富谷市

『住みたくなるまち日本一』をめざして

平成20年第2回富谷町議会臨時会(開催日:4月24日)

更新日:2008年04月24日

平成20年第2回富谷町議会臨時会(開催日:4月24日)

平成20年第2回臨時会目次

第1日目 4月24日(木曜日)
議案の説明
会議録署名議員の指名
会期の決定
議案第1号 富谷町手数料条例の一部改正について
議案第2号 平成20年度富谷町一般会計補正予算 (第1号)
議案第3号 平成20年度富谷町立富谷中学校プール改築工事請負契約の締結について
議案第4号 和解及び損害賠償額の決定について
承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(平成19年度富谷町一般会計補正予算 (第8号) )
承認第2号 専決処分の承認を求めることについて(平成19年度富谷町老人保健特別会計補正予算 (第4号) )
承認第3号 専決処分の承認を求めることについて(平成19年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算 (第5号) )
承認第4号 専決処分の承認を求めることについて(平成19年度富谷町介護保険特別会計補正予算 (第4号) )
黒川地域広域行政事務組合議会議員の補欠選挙

平成20年第2回臨時会議事録(第1号)

平成20年4月24日(木曜日)

出席議員(19名)

  • 1番 小泉光君
  • 2番 小川昌義君
  • 4番 細谷禮二君
  • 5番 佐藤克彦君
  • 6番 山路清一君
  • 7番 相澤榮君
  • 8番 菅原傳君
  • 9番 今村寿君
  • 10番 市川壽藏君
  • 11番 磯前武君
  • 12番 高橋敏夫君
  • 13番 安住稔幸君
  • 14番 伊豆田待子君
  • 15番 佐藤聖子君
  • 16番 永野久子君
  • 17番 浅野幹雄君
  • 18番 相澤武雄君
  • 19番 千葉達君
  • 20番 渡邊俊一君

欠席議員(1名)

  • 3番 土樋輪康雄君

説明のため出席した者

  • 富谷町長 若生英俊君
  • 富谷副町長 昆野武裕君
  • 会計管理者 山田豊君
  • 経営企画課長 荒谷敏君
  • 総務課長 須藤辰夫君
  • 財政課長 渡邊成一君
  • 税務課長 眞山巳千子君
  • 町民生活課長 奥山育男君
  • 子育て支援課長 八巻恵美子君
  • 健康増進課長 小松巌君
  • 長寿福祉課長 千葉美智子君
  • 産業振興課長 奥山吉信君
  • 都市整備課長 鴇謙一君
  • 上下水道課長 梅津慶一君
  • 教育長 千葉芳樹君
  • 学校教育課長 瀬戸けい子君
  • 生涯学習課長 佐藤信夫君
  • 選挙管理委員会書記長(兼) 須藤辰夫君
  • 農業委員会事務局長(兼) 奥山吉信君

事務局職員出席者

  • 事務局長 亀郁雄
  • 次長 橘川栄
  • 主事 加藤宏子
議事内容
議案の説明
会議録署名議員の指名
会期の決定
議案第 1号 富谷町手数料条例の一部改正について
議案第 2号 平成20年度富谷町一般会計補正予算 (第1号)
議案第3号 平成20年度富谷町立富谷中学校プール改築工事請負契約の締結について
議案第4号 和解及び損害賠償額の決定について
承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(平成19年度富谷町一般会計補正予算 (第8号) )
承認第2号 専決処分の承認を求めることについて(平成19年度富谷町老人保健特別会計補正予算 (第4号) )
承認第3号 専決処分の承認を求めることについて(平成19年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算 (第5号) )
承認第4号 専決処分の承認を求めることについて(平成19年度富谷町介護保険特別会計補正予算 (第4号) )
黒川地域広域行政事務組合議会議員の補欠選挙

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり

午前10時00分 開会

議長(渡邊俊一君) 皆さん、おはようございます。
 平成20年第2回富谷町議会臨時会は、ここに開催される運びとなりました。この臨時会は富谷町町長から専決処分の承認を求めることについてなどの事件議案が提出されることになっております。慎重に審議を尽くされ、町民の負託にこたえられますようご期待を申し上げますとともに、議会運営につきましてもご協力をお願いいたしまして開会のあいさつといたします。
 本日は傍聴人がお見えになっております。傍聴人の方々に申し上げます。
 富谷町議会傍聴規則第8条では録音機、カメラ、ビデオなどによる撮影は禁止になっております。また、携帯電話をお持ちの方は、携帯電話の電源をお切りになるかマナーモードに切りかえて、静粛を保ち傍聴されますようお願いをいたします。
 ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しますので、ただいまから平成20年第2回富谷町議会臨時会を開会いたします。
 最初に、前回の議員全員協議会の席上において、伊豆田待子議員から、平成20年1月28日の第1回臨時会における道路特定財源の見直しに関する意見書についての賛成討論の中で、自賠責保険の金額について発言の訂正の申し出がありましたので、発言を許します。伊豆田待子議員。

14番 (伊豆田待子君) 本文が「約 7,500円程度、各何%か、普通自動車にしまして約 7,500円程度引き下げられます」とありますが、これを「 9,260円、平均24.1%、普通自動車にしまして 9,260円引き下げられます」に訂正いたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。

議長(渡邊俊一君) ただいま伊豆田待子議員から発言の訂正の説明がありましたが、富谷町議会会議規則第64条では、「議員は、その会期中に限り、議会の許可を得て自己の発言を取り消し、又は議長の許可を得て発言の訂正をすることができる。ただし、発言の訂正は字句に限るものとし、発言の趣旨を変更することはできない」と規定されております。発言の訂正の時期については、既に会期を過ぎております。また、訂正内容も自賠責保険の金額についての単純な間違い発言でありますので、議長の会議録調整権に基づき修文したいと思いますが、ご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、ただいまの伊豆田議員の発言の訂正については、議長の会議録調整権に基づき修文することに決定をいたしました。
 次に、提出議案の説明を含め、富谷町町長にあいさつを求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) 議員の皆さん、おはようございます。
 本日ここに平成20年第2回富谷町議会臨時会を招集申し上げましたところ、議員の皆様におかれましては、公私ともにご多用の中、ご参集をいただき厚く御礼を申し上げます。
 恒例により、議案説明要旨を述べることといたしますが、年度初めでもありますので、町政の経過を若干触れながら述べさせていただくことをお許しいただきたいと思います。
 4月6日に行いました富谷町人口4万 5,000人達成記念式、並びに富谷町町制施行45周年記念式典に当たり、議員の皆様にはご多忙の中ご臨席を賜り大変ありがとうございました。また、春の交通安全運動に当たりましても、早朝より街頭において啓発活動にご参画いただきましたことについても改めて感謝を申し上げます。
 森田智巳選手の北京オリンピック出場という明るいニュースも入ってまいりました。2004年アテネオリンピック 100メートル背泳ぎ銅メダリストに輝いて以来4年、日々の鍛練が北京五輪の出場につながったものと思い、改めて町民の皆さんとともに祝福をしたいと思います。
 さて、平成20年度町役場も1局14課の新体制でスタートしたところでございます。
 昆野武裕副町長の就任、企業立地産業振興担当として宮城県から派遣職員として迎えた田中伸哉産業振興課長補佐、新規採用職員として一般職7名、保健師2名、保育士5名、合わせて13名を含む職員の皆さんには、4月1日、町長訓示において公務員として、そしてまた、役場職員としての使命感、学ぶ・考える、心身両面の健康を念頭に置いて、町長が目指す町の将来像実現のため、課長を先頭に職員一致結束して職務に当たってほしい旨訓示をしたところでございます。
 なお、4月1日現在の職員構成は、一般職 260名、そのうち派遣職員として外部に出ている者が3名、育児休業中の職員が7名ということでございます。加えて臨時職員、パート職員 146名、合計で 406名の職員が町民福利の向上のため、常日ごろ私が申し上げている職名のいかんを問わず、全職員が一致結束をして誠心誠意町民に向き合わなければなりません。新規採用職員もそれぞれの職場に配置され、緊張の中にも少しずつ職務になじみ始めたところですが、平成20年度新規採用職員研修に当たり、各学校校長先生のご理解を得て、小・中学校勤務体験に4日、給食センター調理体験に1日、合わせて5日間現場体験を研修内容として実施し、過日体験研修報告会において各人から得難い経験をしたとの報告を受け、職業生活のスタートに当たり大きな財産と成果を得ることができたと感じているところでございます。就任2年目に当たり、職員ともども心を引き締めて町政運営に取り組んでまいらねばならないと改めて考えているところであります。
 次に、75歳以上の方を対象とした新しい医療保険制度、通称「長寿医療制度」後期高齢者医療制度の施行に当たり、被保険者証、保険証の送付を3月14日付で行いました。 2,182人に対し、配達記録付郵便で送付をいたし、既に対象者全員のお手元にお届けをいたしたところであります。
 富谷町としては昨年7月から保健福祉課、税務課、町民課、総務課電算担当が構成課となり、広域連合と連携をとりながら、誤りのないシステム改修と対象者への周知活動を入念に進めてまいりました。巷間報道されている事態になることなく推移し、安堵しておりましたが、4月22日、健康保険に加入する扶養家族の方の保険料を誤って徴収をした事実のご指摘を受け、同日もう1人の誤徴収があることも判明をしたところでございます。誤って徴収したお二方には、ご本人はもとよりご家族にも多大なるご心労をおかけし、心からおわびを申し上げます。お二人にはおわびの上、ご理解をいただき、早速保険料の返還手続をとらせていただいたところであります。その日、急遽システム改修業者、担当課で夜を徹して電算の検証、書類確認の2方面から行った結果、現時点ではお二人以外にいないことを確認しているところであります。
 新聞報道でご承知のように、厚労省の指示により、4月19日土曜日から、土日を対象者からの相談日として電話相談、来庁相談に対応したところですが、4月19日は1件の来庁相談がありました。今までの推移からすれば、急に相談がふえる状況にもないものと判断いたしますが、今度の土日も同様の対応をすることといたしております。
 なお、通称「長寿医療制度」に関する4月1日から昨日までの相談件数は 259件でありました。内訳は、保険料額について 103件、制度内容について82件、保険証について69件、その他5件となっております。
 今後の制度の運営及び定着するまでにはさまざまな曲折が予想されるところではありますが、対象者の皆様の不安や混乱が生じないよう、引き続き全力で取り組んでまいります。
 次に、富谷あったか灯油助成事業についてご報告いたします。
 3月末日をもって、助成事業が完了いたしました。当初助成対象を 720世帯と見込みましたが、対象送付世帯は 715世帯となり、うち未申請者 122世帯の方には再送付して申請をお促しをさせていただきました。結果、最終的に未申請世帯59世帯、結果として 656世帯、総額 393万 6,000円を助成したところでございます。
 次に、セントラル自動車本社従業員の工場移転先見学会が、ご承知のように3月22日から毎週土曜日ごとに全17回の予定で既に始まっておりまして、5回を数えておるところであります。本見学会は、平成22年に大衡村に移転立地することが決定し、従業員とその家族の転居が必要となることから、工場立地近隣の生活環境をよりよく知っていただき、操業に向けて円滑な転居ができるよう支援する事業で、東京駅から2班に分かれて来県されております。
 村井知事の県庁玄関でのお迎え、そして、宮城県の概要説明の後、県庁1階ロビーにおいて富谷町を含む20市町村が、生活関連情報や住宅情報などを提供しており、富谷町も第1回目から産業振興課、経営企画課職員が広報周知活動を大いに展開してまいったところであります。
 4月16日には、相模原にあるセントラル自動車本社をお尋ねし、ごあいさつと生産現場をご案内いただきました。まさに百聞は一見にしかずのとおり、今後の施策展開を描く上で大いに参考になったところであります。連休明けの5月10日から7月26日までの12回、町長みずから県庁に出向き、セントラル自動車及び関連会社の皆様のご案内役を務めてまいりたいと考えております。あわせて担当課以外の全課長にも順次同行してもらうことといたしております。
 この先5年ないし10年は富県宮城の一翼を担う富谷町は、住環境の整備及び企業立地環境整備を積極的に推し進めていかなければならない大変重要な時期と認識しております。町制施行45周年を機に、「ありがとう45周年、飛躍の50周年」を合い言葉に、富谷町のさらなる飛躍と発展を願って、町民の皆さんとともにまちづくりを進めてまいりますので、なお一層のご理解、ご協力を賜りますようお願いを申し上げます。
 仙台北部道路について申し上げます。
 富谷ジャンクション工事も順調に進捗し、いよいよ4号線タッチの工事に入ることとなります。就任直後、ジャンクションから4号線までの道路工事に当たり、とちの木とあけの平をつなぐカルバートを要望してまいりました。1年に及ぶ国交省との協議、要望が実り、2カ所のカルバート設定をご決定いただき、去る3月25日、地権者説明会において正式に発表され、地権者の皆さんから測量、買収に協力する旨同意を得たところでございます。
 私は、就任直後に宮黒5町村長で構成する仙台北部道路促進期成同盟会の会長職を拝命し、当初国交省が予定した1カ所のカルバート設置から、1年がかりで念願の2カ所設置にこぎ着けることができたわけであります。このことは、国交省当局はもちろん、期成同盟会としての各種要望活動、県町村会、宮黒町村会、代議士の皆さんのご理解とご支援のたまものがあったらばこそと深く感謝をするものであります。
 道路予定地がとちの木とあけの平をつなぐ場所であり、国道4号に接続する、近い将来開発可能地域ですので、就任直後から工事着工に合わせて国交省の予算で2カ所設置の必要性を強く感じ、粘り強く交渉、要望してまいりました。そのことが結実をし、大変私としてもうれしく感じるところであります。
 次に、大清水東町内会発足総会が3月23日に開催され、本日会長に選出された平林盛秋さんを行政区長に委嘱するとともに、44番目の町内会として活動が既に開始されているところであります。
次に、一ノ関会館が竣工いたしました。4月19日、町内会の皆さんとともに落成式典のお祝いに参加をさせていただきました。平成元年1月9日、町内会館予定地として換地処分を受けて以来、19年目にして完成にこぎ着け、歴代町内会長初め、町内会一同感慨ひとしおの様子に接し、感無量なものを覚えたところであります。
 次に、東向陽台三丁目配水ポンプ場 (敷地面積 285平米) 及び東向陽台一丁目配水ポンプ場 ( 1,058平米) の解体工事を仙台市のご好意により2カ所同時に、しかも当初の予定年度を繰り上げて解体工事を施工いただく協議が過日整い、9月から、遅くとも年内中には解体撤去工事を経て更地となりますので、残地利用については、町内会でご検討いただき、町内会の総意に従って利活用していただきたいと考えているところであります。なお、このポンプ場は、平成9年10月をもってポンプ場の機能を有しなくなっておったと、そういう施設でありました。
 次に、平成20年度富谷町地域水田農業生産数量調整が整い、富谷町の基礎水田面積は 582.5ヘクタール、生産目標面積は 356.4ヘクタール、減反面積比率は38.8%という結果であります。昨年度と比較して15.4ヘクタールの作付減となりました。富谷町に配分された作付面積を調整するため、行政区長、農政協力員のご協力をいただき、本年度も調整作業が完了いたしました。秋の豊作を祈念するばかりであります。
 最後になりますが、町の概要を申し上げます。
 3月末現在の人口は、4万 5,105人、1万 5,011世帯であります。
 保育所、幼稚園、小・中学校の概要を特に申し上げます。
 小学校は、7校に 639名が入学し、児童総数は 3,736名、中学校には5校 544名が入学し、生徒総数 1,660名、児童生徒数合計 5,396名ということであります。
 保育所には5所 104名が入所し 392名。町立幼稚園2園に86名が入園し、合わせて 166名が在籍をしていると、そういう実情でございます。
 小・中学校の管理職、先生方、正規の先生、臨時の先生合わせて 304名という体制でスタートしたところでございます。
 それぞれが希望を持って保育所、幼稚園、小学校、中学校に入学をいたしました。事故のない1年であることを祈るとともに、子どもたちが一層輝きを増し、それぞれの可能性を開花させてほしいと強く願うものであります。
 校長先生初め、先生方には富谷町の子どもたちのために精いっぱいのご努力と、ご指導を期待するとともに、町民総ぐるみで子どもたちを見守ってまいりたいと思います。
 それでは、今回提出している議案等につきまして、その概要説明を申し上げます。
議案第1号富谷町手数料条例の一部改正については、戸籍法の改正による所要の改正を行うものであります。
 議案第2号平成20年度富谷町一般会計補正予算については、町道富谷12-1号線における側溝ふたはね上げによる自動車損傷の示談成立に伴う賠償金を計上するものであります。
 議案第3号は、平成20年度富谷町立富谷中学校プール改築工事請負契約の締結についてであります。
 議案第4号は、和解及び損害賠償額の決定について、和解が整いましたので、損害賠償額決定とあわせて議決をお願いするものであります。
 承認第1号から承認第4号までは、平成19年度富谷町一般会計、老人保健特別会計、国民健康保険特別会計及び介護保険特別会計の各補正予算について、議会の招集のいとまがなかったため、専決処分をいたしたもので、その承認をお願いするものであります。
 以上、提出議案に係る概要につきましてご説明を申し上げました。議案審議の折には、なお詳細にご説明を申し上げますので、何とぞ慎重審議を賜りまして、全議案ご可決賜りますようお願いを申し上げ、議案の説明要旨とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

議長(渡邊俊一君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。
 議長諸報告はお手元に配付のとおりであります。
 なお、説明員の出席要求ほか関係資料については事務局で保管しておりますので、希望の方は閲覧願います。
 これで諸報告を終わります。
 これから本日の会議を開きます。
 本日の議事日程につきましてはお手元に配付のとおりであります。

日程第1 会議録署名議員の指名

議長(渡邊俊一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を議題といたします。
 会議録署名議員は会議規則第 120条の規定により10番市川壽藏君、11番磯前 武君、12番高橋敏夫君の3名を指名いたします。

日程第2 会期の決定

議長(渡邊俊一君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は本日の1日といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本臨時会の会期は本日の1日に決定いたしました。

日程第3 議案第1号 富谷町手数料条例の一部改正について

議長(渡邊俊一君) 日程第3、議案第1号富谷町手数料条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。

財政課長(渡邊成一君) おはようございます。
 それでは、議案書1ページをお願いいたします。
 議案第1号富谷町手数料条例の一部改正についてをご説明申し上げます。
 提案理由でございますが、戸籍法の改正に伴いまして、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の改正があったことによりまして、条例の一部改正を行うものでございます。
 内容につきましては、3ページから5ページ、富谷町手数料条例新旧対照表によりご説明を申し上げます。
 別表、富谷町手数料条例第2条における別表において規定しております手数料を徴収する事務についての中に、表の左側でございますが、改正後の別表21、22、23、24、25について下線部分、戸籍の公開制度の見直し等に関した規定の条項の部分を加えるものでございまして、額等の改正はございません。
 この条例の施行日は平成20年5月1日からの施行とするものでございます。よろしくお願いいたします。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第1号富谷町手数料条例の一部改正についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第1号富谷町手数料条例の一部改正については原案のとおり可決されました。

日程第4 議案第2号 平成20年度富谷町一般会計補正予算 (第1号)

議長(渡邊俊一君) 日程第4、議案第2号平成20年度富谷町一般会計補正予算 (第1号)を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。

財政課長(渡邊成一君) それでは、議案第2号平成20年度富谷町一般会計補正予算 (第1号) についてのご説明を申し上げます。
 議案書の6ページでございます。
歳入歳出予算の補正をお願いするものでございまして、今回の補正につきましては、議案第4号和解及び損害賠償額の決定についてお願いしております町道における自動車の損傷事故に係る損害賠償を行うためのものでございます。
 第1条第1項につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ15万 3,000円を追加いたしまして、歳入歳出の総額を90億 7,015万 3,000円とするものでございます。
 第1条第2項、歳入歳出の補正の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものといたし、7ページと8ページにお示しをしております。
 次に、歳入歳出補正予算事項別明細書によりご説明を申し上げます。
 11ページをお願いいたします。
 11ページ、歳入でございますが、20款4項雑入につきましては、今回の損害賠償に当たりその賠償金に充当する町が加入しております総合賠償保障保険からの保険金15万 3,000円を予算措置するものでございます。
 これを12ページの歳出、8款1項土木管理費におきまして、相手方への賠償金として予算を措置するものでございます。よろしくお願いいたします。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第2号平成20年度富谷町一般会計補正予算 (第1号) を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第2号平成20年度富谷町一般会計補正予算 (第1号) は原案のとおり可決されました。

日程第5 議案第3号 平成20年度富谷町立富谷中学校プール改築工事請負契約の締結について

議長(渡邊俊一君) 日程第5、議案第3号平成20年度富谷町立富谷中学校プール改築工事請負契約の締結についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。

財政課長(渡邊成一君) 議案書13ページをお願いいたします。
 議案第3号でございます。
 平成20年度富谷町立富谷中学校プール改築工事請負契約の締結についてをご説明申し上げます。
 この工事請負契約に当たりましては、平成20年3月25日に入札の報告をいたしましたところ、株式会社阿部和工務店、石堂建設株式会社、奥田建設株式会社、佐々良建設株式会社、株式会社佐藤建設、千田建設株式会社黒川支店、丸か建設株式会社の7社が参加いたしまして、4月10日条件つき一般競争入札を行いました。
 入札の条件といたしまして、一つ、建築工事一式工事の認定を受け、格付がAであること。
 2、宮城県内に本店、または支店、営業所を有し、本工事の専任の技術者を配置できること。
 3といたしまして、過去に元請として宮城県、または県内市町村のプール新設工事を施行した実績のあることといたしました。
 その結果、予定価格税抜きで 9,240万円、落札価格 9,180万円で千田建設株式会社黒川支店が1回目で落札し、4月10日契約金額 9,639万円で仮契約を結びました。請負契約を締結するため、議会の議決をお願いするものでございます。
 なお、工期につきましては、平成20年7月30日までとしております。
工事の概要につきましては、都市整備課長からご説明を申し上げます。

議長(渡邊俊一君) 都市整備課長。

都市整備課長 (鴇 謙一君) おはようございます。
 それでは、平成20年度富谷町立富谷中学校プール改築工事の工事概要を説明申し上げます。
 お手元にお配りしております議案第3号関係資料A3判物4枚つづりをごらんいただきたいと思います。
 資料順にご説明します。
 資料1が配置図でございます。
 プールの配置は校庭の南西部でございまして、既に取り壊しいたしました従前に使用していたプールと同一敷地内で築造するものでございます。
 次に、資料2、平面図をごらんください。
 プール本体の大きさは、幅15メートル、長さ25メートルの7コースで、プールサイドは4メートルから6メートルの幅を確保しています。水深は図面上の左端、位置的には南側が 1.1メートル、中央部が 1.3メートル、北側が 1.2メートルでございます。
 排水桝はプール中央部の北側と最中央部の2カ所にございます。これについては、後ほど資料4で詳しく説明いたします。
 プール本体の構造は、厚さ6ミリメートルの構成でございまして、ガラスクロスライニングでアクリルウレタン樹脂塗装の仕上げを施します。
 プール本体の北側には、木造平屋建ての附属棟を建築します。附属棟には、男子、女子それぞれ40人分の更衣室と男子トイレに洋式大便器1基、小便器2基、手洗い器2基、女子トイレに洋式1基、和式1基、計2基と手洗い器2基を設置いたします。
 図面上一番下の東側にはろ過器やポンプが入る機械室と、コースロープなどを保管します器具庫の配置となります。また、附属棟に隣接しまして、シャワー、足洗い槽、水飲み場、洗顔場が配置されます。
 生徒や先生のプールへの出入り口は、図面右下の東側からとなります。
 続きまして、資料3、立面図をごらんください。
 これは、各方向から見た立面図でございます。
プールの周囲につきましては、東側、これは校庭側なんですが、校庭側から生徒が確認できますように、高さ2メートルの格子フェンスを設置します。南側、西側及び北側の一部には高さ2メートルの目隠しフェンスをそれぞれ設置します。
 次に、資料4をごらんください。
 先ほど申し上げましたプール排水桝の詳細図でございます。
 排水桝1、これは上です。上側の排水桝1につきましては、これまでの小・中学校でも設置しておりますプール使用時に循環用の排水口として使用するものでございます。この箇所は、ビスどめによりまして、ステンレス製のふたと排水管入り口のステンレス製の丸棒で二重の安全構造となっております。
 最後にこのプールの特徴の一つとなっております中央部にございます排水桝2につきましてご説明いたします。
 これにつきましては、プールの授業の終わりごろですね、プール内の外周を生徒が2、3回周回することによりまして、プール内のごみや砂などを排水桝の周りに集めることができ、清掃が容易にできるというものでございまして、この箇所にもビスどめによるステンレス製の外ぶた、並びに内ぶた、ひいては排水管入り口のステンレス製の丸棒で三重の安全構造となってございます。
 なお、このプールの設計に当たりましては、富谷中学校の先生も交えまして打ち合わせを何回か行っております。プールの位置や附属棟の更衣室の広さ、トイレの便器の数等もそれでもって決定していることを申し添えます。
 以上で工事の概要説明を終わります。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。15番佐藤聖子君。

15番 (佐藤聖子君) まず、入札状況についてですが、7社ということで、いつもでしたら別の用紙にどこどこが参加しましたことということで、会社名を配付されるのですが、それがありませんでしたので、ぜひそれは附属資料として出していただくようにお願いしたいと思います。
 予定価格が 9,240万円、1回目でということでしたが、それぞれの会社の金額をお願いします。そして 9,180万円、税抜きでということでしたが、 99.35%と非常に高い落札だったわけですが、これについて、ほかの例でもですが、90%を超えるとちょっと問題ではないかというのが一般の認識になってきておりますが、この99%について、町はこれでよしということで考えたのか伺いたいと思います。
 それから、先ほど工事のことで説明がありましたが、一番心配なのは排水口の構造だと思いますが、これについては三重の安全ということで、先ほどありましたが、今、取り得る最高の構造だということなのでしょうか。そのあたりを伺いたいと思います。
 それから、子どもたちが、中学生が利用するわけですが、水質の管理についてはどのようなことが行われるのか、足洗い場があって、そこから入っていくわけだと思うのですが、そのことについてどのようなことが話し合われたか伺いたいと思います。
 また、先ほどですが、40人が使えるだけのということで設定されているようですが、最高そうしますと、男女合わせてということになるのか、この体育の授業はどのように行われるのか、大体何人ぐらいが最高で使うという大きさになっているか伺いたいと思います。
 それと、トイレの数ですが、先ほど数回にわたって会議を持ってということでしたが、図面を見ると、女子のトイレが洋式、和式それぞれ1基ということですが、これについてはたびたび申し上げているように、私はやはりもう少し数をふやすべきだというふうに思います。男子の方が数が多くて女子の方が少ないというのは、これはちょっと考えるべきではなかったかと思います。
 そしてまた、更衣室ですが、更衣室のところに小さな桝があって、多分ここでカーテンがあって着替えるんだと思うんですが、それぞれが10室です。資料の2でごらんいただくとあれなんですが、更衣室、男子の方が若干狭くなっています。女子の方が4.55平方メートル広いわけですが、ここに同じように10の着替えをする部屋があるわけですが、これについて、女子の方はもう少しふやせるスペースもあるわけですから、ふやした方がいいのではないかと思うのですが、これについて変更できるかどうか、どのように考えてこの数にしたのか伺いたいと思います。

議長(渡邊俊一君) 財政課長。

財政課長(渡邊成一君) 金額について申し上げます。
 金額の低い順序から申し上げます。
 千田建設株式会社黒川支店 9,180万円、次に、株式会社佐藤建設1億円、次に、石堂建設株式会社1億 150万円、次に、株式会社阿部和工務店1億 600万円、佐々良建設株式会社1億 800万円、丸か建設株式会社1億 1,000万円、奥田建設株式会社が1億 1,200万円でございます。
  99.35%の落札率ということについては、適切な入札の結果というふうに受けとめてございます。
 要旨等については、入札の結果等についてはホームページ等でも一応公開してございますが、今後お示しするような方向で検討させていただきたいと存じます。

議長(渡邊俊一君) 佐藤議員にお尋ねをいたします。
 その入札の結果、今、報告されましたけれども、不足資料として提示してくれという話ありましたけれども、今の報告でよろしいですか。

15番 (佐藤聖子君) はい、次回からこういうことがあったときには添付でお願いします。

議長(渡邊俊一君) 次、都市整備課長。

都市整備課長 (鴇 謙一君) それでは、ご質問にお答えします。
 更衣室につきましては、おのおの40名分でございます。男女ともおのおの40名分でございます。更衣室の広さが狭いんじゃないかというようなことにつきましては、これは先ほど申し上げましたように、学校と十分な打ち合わせをした上での広さとなってございます。
 トイレの数につきましても、学校等の指導でプールに入る前に校舎内で用を足してからプールに来るようなということで、指導が徹底されるというようなことでございますので、十分なトイレの数と認識しております。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 排水口についての。

都市整備課長 (鴇 謙一君) 排水口につきましては、北側横の部分、これは二重構造でございます。この構造にしてから事故等起こったという報告は現在ございませんで、今のところこれで十分かと思いますが、真ん中の部分につきましては、今回初めて設置する構造でございますので、一応二重の上、またもう一重、三重の防護を図るというようなことで、徹底したものでございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 水質の管理対策。

都市整備課長 (鴇 謙一君) 水質の管理につきましては、朝と夕、毎日先生が水質管理をするというようなことで、報告されております。以上です。

議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。15番佐藤聖子君。

15番 (佐藤聖子君) 工事の完了が7月30日ということでしたが、通常プール開きはもっと早い時期に行われるわけですが、この間ですが、教育的には短くなるとは思うのですが、それについてはさまざま打ち合わせなどあったのでしょうか。
 それと、先ほど1点お答えがなかったんですが、更衣室については、女子の方が同じように10室着替えをする部屋があるんです。広さもありますから、ここのところにもう少しふやすということは考えないのか。学校がこれでいいというふうに言っているからこれでいいというふうになるのか、私はふやした方がいいんだなとは思うのですが、どうでしょうか。
 プールから上がってきてシャワーをするのに、シャワーで体を洗うわけですが、そこのシャワーは何基、どのようについているのでしょうか伺います。

議長(渡邊俊一君) 都市整備課長。

都市整備課長 (鴇 謙一君)  シャワー図面ちょっと確認しますので、お待ちください。
 シャワーは6基でございます。左右から出るようになっており6基でございます。
 更衣室の件なんですが、先ほども申し上げましたように、学校側と打ち合わせをしておりまして、この広さを決定しておりますので、これで十分と考えます。以上です。

議長(渡邊俊一君) 15番佐藤聖子君。

15番 (佐藤聖子君)  真ん中の中央部分の排水桝ですが、これは今回新しくということで、初めて町内に設置されるものだと思いますが、ここに限らずプールの排水口の点検などは、今回初めということもあって、ここのところをどのように点検していくのか、そしてまた、ほかの12校の、全部合わせて12校の点検をどのようになさるのか伺いたいと思います。
 そして、入札の件ですが、これで適切と考えるということですが、非常に高くてすごい的中率だなというふうに思うぐらい高いのですが、本当に適切だとする何というんでしょう、根拠といいますか、それについて、こういうことだから適切だったというそのことが一言ご説明といいますか、それについてのご説明をいただきたいと思います。

議長(渡邊俊一君) 排水口については、ただいまの提案の内容でなくて、ほかの学校についての質問でありますか。

15番 (佐藤聖子君)  新しいので点検を中間でするのかどうかということを、まずこのことについては伺いたいと思いますし、ほかのところもどういう定期で点検をするのか伺いたいということです。

議長(渡邊俊一君) 学校教育課長。

学校教育課長 (瀬戸けい子君) 既存のプールにつきましては、開始前に学校と教育委員会で立ち会いのもとに点検させていただきます。また、通常につきましては、1日の授業が終わった後にプール当番の教諭によりまして点検するということになっております。

議長(渡邊俊一君) 次、財政課長。

財政課長(渡邊成一君) 額につきましては、さまざまな見方、考え方があるのかなというふうに思ってございます。私どもは適切な見積もりをいたしまして、それで入札に臨んだわけでございまして、その結果としての数字だというふうな受けとめ方をしてございます。

議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。16番永野久子君。

16番 (永野久子君) 今の最後の財政課長のお答えですけれども、入札に関してこの結果に対してさまざまな考え方があるということですけれども、99%を超えるような落札率、それから1回目の落札ですので、こういうことについての、実際に不正があるとかないとか以前にこの数字の結果を踏まえて、どこかに問題はないかと、改善する余地はないかというふうに考えるのが当たり前だと思うんです。以前に一般質問しましたときに、町長はこの点についてはこれから検討していくというようなお答えありましたけれども、以前に質問したときに、宮城県が高い平均落札率を改善するために郵便方式をとったと、その結果、平均落札率が大きく下回っているということも紹介いたしましたけれども、こういうことに取り組んで落札率を下げていくと、本当の意味での経費の削減を図るという取り組みをしていくべきではないでしょうか。こういうことを検討した上での、先ほどのさまざまな考え方があるということなのかどうか伺います。

議長(渡邊俊一君) 町長にですか、それとも財政課で答えればいいですか。 (「町長と財政課長両方に」の声あり)両方ですか、ああ、そうですか。 (「直接の答弁は財政課長ですから、財政課長に伺って、全体の考え方として町長に……」の声あり)財政課長。

財政課長(渡邊成一君) 内容につきましては、当然入札の際に内訳書等を提出していただいてございますので、そういった中身も検討した上での結果というふうに思ってございます。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) ただいまの件でありますけれども、平成19年度の選定委員会、そしてまた入札という、入札もことしの新年度に入ってからでありましたけれども、従前のスタイルで手続を踏んで、結果そういうふうなもの、数値、落札率というとかという数値になったと、そこはそのこととして受けとめる以外にないんだろうと思います。今、議員がおっしゃるような中身もちょっと私も視点としてありますので、この平成20年については、いろいろ入札の執行に当たって検討といいますか、し始めたところでございますので、今後の推移を見守っていただきたいと、こんなふうに思います。以上です。

議長(渡邊俊一君) 16番永野久子君。

16番 (永野久子君) 今の町長のお答えで平成20年度検討し始めたということの中身は、今、申し上げました郵便方式も含めた具体的な方式の検討ということも含まれているんでしょうか。郵便方式はやることを検討されるかどうか伺います。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 一つ一つの選定委員会というふうなこと、そしてまた、入札の執行という流れがあるものですから、当然のことながら、今の方法も含めてありようについては検討していく。本当に適正であるというふうなこととあわせて、いかにいいものを低廉な価格でというようなものは、まさに私どもも皆さんも相通じるところでございますので、その辺については、今まで以上に研究と努力をしてまいると、そのことをお話し申し上げます。

議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。14番伊豆田待子君。

14番 (伊豆田待子君) 安全面についてお聞きいたします。
 この3枚目の資料に目隠しフェンスというご説明がございましたが、これは周り全部この目隠しフェンスで囲むということになっているのでしょうか、確認でお聞きいたします。
 それで、この1ページの図面を見ますと、駐車場がすぐそばに車がとめられるようになっているようです。これ入り口が駐車場の北側に出入りするようになっているんですが、これ先ほどの説明ですと東側の出入りと聞いたような気がするんですが、この図面から見ますと、入り口等1カ所だけなのか、その辺の安全面についてお伺いいたします。

議長(渡邊俊一君) 都市整備課長。

都市整備課長 (鴇 謙一君)  目隠しにつきましては、平面的に、2ページごらんいただきたいと思いますが、図面上一番下が東側になるんですが、ここが校庭側から生徒の動向が見えるような格子のフェンスでございます。2メートルの高さです。ほか3方向、一番附属棟北側、これ図面上右側にございますので、そこは附属棟で十分囲われておりますので、そのあいている部分と上と左側について目隠しフェンス高さ2メートルのものを設置するものでございます。
 それから、駐車場につきましては3台分を確保しておりますが、これはプールのメンテナンスに来た車両等が駐車するように設置したものでございます。以上です。

議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。1番小泉 光君。

1番 (小泉 光君) 先ほど納期がことしの7月30日ということだったですけれども、これって何か非常に違和感を覚えるんです。6月末ぐらいが普通じゃないかと。暖かくなっても子どもたちはプールに入れないと、それでいいのかなという単純な思いがしたので伺います。

議長(渡邊俊一君) 都市整備課長。

都市整備課長 (鴇 謙一君) 夏休みを目がけて子どもたちをプールに入れさせたいという気持ちがあるのではございますが、通常これですと、工期は大体 200日以上本来ですとかかるものでございます。それをあえて平成20年度予算というようなことで逆算しまして、今までの経験からいいまして、どこまで詰められるかというようなことを設定したところ、7月30日までとなったものでございます。工期は工期として、天候等によりまして作業が順調に進めば早く納品させ検査をしまして、目的物を引き渡せるようにしたいと思います。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 先ほど佐藤議員の方からも質問の中で工期、それから工期の中で何か対応的な形があるかというような質問がたしかあったような気がしますので、改めて教育長の方から答弁をお願いします。

教育長 (千葉芳樹君) それでは、今の件につきましてお答えさせていただきます。
 一応先ほど都市整備課長がお話しになりましたように、工期というのは割とかかるんです。それで、これが入札が終わった時点でできるだけ早くというような、そういうようなお願いをしつつやっていきたいと思います。そして、6月いっぱいという感じですけれども、学校と話ししながら、それまで我慢して7月に入ったらとにかく集中的にやりましょうということで、了解を得ながら工事を進めるということにしておきましたので、その辺はご理解いただきたいと思います。

議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第3号平成20年度富谷町立富谷中学校プール改築工事請負契約の締結についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第3号平成20年度富谷町立富谷中学校プール改築工事請負契約の締結については原案のとおり可決されました。

日程第6 議案第4号 和解及び損害賠償額の決定について

議長(渡邊俊一君) 日程第6、議案第4号和解及び損害賠償額の決定についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。都市整備課長。

都市整備課長 (鴇 謙一君) それでは、議案書14ページをお開き願います。
 議案第4号和解及び損害賠償額の決定について
 富谷町富谷字狸屋敷地内町道富谷12-1号線における自動車の損傷事故について、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、下記のとおり和解及び損害賠償額が決定できるものとするものでございます。
 1. 損害賠償額 15万 2,555円でございます。
 2. 和解の相手方は、宮城県黒川郡富谷町成田四丁目17番地6ガーデンシティコートA102 浅野義光氏でございます。
 3. 和解の内容 町は相手方に損害賠償額一金15万 2,555円を支払うこととし、相手方は その余の請求を放棄するとするものでございます。
 事故の概要についてご説明申し上げます。
 この事故につきましては、本年1月30日水曜日、午前7時20分ごろ、相手方の浅野氏、39歳になる方なんですが、これが通勤途中に富谷小学校北側の町道富谷12-1号線を自家用車にて走行中、道路の側溝ぶたがタイヤの輪荷重によりまして浮き上がり、車両のサスペンション部分を損傷したものでございます。
 本人から連絡を受けまして、現場の状況を至急調査しましたところ、道路側溝のグレーチングぶた、これは鋼製の網の目のふたなんですが、この部分に積雪がありまして、それが凍結して膨張し、その鋼製ぶたの隣のコンクリートぶたが少し浮いた状態になっていたことが事故の原因であると判断いたしました。
 事後の対応策としまして、早速ふたが固定するように応急処置をとりまして、翌日この箇所の側溝の部分をすべてなくしまして、舗装合材にて埋め、排水口蓋をとる処置をしました。また、小学校北側の交差点まで側溝上に外側線を設置しまして、車両の安全走行を確保したところでございます。
 4月14日月曜日、相手方浅野氏との示談が成立しましたので、ここで和解と損害賠償額の決定の議決をお願いするものでございます。
 なお、賠償金につきましては、町が加入しております全国町村会総合賠償保障保険で手当てするものでございます。なお、参考までに相手方の車種はスバルのブライトンという車種でございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第4号和解及び損害賠償額の決定についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第4号和解及び損害賠償額の決定については原案のとおり可決されました。
 この際、11時20分まで休憩をいたします。
午前11時05分 休憩


午前11時20分 再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

日程第7 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(平成19年度富谷町一般会計補正予算(第8号))

議長(渡邊俊一君) 日程第7、承認第1号専決処分の承認を求めることについて(平成19年度富谷町一般会計補正予算(第8号))を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。

財政課長(渡邊成一君) それでは、議案書15ページ、承認第1号専決処分の承認を求めることについてをご説明申し上げます。
 議会を招集する時間的余裕がなかったため、平成20年3月31日に平成19年度富谷町各種会計補正予算を専決処分いたしましたので、承認をお願いするものでございます。
 それでは、別冊各種会計補正予算及び補正予算に関する説明書 (平成20年3月専決) により説明いたしますので、そちらの3ページをお願いいたします。
 平成19年富谷町一般会計補正予算 (第8号) について、まず第1条でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出の総額にそれぞれ2億 5,996万 9,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を86億 329万 5,000円とするものでございます。
 第1条第2項でございますが、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものといたし、4ページから8ページにお示しをしてございます。
 補正の概要を申し上げますと、一つ目といたしまして、まず各財源におきます収納の見込みや決定による歳入予算の調整でございまして、歳入におきましては、地方消費税交付金の 8,546万 5,000円、地方交付税では、特別交付税の決定によりまして、新たに 8,746万円を追加するものでございまして、そのほか、自動車重量税、地方道路譲与税、利子割交付金、配当割交付金等々について決定等をもちまして予算を増額したものでございます。
 二つ目といたしまして、国、県等の補助金、支出金、負担金等の決定を受けての歳入歳出予算の調整でございまして、民生費、教育費等に係る補助金等の決定、それから黒川地域行政事務組合等の負担金決定によるもの等でございます。
 三つ目といたしましては、事業の執行状況、支出の見込み、決定等によりまして、委託料等の増減、それから繰出金等の調整を行ったものでございます。
 最後に四つ目でございますが、歳入歳出額の調整によりまして、平成21年度以降の施設整備に向けました目的基金であるユーマイタウン施設整備基金に3億 3,500万 9,000円を積み立てするといった内容になってございます。
 まず、詳細につきまして、歳入の方からご説明を申し上げますので、12ページをお願いいたします。
 12ページ、2款1項自動車重量譲与税につきましては 2,748万 9,000円を増額いたしまして1億 2,748万 9,000円に、2款2項地方道路譲与税でございますが 1,404万 4,000円を増額いたしまして 4,404万 4,000円とするものでございまして、いずれも3月31日付の交付決定によるものでございます。
 3款1項利子割交付金、これは 962万円を増額いたしまして 1,962万円に、4款1項配当割交付金につきましては 959万 8,000円を増額 1,259万 8,000円に、5款1項株式等譲渡所得割交付金は 583万 1,000円を増額 683万 1,000円とするものでございまして、それぞれこちらは3月21日の交付決定によるものでございます。
 6款1項地方消費税交付金につきましては、2月15日の交付決定により 8,546万 5,000円を増額、3億 546万 5,000円とするものでございます。
 14ページをお願いいたします。
 7款1項ゴルフ場利用税交付金につきましては 1,106万 3,000円を増額いたしまして4,106万 3,000円に、8款1項自動車取得税交付金は 1,166万 5,000円を増額 8,166万 5,000円とするもので、いずれも3月21日の交付決定でございます。
それから、10款1項地方交付税でございますが、3月19日付特別交付税の交付決定によりまして 8,746万円を増額いたしまして、12億 7,483万 6,000円とするものでございまして、特別交付税につきましては、当初 5,000万円の予算措置でございましたが、交付決定の額が1億 3,746万円となったことによりまして、その差額を今回の専決の予算に計上したものでございます。
 11款1項交通安全対策特別交付金は62万 3,000円を増額いたしまして 678万 7,000円とするもので、3月26日の交付決定でございます。
 13款1項使用料でございますが、こちらは63万 2,000円を減額いたしまして 5,040万 5,000円とするもので、町民バスの使用料を減額するものでございます。
 13款2項手数料につきましては23万 7,000円を減額いたしまして 2,518万 6,000円とするもので、1目総務手数料で、町民課戸籍等手数料、税務課証明手数料、2目衛生手数料、清掃手数料については実績によりそれぞれ減額するものでございます。
 14款1項でございますが、国庫負担金 126万 1,000円を減額いたしまして、2億 9,351万円とするもので、1目民生費国庫負担金1節社会福祉負担金は、障害者自立支援給付費負担金、2目衛生費国庫負担金につきましては、老人保健費の確定によるものであります。
 14款2項国庫補助金につきましては 519万 5,000円を増額いたしまして、1億 4,531万円とするもので、1目民生費国庫補助金につきましては、3節の後期高齢者医療制度創設システム構築補助金と5節高齢者医療制度円滑導入事業費補助金の交付決定により、合わせて 588万 4,000円を増額し、4目教育費国庫補助金につきましては、特殊教育就学奨励費補助金の決定、安全・安心な学校づくり交付金事業の完了、幼稚園教育課題実践的調査研究事業補助金の実績により68万 9,000円を減額するものでございます。
 15ページをお願いいたします。
 15ページでございますが、14款3項委託金19万 4,000円を増額いたしまして 879万 3,000円とするもので、1目総務費委託金は外国人登録事務委託金の決定により 5,000円、2目民生費委託金は、1節国民年金事務費の交付金の確定により、2節特別児童扶養手当事務取扱交付金の決定により18万 9,000円を増額するものでございます。
 15款1項県負担金につきましては、16ページをお願いいたしまして 221万 3,000円を減額いたしまして、2億 2,917万 9,000円とするものでございまして、15ページへ戻りまして、1目民生費の県負担金では5万円の増額で、1節社会福祉負担金は、障害者自立支援給付費負担金の実績、それから2節被用者児童手当負担金から5節非被用者小学校終了前特例給付負担金は額の決定によるもので、6節児童福祉費負担金につきましては、認可保育所に係る運営費負担金の交付決定によるものでございます。
 2目衛生費負担金につきましては 226万 3,000円の減額で、老人保健費の額の確定によるものでございます。
 15款2項県補助金は17ページをお願いいたします。
 こちらは 446万 2,000円を減額いたしまして 7,044万 6,000円とするものでございまして、16ページへ戻っていただきまして、1目総務費県補助金は、市町村総合振興補助金の確定により83万 3,000円の増額、2目民生費補助金は67万 8,000円の増額でございまして、1節心身障害者医療費補助金は交付決定、2節児童福祉費補助金は放課後児童健全育成事業費補助金の事業実績によりまして、3節乳幼児医療費補助金、4節母子・父子家庭医療費補助金は交付決定により、6節乳幼児医療費支払事務委託金、12節通所サービス利用促進事業費補助金は実績による減額でございます。
 それから13節灯油購入助成事業費補助金、それから14節自立支援特別対策補助金、15節援護事務交付金は額の決定によるものでございます。
 3目衛生費県補助金は、合併処理浄化槽の補助金の設置実績によるものでございます。
 17ページへまいりまして、8目教育費県補助金でございますが、学校評価システム構築事業費補助金の事業実績により減額するものでございます。
 15款3項委託金につきましては、2万 3,000円を増額いたしまして1億 2,399万円とするもので、1節総務管理費委託金は、県広報配布事務委託金、5節在外選挙人名簿登録事務委託金の交付決定によるものでございます。
 16款1項財産運用収入は50万 3,000円を増額いたしまして 748万 5,000円とするもので、2目利子及び配当金、3目土地開発基金運用収入の基金利子でございます。
 18ページへまいりまして、18款2項基金繰入金は 1,000円を増額し 568万円とするもので、ふるさと富谷創造基金からの繰入金でございます。
 歳入については以上でございます。
 次に、歳出についてご説明を申し上げます。
 19ページでございます。
 19ページ、2款1項総務管理費は3億 3,005万 7,000円を増額いたしまして17億 3,906万 2,000円とするものでございまして、1目一般管理費及び2目文書広報費は財源更正で県広報配布交付金の決定によりそれぞれ増額となるため、一般財源もそれぞれに減額をするものでございます。
 6目企画費は負担金、補助及び交付金で、黒川地域行政事務組合組合管理費の決定によりまして 539万 9,000円を減額いたします。
 11目出張所費は、国民年金事務費で見ていました財源を一般財源とするものでございます。
 13目財政調整基金費42万 8,000円、14目減債基金費 1,000円、15目町庁舎整備基金費 1,000円、17目ふるさと富谷創造基金費1万 1,000円は、利子分を基金へ積み立てするものでございます。
 また、18節土地開発基金費は、土地開発基金へ 6,000円を繰り出しするものでございます。
 16目ユーマイタウン施設整備基金につきましては、施設整備に向け3億 3,500万 9,000円を積み立てするものでございまして、これによりまして、平成19年度中に積み立てましたユーマイタウン施設整備基金への合計額は7億 6,905万 3,000円となってございます。
 次に、2款2項徴税費につきましては、税務課関係証明手数料の減によりまして同額を一般財源に更正するものでございます。
 20ページに入りまして、2款3項戸籍住民基本台帳費は、外国人登録事務委託金の増と、証明手数料の減により一般財源に更正するものでございます。
 2款4項選挙費でございますが、国県支出金であります在外選挙人名簿登録事務委託金の交付決定により増額となった 5,000円について一般財源を減額する更正でございます。
 3款1項社会福祉費につきましては、1億 1,006万 5,000円を減額いたしまして7億 9,955万 8,000円とするもので、1目社会福祉総務費は、灯油購入助成事業実績により 425万 4,000円を減額、3目国民年金事務費につきましては、国民年金事務委託費の決定により国県支出金を増額、一般財源で増額を減額する財源の更正でございます。
 4目障害者福祉費につきましては、黒川地域行政事務組合負担金、障害者自立支援審査会の確定により4万 9,000円を減額するものでございます。
 5目医療助成費につきましては 676万 2,000円を減額するもので、13節委託料は、電算処理委託料の事業勘定により48万円の減額、20節扶助費は、乳幼児医療費助成と心身障害者医療費助成額の決定により 980万円の減額、28節繰出金につきましては 351万 8,000円の減額で、老人保健特別会計におきましては、歳入であります支払基金からの交付金や国庫負担金の減によりまして、繰出金 1,401万 2,000円を増額、国民健康保険特別会計につきましては、歳入において国県の支出金、療養給付費等交付金、共同事業交付金が増となったこと等により一般財源からの繰入金 1,049万 4,000円を減額するものでございます。
 21ページをお願いいたします。
 3款2項児童福祉費は 148万 5,000円を減額いたしまして、8億 7,552万 2,000円とするもので、1目児童福祉総務費は、認可保育に係る県の相互補助金の実績によりまして、国県支出金分を増額いたしまして一般財源を減額とするものでございます。
 2目児童措置費につきましては、児童手当支給業務精算による確定により 148万 5,000円を減額するものでございます。
 次に、3款3項老人福祉費でございますが 1,304万 2,000円を減額いたしまして、2億 8,644万 1,000円とするもので、1目老人福祉費2万 9,000円の増額は、介護保険特別会計への繰出金でございます。
 それから、4目長寿社会福祉基金費は利子分 1,000円を基金へ積み立てするものでございます。
 5目後期高齢者医療制度創設準備費は、システム構築業務委託費の確定により 1,307万 2,000円を減額するものでございます。
 4款1項保健衛生費につきましては、22ページ、 421万 8,000円を減額いたしまして3億 3,497万 2,000円とするもので、1目保健衛生総務費は、黒川地域行政事務組合病院分の負担金確定により、2目予防費につきましては、健診等の事業を行う老人保健事業費の確定によりまして、財源の更正を行うものでございます。
 3目環境衛生費は負担金、補助及び交付金において黒川地域行政事務組合火葬場、し尿処理分の確定、それから合併処理浄化槽補助金の確定により、合わせて 333万 4,000円を減額するものでございます。
 4款2項清掃費はごみ処理費で、ペット処理死体処理手数料の減により財源の更正でございます。
 6款1項農業費は、ふるさと富谷創造基金からの繰り入れに伴う財源の更正でございます。
 8款2項道路橋梁費は 2,000万円を減額いたしまして3億 7,298万 4,000円とするもので、各業務の委託料の実績により減額をするものでございます。
 23ページお願いいたします。
 9款1項消防費につきましては 869万 2,000円を減額いたしまして4億 6,378万 3,000円とするもので、黒川地域行政事務組合消防分の負担金確定によるものでございます。
 10款1項教育総務費につきましては 585万 5,000円を減額いたしまして1億 2,494万円とするもので、7節賃金、8節報償費、9節旅費につきましては、学校評価システム事業費の精算により、28節繰出金につきましては、伊藤一・イヨ基金の利子分へ繰り出しでございます。
 10款2項でございますが、小学校費は 100万円を減額、2億 1,273万 4,000円とするもので、1目小学校教育振興費は、小学校特殊教育就学奨励費の国庫補助額確定による財源の更正でございます。
 2目小学校管理費は、修繕料の執行残 100万円を減額するものでございます。
 10款3項中学校費は、24ページにまいりまして、 100万円を減額、2億 4,531万円とするもので、1目中学校教育振興費は、中学校特殊教育就学奨励費国庫補助金確定による財源の更正でございます。
 2目中学校管理費は修繕料の執行残を減額でございます。
 3目中学校建設費につきましては、富谷中学校校舎地震補強工事の実績確定により財源の更正を行うものでございます。
 10款4項幼稚園費につきましては 373万 1,000円を減額いたしまして1億 1,472万 4,000円とするもので、1目幼稚園管理費8節報償費、9節旅費、14節使用料及び賃借料、こちらは幼稚園実践的調査研究事業費の確定によるものでございます。
 19節負担金、補助及び交付金につきましては、幼稚園就園奨励費補助金の確定によるものでございます。
 10款5項社会教育費につきましては、放課後児童健全育成事業費の確定による財源の更正でございます。
 歳出については以上でございます。専決処分による一般会計補正予算 (第8号) についてご説明を申し上げました。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。16番永野久子君。

16番 (永野久子君) まず、伺いたいのは、今回平成19年度の一般会計の補正を、今、既に年度末を過ぎた今の段階で、5月の末の出納閉鎖の前、これを目前にしての専決処分ということになるわけですけれども、この専決処分をした根拠を伺いたいと思うんですが、予算というのは議決すべきもので、議決をしないうちは執行できないと。それを議決を待たずに専決処分をやりたいときには、幾つかの条件があって、地方自治法で定める定めに該当しなければ専決処分はできないわけです。その根拠となる法律の条項、何を適用したのかをまず1点目伺います。
 それから、恐らく地方自治法第 179条の規定に基づくというご答弁になるのかなと思うんですが、その中の三つ目につきましては、「市町村長が議会の議決すべき事件について、特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めるとき」という条項がありますけれども、これはかつて「議会を招集するいとまがないとき」という文言でした。これが平成18年に改定されたわけですけれども、改定されて「時間的余裕がないことが明らかである」というふうな文言になったわけですけれども、こういう自治法の改定について、町はどのように受けとめて今回の専決処分を行ったのかお伺いいたします。
 さらに、議会を開いて、今回の補正予算を議決しようと思えば、いとまは時間的余裕はあったのではないかというふうに思うんです。先ほどのご説明では、国や県の補助金など、相手があることについてですが、この交付の決定は一番遅くても3月31日でした。ですから、議会を開くには3日あれば議会を招集、告示して中2日置いて議会を開会するということができるわけで、さらに、本当に急施を要するというときには、告示をして翌日の開催ということも可能なわけなんです、法的には。ですから、本当に時間的余裕がなかったと言えるのか、4月の第1週から、もしそれができないとしても第2週に臨時会を開いてこの補正予算を議決するということが可能だったのではないかと思いますが、どうでしょうか。
 それから、補正予算の中身に対してですけれども、ユーマイタウン施設整備基金について、今回3億 3,500万円ほどを積み立てました。それによって、ユーマイタウン施設整備基金の残高7億 6,905万円ということですけれども、確か前回の議会のときにも補正予算でユーマイタウン整備基金に積み立てまして、このときに給食センターの建設に使いたいという、平成21年度以降の建設に使いたいというご答弁があったと思います。それでは、給食センター建設にはおよそどのくらいが必要だと、7億 6,905万円、今回足したことによってなるわけですけれども、一体どの程度必要だというふうに見込んでいるのかを伺いたいと思います。
 そして、この目的基金、ユーマイタウン整備基金に積みましたけれども、こういうもう最後の最後という段階に至っての財源の余裕が生じた場合には、財政調整基金に積み立てるのが本筋ではないかと思うんです。ユーマイタウン施設整備基金は目的基金ですけれども、一般財政調整基金に積み立てれば、次年度のさまざまな政策的な課題にこたえていく財源として使える、柔軟な活用ができるわけで、むしろ目的基金に積むのではなく、財政調整基金に積むべきではなかったかというふうに思いますが、この点はどうお考えでしょうか。

議長(渡邊俊一君) 財政課長。

財政課長(渡邊成一君) 専決の理由等でございますけれども、こういった先ほど説明の中でも申し上げましたとおり、予算の補助金なりさまざまな、いわゆる歳入の財源の決定をもって調整をするというようなことで、専決で臨んだものでございまして、あといとまがあるのではないかという、そういったお話でございますが、その時期にこの量の、いわゆる専決予算を調整するというのは一長一短にはできないというふうに考えてございます。
 それから、あとユーマイタウン施設整備基金の残額、私先ほど申し上げましたのは、平成19年度における積立額でございまして、それが7億 6,905万 3,000円ということでございまして、総計では11億 7,931万 8,000円となってございます。その内訳を申し上げますと、純然たる施設整備部分として持っておるのが10億円余りでございまして、残りが、いわゆるごみ処理の関係でございます。それから防犯とあと成田のせせらぎ関係の50万円分残りでございます。
 給食センターの予算、建設の事業費というような話かと思いますが、まだ正式な見積もり等やったわけではございませんが、私ども理解している中では、やはり10億円から15億円内の範囲の中で想定がされるのかなというふうに理解しております。
 あと余裕があれば財政調整基金ではないのでしょうかというお話でございますが、確かに財政調整基金であれば幅がとって予算の措置ができるというような考え方があるということでございます。ただし、不足分を手当てするということは財政収支上は赤字というような考え方でございます。逆に施設整備基金のように目的基金ということであれば、引き当てという考え方でもっていきまして、財政収支上は有利というふうな考え方もできるのかなと思っております。財政調整基金はあくまでも財政の調整というようなことの考え方が一つはあると思いますし、あと議員おっしゃるような考え方も当然ございます。ということです。

議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。16番永野久子君。

16番 (永野久子君) 根拠について地方自治法第 179条に基づくということでいいのかどうか、お答えがなかったので再度確認いたします。お答えください。
 それで、この「いとまがない」という文言から「時間的余裕がないということが明らかであるとき」というふうに文言が変わったのには事情があって、この富谷町のように時間的余裕がないということと、いとまがないということを同じように扱って、これまでこういうやり方が繰り返されてきたことに、そういう、富谷町だけではなかったと思いますけれども、こういう専決処分のやり方についての疑義があったので、だから、自治法の改正が行われたわけですよね。これが議員必携にも書いてありますし、ほかの本にも書いてあるんですけれども、自治法の改正というのは、地方自治体の首長が専決処分をみだりに行わないように、この本当に第 179条の三つ目の項目によってやりたいのであれば、これは本当に急施を要するという客観的根拠が示されなければならないわけです。
 先ほどさまざまな歳入歳出の決定を受けてからのこの時期に予算調整していくことは一長一短ではできないんだとおっしゃっておりましたけれども、そんなことはないですよ。やろうと思えばほんの数日を要すれば大体交付決定されるもの以外、交付額がはっきりするもの以外は町で使い残したり、あるいは足りなかったりしたものについてはほぼ決定しているわけですから、何も本当に数日を要して、さらに3日があれば議会が開けるわけですので、それは理由にはならないと思うんです。そうでなければ、わざわざ地方自治法を改正してまで地方自治体がこういう時期に、特に予算の専決処分をしていくということについて歯どめをかけるということは必要なかったわけなんです。この自治法の改正をきちんと町が受けとめて、今後の運営についても改善をしていくというふうにしなければ、やはり自治法の精神を踏みにじると言われてもやむを得ないと、仕方がないことだというふうに思います。
 4月の第1週から第2週に臨時会を開いて、予算を議決するということは本当に不可能なのかどうか、改めて伺います。ですから、第 179条を根拠にしているのかということと、それから本当に1週、2週で不可能なのかどうか、臨時会の開催をして議決をするということが不可能なのかどうかということについて明確なお答えを伺いたいと思います。

議長(渡邊俊一君) 全部財政課長答弁できますか。あとは総務課長。
 まず、初めに財政課長。

財政課長(渡邊成一君) 根拠は議員おっしゃるとおり第 179条でございます。じゃあ、時間的に3日もあればできるのではないかというようなご発言でございますが、正直3日でできるものではございません。やはりいろいろな組み立て方をしまして、一つが決まればすべて皆やれるんでしょうということでもないですし、やっぱりいろいろな財源ございます。それから、持っている一般財源の調整もございます。そういうのを一つやっぱりくくってやらなければならないという事情を考えますと、3日というのは、不可能という言葉はちょっと私もいいかどうかはわからないんですけれども、そこまではいかないのかなというふうに思っております。

議長(渡邊俊一君) ほかに、8番菅原 傳君。

8番 (菅原 傳君) 1点だけ伺いますけれども、ページ数で21ページ、民生費の老人福祉のところの5目後期高齢者医療制度創設準備費で約 1,300万円ほど減額になっているんですが、委託料ということになっておりまして、制度の創設システム構築ということで、非常に大事な内容でないかと思うんですけれども、それにしても 1,300万円というのは大分大きな額なので、これどういうわけでこういうふうになったのか、経過をお伺いしたいと思います。

議長(渡邊俊一君) 長寿福祉課長。

長寿福祉課長 (千葉美智子君) この 3,601万 1,000円の予算で 1,307万 2,000円の減額というところでございますが、当初この計上でございました。その前の見積もりは 5,500万円というような大きなことがありましたということが、前、町長からもお話があった経過があろうかと思いますが、この間、制度もいろいろ動いていまして、制度内容も確定したことによりまして、システム開発費の圧縮などによりましてこの額となったものでございます。

議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 これより討論を行います。まず、原案に反対者の発言を許します。16番永野久子君。

16番 (永野久子君) 私は、承認第1号平成19年度富谷町一般会計補正予算の専決処分に反対をいたします。
 理由の第1は、本案件が予算は議決すべきものとする地方自治法の大原則、規定に反すると考えるからです。地方自治法第96条1項2号の規定によって、議会の決定がなければ町長は予算を執行することができないことになっています。今回のように、町長が議会の議決を経ずに予算を専決処分し執行するということは、明らかに自治法違反であり、議会軽視だと言わざるを得ません。当局は、自治法第 179条を根拠にして、町の専決処分ができるという立場ですが、これは該当する事案が緊急を要し、議会を招集してその議決を経ている間にその時期を失するというような場合を規定したものであって、専決処分は緊急性を要する場合に限定して運用する必要があります。
 平成18年に法改正が行われ、これまでの「議会を招集する暇がないとき」という規定から、「議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めたとき」と改定されたのも、これまでのように町が、首長がいとまがないと判断し行ってきた専決処分の解釈に疑義が生じるおそれが生じたためであることを真摯に受けとめるべきではないでしょうか。
 今回の当局の対応は、この自治法改正の意味を全く理解していないと言わざるを得ません。議会は告示から開会まで3日間あれば開催できますし、本当に議会を招集する時間的余裕がないほど急を要する場合には、前日告示して議会を開くこともできるわけで、実際上時間的余裕がないという事例はめったに起こり得ないことだということを肝に銘じていただきたいと考えます。
 この点については、私どもはこの議会の中でこの数年来、一貫して予算は議決すべきものであるという原則に立って対応してまいりましたが、改めて一部の例外を除いてこうした立場に、原則に立ち返ることを求めたいと思います。
 理由の第2として、補正予算の中で、ユーマイタウン施設整備基金に3億 3,500万円余を積み立てているという点です。これは、先ほどの説明によりますと、今回の積み立てを含めてユーマイタウン施設整備基金の残高は11億 7,931万円になるということです。会計年度が終わり出納閉鎖の時期を目前にした補正予算は、言ってみれば最後の収支の調整とも言うべき段階であり、財源の余裕が生じた場合には、次年度の自由な政策的活用を可能にするために、財政調整基金に積み立てた方がより住民本位の運営と言えないでしょうか。というのも、目的基金というのはかなり政策的な立場を明確にするものであって、むしろ財調の方が適切であると考えます。あえて目的基金に積み立てる、しかも、専決処分でというやり方には賛同できないということを表明し反対討論といたします。

議長(渡邊俊一君) 次に、原案に賛成の発言を許します。ありませんか。(「なし」の声あり)ほかに討論はありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認め、これで討論を終わります。
 これより承認第1号専決処分の承認を求めることについて (平成19年度富谷町一般会計補正予算 (第8号))を採決いたします。
 承認第1号専決処分の承認を求めることについて (平成19年度富谷町一般会計補正予算 (第8号) ) を原案のとおり決することに賛成の諸君は起立を願います。
賛成者起立

議長(渡邊俊一君) 起立多数です。したがって、承認第1号専決処分の承認を求めることについて (平成19年度富谷町一般会計補正予算 (第8号) ) は原案のとおり承認されました。
 ここで暫時休憩をいたします。
午後0時03分休憩
午後0時03分再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 この際、12時10分まで休憩をいたします。
午後0時04分休憩
午後0時10分再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。



日程第8 承認第2号 専決処分の承認を求めることについて(平成19年度富谷町老人保健特別会計補正予算 (第4号) )

議長(渡邊俊一君) 日程第8、承認第2号専決処分の承認を求めることについて(平成19年度富谷町老人保健特別会計補正予算 (第4号) )を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉美智子君) それでは、議案書の16ページをお願いいたします。
 承認第2号でございます。
 専決処分の承認を求めることについて (平成19年度富谷町老人保健特別会計補正予算 (第4号))を議会を招集する時間的余裕がなかったため、別冊のとおり専決処分をいたしましたので、ご承認をお願いするものでございます。
 それでは、予算に関する説明書の27ページをお願いをいたします。
 平成19年度富谷町老人保健特別会計補正予算 (第4号) 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ 430万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ17億 3,790万 2,000円とするものでございます。
 2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 それでは、32ページをお願いをいたします。
 まず歳入でございます。
 1款1項支払基金交付金は 677万 5,000円を減額いたし、8億 8,142万 4,000円とするもので、医療費交付金並びに事務費交付金の決定によるものでございます。
 2款1項1目医療費国庫負担金は 1,031万 3,000円を減額し、5億 4,354万円とするもので、医療費の国庫負担分の交付額決定によるものでございます。
 2款2項1目臨時財政調整交付金は11万 4,000円を減額し、53万 8,000円とするもので、老人医療適正化事業に係る国庫補助額の決定によるものでございます。
 3款1項1目医療費県負担金については 111万円減額し、1億 3,447万 6,000円といたすもので、医療費の県負担分の交付決定によるものでございます。
 4款1項1目一般会計繰入金は 1,401万 2,000円を増額し、1億 3,915万 3,000円とするもので、交付金、補助金等の減額に伴います財源調整でございます。
 次のページをお願いをいたします。
 歳出でございます。
 1款1項1目一般管理費は、医療費適正化補助金の減額に伴う財源更正でございます。
 2款1項医療諸費は 430万円を減額し、16億 9,050万 6,000円とするものでございます。
 1目医療給付費、2目医療費支給費については、医療費並びに補装具などの支給状況によりまして減額をいたしたものでございます。
 4目審査支払手数料については、事務費交付金の減額により財源調整のための計上でございます。
以上でございます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 討論はないですよね。
 これから承認第2号専決処分の承認を求めることについて (平成19年度富谷町老人保健特別会計補正予算 (第4号) ) を採決いたします。
 承認第2号専決処分の承認を求めることについて (平成19年度富谷町老人保健特別会計補正予算 (第4号) ) を原案のとおり決することに賛成の諸君は起立を願います。
賛成者起立

議長(渡邊俊一君) 起立多数です。したがって、承認第2号専決処分の承認を求めることについて (平成19年度富谷町老人保健特別会計補正予算 (第4号) ) は原案のとおり承認されました。

日程第9 承認第3号 専決処分の承認を求めることについて(平成19年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算 (第5号) )

議長(渡邊俊一君) 日程第9、承認第3号専決処分の承認を求めることについて(平成19年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算 (第5号) )を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。健康増進課長。

健康増進課長(小松 巌君) それでは、議案書17ページをお開きいただきたいと思います。
 承認第3号専決処分の承認を求めることにつきまして、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第 179条第1項の規定により、別冊のとおり専決処分いたしましたので、報告し承認を求めるものでございます。
 それでは、別冊35ページをお開きいただきたいと思います。
 平成19年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算 (第5号)第1条第1項 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ 604万 4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ29億 8,238万 3,000円とする。
 第1条第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出補正予算」によるものでございます。
 それでは、詳細についてご説明させていただきますので、42ページをお開きいただきたいと思います。
 初めに、歳入からご説明させていただきます。
 1款1項国民健康保険税につきましては 448万 3,000円を増額いたしまして、9億 9,833万 5,000円とするものでございます。
 1目一般被保険者国民健康保険税並びに2目退職被保険者等国民健康保険税それぞれの収納状況による計上でございます。
 2款1項1目督促手数料は、42万 4,000円を増額いたしまして、62万 4,000円とするものでございまして、これも収納状況による計上でございます。
 3款1項国庫負担金は 628万 4,000円を減額いたしまして、5億 4,514万 1,000円とするもので、1目療養費等負担金及び2目高額医療費共同事業負担金の交付決定によるものでございます。
43ページになります。
 3款2項国庫補助金につきましては 4,243万 8,000円を増額いたしまして、1億 2,668万 9,000円とするもので、1目財政調整交付金及び2目高齢者医療制度円滑導入事業費補助金の交付決定によるものでございます。
 4款1項1目療養給付費等交付金は 8,420万 1,000円を増額いたしまして、6億 5,049万 1,000円とするもので、退職者の医療給付に係るもので交付決定によるものでございます。
 5款1項1目高額医療費共同事業負担金は、高額医療費共同拠出金の県負担金分でございまして 117万 4,000円を減額いたしまして 968万 5,000円とするもので、これも交付決定によるものでございます。
 5款2項県補助金は 1,860万 7,000円を増額いたしまして、1億 1,503万 4,000円とするもので、これは2目の都道府県調整交付金等の交付の決定によるものでございます。
 6款1項1目共同事業交付金は 1,788万円を増額いたしまして、2億 5,458万 2,000円とするもので、医療費の増に伴う交付決定によるものでございます。
 7款1項1目利子及び配当金は、2万 2,000円を増額いたしまして22万 5,000円とするもので、財政調整基金等の利子分でございます。
 次のページ、45ページをお開きいただきたいと思います。
 8款2項1目財政調整基金繰入金は、1億 5,923万 3,000円を減額いたしまして 6,370万 1,000円とするものでございます。これは財源の調整でございます。
 次に、10款1項延滞金加算金及び過料は 119万 2,000円を増額いたしまして 141万 5,000円とするもので、1目一般被保険者延滞金、2目退職被保険者等延滞金の実績による計上でございます。
 10款2項1目預金利子は、国民健康保険特別会計の利子分でございまして、3万 7,000円を増額いたしまして3万 8,000円とするものでございます。
 10款3項雑入は 185万 7,000円を増額いたしまして 186万 9,000円とするもので、一般被保険者や退職被保険者の交通事故等による第三者納付金等による返納金が主なものでございます。
 次に、歳出に入りますので、47ページをお開きいただきたいと思います。
 1款1項総務費は 606万 6,000円を減額いたしまして 4,444万 1,000円とするもので、これは1目の一般管理費で職員の人件費及び備品購入等の額が決定いたしましたので、減額するものでございます。
 1款2項徴税費、それから2款1項療養諸費、同じく2款2項高額療養費、同じく2款5項出産育児諸費、3款1項老人保健拠出金、4款1項介護納付金、5款1項共同事業拠出金、6款1項保健施設費につきましては、先ほど歳入の方でそれぞれ額が決定しておりますので、財源の内訳の更正でございます。
 49ページをお開きいただきたいと思います。
 7款1項1目財政調整基金積立金は、2万 2,000円を増額いたしまして、22万 6,000円といたすもので、これについては基金の利子分を積み立てするものでございます。
 以上ご説明を終わらせていただきます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。15番佐藤聖子君。

15番 (佐藤聖子君) 収納率について伺います。現年分、過年分、そして合わせてどうなったか。去年の比較でいいのですが、どうなっているか伺います。

議長(渡邊俊一君) 税務課長。

税務課長 (眞山巳千子君) 収納率現年分なんですけれども、当初予算87%を見込みました。この予算につきましては85%で見込んでおりまして、5月まで、出納閉鎖になるまで頑張っていきたいと思っております。
 過年度分なんですが、滞納繰越分なんですか、医療一般被保険者の方につきましては、当初8%で見込んでおりましたけれども、現在の状況で 14.58%というふうになっております。
 それから、退職被保険者ですけれども、退職被保険者につきましては、退職被保険者調定額はふえておりまして、収納率につきましてもほぼ同じ97%で見ておりましたけれども、この予算につきましては96.9%で見ております。
 介護納付金分につきまして、当初97%で見ておりましたが、この予算につきましては96%で見ております。国保税の税の全体なんですけれども、現年課税分と滞納繰越分の両方に納付があった場合は、滞納繰越分の方を優先して入れておりますので、保険税全体というふうにしてとらえていただきたいというふうに考えております。

議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 これから承認第3号専決処分の承認を求めることについて (平成19年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算 (第5号) ) を採決いたします。
 承認第3号専決処分の承認を求めることについて (平成19年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算 (第5号) ) を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を願います。
賛成者起立

議長(渡邊俊一君) 起立多数です。したがって、承認第3号専決処分の承認を求めることについて (平成19年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算 (第5号) ) は原案のとおり承認されました。

日程第10 承認第4号 専決処分の承認を求めることについて(平成19年度富谷町介護保険特別会計補正予算 (第4号) )

議長(渡邊俊一君) 日程第10、承認第4号専決処分の承認を求めることについて(平成19年度富谷町介護保険特別会計補正予算 (第4号) )を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。長寿福祉課長。

長寿福祉課長(千葉美智子君) それでは、議案書の18ページをお願いをいたします。
 専決処分の承認第4号、専決処分の承認を求めることにつきまして、平成19年度富谷町介護保険特別会計補正予算 (第4号) を議会を招集する時間的余裕がないため、地方自治法第 179条第1項の規定によりまして、別冊のとおり専決処分をいたしましたので、ご承認をお願いいたすものでございます。
 それでは、説明書の53ページをお願いをいたします。
 平成19年度富谷町介護保険特別会計補正予算 (第4号)
 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ 954万 3,000円を追加いたし、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億 514万 4,000円とするものでございます。
 2項 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 次に、60ページをお願いをいたします。
 まず、歳入でございます。
 1款1項1目第1号被保険者保険料は 1,158万 8,000円を増額いたし、2億 6,756万 9,000円とするものでございます。
 2款1項2目督促手数料は3万 1,000円を増額し、3万 7,000円とするものでございます。
3款国庫支出金1項1目介護給付費負担金は38万 6,000円を増額し、1億 9,668万 2,000円とするもので、交付額の決定によるものでございます。
 3款2項国庫補助金は 904万 5,000円を減額し 2,133万 5,000円とするものでございます。
 1目は調整交付金の交付決定による減額でございます。なお交付率は1.14%でございます。
 2目地域支援事業費交付金は48万 8,000円の増額で、交付額決定によるものでございます。
 次のページをお願いをいたします。
 4款1項支払基金交付金は 158万 7,000円を増額し、3億 4,981万 5,000円とするもので、1目、2目とも交付額決定による増額でございます。
 5款県支出金1項1目介護給付費負担金は 471万 4,000円を増額し、1億 6,499万 8,000円とするもので、介護給付の県負担分で交付額決定による増額でございます。
 5款2項県補助金1目地域支援事業費交付金は24万 4,000円を増額し 435万 8,000円とするものでございます。介護予防事業と包括的支援事業に対する県補助の交付決定によるものでございます。
 6款1項1目利子及び配当金は 9,000円を増額し、1万 3,000円とするものでございます。
 7款1項1目一般会計繰入金は2万 9,000円を増額し、1億 7,903万 7,000円とするもので、介護予防事業と包括的支援事業に対する県補助金と同額の町負担分を増額いたしたものでございます。
 5節事務費繰入金につきましては、認定審査会分の負担金の減額によるものでございます。
 次に、63ページをお願いをいたします。
 歳出になります。
 1款総務費2項1目賦課徴収費は、財源調整のための計上でございます。
 1款3項介護認定審査会費は18万 4,000円を減額し 1,324万 3,000円とするもので、介護認定審査会負担金の確定によるものでございます。
 2款1項介護サービス等諸費は 1,051万 2,000円を増額いたし、10億 481万 9,000円とするもので、 1目居宅介護サービスについては見込み額の増加によるものでございます。
 2目から4目につきましては、補助額の確定による財源調整でございます。
64ページです。
 2款2項1目介護予防サービス給付費97万円 1,000円を増額し 2,615万 1,000円といたすもので、要支援1・2の方の介護サービス給付の増によるものでございます。
 2款5項1目特定入所者介護サービス費については、国と県からの歳入金額の変更による財源調整でございます。
 3款地域支援事業費1項介護予防事業費については 176万 5,000円を減額し 599万 5,000円とするもので、訪問指導保健師賃金等の減額と財源更正でございます。
 3款2項包括的支援事業についても財源更正となってございます。
 5款1項1目介護給付費準備基金積立金については利子分の積み立てをいたしたものでございます。
 以上でございますが、介護の給付サービスにつきましては、平成19年度計画値に対しましてほぼ 99.44%ほどのサービスの執行となってございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 これから承認第4号専決処分の承認を求めることについて (平成19年度富谷町介護保険特別会計補正予算 (第4号) ) を採決いたします。
 承認第4号専決処分の承認を求めることについて (平成19年度富谷町介護保険特別会計補正予算 (第4号) ) を原案のとおり決することに賛成の諸君は起立を願います。
賛成者起立

議長(渡邊俊一君) 起立多数です。したがって、承認第4号専決処分の承認を求めることについて (平成19年度富谷町介護保険特別会計補正予算 (第4号) ) は原案のとおり承認されました。

日程第11 黒川地域行政事務組合議会議員の補欠選挙

議長(渡邊俊一君) 日程第11、黒川地域行政事務組合議会議員の補欠選挙を議題といたします。
 この黒川地域行政事務組合議会議員の補欠選挙は、富谷町議会先例集47により、地方自治法第 118条の投票で行います。
 議場の出入り口を閉めます。
議場閉鎖

議長(渡邊俊一君) ただいまの出席議員は19名です。
 次に、立会人を指名いたします。
 富谷町議会会議規則第32条第2項の規定によって、立会人に13番安住稔幸君、14番伊豆田待子君、15番佐藤聖子君の3名を指名いたします。
 投票用紙を配付いたします。
投票用紙配付

議長(渡邊俊一君) 念のために申し上げます。この黒川地域行政事務組合議会議員の補欠選挙の投票は、公職選挙法第46条の規定を準用し、単記無記名ですから配付した投票用紙に選挙すべき者の1人の氏名を記載してください。
 なお、公職選挙法第68条の規定を準用し、他事記載や白票及び氏名が確認しがたい投票は無効投票として取り扱います。
 投票用紙の配付漏れはありませんか。(「なし」の声あり)投票用紙の配付漏れなしと認めます。
 投票箱を点検いたします。
投票箱点検

議長(渡邊俊一君) 異状なしと認めます。
 ただいまから投票を行います。
 事務局長が議席番号と氏名を読み上げますので、1番議員から順番に投票願います。
局長点呼、投票

議長(渡邊俊一君) 投票漏れはありませんか。(「なし」の声あり)投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 開票を行います。
 13番安住稔幸君、14番伊豆田待子君、15番佐藤聖子君、開票の立ち会いをお願いいたします。
開 票

議長(渡邊俊一君) 選挙の結果を報告いたします。
投票総数 19票
有効投票 19票
無効投票 なし
有効投票のうち
高橋敏夫君 9票
小泉光君 8票
永野久子君 2票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は2票です。したがって、12番高橋敏夫君が黒川地域行政事務組合議会議員に当選されました。
 議場の出入り口を開きます。
議場開鎖

議長(渡邊俊一君) ただいま黒川地域行政事務組合議会議員に当選されました12番高橋敏夫君が議場におられますので、富谷町議会会議規則第33条第2項の規定により、当選の告知をいたします。
 これで本日の日程はすべて終了いたしました。
 会議を閉じます。
 平成20年第2回富谷町議会臨時会を閉会いたします。
 どうもご苦労さまでございました。
 午後0時47分 閉会

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