当しないこと。本工事に対応できる技術者として下水道管理技術認定試験、下水道または下水道管路管理技士のいずれかの資格認定試験の合格者を、主任技術者または監理技術者として当該業務に専任で配置できること。元請として国または地方公共団体の製管工法SPR工法による更生工事を施工した実績があることといたしました。
予定価格は、税抜きで9,990万円、最低制限価格は税抜き8,150万円で入札を行いました。
その結果、落札価格税抜きで9,900万円、株式会社アームズ東日本が1回目で落札し、去る1月27日に仮契約を締結いたしました。
業務の概要につきましては、上下水道課長からご説明を申し上げます。

議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) おはようございます。
それでは、工事の概要についてご説明を申し上げます。
まず、工事箇所でございますが、お手元に図面を配付してございますので、こちらをもとにご説明をしたいと存じます。
工事箇所でございますが、富谷町上桜木一丁目地内、町道富ヶ丘明石線、上桜木果樹園の森保育園付近から国道4号富ヶ丘付近の交差点に向かっての区間のところでございます。延長が321.99メートル、区間についてはお手元の図面のとおり、一つは276.14メートル、もう一つは45.85メートルの二つでございまして、合わせて321.99メートルでございます。
工事の工法関係でございますが、工事の施工箇所でございます富ヶ丘明石線、国道4号と主要地方道仙台三本木線、明石側を結ぶ主要幹線でございまして、交通量が非常に多く、地下につきましては光ケーブル、これも大崎市に通ずる重要な幹線でございます。こちらは、あと工業用水の管とか埋設物も近接しているような場所でございます。そういったことで、社会的影響を考慮した場合に、開削、いわゆる土を掘って工事をするということは非常に困難であるということが一つでございます。処理区域でございますが、ここは成田、明石台、上桜木地区にわたり処理区域の人口が約1万7,000人ございます。富谷町が管理する公共下水道でも常時流量が大きい区域となってございます。
管渠でございますが、状況を申し上げますと、鉄筋が露出しておりまして著しい腐食、劣化が確認されてございます。既設管の残存強度が期待できない。使用できないというようなことから、管の強度が確保できて、非開削、掘らないで、それから水を流しながら、夜間での作業が可能な工法ということで、製管工法のSPR工法、自立管タイプを採用してございます。この工法でございますが、残っている700ミリのヒューム管の中にマンホールかららせん状になった硬質の塩化ビニール、塩ビのパイプを想像していただければいいのかと思いますが、それに一応スチールで補強してございます。こういった材料を装入して、中に610ミリメートルの管をつくるものでございます。あとそのすき間はモルタルで埋めるというふうな工法でございます。
工期は平成24年3月30日までを予定してございます。
以上でございます。

議長(浅野幹雄君) これから質疑に入ります。12番山路清一君。

12番(山路清一君) お伺いいたします。
 アームズ東日本なんですけれども、以前町の工事やった経歴が多分あったと思うんですけれども、その辺ちょっとお伺いいたします。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(小野一郎君) 過去、富谷町では管路の下水の方のカメラ調査、あと更生工事も幾つかやってございます。実績は間違いなくございます。

議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。

12番(山路清一君) アームズ東日本なんですけれども、多分二、三年前だと思うんですけれども、一度会社の方が倒産した記憶が私はあるんですけれども、その辺は町の方で把握しているかどうかお伺いいたします。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(小野一郎君) 2009年の6月22日にアームズ東日本の方は民事再生手続を開始してございます。現在、その手続途上のところでございます。

議長(浅野幹雄君) 12番山路清一君。

12番(山路清一君) 次は、工事のことで聞きたいんですけれども、先日というかことしに入ってからあの辺工事やっていまして、先ほどの話で夜間作業という話を聞いております。これは、日中にしないで夜間だけの作業なんですかどうか。その辺のところをちょっと詳しくお伺いいたします。

議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 工事のほとんどは夜間の作業となります。

議長(浅野幹雄君) ほかにございませんか。13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) 入札の資格として、会社更生法を申請しているということについては、これは問題はないというふうに理解してよろしいんですか。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(小野一郎君) 現在、民事再生手続中でございまして、資格要件、経審等の確認をして、それは問題ないというところでございます。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) わかりました。
そのほかに、今この工事そのものによって、何ていうんですか耐震化というんですか。要するに、何が原因で今回この工事が発生したのかということについて、ちょっと詳しく説明を願いたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 原因の一つといたしましては、管の中で形成されるいわゆる硫化水素ガス、こちらの硫化水素ガスが管内にあります水蒸気、水とまじり合って硫酸を形成して、結果、コンクリートの部分を劣化させ、年々こう年がたつにつれて劣化し、極端な話が穴もあいてしまっていると、そういった箇所も相当ございました。

議長(浅野幹雄君) 13番小川昌義君。

13番(小川昌義君) そうしますと、下水管にしますと、非常に見えにくいところで、劣化しているのかどうかというのはわかりにくい状況だと思うんですが、この辺の把握というのはどのようになっていますか。

議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 管内の確認でございますが、陥没によりまして管内に土砂なり岩魂、いわゆる岩の塊が流入してございました。そういったものをマンホールの部分からとか、あと機械とかを使いまして除去いたしまして、カメラ調査、人の健康診査でいえば内視鏡みたいなものだと思いますが、そういったものカメラを入れて管内の劣化部状況を確認して、全部状況はカメラにおさめてございましてデータも保存してございます。そういったもので確認をいたしまして、その度合い、A、B、C、Dという判定度合いがあるんですが、そういったものを判定いたしまして、築造というか更生すべきかどうかというのを判断しております。

議長(浅野幹雄君) ほかに。(「13番」の声あり)3回で終わりでございます。
16番永野久子君。

16番(永野久子君) 落札率99.10%ということで、2社の参加によって1回目の落札ということでした。それで、この間、今回もそうですけれども、同じ日に入札を行った33件のうち、関連して申し上げたいんですけれども、不調が3件、それから一落は27件、合わせて33件のうち30件までが一落もしくは不調という状況です。これは、これまでもご説明がほかの案件でもあったように、この震災以後の特殊な状況というのも反映されているかなとは思うわけですが、そこで伺いたいんですけれども、こういう状況である、業者の数が少ないし、また、特需ともいえるような状況で仕事自体が大変多いということで行きますと、宮城県内で、この建設業に関して言いますと45%が不調に陥っているということも言われておりますので、富谷町の今回のこの汚水幹線の管渠の工事に関しましても、入札参加資格に関して少し考え直す必要があるかなということを質問したいんです。
具体的には、先ほど6点の入札参加資格に関する事項ということを述べられましたけれども、そのうち、例えば、その何て言うんですかね、監理できる方だとか、あるいは指名停止を受けていないとかという条件を、これは緩和するわけにはいきませんけれども、1項目めの宮城県内に本店または支店、営業所を有することというこの1点目の要件については、本来の一般競争入札のあり方に即して、もっとその宮城県内に限らず範囲を広げて入札参加者を募るということも試みてみる必要があると思うんですが、この点はどういうふうにお考えでしょうか。検討されましたでしょうか。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(小野一郎君) 入札参加要件につきましては、今回の工事につきましては夜間作業が入るということが一つございまして、それぞれ土木のA、Bというところで、間口的にはかなり広くしているつもりでございます。あわせて工法的にも特殊な工法ではございますが、富谷町に登録しております業者さんは県内13社ほどございますので、そのうち2社が今回応札していただいた状況もございますので、現行の状況を見ながら、このままで推移を見守りながら一応検討をする余地があればしたいと思っております。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) それでは、今回のこの請負契約に当たって最低賃金が守られているかどうかということはお調べになっているでしょうか。賃金については幾らで。宮城県は675円、たしかだったと思いますけれども、その水準なのか。それとも、全国の800円という水準なのかを伺います。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(小野一郎君) 積算の段階で、当然その人件費も含め管理費等も含めて算定しております。また、あわせて最低制限価格を設けておりますので、その賃金等に関するものについては確保されるものと思っております。

議長(浅野幹雄君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) けさほど、たまたま国会での質疑がちょうどこの入札に関して、特にこの震災の地域に関しての入札で不調が多いというのが、たまたまこちらに向かう車の中で聞いたんですけれども、宮城県全体で状況としては似通ったものがあるという中で、やはり労務単価は上がっているにもかかわらず、賃金水準が非常に低いというところが一つのネックになっているのかなということも私は感じたんですが、この機会にそういう点についても改善をしていくと。公共事業を通じてワーキングプアをつくらないという考え方も一つ行政としては念頭に入れていくべき時期に来ていると思うんですが、この点について、町長に伺います。

議長(浅野幹雄君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 今のものについては、特に私の私見はございません。
 事前の入札の仕組みに従って進めてきたと、このようなことでございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。1番長谷川隆君。

1番(長谷川隆君) 先ほどちょっと聞き漏らしたかもしれませんけれども、夜間工事ということですけれども、納期の方が何日ごろから始まって3月30日に終わるということをお話しされておりましたけれども、納期の方を詳しくちょっと教えていただけますか。

議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 工期につきましては、3月30日を予定してございます。契約、本日ご可決いただいた後に詳細を進めてまいるというふうな考え方でございます。

議長(浅野幹雄君) 1番長谷川隆君。

1番(長谷川隆君) あと、夜間工事ということですけれども、ここは、前も一回陥没して工事やったところなんですけれども、一応これは富ヶ丘小学校の通学路に当たっているわけです。そして、夜間工事ですので、時間が夜間にやって朝の通学時間帯に支障がないとは思いますけれども、何分夜間でも交通量の多いところですので、また機材等を置いた場合支障がないか。そこをちょっとお伺いしたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) これまでも夜間工事を行っているわけでございますが、これは、まず10時にスタートというふうなことで工事の打ち合わせに入り、実際に作業に入るのは深夜12時過ぎ。と申しますのは、やはり下水の方のいわゆる通水の関係でございます。できる限り流量が少ない時間帯で工事を進める。これが効率的に行うための一つの方法でございます。終了の時間でございますが、ご心配のところでございますが、一応終了は6時には現場をもう引き上げるというふうな中で工事を。午前6時でございます。午前6時に作業車両等、現場を引き上げると、そういった段取りで工事を進めるというふうな考え方でございます。

議長(浅野幹雄君) ほかにございませんか。15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 大がかりな工事のようですが、普通に現在は使っていいのか。特段その今こういうことになっていますという、現在の状況を伺いたいと思います。
 それと、2社目の入札金額ですが、これは幾らでしたか、お尋ねします。

議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。まず、最初。

上下水道課長(渡邉成一君) 通常ご家庭でお使いになる分には支障ございません。

議長(浅野幹雄君) 次に、財政課長。

財政課長(小野一郎君) 宮城日化サービスさんでございますけれども、9,990万円となってございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ございませんか。8番安住稔幸君。

8番(安住稔幸君) 今回のこの工事によりまして、問題のある箇所はすべてこれで改修されるのか。そしてまた、今後、これからやはりこういった改修というか、問題のある箇所について今後予定とか、そういったものがあるかどうかお聞きします。

議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 今年度は管渠の部分について更生工事を行いまして、平成24年度は、マンホール部分の劣化もございますので、マンホール部分の工事に着手したいというふうに考えております。
 もう一つは、ココスさんからイオンモール富谷に横断する部分まで、今回もう工事終わるわけですが、そこから下流側、日吉台の入り口付近、吉田川流域下水道にいわゆるジョイントする部分までの区間が富谷町の管理下にございますので、こちらの方も調査を進めまして、その状況を確認した上で、必要な場合は工事を施工するというふうな考えでございます。

議長(浅野幹雄君) ほかにございませんか。9番森栄君。

9番(森栄君) 一つ、汚水管の耐用年数、それについてお伺いします。
 それから、あと、今まで、これは1号の汚水管のあれですけれども、そのほかの管についても具体的に現在どのようになっているか。
 それから、あと、この会社の人数、何人ぐらいなのか。というのは、工期については3月31日までに完了させるということなんですけれども、それに見合うだけのこの会社の従業員がどれぐらいいるのか。
 それから、あと、この会社についてですけれども、総務省では、地方公共団体の入札契約相手方に対して、消費税の納入義務者であることを事務処理として指針として上げていますけれども、この会社は消費税を納めている会社なのかどうか。納めているとしたら、どのぐらいの金額を納めているか。教えていただきたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) 耐用年数でございますが、これまで使用してきましたヒューム管、コンクリート製につきましては、通常50年ということが言われてございますが、最近の事例をちょっと調べてみますと、こういった下水の管渠の中では10年くらいで劣化が始まっている。極端な話、穴のあく場合もあるというような事例が報告されてございます。今回作業する管でございますが、これは新しく開発された部分で、年数の経過という部分でのお話はまだ現段階ではできるものではございませんが、今コンクリートで50年と言われている部分、これと同等の耐用年数を有するというふうな考えでございます。
 あと、ほかの管路の状況でございますが、逐次、地域別にカメラ調査などを行ってございます。以上でございます。

議長(浅野幹雄君) 財政課長。

財政課長(小野一郎君) 従業員数については、こちらである程度40名前後というところで把握しているところでございます。
 あと、消費税につきましては、年間売り上げが経審を見ますと3億7,000万円ほど、これは平成22年度実績でございますけれども、それ見合い相当の消費税が支払われていると思われております。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ございませんか。議長指名と議席番号をお願いします。
9番森栄君。

9番(森栄君) この会社については、以前、財団法人七十七ビジネス振興財団の方で受賞企業ということで、平成13年度に受賞をされています。その理由については、地面を掘り返さず下水道取りつけ管を補修するヒット工法ということを開発したために、企業として受賞されております。それで、これに関連してちょっとお伺いしますけれども、先ほどの工法、説明いただいた工法と今言ったヒット工法との違い。
 それから、あと、今回の契約金額が1億395万円ですけれども、1メートル当たり32万2,836円の換算になりますけれども、これは実際の工法から比べた場合高いか、安いか。その辺あたり、お伺いしたいと思います。

議長(浅野幹雄君) 上下水道課長。

上下水道課長(渡邉成一君) まず、第1点目でございますが、議員が最初にお話しされたことについてはSPR工法そのもののお話だと思います。今回採用するのはSPR工法の中でも自立管タイプということで、これまでの塩ビのいわゆる材質の周りにスチールで補強をしたものでございまして、材料としてはそのままでも管路として使えるというようなものでございます。
 それから、その経済性のことをおっしゃったのかなと思いますが、32万円。では、これは、もう一つ、工法的には推進工法というのがございます。立て穴を機械で掘って、そこに入れていくという方法。こちらも一応経済性の比較の中でしてございまして、こちらを採用しますと大体45万円ぐらいということで、そういった経済性も考慮して今回の工法を採用したという経緯がございます。

議長(浅野幹雄君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第1号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(浅野幹雄君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 これで本日の日程はすべて終了いたしました。
 会議を閉じます。
 平成24年第1回富谷町議会臨時会を閉会いたします。
 ご苦労さまでした。

午前10時30分 散会

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議会事務局 代表