富谷市

『住みたくなるまち日本一』をめざして

平成20年第3回富谷町議会定例会(開催日:9月4日~9月16日)

更新日:2008年09月16日

平成20年第3回富谷町議会定例会(開催日:9月4日~9月16日)

会議録目次

定例会会議録第1号

定例会会議録第2号

決算審査特別委員会会議録第1号

決算審査特別委員会会議録第2号

決算審査特別委員会会議録第3号

決算審査特別委員会会議録第4号

定例会会議録第3号

平成20年第3回定例会目次

第1日目  9月4日(木曜日)
町長提出議案の概要説明
一般質問 8番 菅原傳議員 
1 町の文化財の維持管理の状況について問う
2 学力テストの実態について問う
11番 磯前武議員
1 「大亀山森林公園」施設の運営・管理を問う
2 高齢者向け運動施設の充実・組織の改革を図れ
6番 山路清一議員
1 開発指導要綱を早急に見直せ
2 今年も灯油補助を行え
4番 細谷禮二議員
1 安心安全な町づくりと環境整備を
9番 今村寿議員
1 町道明石台1、2号線の維持整備について問う
2 とみやの電話帳の配布、編集はなぜ県北版に成ったのか
3 メタボ健診の実施にあたり現場での混乱はないか問う
14番 伊豆田待子議員
1 富谷町住民の生命・財産を守る体制は万全か
2番 小川昌義議員
1 小・中学校内PC配置数どのようになっていますか
2 公園の有効利用と高齢者向け遊具の設置を
3 先の東北地方地震での教訓と対応は十分か
16番 永野久子議員
1 町有地の活用は住民本位に
2 税の年金天引きは中止を
第2日目  9月5日(金曜日)
1番 小泉光議員
1 町民バスの検討は
2 ゴミ集積場の形や色の基準は
15番 佐藤聖子議員
1 学校給食、安全性、保護者の負担などについて
2 保育料徴収基準について
5番 佐藤克彦議員
1 本町農業振興の対策を問う
17番 浅野幹雄議員
1 児童生徒の安全安心対策を
7番 相澤榮議員
1 中学生の国際交流事業の取組は
13番 安住稔幸議員
1 「富谷町集中改革プラン」の積極的な推進で、健全な財政運営を
2 広告の掲載やクレジットカード納税の導入で、増収を図れ
3 妊婦にマタニティマークの配布を
議案第18号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
議案第19号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
諮問第 1号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
諮問第 2号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
認定第 1号 平成19年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について
認定第 2号 平成19年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 3号 平成19年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 4号 平成19年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 5号 平成19年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 6号 平成19年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 7号 平成19年度富谷町水道事業会計決算の認定について
決算審査特別委員会
第1日目  9月9日(火曜日)
認定第1号 平成19年度富谷町一般会計決算
(財政課、経営企画課、総務課、税務課、議会事務局、会計課)
第2日目  9月10日(水曜日)
認定第1号 平成19年度富谷町一般会計予算
(町民生活課、子育て支援課、健康増進課、長寿福祉課、教育委員会)
第3日目  9月11日(木曜日)
認定第1号 平成19年度富谷町一般会計予算
(産業振興課、都市整備課、上下水道課)
第4日目  9月12日(金曜日)
認定第2号 平成19年度富谷町老人保健特別会計決算
認定第3号 平成19年度富谷町国民健康保険特別会計決算
認定第4号 平成19年度富谷町下水道事業特別会計決算
認定第5号 平成19年度富谷町介護保険特別会計決算
認定第6号 平成19年度富谷町介護サービス事業特別会計決算
認定第7号 平成19年度富谷町水道事業会計決算
第3日目  9月16日(火曜日)
議案第 1号 富谷町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について
議案第 2号 公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について
議案第 3号 富谷町職員の自己啓発等休業に関する条例の一部改正について
議案第 4号 議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について
議案第 5号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について
議案第 6号 富谷町特別職報酬等審議会条例の一部改正について
議案第 7号 とみや恩師・恩人の日及び月間を定める条例の制定について
議案第 8号 平成20年度富谷町一般会計補正予算(第3号)
議案第 9号 平成20年度富谷町老人保健特別会計補正予算(第1号)
議案第10号 平成20年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
議案第11号 平成20年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議案第12号 平成20年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第2号)
議案第13号 平成20年富谷町介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)
議案第14号 平成20年富谷町水道事業会計補正予算(第2号)
議案第15号 市町の境界変更について
議案第16号 境界変更に伴う財産処分に関する協議について
議案第17号 富谷町道路線の認定について
議案第20号 黒川地域土地開発公社定款の一部変更について
議案第21号 平成20年度富谷町一般会計補正予算(第4号)
議案第22号 平成20年度町営清水沢住宅建替工事(1工区)請負契約の締結について
認定第 1号 平成19年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について
認定第 2号 平成19年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 3号 平成19年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 4号 平成19年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 5号 平成19年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 6号 平成19年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 7号 平成19年度富谷町水道事業会計決算の認定について
発議第 5号 原油・肥料・飼料高騰に関する意見書
発議第 6号 地域医療を守る意見書
発議第 7号 地方消費者行政の抜本的拡充に必要な法制度の整備及び財政措置を政府等に求める意見書
閉会中の各委員会調査について

平成20年第3回定例会議事録(第1号)

平成20年9月4日(木曜日)

出席議員(19名)

  • 1番 小泉光君     
  • 2番 小川昌義君
  • 4番 細谷禮二君     
  • 5番 佐藤克彦君
  • 6番 山路清一君     
  • 7番 相澤榮君
  • 8番 菅原傳君     
  • 9番 今村寿君
  • 10番 市川壽藏君     
  • 11番 磯前武君
  • 12番 高橋敏夫君     
  • 13番 安住稔幸君
  • 14番 伊豆田待子君     
  • 15番 佐藤聖子君
  • 16番 永野久子君     
  • 17番 浅野幹雄君
  • 18番 相澤武雄君     
  • 19番 千葉達君
  • 20番 渡邊俊一君

欠席議員(1名)

  • 3番 土樋輪康雄 君

説明のため出席した者

  • 富谷町長 若生英俊君
  • 富谷副町長 昆野武裕君
  • 会計管理者 山田豊君
  • 経営企画課長 荒谷敏君
  • 総務課長 須藤辰夫君
  • 財政課長 渡邊成一君
  • 税務課長 眞山巳千子 君
  • 町民生活課長 奥山育男君
  • 子育て支援課長 八巻恵美子君
  • 健康増進課長 小松巌君
  • 長寿福祉課長 千葉美智子君
  • 産業振興課長 奥山吉信君
  • 都市整備課長 鴇謙一君
  • 上下水道課長 梅津慶一君
  • 教育長 千葉芳樹君
  • 学校教育課長 瀬戸けい子君
  • 生涯学習課長 佐藤信夫君
  • 選挙管理委員会書記長(兼) 須藤辰夫君
  • 農業委員会事務局長(兼) 奥山吉信君

事務局職員出席者

  • 事務局長 亀郁雄    
  • 次長 橘川栄
  • 主事 加藤宏子

議事日程 第1号

平成20年9月4日(木曜日)午前10時00分開会

  • 第1 会議録署名議員の指名
  • 第2 会期の決定
  • 第3 一般質問(通告番号1番~8番)
一般質問内容
一般質問  8番 菅原傳議員
1 町の文化財の維持管理の状況について問う
2 学力テストの実態について問う
11番 磯前武議員
1 「大亀山森林公園」施設の運営・管理を問う
2 高齢者向け運動施設の充実・組織の改革を図れ
6番 山路清一議員
1 開発指導要綱を早急に見直せ
2 今年も灯油補助を行え
4番 細谷禮二議員
1 安心安全な町づくりと環境整備を
9番 今村寿議員
1 町道明石台1、2号線の維持整備について問う
2 とみやの電話帳の配布、編集はなぜ県北版に成ったのか
3 メタボ健診の実施にあたり現場での混乱はないか問う
14番 伊豆田待子議員
1 富谷町住民の生命・財産を守る体制は万全か
2番 小川昌義議員
1 小・中学校内PC配置数どのようになっていますか
2 公園の有効利用と高齢者向け遊具の設置を
3 先の東北地方地震での教訓と対応は十分か
16番 永野久子議員
1 町有地の活用は住民本位に
2 税の年金天引きは中止を

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり
午前10時00分 開会

議長(渡邊俊一君) おはようございます。
 平成20年第3回富谷町議会定例会は、ここに開催される運びとなりました。この定例会は、町長から平成19年度富谷町各種会計決算の認定など、事件議案が提出されることになっております。慎重に審議を尽くされ、町民の負託にこたえられますようご期待をいたしますとともに、議会運営につきましてもご協力をお願いいたしまして、開会のあいさつといたします。
 本日は、多数の傍聴人がおられます。傍聴人の方々に申し上げます。富谷町議会傍聴規則では、録音機、カメラ、ビデオ等の撮影などは禁止になっております。また、携帯電話をお持ちの方は、携帯電話の電源をお切りになるかマナーモードに切りかえをして、静粛を保ち傍聴されますようお願いいたします。
 ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しますので、ただいまから平成20年第3回富谷町議会定例会を開会いたします。
 最初に、提案理由を含め町長にあいさつを求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、議会開会に当たりましてごあいさつ、そしてまた所信等述べさせていただきたいというふうに思います。
 けさほどは1階入り口、お花を生け、ごらんいただいた方もいらっしゃるかと思いますけれども、富ケ丘の皆さんが今後ですね、1週に一遍程度お花を生けてというふうなことで、大変私もけさ、目にして心あたたまるものを感じたところでございました。
 それでは、開会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。
 本日、ここに平成20年第3回富谷町議会定例会を招集いたしましたところ議員各位には何かとお多用の中、ご出席を賜り開会できますことを厚く御礼を申し上げます。
 提出議案の説明に先立ちまして6月定例議会以降の行政報告と私の所信を申し述べ、議員各位並びに町民の皆様方のご理解とご協力を賜りたいと存じます。
 初めに、報告2件申し上げます。
 北京オリンピック競泳日本代表選手として男子 100メートル背泳ぎ準決勝に出場したあけの平で生まれ育ったアテネ五輪の銅メダリストでありました森田智己選手、力強い泳ぎを見せていただきました。準決勝が行われた8月11日、富谷町役場町民交流ホールにおきまして応援会を開催したところ、 200名以上の大勢の皆さんにお集まりをいただき、アテネに続く2大会連続出場の森田選手に届けと言わんばかりに熱い声援を送ったところでございます。先ごろ、ご両親とともにご来庁いただき応援の御礼を受けたところでございました。去る9月1日、森田選手は現役を引退表明されました。小柄ながら世界の強豪と競う泳ぎを見ることができず残念ではありますが、これまでの努力と鍛練に深く敬意を表し、今後の人生に幸多からんことをお祈りいたします。いつの日か、森田選手に続くオリンピック選手が富谷の地から誕生する日を期待しつつ、引き続きスポーツ振興に取り組んでまいりたいと思います。
 次に、仙台地裁で審理されておりました富谷中学校傷害事故損害賠償事件についてご報告申し上げます。
 この事故は、平成14年12月20日、朝の登校時間に富谷中学校内の教室で行った生徒同志の傷害事故でありまして、去る7月31日、仙台地方裁判所において損害賠償請求に対する判決があったところでございます。この判決内容を精査し、検討を重ねた結果、加害者及び町は第1審判決を受け入れ仙台高裁への控訴の提起は行わないことと決定をいたしました。これは、事故から5年8カ月近く長い年月が経過し、被害者本人とご家族にこれ以上のご心労とご負担をおかけすることはできないこと、加害者と町が連帯して賠償金を早期に支払いすることが町の第一義的責務であるとの結論によるものであります。
 なお、これまで以上に学校教育現場での指導を徹底し、事故の再発防止に努めるとともに今後の教育活動が萎縮することのないよう先生方には引き続きご指導のほどお願いを申し上げます。
 また、加害者と町が連帯して支払うに当たり、過失割合及び賠償額については、現在双方の弁護士が協議を進めており、協議が整い次第、損害保険会社から支払われることとなっております。町が負担する額については、全額保険による、保険によって補てんされると見込まれますけれども、町としての負担が生じないように鋭意ただいま話し合いを進めているところでございます。
 さて、富谷町の人口は8月末現在4万 5,509人、世帯にしまして1万 5,162世帯でございます。ことし1月の人口、世帯数ですと、人口・世帯数比較しますと 579人、1月現在比較ですね。 270世帯の増加となっております。そして、また昨年同時期と比べますと、つまり12カ月、1年ということになりますけれども 978人・ 426世帯の増加となりました。
 それでは、平成20年第2回定例会以降の町政運営の一端をご報告申し上げます。
 初めに、子供たちのための環境と未来を考える町、すべての世代が生き生きと暮らせるまちづくりへの取り組みについてご報告申し上げます。
 来る11月16日、とみやこどもまつり2008を初めて開催することといたしております。6月26日、とみやこどもまつり実行委員会を発足し、14名の委員の方々に委嘱状を交付させていただきました。既に4回の実行委員会が開催され、祭りのねらいである子供の輝く姿と大きく成長する姿に目を向け、子供たちの持つ大いなる可能性を伸ばしていく機会とすると。その場となるように小中学生を含むすべての子供、親、地域一体となって取り組めるよう各事業の詳細をただいま協議検討しているところでございます。
 その中で、既に広報とみやでも周知しておりますけれどもあったか、葉書1枚のあったか話を募集するなど周知活動に努めているところでございます。家族や先生に伝えたいこと、親、恩師、恩人にまつわる話などを募集し、すぐれた作品についてはお祭りの日に何らかの形で皆さんの前にご紹介すると、そんなふうな企画も考えているところでございます。
 次に、町内各幼稚園、小中学校に合わせて14台のAED、自動体外式除細動器であります。7月18日までに配置を終えました。先ごろAEDを使用した救命措置講習会を実施し、迅速なる救命措置と安全で安心な教育環境の整備に引き続き努めてまいります。
 本年4月に日吉台中学校で発生した窓ガラス等の破壊事件を受け、日吉台中学校に防犯カメラ3台を設置したところでございます。設置の効果もあってか、現在まで新たな被害の報告はありません。生徒の皆さんが安心して通学し、良好な教育環境を整えてまいりたいと思います。
 次に、学校給食センター整備に関して申し上げます。
 児童生徒の増加による小学校向けの第1学校給食センターの調理能力が限界に達しております。さらに、昭和57年稼働しました中学校向けの第2学校給食センターはかなりの老朽化であります。学校給食センターの施設及び運営に関する計画並びに整備を検討するために町長を長とする役場内14名で構成する学校給食整備検討プロジェクトチームを設置し、これまで3回のプロジェクト会議を行いました。さらに、第1学校給食センター、皆さん全員で出向きまして現状の把握、さらに仙台市野村学校給食センターも仙台教育長ご案内のもと視察をいたして、視察をして参ったところであります。安全で安心な学校給食を提供するため、また今後の児童生徒の増加にも対応できる規模、時代に即応した機能を備えた効率的な給食センターの整備を目指し、検討を急いでいるところでございます。現在の第1給食センター敷地内での増改築は法規制上及び建物構造上極めて難しく、建築場所を見直さざるを得ず、新たな建築場所選定も視野に入れ検討を進めているところであります。方向性が見え次第、議員の各位にはご説明をさせていただきたいと思います。
 次に、学校教育環境整備について申し上げます。
 富谷中学校プール老朽化に伴いまして先ごろまで新築改築工事を行ってまいりました。新設でございます。7月30日施工完了し、完了検査の上引き受けを受け、8月1日から生徒諸君が使用を開始したところでありました。しかしながら、8月22日、プールの水の抜ける、漏水というふうなこと、ふぐあいが発生しまして1カ月程度をめどにただいま修復工事を、に入ったところでございます。生徒諸君、そしてまた学校の皆さんにはご迷惑をおかけすることとなりましたこと、おわびを申し上げたいというふうに思います。
 安全で安心な教育環境の整備を図るため、富ケ丘小学校改修地震補強工事、さらに東向陽台小学校の改修工事を発注いたしております。一般競争入札を終え、6月13日づけで契約締結をし、工事に着手したところでございます。夏休み期間中には校舎各階児童用トイレの改修工事を終えました。
 なお、工期完了の目安は耐震工事を行う富ケ丘小学校は2月末、東向陽台小学校は11月末、中ごろというふうな感じの、15日でしたでしょうか。予定しており、順調にそのスケジュールに沿って工事が進んでおるところでございます。
 また、東向陽台小学校の児童数増加による普通教室の不足解消を図るために平成19年度予算におきましてリースによる東向陽台小学校仮設校舎が6月30日、校舎南側に完成をいたしました。特別支援学級五つ、2教室分に相当する図書室を新設をしまして読書教育の先進モデルとしての取り組みをも担うことといたしております。
 次に、体育、文化、スポーツ、イベントについて申し上げます。
 体育振興につきましては、7月19日、例年の富谷スポーツフェスティバルを開催して大きな、大勢の皆さんのご参加とにぎわいを見せたところでございます。野球、ソフトボール用として主に利用されております総合グラウンド、Dグラウンドであります。Dグラウンドにネットフェンス設置工事が完了いたしました。近隣を含むスポーツ少年野球のメッカ的な存在としてグラウンドのなお一層の利用増を期待したいところであります。
 また、いよいよ9月7日、町民体育祭でございます。行政区長さん大勢の傍聴の中でですね、お取り組み大変ありがとうございます。天気晴れることを祈る中で全町民、全町内会がですね、一つの場に集い、交流を深めることも大きな意義があることと思いますので、何とぞご理解の上、ご参加の上、そしてまたお楽しみの場とできたらなというふうに思うところでございます。
 次に、とうみや魂のふるさとまつりにつきましては、組織委員会と実行委員会の二つの委員会を4月23日に立ち上げたところであります。その後、実行委員会において鋭意内容を検討しております。このお祭りは昨年に引き続き開催をするものでありまして、ことしも11月の第1週の土日、ことしの場合は1日・2日となります。会場は同様にしんまち通り及びしんまち公園を舞台の祭りとすることと、祭りの舞台とすることといたしております。関係団体のご協力と町民の皆様の参加の輪がさらに広まり、4万 5,000人町民総参加の祭りと位置づけ、一層のにぎわいと交流の輪が広がる祭りであってほしいと思うところであります。町内会におかれましても、昨年同様ランタンづくり等の参加を通してですね、積極的な参加をお願いを申し上げたいと思います。
 今年度は秋の名月、十三夜は10月11日土曜日に当たるようであります。この日に祭りのプレイベントとして役場の町民交流ホールにおいて、とうみや、十三夜とかけましてとうみや月の舞いという新しい振りつけによる踊りとお月見コンサートを開催する予定として今準備してるところでございます。また、昨年好評いただきました、とうみや魂のふるさとまつりイメージポスターにつきましては、先般、ことしのデザインが決定して、間もなく印刷を終え、皆さんの目に届くことと思います。
 ことしは、さらにまた10月から12月までの間、仙台・宮城デスティネーションキャンペーン、宮城県に多くの皆さんにお尋ねをいただいて宮城のよさ、知っていただこうと。こういう宮城県の取り組みでございます。JRと共催事業でありますキャンペーンが開催される年でもありますので、このイメージポスターを最大限活用して祭りの開催とあわせて宿場町の面影を残すしんまち通りを有効な観光資源として富谷町を積極的にPRしてまいりたいと思います。議員各位、町民の皆様のご参加とご協力を切にお願いを申し上げます。
 また、日時は前後いたしますけれども、10月5日日曜日には町内小学校の金管バンドを初め町内小中学校吹奏学部、富谷高校吹奏学部、そして富谷マーチングエコーズとの演奏、町外から3団体をご招待した中で富谷マーチングフェスティバルを開催する予定でございます。町民の皆様にも、ぜひ会場にお足を運んでいただいてすばらしい演技・演奏をお楽しみをいただくとあわせて日々演技力の向上、そしてまた人間力を磨く児童生徒の皆さんへの励ましを皆さんからぜひお願いをできたらばというふうに思います。
 次に、福祉の充実について申し上げます。
 子育て支援の施策について申し上げます。子育て支援につきましては、本年4月、子供の多い富谷町の子育て支援を重点的に推進するため子育て支援課を新設したところであります。子育て中の皆様には身近で親しみやすい課としてご理解が深まり、子供にかかわる手続が子育て支援課の窓口でほぼ済ませることができるため利用度も、利用も高まりさまざまな相談事もふえ、さらなる信頼関係を構築していきたいと、そのように思います。
 昨年10月から拡大した乳幼児医療費助成制度につきましては、4月から8月までの登録者数 3,426件、ほぼ 100%に近い受給率となっているところであります。
 さらに、次に保育所につきまして保育所の新規に採用した保育士、ことしは5名でございます。保育所に新規に採用した保育士5名を配置をいたしまして保育環境の充実を図ったところでございます。各保育所におきましては、全職員が笑顔であいさつを交わし合う明るい雰囲気の中で一人一人に即したきめ細かな指導に取り組み、伸び伸びとした保育が進められていると、いるところであります。
 さらに、また富谷保育所では新米ママ育児支援というふうなことで保育所に通う子供たちと一緒に食事をするというふうなことも含めてですね、新たな取り組みもまた進めているところでございました。
 母子保健事業について申し上げます。
 母子保健事業では、新規に採用した保健師2名を配置するとともに1歳6カ月健診や3歳児健診の回数、十全は12回でございました。それがこの2名の配置増によって18回にふやすことが可能となったということであります。健診1回当たりの受診者数がそれによって平準化されたと。大きな、数が少なく、1回当たりの相談者数が少なくなるということで待ち時間の苦情等もなくなり、個々人のきめ細かい対応がより充実してきていると思ってるところであります。さらに未検者への対応を密にして受検率を上げる、母子ともに健やかに育ちができるよう努めているところであります。
 そのような中で県内の3歳児健診の統計によりますと、富谷町が虫歯の少ない町として県内一というふうな公表も先ごろされたところであります。健診や各教室等での指導の成果と受けとめ、引き続き母子保健事業の充実に努めてまいりたいと思います。
 新生児訪問、 100%、 100%新生児を尋ねるという目標を置きまして助産師・保健師が訪問指導に当たっております。乳幼児健診等で経過観察が必要と思われる親御さんや子供さんが、お子さんがふえていると。そのような中でお互いに顔が見える支援の充実策に努め、気軽にご相談いただき、親身にご指導させていただいてるところでありますが、現在月 200件以上の訪問指導、電話相談に応じるまでになりました。子育て支援課の職員一人一人が子育て支援の質の向上を目指し、今後とも引き続き取り組んでまいります。 
 次に健康増進の施策について申し上げます。
 健康増進につきましては、今年度から富谷町国保に加入するすべての人を対象とする特定健康診査が義務づけられ、7月5日に今年度の検診が終了したところでございます。受診票の発送方法など皆様からちょうだいした改善のご指摘を真摯に受けとめ、次年度に向けて解決しなければならない課題が残りました。受診率は54.9%と目標値50%を 4.9%上回り、検診への関心が高いことがうかがわれたという評価でございます。現在は検診結果によりまして対象となった方々について、次の段階であります特定保健指導、対象者向けに実施しているところでございます。次年度以降につきまして、検診率を上げる、特定保健指導をお受けいただく皆さんの率を上げる、この二つの課題に取り組んでまいりたいというふうに思います。どちらにいたしましても、検診を受けていただく取り組みとあわせてですね、受ける・受けないにかかわらず自分の健康は自分の責任でと、ことし1年健康で明るくお過ごしになることを祈るものであります。
 また、がん検診につきましては、現在、今月末日まで実施する乳がん検診をもって今年度の検診業務は一切終了するということとなりました。
 食育推進会議も制度の中で枠組みができましてね、富谷町食育推進会議も開催の運びとなりましたことをご報告申し上げます。
 国民健康保険につきましては、保険給付費が当初予算の範囲内で推移しておりまして、今後も医療費の適正化対策や国保税収納率の向上等図り、適正かつ効率的な運営に努めてまいりたいと思います。
 次に、長寿福祉の施策について申し上げます。
 本年度より、あったかほっとな地域づくり事業として新たに取り組みをいたしました敬老を祝う行事につきましては、既に44町内会のうち19町内会で実施をしていただいたところでありました。おおむね好評を得ているところではありますけれども、引き続き9月14日から志戸田町内会さんを初め、11月10日のあけの平3丁目町内会さんまで残り23町内会で敬老行事が予定されております。お取り組みいただいた町内会長さん初め地域の皆様には厚く御礼を申し上げ、ぜひ趣旨等生かしながら皆さんへの敬老の思いをお伝えいただければというふうに思います。
 また、80歳以上の方々にお渡しする敬老祝い金につきまして、町内会長さんのご了解、ご理解も、ご協力もいただきながら地区敬老会でお渡しするケース、さらに職員が戸別にお届けするなど町内会長さん、町内会の皆さんとのご相談の中で最も適切な方法で従前どおりの額をお渡しすることとして今準備を進めてるところでございます。
 取りつけが義務づけされました火災警報器ですね、設置につきましては、民生委員、児童委員の皆様の多大なるご協力をいただきました。富谷町の施策としまして65歳以上のひとり暮らしの高齢者等の方を対象に結果として69世帯、 136個の火災警報器の取りつけを終えたところ、引き続き対象者となる方への取りつけのお勧めも取り組んでまいることといたしております。
 次に、今度で、ことしで9回目を迎えました地域福祉フォーラム、町内会長さんともどもきょうご参会の皆様に多数参加をいただきました。8月30日、成田公民館で「地域とのかけはし 世代を超えて」、大きなテーマを掲げまして 700名を超えるほどの県内外から多くの方のご参加をいただきました。参加者からはおおむね「大変よかった」という声をお聞きしておりまして、内容と質の高いフォーラムに成長してるんだなという思いと、あわせてその創造的な取り組みを富谷町から発信できたこと、大変大きな誇りに思うところであります。
 介護保険事業につきまして申し上げます。
 介護保険事業につきましては、本年度が介護保険第3期の計画の最終年でございます。18、19、20と最終年でございます。21から22、23と第4期計画を策定するべくですね、今それぞれの委員会、協議会等経て枠組みを整理しているところでございます。枠組みが整い次第、ご説明をさせていただくことといたします。
 介護予防事業につきましては、6月から7月に実施いたしました介護予防検診には 2,666名の方に受診をいただいて、かなり多くの皆様方のご関心と、そしてまたご自分の体の状況を把握したい、するというふうなお取り組みにご協力をいただいたことに感謝申し上げたいというふうに思います。
次に所管施設、町が所管しております直営で運営しておりますデイサービスセンター、小規模作業所につきまして利用者ニーズが大きく変化をしてきてるというふうなこととあわせまして施設のあり方を今年度末までに、そのありようを取りまとめたいというふうなことで鋭意協議検討に入ってるところでございます。
 後期高齢者、長寿医療制度におきましては、特に保険料について低所得者に対してさまざまな軽減措置が図られました。支払い方法についても口座振替に変更が可能となるなど対象者へのお知らせや広報による周知を広域連合ともども連携しながら万全を期してまいりたいと、そのように思います。
次に大きな枠組みとしまして、活力と地場産業を自慢と誇りにできるまちづくりの取り組みについて申し上げます。
 一つ目は、安心安全、安全安心なまちづくりについてであります。
 去る6月14日、この日は土曜日でありました。8時43分、栗原、栗駒山麓というふうなことになりますけれども震度6、震源地では震度6強、平成20年岩手・宮城内陸地震で被害に遭われました皆様方には、この場をおかりしまして心からお見舞いを申し上げたいと思います。議会の皆さんには栗原市への震災お見舞い、早速のお取り組み、敬意を表します。町といたしましても、職員から寄せられた見舞金を職員厚生部、厚親会と申しますけれども厚親会会長とともに日本赤十字社宮城県支部にお届けをしてきたところでございました。
 本町、富谷町では震度4であります。役場の2階防災室の震度計、震度4でありましたが、現行の非常配備態勢の基準に従いまして午前9時20分、特別警戒本部を設置し、10時までに、土曜日でありましたので10時までに到着した町職員 193名によりまして要支援者の安否等確認、上下水道漏水箇所確認、道路破損遮断等確認作業などなどを行い、幸いにも人的・物的な被害がないことを確認をいたしました。それをもちまして11時50分、対策本部を解散したという経緯でございます。
 さらに、また7月24日は木曜日でありました。その日、深夜超えてですね、午前0時26分でありましたので水曜日から木曜日に切りかわった直後であります。岩手県沿岸北部地震、役場震度計は震度3でありました。震度3の場合は警戒本部を設置するというふうな基準に従いまして東向陽台、がけ地等の心配な場所でございますので、そういったところも含めて深夜ながら職員総がかりで確認をしたところでありました。幸いにも、これまた被害がないこと、大変安堵したところであります。この深夜の時間帯に出動した職員数は 122名でありました。
 今後、高い確率で発生が予想される宮城県沖地震など大規模地震災害の発生の備えとして役場に設置してある震度計で震度3で発生時間帯にかかわらず全職員出動することとしてまいりました。行政としての初動態勢の強化を図ることはもちろんであります。町民の皆様の安心安全確保に万全を期すこと、これを念頭に置きながら職員による非常配備態勢の基準見直し、土日の、そしてまた時間帯によっての配備態勢、そういったところも見直し検討を鋭意今進めているところでございます。
 次に、産業振興、町のにぎわいや活性化について申し上げます。
 富谷町産生のブルーベリーを使いましたブルーベリーレアチーズ、7月の下旬、15から27日までの2週間にわたりまして東北地方セブンイレブン 853店舗で販売されたところであります。これは、経緯はですね、町内居住者の方が、ご関心のある方です。非農家です。ブルーベリー生産者でもございません。居住者がセブンイレブンに何かの折に富谷町のブルーベリーを話題にしたと。提案しましたところ、町職員がその情報を伝え聞いて、そのセブンイレブンの担当者をブルーベリー園にご案内をし、品質、そしてまた出荷数等十分なる協議確認の上、商品化にこぎつけたと、こういう経緯でございました。大変好評であったとお聞きしておりますし、ぜひブルーベリーのこのレアチーズに限らずですね、通年地域そしてまた宮城県内、東北一円に発信できる商品化できるようなものの取り組みできないものかと。今後、鋭意研究してまいりたいというふうに思います。
 また、生産組合におきましては、ブルーベリー黒酢にあわせてブルーベリージュース、ブルーベリーの果汁50%という飲料も、また試験的にことし取り組んで販売したところでございます。どちらにしても富谷町のブルーベリー、高速道路カントリーサインということだそうでありますけれども、象徴的な形でカントリーサインに絵柄が、図柄がね、採用されております富谷町としましてはですね、ぜひこのブルーベリーの生産増だとか、あるいはブルーベリーを素材にした商品化だとか、そういった取り組み、ぜひ強めていきたいと思いますし、町民の皆さんにもブルーベリーふれあい教室あるいは、を通してですね、ブルーベリーをつくったお菓子職人を招いてのお菓子づくりなどというふうな取り組みもしてきた経緯がございます。どちらにしても町と生産組合、連携協力しましてブルーベリー栽培の皆さんのさらなる激励とあわせて栽培本数をふやす施策などをぜひ取り組んでまいりたいというふうに思います。
 農業委員につきましては、既にご承知のとおり7月6日任期満了に合わせまして12名の新委員が決まりまして、選任されましてスタートしたところでございます。
 次に企業誘致、企業立地について申し上げます。
 企業誘致活動につきましては、宮城県と県内26の市町村で構成する宮城県企業立地セミナー実行委員会がございます。その主催によります宮城県企業立地セミナーin東京、ことしは7月30日に東京都内で行われました。村井知事みずから先頭に立ちましてですね、宮城県の企業立地に関する投資環境を紹介する。ぜひ皆さんに宮城県に、宮城県知事ですから宮城県のどこにでも、ぜひ皆さんの目で確かめて企業ごと進出してほしいと、そういった力強い先導がありましてね、富谷町もPRブースを設けて富谷町のすぐれた立地環境、町長みずからいろいろ皆さんに説明をしてきたところでございました。当日は 166社、 248人が、企業関係者が来場して今までにないくらいの東京でのセミナーであったというふうな評価であったようであります。
 また、ご承知のように大衡村には仙台北部中核工業団地にセントラル自動車本社・工場が移転します。そして、またトヨタ自動車東北はエンジン工場、エンジンを生産しておりましてたけれども、その隣接地に新たに工場用地を取得しましてね、増設をするというふうな動きがございます。国内の自動車関連企業に対して、ぜひ富谷町への企業立地の可能性、自動車関連、そしてまた自動車関連に限ることなく民間の事業所にですね、この富谷町でぜひ活動していただきたいと、そんなふうな思いでさまざまな動きをしているところでございます。これは議決議案を経てですね、企業進出の意向確認というふうなことで取り組みをしております。結果としては 159社に調査をお願いをしたところ 123社、約8割弱程度のご回答を得て、今その内容等につきまして検討し、引き続き宮城県と共同で企業誘致に積極的に取り組んでまいりたいと。そういうふうなことで、以後引き続きですね、成果が見えるべく頑張りたいと思います。
 先ほども触れました10月から3カ月間、この胸につけてる、このおむすび型のバッチでありますけれども、仙台・宮城デスティネーションキャンペーン、富谷町も観光ガイドブックを改正いたしました。議員各位、そしてまたきょう傍聴いただいた皆様方に受付でお渡しをさせていただきましたけれども、このようなガイドブックをですね、作成をいたしました。富谷町の歴史・自然・遊びなどを網羅して見る人にわかりやすく、そしてまた富谷町を訪れたくなるような、そういった構成を心がけました。ごらんいただいた結果、いかがでございましょうか。富谷町の最大のイベントと位置づけております、とうみや魂のふるさとまつりと歴史的町並みの残る富谷しんまちを大きく取り上げたのが今回のガイドブックの特徴でございます。ぜひご高覧いただきたいと思います。
 次に住環境、都市基盤整備について申し上げます。
 町道穀田線、役場から高速道路沿いに大清水、成田、明石台に通じる町道でございます。基準、測量を開始しておりましてね、稲刈りが終えた後、本格的な路線測量作業に入る予定となってございます。町道大童今泉線道路改修工事、8月12日、現地におきまして関係者立ち会いのもとに工事説明会を開催したところでございます。町営清水沢住宅の造成工事、今年度は3棟6戸、1棟2戸まとまりでね、3棟6戸の町営住宅建築工事の落札業者、先ごろ決定いたしました。それに先行しまして住宅地への道路拡幅工事、あわせて工事を進めることといたしております。こちらの造成工事につきましては、 5,000万を超える案件となりますので、今会期中に追加提案として議案として提出をさせていただくこととなっております。
 次に、東向陽台地区排水ポンプ場解体工事について申し上げます。
 平成9年10月、10年以上前になります。機能を廃止しておりました東向陽台3丁目及び1丁目の排水ポンプ場の解体工事、地域の皆さんからのご要望、従前から大きなご要望があったと聞いております。就任直後から粘り強く仙台市への働きかけを行いました結果、予定を繰り上げてですね、平成20年撤去工事とすることのお約束をいただいたところでございました。先ごろ業者が決定しまして、8月29日、これ仙台市の話しですけれども、工事発注し、11月21日までの工期で解体、そしてさら地でお渡しをいただくと、こういうふうな手順で現状進んでおりますことをご紹介、ご案内を申し上げます。
 公園関係につきましては、年3回の除草をしておりますけれども、2回が終了しつつあるところであります。従前以上の環境保全にこれ努めてまいりたいと思います。鷹乃杜の通称かめ杉公園、遊具の撤去、そして新設を行うと、こういうふうなことも今年度の予算の中で進んでおるところであります。
 環境美化事業ですね、水道についても、広報でご案内させていただいてますけれども、内陸地震の折、町からも、県内の応援組織がありまして富谷町では8人、延べ8人の応援をして、調査応援を行ったところでございます。全県では 522名が栗原に応援として入ったというふうなことであります。
 環境美化事業、5月30日から6月5日まで7日間、不法投棄監視ウイークにあわせて富谷町でも町内巡回等々従前にあわせて美化活動に取り組んでるところでございました。空き地の雑草も課題であります。富谷町環境美化の促進に関する条例を定めましてね、各自の空き地の雑草については、各自のご負担できちんと管理を、維持管理をしていただきたいと。そういったことも、ことしも同様な取り組みをしたところでございます。
 地球温暖化防止対策、洞爺湖サミットでの大きなテーマになりました。県、そしてまた富谷町、そしてご家庭でというふうなことでのお取り組み、ぜひ意識をとめていただきましてね、大きな地球全体の課題でございますので、町としても鋭意取り組んでまいりたいというふうに思います。
 こうした状況の中で仙台周辺地域の小売り業者、住民団体及び自治体関係者が集まりましてレジ袋使用削減に向ける本格的な会議が8月の21日に開催されたところでございます。マイバック、エコバック等々のですね、普及拡大も取り組んでまいりたいと、そんなふうに思ってございます。
大きな柱の三つ目に入ります。町民と町が直接つながるシンプルなまちづくり、行財政改革運営の取り組みという柱でお話を申し上げます。
 一つ目は5万都市についてでございます。
 富谷町総合計画の策定に関しましては、役場内組織としてただいま総合計画策定委員会及び総合計画策定委員会幹事会を発足立ち上げたところでございます。現在は町民の皆様からまちづくりに関するご意見をちょうだいする機会として住民アンケートを実施させていただく。小学校単位での実際に住民懇談会を開催も準備しております。どちらにしても町民の皆さんの総意をですね、計画というふうな形にまとめ上げて、この先のおよそ10年ぐらいを視野に入れた計画になろうかと思います。そのスタート、ことしが改定の時期に当たったこととあわせましてね、実践できる、絵にかいたもちにならない計画でありたいものだと思いまして、私も力を入れているところでございます。5万都市を目前にした町として都市間競争の中で選ばれ続ける町、そして効率的で持続可能な都市計画を目指して鋭意計画策定作業に取り組んでまいりたいと思います。
 財政の健全化も大きなテーマでございます。
 次に行財政改革の推進に関連しまして障害者雇用、こんなことがありました。現在、障害をお持ちの方にですね、郵便物発送業務というのが町であります。庁内の、庁舎内からいろいろ集まってきて窓口で一斉に出す、役場に届いたものを分ける、そういった郵便の発送業務がありますけれども、その部署にですね、障害をお持ちの方にお勤めいただくこととなりまして8月をお試しの期間、そして9月からは正式な契約に基づいて、ある時間、午後の時間帯にお入りいただくこととなっております。大変生き生きと仕事をしている姿を見て嬉しく思っているところでございます。
 次に、平成20年8月15日交付決定を受けました普通交付税及び地方特例交付金の交付決定の内容についてお知らせをいたしたいと思います。読み上げる形でご紹介申し上げます。
 普通交付税については、13億 2,151万円、前年比16.2%増。主な増因、ふえた要因はですね、今年度創設された地方再生対策費に伴うことと法人税割の減収精算というふうな形で富谷町にとりましては前年比16.2%増となりました。もう一つの種類のですね、地方特例交付金1億 1,280万 1,000円、前年度比 375%増という大幅な増加となりました。これは税源移譲に伴う住宅ローン控除額、地方税から差し引くというふうなことからしてですね、それの補てんというふうな意味合いもあろうかと思います。そのような額が交付されました。
 最後になります。広域行政の推進についてということで、仙台北部道路、広報9月号にも掲載をさせていただきましたけれども、利府町、そしてまた黒川4町村、5自治体の長がですね、期成同盟会をつくって予算どおりの、執行予定どおりの工事を、ぜひ進めていただきたいと要望活動を鋭意進めているところでございました。
 進みぐあいとですね、この先についてちょっと申し上げます。
 工事の進捗状態は平成21年度末をめどに富谷ジャンクションが完成いたします。しらかし台、利府しらかし台方面から東北道への乗り入れが可能となります。さらに、その先2年ほどの期間をかけまして富谷ジャンクションから4号線、あけの平とちの木のあの近辺のところにそのまま車で下りられるようにということで4号線に接続して直接、することで、あわせてこちらからは、4号線からは直接北部道路に乗り入れができるようになる、こういうふうなことであります。
 以上、について6月定例議会以降の主な取り組みを、でございました。
 続きまして、今議会に提案いたしました議案の概要を申し上げますということでちょっと、いっぱいありますんですが、予定したものですね、早口ながら朗読にかえて提案と、概要とさせていただきます。
 議案第1号富谷町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正については、公庫の予算及び決算に関する法律の改正に伴い所要の改正を行うものであります。
 議案第2号公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正については、公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律の改正に伴い所要の改正を行うものです。
 議案第3号富谷町職員の自己啓発と休業に関する条例の一部改正については、独立行政法人国際協力機構法の改正に伴い所要の改正を行うものであります。
 議案第4号議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について、議案第5号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、及び議案第6号富谷町特別職報酬等審議会条例の一部改正については、地方自治法の改正に伴い所要の改正を行うものであります。
 議案第7号富谷恩師恩人の日及び月間を定める条例の制定については、恩師恩人等から受けた好ましい影響を振り返り、意を新たにこれからの人生へ受けた恩に感謝しつつ責任を確かめ、前進への意欲喚起が人材育成の取り組みとして必要であると強く考え制定するものであります。
 議案第8号平成20年度富谷町一般会計補正予算(第3号)は、歳入歳出それぞれ 5,030万 3,000円を追加し、総額91億 3,721万円とするものであります。
 議案第9号平成20年度富谷町老人保健特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出それぞれ 573万 2,000円を追加し、総額1億 6,473万円とするものです。
 議案第10号平成20年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出それぞれ 4,918万円を追加し、総額30億 728万 3,000円とするものであります。
 議案第11号平成20年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出それぞれ11万円を追加し、総額を8億 2,630万 7,000円とするものであります。
 議案第12号平成20年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出それぞれ 1,584万 9,000円を追加して総額12億 7,780万 3,000円とするものであります。
 議案第13号平成20年度富谷町介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出それぞれ 164万 8,000円を追加し、総額 4,570万 5,000円とするものであります。
 議案第14号平成20年度富谷町水道事業会計補正予算(第2号)は、収益的収入及び支出において、支出に 160万 8,000円を追加するものであります。
 議案第15号市町の境界変更については、土地区画整理条例の施行に伴い仙台市と富谷町の境界を整理後の区画に合わせて変更することにより合理的にしようとするものであります。
 議案第16号境界変更に伴う財産処分に関する協議については、仙台市と富谷町の境界変更に伴う財産処分に関する協議について議会の議決を求めるものであります。
 議案第17号富谷町道路線の認定については、町道路線を新たに認定するものです。
 議案第18号及び第19号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、任期満了に伴う教育委員会委員の任命について議会の同意をお願いするものであります。
 議案第20号黒川地域土地開発公社定款の一部変更については、公有地の拡大の推進に関する法律の改正に伴い所要の改正を行うものであります。
 諮問第1号及び第2号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、現在の委員の任期満了に伴い、新たに候補者として推薦するものです。
 次に、認定第1号から第7号までについては、平成19年度一般会計ほか各種会計の歳入歳出決算について監査委員の決算審査意見書並びに主な施策の成果及び予算執行の実績概要を記した行政実績報告書を付して議会の認定をお願いしようとするものです。
 具体的には、認定第1号平成19年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定についてでありますが、決算規模は平成18年度に比べ歳入で 6.5%減、歳出で 5.5%減となりました。
 まず、歳入内訳を見ますと決算額87億 5,901万 3,101円のうち町税が税源移譲により増加し、49億 6,318万 2,844円となり歳入全体の56.7%を占めております。反対に地方譲与税や地方特例交付金が税源移譲、減税の終了により減少いたしました。国庫支出金では成田小学校整備事業の終了により前年度に比べ24.5%減となっております。また、繰入金や町債についても同様の理由から大幅に減少しております。
 歳出については、決算額84億 2,257万 4,120円のうち人件費、扶助費、公債費の義務的経費が全体の39.5%を占めております。うち、公債費については減少しているものの扶助費において児童手当支給や乳幼児医療費助成等により前年比33.2%増加しており、義務的経費全体を押し上げることとなりました。
 投資的経費については、成田小学校整備事業が終了したことにより前年比58.9%と大幅に減少いたしました。
 以上、歳入歳出の概要について説明申し上げましたが、歳入歳出差引額は3億 3,643万8,981円で翌年度に繰り越すべき財源がないことから実質収支も同額となり、地方自治法第 233条の2の規定により1億 7,000万円を財政調整基金に積み立て、残りを平成20年度へ繰り越すこととしたものであります。
 認定第2号は平成19年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定をお願いするもので、歳入歳出差し引き残 572万 3,102円全額を平成20年度へ繰り越すものといたします。
 認定第3号平成19年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定をお願いするもので、歳入歳出差し引き残1億 551万 1,600円のうち財政調整基金に 5,280万円を積み立て、残りを平成20年度へ繰り越すものであります。
 認定第4号は平成19年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定をお願いするもので、歳入歳出差し引き残 818万 3,870円全額を平成20年度へ繰り越すものであります。
 認定第5号は平成19年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定をお願いするもので、歳入歳出差し引き残 3,051万 3,911円のうち 1,600万円を介護給付費準備基金に積み立て、残りを平成20年度へ繰り越すこととしたものであります。
 認定第6号は平成19年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定をお願いするもので、歳入歳出残 164万 9,880円全額を平成20年度へ繰り越すものであります。
 認定第7号は平成19年度富谷町水道事業会計決算の認定をお願いするもので、第3条予算の収益的収入及び支出では事業収益が税抜き9億 1,091万 2,107円で前年度と比較し、 0.9%増となりました。これに対し事業費用は税抜き11億 3,094万 8,171円の支出となり、前年度と比較し、10%の増となりました。この結果、2億 2,003万 6,060円の純損失が生じました。この純損失に前年度繰り越し欠損金の2億 746万 4,569円を加算した4億 2,756万 633円を未処理欠損金とするものです。このように厳しい財政収支状況が続いておりますが、さらなる安定安心の水の供給のため経営に努力してまいります。
 以上、提出議案の説明を申し上げましたが、議案審議の折には、なお詳細にご説明を申し上げますので、慎重審議を賜りまして全案件ご可決くださいますようお願いを申し上げ、私の冒頭のあいさつ、そしてまた説明とさせていただきます。

議長(渡邊俊一君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。
 議長諸報告は、お手元に配付のとおりであります。
 なお、説明員の出席要求ほか関係資料については事務局で保管をいたしておりますので、希望の方は閲覧願います。
 これで諸報告を終わります。
 これから、本日の会議を開きます。
 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。
 なお、本日大変蒸しておりますので、各議員の方々におかれましては上着を脱いでご審議をなされて結構であります。
 次に、去る6月定例議会での伊豆田議員の質問に対し、総務課長の答弁に誤りがあり、総務課長から発言の訂正申し出がありますので、発言を許可いたします。総務課長。

総務課長(須藤辰夫君) 6月の定例議会の伊豆田議員の一般質問の回答の中で、地震発生時の役場職員全職員の出動する震度につきまして、震度5弱以上に訂正をさせていただきます。以上でございます。

日程第1 会議録署名議員の指名

議長(渡邊俊一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を議題といたします。
 会議録署名議員は、富谷町議会会議規則第 120条の規定により、4番細谷・二君、5番佐藤克彦君、6番山路清一君の3名を指名いたします。

日程第2 会期の決定

議長(渡邊俊一君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本定例会の会期は本日から9月16日までの13日間にいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は本日から9月16日までの13日間に決定いたしました。
 この際、11時10分まで休憩をいたします。
午前10時56分 休憩


午前11時10分 再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


日程第3 一般質問

議長(渡邊俊一君) 日程第3、一般質問を行います。
 通告順に発言を許します。
 8番菅原 傳君。

8番(菅原 傳君) おはようございます。よろしくお願いいたします。
 私は、富谷町の文化的財産、文化的財産と言っていいのかどうかわかりませんけれども、準文化的財産ですね、の管理と全国一斉学力テストの2点について質問いたします。
 我が富谷町には新町を中心とした、いわゆる歴史的な遺産、史跡、建築物等多くのものが存在をして、町民の財産として保護管理されております。しかし、反面、この文化的な財産はいろいろ問題がありまして、その保護管理について町民から指摘されている物件もありますので、これから町長の見解をお聞きしたいというふうに思います。
 その第1点としまして、富谷小学校の校庭の片隅にある内ヶ崎作三郎先生の胸像があります。ご承知のように内ヶ崎作三郎さんは大正、昭和をかけて衆議院の副議長、早稲田大学の教授、民主主義政治実現のために古川出身の吉野作造博士とともに日本の当時の先駆者として活躍した郷土の名士であります。東京の大震災、大空襲によりまして数々の貴重な資料がことごとく灰塵に帰しまして、その功績を伝えるものはほとんどなく、まことに残念であります。その人柄を忍び、功績を讃えるために、その没後、町内の有志の手によりまして顕彰碑が建立され、今、富谷小学校の一隅に置かれております。
 しかし、町民の多くの方は、この像の由来がわからず、子供たちも知らない者が圧倒的であるというふうに思います。現在、像の周りには木が繁茂して陰に隠れております。そして、像についての説明板もなく、だれかもわからないという状況になっております。郷土のすぐれた先輩を、もう少し大事にする手だてを考えるべきだと思いますが、その対策を伺いたいと思います。
 次に、しんまち公園にあるトロイメライの像であります。町制施行30周年を記念しまして建てられた芸術性の高い記念像でありましたが、心ない人たちの所作によりましてバイオリンの糸ははがされてしまう、顔や胸にはたばこの火が押しつけられましてあちこちに黒い刻印があり、青さびとなっており、見るも無残な姿を露呈しております。
 3年ぐらい前の一般質問で私は指摘をしましたけれども、修理をされておりません。富谷町の芸術感覚を問われる問題でもあり、どうするのか町としての対応を伺いたいと思います。
 また、富谷町の町木は松であり、町花は菊と制定されて町民にアピールされております。松は代官松を初め公園や街路樹としてよく手入れをされ、庁舎周辺の松もしだいに成長して今後の景観が楽しみであります。それに引きかえ町花とされている菊は公園にも庁舎の周辺にもなく寂しい状況であります。これから菊花の季節を迎えますけれども、公園の一部とかあるいは庁舎の周りとか、あるいは11月の富谷のふるさと祭りで菊花のコンクール展をやるとか、町の花である菊の花の存在感を示す企画があってもいいのではないかと思いますけれども、その構想についてお尋ねをいたします。
 第2点としまして、小学校、中学校の全国学力一斉テストについて質問いたします。
 4月に実施されました学力テストの結果が8月29日に発表されました。昨年に続いて小学校6年が国語・算数、中学校3年が国語・数学で、合わせて全国で 200万人の児童生徒が参加をしております。その結果は、小学校は秋田が全国一位、次いで青森や福井、富山が上位に入っております。中学校は福井、秋田、富山の順となっております。まあ下位は申し、新聞に載っておりますから申し上げますけれども、小中ともに沖縄であり、北海道、高知、大阪が下位として文部省の、文部科学省の発表で出ております。
 宮城は、小学校が全国平均を下回り、中学校は国語ABが全国平均を上回りました。これからテストの結果の処理についていろいろな事態が予想されます。データについて、県や町教委としまして公表をどの範囲に行っていくのか。学校に対してどんな指導をしていくのか。いろいろな弊害がこの学力テストをめぐって出ておりまして、東京の足立区ですか、などは非常に不正なテストをやったということで新聞にも取り上げられておりますけれども、この結果の発表によっていろいろな問題が予想されるということで、鳥取県では公表しないと県の教育委員会が決定をしております。
 学力テストの結果について大事なことは、今後、子供たちの学力向上のために有効適切な対策を、どう計画するかが問われております。町の教育委員会として対策委員会等を設置して具体的にどんな指導プランを計画するのか明らかにしてほしいと思います。
 また、学力向上のためとして一部の自治体では夏休み、冬休み、学年末休みを短縮して授業時間をふやしたり、休み中に補修授業をするところが出てきております。富谷町としては、これについてどう考えているのか。どう対処しようとしているのか。
 本来的には、休みの短縮は好ましいことではありません。したがいまして、富谷町ではなるたけ夏休み等の休みについては、子供が十分に自主的に自由に生活できるというふうな生きる力を養うためにもあってほしいというふうに思いますけれども、教育長の見解を伺いたいと思います。
 最後に、学力調査と関連しまして文部科学省はことし、全国体力調査を指示しましたが、富谷町の実施状況はどうだったのかを伺います。
 以上、学力調査状況について質問いたしましたが、学力調査そのものはいいと思います。問題は、そのやり方と処理が教育的配慮のもとで競争主義や得点主義の弊害に陥らず、児童生徒の健やかな発達を考えて実施すべきであるというふうに考えます。調査のやり方を全員でなく地域、あるいは学校を抽出をしまして、その方法でやるとか再検討する必要があると考えますけれども、教育長の考え方はどうなのか、この点を伺って私の質問を終わります。

議長(渡邊俊一君) 答弁を求めます。
 まず、初めに若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの菅原議員のご質問に答弁を申し上げます。
 一つ目は、内ヶ崎作三郎先生の小学校の校地内の一角にあるブロンズ像のあり方といいますかね、そういったご提言と受けとめさせていただきました。既にご承知、私もどの程度かと言われると自信がないかったんですけれども、改めてこういう機会を通してですね、内ヶ崎作三郎先生のご遺徳を深く感じ取ったところでございました。
 ご参考までに、明治10年生まれ、ちょうど生誕 131年目という感じでしょうかね。昭和22年に戦後、終戦後富谷に戻られて富谷で亡くなられたと。そして、小学校後ろの内ヶ崎家の菩提であります北雲台という墓地に眠ってらっしゃると、こういうふうな方でございます。今お話しあったとおり、大学教授という側面、思想家、哲学者という側面とあわせて40代後半から衆議院議員、戦前の衆議院ですね。今のとちょっと状況違いますけれども、どちらにしても衆議院議員を務められて、40代後半、50代、60代務められて、履歴としては昭和16年12月から20年の12月まで、ちょうど戦争の激戦の中で、この4年間、副議長職をお務めになったと。こういうふうなことの先生であるということを、この場でまずはね、皆さんともども理解をしたいと思います。
 で、小学校の一角にあってということで私もこういう質問、この質問を受けまして、これも含めて全部現地を課長ともどもですね、教育長ともども現場を見てまいりました。本当に皆さん一様に驚いてんです。こごさあったのっていう話しなんですよね。そんなふうなことで今までのお取り組みがようくわかり、昭和30年、31年に 300名を超える人の皆さんのいわゆるご芳志によって、当時の予算、 130万ぐらいの予算でブロンズ像を建てられたと。50年の風雪に耐えてですね、平成14年にある方が、担当された方がお持ちになって、非常に頭、頭蓋骨骨折の先生が何年間か放置されて修復作業されたと。議会、町の費用で制度上できないのでというようなことで、これまた町民有志の方が動かれてね、14年に修復されたという経緯があるようです。富谷小学校の一角にあったものが昭和49年の西成田小学校との統合移転にあわせてあの一角に、校門入ってすぐ左手のところですね、設置をされたと。小学校でもいろいろ取り組みをされているようであります。富谷小学校の学校だよりの中にPTA会長さんが、この富谷小学校の皆さんの先輩にはこういう人いるんだよというふうなことで紹介の、子供たちに話す機会があるとかね、いうふうなことも小学校の教頭先生からお話を受けたところでございました。
 そのようなことで、どちらにしてもそういう先人のですね、遺徳を富谷町の財産として、いわゆるブロンズ像まで、ブロンズ像建立し、そして50年経過した14年のころに修復をして今に至っているというふうなことであります。
 その先人のそのいわゆる遺徳というようなものはね、決して失うことでないわけでありますので、何らかの、あの場所で、そして皆さんによくわかるように、確かに表面に内ヶ崎作三郎像というのはあるんです。変体漢字みたいなので。一目ではなかなか読みづらい書体になってるようでありますので、そういったことも含めて、やはりせっかくあの場所に皆さんの総意の中で移動されたわけでありますので、そしてまた富谷小学校の校歌を作詩されたという縁のようですね、まずはね。富谷小学校の校地内に置かれたという、昭和15年、まさに皇紀2600年、私は物の本でしか知りませんけれども教育勅語50周年という、あの辺の大きな世の中の動きがあったと、こう本、書物で知る機会がありましたけれども、その年に作三郎先生が作詩されたと。陸奥の花五城桜という富谷小学校の皆さんは口をついて出るんだろうと思います。
 そんなふうなことで、その存在、値打ち等々威光がね、変わらざる、減ずるものでありませんので、何とかとりあえず剪定をきちっと、見やすくする、剪定するとか、あるいはそこにある存在を皆さんに知っていただくとか、そういったものを教育委員会ともどもですね、協議しながら検討していきたいと、そんなふうに思っているところでございます。
 トロイメライ像、これもまた改めて、しばらく忘れてたかなあというような感じでございます。残念でございますが、本当に平成5年にですね、あの場所に建てられたと。非常に芸術性が高いのかどうかというのは私もちょっとよくはわかりませんが、やっぱりあるところから見ると大変すばらしいものなんですね。そう自分でも思い込みました。 700万程度の費用、何かお金の云々じゃないですけれども、ブロンズ像のトロイメライ制作費というふうなことで、記録によれば 700万円を投じておりますということです。制作者は弘前生まれの、今千葉に在住されて、昭和16年お生まれの梅原正夫さんという方です。有名、名のある具象彫刻家というふうなことでしょうかね。ぜひごらんをいただきたいと思います。
 なぜ壊れんのかなと。こんなにそれこそすてきな、見る角度によってはすばらしいものと思うんですが、やっぱりそれには一理あるんだなあと思いました。台座が90センチ程度なんです。ちょうどバイオリンの弦あたりのところが1メーター80ぐらいのところで、ちょっと手伸ばすとこうやってる姿がですね、弦のところに手がおのずと行くという感じでしょうかね。ですから、もう少しちょっと離れたところから、作者は恐らくこう、その場でこの角度からというような思いはあったんでしょうけれども、現実不特定多数のしんまち公園を利用する方にしてみれば、そうそうね、芸術的価値から何から含めてわかる人ばりではありませんので、やっぱり触れない工夫というのも必要だったかなと今になってみれば思います。ですから、修復の必要性ありと感じますし、ぜひ、50万と、何十万と十万単位でかかる補修なもんですから、一たん補修、数回こうやってるんですね。平成14年を最後に修繕はなされずそのままの状態であるというふうなことです。それ以上に大きな傷みはないようでありますけれども、ぜひ場所の移設とかも含めてこう、あそこ見にいった人が水、滝があります。あるもんですから池の中などに置いたらどうかねぇとかって、それ勝手に提案しても梅原さんが怒らなければいんですけれども、そういった制作者の意図もあろうかと思います。そういったことも含めて、ぜひあの貴重ないわゆる芸術作品としてですね、今後の修繕、そしてまた設置場所等検討した上で、いたずらのされない、値打ちのあるすぐれたものなんだよというようなことをね、それなりに伝わるものに位置づけられたらなというふうに思いました。
 しんまち公園は7反歩、 7,000平米、駐車場が約 5,600平米、約トータルで1万 2,000平米ぐらいのところに公園、そしてまた駐車場が配置されたというふうなことですね。菊づくりについても、今議員がおっしゃるようにふるさと祭りの折にも議論したことがあります。検討したこと。残念なことに菊づくりをする人が非常に今目立って少ないという感じですね。手がかかるというふうなこととあわせて少ない、そういったことが大きな主要なる理由で去年もことしもそういったものを形として取り組むまでには至ってないというふうなことであります。本当に町木、松については極めて愛着があるんですけれども、町花というようなあたり、まあ町木、町花、そしてまた町民憲章、町民歌と昭和53年、町制施行15年のときにこういった一くくりで世間並みにといいますかね、一そろいそろえたんだろうというふうに思いますけれども、そこから、町民歌はあのような形で富谷町というふうなことでリニューアルしましたので、町花が少し分が悪いかなというふうな印象持ってございます。何らか皆さんのお声をお聞かせいただきながら、この町花を菊とした、そういった背景なども含めて取り組めればというふうに思っているところでございます。以上です。

議長(渡邊俊一君) 千葉教育長。

教育長(千葉芳樹君) それでは、学力テストの件についてご答弁申し上げます。
 この結果の処理とデータの公表ということで、これは学力調査を引き受けるときに実施要綱がありまして、その中に公表のあり方も含めて調査に参加する、そして協力するという意を表して参加いたしました。
 ということで、その公表の件につきましての実施要綱ですけれども、国は県の公表にとどまる、それから政令指定都市まで含める。その公表。それから、県教委は県内の市町村及び学校の状況において個々の市町村名、学校名を明らかにした公表は行わないこと。それから、また町の教育委員会としては町内の学校の状況について個々の学校名を明らかにした公表は行わないこと。これを条件に調査、学力テストの調査協力を引き受けしましたので、その要綱に従って実施いたしました。ということで、県、国の姿勢、県の姿勢、そして町の姿勢、そういうようなことで進めております。
 それから、テストの結果、学力向上に有効・適切に対策を考えることが必要だが、対策委員会ということですけれども、当町において学校ごとそれぞれ分析検証し、子供への個々への適切な還元対応を実施しております。というのは、学校に点数が行きますので、それで学校独自でそこのところを補っているということです。
 で、もう一つは町としてはどうかということですけれども、町としては各学校も含めた状況をわかりやすい授業、それから確かな学力の向上のために分析把握して、各学校と課題を共有する、して、その各学校の今度は研究組織に提案、提示しながら学校と町と同じ課題を持って確かな学力のために努力していきたいということを考えてます。
 ただ、学力テストというのは算数・国語あるいは数学・国語の特定の一部分だけです。それから教育活動の一側面ですので、いわゆる序列化、それから過度な競争、そういうようなことを避けるためにお引き受けした、協力したということになっておりますんで、その辺を十分に踏まえながら各学校と課題を共有しながら進んでまいりたいと思います。
 それから、夏休み・冬休みの活用ということですけれども、先ほどもお話をしましたように算数・国語、数学・国語ということで教科の特定の一分野です。ということで、このために特に夏休みを活用して補充授業的なことはいたしておりません。ただ、各学校では自主的な参加の授業体系をとっております。夏休み何人、先生が日直のときに集まってみたり、その学校独自の態勢で自由参加の自主的な学習体系をとってる学校もあります。学力テストの補充ということは関係ありません。
 それから、体力テストのことですけれども、20年度より全国体力・運動能力・運動習慣等の調査が実施されることになりました。今年度は初年度です。今年度につきましては、本調査の実施に関し閣議決定がおくれたこと、それに伴う各都道府県での周知がおくれたことの理由に意向調査による実施の旨の報告をした団体のみ対象となります。ということで、私の町では小学校4校、中学校4校がそれに参加するということで、計8校参加しております。
 それから、最後の質問ですけれども、これからの学力テストの受け方ということの改善はないかということですけれども、この目的は全国的な義務教育の機会均等と、その水準の維持向上の観点から各地域における児童生徒の学力・学習状況をきめ細かく把握することにより教育及び教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図るということになっております。
 ということで、来年は21年4月28日に実施する予定です。ということで、その学力・学習状況調査の要綱に従って、その国の目的に従って実施する考え方でおります。以上です。

議長(渡邊俊一君) 各議員並びに執行部に申し上げます。質問、答弁は簡潔にお願いをいたします。
 8番菅原 傳君。

8番(菅原 傳君) じゃあ、町長の方からですね、いろいろ文化的な財産について理解のあるご説明がございましたので、今後いろいろ進めていただきたいと思いますが、ただ、その中でですね、何か菊、私、菊の花はね、そんなに難しいことではないなと思ってるんですけれども、町木があるんですから、これに対比してやっぱり、例えばこの庁舎の前の一定の部分を取ってですね、菊の花の庭園にするとか、あるいは各公民館で一定の場所を取ってやるとかというようなことはすぐにでもできるふうに思いますので、せっかく町花として制定しておきながら何もないというのは、これちょっとね、うまくないというふうに思いますので、今後そういう点では努力をしていただきたいと思いますが、この点もう一回ちょっと考えをお聞きしたいというふうに思います。
 それから、内ヶ崎作三郎の話でありましたけれども、小学校、中学校にもあるのかな。副読本っていうのがありますね。そこの中に書いてあるというようなことをちょっと聞きましたけれども、これ現在でもこの副読本というのは使われてるのかどうかですね。富谷小学校の子供はある程度わかるかもしれませんけれども、富谷町内全体の学校の子供は、ほとんどこごんどごろに接する機会がないわけですから、そういう点ではやっぱりこの副読本で子供たちに知らせていくというのも一つも方法かと思いますが、その2点について伺いたいと思います。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) それでは菊の生かし方ということで、まあ趣旨を生かしてね、取り組んでまいりたいと思います。

議長(渡邊俊一君) 千葉教育長。

教育長(千葉芳樹君) 副読本が小学校、中学校とも発行しておって、各学校で十分に活用されております。その中で一応年表の方に作三郎先生の活躍のところが出ております。
 それから、あと各学校ではちょうど5年生、4年生、4年生で、小学校4年生、地域の人、地域とのかかわりというところで各学校でトップに、富谷小学校は地元ですので、授業の中で取り入れられる場面もあるようにお聞きしました。以上です。

議長(渡邊俊一君) 8番菅原 傳君。

8番(菅原 傳君) 次に学力テストのところに絞って質問しますけれども、さっき全国一が秋田というふうに申し上げました。秋田が何でそんなにテストがいいのかということなんですが、これは新聞にも載りましたけれども、答えは明快なんですね。少人数学級で、まああそこは過疎県になっていますけれども、少人数学級というのが至るところの学校にあるわけですね。したがって、子供たちに非常に手の届くような指導やってると。それなんだっていうふうに秋田の教育委員会は鼻高々と新聞に公表しましたけれども、そういう点からいうとね、今、富谷の町は少人数学級といえる、まあ少人数の規模っていう基準がありますけれども、20人以下だとかね、あるいは15人ぐらいだとかというふうにありますが、少なけりぁ少ないほどいいわけですけれども、富谷の場合で、この少人数のやり方っていうの、前にもちょっとありましたが、これは県の方から若干の予算をもらってやったということがありますけれども、富谷町自体としてはね、学力向上のためにこういったような手当てを考える必要があるのかないのかですね。その点ちょっとお伺いをしたいというふうに思います。
 それから、もう一つはテストのやり方ですけれども、さっきも申し上げましたが、例えば全校やるんじゃなくてね、例えばここの学校とここの学校というふうに抽出的にやると。そういうふうなことで大体データはでき上がるわけですから、何も毎年ですね、 200万対象に小学校6年、中学校3年全員やるというふうな、そういう大変な作業やる必要がないというふうに思いますので、データは十分とれると思いますけれども、そういうふうな抽出的なやり方というのは、教育長はどう考えているのかですね。
 それから、もう一つは毎年実施をすると言ってるんですね。去年実施をして、ことしも実施をしました。ところが文部科学省は来年もやると、こう言ってるわけです。どれぐらいの予算かかるというと年間で60億円かかるんですね。ところが、文部省で諮問機関にしている委員会の中ではですね、こういうの毎年やる必要はないんじゃないかと、やっぱり適当に抽出制にするとか、あるいは2年ごとにするとか3年ごとにするとかね、そいなことで毎年毎年テストテストっていうふうなことでせめる必要はないんじゃないかというようなことを言っております。
 そういう点ではね、やはりこれは毎年やる必要はないというような意見がかなり出てきておりまして、文部省の、文部科学省の中でもね、やっぱり毎年というのは問題があるというふうに言っておりますけれども、これについて教育長の見解はどうなのか、ちょっとお伺いをしたいと。難しい問題かもしれませんけれども、お伺いしたいと思います。

議長(渡邊俊一君) 菅原議員にお尋ねをいたします。学力向上のために少人数学級をやるべきだろうということでの答弁を求めるわけですね。(「はい」の声あり)
 千葉教育長。

教育長(千葉芳樹君) 今、全国学力テストにかかわる問題ですので、国語・算数・国語・数学に関して少人数化ということと、またうちの、私たちの考え方は違いまして、やっぱり学力テストは本当に教育活動の一側面です。ということで、少人数は小学校1・2年生35人学級、全学級ですね。全校35人以下。それから、中学校1年生が35人以下で県の指導によりながら県の規則により実施しております。ということで、そのほかの学級も昔のように40超えるとかなんとかってほとんどありません。
それから、2番目の抽出校はいかがですかということですけれども、やっぱり全体的な正確な、そしてより密度の高い結果を得るためには、やっぱり全校参加すべきというふうに考えております。
 それから、三つ目の国の方にということですけれども、私はやっぱり自然スタイルで、やっぱり全 200万、全校 200万人ですか、その調査は必要であればそれに従う、従うっていうか、やるべきだと。積極的にやるべきだというふうに考えております。以上です。
議長(渡邊俊一君) 次、11番磯前 武君。

11番(磯前 武君) 私は「大亀山森林公園施設の運営管理を問う」というテーマで通告どおり一般質問をいたします。
 これからのまちづくりは国に依存することなく、みずからの決定と責任により進めていかなければなりません。そのためには自分たちの町は自分たちでつくるという理念のもとに町民と行政がよりよいパートナーとしてお互いの知恵と力を出し合い、町民協働によるまちづくりがこれまで以上に重要であります。町長は、平成20年度の町政運営の基本方針の中に去年と同じ安易な取り組みを徹底排除し、町民とのコミュニケーションの機会をさらに充実させ、職員の豊かな発想をより多く引き出し、縦割り行政の脱却、町民との身近な町政、身近な役場であるよう積極果敢に町政のかじ取りを行っていくというふうに述べております。
 私は、4万 5,000人を超える富谷町の将来の可能性を切り開いていくためには議員の知恵、議員活動での先進地情報の活用を共有することが最も重要と思います。町と議会が協調・連携して難局に当たることで大きな成果が得られるものと確信をしてる一人でもあります。
大亀山森林公園は宅地開発の続く本町において優良な緑の保全と町民の安らぎの場として、また次の世代を担う子供たちに創造性豊かな夢を提供し、特色ある公園として整備を進め、もしもしはうす管理棟「亀亀館」とキャンプ場の完成を受け、平成7年4月に都市公園として供用を開始したことは承知のとおりであります。大亀山森林公園は、今から25年前の昭和58年、ふるさとの森整備事業として遊歩道の整備、標高 138メーターの展望台、ちびっこゲレンデ、フィールドアスレチック、平成7年に管理棟、キャンプ場が完成して供用を開始しました。緑と太陽のふるさとの森整備事業として総事業費10億円を費やし、町民の憩いの場、安らぎの場として完成をいたしました。
 大亀山森林公園が供用を開始した平成7年当時の町の人口は3万81人でありました。現在では、ご存じのとおり4万 5,500人を超える県内10番目の町として、また平均年齢38歳、若い町民が多い町として有名であり、単独での市制を目指してるところでもあります。町のシンボルでもある大亀山森林公園は多くの町民が集い、憩い、安らげる場所として魅力ある、期待をされる公園であるべきと私は思います。
 公園の評判を町民に聞いてみると公園周辺の道路を車では通るが、一度も入ったことがないという町民の多数の声があります。石積トンネルが開通してからは近くも通らない。利用しにくいし、アクセスは悪いし、悪い声が、風評がほとんで私はがっかりしております。評判が悪過ぎます。町当局は、今までに町民が利用しやすい手だてを講じたことがあるんでしょうか。すこぶる疑問に感じます。緑の保全に走りすぎ、利用しにくくしているのではないでしょうか。
 この公園の維持管理費は、平成15年度から平成20年度までの6年間に実に 9,600万円の税金が投入されています。年平均では 1,600万の多額の税金が毎年使われてきたわけです。最近、経年とともに老朽化が著しく、施設の中の多くの遊具が危険な状況に置かれております。遊具基礎は疲弊し、修理・補修・整備が困難な状況に陥っております。あわせて、利用者の減少も最近目立ってきております。大々的な整備改修が必要とは思いますが、施設によっては全面的な改修に入った場合、費用対効果を考えた場合には抜本的施設の大幅な見直しまで踏み込んだ検討が必要と考え、次のことを質問します。
 1番目、フィールドアスレチックの施設の多くの主要な遊具にふぐあいが目立ち、現在21基遊具中9基が利用禁止となっております。利用禁止9基の整備予定はいつごろを予定しているのか伺います。ほかの遊具もちょうど使い始まってから十七、八年経過してますから、これも近いうちに残りの遊具も利用禁止になることは目に見えてきております。遊具の設置場所が大変最悪な状態なところに置かれております。大幅な整備改修計画が必要と思いますが、この費用対効果というものを考えると、どのように町は考えているのか伺います。
 2番目、キャンプ場のテントデッキの老朽化が目立ってきております。このキャンプ場は使いにくく、諸機材の搬入を目的としての車の乗り入れもすべて全面禁止となっております。町民が利用しやすい全面的な見直し整備、運営の改善を図るべきだと思います。このことについても伺います。
 利用状況を、この前見てみますと平成16年度 450名をピークに平成17年83名、平成18年95名、平成19年70名と年々大幅に減少しております。このようなところに原因はあるのかというふうに思いますので、この原因についてもお伺いいたします。この対策を、どのように町は考えているのか伺います。
 3番目、多額の税金を毎年投入してるわけです。そのような施設だからこそ利用価値を十分考慮すべきではないかと思います。緑の保全は承知しております。しかしながら、多くの町民が利用しやすい、魅力ある公園を目指して全般的に創意工夫をするべきと思います。具体的に伺います。
 多くの町民の声を集約する意味合いからアンケート調査を町民からするべきだと思いますが、その必要性。この調査を踏まえて大亀山森林公園を愛する町民の会の設立も必要じゃないかなというふうに思います。町民と行政が協働でまちづくりという、このような理念があるわけでございます。町長はこういうふうなことを将来見据えた、このご所見を伺います。
 2番目、管理棟「亀亀ハウス」の有効利用、すばらしいこの「亀亀ハウス」、亀の形をした建物です。峠の茶屋等魅力ある、夢のある利用をすべきじゃないかなというふうに思います。例えば、峠の手打ちそば屋とかスッポンの館「亀亀ハウス」とか、こういうふうなものを考えたらどうかなという私なりの考えでございます。
 3番目、町長の諮問機関の設置、将来を見据えた多くの町民が憩える魅力ある公園づくりを審議する審議委員会の設置を検討すべきじゃないかと思いますが、町長のご所見を伺います。
 次に、2番目の質問に入ります。テーマとして「高齢者向け運動施設の充実・組織の改革を図れ」について質問をいたします。
 高齢化社会が進む中で介護予防、高齢者の医療問題は重要であります。町の財政、収支バランスの崩れを招き、そのまま放置すると自治体の存続までも左右する深刻な問題に発展していきます。本町の高齢者の人口は、現在 5,500人余りでありますが、若い人が多い町といわれても本町でも平成20年から5年間で約 3,600人の団塊の世代の方々が還暦を迎えます。町は、この世代の方々の受け皿、運動をするスポーツ施設の受け入れ体制は備わっているんでしょうか。今、町で言ってるメタボ対策がこのようなことだと思います。運動は動機づけと何よりも継続することが最も重要です。受け皿としての運動施設の充実、高齢者に合った組織づくりを図るべきと思い、次の質問をします。
 武道館の充実に関しての、まず最初に質問をします。
 アリーナをオールシーズン、快適に高齢者が利用できるように空調設備等施設の充実を図るべきと思いますが、町長の考えを伺います。
 トレーニング室の充実を図る目的に合った部屋の利用をすべきじゃないかと思います。マシンを使ってのトレーニング室とミラーつきの軽トレーニング室、これはストレッチ、エアロビクス用という目的別に利用させるべきじゃないかと思いますが、町長の考えを伺います。
 大きな2番目、富谷町体育協会の現状の組織の見直しを図るべきと思い、質問します。現在の富谷町体育協会はチャンピオンスポーツ向けの組織になっております。年々ふえ続ける高齢者に合う、高齢者に対応できる組織、高齢者に合った生涯スポーツ向けの組織化を早急に立ち上げていただきたいと思う、私の質問でございます。
 現状の体協はニュースポーツに対する取り組みができておりません。また、勉強不足になっているように思えてなりません。
 一つの例ですが、先日、シニアスポーツ大会の抽選会が開催されました。ペタンクの部の打ち合わせの中で富谷で入賞し、郡大会、県大会の代表になった選手の経験者の発言がありました。現在、ペタンクの富谷町の大会で使ってる富谷ルールでは正式大会では通用しないと指摘がありました。ことしのペタンクの大会、シニア大会では間に合わないので正規のルールでなく富谷ルールでやることになりますが、正しいルールの勉強会の計画は今でも示されていません。どうなっているんでしょうか。ことしも代表になったチームの選手は代表になった後に正規のルールブックを見ながら勉強して出場することになります。
 このように現在の富谷町体協は高齢者向け生涯スポーツには対応できないのが実態であります。高齢者向けの生涯スポーツ、ケアスポーツに合った組織の早急なる立ち上げを図るべきと思い、町長にご所見を伺い、私の1回目の質問を終わります。

議長(渡邊俊一君) この際、午後1時まで休憩をいたします。
午前11時59分 休憩


午後 1時00分 再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 磯前 武議員の一般質問に対し答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの磯前議員のですね、質問に答弁をさせていただきます。
 大亀山森林公園と、さらに高齢者向けの運動施設ということで大きな二つのテーマをちょうだいしたわけであります。大亀山森林公園については、大変歴史といいますかね、そこに二十数年の逆上りがあるわけでありまして、現状認識はというふうなことになりますと、私も非常に費用、投下したまさに初期の費用と、そしてまた今維持管理するための費用というふうなことから見て、まず一つ目はね、非常に利用度等寂しいなあというような主観的な感想、印象を持ちます。それはなぜかというふうなことについては、いろいろ原因等あるわけでありますけれども、どちらにしても今あるものをですね、どのように安全に使い回していくかという、皆さんにご利用いただくかと、そういうテーマは町長といえ、町の担当課職員、ずうっと持ってるんですね。ですから、大枠、磯前議員が今いろんな形で提案をいただきました愛する町民の会とか、あるいは審議委員とかというふうなことでのご提案をいただきましたので、ぜひ21年度の課題というふうなことと受けとめさせていただいてですね、いわゆる利用者増、そして、を図るには、現状をとらえ、そして将来に向けてどうするかというあたりのところはですね、ぜひ私の課題として取り組みを強めていきたいと、そんなふうに思っておりました。
 ちょっとおさらい風になって恐縮でありますけれども、大亀山森林公園、面積にして32.7ヘクタール、30町歩ちょっとという感じですね。それで昭和58年から平成6年まで主たる事業として取り組みを、まあ数千万から平成元年ふるさと創生の折には1億 2,000万、平成5年は2億 2,000万、平成6年は3億 7,000万というふうな形でハードのものを整えた時期には少し膨らんだ形でですね、今手元にある大亀山森林公園整備事業事業費調書という手元の資料によれば10億円ちょっと、10億ちょっとというふうな投下の費用でございます。
 そういった中で現状2万人台、2万 5,000人台というふうなことで、2万 7,000、2万3,000というふうなことの利用度であります。キャンプに至っては、至ってはっていいますか、2けたなんですね。70人とか二十何組み70人とかというふうな形で1年通してですから本当にそういった面で板敷きの立派な施設をスタートした、させたわけですが、それもまた20年近く、十数年、20年弱期間経過しておりますので、もう木材ゆえにね、次々とまた腐っていくという補修の繰り返しと。
 そんなふうなことで、どこのどの程度まで補修を加え、リニューアルをし、この都市公園、まさに、また法律言うわけでありませんけれども都市公園法という法律に基づいて、この位置づけは総合公園という、皆さんのお近くにある一番身近なのが街区公園、 2,500平米程度というのが街区公園、これ皆法律に基づいてというふうなことで運用、組合さんに求めとかね、開発業者さんに求めというふうなことで用意してきたものでございます。総合公園、大亀山森林公園は総合公園の位置づけでございます。都市住民全般の休息、鑑賞、散歩、遊戯、運動等総合的な利用に供することを目的とする公園で、都市規模に応じ、1カ所当たり10ないし50ヘクタールを標準として配置すると。都市にふさわしい公園というふうなことですね。10から50というふなことです。
 あと、もう一つは富谷の運動公園ありますけれども、これも運動公園、参考までに都市住民全般の主として運動の用に供することを目的とする公園で、都市規模に応じ、1カ所当たり面積15ないし75ヘクタールを標準として配置するというふうなことでございます。富谷町が5万人を、に向けて都市的な景観、都市的な要素・要件、都市的な内容、そういったものを充足していかなきゃならないものの一つとしての位置づけというふうに理解をしているところでございます。
 ぜひともあれですね、現実はですね、フィールドアスレチック等のふぐあい等について都市整備課の方から、具体的に21基、登ったり、木材とロープで構成されたアスレチックですから、そういったののちょっと、どの程度の傷みでどんな予定があるかというようなものは都市整備課から答えることといたします。
 使いにくい、抜本的な改革、キャンプ場は全くそのとおりだと思いますね。ですから、自動車で入れないのかというようなことも含めて去年もいろいろあったんでございますが、大亀の沼田線の方から軽トラで搬入して成田の皆さんにぜひお使いいただけませんかというところまでご案内をさせてもらったんですけれども、そこまでしてはというようなことも含めて実現に至りませんでした。
 一定のルールの中で、恐らく高い道路から下りていった一番の底地のところにキャンプ場があるもんですから、私が、私個人で感じたのは車を入れるとですね、どうっと入ってきて、せっかく皆さん無防備で遊んでる人たちが非常に危険意識、危険感というかね、もっと増すんでないかなという思いは持ちました。そんなふうなことも含めて、その辺のところは都市整備課で従前から入れないんだよというようなことで、公平性という観点からずうっと避けてきて経緯があるようでございます。そういったこともすべてよしとはしませんけれども、もう一回繰り返します。そういったものの使い手、ぜひ皆さんとともにですね、ぜひお考えいただきましょうというふうなことを、この場で申し上げさせていただきたいと思います。
 ちょっと思い出しましたヒラリー・クリントンが民主党大会でね、我々チ、我々はチーム、一つのチームになったと。だれ一人として傍観者であってはならないと何かニュースの場面で、いい言葉だなあと思いました。議員の皆さん、そしてまたきょう地域の有力なる皆さんともどもですね、やはりお知恵を出して、せっかくあの 1,000、先ほども出たように平均的に一千五・六百万円の維持費用を投下してるわけでありますので、これらの有効活用、将来像を描くというふうなことで少し長期的な視点に立ってですね、修繕計画も含めて整えてまいりたいというふうに思います。そば打ち体験等ご提案をいただきました。その中に入ろうかというふうに思います。
 かつて、当然のことながらお休みの折にモシモシハウス、「亀亀ハウス」と書いてモシモシハウスと読むんですが、何で「亀亀」ってモシモシっていうんだって言ったら、もしもし亀よ亀さんよというところから何かモシモシハウスと、こう振り仮名を振ったそうでございますがね。そんなふうなことで、中でそばを売ったりもしたんですが、何せ商売ですから売れなければ撤退というふうなことで今の現状に至ると、そんなふうなことでありました。まず一つ目ですね。
 二つ目の高齢者の運動施設というふうなことで、これも現場の、改めてこの質問にあわせて運動公園にも行きましたし、大亀山にも行ってまいりました。そんな中で今答弁をさせていただいてるところであります。
 アリーナ空調設備、これも大きなテーマなんですね。私の基本的な考え方は、やっぱり施設設備をする際にはオーソドックスな施設整備を、まず考えるということです。最初にエアコン、空調装置は要らないというところから物を発するわけにはいかないというふうなことです。去年、婦人防火クラブ 800人ほど入ったときに大変な炎熱の真夏のさなか、女性がそこで熱中症を起こして救急車で搬送されるという出来事があったんですね。あのすり鉢状の武道館、多目的施設というふうな形で利用を想定すればですね、あれはエアコン必要なときには部屋を、室温を落とすと、こういう装置は当然私は初期から必要だったというふうに認識します。
 そんなことで早急にですね、武道館の施設の空調等について、あのスポーツ施設だけ、それこそ何かの折には、また水飲みさ行ってというふうなことですけれども、そこに1時間・2時間着席をして 100人、 200人、 800人というふうなことになると、当然のことながら環境が、人が入ることで大きく激変するわけですから、5人、10人いたときの環境、部屋の環境とはまるっきり違うというふうなことなんですね。繰り返しますけど、今後の施設整備も含めてオーソドックスな設備を、まず提案を受けるなり私ども考えるなり、その中でこういったところはカットしますよ、こういったところはつけますよというふうな議論に進めていきたいと、そんなふうな思いでございます。
 武道館のトレーニング室については、現状でですね、何とか工夫してご活用いただきたいというふうなことでございました。
 三つ目、体協の組織化を図るというふうなことで、大変私もこれを質問を受けてですね、私、体協会長という充て職もちょうだいしてる関係で相当本気になってるんです。先ほどの森田選手の話もしましたけれどもね、やっぱり体育、運動、スポーツというあたりの重要性は篤と認識してるつもりでありますので。その中でですね、富谷町スポーツ少年団が12団体入ってる中で、ここに入ってるんですね。ですから、必ずしも競技性のある団体とか議員がおっしゃるチャンピオンスポーツ云々とかっていうだけではないのでないかというふうに思います。十分あの検討、研究した中でですね、もし体協加盟をというふうなことでの趣旨ならば、そのように考えますし、体協の組織化を図るべきだ、高齢者向けに合わせた体協の組織化を図るべきだというふうなことで趣旨が違うのであれば、また再質問のところでやり取りしたいと思います。
 個別のところ、じゃあ整備課長から答弁をさせます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) それでは、私の方からフィールドアスレチックの状況についてご説明申し上げます。
 このフィールドアスレチックは平成2年度に整備しまして平成3年度から供用を開始しております。アスレチックの遊具につきましては、ほとんどが木材とロープによりましてつくられており、それぞれの遊具にですね、遊び方から富谷町の地区名を用いてですね、それぞれ名前がつけられております。現在21基、遊具をしてですね、全コース踏査しますと延長は 800メーターほどになってございます。現在、21基遊具あるんですが、そのうち9基がですね、長年のですね、ロープの磨耗や木材の劣化によりまして使用を禁止してございます。これまでも部分的に補修してまいったわけでございますけれども、ましたが、供用開始いたしましてから17年ほど経過しておりまして、大規模を補修をですね、余儀なくされている現状でございます。
 そのためですね、これから利用者の安全等安心感の向上を図るということから魅力的なアスレチックにしたいと考えておりますが、主要部分の劣化が著しく全面改修を必要とするが、するような遊具につきましては、安全を確保することが難しいというような判断で見ておるのが、現在5基ございます。その5基を撤去いたしまして、今後16基で運用したいと考えてございます。
 このコース周辺に、ご存じのようにコース全体が杉林ですので、現況、再三私どもも踏査しておりますが、湿気がかなり上がってる状況ですので、間伐等も実施して、もうちょっと全体が乾きやすい、湿気のなるべく上がらないような形で利用できればなというようなことで考えてございます。なおかつ、高齢者の方も進んで散策できるようなコースにちょっと手を加えたい、そのように考えてございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 答弁者、質問者にお願いいたします。マイクのところを書類でふさがないようにして質問・答弁をお願いします。
 11番磯前 武君。

11番(磯前 武君) それでは、再質問をさせていただきます。
 今、課長からも答弁があったように、やっぱりこの森林公園の一番の大きな問題点、これはやっぱりフィールドアスレチック、これが問題であり、またキャンプ場、この二つであると私は思います。このフィールドアスレチックスのレイアウト、これが最初から悪かったと。このフィールドアスレチックというのは自然の地形を利用してつくるということで、その理にはかなってはいるんですが、最初設置した当初は問題なかったと思うんですが、今は杉の大木が乱立し、雑木林、樹木が繁茂してしまって、それを改修しないというか、伐採しないというか、やはりそのアスレチックス、アスレチックが快適に利用される状態にないと、そういう環境にないということが、この遊具をさらに疲弊さしているもとでないかというふうに思います。先ほどの答弁のようにロープと木材でやってますから、どうしても上からの光、太陽の光が入らない状態に現在あるわけです。そうすると、その濡れたロープがですね、どんどんどんどん腐っていくというふうなことで、まあ整備事業の名称は緑と太陽のふるさとの森事業っていうんですが、太陽がないんですね。差し込んでこないんです。あの場所見ても、町長見てわかると思いますが、これではもうどうにもなんない。もう昼間でも暗い、危険なもう本当に状態にあるわけです。一人であのアスレチックスやって本当に怖くなるようなね、本当になると思います。
 私は、こういうふうなことを見た場合に、これを全面的に利用中止してですね、事故が起こる前にですね、大事、英断をもって中止すべきではないかというふうに思います。むしろ町民が利用しやすい、また望んでいるパークゴルフ場などの施設をつくる方にシフトがえした方がよろしいんじゃないかと思います。
 二、三キロすぐ近くにですね、アスレチックス31基を完備した県民の森があります。私もきのう行ってまいりました。うちのこのアスレチックとはまるっきり雲泥の差で太陽の光がさんさんと降り注いで健康的なフィールドアスレチック、本当にすばらしいコースだと思います。これでこそね、やはり健康づくり、このアスレチックスの意味合いだというふうに思っております。まあこの県民の森では事故防止、けが防止のために1週間に一度遊具の点検をして、すぐに補修をしてると。事故が起きたら大変だということでやっておりますが、本町では、この補修をどのようにしてんのか、この辺を逆に伺います。
 むしろ、またもう1カ所、大衡村の万葉クリエートパーク、わんぱくランド、ここにも行ってまいりました。これも全く同じように、県民の森と同じで健康的な場所に設置されて本当に太陽がさんさんと降り注いでる場所に設置されております。そのすぐわきにはですね、住民サービスという点で四季折々の水生植物、ミズバショウ、ハナショウブ、スイレン、ハス、アヤメ、おのおのに 3,000本ぐらいずつ町民、住民がですね、憩いをすることができる、そういうふうな住民サービスもしております。町としてはそういう事柄を参考にしてですね、見倣うべきじゃないかと。まあ住民、町民はですね、その当時、この供用開始したときから1万 5,000人もふえてんですね。その間、何ら手を打つことなくきたということはちょっと問題じゃないかと、こういうふうな面も考え、別に大衡村がそういうすばらしいところやってるから、それをまねしろとは言いませんが、住民サービスの面でちょっとお粗末じゃないかというふうに思いますので、その点町長の答弁をお願いします。
 それから、2番目のこの組織の立ち上げということについてちょっと触れてみたいんですが、私はことしの6月の定例議会でも質問しましたが、5年後の平成24年、ネンリンピック宮城2012年、これが仙台市を中心に開催されることになってます。昨年、茨城県日立市を会場にしたターゲットバードゴルフ大会には富谷町から宮城県代表の選手3名を送り込んでおります。5年後のネンリンピック、これは60歳以上の高齢者を中心にした大会なんですね。このネンリンピック、宮城2012年、これにはターゲートバードゴルフの大会会場を、ぜひこの代表選手を送り込んだ富谷町で開催してはどうかというふうなこと、代表になった富谷町の住民の方が言われてきてるわけです。ぜひこの名誉なことですから、ぜひとも町として目指してほしいと、そういうふうな、これから高齢者が多くなる時代であると。それに向けたそういうもの、それには生涯スポーツの組織の立ち上げ、これをぜひ町長にぜひとも図っていただきたいと。これに対して町長のご所見を伺います。以上です。

議長(渡邊俊一君) 3件でよろしいですよね。(「はい」の声あり)
 じゃあ、町長、あの森林公園の改善・改良、それから保守点検、それから組織の立ち上げということで3件の再質問いただいておりますので、答弁願います。

町長(若生英俊君) それでは、森林公園のあり方というようなことで、25年目の節目を迎えたことしでございますので、先ほど答弁の中でも触れさせていただきましたけれども、ぜひあの今までの歴史の経緯とですね、この存在等踏まえながら、やっぱりよりよい、安全であること、そしてまた快適であること、二度三度と行ってみたくなるとかね。まあ安全も遊具上の安全もあるでしょう、環境の面も安全上もあるでしょう、そういった面が充足される、そういう公園である、ありたいと思うんですね。それこそ家の中で一番安全だというんでは、だれも外に出ませんのでね、歩いててもそこも近隣公園も都市公園も富谷町どごさ行っても爽やかに安心して楽しく伸び伸びとやれるんだよねって、そういうまた風土もぜひ私もつくっていきたいものだというふうに思ってます。それこそ東京には空がないという言葉なんかどっかにあったように、大亀山、確かに空がないっていうかね、まあ曇天がありますので木漏れ日さえもないというような近ごろでございました。枝が伸びて、まず主たるものは間伐ですね。本当もう少しあの整えたいというのが一つあります。残念なことに人工林の杉林なもんですから、あんまり落葉樹の秋の紅葉とかね、新芽の青々さとか、ああいうところもまた味わえないところはちょっと不足かなあというふうに思うんですね。そういったのも含めて針葉樹、人工林等人工的に落葉、紅葉、そういったものを配置をとかっていう課題もあるでしょうし、その辺はいろいろ私ども役場も思ってますので、今の現状をよしとするわけではありません。早速に次年度向けて取り組んでいくことと、先ほどの繰り返しになりますけど、取り組んでいくことといたします。
 遊具の安全は、もちろん今5基を、町の考えをということでお話をさせて、どちらにしてもだめなものはそのまま放置するわけにいきませんので、即管理人、そして役場の担当の者が常に目光らせてますので、だめなのは即使用禁止というふうなことで使えないような手はとっております。そんなこと、長期的な、中長期的な視点と、あと近々の対応と両面あわせながらですね、進めてまいります。
 三つ目のスポーツ、生涯スポーツのということで立ち上げ、先ほど体協のぶら下がりというふうな趣旨ではないようでありますので、そういった高齢者層のいわゆる組織づくりというふうなことで他の先例もですね、参考にしながら、ぜひ取り組んでまいりたいと、そんなふうに思います。以上です。

議長(渡邊俊一君) 町長、保守点検の状況をお尋ねしたわけでありますけれども、どんな形でやってるかというものに対しては担当課の方に答弁させてよろしいですか。(発言者あり)はい。
 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) それでは、保守点検状況なんでありますが、もちろん管理人が4月から11月まで常駐しているわけでして、施設の点検、ごみ拾い等も含めましてそり滑りや舞台、アスレチック、毎日点検しております。それはその都度連絡を受けて、うちの職員が見にいっておりまして、そこで補修できるものは補修、即する。で、業者に外注するものについては、発注して、その都度小規模な修繕は行ってます。
 なお、大規模になるようなものについては、現在、9基を使用禁止というようなこの状況から見てですね、何基かは 100万何がしの金額をかけて補修はしてますが、今のところそれ以上かかると予想されるものについては、先ほど申し上げましたように使用禁止というような状況をとってる現状でございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) よろしいですね。(「もう一回ある」と呼ぶ者あり)
 11番磯前 武君。

11番(磯前 武君) 済みませんね、なれないもんですから。
 えぇーと、今修理の件言っていたんですけど、修理代って余り使ってないんですよね。それで、この今一番メインである大亀四つんばいっていうのね、これがこのアスレチックの富谷町のメインなんですよね。これがどうなるのか。これ、たしかやりかえたらどのぐらいかかるんでしょう。恐らく 1,000万まではかかんないけれどもかなりの金額かかると思います。課長は今16基残すと言ってますが、この16基を残すのには今後どのぐらいをかかると、費用としてかかるというふうに試算しているのか、それを伺います。以上です。

議長(渡邊俊一君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 議員からお話しございましたように、大亀四つんばい、これは結構ロープが本当に多くて、子供たち遊びたいなと思わせるような遊具なんでございますね。現在、それは使用禁止になってございまして、これは一応現在のものは一回取って、また同じものを新しく、それでなおかつ人力で資材を運んで手編みでロープをつくるもんですから 300万以上の予算が必要かと考えております。で、まあほかの遊具につきましても、一応5基、最高額で1基当たりやっぱり 300万前後と踏んでおりまして、一気に補修するとなれば3×15ですから 1,500万が必要かなと考えております。ですから、そのほかにも一部修繕が必要な箇所も見当たっておりますので、最終的に16基が今すべて健全だということでなくて、補修しながら16基で当面営業したいというような考えでございます。以上です。
議長(渡邊俊一君) 次、6番山路清一君。

6番(山路清一君) 私は、今回、「開発指導要綱の見直し」と「ことしも灯油補助」の2点について質問します。
 先ほど町長の数字と若干違いますけれども、広報とみや9月号の数字でございます。富谷町の人口は4万 5,490人、世帯数は1万 5,159世帯で人口5万人まであと 4,510人、単純に今までの実績による人口増加を考えると4年から5年で到達すると考えられます。しかし、現状を見つめますと大変難しい課題が数多くあるのが実情かと思われます。5万人都市について町長は、平成20年度の施政方針の中で町民と町が直接つながるシンプルなまちづくりへの取り組みと述べています。大企業の近隣町村への進出に伴い、企業立地住環境整備調査特別委員会を設置し、関連企業や従業員の住まいの誘致に町当局と我々議員、そして町民が一体となり取り組んでおります。
 今回の質問の中に空き宅地数を入れています。4月に開かれました企業立地住環境整備特別委員会で町から3月末での各団地の戸建て住宅地空き状況は 755宅地、そして集合住宅空き状況 434戸との資料をいただいております。5万人都市まであと 4,510人だとして空き宅地と集合住宅空き室を加えると 1,189戸となり、単純に現状の人口を世帯数で割りますとちょうど1世帯3人という数字になります。そこで、3月末の空き宅地と空き室の合計に3人を掛けますと 3,546人となり、要するに富谷町の宅地と空き室の現状では5万人都市にするには不足です。開発行為の要らない、いわゆる 1,000平米未満のミニ開発やアパートなどの建設による人口増加も考えられますが、それにしても足りません。そこで考えられるのがデベロッパーや中央大手建設業者による大規模開発です。
 今までの富谷町の住宅団地の開発の多くが中央大手建設業者による開発行為を伴った大規模開発です。富谷町がここまで発展してきたのも町の地の利はあるとしてもデベや建設業者によるもので、インフラの整備は、ほとんど彼らの手で行い、富谷町の財政に本当に貢献し、感謝しますが、これからの維持管理が大変です。大規模開発には開発行為が必要になり、また富谷町の開発指導要綱に従って富谷町の担当者と幾度となく事前協議を行い、指導、要望等を組み入れ初めて県から開発許可が下りて大規模開発に取りかかることができるものであって、一つの開発許可を得るまでの苦労は大変なものです。
 先ほど来富谷町の開発指導要綱のことを話しましたが、この町の開発指導要綱は昭和56年10月に作成されたもので、はや四半期以上も前のもので、それこそオイルショックが終わりバブル経済の始まりの右肩上がりの時代のものです。中身を見ても現在の近隣市町村の開発指導要綱とは大きくかけ離れています。昭和56年ころは東向陽台、富ケ丘、鷹乃杜などの団地造成が完了し、それに続く大規模団地造成が行われ、また計画されていた時期で、当時富谷町としても他市町村の開発指導要綱を参考にして作成されたものと思われます。
 開発指導要綱の中で公共・公益施設に関する基準を他市町村と比較しますと公園と、公園の基準としての開発面積の3%以上を除き、他市町村より大変厳しい条件になっております。
 中でも公共施設・公益施設に関する基準は宮城県他市町村などは「周辺の条件による」となっていますが、富谷町は、例えば計画面積10ヘクタールで宅地が5ヘクタール、区画数 200戸の開発行為をしようとするものに対し、ごみ集積所の30戸に1カ所50平米を除き、集会所 500戸未満に1カ所、小学校用地として 2,840平米、中学校用地は 2,380平米、保育所用地 500平米、児童館用地 500平米など厳しい条件があります。また、開発負担金としまして水処理、水処理管理費負担金27万 8,800円、ごみ処理施設整備負担金10万 3,200円、水資源負担金として1戸当たり19万 5,200円、合計57万 7,200円となります。これに 200戸を掛けますと楽に1億を超える1億 1,544万円となり、他市町村の状況に関しましては実際に計画する場合は再度確認を要しますが、ここに調べた範囲内で比較表を作成したものがあります。
 さて、私が住んでいる日吉台、隣の町のハーモータウンに関しましていいますと、土地や家屋を求めているお客様は富谷町に住みたい方が圧倒的に多いのです。ハーモータウンの富谷町分の2期工事に関しては販売予定すら、まだありません。販売すればすぐに売れるからだと私は思います。いまだに電線さえ引いておりません。先日、富谷町分の1期販売宅地を見てきましたが、全国的に新築戸建て住宅が減少してる中で大変なにぎわいで、いろんなハウスメーカーが注文住宅を建てている状況でございました。また、来年には用途地域の見直しがあり、富谷町も対応に取り組んでいるとのことですが、今回の用途地域の見直し時期を逃さず企業立地住環境整備に大いに反映できる計画を立て、県に認めていただけるよう働きかける努力が必要です。
 せっかく上向いてきた景気も原油価格の上昇によりバイオ燃料による穀物の値上がり、そして中国・ロシア・インド・ブラジルなどの国の発展に伴い資源の高騰などによる国内外の物価の上昇、そしてサブプライムローンの崩壊による欧米金融機関・GMなど大手自動車メーカーの衰退、トヨタ自動車の米国における大型車の減産など我々を取り巻く環境はバブル崩壊以上の経済の停滞に見舞われているのが現状です。
 そんな中で富谷町の近隣市町村にわいた大企業の進出、市制を考えた5万人構想、富県宮城を実現するのに富谷町で開発行為を伴い大規模団地の計画をやろうとしてるデベロッパー・大手建設業者から見ると隣接する各市町村とは対照に開発を逆に抑制してるように見える富谷町開発指導要綱(昭和56年10月施行) の早期改定を用途地域変更時にあわせ行い、民間企業と富谷町が一体となり、よりすばらしい充実した大規模団地造成ができる土台を立ち上げ、5万人都市以上の仙台市に隣接する宮城県における中核都市を目指し、また早期に鉄軌道が富谷町に来ることを望み、次のことを質問いたします。
 一つ、用途地域変更に向けた町の取り組みを伺います。
 二つ、町で把握してる団地の未販売宅地数を伺います。
 三つ、富谷町で新たな開発についての情報はあるのか伺います。
 四つ、開発指導要綱を見直す考えがあるか伺います。
 次に「ことしも灯油補助を行え」と題して伺います。
 ことしの初め、年初に町は富谷町原油価格高騰対策本部を設置し、異常なまでの原油価格の高騰により町民の生活や各産業に深刻な影響が生じていることを踏まえて生活保護世帯や非課税高齢者のみの世帯に対し、 6,000円の灯油、灯油代補助を行うことを決定し、すぐに実行したことは大変な、大変有意義なことであったと感じております。一時ドバイ原油価格が1バレル 140ドル以上の値をつけていましたが、昨日の原油価格は 104ドルと値を下げております。しかし、レギュラーガソリン価格も9月からは各メーカー1リットル5から7円下げ、今月からは 170円台まで下がっております。安いところでは 165円前後のスタンドも見受けられますが、見受けられます。また、灯油価格は、ちょっときのう調べてきたんですけれども 125円、1リットル 125円というところもございます。1リットル 125円といいますと、つい数年前のガソリンの価格でございます。
 日本でも漁船の一斉休業、運送業者によるデモ、盆の車による帰省の減少、航空運賃の値上げなどいろいろなことが報道されております。特に港町では漁船の燃料代の補助として1キロリットル 1,000円の補助を決定した市や町もあります。1キロリットル 1,000円といいますと1リットル1円ですが、使用する漁船の燃料からすると数千万円の補正予算を組むことになり、財政負担も大変です。幸いにしてといいますか、富谷町はこのようなことは必要ありません。しかし、困っている住民も多く、次のことを質問いたします。
 一つ、富谷町原油価格高騰対策本部は継続するのか伺います。
 二つ、ことしも灯油補助を行うのか伺います。
 三つ、補助額の拡大の考えはあるのか伺います。
 以上、3点について1回目の質問とさせていただきます。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの山路議員の質問に答弁を申し上げます。
 大変あのう、言ってみれば期間限定の取り組みというふうなことで、私どももその点についてはですね、かなり意識といいますか、気を張って取り組まなければならないと。町長を含め役場の管理職、そしてまたこの件について議論をするチームでですね、鋭意取り組んでいるところでございました。
 一つ目、用途地域変更に向けたということで取り組み状況ですが、前段を申し上げますと仙塩広域都市計画地域というのが、この富谷町近隣が入っておると。富谷町は全域 4,913ヘクタール全域が都市計画区域ですと。そして家が建てられるところを市街化区域、家を建てるのを抑制するところを市街化調整区域指定と、こう2区分しかありません。そういったもののですね、中で六、七年、7年前後県の枠組みの中で動くわけでありますけれども、いよいよその第6回目の見直しが平成21年度、大きくは来年度1年、ですから約あと1年半程度の枠組みの中で22年度初頭告示がなされるということなんですね。ですから、それこそ3年がかりでとか、そういうふうなことの許されない課題であるというふうなことが、ことが言えるわけです。
 そんなことで大枠、日本、そしてまた宮城県全域での大きなトレンドといいますか、傾向は少子高齢化、人口増はピークを打って減少のいわゆる状況に入ったんですよ。これが大枠の枠組みなんですね。したがって、現状あるところに、で何とか済ませられないかというのが根っこです。コンパクトシティの整備とかっていうふうなことで新たな手のつけようは極力避けたいというのが大枠の説明の中で県の方針が示されて、見解が示されているというようなところから今動き始めたところでございます。
 富谷町としてはですね、しかしながら、仙台に近接する、あるいはこういった工業系の工場等々進出する中で富谷町の住宅地、そしてまた工場、工業系の需要の高まりを感じる中でですね、座して待つわけにはいかないと、こういうふうなことになります。今後のまちづくりをですね、富谷町としては長期計画の策定に合わせて、ちょうどいい合わさり目になりましたので、まず町の方針をきちっと固めると。それを武器に県の方にさし向くと、こういうふうなことであります。そのために必要な新たな住居系市街地の確保、そしてまた開発予定者、だれがやんのと。きちんとした裏づけありますかと、こういうふうなことも当然のことながら重要な要素になるというふうなことで、今現在そういった動き等も逐一ですね、私どもと意志疎通といいますか、必要な折にはお話をし、いらっしゃる折には十分なお話を、状況をお聞きしながら、その準備に向けているところでございます。ですから、開発予定者と協力しながら編入に向けて手続を進めると。市街化調整区域を市街化区域に編入するということになりますね。
 富谷町の歴史は、現状までに開発行為という方法で7地区、土地区画整理事業で9地区、合わせて16カ所大規模造成を行いましたというのが富谷町の歩みでございます。開発区域、トータルでですね、その二つの方法がありますけれども、トータルで 900ヘクタール、 4,900町歩の中で約 1,000町歩弱をこの30年代、40年代で広げてきたというふうなことであります。約20%弱程度というふうなことになりますね。そういうふうな歴史の中で今推移しておりますので、ぜひ富谷町としてもですね、工業系の市街地地域拡大、市街地拡大、富県宮城に向けた県の活発な企業誘致活動による優良企業の進出が続いておりますので、各市町村、うち方にというふうな誘致活動、誘致合戦、極めて熱を帯びてるところでございます。そのような中で富谷町にとって必要となる新たな産業立地というふうな面からですね、ぜひ工業系の市街地、近くで工業用地としての使い道も県に積極的に働きかけていくと、このような予定で今進んでいるところでございます。住居系については、約70ヘクタール程度予定、描いてるところでございます。工業系については 200ヘクタール程度と、そういったものを描きながらですね、皆さんの総意の中で富谷町のこの先20年、30年、50年来の先を描きながら、ぜひあのこの7年程度の1回の見直しにですね、力を入れていくと、そういうふうな取り組みと現状なってございます。
 未販売宅地、清水仲、杜乃橋、大清水、上桜木、成田、明石台、6地区合計、とちの木、今造成しております。あの区画もできました。約 1,400程度という感じです。成田、明石台地区には約 500、 400戸程度の集合住宅用地が残っておるということです。新たな開発の情報はありません。
開発要綱、この要綱の見直しの考えはというふうなことでですね、56年から運用されてる、この要綱の中で今の富谷町があるというのも現実なんですね。したがいまして、これまでの本町のまちづくりに重要な働きをしてきた開発指導要綱の見直しについては、今年度見直しを行ってる富谷町総合計画、あるいは国土利用計画の成果をもとにして、今後どのように開発がいつごろどのような規模で必要とされるのか、今後の富谷にとって重要なのかを検討しながら、この改定見直しについては当たっていきたいというふうに思います。
 業者さんの開発のしぐあい、もうちょっとここがこうであればもっと進むんだけどもいうふうなあたりは話に乗る、テーブルに乗る用意はあるわけでありますので、その辺について、今までの存在した意味とあわせて、今後この厳しい状況の中で他市町村等の中で競争・競合していかなければならない。そして、また業者さんの力も共同、連携しながら物が進むということからしてですね、乗れる話には大いに相談に乗る、テーブルに乗ると、そういう姿勢、基本的には持って対応していきたいというふうに思います。
 灯油助成、継続する、本部は継続してございます。宮城県でも引き続き継続しておりますのでね、それにあわせて富谷町も従前どおりで組織としては継続してございます。灯油補助を行うか、拡大をというふうなことで、去年、補正予算対応させていただきました。まああのきっかけは国の緊急補助、そしてまた県も 100万円を上限に町の取り組みに合わせて助成しますというふうなことがきっかけでございました。ことしも諸情勢については、現状まだ結論が見えてないところでございます。国の動き、県の動き、そしてまたこの地域でございますので黒川郡の状況等も見ながらですね、今年度の対応とさせていただきたいと思います。
 以上でございました。

議長(渡邊俊一君) 6番山路清一君。

6番(山路清一君) 再質問させていただきます。町長より答弁を聞き、再質問させていただきます。
 開発指導要綱の見直しについて、富谷町は今回近隣に進出する2社に対し、町発展につながる対応策として企業立地住環境整備特別委員会を設置し、また6月19日は東京エレクトロン、20日にはセントラル自動車を町長みずから、また役場関係者、そして議会議員である議員全員と訪問し、富谷町の関心の深さ、そして両企業を迎える町民の心からの歓迎をあらわしたことは大変有意義でことであります。また、町の町有地を独身寮の建設に提供すべき計画に参加したことは今後の町に発展に対し、大きくつながるものと確信し、評価しているものの一人でございます。
 さて、先ほど質問しましたが、富谷町のこれからの発展につながる町の大規模開発に関しては、民間企業の力による以外には私はないのではないかと考えます。町には独自に開発する力、財政はなく、まして県、国を当てにすることはできるような状況ではありません。結局民間の力をかりなければ今後の富谷町はこれ以上発展できません。民間企業が投資しやすく、しやすい状況を町がつくってやることが第一ではないかと考えておる一人でございます。ましてや民間企業は利益のない投資や仕事はしません。まして、現在、建築資材が高騰してる。しております。それには先ほど町長からも答弁がございましたけれども、開発指導要綱の大きな改正と用途地域の見直しが重要なことです。他市町村に民間投資を持っていかれる前に富谷町に融資する気にさせる条件を整えることが大事ではないかと考えます。
 そこで、再質問させていただきます。
 先ほど町長が述べました中で開発指導要綱、これを逐次考えて直していきますという話がございましたが、これは時期的に、例えば今回の用途地域の変更にあわせてやるのかどうか、この辺を再度お伺いいたします。
 それと、次にことしも灯油補助についてなんですけれども、私が質問した中で一つ、補助枠の拡大。例えばですね、受験生のいる家庭に幾らかでも補助をやるとか、そのような考えはないか再度質問させていただきます。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、再質問にお答えを申し上げます。
 開発要綱については、先ほども話ししたと思いますが、要綱をつくって、はいどうぞって、そういう手法でないと思いますね。今もその途上にあるわけ、常に民間の業者さん、こういうふうな形でこういう進め方でそれぞれ案を持って、富谷町の要綱がこうで、それはもう十分業者さんも認識してるわけでありますから、そういったものの中で話し合いの中で私は要綱が見直す時期っていうのは来るんだろうなというふうに思います。それは当然皆さんにお示しをする時期もあるわけでありますので、今はその初発のですね、どういう状況、民間の皆さんがどんな手法で、どんな手順というあたりのところを十分な協議、聴取活動というような感じの時期だと思います。民間の業者さんの手法なくして、この開発だとかあるいは用途地域の用途変更するという裏づけがあってそのような告示決定、告示ということになるわけでありますのでね。ただ、絵そらごとでするものでもありません。しっかりとした町の姿勢と、その裏づけが前提であるというふうなことです。したがいまして、直してこうなりますからどうぞって、そういうふうな手法で進めることではないということに考えております。そうですね。
 あと、用途の、年度の拡大ということで、去年もそういうことがきっかけでどこの範囲まで広げて、結果あのような枠組みで実際取り組んでみて、対象者の約7割弱っていいますかね、7割前後でしたかね、8割でしたか、結果、助成させてもらったと、こういうふうなことでございます。ですから、ことしはもう少しちょっと時期を見てですね、先ほど言った流れの中で緊急に、それこそすばやく対応していきたいと、そんなふうに思います。

議長(渡邊俊一君) 6番山路清一君。

6番(山路清一君) 開発指導要綱の、もう一度お聞きいたします。
 町長のお話聞いてますとですね、業者が来た段階でいろいろご相談に乗りますというお話しだと思います。その中でですね、一番最初に私も一般、先ほどの質問の中で話しましたけれども、事前協議、それで業者が来ると思います。この事前協議はですね、非常に難しいというか、いろんなことがございましていろんな面で、例えば開発する業者さん来ていろんな、例えば公園とか、それから消防の問題とかいろんな問題で話し合うと思います。それから金銭的なものも、町も金銭的にもさっき話しましたけれども金額的なものもございます。その中で来た段階で業者と実際に打ち合わせして、今ある開発指導要綱も基本としましてですね、その中でも若干やはり町の方は業者が持ってくるお話をまとめた中で今後の新しくそういう数字も取り組んでいくのかどうか、再度お伺いいたします。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 開発指導要綱については、現状は皆さんの目には何か写りづらいかもしれませんけれども、そんなにたくさんというかね、次々とっていうふうな状況ではないと私は認識してますね。今ある、何ていうか2期工事というふうなあたりのところであるってありましてね、それに新規に別なところ、こういうふうなことをっていうふうなものは皆さんにお伝えするものはございません。そんなふうな状況の中で、やっぱり何がどこをこう少し緩和することで前に進むのか、こういったところはやっぱりやり取りの中でしか私は見えてこないんだなというふうに思います。大いに胸襟を開いてですね、出だしこれが、要綱があるからはいっていうふうなことではなくて、どうぞ要綱のどこがどうしたらどうすんのと、こんな状況ならうちら方もとかって、こういうやり取り、相互のやっぱりやり取り、何度となくのやり取りがですね、やはりないことには、この厳しい右肩上がりで来れた状況と今からの、今から、あるいは現時点での富谷町の置かれた状況というのはそんなにすぐれた、あるいは恵まれた状況には基本的にはないと私は思ってますので、そういったものも超えてですね、何とかその切り口を開いていくにはっていうふうなことの中で町長もそうですし、職員も一丸となってね、進めようと、進めなきゃならないと。期間限定でやりますので、何とかこうなりましたというような状況がね、開かれ、そしてまた皆さんからも、ぜひいろんな情報、ほんのかすかな情報も含めて、あそこにこいな話あるよ、ここに云々だとかっていうようなことも含めてですね、こんなに皆さんの情報のお持ちでいらっしゃるわけですから、それは町民の皆さんの利益に直接につながる。町長の利益じゃないんですすね。ぜひそういう意味でお伝えいただいて、どごさでも行く、どこにでもつなぎ合わせて吹っ飛んでいくという姿勢だけは持っておりますので、お力添えをお願い申し上げたいと思います。

議長(渡邊俊一君) この際、午後2時10分まで休憩をいたします。
午後2時00分 休憩


午後2時10分 再開
議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 4番細谷禮二君。

4番(細谷禮二君) おはようございます。というと、午後になってもおはようございます。私は、あいさつは人の心と心の輪をつなぐ言葉、これを大切にしていきたいなと、こう思っております。
 私は、「安心安全なまちづくりと環境整備を」と題して質問いたします。
 現在、富谷町は急激な人口増加、交通増加の伴い進化している富谷町と、安心安全なまちづくりが急務であると考えられます。特に明石台3丁目に新しく61区画が販売されましたが、既に40棟に入居するという早さです。また、同地区にはミニストップ、7月下旬にオープンし、早くも車の事故が発生をしております。現在、宮沢根白石線沿いには大型店としてみやぎ生協明石台店、イオン泉大沢店を初め結婚式場、ホームセンタームサシ、スポーツクラブ朝日、家電ケーズデンキ、宮城トヨタ、東京エレクトロニクス、パチンコ店2店があります。今後、宮沢根白石線には出店予定はみやぎ生協明石台店の北側に4棟流通店舗約 1,000平米、上桜木にはレストラン仙萩庵、セレモニー吉岡。イオン泉大沢店の西側には地上4階建て、延べ面積3万平米の物販店舗、それに泉区寺岡2丁目には仙台泉プレミアムアウトレットが近日中にオープン予定です。今後、宮沢根白石線の交通量はさらに増加し、渋滞が考えられます。安全安心なまちづくりと環境整備が大切と思い、次の質問をいたします。
 1番目、町の安全パトロール車が巡回しておりますが、危険箇所と場所を教えていただきたいと思います。また、これらの危険箇所の改修、改良工事は行われているのかどうか。
 3番目、宮沢根白石線ホームセンター前の丁字路は1年前に時差式に改良されました。現在、右折車が3車線を越して2車線まで占領し、非常に渋滞をしております。今後の発展を考え、右折の矢印がやはり必要ではないかと考えます。
 4番目、泉ケ丘明石線富谷高等学校前の交差点は成田方面からの直進車が多く、右折できない現状です。1台しか曲がれないときもあります。また、高校生の安全を考え矢印、右折の矢印が必要ではないかと考えます。
 5番目、明石台3丁目には新築ブームとミニストップの出店により団地内の交通量も一段と多くなりました。道路を通らず団地の中を横切っていくという車が多くなってきております。住民の安全対策を考え防犯灯、そういうものを見直しをしてはいかがでしょうか。
 以上です。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、細谷議員の質問に答弁を申し上げます。
 安心安全なということで道路、そしてまた信号機の件でございました。本当にあの貴重なものとしてですね、御礼申し上げたいと思います。
 実は、これも公園なんかと同じように複数、六、七人で車で歩いてみました。そんな中で矢印、丁字路での矢印対応ということで、原則丁字路には矢印がないんだよという、ふーんとかって思ったんですが、そのことを頭に置いていろいろなところを走ってみますと、とちの木の団地から下りてきて4号線に下りる、あそこも丁字路ですね。丁字路、あっ十字路ですか、あそこね。失礼しました。原則どおり一切あの矢印がだめなのかというのは、ちょっとまだ答えが出ないんですね。あそこのムサシ、結婚式場、あの丁字路は非常に今議員がおっしゃったように環境が激変しておりますので非常に右折しにくい道路だなあというようなことを改めてみんなで感じてきたところであります。
 例えば、4号線、ヤマザワですね。ヤマザワ、泉ケ丘ヤマザワの北隣、あそこも丁字路です。あそこはしょっちゅう私も通っていました。ちょうど通りますけれども非常に何かそんな苦労したことないよねって、こう思ってました。やっぱり一理あるんですよね。上り坂ももんですからすうっと来てスローダウンすることが、もう右折車にわかるんです。ですからこう構えもできるというような、残念なことにあそこのムサシさんのところは平面なもんですから、びんびんぶっ飛ばしてきて、どの時点でこうとまるのかわからないまま時差式とはいえですね、右折がない。正面が赤になっているのも運転手は気づかないんですね。したがって、右折する青信号、こちらは赤なんですけれども5秒から7秒ぐらい、7秒ぐらいでしょうかね、右折時間帯。で、先頭車が右に曲がらないと、もう後ろの車がそのまま、またもう一回信号待たなきゃならない。あそこは2分20秒タイプの信号であることを確認してまいりました。青から次の青になるまでこういうふうなのの中で2分20秒で信号が切りかわってるタイプの、長い方の信号ですね。
 したがって、右折については大変ご苦労されている状況でありますので、ぜひ、あのこれは残念なことに泉警察署管轄ということでありますので、逃げるわけではありません。早速泉署とね、大和署通してかわかりませんけれども早速の対応をして、大変見づらい、事故の起きかねない危険な丁字路、右折の矢印の設置をというふうなことでイの一番にですね、議会終了後取り組みことといたしたいと思います。
 富谷高校前、これも同じですね。ここは残念なことに時差式でもないということなんです。数秒のずれもないまま、もう青と赤の信号だけですから、もう車が直進、ジャスコ方面に直進車がいれば、もう右折レーンには入っていても右折できないと。成田方面、明石台方面に右折できないという、非常にここも不都合さが目立ってきておりますので、ここも、恐らく右折、右矢印なくてもですね、右折、時差、五、六秒時差つけるだけでもあの程度の右折車両ですと対応できるのでないかなというふうに見てまいりましたので、このところやってまいります。
 防犯灯については、従前どおりの対応をというようなことで、適宜どなたのご指摘であれね、ここがっていうんであれば早速飛んでいって状況を勘案して必要なところには即というふうな対応は従前どおり進めることといたしますので、ご理解のほどをお願い申し上げたいと思います。
 質問、前に戻りましてね、危険箇所お知らせいただきたいということなんですが、基本的には危険箇所は、放置されてる危険箇所はないんです。ないはずなんですね。即整備の専門の者がいますので、お一人対応、二人対応、そしてまたそれでも足らざれば都市整備課の本庁勤務の職員ともども行って即対応する、業者の必要なものは即というようなことで、原則危険を放置してるところはありませんというふうにお答え申し上げます。
 で、危険箇所の改修・改良ですね。これについては、具体的なものをというようなことでちょっとご紹介をさせていただきます。
 明石台生協前ですね、宮根線、宮沢根白石線、本当にあの議員も朝夕というふうなことでお立ちいただいてる、あのファミリイマート・ミニストップのあの南北東西の交差点です。東側、明石台生協付近から庄内銀行付近まで歩行者の車道横断をなくすために中央分離帯に植栽されてるケヤキやツツジ等の景観も配慮してマダケによる横断防止・を設置して安全対策を講じさせていただきましたということで、本当に獣道とは言いませんけれども何道かわかりません。あの横断、ちょっとね、横断をして、これ話題になりましたかね。あそこのグリーンベルトに立って、ひょいと出る、あの瞬間、みんなはらはらしてましたので、そういったお声を受けてマダケによる、その横断を抑制する措置をとらせていただきました。
 皆さんのまあいろいろ直後お声は聞きましたけれども、やっぱりくせといいますかね、横断歩道で身の安全を守ると、そういったこともやはり大変重要なことでありますので、そのような対応をさせていただいたことをもって危険箇所の改修・改良工事の答弁とさせていただきます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 4番細谷禮二君。

4番(細谷禮二君) 5月20日の雨で明石台3丁目交差点信号付近が冠水しました。深さ30センチです。横断歩道、それから歩道、車道の2車線のうち1車線まで冠水し、非常に危険な状態であった。そういうところは町当局としては危険ではないというような感じで受け取っているのかどうか。で、原因は側溝のごみが、枯れ葉が排水溝にたまったためと考えられております。まあ危険箇所でないと言われればそれまでしょうが、やはりこういう場所で交通事故が起きた場合、だれが一体責任を負うのかということですね。30センチ以上の水がたまってて、私、雨の中、ほうきを持ってこうやって掃除をしました。したら、水はどーんとこう流れていきます。子供たちは横断歩道通って帰ってはこれません。また、歩道が歩けません。そういう状態なのですが、一体そういうところの対策はどのようにしていくのかということをお聞きいたします。

議長(渡邊俊一君) あの場所、今限定してお話ししたでしょうけれども、もう一度どこの場所なのか、はっきりちょっと聞き取れなかったんで。

4番(細谷禮二君) ごめんなさい。明石台3丁目、ちょうどファミリーマートとミニストップの間のところですね。明石台3丁目の信号のところです。

議長(渡邊俊一君) はい、わかりました。(発言者あり)はい、わかりました。(「私もしております」の声あり)はい。
 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) それでは、議員の直接の雨水ますのごみの廃棄は大変ありがたく思います。どうもありがとうございました。済みませんでした。
 で、以前にもお話がございまして、あそこの十字路につきましては、やっぱりどうしても幹線町道の交差部というようなことで、ある程度平坦な部分の距離が必要でございます。それでどうしても排水溝内が、まあ取ってはいるんですが、構造上四隅にますは設けているものの、それがどうしてもあそこはケヤキですか、ケヤキがたくさん植栽されてますので、ことしの夏、特に暑かったもんですからケヤキが自然を葉を落として排水ますにたまるというような状況が多々見受けられました。で、私どもも何度かパトロールしながら、それを排除はしてきたつもりなんですけれども、どうしても編み目の細いものが1カ所ございまして、それはここ1カ月ほど前ですか、一応大きいます目に取りかえて一応改良を図ったということでございます。議員さんには、本当に毎朝あの場所に立っていただいて大変ありがたく存じますし、あの箇所だけじゃなくて、ほかの箇所についても細目のますが、まあグレーチングっていうんですが、それがある箇所については随時パトロールしながら改善していきたいというふうに考えてございます。よろしくお願いします。

議長(渡邊俊一君) 4番細谷禮二君。

4番(細谷禮二君) 私も排水溝の方、ふたですね。それに問題があるのかなということで、札幌、街路樹のあるところ、それから仙台市の側溝、排水溝全部見てまいりました。で、富谷の町の排水溝と同じます目で同じ間隔の排水溝でした。何が一体違うのかというと側溝、道路のごみです。これがあの排水溝へ皆詰まるわけです。で、仙台市の方へ行って聞きましたら、やはり1カ月に1回は街路樹、幹線道路は1カ月に1回側溝を掃除していると。で、富谷の町の方をちょっと見てみたら、この前、ああ少しきれいになってたかなと思って、よく見たらペットボトル、それからお菓子の紙袋、枯れ葉は取って歩道に捨ててあるわけです。やはりああいうところは絶えず側溝を掃除していけば、そういう冠水のできる場所はないんではないかと、こう思うわけですが、まあ都市計とかそういうところの回答を、もう一度お願いしたいと思います。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) それこそあの細谷議員のね、心底安全を確保したいという思いが伝わってまいりましたので、先ほど大変失礼を申し上げました。危険なところはありませんとかって高くくってだめなこと、自戒を込めましたので。
 あの、緊急対応とかね、さまざまの事故、危険というようなものは常に動くんだろうと思いますね。時のスパンというようなものもありますでしょうし、こういった自然状況の中で動きもあるでしょうし。ですから、そういう意味で先ほどちょっと度を越した発言になってしまいましたけれども、十分町としてはですね、皆さんのお声いただければ即対応する思いと態勢だけはとっておりますので、どうぞその辺のところでご理解いただきたいなというふうに思います。上桜木地区とかあるいは東向中のあの東向中メーン通りでありますね、公民館の西側の通りです。皆さんのお声をもってして、もう少し前で、歩道の手前のところまで行って十分なる左右確認をしてほしいというふうなことで、もう一歩足をね、ここまで足、どうぞ進んでくださいという足型のマークをやる、マーキングするとかね、1万円程度の2カ所、向こうとこっち等で足型四つ書くのにというふうなことです。そういったことだとか、ささやながらもですね、やはり何かこう取り組むというふうなことの中で皆さんにお伝えしたいと、そんなふうな思いもございますので、大どころは皆さんの同意の中っていうのもありますし、小さなものの対応は十分緊急、応急対応してまいりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
議長(渡邊俊一君) 次、9番今村 寿君。

9番(今村 寿君) 私は、町道明石台25の1ないし2号線の維持整備について、2問目は富谷の電話帳はいつの間にか県北版になったのかということ、3番目はメタボ健診がことしから実施されましたが、混乱はないかと、この3問についてお聞きをしたいと思います。
 今、ちょうど明石台1号・2号線につきましての質問でございますが、同僚の細谷議員と話し合ったわけじゃございませんが、宮根線がどんと突き当たって、パークタウンの方から行きまして、今、宮城バスのバスプールになってるところを県道の方へ抜けていく道、あれがたしか明石2号線だと思いますが、結構仮舗装ででこぼこなんですね。危ないなあと思います。私自身は平成2年に明石台2丁目に転居してまいりました。ころには、もうその明石台25の1・2号線は通行できていたように記憶しております。聞くと、この町道は暫定開通とかで舗装も一次舗装のままで仮舗装のような状態でございます。また、ここに隣接しております明石台6丁目、最近急速に人口が張りついておりますが、既にほぼこの6丁目の分譲は満杯に近い様子であります。明石台5丁目の都市公園からの交差点から県道を通って石積トンネルへの、利府方面へのこの1号線、またその途中から右にっていいますか、宮城バスのバスプールの方に分かれていく2号線だと思いますが、向陽台の公民館の方へ行く2号線の車両も両方ともふえております。通行量ふえております。特に、この2号線の給排水マンホールがぼこっと上がっておりまして、それを過ぎるとまた下がる。でこぼこが激しくてですね、非常に水たまりもありますし、走りにくいし危険な状態であります。早急な改善と維持管理が必要だと考え、伺います。
 明石台5丁目の公園から、この1号線を走っておりますと左側に馬が放牧されたりしながら非常に牧歌的な風景でありますけれども、やっぱりでこぼこしておりますし、簡易舗装ですし、右側の山の方から水がしみ出してきてるというような、危険であり、改良工事が必要ではないかと思い、伺います。
 それから、仮という開通があるのかどうか確認はしませんでしたけれども、暫定の開通のようでありますが、私の記憶からしても相当の年数が開通後経過しております。バス路線でもありますが、この道路の町道部分の底地っていいますか、これはいまだに牧場のところの関兵精麦さんの名義だとも聞きますが、実態はどうなってるんでしょうか、伺います。
 それと、冒頭申しましたけれども関連する宮根線や近隣の開発計画との関係、関連もあるかと思いますが、先ほど申しましたように、この道路の底地の所有権の所有、法的な整備の問題、もしくは路面そのものの舗装も一次だけでありますし、側溝の歩道面よりもちょっと、二、三センチ低いような舗装の車道の状況であります。そのような面、ハード面の整備、法的な面での整備見直しということはどのようになってるか。
 以上、3項目についてお聞きします。
 第2問目、富谷の電話帳の配布、編集は、なぜ県北版になったのか。パソコンや携帯電話の普及が大幅に進み、ハウス電話といいますか、従来の固定電話の重要度はかなり下がったかもしれませんが、パソコンや携帯電話に余り興味がないっていいますか、使ってない中高年の私どもにとっては、電話帳は依然として従来どおり生活必需品です。我が富谷町には少ない、例えば皮膚科とか眼科だとか鍼灸師だとか楽器店とかいうところを探したいときには、あの電話帳はすこぶる便利でありました。しかし、県北版になりますと大崎市、登米市、栗原、加美郡というところに、余りそういう病院にも行かない。三、四年前までは仙台市内版であったように思います。その中に富谷も入ってたと思います。ことしも盆明けに配布されたハローページだとかタウンページの電話帳は県北版です。先ほど言いましたように大崎、栗原、登米、黒川地区、加美郡というようなところでございますし、ほとんど電話帳が配布されてきても、まずめくりませんと聞いております。富谷町、通勤や通学考えると70%強が仙台市と言われております生活圏を考えると、三、四年前の仙台北版といいますか、こういうのはもう編集されてないかもしれませんが、仙台市北部と塩釜、多賀城市、宮城黒川郡の方が、より生活に密着した電話帳ではなかったのかと、このように思い、お聞きするわけであります。利用価値のほとんどない県北版でなく生活面でのつながりのある、通勤、通学、通院、買い物、レジャー等々のつながりの深い従前の仙台北部版へ戻すべきと考えますが、いかがでしょうか。お伺いいたします。
 具体的項目の2問目、民営化したはずのNTTが住民の生活実態をつかまえ、とらまえずに一方的に区分けしたとも考えにくいが、電話局へ電話すると要望すれば仙台市内の電話帳を配達しますよということでございました。そのような個々の対応も必要かもしれませんが、これから進出する企業の方々の定着を進めるためにも従来の電話帳の方が私は有利だと思い、どのようなアクセルをとられるのか、町当局にお聞きしたい、伺いたいと思います。
 また、具体的な3問目は利用価値の少ない電話帳は使わないから個別配達、電話帳そのものもいずれは廃止するためをねらった県北版の配布ではないかといううがった見方をしておられる方もありますが、パソコンだとか携帯に余り興味のない中高年にはまだまだ必要なツールであり、使い勝手のよい電話帳の配布を声を束ねて訴えていく必要があると考え、そのような働きかけをすべきだと考え、お伺いいたします。
 大きな3問目、メタボ健診へ切りかえました。メタボ健診の実施に当たり現場での混乱はないか伺います。
 後期高齢者医療制度の導入と同時に始まったメタボ健診ですが、制度開始前からやせていても高血圧や血糖値になる危険が高い人が該当から外れるんじゃないかと。また、本当に男性の腹囲85っていう基準が妥当なものか。そして、それに対応したから医療費が削減されるという効果は証明されてるのかと。見極められずに実行されているんじゃないかと。そういう面では国、政府、厚労省の見切り発車ではないかとも聞きます。医療費抑制を目標にスタートしたメタボ健診、正式には特定健診及び保健指導というんでしょうが、この現場において制度の変更が徹底を欠いたために健診に来たのに受けられずに帰った人がいたとか聞きます。もしくは75歳以上の人の健診はなくなったよと、我々は見捨てられたのかということを口にする方も、まあ誤解の上でしょうけど、おっしゃる方も耳にします。
 このようなことで、当町の場合、特にこの実施に当たって問題なく推移してるのか、そのバロメーターは健診率だと思いますが、各項目とも全く前の項目どおりの健診ではないと思いますが、その健診率は向上してますか、その実態を伺います。
 具体的な質問、健診制度のメタボ健診への変更とか従来の健診と手続なども変わりましたが、健診率は本当に向上してますか、維持してますかということをお聞きします。
 前段でも申しましたけれども、2問目、メタボ健診にスポットが当たり過ぎて、男性85センチ、女性90センチ以内だから安心だと思い込んでしまってないか。従来に比較するとがん検診だとかおろそかになってませんかということをお聞きいたします。
 聞くと、国は4年後の平成24年度末にはメタボ健診率65%、その保健指導の実施率45%を目標にしてるようでありますが、この健診率が低いと後期高齢者医療制度への拠出金がペナルティとして科せられると、こう聞いておりますが、その制度そのものも本当によし悪しありますが、当町の場合、そのようなことにはならないのか、大丈夫なのか、その取り組みについて伺います。
 以上、私の第1回目の質問です。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの今村議員の質問に答弁を申し上げます。3項目でございました。
 明石のですね、まあ明石と、明石1号線、明石2号線ということで従来の明石地区の、そのまま、そして道路番号つけてるというふうなことであります。あるようです。今、おっしゃっていただいた宮交バス待避所から北に抜ける、あそこが延長 618メートル幅員7メートル、今の議員の質問にあわせ、その目で見るとなるほどな、そういう理由だったのかと思い、大変勉強不足を恥じ入った次第でございました。本当にあのでこぼこ感、マンホール、その何ていうか、それわかっててあそこを通過させたというふうなことなんでしょうね。つまり、5センチ低い、道路の側溝のあの部分低い、一次舗装ということで、ここでとめてます。しかし、マンホール等については、もう最終系のところまで上げてますから、結果マンホール、何もしなければマンホール分だけ5センチ道路さぼこっとこう高いままで、そのままいったらとんでもないことになるというふうなことで、結果この高低差のところは適度にこう周りからね、寄せて、危険、極端な危険に、何ですかね、オートバイにしろ自転車にしろ危険を多少回避して静かにお通りいただくと。そんなふうな中で恐らく平成8年にですね、町道認定をし、現状に至ってると。そこからもう10年以上経過してるというふうなことでありました。
 地権者のですね、数は、所有者、筆数、筆数、筆数は42筆、そして所有者は29名に及ぶということです。地権者は町に無償で道路用地を使用させ、使用貸借、道路は町の責任において維持管理をすると、こういうふうな道路の位置づけになっておりますということですね。
 参考までに第1号線、明石のあの共同墓地から坂を登ってあそこの西成、七北田西成田線、グラウンドのあの交差点までが 1,253メートル、同じ規格でございます。
そのようなことで石積トンネル等々の開通やら、さらにマックスバリューやらさまざま、松陵から、宮根線の松陵に行きどまるあの状況の中でね、あそこも大変なる交通量の増加に現状なっておるのは、全く今村議員がおっしゃる認識のとおりでございます。
 そのような中ですので、今後の改良計画、完成断面まで全事業した場合の事業費、参考までに1号線の方は 2,000万円、2号線の方は 1,000万円、全部あそこの部分南北線、東西線を規定どおりの高さにすると、町の費用でですね、土地はまだそのままの権利関係にしても、優にやっぱり 3,000万です。しかし、先ほども言った中でですね、当面危険回避、さらにはごみ等も散乱するあの場所ですので、もう一回認識を変えましてね、この道路の何たるものかを皆さんに啓発するとか、ごみの投棄を防ぐとか、そういったこともあわせて危険防止というふうなことの対応の中で先ほど議論になりました土地利用、線引き見直しというふうなことで明石台地区周辺の開発の事業年度等が見えてくればですね、それに合わせてというようなあたりにこうつなぎ合わせられないのかなというふうな思いを今持っているところでございます。どちらにしても危険のある状態、危険回避を優先にしながら対応してまいりたいというふうに思います。
 電話帳の配布等については、認識は全く私もそのとおりだと思います。個別には十分打ち合わせした中で企画課長が、経営企画課長が必要な内容について答弁することといたします。
 三つ目もですね、新しい健診制度になってというふうなことで混乱はないかというふうなことでございました。十分これも、私も関心持ってましたし、健康増進課長と打ち合わせした中で答弁の準備しておりますので、第一、初発の答弁はそれぞれ担当課長から答弁させることとして、私からは以上といたします。

議長(渡邊俊一君) 経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) それでは、電話帳の配布についての質問にお答えさせていただきたいと思います。
 この件につきましては、議員さんのご指摘のとおり、全くそのとおりだということで町の方も認識させていただきました。
 まず、この件については、NTTさんが中心というか、発行元ですので、とりあえずどういう状況であったか、質問いただいたときにNTT側に早速ご連絡をさせていただきました。NTT側は電話帳編集社というのがあって、そこが担当してると。電話でもよかったんですが、その日のうちの支店長さん、あと担当者2人、合計3名で、まあ電話でもいんですよって言ったんですが、わざわざ来庁いただきまして、まず概要を説明させてほしいということでございました。そのやり取りも含めまして答弁の方、させていただきたいと思います。
 まず、1問目の利用価値のほとんどない県北版というご指摘について、その旨をNTTの方に伝えたところ、まず電話帳は5年サイクルで改訂してますと。現在、今回も配布してるものは2005年の9月に一度改訂したと。で、来年が全面改修、編集の時期になっていますと。その前段があるようでございます。改訂するに当たりましてNTTとしては市場調査を十分させていただいてると。まあ私どもからすればどういう市場を調査してこういうことになったのかなということの疑問は先方には伝えさせていただきましたが、会社としてその状況を調査をし、こういった今回黒川郡は大崎栗原と県北版の方に入りましたと。で、そのとき改訂したのが県内を五つのブロックに分けたと。仙台市は仙台北版ということで泉区と宮城野区、あと青葉区は単独、あと南の区を編集して仙台は3パターン、あとは県北と南の方に分けましたというお話でございました。まあそれにちょっとした何か会社としてのやり取りもあったようなんですが、特にハローページですか、それは企業さんの広告でまず成り立ってるという、そちらの意向も働きながら編集作業を行ったと。ただ、実際配られるのが住民の方々なんで、今回これについて全く、まあ黒川郡内は別として大崎のところを探すことも、まあまれにあっても大半の方々はないんじゃないでしょうかということは申し上げさせていただきました。それで、その件については、来年が見直しなので十分配慮したいと。特に自治体からのこういった問い合わせは初めてでしたということで、住民の方からはやはり結構問い合わせが来てるそうです。
 それで、2問目にもありましたエリア外のことについては、それで希望があればということで対応してるというお話しでした。ただ、私どもにしては逆に大崎の方の必要な人にそっちをやった方が経費がむだになんないんじゃないでしょうかと。従来どおりの泉・宮城野、そういう、あと2市3町と言われる塩釜、多賀城ですか、そちらの方が住民の方々の行動範囲でありますよと。これはだれが見ても市場調査なんかするまでもまずない話で、例えば県北の方は逆に必要な人を、そちらを取った方がより効率的ではないでしょうかという申し入れを支店長さんの方には申し上げさせていただきました。
 あと、3問目の方なんですが、これについては廃止に向かってる疑念もというお話しでしたので、その辺もまあ支店長さんでありましたが、問うたところ、全く廃止する考えはございませんと。確かにハロー、パソコンで対応できますし、 104ですかね、番号案内、あれは料金が上がりましたので、あれを利用する方は少なくなってるので、逆に電話帳を、まあ見るのも不便なんですが、そういった方も随分多いと、そういった話も聞くので、やはり来年はまた編集を考えますということでありました。
 しかしながら、議員さんからもご指摘いただいておりますし、私も近隣、近所とかそういったところを、私自身余り電話帳を見たことはないんですが、この期間、ご質問いただいて、まあ家族とか近所の方聞いたら、配られるけれどもすべて押し入れに入ってると、そういったお話しでしたので、やっぱりこれはせっかく配るものだから町としても正式にNTTさんに申し入れさせていただけませんかっていう話で、そうしますとこっち編集担当部署なので正式に窓口をご紹介されて、それでやはりNTT東日本の本社ということで、いずれ要望書を作成してですね、皆さんのお声ということで町長と相談しながらそちらの方へ要望活動していきたいと思っております。以上です。

議長(渡邊俊一君) 健康増進課長。

健康増進課長(小松 巌君) それでは、議員さんのご質問に回答させていただきたいと思います。
 初めに、問1でございます。健診制度の、メタボ健診の変更とか従来の健診と手続なども変わりましたが、健診率の維持はどうでしたかということでございます。
 ご存じのように本年4月から特定健診が始まりました。これにつきましては、40歳から74歳まで各医療保険に入っている、医療保険者が実施することということになっておりますので、富谷町といたしましては国民健康保険に加入している方々に受診票を送付させていただきまして受診していただいたということでございます。で、対象者 5,790人に対しまして受診していただきました数につきましてはですね、 3,181名ということでございます。健診につきましては、6月の5日から7月の5日までと、各公民館を、従来どおりの、昨年まで基本健診という形で行ってきたもの、会場はそのままで実施しております。
 ただ、健診項目の中に昨年度まで皆さんに実施しておりました眼底検診、心電図等につきましては、19年度の数値等の結果によりまして医師の判断ということで、これが詳細健診ということに回りましたので全員が対象ということにはなっておりません。これもこの制度が始まったときに論点もございましたが、国の方針でございましたので、町としてもそのような対応をとらさせていただきました。したがいまして、 3,181人が受診していただきましたので健診率につきましては54.9%ということでございまして、今年目標値、国保でつくりました実施計画の今年度目標値が50%でございますので、それを 4.9%は超えていると、上回っているということでございます。
 で、現在はですね、この特定健診の結果をもとに特定保健指導を実施しております。7月の下旬から実施しております。ただ、この特定保健指導の方の参加者の方が若干というか、当初目標としておりますのが、今年度目標が30%、健診の結果によって該当した方々の30%ということで、今年度の健診の結果、対象となられた方々が 687名いらっしゃいまして、そのうちですね、実際に特定保健指導を受けていただいてる方々が現在 102名ということで 
 14.8%という数字にとどまっております。まあいろんな事情で、電話などもさせていただいて、ぜひということで声がけを担当課としてはさせていただいたんですけれども、なかなか仕事の都合だというようなことでですね、受診いただけない方が多かったと。夜までとかいろんなのでもやっておりまして、ただこの特定保健指導につきましては、6カ月間をかけて実施する、そして改善を目指すということでございます。ですから、その6カ月というのが長いのか、それもあります。一、二回、実際4回の面談をして、あとは個人で実践をしていただくという形なんですけれども、それが重荷に感じ、仕事の方を優先されてる方が多いのかなということで、まだ分析はしておりませんけれども、そのような結果が出ております。
 ただ、そのほかに健康増進課、町独自でやっている健康教室等のお誘いも、この対象者の方々にさせていただいております。実際24年度にその数値が下がっていればいいわけでございます。結局最終的に健康、保健指導がですね、45%、対象者の45%、人数が少なければ少ないほどいいと思いますので、そのようになっております。ですから、そういう運動教室等への誘いも対象者には行っているというのが現段階でございます。
 それから、先ほど健診会場に来て受けられなかった方がいらっしゃったというお話も聞いております。実はこれは国保加入者については受けていただくというのは事実でございます。
 ただ、ほかの医療保険に加入してる方、ほかの医療保険に加入している方で、その医療保険者がもう既に富谷町の6月5日から7月5日の間に受診券なり受診票を出していただければ町が契約している健診団体と契約ができていれば健診会場で受けられるということになっております。ところがその健診会場に結局はまだその保険者の方が受診券を発行していなかったということで、どうしても受けられなかったと。来たのですが、受けられなかったというのは、このことでございます。
 それから、75歳以上の後期高齢者の方々についても、町は広域連合の方から委託を受けまして全員を対象に受診票を送付させていただいております。対象者 2,176人に対しまして 
871名の方が受けていただきまして、約40%の受診率となっております。ですから、75歳以上の方々に対しても健診は実施しているということでございます。
 今回、医療制度が変わったと。健診が変わったということで町としてもですね、健診会場に職員を大分配置いたしまして誘導等を行ってですね、大きな混乱はなかった。ただ、健診に対する質問等で大分皆様からいろいろご意見をいただいた。先ほど町長の説明要旨にもございましたけれども、受診票の発送等で4通も行ったとかというようなお話もありまして、そこら辺改善する点は多々あったとは思いますけれども、そこら辺についても、のご指摘はあったということでございます。
 で、次に問3のですね、ペナルティということでございますけれども、これは先ほどお話ししましたように、議員さんからもありましたように24年度に特定健診の受診率65%、特定保健指導の実施率45%、それから今年のメタボリックシンドロームを基準年といたしまして、24年度にどのぐらい、10%、今年度の10%を減らすというのが基準になっていおります。ですから、受診率が今回上がったという、54.9%ということに、これに甘えないでですね、これからも来年度以降もですね、受診率を向上させるための施策をいろいろ考えていかなければならないと思っておりますし、あと特定保健指導に関しましては、現在半分と、目標値の半分以下ということがございますので、この方法等を十分に検討していかなければならないと考えております。
 町民の皆様には、やはり先ほど町長の話にもありましたけれども自分の健康は自分の責任でという部分もございます。一に運動、二に食事、そして毎年健診を受けていただいてですね、自分をチェックしていただき、ご協力をいただければと思っております。
 次にがん検診に対してでございます。がん検診につきましては、従来どおり肺がん、大腸がん、胃がん、乳がん、子宮がんにつきましては従来どおり町が実施しております。対象年齢につきましても19年度と同じでございます。各、ことし2月にですね、配布しました申し込み等にもですね、いろいろと説明を書かさしていただいて申し込みを取り、そして受診票を発送して受診していただいてるというところでございますが、今年については、終わったものにつきまして若干受診者数が減っているというのが現状でございます。これはもしかするとやはり特定健診と同じように保険者がやるのかなという、思われてる方もいらっしゃるかもしれません。それから、ほかの保険者の方々でもですね、人間ドックの中に健診とあわせてがん検診をやっているという保険者もございますんで、そこいら辺で受診率、受診者が下がってるかもしれません。ただ、皆さんが健康で生活していただくためということでございますので、今後ともですね、町で実施しているがん検診等についても受診いただくようにPRをしていくということでございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 再質問、ボリューム大きいですか。(「はい」の声あり)
 それじゃ、この際午後3時15分まで休憩をいたします。
午後3時04分 休憩


午後3時15分 再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 9番今村 寿君。

9番(今村 寿君) 明石1号・2号線についてでございますが、42筆の所有に分かれると聞きました。で、通常、町道へ認定していただくという意味ではもっと、もう少し小規模の道路で距離も短いし、利用する町民も少ないというところでそういう町道があろうかと思いますが、あれほど大規模な道路で、重要道路でですね、町の所有になってない町道というのはこれからずうっと存在し得るのかどうか。そういうことではいけないんではないかと。税金だけ無税にして私有道路になってるという状況とちょっと違うのではないかと、このように思い、再度今後どういうぐあいに法的なそういう所有権の問題を整理されていくかということについてお聞きいたします。
 それと、電話帳については、富谷版の薄い宣伝広告だけで成り立ってる電話帳があります。
 先日、河北新報でそれの利府町版ができ上がったということを報道されておりましたけれども、あのように薄い電話帳で富谷町だとか利府町という、富谷町とか利府町で整理するということは広告主は値打ちがあると判断してるわけでございますので、話聞くと大体我々の要望にこたえていただくような回答でございましたけれども、確約ではなかったと。確約しにくいかどうかわかりませんが、再度ですね、働きかけるべきだと思い、お聞きいたします。
 以上、2件です。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 今の現状ですね、権利関係の中で町道として利用すると。まあ正常でないということ、そのとおりじゃないでしょうかね。一番シンプルな形にするにはどうしたらいいかという、当然その方向性で究明していかなければならないというふうには思います。やはりそいな中でもやっぱり先ほど言いましたように土地利用線引きというふうなあたりに、ここ一、二年、もうちょっと今の危険回避、危険防止というふうなことを踏まえながらですね、状況見せさせていただくと。そして、また一方ではこの質問を機ですね、今町としての所有形態を整理するのができるのかどうなのか、その辺のところも課題とさせていただきたいと思います。
 電話帳につきましては、先ほど課長が言ったとおり、支店長みずから出向いてそのような対応をしていただいたということ、大変私も心打たれるものがあります。富谷町、自治体がこのように申し出をするケースは初めてだというふうなことも聞きました。ぜひこういったところの議会での取り上げも含めて町として次回の改訂の折にはですね、仙台圏域というふうなことで取り扱うように私も入って努力してまいりたいというふうに思います。以上でございました。
議長(渡邊俊一君) 次、14番伊豆田待子君。

14番(伊豆田待子君) 私は、富谷町住民の生命・財産を守る体制は万全か、消防力について質問いたします。
 火事が毎日のように発生します。そして、逃げおくれによる不幸のニュースが画面を通して悲惨さが伝えられ、胸が痛くなるのは皆さんも同じかと思います。このことを考えたとき、
黒川郡の消防力は万全だろうか。そして、富谷町の消防力は5万人にならんとする人口に万全な消防力になっているのでしょうか。
 国では消防力の基準(昭和36年消防庁告示第2号)の全部改正をいたしました。平成17年6月、消防力の整備指針と題名が改正になりました。その総則第1条には、第1条、この指針は、市町村が火災の予防、警戒及び鎮圧、緊急業務、人命の救助、災害応急対策その他の消防に関する事務を確実に遂行し、当該市町村の区域における消防の責任を十分に果たすために必要な施設及び人員について定めるものとする。二つに、市町村はこの指針に定める施設及び人員を目標として必要な施設及び人員を整備するものとする、とあります。
 黒川郡の消防力を見ますと、指針消防力は 207人です。しかし、現有消防力は 113人で不足が94人です。充足率は54.6%です。消防署職員は採用になったからといって、すぐには実務にはつけません。 113人のうち消防学校などへの派遣もあり、災害などに対しての対応が可能なのでしょうか。
 私たちとちの木婦人部、婦人防火クラブでは、去る7月、いつ起こるかわからない地震災害に備え黒川消防署富谷出張所の消防力の現状を見学してまいりました。すると実働人数の少ないことが気になり、これで大丈夫なのだろうかと心配になりました。消防職員は23人です。所長は常勤ですので22人の職員が11人ずつで1日交代になります。その11人の方々が3グループで週休になります。実際に出張所に詰めて勤務しているのは、勤務している実働数は7人になります。これが富谷出張所の現状です。この職員体制で富谷住民の大事な生命・財産が守られるのでしょうか。富谷出張所の職員を3人から4人は充足するべきです。伺います。
 また、富谷町の人口は先ほども言いましたが、4万 5,000人を超え5万人になんなんとしております。人口増は確かです。では、昨年、19年度の黒川事務組合消防負担金、消防負担金と人口を調べてみました。大和町約2億 8,400万円、人口2万 4,234人、本部ということもありますが、消防力は32人です。大郷町、約1億 3,000万円の負担金、17人の消防力、人口は 9,334人です。富谷町は約4億 4,000万円の負担金を納めております。人口は昨年ですので4万 4,877人ですが、消防力が先ほども申したように23人となっています。大衡村は約 8,900万円の負担金となっています。人口 5,641人、消防力は9人となっております。このことから、住民の安心・安全のためにも富谷出張所を黒川分署に昇格すべきです。町長の所見を伺います。
 現在の富谷出張所に整備されているのは最前線で働くポンプ車1台、5人乗れますが3人で出動します。せめて安全確認に1人いるといいのですが、と言っておりました。水槽、水槽つきポンプ車1台、3人乗っております。そして、高規格救急車が1台、救急車は必ず3人が乗らなければなりません。そして、大型水槽車が1台備えています。この大型水槽車は職員が足りず、考えて動かしているようでございます。こういう状況で、いざという時にすぐには出動できないのではないでしょうか。黒川消防署の消防力の整備指針と消防、現有、黒川消防力の整備指針と現有消防力は出張所の数、ポンプ車の数、その他はしご車を除いては充足数が 100%となっています。しかし、先ほども言いましたが黒川消防署として94人が不足しています。ポンプ車など幾らそろっていても動かすのは人です。その職員数が不足で本当に富谷町住民の生命と財産が守られるのでしょうか。お金は本当に使うべきところで使わなければなりません。
 三つ目に、最前線で働くポンプ車5号は平成2年式です。新車と交換する時期に来ているのではないでしょうか。この点について伺います。
 四つ目に、大和町や利府町、七ケ浜町では男性消防団員とともに女性消防団員が活動しています。富谷町での女性消防団員の考えについて伺います。
 先日、8月31日、黒川郡婦人防火クラブ研修会がありました。4カ町村の婦人防火クラブ員 700名がまほろばホールに集まり研修を受けました。そのとき体験としまして黒川消防署の職員が体験をしておりました。やはりフラッシュバックと申しまして、やはり死んだ人を見たり、そういう治療をしたり助けたりすると、その後にやはりトラウマとかそういうことで大変苦労をしている体験を聞かされました。そのことも考えましたとき、やはりすぐには何かあったときにそういうことで所員が1人休んだり、また出動できない場合もあります。そのことも考えたときに、この富谷町出張所の消防所員の数はふやしていくべきと考えますし、また先ほども申しましたが、黒川分署に昇格するべきと思い、訴えてまいります。
以上です。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの伊豆田議員の質問に答弁を申し上げます。
 消防力ということと体制万全かという中でご質問でございました。黒川行政事務組合議会あるいは黒川行政事務組合消防本部という、そういう体制の中で今黒川4町村が、の消防力、消防運営等なされているわけであります。
 そんな中で、今、伊豆田議員が出張所に出向かれ、さらにまた日常的には婦人防火クラブのね、一員としてご活躍のよしも先だってのまほろばホールでのまたご参加も含めて日常の活動見させてもらってるところでございます。本当にそういった中で富谷町の消防力あるいは救急救命というあたりの状況がいかがなものかというふうなあたりはね、大変重要なことだなというふうに思います。
 消防力増員、事実関係は先ほどご紹介いただいたとおりであります。指針との比較という面からすると充足率は54.6、黒川行政事務組合でというふうなことになりますね。富谷町の出張所は富谷くくりで23名というふうなことで3交代、24時間体制勤務というふうなことの中で不足感は恐らく否めないんだろうなというふうに認識してございます。5名乗車のところ3名で対応するとかね、あるいは査察活動は現実望むところの3割程度のところで終えてるとか。それはやっぱり人員不足から万やむを得ず結果としてそのようにならざるを得ないというのが現状、現況だというふうに認識してございます。
 そんな中で富谷町においては、町域が非常にコンパクトな町域だというふうなことで、以前にも話題になりましたけれども黒川消防署、消防本部の消防署ですね。富谷町出張所、そしてまた大郷からもエリア、仙台消防局の泉消防署のエリアというようなことで、富谷の防災室にもそのマップがありますけれども、6分で到着する範囲、8分で到着すると二重の円をですね、6分・8分というようなことで今の4カ所から円を囲んでいきますと幸いなことにどの場所もそこから漏れるところがないという非常に恵まれた場所にあるんだなというふうに思います。しかし、救急車はまた別なんですね。救急車は黒川エリアは黒川のエリア内でというふうなことであります。消防については、そのように連携、隣接地域への応援体制が組まれているというふうなことでございました。
 大きなくくりでいえば消防署の状況はですね、消防署の状況については、全県的にいえば消防の広域化というのがテーマで、近々に総務省消防庁の枠組みの中で枠組みを決めなきゃならないというのが一つあります。これも我々理事会、あるいは黒川の議会でね、話題になっているところでありまして、非常に仙台市、政令市の断トツの消防力ということとあわせてこの富谷町、仙台市の区域なのか、それとも宮黒、多賀城、塩釜という県の東のくくり、海岸部とこの山の方にくくられる、そういうところのくくりでなされるのか、それとも全県一つでこうなされるのかと。この基準によると、政令市を含んだ全県一本の体制はないんですよと、事実を述べればですね、そんなふうなことも紹介されております。非常にどちらにしても時間のない中でそういったテーマも解決していかなきゃならないということです。黒消の消防庁舎は昭和48年3月建築ですから、もう耐用年数間近ぎりぎりのところですと。
 もう一つ大きなのは、お耳にしてるかと思いますけれども、消防救急無線、これのデジタル化への移行、これはもうテレビの地上デジタル化と同じ、あわせてこれは必須の課題なんですね。これに要する費用は9億 9,000万という、10億円程度のデジタル化についての費用、単独でやるにしろ、とにかく対応するにはその程度の費用がというようなものの話題の中に入ってきてるところでございました。そういったのが一つ目。
 二つ目の分署化というようなことで、分署、出張所、出張所から分署、そして消防署というそういうふうな流れになろうかと思いますけれども、特に出張所と分署というのの指揮系統ですね、権限等の違いについては大差はないようであります。したがいまして、富谷町については出張所を新設するか、あるいは富谷消防署、富谷出張所から富谷消防署への昇格というふうなことが課題とするか、これは理事である私、そしてまた黒川の4名の議員の皆さんともどもですね、富谷町の現状と将来を踏まえながら、ぜひその場で協議、そしてまた私どもの将来像を描いたときの、描くときにですね、必要だというふうに思います。
 車両更新、本当に耳にしておりましたけれども改めてこう確認をしますとね、平成2年に大和富谷土地区画整理組合から寄贈品でありますと。富谷町の黒消5号車ポンプ、1台配備されてるこの、そして18年経過してます。11万 6,880キロ、確認した中で、そして修繕しながら大事に大事に使っていただいていますよというふうなことで、国の基準は15年またはですから、15万または走行4万キロメートルで更新の基準にしてると。「かつ」でなくてね。ですから、どちらもとっくにオーバーしてると、こういうふうなことで、私もこの質問を機にですね、さらにまた黒行あるいは理事会の中で、まあなかなか難しい部分があるんですね。この4者での黒行のスタイルというのは、必ず負担金にはね返ってくるもんですから、その辺のところ十分前後左右見ながらですね、取り組んでまいりたいというふうに思います。どちらにしても議員の皆さんとあわせての議会、そしてまた理事会等において十分協議、要望等念頭に入れていきたいと思います。
 女性消防団、非常に私もですね、関心のあるところでありました。消防団員募集というふうなポスターが、総務省ポスターが女性の団員さんのポスターになったのを見てね、どういうふうになってんのかなと、こう思ってました。近隣では大和町さん、平成13年からスタートしてます。七ケ浜町は平成7年からです。いうことで、この近隣宮黒7カ町村については、大和町のですね、町長あるいは議員、対策監、あるいは専門監ですかね、専任監の方と先日、防災、婦人防火クラブの折に隣り合わせたものですから聞いてみますと、非常に女性特有のですね、役割を持って大変よろしいというふうなことをお聞きしてました。ですから、ぜひあの消防団長、ひとり暮らしの高齢者の防火診断とかね、消防署で、常備消防でやれない部分、ひょっとしたらこれ担えるのでないかと。防火、婦人防火クラブと婦人消防団員でぱちぱち衝突する場面はありませんとも聞きましたけれども、全然そんなことないですってね、それぞれのすみ分けがあって大変よろしいということもお聞きしました。消防の演習にも実際もう男性消防服を、と同じ消防服を着込んで活躍されてるというようなことも聞いてます。大和町はですね、消防団、男性 525人、女性32人もいらっしゃる。そういうようなことで富谷町は現状 179人中 159人、男性のみということで、その定員を動かさずして、20人の枠がありますので、第一目標としては20人の枠にぜひ女性団員さんのね、これは私が決めるんではなくて消防団長さんを抜きにしては語れませんので、消防団長と十分に、今じゃなくて従前からその話題は消防団長と折に触れてはね、話をする機会がありますけれども、取り立ててぜひというような話にも返ってくるものなかったもんですから何もないようにお見えになるかと思いますけれども、この質問を機にですね、消防団長さんとの打ち合わせ、協議をしてみたいと思います。以上でございました。

議長(渡邊俊一君) 14番伊豆田待子君。

14番(伊豆田待子君) 町長もかなり詳しくお調べになったようで。
 えぇとですね、今のお話では何か漠然としてまして、ちょっとはっきりした答えには私には聞こえなかったんですね。難しいというので事務組合で要求するのは難しいという、それで言ってしまえば私もわからないわけではないのでね、ああそうかと言ってしまえばそれで終わりですよね。それじゃ何も前に進まないと。それで、町長が今おっしゃるように黒川分署じゃなくて、富谷分署じゃなくて黒川、富谷消防署にすれば、それは一番いい、最高のだったと思います。しかし、その事務組合との兼ね合いとか、いろいろ消防署にするにはかなり費用もかかってくると私は思うんですね。ですから、まず黒川、富谷分署、黒川消防署の富谷分署ということにすると。まあ4人がどうしても人員は増やさなきゃならない形態になるというちょっと話を聞きました。ですから、その分でまた調べていただけたらと思いますが、いかがでしょうか。
 先ほど町長申しました、確かに富谷町は仙台泉の消防署も近い、そういうのもいろんな面で恵まれていると、それはわかります。しかし、ここに1台しかありません。救急車が。そちらから、泉の方から来るとかそういうことがあったにしても、やはり火事があれば救急車だけじゃない、消防車だけでなく救急車も必要だと。じゃあ、人口がふえた場合に、その火事だけでは済まない、事故も一緒に起きる、1件だけでは済まない、2件火事になった、そういう状況もこれから人口がふえるにつれてセントラル自動車のね、家族の方たちがこちらに、富谷にどのぐらい移住されるかはわかりませんが、その方たちがこちらに、富谷に住まわれるようになるまでにはそういう消防面等も、消防力の方も整備していく段階に今あるのではないかなと私は思います。その点についても、消防力ですね、人数、また富谷分署、その点について再度お伺いしたいと思います。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 開き直るわけでありませんけれども、この内容は基本的には黒川行政事務組合の解決課題なんですね。したがいまして、黒川消防署という、富谷消防署といったのもそういった枠組みの中で出張所から黒川、ですからこういう黒川行政の傘の中での出張所から消防署と、こういうふうなことでございます。恐らくその辺伝わってるかとは思うんですけれども、そういったことです。したがいまして、しかしながら富谷町の特異性、私も1年半過ぎてですね、黒行の理事会、議会等見ているときに年間 1,000人ふえます。世帯数で 426世帯ふえますとかっていう、こうですから。しかしながら、すべての基準は平成17年、2005年の国調ベースですべてが、4年間、5年間運用するんでしょうかね、動いてるようです。私の見る範囲では。ですから、そういう意味で非常にそういったことの富谷町の、繰り返しますけれども 1,000人、 500世帯というふうなことの中でこういうふうな形で、しかしその他のところはそんなに大きく動かない状況の中の4町政ですので、富谷町の特異性というようなものを、私も十分何かだんだんとこうぐぐっと来てます。ですから、そういう意味で私の黒行での理事としての立場というふうなことで、ぜひ、どの切り口で何をどういう場面で主張していくのかなというようなものは十分今後心したいというふうに思います。
 どうぞ安住議員もね、議会議員としていらっしゃいますので、4人の皆さんとこう、そういう意味でぜひ4人の議員の皆さんともこう庁内で、あそごさ行って云々ではちょっとね、富谷の利益っていうようなこともあるもんですから、なかなか拮抗するんですよね。富谷の、こうするとこごさぶつかる、ああすっとあそごさぶつかるというようなことで、なかなか微妙です、現実。ですから、主張すればこう膨らむ、全体の中の枠組み動く、そうすっとまた検証、検討の時間にかかるというようなこともあります。結論を申し上げますと、ぜひこれを機会に4人の議員の皆さんとね、富谷町のこういった消防力とか病院のあり方とかさまざま黒行取り組むものありますので、そういったぜひお話し合いする場を持ちたいなというふうに思いました。可能ならば、ぜひお願いしたいと思います。以上でございました。

議長(渡邊俊一君) 今、理事者として少しやり方を任せてくれというような町長の発言でありましたけれども、それでもなおかつ……(「そうです。町長にお話し……」の声あり)
 14番伊豆田待子君。

14番(伊豆田待子君) 今、町長は事務組合の4人の議員がいるとおっしゃいましたけれども、しかし負担金は町民全体の町民税、そういうところから負担金は出てるんですよね。ということは、私は町民の代表としてこの議会に来ております。ですから事務組合だけにというだけじゃなくて、やはり私がここで訴える権利があります。そういうところで今町長は町民の命を守る、やはり責任があると思います。ですから、いろいろ難しいのは私もわかります。しかし、そこを町長の強さで、やはりもう一歩何か考えて、いろいろ調べてらっしゃるようですので、何かもう一歩この事務組合の議員さんだけに相談して何とかという、そういう消極的な答弁じゃなくて、何かもう一歩やはり富谷の町民の命を守る長だという、そういう決意のもとで、これはこれから地震災害、火災もだんだん、また事故等、住民がふえるにつれて国道4号線を北から南に、南から北に走っております。4号線真ん中にして富谷は。そういうことも考えれば、いつどのような事故、火災、災害、地震等が起こるかわかりません。そのことを考えたときに、本当に5万人になったときに2万人の人口のところと一緒でいいのでしょうか。1万人もいないところの人口のところと一緒の消防力でいいんですか。私はそのことを考えるんです。ですから町長、もう少し遠慮もわかります。事務組合に対しての。しかし、5万人を、5万、もう少しでもう5万人を抱える町です。ですから、もう少し事務組合にもっと権威をもって、やはり4億と、4億、5億近くの負担金を納めてます。そのことも考えて、もう一度ご答弁をお願いいたします。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) それではですね、ちょっとなかなかこうかみ合わないところあるなというふうに思います。議員は、同一会派に安住議員がいらっしゃいますので、黒行の議員ですね。そういうようなことで、ぜひあの内情等も含めてどういう組織とどんな形で今まであり現状あり、そして他の3町村との云々だとか、そういう中で今動いてますので、消極的とかですね、そういうことじゃないですね。(1)(2)(3)、三つについては、私の決断でこうしますと言えない中身なんで。4番は、それこそ消防団は団長と相談して女性団員の登用はできますよというんなら、この場で決心、決断できるんですけど、1、3は相手があることですということをお伝えしたかったんです。そういうふうなことで決して消極的云々じゃありません。ですから、富谷の特異性というようなことは1万とか、1万とか2万とか、そういうことではない。停止状態のことじゃなく富谷はもう右肩上がりで2005年の4万 1,000のベースでやってんですから、基準は。2005年、平成17年の国調は4万 1,000何がしでしたよね。あのベースがすべて基準値になってますので、そんなことからすればもう4万 5,000を超え、こういう状況の中で本当に今思いも伝わってきてますので、どうぞ会派で云々、そしてまた4人の皆さんとそういう場を持って、そして富谷町、今まで以上のですね、前向きで強い取り組みをしていきたいと、そんなふうな趣旨で答弁させていただいております。以上です。
議長(渡邊俊一君) 次、2番小川昌義君。

2番(小川昌義君) 私は、今回、以下、1.小中学校のPC、パーソナルコンピューターの配置について、2.公園の有効利用としての高齢者向け遊具の設置、3点といたしましてさきの東北地方で発生した地震で学ぶべき点がなかったのかについて質問をいたします。
 既に質問書を提示しておりますので、簡単に質問内容を説明しますので、ご回答をお願いしたいというふうに思います。
 1点目の小中学校のPC配置はどのようになっていますかということで、平成12年にe-japan、IT基本法が制定されてからPCあるいはネットワークを利用して学校教育を行う市町村が急速に多くなりました。その教育現場における教員の指導、PCの配置数を平成22年(2010年)を目標として設定していますが、今年8月25日、文部科学省が発表した学校における教育の情報化の実態に関する調査で平成17年度分として今年3月31日現在のデータとして文部科学省のホームページで公表をしております。
 このIT社会は情報を文字でも画像でもすばやく得ること、データの蓄積、統計をはかることなど瞬時に検索、編集などなどを含め、今やユビキタス社会を目指すという急速な発展を遂げ、便利な側面を持っています。
 しかし、その反面、プライバシーの侵害、誹謗中傷、ネットを利用した犯罪は新聞報道に報道されない日がないといってもいいほどです。特にこのネット社会における犯罪は低年化を示しているのが大きな問題となっております。このIT問題はどのような時でも同じだと思いますが、よい面、悪い面を持ち合わせていますが、この問題に対する第一義的な判別を教えるのは各家庭であるということは言うまでもありません。
 が、同時に学校教育現場でさらに1歩でも2歩でも進んだ総合的な観点から教えることが必要だと思います。ネットワーク構成の作成、他人への迷惑をかけないルールを学び、家庭ではできないことを教えて知識を得ながら正しいルールのあり方を教えて社会に送り出していくことが、社会に送り出していくということだと思います。教育委員会としても、このIT社会の負の面を克服し、教育の向上につなげていくことが今一番求められていると思います。将来、子供たちが社会に出たときに役立つ教育を進めることが富谷町としても極めて重要であると思います。
 文部科学省の数値では児童へのPC配置数、教員へのPC配置数、指導力についての富谷町の数値を示していますが、富谷町の小・中・幼稚園・保育所などを結ぶネットワーク構成と、それを生かした教育活動はどのようになっているのか質問をいたします。
 1.PC1台当たりの生徒数は何人となっていますか。また、目標は何人としていますか。
 2.学校教育のPCはLAN構成に行っていますか。行っているとした場合、LAN構成に組み込まれているPCは1台当たり何人となっていますか。また、富谷町の目標は何人となっていますか。
 教員のPCはLAN構成に接続されていますか。学校別に何台、台数は何台ですか。 4番目、学校と教育委員会のサーバーとの間の回線構成はどのようになっていますか。
 5番目といたしまして、教育委員会または学校内のイントラネットの構成をしていますか。
 6番目といたしまして、インターネット接続は民間プロバイダーとの契約ですか、それとも富谷町のネットワークに接続していますか。
 7番目といたしまして、教育用ソフトを購入していますが、学校別購入か教育委員会が一括したソフトを購入し、学校ごとに使用していますか。またはネットワーク上で対応していますか、それともそれ以外で対応していますか。
 8番目といたしまして、図書管理進捗状況はどのようになっていますか。また、ネットワーク構成はどのようになっていますか。
 9番目といたしまして、教育委員会のホームページ構築する考えはありますか。
 10番目といたしまして、PC配置に対する採光、机、いす、環境整備は整っていますか。また、生徒のVDT授業に関する注意事項はどのようにしていますか。
 11番目といたしまして、教育委員会と富谷町のサーバーを分離している理由は何ですか。 以上。
 2番目といたしまして、公園の有効利用と高齢者向け遊具の設置を。
 我が富谷町も団塊の世代が大量退職時代を迎え、高齢化が進んでいます。特に団地造成から35年以上経過する団地が高齢化が迎えております。一般的には公民館活動やスポーツセンターを利用し、体力向上施策を実施していますが、公園、いわゆる団地にある一般的な公園を気軽に利用しながら体力づくりができる設備が考えられないでしょうか。ちょうど私たちの町と同じように単独で市制を訴えている町、愛知県の東浦町という人口が4万 8,000人、世帯が1万 8,000、面積が31平方キロの町ですが、健康遊具を設置し、総合的に公園を整備しながらまちづくりをしているということで注目を集めた町であります。
 また、私の北京在住の友人が今年の1月ごろだったと思いますが、メールをよこしまして北京ではあちこちの公園に日本では見られない高齢者遊具が置いてあるということで写真付きメールとして来ました。仙台においても、今年4月ごろ新聞報道にあったと思いますが、各団地に高齢者向けの遊具設置を初め今後ふやしていく方向であると報道されております。
 我が富谷町も長期計画2編2章第2節、公園整備、公園・緑地の整備に記していますが、老人福祉は国が予算を減らす傾向にありますけれども、富谷町が市制に向け、また高齢者が身近で健康ができる公園、遊歩道、緑地整備を進めて子供から高齢者まで健康を維持し、安心して住めるまちづくりが必要だと思いますが、質問いたします。
 町として長期計画以上に市制に向けての公園・緑地整備計画がありますか。
 二つ目として、長期計画に盛り込まれている高齢者の健康維持増進を図るための施設や遊具の設置について調査検討するとなっていますが、現状はどのようになっていますか。高齢者が体を動かせる遊具を公園に設置する考えはありますか。
 大きな3番目といたしまして、さきの東北地方での教訓と対応は十分か。
 6月14日、既に何回も言われておりますが、岩手・宮城地震、さらに7月24日の岩手県沿岸北部地震、この二つが評価する点とか富谷町として以下の点にどのように対応していますか、質問いたします。
 被災地の町村と県への情報連絡ネットワークがスムーズにいってないように報道されていますが、富谷町の対応は十分ですか。富谷町本部と各支所間のネットワーク構成はシステムは十分でしょうか。十分ですか。
 二つ目ととして、システムがふぐあい改修のために災害発生時に運用してなかった事例がありましたが、富谷町の対応はどのようになっていますか。十分ですか。
 三つ目といたしまして、町民への連絡伝達方法の一つ、いろいろあると思いますが、一つとしてホームページ緊急情報がありますけれども、初期立ち上げ態勢は十分ですか。
 以上、質問を終わります。

議長(渡邊俊一君) 小川昌義議員にお尋ねをいたします。冒頭、質問に対し回答を求めておりましたが、答弁を求めることとしてよろしいですか。(「はい」の声あり)
 答弁を求めます。若生町長。(発言者あり)千葉教育長。

教育長(千葉芳樹君) それでは、PC配置数等のご質問についてお答え申し上げます。
 最初にですけれども、情報通信技術、いわゆるICT環境の有効展開につきましては、先ほど小川議員さんがお話しなりましたように家庭、学校、社会それぞれの領域での役割があると考えます。その系統的な連携が今非常に大切だということを言われております。学校における学習活動の展開においては、まず第一は指導者からの五感、五感ていうんですか、話す、聞く、それから見る、かぐ、触れるでの質の高い指導力でのサーブが必要です。そして、純なる五感での確かなレシーブ、子供たちですけれども、が学習における基本と考えております。そして、その学習の展開の中でより高いレベル、レベルの高い効果的な学習活動を求める場面としましてICT環境の活用があり、トススパイクの役割を果たすものと考えます。その意味でのICT環境整備の重要性は強く感じております。
 前置きしまして、それからご質問にお答えしていきたいと思います。
 1番目、パソコンの1台当たりの生徒数は何人となってますか。また、目標人数は何人としていますかということです。町、うちの町におきましては、小中学校のコンピューターにつきましては、コンピューター教室及び普通教室などに平成20年4月1日現在で 842台、1台当たり 6.4人となっています。平成20年10月1日、小学校6校の端末用コンピューターが更新され、 968台になります。したがって、1台当たり 5.5人になります。で、1台当たりの人数につきましては、宮城県の小中学校の平均が1台当たり 6.7人、全国的には 7.0人、うちの町が先ほど10月1日になりますと 5.5人になります。したがって、目標ということは当面の間現状維持と考えております。
 2番、問2ですけれども、質問の2番目ですけれども、各学校のPC及びLAN、PCはLAN構成を行っていますかという質問です。学校内のPCはすべてLAN構成を行っております。すべてのPCが、パソコンが組み込まれておりますので、台数それから目標につきましては、先ほどお答えしたとおりでございます。
 教員のパソコン、LAN構成に接続されてますか。各学校別に台数は何台ですか。教員の場合は個人用のパソコンですので、接続はされてません。で、普通教室のパソコンを兼用しております。普通教室は2台のパソコンを設置しておりますので、それで先生方がLAN構成を行ってるということです。
 4、各学校と教育委員会のサーバーとの間の回線構成につきましてですけれども、NTTのBフレッツ回線で接続しております。
 教育委員会または学校内のイントラネットを構成してますか。NTTのフレッツグループアクセス、グループアクセスというサービスを利用し、イントラネットを構成しております。
 6、インターネットの接続は民間プロバイダーとの契約ですか、それとも富谷町のネットワークに接続してますかということですけれども民間プロバイダーと契約しております。
 7番目です。教育用ソフト購入はどのようにしてますかということです。教育用ソフトを学校別に購入していた時期もありました。現在はネットワークに対応した教育用ソフトを教育委員会で一括購入し、学校に使用していただいております。
 8番目、図書管理進捗状況はどのようになってますか、またはネットワーク構成はどのようになってますか。図書管理システムについては平成21年2月または3月に導入することとしております。現在では、そのシステム仕様もほぼ決定し、各学校に対して説明会などを実施しているところであります。また、図書管理システム導入に当たっては、より効率的な導入のため仕様内容を含め各学校の担当者と連携しながら協議検討してまいりました。
 なお、ネットワーク構成につきましては、整備済みのNTTグループアクセスBフレッツを活用することでセキュリティーに関しても、より安全な回線を利用する仕様としております。
 9、問9です。教育委員会のホームページ構築する考えはありませんかということです。町の公式ホームページには学校教育課に関連するページも掲載していることから教育委員会としてはホームページを構築する予定には今のところございません。
 なお、富谷町では地域から信頼され地域とともに育つ確かで魅力のある学校の実現のため各学校はみずからの教育活動の学校運営について組織的、継続的に改善への取り組みを図っているところであり、そのために保護者や地域住民の理解と参画を得るため平成27年、平成20年7月から町内全小中学校のホームページを作成し、各学校でのさまざまな取り組みを広く周知しております。
 10、パソコン配置に対する採光、机、いす等を含め環境整備は整っていますか。また、生徒のVDTですか、授業における注意事項はどのようにしておりますかということです。コンピューター教室は一部の学校ではエアコンが未整備ですが、それ以外の環境整備は机、いす等々整っております。エアコンにつきましては、来年度以降の整備を考えております。現在、ことし、東向陽台小学校、それから富ケ丘小学校の改修を含めて8校に整備することになっておりまして、残り4校は次年度以降に整備していきたいと思っております。
 それから、パソコン使用時における画面を見る時間につきましては、小学校は45分、中学校50分、1時間以上は使用については適切に休憩をとるように指導しております。
 教育、最後の質問です。教育委員会と富谷町のサーバーを分離してる理由は何ですかということです。役場の情報セキュリティー制度及びインターネット回線速度を維持するためであります。以上です。よろしくお願いします。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、小川議員の後半の方の、方にお答えを申し上げます。
 公園の有効利用、高齢者向け遊具の設置ということで、まず最初に市制に向けての公園・緑地整備計画はということでございますが、現時点では市制施行に向けた公園や緑地の整備計画は、の整備計画の構想はございません。
 二つ目は、健康遊具という言葉で呼ばれてるようでございます。中国のご紹介もありましたけれども、仙台市での取り組みも担当課で、と一緒にですね、どのようなものかとか効果とか含めて検討し始めたところでございますので、国の補助制度なんかもなんかあって優遇制度といいますかね、手厚い補助制度もあるやに見聞きしましたので、ぜひ介護保険計画等との調整も図りながらね、取り組んでまいりたいというふうに思います。
 地震の教訓、そしてまたホームページ上でのというふうなことについては、先ほどといいますか、事前に総務課長、そしてまた経営企画課長、十分なる打ち合わせして用意してございますので、それぞれ担当課長答弁をさせていただきたいと思います。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 総務課長。

総務課長(須藤辰夫君) まず、宮城県と被災地である栗原市との情報がうまくいかなかったという新聞報道がございました。これにつきましては、当時、被災地栗原市では、その一つ一つが正確なものかどうかが判断できないほどの膨大な情報が舞い込んだ結果、整理に時間を費やしたことなどにより起きたものと理解しております。余りにも多過ぎる情報と災害現場への近くに寄れない、地上からではなく上空からしか見ることができないという状況の中で災害現場、災害対策本部、県との連絡調整がうまくいかなかった結果と言えると思っております。そのため、県では現地栗原市役所2階に県対策本部現地連絡所を設置し、情報の収集に当たったと伺っており、当町職員もその連絡所を視察確認したところでございます。
 現在のところ、富谷町の災害時における各出先機関との連絡手段につきましては、ご案内のとおり庁内LAN、固定電話のみとなっておりまして、災害時には一般電話に規制がかかりつながりにくくなることが予想されます。LANは大規模な災害が発生すると地中埋設などにより回線が遮断され不通となり、復旧は災害発生翌日以降となる可能性があることから災害発生当時の情報手段としては必ずしも有効な手段とは言えない面もございます。富谷町といたしましては、災害発生時の情報手段として中央公民館を除く町内五つの公民館に衛星携帯電話を配備し、これらの活用を図ることとしております。
 また、庁舎内には相手先が通話不能であっても情報を聞き出す手段として災害時有線電話を設置しており、去る6月14日の発生いたしました岩手・宮城内陸地震時にはあけの平公民館の被害状況・被害なしという情報を確認したところでございます。
ご質問の各出張所など出先機関との災害時における使用するコンピューターシステムは構築しておりませんが、災害発生時におきまして県への報告は国と地方を結ぶ専用回線LG1を利用して不通になった場合でも災害時有線ファックスあるいは無線電話の使用により行うこととしているところでございます。
 あと、システムのふぐあい改修の件につきましての回答は、前問で回答したように富谷町におきましてはシステム自体がございません。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) それでは、ホームページの緊急情報関係についてお答えさせていただきます。
 まず、災害というものはさまざまなものがありますが、特に地震が一番被害が大きいと言われております。特に地震が発生しますとテレビ、ラジオ等で、その震源もしくは被害情報というのは、とりあえず伝達されると思われます。しかしながら、富谷町の震度情報が大変遅いと。これはさまざまご指摘されております。で、その中におきまして特に富谷町の状況は一体どうだったのかということは、やはり町民の皆さんの関心度の一番高いところと思います。その中で町のホームページ、特にインターネットにつきましては、災害時でも優先的に情報が伝達できると。まあ携帯等の電話ですと規制がかかって通話不能になりますが、インターネットは割と回線が生きると。そういったところから町のホームページの伝達手段というのは大変重要なものだと認識しております。
で、その中におきまして最近の例の6月14日、7月24日の地震の例をとりますと、まず職員の非常配備体制に沿って職員は出勤いたします。その中においてホームページを担当してるのが経営企画課でございます。これはいかなる地震・災害におきましても情報収集を担当してる部署ですので、全職員が出勤の招集がなくとも必ず来るようになっております。で、その中で真っ先にホームページを立ち上げまして情報をトップ画面に入れております。ただ、出勤するまでの時間、やはり早くて10分、遅くても20分かかって、その間はどうしても情報は発信できませんが、職員が到着次第富谷町の震度情報をまず上げております。その次に庁内で行われてる対策本部が何時何分に設置されました。次、情報が入れば町内に災害はありませんでしたと、そういう情報を逐一トップ画面に担当者が入力し、公開しております。
 そのようなことから、まず、現段階では初期立ち上げは十分までとは言えませんが、早期に対応してると思っております。しかし、職員がいなくてもホームページに自動に、まず震度情報は上げられるように今改善を図っております。まあ職員は携帯に地震情報が入るようにシステムなっておりますので、その情報をホームページの方にどうにか上げられないかということで、これは上がるようなところにありますが、ちょっと費用がかかるので、今内部で検討し、必要な場合は早急に対応していきたいと思います。その後に、やはり手作業になりますが、その状況は逐一入力をし、一刻も早くホームページ上では公開できるように努力してまいりたいと思っております。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 2番小川昌義君。

2番(小川昌義君) 今、質問に、再質問をいたしたいというふうに思います。
 まず、最後の方から質問いたしますが、ホームページ立ち上げるに当たってはですね、やはり担当者だけではなくてだれでも立ち上げられるというようなことを、やはり最低限でも実施しなければならないんじゃないかなというふうに思っております。もちろん携帯から導入するということについても重要ですし、それをぜひさらに考えていただきたいというふうに思います。私、これ、出そうと思ったのはですね、こういう、要するに一つのフォーマットがないのかと。要するにいろんな災害があるとどういう体制でいけばいいのかというのは、いろんな場面ありますよね。いろんな、要するに歩いていった方がいいのか、それとも電話の方がいいのか、そういういろんな方面から考えたときに、やはりいろんなそういう災害が起きたときのフォーマットがどうなってんのかというのが、まずあったわけです。
 この6月14日の地震の際ですね、こういうエピソードがありました。それで、本部からですね、私、東向陽台ですけれども本部からファックスを送れって来てるんですね。ファックスを送れと。だれがどう送ってるかわかりませんよ。東向陽台にファックス送りなさいと。ところがだれでも考えてもわかりますよね。緊急時のファックスを送れっていう電話をするのは通じますよね。通じます。ところがファックスは通じないんですよね。通じないんです。これ規制されるからです。ということは、要するにインターネットが生きてたらインターネットを、そういうもののフォーマットをつくっておくべきだというのは私の再質問ということになります。
 それから、PCですけれども、小学校の、小中学校の政府の目標はですね、20年度で1台当たり 3.6人というふうに目標なってますが、先ほどの質問に対する回答でいくと若干まだペースが遅いんではないのかというふうに考えておりますが、この20年の1人 3.6人という認識があるのかどうか再質問をいたしたいというふうに思います。
 また、公園に対する質問に対しては公園のあずまやの問題とか遊具の問題、いろいろありますが、ぜひ親、子供、高齢者も含めた遊具の設置ということについて、ぜひお願いをしたいというふうに思います。
 大きくは2点、再質問したいというふうに思います。

議長(渡邊俊一君) 1点目と3点目は要望ということでとらえてよろしいですか。ホームページ関係立ち上げるよう考えてくださいということでありますから、要望ということでとらえてよろしいですね。(「はい」の声あり)
 それから、公園の問題でありますけれども親子ともどもということで、これも要望ということでとらえていいですね。
 それでは、2件目について小中学校のPCについて答弁を求めます。千葉教育長。

教育長(千葉芳樹君) 23年度まで文部省の方針として 3.6です。それでそれに向かって取り組みしていかなければならないんですけれども、児童生徒数の増減の厳しい町ですので、その状況も考えながらやっていきたいというふうに思っております。以上です。

議長(渡邊俊一君) よろしいですか。
 この際、午後4時30分まで休憩をいたします。
午後4時19分 休憩


午後4時30分 再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 私は、公有地の住民本位の活用の問題と税の年金天引きについて質問いたします。
 まず、公有地の活用は住民本位にという点についてです。
 町は、ひより台2丁目の町有地、有効面積で約 4,500坪の土地をセントラル自動車の独身寮用地として無償で提供する考えですが、住民本位の行政という観点から見て果して適切と言えるのか、二つの問題を提起したいと思います。
 まず、ひより台地域住民との関係ですが、この土地はもともと小学校用地として確保され、少年野球の練習場として使われた時期を経て、今は文字どおりの遊休地となっている土地です。ここに 300人規模の独身寮が建設されるということは住民にとって想定外のことであり、地域づくりに相当の影響が出ることとなります。ところが町は周辺住民に対して事前に一言の相談も説明もなく誘致を決定し、名乗りを上げてしまいました。独身寮誘致の是非は別として、少なくとも周辺住民には事前の説明と合意形成の努力が必要不可欠だったのではないでしょうか。時間的余裕がなかったと言いわけはできません。なぜなら、重要な政策決定に際して事前の説明とそのプロセスへの住民参加は基本中の基本であり、事後の説明によっては決して変えることのできない問題だからです。
 そこで伺いますが、ひより台町内会周辺住民への事前の説明と合意形成のための努力を、なぜ行わなかったのでしょうか。また、先に誘致ありきという今回の進め方は住民不在との批判を免れませんが、この点について当局に問題意識と反省はあるのか伺います。
 2つ目の問題として富谷町の財産の交換、譲与、無償貸付け等に関する条例第4条は、不通財産を無償又は時価よりも低い価額で貸し付ける場合の条件として、第1項で「他の公共団体、その他公共団体又は公共的団体において公用若しくは公共用又は公益事業の用に供するとき」と定めています。つまり、公共団体か公共的団体が公共用または公益事業のために使う場合に限って無償で貸し付けることができます。
 例えば、町有地の無償提供の前例としてひより台2丁目のひより台幼稚園、成田3丁目の成田中央幼稚園の例がありますが、いずれも学校法人という公共的な団体が幼児教育という公益事業のために使用している事例で、だれの目にも公益性が明確です。しかし、今回の場合は公共的団体でもなければ公益事業を行うわけでもなく、大企業だというだけでは住民にとっての公益性の根拠とはなり得ません。当局は、町条例に該当しない今回のようなケースについて議会が議決すれば無償で貸し付けることは可能だとしていますが、その場合でも住民にとっての公益性が明確である必要があると思います。
 セントラル自動車に無償で町有地を提供する理由として、町は、住民税などの税収がふえる、若い人の定住促進と周辺商業施設への経済的波及効果が期待される、企業誘致の呼び水になるなどを挙げておりますが、これらはいずれも町有地を無償で貸すための正当な理由足りえるものではありません。ついでに言えば町が独身寮誘致のメリットとして挙げている税収増の点については、そこに住む住民が住民税を払うのはしごく当たり前のことで、セントラル自動車だけ特別のことではありません。むしろ、ひより台の独身寮は大半が非正規雇用の労働者となる見通しですから住民票を異動せず、住民税も富谷町には入らないといったケースが多くなる可能性が高いと言えます。
 今、非正規雇用、特に派遣労働については、改善を求める声が高まっており、世界のトヨタが率先して改善すべきであるということは当然です。また、その子会社になりましたセントラルがこれに倣うことも当然だと考えます。しかし、そもそも大衡村のトヨタの新工場は、
セントラルの新工場は河北新報でも報道されたとおり生産量の増減に柔軟に対応できる、海外事業の変動に迅速に対応できる緩衝機能を持たせるということが最大の特徴とされる工場です。生産調整の大前提は短期的な労働ですから、仮に派遣社員が期間社員に置きかえられたとしても、この独身寮に入居する人の雇用条件が大きく改善されるとは限りません。住民税の増収どころか、そもそも住民税が入るのか入らないのかさえ今のところ定かではないのです。したがって、若い人の定住促進も今のところ願望の域を出ず、企業誘致に至っては全く白紙の状態です。つまり、セントラル自動車への町有地無償提供は町が定めた無償貸与の条例に該当しない上、今のところメリットとされるものは単なる推測、願望に過ぎない状況にあるわけで、これでは住民の納得は得られないのではないでしょうか。
 現在、富谷町の商工振興政策は企業誘致が中心で、誘致企業への奨励金が町の商工振興費の6割以上に上っています。今回の独身寮用地の無償提供は奨励金ではありませんが、考え方としては同じ方向性にあり、町の立場が企業誘致に偏重していることは事実です。しかし、こうした企業誘致策は成功したと言えるでしょうか。富谷町から奨励金を受けた企業の中には海外に移転したり、他社に売却されるなど奨励金だけ受け取って、その後の雇用拡大には貢献していないという例も少なくありません。宮城県と仙台市が莫大な補助金・助成金を交付して誘致した泉区のモトローラが撤退したという事実も、まだ記憶に新しいところです。最近の報道では、セントラル自動車がトヨタ自動車の完全子会社になるということですが、自動車業界全体がこれからどうなっていくのかという点についても、冷静に見ておく必要があると思います。日経新聞が「トヨタ失速 米国変調」と書いていますが、これまでトヨタのドル箱だった北米で赤字に陥ったと内容で、地球温暖化問題も含めて現在のトヨタ商法がいつまで続くかは不透明な状況です。企業に栄枯盛衰はつきものですから、決して驚くことではありませんが、自治体が企業誘致に偏るということは大変危険だと考えます。
 町がセントラル自動車に対して年間約 1,300万円の土地賃貸借料を無償にすると表明したその陰で、東向陽台だけでもことし、30年来地域で頑張ってきた小売店が相次いで廃業あるいは倒産というふうな状況に至っています。地域の商店、小売業者がどんなに困っても行政からは何の支援もなしという現状は町の商工振興政策のあり方に問題を投げかけているのではないでしょうか。私は、企業誘致によって働く場の確保、職住近接を図るという政策を頭から否定するものではありませんが、今回のように一民間企業に対して大事な町民共有の財産を、ただで貸すなどということは公益性の面でも他の事業所との公平性の面でも大きな問題があると考えます。
 そこで伺いますが、住民の貴重な財産である町有地を無償で貸すというなら、住民にとっての公益性が明確でなければなりません。推測や願望ではなく、はっきりした根拠を示すよう求めます。また、セントラル自動車には有償で貸すべきであることを、貸すよう求め、当局のお考えを伺います。
 次に、住民税、国保税などの年金天引きは中止を、ということで伺います。
 町は、ことし10月から国保税の年金天引きを開始し、また来年10月からは住民税も年金天引きとするということを決めました。住民税の実質的な増税ではないとはいえ、税率構造の改定によって住民税額は大きくふえています。また、国保税は後期高齢者医療制度への支援分として約3割方の負担増となるなど年金から天引きされる額は相当なものになります。既に介護保険料が天引きされており、加えて国保も住民税もとなれば高齢者の暮らしはますます追いやられることになります。追い詰められることになります。まさに高齢者をねらい打ちにし、取りやすいところから取りやすい方法で取るということにほかなりません。
 この問題について、私は6月議会で反対討論を行いましたが、事の重大性から改めて一般質問で当局のお考えをただしたいと思います。
 ところで年金天引きにつきましては、後期高齢者医療制度の導入に当たって、その保険料が年金から天引きされるということに列島騒然ともいうべき反発がわき起こり、とうとう政府も見直しせざるを得なくなり、一定の条件の人については銀行等の口座引き落としを認めるということとなったばかりです。このことは年金天引きという手法が国民的な合意を得ていないことのあかしであり、ましてや市町村に課税権限のある住民税・国保税を、あえて今年金天引きとすることは世論に対する挑戦ともいうべきものだと考えます。
 年金天引きは本人の意向を全く無視して最優先で税を徴収するというやり方なわけですから、行政当局にとっては滞納もなく、取りはぐれのない確実な方法ですが、住民にとっては食べることや医者にかかることは後回しで税金だけは真っ先に取られるという人権無視のやり方と言わざるを得ません。年金天引きは年金から税金を差し引いた残額が振り込まれますから、一体年金が幾らで税金が幾らなのか明記されず、年金受給の権利という面でも納税者としての権利の面でも多いに問題があると思います。町は納税に出向き手間暇が省けるといいますが、そのような場合には銀行などの口座自動引き落としという方法があり、現に広く普及しているのですから、年金天引きにする必要性は全くありません。
 しかも、住民税に関していいますと、地方税法の条文で年金天引きをやらなければならないこととされてはいるものの、政令においては対象となる高齢者が少なければ市町村の裁量で実施しなくともよいこととなっています。しかも、高齢者が少ないという場合の、この「少ない」についての基準も設定はされておりません。つまり、どこの自治体でも対象となる高齢者が少ないということをいえば、これを理由にして天引きをしないことは可能なのです。ましてや富谷町は県内で最も高齢化率の低い自治体ですから、対象となる高齢者が少ないということは客観的な事実です。なぜ町は政令に基づく判断をしなかったのでしょうか。当局は法律や政令を十分研究して住民サイドに立った対応をすべきだと考えます。
 そこで伺いますが、住民税・国保税の年金天引きを中止し、従来の方法に戻すよう求め、当局のお考えを伺いたいと思います。
 また、対象となる高齢者が少なければ市町村の裁量で住民税の年金天引きを実施しないことが可能という、この政令に基づいて住民の暮らしを第一に考え、年金天引きを回避するための根拠として、この政令を活用すべきではないのかということを伺いたいと思います。
 さらに、住民税などの年金天引きについては、もともと市町村が強く要望していたと、これは東京新聞が報道しておりますが、この点について事実関係の説明を求めるとともに若生町長ご自身も年金天引きを求める立場に立っておられたのか、また立っておられるのか、この、恐らくは町村団体だと思いますけれども、こうした町村団体の、市町村が強く要望していたという、この立場と若生町長も同じ立場に立っておられるのかを、そのご認識を伺いたいと思います。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの永野議員の質問に答弁をさせていただきます。
ひより台町内会周辺住民への事前の説明、合意形成の努力をということでございます。
 第1問目でございます。今回のトヨタ自動車の生産子会社セントラル自動車の本社工場の大衡村への移転決定については、富県宮城の取り組みの一つとして近隣である富谷町はもちろんのこと黒川郡にとっても、また宮城県全体にとってもここ数十年来経験したことのないような大きな転換期を迎え、地域活性化と経済的波及効果をもたらすものとして全国からも注目されているところであります。このチャンスを各市町村がどう生かすかが問われているわけであります。このようなことから、町としても心から歓迎をすると、そういう立場で事に当たってございます。
 今回の独身寮誘致については、独身寮、単身寮でございます。独身寮・単身寮誘致については、セントラル自動車から県内全自治体ヘ独身寮・単身寮建設するに当たり土地情報を求めてきたことに端を発してございます。富谷町として二十数年前にトヨタ自動車が北部工業団地へ進出する計画があったとき、社員寮として二十数年前、社員寮として提供するために当該地を用途変更し、用途変更しましたが、計画が頓挫し、現在に至っている状況はご認識のとおりでございます。町として富県宮城の一翼を担い、隣接する仙台市、そして移転先の工業団地への非常に近いという地の利を生かして社員の方々への住環境面でのご協力できることがあればと考えているところであります。現段階では多くの市町村が用地の提供を申し出ており、セントラル自動車側が条件を整理している段階であります。
 このようなことから、誘致については不確定であるため住民説明会等については開催しておりません。セントラル自動車から候補地の一つとなっていることなどが確定的に示されればひより台町内会初め町民の皆様のご理解とご協力を求めていきたいと、そのように考えてございます。
 問2であります。問2については独身寮の誘致については、さきの定例議会の会期中に議会全員協議会を開催していただいて議員各位にご理解とご協力をお願いしたところであります。また、議会、議員全員で組織されております企業立地住環境整備対策特別委員会では全員セントラル自動車、全員参加のもと、セントラル自動車を視察され取締役等から社員への居住支援依頼などもあったわけであります。付近住民の皆様に対しては独身寮・単身寮用地の提供を申し入れた時点では確実に誘致されるか不確定であり、また独身寮・単身寮の規模等についても誘致が決定しない段階では判明せず、正確な情報をお伝えすることはできないわけでありますので、今回のような進め方をした次第であります。
 このようなことから、誘致先としてさらに確定的になった際は付近住民の皆様の快適な住環境を守る観点から付近住民の皆様の要望を十分お聞きし、町の対応策を整え、セントラル自動車には住民皆様の声を漏れなく伝えてまいりたいというふうに思います。このようなことからして、議員がおっしゃるような誘致ありき、あるいは住民不在等々には該当しないというふうに考えます。
 マル、問3であります。富谷町では活力と地場産業を自慢にできるまちづくりに取り組み、このたびセントラル自動車株式会社、東京エレクトロン株式会社、東京エレクトロンATですね。周辺自治体への移転進出に伴い、富谷町企業立地住環境整備対策推進本部を設置し、県内進出計画に対する協力と支援を積極的に展開しているところであります。
 セントラル自動車独身・単身寮設置につきましては、6月6日に開催されました富谷町議会全員協議会においてご説明申し上げたとおり、富県宮城実現の一翼を担うとともに定住化の促進や地域活性化、富谷中央地区への人口集積促進にもつながる極めて公益性の高いものと考えているところであります。
 このようなことから、設置が設置が決定した場合には自治法、地方自治法 237条第2項の規定に基づき地方自治法第96条第1項の規定による議会の議決をお願いすることとしておるわけでございます。
 問4であります。本町におきましては、県内進出企業に対する協力と支援を展開しているところであります。地域の活性化や産業の振興のため事業所の、事業所や企業立地への対応として道路整備、用地確保、仮称富谷インターチェンジの設置要望を初め住環境の整備とハード・ソフト両面からさまざまな形で進めているところであります。また、現に活動してる企業、新たな進出企業等につきましては、従前から企業立地促進奨励金制度等もあり、用地の無償貸し付けによって企業の独身・単身寮を誘致することにより人口の増加、そして税収の増、そしてまた町の、結果として町の利益につながることから公益性を欠くものではないというふうに考えております。
 次に、大きな二つ目であります。税金の年金天引き中止はということであります。
 問1、年金天引きは介護保険料に始まり長寿医療保険料、国民健康保険税、そして来年10月からの住民税と行われることとなっております。納税者の方々が年金の受け取る前に天引きされることを承知できないという感情をお持ちなことは否めない事実であると思っております。しかしながら、一方ではメリットとして言われる次の3点、振り込みにいく手間が省ける、一回当たりの振り込み額が減る、コスト削減ができるというメリットも一方ではあるわけであります。地方税法において、市町村に対して公的年金を受給している納税義務者の個人住民税について特別徴収の方法により徴収することを義務づけております。このため、町は条例を整備したものであります。
 問2であります。地方税法 321条の7の2、第1項ただし書きにおいて、その他特別の事情により適当でないと認められる場合には特別徴収の方法によらないことができるとされております。これは給与から特別徴収の場合と同様に規定を設けられたものでありまして、特別な事情とは徴税町の便宜等の見地からかえって特別徴収の方法により徴収することが不適当であると認められた場合を指すわけであります。
 また、議員のご質問のとおり長寿医療制度の保険料の見直しによって高齢者の医療の確保に関する法律施行令等の一部改正する政令の施行が7月25日に公布・施行されました。この政令改正は国民健康保険税についても、あわせて地方税法施行令も改正となり、要件を満たす場合には徴収方法を特別徴収から口座振替に変えることができるようになったものであります。しかしながら、住民税においてはこのような改正は現時点ではなされておりません。
 個人住民税の特別徴収制度は徴収の効率化とともに年金受給者の納税の便宜を図るものであることから地方税法の規定に基づき平成21年10月から実施に向けて、今、準備をし始めたところであります。
 問3、平成16年8月に全国市長会から平成17年度都市税制改正に関する意見の中で要望が出ていることがわかりました。また、宮城県町村会においてはではありませんでしたが、全国町村会として平成16年9月、平成17年度税制改正に関する要望の中で高齢者の納税に係る利便性や徴収率の向上を図る観点から公的年金からの特別徴収を実現するなど個人住民税徴収対策を講じることと要望してるという経過があるようであります。
 これらが平成20年度の地方税制改正に盛り込まれ、平成21年度から導入されることが決まったものであります。繰り返すことになりますけれども、町といたしましては、地方税に基づき準備を進めていくという考えでおります。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 本日の会議は、議事の都合により時間を延長して行います。
16番永野久子君。

16番(永野久子君) まず、1点目ですけれども、今ご答弁にありましたようにひより台の用地の問題ですが、事がもう少し確定的に示されればひより台の皆さんに説明もし、ご協力も求めるようになると。で、また付近住民の皆さんの声も十分聞きたいというようなご答弁でしたけれども、これは確定的になってからでは遅いと。その前、6月6日に全協開いてるわけですから、同じ手間暇でその時期に町内会の全員と言わなくても町内会の重立った方々お集まりいただいて、あるいは出向いていって話を聞くということは、説明をするということは十分可能だったと思うんですね。こういうふうに今のご答弁にあるように確定的になってから説明します、声を聞きますというのが「先に誘致ありき」なんだというふうに私は申し上げたいと思うんですけれども、この点については、やはり町長は先に誘致ありきとか住民本位でなかったということについての反省はないということなのでしょうか、改めて伺います。
 また、無償で貸すために公益性が明確であるべきだというふうに申し上げたわけですが、例えばですね、町の条例から見てもセントラル自動車がですね、あの土地に文化ホールをつくりたいと、そして富谷町の住民の皆さんにも使っていただきたいというようなことであれば、これは公益性がはっきりしますが、しかし社員寮というのは従業員の寮です。単身・独身寮ですから、これが富谷の住民にとって公益性があるというふうには言えません。そして、町長がおっしゃってたような人口がふえるとか税収がふえるというようなことも、これは現時点であくまでも推測に過ぎません。また、町の活性化につながるかどうかということも願望に近いものですから、町の財産をただで貸す以上はですね、公益性をもう少しはっきり示すべきだというのがこの条例の趣旨だと思うんですね。確かに法律で議決をすればいいということになっていたとしても、その場合でも相手はだれでもいいわけじゃなくて、また事業の目的も公益的なものであるという、こういう要件を満たす必要があると私は思うんですけれども、これについて改めて、条例の趣旨として公益性が定かであるということが限定的に言われているというふうに思っておりますが、この条例について、条例が定められていることについて町長はどのように受けとめておられるのか。今回の問題との関連で、この条例と大きくかけ離れることになるという認識はないのか伺いたいと思います。
 またですね、この1点目の質問の三つ目の再質問ですけれども、改めてこのセントラル自動車に町有地を絶対に貸すなということまでは言っておりませんで、お貸しするのであれば有償で、当然の料金を払っていただいて、賃借料払っていただいてお貸しするというのが筋だと思うわけですけれども、セントラル自動車からはぜひ無償で貸してくださいという申し入れがあったんでしょうか。伺います。これはなかったという説明受けておりますけれども、住民の皆さんの前で、この議会の正規の場でですね、きちんと明確にお答えをいただきたいと思います。
 二つ目の税金の問題ですけれども、年金天引きですが、先ほど町長がお答えになりましたけれど、 321条の7ですか、その他特別の事情、これはですね、どういう方が対象となるのかということについて、所得制限等についてはどうなっているのか、改めて詳細に伺いたいと思います。
 また、先ほど私が述べました政令につきましては、住民税において、その市町村が対象となる高齢者が少ないというふうに考えれば天引きをしなくてもいいと。従来どおりでもいいというふうになってるんですが、この政令があるということについての認識は町当局としてはなかったということでしょうか、伺います。わかっていたけどやらなかったということなのか、それともこの政令があるということ、存在を知らなかったということなのか伺います。
 また、全国町村会の、が平成16年に国に対して要望したということですけれども、これは既に、まだ町長が町長となっておられない時期のことなわけですけれども、現時点において若生町長ご自身が、この全国町村会の年金天引きを求めるという、この要望に対してどういうご認識を持っておられるか。適切であったというふうに思っておられるのか、それとも少しこれは不適切だったと、住民の声と遠いところにあるという感想をお持ちなのか、改めて伺いたいと思います。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの再質問に答弁を申し上げます。
 公益性というあたりですね。それもあの反対概念はどんなのかなと思って私も考えるんですけれども、公益に対する反対概念、私益なんですよね。そういうことからしてですね、私の利益です。恐らく公益性という方を純粋に詰めていくとここまで、この内容は公益性に欠ける、 100の 100でないかもしれませんしね。その辺はまさに 100%の公益性と 100%の私益というふうなことの対立を、こうさせればですね、なるわけ、何ていいますか、ものは考えやすいんだろうと思いますけれども、総合的な勘案の中でですね、先ほど第1回目の答弁で申し上げたとおりであります。総合性、総合的な勘案の中で公益性ありき、さらにまた条例に定めるそういったものも検証確認をした中でクリアできる富谷町の将来の描いたときに、ここは手を上げる、名を上げる、で、富谷町の町民の利益になると、こういうふうな判断を私、そして私どもの町執行部として総合判断、決断をさせていただいたと、こういうふうな経過、経緯がございます。一つ一つですね、ありやなしやというふうなことを認識云々というようなこと、言葉のやり取りをですね、この場でやるにはいささか私は齟齬はないというふうに思います。
 無償か有償か、求めがあったかというようなことでありますけれども、これは物の進め、あのセントラルさんの名誉にかけて言えばセントラルさんの、が、借りる方がですね、ただで貸せとかっていうことは一切口が避けても言ってませんし、私らも一向に聞いてません。当然のことです。県がこういうふうなことでセントラルさんが誘致を決めて、そしてこの近隣にという、そして単身・独身寮の最大 300、それも非常に現状流動的といいますかね、1,300人の皆さんをこの周辺に全員社長はこう決断した以上あした、県庁に行った折の発言です。取締役の発言です。あした定年になる人も含めて、ぜひすべての全員がこちらに移動してほしい、そういう思もこちらのツアーにいらした折りですね、県庁で担当者が職員向けに、職員家族向けにあいさつしてました。私もじーんと来るところがあります。それはあとこの信頼関係といいますかね、そういうふうなことの中で物は進んでいくんだろうというふうに思います。ですから、先ほど無償・有償の話をすればセントラルの会社さんが無償で貸してくださいというふうなことの要望は一切ございません。県の中、そして我々が果たすべき役割、富谷町の、への皆さんの期待、そういったことも含めて去年の3月から何度となく県に行って、私も県庁に何度となく出向いて実際にそういったものの食いつき、関心の度合い、そういったものを直に肌で感じてですね、こんなような決断をさせていただいてるというふうなことでございます。
 天引き等については、言葉、天引きか否かと言えばですね、天引きでない方がいいに決まってんです。これは全くそのとおりですよ。もともと日本の制度に所得税の源泉徴収っての天引きでやってんですから、ここが根っこですよね。そんな中で今さら、今に始まったことでない制度ではあります。ですから、比較考量です、これも。メリット・デメリットというふうな中で恐らく町村会等で、あるいは市長会等でもろもろあってですね、そういった要望もしたやに私も確認しました。そのみちいませんけれども。それは原点は日本の徴収制度というような中で源泉徴収、これ源泉徴収は天引きと言わないんですね。源泉徴収イコール天引きですから、そういったものの中でそういうふうな流れ、大きな枠の中であってて我々は見かけのの給料、手取りとそしてもらう給料ですね。手取りは大体8掛けぐらいの中で生活するんだよというようなものが何となく染みついてて、受け取ったものが給料だと、報酬だと、こいな世界の中で残念なことに日本人我々生活の組み立てができたという経緯があると思います。ですから、そういうふうなことの中で後期高齢者、そしてまた国保税、住民税と、こういうふうなもののいくような広がりはですね、これはまた私はよく言いますけれども、政治の世界の解決事項でありますので、皆さんともどもそれは、と相通ずる、共有するものですからね、この場でもさらに中央の政治に向かってもというふうなことの共通の話題、課題とすることとさせていただきたいと思います。以上です。

議長(渡邊俊一君) 町長、町内会に説明が必要でなかったかということでの反省を求められておるわけでありますけれども、第1点。それと、それから条例の趣旨にどのように受けとめているかということ、この件についてお願いします。(発言者あり)

町長(若生英俊君) 条例については、先ほど触れさせていただいたこととしてください。最初の出だしですね、確定的なこと、もう少し見えてこないと説明できない。これもほとんどそんなに非常識なことで私はないと思います。相手さんの状況がわからない中でですね、来んだどやとか、今度はこうなんだどやってわけにいかないんですね。ですから、最終的に状況を、が見え始めたときに住民の皆さんに説明をさせていただく、そして最後の枠組み、歯どめとして議会の議決を求めますよというところからスタートしてんです。有償であるならば、それは執行部、町の裁量でというようなものも検討しましたけれども、これは私どもと皆さんとが相連携してやんなきゃない課題ですから、それは議会の議決を経て、それは最初からセントラルさんに求めてます。住民の理解、議会のね、抵抗、議会の皆さんのだめだよといったことまで町長の権限でやりますよと、こういうこともできませんし、しませんよと。このことは出だしからお話をさせていただいてるところであります。繰り返しますけど、もう少し形が見えてくる、ねぇ、本当だどや、こうっただですから最終権限は私どもにあるんですから、契約当事者ですからね、ですからそういうふうなことで物が見えてくる、皆さんの反応も、しかし日常的にそれらに風は感じとってるんですよ。直接私出向いていってお祭りさ行って何しかにし、ただそこで30分、1時間ほぉと見てるだけの話でありません。いろんなやり取りの中で、そしてまたその地域住民皆さんのところからこんなのどうとかっていうようなことはさりげなくながらですね、事情聴取、聴取活動してるんです。そんな風の中でこの先、それは町、まさにセントラルさんにお伝えしなきゃならない。ねぇ。いいよいいよっつってて最後だめだったどやってわけにもいきませんから。ですから、そういうふうなことも含めて日常の聴取活動も含めながら、今、本当にまさによく皆さんもお使いになる粛々と、静観をしながら本当にどうなるのやらと期待とまさに不安と交錯しながらですね、今心情としてこの答弁の場に立たせていただいた、そんな状況でございます。

議長(渡邊俊一君) 税務課長。

税務課長(眞山巳千子君) 地方税法 321条の7の2第1項のただし書きにおきましては、そのできるということがなされております。そのことに関しましては十分に認識していることでございます。
 それから、特別の事情というところで国保の例でお話をさせていただきたいと思います。
 国保の例で特別事情があれば年金天引きをしなくてもいいよという例なんですけれども、全被保険者が少ないこと、少ないというのはそこでは、国保の例では 1,000人未満、全被保険者で 1,000人未満、収納率が高い(98%以上)、それから口座振替及び納付組織の実施率が高い(85%以上)、という例が国保では示されております。
 それを住民税に当てはめてみますと、先ほど永野議員が高齢化率は低いっていうふうにおっしゃいましたけれども、町内に年金の受給者は65歳未満もいらっしゃいますけれども 6,800人ほどいらっしゃいます。で、年金天引きに思われる方につきましては、 1,600人ほどの方が対象になるのではないかというふうに今現在推測しております。
 で、収納率が高いかといいますと自慢できることではありませんで、住民税の普通徴収の平均、国保で16・17・18の3年間の平均で98%以上ということを示しておりまして、それに住民税の普通徴収率を当てはめますと 91.71という徴収率になっております。
 それから、口座振替と納付組織の実施率というところで納付組織というものありませんので、口座振替のところだけを見てみますと、町民税の口座振替は33.5%ほどです。で、そこに65歳以上の方はもっと高くて四十数%の口座振替率になっております。その四十数%の口座振替率と85%ということを比較しますと、そこでもやはり基準となるような振替率にはなっておりませんので、そういったことを比べますとただし書きには当てはまらないのではないかというふうに判断されるところでございます。
 そういったことから、富谷町としてはこの個人住民税の特別徴収制度に向けまして準備を進めていくという結論に達しております。

議長(渡邊俊一君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) ひより台の土地に関しては、これはほかのものではなく、もうとにかく直接住民の生活環境に影響を与えるものですから、よかれ悪しかれ。だからこそ事前の説明が必要だと、決定前の説明が必要だというふうに思ったわけですけれども、もう一度伺いますけれども、今回のこの先に誘致を決めると、先に誘致ありきというやり方に町長は反省はないということなんですね。もう一度明確にお答えください。
 それから、税の天引き問題ですけれども、国保の問題とこの住民税のところは違うんですね。国保のものを住民税に当てはめるのではなくて、この今回の年金から天引きをするという問題に関連して政令でですね、対象となる高齢者が少なければ天引きしなくてもいいということになってるわけで、これには少ないというのが一体 1,000人未満なのか、あるいは2,000人未満なのかというような基準は全くないんですよ。つまり、その市町村が対象となる高齢者が少ないというふうに考えれば天引きをしなくてもいいと、まさにこれ中央政府の問題じゃなくて町の対応の仕方が問われる、町自身の主体性が問われる問題だと思うので、この点についてはもう少し研究をされて、改めて住民サイドに立って天引きを、先ほど町長も年金天引き、ない方がいいに決まってるというお考えでしたから、これはやはり研究をしてみる必要があると思いますが、どうでしょうか、伺います。
 また、この年金から天引きをすることで国保にしても住民税にしても収納率が上がるというふうに見ているんでしょうか。今、多分、中にはですね、ごく稀に納めるのに納める力があるのに納めないという人も中にはいるかもしれません。悪質なと言われる人もほかの自治体にはいるかもしれません。富谷町には悪質な滞納者はいないということでしたから、こういう方が好きこのんで払えないでいるわけではないのに、こうやって年金から天引きしてしまうということは、収納率が上がるというふうに見込んだすると無理無理取るということにもつながっていく人道的な問題にもかかわってくることだと思うんですね。また、逆に収納率がさして上がらないと、変わらないというのであれば年金から天引きをする必要はないわけですので、町としては年金からの天引きによって収納率が上がると見ているのか、変わらないと見ているのか、下がると見て、下がることはありませんね。変わらないと見てるのか、その辺をお答えをはっきりといただきたいと思います。
 また、もう一点ですけれども、国保税に関しては、もし市町村が年金天引きをしないという決断をした場合に市町村に政府からペナルティは科せられるのかどうか伺います。

議長(渡邊俊一君) ひより台に関して町長、その後は税務課長でよろしいですか。(「はい」の声あり)はい。
 それでは若生町長。

町長(若生英俊君) 住民生活、住んでる皆さんがね、周辺環境が変わると、それは全くそのとおりですよね。よく今現状さら地で26年経過してるわけですから、そこに独身寮・単身寮であれ何であれですよね。それは出だし何かは変化が起きるのはそのとおりだと思います。私らいろんなことで経験してますからね。そこを全く念頭に置かずして物を進めてるわけではございません。決定の、いわゆる説明が必要だというふうなことでありますけれども、必要性は、その説明の必要ですね、必要性は十分あるというふうなことであります。認めますけれども時期、その時期なんですよね。永野議員とのやり取りの中で、それは時期は総合的な勘案をして、もう少し確定的になったら説明させていただきますというふうに私どもは取りまとめて皆さんにも町内会長さんにも含めて小出しにはお話をさせていただいてるわけですから、もうちょっと時間をお待ちいただきたいと思います。
 年金の天引きはというと先ほど源泉徴収のお話、例を引き合いに出しましたけれども、オール・オア・ナッシング、こっちが 100こっちがゼロという、そういうことでもないんだろうと思うんです。ですから、出だしから天引きか自払いか、みずから払うかというようなそういう選択肢を、この制度に限らず私は物を進めるときには大事だなというふうに思います。町もそういった取り組みをする折にはですね、確定的にこれはこうだからこの方しかねぇよとかって、そういうふうな物の進め方でない進め方を、ぜひ私国の制度にも私は求めていきたいというふうに思います。
 ですから、そういう意味では天引きか自払いかっつった場合は本当に最初から天引きでいいよっていう人の方がデータ見ても多いんですね。決してそういう選択肢をふやしてもですね、長寿保険の方は口座振替の変更件数の申し出は40人、40件。国民、国保税については変更件数は現状のところ28件というふうな形でデータとして出てますので、ですから先ほどのお話からすると天引きの、どちらがというようなことではない、そういったことを含めて私どもも物を進める上で、あるいは中央にお話をする折、制度決めて、決める上でですね、申し、話をしていきたいと、そんなふうなことでございます。

議長(渡邊俊一君) 収納率と天引きのペナルティについては、税務課長。

税務課長(眞山巳千子君) 収納率につきましては、介護保険料でもそれは実績は出ておりまして、特別徴収にした場合は 100%というふうに出ておりますので、同じような結果になるのではないかなというふうに思います。
 住民税につきましては、増税となるわけではありませんので納められる対象、納める対象となる方が天引きということになりますので、介護保険の例になるのではないかというふうに思います。
 それから、国保税でペナルティはあるのかということ、国保税に限らずですね、住民税のことに関しましても地方税法が改正されまして、それに合わせまして条例も改正したわけですので、町としてはそれに沿ってやっていくということでございます。(発言者あり)

議長(渡邊俊一君) ん、もう一度。(「答弁漏れあるの」「答弁漏れです」の声あり)何の研究。(「政令について、もう少し研究してほしいというふうに先ほど申し上げましたけど」の声あり)政令の基準。(「あの、住民税に関しては国保税のやり方をそのまま応用してお答えなっておりましたけれども、今回の住民税の年金天引きに関して、その法律の政令としてさっきも繰り返し申し上げましたように高齢者が、対象となる高齢者が少なければしなくてもいいことになってるんで、これを研究してほしいと先ほど伺ったはずですけれども、答弁漏れです」の声あり)それは要望ですか。(「いえ、お答えを求めてる」の声あり)研究するかしないか……(「そうですよ」の声あり)という答えを求めてるわけですか。(「そうです。はい」の声あり)
 税務課長。

税務課長(眞山巳千子君) 住民税の方につきましては、国保税と同じような例が示されておりませんでしたので、その目安というものを国保税の例にとりまして先ほど申し上げたところでございます。地方税法のただし書きにつきましても、町長が答弁したとおりですね、給与からの特別徴収の場合と同様に規定が設けられておったものですから、研究するとかということではなくて、そのまま受けとめて、受けとめてですね、先ほどの国保の例と同じように富谷町ではできるような状態ではないというふうに思っております。

議長(渡邊俊一君) これで本日の日程はすべて終了いたしました。
 本日は、これにて散会いたします。
 どうもご苦労さまでした。
午後5時22分 散会  

平成20年第3回定例会議事録(第2号)

平成20年9月5日(金曜日)

出席議員(19名)

  • 1番 小泉光君     
  • 2番 小川昌義君
  • 4番 細谷禮二君     
  • 5番 佐藤克彦君
  • 6番 山路清一君     
  • 7番 相澤榮君
  • 8番 菅原傳君     
  • 9番 今村寿君
  • 10番 市川壽藏君     
  • 11番 磯前武君
  • 12番 高橋敏夫君     
  • 13番 安住稔幸君
  • 14番 伊豆田待子君     
  • 15番 佐藤聖子君
  • 16番 永野久子君     
  • 17番 浅野幹雄君
  • 18番 相澤武雄君     
  • 19番 千葉達君
  • 20番 渡邊俊一君

欠席議員(1名)

  • 3番 土樋輪康雄 君

説明のため出席した者

  • 町長 若生英俊君
  • 副町長 昆野武裕君
  • 会計管理者 山田豊君
  • 経営企画課長 荒谷敏君
  • 総務課長 須藤辰夫君
  • 財政課長 渡邊成一君
  • 税務課長 眞山巳千子 君
  • 町民生活課長 奥山育男君
  • 子育て支援課長 八巻恵美子君
  • 健康増進課長 小松巌君
  • 長寿福祉課長 千葉美智子君
  • 産業振興課長 奥山吉信君
  • 都市整備課長 鴇謙一君
  • 上下水道課長 梅津慶一君
  • 教育長 千葉芳樹君
  • 学校教育課長 瀬戸けい子君
  • 生涯学習課長 佐藤信夫君
  • 選挙管理委員会書記長(兼) 須藤辰夫君
  • 農業委員会事務局長(兼) 奥山吉信君
  • 代表監査委員 阿部功君

事務局職員出席者

  • 事務局長 亀郁雄    
  • 次長 橘川栄
  • 主事 加藤宏子

議事日程 第2号

平成20年9月5日(金曜日)午前10時00分開議

  • 第 1 会議録署名議員の指名
  • 第 2 一般質問(通告番号9番~14番)
一般質問内容
一般質問 1番 小泉光議員
1 町民バスの検討は
2 ゴミ集積場の形や色の基準は
15番 佐藤聖子議員
1 学校給食、安全性、保護者の負担などについて
2 保育料徴収基準について
5番 佐藤克彦議員
1 本町農業振興の対策を問う
17番 浅野幹雄議員
1 児童生徒の安全安心対策を
7番 相澤榮議員
1 中学生の国際交流事業の取組は
13番 安住稔幸議員
1 「富谷町集中改革プラン」の積極的な推進で、健全な財政運営を
2 広告の掲載やクレジットカード納税の導入で、増収を図れ
3 妊婦にマタニティマークの配布を
第 3 議案第18号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
第 4 議案第19号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
第 5 諮問第 1号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
第 6 諮問第 2号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
第 7 認定第 1号 平成19年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について
第 8 認定第 2号 平成19年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について
第 9 認定第 3号 平成19年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
第10 認定第 4号 平成19年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
第11 認定第 5号 平成19年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
第12 認定第 6号 平成19年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について
第13 認定第 7号 平成19年度富谷町水道事業会計決算の認定について

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり    
午前10時00分 開議

議長(渡邊俊一君) 皆さん、おはようございます。
 ただいまの出席議員は19名です。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
 本日は傍聴人がおられます。傍聴人の方々に申し上げます。富谷町議会傍聴規則では、録音機、カメラ、ビデオ等の撮影などは禁止になっております。また、携帯電話をお持ちの方は、携帯電話の電源をお切りになるかマナーモードに切りかえて、静粛を保ち傍聴されますようお願いをいたします。
 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。

日程第1 会議録署名議員の指名

議長(渡邊俊一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を議題といたします。
 会議録署名議員は、富谷町議会会議規則第 120条の規定により、7番相澤 榮君、8番菅原 傳君、9番今村 寿君の3名を指名いたします。
 各議員並びに執行部に申し上げます。本日も大変蒸しておりますので、どうか上着を脱いで審議をなされて結構でございます。

日程第2 一般質問

議長(渡邊俊一君) 日程第2、昨日に引き続き一般質問を行います。
通告順に発言を許します。1番小泉 光君。

1番(小泉 光君) 改めましておはようございます。
 私今回、町民生活に密着した二つの質問を提出しております。
 一つは「町民バスの検討は」というのと、それから「ごみ集積所の形や色の基準は」というこの二つでございます。
 それでは、町民バスの方から。
 平成14年から始まった町民バス、年間 2,500万円以上のお金を投入しているのにもかかわらず、いつもいつ見かけても乗っている人が大変少なく残念に思っているのは私一人ではないでしょう。昨年12月議会で町民バスは要望の高い泉中央へのアクセスを高められるよう今年度鋭意検討し、来年度から見直したいと答弁ありましたが、検討はどこまで進んでいるのでしょう。町民は大いに期待して待っています。
 利用が少ない理由には、泉中央へのアクセスが考慮されていないほかに、使い勝手が悪い点があると思います。例を二つほど挙げましょう。
 東向陽台にお住まいの方があけの平公民館で10時から12時までの生涯教育講座を受けるとすると、南部循環線の第1便を利用して東向陽台公民館前から8時20分に乗り、あけの平を通り越して役場に8時52分に到着。9時ちょうど発の西部循環線に乗りかえ、あけの平公民館に9時15分に着きます。所要は1時間20分です。12時に講座が終わると、西部循環線第5便であけの平公民館発13時、1時間も待たなければなりません。役場着が13時52分、約20分待って14時10分発南部循環線の第5便に乗りかえ、14時53分に東向陽台公民館前に到着します。講座が終わってから家の近くまでたどり着くのに3時間もかかってしまいます。車なら片道10分程度の道のりも町民バスなら紹介したとおりです。
 もう一つの例です。富谷高校には 199名の富谷町に住む生徒が通学しています。これらの高校生はほとんど自転車か徒歩を利用しています。富谷高校の始業時間は8時35分です。8時35分以前に富谷高校前に行くバスは、西部循環線左回りの8時11分着。ちょうどいい時間ですよね。このバスにはとちの木、杜乃橋、日吉台、富が丘の生徒は乗ってこられます。東向陽台、明石台からこの時間の町民バスはありません。早い時間帯だと、西部循環線右回りで7時51分上桜木大清水着。この便ではとちの木、あけの平、鷹乃杜の生徒が利用できます。日吉台、富ケ丘は利用できません。朝はこの2便しかありません。授業が終わり清掃終わるのが15時15分、部活終了が18時45分です。この時間帯の富谷高校前の町民バスの時間を見ると、南部循環線が15時14分と17時54分。いずれも行き先は穀田を抜けて中央公民館まで。西部循環線右回りは16時16分、行き先は富ケ丘、日吉台、とちの木、そして役場まで。大亀成田線では17時06分、行き先は成田を抜けて大亀山まで。ちょうどいい時間帯のバスはありません。
 ここで質問します。
 町民バス、どのような考え方で何を見直ししていますか。
 二つ目、町内の富谷高校生の通学に使える考えはありますか。
 3、泉中央へのアクセスの見通しはどうですか。
 4、今までどのようなパブリックコメントがあったでしょうか。
 次です。ごみ集積所の形や色の基準はということです。
 ごみ集積所は家庭ごみの廃棄、また、リデュース、リユース、リサイクルの3Rの観点からも大変重要なものだと思っております。また、朝のごみ出しは、子供たちにお手伝いさせるなどしつけの面からも役立てられるものだと思っています。
 富谷町のごみ集積所を調べると、全町内にわたって姿、形、使い勝手が全く異なっております。お手元に写真の資料が配付されていると思います。町内いろいろなところを回って写真を撮ってきました。ちょっとカラーではないんですけれども、概観はわかるかと思います。いくつか実際の事例をご紹介しましょう。
 成田、大清水、上桜木は似たような形になっております。ステンレスの棒にネットが張ってあるんですけれども、このネットが重くて、ネットじゃない、そのステンレスの棒を持ち上げてこう入れるんですけれども、大変重く、両手で持ち上げなければならないため、なかなか子供やお年寄りには大変です。そして、両手を使うので雨が降っていると全身ずぶ濡れになってしまうんですね。
 明石台の集積所もふたが重く、両手で持ち上げなければならないので、同じように雨の日は濡れます。そして、ヒンジの部分が大変こう、ヒンジの部分の強度が弱そうで、今にも壊れるのではないかと思って見てきました。
 集積所が全くないところも実はあるんですね。富ケ丘、ここはネットが置いてあるだけです。カラスや猫の被害でごみ当番の方は大変苦労されているのではないでしょうか。これが、あるいはこれがごみ集積所かと思われるようなものも中にはあります。
 写真でご判断いただければと思いますけれども、以上を踏まえて、今後新しい団地なども開発されるでしょう。子供やお年寄りでも無理なく使え、雨の日でも濡れないような集積所であるよう、町である程度の指針を示すべきではないでしょうか。
 質問です。町内のごみ集積所の形、色、使い勝手に町としての指針はありますか。
 2、今後指針を策定し、新しくつくるものから適用していくべきであり、また、古いものから徐々に策定した指針に沿うよう改造というか、そういうことをしていくべきではないかと思いますけれども、町長の所見を求めたいと思います。以上です。

議長(渡邊俊一君) 答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの小泉議員の質問に答弁を申し上げます。
 町民バスとごみ集積所の件ということでありました。大変大事なご指摘、身近ながらご指摘をいただきました。
 町民バスについては、私が町政の柱としております「活力と地場産業を自慢と誇りにできるまちづくりへの取り組み」という大きな二つ目のくくりの中で、住環境都市基盤の整備というところに該当する内容として、就任以来町民バスのありようについては極めて大きな課題意識を持ちながら、なんとかより利便の高いバスの運行できないものかと思います。今小泉議員の指摘にありましたように、非常にこのマイナス部分というか、足らざる部分をご指摘いただきました。本当に実態はそのとおりの側面もあります。この町民バス4台、限られた予算と限られた台数でというふうなことの関係で、ぐるぐるとこう回らなければならない。ここからここに行くと5分なのにというふうなことの様子は本当に万やむを得ずというか、本当に自家用車のごとくにさらにまた短時間でというようなことになると、限りなく車に近づいていくとする、その結果としてまたいろんな面で膨らんでいくと。
 こういうふうな濃厚の中でいろいろ協議検討した中でこの枠組みでというふうなことで20年度スタートしたわけでありました。単年度契約でというふうなことで議会のご同意をちょうだいしながら、20年度に向けてというふうなことで準備しているところでございます。
 途中の経過はというふうなことのご指摘でありますので、経営企画課、経営企画課長が十分なる私と今までの取り組みをまとめておりますので、細かいことについては経営企画課長の方から答弁をさせることといたしたいと思います。
 それにしても平成14年ですので、思い返せば2000年、2001年、平成13年度、13年、2001年でしたね、小泉政権4月16日誕生というふうなことを思い出します。ここからバス事業の規制緩和等々スタートした、タクシーの規制緩和も含めてですね。我々としては今まで民間バスの単独で通るところは利便性あったんだけれども、全く通らないところは交通過疎でしたというふうな状況の中で、我々が取り組める時期、時代に入ったというようなことで、しかしながら、いまだに民バスとの競合関係だとか、あるいは自家用車のような使い手のあるものだとかというふうなことになかなか再集計いっておりません。規制の中で規制とのこの突き合わせ、折り合わせの中で今進行している状況もあります。その辺も含めてお話を後ほど答弁させていただくことといたします。
 私も6月初旬でしたか、すべての路線、体験乗車をしてみました。それは7月1日からある年齢層の皆さんにぜひ多くの皆さんに単年度ゆえに乗っていただきたいと。10万人から5万人、そして5万人を切るというような現状になりましたので、何とかこの1年たくさんの人に乗っていただきたい。そこにある一つの誤解がありましてね、高齢者を中心にということで検討した結果、70歳以上ということにさせていただきました。それはなぜ70かというのもありますし、なぜ65でないの、60でないの、全部とっ払わないのということになりますけれども、今度は時間の制約が出てくるんですね。皆さんがごそっとなってしまうと、時間の運行管理上支障を来すというようなことで、折り合いのところで70歳とこうした経緯がございます。
 そんなことで町民の皆さんに無料乗車証をお送りしたんですけれども、今度は無料乗車証、今の小泉議員の指摘の中で「全然使いでがないのにこんなの送られて、また余計なお金使って」、こういうふうなおしかりもちょうだいいたしました。なかなかうまく伝わらないんだなとこう思いながらおったわけでありますけれども、皆様そこにその指摘にすぐこうお返しいただけるお立場の皆さんですから心配はないわけでありますけれども、契約の金額ですから、乗る、乗る、多く無料乗車証でお乗りになっていただいても、何ら契約額に変更はないと、こんなふうなことをもって7月1日スタートということで決断をさせていただいたわけでありました。
 結果として、乗車、7月の乗車は前年度比同月比で 334人の増ということになりました。7月だけのカウントを見ますと、18年は 4,063、19年度は 3,895、20年度7月期で、7月1カ月間ですね、 4,229、前年同月比で 334というふうなことです。無料乗車券の利用者数 4,229人を対象とした中で 1,384名にご利用いただいたと。利用率は32.7%、約3分の1程度の皆さんにこの無料乗車証をお使いいただいてご乗車いただいたと、そういうふうな実態がありますので、ぜひ次年度に向けてというふうなことで今まで以上の民バスとのやりとりも含め、皆さんのお声を聴取しながら準備を今進めている途上でございますので、よろしくまた皆さんのお声も含め、よろしくお願い申し上げたいというふうに思います。
 次、二つ目ですね。ごみ集積所の問題でありました。
 小泉議員、まさに皆さんのというか、身近なところから皆さんにも写真が配付されましたけれども、これを機に私どもも本気になって小泉議員に負けないぐらい職員ともども見て回ります。いろいろ多種多様であるということが、今まで議会の場でこの種の議論はなされたかどうかは定かではありませんけれども、本当に種類別に分けても10種類以上ばらばら状態という、それはばらばらかといえばばらばら状態の中で現状来てしまったというふうなことなんですね。きのうも議論にありましたように、開発指導要綱がその根っこにあって、そのものから結果、その時々の状況、その時々の開発業者さんの状況、町の姿勢というようなことも含めて、結果このようになってしまったのかなというふうな感じをするところでございます。
 きのうも出ましたかしらね。おおむね30戸に1カ所、面積にして1個当たり0.25平米の割合で設置するというこの文言がすべてのベース、根っこにあって、現状、ちょっと失礼ながら色刷りでちょっと用意したものが今課長からもらえます。何ぼもつくっていません。もったいないなと思いながらもこの方がわかりやすいのでしょう。金網ボックス型とか、名前をつけてみました。完全ボックス、明石台なんかは完全ボックス上ぶた式なんていう名前を当てはめてみましたがいかがでしょうか。上桜木さんはネットふたの囲い式とか、あけの平は金網囲い建具式とかね。鷹乃杜さんは金網ボックス式とか、本当に富ケ丘さんはネットのみとか、本当にいろいろあるもんだというふうに思います。本当にびっくりしました、正直。10数種類というふうなことであります。ですから、そういう美観、統一性、衛生上、皆さんの日常エンドレスで繰り返すわけですので、そういったものの統一感というようなあたりは当然必要だなというふうに思います。
 もう一つは、やはり従前の富谷のごみ収集、自家処理をしていた時代から町がやるというふうなことでいえば、在来のその集落はこういうふうな形で労力奉仕でそれぞれ建屋を建ててこの場所、2カ所のところ、使用したおむつを置いていかれるので1カ所、少し集落では大変なんだけれども、1カ所にしようとか、車の通りでないところに移そうとかと、いろいろ30年、40年代歴史もまた感じるところでございます。
 こういうふうなことで、ごみ集積所の色、基準ですね。この辺のところ、十分なる協議をした中で町民生活課長答弁今待っていますので、詳しいことはそちらに回すことといたしたいと思います。とりあえず以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) それでは、私の方から町民バスの検討についてお答えさせていただきたいと思います。
 町民バスにつきましては、先ほどただいまの町長の方から申し上げたとおり、さまざまなご意見をちょうだいしているところでございます。特に、議員のおっしゃるように空気を運んでいるではないかとか、そういったご指摘も多々受けているところでございます。
 そんな中で、まずどのような考え方で見直しているかについてですが、町民バスについては平成14年からスタートしております。当時規制緩和がありまして、市町村独自でもバスを運行しても構わないと。ただし、それについては交通不便地区に限るという文言が盛り込まれておりました。ただ、当時武蔵野市が「ムーバス」というコミュニティーバスを走らせまして、民間バスと競合しながらも実績が上がっていると。そういったところを踏まえて、国の方も市町村でも運行が可能な法律改正を行ってきたと、そういう経緯がございます。
 富谷町の場合は、町民バスの前は富谷小学校のスクールバスがまず走っておりました。あとは福祉健康センターに利用者の方をお迎えする福祉バスが走っていました。12年、13年とその福祉バスに一般の人も乗れないのかとか、スクールバスもせっかく走っているから中央公民館まで乗れないのかというご意見を受けておりましたので、それではということでこの規制緩和に合わせて町でもコミュニティーバスを走らせようかという検討が始まり、14年から試行という形で無料で2年間運行している経緯がございます。そのときは年間10万人という多くの利用者の方がご利用いただきました。年数がかさみまして試行が終わり、有料化ということで大人が 100円、子供は50円という運賃形態をつくり、正式に国へ運行許可を求めたと。それが今現在走っているような状況でございます。ただ、全額税金投入バスとなっております。歳入についても年間 200万、 300万というような形の歳入でございましたので、ほぼ税金投入バスということの位置づけに今はなっております。
 そうしたところで現在は、特にせっかくもう走っているバスなので、多くの皆さんに何とか利用していただくような方策はないかというところをまず改正の一つに挙げさせていただいております。合わせて、高齢者の方のマイカーから公共交通への乗りかえと、運転免許証の返還をしながら公共バスへの転換、あとはエコ対策と、そういったことで公共交通が今さらに見直しされておりますので、せっかく走っている町民バスでございますので、身近なところに行けるように路線を変更して多くの皆さんが乗りやすくしていきたいというのがポイントになってございます。
 そこを念頭に置いて今検討を進めておるところですので、現段階ではまだお示しするようなところまではいっておりませんが、そういったところを目標に運行をしておるところで、検討をしているところでございます。12月議会までには原案という形で一度御説明させていただいて、議論をお願いしたいと思っております。
 二つ目でございますが、富谷高校の通学に使える考えあるかと。これについては当然町内に設置されている高校でございますので、バスを利用してもらうのが一番いいんですが、先ほど説明していませんが、この市町村バスが許可を受ける最大の要件というのが、既存のバス路線、法律で言うと4条バスということで許可受けているところが富谷町ですと宮城交通、これが許可をしない限り、市町村バスはそのルートを通れませんというのが国の方針でございます。といいますと、富谷町は国の考えでは交通不便地区はないという位置づけに今はなっております。ただ、バス路線が人口集積地を走っている関係で交通不便地区はありませんよということで、特に富谷小学校のスクールバス圏内は不便地区にはなっているんですが、そういう認識の中で宮城交通が許可をしない限り、市町村バスはそのルートを通れませんというところで、最大の交渉相手は国とか県ではなくて、宮城交通となっております。宮城交通さんに何とかご理解をいただき許可をもらっているのが、今の路線が最大のところでございました。特にバス停も同じところに置いてはならんという宮城交通、最初にあったんですが、せっかくなのでぜひということでお願いして、その辺は許可を受けていますが、基本的には全部同意をしているわけではないというのが前段にあります。
 特に富谷高校については宮城交通さんも朝の通勤通学の最大の利用客に位置づけされていると。そこには当然その時間帯も走っては困ると。路線もまんべんなく富谷高校の前を通過するのは困るということで、富谷高校のところは基本的に宮城交通のルートの走っていない、先ほど議員がおっしゃられたようなところしか許可がなっていないということでございますが、幸い、そこからでも今五、六名が常時通学に使っているということで、それについてもちょっと宮交からクレームが入れられているんですが、ただ、こちらも「もうこうやって走っているので、もうバスという認識でいますよ」ということで、今はそれをもとにさらに宮城交通と交渉を重ねているところでございます。
 これについては何とか子供の通学ですので、最大限宮城交通さんには譲歩を求めて許可をいただいて、何とかそういうルートも通りながら通学にも使えるようにしていきたいと、こちらは願って交渉を進めているところでございます。
 もう一つ、泉中央へのアクセス、これは運行当初から最大のポイントになってきています。一番寄せられる意見の中でも、特にやはり泉方面へのアクセスということで、もう再三ご意見という形でいただいております。これも先ほどのとおり宮城交通が交渉相手になっています。特に富谷のこのバスが、例えば 100円でいった場合、もうこれは営業補償だと、その分町から負担するのかとか、そういう話にだんだんなってきていますので、宮城交通としては現段階では町民バス、あのままお客さんを乗せて町外から出ることは許されないと。多分大衡とかそちらに行くのは許可するんでしょうけれども、泉はだめだと、そういった考えでおります。そこを何とかほぼ4万 5,000人皆さんの願いですよということを伝えながら、今も交渉を進めているところです。
 交渉を進めている中でも、やはり泉中央は認められないと。特に 100円でなんか行ってもらっては本当に困るということでございます。ただ、代案として、「では富谷の一番南側まで運びます」と、そこにバスターミナルを、それは設置するのは町か宮交かといろいろあるんですが、そういう場所からアクセスで、そこからの何というんですか、ピストン輸送とまではいきませんが、そういったのは考えられるかと。それもこの宮交さんが国に路線変更を出さなくてはいけないので、ほぼ難しいと。であれば、既存のバス停におろして、そこからのアクセスはどうですかと。それであれば、かろうじて行けるかもしれませんということで、とにかく乗りかえがやはり必要だと。今度は乗りかえとなると、やはり乗りかえの不便というのはどうしてもつきまといます。先ほど議員さんがおっしゃったとおり、何分待ちとか、何時間だとこういう話になってきますので、そこを何とか待っても10分以内にそこから出るようにできますかと。それについてはちょっと検討の余地はあると。ただ、料金は変えませんよということで、 100円でそこまで行きますが、そこからの宮城交通さんの正規の料金に支払ってもらうというような感じにはなっております。
 今そういったところで、泉中央のアクセスについてはもう99%町のバスが直接行くということは不可能に近いんですが、何かこうやはり町民の皆さんのこのご要望にこたえる手段はないかということで、今宮城交通と協議を重ねているところでございます。それに合わせてルートも多分大きく変わるところが出てくるので、そういったところの全体を見て今調整をしているところでございます。
 あと、もう一つが今までどのようなパブリックコメントと。これは先ほど来から申し上げているとおり、泉中央へのアクセス強化とか、空バスだからもったいないとか、そういったご意見を多く寄せられております。特にことしの5月から6月にかけて、町民バスのアンケートをとりました。 124件のご回答をいただいて、その中で一番近いご意見でしたので申し上げますと、まず町民バスへの意見というよりは、まず宮城交通の料金が高過ぎると。泉中央までなぜ 300円、 400円かかるんだと、車で行って10分だよという、そういう意見がやはり圧倒的に多くございました。次は町民バスへのご意見ということで、便数の増便を望む、あとは時間帯の変更とか、土日の運行とか、あとはショッピングセンターをすべて経由していただきたいとか、医療機関へ行ってほしいとか、これは交通ですので、個人個人の目的地は違いますので、やはり自分がここに行きたいのでここを通せというそういったご意見もあるんですが、多くの皆さんは今言ったようなショッピングセンター、医療機関、やはり皆さんが集積、集まりやすい場所へのご要望がやはり多いと。その辺についてはこちらでも十分認識しておりまして、大型ショッピングセンターだけではないんですが、既存の商店街にも通過しながら、合わせてこうイベントなんかをやっていただいて、町民バスを乗れるようにも考えていきたいと思います。
 あとはジャスコさんの場合は全面的に何か敷地内の乗り合いも許可してもいいですよということで申し入れもあったりしていますので、そういったところでこう既存のバスとの連結をうまく考えていきたいと思います。
 そういったところが今多く寄せられている意見となってございます。ただ、圧倒的にやはり泉中央、皆さんが向かわれる場所へのアクセスとなっておりますので、その辺が今最大のポイントで宮城交通さんと協議を重ねております。合わせて多かった宮城交通の料金が高いということも町から申し入れという形でしております。ただ、宮城交通さんも赤字だと、富谷町だけを考えると、今は収支決算ベースでとんとんの状態と。これ以上悪化すると赤字へ転落するので、宮城交通としても路線の拡大、便数増便などを皆さんご承知のとおり成田方面から増便とかしていると思います。そういったことで宮城交通は宮城交通で利用者増を獲得をしたいということで対策をつけておるようですが、料金についてやはりなかなか下げられませんということで、ただ、多くの皆さんがそういう望んでいるという声はお聞きくださいということで、そういうパブリックコメントに対して町からの宮城交通への要請ということはさせていただいております。
 合わせて、町民バスも宮城交通と富谷のどちらもだめになるのでは公共交通でありませんので、ともによき方向へ持っていくために、一緒にお考えいただけませんかという申し入れをして、それについては快く受けとめていただいて、今協議の土俵に上がっているということでございますので、もうしばらくお時間をいただいて、結論まではいくかどうかわかりませんが、町の考えとしてルートも含めて12月までにお示しをしたいと考えております。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 町民生活課長。

町民生活課長(奥山育男君) おはようございます。
 今回小泉議員の方からごみの集積所の問題ご質問、ご指摘をちょうだいいたしまして、それを受ける形で、本当は受けてからでは遅いんだと思うんですが、私の方でも集積所、約今町内に 755カ所ほど設置があるんですけれども、くまなくというところまではいきませんでしたが、各地域地域をそれぞれ回りまして現状、その特徴をつかんでまいりました。その際に、改めまして各町内会の皆さん、地域の皆様にこのごみ集積所の設置や維持管理につきまして、本当に日ごろから大きくご理解とご協力をちょうだいしているんだなということを感じまして、本当にこの場をお借りしまして感謝と御礼を申し上げたいと思いました。
 いろんな基準、指針の有無の件でございますが、先ほど町長が述べましたとおり、開発指導要綱の1条項に従いましてやってきております。それ以外に特別そのごみ集積所の基準等をうたったものはございません。その結果、形や使い勝手といった内容にまで踏み込んだ指針というものはございませんでした。指導要綱ではその集積所の用地確保に主とした指導でございましたので、当初は集積所に今あります上物等はございませんで、その結果その各地域の皆さんが町内会を中心にそのごみの集積所の美観とかカラス対策や飛散防止対策というようなところから、それぞれ町内会の方で工夫なりして取り組んでこられた結果、今のようなボックスを置いたり、ネット、フェンス等によります集積所の囲いをつくったり、そういった工夫を取り組んでいただいてきているものです。その費用負担も町の方では町内会さんの方にご協力をお願い申し上げてきたというのが現状でございました。
 そういった意味でごみ集積所の現実は多種多様でありまして、使い勝手、美観、衛生上の問題などからも改善を要するなと思われる箇所もやはりあります。そういったことで、その設置、管理については大きな課題だというふうに受けとめました。
 それで、今後の対応、方向性といたしましては、やはり地域のその現状を、どうしてそのような、進んでいるところもあれば、先ほどのようにネット状、ネットが置いてだけのところもあります。そうした問題がどこにあるのか、そういったところを地域の皆さんの意見を聞きながら、議員がおっしゃるような使い勝手のよい美しいごみ集積所の整備を目標に検討して取り組んでいきたいなというふうに思っております。
 大きくはその指導要綱が56年の10月ですので、それ以前の宅地造成がなされました富ケ丘、東向陽台、太子堂等ですね。そちらについては用地確保の指導も行っていないということがうかがえます。その結果、路上に集積所ということで表示をしまして、ただそこに置くと、先ほどのようなカラスや飛散というようなこともありますので、ネットをとりつけたりとか、またその状況では美観的にも衛生的にも好ましくないないということで、町内会さんの方でいろいろと工夫をして今のような上物をつくっていただいたというようなところでございますので、今後その費用負担の件もありますし、新しい宅地造成によります指導はそのような地域の方々の意見を聞いた中で基準等を検討しながら、それを受けて指導に生かしていきたいなというふうに考えてますし、既存のものについては従来の町内会それぞれで負担してきたということもありまして、一方の町内会さんの方にだけは町の方で応急費用負担をちょっとしますよというわけにもやはりこの公平性の観点からいかなかったというところがやはり現状にきているんだと思います。その辺を少しいろいろと意見を聞きながら、研究しながら支援策というようなものも考えながら改善の方向を検討してまいりたいというように思っております。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 1番小泉 光君。

1番(小泉 光君) 申しわけありません。ちょっと聞き逃したんじゃないかなと思っているんですけれども、ジャスコとか、それから明石台の生協では独自にバスを回しているんですが、そのバスと町民バスとの、例えば共同運行とか、そういうような可能性を求めて検討はしているでしょうか、どうでしょう。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) ただいまのご質問でありますけれども、それも含めて検討の今過程にあります。せっかくのいろいろなバスが多種多様に動いていますから、そういったものをこう有機的にできないものかというものは検討しておりますので、お答えとさせていただきます。

議長(渡邊俊一君) 次、15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 私は2件について質問をいたします。
 1件目は学校給食のことで安全性、保護者の負担などについて質問をいたします。
 食品偽装が次々に発覚し、食の安全に対し国民は大きな関心を寄せています。地域で生産されたものを地域で消費する「地産地消」という言葉が耳になれ、今「フードマイレージ」という言葉が聞かれるようになりました。フードマイレージとは、食料の総輸送距離、つまり食料輸入を環境面からはかる尺度のことですが、その数字が多ければ環境に負荷をかけることになります。環境の面からも地産地消はますます意義を持ってきていると考えます。
 県が実施した学校給食地場産物の活用状況の調査で、色麻町の学校給食センターは9割が県内産でした。県の調査は平成19年6月と9月の10日間、調理場ごとに実施され、対象は米、加工品を除き給食で使用したすべての野菜、豆、キノコ、果物です。色麻町の場合、県産品の活用、これは品目ベースで90%、町産品は84%でした。この調査で富谷町の場合、県産品が23.8%、町産品5%となっておりました。
 5月に色麻町の学校給食センターへ政務調査に伺いました。それによりますと、給食センターと農家の関係は、栄養士が献立作成後に農家と必要な野菜の調整を行い、当日農家が給食センターに直接納入をします。給食センターとしては「市場価格より安く購入できる」、「子供によいものを食べさせたいという農家の思いからでしょうか、規格品のような農産物が届けられている」ということを説明してくださいました。
 2005年8月のことですが、岩手県紫波町を調査したときには、「学校、保育所の給食は100%地元農産物で賄うことを目指し、学校や保育所の献立に合わせて生産計画を立てています。そのための農家組織を立ち上げ、だれが何をどれだけ生産するかを計画的に進めています」と町の方針を明確に述べていました。町の担当課が学校給食に活用する野菜の作付調整役を担っていることが地産地消を進める大きな力になっていること、これがよくわかりました。
 一方、富谷町の学校給食で地産地消が進んでいるという現状には今ありません。進まない理由として挙げられるのは、給食センターで大量に調理するので規格品が要求されるということです。さらに、これまで町は今の富谷の農家では全部の食数を賄う農産物を提供できないとして、本気の対策をとってこなかったことにあるのではないかと私は考えております。
 現在、学校給食は1日 5,800食を超え、賄い材料費だけで年間2億 3,000万円を超しています。町産品は主にジャガイモ、ブルーベリー、サクランボ、モヤシなどで、平成19年度学校給食賄い材料費の中の野菜の分は約 1,878万円と聞きました。県の調査での町産品、先ほどの5%、これをもとに機械的に計算すると93万 9,000円になります。約94万円分しか地元のものが活用されていないということになります。
 永野議員が以前、例として「献立がカレーの日に富谷産のジャガイモ、ニンジン、タマネギなどで調理したらどうか」と述べ、この献立のために作付をどうするのか、どのような手だてが必要かなど、農家との話し合いを行うこと、地元産品の活用拡大を求めた経緯がありましたが、とても具体的な提言だったと思うのですが、しかし地元産の活用拡大は進んでいないと言わざるを得ません。
 学校給食の中に地産地消を進めることは、子供たちへの教育見地からとても重要であると考えます。子供たちは学校で教わったものを、体験したことを家に帰って話します。教育の効果は子供にとどまるものではありません。学校給食もまた同じで、食事から多くのことを学ぶことができ、それもまた保護者に伝わりますから、学校給食の役割はさらに重要になってきていると考えます。
 質問ですが、食の安全と安心のために、町は町内産の農産物を拡大し、学校給食に取り入れる必要性をどのように認識しているのか、伺います。
 次に、学校給食では町内産の活用は極めて低い状態が続いていることは先ほど申し上げましたが、どこに問題があると考えているのですか。産業振興課としてはどのように考えているのか、伺います。
 さらに、町が学校給食用の野菜作付を調整する役割を担うことが必要だとは考えていないのでしょうか、伺います。
 学校給食の米飯の日をふやすことで、食料の自給率向上、これにつなげようということがこの議会でも取り上げられました。米飯の場合、炊飯器というものが別途必要で、パン食よりも10数円高くなるということです。しかし、米飯給食をふやすことは食の安全性、農業振興にもつながるのではありませんか。米飯給食をふやすよう求め、対応を伺います。
 同僚議員の質問に対して、これまで給食費の値上げは行わないと答弁をしておりますが、給食センターで伺ったことによると、これまで学期単位で契約できていた賄い材料が価格の高騰で月単位でしか契約できない、国内産が品薄状態なので大変な状況だということでした。賄い材料の相次ぐ高騰などがあり、献立の工夫だけでやり繰りすることも次第に困難になっていくと思われます。児童生徒にとっては栄養のバランス、食事の楽しみなどから一日の食事の中の大切な食事、それが学校給食だと思います。保護者の負担をふやすことなくレベルを保って給食を提供してほしいと思います。
 質問ですが、これまでも学校給食には補助金が支出されていますが、さらに拡大し、今後保護者の負担増にならないように給食費の値上げは行わないよう対応を求め、伺います。
 給食センター、第1給食センターですが、これは児童の増加によって調理可能と言われる 3,000食を超えていることから、増改築の計画が発表されました。昨日町長から学校給食整備検討プロジェクトチームを設置し、仙台市の野村の給食センターを見学に行かれたというお話がありました。法規制上のことから現在の場所は無理だということのようですが、問題となっていることはどういうことなのか、詳細を伺いたいと思います。そして、さらには計画の進捗状況を伺います。
 新しい給食センターではアレルギーの児童生徒に対して除去食をつくり提供するとしておりますが、学校給食は本来一人一人の健康を守るということが大事であり、一人一人に対する細やかさが重要だと思います。それをどのような体制で保証するとか、進め方を伺います。
 次に、保育料の徴収基準について伺います。
 国は保育料の一部改正をいたしました。第1には第1階層の定義の追加です。生活保護世帯のほかに中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立支援に関する法律による支援給付世帯が追加されました。第2については多子、兄弟姉妹のことですが、多子軽減における対象施設の拡大です。これまで国は、1世帯から2人以上保育所、幼稚園や認定こども園を利用している児童の中で一番年齢が高い児童としてきてきたものに加えて、特別支援学校幼稚部、知的障害児通園施設、難聴幼児通園施設、肢体不自由児施設通園部、情緒障害児短期治療施設通所部に入所、または児童デイサービスを利用するもの、これが追加をされました。
 町はこの国の改正部分をいまだ追加していないと思いますが、それはどのような理由からなのですか、伺います。
 そして、改正が行われないと今後利用者に不利益が生じることも考えられます。第1、第2の改正を受け速やかに行うよう求め、対応を伺います。
 そして、保育料について伺いますが、保育料については国の徴収基準は7階層に分けられ、最高額は3歳未満が8万円、3歳以上児が7万 7,000円になっています。ほとんどの自治体は国基準では保育料が高過ぎるということから独自の徴収基準を設けています。負担軽減の方法は各階層区分の細分化で対応していることが多いように見えます。
 富谷町は全体を10段階に区分し、前年分の所得税課税の世帯の区分を4段階にしております。最高額では3歳未満児が5万 1,600円、3歳以上児では3万 2,300円です。平成20年の国基準の最高額との比較で見ると、3歳未満児では国基準の64.5%、3歳以上児の場合は41.9%になっています。これは長い間保護者が保育料引き下げを要望し、私たちも議会で取り上げてきたこともあり、平成12年度に町が保育料の一律12.5%引き下げを実施したことによるものです。当時の担当は、「国基準が改定されましたが、このまま実施すれば町民の負担が重くなります。すべての家庭で負担軽減を実感できるようにしました」と議会で答弁をしています。
 町はことし4月保護者の収入に見合った保育料を担うように、前年所得課税額の額の見直しをしたとしています。これによって第4階層、第5階層の世帯が約58%、さらに第6階層の世帯を加える場合は約80%がこの中に入ります。仙台市の場合ですが、全体を14に区分しています。前年度分の所得税の課税世帯の区分を10段階とし、保育料の徴収基準を設定しています。
 富谷町と仙台市を比較すると、富谷町の場合、前年分の所得税が5万 8,000円未満の世帯の保育料、これは3歳未満児が2万 6,300円ですが、仙台市の場合は所得税が5万 6,000円未満という、少し5万 8,000円と5万 6,000円では比較しづらいところがありますが、所得税5万 6,000円未満というところまで階層を五つに分けています。所得税が 6,000円未満の場合は保育料は1万 1,700円、 6,000円以上1万 6,000円未満では1万 5,300円の保育料、1万 6,000円以上2万 8,000円未満の税金の場合は保育料が2万 700円、2万 8,000円以上4万円未満では2万 7,400円の保育料、4万円以上5万 6,000円未満は保育料が3万 3,500円となっています。
 これによって、例えば夫婦に子供2人、1人は小学生、もう1人は3歳児の保育所に通う子供と設定し、仙台市と比較をしてみます。夫の月額給料が25万 5,000円、年収では 306万円です。妻はパートに出て月6万円を働きます。年では72万円です。このとき所得税は計算によると 5,100円になります。富谷町の場合は5万 8,000円以下というのがいちばん最初に出てきますので、5万 8,000円以下のところで保育料2万 6,300円になります。一方、仙台市の場合は 6,000円未満という区分に該当するので、保育料は1万 1,700円ということになります。富谷町の方が約2.25倍高い保育料を支払うことになることになります。
 このことからわかるように、富谷町の保育料の徴収基準を細分化して実収入に見合う保育料にするよう検討して実施するよう求めます。以上、伺います。

議長(渡邊俊一君) この際、11時10分まで休憩をいたします。
午前10時56分 休憩


午前11時10分 再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 佐藤聖子議員の一般質問に対し、答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、佐藤議員の質問に答弁を申し上げます。
 学校給食じゃなくてごめんなさい、学校給食ですね。あと保育料ということの2問でございました。
 学校給食センター等についてはきのう触れた部分もありますけれども、私は第1問と第4問を答弁することとして、2問、3問は産業振興課長ということで準備しておいていただきます。
 それでは、1問、3問ということで、4問ですね。学校給食への町内産米での米飯給食や富谷町の農産物を提供することは、食の安全安心はもとより、食育の面からも児童生徒にとって大変重要であるというふうに考えております。
 第4問につきまして、米飯給食のふやしていってくださいというふうなことでありますけれども、米飯給食につきましては昨年米の消費拡大と地産地消という意味も含めて、町内産の新米試食、10月の中旬に小中学校及び保育所で実施したところでございました。町内産米を提供することは安心安全な食材の提供だけでなく、子供たちに生産者の姿を意識してもらい、食に対する感謝の気持ちをはぐくんだり、自分の住む町にどういう農産物があるか等知ってもらうよい機会となりました。今後も学校給食はもとより、「富谷みやぎ原種苗連絡協議会」という組織があります。ことしもこの組織の予算から昨年同様保育所、小中の児童生徒の皆さんへの提供、そして従前からの各種サークル等へのモチ米が主であるようでありますけれども、米の提供とPRによりまして富谷町産のおいしいお米を食し、そしてまたご関心を寄せていただいて、米の消費拡大をという本来の協議会のねらいに合わせて取り組んでまいりたいというふうに思います。
 そんな中で、米飯給食の回数の問題、従前からよく出ておりまして、ない時代から米飯が採用され、そしてまたその回数、1回から2回、そして3回まで到達したと。あと残りは4回、すべて米という5回、こういうふうな状況、選択肢しかないわけでありますけれども、今3回で踏みとどまっているようなこう印象お受けになる方もいらっしゃるやにお聞きしますが、消費拡大という面からすると、小中学生に全部地元の米を、これは簡単というか、そんなに難しいことではないと私は思っているんですが、出だし、早速の検討をしました。しかしながら、なかなか現場の声、子供、児童生徒の皆さんの声等々ですね、こう総合勘案しますと、回数の増にはなかなかつなげられないというのも現実なんですね。
 その一つの、私の考え等受けていただいて平成19年の10月に給食センター、小中全12校の、ごめんなさい、小学校は5年生全員です。7校5年生全員、中学校は3年生全員にアンケートをとると。約 1,000人、 1,100人ぐらいの対象者数ということになります。学校でとるものですから大変回答として返るわけでありますけれども、小学校の実態は、ご飯をふやしてほしい、そして減らしてほしいと、パンの方がいいよ、3回が目安で、4回、5回にしてほしいというのと、減らしてほしいというのと約半々なんですね。2割2割ぐらいの感じで、6割は今のままでいいんだということなんですね。減らしてほしい人さえも2割いるというこの現実をどのように受けとめるかというのはまだ私も折り合いがつかないでいるところでございます。中学校もほぼ同じなんですね。傾向は2割、2割。ふやして2割、減らして2割、今のまま6割という、これが19年、私就任後の10月に給食センターでアンケートをした結果が私の手元に届いて、20年度さらに増というふうなところまで踏み込めないのの一つの背景でありました。
 そんな中で、近隣のやはり食べる人はまさに児童生徒なんですね。町が食うわけでも何でもない。農業者も食べるわけでないというようなことが、まず大きくはやはりあると思います。食する人が米、ご飯を望んでいるのかどうか。みずからを費用してみずから食べるわけですから、富谷町、米消費産地だからとて米全部と言われる子供もいかがなものかしらというふうに思います。そんなふうなことからして、この辺の行政の長として大変難しい判断を迫られておる課題だというふうに認識してございます。
 そんな中で、ここからまたべらんめえになりますけれども、「富谷ばりだって3回、さっぱり4回、5回とふやさないの。黒川のほかの町、皆5回になったんだどわ」っていう声も聞こえてきて、「え、ほんとかね」ってね。やはり事実の裏づけをもってぜひ議論したいものだとこう思って、早速周辺もリサーチさせていただきました。大和、大郷は富谷と同じ3回です。月水金というタイプでしょうかね。大衡村が1回ふえて4回です。仙台市周辺、宮黒、仙台市も含めてということで仙台市3回、もうせっかくですから、名取3回、多賀城3ないし4ということで、ご飯、ご飯、パン、ご飯、ご飯、パンといくんだそうです。ご飯、ご飯、パンで3日目ですね、水曜日。ご飯、ご飯といって月曜日パンというふうにして、こんなふうな計算すると、多賀城は3ないし4回というデータ上出てくると。利府、七ケ浜、松島3回。トータルとして宮城県では 3.3回。東北地方では 3.2回ということです。全5回という数字は残念なことに出てこないんですね。
 ですから、そういったデータも含めて、食べる人、児童生徒、食べる人は児童生徒であるというふうなことを念頭に置きながら今後とも取り組んでまいりたいというふうに思います。
 給食のレベルですね。問い5であります。現状ですね、給食センター、本年度におきましても原油価格の高騰と食材等の値上がり、町からの支出増が見込まれると。1食 230円、中学生 275円で本年度取り組みたいというふうなことでおりますので、結果として持ち出し分については町の負担増となると。来年度以降の給食費につきましては、保護者の方、有識者の方が委員となっております富谷町給食運営審議会、給食運審がありますので、そこに諮りまして十分な議論をした中で総合的に21年度以降の給食費のあり方、給食費の額等について検討をしてまいりたいと思います。
 給食センターの増改築工事の件であります。きのうおよそお話しした内容に含まれているかなというふうに思いますけれども、建築基準法の改正ということがございました。耐震基準がより安全、「より」なんですね。「より安全性を求める」になった。法的なくくりで言えば、さらにまた衛生基準も年々高いものになる。ハードルが高くなると。大腸菌、例えばですよ、当たっているかどうかはわかりません。大腸菌 100までが許容されたところがそれが80、70、50、30というふうなことになっていくと、 100の基準が50になったからとてちょっと工夫すればいいんだということでないぐらいのハードルの高さになるようですね。そういったことは今回の仙台の野村の給食センターを現実に我々目にしまして、よく実感いたしました。
 富谷町の第1給食センター、いろんな工夫の中でやっている。本当にあの泥つき野菜がここからは一切あるところ以上に行かないよという飛散も含めて、手洗いも含めてね、まさに衛生思想、衛生哲学がより建築の構造物にも具現化されていると、そんな感じの印象でございます。ですから、どなたか1人がぐるぐる給食センターを視察なんて回るなんてことは一切できないようなそういった構造上、富谷の平成7年稼働のあの一線の状況と随分とまた違っている状況だなというふうに思ったところでございました。
 そんなことで、建て増し、家を建て増しするごとくの発想ではないというのもわかりましたね。釜が三つあると。釜別なとこさ四つ目つくられないんですから、現実。スペースがないですから。しかし、四つ目、五つ目つくられるだけのことを視野に入れて当初からスタートしていればなんですけれども、完全形でこうなっていますから、今の給食センター。そこに増設をいったときに、実質別な建物に同じような機能を全部そろえなければいけないということですよね。両方で双方兼用できないというふうな、そういうこともだんだんと見えてきました。そんなことも含めて、給食センターどうも現実あの場所に、こうくっつけるとまた多額のその今の建物そのものの耐震も強化しなければならないという。それでくっつけるにくっつけられないと。離す。離すとまたこれ相互の関連が乏しくなる等々含めてですね、場所、スペース等の関係でどうもあの場所への隣接、あるいはくっつけての増設というのは相当に難しいなというのが今3回のプロジェクトチームの会議の中で見えてきたところでございます。
 保育料の徴収基準につきましては、2の方に入ります。
 見合う部分、今までの経緯もあるようですね。国の基準表を使ってというのもあるようですし、さらにまた、国の基準額よりも低く抑え、町独自の基準表を運用しているというのもあります。平成19年度三位一体の改革と税源移譲から、保育料徴収基準を見直しました。見直しにより、各階層の負担が負担増にならないように配慮して設定してきたものであります。平成20年7月の保育料、町と国の基準額で4階層から7階層までを比較しますと、町の保育料で約、その軽減分を足し合わせますと 570万程度、国の基準をそのまま当てはめるのに比べると軽減額として算出されますと。保育所利用者の経済的軽減が手厚く行われているということから、当面はこの階層区分をもって保険料の額といたしたいと、そういうふうなことでございました。以上です。あと、足らざるところは保育課長ね、子育て課長お願いします。

議長(渡邊俊一君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山吉信君) それでは、問い2番の学校給食で町内産の活用が極めて低い状況が続いている課題についてお答え申し上げます。
 学校給食で利用するには、先ほど佐藤議員さんの質問書の中にもありましたように、品質と規格でございますね。同じものを同じ大きさで、そして何よりも 5,800食という相当数の量を確保、安定供給しなくてはならないという問題、それから、その集荷、配送という状況がございます。学校給食センターでいる野菜等については、一定の規格に合ったものを指定量限られた時間に確実に納品するという状況がございますので、現在富谷町の農家の皆様方ではなかなか対応し切れない状況にあるということでございます。
 3番目の学校給食野菜の作付を調整する役割を担うことが必要ではないかということでございますが、こちらも先ほどと関連するんですけれども、富谷町産の生産状況を申し上げたんですけれども、品質同じものを一定量確保することということでございますので、町が農家の方々と連携して野菜の作付というものを奨励といいますか、計画的な栽培ということでお手伝いをするということはできると思うんですが、選別、集荷、それから販売、そして価格設定という最終的には農家の皆様方の利益という部分も直接関係するということでございますので、どうしてもJAさん、農協さんとの連携というものが必要になってくるのかなというふうに考えております。でございますので、今後なるべく多くの富谷産の野菜を提供できますように、今後JAあさひなさんと連携いたしまして、また「おんないん会」さんとか、 250園芸の皆様方と耕作の席等々、先ほど申しました計画栽培をお願いいたしまして、なお一層学校給食での地元産の消費率が上がるように進めてまいりたいと考えております。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻恵美子君) 子育て支援課です。
 保育料徴収基準表の一部改正について、1番と2番について説明させていただきます。
 児童福祉法で定めたところの保育所運営費の保育所徴収金保育料基準額表ですけれども、平成20年4月に追加改正されました。そこで第1階層から第7階層の区分が示されておりますけれども、富谷町でも第1階層の定義、生活保護法による被保護世帯という部分が含まれております。その後の中国残留邦人等の円滑な帰国の推進及び永住帰国者の自立の支援に関する法律による支援給付受給世帯という部分が追加訂正されておりませんでした。
 また、多子軽減につきましては、多子軽減制度というものは、就学前の年長さんの保育料を 100%としたときに、2人目からは50%、3人目から10%となるものですが、町の基準では2階層から7階層までの世帯にあっては、かつ、同世帯から2人以上の児童が保育所、幼稚園、また認定こども園という施設の設定があります。その後に国が示してあります特別支援学校幼稚園部、知的障害児通園施設、難聴幼児通園施設、肢体不自由児施設通園部、情緒障害児短期治療施設通所部に入所または児童デイサービスという部分の施設については追加訂正しておりませんでした。
 この理由につきましては、富谷町には今まで該当者がいなかったため、基準表に追加しなかったものです。そこで早速国で定めた基準に準じまして追加改正を考えていきたいと思っております。以上です。

議長(渡邊俊一君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 給食の方ですが、問いの7のところでアレルギー除去食に対応する体制のことを伺っておりますが、これについての答弁がありませんでしたので、答弁を求めます。
 再質問ですが、学校給食については必要性は認めているものの、なかなか進まないのだということのように聞こえるわけですが、第1問からいきますと、その量が少ない、「産出する量が少ないからと、今の富谷町の農家ではできない。JAの連携が必要になってくる」ということをお話しされていますが、これは前にも取り上げられていた中で同じような答弁がありながら、今の状態になっているということを私はまず申し上げなければならないと思います。
 それで、地産地消で子供たちに必要だということであれば、この認識が系統的に行われていくべきだと思いますが、これについては具体的にそれではどのように行おうとするのか、伺います。
 そして、これは給食とはちょっと離れるわけですが、富谷町の農業をね、産業振興課としてはどういうふうにしていこうとなさっているのかということでも関連があると思いますので、これについては地産地消を進めるという立場でどのように拡大をしようとしていくのか、これについても具体的に伺いたいと思います。
 米飯給食について、今のところ宮城県が 3.3回、東北地方では 3.2回ということですが、私は給食確かに食べるのは児童生徒でありますが、その子供たちの食事の大切さというのを教えるのは家庭であり、学校であると思います。そういうところからすると、特に子供の食事というのはよくかむことから始まると思いますね。そういうことからすると、ずっと長い間お米を食べてきた日本の国民というところからすると、これはそういう教育も必要ではないかと思います。米飯にこそそのよくかむという食事ができると思いますが、それについてはどう思われるでしょうか、伺います。
 それから、残食のことでよく調査しますと、米飯よりパンが好かれる傾向にあるようだということを聞きますが、しかし、カレーだとかビビンバだとかというのはものすごく米でもよく食べられて、ほとんど残りがないというようなことが言われました。この間給食センターで聞いたんですけれども、そのときにそのどういう献立をするかということも必要になってくると思いますが、食育推進会議の委員会が立ち上げられまして委員が決まったということがありますが、この米飯といいますか、学校における米飯というあたりも検討されるのかどうかということについて伺いたいと思います。
 そして、補助金についてはことしは小学校 230円、中学校 275円で行ったと。給食運営審議会で21年度以降にということありますが、これもやはり提案の仕方だと思うんです。「これこれで物すごくその賄い材料ほかのもの高くなっていますから、高くしないとやっていけません」というのであれば、審議会の人たちもそういうふうだと思うんでしょうけれども、けれども、経済状態が今は非常によくない状況にあります。給食への支出をふやすようにせずに値上げしないようにするという町の提案、これをしていくことが重要だと思うんですが、その町の提案の仕方としては値上げをしないという方向にしていくのかどうか、再度伺いたいと思います。
 学校給食センターですが、今第1学校給食センター 3,000食対応ということですが、本当に 4,000食近いものをあそこの調理場でつくっているわけです。それで、新しくその増改築されるということで計画がことしの春に示されたわけですが、この当初計画から完成時期の変更があると思うんですが、それはどの程度なのか、それは時期としてはどれくらいなのか、伺いたいと思います。
 そしてまた、昭和の50何年だかにつくられている第2給食センターですが、こちらの方も非常に老朽化しているということもあって、これについてはどのように考えて進めていくのか、伺いたいと思います。
 アレルギー除去食については先ほど答弁ありませんでしたが、約50人の児童生徒がアレルギーを持っているということで、これに対応しては本当に一人一人を大切にした体制が必要だということになりますが、栄養士、調理師の増員も視野にいれなければ、これは給食提供できないということになると思いますが、この増員についてはどのように考えているのか、伺います。
 保育料については、問い1、問い2のところでいたしました追加が早く行われますようにということで、どの時期がめどになるのか、再度伺いたいと思います。
 保育料ですが、当面はこのままでというようなことがありましたが、先ほどで例で申し上げました、お父さんとお母さんが働いていてお母さんがパートでというところで、 5,100円の所得税課税の人は本当に仙台市と比べて2.25倍高く払うわけですよね。本当に負担だと思うんです。5万 8,000円のところの人であれば、「ああ、これは自分の収入に見合ったものかな」ということが言えるのかもしれませんけれども、そうではない人たちのところは本当にぎりぎり大変だと思うんですね。ですから、ここの区分を見直すことは保護者の負担軽減につながることでありますし、これはぜひ町で検討するべきだと思います。隣の仙台市との表もお手元にあるはずなのでね、これをもう一度見ていただいて、課税世帯のところだけでなく全体を見直してもらいながら、負担軽減のためにぜひ検討し、実施してほしいと思い、再度伺います。

議長(渡邊俊一君) 大分多いですから、ちょっと順序踏ませていただきます。
 まず初めに、学校教育課長。ではちょっと待ってください。町長からまず、はい。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、網羅といいますか、漏れのないようにと思ってはおりますけれども、具体的な細かいものというようなことで指定の部分は課長からということにいたします。
 アレルギーについてはアレルギー専用の特別調理室の設置を予定しております。それが答弁でございます。
 これと即そのまま増員云々はここでまた切り離してね、そのことも視野に入れながら今検討中でございます。
 完成時期については、先ほどの当初増設とくっつけるというふうなことでスタートしてきて、22年の2学期からという、2学期今ないんですけれども、昔で言えば2学期からということで予定していましたけれども、ほぼ同一地内でだめだというふうなことになると別な場所だということになると、ほぼ1年近くシフトしていくと、こんなふうな目算も今出てき始めたところでございます。
 その次ですね。農業振興とこの給食の食材への、何と言いますかね、をふやすというようなことをリンクされ、その考え方私はよしとしますけれども、現実富谷町の需要と供給の側面から見ると、需要、 5,000人、 6,000人という需要はどんどん右肩上がりにふえていく。供給する農家数は右肩下がりと、このアンバランスが富谷のまさに特異性、特殊性なんですね。ですから、自治体くくりで率、まだまだ利用率、比率が低いじゃないかということの理屈は余り出しても私は現実的ではないと思います。現にこうなっているんですから。ね、ですから、そういう意味では広域的にこの周辺から資材を提供して郡内とかこの近隣とか、顔の見えるとか、安心安全な食材とか、そういうテーマの中で広げる。そんな中で富谷の農業振興と、当然のことながら農業者にしてみれば子供たちが自分たちがつくったものを子供らがと見える、孫がとかというようなことであればなおのこと安全なもの、そしてまた力の入り具合も違う。これは当然効果として言うに及ばずあるわけですので、そんなようなところをまず前提としてそういうところを置きながら、農業振興策として十分なる、そしてまたそのものが学校給食に使われるようだとなおさらよろしいと、そんなふうな感じを持って進めていきたいというふうに思います。
 子供の食事、かむことの大事さはそれはうどん食ったってパン食ったって何食ったってかむのはかまなければならないんですね。米30回かまなければならない。私も意識的に米の方がいいなとは思いますけれども、その他のもので意識すればできなくもない。そのことをもってして、すぐこの教育の大事さとこうあるものですから、これはまた別な切り離してお考え、どちらも大事なんですよ。そことまたくっつく議論になるからまた膨らんでいくのではないでしょうかね。
 ですから、先ほど言ったように、食べる人、子供みんな食べるんですよという、富谷でも、ですから富谷、米をつくらない地域に住む生徒いかがですか、じゃあそういうことからするとね。富谷でつくっているんだから富谷産はとこう議論はストレートに行くのはわかりますけれども、米を生産していない、あるいはとてもじゃないけど供給できないほどの米しか生産できないよとかという地域のことを考えれば、それはやはり先ほど私言ったように、子供の側の食べる方の立場、そして親の意向、何の意向というものは当然のことながらあって私はしかるべきだというふうに思う。だから、そういう意味では重要な回数、今の、今ぐらいの回数というのはほぼ妥当な中で恐らく推移しているのではないかなというふうに改めて思ったところでございます。
 あと、健康増進ですね。食育については健康増進、学校教育、その辺のところからあと答弁をさせることといたします。
 値上げの問題、よくこの絡みますけれども、値上げ、21年度の値上げまではこれはこの全体の中で動くわけですから、食材がどの程度、受益者の負担はどの程度、限りなく今のところから上限として右肩下がりという考え方もあるでしょうし、微増それなりのというのもあるでしょうし、横ばいというのもあるんです。その3種類ぐらい、3種類しかないですものね。このまま、右肩上がると、この3種類しかないわけですよ。そこそこのところで皆さんの協議も経ながら、受けながらですね、おさまるといいところでご理解、保護者の皆さん、ご負担いただく皆さんにご理解いただきながら、この辺がオーソドックスといいますか、およその進め方じゃないのかなというふうに思っているところでございます。
 足らざるところはそれぞれの課長からお願いします。

議長(渡邊俊一君) 子育て支援課長に2問質問されておりますので、答弁お願いします。

子育て支援課長(八巻恵美子君) 保育料徴収基準表の一部改正についての追加部分ですが、直ちに検討しながら対応させていただきます。
 (3)番の階層区分による4から7階級の区分を多くしてはどうかというところにつきましては、国の基準を示されたものとの比較の中で、富谷町では保育料の増額にならないような形で決めたもので今設定されております。そこで、近隣の仙台市とは比較されがちなんですが、それも考慮に入れながら、今の状況をもう少し検討させていただきながら進めていきたいと思います。以上です。

議長(渡邊俊一君) それから、学校の米飯給食に対しての関係で、食育推進会議で審議をするかということについて、健康増進課長。

健康増進課長(小松 巌君) 富谷町食育推進会議では食育全般について検討してまいります。ですから、給食センターの米飯の回数というまでには踏み込まないと。これに関しましては富谷町給食運営審議会等での検討が妥当かなということで考えております。

議長(渡邊俊一君) よろしいですか。15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 富谷町の農家がつくっているこの野菜とかというのは非常に少ない、需要に合うようなものが供給できていないということはわかります。ですから、以前にも永野議員が述べましたように、「きょうは富谷の日のカレーの日」とかということで、それをやっていったらどうだろうというのを提起したわけですよね。そういうやり方だってもあるはずなんです。そうだとすると、来年はジャガイモこれぐらい、ニンジンこれぐらいということもできるのではないかということがあって、そういうこともしてみたらどうだろう。だけれども、全く進んでいないということで、じゃあどうなっているのかということを前段申し上げたわけです。そして、なおかつ、富谷町だけでそういうことができないというのであれば、JAももちろん必要だろうということなのですが、それについてもそれではどういうふうに進めるのかということを改めて伺いたいと思います。富谷町の食材を使った特別の日というのを考えるかどうかということと、JAとの関係をどういうふうにしていくのかということです。
 そして、先ほども言いましたように、平成19年度の富谷町が農家に払っているその農家とそうですね、モヤシ屋さんはあれですけれども、その払っている中でもたった94万円だというこの現実をどう町長は認識されて、ここのところを引き上げないでいいのかということですね。このことについて伺いたいと思います。
 それと、かむことというのはやはりうどんとご飯とは違うと思うのでね、そこのところはちょっと違うんじゃないかなと思うんです。だから、そこには直接こうリンクはさせなくとも、私もその町長がお話しになりたいこともわかるわけですが、しかし、そのやはり「米は大事だぞ。こういうことで米がつくって苦労してここにあるんだよ」というようなことも大切なことであるし、かむということではやはり米にまさるものはないのではないかと思いますので、そういう立場からも米飯をもう月に1回だとか、月に2回だとか、そういうふやし方をなさるということは考えないか、考えてほしいと思うのですが、それについてはどうなのかということを伺います。
 給食費の値上げについては、これまでは「値上げは今のところしません」とこういうふうに言ってきたわけですが、何かここに来てちょっとトーンが歯切れがわるくなったかなというような気がいたします。保護者への負担、これは避けて町の支出で今の金額を維持するように求めて、もう一度見解を伺いたいと思います。
 それと、保育料についてですが、先ほど申しましたように、確かに国の基準からすると本当に富谷は低い基準になってはいます。しかし、全体としてはその大まか過ぎるがゆえに、5万 8,000円、例えば5万 8,000円未満という一くくりにされていることから、そこは非常にばらついているという認識が今の私の説明でおわかりいただけたと思うんですね。すぐには検討するということにならないということで先ほど答弁いただきましたが、しかし、これは多くの保護者からの願いでもありますし、もう一度そこのところについては検討するように求めて答弁を伺いたいと思います。

議長(渡邊俊一君) 最初の富谷町の農産業の少ないというような質問の中での答弁、先ほどJAとの取り組みの中で進めるという話がありましたけれども、それ以外に拡大した中での質問……。

15番(佐藤聖子君) JAとはどういうふうにしていくのかとか、富谷産のきょうは献立だよというような具体的な取り組みをね、じゃあこれからどういうふうにしていこうとするのか、これについてはどう思っているのか、そのことを伺いたいと思います。

議長(渡邊俊一君) ちょっと最初、若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、答弁を申し上げます。
 特別な日と言ってするかどうかは別として、当然趣旨は富谷町のものをとはというのがあって、全然不思議でないわけですからね。そんな中で、去年原種苗の、この予算の中から新米を皆さんにとやったのは、私就任してからなんですよ。9月中にみんな、私の発想はあれでした。皆さん家族の中で一番最初に子供たちが食べるこの機会を何とかしてつくりたいところで、原種苗の私、会長なものですから、その予算の中で加美モチ米を皆さんに希望されたところに配るというのを従前のスタイルのみならず、予算の枠組みの中でできると。25袋、30キロ袋25袋でできるということからスタートしたんですから。予算の範囲でできるって皆さんとも既にここに予算だってされていますからね。残念なことに家族でスーパーで販売されたものになってしまいましたけれども、ことしも何とか家族の中で一番子供たちが「きょう新米食べておいしかったよ」と、あのにおいほかほかとね、粒々の、そういうものを家族、家庭の中でこう発してもらったらいかがかしらというのが最初の私の発想、発案だったんです。
 そういうふうなことで、いろいろこう思い、見直しは皆さんと農業者、農業関係者の人等も含めながら考え、ヒントを得るところありますので、どうか皆さんからばんばんこう、ね、立ち話なにも含めておっしゃってください。この議場の場だけでなくて。そうしたら何ぼでも工夫して皆さんに諮ってなにしてというの、できるんですよね。ですから、そんなことを含めて、この日はとかってこの場でなくて、継続した取り組みをぜひ皆さんと一緒にこの農業分野なんかについてはやっていきたいというのが私の根っこにありますので、どうぞご遠慮ならさずにおっしゃってくださいませ。
 JAとの関係というのは全くそのとおりで、農業スタートから皆こうJAとの連携の中でものを進めるという、全く特殊な世界といえば特殊です。仲介から何から含めてね。しかしながら、この広域化してしまったことも事実ですので、そういったものの難しさも含めて、今産振の方でもそういったことを根っこに置きながら、それを超えるほどの取り組みをしたいというようなことで、「たった」とおっしゃいますけれども、それは先ほどの状況の中から、そこをないかあることからあるわけですから。ブルーベリー全量だよとかって、リンゴ全量だよとかってある。そういうところに目を向けたならば、いかにそこからふやしていけるかという発想に町長みずからも立っています。
 回数では何度も言ってももうかみ合いませんね。これ以上本当にかむ論争にさえなっていますので、かみかみになってしまいますからこれ以上申し上げません。どうぞ皆様のご見識の中でご判断いただきたいと思います。
 費用については、もう年度の途中で今進行していますから、従前から私は20年度についてはこの金額でいきましょうと、はみ出した分については町からの持ち出しやむを得ませんという考え方をお示ししております。
 そして、保育料については一定の理屈があろうかというふうに思います。一くくりでされている部分、もう少しこう細分化して、皆さんのそれぞれに応じた負担、分相応の負担というような立場からも、細分化しての見直しというのは必要かなというふうに思ってございます。以上です。
議長(渡邊俊一君) よろしいですね。はい。
 次、5番佐藤克彦君。

5番(佐藤克彦君) 私は、本町農業振興の対策を問うということで質問いたします。
 本町の農業は水稲が中心で畜産や園芸、畑作が副となっていることは、皆さんが知るところだと思います。
 農水省は8月28日、2008年産米水稲の8月15日現在の作況概況を発表しました。沖縄をはぶく46都道府県の作柄、生育で31都道府県を「やや良」、15都府県を平年並みと見込んでいます。本県は「平年並み」と発表されました。天候が今後順調に推移された場合、豊作分を試食向けから隔離する「集荷円滑化対策」が発動される可能性があります。2008年産米は過剰作付が見込まれる一方、米の消費も伸びており、需給バランスがどうなるか、流動的な面があると発表されました。
 また、価格では、米卸は2008年産米の作柄概況を想定範囲内と比較的冷静に受けとめ、過剰作付が解消できていないこともあり、先安感が出ているが、一方で米消費の増加や政府の過剰対策を念頭にまた判断できない状況ではないかと新聞に報道されています。
 このような状況の中で、農業生産資材の高騰は農業用A重油価格は4年前の2倍以上、肥料原料価格も二、三年前より二、三倍、配合飼料もこの2年で5割以上上昇しています。農家はこうしたコスト上昇分を農産物価格に十分に反映できないため、経営の悪化が深刻になっています。燃料代が上がったからといって、航空会社はさっさと燃料サーチャージ制で値上がり分を運賃に加算、電力会社は電気料金の値上げを決めました。また、パンなどの小麦製品も軒並み価格転移をしています。農家も同じく燃料、肥料、飼料の価格が高騰しているのだから生産物に価格転移をしなければやっていけないのは明白でございます。ですが、立場が弱く、先の会社のようにできないのが現実です。このような中で廃業の危機、社会不安を増大させる緊急事態となっています。農家の倒れは食料の安定供給を脅かす国民全体の問題との声も聞こえています。このようなとき、本町の農家の方々からも、原油、肥料、飼料等の値上がりが急で、農家経営が赤字で来年の作付はどのようにやったらいいのか、また、農業を縮小しようか、やめようかなどと声が聞こえています。
 このようなときこそ、本町では農家を助け、農業の振興を強く図る対策が必要です。そのために、次の質問を行います。
 1、原油高、肥料高、飼料高等に対する本町の対策はどのようになっていますか。
 2、国、県に対し農業再生産のためどのような対策を要望していますか。
 3、自給率の向上のために生産者、消費者がともに協力していかなければならないと思うが、本町ではどのような対策を考えていますか。以上、町長の答弁をお聞きします。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) ただいまの佐藤議員の質問に答弁を申し上げます。
 前段、今の農業情勢、さらにまた今気候の中で収穫の秋を目前とする中で、何か、何かといいますか、作の心配の声といいますか、現実的にこう出始めて大変心配をしておりまして、そういう中での今ご質問を受けとめさせていただきました。それこそ30年来の家庭菜園愛好者としては、本当にこの夏の白菜をまく時期、大根をまく時期のこのタイミングの悪さというのは、本当に何か「宮城県住みやすい富谷町ですよ」と言いながら、この農家の種まきの時期なんか、ほんの瞬間、1週ずれるともうできぐあいがまるで違ってくるというね。そんなふうなことも現実あるわけでありまして、その家庭菜園クラスでもそれぞれの肥料と化学肥料等々ですね、害虫と……、虫を退治するその農薬は使わないにしても、もとになるその肥料、栄養分は一定化学肥料の力を借りなければいけないわけですので、中国からのあのリン鉱石の輸入、停止状況というか、もう相当の中国でも囲っているものですから、原料が窒素、リン酸、カリというあの3要素の一つですものね。この原料が入らないという、そういう原油高騰、飼料高騰、そして農業資材等々、さまざまな、もう何%という世界でない値上がり状況であることもそのとおりだなというふうに思います。
 そのような中で、ぜひ先ほどのと多少関連もしてきますけれども、去年の祭りを通して来年こそあの通りで大根、白菜、秋の野菜をいっぱい出したいというようなことを、もう去年のときから聞いていましてね、満を持してそれこそ待っていた皆さんが去年以上にとか、「去年はできなかったんだけれども来年はやるぞ」というふうなことを多数お聞きしていた中で、先ほど今の気候が大変気になる。そんなところでまくらとしてお話をさせていただいたところで。
 原油高騰、本町の対策ですね。8月6日、JAあさひなから原油、肥料、飼料高騰に対する緊急要請ということで、全農の系列の中で全国一斉にそういうお取り組みがあったようであります。町議会議長あてにも提出されたことをお聞きしているところであります。これも富谷町としましても農業者の皆さんの声をお聞きしながら、JAあさひな、黒川4カ町村との進みぐあい等々を検討しながら、さらにまた国への要望、県への要望というようなことも含めて、当面の対応とさせていただきたいと思います。
 農業再生なんでしょうかね。農業再生、農業をよみがえらせるという意味でのご質問と受けとめまして、対策、要請ということになりますが、こちらについては農業構造改革対策産地づくり事業、北部の方の志戸田、一ノ関、二ノ関、一二三という竹林営農生産組合、二つの組合が転作作物として大豆の作付拡大というようなことでお取り組みをいただいているところでございます。大豆の非買管理と宮城県農業改良普及所の指導を受けながら実施しているところでございました。
 今年度、宮城県の補助メニュー、市町村振興総合補助金を要望したところ、補助対象としてお受けいただきましたので、志戸田生産管理組合が乗用管理機械の購入ができたということもこの場をお借りして報告をいたします。
 ブルーベリーの品質向上、生産拡大、ずっとテーマとして持っているところでございます。ブルーベリーの栽培状況調査、これまた宮城県のお力をということで、ことし8月ですね、去る8月に生産組合全補助、ブルーベリー園、ブルーベリー畑、普及専門指導員のご指導をいただきながら、作付拡大に鋭意努力してまいります。
 石積地区、遠藤さんでありますけれども、ハウス1棟、栽培の去年スタートしまして、さらにそのことを受けて自信と確信の中で第2棟目を増設をして、栽培拡大、去年千幾らというようなことだったんですけれども、もう1棟ですからその2倍、二千株以上の栽培するの、非常にこういった取り組みがやはりこの60、さらに会社勤めの方が60以後の生活設計というようなことでお取り組み、兼業でありながらね、会社生活がウエートが高くて、退職してこの先の生活設計というような中で、趣味云々ではない、まさに実業として取り組みをいただく。こういうふうな皆さんが富谷町に久方ぶりにということだと思います。登場したこと、大変うれしく思いまして、後方からの支援というふうなことで引き続き強い取り組みをさせていただきたい、取り組みをしてまいりたいというふうに思います。
 国、県の要請先というふうなことで、町が国、県との直接つながるというふうなことで三つの協議会があるんですね。何度も言っています富谷町みやぎ原種苗連絡協議会、これって先ほどの米の新米提供が実現したと。富谷町地域水田農業推進協議会、これ減反の調整という役目が主な大きなものであります。しかし、これも県の普及所等と第三者機関の方も含めて富谷町の水田農業のありようを検討、協議しているところでございます。富谷町農業経営基盤強化促進委員会、要するに農地の集約というふうなことで、いわゆる高齢化、零細化というふうな中で、大型機械を持って5ヘクタール、10ヘクタール、さらに15、20というふうな形でできる方に集約していくと、そういうふうな取り組みをしている委員会でございます。
 三つ目、自立、自給率向上、生産者、消費者ともに協力し合う、全く協力関係はそのとおりでありましてね。鋭意そういった立場で取り組んできて、そしてまた広報等でお知らせもできるだけ農業でない地域の皆さんが圧倒的多数でありますので、こういった富谷町の取り組みも広報等を通して共有できるような取り組みとしていきたいというふうに思います。
 9月号でご紹介させていただきましたけれども、7月23日、ブルーベリーと町民が触れる「ブルーベリーふれあい教室」、摘み取り体験、栽培方法講習、お菓子職人のお菓子づくりですね、親子で体験いただいて大変好評いただく。こういった取り組みもそれぞれ新たな場所でとか、新たな組み立てでとかというようなことで進めてまいりたいというふうに思います。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) この際、午後1時まで休憩をいたします。
午後0時03分 休憩


午後1時00分 再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 一般質問の前に、傍聴人がおられますので傍聴人に申し上げます。
 富谷町議会傍聴規則では、録音機、カメラ、ビデオ等の撮影は禁止になっております。また、携帯電話等をお持ちの方は携帯電話の電源をお切りになるか、マナーモードに切りかえて、静粛を保ち傍聴されますようお願いいたします。
 一般質問を続けます。5番佐藤克彦君。

5番(佐藤克彦君) 再度質問いたします。
 第1番目の質問でございますが、原油高、肥料高、飼料高に対する本町の対策はどのようになっているかと私質問したわけですが、間違いないと思うんですが、JA、4町村とともに行う。何を行うんですか。これを私聞いているんです。まず、それ第1問です。
 次、今6割を超える人が国産の食料品を購入を以前よりふやしていることが日本総合研究所などの調査でわかっています。地場産品志向も4割強となっています。食で重要視するポイントが価格や利便性から安全性や安心感の大きいものに移り変わっております。
 このような中で、中国、インド、ブラジル等の新興国での化学肥料の需要が大きく伸びて、国内の供給懸念が強まっております。私はこのようなときこそ、本町農業を振興させるチャンスととらえています。地元で生産される農産物を地元で消費するシステムを構築すべきと考えています。町長の答弁を求めます。
 また、静岡県富士宮市では、たい肥を使い農薬と化学肥料を減らして栽培した農産物を独自に認証する「富士宮市フードバレー推奨農産物認定制度」を初め、たい肥の購入費に助成を行っているそうです。本町でも稲作においてあさひな特栽培米に対し、10アール当たり4,200円の助成を行っていますが、これをもっと大きく拡大して、県の認証制度にかかわる栽培に対して、例えば畑作、ブルーベリー、米等ですね。県の認証だとCタイプ、Aタイプ、Bタイプありますが、Cタイプ、私は今言っております。助成制度を立ち上げ、たい肥等の購入に対して助成を行うべきと考えています。また、本町の循環型農業確立のためにぜひとも導入をと思い、再度町長の答弁を求めます。

議長(渡邊俊一君) 4点でいいですか。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまのものに答弁申し上げます。
 一つ目はですね、黒川4カ町村と連携協力して必要な施策を検討するというふうに答弁したわけであります。
 2番目は、課長の方で2番目対応いただくようにお願いしています。今までの質問に答弁した内容と大分かぶっているかと思います。足らざるところは担当課長から答弁させます。
 たい肥助成をというふうなことでありますが、これもまた通ずるところ、なかなかその声が私もいろいろ聴取活動というか、こうどの場にも耳をこう向けて云々というふうに思って、その姿勢でこの間いるわけでありますけれども、やはりどうなんでしょうか、農協さんが要望書というふうな形で全国一律の要望活動というようなことで出ましたことは先ほど紹介させていただきましたけれども、もう少し1年を通してといいますか、そのやりとりですね、「こういうふうなことでこんなもの今状況でこんな現状なんですよ」というふうなことを、この議場のほかでもまた、この場で「たい肥助成いかが」とかってこういうふうに言われても、「はい」とか二つ返事でできるような状況でないことは、もう皆さんも重々おわかりだと思うんですよね。思いをずっと私は近くに寄りますので、この農業のこの件についてもなおのこと、今の現状実態はどのようなことか、農業者の声として、また議員さんたちの声、農協の声というようなことで、ずっと聴取活動していっているところでございます。
 どうかそういったところをご理解いただいて、今後秋に向けてというようなこともあるわけでありますので、この議会を計画してあるわけですので、どうぞ大きな声、かすかな声も含めてお聞かせをいただく。そして、皆さんとともにやはり進めていくという、そういう姿勢をこの場でもこの件に関しても思うものですから、よろしくお願いしたいとそんなふうに思います。

議長(渡邊俊一君) 地場産品志向率と、要するに自給率を高めるということに匹敵するんですか。産業振興課長。

産業振興課長(奥山吉信君) 地産地消という、もちろん安心安全ということで、特におんないん会さんを中心にカインズホームさん、そしてムサシさんということで直売をやっております。この方々を中心に郷の有機を使用する方々への補助とか、それから営農作物ということでビニールハウスの補助という形で、町の方としてもでき得る方策ということで補助なり、支援をというふうに考えてございます。
 その中で、なかなかその耕作される方々も高齢化しているということもございまして、その耕作面積の問題もございますので、おんないん会を中心にした方々のご意見を聞きながら、もっともっと近郊農業としての富谷町の農業振興ということで進めていきたいと考えております。

議長(渡邊俊一君) 5番佐藤克彦君。

5番(佐藤克彦君) いや、もっと具体的に言います。
 今必要な対策なんですよね。原油、肥料、飼料高というのは。その対策、検討しましたか。「富谷町でどうやるんだ」と、それ一つでも検討したなら教えてください、その検討内容を。とともに、今出ましたけれども、私言ったのはCタイプ、ことし富谷町でたしかCタイプ稲作の認定の田んぼ、富谷町でたしか10ヘクタール以上やっているはずです。特別栽培以外、ほかに。それに対する助成というのを私も言っているわけです。それについてもお答えください。

議長(渡邊俊一君) Cタイプということ、おわかりになりますか。(「県の認証、世帯数」
の声あり)
 ちょっともう一回その内容をもしわかっていたら具体的に、そのCタイプに対して説明をしてみてください。

5番(佐藤克彦君) 数字は今把握していませんが、減農薬、減化学肥料、有機ということでたい肥を入れると。たい肥の中にはわらも入るし、たい肥も入るし、あと鶏ふんなんかも入ります。そういうような有機肥料を突っ込んでやるタイプです。宮城県が一番進めている今稲作です。課長わかりますね、それは。

議長(渡邊俊一君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山吉信君) まず、原油高騰に関するものでございますが、こちらは黒川郡の農業委員会の事務局を中心に、また、黒川郡の活性化ということで各市町村の産業振興課長等々で情報交換をしまして、現在仙台管内の海沿いの方での漁船に対する支援というようなことも具体的になってきたということでございますので、黒川4町としてJAさんと先ほども申し上げたとおり協議をしながら連携をとって進めていきたいということで、具体的な補助あるいは支援策というのはまだ具体的にはお示しできないところでございますが、これらも足並みをそろえたというような形で今情報交換、情報をいただいているところでございます。
 それから、Cタイプに関する助成につきましては、いろいろ今までの現行でやってきておりますので、その県等の補助のいただく部分、それから町の持ち出し部分対応もございますので、これについてはちょっと検討をさせていただくということで今のところは検討というお答えをさせていただきます。

議長(渡邊俊一君) よろしいですか。要するに、今たい肥関係でJAで支給をしているというか、おつくりになっているゆきのさと、何だっけ。そういうものにもう少し助成対策をとる考えはないかというような質問に私はとらえたんですけれども、その辺もし改めて答弁できましたら、答弁できなければそのままで仕方ないでしょうけれども。町長……。
 では、担当課であります産業振興課長。

産業振興課長(奥山吉信君) 先ほどと繰り返しになりますんですが、その県からいただく部分、それから町の持ち出し部分を勘案しながら検討ということで一応回答させていただきます。
議長(渡邊俊一君) 次、17番浅野幹雄君。

17番(浅野幹雄君) 私は、「児童生徒の安全安心対策を」と題しまして、次の4項目について質問をいたします。
 平成20年度において、現在工事中であります富ケ丘小学校の耐震補強工事が完了すれば、町内すべての校舎、体育館の耐震補強工事事業が終了し、児童生徒が安全な学校生活ができるようになります。
 しかしながら、学校を取り巻く環境は決して安全安心な状況ではありません。まず、第1には、通学時の交通事故、そして不審者の出没であります。去る7月3日には、上桜木地区において午前7時10分ごろ、登校途中に眼鏡をかけた学生風の男が女児に近づき、スカートをめくられ下腹部を触られた被害が遭っております。
 このような事件や交通事故から子供たちを守るため、登下校時におけるボランティア活動が雨の日も雪の日も毎日さまざまな活動を行っていただいております。このようなボランティア活動の皆様方に心より感謝を申し上げるところであります。丘小サポーター、成小ささえたい・わんわんパトロール、あけ小応援隊など、町内6小学校に組織化されております。しかしながら、富谷小学校はシルバー人材センターのボランティアによる学校前交差点に立つのみの活動であり、学区の最も広い小学校でもありますので、ぜひ組織化するよう働きかけてはいかがでしょうか。また、情報の交換や情報の共有を図るため、協議会の設置についてはどのような考えを持っているか、伺います。
 次に、スクールゾーン内危険ブロック等除去事業の促進について伺います。
 昭和53年6月に発生した宮城県沖地震において、安全であると思われたブロック塀を頼り、倒壊したブロック塀の下敷きになり、多くの子供たちが犠牲になったことは生々しく記憶に残るところであります。来るべく大地震に備え、長年にわたり町内の危険ブロック等の除去事業を推進してきたところでありますが、実績が年々低下しております。平成17年度より対象区域を通学路から町内全域に拡大したにもかかわらず、19年度の実績では2件のみであります。この事業に対する促進策について町長の考えを伺います。
 次に、大清水・上桜木地区に児童の施設を建設する計画について伺います。
 この2地区については、将来とも小学校の建設の予定はありません。大清水の子供たちはあけの平小学校、上桜木地区の子供たちは富ケ丘小学校に通っております。したがって、児童クラブの子供たちもそれぞれの公民館に通っているわけですが、富ケ丘公民館は小学校から 1.1キロメートル、上桜木地区の逆方向の位置となっており、上桜木1丁目28番地までの距離は 2.7キロメートルあります。現在、上桜木地区の児童数は65人、児童クラブ登録児童は13人ですが、もっと近くにあれば利用したいとの声が多く聞かれます。ちなみに、大清水地区の児童数は 228人で、児童クラブ登録児童は49人、近くにぜひ児童の施設がほしいとの要望もあります。建設に向けた町長の考えを伺います。
 最後に、小中学校校庭の暗渠排水工事について伺います。
 現在、小中学校の暗渠排水の施工状況は、小学校2校、中学校3校となっております。 
部活動のある中学校の使用頻度は小学校の数倍に上がります。過日成田中学校の父兄より、「校庭の水はけが悪く、生徒たちの授業や部活動に支障があるのではないか」との意見をいただきました。去る8月14日、久しぶりに降った雨の日に現状を調査いたしましたところ、多くの水たまりがあり、使用できる状況にはありませんでした。早急に成田中学校と東向陽台中学校の校庭の暗渠排水工事を行い、さらに排水の悪い順から小学校の工事に着手すべきと思いますが、町長、教育長の考えを伺いまして、私の質問といたします。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの浅野議員の質問に答弁を申し上げます。
 児童生徒の安全安心対策をということで、本当に今前段お話しいただいたように、小学校7校の児童の皆さんに対するその地域の思いといいますかね、そういったものはご紹介いただいたような形で本当に取り組んでいただいている姿、折に触れ目にするわけでありますけれども、大変頭の下がる思いでございます。私からも心より感謝申し上げたいというふうに思います。
 支援策をというふうなことで、実はつい近ごろ、富谷町防犯協会、あて職で私防犯協会長、会長という職を受けていますけれども、防犯協会の予算の枠の中で、小学校のその防犯に向けて必要なものをということで、教育委員会、教育長通して、各小学校の校長先生等々ですね、から要望、協議をした結果、蛍光反射ベスト、各校に15枚ずつ配付をすると、配付させていただくと、そんなふうな取り組みを防犯協会の予算の枠の中からすることといたしました。
 そんなこともあって、これまた抜本的な解決というのは相手があってのことですので、どちらにしても子供たちへのこう見守りというふうなことについては万全を期すということと、今もそういったことがあったときの事後対応というようなことも一定のルール化されているようでありますので、なお一層気を引き締めて取り組んでまいりたいというふうに思います。
 ボランティアの皆さんの組織化というふうなことでありましたけれども、現時点ではその組織化の必要性は薄いというふうな認識でおりますので、お答えをいたしています。
 危険なブロック除去という、これも宮城県沖地震のブロック塀倒壊というようなところを端を発している。全くそのとおりであります。状況は県も申請を受け付けて、こういった制度がありますよというようなことで従前の制度を踏襲しているわけでありますけれども、宮城県のその耐震の専門家による現地調査、結果としてはDとE判定を受けた方が対象となるということで、現状補助上限が除去の場合で、取り除くのが15万円、設置をする場合は10万円というそういう枠の中でやってきております。19年までですので5、6、7、8、9ですかね。15年度から19年度までの実績が15件というようなことで、年平均3件程度というふうなことですので、現状は私も道路通るたびですね、通学路を中心としたところ、ブロック塀がこう関心が頭よぎりますので、この通学路のこのブロックはとかというのは折りに触れては都市整備課長とやりとりする機会がございます。そんなことで、ぜひ必要なところ、もう少しこう促進されるにはどうしたらいいのかというようなことを、従前以上に検討してまいりたいというふうに思います。近々また枠組みをお示しできればというふうに思います。
 大清水・上桜木児童施設をということで、括弧児童館、児童福祉法40条によるというふうな児童館という児童施設というふうなことのご質問だろうというように思いますが、上桜木につきはやはりなかなか子供たちの急増というふうなところ、現実に認識するわけでありますので、そういう意味では大清水・上桜木といった場合にはどちらかといえば上桜木の4号線の横断というようなことも含めて、厳しいその環境にあるんだなというふうに思います。通学区域を決める折、あけ小学区か富ケ丘小学区かというような経緯はあったようでありますけれども、距離の関係なんでしょうかね。富ケ丘学区というふうにくくられた経緯もあるようでありますから、あります。しかしながら、現状は平成11年から富谷の児童クラブというような形で公民館くくりで取り組んでまいりましたので、当座ですね、当面、児童館としての児童施設、現状の富谷児童クラブは児童館としての役割も兼ね備えた上に、地域の方々との交流の場として活用したり、子育て中の親子から小中学校の児童生徒が安全な遊び場として自由来館による利用できることや、学童保育1年から6年生まで受け入れるなど、富谷町独自の施設運営をしており、他町村からのまた関心も寄せられているところであります。このような利点という一面を今後も生かしていきたい、そんなふうな思いでいるところでございます。
 データ的には平成20年8月1日現在で総勢、公民館くくり6公民館で総勢 562人という、非常にボリュームの大きい数字であると思っています。中公がざっと今82名、丘が79名、東公が 127名、あけ公が89名、日吉が64名、成田が 121名というふうにして 560名という大変大勢な皆さんが、いわゆる子供たち、親の養育の欠ける時間帯利用していただいているという実態も申し添えさせていただきたいと思います。
 暗渠工事等について、それこそ現状は暗渠工事あり、なされているところが富小、東向小、中学校は富中、二中、日吉中と、これこの範囲です。ですから、12校の中でされている、されないというふうなことで言えば、されていないことの方が校数としては多いのが現実でございます。そんなことで、いよいよ耐震化、あと1年繰り上げてというか、丘と、丘とといいますか、改修と富ケ丘の体育館の耐震工事ということの工事、もう一つ東向小の改修という20年度こう繰り入れた組み立てをご了解いただいた中でスタートしておりますので、おおよそ改修工事、そしてまた耐震化工事というようなことで完了しますので、次年度以降のいよいよ今度はグラウンドの整地とか暗渠とかね、排水のいい状況にするというふうな課題に次進行していくんだろうというふうに思います。
 参考までに、暗渠工事というのは1校大体 2,000万程度の費用負担のようです。残り7校で1億 4,000万ですね。簡易なあのオイルサンド工事という簡易工事、簡易じゃないんですね、もっと大変なんですね。失礼しました。オイルサンド工事の場合は 5,000万の7校当たり3億 5,000万円、こういうふうな費用もとらえながら、順次使いやすい、それこそ子供たちが雨で極力使えない日が最小化していくというそういう取り組みもまた次の課題だろうというふうに認識してございますので、ご理解のほどお願い申し上げます。
 足らざるところ、教育長答弁もしあればあとお願いを申し上げます。以上です。

議長(渡邊俊一君) 補足はありますか。教育長、何か補足はありますか。千葉教育長。

教育長(千葉芳樹君) 答弁の中で、富谷小学校の組織ということですけれども、富谷小学校では……。

議長(渡邊俊一君) 教育長、1回ですからまずこちらですね。

教育長(千葉芳樹君) 富谷小学校の組織化ということですけれども、本町で学校教育のスローガンの柱として「地域に根ざした、地域とともに育つ学校」を掲げております。その観点で、安心安全の校外での部分は地域の方たちによるボランティア活動にお願いして頼りにしているところが随分あると思います。各小学校7校あるうち、6校はそれぞれ組織されているんですけれども、富谷小学校はないというわけでないんです。一つは、危険な場合、あるいは緊急を要する場合にはファクスとメールの連携体制が整っております。どこに保護者がいてもぽんと届くようになって、それで対応できるようにということをその組織が富谷町の学校の中で一番早く組織されております。また、日ごろPTA、先生方、地域、それからシルバー人材の方々、シルバー人材の方々のボランティアを中心として交通安全、それに寄与していただいております。別に組織はありませんけれども、毎日本当に隅々心行き渡るような活動をしておりますので、その点をお認めいただきたいと思います。
 それから、各学校の支援隊の課題を共有するということで協議会というお話が出ましたけれども、校長会、それから教頭会、それから学校の生徒指導委員会、それからPTAの役員会、そしてもう一つ富谷町の青少年健全育成の富谷町民会議の組織の中で情報交換をしていきたいと思いますので、協議会の組織の設定は考えておりません。以上です。

議長(渡邊俊一君) 17番浅野幹雄君。

17番(浅野幹雄君) 再質問をさせていただきます。
 ただいまの質問の中のまず第1点目の学校ボランティアの支援体制でございますけれども、私も調べましたら、富谷小学校まずボランティア活動のある学校ということで、シルバー人材センター毎日2名、登下校中に学校前の信号のところに立っていただくというような何かお手伝いがあるというふうに聞いておりました。ただ、そのほかの学校にはそうですね、大分早くから立ち上げているところがあるんですね。富ケ丘小学校の場合はこういったベストをつくりまして、これを今現在62名のサポーターさんに貸与しているということです。16年からこの制度始めたんですが、この費用は1着 1,790円なんですね。公費、つまり町費ですね。町費として半額だと思うんです。それからPTAで半額と、折半しているということですから、恐らく半額、半額だというふうに理解したんですが、こういったものをつくって活動しています。大変目立ちますね。
 先ほど女児の事件の紹介しましたけれども、上桜木地区にはこのサポーターの実はメンバーがいないんです。毎日登下校中に富ケ丘小学校校区で10カ所ぐらいこう二、三人ずつ立ってくれるわけですね。このユニフォームを見ただけでもなかなか変な不審者が近づけないというのもあって、やはり高齢者が少ないということで上桜木にいないんだそうです。立っている方がいないですから、そういったやはり変質者というんですかね、そういう人たちもやはりかなり回ってみて、ここはだれもいないというようなことでですね。
 その例がもう一つやはり成田にも高齢者が少ないということで、なかなか人数が集まらないんだということがございますのでね、やはり町としても、それから教育委員会としてもこういった事例を紹介しながら、ぜひ組織化していただけるように。また、幾らの半々、折半と、PTAと町費で半分ずつというふうな話もありますけれども、先ほど町長の答弁で防犯協会から10着ですか、15ですか、15着ずつあるというような話でしたけれども、やはり防犯協会と相談しながら、こういったものをね、例えば腕章をつくったり、ほかの学校でもユニフォームをつくってやっているわけですから、そういったものに対する補助、やはり統一したものをつくった方がいいのではないかというふうに思うんですが、その点質問いたします。
 それから、児童の施設の問題ですが、実は私どもですね、教育民生常任委員会で去る5月15日の日ですね、果樹園の森保育園へ教育民生常任委員会の所管事務調査で行った折、理事長のあいさつの中で「施設があれば児童クラブなどの委託を受けてもいい」と、「そのような事業も検討したい」というふうなお話、我々伺ってきたわけです。そんな中で、土地があるかということであれば、今の上桜木果樹園の森の隣に 9,973ヘクタール、平方メートルの空き地があります。現在は年契約でイオンの方に 1,249万 8,750円で年契約で貸しておるようでございますけれども、あの果樹園の森の隣の幾らかの土地を利用してそういった施設を建てて、そういった法人にお願いしてもいいのではないかというふうに思うんですね。
 それからあともう一つ、大清水の方も町に換地する予定の土地が1万 7,959平米あります。また、ことしの11月になるんでしょうか、12月に大清水のもう一つの町内会の会館を建てるわけでございますけれども、そういった部分と併設をしながら、子供たちのためのそういった施設をつくったらいかがかと。
 と言いますのは、13名、富が丘小学校の子供たちが公民館に行っているわけでございますけれども、やはり心配で夜は原則として父母が、父兄が迎えに行く。帰りだけですね。そういうこともやっておりますので、ぜひこれからどんどんこの地区も子供ふえます。さらに、あけの平小学校の児童数を見ますと、あけの平地区が 195名、それから大清水が 228名と、もう既に児童、子供たちの数が逆転しているんですね。そういうこともありますので、やはり近くに何かしらそういった施設があれば、そしてまた、上桜木の子供たちは中学生になりますと二中に行くわけです。そういった部分でですね、子供たちの学校教育にもこういい影響が出るのではないかと。昔学童保育で一緒になった子供たちが中学校のときに再会をすると、こういったメリットもあるのではないかというふうに思うわけです。
 したがいまして、あけの平小学校の今後の児童たちの推移、これは大清水がもう少しふえるのかどうかですね。世代交代があってあけの平地区の子供たちがふえるのかといったような、そういった部分をどういうふうに分析されているか、伺いたいと思います。
 それから、暗渠排水ですが、やはり小学校、さっき紹介したとおりでございますけれども、まず中学校の生徒たちに平等の場所を提供するというのがやはり町の義務だろうというふうに思うんですね。まず屋体、プールですね、校庭、校庭の広さはそれぞれそれの敷地にありますけれども、校庭、プールは同じものだと思います。体育館も大体同じものですね。校庭に暗渠排水がある、ないでやはり活動事業内容違ってくるんですね。そういった部分でやはりこの二つの学校については早めに、先ほど来年度からいろいろ研究したいというような答弁もございましたけれども、こういったことも加味されながら検討していってはいかがでしょうかと思いますが、いかがでしょうか。
 ちなみに、おとといですね、黒川郡の中学校の駅伝大会がございました。私もちょっと応援しながら行ってまいったわけですけれども、富谷の学校は成田中学校のAが2位なんですね。最後の区間のゴール前何百メートルかでも抜かれたと。これは校庭のせいではありません、ないと思いますけれども、第2位になっております。それから二中が第3位、これもAチームですけれども、東向陽台Aチームが4位、2位、3位、4位という成績をおさめております。それから、女子は富谷中学校が断トツの第1位でございました。東向中が2位、二中が4位というようなそういった立派な成績をとられているわけです。そういった分も含めて、ぜひ5校の暗渠排水がなるべく早めに出そろうような方法を講じられてはいかがでしょうかということで質問いたします。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの質問にお答えを申し上げます。
 上桜木地区という、大清水地区という、近年の富谷町にはないようなこう急増ぶりというか、そういう2地区象徴的な場所だなというふうな認識は持っておるところでございます。本当に数年前20人の手前ぐらいの子供たちが丘小に通う。そして、丘小の保護者の方が朝ある時間帯に歩道を消防署側の方に渡すというお役目もこの3月までしていただいた経緯がある、去年の3月でしたかね。空白の中で朝夕大変私も心配をしているところです。そんな中であそこの信号機はとかという話もまた何か話をさせていただく機会がありました。何もかにもココスの方から青信号をもってして、ちょっと横道にそれますけれども、進入すると、あの25秒の信号渡り切れない。ですから、切り倒しで一たんとまって、そして赤から青に変わった瞬間に左右確認して安全に渡る、渡っていただきたい。そういう趣旨であの信号機のきっかけがあったんですね。それを教育長、教育委員会経由で学校にも十分お伝えをして、児童の皆さんにも   のもと指導していただいているというふうな経緯でございました。
 非常に若い世代というふうなことで高齢者云々という、組織化の難しさの一つの理由としてお挙げいただきましたけれども、そういう面は確かにあるように思います。町内会町長さんは機械的に1年交代でというようなことで年齢関係なく当番でこうこの4年来やっていますというような阿部会長さんのお話にもありました。恐らくどんどんとこう私も行く機会が多くなってきましたけれども、成熟しつつあります。子供たちが60人台というようなことで膨らんで、日中のあの静かさというようなこともあって、そういう意味では子供たちの見守りという面で多少は落ち込む地域だなというふうな認識を持っていますし、今のことも含めてしっかりとした取り組みをしてまいりたいというふうに思います。
 統一フォームの違うことも含めて防犯協会費から15枚ずつお渡しをするチョッキのデザイン、目立ちぐあい、そんなところもまだ間に合うようでありますので、工夫検討していきたいというふうに思います。
 上桜木果樹園の森の件でありますけれども、法人さんから直接なかなか年1回ことしお会いしたかしないかぐらい、去年オープンの折にはこちらから行ってお会いするというようなことありましたけれども、それ以上の直接のお会いしてのお話の機会もございませんでしたので、この辺についてはお会いする機会をもって、何と言いますか、話し合いができればというふうに今思ったところでございます。
 あとはグラウンドの件の方にいきますけれども、成中と東向中、どの場面で私は中学生の駅伝の成果をご紹介しましょうかと思っていたんですが、議員から出ました。成中と東向中、成績悪いのは暗渠排水のごとくにとこうつなげられたわけではないんでしょうけれども、言っている趣旨は必要性を十分認めておりまして、「あそこは暗渠あっておらほはないんだ」とこういうのもいいか悪いかといえば、ない方がいいんですね。そんなことも含めて給食センターです、あるいは学校の、中学校のこのトイレの改造というのもあるので、課題としてまだ残っているんですね。和式から洋式便器への改造というふうなところも残っておりますので、そういったところも視野に入れながら、残っているその中学校まず優先をしてということになるんでしょうか。暗渠の排水のよさ、手を入れるというふうなことに取り組んでまいりたいというふうに、私自身も実態を中学校の今東向中、成中については現状、実態がどうであるのか、議会終了後に早速に現場をこう見て、必要度の高い性急なところも含めて検討に入りたいと思います。以上です。

議長(渡邊俊一君) 学区制の増減化率。将来にかかって。児童生徒の……。「推移ですね。どういう把握しているか」の声あり)千葉教育長。

教育長(千葉芳樹君) 18年5月1日には大清水のあけの平小学生が 132名でした。それから、19年5月には 175名、今年度の5月1日現在で 227名で、今の7、8、この時期は2人か3人という状況です。ただ、年度末になるとどんと異動があるのが普通ですので、現状、今のところ予想はつきかねますけれども、少しとまったのかなと。ただ、年度末にはぼんとふえるのかなという状況です。以上です。
議長(渡邊俊一君) 次、7番相澤 榮君。

7番(相澤 榮君) 私は、中学生の国際交流事業の取り組みについて、本町における国際交流事業の取り組みを質問いたします。
 教育は人づくり、人づくりはまちづくりと言われています。国際化の時代、本町として中学生のホームステイ受け入れ及び派遣事業について伺います。
 富谷町は子供の多い町です。より多くの児童生徒が生きた英語や異文化の交流を通して、豊かな国際感覚を持った子供たちがふえることを願っています。
 5月28日、みらい富谷で青森県平川市に政務調査に行ってきました。弘前市の東隣に位置し、南津軽郡の平賀町・尾上町・碇ケ関村の3町村が合併し、平成18年1月1日に県内で10番目の市として産声を上げました。人口3万 5,000人の町ですが、中央から地方へ、官から民への構造改革の流れの中で、「人、地域、産業がきらめく町」を基本理念とし、多くの資源とともに住民一人一人の英知を生かし、住民本位の行政運営、自立した地域づくりを目指しています。
 特に、教育では学習派遣事業、国際交流事業に力を入れて取り組んでいます。ホームステイ派遣事業は中学生を対象に、外国でのホームステイ体験をさせることにより、生きた英語や異文化に触れるなどの実体験を通して国際感覚を養い、語学学習への意欲・能力の向上を図り、また、将来的には豊かな国際感覚を持ち、市のまちづくりに積極的に貢献できる有為の人材育成に資することを目的としています。
 平川市の中学校は6校で生徒数 997人です。中学生ホームステイ受け入れ事業では、アメリカ合衆国メーン州カムデン・ロックボートミドルスクールより中学生を受け入れて、ホームステイや学校体験等を通じて日本の文化・生活を紹介するとともに、市内中学生を中心とする市民との交流を図ることを趣旨としています。
 内容としましては、ホームステイを通して家族との交流を深め、生活習慣の違いを学ぶ。二つ目として、学校体験により多くの中学生と交流し、相互理解を深める。3番目は、自然や伝統文化に触れ、地域の風土を学ぶということを趣旨としています。派遣人数、受け入れ人数はともに中学生10人、そして引率者2人です。期間は11日間で、費用の負担額は旅費の3分の1ということで大体10万円、1人当たり30万円をかかると予想しています。そしてまた、事後研修に要する経費及び旅券取得費用、任意保険、食費については自己負担になっています。
 この中で中学生の体験記録を紹介します。
 「アメリカに行って一番驚いたことは、食事の量でもなく、道がとても広いということでもなく、家族と一緒にいる時間が長いということです。きっとお互いが一緒にいる時間を大切にして毎日を過ごしているのだなというふうに思います。
 最近、夕食に限らず、家族で過ごす時間が短くなりました。忙しいというのはうそではないけれども、それは言いわけのようなもので、本当は一緒に過ごすということを余り大切にしていないのではないかというふうに思っています」と体験者が自分の家庭を想像しながら言っていました。
 「これからは国際交流で感じた家族と一緒にいられることの喜びを忘れずに過ごしていければいいなというふうに思います。また、感謝の言葉の大切さです。家族、友だちにもすぐに「ありがとう」を言っていました。私の生活を振り返ってみると、「ありがとう」という言葉が少ないなというふうに思いました」。
 また、もう1人の方は、「今回の体験から物事に対して非常に積極的になりました。それは、言葉の壁があっても、身振り手振りを加えて活発にコミュニケーションをとることにより、お互いにわかり合えるということを発見できたということでした。そして、この積極性はこれからの学校生活やそれ以外のたくさんの場面でも必ず生かされると思っています。今回のホームステイに参加し、多くのことを学び、成長することができました。本当によかったです」と述べています。
 平川市教育委員会指導室長は、「平川市では教育は人づくりという原点に立ち、潤いと活気に満ち、確かな学力の定着を図りながら、個を生かし生きる力と夢をはぐくむ学校教育の推進に努めています。その一つとして、一人一人の子供が我が国や外国の文化や伝統について関心、理解を深めながら国際社会に貢献できるような人づくりのために、アメリカの中学生のホームステイ受け入れ事業、ホームステイ派遣事業を含む積極的な国際交流事業を実施してきました。そうした中で、外国語を駆使したコミュニケーション能力を高めることができたらすばらしいことです」と言っています。
 「外国からの生徒のホームステイを引き受けることも、学校を訪問しての会話や活動を通した交流をすることも、実際に学校に行ってホームステイの体験をすることも、すべて貴重な体験であります。平川市におけるこうしたさまざまな機会を通しての交流は、生徒たちにとって大きな志を抱くきっかけの一つになっています。平川市における国際交流事業は、有為の人材育成の観点からも大きな意義があると考えると同時に、確かな歩みを遂げているといえます」と述べられています。
 このような調査をさせていただきました。本町は子供の多い町です。人材育成にはいろんな教育の仕方があると思いますが、国際化の時代、より多くの子供たちが生きた英語や異文化の交流を通して、豊かな国際感覚を持った有為な人材育成のため、本町国際交流事業の取り組みについて、次の項目で伺います。
 一つ、本町における国際交流事業への取り組み、課題について。
 二つ、国際交流事業についての考え方。
 三つ、中学生のホームステイ交流事業について、取り組みへの方向性と問題について。
 以上伺いまして、私の質問を終わります。

議長(渡邊俊一君) 千葉教育長。

教育長(千葉芳樹君) それでは、お答えいたします。
 最初にですけれども、2番の問いでありました国際交流事業についての考え方、そこから入りたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 学校教育活動の中に国際教育推進がクローズアップされてまいりました。特に外国の文化の理解を通して国際社会の平和と発展に寄与する態度をはぐくむと同時に、国際社会における役割の認識と実践活動が注目されてきております。その状況の中で、小中学校とも社会科の学習、総合的な学習、そしてALTとの英会話を通した英語学習を中心に基本的なステップを踏んでおります。その学びの発展的な延長線上に国際交流事業が位置づけられているものと考えます。これが考え方ということです。
 それで1番目に戻りまして、最初に実態、そして課題、そして今後の取り組みという順にお答えしたいと思います。
 本町の実態に関しましては、まず社会科学習における国際理解ということで社会科学習の中で取り入れております。それから、ALTも含んでの英語学習による国際的な感覚のはぐくみ、その次は総合的学習の中で国際的な視野の拡大、これは国際、総合的な学習なんかは選択制をとっておりますけれども。
 1例として、富谷小学校でのワールドフェスティバルの積極的な参画による国際交流の実践。富谷小学校は4年前に県内で英語活動の実践校に研究指定されましたので、その活動の中で取り入れるということです。
 課題としましては、学校での教育課程での位置づけと、それから時間と場所の確保がどうか。それから、指導者の育成と確保、関係機関、団体との連携、指導、助言の機会をどうしたらいいか、これが課題となっております。
 今後の取り組みにつきましては、小学校においても外国語が取り入れられることになり、これからさらに小中連携を強化して、ALTの有効活用を図りながら国際的センスの向上を図り、国際的なより広い視野のはぐくみ、国際交流事業を含め国際教育の推進に努めてまいりたいと考えております。
 その次の3番目ですけれども、小中学校のホームステイ交流事業についての取り組みと方向性、問題点ということですけれども、国際教育推進の国際交流事業の一つとしてのホームステイ交流事業が、将来的には国際感覚を身につけた成人への人材育成の手段として大きな役割を示していると考えます。実践までのプロセスをこう考えていきますと、一つは関係機関、県も含めて、それから町の関係課、それから関係団体との共同態勢が必要であるということが。そして、その中できちんとした趣旨、目的、必要性、そしてその理解度、それを含めたレイアウトの構築が一番最初にかかわってくるステップだと思います。
 その次に、相手国との姉妹都市関係の構築、そして我が国、私の町での受け入れ体制の構築、そして期間、人数、予算、五つ目は実践、系統性のある実践計画の策定。この項目ごと、ALTとのかかわりを含めて、今後研究のステップを踏んでまいりたいと思います。
 ということで回答終わりたいと思います。以上です。

議長(渡邊俊一君) この際、午後2時10分まで休憩をいたします。
午後1時56分 休憩


午後2時10分 再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 7番相澤 榮君。

7番(相澤 榮君) ただいま教育長からるる回答がありまして、それなりに納得いたしましたけれども、課題、それから必要性、それから問題点等示されたわけでございますけれども、それならば必要性をどの辺まで考えているのかということだと思うんです。課題と問題点は示されました。しかし、必要性がどの辺にあるかによって、これがこの取り組みが進められると思うんです。それで、教育課程の時間がとれないとか、カリキュラムの問題があると。姉妹都市を締結しなければならないとかという部分、そういう問題点があったんですけれども、私にすると、やらない理由よりやれない理由だけ示されたような、そのようにとってしまうんですけれども、そうはとりたくないです。教育長の前向きな姿勢いつもわかっていますから。だから、もう少し具体的にお願いしたいと思います。

議長(渡邊俊一君) 相澤 榮議員に申し上げます。「お願いする」というような文言を訂正してください。

7番(相澤 榮君) 質問をね……。わかりました。今の私の発言に対してぜひ回答いただきたい。

議長(渡邊俊一君) 千葉教育長、答弁を求めます。

教育長(千葉芳樹君) 先ほど課題を申し上げましたけれども、まずホームステイの前に国際交流の活動をどうするか、そこが一つのベースになって、それが定着して、そして国際化のホームステイということになれば、より効果が上がるんじゃないかという一つの考え方はあります。
 それから、やはり平川市ですか、参考資料見せていただきましたが、県とのかかわりもあるということで、その辺も県とのかかわりで情報を集めながら、そして関係機関と一応趣旨等々、それから目的等々少し煮詰めていかなければならない。前向きに考えているんですよ。ということをまずしていかなければならない。前向きに考えながら現実を押さえていきたいと思いますので。その後にやっと受け入れ体制とかそういうようなことを考えていきたいというふうに考えています。
 なお、学校におけるいわゆる教育課程の位置づけ、時間、それから場の問題ということは、その国際交流事業を盛んにしながら、その一つの過程の中で学校と連携しながらやっていきたいというふうに考えておりますので、そのホームステイの部分も含めながら、これから学校の方の研修を深めながらアプローチしていきたいというふうに考えております。以上です。

議長(渡邊俊一君) 7番相澤 榮君。

7番(相澤 榮君) ただいまの教育長の答弁について、もうちょっとだけお願いしたいんですけれども、国際交流のやり方についての取り組みはわかりますということだったんですけれども、教育長の考えなんですけれども、それらは町長は国際交流ということに関してですね、どのように施策として考えているのかということと、富小で小学生からそういうをやっているという部分で、ほかの学校にもそれがいつまで波及ができるのかという部分もあったらお示ししていただきたいとお願いします。お願いじゃないや、回答お願い……。

議長(渡邊俊一君) 答弁ですね。(「答弁を求めます」の声あり)はい。いいですか、町長。若生町長。

町長(若生英俊君) この相澤議員の質問はすべて教育長にと思ったんですが、突然のことでありますので、国際交流、町長の国際交流感を言えということでいいんでしょうか。
 私は非常にこの課題については何かできないのかしらねというのはずっと思っておりましてね。若いころに海外に目が向けられるような場面があったら、また人生変わっていたんだろうなとこう思うことさえあります。私らの時代はそういうことでもなかったですし、学校卒業すればすぐ就職すること、親の負担を早く軽くすること、そのことの中で生きてきたんですから。
 そんな中で、今私はノートに5カ国語対応の「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」というの書いて、ドイツ語だったら「ダンケシェーン」とかってこう言うように、「ニイハオ」とかってやったりしながらこうやりとりをね、中国の黒竜江省の教育長ご一行様来れば、中国語で歓迎のあいさつを一夜漬けでやるとかね。それなりのことを皆さんのこの前面にいる中でやっています。しかしながら、町長みずから国際交流、国際感、国際的なその交流はどんなものかというようなことになると、非常に乏しいわけでしてね。去年は2泊3日の町村長研修で2泊3日の研修をしただけであります。そういうその町長が国際交流述べようというのもなかなか難しいなと思っています。みずからそういった機会もないままですね。
 しかしながら、子供たちのこれは交流というのは私は非常にこう大事ではないでしょうか。異文化にやはり触れるというのが大きなテーマだと思います。今富谷町でやっているのは富士、夏休みの富士トレッキングとか、富士の登山とかというあの場面に、1人1万円助成しているというのが何か去年、ことしとおして見て、そういった範囲で、交流じゃないですけれどもね。任意に出向こうとする意思の後方の援助というようなことでやっているのがその程度かなというふうな感じでございます。
 何だかそれこそ教育長ともどもですね、教育長も国際交流、あと町民歌の英語版というのも既に終わっていますので、富谷小学校の生徒諸君に英語で「おお、ふるさと富谷町」のあのやつを音譜に英語を乗せて英語版がかなりいいものができ上がりました。中国語で置きかえた町民歌もできています。中国語版、町民歌英語バージョン、そんなふうなことで、初発ですね。多少の動きを今しているんだというようなこと。子供祭りの折には町民歌を富谷小学校の生徒諸君に歌ってもらうとか、ね。あるいは中国語バージョンは日中友好協会の皆さんにお歌いいただくとか、そんなふうな取り組みを今準備しながら、少し今まで以上の切り口、きっかけになればなというふうなそんな思いでいるところでございます。
 大変この場をいただきましてありがとうございました。

議長(渡邊俊一君) 相澤 榮議員の質問で、富谷小学校以外の取り組みについてという質問をされておりますけれども、それは教育長に答弁をさせてよろしいですか。千葉教育長。

教育長(千葉芳樹君) 富谷小学校で県の、先ほど申し上げましたように県の英語研究の指定を受けている中で、そこに書いてあります先ほどお話ししましたようにワールドフェスティバルというのは、宮城教育大学に留学している、宮城教育大学ですか、に留学している学生さんたちを毎年招待して、その中で各国のいわゆる異文化との交流、そしてあと日本の紹介と、そういうような活動をしております。ことしで指定が切れるんですけれども、このチャンスを生かして次年度からも、やはり富谷小学校発だけでなく、必要、いわゆる望む学校あるいは順番というそういうようなあれでもっていければいいのかなというふうに感じております。
 それから、ホームステイの件ですけれども、大きな組織をつくるということも本当に大切なんですけれども、最近各町村の例ですと、ALTの個人的なかかわりの中でカナダとホームステイしてみたり、そういうようなことも企画し実施されているところもありますので、その辺もこう視野に入れながらホームステイの方を研究していきたいと思いますので、よろしくお願いします。以上です。
議長(渡邊俊一君) 次、13番安住稔幸君。

13番(安住稔幸君) 私の一般質問は3件ございます。
 初めに、「「富谷町集中改革プラン」の積極的な推進で健全な財政運営を」と題しまして質問いたします。
 今後さらに進展する少子高齢化を乗り切るには、地方自治体も時代の変化に立ち向かう姿勢を明確にしながら自立した取り組みを行っていくことが求められております。セントラル自動車などの進出により、富谷町は税収増が期待できると思われますが、少子高齢化がますます進むことを考えますと、今後の当町の財政状況は将来にわたって明るいとは言いがたく、今後も健全な財政運営を保つには事業の見直しが不可欠であります。既に当町では事業の見直しに着手しておりますが、もっと積極的な見直しが必要と考えます。
 第3次富谷町行政改革大綱に基づく「富谷町集中改革プラン」は、取り組み内容のうち、平成17年度から平成21年度までに集中的に実施するものとして、一つに事務・事業の再編・整理、廃止・統合、二つ目に指定管理者制度の活用を含む民間委託等の推進、三つ目に定員管理の適正化、四つ目に手当の総点検を初めとする給与の適正化、五つ目に第三セクターの見直し、六つ目に経費節減等の財政効果、七つ目にその他の7項目を中心に集中的に実施するものであります。
 富谷町集中改革プランのその内容についてお伺いいたします。
 一つ目に質問いたします。富谷町集中改革プランの実施状況をお伺いいたします。
 二つ目に、改革プランの実施によって見直しされた事業と、見直しによって得られた結論と、その結論に至った理由をお伺いいたします。
 三つ目に、21年度で富谷町集中改革プランは終了しますが、その後についてお伺いいたします。
 大きい二つ目の「広告の掲載やクレジットカード納税の導入で増収を図れ」であります。
 税の増収は行政サービス維持、また、新たなサービスの実施に欠かすことはできなく、常に増収方法への手だてを思索し実行しなければなりません。多くの自治体でホームページへの広告掲載、公共物への広告掲載、広報や封筒等の印刷物への広告掲載を実施し、増収を図っております。
 また、町税の収入確保対策は重要な課題であり、町税の収納率向上を図るため、納税環境の整備など納税者の利便性の向上に努める必要があります。納税方法も納税者の利便性が図られ、コンビニエンスストアによる納税が全国的に拡大しつつあります。また、クレジットカード納税についても既に国立病院機構の8割以上がカード決裁を導入しており、国民年金保険料もクレジットカードで納めることができるようになっております。
 コンビニ納税、有料広告の掲載については、伊豆田議員も議会で取り上げており、また、同僚議員も取り上げております。富谷町も広告の掲載、コンビニ納税、クレジットカード納税を行い、増収を図るべきと考え、実施についてお伺いいたします。
 次の点をお伺いいたします。
 ホームページへの広告掲載、公共物への広告掲載、広報や封筒等の印刷物への広告掲載の実施についてお伺いいたします。
 二つ目に、コンビニ納税とクレジットカード納税の導入についてお伺いいたします。
 質問の大きい三つ目、「妊婦にマタニティマークの配布を」。
 今母子手帳と一緒にマタニティマークのホルダーやバッジ、ワッペンを手渡す自治体が全国的に広がってきております。マタニティマークは先に民間団体や自治体が作成、普及を進め、国もこれらに追随する形で平成18年に新たなマークが制定されました。
 妊婦がマタニティマークを身につけることで、周囲の人が交通機関で座席を譲ったり、あるいは喫煙を控えるなど、妊婦に対してさまざまな配慮を促す効果があると報告されております。特に外見では妊婦と判別しにくい体調を崩しがちな妊娠初期に配慮を得やすくするのがねらいであります。厚生労働省の調査では、妊婦にマーク付のバッジやキーホルダーなどを配付した自治体は、19年度でありますが 509市町村で、全国の約3割近くが母子手帳の交付時や両親学級などで配付をしております。
 県内においても9自治体がマタニティマーク入りのグッズを配付しております。富谷町もマタニティマークの配付をすべきと考え、実施についてお伺いいたします。以上です。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの安住議員の質問に答弁をさせていただきたいと思います。
 問い1を私がやります。2、3については経営企画課長からとさせていただきたいと思います。
 富谷町の集中改革プランの実施状況でございます。柱は三つありまして、定員適正化計画、事務事業の見直し、民間委託等の推進という三つでございます。
 一つ目の定員適正化計画につきましては、集中改革プランによる特に重要視されておりますこの適正化計画、当初3%削減の目標といたしておりました。皆さんにも説明させていただいておりますけれども、当町に対する行政需要の高さ、年間 1,000人程度の人口増等含めて質の高い行政サービスを提供するために、真に必要な職員数を確保するものとし、具体的には資格職、保健師、保育士、建築士等ですね、中心に採用計画を来年度見直したというところで、県の指導の中で見直しを実施したということであります。実施をし、21年度からその枠に沿って進めるということといたしました。
 二つ目は事務事業の見直しということです。事務事業の見直しについては、平成18年度 
364の全事業を洗い出して、実施計画と予算の連携を図り、より効果的な予算編成が可能となっておると。なお、平成20年度当初予算編成時には、各課重点事業を実施計画にピックアップした上で、例年行っております全事業全科目の1点査定につなげて進めてまいりました。
 三つ目の民間委託等の推進であります。出先機関等の指定管理者制度等さまざまな管理運営方法がありますが、そういったことも含めて富谷町としては町内に公民館・出張所・総合運動公園機能検討チームを編成をしまして、平成19年、去年の12月から20年の2月までの間全8回、私も含めて検討を行いました。その結果、経費削減のみ、経費削減を主眼とした指定管理による管理者等による民間委託方式ではなくて、満足度の高いサービスを提供したいというふうなことで、公民館の土日祝日の利用を可能とした直営方式として当面継続するというふうなことです。人員の土日対応する人員のパート職を充てる対応もしたところでございました。なお、きのうもお話を申し上げましたけれども、デイサービスセンターのありようについては、次年度に向けてピッチを上げて今検討し始めたところでございます。12年の介護保険の施行以降は8年9年とたっておりますので、直営でいいかどうかについての検討、最終詰めてまいりたいというふうに思います。
 そのようなことが改革プランの実施状況ということでお答えをさせていただきます。
 次に、大きなくくりの広告決裁、クレジットカードの納税導入、これも従前私が就任後も含めてあったように思いますけれども、いろいろすぐにできないというか、避けているわけではなくて、いろいろ他町村の事例も検討しつつ、検討の今その推移、過程でございます。どちらにしても、私は広報誌に大変力点を置いて、皆さんに何とか活字、文字ベースでお伝えをしたいものだというふうに思って、就任以降直接担当の、広報担当の職員ともども広報のあり方、見出しのつけ方、取り扱い方、配置の仕方等々を私もいろいろ今までのそういった部署での経験もありますから、そういったものを職員ともども出し合いながら、魅力ある紙面づくりに取り組んでいるところでございました。4月1日じゃなくて8月、 500号を記念して8月1日からまた題字のロゴと表紙の写真の取り扱い、どんな写真をという話なども含めて、特集を左隅に特集だけ表示して、小さいこんなものがありますというようなものは削除しましょうとか、いろいろ皆さんにお伝えしにくいぐらい、広報では実際微に入り細に入り詰めているんです。広報担当職員も本当にどこにでかける、追い上げに夜中までというふうなことの中で進めております。
 そんなことで、伝える、言葉もそうですし、活字もそうですし、何とかその富谷町の思い、そういったものを伝える。そこからまた伝えて、伝わっている部分の声として返ってくるということも実感といいますか、届くものですから、なおそれを力にして、今よりいいものをというふうなことを考えております。
 ここで言いたいのは、ぜひ富谷町の広報誌に広告を掲載させてほしいと、そのぐらいのこの魅力ある広報あるいはまちづくりというようなあたりに、いつぞやというふうな思いも持ってございます。限られた20ページの中で、今富谷町4万 5,000超える町も20ページ、そうでない町も20ページから24ページという感じです。それ以上になると読み切れませんというようなこともあってね。そうなってくると、我々のこのエッセンスを寄せ集めるのの大変な3倍、5倍の記事の量の中からあそこに織り込んでいくご苦労もまたこの場をお借りしてお伝えをさせていただきたいと思います。
 税務課と具体的な導入については経営企画課課長、そして税務課長に答弁をお願いすることといたします。
 三つ目のマタニティマークですね。マタニティマーク、大変貴重なこのご質問を契機に、経営企画課課長以下ね、初めて見たとか、実際に現実どういう動きがあるのかというのも今ネット時代ですのでいろいろ勉強する機会となりました。その点大変感謝申し上げたいというふうに思います。
 どちらにしても、私はシルバーシートというのは昔あってね、近々電車に乗る機会があった折に、妊婦さんのマークがもう既に高齢者、障害者、妊婦さんというふうなことでマーク化されたものが、これ使っているんですかね、シートがあって、そういった方のシートですよと、その方がいらしたときにはあけてください、そんなシルバーシートからさらにまた枠が広がった中で今シート、席が用意されているようであります。私はそういった配慮、他者への配慮という意味で、こういうツールを、本当はツール使わなくても、「この人何困ってるんだべか」とかね、「座る必要あるんだべか」、座る必要のない人に「どうぞ」なんて言ったらだめですね。年齢、随分年齢お召しあそばされるようだから、機械的に「どうぞ」なんてやったらね、「僕は座らない主義です」なんて、これまたトラブっても困るわけですね。ですから、そういう意味で思い、この想像力といいますか、他者への思い、そして配慮、何を求めているのか。「あうん」というのはそんなところも含めて、しかしこういったものがないと、現実初めてご出産されるまだ人生のお若い皆さんには必要なんだろうなというふうな思いもまた理解するところでございます。
 そんな中で、私はふっとこのことを見て、やはり受動喫煙というところ、大変大事だなというふうに思いました。シートに座るというだけの話だと思ったんですが、喫煙、これを吸うこと、「タバコやめてけさいん」とかってなかなか言えない。さりげなくこれがあることで、タバコ吸う人はちゃんと別なところさ行って吸ってもらうと、こういう何か関係性がこうできるというのは恐らく意味があることなんでしょうね。そんなことの中で、先ほど「15人の管理職の皆さん」って「タバコ吸っている人手挙げてください」と言ったんですが、だれとは今「手を挙げてください」じゃない、だれとは名前は確認しませんが、現状、15人のうちお1人です。喫煙継続中。なかなか立派です。いろいろまた、それ以上の主観は申し上げませんけれども。「かつてタバコ吸ったことのある人何ぼなの」ってこう参考までに聞いてみたら、15人中6人でした。何と15人の中で人生この方9人の方は吸ったことないという人がこの正面席に座っているんだなというようなことも今思ったわけで、そんなことで受動喫煙という立場からすると、このマタニティのマークとか、マタニティホルダーとかといういろんなグッズがそれなりの効用があるんだろうなというふうな思ったところでございます。本当に貴重なご提言というようなことで、とりあえず私の答弁とさせていただきます。あとそれぞれ関係課長発言を待っておりますので、以上とさせていただきます。

議長(渡邊俊一君) 経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) それでは、私の方からまず集中改革プランについてご回答、答弁をさせていただきたいと思います。
 内容につきましては、先ほど町長が申し上げたとおりでございますが、2問目の見直しされた事業等とありますが、まず集中改革プランにつきましては、これは平成17年の総務省通達によりまして、財政の健全化をより一層図れという通達に基づいて、その数値目標を22年という区切りをつくってそれに公表しなさいというのが趣旨でございます。
 特に、費用のかかる定員管理が一番の重要だと。これについては当然定員を上げていくのではなくて、削減を目標にし、給与削減が一番の健全化だという趣旨に基づいて、その計画を採用という形であらわしなさいということで、それを示してきたものでございます。
 かつては昭和60年から行政改革というのはうたわれ始めまして、富谷町におきましても第1次行政改革大綱は昭和60年に策定しております。この間3回の改定を行いまして、先ほど議員がおっしゃったとおり、今は第3次の大綱に基づいて事業を改善しているところでございます。その中でまた突如総務省通達でその集中改革プランを策定し、公表しなさいということでいろいろやってきているところでございます。それに基づく、基づかないのもあるんですが、常日ごろ改革については町長の指示のもと柔軟に対応してきておりまして、今回の敬老会などもこういう事務改善で取り組んでいるところでございます。
 また、これも大綱の中で指定管理者制度なども国の方から示されまして、これについてもTOMOTOMO、YOUYOUの指定管理者制度ですか、そういったものを検討して実施しております。先ほど町長が申し上げた公民館だったりスポーツセンター、これについても計画の中では指定管理者というものも上がっているんですが、これはこの費用対効果で必ずしも財源の削減にもつながる要素も見えず、また、逆に住民サービスの向上という観点からもちょっと不明確な部分もあって、現在はさらに検討を重ねるというようなところになっております。
 見直された事業というのは、そういったところで集中改革プランに伴わず、細い事業別でも日ごろからやっているところでございます。そういったところで行っております。特に財政面でいきますと、公債比率も県内の方で健全化を保っておりますので、この財政健全化という面からすれば、富谷町は現在適正な位置にいるというところになってございます。
 次に、21年度以降、この集中改革プランはもう終了なってしまいますが、現在のところまだ国の方からこの集中改革プランの取り扱いの今後というのはまだ来ておりません。ただ、一度国がこういうことをやりますと、次改定という通達が間もなく参るのではないかと思います。ただ、まだそれにとらわれず、第3次の富谷町の大綱が同じ時期に改正でございますので、ただいまからその改正に向けて関係課と協議をして、さらに健全化を保つような改革プランをつくっていくというようなことになろうかと思います。
 合わせて、国の方がまた集中改革プラン的なもので住民の皆さんに公表しろというときは、それに沿って公表していくというような形をとるところでございます。
 続きまして、もう1点、2番目の広告関係でございますが、まずうちの課が担当しているのがホームページ、広報とかございます。これについてはまず広告を掲載した、始まったのはいつごろかなということでちょっと調べてみたんですが、これは相当前、昭和20年代後半から、これは当時の自治省の見解で市町村の広報誌にそういう広告を乗せても構いませんという通達が出ております。その当時は国からも地方交付税という手厚い保護がありましたので、市町村でも財源という確保の面からはどうなのかということで、導入しているところは当時50自治体だけと。その後普及するのかと思っておったところ、昭和60年度に入ってもそのままの推移だということになってきております。しかしながら、現在集中改革プランと同様に、地方の自治体の財源確保という面から強く求められておりまして、現在では多くの自治体が新たな財源確保ということで、宮城県でもそうですが、施設のネーミングとか、そういうものを売却しながら確保していると。それで現在はかなり、県内でも仙台市初め多くの自治体で広告を掲載しているような状況になっております。
 富谷町においては、数年前からこれについては議員の方々からご質問もいただいておりましたので、検討してきたところですが、先ほど町長の申し上げたとおり、紙面、広報誌についてはまず紙面等の関係もあるので、充実し、魅力あるまちづくりの情報発進の媒体としようということで今取り組んでおります。しかしながら、ホームページについては割と広告を載せやすい媒体でございますので、今これについてはできるだけ早い時期に規定を設けて広告掲載を求めていきたいと思っております。まずそのホームページから導入をさせていただいて、また検討を重ね、広報誌へのあり方はこれは慎重にちょっと検討していきたいと思います。合わせて、町から発行するさまざまなものがありますが、封筒が一番広告を載せやすいものなんですが、これもいろいろ導入しているところの事例を見ますと賛否両論ありまして、余りにもこう企業名が出過ぎて町からの配達物ではなくてダイレクトメールと勘違いして、重要なお知らせを廃棄してしまったという例もあると聞いておりますので、これについては広告で得る収入と町からの通知関係、それより広告よりもしかすると裏面を使って町のお知らせを何か載せてあげた方が効率が上がるかもしれませんので、その収入という面だけにとらわれないで、広い面からこの件も合わせて検討していきたいと今は思っておりますが、いずれにしても時代は自治体の収入を上げるというところに来ておりますので、そういった面で検討はしていきたいと思っております。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 税務課長。

税務課長(眞山巳千子君) クレジット、コンビニ納税とクレジットカード納税の導入についてということで答弁させていただきます。
 町民の生活におきまして、コンビニやクレジットによる納付につきましては、日常生活の中で身近なものになっているとは認識いたしております。しかしながら、コンビニやクレジットカードを使用しての町税等の納付環境整備には多くの課題があると思っております。
 一つ目の大きな課題なんですけれども、導入に要する経費でございます。収納業務を変更するため、現在の基幹システムの改修がまずあります。それから、納入通知書の様式の変更ということがあります。そういったものに要することでコンビニ収納にするためには 3,000万から 4,000万の改修費がかかります。大きく見積もってですけれども、クレジット収納に対しましては 4,000万から 5,000万の改修費がまた別にかかるというようなことでとらえております。
 それから、手数料の問題が二つ目の問題です。銀行で納入通知書をお持ちになって納付する場合、現在は無料でございます。口座振替につきましては銀行等は10円、現在の額ですが、それから郵便事業株式会社につきましては30円ということに今現在役場は支払っております。宮城県でコンビニの納税、自動車税ですか、それを行っておりますけれども、宮城県では1件当たり 57.75円、それから、そのほかに基本割といたしまして一月当たり2万 1,000円を支払っているということでございました。クレジットカードを納税として使っているところは、ないことはないんですけれども、余り少ないんですが、大体納税額の1%程度が手数料として支払われている。負担しなければならないということで、収納方法多様化することによって収納額も上がるのではないかということは、それはそうだとは思うんですけれども、そして利便性も図られるとは考えますけれども、収納コストの面からといいますと、やはり慎重にならざるを得ないのかなという状況でおります。

議長(渡邊俊一君) 13番安住稔幸君。

13番(安住稔幸君) それでは再質問させていただきます。
 まず、集中改革プランでありますが、定員の方につきましてはこの前町長の方から定員の方をふやさせていただきたいということでお話がありまして、住民サービスの向上のためでしたらいたし方ないのかなということで私も承知しております。ただ、そういった方でいわばかかり増しというか、そちらの方にかかった分をほかの方で何とか削減できればとかということをちょっと考えるものですから。
 それで特に私が思いますのは、民間委託、指定管理者、そういった方の方面でございまして、今公民館、運動公園等に当たっては検討した結果、直営方式がよろしいのではないかということがわかりました。そのほか、ほかの市町村、自治体いろいろ調べてみますと、確かに運動公園、そういったものがやっているところもあるんですが、今の町長のお話ですと、なるほどなという気もいたします。それで、私思ったのは、例えばきのうの町長のお話にもありましたが、学校給食センターですね、あれなんかも町の方で野村の給食センターを見にいかれたということで、わかるかと思いますけれども私も、伊豆田議員も私も野村の給食センターは見にいっております。あそこはすべてPFIでやっておりまして、ああいった方式もあるわけであります。ですので、そういったものをぜひ検討していただきたいということであります。
 そしてまた、保育所、幼稚園等、また先ほどのデイサービスもそうですけれども、デイサービスにおきましても町内今ひより台の方に建設しておりまして、あと来年はデイサービスだけではありませんが、そういった福祉施設が富ケ丘の方にもできるというお話も聞いております。そういったことを考えますと、デイサービスなんかも外部の方に委託というか、そういったものも考えていくのがやはり必要かなということで思っております。経費的に安く上げればいいという意味ではございませんが、やはり民間でできることは民間にお願いし、町とその、小さいまちづくりと言ったら変な言い方かもしれませんけれども、母体としてこじんまりとした本当に身の軽いまちづくりというものが必要かと思いますので、その辺のものの何ですか、民間委託、そういったものについての再度検討をされたことについてお考えをお聞きいたします。
 あと、ホームページへの広告掲載、ぜひともこれは積極的にお願い申し上げます。そしてまた、申しわけございません。すべきと私も思っております。封筒でありますけれども、仙台市の例ですけれども、窓口で書類、多分住民票などいただいたときに封筒に渡されますね。こちらも同じですけれども、封筒でして住民票なんかと一緒に、その封筒が仙台市では広告に広告主広告乗っているんですけれども、その広告主さんが印刷し、無償で提供しているというようなものになっております。そういったことも仙台市の方でやっております。ぜひそちらの方も検討をお願いしたいなということで思っております。
 あと、コンビニとクレジットカード納税はやはり経費の点でまだちょっとかかるのかなと思いますが、これからも各自治体ふえていくことには間違いございませんので、ぜひとも検討の余地はあるかと思いますので、こちらの検討をお願いしたいということを再度お願い……、検討すべきと思い、再び再度その質問いたします。
 あとのマタニティマークですが、町長の本当評価すごいものだと思っております。ただ、実施されるのかされないのか、その辺の話が出ておりませんので、その辺お聞きしたいなと思います。以上です。

議長(渡邊俊一君) 安住議員に申し上げます。一般質問でありますから、質問に徹して質問をしていただきます。あと、それから、ただいまの質問の中で、学校給食センター、PFI建築と申したんですか。(「はい、そうです」の声あり)それは民間委託にした方がいいと、その後にデイサービス関係について民間委託なども考えた方がいい、両方とも同じような考えなんですか。(「PFIについては給食センター、デイサービスとかそういったものは民間委託」の声あり)はい、わかりました。
 ということですので、若生町長。(「その前に、マタニティの方の子育て支援課長にお願いします」の声あり)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻恵美子君) マタニティマークについてお答えいたします。
 厚生労働省の「すこやか親子21」の課題の一つでもあります妊娠・出産に関する安全性と快適さの確保の実現に向けての取り組みと理解しております。富谷町でも人口の伸びと同様に出生率も高く、19年度の妊婦の数は年間 432名と県内でも3番目に多い町となっております。ほかの他町村では少子化が懸念されている中なので、大変喜ばしいと感じております。我が町では平成20年度より新しい命の誕生を見守りたいという思いで、妊婦検診を5回まで無料とさせていただいているところでもありますので、このマタニティマーク、ぜひ広く周知していきたいなと考えております。それで、富谷町のホームページ等に早速掲載し、準備を進めていきたいと思っております。
 マタニティマークを使用した商品につきましては、私もマタニティという遠い昔経験はあるんですけれども、そういう中でこのマークを積極的に使うのか、それともちょっと消極的になるのかというマタニティ側に立ったところの思いも複雑なものがあると思いますので、実際平成18年度に制定されまして利用されている市町村の効果とか動向もこう見守りながら、今後検討させていきたいなと思います。以上です。

議長(渡邊俊一君) ホームページ等の広告関係についても改めて質問はいたしますか。質問にかえますか。(「封筒の方はいかがですか」の声あり)封筒の方ね。(「はい」の声あり)では、それも合わせまして、若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの質問にお答えを申し上げます。
 給食センターの管理のあり方、管理運営のあり方ですね。デイサービス、基本的に安住議員のそういった手法もあるというふうなことで私らも視野に入っておりますから、そういったものを含めて今場所選定、こういった運営の方法、デイサービスについては存続、現状、廃止、拡大というようなそういったものも含めて総合的に判断を近々にするというふうなことになりますので、大変いい時期に貴重なご意見をいただいた、そんなふうに思ったところでございました。
 封筒、課長が言うように、郵送で送られてこう何か広告入っているためにDM、ダイレクトメールふうになっていましてという、それも一つのどの程度の弊害の深さというかね、なのかを十分検討しながら、思ったのはこう手渡しできるものなんかはそういったものに広告主が載る、依頼する依頼があるのかどうかわかりませんけれども、間違わないようなその確定的なものなんかについてはいかがかなというふうな、お話をお聞きして思ったところでございますので、今後経営企画ともどもホームページと合わせて検討してまいります。
 あと、納税については税務課長が資料として用意した中で、富谷町の納税場所、結構あるんですね。これは公民館、出張所というふうなことでざっと、ざっとでなくて現在町税等納付できる場所として町内17カ所あるという、この多さもまたひょっとしたら要因といいますか、利便さの要因の一つになっているのかなというふうに思います。ですから、コンビニ並みの出張所とこんなふうな感じの側面もひょっとしたらあるのかもしれません。それがまたフェース・トウ・フェースでこう地域と、職員と地域の皆さんがというようなのもまた副次的なこうプラス要因といいますか、なっている面もあるのかもしれません。そんなふうなことで、導入等でシステム云々の入り口の時点でこう膨大なものですから、相当経費を整えてやることについては従前どおり視野に入っておりますので、そのことでご了解いただきたいというように思います。
 私に質問はなかったんですけれども、これも何ですか、著作権にないですので、要するに私がこうなんだよというのをわかるのを自分でつけるというのはどうなのかなというふうに、今議論の場で思いました。渡されてね、全然そんなの性に合わないという人もいる。ですから、そういう啓発を支援課の時点で出たし、こういったのもあるんですよ、自分でデザインしたって何てことないんですから。自分でそういったことを世の中などに広まってきていますから、そういう意味ではここにまた書く人たちいないでしょうけれども、昔はそれこそ何とかマタニティドレスとかというのは聞いたことありますけれども、ああいったものでこう雰囲気はわかったんですが、今いろいろ多様化している中ですので、ではご自分でつくって自己表示すると、こういうふうなことで対応するのも一策かなと余計なことながら思ったわけでございました。以上です。

議長(渡邊俊一君) 若生町長、デイサービス関係についてですけれども、これも今答弁した内容の中で、検討委員会等の中で検討していくというような形でとらえてよろしいんです。わかりました。13番安住稔幸君。

13番(安住稔幸君) それでは、まずマタニティマークのことについて再度お聞きいたします。
 皆様の先ほどTOMOTOMO、YOUYOUのお話が出ましたが、TOMOTOMO、YOUYOUであそこでいわば自立支援というか、そういったものがその一部訓練というか、そういったものとして木を確保してブローチのようなものというか、そういったものをつくっております。先日、課長の方にこういったものはどうかということでちょっと見本としてお見せしたものがございまして、ちょっと木を輪切りにしたものにマタニティマークを張ったというような手づくりのものでありまして、これは東京の方でしたか、ある自治体で職員がみずからの手でつくっているというのもありまして、職員につくってほしいという意味ではないんですが、せっかくそういったTOMOTOMO、YOUYOUというような作業所もございますので、そちらの方でそういった自立支援、そういったものにどちらかというと効果が期待されるようなものも方法もありますので、そういった方も検討していただきたいと思いますが、その辺もう一度お聞きしたいなと思います。
 あと、相模原市のホームページ見ていますと、やはり相模原市では希望者にそのマタニティマークなども配っているようであります。セントラル自動車が来るからということではありませんが、やはりセントラル自動車の従業員がすべて相模原市にお住まいというわけでもないでしょうけれども、そういった例もございますので、また検討される一つかなということで思っております。そしてあと、先ほど町長言われましたように、やはり周知が大事かと思いますので、周知の方もよろしくお願いします。
 それで、最後に一つお聞きしたいのは、この富谷集中改革プランについてでありますが、これ見ますと実施状況につきまして、委託先、例えばですね、民間委託の場合、「委託先、委託理由等を公表します」という文言が入っております。また、「指定管理者制度におきましても管理のあり方についての検討を行い、その理由を明らかに検討結果を公表します。また、管理主体が指定管理者となっていない場合には、その理由等の具体的な状況を公表します」ということで書いてあるわけなんですが、実際に公表されているんでしょうか、お聞きします。最後にお聞きします。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) マタニティマーク、大分広がってまいりました。何せ、富谷町の子供の多さというのはやはり第一番に考えるべきことだなというふうに思いますね。私の施策の中核に「笑顔抱えたあったか富谷」というものもこうフレーズあるわけですので、今の、さっき自分でつくれとかって投げやりに言ったわけではないんです。そういう緊急に必要な人はつくってもらうのを待つのではなくて、ご自分で対応できますねというふうなこと、TOMOTOMO、YOUYOUさんの皆さんといった取り組みの中でぜひ子育て支援課職員の知恵と、あと皆さんとの絡みの中でぜひ形にできればいいのかなというふうに思ったところでございます。
 最後については課長の方から答弁させます。

議長(渡邊俊一君) 経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) それでは、指定管理者制度等に、これは指定管理者制度に移行する場合は、広報等にも明記して今回指定管理者制度にTOMOTOMO、YOUYOUがなりましたとか、そういうのは当然公表しております。あと、細かいところは公表ベースには入っておりませんので、実際なったところはそのような形で公表させていただいております。
 あと、検討していることについては、こういう議会の場を通してお答えしたりしておりますので、あとは市町村の判断とされておりますので、富谷町の方ではなっているところだけをまず公表させていただいているという状況でございます。

議長(渡邊俊一君) 委託ということは、要するに指定管理者制度に移行しているわけですから、委託ということはないんですよね。
 だそうですから、次からそういうようなことで質問に臨んでください。
 これをもちまして、一般質問を終わります。
 この際、午後3時15分まで休憩をいたします。
午後3時01分 休憩


午後3時15分 再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


日程第3 議案第18号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて

議長(渡邊俊一君) 日程第3、議案第18号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、議案第18号教育委員会委員の任命につき同意を求めることでございます。
 提案の理由といたしまして、瀬戸教育委員会委員瀬戸 浩氏は平成20年9月30日をもって任期満了となるということで、前任の残任期間というふうなことで就任した経緯がありまして、その終期が任期満了日が平成20年9月30日であるというふうなことでございます。
 住所、富谷町日吉台1丁目18番地2、お名前、瀬戸 浩さん、生年月日、昭和29年11月1日でございます。
 経歴の概要について、別刷でお手元に配付をさせておりますけれども、職歴についてあれですね、PTA会長さん、平成9年にPTA会長さんになられて、平成12年に富谷アバカススクールというそろばん塾、珠算塾でございます。独立自営のそろばん塾の経営者というふうなことで、46歳ということになりますね。平成12年、2000年からご自分でそろばん塾を経営されているというお方でございますので、今期の委員に引き続き委員の任命の同意を皆様に求めるものでございます。よろしくお願いいたします。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 これから、議案第18号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。
 この採決は無記名投票で行います。
 議場の出入口を閉じます。
議場閉鎖

議長(渡邊俊一君) ただいまの出席議員は18名であります。
 次に、立会人を指名いたします。富谷町議会会議規則第32条第2項の規定によって、立会人に4番細谷禮二君、5番佐藤克彦君、6番山路清一君の3名を指名いたします。
 投票用紙を配付いたします。
 念のために申し上げます。富谷町議会会議規則第83条の規定により、本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。
 なお、投票による表決において、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は、富谷町議会会議規則第84条の規定により、否とみなし取り扱います。
投票用紙配付

議長(渡邊俊一君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。(「なし」の声あり)配付漏れなしと認めます。
 投票箱を点検いたします。
投票箱点検

議長(渡邊俊一君) 異状なしと認めます。
 ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と名前を呼び上げますので、1番議員から順番に投票願います。
局長点呼、投票

議長(渡邊俊一君) 投票漏れはありませんか。(「なし」の声あり)投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 開票を行います。
 4番細谷禮二君、5番佐藤克彦君、6番山路清一君、立ち会いをお願いいたします。
開票

議長(渡邊俊一君) 投票の結果を報告いたします。
 投票総数 18票
  有効投票 17票
  無効投票  1票
 有効投票のうち
  賛 成  17票
  反 対   1票
 以上のとおり、賛成が多数です。したがって、議案第18号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては同意することに決定いたしました。
 議場の出入口を開きます。
議場開鎖


日程第4 議案第19号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて

議長(渡邊俊一君) 日程第4、議案第19号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、引き続きまして議案第19号教育委員会委員の任命につき同意を求める件でございます。
 提案の理由といたしまして、教育委員会現委員であります、現委員長であります佐藤紀雄氏が平成20年9月30日をもって任期満了となるためであります。
 新委員住所、富谷町成田3丁目23番地6、お名前、菅原明男氏、生年月日、昭和23年1月9日でございます。
 経歴の概要につきましては、一覧をお示ししたとおりであります。平成14年から2年間富谷二中の校長先生、そして平成18年から2年間富谷中学校の校長先生としてお勤めをいただいた先生、教諭……、校長職にあった方でございます。
 なお、この際でありますので、現委員長であります佐藤紀雄さんにつきましては、5期20年お務めをいただきました。富谷宿の催主というふうなお立場と、さらにまた文化財保護をなお一層力点を置いて、富谷のいわゆるいにしえをさらに研究、究明、そういったところに力点を置く。そしてまた、富谷町にさらなるお力添えをというふうなことで、こころよく後任、後進に道を譲ると、そんなふうな経緯も合わせてお伝えをさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

議長(渡邊俊一君) 訂正があります。先ほどの投票の結果の中で、「有効投票17票」と申し上げましたが、有効投票は「18票」であります。そのほかは同じであります。
 もとい、「無効投票1票」と申しましたけれども、無効投票は「ゼロ」であります。
 したがって、もう一度朗読をし直します。
 投票の結果については、
 投票総数 18票
  有効投票 18票
  無効投票  0票
 有効投票のうち
  賛 成  17票
  反 対   1票
 以上のとおり、賛成が多数ということに訂正させていただきます。
 引き続き議事を進めさせていただきます。
 これから、ただいまの町長の説明に対し、質疑を行います。質疑ありませんか。(「な 
し」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 これから、議案第19号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。
 この採決は無記名投票で行います。
 議場の出入口を閉じます。
議場閉鎖

議長(渡邊俊一君) ただいまの出席議員は18名です。
 次に、立会人を指名いたします。富谷町議会会議規則第32条第2項の規定によって、立会人、7番相澤 榮君、8番菅原 傳君、9番今村 寿君の3名を指名いたします。
 投票用紙を配付いたします。
 念のために申し上げます。富谷町議会会議規則第83条の規定により、本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。
 なお、投票による表決において、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は、富谷町議会会議規則第84条の規定により、否とみなし取り扱います。
投票用紙配付

議長(渡邊俊一君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。(「なし」の声あり)配付漏れなしと認めます。
 投票箱を点検いたします。
投票箱点検

議長(渡邊俊一君) 異状なしと認めます。
 ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、1番議員から順番に投票願います。
局長点呼、投票

議長(渡邊俊一君) 投票漏れはありませんか。(「なし」の声あり)投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 開票を行います。
 7番相澤 榮君、8番菅原 傳君、9番今村 寿君、立ち会いをお願いいたします。
開票

議長(渡邊俊一君) 投票の結果を報告いたします。
 投票総数 18票
  有効投票 18票
  無効投票  なし
 有効投票のうち
  賛 成  18票
  反 対   なし
 以上のとおり、賛成が全員であります。したがって、議案第19号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては同意することに決定いたしました。
 議場の出入口を開きます。
議場開鎖


日程第5 諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて

議長(渡邊俊一君) 日程第5、諮問第1号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、諮問第1号であります。人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求める件でございます。
 理由といたしまして、現人権擁護委員であります大場 仁氏ですね、は平成20年12月31日をもって任期満了となります。引き続き皆さんに推薦をお願いするものでございます。
 改めまして、住所、富谷町ひより台1丁目5番地13、お名前、大場 仁、生年月日、昭和17年7月6日であります。
 経歴の概要につきましては、別刷でお渡しをいたしております。そこに表記のとおりでございますので、よろしくお願いを申し上げます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 これから諮問第1号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。
 この採決は無記名投票で行います。
 議場の出入口を閉じます。
議場閉鎖

議長(渡邊俊一君) ただいまの出席議員は18名です。
 次に、立会人を指名いたします。富谷町議会会議規則第32条第2項の規定によって、立会人、10番市川壽藏君、11番磯前 武君、12番・橋敏夫君の3名を指名いたします。
 投票用紙を配付いたします。
 念のため申し上げます。富谷町議会会議規則第83条の規定により、本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。
 なお、投票による表決において、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は、富谷町議会会議規則第84条の規定により、否とみなし取り扱います。
投票用紙配付

議長(渡邊俊一君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。(「なし」の声あり)投票用紙の配付漏れなしと認めます。
 投票箱を点検いたします。
投票箱点検

議長(渡邊俊一君) 異状なしと認めます。
 ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と氏名を読み上げます。1番議員から順番に投票願います。
局長点呼、投票

議長(渡邊俊一君) 投票漏れはありませんか。(「なし」の声あり)投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 開票を行います。
 10番市川壽藏君、11番磯前 武君、12番・橋敏夫君、立ち会いをお願いいたします。
開票

議長(渡邊俊一君) 投票の結果をご報告いたします。
 投票総数 18票
  有効投票 18票
  無効投票  なし
 有効投票のうち
  賛 成  18票
  反 対   なし
 以上のとおり、賛成が全員であります。したがって、諮問第1号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては原案のとおり可決されました。
 議場の出入口を開きます。
議場開鎖


日程第6 諮問第2号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて

議長(渡邊俊一君) 日程第6、諮問第2号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、諮問第2号であります。人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めるものでございます。
 理由といたしまして、富谷町の区域に置かれる人権擁護委員が1名増となりました。従前からの要望もありまして実った形になりました。現行8名から9名の定員というようなことでございます。申し上げます。
 住所、富谷町富谷字町13番地、お名前、鈴木 力氏、生年月日、昭和24年6月15日であります。
 経歴の概要は別刷のとおりであります。昭和59年に司法書士事務所を住所地において開業し、20年を超えるキャリアをお持ちの方でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 これから諮問第2号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。
 この採決は無記名投票で行います。
 議場の出入口を閉じます。
議場閉鎖

議長(渡邊俊一君) ただいまの出席議員は18名です。
 次に、立会人を指名いたします。富谷町議会会議規則第32条第2項の規定によって、立会人、13番安住稔幸君、14番伊豆田待子君、15番佐藤聖子君の3名を指名いたします。
 投票用紙を配付いたします。
 念のため申し上げます。富谷町議会会議規則第83条の規定により、本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。
 なお、投票による表決において、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は、富谷町議会会議規則第84条の規定により、否とみなし取り扱います。
投票用紙配付

議長(渡邊俊一君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。(「なし」の声あり)投票用紙の配付漏れなしと認めます。
 投票箱を点検いたします。
投票箱点検

議長(渡邊俊一君) 異状なしと認めます。
 ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と氏名を呼び上げます。1番議員から順に投票願います。
局長点呼、投票

議長(渡邊俊一君) 投票漏れはありませんか。(「なし」の声あり)投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 開票を行います。
 13番安住稔幸君、14番伊豆田待子君、15番佐藤聖子君、立ち会いをお願いいたします。
開票

議長(渡邊俊一君) 投票の結果を報告いたします。
 投票総数 18票
  有効投票 18票
  無効投票  なし
 有効投票のうち
  賛 成  18票
  反 対   なし
 以上のとおり、賛成が全員です。したがって、諮問第2号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては原案のとおり可決されました。
 議場の出入口を開きます。
議場開鎖
 この際、午後4時5分まで休憩をいたします。
午後3時52分 休憩


午後4時05分 再開
議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 この際、お諮りいたします。
 日程第7、認定第1号平成19年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について、日程第8、認定第2号平成19年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第9、認定第3号平成19年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出の決算の認定について、日程第10、認定第4号平成19年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第11、認定第5号平成19年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第12、認定第6号平成19年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第13、認定第7号平成19年度富谷町水道事業会計決算の認定については、議事の都合のため富谷町議会会議規則第37条により、一括議題にいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、日程第7、認定第1号より日程第13、認定第7号までは一括議題といたします。
 続いて、お諮りいたします。
 ただいま一括議題となりました認定第1号から認定第7号までは、富谷町議会会議規則第39条第3項の規定によって、議案の説明を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、認定第1号から認定第7号までは、議案の説明を省略することに決定いたしました。
 ここで、代表監査委員に決算審査意見書の内容について説明を求めます。
 代表監査委員阿部 功君、登壇願います。

代表監査委員(阿部 功君) 平成19年度決算審査意見について、述べさせていただきます。
 平成20年7月7日付で、地方自治法第 233条第2項、第 241条第5項及び地方公営企業法第30条第2項の規定によって、富谷町長より審査に付された平成19年度富谷町一般会計を初め、特別会計及び水道事業会計の合わせて7会計における歳入歳出決算書、歳入歳出決算書事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書、決算書以外では平成19年度業務委託契約状況、工事請負契約状況、また、事前に提出を求めた調書、さらに当日提示も含め、決算計数等について、延べ9日間にわたり決算審査を行った。
 以下、その審査意見について次のとおりである。
 (1)財政状況
 経常収支比率
 地方公共団体における財政構造の硬直度や弾力性を見る上で、最も重要な指標である経常収支比率は、平成18年度と比較すると 1.7ポイント上昇している。主な要因としては、維持補修費や扶助費の経常的な経費の増によるものであり、注視が必要である。
 実質収支比率
 実質収支比率は、地方公共団体の決算余剰金または欠損の状況を財政規模との比較であらわしたもので、前年度対比 1.4ポイント減少し、 5.0%となっている。財政規模や当該年度の経済の景気等によって左右されるが、望ましい数値である3から5%以内であり、問題はない。
 公債費比率
 公債費比率は、標準財政規模に占める公債費の一般財源所要額の比率で、公債の元利償還額の負担の状況を示す指標であり、前年度対比 1.7ポイント低下し、 5.6%となっている。この公債費比率の望ましい数値は10%以内となっており、前年度と比べ改善されたといえる。
 財政力指数
 財政力指数は、地方公共団体の財政上の能力を示す指標であるが、前年度より0.02ポイント上昇し、0.89となっている。この数値は1に近いほど財政力が強いとされ、前年度から引き続き財政力指数は向上している。
 公債費負担比率
 公債費負担比率は、マクロ的に地方財政における実質的な公債費負担の状況を示す指標で、前年度対比 0.9ポイント減少し、 9.9%となっている。一般財源のうち、公債費に占める割合について、起債残高の減少によるものであり、公債費負担比率が減少したことは将来にわたる長期的な負担が減少し、健全な財政運営に結びつくものである。
 (2)歳入歳出決算事項別明細書
 一般会計の歳入の決算額においては、前年度より6億 749万円少なく(前年度対比 6.5%減)、その主な要因は地方譲与税、地方特例交付金、国庫支出金、寄附金、繰入金、町債の減による。一方、歳出の決算額においても4億 9,256万円少なく(前年度対比 5.5%減)なっている。要因としては、農林水産業費、商工費、特に小学校費(成田小学校建設完了)の減によるものが主なものである。
 (3)審査結果と今後の対応
 決算審査の結果、不当性、違法性は認められず、計数的にも正確である。また、特定目的基金の運用についても適正と認める。今後も地方公共団体として施策の優先度を把握し、経常経費の支出を抑えながら、必要とされる公共事業を行い、一層の行政サービスの向上に努められるよう要望します。
 歳入面では、町税の不納欠損額は低下しているが、収入未済額は前年度より 3,679万円の増加が見られる。町税等の収入未済額が4億 3,468万円となっており、引き続き健全財政に向けた対策を講じられたい。そのためには納税者の納付意欲の高揚に努め、全庁職員の共通理解により、財源確保のためさらなる収納率の向上に特段の努力を図られたい。
 歳出については、前年度より不用額が 5,630万円少なくなり、年度途中で減額補正等により措置されたものと思われ、今後においても歳入歳出のバランスに配慮し、適正な予算の執行管理に努められたい。
 また、老人保健特別会計においては、収入済み額は前年度より 4,235万円増加し、支出額も 7,501万円増加している。医療諸費で前年度より 4,340万円増加している。
 国民健康保険特別会計においては、不納欠損額は 387万円増加している。収入済み額は前年度より4億 3,761万円増加しており、収入未済額も 3,743万円増加している。給付と収納との連携を図りながら、国民健康保険事業の財政基盤強化のため短期証と資格者証の適切な交付により未納者との面談による国保税の未納縮減に努め、納税者間の公平の維持に努められたい。また、医療費である保険給付費が前年度より2億96万円(対前年度比 12.24%)の大幅な増となっており、医療費の推移に注意していただきたい。医療費の歳出削減のため、資格と給付の適正化及び保険財政の安定化を図るとともに、被保険者の国保税の納税意欲の高揚と健診事業を中心とした疾病予防に努められたい。
 下水道事業特別会計においては、収入済み額は前年度より 3,790万円増加しており、支出済み額も 3,241万円増加している。不用額は 854万円生じているが、この不用額は施設維持費における需用費(電気料)の減少、並びに委託料、工事請負費の故障事故等の不測の事態に備え対応するために生じたものである。公共下水道使用料の不納欠損額はほぼ前年度と同額であるが、収入未済額は 590万円増加し 4,490万円になっており、前年度より増加額は少なくなったが、引き続き縮減に努められたい。
 介護保険特別会計においては、収入済み額は前年度より 8,135万円増加し、支出済み額も 8,807万円増加している。不用額は前年度と比べ 185万円減少しているが、この不用額の主なものは、保険給付費、地域支援事業費、予備費である。保険給付費は前年度より 6,741万円、 6.6%の増である。そのうち介護サービス等諸費で 4,869万円の増、介護予防サービス等諸費で 1,503万円の増が主な要因である。保険給付費においては、年度末に歳出額が確定するため、事務処理上時期的に減額補正の措置を講ずることができなかったものである。地域支援事業費においては、個別の訪問指導から集団での事業参加への移行が当初の見込みよりも増加したことにより、人件費等の負担が減少したために生じたものである。高齢化が進む中において、将来的にも保険給付費が増加していくことだけは避けられないことから、保険給付の適正化に努め、財政の安定化を図ることとともに、計画的に予防重視型システムの構築を図りながら介護保険事業の円滑な実施に努められたい。
 介護サービス事業特別会計においては、収入済み額は前年度より 233万円増加し、支出済み額も 241万円増加している。不用額の 155万円の主なものとしては、施設管理費と居宅サービス費である。主な要因としては、デイサービスセンターの登録者並びに利用者の減少に伴うもので、施設管理費の職員手当、居宅サービス費の需用費において執行残となったものである。要支援・要介護認定者の心身の機能の維持並びに家族の負担軽減を図り、必要な保健サービス及び福祉サービスに係る給付を行い、自立した生活を営めることができるよう努められたい。
 水道事業会計における水道加入状況は、新規加入等によって給水人口は前年度より 987人多い4万 1,788人、また、給水戸数は前年度より 471戸多い1万 3,721戸に増加した。給水区域内人口に対する普及率は、対前年度0.02%増の 99.78%となっている。給水状況は、年間給水量が対前年度2万 3,670立方メートル増の 455万 7,974立方メートルに、また、年間有収水量は対前年度11万 2,711立方メートル増の 388万 9,701立方メートルで、有収率は対前年度2.04%増の 85.34%となっている。1日平均給水量は対前年度30立方メートル増の1万 2,453立方メートルに、また、1人1日平均給水量は対前年度6リットル減の 298リットルとなっている。
 水道事業会計における財政状況について、事業収益は前年度より 826万 4,000円多い9億 1,091万 2,000円だが、事業費用も前年度より1億 320万 2,000円多い11億 3,094万 8,000円となった。営業活動では、営業損失から営業外収支利益を差し引いた経常損失1億 4,231万 6,000円と特別損失 7,772万円を加えた純損失が2億 2,003万 6,000円になり、未処理欠損金4億 2,750万円が計上された。
 また、建設改良費に伴う資本的収支では、資本的収入総額( 開発負担金 398万 4,000円・北部道路支障移転補償金 5,640万 9,000円) 6,039万 3,000円から資本的支出総額(建設改良費 7,262万 9,000円・企業債償還金1億 4,825万 3,000円)2億 2,088万 2,000円を差し引いた資本的収支は1億 6,048万 9,000円の不足額が生じたので、損益勘定留保資金その他で補てんされた。
 上記のとおり厳しい経営状況ではあるが、経営の基本原則である地方公営企業法第3条により常に企業の経済性を発揮し、今後も経営の合理化、効率化を図りながら長期的な経営安定に努められ、需要者への安定供給とサービスの向上、増加傾向にある水道料金の未納額の縮減になお一層努められたい。
 最後に、平成19年度富谷町各種会計決算審査を実施するに当たり、関係職員の出席と詳細な説明に配慮をいただいたことにお礼を申し上げます。
 以上、地方自治法第 233条第4項及び第 241条第6項並びに地方公営企業法第30条第5項の規定による監査委員の合議による決算審査意見とするものである。
 平成20年8月21日、富谷町監査委員阿部 功、富谷町監査委員浅野幹雄。
 終わります。

議長(渡邊俊一君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。16番永野久子君。

16番(永野久子君) 代表監査に3点ほど伺います。
 まず、今回の平成19年度の決算から財政健全化策ということで、一般会計だけではなくてそのほかの特別会計、企業会計等も含めて連結決算をするという方式が導入されたわけですけれども、下水道事業だとか水道事業、富谷町にはありませんけれども病院、自治体病院など、全くその目的も性格も違うものを連結決算をして、そうなると赤字が出てくることが多くなるわけですよね。そして、そういうその赤字を理由にして早期に緊縮財政を誘導していくと。そのことによって自治体、市町村も住民もなかなか思い切った施策がとりにくくなるという問題があるなと、恣意的に赤字へとつなげていかれてしまうような、こういう問題があるのではないかなと思っているんですが、代表監査におかれてはこの連結決算のこの方式について、こういう問題意識をお持ちなのかどうかをまず1点目伺います。
 それから、2点目ですけれども、富谷町ではどうかといいますと、監査からいただいておりますこの平成19年度決算における富谷町財政健全化判断比率及び資金不足比率の審査意見書によりますと、一般会計においても、それから全会計を対象とした連結決算においても、実質赤字比率というのがいずれも問題なしというより、設定されている基準よりも大きく良好な状態にあるということがわかりました。それから、決算意見書の中でも財政状況というところで経常収支比率以下、さまざまな財政指標がいずれも富谷町の場合は大変数字的にもいい状況にあると。先ほどのこの財政健全化策なんですが、平成19年度はまだこれから公表されますが、たしか17年度か18年度かの決算をもとにして、全国 1,800余の自治体の全部のその上からランクをつけた資料を見たことがあるんですけれども、富谷町はその中で上から 182番目だったと思うんですね。かなり財政的にはいいと。そのいいというのは括弧つきかもしれませんが、住民のために活用できる財政的な余裕が相当あるというふうに見ていいのかなと思ったわけですが、この点では代表監査はどのように評価をしておられるのかを2点目伺います。
 それから、3点目ですけれども、監査意見書の30ページの真ん中より少し下のところに、「国民健康保険特別会計においては」というくだりで、そこから3行目のあたりに「国民健康保険事業の財政基盤強化のため短期証と資格者証の適切な交付により未納者との面談による国保税の未納縮減に努め、納税者間の公平の維持に努められたい」というふうに指摘されておられるんですが、これは意味するところは、滞納者、未納者、一定の期間を過ぎて滞納されている方については、早期に資格証あるいは短期証に切りかえていくべきだと、実務的にこれを進めるべきだということを指摘されているように受けとめられるわけですけれども、しかし、この間私もちょっと記憶は余り古くはないんですけれども、一、二カ月前の話ですが、NHKで「崩壊する社会保障」、「社会保障の崩壊」だったか「崩壊する社会保障」だったかという特集番組で、国民健康保険税を滞納して保険証をもらえない、つまり資格証になってしまったために医療機関にかかれなくて重症化したというような話を特集しておりました。また、最近新聞で見ますと、保険証がなくて子供を医者にかからせることができずに亡くなったというような事例も出ておりました。
 そこで、やはりこの単に税収という面からだけ見ていくのではなくて、人の命にもかかわるような問題ですので、これは人道的な立場で人の命を守るための社会保障としての国保であるという視点がやはり監査においても必要ではないかと。監査の意見書というのは大変大きな影響力持ちますので、また、監査はやはり行政全般について目を光らせる強い権能を持つことになっておりますので、こういう視点でやはり評価をしていただくようにお願いしたいというふうに思うわけですが、この点についてのご意見は評価はどんなふうに、この国保に関する短期証、資格証の問題についての記述はどういう意図で書かれているのか、また、今後について監査を進めていく上で、今私が申し上げたような視点での取り組みというのはなされていくおつもりかを伺います。

議長(渡邊俊一君) ただいまの質問の中でありますけれども、財政健全化の判断比率及び資金不足の比率についての質問がありましたけれども、その件について、この後に若生町長から報告を求めたいと思っておりました。そして、その報告に基づいて決算の特別審査委員会を設置させていただき、そしてその中で付託の上審議をしたいと思っておりましたけれども、改めて今の現時点で監査委員からの答弁と申しますか、監査委員の考えを求めるということにしますか。
 永野議員にちょっとお尋ねしますけれども、健全な財政というところの認識に対してどのような監査委員としての判断かというようなことでの質問ですか。(「今回導入された財政健全化法に基づくこの連結審査に至ったその方式についての意見」の声あり)
 今現在決算に対しての意見書でありますから、ですから監査委員としてそこまでお答えできますか。(「監査委員はすべてについてやられている      そのために監査の わけですね」の声あり)
 暫時休憩をいたします。
午後4時37分 休憩


午後4時46分 再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 永野議員の質問に対して、阿部監査委員から答弁を求めます。阿部監査委員。

代表監査委員(阿部 功君) 1番目に質問されました財政健全化法に関する件は、私の方は財政課から出されました指標について判断しているだけなので、今ここで何も言うことはありません。
 それから、そうすると3番の資格証の国保の資格証の問題ですが、今国保の収納率というのが非常に悪いわけですよね。ただ、その中には確かに生活に困って払えない方もあるのかもわかりませんが、十分に払える能力がある方が滞納している方もいるわけです。その区別というのがなかなかやはりつけるのが難しいですから、非常に生活困難で払えない方は町の方に来て面談をして、そういう対応してほしいということなんですが、なかなかやはりおいでにならないということが多いようなので、そうしますと今国保の未納額というものを減らすためにはいろんな方法を講じないとならないと思うんです。やはり公平性を保つためには十分に払える可能性がある方に払っていただかないことには滞納額も減りませんので、そういう意味でここ、そういう方にも形で表現しているわけです。
 やはり役場の方に来て、支払い困難な方は相談してほしいということなんです、一応はね。以上です。

議長(渡邊俊一君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 先ほどもう1点伺っておりますので、再質問でもう一度伺いますが、富谷町の指標が連結決算の結果、指標を見ても非常に全国的にもいいレベルにあるわけなんですが、その資料は別としても、ここに記載されている各種の指標を見ると大変いいというふうに思うわけですが、住民のために活用できる財政的な余裕があるというふうに監査はお考えかどうかと。監査はどういうふうにお考えなのか。
 というのは、監査というのはひところとは違いまして、単に財政課から出された資料を正しいか間違っているかというチェックをするだけの役割ではありませんよね。これは法律が改正された後、行政全般の成果だとか、適否だとか、そういうことについてまで監査はチェックをするというふうに役割が大きく膨らんでいるんですよ。そういうところからいくと、単に出された資料を見ていましたと、それで数値が間違っていなかったからいいですということにはならないと。そういうことで監査にはぜひ臨んでいただきたいと思いますので、改めて今回の財政健全化の方式、新たな方式については今度の決算が初めてなわけですし、当然何らかのお考え、感想等持って臨んでおられるだろうと予測しておりましたけれども、先ほどのようなご答弁でちょっと大変残念なんですが、今後においてはやはり行財政のあり方全般を含めての監査であるという点ではっきりとしたお立場をとっていただきたいと思いますが、どうでしょうか。以上、2点です。

議長(渡邊俊一君) 永野議員にお尋ねをいたしますけれども、その件についてこれから町長に報告を求めたいと思っていますけれども、それで進めるというわけでは理解できませんか(「監査がお答えなってはならないような理由があるんですか」の声あり)いや、決してそういうことではないですけれども、今実質内容的に別に問題はないと監査の方では話ししているわけでありますし、行政のこの内容チェックといいますか、そういったものについて、そこまでなかなか踏み込めないというようなことでありましょうから、その件については監査委員の方から「これはこうした方がいい、ああした方がいい」ということでその都度、恐らくそのものに対しての報告はできないと私は今聞いていて思ったわけなのでありますけれども、その辺で理解をした上でその後の町長から報告を求める内容で審議をできないものかなと思って、今永野議員にお聞きしたわけなんですけれども、いかがですか。(「わかりました。今申し上げた質問をぜひ監査に受けとめていただきたいという要望をして、今の議長の提案に沿いたいと思います」の声あり)
 わかりました。では、監査委員、そういうことで、質問者の質問を理解をしていただきたいとこんなふうに思っております。
 ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 次に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、町長に平成19年度決算に基づく財政健全化判断比率及び資金不足比率について報告を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、健全化判断比率の議会への報告を申し上げます。
 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項並びに第22条第1項の規定に基づき、平成19年度決算に基づく健全化判断比率並びに資金不足比率についてご報告を申し上げます。
 健全化の判断比率である実質赤字比率、連結実質赤字比率、将来負担比率については、総務省より示された書式にのっとり算定した結果、赤字額はなく、将来負担比率も算定されませんでした。なお、実質公債費比率は 2.3%となりました。また、水道事業、下水道事業、介護サービス事業、デイサービスセンターにおける介護サービス事業であります。における資金不足比率も資金不足はなく、算定されませんでした。
 以上、ご報告申し上げます。

議長(渡邊俊一君) 引き続き、お諮りいたします。
 ただいまの議題となっております平成19年度富谷町各種会計決算の認定については、富谷町議会会議規則第39条及び富谷町議会先例96の規定により、議長を除く議員全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査したいと思いますが、ご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、平成19年度富谷町各種会計決算の認定については、議長を除く議員全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定をいたしました。
 この際、決算審査特別委員会の委員長及び副委員長を選任していただくため、暫時休憩をいたします。
午後4時51分 休憩


午後4時51分 再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 決算審査特別委員会の委員長及び副委員長が選任されましたので、その結果を報告いたします。
 委員長に菅原 傳君、副委員長に山路清一君が選任されました。よって、本案件は決算審査特別委員会の議題といたします。
 ここでお諮りいたします。
 議案調査のため、あす6日から15日までの10日間を休会といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、あす6日から15日までの10日間を休会とすることに決定をいたしました。
 なお、16日の本会議は午前10時開会といたします。
 これで本日の日程はすべて終了いたしました。
 本日はこれにて散会いたします。
 どうもご苦労さまでした。
午後4時52分 散会

平成20年決算審査特別委員会(第1号)

平成20年9月9日(火曜日)

富谷町議会決算審査特別委員会は、富谷町議会議場に招集された。

出席委員 18名

  • 委員長 菅原傳   
  • 副委員長 山路清一    
  • 委員 千葉達
  • 委員 相澤武雄    
  • 委員 浅野幹雄    
  • 委員 永野久子
  • 委員 佐藤聖子    
  • 委員 伊豆田待子    
  • 委員 安住稔幸
  • 委員 高橋敏夫    
  • 委員 磯前武    
  • 委員 市川壽藏
  • 委員 今村寿    
  • 委員 相澤榮    
  • 委員 佐藤克彦
  • 委員 細谷禮二    
  • 委員 小川昌義    
  • 委員 小泉光

欠席委員

  • 委員 土樋輪康雄

職務のため出席した者の職氏名

  • 議長 渡邊俊一

説明のため出席した者の職氏名

  • 町長 若生英俊    
  • 副町長 昆野武裕
  • 会計管理者 山田豊    
  • 会計課長補佐 鈴木昭彦
  • 経営企画課長 荒谷敏    
  • 経営企画課長補佐 松原誠    
  • 総務課長 須藤辰夫    
  • 総務課長補佐 小野一郎
  • 総合防災対策監 磯部利彦
  • 財政課長 渡邊成一    
  • 財政課長補佐 吉田尚樹
  • 税務課 眞山巳千子    
  • 税務課長補佐 高橋作喜男
  • 税務課長補佐 内海壮晃

議会事務局職員

  • 議会事務局長 亀郁雄       
  • 次長 橘川栄

午前10時00分 開会

委員長(菅原 傳君) おはようございます。去る9月5日の本会議におきまして、『認定第1号』「平成19年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について」『認定第2号』「平成19年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について」、『認定第3号』「平成19年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、『認定第4号』「平成19年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、『認定第5号』「平成19年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、『認定第6号』「平成19年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、『認定第7号』「平成19年度富谷町水道事業会計決算の認定について」は、その審査のために、決算審査特別委員会が設置されまして、本日、9月9日火曜日、10日水曜日、11日木曜日及び12日金曜日の4日間にわたり付託事件の審査を行います。
 本日の出席委員は18名であります。定足数に達しますので、直ちに「決算審査特別委員会」を開きます。

認定第1号 平成19年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について

委員長(菅原 傳君) はじめに認定第1号、平成19年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
 なお、本日の日程は、一般会計のうち財政課、経営企画課、総務課、税務課、議会事務局及び会計課の所管に属する決算について審議をいたします。
 これから各担当課長へ内容の説明を求めます。最初に財政課長。なお財政課長には、一般会計決算の全般についても併せて説明願います。財政課長。
 [財政課長、経営企画課長、総務課長、税務課長、議会事務局長、会計管理者が決算書のとおり内容の説明を行った]
 以上で説明を終わります。この際、11時15分まで休憩いたします。
午前11時06分 休憩


午前11時15分 再開

委員長(菅原 傳君) これより質疑に入りますが、決算審査特別委員会は慣例により一問一答方式により行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。          
「異議なし」と呼ぶ者あり

委員長(菅原 傳君) 異議なしと認めます。よって、決算審査特別委員会の質疑は一問一答方
 式により行うことに決定いたしました。なお、質問者及び答弁者は要領よく、簡潔な質問と答弁、そしてスムーズな議事進行に、ご協力くださるようお願いします。  
 これより質疑に入ります。永野委員。   

委員(永野 久子君) まず、今回の実績報告書は、様々に工夫がされまして、資料的にも大変、良かったという感想を持ちました。まず、財政状況ですけれども大幅な黒字が出ておりまして、今回の黒字の約半分に相当する1億7千万円を積立てますと、1年間に10億を超える積立てをしたということになるかと思いますが、間違いないでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 10億は超えるかと思います。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。  

委員(永野 久子君) 県内の市町村の中で、まだ、平成19年度の決算は、これから公表されるわけですけれども、一番新しいところで、基金残高が、目的基金と財調基金とを合わせると県内の市町村の中で、何位に位置するのか伺います。 

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 資料を持ち合わせておりませんので、後程、お示ししたいと存じます。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。  

委員(永野 久子君) 先程も、ご説明がありましたけれども、大幅な黒字、3億3,643万ですけれども、その要因の1つとして町税収入の大幅な増ということがありました。その一部について、ご説明がありましたが、改めて伺いたいんですけれども、人口増による増収分がいくらなのか。また、定率減税によるものがいくらか。税改正によるものがいくらか。というふうに分けて、ご答弁をいただきます。 

委員長(菅原 傳君) 税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君) 全体的に、そのような分け方はしてないんですけれども、まず、大きな要因は税源移譲だというふうに思っております。それから、税法の改正によりましたところですね、老年者控除が3分の1とかになっているという部分につきましては、額にしますと110万ほどの額になっております。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。  

委員(永野 久子君) この19年度当初予算の時にですね、人口増による増収としては、およそ4億7,090、あっ、失礼しました。4,709万2000円、それから定率減税によるもので、1億4000万円と、さらに税改正によって3億3,400万円というような試算を示されておりますが、決算を踏まえて、この数字をもう少し、正確に伺いたいなあと思って、質問したわけですが、どうでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 税務課長。                           

税務課長(眞山 巳千子君) 大きな括りで、予算の説明した時の資料は持ち合わせてはおりませんけれども、18年度と較べますと税額が4億9000万円ほど、昨年、18年度の収入額と19年度の収入額を比べたときに、4億9千万円ほどが増になっているんですが、ほとんど大きくは、税源移譲というふうに考えております。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) 実績報告書の31ページに、先程も、ご説明ありました町税の収納率が記載されております。それで、先程、ここには、対調定額に対して収入済額が、収納率として何パーセントというふうに書いてありますが、先程、町税全体で100.76%と言っておられましたが、それぞれ固定資産税、それから個人町民税、法人町民税、それに固定資産税、軽自動車税、ここまで、それぞれ対予算で、何パーセントか伺います。 

委員長(菅原 傳君) 税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君) それでは、最初に個人の分ですね。個人の分で、101.41です。法人につきましては、100.7です。固定資産税につきましては、100.2です。軽自動車税につきましては、100.83です。たばこ税につきましては、100.08%です。入湯税につきましては、107.81になります。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。  

委員(永野 久子君) 収納率をですね。まあ100%で見込む、予算を立てるわけはないわけで、まあ、そういう見込みを立てるわけにいかないんですけれども、絶えずですね、対予算に対しては、町税の収納率が100%を超えるという状況が、ずっと続いてきておりまして、大きな、大幅な黒字を生み出す、ひとつの大きな要因になっているかなと思っているんですが、この点では、間違いありませんか。 

委員長(菅原 傳君) 税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君) 予算の49億2,500万円。それに対しまして、収入済額が49億6,300万円、その差を見ますと3722万1844円でございます。予算につきましては、予算現額のところを見ていただきますと補正後、それなりに収納状況を見ながらしているところでございまして、収入済額と予算の差を3,700万円というのは、妥当かなというふうに考えております。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) 当初の予算の、その予算を立てる時の収納率の見込みは、何パーセントで立てたのでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君) それぞれ税目ごとに、違っておりますけれども、97とか、そういったところで立てております。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。  

委員(永野 久子君) これを実績に即して、例えば、98%台に上げるというようなことは検討されませんか。 

委員長(菅原 傳君) 税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君) それはできないと思います。予算を立てる場合ですね。これぐらいの収入がありますよということで、税を立てて、それは、ご存知のように、税の収入が全体の予算に対しまして、大きな割合を占めておりますから、そこの部分で赤字になってしまうということは、財政全体に影響いたしますので、その予算の範囲内で、予算をオーバーするような予算の立て方で、いや、収入額をオーバー、違いますね。収入額が、その予算より下回ってはいけないということで、そういった予算の計上の仕方は妥当だと思っております。 

委員長(菅原 傳君) 永野委員。  

委員(永野 久子君) 先程も、ちょっと、ふれられておりましたが、高齢者向けの減税措置が、それぞれ縮小、廃止されたという経過が、この間、平成17年、18年、19年も含めてありましたが、新たに、この減税措置がなくなったことによって、住民税が、新たに課税になったという高齢者は、経過措置がとられたと思いますけれども、段階的に住民税が上がった対象となる高齢者は何人で、税収分がいくらであったのか伺います。 

委員長(菅原 傳君) 税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君) 19年度の課税状況調査の中でなんですが、446名で、先程、話しましたように、町民税が119万円、それから県民税が79万4000円で、合わせまして198万4000円という額になっております。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) こういう経過の中で、高齢者向けの、これは町長に伺いますけれども、この間、高齢者向けの減税が廃止される、縮小されるという中で、高齢者の暮らしというものが、じわじわじわじわと大変になってきたわけで、当初の段階で、高齢者向けの暮らし支援策というものを特別に講じる必要があるのではないかということを提言したつもりなんですけれども、この点について、決算をむかえてですね、町長は、その必要性を改めて感じておられているのかを伺います。 

委員長(菅原 傳君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) 高齢者の支援策というような事で、随時、年度、19年度のそれぞれの補正ということで対応するとか、まあ、高齢者の施策ということを、常に、念頭に置いて進めてきております。しかし、足らざるところ、ここは、足らざるところだというようなご指摘は、常にあるわけでありまして、万全をと思いつつも、常に世の中、要素、要因が動くわけでありますので、こういった決算の額をもって、さらに、また今後の補正対応、そして、また、21年度での施策づくりというようなことにつなげていきたいとそのように考えています。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。  

委員(永野 久子君) 実績報告の3ページですけれども、産業医の委託を平成19年度から行なったということでございますけれども、この産業医については、どのような頻度で、どういうその取り組み方というか、健診を終わった後の経過を見て、結果を見てですね、必要な人にするという対応なのか、それとも、随時、必要性が生じた職員に対して、この産業医に当たっていただくということなのか伺います。 

委員長(菅原 傳君) 税務課長。失礼しました。総務課長。

課長(須藤 辰夫君) この産業医につきましては、黒川医師会のほうにお願いをいたしまして、宮城大学の川村先生にお願いしているということでおります。それで、職員の住民健診後の、その後の1人、1人の診断等はしてはもらってはおりません。ただ、メンタルヘルス等々での、そういう精神面の、ご相談の回数を多く、相談をお願いしているところございます。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) それでは、必要が生じたその都度、特定の産業医の方に相談をするということだったのでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) 健康診断等で、引っ掛かった職員につきましては、医師のほうに治療という方向での進め方をいたしますけれども、産業医に関しましては、こちらで相談を必要とするというような時に、お願いをする事としています。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) それでは、その平成19年度の相談回数と、その成果を伺います。

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) 19年度は、10月から産業医へのお願いをしたものでございまして、6ヶ月間のお願いの産業医となったわけでございます。その中で、一番の実績は、精神面の職員がおった時に、先生の方に、ご相談をいただくというのが、2、3回あったということでございます。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) それでは、実績報告の9ページ、町民バスについてですが、町民バスに関しまして、町主催の行事等で、臨時に町民バスを出すというようなのは、どういうケースの時に、臨時バスを出されたのか伺います。

委員長(菅原 傳君) 経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) 町民バスを使っての臨時バスはございません。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) そうすると町所有のバスで、臨時バスと言うのでしょうか、行事の時に、送迎のために臨時バスを出したというようなケースは、どの行事の際にありましたか。

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 町民体育祭とかですね。後は、臨時的なバスの使い方としては、各学校の諸行事とか、そういったものがございます。 

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) この体育祭だとか、学校の諸行事以外にですね、一定程度の住民を集めるような行事の時に、臨時的に、そのバスを出してほしいというような声が根強くあるわけですけれども、こういう声に応えていくというようなことを検討されてこられたのでしょうか伺います。

委員長(菅原 傳君) 経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) 町民バスについて、ということでよろしいのでしょうか。 

委員(永野 久子君) ごめんなさい。それは違います。今、聞いたのは、町民バスということに限らず、臨時的にバスを出すということはないのか。考えていないのか。 

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 町で、手持ちで持っているバスが1台ございますので、現在の対応は、そのバスでということになってございます。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) そうすると、現在、町が持っているバスでは、この体育祭と学校諸行事で手いっぱいでということなんですか。

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 運転に当たる者の業務の、いわゆる兼ね合い、そういったものも考慮しながら対応しているという状況でございます。 

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) それでしたら町民バスを、その、改めてですね、今、運行している町民バスを大きな行事の時には、臨時的に運行させるということも検討されては、どうなんでしょうか。検討されましたか。

委員長(菅原 傳君) 経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) 町民バスにつきましては、当初、土日も運行しておりまして、その当時、イベントというのは土日に多くやられておりますので、その時は、運行しておりましたが、実績が、その行事に乗るために、町民バスを利用している人数が圧倒的に少なかったわけです。その結果、各課と意見交換をしまして、土日の運行は、まず、町民バスの運行は行なわないと。一般の方もマイカーで、その所に行っている方も多いという事で、さらに、土日は、乗客数が、まったくない状態が続きましたので、現在に至っております。ただ、最近になって、また、そういったご意見も伺っていますので、来年から運行するものについては、今、調整をしているところでございます。   

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) 実績の12ページですけれども、この達成すべき目標のところにですね。後段、システムの更新を20年度に実施するということで、なお、調達に際しては、リース契約を改め、買取方式に、後年度のサポート契約を抱き合わせて調達コストを圧縮いたしますというふうに記述されているんですけれども、このことによって、相当のコスト削減になるというふうに見込んでいるのか。どの程度のものを見込んでいるのか伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君) 総務課長

総務課長(須藤 辰夫君) 20年度以降の買い取りにつきましては、県内の自治体で、共同で購入すれば、安くなるだろうというような事での事業で進めるところではございますけれども、金額的にどれぐらいの経費節減かということにつきましては、下がるだろうというような事で、今の段階でいるところでございまして、金額的にはわかりません。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。  

委員(永野 久子君) 実績報告書の19ページですが、男女共同参画についての記述がございまして、2のところに、審議会等における女性の登用推進について啓発をするというふうになっている、その下に、その目標値として、平成22年度までに審議会等における女性の登用率を35%ととするというふうに書いてあるんですが、そして、実績として、平成19年度は審議会の数、女性委員のいる審議会の数、そして、人数と、こう書かれてあるんですけれども、登用率を上げていくのは、とても大変大事だと思うんですけれども、兼任をしている方も相当数いるのではないかと、先日の議案の中に出てきました、ある女性の方もですね。四つ、五つ程度の様々な分野、その他の役職というのでしょうか、を持っておられる方のようで、1人の方が、いくつもの委員、その他を兼任するという形、今、実態としてどれくらいあるのか。前にも質問したことがあるんですが、その後、お調べになったのでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 総務課長

総務課長(須藤 辰夫君) 今の段階では、今日はですけれども、いろんな、いくら兼務をしているかという情報はございません。ただ、アップに向けてはですね。年々、増えているわけですけれども、充て職の中で、どうしても男性というところの充て職がある部分があるものですので、そこのところが、ゼロという数字で、一向に上がらない女性の登用というのが、率を35の目標に持っていくのが、ネックになる要因が、そこのところが大きいなという判断をしています。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) 今、充て職で、男性であることを条件とした充て職というのは、具体的には何があるんですか。

委員長(菅原 傳君) 総務課長

総務課長(須藤 辰夫君) 今のところ男性とは限りませんけれども、今のところ市町村の国民保護協議会の会長さんは、男性といっていませんけれども、男性なのかなと、地方文化財の保護審議会も男性というようなことで、男性とは限っておりませんけれども、ここのところがあるのかなというところが、なかなかあると思います。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) 誤解を買うといけないと思うんで、男性であることを条件とした充て職はないんですね。それをはっきりさせてください。どうでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) 断定するところはありませんけれども、充て職としてなっているところが、ゼロではないんですね。充て職としているところもありますけれども、そういうところはないんですね。

委員(永野 久子君) ないんですね。あったら問題ですよ。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) これはそういう職はないと、結果的には男性の方は充て職で当たるとい
うことはありえますけれどもね。私が、今、問題にしているのは、その充て職がらみの問題では
なくて、現に、一人の女性の委員さんが、例えば、人権擁護委員の方が民生委員を兼ね、何々も
兼ね、あれもやり、これもやりということが現にあるわけですよね。そういう事態をできるだけ解消して、実質、多くの女性が参加できるようにしてはどうかというふうに申し上げたつもりなんですが、この点については、今後、どのように考えていくのでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) 任期のある中で、3年等々の役職があるわけでございますので、そういう更新時期に、後、お願いをしておきまして、一方的にお断りするというのも難しいところがあるのかなということで、更新時期に、女性の方の登用が多くなればという方向で、進んでいきたいと思います。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) これはこれ以上、言いませんけれども、できるだけ、その実質、女性が増えるように、是非、仕向けさせるというのはおかしんですけれども、取り組んでいただきたいと思います。次に、実績報告書の21ページなんですが、ここに各行政区の名前が、ずっと書いてありますけれども、集会所に絡んでなんですけれども、すべての町内会会館の中で、施設として、2階部分に設置されていると。2階建てではなくて。集会所が2階建てということではなくて、例えば、公民館に隣接して、2階に建っている。例えば、コウシンホームのように。富ヶ丘のことを言っているんですが、2階に設置されているというように、2階部分に設置されているのは、どことどこでしょうか。

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) 今、お話があったとおり富ヶ丘北部、南部。この2箇所です。 

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) そこでですね、富ヶ丘の南部と北部は、かねがね高齢化が進んでいるし、町内会で、何か催しをやっても、なかなか、高齢者が2階まで階段を上って来るのは大変だと、エレベータ-もないし、で、あの施設にエレベータ-をつけるというのも、中々、それこそ予算的にも難しいかなという印象があるわけですけれども、南部会館に至っては、外階段ですから冬になれば、これ町長、ご存知だと思うんですけれども、冬になれば階段が凍ってしまって、すべるんですよね、大変、危険なんです。地元の町内会からも是非、平場にちゃんとした集会所を確保してほしいという声が、再三、出ていたかと思うのですが、これは是非とも、そういう方向で検討すべきだと思うのですが、この間、何回も、こういうような声が出ていますので、平成19年度は検討されたのか伺います。

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) 今、言われたような高齢者にとっては、2階にある集会所は大変だという声は聞いておりますけれども、そういう検討はしておりますけれども、今後につきましては十分、状況を把握しながら、財政力を見ながら等々での判断があるべきものと思っております。

委員長(菅原 傳君) この際、13時まで休憩いたします。
午前11時56分 休憩


午後 1時00分 再開

委員長(菅原 傳君) 休憩前に引き続き会議を開きます。最初に、永野委員の先程の質問に対しまして、財政課長より補足答弁をしますので、お願いします。

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 先程の基金残高の順位でございますが、県内36市町村で、10番目に位置してございます。ちなみに、基金残高の1位は仙台市でございまして、2位が女川町でございます。これは目的基金と財調基金の両方を合わせた額でございます。10番目でございます。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) 先程、富ヶ丘南部、北部の町内会館について、ご答弁がありましたが、お終いのほうが、ちょっとよくトーンが落ちて聞き取ることができませんでした。それで、改めて、町長に、この件について、どういう対応をされていくつもりなのかを伺います。

委員長(菅原 傳君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) 今、町内会館につきましては、新築整備等々の、従前の、まあ言ってみれば、こう受け継ぐ、できている経緯がありましてね、一ノ関が今年、完成して、次年度、その次ということで、予定に組み入れていく必要度と、今の緊急度と、そういったところで、勘案するんですね、その要素、要件を十分なる吟味をしまして、21年度に向けて、今、準備をしていると、そういうふうな事で、常に、1年を通して、私も、いろいろな所に出向きながら、その使い道とかね、皆さんの要望の強さとか、そういうところを総合的に勘案しまして、21年度に向けて、今、鋭意、準備しているところでございます。以上です。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) これまで富ヶ丘南部、北部に関して、この話が度々、出たわけですけれども、その都度、公民館を利用していただくなどということで、対応されてきたわけなんですが、もはや、そういう時期というか、そういう段階ではないと、やはり、計画にきちんと早急に載せて、そして、新たな場所を確保するということで進めていくべきだと思います。必要度、緊急度という点でいきますと、町長のお考えの中では、この富ヶ丘の2つの町内会館は、どの程度に位置づけられているのか。これからの事もあるかと思いますけれども、現段階で、どのように考えられているのか伺います。

委員長(菅原 傳君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) 順番が、それこそ1番から10番目まで、すか、すかと決められれば、いいんでしょうけれども、そういうものはないんですね。富ヶ丘につきましては、地元の皆さん、そして、会長ともどもですね、何度となく話し合いをするご機会がございますので、そういったことも、こちらの思いというかね、考え方、方向性を十分に、ご理解いただいているのではないかというふうに思っています。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) その十分に、ご理解をいただいているというのは、当面、すぐ建てなくてもいいという意味合いなのでしょうか。それとも、順次、順を追って、いずれは、そのうちやりますよというところで、ご理解をいただいているという事なのか。今の町長のご答弁のご理解いただいている中身を、もっと詳しく、というのは、地元はですね、もう相当、切羽詰って早くしてほしいと、団地の中でも、高齢化が進んでいる部類に入っている所ですから相当、地元の声は切羽詰っておりますので、それほど、悠長なものではないはずなんですね。町長の受け止め方と、ずれがあるのであれば、ここは一致させていく必要もあると思いますので、改めて、町長のお考えを伺います。

委員長(菅原 傳君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) 永野議員が、同じのことの流れでね。ご質問いただいておられますけれども、大丈夫です。ご理解を頂いていますので、そういう枠の中で、する必要性は、十分、客観的に見てもあるわけですので、十分なるご理解をいただいていると思っております。     

委員長(菅原 傳君) 永野委員。  

委員(永野 久子君) それでは先へ進みます。実績報告の26ページですが、入札の上程件数及び落札率が、ここに記載されておりますけれども、一般競争入札と指名競争入札、件数と落札率は書かれておりますけれども、落札額の合計、それぞれ、一般競争と指名競争とで伺います。いくらだったのか。 

委員長(菅原 傳君) 財政課長。 

財政課長(渡邊 成一君) それでは一般競争でございますが、落札金額でいきますと17億805万7724円でございます。指名競争のほうが、6億1638万5,980円でございます。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。  

委員(永野 久子君) それでは次ですが、この27ページに、達成すべき目標というところで、総合評価方式の視野に入れながらという文言がございますけれども、この国土交通省が出している資料で見ますと、この総合評価方式というのは、これまで価格のみの競争だったやり方を新しい技術だとか、ノウハウといった価格以外の要素を含めて、総合的に評価する新しい落札方式ですというふうに書かれておりまして、これについては2つ疑問があります。1つは、その新しい技術やノウハウ、価格のみの競争というところから、その別な付加価値についても評価の対象とするということで、結局、高めに落札されていくことが、そういう流れが出てくるのではないかという心配と、もう1つは、その、こういう条件を新しい技術だとか、ノウハウだとかという事を持っているのは、大体は、その実績も含めて、大手になるわけで、そうなると中小企業の、あるいは、もっと小さい零細も含めた、そういうところが落札が奪われていくのではないかという、この2つの問題があるように思うのですが、この点について、町としては、どういう認識を持って、今後、進めていくと、視野に入れながらという文言を書かれたのか伺います。

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 高めになるのではというお話ですが、当然、そういった部分のご心配もあろうかと思います。ただ、低ければいいのかというと、そういうことでもないと思います。やはり、長年、使う物にあっては、きちんとした工事をしていただく、やっぱり、それが公共財としての役割かなというふうに考えておりますので、決してそういったことに反するものではないのかなと考えてございます。それから大手さん、中小さんというお話でございますが、当然、技術力につきましては、まあ、やはり、ご承知のように、大手さんの方の技術力は、相当あるのかなと認識しております。まあ、そういった中で、中小の場がなくなるのではないかというお話ですが、そういった場は、場として、私どもとしても、入札の中で対応していくという考えです。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。  

委員(永野 久子君) 現時点で、具体的に富谷町の発注、この総合評価方式でやるとすると、どういう工事を想定しておられますか。現時点でのお考えを伺います。

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) この進め方につきましては、今後ですね。今後というか、今も進めておるんですが、国交省なり、そういった関係機関、それから県の機関、そういった方とかのお話の中で、具体的にまとめて参りたいと考えてございます。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。

委員(小川 昌義君) 一般質問なんかで、要望ばかり言っているわけですけれども、できれば、この決算書も、予算書も、そうなんですけれども、ページ毎にですね、款、項、目を入れていただきたいなというふうに思っています。また、行政実績報告書、今回は、去年はインデスクで、表に出ていたんですけれども、今度は中に入ってしまったので、見つけるのに一苦労していまして、私もインデスクを更に追加しているんですが、これを外に出すというような事を、まず要望しておきたいなというふうに思います。あっち見たり、こっち見たりして、中々、探せない。まず、最初に、要望は、それにして、今回の決算書全体を見ましてですね。この要するに電算システム、それから、サポートとか、パソコン関係、それからLAN関係、これは総額で、どれぐらいかかっているでしょう。 

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) まずは、情報化推進費としていうことでのソフトの改修等々で、1億890万というところが、電算関係の経費というふうに思っていただければと思っています。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。

委員(小川 昌義君) この間の年度ごとに、どのような傾向になっているのか。お伺いします。 

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) 制度の改正等々が、国の制度で大幅に、この頃、変わっている点が大変多いというようなことで、年度的には、そういう条件が絡むことによって、運営上、システムの改修等々がかさんでいくというような傾向にあろうかと思います。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。

委員(小川 昌義君) どうしても、やはり、この電算機にかける数値がですね、要するに、今、1億8千、いや、1億何ぼという、要するに85億の内の1億ぐらいが、これにかかっているというような状況で、そのへんを何とかね、経費を削減するという考えが出ているのか、どうか。ちょっとお伺いします。

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) こういうところの専門的なシステム改修の見積り等々につきましては、新聞等々で、業者の言いなりと言うようなことが言われている中でございますので、富谷におきましては、次年度に向けて、こういうところの専門的にチェックできるような方法をただ今、検討中でございます。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。

委員(小川 昌義君) それでは次に、入りますけれども、研修なんですけれども、この要するに、今、現在、総務担当に2名ですか、サーバー関係の担当者がいるというふうにお聞きしていますが、この、ここんとこの担当者を、まず増やすというか、そのような方向があるかどうか、お伺いしいます。

委員長(菅原 傳君) 総務課長。 

総務課長(須藤 辰夫君) 現在のところ2人。そして、その中で、課の中にいる職員で、サポ
ートできるような感じでの体制で、今のところ進めていくという事で、増員の考えはございません。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。

委員(小川 昌義君) それではですが、この研修ですが、その管理職研修、ないしは管理職のホームページ研修というか、こういったものは、この中には含まれているんでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 総務課長。 

総務課長(須藤 辰夫君) 職員の研修につきましては、市町村職員研修、自治研修センターのほうにお願いしているところでございますので、そういう中でのOAの管理職研修というのがございませんので、そういう管理職研修は今のところできないという状況です。  

委員長(菅原 傳君) 小川委員。

委員(小川 昌義君) それでは、行政実績報告書3ページですね。先程、永野委員からも報告ありましたが、産業医の方は6ヶ月間と、先程、お聞きしましたが、これは何回か、この庁舎ないしは、支所、こういった所を回っているのでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 総務課長。 

総務課長(須藤 辰夫君) 役場においでいただくことはありますけれども、各支所等を巡回指導というような事はございません。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。

委員(小川 昌義君) 産業医の方は、少なくとも毎月、1回、作業場を巡視し、作業方法とか、そういうものを点検しなければならない。産業医の職務が、記されているわけですが、それは、そういったことについては、指摘はしておるでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 総務課長。 

総務課長(須藤 辰夫君) 指摘というようなことはしておりませんけれども、産業医としての
回数等々に、ご協力というか、時間を割いていただけるような交渉をし、有効な産業医としての働きをしていただくように進めていきたいと思います。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。

委員(小川 昌義君) 要するに、産業医の職務ということで規定されているわけですから1ヶ月、1回、巡視ということは、産業医として当然だというふうに思いますので、そのへんをしっかりお願いしたい。定期健康診断の中にですね。VDT産業に対する健診というのが、19年度は含まれていたんでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 総務課長。 

総務課長(須藤 辰夫君) VDTという健診は実施しておりません。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。

委員(小川 昌義君) 実績書の4ページなんですけれども、このデータのですね。更新というのがあるんですが、例規集ですね、例規集のデータの更新作成というのは、これに金額が書いてあるわけですけれども、この具体的な更新内容というのは、どういう内容なのか、ちょっとお願いしたいと思います。

委員長(菅原 傳君) 総務課長。 

総務課長(須藤 辰夫君) 法規的に改正になって、富谷町の条例が議決をいただきまして、改正になった際の、厚手の本、あと、パソコンで見られるような、それらに加除するという内容でありまして、年、その量によりますけれども、1、2回、加除をまとめて行なっているところであります。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。

委員(小川 昌義君) これは、データの更新なわけですね。データの更新ということで理解してよろしいと思うんですが、そうしますと、このデータの投入というのは、相当な金額になっていますよね、このデータ更新というのは。これは、1から10まで入れている。例えば、1条から100条まであるとすれば、1条から100条までを入れているのか。例えば、10条の何項
 の何項目を訂正したと、いや、改正したという、その部分だけを投入しているんですか。 

委員長(菅原 傳君) 総務課長。 

総務課長(須藤 辰夫君) 1つの条例の中で、何条何項というのが変わった際は、そこのページだけを加除するわけで、そして、その例規集が、相当数の例規集をかかえておりますので、その全てを差し替える作業、すべてになります。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。

委員(小川 昌義君) このデータの差し替えですよね。それのデータの例えば、テとか、ハとか、ウとかという所をやっているのか。例規集を、このままですね。差し替えるということは、データで差し替えるというわけでしょう。 

委員長(菅原 傳君) 質問の最中ですので、集中してください。 総務課長。 

総務課長(須藤 辰夫君) これが例規集だとすれば、何条が、1行変われば、この中で印刷をし、その部分を新たな印刷物と差し替えをするというのが、1つ、それからインターネットなりで、ワープロでのぞけるような例規集もやっていますので、その部分は改正になったところをきちんと改正するという2つをやっております。 

委員長(菅原 傳君) 小川委員。

委員(小川 昌義君) わかったような、わからないような感じなんですが、要するに本のほうの入れ替えと、データの入れ替えをしているんだということでよろしいわけですね。でぇ~そのデータの入れ替えの時は、差分だけを入れているということですか。それが、この更新データ作成費の375万3千円になっているということなわけですね。そうするとデータの差分料のほうがいくらで、要するに手作業がいくらなんですか。 

委員長(菅原 傳君) 総務課長。 

総務課長(須藤 辰夫君) ここの小川さんの質問は、サポートシステムというか、電算というか、パソコンでのぞけるほうの質問だと思いますけれども、業者のほうに一括して、すべて、こちらが思っているような改正箇所につきましては、更新をしていただく作業ということで、この370万円ということです。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。

委員(小川 昌義君) 次に、進みます。次に、9ページなんですけれどもフロアマネージャーのところなんですけれども、これの事業目的の実績のところで、文書的には、わかる気がするんですが、富谷町に住民本位の窓口にふさわしい、住民本位の窓口サービスを展開するという富谷町にふさわしいという住民サービスというのはどういうものなのか。わかるような気はしますけれども、どういうものなのか、ちょっと。 

委員長(菅原 傳君) 経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) 窓口については、各自治体共通のものがあるんですが、富谷町については、ご承知のとおり出入りが激しい町でございます。それで、年間、1,000人増えておりますので、入ってくる人は、その倍、出て行く人も1,000人単位ですので、そういったところで、より詳しい窓口対応をしていきたいというような意味の富谷町にふさわしい人口の入れ替えが激しい町なので、フェース・トウー・フェースでやっていくというような趣旨でございます。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。

委員(小川 昌義君) それでは、実績書のほうの10ページになるわけですが、達成すべき目標、いや、11ページですね。更新が予定される他課所有のシステムについて、適当なサポート体制を構築していくということになっていますが、この他課が所有するシステムとは、どういうシステムなのか、ちょっとお聞かせ願いたい。と思います。

委員長(菅原 傳君) 総務課長。 

総務課長(須藤 辰夫君) 他課のシステムというのは、11ページの3の戸籍電算システムから8の上水道財務システム、これらを他課の業務といっております。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。  

委員(今村 寿君) 指名がございましたので、決算書280ページです。町債が載っておりますが、先日、町債について住民と話をしていたら利率が、いろいろバラついているね。できるだけ安いのに借りかえたらどうですかという質問を受けました。そのことについて質問いたします。 

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 確かに金利の変動によって借りかえをしてはどうですかというお話は、私どももいただきます。ただ、当初の契約の中で、設定された金利というものは、安易に変動できない場合もあります。最近の例ですと、借り換え債とかの関係で、上下水道課の関係で一部、それを処理したのがございますが、そういった特別の事情がない場合は、当初に設定された金利で、借り入れが続行されるというような状況でございます。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。  

委員(今村 寿君) その借入先なんですが、郵便貯金とか、大蔵省云々とか、地方銀行とか、いろいろありますね、今、回答との関連ですが、自由に借入れ先は選べるんですか、選べるんだったら借りかえは可能なのではないかという思いでお聞きします。

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 借りる場合については、基本的には協議なりという制度がございますので、そういった中で借入れ先を決めていくといった内容でござます。 

委員長(菅原 傳君) 今村委員。  

委員(今村 寿君) 同じく実績報告の279ページの基金というところなんですが、途中の計のところが、49億云々とありますが、なぜか、この町債と金額的に合うなと、近いなあと思って見ておりますが、この資金は基本的にどのように運用されているかお聞きします。 

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 財政調整基金につきましては、一般会計の歳入に不足を生じた場合に取り崩しを行なうという特定の目的には充当しないといった内容の基金でございまして、財源調整的な部分もございます。それからユーマイタウン施設整備基金につきましては、施設の整備というようなことで、こちらに基金を積立てておいて、整備が必要となった場合に、これらの基金から充当するというような内容のものでございます。それから減債基金は、地方債の借入れ等に伴う関係の基金でございます。あと、ふるさと富谷創造基金は、果実運用の基金でございまして、いわゆる以前に、地方交付税を措置されたものを果実として、その利息分を運用していくというような内容でございまして、21世紀田園文化創造基金の果実運用というようなことで、農地費の原材料に充当してございます。それから長寿社会福祉基金でございますが、こちらも果実運用ということで、原資が地域福祉基金ということで、発足スタートして2億1,743万円ほどございましたが、これらの利子を、現在は説明の中でも申し上げましたが、社会福祉協議会に設置されていますボランティアセンターのコーディネーターの賃金というところに充当しているものでございます。伊藤一・イヨ奨学基金につきましては、こちらのご遺族の方からのいわゆるご厚志によりまして、黒川高校入学生に対する記念品等の贈呈に充てるという目的で、これも果実運用です。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。  

委員(今村 寿君) 基金の性格だとか、どのように使うとかを聞いているわけでなく、今、現在、これはどういう形で運用されているのか。別段、預金があるのか、ないのか、財政全体の中で運営されているのか、そういうことを聞きたいわけでございます。そういう面での回答をお願いします。

委員長(菅原 傳君) 財政課長。 

財政課長(渡邊 成一君) 運用というのは、例えば、預貯金とか、そういった形で運用しているか、どうか、という、そのへんでしょうか。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。  

委員(今村 寿君) それも含めて、資金流れ。

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 資金の運用、それでは会計管理者から申し上げます。

委員長(菅原 傳君) 会計管理者。  

会計管理者(山田 豊君) 基金の運用につきましては、基本的には預金という形をとっています。ご承知のとおり預金には、決済用、普通、それから定期性と大きく分けて3つあるわけですけれども、一番、その安全、有利でいうと、前者、安全の策をとりまして、今、定期性の方に預金をさせていただいております。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。  

委員(今村 寿君) 町の財産ですから安全が大事だと思いますが、今、そうしますと、このような基金を運用してですね、預貯金の利息なり、配当金なりはですね、どのような率で運用されているか。およそ、また、個別に必要だったら個別に教えてください。   

委員長(菅原 傳君) 会計管理者。  

会計管理者(山田 豊君) 先ほど、申し上げました定期性については、基本的にはコンマ41でございます。全部が全部、定期性ではございませんで、普通というのも中にはございますが、そちらの方は、半分のコンマ2というふうな利率になっております。ただ、これは地元の銀行が中心となっている利回りでございまして、いわゆる、そのメガバンクと言われている都市銀行を中心にして、利率については、かなり高い数字を持って参っておりますので、地元銀行だけに限らず、これからは時にはメガバンクなどにも、声をかけていきたいなというふうに思っています。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。  

委員(今村 寿君) 町債と単純に比較するわけにいきませんが、かなり安い率での運用にしかなっていないと思います。勿論、安全性を考えると、そうなるということもわからないでもありません。ここで、質問したいのですが、夕張とかの関係もあってですね、総務省の指導で、人口3万以上の町もBSだとか、そういう準備をするよ。19年度では、町の財政状況が断面図でわかる貸借対照表とかの取組みなり、準備はどこまで進んだか伺います。 

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) いわゆる公会計制度の導入ということで、なのかなと思いますが、こちらは町村レベルでは、平成22年度の決算からということで、逐次、準備を進めているところでございます。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。  

委員(今村 寿君) 今回の実績報告書は、内容も充実し、ページ数も増えておりますし、見やすいイラストも入っていますし、非常に見やすいなと思っていますが、これは何冊作られたかお聞きします。そして、配布先について、お聞きします。

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 100冊でございます。配布先でございますけれども、ちょっと具体的な数字は手元に持ってございませんが、議員の皆様、それから役場の関係課のいわゆる課長補佐等を中心に配布してございます。 

委員長(菅原 傳君) 今村委員。  

委員(今村 寿君) そして、なおかつ、この1冊のですね。単価及び、その会計処理は、実績報告書の何ページのどこで措置されているのかお聞きします。

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 予算的には、平成20年度の予算ということで措置してございます。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。  

委員(今村 寿君) 先ほど、フロアマネージャーのことが質問出ていましたけれども、実績報告書主要5ページのところですが、フロアマネージャー。そして、なおかつ、9ページにもその関連が載っていますが、1年近く、いや、1年以上経過して、この評価、成果はどうだったのか。どのように評価されているのかお聞きします。 

委員長(菅原 傳君) 経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) フロアマネージャーにつきましては、午前9時半から11時半、午後1時半から3時半と、時間を区切って実施しておりますが、概ね、皆さんには好評をいただいております。特に、初めて来られる方は、先ほど、申し上げましたように多いですので、窓口がわからないという時は、その場所まで案内していただいたりしておりますので、好評を得ているところでございます。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。  

委員(今村 寿君) 私も役場に来る度に、フロアマネージャーの方がいらっしゃると、何となく安心感があるなあという思いで、毎日、見ています。しかし、四六時中、忙しいのかというかというと、そうでない時もあるようにお見受けいたします。そのような時、時間を有効に、どのように使っておられるのか、蛇足かもしれませんがお聞きします。 

委員長(菅原 傳君) 経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) 基本的には2時間でございますので、その案内に徹してもらうということのが最大の目的で、まあ、接遇研修も兼ねておりますので、そういったところを十分、その時間帯に学ぶように心がけてお願いしているところでございます。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。  

委員(今村 寿君) フロアマネージャー。横文字ですよね。この解説書も横文字が非常に多いので、あれですが、やっぱり日本国民にわかる日本語の呼び名のほうが良かったのではないかと、このように思うのですが、そのような検討はなされなかったのでしょうか。

委員長(菅原 傳君) 経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) まあ、ネーミングについては、当初、開催するに当たり、いろいろ検討委員会の中で検討されていると思うのですが、最終的には フロアマネージャーというふうになりましたので、これを使用して参りたいと思っているところでございます。 

委員長(菅原 傳君) 今村委員。  

委員(今村 寿君) すぐやる課ではございませんが、そのようなタイミングのいい日本語のほ
うが良かったような気がいたしますが、いい事というのは一旦やり始めると、なかなか、止めることができないという裏目があります。従いまして、こういう新しい制度についてもですね、サンセット方式といいますか、1年なら1年、2年なら2年経ったら見直すよという事が必要だと思いますが、その辺についての考え方なり、検討について、町長のお考え方を伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君) 若生町長。  

若生町長(若生 英俊君) 見直しをというようなことで、常に、担当者が、その日の日誌を経営企画課長に出すというようなことで、問題、そして、我々も目にする。そして、皆さんからも、ということで、鋭意、注目してきたんですね、3ヶ月単位ということで、更新、更新ということできました。今年の4月から少し恒常的にということで、3ヶ月単位の更新ではなくて、恒常的に1年単位で進めて参りましょうということでございます。そこにも書きましたように4月から、19年の4月からスタートして、機構改革とも併せてね、検討した経緯がありました。7月1日からやれるというようなことで、専任のチームが、私も入ってのことでしたけれども、スタートした経緯がございます。概ね、皆さん、玄関を入って来て、顔に、職員と声を交わせるという、このへんが非常に大きな狙いの一つだと思います。ですから、なるべく立って、そして、お客さんが、来ようが、来まいが、気配りをするという、そういう姿勢で2時間を過ごしてほしいという思いです。見直しは、やぶさかではございませんので、どうぞ、執着するものではありません。このほうがわかりやすい、このほうが、もっと馴染みやすいというのであれば、即、検討を経てですね、区切りのいいところで、常に変える姿勢はもってございます。以上でございます。

委員長(菅原 傳君) ほかにございませんか。

委員長(菅原 傳君) 伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君) 今、フロアマネージャーについての今村議員の質問がありましたので、続けて、関連してお願いしたいと思うのですが、私は玄関を入って来まして、一番奥というのが、場所があれでいいのか、どうか、そのへんの検討はなされたのか、まず、お聞きいたします。 

委員長(菅原 傳君) 経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) まあ、場所については、自動ドアが開いて入って来られるのですが、できるだけ正面を向いて、わかるようにということで、最終的に今いる場所に設置をさせていただいております。ただ、今後もですね、皆様方からもいろいろご意見をいただいておりますので、それらを参考に、改善を図っていきたいと思っております。

委員長(菅原 傳君) 伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君) 利府町、それから仙台市なんですが、仙台市は、入って広いものですから中に作業をする所まで、距離がありますので、入り口にお1人、最初は2人いたんですが、お1人、今、いらっしゃいます。利府町は2人、玄関を入って作業をする所の手前で、ちょうど、真ん中あたりですね。その辺にありまして、お2人、女性の方が座ってお迎えすると、そういうシステムになっているんですね、状況に、富谷町の場合、もうちょっと、前に、皆さんが玄関を入って進んで行く、台の手前あたりで、何かあったほうが、ちょっと、あまり奥過ぎて、わかるのかあと、また、フロアマネージャーと、先ほど、横文字ありましたけれども、フロアマネージャーが案内してくれるというのがわかる方が、どれくらいいらっしゃるのかなあというのが、私も、ずっと去年の7月ですか、今年の7月でしたか、何月、それからこう入る度に、思う部分があったものですから、そのへんの検討とか、そういうことは考えたのでしょうか。

委員長(菅原 傳君) 経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) 実施に当たっては、十分、検討いたしました。なお、施行期間も設けておりまして、その期間、まあ、課長補佐中心に意見を受けて、改善をしてやっているところでございますが、基本的に積極的に声をかけるというのが、まず、1つございました。ただ、ずっと、やっているうちに、逆に声をかけることが、嫌がるという方もいらっしゃるということが、段々、見えてきていますので、その臨機応変さというところを職員自ら研修を重ねて、掴んでいくという段階ですので、設置場所についても、また、カウンターを置くだけでございますので、今後、十分、検討しながら進めていきたいと思っております。

委員長(菅原 傳君) 伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君) それでは、今後に期待したいと思います。次になんですが、3ページ、決算書の3ページ、地方交付税なんですが、この地方交付税の中に、図書費というのが入って交付されてくると思うのですが、いくらになっているのでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 図書費という中での、きちんとした枠組みの中で入ってございませんが、いわゆる算定上で、それに要する経費という形での算入はされております。

委員長(菅原 傳君) 伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君) そうすると算定上の金額というのはわかりますか。お尋ねします。 

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) では、後で、お示しをします

委員長(菅原 傳君) 伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君) それでは次ですね。先ほど、ちょっと、私が、決算書の36ページなんですが、先ほど、説明された中で、2節の徴税費委託金ですね。これが19年度は4千円、21年度ですか。21年度から3千円になるという説明もございましたが、これ、もう少し詳しい説明をお願いします。これがどこに委託をされて、どういう流れなのか、流れですね。ちょっと詳しくお願いします。

委員長(菅原 傳君) 税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君) この徴税費委託金なんですけれど、決算書の36ページに出て参りますけれども、ちょっと、36ページだけを見ただけでは、わからないんですけれども、前のほうにいっていただくと29ページ見ていただきましょうか。27ページだと、款、項、目でお話しますと、これは15款の県支出金、第1項の県負担金、そして、36ページの総務費委託金ということになりまして、県から町県民税につきまして、町が合わせて、皆さんから納めていただきます。それの取扱いのための負担金ということで、町に県から来るものです。

委員長(菅原 傳君) 伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君) わかったような、わからないというような、また後で、お願いしたいと思います。それからですね。先ほど、ご説明で、不用額についてございましたが、平成17年度は5,400万あって、今回、2,600万なにがしの不納欠損ですね、ありましたが、やはり17年度から少しずつ減らしてきて、この額になったのかなあという思いもありますが、これ何件でしょうか。

委員長(菅原 傳君) 税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君) それでは決算審査意見書、お持ちでしょうか。決算審査意見書。 こちらに表が示されており、7ページ、お開きいただきます。お開きいただきましたでしょうか。
 ここのところで、町税の不納欠損処分の状況ということで、決算意見書の中にございます。それぞれの税目毎に、件数、件数というのは、ここでいわれている件数というのは、人というふうに置き換えていただければと思います。全部で、105人ありました。件数にしますと、1人の方が、例えば、町民税で4期分が不納欠損しますと4件というふうにカウントいたします。105人の方で、2686万6086円ということで、不納欠損ということで、いたしました。不納欠損するに当たっては、いろいろ精査をしまして、例えば、競売に出されて、処分されて、もう交付要求も終わったとか、担税力がないとか、そういったことで不納処分というのは行なっております。        

委員長(菅原 傳君) 伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君) あの、税の公平性という点からお聞きしているわけですが、この町民税がありますが、人ということだと、54人という計算でよろしいかと思んですが、54人で、839万8000なにがしという金額になりますと、これは7年でしたっけ、10年でしたっけ、何年でしたかお聞きします。

委員長(菅原 傳君) 税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君) もう一度、決算審査意見書7ページで、年度区分というところをご覧になっていただきたいと思います。そこの63年度、平成5年度から18年度分とか、こういうようなところを欠損処分したものでございます。それぞれ、固定資産につきましては、平成5年度から平成19年度までの36人分というふうに見ていただきたいと思います。その根拠法令ですけれども、地方税15条の7、4項というふうに、これは見ていただきます。(5)というのは、地方税法15条の7、5項というふうに見ていただきます。地方税法18条、これは不納欠損処分するに当たって、どこの条項に該当するかというところを書いております。で、15条の7の4項といいますのが、法人の破産であるとか、死亡後、遺族が相続放棄したとか、そういうことが、15条の7の(4)というふうなんですが、そこのところでは、78件の11人、それから15条の7の(5)、5項については、生活保護の該当になったとか、病気、失業等によりとか、病気、失業等により生活保護程度の収入になったとか、自己破産し、処分できる財産がないとか、そういった方が10人おります。92件です。それから地方税法第18条といいますのは、5年を経過したもの。ただ、ここで単なる5年を経過したから下ろすというわけではなくて、途中、時効中断というのもありますから昭和63年度分なんかも、中にはあるということで、そういったところが29人ほど、おりました。それから、その下の段にいきますと、法人なんですけれども、15条の7の5項関係では、2人です。18条関係では、2人です。それから固定資産税のところで4項関係、(4)のところは、10人おりました。5項の関係では、4人おりました。18条関係では、22人おりました。軽自動車関係の7条の、7の5の、5項関係では、5人おりました。18条関係では、10人です。特別土地保有税につきましては、1件でありました。そういった内容になっております。

委員長(菅原 傳君) 小泉委員。 

委員(小泉 光君) 伺います。実績報告書の15ページですね。ここに町のホームページに訪れた人の人数が、19年度は588人ありますが、これはモバイルサイト、これは携帯のホームページも入れた数字でしょうか。それとも、パソコンのホームページだけの数字でしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) 携帯でも見られるようなサイトにしていますが、こちらはパソコン上のホームページというところでございます。

委員長(菅原 傳君) 小泉委員。

委員(小泉 光君) まあ、これは感想なんですが、この数字は決して多くないと、実は思います。まあ、県内では仙台市に続いて、第2位の評価を得ているということですけれども、全国1,600自治体のうちベストハンドレットぐらいには、是非、入っていただきたいという期待もあります。もうひとつ、ついでに、言うんですけれども、隣の隣接した町の住民からは富谷のホームページは非常に見やすいねという声も、何人からは聞いておりますので、確かに、その仙台市に続いて、第2位だというところは理解するところではありますけれども、やはり、もう少し、訪れる方の人数を増やしていただきたいと。で、その手段の1つとしてはですね。ここにも双方向のコミュニケーションということを書いてますけれども、確か、前回か、前々回の一般質問の時に、課毎のメールアドレスを8月頃ぐらいには、なんとか公表したいという事が、町長から発言がありましたけれども、まだ、その、このホームページ上には、課毎のホームアドレスは載ってなかったというようなたしか気がしているんですけれども、その進捗状況はいかがでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) 現在、課のアドレスを公表しております。ホームページでも公表しております。

委員長(菅原 傳君) 小泉委員。

委員(小泉 光君) 私の認識不足で申し訳ありませんでした。1日、3回から5回ぐらいは、町のホームページを開いているんですけれども、そういうことが起こりうるということかなあと、まあ、それもあるんだなあと。それからですね。やはり、災害とか、あるいは、アクセスの容易性を考えると、やはり、携帯のホームページというのをもっと充実させるべきだろうと。富谷の広報紙にQRコードなどを入れてですね。簡単に町の携帯サイトにアクセスできるような方法なんかも、是非、考えていってほしいと思うんですけれども、そのへんの考えはいかがでしょうか。質問いたします。 

委員長(菅原 傳君) 経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) まず、ホームページにつきましては、情報を即座に発信できるという特異性がありますので、町としても充実を図っていきたいと思っております。特に、最近、いろいろなモバイルも出ておりますので、そういったところにも十分、対応できるように、今も検討しておりますが、さらにアクセスしやすいように、また、何度も訪れて、更新もスムーズにいくようなところを取り組んでいきたいと思っております。 

委員長(菅原 傳君) 小川委員。  

委員(小川 昌義君) ちょうど、15ページが示されましたので、そこのところで質問したいと思います。ホームページにアップする際にですね。どのような手順でアップしていくのか、お伺いします。 

委員長(菅原 傳君) 経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) 各課の情報が主なものになっておりますので、各課にホームページの担当者がおります。そこで、随時、自分の課の情報が、そこで更新できるようになっております。あと、トップ画面につきましては、やはり、町の1番最初の画面ですので、それは、うちの課が担当してやっております。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。            

委員(小川 昌義君) 各課の担当者が、そうしますとアップをしているわけだと思うんですが、そのアップする前に、この各課長というか、管理職、町長、副町長を含めて、そのアップする内容がいいのか、どうなのかというようなことはしているのでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) 町長までの報告はとっておりませんが、各課の長の責任を持ってということで、載せるに当たっては、うちの課が最終的に判断して行なっております。 

委員長(菅原 傳君) 小川委員。  

委員(小川 昌義君) それでは、ホームページを見ていますと、富谷町のホームページ。それから議会のホームページ。それから教育委員会のホームページというふうになっていますが、まあ、教育委員会は、別枠のように一般質問で、お聞きしているんですけれども、議会のと、それから今、富谷町のホームページの容量というのですか、どの程度の容量で、容量がなければ、何対何とか、ないしは、容量はどうなっているのかお聞きします。 

委員長(菅原 傳君) 経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) ちょっと容量については、この場では、まだ、わかりませんが、現在では、今の情報量ですと十分なぐらいは保っております。ただ、議員がおっしゃる、多分、町のホームページに、議会のホームページの欄があるので、そうじゃなくてという意味だとすれば、これは議会サイドとのご相談になっていくと思いますが。     

委員長(菅原 傳君) 小川委員。  

委員(小川 昌義君) わかりました。その他のホームページ内のですね。検索エンジンなんですが、どうも、私だけかも知れませんが、直ぐに検索できないんですよね。例えばの話、長期計画ありますよね。長期計画の中で一般質問した中身で、例えば、緑、緑豊かな、と検索したとしますと、その緑豊かな項目が、ぼつ、ぼつ、ぼつ、出てくるんですが、誰が、どこに、検索できないんですね。できないというか、全部、読まなくてはならないと。例えば、4月定例議会の中身を、誰が、どこで発言したのかというのが、全然、見えないという、こういう不便さがあるんですが、この検索エンジンを検討したことはありますか。 

委員長(菅原 傳君) 経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) 検索については、ホームページの命でございますので、容易に得たい情報に、辿り着くというのが、最大の目的でございますので、確かに、ちょっとわかりにくいところもあります。現在、ホームページもリニューアルをもっと充実させていこうと思っておりますので、今後に、ご期待いただきたいと思います。よろしくお願いします。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。  

委員(小川 昌義君) 町の現在、使っているソフトなんですが、私が、勝手に質問しないで、答えてしまうんですが、オフィスを使っていると思うんですね。多分、要するに、経費削減から考えてですよ。経費削減から考えて、ユニックスとか、オープンオフィスなんかの導入というものを考えたか、どうかをお聞きしたいと思います。 

委員長(菅原 傳君) 経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) ホームページのだと、全体のだと総務の電算係なんですけれども。

委員長(菅原 傳君) ホームページの件ですか。

委員(小川 昌義君) 違います。ホームページではなくて、要するに全体の経費削減ということを考えた場合、今、使っているアップリケショーンというあるんですが、これが、私が想像するにはですよ、マイクロソフトのオフィスというのを使っているのではないかと思うんですが、そうではなくて、今は、例えば、セキュリティを考えるならばユニックスを使うとか、それからオフィスであれば、オープンオフィス。まあ、要するにお金がかからないオフィスですね。というものを使って、できるんだということについて、この、その他に安いものがあるか、どうかわかりませんが、今は、要するに自分がソフトを買って入れるのではなくて、要するにインターネット上に、あるソフトを利用してやるんだと、いわゆる我々も含めて、そういう時代に入っているわけですが、そういう意味で、ユニックスなり、オープンオフィスというものを検討するのか、どうかということなんですが。

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) 導入につきましては、慎重に検討して進めていきたいと思います。

委員長(菅原 傳君) ほかに質疑ございませんか。

委員(小川 昌義君) はい、委員長。委員長。

委員長(菅原 傳君) ちょっと、小川委員に聞きますが、あと何件ぐらいございますか。

委員(小川 昌義君) あと、2点だけ。  

委員長(菅原 傳君) 2点ですね。はい、小川委員。

委員(小川 昌義君) 大変、申し訳ございません。飛び飛びになって。19ページの男女共同参画なんですけれども、永野委員からも先に質問されたわけですが、これについて、この町の中の男女共同参画というか、町と言うか、役場のですね。という意味では、評価はするわけですが、富谷町にある企業全体の企業なり、それから町内会なり、こういったものの、そういうこの推進していくというか、男女の登用というか、こういったものを考えているかどうか。

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) 町におきましては、総務課におきましては、町内企業の集計を行なっておりません。これらの企業につきましては、産業振興課等々の協力をいただきながらの普及というものが必要なのかなと考えているところでございます。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。

委員(小川 昌義君) 最後になりますけれども、28ページのところで、税の増収のことで上がっているわけですけれども、この中で、先ほど、課長に、ちょっとお聞きして、銀行が、一定の銀行しかないと、富谷町の場合ですね。県内でも、また、七十七銀行とか、農協とかというふうに、納税先がそういうふうになっているわけですけれども、それはいいんですが、要するに納税をするために、今、新たに銀行協会が行っているペイジーという収納方式というのがあるんですけれども、これは宮城県で、初めて、自動車税で導入してきたわけですけれども、まあ、全国的には、町村は、まだないんですが、市なんかでも、税の徴収については、このペイジーというところを利用して、徴収しているわけですけれども、こういうものについて、富谷町としても、費用対効果というか、そういうのもあると思うんですけれども検討できるのか、どうかお伺いします。最後になりますが。  

委員長(菅原 傳君) 税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君) ペイジーという納付の方法ですか。そういったものを宮城県でやっているということで調べてきました。そうしましたら、ATMとPCモバイルということで、全体の利用率を考えると現在は4%になっていると、この前の一般質問でも、コンビニ納付とか、クレジットとか、このペイジーとか、1人、1人の納付の機会を拡大するということについては、大変、いいことだとは思っております。ただ、その反対にですね。それの負担という、今度、町に向けたときにですね。納税者の方々にとっては、納付の機会が、色々、増えるという事で、コンビニであれば24時間で、ペイジーであっても自分のパソコンから、いつでもということで、機会は増えて、大変、結構なんですけれども、町の側にしますと、この県でのペイジーのシステム導入で、約1億円という事と、それから納税のための、その負担ですね。取扱い手数料。現在、郵貯の場合、33円。それ以外の銀行で34.65円という金額を県では負担していると、それから、収納代行機関につきまして1件当たり15円、月にして、月で、月割りもあるんですけれども、それが12万5千円という開発のみならず、維持の経費についても、だいぶ、大きな金額を負担しているということでございますので、先ほど、議員がおっしゃいましたように費用対効果という全体的なもので、考えていかなければならないなあというふうに、今は、考えています。

委員長(菅原 傳君) ほかに質問がございませんか。それでは、この際。ちょっと、質問予定の方は、手を挙げてください。もう少し続行しますか。お1人でね。わからない。それでは、この際、14時20分まで休憩します。
午後2時07分 休憩


午後2時20分 再開

委員長(菅原 傳君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。先ほどの伊豆田委員の質問に対して、財政課長より補足答弁がありますので、ご説明願います。  

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 先ほどの学校図書の交付税算入額でございますが、平成19年度普
通交付税の算入額が1,655万円でございます。算入額でございますので、措置額ではございま
せん。

委員長(菅原 傳君) なお、これからの質問の際にですね、款、項、目、ページを示していただければ、大変、わかりやすいので、よろしくお願いします。それでは、質問を続行いたします。安住委員。

委員(安住 稔幸君) 決算書38ページ。上段の方の財産貸付収入。節が土地建物貸付収入とございまして、165万の、およその予算に対しまして、240万ちょっとでありますけれど、だいぶ、予定より増えておりますけれども、その理由をお知らせください。

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) まず、件数等の増加でございます。まあ、行政財産等で、上桜木地内にございます保育所、保育園の脇でございますか、あの用地等の貸付等が1月頃から行なわれたりして、そういういった要因で増えてございます。

委員長(菅原 傳君) 安住委員。

委員(安住 稔幸君) 今の、そうしますと、予想外という事だったのでしょうか。そのへんをお聞きします。

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 予想外という表現が当たるかどうかはわかりませんけれども、こちらとしては予定していなかった部分でございます。

委員長(菅原 傳君) 安住委員。

委員(安住 稔幸君) わかりました。同じページで、寄附金のところの一般寄附金、39万8千円ほどありますが、これの内容をお知らせください。 

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) こちらは開発指導要綱に基づくものでございまして、西沢地区にアパートを建築された開発者の方から、指導要綱に基づいて頂戴した金額でございます。

委員長(菅原 傳君) 安住委員。

委員(安住 稔幸君) 続きまして、決算書の方ですが、54ページ。54ページ下の方の財産管理費の需用費、これが、不用額が2,500万円ほどの予算に対して、約2割近くの450万円超が出ていますが、この不用額の中身というか、どのような傾向のものが出たのかお願いします。 

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 消耗品とか、燃料費で、当初予定していた金額を下回った結果でございます。

委員長(菅原 傳君) 安住委員。

委員(安住 稔幸君) この中には、燃料費とか、光熱費とかで、昨今の非常に上がっている物もございまして、契約での納入でありますので、そう大きく差はないのかなぁと。予定よりですね、と思いますけれども、それにしても大きな割合として不用額が出ていますので、その消耗品だけでの、差額と考えてよろしいのでしょうか。だけということではないんですけれども、主なものとして。 

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 大きな物としては、消耗品で180万円ほどございまして、そういうところかと思います。

委員長(菅原 傳君) 安住委員。

委員(安住 稔幸君) ちょっと、はっきりわからないんですけれども、これは光熱費なんかでも、だいぶ安くなっているということでしょうか。  

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 高熱水費、当初、見込んだよりは低くなってございますが、あとは、修繕は発生した場合に、予定した金額等もございますので、そちらも含まれてございます。

委員長(菅原 傳君) 安住委員。

委員(安住 稔幸君) わかりました。その次はですね。72ページ。72ページの県議会選挙費のほうでお聞きします。ええとですね。県議会でなくて、その上の町議会ですね。すみません。町議会のほうで需用費。この予算書として出てこないんですが、前に補正予算で出て、これに含まれているか、一応、お聞きします。あの、私ども町会議員の昨年の選挙は無投票ということで、なりました。それで、選挙はがきというのがございまして、確か、私たち1人、1人、800枚まで許されているようだったと思います。それに対して、無投票になりましたので、いわば、その発送しなくても済んだ状況にはなっているんですが、これ実際に、どのくらい選挙はがきとして利用されたか、おわかりですか。費用は。

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) あの今の安住議員さんの選挙はがきにつきましては、個人が出すわけですから。違う公費で、ああそうですか、実質に出された方は、ゼロということでございました。

委員長(菅原 傳君) 安住委員。

委員(安住 稔幸君) 実質ゼロですね。なんか出されたような話も聞いたもんですから。誰と
 いうのはわかりません。実際、昨年の春の選挙の時には、選挙はがきを出した方はいらっしゃらなかったということですね。再度、確認いたします。 

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) 確認してゼロと、ありません。というのを確認してから回答させていただきたいと思います。

委員長(菅原 傳君) 安住委員。

委員(安住 稔幸君) じゃお願いします。その下の県議会議員の選挙費でありまして、ここの職員手当等に、470万円ほど、使われていますが、これの大まかな明細をお聞かせください。 

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) ええとですね。投票の職員の時間につきましては、1人、いくらでしたよ。ということは出せますけれども、その他に、総務課の期日前投票等々の従事につきましては、個人の職員の時間外ということで支払をしておりますので、今の議員さんのご質問の明細、今、持っておりません。後で、総務課のほうに来ていただければ、お知らせいたします。

委員長(菅原 傳君) 安住委員。

委員(安住 稔幸君) 私が、特に、お聞きしたいのはですね。投票日の職員の方の人数とどのくらいの手当てを、投票日、いや、開票ですね。開票に当たっているかをお聞きしたいということであります。後でで結構ですから県議会と、次のページの参議院のほうも、それをお願いします。それでは、続きまして、今度、実績報告書のほうに移ります。実績報告書16ページ。この中にですね。下のほうに交通安全対策とありますが、実績の中に、新入学児童安全グッズブザーの交付とありますが、これは659名で、4万9千円ということなんですが、どういった物なのでしょうか。

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) 対策監のほうで。

委員長(菅原 傳君) 総合防災対策監。 

総合防災対策監(磯部 俊彦君) あの掲載のとおりでございまして、危険を感じた時に使う物です。

委員長(菅原 傳君) 安住委員。

委員(安住 稔幸君) よく売っております。ボタンを押すなり、紐を引っ張ると、大きな音がするという、それでしょうか。

委員長(菅原 傳君) 総合防災対策監。 

総合防災対策監(磯部 俊彦君) いろいろなタイプがございますけれども、そういった物とご理解いただければと思います。

委員長(菅原 傳君) 安住委員。

委員(安住 稔幸君) 普通、市販で売っている物を見ますと、安くても5、6百円。良い物ですと、1千なんぼという高い金額がするんですけれども、659名で、この金額で納まっているので、それとは違うような気がするんですけれども。いかがでしょうか。

委員長(菅原 傳君) 総合防災対策監。 

総合防災対策監(磯部 俊彦君) あの単価は、いろいろありますので、この金額で出しています。

委員長(菅原 傳君) 安住委員。

委員(安住 稔幸君) 実際は、どのような物を配られたのか、後で結構ですから資料を私のほうによろしくお願いします。前のページの、ホームページについてでございまして、やはり、町のバリヤーフリーというか、そういったものを取り組んでいる、いや、バリヤーフリーというわけではないんですけれども、そういったものに取り組んでいるもので、例えば、バリヤーフリーとは関係ありませんですね、情報というんでしょうか、例えば、役場にATMがあるとか、例えば、今ですと各小中学校にAEDとかが置かれておりますけれども、そういったAEDが、どこどこの公民館に配置されているとか、町内の方が見られる。また、町外の方も見られる。また、オストメイドのトイレが配置されているとか、そういったものをホームページに載せたほうがいいと思うんですが、このへん検討されたのでしょうか。

委員長(菅原 傳君) 経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) 検討ということはしておりませんので、今後、そういったところも配慮していきたいと思っております。

委員長(菅原 傳君) ほかにございませんか。相澤委員。

委員(相澤 榮君) 実績報告書の3ページですけれども、職員の健康管理事業でお伺いします。生涯学習課の職員がいろいろな事情で、事故で亡くなった経緯もあるんですけれども、健康診断受診者数は、まあ、受診率100%とあります。それで、この中で、要指導という部分は、どれぐらいあるのか伺います。 

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) 要経過観察というような分け方でございますけれども、38名おります。そのうち治療中が21というふうな状況です。

委員長(菅原 傳君) 相澤委員。

委員(相澤 榮君) それは回復の方向に向かっているんだと思うんですけれども、
ここに見えない部分で、例えば、精神的にですね。うつかげんになっているとか、そういう部分で
休んでいる職員がいるかどうかお聞きします。

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) 19年度中においては、2名休んでいる職員がいたということです。

委員長(菅原 傳君) 相澤委員。

委員(相澤 榮君) その2名の方についてはですね。産業医委託という部分があるんですけれども、そのへんの指導は順調に行なっているのでしょうかお伺いいたします。 

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) 産業医の方には、お会いをしていただきましたし、あと、担当としても、いろいろ相談を受けて、産業医の方の相談をいただきました。

委員長(菅原 傳君) 相澤委員。

委員(相澤 榮君) 指導もされているということですけれども、こういう部分に関しては、非常に見通しがわからないんですけれども、回復してですね、職場復帰できる状況下にあるのか伺います。 

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) 20年度になりまして、復帰はしますけれども、やはり、また、ある期間を置いてしまうと、また、届け出が出されて、病休というような形になっております。

委員長(菅原 傳君) 相澤委員。

委員(相澤 榮君) 今までの経過の中でですね。今まで2人ということなんですけれども、18年から19年、19年に入ってからという部分なんですけれども、その前の流れから見てですね、大体、同じ人がそうふうになるのか、それとも、新しく、こういう病気になるんだかということはわかりますか。

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) どちらかというと、以前に休んだ方のようです。

委員長(菅原 傳君) ほかにございませんか。山路委員。  

委員(山路 清一君) 質問に入る前に、前回も、私、一般質問で、お話したんですけれども、町長にも答弁をもらっています。町の職員の方、バッジを付けて、是非とも、お願いいたします。それでは実績報告書3ページなんですけれども、この中にですね、職員の方が人間ドックに入っております。この人間ドックというのは、1泊ドックでしょうか。それとも半日ドックでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) 人間ドックにつきましては、半日ドックでございます。 

委員長(菅原 傳君) 山路委員。  

委員(山路 清一君) 半日ドックの場合ですねえ、保険組合のほうからの何か、援助金か何かございますか。お伺いまします。

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) 共済組合のほうから援助費が出ております。

委員長(菅原 傳君) 山路委員。  

委員(山路 清一君) 次にですね、実績報告書の25ページなんですけれども、この中にですね、各種使用料というのがあります。この中の光熱費等関係なんですけれども、平成19年度がですね、18年度に較べて、かなり伸びておりますけれども、このへんは機構改革のためでしょうか。それとも、何か理由があって、このようになったのでしょうか伺います。

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 全庁的には、機構改革というか、10月の異動の関係で、庁舎内で職員が10名ほど増えてございますし、中のいわゆる整備なり、なんなり、そういった影響もあろうかと思いますし、あと、若干、意識の部分が少し緩くなってきているのかなという認識はございます。

委員長(菅原 傳君) 山路委員。  

委員(山路 清一君) ISOのですね。14001取得いたしまして、昨年度までですかね、行なっていたのは。あのISO14001が止めまして、私もISO9000から関係したことがございますけれども、その中で、やはり、維持管理というか、経費が非常にかかるということで、私は当然、止めてもですね、もっともだという感じがします。この中で、やはり、気の緩みがないようにですね、今後、どのように町のほうは、ISO14001、せっかく取得したのを取り止めていますので、今後、どのようにそのへんを取り入れていくのかお伺います。

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 以前に戻ってということではございませんが、そういう意志をついでの取り組みを考えて参りたいと思います。

委員長(菅原 傳君) 山路委員。  

委員(山路 清一君) 実績報告書の5ページです。この中にですね、「あなたの声をまちづくりに」ということで書いています。手紙で71通、メールで45通、計116通、平成19年度にありますけれども、この中身に関しては、どのようなことが多かったのかお伺いします。

委員長(菅原 傳君) 経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) 内容については、多岐にわたるものが多いのですが、やはり、道路のことであったり、身近な話題が多く寄せられています。

委員長(菅原 傳君) ほかにございませんか。佐藤委員。

委員(佐藤 克彦君) 富谷町内の町内会館の年度別、建設30年以上、40年以上、50年以上、実績報告書21ページです。をお知らせください。 

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) 今日ですね、手元にあるんですけれども、議場に持って来ておりませんので、後、お示ししたいと思います。

委員長(菅原 傳君) 佐藤委員。

委員(佐藤 克彦君) その中で、現在、汲み取り式のトイレの町内会館は、いくつあるでしょうか。

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) ちょっと、正確な数はわかりませんけれども、少ないと思います。 

委員長(菅原 傳君) 佐藤委員。

委員(佐藤 克彦君) 私が質問したいのは、50年近くになる40年過ぎた会館というのは、そろそろ建替え工事をしなければならないと、その後、検討はどのようにしたか。お伺いします。 

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) 要望等々、あと、年数の古い町内会館は把握しておりますけれども、それについては、先ほど、町長も言ったように必要性等々を検討しながら年次で整備をしていくという考えは変わりませんので、そういう形で、年次、整備をして参りたいと思います。

委員長(菅原 傳君) 佐藤委員。

委員(佐藤 克彦君) 実績報告23ページ。現在、富谷町内の消防の火の見やぐらはいくつありますか。お知らせください。 

委員長(菅原 傳君) 総合防災対策監。 

総合防災対策監(磯部 俊彦君) 大変、申し訳ありませんが、掌握していませんが、逐次、取り壊して、変更している状況です。

委員長(菅原 傳君) 佐藤委員。

委員(佐藤 克彦君) 私も、前に一般質問でやったことがありますが、現実に、火の見やぐらに上がれなくて、ホースを干せない消防団がいっぱいあるわけですよね。16分団の中に。16班の中に。そのポール建設をどのように、随時、検討していくのかお知らせください。建て替え。

委員長(菅原 傳君) 総合防災対策監。 

総合防災対策監(磯部 俊彦君) ポンプ小屋建替えと併せて、平行しながらホースの、何と言いますか、乾かす物と言いますか、そういう所で、火の見やぐらから随時、変更していくということです。

委員長(菅原 傳君) ほかにございませんか。高橋委員。  

委員(高橋 敏夫君) 実績報告書の26ページ。入札契約業務と物品管理業務の点で、お伺いします。事業の目的として、「最も有効な方法で事業の履行を確保し、適正かつ公正な入札を行うなどの効率的な事務処理に努める」と目的にございますが、まず、入札に当たっての仕様等は、財政のほうで決めるのか、まず、聞きます。 

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 仕様等につきましては、事業担当課のほうで行ってございます。

委員長(菅原 傳君) 高橋委員。  

委員(高橋 敏夫君) 私が、今、聞いたのは、例えば、学校の工事の中で、それぞれの仕様が、だいぶ違うなぁと。教育委員会なら教育委員会で上がってきた物をチェック機構というものは、財政なり、それから執行部であるのかどうか、まず、聞きます。

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 設計の段階で、まず、設計管理の業者等がございます。そちらの設計を受けて、内部で検討する機会を設けてございます。

委員長(菅原 傳君) 高橋委員。  

委員(高橋 敏夫君) やはり、教育委員会で、どれだけの工事内容を知っているのか。例えば、耐震工事を行うということを決定いたしましたとしても、設計者が、教育委員会では、ある程度の内容を指定設計を委託すると思うんですね。それで、設計委託することに関しては、入札で設計委託の業者を決めますけれども、その仕様なんですね。その仕様をもう一度、検討するものが、逆で、違うと思うんですけれども、入札の業務の中で、選定委員会開催件数が30件とある。しかし、その中は、入札の指名業者だけを選定するものなのか、内容を吟味するのか、そのへんのところを、内容は吟味しませんか。

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 設計の詳細に関わる部分までは、入ってございません。

委員長(菅原 傳君) 高橋委員。  

委員(高橋 敏夫君) これは教育委員会のほうで上がってきたことを、まず、予算というもので、まず、設計が一番最初ね。積算をして、予算に連れていくということが、普通のやり方だと思うんですね、まず、設計をするに当たって、教育委員会、また、都市整備が入ってくるのか、どういう内容で、設計を委託、いや、仕様委託をするのか、それを財政ではしないということですか。

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 学校を例にとりますれば、担当が現在であれば学校教育課、都市整備課が中心になってやってございます。

委員長(菅原 傳君) 高橋委員。  

委員(高橋 敏夫君) 私は、例えば、ゼネコンの中に含む工事内容と、あと、やはり、いろいろな事に分散するのに、何かマンネリ化がしているというような気がしておったんです。と申しますのは、よく、ダムウェターとエレベーターをよく聞きますけれども、ダムウェターは、昔は人が乗らないからゼネコンの中に含んでおりましたが、やはり、今は全部、エレベーターを昇降機と言いますけれども、それが全部、ゼネコンに発注されている。で、どこで一番、僕が言いたいかというと1トンのエレベーターもあれば、600もあれば、400もある。これの平等性を、どこでチェックするのか。そこのところが非常に、その、どこで管理をしているのか、管理と業務発注というのかなあ。僕は、やはり財政課かなあと思っていたけれども、ともかく、じゃ、あけの平小学校の耐震工事を始めるよと言った時に、どういうな形で、教育委員会だけでするものなのでしょうか。

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 基本的なところでは、まず、学校部分でございますので、教育委員会、それから工事が関係する都市整備課が中心になります。

委員長(菅原 傳君) 高橋委員。  

委員(高橋 敏夫君) やはり、私の考え方からすれば、すべて学校の施設は平等でなければ、おかしいと思うんですよ、どこから、これだけの職員さんがいっぱいいるのに、片方は1トン、片方は400キロ、600キロ、こんな馬鹿な、やはり、どこで、それをチェックしているのかと、ですから、今、ちょっと遠まわしに、どっちを攻めていいのかと思ったので、財政のお仕事の内容、指名委員会とか、そういうのはわかっています。指名とか。でも、一番、大事なのは、予定価格を決めるのにね、やはり、そういう物をどれだけ分析してくるのか。そういうものを含めて、やはり、していくべきではないかと思って、今、聞いたんですけれども、その件に関して、町長、どうですか。

委員長(菅原 傳君)若生町長。

町長(若生 英俊君) 高橋議員の今の内容ですね。私も非常に通ずるところがありまして、内部に入って見て、そのように思います。学校の耐震、あるいは、耐震改修とか、改修とかと言った時に、出だしの、いわゆるそれを組み立てる、いわゆるコンサル業者さんといいますかね。そういった所からスタートするわけなんですね、その業者さんを選ぶ作業、そして、学校でいえば学校教育委員会、学校教育課が、どういう範囲の、どういう内容をするということを折り合わせをしながら枠組みを決め、その枠組みを持って、仕様が決まっていくと、それを持って選定委員会で、業者さんの範囲というようなことで、いわゆる入札の一般競争入札の場に入って行って、そして、最初、その仕様に合わせて金額が、それぞれ札が入れられていくというふうなことですね。ですから私が、不十分さは、その統一性だとか、その議員がおっしやるような施設の平等という言葉でかとおっしゃる。例えば、トイレの和便器から洋便器に換えるおりとか、暖房便座なのか、そうでないのかというような議論もあってね。今回、東向小、富ヶ丘小については、和から洋便器に変えるには、洋便器には電気配線もして、暖房便座にするというようなことにしたんです。そのような方法で、できないかという事で決断をしました。今までの流れで、暖房便座をつけないままの方策もあるんでしょうけれども、やはり、どこかで、家庭でも、暖房便座で行ってる、来てる中で、私は基本的には、和から洋にということで、そして、また、利便性をということであれば、当座は暖房をつけないとしても、コンセントの配置ぐらいはですね、やはり必要な要件ではないかなあと思いがします。そういうような物は、会館を造る時にも、そのような感じがしますね。見てて。今までの流れの中で、ずっと行くというものもあるし、今までの流れ時代と合わせて、ある時点で変わる。今までの部分は、また、折り返し遡って手を入れるべき所は、必要な所は、やらざるを得ないと、そんなふうなことになるのではないのかなというふうに思いますね。十分、結論はですね。もう少し、改修にしろ、何にしろ、やはり、そこに、きちんと、最大点は何であるのか。きちんとした統一感だとか、エレベーターの件はわかりませんけれども、1,000キロと、400キロと、600キロとあるのかどうか、ちょっと定かではありませんけれども、要するに、1,000があり、500があってもいいと思うんですけれども、必要な時、10年、20年先を見越して、十分なる、その利用に耐えられるかどうかという検証をですね、十分にした上で、結論を出して、最終的に、その予算と範囲の中で、おのずと一定のルールの中で決めていくものではないかと思います。十分に、今、議員と課長のやり取りの中で、私のほうに、こう指名、指していただきましたので、思いを議員と同じであるということと、是非、今まで以上のですね、取り組みをしていきたいと、そんなふうに思います。以上でございます。中途半端な工事でない、しっかりとした物をですね。やはり10年、20年先に残す必要が、私のほうに求められているのではないかと、そんなふうに思います。

委員長(菅原 傳君) 高橋委員。  

委員(高橋 敏夫君) まあ、そのへんを十二分に、課題といいますか。そして、やっていただきたいと思います。次にですね。細かいことですが、共通物品等単価契約状況の中で、間違っているのか、間違っていないのか、ちょっとわかりませんが、コピー用紙、B5、2,500枚が840円、確か、18年度のあれでは、千円を超えていますね。それで、あとのA4は、1,260円、これは昨年度と一緒。それからB4、これも2,500枚で、若干の10なんぼ違うぐらいなものです。あとはA3のほうも、そんなに大きく変わらない。なんで、B5だけ、こんなに下がったということはわかりますか。 

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) こちらは競争入札による結果でございまして、B5の需用が、一般的にはA版使用とか、そういったものが主流になっておりますので、そういった部分で、ちょっと品物が、だぶついているとか、そういった部分が影響しているのかもしれないと思っております。

委員長(菅原 傳君) 高橋委員。  

委員(高橋 敏夫君) あの予定価格をね、決める時に、これだけのたとえば差がついたということで、安ければ、それは良いですけれども、そのへんのところは感じなかったのかということです。

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 安ければ良いというものではなくて、やはり、安くても良い物をという気持ちで望んでおりました。 

委員長(菅原 傳君) 高橋委員。  

委員(高橋 敏夫君) その中のところで、A重油、灯油、ガソリン、軽油がございますが、これも、色々なところから物価が上がってきたということで、確かに、A重油は、12月から8,290円、1月、2月、3月は、8,190円、それで灯油のほうも、あれですが、これが86.10円というようなことで、12月からなっていますけれども、ガソリン、これが大きく変動していないということで、これは富谷の町の人が、ほとんどやっていると思うのですが、この点に関して、ちょっとガソリンと、それから、あと、重油、このへんのところが、ちょっとだいぶ、崩れていることに関しては、ちょっとお聞きしたいのですが。

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) この価格の変動でございますが、いわゆる4月以降に暫定税率の関係がございましたり、あとは、原油の高騰といったそういうものが、大きく出てきておりまして、金額的な変動は、20年度4月に入ってからというようなことで、昨年というか、19年度も変動はございましたけれども、現在、知る由、今ほどのレベルではなかったということでございます。

委員長(菅原 傳君) 高橋委員。  

委員(高橋 敏夫君) あと、落札率。5年ごとに出ていますが、ほとんどが、70%台が17年度ぐらいまでは続いていたのが、今度は18年、19年度で80%を超えているということになっておりますが、やはり、この予定価格との兼ね合いを私はいつも重視するのですが、予定価格が、十二分な予定価格というものが、さっきみたいに出ていると十二分な算定ができないというようなことを考えると、この80と70のものは、どのような見解をもっているかお聞きします。

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) 委員がおっしゃるとおり予定価格、最も大切な部分だと思います。じゃ、この落札率がどうなのかという話になりますけれども、決して、常識を超えているわけでもないし、はずれているわけでもないという、一応の線で行っているのかなあというふうな認識でございます。

委員長(菅原 傳君) 高橋委員。  

委員(高橋 敏夫君) 落札率。今、非常にね。業界厳しいところで、上げるだけ、上げたいというような面もありますが、実際、予算ですから、これは色々な面で100%なんていう事があったら公平な入札とか、そういうものにはならないと思いますが、実際に、予定価格を決めて、落札率に関しては、妥当な線というのは、お持ちですか。

委員長(菅原 傳君) 財政課長。

財政課長(渡邊 成一君) あの妥当な線という考えが、私どもで、できるかどうか、わからないんですけれども、こういった金額の中で、きちんとした工事はやっていただけるものだろうという認識はございます。

委員長(菅原 傳君) ほかに質疑ございませんか。今村委員。  

委員(今村 寿君) 決算書の71ページの3目。町議会選挙のことなんですが、いち早く補正を組んでおられますけれども、私、選挙公約の、選挙公約でない、いや、広報、選挙公報について原稿を提出したんですが、発行されなかったという経緯があります。これは無投票当選になったからだと思いますが、誰が、何を根拠に、配布、発行されなかったのかお聞きいたします。 

委員長(菅原 傳君) 総務課長。

総務課長(須藤 辰夫君) 公職選挙法に、無投票となった場合は、発送をしなくてもいいとうたわれているということでございます。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。  

委員(今村 寿君) 次回、無投票になるということは、ほとんどないと思いますけれども、ありえないという事もありません。経費は節減できますけれども、これは、やっぱりマニフェストの時代、従来の選挙公約でなくても、項目だけを挙げておけばいいという時代になくなっている時に、無投票であるからこそ、誰が、どういう主張をしていたか、これは明示すべき、大変、貴重なツールだと思います。はがきも止めた事だし、これはですね、是非、発行すべきだったと私は意見を持っております。また、町長にお聞きするのは酷かもしれませんが、予算執行者として、町長の見解も併せてお聞きしたいと思います。  

委員長(菅原 傳君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) あの制度上は、総務課長が、お話をしたとおりだと思います。そして、私も同じ立場ですから、皆さんが、広報を手続のおり、出されたかについては、目にしておりますので、それぞれ皆さんが、どういう思いで、町民の皆さんに訴えされたかということについては、当然、同じ立場なので、頭に入って、すべてだとはいいませんけれども、大丈夫です。全部、皆さんが、どういう思いで、どんな人を対象に戦われようとしたのかなというようなことは、当然、私も同じ立場であります。しかし、ただ、制度上、おそらく出さなくてもいいというのか、出さなくていいという規定は、よくわかりませんけれども、一般的には、その時点で、終わりという考え方なんでしょうかね。しかし、私は、先ほど、言ったとおりでございます。

委員長(菅原 傳君) ほかにございませんか。(「なし。」の声あり)
それでは質疑なしと認め、これで質疑を終わります。以上をもちまして、本日の議事を終了いたします。なお、次回は9月10日、水曜日に、引き続き行うことといたします。本日は、これにて散会いたします。ご苦労さんでした。  
午後3時02分 散会

平成20年決算審査特別委員会(第2号)

平成20 年9月10 日(水曜日)

富谷町議会予算審査特別委員会は、富谷町議会議場に招集された。

出席委員 18名

  • 委員長 菅原傳
  • 副委員長 山路清一
  • 委員 千葉達
  • 委員 相澤武雄
  • 委員 浅野幹雄
  • 委員 永野久子
  • 委員 佐藤聖子
  • 委員 伊豆田待子
  • 委員 安住稔幸
  • 委員 高橋敏夫
  • 委員 磯前武
  • 委員 市川壽藏
  • 委員 今村寿
  • 委員 相澤榮
  • 委員 佐藤克彦
  • 委員 細谷禮二
  • 委員 小川昌義
  • 委員 小泉光

欠席委員

  • 委員 土樋輪康雄

職務のため出席した者の職氏名

  • 議長 渡邊俊一

説明のため出席した者の職氏名

  • 町長 若生英俊
  • 副町長 昆野武裕
  • 教育長 千葉芳樹
  • 町民生活課長 奥山育男
  • 町民生活課長補佐 赤坂松子
  • 町民生活課長補佐 浅野康則
  • 子育て支援課長 八巻恵美子
  • 子育て支援課長補佐 富澤裕
  • 健康増進課長 小松巌
  • 健康増進課長補佐 泉川潤也
  • 長寿福祉課長 千葉美智子
  • 長寿福祉課長補佐 安積春美
  • 長寿福祉課長補佐 矢田守
  • 学校教育課長 瀬戸けい子
  • 学校教育課長補佐 佐々木俊男
  • 学校教育課長補佐 神田能成
  • 学校教育課長補佐 郷右近守
  • 生涯学習課長 佐藤信夫
  • 生涯学習課長補佐 齋藤洋子
  • 生涯学習課長補佐 石川康一
  • 生涯学習課長補佐 齋藤英男

議会事務局職員

  • 議会事務局長 亀郁雄
  • 次長 橘川栄

午前10 時0 0 分 開会

委員長(菅原 傳君)本日の出席委員18名であります。定足数に達しますので直ちに本日の決算審査特別委員会を開きます。  

認定第1号 平成19年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について

委員長(菅原 傳君)認定第1号、平成19年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
 なお、本日の日程は一般会計のうち町民生活課、子育て支援課、健康増進課、長寿福祉課及び教育委員会の所管に属する決算について審議をいたします。
 それでは、これから各担当課長より内容の説明を求めます。最初に町民生活課長。
町民生活課長、子育て支援課長、健康増進課長、長寿福祉課長、学校教育課長、生涯学習課長が決算書のとおり内容の説明を行った

委員長(菅原 傳君)以上で説明を終わります。これより質疑に入ります。細谷委員。

委員(細谷 禮二君)はい、じゃあ私のほうから4点ぐらい、1点目はあの、外国青年招致についての質問、2番目は学校給食、3番目は大黒澤苑と質問していきますが、まず1点目、外国青年招致について、(「ページ、ページを、細谷委員、ページをちょっと、先に言ってそれからやってください」の声あり)あ、ページ数ね、はい、実績報告113ページ、1日7時間、週35時間、1日この外人の授業時間は何時間持っているのかっていうことをお聞きします。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)授業時数につきましては、勤務が1日7時間ということでお願いしてございます。で、同一校へは2週間連続、週35時間の勤務となっております。

委員長(菅原 傳君)細谷委員。

委員(細谷 禮二君)私が聞いたのは、1日何時間の授業を行っているのかということです。1日7時間授業をするということは無いはずですが、そのところお聞きします。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)派遣いたしました学校によりまして、その授業時間はお任せしてるという段階で、7時間の中で授業の準備、それから授業というふうに取り組んでいただいております。

委員長(菅原 傳君)細谷委員。

委員(細谷 禮二君)それから、じゃあ、2人の外国人ですが、19年度富谷中学校は43、逆に東向陽台の方は101時間とずいぶんバランスがあるわけですが、その外人二人の学校の割り振りはどうなっているのかっていうことをまずお聞きします。 

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)英語の先生とかにですね、何処の学校に何時間っていうふうなまず希望を取りまして、行っているという状況ですので、その学校によってはまあ、少ないところもあるかなというふうに思います。ただあの、平均的にはその、週35時間で同一校2週間というところの中ではやっておりますけども、実際的にこういう結果になっているというところでございます。

委員長(菅原 傳君)細谷委員。

委員(細谷 禮二君)東向陽台中学校とそれから成田中学校の方は1人の先生で、大体190日ですか、そのようにちょっとお聞きしてますが、間違いはないかどうかっていうこと。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)はい、実績報告書のとおりでございます。

委員長(菅原 傳君)細谷委員。

委員(細谷 禮二君)だいぶあの、学校さんによって非常に差があるようですがこれはなぜなのかっていうことをちょっとお尋ねします。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)19年度におきましては、最初に説明させていただきましたとおり、途中でALTの契約を変更してるという時がありまして、その中で、富谷中学校、第二中学校、日吉台中学校への先生が1ヶ月程度お休みするようなことがありましたので、通常であれば東向陽台中学校、成田中学校のような時間数になったかと思います。

委員長(菅原 傳君)細谷委員。

委員(細谷 禮二君)なんか、これをこう見ていくと、大体2週間に1時間の割合で授業のように、こう感じるわけですが、一体、1時間授業で35時間ですか、年間にすると105時間の授業時数になるわけです。1クラスですね、やはり、こういう差がないように、まあせいぜい1単位の割合で、週1時間の授業で初めてそういう英語への関心とか興味、それによって効果があがってくるのではないかと思われますが、もう少しこの差を縮めて学校統一のようにこうしていったほうがいいんではないかと思いますが、いかがでしょうか。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)学校で取り組んでますその英語教育の中で、その英語の先生が、ALTをどのように活かしていくかというところの問題がございますので、あくまでも英語の先生にお願いしている状況でございます。

委員長(菅原 傳君)細谷委員。

委員(細谷 禮二君)じゃあ、このところはこのぐらいにしておきましょう。じゃあ次、学校給食についてお伺いします。124ページです。124ページ、5番目ですね、過年度の給食費、収納率が非常にこう、小学校26.1%、中学校が48%、まあ収納率普通からいえば大体50%以上超すのが普通だとおもわれますが、なぜ小学校の26%なのか、ちょっとその点をお伺いします。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)今あの、議員さんがおっしゃったのは過年度分の給食費でございまして、なかなかその、納めていただけないという状況で、職員がこまめに回収には当たってるんですが、なかなか難しいという状況になってございます。

委員長(菅原 傳君)細谷委員。

委員(細谷 禮二君)その下の方へ、未納繰越額が205万9328円とこうあるわけですが、これはそのままずっと繰り越していくのか、それともやはり収納させていくのか、その点をお聞きします。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)すぐにいただけないというところではございませんので、できるかぎりその収納するというところでお願いしているところでございます。

委員長(菅原 傳君)細谷委員。

委員(細谷 禮二君)大黒澤苑のことについてちょっとお伺いします。まあ、大黒澤苑も非常にこう、利用率が高くなればいいなあとこう状況を見ているわけですが、まああの、前年よりもちょっとこう減っているようですが、(「細谷委員、何ページですか」の声あり)あ、ごめんなさい、128ページです。まあ、18年度から19年度にかけて施設を利用する人がこう減っているようですが、やはりあの、私もこう行ってみて、苑内にあの、掲示板ですか、今月の花とか、こういう花が咲いてますよとか、そういうのがあれば、もっと利用率が高くなるのではないかなとこう思うわけですが、その点についてこうちょっとお伺いします。

委員長(菅原 傳君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)花のそういう開花がですね、情報等々につきましてはこれからの参考にまあ、させていただきたいというふうに思います。

委員長(菅原 傳君)細谷委員。

委員(細谷 禮二君)あと、私も前からお話したことがあるわけですが、広報とみやとか、それからコンサートなどをあそこでこう、開いていったら、もっともっと利用率、そういうものが高くなるんではないかなと思いますがその点についてちょっとあとお伺いします。

委員長(菅原 傳君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)確かに、ご意見のとおりですね、18年度にまあ比較すると、674名も減っているという状況、まあこれを詳しく見るとですね、施設利用のほうで町内の方が347名も減っていると、苑内見学でも同じような傾向にあるということなので、こちらのほうもう少しあの、コマーシャル等も必要なのかなというふうに思いますし、今おっしゃられたコンサート、そういったところもですね、受け入れ等々についてもこれから検討してまいりたいというふうに思います。

委員長(菅原 傳君)細谷委員。

委員(細谷 禮二君)最後にします。大黒澤苑の維持管理ということで、大分あそこは高齢者の人が利用率が高いんではないかと思います。で、玄関前の、特に階段のところですね、非常にこう急なので手すりなどをやはりつけて、やはり利用者の安全面も図るべきではないかと思いますが、一応お願いします。

委員長(菅原 傳君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)まさにそのとおりで、あの既存の階段がだいぶこう、段差が大きくてですね、高齢者の方にはちょっと迷惑をかけている状況にありまして、ちょっとあの、一部には補強はしたつもりなんですが、まああの、手すり等々については、まあ予算化も必要なので、今後検討したいと思っています。

委員長(菅原 傳君)小泉委員。

委員(小泉 光君)決算書の38ページ、ここの2項、財産売払収入ときて、節で1節、物品売払収入で3100万円ほどありますけれども、3100万円もの物品を売ったっていうのはすごいなと思いまして、一体どういうものが主にあったのかご紹介いただきたいと思います。

委員長(菅原 傳君)町民生活課長。

町民生活課長(奥山 育男君)ただいまのご質問の件ですけれども、内容的にはですね、廃品類、資源物の回収したものでございますが、一番大きいところではアルミ類が76トンぐらいで1234万5263円っていうふうな数字になってございます。まあ、その次ですと、紙類も大分あの値がよくなっておりまして、新聞、これが708トンぐらいで974万4741円という状況、次には、ダンボールが約193トンですけど、233万6000円というところでございます。あと、あの、ペットボトル、こちらのほうも大体224万6000円ほどですね、ペットボトルに関して収入となっている状況でございます。

委員長(菅原 傳君)小泉委員。

委員(小泉 光君)次の質問します。決算書56ページの13節上のほう、委託料、4400万円ほどあって、この中に住基ネットワークの委託というのがちょっとあの、数字聞き逃したのでもう一度お願いしたいと思います。(「すいません、何ページでございました」の声あり)56ページです。決算書の56ページ。

委員長(菅原 傳君)分かりました。町民生活課長。

町民生活課長(奥山 育男君)住基ネットに関します委託料のところでのご質問だと思うんですが、内訳といたしましては、あの行政実績報告書の15ページのほうに住基カード、住基ネット運用事業ということで、計上しているところなんですが、ちょっとこちらのほうご覧になっていただきたいと思います。こちらのほうが私さきほど説明したよりも詳しく内訳として載せておりますので、こちらをちょっと読み上げながらご回答にさせていただきます。システムの、住基ネットシステムの機器保守料といたしまして、住基ネットワークシステムの機器と住民記録システム機器、こちらについてはあの、19年3月から20年1月までの契約での金額、合わせて256万9140円となってございます。住基ネットワークシステムのサポートの業務委託料といたしまして、123万9000円、あと機器の更新をしたということで、住基ネットワークシステムの構築にかかる委託料としまして、409万5000円となってございます。システム機器の賃借料ということで、住基ネットワークシステムの機器については、再リース分、(1)番目としましては再リース分ということであるんですが、こちらは4月から1月までの10ヶ月間分で、20万8689円、あとあの、更新後の2月から3月分についてが新しい機械での賃借料が30万6012円というふうになってございます。あとあの、住基システムのソフトウェア賃借料として58万4840円、失礼しました、24万9690円です。住基カードが発行機、機械そのものの賃借料ですけども、58万4640円っていうふうになってございます。

委員長(菅原 傳君)小泉委員。

委員(小泉 光君)これらの費用に対しての、国からの補助というのはどのくらいありますでしょうか。

委員長(菅原 傳君)町民生活課長。

町民生活課長(奥山 育男君)こちらの費用の関係につきましては、今年3月でしたでしょうか、今村議員のほうからも住基ネット、住基カードの関係でご質問いただいた際に費用の関係でご質問いただきました。それであの、結論から申しますと、補助という形での支援はございません。ただあの、全国的に一斉にまあ、整備されたシステムの性質上、地方交付税というものの中で単位費用ところにですね、住民基本台帳費というところに住基ネットワークシステムの部分がですね、盛り込まれておりまして、大体あの、19年度の交付税のベースですと、250万前後が、これあの、世帯割でもって、いろいろとあの、基本のまあ、モデルがございまして、たとえば住基ですと3万9000世帯がまあ、標準の単位費用のベースになるんですけども、それに富谷町の世帯数の割合でもって、あといろいろとあの、日本全国バラバラ、地域性があるものですから、補正係数とかもありまして、そういったものを加味した場合に大体250万前後の金額が交付税として参入されているというふうに財政課のほうからは情報を得ているところでございます。

委員長(菅原 傳君)小泉委員。

委員(小泉 光君)そうすると、まあ、ざっくり言って約、なんぼになるんですかね、500万、600万、ちょっちょっと、ぱっぱっと足し算ですけど、まあ、そのくらいのお金がまあ、早い話町の持ち出しになってると。持ち出しという言い方は適切ではないかもしれませんけれども、19年度ですと、これは全部足して200何万円かになるんですか、19年度。3つ、顔写真あり、なし、公的個人認証足すとそのくらいになるんですかね、これ。いやはや、大変なお金が出てるもの、何とかなんないもんですかね、町長ね、これね。こう、やはり、住民の血税からこれだけお金、500万ぐらい出てて、わずか100枚、200枚っていうのは、これ、やはり維持していかなきゃいけないものなんでしょうか。どう思われますか町長。見解をぜひ、まあちょっとなかなか答えづらいとはおもうんですけども。見解をできればと思うんですが。

委員長(菅原 傳君)若生町長。

町長(若生 英俊君)以前にも話題というか、議論になった経緯があるかと思いますけれども、現状、公式見解といいますかね、確たるものは持ち合わせておりません。まあそれに付随すればいろいろこうシステム改修にあわせて、後期高齢者も含めてね、こういった費用かかります、国からこういった費用がってこう、決算書をもとに出ましたけれども、こういうのも常に動いているわけでして、頭の痛いもののひとつでございます。相共通する課題というようなことで、今後、課題として取り組んで行くことといたしたいと思います。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)実績報告書で伺いたいと思います。一番初めは実績報告書の40ページです。医療費助成です。昨年10月から乳幼児医療費が拡大されました。約半年の決算になるわけですが、町長の今回のあいさつの中に100%、98%とおっしゃったような気がしたのですが、100%でないという受給率が100%でないというのはどういうことなのか伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)乳幼児医療費助成に対しまして、担当のほうで手続きをしていますが、連絡がとれなかったり、事務手続き上の関係で100%にならないことで、今、手続きを進めているところで、100%を目指しております。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)乳幼児医療費、引き続きですが、対象者が1020人増えて額が3100万円ほど増えてます。この中で入院外が2900万円増えたのかなというふうに思っているわけですが、これで本当にその6歳まで拡大になったことを喜んでいる人たちがいるわけですが、この数字をですね、町としてはどのように分析しているのか伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)乳幼児医療費助成につきましては、100%目指しながら対応しております。転入者の多い町ですし、また子どもたちの多い町ですので、このまま6歳までの助成は伸びていくものと考えております。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)入院外がけっこう多いということを私は思ったわけですね。で、これでかなり救われているなと。入院する子どもたちは少ないということが分かるわけですが、さらにこの助成制度を拡大していくことが重要だと思います。それで、小学校卒業だとか、中学校卒業まで延ばしていく、拡大していくということについてはいかがでしょうか。伺います。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)昨年10月に始めたものですので、これから状況を見ながら進めさせていただきます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)実績報告書の53ページです。社会福祉総務費のところに、53ページのところに民生委員の推薦等の事務ということで載っています。ここのところと、その次にもまたがるのですが、伺いたいと思います。民生委員、54ページのところでですね、新任の委員が21人あってということになっておりますが、構成を伺いたいと思います。年齢、年齢で一番若い人、一番年長の方、平均年齢、男女の違い、ということでうかがいたいと思います。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)民生委員の、今おっしゃられたような細かいデータはただいま持ち合わせておりません。ただ、委員の方々はけっこう若くなっておりますし、女性の方も多くなっているという傾向ではございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)引き続きですが、行政区長と兼任している方はこの中で何人でしょうか。そしてまた、ほかの仕事、町のほかの仕事ですが、そのほかの仕事を兼任している人は何人でしょうか。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)たしかな数字を申し上げられないのですが、行政区長さんと兼任されている方は3名かと思われます。それからほかのあの、委員との兼任ということに関しては、認識はっていうか、私のところでは抑えておりません。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)ほかの仕事があってですね、変わったところでだと思うんですけど、なかなかこう連絡が取りづらくなっているようなことも聞いておりましてね、あの、仕事が他の仕事で忙しいのかなというようなことも心配しておりました。それで、そのほかの仕事との兼任についても調べて、そして平均年齢だとか、先ほど申しましたところと合わせてお知らせいただけないでしょうか。伺います。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)平均年齢とか、行政区長さん、公式で分かっているところは調べられると思いますが、その方のお仕事に関してのそこのところまではちょっと分かりかねるところがあるかと思います。若干分かるところまではお知らせをしていきたいと思います。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)町でお願いをしているという仕事での兼任ですから、そのへんは調べたら分かるのではないかと思いますので、お願いします。それからここの実績ですね、活動の実績を見ますと、ほんの少しずつですが減っていますが、これはどういうこと、活動内容53ページに示される減についてはどのようなことからだと考えていらっしゃいますか伺います。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)18年度から19年度の減っているところなんですが、途中で新人に替わっておりますので、若干教育期間とかあったので活動自体が件数が少し下がっておるところでございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)54ページです。小規模作業所のところで伺いますが、愛称でTOMO TOMO、YOU YOUのところですが、定数が決まっています。15人と10人になっているわけですが、これで今あの、希望者にすべて応えられているということなのか、もっと入りたいという人いるがこれに抑えているということなのか伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)抑えているっていうことはございません。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)そうしますと、ここにある方はTOMO TOMOでいうと、平成18年が12人、今年15人と、YOU YOUで言うと10人に9人ということになるわけですが、大きな構成の変化といいますか、そういうことはない、同じ人がずっと引き続き利用しているということでいいということなのでしょうか伺います。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)たとえばですね、精神の引きこもりの方が出てくるようになったとか、少しずつ中身の入れ替え、中身って言うか、利用者の方の入れ替えはございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)指定管理者になりましてからですが、永楽会と運営上の協議だとか、それから検討だとかっていうものは行われているのでしょうか。行われているとすれば、どのようになさっているのか伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)毎月ですね、実績の報告を指定管理者のほうからもらっております。それでどういう作業をしているのかとか、どのような人が来ているのかとか、私たちがいろいろ考えていることがざっとなされているのかなというのは見られるところです。それで何かあれば連絡をとる。あとはその支援センターがそばにおりますので、必要なときに連絡を取り合うっというようなことをやっております。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)この中でですね、職員が交代するというか辞めていくということを聞かされておりますが、その運営費が安いっていうことが根底にあるのではないかというふうに思っています。それで、その指定管理者の指定管理料なども見直さなければならないということもあるのではないかと私などは思いますが、その点についてはどう考えていますか伺います。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)辞めていくとかっていうところは、私は今は聞いておりませんが、やはりあのいろいろな事情で交代とかはあるのかなと思っております。あとですね、まずその、指定管理者の事業に関しては、法人が責任を持って質を下げないようにっていう責任もあるかと思うので、なるたけそのことをがんばってもらいたいっていうことと、それから私どもも、やはりあの、日常的にっていうか、通常そういうことを監視していかなければならないとは思っております。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)職員が安定して働けるっていうのは、ひいてはその利用する人たちが安心して通所できるということだと思いますので、そういうところについてはぜひ注意をしていただきたいと思います。これについて伺いながら、その、デイサービスセンターと小規模作業所のところで、今回のごあいさつの中に施設のありかたを検討しますと、平成20年度までに結論を出すようなことをお話しされていますが、これについてはどういう方向なのかお示しいただきたいと思います。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)小規模作業所関係についてはですね、就労の訓練とか、そういうふうなところを、中身として入れているわけですけれども、やはり障害者の方に関しては、就労を、工賃をちゃんちゃんともらって就労していくようなそういうことも考えていかなきゃないっていうような状況に来てて、TOMO TOMO、そういう方向からも少し今考えているところです。デイサービスの方向性っていうことでございますが、現在ですね、あり方を検討をしているところで、まあいろいろな、12日にデイサービス関係特別会計で、実績報告をするところでございますけれども、かなり、64年、元年に始まってから年数も進んでおりますので、現在あり方を見直しているっていうところでございます。方向性としてはいろんな方向、いろいろ考えながら進めているところでございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)続きまして、61ページお願いします。先ほど、訂正がありました箇所なのですが、相談業務ですかね、相談は重層化しているだとか、ということを前々から言われているわけで、これについてはですね、人がいくらいても本当に足りないぐらいに丁寧にやるとすればっていうふうに思います。そこで相談業務に当たる人っていいますかね、職員を増やす必要性を示していると私はここの達成とこれからの目標というところで見たわけですが、それについて伺いたいと思います。今ですね、相談に当たっているという職員、ここで見ますと7人かな、8人かなということを思ったんですが、平成19年は何人で、平成20年は何人でしょうか。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)まず、19年の10月に異動がっていうか改変が…を考えながら異動をかけておりますので、若干保健師が介護保険の特定高齢者とかそうところに重点的に関わる保健師がちょっと異動しておりますけれども、実際に包括支援センター関係としては、5名、これが相談に当たれるっていう状況になってございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)そうしますと去年の10月から今年、現在まで5人ということですよね。そうすると、体制としてはこれで十分では私はないと思いますが、平成21年に向けてはどのような構想をもって対応をなさるつもりなのか伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)やはり、うちのほうの介護保険の包括支援センターっていう機能だけじゃなくて、障害者関係の相談事業も持っておりますので、確かに相談は多岐にわたったり重層化、それに子育ての中の虐待関係の総合相談っていうのも持ってますので、総合的にソーシャルワーカーできる者がいないとっていうのはおっしゃるとおりだと思います。それでですね、現在社会福祉士、あと主任ケアマネなどが相談に当たっているわけですが、今後にどういうふうに考えていかなきゃないかってことにつきましては、やはりあの、ソーシャルワーカーできるものが必要になってくるのだろうと、心理が分かるものとか、そういうのが必要になってくるんだろうっていうような見通しはございますが、障害者の相談、実際に依頼者とか増えているので、その辺の状況をみながらこれからどのへんのところなのかっていうのは検討していかなきゃないと思います。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)わかりました。それでは次のページです。62ページで伺います。保育所についてなんですが、保育所については待機児童がまだまだ依然としてあるということでですが、去年については上桜木果樹園の森保育園の開所で70人が入所できたわけですね、それで年間8100万円の運営費が出されておりまして、そのほかに特別延長保育の運営費も出されています。で、これでですね、待機児童の解消、今後どうするのかということで、6月の議会で次の保育所に向けて進んでいるという答弁がありましたのですが、それはどのようになっているのか、まず伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。(「決算じゃないんじゃないんですか」「すいません、そこから次に入るのでここのところどうしても聞かないとだめなので、すいません」の声あり)決算と直接関係がないと思いますがいかがですか。(「次のその待機児童の解消のためにはここのところを私は必要だと思っておりますので、ぜひお答えいただきたいと思います」の声あり)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)保育所の待機児童に対しまして19年度から上桜木果樹園の森保育園のほうで対応させていっています。20年度に70名の定員を90名に増やしまして、その待機対策に当たっているわけですが、依然として若い世代の方の希望が増えていることは事実です。その現状をもう少し時間をかけながら推移しまして、これからの保育所待機の対策にあたっていくっていうところでまだ検討中でございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)私はですね、その待機児童解消というですが、次のページのところに、富谷町の公立の保育所、4箇所書いてありますが、東向陽台保育所がかなり古くなっているということは何回もここの場でも取り上げられているところです。こういうときにですね、今回も修繕だとかブランコだとか遊具の更新みたいなのが行われるのも補正予算に入れていたかと思いますが、こういうときにですね、東向陽台保育所を、土地もあることですしね、こういうものを定員の拡大を図りながら新しいところにいくということは、この決算、そして待機児童のことなど考えた場合に、しなかったのかどうかということを伺いたいと思うんです。子どもたちは待っていませんし、親たちも富谷は子育てにいいところだということで来るわけなのでね、こういう考えは持てなかったかどうかを伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)東向陽台保育所につきましては、老朽化っていうところで耐震検査もしまして、まだ施設的には大丈夫だっていうところですすめてまいりました。待機児童に対しましても、築年数からして東向陽台保育所のこれからの検討もしているところです。待機児童対策と、また東向陽台保育所の老朽化に伴う施設についてと併せて検討の中に視野に入れております。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)ぜひ、その東向陽台保育所が耐震工事をしたといいながらもやはりあらゆるところで老朽化しているというのは誰の目から見ても明らかでありね、これについては建て替えで規模を大きくするということが待機児童の解消になると思います。そのときに、民間ではなくて、公立で保育設置基準に合わせて保育の質を下げないということで町の責任を果たしていくことが大切だと思いますが、この点をここの場所で最後に伺いたいと思いますがいかがでしょうか。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)町立の保育所4園でここ何年もやってまいります。それで、町民の方たちの信頼も厚くあることは確かですので、そのへんもあわせてマイナスにならないように質を高めながら保育所運営ができるように考えさせて、考えていきたいと思います。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)65ページ、伺います。65ページに高齢者の生活支援事業が(1)から(7)まで、66ページまでこう書かれてありますが、なぜか少しずつですが、ほんの少しずつですが利用が減っております。これについてはですね、どういうことでほんの少しずつ減っているのか伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)必要な方にはPRも努めてますし、必要な方にはなるたけお声がけするようなことも、民生委員を通じたり、あるいは健康推進であったり、あとは私たち訪問のときであったりといろいろしているので、そのことが直接なぜっていうところまでには至っておりません。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)今までより1年ずつこう、高齢になっていくわけですから、生活が改善しているとも思えないのですが、そのあたりの、なんていうんでしょう、なぜなのかというところについて、さらに追跡調査という言葉がきついかもしれませんが、様子を伺うということについてはなさいますか伺います。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)確かに高齢になっていく方々です。それで、この先ですね、介護保険の申請認定っていうようなところになっていくことでございますので、そのへんのところで十分対処していきたいと思います。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)66ページですが、ここの中ではですね、元気回復ショートステイの部分がですね、これも減っていますがこれについてはどういうことだったでしょうか伺います。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)これも2人がなぜ減っているかっていう分析はしておりません。介護保険をうまく使っている方々との絡みもございますので、そんなに影響のない減り方かなと思っております。

委員長(菅原 傳君)この際、午後2時10 分まで休憩します。
午後1時59分休憩
午後2時10 分再開

委員長(菅原 傳君) 休憩前に引き続き会議を開きます。委員長より冒頭ちょっとお願いを申し上げます。この場は決算審査の委員会でありますので、予算に関する質問はなさらないようによろしくお願い申し上げます。それでは質問を受けます。佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)予算に関すると今、委員長のお話でしたが、そのことをしないと次に進まないということがあるので、そういうときにはご勘弁いただきたいと思います。78ページです。合併処理浄化槽のところですが、今年は7基ということになりました。若干その、設置率が上がったわけですが、この、なかなか進まないという理由を担当課はどのように分析しているのか伺います。

委員長(菅原 傳君)町民生活課長。

町民生活課長(奥山 育男君)合併処理浄化槽、19年度7基ということで、20基の目標に対して7基、低迷していることの件だと思うんですけども、こちらのほうではあの、周知、PR活動、広報等なり、行政区長さん、環境推進委員さん等を通じましてご案内はしてるんですけども、当然あの、うちを浄化槽に直すということは家の建て替えだとかですね、あるいはし尿処理だけじゃなくて生活廃水も併せてですので、建物の改造とか大きくそういったものに影響するというところなもんですからなかなか町民の方々が、そういう機会に、タイミングが合ってないのかなと、なかなかそのタイミングに合わせて、それを前倒しとかですね、早くやってもらうようにするうえでは、なかなか今の補助金のスタイルでは当然個人負担も当然ありますし、なかなか思い切って手をあげられないのかな、私自身も自分の家でもそうしたいなと思いながらも費用がかかるもんですから、なかなか一歩踏み切れないというようなところだと思います。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)ここについても100%を目指しているわけですから、従来のやり方では進まないということは今あの、説明のとおりだったと思います。以前この議会でですね、町設置型の導入ということを求めておりまして、それについて検討しますということを前町長が答弁されているわけですが、この町設置型の導入というものについては検討はどこまで進んでいるのでしょうか。

委員長(菅原 傳君)町民生活課長。

町民生活課長(奥山 育男君)町設置型という事業スタイルもございます。これはあの、単年度 に20戸以上の設置を計画をして、面的に整備をしましょうという場合にあの、補助がつく、補助事業のメニューがあるんですけども、こちらのメニューを使って町設置型ということで進めようとしますと、やはり先ほどの、まあ今回の公金制度のほうを使って20基を目標にして進めようとしていながらも7基とか、あと18年度でも13基といった状況なもんですから、この制度を運用しての面的な整備ということにはちょっとなかなか難しいなというふうに思っております。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)それで話はまた先にもどるわけですが、そうしますとこれについてはですね、どういうことで進めていくということをこの、去年が13、そして平成19年度は7ということでですね、なかなか進まないわけですよ。でもこれについては100%やっていかなきゃないとすると、さて、知恵はどういうふうにして出していくということになってこの決算の、まとめをしたのかですね、そこのところを伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)町民生活課長。

町民生活課長(奥山 育男君)ただいまのその、面的な整備、町設置型というようなところについては、地域的にですね、まだまだ生活雑廃水、こういったものの環境整備が進んでいないようなところ、このメニューにもある程度いろんな要件があるんですけども、まあそういったところについてその、こういった事業を使って整備できますよというメニューなんですけども、町といたしましては、13基、7基とういうような整備の状況ですけども、目標として100%という、目標を掲げております。現在その、浄化槽整備、下水道処理区域外では56.1%になってございますが、全体、下水道区域等も含めますと98%ぐらいの普及になっているということで、浄化槽については引き続きですね、こういった制度をPRをもう少し積極的に進めながら、もう少しまあ、整備基数があがるように、町として努力していきたいとは思っております。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)全体で98%ぐらいだということですが、合併処理の浄化槽設置しているところでは維持管理が大変だということもまたこれ聞かれているわけですね、その下水道につながっているところと同じぐらいの負担割合にならないものかということを町のほうでも聞いていると思いますが、これについてはどう対応するつもりですか。伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)町民生活課長。

町民生活課長(奥山 育男君)ただいまの維持管理の件では、他の自治体では、市町村で維持管理を、まあ切り替えているようなところも確かにあるようでございます。ただあの、富谷町といたしましては、現在の314世帯の設置、まあ世帯数ですね、56.1%。まあこういった状況からしますと、町でもって下水道会計のようなシステムで浄化槽の維持管理を事務的に処理していこうとする場合、いろいろあの、経費的な面とか、そういったところにまだまだ課題があるというふうに思ってございます。いずれにしましても、他の自治体との取組状況をこれからいろいろ情報収集しながら検討していきたいと思います。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)次に82ページから83ページにかけてのところで伺いたいと思います。ごみ減量ですが、一日1人あたり20グラム減ったということが報告されています。今後の方針でですね、減量をさらに進めなければならないわけですが、私は生ごみの処理、これがカギではないかと思いますが、生ごみ処理機を補助を出しながらすすめるというほかに、ここのところがカギだから、これを何とかしようということはこの決算では考えたでしょうか伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)町民生活課長。

町民生活課長(奥山 育男君)確かにあの、ごみ減量のポイントとしては生ごみの量、こちらの量を減らすことがごみの減量につながるということは確かに聞いてございます。それを受けてその生ごみ処理容器等の奨励金の補助事業をやっているわけですけども、現在のところはまあ、この奨励事業をさらにPR、普及するようにPRしながら、ごみの減量化に向けたその生ごみの関係について広くPRを強めていきたいというふうに思っております。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)家庭で使われる食用油の回収なども言われるこのごろですが、私は生ごみも別に分別しながら回収する、そして肥料化するということも、堆肥化するっていうんですかね、肥料にして使うということも各地で行われていることでありますし、これについては大きく減量するための方策として検討されたのかどうか伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)町民生活課長。

町民生活課長(奥山 育男君)生ごみ、たとえば仙台市なんかで生ごみを積極的に回収して堆肥化と、あるいはそのものでポイントにして何かに還元するといったような取り組みがなされているんですけど、まあそういった性質の関係の質問と受け止めてよろしいんでしょうか。富谷町としましてはまだ町が堆肥化との関係に積極的に関わるというようなところまではまだ考えてございません。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)そうしますとですね、ごみの減量をずっと進めていかなければならないときに、意識だけではですね、なかなか進まなくて、分別しましょうとかっていうことになって、今のやり方ではちょっとですね、足踏みするのではないかと思うんですね。これをどうやって進めるのかということについてさらに伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)町民生活課長。

町民生活課長(奥山 育男君)生ごみの減量対策に受けましては、今のお話のような取り組みについてもいろいろと情報を入れながら、お聞きしながら研究はしていく必要があるというふうに思っております。生ごみ処理のコンポストとかに代表されるような堆肥化に向けた処理の補助の状況を見ますと、19年度は補助率を3分の1から2分の1に上げたということで、数字的に増加しております。ただあの、今の20年度の状況なんかを見ますと、19年度よりは少し低迷しているような状況です。一方で電気式生ごみ処理機、こちらのほうが団地を中心に、仙台市なんかもだいぶPRしているということもありまして、こちらの方向に、購入の方向に町民の皆さんが向きつつあるということで、町のほうでもそのへんを対象にPRを強化していきたいと思っています。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)予算に関わる質問ではないかというような声が聞こえておりますが、しかしですね、ごみの減量というのは今があって次を展望しないとならないと私は思って質問をあえてしたいと思いますが、ごみの減量のためにはですね、(「   」の声あり)そんなことないと思いますよ。事業所系のごみの減量というのも、うんと必要なことだと思うんですね。家庭では16分別する、だけどもそのほかのところについては積極的にいかないというのが今までだったわけですね。これについてはですね、事業所系のごみが減量されたという成果についてはどのようなところでどういうふうに載っているのか伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)町民生活課長。

町民生活課長(奥山 育男君)事業所系のごみの収集ですけれども、この決算書を見ますと、可燃ごみ、まあ資源ごみというような区分での数字を出しておりまして、内訳として生活系のごみと事業系のごみの数字が出ていないというところで、見えてこないので、そのようなご質問もされるかと思います。たしかにあの、そのへんは今後公表のしかたとして工夫をする必要があるなというふうに思いました。それであの、事業系の関係でございますが、事業系のごみ、こちらについては廃棄物の処理、及び清掃に関する法律、廃棄物処理法というところでそれぞれその、国の責務なり市町村責務なり、事業所の責務なり、国民の責務なりというところで、事業所のかたについてもその事業所としてのそのごみの減量に向けた取り組みについてうたわれております。そういったところで、町のほうとしても事業所に向けたPRを今後ですね、取り組む必要があるというふうに思います。

委員長(菅原 傳君)ほかに質疑ございませんか。佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)84ページです。最終処分場を閉鎖するとありますが、この最終処分場とはどこの場所でしょうかうかがいます。

委員長(菅原 傳君)町民生活課長。

町民生活課長(奥山 育男君)わかりやすくいいますと、とうみやの杜の裏側っていいますか、桜田という、富谷町富谷字桜田のところの埋め立て処分場のことを指しております。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)達成すべき目標のところに、書いてありますが、この確認すべき、確認を受けられるようにするということがありますが、確認を受けるというのはいつの時期になりますか。

委員長(菅原 傳君)町民生活課長。

町民生活課長(奥山 育男君)今現在、平成17年の3月をもって埋め立て処分場としては、町としては閉鎖をしたかたちになっております。そうした中で、正式に最終処分場の閉鎖ということで、県のほうに届出をしまして、それで最終的に確認をいただいて初めて閉鎖されたというふうな扱いになるんですけども、その閉鎖の届出については今年の3月に県のほうに保健所を通じまして出してございます。そこから2年以上の、ここにあの、検査、水質検査とかですね、ダイオキシン類、地中ガスの観測業務を掲載してますけども、こういったあの、検査をしまして、基準がございます。この検査項目での一定の示される基準の中で納まっていることが2年以上の状態が確認されれば町のほうで県のほうに話しまして、県のほうでそれを確認すると。それでその基準値に納まっていればOKですよというはこびになっております。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)閉鎖後の活用については、今ではどのように考えていますか。

委員長(菅原 傳君)町民生活課長。

町民生活課長(奥山 育男君)届出の日を起算日としまして、2年以上の今のような経過観察が必要だということなんですけども、実際こういった検査をした場合に基準値でもって2年以上基準値内に、適切な状態になるというふうな状況には、おおむね5年ぐらいかかるといわれております。そういったところで、現時点ではまだ今後のですね、活用については考えてはございません。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)ここの実績報告書にはないわけですが、富谷郵便局の向かいに新しく金属系のごみを回収しますという業者がでておりますが、ここの事業所があることはご存知だと思いますが、ここの場所で金属回収を営むことはできるのでしょうか。制限などはないのでしょうか伺います。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員に申し上げますが、今の問題はですね、ちょっと決算に直接関わってはおりませんので、次の質問に入ってください。佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)これについては聞いていたかどうかぐらいでちょっといいですか。

委員長(菅原 傳君)あとで別な機会にやってください。

委員(佐藤 聖子君)非常に大切な問題でありましてですね、ここで聞いておきたいとおもったのですが、平成19年度にはそういうオープンしますとかっていうのはなかったわけですよね。ここで開業しますということは平成19年度にはありませんでしたか。どうでしょうか伺います。

委員長(菅原 傳君)ちょっとあの、一般質問、今日はですね、教育民生に限ってやっておりますので、その範囲での質問でございますので、なんかちょっと少し違うような質問でございますので、次の質問に移行してください。佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)それでは111ページで伺います。スクールカウンセラーの活用というところがありまして、これにですねついて伺いますが、さまざまな相談があると思いますが、ネット上でのいじめというもので相談はあったでしょうか伺います。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)ある程度ネット上のいじめがあったというような報告用紙にはしておりませんので、交友関係とかそういうくくりでしてますので、その実際的にそういうものがあったかどうかは把握してございません。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)今これだけ、なんでしょう、ネット上でっていうのがたくさんあってですね、殺害問題に至ったりしてるわけで、そういうその報告のしかたをとるというようなことは、それでは考えなかったですか伺います。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)報告用紙はですね、いちおう県のほうから指定されてるものを使っておりまして、独自でそういうものをするっていうのは少し考えていかなければならないかなというふうには思います。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)それでたぶんそれはそうすると報告にないということになるんだと思いますが、子どもたちの間でですね、児童生徒の間で学校裏サイトを見たことがあるだとか、書き込んだことがあるだとか、なんとかちゃんのホームページがあったよとかってそういうようなことはスクールカウンセラーに限らず学校内ではあるものなのでしょうか。伺います。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)学校教育課にはそういう、なんていうんですか、ものについての報告はございません。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)不登校になってしまっている児童生徒の数、小学校中学校でお知らせください。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)すいません。ちょっとあの、資料として持っておりませんので後ほどの回答にさせていただきたいと思います。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)その児童生徒については学校、あるいは教育委員会としてはどのように対応されているのか伺います。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)今のあの、不登校の生徒についてはどういうふうなというところでよろしいでしょうか。まずあの、どうしてその学校に行かれないかという状況の把握が一番大事だと思うんですね。不登校になるにはいろいろな問題を抱えてらっしゃいます。まあ、家庭の問題であったり、経済的な問題であったり、いろいろあるものですから、そういう同じというところがないので、個別に詳しく事情を聴取しながら、できればけやき教室等々を利用させて、いくらかでもその規則どおりに起きたり、そういう時間の中できちんと生活ができる、そういうところから始めていってほしいなというふうなところで、学校と常に連絡をとりながら進めております。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)そうしますとそのけやき教室にですね、通えている児童生徒っていうのは不登校の数、今わからないのでね、どれくらいという答えは出ないかとは思うのですが、どういうことだということでなっているのか、あとからでもこれはお知らせいただきたいと思いますがいかがでしょうか。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。(「傾向ということでも、まったくだめなんでしょうか。」との声あり。)

学校教育課長(瀬戸 けい子君)やはりあの、不登校が多い学校さんにはけやきに行っている数が多いのかなという傾向は見られます。ただその、けやき教室に通えないお子さんもいることも事実で、うちに引きこもっていたりというところもありますので、そのけやきに行っていただくっていうことが、学校へのつながりの中では一番いいところですけれども、なかなか難しいところがあるのも事実でございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)116ページです。学校施設の保守点検業務委託ですが、これは臨時学校業務員がおりまして、平成18年度は382万8890円でしたが、平成19年度になってからは1100万円を超えた金額が示されております。これは町職員を置き換えたためですが、契約によって業務がね、スムーズにいかないこともあるのではないかということを私は思っていますし、現場でも聞いたわけですが、この直接学校で指示できないということ、これが学校側としてやり方に、なんていうんでしょうね、やりにくい面があるということはないというふうに今でも考えてこの決算書に至ったのか伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)シルバーさんを活用しての業務員としての役割でございますが、大変に好評を得ているといったらいいんでしょうか、学校でのかかわりの中でもですね、その普通の業務員でないところ、お家に帰ってからの子どもたちの見守り等々のご協力もいただいておりますので、学校教育課といたしましてはシルバーさんの業務員についてはぜひこのまま進めていきたいというふうに考えております。

委員長(菅原 傳君)ほかに質疑ございませんか。今村委員。(「委員長、引き続き…」との声あり。)

委員(今村 寿君)指名がございましたので質問いたします。実績報告書62ページの、母親クラブへの助成についてということでございますが、実績を見ておりますと19年は減ってくる傾向があります。なぜでしょうかお聞きします。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)富谷町には母親クラブ3団体が所属しておりますが、人数的に減ってきているということですけれども、やはりあの、今まで入っていた方が子どもたちが成長してしまいまして、そこから会員として抜けているという傾向があったり、そういう状況の中から増減が出てきているかと思います。今後はあの、なるべく多くの方たちに入っていただくような推進も子育て支援課で図ってまいりたいと思います。

委員長(菅原 傳君)今村委員。

委員(今村 寿君)子どもが育ってきて減ってきたっていうことはけっこうなことだと思いますが、地域的にですね、この、あけの平とか富ヶ丘は分かりますけど、富谷ころころサークルはどこに所在するんでしょうか。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)富谷ころころサークルにつきましては、成田地区の母親クラブの会でございます。

委員長(菅原 傳君)今村委員。

委員(今村 寿君)一番若い町と言われている成田にあるということなんですが、この減ってきているというのはサークルそのものもね、必ずしもこの決算状況見ても、町くまなく、ほかにも子育て支援っていうか、若い団地っていいますか、最近開発された団地あるかと思いますが、もっと満遍なく19年以前にも展開すべきではなかったかと思い、どのようにとらえておられるかお聞きします。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)母親クラブとしての、クラブは3団体ですが、各公民館を利用してのサークルとか、少人数でのそういうお母さんたちの集まりということは各地域で行われています。ただ、母親クラブとしての登録するにあたっての条件がありまして、その中で手をあげて母親クラブの入会をされているのが3団体ということになっております。

委員長(菅原 傳君)今村委員。

委員(今村 寿君)63ページにですね、その似たようなものだと思いますが親と子の教室というのがございますが、これもやや減っているという数字が見てとれます。これはなぜでしょうか。これもあわせてお聞きします。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)母と子の教室につきましては、富谷町で障害を持った子どもたちの教室ということで、子育て支援課が中心になって行っている教室です。いろいろな健診の中で、障害と思われる子どもたちへの働きかけをしまして、親子とのふれあいの場としての親と子の教室ですが、なかなかその年度年度で障害を持った子どもさんが、増えてはいるんですけども、なかなかそういう教室の中に参加するという意識がなかったりというところでちょっと減っているところがありますので、今後、一人で悩んでいたり、子どもを抱えて大変だということは、大変分かりますので、そのへんは積極的に進めていきたいと考えております。

委員長(菅原 傳君)今村委員。

委員(今村 寿君)前の母親クラブと続けるわけではございませんが、やや、このすばらしいクラブなり、教室があるわけです。少し私の思いでは、この19年度も含めてこの、ボランティアというところに視点を置きすぎてですね、町としての関わり方が弱かったんじゃないかと、このように思うんですが、このような考え方は間違ってますかどうかお聞きします。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)親と子の教室につきましては、ボランティアとしての要請はしておりません。ここの中では発達が一番、年少のときの発達がたいへん大切ですので、専門の心理士とか、保育士、保健師が関わりながら、これからの子どもとのかかわりをどうしていくかというところの教室ですので、ボランティアのための関わりの弱さっていうところはありません。

委員長(菅原 傳君)今村委員。

委員(今村 寿君)障害を持たれる方とか、障害児だとかいうことですが、だいたい、一定の比率の障害だとか、そういうことがあるように思います。そんなに年によってこんなに違うのかなっていう疑問を持ちますけども、先ほどおっしゃったように、必ずしもその比率が上下してるんじゃなくて、こういうことに参入されるかたが上下したっていうことで理解してよろしいでしょうか。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)保育所側での障害児の受け入れも広く行うようになっておりましたので、低年齢から保育所に入っている子どもさんも見られるというところでの減少もひとつ考えられると思いますが、ひとつの理由かと思います。

委員長(菅原 傳君)今村委員。

委員(今村 寿君)いずれにしても数字の動き実態私持っておりませんが、この、若干町としてのはたらきかけが弱かったんじゃないかと私は思いながらこの質問を終わって、次に移ります。実績報告書の72ページ。予防接種状況というのがありますが、この中でもBCGっていう欄、これ結核予防、結核のことだと思いますが、この接種が減っていると。ほかの数字はほぼ伸びているということなんですが、なぜ減っているんでしょう。お聞きします。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)BCGにつきまして、13名が減ということになっておりますけれども、接種をするためのはたらきかけとか、接種に対しての期日とかの連絡とかは100%やっているんですが、受ける方の意識もありまして、そのへんの未険者としてのはたらきかけはしているんですけど、13名という数字から、減少ということなんですけども、そのへんが、対象人数との比率なのか、ちょっとそのへんは…あの、BCGにつきましては、ツ反をしまして、その結果にあのBCG接種ということで、その結果において減少ということになるのでしょうか。はい、すみません。

委員長(菅原 傳君)今村委員。

委員(今村 寿君)なんとなく力弱い回答でしたけども、ツベルクリン反応をしたあとで、そのヨウ点を測るためにBCGをやるんだということは私も存じております。親の意識が低かったんじゃないかと、決して町長が代わられたから減ったとは私は思っておりませんが、そのへんちょっとね、やっぱり働きかけが足らなかったと、如実に私は受け止めようと思うんですが、そうでしょうか、お聞きします。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)生後6ヶ月以内の接種というところで、体調が悪かったりとか、また親の都合とか、そういう状況も考えられますので、議員さんのおっしゃるように、なるべく声がけをして、100%の接種率になるように今後努めていきたいと思います。

委員長(菅原 傳君)小川委員。

委員(小川 昌義君)ご指名なので、それではあの、実績報告書のほうでお聞きをしていきたいというふうに思います。126ページ。まずあの、カウンセリング研究会っていうのを10回、24人というふうに載っていますが、昨年も行っておるわけですが、この中身ですけれども、何をおこなっているのかお聞きいたします。

委員長(菅原 傳君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)このカウンセリング研究会では、10回ほど、ここにも記載のとおりですね。開催をしております。対象は学校の先生ということで、児童生徒の治療ケア、そういったところをカリキュラムを組みながら対象にやっているところでございます。

委員長(菅原 傳君)小川委員。

委員(小川 昌義君)非常にあの、この事業についてはですね、積極的に実施をし、お互いにカウンセリングを受けるほうも、行うほうも、カウンセリングを受けられないような状態をつくっていくというか、そういうことにお願いをしたいというふうに思います。次にあの、またそのずっと下のほうにパソコン講習会っていうのがあるんですが、これはあの、長年実施をしてきているわけですが、これはあの、請負でやっているのかどうかちょっとお聞きします。

委員長(菅原 傳君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)委託でございます。

委員長(菅原 傳君)小川委員。

委員(小川 昌義君)かなりあの長い間実施してきているわけですから、そろそろあの職員とか、そういった方々で実施をするという考えはございませんでしょうか。

委員長(菅原 傳君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)19年度はこのパソコン教室も開催してございますけども、まあそろそろあの、皆さんもパソコンに取り組んできている姿もございましたので、20年度からはこのパソコン教室というものは開催はしてございません。

委員長(菅原 傳君)小川委員。

委員(小川 昌義君)了解しました。それではあの、その2項の教育関係団体の育成ですけれども、この富谷町、私も長い間こういうのに関わってきたわけですが、富谷町の青年団というのはどういう状況になっているのかちょっとお聞きしたいと。

委員長(菅原 傳君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)その青年団に加盟されているメンバーの人数はですね、現在あの、12、3名で組織されておりまして、合唱コンクール等々の参加とか、宮城の青年大会とか、そういったところの開催への参加といったところです。ただあの、黒川青年団として、大黒澤苑の草刈等々のご協力もボランティアでいただいているところでございます。

委員長(菅原 傳君)小川委員。

委員(小川 昌義君)はい、了解いたしました。同じくあの、とみやマーチングエコーズの問題ですけれども、ここであの、会員数105って237万5000円となっているわけなんですけども、これはあの、いろいろ今までの会議録なんかを見ると、議論が行われておるわけですが、昨年がですね、84名でやはり同じ同額なんですね。で、まあ今年はまた、18年度が84名、19年度が105名で全く同じ金額になっているわけなんですが、このへんのあの、根拠っていうか、どのようになっているのか質問したいと思います。

委員長(菅原 傳君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)このエコーズに対しての補助につきましては、補助金交付要綱がございまして、文化活動振興補助金ということで、定額で交付させていただいております。今おっしゃられるようにですね、人数が増えても同額ということでございます。ただあの、他の団体等々の関係でですね、いろいろあの議論はしたいと思いますけれども、難しいのかななんていうふうには思ってます。ただやっぱりそういうあの人数が増えてくれば当然経費もかさみますので、そのへんは今後検討したいと思ってます。

委員長(菅原 傳君)小川委員。

委員(小川 昌義君)了解いたしました。それではあの、続きまして報告書の15ページから19ページまでずっとあるわけですけれども、学校のホームページの問題なんですけれども、どのようにこの、ホームページの指針みたいなのはあって、私が見る限りはですね、非常にあの、時代にマッチをしてないっていうか、本当にまじめなホームページなんですね。なんですねっていう、私がそう思っているだけですが、そういう意味で、この指針みたいなのがあるのかどうかお伺いいたします。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)ホームページにつきましては一般質問にもございましたとおり、始めたばかりということもありますが、その学校での取り組みの中で、一番訴えたいというか、一番お知らせしたいところを載せているという状況で、小川議員さんのおっしゃるとおり、固いですねっていうふうにおっしゃっていただいてますけども、全国の方が見るものでございますので、ある程度のかたちを整えながらこれからどのようにしていくかなっていうところは研究しなくてはいけないことかもしれません。

委員長(菅原 傳君)小川委員。

委員(小川 昌義君)子どもたちからですね、子どもの頃からホームページ作成に携わっていくという意味ではですね、要するに外部にリンクを貼らないで、内部でですね、こういった自由に子どもたちがホームページを作ってお互いが閲覧するというようなシステムにはなっているんでしょうか。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)現在のあのパソコンの指導の中ではですね、なかなかそのホームページを立ち上げるというところまでは難しい状況だというふうに聞いております。

委員長(菅原 傳君)小川委員。

委員(小川 昌義君)20ページの達成すべき…あ、120ページですね、失礼しました。インターネットの環境の改善っていうことであるわけですが、各学校のですね、パソコンの台数っていうのが分かりますでしょうか。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)まずあのパソコン教室、パソコンの部屋には42台、それからあと普通教室には2台設置してございます。で、すべてインターネットでつながっております。

委員長(菅原 傳君)小川委員。

委員(小川 昌義君)これはあの、各学校ともっていうことですか。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)はい、各学校でございます。

委員長(菅原 傳君)小川委員。

委員(小川 昌義君)はい、了解しました。続きましてですね、報告書の34ページにまいります。34ページですね。

委員長(菅原 傳君)小川委員、ページ間違いありませんか。

委員(小川 昌義君)報告の一番下のほう、13ですけれども、住基ネットの場合もそうですけれども、この戸籍電算システムのソフトっていう、このソフトがですね、151万2000円、あ、ごめんなさい、あ、そうですね、これはあの、住基もそうですけれども、このソフトに何年ぐらいこんなにソフトを買うのにですね、やっているのか、非常にあの疑問に思っているんですが、そのへんどうなっているかお伺いしたいと思います。

委員長(菅原 傳君)町民生活課長。

町民生活課長(奥山 育男君)戸籍電算システムの関係のソフトの使用料でございますけれども、現在、今の使ってますソフト、これはもともとは15年の3月から5ヵ年でだいたい19年12月までの契約でやってございました。それであと、そのあとの20年1月から今年の12月までについては再リースっていうようなかたちで定価で導入しております。戸籍関係の運用のためのプログラムですので、法改正とかいろんな面で変化が生じますので、そういった意味でリースっていうかたちでやってございます。

委員長(菅原 傳君)小川委員。

委員(小川 昌義君)ソフトであればですよ。なにかこう、改修だけで済むんじゃないかなという気がしたんですが、全面的にこの5年間もですね150万なにがしかの、やっていくっていうことについて、疑問か何かお持ちではないですか。

委員長(菅原 傳君)町民生活課長。

町民生活課長(奥山 育男君)ソフト使用料の価格の高い安いの関係もあるんですけども、まずあの、一番私の方で大事なのは戸籍管理、そういったものを適切に維持管理をしてそれでもってみなさんのほうに証明なりいろんなニーズに応えていくことが一番第一でございますので、そういったところでシステムについては、買取でですね、あとは制度対応ということで別に契約等をしますと、今度は適切にシステムを運用できるかっていうものが、確保が難しいと、そういったリスクも背負うことになりますので、現在の形で今後も進めていきたいというふうに考えております。

委員長(菅原 傳君)小川委員。

委員(小川 昌義君)先ほどあの、小泉委員もお話し、町長も答弁しているんですが、常にやっぱりこの問題っていうのが、一億何千万のうちのそうとうの金額をですね、こういう改修だ、ソフトだというところに当てているところにやっぱりあの、問題が強く感じてますので、町長には質問しませんけどもそのへん、十分心してお願いをしておきたいというふうに思います。続きましてあの、66ページ。実績報告書の66ページでございます。ここに達成度と成果の中に新システムへの移行準備を行いましたということですけれども、この宮城県が行っていたものと、新しいシステムがどういうものなのか質問いたします。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)緊急通報システムにつきましては、従来のですと、ただ緊急のときに押すとかっていうこと、一方通行のものでしたが、新しいこの検討をしたのは、相談もできるというふうな、相互に呼びかけもできるというように検討したということです。

委員長(菅原 傳君)小川委員。

委員(小川 昌義君)これのシステムによってですね、個人負担というのはどうなったんでしょうか。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)19年度の件につきましては、個人負担は生じておりません。

委員長(菅原 傳君)伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君)2点お願いいたします。まず実績報告書の63ページ、さきほど今村委員が質問いたしましたが、ちょっと別な視点から質問をします。親と子の教室なんですが、ここには親子の参加人数と参加延べ人数しかないんですが、月何回なのか、週何回なのかお願いします。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)親と子の教室につきましては月2回実施しております。

委員長(菅原 傳君)伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君)私、何年か前にですね、この件については何度か一般質問でも取り上げてましたが、増やすというような話もあったんですが、月2回というのはやはり昨年、今年の初めですか、もっとほしいという、親と子の教室に通っている親御さんからの要望が、声もあったんですが、この月2回でずっときているわけですね、この点について、この参加者の方からの声と、担当課では聞いていないのでしょうか。お尋ねします。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)私としての把握は要望としては伺っていなかったんですが、ただあの、親と子の教室のほかに母子通園施設で虹の風等の利用とかも今されているわけで、月2回ということで20年度は進めております。

委員長(菅原 傳君)伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君)休憩という声もあるんですが、続けてよろしいんでしょうか。この親と子の教室なんですが、虹の風でもショートステイですか、未就学児のショートステイも始まっておりますが、やはりこの月2回というのは私は少ないと思います。ですから、もう1回ぐらい増やせないものか、そういう検討していただきたいと思いますが、お尋ねします。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)親と子教室に参加の親御さんのほうから意見を聞きまして、今後子育て支援課で前向きに考えていきたいと思います。

委員長(菅原 傳君)伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君)もう1点なんですが、幼稚園に関してでございます。ここの決算額が1億1200…(「何ページですか」の声あり)実績報告書の121ページ。幼稚園管理のところの決算額が1億1233万なにがしとあります。それからこちらを見ますと、決算書を見ますと、幼稚園授業料として1421万3700円となっております。かなりの差額があると感じるのはどなたも同じなのかなと思いますが、この点についてどのように担当課では感じていますか。お尋ねします。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)幼稚園の授業料につきましては、1ヶ月6000円という低額で行っておりまして、係という点では採算がとれているかどうかというところは大変難しいところでございますが、現在私立幼稚園がたくさんある中で町立の幼稚園が持つ役割っていうのもなかなか見逃せないところでありますので、費用対効果というのも見なくてはいけないところではございますが、町立幼稚園の必要性もあるのかなというふうに考えてございます。

委員長(菅原 傳君)この際、午後3時15分まで休憩します。
  午後3時0 5分 休憩



  午後3時15分 再開

委員長(菅原 傳君) 休憩前に引き続き委員会を開きます。先ほどの佐藤聖子委員の質問に教育課長から補助説明がありますのでお願いします。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)先ほどの不登校の人数ということでしたが、捉えかたといたしまして30日以上の長期欠席という捉えかたでございます。小学校10名、中学校41名、あとけやき教室に通っているお子さんの人数ですが、20年3月現在で小学校3名、中学校2名となっております。

委員長(菅原 傳君)引き続き質疑を受けます。伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君)先ほどの続きですが、幼稚園についてですが、瀬戸課長がとても説得力のある答弁いただきました。それでなんですが、今あの、幼保一元化という話も進んでおります。これから、3月ですね、東向陽台幼稚園、それから富谷幼稚園、園児が足りなくなるということもここ数年ありますね。その点についてまあやはりこの無理してこの幼稚園を継続していくのか、またこの、私富谷幼稚園はそのままお隣に保育所があるので幼保一元化ということも考えていけるのかなと思いますが、その点についての検討や、また、今後の考え方とお伺いしたいと思います。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)今ですね、大変保護者の方が私立幼稚園の授業料に対しての負担が、町立ですと6000円ですが、私立ですと何万円というところになってまして、現在もですね、たくさんの数の問い合わせ等々がありますので、人数が21年度どれだけになりますかというところでのお答えはできないんですけども、かなり町立幼稚園への入所、入所って言うか、入りたいという希望はあるのかなというふうに考えておりますので、保育所と一緒にというところの検討はしておりません。

委員長(菅原 傳君)伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君)もうひとつお願いします。この幼稚園のところ、行政実績報告書の121ページの7番目ですが、私立幼稚園に対しての補助金ですね、助成金。1園に対して25万、たしか前、30万を補助していたと思うんですが、この5万円減ったという理由はどこにあるんでしょうか。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)たしか25万でやっているというふうに記憶してございます。

委員長(菅原 傳君)伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君)そうでしたか。私は30万っていう記憶があるんですが、それでなんですが、この25万という助成金でちょっと安くないかなと思うんですが、5万ずつでも上げていくという、30万円にするとかいう考えはいかがでしょうか。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)私立幼稚園の運営も大変だというところも十分わかります。放課後教育等々の時間外の保育に対しての補助もございますので、施設運営助成費としてはその25万が適切かなというふうに考えてございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)実績報告書です。116ページです。業務員の派遣についてですが、確かに金額でいえば人件費が削減されたのかもしれませんけれども、仕事の継続性だとか、学校運営の一体感というのでいくと、これは町職員に戻すべきだということを考えるわけですが、これについてはどうですか伺います。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)現状の維持でよろしいかというふうに考えております。で、ある学校なんですけども、不登校のお子さんがいらっしゃいまして、そのお子さんの、今学校に通っているという状況が、その業務員さんの声がけによって実施されているものがございまして、先生、それからあと生徒さんとの交流の中に入れなくても、シルバーさんがやっている業務員の方の声がけ、自分を見守っている方が近くにいる。いつも声がけしてくれる人がいるというところで、一人の生徒さんが学校に通えるようになったという実績もございますので、そのシルバーさんがやっている業務員については、たいへんな役割というのが重たいものがあるなというふうに考えております。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)たしかにその点についてはなるほどなというところもありますけど、だからといってね、それを置き換えて済むというようなものではないと思うのですが、ただ、町が行ったときには、人件費の削減ということで行ったのではないかということについてはどうなんでしょうか伺います。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)人件費の削減ということだけではなく、常に業務員として働く方がいる、一人ではないというところで、お願いできるというところがあったというところで業務員のシルバーへのというところになっていると思います。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)それでは次に移ります。117ページです。学校図書館の専任の補助員のことが書いてありまして、非常にいいことが書いてあります。これによってですね、利用が増えたとかありますが、古い本の整理、これについては進んでいますか伺います。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)現在ですね、図書の、本をバーコード化して、皆さんが貸し出ししやすいような手続きをして、20年度で行っておりますので、合わせてその古い本の廃棄等も行う予定になってございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)その図書館の職員はですね、今現在、平成19年度ですが、資格については、特に募集の時には必要だということにはなってなかったんですが、資格についてはどのようになっていますか。伺います。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)申し込みの時点では司書を持っているというところではしておりませんけども、実際的には1名を除いてはみんな司書の資格を持っている方が配置されております。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)その司書の資格を持つ方々がですね、学校の図書館の図書を見て、新しい本を入れて欲しいだとかというような要望は、この平成19年度では言われていたでしょうか。それについては町はどう対応するつもりでしょうかうかがいます。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)現在もそうなんですけども、その司書のかた、補助のかたが見て、必要な本については随時注文をしているという状況でございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)このようにですね、いいことがたくさん生まれている学校図書館ですが、町長については中学校への配置も前にお話がありましたが、これについての検討はなさいましたでしょうか。伺います。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)小学校もまだ始まったばかりで、大変まあいい結果はでておりますけども、それにあわせながら中学校への検討も進めなくてはならないというところではあると思います。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)119ページ、中学校管理で伺います。下の表のところに中学校の学級数が書いてありまして、成田中学校が9教室から平成19年は14ということで5クラスも増えましたが、これについてはどのように対応して教室がなっているのかということを伺います。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)特別教室、資料室等々を充ててございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)現在はそういうことで対応できてるんだと思いますが、地域内の生徒の増加についてはどのように見込んでいるのか、クラス増があった場合にはどのようにしていくことになっているのか、平成20年度についてはどうなのかということで伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)教育委員会の推計では、特別教室等々を使用すれば大丈夫というふうな推計にはなってございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)今のところは十分、今まで使えていた資料教室がなくなるということで大変だと思うのですが、そうすると少し先までは大丈夫だという推計になっているということで授業に差し障りがないということなのでしょうか、確認のために伺います。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)現在の人口の推移からしての今の判断でございますので、これから近くに大きな企業等々の貼りつきも見られる状況の中で、その方たちの人口の伸びというところが見えないところですので、絶対に大丈夫というところではないと思います。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)133ページ、公民館です。成田公民館について特に伺いたいのですが、これは公民館全般のほうは、全体の公民館について伺います。土曜日曜祝日も使用できるということになりましたが、しかしこれがなかなか徹底されていなくてですね、申し込み、見に行きますと、まだちょっとこう、すぐには受け付けてくれないというところがありますが、この徹底についてはどのようになさっていますか伺います。

委員長(菅原 傳君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)各公民館には土日開放ということでは周知徹底はしておりますけれども、なかなか利用がないっていうところでは、まあそのへんもう少しPR、そういったところが不足であれば十分にしていきたいと思います。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)その土日祝日開放のときにエレベーターも使用できるということになっていますか。どうでしょうか伺います。

委員長(菅原 傳君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)エレベーターの利用につきましては、やっぱり子どもたちの安全を考えたときに、ちょっと制限を加えながらっていう部分はございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)大人の団体が、たとえば土曜日にその会場を使いたいということになったときにはどのように動かしてもらえるのでしょうか、伺います。

委員長(菅原 傳君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)基本的には一般の方々にはですね、開放っていうか、使わせていきたいとは思っていますが、そういう状態、ちょっとこちらでも把握してございませんでしたので、確認をしながらと思っています。できるだけですね、健康のためにもエレベーターを使わずにというふうなところは考えてございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)足腰の弱い高齢のかたも見えることもありますので、これについては動かすように求めていきたいと思いますし、そのことで確認できたかと思います。受付の点ですが、サークル優先で会場が貸し出されるということについては私もそれでいいかなとは思いますが、ただ、大きな催し物をするときに会場を押さえたいという、こういうときには1ヶ月前でないとできないということがたびたびありましてですね、ここでは課長はそういうときには何とかしますというのは前から伺っておりますが、そうでないのが今の貸し出しなんですね。で、それでその徹底がどのようになされているのか、徹底を進めて、サークル優先ではあるけれども、そのときにはきっちり要望を聞きながら受付をするということにするのかどうかをうかがいたいと思います。

委員長(菅原 傳君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)以前にもこの議会の中でお話しをいただいて、できるだけサークル以外の方が事前に申し込みも受け付けて欲しいというところでは、それは了解ということでのお話しをさせていただいたので、そのへんの徹底はですね、また改めてしていきたいと思います。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)成田公民館ですが、先日社会福祉フォーラムがありまして、報告書でいくと700人の方がということでありました。私も常々駐車場の問題がありましてね、駐車場は会館の前とそれから臨時の駐車場があるわけですが、これでは収容しきれないこともたびたびありました。平成19年については、こういうものについてはどう対応されたのか伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)公民館で備え付けている駐車場に不足感があった場合には、隣接する民間の企業さんの土地とかをお借りしながら臨時的な駐車場を確保していくという状況でございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)それでですね、あそこは南部の中核ということで建てられた経緯もありまして、少し大きな催し物をしようとするときには、かならず不足が生じると思うんですね。そういうときにきっちり整備しなければならないと思うのですが、それについては過去何回か福祉フォーラムやってますよね、それでその駐車場を確保すべきだという点については検討されたのでしょうか。私は確保するべきだと思って伺っているのですがどうでしょうか。

委員長(菅原 傳君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)先ほど申し上げたとおりですね、不足感があったときには隣接する近場の空き地を借りながら臨時的に駐車をしていただいているというところで、今後ですね、こういう駐車場確保というところになると用地の取得問題がいろいろ出てきますので、今の現状で駐車場で対応していきたいし、不足感があれば借りられる隣接の土地を借りながらということで対応していきたいと思っています。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)今は確かに空き地にはなっていますが、いずれそこにも建物が建つということになれば今の時期っていいますかね、平成18年も19年もその前の年も福祉フォーラムやってますけど、そのときにもやはり違う場所に誘導されるわけですよね。そういうのを考えて、今の時期に確保を考えるべきではないかと思いますが、今一度答弁をお願いします。

委員長(菅原 傳君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)先ほどお話し申し上げたとおりですね、なかなかその用地を取得してまでもというところではいろいろ大変なものございますので、先ほどの答弁のとおりでございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員に申し上げますが、なるたけ決算に焦点をしぼって質問をお願いします。

委員(佐藤 聖子君)先ほどから福祉フォーラムのことを取り上げて言っていますが、しかし、福祉フォーラムだけでなく、かなり多くの人たちがここの実績報告書の中でも参加してきていることがわかるわけでね。全然離れているというふうには思っておりません。そしてですね、続けていいますと、成田の公民館については前の議会、前の決算議会でも要望し、検討を求めた経緯がありますが、映画上映のための暗幕、そしてスクリーンについては今回、どのようにですね、検討されて、それをどういうふうに実行したか伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)スクリーン等々の問題についてはですね、今まだ設置をしておりません。今後もそういう課題としてとらえていきたいと思っています。

委員長(菅原 傳君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)報告書の116ページ。3項の学校施設の保守点検の委託手数料でエレベーター・ダムウェーター保守点検委託で316万2600円の計上がされて、今決算されていますが、18年度、これは277万8000円という決算が出てますが、この保守点検の内容、そしてあと各小学校の機種等をお願いします。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)点検の内容というところでよろしいですか。ではまず点検の内容はですね。機械室の室内環境、巻き上げ機のギア、オイル、ブレーキ、そういうものの点検、それからかご周りの点検ですね、それから階段の出し入れ口のところのボタン、操作ボタンとか信号装置、停止ボタン、ドアつりロープの取り付けとかそういうところの正常な運転が確認できるところの点検をしております。

委員(高橋 敏夫君)あと学校、各学校の機種、積載量。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)富谷小学校はナショナルエレベーター、積載量780キロ、富ヶ丘小学校は今改修でございます。それから東向陽台小学校も改修でございます。日吉台小学校はナショナルエレベーターで600キロ。あと成田小学校は同じくナショナルエレベーターで1000キロでございます。中学校につきましては富谷中学校がナショナルエレベーターで780キロ、富谷第二中学校がナショナルエレベーターで500キロ、東向陽台中学校がナショナルエレベーターで500キロ、それから日吉台中学校も同じナショナルエレベーターで500キロでございます。

委員長(菅原 傳君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)点検の内容がやはりちょっと理解してない、まあ専門的分野だからいたしかたないだろうと思うんですが、点検の内容においては、エレベーターとかダムウェーターっていうのは点検して、そしてここにもあるように点検の内容も全部規則で、規則って言うか、きまりでなっているようにね、来年修繕工事するとなったら10月に全部報告しろっていうことになっているはずです。そしてこれがどういうような、たとえば12ミリのワイヤーがどのぐらい磨耗したらこれを交換するとか、そういうような内容が出てくるはずなんですね。全部その内容出てきたもの、全部その契約内容でするものと、あとPOGっていって、パーツ、オイルね、グリスという契約内容があるんですよ。その内容を聞きたかった。だから機械室が、機械室が今無いんですよエレベーターね。今、機械室がないのがほとんど付いてるんじゃないんですかナショナルさん。だから今機械室を一生懸命点検するって言う内容とかいうから、まったくそれってそぐわない説明なんですよ。まず、そんなことから、これはまずしたとしても、たとえば今全部積載量がなんかみんな違う。それから身障者用のエレベーターとも言ってないですよね。機種ね。そうするとそういうようなものからどういうその金額、保守点検の金額のそのものの基準があるのかどうかお聞きします。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)エレベーターの保守点検につきましては、小学校中学校のエレベーターにこれだけの点検をしてくださいという仕様書をつけまして、あとは財政課のほうでの入札を行っていただくというふうになっております。

委員長(菅原 傳君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)そうすると予算は、教育のほうから出さないんですか。各課からあげてそれをやはり財政なりがね、検討してしていくっていうシステムじゃないですか。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)予算的なものはその担当課で持っているものでございますが、業者の選定等々につきましてはその入札によっているところでございます。

委員長(菅原 傳君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)これだけ機種がね、違うもので、たとえば成田の小学校、ここのエレベーターの1トン、15ミリのと一緒ですよね。成田小学校は。それであと、逆に、一番小さいのであけの平と日吉台小学校。これが600キロ。ちょっと1トンと600キロでは大きさも違うし、当然そういうような機械室、今機械室があるのとないのでは正直言って点検料っていうのが違うはずなんですよ。そういうものをどうやって把握して、その予算の中に入れているかということが、全く私は検討っていうか、してないんじゃないかと思うわけです。なんで、実際にはそのPOG契約というものでやっているからこの金額になっていると思うんですが、極端な話、今中学校、聞いてみたら中学校逆にね、下がってるんですよね。だからそういう面がちょっと機種がみんな違うのに、身障者用のエレベーターってみんな重くなっているんですよ。エレベーターの場合ですと全部機種が積載量多くなればそれだけのものが保守点検料っていうのが高くなるっていうシステムが、昔のエレベーター協会の中であるんですね。ですからこれだけの今、7校と5校あって12校、こういう中でどういうようなものをしているのかということを聞きたかったんですけど、まあ、それはちょっとまたあとでお聞きしますわ。それであと一番は、この身障者のエレベーターを採用してきた根拠。教えてください。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)身障者用のエレベーターを設置するというところでございますけども、福祉のまちづくり条例を制定したことに伴いまして、車椅子対応のというところで行っております。

委員長(菅原 傳君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)学校教育と、実際に県のね、そういうその、これは平成3年からね、できているものだと思うんですよ。それで実際にうちらがエレベーターの、身障者用のエレベーターに変えた根拠っていうのはいいですよ。福祉のまちづくりっていうことでいいんですが、学校教育において、たとえば身障者用のエレベーターが必要なのかどうか。それを十二分に、福祉のまちで、それ公民館とかそういう大きな公共的な施設の役割であれば身障者ね、そういうものも関係するけど、学校でどうなのかなということがちょっと根拠を教えてください。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)健常者だけではございませんで、肢体不自由の生徒さんとか、それからあとけがをして車椅子に乗らなくてはならない、松葉杖というところもございますので、そういう意味でもその、まあ身障者用のっていうか、エレベーターは設置が必要だというふうに考えております。

委員長(菅原 傳君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)学校にですね、ダムウェーター、エレベーターを付ける根拠っていうのは最初は給食のね、コンテナを運ぶために付けた。そうですよね。それであの県のね、この福祉のまちづくり条例っていうのは、これは実際にはこれ公益的施設、病院・劇場・集会所・展示場・百貨店・官公庁の庁舎。あと公共の交通機関の施設というのが基本なんですよね。ですからそれに準ずる場合は規則で定めるということの内容が全く入っていないっていうことを各市町村ではこれを条例なり規則を設けて進めていくっていうのがやはり原則だと思うんですよ。なんで条例なり規則を作らなかったんですか。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)そのことについては申し訳ありませんが、検討等々もしてなかったという状態でございます。

委員長(菅原 傳君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)非常にこれ、町全体でね、今、財政課だとか、教育のところからということで、これたいへんな、積算根拠もないでね。また、そういうようなこれを作るというのが、ただ福祉づくりをね、これだってこれ正直言ってもう、どこの年からこういうものに改定されてるんですよね。県では。そういうものを全然お示しなさらないでただ福祉ということできてますけどね。今たまたまちょっと根拠いうと、成田公民館でもなんでその身障者がうんぬんといったときに、これと全然合致していないでしょ。だからそういうような町の考え方がひとつこう、びしっと条例なり規則なりがまずして、進んでいくということが基本っていうのかな。失礼な言い方だけど。これをしてはじめて進んでいくと私は考えるところなんですけど。教育長いかがですか。

委員長(菅原 傳君)いいんですか。はい、じゃあ進行します。山路委員。

委員(山路 清一君)私は行政実績報告書でいきます。よろしくおねがいいたします。まず41ページなんですけども。この中でですね、3人以上のお子さんがいらっしゃる家庭は富谷町に何世帯くらいいらっしゃいますか。お伺いいたします。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)今データとしては持っておりません。

委員長(菅原 傳君)山路委員。

委員(山路 清一君)それではあとでよろしくお願いいたします。で、またあの、町内でですね、一番多くお子さんのいる家庭は何名ほどいるかお伺いいたします。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)町内で一番子供さんの数が多い家族ですが、データはありませんのであとでお知らせいたします。

委員長(菅原 傳君)山路委員。

委員(山路 清一君)じゃあ、両方合わせてよろしくお願いいたします。次に42ページなんですけども、この中でですね、平成19年度1件で一番大きな金額っていうのはどのような病気でどれくらいのお金だったかお伺いいたします。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)42ページの老人保健のところですが、12日に老人保健特別会計の説明をさせていただきますので、今のご質問の回答を用意させていただきたいとおもいます。

委員長(菅原 傳君)山路委員。

委員(山路 清一君)次に54ページです。この中でですね。手をつなぐ育成会ございます。こちらのほうのですね、平成19年度の支援金はいくらでしたかお伺いいたします。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)社協のほうから出しております。(「金額」との声あり。)社協から出している金額。町からは直接出してないかたちになっています。

委員長(菅原 傳君)山路委員。

委員(山路 清一君)はい、わかりました。じゃあ次にですね、ページ77ページです。この中でですね、私が前に一般質問でしたんですけども、ポイ捨て条例につきまして町でもだいぶなりますけども、前回の質問のときに町長のほうから広報などで喚起するというようなお話は聞いてます。昨年はどのような、平成19年度どのようなことをやったかお聞きいたします。

委員長(菅原 傳君)町民生活課長。

町民生活課長(奥山 育男君)環境美化条例に基づきまして、広報等を通じながら周知、PR活動を行っております。

委員長(菅原 傳君)山路委員。

委員(山路 清一君)次にあの、ごみの件なんですけども、不法投棄についてなんですけども、富谷町でですね、やはり不法投棄っていうのは大体決まったところに投げられるとおもいますけども、どのような場所に投げられているか、簡単で結構ですのでご説明のほどをお願いいたします。

委員長(菅原 傳君)町民生活課長。

町民生活課長(奥山 育男君)不法投棄の主な場所ですけれども、職員ボランティア等でも回収しているところなんですけども、上桜木地区、失礼しました。上桜木地区で工業用排水池があるんですけども、その付近にまあタイヤとか家電製品が不法投棄されておりました。またあと、明石地区、これあの、動物愛護センターに行くところの道路の法のところですけども、こちらにも毛布とかマットとかですね、テレビ等が不法投棄されてございました。大亀地内、こちらは森林公園付近のところにお菓子類の袋とかそういったものが、燃えるごみ等が不法投棄されておったといった、主に大きく3箇所をこちらのほうでは把握してございます。

委員長(菅原 傳君)山路委員。

委員(山路 清一君)今あの、ごみの、タイヤとか電気製品という話ございましたけれども、やはり多いごみはタイヤとか電気製品なんでしょうか。

委員長(菅原 傳君)町民生活課長。

町民生活課長(奥山 育男君)おっしゃるとおりでございます。タイヤとか家電製品等が主なものとなってございます。

委員長(菅原 傳君)山路委員。

委員(山路 清一君)次に同じページなんですけども、それとですね、都市整備課のほうでもまあ、101ページに載ってますけども、調整池関係でお聞きします。調整池のですね、貯層関係は都市整備課のほうで、ネットフェンスから道路までの間は除草してます。草刈、1年に1回やっています。この中に12箇所ほど都市整備課のほうに書いてあります。そのネットフェンスから中のほうは草刈はやっていません。危険なこともありますし、やってませんけども、私が今回なぜ聞くかっていうとですね、温暖化のせいもあるか、またやはり気候が変わったのかと思うんですけども、ここ数年来ですね、縞蚊が大変増えています。私も庭を掃除するたびに縞蚊に何箇所か食われまして、なんか蚊に好かれているのかなという感じなんですけどもね。で、その中であの、町内会の環境衛生の方のほうからも話ありまして、日吉台のほうの町内会のほう調べたんですけども、一般家庭の中でですね、蚊っていうのは赤虫から蚊になるっていうんです。蚊の幼虫って赤虫だったの。赤虫のいるところはほとんどないですね。で、やはり最終的にこう、見てみますと、調整池のよどんでいる部分から出てくるんじゃないかなという気がします。特に調整池の上をツバメとかですね、そういう鳥がですね、ひっきりなしに飛んでいるっていうことはそこから発生しているのかなという感じがします。ただ、私たち町民はその中まで入れませんので、何か機会がございましたらばその調整池を一回調べていただきたいなと思います。その件についてお伺いいたします。

委員長(菅原 傳君)町民生活課長。

町民生活課長(奥山 育男君)管理課の都市整備課のほうと連絡をとりながら調査をしたいと思います。

委員長(菅原 傳君)山路委員。

委員(山路 清一君)最後の質問なんですけども、113ページ。外国青年の誘致の件でお伺いいたします。これも前に聞いたことありますけども、今回ですね、なんかやり方変えて、前のほうとは違うっていう話でやってることだと私は思います。それであの、毎回楽しみにしてるんですけども、富谷の広報ですね、広報のほうに本当は外国のかたのほうのまあ、たとえばアメリカのほうから来るとアメリカのその実家のことからずっといろいろ書いたり、他の国のことをいろいろ書いたりっていうこと、楽しみにしてたんですけど全然載ってません。ということは、なんかその、採用方法とか先生がたがいらっしゃるそのなんていうんですかね、この様式っていうのがなんか違ったのかどうかお伺いいたします。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)たぶん、議員さんのお目に留めていたときにはJETプログラムによるALTの配置をしていたときにはこういう先生が来てますっていうところで報告しているところでございますが、契約の内容が変わっているだけで、その外国の先生が来ておりますので、広報等の紙面をどういうふうに載せたらいいかっていうのは検討していきたいと思います。

委員長(菅原 傳君)山路委員。

委員(山路 清一君)そうしますと、一人の先生じゃなく、交代にこう来るとか、なんかそのへん私わかりませんけども、その、前は二人の先生がいらっしゃって、その方が、同じ方がですね、学校のほうにこう、交代で行ったりいろいろ分けて行ったんですけども、今、そういう方法とも違うんでしょうか。お伺いいたします。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)契約が違うだけで、同じように二人の先生が中学校を分けて学校に行っているという状況でございます。

委員長(菅原 傳君)山路委員。

委員(山路 清一君)そうしましたらぜひとも、同じ先生であれば前みたいに広報のほうに載せていただくことをお願いいたします。よろしくお願いします。

委員長(菅原 傳君)相澤委員。

委員(相澤 榮君)実績報告書63ページなんですけども、保育所のことについてなんですけども、富谷保育所の周り、草が生えている部分がありますね。その部分が一人の方が年3回ぐらい草刈ボランティアしているということを聞きましたけれども、これについてどのようにあの、町としてはどういう環境整備がやってられるか、どこでやっているのかをお伺いします。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)保育所のほうの管理なんですが、草の刈る、除草業務もありまして、予算化しながら草刈等も行っております。

委員長(菅原 傳君)相澤委員。

委員(相澤 榮君)予算化してるってことをはじめて聞いたんですけども、その一人の方が3回くらい草刈っているっていう部分はご存知でしたか。お伺いします。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)はい、聞いておりませんでした。

委員長(菅原 傳君)相澤委員。

委員(相澤 榮君)名前は明かせませんですけども、そういう実態があるってことだけ頭に入れておいていただきたいと思います。それから、同じく112ページですが、奨学金の貸付業務について、だいぶ収入未済が多くなってますけども、これの調達方法はどのように考えているかお伺いします。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)今ですね、議員さんがおっしゃるとおり、貸付したものが返ってこないという状況が見られてるのは確かでございまして、督促、通知等々出しながら、あとあの、昼間いらっしゃらないので、夜にですね、お電話をかけながら納めてくださいというところでお話しをさせていただいております。

委員長(菅原 傳君)相澤委員。

委員(相澤 榮君)次に移ります。129ページの文化財保護事業についてお伺いします。ひとつの団体にですね、4万7500円ということで、3つの団体に補助金が交付されております。補助金を交付すればその団体がうまく機能するかっていう部分はちょっと疑われるわけですけども、前にもお話ししたことがあるんですけども、発表する場をね、提供していただきたいなというふうに考えますけどもいかがでしょうか。

委員長(菅原 傳君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)発表する場というところでは、町としてもいろいろ考えてもございますけども、以前あの、ふるさとまつりで発表していただいたこともありますので、そういったイベント等でですね、発表する場、そういったものは念頭に入れながら検討していきたいと思います。

委員長(菅原 傳君)相澤委員。

委員(相澤 榮君)以前ですけども、官内で郷土芸能の発表会をスポーツセンターでやったことがありますね。富谷町の会場で、スポーツセンターで仙台教育事務所管内のそういう郷土芸能発表した事例があったんです。(「質問終わりましたら座ってください」の声あり)いや、それに継続なんです。だからですね、そういうことがあったのでですね、発表する場ということなんですけども、ふるさとまつりのことについて今実行委員会でいろいろ検討されているようですけども、そういう機会をね、ひとつの団体だけじゃなくね、3つそろってやっぱり発表するっていうことがね、一番大事だと思うんで、そのへんを検討していただきたいと思うんですが。

委員長(菅原 傳君)生涯学習課長。今の要請じゃなくて質問ですね。

委員(相澤 榮君)あの、それまでに私もいちばん、あ、すいません。

委員長(菅原 傳君)相澤委員。

委員(相澤 榮君)前にも要望したことがありましてね。そのままずっと継続されてまして、何もしてなかったというような。だから、そういうことも検討したかどうかっていうことをお伺いします。

委員長(菅原 傳君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)昨年はですね、その、団体として3つほどございますけれども、その中でたいへん踊りの発表ということでまあ、昨年のふるさとまつりでは発表していただきました。20年度につきましては、まだあのステージ発表、今検討段階でございますので、いろいろ検討していきたいと思います。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)まず、実績報告書の66ページですが、ここにあの、高齢者生活支援、生きがい健康づくりの中のですね、(3)、元気回復ショートステイ事業の報告がございます。この元気回復ショートステイは介護保険とは別に、町の福祉の施策として、在宅で介護を受けている高齢者を介護しているかたを対象にして年に1週間、ショートステイが利用できるようになると、すると、で、対象は要介護4度、5度のかたを介護しているかたで、本人負担はゼロということでこの制度はよろしいでしょうか。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)はい、いいです。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)この元気回復ショートステイは介護しているかたが、それこそ引きこもりになったり鬱になったりすることを防ぐための、大変大事な施策だなと思っていたんですが、残念ながら従来は対象となる施設が和風園、七峰荘、百歳館、郷和荘の4箇所だけとなっておりました。平成19年度はどのように、この対象となる施設を増やしたのか、その成果を伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)それでは、19年度ですね、そこのところを紹介した方がいいですかね。それですと、大和町にあります桜の家、それから富谷町のリーブス、それから泉区のエバーですね、それからあと、和風園と永楽会関係、女川の、まあ実際には遠いなと思うんですが、受けてもらってるということです。

委員(永野 久子君)七峰荘と百歳館は。従来どおり。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)そうしますと、若干ながら、対象となる施設が増えたというのは前進だと思うんですが、それでは現在在宅の要介護者が利用しているデイサービスや、あるいはショートステイの施設というのは何箇所、およそでけっこうですけれども、何箇所ありますか。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)デイサービスは28箇所だと思います。それから同じようなデイケアと呼ばれるようなところが8箇所あります。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)そうしますと、実際に高齢者の方が使っている施設というのは、28プラス8で30箇所以上にのぼるわけですけれども、元気回復ショートステイで使えるところは1、2、3、全部で7箇所ですよね。増えて7箇所ということでしょうか。あ、9箇所、ごめんなさい、もう一度聞きますね。実際に在宅の要介護者が、利用している施設というのはデイとデイケアと合わせて36箇所ですけれども、元気回復ショートステイで使える施設は何箇所ということになりますでしょうか。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)元気回復ショートを使えるところっていうところで、今、申し上げたのが9箇所です。それで、あとはデイサービスをやっているところっていうのは28箇所ぐらいのところに通っている、デイケアは8箇所くらいのところ、いろいろあの地域広がってますが、使ってますよっていう状況です。

委員長(菅原 傳君)この際、午後4時15分まで休憩します。
  午後4時0 4分 休憩



  午後4時15分 再開

委員長(菅原 傳君) 休憩前に引き続き会議を開きます。永野委員。

委員(永野 久子君)元気回復ショートステイの件ですけれども、先ほどのご答弁でデイとデイケア合わせて36箇所現在在宅の要介護者が利用している施設があると。元気回復ショートステイを使えるのが現在9箇所にまで広がったということでしたが、その差が27箇所で、この27箇所の施設が全部そのショートを受け入れてくれるかどうかは別ですので、相手があることですから、別ですけれども、しかし、一番よくお分かりと思いますけれど、高齢者のかた、特に4度5度というふうになると、ショートステイを利用するときに行きなれたところ、見た顔がある人がある施設というのでないとだめだという高齢者がたくさんいらっしゃいまして、そのためにその別の施設、使い慣れたところでないところは利用できないという方が現実に多いので、この利用できる施設については引き続き箇所数を増やしていけるように、相手との話し合い、相手の条件というのがあるかと思いますが、相手というのは施設側ですね。ぜひこの、引き続き利用できる施設を増やしていくように働きかけて努力していただきたいとおもうんですが、どうでしょうか。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)今申し上げたデイサービスで、ショートステイをできるところと、ほかのところもございますので、できるだけ高齢者が不安なくショート元気回復のところを使えるような努力はしてまいりたいと思います。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)次に、実績報告の112ページですが、ここに奨学金の実績、奨学金制度の実績が記載されております。それで平成19年度なんですけれども、奨学金制度の利用、適用の申請をして、適用されなかったというケースはあったのかどうか、あったとしたらそれは何件というか、何人でしたか伺います。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)19年度はございません。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)それではこの奨学金制度の目的なんですけれども、条例の文言の中に成績の優秀な者という言葉や、それから身体の健康な者という文言があるんですけれども、この、特に身体の健康な者というふうに明記されているために、解釈としては身体に障害があったり、心の病気を持っていると、しかし、学ぶ意欲があって経済的には大変という方がいらした場合、こういう方にはどのように対応していたんでしょうか。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)現在のその貸付の要綱の中にはそういう身体的な健全等々の文言はなくなっていると思います。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)要綱にないということ、条例に残っているんですが、条例本体は変えてないはずなんですよね。ちょっとお待ちくださいね。私が持っている例規集の中にある奨学金の貸付条例によりますとそういった文言が入っているんですね。これは、それじゃですね、改めて伺いますけれども、これまで町の対応としては、条例にはそのように定めてあるけれども、運用のしかたとしては心身に障害があったとしても特に差別することなく引用していきたいというふうに言ってこられましたので、この点については従来どおりであるかどうかを改めて伺います。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)条例には確かにですね、学業成績に優れ身体の健全な者というふうになっております。で、申請の段階でそういう方の申請がなかったという状況でございます。永野委員。

委員(永野 久子君)そうしますと、申請があった場合はどう対応することになるんでしょうか。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)奨学生の選考委員会がございますのでそちらのほうの決定を仰ぐようになります。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)そうすると一律に条例で身体の健康な者というふうに書いてあるからだめということにはしないという解釈でいいわけですね。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)委員会にかけるというところでございます。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)そうしますと、成績要件についても、これは解釈のしようによっては一部のエリートの方を対象にするのかというふうにも見られてしまいますが、実際の運用というのはそういうことではなくて、一定の成績をクリアし、また現に高校に受かる、大学に受かったといういわば実績ですよね。そこで判断するということでよろしいですか。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)学校長の推薦を受けてきておりますので、そういう方が挙がってきているというふうに思っております。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)そういたしますと、これは今度実績報告書の、失礼しました。決算書の42ページなんですけれども、奨学金の元利収入として2567万3540円というふうに記載されておりまして、これは平成19年のこの実績からしますと、当初に教育課が答弁されていた今後にあたっては次年度の新規の貸付については、前年度の実績に則して人数を決めるということを言ってこられましたので、平成19年の償還、返済のこの実績からすると、次年度は何人適用ということになるんでしょうか。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)今年度と同じ人数になると思います。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)この実績を上回るくらいの希望者があった場合には、貸付しないということですか。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)奨学生の選考委員会にかけて決定するわけですので、人数が予算がなかったために貸付できないということがあってはならないというふうには考えてございます。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)そうしますとあくまでも前年度に返済されたもの枠の中でしか新規貸付はしないということは、事実上しないで、希望者があり、そして要件がかなえば、仮に前年度の実績を上回ることになっても貸付をするというふうに考えてよろしいですか。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)そのように考えてございます。

委員長(菅原 傳君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)決算書90ページの上のほうから2行目っていう言い方…すみません、15節工事請負費26万7750円、これナンバーディスプレイに電話を対応っていうことでお聞きしたんですが、それで間違いないでしょうか。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)はい、そのとおりです。

委員長(菅原 傳君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)普通電話の一般的なナンバーディスプレイでしょうかね、私のうちでもつけてますけど、決してこういう、これほど高い金額にはならないと思いますがいかがでしょうか。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)1回線だけではなくて、つながっているっていうなことで、はい、わかりました。1回線だけではなくて、構内のファックスもつながっているということでございます。

委員長(菅原 傳君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)何回線になっているんでしょうか。お願いします。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)今、分かりませんのであとでお知らせしたいと思います。

委員長(菅原 傳君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)あとすいません。ちょっと聞き漏らしたので申し訳ありません。その、下の下で備品購入費1万3850円、展示なんとかって聞いたような気がするんですけど、すみません、もう一度お願いいたします。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)総合支援センターのほうで介護とかの展示用品置いて、実際に介護の指導をしたりしてますので、そのときに使うシャワー用のベンチを購入したものです。

委員長(菅原 傳君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)続きまして、実績報告書のですね33ページです。町民課の部分です。外国人登録者数が109人となっております。国籍を教えてください。

委員長(菅原 傳君)町民生活課長。

町民生活課長(奥山 育男君)一番多い順に申し上げますと、韓国の方が46名、中国の方が19名、フィリピンの方が9名、タイの方が5名、あとインド、インドネシア、ベトナム、オーストラリア、14カ国の方々でございます。

委員長(菅原 傳君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)この方たちはあれでしょうかね、ほとんど単身なんでしょうか。それとも家族なんでしょうか。

委員長(菅原 傳君)町民生活課長。

町民生活課長(奥山 育男君)世帯数で申しますと31世帯という状況となっております。

委員長(菅原 傳君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)続きまして63ページ、保育所でございます。やはり保育所ですね、私も一般質問でお話させていただいたんですが、最近仙台市なんか、仙台市に限らず全国的に大分あの、外部委託っていうか、そういったものが非常にでてきております。実際にあの、上桜木なんかは非常に民間であっても運営がですね、非常に評判がいいということであります。こういった点はあの、検討されましたでしょうか。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)認可保育所につきましては、いろいろな方面から検討させていただいて、設置にいたりました。

委員長(菅原 傳君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)これでもう待機児童が20年の3月時点っていうことで47ってことで出てるんですが、19年度に行った取り組みによって現在の待機児童なくなったんでしょうか。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)認可保育所設置にあたりまして、待機児童の解消にあたったわけですけども、現在は47名以上増えている現状です。

委員長(菅原 傳君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)そうしますとそういう方を解消するために検討はされたんでしょうか。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)待機児童にあたりましては、これから認可保育所、それから先ほどのお話にもありましたように東向陽台の老朽化とかいろいろな角度から考えまして、取り組んでいくっていう方針であります。

委員長(菅原 傳君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)ぜひとも強力な推進をお願いいたします。続きまして幼稚園でございます。実績報告書121ページ、幼稚園についてお聞きいたします。先ほど瀬戸課長のほうからこの町の町立幼稚園が月6000円っていうことで非常にありがたいっていうことでありますが、しかしながらここに入っているのは163名っていうことでございまして、ほかの私立の幼稚園の奨励費で見ますと、759名っていう、このへんのその公平性っていうか、入りたくても町立幼稚園に入れない、そういったことについてどういうふうにお考えでしょうか。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)町立幼稚園の、確かに定員がございまして、このごろやっと定員を満たしているというような状況も見られますが、以前は入ってないという状況があって、私立幼稚園に入れるお宅が大変多うございました。ですので、現在この町立幼稚園が人気が出ているというところも、保護者の方の収入とか、いろいろな状況も関係しているのかなというところもありますので、学校教育課といたしましても町立幼稚園の必要性、先ほど述べたとおりでございますけれども、私立幼稚園の状況等々も見ながら、さらに研究検討していきたいと思います。

委員長(菅原 傳君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)それでですね、もちろん安ければ助かるわけなんですが、先ほど課長言われましたように私立幼稚園でありながら非常にやはり評判がいいところがたくさん、大体2万円超すような授業料を払っていながら本当に評判がいいところもたくさんあります。そういうことで考えますと、その6000円との格差ですね、これあの就園奨励費をいただいてもどうにも埋めようのない金額でございまして、結局奨励費にいわば上乗せっていうか、それとも何かしらのほう、そういったものを検討されましたでしょうか。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)保護者への方への補助としてはその幼稚園就園奨励費補助だけでございますが、幼稚園の運営に関しては先ほど申しました25万円の施設の補助等々を有効に利用していただいているかなというふうに思っております。

委員長(菅原 傳君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)ちょっと金額のほうが今不確かなんですが、仙台市はですね、確かあの200万円ほどの補助を出していると1園あたりですね。もちろん詳しい中身について詳細ちょっとわからないところあるんですが、そういったことを考えますとやはり、もう少し手厚くしていただいて、その分授業料のほうを安くしてもらうとか、そういったものを直接、親のほうにそういったものを補助を出すなりの考えはいかがでしょうか。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)私立幼稚園と申しましても、たくさんの就園奨励費を見ていただくとわかるように、町内の幼稚園は3園でございますけれども、仙台市、大和町、黒川郡内でも幼稚園はございまして、その補助を出すというときの、富谷の税金をどこまで私立幼稚園にっていうところもかなり難しいところがあるのかなと思いますので、そちらにつきましてもその研究をさせていただくというところでお願いしたいと思います。

委員長(菅原 傳君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)実績報告書の124ページ、給食センターの残食の状況についてお聞きします。これ見ますと小学校は、軒並み残食が減っております。食育で大分いろいろ取り組んでいるっていうことでありますが、その内容をお聞きします。

委員長(菅原 傳君)学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸 けい子君)残食の問題はですね、給食運営審議会等々でも十分にお話しさせていただきまして、心を込めてせっかく作った給食でございますので、残食ゼロを目指したいというところでございますが、お子さんの好き嫌い等々もございますので、こういうふうになっている状況ですが、リクエスト給食とか、そのお子さんに好評なメニューを取り入れてこういうふうに残食が減っている状況があるのかなというふうに思っております。

委員長(菅原 傳君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)非常に取り組み、あの、中学校のほうは残念ながら増えてるんですが、小学校は減っておりますので、なお一層の取り組みをお願いいたします。その次、129ページ。文化財保護についてであります。民俗ギャラリーの職員の配置は今どのようになっているかを、今っていうか、19年度のどのようにされたかをお聞きします。

委員長(菅原 傳君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)19年度につきましては、2人配置してましたけれども、1人は育児休暇ということで、1人体制での対応になりました。

委員長(菅原 傳君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)文化財保護は大事なお仕事でありますが、利用の実績、そういったものを考えますと、職員の方にいていただくのはありがたいんですが、やはりそれより、たとえばどっかのその、まあボランティア団体と言い方ではありませんけど、何かしらのそういった、たとえば引き受けていただけるかどうかわかりませんけど、郷土史研究会でしたか、そのようなものが、そういった感じのあったと、富谷町にあるとおもいますけど、そういった方にお願いし、運営をされるとまた経費の点も、少しはお安くなるのかなと思ったんですけど、そういったもの検討されましたでしょうか。

委員長(菅原 傳君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)一部にはそういったことでもすでに取り組んでいる部分もあります。まあ今後もそういった拡大というふうには考えていきたいと思っています。

委員長(菅原 傳君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)それでは最後でございます。133ページ公民館の図書利用状況でありますが、やはりこれを見ますと、成田公民館が一番多く貸し出しされてるんですが、蔵書冊数は一番少ないっていうことであります。これについてどのように検討されましたでしょうか。

委員長(菅原 傳君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)成田公民館が一番新しい公民館でして、ほかの公民館も蔵書数が大分ありますけれども、成田公民館はまだまだの感はありますので、年間を通してですね、毎年成田公民館だけは特別予算を多くつけて蔵書していきたいということでやっております。

委員長(菅原 傳君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)ぜひともそれをお願いしたいと思います。特にあの、成田公民館、まだ新しいといいながらも確か5年、開館して5年たっていると思います。それで金額はこれいくらをあてて、新しいものに対してですね、充てていたんでしょうか。

委員長(菅原 傳君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)成田はですね、年間80万円の予算をとっております。そしてあと、当然書架が必要になりますので、その書架として約19万、20万ほどですね、予算化をして約99万9500円ということで予算化をしているものです。ほかの公民館につきましては、年間30万円の予算で、5館ですね、蔵書している状況にございます。

委員長(菅原 傳君)磯前委員。

委員(磯前 武君)ちょっともたもたしてたらほかの委員に同じようなことを質問されましたが、私はその中でもですね、実績報告の63ページ、さっき同僚委員が聞きましたが、実績報告書の63ページ。この保育実施状況についてちょっとしたいというふうに思います。平成19年度の保育所に入所申し込みの児童数、また申し込みをして待機になってしまった児童数、これを伺います。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)この実績状況のとおりでございます。3月時点での入所児童数が404名で、待機児童が47名ということです。

委員長(菅原 傳君)磯前委員。

委員(磯前 武君)申し込みをして、今まで入所できなかった児童数、結局途中であきらめたりなんかする人もいるわけですよね。そういうふうな意味合いで今聞いたわけです。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)申込者数につきましては今はデータを持ち合わせておりません。

委員長(菅原 傳君)磯前委員。

委員(磯前 武君)それではですね、いろんな打ち合わせをしている中で、町民との打ち合わせですね、入所を申し込み受けて、いろんな話の中で、他の市町村に移ってしまったと、あきらめて。それから民間に移ってしまったというふうなことも子育て支援課ではわかっておりますか。伺います。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)保育所の空き状況はあった場合にお電話を差し上げたときに、認可外保育所に入所しているのでお断りっていうことも実際ありましたし、また、待ちきれずに認可外保育所のほうに入られたという事実もございます。それが町内であったり、または仙台市であったりという状況にはあるかと思います。

委員長(菅原 傳君)磯前委員。

委員(磯前 武君)どうもですね、この若い町、それから人口が増えている町ということで、働きながら子どもがいるけども働きたいというふうな方も増えているように聞いております。どうもその、入所したいと、しかしそれを受け入れないというふうなことが私の耳には入ってくるんですが、それで伺います。この受け答えの報告書というものはあるんでしょうか。子育て支援課には。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)子育て支援課として窓口対応しておりますので、保育所担当のみが対応するわけではなく、私自身も対応することがあるんですが、そのつどの記録としては持っておりません。ただその情報交換はしております。

委員長(菅原 傳君)磯前委員。

委員(磯前 武君)19年度から20年の初めですね、19年度中にですね、町民とのそういうふうなトラブルで、課長のほうに報告があったことはわかっておりますか。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)まあ、職員との意見の違いという、伝え方の不備があったために、もう保育所に入らないという事例は私自身も対応しておりますし、事例は存じ上げています。

委員長(菅原 傳君)磯前委員。

委員(磯前 武君)スマートに応えてもらってるんですけども、どうもそういう場合ですね、そういう報告書の中に書けない、何度か同じ方が訪れるということについては担当者だけでなく、責任者がですね、複数で対応するようなことをすべきだと思うんですがそれはどうでしょうか。

委員長(菅原 傳君)子育て支援課長。

子育て支援課長(八巻 恵美子君)通常の申し込みであればそういう対応、一個人としての対応でいいかと思いますが、いろいろな問題を抱えた場合とか、問題が生じた場合は、議員さんのおっしゃるように、複数の対応、もしくは責任者としての対応は必要かと思います。

委員長(菅原 傳君)磯前委員。

委員(磯前 武君)子育て支援課長も今年度からということで、大変だと思うんですが、そういうその本当に困っている町民がおります。ですから、担当者が長くやっているとそういうことがずっと引っ張ってくるということもありますので、まあ私はトラブルがあったから言ってるんであってね。そういうふうなことを今後しないようにですね、対応できるようにしっかり管理していただきたいというふうに思います。以上です。

委員長(菅原 傳君)ほかに質疑ございませんか。小泉委員。

委員(小泉 光君)一問だけ簡単に質問させて下さい。実績報告書の34ページの下のところにちょっと恐くなるような文言が並んでます。犯罪関係として登録関係、閉鎖関係、犯歴、照会、身上調査ですか。これの意味を教えていただきたいんですけれども。お願いします。

委員長(菅原 傳君)町民生活課長。

町民生活課長(奥山 育男君)犯歴関係でございます。この登録関係といいますのは、犯罪通知書、公職選挙法第1条による通知書等のものの件数でございます。閉鎖関係については戸籍身分事項異動通知書、刑事事項の通所等の件数でございます。この犯歴照会といいますのは、身元照会でして、資格調査、叙勲表彰の内申等で要するような照会でございます。身上調査、こちらは刑事訴訟法に基づきます照会の件数でございます。

委員長(菅原 傳君)ほかに質疑ございませんか。(「なし」の声あり)質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  以上をもちまして本日の議事を終了いたします。なお、次回は9月11日木曜日に引き続き行なうことにいたします。本日はこれにて散会いたします。
 午後 4時45分 散会

平成20年決算審査特別委員会(第3号)

平成20年9月11日(木曜日)

富谷町議会決算審査特別委員会は、富谷町議会議場に招集された。

出席委員 18名

  • 委員長 菅原傳
  • 副委員長 山路清一
  • 委員 千葉達
  • 委員 相澤武雄
  • 委員 浅野幹雄
  • 委員 永野久子
  • 委員 佐藤聖子
  • 委員 伊豆田待子
  • 委員 安住稔幸
  • 委員 高橋敏夫
  • 委員 磯前武
  • 委員 市川壽藏
  • 委員 今村寿
  • 委員 相澤榮
  • 委員 佐藤克彦
  • 委員 細谷禮二
  • 委員 小川昌義
  • 委員 小泉光

欠席委員

  • 委員 土樋輪康雄

職務のため出席した者の職氏名

  • 議長 渡邊俊一

説明のため出席した者の職氏名

  • 町長 若生英俊
  • 副町長 昆野武裕
  • 産業振興課長 奥山吉信
  • 経済振興課長補佐 安藤敏
  • 経済振興課長補佐 田中伸哉
  • 都市整備課長 鴇謙一
  • 都市整備課長補佐 若生稔
  • 都市整備課長補佐  伊藤正   
  • 上下水道課長 梅津慶一
  • 上下水道課長補佐 相澤友子
  • 上下水道課長補佐 横倉時夫

議会事務局職員

  • 議会事務局長 亀郁雄
  • 次長 橘川栄

午前10時00分 開会

委員長(菅原 傳君) おはようございます。本日の出席委員は18名であります。定足数に達しますので、直ちに本日の「決算審査特別委員会」を開きます。 

認定第1号 平成19年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について

委員長(菅原 傳君) それでは認定第1号、平成19年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
 なお、本日の日程は一般会計のうち産業振興課、都市整備課及び上下水道課の所管に属する決算について審議をいたします。
 これより各担当課長へ、内容の説明を求めます。最初に産業振興課長。
 [産業振興課長、都市整備課長、上下水道課長が決算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(菅原 傳君) 以上で、説明を終わります。これより質疑に入ります。磯前委員。

委員(磯前 武君) 実績報告書の88ページ、農業振興に関する補助事業ということで伺います。この6番目、ブルーベリー産地拡大事業61万9000円ですが、この件で伺いたいのですが、産地拡大はどのような事業なのか伺います。

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) ブルーベリーの栽培面積を増やすということでの補助事業でございます。

委員長(菅原 傳君) 磯前委員。  

委員(磯前 武君) 私ども産業建設常任委員会でブルーベリーのなにか滞貨しているというか余っているというふうなことを聞いたことがあるのですが、この販売の拡大はこの産地拡大と併せてどのようにしているのか伺います。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) ブルーベリーのPRということで各マスコミですね、の方に広告掲載それから今年度は前にもお話しいたしましたけれども、ブルーベリー触れ合い教室ということで、摘み取りそれからスイーツの作り方、お菓子職人さんをお招きしてのスイーツ作り教室それからブルベリーの植栽の関係の講習というような形でのそういった触れ合い教室をやっております。それから摘み取り農園のPRも各テレビなんかにも投げ込みという形でお願いをしてPRをしております。また、今年は町内在住の方のお力をお借りいたしまして、セブンイレブンでのスイーツの生食のブルーベリーを使っていただいて東北6県にというような試みもできましたのでこれらを拡大していきたいというふうに考えてございます。

委員長(菅原 傳君) 磯前委員。

委員(磯前 武君) 拡大の中で給食ですね、学校給食にですね年間一回くらいというふうに聞いたんですが、19年度はどのぐらいやられたか。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 回数についてはちょっと確認できないですが、この間の地場産品のやつで100パーセント富谷産ということで、給食ではご使用いただいてございます。

委員長(菅原 傳君) 磯前委員。  

委員(磯前 武君) 加工ということが言われている訳ですが、この富谷町の町内ですね、菓子会社というかお菓子関係ですね、そちらにはこのブルーベリーの納入はどのくらいしておりますか。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 町内のお菓子屋さんに直接ということはまだこちらの方には報告いただいてございません。

委員長(菅原 傳君) 磯前委員。

委員(磯前 武君) 私らも名刺にブルーベリーをマーク付けていろいろな政務調査行ったり、PRしているのですが、やはり私どもも富谷町のブルーベリーを是非PRしたいというふうなことで、そちらの菓子店ですかね、そういうところに対する販売拡路を図るべきだと思うのですがいかがでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 先ほど申し上げました町内のお菓子職人の方にという段階でいろいろお話を聞きましたら、外国産の方が安いということもございましたので、生産組合の方とその辺の値段のご協力をいただきながらですね、富谷のブルーベリー、この間も使っていただいて非常に好評いただいたものですからその辺で値段の交渉をしながらですね町内で使用していただくように努力していきたいと思っております。

委員長(菅原 傳君) 磯前委員。  

委員(磯前 武君) 在庫数というのは私ども気になったんですが、18年末、19年末ですね、どのような在庫ですか余り在庫というか冷蔵庫に滞貨しているような金額分かれば。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 在庫の数字は今持ち合わせておりませんので、後ほどご報告させていただきます。

委員長(菅原 傳君) 磯前委員。

委員(磯前 武君) 質問を変えます。 実績報告の99ページ、交通安全施設工事ですね、これの2番目の立体減速表示設置(成田)25万2000円、これは成田のどの場所でしょうか。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 成田5丁目地区、7丁目地区ですかブールバールの両側の緑道から入った路線でございます。2箇所でございます。

委員長(菅原 傳君) 磯前委員。  

委員(磯前 武君) 聞くところによると中の方というふうな、メイン通りじゃないということなんですが、道路の幅、それから何メートルにわたってやったのか伺います。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) メートル数といいますか、これはハンクという道路が盛り上がって見えるような白と茶色とブルーのですね三色にわたりまして、矢羽のような形の6メートル幅員の物に三箇所づつですか6枚、計それで2箇所12枚設置したものでございます。それから延長というか箇所数で表示されるものでございます。

委員(磯前 武君) 効果のほどはどうなんでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 設置した場所につきましては、成田のブールバール付近で、子供達がよく自転車で緑道を通りまして遊んでいて結構な場所なんございますが、どうしてもメーン道路としまして緑道から自転車にヒョッと飛び出すものですから、その飛び出しを規制するために手前で車止めを設置してなおかつ通行車両にここは何かあるんだよということを注意促すためのマークでございまして、地元の方の何人かの奥様方から伺ったところ非常に効果は出ているというような好評をいただいております。

委員長(菅原 傳君) 磯前委員。  

委員(磯前 武君) 効果が大分あるということなので、富谷町ではこの成田以外にそれを設置している場所はありますか。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 成田の19年度に成田のこの場所、1箇所、試験的にといいますか効果のほどを見ながらということで設置しました。20年度になりましてから成田地区、もうちょっとあの結構、緑道はございますので中心に向かって放射状の緑道があるということでその辺の交通量が多いとこについて数箇所設置しました。あと、上桜木地区ですか、上桜木地区の穀田大沢線というメーン道路ですね、メーン道路から西側に入った団地内の幹線道路のその1方裏側の道路に設置しております。これも公園のすぐそばでございまして緑道があるというような、子供達が多い地区というようなことでそれも子ども達の飛び出し防止ですね、それも車止め緑道の方に設置しましてなおかつ車両の方の注意を促すために同じような形態のものを設置してございます。一応、効果のほどは近隣の販売事務所の女性事務の方にも伺いしたところ効果は出ているというようなことを意見をいただいております。

委員長(菅原 傳君) 磯前委員。

委員(磯前 武君) これは緑道との自転車とかそういうふうなものが飛び出し禁止に効果があるという今の課長の話ですが、一般道路にはどうなんでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) この減速マークの設置についての効果というようなことでございますが、集中しまして設置した場所は歩道からの横断部分で交差する部分での設置でございまして一般車両といいますか、効果が無いといいますか、効果が無いことは無いと思います。それは、ある程度全ての交差点の箇所に設置すれば、それはあんなものだなということでたぶん運転手が目で認識すると思うのですが、いままで無かったとこにぽこっとそういうものが設置されればある程度「なんだべな」ということで注意する、その利点はあるかと思います。

委員長(菅原 傳君) 磯前委員。  

委員(磯前 武君) 高齢者、それから子どもがどうも使う歩道、特に富谷の場合は公民館にいろいろな高齢者の集まる機会が多い、それから学童保育これは公民館でやっておりますからそれに対しての子ども達が頻繁に公民館に集まる、公民館付近の歩道についてやるべきだというふうに思いますがどうでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 歩道ですか。(「歩道の手前」との声あり。)歩道との交差点でしょうか、人の通り横断通行量の歩行者の通行量の多さとか、そういうような状況を見ながら、この原則マークが良いのか、また他の安全施設が良いのかというようことが検証しなければならないと思います。

委員長(菅原 傳君) 磯前委員。

委員(磯前 武君) 是非とも頻繁に通る、人命が一番大切ですから是非試していただきたいというふうに思います。質問変えます。実績報告の103ページ、これの大亀山森林公園管理事業ということで、大亀山森林公園の除草業務委託ということで年3回、273万円とこれありますが、これはどこの業者に出しているのでしょうか。伺います。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) これは町の業者の選定委員会によりまして選定された業者でやってございます。ちなみに去年はですね500万円以上の予定価格でございましたので、28社によります一般競争でございました。日栄緑化さんという仙台市の造園業者さんが落札して施工してございます。

委員長(菅原 傳君) 磯前委員。  

委員(磯前 武君) 仙台市の業者さんがやられたということなんですが、この除草委託業務はですね、シルバーでは出来ないのでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) シルバーさんのよく私どもの都市公園の除草業務やっていただいておりまして、非常に大変失礼ですが、年数も経過して腕も上がっておりまして非常にきれいに精力的にやっていただいております。大亀山森林公園、ご存知のように平地もあれば傾斜地もあるというようなことで、一部もあと自然緑地の中に入る部分もございますので、藪とかも存在するというようなことで、シルバーさんじゃなくて土木業者、あるいは造園業者、県内業者対応でいままで入札に付していたというような状況でございます。平地等だけであればシルバーさんでもやれないことはないのかなと思いますが、現在のところはそういった業者で施工していった経緯がございます。

委員長(菅原 傳君) 磯前委員。

委員(磯前 武君) その工夫は今後検討するのでしょうか、シルバーとその他の業者との区分け。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) これは私一人の一存では決められることではないのですけれども。シルバーさんも私どもの都市公園、72箇所ございますがそれらの公園全てやっていただいております。三工区といいますかね、三工区に分けて地元町内会の方々がなるべく地元の公園を除草していただくというような方法で現在やっておりますので、実際年三回どこの公園もやっておりましてその辺の施工時期とか体制もあるのですがそれらを総合勘案して発注の段階で財政課ならびに庁内でも検討してまいりたいと思います。

委員長(菅原 傳君) 磯前委員。  

委員(磯前 武君) それでは、除草の件は検討していくということで、2番目の修繕工事、この中のその他修繕工事とありますが、アスレチックの18年度はアスレチックの修繕が3遊具で100万円ちょっとですが、19年度のこの修繕工事というのは、9万2000円ですがこれはアスレチックの遊具の修繕の内容でしょうか伺います。何の内容でしょうか。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) アスレチックについては損傷がひどい部分については自前といいますか直営でやっております。これはアスレチックは直接やってございません。

委員(磯前 武君) 伺いますが、アスレチックはこの時には全ての遊具が利用できるというか使用できるという状態だったんでしょうか19年度。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 8箇所を使用禁止にしてございます。

委員長(菅原 傳君) 磯前委員。  

委員(磯前 武君) このアスレチックというのは健康ですから健康遊具ですから体力づくりというか、ずうっと関連して道を行ってずうっと繋がってやれるところに本当の効果があるので、これが出来る、これが出来ない、これも出来ない、あれも出来ないとなったらアスレチックの意味が無いのではないのでしょうか。どうでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) これにつきましては、先の一般質問でも町長がお答えしておりますとおり今後の修繕計画については、慎重にやっていく、私は当面5基を撤去して16基で運用していくというような方向で現在いるところでございますが、議員さんおっしゃられるようにアスレチックの連続性といいますか、運動に対しましての連担性、連続性というのは十分に認識してございます。前にもお話しましたとおり1基約300万円の費用がかかるというようなことで大々的に修繕するにはかなりの費用がかかるというようなことで、今後の見直しというようなことで、5基を撤去して16基で運用するというようなことで私どもで今後やっていく方向でございます。

委員長(菅原 傳君) 磯前委員。

委員(磯前 武君) 質問変えます。104ページの一般公園管理事業、この中の4行目業務委託ですね、これの4行目成田せせらぎ水路清掃業務委託というふうなことで、水路部清掃4回、環水槽清掃2回ということで278万3000円支出してますが、この4回というのはどういうふうな方法でやっているのかこの点、それから環水槽清掃というのはどういう方法なのか伺います。方法ですね。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 清掃の方は7月、8月、11月、3月それぞれ水路やっておりまして、内8月と3月につきまして水槽の方もやってございます。維持管理保守といいますか、バキュームとか高圧洗浄を使って清掃するものでございます。その他に日曜清掃9月4回、10月4回、11月3回、それから12月2回、計13回これは日曜清掃としてやってございます。

委員長(菅原 傳君) 磯前委員。  

委員(磯前 武君) この日曜清掃というのは町民がですね、出て、ボランティアでやっていることを指しているのでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) これは富谷町シルバー人材センターさんに委託してございます。ゴミ等の網とかですくいながら、あと落ち葉等を清掃してくれたものでございます。

委員長(菅原 傳君) 磯前委員。

委員(磯前 武君) これはシルバー人材センターに委託している業務で費用はかかってるのですか。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 費用はかかってございます。

委員長(菅原 傳君) 磯前委員。  

委員(磯前 武君) これは一般の町民が出来るような作業ではないのですか。どうなんですか。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) シルバーさんではなくて町民がそこをやれというようなことを住民合意があれば出来ないことはないと思いますが、なにしろ1週間に1回ですか。まず、延長が結構、今1.9kmぐらいございますので、延長長いものですから毎日といいますか、そのつどやるのはなかなかいまのところは難しいのではないかと考えております。

委員長(菅原 傳君) 磯前委員。

委員(磯前 武君) 無理を町民に強いるとかそういうことじゃないので、そういうふうなことをやっているときに、例えば成田町内会にこういうことを今やってますがどうなんでしょうかとか、老人クラブ、せせらぎ会ですかそういうふうなご協力とかそういう要請はしたのでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 特に要請はしてございませんが、せせらぎ会さんあるいは町内会さんの中には私どもが委託しております、日曜清掃以外のもの多分ゴミとか落ちている場合には拾っていただいているのではないかというふうに考えます。

委員長(菅原 傳君) 磯前委員。  

委員(磯前 武君) 私が言いたいのは町民に無理を強いるとか、そういうことじゃないのですが、そういうふうなことをちょっとしたお手伝いをその業務の時にしてもらうことによってその川をせせらぎを守ると言いますか、変なものを流さないというか飛ばさないというかそういうふうなみんなでそのせせらぎの川を優しくしようという考えが出てくると思うのですがどうでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 議員さんのおっしゃるとおりでございます。

委員長(山路 清一君) この際、11時10分まで休憩いたします。
午前11時00分休憩
午前11時10分再開

委員長(菅原 傳君) 休憩前に引き続き委員会を開きます。先ほどの磯前委員の質問に対して補足説明がございますので産業振興課長より説明を求めます。

産業振興課長(奥山 吉信君) 先ほどのブルーベリーの在庫のご質問でございましたので確認をいたしましたので、お答え申し上げます。平成19年度産につきましては今は加工に全部まわりまして製品になっておりまして、各店舗にまわっておると。現在、確保しているのは20年度産のブルーベリーということでございます。以上でございます。

委員長(菅原 傳君) 磯前委員。  

委員(磯前 武君) 先ほどの水路の清掃の件ですが、その地域に負担させるとかそういうふうなことではなくて子供たちを含めて町民がそういう意識になると川はきれいになると、まして成田の場合は特色ある素晴らしいニュータウンということでね、町としても大きな自慢できるニュータウンではないかと思いますので、そういうふうなことの今後負担ということじゃなくて、一緒に町民と町の行政が協同でやっていこうという意味合いからどうでしょうかと思っているのですが、その点について課長はどのようにお考えですか。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) みなさんご存知と思いますが成田地区に新富谷ガーデンシティ環境保全組合という、組合組織がございます。これはほとんどの住民の方が作る組織でございまして、そちらの組合の方とも私どもの事業も含めてですね、年に数度打ち合わせをさせていただいております。ここの成田せせらぎ水路の清掃についての意見交換もやっておりまして、一度は組合の方にもやれればというような話もございましたが、今年度も含めて19年、20年ですか今のところ全区間についてつねにきれいな状態を保つのはなかなか今のところは難しいので町でなんとかというようなことの相談がございました。20年度含めて19年度もとりあえず町の方の予算の中でなんとかしようということで、協議した上で現在業務を行っておるところでございます。議員さん言いましたように他市の例を踏まえて河川の清掃を、心を育てていくといいますかね、子どもたちとか、住民の心を育てていくのは非常に大切なことだと私たちも認識してございます。先ほど言いましたように組合は全町内会の住民ということもございますので、今後それらを含めてまた組合の方と協議してまいりたいと考えてございます。

委員長(菅原 傳君) 磯前委員。

委員(磯前 武君) 私ども産建で勉強で行った所で福岡県柳川で子どもたちと一緒に掘割を柳川市の掘割をきれいにしようというふうな動きで大変きれいになった。それから津和野ですね、津和野が町の水路これに鯉が泳いでいるというふうなことで大変これもすばらしい。そういうふうな町、本当に美しい町だなというふうに感じたんですが、そういうふうな方向性に成田せせらぎのもっていくというふうな形がすばらしいのではないかと思うのですが、そういう先進地を議員だけではなくて町行政の方々が勉強するというふうなこと、その辺町長どうなんでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) ただいまの住民協同という考え方を私も町政姿勢の基本に置いておることでございまして、どの場面、どの時期といいますかね、常にそういったことについては今出来る、出来ない、ある時期を経ったらまた組み立てる中で醸成され盛り上がっていく、そういうふうなことはですね、やはり常にベースに置くべきだというふうに思って進めていきたいと思っています。柳川のといふうなということの今お示しもいただいてまったく確かにおっしゃるとおりでやはり、まさに見ることの強さというのはあるのだろうと思いますね。議員のみなさんの熱心なる研修活動というものは敬服をするわけでありますけれども、なかなかこう議員のみんさんが行ってきた、見ていらしたものものが我々に伝わらないという、せっかくの見たものをなんとか伝えてもらう策が無いものかと思ったりですね、職員も市町村で海外研修ということありますけれども、そういったものの生かし方とかね、海外に行けないながら選ばれた者が10日間ほど行ってくるわけですので、そういったものを我々とかみなさんにとか共有化する方策は無いものかと思ったりもします。そんな中でもう一つだけ今地域と一緒にというふうなことの中でご質問される方いらっしゃるのか、101ページに河川愛護というのもこれも県管理の河川をですね10河川愛護会が、40年近くにわたって努力されてきていろいろ課題等が見え隠れするものですから先日、10団体、町内会長さんなんですけれども集まりいただいて実際に生の声を整備課長を含めて担当課ともども聞く機会がありました。やはりそう言った場も意識的に設定をし取組んでいかなければならないなとそんなことを感じたしだいでございます。趣旨については大いに共感するところありますので、鋭意取組んで参ります。

委員長(菅原 傳君) 小泉委員。  

委員(小泉 光君) 本来は財政課の質問かと思うんですけれども、都市整備課も大いに関係すると思いますので、答えられる範囲、あるいは分かる範囲で結構ですので回答お願いしたいと思います。公共工事の品質確保の促進に関する法律というのが平成17年の4月1日から国交省から施行になっております。この中でですね、発注者は競争参加者の技術的能力を審査しなさい。技術提案を求めるよう努力しなさい。中立公正な審査評価が行われる必要な措置を講じて評価方法などに関する情報を公表しなさいとありますが、富谷町からたくさん出ている公共工事のこれらの法律に則する、どういうふうにやってますかという質問です。

委員長(菅原 傳君) 小泉委員に申し上げますが、何ページでございますか。

委員(小泉 光君) 全体です。 

委員長(菅原 傳君) ちょっとね、どっか絞ってやらないと一般質問になっちゃうんで出来れば具体的に話していただきます。

委員(小泉 光君) じゃあ、質問を変えます。それではですね、ページの実績報告書の86ページから91ページまで、これ大きな枠で農業振興だと思いますがここで、ここの決算額、全部足すと約2500万円位になります。18年度は2000万円位だったんですよね。ごめんなさい、18年度が2500万円で19年度が2000万円なんです。この500万円ほど減っているのですが、一番大きく減っているのがですね、生産調整、ここが19年度は500万円、18年度は1200万円位でした。この大きな差分というのはいったいどうして生まれるものなのでしょうか質問します。

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 91ページ、44生産調整推進費でございますがこちらは別協議会でございます。富谷町地域水田農業推進協議会の方で富谷町の水田対策、転作対策を主にやってございます。それらを補完をする一般会計分がこの生産調整推進費で支出しているというふうになっておりまして18年度におきましては竹林生産組合で大豆の生産拡大ということで大豆管理機を購入、約380万円ほどを予算計上させて支出しております。その他に生産調整の産地作り交付金でですね、協議会で賄えない分の一般会計の支出ということで269万円ほどございました。この分が今議員さんがおっしゃられました約600、何十万円かの差額になっておると思いますので、平成18年度に支出が多かったということで、平成20年度で志戸田生産組合さんの方で同じ大豆管理機を購入ということで予算化をさせていただいておりますのでご報告申し上げます。以上でございます。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。

委員(小川 昌義君) 実績報告書の方で質問をしていきます。まず、最初に85ページ労働問題ですけれども、これは経費の中に労働相談というものが入っているのかどうかお伺いいたします。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 相談業務入ってございません。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。  

委員(小川 昌義君) 労働のところにそう言った内容が無いのですかまったく。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 予算化はされておりませんけれども、窓口とかそれから電話でのご相談を受けまして就業に関するものであれば、ハローワークさんとの連携というような形で事務はやってございます。

委員(小川 昌義君) 最近、派遣問題とかみなし管理者問題とかですね非常に社会的に問題なってる点が多々ありますので、是非そう言った窓口が開かれているのだと言うことについて宣伝なり何なりをしていただきたいと思います。続いて92ページですけれども町有林ていうこと書いてあるのですが、町有林て面積どれくらい。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) ちょっと全体の面積、今持ち合わせしてませんので、後ほど。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。  

委員(小川 昌義君) 富谷町のですね、ホームページ開いて来た訳ですけれども18年度と19年度の間にですね宅地が面積が減っているのですね、そして森林も減っている訳なんですがこれはどこで質問すれば良いかちょっと分からなくていた訳ですけれども、町長このホームページの数字ちょっとご覧になったことありますか。ちょっと後で見ていただいてですね私もちょっと疑問になったんです。私の頭の中では宅地が増えていって森林とかその他の項目が減っていくのなら分かるのですが、18年度と19年度に比較しますとですね、宅地が減って森林も減っているという数字でですね、これはホームページで税務課の資料なのですが、要するにその資料がこれを見て今質問しようと思ったんですけれども、要するに緑の環境問題なんかを含めてですね面積が減っていっているということについて町長としてはどう考えているかお伺いしたいと思います。

委員長(菅原 傳君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) ちょっと私も今のお話の中から整理しきれないのですけれども、宅地面積が減る、森林面積が減るどこかに増えていったのは、増えるものなんでしょうか。(「その他というところが増えている」との声あり。)その他の方に。是非、今、税務課でもこの中継を注視しておりますので帰ったころには即、答えが返ってくる段取りなると思いますので後ほどご報告申し上げます。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。

委員(小川 昌義君) それではですね、次の質問に移りたいと、95ページでございます。実績報告書でずっと質問していきます。95ページの防犯灯の修繕なんですがこれは、だいたい申告から、各町内会から申告されまして回復するというのは平均的にどのくらいの日数なんでしょうか。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 通常は一週間以内ということで、電話とかでお答えしております。早いときは次の日、2、3日で修復する箇所もございます。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。  

委員(小川 昌義君) ここの電気料とかですね、防犯灯と道路照明灯でそれぞれ金額が書いてある訳ですけれども、これのあの防犯灯と道路照明灯の金額というのはどの程度なっているのでしょうか。電気料です。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) なにしろあの、これにつきましては伝票1枚1枚でトータルとしたものは無くて合計額で来るのですね、伝票本当にかなりの枚数でございまして何所がどの場所というものが整理つかない状態で今のところは防犯灯が幾ら、照明灯が幾らという区分け方はしてございません。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。

委員(小川 昌義君) そうしますと1灯1灯の計算ということになっているわけですか。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 道路照明灯で分電板使いまして連続照明している箇所もございますので、それはあの分電板に備えてあるメーターでの重量で請求がくるものでございます。ですから1灯あたりと言うのはなかなか難しい状況でございます。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。  

委員(小川 昌義君) 続きましてですね、97ページになるのですけれども側溝関係なんですけれども、うちの方の東向陽台一丁目にある電力のパゴダがあるわけですが、それを工事を終了しましたけれども、そこに側溝が残っているのですねこのパゴダを撤去する際に側溝ということについて前に町内会から出ているはずなんですが、これは18年度にとか19年度にそういった側溝の工事というふうに考えているのでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) ここの場所につきましては私どもも東北電力のパゴタの撤去と言いますか。建て替え工事に注視していたところでございます。最終的にご存知であのような形でのモルトの吹きつけ部分のコンクリート部分を残してのちょっと出来型になりまして、設計図見なかったのかと部分はそれにして、私どもはあのような形で残るというのは想像はしてなくてですね、今後地元の方の使い方といいますか、あくまで用地につきましては電力の用地でございますので、その辺の電力さんとの土地のこれからの土地の残し方と言いますか、その考え方も踏まえながら側溝だけ有蓋化すればいいのか、あるいは道路前提、あるいはあの辺の地区前提のことも考えなくちゃいけないのかなということは検討の余地があると思います。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。

委員(小川 昌義君) おかげさまでパゴダが平らになったんですが。平らになったおかげでですね側溝に車が入っていく状態になってしまっているという状況がありますし。一度あのパゴダに車がのり上がっていったりしているという状況もありますので、その辺、是非検討をしていただきたいというふうに思います。続きまして、報告書の109ページ。東向陽台一丁目の急斜地の件でございますけれども、現状はどのようになっているのか質問したいというふうに。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) これにつきまして、昨年の7月16日の雨で一部、急斜地が崩落したわけなんですが、先月の24日の雨だったですかね、24と31ですか31の雨の方でここの隣接地約10メートルほど崩落しているのを確認しております。私どもも雨の際はここは、イの一番で現場に駆けつけることにしておりまして、表土について1メートル未満だったんですが、若干の崩落がまたございました。住宅地の手前に防護柵をしておるのですがその手前では日中は止まっている状況で現在のところ法面勾配からすると傾斜状態によると安定しているような状況でございます。ただあの、いつまでもあのような状況にはして置きませんけれども、私ども十分認識しておりまして、先にもお話しておりましたが県の急傾斜地事業として採択して次年度以降取組んでいただきたいというようなことを要望しておりますし、先日もまた再度のお願いをしておったところでございます。これにつきましては、なにしろ宮城岩手の北部地震の関係でその辺の防災対策が向こうの方に集中しておりまして、なかなか私どもの事情話しておるわけなんですけれども、何とか事業採択に向けて取組んでいただきたいというようなお願いをしているところでございます。現地については、やはり調査するために木を伐採することによって草も生えているものも若干の表土が現れる部分がありますので事業が採択するまでの間、仮設的な防護なんですが法面についてもう一度、シート張るなりある程度の防護柵について今検討している段階でございます。もう少しお待ちいただきたいと思います。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。  

委員(小川 昌義君) すぐそばにいる住民の方々は常に不安に思ってますし、その辺早急に対応策お願いしたいというふうに思います。特に近年集中豪雨ですね、集中豪雨というのは予想もしないほど雨量、最近報道関係聞いてますとですね、100ミリなんていうのはざらで、今までの常識でいくと50ミリ程度で考えていたものが、今100ミリなんていうのは当たり前のように報道されているという状況です。そういう意味で富谷町でですねこういった集中豪雨、50ミリから100ミリぐらいの発生した場合、その災害地域というのは調査しているでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 62年の8.5豪雨とういうのはものすごい量の雨降った、私どもこれまで生存中に一番降った量で一応記憶しているのですが、あの時ですね志戸田地区ですか、竹林川という志戸田、ニノ関の方を指すのですが、あそこで1戸ですか孤立したような状況になったというのがございます。あとは、それ以降は浸水が心配される箇所については国で管理しております竹林川付近の威徳寺さんという三ノ関のお寺さんあるのですがあの付近の7、8軒の住宅が一度床下浸水のあったということで、あの辺に水害の危険区域等に認識してございます。あとは、一部西川、西川というのはあけの平団地の西側から町の新町地区を通りまして、大童今泉地区を流れる川なんですが、そこも今泉地区で8.5豪雨の際は一部ものすごい浸水するような状況により至ったというようなことであの辺も一応注意する区域として認識してございます。

委員長(菅原 傳君) 小川委員。  

委員(小川 昌義君) 8.5なり8.25という水害があったわけなんですが、その当時というのはまだ明石台それから成田の団地なんか無い状態。当時、コンクリート化されてしまいまして一気に溜池に入り、こちらの方の川に集中してくるというような状況ではないかというふうに思うのですが、その辺の調査はしていらっしゃるのでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) コンクリート化されているといいましても、一応洪水調整池ですので、終末のオリフィス管、オリフィス管というのは口径が決まってことでそこから一定量しか出てきませんので団地の水が一気に河川に来るということは今のところはございません。ただあの手前みそなんですが穀田地区なんかは縦貫道の水がそれこそ調整池ないところから一気に川に流れてくるというような状況も目にしております。また現在、北部道路工事の方にも穀田川沿いですので本当に一気に流れて来まして土砂がにごり水が一気に来てですね、先週の一部分だったのですが、たまたま外にいましたら短時間、集中豪雨してから10分から15分くらいで本当にすごい量で水が流れて来たというのが目にしてございます。ですから団地出来たのですぐに来るかというようなことであれば、洪水調整池が機能しているので現在のところ県の河川とは一気にくるというような状況にはなっていないというふうに認識してます。

委員長(菅原 傳君) 細谷委員。

委員(細谷 禮二君) 私からは2点質問します。1点目は実績報告書の97ページ、道路維持について、2点目は99ページ交通安全施設について質問いたします。まず、98ページ実績報告書委託関係についてお尋ねいたします。まず、1点目除草ですね道路除草は年何回やっているのかということをまずお聞きいたします。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 年3回でございます。部分的なところは2回ですが、通常3回でございます。

委員長(菅原 傳君) 細谷委員。  

委員(細谷 禮二君) 街路樹の剪定は年何回やっているのか。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 通常は年1回でございます。ただ、直営で今注視しているところなんですが、歩道等で歩行者あるいは自転車等に支障となる脇芽といいますかあの辺については直営をもって部分的に施工しているところもございます。ですから、木によっては年2回というような場所もございます。

委員長(菅原 傳君) 細谷委員。

委員(細谷 禮二君) 側溝掃除の方は業務は年何回やっているのか。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 私ども集中的にやってございますのが、明石台地区の宮沢根白石線、それから七北田西成田線を中心にやってございましてここの場所でいいますと春先とあとは冬前、雪降る前ということで最低年2回やってございます。

委員長(菅原 傳君) 細谷委員。  

委員(細谷 禮二君) この側溝掃除について、清掃についてお聞きいたします。札幌それから仙台、そういう街路樹の立っているところの側溝を見て歩くと非常にきれいになっております。この側溝掃除をきれいにすることによって排水溝に枯れ葉が詰まったり、ゴミが詰まったりそういうことが無くなって非常に水溜りも無くなると側溝掃除を増やすことによって、そして排水口に。一石二鳥ではないのかなと、もう少しこの側溝掃除を年5回くらいにしていけば非常に美しい町作りが出来ると思いますがいかがでしょうか。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 年5回とはいいませんが、わたしどもも側溝清掃といってますのは通常枡に溜まったバキューム官、高圧洗浄してバキュームでするような作業なんですが、路面清掃車を走らせての清掃につきましては、そのつどといいますかある程度、道路の状況を見ながらやっている状況でございます。札幌、仙台については直営の清掃車もいるというふうに聞いてますし、私どもあくまで委託業務でやってございますので経費の面からも一応回数については5回というふうなことはちょっと確約出来ませんけれども、なるべく溜まらないようなかたちで維持管理をしていきたいとは考えますが、それは付近住民の方の日常の清掃についてのご協力も一つよろしくお願いしたいというふうに考えてございます。

委員長(菅原 傳君) 細谷委員。

委員(細谷 禮二君) 先ほど仙台市の方と言いますが、私も仙台市の方でいろいろ調べて参りました。仙台市の道路課の方では街路樹の方は月2回やっていると、幹線道路は月1回やってます、というような回答をいただいて参りました。課長さんも今度仙台の町の方に行った時にですね、道路の側溝を見ていただければ一番分かるのではないのかなと思いますが、やはり側溝をきれいにすることによって排水口がスムーズに流れていくのではないかと、冠水が起きないということ、水溜りもできないということですね。そういうことが、一石二鳥と先ほどお話しましたがそういうことがありますので、お願いしたいなと思います。2点目に入ります。99ページ、交通安全施設についてお尋ねいたします。これは明石台成田線の橋ですね冬場は非常に危険です。私はこんなことちょっと、冬期間ドライバーの傷の跡と、あそこの道路の側溝のところ歩道とのコンクリートがみんな欠けた跡なんですあれ、自損でスピード出してあそこの側溝へ乗り上げるというのが非常に多いようです。凍結中の看板、冬場は出ているようですが1枚ではなくやはり片側に3枚ぐらいはつけておけばドライバーが良く目につくんではないかと1枚だけではすぐ見過ごしてしまうと、やはり反対側上り車線、下り車線の3枚ぐらいづつはつけておけばドライバーも良く注意するのではないかと、または板ではなく光るやつであればもっといいのではないかと思うけれどもその点をお尋ねいたします。

委員長(菅原 傳君)都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 今議員さんお話したように現在、左右両側1枚橋の前面につけてございます。枚数の増やすことについては一応検討したいと考えております。あそこは滑り止め塗装といいますかね、カラーで一応注意を促して音の出るような構造にしておりますが、なにしろ幹線道路で交通量も多いというのは認識してございまして、冬になればイの一番にあそこ融雪剤を散布する区間としてございます。なにしろ現在のところ町で最大の橋長を有している橋でございますので、天気予報を注視しながらその辺の凍結対策もしていきたいと思います。

委員長(菅原 傳君) 細谷委員。  

委員(細谷 禮二君) 町の交通安全パトロール車が走っておりますが、重点的にどういうところを見て点検しているのかお聞きいたします。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) これはもちろん路面の穴でございますね、事故が無いようにということで穴でございます。次が側溝の詰まり、あるいは樹木のせり出し、あと看板標識ですか、最近は公安委員会との連携でよく道路標識それから規制標識等なるべくドライバーに見えるようにということ要望されておりますし、一緒にはパトロールとかもしてますので主にはその3点ですか、注意深くパトロールをやっております。

委員長(菅原 傳君) 細谷 禮二委員。  

委員(細谷 禮二君) やはりパトロール車は走って見ているようですが、町のU字溝がちょっと崩れていたり、また側溝に枯れ木が、今朝私もここに来るとき側溝の方へ枝がながっているわけですねそれからあとは横断歩道の白線が消えていたり団地内の一時ストップの白線が消えていたりまたは防犯灯が切れていたり、それからそういうふうのが非常に多く目立つ訳ですが、町民に言わせると安全パトロールなんかドライブしているでないのかなと悪口を言う人もおりますのでもう少し細い点を注意しながら運転をしてもらいたいなと思いますがその意見をお聞きします。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 議員さんの言われるようによく注意してパトロールしたいというふうに考えています。ありがとうございます。

委員長(菅原 傳君) 山路委員。

委員(山路 清一君) 私は行政実績報告書の中からご質問させていただきます。まず、87ページです。農業振興関係なんですけども、今「ムサシ」の方にですね出店して野菜関係売ってますけれども、こちらはJAあさひなの方ですか、それとも「おんないん会」だかと話し聞いたんですけれどもその辺でご質問いたします。

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 「おんないん会」さんで直販をしてございます。

委員長(菅原 傳君) 山路委員。  

委員(山路 清一君) 当初、「カインズホーム」でやったんですけれども「ムサシ」の方に移ったという理由は何かございますか。お伺いいたします。

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 「カインズホーム」さんの売り場でございますが、販売場所が特定されませんで、売り上げがばらつきあったということでございまして「おんないん会」の方に「ムサシ」さんからのお声がけがあったということで条件の良い「ムサシ」に移動したものというふうに報告がございました。

委員長(菅原 傳君) 山路委員。

委員(山路 清一君) ご存知の方もいらっしゃると思いますけれども、今回ですねもう近じか富ヶ丘のAコープが閉鎖されます。これに伴いですね非常に近隣の方が今まで買えたところが不便になるということで私の家なんですけれども野菜関係ですね買う場合にAコープかなり利用しております。特に今ですと漬物で長茄子ですかあそこ美味しいんですね、それで無くなるということでかなり住民の方も心配しますし、こういう「おんないん会」とかですねJAあさひな関係をそちらの方にですね、連れてくるということは考えないかお伺いいたしたいと思います。

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 富ヶ丘のAコープにつきましては今月の26日で現在の店を閉店ということでJAあさひなさんの方から報告をいただいております。ただ、産直につきましては改装はいたしましてですね、11月からAコープを直売施設として改装するというふうな計画でございまして、11月までの9月26日からの間につきましてはその産直は継続していきたいというふうな計画でございます。

委員長(菅原 傳君) 山路委員。  

委員(山路 清一君) 是非とも近隣住民のためにもお願いします。それでは質問を変えます。ページ97ページです。道路維持、歩道のですね植栽関係につきまして非常に作った時はいいんですけれども、木が大きくなると、特にケヤキ、ケヤキですと10メートルあるのかな、5、6メートルくらいのケヤキは普通にございます。これであの日吉台から日吉神社の方にずっと4号線に下っていくところ町当局の方でバッサリ枝を切っていただいてですね、非常に住民はよろこんでおります。今後ですね、開発とかそれからいろいろ土地区画整理関係の話があった場合ですね、やはり植栽については考えるべきかなと思います。この辺についてお伺いいたします。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 議員さんいわれましたように現在、ケヤキの根っこを切りながら舗装の盛り上がりを直している箇所、日吉台地区、並びに明石台地区で施行してございます。植栽については私どももいろいろな影響ありまして舗装部分が盛り上がっていることについて非常にその対策について苦慮しておるところでございまして、舗装、あるいはインターロッキングブロックを外して根を切ってまた戻すわけなんですけれども、いずれまた根がどうしてもすぐ切られれば水分を欲してまた伸びていくというようなことで何年かまた同じような状況になるのではないかというふうに考えてございます。ケヤキが一番、歩道を起こす区間が多いわけでございます。県の木ということでありまして、当時の区画整理組合との協議で植樹したものでございますが、今後、議員さん言われましたように高木にならない、中木程度で歩道の幅員の関係もあるんですけれども、それらでやっていければというようなことで課の中でも一応話しはしているところでございます。ありがとうございます。

委員長(菅原 傳君) 山路委員。

委員(山路 清一君) いまですね、日吉台の方から日吉台中学校下りまして、杜乃橋に入ります。あそこがですね、前には高木切りまして大分すっきりはしてきましたんですけれども、非常に歩道のですね、植樹が枯れていったりなんかでございます。あの管理の方なんですけれども、町の方に移管されたと思うんですけれども、今日吉台の方の歩道に関しますと日吉台の歩道までが大和町区分ということになっていると思います。その辺のですね今、杜乃橋についての歩道までの管理は大和町区分になっているか、富谷町の区分になっているかお伺いいたします。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 国道4号から杜乃橋に向かいまして最初の十字路信号まで、右側区間が富谷町でございまして、左側区間、南側区間は大和町でございます。右のまだの住宅の立っていないメーン道路については富谷町の管理でございます。ですから、今植栽されている部分についてはほとんど大和側でございます。(「左に曲がった所が大和町」との声あり。)そうですね。右側が富谷分でまだ家立っていないんですけれども、一応あそこ草刈等、剪定について町で一応管理してございます。

委員長(菅原 傳君) 山路委員。

委員(山路 清一君) あそこですね、夜通ると非常になんていうんですか、普通あまりないのですけれども、高級住宅ということであのような考えしたと思うんですけれども、木がですね非常に多い繁りまして、また雑草が背丈ほどの雑草があるということで歩道の過ぎたところ、歩道とその住宅の立っている間も10メートルは無いと思うんですけれども、10メートル近い距離でですね空いています。その中に木が植えてあったり雑草が入ってます。今日の時点ですと富谷町の方の歩道と住宅立っている間は草刈やってましたけれども、その辺のですね管理についてですね、どのような考えがあるかお伺いいたします。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 今言われているのはたぶん大和町側の区間かなと思うんですが、それで間違いないですかね。(「歩道から住宅までも大和町側ですか」との声あり。)全て町道は大和町側。(「町道じゃなくて緑地帯」との声あり。)緑地帯ですか。緑地帯も大和ですね。(「あれも大和ですか」との声あり。)あそこは。ですから先ほど言った信号の北側は緑地まで富谷で南側は緑地まで大和なんです。

委員長(菅原 傳君) 山路委員。  

委員(山路 清一君) そうしますと今道路から道路行って、こちらいくと4号線なって左曲がるんですね信号、左曲がった左側のうちの境界までが大和町の管理ということですか。(「そういうことでございます」との声あり。)わかりました。そうしたらですね、そちらの方も含めて非常にそこもですね私たち富谷町のですね住民、それから生徒たちも結構通りますので非常に夜通る時、物騒でございます。大和町の方ともですね話していただいてその辺の管理についてですね徹底していただきたいと思います。この件についてお伺いいたします。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 早速あと大和町の方に申し入れたいと思います。

委員長(菅原 傳君) 山路委員。

委員(山路 清一君) それでは次に移ります。一般質問でちょっとしたんですけれども、事前協議関係の方なんですけれども、今事前協議ですね入っているということは町長今入っている、例えば開発許可とかそういうのはございませんと町長の方からお答えございましたけれども、事前行為に入る前の打ち合わせ等とかなんかその今回用途地域を変更になりますので、その辺の話のですねありましたらお伺いしたいと思います。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) まだ、現在線引き見直しの検討のヒアリングというような状況でございまして、公表にはまだ至っておりませんが、情報ということだけでは現在6地区で県の方と事前協議の前のヒアリングの段階でいろいろ協議をしているところでございます。あとは具体的には名称については公表が出来る段階なってからお知らせしたいと思います。6地区、300haぐらいですかね、約。

委員長(山路 清一君) この際、午後1時00分まで休憩いたします。
  午前11時58分 休憩



  午後 1時00分 再開

委員長(菅原 傳君) 休憩前に引き続き委員会を開きます。先ほどの小川委員の質問に対しまして町有林の問題について補足答弁をいたします。産業振興課長

産業振興課長(奥山 吉信君) 先ほどの町有林の面積でございます。町内4箇所、桜田地区、深苗代地区、大沢地区、郷田地区、合計で87.04haでございます。以上でございます。

委員長(菅原 傳君) 引き続き、質疑を続行します。山路委員。  

委員(山路 清一君) 先ほどのお話のありました富谷町での開発について水面下で6物件ほど動いているということをお聞きいたしました。一般質問の中で私お話ししましたけれどもやはり富谷町にですね、民間企業が来やすい状況をつくるのが第一かと思いますので私が一つ要望したいと思っております。引き続いて質問変えさせていただきます。103ページ、公園整備です。大亀山公園に行った方は分かると思うんですけれども、前にですねドリフト族対策としまして、単管パイプで組んでぐるぐる回らないようにやっております。今、前回というか数年前にお聞きした時に大亀山以外でもドリフト族がやっているという話聞きましたけれども、今現状はいかがかお伺いいたします。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 近所の方からの特別ドリフト族がうるさいというような情報は今のところ入ってません。ただ、過去にはここを含めて石積岩切線ですか、県民の森抜ける道路あの待避所のところがやっていたという情報で最近は聞いておりません。

委員長(菅原 傳君) 山路委員。

委員(山路 清一君) 次に105ページです。町の住宅管理についてお伺いいたします。昨年度というか湯船沢のですね町営住宅できたんですけれども、古い町営住宅を新しい住宅に建てる場合ですね、前に入居した方いらっしゃっると思うんですけれどもその人たちが優先的に入ることが出来るのか、またどのようになっているのかお聞きいたします。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 特定入居と申しまして住んでいた方が優先して入ることになってございます。

委員長(菅原 傳君) 山路委員。  

委員(山路 清一君) それ以外の方が要望した場合には抽選ということになるのでしょうかお伺いいたします。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) そうでございまして、昨年は6件募集しまして34人の方が応募ございました。約6倍弱という応募状況でございました。

委員長(菅原 傳君) 山路委員。

委員(山路 清一君) 分かりました。次にですねページ137ページの上下水道整備についてお伺いいたします。ご存知のように今この庁舎の下にもですね災害に備えて水を蓄えているということを前にお聞きしたことございます。約1000立米くらいかな、なんかそれくらいの水が蓄えられているということで、万が一、先ほども昼のニュースでありましたけれども北海道の方で地震が発生いたしまして、大きな災害にはならなかったようなんですけれども地震災害になりますと特に水ですね、給水なんですけれども以前お聞きしたときは給水、水に関しては心配は無いと言うお話し聞きましたけれども、現時点でいかほどの水をですね、町の方では確保できるかお聞きいたします。

委員長(菅原 傳君) 上下水道課長。山路委員に申し上げますが今の質問はですね庁舎管理に関する内容でございます。(「違いますよ。庁舎以外にも給水棟ありますよね。給水棟ございますよね。それをどれくらい今あるかどうか」との声あり。)明日の特別会計の方でご質問いただければありがたいのですがよろしいですか。(「わかりました」との声あり。)

委員長(菅原 傳君) 山路委員。  

委員(山路 清一君) 最後なんですけれども、町長にお伺いいたします。今回ですねこの行政実績報告書非常に良くですね、まとまっていただて見やすくなっております。ただ、しかしですね、わたし来まして一番馴染めないのがこの決算書、それから予算書ございます。この中で特に難関、難航、難目でありましてみなさん方ご説明するときですね、備考欄、備考欄のあたり少ないですね、幾らも無いのです。この備考欄の中に各課からのいっぱい入っているのですね、まとめると書ききれない、ちなみにちょっと時間計ったんですけれども町当局の方が第1日目が話されたのが約1時間半くらいですかね、昨日は午後までお話しございました。今日が一番短くて約40分弱という話でございます。もっとこの辺をですね分かりやすく修正出来ないのか、町長が今改革してますけれども、その中でですね一つ出来ないか町長の方にお伺いしたいと思います。

委員長(菅原 傳君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) それでは、只今の件でございますけれども、大変、行政実績報告書の評価をいただきまして大変ありがとうございました。この間様子見ますと今村議員、そして永野議員からね、個別、具体的にお褒めをいただいたことに感謝をしておったんでございますが、この場をまたさらに山路議員からの追加の弁をいただきまして大変ありがとうございました。私も去年、17年分、18年分を作って18年があってですね、18年度分を作った経緯はもう既に言っておりますけども19年度なんとか良いものがみなさん向けにもお分かりいただけるような内容のものがないかしらとずっと思案していたところでね、なかなか完成形ではありませんけれども恐らく18年にさらにまた加わって、こういうふうな議論の場でですね共通のやはりツールになるのではないかというふうな思いでやっているわけです。なにも株上げ云々ではないのです。こういったものを具体的なものを基にみなさんと双方で、ここはどうです、ああです、今日も大変私もこの間の委員会3日間経過して大変得るところがありますし、早速にこれらを基にですね近々に21年に向けてというようなことで進むこととなっております。さらに、そんな中で通じるなと思って確かに決算のですねこの書式、そしてまた私どもの執行部がみなさん向けに説明するその内容と説明のしかたとですね、その辺のところやはり私は時間の経過といいますかどれ位の時間かというようなことで積算を記録してますけれども30分の説明あり、さらに10分、15分ありというようなことでばらつきがありましてね、どこをどのよう焦点化されているのかそういったところがやはり見えにくいところは率直に感じました。従いまして、次年度の早速の課題としましてね、決算書の表記のそれもすでに着手しておるのです。予算書と決算書という中での繋がりの中で着手しておりますしさらにまた説明の仕方というふうなことも含めてより分かりやすい内容になるようにですね、取り組みを早速にしたいというふうに思ってますので今後ともいろいろご意見をちょうだいしたいというふうに思います。以上でございます。

委員長(菅原 傳君) 山路委員。

委員(山路 清一君) その言葉に今感じまして一つよろしくお願いをいたしまして私の質問を終わらせていただきます。 

委員長(菅原 傳君) 今村委員。  

委員(今村 寿君) 実績報告書91ページ、生産調整に関する事業とありますが、年を追って17年、18年、19年と確かに作付け面積も数量も減ってきています。減反率35.6パーセントというのが19年度の実績のようですが生産調整を達成と成果の所に100パーセント達成できましたということですが、このままずっと減反をしていっていいのか、国全体の自給率の問題もある中で富谷町としてもこのままで推移していっていいのかなという疑問を素直に持ちますけども今後の展望といいますか、どのような方向でいくのか今でも米の消費量は最盛期の半分くらいなっているといいますが、一人当たり今後どのような見通しを持っておられるのかお聞きしたいとおもいます。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 過去2ヵ年の17、18をお示ししてますが、先日の農政局との懇談といいますか、会議があった席上では自給率が若干伸びているというふうな見解を示しておりますので、まだ数字的に平成19年度、20年度の比較ベースとしてどうなるかというのはお示しいただけないのですが、そういったことで国内の農産物の安全・安心という消費者の目から見てもそういった国内産の米ということで自給率が伸びている部分で若干緩和されるんではないかと見通しは持っております。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。  

委員(今村 寿君) 食の安全だとか、なんとかきょうだとかいろいろ問題があって自給率が若干のぼっておるようでございますが、基本的な減反政策が続くものと私は確信しますが、そこで発生してくるのは転作ということの促進を大きく今後もそう変わらなくなると思いますが19年までにですね、転作というのはどのような進捗をしてきたのか、主な作物で結構ですのでこういう大豆だとか、そういうことにやってきたよという実績があったら教えていただきたいと思います。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) まず、生産組合として取組んでいただいている志戸田生産組合、竹林生産組合が大豆ということで転作作物の大きなウェートを占めていただいております。その他にブルーベリーも先ほど申し上げましたように拡大という形で転作作物の一つになっておりまして、その他にはほうれん草、ねぎと品目もございますがなかなかこの辺につきましては面積が思うように増えていかないというのが原状でございます。以上でございます。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。

委員(今村 寿君) 実績報告書の同じページの水田農業振興事業状況というのがありますが、その中に水田保全支援事業というのがあります。これは具体的にどういうことなんでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) こちらに関しましては項目的にですね、自己保全、それから調整水田ということで耕作している田んぼに水をはって植え付けをしない部分を調整水田と、それから全体的に耕作をしないで草を春と秋に2回刈っていただくという自己保全、そういったものをそれからその他の飼料の作物を植えつけているものというような内容で水田を保全していただくものに対してヘクタールあたりの単価で補助を出しているのでございます。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。  

委員(今村 寿君) 山月田とか、千枚田のようなところを車で走っておりましても自然に戻りつつあるような水田を見てきて非常に寂しく感じることがありますが。この転作の推進ですが今大豆だとかブルーベリーというふうな話をお聞きしましたけれども、富谷の置かれている地を考えるとそのような商品も大切ですがやはり近郊型の農業としてのふさわしい、やはり野菜を中心というようなところの転作が必要かと思いますが、制度面、法律面の問題もありましょうがそのような展望はですね、お持ちでしょうかお聞きします。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 県の転作作物の品種の中にほうれん草、それからねぎその他の野菜も入っておりますので、この辺につきましては農家の方々に転作ということでPRしているのですが、なかなか土ですね、畑に転作ということでございますのでその辺の土壌との兼ね合いもございましてなかなか進まないということもございます。それから、パイプハウスとかの補助も別メニューで用意しておりますのでこの辺をPRしながら野菜の転作という形でも展開していきたいというふうに考えてございます。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。

委員(今村 寿君) 実績報告書89ページ、米がだめだから畜産というわけではありませんが、この飼育状況だとか畜産農家状況、飼育状況ですね、これ見るとほとんど横ばいであると、畜産農家の戸数の状況はずっと目減りしてきている、このようなことでこの先どういうふうな展開になるのか見解をお聞きいたしたいと思います。

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 富谷町の畜産に関しましては酪農、それから繁殖牛、肥育合わせまして27戸が取組んでいただいてございます。実際、肉の値段も横ばいもしくは下がるというような状況でして年々こういうふうに下がっているというような状況でございますのでこの辺につきましては、農協さんの技術的指導なり研修をいただきながら今、拡大まではいかないのですが、現状維持で進んでいるのが現状でございます。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。  

委員(今村 寿君) 飼育状況だとか、農家の規模を割ってみても非常に零細であってですね、大規模な餌を自動的に供給するとかいう大規模ではない。いうところで近郊型でどう生き残っていくかっていうのは今のお答えだと思いますけれども、どうも今のお答えだけではですね、現状打破、19年度も減ってるわけですからもう一つ何か掘り下げが必要なように思うのですがいかがでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 富谷町の牛部会の方ですね、富谷支部の方の今年総会にも参加させていただいているのですが、なかなか利益に結びつかないと、要するに一生懸命育てても売れる段になって逆に下がるというような状況も考えられるのでそしてその原油の高騰に関する飼料、餌の高騰ということでございますのでこの辺につきまして農協さんでも一応飼料についても大口取引対しての割引というようなかたちのとっていただいておりますのでその辺もあわせてですね、黒川4町の中では一番少ない家畜、畜産業でございますけれどもその辺を足並みをそろえながら支援策があれば講じていきたいというふうに考えてございます。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。

委員(今村 寿君) 実績報告書88ページ、農業振興に関する補助事業というのがございます。下から3行目か4行目、農産物有害鳥獣対策事業及びその下、鳥獣保護対策事業というのがありますが、この主な事業主体ところが私、上下掛け違えているんではないのかなと思ってですね見てたんですが、これはこのままで間違いないのでしょうか、それと同時にその4行くらい上に黒川地域農業用プラスチック適正処理推進協議会とありますがこれは具体的にどういうことをなさっているかお聞ききします。

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) まず農作物有害鳥獣対策事業ですがこちらは富谷町農作物有害鳥獣対策協議会がございましてこの中での補助金でございまして、これは春と秋にですねカラスなどの有害鳥の駆除が主な事業でその協議会の中で検討していただいて県の許可をいただきながら駆除をしていくということでございます。その駆除をしていただくのが富谷猟友会ということで富谷支部の方々にその依頼をしておりまして、その猟友会の補助金がこちらに記載させていただいております5万円ということでございます。それから黒川地区農業用プラスチック適正処理推進協議会こちらへの補助金につきましては黒川4町、JAあさひなさんを事務局といたしまして農家で使用したプラスチック類をこちらも春と秋になるのですが富谷でいえば西沢の倉庫の前で日にちを決めまして農家の方々が使用して不要になった部分を一般家庭ゴミで出せないということで収集をして、一括でJAあさひなで処理をするという事業でございます。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。  

委員(今村 寿君) 字句の問題はいいのですが、保護対策であればですねどうも猟友会じゃないような気がしましてお聞きしました。プラスチックというのはパイプハウスとかいろいろなところで使ってるあういうビニール系のやつとかの処理でございました。お聞きしたいのは近郊型農業ですとですね、あういうことになってもっと近郊型農業に野菜に特化するとかとですねそういう理由が必要じゃないのかなと思った19年度ではそのような傾向が出てきておりませんかお聞きします。

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 近郊型農業に…(「ふさわしい野菜栽培だとか、パイプハウスじゃないもっと立派なハウスがあるじゃないかということを聞きたい」との声あり。)富谷町ではですね、まだそういう大規模な形でというふうなございませんで石積で農畜でいちご栽培ということでパイプハウスが規模では富谷町内では大きなハウスでございますので今後もしそういうものが出て、農家の方々の方で着手するということであればこちらの方でもそのメニューで対応したいというふうに考えてございます。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。  

委員(今村 寿君) いろいろなスーパーなんか行って格好いい大きなピーマンとかいろいろ見ると韓国製が多いと、どうもりっぱな農園で作って輸出してきておられるということをニュースで見たことありますが、どうも税制が悪いのか日本はなんとなくみすぼらしい、ちまちましたビニールハウスで野菜を栽培しているという意味で負けているのかなと、そういう野菜まで今頃長雨で高いとこともありますけれどもそういうことになっているのかなと思いますが、質問変えます。87ページに先ほども山路委員の方から聞きましたけれども「ムサシ」の方へ「おんないん会」が移ったということ、これは行政区分から言うと「ムサシ」は泉区だと思いますが、私ども富谷町に在するものとしてはやっぱり「カインズホーム」の方でやって欲しかったなという郷愁みたいのがあるのですがその辺は配慮されたんでしょうか。

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 「カインズホーム」さんでやっておったときには売り上げが落ちるのですが、ちょっと屋根の無い場所だったというふうに聞いております。でいろいろ今おっしゃられるようなかたちで仙台市の方に移るということで検討は重ねたんですが、最終的には一番売り場と利益ということで「ムサシ」さんの方にお世話になっているということでございます。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。

委員(今村 寿君) その下のレクリエーション農園の状況についてですね利用者数が印刷ミスじゃないと思いますが243名18年度もそうだし、19年度も243名が利用者数になっている、しかし総区画数増えているとしかし未供給区画数は逆に増えている。これはどういう具合になっているのでしょうか、年代的にはベビーブーマーの方が定年を迎えられて増えるのかなと私も期待しておったんですが、区画は増えたけれども実際はそんなに増えていないという理解をすればいいのでしょうかお聞きいたします。

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) レクリエーション農園は農園の地主さんとの1年ごとの契約ということでやっていただいております。ですから、たまたま243名で利用者数その年に辞めたかたが何人かいられて、新たにまた継続した方あるいは新規で借りられる方ということの合計が243名でございます。それから、供給数につきましては1農園増えまして、その部分についてかなり大きな供給数が出ているということで供給に関してはどうしても南方の方の農園から埋まっていくという傾向にございましてどうしてもその農園からすぐにということで、志戸田あるいは二ノ関あたりご紹介しますと現場見たんですけれども、この次というような状況も聞いておりますのでレクリエーション農園については利用者は問い合わせはあるのですが、借りられるまでなっていないケースもございます。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。  

委員(今村 寿君) レクリエーション農園の近くを通ったりしますとちゃんと看板が上がっていたりして、結構PRされているなあと思うんですがそんなに増えていないところ見ると結果的にそういうことは、結果的にそういうことは功を奏してない、もっともっとPRすべきだと私は考えておりましたが、そのような取り組みはいかがだったでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 広報とみや等でのご案内、それからですね新しく借りようとする方についてはレクリエーション農園という看板を目立つ場所に設置しておりますのでそういったかたちでやってみたいという方はそういった車での通行の際にも見ていただいているんじゃないのかなと考えております。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。

委員(今村 寿君) 先ほどの「おんないん会」とは直接関係ないかもしれませんが成田の「湯ったり苑」のところに「元気くん」というJAみどりのさんですかすばらしい直売所を持っておられますが今回、駐車場も売り場面積も倍くらいに拡張されて非常に繁栄しているとそれでもまだ駐車場が一杯でなことでございますが、あのような需要がある中でJAあさひなであういうこと出来なかったかなという残念な思いもあります。そういう面でもっともっと近郊型農業がですね力入れていくべきテーマも19年にすでにあったとおもいますが、そのような検討なされたんでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 産直広場に関しましては今年度からJAさんでも一元集荷ということでグリーンセンターの方に一応、一元集荷してそこから「Aコープ」だったり、あるいは各「ヤマザワ」店とかの方に出荷するというふうな内容になっております。わたくしどもも「元気くん市場」を見させていただいたんですが、やはりJA全体での比較ですとかなり農協さんの方からもお話し聞きますとかなりの品揃えなのでという、農協さんでもかなり競争の中ではちょっと負けたかなというふうな雑談の中ではですね言っていらしたんですが、今回成田の「ヤマザワ」さんの花屋さんの中にですね、ちょっと小さいんですが直売所ということで開店をしましたと、先ほどお話しでました11月からは「Aコープ」の方でというような取り組みもやっておりますのでこの辺に富谷町としてもですね、富谷の農家の方々のご協力いただきながらなるべく多く出荷していただけるような方策といいますか町として出来ことをちょっと模索しながら検討していきたいと思います。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。  

委員(今村 寿君) 農協の直営店が売れているのはうれしいような反面、なんとなく悔しいような富谷町に在するものとしてはそんなことを感じながら私も時たまいっておりますが。認定農業者数というのが87ページの一番下の欄にありますが、18名が19年度末だということで我が同僚議員もその一人だというふうにかねてより聞いておりましたが、再認定者数の増減を見てもあんまりこの目標にも近づいていないし、ほとんど変わらないという状況のように私は認識しますがその認識でいいでしょうか。

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 現在18名、目標が20名ということで平成19年度の5名の方につきましては再認定ということでございまして、新規の方はいらっしゃらなかったということでございます。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。

委員(今村 寿君) これはなぜ増えないのかこの条件が厳しすぎるのかなぜなのでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) まずその新規に認定者農業になる若い方といいますかという対象の方がまだ今やっている方の次の世代の方との、なんといいますかもし今認定農業者の方が最終で75歳までの、70歳で認定ですので75歳になった時にその跡継ぎの方というふうになればなんですが、新規といいますとやはり年間の収入の部分ですね、認定農業者の条件というのもありますけれどもなかなか新規でという方をこちらの方で協議といいますか、お誘いというふうな部分では全体的な農家の方々、大口のといいますか農業専用でやっている方が少ないというような状況でございます。

委員長(菅原 傳君) 今村委員。  

委員(今村 寿君) 誰が農業を支えるかという大切な問題でありますので、これからも力を入れていただきたいと思いますし、近郊型の農業を推進する人もいずれにしてもここで町長にお聞きしたのですが、今、富谷町の食料の自給率というのは全商品にわたってとはいかないにしても主な商品にわたってどういう状況なっているのか今後の展開はどうしていくのか、農業、緑とのバランスをとりながら町の発展を推進しているわけでございますし、それから先ほどの質問の中にも少し入れておりましたけれども、やっぱり法律の関係でパイプハウスしか出来ないのか、あるいは柱があると固定資産税がかかるとかそういう要素があるのかそういうのも除去しながら少し規模の大きい近郊型農業を展開することによって自給率も上がるだろうし、認定農業者の方も先ほどの回答を聞くと所得が増えれば参入者が多いという回答もわたし受け取りました。そういう意味でいろいろな方策を講じていかないといけないし、それから戦後すぐに戦後という言葉もおかしいのですが、農地法だとか農地改革をやった結果、自作農は出来ました。出来ましたけれど小規模にくくられたしまったという前の問題の解決が今の問題を引き起こしている意味ではですね、農地法も抜本的にといいますか少し変えないとこの近郊型農業では立ち行かないのではないかと問題も含めまして今後の自給率のアップなり農業の振興について町長のお考えをお伺いします。 

委員長(菅原 傳君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) それでは、只今の件でございますけれども多面的に今、実績報告書を基にご質問いただいて一つ一つごもっともだなというふうに思います。とりわけ成田での「元気くん市場」のひさびさに私も全てあそこに入らなくてもいいぐらい自給自足したいところであります。足らざるところは出向いてしばらくぶりにはいってみました。今、本当におっしゃるように駐車場とてさらに売り場とて、何か入るとわくわくしてそしてまた大勢のお客さんの賑わいを見て、なんか買わないともう買いそびれるんじゃないかと思うぐらいの期待感が持たれるようなあの場所と本当に「みどりの」さんの経営力というのはすごいものだというふうに思いますね。まさに「みどりの」直じゃくても株式会社と別法人が運営するようなっているようでありますので非常に私もそう思います。しかし、わたくしも外部にといいますか、この道に入る前なんとか「あさひな」くくりできないものかと思っていた一人でありますけれども、やはり富谷町の農業者数の少なさとかですね、そして黒川のJAの範囲に広げてもおそらくあれだけの農業者200人、300人というハウス10棟、20棟、30棟という構えてやれるような状況に残念なことに周辺見回した時にないのですね、それもみなさんもお見受けの通りだというふうに思います。そんな中でレクリエーション農園にしてもですね、さらにハウス農業等々見てもなんとかその打って出る方はあるのかな、今以上のものは切り口はあるんだというふうに思いますがなかなか正直なところ手付かずで1年過ごしたというふうに思います。レクリエーション農園してもやっぱり近場で、自分の家から車で30分も1時間も、1時間もないですけれども10分、20分、30分と遠い所での農園管理というのは大変なのも事実ですね、宅内にあってさえもなかなか今日は雨だなんだということになると管理不行き届きということなかでありますのでそういう距離感もあるんだなというふうに思います。南部、たとえば団地部と近くといふうなことで、南部に特定してこちらからそういう補助の拡大とふうなことでね、レクリエーション農園の拡大ということでの取り組みが出来ないものやらとふうな思いもあるところであります。自給率のアップという一般質問でも出ましたけれども富谷の生産と富谷の皆さんがということになると圧倒的に生産者と消費者のバランスが大きく崩れているわけでありますので、単独での自治体のくくりの中で数字を上げてそれを云々ということは富谷町については無理があるのかなというふうに思います。振興策についてはいろいろ可能性、農業の可能性というのはまだまだといいますか当然われわれの食があっての生命でありますので、可能性あることはそのように思います。しかし、そういった中でやはりやる気とですね、やはり事業としてそしてまたそのただ労力を提供すればものが出来るというものではないのですね、そこにはやはり5年、10年と長い経験とやっぱりスキルといいますかノウハウといいますかね、ご自分で獲得していく農協さんスキル等々からと獲得するというふうなこととあわせてやはり親子なり、その地域での伝承というあたりも根っこに必要だと思います。ですからなかなか重い課題とですね、そこには小さな目が無いかと、まったく無いのかというふうなことも言えないわけで、いちご農家の取り組みとかあるいは私が見聞きしている分では畜産農家のみなさんの絶対的な確信といいますかね、息子がやると言うのであれば十分3000万円、4000万円投資してても応援するよと親が思っていても息子が農家から農業に畜産に魅力を感じないで別な職業に入っていくとこういうふうな実情もろもろ複雑な要素があるようであります。どちらにしても自給率アップ、さらにまた振興策というものについては鋭意努力して参りますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。  

委員(永野 久子君) 意見書の16、17ページとですね、実績報告の概要というページの上のページをあわせてみますと農水費の歳出額というのが前年に比べて14パーセント減っていますし、商工費は26パーセント前年度よりも減っております。それから3年連続で農業の場合は歳出額が減少しております。したがって構成比も下がってきているわけですけれども、さらに読み進んでいきますともともと予算額が少ないにもかかわらず執行率が89.80パーセントということでこれは、これも同じく概要の4ですかね、執行率が各款の中で最低となっております。これは農水費ですがこういうことでもともと予算の枠組みが小さいと、その中でさらに執行率も一番低いとこれはなぜなのかということで、先ほど若干説明はありましたけれども改めてこの執行率の89.80パーセントこれについての理由を伺います。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 執行率につきましては、各事業を執行した結果当初の計画に予算でいただいたものを執行結果の執行残というふうに考えてございます。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) 執行算は出ますけれども予算の枠組みが少ないと金額が他の款とそう差がなくても比率としては執行算の比率が高くなるということになるかと思うんですけどね。町長にこれは伺いたいのですけれども、やはり今までもずっと何人かの委員の方から意見が出ましたが、富谷町の農業をどうやって振興していくのかという立場に立った時に積み上げ方式での予算をやっていくいうことではなくて逆に農業振興していくという構えで予算の枠そのものを枠組み自体を広げていかないと大きな農業振興というのは望めないのではないのかというまずその構えのあり方なんですが伺います。 

委員長(菅原 傳君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) 農業振興につきましては私の施策の柱の一つであります。それは間違いないわけであります。しかしながら、農業振興、先ほども相通じますけれども農業者、農業者の数とか農業者の意欲とか農業後継者の問題とかそういったことも合わせてものを進めていく、予算立てをしました云々だけでは済まない状況は議員も重々承知のことだと思います。その1例としてブルーベリー振興なんかもなかなか19年度大きな枠組みをしてスタートしたでありますけれども、結果として様々な要素、要因でですねそこまで成果につながんない、そういったふうなことからしても非常に引き続き大きな課題としてね、20年そしてまた21年に向けてというようなことで取組んで参ります。決して農業振興の歩みはおそらくみなさんから見れば遅いというか何かこう形に見えないというふうなおそらく映り方もするんだろうと思いますけれども、なかなかね、これは手を引いている、抜いているわけではなくて農業者あってのことなのでね、なかなか大変なんです。お祭りをそれこそ賑やかに作りましょうというぐらいの取り組みとはまたわけが違うそれこそ長い歴史とですね、対象者が現実生活を糧とする農業者であるというふうなこと合わせて難しいものの一つであるということも是非ご理解いただきたいと思います。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。  

委員(永野 久子君) 平成19年度は国のそれこそ笛や太鼓を叩いての品目横断的経営安定対策というのが実施された年でしたが、1年たってもうすでに08、今年度、平成20年度はこの品目横断的価格安定対策というのがもうすでに名前が変わりましたよね。それで改めてこの品目横断的経営安定対策についてなんですけれども、結局認定農業者とか集落営農ということで一定の要件を満たした、いわば大きな農家、大規模な集団というふうなところに国の補助を絞りこんで他のそこに該当しないところは基本的に国の補助は全廃するということだったわけですけれどもこの富谷町の認定農業者は今18人ということでしたが、集団営農についてはどこまで進んでいるのか、進んだのかということを伺います。

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 集団につきましてはJAさんが窓口になって今説明会等を開いておりますので改めての生産組合が出来ているわけではございません。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) そうしますと、現在ある生産組合はどこに幾つでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 志戸田生産組合、竹林生産組合、それから南部生産組合でございます。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。  

委員(永野 久子君) この農産物価格が暴落していろいろな要件でも暴落し続けているという状況なんですけれどもモデルとされる認定農業者についてもやっぱりやっていけないという声が出ているほどの状況だと思うのですが、平成18年度まではですねそれなりに富谷町でも独自の支援策というのをやっておりましたけれど、この品目横断的経営安定対策が実施されるに伴って全て基本的には無くなっているということですが、私は改めて町の独自策ということでブルーベリー等へのあと250等々への支援とは別にその米作についても町独自の支援というのを復活してはどうなのだろうかと、具体的に一つだけ上げますと休耕田の維持管理について町独自にこの補助、助成を行ってきたわけですけれども、こういうものを復活するということについては19年度検討…、19年度終わってですね検討される余地はあるかどうか伺います。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 先ほどご説明した水田保全対象の支援とは別にということでございますでしょうか。(「そうですね」との声あり。)今の説明の中でですので、特に平成20年度のその制度で運用しておりますので、特には今のところ考えてございません。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) それでは平成20年度から始まった水田・畑作経営所得安定対策。去年、前年度までの品目横断的経営安定対策の名前が変わったわけですが、これは名前が変わっただけではなくて中身で何が変わったのか伺います。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 内容的にはほとんど同じなんですが、その事業名が変わったのとそれからちょっと細部の方でですね、申し訳ございません、その対象の変更になった部分が具体的な事例でお示しできないのでちょっとお時間いただきたいと思います。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。  

委員(永野 久子君) 富谷町の独自の施策として引き続き今JAが県の価格補償政策をカバーする形でJAが成果物の価格補償制度というものを持っておりますけれども県にしてもJAにしても、仙台市場への出荷ということで規格も大変厳しいですし、数量についても厳しいと、富谷町の場合はきゅうり、ねぎ、ほうれん草、のみがその対象となるということでしたがこういうその、なんていうのですかね、水準の高い価格補償制度、対象となるものを極めて限定されてしまうような敷居の高い価格補償制度ではなくて富谷町独自に作っておられる方々を念頭においた価格補償制度というのを研究していく必要があると思うのですけれどもこの点については平成19年度に検討されましたでしょうか。

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 成果物価格安定補償制度につきましては基本的にJAさんを通して市場に出たもの、市場での価格が著しく暴落したものに対しての補償制度でございますのでこれは先ほど委員さんおっしゃるとおり品目と量が制限されている状況になってございます。ですから少ない量をあるいは品質が市場価格に出ないものについての価格補償というのは考えられないのではないかというふうに思っております。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。  

委員(永野 久子君) 地元の生産者の意欲を引き出して育成するということからしますと今一番ネックになっている先ほど後継者の話も出ましたけれども、例えば後継者作りということで自治体によっては新しく農業の後継者となった方を対象にして1年ないしは3年ということで1ヶ月10何万円という所得保障するとそうやって後継者を育てるというような施策をやっている自治体もあるわけなんですが、富谷町はこういう制度について取組んでこられたのか検討されてきたのか伺います。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 富谷町での農家戸数それから後継者の問題等でございますのでそこまでの制度的な所得への助成というのは検討してはございません。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) 先ほど来、富ヶ丘の「Aコープ」店ですね、「Aコープ」の店の閉鎖とまた11月に直売所型に改装するということでしたが、富谷町の生産者の参加の仕方というのはどのようになっていくのか、例えば参加できる農家数は全体として制限がもちろんスペースの関係もあるでしょうから制限が出てくるかと思いますが富谷町の生産者はどの程度入り込めるのか、またその直売の方式というのはどういうふうになるのか伺います。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) これはJAあさひなさんの一元集荷からの直売方式でございますので、事前にあさひなさんにですね、登録ということで品種なりあるいは生産量なりを登録させていただくということで富谷町としては現在33戸の農家、それからブルーベリー生産組合が登録をしてございます。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。  

委員(永野 久子君) そうしますと、よくあの「かっぱの湯」とか物産センターとか色麻の「穀菜センター」だとかいろいろありますけれどもあういう方式とは違うということですか、というのはあそこはですねそれぞれ生産者が自分の作ったものを自己管理してバーコードで売り上げをね、精算するという方式なんですがそうではないということですか。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 「Aコープ」で計画されているのはそういう方法ではございません。それで、農協を通さないで農家の方が直接販売するというのが「ムサシ」さんでやっている「おんないいん会」さんの方式ということでございます。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) ということは富谷町の農家33戸ということでしたけれども、これ以上には参加する可能性というか道は開けているのかいないのか伺います。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 今後追加登録をすればいいと思うのですが、それは説明会等で十分にJAさんの方から説明された結果の戸数と理解しております。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。  

委員(永野 久子君) 実績報告書の89ページですが、事業目的のところに家畜排泄物に起因する悪臭や害虫発生の解消を図るという文言がございまして、この家畜排泄物法に掛かる施設の改善等については平成16年度から全面実施ということになったわけですけれども現在対象となるのは25戸ということでよろしいのでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) その法律に基づくものは10頭以上飼っているものという限定が付きますので富谷での畜産農家さんは10頭未満の方もおりますので、この25戸全部ということではございません。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) それでは対象となる10頭以上の畜産農家でそして現在どこまで達成しているのか、現況伺います。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) これにつきましては堆肥舎とかそれから堆肥板、土の部分をコンクリートでする、それで畜害への影響を防ぐということもございますので現段階できちっとしたお示し出来る数字は持ってございません。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。  

委員(永野 久子君) 町で把握していないというだけで実際にはきちんと整備しているところもあるかもしれないということなんでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) その建物だったり、コンクリート板だったりがいろいろな考え方ございますのでそれに伴う施設はあるんだろうと思いますが、それをきちっとやっているんでしょうけれどもそれを把握はしていないということでございます。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。  

委員(永野 久子君) これはあのやはり農家にも支援が必要だと思いますので町としても何らかの形で農家を支援するということとその前提としてきちんと現況をつかむということを是非やっていただきたいと思いますがいかがでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 特に産業振興課の方に周辺の悪影響があるという報告はいままで受けてないのですが、これを機会にちょっと調査をさせていただいて現況を把握したいと思います。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) 実績報告の93ページです。企業立地促進奨励金と雇用促進奨励金の実績が記載されておりますけれども、3年間という奨励金の期限が終わって平成19年度をもって終了するという企業はどこでしょうか。

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) ここに記載してございます「デザートランド仙台工場」さんが19年度で終わりでございます。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。  

委員(永野 久子君) 新たに申請をしている企業はありますか。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 今現在は申請はございません。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) 95ページですが、防犯灯の整備についてですけれども、設置する灯具もいままでより明るくより省エネ、低コストのものを採用するということが達成すべき目標のなかに書かれておりますけれども、改めましてその対象となる灯数全ての灯数、及び実施灯数を伺います。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(奥山 吉信君) 19年度、鷹乃杜地区に3灯ですね、これは従来の40ワットのものから50ワットに照度アップしまして、省エネタイプ設置してございます。ちなみに本年度も順次この省エネタイプ、50ワットのものに付け替えしております。今後もこの方針で増設なり古いもの付け替えをやっていく方針としております。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。  

委員(永野 久子君) たしか東向陽台は50ワットに全部切り替えたやに聞いた覚えがあるのですけれども、そうしますと全灯数に対して現在達成している灯数、達成率というのは何パーセントと見ていますか。全灯数も合わせて伺います。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 照度アップいたしましたのは20ワットから40ワットにしていました。19年度の3月末だったんですが安住議員さんからも一応提案等もございまして、わたしどももランニングコストと勘案しまして今後、省エネタイプの50ワットタイプに付け替えていこうということで実績は19年度3灯でございます。ですから順次現在の付け替えは50ワットやっている状況です。全体のうちの一応3灯、ちょっと数は小さいんですが省エネタイプに付け替え始めたという状況でございます。(「始まったばかり、全部で何灯」との声あり。)鷹乃杜は3灯です。(「鷹乃杜だけじゃなくて全町内で」との声あり。)灯数はここに2,493…あるんですね。(「これでいいのですね」との声あり。)そのうちの3灯は照度アップです。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) それでは実績報告の98ページですけれども。町道の舗装工事の実績が書いてありますけれどもここにおそらく関連するのかなと思うのですが、町道の舗装、補修についてですが、19年度に行った路面の補修は何箇所だったのかということ行政区に分けて伺いたいと思います。わかりますか。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 今、その工事ごとの路線の詳細の仕様書をないとちょっと見れないのでそれはここに持ち合わせていないのですけれども。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。  

委員(永野 久子君) 多分、それはですね相当数やっているからなんですよね。つまりそれだけ路面の補修を絶えずやっているんですよ。しかも同じところを何度もやっているんです。小さい穴を埋めてもね、またそこから崩れていくというようなことを繰り返しているんですね。それで、なぜ今そういうことを聞いたかといいますと地域的にはおそらく特定されてくると思うのですが、古い団地については路面の補修の頻度が高いはずなんですね。そうなると、やはりそのつどそのつど、対症療法ではなくて路面全体の改修ということが必要になってきているんじゃないかとそういう時期ではないのかということを聞きたくて伺ったんですけれども、その点のご認識はどうでしょうか。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 議員さんのおっしゃるとおりでございまして、わたしどももそういうことで19年度、1路線だけだったんですが成田の一番下の町道成田環状2号線舗装補修、これは成田中学校の交差点から成田東小学校の前の通りですね、幹線道路だったんですがこの部分かなり舗装の傷み、なお交通量もすごいということでまずこの路線から手始めにですね試算しもって予算化を獲得しまして始めたところでございます。ちなみにその他の路線としましては町道三志戸田線という路線があるのですが、国道4号のあそこはちょっと具体名で申し訳ないのですが、「元祖ラーメン」さんから鶴巣方面にぬける二ノ関の圃場整備の道路ですね、あそこ大型ダンプ、富谷から大和にぬけるダンプがすごくてかなり道路が盛り上がった状態ということがありまして圃場整備の際に築造した道路等のこともございましてですねあそこ路床をセメント処理しまして、その上に舗装をかけるというような工法でここは17年度から施工して、あと2年くらいで全線終わるような状況になって予算を見ながらの施工している状況でございます。それから、町道ニ、三ノ関線。これは旧県道大和宮城線という4号線の志戸田の付け根の入り口からですね、二ノ関地区通りまして大和町宮床の山田を抜ける路線でございますがこれもある程度は500メートルづつ位の延長である程度大きく施工を進めてきたところでございます。今年度も出来る限りですね、幹線道路で交通量が多い場所については部分補修しても効果が無いというようなことも当然ございますので、ある程度重車両が通行しても耐ええるような構造でのですね舗装の大規模な改修をやっていきたいそういうふうに考えます。一応、予算と見合わせながらということにしております。以上です。

委員長(菅原 傳君) この際、午後2時15分まで休憩します。
  午後 2時03分 休憩



  午後 2時15分 再開

委員長(菅原 傳君) 休憩前に引き続き委員会を開きます。質疑を続行します。永野委員。

委員(永野 久子君) 先ほど町道路面の全面改修についてはいまのところは幹線道路ということで中心にしておられると思うんですけれども、問題は古い団地の2次路線、3次路線なんですね。高齢化が進んでおりますからほんのちょっとしたでこぼこにつまずいて転ぶなどということが日常的に起きておりますので、事業量を全体をもう少し増やさないと追いつかないのではないでしょうか。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 古い団地での舗装の傷み具合はわたくしどもも十分認識してございます。先ほど申し上げましたとおりそのつど舗装、補修では対応しておりますが、東向陽台地区、例えば「亀屋」さんの北側ですか、今回の部分的なちょっと補修はしておりましたがあの辺の結構車の通行量が、間道なんですけれども多いということで重要視している路線でございます。それから古いところでは富ヶ丘のメーン道路は歩道の改良と同時にですね改修しましたがその裏側になります準幹線道路、これもかなり傷んでるということは認識してございます。現在年間を通じて直営並びに外注での舗装補修体制が間断なく年間通じてやれるようにということで500万円ほど入札枠でそのつど対応しておりまして大きめの補修範囲が出ましたらすぐ外注して対応しているというような状況ではございます。以上でございます。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。  

委員(永野 久子君) 悩みは伝わりましたので、次に移りますが実績報告100ページなんですけれども道路改良の問題ですけれども達成度と成果のところで町道線が19年度で全線整備完了。そのほかについてもあけの平等々について達成率が書いてありますがここからはまったく入っていない、ここにはまったく入っていない路線でかねがね問題になっていた深苗代線については平成19年度どういう県への働き等、これは県が仙台三本木線の改良を進める時にあわせてやるということでこれまでしてこられましたので平成19年度はどういう働きかけを行って、どういう成果があったんでしょうか。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) あの路線につきましてはご存知のようにもともと地盤の悪くて、雨降った際なんかあそこ重要視しながらパトロールし若干の路肩崩れ等については対処してきたところでございます。仙台三本木線改良にともなって路線の接合部を含めてですね改良計画をするというようなことで昨年度申し上げましたが、おかげさまで仙台三本木線、はっきりした年度計画はまだなんですけれども、県の土木推進計画の後期計画の方に組み入れられたというようなことでございますので一応、25年以降ということなんですけれどもその整備問題を見合わせながら今後進めていきたいと考えております。

委員長(菅原 傳君) 永野委員。

委員(永野 久子君) これで最後になりますが、今の主要地方道仙台三本木線ですけれども平成25年以降の計画に入るということだと相当まだ先になるということですよね。それで、やはり県道の改良を待っているだけではなく町としては町道の改良始めるということをあわせて考えるべきではないのかなというふうに思うんですが、この点についてはいかがでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 年に一度、県の土木事務所との懇談会が開催されておりますがその際にもここの路線の改良計画があるということは県の方に申し入れをしております。過去に何度か用地買収の説明会やら改良計画の説明会開催されておりまして県の方でも改良計画の図面はすでに出来ておると聞いておりますし、ただあの積算ですか県道塩釜吉岡線、あそこの取り付け道路の関係でも今後またあらたな改良計画が発生するというようなことでそれでも見据えながらですね、今後県の方の改修計画、見守っていきたいと考えてます。

委員長(菅原 傳君) 委員並びに執行部の皆さまに申し上げます。三日目にいりまして非常に質疑と答弁が長くなる傾向なっておりますので簡明、直截にやり取りをお願いいたします。安住 委員。

委員(安住 稔幸君) 実績報告書でお聞きいたします。93ページ、商工の方でございましてその中に宮城まるごとフェアの参加ということがございまして、昨年見に行ったんですがちょっと寂しい、他市町村と比べると寂しいことがございましていろいろ検討されたと思いますが今年は期待してよろしいのでしょうか。

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 今年の予定は「おんないん会」さんの農産物直販それから北海食品さんの漬物、ブルーベリー等を予定してございます。

委員長(菅原 傳君) 安住委員。

委員(安住 稔幸君) 積極的な取り組みをお願い申し上げます。続きまして98ページ街路樹関係でございまして東向陽台の方で、仙台市のガスでしょうかね配管の方に関係で幹がですか入ってガスの臭いがしたということがいろいろございまして、そういったことでいろいろ19年度も調査というか、いろいろ調べてみたんでしょうか。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) ガスの調査…。(「ガスというかそういったガス管とかそういった方に影響をおよぼすというか、ガス管に限らずですけれど。そういったものついて広く調査というか調べてみましたかということなんですけれど」との声あり。)ガス管を調べた…。(「ガス管に限らずですけれどもね、ガス管を、そっ木が」との声あり。)街路樹がそういう埋設管に影響したかどうか調べたかということでしょうか。それはしてございません。

委員長(菅原 傳君) 安住委員。  

委員(安住 稔幸君) してないということでありますけれども、実際にガスの臭いがしていろいろなそのような影響を及ぼしたということはそれは知っておりますよね。聞いておりませんか。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 私どもの方でには報告は来ておりません。

委員長(菅原 傳君) 安住委員。

委員(安住 稔幸君) まずわかりました。続きまして下の同じ98ページで橋梁維持でございます。その中で新富谷大橋橋梁調査業務委託というのがございまして、この中に補修工法と概算工事額が得られたと書いてあるのですが金額を概算を教えていただきたいと思います。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) これにつきましては最終的に影響して橋が壊れた場合にこの位かかりますよというような概算額でございまして約5000万円程度というようなことで部分補修なんですけれども。5000万円ということです。

委員長(菅原 傳君) 安住委員。  

委員(安住 稔幸君) それは近々というか、その5000万円の補修という感じでしょうけれど予定としてはいつごろの工事を。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) ここに報告書にも書いてございますとおり今すぐの補修はとりあえず必要ないということでわたしどもも、その大きい補修工事が必要とする前に事前にですね小規模な破損が発生した場合には対処していくというようなことでこの金額は掛けないで対処していきたいと考えてございます。ただ、今後、今回耐震関係の調査ではなくて橋本体のことについてはちょっと表面の舗装クラックが発生したものですからそれが原因して橋にどのくらい影響与えるかというのを調べたものでございまして今後ですね、耐震補強との絡みもございますので本体工事の改修というよりも、次の耐震の方に方向性が一応変わってくるのかなというような考え方でございます。

委員長(菅原 傳君) 安住委員。  

委員(安住 稔幸君) 続きまして右の99ページに関連したものなんですが、志戸田の4号線沿いの側道ですかそこが非常に朝通勤の車でしょうか非常に多くまたスピードも出して危ないということが見受けられるんですが、安全対策については何か検討されましたでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) これは18年度にも地元の方から一応あそこの側道、東西に二本ございますが町道の交差点部分が分からなくてそこのところにまずT字マークですか設置したところでございます。ただ、スピードの出しすぎどうのこうのについては、今のところは特に施工してないのですが、公安委員会の方から特別安全策についてというなことは今のところ声は掛かっておりませんが、もう一度現場の事情確認させていただきたいと思います。朝の方ですかね。そうですね。再度確認させていただきます。

委員長(菅原 傳君) 安住委員。

委員(安住 稔幸君) 続きまして101ページ河川愛護についてお聞きいたします。本当に地元の方のご協力によりましてやっていただいているわけなんですが、これらの事業目的のやつと国及び宮城県管理の1級河川云々ということ載っているのですが、やはりこう言ったものを富谷でする時にこの予算の執行状況見ますと全て町が負担して一般財源から出てわけなんですが、こういったものというのは、国とか県管轄している方から費用をいただくということは出来ないでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) これにつきましては先ほど町長の方からも河川愛護の団体と懇談会を開いていることもございまして。今、県の方から交付されていますといいますかお金はだいたい8万円弱でございまして、それは単なる事務経費で使われているものでございます。この河川愛護につきましては年々、草刈にしろ人の高齢化というのもございまして今後どのようなことにするかとをですね、もう少し時間をかけて煮詰めていきたいと考えています。県への申し入れが何回かしているところでございます。直接お願いします。地区の高齢化が進んでますということは話をしているところでございます。

委員長(菅原 傳君) 安住委員。  

委員(安住 稔幸君) わかりました。もう少し働きかけをお願い申し上げます。続きまして105ページ、町営住宅でございます。この中で宮ノ沢住宅の火災警報機が17個ついているということでこれを見ますと1戸あたり3個づつ付いているようでありますけれど、これは十分足りている数字なんでしょうか。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 必要箇所については全て設置しております。十分足りてると認識しております。ちなみに、この17個将来取り壊しすることになっておるのですが、乾電池式のものにしておりまして建て替えの際には電気配線をして設置したいと考えております。

委員長(菅原 傳君) 安住委員。

委員(安住 稔幸君) 例えばこの付ける場所なんですが熱感知は多分台所だと思うんですが茶の間とあと寝室とあとまた階段室ですかそういったようなところも付けるところあるかと思いますけれども、そう言った点は全て付けられているということでよろしいでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) そのとおりでございます。

委員長(菅原 傳君) 安住委員。  

委員(安住 稔幸君) 最後の質問でございます。町営の住宅でありますが、住宅だけでは限らない話かと思いますけれども、地震の時に非常にガラスの破損など非常に危ないということが一般住宅でもあります。それで、最近「合わせガラス」というのでしょうか割れても破片の飛び散らないガラスを使っているところが少しづつ増えてきております。やはり町が建てる建物でありますので、その辺の安全の面を考えましてそういったものも検討されて今現在その町営住宅に使われているかどうかお聞きします。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 学校等につきましては当然耐震性も劣ると今やっておりますが、町営住宅については特には考慮はしておりませんでした。ただし割れる形状といいますか、現在溜まった状態じゃなくて、一応丸で割れてくるというようなものの確認はしてございます。

委員長(菅原 傳君) 相澤委員。

委員(相澤 榮君) 実績報告書の92ページですけれども、山林の伐採届の受理業務という部分ですけれども、近年なかなか山を切る人が少なくなってチップ材で売れてますけれども、近隣の農地が非常に木が被さってきて困っているんですよね。業者は上の方ばり切っていくのできればどのような指導をしているのかお伺いします。

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 雑木林が農地への影響があった場合にはですね、通常今までの慣例といいますか農家の方がその辺についてはある程度の伐採、あるいは除草してもそれは特に地主さんの方にお断りしなくてもというような慣例でございます。それ以上に大きい部分で影響があります場合にですね、町の方にご連絡をいただいて所有者の方に申し入れという形をしておりますが、ただなにせその所有者の方のほうの経費も掛かることでもございますのでその辺については町で直接ということには至っておりません。

委員長(菅原 傳君) 相澤委員。  

委員(相澤 榮君) 具体的に申し上げますと熊谷の地区なんですけれどもあそこ酒屋さんの山で北が川になっています。それで農業委員会に上がってきた時のことでいろいろこうしなければならないよという指導で進めたんですけれども、そのままの状態になってますがそれはどのようにされるんですかお伺いいたします。

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 先ほど申しましたように地権者の方に申し入れはしているということでございますので再度確認をさせていただきます。

委員(相澤 榮君) それでは98ページお願いします。町道の草刈業務なんですけれどもこれはどの辺がなされているのか大分あると思うんですけれども農村部についてはどのように考えますかお伺いします。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 農村部といいますか耕作地については現在地元のみなさま方のご協力によりやっていただているところでございまして、一部農地から外れた山林付近、あるいは隣に耕作地とか無い場所について町の方でほどこしている状態でございます。

委員長(菅原 傳君) 相澤委員。  

委員(相澤 榮君) 年配者が非常に多くなってきているわけですね。その中で料金設定されてですね、その人にまるまるその距離が被さっていくという状況で、一人の方が大体5メートル幅で1kmぐらい、3回くらい刈らなければならないという状況下にあるわけですよね、そんな中で非常になんとか対策を打たなければならないと思うのですがその辺どのように考えますか。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 耕作者のみなさまには本当に頭の下がるものでございまして、本当に奉仕活動としてやっていただいていることを常に感謝しております。わたしどもも重々団地の方の草ばかり刈って、田舎の方刈らないのかということを目にしておりまして非常に心痛めているところではございます。みなさん河川愛護だけでは高齢化が進んでいるということで十分認識しておりますが、現在のところなんとかやれる範囲の中でお願いできればというようなことの思いでございます。

委員長(菅原 傳君) 相澤委員。

委員(相澤 榮君) 昔からずっとその辺を地元の部分は地元できれいにしましょうという気持ちでやってきてます。だからその部分は分かるですけれども、これからのことを考えた場合ですね、今、農地水環境管理という部分ありますよね、あうゆう所でなにか補助金を出して農家でない方も一緒に進めるという方法があると思うんですけれどもお伺いします。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) そちらの農政サイドの補助といいますか、その手順等がちょっと私どもわからないのですが、現在県道でも国道でもかなり限られた予算でその道路維持管理事業をしなければならないということでございまして、どこでも苦慮しているところでございます。国の方でも国道にしてみればなかなか前は2回刈っていたのが最近は1回くらいしか刈らなくなったということもございまして非常に私どもも頭の悩めるところでございますが、なんとかできる限り、出来る境までですねやっていきたいというふうに考えております。

委員長(菅原 傳君) 相澤委員。  

委員(相澤 榮君) 今、都市整備課長からお話があったんですけれども地権者の方がね管理するという部分をそれはね、いままでどおりやっていくという部分は私含め持ってますけどもですね。この件について本当は管轄は産業振興課ではないかと思うのですがお願いします。 

委員長(菅原 傳君)産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 先ほどお話ありました、農地水環境保全対策事業では一ノ関地区と二ノ関地区で取組んでいただいて今お話の出たような環境整備、あるいは水路の整備等でいろいろご協力いただいているところでございます。この助成につきましては農振農用地域という区域の条件が付きますのでこの辺につきましては補助メニュー出たときに各地区の方に補助の申請についてお聞きしたところ2地区になったということでございます。

委員長(菅原 傳君) 相澤委員。

委員(相澤 榮君) その条件等はわたしは重々分かっているんですけれども申請してもこれからはこれが受け入れられるかとういうことをお伺いいたします。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) これらにつきましてはもう19年度からの5ヵ年ということでスタートしておりますので、追加の申請はできません。

委員長(菅原 傳君) 相澤委員。  

委員(相澤 榮君) それは昨年聞いたんですけれども、前もってそれはしなければ出来ないと、だから今独自で富谷町で出来かという部分でお話ししたんですけれども、それは考えられませんかもう一度お伺いします。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 一般財源100パーセント持ち出しでこういった対策事業ということのお話だと思うのですがなかなかこの辺についてはやっていただける地域の問題もございますし、それから町の財源の問題もありますので検討というかたちでお答えさせていただきます。

委員長(菅原 傳君) 相澤委員。

委員(相澤 榮君) それでは別の方にお伺いしたいんですけれども、草刈業務の中で町と民と公のね境界線に境界杭が立ってますけれども、コンクリート杭でだいたい30センチくらい、地面より30センチくらい立って場合もあるし、15センチくらいのもあるんですけれども、今草刈機械がですね非常に進歩しておりまして自走式で刈る人が非常に多くなってまして、それに引っ掛けて故障なども非常に多いんですよねだからいろいろなこれからも土地改良とか、それから道路工事もあると思うんですけれどもその境界杭について何か良い方法があったらお伺いします。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 私も経験してまして非常に分かっているところでございますが、土地の境界とその草刈の件については町と別に考えているのではなく、管理する例えば道路なんですけれども国、県、町とその三つの公共団体だけでもですね、例えば道路から水路あって畦畔つくる場合に畦畔の真ん中に境界とする場合、それから畦畔越えて田んぼの方で境界とする場合、あるいは水路の手前で道路側の法尻で境界とする場合というようなことで用地買収する際には考えられるところでございます。町は現在畦畔の真ん中ということで畦畔はお互いに町と町と県が管理していきますというようなスタンスで買収をしている状況でございます。県なんかは畦畔までかつて田んぼの中に境界杭を入れているというような状況を自分は見ておりますが、本来地上から30センチ宮城県、国土交通省、例えば富谷町というようなことでその所有者の表示が本来わかる範囲を地上からだして境界杭とするのが本来の境界線の設置のやり方かなとは認識してはございます。

委員長(菅原 傳君) 相澤委員。  

委員(相澤 榮君) 図面にはちゃんとどこに入っているかと分かるわけですので、出来れば地面より3センチくらい低くして入れてもらうと非常に助かるのですが、それは出来ないのでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 本来ですと先ほど私も何回も言っているように地上から30センチだして境界を知らしめるのが本当の境界という印をですね、するのがどんなやり方かなとは考えております。しかし、地権者の協力を得てですね道路改良なりやるわけですので、例えば今後買収とかに関わって境界杭設置するにあたりですね地元のみなさまとお話合いをしながら取組んでいきたいというふうに考えます。

委員長(菅原 傳君) 相澤委員。  

委員(相澤 榮君) もう一つだけお願いします。決算報告書の22ページなんですけれども、町営住宅の使用料が未収になっている部分があります。これはどこの場所の住宅かということはお分かりになりますか。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君)個人情報となりますので明言は避けておきます。

委員長(菅原 傳君) 相澤委員。

委員(相澤 榮君) そうすると新しいところとか、古いところという部分では分かりますか。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 新しいか古いかといえば、古いほうが少ししか残ってないわけで、新しい方といった方がよろしいのでしょうかね。

委員長(菅原 傳君) 相澤委員。  

委員(相澤 榮君) 何年分が残っているのか分からないですけれども、3名分とは言ってましたね。だから1ヶ月どの位の金額なのかお伺いします。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 3年前の人も未収扱いでおろすことになってますが、これは18、19年分でございます。18、19年で3名で家賃にしますと約2万円程度でございます。

委員長(菅原 傳君) 相澤委員。

委員(相澤 榮君) 払えない方にとっては大金だと思うんですけれども、入りたくても入れない人もいるという部分を考えた場合にですね、やはりこの辺しっかりと督促をして通知していただきたいと思うのですが、それが出来る状況にあるかどうかお伺いします。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) これは年に一回納付書を発行するのですが、毎月対象者には催促なり、お願いやら、保証人に回してですね一緒に徴収に出向くといいますか催促をしている状況で徐々に3名の方ですけれども古いものから順次納付している状況にはございます。

委員長(菅原 傳君) 伊豆田委員。  

委員(伊豆田 待子君) 87ページ、1点お伺いいたします。ここに実績としまして富谷250園芸促進事業というところで、事業参加65名、前年度68名でこの3名というのはどういう理由で減ったのでしょうか。

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) これは農家の方のご都合で会から抜けたということでございますので、高齢化とかということでお辞めになった方もいらっしゃるということでございます。

委員長(菅原 傳君) 伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君) その下の表の中に視察研修会とございますがこの1月24日直売所視察、一問一答なので一づつ聞いていかなければならないので、まずこれどこに行ったのかお聞きいたします。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) すみません後でご報告させていただきます。

委員長(菅原 傳君) 伊豆田委員。  

委員(伊豆田 待子君) そうするとその下の3月5日のエコファーマーによる野菜作りということに関してのどういうものを講習とかなんかそういうもの内容的なものお尋ねしたいのですがこの1月24日と3月5日というのは平成19年なのか20年なのかもお願いしたいと思います。19年の3月なのか20年の1月なのか。20年度の3月いっぱいまでですから。19年度予算は。ですよ。ですからこれ書いてないから、そうか19年の1月ではないそうすると。 

委員長(菅原 傳君) 質問でありますので、産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) はい、記載漏れといいますか失礼いたしました。20年1月と20年3月ということでございます。

委員長(菅原 傳君) 伊豆田委員。  

委員(伊豆田 待子君) あとでこのどちらに行かれたのか、この時に行かれた人数もここの参加人数に65名という参加人数になるのか後でお願いいたします。次にですね、この件なんですが富谷町の場合、面積等もございましてなかなか国の補助等も受けにくいという話も聞いております。その点で前はもっとここで予算が25万1000円しかついていないですね、この250の視察等のもっと増やしてその富谷町としてなかなか国からの補助等をいただけない状況の中でどのようにこの農業を安定した農業政策、農業をやって住民の方がやっていけるということを考えていった場合にもっとその、前はもっとこの視察事業費あったはずなんですね。ですから実際、農業委員の方たちはどこか視察に行きたいと言った場合になかなか行けない、自分でなかなかお金出してまでも大変なのでやはりこの町で補助を出していろいろなところに視察にいける状況にしていっていただきたいという私思うのですがその辺の当局としてのお考えを伺います。

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) そういった視察研修の相手方の受け入れとかというのは農業改良普及所を通じて産業振興課の方でいろいろ段取りをさせていただいておりますし、バスの手配も町のバスを使わせていただいておりますので町のバスですので1台に乗れる人数という制限はございますが、そういったことで行きたくても行けなかったんだというような内容での報告は聞いておりません。それから補助につきましても産直直売の推進事業ということで補助をお出しておりますのでその中での研修なり視察ということでやっていただております。

委員長(菅原 傳君) 伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君) そうすると町当局の方でどこに行くかというのは決めているということなんでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 「おんないん会」や250園芸の役員の方々とお話をして「昨年はこういうところに行ったので、今年はこうですね。」というようなことでそれでこういう所を見てみたいというところを県の方なりに相談して決めさせていただいております。

委員長(菅原 傳君) 伊豆田委員。  

委員(伊豆田 待子君) それじゃ最後ですが、この事業費25万1000円という事業費なんですがもっと増やす、増やして一箇所だけじゃなくて年2回になっていますね、やっぱりもっと農業委員の方からのここに視察したいという、農業委員だけじゃない、農業委員代表ですから。それで、もう少しこの事業費の金額を増やすというお考えはないのかお尋ねします。

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) はい、もし視察のですね研修会等複数回というようなご要望でございましたら、この辺はちょっと250園芸事業の方々と相談をしながら検討させていただきたいと思います。

委員長(菅原 傳君) 伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君) この事業参加者の65名というのはどういう募集の仕方をするのでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) もともと250の加入している会員の方々にご通知を申し上げまして今回はこういう研修、こういう施設ということで文章で通知をしてご参加をいただいております。

委員長(菅原 傳君) 佐藤克彦委員。  

委員(佐藤 克彦君) 実績報告85ページでお願いします。労働の中に事業目的として町民と企業、行政と連携して協力し働きやすいまちづくりを目指すということで実績の中に関係機関との連携の中にハローワーク求人情報、週1回の提供となってますがこれ以上のものを検討をしたことはありますか。

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 就業の機会につきましてはハローワークさんの方での一番情報力というものがございますので、そちらから情報をいただいたものを町の掲示の方に置かさせていただいているということでございます。

委員長(菅原 傳君) 佐藤委員。

委員(佐藤 克彦君) それ以上のものを検討いたしましたか。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) ということですので特に求人等、あるいは労働の機会というもので町の方に入ってくる情報というのがございませんので検討はしてございません。

委員長(菅原 傳君) 佐藤委員。  

委員(佐藤 克彦君) それではハローワークの誘致というのを考えたことございますか。委員長もう一回。大和町に今はハローワークセンターありますよね。大和町2万4000人なんですよね、富谷町4万5000人で、富谷町に誘致したっていいんじゃないかと素直な気持ちで考えますが町長いかがでしょうか。

委員長(菅原 傳君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) 誘致ということについては今まで話題になったことは無いんですよね。国の機関のくくりでやっているはずで、現状やはり今までの推移もあるので今の現状でやむを得ないのかなというふうの思います。なお、ご承知かと思いますけれども法務局が20年の末をもって大和出張所ですか、閉鎖という通告がすでになされております。大変残念なことでありましてね、そういうふうなことで国のくくりの中での行政ですのでわたしどもそういう認識は持っておりますけれども、税務なんかでも大和町に行くものが法務局に全て行かなければならないので恐らく3倍以上の人的労力、ロスが発生が発生するんだろうなというふうなことで、あるかないかと言われれば是非存続をして欲しいという思いは伝えておりますけれども、現状そういう流れで動いているようであります。従いまして、ハローワークにつきましては現状、吉岡からですね2箇所目富谷というふうなことも無いでしょうし、大和町長にごっしゃがれますので恐らく今ほっとしいるという状況にあるのではないのでしょうか。以上でございます。

委員長(菅原 傳君) 佐藤委員。  

委員(佐藤 克彦君) つづきまして、実績報告88ページ。環境保全米対策事業についてお伺いいたします。目的はどのような目的でございますか。

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) JAあさひなで推し進めております特別栽培米「郷の有機」を中心とした作付けに対しての補助をやっていくものでございます。

委員長(菅原 傳君) 佐藤委員。

委員(佐藤 克彦君) 栽培された面積はおいくらでしょうか。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 29ヘクタールにございます。

委員長(菅原 傳君) 佐藤委員。  

委員(佐藤 勝彦君) 宮城県で県の認証制度というのを知っていらっしゃると思いますが、それはあさひなより前にやっているはずなんですが、それに対する堆肥の補助とかなんかは考えたことはありますか。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) JAあさひなで推し進めている「郷の有機」を使ったブランド化ということの時にもCタイプについての補助ということの黒川4町村で協議をしたという経緯はございます。その中でJAさんの方で「郷の有機」ブランド化ということなので、現在4ヶ町村でそちらの環境保全米「郷の有機」の方に補助をしている状況でCタイプについては足並みを揃えてというような考え方のようなのでございますので現状ですと状況を見させていただいているような内容でございます。

委員長(菅原 傳君) 佐藤委員。

委員(佐藤 克彦君) これですが宮城県としてCタイプを平成25年まで70パーセントかな、ちょっと数字が忘れましたが進めるという対策やっておりますが、富谷町ではそれに対してどのような検討をなされましたか。

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) JAあさひなさんが主体となりまして富谷の各地域を回りながらですね、集落営農と合わせて環境保全米「郷の有機」とCタイプの作付けの拡大ということで説明をしておりますので、この辺につきまして町も合わせてですね説明会に一緒に同席させていただいて環境保全米どちらの方も拡大ということで進めている状況ですのですので、ただCタイプにも補助金という話につきましてはまだこれからの検討ということと考えております。

委員長(菅原 傳君) 佐藤委員。  

委員(佐藤 克彦君) あさひな産の堆肥は宮黒川郡70パーセント環境米やろうとした時、絶対大変ですよ。相対的に今作っている堆肥では、ということはCタイプをどうしても進めなければならないというのが現状だと思います。これについて、どうやったら環境米、余は循環型農業を構築するというのが目的ですのでもう一度それを念頭に置いてお答え願います。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 今おっしゃられたように農家の方は完熟堆肥なのに当初はさらさらというタイプ今ちょっと臭いするんじゃないというような状況も聞いておりますのでこの辺については、あさひなさんでも対策を講じるというふうに聞いておりますのでどちらにしても町単独という事業で進められるものではないのでJAあさひなさん、そして4ヶ町村で情報の統一化ということで進めたいと思っております。

委員長(菅原 傳君) この際、午後3時10分まで休憩します。
午後3時00分休憩
午後3時10分再開

委員長(菅原 傳君) 休憩前に引き続き委員会を開きます。質疑を続行します。佐藤委員。

委員(佐藤 克彦君) 88ページのね環境保全米について再度質問いたします。平成25年まで宮城県で70パーセント以上の作付けを目標にするということですので、再度この考えに沿って富谷町ではどういう対策をとるか町長の方にお聞きしたいと思います。

委員長(菅原 傳君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) 大きな流れとしてはね、そういう方向だと思いますので全体の方向性を見ながら県と合わせて取組んでいくというような基本姿勢でおります。

委員長(菅原 傳君) 佐藤委員。  

委員(佐藤 克彦君) 実績報告98ページ、町道の除融雪業務について質問いたします。去年除融雪やったのかやらなかったのか分からないんですけれども、結構スリップ事故がありましてうちの地区でも5、6回あったわけなんです。去年の事故の状況、調査いたしましたか。スリップ事故ね。

委員長(菅原 傳君)都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 事故の調査は一応公安委員会でございまして、公安委員会凍結事故、ニノ関地区だけではございませんで各地区たくさんありましたのを、冬季じゃない夏季なんかもそのつどありましたとかと寄こすのですが、冬季ですとあちらこちらで事故が起きている状況でいちいち連絡は来てございません。

委員長(菅原 傳君) 佐藤委員。

委員(佐藤 克彦君) 私が聞きたいのは事故があったとかなんとか、やっぱり除融雪、集中的にやらざるを得ないと思うのです。やるところがいつも決まっているんですよね一回あっちこっち行ってるけど直線コースで事故はめったにないです。T字路とか交差点内で多いものですからそのうち方を見てると融雪前に除融雪する前に事故起こしていたり、対応が遅れているのが大いに見られるんです。それで、そのことについて検討なされましたか。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 除融雪する前に事故が起きているというのは気をつけて走って下さいというようなことしかちょっと言えないですが、融雪につきましてはですね私どもも天気予報を見ながらですね町内三地区で融雪剤の散布をしてますし、去年ちなみに除雪は1月で1回、2月で1回、計2回の出動でございます。融雪は30回出動してございます。中には朝撒いて夕方撒いて、また夜中に撒いてというようなことも一応やってはおります。

委員長(菅原 傳君) 佐藤委員。  

委員(佐藤 克彦君) もっともっとね、とにかく事故起きないようにこれは基本ですので町道管理を今後ともよろしくお願いして次の題にいきます。実績報告101ページ、西川水系なんですが熊谷の次に原になっているということは町に関してはどのようなことをやっているのかお知らせ下さい。

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 西川のとうみやの杜から町上地区、加藤義男さんのところですかね、あそこの部分については県の方で直接除草作業委託しております。

委員長(菅原 傳君) 佐藤委員。

委員(佐藤 克彦君) どうしてその部分だけ県が行っておるのですか。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 県の方に直接聞いたことはございませんが、状況を見ますとやはり耕作地がなくて住宅地のみということの状況かと思います。

委員長(菅原 傳君) 佐藤委員。  

委員(佐藤 克彦君) 耕作者がいないと、ということは耕作地全部一緒なんですが町上なんかは、その意味が分からないのです。言っている…町上…。(「ちゃんと刈っているぞ俺が、みな」との声あり。) 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) すみませんでした。範囲がですから加藤石屋さんところまでということでございまして、あと大変申し訳なかったのですが町上地区さんの方では愛護会ということで個人、個人がやられているというのは十分に分かっているのですがまとまって愛護会ということで作業はやってないというようなことでございます。

委員長(菅原 傳君) 佐藤委員。

委員(佐藤 克彦君) 町上の地区も愛護会を作っていただいて一緒に出来るように指導いたしますかどうかお伺いします。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) この行政区長さんなんかでも相談したいと思います。

委員長(菅原 傳君) 佐藤委員。  

委員(佐藤 克彦君) 先ほど町長が言ったんですが意見を聴取しましたと、どんな意見あったのかお知らせください。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備町長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 町長も若干触れておりましたが、やはり高齢化が進んでいる。日曜日ですね休みの休日三週連続して出ている、それから報酬の金額の件も出ております。それから地域のアンバランスで、刈る時期もまちまち6月から12月までですか10地区まちまちであるということの一つでございます。あとは、耕作者個人で1回、2回刈ったあたりといいますか3回目だとかを共同で作業している、地元の環境美化なんだから当然金は当たり前だというような認識でおる町内会もございました。愛護会もございました。あとは、なんとか管理している側の方で除草作業をやっていただけないかということもございました。ですから、それらの意見を全部まとめておりまして町長と管理者であります県の方ともいろいろこちらの事情伝えながら何らかの形で愛護会の継続も含めてですね町長さんには町内全域、同じ形態でですね、やれるようになればいいのかなというふうなことは認識しております。

委員長(菅原 傳君) 関連がありますので若生町長。

町長(若生 英俊君) 今、具体的には課長から大枠表現されたんですけれども。長い歴史とあわせて地域アンバランスと言ったのは私こういうことなんですね。それぞれ集落単位、昔、部落といいましたけれども、部落単位で愛護会がくくられてるものですからそれこそある地区は面積で言いますと10ヘクタールです。ある時は3ヘクタールです。1:3というか3倍、3分の1、そういう範囲のところを限られた集落の戸数で長い年月ご奉仕いただいた。こういうふうなことが特に石積地区なんかは3年に1ぺん、1年には1回やりきれないものですから今年はここ、来年はここというふうにして3年のローテーションを組んでやってますというのもいろいろ話を聞いていながらも今回初めてこういう全ての10愛護会、代表町内会長さんにお集まりいただいて聴取した中で分かったところでございます。そんな中で西成田の町内会なんかは非常にまさに愛護精神そのものの町内会だと思いました。お願いするとそれこそ町外に出た子どもとか、あるいは町外にいる娘、婿さんが出向いてきてね、一緒になって河川の草刈を手伝う労力奉仕をするとそんなふうな地域もあることもまたお聞きいたしましてね、なかなか思い伝わるものがありました。ですから、必ずしもお金が安いとか云々とかって言っていることでないことも今回の話し合いの中で良く分かりましたよと、まさに言葉適切化かどうかまだまだ捨てたものではないと地域を守るというふうなそういう思いは従前の農村部にはまだまだ熱いものがある、そんなふうな印象を受けたところでございました。

委員長(菅原 傳君) 佐藤委員。  

委員(佐藤 克彦君) 今、町長からお話いただきましたのでお金云々ということを確かに4千円ですので皆さんもらっている河川1日入れて、1日草刈して4千円しかいただいていないのです。ガソリン、機会持ちで、愛護精神そのものです。ですが、これを金額を少しでも上げてあげようなかという検討はなされたかどうかどうか再度お伺いいたします。 

委員長(菅原 傳君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 報酬金が一日一人あたり4千円という金額もこの中で出ましたので今後の課題ということで捉えております。

委員長(菅原 傳君) 伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君) 先ほどは私の勘違いでみなさまにひんしゅくを買いましたが、負けじと質問いたします。先ほどの87ページの250ですが、この会員数は何名でしょうか。

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) 先ほどお答え出来なかった分でございます。250、おんないいん会、合わせましてここに記載している65名が会員でございます。それから1月24日の直売場視察は23名の参加で栗原市にあります渡辺採種場、それから美里町の花野果市場の直販所と石巻の直販所ということで視察研修をしてございます。それから65人中に農業委員何名いるのかというご質問は3名でございます。以上です。

委員長(菅原 傳君) 伊豆田委員。  

委員(伊豆田 待子君) この下のエコファーマーによる野菜作りというのはどのような内容の講習会なのでしょうか。野菜作りの講習会をしたのかと思うのですが内容的なものをお尋ねいたします。 

委員長(菅原 傳君) 産業振興課長。

産業振興課長(奥山 吉信君) エコファーマーにつきましては役場の会議室でございましてこちらにつきましては会員のなか15名の参加をいただきまして現行の肥料農薬の使用量を将来的に少なくしていくという目標でですね、環境に優しい農業、野菜作りを行うという研修でございました。

委員長(菅原 傳君) ほかに質疑ございませんか。(「なし」の声あり)質疑なしと認め、これで質疑を終わります。議案に対する討論を省略し、採決をしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
  (「意義なし」と呼ぶ者あり)

委員長(菅原 傳君) 異議なしと認めます。よって、これより採決をいたします。
認定第1号平成19年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
 [賛成者起立]

委員長(菅原 傳君) 起立多数と認めます。よって、認定第1号平成19年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。以上をもちまして本日の議事を終了いたします。なお、次回は明日9月12日金曜日に引き続き行うことといたします。本日はこれにて散会いたします。
 午後3時24分散会

平成20年決算審査特別委員会(第4号)

平成20年9月12日(金曜日)

富谷町議会決算審査特別委員会は、富谷町議会議場に招集された。

出席委員 18名

  • 委員長 菅原傳   
  • 副委員長 山路清一    
  • 委員 千葉達
  • 委員 相澤武雄    
  • 委員 浅野幹雄    
  • 委員 永野久子
  • 委員 佐藤聖子    
  • 委員 伊豆田待子    
  • 委員 安住稔幸
  • 委員 高橋敏夫    
  • 委員 磯前武    
  • 委員 市川壽藏
  • 委員 今村寿    
  • 委員 相澤榮    
  • 委員 佐藤克彦
  • 委員 細谷禮二    
  • 委員 小川昌義    
  • 委員 小泉光

欠席委員

  • 委員 土樋輪康雄

職務のため出席した者の職氏名

  • 議長 渡邊俊一

説明のため出席した者の職氏名

  • 町長 若生英俊    
  • 副町長 昆野武裕
  • 長寿福祉課長 千葉美智子    
  • 長寿福祉課長補佐 安積春美
  • 長寿福祉課長補佐 矢田守
  • 健康増進課長 小松巌    
  • 健康増進課長補佐 泉川潤也
  • 上下水道課長 梅津慶一    
  • 上下水道課長補佐 相澤友子
  • 上下水道課長補佐 横倉時夫
  • 税務課長 眞山巳千子    
  • 税務課長補佐 高橋作喜男
  • 税務課長補佐 内海壮晃

議会事務局職員

  • 議会事務局長 亀郁雄      
  • 次長 橘川栄

午前10時00分 開会

委員長(菅原 傳君) おはようございます。本日の出席委員は18名であります。定足数に達していますので、直ちに本日の決算審査特別委員会を開きます。

認定第2号 平成19年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について

委員長(菅原 傳君)認定第2号、平成19年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
 これから担当課長へ内容の説明を求めます。長寿福祉課長。
長寿福祉課長が決算書のとおり内容の説明を行った]委員長(菅原 傳君)以上、説明を終わります。これより質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」との声あり)質疑なしと認め、これで質疑を終わります。議案に対する討論を省略し採決いたしたい思いますが、ご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり
委員長(菅原 傳君) 異議なしと認めます。よって、これより採決をいたします。
 認定第2号、平成19年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
賛成者起立
委員長(菅原 傳君) 起立全員。よって、認定第2号平成19年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。

認定第3号 平成19年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について

委員長(菅原 傳君) 認定第3号、平成19年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
 これから担当課長へ内容の説明を求めます。健康増進課長。
健康増進課長が決算書のとおり内容の説明を行った

委員長(菅原 傳君)以上で説明を終わります。これより質疑に入ります。佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)それでははじめにですね、団塊世代の退職で、実績報告書の43ページ最後のところですが、これから団塊世代の退職で国保が増えるというふうに思っているのですが、もうそれは始まっていますが、うんと増えているってわけではないんですよね。そうしますと、この増えてくるというのは、どの年代あたりからだということで考えていますか伺います。

委員長(菅原 傳君)健康増進課長。

健康増進課長(小松 巌君)20年度からもう入っておりまして、後期高齢者分が抜けたといってもですね、団塊の世代の方々が増えてまいりますので、もう、始まっているということで健康増進課では認識しております。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)数字としても世帯、人数としても世帯としてもそれほど大きいわけではないのですが、そうしますとね、どのぐらい退職をして少し仕事をしてとか継続でとかって言う人もいるかとおもうのですが、3年ぐらいとか4年ぐらい先がピークになっていくだろうというような見通しでしょうか。その見通しはどこぐらいにおいているのでしょう。

委員長(菅原 傳君)健康増進課長。

健康増進課長(小松 巌君)見通しにつきましてはですね、始まっている段階でございましてですね、その推移はこれからということで考えております。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)実績報告書の45ページですが、短期証と資格証の数を伺います。

委員長(菅原 傳君)健康増進課長。

健康増進課長(小松 巌君)それではまず、7月1日現在でございましてですね、短期証については296世帯、それから資格証については82世帯でございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)その方々のですね、所得の水準というのはどのようにみていますか、どのようになっていますか。

委員長(菅原 傳君)税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君)滞納者の所得の水準っていうことで、このそういった分析はしてはおりません。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)資格証明書ですが、この間ほかの場面でもお話したわけ…あ、すいません、その前にです、資格証明書を交付されているといいますか、正規の保険証がわたっていないところででもですね、子どもが病気の場合、あるいはけがの場合には保険証を使えるようにしているということがずっとありましたが、今でもそのように対応していますかうかがいます。

委員長(菅原 傳君)健康増進課長。

健康増進課長(小松 巌君)それぞれ納税相談とかをしていただいてですね、それに応じていただいて、その状況を把握した上で短期証等の交付に変えると。資格証から短期証の交付に変えるというようなことはしております。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)それは通常のやりかたですよね、1年、それ以降過ぎたらとかっていうことですが、そうではなくて、子どもがたとえば修学旅行に行かなきゃならないときにというようなことがありますよね。病気けがのほかにも。そういうときにはスムーズに保険証を渡しているということが今まで行われていたと思うのですが、それは現在も続いていますか。

委員長(菅原 傳君)健康増進課長。

健康増進課長(小松 巌君)そのような案件についてはですね、これまでございませんでした。まああの、窓口に来ていただければですね、逆にそういうご相談が、そこで会うということはいろんな相談ができる。納税だったりの相談もできるということでございますので、逆にそういう連絡をいただいて、資格証から短期証への交換と、そういうようなこともできると考えております。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)そうしますと、通常の流れの中で、子どもが急病になったと、そういうときには窓口に行って、これこれだからといってその保険証扱いにしてもらうというようなことは今までなかったか、今はしていないということなのか、再度うかがいたいと思います。

委員長(菅原 傳君)税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君)そのようなときはですね、窓口にまずおいでいただいて、その方の現在抱えている状況などをお聞きして、納付誓約、これからどのぐらいその方の税金を納めていただくかとか、そういった理由を十分に聞きまして、その人がこれから誓約して納めることができるということであれば十分に話し合いをしまして、保険証をできるだけ出す方向で考えていたところでございます。そのようにも対応はしてきていたところでございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)修学旅行などでね、期日が決まっていてということであればそれもわかるのですが、病気だとか大きなけがだとかっていったときはまず病院にいくことが先ではないかと思うんですね。そういうときの対応というのはこれではちょっと間に合わないのではないかと思うのですが、いかがでしょうかね。そういうふうに対応されるべきではないかと思うのですがどうでしょうか。

委員長(菅原 傳君)税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君)まずおいでいただくことが一番の基本です。連絡をいただくことが一番の基本です。ですから窓口で修学旅行というふうなことと同じなんですが、病院にかかる、今入院しているということを聞いて、十分に相談をして、納税相談をして、履行もお願いしますということでお話しして、短期証にっていうふうにしているところでございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)それちょっと納得できかねるところがあります。夜間とかね、そういうときにでもしなければいけないというものではないと思いますから、その点についてはですね、いったん窓口で3割を支払う。そして町にもね、そのあと連絡するということでもそれはいいことだと思うのですが、あくまでも窓口に来てもらう、連絡をもらうということが最初なのか、私はそうではないと思いますが、その点についてもう一回伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君)短期証を出すっていうのはですね、突然に出すわけではありません。何度も何度も機会を設けて納税相談をしますのでおいでくださいと、それからどうしてもそれでおいでいただかない場合はどのような事情で納付ができないんですか、理由を教えてくださいとこの弁明の機会もしているわけですね。ですから突然の病気に備えまして、絶えず納付が困難で大変だっていう場合はこちらに納付の相談をしていただいて、納付の約束をしていただいて、できるだけ短期証に変更をしていただきたいなっていうのがこちらの考えでございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)これは、この議会の中でも前に発言があったわけですが、全国的には資格証・短期証の発行でですね、重症化したり、それが死亡につながったりということもあるわけで、特に子どもについてはですね、今まで課長がお話されている以外の方法で、とにかく子どもについては医療を保障すると、ほかのところでもそうなんですけど、保障するという立場に立つべきではないかと思いますが、遅れてしまったとかね、重症化してしまったという例、これは富谷町にはありませんか伺います。

委員長(菅原 傳君)健康増進課長。

健康増進課長(小松 巌君)そのような例はございません。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)私のところではちょっとそういう話を聞いたこともあるのですが、町ではないということなのでしょうかね。把握されてないということなのかもしれませんね。そういうことがあったということを聞いております。それで実績報告書の45ページですが、医療費の推移が載っております。この表です。平成16年から載っていますが、その推移ですが、高額医療費の傾向ですね、これについて一般と退職と老人ではどういうことが顕著に見られるかということを伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)健康増進課長。

健康増進課長(小松 巌君)その推移というのはその病状等のということの推移でしょうか。それともそれぞれの高額療養費として年々伸びてきているという部分でのお話でしょうか。ちょっと推移という部分で…。

委員(佐藤 聖子君)高額医療費について、顕著なところを一般と退職と老人にわけてこういうことがありますということでお願いしたいと思います。

健康増進課長(小松 巌君)ちょっとですね、詳しい資料ちょっと今持ちかねておりますので、ちょっと後から回答させていただきます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)それでは後ほどこの議場の中で答弁いただくようにお願いいたします。実績報告書の44ページですが、ここに一人当たりの調定額の表があります。平成11年から19年度までということになっていますが、平成19年度において、県内6市町村で富谷町はその医療分、介護分、合計で何番目にあたっているのか、そしてまた、一番高いのは何町、何市なのか、それもまた医療・介護合計でうかがいたいと思います。それぞれいくらなのかお願いしたいと思います。

委員長(菅原 傳君)税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君)県内の資料は持ち合わせてはおりません。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)そうすると富谷町で今回合計で11万7455円になっているというのは、県内で何番目というのも把握できていないということですか。そうしますとそれは後からでも資料として出してもらうということはできますか。この議会内にということですがどうでしょうか伺います。

委員長(菅原 傳君)税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君)県内のその状況が出ているものがあればお示ししたいと思います。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)今、平成19年の決算ですから、ほかのところも決算の最中だと思いますが、平成18年では出ているとしたら、平成18年と合わせてお願いできますか。どうでしょうか伺います。

委員長(菅原 傳君)税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君)先ほどと同じになりますけれども、あればですねお示ししたいと思います。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)実績報告書の44ページです。収納状況の表がありましてですね、達成度の中に書かれてあるわけですが、流動的な経済情勢の中うんぬんとあります。これは日本中がその貧困と格差の解消に向けて今何とかしなきゃなんないということになってきている、その中でのものでですね、個人的な責任だけではないと思っています。収納が改善しないという理由、これは何なのか伺いたいと思っております。

委員長(菅原 傳君)税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君)収納につきましては絶えず努力しているわけなんですけれども、それぞれの加入者のですね、担税力、そういったところでなんていうんですか、そういったいろいろな状況がありますので、個々人にその理由というものは違います。ですからそういった一人一人の理由を聞きながらですね、納められない状況をお聞きしながらこちらとしては収納に、徴収にあたっているということでございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)その収納状況についてなんですが、滞納分をですね、分納しているという世帯は、世帯数でいくつになるのでしょうか。

委員長(菅原 傳君)税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君)分納はあるわけですけれども、何人っていう世帯につきましては今のところその国保税に限りましては持ってはおりません。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)納められない人がいて、それで納付相談に見えて、その中で分納しますとかっていう約束をして、そして短期保険証を渡すわけですよね。そうすると短期保険証が発行されている数が分納に応じているという世帯になるということなのか、それともまた別のところがあって、そうしながらずっと続けて正規の保険証が渡っているということなのか、あの、世帯数が分からないということはどういうことなのか伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君)今あの、手元に持ってきてないということで、それから短期証は履行継続していただいて、そしてすべて納められてはいないけれども、正確に履行がされているような状況であれば資格者証でなくて普通の保険証にということもあります。ですからあくまでその方が、納付の履行状況が一番大切ですね。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)そうしますとその分納に応じている世帯数というのも後でお示しいただけるでしょうか。

委員長(菅原 傳君)税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君)全体的な数、あればですね、まとまったものがあればお示ししたいと思います。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)先ほどもさまざまな個々の個人個人によっての状況が違うということがあって、その滞納が生まれているという話でしたのですが、そのやはり所得水準についてはこのあたりが多いだとか、こういう状況だから多いというような分析といいますか、私としては所得水準についてこのあたりがうんと厳しいんだというのを分かればいいと思っているのですが、それについては税務課ではどのようになっているのか伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君)どの世帯、どの水準っていうことを偏っているのかどうかっていうのはちょっと分からないんですけれども、低所得の方については国保税軽減っていう制度がありまして、そこを過ぎるとそういった制度もあります。ですから、大変なっていうところは低所得の部分と、軽減はされてますけれども大変な部分は低所得というところの部分と、それから通常の部分ではありますけれども軽減されていないその、階層で言うと軽減されていないところの下のほうの低所得に近い部分っていう方々ですね。そういったところが大変なんではないかなというふうには私自身としては思います。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)ええとですね、窓口で相談をするだとか、訪問してとかっていう中でですね、国保税納める力があるのにな、納めていないなというその感触を持つといいますかね、そういうのは割合としてはたくさんあるものでしょうか。どういう感じなんでしょうか。伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君)そういった方は中にはいますけれども、感触としてっていう多いか少ないかっていうところでは、いるということだけで多いとか少ないとかっていうのはちょっと何ともいえません。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)これまでですね、なかなかその収納率が上がらないということがありましたし、現年分と滞納分が今回は落ちているということもありまして、これについてはですね、さまざま今伺ってきましたけれども、さて、落ちているという理由については税務課ではどんなふうにですね、これを考えているのか伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君)国保の加入者っていうことを考えていただきたいんですけれども、退職したとか、なんていうんですか、離職したとかですね、同じなんですけど退職したとか、社会保険に入られないというか、そういった方でややもすると、あと定年退職とかですね、所得が現役世代とはまた違うような状況で国保に加入する方っていうのが国保の加入者の状況だと思うんですよね。そういった所得が変動になって低くなってから国保っていう人たちもまた多いので、そういったことで所得が少なくなってなかなか困難になってきているのかなっていうところはあるかなと思います。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)それでですね、決算書の192ページを見ますと、ここには不能欠損の数字が書いてあります。平成19年は1381万円ですが、平成18年も993万円、平成17年も1126万円と、こういうふうに不能欠損がされているわけですね。さっき課長がお話しになったように、経済的に一回つまずくと挽回するのはうんと大変だなということをこれを見て私は感じるわけですが、これっていうのはこういう人たちのところでですね、高い国保税だから納められないことがこうつながっていって、このような不能欠損につながるのではないかと思うのですが、これについては高いのだなというその意識があるかどうか、認識されているかどうか伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君)その高いとか安いとかっていうのを、その税額だけをですね、県内の状況と比べれば富谷町については上のほうに位置するかなっていうふうには思います。ただ、それなら医療費がどのぐらいかかっているのかっていうところをまた見なければいけないのかなっていうふうにも思います。国保税は目的税ですので、医療費がどのぐらい支払われているか、みなさんがお使いになっているか、そういったことに応じて国保税っていうのは算出されてくるのかなと、一概に高いとか安い、高いから悪くて安いからいいっていう問題でもないのかなというふうに考えています。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)決算書の221ページです。ここでは黒字がでて翌年にこれくらいまわしたということになっていますが、この黒字の理由というのはなんだということを考えていますか伺います。

委員長(菅原 傳君)健康増進課長。

健康増進課長(小松 巌君)歳出関係で療養給付費の方が相当伸びておりましてですね、調整基金のほうから繰り入れも行ってやっておりました。最終的に12月ころまでの療養給付費の伸びが異常でございましたので、基金からの繰り入れを行ってやっておりましたが、2月3月について若干余裕が、前月よりも12月までよりも若干療養給付費が下がったということなんですけれども、どのくらいの見込みがなるかというのは専決までに分かりませんでしたので、最終的に財政調整基金からの繰り入れる部分もですね、戻し入れもしなかったという部分での歳入が多かったということでございまして、最終的には若干の黒字にはなったんですけれども、財政調整基金等の繰り入れ等によってですね、黒字が生じたということでございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)194ページ、193、194の決算書ですが、ここで見るとですね、不用額がずっとこう書いてあります。先ほど課長がお話しあったように、療養給付費のところで、かなり大きく、うんと数字が大きいように残っているように見えます。これはですね、平成18年、平成17年と比べてみてもかなり大きな数なんです。そのときにですね、参考に申し上げますと、平成17年の場合ですが、5700万、で、平成16年は1500万円ぐらいが不用額として療養給付費のところが残っていたと。で、そのときにですね、これを見るとですね、ここのところの不用額の全体でこの給付費を見ると、およそですね、86%、86.35%になるわけで、この給付費の見積もりというのが本当に適正だったかどうかということになると思うのですが、これについて、先ほど12月までということで異常に多かったというふうにお話しでしたが、それにしてもそれがこう適正だったというふうに思っているのか、そのことを伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)健康増進課長。

健康増進課長(小松 巌君)療養給付費でございますので、12月までが異常に高かった、そ れ以降ちょっと下がったと先ほどお話をさせていただきましたけれども、どこまで推計をしていけばいいかなかなか分からない部分もありましたので、このようなかたちで不用額が残ったということでございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)平成19年の3月の議会でですね、国保税を引き上げました。後期高齢者医療制度と連動してということで引き上げられたわけですが、この基礎となる医療給付費の見込み、これが大きければ国保の全体の会計の部分ね、大きく引きあがってくるということになったものだというふうに思いますが、これについて私はそうだと思うのですが、課長としてはといいますかね、健康増進課としてはどう思いますか伺います。

委員長(菅原 傳君)健康増進課長。

健康増進課長(小松 巌君)20年度の国保税につきましては、上げたということでございましてですね、ただあの、医療費の伸びはですね、年々伸びてきております。推計からいいますとですね、18年度から19年度につきましての伸び率はですね、1.12%というかたちで伸びているですね。12%の伸びを示しているということでございます。ただ、20年度の医療費につきましてはですね、歳入との兼ね合いもございまして、そんなに高くは見ておりませんので前年度比の9.8%分を上乗せしたということです。申し訳ございません、3.3%分を上乗せしたと、前年度の決算額の3.3%分を上乗せしたということでございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)それでその高額療養費のところあたりですね、まあ、人口も増えてきて被保険者も増えてきているわけですが、その内容はね、どういうことでなっているのかということもつかむ必要があるのではないかと思います。それで実績報告書の46ページを見ますとですね、達成すべき目標のところにですね、様々書いてありますけども、なかなかこう納得できるというものでもありません。といいますのもここの中にあります原油や食料価格の高騰などで家計が圧迫されつつあると、納税者意識の高揚、収納対策に努めるとありますが、これだけではどうしようもないという今ところになっているのではないかと思うんですね。それで、平成17年度、国保税が改定されたときに減免される対象が広がるということでしたが、収納状況としては改善されていないわけですね。これはとりもなおさず担税力がない、納税できる力がないということではないかと思うわけです。したがってそのさっき3.3%上乗せしただけだというふうにお話しありましたが、これは全体として抑えていくべきものだったのではないかと思いますがどうでしょうか伺います。

委員長(菅原 傳君)健康増進課長。

健康増進課長(小松 巌君)全体としては押さえましてですね、今までよりもですね、平均的にいいますと9.8%ぐらいを上乗せしないとなかなか追いつけない状態でございます。ただ、歳入の兼ね合いもございまして、療養給付費につきましては20年度は3.3%の上乗せに終わったということでございます。今それが、これからいろいろ発生してまいりますので、今後も推移を見ながらでないと最終的な結論は出ないのかなと思っております。

委員長(菅原 傳君)この際、11時10分まで休憩します。
午前11時00分休憩
午前11時10分再開

委員長(菅原 傳君) 休憩前に引き続き会議を開きます。先ほどの質問に健康増進課長から補足説明を行いますのでおねがいします。

健康増進課長(小松 巌君)それではあの、先ほど佐藤議員さんよりですね、高額療養費の関係でですね、一般・退職での特徴はというお話でございましたけれどもですね、件数で言いますとですね、循環器系の疾患等が一番でございまして、全体の大体20%、それから歯科関係が16%、呼吸器系が11%を示しております。これが費用に跳ね返りますとですね、一番目は循環器でございますが、2番目としてがんでございますね、出てまいりまして3番目に歯科関係と、循環器系でいいますと17%、新生物がんにつきましては16%、歯科については10%というような順位でそれぞれ進んでおります。これはあの、だいたいほぼ同じような傾向でございます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)実績報告書の46ページのところに書いてありますが、これは達成すべき目標というところですが、そこのところにですね、医療の適正化を図るということが書いてあります。これを読むとですね、ずっと前後のつながり、そしてまた今のお話など聞いておりますと、診療の抑制につながる、つまり医者にかかるなっていうことではないかとこういうふうに読めるわけですが、国保のですね、国民健康保険の社会保障とした役割とか、国民皆保険の趣旨を否定するものにつながっていくと思いますし、同じようなことが監査審査意見書にも書いてあって、これは非常に問題だなということを思いました。これは町としてはどう考えているのかね、伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)健康増進課長。

健康増進課長(小松 巌君)医療の適正化ということで、医療にかかるなということではございませんでして、上がってきましたレセプトの適正に点検いたしましてですね、適正に処理できているかということでいろいろここで表現しているものでございましてですね、医療にかかるなという話をしているのではございません。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)と思いますが、次については検討しますか伺います。

委員長(菅原 傳君)健康増進課長。

健康増進課長(小松 巌君)表現については適正な表現を使っていきたいと思います。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)今年平成19年3月でですね、国保の引き上げがありましてそのときに葬祭費、これも今まで7万円だったところを5万円に広域連合と合わせてというようなことで5万円になりましたけれども、私たちは10万円にするべきだということをずっと言ってきたわけで、これについては10万円にするように考えていくことはないのかね、このあたりを伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)健康増進課長。

健康増進課長(小松 巌君)現在といたしましては各市町村等の国保等と足並みをそろえてと、後期高齢の広域連合との創設に伴い5万ということでございますので、現段階で5万円に変えた段階でございますので引き上げまでは考えておりません。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)そういうときは町独自のということがあってもいいわけで、これは10万円に引き上げていくべきだということだけを申し上げておきます。そして資格証・短期証の先ほどのところに戻りますがこれは非常に大きな問題で、正規の保険証を出さないということは本当にその命綱でもあるということですから、大変だと、大変なことであるということを認識して欲しいと思います。それでですね、子どもに対してなのですが、この中の児童福祉法によってですね、第1条のところですべて国民は医療が心身ともに健やかに生まれ、かつ育成されるよう努めなければならないとなっております。私はこの趣旨に基づけばですね、先ほど来町がさまざまお話しになりますが、最初に相談があると、こういうことではなくて、まず渡すところから始めるべきだと思いますし、町にはその責務があるということを思っています。それで、この点については滞納、資格証の世帯、それから短期証の世帯の中で子どもがいるという家庭、子どもの数それぞれ何人になっているのか、何世帯なのか伺います。

委員長(菅原 傳君)税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君)短期証・資格証を渡している中で全部の子どもの数っていうのはちょっと今はつかんではおりませんけれども、資格者証を出している中で、乳幼児、小学生、中学生、高校生のいる世帯については9世帯、中学生までについては5世帯あるっていうことを答弁させていただきます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)それについてはですね、乳幼児医療費については今回町がですね、去年の10月から小学校に上がる前までは無料ということになりまして、親たちは非常に喜んでいるわけです。そういうことからも考えて、小学校に上がったときにこの子どもたちが医療が速やかに受けられないということがないようにしなければならない。これは町の責務であるという認識に立つべきだと思いますがいかがでしょうか伺います。

委員長(菅原 傳君)税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君)この保険証につきましては基本的に皆様にお出ししたいっていうのが役場としての気持ちです。ただ、そこで滞納者がいて、納めている方との均衡っていうことを考えたときに、資格者証も短期証につきましても、機械的に納めないからそれだっていうふうには決してしておりませんで、段階を踏んで出しているわけです。ですから基本はですね、納められない状態になっているっていうそこのところの理由をですね、まずお聞かせいただいて、できるだけ正規のものを出していきたいと、そして納付努力をお互い、被保険者についてはしていただいてですね、基本的には出していきたいっていう気持ちに変わりはないんで、そういった立場に立って今もやっておりますし、これからもやっていきます。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)法の精神に基づけば、そうではないということを重ねて申し上げます。そして、納められる国保税にするということが重要だということはこれまでの何回も言ってきました。国庫の補助率がですね、医療ベースで下げられた、それがずっと続いているわけですね。で、その引き上げを国に求めること、そしてまた一般会計からの繰り入れや資産割をなくして、その国保税全体を引き下げる。資産割をなくしてからほかにこう転嫁して国保税を構成するというのではなくて、資産割をなくして引き下げるということを本当に、こう、納税できるという状態にもっていくべきではないかと思いますが、これについてはいかがでしょうか伺います。

委員長(菅原 傳君)税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君)全体はそのままで、資産割をなくすっていうことはないわけでして、資産割なくしたとすれば、どこかの、4つで今やっているんですけれども、その4つのうちひとつがなくせば3つの中にそれを配分していかなければいけないわけです。国保税については目的税ですので、医療費の動向に大いに、その医療費の動向をもちまして算定を、算出をするわけですね。ですから資産割をなくしてっていうことを受ければほかのところに転嫁せざるをえない状況ですので、それはなんともいえないと思います。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)資産割についてはそういうご答弁がこれまでもありましたが、しかし一般会計からの繰り入れということも他の自治体でもやっておりますし、国に対しては、国庫補助をね、もっとせめて前に戻せということが必要でないかということを再度伺います。

委員長(菅原 傳君)税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君)国の負担を増やせっていうことについては国の段階で決めていただくことなんですけれども、一般会計からの繰り入れっていうところなんですが、一般会計から繰り入れていいですよっていう部分についてはもうすでにしているわけです。先ほども説明ありましたように、一般会計から繰り入れしている分については。法定繰り入れっていいまして、決められた範囲内でやっております。国保税については目的税なので加入している方がまず負担っていうことは原則かなっていうふうに思います。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)最後になるかと思いますが、国の負担は国のことでといいますが、やはり地方からの声が上がっていかないことにはね、国も動かないと思いますから、これについてはもちろん議会としても必要だと思いますし、町当局としてもこれについては要望することが必要だと思います。それから法定繰り入れというのは確かに法定分ですが、そのほかにあまりにも国保が高すぎるということで法定外でも繰り入れをしているところがありますのでね、そういう検討もされるべきではないかと思います。伺います。

委員長(菅原 傳君)税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君)一般会計から繰り入れっていうことになりますと、今度は一般会計を圧迫していくわけです。全体の財布の中でやるので、まずは基本は国保に加入している方で負担っていうのが原則かと思います。

委員長(菅原 傳君)ほかに、伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君)税金というのは公平であるべきだと私は考えます。その点から大変な思いをしてもこれは払わなくちゃないという、生活が大変でも一生懸命払っている方もいるわけです。ここであの、決算意見書の20ページなんですが、不能欠損ですね。これ、平成8年から19年度分として44件不能欠損になっております。ここのうちにこの44件のうちに、まあどうしても相談して大変だということで、生活保護になったとか、そういう件数が分かりましたでしょうか。で、本当にあの担当課は相談すれば親身になっていつも相談に乗っていただいております。ですからぜひね、これは税の公平性から本当にあの、大変な方は担当課に行って相談していただきたいと思います。その点で、44件のうち、何件が生活保護等に移行されたのか、わかればお願いします。

委員長(菅原 傳君)税務課長。

税務課長(眞山 巳千子君)生活保護等ということでなんですが、生活保護だけではないんですけれども、15条の7の、そこでいいます(5)というところが、病気や失業等により生活保護へ、生活保護の程度とか、自己破産して処分できる財産がないとか、生活保護になったとかっていうところが(5)なんですけれども、そこのところは8人でございます。

委員長(菅原 傳君) ほかにございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 議案に対する討論を省略し採決したい思いますが、ご異議ございませんか。
「意義なし」と呼ぶ者あり
委員長(菅原 傳君)異議なしと認めます。よって、これより採決をいたします。
認定第3号平成19年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
賛成者起立
委員長(菅原 傳君)起立多数と認めます。よって、認定第3号平成19年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。

認定第4号 平成19年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について

委員長(菅原 傳君)認定第4号、平成19年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
  これから担当課長へ内容の説明を求めます。上下水道課長。
上下水道課長が決算書のとおり内容の説明を行った

委員長(菅原 傳君)以上で説明を終わります。これより質疑に入ります。永野委員。

委員(永野 久子君)実績報告書の139ページからお願いいたします。この中で流域下水道の施設整備の状況が報告されておりますけれども、処理場については進捗率87.5%となっております。残る12.5%の達成のためにあと何年かかると見込まれているのかうかがいます。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)この事業費でございますけれども、平成22年度までの認可となっておりまして、それまでの額と、事業費という予定になっております。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)これは平成22年までのではなくてここに書かれている合計、金額で言いますとね、これまでの投下された金額を述べているんじゃないんですか。ここに書かれているのは。処理場でいえば167億5300万っていうのは富谷町だけではなくて全体で投下されたこの処理場に関する金額というふうによるものではないでしょうか。これ22年度までの見込みなんですか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)22年度まで、現在のあの流域の認可が出ていますのでそれまでの予定事業費っていうことになっております。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)そうしますと、22年までの予定であって、事業費も含めて、22年までが100%の到達ということ…全体が事業が終わるという意味ではないんですね。この進捗率87.5%というのは、そうしますと22年までの事業に対しての進捗率なんでしょうか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)はい、そのとおりでございます。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)それでは改めて、平成22年までしか分からないともしかしたらお答えになるかもしれませんけれども、もうすでに相当事業も進んでいるわけですから、いったいあと何年かかれば全体の事業が100%終わるのか伺います。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)現在の計画でですけれども、平成32年度だと思います。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)それでは平成32年までに富谷町はあとおよそどの程度の支出をする、負担をするということになるんでしょうか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)そのへんは分かりません。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)それでは、これはぜひ県のほうにもですね、もう少し、あんまり細かい数字はつかめないかもしれませんけれども、市町村に対しても説明ができるような数字をぜひ県からも聞き取るというようにしていただきたいということを要望して、次に、というのはですね、一体どのくらいこの先かかるのかが分からないと、年数もですけれども、お金の負担もね、この先どのくらいかかるか分からないというのでは、やはり町としても困ると思うんですよ。ですからそこはある程度のことは把握するように努力してほしいということをまずお願いして、次に伺いたいのはですね、吉田川流域下水道の処理水量については先ほど449万5855トンということでしたけれども、この流域で処理をする水量の今後の見通しについてなんですが、2010年セントラル自動車、それに相前後して関連企業が進出しますけれども、この流域下水道の処理量については、影響があるというふうに見ていますかどうかうかがいます。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)セントラルの排水量ですね、県のほうでも最終的な水量っていうのははっきりつかんでいないようなんですが、まあ予定として、今まで出ている量っていうのが5000トンということなんですが、まあ、その5000トンが出てきたとしても、現在の能力でやれるということでのお話は受けております。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)そうしますと、各市町村の維持管理、処理のための維持管理費を含む処理のための負担というのは下がる可能性もあるということでしょうか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)そのへんについてはまだ分かりません。

委員長(菅原 傳君)ほかに質疑ありませんか。小川委員。

委員(小川 昌義君)決算書のほうの232ページの需用費なんですけれども、この中に、さきほど発言の中で蓄電池交換というのがありましたが、この蓄電池っていうのはどういうふうに使っているものなんでしょうか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)この蓄電池はですね、何か故障等とか、何かあった場合の、なんていうんですか、電話通信ですか、それに利用する蓄電池でございます。停電になっても大丈夫っていうような状態にしております。

委員長(菅原 傳君)小川委員。

委員(小川 昌義君)これ容量はどの程度のもので、蓄電池っていうのは何時間ぐらいもつ蓄電池ですか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)すいません、その具体的な期間っていうのはわかんないんですが、相当持ちます。何年と。

委員長(菅原 傳君)小川委員。

委員(小川 昌義君)蓄電池が何年ももつっていうぐらいの進んでいる技術はないというふうに思うんですが、せいぜい災害用であれば24時間とか、48時間ぐらいで、あとは別なバッテリーを持っていくっていうのが普通だと思うんですが、これは蓄電池の交換というのは何年ぐらいで行うのですか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)それは調べてお答えいたします。

委員長(菅原 傳君)小川委員。

委員(小川 昌義君)次の役務費なんですが、通信料ということで書かれておるんですが、通信料っていうのは電話料ってさきほど聞いたんですけども、これ何回線分くらいなんですか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)22です。
委員長(菅原 傳君)ほかに質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認めこれにて質疑を終わります。
 議案に対する討論を省略し採決いたしたい思いますが、ご異議ございませんか。
「意義なし」と呼ぶ者あり

委員長(菅原 傳君)異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。
認定第4号平成19年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
賛成者起立

委員長(菅原 傳君)起立全員と認めます。よって、認定第4号平成19年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。

認定第5号 平成19年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について

委員長(菅原 傳君) 認定第5号、平成19年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
 これから担当課長へ内容の説明を求めます。長寿福祉課長。
長寿福祉課長が決算書のとおり内容の説明を行った。

委員長(菅原 傳君)以上で説明を終わります。この際、午後1時00分まで休憩します。
午前11時54分休憩
午後1時00分再開

委員長(菅原 傳君) 休憩前に引き続き会議を開きます。なお、午前で審査を終了しました健康増進課長は退席をしております。さきほどの小川委員の質問に対して上下水道課長より答弁があります。上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)先ほどの小川委員の蓄電池にかかる質問の回答におきまして、私勘違いして誤った回答をしましたので訂正いたします。蓄電池交換の件ですが、その中でどれくらいもつのかっていう質問がありましたが、大体12年から15年ていうことでございます。それで、その大きさはっていうこともあったわけなんですが、大型トラックのですね、バッテリーですね、あれ20個並べた大きさ、20個ですね、それを並べて自家発の起動用のバッテリーとしてですね、使っているものでございます。なお、一回充電しますと、起動を続けて5回以上可能と。5回程度っていうんですかね、それくらい可能ということになっております。以上でございます。

委員長(菅原 傳君)これより質疑に入ります。永野委員。

委員(永野 久子君)先ほどのご説明の中で、調整交付金富谷町は1.16%と交付率がということでしたけれども、近隣町村、郡内ではどのような交付率になっているかお分かりであれば伺います。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)正確な数字を持ち合わせておりませんが、大衡とかは5%より高いということを昨年度あたりの数字では見ております。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)これ5%が上限だったかなと思っておりましたが、そうですよね。で、富谷町がそこらへんと大衡あたりと比べると低い、一番の要因というのは何だと思いますか。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)高齢化率が低かったり、あとは高齢者の所得の高い方が多いとか、あとは非常にこまい計算式で書かれてくるもので、申し上げるって言うか、もってきていないんですが、大まかに言えばそのようなところであると。

委員長(菅原 傳君)ほかに、佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)実績報告書の46ページです。一番下の表にですね、平成19年の要介護・要支援認定調査状況というのがありまして、右側のところに比較というのがあります。40%、6.2%、26.3%、合計で12.7%ということがあるわけですが、これは私が思うのには、17年、18年、19年、それぞれその対象となる人数が違うわけですよね。だからここに出てきている平成19年でいえば877人と、平成18年の778人を一気にこう比べるっていうふうにいかないんでないのかなと思うんですね。対象となる人数があって、そこに出てきた人、それぞれをこう比べていくということで12.7%増えたということにはならないのではないのかなと思うのですがどうでしょうか。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)確かにあの、1号被保険者の数が基が違うっていうことをおっしゃってるのかなと、それは理解いたしましたが、この数字で今まで同じように出しておりますので表としてはこのように出しております。その下のほうに1号被保険者が書いてありますので、見ながら読んでいただければと思います。

委員長(菅原 傳君)佐藤委員。

委員(佐藤 聖子君)分かりました。隣の、次のページの47のところの一番最後です。受給者(利用者)数の推移ということがありまして、居宅、地域、施設サービス、それぞれあります。地域密着型サービスについては平成17年度はなくて新しく始まったんですが、この全体のサービスについて、どういうことが伺えるのか、特に地域密着型サービスがですね、どのように何箇所で行われているか伺いたいと思います。

委員長(菅原 傳君)長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉 美智子君)まず、地域密着型サービスに関しましては、グループホームが前に居宅のほうに入っていたのが地域密着っていうことで離れましたので、このような書き方になってございます。それで、おそらく2.0とかって感じで普通に数式で作っておりますが、まずこの全体としてどういうことがいえるかっていうことは、利用者の推移としては、昨年と比べ…失礼しました。認定者の数と利用者っていうようなところで比べていきますと大体83.78%くらいの人たちが使っているっていうようなところで、8割の人たちが使っているなっていうような見方をしております。

委員長(菅原 傳君)ほかに質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 議案に対する討論を省略し採決いたしたい思いますが、ご異議ございませんか。
「意義なし」と呼ぶ者あり
委員長(菅原 傳君)異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。
 認定第5号平成19年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
賛成者起立
委員長(菅原 傳君)起立全員と認めます。よって、認定第5号平成19年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。

認定第6号 平成19年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について

委員長(菅原 傳君)認定第6号、平成19年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
 これから担当課長へ議案の説明を求めます。長寿福祉課長。
長寿福祉課長が決算書のとおり内容の説明を行った
委員長(菅原 傳君)以上で説明を終わります。これより質疑に入ります。

委員長(菅原 傳)質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認めこれで質疑をおわります。
 議案に対する討論を省略し採決いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
「意義なし」と呼ぶ者あり
委員長(菅原 傳君)異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。
 認定第6号平成19年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
賛成者起立
委員長(菅原 傳君)起立全員と認めます。よって、認定第6号平成19年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。この際、暫時休憩いたします。長寿福祉課及び税務課は退席をして結構であります。
午後1時11分休憩
午後1時12分再開                           

認定第7号 平成19年度富谷町水道事業会計決算の認定について

委員長(菅原 傳君)休憩前に引き続き会議を開きます。認定第7号、平成19年度富谷町水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。
 これから担当課長へ内容の説明を求めます。上下水道課長。
上下水道課長が決算書のとおり内容の説明を行った

委員長(菅原 傳君)以上で説明を終わります。これより質疑に入ります。永野委員。

委員(永野 久子君)決算書の290ページで、開発負担金379万4200円が入っていますが、これは何処の分でしょうか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)ちょっとどこっていうこと、今把握してませんが、これはあの、建物を建てる場合に、水量を余計使う場合に、その余計使う分の相当分を開発負担金としていただいているものでございます。集合住宅なんか多い状況です。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)309ページ、建設仮勘定、今年度はゼロということなんですが、今年度というのは平成19年度、ということはまだ稼動していないという資産というのはもう、今現時点ではないということでいいんですか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)そのとおりでございます。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)意見書の31ページ、及び決算書の300ページに有収率について書いてありまして、平成19年度はこの間、平成15年度、85.31からずっと平成18年度まで減り続けていたものが、若干上がって85.34になったという状態、いわば横ばい状態なんですけれども、ただこれが平成19年2月に定めた水道中期計画、経営計画ございますよね、この水道の中期経営計画でいきますと、平成19年度の有収率を86.80%と予測していたんですね。この予測との違いはどういう理由で生じているんでしょうか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)漏水対策につきましては、これまでも毎年度調査、修理っていうことでこつこつとやってきたわけですけれども、その効果が出てきたのかなっていうこと、ただ、中期経営計画で目標とした86%、それにはもう少し努力が必要という状況でございます。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)この平成19年2月の中期経営計画自体が、それよりもう少し古い平成13年の計画から見ますと、当時はすでに平成16年の時点で90%を超えるという計画になっていたんですよね。それが下方修正されて19年2月に86.80というふうになっているわけなんで、この有収率を上げていくというのは結局お金にならない水を流さないようにするということですから、経営にとっては大変大事なことだと思うんですね。有収率アップについては、その理由ということで地図システムでしたかしら、こういうもの導入したりしてきたわけですが、もう少し有収率引き上げのための本格的な努力が必要と思うんですが、これがなかなか進まない。こつこつとやってきたとはいいますけれども、こつこつとやっている場合ではないんじゃないかなと、もう少し大幅に改善できるようにしていくために、何が欠けているんでしょうか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)私らほうの漏水対策として、調査修理っていうのがメインになっております。そういう中でその目標、有収率ですね、これをなんていうんですか、目標は高い方がいいわけですが、ただ実現性ないものをあまり上げるわけにもいかないってことで、現実に沿った中でより高くというかたちで86とかっていうのを設けているわけですけれども、なんでっていうことでございますが、対処療法にはなるわけですが、それに対して調査修理これで対応していくのが、今のところ一番ベストっていうことで、対処療法ではございますが、これでいきたいということで考えております。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)どうしても漏水したところを調査をして後で修理をするというふうになっていきますが、それにしても、その調査にしても修理にしても率直に言って人が足りないんじゃないでしょうか。水道課の場合。対応しきれて、というのは以前にも佐藤委員が質問したことありましたが、よその自治体では常に漏水がないかっていうこと、漏水が起きる前に調査をするということをやっているんですが、そういうことをやっていくためには人手が足りないんじゃないかなという感想を持っているんですけれども、この点で万全を期すためにはもう少し体制強化が必要なんじゃないでしょうか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)施設の運営管理につきましては、技術職員、3名の技術職員が担当してるんですが、今のところですね、その体制で充実しているのかなと。またあの、漏水対応については、それとはまた別にですね、対応していかなきゃないものだと思っております。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)それでは資金残高なんですけれども、損益留保資金なんですが、先ほど申し上げた中期経営計画ではですね、平成19年度末で13億1547万6000円というふうに見込んでおりましたけれども、実際に平成19年度末での内部留保資金はいくらとなっていますか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)資金の企業内の、資金の残高というかたちでは13億で、年度末13億でございます。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)同じく、この内部留保資金は平成28年には15億円を超えるという計画、推計がこの経営計画に載っておりますけれども、現時点でこの見通しは狂いはないでしょうか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)すいません、平成何年度って今…(「平成28年で15億となっていました」との声あり。)すべてはどれくらい水を使っていただけるかっていうことにかかっております。中期経営計画では、一応策定したときの状況での推移でこれくらい伸びるだろうっていうことでの伸び方で収入あって、そして支出もそれくらいで、あと4条でもそれくらいでっていうかたちでの資金残高15億っていうことですが、まあ一番どれくらい、簡単に言えば収益が今のままでいくかどうかっていうのにかかっているわけでして、それはあくまで見通しでございまして、目標にはしてはおりますけども、そうなるっていうふうには断言はできないと思います。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)全体で給水量は増えてはおりますけれども、一人当たりでいくと年間6リットルでしたか、減っておりましたよね、減っていますよね。これはおそらくいろんな要因があるとは思いますが、経済情勢も厳しい、できるだけ節水するということで、エコという面から見ても地球環境を守るという点から見ても資源を大事に使う、いろんな意味で喜ばしいことなんですが、こういう傾向が長く続くとすれば、水道の計画自体ももう少し現実的なものに変えなきゃないこともあるのかなと思ったんですが、この点はどうですか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)説明不足だったとおもうんですけども、先ほど説明、総括のとこで言っている給水量の減少ですね、これは流れる量、使っている量でなく。もとから流れる量の水量での一人当たりに換算しているわけなんです。有収水量とは別のものでございましてですね、有収水量については一人当たり横ばいの状況で推移しております。ですから、漏水が少なくなればこれも減っていくと、先ほど説明した一人当たりの分は減っていくっていう状況も生まれます。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)ここ数年、決算意見書の終わりの方にそれぞれの指標を書いてくださるようになりましたが、これ自体は大変ありがたいんですけれども、これだけではなくて、毎年国の平均、県の平均の数値も聞いておりまして、何十項目にもなるのでね、できれば今後においてはこの国と県の数値についてもあわせてここに記載していただけたらと思うんですがどうでしょうか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)監査意見書のほう、私ら方の管轄ではないもんですから、ちょっと余計なことですけども、監査意見書作るときにおいてもですね、今現在でも全国平均なり県なりそれらについてはバラバラの情報しか入ってきてないんですね。ですから統一的にすべての項目について全国、県のやつを並べるっていうことはできない状況にあります。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)それではあらためまして水道事業会計経営指標の中で、全部聞きたいところですけども、いくつか伺います。まず、流動比率これは国と県それぞれどういう数値になっていますか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)県の平均が、流動比率ですよね。18年度のデータしかないんですが、県が699.3です。それから全国が691.15でございます。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)自己資本構成比率これはどうでしょうか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)県が53.1、全国が66.47となっております。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)固定資産対長期資本率これはどうですか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)これはですね、今のところ、今って言うか、全国しかないんですね、89.94です。

委員長(菅原 傳君)ほかに質疑ございませんか。永野委員。

委員(永野 久子君)職員一人当たり有収水量、これはどうでしょうか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)県のほうが23万6533。あと全国が34万6776でございます。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)今の数値を見ますと、たとえば全部は言いませんが終わりの方からいきますと、固定資産対長期資本率、これは経営の健全性というのを示すということで、100%以下でかつ低いことが望ましいということなんですが、これはまあ、国の平均値よりも低いと。それから流動比率、これも問題がない、というよりも、あ、そうですね。100%を超えておりますのでいいと。自己資本構成比率、これは安全性を示すものですけれども、大きければ大きいほどいいということで、これもまあいいと、国や県よりもいいということですね。それから最後に聞いた職員一人当たり有収水量、これは労働生産性を示すものだということを聞いておりましたけれども、これは特別に大きいですよね富谷町の場合。県が23万6533m(3)、国が34万6776m(3)に対して富谷町は平成19年度48万6213m(3)ですから、一人当たり、職員一人当たりの労働生産性が非常に高い、言葉を言えば過重労働になっている可能性があるということだと思うんですが、この点はどうお考えですか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)この人員体制っていうのは、その自治体ですか、自治体の水道事業状況っていうか、たとえば地域性ですね。一番大きいのが広さなりですね。なんなり。それからどういう施設を持っているかとか、そういうものに左右されてくるわけですが、私ら方の場合は受水して配水しているだけと、簡単にいいますとね、そういう状況でのことなんですが、ご存知のとおり先ほど説明にもあったようにですね、純損失がずっと連続している状況、経営状況の中でですね、やはりあのお客さまの負担をなるべくかけないと、軽くしておくというようなことを考えればですね。やはり生産性を高めるっていうことについてはいいことだというふうに思っております。

委員長(菅原 傳君)この際、14時10分まで休憩いたします。
午後13時58分休憩
午後14時10分再開                                           

委員長(菅原 傳君)休憩前に引き続き会議を開きます。永野委員。

委員(永野 久子君)それではですね、改めて伺いますが、有収率85.34%という実績でしたけれども、年間給水量から年間有収水量を差し引きますと、66万8273トンになるんですよね。これを料金に換算するといくらになりますか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)60万トンとすれば4600万。

委員長(菅原 傳君)永野委員。

委員(永野 久子君)これで最後にしたいと思うんですけれども、今の4600万円、これは非常に大きい数字ですよね。そうしますと町長に最後に伺いたいんですけれど、有収率を引き上げるということは、大変大きな経済的な損失を防ぐことになります。それから合わせてその体制を強化して先ほども申し上げましたように職員の過重労働を防ぐという点でも、やはり4600万の損失を防ぐために体制を強化するということは、この水道事業にとって富谷町とってはたいへん大きな喫緊の課題ということになりませんか。町長はどう認識されていますか。

委員長(菅原 傳君)若生町長。

町長(若生 英俊君)水道事業の経営については安心安全な供給も含めてですね、最大の意を用いているところでございまして、経営に当たってはまさに低効率の最大化、そしてまた経費の最小化と、まさに経営の理念そのものを具現化する部署であると認識して、以後なお一層の取り組みを進めてまいりたいとそういうふうに思います。

委員長(菅原 傳君)今村委員。

委員(今村 寿君)素朴な質問かもしれませんが、297ページ。資本金とありますが、これは自己資本金、資本金というからには出資者があると思いますが、どこが出資者なんでしょうか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)民間の株式会社の出資者っていうのと違いまして、町が出資しているものでございます。

委員長(菅原 傳君)今村委員。

委員(今村 寿君)なぜか水道事業だけがこの企業会計の複式簿記を採用されておりますが、それはどういう理由でしょうか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)地方公営企業法で決まっているっていえばそれまでなんですが、これはあれですね、結局は独立採算っていうかたちでもうずっと続けていかなきゃない、そういうことから全体を単年度単年度っていうかたちでなく、ことば見つかりませんが、ずっとですね、やっていかなきゃないっていうことからですね。その時点時点でのことを見るっていうことをしないということからこういうようなかたちでの表示ですね。経理会計処理そういうものになっていると思います。

委員長(菅原 傳君)今村委員。

委員(今村 寿君)分かったような、法律に基づいているといえばそれまでなんですが、私の思いでは、水道事業っていうのはダムを作ったり、水道管を埋設したりとか非常に息の長い事業であるので、短期ではなじまない、しかも追っかけていけない、管理もできないということで、このような制度が全国的に採用するために法律ができたとこのように私は理解しているつもりなんですが、これで間違いないでしょうか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)そういうこと、ちょっと私もすっかり理解しているわけでないんですが、そういうことはあります。

委員長(菅原 傳君)今村委員。

委員(今村 寿君)それと関係で、揚げ足を取るわけではありませんが、295ページだとか、繰越欠損だとか出てますね。これはそういう会計制度をやっているから安易に赤字がでているとは思いませんが、この赤字をですね、来年や再来年ずっと繰り越していくからいいよということで、安易に出てるんじゃなかろうかとこのように思いまして、効率的に問題があるんじゃないかという目で見るべきだと思いますが、いかがでしょうか。

委員長(菅原 傳君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君)健全な経営ですね、それを考えたときに赤字決算ということについては、余り好ましくない経営状態にあると言えると思います。ただあの、その経営事情っていうか、町の事情、そういうことから赤字予算なり赤字決算、そして欠損金を繰り越していくっていう場合もあるわけですが、本来から言えばは健全経営とはいえないのかなというふうに思います。

委員長(菅原 傳君)今村委員。

委員(今村 寿君)このような施設を擁する企業っていうのは世の中にいっぱいあります。電力事業だとかガス事業だとか。単年度が必ずしも赤字になっているわけじゃございません。いま現在この未処理欠損金が4億2700万円あります。それでこういうのを資本剰余金その他で食いつぶしながらというような言い方はよくないかもしれませんが、それで充当しながら運営がなさっているわけです。でもこのままいきますと毎年2億ぐらいの赤字でいきますとですね、50数億の資本剰余金、利益剰余金もですね、いずれはなくなる。ということについてですね、どのように取り組んでおられるか、これはまた長期的な要素でありますので、町長の見解をお聞きしたいと思います。

委員長(菅原 傳君)若生町長。

町長(若生 英俊君)ご指摘の内容も理解できるわけでありますけども、従前からの経緯ということもありますので、十分なる状況を見据えながらですね、さらにまた万全の経営を構築していくと、そんなふうな姿勢で取り組んでまいります。

委員長(菅原 傳君)ほかに質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
議案に対する討論を省略し採決をいたしたい思いますが、ご異議ございませんか。
  (「意義なし」と呼ぶ者あり)

委員長(菅原 傳君)異議なしと認めます。よって、これより採決をいたします。
認定第7号平成19年度富谷町水道事業会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
 [賛成者起立]

委員長(菅原 傳君)起立全員と認めます。よって、認定第7号平成19年度富谷町水道事業会計決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。

委員長(菅原 傳君)以上をもちまして、本委員会に付託されましたすべての審議が終了いたしました。暫時休憩いたします。
午後2時19分休憩
午後 2時20分再開                                           

委員長(菅原 傳君)休憩前に引き続き会議を開きます。決算審査特別委員会における審査結果を議長に報告することになりますが、その報告書はお手元に配付のとおり報告したいのでその内容を朗読いたします。
委員長が報告書のとおり朗読した

委員長(菅原 傳君) 委員各位のご協力によりまして、予定どおり審議が行われたことに対し敬意を表するものでございます。以上をもちまして決算審査特別委員会を閉会いたします。大変ご苦労さまでございました。
午後2時22分閉会

平成20年第3回定例会議事録(第3号)

平成20年9月16日(火曜日)

出席議員(20名)

  • 1番 小泉光君     
  • 2番 小川昌義君
  • 3番 土樋輪康雄君     
  • 4番 細谷禮二君
  • 5番 佐藤克彦君     
  • 6番 山路清一君
  • 7番 相澤榮君     
  • 8番 菅原傳君
  • 9番 今村寿君     
  • 10番 市川壽藏君
  • 11番 磯前武君     
  • 12番 高橋敏夫君
  • 13番 安住稔幸君     
  • 14番 伊豆田待子君
  • 15番 佐藤聖子君     
  • 16番 永野久子君
  • 17番 浅野幹雄君     
  • 18番 相澤武雄君
  • 19番 千葉達君     
  • 20番 渡邊俊一君

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

  • 町長 若生英俊君
  • 副町長 昆野武裕君
  • 会計管理者 山田豊君
  • 経営企画課長 荒谷敏君
  • 総務課長 須藤辰夫君
  • 財政課長 渡辺成一君
  • 税務課長 眞山巳千子君
  • 町民生活課長 奥山育男君
  • 子育て支援課長 八巻恵美子君
  • 健康増進課長 小松巌君
  • 長寿福祉課長 千葉美智子君
  • 産業振興課長 奥山吉信君
  • 都市整備課長 鴇謙一君
  • 上下水道課長 梅津慶一君
  • 教育長 千葉芳樹君
  • 学校教育課長 瀬戸けい子君
  • 生涯学習課長 佐藤信夫君
  • 選挙管理委員会書記長(兼) 須藤辰夫君
  • 農業委員会事務局長(兼) 奥山吉信君

事務局職員出席者

  • 事務局長 亀郁雄    
  • 次長 橘川栄
  • 主事 福原明敏

議事日程 第3号

平成20年9月16日(火曜日)午前10時開議

  • 第1 会議録署名議員の指名
議事日程表
第 2 議案第 1号 富谷町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について
第 3 議案第 2号 公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について
第 4 議案第 3号 富谷町職員の自己啓発等休業に関する条例の一部改正について
第 5 議案第 4号 議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について
第 6 議案第 5号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について
第 7 議案第 6号 富谷町特別職報酬等審議会条例の一部改正について
第 8 議案第 7号 とみや恩師・恩人の日及び月間を定める条例の制定について
第 9 議案第 8号 平成20年度富谷町一般会計補正予算(第3号)
第10 議案第 9号 平成20年度富谷町老人保健特別会計補正予算(第1号)
第11 議案第10号 平成20年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
第12 議案第11号 平成20年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)
第13 議案第12号 平成20年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第2号)
第14 議案第13号 平成20年度富谷町介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)
第15 議案第14号 平成20年度富谷町水道事業会計補正予算(第2号)
第16 議案第15号 市町の境界変更について
第17 議案第16号 境界変更に伴う財産処分に関する協議について
第18 議案第17号 富谷町道路線の認定について
第19 議案第20号 黒川地域土地開発公社定款の一部変更について
第20 議案第21号 平成20年度富谷町一般会計補正予算(第4号)
第21 議案第22号 平成20年度町営清水沢住宅建替工事(1工区)請負契約の締結について
第22 認定第 1号 平成19年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について
第23 認定第 2号 平成19年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について
第24 認定第 3号 平成19年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
第25 認定第 4号 平成19年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
第26 認定第 5号 平成19年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
第27 認定第 6号 平成19年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について
第28 認定第 7号 平成19年度富谷町水道事業会計決算の認定について
第29 発議第 5号 原油・肥料・飼料高騰に関する意見書
第30 発議第 6号 地域医療を守る意見書
第31 発議第 7号 地方消費者行政の抜本的拡充に必要な法制度の整備及び財政措置を政府等に求める意見書
第32 閉会中の各委員会調査について

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり
午前10時00分 開議

議長(渡邊俊一君) 皆さん、おはようございます。
 ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
 本日は多数の傍聴人がおられます。
 傍聴人の方々に申し上げます。富谷町議会傍聴規則では、録音機、カメラ、ビデオ等の撮影は禁止になっております。また、携帯電話をお持ちの方は、電源をお切りになるか、マナーモードに切りかえて、静粛も保ち、傍聴されますようお願いをいたします。
 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。
 議長諸報告については、お手元に配付のとおりであります。
 これで議長諸報告を終わります。
 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。

日程第1 会議録署名議員の指名

議長(渡邊俊一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を議題といたします。
 会議録署名議員は、富谷町議会会議規則第 120条の規定により、10番市川壽藏君、11番磯前 武君、12番・橋敏夫君の3名を指名いたします。

日程第2 議案第1号 富谷町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について

議長(渡邊俊一君) 日程第2、議案第1号富谷町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。

総務課長(須藤辰夫君) 1ページをお願いいたします。
 議案第1号富谷町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてご説明いたします。
提案理由につきましては、公庫の予算及び決算に関する法律第1条に規定する公庫、「国民生活金融公庫」、「農林漁業金融公庫」、「中小企業金融公庫」、「公営企業金融公庫」が削除され、「沖縄振興開発金融公庫」のみが残ったために、改正があったことに伴いましての根拠法を改正するために行うものでございます。
 改正内容につきましては、3ページの新旧対照表でご説明いたします。
 第12条第1項第3号中「公庫の予算及び決算に関する法律第1条に規定する公庫」を「沖縄振興開発金融公庫法に規定する沖縄振興開発金融公庫」に改めるものでございます。
2ページの附則に戻っていただきます。
この条例は、平成20年10月1日から施行するものでございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 質疑に入る前に、議員の皆様方、そして、執行部におかれて申し上げます。きょうも大分蒸し暑くなりそうでありますので、上着を脱いで審議をなさって結構であります。
 これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第1号富谷町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
 本日土樋輪議員が今議場に出席をしておりますので、皆様方にお諮りをいたしますけれども、土樋輪議員に対しては、採決の場合に起立で採決ということでなくて、挙手で採決の表決をあらわしていただきたいと思いますが、ご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。
 それでは、改めてお諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第1号富谷町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正については原案のとおり可決されました。

日程第3 議案第2号 公益法人等の職員の派遣等に関する条例の一部改正について

議長(渡邊俊一君) 日程第3、議案第2号公益法人等の職員の派遣等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。

総務課長(須藤辰夫君) 5ページをお願いいたします。
 議案第2号公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正についてご説明いたします。
 提案理由につきましては、「公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律」が「公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律」と改正されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。
 改正内容につきましては、7ページの新旧対照表でご説明いたします。
 まず、題名「公益法人等への職員の派遣等に関する条例」を「公益的法人等への職員の派遣等に関する条例」に改め、第1条中「公益法人等への一般職員の地方公務員の派遣等に関する法律」を「公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律」に、「公益法人等への職員」を「公益的法人等への職員」に改め、文言の整理を行うものでございます。
 6ページの附則に戻っていただきますけれども、この条例は、平成20年12月1日から施行するものでございます。以上です。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第2号公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第2号公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正については原案のとおり可決されました。

日程第4 議案第3号 富谷町職員の自己啓発等休業に関する条例の一部改正について

議長(渡邊俊一君) 日程第4、議案第3号富谷町職員の自己啓発等休業に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。

総務課長(須藤辰夫君) 8ページをお願いいたします。
 議案第3号富谷町職員の自己啓発等休業に関する条例の一部改正についてご説明いたします。
 提案理由につきましては、独立行政法人国際協力機構法で法第13条業務の範囲に1項加えられたため、条文ずれの整理のために所要の改正を行うものでございます。
 内容につきましては、10ページの新旧対照表でご説明いたします。
第5条第1項中「第13条第1項第3号」を「第13条第1項第4号」に改め、条文ずれの整理を行うものでございます。
 9ページの附則に戻っていただきますけれども、この条例は、平成20年10月1日から施行するものでございます。以上です。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第3号富谷町職員の自己啓発等休業に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第3号富谷町職員の自己啓発等休業に関する条例の一部改正については原案のとおり可決されました。

日程第5 議案第4号 議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について

議長(渡邊俊一君) 日程第5、議案第4号議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。

総務課長(須藤辰夫君) 11ページをお願いいたします。
 議案第4号議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてご説明いたします。
 提案理由につきましては、地方自治法の改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。
 改正内容につきましては、13ページの新旧対照表でご説明いたします。
 まず、題名「議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例」を「議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例」に改め、第1条、第2条(見出しを含む)、第3条(見出しを含む)、14ページの第5条第3項及び別表第1中「報酬」を「議員報酬」に改め、文言の整理を行うものでございます。
 12ページの附則に戻っていただきますけれども、この条例は、公布の日から施行するものでございます。以上です。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第4号議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第4号議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正については原案のとおり可決されました。

日程第6 議案第5号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について

議長(渡邊俊一君) 日程第6、議案第5号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。

総務課長(須藤辰夫君) 15ページをお願いいたします。
 議案第5号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてご説明いたします。
 提案理由につきましては、地方自治法の 203条の給与、その他の給与に新たに1条加えられたため、条文ずれの整理のために所要の改正を行うものでございます。
 改正内容については、17ページの新旧対照表でご説明いたします。
 第1条中「第 203条第5項」を「第 203条の2第4項」に改めるもので、地方自治法改正に伴い、条文中地方自治法の条文ずれの整理を行うものでございます。
 16ページの附則に戻っていただきますけれども、この条例は公布の日から施行するものであります。以上です。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第5号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第5号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については原案のとおり可決されました。

日程第7 議案第6号 富谷町特別職報酬等審議会条例の一部改正について

議長(渡邊俊一君) 日程第7、議案第6号富谷町特別職報酬等審議会条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。

総務課長(須藤辰夫君) 18ページをお願いいたします。
 議案第6号富谷町特別職報酬等審議会条例の一部改正についてご説明いたします。
 提案理由につきましては、地方自治法の改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。
 改正内容につきましては、20ページの新旧対照表でご説明いたします。
題名「富谷町特別職報酬等審議会条例」を「富谷町特別職給料等議会条例」に改め、第1条中「報酬等」を「給料等」に、「富谷町特別職報酬等審議会」を「富谷町特別職給料等議会」に改め、第2条第1項中「報酬の」を「議員報酬の」に、「報酬等」を「給料等」に改め、文言の整理を行うものでございます。
 19ページの附則に戻っていただきますが、この条例は公布の日から施行するものでございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第6号富谷町特別職報酬等審議会条例の一部改正についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第6号富谷町特別職報酬等審議会条例の一部改正については原案のとおり可決されました。

日程第8 議案第7号 とみや恩師・恩人の日及び月間を定める条例の制定について

議長(渡邊俊一君) 日程第8、議案第7号とみや恩師・恩人の日及び月間を定める条例の制定についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。学校教育課長。

学校教育課長(瀬戸けい子君) それでは、議案書21ページをお願いいたします。
 議案第7号とみや恩師・恩人の日及び月間を定める条例の制定についてご説明申し上げます。
 提案理由につきましては、恩師・恩人などから受けた好ましい影響を振り返り、意を新たに、これからの人生へ受けた恩に感謝しつつ、責任を確かめ、前進への意欲喚起が人材育成の取り組みとして必要であると強く考え、制定するものでございます。
 初めに、とみや恩師・恩人の日及び月間を定める条例の制定に当たりましての背景をご説明いたします。
 近年、生活感覚の国際化、情報機器の発達の中、固有の伝統と慣習にはぐくまれてきた良識・常識の価値基準の変容などにより、社会生活での価値観の多様化は、人生のあり方に大きな影響を及ぼしています。
 このような社会変化の流れの中で、心身の疲労を蓄積させながら、自己本来の姿になかなか立ち戻れない、そのようなことをよく見聞きいたします。
 このように、変容しつつある社会環境の中で、家庭・学校・地域で次代を担う確かな人材育成への期待がますます高まってきています。
 次に、必要性といたしまして、人生を歩む過程の中で信じてはぐくんでくれた親、家族、しっかり受けとめ、方向性を導いてくれた先生、先輩、課題を共有し、励ましてくれた友人、また、地域の人々、このように、多くの人の存在が今の自分を形成していることを思い起こしてみるとき、これまで導き、励ましてくれた人への恩に感謝し、これからの人生に確信を持ち、さらなる前進へのエネルギーとなるものです。
 このように、好ましい影響を受けた人々を思い起こし、恩師・恩人に対して感謝の気持ちを、そして、責任と前進の意識を確かめる日及び月間として、恩師・恩人の日、恩師・恩人月間の必要性を強く感じるものでございます。
 富谷町の取り組みといたしましては、富谷町は、全国各地から転居してきた人々と、この地で富谷の風土と歴史を抱き、生活を定着してきた人々とが調和を織りなす協働の力で富谷のよき文化を大切にしつつ、ゆとりのあるふるさとづくりを基本理念とし、幸せを実感でき、「笑顔輝く温かい富谷」を町民が共有するスローガンに掲げ、継続性の高い活動を展開ております。
 人と人とのかかわりを大切にし、人々との好ましい支え合いを通して、より確かで自立性の高い人材の育成をまちづくりの活動の重要な領域として位置づけ、家庭・学校・地域を土壌とし、関係機関・団体との効果的な連携活動での推進が基盤となります。
 そこで、人材育成の取り組みとして、恩師・恩人から受けた好ましい影響を振り返り、意を新たにして、これからの人生へ受けた恩に感謝しつつ、責任を確かめ、前進へ意欲喚起が人材育成の大切な一つの方法となります。
 また、この機会を町民皆で共有することにより、「優しさ広がる住みよいまち」につながっていくものと確信いたします。
 したがいまして、本町ではみやぎ教育の日11月1日 ・みやぎ教育月間11月条例の趣旨をふまえつつ、とみや恩師・恩人の日11月1日、とみや恩師・恩人月間11月を設け、関係機 
関・団体等の指導・助言を受けながら、連携・協働活動して取り組んでいきたいと考えております。
 それでは、22ページの条例案につきまして、各条文ごとにご説明申し上げます。
まず、第1条の〔趣旨〕でございますが、この条例は、ふるさと及び学舎を懐かしみ、恩師・恩人及び地域の人々との生活を振り返り、支え導いてくれた人々に感謝しつつ、これからの人生への責任を確かめ、力強く前進する意欲を喚起するため、とみや恩師・恩人の日及び月間を設けるとするものでございます。
 第2条におきまして、とみや恩師・恩人の日は、毎年11月1日とするものでございます。
第3条におきまして、とみや恩師・恩人の日の趣旨にふさわしい取り組みを行う機関として、毎年11月をとみや恩師・恩人月間とするものでございます。
 第4条におきまして、町の取り組みとして、町はとみや恩師・恩人の日及び月間の趣旨を広く普及するため、関係機関及び関係団体との連携を図りながら、家庭、学校及び地域社会で意識を共有し、有効な取り組みを行うよう努めるものとするものでございます。
 第5条におきまして、町民の取り組みを町民は、恩師・恩人の日の趣旨にふさわしい取り組みを行うように努めるものとするものでございます。
 なお、附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。よろしくお願いいたします。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。16番永野久子君。

16番(永野久子君) まず、恩師とは何か、恩人とは何かという問題なんですけれども、非常に漠然としておりますし、これは、人によって全く価値観が 180度違う場合もあります。例えば、卑近な例ですけれども、一般の人とやくざの世界とでは恩師・恩人というのは全く違う概念になってくるわけですから、こういうそれぞれ全く違う価値観の範疇にあるものをいわば客観的評価が同じではないものを一くくりにするということは、本来してはならないものではないかと。この点についてどう思われるか、まず1点伺います。
 それから、この条例の文言の中に「懐かしい思い」だとか、「感謝」、「人生の責任」等々、全く個人によって異なる、他から強制されるものではないという個人の感情だとか、生き方にかかわる問題が入っておりますけれども、うたわれています。それが目的の中に入っているわけですけれども、こういう個人の生き方や感情にかかわることを条例というのは、法律に等しいものですから、こういう形で定めていくと。枠をはめていくということ自体問題があると思うんですが、町はどういう認識を持っているのか伺います。

議長(渡邊俊一君) 千葉教育長。

教育長(千葉芳樹君) 最初に、範囲ですけれども、いわゆる人生の師、個人個人の人生の師ということで、一応これまで教え導き、包み、励ましていただいた好ましい影響を与えてくれた家族、先生、先輩、友人や地域の人、そして、やっぱり文芸環境ということもあります。絵画を見て感動し、そういうことも人生の師となる場合もあると思います。
 それから、文学、音楽など、それから、なれ親しんだ山や川に励まされた、そういう自然環境もあります。
 すべて個人にとっての人生の師であるという、そういうような押さえ方をしていきたいと思います。
 それから、二つ目の質問ですけれども、これはまず個人的なものですけれども、人材育成の思想を統一するとかというのではなく、個人がやっぱりいい環境、好ましい影響を受けたと。それを思い起こす日、そして、振り返ってみる日、そして、そこで「ああ、これからの人生は責任を持ってやらなくてはならないな。よし、前進していこう」。例えば今回の北京オリンピックの方たちのインタビューは、多分そこに全部感謝と、よし、やろう、責任と、よし、次の回も頑張ろうという、その前進、この三つが入っているんです。これをやっぱり現代の青少年にぜひ植えつけてやりたい。
 そして、これを次の世代にもつなげていきたいと。そういうようなことで、条例ということで制定をお願いすることでございます。以上です。

議長(渡邊俊一君) ほかに。8番菅原 傳君。

8番(菅原 傳君) 非常にユニークな発想で、恩人とか恩師とかという言葉がいろいろ出てきますけれども、そういう点では別に反対する理由はありませんけれども、何かちょっとぼっと出てきたような感じで、どういうふうな経過でこういった提案がなってきたのか。
 どうも、トップダウン方式のような感じがありまして、ちょっと理解するのにまだまだ評価できていないんですけれども、この出てきた経過についてひとつお伺いをしたいと思います。
 それから、富谷の場合は、いろいろな人が住んでおりまして、一言で恩師あるいは恩人といっても、それぞれの認識が違っておりますので、ここに「ふるさと及び学舎」と書いてありますけれども、「ふるさと及び学舎を懐かしむ」というのは、富谷の町を限定して言っているのか、それともそれぞれの人々の恩師あるいは学舎、そういったものを懐かしむということの意味で提起しているのか、ここが明確でありませんので、説明をお願いしたいと思います。
 それから、月間というのと、11月1日となっていますけれども、これをスタートにして月間ということになっていますが、ちょっと具体的に、「有効な取り組みを行うものとする」とありますけれども、具体的にどういうことをやるのか。この辺のイメージがちょっと出てきません。
 したがって、もう少し具体的に出していただきたいというふうに思いますし、それから、町民はという第5条にございますけれども、「趣旨にふさわしい取り組みを行うよう努めるものとする。」と。一体町民はどういうことをやったらいいのか、ちょっとこの辺あたりもイメージが定かではありませんので、この点はひとつ解明いただくようにご説明をいただきたいというふうに思います。

議長(渡邊俊一君) 4点について、千葉教育長。

教育長(千葉芳樹君) 経過につきましては、先ほども課長の方からお話しありましたけれども、みやぎ教育の日、それからみやぎ教育月間、この具体的な取り組みとして、町としてということで、みやぎ教育の日が決定される前にやっぱり現在人と人とのかかわりが真っ正面から話し合いとか、そういうようなことで、心を通じ合う、心を重ね合う、そういうチャンスがどんどん減ってきているという状況の中で、やっぱり人生の師として恩恵を受けた、そういうようなことを大切にしながら、人材育成を図っていこうというのがここまで制定まで至る背景です。
 と同時に、もう一つは、みやぎ教育の日の趣旨の中に「健全な自律的人間でありたいと願うとともに、家族、仲間、地域の人々で人材育成の観点から、こども教育のあり方及び生涯学習について考え、話し合い、夢を語る機会であるその日でありたいし、その月間とした 
い」ということ、その趣旨も踏まえつつ、この条例の制定になりました。
 なお、ここまで至るまでには教育委員の会議等で承認を得まして、提案いたしております。
 月間の取り組みですけれども、先ほども話……、みやぎ教育月間の趣旨に倣って実施しております。というのは、11月1日、思い起こす、振り返る日、それは個人個人の問題です。これを11月に制定いたしましたのは、我が町では11月にはやっぱり文化の日等々も含めて、子ども祭りをことしから実施していくことになりました。その辺も踏まえながら、発表の機会等々を多く持っていきたいというふうに考えています。
 それで、一応案としてですけれども、弁論大会とか、それから作文の発表大会とか、それから子供祭りでの「はがき1枚あったか話展示」、それから、文集の発行等々、そういうようてことも案ですけれども、視野に入れながら活動を展開していきたいというふうに感じています。
 それから、町民の取り組みという、個人的なスタートです。私たち町民として、こちらの方としてやるのは、それを普及させる。そういうようなことです。個人個人として、いい好ましい影響を受けた日を思い起こそうよ。そして、その1カ月、11月の間にじゃ、その恩師の人、人生の師となった人にもう一回感謝の意を表明しながら、そして、「ありがとう、よし、頑張るよ」、そういうような11月の月間としたいと。
 町の行事にももちろん参加していただきながら、広めて、普及していきたいというふうに考えております。
 そして、これからの学校教育のみならず、生涯教育も含めてですけれども、大切なことだというふうに自覚しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。以上です。

議長(渡邊俊一君) 千葉教育長にお尋ねをいたします。
 先ほど菅原議員は、恩師・恩人とは富谷の町の人だけを限定にしているのかという質問がありました。答弁をお願いします。千葉教育長。

教育長(千葉芳樹君) 先ほどもお話ししましたように、個人の問題ですので、富谷町だけでなくて、過去自分の生い立ちの中の人生の師というふうにとらえていただきたいと思います。

議長(渡邊俊一君) 8番菅原 傳君。

8番(菅原 傳君) そうしますと、これから進めるに当たって、富谷町では富谷の中学校あるいは小学校を卒業していない人がいっぱいいるわけですね。具体的には富谷の中学校、小学校を卒業した人もいっぱいいるわけですけれども、これは若い方々ですね。その若い方々と年配層の方々では、ちょっとこれ提起されても何かちょっとぴんとこない、いわゆる一つの断層が起きてくると思うんですね。
 だから、そこのところはやっぱり町民皆さんがふるさとのことなり、あるいは学舎を懐かしみ、恩師・恩人に対して感謝をするということが果たしてうまくいくのかどうか、その辺あたりどういうふうに検討されたのかお伺いしたいと思います。

議長(渡邊俊一君) 千葉教育長。

教育長(千葉芳樹君) やっぱり幅広く、いわゆる青少年、それから青年層、それから高齢者と言うと悪いけれども、その上の方たち、やっぱりそれぞれの人生の師はあるはずなんです。それをお互いに発表し合ったりしていく段階の中で調和、調整がとれてくるんじゃないかと。そして、それが次の世代につないでくれる。それが一つの大きな役割を示すんじゃないかというふうに考えております。

議長(渡邊俊一君) ほかに。14番伊豆田待子君。

14番(伊豆田待子君) この条例を実施している自治体はありますか。
 それから、もう一つですが、先ほど子供祭りをそれにやりたいという話がございましたが、確かに弁論大会とはがき等は、広報紙で募集されておりました。
 この子ども祭りのほかにこの11月1日を恩人の日としたことで、1日、2日がふるさと祭りになっていますよね。そのときに何かを考えておられるのか。2点お聞きします。

議長(渡邊俊一君) 答弁の前に、各議員の皆さんにお願いがあります。
 質問する場合に、議席番号を大きく言っていただかないと、議長の方で判断し切れませんので、改めてそういった態度でお願いいたします。
 それでは、ただいまの伊豆田待子議員の質問に対して答弁を求めます。教育長。

教育長(千葉芳樹君) ほかの町と言われましたけれども、調べてみましたけれども、まだない状況です。
 ただ、いろいろなところでうわさは最近聞くようになりましたけれども、そこまで確認はしておりません。
 それから、11月1日、2日のふるさと祭りですけれども、この条例が通りましたら、いろいろ計画を考えていきたいというふうに考えています。以上です。

議長(渡邊俊一君) ほかに。4番細谷・二君。

4番(細谷禮二君) 私は、このとみや恩師・恩人の日及び月間ということに対して非常に賛成をするもの。私は、教師として、自分のことをちょっと申し上げるとちょっと恥ずかしい思いもありますが、今から15年前に教えた子どもたちがもう先生の日、恩師の日ということを1月13日、決定して、もう15年になります。その子供たちは、やはり人生の中で歩んでいく中で、非常に悩み、不安というものをいっぱい抱えていて、私と会った時に1年に1回会ったときに子供たちを励まして、非常に助言を与えていると。子どもたちは非常に喜んで、来年もぜひ先生来て、また私たちにそういう励ましの言葉とか何かを贈ってくれませんかということで、今富谷の方で恩師という堅苦しい言葉で出ておりますが、私は子どもたちからは先生の日、恩師の日、考えてみるとイコールだと思いますが、もう15年間も続いて、本当によかったという面もあります。
それからあと、逆に、もう40年間も私も。

議長(渡邊俊一君) 細谷議員に申し上げます。質問に徹して質問をお願いいたします。

4番(細谷禮二君) 質問というよりも賛成意見の方にちょっと出てしまったけれども、じゃ後でまた次のときにお話をしたいと思います。

議長(渡邊俊一君) 質問なんですけれども、細谷議員、質問の内容は何ですか。

4番(細谷禮二君) 賛成の方でちょっと討論してしまったので……。

議長(渡邊俊一君) 12番・橋敏夫君。

12番(高橋敏夫君) 私は、ちょっと聞き漏らしたのかわかりませんが、みやぎの教育の日、教育月間ということでしたということで、県条例ではないんですか。

議長(渡邊俊一君) 千葉教育長。

教育長(千葉芳樹君) 県条例です。

議長(渡邊俊一君) ほかに。12番・橋敏夫君。

12番(高橋敏夫君) 先ほど伊豆田議員からほかのところでの経緯と、市町村を考えて回答したんですか。
 もうちょっと、県条例であれば、いつ制定されて、そして、今その効果というのか、そういうものもちょっとご説明していただけるとありがたいと思います。

議長(渡邊俊一君) 千葉教育長。

教育長(千葉芳樹君) みやぎ教育の日を定める条例ということで、平成17年3月宮城県条例第90号で制定されております。
 この取り組みとしましては、11月月間ということで、なかなか普及、具体的に普及というんですか、なかなかできなかった状況にあったんですけれども、最近11月に子ども向けの小・中学生の教育活動への行事等々が11月に集中して発展させているという状況で、どんどん広まってきております。
ということで、もう少し具体的に進めたい。広めたいということで、我が町で恩師・恩人の日の条例ということに導いてまいりました。以上です。

議長(渡邊俊一君) ほかに。2番小川昌義君。

2番(小川昌義君) 再度確認したいと思うんですが、第3条ですけれども、とみやの恩師・恩人ということになっているわけで、これはやっぱり先ほど教育長の答弁ではかなり薄められているような気がするんですが、この基準というのは、どういうものなんでしょうか。
 もう一つ、非常に唐突に出てきたわけですが、教育長の答弁を聞いていますと、何か当たり前に今までやってきたことを答弁しているような気がいたします。
 ただいま富谷町にある青少年健全育成連絡協議会なども含めた検討をしたんでしょうか。この月間といいますと、11月は、やはり青少年健全育成強化月間にもなっているんですね。こういったところも踏まえて、その辺も検討したかどうか質問したいと思います。

議長(渡邊俊一君) 千葉教育長。

教育長(千葉芳樹君) 「とみや」と最初に出ていますから、富谷町というふうに対象が限られているように聞こえますけれども、富谷の町でやるんだということで、基準というのは、先ほども何回もお話し申し上げましたように、個人の問題で、今までの生育過程の地域も含まれてくると思います。
 そういうような考え方で、広い意味で、いわゆる振り返って感謝し、責任を持って、そして前進する。それの持っていき方というふうに考えていただきたいと思います。
 それから、経過の中で、青少年健全育成ということですけれども、いろいろな青少年だけの問題ではないんです。もちろんこれからこの条例が通りましたら、青少年健全育成町民会議等々も含めて、具体的な方策を検討して、共有していきたいというふうに考えます。以上です。

議長(渡邊俊一君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 先ほど来いろいろ議論出ていますが、みやぎ教育の日及び月間を受けて富谷町でもということでしたが、この間教育基本法が改定されまして、「愛国心」というようなことが強く打ち出されておりますけれども、そういうものとのつながりというのは、あるというふうに踏まえてよろしいんでしょうか。これが1点です。
 それから、町の取り組み、個人の取り組み、町民の取り組みというようになっておりまして、「関係機関及び関係団体との連携を図りながら、家庭、学校及び地域社会で意識を共有し、有効な取り組みを行うよう求める」と。漠然とした個々人のそれぞれ認識も思いも全く違うものを意識を共有させて取り組む月間まで設けるというのはほかからの強制にならないのかということを二つ目に伺います。
 あわせて、町民の取り組みとして、「恩師・恩人の日の趣旨にふさわしい取り組みを行うよう努めるものとする」ということで、努力義務まで課しているということが個人の内心に踏み込むことにならないのかという点、改めて伺います。

議長(渡邊俊一君) 千葉教育長。

教育長(千葉芳樹君) 一つは、愛国心ということですけれども、これは別な問題でありまして、個人の意識の問題ということで、そこまでは要求しているものでもありません。
 それから、二つ目は、先ほど愛国心という、学校教育基本法なんですけれども、この恩師・恩人の日は、それをもっと生涯教育体系の中で考えていくということですので、その辺も踏まえていただきたいと思います。
 それから、共有という言葉ですけれども、共有するというのは、強制ではないんです。お互いに心を重ね、心を合わせて、そして意見も合わせながら、そういうのが共有というような考え方をしていただきたいと思います。
 それからもう一つは、町民は恩師・恩人の日に趣旨にふさわしい取り組みということで、まず最初は、思い起こす、振り返る、そこがスタートだと思います。よく母の日、父の日とありますけれども、「お母さんありがとう、お父さんありがとう」、感謝の意を……、その思い起こし、振り返ってみて、その気持ちがなれば、個人個人の行動の問題と。活動の問題、活動ではないかというふうに考えます。以上です。

議長(渡邊俊一君) ほかに。13番安住稔幸君。

13番(安住稔幸君) 確認の意味でお聞きいたします。
 まず、具体的な取り組みにつきまして、先ほど教育長の方から弁論大会、子ども祭り等々ということでお話お聞きしました。
 私もいろいろ皆様に恩師・恩人という言い方だけに限らず、本当に多くの方にお世話になっておりまして、例えば今いらっしゃいます教育長には中学校のときに体育を教えていただいたこともございます。
 それは別にしましても、本当に同僚議員の皆様、そしてまた、前の方にいらっしゃいます執行部の方々、そしてもちろん町民の方々、地域の方々に広く本当にお世話になって、今現在の私がここにいるわけであります。
 そういうことを考えますと、やはり子供たちというか、そういった青少年健全育成、先ほど教育長のお話もありましたけれども、だけに限られたものではないとは私も思うわけであります。
 そういうことですので、そういった面で具体的な取り組み、どのようにお考えなのかお聞きいたします。
 また、今後今年度につきましては、予算的にはどのようなものを、どのくらいのものを考えていらっしゃるか。
 そしてまた、三つ目にお聞きしたいのは、長期的目標というか、これから来年、再来年、ずっとこの条例によっていろいろ進めてまいるかと思いますが、どのような目標で年度ごとのものがありましたら、お知らせお願いいたします。
 また、先ほど言いましたように、これは教育だけに限らず、広く我々、本当に子供からある意味ではお年寄りの方まで含まれるものかと思います。きのう敬老の日でございましたけれども、極端に言えば 100歳の方であっても、その方から見れば恩師・恩人という方がおられたわけでございます。
そういうことを考えますと、内容がやはり教育的な話だけできているのはちょっとどのようなものかなということで思っております。
 また、もう一つ聞きたいのが今現在富谷町の表彰規定ということで、11月にそういったもので功労者表彰とかされております。こういったものの絡みで、どのように進めていかれるか。
 そしてまた、第5条でありますが、このように努力目標というか、町民の方に条例として定めるわけでありますから、やはりこれは町民の方の広く理解があってこそ、この第5条の条例が制定できるものかと私は思うんですが、その辺お聞きいたします。

議長(渡邊俊一君) 安住議員に申し上げます。先ほど菅原議員の質問で、具体の取り組みについては、答弁なされたと思いますので、その辺改めてお聞きしますか。

13番(安住稔幸君) 教育関係以外のものをお聞きします。

議長(渡邊俊一君) 千葉教育長。

教育長(千葉芳樹君) もちろん教育関係だけでなくて、町として役場としては、関係機関と十分連携をとっていきたいし、先ほどお話し申し上げましたように、関係機関・団体、その方とも連携をとって、そして、これからのいろいろな、どういうふうな進め方をするか、どのような事業を持っていくか、その辺も十分に検討してまいりたいと思います。
 教育関係がまず中心となって、ほかの関係機関・団体・課と連携をとっていくというふうにご理解いただきたいと思います。以上です。

議長(渡邊俊一君) ほかに。13番安住稔幸君。

13番(安住稔幸君) 今私いろいろ細かく聞いたんですけれども、今教育長の方から1点だけお聞きしたんですけれども、議長、答弁皆様によろしくお願いいたします。

議長(渡邊俊一君) 安住議員にちょっとお尋ねしますけれども、予算の関係、それから、長期的目標、それから富谷町の表彰の基準的なものということで、(「第5条」の声あり)第5条ね。
 残り4点だそうですから、千葉教育長。

教育長(千葉芳樹君) 予算については、条例もまだ通っていないという状況の中で、しておりません。
 それから、長期展望ということですけれども、この趣旨を大切にしながら、先ほどもお話し申し上げましたけれども、これから普及をしながら、年度年度いろいろな事業があると思いますので、それを確かめながら積み上げていきたいというふうに考えております。
 それから、表彰ですけれども、町の表彰規定ということもありますけれども、まだその辺まで町との話はしておりませんので、これもこれからの課題というふうに考えております。
 それから、普及、第5条ですけれども、誠心誠意好ましい影響いただいた、そして、感謝、責任、前進ということを町民の皆さんに普及させるためにあらゆる機会をとらえながら、普及啓発していきたいと思っております。以上です。

議長(渡邊俊一君) 13番安住稔幸君。

13番(安住稔幸君) 予算的なものというのは決まっていないということでございますけれども、長期目標についてもそのようでございますけれども、ただ、このように新しい条例として提示されるわけでございますので、やはりある程度具体的なものがきちんと内容が決まってこそやっぱり提示されるのが本来筋じゃないかなと私は思うわけであります。
 そしてまた、その辺についてもう一度お聞きします。
 また、第5条につきましては、やはり先ほども……、繰り返しますけれども、努力目標ということで、条例で課すわけでございますので、広く町民が理解していただけるものと考えていらっしゃるか、その2点についてお聞きします。

議長(渡邊俊一君) 千葉教育長。

教育長(千葉芳樹君) 予算的な点ですけれども、先ほどお話ししましたとおりです。
 ただ、11月に子供祭り、それから先ほどお話し申し上げましたように、ふるさと祭り等々がありますので、その辺を利用しながら、その予算の有効活用というんですか、それを図っていきたいというふうに考えております。
もう一つは、(「具体的なものを提示するべきではないかというような質問でした。……」の声あり)これも先ほど話し申し上げましたように、各関係機関・団体とまだ条例が通っていないので、話し合いはしていませんので、広く普及、それから啓発するためにこれからこの条例が通りましたら、関係機関・団体、それからいろいろな人と話ししながら、いろいろな具体的なことを決めていきたいと思いますので、よろしくご理解いただきたいと思います。以上です。

議長(渡邊俊一君) 5条の関連もただいまの答弁と一緒と思いますけれども、よろしいですね。
 ほかに質疑ありませんか。9番今村 寿君。

9番(今村 寿君) いろいろなやりとりを聞いておりまして、大体あれですけれども、私聞きたいのは、個人に集中して、この人が偉い人だったよという個人崇拝というか、そういうことは具体的に行わないということですか。心の中の恩師だというくくりだと私は理解しておりますので、先ほど共産党議員の永野先生がやくざの世界でどうのという話もありましたけれども、清水の次郎長なんかは両方から人気がいい人もいらっしゃいますし、そういう方だとか、そういう地元の有力者だとか、そういう方を崇拝しようとか、そういうことには絶対ならないんだということの回答ならば、私は恩師を崇拝することは必要だと思います。
 そして、なおかつ5条の方で町としてはそういうことをするつもりはないけれども、町民が推す人、この人が恩師だよ、恩人だよと町全体、このような運動をとめられなくなる危険性があるんじゃないかと。この2点をお聞きします。

議長(渡邊俊一君) ただいまのは、個人崇拝で恩師・恩人を決めるということではないですねというような質問と、町としてはこの人だったらぜひ恩師・恩人という形でその教育の場に提出してもいいだろうと。その2点でよろしいですね。(「はい」の声あり)
 千葉教育長。

教育長(千葉芳樹君) この2点まとめてという言い方はおかしいですけれども、やっぱり個人の一人一人の人生の師というふうに考えていただきたいと思います。以上です。

議長(渡邊俊一君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 この際、11時15分まで休憩いたします。
午前10時57分 休憩


午前11時15分 再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより討論を行います。
 まず、原案に反対者の発言を許します。16番永野久子君。

16番(永野久子君) 私は、議案第7号とみや恩師・恩人の日及び月間を定める条例の制定について反対をいたします。
 理由はただ一つ、個人の内心の自由に踏み込むような条例は定めるべきではないという点です。
 私自身、恩師もあれば、恩人もいます。思い起こして感謝することは、いわば日常的に行っております。しかし、これを条例で定めるということになりますと、本質的な違和感を抱くものです。
 条例の第1条は、この条例は、「ふるさと及び学舎を懐かしみ、恩師・恩人及び地域の人々との生活を振り返り、支え導いてくれた人々に感謝しつつ、これからの人生への責任を確かめ、力強く前進する意欲を喚起するため」と、条例の趣旨を定め、さらに、2条、3条では、毎年11月1日を恩師・恩人の日、11月を恩師・恩人月間として定め、第5条では、町が趣旨普及のため、関係機関・団体との連携を図り、家庭、学校、地域社会で意識を共有し、有効な取り組みを行うとともに、第6条では、町民に対しても「趣旨にふさわしい取り組みを行うよう努めるものとする」と、努力義務を定めています。
 わざわざこのような条例を定めれば、町を挙げた運動に教育現場も地域社会も総動員することにつながっていきます。
 そもそも恩師とは何か、恩人とは何かは、個人によって全く異なるものであり、個人の生き方として恩師・恩人を持たないということも当然あり得ます。何をどう感じるかは、個人の感性の問題であり、人生観にかかわることです。これを条例で定めることには、強く危惧を感じます。
 多様な価値観を許容し合うことは、民主主義の根本であり、公平・普遍的であるべき行政が特定の価値観を押しつけるようなことは、厳に戒めなければならないことではないでしょうか。
 「懐かしい思い」だとか、「感謝」、そして、「人生の責任」、「意欲の喚起」等々は、個人の信条や感性に属する問題です。これを行政が条例で定めるなどということは、あってはならないことであり、ましてや月間を設けて取り組むなどということには、到底同意できない問題であり、反対します。

議長(渡邊俊一君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。4番細谷・二君。

4番(細谷禮二君) 先ほどちょっとお話をしてしまいましたが、私はこの条例に対して賛成をします。
 ふるさと富谷を愛し、そして学舎を愛し、友達、そして恩師を思う。そして人と人とのかかわりを大切にしていく心、気持ちというのは、一番大切ではないかと。これを制定をしたことによって、富谷の地域に住んでいる人、教育というものはどういうものなのか。そして、人と人とのつながりというものはどういうものかというものをもう一度考え合わせて、そして、月間としてあらわし方としていろいろな方法があるだろうと思います。
 そういう意味で、私はこの条例に賛成をいたします。

議長(渡邊俊一君) ほかに討論ありませんか。(「なし」の声あり)
 討論なしと認め、これで討論を終わります。
 これより議案第7号とみや恩師・恩人の日及び月間を定める条例の制定についてを採決いたします。
 先ほど申し上げましたとおりでありますけれども、土樋輪議員に対しては、挙手で賛成、反対を示していただければと思っております。
 この採決は起立によって行います。
 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
賛成者起立

議長(渡邊俊一君) 起立多数。よって、議案第7号とみや恩師・恩人の日及び月間を定める条例の制定については原案のとおり可決されました。

日程第9 議案第8号 平成20年度富谷町一般会計補正予算(第3号)

議長(渡邊俊一君) 日程第9、議案第8号平成20年度富谷町一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。

財政課長(渡辺成一君) それでは、議案第8号平成20年度富谷町一般会計補正予算(第3号)についてをご説明申し上げます。
 平成20年度各種会計補正予算及び補正予算に関する説明書の2ページをお願いいたします。
 第1条 歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出の総額にそれぞれ 5,030万 3,000円を追加いたしまして、歳入歳出の総額を91億 3,721万円とするものでございます。
第1条第2項歳入歳出の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものといたし、3ページから6ページにお示しをしてございます。
 債務負担行為の補正につきましては、7ページ、第2表におきまして3件を追加するものでございます。
 また、地方債の補正でございますが、8ページ、第3表におきまして、臨時財政対策債は、全額を減額いたし、富ケ丘小改修、東向陽台小改修、富谷中学校プール改築につきましては、補正後の額とするものでございます。
 今回の補正の概要について申し上げます。
 今回の補正につきましては、交付金、それから地方交付税、国・県支出金、それから、平成19年度の決算等を受けての補正の内容となってございます。
 歳入関係でございますが、まず、地方特例交付金の交付決定により 8,930万 4,000円、それから、普通交付税の決定によりまして4億 2,151万 6,000円、国・県支出金につきましては、安全・安心な学校づくり交付金等の決定により 5,010万 6,000円、それから、平成19年度決算を受けての繰越金で1億 3,643万 8,000円、それから、特別会計からの繰入金で 904万 6,000円、町債、教育債では 5,470万円、寄附金といたしまして、東向陽台市川寿朗様からのご寄附により 230万円を追加するものでございます。
 なお、町債は、臨時財政対策債の全額3億 6,140万円を減額、さらに、財政調整基金からの繰入金につきましては、3億 5,194万円を減額するものでございます。
 歳出でございますが、まず、情報化推進費では 2,058万円、住民税年金天引きに係る既存システムの改修、それから固定資産税土地システム修正業務委託ということでの補正でございます。
 賦課徴収費におきましては、公的年金からの特別徴収制度移行に伴うシステム導入に 601万 3,000円、災害対策費ではとちの木地区の防災倉庫設置に 165万 9,000円、それから、歳出関係、歳入と関係しますが、市川様からのご寄附により小学校管理費、中学校管理費でそれぞれ備品等の購入をするものでございます。
 それから、総合運動公園費につきましては、総合運動公園テニスコート新設に伴う調査業務に99万 8,000円、それから、公共下水道費では平成19年度の決算に伴いまして、繰出金を 857万 3,000円減額するものでございます。
 次に、歳入歳出補正予算事項別明細書により詳細をご説明申し上げます。12ページをお願いいたします。
 12ページ、歳入でございますが、まず、交付の決定関係によりまして、9款1項地方特例交付金は 8,283万 1,000円を追加いたしまして1億 1,283万 1,000円、9款2項特別交付金は 647万 3,000円を追加いたしまして 747万 3,000円、10款1項地方交付税は、4億 2,151万 6,000円を追加いたしまして14億 151万 6,000円とするものでございます。
 14款2項国庫補助金でございますが、 5,004万 8,000円を追加いたしまして1億 7,851万 2,000円とするものでございます。安全・安心な学校づくり交付金の内定によるものでございます。
 14款国庫支出金3項委託金につきましては、5万 8,000円を追加いたしまして 1,243万円とするものでございます。自衛官募集事務委託金の決定によるものでございます。
 15款2項でございますが、県補助金は13ページをお願いいたします。
 19万円を追加いたしまして 7,419万 9,000円とするものでございます。
 12ページに戻りまして、8目教育費県補助金2節の13歳の社会へのかけ橋づくり補助金でございます。
 それから、13ページに行きまして、3節の子どもの健康を育む総合食育推進事業補助金の交付決定によるものでございます。
 15款県支出金委託金につきましては、3万 3,000円を追加いたしまして 9,730万 1,000円とするものでございます。総務費の委託金、土地利用対策費委託金、住宅土地統計調査委託金、経済センサス調査区設定委託金の交付決定によるものでございます。
 17款1項寄附金につきましては、 230万円を追加し、 230万 1,000円とするものでございます。東向陽台市川寿朗様より小・中学校教育振興資金としてご寄附をいただいたものでございます。
 18款1項特別会計繰入金でございますが、 904万 6,000円を追加いたしまして 904万 8,000円とするものでございます。老人保健特別会計、介護サービス事業特別会計、介護保険特別会計の決算に伴い、剰余金を繰り入れするものでございます。
 14ページに参りまして、18款2項基金繰入金は3億 5,194万円を減額いたしまして4億3,197万 5,000円とするものでございます。交付金や普通交付税の決定、国・県支出金の交付決定等により、財源等の調整により減額をするものでございます。
 19款1項繰越金は、1億 3,643万 8,000円を追加し、1億 6,643万 8,000円とするものでございます。平成19年度決算による繰越金の調整でございます。
 20款4項雑入でございますが、1万円を追加し、2億 8,831万円とするものでございます。臨時職員雇用保険被保険者負担分でございます。
 21款1項町債でございますが、3億 670万円を減額し、1億 1,750万円とするものでございます。1目臨時財政対策債は、交付金、交付税等の決定によりまして、財源調整を行うため3億 6,140万円を減額、2目の教育債は、交付金の内定による財源調整により 5,470万円を追加するものでございます。
 歳入については以上でございます。
 続いて、歳出についてご説明を申し上げます。15ページをお願いいたします。
 1款1項議会費でございますが、18万 9,000円を追加いたしまして1億 2,880万 6,000円とするもので、3節職員手当等で職員の住居手当発生によるものでございます。
 2款1項総務管理費は16ページをお願いいたしまして、 3,127万 6,000円を追加いたしまして、10億 7,419万 6,000円とするもので、1目一般管理費 309万 1,000円の追加は、1節報酬は行政区の世帯増により、それから、4節共済費、7節賃金は退職・産休等の職員について臨時職員を補充するためのものでございます。9節旅費は、特別職等の旅費でございます。13節の委託料でございますが、職員人事管理システム導入に伴うデータ移行処理業務の委託に要するものでございます。
 それから、6目の企画費11節需用費3万 7,000円は、国土法関係の消耗品でございます。
 7目情報化推進費の13節委託料でございますが、 2,793万円を住民税に係る既存システムの改修と固定資産税土地評価システム修正に要するものでございます。
 8目交通安全対策費は、交通安全指導員福利厚生事業の精査に伴う負担金でございます。
 12目諸費の需用費、消耗品は、自衛官募集事務に要するものでございます。
 16ページをお願いいたします。
 2款2項徴税費でございますが、 703万 2,000円を追加いたしまして2億 1,563万 1,000円とするものでございます。
 2目賦課徴収費7節賃金は、課税関係整理業務の増による臨時職員に要するものでございます。12節役務費でございますが、役務費の通信運搬費は、申告会場基幹系回線増速のための回線料でございます。14節使用料及び賃借料は、公的年金からの特別徴収制度導入に係るシステムの使用料でございます。19節負担金、補助及び交付金は、14節のシステムを提供する地方自治電子協議会への加入負担金でございます。23節償還金、利子及び割引料は、法人税等の還付金増により還付加算金を追加するものでございます。
 2款5項統計調査費は、1万 1,000円を追加し、 189万円とするものでございます。
 2目人口統計調査費で補助金内定により、歳出額の調整を行うものでございます。1節報償費は、調査員報酬3万 1,000円を減額、3節職員手当は、職員の時間外勤務手当、それから、7節賃金は、調査票等検査整理補助員の賃金でございます。8節報償費は、役務者に対する報償費を予定しておりましたが、こちらを減額するものでございます。
 3目商工統計費は、補助金の交付決定により財源を更正するものです。
 17ページをお願いいたします。
 3款1項社会福祉費は、 235万 5,000円を追加いたしまして6億 8,178万 5,000円とするものでございます。
 5目医療助成費で23節償還金、利子及び割引料では平成19年度実績に基づきまして88万5,000円を返還、28節繰出金は、国保税システム改修費相当分として国民健康保険特別会計へ繰り出しするものでございます。
 3款2項児童福祉費でございますが、31万 3,000円を追加いたしまして9億 9,620万 8,000円とするものでございます。
 4目の保育所費15節工事請負費、東向陽台保育所のブランコ改修工事に要するものでございます。
3款3項老人福祉費は、 276万 2,000円を追加いたしまして、4億 6,553万 7,000円にするものでございます。
 5目後期高齢者医療制度費の23節償還金、利子及び割引料は平成19年度高齢者医療制度円滑導入事業精算に伴う返還金でございます。
 4款1項保健衛生費は、 5,000円を追加いたしまして3億 8,229万 7,000円とするもので、1目保健衛生総務費9節旅費は、食育推進会議委員の費用弁償でございます。
 18ページお願いいたします。
 6款1項農業費は、1万 8,000円を追加いたしまして 6,653万 9,000円とするもので、6目の生産調整推進費、19節負担金、補助及び交付金は、大豆管理機購入のための生産調整推進協議会への追加補助でございます。
 7款1項商工費でございますが、35万 8,000円を追加いたしまして 5,641万 7,000円とするもので、2目商工振興費11節需用費の消耗品費は、デスティネーションキャンペーン用の消耗品購入でございます。13節委託料は、デスティネーションキャンペーンスタンプラリー参加者プレゼント作製に要するものでございます。
 8款1項土木管理費は、3万 1,000円を追加し、 1,722万 8,000円とするものでございます。
 1目土木総務費11節需用費、印刷製本費で、道路占用許可申請書印刷のために要するものでございます。
 8款2項道路橋梁費は、 300万円を追加、4億 8,455万 4,000円とするもので、2目の道路維持費、需用費、修繕料は、側溝等の修繕に伴うものでございます。
 8款4項都市計画費は、 857万 3,000円を減額いたしまして4億 753万円とするもので、3目公共下水道費で繰出金を減額するものでございます。
 9款1項消防費でございますが、19ページをお願いいたします。
 消防費は、 187万 9,000円を追加いたしまして4億 6,396万 1,000円とするものでございます。
 18ページへ戻りまして、5目災害対策費11節需用費、消耗品費、18節備品購入費は、とちの木地区の防災倉庫設置によるものでございます。
 19ページに参りまして、19ページ、6目防災センター管理費の需用費、修繕料は、防災センターの畳修繕によるものでございます。
 10款1項教育総務費でございますが、9万 8,000円を減額、1億 3,698万 4,000円とするもので、2目事務局費8節報償費と9節旅費について予算を組み替えるものでございます。外部評価委員の関係でございます。
 10款2項小学校費につきましては、 149万 2,000円を追加いたしまして8億 3,786万 1,000円とするもので、2目小学校建設費は、交付金の決定により財源を更正するものでございます。
 3目小学校管理費は、13節委託料、14節使用料及び賃借料において学校図書データ化関連の経費について予算科目を組み替えるものでございます。18節備品購入費につきましては、市川様からのご寄附により図書を購入するものでございます。
 10款3項中学校費は、20ページに参りまして、 109万 3,000円を追加いたしまして2億8,685万 1,000円とするものでございます。
 19ページ、中学校管理費の11節需用費、消耗品費は、13歳のかけ橋づくり事業の消耗品、12節役務費の火災保険料等は、13歳のかけ橋づくり事業ボランティアの保険料でございます。18節備品購入費は、市川様からのご寄附による図書の購入費用でございます。
 20ページ、中学校建設費は、交付金等の決定による財源の更正でございます。
 続きまして、10款5項社会教育費でございますが、 440万円を追加いたしまして2億 5,680万 3,000円とするもので、5目公民館費で4節共済費、7節賃金は、児童指導員の増員に伴うもの、11節需用費、消耗品は、世代間交流室マットの整備、修繕料は、各公民館の施設、設備の修繕に伴うものでございます。15節工事請負費は、富谷中央公民館前の第2駐車場の生け垣植えかえ、フェンス設置工事に要するものでございます。
 10款6項保健体育費は、 275万 6,000円を追加いたしまして4億 9,925万 8,000円とするものです。
 1目保健体育総務費18節備品購入費は、ソフトバレーの支柱の更新、2目総合運動公園費13節委託料は、テニスコート新設調査業務に要するものでございます。
 歳出につきましては、以上でございます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第8号平成20年度富谷町一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第8号平成20年度富谷町一般会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。

日程第10 議案第9号 平成20年度富谷町老人保健特別会計補正予算(第1号)

議長(渡邊俊一君) 日程第10、議案第9号平成20年度富谷町老人保健特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉美智子君) それでは、26ページをお願いをいたします。
 議案第9号平成20年度富谷町老人保健特別会計補正予算(第1号)
 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ 573万 2,000円を追加いたし、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億 6,473万円とするものでございます。
 2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるとするものでございます。
 次に、32ページをお願いをいたします。
 1款1項支払基金交付金に1万円を増額いたし、 8,121万 5,000円とするもので、2目の審査支払手数料交付金の増額によるものでございます。
 2款1項国庫負担金と3款1項県負担金は、財源更正による計上となってございます。
 4款1項他会計繰入金についても同様の計上となってございます。
 5款1項繰越金は、 572万 2,000円を増額するもので、平成19年度繰り越し分の計上でございます。
 次に、34ページをお願いをいたします。
 歳出でございます。2款1項医療諸費は、1万円を増額し、1億 5,658万円とするものでございます。
 1目の医療費については、支払い状況により減少が見込まれるため、30万円の減額をいたすものでございます。
 3目高額療養費は、4月からの支払い状況により予算額に不足が見込まれるため、増額をいたすものでございます。
 4目審査支払手数料については、1万円を増額いたすものでございます。
 3款2項1目一般会計繰入金については、 572万 2,000円を増額いたし、 572万 3,000円とするもので、繰越金を一般会計に繰り出すものでございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第9号平成20年度富谷町老人保健特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第9号平成20年度富谷町老人保健特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。

日程第11 議案第10号 平成20年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)

議長(渡邊俊一君) 日程第11、議案第10号平成20年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。健康増進課長。

健康増進課長(小松 巌君) それでは、平成20年度各種会計補正予算及び補正予算に関する説明書36ページをお開きいただきたいと思います。
 議案第10号平成20年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによります。
 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ 4,918万円を追加し、30億 728万 3,000円とするものです。
 2項 歳入歳出の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものです。
 それでは、歳入歳出補正予算事項別明細書によりましてご説明してまいります。42ページをお開きいただきたいと思います。
 初めに、歳入です。9款1項1目一般会計繰入金は、 147万円を増額して1億 7,675万1,000円とするものです。これは、一般会計からの繰入金で、国民健康保険税システム改修費に充てるものでございます。
 10款1項1目療養費等交付金繰越金は、 2,379万 9,000円を増額いたしまして 2,380万円とするものです。これは、平成19年度の退職者医療の療養給付費等交付金の額の決定によりまして、その剰余金、繰り越しをいたしまして、償還金に充てるものでございます。
 2目その他の繰越金は、 2,391万 1,000円を増額いたしまして 2,891万 1,000円とするものでございます。平成19年度の国保会計の繰越金の決定によりまして繰り越しするものでございます。
 次に、歳出に移らせていただきます。次のページ、43ページをお願いいたします。
 1款総務費1項総務管理費2目賦課徴収費は、 147万円を増額いたしまして 2,083万 9,000円とするものです。これにつきましては、先ほどお話しいたしました国民健康保険税のシステム改修業務の委託料でございます。
 2款保険給付費1項療養諸費4目退職被保険者等療養費は、 210万円を増額いたしまして 362万 4,000円とするものでございます。これは、退職被保険者の療養費に不足が生ずるため、増額するものでございます。
 2款保険給付費2項高額療養費2目退職被保険者等高額療養費は、 1,085万円を増額いたしまして 2,970万 6,000円とするものでございます。これも同じく、退職被保険者等の高額療養費に不足が生じるための増額でございます。
 11款諸支出金1項償還金及び還付加算金7目償還金は、 3,476万円を増額いたしまして3,476万 1,000円とするものでございます。平成19年度の療養給付費等負担金及び平成19年度退職医療療養給付費等交付金の額の決定によりましての償還分でございます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第10号平成20年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第10号平成20年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。

日程第12 議案第11号 平成20年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)

議長(渡邊俊一君) 日程第12、議案第11号平成20年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。上下水道課長。

上下水道課長(梅津慶一君) それでは、44ページをお願いいたします。
 平成20年度富谷町下水道事業特別会計補正予算についてでございます。
 第1条 歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出にそれぞれ11万円を追加いたしまして、それぞれ総額を8億 2,630万 7,000円とするものでございます。
 50ページをお願いいたします。
 歳入歳出事項別明細書でご説明いたします。
 歳入でございますが、3款1項1目1節の一般会計繰入金 857万 3,000円の減額でございますが、繰越金などとの調整によりまして減にするものでございます。
 4款1項1目1節繰越金に前年度剰余金の 768万 3,000円を追加するものでございます。
 7款国庫支出金でございますが、1項1目下水道事業国庫補助金で1節の未普及解消下水道事業費補助金といたしまして 100万円を補正するものでございます。補助率は、2分の1ということになっております。内容は歳出でご説明いたします。
 歳出の方、次のページでございます。
 1款下水道事業費1項下水道管理費2目下水道維持費でございますが、事業費に11万円を追加しますとともに、先ほどの歳入予算のとおり、国庫補助金の補正があるために、当初予算において計上いたしておりました当該事業の必要な経費の予算に係る一般財源の一部財源更正をするものでございます。
 この事業についてでございますけれども、10年ごとの下水道事業の再評価を行い、費用対効果分析に必要な調査などを行うものでございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第11号平成20年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第11号平成20年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。

日程第13 議案第12号 平成20年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第2号)

議長(渡邊俊一君) 日程第13、議案第12号平成20年度富谷町介護保険特別会計補正予算 
(第2号)を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉美智子君) それでは、52ページをお願いをいたします。
 議案第12号平成20年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第2号)
 第1条 歳入歳出予算の款項に歳入歳出それぞれ 1,584万 9,000円を追加いたし、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億 7,780万 3,000円といたすものでございます。
 2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 58ページをお願いをいたします。
 歳入でございます。7款2項1目介護給付費準備基金繰入金に 133万 7,000円を増額し、 133万 8,000円とするもので、償還金等に対する財源調整でございます。
 8款1項1目繰越金は、 1,451万 2,000円を増額いたし、 1,451万 3,000円とするもので、平成19年度繰り越し分でございます。
 次のページをお願いをいたします。
 歳出でございます。7款1項2目に 1,417万 3,000円を増額し、 1,674万 1,000円とするもので、平成19年度介護給付費等の精算に伴う返還分でございます。
 7款2項1目一般会計繰出金は、 167万 6,000円を増額するもので、平成19年度介護給付費等繰入金の精算に伴う一般会計への繰り出し分でございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第12号平成20年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第12号平成20年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
 この際、午後1時まで休憩をいたします。
午前11時56分 休憩


午後 1時00分 再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

日程第14 議案第13号 平成20年度富谷町介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)

議長(渡邊俊一君) 日程第14、議案第13号平成20年度富谷町介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉美智子君) 60ページをお願いをいたします。
 議案第13号平成20年度富谷町介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)
 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ 164万 8,000円を追加いたし、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ 4,570万 5,000円とするものでございます。
 2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 次に、66ページをお願いをいたします。
 歳入でございます。3款1項1目繰越金は、 164万 8,000円を増額いたし、 164万 9,000円とするものでございます。平成19年度決算の差し引き分でございます。
 次のページをお願いをいたします。
 歳出でございます。3款1項1目一般会計繰出金に 164万 8,000円を増額いたし、 164万 9,000円とするもので、一般会計に繰り出しをいたすものでございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第13号平成20年度富谷町介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第13号平成20年度富谷町介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。

日程第15 議案第14号 平成20年度富谷町水道事業会計補正予算(第2号)

議長(渡邊俊一君) 日程第15、議案第14号平成20年度富谷町水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。上下水道課長。

上下水道課長(梅津慶一君) それでは、68ページをお願いいたします。
 平成20年度富谷町水道事業会計補正予算についてご説明いたします。
 第2条の収益的収入及び支出でございますが、水道事業費用の営業費用に 116万 8,000円を補正するものでございます。
 3条の議会の議決を経なければ流用することができない経費といたしまして、職員給与費に14万 3,000円を補正するものでございます。
 次に、71ページをお願いいたします。
 平成20年度富谷町水道事業会計補正予算説明書でございます。収益的収入及び支出におきまして、第1款水道事業費用第1項営業費用の3目配水及び給水費の薬品費に46万 8,000円を追加するものでございますが、給水滅菌用の次亜塩素酸ソーダの購入分でございます。
 4目業務費で55万 7,000円の追加でございますが、料金業務の補助として、パート職員1名の賃金55万 2,000円と雇用保険料 5,000円でございます。
 それから、5目総係費の手当等に14万 3,000円の追加でございますが、去る4月30日の仙南仙塩広域水道の岩沼市地内で発生した送水管漏水事故に当たりまして、日本水道協会宮城県支部から災害地相互応援計画に基づく応援給水の要請に応じまして、本町が応援に行った際の職員の勤務時間手当分を計上したものでございます。応援計画により、応援先の山元町から負担していただいた相当額になっております。
 なお、応援職員数は、3日間延べ6名でございました。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第14号平成20年度富谷町水道事業会計補正予算(第2号)を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第14号平成20年度富谷町水道事業会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。

日程第16 議案第15号 市町の境界変更について

議長(渡邊俊一君) 日程第16、議案第15号市町の境界変更についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。

総務課長(須藤辰夫君) それでは、議案書の23ページをお願いいたします。
 議案第15号市町の境界変更についてご説明いたします。
 提案理由でございますけれども、上桜木土地区画整理事業と仙台市の泉大沢土地区画整理事業の施行に伴いまして、従来の地形が変更され、行政界が不明確となっております。いずれの事業も完了しておりますので、行政界を地形・地物界に合わせ、合理的に境界を示すために境界変更を行うものでございます。
 町の境界の変更につきましては、次のページの境界変更調書にありますように、富谷から仙台市に編入する区域、黒川郡富谷町明石字上桜ノ木86の4の一部を初めとする15筆と、仙台市から富谷町に編入する区域、仙台市泉区明石南六丁目16の一部を初めとする10筆、実測による等積、面積1万 4,520.6平方メートルと交換するものでございます。
 それでは、配付しております境界変更概要図でご説明いたしますので、ごらんいただきたいと思います。
 まずは、凡例で示しておりますけれども、赤い線につきましては、これが新たに新しくなる境界線でございます。1点斜線のものについては、現況の境界線でございます。
 まず、薄茶色、左側の富谷町上桜木一丁目の(1)と記入されているもの、あと、町道丁字路の(2)、あと縦貫道路近くにも若干薄い茶色があります。あと、明石台四丁目の方ののり(6)、あと、右側のはじにあります14の1の下にある(7)、ここについてが仙台市から富谷町に編入される区域でございます。
 薄緑につきましては、左側の上桜木一丁目の薄緑、そして、縦貫道の左にあります(4)として囲われているところ、あと縦貫道の三角のところ、あと富谷町成田九丁目の宮沢根白石線の下にあります9の2、9の1、そして大沢成田線の緑の部分、そして明石台四丁目の14の1の近くの緑ののり面についてが富谷から仙台市に編入するものでございます。
 今後の流れでございますけれども、仙台市、富谷町ともに9月の定例議会で議決をいただきましたら、富谷町、仙台市あわせまして県知事の方に境界変更の申請を行い、12月の県議会に上程され、議決後宮城県から総務省に申請され、総務省告示を待つものでございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第15号市町の境界変更についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第15号市町の境界変更については原案のとおり可決されました。

日程第17 議案第16号 境界変更に伴う財産処分に関する協議について

議長(渡邊俊一君) 日程第17、議案第16号境界変更に伴う財産処分に関する協議についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。

財政課長(渡辺成一君) それでは、議案第16号境界変更に伴う財産処分に関する協議についてをご説明申し上げます。議案書は25ページでございます。
 先ほどご可決をいただきました議案第15号の仙台市との境界変更に伴い、仙台市との間に町有財産の異動を生じますことから、地方自治法第7条第5項の協議を行うに当たりまして、地方自治法第7条第6項の規定により議会の議決をお願いするものでございます。
 協議書の内容は、議案書26ページと27ページにございます。
 まず、協議書の内容でございますが、一つ目は、仙台市が所有する土地について富谷町の所有とするもの、2番目が富谷町が所有する土地で仙台市の所有となるもの、3番目として、今回の境界変更にかかわらず、以前のとおり富谷町が所有するという、その三つの形態になってございます。
 内容でございますが、議案第16号関係資料ということで、お手元にお配りしております。境界変更に伴って仙台市、富谷町がそれぞれこの区域に持つ財産の処分と異動を行うものでございまして、凡例の茶色の部分こちらが境界変更に伴い富谷町の所有となる仙台市所有の土地、それから青色に塗ったところが境界変更に伴い仙台市の所有となる富谷町所有の土地でございます。黒塗り、この図面でいきますと真ん中ごろ、道路のちょっと下の、ちょっと小さくてわかりにくいんですが、成田九丁目と大沢一丁目というところの間のところに黒線で入っておりますが、そこのちょっと真ん中あたりのところののり面部分になってございます。こちらがもともと仙台市に富谷町が所有していたものでございますが、今回は区域が仙台市から富谷町に変わるということで、これも財産の処分というようなとらえ方をいたしまして、今回の協議の方に盛り込む内容となってございます。
 なお、この財産処分につきましては、境界変更と同時に効力が発生するといった内容になってございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第16号境界変更に伴う財産処分に関する協議についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第16号境界変更に伴う財産処分に関する協議については原案のとおり可決されました。

日程第18 議案第17号 富谷町道路線の認定について

議長(渡邊俊一君) 日程第18、議案第17号富谷町道路線の認定についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) それでは、28ページをお願いいたします。
議案第17号富谷町道路線の認定について。
 道路法第8条第2項の規定により、町道路線を別紙のとおり認定するものでございます。
 提案理由につきましては、沿道地権者の用地協力に伴いまして、町道路線を新たに認定するものでございます。
 別紙、となり29ページをごらんください。
路線番号が 847、路線名が西沢5号線という名称になります。
 起点、終点につきましては、起点が富谷町富谷字西沢80番1地先、終点は、富谷町富谷字西沢 113番4地先でございまして、さきにお渡ししております議案第17号の資料をごらんいただきたいと思います。
 今回認定を予定している路線の場所につきましては、富谷中央公民館の約 200メートルほど北側でございまして、町道仏所太子堂中線、これは旧国道4号なんですが、それと町道西沢線に連結している路線でございます。
 延長は、約 120メートルほどでございます。
 この路線の沿線につきましては、JAあさひな、富谷地区米倉庫並びに民家が数軒、ほか飲食店が存在しておりますが、この路線につきましては、現在も富谷町所有の道路としまして、町が管理しておりましたが、一部道路幅員が4メートル未満の非常に狭い箇所があったため、今まで町道の認定はされていなかった状態でございました。今回その狭い部分の用地を沿線地権者のご協力によりまして、幅員4メートル以上を確保することになったので、今回町道の認定をお願いするものでございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第17号富谷町道路線の認定についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第17号富谷町道路線の認定については原案のとおり可決されました。

日程第19 議案第20号 黒川地域土地開発公社定款の一部変更について

議長(渡邊俊一君) 日程第19、議案第20号黒川地域土地開発公社定款の一部変更についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。経営企画課長。

経営企画課長(荒谷 敏君) それでは、32ページをお開き願います。
 議案第20号黒川地域土地開発公社定款の一部変更についてご説明申し上げます。
 まず、提案理由につきましては、公有地の拡大の推進に関する法律の改正などに伴い、所要の変更を行うものでございます。
 変更内容につきましては、大きく3点ございます。一つは、監事の職務に係る準拠法令の変更でございます。もう一つは、財務諸表にキャッシュ・フロー計算書を追加するものでございます。もう一つは、郵政民営化により、「郵便貯金」の文言を削除するものでございます。
 それでは、詳細につきまして、34、35ページの新旧対照表によりましてご説明申し上げます。
 まず、第7条3項でございます。監事は、「民法第59条」を削除いたしまして、「公有地の拡大の推進に関する法律第16条第8項」と変更するものでございます。
 続きまして、第16条(4) 損益計算書の次に「キャッシュ・フロー計算書」を追加するものでございます。
 次に、第17条の1ア、これは、昭和47年法律第66号の文言を削除するものでございます。
 次に、35ページに移ります。
第21条、こちらの方は損益計算書の次に「キャッシュ・フロー計算書」を追加するものでございます。
 第23条2「郵便貯金又は」を削除いたしまして、そのまま「銀行その他」と続くようになってございます。
 改正点は以上でございます。
 なお、変更後の定款につきましては、平成20年12月1日から施行するものでございます。
 また、今後の手続につきましては、黒川地域土地開発公社を設立しております黒川4町村のそれぞれの議会におきまして同様の文言の変更を提案しております。議決をいただいた後に、宮城県知事に対しまして定款変更の許可申請を行うという運びとなってございます。
 以上、よろしくお願いいたします。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第20号黒川地域土地開発公社定款の一部変更についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第20号黒川地域土地開発公社定款の一部変更については原案のとおり可決されました。

日程第20 議案第21号 平成20年度富谷町一般会計補正予算(第4号)

議長(渡邊俊一君) 日程第20、議案第21号平成20年度富谷町一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。

財政課長(渡辺成一君) それでは、追加提案でお願いしてございます議案第21号平成20年度富谷町一般会計補正予算(第4号)についてご説明申し上げます。
 議案書の1ページをお願いします。
 歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出の総額にそれぞれ 1,966万円を追加し、歳入歳出の総額を91億 656万 7,000円とするもの。
それから、第1条 歳入歳出の補正の款項の区分、当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものとし、3ページから6ページにお示しをしておるような内容でございます。
 ここで、今回の補正の内容について若干補足説明をしたいと存じます。
 まず、今回の第4号補正の提出内容については、議案第8号を午前中ご可決いただきましたが、3号補正、本日9月16日の提出でございます。これからご説明申し上げます議案第21号も、第4号補正も本日の追加提案となってございます。二つの補正予算を同時に提出していることから、可否が決定していない時点での提出というふうなことで、補正前の額は3号、4号とも同じになってございます。その額が90億 8,690万 7,000円でございます。
 午前中にご可決をいただいて、可否が可とすることで決定いただきましたので、ここで計数の整理をする必要がございます。その計数を整理いたしますと、まず、第1条の歳入歳出の総額、こちらの金額が91億 5,687万円になります。これは、後ほど表の方でご説明を申し上げます。91億 5,687万円となるものでございます。
 次に、歳出の合計も同じでございます。
 2ページのまず歳入の合計の欄、数字入っている3段目のところの補正前の額でございますが、この金額が91億 3,721万円となります。補正額は 1,966万円でございまして、計の欄が歳入合計の欄のところで91億 5,687万円となるものでございます。
 歳出の内容については同じでございます。
 次に、4ページ、こちらも歳入合計のところが91億 3,721万円となります。計のところに来まして91億 5,687万円というふうになってございます。
 歳出の方についても補正前の額、歳出合計の欄が91億 3,721万円、計のところが91億 5,687万円となってございます。
 次に、補正の内容についてご説明を申し上げます。6ページお願いいたします。
 まず、補正の内容でございますが、去る8月31日の豪雨により発生しました災害復旧に係る歳入歳出予算の補正でございます。
 18款2項、歳入関係、基金繰入金でございますが、7カ所の災害復旧の歳入財源の補正でございます。
 計の額は、3号補正予算議決前の額となっております。
 歳入財源の関係でございますが、今回は今後災害箇所で査定を行って、予算等の内容が確定するわけですが、その間は当初に基金から繰り入れて一般財源として手当をしておきまして、今後補助金等確定した段階で財源の更正を行うような段取りとなっております。
 次に、7ページ、歳出でございますが、災害復旧費の計上によりまして、8款2項道路橋梁費が64万 1,000円を減額し、4億 8,091万 3,000円とするものでございまして、職員給料、2人分で、災害復旧費に充当するため減額といたします。
 11款2項公共土木施設災害復旧費これが 2,030万 1,000円を追加し、 2,230万 1,000円とするものでございまして、1目道路橋梁・河川災害復旧費2節給料は職員給料として64万1,000円、11節需用費は事務用消耗品の購入、15節工事請負費は災害発生時復旧工事に要するものでございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。16番永野久子君。

16番(永野久子君) 災害復旧7カ所の場所の特定と、それから、災害の状況を伺います。

議長(渡邊俊一君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 7カ所すべて河川災害でございまして、苅又川2カ所、穀田川4カ所、沼田川1カ所の計7カ所でございまして、すべて堤防のり面の崩壊復旧でございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) よろしいですか。
 ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 ちょっとお待ちください。財政課長の方から追加説明があるそうです。財政課長。

財政課長(渡辺成一君) 大変失礼をいたしました。
 先ほど6ページの歳入の関係でございますが、議決後の額について私ちょっと忘れまして、追加でご説明を申し上げます。議決後の額でございますが、1目の財政調整基金繰入金、これが補正前の額で、調整後が4億 3,021万 2,000円でございます。その額に 1,966万円を追加いたしまして、合計で4億 4,987万 2,000円となります。以上です。

議長(渡邊俊一君) ただいまの補足説明も含めまして、ほかに質疑ありますか。(「な 
し」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第21号平成20年度富谷町一般会計補正予算(第4号)を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第21号平成20年度富谷町一般会計補正予算(第4号)は原案のとおり可決されました。

日程第21 議案第22号 平成20年度町営清水沢住宅建替工事(1工区)請負契約の締結について

議長(渡邊俊一君) 日程第21、議案第22号平成20年度町営清水沢住宅建替工事(1工区)請負契約の締結についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。

財政課長(渡辺成一君) それでは、追加提案の議案書の8ページをお願いいたします。
 議案第22号でございますが、平成20年度町営清水沢住宅建替工事(1工区)請負契約の締結についてでございます。
 この工事請負契約に当たりましては、平成20年8月19日に入札の公告をいたしました。株式会社藤山工務店仙台支店、丸か建設株式会社の2社が参加いたしまして、9月2日、条件つき一般競争入札を行いました。
 入札条件といたしまして、宮城県内に本店、支店、営業所を有すること、建築一式工事の認定を受け、格付けがAであること、宮城県及び富谷町から指名停止を受けていないこと、地方自治法施行令 167条の4の規定に該当しないもの、元請として国または地方公共団体発注の請負金額 5,000万円以上の木造建築物新築工事を行った実績があること、国または地方公共団体発注の請負額 5,000万円以上の木造建築物新築工事を施工した実績がある専任の技術者を配置できることといたしました。
 その結果、予定価格税抜きで 6,210万円、落札価格 5,770万円、落札率が92.9%でございます。
 株式会社藤山工務店仙台支店が1回目で落札をいたしました。
 請負契約を締結するに当たりまして、地方自治法第96条第1項第5号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。
 業務の概要につきましては、都市整備課長からご説明を申し上げます。

議長(渡邊俊一君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) さきにお配りしております4枚つづりの議案第22号関係資料につきましてご説明いたします。
 ちなみに、この町営清水沢住宅の場所なんですが、この役場庁舎から南西約 500メートルの位置に位置しております。取りつけ道路が県道西成田宮床線から取りつけ道路が築造されているものでございます。
 1ページ目でございますが、清水沢住宅の位置見取り図でございまして、今回の建築場所は、1工区でございまして、図面中央の黒塗りをしている部分となります。木造平屋建てで2DK、Aタイプが2棟4戸と木造2階建て3DKタイプが1棟2戸で、合計3棟6戸分を建築するものでございます。
 3棟とも2戸が屋根でつながっている構造でございまして、住宅などにはそれぞれ外壁並びに断熱材があるため、非常に戸建てに近い防音性にすぐれた構造となっております。
 2ページ目は、2DK、Aタイプの平面図と立面図でございまして、平面図の方、上から玄関、廊下がございまして、和室6畳間2部屋と6畳のダイニングキッチン、それからトイレ、洗面・脱衣室、ふろはユニットバスでございます。玄関入り口わきに電気温水給湯器が設置されております物置等を配置でございまして、床面積は 54.65平方メートル、約16.5坪でございます。2戸で1棟の建築となってございます。
 続きまして、3ページでございますが、3DKの1階、2階の平面図でございまして、左側1階部分は、図面の上の方から玄関、廊下がございまして、和室の6畳が1部屋と7畳のダイニングキッチン、それからトイレ、洗面・脱衣室、ふろはユニットバスでございます。電気温水器給湯器が設置されています納戸と配置がございまして、床面積は 44.10平方メートル、2戸の1棟で建築されてございます。
 右側、2階部分が図面の上の方から階段から上がりまして廊下があります。それから、和室の6畳が1部屋と洋室の7畳が1部屋で、床面積は 32.85平方メートル、これが2戸で1棟の建築となっております。
 3DK1戸当たりの床面積は、 76.95平方メートル、23.3坪となります。
 最後の4ページ目は、3DKの南側と東側の立面図でございまして、屋根が長尺カラー鉄板横ぶきで、外壁は窯業系のサイデイング塗装品、厚さ14ミリとアクリル系リシン吹きつけとなってございます。
 給湯設備につきましては、深夜電力対応型の電気温水器 370リッター対応のものに各戸設置されます。
 概要については以上でございます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。8番菅原 傳君。

8番(菅原 傳君) 第1工区のところ、3棟6戸でございますけれども、この駐車場が短冊型のやつが駐車場だと思うんですけれども、これは6戸であれば6カ所なくてはいけないんですが、4カ所になっているんですけれども、これ駐車場は大丈夫なんですか。

議長(渡邊俊一君) 都市整備課長。

都市整備課長(鴇 謙一君) 黒塗りの一番右側に入れてあるんですが、そちらのちょうど上側ですか、斜め上側に2戸、2台分確保してございます。道路わきに2台分確保してございます。計6台分は確保してございます。

議長(渡邊俊一君) よろしいですね。
 ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第22号平成20年度町営清水沢住宅建替工事(1工区)請負契約の締結についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第22号平成20年度町営清水沢住宅建替工事(1工区)請負契約の締結については原案のとおり可決されました。

日程第22 認定第1号 平成19年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について
日程第23 認定第2号 平成19年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について
日程第24 認定第3号 平成19年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
日程第25 認定第4号 平成19年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
日程第26 認定第5号 平成19年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
日程第27 認定第6号 平成19年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について
日程第28 認定第7号 平成19年度富谷町水道事業会計決算の認定について

議長(渡邊俊一君) この際、お諮りいたします。
 日程第22、認定第1号平成19年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について、日程第23、認定第2号平成19年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第24、認定第3号平成19年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第25、認定第4号平成19年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第26、認定第5号平成19年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第27、認定第6号平成19年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第28、認定第7号平成19年度富谷町水道事業会計決算の認定については、議事の都合により、富谷町議会会議規則第37条により一括議題にいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、日程第22、認定第1号から日程第28、認定第7号までを一括議題とし、富谷町議会会議規則第41条により、決算審査特別委員会委員長に審査結果の報告を求めます。決算審査特別委員会委員長菅原 傳君、登壇願います。

決算審査特別委員会委員長(菅原 傳君) 決算審査特別委員会の結果報告を申し上げます。
 平成19年度富谷町一般会計を初めとする各種特別会計決算の認定につきましては、去る9月5日の本会議におきまして、その決算審査のため、議長を除く議員全員で構成する決算審査特別委員会が設置されました。
 決算審査特別委員会は、9月9日、10日、11日及び12日の4日間にわたり、認定第1号平成19年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号平成19年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号平成19年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号平成19年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号平成19年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号平成19年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号平成19年度富谷町水道事業会計決算の認定についてを、慎重に審議を行いました。
 その結果、全議案とも賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決定されました。
 以上、決算審査特別委員会の報告といたします。
 平成20年9月16日、決算審査特別委員会委員長菅原 傳。
議長(渡邊俊一君) これより採決に当たっては、逐次議題といたします。
 日程第22、認定第1号平成19年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、質疑を省略し、討論に入ります。
 まず、原案に反対者の発言を許します。16番永野久子君。

16番(永野久子君) 私は、平成19年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について反対をいたします。
 まず初めに、今回の決算から地方公共団体の財政の健全化に対する法律に基づき、富谷町においても財政健全化判断比率及び資金不足比率の審査が行われ、公表されることとなりました。これは、一般会計だけではなく、水道や下水道など、目的も性格も全く異なる会計を連結決算することで、いたずらに赤字団体をふやし、職員削減か施策の縮小かを迫り、国の地方への支出を削減することをねらいとしており、福祉向上など、自治体の積極的な財政運営を抑制しかねない問題があるということを当局としてもぜひ問題意識としてお持ちいただきたいということを申し上げたいと思います。
 さて、同時に、富谷町においては、この財政健全化指標のもとでも一般会計は実質赤字比率がマイナス4.68%となっており、早期健全化基準の 13.99%と比較すると、 18.67ポイントも差があります。
 特別会計、企業会計を合わせた連結実質赤字比率については、マイナス 24.77%となっており、早期健全化基準の 18.99%と比較すると、 43.76ポイントの差があります。
 つまり、富谷町は、厳しい基準を悠々とクリアしています。
 日本経済新聞社が平成18年度決算をもとに全国 1,827市町村の連結実質収支比率を試算した記事によりますと、富谷町の順位は 182位でしたが、平成19年度においてもこの状況は基本的に変わらないと見られます。
 具体的には富谷町の平成19年度決算の結果、3億 3,643万円の黒字が生じ、そのほかにこの1年間だけで基金に7億 7,846万円が積み増しされております。さらに、黒字の半分1億 7,000万円が基金に回りますから、合計9億 4,800万円余の金額が基金に積み増しされます。
 その結果、基金は財政調整基金、目的基金合わせて51億 6,000万円を超えることとなります。
多額の余剰財源が生まれた要因として、税源移譲、定率減税廃止、人口増などがありますが、財政の単年度主義の原則から言えば、財源は基本的にその年度に住民のための施策として活用すべきものであり、歳出総額の1割を超えるような金額を基金に積み立てるやり方は、この原則に反すると言わざるを得ません。
 住民への施策として、平成19年度は乳幼児医療費無料制度の改善や学校図書室への司書を初めとした専門員配置が実施され、また、元気回復ショートステイの利用対象施設拡大が図られるなど、目に見える前進がありました。
 その一方で、農林水産業費は、対前年度伸び率がマイナス12.8%、歳出総額に占める割合はわずか 0.8%にとどまっています。
 商工費の対前年度伸び率はマイナス 5.1%、歳出総額に占める割合は 0.9%と、町の産業振興策は極めて消極的と言わなければなりません。
 食品の安全を脅かす問題が多発する中で、地産地消、自給率向上は、国民的な願いになっており、都市近郊農業として大きな可能性を秘めた富谷町の農業を独自の価格保障や後継者の所得保障などによって、積極的に育成することが求められます。
 また、高齢化とともに、地元の小規模小売り店の役割は一段と大きくなっており、町の制度融資を銀行任せにせず、利用しやすいものに改善することは緊急の課題です。
 福祉の分野では、高齢者向けの減税策が次々と縮小・廃止され、負担が強まるもとで、介護保険の負担軽減やいわゆる敬老乗車制度の実施が急がれており、障害者の福祉タクシー制度や療育手帳Bの人の医療費助成、難病手当、精神障害者の交通費助成など、障害者施策の充実も必要です。
 また、決算審議の中で、小・中学校校庭の暗渠排水など、教育環境整備の問題や町道の路面全面改修や町内会館の建てかえなどが特定の地域に限らず、全町的な課題になっていることなども明らかとなりました。
 このように、町が取り組むべき課題が山積している状況を見れば、毎年のように巨額の黒字や積立金が生まれることを念頭に置いて、当初予算の段階から積極的な予算組みを行うことが必要であるということが決算の結果判明したと言えると思います。
 潤沢な財源を住民のためにこそ活用すべきであることを申し上げ、反対討論といたします。

議長(渡邊俊一君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。1番小泉 光君。

1番(小泉 光君) 私は、平成19年度一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成討論を行います。
 平成19年度の一般会計歳入歳出決算を見ると、歳入総額では地方譲与税、地方特例交付金、国庫支出金、町債の減により、対前年度比 6.5%減の87億 5,901万 3,000円、歳出は、総額84億 2,257万 4,000円で対前年度比 5.5%の減。
 主な減少の要因は、成田小学校事業の終了、農林水産業費、商工費、教育費の減などです。
 歳入歳出の実質収支、3億 3,643万 8,000円は、1億 7,000万円を財政調整基金に積み立て、残りは平成20年度へ繰り越すと説明がありました。
 各種財政指数は、経常収支比率79.2%、実質収支比率5%、公債費比率 5.6%と、良好な値を示しており、将来を見据えた継続性のあるバランスのよい決算と評価いたします。
 しかし、町の歳入を支える町税の収納率は0.27ポイント上がって、 91.84%となったものの、収入未済額は前年度より 3,679万円ふえて4億 1,370万円となっております。
 税の公平性からも、納税者の納付意欲高揚に努め、財源確保のため、さらなる収納率の向上に特段の努力をお願いしたいと思います。
 加えて、さらなる町民の要望に沿った効果的な予算配分や費用削減を行い、財政のさらなる健全化向上に期待して、賛成討論といたします。

議長(渡邊俊一君) ほかに討論ありませんか。(「なし」の声あり)
 討論なしと認め、これで討論を終わります。
 これより認定第1号平成19年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。委員長の報告のとおり、本案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
賛成者起立

議長(渡邊俊一君) 起立多数。よって、認定第1号平成19年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定については原案のとおり認定することに決定しました。
 この際、午後2時10分まで休憩いたします。
午後1時58分 休憩


午後2時10分 再開
議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 日程第23、認定第2号平成19年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
 質疑を省略し、認定第2号平成19年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。
 この採決は、起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。委員長の報告のとおり、本案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
賛成者起立
議長(渡邊俊一君) 起立全員です。よって、認定第2号平成19年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定については原案のとおり認定することに決定いたしました。
 日程第24、認定第3号平成19年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
 質疑を省略し、討論に入ります。
 まず、原案に反対者の発言を許します。15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 私は、平成19年度富谷町国民健康保険特別会計に反対いたします。
 国民健康保険税の現年度医療分の収納率は 88.45%で、平成18年度と比較して0.29ポイント上がっていますが、滞納繰越分の収納率は 15.15%、前年度より1.51ポイント下がり、現年分と滞納繰越分を合わせたときの収納率も下がっています。
 収納率は改善されていませんが、しかし、1億 551万 2,000円の黒字決算になりました。黒字の要因で考えられるのは、保険給付の不用額が大きく計上されている点です。医療給付の見込みが適正ではなく、給付額を多目に見積もったことで、不用額が生じてしまったのではないかと考えます。
 保険給付の不用額は 8,839万 7,212円、約 8,840万円、不用額合計に占める保険給付費の割合は 86.35%にもなっています。
 滞納により正規の保険証ではない短期証が 296世帯に、窓口で10割の医療費を払わなくてはならない国民健康保険の被保険者であるというだけの資格証が82世帯に交付されています。
 これは、正規保険証の取り上げであり、社会保障としての役割、国民皆保険の趣旨を否定するものと言わざるを得ません。
 さらに、資格証世帯であっても、子どもだけには診療の保障を求めたのに対して、あくまでも町の窓口での納税相談が前提であるということを答弁しています。
 しかし、児童福祉法第1条は、「すべて国民は児童が心身ともにすこやかに生まれ、かつ育成されるよう努めなければならない」。2項では「すべて児童は等しくその生活を保障され、愛護されなければならない」と定めていますから、この児童福祉法の精神に反するものと言わざるを得ません。
 滞納世帯の所得の把握もできていません。納付相談に来てくれれば、納税の誓約書を書いてくれればということではない、人道的な立場からの対応が今必要です。
 平成17年度に国保税改定があり、平成19年3月議会にもまた後期高齢者に連動する形で国保税が引き上げられました。引き上げが後期高齢者支援分だけにとどまらなかったのは、これから先の医療費が伸びるだろうとする基礎となる数字が影響していると考えます。
 どこの世帯でも経済的に一度つまずくと挽回するのは非常に困難になっていることは、これまでの収納状況から見ても明らかであり、担税力以上の国保税が課されているということだと考えます。
 国保加入者すべてが納税できる国保にしていかなければ、安心して生活することも病気療養もできません。
 納められる国保税にすることが重要です。国保に対する国庫補助率の引き上げの要求を地方から上げていくこと。法定繰り入れ分だけでない、一般会計からの繰り入れを行うこと、固定資産税の二重取りである資産割を廃止することなどで、国保税引き下げを行うべきです。
 実績報告書の達成すべき目標の中に、診療抑制とも思われる文言などもありました。だれもが望む健康ですが、もし病気になってしまったら、1日も早く治療を受け、回復すること、早期発見、早期治療が正しい方法です。
 そのためには、保険証の取り上げをしてはなりません。
 最後に、葬祭費を7万円に戻し、さらに、10万円にするよう求め、反対討論とします。

議長(渡邊俊一君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。2番小川昌義君。

2番(小川昌義君) 私は、認定3号平成19年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、報告のとおり認定することに賛成の立場から討論いたします。
 国民健康保険制度は、福岡県の宗像地方で行われてきた定札制度を参考にした互助組織であったといいます。こうしたことを参考に、昭和36年に国民皆保険体制として確立して、47年が経過しました。
 国民健康保険は、医療保険制度の中核として地域医療の確保と富谷町町民の健康保持に大きく貢献し、国民の医療を支えてきたということは言うまでもないことです。
 しかし、国民健康保険を取り巻く状況は、構造改革のひずみの一端が貧困格差への拡大とつながり、このことが原因と思われる滞納者の増大にも顕著にあらわれると言ってもよいと思います。
 平成18年度には抜本的な健康保険改正の一部を改正する法律の改正があり、また、本年4月からは国民皆保険制度創設以来最大規模の医療制度改正、後期高齢者医療制度が導入され、国民の間には医療制度に対する不信感が出ていることは間違いありません。
 一方、医療現場はどうなっているのでしょうか。独立採算性が導入され、結果として病院の統廃合が進み、地域に病院がなくなることなど、医師・看護師の人員削減が行われ、我が国の医療全般が先進国とは思えないほどに疲弊していると言わざるを得ません。
 富谷町としても、保険制度全般を考慮し、未来においても真に安定し、維持可能な医療制度となるために、全体に助け合い制度としての改革が強く求められる時代となっていると思います。
 我が町も全国的傾向と同じで、団塊の世代が大量退職時代を迎える高齢化が進み、また一方では少子化が進み、このままの状況で行くと必然的に医療費が増大し、医療保険制度そのものの事業運営において厳しさを増す一方であることはだれが見ても明らかです。
 特に、国民健康保険制度は、保険料と国庫支出金などでそれぞれ2分の1ずつ出すということが制度の原則となっており、富谷町では高齢者や低所得者の方々が多く、その財政基盤が脆弱であることから、より一層厳しいものとなっています。
 こうした中において、富谷町国民健康保険事業は、富谷町住民の約24%の被保険者を擁し、町民の健康維持に大きく寄与してきましたし、今現在も寄与していることは間違いありません。
 平成19年度における富谷町国民健康保険事業及び決算の状況を見ると、実質収支に関する調書をごらんになればおわかりと思いますが、歳入で29億 8,552万 2,000円、歳出で28億8,001万円となり、前年度と比べ歳入が 17.18%、歳出で 16.16%の伸びを示しています。歳入決算額から歳出決算額を差し引いた歳入歳出差し引き額は1億 551万 2,000円で、前年度に引き続き黒字となっていますが、一般会計からの繰入金など、財政補てんの性質を持つ収入によるところが大であり、これらの収入を除いた実質的な収支の状況は極めて厳しいものです。
 こうした中、町当局としては、国民健康保険の財政基盤となる国保税の収納について前年度比で現年度分で2.45%、滞納繰越分ではマイナス0.04%の減となっています。収納率でも滞納者の納税意識や税に応じ、訪問や面談による納税指導や分納誓約、口座振替の推進、滞納処分の実施等々実施した結果として、現年度分で 88.21%と、前年に比べ0.28ポイント上回りましたが、滞納繰越分では 15.25%と前年を1.51ポイント下回るという厳しい状況になりました。
 レセプト点検、受診状況のお知らせなどを目的として医療費通知書の実施など、保険医療費の縮減に努めていることなども評価しますが、今後においても引き続き被保険者の理解を得ながら、きめ細かい納付相談、納付指導を強化し、納付と負担の公平を図るとともに、より一層の納付対策を努め、さらにITを利用し、効率よく運営を行うと同時に、支出経費の見直しを行うことを強く期待します。
 いずれにしても、富谷町国民健康保険事業を取り巻く環境は厳しくなると思われます。被保険者への適切な説明と手抜かりのない対応が求められており、また、保険者としても適切な対応を行うことが強く望まれます。
 医療費適正化などにより歳出の抑制を図るとともに、保険料収納率の向上による歳入の確保を努め、より一層の経営努力を重ねることを切望し、平成19年度富谷町国民健康保険特別会計決算に対し認定すべきものとして賛成討論といたします。以上です。

議長(渡邊俊一君) ほかに討論はありませんか。(「なし」の声あり)
 討論なしと認め、これで討論を終わります。
 これより認定第3号平成19年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。委員長の報告のとおり本案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
賛成者起立
議長(渡邊俊一君) 起立多数です。よって、認定3号平成19年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については原案のとおり認定することに決定いたしました。
 日程第25、認定第4号平成19年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
 質疑を省略し、認定第4号平成19年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。委員長の報告のとおり本案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
賛成者起立
議長(渡邊俊一君) 起立全員。よって、認定第4号平成19年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については原案のとおり認定することに決定しました。
 日程第26、認定第5号平成19年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
 質疑を省略し、認定第5号平成19年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。委員長の報告のとおり本案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
賛成者起立
議長(渡邊俊一君) 起立全員です。よって、認定第5号平成19年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については原案のとおり認定することに決定いたしました。
 日程第27、認定第6号平成19年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
 質疑を省略し、認定第6号平成19年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。委員長の報告のとおり本案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
賛成者起立
議長(渡邊俊一君) 起立全員です。よって、認定第6号平成19年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定については原案のとおり認定することに決定いたしました。
 日程第28、認定第7号平成19年度富谷町水道事業会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
 質疑を省略し、認定第7号平成19年度富谷町水道事業会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。委員長の報告のとおり本案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
賛成者起立

議長(渡邊俊一君) 起立全員です。よって、認定第7号平成19年度富谷町水道事業会計歳入歳出決算の認定については原案のとおり認定することに決定いたしました。

日程第29 発議第5号 原油・肥料・飼料高騰に関する意見書

議長(渡邊俊一君) 日程第29、発議第5号原油・肥料・飼料高騰に関する意見書を議題といたします。
 提出者佐藤克彦君に説明を求めます。佐藤克彦君、登壇願います。

5番(佐藤克彦君) 発議第5号原油・肥料・飼料高騰に関する意見書
 富谷町議会会議規則第14条の規定により、上記の議案を提出いたします。
 皆さんに提出してある書類朗読をもって説明にかえさせていただきます。
            原油・肥料・飼料高騰に関する意見書
 食料を原料としたバイオエタノールの生産拡大や発展途上国の経済発展に伴う世界的な穀物需要の逼迫、加えて投機資金の流入によって原油・肥料・飼料価格は史上最高水準を更新する事態となり、地域農業は存亡の危機に立たされております。
 今後、政府においては、食料と競合しない原料を用いたバイオエタノールの研究開発、資源・食料への投機資金の流入規制、輸出国の輸出規律の厳格化など、国際的な問題解決に本腰を入れて取り組むことが喫緊の課題となっています。
 また、農業者とJAグループは、総力を挙げて生産コストの削減に取り組んでいますが、既に我々の努力だけでは解決し得ない状況になっていることから、さらなる低コスト生産への政府・地方自治体による支援と農業者の経営安定を図る万全な対策の確立が急がれております。
 つきましては、こうしたことへの特段のご理解とご尽力を賜りますとともに、下記事項の実現に向けて要請いたします。
                    記
1.生産コストに着目した経営安定対策の確立
生産コストの上昇分については、販売価格に適切に転嫁する仕組みや制度を確立するこ とが基本であるが、緊急に原油・肥料・飼料高騰による急激な生産コストの上昇に直接対 応し得る品目ごとの経営所得安定対策を講じること。
2.低コスト生産に向けた支援対策の充実・強化
(1)原油高騰対策
原油価格の高騰に伴う生産コストの上昇に対応するため、燃油使用量を削減するヒート ポンプ等の導入を促進するとともに、導入機会の拡大を図るため、電力料金の営農用特別 価格を設定(基本使用料金・夜間帯料金・季節別料金等の弾力化及び見直し)すること。
ソーラーシステムや風力発電などの脱石油自然エネルギーについて施設園芸への導入を 促進すること。
(2)肥料高騰対策
肥料価格の高騰に対応するため、肥料流通の合理化を進めるとともに、耕畜連携のさら なる促進、土壌分析に基づく低成分肥料の活用、施肥効率向上への取り組みを支援する対 策を講じること。
農地・水・環境保全向上対策において、化学肥料を控えた環境負荷低減への取り組みを 促進する対策を強化すること。
(3)飼料高騰対策
穀物価格の高騰により、配合飼料価格が6月の追加対策時の想定を超えた場合には、畜 産・酪農経営を維持するための再追加対策を講じること。
畜産物の適切な価格転嫁を具体化するとともに、飼料価格の高どまりに対応できる新た な経営所得安定対策を確立すること。
  当面は、配合飼料価格安定制度を維持するため、農業者とメーカーの負担を抑えた上で、 十分な予算を措置すること。
輸入飼料への過度の依存から脱却するため、自給飼料増産対策や低コスト生産に取り組 む農業者への支援対策を充実・強化すること。あわせて、流通コストの低減に取り組むこ と。
3.税制対策
軽油価格の高騰に対応するため、農業用軽油免税制度(32.1円/l)を継続すること。
4.輸出規律の強化などの公平・公正な貿易ルールの確立
食料・穀物や肥料原料などを輸入に依存する我が国にとって最近の輸出国による輸出禁 止・制限措置の乱用や輸出税の賦課は、看過できない問題である。輸出国は、自国の権利 と利益を拡大することだけでなく、応分の義務を担う輸出規律を厳格化すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 富谷町議会
 提出先、内閣総理大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、経済財政大臣。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入りますが、質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 これより発議第5号原油・肥料・飼料高騰に関する意見書を採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案は原案のとおり採択し、それぞれ提出先へ送付することに賛成の諸君の起立を求めます。
賛成者起立

議長(渡邊俊一君) 起立全員です。よって、発議第5号原油・肥料・飼料高騰に関する意見書は原案のとおり採択し、それぞれの提出先へ送付することに決定いたしました。

日程第30 発議第6号 地域医療を守る意見書

議長(渡邊俊一君) 日程第30、発議第6号地域医療を守る意見書を議題といたします。
 提出者菅原 傳君に説明を求めます。菅原 傳君、登壇願います。

8番(菅原 傳君) 地域医療を守る意見書。
 町議会の規則第14条の規定によりまして提案申し上げますが、提出者菅原 傳、賛成者市川壽藏議員、同じく賛成者磯前 武議員であります。
 案文を読み上げまして、提案にかえます。
 地域医療を守る意見書
 少子高齢化の進展、医療ニーズの多様化など、我が国の医療を取り巻く環境は大きく変化し、地域や診療科における医師の不足及び偏在や看護師を初めとした医療スタッフの不足の解消は大きな課題となっており、地域医療サービスをめぐっては、「医療過疎」や「医療の貧困」とも言える状況に全国で直面しています。
 しかしながら、政府と経済財政諮問会議等は、急速な少子高齢化の中で増大せざるを得ない医療サービスや医療保険財政を歳出抑制によって乗り切ろうとしております。昨年末には公立病院改革ガイドラインが出され、へき地医療、周産期医療、高度先進医療、救急医療など、採算性のとれない医療サービス、いわゆる政策医療を支えてきた公立病院の存続が危ぶまれております。
 地域医療は、住民の生命、健康に直結する不可欠なライフラインの公共サービスであり、国民が安心と信頼の上に地域医療にアクセスできる医療提供体制を確保することは国の責務であります。
 このため、全国民が安心で信頼のできる医療を地域で受けられるための政策及び財政措置を講ずることをめざし、国に対して次のとおり求めるものであります。
                    記
1 崩壊の危機に直面している地域医療を守る医療財源の確保を確実に図ること。
2 地域医療を担う医師、看護師等の確保と養成のための支援体制を強化すること。
3 「公立病院改革プラン」の策定に当たっては、地域住民が安心して身近に受けられる地 域医療の確保の観点から、住民、利用者、医療関係従事者の意見を十分に踏まえて策定、 実施すること。
 上記のとおり地方自治法第99条の規定により、意見書を提出いたします。
 あて先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣、衆議院議長、参議院議長。
 以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入りますが、質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 討論ありませんね。(「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 これより発議第6号地域医療を守る意見書を採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案は原案のとおり採択し、それぞれ提出先へ送付することに賛成の諸君の起立を求めます。
賛成者起立

議長(渡邊俊一君) 起立全員です。よって、発議第6号地域医療を守る意見書は原案のとおり採択し、それぞれの提出先へ送付することに決定いたしました。

日程第31 発議第7号 地方消費者行政の抜本的拡充に必要な法制度の整備及び財政措置を政府等に求める意見書

議長(渡邊俊一君) 日程第31、発議第7号地方消費者行政の抜本的拡充に必要な法制度の整備及び財政措置を政府等に求める意見書を議題といたします。
 提出者千葉 達君に説明を求めます。千葉 達君、登壇願います。

19番(千葉 達君) 地方消費者行政の抜本的拡充に必要な法制度の整備及び財政措置を政府等に求める意見書。
 富谷町会議規則第14条の規定により、上記の議案を提出いたします。
 案文内容については、朗読をもって行います。
 朗読に入る前に、文面に脱字がございますので、訂正を願います。
 最初、「近年」から始まりますが、8行目の最初、7行目の最後の方なんですが、「全国の消費生活センター」の次に「に」を挿入していただきたいと思います。
 では、朗読いたします。
 近年、輸入冷凍餃子への毒物混入事件、こんにゃくゼリーによる窒息死事故や一連の食品擬装表示事件、ガス湯沸器一酸化炭素中毒事故、シュレッダーによる指切断事故、英会話教室NOVA事件など、多くの分野での消費者被害が次々と発生ないし顕在化した。多重債務、クレジット、投資詐欺商法、架空請求、振り込め詐欺などの被害も後を絶たない状況にある。
 消費生活センターなど、地方自治体の消費生活相談窓口は、消費者にとって身近で頼りになる被害救済手段であって、消費者被害相談の多くは、全国の消費生活センターに寄せられており、その件数は1995年(平成7年度)が約27万件であったものが2006年(平成18年度)には約 110万件に達し、95年に比べ約4倍に増大している。
 しかるに、自治体の地方消費者行政予算は、ピーク時の平成7年度には全国(都道府県・政令指定都市・市区町村合計) 200億円(うち都道府県 127億円)だったものが平成19年度は全国 108億円(うち都道府県46億円)に落ち込むなど、大幅に削減されている。
 そのため、地方消費者行政が疲弊し、十分な相談体制がとれない、あっせん率低下、被害救済委員会が機能していない、被害者情報集約による事業者規制権限の行使や被害予防などの制度改善機能、消費者啓発も十分行えないなど、機能不全に陥っている実態が明らかとなった。
 政府は、消費者・生活者重視への政策転換、消費者行政の一元化・強化の方針を打ち出し、「消費者庁の設置」などの政策を検討しているが、真に消費者利益が守られるためには、地方消費者行政の充実強化が不可欠である。政府の消費者行政推進会議の最終取りまとめにおいても強い権限を持った消費者庁を創設するとともに、これを実行あらしめるため地方消費者行政を飛躍的に充実させることが必要であること、国において相当の財源確保に努めるべきこと等を提言している。
 よって、富谷町議会は、国に対し、消費者主役の消費者行政を実現するため、以下のような施策ないし措置を講ずるよう強く要請する。
                    記
1 消費者の苦情相談が地方自治体の消費生活相談窓口で適切に助言・あっせん等により解 決されるよう、消費生活センターの権限を法的に位置づけるとともに、消費者被害情報の 集約体制を強化し、国と地方のネットワーク構築すること等、必要な法制度の整備をする こと。
2 地方消費者行政の体制・人員・予算を抜本的に拡充強化するための財政措置をとること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、内閣官房長官、消費者行政推進担当大臣。
 以上、よろしくお願いします。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入りますが、質疑ありますか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 これより発議第7号地方消費者行政の抜本的拡充に必要な法制度の整備及び財政措置を政府等に求める意見書を採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案は原案のとおり採択し、それぞれの提出先へ送付することに賛成の諸君の起立を求めます。
賛成者起立

議長(渡邊俊一君) 起立全員であります。よって、発議第7号地方消費者行政の抜本的拡充に必要な法制度の整備及び財政措置を政府等に求める意見書は原案のとおり採択し、それぞれの提出先へ送付することに決定いたしました。

日程第32 閉会中の各委員会調査について

議長(渡邊俊一君) 日程第32、閉会中の各委員会調査についてを議題といたします。
 各委員会から所管事務について、会議規則第75条の規定により、閉会中の継続調査の申し出があります。
 お諮りいたします。
 各委員会から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、各委員会から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
 平成20年第3回富谷町議会定例会は、終始熱心な審議を経て、すべての議案を議決いたしました。
 執行部におかれましては、各議員から出されました意見を十二分に尊重し、町政を執行されますよう強く要望いたしまして、閉会のあいさつといたします。
 これで本日の日程はすべて終了いたしました。
 会議を閉じます。
 平成20年第3回富谷町議会定例会を閉会いたします。
 どうもご苦労さまでした。
午後2時53分 閉会

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