富谷市

『住みたくなるまち日本一』をめざして

平成19年第3回富谷町議会定例会(開催日:9月4日~9月14日)

更新日:2007年09月14日

平成19年第3回富谷町議会定例会(開催日:9月4日~9月14日)

会議録目次

定例会会議録第1号

定例会会議録第2号

決算審査特別委員会会議録第1号

決算審査特別委員会会議録第2号

決算審査特別委員会会議録第3号

決算審査特別委員会会議録第4号

定例会会議録第3号

平成19年第3回定例会目次

平成19年第3回富谷町議会定例会会議録目次

第1日目  9月4日(火曜日)
町長提出議案の概要説明
一般質問 13番 安住稔幸議員
1 環境対策および災害時の停電対策に、公共施設に太陽光や風力等の発電装置の設置を
2 緊急地震速報の積極活用で、住民を地震災害から守れ
8番 菅原傳議員 
1 社会福祉協議会事業に町の補助拡大を
2 模擬議会の活性化を図れ
11番 磯前武議員
1 町のスポーツ施設の管理・運営等を問う
2 環境に配慮したまちづくりを積極的に図れ
19番 千葉達議員
1 裁判員制度について
2 団地の空地除草について
7番 相澤榮議員
1 本町の道路行政について
2 西成田コミュニティーセンターの整備について
6番 山路清一議員
1 大和リサーチパーク開発を問う
2 庁舎内でのサンダル履き禁止
9番 今村寿議員
1 市制を目指す当町の団地開発事業等の具体的企画を問う
2 当町の街路樹の剪定生育方針を問う
3 選挙の開票事務時間短縮で意識革新と経営改革を図れ
4番 細谷禮二議員
1 住民参加の地域活性化を
1番 小泉光議員
1 成田公民館への道筋の安全について
2 町民への緊急情報展開手段の構築について
3 教育満足度日本一を目指すの中身を問う
15番 佐藤聖子議員
1 地震に備えライフラインの耐震化を急げ
2 町民バス利用料金の免除を求める
3 富ヶ岡公園一体の整備を
第2日目  9月5日(水曜日)
17番 浅野幹雄議員
1 納税意識の高揚を図れ
2番 小川昌義議員 
1 富谷町災害対策について
16番 永野久子議員 
1 生活保護級地の引き上げに向け強力な働きかけを
2 入札制度の改善は急務
14番 伊豆田待子議員
1 コンビニエンスストアで納税実施を
2 地域包括支援センター機能の整備について
5番 佐藤克彦議員
1 本町の農業政策を問う
2 富谷町総合運動公園の充実を図れ
12番 高橋敏夫議員
1 富谷町基本構想の推進計画の検証が必要?
議案第10号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
議案第11号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
認定第 1号 平成18年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について
認定第 2号 平成18年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 3号 平成18年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 4号 平成18年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 5号 平成18年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 6号 平成18年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 7号 平成18年度富谷町水道事業会計決算の認定について
決算審査特別委員会
第1日目  9月7日(金曜日)
認定第1号 平成18年度富谷町一般会計決算
(議会事務局、総務課、財政課、税務課、会計課)
第2日目  9月10日(月曜日)
認定第1号 平成18年度富谷町一般会計予算
(町民課、保健福祉課、生活環境課、教育委員会)
第3日目  9月11日(火曜日)
認定第1号 平成18年度富谷町一般会計予算
(経済振興課、都市整備課、上下水道課)
第4日目  9月12日(水曜日)
認定第2号 平成18年度富谷町老人保健特別会計決算
認定第3号 平成18年度富谷町国民健康保険特別会計決算
認定第4号 平成18年度富谷町下水道事業特別会計決算
認定第5号 平成18年度富谷町介護保険特別会計決算
認定第6号 平成18年度富谷町介護サービス事業特別会計決算
認定第7号 平成18年度富谷町水道事業会計決算
第3日目  9月14日(金曜日)
議案第 1号 富谷町内部組織設置条例の制定について
議案第 2号 富谷町民バス条例の一部改正について
議案第 3号 平成19年度富谷町一般会計補正予算(第2号)
議案第 4号 平成19年度富谷町老人保健特別会計補正予算(第1号)
議案第 5号 平成19年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
議案第 6号 平成19年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議案第 7号 平成19年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第2号)
議案第 8号 平成19年度富谷町立富谷中学校校舎地震補強他工事請負契約の締結について
議案第 9号 平成19年度町営湯船沢住宅建替工事(5工区)請負契約の締結について
認定第 1号 平成18年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について
認定第 2号 平成18年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 3号 平成18年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 4号 平成18年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 5号 平成18年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 6号 平成18年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 7号 平成18年度富谷町水道事業会計決算の認定について
富谷町農業委員会委員の推薦について
請願第 1号 富谷町道石積線全線並びに堂ヶ沢線の歩道設置に関する請願書
発議第11号 富谷町議会委員会条例の一部改正について
発議第12号 道路整備に関する意見書について
発議第13号 身近な地域で安心して出産できる助産所の存続を求める意見書
発議第14号 医師・看護師を確保するための意見書
閉会中の各委員会調査について

平成19年第3回定例会議事録(第1号)

平成19年 第3回富谷町議会定例会会議録第1号

平成19年9月4日(火曜日)

出席議員(19名)

  • 1番 小泉光君
  • 2番 小川昌義君
  • 3番 土樋輪康雄君
  • 4番 細谷禮二君
  • 5番 佐藤克彦君
  • 6番 山路清一君
  • 7番 相澤榮君
  • 8番 菅原傳君
  • 9番 今村寿君
  • 11番 磯前武君
  • 12番 高橋敏夫君
  • 13番 安住稔幸君
  • 14番 伊豆田待子君
  • 15番 佐藤聖子君
  • 16番 永野久子君
  • 17番 浅野幹雄君
  • 18番 相澤武雄君
  • 19番 千葉 達君
  • 20番 渡邊俊一君

欠席議員

  • 10番 市川壽藏君

説明のため出席した者

  • 富谷町長 若生英俊君
  • 総務課長 中川弘美君
  • 財政課長 眞山巳千子君
  • 町民課長 千葉美智子君
  • 保健福祉課長 磯部利彦君
  • 税務課長 渡辺成一君
  • 生活環境課長 小松繁夫君
  • 経済振興課長 瀬戸けい子君
  • 都市整備課長 相澤正幸君
  • 教育長 千葉芳樹君
  • 教育総務課長 古跡幸夫君
  • 生涯学習課長 佐藤信夫君
  • 上下水道課長 梅津慶一君
  • 選挙管理委員会書記長(兼) 中川弘美君
  • 農業委員会事務局長(兼) 瀬戸けい子君

事務局職員出席者

  • 事務局長 須藤辰夫
  • 次長 橘川栄
  • 主事 加藤宏子

 議事日程 第1号
  平成19年9月4日(火曜日) 午前10時00分  開会
   第1 会議録署名議員の指名
   第2 会期の決定
   第3 一般質問(通告番号1番~10番)

一般質問 13番 安住稔幸議員
1 環境対策および災害時の停電対策に、公共施設に太陽光や風力等の発電装置を
2 緊急地震速報の積極的活用で、住民を地震災害から守れ
8番 菅原傳議員
1 社会福祉協議会事業に町の補助拡大を
2 模擬議会の活用を図れ
11番 磯前武議員
1 町のスポーツ施設の管理・運営等を問う
2 環境に配慮したまちづくりを積極的に図れ
19番 千葉達議員
1 裁判員制度について
2 団地の空地除草について
7番 相澤榮議員
1 本町の道路行政について
2 西成田コミュニティーセンターの整備について
6番 山路清一議員
1 大和リサーチパーク開発を問う
2 庁舎内でのサンダル履き禁止
9番 今村寿議員
1 市制を目指す当町の団地開発事業等の具体的企画を問う
2 当町の街路樹の剪定生育方針を問う
3 選挙の開票時間短縮で意識改革と経営改革を図れ
4番 細谷禮二議員
1 住民参加の地域活性化を
1番 小泉光議員
1 成田公民館への道筋の安全について
2 町民への緊急情報展開手段の構築について
3 教育満足度日本一を目指すの中身を問う
15番 佐藤聖子議員
1 地震に備えライフラインの耐震化を急げ
2 町民バス利用料金の免除を求める
3 富ヶ岡公園一帯の整備を

    本日の会議に付した事件
 議事日程のとおり

午前10時00分 開会

議長(渡邊俊一君) おはようございます。
 平成19年第3回富谷町議会定例会は、ここに開催される運びとなりました。この定例会は、町長から、平成18年度富谷町各種会計決算の認定など事件議案が提出されることになっております。慎重に審議を尽くされ、町民の負託にこたえられますよう期待をいたしますとともに、議会運営につきましてもご協力をお願いいたしまして、開会のあいさつといたします。
 本日は、多数の傍聴人がおられます。傍聴人の方々に申し上げます。富谷町議会傍聴規則では、録音機、カメラ、ビデオ等の撮影などは禁止になっております。また、携帯電話をお持ちの方は、携帯電話の電源をお切りになるか、マナーモードに切りかえて、静粛を保ち傍聴されますようお願いいたします。
 ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しますので、ただいまから平成19年第3回富谷町議会定例会を開会いたします。
 最初に、提案理由を含め、町長よりあいさつを求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、皆さん、おはようございます。
 本日ここに、平成19年第3回富谷町議会定例会を招集しましたところ、議員の皆様には、ご多用にもかかわらずご出席をいただき、まことにありがとうございます。
 また、日ごろより町政運営全般にわたりましてご指導・ご協力をいただいておりますことに対して、心から御礼を申し上げたいと思います。
 ただいまから、議案説明要旨ということで、15分ちょっとぐらいの感じで、思いを用意してきましたので、皆さんにただいまからお話を申し上げたいと思います。
 本日は、行政区長さん方を初めまして大勢の皆さんが議会一般質問にご関心をいただき、お見えになっております。この場をおかりしまして、日ごろの町政へのご協力と、町内会活動を通してまちづくりに多大なご貢献をいただいておりますことに、深甚なる感謝と敬意を表するものであります。特にこの夏は、町長就任後初めて各町内会やコミュニティー協議会主催の夏祭り、16カ所にお招きをいただきました。会長さんを中心に、役員の皆様そして地域の皆様が一体となって地域づくりの先頭に立ち、祭りの盛り上げ役を担っておられるお姿に胸熱くなるものを感じたところでございます。
 また、一昨日の町民体育祭は、幸にも天候に恵まれまして、おおむね好評であったように思います。種目の見直し等の検討を加え実施したものでありますけれども、来年は町制施行45周年の記念すべき年に当たり、リニューアルした町民体育祭が次年度に引き継がれることを期待しておるところでございます。幸にも、まさに町民の心が一つになり、私が掲げます「町民の皆様の笑顔輝く日」になった一日ではないかというふうに思っております。
 また、去る9月1日、防災の日に当たり、村井知事ご参加のもと、多賀城駐屯地におきまして宮城県総合防災訓練に参加をし、富谷町から一人の犠牲者も出してはならないとの強い思いを持ちながら実戦訓練を見てまいりました。10月の機構改革発足と同時に、町民の皆様が緊急時に備えた心構えと町の対応等を総合した実戦的総合防災体制の整備に取り組んでまいりたいと思います。
 間もなく収穫を迎える稲穂も黄金色にたわわに実り、こうべを垂れ始めております。このまま豊かな収穫、豊穣の秋を迎えられますことを、皆さんとともに祈るものでございます。
 さて、平成19年第2回定例会以降の町政運営の一端を申し上げます。
 おかげさまをもちまして、行政事務、役所機能もほぼ順調かつ着実に推移しておりますことをご報告申し上げ、皆さんのご支援・ご協力に感謝を申し上げます。
 ここで、富谷町の概況の一端をお知らせいたします。
 一つ目でございます。富谷町の人口は、8月末現在4万 4,531人、1万 4,731世帯の構成でございます。なお、6月末現在におきまして、定例の報告あるわけでありますけれども、岩沼市の人口を超え、県内36市町村のうち上位10番目に人口の多い自治体となったことをご報告申し上げます。
 二つ目です。交通事故死亡ゼロ日数が、昨日現在 673日に達しております。町民の皆様のご理解と交通事故防止、さらに交通安全啓発活動の賜物と認識しているところでございます。また、ご承知のとおり、8月から黒川浄斉場での酒の使用が禁止されましたが、特段の反対もなく、ご理解を得ているとのことであります。引き続き、富谷町から飲酒運転根絶するまで広く啓発活動に取り組んでまいりますので、皆様のご理解とご協力のほどをお願いするところであります。
 三つ目です。7月12日、七十七銀行明石台支店がオープンし、4月1日に明石台にオープンした庄内銀行明石台支店とあわせ、町内には普通銀行6行、農協1組合、郵便局5局となり、12の金融機関と充実しつつありますが、なお一層の利便性の向上のため金融機関進出を支援してまいります。なお、七十七銀行は、都市対抗野球大会において仙台市代表として参加をいたしたことは、皆さん既にご承知のことと思います。野球部専用グラウンドが総合運動公園西側にある関係上、今まで同様、応援をしてまいりたいと思います。
 四つ目です。乳幼児医療費については、10月1日の診療分よりいよいよ拡大することとなりました。対象年齢については義務教育就学前までとし、また、所得制限については撤廃することとしております。このことによりまして、対象となるすべてのお子さんの健やかな成長と子育て世帯の負担は一層軽減され、安心して医療を受けていただけるものと確信するところであります。宮城県や国保連合会への制度拡大趣旨説明や各医療機関への周知徹底につきましても万全を期しましたので、混乱なく進められていくものと思います。
 五つ目です。75歳以上の方を対象とした新しい後期高齢者医療制度は、来年4月1日から宮城県後期高齢者医療広域連合を事業主体として実施されることとなります。制度を運営する広域連合への情報送受信環境の整備について、電算システム開発費 1,500万円で過般契約を行いました。6月補正予算には、約 3,000万円を計上させていただいておったところでございますけれども、私みずからシステム構築計画の陣頭指揮をとり、このような額で契約を行うことができたことをご報告申し上げます。
 現在、システム改修作業は急ピッチかつ慎重に行っております。また、第1回広域連合会議には、富谷町議会を代表しまして佐藤議員が出席し、運営に必要なさまざまな議案が議決されたところでございます。現時点におきましては、施行に向けて順調に進捗している状況であります。今後は、さらに制度の内容等について、対象となられる皆様への周知徹底に努め、事業の円滑な移行に向け準備してまいります。
 六つ目です。「教育満足度日本一のまち」を公約に町長に就任いたしました。その端著として、学校図書館に専任職員を配置することとし、6月補正予算に計上させていただき、10月1日に向けて職員配置を準備しているところでございます。言うまでもなく、子供の読書活動は、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身につける上で欠くことができない重要なものであります。その読書活動を推進するために、専任の司書等を配置し、学校図書館の充実を図ることにより児童生徒の自主的な読書活動を推進していくものであります。申すまでもありませんが、施策実現、成果を検証するにはある程度の期間を要しますが、高い志と目標実現のため粘り強い執念を持って取り組んでまいりたいと思います。
 七つ目です。人口増に伴う富谷町の将来像について一言申し上げます。昨年9月からことし8月までの1年間に、 1,167人の人口増を見たところでございます。町長就任以降、人口増加の伸びに着目し、基本的には、その伸びをとめるものであってはならないと考えます。なぜなら、富谷町に住みたいという町外居住者のニーズにこたえる責務があると考えるからであります。したがって、人口増をとめることなく、町政の基本スタンスとして、私が選挙公約に掲げた三つの柱である「教育福祉の充実」、「住環境・都市基盤整備」、「産業振興の実現」と確かな行財政運営を推進する立場にあるわけであります。一部、市制施行が強調されるやに伺いますが、初めに市制施行ありきではなく、当然町政の質を高め、皆さんの福利向上が最優先されることが課題であることは申すまでもありません。「皆さんが幸せを実感でき、笑顔あふれるあったかい富谷」実現のため、その先頭に立って努力してまいる所存ですので、議員の皆様には格別なるご理解と、町民の皆さんのご支援のほどをお願いするところでございます。
 八つ目です。10月1日、機構改革を実施し、これに伴う人事異動を行います。将来を見据え、町民にわかりやすく、より効率的で機能的な行政組織を整備するため、その見直しを図るとともに、今後まちづくりを計画的かつ着実に進める上で、町の総合調整機能を兼ね備えながら、その役割を担うべき企画部門のあり方等について検討するため、この4月から庁内に「機構改革検討チーム」、もう一つ、「企画部門検討チーム」の二つを設置し、検討を重ねてまいりました結果、7月1日から総合窓口改善として「フロアマネージャー」を置き、利用者の利便を高めることを目的とし、9月末まで試行期間として実施しているところでございます。皆さんが気軽にお使いいただける役場として、継続して「さわやか窓口サービス」に努めてまいりたいと思います。
 これまでの検討結果を受けまして、内部組織の機構改革を議案第1号としてご提案し、ご審議いただくこととなりました。概略を申し上げますと、人口4万 4,500人を超え、町民から行政機能のわかりやすさ、市並みの機能とその充実が求められております。このことから、現在の13課、うち議会事務局1でございます。から3部15課、うち議会事務局1でございます。とすることとし、総務部、生活福祉部、産業建設部の3部制をしくことといたしました。
 次に、課名の変更、新設について申し上げます。町の将来像を描く重要な部署である総務課企画担当を独立させ、経営企画課とします。次に、現行保健福祉課を、ライフスタイル別に町民のニーズにこたえるため、さらに平成20年4月から福祉健康増進の政策変更に伴い、次の三つの課に分離分割をいたします。課名は、子育て支援課、健康増進課、長寿福祉課とし、一層の福祉施策充実に努めてまいります。町民の皆さんが日常関連する業務を取り扱う部署として、現在の町民課、生活環境課を統合し、新たに町民生活課といたします。経済振興課を、実態に合わせ産業振興課と名称変更をいたします。教育委員会教育総務課を教育委員会学校教育課とします。概略は以上でありますけれども、詳細は、議案の中でご説明をさせていただきたいと思います。
 九つ目です。関係機関などへの要望状況についてご報告を申し上げます。黒川4町村と利府町で構成する仙台北部道路建設期成同盟会の会長といたしまして、過日、4町村長ともに、既に工事が進んでおります仙台北部道路の早期完成と国道4号までの 1,700メートルにつきましても、地元の東北地方整備局、仙台河川国道事務所、東日本高速道路株式会社東北支社、そして中央の国交省、財務省、内閣府、東日本高速道路本社、そしてまた土井 亨代議士を初め地元選出国会議員の方々総勢 128名に直接要望書を手渡しをし、強くお願いしてきたところでございます。
 また、町村財政基盤強化を初め、県道、町道などの道路整備促進、乳幼児医療費助成制度の充実強化等、宮城県町村会や仙台都市圏広域行政推進協議会等を通じまして、政府や宮城県を初め関係機関に同様の要望をしたところでございます。
 10番目です。当面の町政改革と職員の意識改革について申し上げます。
 一つ目です。従来のふるさと祭りを、今年度はしんまちどおり及びしんまち公園、中央公民館を会場に、「十三夜」と書きますが、10月の十三夜です。「十三夜」を「トウミヤ」と読みまして「十三夜魂のふるさと祭り」と名称を変えて実施することといたしました。6月から実行委員会による会議を開催し、その準備に当たっておるところでございます。富谷のふるさとしんまちを富谷の資源、財産と位置づけ、第二のふるさととして富谷を選ばれた皆さんとの交流の場にしたいと、委員一同はりきっておるところでございます。私も、開催された7回の会議すべてに参加をし、出席をし、意見を述べさせていただいておるところであります。
 二つ目です。6月からクールビズ対応、軽装ということで対応してまいりました。職員の服装は、節度あるものであったでしょうか。ただ一方で、執務中のスリッパ着用が見受けられ、着用基準があいまいなまま経過をしていった経緯がございます。執務に緊張感の欠如、緊急対応欠如等のご指摘を受けたところでありまして、ご指摘のとおり受けとめ、大変申しわけなく思っているところでございます。昨日の庁議におきまして、原則として執務時間中のスリッパ着用は禁止としたことを、ここにご報告申し上げます。
 三つ目です。人事異動に当たり、管理職及び一般職を除く職員全員を対象に、異動に関する意向調査を実施し、大半の職員からその声が寄せられました。これらを参考資料としまして人事異動の作業に入ることといたします。
 四つ目です。管理職登用に当たりまして、これまでの経歴、ふだんの執務状況、管理職への意欲を記述した文書提出によって総合勘案をし、登用候補者を選定し、教育長、総務課長の3人で過日面接をしたところでございます。それらを総合判定の上、10月1日、数名を課長職に登用することといたしております。言うまでもなく、管理職には、深い識見と洞察力が求められ、奉仕と犠牲の精神が必要であります。自分自身を高めることと、部下職員の力を最大限に引き出す責務と能力が課せられていると認識しているところでございます。
 平成19年下期に向け、町政推進に全力を尽くしてまいりたいと思います。議員の皆様にはご理解と、さらなるご発展をご祈念申し上げるところでございます。
 以上でおおよそのごあいさつとさせていただきます。
 続きまして、今回提出しております議案等につきまして、その概要の説明を申し上げたいと思います。
 概要説明、お手元に配付してございますので、それに合わせてということで、ごらんいただきたいと思います。
 議案第1号です。富谷町内部組織設置条例の制定につきましては、組織を部制とするために制定するものであります。
 議案第2号です。富谷町町民バス条例の一部改正につきまして、富谷町民バス運営審議会に関する規定を削除するものであります。
 議案第3号平成19年度富谷町一般会計補正予算(第2号)は、歳入歳出それぞれ1億 4,715万 5,000円を追加をして、総額を80億 6,056万 8,000円とするものであります。
 議案第4号平成19年度富谷町老人保健特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出それぞれ 3,838万円を追加し、総額を16億 3,812万 1,000円とするものであります。
 議案第5号平成19年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、歳入歳出それぞれ 2,921万 5,000円を追加し、総額を27億 9,499万 4,000円とするものであります。
 議案第6号平成19年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)です。歳入歳出それぞれ 173万 5,000円を追加して、総額を7億 6,500万 8,000円とするものであります。
 議案第7号平成19年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第1号)です。歳入歳出それぞれ 3,081万 1,000円を追加し、総額を11億 9,449万 3,000円とするものであります。
 議案第8号及び議案第9号、平成19年度富谷町立富谷中学校校舎地震補強他工事請負契約及び平成19年度町営湯船沢住宅建替工事(5工区)で請負契約の締結について、議会の議決をお願いするものであります。
 議案第10号及び第11号、任期満了に伴う教育委員会委員の任命について、議会の同意をお願いするものでございます。
 次に、認定第1号から認定第7号までについては、平成18年度一般会計ほか各種会計の歳入歳出決算について、監査委員の「決算審査意見書」並びに主な施策の成果及び予算執行の実績概況を記しました「行政実績報告書」を付して議会の認定をお願いしようとするものでございます。その概要をご説明申し上げます。
 認定第1号につきまして、「平成18年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について」であります。決算規模、平成17年度に比べ、歳入歳出とも14%増となりました。
 まず、歳入内訳を見てみますと、決算額93億 6,651万 2,339円のうち、町税の占める割合46.9%でございます。金額では、前年度より1億 8,147万 7,000円増であります。43億 9,777万 676円となりました。地方交付税につきましては、普通交付税が2年ぶりに交付となったために、12億 5,720万 3,000円の大幅増となったところでございます。
 国庫支出金につきましては、成田小学校整備事業に対する負担増によりまして、前年度に比べ18.7%増となっております。
 町債につきましても、成田小学校建設事業や現年発生補助災害復旧事業への充当するため新たな借り入れを行っておりますが、借入額よりも元金の償還が大きかったため、町債残高については前年度を下回ってございます。
 次に、歳出について申し上げます。
 歳出については、決算額89億 1,513万 5,719円のうち、人件費、扶助費、公債費の義務的経費が全体の35%を占めております。うち公債費については 8.5%となりました。投資的経費については、成田小学校建設事業があったことにより、構成比が17.2%、金額にして15億 3,687万 3,000円となり、前年度に比べ33.7%増となっております。
 以上、歳入・歳出の概要についてご説明申し上げましたが、歳入・歳出差引額は4億 5,137万 6,620円で、このうち翌年度に繰り越すべき財源が 3,218万 7,000円あることから、実質収支では4億 1,918万 9,620円となり、地方自治法第 230条の2の規定によりまして2億 1,000万円を財政調整基金に積み立てとし、残りを平成19年度へ繰り越すこととしたものであります。
 認定第2号については、「平成18年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定」をお願いするものでございます。歳入歳出差引残 3,838万 1,286円全額を平成19年度へ繰り越しといたします。
 認定第3号「平成18年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定」をお願いするものでして、歳入歳出差し引きの残額 6,861万 6,357円のうち、財政調整基金に 3,440万円を積み立てて、残りを19年度に繰り越すことといたします。
 認定第4号「平成18年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定」をお願いするものでして、歳入歳出差引額は 269万 9,092円全額を19年度への繰り越しといたします。
 認定第5号「平成18年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定」の件でございます。歳入歳出の差引額 3,723万 8,695円のうち、 1,700万円を介護給付費準備基金に積み立て、残りを19年度へ繰り越すことといたします。
 認定第6号「平成18年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定」の件であります。歳入歳出差引額 172万 3,956円全額を19年度に繰り越すことといたします。
 認定第7号「平成18年度富谷町水道事業会計決算の認定」をお願いするものでして、第3条予算の収益的収入及び支出では、事業収益が税抜きのベースで9億 264万 8,366円、前年度比 0.5%増であります。これに対して水道事業の事業比につきましては、税抜きベースで10億 2,774万 6,584円の支出でございます。前年度比 3.5%増となります。この結果、1億2,509万 8,288円の純損失が生じたところであります。この純損失に前年度繰越欠損金の 8,236万 6,351円を加算した2億 746万 4,569円を未処理欠損金とするものでございます。このように厳しい財政収支状況になっておりますが、今後一層事業の効率的な運営に努力してまいる所存でございます。
 大変長くなりました。以上の提出議案の説明を申し上げましたが、議案審議の折には、なお詳細にご説明を申し上げますので、慎重審議を賜りまして、全案件ご可決いただきますようお願い申し上げ、町長の議案説明要旨とさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

議長(渡邊俊一君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。
 議長諸報告は、お手元に配付のとおりであります。
 なお、説明員の出席要求ほか関係資料については事務局で保管しておりますので、希望の方は閲覧願います。
 これで諸般の報告を終わります。
 これから本日の会議を開きます。
 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。

日程第1 会議録署名議員の指名

議長(渡邊俊一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を議題といたします。
 会議録署名議員は、会議規則第 120条の規定により13番安住稔幸君、14番伊豆田待子君、15番佐藤聖子君の3名を指名いたします。

日程第2 会期の決定

議長(渡邊俊一君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本定例会の会期は、本日から9月14日までの11日間にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は、本日から9月14日までの11日間に決定いたしました。
 本日は、蒸し暑いので上着を脱いで審議をなされて結構でございますが、一般質問に登壇の際は、上着を着て質問を行っていただきます。

日程第3 一般質問

議長(渡邊俊一君) 日程第3、一般質問を行います。
 通告順に発言を許します。13番安住稔幸君。

13番(安住稔幸君) 皆さん、おはようございます。
 それでは、私の一般質問をさせていただきます。
 まず初めに、「環境対策及び災害時の停電対策に、公共施設に太陽光や風力などの発電装置の設置を」と題しまして質問いたします。
 太陽光発電や風力発電等の自然エネルギーは、CO2 二酸化炭素の発生がなく、自然環境に負荷をかけないクリーンエネルギーです。富谷町も公共施設に積極的に設置すべきと考えます。
 仙台市では、環境負荷の少ない都市の構築と地球温暖化問題への対策を進める方策の一つとして、新エネルギーを積極的に推進しております。その一つが太陽光発電システムの導入であります。1施設当たり10キロワット程度の太陽光発電システムを、平成9年から小学校や市民センターなどの公共施設に毎年4施設、多い年には8施設に導入をしております。今までで、延べで18年度末まで42施設に太陽光発電システムが設置されております。42施設の太陽光発電量は年間 440キロワットで、平成9年からの総発電量は 215万キロワットとなり、二酸化炭素排出削減効果は 606トンになるそうであります。地球温暖化対策に大きく貢献をしております。
 また、大きな地震災害で予想される大規模停電に対しても電源が確保できるので、ほかのの自治体で避難所になる学校や公共施設などに太陽光発電装置を設置しているところもあります。また、避難所への避難経路誘導灯として使用しているところもあり、設置による効果は大きく、有効性は高いと考えられます。
 新潟県中越沖地震では、およそ3万 5,000世帯が停電になりました。完全復旧まで二日半かかっております。避難所となっている施設においても停電になり、被災者は二晩暗い夜を、余震におびえながら過ごしたようであります。人は暗さに対し非常に恐怖感を覚えるものであります。何もなくても真っ暗で怖いのに、地震で打ちのめされ、心細い中で、余震におびえながら暗い夜を過ごす、その不安と怖さといったら、経験された方以外には到底わからないのではないでしょうか。電気は、ほかのライフラインよりは早い復旧ですが、被災者の皆様は大変な中過ごされました。
 これらのことを考えますと、我が町も地球環境への配慮、学校教育でのエネルギーについての学習の場として、また住民の自然環境に対しての啓発、そして災害における停電対策に、学校などの公共施設に太陽光発電装置や風力発電装置の設置を積極的に推進すべきであります。
 次の4点についてお伺いいたします。
 一つ、太陽光発電、風力発電等の自然エネルギーに対しての認識。二つ目、太陽光発電・風力発電等の自然エネルギーの有効性について。三つ目、避難所となる学校や公民館等に、通常時の電源として利用でき、また、災害時の停電対策として太陽光・風力等の発電装置を設置すべきではないか。四つ目、通常の外灯としても利用できる自然エネルギーを活用した避難所への避難経路誘導灯を設置すべきでないか。以上4点をお伺いいたします。
 次に、「緊急地震速報の積極活用で住民を地震災害から守れ」と題しまして質問いたします。
 必ず起きると予想されている宮城県沖地震に備え、住民を地震災害から守るために緊急地震速報を積極的に活用すべきです。
 気象庁は、来月10月から、地震の揺れの大きさや到達時間などを事前に知らせる「緊急地震速報」を、テレビやラジオなどを通じて広く一般向けに提供することになりました。
 緊急地震速報は、新潟県中越沖地震でも交通機関や病院など一部で使用されたほか、列車の緊急停止などの安全確保にも活用されました。緊急地震速報は、最大震度5弱以上の強い揺れが予測された場合、震度4以上の揺れが見込まれる地域に対して、地震が来る十数秒から数十秒に早く情報を提供するものであります。交通機関など、一部事業者には昨年8月から先行的に提供され、列車制御や従業員の安全確保に限って使用されており、ことし10月から全国的に本格実施されます。
 具体的には、NHKが気象庁の速報を受け、すべての放送波で全国放送する予定で、地震が発生すると、番組の途中でチャイムが鳴り、画面には「緊急地震速報」のタイトルと、例えば「東京都で強い地震、強い揺れに警戒」といった情報のほか、強い揺れが予想される地域なども示される予定です。NHKラジオにおいても、同様の内容を音声で伝えるものと聞いております。
 7月16日の新潟県中越沖地震が発生直後にも緊急地震速報は活躍し、例えば、新潟や長野、関東地方の建設工事現場や病院などで緊急地震速報が使用され、大きな揺れが来る約1分前から、また数十秒前に情報が提供されたことで、関係者は机の下に隠れたり、工事や電車を緊急にとめたりなどの対応ができたといいます。
 このほか、3年前の中越沖地震後から、緊急地震速報の受信装置を試験的に設置している新潟市の住宅でもこの装置が稼働し、揺れを感じる10秒ほど前に地震が来ることを伝え、アラームが鳴り、母親はとっさに外で遊んでいた子供たちを避難させることができました。
 首都圏でも、東急、東武、相模鉄道の各社で使用され、相模鉄道によりますと、この速報によって、沿線で震度4以上の揺れが想定されたため、運行中の全列車を緊急停止させることができたそうであります。
 気象庁では、「強い地震が起きるのを事前にキャッチできれば、心構えや身を守る準備ができる」と、速報のメリットを指摘しております。
 緊急地震速報は、揺れが弱く伝わる速度の速いP波を検知することで、揺れが大きく伝わる速度の遅いS波の到達時刻を予測するものであります。全国約 1,000地点に配置している地震計で観測したデータをもとに、震源の位置と規模を瞬時に分析し、各地で予想される震度を推定して速報するシステムです。
 速報を受けてから強い揺れが到達するまでの時間は短く、わずか数秒から数十秒とわずかな時間でありますが、通報の使い方によっては、地震の被害を軽減する画期的な効果が期待される一方です。しかし限界も指摘されております。
 P波とS波がほとんど同時に到達する直下型地震は、速報の前に大きな揺れが来てしまうため、情報が間に合わないケースもあります。中越沖地震で大きな被害が出た新潟県柏崎や刈羽村では間に合いませんでした。
 また、速報発表から強い揺れが到達するまでの間の時間はわずかでありますが、このため、国民があらかじめこの速報を聞いた際、どういう行動をとればいいのかを周知徹底することが必要で、各地の小学校などでは、本格運用を前に、机の下に隠れる、身を守るなどの対処をスムーズに行うため、この速報システムを用いた防災訓練などを実施しているところもふえてきております。
 私は、先日、宮城県教育委員会主催で、各学校の防災教育担当者・管理者を対象にしました「防災教育指導者研修会」に参加してまいりました。
 宮城県仙台西高等学校は、昨年、緊急地震速報の受信装置を設置しております。同校の緊急地震速報システムは、「みやぎSWAN」ネットワークを利用して受信する仕組みとなっております。必ず起きると言われている宮城県沖地震では、仙台西高には大きな揺れが来るおよそ15秒前にこの速報が発せられることが予想されております。わずか15秒の間に地震に対し安全な避難行動がとれるか、学校はマニュアルをつくり、「地震防災教育」や「現実的な地震避難訓練の実施」などを行っております。
 緊急地震速報システムを作動させると、警告の放送が全校内に流れ、教師や生徒は危険に備えます。警報から大きな揺れが到達するまでの15秒間に、教員は生徒に指示を出し、教室のドアをあけ、出口を確保して教卓の下にもぐります。生徒は、教員の指示で机の下にもぐり、机のあしを対角線にしっかり握って構えます。体育館や廊下にいる生徒は、落下物のない安全な場所が確保できる、ごく近い場所に移動して大揺れに備えます。訓練の結果、大きな揺れが来るまで5秒程度の猶予があれば、安全確保の身構えが可能であることがわかったそうであります。
 また、平成16年2月に緊急地震速報受信システムを設置しました長町小学校を先日訪問し、調査してまいりました。校長先生や先生方、そして宮城県内の学校などの施設に緊急地震速報システムの導入を推進されております東北大学大学院教授源栄正人工学博士にもお話を聞いてまいりました。
 長町小学校は、平成16年から緊急地震速報システムを利用した避難訓練を実施しております。このシステムを活用することによって、事前に揺れが来る情報を得ることができ、児童も教職員も、時間的にも心理的にも余裕を持って避難態勢をとることができる。今までは、揺れている状態で避難行動をとることは、特に低学年、中学年は難しく、教職員から見ても、揺れが始まってからでは、児童に避難準備の指示をしたり出口の確保などを十分に行うことは現実に難しい。これらの点から、緊急地震速報は、15秒という時間は短いように感じられるが、災害から身を守るための時間としては非常に貴重な時間とお聞きしました。また、システム活用による避難訓練の積み重ねにより、児童の地震に対する安全対策意識が高まったそうであります。
 緊急地震速報システムを活用しての避難訓練を実施し、成果を得ている学校を紹介しましたが、しかし一般の方々は、このような避難訓練はできておりません。
 気象庁は、速報を聞いた際には、まず身の安全確保が重要だと、だれもができる最善の行動基本マニュアルを作成しております。家庭や屋外などで情報を聞いた場合の具体的な対応行動を紹介しております。
 これが、気象庁が一般向けに出しております緊急地震速報のこれが載っているチラシであります。これを見ますと、まず、緊急地震速報が出たときにですね、どのようにするかといいますと、まず、家庭内におきましては、頭を保護し、丈夫な机の下などに隠れる。慌てて外に飛び出さない。また、人が大勢いる施設では、係員の指示に従う。落ち着いて行動する。慌ててやはり出口に走り出さない。また、エレベーター内では、最寄りの階で停止させ、すぐにおりる。自動車運転中は、慌ててブレーキをかけない。ハザードランプを点灯し、揺れを感じたらゆっくり停止する。また、鉄道・バス乗車中は、つり革、手すりにしっかりつかまる。屋外では、ブロック塀の倒壊などに注意し、看板や割れたガラスの落下に注意し、そのビルから離れる。また、山やがけ付近では、落石やがけ崩れに注意など、イラスト入りでわかりやすく描かれております。
 また、このチラシは、子供向けのチラシでございます。
 例えば、子供がですね、学校にいたときは先生の言うことをよく聞いて、机の下などに隠れて身を守るなどをですね、子供たちがわかるように、子供たちに人気のあるあの「クレヨンしんちゃん」の漫画でかかれております。
 また、気象庁が発表しております「一般向け緊急地震速報の利用の心得」では、先に述べたもののほかに、家庭では、その場で火を消せる場合は火の始末、火元から離れている場合は無理しないで、消火しない。扉をあけて避難路を確保するなどなど、また細かく載っております。そして、これらの行動指針のですね、対応を促しております。
 また、さらにこの緊急地震速報を生かすには、事前に住宅建造物の耐震化、家具・什器などの転倒・移動防止、備品の落下防止、ガラスなどの飛散防止、地震時に身を守るための行動や方法、安全な場所の確認、防災訓練の実施など、改めて徹底することが不可欠であることは言うまでもありません。
 しかし、緊急地震速報をめぐる課題は少なくなく、今申し上げましたように、一般への周知ができておらず、“二次災害”誘発など懸念されております。
 例えば、集客施設では、速報を受けて多くの人が出口に殺到する「パニック現象」などの混乱や、ラジオで速報を聞いた車が急ブレーキをかければ追突事故を起こしかねないおそれもあります。地震そのものよりも、情報を聞いたことによる“二次災害”の方が大きくなることが指摘されております。
 こうした点から、専門家などが懸念するのは、速報に対する認知度の低さでございます。
 気象庁は、5月に緊急地震速報に関する第1回アンケート調査を実施しました。その結果、速報の「名前を知っている」、「おおむね聞いたことがある」人を合わせる84%ですが、一方、「知っている」及び「聞いたことがある」と答えた人のうち、その内容を正確に理解している人は39%でした。本格運用まであと1カ月となりますが、幅広く国民へ周知徹底することが課題となっております。
 こうした状況からも、民放も実施に向けて準備しつつも、一部の民報テレビは速報を実施するようでありますが、10月からの速報の放送実施には慎重な姿勢と聞いております。
 これらのことを考えますと、富谷町においても、町民の緊急地震速報の周知広報と緊急地震速報を活用しての避難訓練を積極的に行うべきと考えます。
 また、役場を初め公民館や学校など、多くの町民が集まる施設に緊急地震速報の受信システムの導入も図るべきであります。
 平成7年に起きた阪神・淡路大震災で、約 6,400人の方の尊い命が奪われました。この方々のほとんどは、建物や家具などの倒壊による圧死と聞いております。大きな地震が来ることが、わずか5秒前にでもわかっていたら、死傷者はもっと少なかったでしょう。緊急地震速報を活用できれば、多くの富谷町民の命を守ることができます。富谷町も緊急地震速報を積極的に活用して、住民の安全を確保すべきです。
 次の5点についてお伺いいたします。
 緊急地震速報についての認識。二つ目に、緊急地震速報の有効性。三つ目に、住民や集客施設に対して、緊急地震速報の周知を図るべきでないか。四つ目、住民や集客施設に対して適切な行動がとれるよう訓練等を実施すべきではないか。五つ目、役場や公民館、学校など、多くの町民が集まる施設に緊急地震速報システムの導入を図るべきでないか、以上お伺いいたします。
 これで一応私の質問を終わります。
議長(渡邊俊一君) 答弁を求めます。若生町長。
町長(若生英俊君) それでは、ただいまの安住議員に答弁をいたしたいと思います。
 ただいま、環境対策、災害対策等について、ご自分の体験、みずから研修にも出向かれ、今のような形で議場でお示しをいただいたことに大変深く敬意を表しますとともに、大変大事なご指摘をいただいたというふうな認識でおります。その点、感謝を申し上げたいと思います。
 風力発電、太陽光発電等の認識・有効性ということで、1・2の件についてまず先にお話しさせていただきますけれども、認識・有効性、全く議員と同趣旨でございまして、それと変わるもの、特にございません。石油の代替エネルギーという面からすればですね、当然ながらその方面、この先、将来を見据えた折、必要であることは言うまでもないというふうに思います。
 確認しましたところ、RPS法という電気事業者に、やはり水力、火力、原子力のみならずですね、こういった自然エネルギーを電気に変えるという、そういった取り組みをしなさいという法律が平成15年に制定されているんですね。電気事業者に、そういった義務づけがなされているというふうなことのようであります。東北電力の我が供給先であります東北電力の状況を見ますと、数字にあらわれるほどの状況にはなっていないというふうな、ゼロ%というふうな、数値上はそのようになっております。
 有効性についても、先ほど言うとおりでございましてね。庁舎のですね、参考までに役場庁舎内、太陽光発電、現実、作動しているんですね。12基設けていますと。そして風力発電、これ3基設けていますと。庁舎の東・南のところです。現実、その電気をもとにして、夜照明に使っておるわけでありますけれども、太陽光発電の初期の投資はですね、1基 120万円。太陽光発電、風力発電としては1基 200万円。そして、バッテリーは七、八年ごとに交換するということで、七、八年ごとの交換ということで約 2,000万円ぐらいかかっているようでね。内容を確認しますと、庁舎 100人委員会での町民の皆さんの声があって、そういう取り組みをしたというふうなことであったようです。
 しかし、ここからはちょっとぐっと来るんですが、じゃあ費用対効果で、費用節減はどのぐらいになるのというふうなことを見ますと、数字上は年間 8,500円ということの節減効果になっておると。それ以上は申しませんけれども、初期投資 2,000万円、毎年の電力節減効果は 8,500円という、そういう中身のようでございます。
 したがいまして、大変1・2の認識・有効性は、今のお話とさせていただきたい。
 なおですね、富谷町に太陽光発電の普及状況も確認いたしました。東北電力資料によりますと、設置数は 277件、比率にしますと 1.8%、大変すぐれた取り組みをしている町だと、こういうふうになります。いろいろ業者さんのお勧めやら、皆さんのご認識を、建て主さんのお考えもあるんだろうと思いますが、宮城県のデータは 0.6%です。ですから、3倍以上のすぐれた取り組みをしているということになろうかと思います。
 次、3・4番、避難所等に誘導灯というふうなことでありますので、したがいまして、費用対効果でですね、大変難しいということとして答弁をさせていただきたいと思います。
 緊急地震速報の活用について、これもまた、町民市民向けのチラシもご用意いただきながら今お話をいただきました。全くそのとおりでありまして、P波、S波とかといってね、速報を予測というんじゃなくて、地震が起きるよとか、あした三、四日後におきるんではなくて、15秒後に強い揺れが来ますよというふうなことの情報がですね、10月1日からスタートするということでありました。
 ただいまから15秒無言になります。はい、無言といたします。はい、ここまでが15秒です。先ほど、無言といたしますから、あの15秒間にですね、ご自分一人、そして家族でいるとき、そしてまた町内にいるとき、職場にいるとき、車で移動するとき、そしてまた明るいとき、暗いときというふうな、さまざまなシチュエーションの中でですね、ご自分がどうするかというふうなことをまず考える時間を与えられる、そういう意味で私は大変すぐれた情報が10月1日からスタートするんだなというふうに思います。
 しかし、私、こういう立場だからこそそういうふうに言えるわけでしてですね、4万 4,400を超える、 500を超える町民の皆さんに、今の情報を、今のような認識をお持ちいただくにはどうしたらいいかというのは、本当に頭の痛い課題でございます。今、安住議員がおっしゃったような取り組みをですね、さらにまた強めていかなきゃならない。要するに、言葉で言えば、便利に活用するということと混乱というのと両面、やはり言われたとおりあるんだなというふうに思います。その辺留意して、皆さんに周知は町の責務でございますので、しっかりと取り組んでまいりたいというふうに思います。
 やはり地震の折、いろいろ私ども昭和53年の宮城県沖、そして仙台の北部です、新潟ですと見ているわけですね。したがいまして、その地震の恐怖、それぞれ持つわけで、体験した恐怖もあるし、体験していない恐怖もあるわけでありまして、そういう意味で、今回の「広報とみや」9月号には、災害特集ということで黒川行政事務組合の田村消防長との、偶然いらした折にですね、「じゃあ広報を今つくっている段なので、そういった部分でお話ししましょう」というふうなことでああいう記事になったんですね。
 したがいまして、倒壊の恐怖、家崩れたらどうしましょうという、やっぱり兵庫の特殊性、新潟の特殊性もやっぱりあるようであります。雪国の地帯なので1階を駐車場というふうなことでね、そういったもので、一般的には富谷町の場合は倒壊の恐怖、危険性は極めて少ないということで、部屋の中に安全な場所をつくって、そこで15秒後の地震に備えることが、特に住宅密集地では必要ではないかしらというふうなご指導でありました。
 そんなふうなことで、集客施設、町の責務だというふうなこととですね、システムについては、鋭意ですね、今スタートするその初発の段階でございますので、検討した中で、皆さんがそれを有効に活用できる仕組みづくりに取り組んでまいりたいというふうに思います。以上でございました。
議長(渡邊俊一君) この際、11時10分まで休憩をいたします。
    午前10時57分 休憩


    午前11時10分 再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 13番安住稔幸君。

13番(安住稔幸君) それでは、再質問させていただきます。
 まず初めに、太陽光発電、風力発電等の設置等についてであります。町長のお話ですと、費用対効果ということで、非常に有効性は認めるものの、費用対効果ということで難しいのではないかというふうな内容のご答弁だったかと思います。しかし、今、国を挙げて……、国を挙げてというよりは世界がですね、一丸となってこの温室効果、温暖化現象をですね、何とかとめなきゃいけない。何か聞いた話ですと、北極の氷が何か半分に減ったというふうなこともありまして、また、日本国内、ことしの夏、特に熱い夏、40度を超した日が、地域もありまして、それによる熱中症の方が相当の方、亡くなられた方も多かったということで聞いております。やはり以前に比べますと、異常気象というか、そういうものが頻発しているのかなということで考えます。
 こういきますと、やはり費用対効果、もちろん皆様の本当に大変な中納めていただいた血税でございます。もちろんむだに使っていいということでお話をしているわけではありませんが、その辺もですね、今いろんな技術も進んでおりまして、非常に効率も、電力の発電効率も上がってきていると聞いております。ぜひともですね、そういったものを見まして、まず先ほどの災害の点も取り入れまして、費用対効果という面だけでなくてですね、やはり地球温暖化、そしてまたもちろん住民の災害になったときのそういったものの対策として取り入れるお考えをですね、もう一度再度お伺いしたい、検討をお願いしたいということで、検討すべきとは思いますが、もう一度お伺いいたします。
 次に、緊急地震速報についてであります。これは、非常にやはり町長認識、非常に持っていただきまして、ただ、具体的なものですね、政策的なものをどのように進めてお考えかお聞きしたいと思います。何せもう10月1日、1カ月もない状況でもう始まるわけであります。これが日本国民がひとしくというか、皆NHK放送を見ていれば、場合によってはそういった場に遭遇することも考えられます。そう考えますと、本当に要らぬ混乱というか、そういったものを防ぐには、町というか、行政側が積極的にアピールをする、対応をしていかなければとても追いついていかないのではないかなということで思っております。
 地域の住民に対してのその説明、相当、もちろん説明というか周知はありますが、町として、例えば役場、学校、そういったものでですね、実際にどのように対応されるか、マニュアルづくりなどについてはどのようにお考えかお聞きしたいと思います。
 今いろいろ調べますと、この緊急地震速報、一つの回線ですと、一つの利用者というんでしょうか、月 1,250円でできる。パソコンがあれば、月 1,250円で設置できるという話も聞いております。また、機械を買い求めても1台当たり10万円ほどで、そんなような金額でつくということも聞いております。
 やはり地震の予告がなくて、もし 100人の方が亡くなっていたような状況を仮定とした場合なんですが、これがですね、5秒わかっただけで 100人がですね、20人に死傷者が減るそうであります。また、10秒前にわかっていれば、 100人亡くなるかもしれない方が10人で済むそうであります。20秒ですと5人で済むかもしれないというようなデータもあるそうであります。そういうことを考えますと、特にそういった受信装置、緊急受信装置の設置はですね、町民を守る、子供たち守るためには絶対不可欠のものと思います。国挙げてこういういった制度……、制度でない、システムづくりをして、今現在、本当に10月1日からこのすばらしいシステムができるわけでありますから、それをですね、大いに利用して、積極的に利用して、子供たち、住民の命を守るのは行政の責務と思いますが、設置について、具体的なものについてお聞きいたします。

議長(渡邊俊一君) 答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの安住議員の再答弁にお答え申し上げますが、趣旨は先ほど言ったとおりでございまして、やはり最初には、費用対効果ということを言わざるを得ない状況にあろうかというふうに思います。
 8月15日に振り返ってみれば、37度2分という観測記録が出たり、実質我々の周辺で40度超しているんだろうなというふうな、ああいった経験をしている中でですね、地球温暖化、CO2 削減、いろんな課題は当然のことでありましてね、ですから我々末端でできる取り組みと、言ってみれば大もとでもっとね、一人の世帯、富谷の世帯1万 4,000世帯分ぐらい、何かでどっとこうCO2 削減になるような、そういった取り組みもあわせて我々としては注視していかなきゃならないんでないかなというふうにずっと前から思っています。個別の努力とそういう大どころというふうな、あるいは国際的な関係からも含めてというふうなことであります。
 二つ目は、マニュアルづくり、そして絶対不可欠です、具体的な事例をというふうなことでご質問でございますが、全く思いは相通ずるところありますのでね、とりあえず10月1日、組織見直し、組織改革というふうなことで、総合防災体制、実戦的な総合防災体制つくるというふうなことを先ほども宣言したわけでございますし、さらにまた、総合防災対策官というふうな職名を持ってですね、特命を持った立場の者に半年程度の時間の中で、いろいろ先だっての自衛隊での宮城県の訓練等を見たときに、山形と宮城県の交流というのを、山形医療品不足で、医薬品不足で山形のヘリコプターが宮城県さ来て、医薬品を山形から運んできたというふうな場面もありました。やはり富谷町で自己完結する部分と、やっぱり同じ行政区、36自治体あるわけでありますので、隣合わせの自治体では被害が共通するかもしれませんですね。どこかそれこそ、なじみのいい県内の自治体との連携だとか、そういったことも防災訓練に参加した折ですね、ヒントとして感じたところでございました。
 そんなことで、マニュアルをきちっとした形でですね、実戦的なマニュアル、どこにもないようなものというふうなことで欲張っておりますので、これらの緊急システム、くしくも11月1日、相同時スタートでございますので、これらも10月1日、相同時スタートでございますので、どうぞ安住議員にもいろいろご助言、お力をおかりして、いいものに仕上げていきたいと。4万 4,500人を超える皆さん、一人の犠牲者も出してはならないという、ああいう強い思いも私、こういう立場で思っておりますので、皆さんのお力をおかりして進めてまいりたいと思います。以上です。
議長(渡邊俊一君) 8番菅原 傳君。

8番(菅原 傳君) 私は、社会福祉協議会の補助問題と、町の模擬議会のあり方について伺います。
 富谷町の社会福祉協議会は、昭和59年に設立をされまして、23年間、福祉関係について、町と一体となりまして活動を進めまいりました。
 町長ご承知のとおり、社会福祉協議会は、地域福祉事業の推進として子育てサロン、春秋の食事交流会、配食サービス事業、障害者の日常生活支援事業等に取り組んでおります。特に最近の傾向としては、子育てサロンのニーズが高まっておりまして、若いお母さん方が各地域開催と回数をふやしてほしいという要望が強まっております。
 また、これから社協と申し上げますけれども、社協は、ボランティア活動の推進として各種ボランティア団体への支援と講座も行っており、小中学生、高校生に対する夏休みボランティア教室、そして相談事業の推進としまして日常の生活相談、講演会の開催も進めております。社協は、これらの活動を町民のために進めながら、社協の運営強化を図っております。
 社協は、年々ふえてきています事業に対しまして、少ない予算の中で活動を充実させておりますけれども、懸命の努力をしておりますが、現状はなかなか大変な状況になっております。そういうふうな社協の現状の活動と、それから財政、組織の面で非常に四苦八苦しておりますけれども、町としては、社協の活動をどのように評価をしているのかお伺いをしたいと思います。
 事業の運営を活発化するためには、町民のニーズに最大限対応するためには、組織と財政の安定化が重要であることは申すまでもありません。
 私が各町村の社協の運営を調べてみましたところが、これは昨年度以前の問題でありますけれども、郡内4町村の職員配置状況は、正規の職員、嘱託の職員、臨時の職員を合わせまして、大和町が6名、大郷町が5名、大衡が9名。これに対して富谷は4名であります。ちなみに、65歳以上の高齢者の人口を申し上げますと、大和町は 4,882人、大郷町は 2,508人、大衡村 1,291人、これに対して富谷町の65歳以上の方は 5,078人でありまして、黒川ではトップであります。また、介護認定者の数も、大和町は 662人、大郷町 396人、大衡村 199人に対しまして、富谷町は 685人で、これまたトップであります。この傾向は今後も続き、富谷町の場合、高齢者、要介護認定者の対策は大きな課題となってまいります。
 富谷町の社会福祉協議会がことしの5月に実施したアンケート調査によりますと、社協に期待する事業としまして、高齢者に対する支援事業を充実してほしいという答えが24.2%と断トツとして高く結果が出ております。これらの期待にこたえるためには、現在の組織体制では極めて不十分であります。少なくとも、黒川郡の平均を上回る6名体制として、順次年次計画で増員するという展望がなければ、社協の事業は見通しが立たないと考えられます。町からの職員の出向は考えられないか、町長の理解ある前向きの答弁を聞きたいと思いますが、いかがでしょうかお尋ねをいたします。
 次に、町からの補助金の問題であります。今申し述べたように、社協の事業の増大と相まって、現状では、財政は限界ぎりぎりの状況に達しています。もちろん、社協としましては、会員の拡大による財政の確保に努めておりますけれども、なかなか現状どまりで、思うようには伸びておりません。町からの補助も出ておりますけれども、十分とは言えません。
 これも私が調べたところによりますと、郡内での補助金交付の状況は、大和町が 1,290万円、大郷町 1,040万円、大衡村 1,000万円でありまして、これに対して富谷町の補助金は 916万円であります。高齢者人口も介護認定者も郡内で一番多い富谷町としては、余りにも比較の低い数字ではないでありましょうか。せめて大和町並みに、 1,200万円は必要と考えます。
 なお、参考に申し上げますと、富谷と人口規模がほとんど同じの柴田町は、職員数が25名で、町の補助金は 3,700円であります。町長は、施政方針演説の中で、高齢者が安心して暮らせる地域づくりを強調されております。ぜひ、富谷町高齢者福祉の向上に理解を深めていただくとともに、社会福祉協議会の組織と財政にも目を向けて、年次計画的に改善を図るべきと考えますが、町長の見解を伺います。
 第2の質問は、模擬議会についての質問であります。
 模擬議会は、町政に理解と関心を高める役割とともに、町民の声を町政に反映できる非常に効果が大きいと思います。
 富谷町では、数年前から模擬議会が始められておりまして、第1回の模擬議会は、小学生が対象でありましたが、その中での提言で、「小さな美術館をつくってほしい」、「公園のトイレが男女別になっていないので、これを改善してほしい」という意見が出されまして、これは直ちに実施をされておりまして、「小さな美術館」などは、今でも公民館の中で続けられております。その後、中学生の模擬議会、女性の模擬議会が続きましたが、毎年継続的ではありませんてした。「継続は力なり」という言葉がありますけれども、模擬議会は、思いつきでやったのでは効果が失われ、意味がありません。町として、模擬議会をどのように位置づけておられるのか、基本的なスタンスを伺います。
 模擬議会は、やるとするならば、毎年定期的にやることに意味があると思いますが、町の今後の対応を伺います。
 また、計画的にやるとすれば、町民各層の声を聞くために、小学生、中学生はもちろん、青年層、女性層、高齢者層、勤労者層など、町民の生の声を聞くことに非常に重要な意味があると考えますが、この点どう考えておられるのか伺います。
 また、会場につきましては、いつでもこの議場でやっておりますけれども、これに固定するのではなく、各公民館を会場として移動模擬議会とし、多くの町民が傍聴に参加できるようにすれば、関心もさらに高まり、効果的と考えますが、この点についても伺いたいと思います。
 以上で質問を終わります。

議長(渡邊俊一君) 答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、菅原議員のご質問にお答えを申し上げます。
 まず最初に社会福祉協議会、社協のですね活動、大変重要な役目をやっていらっしゃる。さらにまた長い歴史があるというふうな認識は、全く私も従前から持っておりましてね、とりわけ2000年、平成12年の介護保険制度がスタートするまで社協での、とりわけ手を、介護を要するヘルパー支援等については、私的ながらですね、我が母親のことを思い出した折にも大変ありがたい、非常にそういった制度があったゆえにですねできたという、家族プラス介護の方というふうな役割を分担してできたんだなというふうな思いを強くしておりました。平成12年、2000年以降ですね、ややこの状況が変化をしてきたというのもこの社協の状況、スタイルだったのかなというふうに思います。
 今、菅原議員は社協の副会長、理事13人の中で副会長を負っておって、そしてまた、浅野議員は理事という立場で重要なる構成メンバーとなられているわけでありますね。そんなことを含めてですね、前段を申し上げましてお話をさせていただきますけれども、社協の評価というふうなことでいえば、大変今に重なります。昭和26年社会福祉法に基づく、法令に基づく団体、民間非営利団体、そこから発展して今NPOとかとよく聞くわけですね。その原点はここにあるというふうなことだろうというふうに思います。地域福祉の推進を図る団体として、それぞれ地域の皆さんが構成員となります。そして社会福祉事業を行う事業者が構成員となります。そういうミックスされた形での構成員であるというふうなことでありました。子育てサロンどことこであるとか、給食、配食サービス等については、私も1食ごちそうになりましたし、どこどこの町内会館での取り組みも実質、実際我が目で見させていただいたと。いろいろそこから考えるところございます。
 ちょっと細かいところに入りますけれども、きょうは町内会長さんもお見えですので、大変会費をですね、町内会の皆さん、町内会構成員からご協力いただくことのご苦労も、また大変だなというふうに思います。社協運営の事業費の約4分の1が会費収入ですということです。一般の方が 1,000円、賛助会員が 5,000円、特別会員1万円というふうなことで3区分をしまして、大方一般の会員さん 1,000円口でご協力をいただいている。そのご協力ぐあいも本当に町内会町さん、行政区長さんという立場でですね、大変お力を入れていただいているんだなというふうに思います。
 そんな中で実態はですね、会費収入が、現実低下しているというのも現実のようでございます。 1,200万円から現状 1,000万円程度までダウンしていると。あるいは、ご協力ぐあいの指標が73%から62%台に、6割を切らんとするところまで来ているとかですね。しかし、本当にぎりぎりの中で皆さん、区長さんのご協力と会員さんのご理解を得ながら、ようやっとここにキープしているんだなというふうなことも感じているところでございます。
 補助金はということで、菅原議員がおっしゃったとおりでございまして、現状、富谷町としましては 690万円、ここ数年来、五、六年来の経過を振り返ってみますと 690万円から 900万円台というふうなことで、右肩上がりに漸増、徐々にふえてはきているというふうなのも、現実では、数字上はですね、そういうふうなことであります。
 町の受託金収入、町の事業を直接町で運営するのではなくて、この社協に取ってかわっていただくと。高齢者の配食にしろ、先ほどの子育て事業ですね、さまざま福祉活動、ボランティア支援活動ありますので、社協に支援をさせていただいて、そこからそれぞれ配分していくという、そんなお役目をまた社協に担っていただいてるわけであります。そんなふうなことで、町の受託金収入が、データによりますと 1,700万円から、現在 770万円程度まで大幅ダウンしていると、こういうふうなことも、社協事業の活動の上で困難さを増しているのかなというふうに思います。
 社協活動の対象者は、やはり高齢者層、4万 4,500とは言うもののですね高齢者層、とりわけおひとり暮らし、おふたりながら、徐々に機能が下がっていくという、そういうふうな層を対象にすることだなというふうに思います。それは町もですね、全く対象は同じです。したがって、社協の対象者もかぶるわけであります。町が単独でやることを社協に取ってかわっていただく、こういうふうな考え方は全くそのとおり、今後もその線で行くべきだというふうに思います。
 したがいまして、その社協のですね、富谷町、若い高齢者層で老齢化率は36番目だよ。しかし、今実数、私は前から課題意識を持っていますけれども、実数はですね、トップなんですね。4町村比較して 5,000人を超えたというのも平成19年のデータであります。それは菅原議員がおっしゃるとおりであります。数は多い。対象者数が多いわけでありますから、若い町だよとは言いながらですね、 5,000人を超えた高齢者の皆さんをどのようにお支えをするかというのは、町としても、さらにまた大きくお力をおかりするのは社協以外にないと。「以外」って、ちょっと強いですけれども、社協が、その有力な団体であるというふうなことは間違いなかろうかというふうに思います。
 したがいまして、増員の件でありますけれども、基本的にはですね、私も今勉強の途上でして、会長ともどもいろんなところでお会いし、そしてまた個別のレクチャーを受けながら一生懸命今勉強しています。総合性、福祉の総合性を発揮する町であるべき部分、社協で担っていただく分、そういったことの分担だとかも含めてですね、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。これもそんなに時間がありませんので、次年度の予算組みというふうなこととあわせてですね、増員の件そしてまた増額の件については、適宜必要な検討を早速にしてまいるというふうなことであります。
 そうですね、そんなことで、いろいろデータを見ればですね、極めて社協のデータが、黒川4町村のみならず、県内36市町村の中で極めて何か影が薄いというか、大変今こういう立場になれば申しわけない状況の中で、ぎりぎりの中で運営していただいているんだなというふうなことを強く思っているところでございまして、何とか施策をですね、先ほど言ったとおりでございます。10月後半、そして来年度の予算づけに向けてしっかりと取り組んでまいりたいというふうに思います。
 本当に、「ボランティアつくしの会」の皆さん、中央公民館の調理場でつくる、そしてまた手分けをしてそれを届ける人がいる。「杜の風」さんにお願いして届ける人がいる。本当に「こんにちは」と言ってね、「お元気」と声かけるだけではなくて、弁当を持っていただけるプレゼンターでございますので、そういう意味では、非常にやはりいいんじゃないでしょうかね。本当にその日のご機嫌も、おかげんも確認できるというふうな意味では、月・金でやっている事業を土・日はどうかとかね、あるいはもっと拡大するにはどうしたらいいかというふうな、一定の基準がありますから、65歳以上の方に配食をといって、「おれ、つくるのやんだから弁当お願いします」という仕組みではない仕組みになっていまして、そういうふうな従来からの基準で運用してございますので、そういった運用基準の見直しなんかも含めて検討課題とさせていただきたいと思います。
 二つ目であります。模擬議会の活性化というふうなことでありました。私ども、11年以降ですね、データを検索いたしまして資料確認をいたしました。やれなかった2回については、言うまでもなく、前町長の体調不良というふうなことで、万やむを得ず予定していたものが見送られたというふうなことでございまして、思いつきで、ことしやる予定にしていたんだけれどもやめたと、そういうことでは決してございません。したがいまして、定期的にとか、町民の声を、生の声を直接お聞きする、この場もよし、出向いてもよし、どこかに集まってもよしですね。何なりとお聞かせいただくことが、私の町長第1期目のですね、1年目の課題でございますので、そういう意味で、惜しげもなく皆さんのところに出向かせていただくのはそのことでございます。直接今、私みずからの目で耳で聞かせていただく、そういう活動をしているんだなというふうなことでご理解いただければ大変ありがたいと思います。
 そんなふうなことで、生の声をお聞きする、そして模擬議会、定期的にも含めてですね、中学生の皆さんが非常に勉強の教材にもなる、この場を使うとかね。あるいは、事例としては、こういう予算あるんだけれども、この予算をどのように、どこにいるかという、そういった課題を与えて模擬議会を進めるなんていうのも聞いたことあります。いろいろ展開はあるのではないでしょうか。教育委員会部局と十分検討しながらですね、中学生を対象にした場合は、そのようなもっと今まで以上の取り組みができるのではないかなというふうに思います。
 成果としては、11年度、中学生の提案によって全公民館に「小さな小さな美術館」という、本当に何といいますかね、ささやかなんですが、なかなか味があるとね。そんなふうに思います。全館、私も行くたびに足を向けますけれども、それぞれユニークで個性的な公民館活動の一つとしてですね、取り組んでいるなというふうに思っているところでございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 8番菅原 傳君。

8番(菅原 傳君) 社協のことについては、町長も十分に理解深められておりまして、特に会費の問題なんか、私が申し上げなくちゃいけなかったんですけれども、町長の方からお話いただきまして、大変厳しい状況であることはご認識いただいておりまして、感謝申し上げたいと思います。
 そこで、町の方と社協の方はですね、協力共同体でありまして、町民の福祉問題については一緒に手を携えてやっているという立場でありますけれども、そこの中で予算的にですね、 600万円から 900万円とだんだんふえてきたということでありますけれども、「今後検討」というふうな言葉がございましたが、「検討」というのは、ふえる場合も考えられますし、減る場合も考えられますけれども、これをどういう意味でおっしゃったのかですね。ふえるということでのニュアンスなのか、再度確認をしたいと思います。
 それから、町からの派遣ですね。今、社協では1名が職員派遣されておりますけれども、この職員数の問題で、ほかの町村を見ますと派遣が1名あるいは2名、あるいは全くなしで独自でやっているところもあるようでありますけれども、この富谷町としては、職員数をさらに1名プラスをして2名派遣ということになるのかお答えがありませんでしたので、この点、再度お伺いいたします。

議長(渡邊俊一君) 答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) ただいまの件でありますけれども、検討はどちらかというふうなことでありますけれども、それは増額というふうな方向であると思います。しかしながら、社協のですね、先ほど言いましたように、2000年から社協の……、それまでは社協一本というふうな形で来たものがですね、今、NPOです、シルバー人材センター、さまざまな形で子育て、高齢者層への取り組み、あるわけであります。その辺のバランスも十分考えながら、方向はそういう増額というふうなことになろうかと思いますが、検討させていただきたいと思います。
 もう一つは2名体制、増員の件ですね。これもあわせてどういう職員を、年齢層ですね。今、課長補佐級、もう20年、30年近くにならんとする職員が、3年というふうな単位で社協の事務局長として派遣しているんですね。給料は役場持ちでというふうなことでやっておるんです。そういうふうなものが果たして年齢層、どういう層の人がいいのかとか、常勤のものがふさわしいのかとか、その辺のもろもろ、課題としてあると認識しておりますので、そうなると4名体制での今の人数はですね、極めて厳しい体制だなというふうに思いますので、その辺も含めて前向きに検討してまいります。

議長(渡邊俊一君) 8番菅原 傳君。

8番(菅原 傳君) お答えの内容について、いろいろございましたけれども、ちょっと前向きになっているのかなという感じはありますけれども、なおひとつ、ぜひ検討をいただきたいというふうに思います。
 次、模擬議会について再質問いたしますが、一定の評価をされておりますので、その点は私も町長と同じ考えでありますけれども、ただ、お答えがなかったのはですね、今後定期的にやるということでおっしゃったのか、そこがはっきりしませんでしたので、定期ということは年に1回、2回ということはないと思いますので、年に1回というふうになると思いますけれども、そういう意味でおっしゃっているのか、ちょっと確認をしたいと思いますし、それから各層ですね、いろいろな層の方々を対象とするということ。あるいは、この地域的にですね、移動模擬議会をやるということについては触れられておりませんので、再度この点は質問をして答弁を求めたいと思います。

議長(渡邊俊一君) 答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) ただいまの件は、先ほど言いましたように、11年以降ですね、定期的に開催しておりますので、大体見ますと、年末から1月、2月、3月もありますかね。年度内には開くというふうなことでお約束できるかと思います。対象は中学生、従前のスタイルがありますので、中学生をやってみるというものかなという漠然としたものが、それは今から検討してですね、やることはお約束しますし、さらにこの議場でというふうなことで取り組んでまいりたいというふうに思います。
 そして、移動かここかというふうな、移動ももちろん、次年度の課題とさせていただきましょう。ことし最低1回、私が1年目でございますので、従前の模擬議会で一定の成果もあったわけでありますので、十分なる検討を加えた中で取り組んでまいりたいというふうに思います。
議長(渡邊俊一君) 11番磯前 武君。

11番(磯前 武君) 私は、2件について質問をいたします。
 最初に、町のスポーツ施設の管理運営等について伺います。
 本町の8月20日現在の人口は4万 4,485人と、順調に年間 1,000人を超えるペースで推移しております。少子高齢化社会が進む中で、年金や介護、医療費の増大は、自治体の存続まで左右する深刻な問題になりつつあります。元気な高齢者をいかにふやすかが、高齢化社会のかぎであり、重要な課題です。
 本町では、平成20年から5年間の間に約 3,600人の、いわゆる団塊の世代の方が定年を迎えます。この大勢の町民の受け入れ態勢、これは十分できているのか、また、閉じこもり対策は十分なのか。運動をするスポーツ施設を受け入れ可能な施設の余力はあるのか。運動ははきっかけ、いわゆる動機づけを何よりも大切です。また、継続することが最も重要であるというふうに言われております。現状では、スポーツ等の愛好会、同好会を設立しようとしても、施設、指導者等の難問が山積をしているように思われてなりません。町の施設を利用してのスポーツサークル活動を計画しても、町主催のイベントが優先され、また、その準備等も含め、長期間閉館され、利用ができません。限られた施設であり、目的を持った効率的な運営管理を図るべきです。
 本来、町のスポーツ施設は、町民が利用しやすい施設であるべきです。町民の運動不足の解消、健康の維持増進、また、高齢者の生きがいづくりの運動を優先して利用させるべきではありませんか。
 そこで、具体的に伺います。
 武道館の9月のすべての火曜日が休館日になっております。全く利用できません。その理由を伺います。
 2番目、本町のスポーツ施設は、武道館とスポーツセンターの2カ所のみです。この2カ所の施設は、スポーツ施設と町の重要なイベント会場となっております。富谷市を目指す本町として、町民文化センター、イベント会場等の建設が必要ではありませんか。現状においては、施設の有効活用を図り、効率的かつ工夫の管理運営に徹するべきではないかと思います。現在は、町職員の勝手な都合、これは私の考えです。優先しているように思えてなりません。今までの慣例にとらわれず、利用の多い月には休館日を廃止するような、町民の立場に立っての柔軟な工夫をする措置を講ずるべきだと思います。
 3番目、ニュースポーツの町民に対する普及活動の取り組みについて伺います。具体的は、バウンドテニス、ユニカール、インディアカ等、ニュースポーツの取り組みについて伺います。また、健康づくりとしてのノルディックウオーキングの取り組みについても伺います。ニュースポーツの普及に必要な体育指導員の育成、また、この方たちの資質の向上に向ける取り組みについても伺います。
 4番目、町民が気軽に取り組めるスポーツとして卓球があります。本町では、卓球教室等もあり、卓球愛好者が急増をしております。中央公民館には、卓球台が一台もありません。その町民から聞いた、答えられた町からの、当局からの理由では、卓球の利用団体登録がないから、中央公民館には卓球台を配備していないのだということなんです。卓球台がない中央公民館に、どうして卓球の利用登録団体が登録しますか。これは全くですね、答えになっていないんですね。町長、これでですね、「あったかい富谷」と言えますか。大勢の町民からの要望があり、早急に中央公民館に卓球台を配備すべきです。
 また、あけの平公民館には、約30人の卓球の愛好者がおります。現状、卓球台が3台しかなく、増設すべきとの声が多くあります。これも、町当局の答えは、「これまで公民館から卓球台をふやしてくれという要望がないんだ」と。「そういうことが寄せられていないから考えていないんだ」と。卓球は、気軽に、意外と簡単に汗がかけます。町民の運動不足の解消、健康の維持増進、医療費の削減等になります。仲間同士、気軽にリスクもなく、無理なく運動ができるのにはもってこいのスポーツです。早急な増設配備をすべきです。
 5番目、町が所有しているスポーツ用具、どこにどのようなものが何台あるか、その情報が全くありません。町民に公開すべきです。現在、そのリストは、どこでどのようにして管理なされているのかを伺います。
 6番目、町の施設の利用状況、スポーツ用具・遊具の在庫状況を町のホームページで公開すべきです。
 7番目、富谷町総合基本計画で、これからのまちづくりは、住民と行政との一層の協働が必要不可欠とあります。「富谷町に住んでよかった」、「富谷に来てよかった」のまちづくりの実現推進の取り組みは、町民が気軽に運動ができる環境づくり、町民がいつでも利用できる施設の効率的な運営が、行政として最も重要な大切な責務であります。「あったかい富谷」、町民が主人公であるということを強く感じている若生町長の前向きなご所見を伺います。
 次に、2件目の環境問題について質問します。
 地球の温暖化は、人間の産業活動によって始まったものです。文明社会で生きる限りは、宿命と言えます。
 温暖化の最大の原因は二酸化炭素や水蒸気、メタンなど温室効果ガスが大気中にふえてしまったためです。日本の平均気温は、 100年の間に1度上昇をしております。地球全体で、平均気温が0.74度の上昇ですから、日本の平均気温は少し異常な状態になっております。
 日本のことしの夏は、8月16日、岐阜県多治見市と埼玉県熊谷市で40.9度を観測。国内の最高気温を74年ぶりに更新しました。これまでの記録は、昭和8年に山形市で観測した40.8度です。地球温暖化の影響ですか、このように夏は灼熱の夏となり、冬は春のような気温の暖冬となり、冬に桜が咲き始めます。桜の開花日も、50年間で5日間も早まっています。
 地球上のほかの地域では、大気中の水蒸気増加の影響で、中国、北朝鮮では、豪雨による大洪水の大規模な被害を受けております。また、干ばつ見舞われ、砂漠が広がっています。地球温暖化が進むと、氷が解けて海面が上昇し、沈む国が出てきます。インド洋、南太平洋の小さな島国は、海面上昇による被害を受け始めています。南太平洋の島国ツバルでは、環境難民として、既にニュージーランドに環境難民の移住を開始しております。このように、さまざまな形で環境の変化が出ています。
 本町では、ISO14001を取得して環境の保全の取り組みについては評価をいたします。町は、地球温暖化対策の重要性は認めていても、その取り組み、具体的内容が町民に示されていません。町内の小中学校の環境教育、環境学習への取り組みが見えてきません。近隣市町村の小学校・中学校と比較しても、数段おくれているように思えてなりません。理由があってのことなのか、具体的に伺います。
 1番目、米のとぎ汁を2リットル川に流すと、魚がすめる水質に戻すには、ふろの浴槽で約4杯分、 1,200リットルの水を必要とすると言われております。米のとぎ汁は、生活排水の57%を占めていると言われ、環境を極端に悪化させる元凶です。このとについて町長の認識はあるか伺います。
 2番目、米のとぎ汁にEMを入れて発酵させることで、農業や環境浄化や暮らしに役立ちます。このことについて、若生町長の認識はどうか伺います。
 3番目、近隣の主な小学校、仙台市高森中学校、岩沼市玉浦中学、角田市桜小学校、西根小学校、大郷町大松沢小学校、利府町の利府第三小学校、亘理町の荒浜小中学校、吉田小学校など、教育現場で環境教育の充実度向上を目指す動きが広がっております。EMをプールに投入しての清掃等を実地体験させての環境教育での取り組みです。このことについての考え方と取り組みについての評価を伺います。
 4番目、ことし新設開校した成田小学校で、開校してのすぐの5月に、EM発酵液、米のとぎ汁EM発酵液をプールに投入しての清掃を実施したとの情報がありました。その取り組みを実施した経過と効果について伺います。
 これで私の1回目の質問を終わります。

議長(渡邊俊一君) この際、午後1時まで休憩をいたします。
    午前11時57分 休憩


    午後 1時00分 再開

議長(渡邊俊一君) 先ほど、菅原 傳議員の一般質問の部分で訂正の申し出がありますので、発言を許します。8番菅原 傳君。

8番(菅原 傳君) 先ほど、質問の中で社会福祉協議会の各町村のですね、補助金の額について申し上げましたときに、柴田町ですね、 3,700万円でございましたけれども、これは、「万」を抜きまして「 3,700円」と申し上げましたので、うっかりしておりましたが、「 3,700万円」に訂正をいたします。

議長(渡邊俊一君) 引き続き一般質問を行います。
 答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、磯前議員のご質問に答弁をさせていただきます。
 午前に引き続きまして、どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、磯前議員からですね、スポーツ振興、スポーツ施設等の管理運営に関する内容等々ございましたので、町長と教育長と区分けしてというふうな内容もあるようでございますので、分担をして答弁をさせていただきます。
 それでは、町のスポーツ施設管理運営についてということで、貴重なご意見を今回もちょうだいいたしました。ふだんの磯前議員、どこに行ってもスポーツ、そして体を動かす、お仲間と一緒にいる姿、随所で見受けられるわけでありますが、そういったふだんのお人柄と柔和な雰囲気からはですね、想像しがたい刺激的な言葉が出てまいりましたけれども、ご自分の考えとはいえ、「職員の勝手な都合云々」の発言も飛び出してまいりましたが、決してそういう思いでやっていることでは決してないんでありまして、もしその辺が十分、こっちは思っていない、しかし皆さんにはそう映るというんであればですね、そこを十分検証確認をした上で、やはり取り組んでいかきゃならないなと改めて思った次第でございました。
  3,600人の団塊の世代を中心とする皆さんが退職の時期を迎えるという実態もですね、町長就任前から、そういう課題を持っておりまして、第2の人生といいますかね、私は、役場職員にも地域デビューというふうなことをよく言います。内側にのみならず、やはり地域の皆さんとか、あるいは体育祭のように、皆さんと顔を合わせる場面に積極的に出向いてというふうなことを言っていることもありましてですね、大変共感できるところございました。
 1と2と7とまとめてお話をさせていただきます。休館日の件ですね。あるいは施設の効率的運営ということでありますけれども、休館日、実は勝手にやっているわけではなくて、この辺は何とも難しいところなんですが、週一定休日にしていると。これは清掃の必要だとか、施設の点検確認だとか、そういうふうなことでやっているんですね。もちろん職員はこの日も出ておりますので、交代しながらも、この日は、施設は休んでいるけれども、職員がいろいろ内外ともども点検確認をする日と、清掃する日というふうなことになっております。
 したがいまして、月曜日休館ですので、原則。祝日の関係で日・月が旗日で、火曜日休みにせざるを得ないと、こういう現実なんです。したがいまして、月曜日じゃなくて火曜日を定期的な活動日にしている方は、旗日の関係で、火曜日が休みの週が年に何回かあると。そうすると、同じ場所でここ利用できないよというのも声としてはあるんですね。しかし、いろいろ種々検討している中でですね、どうしても今現状、週一休みをとらざるを得ないということであります。
 じゃあ、日中じゃなくて別な時間にというふうなこともあるかもしれません。その辺は十分検討課題とさせていただきながら、現状いろいろ皆さんに使い勝手のよく、最大限活用いただくという、そういうふうな立場で検討してもですね、週一の休みはとらざるを得ないというのが現時点の結論でございます。
 環境づくりにつきましては、町の重要施策の一つでありまして、これは磯前議員がおっしゃるとおりでございます。何とか施設充実を図っていきたいと。皆さんの合意を形成しながらですね、さらに前に進めたいという思いでいっぱいでございます。
 先ほどの高齢者数の問題もありました。元気な高齢者の皆さんに、いかに第二の人生、地域デビューする折ですね、富谷町内に目を向けていただいて、いろんな諸施設でいろんな人の交流の場、そしてまたご自分も見つけ、発見いただくと、そういうふうな取り組みにつなげていきたいというふうに思います。
 三つ目の各種ニュースポーツというふうなことでございました。この辺は……、もう一つですね、長期間閉館され利用できませんという件がありました。ちょっとここは打ち合わせの中でも出てこなかったので、課長に後ほど、この点にだけ1点答弁をさせます。
 ニュースポーツの件でありますけれども、体育指導員の育成、これも今回ご質問いただいた中で全体像をまとめてみました。体育指導員のご活躍、いろんなところで、随所で見受けられるところでした。現状はですね、富谷町の体育指導員の定員数、これは規則にありまして、15名です。これは従前から変わっていません。20代を1名として、40代5名。申し上げます。50代6名、60代1名、70代2名というふうなことで、20代から70代まで、15人ばらつきがございます。
 さらにまた経験、その体育指導員になっていただいてからの経験年数でありますけれども、5年未満が3人、そしていろいろあってですね、21年以上という方も3人いらっしゃいます。したがいまして、30代、40代、それぞれの体育指導員としてのスタートがあるわけでありますけれども、この辺についてですね、大きく貢献いただいていることは承知の上で、そしてそのご労苦に感謝を申し上げるとともにですね、今後の体育指導員のあり方、現状を踏まえ、世代交代等の検討も含めて課題とさせていただきたいと思います。
 4番の卓球愛好家、私も卓球大好きでありましてね、おっしゃるとおりであります。手軽にやれるという面では、もう断トツではないでしょうか。そういう意味で、中央公民館の件、先ほどありましたけれども、刺激的な言葉が並びましたが、何か私が聞いた範囲では、そうでないようであります。中央公民館にないのは、富ケ丘の公民館に貸したんだと。それ以上貸してけろというふうなこともなくですね、そのままになっていますというふうなことでございました。
 あけの平についてはですね、これも議員がおっしゃるような言葉ではなくて、何ぼでも用意する準備はあるんでございますが、何せ場所がですね、収納場所がなくて、フロアに並べざるを得ないというふうに私は原課から聞き、そのとおりなんだなというふうに……。とにかくフロアを真っ平にしておかないとね、あっちぶつかり、こっちぶつかりで、これまた危険が伴うわけでありますので、この件についても、全部就任3カ月以内には回ったつもりでありますけれども、再度、視察・検討、自分の目で見させていただきながらですね、卓球台については、いかようにも何台とも大ふろしきを広げるわけではございませんが、各公民館に必要な台数をそろえるというふうなことで、前向きに検討いたしたいと思います。
 遊具・用具類であります。5番目、6番目、これもおっしゃるとおりでありまして、ホームページ等で、今現状が何ぼあるのというふうなのは当然、何も隠し立てする何もありませんので、ホームページもいいツールだと思いますので、広報にこれ努めたいと思います。
 福祉健康センターで保管しているものは、将棋盤3台、碁盤が2台、これっきりです。保健福祉総合支援センター、とおの宮にあるですね、そこです。体力づくり手段としていろいろありますから、ヨガマット以下、コミュニケーションの手段、ゲーム感覚で仲間づくりができるという面でボーリングセットとか輪投げセットとかありますよと。スポーツセンターにも、それぞれユニカール以下、何セットかずつ多種多様そろえてございますというふうなことで、早速印刷物等ございますので、議員ともども、議員のみならずですね、皆さんにお配りをして、ご理解のほどお願い申し上げたいと思います。
 次にですね、環境の件であります。温暖化というふうなテーマは、私もふっとすると、この将来どうなるのかしらと。我が世代、この先、それこそ子々孫々、大きなテーマであります。したがって、そういうふうな中でですね、我々が現在この環境、後世代に引き継ぐためには何すべきかというのは当然課題としてあるわけでありますので、議員のご指摘のとおりだというふうに思います。
 そこから入って、米のとぎ汁の件ありました。恐らく 1,200リットル云々も正しいことだろうというふうに思います。ご指摘内容は、そのとおりだというふうに思います。私はですね、町長という立場からして、その水の浄化というふうなことでいえば、富谷町は、幸いにして世帯数分の、公共下水道整備世帯というのは圧倒的多数でありますので、98%台と、県下ナンバーワンというふうなことでありますけれども、合併じゃなくて公共下水の対象区域外、この世帯何ぼあんのというふうなことで、確たる数字を確かめましたところ、5が三つ並びましてね、 555世帯です。その中で、現状 305世帯が合併浄化槽対応で、すべて生活雑排水からし尿から含めて、浄化槽で浄化処理した上で放流していただいているというふうなことであります。いろいろ補助金制度もありますしね、ご活用いただきたいというふうに思います。
 これもですね、仙台市やら黒川郡4町村をこう見ますとですね、指標がいいんですね。私が取り組んでやった結果でないですので、そんなに大きな声で言えませんけれども、指標だけ申し上げますと、富谷町55%ほどです。参考までに仙台市は42%台とかね。黒川郡のその他の地区は20%台。大衡が5割ちょっと超してというふうなことで、全然近隣に遜色のない、要するに 555分の 305世帯に合併浄化槽が対応されているというふうなことでありまして、今後とも生活雑排水等を含むし尿……、排水のですね、による水の悪化、環境悪化の防止の手だて、強めてまいりたいというふうに思います。
 EM菌は教育長答弁になろうかと思いますけれども、私もしばしば聞くようになりました。あれはEM菌とかといってですね、有用微生物群という略称で、乳酸菌や酵母菌、光合成細菌等を複合培養したもので、沖縄の琉球大学の比嘉教授とおっしゃるんでしょうかね。比嘉教授が開発したもので、今大変注目されていると。畑によし、水によし、何によしね。何だかもうすべてよしのようです。いろいろこのよし、よしから波及する課題がありましてね、余り大事にしないんだよとかと、本当かうそかわかりませんけれども、そんな話もお聞きするところでございました。しっかりと小学校の活用、いいものはどんどん取り入れていく、その立場、お話を申し上げさせていただきたいと思います。
 課長答弁、一つだけお願いします。以上です。

議長(渡邊俊一君) 生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤信夫君) スポーツセンター等の9月の利用につきまして、まず、9月の火曜日は4回ほどございまして、そのうち18日と、それから25日の分につきましては、休日の振替日ということで火曜日が休みというふうになってございます。ただ、4日、11日は平日でございますけれども、まず4日は、マーチングフェスティバルの練習日として確保されておりまして、スポーツセンターが使用できない。武道館は使用できる状態になっております。また、11日の分につきまして、これは17日が敬老会を開催予定でございまして、その準備でもう11日から使えない状態になっているということでございます。武道館については、こちらも使用できる状態にはなっております。

議長(渡邊俊一君) 千葉教育長。

教育長(千葉芳樹君) それでは、EMを使いました成田小学校の現状と、それからこれからの町の取り組みということでお話し、お答えさせていただきます。
 このEMですけれども、5月に成田小学校で、プールの清掃に実験的に活用し、利用しました。その結果を見ると、アオミドロの浮遊は余り見られなくて、清掃がスムーズにできたということです。そのほかに、成田小学校では、トイレそれからマット、それから机ですか、そういうふうなところまでEMを使って清掃したら、非常に効果が上がった。そのさまざまな情報を収集して、私たちの方でも理解を得るため、そして今後どうするか研究を重ねました。
 ということで、過日の校長会に諮りまして、町として全小中学校、環境教育の一環として取り組むということで、ただ、プールだけでなくて、先ほどもお話ししましたように、トイレ等々、多角的に活用できるような方向で取り組もうということで、9月20日に関係の先生方を集めて研究会を開いて、そして次年度に向けての計画を立てていきたいというふうに考えております。以上です。

議長(渡邊俊一君) 11番磯前 武君。

11番(磯前 武君) この休館日の問題ですが、週1回はどうしても休まなければならないと。これは掃除だとか点検ですか。ということで、私も町の職員に、「どうしても週1回の休館というのは必要なのか」と。「休館日は何しているんだ」と。「何もしてません」と言うんですね。ただあけておくだけなんですね。「ただ1回ぐらい、週に1回ぐらいはあけておく必要があるでしょう」と。「だって、あけておくといったら、日曜日だとかね、そういうとき、ほとんど使わないんじゃないの」と言ったんですが、「だから、これは慣例ですから、ずっと続いてきた慣例だから、これは1日は置かなきゃならない」。そういうことなんで、前向きな、「あったかい富谷」をつくる町長なので、ちょっとただしたわけ、お願いしたわけです。そういう意味です。今後の町長の前向きな方向づけに期待しての質問でございます。
 それから、体育指導員の育成については、町民体育祭とかいろんな大会、バレーボール大会とか卓球大会とか、そういうときに、いろんな審判員とか、そういうふうなところに駆り出されて……、「駆り出される」という言葉がいいかどうかわかりません。頼まれてやっているのがほとんどの仕事だというふうに聞いているんで、そうじゃなくて、体育指導員は体育を指導するため、審判とか、そういうお手伝いをするための指導員じゃないでしょうと。
 ですから、ニュースポーツに対する研修を受けて、そして富谷町が、いろんなこれからの高齢者、団塊の世代が町に、会社をやめて定年になって来たときに、いろんな新しいスポーツを指導するのが責務じゃないのかというふうなことを聞いたんですが、そんな暇がないと。その理由の中に、町長は、20代、40代と、こう年代別にやりましたが、なかなかですね、勤めている方がそういうニュースポーツとか、そういう新しいものに対する時間を割いて勉強する機会がなかなかとれないと。結局は、町がいろんなことの育成に対する勉強会とかなんかをやっても、なかなか行けないですから、体育指導員というのは、町が計画したもの以外にですね、仙台市だとかいろんなところへ行って、新しいスポーツをみずから勉強する、そういう姿勢の人がいないと難しいんじゃないかと。それには、60を過ぎた、定年になった、元気なですね、高齢者の方がですね、前向きにそういうものを取り組む、そういう人がいっぱいおります、富谷町には。そういう方に体育指導員になっていただくと、こういうふうなことも必要なのではないかというふうに私は思いましたので、質問をしたわけです。
 それから、卓球の配備については、もう私は、そんなに町長は自信を持って、すべての公民館に必要な台数をもうそろえますよという太鼓判をね、押されるね、ことは余り期待していなかったんですが……。「やりましょう」ぐらいは期待していたんですけれども、本当にこれはね、力強く、もう町長は、もうこの議会が終わる前に手配するんじゃないかというぐらい……。きょうは行政区長さん来ていますから、「いや、おれのところの公民館も足りないんだよ」というふうなことが出てですね、「どんどん言ってくれ」と。「私は、もうすべてそろえますよ」と。富谷町はね、借金も少ないし、町民一人頭12万 8,000円ですか、そのぐらいしかないですからね。ですから、幾らでも大丈夫です。総務課長、首振らないけれどもね、もうそういう意味ではね、私は本当に力強く感じました。早速よろしくお願いしたいと思います。
 それから、このニュースポーツの中でバウンドテニスというのがあるんです。このバウンドテニスはですね、本町にはですね、コート、ネット、3組あるんです。これは、10年ぐらい前に購入したんですね、町が。それで、これはね、結構高いというかね、1セット20万円ぐらいするんですね。だから、ラケットとボールとすべてをそろえたら、1セットやっぱり二、三十万円かかるんじゃないですかね。これはそろっているんです。スポーツセンターの倉庫に置いてあるんですが、これはですね、もう小学生からお年寄りまで、幅広い年齢で楽しめるスポーツで、幅が3メートル、長さが10メートルで、ネットの高さが50センチというふうなですね、本当にこれ、体育館なら4面から5面とれると、たくさんの人が楽しめると、こういうふうなスポーツなんですね。町に10年前に買ったものがありますから、こういうことを10年前に経験した方がおられると思います。ですから、こういう方がですね、指導していただいて、そして眠っていたんではですね、何の意味もなさないということなので、せっかくこういういいものがありますから、それをぜひとも活用をしていただくような、それこそ企画をしていただいてですね、よろしくお願いしたいと思うんです。
 それから、環境問題でございますが、教育長の方から、成田小学校の取り組みについて、大変前向きなことをいただきました。これは学校がですね、いろんな全国でかなりの学校、 900校ぐらいですね、これを取り組んでおりまして、今、教育長が言ったように、プールだけじゃなくて、とにかくトイレ、とにかく学校のトイレ、やっぱり20年以上過ぎますとね、かなり臭いんですね。
 校長先生も、一番の悩みは何だと言ったら、学校のトイレの臭みを何とかね、なくそうとしていろんな方式をとっても、なかなか難しい。このEM発酵液を使って掃除をすると、臭みもなくなるというふうなことなんで、いや、これをぜひやりたいというふうなことで、校長先生、それには大賛成でございますし、それからプールもですね、子供たちが、もう本当に掃除するのに丸一日かかって掃除し、掃除をしながら、ぬるぬるしていますからね、大体7カ月ぐらい水を張ってありますから。掃除するさなかですね、臭いし、どぶ臭いし、足はぬるぬるしてすべるし、もう本当にけがしない方が不思議なくらいなんですね。どうしようもなくて、今は富谷の小中学校では、「水だけ使っている」と、こういうふうに言ってはおりますが、洗剤を使ったりいろんなものを使ってですね、クレンザーを使ったりしてやっぱり掃除しているんです。しかし、環境に悪いからということで、そういうものを使ったことは内緒にしてやれというふうなね、これはオフレコの言葉でございますが、そういうことでやっているんですが、今の教育長の話で、今度はEMを使ってやれば、環境にも優しいし、それから大体なれてくると、秋にEM発酵液を入れて、春の5月に掃除するときは、もう何も使わなくても2時間ぐらいで終わってしまうと、そういうふうな事例も出ています。これを流すことによって、処理場でですね、環境に優しいものが流れてくるというふうな構図でございます。
 そんなことで、その取り組みを、さらに全町の小中学校で取り組むということなので、ぜひともこれに前向きに取り組んでいただきたいというふうに思います。いつごろからその取り組みを図るのかですね、教育長に再度答弁をお願いいたします。

議長(渡邊俊一君) 卓球台については、質問でなくてよろしいですね。はい。
 答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、お答えを申し上げます。
 施設の有効活用という部分と町の体育指導員の件でありますけれども、磯前議員から飛び出す言葉は、かなりこれまた刺激的でございましてね。私が会う職員からは聞けないような言葉が発せられるわけでありますけれども、本当に町の職員とは思えないような発言だなとも思ったりします。
 決して休館日、何もしてないわけではないんですね。当然一日の職務があるわけであります。その中に清掃と施設点検と、あるいは補修とあるわけでありますので、それこそ第1グラウンド、ABグラウンドから上がってくるところ、自前で木を持ってきて、くいを持って、階段を10段ほど土を切って、今までずっとのりになっていた部分、つるつる心配ながら上ったりおりたりしていたあの部分は、学習課職員がつくったんですね、自前で。そんなことも含めてですね、私は、決して遊んでいる、何もしていない、そういうふうな思いを持ったことはありませんので、その辺のところは、どのような人からどんな形で、どういう場面でのことだったのかなというふうなことを改めて今思ったところでございます。
 体育指導員もですね、おっしゃるとおり、町の下請では決してございませんしね。先ほどの社協と同じように、まさに自主独立して、そしてまた皆さん向けに独創的な活動をするというふうなのが趣旨だと思います。「こういうふうなことやってくれ」とか、「やってもらうから」とかといって、「はい、嫌々ながら」とかね、「勤めの合間云々」では決してないはずなんですね。その辺のところ、しっかりともう一回見直すべきところは見直し、そして皆さんにお願いするところはし、そして町が指導員の皆さんに期待することは何なのか、その辺のところを十分検討確認といいますかね、双方の意思疎通も含めて進めてまいりたいというふうに思います。指導員として的確者はどなた、どういう人、どういうお方なのか、その辺も課題であります。
 したがいまして、バウンドテニスの活用等も含めて、しっかりと今の質問の趣旨を受けてですね、前向きに取り組んでまいりたいと、そんなふうに思います。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 千葉教育長。

教育長(千葉芳樹君) 先ほどお話し申し上げました校長会の方で、環境教育の一環として取り組むということが町と教育委員会の方で共有できましたので、9月20日に第1回の説明会を開いて、学校のプログラムの作成、そして調整、そして次年度に備えていきたいというふうに考えています。
議長(渡邊俊一君) 19番千葉 達君。

19番(千葉 達君) 最初に、裁判員制度について。
 一般市民が裁判にかかわる裁判員制度が2009年5月から導入予定になっております。3日前の9月1日の新聞記事によると、裁判員候補者名簿に記載される全国37万人に対する通知業務などの費用として、約4億円を来年度国家予算に概算要求したということであります。
 裁判員制度については、これまでたびたび報道されてきましたが、裁判員候補者名簿者数、また実質的な裁判員数、そして一市民が裁判員になれるまでの流れというか、その過程について、私は大変関心を寄せている一人であります。
 裁判員候補者リスト、全国約37万人という数は、全国有権者1億 355万人に対し約 280人に一人ということになります。全国60裁判所の一つである仙台地裁、いわゆる仙台地方裁判所、この仙台地裁管内では、有権者約 190万からして約 6,780人、我が富谷町では、有権者約3万 3,000人いますので 118名、約 120名ほどの裁判員候補者がリストアップされるものと私は考えております。
 しかし、裁判員候補者になっても、裁判員になれない人が出てきます。義務教育を終了していない者から始まり、禁固以上の刑を受けた者、心身の故障、司法権にかかわる職業についている者、犯罪・逮捕・留置されている者、事件関係者などなど、ふるいにかけられ落とされていきます。この裁判員になれない者の判断は、一体どこでだれがするか。自己申告なのか、地裁または市町村選挙管理委員会なのか、一つのポイントになりそうであります。
 新聞記事から引用すると、次のとおりです。「候補者名簿は、裁判を実施する地裁などの管内各選挙管理委員会が、選挙人名簿からくじで選んだ名簿に基づき各地裁などが作成する。各地裁などは、来年12月ごろ、候補者となったことを通知する書面を発送する予定で、辞退理由などを尋ねる調査票も同封。回答の集計作業も委託する」ということであります。
 そこで、質問の第1点目は、選挙管理委員会が選挙人名簿からくじで裁判員候補者を選ぶことになりますが、選挙人名簿台帳には、名前、住所、生年月日、性別等が記載されていると思いますが、このほかに記載事項はほかにあるのかお伺いいたします。
 第2点目に、毎年1回更新される裁判員候補者名簿は公表されるものかされないものなのか、また、プライバシーは守られるのかお伺いいたします。
 第3点目に、仙台地裁は、県内市町村からリストアップされた裁判員候補者の中からくじで裁判員を選任するので、年間を通じ、裁判対象事件数にもよるが、富谷町からの裁判員の数は定かでないと考えます。しかし、市町村別裁判員候補者数は、管内有権者と比例配分となるのでしょうから、数は算出できるはずであります。富谷町での裁判員候補者数は、先ほど 120名と計算してありますが、町当局では何人ぐらいになるかお伺いします。
 第4点目に、各市町村の選挙管理委員会が候補者のリストアップから、調査票の回収・集計作業まで、お上からの委託業務と考えられる観点からして、ここに係る事務経費負担は国・県のいずれになるかお伺いいたします。
 次に、団地の空き地除草についてですが、環境保全事業の一環として、住宅団地空き地の所有者に対して毎年繁茂する刈り払い、いわゆる草刈り業務あっせん通知実績によれば、5年前の平成14年には、通知件数 686件をピークに、それ以降年々減少し、昨年、平成18年度には 515件となっております。所有者からの回答率は、昨年、平成18年度は77.5%、それ以前の各年度においては約65%前後になっております。そのうち、所有者自身が刈り払いする自主管理が20%から25%の 120件前後、町への刈り払いあっせん依頼が45%から、ないし50%、少ない年約 250件、多い年で約 300件という数字が出ております。
 問題とするところは、通知に対する回答なしの未回収所有者の空き地雑草の件であります。その身近な一例を挙げますと、あけの平三丁目某地点であります。何年もの以前から所有者の自主的管理がされず、近隣住民はもちろん、町内会としても、ほとほと手を焼いている状況であります。この伸び放題の雑草については、町内会が町へ除草の要望をしたり、時には、町内会有志が刈り払いしてきた経緯があります。
 この地点は、あけの平大清水間の開通以来、車両通行量の増加に伴い、迂回して通る車両が非常に多くなっております。さらに、この地点は、あけの平小学校へのスクールゾーンとなっており、近年とみにふえている大清水団地内からの児童数 176名が登校・下校時利用している地点であります。空き地雑草による中途半端な視界、見通しが極めて危険な交差点ともなっているわけであります。少なくとも年2回は除草すべき地点と考えます。
 こうしたことから、ややもすれば、町内の団地空き地に似通ったケースはないだろうかと危惧し、もしそうあれば、所有者はもちろん、行政のみならず、行政・町内会が連携・協働し、問題解決に最大の努力をしなければならないと考えます。
 よって、第1点目に、団地の空き地雑草の箇所は点在しているわけですが、ここ数年間において、地域住民、地域町内からの空き地雑草に関する苦情、または除草の要望などはどのくらい寄せられているかお伺いします。
 第2点目に、空き地雑草問題は、環境衛生、環境美化、そして精神衛生上にも非常に好ましくなく、さらに交通安全にも影響があり、放置していてはならないと考えます。したがって、空き地所有者に対する草刈り業務あっせん通知書発送から除草実施に至るまでの経過、対象内容をお伺いいたします。
 第3点目に、どうしようもない所有者に対する強行的・強制的手法はとれないものか、町長の見解をお伺いし、質問を終わります。

議長(渡邊俊一君) 答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの千葉議員のご質問に答弁を申し上げます。
 裁判員制度からでありますけれども、よく振り返ってみますと、よく耳にしました司法制度改革の一環として、弁護士をふやすとかですね、裁判員制度を導入するとか、その中の一つというふうに認識しておりまして、いよいよ平成16年から5年以内にということで、平成21年、2009年の5月までにというふうなことでございますので、もう来年のあたりがおよそ仕上げの段階に入るのかなというふうに思っております。小泉首相時代に創設をされ、16年の5月に公布された法律に基づいて、今、着々と準備が進んでおるわけであります。
 裁判員制度のスローガンはですね、「私の視点、私の感覚、私の言葉で参加します」というのが市民向けの、町民向けのチラシのスローガンであるようであります。大変人権あるいは人の命にかかわる重大なことでありますので、裁判官あるいは裁判当事者だけにですね、ゆだねてよろしいのかという、そういった背景があったのかなというふうに認識しているところでございました。
 そのような中で、町として、その事務の一端をですね、担うことになるわけでありますので、その観点からのご質問と受けとめさせていただき、大変貴重な場でご提供いただき、私も大変わかったふりしながらですね、わかっていないことがたくさんあったなというふうな反省を込めながら答弁の準備をしてきたところでございました。
 裁判員候補者名簿、正式名称ですね。ごめんなさい。裁判員候補者予定者名簿です。これには、お名前と住所と生年月日を記すということで、それぞれ準備をいたします。プライバシーについては、当然のことながら、裁判員の名前や住所といった情報は何人といえども公にしてはならない。その名簿については開示を禁じられておると。当然、漏えいされた場合には刑罰条項があるというふうなことでございます。
 凶悪事件、20ほどの死刑を含む刑罰のある凶悪事件が裁判員が参加する裁判の対象となっているようでございまして、先ほど 120名のお話がありましたけれども、近時、近々のデータからしますと、全国に裁判員が参加する裁判の事例は 3,629件。仙台地裁管轄では54件。
 もろもろのデータをすり合わせましてですね、富谷町には、直近の選挙人名簿登録者数は3万 3,471でございます。それに見合う一定の比率がありますので、それを掛け合わせますと46から90名、50から 100ぐらいの範囲で選抜されるというふうなことです。
 そこから実務的な手順が始まりまして、必要な人数、裁判所に出頭します。もろもろの事情があって参加できません等々あるわけですね。結果、裁判員として実際に裁判所に出向く、出て、裁判官ともども裁判に参加する人は、その1割程度というふうな認識でおおよそいいのかなというふうに思います。そのようなことで準備に当たるというふうなことと、富谷町の想定件数、その先は裁判所にゆだねられるというふうなことであります。
 経費等については、すべて国の負担となりまして、地方交付税対応というふうなことであるようです。
 その次にはですね、団地の空き地の除草についてというふうなことでありました。それぞれ大型住宅団地抱えてといいますか、10以上あるですね、団地の皆さんについては、本当にご心配といいますか、毎年めぐってくる雑草繁茂期、頭を痛める課題でございます。そうでないところもですね、それこそ庭先やら道路の町道の部分やら、それぞれできる範囲で、危険防止というふうな立場でやっているわけでありますけれども、団地部については、また特有の事情があるわけでありまして、火災防止だとか害虫発生防止、環境美化、交通事故防止等の観点からですね、放置できないというふうなことであります。
 苦情件数、対象の移管、強行手段というふうなことでまとめてお答えをさせていただきます。
 19年度ベースで発送件数は 505件。回答いただいた方が 373件、約75%程度です。あっせん依頼をいただく方が 250ぐらい、自分でやるよというのが 120程度というふうな内容となっております。したがいまして、所有者に対してですね、自己管理を徹底していただくというふうなことに尽きるわけでありますけれども、所有者が全国に散在しておりまして、なかなか一部所在がつかめない方も含めてですね、苦慮しているところでございます。
 1年のスケジュール的には、6月下旬に空き地に繁茂した雑草等の除去通知書という書面を発送しております。8月中旬には、回答をもとに第1回目の……、第1回目というか通常1回の刈り払いなんですけれども、空き地の草刈りをしているというふうなことです。
 必ず住民の皆さんからの苦情やらですね、連絡つかない、あるいはやると言ってやらない、思うようにいかないのも現実でありましてね、そこらについての対応については、従前も悩んでおったわけでありますけれども、現状も悩みの過程にありまして、皆さんの、それこそお力、ご協力を得ながらですね、ほどよい管理・監督ができるように努めてまいりたいというふうに思います。
 条例、前回の議会でもあったかに思いますけれども、富谷町環境美化の促進に関する条例、昭和60年制定の条例に一応は基づいているんです。しかし、罰則規定はいかがかというふうなことなんですが、ごみの散乱に関してだけこの罰則が連動するような仕組みになっていましてね、この辺の空地の管理については、強行規定というふうなものは、今回の検証の結果ですね、多少抜けておるといいますか、その辺の準備のしぐあいがどうなのかなというふうなことで検討課題とさせていただきたいと思います。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 19番千葉 達君。

19番(千葉 達君) ただいま回答をいただきましたが、回答のとおり、雑草また枯れ草については、条例第4条第2項にうたっております。しかるに、この雑草問題、未回答が約、昨年度18年度で百十何件ですか、それ以前ですと 150から 160件あります。これは、毎年同じ固定した未回答ではないかなと私は考えるところです。したがって、富谷町環境美化の促進に関する条例第4条第2項に加え、勧告から強制的に条例改正する考え、検討する必要があるのではないかと私は考えるわけですが、町長の見解を伺います。

議長(渡邊俊一君) 答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの件についてご回答申し上げます。
 おっしゃるようにですね、打てど何すれど響かない人がおりましてね、商売上であれば本当に固定客で、ありがたいお客さんなんですが、この固定客は全く招かざる客でございまして、大変苦慮してございます。私も、こういうご質問を契機にですね、本気になって町内会長さん含めて、皆さんの総意の中で、どのように対処することが一歩進むことになるのか、その辺を十分精査検討させていただきたいと思います。それが効果として条例、形の上だけでなくて、条例を制定、罰則をリンクさせるというふうなことで効果があるのであればですね、条例改正もやぶさかではないということでございます。以上です。
議長(渡邊俊一君) 7番相澤 榮君。

7番(相澤 榮君) 私は、本町の道路行政ということと、西成田コミュニティセンターの整備という二つの問題についてお伺いをいたします。
 まず最初に、本町の道路行政についてお伺いいたします。
 高度経済成長とともに進んできた道路整備は、予想を上回るモータリゼーションの波に対応するため、幹線道路の整備に主眼が置かれてきました。しかし、それでもトラックなどが走る幹線道路と、町民が日常的に使う生活道路の役割分担がうまくいかずに、道幅の狭い生活道路に大型車が入り込み、通学者や付近の住民は、トラックなどが来ないかびくびくしながら歩かなくてはならない現状であります。
 国土交通省が実施した道路空間満足度調査によりますと、国道などの幹線道路と身の回りの生活道路整備の重要性を尋ねたところ、「生活道路の方が重要」という、また、「どちらかといえば重要」の二つの回答がありまして、生活道路の方が優先されるという部分が半数の53%ほどに上回っております。
 さて、本町の町道整備については、議会のたびに質問として取り上げられています。請願書が提出され、住民の請願の意図、それに対して委員会が慎重に調査し、議会で採択されても、執行するかどうかは町当局が考えることで、議会として住民の意思を反映していただきたいと考えても、どうにもならない現状であります。建設実現を求める請願書の本意については、無視される危険性があります。一番は、請願が採択された結果、即工事が始まるのだというように地域の皆様に理解されてしまう、いろんな誤解を招くおそれがあります。
 道路の整備については、主要道路が優先され、財政状況、地域の要望、そのほかいろんな状況を考えて順位をつけていると伺っております。議会で採択するということは、執行部に対してぜひやってほしいという強い要望であると思います。幅員4メートル未満路線の整備されていない町道は、12キロぐらいあると聞いています。住民の生活道路として、緊急避難道路として、その緊急避難の確保のためにも早急にしなければならないと考えます。市制を目指す本町としましては、人口増は確かに重要と存じます。しかし、その受け皿としての道路の整備も最重点課題だと思います。よって、次の項目にて質問をいたします。
 一つ、改良、整備の優先順位の考え方について伺います。
 二つ、向こう数年間の計画がありましたら示してください。
 三つ、平成7年6月に今泉深苗代線が請願採択されていますが、このことについて12年間も経過されておりますが、全然答えが見えていません。どのように対処されますかお伺いします。
 四つ、大童今泉線の工事の進捗状況と、今後の工程について、また工事区間の安全対策について伺います。
 次に、西成田コミュニティセンターの整備についてお伺いいたします。
 西成田コミュニティセンターは、南部6地区の地域住民の協議会による運営のもと、地域住民の心のよりどころとして、運動会や夏祭り、グランドゴルフなど、各町内会における花いっぱい運動、花壇コンクール、老人クラブによるゲートボール大会や花壇の整備、地区住民による、センター周りの環境整備として年3回、草刈り奉仕作業を実施しています。このような事業を実施することにより、地域住民のまちづくりへの意気込みが伝わってきます。ここに地方自治の原点があるように感じられます。
 このセンターは、昭和25年ごろに建築された木造校舎であり、大分傷んではおりますが、今は懐かしく、いつまでも長く今の姿で残しておきたい建物です。富谷町としての大きな財産であります。また、遊歩道も荒れ放題です。この施設は、地区の住民だけでなく、多くの町民が利用しています。安心・安全そして快適に利用できるように整備するのは自治体の責任であります。地域振興、地域資源の成立には、知識やテクニックはもちろん必須ですが、そのほかに地域や資源に対する揺るぎない思い入れ、情熱は外せません。そして、情報や斬新なアイデア、行動力により戦略を組み立てながら、完成度を高め、成立させていく必要があります。しっかりと整備し、この景観を、建物をまちづくりに生かしていくべきと考えますが、町長の考えを伺います。
 また、次の五つの項目にて詳しくご質問をいたします。
 一つ、改築も含め、整備計画はどうなっていますか。
 二つ目、小学生、中学生、高校生の合宿という名のもとに、宿泊施設としても利用されている部分が大分多いです。そういう観点から、台所、洗面所、トイレ、ふろ等の整備等について、また、避難所としての機能も含め、安全性をどう考えますか。
 三つ目、老人憩いの家としての機能はどの程度ありますか。
 四つ目、安全性を考慮した遊歩道の整備はどう計画されますか。
 五つ目、整備されたこのコミュニティセンター施設等、単なる施設貸し出しで終わりとしますか、事業展開しますかということでございます。
 また、今、大分まち起こしの一つの課題としてグリーン・ツーリズムが取り上げられております。そのグリーン・ツーリズムの構想はありますか。
 以上、お伺いいたしまして私の質問を終わります。

議長(渡邊俊一君) この際、2時10分まで休憩をいたします。
    午後2時00分 休憩


    午後2時10分 再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 相澤議員の一般質問に対して答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの相澤議員のご質問にお答えを申し上げます。
 本町の道路行政についてということで、とりわけ幅員4メートル未満の路線に的を絞ってのご質問かというふうに受けとめをさせていただきました。私も、大変幅員4メートル未満の路線については心痛むものがございまして、1万 2,000メートル、12キロメートルというふうな現実がございます。
 あるときですね、富谷町域50平方キロ、縦南北10キロ、東西5キロと、50平方キロ、それを広いとするか狭いとするかね、両方あるんでございますが、何かそんなに広いわけじゃないっちゃねというふうな印象を近ごろ持っています。端から端まで行くに三、四十分で行けるんだなと。人がお住まいになっているところからお住まいになっているところね。南北であれ、斜めであれ、行けるんだなというふうなことからすればですね、歩いて行けというのはまた別ですけれども、そういう面では、そんなに大きな町域ではないんだなというふうな認識を持つに至っておりました。
 そんな中で、町道がですね、 230キロメートル延べ、そして県道が約15キロ、国道が8キロという、そういう道路管理をしているんですね。国、県がある、それにまたもう一本高速道路と、こういうふうな形になります。そして今、平成21年度に向けて、利府しらかし台から高速道までの北部道路の接続、そしてまた2年経過後に土地の北、あけの平の間に、4号線に接続すると、そういうふうな道路が今着々と工事、進捗しているわけでありました。
 そんな中で、幅員4メートル未満の路線、現状24路線です。整備されているもの、そして待道線ともう一カ所は沼田線、これが整備、手始めましたので、残りの22路線については、いまだ順次どのような計画でどう進めるかというふうなことについては、正直なところですね、手つかずの状態でいるところでございます。
 道路整備計画につきましては、議員の皆さんにお渡しをしております第9次の実施計画、これは4メートルにかかわらずですね、 230キロの町道についての整備の手順についてお示しをしているわけであります。そして、ただいまの4メートル未満につきましては、整備順位としましてはですね、道路の新設改良、改修、言ってみれば県道とつながるとかね、そういう工事が予定されているとか、あるいは交通量、地元のいわゆる整備に対する要望の程度だかとね、もちろん費用対効果も含めて総合勘案して、順次今、繰り入れ始めているというふうな状況です。22路線をどういう手順でどのように1から22まで、カード並べるごとくに並べてくださいというふうなことについては、現状、それ以上申し上げられない、そんなふうな経緯でございます。
 どちらにしても、幅員4メートル未満ということは、家も建たないんですね、基本的には。建築基準法上、公道に4メートル接していないところには建物を建てるなよということですから、そういったことを考えればですね、非常に重い課題として近々に、緊急避難道路だとか生活道路とか多様な機能は、それこそ4メートル以上の道路であれ、何ら変わることないわけでありますのでね。これらは最重点課題として取り組んでいかなきゃならないというふうなことで今進めているところでございました。
 今泉の深苗代について請願の事実も、議会で請願された事実、重いものがあることも重々承知してございます。私の地元ですのでね、そういう立場で申し上げてきたんでありますけれども、現状、県道の拡幅、 800メートル程度ですかね。 1,000メートルまでない、いわゆる県道塩釜吉岡線ですかね。塩釜から吉岡にかけるあの県道があるんですが、直線道路につながる道路が未改修なためにですね、なかなか手をつけかねているというのが現状です。当時の状況と、その後の状況が変わってしまったということから、今のように、当面手をつけられない状況にいるというふうなことであります。
 したがいまして、宮城県のですね、県道の管理として、土木行政推進計画の策定という、今段取りが進んでいましてね、その計画に県道三本木線仙台線、上位に食い込む、整備を優先してやってもらうにはどうしたらいいかというふうなことでですね、町長一人の力でどうにもなりませんけれども、皆さんも含めて、せんだってのあの要望活動なんかも含めてですね、本腰を入れて、力こぶを入れてですね、今動き始めたところでございました。
 今泉大童線の工事進捗状況であります。ご承知かと思いますけれども、ちょっと場所は言葉で言いかねますが、 1,580メートルですね、総延長。平成15年から進んでおりますけれども、その中の4分の1程度、 440メートル整備済みと。したがって、まだ3割程度というふうな進捗状況でございます。現状、今年度の19年度予算でですね、 130メートル施工することで、今、設計・施工の段階の準備に入っておりまして、19年度じゅうには整備が仕上がると。
 その先、山沿いの関ノ川という、ちょっと言葉だけにさせていただきますけれども、なかなか難しいんですね。拡幅も難しい。こちらに行くと遺跡の件、こちらに行くと大きながけがというふうなことで、当面、あの姿で安全に、それこそなかなか大変な道路なんですけれども、安全管理を徹底する中でですね、当面、推移せざるを得ないというふうなことであります。
 したがいまして、あの道路につきましては、現状、旧県道ですね。わかる人はわかるというふうな、今度ちょっと時間かかりますので省きますけれども、旧県道の方に、東側の方に延長して整備をすると。残された工事が、それは 400メートルです。そちらを優先して工事の繰り上げ工事とすることとして、西側の方の取りつけについては、当面、様子を見させていただくというふうなことで答弁とさせていただきます。
 西成田コミュニティセンターの件であります。大変地元育ちの、地元の相澤議員さんならではのですね、大変西成田コミュニティについてのご心配と愛着と郷愁等々、相通ずるものがございます。そういったふうなことで、西成田小学校、改めて明治6年の学制のスタート時の富谷の小学校の二つでありました。そんなふうなことで、昭和49年と48年度末で閉校になったわけですね。計算しますと、 102年ぐらいの歴史のある学校じゃないでしょうか。明治6年、1972年から74年ぐらいまでだと思います。したがいまして、学制発布以来、地域の有力な小学校としてですね、あったわけでありますけれども、生徒減、 100名を切るような状況の中で閉校せざるを得なかったという経緯があるわけであります。
 その後ですね、地域の南部6区とこういいますけれども、南部の6地区、昔の6部落というふうな昔からの集落、山村集落があるわけですが、その6地区のコミュニティセンターとしてさまざまな活用がされてきたと。老人憩いの家の機能もありますし、合宿機能もありますしね、さまざまな活用があるわけであります。しかしながら、今、相澤議員がおっしゃるように、あの姿もなかなか得がたいと。平屋のあの玄関からの雰囲気、風格、あそこさ行くだけでもう30年も50年もすぐね、振り返られるというか、そいった思いに浸るのも、あそこの卒業生ならではというふうに思うんですが、なかなかそういうふうなことでですね、頭の痛いのは、利用者の問題なんですね。
 ここにも、生涯学習課の欄に書いてありますけれども、利用実績がですね、 3,500人程度なんです。一番のピークで、8月で 1,100人程度。こういったふうな利用数の中で、どのように施設を位置づけ、そこに何を整備し、そして費用を投下するかと。この辺は、それこそ町長一人のみならずですね、議員の皆さんも、さらにまた南部地区、富谷町民の総意の中でですね、決まっていくことじゃないかというふうに思います。これは、あそこの地区のみならず、非常にいい場所ですので、富谷の団地部にお住まいの方もまた、あそこを活用できるような交流の場といいますかね、足の手段も含めて、利用できるような場所であれば、まさにベストでないかなというふうに思うわけでありますが、その見通しは、まだ見えていないところでございます。
 本当にトイレがまだあのトイレなもんですからね。水洗化するにはどうしたらいいかというふうなことも緊急の課題で、何年ももう、5年も10年も前から言われているわけですが、手のつけぐあいが未解決なためにですね、まだご辛抱いただいていると、こういうふうなことでございました。
 避難所についてもですね、耐震診断、平屋ですのでそう危なくないという面はあるんですけれども、念には念を入れてというふうなことで、避難所機能として適正かどうかについては、耐震診断をする必要があるということです。
 さらにまた、危険度というふうなことで、ちょっと心配なのはですね、土石流危険渓流区域という場所に、裏山がですね。ざっと崩れるんじゃないかという、そういう場所にも指定、特定されていることでして、その辺のことも視野に入れながら、避難場所としてはいかがなものか。特に大雨、地盤が緩むなんていうときの避難所としてはいかがなものか。地震対応についてはね、何ら問題ないというふうなことなんですけれども、そういうふうな場所でございます。
 遊歩道の整備、これも平成7年まで、地域の皆さん、年3回、6地区ありますので、2地区ずつ年1回、奉仕作業で草刈り、1時間、1時間半程度奉仕作業しておったんでございますが、平成7年度で、もうここから上はいいからということでね、遊歩道等についてはやめにしている経緯があるようでありますし、私もしばらく刈っていません。そんなふうなことで、この辺も、先ほどの建物の活用と含めてですね、非常に建物とあそこの風景、そしてまた遊歩道、里山というふうなテーマもあってですね、非常にいい場所ですので、本当に皆さんのお知恵の中でですね、有効活用ができれば大変すばらしいものになるんじゃないかなというふうに思います。
 事業展開等についてもご質問でございまして、いろいろ広がりのある多様なご提案をいただいておりますけれども、今までの答弁の中でですね、その先についてはそれ以後というふうにさせていただきたいと思います。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 7番相澤 榮君。

7番(相澤 榮君) まず最初に、道路についてお伺いいたします。
 深苗代線につきましては、町長も地元ということで、しっかりと把握されておるわけですけれども、要するに、請願採択されたというこの議会の重みを、これからもまたそういう部分が出てくると思います、ほかの地域でも。それをどのようにとらえるかということであると思います。
 それで、県道の取りつけという部分で、非常にそちらの方が優先という部分で今まで全然手がつかなかったわけですけれども、その県道の改修につきましても、どの程度県に要請されておるのか、その見通しは、先ほどの町長の答弁ですと、これからだというふうに答弁されたと私は理解したんですけれども、そうした場合に、あそこの地域、軽トラックもすれ違うことのできない 2.7メートル幅でございます。そうした場合に、また除雪車も入れないということで、対向する場合は他人の戸口を入って、庭で待っているというふうな、そういうふうな状況下は、つぶさに町長自身もわかっているわけですけれども、財政的にも非常に懸念されるわけですけれども、何とか前向きにとらえてもらえないかどうかという部分で再度ご質問したいと思います。
 それから、大童今泉線のことにつきましては、今年度、 130メートルぐらい延長されるということでございますけれども、せっかく整備されたんですけれども、その整備されたところと未整備のところがですね、道路標識で急カーブという案内標識だけなんですよ。それがそこにぶつかったところにあるわけです。手前じゃないからね、冬はスリップ事故が結構多いんです。それは両方がそうなっていますので、何とかその辺の案内標識等も設置しながらですね、ぜひ事故が起きないような形で整備を進めていただきたいというふうに思います。残された 400メートル、スムーズに早急に進行、整備されますことを期待したいと思いますので、その辺も含めましてもう一度ご答弁をお願いします。
 それから、西成田コミュニティセンターのことについてですけれども、合宿機能としてもご理解されているわけでございますが、トイレが男女兼用でございますね。簡易水洗トイレになっていまして、非常にご婦人の方が不便を期しているわけでございますので、一気にはできないわけでございますので、そういう部分からも何とか手をつけていただきたいというふうに思います。
 全体の計画がまだ見えていないという部分もありますけれども、要するに、先ほど町長の答弁の中で、 3,500人ぐらいしか利用者がいないという部分で、もっと利用者があればいいのかなという期待があったように私は受けとめたんですけれども、あの西成田コミュニティセンター、あんなにも風景がすばらしいということで前町長もおっしゃっていたんですけれども、町勢要覧、平成9年に出されていますけれども、両面に写真があるわけでございますが、それについての宣伝項目、全然ないんですよね。やっぱり、町勢要覧、今度作成するようでございますけれども、やはりあれはですね、富谷町として誇りにしてもいいと思うんですよね。
 今、レトロブーム、いろいろはやっておりますけれども、前の議会でも、私は回想法という部分でコミュニティセンターのことを取り上げておりますけれども、やはり町内外、もっともっとPRして、富谷町にこのぐらいの施設があるんだよという部分、前回の議会でも、富谷町の魅力はどこにありますかということを質問したときに、コミュニティセンターは一言も出てきませんでした。大亀山それから大黒澤苑がね前面に出てきているわけですが、やはり、ああいう施設はもっともっと大事にしていかなければならないというふうに町長答弁されておりますけれども、早急に整備されるように、もう一度答弁お願いします。

議長(渡邊俊一君) 答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それではですね、道路の件からお話を申し上げますが、議会の請願の重みは、これは当然のことでありましてね。なぜそれが実現されなかったのかは、私は2月就任でございますので、ちょっとその経緯は言えませんが、言えませんというか、それ以上何もございません。しかし、その後、幸か不幸かですね、それに対する事情、状況が変化したというところが加味されたんですね。その変化がなければ、それこそ議会の請願をもとに、今、新町長が、早急に、第1番目に4メートル未満道路、手を打つよと。これは堂々とここで、今すぐにでもお話できることでありますけれども、残念なことに、県道との拡幅整備というふうなことがあってですね、これ以上申し上げられないということなんです。
 したがいまして、これからというふうなことで、県道の改修がですね、これは先ほどの発言は、これから、今から何かする、あした行って頼んでくると、こういうことじゃないんです。ずっともう前町長時代から、そして私になってからも含めてですね、この道路の要望については、先ほど議案説明の要旨で言ったとおりでありまして、仙台です、東京です、近場の議員です、かれですというふうな形で、多様な形でですね、今まで以上に動きはしているんでないかなというふうに、比較はありませんですね。勝手に話しさせていけば、そんなふうなことです。
 何せ、昔の一軒道路というんですね。2メートル70とこう言いましたけれども、1メートル80、一軒道路が、やっとかすかす簡易舗装すると2メートルぐらになるのか精いっぱいですから、2メートル70でちょっとすれ違うんじゃないのというふうなことでない現実もよく私も知っています。深苗代線は 700メートル使った。本当にすぐにでもと、こう思いはいっぱいあるんですけれども、先ほど言ったとおりで、やや足踏みせざるを得ないという状況です。
 急カーブ等についてね、これは全くおっしゃるとおりで、事故が起きて何が云々では大変困るわけでございまして、相澤議員がそれもあるということで、私は通勤経路を変更しましてですね、今朝回ってきたんですが、都市整備課にはとっくの前に、十分あそこは危ない。何度も、夜も行きました。照明が弱いんでね、十分発光材料とか含めて、十分なる対処をしてほしいねというふうなことで言っておりました。夜行ったらどうなるかわかりませんけれども、今朝ほど、余り変わらないなというふうな思いも多少持ちながらですね、あちら方を通ってまいりました。
 西コミュニティです。これはトイレの件がありました。本当に、ひょっとしたら我慢の限界かもしれませんね。したがって、そのトイレ等についてですね、早急に何らかの近時といいますか、数年来の想定をしながらですね、トイレだけでもというふうなあたりは早急に手つけなきゃならない、男女兼用なんていうふうなことの現状ですから、全く議員のおっしゃるとおりでないかなというふうに思います。
 したがいまして、まだよく知られていないというふうなこと、ありようの不便さ等があって、ブレーキがかかっているというふうなことだろうと思います。ですから、何とか利用が促進されるような策を皆さんと一緒に考えていく、そんなふうな思いで今いっぱいでございます。以上です。
議長(渡邊俊一君) 6番山路清一君。

6番(山路清一君) 今回私は、大和リサーチパーク開発と庁舎内でのサンダル履きの2点についてお伺いいたします。
 宮城県土地開発公社が事業主体の大和リサーチパーク開発事業が、大和町小野地内、偕楽園の南西側、泉パークタウン工業流通団地に隣接し、ことしの春に開通した県道大衡仙台線と町道山下大沢線に囲まれ、富谷町富ケ丘地区に隣接したところに、10月上旬の造成整地工事着工を目指し、進められております。
 隣接する富ケ丘北部・南部地区、近接する日吉台・杜乃橋・鷹乃杜の住民は、大規模開発事業に大きな関心と不安を抱いております。
 以前から工事の話がありましたが、住民に対し説明会が実施されたのは、実際に立ち木の伐採工事が始まりました7月25日、水曜日、午後7時から富ケ丘公民館において行われました。参加した町民は、急に生活道路の通行どめ等の説明を受け、大きな不安を抱いたのが現状です。
 住民説明会で配布されました資料をもとに説明いたします。
 事業概要なんですけれども、事業名が大和リサーチパーク開発事業。事業区域の位置なんですけれども、黒川郡大和町小野地内。事業の規模、約50万平米。事業実施期間、平成19年度から平成21年度。立地予定企業、株式会社東京エレクトロン、半導体装置メーカーです。このメーカーが約30万平米を取得するということです。
 これが、8月のですね、河北新聞に載った、あの従業員募集のチラシです。A2判の大きなのにこう書いています。非常に大きな会社です。これは、日経新聞をとっている方はわかると思うんですけれども、3月にですね、この会社が日経新聞に載りました。 200億円から 300億円の莫大なお金をかけるそうです。その工場がすぐ近くにできるということです。
 主な事業スケジュールなんですけれども、平成19年6月下旬より立ち木伐採工事。平成19年10月上旬より造成工事に着手。そして平成20年から平成21年度、道路・上下水道関連公共事業。そして、一番気になる交通規制です。造成工事に伴い、大和町道偕楽園線及び山下大沢線が通行どめとなります。期間は、平成19年10月下旬から平成21年12月下旬までの約2年ちょっとです。
 お問い合わせ先としまして、宮城県土地開発公社、大和町都市建設課、そして富谷町都市整備課。この資料と通行どめのお知らせの資料、これには回り道等が記載してあります。その他工事に関する資料が、説明会に参加した住民に配られました。
 事業概要の中で述べましたが、伐採工事等の一部はもう行われており、10月下旬からは、生活道路として使用している偕楽園わきの道路、そして町道山下大沢線のパークタウン東側入り口まで通行どめの話を聞き、参加した住民は、一方的な説明を聞き、大きな衝撃を受けた次第です。
 当日は、50名の近くの住民が参加し、2時間にもわたる話し合いをしましたが、納得できず、造成工事着工ぎりぎりの10月初旬に、再度、今回提出された問題点、質問に対し、説明会を設けることになった次第です。
 この道路は、皆さん方ご存じのように、国道4号線の大沢のパチンコパラディソにつながる4号線の裏通り、また、県道大衡仙台線が開通しましたが、パークタウンへ通勤している通勤者の生活道路です。県道大衡仙台線が開通した今でも、近隣団地の多くの住民が、通勤・通学・買い物に生活道路として使用しており、回り道等を指導しておりますが、一方的な通行どめは、住民の生活を無視したものでございます。説明会の中で、今後受注する業者に指示指導すると言われていますが、これは大きな問題です。
 事業主体が宮城県土地開発公社であり、民間でないところに、開発行為申請による指示・指導・住民の同意等の不備があるものと考えざるを得ません。一番大和リサーチパーク開発工事により迷惑をこうむるのは、大和町の住民ではありません。我々富谷の住民が一番工事に対して関心を持ち、また迷惑かかります。富谷町当局が親身になって対処しなければならない大きな課題です。
 大和リサーチパークの事業そのもの対し、近隣住民、私も含めてなんですけれども、反対するものではありません。住民の雇用や生活の向上にもつながります。既に、皆さん方ご存じの方もいらっしゃると思いますけれども、東京エレクトロンは、従業員の寮を探しております。実際に、賃貸契約を結んだという話も聞いております。ちなみに、 500人から 1,000人単位の住民がふえるそうです。
 しかし、現状の生活に直結する生活道路の通行どめや、工事中に発生する騒音・飛散等の問題も含め、真摯に対応策を考えなければならない問題であり、質問いたします。
 一つ、大和リサーチパーク開発事業について、富谷町にはいつごろ説明があったか。
 二つ、富ケ丘公民館で7月25日に住民説明会が開かれているが、説明内容と参加した住民の関心はどのような内容であったか。
 三つ、富谷町の住民が生活において一番影響を受けるが、町の対応策は。
 以上、お伺いいたします。
 次に、午前中に町長に先手を打たれましたが、庁舎内でのサンダル履きについて質問いたします。この辺はちょっと簡単に質問したいと思います。
 富谷町の庁舎は、ご存じのように新築されまして、外装も内装もに非常に立派でございます。他市町村に対しても誇りを持てる建物です。特に床の仕上げは、皆さん方わかるように、今、じゅうたん敷いています。それからフローリング、階段までフローリングが敷いています。大変歩きやすくなりました。しかし、その上をスリッパやサンダル履きで歩いている職員が見受けられ、非常に違和感を覚えるとともに、緊急時・災害時にすぐに対応できるのかどうか疑問を抱きます。
 先ほど町長は、クールビズの話から、スリッパ履き、サンダル履き禁止という話ありましたけれども、一昔前のですね、履物を脱ぎ、上履きに変えた時代の習慣がまだ抜けていないのか私は不思議に思いました。こんな立派な建物を使用している官公庁、企業でもって、スリッパやサンダル履きの社員を見たことが、皆さんございますか。ほとんどありません。特殊な職業を除いて、私は見たことがございません。
 そこで質問いたします。庁舎内での職員のスリッパ、サンダル履きを、けがや病気を除き、禁止できないかお伺いいたします。以上です。

議長(渡邊俊一君) 答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの山路議員の質問に答弁を申し上げます。
 大和リサーチパークの開発に伴う件でございまして、私も今、山路議員がご心配なさる点、全く同感でありましてね、山路議員は日吉台地区ですし、私も長らく富ケ丘で仕事した経緯もありますので、よくあの場所わかっていますし、使う頻度が高うございましてね、今言った、話された内容については全く同感でございます。
 大和リサーチパークの開発事業に関して、関心と不安を持つと。まさに関心と期待を持つものならばね、こんなに晴々しくお話しできることなんでございますが、恐らくおっしゃるとおり、不安もまた解消されていないというのが現実でございます。
 東京エレクトロンの会社のご案内がありました。二、三百億円程度の大規模なる投資をしてですね、あの場所、要するに大沢から、昔の大沢地区から入って小野に抜ける、そして宮床、大衡仙台線という立派な道路が日吉台、もみじケ丘にかけて開通しましたけれども、あの団地の西側を通る都市計画道路につながる道路、今までよく利用してきました。終わったかなと思っていた矢先にですね、あそこの大沢線を閉鎖して、大規模な50町歩、50万平米、50町歩、50ヘクタールの広大なる開発に着手をすると。2年間経過するというふうなことで、したがいまして、あそこの道路が通れなくなるので、それぞれ地域の皆さん、今後の生活についてということでいろいろ説明があったわけであります。
 1点目、いつごろ説明あったということなんですけれども、全然ありません。3月8日、それこそ議会開催中に新聞で知ったというのが、うそも隠しもなく、とおりです。恐らくいろいろの経緯があるんでしょう。東京エレクトロンを宮城に持ってくる上での、いろいろ「富県宮城」、村井知事の戦略等、いわゆる自治体間競争みたいなもんですからね。どこでどうとかというふうなこともあって、私は理解できるところでございます。そこからいろいろ端を発しまして、皆さんのご不便がないようにというふうなことで、役所レベルはですね、開発事業を受託しております宮城県土地開発公社、宮城県の外郭でしょうか、公社が事業主体になるというふうなことで全面に立つということですね。その呼びかけによりまして、第1回大和リサーチパーク開発事業連絡調整会議が6月4日に開かれております。宮城県そして仙台市、富谷町、大和町というふうなことで、都市整備職員が説明、内容、詳しい説明を受けてのここが最初というふうなことであります。
 それに引き続きまして7月25日、地元富ケ丘公民館において、何か後から報告を受けたときに、「日吉台の皆さんにはどうなの」という質問をしたんでございますが、富ケ丘地区の皆さんが対象でありました、49名の参加を得ましてね。私の報告を聞く範囲はですね、全体としては、おおよそ内容はわかったと。しかし、一部納得できないところがあるのでというので、今度10月に、施工方法等に関する地元説明会をもう一回、ご質問の内容を受けてですね、解決、対策等も含めて回答を持ち寄って話し合いをすると、こういうふうな経緯と聞いているところでございました。
 ですから、おおむねですね、今、議員がおっしゃるような形だったのかは、ちょっと私、逆にですね、おおむね理解・賛同し、内容については理解をしてご協力いただく。そして、課題を残して、議会の会議の場で解決を図ると、こういうふうなことかなというふうに思います。
 エレクトロンの進出は、大和町分に進出するんでありますけれども、何せ道路一本挟んで、向かいが富ケ丘地区でございますので、富ケ丘、日吉台、杜乃橋、この周辺にですね、エレクトロンの 500から 1,000人の、主力が山梨県の甲府周辺にある主力部隊が、大挙してこちらに移すというふうなことであるようですので、富谷町への居住というふうなことも、今話題といいますか、こういう場所があるので、どうぞ社員の皆さん、富谷町に住んでほしいというふうな営業活動はですね、既に、この前後から始まっているところでございます。
 こういう心配もあわせてですね、営業活動云々と言っている場合だけじゃないんだよというふうなことで、しっかりと議員みずから、今のような立場でですね、ぎっちりと町当局、私も含めてご提言をお願い申し上げたいと思います。
 サンダル履きの禁止でございますが、けさほど言ったとおりでありまして、原則的に、全く議員のおっしゃるとおりでありましてね。よもや今、サンダル履きでばたばたしているやついるかというふうな思いは、私もちょっと正直、本当は思っているんです。だんだんと暑くなるにつれて、この革靴のむずむず感がですね、何ともいえず、なかなか正直言いかねていたところがありました。したがいまして、今後はですね、対外的に、皆さんのお目にとまった折には、町長は議場の前で言ったというふうなことで、ぎっちりとご指導いただくことをお願い申し上げます。私はもちろん厳しい目で、今後対処していきたいというふうに思います。まさに緊張感の欠如、災害の緊急時に初動態勢できるかと。おっしゃるとおりであります。こういう観点で、しっかりときょう、きょうというよりも9月3日、きのうからスタートしているわけでありますけれども、改めて皆さんにその旨、お誓い、お約束をしたいと思います。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 6番山路清一君。

6番(山路清一君) 大和リサーチパーク開発事業について、町長からお伺いしたんですけれども、町の方に話がなかったということ自体が、私は一つ問題があるんのではないかと思います。実際、私たち議員の方にもですね、話がございません、町にないわけですから。それで、町民側だけに説明して議員がないということは、非常にこれは恥ずかしいことであって、やはり10月のですね、初旬に開かれる第2回の説明会には、ぜひとも関係する議員は呼んでいただきたいと。
 それと、町当局のとる手段としまして、やはり住民の身になっていただいて交渉に当たっていただきたい。生活道路として使っているあの道路がですね、閉鎖されますと、非常に近隣の住民に対しては大変な重荷になります。町長の先ほどの答弁からもありましたように、町長も何度か、もうしょっちゅう通っていたと思います、あの道路を。あの道路、非常に便利いいんですね。パークタウンに大衡の大きな新しい道路ができましたけれども、パークタウンの裏にですね。大衡大沢線というですか、できましたけれども、あの道路よりもですね、やはり一番パークタウンに行くのには近道です。特に、こんなこと言って失礼なんですけれども、前に、泉ケ丘クリニックあった場合は、病院に行くのに一番近道です。また、泉ケ丘小学校の方に抜ける道路もあるんですけれども、あちらの方は交通規制がございまして、学校の時間帯は、通学の時間帯は通れないというふうなこともあります。
 やはり、偕楽園のですね、あそこの道路を全部埋める、何か予定になっているようなんですけれども、そうであればやはり仮設道路でもですね、安全な仮設道路でもつくっていただいて、あの道路はやっぱり生かしていただきたいということが、私を含めてですね、やはり近隣に住む方たちの皆さんの願望ではないかなと私は思います。
 以上について町長の再答弁を私、お伺いいたします。以上です。

議長(渡邊俊一君) 答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) そうですね。先ほども言いましたように、議会開会中の3月8日ですので、本当に知っていればですね、私も行き来しながら皆さんとご対面できたんだろうと思うんですけれども、何らの予告、前触れなくですね、新聞発表が第一番だったというふうなことで、先ほどの言ったとおりでございますのでご理解いただきたいと思います。
 住民になって交渉する、全くそのとおりでありましてね、指摘がありましたので、心して立ち向かいたいというふうに思います。
 大沢線については、町道管理でないというところが痛いところでしてね。ぜひ、それこそ昭和22年、軽便が走っていたんだとやとかというのを聞いて、あったら乗ってみたいもんだと思いながらですね、私は25年生まれですので、残念なことにそういう経験できなかったんですが、そういうことも含めて、あそこを通るたびに、私は大沢を通る、郡境を経る、こういった峠を越す4号線でない、ああいう大沢から小野にかけるですね、軽便を走らせたんだろうなと。ある時期、昭和40年前後、そういった鉄道の計画の敷設計画もあったということを聞くときに、本当に、たらればではないんですけれども、そういう時代があったらば、このあたりはいかがなっていたものやというふうに思ったりもします。
 大変、先ほどの件と絡むのでございますが、本当に、あそこを全部平らにして、埋め合わせることについては、本当に今、発言して何か変わるようなものであればとも思うんですけれども、恐らく大きな計画の中で、皆さんにご心配のない進め方をするにはどうしたらいいのかなと、そういう立場に立たざるを得ないかなというふうに思っています。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) この際、3時まで休憩をいたします。
    午後2時50分 休憩


    午後3時00分 再開
議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 9番今村 寿君。

9番(今村 寿君) 私は、市制を目指す新団地開発事業等の方向や具体的な企画について問う。2番目に、当町の街路樹の剪定だとか育成方針はどうなっているか、方針を問うと。3番目に、選挙の開票事務時間短縮で、職員の意識革新と経営改革を図れと。この3問で質問いたしたいと思います。
 過日、県庁の企画課の自治会館で研修を受けたときに、「富谷町、一般質問はどれぐらいの方が毎回されるんですか」と。「いや、十五、六人は通常いらっしゃいますよ」と。「30問ぐらいありますね」と。「私の町は、五、六問ですね」という方が大半でございます。そういう面では、一般質問が多いからすべてとは言いませんが、非常にこの議員活動は活発だなと私はひそかに思っておりました。
 だから3問したわけではございませんが、第1問目、市制を目指す新団地開発事業等の方向や具体的な企画を問うということでございます。
 当町の一番最近の人口統計を見ると、正月の1月から7月までの人口増は、私の計算では 483名でございます。過去5年間のこの期間を電卓で平均をいたしますと 776名の増加になっており、それに比較すると、本年は、やや頭打ちの実態ではないかと。ちょうど町長がおかわりになった時期からこういう頭打ちなのかなとは思っておりませんが、短期間で一喜一憂することではありません。一つの傾向として、しかしはっきり言えるのではないかと思います。
 単独で市制を目指す当町は、まず人口5万人の確保が前提でありますが、その前提達成が少し揺らいでいませんかということであります。
 その背景を少し見てみますと、最近開発された大清水だとか上桜木、明石台六丁目、成田の三丁目及び六丁目というところの団地もほぼ埋まりつつあるんではないかと。ただ、完全に埋まったわけではございません。この既存の団地にまだまだ空き地、ゆとりあります。そういうところに 100%入居すれば、ほぼ5万人という目標なり、一つのステップが達成されるのでしょうか。
 やっぱり従来は、そういう面では新しい団地の次のストックは見えていたように思います。先ほど質問の中に、東京エレクトロンという話もございますが、あれは隣町の話でございますので、直接住人側が富谷町ということも期待できるかもしれませんが、大きな開発団地が見当たらないと、そのように思います。
 したがいまして、やはり発展する富谷町としては、新しい住宅団地、流通団地等の開発が人口増の一番大きなかぎではないでしょうか。
 最近の富谷町を車で走ると、北部道路の架橋や土木工事などが目につき、活気を感じますが、これからも長期的に発展するためには、次なる40ヘクタール以上の、中規模以上の団地の開発や大規模流通センターの開発が必要と考えます。国や県の動きを見きわめながらの取り組みが必要だと思い、現在の取り組み状況を伺います。
 具体的な質問ですが、日本国全体が人口減少、県についてもそういう状況にあって、その仙台塩釜、仙塩広域都市計画での線引きの見直しに当たり、ひとり富谷町のみが人口増の団地開発が許されるでしょうか。そのような厳しい中での大規模団地開発の具体的な企画はどうなっていますかお尋ねいたします。
 それと、市になる条件なり、法律なり、条例を満たすためには、人口5万人の受け皿としての団地開発と連動した図書館であるとか、文化施設の建設や、その資金手当てはどうするか。また、そうでなければ、民間資金活用のPFI方式での手法もありますよと。その推進だとか具体的取り組みや企画、方向について伺います。
 3番目、高度成長時代に策定された長期計画は、年々修正ローリングしながらの運用等になっているようですが、先ほど申しましたように、国、県が人口減少の中で、仙台市に隣接するという地の利を生かしながらの人口増加を図る当町は、“人の力”を大いに発揮していかなきゃなりません。町の組織、今回変わられるようですが、変えられるようですが、単独で市を目指すプロジェクトチームや専任担当だとか、そのような組織体制面は強化される方向で具体的にどのようになっていますかお尋ねいたします。
 第2問目、当町の街路樹の剪定や生育、生まれる育てる方針はどうなっていますか。
 言うまでもなく、一般的に街路樹は、市街の美観と生活環境の維持保全のために、道路に沿って植えられた樹木と言われています。午前中も話が出ておりましたように、地球温暖化という問題もありますが、特にことしの暑さは、この地球温暖化に直接結びつかないかもしれませんが、何となく温暖化を実感することしでありました。
 新聞、テレビを見ておりますと、ことしは東京で、全国的にそうでしょうが、男性用の日傘がヒットしていると。日傘ですね。あれ、女性のものだと思っておりましたけれども、結構売れているとか、都市部のヒートアイランド現象が激しくなってきた。したがって、その対策として、道路のみじゃなく、建物の屋上だとか壁面、垂直な壁面にはちょっと無理なんでしょうが、少しなだらかな壁面にも緑化だとかいうことが推進されております。ことしの宮城県の七十数年ぶりの暑さの新記録、私事ですが、私が大阪に単身しておりますときに、朝、日の当たるところ、地下鉄の駅まで 300メートル歩いて行くのが、朝から本当に難行苦行という感じがいたしました。もう駅に着くだけで汗だくなんです。それを思い出しました。本当に 300メートルがつらい、日の当たるところでありました。
 将監トンネルをくぐって4号線バイパスを横切って成田に向かって明石台へ行くと、このケヤキ並木の美しさで富谷町に入ってきたということを実感いたします。これは、私ども住民にとっては誇りでもあります。ああ、ケヤキのきれいな通りがあるところがよねということであります。
 ところが、このケヤキ並木が最近剪定されて、その結果、歩道の上の幹に相当するような写真を撮ってくればよかったんですが、20センチ、30センチのような幹に準ずるような大きな枝が剪定というより、むしろ伐採されている感じで、歩行者の上に木陰がないわけであります。車道の方は、立派な緑のトンネルになっているようになっています。むしろ、この剪定のあり方は反対ではないかと。車道の方は、ある程度切っておかないと、車の障害にもなるだろう。信号が見にくいだろう。歩道の方は、緑豊かな陰を宿すようにしておくべきではないだろうかと、このように思います。
 具体的な質問、第1番目、歩道の上の幹に準ずる大きな枝が伐採、剪定とは言いがたい、がされて木陰がありません。聞くと、民有地への枝が伸びるのを防ぐための措置だと聞きますが、歩行者や住民の方々は、「それならば細い枝の剪定だけで間に合うんではないのか」と。「もったいないな」、「残念だな」という声を聞いていますので、その方針について伺います。
 2番目、街路樹としてケヤキが本当に適切であったのか。あの4車線の道路と歩道の規模で、ケヤキという大木が本当に街路樹として適切であったのか。他の樹木の方がよかったんではないかと。これは、現在の明石台地区、成田地区に向かうところのケヤキの並木には間に合わないかもしれませんが、今後開発されるだろう団地での街路樹に、そういう経験を生かしていくべきではないでしょうか。
 3番目、街路樹は非常に効果もありますが、秋になりますと、落葉樹であれば落葉します。また、根っこによって歩道がでこぼこに、破壊に近いでこぼこができている。しかも、街路灯をさえぎる。防犯上も交通安全上も常に剪定が必要ですが、しかし、街路樹の効用は大きく、今後の育成、生育方針について伺います。
 第3問、選挙の開票事務時間短縮で意識革新と経営改革を図れということでございます。
 過日、統一地方選挙の県議会議員選挙の開票に要した時間のランキング、全国で第1位は、福島県の相馬市、22分と。第2位で小諸市、長野県だと思います。それから三次市、「三次」と書いて三次市、広島県、29分だったと。これがたしか河北新報にも報道されていたと思います。ワーストは、なぜか政令都市の札幌市東区、5時間5分。ワーストツーは、大阪市西成地区で5時間1分。幸か不幸か、これは町村がランクの対象になっておりません。市、区以上でございますが、7万 5,000人近い人口を要する当町のランキングは、市とみなした場合はどの辺に位置するものかお伺いしたいと思います。
 開票は、過日、相馬市で視察に行ったとき、だらだらやるより、早ければ、むしろ正確さも増しますよと聞きました。改革市長の評価も高い相馬市長の強い決意と、養成を受けた職員の時間短縮への創意工夫が生かされ、プラン、ドー、チェック、アクションのP、D、C、Aサイクルを回しての推進チャレンジの結果が、日本一の達成と聞きました。
 最初は、職員幹部も、経費は県や市から来るわけですから、交付されるのだから、そんなに急いでやることないんではないかと。従来どおりゆっくり時間をかけてやればいいんじゃないかと。また、この市だけが、そんなに慌ててやることもないんじゃないかという意識のベテラン職員の意向もあったように聞きますが、いわゆる先例、前の実質尊重した親方日の丸の意識からの、その時間短縮によって脱却が図られて、意識改革が市の財政改善、経営改革へつながりつつあると聞きました。
 具体的な質問、第1番目、私は、このニュースを目にしたときに、これは電子投票システムの結果だなと思いました。実際は、手作業による従来の、4年前の県議選のものであって、4年前の県議選と比較すると、開票時間83分から、4年後のことしは22分へと短縮した。しかも、開票に要した人員体制は、15名減の63名での達成はすばらしい成果であり、職員の事前の開票作業のシミュレーションや創意工夫の賜物だと感じました。当町の開票時間等の現状と今後の取り組みについて、具体的にお伺いします。
 第2、相馬市の時間短縮へのコスト面の成果は、直接見える範囲では四、五十万円の程度ですが、この意識改革が行政事務全般の改善に波及すると。大きな成果につながることになります。
 富谷町の健全財政体制の堅持のためにも、この取り組みは推進すべきと考えますが、首長といいますか、町長の決意度が大きなポイントでありますので、それとあわせてどのような取り組みをなされるかお伺いいたします。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、今村議員の質問にお答えを申し上げます。
 大変3点にわたってですね、それこそ大事な観点といいますか、今、お話をいただきながらですね、改めて、一定の準備はしてきておるわけでございますけれども、いろいろまた感じるところ多々ございました。一つ目からお話を申し上げたいと思います。
 人口5万人以上と。けさほど説明要旨、議案の説明というふうなことで入れさせていただきました。今村議員のこういったことも意識しながらですね、けさほどまで、けさほど直前までかかって入れ込んだ私が書いた文面を、けさほどこのような形で読んだというふうな、そういった経緯でございます。
 5万人の人口確保と。当然ながら、先ほども言いましたように、人口増加そしてまた富谷町を好んで住みたい、そしてまた住んでみたいも含めてですね、住むなら富谷、よく顔合わせする方、町自治体の顔役の人がいます。「今度、娘が明石台さ住むことになって、先だって引っ越したんです。よろしくね」とかというふうな話を聞くにつけですね、本当にこの近隣のですよ、うれしさと同時に何か複雑な思いも、この立場になってですね、思うわけでありまして、しかしながら、そうは言ってもですね、選んでいただくこの喜びは大変大きなものであります。
 したがいまして、5万人のというふうな収容力はどうかという、50平方キロ、 5,000ヘクタール、約1割程度ですね、 500町歩から 700、 800ヘクタール程度のところが住宅地というふうなことだろうというふうに思います。そういったところに5万人目いっぱい張りついて、できなくはないというのがおおよその、紙面上の、計算上の数値であるようです。しかしながら、先ほどの空地の問題もありましたように、当然ながら資産としてお持ちになるとか、5年先、10年先を考えて土地だけあるんだよというふうなところも含めればですね、当然のことながら、今、今村議員のおっしゃったようなことにも着手することになるというふうなことです。
 私が就任早々から申し上げていますのは、ちょうど、いわゆる国勢調査の5年単位がいいんですね。2010年、2015年、これだけ西暦で言いますけれども、今2007年でありますが、3年後の2010年、そしてまた2015年、8年後の人口統計、集積がどの程度のものであるか。就任早々に七十七銀行の調査部で5万 512という数字を出しておるであります。私が勝手に5万人と言っているわけじゃないんですね。そういう一定の調査機関が、一定の材料をもとにして出した数字をもとに私は表現しているわけでございまして、やみくもに5万人になるために人の集積を最優先にどうの、それで町政進む話でないことは、けさほど一端を申し上げさせていただいたところでございます。
 したがいまして、そういったデータだとか、あるいはその先、全県的には減少に転じたと。 5,329人の減少でありますと。しかしながら、仙台市と富谷町はふえまして、富谷町は15.8人、仙台仙塩の広域7市町でね、 5,681人増加しましたというふうなことであります。しかし、そういうふうなことをもってしてですね、全体が人口増のピークを打ったわけですので、当然のことながら、今住んでいるところ、手をつけたところについて再開発だとか、前の人が去った後、別な人がとかですね、人の異動がそこに集約していくというか寄せていくというのは当然の施策であります。したがいまして、富谷町もですね、その施策でずっと一本で走られると、これ以上、何ぼ住みたいという方がいてもですね、残念なことにお断りをせざるを得ないと、こういう環境になりますね。
 したがいまして、7年ごとの線引き見直しというふうなことで、平成21年度末、第6回線引きということで、今その緒についたところでありました。都市計画基礎調査という県の仕事が始まったところであります。富谷町としましては、この調査に合わせてですね、線引きの見直しによる市街化調整区域から市街化区域への編入となるようにですね、町が基本的にはその姿勢を示さなきゃならないということです。何とかしてちょうだいとかと、そういう無計画、材料がなくしてですね、話に乗りようがないわけでありますから、実質的な裏づけを持った調査、統計を持ってしてですね、町の現状さらには将来的なビジョン、あるいは勢い、そういったものをもとにしながらですね、県への働きかけを今まで以上に強めていかなきゃならないということなんです。それは町長も一生懸命頑張ります。町の職員もともども先頭に立って頑張りますし、皆さん、議員の皆さん、そして議会ですね、町民の合意形成、そういったものもまた必要になるわけであります。
 富谷町 5,000ヘクタールの1%に手をつけることになります。50町歩、 5,000ヘクタールの1%、50ヘクタール程度というふうなものは、当然あの場所、この場所というふうなあたりで、具体的に皆さんも思い描くような3カ所が、だれが見てもあそこだねというふうな場所が当然あるわけでありますね。
 したがいまして、単独市制を目指すこと、市制施行ありきではありませんが、その後、安定した町政運営、皆さんからの負託を受けてですね、やるには、そしてまた富谷町に新たに住まいたいというふうな形のニーズにこたえるためにはですね、これは当然必要だというふうな立場でございます。
 図書館、文化施設等にありました。これは市を名乗ろうが名乗るまいが、文化施設というのは当然あってしかるべき必要な施設でございましてね。状況が許せば、それは市制施行前であったとしても、当然のことながら皆さんとの合意の中で進めるべき、取り扱うべき課題だというふうに思います。
 しかしながら、先ほども言いましたように、大変町域が狭い。宮城県の図書館に車で5分、10分だと。富ケ丘地区は、本当数分で行ける。こんなに恵まれたところあるのかしらと思うぐらいであります。図書館もですね、そういった他のものと連携し合いながらですね、どのように運営していくのか、その辺も今後の課題になっていくかなと。連携が近隣市町村の既存の施設も視野に入れながらですね、富谷町として、図書館機能は何を富谷町では果たすかと。大和にもない、どこにもない、他にもない、そういった機能を持ちながら、ほかとの連携と、そんなふうなことをイメージとして描いている。
 PFIの方式については、スポ・パーク松森の例もございますので、ぜひ学ぶところは学んでいく必要があるというふうに思います。
 問いの3でございます。地の利、全くおっしゃるとおりでございましてね。そこに人の和、人の力が加われば、これ以上住みやすいところはないんじゃないかというふうな思いを、なお一層強くしております。温暖化とはいえですね、ひょっとしたら温暖化が後ろ盾になって、これほど四季が、四つのフォーシーズン、四つの季節が鮮明になっている場所はないんではないかとさえ思うぐらい、大変環境的には、今、追い風になっている場所ではないかなと、こんなふうに思ったりもいたします。
 街路樹について申し上げます。
 当町の街路樹剪定の方針、大変今村議員が心痛めている、そして明石台地区のきれいな並木、ケヤキのいうふうな、これは全く私も同感でしてね。町長就任、何回か東京に行く時分がありましたけれども、トンネルから抜けるあの明石南から明石台に入るあの上り坂から見るあのケヤキの並木なんかは、大変なすばらしい景観で、いよいよ富谷さ入ってきたんだなと、そんなふるさと意識をこう感じさせるほどの並木だと思います。
 恐らく今村議員は宮沢根白石線、宮根線のですね、東西路線のケヤキ並木のことをおっしゃったのでないかというふうに思いますが、このことの質問を受けて、私もあそこ、何度か公用車で、あるいは私用車で歩く機会が、走る機会がありましてね、うーん、やっぱりちょっとそれは相当無残な刈り込みだったなという、そんな思いであります。近ごろというふうなお話でございましたが、逃げるわけではございません。平成18、去年の秋口にやっているようですね。私就任以降は、ひょっとしたら大きな、大規模な伐採はないように思います。
 基本的に私は、邪魔になるものは、やはりのけなきゃならないというのが基本です。ちょっと今、ケヤキのことは置きながら、運動公園に行くひより台地区の黒松21本、もじゃらもじゃらとこうなっていてですね、皆、地域のご要望もあって、21本剪定をさせていただいた。庭木のような剪定にはいきませんでしたけれども、あの程度の剪定で邪魔を排除したというふうなことで、あのケヤキも、運動公園の看板がきちっと見えるように、必要な剪定、伐採はしたと、こういうふうなことであります。
 しかしながら、宮根線のあのケヤキ並木、センター、グリーンベルト上のケヤキ並木は非常にいい樹形が整えてね、これまたほっとするんでありますが、歩道上の、歩道からそして民家にかぶさる枝がですね、張り過ぎて、落葉も困ったしというふうなことで、勝手にではなくてですね、これは住民の要望、「何とかして、邪魔っけで暗いし、風通しも悪いし、落ち葉が困ってしゃ」というふうなことでですね、強い要望があって、都市整備課サイドであのような伐採の結果となってしまったと。私から見て、結果は大変残念な結果というふうな思いがいたすところであります。
 プラス面では木陰を得る、いろんな機能があります。しかしながら、マイナス面もまたありましてね、プラス・マイナス両面を調和するにはどうしたらいいのかなと。あるいは樹種、ケヤキ、あのセンターラインもケヤキ、歩道上もケヤキでよかったのかというふうなことは、私も大きな関心事でございますので、今後計画をされるものについては、十分なる私も立ち入らせていただきたい、そんなふうに思います。プラス・マイナス、先ほどお知らせしました課題はマイナス、紅葉もプラスというふうなことで、問い3につきましては、プラ・マイ両面あるということでご了解いただきたいと思います。
 やはり、この地区はこの街路樹とかね、沿道の景観との調和とかね、あるいはこの通りにはこういった通りなどがね、ニックネーム、愛称とかというふうなあたりにも描いているところでございまして、余談になりますけれども、ひより台に入るあの運動公園、さらにはまた七十七のグラウンドもありますので、「都市対抗でよもや優勝するようであれば、ビクトリー通りなどはいかがでしょうか」なんていう軽口もたたいたりしましたんです。簡単に勝敗は決まってしまいました。そんなことはちょっと余談ながらですね、愛称と地域の皆さんがこの通りはとか、ここに思い入れがあるとかね、そういったものについては、そんなふうなことも一つ検討課題として描いているところでございました。
 したがって、慎重にですね、切ればいいというふうなことではなくて、そういったことも含めて、業者さんとのやりとりが、もう少し入念にやりとりする必要があったなというふうに思いました。
 次、開票時間であります。時間短縮と意識改革、これご承知かと思いますけれども、北川さんですか、元三重県知事の北川さんが早稲田のマニフェスト研究所というふうなところで、恐らく行政の仕事を共通のベースで、比較対象できるというふうなもので取り上げたのでないでしょうか。早ければいいというんでないということはよくわかりますね。早かったんだけれども、開票すべきもの残っていたやというんではどうにもならないわけでして、正確さと公平さとですね、そういったものは当然前提に置きながら、その上で議員がおっしゃるようなP、D、C、A、まさに職務改善とか意識改革とか、そういったものに、それらを通してつなげていくというところに、このマニフェストの神髄があろうかというふうに思います。
 したがいまして、富谷町もですね、なかなかいい成績をとっておりますね。私も県議選と参議院選、8時から9時台で、町長たるもの、1回見ておかなきゃならないと思って、開票場、 100人ぐらいの開票事務をする職員の場面を見てきましたけれども、なかなか手際よく、きびきびとやっているなと。しかし、おれなら、こういうこともっとかと思ったりね、余計なことを思ったりもしましたけれども、なかなかズック靴でとか、あるいはこの作業台もスタイロフォーム4枚重ねて、こんなふうにかがまなくても済むようにとかね、工夫改善を経て……。実は、私が立候補した2月の町長選挙から始まっているようです、その取り組みは。
 そんなふうなことで、結果は大変すばらしい成績をおさめていますということでご紹介いたしますけれども、一人当たりの処理枚数、詳しくは申し上げません。 2.3枚ということで、全国 1,973分の 252ということです。 252番手。県内40自治体、開票区、地区ごとにやっているところありましてね、40分の5ということで、もうベリーグッドですね。大変すばらしい成績を、公正さもまた、正確さも、何ら問われることなくですね、そういう上位のランキングを示したということで、大変職員の皆さんは本当に大変なんですね。参議院選なんか、最終帰ったのは2時半ですから、午前。十数人、20人近くの人が最終の処理を、全県に集約するというふうなこともあってですね、比例の区分など、大変手間取る内容、区分け作業でありまして、最終、そんなふうなことで、また次、8時には来て仕事をしなきゃならない皆さんも大変なものだというふうに思ったところでございました。
 そんなふうなことでですね、事務改善、意識改革、10月1日からいろいろ企画機能も設けながらですね、しっかりと、それこそ徹底して取り組んでまいりたいというふうに思いますので、今まで以上のご支援とですね、さまざまな角度からのご指摘をお願い申し上げたいと思います。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 9番今村 寿君。

9番(今村 寿君) 丁寧なご回答をいただきましてありがとうございました。
 次なる発展のためには、そのような団地なり、いろんな流通団地なりが必要だということはご回答いただきました。ただ、固有名詞としてここだというのは、なかなか言いにくいテーマだと思います。それから、そのテーマとして、もう一つ、組織改革、けさほど企画部の新設強化だとかいう話も聞きましたけれども、だれそれという固有名詞は大変難しい点もあると思いますので、ここで聞きませんけれども、そういうことが必要だということは再確認したい、このように思います。
 それから、街路樹は歩道側が切られています。私の記憶では、たしかその木に鉢巻きがしてありまして、何のためにポリエチレンのひもでくくってあるのかなということで、皆さんから聞かれて、多分伐採じゃない、剪定するためだよと言っているから、私の記憶では、どうもことしになってからのように思えてなりません。会計上の処理は去年だったかもしれませんが、どうもことしのような気がいたします。再度、間違いないかどうかお聞きしたいと同時に、歩道側の大きな幹を伐採しますと、その重みがどうしても車道側にいくと、根が上がってくるんじゃないかと、物理的に。そういう意味で歩道がでこぼこになるのが、さらに促進されているんじゃないかと、そのように思えてなりません。そういうことを1回、ぜひ調査すべきだというぐあいに思いますし、ぜひその面の検討もあわせて回答を得たいと思います。よろしくお願いします。

議長(渡邊俊一君) 答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) 1点目は、ちょっと聞き漏らしましたんですが……、(「どのような組織なり団地なり、要するに    が必要だという方向で  するかと思いますが、再度お尋ねします」の声あり)はい、そうですね。もうしっかりとした経営企画というふうな立場で、単に「企画」という名称ではなく、経営戦略というふうなことも意識しながらですね、名称を名づけたというふうな、そういった経緯がございました。しっかりした相応のですね、センスと能力と識見と総合力を勘案して課長職登用というふうなことで今準備しているところでございました。
 ひもの件とか云々だとかありました。やや専門でございますので、都市整備課長、私以上に専門でございますので、ひもの件と、あと根と歩道とのバランスの関係とかって、何か難しい質問でございましたけれども、課長の方からお願いします。

議長(渡邊俊一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤正幸君) この剪定につきましてはですね、昨年の12月から2月までの期間にですね、冬期剪定ということで剪定を行いました。ひもについては、伐採するものに印をつけたということだと思います。
 それから、でこぼこの調査についてはですね、今後、調査をしていきたいと思います。
議長(渡邊俊一君) 4番細谷禮二君。

4番(細谷禮二君) 私からは、1点、「住民参加の地域活性化を」という題で質問いたします。
 「富谷の町ってどんな町ですか」。他町村から来た人に尋ねてみました。宮城県内で一番人口増加率が高い町、若い人が多い町、財政が豊かな町、仙台駅から左折右折もなく、直進したところが富谷の成田の公民館で、遠いと思っておりましたが、割と近いんですね。でも、総合運動公園、交通が不便ですねといった声がよく聞かれます。
 私は、富谷の人口増加率が高いのは、仙台市に隣接するベッドタウンとして人口増としか考えられません。特に、昭和62年、地下鉄南北線の開通、平成6年、将監トンネル開通によって国道4号バイパスへの接続以降、富谷の人口は著しく増加し、今後、町は市制移行に向けて活性化を図るためには、プロジェクトチーム、シンクタンクを形成組織するか重要な課題です。これまで画一行政から「個性化」・「自主自立化」へ、21世紀の新しい地方分権時代にふさわしい発想が必要です。宮城県の川崎町では、既に各界の代表の力を結集し、町の活性化に取り組んでおります。これは、河北新報へ大きく、大きくでもありませんが、記載されております。町のよさを再確認し、地域の活性化にヒントをというふうなことで出されております。我が町も今後、活性化を目指した住民参加のまちづくりが大切だと思います。今後、プロジェクトを立ち上げる考えはあるかどうかをお伺いします。
 二つ目、市制5万人を目指した場合、富谷町では、今後の住宅団地の開発計画はあるのかどうか、また、申請は出されているのかどうか伺い、特に、地域の活性化に欠かせないのは、松陵・明石台の道路の早期着工が必要と思われます。今後の見通しはどうなっているのかお伺いいたします。
 3番目、先日、河北新報の中に、これは大きく出ていた新聞ですね。「人口増優先、見えぬ将来像」という中で、合併によらず、単独で市になる条件として、地方自治法は、「中心市街地の域内戸数が全戸数の6割以上」とあります。これらのことを考え、将来の富谷の中心のまち、核をどこに置くのか考えているのかお伺いいたします。
 4点目、町の活性化は、各行政区活性化につながると思われます。今後、各行政区のイベント情報を「広報とみや」に掲載することによって、他の行政区からの参加者も多くなり、各行政区の特色ある活性化ができると思われます。「広報とみや」にイベント情報を掲載する考えはないか。この「広報とみや」を見てみますと、「町日記」というのが出ております。これを見ると、すべて過ぎ去ったことしか載っておりません。私も、ああ、こういう行事がやっているなら参加してみたかったなという気持ちも出てきます。そこで、やはりこの「広報とみや」の中に、半ページでも1ページでも結構です。各行政区のイベント情報を知らせていけば、非常に参加者も多くなるのではないかと、こう思われます。その点もよろしくお願いいたします。
 最後です。スポーツセンター、武道館、公民館などの施設を利用しての県大会、東北大会のイベントには、県内外からの来町者が多数あります。富谷町をもっと広くPRするためにも、積極的にしおりを配布すれば、経済効果にもつながる、そう思います。7月1日、日曜日ですが、成田の公民館でダンスのメダルテストで約 500人が参加がありました。町内からは約 100人、他町村、気仙沼、石巻、築館、南は白石の方からたくさん参加があり、その際、私、町の方からこういうしおりをいただいて、50部ほど、余り数がなかったので50部で我慢してくださいと言われて、この50部を来たお客さんに配布したところ、非常に喜んでくれて、富谷の町って、もっともっとこれを見たら非常によいところなんですねというふうな意見も出されました。こういうしおりですね。これをもう少し数多くつくって、他町村から来た、または他県からの人にPRすることも非常に大切だと思いますが、その点をお伺いいたします。以上です。

議長(渡邊俊一君) 答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、細谷議員のご質問に答弁を申し上げます。
 細谷議員もまた、それぞれのお立場からですね、貴重な、日常の考えとを別にしながらご質問いただいたなというふうに思いました。
 住民参加の地域活性化、全く活性化するにはどうしたらいいかというのが町長の大きな宿題テーマでありましてね、先ほど今村議員の質問にもありましたように、地の利、人の和、ここまでは恐らく誇れる富谷の独自性といいますか、なかなかないと思います、あるようで。意外と近間なものだと感じないというかね、貴重なもの、本当に富谷のしんまちどおりも同じでありまして、30年来お住まいになっているある町内会長さんが、委員をしていただいて、地元の人に検討委員会の人をご案内をしていると。こんなにいいところだったのかと言って、 600メートルのその街道をですね、しみじみと歩く、そういったこともまた次の検討委員会のはずみになっていくというふうな経験も、私も直接実感をする機会がありましてね、そういう意味で、大変地の利、人の和、ここまではだれの力となく、恐らく自然風土も含めて、今までの38年以前、明治22年からの単独立村、単独立町も含めてですね、そういったものがあるのかなというふうに思います。
 今し方、地下鉄の開業時の件、そして将監トンネルの件が出ました。今振り返ってみますと、平成元年が2万 3,000人弱です。 6,000世帯強というふうな感じの町の規模だったんだなというふうに思います。そこからして、今ちょうど倍増するその中でですね、いろんな課題があった、学校の建築も含めてですね、さまざまな課題の中で、今、このように大きな何ですかね、難題、それこそ町民の皆さんが二分して何だかんだというふうなこともなく、こう推移できるのも、先ほど言ったことがベースにあるのではないかというふうに思います。
 それに加えてですね、地の利、人の和に加えて何をするかということが、まさに今、町長に課せられ、皆さんともども議会、地域を代表する議員の皆さんともどもですね、つくり上げていくことは何かというふうなことだろうというふうに、今のご質問を受けながらですね、深く感じたところでございます。
 プロジェクトチーム、先ほど言ったとおりでございます。頭脳集団、皆さんのお力を本当におかりしてですね、何ら避けるものではございません。すぐれた人がすぐれたアイデアと、そのものを持ち合わせてですね、ひとつ組み立てていけるようであれば、なお、すばらしいなと。そういったことは、今、ふるさと祭りの検討過程の中でですね、皆さん感じ取りながら進めておりまして、大変期待とあわせて、今その準備に向かっているところでございました。
 5万人を目指す造成団地というふうなことで、申請等は現状ございません。細谷議員、明石台地区というふうなことで、明石台と松陵をつなぐあのあたりをどうするかというふうな課題は、地元としてお持ちだろうというふうに思いますけれども、具体的には今、どこからも申請等はございません。
 富谷の中心市街地、核、へそはというふうなことだろうというふうに思います。現状、歴史文化、特性、長きにわたるその位置づけというふうなことを含めてですね、およそこの周辺だろうなというふうな認識でございます。旧新町役場、そしてひより台地区を中心としたこのかいわいかなというふうな漠然たる認識、意識を持っておるところでございます。
 しかしながら、町域、国道、高速道と並行してですね、あそこ4キロの昔、穀田の沢といいますかね、4キロの1里の沢でございます。ほどよい距離でございまして、ほどよい景観もありますので、南部とその北部地区といいますか、旧来のここと南部、新興発展やまないそのめまぐるしい成田、明石台地区をつなぐこの辺の路線といいますかね、結ぶ路線なんかについては、最重点課題としてやはり急がなきゃないんだなというふうに思います。
 それにしても、町民の皆さんのご意見をちょうだいする、計画プランをお示ししながらですね、もんでいかなきゃならない。そういう作業が十分経た上でですね、まさに住民、町と住民の皆さんが協働、ともに働くといいますかね、「協力」の「協」と「働く」、にんべんの「働」です。協働というふうなことの中で進めていく大きな課題だというふうに思ってございます。
 「宿場町、十三夜」、「魂のふるさと祭り」など、けさから言っておるところでございますので、何分にも、今以上のですね、ふるさと発見、そして新たな第二のふるさととして富谷に居住いただいている方もあわせて、ミックスできるようであればいいなというふうに思います。
 「広報とみや」の件でございますが、本当におっしゃるとおりでしてね、なかなか私も気張っているんでございまして、あの「広報とみや」は。20ページ立てをどのように見やすく、情報を限られた紙面で有効活用しようかしらというので、本当に正直、私が4月号から表面、紙面づくりからすべてかかわっているんでございましてね、「そんなことまでやるな」と言われればあれですけれども、なかなかそうでもないと一新できないもんですから、やってまいりました。4月から9月までで6回、前半6回を編成しまして、おおよそ現状の形のですね、七、八割方はいったのかなというふうに思います。
 今、細谷議員から衝撃的な発言がございましてね、「過ぎ去ったことばりでいいのか」というふうな発言は、当然でございまして、予定をどのようにするか、月初め、月末から1日、2日ぐらいに渡るわけでありますので、その辺のところは気づかないんですね。本当に重く受けとめてさせていただきました。しかし、地域の話題をですね、小学校ベースに、富谷地区とか、東向陽台地区とかといったのも私なんですよ。こうしてみたらとか、町域に丸っこ書いてね、「成田発」とか、「富谷発」とか、「富谷全域」とか、ああいった発案も私が一言言ってですね、多少皆さんにおわかりいただけるのかなというふうに思いました。
 パンフ、町の宣伝、これも一層取り組まなきゃならないですね。スポーツ少年団、さまざまな形で室内競技、野外競技というふうな形で、もう何千人、 1,000人、 2,000人単位で土日来ているわけでありますので、これを逃す手はないというふうなことでありまして、残部僅少でございました。ふるさとの実りというふうな9月の補正でですね、 1,000部、16万 8,000円ほどの額を計上させていただいておりますので、この辺についてもご理解の上、十分なるご審議をお願い申し上げたいと思います。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 4番細谷禮二君。

4番(細谷禮二君) 二つほど質問いたします。
 一つは、団地造成のことですが、申請ですか、これ、全然出ていないのかどうかということですね。ある業者さんの方では、一応申請は出しているけれども、どうなっているのかなというふうなことをちょっと耳にしたもんです。
 それからあと、もう一つですが、「広報とみや」のところですね。「町日記」のところで、私も行ってみたかったなというのは、あの西成田の夏の風物詩、ホタル狩りなんです。現在、ちょっとホタルなんていうと、非常に珍しいわけですね。こういう行事が前もってわかっていれば非常に参加しやすい。あとは、各地区で非常に夏祭りとか秋祭りとか、そういうものも催しされているだろうと思うわけですが、その各地区の行政区の非常に特色があるだろうと思うんですね。子供を中心としているとかなにかというふうなことがあるだろうと思うので、そういうところも予定、余り先までじゃなく、9月にはこういう行事が、イベントがあるよということは載せてあれば、余り先だとちょっと忘れてしまいますので、月ごとのそういうイベント情報を載せていただければ、非常に親切で、住民も参加しやすいのではないかなと、こう思いますので、その2点についてちょっと回答をお願いいたします。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 申請につきましては、どの程度を申請というのかちょっと私もわかりませんけれども、私の範囲では申請はないというふうに思います。となれば、整備課長に答弁をさせます。
 紙面の工夫というふうなことで、今、全くおっしゃるとおりでしてね。本当に4月から9月号まで6回、3月号は旧来のものでしたけれども、4月号から表紙を一新して、なかなか手間なんです。タイムスケジュールも含めて、行政区に配布するまでの間、本当に担当者、女性一人をメーンにしてやっておりまして、その苦労たるや大変なものだなと思いつつですね、なお一層紙面の改善工夫を取り組んでまいりたいというふうに思います。以上でございました。

議長(渡邊俊一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤正幸君) 申請の方はまだなっておりません。構想図ぐらいのやつは出ていますが、申請としてはまだ出ておりません。

議長(渡邊俊一君) 4番細谷禮二君。

4番(細谷禮二君) 明石台の土地整理組合の方で、明石台東区として開発のところ、申請は出してあるというんですが、今、課長さんのお話では、まだ口頭でというふうなことですが、どうなっているのか、その点をちょっと聞きしたいと思います。

議長(渡邊俊一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤正幸君) 構想図ですね。申請は、県の方に申請するものでありまして、まだそこまではいっていない段階での計画図的なやつの図面は示されておりますけれども、まだ申請書の方のものでは、申請するものではありません。

議長(渡邊俊一君) この際、4時10分まで休憩をいたします。
    午後4時00分 休憩


    午後4時10分 再開
議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 1番小泉 光君。

1番(小泉 光君) 場内に、ちょっと疲れたなという空気が漂っていますので、フォーカスを、フォーカシングポイントを明確にして、できるだけ短目に終わらせたいと思います。
 最近、特に子供たちの痛ましい事故・事件が続いております。やはり、安全を確保するためには、第1は、当然地域住民の努力というものが必要ですけれども、その上で、行政が不安全要素を一掃すべきと考えます。
 前回の6月議会で、町長から、不安全それから危険なところに際しては、今後も力を入れていくと。それから、そのときに、学童保育を公民館でできないかということに対して、教育長からは、残念ながら当面は公民館でという回答がありました。それで、成田東小学校の子供たちが、公民館で学童保育を受けるためには、だれしもが認識しているかと思いますけれども、アンダーパスという4車線道路の下をくぐる、トンネルをくぐって行かなければなりません。そこを実際に見てみました。
 そうすると、お昼でも、入り口、真っ暗なんですね。私でも入っていくのが怖かったです。何でこんなに暗いんだろうと思って中に入ってみたところ、蛍光灯の照明が片側にしかついていないんです。
 そして、何かあったときに警報機、ついているんです。合計、一つのトンネルで四つついていたかと思います。一つは、非常に低いところ。もうすぐ6歳になる子供と一緒に行ったんですけれども、この6歳児の腰のあたりですね。これ、実際にちょっと押させてみたんですけれども、押させるポーズをさせてみたんですけれども、非常にやりづらそうでした。私も、ちょっと親指で押してみたんですけれども、非常に大人の力でもなかなか押せないというか、やっぱり相当の意識を持ってぐっと押さないと作動しないような警報機だと私は思いました。このような子供の力ではちょっとどうなのかなと、無理じゃないかなと思われる警報機、現実、何か事が起こったときには、とても危ないんではないかと、役に立たないんではないかというような感想を持ちました。
 ということで、やはりこういう危険なところには、まず明るくしたりですね、それから、24時間の監視システムなりをつけるべきだと思いますが、この点に対してはどういうふうにお考えでしょうか、お伺いしたいと思います。
 それから、このアンダーパスに入っていくところでございます。今、歩道側の雑草は非常に短く刈られておりますけれども、一歩足をちょっとこう踏み入れるとですね、幼児の背たけより高い雑草が生えているのが現実です。この雑草の問題に関しては、私も質問しようと思ったんですが、先ほど千葉議員の質問等も相当部分かぶりますので、ここの点に関しては、現実はこうなんだよという事象に対して、当局の考えをお伺いしたいと思います。先ほど、何でしたっけ、ちょっと言葉は忘れましたけれども、持っている方に雑草を刈るようなお願いをしているということでしたけれども、現実、こんなふうになっているということですね。
 これというのは、富谷町環境美化の促進に関する条例の第14号ですか、そこの4条の2にちゃんとやらなければいけないということがあって、10条には、どういうわけか雑草の除去というのが抜けているんですね。「その他の」という言葉が入っていますけれども、ここに「雑草」が入るのかなと、文脈でそう判断をするところでありますけれども、この雑草というものに対しての当局の考え方を再度お伺いしたいと思います。
 それから、予想される大震災に対しての質疑・答弁が盛んに出ておりますけれども、いざ起こった後のですね、情報の伝達手段、これは災害のみに限らず、例えば不審者情報ですとか、交通事故の情報ですとか、こういうような情報伝達サービスを既に津山市、稲城市、三条市などなどの都市で既に行われているわけです。手段は、事前に登録された携帯電話やパソコンなどへの電子メールによって情報が提供されています。大震災が仮に起こったとして、まず一番何が心配かというと、家族の安否とか、それからその無事が確認できた後には、例えば給水車はいつ来るのかなとか、これは前回の小川議員の質問にもありましたけれども、そういうようなやはりきめの細かい情報の伝達手段というものが必須になってくるのではないでしょうか。
 ガートナーの出展によるんですけれども、災害時最も有効な通信手段は携帯電話メールでありました。東洋大学社会学部の中村教授の研究によると、新潟県中越地震の際、被災者が使用した通信機器では比較的通じやすかったのは携帯電話メールであったと。これは、不通の率がわずか25%という、非常に低いレベルにとどまったと。
  一方、携帯やパソコンを持っていない人も、残念ながらというか、いるわけですけれども、2004年の総務省統計局の調査によりますと、宮城県では、パソコンが64%、携帯電話が85%、特に携帯電話は、もう既に1億台を超しております。
 そこで質問でございます。現状の緊急時が起きたときの情報伝達手段はどうなっていますか。それはどのような事態を想定したシステムで、町民の何%をカバーしているのでしょうか。もし、そのパーセンテージが非常に低ければ、当然高くしていかなければいけないかと思うんですけれども、今後の緊急時の情報展開手段として、私は今お話ししたようなものがいいかと考えるんですけれども、どのような手段を考え、いつまでにカバー率を高めようとしているかということを質問させていただきます。
 それで、次にがらっと話は変わります。町長は、富谷の町を「教育満足度日本一」としたいということをおっしゃっていました。それの第一歩として読書環境の充実、それの施策として図書補助員の導入を現在試行中ですね、まだね。始めているかと思います。ほかの町では、例えば道徳教育とか、少人数制とか、国語力向上などなどのポイントを押さえてですね、教育の満足度を高めようとしているというふうに理解しております。町長もまだ就任半年ちょっと過ぎたところですか、着々とアイデアを固めていらっしゃるところだと思いますが、そのアイデアなりを町民にわかりやすい形でご披露いただければというふうに思います。以上です。

議長(渡邊俊一君) 答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまのですね、小泉議員のご質問に答弁をさせていただきたいと思います。
 それではですね、成田公民館の道筋安全ということでありまして、今、いろいろな資料等も届けていただきながらですね、ご質問でございました。私も就任後、4月ぐらいまでの間ですかね、ここも含めてほとんどのところを見て回った中の一つでありまして、アンダーパス、暗くて入っていくのが怖い。確かに私もなぜこういうせっかく立体交差して、車と歩行者がかち合わないようにというふうなねらいでつくったんだろうになと思いながらですね、やっぱりこの怖さの原因は向こうが見えないということあるのかなというふうに思いますね。こうおりていって、見通しがきかないんですね、65メートルの長さだそうですけれども。本当に奈落の底に落ちんばかりの、極端に言えばですよ。本当に怖いもの見たさで入っていくんならまだしもですね、日常、初めて通るというふうなことからすれば、日常的に明るい暗い、いろんなシチュエーションの中でですね、大変そういう面では残念な施設だなというふうに思います。ですから、片側より両側に照明があれば、なおよしというふうなことは当然のことだと思いますね。
 あるいは警報機の問題、ちょっと私も1点漏れましてね。いつ設置されて、通常なる必要によって作動したことがあるのかとか、誤作動があるのかとかというふうな問題は、多少、学習のあれですので、必要ならば課長に答えてもらいたいなというふうに、事前のやりとりがない中でですね、突然今お話を聞きながら思ったんでした。厚くて押せない、子供向けにですね、プラスチック盤あるはずなんですが、押せない盤では意味がないんですよね。そういう意味で、なかなかころ合いが難しいとは思いますけれども、その辺のところ、さらにまた念には念を入れていかなきゃないなというふうに思います。
 24時間警備体制、これまた24時間で警備した方がいいの、悪いのといったら、いいに決まっているというね、暴言で申しわけないですが、そのようにした方がいいに越したことないわけでありますけれども、いろいろ諸条件の中でですね、現状は、あのボタンは24時間警備会社に連動するようになっていましてね、それはそれでよろしいんですけれども、24時間監視体制ということになると、防犯カメラ等を意識されていることだろうというふうに思いますが、さまざま防犯カメラについては、どこでどう管理するかとか、費用の問題だとか、あるいはプライバシーの問題とかさまざま課題がありまして、むげに避けるわけではございませんが、何かそれこそいいお知恵があればですね、何なりとこの項については、日常、頭を痛めている場所でございますので、皆さんのご要望なりご意見をぜひ寄せていただきたいというふうに思います。
 成田公民館の職員は、意識しながらですね、登下校時にあそこまで出向いて、子供たちを見守っているというふうなことも4月以降あるようでありますし、さらに、地域の皆さんがそれぞれの立場で意識をしながら、子供の安全確保というふうなことでご協力いただいていることも事実でございました。
 成田公民館への空き地の除草というふうなことでありましたが、先ほど千葉議員の趣旨と重なる、かぶるわけでありますけれども、大きな商業地ゆえにですね、かなり刈る時期とかタイミングとか、なかなかうまいぐあいにいかないなというのも現実でございます。歩道側にですね、かぶるようなことのないような配慮だけはしているつもりでございます。昭和60年に条例制定されて、どうも、ひょっとすれば、この雑草等については、草の生えぐあいについては、想定されない条例でないのかなというふうに先ほど見ましたのでね、早急に条例の改正等も含めて条例の見直しに取りかかりたいと思います。
 町民への緊急情報展開構想、これも全く小泉議員の得意とするところでございますので、ぜひこういったものはどうなのとかね、議員というお立場ですので、先ほどの庁舎前の太陽光発電、 2,000万円かかって 8,500円節減ですというふうな、そういったけた外れのご提言はないとは思うんですけれども、ほどよい、今以上に適当な、適度な費用をかけた中で、今以上にいいんだよというふうなことを、ぜひお力をおかしいただきたいと思うんですね。実質、小泉議員がおっしゃるような数値は持ち合わせていない。私の頭にないですし、恐らく持ち合わせていないと思います。何%カバーしているのかというふうなことを含めてですね。結果としては、従来の手法で万全のといいますか、従来の手法でほぼやれるだけの目いっぱいのことをやっていますというふうな答弁にならざるを得ません。不足等について、 100%とるというふうな、ちょっとそこも、目安も十分立たない状況でございますので、今後の課題とさせていただきたいと思います。
 「教育満足度日本一の町に」というふうなことで、けさほどの説明要旨というふうな中で何行か入れさせていただきましたけれども、逃げるわけではございませんが、一朝一夕にここで、この目安で、学力テストで1番になんだとかという話は大変簡単なことでございましてね、しかし、教育のありようというふうなことについては、なかなか成果を見るまでには多少の時間と経過が必要でございます。教育長ともどもですね、これは10月の小学校への図書の専任職員配置というふうなことからを手始めにですね、まさに志を高く、富谷ならではのというふうなことで取り組んでまいりたいと思います。
 なかなか具体的にこの「満足度日本一の町」に、それぞれの個別のテーマ掲げていただいたわけでありまして、もちろんこういったことも包含しながらですね、前に一歩ずつ前進させるというふうなことでございます。本当に子供の数、ボリュームの大きい町でございますので、教育の現場もプラスとマイナス両面持ち合わせながら進んでいるというのも現状でありましてね、しかしながら、何度も言いますけれども、子供が、それこそ朝喜んで通える、親が安心して送り出せる、こういったのも大きなテーマでございます。そういういじめの問題だかと、現実実態がどうなっているのか、包み隠さずですね、やはり私にも耳に入り、皆さんとも共有しながら、よりよい方向性に導ければと。
 一面では子供たちの活躍も大変すばらしいものがあると。富谷中学校の岡崎選手、 800メートルで、それこそ県大会優秀、全国大会、ことしは利府で、宮城県で開催されましてね、私もああいうのを見て、行ってまいりましたけれども、中学校2年生であの記録ですので、準決勝進出の段階でそこまで及ばなかったんでありますけれども、富谷中学校に有能なる選手、そしてまたあしたは駅伝大会というふうなことで、いろいろ試す、自分を試す場もまたたくさん用意しながらですね、それこそそういった読書環境もあるし、運動能力もあるし、子供たちが一緒に部活動の推進もあるしですね、さまざまな方向性で教育委員会と一体となってですね、進めてまいりたいというふうに思います。
 まさに学校評価も含めて、まさにここは議場ですのでね、皆さんに、それこそ、先ほども言いましたように、包み隠さず実態を表に出して、そこでだめな部分はどう前に進むか、いい部分はどうやったら一歩も二歩も前に進めるか、こういった観点を重視しながら、ぜひ児童生徒の健全育成というね、貴重な3年間、貴重な6年間でございますが、後で振り返って、それこそ本当にいい小学校、中学校時代だったなというふうなことであるような学校づくりにぜひ邁進してまいりたいと思いますので、ご協力とご理解のほどをお願い申し上げたいと思います。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 1番小泉 光君。

1番(小泉 光君) 私が、緊急情報展開手段の構築というところについて質問した前提としては、従来の有線電話などが使えなくなった状態を想定しての話でございます。恐らく今でも防災無線などの設備があるかと思うんですけれども、現有の設備でどのくらいカバーできているかというのをまず伺いたかったわけです。
 それから、追加の質問ですが、その「教育満足度日本一」に対しては、今、その方向性を熟考中というとらえ方でよろしいでしょうか。「教育満足度日本一」に対しては、その町長のイメージですね、今、熟慮中ととらえさせていただいてよろしいですか。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) じゃあ、教育の方からですね、熟慮してものを進める、もう進んでいると私は認識してございます。したがいまして、らせん的にですね、もう進んでいますので、いつぞやこう見えてくる場面をご披露・ご案内できる場面、必ず来るはずでございますので、熟慮して、まだスタートラインに立っていないんだよと、そういうことではないというふうに認識してございます。
 現有の云々というふうなこと、ちょっと私も全然対応できませんので、総務課長、答える内容がありましたら、どうぞお願いします。

議長(渡邊俊一君) 総務課長。

総務課長(中川弘美君) 現在は広報車、無線をつけた広報車8台と、それから衛星携帯電話を各公民館に配備しておりますので、電話が使えない場合、それらで対応するというふうなことでおります。それで、私ども、今考えているのが、いろいろと経費の面とか、そういったこともありますけれども、同報設備ですか、そういったものもちょっと考えてはいるんですけれども、その辺の費用対効果とか、経費の面とか、一応研究の段階では今はおります。

議長(渡邊俊一君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 私は、3点について質問いたしますが、初めに、ライフラインの耐震化について質問をいたします。
 ことし7月に、新潟県柏崎市を中心に、中越沖地震が発生をいたしました。同じ新潟県で2004年10月、長岡市を中心に新潟県中越大震災が発生をいたしました。私は、そのときに、長岡市にボランティアとして参りまして、被災地の状況を目の当たりにし、自治体が自治体としての対策を急がなければならないと痛感をいたしました。もちろん各自、各家庭で身を守ること、隣近所と協力し合うということは言うまでもないことです。
 日本列島は、地震の活動期に入ったと言われ、いつどこで巨大地震が発生してもおかしくないとも言われています。近いうちに必ず起こると言われる宮城県沖地震への備えを急がなければなりません。さらに、直下型地震は想定困難と言われていますから、なおさら地震への対応は急を要すると思われます。ところが、耐震化などはなかなか進んでいません。今回は、町としてライフラインの確保、耐震化をどのように進めるのかお尋ねいたします。
 中越沖地震の被害で、ライフラインの復旧の中でおくれたもの、それはガスでした。当初予想していた以上に時間が必要でした。
 富谷町は、仙台市ガス、集中プロパン、個別プロパンなどですが、地震発生で被害が出る前に、ガス管の耐震化が必要だと思います。ガス事業は町の直営ではありませんが、柏崎市の状況から見ても、町は実態を把握し、関係機関、ガス会社各社に働きかける必要があるのではないかと思います。
 耐震化を図り、地震への備えを進める上で、団地ごとに仙台市ガス、集中プロパン、個別プロパンなどがあります。そのそれぞれの耐震化の状況、現状がどうなっているのか伺います。
 各ガス会社との耐震化など、地震対応策、この検討はしているのでしょうか伺います。
 現時点で一番心配だと考えている点は何なのか。それについてはどのように解決を図っていこうとしているのか伺います。
 水道管の耐震化は、これまでもたびたび取り上げられてきました。町の方針は、漏水があったときや町道工事の際に、水道管の交換をするとしています。しかし、この方針では、ライフラインの整備、確保が進まないことになってしまうおそれがあります。水道の配水管総延長は約 270キロメートル、そのうち耐震化されているのは50%以上ということでしたが、残りの計画化が必要です。仙台市の場合、河北新報の報道によれば、「配水管は、全国的にも早い1997年から更新や新規敷設の際に耐震管の導入が進められ、耐震化率は8割を超えている」とありました。
 富谷町で造成が早かった団地は、老朽化が進んでいます。富ケ丘、向陽台などは団地造成が早かった地域ですから、耐用年数の関係からも更新の時期が間近に迫っているということになるかと思います。白紙の状態から計画を立てるということではないはずで、地域を特定しながら耐震化計画を立てればよいはずです。ところが、当局は、水道管の耐用年数と減価償却費、この関係で水道管を延命させながら、できるだけ長く使用するという考え方です。しかし、そのような考え方では、災害対策にならないのではありませんか。
 さらに、鉛管の水道管は、健康に害があるとされていますから、その点でも、鉛管の交換は急いで行われなければならないと思います。地震発生で被害が出る前に、一気に更新の対策をとる必要があるのではないでしょうか。
 水道の耐震化、これはどこまで進んでいるのか、改めて伺います。町の水道管耐震化の具体的計画を伺います。
 2問目ですが、町民バス利用料金の免除を求め、質問をいたします。
 町民バスには、運行のコース、運行時刻、停留場など、さまざまな要望があります。何とかして町民バスを便利に使いやすいものにしたい、高齢者の移動手段を確保するためには改善しなければならないと、それぞれが考えているからです。
 町民バス実施の目的は、交通不便地域の解消、そしてスクールバス、福祉バスの代替とされました。町民バス導入前は、幼稚園児の送迎も実施されていました。保健福祉健康センター行きの健康号は、添乗員もいて、利用者から歓迎をされていました。利用料は無料でした。
 町民バスは、2年間の試行運行後、大人 100円、子供50円になりました。町民バス運営審議会が調査などを行って、そして「町民もその程度の負担であれば納得できる」として結論づけたわけです。町民からは、「町民バスの運行経費は幾らかかっているのか。バス料金の収入は幾らか」とよく聞かれます。「赤字で採算がとれないのだったらやめた方がいい」という意見もあります。福祉目的で始めた事業が、受益者負担、これを取り入れたことによって、本来の目的から外れてしまったと言えます。当初の目的に合致させるように、小学校、中学校の子供たち、70歳以上の高齢者は無料に戻すことを求めます。
 さらに、障害者、被爆者などの利用も無料とするべきではありませんか、対応を伺います。
 3問目に、富ケ岡公園一帯の整備を求めて質問をいたします。
 内ケ崎別邸の隣にしんまちめぐり専用駐車場が、加藤家の門の一部も移設されて整備されました。駐車場には、しんまちめぐりの大きな案内板も設置されました。案内板を見て、歩いてみようという人も出てきているのではないかと思います。宿場町としての名残を生かし、富谷宿を開店し、しんまちどおりの活性化を図ろうとする人々の思いを何とか支援しなければならないと思います。観光客をたくさん迎えるという考え方もありますが、富谷町の住民がたびたび訪れたくなるまちづくりはできないと思います。
 おもしぇがら来てけさいん、富谷の催し物の中に、ウオーキングラリーがありました。地図に示された6地点でスタンプを押してもらい、進みます。このときのコースをもとにして散策のコースを整備してはどうでしょうか。コースに富ケ岡公園を入れて、今までは点として存在していたものを線で結び、1時間コース、2時間コースなど、散策のコースを設定して、身近なところで楽しめるようにしてはどうでしょうか。
 富ケ岡公園は、まだ富谷村だった時代に内ケ崎家から寄贈され、公園として整備されたとありました。公園は小さいながらも、町内が展望できること、七ツ森が町の向こうに見えること、野鳥の森もあり、整備の仕方では、散策コースのかなめをなすと思われます。
 先日行ってみましたところ、富ケ岡公園の中に野鳥の森の案内板がありますが、とても読みづらい位置にありましたので、見直す必要があると思われました。野鳥の森入り口もよくわかりませんので、表示が必要です。
 先ほど午前、そして先ほども町長からふるさと祭りのご案内がありましたが、しんまちを会場にしながら進めるというこの点で、大変私は期待をしているところでございます。これまで、駐車場を利用した人、しんまちめぐり駐車場を利用した人は何人でしたでしょうか。町内・町外で分けるとどのようになりますか伺います。
 富ケ丘公園や野鳥の森では、散策路の整備、樹木の名前を表示するなどして、親しみが持てるようにしたらどうかと思いますが、伺います。
 広報などでお知らせすることで、町内の人たちが行ってみようということにつながるようになったらよいと思います。
 しんまちどおり駐車場をどのように生かすかということを考えるとともに、しんまちどおりの活性化を図ること、これを考えなければならないと思います。
 しんまちの活性化は、これまでも議会でさまざまな提案がなされてきました。しかし、富谷町役場がこちらに移ってから、ますます人通りがなくなってきていると地域の人々は嘆いています。
 町は、しんまちどおりの活性化の具体化をどのように考えているのか伺います。

議長(渡邊俊一君) 答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、佐藤議員にお答えを申し上げます。
 地震に備えて、ライフラインの耐震化という側面からのガス管、水道管、今ご質問をいただいたところでございます。
 ガス事業については、町が直営でないというところがありましてね。しかし、私どもも関心を持たざるを得ない、持つ内容でございます。耐震性、耐蝕性にすぐれたポリエチレン管の入れかえを順次行っているというふうなことでありますし、さらにまたプロパンの転倒、チェーンでの固定だとかね、そういった個人として、各家庭としてやるべき内容も含んでいるのかなというふうに思います。
 事業主体と耐震化の検討はしているかというふうなことでございますけれども、事業体ごとに耐震化方針、計画的に行っているようでありますし、今後ですね、宅地開発、ガス管の入れかえ等、必要になる場面については、従前以上に耐震、地震対応、耐震の側面から協議内容を深めていきたいというふうに思います。
 やはり、心配される点はガス漏れ、爆発、火災等でありまして、それらについてはマイコンメーターやら、緊急の停止装置やらですね、さまざま器具として整備はされておるわけでありますけれども、やっぱり利用する町民みずからの意識啓発もまた必要かなというふうに思います。改めて、行政区ごとにですね、それぞれガスの種別をまとめてみました。
 仙台市ガスで提供し、さらにまた都市ガスを提供される地域、恐らくプロパンよりも安全性が高いのだなというふうに思います。大清水、杜乃橋、東向陽台、明石台、上桜木、成田と、この辺のところは仙台市ガスの都市ガスを供給受けている場所だというふうなことですね。集中プロパン、仙台市ガス、カメイさん、宮城ガスさんというふうにして官民それぞれの団地、集中プロパンで提供を受けていると。個別プロパン対応は、旧16地区、鷹乃杜、富ケ丘南部の一丁目地区ですね。とちの木の一部というふうなことで、個別プロパン対応しておる。それぞれの供給種別だとかガスの種類だとかによって、それぞれ耐震対応の違いがあろうかというふうに思います。それぞれ事業者ごとにですね、ガス供給の停止の震度というふうなことも徹底してありまして、その辺のところは、相当事業者サイドで力が入っているのだなというふうに思います。
 さらにまた気になるところ、集中プロパンですと、プロパン倉庫といいますかね、プロパン庫がそれぞれあるわけでありまして、あの辺のあたりのぐあいがどうなのかも確認調査をいたしました。都市ガスはあれですけれども、集中プロパン、仙台市ガス、ボンベで4カ所で2万 6,000キロだとかね、そういうふうなことで、ボンベを何十本とこう保管管理して、そこから各ガス管を通して供給している場所もあるわけであります。そういった埋設されている管の問題と、あと、地上に出ているそういった保管庫等の課題、問題についても私どもとしては認識する必要があるというふうに思ってございます。
 次に、水道の耐震化というふうなことで入りますが、一気に対策をというふうに佐藤議員はおっしゃいました。一気にできれば、こんなにいいことはない。私も気短ですのでね。早いか遅いかというのは、早い方がいいに決まっているんでありまして、一気にやりたいところなんですが、なかなかそうもいかない事情が、今までの経緯も含めてあるわけであります。耐震化率、今57%というふうなことで、この数字がどの程度の水準なのかちょっと不明でありますけれども、そういうふうなこと。よく言われる耐震化事業に必要な概算費用というふうなことで、約64億円、60億円を超える程度の費用だというふうなことであります。
 水管橋の調査、8カ所を水管橋、川をまたいで水管橋、露出している部分がありますので、こういったところについての耐震調査……。50カ所ですかね、その中で重要な水管橋というのが8カ所ありますので、これらを最重点に調査対象としているところでございます。
 そのようなことで、地震等については、けさほどからお話が出ておりまして、私も16年の10月のあの中越沖地震の日には、たき出しボランティアというふうなことでね、1週間後の土曜日に出向いておりますので、この辺のことも経験しながらですね、総合的な防災体制をというふうなところの課題にさせていただければと思います。
 町民バスの件であります。幾つかのご提言がございました。今、来年の20年度、21年、今まで2カ年単位で契約をしてきて運行されておりますので、現状、19年度末で切れるもんですから、20年度以降の今計画を練っている、準備しているところでございます。町民バスの運営審議会ということで、今回の補正にも入ったんでないでしょうかね。委員への報酬手当というふうなことでございました。一定の受益者負担でというふうなことで、恐らく有料化、一部50円、 100円というふうな有料化の策をとらえられたんだと思いますけれども、今後の課題とさせていただきたいと思います。
 あるいは身障者、被爆者の無料化、これも無料化あるいは減免も含めてですね、検討課題とさせていただきたいと思います。
 次に、富ケ岡公園の件でございます。三つの中で、佐藤議員の提案の中で、全く趣旨、賛同するところは、この三つ目でございまして、そういう立場でですね、しんまち公園のにぎわいづくりなんていうの、これ、私が会議の場で言っているんですね。しんまちのふるさと祭りを富谷のしんまちでやったらというのは、私の発言でございます。「3回目の、それこそ7時13分に言ったんだよ」とかって冗談話で言っていますけれども。そして、さらにまた十三夜、いろいろもう地域ふるさとづくり、出尽くしていますのでね。
 そんな中で対外情報として売りに出せるのは何かしらというふうなことを考えたときに、もう一つだけたしか残っていたんでないのというふうなことで、大変うれしくなりました。先ほども言いましたように、9月の十五夜、これ、なかなか曇っていて見えない。10月の十三夜こそ名月、イモ名月と称してね、昔からの習慣があるわけでありますので、あの辺に、節もいいときに、しんまち地区をというふうなことで、きょう、行政区長さんにもお願い事を昼間の時間、生涯学習課長がですね、みずから出向いてお願い事をしたところでございました。
 いろいろかつてのですね、過去問ではないんですけれども、皆さんがかつてこの場で町長に向けてですね、発信された過去の累計、一般質問関係調書というふうなことでそれぞれまとめてもらったり、ここにもつづってございます。いろいろ議長初め伊豆田待子さん、考え方、党派云々関係なくですね、皆さん、しんまちを何とかしてというふうなテーマで、熱を入れて町政の課題というふうなことで質問された経緯があるようでございますので、私も従前から、今賛成したわけでなくてですね、従前から富谷町のあの資源をどうしたらいいかというふうなことをもってして、あの町長に立ち向かったわけでありますので、何とか皆さんのお知恵をかりながらですね、富ケ岡一帯、そしてまた、なかなかいいですね。
 毘沙門堂から町道に上って、富ケ岡公園に抜けて、野鳥の森に抜ける。そしてまた清水沢、ここに沢がありますので、清水沢から清水中野、造成地まで一帯となる非常に私は明るい、そして安心してウオーキングなり歩ける、そういう場所じゃないかと思いますね。宿場の往来があり、そしてまた山に入り、いろんなもう思いにふけり、昔にさかのぼり、越路の坂なんかなかなかいいですよね。石原純と原阿佐緒が、恋の場面を何度となくあそこで利用したというんですから。先だってなんか、課長補佐が、「きみが石原純、僕が原阿佐緒になってついていくから」とかって、「何かドラマ起きないかい」とやったぐらいでございます。そういうことも含めながらですね、非常にやはり気品と重みがある場所、自然あり、野鳥がありというふうなことで、見直すべき価値のある場所でないかというふうに思います。
 大亀山どうするのというふうな課題もあるわけでありますけれども、やっぱり遠いところでない、この日常、気軽に利用できる。家を出て、散歩も含めて、「よし、大亀山さいくぞ」という、そういう気合いを入れて車で行くなんていう、そういうことでない場所の一つじゃないかなというふうに思います。里山の構想なんていうのも今県で取り組んでいましてね、20町歩の取りまとめた中で、助成事業として間伐をして、このさっぱりした中で皆さんの利用をいただく、利活用いただくなんていうふうなことも政策として出ておるわけでありまして、一生懸命進めてまいりたいと思います。
 駐車場は、加藤さんからご寄附いただいて、四、五台の利用と。七、八割方は町内の方のようですね、現状。加藤さんからはですね、あの場所も含めて山、原野6筆、合計1万 3,000平米、1町3反歩をご寄附いただきました。高速道路沿いにもあります。時価総額、固定資産ベースで 2,100万円ほどのご寄附を加藤さんから、厚い志をお受けしたというふうなことでございました。現状、管理は若生勝昭さん、床屋さんに年額2万円の報酬と言うべきかね、大変格安な金額の中で目配せをしていただいておるというふうなことでございました。
 野鳥の森、遊歩道、名札、全くそのとおりだと思います。
 活性化策、大変私も期待しておりますし、先ほど言いましたとおり、一つの計画ができて、先ほどの教育問題ではないですけれども、計画ができたから、こういうふうなのやるよではなくてですね、まさに歩きながら、使いながら、町民の皆さんがあそこに初めて踏み入れることも含めて、必ずや課題が出てくると思います。そういったものをもとにしながら、また12月の議会でですね、皆さんからのご提言を受けながら煮詰め、そしてまた前に進めるのではないかと、そんなふうな期待も持っているところでございます。以上です。

議長(渡邊俊一君) 本日の会議は、議事の都合により時間を延長して行います。
 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) それでは、第1問目から再質問いたします。
 ガスは、先ほど申しましたとおり、直営ではありませんが、現状を把握しておくことが必要だということで、それぞれの団地でどうなっているかということで、数字でお答えをいただきたいということで、そのように質問通告をしておりました。それについてですね、口頭で非常に煩雑になるようであれば、一覧表にしたものなどをもらいたいと思います。そして、その耐震化がどこまで進んでいるのかということについては、おおよその数で町長からこの場でお話をいただきたいと思います。
 先日、教えてもらいながら、総務課でお話伺いましたが、なかなか事業体が別の会社ということもありまして、明らかになっていないということは、私のところで感じたわけですが、これは非常に地中に埋まっている管の耐震化ですし、火事だとか火災だとかということもありますので、各その事業体、会社と町がやりとりをすることがとても必要になってきていると思います。これについては、今までどの程度会社とのやりとりがあったのか、今後どのようにしていくつもりなのかを伺いたいと思います。
 2問目のバスについてですが、受益者負担ということで、本来の目的から外れて運用されているのではないかということを申し上げまして、町長は、今後の課題としてどういうふうにするか、減額もあるのかもしれないというようなご趣旨で発言がありましたが、障害者の問題で申し上げますと、ほかのところでは、障害者に対してガソリン代の支給というようなこともあります。これも議会て取り上げられておりましたが、富谷町はそういうこともありません。せめて、その運営している町民バスでその便宜を図ることが今必要だと思うわけです。今後の課題とさせてもらいたいということですが、これについてはぜひですね、本来の目的に戻るように、小学校に通う、そして中学校に通う子供たちはただにする。70歳以上の人たちには、これまでの健康号というような扱いで無料にしていくことを再度求めたいと思います。これについては、約束をしていただけるように私はお願いをしたいし、その答弁をいただきたいと思いますが、どうでしょうか伺います。
 3問目の富ケ岡公園一帯のということですが、利用者が少ないということは、町内の方がまだまだその場所を知らないということにあるのではないかと思います。私は、そのさまざまなところで、観光客をたくさん呼んで、そこで何とかという考え方ももちろんあるかと思いますが、やはり先ほど町長がお話しになったように、気軽に今ある財産である富ケ岡公園、野鳥の森を散策できるように整備することが今必要だと思います。
 それで、先ほど申し上げました、これは通告にはありませんでしたが案内板、野鳥の森の案内板を一度見ていただいて、位置を、これでいいのかどうかを改めて検証すること、必要があれば直すこと、そして野鳥の森に入っていくところの入り口の表示を整備してもらうこと、たくさん樹木は種類はないという話でしたが、それにしても、それぞれがわかるようにした方が絶対楽しいのでね、その表示も必要だと思いますし、もうちょっと歩きやすいような通路にしてもいいのではないかと私思いましたが、それについて、この時期に考えていきたいとかという明確な日時といいますか、それを示して答弁をもう一度お願いしたいと思います。
 失礼しました。戻ります。第1問目のガスの次に水道のことも聞いたのですが、すみません。そちらに戻ります。
 確かに、今57%までいっていると。残っているのは、そうするとどこに地域がどれだけということがわかるはずです。今まで、漏水だとか町道の工事のときにやってきた部分と、まるで手つかずになっている部分とがあるはずです。例えば、前の質問の際に、富ケ丘、そして東向陽台という話がありまして、耐用年数が40年になっていると。それから35年経過しているわけだからというところまで答弁がありました。そうしますと、それからまた2年ぐらいたっているわけですから、耐用年数が間近に迫ってきているわけですね。延命化を図ると言いますが、でも、計画を立てるときには、その団地を特定しながら、ここのところまではここの時期に、この団地についてはこの時期までということはできるわけで、その計画を具体的に示してほしいということで答弁を求めます。
 それで、具体的な計画を持ちながら進まないと、災害対策、ライフラインの確保にならないと思いますので、それについて、町長がですね、一気にやればいいことはもちろんだというお話がありましたが、それにしても具体的な計画を立てるように求めまして、答弁をお願いいたします。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) それではですね、ガスと水道の件ということで、なかなか私もこの道、水道等について、何か大変難しいことでございまして、ガス、水道については、去年の18年3月議会でしょうか、永野議員が同じ質問をされて、答弁の詳旨も手元に資料がございますけれども、ちょっとよく体系が整いませんので、今お話出ましたように、十分整理した形でですね、ご回答申し上げたいというふうに思います。その辺でご了承いただきたいと思います。
 町民バスについては、今後というふうなことでありますけれども、言葉は言いましたけれども、大変緊急事態に迫っておりましてね、来年の契約をするためには、もうすかすかとやっていかなきゃないという、この議会終了後すぐにもというふうなことであります。障害者、被爆者等についての有料化というのはいかがなものかというふうなことも内部ではあるようでございますので、確約云々というふうなことでなくてもですね、あるこういった方については、無料での利用というふうなものも当然検討しなきゃならないというふうに思います。ざっと言えば、2年契約で、今の現契約は 4,400万円、 2,200万円程度、収益が 300万円台だったと思いますね、バス運賃。ですから、そういったことも含めて、どのように考えていったらいいのか、もう少しと言いながら、そんな時間ありませんけれども、一生懸命頭ひねってですね、皆さんにおこたえするだけのもの、そしてまたバス審議会を通して十分なる検討を進めていきたいというふうに思います。
 あと、3点目です。富ケ岡云々というふうなことで、里山事業というふうなことで、県の事業があって、それに乗ってですね、できるようであればいいなというふうな思いを持っております。一定の補助事業でございますのでね。うっそうたる内容だとか、明るさだとか、歩きやすさだとか、そういったものは当然そのような観点で整備しなきゃならないわけでありますので、そのように思います。
 案内板等について、恐らく何か原課ですぐ、なかなか機動性のある役場の皆さんなんでね、課長級の皆さんは、ぽっと一言言うと、すぐ飛んでいって見てくるなんていう、大変私は機微さにすぐれているんでないかと思います。早速きょう、ここさ来る前に生活環境課長からのお話……、経済振興課長ですね、実際行ってみて、歩いてみて、確かに変なことはあるんだけれども、よく見ると、何とかそれなりの看板になっているんだよというふうなことでありました。私も、何か、そう言われてみると、変な看板だなという印象を持ったように思います。わかりません。余計な話ながら、しんまちめぐりのあの駐車場も、せっかくだから、入り口と出口の八雲神社を入れてもらうとかね、あるいはしんまちの街道を色づけしてもらう。川さ水色では何かもったいないなと思いながら、しんまちどおりってここなんだよというのを明示するような工夫も、一工夫やっぱり皆さんの知恵を出し合わないと、足らざるものになるのかなというふうに思っておりました。
 どちらにしても、明確な時期をというふうなことで言いますけれども、あの事業の採択を含めて、県が実際に見て、そして今採択の準備をしているというふうなことで、もう既に着手してありますのでね、そんなに遠くない時期に皆さんが利用しやすいような形になろうかというふうに思います。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 第1問目のガスと水道についてですが、ガスについては、これまでガス会社と話をしてきたのかということで伺いましたが、お答えがございませんので、お答えをいただきたいと思います。
 そして、今後については、どのようにその耐震化を図ってほしいという町の思いですね、それはやはり町は事業者ではありません、直営ではありませんが、住民の安全を守るということからすれば、やはりお願いをするというのか要請するというのか言葉はさまざまあるかと思いますが、していかなければならないはずで、これについては、どういうテンポで行おうとなさるのか伺いたいと思います。
 そして、水道の耐震化の計画について、残りの部分、およそ50%をどう計画するのか、これについてですね、先ほど町長お答えに、これでということでしたが、これについて、もう一言踏み込んでですね、どのように計画化を考えておいでなのかを伺いたいと思います。
 しんまちの活性化についてですが、今さまざまなことをですね、考えているということで、担当も決めてということを前に都市整備課で伺いましたが、これからこのしんまちを中心にした催し物だとか、それから、そのしんまちの人たち、住んでいる人たちの思いを受けとめた計画をどのように支援していこうとしているのか、これについて最後伺って、答弁をお願いしたいと思います。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) ガス会社さんとのですね、協議は、具体的に実務的にはしていないようですね。必要性は十分あると思いますので、ガス事業体ごとにですね、耐震、地震対応というふうなことで早速に協議に当たりたいと思います。
 水道の件はですね、ちょっと議員が言っていることも含めて、ちょっと私頭いっぱいになっていますので、きょうについて、水道課長の方でちょっと一言あれば、あと追加で言ってもらって、そこできょうの分は終わりとさせていただきたいと思います。
 しんまちについてはですね、思い浮かべたかというふうなことで、いっぱい行っているつもりなんでございますが、とにかくも、今まで以上にあそこを皆で利活用しながらですね、資源を再発見しようと。ディスカバリージャパンではないですけれども、ディスカバリー富谷でですね、再発見するスタートの年にしたいというふうな思いでご了解いただきたいと思います。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津慶一君) 計画のご質問ですけれども、先ほど町長もお話ししておりましたが、まず、60億円以上のですね、金がかかると。その前に、減価償却終わっていないものもあると。それから、借金もあると。そういう中で、そういう膨大な投資をするということは、料金の負担というのが、もう計算できないくらいになります。そういう中では、今考えることは、災害対策につきましては認識はしているわけですけれども、いかに施設を大事に使っていくかということ、そして、耐震対策をしないというわけではなく、その新設とかですね、それからその他の水道事業以外の事業、そういう中で布設がえがあれば、その布設がえをその時点でしていく。そして、来るべく更新時には、そういう耐震性の高いですね、管に布設がえしていくという考え方を持っておりますので、今やっていくということについては、計画も立てられない状況にありますから、今すぐそのような対応をする考えはございません。

議長(渡邊俊一君) これで本日の日程はすべて終了いたしました。
 本日はこれにて散会いたします。
 どうもご苦労さまでございました。
    午後5時11分 散会

平成19年第3回定例会議事録(第2号)

平成19年9月5日(水曜日)

出席議員(19名)

  • 1番 小泉光君
  • 2番 小川昌義君
  • 3番 土樋輪康雄君
  • 4番 細谷禮二君
  • 5番 佐藤克彦君
  • 6番 山路清一君
  • 7番 相澤榮君
  • 8番 菅原傳君
  • 9番 今村寿君
  • 11番 磯前武君
  • 12番 高橋敏夫君
  • 13番 安住稔幸君
  • 14番 伊豆田待子君
  • 15番 佐藤聖子君
  • 16番 永野久子君
  • 17番 浅野幹雄君
  • 18番 相澤武雄君
  • 19番 千葉達君
  • 20番 渡邊俊一君

欠席議員

  • 10番 市川壽藏君

説明のため出席した者

  • 富谷町長 若生英俊君
  • 総務課長 中川弘美君
  • 財政課長 眞山巳千子君
  • 町民課長 千葉美智子君
  • 保健福祉課長 磯部利彦君
  • 税務課長 渡辺成一君
  • 生活環境課長補佐 奥山吉信君
  • 経済振興課長 瀬戸けい子君
  • 都市整備課長 相澤正幸君
  • 教育長 千葉芳樹君
  • 教育総務課長 古跡幸夫君
  • 生涯学習課長 佐藤信夫君
  • 上下水道課長 梅津慶一君
  • 選挙管理委員会書記長(兼) 中川弘美君
  • 農業委員会事務局長(兼) 瀬戸けい子君
  • 代表監査委員 阿部功君

事務局職員出席者

  • 事務局長 須藤辰夫
  • 次長 橘川栄
  • 主事 加藤宏子

議事日程 第1号

平成19年9月4日(火曜日)午前10時00分 開会

  1. 会議録署名議員の指名
  2. 一般質問(通告番号11番~16番)
議事日程表
一般質問 17番 浅野幹雄議員
1 納税意識の高揚を図れ
2番 小川昌義議員
1 富谷町防災対策について
16番 永野久子議員
1 生活保護級地の引き上げに向け強力な働きかけを
2 入札制度の改善は急務
14番 伊豆田待子議員
1 コンビニエンスストアで納税実施を
2 地域包括支援センター機能の整備について
5番 佐藤克彦議員
1 本町の農業政策を問う
2 富谷町総合運動公園の充実を図れ
12番 高橋敏夫議員
1 富谷町基本構想の推進計画の検証が必要?
2 庁舎内でのサンダル履き禁止
議案第10号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
議案第11号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
認定第1号 平成18年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について
認定第2号 平成18年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第3号 平成18年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第4号 平成18年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第5号 平成18年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第6号 平成18年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第7号 平成18年度富谷町水道事業会計決算の認定について

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり

午前10時00分 開議

議長(渡邊俊一君) 皆さん、おはようございます。
 ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
 本日は、多数の傍聴人がおられます。傍聴人の方々に申し上げます。富谷町議会傍聴規則では、録音機、カメラ、ビデオ等の撮影などは禁止になっております。また、携帯電話をお持ちの方は、携帯電話の電源をお切りになるか、マナーモードに切りかえて、静粛を保ち傍聴されますようお願いいたします。
 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。


日程第1 会議録署名議員の指名

議長(渡邊俊一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を議題といたします。
 会議録署名議員は、会議規則第 120条の規定により、16番永野久子君、17番浅野幹雄君、18番相澤武雄君の3名を指名いたします。
 皆様方に申し上げます。本日も大変蒸しておりますので、上着を脱いで審議されて結構でございます。


日程第2 一般質問

議長(渡邊俊一君) 日程第2、昨日に引き続き一般質問を行います。
 通告順に発言を許します。17番浅野幹雄君。

17番(浅野幹雄君) 皆さんおはようございます。
 私は、「納税意識の高揚を図れ」と題しまして、次の質問をいたします。
 我が富谷町は、人口、世帯数の増加に伴い、町民税、固定資産税は、平成50年代より毎年予算現額、調定額ともふえ続けております。個人町民税の収納額は、平成16年度13億 4,770万円、17年度14億 6,820万円、18年度は16億 6,340万円となっております。これに対し、未収納額も増加しており、16年度で 2,700万円、17年度で 2,830万円、18年度に至っては、 3,010万円と 3,000万円の大台に乗っております。この現状に従うかのように、個人町民税の滞納繰越額も、16年度1億 1,500万円、17年度1億 1,800万円、18年度1億 2,800万円と大きな滞納額となっており、固定資産税、国民健康保険税もこのような傾向にあります。
 現在、富谷町は、収納向上対策として、夜間訪問徴収チームを編成し、努力され、17年度より18年度は、若干収納率が上昇し、改善のきざしは見受けられますが、大きな改善策が必要と思います。
 そこで、私は、先月、収納対策に努力している市と町について調査いたしました。福島県郡山市では、前納報奨金制度を制定し、現在も継続しております。制度制定に至った経緯については、住民税及び固定資産税の早期確保を図り、市民の納税意欲を高め、納税に対する積極的な協力を得ることを目的とし、徴収事務の簡素化及び納金前納付に対する金利も考慮して創設したとあります。昭和40年代前半、郡山市では、年度初めの財源不足から、職員の給料を2週間ごとの分割で支払った経緯もあったそうであります。平成18年度の実績として、住民税、固定資産税合わせ、調定額の52.8%の前納率となっており、財政的にも大変よろしいとのことでございました。
 また、多賀城市では、収納率改善のため、平成14年度より納税課を新設し、課の中に滞納干渉係を置き、家庭訪問専門の職員を配置し、収納率改善を図っております。
 松島町では、平成元年以降下がり続けてきた収納率に歯どめをかけるべく、平成13年1月1日より、町税等、特別滞納整理室を設置し、滞納者の納税や生活相談、場合によっては生活保護の申請など、きめ細やかな指導を行い、成果を上げておるとのことであります。
 お隣、大和町でも、平成17年度より徴収対策班を設置し、特別訪問による督促などを開始いたしました。
 我が町の町民の納税意識の高揚を図り、収納率を改善するために次の6項目について質問をいたします。
 1. 昭和55年に廃止した前期納付に対する報奨金交付制度を復活させてはいかがでしょうか。
 2. 夜間訪問徴収チームの今後の継続について、町長はどのように考えているのか伺います。
 3.滞納整理対策室、徴収対策室などの設置について、どのように考えているかも伺います。
 4.平成13年6月に解散した納税貯蓄組合解散後の収納状況はどのように変化しているか伺います。
 5. 小中学校の社会科副読本、来年3月改訂される予定でありますが、副読本を利用し、児童生徒へ「町税の仕組み」や「納税の義務」について、授業へ取り入れてはいかがでしょうか。
 6.今後、町民への納税に対する啓発事業、活動事業をどのように行っていくのか伺いまして、私の質問といたします。

議長(渡邊俊一君) 答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、昨日に引き続きましてよろしくお願いを申し上げます。
 皆さん、おはようございます。
 きのうはですね、10人の皆さんの議員の質問にというふうなことで答える機会がございました。簡潔、的確、明瞭にというふうなことをモットーにですね、皆さんの質問の趣旨に沿うべく、答弁の内容と期待は別としましてですね、努力をしたつもりでございます。本日もまた精いっぱい務めさせていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 きのう、事務局のデータによりますと、お一人頭、平均的に12分、ここで答弁しました。再質問もありましたというふうなことであります。マックスで17分、ミニマムで8分というふうな形で、平均12分というふうなことでありました。長短は別としましてですね、皆さんの議論の場でございますので、耐え得る気持ちで臨んでおりますので、本日もよろしくお願い申し上げたいというふうに思います。
 さて、納税意識の高揚をというふうなことで、大変大事なテーマをですね、二日目初日にご質問いただいたわけでありますけれども、全く私ども、町政を預かる者としまして、収入をいかに町民の皆さんの制度に合った形でですね、税金を徴税の枠組みの中で期日までに納めていただくか、これは大きな、それこそ課題でありましてね。そういう意味で、監査委員のお立場でもある浅野議員からの今何項目にわたる質問があったわけでありますけれども、非常に重く受けとめて、今後気を引き締めながら取り組んでいかなきゃならないなというふうに思っているところでございました。
 まず最初にですね、報奨金の交付制度というふうなことで、各地の自治体のですね、事例もご紹介いただきながら質問がありましたけれども、確認をしてみますと、昭和25年に地方税法で定められて、現状もまだそれは生きているというふうなことであります。しかしながら、その目的がですね、早期確保というふうなことで、要するに1年間を通して区切り、4期なり6期なりに区切って納税してもらうところ、4月あるいは5月まで、ある期日を区切って早く納税をしていただければ、その分割引しますよというふうな、そういった国民年金保険料にやや似たような仕組みなのかなというふうに思いますけれども、そのことの復活をというふうなことでございました。
 現状はですね、富谷町の納税の推移を見てみますと、早期の財源の確保、早期に一定の額を納めていただくということについては、その確保が図られているという面が一つありますね。さらには特別徴収、会社で控除、天引きされる分について適用のされないというふうな面がありまして、そういった不公平な側面があることをもってですね、富谷町では、昭和55年3月をもって廃止して現在に至っておるというふうなことでございます。
 改めてこれを再度というふうなことになりますとですね、別な面での事務費の増加というふうなことにつながるようでありますので、現状は、以上の理由をもちましてですね、必要を認めないというふうなことと、必要はない、必要性がないというふうに考えているところでございます。
 二つ目でありますが、夜間訪問徴収チームの今後の継続ということでご質問でございました。制度上といいますかね、国民の三大義務と言われておって、その中の1番目に納税の義務と、どなたも口をついて出るわけでありますけれども、現実は、 100の 100、決められた分、決められた期日までにというふうにいかないところがですね、大変悩ましいところでございまして、しかしながらですね、富谷町、平成9年からかなりの努力をしてまいりましてね、町税等の未納額縮減対策というふうなことで、人員の増強だとか、あるいは夜間の収納だとか、夜間にお尋ねをして、直接お会いしながらですね、事情、理由等もお聞きしながら、さまざまな形で、かなり熱を入れて取り組んできたというのも事実であるようであります。
 したがいまして、その辺のところを含めてですね、今後とも徴収力の強化というふうな、皆さんが公平に必要な額をご負担いただいてこそ、町政の、言ってみれば形になるわけでありますので、相談を通じて、それぞれのご事情もあることも重々わかりつつですね、長期の滞納だとか、高額を滞納している方だとか、いついつまでにこの額をというふうにして、納付誓約というふうなことで一筆書いてもらって、お約束をいただいているわけでありますけれども、そういった方への予定どおりいかないとかね、さまざまなお方がいらっしゃるわけですけれども、滞納処分等を通しながらですね、徴税力の強化に努めてまいると。夜間の徴収訪問も含めて、電話一本でいついつまでとか、いつまでなのとか、そういうスタイルで事は進めておりませんし、それこそ根っこはですね、ご事情を勘案しながら、納税の趣旨、そしてまた全体のバランスというふうなこともご理解いただきながら、さらにまた進めて強化してまいりたいというふうに思います。
 滞納整理の対策室の設置というふうなことでありました。きのうから随分と話題になっておりますけれども、10月1日からの組織の機構見直しというふうな中で、税務課に総合徴収対策業務専門官というふうな、まだ名称確定しておりませんけれども、そういった特定の業務を専任とするですね、担当官を設けて、職員を配置し、そしてまた、この町税プラス国保税、国民健康保険、国保税ですね、これに加えていろいろ水道料金から給食費からもろもろ、いわゆる手数料、使用料等あるわけでありますので、そういったことも含めて、税務課で管轄する内容のみならず、町に納めていただく使用料なども含めてですね、総合的に徴収対策に当たりたいというふうに準備をいたしまして、機構改革のプランをですね、皆さんにまたお示しをし、お認めをいただく予定にしてございます。
 四つ目でありますけれども、納税貯蓄組合解散ということで、その後の収納状況、これ、振り返ってみますと平成13年、2000年に廃止をしていますね。2000年に廃止をして、2001年が廃止後の初年度というふうになろうかと思います。平成13年が制度を廃止した後のスタートの年というふうになります。そこから収納率、果たしてそういう制度がなくなったために、徴収の率だとか、徴収額にどのように作用といいますかね、影響を及ぼしてきたのか、その辺のところをデータとしてもフォロー、補足しているわけでありますけれども、大枠としてはですね、収納状況については下がっていないんですね、この制度がなくなっても。それぞれの地域で、特に、とりわけ従来の16地区に納税組合があって、一定の期日までに納付をしていただくと、事務徴収料分を地元の納税組合に手数料といいますかね、割引料のような形で地域に還元をするという、組合に還元をするというふうな制度でありましたけれども、現状は、町税全体としてはですね、パーセンテージでいうと1%コンマ何ぼというふうな感じの、データ的には1.07ポイント、1.07%、13年度に比べると18年アップしているというふうなことであります。
 軽自動車税、個人町民税、固定資産税、おしなべてですね、軽自動車税はちょっと数字的には1ポイント台なんですけれども、線であらわすと右に下がっているという、折れ線であらわすとね、そういうふうな状況にはあります。台数の増加等がありまして、残念なことに軽自動車税のみ、1%程度下がっているというふうなことでありました。したがいまして、納税貯蓄組合解散時と比してですね、この収納率という面からすれば、低下はしておりませんというのがお答えでございます。
 五つ目です。小中学生、社会科副読本での町税の仕組みを取り入れてはどうかというふうなことで、全く賛成でございましてね。現実は、既に副読本、中学校ですかね、「富谷町の財政」という項目があって、そこには町に納める税金の種類だとか、その使われ方だとか、それは既に副読本に取り上げられて、必要な最新のデータを掲載しながらですね、学校社会科、公民の分野での授業に参考にしていただくような資料としてご提供申し上げているというふうなことでございました。
 小学校にはですね、富ケ丘小、あけ小、成田中というふうなことで、ことしは3校について、10月から12月、税務署の広報官だとかね、税務署職員みずからが出向いて、専門の立場からそれぞれ授業、講義をしていただくと、そんなふうなことを例年取り組んでまいっております。
 六つ目でありますけれども、納税の啓発事業、どのように行うかというふうなことで、大変これが一番何か大事なように思います。ことしの6月15日発送でですね、住民税の納付書、一斉に送付させていただきましたけれども、三位一体だとかとは言うもののですね、なかなかご理解を得るには難しいんだなというふうなこと、改めて思ったところでございました。十分なる体制を組んでですね、混乱が起きないようにというふうなことで取り組んだつもりなんですけれども、やっぱり不十分なところはあるんだなというふうなこと、改めて感じた部分もありました。
 そんなふうなことでですね、一般的になるわけでありますけれども、納税通知書にいかに文章で表現するかというのも一つやっぱり大事なことだと思うんですね。従前どおりの、去年と同じものそのままという、何もないからというふうなことではなくてですね、やはりそこにはいろんな表現とか、あるいは目に訴えるとか、いろんな方法があろうかと思います。必要な人にはホームページ、パソコン上でというふうなものもあろうと思いますし、パソコンばかり語っているとね、パソコン使わない人どうするのというふうなことになるわけでありますので、両面、それこそ、からめて作戦でですね、皆さんにご理解をいただく方策、まだまだ改善の余地があるやに感じておりますので、その辺のところを切り口に、今後ともなお一層徴税の啓発、額を納めていただく、税金の額の決まり方とかも含めて額、納期、そしてまたこういった場を通して、その税金が町に、皆さんにどのような形で生かされるのかというところの一連のやっぱり流れ、どのように徴収、言葉で言えばどのように納めてもらうとかね、もっと言えば、どのように取るかとか、そういうことが大きく膨らむのではなくて、入り口を通しながら、こういう場、そしてまた将来的に皆さんの身近な生活の中にどのように税金が使われるのか、その辺のところ、一連の流れとしてご理解をいただくことが一番大事なのかなというふうな認識でおります。今後とも引き続き、大きな町の町政を進める上で大事な切り口でございますので、なお一層のご理解とお力添えをお願い申し上げたいと思います。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 17番浅野幹雄君。

17番(浅野幹雄君) ただいまですね、6項目について答弁があったわけでございますけれども、私もですね、論旨の中では、個人町民税のみのですね、数字をご紹介したわけでございますけれども、1億 2,800万円の滞納額がございますけれども、これはですね、18年度末でほかのですね、税関係を合わせてみますとですね、個人町民税、法人町民税、固定資産税、国民健康保険税をですね、これを合わせますと、何と18年度末でですね、7億 7,700万円という金額になるんですね。この四つを合わせますと7億 7,700万円が滞っているということになるわけでございます。さらにですね、18年度の予算額で一般、特別会計、水道会計まで入れて、予算ベースで約 150億円あったわけですけれども、これのですね、 150億円の割合から見ますと 7.2%の滞繰りがあるということでございまして、大変大きな数字だろうと思います。ただ、水道会計の場合は、未収納額が 6,600万円、それからですね、使用料と称してですね利用料、学校給食費であるとかですね、それから保育料であるとかですね、これを足しますと大変大きな金額になるんですね。
 ですから、私は特にですね、この2番目のですね、夜間訪問チーム、日中一生懸命仕事をしてですね、我々が晩酌、食事をしながらテレビを見ている時間にですね、役場の職員がですね、チームをつくって努力されている。疲れた後の、さらなるチームでございますから、さらに苦労がかかると思うんですね。かつてやっぱりほかの市町でもですね、そういった形で夜間訪問などをやっておったことがあったそうでございますが、やはり効率が非常に悪いということで、多賀城市ではですね、この課を設置したときに、臨時職員8名をですね、訪問専門チームということで、職員の時間外をプラスぐらいのですね、金額でですね、報酬に充てられるというふうな話を聞きました。やっぱり二足わらじを履くといいますか、やっぱり二つの仕事をですね、日々やっているというのは大変なことだと思うんです。そういった意味でも、今後ですね、そういったチームをですね、職員のチームじゃなくて、役場のですね、職員のOBであるとかですね、そういったすぐれた能力のある方をですね、臨時としてお雇いになって、日中ですね、やっぱりそういった活動も、行動も必要じゃないかと思いますけれども、伺いたいと思います。
 それからですね副読本、今、中学校は若干あるということで、やっぱり児童生徒、子供のころからですね、税金ってこう使われるんだよと、町で皆税金納めたのを、こうして私たち使っているんだよということをね、教えながら、税金のありがたさをですね、小さいときから植えつけるという、教えるという部分では大変重要かと思うんです。せっかく副読本あるわけでございますので、ぜひですね、小学校でも、簡単なですね、意識改革のためになるようなことをですね、載せてはいかがと思いますけれども、いかがでございましょうか。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 職員の夜間徴収、いわゆる何というかね、職務の加重負担というかね、そういうふうな側面でご意見いただいたかと思います。何にも増して10月1日に新たな徴収体制を含めて人員の面だとか、日中・夜だとかも含めてですね、早急に準備をした上で体制整えた中で新たなスタートとして取り組んでまいりたいというふうなことでございました。
 小学校にというふうなことは全くおっしゃるとおりでございますので、教育委員会とで取り組んでいただくというふうなことで答弁とさせていただきます。以上です。

議長(渡邊俊一君) 17番浅野幹雄君。

17番(浅野幹雄君) 報奨金交付制度ですね、これについてはですね、昭和55年、こういった理由で廃止をしたようでございます。対象者の不均衡、徴税事務の合理化、以上の理由で昭和55年度より課税分を廃止せんとするというふうなことでございますけれども、このころはですね、大変金利が高うございましてね、大体定期預金に積んでも6%ぐらい、5%、6%ぐらいの時代でございました。その後、バブルが崩壊して、今ゼロ金利時代になっております。
 郡山市でもですね、この金利の問題で、以前は1%、納税額の1%を差し引いて納めるというふうなシステムだったそうですけれども、11年度にですね、 0.5%に下げております。
 町長の答弁の中ですね、富谷は財政難ではないと。私も十分存じておりますし、財政調整基金もございますし、決算剰余金などもですね、結構多くあるようでございますから、財政難ということはないと思いますけれども、そういった油断がですね、大きな崩れにつながるんではないかと思うんですね。これからますます行革で、大分、県・国からも補助金が削減される時代でございますから、こういったときこそですね、ふんどしのひも引き締めてというわけではございませんけれども、そういった気持ちで対処する、さらに、この納期制度、一括で納めるもんですから、うっかり忘れがね、ないということなんですね。
 やはり、例えば私も 2,000円とか毎月、隔月に 2,000円ぐらいずつもあったりするんですけれども、そういった小さいものをですね、うっかり忘れると。うっかり忘れれば、当然はがきを出して督促をすると。職員も手間隙がかかるわけですね。そういった部分で、改善の余地はあるのではないかというふうに思うんですけれども、これについてですね、今後研究されたり、今すぐに設置しろという、復活しろということではございませんけれども、そういう考えはおありでしょうか。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 先ほど言った趣旨と変更ございません。廃止に至った経緯、事務費増、そしてまた他町での取り組みというふうなことがふえていてね、どこの町でもというふうなこともないようでありますので、変更はございません。
 一点ですね、富谷町は財政難でない、油断をとか、そういうことを先ほど話の中で一かけらも思って言っているわけではございません。まさに気を引き締めながらですね、行財政の運営、三本柱に加えて、的確な行財政運営をするにはどうしたらいいかというテーマを持って、4月11日、就任しているわけでありますので、一時の油断を持ってですね、やっているわけでは決してないこともあわせて今お話し申し上げたいと思います。
 何せ早期確保といいますかね、要するに歳入歳出、入ってくる・出ていくという、そういうバランスの中で1年動くわけですので、そのバランスが現状ほどよくとれているというふうなことを一言つけ加えて答弁とさせていただきます。以上でございます。
議長(渡邊俊一君) 2番小川昌義君。

2番(小川昌義君) 改めましておはようございます。
 私は、富谷町の災害対策についてお伺いをいたします。
 前回も質問しておりますけれども、何せ7月中旬に大きな被害をもたらした自然災害が2件も発生をしております。一つは、台風4号であり、もう一つは、中越沖地震であります。この二つの災害とも、富谷町では、大きな災害はなかったのですが、東向陽台地区でがけ崩れが発生しました。この地区でのがけ崩れは、宮城県沖地震の後にも発生をしており、約30年前ほどですが、この災害が発生をしております。大雨と地震対策、切っても切れないセットで考えるべきものでもありますので、前回も一般質問しましたが、再度追加質問をいたします。
 去る7月15日に東北地方に接近してきた台風4号は、7月としては、まれに見る大型で非常に強い台風でした。沖縄本島付近を北上し、九州に上陸、四国、そして日本海に抜けまして北上してきましたが、九州、四国、中国では、大変大きな被害があったと報道をされております。
 この台風の被害で、宮城県南の白石市小原地区では、大雨による土砂崩れで孤立し、災害ヘリコプターまで出動した被害をもたらしました。当富谷町では、私が知る限りでは、幸いにも大きな被害もなく経過したと聞いております。
 ところが、県南で土砂崩れが発生したころ、当富谷町東向陽台地区、仙台三本木56号線、仙台市と泉区と境界線部分で、7月15日午後8時ごろ、雨が降りしきる中、がけの上部付近から土砂崩れが発生し、岩と土砂ががけ下にあった民家に、直径約1メートル弱の岩1個と数個の岩が、五、六個ほどの落石がありました。その中でも一番大きい岩が物置を直撃し、その場で幸いにとまりましたので、この物置のおかげで民家への直接的な被害には至りませんでした。大小数個の岩が崩れ落ち、土砂も途中の木や草によって辛うじてとまっているという被害が発生しました。また、この付近でも、ちょっと離れたところで大きな樹木が倒れているのもまた発見をしております。
 この付近は、ここ何年か、大雨のたびに小規模の土砂崩れが発生しており、そのたびに町当局が復旧を実施してきています。今回発生した場所と同じがけ崩れ、岩崩れは、私の記憶では、宮城県沖地震のときに発生し、そのときは直接、民家がありませんでしたので被害はありませんでしたが、私がこの被害の報告を受けたのは7月16日、10時ごろでした。次の日でしたが、そのちょうど同じごろにまた中越沖地震が発生し、柏崎、長岡、刈羽村を中心として大きな被害が発生しており、昨日の同僚議員からも発言があったとおりの被害がありました。
 土砂災害も地震災害も自然災害です。集中豪雨や地震の大きさにしても、ある程度予知されますが、いまだまだ正確なものではありません。そのために、「災害による犠牲者を一人も出さない」ということは、防災を万全にし、できるだけ最小限に食いとめるための措置をとるということだと思います。今までとってきたいろいろの災害対策が、一つの事故により、全く無にならないように願うものであります。そのためにも、対策を行うことが行政当局に課せられていると思います。
 この物置を直撃された民家のご夫婦は、「今まで住みついて二十数年になるが、初めてだ」と言っていましたが、町当局からの勧めにより、近くの親族の方のところに一時避難をしていただきました。この措置は適切な措置だったと思います。このがけ崩れ現場の緊急対策考え、当然にも行われまして、土砂と落石を防止するために落石防止だなを設置し、がけの上には防災シートを張りめぐらしています。その後、何度か強い雨が降りましたが、これ以上悪化することはありませんでした。しかし、これに地震が発生した場合、かなりの被害が出るのではないかと予想します。さらに、今、北上中の台風9号の影響も心配もされるところであります。
 この土砂崩れの地域の地質を調べようと思いましたら、幸いにも富谷町のホームページに、町の地勢という項目があり、それによりますと、凝灰質シルト岩、凝灰岩ということです。私も当初、この地域が地山で、岩盤質で大丈夫であると考えておりましたが、岩石の知識は全くありませんが、この岩石は、火山灰が堆積したものであり、比較的地下水を含みやすく、地下水の通り道となって流動的になりやすいということが書いてありました。この地域のすべての部分がそのような状況にあるということではないと思いますが、ちょうどがけ崩れの頂上付近が、さきの宮城県沖地震の際にも、最も多く被害が発生しており、五、六年ぐらいまでかかってですね、道路の段差が発生したり、断水が発生したり、ガス漏れが発生している部分でもあります。
 さきに私が話したとおり、地下水が含みやすい岩盤であるとすれば、地震が予想されていることを考えますと、改めて対策が急がれます。その対策の一つとして、同じ県道56号線、仙台三本木線上にある仙台市泉区山の寺地区付近では、擁壁工か法面工かわかりませんが、大がかりながけ崩れ対策工事が実施されています。当富谷町においても、一日も早い対策をお願いし、一人の被害者も出さない対策が望まれます。7月の二つの大きな災害を経験したことから、一つ間違えば人命にもかかわることでもあり、以下の質問を行います。
 富谷町防災計画の土砂災害危険度評価図がありますが、これは平成13年2月に策定したものと。その後の宅地開発などが進んでいますが、見直しを実施をしているかどうかお伺いをしたいと思います。
 二つ目として、富谷町の土砂災害評価図によると、東向陽台一丁目がけ付近も、災害危険度Aとなっていますが、この付近でがけ崩れが発生しましたので、数年来では最も大きながけ崩れであり、早急な抜本的な対策の実施をお願いしたいと思います。
 3番目として、この中越沖地震が休日の午前10時に発生したということもありまして、夕方には、被害者がたくさん避難所に詰めかける状況が報道されております。富谷町として、避難所の運営計画はどのようになっているのかお伺いいたします。
 また、4番目といたしまして、避難所として指定している小中学校の耐震対策は大丈夫でしょうか。さきに新聞で報道されたIS値 0.3未満が倒壊のおそれがあるというふうに報道されておりますが、宮城県内でも63カ所の学校があるというふうに一般的に報道されております。富谷町としてはどうなんでしょうか。この 0.3未満のIS値の避難場所があるのでしょうかお伺いいたします。
 それから、5番目として、小中学校のスクールゾーン内の危険を把握し、改善をしているのかどうかお伺いいたします。古い団地については、ある程度進んできているようにも見受けられますが、新しい団地でも新たに自動販売機などの設置がされており、この辺についてもお伺いをいたします。
 6番目として、最後になりますが、高齢者や弱者救済、これについて、個人情報保護法とも関係がありますが、やはり中越地震の際にもはっきりしましたが、民生委員なり地域の仲間たち、そうした人たちの把握の差がですね、長いところでは、三日もかかってようやく把握をするというような状況がありますので、こうした弱者救済対策についてどのように対応しようとしているのかお伺いをしたいと思います。以上であります。

議長(渡邊俊一君) 答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、小川議員の質問にお答えを申し上げます。
 ただいまは、富谷町の災害対策についてということで、広範にわたるご質問をちょうだいいたしました。
 7月15日の大雨による被害、今、小川議員がるる説明していただいたとおりでございまして、大変秋雨がまた近づく中でですね、大変心配をしているところでございます。心配のみならず、即落石について現地を見、そしてまた原課から即刻報告を受けたところでございます。幸いにして、人的な被害がなかったと。あるいは物的な被害もというふうなことでね、大きな落石、1メートル、あと50・50というふうな感じの大き目の、それこそ大物が一つ、その他小物がというふうな形でですね、10個近くの石が落ちたというふうなこと。町道三本木線ですので、東向陽台一丁目、旧来はここに家建たないんだなと思っていたところに民家10軒、空き家1軒、事業所が四つというふうなことであります。おわかりになりますかね。あの向陽台を抜ける峠のちょっと手前のところです。大きなこのがけの下にというふうな感じのところで、大変こういう場所に建つんだなといった、あそこを通るたびに、あの当時思いましたけれども、大変不幸にしてですね、今回大雨を契機にして大きな落石があったというふうなことでございます。
 早速課で対応する。町のみならずですね、この急傾斜地とか、あるいは危険な木の西コミの件が出ましたけれども、土石流の危険渓流地だとかというの、県で管理しておりましてね、それぞれ十分なる目配せがされているところでございました。都市整備課と宮城県の担当者、土木事務所の担当者が、あの場面を早速に確認をして、結果ですね……。確認をいたしました。
 まず一つ目ですね。土砂災害危険度評価図という図面が用意されてありまして、定期的にというところまでは、残念なことにいっていませんでした。何があればといったところで、その図面をもとに現場を確認すると。その折にその他のところも、何といいますか、目で見るといいますかね、近くで、おりて目で見るという視認というんですかね、目で確認すると、そういうふうな状況の中で確認してきたというふうなことです。
 実情はですね、土石流危険渓流として9カ所、西コミの1カ所を含めて9カ所。さらにまた急傾斜地、崩壊危険場所ということで97カ所把握をして、この評価図に掲載、搭載されているというふうなことです。大変そういうことで、一般的には災害の少ない富谷町だとはいうもののですね、個別には大変心配な場所がありましてね。本当にこのようにご質問いただく小川議員さんも、さぞかしご心配なことだと思います。その上が小川議員のご自宅なわけでありますので。
 凝灰岩の話も出ました。大変そういうことで、本当にこういうふうなところさこの先、何かの折にと思えば、本当に安心して住めないのも含めて、小川議員のご自宅以外にも、あの一帯、一丁目の何番というふうなあたりがあるわけでありますので、早急に県と打ち合わせをして、そして当然のことながら、落石があったので、即落石防止ということで、一定の業者さんに、専門業者さんに依頼をして、施工をして、そして今度、今回補正でお願いしていることになりますけれども、そのがけ一面をですね、 5,000平米ぐらい、がけ面積にして、そこの部分、何せ60度というふうな大変な急傾斜ですので、綱をもってして草を刈るとか、木を切るとかというふうなことで、現状の地肌を見るために、こういう工事を業者さんに依頼をしてですね、進むことになっております。早速、近々にですね、8月末発注というふうなことで、作業に取りかかることにしております。 5,500平米ですね。のり面確認をするというふうなことでございました。そのようなことで、現状は高低差30メートル、急傾斜、傾斜角が60度という、状況は自然のり面なんですね。ですので、自然のり面とて、いろいろ動く、雨だなんだというふうなことで、危ないものは危ないわけですので、その辺もですね、当然ながら認識をしておりました。しっかりと取り組んでまいりたいというふうに思います。
 三つ目の避難所の運営計画ということでございますけれども、中越沖地震の際にということでテレビ等でいろいろ報道されておりましてね。これも10月以降しっかりと防災体制をというふうなことの中に入るわけでありますけれども、現状はですね、避難所を指定している指定避難場所というのがあって、そこには、どういうふうに避難所を運営するかというふうな留意事項というふうな内容で、それぞれルール化、マニュアル化はしてございます。その内容が、その緊急事態に対応できるものやらですね、その辺まだ私も十分目を通しかねておりますので、早急にですね、この辺も機構の見直しとともにあわせて取り組んでまいりたいというふうに思います。
 やっぱり高齢者の皆さんとか障害の皆さんだとかね、乳幼児の皆さんが最優先されて、どのように避難体制にきちんと乗ってもらうかというふうなあたりが、大変ポイントでないのかなというふうに思います。
 そのようなことで、きのう雑談をしておった折にですね、役場のある人が、課長職級の人がですね、二、三日分の着がえ等を、ちゃんと家に帰れないことを想定してね、役場にもちゃんと着がえをバックに入れて用意していますという人がいて、ほろっと来ました。家でも用意しています。役場で帰れない状態の中で、即皆さんのために二日、三日、家に帰れなくてもですね、態勢、皆さんのために働くぞとの気構えは本当に、私もそのぐらいの思いを持ってきたつもりなんでございます。ちょっと負けたなと思っていました。大変学ぶところ大でございます。さらにまた、ちょっとなりますけれども、ちゃんと衣がえもしていますと言うんですね。夏用、冬用ね。本当に、ちょっとにこっとしますけれども、本当にこの心意気、やっぱり大事だなというふうなこと思いました。さすが、長年のですね、皆さんのためにお務めになっている課長級の人だなというふうなことで、大変感心をさせられたところです。ちょっと余談になりました。
 4番目でございますが、中学校の耐震ということで、IS値 0.3未満ということで今ご案内・ご紹介いただきました。大変そういう一定の基準値があるようでございましてね。耐震の判定の指標というの、IS値 0.7以上というのが一つの目安になっているようでございます。富谷町の小中学校、7校・5校で12校、それぞれの建物すべて耐震診断やっているわけでありますけれども、富ケ丘小学校のですね、体育館の一部がその基準に満たないよという、一部って何なのという話ししたらば、東西方向に弱いんだそうですね、富ケ丘小学校の体育館。東西方向が、IS値 0.3未満ですよと。南北方向は、それにしても基準値を超えるといっても 0.374ですよということになるんですが、基準 0.3を境にすればですね、東西方向が弱いために、これ、20年度で耐震の補強工事をやると、こういうふうな段取りになってございます。
 小中学校のスクールゾーン内の危険箇所把握、これは十分過ぎるほどやっているつもりでございます。やっております。そんなことで、ブロック塀の問題、53年の宮城県沖地震、言うまでもなくですね、通学路のスクールゾーン内のブロック塀等の改善については、以前から強く取り組んできたところでございました。そのようなことで、それにも増してですね、そうは言っても、常に日常的に、ここのあの場所はというふうなことでご意見なり、担当者が回るたびにですね、確認をしているというのが現状でございます。
 なお、耐震診断とかブロック塀の改修だとかね、さまざまな助成事業等、現実、町の費用そしてまた国の助成というふうなことで耐震診断、建物の耐震診断だとかブロック塀の改修だとかね、すべてのお金というわけにはまいりませんけれども、そういったものを広報しながら、改修しませんかというふうなことの取り組みは継続して従前からやっているところでございました。
 高齢者弱者対策、どのようになっているかというご質問でございまして、次の四方について、災害時要支援者台帳というふうなことで、台帳上、「管理」という言葉を使わせていただきましたけれども、把握してございます。お一方はですね、高齢者世帯、65歳以上の高齢者、ご夫婦とおひとり暮らし、両方含みます。要介護認定4以上の方、そして身体障害者手帳、下肢ですから足にご不自由の方、2級以上というふうなことで、ご自分で歩行が困難な方ということです。さらにまた耳・目の障害、視覚・聴覚障害の方、この四くくりの方をですね、台帳として整備をして、行政区長さんと民生委員にこの情報は所有していただいて、常に最優先でこういった方々について目配せをいただく。そんなふうな取り組みを従前からしているところでございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 2番小川昌義君。

2番(小川昌義君) 今、1番の項で、緊急対策として行われている部分について町長から答弁がありましたが、この地域、要するに私が見ても非常に民家があるためにやりにくいというか、工事そのものも非常にやりにくい面があるのではないかと思いますが、それでもやはりどうしても、このがけ崩れに対する対策について、今、泉区で行われている工法が、私はちょっと確認はしておりませんが、多分見る限りにおいてはですね、擁護工という方法で行われているのではないかというふうに思いますが、一応刈り払いをして、がけを検査をしたといたしましても、この擁護法についてですね、含めて検討して、抜本的な対策をするようにお願いをしたいというふうに思います。
 それから、高齢者の対策については、今お伺いしましたので、地域と一体となったネットワークづくりということについて、さらに推進をお願いをしたいというふうに思います。以上です。

議長(渡邊俊一君) 小川議員に申し上げますけれども、ただいまのは、質問ととらえてよろしいんでしょうか、それとも要望ととらえてよろしいんでしょうか。(「質問です」の声あり)
 若生町長。

町長(若生英俊君) ただいまご心配ゆえにですね、十分わかります。工法、擁護工というふうな工法等も特定といいますか、おっしゃっていただいたわけでありますけれども、工法も含めてですね、災害復旧を万全にするというふうなことが第一でございまして、何せ人命第一でございますのでね、人命にかかわる内容でございますので、万全を期すというふうなことと、あと、大きく言えば、予防・予知、こういったところにも十分力を入れながら取り組んでまいりたいというふうに思います。
 二つ目については、一言で言えば、やっぱり町内会の皆さんが一生懸命、特に町内会構成員に目配せをいただいたり、こういったところ、非常に大事なことだなと改めて思うところでございますので、今後とも町内会との関係、いい関係であるように努力してまいりたいというふうに思います。以上です。

議長(渡邊俊一君) この際、11時10分まで休憩をいたします。
午前10時57分 休憩


午前11時10分 再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 私は、2件質問をいたします。
 まず、生活保護級地の引き上げに向けて、町が強力な働きかけを国に向けて行うように求めたいと思います。
 貧困と格差が大きな社会問題になっている中で、生活保護制度は国民のセーフティネットとしてますますその役割を高めております。生活保護の基準は、市町村によって級地の区分があり、「1級地の1と2」、「2級地の1と2」、「3級地の1と2」の六つに大きく分けられております。宮城県では、仙台市が「1級地の2」、塩釜市、名取市、多賀城市が「2級地の2」、富谷町や利府町、石巻市など11の市と町が「3級地の1」、そのほかの市町村が「3級地の2」となっております。
 富谷町の場合は、町民の平均所得が県内一高く、生活水準も仙台並みという特殊な事情によって、級地の基準と町民生活の実態に大きな乖離が生じております。仙台市より町民所得が多いのに、生活保護基準は低いという現象が起きているわけです。
 具体的に、生活保護の給付額を比較しますと、40歳代の夫婦と中学生一人、小学生一人の子供がいる世帯の場合ですけれども、生活扶助、住宅扶助、教育扶助の合計額は、富谷町では22万 2,590円ですが、仙台市は26万 2,350円で、約4万円の差があります。「2級地の2」の塩釜市と比べても、給付額は2万 2,000円少なくなっており、生活実態を大幅に下回る給付額の問題は、富谷町の住民にとって深刻になっています。逆に言いますと、月収が26万円の世帯の場合、同じ月収でありましても、仙台市に住んでいれば、生活保護が適用されますが、富谷町に住んでいると適用とならないという事態が生じるわけです。富谷町の保護率が大変低い最大の要因もここにあると考えられます。
 しかもこのことは、生活保護の級地を基準にしている税や医療費、教育など、他の分野にまで影響を及ぼしています。
 例えば、パートの収入と住民税の関係ですが、最近パートで働くある女性から、「同じ事業所で働いている同僚と比べると、収入が同じでも、仙台市や塩釜市に住んでいる人は、住民税が非課税なのに、富谷に住んでいる自分は課税になったと。不合理ではないのか」という声を聞きました。実は、パート収入の住民税非課税の基準が、生活保護の級地によって異なるため、級地が1級の仙台市民は、パート収入が 100万円を超えるまで非課税となります。2級地の塩釜、多賀城、名取の市民は、96万 5,000円を超えるまで非課税となりますけれども、3級地の富谷町の町民の場合は、93万円を超えると課税されてしまうという事態が起きております。級地が1級か2級かによって異なるこの7万円の差は、住民税課税か非課税かを決定づける大きな壁となっています。パート労働者にとって大問題ではないでしょうか。
 また、生活保護の級地は、義務教育における就学援助制度(要保護・準要保護)の適用にも影響を与えております。就学援助制度は、生活保護世帯にとどまらず、生活困難な世帯の児童生徒に教育の機会を均等に保障するための制度ですけれども、その適用は、世帯の収入が生活保護の給付額を目安にしているため、3級地の富谷町では、仙台市民と同じ収入でも、1級地、2級地に比べ、適用を受けられないというケースが出てしまいます。同じ収入で、仙台市や塩釜市の児童生徒が受けている就学援助が、富谷町に住んだばかりに受けられないということでは、制度の趣旨にも反するのではないでしょうか。
 さらに、ことし4月から富谷町でも、低所得者に対する国民健康保険の医療費一部負担金の減免制度がスタートいたしましたが、この制度についても、生活保護基準を算定の根拠としているため、医療費の減免が適用されるケースは大変少なくなっています。
 このように、生活保護基準(級地)は、保護の適用だけではなく、税、教育、医療費など、住民福祉の基準としても多面的に活用されているのが現実であり、生活保護の級地と生活実態との乖離を埋めることは、富谷町の住民福祉にとって緊急を要する課題となっています。
 富谷町の生活保護級地を2級以上に引き上げるために、当局の最大の努力が求められているのではないでしょうか。
 富谷町の生活保護級地を引き上げるために、厚生労働省に積極的に働きかけるよう求め、町長のお考えを伺います。
 また、1級地、2級地と比較した場合に、3級地との差がどのようになるかをリアルに把握する必要がありますので、以下、担当課ごとに伺います。
 まず、富谷町における生活保護の適用にどのような差が生じているか、適用率の実態はどうなっているか。富谷町が「1級地の2」あるいは「2級地の2」になった場合には、生活保護の給付額が現在と比べどのように変わるか、モデルケースで結構ですからお答えください。
 二つ目に、パートの住民税については、富谷町が1級地になった場合、2級地になった場合、非課税限度額がそれぞれ 100万円、96万 5,000円に上がり、非課税の該当者数もふえると見込まれます。その場合の非課税該当者を1級地、2級地のそれぞれについて推計するよう求めます。
 就学援助制度については、富谷町が1級地、2級地になった場合には、当然収入基準が上がりますから、適用される児童生徒の数もふえると見込まれます。どのように変化すると見込まれるか、これはご本人の申請に基づくものですので、試算は大変難しいかとは思いますけれども、担当課として、級地ごとに試算をするように求めるものです。
 国民健康保険法第44条に基づく医療費の軽減措置についても、富谷町の級地が上がれば、該当者の数がふえることになり、減免される医療費の額もふえます。1級地、2級地のそれぞれについて、どのように変化するか推計を求めます。
 また、以上のほかにも、生活保護級地を基準とした制度はあるのか、その場合、1級地、2級地、その差はどのようになっているのか伺います。
 次に、入札制度の改善について伺います。
 現在、富谷町の入札制度のもとでは、予定価格が比較的高額なものほど落札率が高く、逆に、低額なものほど落札率が低いという現象が生じております。これまでも繰り返し質問してまいりましたが、予定価格が 5,000万円以上の入札において、落札率99%を超えるケースが単年度内に複数件発生する一方で、予定価格が低額な入札においては、落札率が40%台という異常に低いケースも出ております。町の予算を節減し、かつ品質の確保を保障する上で、一律の対策ではなく、入札制度を高額な案件と低額な案件に分けて、それぞれの対応を講ずる必要があると考えるものです。
 そこで、予定価格 5,000万円を超える案件は、年間ほんの数件てすけれども、平成18年の場合は6件でしたけれども、金額で見ますと、それだけで6億 8,000万円ほどでした。契約金額全体、案件全体のほとんどをこの金額の高いものが占めているという状況ですから、落札率が10%、20%下がるだけで、数千万円から1億円以上の税金の節約になります。このような現状に問題意識を持ち、競争の原理を適正に機能させるための対策を打ち出すことが求められていると思います。県が実施し、成果を上げている郵便による入札など、学ぶべき先進例はあると考えますが、当局のご認識はいかがでしょうか。
 逆に、予定価格が低額な案件については、「安ければいい」とばかりに、自治体自身が過度の競争を歓迎し、「もうけ」の余地もないような現状がまかり通っています。これでは、公共事業が貧困と格差を生み出す結果にもなりかねず、地元業者の育成という自治体本来の役割にも逆行します。小額な案件ほど地元業者の入札参加機会もふえることから、地元業者育成、地域経済活性化の見地で、「最低制限価格」を設定するよう求めるものです。
 また、社会的な問題となっている低賃金と格差を解消するために、町公共事業における「公契約条例」の、「公の契約」と書くわけですけれども、「公契約条例」の制定が求められます。公契約条例というのが比較的耳新しい言葉ですけれども、自治体が公共工事委託事業を民間業者に発注する場合に、その事業に働く労働者の賃金を適切に確保させるための制度で、建設事業を初め、指定管理者への委託、民間業者への委託などが対象となります。
 この方式は、雇用ルールを確立させ、地域経済を立て直す力を持っており、賃金だけにとどまらず、環境配慮や障害者雇用などの政策的な課題を組み込むなど、当局の立場次第でさまざまな方向性が考えられます。ごく具体的な例ですけれども、富谷町は、今「TOMOTOMO、YOUYOU」という小規模作業所を指定管理者に委託しておりますけれども、この指定管理者に委託した「TOMOTOMO、YOUYOU」の職員体制について、パートが半数を占めている現状を改善させることなども、その気になれば、この公契約条例、これを生かして実現することが可能となります。
 特に、議会の議決を必要とする 5,000万円以上の契約については、社会的な影響も効果も大きいのではないでしょうか。町の条例にうたうことで、契約に対する町の姿勢を町内外に示すことも可能となります。
 公的な契約を住民本位の施策を進める道具として活用するという新しい可能性をぜひとも探っていただきたいと考え、町長のご見解を伺います。以上です。

議長(渡邊俊一君) 答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、永野議員の質問にお答えを申し上げます。
 生活保護級地の引き上げに向けて、国に強力的に働きかけよというふうな大見出しでございます。そこから発してですね、個別に1番から設例をというふうなことで、質問になっているわけでありますけれども、生活保護の級地という、私も余り生活保護制度ぐらいの入り口はあったんでありますけれども、先ほどお話ありましたように、それぞれ段階があって、言ってみれば、三つで細かく分けて、6区分という感じですかね。3階級6区分というふうな感じで、その中の仙台市が上位にあって、2番手があって、そして富谷町は3番手の3の1というところに当てはまっていますねというふうなことでありました。これをですね、3の1から2の2とか、仙台市並みにということになると、1の2に引き上げなさいというふうな、引き上げるように強く働きかける必要があるんじゃないかというふうな趣旨と受けとめます。
 その中でですね、従前からの引き上げについて厚労省に直接働きかけたというふうな経緯はありません。しかしながら、宮城県の福祉事務所を通して富谷町の状況を説明した経緯があるというのが現状でありまして、引き上げの努力は、一定、今のような趣旨でですね、級の上位、3の1から2の2とか、2の1にとかという、そういう努力はしてきた経緯があるというふうなことでございます。
 それぞれ生活保護の基準等について、細かい中身があるわけでありますけれども、どうも、厚労省の援護局保護課調査係に問い合わせをして、回答によりますと、その級地ごとの詳細については一切公表していませんというふうな返答でありましてね。現状、その詳しい中身については、なかなか切り口が見つからないというのが現状のようであります。
 今後ですね、今の質問の趣旨に合わせて、級地の引き上げについて、すべて仙台市と道路一本で挟んでいる富谷町、すぐ比較の対象をというふうなことでね、3の1よりは2の2、2の2よりは1の2がいいに決まっているわけですね。先ほどの26万円の収入例でお話が出ましたけれども、仙台市は26万円でも生活保護対象になるのに、富谷町は22万円だからならないよと、こういうふうな理屈ですから、その額が上がれば仙台市並みになるんでしょうというのは、そのとおりであります。
 したがいまして、この級地制度がいかなるものかですね、これは十分私も勉強しなきゃないですし、どのようにどう切り込むことによってですね、上がるものやら、その辺のところを研究をさせていただきたいというふうに思います。
 したがいまして、その以後ですね、個別事例についてはいろいろ試算とか、今回の質問の趣旨に合わせて、何ですかね、検討いたしました。順にですね、生保適用、1級地との比較でというふうな、生活保護の適用にどのような差が生じるかというふうなことでありますけれども、級地間で1、2で、富谷町と仙台市でいえばですね、4万円。3の1と1の2の関係からしてね、4万円の差が生じますというふうなことです。
 3番については、パートさんの住民税非課税の範囲についてというふうなことでありますけれども、現状は、非課税の範囲、富谷町3級地ゆえにですね、 1,064人という数字が出ております。それが級が上がることで 300人が入ってくるとか、もう一つ上がることで 700人ふえるとかというふうな形で対象者数が、当然のことながら上がることによって範囲が広がっていくと、そのこともまた事実でございます。実数としては 1,000人、 1,400人、 1,800人、こんな感じで、3級の富谷から上位に上がるにつれて対象者数がふえますということです。
 四つ目、就学援助制度、これは17年に国庫補助が廃止されておりまして、運営については、町の自由裁量で今行っているというふうなことであります。富谷町においては、従来の文部省の基準によって、いわゆる児童生徒のですね、就学援助を取り扱っているというふうなことでございます。認定基準、町の基準に合わせてその上乗せ等ですね、この辺について研究課題というふうに思います。過去の就学、児童生徒のですね、対象者はふえているわけでありますけれども、認定数は、それに合わせてはふえております。現状18年度で 203人、認定率というふうなことでいいますと4.08%ということになります。さらにまた、決算ベースでいいますと、 1,310万円というのが町の予算から支出されている費用で、就学援助の主として出ているものでございます。
 要保護は、そのままイコール生活保護世帯というふうなことでシフトしていきますけれども、もう一つランクの下がる準要保護制度、この辺については、それぞれ該当がありましてね、上記以外、三つの限定された世帯があって、それ以外に四つ目として、上記以外に特に援助が必要と認められた世帯というふうなことで、児童生徒の皆さん、この文面には当てはまらないんだけれども、総合勘案して必要だというふうなあたりについては、適用とするというふうな運用が現実もされているというふうなことでございます。
 5番目、国保加入者医療費軽減の云々というふうなことで、推計値ということでありますけれども、これもそれぞれ30代、60代でというふうなことで推計値を出してございますが、結論を言えば、収入と基準額があって、仙台は級が高いように基準額も高い。富谷は低い。そして、そういうのがまずあって、収入と、今度この基準額との関係ですね。収入が多ければ、当然医療費、3割負担の中で一部負担してもいただくという一定の計算式でね、3万円医療費の自己負担でという場合は、例えば1万 2,000円払っている人が1万 8,000円払っていますというふうな形で一部負担が発生しますし、仙台市は、基準額が高いもんですから、同じ収入でも、結果、その3万円の自己負担がなくて済むと、こういうふうな関係になっているようでございます。それぞれ設例に従ってですね、個別の事例について計算式も含めて用意したところでございました。
 そのような中で、さらにまたあれですかね、国保の……。違いました。6番目、今度は1・2級地との間でというふうなこと、これも個別の事例になってきますので、なかなかわかりづらいかと思いますけれども、1・2級地との差で、仙台市とですね、富谷町というふうなことで比べてみた場合に、ゼロから2歳で 3,760円、41から59まで 6,870円、70以上で 5,610円というふうな形で、こちらにも仙台市と富谷町、級地の違いによってですね、このぐらいの差が生じているというふうなことでございました。
 そのようなことで、6番目、大前提を申し上げますけれども、級地を引き上げることで、今のものはすべて同じ並みになるし、級地の引き上げがなかなか難しいというんであれば、3の1で当面、仙台市は1の2ですから、そういう意味でそういった問題をそのまま継続するというふうな流れになろうかと思います。もちろん、級地の内容をよくつかんだ上でですね、富谷の実態をつかみ、踏まえながら、把握して級地のアップというふうなことでの取り組み、当然方策を見つけていきたいというふうに思います。
 二つ目、入札制度の件であります。
 これは、前提はですね、永野議員もおっしゃっているように、税の節減というふうなことで、恐らく中核のテーマになるわけでありますので、そういったのと、さらにまた一面、地場の事業者の皆さんの活用だとか、地場の事業者の皆さんが町の仕事をして、そしていかに地域に貢献するかと、こういった両面、何というか、相反する課題を追求せざるを得ないということなんだろうと思います。
 現状は、いわゆる一般競争入札というふうなことで、大半ある時期からやってきたわけでありますけれども、今、永野議員がおっしゃるようにですね、文書、フレーズでいうとですね、予定価格が比較的高いものほど落札率が高くて、逆に低調なものほど低い、これも一般化はなかなかしていないんですね。
 現状はですね、言葉で言うとそうなんですが、実質は 5,000万円以上の、高額を 5,000万円というふうなことでとらわせていただければですね、19年は4件でした。そんな中で落札率、 8,800万円のものが 6,300万円で71%、数字だけ、頭だけ言います。62が54で88%とかね、62というのは 6,200万円という意味です。時間節約でそう言います。52が42で81%とか、52が44で85%とかというふうにして、71%から88%ぐらいの7割から9割弱ぐらいのところで結果入札、いわゆる入札価格、落札価格、決まっています。
 私もこの道に入って、入札の場面に十数回参加しておりますけれども、ああ、なるほど、こんな仕組みでこういうふうになるんだなというふうなことで、その場におりますけれども、いろいろ絶対的な入札の方式というふうなものもあるわけではなくてね、いろいろ時と場合、時代とか含めて、さまざまな事例とかも含めて、検討の余地はあるのかなというふうな概略的な感想、印象でございます。この辺も、どのような、何に力点をおけばこういう方法だとか、こういうふうなものに力点を置けばこの方法だとかというふうな形で、多様な入札方式というふうなものも描かれてくるのかなというふうな感想を持っているところでございます。
 郵便による入札の件がありましたが……、その前にですね結果、すべての入札のですね、落札率ということでいえば、15年からにしましょうか。 163、 167、 158、 173、これが入札の件数です。少ないときで1件のときもありますし、多いときで10件を超えるの一束にやる場合もありますし、年間トータルでデータ上は 173。これの入札の落札率がですね、77、77.6、77.8、80.1と、こんな感じで80前後で大体推移してきていると。
 郵便による入札についてはですね、なかなか検討の価値、余地はあるんですけれども、現状、何してだめだというからだめだではなくてですね、いろいろ検討した中で、現状よりも手数かかるとか、事業者さんにもご負担をおかけするかというふうなことで、現状メリット・デメリット、比較考慮した折に、その方式を採用するに至らないと、このことが結論でございます。
 最低価格制度設定が必要でないかというふうなことでいえば、必要な事例もあるかもしれませんね。今は全然一件たりとも最低価格は設けていませんので、事例によっては必要な場面があるかもしれません。これは公表するかしないかは別です。事前にこちらで最低価格を、いわゆる品質を保持するとういふうな意味で最低価格を設定しましょう。 100のうち例えば8割、7掛け、8掛けのところに設定します。それはいろいろですけれども、設定をして、そしてそれを下回る価格を出した業者さんには失格として、ご参加をいただかないと。この範囲の中の業者さんで、最も最低価格に近い業者さんに仕事をしてもらうとかという方法だろうというふうに思いますけれども、それらが有効かつ必要な場面もあるかもしれないという、そんな印象でございます。
 ですから、そういう面では、当然ながら入札もですね、ただ金額を提示して、一番安いところだけやっているわけじゃないんですね。当然ながら、事前にどういう工事の内容かというふうなものもきちんとお伝えしていますし、当日は、事業のその積算の内訳書、どういう根拠で、何に何がというふうなことをもちろん全部ペーパーでですね、出してもらって、そして入札の会場で専門の立場の者が、それと見比べながら、この人が入札に参加、その価格が妥当かどうかというふうなもの、検証をして、入札の手順を踏んでいるということなんです。数字だけぽんと、書いた数字だけ箱に入れると、そういうふうなことでは決してなくてですね、当然のことながら、いい仕事、そしてまた落ち度のない、それこそ予定した以上に長持ちするものであってほしいと、そんなふうなものを持ちながらですね、厳しい目を持って今やっているというのが現実でございます。そのことをお伝え申し上げます。
 さらにまた、公契約条例というふうなことで、それこそ永野議員らしくと言うべきか、大変先手を打つですね、ご提案をいただいておるんでございます。いろいろ研究もこれまたしてみました。よければ採用するというふうなね、趣旨で、何ら問題ないわけでありますけれども、現状、私どもが今つかんでいるものはですね、公契約法の国の法律、大もとには法律が制定されていないというのが一つあります。したがいまして、その法律の制定等、県の条例等の制定等をにらみながらですね、私どもで取り上げて、そしてまた税金の有効活用につながるというふうなことからしてですね、確認できれば採用というか、そういった方法を取り上げることといたしたいと思います。以上でございました。

議長(渡邊俊一君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) まず、生活保護の級地引き上げですけれども、実はですね、税務課からいただいた資料がございまして、平成12年に行政監査の中で、この生活保護の級地が、それぞれの市町村のですね、生活実態と乖離しているケースがあると。これについては改善の必要があるというような指摘があるんですね。これは非常に大きな級地を実態に即して引き上げていく上で大変力になる一つの根拠となるかと思います。
 それから、前町長はですね、平成15年の私どもの佐川前議員が、生活保護の問題でやはり質問しましたときに、やはり級地の引き上げというのは富谷町にとっては大変重要だという認識を示されました。ですから、級地の引き上げについては、もうどなたも異論はないはずなんですね、町当局。しかし、実際には、前の町長は、この間、直接厚生労働省に働きかけるというようなことはしてこなかったと先ほども答弁ありましたが、私はここに問題があると思っています。
 ですから、今回の質問の最大の趣旨は、とにかく町を挙げて生活保護級地引き上げに向けて頑張ってほしいということ、これに尽きるんです。そのためにも、やはり生活保護を直接担っている保健福祉課だけではなく、先ほど申し上げた国民健康保険の医療費を減免する場合、担当する町民課、あるいは就学援助制度の問題を担当する教育総務課、さらには税務課ですね。パートの収入、これに対する課税の問題に直接かかわってくる税務課という、こういう各担当課がやはり問題意識を持って、富谷町の実態がどれほど級地と引き離れているのか、乖離しているかという認識を持つ、このことが大事だというふうに思っております。
 ですから、ぜひとも勉強していきたいと町長おっしゃっておりましたけれども、急いで勉強していただいて、ぜひとも取り組んでいただきたいと思っております。改めて、このパートの、例えば先ほどお答えがありましたが、パートの住民税非課税がですね、もし今、93万円ではなくて、2級地の2の96万 5,000円ですか、これに上がれば 300人ふえますし、非課税者がね。それから、仙台市と同じように1級地の2に上がれば、さらに 700人、合わせて 1,000人も非課税者がふえるという、これは本当に町民にとっては大変大きな境目ですので、積極的な取り組みというのを急いでしていただきたいと思います。改めて町長のご答弁、伺いたいと思います。
 あわせて、この問題については、とにかく仙台市がお隣だからということではなくてですね、富谷町は、とにかく県内で一番所得水準、町民の平均所得が高いわけですよね。この傾向というのは、いつもトップであったわけでありませんけれども、この高い水準の所得ランクだということは長年続いてきておりますから、富谷町の町民の生活実態ということを示す上でも大変大きな一つの根拠となるかと思いますので、ぜひとも取り組みを強めていただきたいと思います。町長のご答弁、再度お願いいたします。
 それから、入札制度につきましては少し事実関係が違うのではないかなと思われる向きがございます。18年度の先ほど 5,000万円以上、この 5,000万円以上というのも一つの目安であって、議決を要するものか要しないものかという、一つのそこを境目にして 5,000万円以上と以下というふうに言っているだけの便宜的なものではあるんですけれども、先ほど平成18年でしたか、(「19」の声あり)19年ですか、4件というのは。ああ、そうですか。それならわかりました。
 平成19年度は、まだ年度の途中ですので、全体としてどういう結果が出るかわかりませんね。これ、18年度の入札の結果を見ますと、 5,000万円以上が6件ありました。成田小学校の屋体で、これが3億 700万円だったものが3億 500万円、落札率 99.34、成田小学校のプールで 99.51、町営湯船沢住宅ですね。これで 99.47。そのほかに3件ほどありますけれども、それは86%、64%、そして98%というふうになっておりまして、6件を平均しますと 91.05%なんですね。もう90%を超えたら、「えっ」と世間ではね、言うのが常識だと思うんですけれども、こういう状況にあると。しかもこの6件だけで1年間の 100万円、 200万円単位、場合によっては、数十万円単位の入札も含めてすべての入札したもの、そして契約したものの合計額のほとんどを占めているのが、このたった6件なんですね。
 ですから、こういう高額なものの落札率をいかにして下げるかということが、そのまま、先ほども申し上げましたけれども、税金を数千万円、1億円という単位で節約できるそのかぎになるというふうに思っています。
 これについては、町長もどういうふうにすれば一番いいということには、ちょっと入札制度について、これなら絶対的だという方式があるわけではないとおっしゃっておりまして、まさにそのとおりだと思うんですが、私は、先ほど宮城県の事例を示しましたけれども、宮城県もかつては落札率が80%、90%台が当たり前だという状況がありましたけれども、いろいろな問題を経て、郵便による入札制度などを取り入れて、現実に落札率が70%台に下がっているんですね。ですから、この郵便による方式に限りませんけれども、とにかく町として、億単位のこういう大きな仕事に関して何とか落札率を下げようと。そのためにどういう方法があるのかということをぜひとも研究をしてほしいし、とにかく試行錯誤を続けていただきたいというふうに考えております。この点については、もう一度町長の取り組む姿勢について伺いたいと思います。
 それから一方で、逆にですね、数百万単位とか、せいぜい 1,000万円単位のものというのは、平均して落札率低いです。全部平均すると、平成18年度の場合は、たしか70%台でしたけれども、その中にも、もちろん 100%というものありましたし、90%台もありましたが、その多くは50%台、60%台、さらに言えば40%台というのも複数あるわけですね。ですから、この予定価格が比較的低額なものについては、逆な対策が必要だと。最低制限価格というのも一つの方策ですけれども、これではもうけの余地が出ないというような、こんな落札のあり方を改善する必要があるのではないかと。3月議会のときに、町長は、この点については問題意識がおありだという答弁されております。それで、改めてですね、どういう対策を考えておられるのか、また、問題意識をお持ちなのかを伺いたいと思います。
 公契約条例につきましては、まだ本当に私も勉強の途上ですけれども、これは、ILO条約に根拠があり、残念ながら日本の政府はまだ批准していないと。法律がだからできていないということが大きな壁になってはいます。それは町長の認識どおりだと思うんですが、しかし、公害防止条例を初め、先進的な条例というのがですね、最終的に国を動かして法律をつくらせると。自治体が先進的な取り組みをすることで国を動かす、変えていくということも過去に幾らもありましたので、ぜひそういう先進的な取り組みという立場で今後研究していただきたいと思いますが、どうでしょうか伺います。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 私、19年の2月11日就任でございまして、何かちょっと前町長向けに、それこそ18年度終えているわけですので、そちら向けにぜひ発すべきことを、ここにごっちゃになっているんでないかと、こう思いながらですね、私は就任以降ですね、自慢ではないんですけれども、前町長を口にしたことはございません。おれはおれだということでですね、様子をじっと見ながら皆さんにお仕事も継続してもらわなきゃならない。そういうことで就任早々、10月1日をずっと口にしてきているわけですね。私も全体像がやや見えかけている中で、そして人事の、そして人の特性だとか、向き不向きだとかですね、そういったこともじっくりと見させていただきながら、そしてまた、職員の皆さんの顔と名前を一致し、ほとんど自慢じゃないですけれども顔と名前即言えますから。
 そういうふうなことであるのでありまして、ちょっとそれは、大人のルールとしてはですね、私に向かうべきものは私に何ぼ向かって言ったって受けて立ちますけれども、先ほどの99%何がしというのは、18年度で……、違うんですかね、ことしあれですかね、ちょっとわかりませんけれども、向かうべきところは、ぜひそちらの方にですね、もっと今の半分ぐらいは私らの方に向けていただけたら大変私もありがたいし、永野議員は、いろいろ前向きな提案、きのうもお話ししました。過去問ではないですけれども、事例をですね、国保の一部負担金の減免というふうなことで提案をされて、それがことしの4月1日から適用スタートしているという、そういう前向きな提案もされて、実質、取り上げてスタートしている制度もあるわけでありますのでね、すべてどうのという、否定云々も含めてするつもりはございませんけれども、そういうことかなというふうに今思います。
 それこそ税金、きょう第1番目にありました。収納対策というふうなこともあります。本当にだれがなろうともですね、これはまさに公金、皆さんからお預かりした税金をいかに有効活用していくか、この一点に尽きるんですね。したがいまして、きのう、電算のシステムの話をしました、冒頭で。 3,000万円で予算取りさせてもらったところを、私がいろいろまさに全人生かけているんですよ。交渉力だとか、なぜの根拠だとか、大きな声出してこれにしろと言っているわけじゃないんですから。 3,000万円が 1,500万円で契約できるんですね。そういうことをですね、ぜひ皆さんにもお伝えしながら、当然のことながら、この入札の中でいかにいろんなテーマ、課題を背負って、よりよい入札にしていくかというなのは当然のことであります。試行錯誤しながら、事例によってというふうなものは、恐らく永野議員が言う以上にですね、私は強い思いでまた取り組んでいきたいというふうに思っています。
 いかに下げるか。99%は私わかりません、それは。広報等で見ていますけれども、どういう経緯の中でどうなったとか。しかし今、私見ている範囲ではですね、なぜそうなったのかなというふうな、一部疑問なしともしませんけれどもね。しかし、そんなふうなことで、先ほどの繰り返しになりますけれども、入札については、本当に税金を有効に活用することの大事な場面ですから、出口の1円でないというのが私の従前からの主張ですから、出口で1円節約するなら、入り口で 500万円、 1,000万円単位で節減するにはどうしたらいいかということを私は順一に考えて、この場に調整しているわけでしてね。そういう意味では、出口の一円、むだで投げておけ、放置しろということではないんですよ。
 出口・入り口、そういう面では入札もありますし、その状況の中で随契でやらざるを得ない。この会社しかやりようないんだよというところもあるわけですから、そういったところは、みずからの町長の今までの経験とキャリアとですね、交渉力をもってして、理にかなった交渉するんですからね。こいつ持ってやるんでないんですよ。穏やかな聴取の中で、じゃあ、わかりましたと。 3,000万円、町長の言うとおり 1,500万円で契約させていただきます。穏やかに契約書が取り交わされるわけですから、これがまた私は皆さんにお返しすることになるんでないかなというふうに思います。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 16番永野久子君。

16番(永野久子君) 町長を目の前にして褒め上げるのもなんですけれども、私は、町長が就任されて間もなくの3月議会で、わずか2カ月の間に、よくぞこれほどまでに町政の財政分析も含めておやりになったというふうには思っております。ですから、それであるだけに、今度の問題でも、これ一つじゃありませんけれども、保護級地の問題でも入札制度の問題でも、前向きにぜひ取り組んでほしいということが大前提です。
 それから、前の町長のしたこと、やったことという問題ではないはずなんですね。町長が、首長がかわっても、変わる部分がありますけれども、変わらない部分もあるわけです、継続されていて。それは、前の町長がやっていたことだからといって、そのままにしていいのかどうかということではないはずで、私が申し上げているのは、この現に18年度の入札において行われた99%という落札率、これは、そのときだけではありませんで、実は、その前の年にも、こうした90%を超える落札率というのはあったわけなんですね。ですから、どこかを改善していかなければ、これは続くだろうと。出口の1円を惜しむということではなくて、入り口を数百万円、数千万円で惜しむというふうにするのであれば、ここに手をつけるのが一番いいと私は思います。改めて伺いたいと思います。
 それから、生活保護級地については、再度、これは厚生労働省に向けて、勉強をされた上でですが、ぜひとも直接働きかけていただきたいと。今までやってこなかった、直接働きかけということを、今度の町長はぜひやっていただきというふうに思います。どうでしょうか。以上です。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) ちょっと何か言葉で行き違いといいますかね、変わらないところ、そのまま放置するということを言っているわけでは決してないんですね。従前の、当然行政の継続性というのがあるわけですので、それをじっくり見させていただく。いやしかし、個別にはいろんなことを相当やってきているんですよと、また力みたいんですけれども、今回、皆さんにお渡しした実績報告書等をぜひごらんいただきたいと思うんですよね。あれに何ぼ時間かけているかというふうなことを、ぜひ一つだけお伝え申し上げたいんです。ただ漫然とですね、手をこまねいて、腕組みして、この6カ月間経過しているわけではないんです。継続すべきところを、ここでじっくり様子を見ながら、ここぞというときのターニングは、大事なところは、10月1日から始まるんだよということですから。今までの継続の中で、継続して働いてもらわなきゃならない。安定性とか継続性って、当然必要なわけですからね。ちょっとその辺は、残念なことに伝わらないのは非常に残念でございます。私は、改革改善という立場で冒頭から町政の基本の柱にしていますよというふうなこと言ってきているはずなんですが、伝わらないのは残念でございます。
 級地引き上げについては、もう私もこういったものは、そういう方策があるんであれば、何ぼでも頑張りますから、頑張って、経過も含めてですね、皆さんにその折ご報告申し上げたいと思います。以上でございます。(「答弁漏れの件。高い落札率の問題については、今後の研究というのは……、答弁漏れあると思いますので」の声あり)

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 答弁漏れといいますか、大体カバーできているんだと思うんですけれども、当然、ですから入札の状況、今までの長いある程度のワンパターンで来ているわけですから、それは当然見直し、改善、工夫、余地があるかどうかというふうな、当然やりますということを何度もさっきから言っているとおりであります。以上です。

議長(渡邊俊一君) この際、午後1時まで休憩をいたします。
午前11時59分 休憩


午後 1時00分 再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 14番伊豆田待子君。

14番(伊豆田待子君) 私は、初めに、コンビニエンスストアでの納税実施について質問いたします。
 総務省は、2003年4月、地方自治法施行令、国民健康保険法が改正され、地方税や国民健康保険税などの公金収納を指定金融機関だけでなく、コンビニエンスストアなどでも行えるようになりました。今の社会状況は、24時間で動き、ライフスタイルも多岐にわたっています。そこで伺います。
 富谷町は、共働き家庭が多いことから、住民の利便性を図ることと、また、税の収納率を高めることから、コンビニエンスストアでの納税が可能なシステムを求め伺います。宮城県では、多賀城市が市民税や国民健康保険税など、ほとんどの公金をコンビニエンスストアでの納税を可能にしました。多賀城市の市民税金の収納率は、18年度で 98.79%、富谷町は、町民税で 98.43%です。もちろん、どこの自治体も振込なども並行して行っています。大崎市では、水道料金がコンビニで納めることができます。登米市や美里町でも実施されています。また、全国では、都道府県で23団体、市町村では 102団体が実施されているようです。
 このコンビニエンスストアで支払われた公金は、翌日午後3時ぐらいまでには、そのデータが役場などに届き、早い対応ができることで、既に支払済みの方への督促状の失礼を避けることにも有効です。それに、これまで金融機関窓口での納付支払いは、必ず納付済み通知が町に戻り、それを税ごとに区分けし、機器に読み取らせる作業が必要です。コンビニエンスストア支払いの場合は、この作業が抜けることで、職員の作業時間の短縮にもつながるとのことです。
 総務省からは、各自治体に対し、業務にノウハウを有する民間業者への収納業務委託の推進を図る旨の通知も、数回にわたり送付されていると聞いておりますが、以上、コンビニエンスストアでの公金収納を求め伺います。
 次に、現在までの町全体での滞納状況を伺います。
 先ほど、浅野議員が申しておりましたが、かなりの、ダブるかと思いますが、あえて伺いたいと思います。また、その取り組み、対策について伺います。
 このように私が言いますと、19年度の1期分おくれただけで納税課の方が集金に来るという話も私のところに届きまして、それで怖かったとか、そういうことも私のところに駆け込んでくる方もいますので、できれば19年度じゃなくて、18年度、17年度のこの滞納状況の方、現状で取り組み等を考えていただければと思います。
 2点目に、地域包括センター機能の整備について質問いたします。
 第3期富谷町介護保険事業計画の第3章第4節に、地域包括支援センター機能の整備とあります。その基本的な考え方として、高齢者の心身の健康維持、生活安定、保健・福祉・医療の向上と増進のために必要な援助、支援を包括的に担う地域の中核機関として創設されるが地域包括支援センターです。
 そして本町では、平成16年に「高齢者支援」、「障害者支援」、「子育て支援」を柱とした総合相談支援機関である。その中で、地域包括支援センター事業事務を「高齢者支援」の一環として実施しますとあります。テーマには、「すべの人が住み慣れた地域で安心して生涯を過ごせる町」と掲げています。そこで伺います。
 高齢者支援の内容として、地域サポーター養成事業とありますが、どのような方々の養成ですか伺います。
 また、高齢者の人口推計を見ますと、65歳以上の方は毎年 350名ずつ増加し、来年平成20年には約 5,629人に達するようですが、高齢の方で外に出づらい方や、認知症の方の見守りなどについての当町での対応と計画を伺います。
 3に、町と社会福祉協議会で行っている昼食の宅配サービス事業ですが、現在は、ひとり暮らしの高齢者か高齢者世帯への事業かと思いますが、希望があれば、昼間高齢者、夜は家族がいても、仕事に行っていて、昼間だけ高齢世帯、そういう方などにも昼食の宅配サービスを提供するべきと思いますが、伺います。
 4に、障害者支援についてですが、自立支援法が施行され、自己負担の見直しなどされていますが、中には障害者の方々に対しまして積極的な支援を行っている県内市町村が結構あります。富谷町では、町民バスが半額になっていますが、大衡村の村民バス、松島町、大和町の町民バスは無料となっています。また、白石市、角田市、名取市、多賀城市、七ケ浜町、利府町、栗原市、登米市、石巻市、東松島市などは、タクシー券またはガソリン券などのさまざまな横出し、独自の助成を行っています。七ケ浜町は、平成2年からタクシー券またはガソリン券の助成を行っています。
 富谷町から移動するにバスの料金、民間ですが、高いと利用者からの声があります。富谷町は、仙台市に隣接しており、泉中央からの地下鉄もとても便利です。しかし、車で15分ぐらいですが、距離が結構あります。そのことから、タクシー代も高額となります。私も一度自分の家から泉中央駅までタクシーに乗ってみました。片道 3,000円かかりました。これでは、やはりタクシーは使えないということになります。
 前にも一般質問で訴えた経緯がありますが、障害者の方々は、ご自分で運転をなさる方、またはタクシーを利用する方など、さまざまであります。そして、目の弱い方が出かけるときは、ガイドヘルパーの方が必要になります。その分、お金が余分にかかることになります。タクシー代などの助成をと切実に訴えます。
 先日、今定例会の議案書と一緒に「健康福祉あったか富谷」と、富谷町障がい者計画の「第1期富谷町障がい者福祉計画」の2冊が配付されました。この2冊でございます。この「あったか富谷」、「あったか」というのは、本当に心に響く、胸に響く言葉だなと思っております。この第1期富谷町障がい福祉計画の中に、一人では外出できない云々、方に対し、外出のための支援を行いますとありました。このことも踏まえ、タクシー代またはガソリン代などの助成を強く求め伺います。
 もう一つですが、障害者の方からこんな声を聞きます。「相談に行っても、ここに書いてあるからといって冊子を渡されるだけで、何も説明がなく、自分はまた自分の子供はどのような位置にいるのか、どのようなサービスを利用できるのか、手続はどうしたらいいのか、どこに行けばいいのかなど、読んでみるが、よくわからない」と。障害の違いによって提出する書類も違うと思います。住民の方は、もっと親切に丁寧に説明してほしい、また、こちらからじゃなくて、町の方からどのようなサービスを利用できるのか、どうしたらいいのかということを町の方から知らせてほしい。郵便物などで知らせることを求め伺います。以上です。
 すみません、もう一つあります。
 五つ目に、役場庁舎にベビーカーの設置を求め伺います。
 平成16年6月議会で安住議員が一般質問て取り上げていますが、そのときの車いすとベビーベッドは設置されましたが、ベビーカーは取り残されました。しかし、若いお母さんが小さいお子さんを連れて役場に見えられる姿をよく見かけます。それも二人連れで来られる方をよく見かけます。一人はだっこしながら書類を書いています。現代は、知らない人には、子どもをちょっとでも預かったりとかはしないようです。また、こういう時代もあるのかと思いますが、「書類を書いている間、だっこしましょうか」と声をかけても、断られてしまいます。ご自分のベビーカーを持ち込むと言いますが、この新庁舎ではベビーカーを持ち込んだ様子は私は見かけたことがございません。ぜひ、このベビーカーの設置を求め、伺います。
 それから、町長の答弁についてですが、3月、6月議会で、私も最後の方に質問するものですから、「前の方と同じ」というような答えが返ってくる場合がございます。今回も、ダブっている部分もありますが、ぜひ最後まで答弁の方をお願いしたいと思います。以上です。

議長(渡邊俊一君) 答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、伊豆田議員にお答えを申し上げます。
 今、くぎを刺されました。ちゃんと省略しないでお話しいただきたいというふうなことでございます。どうしたらいいんでしょうかと思って今、内心悩んでございます。しゃべれば長いと言うべし、しかし、きのうは平均12分でございますのでね。いかがなもんでしょうか、皆さん、持ち時間30分の中で、町長は12分ですので、きのうは 120分、トータルで2時間お時間をちょうだいしたんだなというふうなことを思いながらですね、大変大事な場でございますのでね。今の趣旨に乗って、丁寧に一つ一つお答えを申し上げたいというふうに思います。
 今、コンビニでの納税ということでご提案をいただきました。何事もプラス・マイナスとかね、光と陰とというふうなことからいえばですね、大変プラス面では、利便性がすぐれているということは、もう言うに及ばないことでありまして、できればなというふうに思います。県内での導入例、今ご紹介・ご案内いただきました。導入の効果などもですね、ご紹介いただいたとおりだというふうに思います。
 ここからは、しかしと、こうなるわけでありますけれども、導入に要するシステム費用約 3,000万円という試算があるようですね。さらにまた銀行の今1件当たりの取扱手数料が10円、コンビニさんは、最低でも50円というふうなことで、50円から60円ぐらいの範囲で個別に決められているようであります。さらにまた、1件当たり30万円までしかコンビニは扱わないよとかね、すべてよしというふうなことでもなさそうであります。
 したがいまして、事務処理、費用対効果からしてですね、ちょっとかかり過ぎるというふうなことでしょうか。事務処理上の課題もあって、現状踏み切れないというふうなことで、即導入できる状況にないということであります。
 参考までにですね、今の仙台市でコンビニ利用が18%ぐらいのようです、全体の。それを目安に富谷町に置きかえた場合にというふうなことで、コンビニにお支払いする手数料総額が 100万円ちょいぐらいの感じでまたかかるという、そんなふうな検証もできたところでございました。
 滞納の状況、対策、取り組みということでございます。現年度分、町税のですね、未収額は 8,404万円、どこをもってしていいんだというふうなことでないんですけれども、14年度以降、1億円を超えている時期が続いている中でですね、1億円を下回ったというふうなことを事実として申し上げます。
 滞納者数、これは増加傾向といいますかね、かなりふえているんですね。現状は 4,900、5,000人弱です。 4,965ということでここ数年来でいいますと30%ほど、実数にして1,200人ほど滞納の方がいますということでした。伊豆田議員、今1期おくれただけでと、こうなるんですが、その辺の線引きが難しいところで、実質、滞納のですね、運用、まだ十分で、私も見る、検証十分でないので、今後、この議会の後ですね、早速に滞納の方策とか対策とか、取り組んでまいりますけれども、現実はそのようなことでございます。
 さらにまた、年度経過した滞納繰越分と呼ばれるものですね。こちらの方は 4,000万円弱ということで、これまた結構な額でございます。これが町税分です。
 今度は、別立てで国保税ですね。国民健康保険に関する国保税、これは現年度分で1億 2,462万円という数字でございますし、過去、従前の分のものも4億円を超えるというふうなことで、本当にこの数字を見るときに、大変な重いものを感じます。滞納者数も、これまた 2,764人というふうなことで、町税ほどの増加率ではないんですけれども、 500人以上、ここ4年、5年来をとってみてもですね、増加にあるというふうなことです。したがいまして、これらのですね、実態、現状をもとにして、対策、取り組みというふうなことになります。
 現状、法的対応というふうなことで、一番、実質町としてですね、課税者としてやれる法的な対応をやるわけでありますけれども、この辺の運用も含めてですね、かなり法律でこうだからというだけで済まないというのも、また町と町民の皆さんというふうな関係ではあるわけでありますので、理屈の部分と情といいますかね、そういった部分の微妙な兼ね合いの中で進める。ときにはやはり、理屈も情けも語っていられませんからね、時には、後方からナイフというわけにはいきませんけれども、やっぱりきつくお達しをしなきゃならないという場面も当然、この道、この分野についてはあるというふうな認識を持っておりましてね、それぞれ適宜、その取り扱いについて鋭意検討していきたいと思います。
 何せ一方的にですね、取られたとか、取りさ来られたとか、おっかなかったとかね、本当に心臓どきどきしたとかというふうな思いにならないような、そういった配慮は当然でありますし、さらに間違ってでも納付書、督促状がですね、支払い済みの方に送付されるようなことがあってはならないわけですので、その辺は十分町と町民の皆さんとの関係の中で、慎重な上にもですね、大胆に取り組んでまいりたいというふうに思ってございます。
 コンビニでの取り組みは、16年、安住議員がご質問された経緯もあるようでございますが、大変利便性という点で大変すぐれているんですけれども、以上のような理由で現状難しいというふうなことでありました。
 3番目、三位一体、税源移譲等のですね、これは質問ありましたかしらね。3番目の税源移譲、町民税等の効果は当町にどれぐらいの金額になったかというのはありましたかしら。ないですよね。これ、ない場合はどうしたらいいんでしょうか。(「しなくてもいいです」の声あり)しなくていいということで、たっぷりと資料ありますので、あと、個別にね、お届け、伊豆田議員に直接お手渡しをさせていただきたいと思います。
 それでは、地域包括支援センターの件でございます。まさに私も選挙スローガンにですね、「町民の皆さんが幸せが実感できて、そしてまた笑顔あふれる、笑顔輝くあったか富谷」というふうなスローガンを、仲間とともにですね考えて、皆さんにお示しをしたわけでありますけれども、せんだっての体育祭の折なんかも、そういう一日だったのではないかなというふうに思いますし、それぞれ職員にもですね、「あいさつは先手必勝で、しっかりおっきな声で、とりわけ清掃をしていただいている方に、どのように朝、出向いたときにあいさつするの」というふうなことをせんだっての庁議で問いかけをいたしました。私が2階に上がってきました。下で清掃員の方が「おはようございます」とこうね、女性のさわやかな声で言っているんですが、どうも職員の皆さんが、恐らく返答していないんでないかなと思える節の話です。2階のギャラリーですから、当然声が上がるわけですよね。別な人のときには声聞こえてきました。ある人は聞こえませんという、そんな状況もあってですね、そんなことをきっかけに、課長会議、庁議で、そんなふうなお話をさせていただきました。
 さまざまな福祉の面、それこそしゃくし定規ではないといいますかね、取り組みいかん、人の心のつなぎ合わせで、いかにでも富谷ならではのというものを展開できるのではないかと、私は、大変そういう部分では楽しみと期待をし、さらにまた成果を上げていきたいというふうに思うわけでありますけれども、地域サポーター養成事業、どのような方の養成かということでありますが、要するに、筋増教室、ゆとりすとサロンクラブ、介護予防事業を担っていただくといいますかね、そういう先頭に立っていただく方を、一定のプログラムで、全5回の研修プログラムを持ちまして、ご参加をいただいて、その道、先頭に立っていただくというふうな趣旨でございます。平成18年度から始まっておりまして、ボランティア活動をされている方だとか、あるいは産休ヘルパーの養成講座を終えられた方だとか、そういった方に呼びかけをいたしまして、既にですね、延べで 101名の方、両方ダブる、重なる方もいらっしゃるというふうなことで延べということになりますけれども、延べ 101名の方が既に受講していらっしゃるということであります。
 高齢者の外に出づらい方、認知症の方の見守りというふうなことでありますけれども、こちらもですね、認知症サポーター養成というふうなことで、町民の皆さんに、言ってみればこういった体系的な講座を受けていただいて、そしてそういった方々へのお力をですね、おかしいただくという、そういう取り組み事業を昨年3回実施して、総勢 100人を超える人にご参加をいただいておりますというふうなことでありました。
 配食サービス、高齢の方にというふうなことで、きのうも社協等の活動の中で出ておりましたけれども、今現状、運用基準がどうなっているのか、一言前もって言っておりましたので、保健福祉課長がですね、現状どのような運用をしているのか、課長から答弁をさせます。
 そんなふうなことで、きのうとかぶりますので概略といたしますけれども、対象者の拡大だとかね、あるいは費用負担の問題だとかというふうなことと織り合わせながら、あと、介護保険サービスとの整合性というふうなものもあるわけでありますので、その辺、今以上のですね、取り組みをしてまいりたいと。大変役割は大きいというふうに認識してございます。
 4番、タクシー券の配布など、町独自のサービスというふうなことでのご提言でございました。タクシー事業、町のいわゆる地域生活支援事業、9事業展開しております。その中で、移動支援事業というのがあって、要するに、ひとり身の方がお足が不自由でですね、外に出れないといった場合には外出支援、外出サポートとしてヘルパーの派遣事業があるということで、言ってみれば介護保険と同様、1割の負担でご利用ができるというふうな現状がありますので、そちらの方をお使いいただきたいというふうに思います。
 もう一つ、お知らせ方法ということで、個別にとか、あるいは冊子をもってですね、「ここに書いてあるから」という、そのことが職員と利用者の間でなされているとすればですね、そこは私は大変穏やかな町長であるわけでありますけれども、それはぜひ早急に改善しなきゃならないと、こういうことなんですね。書いてある内容も、えてしてやはり内側にいますとね、「ここに書いてあるよ」と言いがちです。もう書いてある内容も不十分ながら、あるいは、書いてあるその内容といいますか、わかりやすさなんかも含めてですね、十分検証することなく言いがちだというのは、ここ6カ月、十分篤とわかります。
 ですから、ものの一つの文章表現、あるいは皆さんにお返しをする文書一つにしてもですね、てにをは含めて、かなりのところ、正直私が手入っています。必要なところはしっかりと見させていただいて、町民向けに公式文書も含めてですね、手を入れさせていただいておるというのが現実でございます。
 この辺はご提言のあるとおりでございますので、しっかりと今後作成する、いわゆる冊子は冊子だとか、文書1枚にしてもですね、わかりやすさ、そして幾ら努力工夫してもなかなか伝わらないというのも現実でしてね。これもまた、だれがやったから即大丈夫だというふうなことでもない、常にいろんな人、いろんな方面から気づいたところはおっしゃっていただいて、即それは改めていくと。まさに過ちはですね、改むるにはばかることなかれというふうなもんですから、即やりますからね。その辺は強調しておきたいと思います。
 サービスの対象者ですけれども、現状ですね 985人というのが障害者の方のくくりでございます。身体障害者が 833人、療育手帳保持者83人、精神保健福祉手帳69人、合計 985人という、 1,000人程度の皆さんが障害者の自立支援の対象となる皆さんですというふうなことであります。しっかりと手のかかる、手の必要とする皆さんですのでね、ぜひこの辺の方については、しっかりと目配せをしてまいりたいと。
 ベビーカーについては、もうおっしゃるとおりでございます。何で今までそろっていないのと思うぐらいでございます。即、どういう手続かわかりません。きょうならきょうでも即やれる話でございますので、取り組んでまいります。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部利彦君) それでは、二つ目の質問の配食サービスの件につきまして、その考え方といいますか、ご説明を申し上げます。
 最初に申し上げますけれども、このサービス、配食、給食サービスですか、現在実施はしてございますということを最初に申し上げたいと思います。流れ、あるいは基準なるものをこれから簡単に説明を申し上げます。
 まず、対象者でございますけれども、高齢者、いわゆる65歳以上の方ということでございます。まず、町の方、保健福祉総合支援センターの方に申請書がございますので、その旨申申請をしていただくと。この場合、ケアマネジャーあるいは民生委員を通じて、その申請の方もございますし、また、本人が直接来庁なさる場合もございますが、そういった場合もございますけれども、申請はしていただくということで、もちろん希望があって申請するわけでございますけれども、本人の希望の確認をいたします。もちろん、直接来所なさった方々につきましては、その日当日確認をしますということでございます。
 昼間のひとり暮らしといいますか、結局、家族がいるんですけれども、昼間ひとりだというふうなことで、つくれない場合、あるいはつくってやれないというふうな場合があろうかと思いますけれども、また、仕事でもですね、フルタイムじゃなくて、パートで二、三時間あけるというふうな方も中にはあろうかと思いますけれども、そういった方も含めまして、つくれない、つくってやれない、そういった方々にこのサービスを提供しているわけでございます。
 実施でございますけれども、月曜日から金曜までの週5回、月曜日から木曜日につきましては、杜の風の方でつくっておりまして、金曜日は、私どもの福祉健康センターの栄養指導室、こちらの方で、こちらは月2回でございますけれども、弁当の方を用意させていただいてございます。配達の方はですね、社協に登録している方、ボランティアの方がございますが、ドライバーとして登録された方、この方々が直接ご自宅の方に配達しているというふうなことでございます。全地区5地区ほどに分けていましてですね、ボランティアのドライバーの方が現在配食を行ってございます。
 参考までに、平成18年度で杜の風分、 5,628食ございました。一方、YOUYOUの方でございますけれども 1,120食、合わせまして 6,748食、それぞれ月平均 470・93食ぐらいでしょうかね、合わせますと 562食ほどの提供がございました。直近で申し上げますと、8月分もまだ掌握しておりませんけれども、7月分で、杜の風の分 442、YOUYOUの分80、合わせまして 528食の配食サービス提供を行っているところでございます。
 なお、この事業、富谷町の社会福祉協議会の配食事業でございまして、個人の負担は、1食当たり 200円となってございます。
 最初に申し上げましたけれども、この配食サービス、既に実施はしてはございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 14番伊豆田待子君。

14番(伊豆田待子君) まず、コンビニでの納税の件なんですが、費用対効果 3,000万円ということをおっしゃいました。またこれも、今、銀行は10円、コンビニだと50円とも存じ上げております。先ほど浅野議員が申しましたが、7億 7,900万円の滞繰りがあるという話がありました。こういう滞繰りのことを考えますと、この 3,000万円の費用というのはどんなものなのかなという、そういう考えもあります。
 やはり、富谷町の場合、一番のこの問題点は共働きということになります。もしかして、先ほど町長が申しましたように、 1,200人の方の滞納があるという話がありましたが、こういうことを考えまして、もしかしたらこの 1,200人の中に、コンビニだったら払えるよという方も多いのではないかなと私は思います。現在、「ガバナンス」など行政誌、「ぎょうせい」で出している雑誌などもコンビニで支払いができます。こういう、やはりこの今の社会情勢に合ったやり方でもってこの税収を、収納を高めていくと。それも 3,000万円ということを考えたときに、先々のことを考えれば、これはだんだんに消化していくのではないかなと考えるところです。
 そういうことで、費用対効果のことが必ず言われるわけですが、7億 7,900万円の滞納繰り越しの分を考えましたときに、もう少しこのコンビニエンスストアでの公金の納税を考えるべきと思います。もう一度この考えはないのか、もうちょっと進んだ考え方ができないのかなと私は思うのですね。それで、どうしてもこのコンビニエンスストアでの納税ができる状況には富谷町としてはないのか、どうなのか、その辺を伺います。
 それから、今、お弁当の給食宅配サービスのお話がありましたが、ちょっと聞き逃したのかと思うんですが、今の話ですと、この昼間高齢者にも、この昼食の宅配サービスは行えるようにするということなのか、担当課に聞きましたら、これは最初からやっているという話もありますが、私の聞いた話ですと、最初は独居老人か老人世帯だけで、たまにそういう方が取っている場合に、問題になったりしていたんですね、何度かね。ですから、今回ははっきり、この昼間高齢者の方の昼食の宅配サービスができるのかできないのか、この点をはっきりお伺いしたいと思います。
 それから、タクシー代とガソリン代などの助成ですね。先ほど町長が、移動するときに支援事業でヘルパーを派遣していると、ヘルパー派遣事業というのがありますということをおっしゃっておりました。これは、皆さんご存じのことでありまして、ヘルパーさんは、頼めばどこにでもいらしていただけます。ただし、この視覚障害者の方、目が弱い方等は、ガイドヘルパーという方を、出かけるときには一緒にヘルパーさんに案内してもらって、バスに乗ったり、電車に乗ったり、タクシーに乗ったり、仙台まで行ったり、そういう一緒の人が必ず必要なんですね。その場合、やはり仙台まで行った場合、1時間で済まないんですね。3時間、4時間とかかるわけです。そうなると、このガイドヘルパーさんの分も入れると、結構かなりの金額になってくるわけです。その中で、タクシー代とそういうのが助成してもらえれば、少しでも助かるのではないかと思います。また、そういう要望もありますので、ぜひもう一度このことは考えていただきまして、前向きな答弁をお願いしたいと思います。以上です。
 また、先ほどの、私、滞納者に対してのことに関しましてちょっと申し上げましたが、逆に、また先日、私の知り合いの方が税務課に行きましたら、「ちょっと夫が入院したりして大変な状況だったので、税務課の方に相談に行ったら、本当に親切に対応していただきました」ということもおっしゃっておりました。ですから、すべてがそうじゃなくて、やはりたまにそういうこともあるということで受け取っていただいて、感謝するところは感謝いたしまして、その辺で受け取っていただいて、こういうところもちょっとなくしていただくと、そういうところでお願いしたいと思います。以上です。

議長(渡邊俊一君) 伊豆田議員に申し上げます。前向きな答弁というよりも、質問を求めておるということでよろしいんですね。(「はい」の声あり)
 若生町長。

町長(若生英俊君) ただいまは、親切にしていただいたという町民の皆さんの声を、直接今この議場の場でね、ご紹介いただいたことに大変感謝申し上げます。やはり、両面あるわけでしてね、「皆ああいうふうなんだよ」と言われたら、本当に、「こんなになんだべか」とこう思いながら、「んで、どうやって進めていくならいいべか」と、こうなるわけでしてね。両面ありながら、それこそ一歩前進して半歩下がりね、らせん的にと、こう思ったりしながら、今少しでもと思ってやっているところでございます。
 先ほどの滞納額の観点から、そういったこともコンビニの利便性、便利な納入方法があれば、そういった方も含めて税金を払っていただけるといいますかね、納税アップにつながるんじゃないかというふうなこと、そうであれば大変いいなと思います。そうすると安いもんだわと、こうなるんだろうと思うんですが、その辺はなかなか早計にですね、結論は出せないところでないでしょうか。伊豆田議員は、できる状況をるるこうね、確かに皆一理あるわけですね。私もそう思います。私の方は、今度できない状況を並べるわけですから、この点に関してはね。 3,000万円初期投資かかるんです。果たして滞納者の人がコンビニで払えるようになったからといって、気持ちよくお支払いいただけるかしらと、こうなるわけですね。なかなか今、この一線を画して、伊豆田対町長というふうなことでやりとりしていますのでね、ちょっともう少し勝負には時間かかるんじゃないですかなというふうなことを思ったところでございました。
 ガイドヘルパーは、これぜひ目の見えない方、乗って、その先どうなのというふうなのも、ちょっと言われてみればそのとおりですので、どういう状況になっているのか、あるいは介護保険とか、この町の事業等でどういうふうな運用ができるものやらですね、この件はぜひ検討して、できる限り目の不自由ゆえにですね、行動が制約されるようでない、年に何回かとか、月何回かも含めてですね、検討課題とさせていただきたいというふうに思います。
 お弁当の件はどうなんですかね。ちょっと私もあれなんですが、もしあれば、言ってください。

議長(渡邊俊一君) 保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部利彦君) 昼食給食サービスにつきましては、先ほど概要説明を申し上げましたけれども、実際にヘルパーさんと一緒につくっている方もあろうかと思います。なるべくご自分でつくるのがよろしいのかと思いますけれども、すべて配食になってしまいますと、つくる、あるいはつくる気がないとか、つくれるのにつくらなくなるというような場合もあるのではないかというふうな心配はございます。先ほど申しましたように、つくれない、あるいはつくってやれない、そういった方々等を対象としているという説明をしたつもりでございます。
 なお、介護保険サービスの関係もございますので、それへの整合性、あるいは充実に向けて今後検討してまいりたいというふうに考えております。

議長(渡邊俊一君) 5番佐藤克彦君。

5番(佐藤克彦君) 私は、本町の農業政策を問うと、富谷町総合運動公園の充実を図れの2点について質問します。
 まず最初に、本町の農業政策を問うということで質問をいたします。
 本県の本年度の作況指数は、今現在99の「やや不良」から 100の「平年並み」等のことで、まずまずの作柄だとほっとしているところでございます。しかし、米価を思うと、毎年毎年、生産者米価は下落続きで、秋の収穫を心から喜べない状況にあるのが農家の心情です。私も、一農民として複雑な心境であります。急激な米価の下落は、農家経営を圧迫する大きな要因と考えます。集落農業参加農家や認定農業者には、新政策である品目横断的政策により緩和措置がありますが、本町の多くを占める一般の農家にはありません。
 平成15年の富谷町総合計画後期基本計画の中の農業の振興でも、現況と課題では、社会情勢の変化、都市化の進展による農地の減少、農業就業者の減少や高齢化、兼業化、後継者不足が進行し、営農環境は厳しい状況にある。また、自然との触れ合いなど、農業に対する新たなニーズも求められ、地域資源の多面的な活用を推進していく必要がある。一方、食に関する問題が生じていることから、食の安全・安心が幅広く求められています。今後は、効率的で安定した農業経営を推進し、有機質肥料等による環境保全の農業推進を図る必要があるとなっています。
 施策の方向では、耕作放棄地や荒廃農地の抑制に努め、優良農地の保全を進める。効率的で安定した農業経営を推進する。休耕田を利用したレクリエーション農園の整備や産直、直売など、都市と農村との触れ合いの場の充実を図る。畜産振興を図るため、飼育技術の向上や繁殖経営の改善等を支援する。また、農業資源を有効利用するため、堆肥などの適切な管理はもとより、耕種農家の連携を図ると計画されています。
 また、宮城県では、人と環境に優しい農業を推進する一端として、特別栽培米に取り組む生産者を支援するとともに、消費者に信頼性の高い農産物を提供するため、平成11年4月から宮城県有機農産物表示認定制度をスタートさせ、農薬や化学肥料を制限した栽培など、一定の要件を満たして生産された農産物を「みやぎの環境にやさしい農産物」として県が認め、消費者により安心な農産物を供給していこうとするものです。
 対象農産物は、米、麦、豆類、茶、野菜、果実です。県が認証した農産物等には、次の認証票が張られ、出荷、販売されています。農薬、化学肥料不使用栽培農産物、農薬不使用化学肥料節減農産物、農薬節減化学肥料不使用栽培農産物、農薬化学肥料節減栽培農産物の4種類です。
 このような中で、JAあさひなでも、自然系態への負荷軽減による環境にやさしい自然循環型農業を推進する方策として、「環境保全米」の栽培に取り組みます。宮城県、JAグループ宮城も、県下全域でこれを取り組みます。全域の取り組みとして、平成22年まで生産拡大を行い、作付面積の約7割以上を目標としています。このような情勢の中、農業政策について3点質問をいたします。
 1.本年産米の価格をどのように予測しているか。2.大幅な米価下落になったとき、本町では価格保障を考えているのか。3.宮城県では、県の認証稲作栽培を進めているが、本町の取り組みはどのようになっているか伺います。
 次に、富谷町総合運動公園の充実を図れということで質問します。
 本町運動公園の概要は、スポーツセンター、武道館、テニスコート、キャンプ場、多目的グラウンドA、B、C、D、駐車場があり、それぞれ毎週土日等、どこかのグラウンドや体育館、武道館から元気なかけ声や声援が聞こえてきます。このように、多くの人に利用され、親しまれている運動公園を大切に使用していただくため、施設の整備等の充実を図る必要を感じています。本町総合計画にもありますが、スポーツ、レクリエーションを楽しむことは、健康、体力の維持・向上に役立つとともに、町民相互の交流の輪を広げ、豊かな人間関係を養う大切なことです。総合運動公園は、スポーツ、レクリエーションの拠点として充実を図るとともに、効率的な運営に努め、増大する町民の活動しやすい身近な施設として、施設の充実や活用の促進を図ると計画されています。
 しかし、施設等の整備は、まだ十分とは言えません。そのような状況で、基本計画の見直し等を図り、安全で多くの人に利用され、きれいで、使用した後の片づけも簡単にできる運動公園を目指し、整備を図らなければならないと思い、五つの点について質問いたします。

  1. A、Bグラウンドの周辺の整備はどのように行うのか。
  2. C、Dグラウンドの整備と排水対策はどのように行うか。
  3. プールの建設の予定はどうなっているか。
  4. 運動公園、グラウンドは駐車場内のことでございますが、常設の音響施設を設置すべきと思うが、伺います。
  5. 平成7年作成の富谷町総合運動公園基本計画の見直しを考えているか、町長の答弁を求めます。

議長(渡邊俊一君) 答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、佐藤議員のご質問にお答えを申し上げます。
 いよいよ9月に入りまして、まさに実りの秋でございます。9月中旬以降ですね、ぼちぼちと稲刈り作業が入る、10月の初旬にはあらかた終えようとする中でございます。けさ、私の田んぼから稲を5本ほど抜いてまいりました。これがもう折れるぐらいですけれども、まさにたわわに実る、こんな感じでございましてね、まだ刈り取りはもう少しなのかと思うんですが、もうほとんど入っている感じでございます。恐らく作況指数も出て、病害虫、あと最後の長雨でね、1週間も10日も稲刈りができなくて、もう倒れて、すぐ発芽するという、芽が吹いて、また品質が落ちる、そんなふうなこともあって、もう今こうであってもですね、収穫の終えるまで、刈り取りが終わるまで気が緩めないというのも、また農業者の皆さんのお気持ちであろうなというふうに思います。全く今議員がおっしゃるとおりでございましてね、そういう意味では、まさに私らも農村部に住んでおるんですけれども、今こういうふうなことでもない限り、おらいの田んぼさ行って、稲どうなんだべなという、田んぼへの、稲への関心もね、田んぼ持っているんだよとかと言いながらですね、人頼みにしているところがあって、大変……。もう落ちますね、これけさ取った、ぽつぽつとね。
 そんなふうなことでですね、まさに農業の今幾つかの課題をいただきました。米の価格をどのように予測するかということ、何か占い師ごときの話でもないんですけれども、予測を私はする立場ではないんですね。しかしながら、米の価格制度というのは大変複雑でして、7月ですかね、概算金で 3,000円、農協から振り込まれて、そして今度出てくるのは仮渡し金と称して、そして最終的に年度をまたいで精算をするという仕組みで、一体自分の30キロの米の袋、紙袋、30キロの1袋当たり幾らになっているのか。売り渡し価格って何ぼになっているのかというのは、なかなかつかみかねるんですね。それぐらいこの米価の構成というのは複雑であるというのが一つあって、私も不十分であります。しかし、9月10日ごろを目安にですね、農協からことしの仮渡し金、一般的にはやや下がるんでないかというふうな言われ方されておりまして、大変懸念するところでございます。
 どういうふうに下がる要因はということになれば、豊作も要因なんでしょうけれども、やっぱり米を食べなくなっていると。そういったものをここで講釈する何もないんですけれども、消費低迷が長きにわたって続いているというのが、やっぱり根っこにあるんだろうというふうに思います。6月の議会で減反率、作付がもっとしない、作付するなという面積がふえたためにですね、農家全体の収入が 2,000万円ちょいぐらい減収になるんですよというふうなお話、たしかしたかと思うんですけれども、富谷町の生産数量に見合う米の売り渡し金という、手取りベースでいえばですね、3億 5,000万円前後なんですね。仮に10%下がるというふうなことになると、下落するということは、 3,000万円程度の農家収入の減少につながるというふうなことだろうというふうに思います。
 したがいまして、作付で制限された部分と、今回のまだ結果は出ませんけれども、そういう 1,000万円単位で、トータルすると 5,000万円程度とかね、仮に10%程度いうふうなことでありますと、そのぐらいの予想を超える、当初春先には予想し得ない減収が、収穫目前にして出てくると。非常に何か異質な分野といいますかね、世界としてはなかなか理解しづらいところかなというふうに思います。
 そんなふうなことで、本当に農家の皆さんには豊作、豊穣の秋を体得していただく。そして収穫する作業そのものが実入りにつながっていく、わくわくとして仕事ができるような、そういった米価であってほしいなと、私、この立場からは思うわけでありまして、予測云々にかえて、今のようにお話をさせていただきます。
 二つ目、本町では価格保障を考えているかというふうなことでありますけれども、今のような状況とてですね、価格、いわゆる災害をもってして大減収になったというのは、保険制度とか、それに上乗せしてというふうな、かつての事例ってあるわけでありますけれども、米の下落の際にですね、価格を補てんする、不作のような考え方での対応はないというふうに思います。
 ご承知かと思いますけれども、平成19年から制度が変わりましてね、13人の認定農業者と、あと一つの組合に対しては、大きな価格が下落した場合には保障がされるという、そういう制度に変わってきましたので、その他、13プラス1組合だけですから、それを除く大勢の方々、99%近くの人が、九十七、八%ですかね、大半の方がそういったところからの制度から外れるわけですので、大変心痛いところでございます。
 唯一、稲作構造改革促進事業という町での事業がありますけれども、これとて一定の制約がありまして、なかなか佐藤議員がおっしゃるような下落幅に対応できるような準備は、今年度についてはないというふうなところでございます。
 県での稲作栽培、認証稲作栽培云々ということで、全くおっしゃるとおりでありまして、要するに、農薬と化学肥料、いわゆる虫がつけばまきますよ。化学肥料は、生育を促すものですよね。その二つがあって、両方使わないタイプとか、両方節減するタイプとか、こっちは使わないけれども、こっち節減するとか、こっちは節減するけれども、こっちは使わないとか4類型、先ほど議員がおっしゃったあの4類型の栽培方法、いわゆる「環境保全米」といいましてね、農薬を使わなければ環境にやさしい云々とかというの、つながるわけでありますけれども、環境保全米についての作付です。
 富谷町、郡内あさひな管内でですね、約8%を目安に19年度は作付しているわけですね。富谷町は36ヘクタール、8%で、将来的には22年、ここ3年、4年来の取り組みで、平成22年には70%まで引き上げるとはというふうなことです。これまたなかなか手間のかかることだよと、農家サイドからすればですね。草だれ取るのとかね、病気になったときに、それを放置しておけねっちゃとかというふうなことになってですね、なかなか数値目標はあっても、現実には、実際的な栽培というふうなことになると、難しい面が出てくるわけですが、目標としては、そんなふうなことです。
 我々がことしの当初、小中学生に新米をと言ったのは、残念なことにですね、だめになったんではなくて、10月15日になってしまいました。9月の早々に、9月末収穫直後というふうなあたりで意気込んでおったんでございますが、諸情勢の中でですね、10月15日、保育所も含めて一斉に富谷町で栽培された「環境保全米」ではないんです。有機栽培米といって、里の有機という、まさに堆肥に近いものを使った特別栽培米をご提供申し上げるというふうなことと相なりました。
 次、二つ目、富谷町の総合運動公園の充実というふうなことであります。私もですね、就任以後、運動公園には足しげく通う機会がありまして、さまざま生涯学習課の皆さんともども、グラウンド内外、グラウンドそしてまた体育屋内施設ですね、何回行ったかわからないぐらい通っています。いろいろひより台のあの町並みの件だとか、松の木の剪定の問題とかね、さまざま気づくたびにいろいろ手を入れてきたわけでありますけれども、本題のですね、公園の充実というふうなことでいえば、せんだって運動会、体育祭したところは、Cグラウンドというところです。大きなCグラウンド。そしてまた、そこの屋内武道館と隣接するところがBグラウンドということですね。従前、昔、運動会やっていたところがA、Bというふうな形で、一段低い方がA、B、そしてせんだってのところがC、そしてDと、こういうふうな形で4グラウンドがあると。
 私は、少年野球のですね、利用ぐあいが極めて多いので、本当にまさに少年野球のメッカでないかと思うぐらい、あそこの蒲生の仙台の野球場も見てきましたけれども、なかなか富谷ほどではないんですね。施設は整っていても、富谷のよさというのは、なかなかあんなもんでないんです。そういう意味で、簡易のベンチ、簡易の観覧席とかね、あるいは安全なネットとかね、そういったふうなことは早急に手を入れなきゃならないと、入れた方がいいんでないのというふうなことは教育委員会、生涯学習課でずっとしゃべってきたことです。大変な利用もしてもらっているんですね。利用料もちょうだいしています。
 そういうことからすれば、さらにまた少年の、小学生のスポ少の野球でございますので、最大で64チーム集まったんですから。七十七のグラウンドで開会式をやって、そしてそこで試合する人もあり、私らの4つのグラウンドを6面使って、トータル7面を使って64チームが二日がかりで、いわゆる 2,000人近くの、親も含めて出入りがあってというふうなことで、大変目に見えない中で、皆さんにご利用いただているんだなということ、改めて実感をしたところでございました。
 したがいまして、A、Bグラウンドの周辺整備、これも課題ですし、C、Dの土側溝、これもきちんとした形ですね、排水施設、排水をどのような傾斜をつけて、どう流すかというものも当然のことであります。そこまでと、もう一つ音響施設、せんだっての体育祭の折にもスピーカー二つでですね、本当に第3、第4コーナーの町内会の皆さんは、「もう全然聞こえない」と、「何言っているんだか」。「○×クイズといったって、聞こえないよ」とかね、おしかりを受けましたので、あれはやはりもう2機ふやして、固定的に外づけしてどうのというと、なかなか今度は皆さん周辺の居住者の方いらっしゃるもんですから、やはりどっちでもいいんですけれども、あのスタンド型の対応とせざるを得ないのかなというふうな、個人的には印象を持っています。どちらでも対応できますので、この辺は十分皆さんのお声も寄せていただきながらですね、進めてまいりたいというふうに思います。
 そこまでいってですね、今度は基本計画の見直しとプールのというふうなことで、もう過般以来、皆さんのあの過去の一般質問の流れを見ていましても、ずっとここに皆さんの認識課題が集中していたわけでね、見させていただきました。基本計画の要するに、どうそこを使うのということが、全体計画の中で、当然のことながらここはこうしますというのが手順だと思いますね。したがいまして、どの程度の見直しができるものやらですね、早速にそこに着手をして、そして結果、優先課題としては、そのスポ少の野球が安全に、それこそ今まで以上に活発に利用してもらうような準備を進めてまいりたいというふうに思います。
 さらに、プールの建設はいうことになると、ほとんど何か、もうちょっと先の話で、今それ以上何も持ち合わせておりませんということでございましょうか。以上とさせていただきます。

議長(渡邊俊一君) この際、2時20分まで休憩いたします。
午後2時06分 休憩


午後2時20分 再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 5番佐藤克彦君。

5番(佐藤克彦君) 再度質問をいたします。
 米価の下落に伴う各保障についてまず伺います。
 富谷町の農家の皆さん、先ほど町長が言ったように、集落農業にも参加していない、認定農業者にも参加していない人たちが大部分でございます。富谷町の農家のために、もう一度価格保障、国並みの制度じゃなくてもいいと思います。富谷町でできる範囲の価格保障制度を考えてはいかがかと、もう一度、再度質問いたします。
 次に、前年度より本町では、あさひなの特別栽培米等に対し補助金出していますが、今後行われる環境保全米や県の認証米に対しても補助を行うのか伺います。
 次に、本町では、過去3年間、富谷中学校、日吉台中学校、東向陽台中学校が中体連県大会、野球に出場しています。ところが、富谷町には、外野やフェンスのある野球練習場がなく、大変練習に不便を感じています。「教育満足度日本一」を目指す町長にとっては、大変不幸なことと思います。ぜひ、外野フェンスのある野球練習場を整備してはと再質します。
 あと、A、Bグラウンドですが、周辺の整備がまだまだ足りないと思います。がけの下にボールが落ちたり、団地の中にボールが入ったり、そういう状態でございます。それを早く整備してほしいということで、町長に再答弁を求めます。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 米の価格についてというふうなことでありますけれども、今年についてはですね、推移を見守るということで、次年度以降、ここ3年来、19年からの取り組み、政策変更というふうなことで取り組んできたんですけれども、なかなかその実を結ばなかったという、13人の認定農業者と一つの組合というふうな形で、国の施策の枠といいますかね、網に入るのはそれだけというふうなことで、さっき言ったとおりでございますので、次年度以降、どのような形でその富谷町の農業なり、稲作なり、位置づけるのか、その辺のところは検討といいますか、本気になってですね、方向性を見つけていきたいというふうに思います。
 認証米と環境米云々については、当然のことながら、非常に手数がかかるんですね。高く売れる……、ですから、私がさっき見たのは普通栽培米ですから、昔ながらの普通栽培、そして、減農薬、減化学肥料というふうなのと、あと里の有機、堆肥を中心としたという3区分ぐらいあるんでしょうかね。それ、上に行けば行くほど比率を上げて、先ほどの70%とありましたけれども、そう簡単ではないというのも、私でさえも直感するわけであります。そういったものを、何であさひな米として売れる米づくりといった場合に、そちらの方に切り口を見つけなきゃならないというのもまた事実でありましょうから、その辺のところは後押しといいますかね、支えるというふうなことも含めて、町の農業政策として取り組んでまいりたいというふうに思います。
 中学生の外野フェンスを持つ野球練習場、ちょっとどういうところをおっしゃっているのか、ちょっと……、各学校ごとにということなんですかね。例えばグラウンド、運動公園内のというふうなことですかね。ああ、なるほど。中学生がというふうなことで、学年が上がったようでありますけれども、その辺は、どこをどうするかというふうなことについては、検討させていただきたいというふうに思います。
 A、Bグラウンドの周辺整備等については、先ほど言ったとおりでございましてね。せっかく中学生が今出ましたので、今、何かないかなと思っていた矢先でございました。きょうの郡の駅伝大会でね、これはご報告でございます。富谷中学校女子が1位、二中男子が2位というふうなことで、県大会出場を決めるほどの大きな中学生諸君の活動もありましたことをご紹介を添えさせていただきます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 12番高橋敏夫君。

12番(高橋敏夫君) 私は、16番目の最後のアンカーということで、16名のうちの最後をやらせていただきますけれども、富谷町の基本構想、これが推進計画の検証が必要ということで、大変失礼かも、クエスチョンマーク、いろいろと町長とお話しする機会を持ちたかったというところがあったんですが、大変トップセールスマンとなかなかお話しする機会がなく、きょうに至ってしまい、私なりの質問等でお話し合いをさせていただきたいと思う次第です。
 私は、ことしの4月23日に当選証書、しかしながら無競争、無試験でこの議員になったということで、非常に就任させていただいてからきょうで4カ月余りということで経過いたしましたが、町長と違って、大変肩身の狭い状況の反面、私は、2回そういう経験をしております。そういう面で、非常に自分が町民に訴えて、その上で堂々とここで町民の負託にこたえるようなことを念願をしておりましたが、今回、また2回目ということで、大変肩身の狭いといいますか、反面責任の重みを両肩にずっしりと背負っております。また逆に、よしと、住民の負託にこたえてやると、頑張ってやるぞという私の今の切実なる偽りのない心境でございます。
 よって、今後の私に与えられた使命は、住民のために、町民のために最善の努力を覚悟して、町民と一緒に全力で頑張ることと自覚する次第です。それには、常に町民のために何ができるか、町民とともに行動しているか、目的意識を持って、常にこれでいいのか、改善・工夫・提案の精神を持ち、マンネリ化に陥ることなく、創造、挑戦の精神を持って当たり、成果として「町民が幸せを実感できる笑顔輝くあったかい富谷」となるよう力を合わせてまいりますとの言葉、これは町長の就任のごあいさつでございます。非常に力強いこの言葉に私は同感して、また新たにこの質問に挑んでいる次第でございます。
 そういうところから、私自身が、この基本計画、この件につきましても、これは平成11年、ちょうど、また私事で恐縮ですが、私が町議会を去ってから8年たって、その11年にできて、そして平成11年から平成25年までの富谷町の基本構想ということで作成されたということになるわけですが、私は、この基本計画に対して、初めて内容というものを拝見、拝読して、本当に現状マッチした、中身は住民ニーズに十分こたえるに値する教科書と感銘して、これなら期待が持てて、頑張れると思っておりました。住民からの質問を、相談を受けました。そしてまた、新しいこの庁舎に私も就任させていただきまして、また、この議会でこのような質問をさせていただいておりますが、実際、後ろに課長さん、教育長初め、13名ですか、の方たちも、正直言って私昭和62年に初めて議員となってから、すべて40代の今の課長さんたちと切磋琢磨やってきた記憶がございます。そういう面からしまして、非常にすばらしいスタッフといいますか、職員さんたちとやってきた記憶がございます。
 そういう中で、今、課長さんがどうとか、それから職員がどうとか、 232名、町長のもとで職員が頑張っておられるのが現状です。(「高橋議員に申し上げます。質問の基本論旨に入っていただきたいと思います」の声あり)はい。
 そういうことで、一番、今論旨ということで言われましたけれども、そういう基本計画が、実際町民のニーズ、住民サービス、行政サービスにつながっているかということの原点がどこにあるのか。これは職員、これの姿勢ではないだろうかということで、今、議長からお話を賜りましたけれども、私は、そこからまず、職員がどういう形で住民に、そしてまた行政に対する姿勢というものを持つかということをまずご提示したかったということで、その旨を申し上げたかったということです。
 だから、どこが行政サービスなのか、住民サービスなのかという、そういうような苦情を承って出発してきたということが私のまず1点で、駐車場の方に来ても、あいさつが大きな声でないと。また、そういうことで、ここの庁舎に入ってきても、「おはようございます」というような声を聞いていない。やはりそういうふうなところが一つの住民のニーズに、またサービスにつながるような原点ではなかろうかということで、今、その前段をお話しさせていただいている次第でございます。
 ですから、私が言うように、今どうとかこうとかじゃなくて、環境がまずどうなのか、職場の環境、また職員の意識が。皆すばらしい職員が 232名おると思います。しかし、その環境がなければ、人間って環境の動物だと思うんですよね。そういう面から今、議長に注意されましたけれども、そういう面をまず基本的にして、そしていくということが必要ではなかろうということで、山路議員からも庁内でスリッパというようなことも一つ基本ではなかろうかと。常識に考えて、公務員がどういうような立場でどういうことをするかということが、やはり基本構想、将来像、ゆとりのある富谷町をつくる上にね、それが原点じゃなかろうかというのが私の趣旨です。
 そういうことで、そういう原点から、実際に住民のニーズ、また住民のサービス、行政サービスというものが実際にどう再点検されて、そして今ここまで来たのか。実際にそれが平成11年につくられてですよ、ここまで来て前期、昨年18年終わって、その結果がどうなのか、どういうものなのかという、全く私も見ていません。やはりこれが前期と後期に分かれるんであれば、前期にどういうようなことの実績、また町民がどういうような反応を示しているのか、その確認の上に立って後期というものが生まれていくのが、やはり持続・継続だと思うんです。
 ですから、そういう面、確かに町長、率先して現場、いろいろな面に行っておられます。また15名、そして30件の答えの中にも、熱意ある答弁あります。しかし、実際にそういうような施策の中で、実際町民の反応はどうなのか。そういうようなものをお互いに切磋琢磨、皆で話し合っている姿があるのか。そういうものをなくして、またこれから平成25年まで後期をやって、実際に、前からここのところでも出ていましたように、単独で市制を持っていくという中に大きな課題が残ろうかと思って、やるというようなその熱意の強い町長のもとで、もう一度そういうものを見直して後期、もうすばらしいメンバーがそろっていると思います。
 しかし、環境はどうなのかということから質問させていただきたいということで、前段が長くなりましたけれども、やはり、互いに協力・連携するこのパートナーシップによるまちづくりを積極的に進めていくことが重要であって、そのためには、明確であるわかりやすいその情報の提供、また説明責任を果たすなど、先ほども町長言っていましたけれども、福祉の相談に来たときに、「これができていますよ」、「これがありますよ」では、やはりそのとおりですよ。町長のおっしゃるとおりですよ。私も、幾らでもそういうような面で、一生懸命やっていても、それは通らないというケースは幾らでもあるということです。そういう面から、その説明にしても、それから文書にしても、やはりその立場に立って、町民の立場でやはりそれを説明し、やはり事情なり、また例えば施策ができない、財政が苦しい、でも、そういう面においてはこういうことだと、そういう町民の立場で、この全力で当たってほしいというようなことが私には感じられないということです。
 町政の内部の透明性を高めることが必要であって、公聴活動とか、町民が主体的に参加できる施策の拡充を図るなど、地域住民、企業行政などの相互理解を深め、そしてそれぞれの役割分担、責任ということで住民主体の自治を実現するという必要があると述べておるわけですから、基本目標も施策の方向においても、趣旨に合っている内容と実感をしているんですが、そういうような感じが私には、この4カ月の間に受けとめられないということを主張しておく状況なんです。
 ですから、まちづくりの方向性においても、大変立派な構想だと思います。計画と考えるところでありますが、住民参加を強調しながら、行政主体また住民主体のまちづくりへとの協働関係を築くと非常に強調されています。本当に大切なことだと思います。そういう面において推進の基本原則を考えて、同調している反面、そういう面で自分の考え方が、また住民の方からもそういう面を私の耳に、この数カ月の間にお聞きしましたので、そのような観点から、住民からのその熱心な姿勢というものもありまして、何点かそういうものにお答えして、これからあと何年間、その姿勢に向かっていく上でも、大いに町長の手腕を発揮していただきたいということで質問にさせていただきます。
 まず1番目ですが、合理的な行政運営の推進の中で、現状と課題で町民サービスの向上を図るためには、役場庁舎の総合窓口でワンストップサービスの実施や、勤務時間の延長などを行っておりますが、フロアマネージャーの設置を、試行的でありますが、7月2日から9月20日まで実施してきておるということですが、私には、その前に、窓口のサービスをやっておったということと、それから、新たにフロアマネージャーの設置を設けた、その何か大きな原因、意図、思惑があったのかどうか。やはりそれも基本の構想の中と、町長が実際就任なさって、そういう面欠けているから、もう少し住民のサービス向上に当たれという意味でなったのか、また、町長はその成果と申しましょうか、現状はどのようにとらえているか、まず伺います。
 2番目ですが、施策の目標や方向に掲げた全職員にですね、行革のプランの成果、状況はどのような結果となっておられるのか伺います。
 また、それに関して今後の課題などがお持ちであれば、お聞かせ、透明性をお願いしたいと思います。
 また三つ目、限られた人的資源の効率的活用と、職員の資質向上を図り、柔軟かつ弾力的に対応できる自主的で創造性のある組織としての体質強化を図る上でも、積極的に以前から職員研修を実施しておられるようですが、研修内容、また成果等を、状況では実績報告書では受けていますが、町長自身はどのように、その計画並びに実施状況を受けとめておられるのか、また、それをお聞きして、成果状況というものをどういうふうにとらえておられるのかお伺いします。
 また、4番目ですが、効率的な創造的な行財政運営の施策として、勤務評価制度の確立、職員の資質向上を図ることで、組織としての力を高めるとともに、創造的かつ効果的な行政施策や行政サービスの提供に努めますとありますが、この推進状況、これも私にはちょっとわかりかねますので、この成果、また今進捗状況というものがどのようになっているのか。また、それに基づく成果といいますか結果から、課題というものをどういうふうに町長は受けとめているかお伺いします。
 五つ目、効果、効率的な行財政運営に努める必要から、今後の課題で民間活力の導入や効率的な組織体制の強化、職員資質のより一層の向上などを引き締めるとともに、「計画策定Plan・また実施Do・評価Check・見直しAction」というマネジメントサイクルの進捗状況、また推進の効果等を同時に、どのように受けとめているか、それもお伺いします。
 六つ目、町民参加のまちづくり、住民自治を推進からの中で、施策の方向として町政に関する情報を町民にわかりやすく的確に提供するために、広報紙、町公式ホームページなども活用した広報活動や情報公開制度を積極的に推進するとともに、町民の意見・要望を的確に把握し、施策に反映できるようにと広聴を展開することにありますが、広報事業としての「広報とみや」発行事業、それからゆっとりバスの事業、町勢要覧作成事業、とみやテレホンガイド事業、また広聴事業としては、「あなたの声をまちづくりに」という事業、お茶の間懇談事業、町政懇談会事業等を積極的に取り入れてて、住民サービス、行政サービスに貢献しておりますが、それの推進状況、また町民の反応状況、そういうものはどのように受けとめて、また、それに今後推進していくのかお伺いいたします。
 7番目ですが、そのほかでも当然たくさんの相談事業、福祉にしても環境、教育、年金、保健、産業、あらゆる面で積極的に相談の場と申しますか、設けられていることも実績報告書の中では見た次第ですが、実際にそういうような展開している中において、そういう状況、また担当者と、それから町民との間にどのような推進状況があるのか、また効果、実績の状況、また住民の反応というものに対してどのような改善だとか課題をまた考えていれば、お聞きしたいと思います。
 最後ですが、2月13日に初登庁され、職員に3点をお願いされております。内容の一つは、皆が一つにして、目的意識ということで私先ほど述べましたが、常にいいのかという改善、工夫、提案というものを。二つ目には町民の目線で考えているか、町民のために働いているかと。また、三つ目には、町民のために何ができるのか常に念頭に置きというようなことで初登庁されたときに町長がお願いといいますか、新町長の私と一緒に歩み始めてほしいと。「町民が幸せを実感できて、笑顔輝くあったかい富谷」となる力を合わせてまいりますとのお言葉を職員の前で申し述べておりますが、あれから半年、そういう中において、職員に対する姿勢、また、これを率直にどのように思うのかお聞かせ願います。
 最後と言いましたが、一番最後、すみません。以前は助役が、所属長を通じて職員の教育管理をしておりましたが、あれから5年近くも経過しており、そのときの状況から比べましても全く状況は違っており、地域経営型の行政というものは、行政サービス能力が向上しており、行政の仕組みが効率化、また住民サービスが大幅に改善することが必要で、住民と協働としてまちづくりの進める職員や経営感覚の職員の育成が不可欠であり、副町長の設置というものが急務と考えるところでありますが、また同時に、本町の将来像である「ゆとりのあるふるさとづくり」を本当に実現させることに対しましては、絶対に不可欠な条件と考えるところでありますが、以前からほかの議員からも、その設置の件に関しては出ておりますが、あと10月にその改革というようなことで内部のということの関連があるのかどうか。そして私の言う、その町長の前向きな副町長の設置の考えとは、どういうような今考え方をお持ちなのかお聞かせ願いたいと思います。
 長々としましたが、誠意あるご回答をよろしくお願いします。

議長(渡邊俊一君) 答弁を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、ただいまの高橋議員の質問にお答えを申し上げます。
 ただいまは、さすが大先輩らしくですね、大所高所に立った内容であったように思います。しかしながら、私もですね、19年のことしの2月11日に、それこそ町長選を戦い抜いてこの場にいるわけでございましてね。私の3万 3,000の有権者を対象に選挙をするわけでありますので、私にも周辺固まりが町内各所にいるわけでありますし、さらにまた、今半年経過した中で、さまざまの各地各所に出向いてですね、皆さんの声をみずからの目で、耳で、今町長みずから一人が聞き取っているというふうな感じでしょうかね。そういうふうな中での今途上であることも、またご理解をいただきたいというふうに思います。
 決して、私自身がですね、ひとりよがりであってならないわけですね。私が主張している、何していることを皆さんにお届け、そしてそこからまた返ってくるものをもとにしてですね、力になったり、あるいは軌道修正をしたり、さまざまやったりとったりというふうな中で私も今後町政運営を進めていくわけでありますので、私がひとり手を挙げ、こぶしを挙げてですね、ここの旗についてこい、こういう種類のものではないと思うし、私もそういうタイプではないですので、どうぞその辺のところ、人間若生英俊をですね、ご理解いただき、ご支援をというふうに思います。
 やはり町長職たるもの、志まさにロマンですよね。何をどういうふうにこの4年、この先描くかというロマンが大前提にある。その中に個別、具体的に中長期の目標がある、こういうふうなことだろうというふうに思います。今、高橋議員がおっしゃったような富谷の基本構想、まさに計画のための計画であってはならないわけでありまして、私もそれはずっと気になっているところでございます。11年から25年までというふうなことで、19年がスタートですという、そのはざまに私も2月から4月というふうなことでかかわったわけでありますけれども、一定のですね、基本構想の方向づけ、色づけ、重点化というふうなことはしておりますけれども、まだそれは志半ばといいますかね、中途であることも認めざるを得ません。
 やはり町長に求められるものというふうなことで、私もずっと考えますけれども、やはり政策力といいますかね、そしてまた情報を対外的に発信できるかとかね、その言ったことの内容をきちっと言葉でもって説明できるかとかね、あのとき言ったべっちゃとか、おれの気持ち、顔色見ればわかるべっちゃ、とこういうことではないんです。やっぱり言葉できちっと皆さんにお伝えをする。伝わらない。
 先ほど、きのう・きょうの議会にしてですね、伝わらないんですから、本当にこれまたいい経験もしましたし、また、やっぱりこういうことなんだなと。自分でひとりよがりになってはならぬ。お伝えしている、一生懸命いろんな形で引っ張りとったりしながらですね、こういうふうな表現をしたらば皆さんにお伝えできるんでないかと、それなりに考えてはお話ししているんでございます。先ほどの米価の観点もそうですよね。何かに置きかえたときに、こうしましょうというふうなことも一応考えながらですね、言葉を選んでいるつもりでございます。
 どうか、その辺も含めてですね、7カ月目に入った町長職でありますけれども、いよいよ10月1日からのですね、組織見直しというふうな中で、私も描くところたくさんありますし、そういうふうな皆さんにお願いやら、ご理解いただかなきゃならないところあるわけですけれども、やはり職員の皆さんがですね、町民向けに力を出し切っているかどうかということなんですよね。先ほども言いました。本当に庁舎に入ってきて「おはよう」一つ出ないと言うときは、どうなんでしょうかねというのは、本当に思いますよ。それは高橋議員と全く 100%、 120%同じでありまして、もう少し声を前に出して、先手必勝でやったらいいんじゃないのというふうなことは、ここだからうんと気張ります。しかし、毎日顔を合わせている皆さんですので、そんなに気張ってばかりはいられません。折に触れて、ここまで出かかっているものもあるんでございますがね、それはあえて言わないことといたします。
 4月からの改革ということで、ずっと改革改善をしながらですね、4月12日に企画機能検討チームと組織の見直しチームというふうなことでスタートしております。その集大成というふうな中で、きのう・きょう、ここ1週間、1カ月、そういう単位ではなくて、4月からずっと継続して取り組んだきた内容の一つとしてフロアマネージャー制度を取り入れたというふうなことです。あそこに出る。カウンターから職員が、町民のところに近間に出るということがどういうことなのかということをね、ぜひ感じ取ってほしいというのが私の一つのねらいでございます。やっぱりカウンターを越してですね、こういうふうな応対の中では、やっぱり違うんだろうというふうに思いますね。いろいろ成果をお聞きするよしですね、皆さん今まで体験したことのないようなものもつかんでいるというふうな報告もありますし、大変そういう面ではよかったなというふうに思います。
 その10月1日以降、どのような取り組みかというふうなのについては、もうちょっと見させていただきながらですね、10月の机の配置とか、課の配置が変わったりとか、大幅なフロアの移動なんかもあるもんですから、その辺のところを推移を見ていきたいというふうに思います。
 何にも増して、職員の皆さんに、言葉では簡単なんですけれども意識改革。私は組織にもいました、ここ20年来、民間に行っていて、私は民間感覚あると思っていますけれども、なかなか伝わらない。私がその道にずっといたらば、そうはならなかったろうなというふうなことで今感じますけれども、皆さんから見れば、まだまだだよと、こういうふうなものも感じつつですね、与えられた職務を全うしてまいりたいというふうに思います。
 問い2番目でございます。行革マイプラン、確認いたしましたところ2006年、平成18年の1月に、全職員からいわゆる提案を求めたというふうなことなんですね。行革マイプラン2006というテーマとあわせて、新年の抱負を記述せよというふうなことで、全員を対象に求めたそうです。 264人中 242人の提出がありましたというふうなことでした。組織改変、人事評価等についてご意見が多かったというふうなデータもまとめてあります。
 私も、この道に入る前は企業の人事異動だとか面接したりとか、採用だとかね、さまざまなことをやってきておりますので、職員もその手法で今、必要な希望を書くとか、職員との面接をするとか、さまざまな手法でですね、今までにないような取り組みをしているところでございます。
 3番目、P、D、C、Aの関係でございますけれども、行政実績報告書等ごらんいただきましたでしょうか。今までのとはちょっと違った部分ね。統一性、整合性、見やすさ、さまざまの一生懸命、課の皆さんと私みずからが手を入れてですね、仕上げたものでございます。まだまだ、このスタイルでは相当のところまで行ったかと思いますけれども、実績報告書のスタイルがこれでいいのかどうかというのも含めて、次年度の課題としたいというふうに思います。
 それで、インデックスつけるなんていうのも私なんですよ、それこそ。何か遠慮していたのかどうかわかりませんけれども、皆さんに何もこびを売るつもりもございません。皆さんの忙しい中でですね、すぱすぱとデータを確認していただく関係上、インデックスがというふうなことでお話をして、そういうふうにしてもらったというふうなことであります。
 職員研修、人事育成マニュアル、立派な富谷町の人材育成基本方針、17年の3月に立派なものができています。それをいかにやっぱり活用するかということなんですよね。計画のための計画、方針のための方針だとかと、ありますよというふうなことだけではどうにもなりません。そこにいかに血肉をつけていくかというふうなことが町長に問われるわけでありますので、こういった立派なものをもとにしてですね、進めてまいりたいというふうに思います。
 幸いにして富谷町、成田に宮城県の市町村の自治研修、職員研修ですか、東北自治研、そしてさらにまた宮城県の市町村職員研修所がありまして、所長さんとも大変懇意にしていただいてね。富谷町にそういった東北、宮城県の行政職員の研修所があるという、こんなに大きな宝物はないんでないかというふうに思います。私も足しげくですね、今後通いながら、勉強してまいりたいというふうに思いますし、職員の皆さんも、ただ行き放しじゃなくてね、みずから私も時間をとって、出席した皆さんと懇談と言うべきか、そういったものをもとに、その先何を描くのか、そういったことを具体的に取り組んでまいりたいというふうに思います。
 5番目、勤務評価、これももちろん大変重要なことであります。評価があってこそ、その先があるわけでありましてね。処遇と評価、この辺一連のものとして、処遇です。つながるものとして取り組んでまいります。
 広報広聴活動、さっきも話題に出ました。富谷の広報紙、大分6回つくって、相当のところまで行ったわけでありますけれども、ひょっとしたら10月以降、10月の準備していますから11月以降ですか、全く別な切り口でですね、驚くような広報紙になるかもしれないしというふうなこともまた今描いているところでございましてね、きのうの細谷議員のお話にあったように、本当に気づかないところいっぱいありますので、それこそ皆さんのためのものですので、紙ベースでの広報活動、重点的に取り組んでまいりたいと思います。
 広聴活動は、本当に私もそういう面で、いろいろ皆さんの声をお聞きしながら動く、歩くというふうなことでありますのでね、なお一層力点を置きたいと思います。
 そのようなことで、さらにまたサービス状況、これは実績報告書というふうなことで記載にかえさせていただきたいと思います。
 8番目、職員の皆さんへの反応、成果はというふうなことでございます。非常に町長の施策をよく理解してほしいということ、ここ何回かお話ししています。言ってみれば、町長がトップでの町政でございますので、町長がどの方向に向かおうとしているのか、何を取り組もうとしているのかという理解なしにはですね、行政職員のいわゆる力、十分に発揮できないわけですのでね、そういう面でも大変な重い責任を持つというふうなことでございます。
 したがいまして、8月22日水曜日、臨時の庁議70分ほど持ちましたけれども、根拠をお示しをする3部15課体制というのは、あの瞬間に決まったわけであります。こちらを統合して、福祉の部分を3部署にしましょうなんていう、そういったものは庁議、私が一生懸命吟味します。最後まだ余力、この日までなら余裕あるよと、まだ口を挟むといいますかね、意見・提言をする余裕あるよというふうな前提で課長会議に最終のものを出して、22日に10時10分をもってですね、あの仕組みが確定したんでございます。大変私も手帳に赤字で書いておりますけれども、非常にそういう面では、課長みずからがですね、やっぱり自分の頭を働かせて、前向きにそれこそ、あの瞬間が恐らく結束して、皆さんのために今まで以上のですね、力を発揮することになるんじゃないかなというふうに思って、大変期待をしているところでございます。
 部長職あるいは副町長の件がありますけれどもね。当座、3部制、市制施行を目指すとか、あるいは大きな4万 4,500を超える大きな町ですので、将来展望をすれば、ぜひ3部制というふうなくくりが、入り口、町民にわかりやすい課体制というふうなものは必要だという認識でございます。部長も同じように、ただ機械的に部長職をあてがうんではなくてですね、厳重なる選考の上、キャリアさらにはまた識見、人間性、課長と比べれば多いにハードルが高いところのいすでありますので、その辺も十分検討をした中でですね、最後の最後まで悩みつつ、人選に当たりたいというふうに思います。
 副町長については、当面、9月を目標にしてまいりましたけれども、現状、この9月にお示しする状況にはございませんでした。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) 12番高橋敏夫君。

12番(高橋敏夫君) この基本構想に関しましては、一番私、きのうも傍聴していただきました行政区長さん、43名がいらっしゃると思うんですが、この行政区長さんにも基本計画の冊子が行っておりますよね。そういう面で、一番身近で各地区で、切磋琢磨、住民地区のためにやっていただいている方の区長さんたちにと、そういうような今までの18年までの前期と、それからこれからのご意向についてという、そういうような話は町長さん、お持ちになったのか。また、それに対してはどのようなお考えを持っているのかお伺いします。以上です。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) 行政区長さんには配布をして、一定のお話、説明もさせていただいているところでございます。以上です。

議長(渡邊俊一君) 12番高橋敏夫君。

12番(高橋敏夫君) ちょっと私の質問があれだと思います。後期のですね、基本構想が渡っておるということから、町長は、43行政区長さんと、そのものにおいて、これからの25年までの基本計画において、どのような住民の意識といいますか、また反応というものを聞く上でもいい機会でなかろうかということでお聞きした次第です。それも聞き入れられたのかどうか。それからまた、今後設けて、またいろいろな今後の推進を図っていく上でそういう機会を設けていかれるのかどうか、改めてお聞きさせてください。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) ただいまの件でありますけれども、19年スタートということで、このように立派に製本をして作成はしておるんですが、私もずっと1ページから全体、目を通してこういうふうな形になったわけでありますけれども、どこにどういうふうに重点化していくかということは、これがそのまま25年まで固定的に推移するもんではないと、ちょっとうまく伝わりますでしょうか。
 あと、さらに行政区長さんの意見を聴取して、ここに反映したかという手続、手順は、時間的な余裕がないゆえにですね、そういうことはできませんでした。以上であります。

議長(渡邊俊一君) これをもちまして一般質問を終わります。
この際、3時15分まで休憩をいたします。
    午後3時03分 休憩



    午後3時15分 再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 ご静粛に願います。
 日程第3、議案第10号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを上程する前に、本案件の対象者であります千葉教育長は、退廷を願います。
    〔千葉教育長 退廷〕


    日程第3 議案第10号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて

議長(渡邊俊一君) 日程第3、議案第10号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、議案第10号でございます。教育委員会委員、現千葉芳樹委員がですね、平成19年ことしの10月14日をもって任期満了となりますので、9月の定例会において議会の同意を求めるものでございます。
 住所、仙台市泉区高森三丁目4番地 242。お名前が千葉芳樹。生年月日、昭和16年5月29日ということでございます。
 経歴については、1枚物でお手元に届いているかと思いますけれども、4年この間、平成15年10月から4年間お務めをいただいたということと、さらにまた、それ以前、富谷町とのかかわり18年を超えるほどのかかわりをお持ちだというふうなこと、さらには私が、「教育満足度日本一の町に」というふうなことで、大きな課題を、志を立てておりますので、富谷町の実情にたけた千葉教育長に、ぜひ再任をして、同意いただいて、人のつながりもまた豊富の教育長でございますので、人的なネットワークも含めて、ぜひ富谷町の教育振興のためにお力を出していただきたいと、そういう趣旨でですね、皆さんに同意を求めるものでございますので、何分にもよろしくお願いを申し上げます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 これから議案第10号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。
 この採決は無記名投票で行います。
 議場の出入り口を閉めます。
議場閉鎖

議長(渡邊俊一君) ただいまの出席議員は18名です。
 次に、立会人を指名いたします。
 富谷町議会会議規則第32条第2項の規定によって、立会人に、9番今村 寿君、11番磯前 武君、12番高橋敏夫君の3名を指名いたします。
 投票用紙を配付いたします。
投票用紙配付

議長(渡邊俊一君) 念のため申し上げます。富谷町議会会議規則第83条の規定により、本案を可とする諸君は「賛成」と、否とする諸君は「反対」と記載願います。
 なお、投票に登壇する際には、上着を着用の上、お願いをいたします。
 なお、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は、富谷町議会会議規則第84条の規定により、「否」とみなし、取り扱いをいたします。
 投票用紙の配付漏れはありませんか。
投票用紙配付漏れなし

議長(渡邊俊一君) 投票用紙の配付漏れなしと認めます。
 投票箱を点検いたします。
投票箱点検

議長(渡邊俊一君) 異状なしと認めます。
 ただいまから投票を行います。
 務局長の点呼に応じ、順次投票を願います。
投票

議長(渡邊俊一君) 投票漏れはありませんか。
投票漏れなし

議長(渡邊俊一君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 開票を行います。
 9番今村 寿君、11番磯前 武君、12番高橋敏夫君、立ち会いを願います。
開票

議長(渡邊俊一君) 投票の結果を報告いたします。
 投票総数 18票
 有効投票 18票
 無効投票 なし
 有効投票のうち賛成18票
 反対なし
 以上のとおり、賛成が全員です。したがって、議案第10号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては同意することに決定いたしました。
 議場の出入り口を開きます。
議場開鎖

議長(渡邊俊一君) 日程第3議案第10号の教育委員会委員の任命につき同意を求めることについての審議が終了いたしましたので、千葉教育長の議場への入場を許可します。
千葉教育長 入場

議長(渡邊俊一君) 千葉芳樹君に申し上げます。日程第3議案10号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、投票の結果、千葉芳樹君が当選しましたので、富谷町議会会議規則第33条第2項により、本人に告知をいたします。(「ありがとうございます。よろしくお願いします」の声あり)


    日程第4 議案第11号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて

議長(渡邊俊一君) 日程第4、議案第11号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、教育委員会現委員であります隅田委員が、9月30日をもって任期満了となるために、新しい委員として次の方の選任に同意を求めるものでございます。
 住所が富谷町明石台五丁目30番地14。お名前が三浦邦夫。生年月日が昭和20年5月20日でございます。
 経歴概要につきましては、そこに書いてあるとおりでございますけれども、人となりとというふうなことで触れさせていただきますけれども、あれなんですね。気仙沼高校出身の方で、甲子園に出場した方、公立高校出というふうなことでお聞きになったことがあろうかと思いますけれども、日本体育大学を卒業された後、体育教師として千葉の方に6年、仙台三高に8年、地元富谷高校に4年ということで、明石台にお住まいになって10年を超えるぐらいの居住歴でございます。野球部監督として大変実績を上げられたというふうなこと、平成元年のあの育英と仙台三高の決勝戦の折には、大越投手を要する相手と戦った、あの監督でございました。非常に熱血指導で有名な方でしてね、そういう意味では、教育委員会の5人の構成員の中に新風を吹き込んでいただくと。年齢も62歳を迎えられたばりばりでございますので、学校現場歴そしてまた野球部指導歴と、野球部の監督歴というふうなことで豊富な経験と財産をお持ちの方ですので、千葉教育長以下ですね、教育長以下といいますか、5人の教育委員の中でご活躍を期待できる方ですし、ぜひそういうふうにご祈念を申し上げるところであります。
 以上をもって概略の説明をさせていただき、そして皆さんのご理解とですね、選任の同意のほどをお願い申し上げます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 これから議案第11号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。
 この採決は無記名投票で行います。
 議場の出入り口を閉めます。
議場閉鎖

議長(渡邊俊一君) ただいまの出席議員は18名です。
 次に、立会人を指名いたします。
 富谷町議会会議規則第32条第2項の規定によって、立会人に、13番安住稔幸君、14番伊豆田待子君、15番佐藤聖子君の3名を指名いたします。
 投票用紙を配付いたします。
投票用紙配付

議長(渡邊俊一君) 念のために申し上げます。富谷町議会会議規則第83条の規定により、本案を可とする諸君は「賛成」と、否とする諸君は「反対」と記載願います。
 なお、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は、富谷町議会会議規則第84条の規定により、「否」とみなし、取り扱いいたします。
 投票用紙の配付漏れはありませんか。
投票用紙配付漏れなし

議長(渡邊俊一君) 投票用紙の配付漏れなしと認めます。
 投票箱を点検いたします。
投票箱点検

議長(渡邊俊一君) 異状なしと認めます。
 ただいまから投票を行います。
 事務局長の点呼に応じ、順次投票を願います。
投票

議長(渡邊俊一君) 投票漏れはありませんか。
投票漏れなし

議長(渡邊俊一君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 開票を行います。
 13番安住稔幸君、14番伊豆田待子君、15番佐藤聖子君、立ち会いをお願いします。
開票

議長(渡邊俊一君) 投票の結果を報告いたします。
 投票総数 18票
 有効投票 18票
 無効投票 なし
 有効投票のうち賛成17票
 反対 1票
 以上のとおり、賛成が17票です。したがって、議案第11号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては同意することに決定いたしました。
 議場の出入り口を開きます。
議場開鎖

議長(渡邊俊一君) 日程第5、認定第1号から日程第11、認定7号までの富谷町各種会計決算認定についての審議の前に、監査委員書記から、決算審査意見書について、一部訂正の申し出がありましたので、発言を許します。

監査委員書記(須藤辰夫君) 平成18年度決算審査意見書の中で、内容に一部誤りがありましたので、富谷町議会先例集41により、お手元に正誤表を配付しておりますとおり訂正して、おわびをします。



  日程第 5 認定第1号 平成18年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について
  日程第 6 認定第2号 平成18年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について
  日程第 7 認定第3号 平成18年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
  日程第 8 認定第4号 平成18年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
  日程第 9 認定第5号 平成18年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
  日程第10 認定第6号 平成18年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について
  日程第11 認定第7号 平成18年度富谷町水道事業会計決算の認定について

議長(渡邊俊一君) この際、お諮りいたします。日程第5、認定第1号平成18年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について、日程第6、認定第2号平成18年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第7、認定第3号平成18年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第8、認定第4号平成18年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第9、認定第9号平成18年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第10、認定第6号平成18年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第11、認定第7号平成18年度富谷町水道事業会計決算の認定については、議事の都合により一括議題にいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、日程第5、認定1号より日程第11、認定7号まで、一括議題といたします。
 続いてお諮りいたします。ただいま一括議題となりました認定第1号から認定第7号までは、会議規則第39条第3項の規定によって、議案の説明を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、認定第1号から認定第7号までは、議案の説明を省略することに決定いたしました。
 ここで代表監査委員に決算審査意見書の内容について説明を求めます。代表監査委員阿部 功君、登壇願います。

代表監査委員(阿部 功君) 監査意見を述べさせていただきます。
 初めに、平成19年7月6日付、(富財第 123号)で、地方自治法第 233条第2項、第 241条第5項及び地方公営企業法第30条第2項の規定によって、富谷町長より審査に付された平成18年度富谷町一般会計を初め、特別会計(5会計)及び水道事業会計の合わせて7会計における歳入歳出決算書、歳入歳出事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書、決算書以外では、平成18年度業務委託契約状況、工事請負契約状況、また、事前に提出を求めた調書、さらに、当日提示を含め、決算計数等について、延べ8日間にわたり決算審査を行った。
 以下、その審査意見については次のとおり。
 (1)財政状況
経常収支比率
 地方公共団体における財政構造の硬直度や弾力性を見る上で最も重要な指標である経常収支比率は、町税(個人町民税・法人町民税)、地方譲与税、地方交付税、寄附金、町債等の増加により、平成17年度(以下「前年度」という。)と比較すると21.1ポイント減少し、77.5%となっている。歳出の面で、成田小学校の校舎及び屋内運動場並びに水泳プールの新築工事費の増によるもので、特に財政構造の硬直度及び弾力性が悪いわけでない。
実質収支比率
 実質収支比率は、地方公共団体の決算余剰金または欠損の状況を財政規模との比較であらわしたもので、前年度対比 2.1ポイントの増加、 6.4%となっている。財政規模や当該年度の経済の景気によって左右されるが、望ましい指数である3ないし5%を超えているが、一般会計予算では、実質収支額のうち2億 1,000万円を地方自治法第 233条の2の規定により基金繰り入れをしており、特に問題はない。
公債費比率
 公債費比率は、経常一般財源に占める公債費の一般財源所要額の比率で、公債の元利債償還の負担の状況を示す指標であり、前年度対比 0.3ポイント増加し、 7.3%となっている。この公債費比率の望ましい数値は10%以内となっている。
財政力指数
 財政力指数は、公共団体の財政上の能力を示す指標であるが、前年度より0.03ポイント上昇し、0.87となっている。この数値は「1」に近いほど財政力が強いとされ、微少だが、財政力指数の向上はしており、健全な財政状況である。
公債費負担比率
 公債費負担比率は、マクロ的に地方財政における実質的な公債費負担の状況を示す指標で、前年度対比 1.4ポイント減少し、10.8%となっている。一般財源のうち、公債費に占める割合について、起債残高の減少及び新規借入額の減等によるものであり、公債費負担比率が減少したことは、将来にわたる長期的な負担が減少し、健全な財政運営に結びつくものである。
 (2)歳入歳出事項別明細書
 一般会計の歳入では、予算現額より収入済額が 3,346万円多く、前年度より11億 8,806万円の増となっている。その主な要因は町税(個人町民税・法人町民税)、地方交付税、寄附金、町債等の増によるものである。
 一方、歳出では、予算現額より支出済額が4億 1,791万円少なく、前年度比較では11億 4,426万円の増となっている。主な要因は、財政調整基金費、ユーマイタウン施設整備基金費、民生費(児童福祉費)、小学校費(成田小学校建設費)の増である。
 (3)審査結果と今後の対応
 決算審査の結果、不当性、違法性は認められず、計数的にも正確である。また、特定基金の運用についても適正と認める。今後も地方公共団体として、施策の緊急度を慎重に把握するとともに、経常経費の抑制を図りながら、公共事業の継続性と反復性を維持し、さらなる行政サービスの向上に努めるよう最善の努力を引き続き強く要望します。
 歳入面では、町税の不納欠損額と収入未済額は、前年度よりは減少はしているが、町税等の収入未済額が4億 4,000万円以上となっており、今後、各種会計の健全財政を図るためにも、早期に対策を講じられたい。そのためには、特に納付者の納税意識を高めさせるとともに、全庁職員の共通理解の立場で、収納率の向上に特段の努力を望むものであり、財源確保の観点から、なお一層の収入の確保に努力されたい。
 一方、歳出面で、科目によっては、年度途中で減額補正したにもかかわらず不用額が生じているもの、また、増額補正して不用額を生じているものもあり、総額で3億 2,746万円の不用額が生じた。不用額については、入札執行残の減額補正等が講じられていた反面、一部には予想できないために不用額が生じたものもあるが、歳入歳出のバランスに配慮し、歳出額確定後、早期に減額補正等の措置を講じるなど、適正な予算の執行管理に配慮されたい。
 老人保健特別会計においては、収入済額は、前年度より 5,642万円減少しているが、支出額も 8,837万円減少している。医療諸費で、 3,326万円の不用額が生じたが、年度末に医療給付請求があり、事務処理上、時期的に減額補正の措置を講じることができなかったためである。
 国民健康保険特別会計においては、不納欠損額は 132万円減少している。収入済額は、前年度より1億 6,347万円増加しているが、収入未済額も 4,064万円増加しているので、国民健康保険事業の財政基盤強化のために、その縮減に努め、納税者間の公平を維持されたい。
 特に、保険給付費が前年度より 9,061万円増となっており、今後も療養諸費や高額療養費の伸びが続くものと思われるので、歳出削減のためにも保険給付の適正化及び医療費の適正化に努め、長期的な保険財政の安定化を図るとともに、被保険者の国保税の納税意識と健康管理意識の向上を図る保健事業等を実施して、疾病予防と健康づくりに寄与されたい。
 下水道事業特別会計においては、収入済額は、前年度より 802万円減少しているが、支出額も 460万円減少している。不用額は 307万円生じているが、この不用額はあけの平地区歩道改良工事等によるもののほか、減額補正後に発生するかもしれない不測の下水道維持費に対応したものである。公共下水道料の不納欠損額は、前年度より20万円減少しているが、収入未済額は 913万円増加し、 3,899万円になっており、年々増加傾向にある公共下水道使用料の滞納について、その縮減に努められるよう早期に対策を講じられたい。
 介護保険特別会計においては、収入済額は、前年度より1億 1,153万円増加しているが、支出額も 9,021万円増加している。不用額は 1,139万円増加しているが、この不用額の主なものは、予備費と地域支援事業費である。地域支援事業の中で、介護特定高齢者介護予防事業は、対象基準を満たす対象者が少なく、参加人員も少なかったため不用額が生じたものである。
 また、保険給付費においては、介護保険事業計画が、平成17年度までは介護度が6段階に分かれていたが、制度改正に伴い介護度が7段階に変更され、要介護1から要支援2への移行率を約6割と見込んだが、実際は2割程度にとどまったため不用額が生じたものである。
 いずれも年度末に歳出額が確定するため、事務処理上、時期的に減額補正の措置を講ずることができなかったものである。
 それから、歳入歳出差引額3億 7,238万 695円のうち、地方自治法第 233条の2の規定により、介護保険給付準備基金積立金を前年度より 800万円多い 1,700万円積み立てると同時に、繰越金を前年度より 1,151万円多く、平成19年度に繰り越したことは、長期的に安定した介護保険事業を反復的及び継続的に展開する上で評価できるものである。
 介護保険事業については、保険給付の削減のためにも、また、明るく活力のある超高齢社会を築くためにも、第3期介護保険事業計画で、新たに導入された予防介護に関する施策を中心に事業を展開し、引き続き予防重視型事業の充実強化に努められたい。
 介護サービス事業特別会計においては、収入済額は、前年度より 175万円減少しているが、支出済額も 173万円減少している。減額補正をしても不用額が生じているが、不用額の 159万の主なものは、施設管理費と居宅サービス費である。施設管理費の不用額は、職員の時間外手当の執行残で、居宅サービス費の不用額は、デイサービスセンターの利用者の減に伴う賄材料費等の需用費の執行残である。いずれも適切な事業運営の結果、不用額が生じたものである。今後も介護保険法に基づき、介護保険事業の健全かつ円滑な運営を図りながら、必要な保険サービス及び福祉サービスにかかわる給付を行うことにより、さらなる住民の保健の向上と福祉の増進に努められたい。
 水道事業会計における水道加入状況は、新規加入によって給水人口は前年度より 1,243人多い4万 801人、また、給水戸数は、前年度より 569戸多い1万 3,250戸に増加した。給水区域内人口に対する普及率は、前年度0.01%減の 99.76%になっている。給水状況は、年間給水量が、前年度8万77トン増の 453万 4,304トン、また、年間有収給水量は、前年度6万 6,012トン増の 377万 6,990トンで、有収率は、前年度0.01%減の 83.30%となっている。1日平均給水量は、対前年度 220トン増の1万 2,423トンに、また、1人1日平均給水量は、前年度4リットル減の 304リットルとなっている。水道事業会計における財政状況については、事業収益は、前年度より 426万円多い9億 264万 8,000円だが、事業費用も前年度より 3,435万 8,000円多い10億 2,774万 7,000円となった。
 営業活動で、営業損失から営業外収支利益を差し引いた経常損失は1億 1,248万 8,000円と特別損失 1,261万円を加えた純損失が1億 2,509万 8,000円となり、未処理欠損金2億 746万 4,000円が経常された。
 また、建設改良工事に伴う資本的収支で、資本的収入総額(公営企業借換債 350万円・開発負担金が 1,013万 3,000円) 1,363万 3,000円から資本的支出総額(建設改良費 777万 4,000円、企業債償還金1億 5,441万円)1億 6,218万 4,000円を差し引いた資本的収支1億 4,855万 1,000円の不足額が生じたので、損益勘定留保資金その他で補てんされた。
 上記のとおり、厳しい経営状況にあるが、経営の基本原則である地方公営企業法第3条により、常に企業の経済性を発揮し、今後も経営の合理化、効率化を図りながら、長期的な経営安定に努められ、需要者への安定供給とサービスの向上に、なお一層努められたい。
 最後に、平成18年度富谷町各種会計決算審査実施するに当たり、関係職員の出席と詳細な説明に配慮をいただいたことにお礼を申し上げます。
 以上、地方自治法(昭和22年法律第67号)第 233条4項及び第 241条6項並びに地方公営企業法(昭和27年法律第 292号)第30条5項の規定による監査委員の合議による決算意見とするものである。
 平成19年8月8日
富谷町監査委員 阿部功
富谷町監査委員 浅野幹雄
 以上です。

議長(渡邊俊一君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。16番永野久子君。

16番(永野久子君) ただいま代表監査が読み上げられました決算審査意見書の総合的意見、29ページから伺いたいと思います。
 まず、今回、決算で4億 5,000万円を超える黒字が出たわけで、この29ページの実質収支比率、ここでこのように書いてあります。「望ましい数値である3ないし5%を超えている」と。実際に富谷町の指標としては、数字としては 6.4%だったわけですが、その望ましい数値である3ないし5%を超えているが、一般会計予算では、実質収支額のうち2億 1,000万円を基金繰り入れしており、特に問題はないと。つまり、歳出総額、決算規模に対して、これは89億円何がしですけれども、4億 5,000万円を超える黒字というのは、財政の指標から見ると望ましくはないと。本当ならば、3ないし5%であるべきところが、この89億円に対する4億 5,000万円は 6.4%であると。これは、逆に言うと望ましくないわけですから、こういう数値は。言ってみれば、金額に換算しますと2億円前後のお金が出し過ぎということになるわけですね、これを逆に言いますと。
 ですから、このような基金繰り入れをしたから問題がないという監査のこの意見については、結論が適切ではないというふうに思いますけれども、どうでしょうか。
 それから、二つ目ですけれども、30ページです。
 この30ページにはですね、特定目的基金の運用についても、適正と認めるというふうに結論づけられております。ところがですね、この富谷町の中での特定目的基金のうち、ユーマイタウン施設整備基金、これは年度末で3億円程度あります。長寿社会福祉基金、これは2億 5,700万円ありますけれども、これらは、それぞれ特定目的基金という名にふさわしい基金ではないというふうに、かねてから言ってまいりましたけれども、おります。
 というのはですね、例えば庁舎整備基金、これは目的を特定していますから、文字どおり特定目的基金ですし、それから家畜導入基金であるとか減債基金、それから、伊藤一・イヨ奨学基金、こうしたものは文字どおりの特定目的基金ですけれども、ユーマイタウン施設整備基金のように、公共施設の整備に使うということで、学校だとか特定しているわけではないわけですよね。それから、長寿社会福祉基金についても、高齢者社会に備えるということでの基金であって、敬老パスを実施するための基金であるというような、例えばですが、目的が限定されているものではありません。
 ですから、この二つの基金というのは、まさに、その目的基金ではない目的基金、言ってみれば第2の財政調整基金ではないのかと。財調ではないかと言ってもいいような性格のものだと思いますので、この30ページに記載されている、その特定目的基金の運用についても適正だという監査のご意見は、当たっていないというふうに思いますが、どうでしょうか。
 同じく30ページで、これもまた不用額についての記述ですけれども、総額で3億 2,746万円の不用額が生じているというふうに記述されています。その不用額の中身としては、増額補正をして不用額を生じているものもありという記述があります。
 つまり、当初に予算を計上して、足りないということで補正増額したにもかかわらず、使い残しているということについての指摘があります。この不用額の3億数千万円というのが、実は大幅黒字4億 5,000万円の中心を占めるものでありまして、不用額については、例年、適正な管理にということでの指摘がございました。ですから、今回も、この増額補正をして不用額を生じているものもあるという、その指摘を受け、そして金額的にも3億 2,000万円を超えるという、この現状から見ますと、本来ならば、もっと早い段階で補正を行って、年度内に住民のために施策として還元するべきものであったのではないか、このように思いますが。ですから、不用額の取り扱いについても、問題があるというふうに思うんですが、どうでしょうか。

議長(渡邊俊一君) 代表監査委員阿部 功君。

代表監査委員(阿部 功君) お答えします。
 1番の 3.5%を超えているが、問題だということなんですが、超えておりますけれども、2億 1,000万円を基金繰り入れしておりますから、財政的には何ら問題ないんじゃないかと思います。
 それから、2番目の特定目的基金ですが、ユーマイタウン施設基金そのものが目的だと私は解釈しておりますので、別に問題ないと思います。
 それから3番目の増額して不納欠損を出しているというようなもので、総額3億 2,746万円残ったということなんですが、いろいろやっている中で、本来はもっとお金が必要と思ったもので増額していますが、中には、予定よりも、その後少なく済んだものもありますし、この決算書の中見ていただければいろいろわかると思うんですが、必ずしもこの不用額そのものが、年度の途中で全部出ているわけでもございません。出ているものに関しては、補正予算とかなんか組まれております。ただ、年度末近くになって、どうしてもやっぱり補正ができないもの等がありますので、このような形になっているものと解釈しております。以上です。

議長(渡邊俊一君) ほかにございませんか。16番永野久子君。

16番(永野久子君) 実質収支比率ですけれども、 3.5%を超えているが、基金繰り入れをしたので適正だということになりますと、この監査意見書の中に記載されている、6ページですけれども、地方公共団体の決算剰余金について記述されているわけで、3ないし5%程度が望ましいというこの指標は、何の意味も持たないことにならないでしょうか。やはり、この指標に則した運営というのをしていくのが本来の姿だと思いますけれども、監査委員のそういうお立場が、やはり町に対して財政運営のあり方を、とにかく監査の今役割というのは非常に大きくなっています。多岐にわたる、それだけ権威もありますし、町に対しては影響力もあるものですので、やはりこういう財政指標を、できる限り守るようにという立場での監査の意見というのを望みたいと思いますが、どうでしょうか。
 それから、もう一点ですけれども、特定目的基金のユーマイタウン施設整備基金というのは、ユーマイタウンという施設をつくるための基金ではありません。これはご承知のとおりと思いますが、特定目的基金というのは、学校建設だとか、あるいは公民館建設であるとかといった、特に目的を限定しての基金というのが本来の特定目的基金であって、ユーマイタウン施設整備というのは、こういう名前の基金であるだけのことなんですね。ユーマイタウンという施設をつくるわけじゃないんですよ。もし仮にこれがユーマイタウンという施設をつくるための基金であるというならまだわかりますけれども、そうではありませんので、ここはこういう先ほどのご答弁、ユーマイタウン建設そのものが目的だという、こういうご答弁は、監査としては全く不適切であると思いますが、どうでしょうか。

議長(渡邊俊一君) 代表監査委員阿部 功君。

代表監査委員(阿部 功君) こういう指数というものを、そのとおりにすることは望ましいんですが、やはりその年のいろんな状況によって、今年度も3ないし5%は一番望ましいことですが、それを若干達成できなかったことで、ただ、それが大幅にずれているということでしたら問題ですが、それほど大きいずれと思いませんので、特に強い指摘はしていません。
 それからもう一つ、ユーマイタウン施設の目的ですが、その中はいろいろと分かれて目的がありますので、特にこのユーマイタウン施設そのものの中身について考えていただけば、やはりそれでよろしいんじゃないでしょうか。以上です。

議長(渡邊俊一君) ほかにございませんか。(「なし」の声あり)質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 ここでお諮りいたします。ただいま議題となっております平成18年度富谷町各種会計決算の認定については、会議規則第39条の規定により、議長を除く議員全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上審査したいと思いますが、ご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、平成18年度富谷町各種会計決算の認定については、議長を除く議員全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。
 この際、決算審査特別委員会の委員長及び副委員長を選任していただくため、暫時休憩いたします。
午後4時17分 休憩


午後4時17分 再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 決算審査特別委員会の委員長及び副委員長が選任されましたので、その結果を報告いたします。
 委員長に山路清一君、副委員長に今村 寿君が選任されました。
 よって、本案件は、決算審査特別委員会の議題といたします。
 ここでお諮りいたします。議案調査のため、あす6日から13日までの8日間を休会といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、あす6日から13日までの8日間を休会とすることに決定いたしました。
 なお、14日の本会議は、議事の都合により時間を繰り下げて、午後1時30分開会といたします。
 これで本日の日程はすべて終了いたしました。
 本日はこれにて散会いたします。
 どうもご苦労さまでございました。
午後4時18分 散会

平成19年決算審査特別委員会(第1号)

平成19年 富谷町議会決算審査特別委員会会議録第1号

平成19年9月7日(金曜日)

富谷町議会決算審査特別委員会は、富谷町議会議場に招集された。

出席委員 19名

  • 委員 長山路清一
  • 副委員長 今村寿
  • 委員 千葉達
  • 委員 相澤武雄
  • 委員 浅野幹雄
  • 委員 永野久子
  • 委員 佐藤聖子
  • 委員 伊豆田待子
  • 委員 安住稔幸
  • 委員 高橋敏夫
  • 委員 磯前武
  • 委員 市川壽藏
  • 委員 菅原傳
  • 委員 相澤榮
  • 委員 佐藤克彦
  • 委員 細谷禮二
  • 委員 土樋輪康雄
  • 委員 小川昌義
  • 委員 小泉光

欠席委員

  • なし

職務のため出席した者の職氏名

  • 議長 渡邊俊一

説明のため出席した者の職氏名

  • 町長 若生英俊
  • 総務課長 中川弘美
  • 総務課長補佐 奥山育男
  • 総務課長補佐 小野一郎
  • 財政課長兼会計課長 眞山巳千子
  • 財政課長補佐 佐々木俊男
  • 税務課長 渡邊成一
  • 税務課長補佐 石川康一
  • 税務課長補佐 内海壮晃
  • 会計管理者 山田豊
  • 会計課長補佐 鈴木明彦

議会事務局職員

  • 議会事務局長 須藤辰夫
  • 次長 橘川栄

午前10時00分 開会

委員長(山路 清一君) おはようございます。一昨日の本会議におきまして、『認定第1号』「平成18年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について」『認定第2号』「平成18年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について」、『認定第3号』「平成18年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、『認定第4号』「平成18年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、『認定第5号』「平成18年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、『認定第6号』「平成18年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について」『認定第7号』「平成18年度富谷町水道事業会計決算の認定について」は、その審査のために、決算審査特別委員会が設置されまして、本日、9月7日金曜日、10日月曜日、11日火曜日及び12日水曜日の4日間にわたり付託事件の審査を行います。
 本日の出席委員は19名であります。定足数に達しますので、直ちに「決算審査特別委員会」を開きます。

認定第1号 平成18年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について

委員長(山路 清一君) はじめに認定第1号、平成18年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
 なお、本日の日程は、一般会計のうち議会事務局、総務課、財政課、税務課及び会計課の所管に属する決算について審議をいたします。
 これから各担当課長へ内容の説明を求めます。最初に財政課長。なお財政課長には、一般会計決算の全般についても併せて説明願います。財政課長。
[財政課長、議会事務局長、総務課長、税務課長、会計管理者が決算書のとおり内容の説明を行った]
 以上で説明を終わります。この際、11時15分まで休憩いたします。
 午前10時58分 休憩


 午前11時15分 再開

委員長(山路 清一君) これより質疑に入りますが、決算審査特別委員会の質疑は慣例により一問一答方式により行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。          
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)

委員長(山路 清一君) 異議なしと認めます。よって、決算審査特別委員会の質疑は一問一答方
 式により行うことに決定しました。なお、質問者及び答弁者は要領よく、簡潔な質問と答弁、そしてスムーズな議事進行に、ご協力くださるようお願いします。  
 これより質疑に入ります。佐藤聖子委員。   

委員(佐藤 聖子君) 決算書の62ページです。償還金が710万6,407円ありますが、これはあけの平一丁目、二丁目の高圧電線塔の課税の仕方がまずかったというのも入っているのでしょうか。それは何件だったのでしょうか。伺います。 

委員長(山路 清一君) 税務課長。

税務課長(渡辺 成一君) 18年12月議会でも、ご説明申し上げましたが、64件ございまして、そのうち274万6,900円の還付が発生しています。

委員長(山路 清一君) 佐藤委員。  

委員(佐藤 聖子君) この時、なかなか連絡が取れない方もおられたようですが、今、残っているという人はいないのでしょうか。全部、連絡をして納得をして、振込など終えられているということでしょうか。  

委員長(山路 清一君) 税務課長。

税務課長(渡辺 成一君) 連絡はすべてついております。 

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 決算書の12ページですが、実質的な黒字4億1千万円計上されていますが、これが適正化、どうかという問題については先日も申し上げましたけれども、目安として望ましい数値が3ないし5%ということになりますと、逆算して1億円から2億円程度、黒字が多いというふうに見てよろしいのでしょうか。                       

委員長(山路 清一君) 財政課長。

財政課長(眞山 巳千子君) 実質収支比率3ないし5%が望ましいというときに、富谷町が18年度の実質収支比率が6.4%であったという目安という事でとらえています。        

委員長(山路 清一君) 永野委員。   
委員(永野 久子君) 少し、行ったり来たりしますけれども、235ページには基金の状況が記載されてまして、それによりますと富谷町は財政調整基金を含めて併せて8基金だけで、決算年度末現在高が41億円を超える状況となっています。これは年度内に2億8,600万円を取り崩しましたけれども、逆に7億3,300万円を積立てしておりますので、差し引き4億4,700万円を基金に積み増しをしたということになるかと思います。このほかに、さらに今回、黒字が4億1千万円ほど出ていまして、その2分の1、2億1千万円を積立てることになりますので、結局、1年の間に6億5千万円以上基金が増えて、増えるという事になるかと思いますけれども、この数字というのは、平成18年度の決算の状況は、まだ他の市町村出ていないかと思いますけれども、県内市町村の流れとして、どの程度にランキングされているというふうに見ておられるでしょうかお伺いします。

委員長(山路 清一君) 財政課長。

財政課長(眞山 巳千子君) どの程度にランク付けされているか、ただ今、お話にありましたように18年度の決算が出ていない訳ですので、何とも言えないんですけれども、決算統計の中で、決算統計のヒヤリングがありまして、5%以下だと決算統計の中で、「どうしてですか。」というようなことを言われて、逆に、また10%だと、「なぜか。」ということが以前言われていたんですが、現在の決算統計のヒヤリングの中では、財政調整基金が多いとか、少ないとか、少ないのであれば問題はあるんですが、多いところでも問題点ということは、あまり指摘はされておりません。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 聞いた趣旨は、そういうことではなくて、県内の平成17年度では、確か県内でもトップクラスの基金の残高を持っていたと思いますけれども、18年度末での状況としては大きく変わらないというふうに見ていいのか、どうかということを改めて伺います。   

委員長(山路 清一君) 財政課長。

財政課長(眞山 巳千子君) ほかのところを見ているわけでないので、今は言えません。 

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 実績報告書の26ページですけれども、個人町民税の調定額として16億9,351万6,000円ということですけれども、これは町民一人当たりの町民税だけで見ました場合に、町民一人当たりの額というのは、平成17年度は、何位だったのでしょうか。18年度は、まだ、これからですけれども、一応、17年度のランクをちょっと伺いたいと思います。

委員長(山路 清一君) 税務課長。

税務課長(渡辺 成一君) ランクづけの資料については持ち合わせていません。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 資料がないということはないはずでして、県が17年度の分を出しているわけなんですね。それで、私が図書館に行って調べたところですね。平成17年度の場合は、県内、まだ45市町村でしたけれども、合併が、その後にありましたので、当時は、まだ45市町村で、富谷町は上から4位という状況だったと思いますけれども。こういうことは調べていないのでしょうか。         

委員長(山路 清一君) 税務課長。  

税務課長(渡辺 成一君) はい。手元に資料がないということを申し上げました。 

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 今、何回か、伺ったのはですね、結局、黒字の額も多いですし、基金の残高も大きいと、それを作り出している力は何かと言うと住民負担の高さにあると思うんですね。これは税率が、特に高いということではなくて、所得水準の高さを反映しているかと思うわけです。やはり、こういう財政のゆとりについては、年度内に住民への施策としてお返ししていくと、住民の福祉向上に役立てるということが重要ではないかと思いますが、まず、少なくとも1億円ないし2億円は、新たな施策として、またあるいは、今までの施策の充実策として使っていくべきものだと思うんですけれども、これを町長に伺います。                     

委員長(山路 清一君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) ただ今の趣旨は、従前から永野議員が議会でも主張されていることは十分、承知しております。従前、私もまだ、言って見れば、この決算については、まだ2月11日就任ですので、深くこの件について述べる材料も持ち合わせておりません。以後、次年度に向けて、いろいろ施策転回を進めようとしている今でございますので、しっかり取り組んでまいりたいと思います。                                

委員長(山路 清一君) 永野委員。                        
委員(永野 久子君) 決算書の14ページですが、不納欠損処分が何件かありますけれども、その中に特別土地保有税1,436万1,900円の処分が行なわれたことが記載されていまして、これは1件のみと、さらに、実績報告書29ページを見ますと、さらに、まだ、3,299万3,430円残っているということになります。それで、この特別土地保有税の、こういうこの焦げついた状態といえばよろしいんでしょうか。その経緯と、それから今後はですね。歳入される見通しはあるのか。恐らく無いというふうに踏んでいるかと思いますが、その、ということは不納欠損処分を順次、行なっていって、この残額3,299万円がなくなるまで、不納欠損処分をしていくということになるのかなというふうに見られるんですけれども、改めて、その経緯と今後の見通しを伺います。               

委員長(山路 清一君) 税務課長。          

税務課長(渡辺 成一君) 不納欠損前は、いろいろな案件がありまして、今回、欠損しました案件につきましては、債権の保全ということで、千葉県内にある土地を差押えしてございましたが、その状況を見ますと換価、かつ、お金にする価値も何も無いというようなことで、すでに、その会社も清算されているというようなことで、収納の見込みがないということで差押えを解除いたしまして、欠損処分したところでございます。残りの案件につきましては、こちらは担保物件が町内等にもありまして、債権の保全、いわゆる差押え等がしてございまして、場合によっては、収納の見込みもあるというようなことで、早々に、欠損処分というふうな状況には至らないのかと思いますし、収納の対応については担当の方で逐次、進めているところでございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) そうしますと、残り3,299万3,430円の内訳ですね。一件毎の金額を教えてください。

委員長(山路 清一君) 税務課長。

税務課長(渡辺 成一君) 資料があるんですけれども、後でお示ししたいと思います。それから、先程、3,200万円ほどと申し上げてございますが、これは欠損前の数値でございまして、当然、19年度の調定では、その欠損しました1,400万円の金額が除かれますので、少なくなるわけです。後で、お示しをいたします。 

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 実績報告書の30ページの記述の中で、それだけではなくて、決算書で先程、ご説明もあったんですけれども。町税の収納額についてなんですが、住民税賦課における税制改正、ここで定率減税の段階的廃止、老年者控除等の廃止等と書いてございまして、これなどによって全体では前年度と比較して増となったという記述があります。先程のご説明では、定率減税の半減と老年者控除の廃止と人口増などの要因で、あわせて、2億1千万円増えたというご説明でしたが、この3つの要素、それぞれ1つずつ、金額で、増となった金額を伺います。

委員長(山路 清一君) 税務課長。   

税務課長(渡辺 成一君) これは決算の結果でございまして、その内容について、お話がありましたそれぞれの項目別の金額をはじいているものはございませんが、当初で見ておりました金額について、お話を申し上げますと、老齢者の非課税の規定廃止で206万円ほど、老年者控除の廃止で、1,588万円、それから公的年金所得の計算変更に伴うものが、985万円ほど、それから人口増が4,982万円ほど、それから定率控除縮小の関係で1億1,400万円ほどとなっています。主なものでございます。 

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 実績報告書の3ページですが、職員の研修について、報告されている分について伺います。この行なわれた派遣研修の中で、泊まりを伴う研修というのは何件あったのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

課長(中川 弘美君) 泊まりを伴うものは、1件です。                 

委員長(山路 清一君) 永野委員。                         
委員(永野久子君) 泊まりを伴う研修については、原則廃止するということを伺いましたけれども、この泊まるか、泊まらないかというのは、泊まらないことを前提にするべきものではなくて、必要な場合には泊まりもあり得るということだと思うんですね。1件だけということが多いか、少ないか、という判断は別としても、その原則廃止という立場は廃止すべきではないかと、最初から建前として泊まりはしないよ。ということではなくて、必要な研修は受けると、泊りであろうと、泊まりがなかろうと、必要な研修は行なうというふう当局のに姿勢を改める必要があるのではないのかなと、ですから原則、撤回というのは、原則、廃止というのは撤回したほうがよいのではないかと思いますが、どうでしょうか。     

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) ただ今の1件というのは、研修所での新規採用職員の研修で、原則、泊まりということで、泊まってもらっています。特に、近くにある研修所ですし、メニュー的にも朝8時半から午後5時ぐらいで研修が終わる内容ですので、近隣の市町村で泊まっている所は、ほとんど無いような状態です。長期研修とかあれば、勿論、泊まっての研修になりますので、今、ほとんど泊まりの研修というのは無くなってきていますので、研修所から泊まってやるべきものについては、勿論、泊りでの研修に参加させています。                

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 職員の健診についてですけれども、これは実績報告書の5ページです。受診率が、ここには数字として明記されておりませんが、健診項目毎の人数、合計で639名というふうになっています。これは延べだと思うんですけれども、実質対象人数に対して受診した職員の数は何%だったのか伺います。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 全員、受診しております。100%です。

委員長(山路 清一君) 永野委員。  
委員(永野 久子君) ここに有所見者に対する保健師、栄養士による個別事後指導を実施したとありますけれども、有所見者は何人で、治療中の人は何人で、長期休養中の方はいらっしゃるのか。いらっしゃるとすれば、それは何人か伺います。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) まるっきり異常なしは40名で、23%です。それから軽度の異常については16.1%、要経過観察というものが20.1%、要治療については6・9%と、ということでございまして、事後指導を実施いたしました。後は、報告をさせておりますので、要治療とかにつきましては、そのとおり治療をさせております。特に、長期の休業中の職員はおりません。 

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 臨時だとかパートの職員については、これはまったく自己責任で、健康管理を行われているのか。それは町として、何らかの手立てを講じているのか伺います。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 臨時、パートについては、自己責任での受診です。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 実績報告書の6ページですが、情報公開についてです。申請から決定通知を出すまでですけれども、条例では15日以内というふうになっていますが、実際には件数も少ないんですけれども、実際には平均何日かかっているでしょうか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 日数については、この2件改めて、ご報告申し上げます。 

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 実は、今回、18年度の決算に当たって、あるいは、一般質問に当たってですね。18年度の入札経過記載書をすべて見ようと思いましたところ議会招集から逆算すると時間も無くですね。あの。結局、あきらめたんですけれども、入札経過記載書については、私たちが、例えば、決算をやる。予算の審議をする。という時に、必要な物についてまで、申請をして、そして、許可をいただいて、それからやるという、こういう段取りになるんですね。こういう、例えば、1つあげれば、この入札経過記載書ですけれども、こういう資料については、やはり、いちいち情報公開条例に則って申請をしないと、だめだというやり方ではなくて、もう少し手早く即断できるような対応を考えていただけないかと、こう思いますが、どうですか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 入札結果につきましては、閲覧室で閲覧できるようになっておりますので、翌日には、きちんと出ているはずです。

委員長(山路 清一君) 永野委員。                          
委員(永野久子君) ちょっと、私の記憶違いか、お願いをしたところですね。「きちんと申請をしてください。」と対応をされましたので、それでは、私の思い違いがあったかもしりませんけれども、職員に徹底していただきたいというふうに思いますが、どうでしょうか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) はい。今、財政課長とも確認したんですけれども、特に申請書を出すことなく、その場で見ていただいているということでございます。  

委員長(山路 清一君) 永野委員。   
委員(永野久子君) このコピーも撮らせていただけることになりますか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 閲覧室に、有料になりますけれども、コピー機を置いてございますので、コピーしていただいて結構でございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 実績報告書の7ページですが、町政懇談会について、3箇所で、開催数が3回となっておりました。かつてはですね、かなり古い話ですけれども、かっては、前の町長が当選された直後の話ですけれども、すべての行政区毎に、町政懇談会を町の側から持ちかけて実施されたという経過があるんですね。その後、地域の事情もあったと思うですけれども、私は、この町政懇談会は、未実施の地域においても、とにかく、新しい町長になられたわけで、住民の皆さん、是非、町長のお話も聞きたいと、聞いていただきたい事もあるという声がありますので、これはひととおり全部、出向いて行って実施をするべきではないかと思いますが、どうでしょうか。町長に伺ってみたいと思います。

委員長(山路 清一君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) 議案の説明でしたかね。あの議題になった、話になったと思いますけれども、回数とか、場所とかですね。このへんは、もちろん、大事だと思います。43町内会単位の行事もあるでしょうし、私のイメージでは小学校単位で、当座、行なえないかというのが、当初から予定をしていました。なかなか、スケジュール的に確定できないでおりまして、今のご意見を参考にしながら広く皆様方の、町民からの傍聴活動を、ご意見をお聞きすると言うようなことは、まったく、そのとおりでございます。 

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 実績報告書9ページですが、国・県への要望活動について、3つほどある中でですね、まん中に、各種制度の改善を求める要望というのがあります。各種制度の改善を求める要望の具体的な中身とですね、その要望の仕方、これも古い話で、申し訳ないんですけれども、かってはですね、本当に大きな事業を国に許可をもらうために、町をあげて、町当局と議会が一緒になって政府への陳情、交渉を行なうという事もしてまいりましたので、大きい課題、特に、今回、私も一般質問でも申し上げましたけれども、生活保護級地の引き上げを含む、こういう全町に関わる問題については、是非、直接、出向いて行って、国と話し合うという事も取り組んでいただきたいと思うんですが、そういう考えは、今後、どうなんでしょうか。あるんでしょうか。  

委員長(山路 清一君) 総務課長。 

課長(中川 弘美君) これまでの要望の仕方といたしましては、宮城県町村会で、各町村の要望を取りまとめて、それを町村会として中央のほうに、また、県のほうに要望をしておりました。その内容といたしましては、大きいのが乳幼児医療費、市町村別々の内容ではということで、国としてというようなことで、かなり、強く要望をしていました。また、そのほか、財源の支援とか、いろんな面での全市町村の共通する話題を、また、各ブロック毎の話題、課題ということで、やってきておりまして、町独自で行ってくるということは、今まで無かったんですけれども、今後、先程の生活保護の級地ということも出ていなかった気はいたしますので、今後の町村会の取りまとめの段階で、反映できるような状況になればいいかなと思っております。

委員長(山路 清一君) この際、午後1時まで休憩いたします。
 午前11時59分 休憩


 午後 1時00分 再開

委員長(山路 清一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。税務課長より特別土地保有税について回答の申し出がありますので、許します。

税務課長(渡辺 成一君) それでは、午前中の件で、お話を申し上げます。特別土地保有税の滞納の金額でございますが、不納欠損後が3件、合わせて1863万1,530円でございます。それぞれ、個々に数字を正確にお答えできることはできないものですから、おおよそで、お答えいたします。まず、1件目の案件が260万円ほど、それから2件目が1,240万円余り、それから3件目が362万6,000円余りという内容でございます。

委員長(山路 清一君) それでは、質疑に入ります。永野委員。
委員(永野久子君) 先程、行政区長の、決算書で言いますと46ページ、行政区長への報酬という事で、決算額1723万7,195円ということでした。平均すると1人40万円ほど、そして、例えば、600世帯くらいあれば、年間、57万を超す報酬となるわけですけれども、一方で、あの地域振興費は、43行政区、合わせて、これも実績報告に載っておりますが、1,279万9,650円となっておりまして、区長報酬の総額よりも少ないことになっています。そこで、区長のですね、職務の内容を改めて伺います。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 町から各町内住民の方への、いろいろな伝達。広報配布も含めて伝達をお願いしている事と、あとは、町内会活動をしていただいて町政に参画していただくということになっています。  

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 広報の配布ですけれども、県の広報配布委託金として、決算書の34ページで、先程のご説明ですと、143万円ということでした。そうしますと、この県の広報の配付委託金の、この一戸割の行政区長の報酬の中に入っているということですか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) そのとおりでございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) では同じように広報とみやの配布に対する対価も、含まれているという事でしょうか。それは、いくらでしょうか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 金額でいくらという事ではないですけれども、その一世帯あたりのと均等割りの中に含めています。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) すべての行政区について調べた訳ではありませんけれども、多くの行政区で、実際、この県の広報も、町の広報も配布をしているのは、一般の町内会の会員、班長さんクラスですね。さらに一ランク上に行けば、ブロック長さんが仕分けをして、実際に配布をするのは班長さんという仕組みになっている所は多い訳ですね。行政区長さんが自ら全世帯に配っているという行政区はあるのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 博美君) 各行政区、確認はしておりませんけれども、戸数の少ない行政区につきましては、会長自らが配っているかと思います。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 今もお話ありましたけれども、隣の家に行くまで5分、10分、15分かかるというような地域においては、区長の存在というのは、それなりに意義があると思います。このような広報の配布等を含めて、しかし、あの団地が、もうほとんどになってきておりまして、先程、言ったように広報の配布は一般の町民がやっていて、その対価は受取っていないわけですね。これは、おかしいです。一般の町民というのは、広報の配布は班長さんがやっていて、その配布の対価というのは受取っているわけではありませんから、区長さんの所にいっている訳ですのでね。そうすると、こういう制度自体が、もはや考え直す時期に来ているのではないかと思うんですよ。かっては、選挙の入場はがきですか、こういうものを手配りしていた時代もありましたから区長という立場の方も必要な事もあったかと思いますけれども、今、これも郵送ですのでね、お隣の仙台市では、何回か申し上げてきておりましたけれども、すでに、ポスティングのアルバイトなのか、パートさんか、わかりませんけれども、とにかく、ポスティングの、いわゆる普通の主婦を中心とした方々のポスティング。ちゃんと対価を払って、対応をしている状況になってきていますので、必要な地域は別としても、主に団地に関して言えば、今の区長の区長制度そのもは必要になくなっている、見直しをする時期に来ているというふうに思うんですが、この点については、平成18年度に当局としては検討されたのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 時代の推移ともに、いろんな面は出てきているかと思いますけれども、現在、顔の見えるというか、その区長さんの役割もかなり大きいと思いますし、またさらに、いろんな角度から検討をしなければならないことは確かにあろうかとは思いますけれども、今の状況を続けながらも検討はしていきたいと思っています。 

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 少なくても今、はっきりしたように、その県の広報、町の広報の配布に対する対価は、実際、配布している人に渡っていないというこういう事実がありますので、是非とも、この件については納得がいくような対応をしていかなければならないと思いますので、改めて、きちんと考え直していただくようにお願いしたいと思いますが、どういう方向で、考え直そうとしているのか、考え直すまでいきませんが、時代に即応してとおっしゃっていましたので、その考えている中身をもう少し詳しく教えてください。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 具体的に、こういう方面ということは、まだございませんけれども、行政区長さん方といろいろ協議をして、問題点とかを挙げていきたいなあと思いますけれども、いずれ話し合って、どういった方向がいいかは決めていかなければならないと思うんですけれども、現時点では、今、一生懸命、行政区長さんにやっていただいておりますし、何とか続けられるんであれば、こういう形でいきたいなと思いますが、各行政区によって、それぞれ方法が違っているかと思いますが、班長さんにお願いするにしても、班長さんに手当てが出ているとか、出ていないとか、そういった部分も各町内会調べたわけでございませんので、いろいろ区長さんと懇談の機会を設けながら、いろんな面で、この事だけでなくて協議をしながら実態を把握していきたいと思っております。 

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野久子君) 最後になりますけれども、職員、町の機構を今、平成19年度で考えているようですけれども、18年度の状況でいきますと、例えばですね、職員の異動があっても、課長クラスについては、広報で知ることができるんですけれども、どういう異動があったか、議員の私たちも知らされていない、直接は。異動があってすぐにね。知らされるということはないんですよね。広報を見るまではわからないんですね。わからないんです。知らされることはないんですね。是非、職員の異動があった時には知らせてほしいというのが、ひとつと、それから各担当者の名前まで含めて、年度の初めでもいいですし、きちんと役割が全体で決まった段階でもいいですから、各担当者まで、名前でお知らせをいただきたいと、これ議会に対して、是非、異動がある都度、知らせる事と、配置割りと言うんでしょうか、担当者までの、担当者名の名前を知らせるというところまでを議会に対して、是非、やってほしいと思うんですが、いかがでしょうか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川博美君) 大事な事ですので、議会事務局を通して、議員の皆様方にも、お知らせしていきたいと思います。 

委員長(山路 清一君) 今村委員。
委員(今村 寿君) 実績報告書の5ページ。職員健康管理事業、先程も質問出ておりましたけれども、2、3お聞きしたいと思います。健康診断151名、それから胃がん検診45名以下ずっと書いてありますが、科目によって、この受診者のばらつきがありますので、これは一定の基準があるか、どうか、お聞きいたします。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川弘美君) 健康診断については、全職員対象、人間ドックを受ける職員を除いてでございますが、全員受けていると申したのは、この健康診断と人間ドックの数を合わせると全職員になります。あと、胃がん検診については年齢的にありますし、また、あとは希望者となっておりますので、これについては強制ではありません。子宮がん、乳がんにつきましては、女子職員の希望者ということになっています。大腸がん検診につきましても、健康診断とともに容器を渡して出しておりますので、出さない職員がいれば、ちょっと、そのへんは問題かとは思いますけれども、骨密度、かくたん、これも希望でやっておるものでございます。

委員長(山路 清一君) 今村委員。
委員(今村 寿君) よくわかりました。そうすると、人間ドックと健康診断は、だぶらないんでしょう。そうすると、脳ドックと人間ドックというのは、だぶるのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 脳ドックにつきましても希望者という事にしていますので、どちらも受けている職員もございます。

委員長(山路 清一君) 今村委員。
委員(今村 寿君) 先程、この項目の質問に対して、総務課長から診断結果のご報告を聞いておりまして、富谷町の職員の健康状態は、印象として、数は細かく覚えておりませんが、「あんまり良くないな。」と、このように思いました。「そんなに悪いんだろうか。」と、いう具合に素直に思いました。しかし、通常勤務しておられる姿を見ても、そんなに健康状態が侵されているという印象を私は持ちません。元気にやっておられる。これ町長にお聞きしたいんですが、そんなに健康状態、本当に先程、報告されたような状態であれば、即刻、いろんな手を打たなければならない。このように思います。しかし、反面、いろんな情報に接していますと、日本の健康診断の基準は非常に厳しすぎるよと、世界で一番長寿する国の健康診断の基準が厳しすぎて、必要以上に、中性脂肪だとか、そういうことが高いとか、血圧が高いとか、指標が厳し過ぎて、その結果、いろいろ問題があるよとなっているとすると、これは、むしろ基準のほうがおかしいのではないだろうか。そういう意味で、総合的に見てですね。即刻、この医師業界の基準を変えることはいかないにしても、何らかの働きかけだとかがないとですね、健康診断を受けたら、ひたすらに医療費だけの負担が増えて、健康にはまず問題がなかったと、いうことになりはしないか、町長の見解を、その点についてお聞きしたいと思います。

委員長(山路 清一君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) ただ今の職員の健康の件でありますけれども、私もこの立場に立って、職員の皆さん、幹部であれ、部下職員ともども、毎度、庁議のある度にですね、職員の心身の健康の具合は、いかがなものかということを冒頭のあいさつにふれております。それくらいは、健康あってこその町民に向けて仕事ができるというふうに考えております。過日ですね、健康診断の結果なんですけれど、異常なしが23%という数字は、ひょっとすれば、あの、全国平均よりもぐっと高いのではないかというお話をさせていただくんですが、確か、ドックを受けた人の、あの健康診断ですか、1日ドックを受けた230万の内で、すべて異常なしという人は、私は10%とか、11%、12%とか、そんなふうなデーターの数字を日経新聞の小さな記事で見たように思いますけれども、このへんの今の数値を含めてですね、分析をすることと、あの健康状態、それが職務に大きな影響を及ぶというようなことであれば、まさにおっしゃるように緊急に手を打たなければならないということだと思います。

委員長(山路 清一君) 今村委員。
委員(今村 寿君) 実績報告書の15ページにですね、住民基本台帳ネットワーク、いわゆる住基ネットの事だと思います。相当な予算が使われていますけれども、この発行枚数をお聞きします。

委員長(山路 清一君) 今村委員に申し上げます。町民課の問題だと思います。今村委員。
委員(今村 寿君) あの発行枚数、町民課。このページからいくと総務課かな。ということでお聞きしているわけでありましてですね、便宜上、明日かも知れませんが、わかれば、今、お答え願いたい。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 住基ネットワークのシステムのほうは、総務課のほうで構築とかをやっているんですけれども、住基ネットのカードにつきましては、町民課で発行していますので、新しい年度末の数字については、次の町民課のほうで答えていただくように、私のほうからも連絡しておきますので、お願いいたします。      

委員長(山路 清一君) 今村委員。     
委員(今村 寿君) 発行枚数、そういうことであればですね、この住基ネットワークそのものが総務課ですね。そうしたら、これは、やっぱり明後日と言わずにですね、費用対効果を考えるのであれば、構築している所で、ある程度、そういうことを掴んでおくべきだと思います。これは構築しているのは総務課でしょう。管理は。これをやるとか、やらないとか、やめたらどうなるかという質問は、どこにしたらいいでしょうか。今日はいいんでしょ。やめたらどうなるかという質問はですね、区分けがわかりにくいところは、質問者に答えてほしいと思います。         

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 実際、運用の面は、町民課のほうで、次の機会に答えていただくようにしたいと思います。 

委員長(山路 清一君) ほかにございませんか。今村委員。
委員(今村 寿君) 次のページの総合行政ネットワークシステムというのがあります。これは総務課ですか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 総務課担当でございます。 

委員長(山路 清一君) 今村委員。    
委員(今村 寿君) これは、今後、このような予算を使って、実績はこうだった。さらに、安定を目指すということですが、どういうことを具体的にやらなければならないという反省を持たれたかお聞きいたします。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) ほとんどは、今、パソコンといった、そういう住基じゃない、こういうシステムを使っての仕事が多いので、特に、これからはセキュリティーの面をということで、今回、9月というか、前回の6月の補正でもお願いいたしました、それを全職員に、今、研修をしている最中でございましてところでありまして、絶対、問題を起こさないような、そういった事での取り組みをしてまいりたいと思っています。        

委員長(山路 清一君) 今村委員。     
委員(今村 寿君) 実績報告書の22ページです。各種使用料というのがあります。16、17、18と毎年、三角印がついていて、伸び率が減っているという事になっていますが、要因、若しくは、どうような対策をとってこられたかを聞きます。   

委員長(山路 清一君) 財政課長。    

財政課長(眞山 巳千子君) 使用料のところで、電気なんですけれども、暖房とか、冷房とか、適正温度を最優先にしております。例えば、暖房についてなんですけれども、朝の何時間か入れて、日中は、もう止めている状態で、夕方、少し寒くなった時に入れるというか、1日に8時間入れっぱなしにしておくわけでなくて、こまめに調整をしているということが、18年度に、特に心がけしましたので、18、17、16と比べていただくと、そういうところで減っているのではないのかなと。水道、電話、コピーとかにつきましても、そのような基本的な姿勢でやっておるということが、減になっているのではないかなと捉えております。

委員長(山路 清一君) 今村委員。  
委員(今村 寿君) 当町では、ISO14001という事を取り組まれてきた経過があります。その後、成果もすごく強い感じが、ここにつながっていると私は判断するんですが、その判断に間違いないですか。

委員長(山路 清一君) 財政課長。

財政課長(眞山 巳千子君) 考え方をISO14001のところに基づいておりますので、その事が、こういった結果になっているというふうに思っています。

委員長(山路 清一君) 今村委員。
委員(今村 寿君) 実績報告書の24ページにですね、アスベストのいろいろな工事、対策がなされております。大変な金額でなされています。これで、ほぼ指摘された物件は終了したとみてよろしいか伺います。

委員長(山路 清一君) 財政課長。

財政課長(眞山 巳千子君) はい、そのとおりでございます。  

委員長(山路 清一君) 今村委員。
委員(今村 寿君) すぐ同じページのすぐ下に、公民館だとか、いろんな所の空調というのが載っていますが、これもほぼ必要な所は済んだと、18年度で済んだと、みなしていいか、どうか、お聞きします。

委員長(山路 清一君) 財政課長。

財政課長(眞山 巳千子君) 空調設備工事につきまして、17年度が70%、18年度は30%というふうに工事が終了したという事で捉えております。  

委員長(山路 清一君) 今村委員。     
委員(今村 寿君) 同じく実績報告書の27ページに、家屋調査という項目が、27ページの上から3、4、5行目にありますが、これは17年度に比べると573軒というのは減っているということですが、なぜでしょう。お聞きします。

委員長(山路 清一君) 税務課長。

税務課長(渡辺 成一君) 新築住宅等の伸びが、緩やかになったということかなと思っています。 

委員長(山路 清一君) 今村委員。
委員(今村 寿君) 同じく字句の解釈でなんですが、たばこのところの旧3級とか、3級以外だとか、手持品というのは、これはどういうことでしょうか。教えてください。

委員長(山路 清一君) 税務課長。

税務課長(渡辺 成一君) これはですね、旧3級品は、いわゆる、刻みたばこ系でございまして、あと旧3級品以外は紙巻というふうな考え方、手持品につきましては、18年度税率改正がございましたので、7月1日以前に購入していた手持品についても課税という状況でございましたので、今回、お示ししているわけでございます。 

委員長(山路 清一君) 今村委員。  
委員(今村 寿君) 同じく実績報告書の29ページにですね、上から3行目に口座振替の啓発及び利用の勧奨と書いておりますけれども、少しずつは増えているようですが、そんなに大幅な、豪華ではないなと、このように思いますが、どのように実態を捉えておられますか。お聞きします。

委員長(山路 清一君) 税務課長。

税務課長(渡辺 成一君) こちらには資料2は、口座振替の利用状況ということで、お示ししているわけですが、一番右側で対象税額、収納金額というレベルで、いわゆる割合を出していますが、口座振替の他に、郵便振替を利用されている方、それから固定資産税等につきましては、例えば、法人の方々の納税者については、講座振替を利用しない、また、固定資産税で申し上げますと、大体、法人分が約9億円ほどございますので、それを考慮すると実質的には、率的には相当の高いレベルにあるのかなというふうに考えてございます。    

委員長(山路 清一君) 今村委員。 
委員(今村 寿君) 実質的には、高いレベルにあると思ってしまったら、それ以上、進まないんじゃないでしょうか。私、単純に考えるとですね、例えば、今、俸給生活者、サラリーマンであれば、給料が振り込まれていない人は、ほとんどいらっしゃらない。まして事業経営者であれば、口座は当然持っておられる。そうするとほとんど、これは個人町民税なんか100%近い振込みであってもいいんじゃないかとこのように思うわけでございまして、まだまだ低いと私は思っていますが、これで良しとすると進歩がなくなるように思いますので、もっともっと上げるように努力すべきでないかと思い、来年度以降にも反映してもらいたいと思いますが、例えば、資料3の所にですね、督促状等文書発送の状況というのがあります、昨年よりも、なおかつ、220件も増やしていただいている。この中に、結構、うっかりミスがあるのではないかと思いますが、税務当局としては掴んでおられますか。そして、手を打つとしたら口座振替だと思いますが、見解をお尋ねします。

委員長(山路 清一君) 税務課長。

税務課長(渡辺 成一君) 手を打つとすれば、おっしゃるとおりかと存じます。 

委員長(山路 清一君) 今村委員。
委員(今村 寿君) 30ページに滞納処分というのがございます。残念ながら処分せざるを得ないという実態だと思いますが、努力の結果、そのような件数が増えてきている。額は減ったけれども、滞納処分の実態はそうだと。そういう面では、努力されているというのは、よく評価しますが、件数が増えたというのは、どういうことなのか。なぜなのかお聞きします。      

委員長(山路 清一君) 税務課長。  

税務課長(渡辺 成一君) 徴収の滞納整理の方法といたしましては、基本的には滞納金の徴収、それから、もう1つは消滅という、二つの考え方がございまして、滞納整理ということになりますと、一般的には訪問徴収かなというお考えが、皆さん出てくるわけですけれども、基本的には納期を過ぎて未納となっている。早期に滞納金を徴収するということであれば、段階的には当然、滞納処分までいくというようなことで、そういった取り組みを早期、早期に、現在、進めている状況が、件数の増につながっているのかなというふうに思っております。                                    

委員長(山路 清一君) 今村委員。
委員(今村 寿君) 税務課の皆さん方は、本当に歳入があって歳出が、ほとんどないという非常に大変、ご苦労されているところでございますが、同じく30ページの資料6のところして仙台北税事務所への徴収引継ぎ、まあ、このとおりの事だと思いますが、これだけの件数があったよと、その中で回収できたものがあったよと記入されていますが、この基準なり、そういうことをお尋ねいたします。

委員長(山路 清一君) 税務課長。

税務課長(渡辺 成一君) 一定の基準というか、明確なものは示されていませんが、当然滞納が長期化しているもの。それから当然、町として県と共同でやらなければならないような案件、そういったものを中心にリストアップして県のほうに引継ぎを行ないまして、やってございます。ちなみに、本年度はこの3倍ほど、もうすでに予定してございます。 

委員長(山路 清一君) 今村委員。
委員(今村 寿君) 本来、自分のところの税金は、自分のところで回収するのが、一番の基本だと思いますが、あらゆる所を活用して徴収率を上げるということが結構な方法だと思いますが、そのうち、そのノウハウを取得して、ここに、あんまり依存していくべきではないかと思いを私は持っているんですが、そのへんの今後の取り組みはどうなるんでしょうか。このあるべき姿について、ちょっとお聞きします。

委員長(山路 清一君) 税務課長。

税務課長(渡辺 成一君) こちらは徴収の引継ぎというか、県への徴収委託につきましては、町県民税の中で考えられてございますので、県については、税源移譲の4割分が県のほうに歳入となるわけですので、共同して徴収に当たるという考え方で望んでいますので、決して、そちらのほうに頼るという事ではなくて、共同という考え方で望んでいるわけでございます。

委員長(山路 清一君) ほかに質疑ございませんか。小泉委員。  
委員(小泉 光君) まず、お伺いいたします。行政実績報告書の7ページでございますが、この一番の行、とみやテレフォンガイド事業に、約87万円ほど使って年間で、326件しかない。これを単純に割算すると一件あたり2,600万円を超える金額になります。一方ですね、ホームページ、ページが15ページになります。15ページになりますと、ここでホームページ、町のホームページにですね、18年度は、年間当たり18万2,500人ほど来てて、これのホームページ維持管理費に接続料も含めて約70万円程度ですか、そうすると割算すると3円ちょっと、4円弱ぐらいになるかと思います。これは費用対効果の面から見てもですね、とみやテレフォンガイド事業というのを、そろそろクローズさせてもいい時代ではないかと思われるんですけれども、いかがでしょうか。   

委員長(山路 清一君) 総務課長。                          

総務課長(中川 弘美君) テレフォンガイド事業につきましては、5年間でやってきましたが、20年3月までの契約で、すみません。20年9月で終了する事業になっております。また、ホームページにつきましては、職員でホームページの委員会を立ち上げて、各課、いろんな情報をもとに、見やすいホームページということで研究をしている、その成果も出ているのかなと思いますので、ますます、いいものを作っていきたいなというふうに思っております。      

委員長(山路 清一君) 小泉委員。
委員(小泉 光君) もう1点だけお伺いします。実績報告書の6ページ文書等の郵送事業で送るのに、郵便を送るのに678万円という、大変な金額がかかっていますけれども、これは民間企業ですと一般企業のメール便とかですね、それから電子メールとか、最大限に活用して、こういう費用を削減しようと思って、やっきになっているわけですけれども、そのへんの取り組みはいかがでしょうか。         

委員長(山路 清一君) 総務課長。 

総務課長(中川 弘美君) 県や市町村間は、電子メールを多いに使っておりますけれども、個人宛に出す文書につきましては、まだ、郵便での、封書での取り扱いとなっておりまして、かなり件数が多いことは気になっております。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。
委員(菅原 傳君) 3点質問したいと思いますが、まず、最初に行政実績報告書10ページ。広域行政推進事業というのがございます。これは、そこに6項目、いろいろな協議会、あるいは同盟会と書いてありますけれども、仙台の広域行政推進協議会から始まりまして、それぞれの負担金といいますか、あるいは会費というんですかね。これをどれぐらい出しているのか伺います。 

委員長(山路 清一君) 総務課長。                          

総務課長(中川 弘美君) 先程、決算書の中で、一部申し上げておりましたが、仙台都市圏広域行政推進協議会につきましては、16万6,000円です。それから黒川圏広域行政推進協議会につきましては、4万円でございます。仙台市・富谷町広域行政協議会につきましては、それぞれ20万円ということです。未来都市づくりにつきましては、ございません。仙台北部道路建設促進同盟会には、7万6,000円です。それから緑の未来産業都市くろかわ、これにつきましては、負担金は出ておりません。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。
委員(菅原 傳君) それでは、この6つのいろいろな協議会がありますけれども、ここの中で、果たして必要かなと思うような協議会がありまして、仙台と富谷の広域行政とかですね、あるいは、黒川4町村に関係するものは必要だと思いますけれども、この仙台都市圏広域行政推進協議会というのは、5市8町1村とありまして、一体これは何をやるための協議会なのかですね、そのへんが定かでありませんので、これを、ちょっとご説明をお願いしたい。同時にそれからもう1つ、4番の未来都市づくりの研究会ですね、これは、今、どうなっているのか。ちょっと経過についてお伺いしたいと思います。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 仙台都市圏広域行政推進協議会につきましては、今ですと、どこでもパスポートとか、それぞれ、この都市圏内を含め、県内全部ということもあるんですが、お互いに施設を利用しあったり、また、情報交換の場で、かなり要望活動も仙台都市圏としての要望活動も行なっておりますし、活発に動いている組織でございます。また、未来都市づくり研究会につきましては、発足が合併研究というところでスタートいたしましたけれども、この9ヶ市町村におきましての合併は、今、現実的ではないということで、ただ今、広域でやれるものということで、7つの部会に分かれて、広域行政を研究しているところでございまして、19年度までという期限をつけての3ヶ年間の検討をしている現状であります。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。
委員(菅原 傳君) それでは4番目の未来都市づくりの研究会ですけれども、これは前に一定の報告がございまして、この下に書いてあります市町村合併及び広域行政に関する調査研究となっていますけれども、この調査研究は一応、終わっているんですね、それで、何か新たに調査研究やる必要があるのか、どうか、市町村合併についてはですね、これは、こういった大きな区ぶりの合併はうまくないという事で、県のほうでもですね、例えば、黒川郡を単位とした合併というようなことで、指導をし始めているようなんですが、これは、今、どうしても必要な研究会なのか、どうか、現状はどういうふうな位置づけになっているのか。ちょっと改めてお聞きしたいと思います。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 今、議員さん、おっしゃるとおり合併についての調査研究につきましては、一応、終止符を打ってございます。それで、広域でできるものはないかということで、7つの部会を立ち上げて、この3年間で調査研究をして参りまして、特に、成果というか、あったものが、今年1月、2月業者登録をした際に、9ヶ市町村で、同じものをやって、一箇所に登録をすれば、希望する9市町村全部に登録ができるといったことで、今まで、何日もかけて、1つの町村でやっていたものを9市町村、1回にということで、職員の、それぞれの市町村の職員の事務量の負担が軽減されたという成果はございます。今、継続して研究をやっているのが、ほかのもので、特に、富谷町が当番となってやっているのが消防の広域化ということでの研究をやっているところで、19年度で、どういった方向かという事に年度が区切られておりますので、今年度までの調査期間としております。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。
委員(菅原 傳君) 次、18ページですけれども、自治振興費についてお伺いします。これは各町内会に対する補助でありますけれども、6千万円予算を組んだ訳ですが、実際の支出は5千万円ですね、約9百万、約1千万円近い金が残ったわけでありますけれども、この剰余金が出るということはどういうことなのかご説明願います。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 繰越明許費不用額で、827万2,323円ということで、町上会館につきましては、繰越事業として4,185万6,000円を17年度から18年度に繰越しまして、それでもって会館の建設をしてまいりました。その不用額につきましては18年度で、減額等できる金額ではございませんでしたので、そのまま不用額が多く残ったという状況でございます。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。
委員(菅原 傳君) そうしますと、今後、予算を作定する場合には、各町内会毎との戸数割に応じて配分しているようですけれども、その予算がはっきりわかるわけですから、こういったような900万円を超える状況が出ないような措置をですね、今後も検討する必要があると思いますけれども、そのお考えについて伺います。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 各行政区の補助金につきましては、19節の負担金補助及び交付金ということで、1,314万7,000円に対しまして、1,295万2,550円で、19万4,450円の不用額ということで、先程の大きな不用額は、町上会館建設に伴う部分の不用額でございましたので、これは、ちょっと、どうしようもない数字でございます。入札の結果の数字が18年度になってからわかったもんですから。動かせない数字でございました。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。
委員(菅原 傳君) 24ページの空調問題についてお伺いいたします。2年間で、工事が完了したというふうに報告されております。今年は非常に猛暑でございましたので、そういう意味では、これは非常に利用価値がありまして、町民の皆さんも快適に会合とかですね、いろんな事をやれたんでないかと思いますけれども、ただ、中央公民館の方に時々、行きまして、お借りしているんですが、この間、和室をお借りしました。非常に暑い時でしたけれども、ところが、その部屋は空調が入っていないんですね。まあ、30人ほど集まったんですけれども、なんでここだけ空調がないんだろうと話になりましてね。これは予算がないからなんですかねと私も無責任な話をしましたけれども、冗談交じりに、いずれにしてもですね部分的に、やはりまだ残っている所があるんですね。こういうふうな所を今後、実施をすべきでないかと思うんですけれども、和室の部分は、成田の公民館もありますが、ここはやっているかどうかわかりませんが、これを後まわしでやるということになっているのかですね、そういった和室は、ちょっと、かなり電気代がかかるからやらないということになっているのか。そのへんをお伺いしたいと思いますし、今後、どういうふうに対処するつもりなのか併せて伺います。

委員長(山路 清一君) 財政課長。

財政課長(眞山 巳千子君) この空調設備をどうするかという時にですね、全館することが必要かとか、すべきなのかとか、それが無理であれば、公民館については、どの部屋をすべきであるのかということを、それから、ランニングコスト、電気代であるとか、点検代であるとか、そういった事を全部、いろいろ検討いたしました。特に、今、ご質問ありました富谷中央公民館なんですけれども、全館、全施設、全部をするとなると5億円ほどのお金がかかるものですから、それぞれの施設の中で、最も利用する部屋を優先いたしました。和室ということもあったんですけれども、今、エレベーターもあるので、和室だと座るのが、なかなか大変ということで、あまり和室と洋室を比べた場合は、机を利用した部屋のほうが、利用状況が高いんだということも踏まえまして、公民館ごとに、そのいろいろの部屋の利用状況を優先して、全館、全室ということは付けられなかったので、利用の高い所を優先して付けたという状況であります。ですから今後ですね、これを増やしていくということは、今の段階では持ち合わせてはおりません。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 小川です。行政実績報告書で、2点質問いたしますけれども、何とか決算書のほうと実績報告書のほうで見やすくできないものなのかというのが、初めて見て感じたもんですから、あっち開いたり、こっち開いたり、最後にどこを開いていたのか、わからなくなってしまっているという状態なので、そのへん検討できないのかなぁというふうに思います。それで、実績報告書の3ページなんですが、職員の研修事業、専門研修というのを行なわれていますけれども、これは研修した後に、普通の一般企業であれば、水平展開ということを行なうわけですが、こういったことは実際に行なわれているのか、どうか、もし、やっているなら、どうような形態でやって、どのくらいの実績でやっているのか、お伺いしたいと思います。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) これまでは復命書の提出だけで終わっていたような状況なので、今年度からは、きちっと検証する意味で、町長を交えてのいろいろな成果の報告をして、今後に活かすということで、やろうとしている現状でございます。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) 同じく研修の中で、OA研修者16名というふうになっておりますけれども、これを開催している場所ですね、それから、どの程度のOAの研修なのか。例えば、初級、中級、上級とか、その上にSAとか、いろいろあるわけですが、どの程度のところで、何人ほど研修をしているのかということをお願いします。

委員長(山路 清一君) 総務課長。 

総務課長(中川 弘美君) OA研修につきましては、成田にございます市町村職員研修所、公務研修所のほうで行なっておりまして、毎年、ずっと続いてきていて、だんだん人数は少なくなってきておりますけれども、エクセルの初級から応用まで、それから、いろいろアクセスとかですね、あとホームページのビルダーの基礎、応用といったことで、いろんな区分ごとにみんなが受けられるようにしておりまして、これ全職員に、こういった研修がありますので、ということで出して、希望者に受けさせております。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) 同じく、今、ホームページが出てきたわけですが、管理職の方は、どういうホームページの研修をなさっているのか、お願いをしたいというふうに、お願いというか、どういうふうにしたのか、なおかつ、一般質問の中でもホームページで情報を発信するということになると、やはり管理職の人達がそれなりに研修をして、責任をもって情報を発信していくというふうになると思いますので、そのへん研修があったのか、どうか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

課長(中川 弘美君) ホームページの研修につきましては、管理職が受けたという経過はございません。各課にホームページ委員という職員を任命いたしまして、その職員が主に研修を受けていたような実績でございます。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) どうしても外部に情報が流れていくもんですから、やはりきちんとした担当者がどれほど、権限があるかはわかりませんが、やはり管理職の方がきちんとした体制で臨んでいただきたいと思います。続きまして、健康診断のほうですが、先程からも、皆さんおっしゃっていますので、重複するところは省きますが、富谷町としては、この健康管理員という方が、いらっしゃるのか、どうか。あと、人間ドックが109名と健康診断も含めまして行なわれていますが、人間ドックを受診する規定があるのか。例えば、40歳になったら人間ドックを受けなさいとか、45歳になったら受けなさいとかという、そういう規定があるのか、どうか、その人間ドックの内容はどういうものなのか。例えば、日帰りなのか、1泊なのか、あと、経費はどのようになっているのかということをお尋ねします。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 人間ドックにつきましては、35歳以上の職員の希望者を募っています。検診センターのほうから人数が決められますので、どうしても、くじ引きになるような状況でございます。二次ということで追加募集もございますので、優先的にはやっているんですが、希望する職員全員とはいかない状況にあります。あと、1日ドックでやっております。自己負担につきましては、その検診の場所にもよるんですけれども6,000円から7,000円の負担です。そして、検診の結果については、総務課のほうに写しを出すようにということにしております。  
(「健康管理」。との声あり)健康管理は総務課が担当しておりまして、健康診断の結果によりまして、事後指導を検診センターのほうにお願いしまして、運動を取り入れたりということで、事後指導を受けております。あと、栄養士、保健師の指導を受けたりですね。あと、総務課といたしまして全員で何かやることないかということで、前年度末からは朝、8時20分からラジオ体操をしましょうということで、ひとつの健康管理という名目でやっているところでございます。

委員長(山路 清一君) 質疑のほうは一問一答で、お願いいたします。小川委員。
委員(小川 昌義君) この検診の中に、この間、非常に職場の中にVDTが導入されてきているわけですが、このVDTの検診があるでしょうか。 

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) ございません。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) 非常にVDTに向かう時間が長くなっているわけで、やはり、これは今後、検討する余地はあるのか、どうか。お願いします。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川博美君) いろいろ検討していきたいと思っております。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) 先程、テレフォン関係につきましては、小泉議員が言いましたので、省きますが、12ページ、総合行政システム構築事業というのがあるわけですが、これはOCRで読み込んで作業をしているというふうに書いているんですが、これは生データーで、やり取りできるようにはなっていないのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) OCRが使えるものにつきましては、給与支払報告書、年金の支払い報告書と、それをOCRで読み込んで申告の時に利用できるようにしているということでございます。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) 要するに、どこかから来る生データーがあると思うんですよ。生のデータですよ。今はOCR読んでいるという私の不勉強か、どうかわかりませんが、こういうものを読み込んで、データ化していると思うんですが、その元のデータは、あるんですか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。失礼いたしました税務課長。

税務課長(渡辺 成一君) 住民税関係につきましては、事業所から頂戴しました、いわゆる給与支払報告書、これを自動読取装置で読み取りまして、あとは申告支援システムのほうに反映させている状況でございます。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) ですから生データをもらえることはできないのですかと聞いているんですね。

委員長(山路 清一君) 税務課長。

税務課長(渡辺 成一君) 電子媒体ということの考え方でよろしいんでしょうか。電子媒体としての取り組みもございます。ただ、いわゆる先方のシステムの問題とか、そういう整合がとれた段階でやり取りをしています。確か2箇所ほどぐらいあったかと思います。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) 続いて13ページ。パソコンの非常に、こまい話で申し訳ないんですが、ウィルスソフトが記載されていますが、255台となっていますが、多分、255人分と思っているんですが、いわゆる255人のクライアントがあるというふうに思っているんですが、これはセキュリティーを入れるのに255人のクライアントに入れているのか、それとも一括して入れているのか、なおかつ、それのソフトの検討をされているのかどうか。例えば、どこの会社のセキュリティーを入れているのかわかりませんが、そういうA,B,C,Dのウィルスソフトの会社があるとすれば、それらを含めて検討をして入れているのか、どうか。  

委員長(山路 清一君) 総務課長。              

総務課長(中川 弘美君) 役場本庁、また、出先機関で使っている職員のすべてのパソコンにウィルス対策のソフトを導入したということでございます。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) 1つ、1つに、それぞれ入れているということですね。  

委員長(山路 清一君) 総務課長。  

総務課長(中川 弘美君) そうです。1台、1台づつに入っています。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) そうしますと、わかりました。あの、どういう会社の物を入れているのかということを、後で検討していただくということ。あと同じ項目の所に、修理、パソコンのリカバリーを行なったというふうに書いてありますが、何件ほど修理をし、リカバリーというか、こういうことをしたのか、ちょっとお伺いいたします。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 博美君) パソコンにつきましては、すべて最初に補修をお願いしているわけでなくて、不具合が出た都度ということで、修繕を行なっているものでございまして、台数は今、持ち合わせていませんけれども、後ほどご報告いたします。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) 先程もふれられている方がおられましたが、LGWANについて、16ページ。通信回線使用料となっていますが、これはどういう回線を使って、セキュリティーはどうなって、適当な通信回線の速度をもっているのか、どうか。お伺いしたいと思います。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) これは宮城県との直接の専用回線でございます。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川昌義君) その宮城県とのつながりの回線という事なんですが、宮城県との回線の中身を言っているんです。例えば、電話回線なのですか。それとも光の回線なのですか。光の回線であれば、どの程度の待機機能を持っているのですかを伺っています。値段と、この金額とそごうするのかという点なんですが。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) LGWANの保守の負担金ということで、情報化推進費の負担金の中で、30万2,400円、年間負担をしておりまして、宮城県との専用回線でございます。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) 最後になります。21ページの災害対策費ですが、簡単に申し上げます。無線のですね。あの衛星電話ですね、このようなものを使用して訓練をしたことはあるか、どうか。お伺いします。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 衛星携帯電話が各公民館にございまして、それぞれの町内会とか、防災訓練をやる時は、それを使って、実際に役場と連携を取ってみたりということで使っていただいております。

委員長(山路 清一君) この際、2時15分まで休憩いたします。
 午前1時58分 休憩


 午前2時15分 再開

委員長(山路 清一君) 休憩前に引き続き委員会を開きます。土樋輪委員。
委員(土樋輪 康雄君) 税金で口座振替、さっき、今村議員が聞いておるようですけれども、多少、だぶるのかなと思いますが、利用状況、利用状況の中で、口座振替申し出金額、そして、振り込済み、振替済み金額が、ちょっと誤差があるようですけれども、このへんをどのように理解すればいいのかなと思いまして。

委員長(山路 清一君) 税務課長。

税務課長(渡辺 成一君) 口座等の状況によって振替不納となった金額でございます。差額ですか、この差額につきましては、振替不納となった金額になります。 

委員長(山路 清一君) 土樋輪委員。
委員(土樋輪 康雄君) 19ページ。19ページで、施設整備事業、上のほうですが、町上会館用地購入179万円と出ています。これは会館を建てて、これは町で建ててくれるんですが、用地は基本的に寄附と、用地を、どんな形でも町に寄附をすれば、その上物を建ててくれると、こういうふうに伺っておるんですけれども、このへんはどうなりますか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 町上会館の予定地につきましては、国の土地になっておりましたので、それを買うのに、町内会として買えませんので、町で、とりあえず買って、同じ金額を町上町内会から寄附金という形で入れてもらったものでございます。

委員長(山路 清一君) 土樋輪委員。
委員(土樋輪 康雄君) そうしますと、この179万円は寄附してもらったということになるわけですね。それで、会館用地の既往使用料6万7,275円となっていますけれども、これは、いつからいつまでの使用料ということになるんですか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 博美君) この使用料につきましては、前に建設省、昔の建設省、今の国土交通省で持っていた分は、よろしいということで、財務省に移ってからの分を使用料ということで請求されまして、18年の4月から建てるまでの間、購入するまでの間の町上会館として使っていた分についての使用料を請求されたもので、それにつきましても使用料を町で、一旦、お支払いをし、同額を町上町内会から寄附してもらったものです。

委員長(山路 清一君) 土樋輪委員。
委員(土樋輪 康雄君) 11ページ、町民バスの運行状況。これは町民の利便を図るために走らせておる福祉の意味のもったバスではございますけれども、こうして、ざっと眺めて見まして、季節的なあれもあるのかなと思いますけれども、利用状況がどれも、あまりかんばしいものでないんですが、特に、大亀・成田線が1便あたりの利用者数、計算で出たわけですから0.8から今年は0.5ということで、実績に載っているんですけれども、これはどうなんでしょう。時期的なものもあるのか、時間帯の問題もあるのか。あまり必要がないのか。利用者数が少ないんですけれども、そのへんの見解。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) この実績報告書にお示ししたとおりの一番、利用の少ない路線だという事で大変、気にしておりました。もう少し、経由する方向とか、行き先が変わればいいんじゃないのかという事で、今、いろいろ検討していて、次の運行計画のほうに活かそうとしております。

委員長(山路 清一君) ほかに質問はありませんか。安住委員。
委員(安住稔幸君) 15ページ。ホームページについてお伺いいたします。ホームページがだいぶ充実されたということでありますが、ホームページに、この実績報告書の事は載っておりますでしょうか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 現時点では予定しておりませんでした。

委員長(山路 清一君) 安住委員。
委員(安住 稔幸君) 町長も情報公開ということで、これから一生懸命やっていただくというお話もありますので、やはり情報公開ということを考えますと、この実績報告書、私が見るには非常にわかりやすい。まだまだ、改良の余地があるかもしれませんが、わかりやすいと思いますので、是非、検討するに値するものでないかと思いますけれども、いかがでしょうか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 博美君) 容量等もあると思いますけれども、検討材料にはしていきたいと思います。

委員長(山路 清一君) 安住委員。
委員(安住 稔幸君) 確か、富谷町総合計画なんかがに、やはり載っておりまして、あれは、確か、ページ数にしますと7、80ページの本物が載っていたような気がします。これは、もうちょっと古いのが多いのですが、やはり町に対して、いや、町民に対しての情報公開ということでありますので、積極的にお願いしたいなと思います。あと、これに付随する話、ちょっと違うかもしれませんけれども、今、ホームページで町民歌を聞くことができております。これをホームページのトップページに載せて、ワンクリックだけで聞くようにすることはできないでしょうか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) ホームページの委員会のほうに提案してみますけれども、まず、聞けるという事で、本当にいいなと思っておりました。

委員長(山路 清一君) 安住委員。
委員(安住 稔幸君) ちょっと、わからないと、そこまでに行きつかない部分もありますので、是非、お願いします。次は、実績報告書の21ページ。21ページに、自動体外式除細動機購入7台というのがございます。これはスポーツセンター、そして、また、武道館ですか、武道館と各公民館にありますが、西成田地区のコミュニティセンター、また、鷹ノ杜の防災センターなどに置くような検討はなされたでしょうか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 18年度に置こうとして、いろいろ検討した時点では、各公民館、スポーツセンターという事で始めておりましたので、検討の中には入っておりませんでした。

委員長(山路 清一君) 安住委員。
委員(安住 稔幸君) 西成田の西コミですか、コミュニティセンターでも、いろいろ多くの方々が集まって、スポーツ、運動会なども行なっていると聞いております。そういう事を考えますと、やはり、そちらのほうにも配置すべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) どちらになるか、ちょっと検討させていただきます。

委員長(山路 清一君) 伊豆田委員。
委員(伊豆田 待子君) 決算書の18ページの一番下ですね、交通安全対策、これ入金、歳入で入っておりますが、先程の課長の説明ですと、反則金からカーブミラー等の分として入る。入金、歳入になるというお話ありましたが、実績報告書を見ますと、この分が出ていないんですよね。都市整備課のほうかなと思うんですが、歳入は総務から入って、先程、今村委員もおっしゃいましたけれども、ちょっと、わかりにくいのかなと、出る時は都市整備課のほうからということで、なんですが、そのへんお聞きします。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 博美君) 交通安全対策特別交付金につきましては、一応、一般財源の形で入ってきておりますので、この金額は、確かに交通安全のために使ってくださいということで、道路の整備とか、それから安全対策ということで、先程、申し上げました区画整理の整理とか、防護柵、そういった安全対策に使うようにということで、特に色はついておりません。ここに入っていますというのはないですけれども、これ以上の金額で、そういった対策をしておりますので、よろしいと思います。

委員長(山路 清一君) 伊豆田委員。
委員(伊豆田 待子君) それではですね、決算書の38ページです。ユーマイタウン施設整備基金繰入金に、上桜木の防犯灯等のためにということで、歳入に入っています。これも、やはり今のような総務課長のような考え方でよろしいのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 財政課長。

財政課長(眞山 巳千子君) そこのところは基金から繰り入れしていましてですね、上桜木の防犯灯を上桜木地区に家が建った都度ですね、電柱が立つようになるんですね。防犯灯なんかも一度につけることができませんので、その都度、その都度、何回かに分けて、防犯灯の新設をしていくわけですよ。そのためのお金を前もって、いただいているので、その中から一部、上桜木に新設すべき分ですか、65万6,000円なんですけれども、18年度では繰り入れしていますよ。ユーマイタウン施設整備基金から繰り入れしていますよということなんです。

委員長(山路 清一君) 伊豆田委員。
委員(伊豆田 待子君) それでは、次なんですが、52ページ。財産管理費ですね、ここの中の52ページ。需用費のところの工事請負費流用というのがありますが、これはご説明がなかったように思うのですが、どのようなところに流用されたのか、お願いします。

委員長(山路 清一君) 財政課長。

財政課長(眞山 巳千子君) 需用費の工事請負費流用しましたという事でなんですけれども、この57万2,000円を流用して、工事請負費のほうで使ったわけですが、緊急に樹木の植え替え工事をやりました。枯れてしまいましたので。それから監視カメラがあるんですけれども、その照度を上げるために、照明の回線の変更をいたしました。その2点を行なった事に、57万2,000円を使っております。 

委員長(山路 清一君) 伊豆田委員。
委員(伊豆田 待子君) 最後ですが、こまい事なんですが、後で聞いてもいいんですが、56ページ。先程、赤色灯を新たに設置されたというお話がありましたが、場所はどこになりますでしょうか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 総合運動公園線から県道にぶつかった所です。あそこはカーブですし、暗くてということで、赤色灯を付けました。

委員長(山路 清一君) ほかにございませんか。佐藤委員。
委員(佐藤 克彦君) 私は、17ページ。交通安全指導員4名欠員になっていますが、この補充をすることを考えましたか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 補充も常に考えておるんですが、今まで、60歳となっていたのを65歳にして、少しでも多くの方ができるようにという努力をいたしました。

委員長(山路 清一君) 佐藤委員。
委員(佐藤 克彦君) 今、21名、条例で定数になっていますが、これを増やすという事は考えたでしょうか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 今、21名の条例定数に対して17名ですので、まずは、条例定数を満たすまで増やすのが、第一段階だと思っています。

委員長(山路 清一君) 佐藤委員。
委員(佐藤 克彦君) 次の20ページ。非常備消防、定数はいくらでしょうか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 定数は、179名です。 

委員長(山路 清一君) 佐藤委員。
委員(佐藤 克彦君) 172名ということは、18名ですか、足りないのは、欠員。21名欠員ですが、これを満杯にする対策は考えましたか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 消防団につきましては、退職者の補充がやっとの状態で、昨年も158、なんとか現状は維持している状態ですけれども、なかなか増えないのが悩みです。

委員長(山路 清一君) 佐藤委員。
委員(佐藤 克彦君) 私が考えるには、富谷町消防団、昔から16班で172名ずっと、来ていますが、富谷町の人口は、大変、増えていますので、消防団の班を増やすとか、団地に新しい消防団をつくる、消防班をつくるというような検討はなされたのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) まだ、なかなか団地のほうに取り組みができていないのが、現状でございます。今の現在の団員につきましても、結構サラリーマンの方が多くなってきておりますので、本当に維持するのが、やっとというようなところで、今後、団地の対策等も検討していかなくてはならないと思っていますが、まず、常備消防のほうでカバーというか、本部ですので、常備消防をカバーする意味での消防団だと思いますが、なんとか増やす方向で頑張っていきたいと思います。

委員長(山路 清一君) ほかに質疑ございませんか。(「なし。」の声あり)質疑なしと認め、
 これで質疑を終わります。
 以上をもちまして本日の議事を終了いたします。なお、次回は9月10日、月曜日に引き続き行うことといたします。本日はこれにて散会いたします。
  午後2時29分 散会

平成19年決算審査特別委員会(第2号)

平成19年 富谷町議会決算審査特別委員会会議録第2号

平成19年9月10日(月曜日

富谷町議会予算審査特別委員会は、富谷町議会議場に招集された。

出席委員 19名

  • 委員長 山路清一
  • 副委員長 今村寿
  • 委員 千葉達
  • 委員 相澤武雄
  • 委員 浅野幹雄
  • 委員 永野久子
  • 委員 佐藤聖子
  • 委員 伊豆田待子
  • 委員 安住稔幸
  • 委員 高橋敏夫
  • 委員 磯前武
  • 委員 市川壽藏
  • 委員 菅原傳
  • 委員 相澤榮
  • 委員 佐藤克彦
  • 委員 細谷禮二
  • 委員 土樋輪康雄
  • 委員 小川昌義
  • 委員 小泉光

欠席委員

  • なし

職務のため出席した者の職氏名

  • 議長 渡邊俊一

説明のため出席した者の職氏名

  • 町長 若生英俊
  • 教育長 千葉芳樹
  • 町民課長 千葉美智子
  • 町民課長補佐 赤坂松子
  • 町民課長補佐 荒谷敏
  • 保健福祉課長 磯部利彦
  • 保健福祉課長補佐 高橋和好
  • 保健福祉課長補佐 安積春美
  • 生活環境課長小松繁夫
  • 生活環境課長補佐 奥山吉信
  • 教育総務課長 古跡幸夫
  • 教育総務課長補佐 若生稔
  • 教育総務課長補佐 八巻恵美子
  • 生涯学習課長佐 藤信夫
  • 生涯学習課長補佐 斉藤洋子
  • 生涯学習課長補佐 小松巌
  • 公民館副館長 亀郁夫

議会事務局職員

  • 議会事務局長 須藤辰夫
  • 次長  橘川栄

午前10時00分 開会

委員長(山路 清一君)本日の出席委員19名であります。定足数に達しますので直ちに本日の決算審査特別委員会を開きます。

認定第1号 平成17年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について

委員長(山路 清一君) 認定第1号、平成18年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
 なお、本日の日程は一般会計のうち町民課、保健福祉課、生活環境課、教育委員会及び生涯学習課の所管に属する決算について審議をいたします。
 それでは、これから各担当課長より議案の説明を求めます。まず最初に町民課長。
[町民課長、保健福祉課長、生活環境課長、教育総務課長、生涯学習課長が決算書のとおり内容の説明を行った]

委員長(山路 清一君)以上で説明を終わります。これより質疑に入ります。細谷委員。

委員(細谷 ・二君)6点ほど質問いたします。まず、最初に決算書の、これは26ページ。幼稚園教育補助にの、国庫からいただいているわけですが、その、研究課題はどういうものだったのか教えていただきたいと思います。 

委員長(山路 清一君) 教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)今回この、研究課題につきましては、自然体験・社会体験を通しましての社会性をはぐくむと、その援助のあり方ということでございまして、自然体験・社会体験を通しまして、この援助のあり方を研究テーマといたしまして、身近な自然や、地域の人々とのかかわりを通しまして、各園の地域性、特色などを生かして研究テーマを具現化するというようなことで実施をしたわけでございます。富谷幼稚園につきましては、特に自然に親しむと言いますか、自然を通じてというようなことで、家庭菜園を中心にしたものでございます。また、東向陽台幼稚園につきましては、すずめ踊りをですね、中心にして、この研究課題に取り組んでいるというようなことでございます。 

委員長(山路 清一君)細谷委員。

委員(細谷 ・二君)実績報告書108ページについてお伺いします。4番目、他の修理工事関係と言うことで、721万9000円ほど出ておりますが、これは何棟分なのか教えてください。 

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)これは721万9000円の関係でございますね。これにつきましては、小規模な修理とか、そうしたものでございますので、小学校全校対象にしたものの合計金額となります。ですので、多かれ少なかれ各学校がありますので、全校というふうなことでご理解いただきたいと思います。

委員長(山路 清一君)細谷委員。

委員(細谷 ・二君)先ほど、何校で内容どういうところを修理したのか、ちょっと説明がなかったので聞いてみたい。それから、6番目。原子力エネルギーに関する教育支援事業というのは、220万ほど計上してありますが、これはどういうことなのか内容について説明をしていただきたい。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)これにつきましては、富ヶ丘小学校をホスト校にいたしまして、町内の小学校全校を対象にして事業を行ったわけでございますけれども、事業の内容といたしましては、環境、エネルギー教育に関する実践研究事業という内容でございます。従いまして、今回は備品といたしまして、備品費に計上させていただいておりましたけれども、備品費に120万円ほど計上させていただいておりましたが、まずあの、内容としましては、燃料電池自動車を10台ほど購入いたしました。それから、小型の太陽光発電システム、そうしたものを一式購入いたしました。また、その太陽電池自動車セット、メリーゴーラウンド付きというふうなものを10セットほど購入いたしました。工具、それらの組み立てるための工具類を購入したという内容でございます。あと、消耗品としまして、それぞれの児童が組み立てをしてですね、おうちに持ち帰ってそして、親御さんにもそうしたことで、環境エネルギー、そういったものについてですね、家庭で親子でいろいろとそれを参考にして話し合ってもらうというような機会になればというようなことで、ソーラーエコカーセットとかですね、手回し発電機、あと備長炭の電池ですね、製作セットそして、ゴム動力の飛行機、そうしたものをですね、それぞれ買ってですね、組み立てをしていてそれをできたものをおうちに持ち帰って行くと。こういうような事業を展開しています。

委員長(山路 清一君)細谷委員。

委員(細谷 ・二君)そうすると、今のは富谷町内6校ではなくて、富ヶ丘がこう、しているような感じで出たということですか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)メインになりましたのは富ヶ丘小学校でございますけれども、ほかの学校もそれぞれ、さきほどのようなですね、いろんな工作物を作りまして、そしてお家に持ち帰って、というふうな、そういう事業をしたというふうなことでございます。

委員長(山路 清一君)細谷委員。

委員(細谷 ・二君)じゃあ、次、中学校のほうのことについて、さきほど遠距離通学者2名があるということを説明ありましたが、これは学区はどこからどこまでなのか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)この学区につきましては、ご承知のように、各、ひとつの固まりになっております。団地化されておりますので、団地内の学校につきましては該当するところはございません。したがいましてこれは、富谷中学校区での2名ということでございます。明石とそれから大亀からそれぞれ通っている生徒に対しての補助を行っております。

委員長(山路 清一君)細谷委員。

委員(細谷 ・二君)そうすると、この補助3万6000円は主に交通費ということなのか、その点をちょっと聞いてみたい。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)自転車通学をしておりますので、時折あの、天候不順とかそうしたときに親御さんが送ったりですね、場合によってはタクシーを利用するかもしれないというようなことでの1万8000円の補助ということでございます。

委員長(山路 清一君)細谷委員。

委員(細谷 ・二君)富谷町内の中学校も非常に運動が盛んですが、中体連の県大会、また東北大会の出場の際、その旅費の支出はどこからでているのかちょっとお伺いします。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)これはですね、決算書109ページ、110ページにありますけれども、ここにあの、事務局費がございまして、事務局費のですね、19節負担金補助及び交付金で611万8885円の決算になっております。この中にですね、さきほど説明申し上げましたが、中体連での東北大会とか、全国大会に対する出場者に対しましての交通費の補助を行っているということでございます。

委員長(山路 清一君)細谷委員。

委員(細谷 ・二君)実績報告書122ページ、3番目。放課後児童健全育成事業の予算はいくらなのか。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)今のご質問ですけれども、児童クラブのほうの分ということで、区分けしてまだあの、額を出してございませんでしたので、後でお示しをさせていただきます。

委員長(山路 清一君)細谷委員。

委員(細谷 ・二君)この利用状況を見てみますと、ずいぶんばらつきがあります。あけの平は43名。成田の公民館のほうは114名。だいたい3倍ぐらいになっているのです。そのときに人数割りに予算配分をしているのかどうなのかっていうことをお尋ねします。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)きちんとした基準でもって公民館に割り振っているものではなくて、必要な部分ということで、若干のあの、凸凹はありますけれども、そういったかたちで必要な額を確保して予算計上しております。

委員長(山路 清一君)細谷委員。

委員(細谷 ・二君)最後です。実績報告書124ページ。学校開放事業の展開について、体育館の開放実績ということで、ここに学校名が載っております。中学校のほうは富谷中学校、成田中学校。その他の学校は、体育館のほうは開放しているのかどうかということをお尋ねいたします。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)基本的には学校すべて開放ということでは考えてございますけれども、学校側での部活優先という部分もございまして、学校によってその取り扱いが開放に至らない学校もあるということでございます。

委員長(山路 清一君)細谷委員。

委員(細谷 ・二君)今、学校側の要請にあるということですが、その他の学校のところでもやはりこう、要望があれば、または地域住民が開放して欲しいという要望があれば開放するということですね。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)先ほども申し上げましたとおり、あくまで学校側が優先というかたちですので、そこで使われていないということであれば、そこに入る余地はあるということでございます。

委員長(山路 清一君)ほかにございませんか。磯前委員。

委員(磯前 武君)実績報告の58ページ。高齢者福祉事業の2番。地域コミュニティ事業、敬老事業。この中で老人クラブ連合会特別事業で、広報加入促進事業、加入を促進するこれ事業だと思うんですが、この金額はいくらになっていますでしょうか。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)合わせたものの金額のみ掲載しておりまして、個別の数値をちょっと持ち合わせておりませんので、後ほど説明したいと思います。

委員長(山路 清一君)この際、午後 1時00分まで休憩します。
 午前11時58分 休憩


 午後 1時00分 再開

委員長(山路 清一君) 休憩前に引き続き委員会を開きます。まずはじめに、さきほどの磯前委員からの老人クラブ連合会について、保健福祉課から回答いたします。保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)さきほどのご質問、実績報告書58ページ、老人クラブ連合会特別事業に対する広報加入促進事業の助成額がいかほどかというようなご質問でございました。広報加入促進事業につきましては、23万9000円。参考までに、その下の段。リーダー育成につきましても23万9000円、健康づくり事業につきましては50万円ちょうど。高齢者芸能大会につきましては42万5000円。そして、女性リーダー研修会にあっては16万円。合わせまして156万3000円となってございます。

委員長(山路 清一君)磯前委員。

委員(磯前 武君)今、丁寧に細かくお答えいただきましたが、この加入促進事業、まあ広報とありますが、これはどういうふうな事業でしょうか。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)広報加入でございますので、老連代の発行もございましょうし、それから個別の加入促進、またあの、年度末に翌年度の事業の計画などを記載しまして、それに対して事業への加入促進を含めた中で広報活動展開しているところでございまして、それに要する費用の補助金というようなことで交付してございます。

委員長(山路 清一君)磯前委員。

委員(磯前 武君)加入促進を図る事業ということですね。これは広報でやっているということなんですが、この成果はどうでしょうか。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)ここ数年の実績、実際にあの拝見しておりませんで、詳しいこと申し上げられませんが、確実にあの、上昇といいますか、加入率が高まっているとはなかなかいいがたいのかなというふうには思ってます。ただあの、対13クラブもございますから差がございまして、一概に低いとか高いということではございませんが、全体としては多少下降気味なのかなというような懸念はしております。

委員長(山路 清一君)磯前委員。

委員(磯前 武君)老人クラブ、ずっと900人台で推移してると思うんです。年々高齢化が進んでおります。今後ですね、考えた場合に、存続が危ぶまれるんではないかと、たとえばですね、富谷町は加入率14.7パーセント。大和町は47パーセントという、こういう加入率。これは行政として、検討するべきものだと思いますがいかがでしょうか。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)実際にあの、老人福祉費というような科目からの支出でございますし、またあの公民館の事業等もございますので、連携とりながら、そのへんにつきましては進めてまいりたいというふうに思っています。

委員長(山路 清一君)磯前委員。

委員(磯前 武君)この件ですが、シルバー人材センター、まあ今日は関係ないんですが、シルバー人材センターはですね、大変評判がよくて、400人にせまる勢いなんです。で、私はこの内 容を調べてはいませんが、シルバー人材センターに加入してる人たちが、老人クラブにどれだけ入っているか、ここらへんはわかっているんでしょうか。あ、シルバー人材センター関係ないんだからわかんないね。で、私はですね、元気な方が、このクラブに入らないと、今現在分析すると80代の方が支えてるという数字が出てるんですね。ですから、私は60代と70代前半が入っていかないと、老人クラブは大変なんで、そこらへんをですね、今後町として考えていただきたいというふうに思います。じゃあ変えます。質問変えます。実績報告119ページ。これの公民館運営事業。この施設利用状況をですね、見ますと、かなりの人数。延べで15万2813人ですか。利用しているわけですが、この中で、富谷町以外の利用者は何パーセントぐらいいるんでしょう。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)その町外者、もしくは町内者の利用割合っていうものはこちらではまだ把握はしてはございません。

委員長(山路 清一君)磯前委員。

委員(磯前 武君)かなり、この仙台市と隣接してる東向陽台公民館。いろんなサークルやってるんですが、むしろ泉向陽台の利用者がかなり多くてですね、富谷住民がむしろ少なくなってるって傾向が見えてます。これは富谷の方がとってもやさしい方でですね、東向陽台だいぶですね、泉の向陽台の方が増えていると。で、これについての条件付けはないんでしょうか。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)公民館利用の登録団体というもので、サークルですけれども、こちらの基準はございまして、サークルを組織するに当たっては、10名以上という人数制限がございます。その人数制限の中で、町内者が占める割合は7割以上ということで、10人ですから最低7人以上は町内の方と、町外は3人以内ということで、そういうあの、抑えかたはしてございます。

委員長(山路 清一君)磯前委員。

委員(磯前 武君)そのことについて、生涯学習課としてはよく精査しているでしょうか。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)登録に当たっては名簿をきちんと出していただいていますので、その中で精査はしているということになります。

委員長(山路 清一君)磯前委員。

委員(磯前 武君)それというのはですね、筋造教室で、それを発展的に感じてとってもいいなあという人たちだけで集まって筋造クラブというサークルを作ったんです。いろんな方の話を聞きましたら、そのまま募集したらですね、入られちゃうと、向陽台のほうから。だから、このクラブは条件付で富谷町在住の方しかダメだということでやってますが、そのとおりいってるんですが、他にそういうクラブはあるんでしょうか。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)その辺の状況については先ほど申し上げました、10人中7人以上は町内でということで、利用団体を登録させていただいているということだけで、掌握してる段階でございまして、きちんとですね、その100パーセント町内というかたちでは把握はできないということです。

委員長(山路 清一君)磯前委員。

委員(磯前 武君)この東向陽台公民館、年間2万人利用しているわけなんですが、公民館の中に入るときはいいんですが、出るときに出口の門がかなり厚くて広くて、見通しがきかないんです。大変危険なんですね。こういうですね、危険度合いをいろんな地域の住民が「危ない、危ない」と、こう言ってるわけです。そういうことを声をきいたことがあるか、また、捜査をしたことがあるかうかがいます。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)そのへんのお声は確認してません。

委員長(山路 清一君)磯前委員。

委員(磯前 武君)ぜひですね、どんどん増えていきますから、出口で事故が起きた場合に、本人の責任と言えばそうなんですが、安全対策をぜひするべきだと思うんですが、どうでしょうか。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)そのへんも確認しながら検討してまいりたいと思います。

委員長(山路 清一君)磯前委員。

委員(磯前 武君)はい、切り口変えます。高齢者大学について伺います。高齢者大学は各公民館で行っているわけですが、場所によってはかなりばらつきがあります。中央公民館43、富ヶ丘40、東向陽台63人と。あけの平が13人。というふうになってるんですが、これはどのような募集方法でやってるんでしょうか。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)年1回、生涯学習のすすめということで、富谷町の広報紙に折込をして、それで募集をかけている状態です。

委員長(山路 清一君)磯前委員。

委員(磯前 武君)何か、人数が多いところは老人クラブに声をかけて、募集してるから多いんだと、あけの平は老人クラブにそういうことを協力を依頼しないから少ないんだというふうなことなんですが、そういう声を聞いたことがありますか。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)どこの公民館でも声がけはしてるということです。

委員長(山路 清一君)磯前委員。

委員(磯前 武君)ぜひ、あの豊寿大学ですね、人数が増えるように、高齢者がこれからですね、健康であられるようにですね、お願いしたいと思います。ところで、この豊寿大学にですね、運営委員会というものがあるんですが、運営委員会ですね、これに町の職員が深く入り込んでですね、運営委員会はただ名ばかりというふうな状態が続いているんですが、課長のほうにはその点はどのように入っていますでしょうか。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)そういう話は聞いたことはございません。

委員長(山路 清一君)磯前委員。

委員(磯前 武君)運営委員会を、私も今年から入っているんですが、ほとんど委員会を開くと決まっていると。運営委員会の自主性というのがほとんどないんですね。これはですね、老人クラブにも言えることなんです。老人クラブはもう、町の職員がほとんど段取りから企画から運営から全部してしまう。これではですね、自主性というのはうかがい知ることはできないんですね。やっぱりこれが、やはり伸びない理由じゃないかなというふうに思ってます。やはりお手伝いはどんどんしていただきたいけれども、企画運営についてはですね、もうすこしその老人クラブなり、豊寿大学のですね、高齢者大学の方々に運営をするべきだというふうに思いますがいかがでしょうか。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)自主性を重んじてはいきたいとおもいますが、ただあの、そのレール引きとか、そういったところでは正しい方向に導いていくっていうところでは少し事務局っていうか、職員も入らざるを得ないのかなとは思っています。

委員長(山路 清一君)他にございませんか。今村委員。

委員(今村 寿君)実績報告書の15ページの住民基本台帳ネットワークシステムについてお尋ねいたします。これ、スタートして年限もたちますけども、今現在、特に昨年度の発行枚数は何枚でしたか。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)平成18年度100枚ほどカードを発行しておりまして、9月4日現在で258件小計となっております。

委員長(山路 清一君)今村委員。

委員(今村 寿君)鳴り物入りでスタートして年限たちますけれども、昨年度で100枚、累計で258枚ということだったと思いますけれども、当初の計画からくらべるとですね、この全然パーセンテージは低い。もう数字にならないくらい低い。なぜなんでしょうか。その理由をお聞かせください。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)なかなかその、住基カードの利用の方法っていいますか、付加価値のところが、身分証明書であったり、あるいはパスポートの申請であったりっていうところが主なところで動いてまして、社会全体だとおもいますが、あいていにところまではまだまだのところがあるのかなと思っております。

委員長(山路 清一君)今村委員。

委員(今村 寿君)このシステムが始まって当町としてですね、どれぐらいの実績といいますか、予算といいますか、それを使ったのかお聞きしたいと思います。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)住基ネットにかかる維持経費のことかと存じますが、年間950万円ほどでございます。

委員長(山路 清一君)今村委員。

委員(今村 寿君)富谷町の人口に比較してなおかつ発行枚数が258枚。そのうちかなり役場職員の方がですね、発行をされてると思いますが、その内数はわかりますか。発行枚数に占める役場職員の数でございます。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)当初はですね、あの、参考までに役場職員っていうことで、発行してまいりましたが、ここ現在ですが、年齢的にも80代までとか、けっこうあの身分証明書に使う方が増えてまいりまして、役場職員というのは本当に数えるほどでございます。

委員長(山路 清一君)今村委員。

委員(今村 寿君)私は累計の258枚の中の役場職員をお聞きしたいと思います。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)役場職員の数自体は現在拾っておりません。

委員長(山路 清一君)今村委員。

委員(今村 寿君)私の記憶では、当初はあんまり発行枚数多くなくて役場職員の数がウエイトがかなり占めておったと記憶しておりますが、年間950万円、当初の立ち上げのときはもっともっとたくさんの予算を使ってですねスタートした、この住基ネットワークシステム、また住民にとってはこの住基カードシステムがですね、思ったように普及してない。それだけその利用価値も少ない。利用頻度も少ない。で、町長にお聞きしたいんですが、私はこれはもうやめたらどうだろうとこのように思いますし、やめたらどうなるんだろう。富谷町の住民だけが不利益を得る面があるのか、もしくはこれを発展させていったほうがいいのか、町長のお考えを聞きたいし、なおかつ、私がこれからお聞きしたいのは、このよく言われている国民背番号制ということがですね、批判の窓口になっていますけども、あれを拒否している方は裏の所得のある方とかですね、職業ではない、やくざっていうのは職業じゃありません。が、そういう方が裏の収入を隠すために、そういうものが一番困るということで、私個人としては全くそのような裏の収入はございませんので、背番号制にして、それでもってすべての情報は全部集中して管理できると。これが本来は住基ネットワークシステムの願いではなかったか。そうしますとその番号があると、生命保険から、年金からあんな問題にもならない。生命保険だって、うまいこといく。そういう方向を目指すべく、これは国の仕事とおっしゃるかもしれませんが、町から声を上げていただきたいという思いを含めて町長の見解をお尋ねいたします。

委員長(山路 清一君)若生町長。

町長(若生 英俊君)ただいまの住基ネットの件でありますけれども、大変重い課題だろうというふうに思います。今、住基ネットの狙いから、背番号制までこう、言っていただいたわけでありますけれども、町長としてどのような対処をしていったらいいのかというのについては、初期投資と、今年間のコストと、おっしゃるとおりの部分がありましてね、大変私も頭の痛い部分のひとつでございます。あの、まだ、このへんのところまで十分いってませんので、十分検討させていただきながら、町としてどのように対応・対処できるものやら、検討してまいりたいと思います。

委員長(山路 清一君)今村委員。

委員(今村 寿君)これはまだ読み込み中であるから、これから検討していくという回答が主な趣旨だったと思いますが、ならば、さらに、個人の情報、たとえば私の血液型だとか、こういう病気が持ってるよと、いざというときには不整脈があるからこういう薬をお願いしますよというところの医療上のをICカードにしてですね、やれば発行枚数はいっぺんに増えると、このような方向でもってですね、働きかけを願いたいというおもいで、再度町長に決意の一端を述べていただきたいと思います。

委員長(山路 清一君)若生町長。

町長(若生 英俊君)さきほど以上のものはありませんけれども、やはりあの、議員のおっしゃるのはプラス面を強調すればほんとにあのそういう方向に行くんだろうと思いますし、やっぱり一面また、表と裏との関係で、そういったものの懸念材料があって、なかなかこう、5年近く経過している中で、現段階があるのかなっていうふうに思います。十分に研究させていただきます。

委員長(山路 清一君)今村委員。

委員(今村 寿君)システムには個人情報の管理の問題とか、いずれにしても、少しはデメリットありますが、全体がよければやるというのが民主主義の原則だと思いますのでぜひよろしくお願いしたいと思います。決算実績報告書の35ページにですね、住居表示というページがございます。当初予算12万7000円に対して実績が3万4000円でしたということですが、あまりにも額的には全体少ないんですが、率でいくとですね、非常にこの実績が少ないなと。なぜでしょうか。お聞きします。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)上桜木地区の街区表示板を結構多く見たんでございますが、20箇所っていうことで、余ったというところもございます。

委員長(山路 清一君)今村委員。

委員(今村 寿君)揚げ足をとるわけではございませんが、揚げ足じゃないかもしれません。実績のところの2項目目、街区表示板の設置及び住居表示板の配布ということですが、この3行目に、老朽化したものについては再交付を行いましたと書いてますが、私、上桜木地区で老朽化する年限はまだたってないと思いますが、見解をお尋ねします。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)すいません。街区表示板ということを申し上げましたが、5番で各戸に配っているもので、老朽化ってことばが悪いんですけども、再交付とかということも含まれてございます。

委員長(山路 清一君)他にございませんか。菅原委員。

委員(菅原 傳君)ちょっとあの、あっちこっちになりますけれども、お伺いいたします。114ページですね、実績報告書の。給食センターのことが書かれてあります。一定の評価がされておりますけれども、この中に給食センターのですね、施設の老朽化が、いろいろ書かれておりまして、特に第2センターですね、このところは非常に支障があって、今後やっぱり改善の必要があるっていうふうに書いてありますけれども、まず最初にどういう支障があるのかですね、伺いたいと思います。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)学校給食センターにつきましてはですね、第2学校給食センター57年の建築というようなことがございまして、老朽化がひどいというふうなことでございます。で、内容といたしましては、3年ぐらい前ですか、3年ぐらい前にですね、この学校給食センターに対する衛生管理基準が改制されまして、汚染地域、それから非汚染地域といいまして、調理をする場合のですね、根菜類などの泥とかですね、下ごしらえをする、そういう場所とかですね、あと、直接最終的に調理をする場所を、そうした場所をですね、区分しながら、動線を区分しながらやりなさい。要するに、最初にものを洗ったりしたその靴のままでですね、実際に口にする方の調理までに行かないような、そういうような、動線、動く、自分たちが作業する動線を確保するようにと、いうようなことがございまして、それをこの第2学校給食センターは老朽化とともにそうしたことでもですね、非常に、動線の確保すること、困難なような状況にございます。そういうようなことからですね、今後、第1センター、第2センターともにですね、どのような方法でですね、そうしたいろんな安全な、そして安心して給食をとっていただけるようになるかという、そういうことをですね、検討していきたい、そういう必要が今出てきているというようなことでございます。

委員長(山路 清一君)菅原委員。

委員(菅原 傳君)それではあの、子供たちに安心安全な食品を提供するっていうのは極めて大事なことでありますけれども、いろいろ今お聞きしますと、さまざまな問題があるようですが、これはその、現在の施設がですね、来年の3月までもつのかどうかっていうのがちょっと気になる面もあるんですけれども、新たにその、改善をしなくちゃいけないっていうことも触れられておりますが、もし改善あるいは新築をするとすればですね、時期的にはどのように考えておられるのかお伺いいたします。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)現在のところですね、衛生管理の基準をクリアすることにつきましては作業動線の確保でございますので、それぞれの調理現場でですね、工夫をしながら、あまり使用しなくなった機械を除去してですね、通路を確保するとか、そうしたことでですね、対応をしてきております。ただ、それは対処療法的なことになりますので、食数、そうしたことからしましても、今後は何らかの対策を講じなくてはならないと、増築がいいのかどうかということについては、今年度中にその方針を出しまして、来年度にはそれらをより具体的なものにしてまいりたいと思いますというふうなことで、今、作業を進めているところです。

委員長(山路 清一君)菅原委員。

委員(菅原 傳君)そうしますとですね、やはり早めにこの新築なり、改築の、給食センターのですね、委員会を設置をして、もう検討を始めなくてはいけないと思っているんですけれども、この点については委員会は、設置されているんですか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)まだ、建築の検討する委員会そのものについては設置いたしておりません。

委員長(山路 清一君)菅原委員。

委員(菅原 傳君)次、生涯学習課のほうにご質問申し上げますが、119ページ。公民館の施設関係について285万円の予算取ってありますけれども、最近ですね、公民館に行って以前あったテレビが無くなっておったりですね、あるいは、必要なプロジェクターとかそういったものがないという状況がありまして、私も郷土史研究会でときどき利用しようと思ってるんですけども、機器がなくて、黒川の視聴覚センターに行ってお借りをしているというふうな状況でございますけれども、講師の先生が鹿島台から来てるんですが、「富谷町にはこういうものないんですか」っていうふうに若干聞かれたんですけども、いずれにしましてもね、やはりあの公民館にあるいろいろな機器類ですね、たとえばテレビ関係だとか、あるいはビデオ関係とかですね、DVDだとか、そういった部分が、あるいはプロジェクターですね、そういった施設がどれくらいあるのか、一覧表にないんですけどもね、このテレビがないっていうのは将来なくしていくことで検討されてるのか、それとも現在は故障中でまだ配置されてないのかですね、中央公民館のほうに行きましたら、そういうふうな状況がありましたので、お伺いをしたいと思います。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)テレビの必要性は認識しておりまして、ただ、中央公民館のホールのほうにはまだ、以前設置はしてましたけれども、今のところ置いてない状況にはありました。以上です。

委員長(山路 清一君)菅原委員。

委員(菅原 傳君)そうしますとあの、緊急に私が必要なのですね、今度は9月の20日にまた郷土の地名問題について、講師の先生を呼ぶんですが、またあの黒川の視聴覚センターから借りてこなくてはいけないというふうな状況になってるんですけれども、非常に不便でございますのでね、富谷にも一箇所だけでもいいからプロジェクターをですね、設備していただいて、町内でいろいろ利用すると、いうことが必要なんですけども、決算でございますから、ちょっと決算についてなかったんで、検討しているのかどうかですね、その点だけおききしたいと思います。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)プロジェクターにつきましては、成田公民館のほうにパソコン対応のプロジェクターは備え付けております。今、ご発言の中にもありました、黒川行政のほうにも、プロジェクターも備え付けて、町でもその負担をしながらというところで視聴覚を運営していますので、成田と、それから黒川行政のほうのプロジェクター、申し込みを受けながらということになりますけれども、今後もしていきたいなと、こういうふうに思っております。

委員長(山路 清一君)菅原委員。

委員(菅原 傳君)それでは、次の質問に入ります。40ページの後期高齢者医療制度の問題で、ここにいろいろ書いてありまして、平成23年度に特別会計は決めるということになっておりますが、私この内容がよくわからないんですけれども、現在運営されている後期高齢者の医療制度のですね、メンバーのかたがたが県内集まってやっておられるんですが、このへんの予算手当てですね、これはあの各町村で負担をして出しているのかどうか、あるいは別な会計をやっておられるのかどうか、委員の方の旅費関係もあると思いますので、この点についてどうなっているのかお伺いしたいと思います。

委員長(山路 清一君)菅原委員に申し上げます。特別会計のほうに入っておりますので、特別会計のほうで述べてください。菅原委員。

委員(菅原 傳君)じゃあ、あとで申し上げます。次にあの、49ページの社会福祉協議会の補助金でございますけれども、若干、毎年度ずつ上がってきておりますが、この金額がですね、どういう算定でこの数字が出てくるのかですね、その算定基準についてお伺いしたいと思います。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)877万5000円の内訳っていうなふうに理解してよろしゅうございましょうか。金額の算定といいますか。ひとつ、あの人件費、専門医と派遣職員の分がございます。これは100パーセントみまして、562万円ほど。それから事業費がございまして、生活相談費、災害ボランティア要請、あるいは事務費、事務費運営等、これら補助対象としまして180万円ほどございますけれども、生活相談にあっては3分の1をみておりますので、事業費にあっては168万4000円ほど。それから三つ目でございますけども、団体等の交付金ということで、遺族会、身体障害者福祉協会、母子福祉会、手をつなぐ育成会、やおき会、そしてボランティア友の会。6つほど団体ございます。これはすべてあの、補助対象の2分の1でございまして、29万7000円ほど。最後4つ目でございますけれども、ボランティアセンター事業費ということで、117万円、これは全額。合わせますと877万5000円ということで、18年度に交付した所要額、そして区分といいますか、内訳がただいま申し上げました率も含めまして、実績となってございます。

委員長(山路 清一君)菅原委員。

委員(菅原 傳君)次にあの、103ページに教育振興が触れられております。それであのここには書いてないんですけれども、たしかあの、2年前でしたかね、伊藤イヨ先生が教育のためにというので、一定の金額を寄付されまして、それがあの運営資金になって、富谷町から出た高校生に記念品を贈るというような、そういう制度が発足したと思いますけれども、この制度は現在どういうふうに運用されてるのか、ちょっと記述がないので、お伺いしたいと思います。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)まさしく、伊藤一・イヨ基金については制度化されております。ただいまのところですね、その果実部分がですね、非常に少ないわけでございまして、目下その積み立てをしてですね、もう少し充実した内容で制度を生かしていきたいというふうなことで、今のところその運用はいたしておりません。目下積み立てを行っているというような状況でございます。

委員長(山路 清一君)菅原委員。

委員(菅原 傳君)次に104ページの、外国講師招致問題が書かれております。それで英語の指導をやっておられるわけですが、中学校がですね、週2回巡回っていうふうに書いてありますけれども、ただ富谷二中は50回、東向陽台中、成田中は93回っていうことで、かなり格差があるんですが、これはどういうことなのか、あわせてですね、小学校の派遣がありまして、これ非常にいいやり方だと思いますけれども、これも富谷小が16回になってるのに、東向陽台小が1回しかないというふうなアンバラがありますけれども、このへんの実態、理由についてお伺いしたいと思います。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)今の中学校でのばらつきでございますけれども、ご承知のようにALTは2名でございまして、それぞれ一人のALTのほうで165回という、合計でですね、回数になってございますけれども、この考え方はですね、上のほうに勤務の状況というのがございますけれども、同一校に2週間連続勤務というようなことでやっております。それぞれのまとめをしますホスト校がですね、調整をしながらやっているわけでございまして、165回、186回、この件数につきましては、それとですね、中学校の部分で165回となってございますけれども、同じALTがですね、小学校のほうでもいろいろな総合学習などにですね、講師として参っております。そうした回数がございまして、ALTが165回の、中学校でですね、165回の授業を行ったALTが小学校で35回行っているというふうなこと、そして同じ186回行ったALTが小学校で11回行うというふうなことでございまして、年間を通じまして約200回というふうなことでの調整になって、このような勤務状態になっているわけです。

委員長(山路 清一君)菅原委員。

委員(菅原 傳君)状況がわかりましたけれども、ただあのこれがですね、あんまりこのアンバラがおきないように、計画的にやる必要があると思うんですけども、年度始めにですね、どこどこの中学校はいつやるかとか、どこどこの小学校はいつ希望ですかっていうようなことで、4月段階なり3月段階で、希望を聞きながらですね、全体での調整をやって、あんまりこのアンバラ格差がおきないようにやっていくのが望ましいと思いますけれども、こういうような計画はどういうふうにされているんでしょうか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)ですからあの、前に申し上げましたように、基本的にはですね、同一校に2週間連続で勤務するという、それが基本になってございます。あとは、その学校、学校がですね、その必要性によって何回でも、何回っていいますかそれよりも少なくてもいいというふうな状況になっているために、このような回数になっていると。その分をできるだけ小学校のほうで利用させていただいているというような状況でございます。

委員長(山路 清一君)菅原委員。

委員(菅原 傳君)最後の質問になりますけれども、図書費の問題です。10月から専任職員が配置をされるという状況で、図書の充実が非常に必要になってまいりますけれども、まだ不十分な学校もあるようでありまして、これは早急に専門職員の方が充実をした指導ができるようにですね、考えておく必要があるんじゃないかと。それで図書費が359万8500円とございましたが、この学校のですね、学校ごとの内訳がどうなっているのか、新設校はなるたけ多くというふうに契約をされてるようでありますけれども、このほかについてお伺いしたいと思います。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)それぞれの小学校・中学校の管理費に備品費として計上してございますが、今、学校ごとの数字を持ってきておりませんけども、図書として購入しております内容は児童図書で389万6000円とかですね、教師用の指導書で82万8000円。こうした金額で、計画的な購入をいたしております。また、中学校費におきましても、同様にですね、生徒用の図書が329万3835円というふうなことで購入をするとかですね、教師用の指導書を335万8420円、そして教師用の図書を11万5665円というようなことで、これらについても計画的に購入をいたしております。その詳細につきましては、ただいま集計をかけたものが手元にございませんので、後ほど提示したいと思います。

委員長(山路 清一君)千葉委員。

委員(千葉 達君)私のほうから質問します。行政実績報告書118ページ。民俗ギャラリー運営事業についてですが、この利用状況の入館者実績508名、私は非常に低い数字かと考えてますが、どのように受け止めているか伺います。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)行政実績の報告で示されているとおり、人数は本当に少ない人数でございます。その中で、小学生、中学生の利用というところで、その勉強に役立てていきたいというところでのお願いもしてまして、小中学生も含めてもありますけども、一般は本当に少ない状況なので、これからその利用については企画物、そういったものもこれから当然考えていかなければならないのかなというふうには思っております。

委員長(山路 清一君)千葉委員。

委員(千葉 達君)過去3ヵ年間の利用数の実績をお尋ねします。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)平成15年度につきましては一般が420名、小中学生で498名、合計918名でございます。次16年度、一般が244名、小中学生で784名、計1028名。平成17年度、一般192名、小中学生437名、合計629名となってございます。

委員長(山路 清一君)千葉委員。

委員(千葉 達君)現在の常勤職員数は何名ですか。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)配属は2人となっておりますけれども、ひとり育児休暇で休んでおります。

委員長(山路 清一君)千葉委員。

委員(千葉 達君)私は3年前にこの民俗ギャラリーの運営について、一般質問しております。その間3ヵ年、じっと見ておりますが、この中に目標達成すべき、目標及び評価の欄に、歴史的文化価値の高い資料の収集と整理を行い、展示の方向性も考慮し、民俗ギャラリーの整備拡充を図ります。とうたってありますが、では、今利用数も少ない、一生懸命資料の収集と拡充のため、職員が職務にあたっていると受け取っていいんですか。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)執務は十分一生懸命職員があたっているというふうに認識しております。

委員長(山路 清一君)千葉委員。

委員(千葉 達君)じゃあ、今後はですね、ギャラリー館は新しく生まれ変わっていく期待を持って、そのようにうけとめておいてよろしいですか。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)今のかたちのギャラリーというところでの展示にはなるかとおもいますけれども、ただあの、一年に何回かなるかわかりませんけれども、企画的なものも先ほどお話したとおりですね、そういった企画の展示等々でギャラリーの利用を多くしていきたいなというふうにも思っております。

委員長(山路 清一君)千葉委員。

委員(千葉 達君)今までの実績を踏まえてですね、現状は土日休館になっているかと思いますが、ちなみに今年の11月、ふるさとまつりで新しいかたちで開催されるということを耳にしておりますが、このギャラリー館を、その時間帯に開放するとか、開館するっていう、そういったことはどのように受け止めたらいいのか伺います。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)今のご意見参考にさせていただいて、その実行委員会等々でもご検討させていただきたいと思います。

委員長(山路 清一君)千葉委員。

委員(千葉 達君)ということは、まだテーブルの上にはそういった話は出てないと受け止めてよろしいんですか。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)はい、そのとおりです。

委員長(山路 清一君)千葉委員。

委員(千葉 達君)最後になりますが、外来者も非常に多くなり、また人口も増えているわけですから、実績が年々下がるということは非常に残念であります。そのへんを十二分に踏まえて、今後対処していただきたいと思いますが、お伺いします。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)民俗ギャラリーの施設につきましては、今後とも十分にですね、利用の増大に向けて検討し、がんばっていきたいと思っております。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)実績報告書で伺います。37ページ。医療費助成のところです。この10月から子供の医療費が所得制限なく、入院も入院外もということになりましたのですが、このときにですね、これを実施するにあたってですが、今ある、入院のときの給食代2分の1は自己負担になっているわけですが、これについての検討はあったでしょうか。伺います。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)入院の分については検討しておりません。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)これまでの実績からいいまして、実施するとすればどれくらいの費用が必要でしょうか。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)その計算はしてございません。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)それでは、実績報告書49ページで伺います。この中に、補助金の交付状況がありまして、社協への補助があります。主要事業っていうのがありまして、丸がいくつか書いてありますが、最後のところに生活資金の貸付というのがありますが、これについてのことで伺いたいと思うのですが、これの条件はどのようになっていますか。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)生活資金の低利資金の貸付の質問かと思われますが、低所得世帯といいますか、高齢者あるいは障害者世帯、これらを対象としているわけでございますけれども、目的に応じた資金の貸付でございますので、そのへんは十分社協窓口のほうで相談者と十分な相談がなされた結果、貸付にいたるものと理解しております。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)貸付件数だとか、実績だとかについては把握しておりますか、伺います。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)現在掌握、把握しておりません。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)相談を受けましたときに、なかなか面倒だと言いますか、貸付の条件も厳しい、あるいは金額も少ないというようなことがありまして、これについては実態、そして問題点を把握するべきではないかと思うのですが、それについてはどのように対処なさいますか伺います。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)今後状況を把握して、対処課題につきましては社協のほうといろいろと協議して事業実施にあたってまいりたいと考えております。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)括弧2番の民生委員、民生児童委員のところですが、この件数ありまして、月に10日活動しているだとか、一人当たり何回だとかっていうのがありますが、活動内容というところで、相談、その他の活動ということがあります。このその他の活動と言うものはたとえばどういうものを指しているのでしょうかうかがいます。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)いろんな制度、相談がありまして、定期的に訪問をしたりですね、そういったことでの対応でございます。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)そうしますと、相談と指導件数との兼ね合いといいますか、こっちがあってその他とありましたので、そのほかのことということで思ったのですが、これは一緒ですか。一緒ではないんですよね。その他については具体的にはどのようなことがあるのでしょうか。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)いろんな活動、その他というふうに、あまりに抽象的な表現にしたかとおもいますけども、定期的な訪問もございますし、それから研修会、あるいは月1回の定例会もございますので、それらを含めたその他の活動というふうにこの実績報告書では表現させていただいて、その数をまとめた数字4490と表現させていただきました。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)その他の活動には当たらないのかもしれませんが、ボランティアとして参加が組み込まれているというようなことをちらっと聞いたことがありますが、そういうものについては実態は把握されていますか。民生委員だからなになにのボランティアに入ってねという、そういう働きかけといいますか、そういったことは町としては把握したり、聞いたりしているということはないのでしょうか伺います。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)ボランティアはボランティアでございますので、その辺の仕分けはいかがなものかというふうにおもいます。あえて、自分ボランティアをやってますというふうに自分から言う人っていうのは少ないんだとおもいます。したがいまして、どのようなかたちでボランティア活動なさってるかは掌握しておりませんけども、人それぞれでございますので、そのボランティアの意義といいますか、それはあんまり自分でこうやってますよというのはいかがかなというふうに思います。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)ただいまのはちょっとこう、婉曲に言い過ぎたかなという点がありましたが、充て職みたいにして、なになにになったから、民生委員だからここ、ここのボランティアをお願いしますというようなことはあるのでしょうか。あるというように聞いておりましたので、それはちょっとその、趣旨から外れるのではないかと思うので伺いましたがどうでしょうか。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)民生児童委員、これ47名、主任児童委員も3名ございますけれども、直接委員のほうからそのような話を伺ったことはございません。ただ、実際にあるかどうかそのへんを個別に伺ったこともございませんし、また、民生児童委員からそういった報告を受けたこともございません。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)51ページから始まります、障害者福祉のところで伺いたいと思います。平成17年の4月から障害者自立支援法が始まりました。それによってですね、52ページにある指標ですが、ショートステイです。これについて平成6年には身体、知的児童という合計になっておりまして、今回あの合計のありかたとはちょっと違いますが、合計で行くと去年は399、今年は456日ということになっていますが、このへん、この変化でですね、どういうことが生まれているのか、その障害者自立支援法が実施されてからのその変化というものを伺いたいと思います。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)2番目にショートステイ事業っていうふうに掲げてございますけれども、これまでは日帰り、あるいは泊まりも含めたかたちだったと思いますけれども、この制度からは泊まりというなことに変わってきましたので、そのへんの変化と言いますか、区分的に変わってきたというようなことはあろうかと思います。

委員長(山路 清一君)この際、午後2時15分まで休憩します。
 午後2時00分 休憩


 午後2時15分 再開

委員長(山路 清一君) 休憩前に引き続き委員会を開きます。佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)指定管理でお願いしていますTOMO TOMO、YOU YOUについて伺います。職員数ですが、正規といいますか、正規、それからその他の採用のされかたということでは、構成ではどうなっていますでしょうか伺います。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)施設管理のほうに伺いまして、のちほど人数、内容について報告させていただきます。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)私が聞いたところではですね、管理者1人、そのほかに正規の職員が3人、であと、臨時かパートが非正規の職員が3人いまして、7人のローテーションになっているかと思います。それでそのローテーションも非常に大変だろうと思うのですが、特にやめた、またやめたというようなことを聞いていますが、そういうことは町としては実態把握はしているのでしょうか伺います。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)施設管理者からの報告はございません。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)なんでやめるのかということは一般質問にもありましたけど、労働条件がどうなのかというのもあるかと思うんです。そういうこととあわせてですね、やはり指定管理ということで委託してしているわけですし、障害者がですね、お世話になっているということもあって、もうちょっと目配りが必要ではないかと思いますが、それについてですね、安心できる体制をとっていくために、町はじゃあどういうことをしなければならないということで、この決算書をまとめられたのか伺いたいと思います。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)当然あの、中に12名、あるいは10名入っておりますので、それぞれの方の安全な指導といいますか。確か時間は9時から4時ということになってますけども、職員のハードうんぬんは先ほど申し上げましたように伺っておりませんけども、預かっている子供たちの有意義な時間を過ごすように、そして、できるだけ社会復帰っていうような目的もございますので、それにつきましては十分管理しっぱなしということでなくて、指導も含めて対処してまいりたいというふうに思ってます。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)年度の途中から指定管理になりまして、平成18年度については丸々1年の指定管理だったわけですよね。それまでは町が直営で施設を運営しておりましたから、中身についても詳しく報告があり対処してきたのだと思います。ところが、指定管理になったときにですね、人数は把握していない、そういう報告はないということでは、指定管理でよかったのかどうかということにまでいくような話ではないかと思うわけで、それについてどのようにですね、今後その対応をなさるのか、今一度答弁をお願いします。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)状況を掌握しまして、これまで町の対応となんら変わりないと思いますが、サービスの低下につながらないような対処につきましては指導してまいりたいというふうに思います。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)平成18年度から始まりました障害者自立支援法のサービスを受けたときに、利用した人が1割負担をするという、この1割負担が非常に重いということで、各自治体、多くの自治体が低減をするようにしました。富谷町で求めたところ、それは国のほうで低減するような仕組みがあるし、その後についても軽減を図る措置が図られたから富谷町ではしないということになりました。でも1割負担の原則はそのまま残っているわけで、これについては国のほうの動きでも、これを廃止すべきだという動きが強まってきていますが、町はこの障害者自立支援法の1年間を決算してですね、どのように1割負担について検討したのか伺います。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)基本的に委員おっしゃるとおり、1割負担でございますけれども、中にはあの、生活保護の方とかですね、低所得者、大きく二つに分かれておりますけれども、住民税非課税でうんぬんということで金額の増減がございます。従いまして、月額最大いくらっていうのがございますので、それは超えないような方もございますので、一律一概ということではございません。従いまして、どうやってきたのかというのでございますけども、これらの条件につきましては今後も継続してまいりたいというふうに思ってます。先ほど申し上げましたとおり、すべて1割負担ということではない。中にはそういった軽減されている方もございますということだけご報告させていただきます。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)この1割負担については町長にも伺いたいと思いますが、非常に問題になっている、この法律の中で最大最悪の法律の部分だと思うのですが、これについてその1割負担を倒潰すべきだという、そのお立場にたつのかどうかということだけ伺いたいと思います。

委員長(山路 清一君)若生町長。

町長(若生 英俊君)障害者自立支援法の立法の趣旨とか、経過も踏まえましてですね、10パーセントのその負担について今のような趣旨で私がどう動いたらいいかについては今、即答できる状況ではございません。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)55ページ。実績報告書の55ページです。児童福祉総務費がありまして、その中に3番、児童扶養手当があります。それと4番、特別児童扶養手当がありますが、これの趣旨、説明ですね、この手当ての説明をまずお願いしたいと思います。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)児童扶養手当でございますが、これにつきましては、まずあの、父母が離婚して父親と生計を別にしている児童とか、母親が扶養している場合とか、対象はいろいろあるんでございますが、経済的に大変だろうということでその負担、それから自立を母親あるいは父親、それから生活自立へ向けてっていうことで、その扶養手当を利用して、その方向に向かっていけるようにっていうようなものとなってございます。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)委員長すみません。特別扶養手当についてもあわせてこのあとで伺いたいのですが、一緒ではないと思いますのでここの説明もお願いします。それと、2005年、2006年のそれぞれの受給者数はどうなっていますか伺います。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)特別児童扶養手当につきましては、障害の状態にある20歳未満の児童を看護している父母、または児童を養育している養育者っていうことで、手当てを支給しているものでございます。特別児童扶養手当の人数でしょうか。(「両方です。児童扶養手当と特別児童扶養手当」の声あり)特別児童扶養手当が去年が54人でございます。児童扶養手当が昨年度が268人で、18年度が実績に載せたとおりでございます。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)これについては制度の変更が最近あったかと思いますが、この制度の変更といいますか、その支給期間などについてお知らせください。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)児童扶養手当に関しましては、20年の4月からっていうことになってございますが、支給期間が5年遅れる場合に関しましては、政令で定めるところによりまして、支給額の2分の1を超えない範囲で支給停止をしていきますよというようなこと、それからただしですね、自立が困難なケースが想定されるっていうふうなことから三歳未満の児童を育てている場合については、三歳までの期間は5年の受給期間には入れないよっていうふうなことで、考えられております。

委員長(山路 清一君)少々お待ちください。ちょっとあの、音量のほうが調整はいっていますので、ノイズはいってますので。少々お待ちください。はい、それでは佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)平成20年からということですが、これについてはただいま受給している257人及び62人の方々はその趣旨などはもう徹底されているのでしょうか。その時期になってから、5年で打ち切りだということで、こんなはずではなかったという思いなどあるかと思いますが、それについてはどのように徹底されていますか伺います。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)パンフレットとかでは書かれておりますのでご存知だと思います。なお、これから詳細など来ると思いますので周知しなければならないものと思っております。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)児童手当についてはたしかに1万円になるというような喜びもありましたが、児童扶養手当は実際その就業がね、正規雇用でなかなか働けないというお母さんたちにとってはひどいものだとおもいますが、この趣旨徹底をもっと会ったときに現況届けなど出してきたときに、丁寧に説明されるということをしていくべきではないかと思いますが、対応を伺います。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)窓口に相談はいらっしゃいますので、十分そのようなお話をしながら、進めてまいりたいと思います。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)57ページです。上桜木果樹園の森についてはさきほど70人の定員に83人ということで、弾力化されているその様子がわかりました。保育士については何人で、年齢構成はどのようになっているか、大まかでいいのですが伺いたいと思います。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)上桜木果樹園の森の保育園の状況の、職員数でございますけども、園長が1名、副園長が1名、それから保育士17名、事務員が1名、栄養士1名、あわせまして21名の体制でございます。さきほど申し上げたように人数は現在83名入所していますと言う状況でございます。職員数8月1日現在の職員数でございます。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)年齢構成はわかりますか。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)申し訳ございません、年齢につきましては掌握しておりませんが人数のみでございます。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)これはほかの私立でのことですから、今年齢構成がわからないということなので、断言はできないわけですが、非常に若い保育士がたくさんいるということでね、その形状の問題であるということがあります。こういうこともありましたので、ぜひ年齢構成についても把握していただきたいと思いますのですが、どうでしょうか。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)調べておきます。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)これは今年富谷町で初めての認可保育園となりました。それでその、今後ですね、このような認可保育園は私はこの一円だけにしておいて、あとは富谷町町立という保育所を建てて、で富谷町の子供たち保育にかける子供たちの保育をしていくことが必要ではないかと。責任を持って町が行うべきではないかと思いますが、この点については決算でどのように総括なさったのでしょうか。伺います。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)決算では特に上桜木につきましては実績等は本年の4月開所でございますから、ございません。従いまして、19年度、本年度にそういったものが表れるのではないかというふうに思ってます。現在あの、ご承知のように4つの、富谷、富ヶ丘、東向陽台、そして成田の町立の4つの保育所がございます。そして、先ほど来ご質問出ております、4月に開所しました上桜木果樹園の森の保育園、さらにですね、認可外の保育3箇所、実績報告書では55ページに掲載してございます。これらの保育所とですね、連携をしながら、今後待機児童ゼロを目指して連絡調整を取りながら保育業務にあたってまいりたいというふうに考えております。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)私は子供の保育については町が責任を持って行うことが必要だと思いますので、認可外はできるだけない方がいいかなあ、せめて認可保育所になればいいなという思いもありますし、層の厚い保育士での保育ということが町の責務であるように思いますので、うかがったわけですが、それについては先ほどのお答えのとおりだということで、納得しているわけではありませんが、次の質問に移ります。それでですね、東向陽台保育所についてですがかなり築後たっています。給食センターが25年たったからということですが、それ以上の経過を経ているわけで、東向陽台保育所の建て替えを私はするべきではないかと思います。狭いですし、古いですしね。明石台のほうに保育所の用地もありますので、そちらのほうに建て替えということは今回この決算では検討されたのでしょうか伺います。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)昭和52年の4月に開所してございますので、30年経過しているはずでございます。老朽化、途中で増築を含めまして現在の定員60名に達しているわけでございますけれども、老朽化、一部そういったものがございます。特にあの、本年度は屋根の塗装替えなどをして対処してるわけでございますけども、建て替えというところまでには今のところ至っておりません。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)屋根の塗装だとか耐震化だとか進んでおりますが、やはりこれについては子供のことを大事に考えると、建て替えも必要ではないかと思いますが、今後検討するということはあるのでしょうか。伺います。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)当然あの、位置、場所、財政的なものもございますので、即検討に入るというわけにはいきません。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)59ページ、敬老会のことでうかがいます。今年の敬老会は2000人を超えているというご案内があったようですが、去年で言いますと、対象者が1879人、参加率が38パーセントとなっていました。これで送迎について伺いたいのですが、バス時刻など広報に挟んできてあるかと思いますが、近い場所の送迎についてはどのようなことが考えられているでしょうか。たとえばひより台だとかね、町区だとかっていうのについては特別の送迎を今回はなさるでしょうか、うかがいます。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)敬老会の案内たしかに2025名とし、案内を出しまして、まだ最終的な出席率把握しておりませんけれども、バスの送迎につきましてはいろんな敬老者の方から希望などもございますので、ルートあるいはその回数、台数ですか、それらは見直しはしているつもりでございます。今後そういったものも含めまして、できるものはしていきたいというふうに思います。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)私は前のときにもこのような話をしたような気になっておりましたのですが、近いところでもね、結局はお年寄りの足ですからなかなか大変だと言うことがあって、参加を見合わせると言うようなことも聞いておりましたので、この点について対応をこれからでもですね、参加者がどのようにおいでになるのかということを確かめながら、対応なさるのがよろしいかと思いますが、それについてはどうでしょうか。またその参加率が38パーセントとありますが、これについてはどのような評価をしているのか、けっこうこれで満足だとかなとか、いいだろうだとか、私の知り合いでも足腰があまり丈夫でない方が、歩けるのは歩けるのだけど、ご迷惑がかかるから出ないという方もたくさんいらっしゃるわけでね。その方たちへのご案内をどう丁寧になさるかということだと思うのですが、これについてはその38パーセントを半分以上にしていくだとか、それについてはどのように考えているのでしょうか、伺います。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)できれば100パーセント参加が望ましいとこです。しかしながら今、委員の質問の中にもございましたとおり、どうしてもですね、行けない、会場まで行くことのできない、これはあの足腰の不自由、あるいは入院、施設の入所の方もございます。先日も「せっかくご案内いただいたんですが、こういう理由で出席できません」と丁寧なお断りの電話をいただいた例もございます。したがいまして、この位置で決して満足というようなことでございません。最初に申し上げましたとおり、理想は100パーセントなんです。しかし、何らかの事情で参加出席できないというようなことでございますので、それを無理やりというようなこともできません。今後率を上げていくためにというような手段もございましょうけども、やはりご本人の意思を最大限尊重いたしまして、この敬老会の、なんと言いますか、開催、存続があるんだろうというふうに思ってます。先ほど、足腰が不自由な方うんぬんございましたけれども、敬老会の会場に行きますと、車椅子での参加の方もございますから、それは一概に言えないのではないかというふうに思います。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)74ページお願いします。清掃総務費のあたりですが、数字のところでちょっと確認したいと思いますが、ごみ資源化状況括弧2にありまして、資源2種があります。ここですが、衣類の資源化率が14トン、それから発泡トレイなどが36トンとあります。これをですね、ちょっとさかのぼってみますと、衣類はその前の年が44、その前の年が38、その前の年が49でした。そして発泡トレイは前年度17年が16トン、16年が14トン、15年が14トンとなっていますが、これは今回この数字で間違いはないでしょうか伺います。

委員長(山路 清一君)生活環境課長。

生活環境課長(小松 繁夫君)申し訳ありません。衣類と発泡トレイの数字が逆でございまして、衣類のほうが36トン、発泡トレイのほうが14トンの誤りでございます。ご訂正をお願いしたいと思います。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)それで括弧3の資源化率ですが、これはですね、去年と今年と比べてみますと、去年のほうが23トン上回っています。事業所の回収資源率は100パーセントとこうなっていますから、事業所は100パーセントできているのだなということをつい思いがちなのですが、資源化されるごみだけを集めてきているから100パーセントですが、実数は23トン減っているということになります。それでですね、なんと言ってもそのごみの減量を図らなければならないというのが最大の問題だと思うわけですが、このごみ減量化をどうすすめるかということではないかと思います。この中にありますが、資源物の増加とともに可燃ごみも増加する結果となりましたと、こうありますが、これはどのような理由からだということのまとめだったのでしょうか伺います。

委員長(山路 清一君)生活環境課長。

生活環境課長(小松 繁夫君)その表現等につきましては、人口増に伴う増加でございまして、一人当たりからしますと、若干でございますが減っております。ごめんなさい、一人当たりにつきましても若干でございますけど増えております。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)これは予算委員会、決算委員会の中でもたびたび申し上げているところですが、やはり計画をきっちり立てなければならないと思います。その計画も事業所系とそれから家庭から出るごみという分け方をして、そしてそれぞれをどうやって減量化するかということがカギになるかと思いますが、この計画書の作成についてはどの辺まで進んでいるのか伺いたいと思います。

委員長(山路 清一君)生活環境課長。

生活環境課長(小松 繁夫君)現在のごみ収集計画につきましては平成17年度に作成しておりまして、それに基づいて進んでおりますけども、今後3年とか5年とかのスパンの中で、見直しを図っていかなくてはならないかなと考えております。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)ちょっと先の話になりますが、2011年に地上デジタルのテレビということでなるわけですが、今のテレビはただの箱になるということで言われていますが、これについて非常に私はあちこちにごみがですね、不法投棄される結果にならないかということがありまして、これについて町はですね、県に向け国に向けそして、電気店などに向けての取り組みなど用意されているのか伺いたいと思います。

委員長(山路 清一君)生活環境課長。

生活環境課長(小松 繁夫君)ご存知のようにテレビ等につきまして家電4品目についてはリサイクル商品ということで指定されておりますので、いろんな業者とか、県も含めましての情報交換の中で徹底を図っていきたいと考えております。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)106ページお願いします。小学校建設です。成田小学校が今年4月に開校しましたが、プールについては、平成19年度ということになるということで、先ほど資料の訂正がありましたのですが、全体として、富谷…失礼しました。成田小学校の校舎、屋体、プール、これについては国の分がいくらで、町の分がいくらなのか、これについてまず伺いたいと思います。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)実績報告書にございますように、校舎につきましてですけども、全体ですと校舎が8億5557万円でございまして、そのうち国の補助が3億3139万8000円、このようなことでよろしいですか。(「町がそれ以上に出したといいますか、超過した部分ということで伺いたいと思います。町が出した部分ということです。」の声あり)国庫補助がこのように3億3139万8000円というふうなことでございまして、町が出したという内容につきましては、起債を含めまして、起債が1億1810万それから1億7710万、そして一般財源が2億2915万2000円というようなことで、このようなことでよろしいんですか。(「成田小学校で、その国からきたものはいくらで、町がいくら出したかっていうことの合計です。要は。」の声あり)ですから、今のでいいんですね。屋体につきましては、1年での事業でございましたので、全体が3億4899万9000円かかっておりますけれども、国からの補助は1億661万4000円が補助されております。あとはその、学校教育施設整備事業債で9590万円という起債を起こしています。あと残りが1億4648万5000円が一般財源から支出されているという内容でございます。プールにつきましても、全体事業費が8641万5000円でございまして、国庫補助が1708万1000円、そしてこれも学校教育等施設整備債で3070万円で起債を起こしておりまして、残りが3863万4000円が一般財源を充当してると言う内容でございます。

委員長(山路 清一君)質疑応答に対しては簡単明瞭にお願いいたします。佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)私がですね、思いましたのは、平成17年と平成18年度にまたがって成田小学校は建設されてきたのではないかと思っていたんですね。それで、その全体、成田小学校にかかる学校も、屋体も、プールも、国からきた部分がこの分、そのほかの起債なども入れて町はこのくらいだと、何億と何億ということが明確にわかるような数字でお答えいただきたいと。あの、それぞれを足してこうだとかっていうのではなくて伺いたいと思ったのですが、それは出ますか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)では、ただいまの件につきましては、合計してあとでお知らせしたいと思います。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)先ほども出ましたが、図書購入についてです。先日成田小学校にまいりましたが、図書の数が非常に少ないということを思いました。これは開校にあたって図書の費用というのは別枠で取ってあるのでしょうか。いくらと取ってあれだけの図書が、あそこの本棚の中に並んでいるのか伺います。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)これにつきましては、学校建設にあたっての備品といたしまして、65万円ほどが最初の学校建設費の中で支出いたしております。ほかにですね、今後こうしたものにつきましては、年次的にある一定の期間、今考えておりますのでは3年とか5年、それでですね、他の学校と同じぐらいにこの水準で整備をしていくというふうなことで重点的に配分するというようなやり方で、さらにこう期間を短くしたもので整備充実を図っていくというような予定になってございます。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)図書基準がありますが、今の冊数でいきますと、図書基準のどれぐらいを満たしていることになりますか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)成田小学校はですね、現在のところ5.5パーセントとなってございます。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)成田小学校でのコンピューターに関係する分については金額、総額でいくらかかって配置したのでしょうか伺います。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)今ご質問の内容ですと、工事でのコンピューターの関連の整備と思います。これは成田小学校校内の段の付設工事でございまして、147万円の支出になってございます。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)去年、一昨年ということで成田小学校が建てられまして、今年の4月に開校しました。これに載っているとおりですが、開校に合わせてパソコンなどはみんなそれぞれ子供たちに行渡るようにということで完備されていたわけなんですが、当初にいたっては5.5パーセント、で3年から5年かけてということになりますが、私はそのどっちも大切だとすれば、やっぱりどっちも100パーセントでスタートしなきゃならなかったのではないかと思うわけでね、これについてはその3年から5年などといわずに、即その基準に則った冊数をそろえるべきではないかと思いますがいかがでしょうか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)理想的にはそうだと思いますけれども、なかなか財政状況からしまして、そのようなことにならない。従いまして町長の指示によりまして期間を短くした中での図書の充実を図るというようなことで計画をしているところです。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)114ページです。先ほども給食センターのところで質問がありましたが、非常に大変な中でね、給食が作られているということがわかりましたが、その給食センターを考えていくときに、自校方式というものについては考えるでしょうか。私はこの自校方式は食育にもっとも適していると思いますし、地域の野菜をふんだんに取り入れることもできますし、アレルギー食の除去食を作ることもまた可能になる施設だと思います。これについてはどのような検討をなさるのか、これからではあるかと思いますが、答弁をお願いします。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)自校方式につきましてはそれなりの長所がございますけれども、ただいまご質問にございましたような、除去食といいますかアレルギー対策でも、除去食とか、そうしたものとかが、地産地消での、地場農産物の使用と、食材に利用するというようなことからしましても、やはりそうしたことをさらに推進するという意味からすればセンター方式のほうがより確実にできるのではないかと。さらに自校式ですと、その学校、団地内にある学校が大半でございます。そうしたところは建築基準法での用途がございまして、その中に自校式というふうなことで、たぶんに小さくてもですね、給食をする場所というのはですね、工場的なこう、建築な方からいきますと、工場扱いになるわけですね。たとえば臭いもでます。そうしたことからしますと、やはり今からは自校方式というよりはどこかにセンター方式でやっていったほうがより効率的、効率面で考えますとですね、いいんじゃないかと。そういうことからしますと長所・短所それぞれございますけども、総合的な判断からすればセンター方式のほうがより安全で確実なものだと思っております。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)これから増築されたり改築されたり新築されたりということになるかと思いますが、今のシステムはウェットシステムよね。給食センター。私たちが以前に教育民生常任委員会でまいりましたときにはドライシステムといって水を流さない方式になっておりましたが、これについても研究なさるでしょうか。伺います。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)第2給食センターは完全にドライシステムでございます。たまたまあの、水を使う場面も出てきますけども、あれはドライシステムでございます。で、第2学校給食センターは当初はウェットシステムでございましたけれども、途中からはあれもドライシステムに準ずる調理方法に変更してきております。そうしたことで、衛生管理面には注意をしているところでございます。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)119ページ、公民館のところで伺います。公民館は現在土曜日曜の開放はされておりませんが、これについても利用したいと思う人たちがたくさんいるわけです。私の場合で申し上げますと、9月の15日に成田公民館を借用したいと思いまして、私ではございませんが代わりの人が6月の20日以降、21日だったと思いますが、申し込みに行きましたところ、まだ早いからということで受付をさせてもらえなかった経緯があります。7月にまた来て欲しいということで、行ったわけなんですが、たまたま大きな行事をしたいと思うときには、たくさんの時間が必要ですよね。それで、これは以前にもそのようにお願いをしているわけですが、土曜日曜の開放についてですね、どのように考えているのか、対応を考えているのか伺いたいと思います。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)土日休日の開放につきましては、確かにあの、町民からの要望もたくさん寄せられているのは現状でございますけれども、現状の職員の体制からいくと、早出、遅出の交代制の中で、さらに土日休日を職員でということになると,非常に無理があるというところから、従事者は外部発注ということになろうかとおもいますが、そうなるとその費用が結構な額になるというところから、今後の検討課題ということに考えております。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)先ほども申しましたが、大きな催し物をするときには、どうしても時間的な余裕がなければなりませんので、これについては即対応を考えてもらいたいと思うところです。そしてさらにですね、成田公民館ですが、以前に映画会を上映をしようとしたときがありました。映画会社の人と一緒に会場を見ましたときに、ここは暗幕がないということで、お金をとって映画を見せるには、責任が持てないということでありました。そのときにですね、なぜここを暗幕にしなかったのだろうということを思いましたのですが、暗幕についてこれから考えて欲しいと思うわけですね。それとスクリーンについても、そのときたしか持ち込みをしなければならないと言っていたように思います。スクリーンについての要望、決算のときの、次年度に向けての対応、これについてはどうだったのでしょうか。伺います。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)前もっての申請をいただきながら、利用いただいておりますけれども、公民館の場合は、申し込み1ヶ月前ということで調整をさせていただいております。毎月1日から7日までがサークルの方々の受付になります。翌日の8日から14日までが社会教育団体、若しくはスポーツ少年団関係の方々の利用の受付になってございまして、15日からが一般の利用の受付ということで、公民館事業でいろいろ申し込みも殺到する中で、そういったルールは必要なのかなと思っております。映画の件につきまして、成田公民館、確かにあの暗幕ではなくて、それに準ずるカーテンになっておりまして、若干明るさが、中に漏れるというところではありますけれども、映画館でもないので、その辺は今のカーテンで対応していきたいなと思っております。

委員長(山路 清一君)この際、午後3時15分まで休憩します。
 午後3時00分 休憩


 午後3時15分 再開

委員長(山路 清一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。先ほどの佐藤聖子委員の質問につきまして、保健福祉課長より答弁がございます。

保健福祉課長(磯部 利彦君)2点ほど質問ございまして後ほどということでございましたが、お答えさせていただきます。第1点目、YOU YOU、TOMO TOMOの職員数ということでございましたが、委員が掌握しているとおりでございまして、管理者1名、正職3名、そしてパート3名の7名での対応ということでございます。もう一点、果樹園の森の保育園の保育士の年齢構成どうなっていますかというようなご質問でございました。個人ごとの年齢は個人情報のこともございますので省略させていただきますが、年代別だけ報告させていただきます。園長1名、経営者でございまして60代の方でございます。副園長が1名で30代の方。保育士17名おりまして、20代が11名、30代2名、40代2名、そして50代1名。事務員の方は30代の方1名でございます。栄養士は20代の方1名というような年代別の構成になってございます。以上、2点についてご回答申し上げました。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)教育総務課のところでわかりましたらお答えをいただきたいと思います。さきほどの学校建設についてです。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)先ほどの成田小学校についての校舎、屋体、プールの建築関係でご説明を申し上げます。校舎につきましては、全体の事業費が8億8,095万円、そして屋内運動場が3億6191万4,000円、で、プールが8,862万円というようなことでございまして、あわせまして、13億3148万4,000円の総事業費でございました。財源の内訳でございますけれども、国庫補助負担金そうしたものにつきましては、4億5,509万3,000円、全体の34.18パーセントでございます。そして、起債につきましては4億2,180万円でございまして、全体の31.68パーセントとなってございます。一般財源につきましては、4億5459万1000円ということでございまして、34.15パーセント、このような割合となってございます。以上でございます。

委員長(山路 清一君)佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君)先ほど、109ページの公民館のところですが、課長からお答えがありました1ヶ月前からの申し込みとなっていると。これではまったく行事を計画してもですね、お知らせする時間がないということでなんですが、この規程の見直し、そしてまた、土曜日曜ですね、開放するということについて、見直し検討なさるつもりがあるか伺います。そしてまた、映画はお金を取るものでもないしということで、この程度で我慢してもらいたい旨の発言がありましたが、お金を取って見てもらう映画もありますし、そのほかに舞台だとか、さまざまな照明を使ってのこともこれからありうるとおもうんですね、そういうときに、やはりあれでは照明が万全でない映像が、万全でないということがありますから、これについてもですね、検討して欲しいと思うのですがどうでしょうか、最後に伺います。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)まずあの、公民館の申し込み1ヶ月前という話をさせていただきました。ただあの、特別な集会ということになったときには、いろいろこちらでもご相談をしながら、進めていきたいというふうに思います。それから、先ほど申し上げましたとおり、土日休日につきましては、検討中でございますけれども、これからも引き続き検討していきたいと思っております。公民館での映画に関しては、成田公民館以外は暗幕を常設しておりますので、できれば、成田以外だと確かに映画は可能だと思います。ただ、成田の公民館、まるっきり普通のカーテンではなくて、遮光2級ということで、白黒の暗幕に次ぐ遮光性を持っているというところでございますので、どうしてもっていうことになればほかの公民館をご利用いただければというふうにも思います。以上です。

委員長(山路 清一君)相澤 榮委員。

委員(相澤 榮君)72ページの河川の水質検査についてお伺いいたします。採水箇所が8箇所とありますけども、場所はどういうふうになっていますかお伺いします。

委員長(山路 清一君)生活環境課長。

生活環境課長(小松 繁夫君)まず河川につきましては西川でございまして、上流につきましては落合橋から大金裏、それから今泉、まあ大和町境ですね、であと、西成田の法圓寺、穀田西側の合流点、西川の合流点、それから今泉での大亀からの西川の合流点、西成田明石側の合流点、それに大和町境三ノ関付近でございます。竹林川側のほうでございます。以上です。

委員長(山路 清一君)相澤 榮委員。

委員(相澤 榮君)この場所っていうのは毎年変わりないんですか。お伺いします。

委員長(山路 清一君)生活環境課長。

生活環境課長(小松 繁夫君)場所については変えておりません。

委員長(山路 清一君)相澤 榮委員。

委員(相澤 榮君)環境基準についてはこの欄に示されてるようにクリアされてるというふうにとっていいんですか。

委員長(山路 清一君)生活環境課長。

生活環境課長(小松 繁夫君)一部の項目、詳しくいいますと大腸菌につきましては若干基準値を上回っておりますけれども、他の検査項目につきましては基準値を下回っております。

委員長(山路 清一君)相澤 榮委員。

委員(相澤 榮君)大金さんの所からさがった部分なんですけども、その途中で坂松田のところに用水の確保のために水をあげているということで、これからあげなきゃないという部分があるらしいんですけども、非常に汚れているので、大変だという部分で大丈夫なのかなという、そういう質問がありましたので、それについては大丈夫ですか。おうかがいします。

委員長(山路 清一君)生活環境課長。

生活環境課長(小松 繁夫君)大金付近での測定値からいきますと大丈夫という判断でおります。

委員長(山路 清一君)相澤 榮委員。

委員(相澤 榮君)事業所等からのですね、排水の処理についての関係、法令に基づいて取り去りましたとありますけども、適切に処理されたかどうかってことでお伺いします。

委員長(山路 清一君)生活環境課長。

生活環境課長(小松 繁夫君)こちらにつきましては、騒音振動等を含めまして事務処理させていただいておりまして、法令に基づいた中での処理ということで、行っております。

委員長(山路 清一君)相澤 榮委員。

委員(相澤 榮君)特に問題なのがですね、ゴルフ場からの排水なんです。それで、レインボーゴルフ場につきましてはですね。毎年測定値が町内会に届くようになってるんですけども。このごろ届かないんです。それで、町としましてはこれは届いてるんですか。お願いします。

委員長(山路 清一君)生活環境課長。

生活環境課長(小松 繁夫君)その件につきましては、生活環境課ではなくて、溜池管理、農業用水管理での経済振興課のほうに届いているはずでございます。

委員長(山路 清一君)相澤 榮委員。

委員(相澤 榮君)次に、スクールカウンセラーについて102ページについてお伺いします。だいぶ学校間で開きがあるんですけども、それから親と生徒の部分でありますけど、一番大きな問題はどんなことなんですか伺います。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)このスクールカウンセラー利用での開きでございますが、これにつきましては、特に富谷中学校、第二中学校、そうしたところが多いというようなことでございまして、この相談数にしましても、大勢の方、大勢の生徒が一回にですね、大人数で利用するというようなことがあったり、ここにいったりというような、さまざまなケースがあるわけでございまして、これらにつきましては、受け取り方としましては、それぞれそうした相談の件数の開きというものについては、少ないところについては、やはりその、何ていうんでしょう、さほどカウンセラーを利用しなかったという、それだけの実態だと受け取っております。

委員長(山路 清一君)相澤 榮委員。

委員(相澤 榮君)大勢で集団で指導を受けると、相談を受けるということなんですけども、個別での相談の内容っていうのはまったく外には知らせられない部分だと思うんです。それでこの数字だけではそういう問題は把握されないんですけども、どのように考えたらいいんでしょうか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)スクールカウンセラーのカウンセリング、相談の内容でございますけれども、生徒につきましては、学校生活それから友人関係、そうしたものが全体の約3割を占めておりますし、教員の相談につきましてはいろんな情報交換ということ、これが全体の約4割を占めてございます。残りは保護者の方でございますけれども、これらの方々につきましては子供の不登校、そして学校不適応、そうしたものが全体の約2割を占めるというような相談の内容となってございます。で、保護者におきまして、主に子供の養育相談、そして家族関係などの相談。あといじめ、進路などの相談。いじめとか進路の相談につきましてはごく数が少ないというふうに聞いております。またあの、学校によりましてはこうしたスクールカウンセラーの部屋をですね、憩いの場として訪れるというような生徒の傾向もあるというふうに聞いております。そうしたものも報告の中では件数というふうにして実績の報告を受けているというふうなことでございます。

委員長(山路 清一君)相澤 榮委員。

委員(相澤 榮君)そうすると、この回数は非常に多いわけなんですけども、カウンセラーでは何人いらっしゃるんですか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)各中学校に一名ずつということでございます。

委員長(山路 清一君)相澤 榮委員。

委員(相澤 榮君)次にですね、給食費について113ページについてお伺いします。だいぶ未納が多くなってるんですけども、このことについてどのような徴収方法をやってるんですか。これは財政課、税務課ですか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)給食費の未納、これにつきましては時間外にですね、副所長、それから事務職員、この2名が臨戸版訪問しながら督促をして収納にあたっております。

委員長(山路 清一君)相澤 榮委員。

委員(相澤 榮君)その成果っていうのはどのぐらいありますか。お伺いします。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)過年度分の給食費で見ていただいてもお分かりのようにですね、この小学校中学校あわせまして26.59パーセントの収納率となってございます。ですので、この中での実績としましては月々にしますとわずかな金額での納付となってございますけれども、毎月平均しますとだいたい10件程度。件数にしますとですね。わずかずつです。2000円ぐらいずつの分納というふうなかたちのものが多いわけでございますが、これが最後にこないだ聞きました確約書といいますか、納付書は40枚ほどきっていると、40回これから訪れるというようなご家庭もございます。このようにして、わずかな金額でございますけれども、毎月、臨戸訪問して収納にあたっているというような状況でございます。

委員長(山路 清一君)相澤 榮委員。

委員(相澤 榮君)結局事後対処の方法なんだと思うんですけど、なぜこれがですね、未納になるかっていう部分で各戸訪問していろいろと事情がわかると思うんですけどね、本当に払えなくて払えないのか、その辺の事情はお分かりですか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)皆さんあの、臨戸指定の話の中では経済的に苦しいんだというふうなことでございます。

委員長(山路 清一君)相澤 榮委員。

委員(相澤 榮君)米の消費拡大ということで、富谷町の生産された米を10月から給食に準備するということなんですけども、パン食と米食の経費の違いはのくらいになっていますか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)ちょっとあの、米飯、そしてパンその差っていうのはちょっと計算したことがございませんで、後で計算してお出しします。

委員長(山路 清一君)相澤 榮委員。

委員(相澤 榮君)やはり、町長も10月から地産地消ということで、取り組んでいくっていうことをお話されてますので、ぜひ1食でもね、2食パンあるんですけども、もう1食ぐらい増やせないかどうかっていう部分でお伺いします。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)10月からということでは確かなかったかと思います。10月に新米が出ましたら、試食会をどこよりも先にですね、するというふうなことはお聞きしていますけれども、10月から即、富谷町産の米をですね、米飯給食にずっと用いるというようなことではなかったとこのように思っております。

委員長(山路 清一君)相澤 榮委員。

委員(相澤 榮君)私は、米食を一回増やせないですかということでお伺いしたんですけども。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)学校給食運審の中で、米飯給食をもう一回、回数を増やすというようなことについては、給食運審の中で決定をしていただければできるというようなことになっております。

委員長(山路 清一君)相澤 榮委員。

委員(相澤 榮君)そうすると、委員会主導ということになるわけですか。事務局提案というかたちではないんですか。お伺いします。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)そのことにつきましては今後検討して、事務局案としてですね、検討してまいりたいと思います。

委員長(山路 清一君)相澤 榮委員。

委員(相澤 榮君)118ページお願いします。文化財の保護について、さきほど民俗ギャラリーのことについて同僚議員がお話されてますけれども、神社仏閣等ですね、名木古木、そういう部分がいっぱい本町にはあると思うんです。それで、事業の中にはですね、名木古木の中では代官松維持だけしか載ってないんですね。亀杉とかもあるし、そのほかにもいっぱいあると思うんですが、そのへんはどれぐらい把握されてますか。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)古木といわれるもので亀杉、それから大亀神社の赤樫ですかね、それから代官松もちろんですけども、そういったところでの把握のみでございます。

委員長(山路 清一君)相澤 榮委員。

委員(相澤 榮君)その中でですね、今3箇所の説明があったんですけども、管理はこの代官松だけで結構なんですか。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)代官松はですね、どうしてもその、松のザイセンというか、松毛虫というか、そういったところの食害による枯死というものが一番心配されますので、一番にはその代官松、今のところは代官松のみ管理をしているというところでございます。

委員長(山路 清一君)相澤 榮委員。

委員(相澤 榮君)そのほかにもですね、いっぱいあると思うんですけども、探すっていうかですね、そういう、発掘する方法っていうのは考えないんですか。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)文化財保護審議委員会、そういったところでいろいろ動きを見させていただければというふうに思います。

委員長(山路 清一君)相澤 榮委員。

委員(相澤 榮君)じゃあもうひとつだけお伺いしますけれども、神社仏閣の中でね、だいぶ古い神社、それから貴重な財産ていうのもあると思うんですけれども、それらの保護についてはどのように考えていますか。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)当然ながら神社仏閣で、文化財的なものについては、保護的なものは十分これからもですね、検討し、保護していかなければならないというふうには思っております。

委員長(山路 清一君)永野委員。

委員(永野 久子君)まず、実績報告書の102ページからお願いいたします。学校評価システムにつきまして、この25万8000円支出したということで、達成度の中にですね、このように記述されています。「学校評価システム構築にあたり、教職員の意識改革と、地域保護者からの学校運営への関心や理解が高まってきました。」という達成度に記述がなされておりまして、この教職員の意識改革それから地域や保護者からの関心や理解の高まり、これは何か根拠があってこのように記述されたと思いますので、その根拠をお示しください。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)この学校評価システム構築事業での成果としまして、教職員の意識改革と地域保護者の学校運営の関心の高まりというようなことで、に対する質問でございますけども、教職員の意識改革というものにつきましては、これまでも学校評価、内部評価ですね、内部評価で対応してまいりましたけれども、内部評価がさらに広がりまして、各学校、町内のですね、学校、全校との共通したといいますか、オープンにされた中でのそれぞれの学校でこれまでよかったと思いながらやってきたことに対しましても、それぞれがある程度の気づいた面があると、いうような大きな成果が上がってきているところでございます。また、地域保護者の方々につきましても、これまではアンケート調査に対する回答ということが主でございましたが、こうしたものにつきましてもそれぞれの学校から共通のアンケート、調査、または個々の調査にいたしましても、それぞれ他の学校ではこうしたことがあったのかというふうなことに対します講評とかされているというようなことから、それぞれ関心が高まるそして、理解も深まってきたというようなことでございます。

委員長(山路 清一君)永野委員。

委員(永野 久子君)9月8日付けの河北新報の1面ですけれども、小中高校、幼稚園の運営について自己評価の公表の義務化というタイトルで文科省方針というふうに、こういう記事載っていたのお気づきになったと思いますけれども、この学校評価制度については、国から上から押し付けてきたものをいやいや、やったという経過ではなくて、自ら手を上げて進んでモデルケースでやったという、こういう経過があります。それで、この学校評価システムの問題が出ましたときに、この議会の場で論議になりましたのは、やはり学校のランク付けにならないかということや、それから今でさえ忙しい教師に、マニュアルづくりだけにとどまらず、毎年これからしていく評価自体に大変な時間がとられて、本当に深刻な子供の抱えているいじめやら不登校やらといった問題に向き合っていく時間が削がれるのではないかというような問題提起をしたかと思います。それでですね、この今回の学校評価制度が、今国が目指している学校同士のそれこそ、私どもは競争だと思っておりますけども、学校評価して、その上で親たちが学校を選んでいく、選択していく。で、選択していく経過の中で、教育バウチャー制度というような、結局子供がたくさん集まってこない学校には予算も減らしていくと。子供の人数に合わせて予算まで減らされていくんだというようなことにつながるツールなんだという指摘をしたかと思いますけれども、そのときに当局がお答えになったのは競争だとかランク付けというものが狙いではないんだと。それで、そういう心配はないというお答えでしたけれども、この河北の記事、政府の方針を見る限りにおきましては、これやっぱりね、自己評価の公表を義務化してるんですよね。さらにこれは進んでいくとおもうんですね。国は着々とそういうふうに行く着くところ教育バウチャー制度、言ってみれば公的な教育の解体にも近づいていくようなところに向けて着々と進んでいるということがこの記事でも強く感じられたわけですけれども、こういう点から見ますと、やはり子供たちの教育のためになるのかならないのかというところを、目先のマニュアルを作って評価するといつもやってきたことなんですということにとどまらない、その大きな政治的な狙いというものをきちんと見抜いたうえで対応していく必要があると思うんですが、この点については教育委員会としては反省があるのかどうかを伺いたいとおもいます。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)ただいまご指摘のあったことは学校評価ガイドラインに沿って学校評価システムを実践してるんではないかというふうなことでのご指摘だと思います。これらにつきましては前にも申し上げたかと思いますが、こうしたことは常に成果として上がったもの、それをこうさらにチェックをしまして、またこの改善すべきところは改善しながら、より子供を生徒のためにですね、なるような学校評価システムに、常々変えていくというようなことで実施をしていこうと考えておりますので、今、永野委員がご心配なさっているようなことについては解消されていくのではないかとこのように考えております。

委員長(山路 清一君)なお、質疑のほうは簡単明瞭にお願いいたします。永野委員。

委員(永野 久子君)そうしますと、この学校評価システムを競争やランク付けに今後とも使わないということのご決意だと受け止めてよろしいですか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)もちろんでございまして、この学校評価システムの主な目的にもございますように、地域に開かれた、そして地域とともにですね、育て、育っていくというような学校経営に移行されるというふうなことでございますので、そのへんよろしくご理解をいただきたいとこのように思います。

委員長(山路 清一君)永野委員。

委員(永野 久子君)決算書の112ページですけれども、先ほどの決算書のご説明の際にですね、小学校の業務員について富ヶ丘小学校と日吉台小学校については業務員をというかたちではなくて、シルバー人材センターに委託をしたということでしたけれども、112ページでいきますと、決算書の112ページなんですが、これはあの、それぞれいくらで、何人でそれぞれいくらというふうになりますか。伺います。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)ただいまあの、ご質問は決算書112ページの役務費手数料の中でのことと思いますが、臨時業務員、そしてここにもうひとつには臨時の配膳業務員と、あわせまして504万9054円の決算となったものでございます。これらにつきましては、業務員の数につきましては、富ヶ丘小学校、それから日吉台小学校この2校で業務員の派遣をいただいております。また、配膳員につきましては、成田東小学校、富谷小学校、東向陽台小学校での3校での派遣をいただいているというような内容でございます。それぞれのこれまで業務員ですと町職員1名各学校におりましたが、そうしたものが異動なりなんなりで、欠けていた部分について業務員の派遣、シルバー人材センターからの派遣をいただいて対応しているところでございますけれども、その学校、学校にですね、人数的にはですね、シルバー人材センターからは1人の業務員が欠員になった者にたいして大体4名のシルバー人材センターから、4名ですね、1名にたいしまして4名で対応していただいているというようなことでございます。あと、業務についても同じように2名、または3名ぐらいで1名の職員のところをシルバー人材の方では、体力的なものなどもございまして、対応につきましては2名とか3名で対応していただいているというような状況でございます。

委員長(山路 清一君)永野委員。

委員(永野 久子君)確かあの、給食補助員をですね、民間に委託をするということについてはご説明もありましたし、この場での論議もありましたけれども、業務員を、学校によっては業務員ではなく、シルバーからの派遣で対応するということについてのご説明はなかったように思うんですが、いつこれは議会に対して説明いただきましたか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)当初予算にこの手数料につきましては予算措置をしてございました。当時はまだ、どこにお願いするかということがありませんでしたので、シルバー人材センターといえどもひとつの団体でございますので、民間、それから公的なといいますか、準ずるようなこのシルバー人材センター、そうしたものでの固有名詞は避けていたために、説明をしなかったのかとこのように思っております。

委員長(山路 清一君)永野委員。

委員(永野 久子君)これはですね、教育現場で業務員が果たしている役割をかなり過小評価していないかという感じを受けているんですね。というのは、単にその業務員の場合は学校校舎の周辺の草刈をするとかなんとかということにとどまらず、教室の職員室のコピーのお手伝いをしたりですね、あるいは最近では危機管理上も業務員も大事な学校の中の要員だというふうな位置づけが今むしろ高まっているというふうにおもいますし、誰でもいいというものではないと思うんですね。シルバーだからだめだということはありませんが、今もお話があったように、定年過ぎた方が福祉を目的とした機関としてシルバー人材センターに集まっているわけでして、その1名に対して2名3名あるいは3名4名で対応しているからいいというものではないはずで、そこに常設でいる人がどういう体力・気力、意識を持って学校の中で働いているかということが大事なんではないでしょうか。これはあの、シルバーにすることによって、おそらくは予算上はかなり減っていると思いますがこれはいくら減っているというふうにみていますか。人件費の総額で。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)人件費から申し上げますと、先ほど申し上げましたように、この学校業務員のほうにつきましては、業務員、それから配膳業務員合わせまして504万9,054円というふうな内容でございます。これをどれだけ浮いたのかという計算はいたしておりません。またあの、先ほど来、ご質問にございましたように、この60歳を過ぎた方々といわれましても、人物的にはですね、相当社会的な会社などでの地位の高いそうしたところで事務経験の豊富な方々が多くこの業務員になっていただいているようでございます。昨今、雇用の延長、そうしたことなどもいわれておりますし、そうしたことからしますと、60歳を超えたといっても、町のこれまでの正規の職員とさほど変わるものではないと。さらには人数的にもですね、今まで1人で対応してきたものを2人、2人、まあ4人ぐらいずつ、2人2人ぐらいずつで対応してきていただいておりますので、相当内容的にはですね、前の正規の職員よりも能力的に落ちるというようなことは思っておりません。さらに、懸念されましたようなことについてですけれども、学校からはこのシルバー人材センターからの派遣による方々での仕事の内容につきましてかなり好評なわけでございまして、現場の方々からこのように評判がいいというようなことがございますので、今後はさらにこのシルバー人材センターの派遣を活用してまいりたいとこのように考えております。

委員長(山路 清一君)永野委員。

委員(永野 久子君)そうしますと、このシルバーの派遣は業務員、他の学校にも増やしていくというお考えなんでしょうか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)今後におきましても、欠員が生じた場合には、シルバー人材センターからの派遣を受けてまいりたいとこのように考えております。

委員長(山路 清一君)永野委員。

委員(永野 久子君)この件についてはやはり正規の職員で対応することが子供たちの生命の安全、教育環境の充実という面からもやはり欠かせないことだということだけを申し上げて次に移ります。114ページ、決算書の114ページですけれども、失礼しました。決算書じゃなくて、実績報告書の114ページです。さきほどあの、学校給食のところで質問に対するお答えでしたか、地場産品の利用という面から見てもセンター方式がいいんだというお答えがありましたけれども、それではあらためて平成18年度は地場産品の活用、何をどの程度学校給食で取り入れたのか伺います。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)今あの、今回手元に持ってきておりませんけども、思いつくものから申し上げますと、ブルーベリー、それからりんご、あとなめこ、そうしたものが多いですね、旬に使わせていただきました。さらに、毎月富谷もやしになりますけど、もやしは毎月というようなことで利用させていただいて(「さくらんぼも」の声あり)あ、さくらんぼも、一回行事として使わせていただきました。以上ですけども、あとはその、佐藤委員の方から助け舟が出ましたけども、ネギとかですね、そうしたものにも使わせていただいております。こうしたものはあの、いくらでも私どものところでは受け入れる用意がございますけども、それを品揃えをしていただけないと、残念ながらしていただけないというようなことでございます。そんなことでございますので今後、農家の方々にですね、私どもで利用、必要とする量をきちっとそろえていただければ、いくらでも採用させていただきたいとこのように考えております。

委員長(山路 清一君)この際、午後4時15分まで休憩します。
 午後4時00分 休憩


 午後4時15分 再開

委員長(山路 清一君)休憩前に引き続き会議を開きます。永野委員。

委員(永野 久子君)先ほどのお答えではですね、学校給食に取り入れている地元の産品、ざっと伺うと、品種、種類についてはひところより増えたかなという印象を受けたんですけれども、その量的なものについてもぜひ抑えて欲しいというのがひとつです。これはお願いですが、さきほどのご答弁で、今後品揃えをしてもらえればいくらでもという大変心強いお答えがあったんですけれども、実はこれまで議会で何回もこのことは取り上げてきていますが、今回、平成18年の場合は賄材料費が2億2800万円ですよ。これをすべて地元というわけにはいかないにしても、地元産品で活用していくということになりますと、かなり地域の経済にも役立つわけで、農家の方の経営にも役立つわけですけれども、実はネックが、学校給食がセンター方式であるというところにネックがあったわけですね。それはですね、何かといいますと、これまでも議会の場でもお答えがありましたが、たとえば、きゅうりにしても、じゃがいもにしても、曲がりきゅうりだとかでこぼこじゃがいもは機械にはまらないからだめなんだということだったんですよ。そうするといくらでもこれから使えるということであれば、この曲がりきゅうりでもでこぼこじゃがいもでも今後センターで活用していくということなんでしょうか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)確かに、給食センターではある一定の規格品でないと材料としてはですね、不適格であると、このような答弁をしてまいりました。それが自校式になればそれが使えるかというふうなことについては、まだ検証はされておりませんので、ここでできるというようなことは申しかねます。

委員長(山路 清一君)永野委員。

委員(永野 久子君)ちょっと答弁が違うんですけれども、そうじゃありません。センターで、今のご答弁に則してお答えしてるんでしょ。先ほどの、あの、伺ってるんですよ。先ほどね、今後品揃えをしてもらえればいくらでも利用したいということだったので、現在やっていくセンター方式というやり方のもとでも、仮にきゅうりが曲がっていようがジャガイモがでこぼこであっても、地元の産品を大いに利用していくということでよろしいんでしょうかという意味で伺っているので、再度お答えください。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)利用させていただく前提はやはり規格品というふうなことになります。

委員長(山路 清一君)永野委員。

委員(永野 久子君)決算審査というのは単に数値をあわせるとか、数字がその、間違いがないかということにとどまらず、一年間の町政、施策の全般についてチェックをするのだということが議員必携にも書かれておりますので、改めてうかがいますけれども、実績報告書の116ページです。西成田コミュニティセンターにつきましては、これはあの、件数それから人数の実績が報告されています。年間3487人の利用者がありました。大体1ヶ月200人という計算が成り立つかとおもいますけれども、あ、ごめんなさい、ちょっと計算が違いましたね。そうですね、300人近い利用がありますよね、一般質問での相澤議員での質問に対してですね、西コミについては利用者が少ないことがネックになっているという趣旨の、町長のご答弁がありましたけれども、これはあの隣の117ページの大黒澤苑の実績と比べましても、苑内の見学というのは除いて、施設の利用ということで比べますと、西成田コミュニティセンターのほうが約2倍近く多いんですよね。ですからまあ、利用者数の面でも、決して遜色ないといえると思います。野球やサッカーなどができて、しかも宿泊できるという意味では町内唯一の施設ですので、これはあの、相澤議員の質問ともダブりますけれども、一般質問ともダブりますが、トイレと台所とさらにシャワー室など、お風呂場でもいいんですが、これがあの、もっと大人数に対応できるように整備されればですね、さらに利用者はふえるのではないかと思いますが、この18年度においては、この実績を踏まえて、そういう整備についてのご検討はされたのでしょうか伺います。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)従来から問題視はトイレとはしておりまして、町長からもこの前答弁させていただいたように、トイレにつきましては、水洗化の検討をこれからしていくということでございます。

委員長(山路 清一君)永野委員。

委員(永野 久子君)119ページ、実績の119ページ、公民館の問題ですけれども、さきほど佐藤委員の質問にも関連いたしますけれども、この申し込みがですね、1ヶ月前ということなんですけれども、確認したいんですが仮に9月15日に申し込みをした場合、開催の期日というのはいつまでということになりますか。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)9月15日からの申し込みにつきましては、10月1日からになります。(「いつまで、10月いっぱいですか」。)10月末まででございます。

委員長(山路 清一君)永野委員。

委員(永野 久子君)そうしますとですね、大きな企画を平成18年中にも大きな企画をしたことがあったんですけれども、実際に借りることができないということで、というのはたとえば、講師をお願いするについてもはっきりと期日と会場が決まらないとお願いができないし、また周知徹底、案内のためのチラシを作るにしても、原稿を作りそれから印刷をし、たとえば河北新報などに折り込むと言うような場合でも、相当な日数が必要となりますので、たとえば9月15日に申し込んでその日にOKとなったとしても、それから実質1ヶ月ちょっとしかないわけですよね。そうなりますとね、事実上1ヶ月前の予約というのでは、大きなイベント、大きな講演会等は無理なんですよ。ですからこれを、空いていなければしかたありませんけれども、申し込んだ時点で空いていれば貸すということを原則にして、そして途中でたとえば選挙が入るだとか、どうしてもやむをえない公的事業が入るということになれば別ですけれどね、少なくとも3ヶ月後のことぐらいは予約できるというようにしていくべきではないでしょうか。これは公民館の設立の趣旨からしても広く町民の教養を高めるということで、サークルだとか講座の方だけが町民ではないんですね。そういう立場で改善して欲しいと思いますがどうでしょうか。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)今の現在の取り扱いは先ほど申し上げたとおり1ヶ月前申し込みというのを原則としておりますけれども、これを別な方法で、もう少し緩やかにというところのお話だと思いますけれども、ただあの、今までの利用者もだいぶそういったことで設定をされているなかでこれを覆してということになると、相当の皆さんに混乱するのかなという部分もあるかと思います。従いまして、先ほどの答弁は、その特別な集会等につきましては前もってご相談をいただければ、いろいろ趣旨に沿ってお答えできるようにしたいなというふうなことでの回答をさせていただいた次第でございます。

委員長(山路 清一君)永野委員。

委員(永野 久子君)あらかじめ予定が決まっているものについてはね、そりゃしかたがないでしょう。社会教育関係団体が先に予約するということはこれは仕方がないと思いますけれども、空いているにも関わらず、予約させないというこういうやり方です。たとえば3ヵ月後に、今の時点で3ヵ月後に空いてはいるけれども、何が入るかわからないからと。で、その場合何が入るかという中に、選挙だとか町の行事だとか入ってきた場合はそれは仕方がありませんけれども、サークルだとか講座だとかっていう、主にサークルですよね。こういう社会教育関係団体があとからぽっと入ってぽっと取ってしまうというのは、これはおかしいんじゃないかということですよね。社会教育関係団体であっても、一般の町民、そして育成会だとかスポーツ少年団だとか、いろいろなそうしたサークル等々に加入していない、参加していない方も含めて、町民が利用する権利があるわけですから、ここはもっと開かれた状態にしていく必要があると思いますので、ぜひご検討するべきだと思いますけれどもどうでしょうか。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)1ヶ月前の申し込みの時点では、申し込みを1日から受け付けてない状態になるので、空いている形にはなりますね。そうすると空いているからといって、そこに申し込みを受け付けてしまうと、後の1日からの受付分が入ってきたときに、なぜここに入っているのというところでのトラブルというのが発生するかと思いますので、空いているという表現は適正ではないかと思います。したがいまして、今後、1ヶ月というルールにつきましても、先ほどのとおりですね、守っていただいてあとは特別な集会等についてはご相談を申し上げたいと思います。

委員長(山路 清一君)永野委員。

委員(永野 久子君)それではウィークデーは別として、土曜日曜はどうなんですか。これもやっぱり1ヶ月前ですか。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)基本的には土日開放はしておりませんけれども、そのへんもご相談をしたいと思います。

委員長(山路 清一君)永野委員。

委員(永野 久子君)最後になりますけれども、成田公民館の、先ほど佐藤委員が質問しましたカーテン、暗幕なんですけれども、成田公民館の位置づけというのは南部の拠点だということだったと思います。そして、だからこそ5000万円近いお金をかけてイスもですね自動で移動する。階段式のイスを導入したという経過があったと思うんですね。そういう成田公民館の位置づけからして、これからさらにその文化的な行事が広がっていくということを考えますと、映画や演劇を上演できないような施設では困るというふうに思いますので、せめてカーテンくらいは、暗幕ぐらいは設置するべきじゃありませんか。どうでしょうか。

委員長(山路 清一君)生涯学習課長。

生涯学習課長(佐藤 信夫君)先ほど来答弁をさせていただいておりますけれども、遮光性については2級ということで、カーテンそのものからの光というものは漏れないと。ただ、カーテンの周りの部分から漏れてくるだろうという、そういう話ですけれども、暗幕につきましては1級でもないので、そのへんについては今後の研究課題とさせていただければというように思います。

委員長(山路 清一君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)実績報告書31ページ。外国人登録数が載っております。17年、18年度と減ってきているようでありますが、その理由はお分かりでしょうか。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)会社の名称ですが、スリーエム関係の雇用のところが     の方々のところが減っているというところでございます。

委員長(山路 清一君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)そうしますと、124人ということで載っておりますが、国籍は一番多い国はどちらでしょうか。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)一番多いのが韓国となってございます。

委員長(山路 清一君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)実績報告書同じく、次のページ32ページ。各種証明交付件数の中に、住民票閲覧がございます。昨年は12件。8万3800円となっております。これは17年度に比べますと、極端に手数料が、17年度は141万円となってましたけど、これはどういった理由かお聞きします。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)住民票の閲覧についてはですね、法改正になりまして、原則公開から、それを限定をしたっていうことで、たとえば営利目的とかっていうことができなくなったっていうことで、減っております。

委員長(山路 清一君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)そうしますと、極端に減ったっていうことは、いわばその運用が適正にされていたと考えてよろしいんでしょうか。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)そのとおりでございます。

委員長(山路 清一君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)その住民票の台帳の一部の写しの閲覧に関する事務取扱要領をみますと、その閲覧の承認を受けたものはですね、閲覧により取得した個人情報の管理、廃棄時期、廃棄方法について、2週間以内に町長宛に提出しなければならないとなっていますが、こういったものはきちんと提出されてるものでしょうか。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)今のところちょっと確認をしたいところもございますが、閲覧の状況を公開したりっていうか、掲示したりってそういうふうなことでやっております。それから要請があったときには、廃棄をどうするかっていうことを全部書かせまして、こちらに出してもらうということをしています。

委員長(山路 清一君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)法の改正により、先ほど今、課長が言いましたけど、閲覧をしたものを公表するんでしょうか。した方々の、団体とか個人のお名前とかっていうことになってるかと思いますが、それについて今もすでに公表されているんでしょうか。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)今年3月に公表しております。

委員長(山路 清一君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)続きまして、実績報告書49ページ。49ページにですね、災害時要支援者台帳整備状況というのがございまして、昨年度よりこういった緊急時において作られているようであります。これを利用した何か実際に避難訓練というか、そういったものを対応訓練というものはされておりますでしょうか。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)実際の活用はございませんでした。

委員長(山路 清一君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)実際の活用っていうか、机上訓練というんですか、机の上での訓練とかそういったものについてもしていらっしゃらないということですか。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)おっしゃるとおりでございます。

委員長(山路 清一君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)ぜひともですね、そういったものをお願いしたいなと思っております。つづきまして、実績報告書70ページ。70から80にかけてになりますが、CO2の削減、温暖化対策云々んっていうことで、達成度、または達成すべき目標の中に入っております。実際に町としてどのようなものをされたんでしょうか。

委員長(山路 清一君)生活環境課長。

生活環境課長(小松 繁夫君)町としまして、まず公共施設の一番多く使われておりますガソリンの削減、使用削減と、それから電気につきましてもお昼休みに消すというかたちで一応、平成17年を基準にしまして、18年度において目標値である4パーセントを上回る5パーセントの削減ということで、目標を達成している状況にございます。

委員長(山路 清一君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)先ほど、教育総務課のほうで、原子力エネルギーについての子供たちの教育っていうことで、お話があります。報告がありました。こういったものを町民というか、子供たちに相手にされているわけなんですが、これについて、実際に町としてはどのように評価されておりますでしょうか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)これらにつきましては、学びの科学というようなことで高く評価しておるところでございます。

委員長(山路 清一君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)ちょっと私の質問がちょっと悪かったですね。地球温暖化、また省エネというということで、どのように評価されているかお聞きします。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)これらにつきましては、環境教育の一環として取り上げているというようなことであります。

委員長(山路 清一君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)今の教育総務課長のお話聞きますと、非常に環境に対して評価しているということになります。町としても、町の公共施設にもこういったものですね、積極的に取り上げるべきではないでしょうか、いかがでしょうか。町長にお聞きいたします。

委員長(山路 清一君)若生町長。

町長(若生 英俊君)全般、何をというところが。

委員長(山路 清一君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)先ほどの教育委員会のお話ですと、教育総務課長のお話ですと、子供たちの教育で、たとえばあの太陽電池を使ったソーラーカーとか、そういったものをですね、いろいろされて、非常に教育的に非常に高いっていうようなお話をいただきました。そしてまた、町としても、環境負荷っていうことにたいして非常に取り組んでいらっしゃるということであります。それで、そういったものをですね、町としても取り組む上で、設置が必要ではないでしょうかということをお聞きしたわけであります。

委員長(山路 清一君)若生町長。

町長(若生 英俊君)安住議員の一般質問ともつながるのかなというふうに思います。従いまして、一般質問でも答弁しましたように、大変大事なテーマでございますのでね、課題として受け止めさせていただきたいと思います。

委員長(山路 清一君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)最後になります。105ページになるかどうかわかりませんが、教育振興、小学校のほうでありますけれども、ちょっとよくわかりませんが、確かあの、町で今の保護者宛にですね防災メールの、確か試行的なものをされているはずです。実際にその経過、そしてまた経過についてお聞きします。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)ただいまあの、ご質問につきましては、富谷小学校で行っている緊急連絡の携帯電話による通報システム、このように思いますが、これらにつきましては非常に成果としましてはですね、上がっているというようなことでございます。

委員長(山路 清一君)安住委員。

委員(安住 稔幸君)今、課長のほうから非常に成果が上がっているということでありますので、ぜひともですね今後も推進、全校にわたって推進されますようお願いいたします。いかがでございましょうか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)よく検討してまいりたいと思います。

委員長(山路 清一君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)実績報告書の31ページ、今同僚の議員が外国人登録の所帯数ということでお聞きしたところなんですが、ここの外国人の所帯数が、斜線が引いてある理由はなんでしょうか。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)今のあのご質問で外国人の世帯数ということでございますが、外国人の登録の場合は、世帯数っていう概念がないものですから、人口の、人数っていうことで抑えてございます。

委員長(山路 清一君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)先ほどですね、外国人のどこの国が多いかというようなご質問で、韓国というようなことをお聞きしましたけど、平成12年には77人のブラジルがおったと思うんです。これブラジルは平成7年から登録開始しているという経緯がございますので、その77名が、これも人口の37.1パーセントにあたって、まったく前は、ほとんど韓国、朝鮮の方が28人いたりとというようなことで、平成7年には44人ということになっていたのが、まあブラジルの方がまったくいなくなったようなお話なこと、もう一度お願いします。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)それでは、2007年の8月末現在での外国人の関係、ちょっと申し上げますが、先ほど韓国が一番多いって申し上げました。46人ほどですね。ブラジルの方は、6人ほどとなってございます。

委員長(山路 清一君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)特に原因、ってことはないんですけど、まあほとんどは北部工業団地の時にそういうようなかたちだというふうにお聞きしていましたけど、特にそういうものは状況を把握してますでしょうか。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)原因を特に詳しく調べたっていうことではございませんが、窓口で受付している状況でございますと、北部工業団地関係の会社に、先ほど言いましたけどスリーエム関係の雇用が減っているっていう、そこからの転出が多いといったところでございます。

委員長(山路 清一君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)同じところで、戸籍届け件数でですね、出生とか、戸籍関係、総数2093と受けておりますが、各出張所におかれましても、受付が458件ということになっておりますが、この今、2093の中に入っているのかどうかまずお伺いします。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)失礼いたしました。出張所のほうも入っております。

委員長(山路 清一君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)戸籍のですね、届けの件数で、時間外の今、成田出張所並びに本庁舎のところで7時までということを実施されておりまして、18年もやっておりましたが、そのところで、成田のほうは33.6パーセントですか、542人の増ということでうたわれておりますが、本庁舎はどういう状況で把握していますでしょうか。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)すみません、本庁の戸籍数としては184件でございます。

委員長(山路 清一君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)その時間外のですね、たとえば平成18年の成田、それと本庁のところに時間外の総数、手当てはなんぼになっていますか。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)今、パーセントっていうことで資料が出ていませんが、1日あたりの人数を抑えておりまして、成田が6人で、本庁が4人というような来庁者数になってございます。

委員長(山路 清一君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)時間外手当というものに対してのお答えをお願いしたいと思うんですが。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)時差で出勤時間でみてますので、時間外手当っていうものは出ておりません。

委員長(山路 清一君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)住民のサービス窓口で、だいぶ町長をはじめ、がんばっていただいておるんですが、戸籍の、戸籍法におかれましては、24時間、これは受領というかたちですけれども、受理をするという一つの法律で定められていると思うんです。本町におかれましても、警備室ですか、ちょっと私わかりませんが、警備室のほうに行かれて、それを対応するようにということで、その状況をお聞かせください。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)警備室では、一応受付をします。それで、受付と受理とまた違いますので、受け付けたものを翌朝受けまして、それを審査をしていくっていうふうなことをしております。

委員長(山路 清一君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)そうしますと受付だけを行うということになりますか。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)そのようになってます。今、死亡については火葬許可証を渡すっていうことになっております。

委員長(山路 清一君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)正直言いまして、死亡届に提出した場合は、これ火葬許可というものを提出するようになっております。ほかの20種類ぐらい戸籍を受理するというような内容があるわけですが、今の内容ですと、まったく、受理だけそしてあとはたとえば2日3日連休が3日間も続いた場合はあくまでもその対応、処理というのは、連休明けとかそういう普通の日にまで延長することでしょうか。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)死亡は火葬許可証を出すっていうことですが、あとは戸籍関係は、本籍の確認であったりっていうことで、審査はかかりますので、営業の日にっていうことにはなります。

委員長(山路 清一君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)戸籍には、非常に大切な項目がいっぱいありまして、今言ったように受理だけでするというような本町のあれというのに、非常に私は疑問を感じますが、それの改善とか、そういうものに関しては、検討はしたことはございますか。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)改善っていうことで、検討っていうことではしておりませんが、今後ですね、受付と受理っていうところで、いろいろ戸籍法でも違っているので、なお、議員さんおっしゃるようなところもございますので、少し研究をしてまいりたいと思います。

委員長(山路 清一君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)24時間ということで、たとえば年末年始、正直言って隣の政令都市の泉では、元旦に婚姻届、これをもってくる人が百何件あります。そういうような事情や何かで、ひじょうにそういう年末年始の対応、それからやはり連休が続くときの対応、というものに関しては、困惑したって言うか、そういうような状況なかったでしょうか。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)婚姻届などは、そういう届書に対しての処理っていうのは、泉でも富谷でも同じですが、たとえば連休のときに受付っていうことはできますが、なお、今議員さんおっしゃるようなところですと、問い合わせしていただいたりしたときに、事前審査をしますとか、そのような工夫をしていけるものかなと今おもっております。

委員長(山路 清一君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)当然まあ、窓口というものがあることで、事前審査、また休日の何時ごろというようなことで対応窓口なさってるという経緯がありますが、非常に今多い離婚ですね、これに関しては非常に法的な根拠がだいぶある中において、今3日の連休を挟んだり、それから今度は相続の関係だとか、これ大変な問題が起きてくるんですね。ただ受理するだけではこれは本当の行政サービスにならないと、私は思います。そういうような時代に沿ったものに関して、もう少し検討する必要があるんではなかろうかと思いますがいかがでしょうか。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)離婚関係はですね、受付に関しては期日は受理しかできないようになっております。失礼しました。受領をするっていうことになっております。ただあの、窓口を見ていますと、かなりあの、離婚届に関しては、いろいろな問題を含んでまして、用紙だけ持ってって説明を聞く人であったり、当日、話し合いができないまま持ってきたりといろんなことを含んでおりますので、なお、いろんな面を考えながら気をつけて参りたいと思います。

委員長(山路 清一君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)次に、教育総務関係。101ページの実績報告書。教育委員会の中の主な審議内容の中に、(3)、富谷町立学校の管理に関する規則の一部改正について、これちょっと私不勉強で、どのような改正だったのかお尋ねします。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)この内容につきましては、2学期制を施行するにあたりましての関連条文の改正と、規則の改正というふうなことでございます。

委員長(山路 清一君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)これは、図書関係のあれを置くというような、置く、置かない、きめられたことの変更というものとは違いますか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)これはあの、平成19年の1月29日に、交付した今条文を見ておりますけれども、これにつきましては、2学期制の内容となってございます。

委員長(山路 清一君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)これの管理の規則の中において、司書の教諭を置くというのが昔といいますか、以前のありました。今は、改正になって、学校図書のそういう改正になって、そういうものを置かなくてもいいというふうになったと私は記憶してるんですが、その件はいかがでしょうか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)ただいまご質問の内容につきましては、改正を行った記憶はございません。

委員長(山路 清一君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)この件に関してはまた、個別にちょっとお聞きに参上します。次にですね、今言ったその中の次の項の(6)。苦情申し立て審査委員会の内容についてちょっとお聞かせください。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)これにつきましては、目的を申し上げますと、市町村立学校職員の職員評価に関する規則及び公立学校職員の評価実績実施要領、そうしたことでの苦情、申し立て者からの提出のありました苦情を審査するために、この審査委員会を設置して、その申出書の妥当性の可否を決定していると。そしてそれを町教育委員会に速やかに報告をするというような目的で設けられたものでございます。以上です。

委員長(山路 清一君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)これの申し立てのですね、内容等はどんなものでしょうか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)これは平成18年度からですね、教職員の評価制度が本格的実施されるというようなことに伴いまして、したがいまして、これまでの試行から本格実施するというようなことでの、そのための整備をさせていただいているものです。

委員長(山路 清一君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)実績報告の107ページから、学校管理、小学校管理というものが、これは本町でも管理が規則に基づいてなされていると思うんですが、校長が頭になって、いろいろな管理のことを決めていく中なんですが、じっさいに校長から自分の担当する小学校も中学校においても、要望といいますか、たとえばわかりやすくいえば、校庭の暗渠、それから校舎内のフロアーの修繕だとか、諸々の項目というものは、これは各学校のほうから教育委員会のほうに要請があると思いますが、その状況は18年度におかれましては、12校ですか、11の中で、どのような内容で、またどういうようなかたちで予算との関係を取り組んでいくか、今の現状をお聞かせください。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)これらのあの学校施設につきましては、施設の点検、毎月の点検がございます。その点検などによりまして、ただいま例にあがりましたような、校庭の暗渠とかですね、フロアの修繕とか、雨漏りとか、そうしたものがあがってまいります。そうしたものにつきまして、優先順位をつけながら、計画的に整備をさせていただいておるというようなございます。ただ、上からきます雨漏りなどというものにつきましては、緊急な工事でございますので、そうした場合は優先順位を上げまして、即対応させていただくというふうなことでこれまでもやってきております。

委員長(山路 清一君)本日の会議は議事の都合により、時間を延長して行います。高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)今、そのような内容で各校長のほうから予算というものを加味しての改善といいますか、それの項目があがってくると。今私自身がおもうのには、今学校においては、アスベスト、これは   いったと思うんですが、あと耐震、そういうものが主な、非常にかかる財源ということで、今極端な話、簡単なことかもしれませんが、校庭の暗渠、それから身近なものではやはりあけの平のフロアの、小学校ですが、あけの平小学校の西側のまったく穴があいているというような状況というものが、そういうような、まあ暗渠にしてはだいぶ前から、また日吉台の小学校もそうだというようなことで状況がまあ非常に状況が難しいのはわかりますけど、やはりそのへんのところを実際に教育委員会としてはどのような判断、指導、また事務関係の報告をしているのかお聞かせください。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)校庭の暗渠につきましては、それぞれの学校からあがってきたものを、私どものほうとしても現場を、その状況を見させていただいておりまして、その対応としましては、暗渠をすればというふうなことでございますけれども、ちょっとした不陸整正とか、そうしたもので耐えられるもの、そしてそれが即座に水が引くというようなことではございませんけれども、さほど時間のかからない範囲でのその排水が可能になっているという状況で、たとえば名前の挙がりましたあけの平小学校あたりですと、ちょっと不陸整正をすれば水はけは改善されるだろうというふうに考えておりまして、そのような措置をしたいというふうに思っております。またあの、フロア、そうしたフロアの穴が開くというようなものについてはですね、非常に危険な状況でございますので、そうしたものについては即対応させていただいておりますが、どのような経緯かわかりませんけれども、高橋委員の方にそうしたものが早く、情報が入って、私どものほうとしましても、そうした情報につきましてはより早くですね、情報を得まして、そうした改善、改良を図ってまいりたい。このように思います。

委員長(山路 清一君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)たとえば18年度にですね、各学校から、要望出た、要望といいますか、そういう改善、修理その件数というものと、あと予算の関係でそれが順次というような状況というものは、件数とか、そういう面でお示し願いますか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)そうしたものにつきまして、精査をいたしまして、後日報告させていただきます。

委員長(山路 清一君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)もうひとつ私勉強不足でもうひとつ聞かせて欲しいんですが、この学校管理の中に、たとえば外国人の、先ほど同僚議員がしました200回前後の回数、それは校長のほうからの要望で順位を決めていくものなのかお聞かせください。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)外国語、ALTでございますけれども、ALTにつきましては、2名が中学校中心に配置されているわけでございまして、それで、そのお世話役をする中学校を中心にしまして、3校、2校という中学校ですから3校、2校というふうにして、分けましてその中で回数を決定していくというようなことでございます。そして、その中でも小学校については総合的な学習の中で外国語というようなことを触れたいというようなそうした授業をしたいという要望がございますので、そうしたところにも中学校のほうで割愛できる部分を利用させていただいて、年間それぞれ200回程度の出勤をしての授業の補助をしていただいているというような状況です。

委員長(山路 清一君)高橋委員。

委員(高橋 敏夫君)これは2週間ですね、1校にね、やっていくということで、たとえば18年度はこういうような実績報告が出ていますけども、やはり教育を受ける場とすれば、やはり平等というものがやはりどこのね、地域でも望まれるところでありまして、たとえば18年度はこうだったというようなところから、19年度はどのようなかたちで予算的なもの、まあ予算は決められているかもしれないですけど、教育委員会で決めるとか、また学校今どこでそう決めるのか、どういうようなかたちで平等な事項ができるのか検討してますか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)平等というよりはですね、公平にというふうなことを重点にさせていただいております。今、委員がおっしゃられたようなことに対して、そしてこれから検討してまいりたいと思います。

委員長(山路 清一君)小川委員。

委員(小川 昌義君)私、あの行政実績報告書のほうで質問をしたいというふうに思います。最初に32ページなんですが、住基ネット関係でございますけども、これについて、これはあの、108っていう有料数字があるわけですが、これはあの、単位としてはどういう単位になっているわけですか。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)32ページの住基ネット関係で、有料が102っていうところのご質問かと思います。これにつきましては、カードが500円で、100枚で、2枚がですね、これについて公益交付があったっていうところを一緒に計上しておるものでございます。

委員長(山路 清一君)小川委員。

委員(小川 昌義君)今あの、カードっていうお答えあったわけですが、このカードのっていうのは中身はどういうふうになっているわけですか。たとえばあの、転入とか、転出とか、ないしは新規とか。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)この発行の中身ですが、転入転出とかすべて含まれております。

委員長(山路 清一君)小川委員。

委員(小川 昌義君)これは富谷町独自で発行したりすることができるカードなわけですか。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)カードを作ったのは、作るのは富谷町ですが、中の情報としては4情報ということで統一されているものでございます。

委員長(山路 清一君)小川委員。

委員(小川 昌義君)続いて33ページにまいります。住居表示、35ページですね。住居表示でございます。これについて、老朽化したものについては取り替えるというふうになっておりますが、これは何件ほどありましたでしょうか。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)老朽化のほうは数をおさえておりません。

委員長(山路 清一君)小川委員。

委員(小川 昌義君)わかりました。最近あの、私も新しい団地なんかを歩いて見ますと、私たちの団地だと、必ず塀があるっていうか、そういう関係で、表示がきちっとしているのが多いんですよね。新しいほうは耐震のために、生垣になっているもんですからどうしてもあの、表示板を交付されていると思うんですが、表示していないのがこう2、3、っていうか私の見た限りでは新しい団地のほうが多いわけですが、これに対する対策はどうなっていますか。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)表示板は見やすい所に張ってもらう、玄関とかあとはポストのところとかっていうお話はしてお渡しはしているんですが、今議員さんおっしゃっているように、たとえば貼っていないところであるとか、生垣があるとかというところは実際把握しておりませんでしたので、今後小票などを渡すときにお話をしてまいりたいと思います。

委員長(山路 清一君)小川委員。

委員(小川 昌義君)あと42ページ。高額医療問題でレセプト枚数っていうのがありますが、これはあの、カウント数っていうのは一般と退職というふうになっているんですが、これはどういう意味合いを持っているのかちょっと。

委員長(山路 清一君)小川委員に申し上げます。特別会計に入っていますので、後ほどお願いいたします。

委員(小川 昌義君)わかりました。それでは32ページに。出張所、項目なわけですが、34ページになりますが、本町と出張所の連携を図りながらというふうな言葉でなっているわけですが、どうもあの、情報のやりとりですね、本町と支所、それから支所対支所っていうんですか、こういう情報の連絡っていうか、そういったものはどういうふうになっているんでしょうか。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)出張所への連絡っていうことは、まず、いろんな面が考えられますが、月1回から2回、私のほうが回ることはしております。それからですね、いろんな制度改正で窓口で注意することとか、そういうことはメールで副所長のほうに流すっていうようなことをやっております。

委員長(山路 清一君)小川委員。

委員(小川 昌義君)私はあの、昨日からいろいろ話している、先週の金曜日も話しているんですが、この通信運搬っていうこの総合的な情報を、町全体でネットワーク組むっていうようなことは検討されていないんでしょうか。

委員長(山路 清一君)町民課長。

町民課長(千葉 美智子君)そのへんになりますと、必要、あればいいのかなと私自身は思いますけれども、全体的なところかと思うので、私のところで答弁するものを持ち合わせてございません。

委員長(山路 清一君)小川委員。

委員(小川 昌義君)続きまして、70ページに。ISO関係なんですが、これの業務の内容なんですが、どういうものが入っているのか、ないしは実績として先ほどあの、パーセンテージ示されましたが、そういう内容そのものっていうのはどういうものが行われているのかお願いしたいと思います。

委員長(山路 清一君)生活環境課長。

生活環境課長(小松 繁夫君)ISOに関しましては、登録審査をいただきまして、更新それから運用改善業務委託ということで教育を行っての改善を行っておるものでございます。

委員長(山路 清一君)小川委員。

委員(小川 昌義君)教育だけで行っているということなんですか。

委員長(山路 清一君)生活環境課長。

生活環境課長(小松 繁夫君)全職員が共通認識のもとに取り組まなければ運用がうまくいかないということでございまして、専門の方をお招きしまして、教育を行っておるものでございます。

委員長(山路 清一君)小川委員。

委員(小川 昌義君)個別の実績みたいなのはあるんでしょうか。

委員長(山路 清一君)生活環境課長。

生活環境課長(小松 繁夫君)個別の実績につきましては、町の広報誌でもお知らせしておりますように、取組状況ということで、ちなみにガソリンの使用量につきましては、14.9パーセントの削減、それから軽油につきましても13.3パーセント。電気につきましても13.9パーセント、水道量につきましては13.4パーセントということで、大幅な削減が図られておるものでございます。

委員長(山路 清一君)小川委員。

委員(小川 昌義君)かなりの実績を上げているわけですが、これはあの、今後、実施をしていくというふうに理解してよろしいでしょうか。

委員長(山路 清一君)生活環境課長。

生活環境課長(小松 繁夫君)このISOの取り組みそのものにつきましては今後も引き続き行っていく予定にしております。

委員長(山路 清一君)小川委員。

委員(小川 昌義君)取り組みはもちろんだと思うんですが、認証として実施していくかということです。

委員長(山路 清一君)生活環境課長。

生活環境課長(小松 繁夫君)認証の再取得につきましては現在のところ検討中でございます。

委員長(山路 清一君)小川委員。

委員(小川 昌義君)はい、了解しました。次あの、102ページのスクールカウンセラーの件で簡単に。もう同僚議員いろいろ話されていますので、これはあの、先生方のカウンセラーというのはありましたでしょうか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)先生方はですね、いろんな教育的な情報交換というようなことでの相談が多数寄せられているという状況でございます。

委員長(山路 清一君)小川委員。

委員(小川 昌義君)先生がカウンセラーをするということですか。先生がするんではなくて、先生が受けたほうですよ。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)そのことにつきましては、先ほども申し上げましたようにですね、先生が教育情報の交換というようなことで、全体の4割方をですね、そうしたものを受けたという実績を先ほどご報告申し上げたところでございます。

委員長(山路 清一君)ほかにございませんか。小川委員。

委員(小川 昌義君)続きまして、去年もその前も学校のコンピューターの数については質問されているので、その点については配置数についてはちょっとお聞きしませんが、リースっていうふうになっていますが、これはリースの会社は1社なんでしょうか、数社なんですか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)リースの会社については、現在2社となってございます。

委員長(山路 清一君)小川委員。

委員(小川 昌義君)PC、端末機に入っていると思うんですが、これについてはあの、PCのメーカーは比率的にどこの会社がどの程度というのがわかれば教えていただきたい。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)これにつきましては富士通が多い。圧倒的に多いということでございます。

委員長(山路 清一君)小川委員。

委員(小川 昌義君)PC機あるわけですが、今あの、一般的に使われているのが、ウィンドウズと、それからマッキントッシュ社っていうのがあるわけですけれども、この比率はどうなっているんですか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)全部ウィンドウズでございます。

委員長(山路 清一君)小川委員。

委員(小川 昌義君)まあ社会的にいきますと、ウィンドウズだけではないので、マッキントッシュも若干投入してですね、取得っていうか、触らせてはいかがかというふうに思ってます。それからあと、学校のですね、学校間の、ようするにコンピューター同士のホウセイっていうのはどうなっているんでしょうか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)この教室、コンピューター室に備えているものでの学校間の連絡というものについてはアクセスはしておりませんけれども、教育委員会にその、端末機を置きましてのもので、各学校の、職員室にありますものとはアクセスさせております。本来であれば24時間接続というふうなことになるんでございましょうけれども、節約というふうなことで、私たちが退庁するときには、電源を切って不通にして行くというふうな状況で利用しているところでございます。

委員長(山路 清一君)小川委員。

委員(小川 昌義君)そうしますと、学校間はすべてつながっているというふうに理解してよろしいですか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)はい、そのようになってございます。

委員長(山路 清一君)小川委員。

委員(小川 昌義君)続きましてあの、この前成田小学校視察してきましたが、IT調理器っていうのが入っていたんですが、これはあの、調理器を入れる経過っていうか、わかれば教えていただきたいと、何台入っているのか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)これにつきましては、IHの調理器が入っておりますのは、ごらんいただきました成田小学校、そしてその前に開校しました成田中学校、この2校で現在家庭科室っていうんですか、あそこにこう、調理器として準備させていただいたところです。

委員長(山路 清一君)小川委員。

委員(小川 昌義君)何台配置していますか。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)今、台数につきましては資料を持ち合わせがございませんので、後ほど。

委員長(山路 清一君)小川委員。

委員(小川 昌義君)IH調理器については、国際非電磁放射線防護委員会というところで、1平方メートルあたり40ミリアンペアということになっているわけですが、本体から30センチ離れて、62.5ミリガウス以下というふうになっていますが、これについて、すべての調理器がこの値に合致しているかどうかお願いします。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)ただいま申されました安全性につきましては、基準上は合致していると、このように思っております。一番心配されますのは、それを利用する、運用上での問題と、このように考えておりまして、こないだの常任委員会で現場を見ていただいた、その際のご指摘もございましたので、そのことにつきましては校長会を通じてご連絡を申し上げたというふうなことでございます。

委員長(山路 清一君)小川委員。

委員(小川 昌義君)この電磁波についてはですね、要するに一般的に言われて、いろんなメーカー側でもいいとか、方や別なほうでは悪いとかっていう意見で、現在あの、対立をしているような状況ですが、一般的には、先ほど言った30センチ離れてですね、62.5ミリガウスという、一般的にはふつうだと4ミリガウスですよ。4ミリガウスでも急性白血病が発生する比率が4.7倍もあるというふうにいわれていますので、ぜひ使い方も含めてですね。測定も実施をしていただいて、その点についてお伺いしたいと。実施をするようにお願いをしたいと思います。

委員長(山路 清一君)教育総務課長。

教育総務課長(古跡 幸夫君)今あの、測定をすることにつきましては、ちょっと考えさせていただきますけれども、先ほど申し上げましたように、十分取り扱いに注意しながら利用させていきたいとこのように思っております。

委員長(山路 清一君)小川委員。

委員(小川 昌義君)最後になりますが、町長にお伺いしますが、最後になりますが、町長にちょっとお伺いしますけれども、私も含めてですね、質問をしている中身のほとんどがあの、数値なんですよね。で、昨日からずっと見ても、重箱の隅をつつくような、自分でもいやになってるんですが、町長にお願いしたいのは、ようするにあの、そういうデータはですね、やはりどっかに保管されているわけですね。データが。それは今であればコンピューターの中に入っているはずなんですよ。ホストの中に。そうしましたら、それを、私の向かいにいる方々に、そのもってきていただいてですね、すぐにデータを見て、答えられるような状況に、というふうに、相当の時間かかってますね。答えを出すまでに。ですから、私たちのほうにも数値をすぐ見て、あ、これは何年度にはこういうデータになるというふうにすぐわかるようなものにしていけば、まあ相当な時間の短縮になるんでないかというふうに思いますし、重箱の隅をつついたような、私みたいなものにならないで済むというような気がしましたので、町長に一言お願いしたいと。

委員長(山路 清一君)若生町長。

町長(若生 英俊君)大変失礼を申し上げました。小川委員のですね、質問に今、傾聴をつけたわけでございます。つい睡魔が襲いまして大変失礼を申し上げました。あれですね、今おっしゃるとおりでございまして、私もあの決算委員会初めてでございます。いろいろあの、議員の皆さん、役場の職員ともどもですね、今のようなご提案を受けて、やはり何かしら工夫も必要でないのかなというふうな感想を持ちました。取り組んでまいりたいと思います。以上でございます。

委員長(山路 清一君)他にございませんか。伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君)75ページ、実績報告書の75ページです。ここのあの集団資源回収の交付金についてお聞きいたします。まずこの48団体というのは子ども会等と書いてありますが、どこどこかお聞きします。

委員長(山路 清一君)生活環境課長。

生活環境課長(小松 繁夫君)ただいまの質問でございますけど、この48団体の全部の名前が必要だということでございますか。

委員長(山路 清一君)伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君)子ども会等ってありますが、子供会、町内会、それから老人会とほかにありますか。

委員長(山路 清一君)生活環境課長。

生活環境課長(小松 繁夫君)この48団体の中には、町内会が1団体だけ含まれてございます。そのほかは子ども会でございます。

委員長(山路 清一君)伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君)そうするとですね、さきほどこちらの決算書ですね。ここであの物品売り払い金が2437万とありますが、このうち先ほど聞き逃したかと思うんですが、トン数だけは書いてあったんですが、金額はいくらでしょうか。

委員長(山路 清一君)生活環境課長。

生活環境課長(小松 繁夫君)こちらの歳入のほうの物品売り払い収入につきましては、先ほど説明の中で申し上げましたように、2562トンでございまして、2457万8956円です。こちらにつきましては町のほうで収集しました資源が、資源を売り払った分でございまして、先ほど伊豆田委員のほうから質問のありました、こちらの資源回収団体のほう、48団体の分はこの中には含まれてございません。

委員長(山路 清一君)伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君)それはわかっております。それでですね、この1キロいくらで、缶とか、新聞紙とか、アルミ缶とかですね、これは値段全部一緒でしたでしょうか。

委員長(山路 清一君)生活環境課長。

生活環境課長(小松 繁夫君)大変失礼いたしました。物によって違ってございまして、茶色いビンとかですと、単価的に…。

委員長(山路 清一君)生活環境課長にお願いいたします。後ほど答弁のほどをよろしくお願いします。伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君)しかしですね、この金額がでてこないと、だめなんですよね。ということは、今あの新聞紙、それからアルミ缶等、値段が上がってきているんですよね。ですから、最初の確か1キロ3円だったと思うんです。でそれが上がってきてるんで、上がった金額でこの還元しているのか、あの子供会等に。そのへんをお聞きしたかったんですが、ですから値段わからないと、集団資源で、交付金を値段上げているのか。

委員長(山路 清一君)生活環境課長。

生活環境課長(小松 繁夫君)集団資源回収団体につきましては、単価に関係なく資源量、重量で1キロ3円で交付しております。ですから、物に関係なくです。

委員長(山路 清一君)伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君)そうするとですね、これあの、先ほどの2500何がしの、2500万円何がしの、町で集めた分の還元としてあるのは電気式生ごみ処理機と、それから生ごみ、コンポストとか、それが各家庭に還元されていることになると思うんですね。そうしますと、2500万円以上の売り払い金があるということは、キロ3円をもう少し上げてもいいのではないのかと思うんですがいかがでしょうか。

委員長(山路 清一君)生活環境課長。

生活環境課長(小松 繁夫君)資源回収団体さんにつきましては、業者さんに売っていただいて、その売った資源分に対しての料金をいただいたほかに、町のほうでさきほど言いました1キロ3円の交付金ということでおあげしてるものでございまして、団体のほうのかなり、やる気になっていただけるという部分も見えてるかなと感じております。

委員長(山路 清一君)伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君)それはわかりますが、やはり、値段変動というものがありますので、その変動に合わせて、あげていくことも考えていいのではないのかと思いますがいかがですか。

委員長(山路 清一君)生活環境課長。

生活環境課長(小松 繁夫君)値段の変動分につきましては、業者さんの荷入れ単価のほうで上げていただいているはずでございますので、町のほうでは当分の間今の交付金で考えております。

委員長(山路 清一君)伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君)59ページ。実績報告の59ページですが、ここのあの、敬老祝い金のところなんですが、96歳から100歳で10万となってるんですが、これ、金額かわったのでしょうか。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)町の交付規則に掲載しておりますので、これ変わっておりません。

委員長(山路 清一君)伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君)そうすると100歳の方はいらっしゃらなかったっていうことですか。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)100歳の方の特別祝い金該当者はございませんでした。

委員長(山路 清一君)他にございませんか。伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君)66ページ。実績報告書の66ページなんですが、ここにあの、脳検診について、検診数が増えているということで、好ましいということと思いますが、この脳検診で早めに、早期発見等、またあの、疑わしいとかそのようなことで早期発見で助かったとか、そのような効果がどの程度ありましたのかお尋ねします。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)具体的な情報はございませんが、先ほど、午前中説明したかと思いますけども、公立の黒川病院も検診の機関に入ってますからより選択肢が広がりましたので、なるべく利用、そして受検いただけば、早期の発見につながるかなというふうに思います。

委員長(山路 清一君)伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君)検診の結果というのは、必ず保健福祉課のほうにいくということは聞いております。ですから、わからないということはないかと思うのですがいかがでしょうか。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)検診の科目によってはきますけれども、ただいまの質問の脳の関係については掌握しておりません。

委員長(山路 清一君)伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君)ほかの、そうすると基礎検診等は必ずあの、何か要指導とか、何かあれば町のほうから本人に行きますよね。脳検診の場合は何も医者のほうからもないし、役場のほうからも注意等そういうのはないということでよろしいのでしょうか。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)通常の受診の際、機関によって違いますけども、相談の時間を設けている機関もございますし、その結果即時出ますので、その場で本人との面接あるいは相談等を行われているようでございます。

委員長(山路 清一君)ほかにございませんか。(「委員長、もうひとつ。最後です。」の声あり)伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君)すみません、皆さんお疲れのところ。もうひとつ最後なんですが、実績報告の51ページの障害者ということで、まああの一般質問でも取り上げておりますが、ここにあの、障害者手帳持っている方が療育手帳とあわせて916名いらっしゃいますが、この方たちに、受けるべき支援が必ず本人にいっているのでしょうか。また、途中から移転というのもありますし、途中で、あの療育の場合ですけれども知的の場合途中からわかったっていうのもあるんですよね。で、そういうこともありますので、必ずその本人に受けるべき支援、こういうのがありますよっていうのが必ずいっているのかどうか。お尋ねします。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)受けるべき支援っていうよりも、いろんなサービス等がございます。障害の程度あるいは区分によって違いますけども、それは手帳交付の際にこういったものを受けられますよというふうなことで、口頭であるいは書面も含めまして、交付の時点でですね、説明をいたしてございます。すべての方に交付の際に説明をしてございます。

委員長(山路 清一君)伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君)最後ですが、その全部、こういうサービスがあるとか、支援があるというのを、伝えているということではありますが、町民のほうからそういうのがわからないという声もありますので、再度、この916人に対してこういうサービスがありますとか、こういう支援を使えますということをぜひ郵便等、何かの方法をもって知らせていただければと思います。ということはあの、手をつなぐ育成会とかそういうのに入っている方には多分全部ご存知かと思いますが、そういうところに入ってない、登録していない方もいらっしゃるはずです。で、そういう方は特にわかってない、知らないで過ごしているという部分もあるかと思いますので、ぜひその点をお願いしたいと思いますがいかがでしょうか。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)お願いしたいということでございますので、希望というふうに受け止めさせていただきます。

委員長(山路 清一君)他に質疑ございませんか。伊豆田委員。

委員(伊豆田 待子君)あの、ちょっと今の課長の発言は、撤回してもらいたいと思います。ちょっとやわらかく言ったのであって、じゃあぜひやってください。

委員長(山路 清一君)保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君)ですからあの、先ほどあの質問でなく要望というふうに受け止めましたので、そのように私どもも受け止めたというふうなお答えをいたしました。

委員長(山路 清一君)ほかに質疑ございませんか。(「なし」の声あり)質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
  以上をもちまして本日の議事を終了いたします。なお、次回は明日9月11日火曜日に引き続き行なうことにいたします。本日はこれにて散会いたします。
 午後 5時40分 散会

平成19年決算審査特別委員会(第3号)

平成19年 富谷町議会決算審査特別委員会会議録第3号

平成19年9月11日(火曜日)

富谷町議会決算審査特別委員会は、富谷町議会議場に招集された。

出席委員 19名

  • 委員長 山路清一
  • 副委員長 今村寿
  • 委員 千葉達
  • 委員 相澤武雄
  • 委員 浅野幹雄
  • 委員 永野久子
  • 委員 佐藤聖子
  • 委員 伊豆田待子
  • 委員 安住稔幸
  • 委員 高橋敏夫
  • 委員 磯前武
  • 委員 市川壽藏
  • 委員 菅原傳
  • 委員 相澤榮
  • 委員 佐藤克彦
  • 委員 細谷禮二
  • 委員 土樋輪康雄
  • 委員 小川昌義
  • 委員 小泉光

欠席委員

  • 議長 渡邊俊一

説明のため出席した者の職氏名

  • 町長 若生英俊
  • 経済振興課長 瀬戸けい子
  • 経済振興課長補佐 齋藤英夫
  • 都市整備課長 相澤正幸
  • 都市整備課長補佐 鴇謙一
  • 都市整備課長補佐 伊藤正
  • 上下水道課長 梅津慶一

議会事務局職員

  • 議会事務局長 須藤辰夫
  • 次長 橘川栄

午前10時00分 開会

委員長(山路 清一君) おはようございます。本日の出席委員は19名であります。定足数に達しますので、直ちに本日の「決算審査特別委員会」を開きます。特別委員会に入る前に昨日までの決算特別委員会を振り返りお話いたします。決算特別委員会は慣例により一問一答方式により行っております。質疑においては、一問一答方式に徹するようにお願いいたします。また、質問者それから回答者は大きな声でわかりやすく、簡単明瞭に行うようにお願いいたします。そして、議事の進行に努めるよう宜しくお願いいたします。

認定第1号 平成18年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について

委員長(山路 清一君) それでは認定第1号、平成18年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
 なお、本日の日程は一般会計のうち経済振興課、都市整備課及び上下水道課の所管に属する決算について審議をいたします。
 これより各担当課長へ、内容の説明を求めます。最初に経済振興課長。
[経済振興課長、都市整備課長、上下水道課長が決算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(山路 清一君) これより質疑に入ります。永野委員。

委員(永野 久子君) 実績報告書79ページからお願いします。まず、シルバー人材センターについてですけれども、1280万円、町から補助金を出していることになっております。そこでシルバー人材センターが受注した一年間の仕事の中身ですけれども、個人向けと事業所向けの比率はどうなっているか伺います。

委員長(山路 清一君)経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君)18年度の実績でいきますと事業実績が1億152万7000円でございまして、公共が3361万3400円、民間が5323万492円、一般家庭が1468万3667円となっております。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 一般というのがその一般家庭の細かい、その例えば、たまを作るとか、電球を取り替えるとかと言ったような仕事と見てよろしいですか。

委員長(山路 清一君)経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君)はい、そうでございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) そうしますと、全体の大体1割弱ということになるかと思いますが、民間の事業所からの受注は大体3分の1くらいということ、3分の1までいきませんね。3分の1弱ということになるかと思いますが。1番大きな比率を占めているということになりますけれども、町の補助金を受けている団体がですね、例えば草刈業務にしてもこれまで民間の事業所が請け負っていたものを、シルバーが安いということもあって、そちらが受注するという結果になることがこの間多いかと思います。それで、現役世代の仕事を奪う結果としてなっている向きもあるかと思うんですけれども、その本来シルバー人材センターの目的、老人福祉というところから見ますとやはり、むしろ個人向けの単身世帯か何かのその細々とした仕事にシフトしていくというか、そちらにも重点を置いていくということが大事ではないかなと思うんですが、町としてはこの点についてはどのような指導をしておられるでしょうか。

委員長(山路 清一君)経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君) 民間へのシルバーのというところは確かにそういう面もあると思います。現在、シルバー人材センターの方では一般家庭で家事等々の応援が出来るような事業を19年度新たに立ち上げているところもございますので、これからは一般家庭の需要も段々に増くるものと思っております。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) よく住民の方から声がでるのはシルバーに頼みたいんだけれども、価格表がわからないということで、その細々と襖の張替えは幾らですとか、そういう細かい価格表とかというようなものを作って、これは出来るだけ多くの世帯、できれば全世帯に配布するなりあるいは広報に載せるなりということが必要だと思いますがこの点についてはどうでしょうか。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君) 例えばですね、襖の張替え等につきましてもその襖の状況によりまして、桟とかも取り替えなきゃいけないとか、それから紙質によりましても値段もいろいろ変わってくるので一概にこの値段と示しは出来ないと思いますが、その標準的な価格についてはシルバー人材センターの方と相談しながら価格表が出来るかどうかを、検討していきたいと思います。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) この間、富谷町の学校給食の補助の仕事。あるいは業務員の代わりの仕事といったというようなことで、人材派遣の仕事も増えているかと思いまけれどもこれは全体の今先ほどおっしゃった答弁された1億152万円のですね、このうちの比率としてはどの程度というふうに見ておられますか。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君) その後についての資料は今、持合わせておりませんので、後ほどお示ししたいと思います。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) シルバー人材センターが人材派遣についても出来るということになったその法的な根拠お知らせください。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君) その辺の内容につきましても、確認したいと思います。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 労働費の問題ですけれども、この間、そんなに数多かったわけではありませんけれども、私、個人のところにですね一週間働いたのに賃金ももらえずに首になってしまったという類の相談が数件ありました。それで、これはもちろん私どもは議員ですし、こうした相談には喜んで応じますけれども、町としてもこういうその労働相談というのが今後増えるかと思うんですが、この18年度にどの程度町の方にそういう窓口に相談があったか伺います。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君) 町には1件もございませんでした。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) それは受け止める窓口が無いということも一因だと思うんですが、労働相談そのものが増えているかと思います。そこでですね、やはり町としてもそれだけのための窓口を新たにと言わないまでも、担当課のところにその労働相談に詳しい親切に対応できるような職員を配置しておくと、いつでも相談に来てくださいというふうなこういう体制を整えていくことも大事と思いますがいかがでしょうか。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君) 確かに、いろいろなそういう相談に対しての対応というのは必要だと思います。限られた人数ではございましたけれども、出来る限り課内で研修をしながら対応していきたいと思います。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 実績報告の81ページですが、この報告の中に富谷町富谷250園芸促進事業の一覧表の中にですね、朝市及び野菜市ということで報告が記載されております。この時点ではカインズホームでの朝市、野菜市だったかと思うんですけれども、朝市は別のところだったところですね。だったとおもいますけれども、この野菜市については現在はどこで行われているのか伺います。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君) 現在はカインズではなく、ムサシで行っております。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) カインズの時と比べて、ムサシでの売れ行きというのはもし把握しておられれば伺います。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君) 大体ですね、ムサシの場合は水曜日と土曜日と日曜日ということで、ムサシにいらっしゃるお客様の数も多いということもございますので、1回のというか、1日の売り上げで大体、3倍から4倍の売り上げと聞いております。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
経済振興委員(瀬戸 けい子君) これは大変喜ばしいことだと思うんですけれども。そうしますと、生産量についてはかねがねですね、例えば直売場を設置したらどうかというような質問しますと生産量が追いつかないんだというのが前町長の口癖だったわけですけれども、この3倍から4倍という状況になって実際には対応しきれているのかどうか伺います。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君) まず、朝10時から開店ですので朝に早く1回物を搬入いたしまして、それで売れ行き状況よりまして午前中に採って、もう一回売りに出しているという状況で今の所はそのお客様のニーズに答えている量を売りに出しているという状況でございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) そうしますと、今後直売所が増えたとしてもそれに見合うだけの生産の拡大というのは可能だというふうに見てよろしいですか。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君) これからどれだけ伸びるかというところもございますが、今の時点では大丈夫かなというふうに思っております。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) この実績報告書の82ページにですね、達成すべき目標及び評価のところで、安定した直売所の確保。及び農産物販路の拡大が求められますというふうになっております。これは成田の団地に「元気くん」という市場が出来てしまったんですけれども、町としてもこうした直売所を作っていくと、そしてさらにその生産拡大を誘導していくというのは考えはありますか。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

課長(瀬戸 けい子君) 現在のところは持ち合わせておりません。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) これは是非検討していただきたいと言うことを述べて、次に行きます。平成19年度から品目横断的経営安定対策というのが始まったわけですけれども、18年度はそこに向けたその準備を進めていたかと思います。これまでのご答弁の中でもちろん認定農業者もそうですけれども、それだけではなくて集団化を進めていきたいということでしたけれども、18年度終わってみてこの集団化というのはどの程度進んだのでしょうか。結果を伺います。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君) 集団につきましては1件立ち上がっておるという状況でございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) そうしますと、なかなか難しいということかなというふうに思うんですけれども。富谷町で本当に耕作面積が少ない農家の方があちこちいらっしゃるわけですよね。そういう、しかも条件が不利だというところでいくら集団化を進めても実際にはそうそうは進まないというのが結果だったと思うわけですけれども、やはり今回の品目横断的経営安定対策によって町長も99パーセント以上のとおっしゃっいましたか。農家が実際は補助対象から外れると言った主旨のご答弁がありました。やはり、それに代わる町独自の対策というのが必要だとおもいますがこの点については、検討されましたでしょうか。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君) 品目横断的な事業につきましては19年度から始まっておりまして、まだその結果というのが1年経ってないというところもありますので、それをというところはまだしていないところでございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 農林水産予算というのはですね、富谷町の場合、歳出総額の1パーセントにも満たないという状況だと思います。それで、これは実績報告の2ページを見ますとよく分かりますが、構成比で比べますと本当に低い状況にあります。それでですね、これを仮に1パーセントにしてもかなりの、1パーセントにまで達成させるというふうにしてもかなりの枠が広がりますし、2パーセントにすればかなり1億7800万円の予算枠ができるわけですよね。やはり、こういう町の予算のつけかたを見ていますと枠が先にあって事業をどうするかというのが出てくるようですので、そういうことから考えますと農水予算の枠自体を広げていくということは避けられない状況にあると思いますがこの点については町長にご答弁お願いいたします。

委員長(山路 清一君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) 前段の確認をさせて下さい。1パーセントうんぬんとか、実績報告書ですか。(「実績報告の2ページに、目的別歳出の推移というのがあるんですね。」との声あり)
 農業費でしょうか。(「はい、農林水産業費、構成比が0.8となっております。予算枠自体がもう低いと、これを増やす必要あるんじゃないかと。」との声あり)それでは、只今のご質問にお答え申し上げますが、今決算委員会でこのようなかたちでいろいろ議論伺っておりましてね、それぞれ次年度の20年度予算、さらにまた施策の重点化というようなということで、大変方向性を考える上で大事な場を見過ごしておりました。今のことも含めてですね、私は従前から農業施策、産業振興等については極めて、力点を置くというような立場で来ておりますので、検討させて頂きたいと思います。以上です。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 実績報告の86ページです。ここにあの制度融資の事業についての報告がありまして、中小企業振興資金3件となっております。小口資金については何件であったのか伺いたいと思います。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

課長(瀬戸 けい子君) 18年度においては小口資金はございませんでした。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) この制度融資についてはようやく改善されたわけですけれども。今後の課題として、貸付の要件の中に税の滞納があってはならなということで、滞納といいましてもその同じ年度内の1期分を滞納しても借りられないということになっているんですね。これは少なくとも1年間まるまる経った後の、前年度分の滞納があったら分かるんですけれども、同じ年度内の第1期分が遅れたというだけで貸さないというやり方は改める必要があるかと思いますがどうでしょうか。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

課長(瀬戸 けい子君) その点につきましてはですね、内部、それからこの同じように貸付している町村等もございますので、そちらの状況を見ながら考えていきたいと思います。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 同じページに雇用促進奨励金ということで、ボーダフォン株式会社に6人、株式会社デザートランド仙台工場に一人、南東北福山通運株式会社3人と。これは全部正規の職員だとおもいますがそうでしょうか。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

課長(瀬戸 けい子君) 常時雇用している人数でございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 非正規ではなく、正規の雇用だということでよろしいのですね。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

課長(瀬戸 けい子君) 常時雇用しているという定めでございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) そうしますと、常時雇用していないパートや臨時こういう社員というのは何人雇用されているでしょうか。それぞれに、この三つの事業所それぞれについて伺います。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

課長(瀬戸 けい子君) その資料については持ち合わせしておりません。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) これはいままでは決算の場、あるいは予算の場でお答えをいただいておりましたので、是非お調べいただいたうえで、改めてで結構ですからお示しいただきたいと思います。どうでしょうか。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

課長(瀬戸 けい子君) 準備いたしたいと思います。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 実績報告の87ページ及び91ページですけれども、防犯灯についての実績がございます。87ページにですね、防犯灯整備事業ということで記述されておりまして、すでに20ワットの蛍光灯から40ワットの水銀灯に切り替えるということは終わっているわけですけれども、この記述の中にですね道路照明灯について、これは今度91ページになりますか、達成度のところ街路灯については、ポールの腐食による老朽化が著しい箇所について立て替えを実施しましたとあります。これは、何箇所どの地域で立て替えをしたのか伺います。

委員長(山路 清一君)都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 立て替えですが、表の中に1号から4号までございまして、1号が6基、富ヶ丘地区です。2号が5基であけの平地区、3号が1基なのですが東向陽台地区、4号が3基で富ヶ丘地区でございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) このポールが腐食している街路灯についてはあと何基どこの地域に残っているというふうになるのでしょうか。

委員長(山路 清一君)都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) その都度ですね現場調査して危険というか、穴が腐食しているものについては随時交換していくというような方法でやってございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 実績報告の92ページですけれども。町道沼田線についてですけれども、この町道沼田線については、先ほどもちょっと説明があったかのように思いますが改めてですね延長は1.1キロメートルそして幅員が何メートルの道路を作ろうとしているのかを伺います。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 車道が7メートル、歩道が2メートルの9メートルの道路でございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 9メートル道路と言いますと、幅員が9メートル、そうしますと大体1メートル当たりどの位の費用を見込んでおられますか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) まだ設計段階中なので、まだ事業費については出ておりません。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) これは当初もう少し大きな規格の道路予定していたのを途中でですね見直しをして、もう少し早く出来るように幅員についても、もう少し狭いものにするというようなご説明をいただきましたけれども、その後この地域の方々との現地での説明会等も踏まえて結局何年位かけてやるというところに落ち着いているのでしょうか。生活はどうなっているのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 幅員についてはですね、北部道路のボックスの幅員が9メートル、片側歩道の9メートルになっておりますので、それに合わせた最終幅員で施工いたします。事業年度については5年間というふうに説明ではしております。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 現地の人たちは5年間長く待っていたわけですけれども、その間もやはり地域の方々の利便を図るという意味で和合田一番の地域はあの町道の現時点で行き止まりとなっている供用されているところの一番最後の部分、ここにそのバスの転回所が欲しいと、バスの転回所が無いことが町民バスが入ってこられない一つの理由とされたということもあって、バスの転回所を是非作って欲しいという声が出ておりますので、この点については18年度に検討されたのかどういう結論になったのか伺います。

委員長(山路 清一君)  都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 沼田線の改良工事の中で検討していくというような回答をしております。

委員長(山路 清一君) 永野委員。

委員(永野 久子君) 96ページですけれども、一般公園管理事業の中の達成度のところに遊具等については定期的な巡回等により要修繕遊具の発見に努め、使用中止や早期修繕等の対策を講じることにより事故を未然に防止することが出来ましたとあります。これが達成度ということなんですけれども、東向陽台地域はですね一番古い団地の一つでして、すでに公園の遊具も35年以上経過しているような古いものがあります。その都度、修繕に修繕を重ねてきているんですけれども、すでに限界ではないかと思います。遊具というのはただその壊れてなければいいというのではなく、教育的な意味もありますので色彩から形から子供たちにとって魅力のあるものを設置する必要があると思うのですね。この点については平成18年度は遊具の更新をどのように検討されたのか伺います。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 19年度以降は工費でどの位かかるかということで計画は立てましたが、財政上の関係からもう少し延期して維持管理に努めていくというふうな結論にしております。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) しかしですね、決算書の99ページを見ますと公園費はですね。448万9000円の減額補正をして、さらに不要額が636万1648円計上されているんですよね。これそれぞれについて減額補正と不要額の理由をまず伺います。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 補正の関係について、減額補正について後ほどご回答申し上げます。

委員長(山路 清一君) この際、11時15分まで休憩いたします。
 午前10時59分 休憩


 午前11時15分 再開

委員長(山路 清一君) 休憩前に引き続き委員会を開きます。先ほどの永野委員の質問に対しまして経済振興振興課、都市整備課の方から回答がございます。まず初めに経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君) 先ほどご質問がございましたパートの人数でございますが、デザートランドが75人、南東北福山運輸が40人、ボーダフォンが1420人のうち富谷町在住が190人となっております。

委員長(山路 清一君) 次に都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 補正の関係ですが、6月に人件費で増額しておりますし、9月にせせらぎの水路深井戸ポンプ交換ということでこれも186万円ほど増額補正しております。減額した点につきましては3月でいろいろな修繕関係とかの受け残がありまして670万円減額しておりまして最終的に448万9000円の減額というふうになってございます。600万円ほど余っているというご質問でございますが、需要費の高熱水費で余っておりますし、あと修繕関係での受け残での余ったと、それから委託料のほうでも余ってございますが、これも業務委託した分の受け残でございまして、そういったもので余ってございます。以上です。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 今ご説明がありました中でですね、不要額に関してだけでも結構なんですけれども。これをですね、公園の遊具建て替えに、更新に使えるという性格のものはどれとどれにいうふうに考えたらよろしいでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 当初、更新については予定しておりませんので使えるとは思ってございません。そのまま繰越すべきだと思います。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) いや、そういう意味ではなくて人件費で余ったものを例えばですよ、人件費で余ったものを遊具の更新に使えるかどうか、これはちょっと疑問なのかなと思うんですけれども。委託料や修繕料については余ったものを別の遊具の更新活用しても、財政法上問題は無いと思いますがどうでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 問題は無いと思いますが、予定した事業以外の事業になりますので、財政の面ではどうしても緊急であればですが、そうでない限りは当初事業計画したものに実施で実施していくというのが原則だと思います。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) この件については最初のお答えで遊具の更新。計画はしたと、しかし財政上の理由で出来なかったんだということでしたので、私は考え方として計画したところまで行ったと一歩前進したわけですから、素人考えかもしれませんけれども不要額がこれだけでている減額補正もしているというのであれば、お金の面で言えばですよ。財政上、遊具更新のための費用がまったく無かったということは成り立たないだろうと考え方一つ変えればですね、遊具更新に取り組む計画までしたわけですから、取り組むことは可能だったと思いますがこの点について例えば600数十万円ありますと、コンビネーション遊具というよく見かけられるこの頃の複合遊具については、2基くらいは購入できるわけですよね。2箇所の公園の遊具が更新できますので是非、財政の有効活用も含めて特に古い東向陽台の公園については更新を是非とも取り組んで頂きたいと思いますがいかがでしょうか、次年度に向けて取り組みをよろしくお答えいただきたいと思います。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 昨年度の19年度の査定の際には、全施設をですね、延命化を図って、修繕等で延命化を図っていくべきだろうというふうなこともありますので、そういったことで進めて参りたいと思います。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) そうしますとね、確かに点検をして危ないものについては修繕をしたと言いますけれども、富谷町以外であちこちで遊具による事故が起きて大きな怪我を負うとか、というようなことが起きておりますけれども、聞いてみますと大体点検はしたと、行政当局が点検したんだけれども壊れて事故が発生したというケースが多いわけですよね。やはり、35年も経てばですね、大きな建物でさえ痛むわけですから、ましてや子供が遊ぶ遊具が安全でなければならないというのは当然のことですので、これはそういう現有施設でやっていくという頑固な立場ではなくて是非、更新ということで再検討して頂きたいとおもいますけれども、これは町長に伺います。

委員長(山路 清一君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) 遊具の安全につきましては、私も最大の関心時でございまして、今年
度も十分に取り組んできたと思います。従いまして、安全性の確保と必要によっては交換、入れ替え、これは当然のことであります。以上です。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 上桜木の自然緑地については、その維持管理についてはどこに計上されているのでしょうか。決算書のどこに、実績報告のどこに記載されていますか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 上桜木の自然緑地については、手は掛けておりません。周辺の公園関係等については除草等行っております。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) この上桜木の自然緑地は管理責任はどこが負っているでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 都市整備課で担当しております。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) そうしますと、よくご承知かと思いますけれどもベンチについては植樹をした木が蔦が絡んで枯れてしまったというのも私も現地を見てきたんですけれど、枯れてしまったと木が数本あるのですね。それから、ちょうど泉区との境界で分水嶺というようなところが、歩く場所になっているんですけれども、大変な草が覆い茂っていて草刈をするだけでもあそこは自然緑地、遊歩道までいかなくても散歩をするコースとして十分対応できるかと思うんですが、その草刈についても上桜木の住民が個人でかなりの労力を費やして管理していらしたという事実が分かりましたが、このことについてはご承知だったでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) あれについては、把握しておりませんでした。あの自然緑地の場合ですね、急な傾斜地になっておりまして除草するには無理がある場所でありますので、除草については考えておりません。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 実際に私し歩いてみたんですけれども、確かに傾斜地はありますけれども、十分歩けるように遊歩道的なもともとはですね、細い獣道ともいいませんよね、歩けるだけの道はあるんですね。これはですね、道とも言えない道かもしれませんけれども、そこをきちんとその道の部分だけではなくて、その他の急傾斜地でない部分も含めて草刈というのは町ではほとんどやってきていないと思います。現に先ほども予算では計上されていないということでしたから、やはりせめて草を刈り、人が歩けると、管理するにもちゃんと人が歩いていけるというような状況を保つ、枯れた木は植え替えるこういうことぐらいは対応していく必要があると思いますが、今後はどういうふうになさるお考えでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 緑地の場所もですね道路に面した緑地とかそういったところについては管理しておりますが、道路から離れた自然緑地、あるいは造成緑地については手を掛けないという方針でおります。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 実績報告の97ページですが、達成度のところに登記手続きに不測の日数を、これは七北田西成田線と北部道路が交わる成田のところだと思いますけれども、登記手続に不測の日数を要したということが書かれております。一筆についてのみということでしたか。一筆についてですね。この不測の日数を要したということに至った事情というのはどういうことなんでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 地権者の抵当権解除に時間を要したものでございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 同じく99ページ。達成度のところに『清水沢、宮ノ沢住宅の造成測量設計業務については、土地境界の確定に不測の日数を要したため、平成19年度へ繰越事業となりました。』という記述がありまして、この点については先ほどちょっと触れてご説明がありましたけれども、この状況、事情もう少し詳しくお知らせいただきたいと思いますがどうですか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 土地の所有者から境界の間違っているということで、再度調査した結果、特調の地図で再現したんですが、違うということで、間違っているということで地図訂正を行ったものでございます。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) 実績報告書100ページです。スクールゾーン内の危険ブロックについてですが、これは去年1件だったわけですから今年は5倍に増えたということになりますが、この除却については町が働きかけてこのような5件ということなったのでしょうか伺います。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 区長会での説明、それから広報で4回か5回かですね、広報で4回ですね、4回広報でお知らせしている結果だと思います。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) これは去年も申し上げましたが、全体のスクールゾーン内にある危険ブロック壁の把握これは去年平成18年度ですが、したでしょうか。歩いてみて回ってみてここが危険だなという特定はしたのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 想定件数ですが、2714件というふうに想定しておりまして、このうちで危険ブロック壁については60件位というふうに把握しております。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) それはいちいち担当者が見て、ここが危険だという判断をしたということなのでしょうか。延べでどれくらいの長さになるのか併せて伺います。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 延長等については調べておりません。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) そうしますと2714件のうち60件だという特定したのは係りの方が見て、目視するとか叩くとかしてそして危険だという判断をしたということなのでしょうかもう一度お答え下さい。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 想定したものでございまして、実際に耐え得るかどうかというかという観点については本人の申し出がないと出来ませんので、点検する際には県の職員も立ち会っての審査になりますので、この60件については今までの実績から想定したものでございます。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) そうしますとその60件を想定しているということで、これから60件の除却が必要になってくるかと思います。それで、県の人の立会いでそこのお宅にもさまざま説明をしながらということになりますが、これについては今後ですね広報で4回取り上げただけでは進まない1件から5件になったということではありますが、だけどもその危険度はますます日に日に高まってくるわけでね、これをなんとかしなければならないと思いますが、18年では5件、今後についてはどのように進めるという考えなのか伺います。

委員長(山路 清一君)都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 本年度も区長会で説明し、広報に載せてございます。該当する地域、地区については回覧でということで、考えておりますし、現在今年度は5件ほど相談を受けております。

委員長(山路 清一君) 磯前委員。
委員(磯前 武君) 実績報告の91ページですが、交通安全施設整備事業というふうなことがありますが、信号はだいぶ高いものですからカーブミラーとか最近ですね増えてきまして、事故も未然に防げておるということなんですが、カーブミラーの設置する基準というものはあるんでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 対向車とですね、右折車左折関係ですけども、対向車が見えにくい場所について設置するというふうになってございます。

委員長(山路 清一君) 磯前委員。
委員(磯前 武君) これは誰がそういう判断をするのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 職員が行って判断するしかないというふうに思っております。

委員長(山路 清一君) 磯前委員。
委員(磯前 武君) 実はですね。明石台6丁目、ちょうど開発が平成15年ぐらいから始まってると思うのですが、ちょうど6丁目の方が引越した時にカーブミラーが付いていたと、家を建てるにもそのカーブミラーがちょうど駐車場を作る位置に被っていてできないと、もう2年くらい町内会にですね、「困った、困った」という要請をしているようですが、これについて町の方にそういうふうな要請はあったのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 今年、伺っておりまして現地調査はしてございます。

委員長(山路 清一君) 磯前委員。
委員(磯前 武君) カーブミラーというのはどうも町内会、行政区長が責任者です。行政区長が見たところによると、もっとそれから逆に西の方にいった6丁目会館のところ、公園があるところそこが危険だという判断をしたようなんですがそこら辺は調査してどうだったでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) お話あったカーブについてはそこも確かに必要なというふうな判断はしております。ただ、先ほど今立っている部分についてはですね、あそこの6丁目の開発の際に業者の方とうちらの方と協議して設置したものでございまして、家の建つ前にもう設置されたものでございまして、今後その設置場所については再度検討して参りたいというふうに思います。

委員長(山路 清一君) 磯前委員。
委員(磯前 武君) だいぶ町長はですね富谷に住んで良かった。富谷に来て良かった、温かい富谷というふうな事を考えておりますが、こういうふうに2年間も悩んでいる明石台6丁目のNさんというお宅、悩んで悩んでどうしようもないとこれに対して町長はどういうふうに感じますか。

委員長(山路 清一君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) 今の事例はですね、私も初めてここで耳にするわけでございます。それ以外については私の印象感想としては極めて皆さん経由、住民のみなさんの個別対応も含めて即刻機敏に対応していく、そういう印象を持ってございます。今の事例をよく検討しましてですね、ご不便のないように取り組んで参りたいというふうに思います。

委員長(山路 清一君) 磯前委員。
委員(磯前 武君) 是非ともですね、住んでよかった町にして頂きたいと思います。実績報告96ページ。一般公園管理事業の中で修繕工事の5行目ですね、東向陽台3丁目公園テニスコート修繕というふうなことがあります。8万4000円の支出なんですがこちらについてのですね、公園での安全対策といいますかパトロールといいますか、最近しているかどうか伺います。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) してございます。

委員長(山路 清一君) 磯前委員。
委員(磯前 武君) 18年の何月に修繕工事をしたんでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 6月に実施しております。

委員長(山路 清一君) 磯前委員。
委員(磯前 武君) そうすると1年何ヶ月でですね、この修繕した場合逆にですねどのぐらい持つというふうな修繕を想定して修繕工事をしているのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) この修繕についてはですね、コート内にクラックが入った訳でございまして、それに詰め物を詰めて塗装行ったという修理でございまして、どの位持つかということについては把握してございません。

委員長(山路 清一君) 磯前委員。
委員(磯前 武君) だいたいこのクラックってね、かなりのコート一面に本数にしたら7本くらい、脇の方はほどんと端から端までクラック、幅約4センチの場所もあります。あと2センチというのが多いんですね。それからアンツーカーですから土じゃないですからね、草が生えています。まあ、やる子供が本当は草を取ればいいんでしょうけれどもね。ちょっと聞いたら、取っても生えてくるから、まあそのぐらいの幅なんですね。4センチの幅になりますとね、草やはり生えてくるんですよ。足取られるかといったら、いや気をつけているから大丈夫だけれど、やっぱりちょっと引っかることありますねというふうなことなので、やはり安全対策、スポーツをやるために怪我したらですね、これは富谷町のコートは財産でもあるし、東向陽台中学校はこのおかげもあるでしょうが、かなりテニスは成績いいんですね。優勝したり、そんなことで是非ともですね早くやらないと怪我したら大変だと思うんですがどうでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 早期に対応したいと思います。

委員長(山路 清一君) 小泉委員。

委員(小泉 光君) お伺かがいいたします。これは経済振興課ですね。実績報告書の86ページに中小企業の振興基金がございますけれども、これの申し込みのプロセスはどうなっているでしょうか。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君) 最初の申し込みはすべて商工会を経由してお願いしてございます。

委員長(山路 清一君) 小泉委員。
委員(小泉 光君) 実は私も今の会社を起こしたほぼ3年前ですかね。この資金ショートしそうになって、この資金を利用出来ないかと思って窓口に相談にいきましたところ同じ回答得ました。商工会を通してくれと。それはなぜですか。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君) 手続き上ですね、書類等々の整備がございますので一番商工に精通している商工会を通しているという状況でございます。

委員長(山路 清一君) 小泉委員。
委員(小泉 光君) それは厳しい言い方で申し訳ないんですけれども、経済振興課の不勉強ではないでしょうか。書類を揃えてその書類の中身を確認するくらいは、わざわざ商工会を通さなくても私は出来ると考えますがどうでしょうか。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君) 一度ですね、商工会から書類が上がってきたものをうちの方で承諾、内容等点検して再度商工会で信用保証協会等々にあと銀行等々に上げるというシステムになってますので最初の窓口を商工会にお願いして、十分な意見聴取をして町に上げていただいているところでございます。

委員長(山路 清一君) 小泉委員。
委員(小泉 光君) 実は私がその制度を利用しようと思った時にはまず企業ですので、商工会に入るメリットはなんだろうかと、会費はいくら取られるのか、その審査の日程はどの位かかるのだろうかというところも当然考えるわけです。いずれも答えはNGでした。やはり、小企業者にとっては費用も節減したいし、スピードも上げたいというところで商工会を通すメリットというのは無いと判断して町の融資制度を利用するのを断念した経過がありますので、是非この辺のプロセスをですね、再考するつもりはないか伺いたいと思います。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君) 10月1日からみなさんがご存知のように黒川商工会となるようなこともございますので、その資金の貸付についてのスピード化というところもこれから考えていかなくてはいけないとこだと思いますので、検討をしていきたいと思っております。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。
委員(菅原 傳君) 実績報告書で質問してまいりますが、85ページに野鳥の森というのが表現されておりまして、富谷町内の非常の野鳥の多い地域があちこちありますけれども、この野鳥の森というのは町全体を指しているのか、それとも特定のところで、ここが野鳥の森というふうに指定しているのかちょっとその概念をお聞きしたいと思います。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君) 富ヶ岡公園から下っていったところ、地図が公園の入り口にございまして、ここからが野鳥の森ですとお示ししているのですが、その辺の一帯と言ったらいいのでしょうか、溜池等々のその遊歩道を野鳥の森というふうに考えております。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。
委員(菅原 傳君) 特定の所になっているようですけれども、私の住んでいるところで恐縮でございますけれども、上がり口の所に「鳥獣保護地区」と書いてありまして、看板が立っているのですね。それで、これ県の方の看板のようなんですけれども、何時まで鳥獣保護になっているのかなと。周りはゴルフ場ができたりですね、自動車学校ができたりして全然鳥獣が住んでいるような状況じゃないのですね。しかし、依然として鳥獣保護という看板は錆びたまま立っているわけなんですけれども、これは指定されているんでしょうか、指定されてないんですかお伺いしようと思います。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君) 今議員さんがおっしゃった地区、西沢というふうに捉えてよろしいでしょうか。(「西沢の農協の倉庫ありますね。あそこの向かいから上がっていくところがあります。あそこの場所に一本立っているんですけどね。」との声あり)おそらく看板、県で設置したものと思いますので、県とお話しをしてその必要がなければというところで、話をしていきたいと思います。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。
委員(菅原 傳君) なにか県というふうに書いてあったと思いますけれども、そこと連絡のうえですね不必要なものは撤去したほうがいいと思いますので今のご答弁で了解しました。次に86ページの商工会の補助関係ですけれども、下の方に書いてありますが商工会は黒川の商工会に合併をするので、今年度限りみたいな表現で書いてありますけれども、そうするとですね従来やっておりました富谷商工会の補助というのは今後継続されるのかどうか、これは合併しますと非常に地域性が弱くなってきまして、やはり富谷の商工会がかなり衰退していくんではないかと心配があるんですけれども、しかし、私、住民としましてはやはり商工会は活発に活動してほしいというふうに思っておりますので、その辺ですね今後についての補助、助成ですね、そういったことについて協議のうえ、云々と書いてありますけれどもこれは協議をしているのかどうか、来年の7月からだと思いますけれども、あと半年しかないわけなんでね、準備は出来ているじゃないかというふうに思いますが、その経過はどうなっているのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

経済振興課長(菅原 傳君) まだ、詳しいその補助金等々、4ヶ町村になりますので各々のその町村での補助金という体系がございます。ですので、その整合性を取りながら補助金を協議してというふうな表現で協議というふうにしております。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。
委員(菅原 傳君) それは、補助金の場合ですね大和町いわゆる黒川に合併した場合に二通りの負担金が出てくると思うのですが、旧富谷町ですね、富谷町というふうにいうのですけれども、旧富谷。なくなるから旧富谷なってくると思うんですけれども、旧富谷の商工会に出す補助金の問題ですよね。それから黒川の商工会に対する負担といいますかね、そういうふなことをどういうふうに今後なってくるのかお伺いいたします。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君) おそらく別々ではなくですね、黒川商工会一本に補助金を出してというような形になるのではないかと思っておりますが、これはまだ正式にこういうふうにお願いするというところもございませんので、まだはっきり申し上げられるところではございません。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。
委員(菅原 傳君) 次、92ページの総合公園の運動場の道路関係についてお伺いしたいと思いますが、429メートル立派にでき上がったようですけれども、この間、マーチングエコーズがありまして、出口の道路がかなり混んでおりましたので、こっちの方にいくといいので仏所の方に行く道路を誘導されまして行きました。だいぶ車が多かったんですけれどもそこであそこは出口の所がですね、左の方は見通しが利くんですね、左の方は、ところが右の方はカーブミラーになっておりまして、車がこう来たというのがカーブミラーはあるんですけれども、なかなかそれだけではちょっとね、非常に危険だなと思ったんですけれども、あそこに信号とか付けてですね、車が来た場合に特に宮床の方からきた車に対して警告するような信号等は考えた方が良いと思うんですけれども、この点はどのように検討されているのですか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 信号関係についてはですね、公安委員会の方になるので、公安委員会の方と相談しなければならないというふうに考えております。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。
委員(菅原 傳君) そうしますと、公安委員会の方にはこれは何か申請はしているんですか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 信号についてはですね、公安委員会の方と協議したのですが、交通量からいってまだ設置するのは無理であるというような回答を得ております。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。
委員(菅原 傳君) いずれにしても非常に危険な場所でございますので、いろいろ検討や必要があると思います。次に95ページ、96ページの公園整備の問題についてお伺いしますが、今団地が増えてきまして、公園がさらに増えてきているのですけれども、何箇所くらいあるのかですね、併せて公園でなくて遊園地だというところもなんか聞いたこともあるのですけれども、公園と遊園地どういうふうに違うのか定義はっきりしませんけれどもどれ位箇所があるのかお伺いいたします。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 遊園地ではなくて児童遊園と表示しているものでございまして、富谷町では西沢の児童遊園、それから西成田コミュ二ティーセンターの児童遊園いうふうなことで、その2箇所だけ児童遊園というふうな表現でしております。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。
委員(菅原 傳君) 私の住んでいる地域で恐縮なんですけれども、西沢の東側にですね小さな、小さなあれは公園とは言わないのでしょうね。遊園地と言ったらいいのか分かりませんけれども小さな所がございます。これは街灯が一個と、そして板張りの腰掛が一個と、あと回りに柵があるんですけれども、遊具は何もないのですね。草がぼうぼう生えておりまして、一体これはなんだろうかな思いながらあそこを通っているんですけれども、前に質問したことがありましたが、あそこに遊具の設備は考えていないと子供たちが遊ぶものであれば道路を越えてですね、西沢の現在の町内会館がある。あそこの公園に行って遊ぶようにしてもらいたいというふうな話がありまして、ちょっとこれはないんじゃないかなという感じで聞きましたけれども、やはりそう言ったような公園を作った裏にはですね、子供達もかなり多いわけですからそこのところに遊具を一つでも、二つでも配置をしてですね、子供たちがより集まるような場所にしたい、したほうがいいのではないのかと、現状のものではほとんど人は行っていません。草がおがっているだけで何のための、これ厳密的にあの何て言うんですかね。ちょっと課長。厳密の定義で何て言うのか、公園なのか、遊園地なのか、そうでないのかその辺も伺いながらちょっと遊具の説明についてもね、是非考えていただきたいと思うのですが、検討されているのかどうか伺います。

委員長(山路 清一君)都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 住宅開発時の公園じゃなくて広場と位置づけでございまして、遊具を設置をする考えはありません。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。
委員(菅原 傳君) そうするとあそこに作った目的は何なんでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 広場ですので、住宅に入っている方が憩いの場所といいますか、そういったことでの場所でございます。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。
委員(菅原 傳君) ちょっとはっきりしたご返事ありませんけれども、町内の方々もですね、何のために作ったのか非常に不満なり、疑問を持っているところでございます。一回、是非見ていただいてですね、やはりここのところにせめて子供向けの遊具が一つか二つ、ブランコとかあるいはシーソーでもいいですけれども、そういうものを作るような配慮はね、子供の多い町でございますので、是非考えて貰いたいとおもいますが検討をやっていただきたいと思いますけど、どうですか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) あくまでも、開発時の広場ということでありますので、公園等々違う位置づけでございますので子供たちについては、やはり西沢児童遊園の方で遊んでいただきたいというふうに考えてございます。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。
委員(菅原 傳君) 最後の質問でございますが、99ページ。清水沢、宮ノ沢住宅の今後の構想が書いてありますけれども、これ清水沢と書いてあってその後、宮ノ沢と書いてあるのですが、今ある実際は清水沢の方は全部住宅取っ払ってですね、そこから始める状況になっておりまして清水沢から行くところが無くなった人が宮ノ沢の住宅に入っているというふうな状況になっているようです。しかし、私は何回もその辺を歩き回っているんですけれども、宮ノ沢の住宅ね、行ってご覧になったことありますけれども、どこが玄関なのかね、ちょっと分からないような住宅がここに並んでおりまして、こういうところに住んでいるのかなということでですね、非常に町営住宅に値しない住宅じゃないかというふうにかねがね考えておったんですが、それで清水沢の方はいくらか立派になったんですね、住宅は。玄関もちゃんとありますしね、立派な玄関で宮ノ沢とは比べものにはならない玄関になっているんですね。それは、今取っ払われてしまわれましたけども、建築のですね、順序はむしろ宮ノ沢住宅を先にやって、清水沢を後でやるというのが適切ではないかと、宮ノ沢に住んでいる人は非常にね、不便な住宅の中に住んでいまして優先順位から言えばむしろかえってこちらの方が先ではなかったかという感じありますけれども、これは現地調査をしてどういうふうに判断されたのかですね、お伺いします。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) お答えいたします。清水沢住宅を建築したのは昭和39年でございまして、宮ノ沢住宅が3年後の42年度に建築しております。順序から言って清水沢住宅の方が古いわけでございまして、その関係で清水沢の方から建築するというふうに考えております。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。
委員(菅原 傳君) 順位から言えばそうなるかもしれませんけれども、現状はかなりひどいものであります。更にもう一つ湯船沢の第5工区の問題ですけれども、そこに住んでいる物件がありますから行ってみましたが、そこに非常に立派な道路が出来たんですね。なんかカラーの道路でね、幅が非常に広くて、湯船沢にはちょっとそういったものですけれども、もったいないくらいの道路が出来上がりました。そして、坂道になっておりましてなんかざらざらとこうなっていたので雪のための滑り止めもあるのかなというふうに思いましたが、現地の方に聞いてみたら「やあ、とてもこれくらいでは雪降ったときに車など滑って、滑って危なくてわからないと。」もう少し抜本的に対策を考えてもらわないとダメだねというふうな話をしておりました。これは雪降った場合に現状のままで大丈夫と判断されたのか、更に新しくですね何か滑り止めに考慮されるのかこの点を伺いまして終わります。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 勾配についてはそんなにきつい訳ではございませんので、前よりも緩くなった勾配だというふうに思います。そういうふうに作っておりますし、あと滑り止めについても補助関係上認められたのでその滑り止め舗装もしたということで、今後についてはその他の対策については考えてございません。

委員長(山路 清一君) この際、午後1時まで休憩します。
 午前11時59分 休憩


 午後 1時00分 再開

委員長(山路 清一君) 休憩前に引き続き委員会を開きます。土樋輪委員。
委員(土樋輪 康雄君) 実績報告書80ページ、農業者年金受給状況記載されておりますが下の方に達成すべき目標及び評価のところに農業者年金の新制度内容の周知を図り加入促進を努めますとありますけれども、現在新しく入られた方が何名くらい見込みありますか。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君) 18年度においては16名でございます。

委員長(山路 清一君) 土樋輪委員。
委員(土樋輪 康雄君) 16名といいましたね、それで最低これだけの条件はなければ農業者年金には加入できないというふうな、新制度も含めましてお知らせください。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君) 農業者年金はまず頂けるまでの掛ける年数とかがございますので、おのおの違うことにはなります。厚生年金に入っている方は当然、農業者年金に入れない国民年金に加入してなければ農業者年金に入れないというところでございますので、その年数を計算してというふうなことになります。

委員長(山路 清一君) 土樋輪委員。
委員(土樋輪 康雄君) 81ページに認定農業者、認定農業者が18年度、18名となっておりまして目標を20名と設定されておるようです。これは、枠があって20名となっておるのか当面20名が目標だということなのか。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君) 当面20名を目標という設定でございます。

委員長(山路 清一君) 土樋輪委員。
委員(土樋輪 康雄君) 決算書の56ページ、56ページの11節に需用費、この中に高熱水費と4200万円云々となっておりますけれども、この中に当然公園の電気等もあれもあると思うんですが、騒がれております環境保全とか何かで地球温暖化とそして大亀森林公園に杉林の中に一晩中その電気のついているところがあるように見受けられるのですが、あれはいかがなものでしょうかと思うのですが。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) ついている方はキャンプ場の街路灯でございます。

委員長(山路 清一君) 土樋輪委員。
委員(土樋輪 康雄君) キャンプ場に行く方ではなく上の方、例えば駐車場ございますね。駐車場の上の方の杉の中にもずいぶん電気はついているんですね。遊歩道というのか、散策道と言うのか、それにあちこち電気が夜どうしついているというふうなところあるのですけれども。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) いまおっしゃっている場所については、遊歩道かなというふうに思います。展望台の方にもライトアップしておりまして、8時頃に消えるようにしていると思うのですが、それまではついていると思います。

委員長(山路 清一君) 土樋輪委員。
委員(土樋輪 康雄君) 展望台はこれは当然つけておかなければならないのかなと思うのですが、そうでない杉林の中にこの8時どころじゃない一晩中ついているような状態、これ感知しなくなるのかどうかその辺はちょっと分かりませんけれども、それをよく見かけてあそこ通ったことがあるもんですから、こんなところによく草木も眠る清水時とかというのですけれども一晩中木の中、林の中につけておいていかがなものかなと。地球温暖化に結びつかないのかなと思うのですが。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 展望台と同じように消灯するようにしているのですが、もしついているとすればタイマーが故障しているかもしれませんので、すぐ調査して対応していきたいと思います。

委員長(山路 清一君) 土樋輪委員。
委員(土樋輪 康雄君) 農業用施設にいろいろ補助等出しているようですけれども農道に砕石、今レクリエーション農園がだいぶ進んでいるようですけれども、このレクリエーション農園を進めていくうえで、駐車場がよく求めて欲しい言われまして駐車場設定するのに苦労するんですけれども、路肩の方なりあるいは私施設のいわゆるレクリエーション農園に通う道路、そんなところなども砕石の手当をしてもらえないかなと思うのですが。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

経済振興課長(瀬戸 けい子君) 今のところ考えておりません。

委員長(山路 清一君) 土樋輪委員。
委員(土樋輪 康雄君) 考えてないとなれば、あれですが、行ったり来たりしますけれども、街路灯の電気のタイマーが狂ったのかどうかわかりませんけれども、昼もついているところもまま見受けられて、前に何度か言ったことがあるんですけれども、ある程度戸数がまとまらないと頼んでやるものだから修理してもらう方も一戸や二戸じゃだめなんですというふうなこと言っておりましたけれども、やはり結構ついているところがありますけれども、これも迅速にやはり修繕した方がいいかなと思うのですが。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) その都度、発見したときにはその都度業者の方に連絡して修理するようにしているのですが、長引いている場所もあることは承知しているのですが、早期に対応するように業者の方にも指導していきたいと思います。

委員長(山路 清一君) 土樋輪委員。
委員(土樋輪 康雄君) 実績報告書の98ページに移りますが、中ほどに修繕費用となって、たいした金額ではないのですが西沢に10万6000円ですか、修繕費用が出ておるのですけれどもこれ西沢は最近建て替えたばっかりだなと思うのですが、どんな修繕費用でこれ10万6000円かかっているのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 西沢住宅では温水器が一箇所故障しました。それからテレビの配線が切れたということもあります。それから、電球とか排水のゴミがら、排水の関係の蓋が壊れたということでの修繕を行っております。

委員長(山路 清一君) 土樋輪委員。
委員(土樋輪 康雄君) いまいろいろ言われたようですけれども、どこまで入居者に責任があるものなのかなと。温水器が壊れた管理ミスで凍結したとか、なんかのあれかもともと生まれが悪かったのか、その辺が不可抗力なものなのかその辺のあれはどういうふうになってますか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 施設が、当初から使っている部分については町の責任で修理するわけですが、その使い方とか、現場を確認してですね使用者の不可抗力であればこちらの方に直してもらうというな方法をとってございます。

委員長(山路 清一君) 安住委員。
委員(安住 稔幸君) それでは、実績報告書98ページ町営住宅についてであります。これに火災警報器の設置ということで、出ておりますが西沢住宅を見ますと熱感知が128個、煙感知が38個に対してということになっておりますが、よく台所は熱感知が良いということで聞いておりまして、また他の部屋は熱感知が良いということで考えますと設置についてもちろん吟味されたんでしょうけれども、これは妥当な設置のし方でしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 妥当だと思っております。

委員長(山路 清一君) 安住委員。
委員(安住 稔幸君) わかりました。下の湯船沢住宅見ますと私の言ったような感じに設置されていますので、西沢どうかなと思ったものですから、あとですねこれ合計しますと52戸でありますが、今現在入居されているのは何戸あるんでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 昨年度からですね、新築分についてはですね、新築の際に設置しておりまして、その分で昨年度が3棟6戸ですね、74戸というのはですね宮ノ沢、清水沢の方もありますのでそちらの方については今年度に付けることになっております。

委員長(山路 清一君) 安住委員。

委員(安住 稔幸君) そうしますと、19年度になりますけれども、19年度ですべて設置されるということでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) そのとおりでございます。

委員長(山路 清一君) 安住委員。
委員(安住 稔幸君) あと町営住宅に申し込みをされて入れなかった、もちろん抽選とかあるのでしょうけれども。実際にどの程度おられたのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 今年の1月ですか、応募して申し込まれた方が27名くらいだったかと思います。そのうち2件が空いていたものですから2名の方が入られまして、その他に補欠としてですね、5名の方が抽選されておりまして、そのうち1名の方が入居いたしまして、あと4名はまだ残っているような状況でございます。

委員長(山路 清一君) 安住委員。
委員(安住 稔幸君) 27名のうちいろいろお話を聞きますと実質3件ということでありますね。やはり、町営住宅に対して非常に要望が多く来ております。希望者が多いものですから今後の町営住宅に対しての対応についてどのようにお考えでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 今回の湯船沢住宅、19年度にまだ建っているわけですけれども、最初、優先されるのが、今宮ノ沢住宅に住んでいる方、希望があればそちらが優先されますし、その方達で移転されない場合については、公募して抽選に行くというふうになります。今後、宮ノ沢住宅にもそんなにあまり入居者がいませんので、今後、清水沢住宅が建てられることになるわけでございますので、順次、入居者数が増えていくものと思います。

委員長(山路 清一君) 安住委員。
委員(安住 稔幸君) 是非ともですね、多くの方がいらっしゃいますので早急にそちらの方の工事を進めていただきたいと思います。続きまして、87ページになります。実績報告書。ここの中で下の達成度を見ますと、防犯灯についてでありますが、維持修繕ついてはパトロール並びに住民からの情報提供に迅速な対応を図れましたとなっておりますが、実際にこのようにご認識されていらっしゃるのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) そのように思っております。

委員長(山路 清一君) 安住委員。
委員(安住 稔幸君) 私ですね、平成16年、前に一般質問させていただいておりますが、15年に鷹乃杜のですねやはり防犯灯が風で倒れております。今回の台風、金曜日だったでしょうかそれによって同じく、鷹乃杜の防犯灯が風によって倒れたようであります。現場を見ますとやはり非常にもうすっかり腐っているというか、とてもやはり立っていられないようなものだったのかなと思います。こういうこと考えますとこれからの災害、天災、地震も含めてですけれども、町の方では職員挙げていろいろ調べていくということでありますけれども、こういうことでありますので、計画的にですね、順次立て替えいくべきではないでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 定期的にですね、防犯灯の関係については見回りをしておりまして、その際にどうしても弱っている部分については交換していくようにしていきたいというふうに考えております。

委員長(山路 清一君) 安住委員。
委員(安住 稔幸君) 定期的に点検していただくことは当然であります。それで、先ほどいいましたように実際にそうやって点検から漏れたというか、ということで実際に倒れております。これが人に当たらなかった、またいうことでありましたので、本当に不幸中の幸いというかそういうことになります。こういうこと考えますとやはり町民を守るということを考えますと本当に順次ですね、早急にそういうものを立替えるべきだと私は思うわけでありますけれど。町長、ご所見いかがでしょうか。

委員長(山路 清一君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) 安全というテーマであります。今回、予測を超える風きんじですね、という傾向もあります。先だって、台風の対応も極めて朝早くからですね、夕方まで9時過ぎまで22件でしたかね、集計をということで、取り組みはおおいに評価をしております。しかしながらすべてをですねこのような全域をすべて限られたスタッフで見るということも限界もありますのでそれも町民、さらに議員のみなさんも含めてですね「ここが」と言う時には、前もって当然のことながら予防処置というようなことが最優先でございますので、巡回活動もあわせてですね、事前予知能力を高めて十分なる安全対策を施すというような方針で取り組んでまいりたいと思います。

委員長(山路 清一君) 安住委員。
委員(安住 稔幸君) 私が言いたいのは、点検してもですねこのように実際に倒れるものが出てくるわけであります。特に鷹乃杜に限ってわけではありませんが、東向陽台等も古いものが沢山立っております。そういうこと考えますと、点検しているのが当たり前でありますけれど、やはり順次ですね、計画的に立替えるべきではないでしょうか、いかがでしょうか、町長。

委員長(山路 清一君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) 本数もかなりなものですしですね、その辺も含めて検討はいたします。散歩中のワンちゃんのおしっこがというのが、どうして倒れるのと言ったならば、そういったものが相当に影響するんだそうでね。そういったことも含めておっしゃることそのとおりでございますので、体系的、順次も含めてですね万全を喫してまいります。

委員長(山路 清一君) 相澤榮委員。
委員(相澤 榮君) 実績報告書の83ページ、農地の管理の問題のことなんですけれども排水の問題でですね、昨日お伺いしたのですけれども、こちらの方は経済振興課の方だということでお伺いしますけれども、ゴルフ場の排水についての水質検査は報告はなされているかどうかお伺いいたします。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

生活環境課長(瀬戸 けい子君) レインボーヒルズゴルフ場から18年11月1日にいただいたのが最近、一番直近のものでございまして、年1回このように11月ごろに報告をいただいております。

委員長(山路 清一君) 相澤榮委員。
委員(相澤 榮君) それでは、河北ランドの方はどうなっているのでしょうかお伺いいたします。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

生活環境課長(瀬戸 けい子君) はい、同じように報告をいただいております。

委員長(山路 清一君) 相澤榮委員。
委員(相澤 榮君) 水質については、基準をクリアされているとことになっていますか、お尋ねいたします。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

生活環境課長(瀬戸 けい子君) すべてですね、その基準値以内という報告をいただいております。

委員長(山路 清一君) 相澤榮委員。
委員(相澤 榮君) 同じく82ページでお伺いします。レクリエーション農園につきまして、農家と都市住民との交流を深めるという部分で、目標が掲げられております。どのようにしてこれを都市住民と農家との交流が図られたか実績をお伺いします。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

生活環境課長(瀬戸 けい子君) レクリエーション農園につきましては、貸し出ししている農家の方と常に交流を深めていただきながら、農家の作付けの指導等々も行っていただいている状況もございますので、そういう中で農家の方と作られる方がお互いに情報交換しながらよりよいものを作るというところで交流が図られていると思っております。

委員長(山路 清一君) 相澤榮委員。
委員(相澤 榮君) 今年もだいぶレクリエーション農園ということで区画整理をして準備をしているというかたもおったようですけれども、全然希望者が無いという部分が見受けられました。これは希望者の問題ですからどうしをもないのですけれども、その辺の対策、ピーアール等についてお伺いします。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

生活環境課長(瀬戸 けい子君) 年1回なのですが町の広報でお知らせしております。現在、農園の貸し出しの希望がございますがすべて自分の住んでいる居住区の近くという希望がありまして、実際に空きがないという状況を見ておりますので、農地のその空き状況でこれからもそのレクリエーション農園のご協力をいただけるようにいろいろなところでお願いして参りたいと思います。

委員長(山路 清一君) 相澤榮委員。
委員(相澤 榮君) そうするとですね、自分の居住している地域から近くなければだめだと、遠いところは利用されないということになっているようですけれども、その辺の指導方法はどうしますか。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

生活環境課長(瀬戸 けい子君) まずご本人の希望ですので一応こういうところが空いているというところと、それから現地の確認をしていただくようにお願いしてます。いらっしゃる方についてはお友達が作っているいるというところで、そのご近所でないですかというご要望でしたので、今回は応えられなかったという状況でございます。

委員長(山路 清一君) 相澤榮委員。
委員(相澤 榮君) 利用者に対しての栽培指導というのは、貸付する時にいくらかお話すると聞いたのですけれども、例えば参考書とかなにかパンフレットでこういうものを作るときはこうなった方がいいよという部分のそういう栽培指導はされているのですか。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

生活環境課長(瀬戸 けい子君) そういう資料等も配布しております。

委員長(山路 清一君) 相澤榮委員。
委員(相澤 榮君) 次に84ページですね。認定農業者による借地面積等、それに対しての補助金のことについてお伺いします。今年度、50ヘクタールで55万2000円ですけれども、昨年17年度は42ヘクタールで補助金が56万7000円という数字だと思うのですけれども、これはどうしてこうなったのかお伺いします。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

生活環境課長(瀬戸 けい子君) そこの数字のところなんですが、ちょっとうちの方の担当が勘違いしたということで、数字の訂正をお願いをしたいとおもいます。農業認定者による借地面積は50ヘクタールではなく、66ヘクタール。それから補助金額は55万2000円ではなく、65万2000円ということでご訂正お願いしたいと思います。

委員長(山路 清一君) 相澤榮委員。
委員(相澤 榮君) こんなに大事な数字、質問されてから訂正するというのはおかしいと思うのですけれども、今後こういうこと無いように是非お願いしたいと思います。それでは、85ページについてお伺いします。森林伐採届ということで出されておりますけれども、この許可を出す前にですね、伐採してもいいものかどうかということをお伺いします。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

生活環境課長(瀬戸 けい子君) 伐採届がいただいてですね。その後でなければ伐採できないと思います。

委員長(山路 清一君) 相澤榮委員。
委員(相澤 榮君) それではお伺いしますけれども。昨年ですけれども、大亀山森林公園の北側ですね、あそこ森林伐採届出されまして、許可を出す前に伐採されていたいうことで、前の課長さんからお伺いしたんですけれども、それはどのように受け止めますか。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

生活環境課長(瀬戸 けい子君) 当然あるべきことではないというふうに認識しております。

委員長(山路 清一君) 相澤榮委員。
委員(相澤 榮君) この土地についてですはね。ご存知だと思うんですけれども、埋め立てを予定して進めたということを聞いてました。それでこれは実際には実現しなかった訳なんですけれども、この伐採した木材を運搬するために、林道がありますよねあそこね、あそこの鍵を町で管理でもっているわけなんですけれども、その業者にですね鍵を預けてある、まだ伐採届けの許可を出す前にね、ちゃんと預けてしまって、そしてもう切られているという状況なんです。けれども、それはどのように考えますか。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

課長(瀬戸 けい子君) 申し訳ございません。今の所の道路はですね、うちではなくて都市整備課の管理の道路だと聞いております。

委員長(山路 清一君) 相澤榮委員。
委員(相澤 榮君) 前の課長さんは経済振興課で鍵を貸している。管理しているというふうに伺ったんですけれども、そうするとそれは間違えだったんですか。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

生活環境課長(瀬戸 けい子君) 都市整備だそうですのですみません。お願いします。

委員長(山路 清一君) 相澤榮委員。
委員(相澤 榮君) それでは都市整備課にお伺いしますけれども。その辺の森林伐採届とそれからあそこの林道の使用の部分の鍵の管理についてどのように考えますか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) あそこの道路はですね、赤線でありまして所有者が自分の土地に行くために利用したいと申し出があったんで貸し出ししたものでございます。

委員長(山路 清一君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) 特に指名はないのでありますけれども、課長がですね経済振興課長7月異動でなかなか経緯、私以上におそらく掴んでないのではないのかなことが1点と、あと経済振興課です。都市整備課です。こうキャッチボールのような様相もですね、私の本意ではございませんので、私から発言させていただきたいと思います。大亀山のあの場所については当初から私就任直後、あそこに出向きましてね、前課長から逐次報告がありました。大変難しい、私、すっかり切った後でしたし、林道があって赤線があって、その下に搬出用の仮の道路を作ってと。非常に見た目は無残なものであります。こういうことでは大亀山森林公園、景観をですね台無しにする場所だなということで大変心配をしております。今もまだ最終段階では結論出たわけではなくてですね、しかし切ってしまったものをですね、戻せと言われてもどうにもならないという様相もありますし、その先、切った後にまた次の展開もあるやにお持ちの様相もありますし、その辺のところ推移を見ながらですね、経過を見てきたところでございました。今、相澤委員がおっしゃるようないわゆる手続き上、伐採届、届出制、当然のことながら切った後の事後届というような仕組みではないはずでありまして、こういう予定があってこうするんですよというような事前の届出があってそのことをもってですね、必要な行政指導等を必要なものについてやるべきことだなというふうに思います。就任前とは言いながらですね、非常に広漠たるといいますか、伐採面積の広さとか、無残さというようなことを見まして大変心痛むものがありましてね、適性なルールに従って町民の町の貴重な景観でもありますので、林地行政、山についていえば極めてやはり制度が緩いといいますかね、仙台振興事務所の林業部長が来て振興事務所との協議をしあった時にも今の課題を前課長がぶつけたわけですけれども、なかなか確たる答えも返ってこないまま終えたという経緯がございます。しっかりと、農地行政は割合と根拠になる法律もあってですね、すっかり見てこれる部分があるんですけれども、山についてやはりその後の平らになればですね、あと何かまたその次をという考えも当然そういった方向に行きがちですので、十分林地行政についてはしっかり今まで以上に取り組んで参りたいと、そんふうなところでございます。以上です。
委員(相澤 榮君) 相澤榮委員。
委員(相澤 榮君) 只今、町長からあの山についての縷々説明がございましたけれども、それまでの経過の中であの森林がね、盗伐だということで課長さんからお伺いしたわけです。そんなことありますかと、言うことでも返したんですけれども、全然答えがならないわけですね。そして、その後にですね、町長がお話したとおり林道の脇に木材運搬のために道路を作ったわけでそれが2メートルの落差であるわけですよ。そこにこんどそれを修復するために土地を入れさせてくださいというそういう要望が来てるということなんですけれども、それおかしいんじゃなのと私は思うんですけれども課長いかがですか。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

生活環境課長(瀬戸 けい子君) 確かにですね、今の大変ひどい状態になっていまして、大亀山森林公園のすぐ近くというところもあります。所有者の方から見た外見だけでもその整えたいというお話は実際にございますが、まだご相談というところで終わっております。

委員長(山路 清一君) 若生町長。
町長(若生 英俊君) 先ほど言ったとおりでございます。私がずっと見てきておりますのでね。ですからその、制度を超えてやってしまう、手を付ける、そしてまた何かがあったので土を入れたい、そういうふうなことをあります。その辺のところを十分やっぱり見てですね、今後進めていきたいというふうに思います。もう、やってしまったことはどうにもならないので、その先もっとひどくならないように、心、方針をもってですね、今対応しているところです。

委員長(山路 清一君) 相澤榮委員。
委員(相澤 榮君) 先ほどお話したとおりですね、また元に戻すという部分で要望が来ているということで、地元の人たちはですね、あそこ水源なんですね。それで、町としては今景観上やっぱりしかたないのかなという部分でそちらの方向に向いているようなそんな意見を伺ったんですけれども、今町長がおっしゃったようにですね、やはりしっかりとした形ででね、埋め戻しするんだらするように、それがそのままずるずると残土置き場にならいようにね、是非、町長監視しながらしていただきたいと思うんですがいかがですか。

委員長(山路 清一君) 若生町長。

課長(若生 英俊君) そういうことでしっかりと取り組んでまいります。

委員長(山路 清一君) 相澤榮委員。
委員(相澤 榮君) それでは次、実績報告書の86ページですけれども、地場産品の振興とあります。それでですね、ブルーベリー製品がだいぶ余っている部分があるのですけれども、町長それから町の執行部ですけれどもですね、他の町村へ出張とかいろいろ出かける機会があるかと思います。そういう時にですね、お土産持参ということは考えていないですかお伺いいたします。

委員長(山路 清一君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) 手土産もってのお尋ねはいっさい今までございませんでした。

委員長(山路 清一君) 相澤榮委員。
委員(相澤 榮君) そういう機会が無いということに捉えていいのですか。

委員長(山路 清一君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) 機会はありますが、手土産は持参しておりません。

委員長(山路 清一君) 相澤榮委員。
委員(相澤 榮君) 是非、地場産品のPRということでそこを考える余地はないですかお伺いします。

委員長(山路 清一君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) 私はですね、大いにPRをしたい、いろいろ場でいろいろなしゃべったりですね、こっちだけで今やってますけれども、おそらくそれを持ってさらにまた密な関係になるんであればね、なんら邪魔になるものではないというふうに思います。あの、町内にいらっした折にはブルーベリー黒酢をですね、グラスに入れて色合いやなにやら、きちんとお味見をして頂いてですね、そんな量はお出しできませんけれども、そういうふうな機会は何度かありました。

委員長(山路 清一君) 相澤榮委員。
委員(相澤 榮君) 是非、町長自らねトップセールスマンということでやりますという部分がお話が伺ったことがあるのですので、是非、そういうふうにしていただければと思います。次に質問します。実績報告書の96ページでございます。「おもしぇがら来てけさいん」というお祭りがありましたね。新町公園の東側の歩道がですね、除草されていなかったんですよ。それで、町民から「ちょっと来い来い。」と言われて「この草どう思う。」と言われたんですけれども、枯れててましたその時は、これは「除草剤かけたんでしょう。」と私は言ったんですけれども、その反対側の小学校側がきれいになっているんですね。「こんでいいの。」と言われてもうどうしをもないなとということで、都市整備課に行ったんですけれども、結局、あそこは子供達も通りますよね。そんな状況下の中でですね、抜けば良い、半日もかからないと思うんですね一人で、あそこの街路樹剪定する時もそれぐらい出来ると思うんですけれども、そういう除草剤散布までしてしなければならないのかということ、その辺の経緯をちょっとお伺いしたいと思います。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 根がどうしても丈夫なものですから、根を枯らさなければならないということでの除草剤を使ったものでございます。

委員長(山路 清一君) 相澤榮委員。

委員(相澤 榮君) そういう気持ちでやったのならばですね、やはり他の町村からもいっぱい来てます。何千人という方であの祭りを盛り上げようとしている時にやはりきれいな富谷町をPRするためにも、やはりあれはですね、除草剤を散ってもあと根を枯れれば、刈れば下まで浸透していると思うので、次は出てこないと思うのですね、そういう意味でのその辺の配慮が足りなかったと思うのですがいかがですか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 遅れたことについては、まことに申し訳なく思っております。反省します。

委員長(山路 清一君) 他にございませんか。小川委員。
委員(小川 昌義君) 実績報告書の方でご質問をいたします。最初に87ページですが、みなさん分かりきっていると思うのですが、この防犯灯のこの設置基準というものがあるのかどうかお伺いしたいと思います。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

課長(相澤 正幸君) 基本としては、電柱1本おきというふうに決めております。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) 電柱1本おきにの他にですね、この明るさですね、ルックスというものについて検討したことがありますか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 前は20ワットの防犯灯だったんですが、すべて40ワットに変更してございます。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) 明るさを基準に検討したことがあるかということなんですが。20ワットから40ワットというのではなくて、何ルックスを基準にしているというふうな質問なんですが。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) その辺までは調査しておりません。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) 今後も検討していただきたいと思うのですが、最近、非常にこの防犯灯なり、非常に早く設置されたりして非常に内の町内人たちは喜んでおりますが、そういう意味で早めにルックスも含めた検討をお願いをしたいと思います。あと、防犯灯を立てて頂いたんですが、どうしをもないと思うのですが、個人の家の木がですね、邪魔になって暗い所が発生しているというところがあるのですが、そういうところは把握しているかどうかお伺いしたいと思います。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

課長(相澤 正幸君) パトロールはしているのですが、もし気づかない部分があるかとは思います。気づいた部分については極力、伐採の方ですか、剪定の方をお願いしたりしております。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) 個人の住宅ですので、かなり厳しいと思うのですが、点検をしながら一つ実施をしていただきたいと思います。次に、89ページ、東向陽台地区の側溝607メートルで事業費としてあるのですが、これは実績としてははっきり言うとどの程度の金額が正しいのかというのは私は素人で分からないのですが、この東向陽台地区なんですがこれはこれで終わったというふうなことなんでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 一丁目、二丁目がこれで終わりでございます。今年度から三丁目に入ってございます。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) 一丁目、二丁目が終了したということなんですが、非常に細いところの側溝工事、内のほうの一丁目、二丁目だけでいいますと13年かかっているのですね。町全体の予算からすると非常に分捕り合戦みたいになるわけですが、なんとか工事の仕方とかそういうものが進んでいると思いますので、是非、今後の今課長がお話しているとおり、三丁目についてもですね、もっと長く出来ないかどうかお伺いしたいと思います。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 来年度以降についてはですね、本年度の受残が出た分をプラスするというふうな形をとっていくということで、来年度以降は施工ポイントは増えると思います。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) はい、了解しました。続いて94ページ、実績の方の括弧2、業務委託125万円ですか、これの版下作成とか、製版というのはこれどういう意味を表しているのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 都市計画図、都市計画総括図、それから案内図ですね、これの修正印刷するものですからそれのための版画、版下作成、それらの版を作るためのものでございます。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) この最近こういうものを作っているのは電子媒体で作っていると思うのですが、なんとなくこの昔の言葉で合わないような気がしてならないわけですが、版下の作成、製作というのはどういう感じのものなんですか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) アナログ式でありまして、1万分の1なんでこのくらの大きさなんですが、これはそのまま手で修正するというような仕事でございます。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) 今時、というふうに言いたいくらいなのですが、要するにこの手書きではなくてですね、キャドみたいなものでやっていると思うのですよ。要するに製図ソフトみたいなもので、そういうので修正なんかしているのではないかというふうに私は理解するんですが、そうではないのですか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

課長(相澤 正幸君) 伊藤補佐の方から回答させます。

都市整備課長補佐(伊藤 正君) 最近の図面ですとそういうキャド、ようするにデジタルデータで図面作成しているわけですけれども、これにつきましてはまだ実際、昔からの印刷するための色版画何枚か作りましてそれを基に印刷を行っております。ですから、将来的には全面的な見直しとかがある時にはですね、そちらデジタル化とかへの移行というのも検討しなければならないというふうに考えております。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) できるだけそういうふうな、自分らでも作成できるわけですから一つソフト、キャドならキャドという枠の中で、何のソフトを使っているのかわからないですがそういうことを急いで実施していただきたいというふうに思います。続きましてこれの千枚とな何枚というこの枚数が書いてあるのですが、理解しないですけれども、これは何を根拠にして出ているものなのか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 都市計画図とか買いにくる人たちがおりますのでそれの実績を踏まえての枚数で印刷したものでございます。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) 根拠については分かりました。これは単価が違うというのはようするに大きさ、千分の一、何分の一ということでよろしいですか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 一万分の一と五万分の一なものですから、五万分の一だとA3ぐらいの大きさぐらいなものですから、大きさによっても違うわけでございます。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) はい、了解しました。続いて安全遊具のことで点検する際に、余分なことですが役場の方々だけで点検するということではなくて、各町内の方とかないしはこの代表の方とかという形で点検をするということを考えたことはございますか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) そこまでは考えておりません。数が数なものですから一日に相当のその地区その地区ばがりではなくて回るようになりますので、職員のみで対応しております。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) 安全点検にかかることについての国の検査委員みたいなこういうものはあるわけですか。免許みたいなもの。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) はい、ありません。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) そうであれば予算とはあまり関係ないので申し訳ないのですが、まずうちの町内で申し上げますと。町内会の安全防災と子供会こういったもので朝一斉清掃のあとにですね、点検をするというなことをしておりますので、そういったものを行政区長会議とかそういうところに提案していただいて、実施をしていくと、子供たちの安全を守るというふうなことにいかがでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 今後の検討課題としてさせていただきます。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) 続いて91ページ交通施設の中でカーブミラーについて先ほど同僚委員からの方からも話されてますが、このカーブミラーのこの点検というかこういうものについて、どのようになっているでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 道路パトロールの際に点検してまいっております。

委員長(山路 清一君) 小川委員。

委員長(山路 清一君) 先ほどの質問に対して若生町長。

町長(若生 英俊君) 先ほどの遊具のですね、点検について小川委員から質問が都市整備課長に行ったわけなんですけれども、検討というこたえという答えということでございますけれども、わたしは大変、大事な指摘だと思います。役場担当職員が遊具をというこでですね、使うのは当事者なんですね、是非、そのような方向でともにですね使う地元の方と一緒になってという課題、わたしとしては取り組んで参りたいと思います。蛇足ながらですね、今年の冬の除融雪の準備が入りました。それも合わせて今朝ほど文章が来ましたので、地元の皆さんに今までの様子がどうであったのかそれを確認した中で、進めましょうというふうなことで取り組んでいくことと合わせてですね、先ほどの答弁とさせていただきます。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) 富谷町にカーブミラーはどの程度あるか分かりますでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 227箇所です。

委員長(山路 清一君) 小川委員。
委員(小川 昌義君) 実は私もですね、うちの町内で申し訳なかったんですがカーブミラーの横になっているものについて、デジカメで撮って、それから地図を添付してメールで送信しておったのですが、なにもあの、うんともすんとも返答が無いわけですが、出来ればですね、そのカーブミラー一つ一つ見ますとなにもついていないのですね。例えば、電柱であればどこどこ支線の何番とかというふうについているわけですが、カーブミラーには何もないのですよ。ですから私が地図をしたのは非常に悪かったのか、写真を添付したのが見えにくかったのかちょっと分かりませんが、できればかなり手数かかると思うのですが、それぞれ番号をふるなり、管理しやすいようにしてはいかがでしょうか。

委員長(山路 清一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤 正幸君) 番号については早急に検討、対応したいと思います。

委員長(山路 清一君) 他にございませんか。伊豆田委員。
委員(伊豆田 待子君) まず、実績報告書の84ページなのですが、ここに水田農業振興事業実施状況と書いてあります。集落営農とそれから認定農業者がここで集落営農が1件、それから認定農業者が現在18件ですが、そのほか個人ですか、何件ありますでしょうか。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

生活環境課長(瀬戸 けい子君) 現在、農家戸数が461、それから認定農業者の方が18、差し引くと443件ということになってますが、ただ認定農業者の方が集積している、借りて農地を耕作している方たちの農家の数もこの443件の中に入っておりますので、ご質問の何戸ですかというところは認定農業者が18件、それから集団でやっているところがだいたい100戸というお答えでよろしいでしょうか。

委員長(山路 清一君) 伊豆田委員。
委員(伊豆田 待子君) そうすると今認定農業者、それから集落営農に準じてない方がだいたい約300戸あるかなと考えたところですが、それで集落営農の方とか認定農業者の方は助成があるかと思うのですね。それは、水環境保全事業とかここに書いてある事業ですが、その他の方たちにたいして、今後、どのようにやっていかれるのかとちょっと私心配なところなので、町として、どのように考えておられるのかお聞きします。

委員長(山路 清一君) 経済振興課長。

課長(瀬戸 けい子君) 今の補助体制では集落とか認定農業者ではなくてなかなか恩典が無いという状況、たしかにございます。耕作できないようなおうちの方については、その認定農業者が集積していただいて、その恩恵を受けていただきたいというところではございます。以外の方たちについての補助ということについては今は考えていないというところでございます。

委員長(山路 清一君) 伊豆田委員。
委員(伊豆田 待子君) この問題は国としての問題になるかと思うんですが、町長にお聞きいたします。やはり町として今後、このような方が今、私側の考えではちょっと中途半端なところに位置にいて不安な状況にあるのではないかなと考えております。その点について町として今後どのように対処、対応していかれるお考えか町長にお聞きいたします。

委員長(山路 清一君) 若生町長。

町長(若生 英俊君) 19年度から施策転換をということも含めてですね、議案の説明要旨というふうなことで冒頭お話ししたとおりでございます。しっかりと取り組んで参ります。

委員長(山路 清一君) ほかに質疑ございませんか。(「なし」の声あり)質疑なしと認め、これで質疑を終わります。議案に対する討論を省略し、採決をしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
  (「意義なし」と呼ぶ者あり)

委員長(山路 清一君) 異議なしと認めます。よって、これより採決をいたします。
 認定第1号平成18年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
 [賛成者起立]

委員長(山路 清一君) 起立多数と認めます。よって、認定第1号平成18年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。以上をもちまして本日の議事を終了いたします。なお、次回は明日9月12日水曜日に引き続き行うことといたします。本日はこれにて散会いたします。
午後 1時58分 散会

平成19年決算審査特別委員会(第4号)

平成19年 富谷町議会決算審査特別委員会会議録第4号

平成19年9月12日(水曜日)

富谷町議会決算審査特別委員会は、富谷町議会議場に招集された。

出席委員 19名

  • 委員長 山路清一
  • 副委員長 今村寿
  • 委員 千葉達
  • 委員 相澤武雄
  • 委員 浅野幹雄
  • 委員 永野久子
  • 委員 佐藤聖子
  • 委員 伊豆田待子
  • 委員 安住稔幸
  • 委員 高橋敏夫
  • 委員 磯前武
  • 委員 市川壽藏
  • 委員 菅原傳
  • 委員 相澤榮
  • 委員 佐藤克彦
  • 委員 細谷禮二
  • 委員 土樋輪康雄
  • 委員 小川昌義
  • 委員 小泉光

欠席委員

  • なし

職務のため出席した者の職氏名

  • 議長 渡邊俊一

説明のため出席した者の職氏名

  • 町長 若生英俊
  • 町民課長 千葉美智子
  • 町民課長補佐 荒谷敏
  • 町民課長補佐 赤坂松子
  • 保健福祉課長 磯部利彦
  • 保健福祉課長補佐 高橋和好
  • 保健福祉課長補佐 安積春美
  • 上下水道課長 梅津慶一
  • 上下水道課長補佐 安藤敏
  • 上下水道課長補佐 相澤友子
  • 税務課長 渡辺成一
  • 税務課長補佐 石川康一
  • 税務課長補佐 内海壮晃

議会事務局職員

  • 議会事務局長 須藤辰夫
  • 次長 橘川栄

午前10時00分 開会

認定第2号、平成18年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について

委員長(山路 清一君) おはようございます。本日の出席委員は19名であります。定足数に達していますので、直ちに本日の決算審査特別委員会を開きます。
認定第2号、平成18年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
  これから担当課長へ内容の説明を求めます。町民課長。
   [町民課長が決算書のとおり内容の説明を行った]

委員長(山路 清一君)以上、説明を終わります。これより質疑に入ります。菅原委員。

委員(菅原 傳君) 私は後期高齢者のですね、保険制度問題についてこの1点に絞って質問したいと思います。やっと私たちのところにパブリックコメントというのが出てまいりまして、内容はだいたい明らかになってまいりましたが、それではなお不明な部分がかなりありますので、これを中心に質問したいと思います。まず、最初に『意見があれば議員のみなさんは意見を出してもらいたい。』とここに書いてあるのですけれども、これはまったく議員個人の意見ということなのか、それとも議会から議員が一人出ておるわけですからそう言ったような方を通して議会のいろいろな意見をですね、聴取するということなのかちょっとこの辺の意味が不明でありますので、これちょっと県の広域連合に聞くのが筋でありますけれども、どういうふうに聞いておられるのか担当からお伺いしたいと思います。

委員長(山路 清一君) 町民課長

町民課長(千葉 美智子君) 今回のですね、パブリックコメントにつきましては、県の県民の方々全員にというものでございますので、自由な個人の意見で結構かと思います。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。

委員(菅原 傳君) その次にですね、広域連合とこの関係市町村の関係なんですけれども地方自治法によってこのようになっているんだということなっていますが、ここに事務という言葉が入っています。その事務を関係市町村の方にやってもらうとなっているのですが、これは確か市町村の手は離れて広域連合の方にこれ一切の権限が行っていると思いますけれども、これ事務という内容ですね、これはどういうふうな内容になっているのかお伺いしたいと思います。

委員長(山路 清一君) 町民課長

町民課長(千葉 美智子君) 広域連合の連合規約の時にもご説明をしたかと思いますが、町村と広域連合とする事務が分かれておりまして、町村につきましては徴収であるとか、それから保険証を手渡すとか町民の直接の窓口のところを事務処理をするようになります。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。

委員(菅原 傳君) そうしますとこれは関係市町村に対する事務の委託というふうに理解してよろしいですか。

委員長(山路 清一君) 町民課長

町民課長(千葉 美智子君) 事務分担ということになると思います。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。

委員(菅原 傳君) その事務の委託の中でですね、保険者証、この今まで取り上げの問題いろいろ出ていたわけですけれども、もし保険金を納めない場合ですねこれはやっぱり同じようなやり方で、保険証をですねこれをその取り上げるという自体に同じようになってくるのかどうかですね、この点ちょっとお伺いしたいと思います。

委員長(山路 清一君)町民課長

課長(千葉 美智子君) 資格者証のことに関しては、なにかいろいろお話があるところでございますが、一応今のところ国保の扱いと同じようにするとことになっておりますが、それを決定するのは広域連合ということになっております。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。

委員(菅原 傳君) 次に保険料のことをお聞きしたいですけれども、ここの文章の中でも金
額は書いていないのですね。見てのとおりなんですけれども、最高限度額が50万円だと書いてありましてですね。これには仰天したんでしたんですけれども、50万円といいますとだいたい月4万円くらいなりますかね、かなり高いこの保険料になってきますので、この辺の幅がですねどういうふうに刻まれているのか、例えば収入によって保険金かなり変わってくるというふうにも書いてありますけれども、この辺はまだ決まってないのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 町民課長

町民課長(千葉 美智子君) 保険料につきましては、今後決めていかれるようになって広域
議会の方で決定されていくようになります。それで、今いろいろな金額等出ておりますが、その決定のところはまだ私たちのところも詳細分からないところでございます。それで、広域連合の保険料算定スケジュールなんかの資料見てみますと、10月末ころというふうな11月中旬というとこまで決定がなされていくんではないかと、スケジュールは出ておりますけれど、おそらく11月になろうかと思います。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。

委員(菅原 傳君) 次に財政運営を2年ごとに見直していくというふうに書いてあります。この2年ごとの見直しというのは、介護保険は3年でありますけれども、この保険の方は2年ごとに金額を見直していくということで理解してよろしいのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) 今回の後期高齢者に関しては、75歳以上の医療費でありますので、国保であればいままでずっとやってきてだいたい医療費の推計という方法も出ておりますけれども、高齢者の場合はそこまで推計はするのですけれども、推し量れない部分にあるということで2年間まず医療費の動向を見て、それでその後のまた請求をしていこうというようなところが根底にあろうかと思います。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。

委員(菅原 傳君) それから、広域連合の経費でございますけれども、町村の負担金、国及び県の支出金云々と書いてありますけれども、現在行われております広域連合の運営の経費はですね、町としてどれ位負担しているのかお伺いします。

委員長(山路 清一君) 町民課長

町民課長(千葉 美智子君) 広域連合の負担金ですが、規約の中で均等割が10パーセント、それから高齢者人口割が45パーセント、人口割が45パーセントというところで負担金を出すということになっております。それで18年度については、広域連合の設立準備委員会ということを立ち上げられておりましたので、それでたしか今正確な数、ちょっと今覚えておりませんが、40万円程度の負担金を出しておると思います。19年度においては広域連合の設立が2月8日に設立なりまして、今回4月からスタートするということで、その数字なんですが今持ち合わせてはないのですが、600万円程度だったかと思います。

委員長(山路 清一君) 菅原委員。

委員(菅原 傳君) 最後の質問になりますが、このようなパブリックコメントをですね、これが出ましたので参考にはなりましたけれども、ただかなり不確定的な部分があるのですね。したがって、今後ですねこういったような資料が何回か流れてくるのかどうかですね、保険料はまだ決まっておりませんからいずれそういうものが明示されるときがくると思いますけれども、そのような計画はあると思いますが、この点についてお伺いします。

委員長(山路 清一君) 町民課長

町民課長(千葉 美智子君) まず、町としては、広報などに来た分についてはこう紹介していこうと思っているのですが、広域連合の方で、広域連合の広報紙とか発行を予定しているということでありますので、その辺のところも参考にしていただければと思っております。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君) 実績報告書で伺います。39ページですが、一番の表がありまして、受給者対象ということがあります。これは平成14年の10月1日から施行された老人保健法改正によって施行されている部分ですが、これについての説明をまずお願いしたいと思います。

委員長(山路 清一君) 町民課長

町民課長(千葉 美智子君) 平成14年の10月に70歳以上の老人保健事由が対象者が75歳に上がっております。というところで人数がそまま14年の10月から18年の9月まで固定になったところで人数が減っているように、増えないので、減っているのは転入とかそれからいろいろな事情で減っているところでございます。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君) 平成14年にまず老人保健の年齢の変更があり、そしてまた今、菅原委員がお話したように来年の4月からは後期高齢者ということで、大幅な変化があるわけですね。こういう変化がですね、お年寄りに向けたものすごい混乱をきたしているのではないかと心配があります。昔は70歳になれば医療費が無料になるのだといったそういう希望をもってきたところがまったく覆されているというような感じがしましてですね、これに向けてのその周知徹底だとか混乱だとかというのは今のところこの平成14年の辺りから今まで、そしてこれからについては、どうなんでしょうか伺います。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) 確かに高齢者に関しましては、いろいろな制度が変わったり、すごく変わっておりますので、混乱していることは窓口においても重々承知をしております。パンフレットなり、ということでの周知はしているつもりです。なお、先ほどから出てます後期高齢者に関しましても、あるいは高額関係なんかいろいろなものについても、いままでですね、鷹乃杜であるとか「お茶の間懇談」で外に出たり、あるいは町内会長さんの会議の時にも出来るだけ出向きますので、お声をかけて下さいというようなこと、いままでまだそういうことまで行かなかったんですが、そういうふうなことをお願いして、その後、申し出があったということもありますので、十分その辺はこれからも注意しながらお話をしていかなきゃないものと思っております。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君) これは以前にもあったのですが、新しく町長が就任されて、私は各行政区でね、町が設定をしてそこに来てもらって町の情勢をもちろんお話するだとか、制度の説明をするだとか、そしてまた住民から聞いて欲しいという思いもあるでしょうが、こういうことについては、お待ちするというのではなく、こちらからお出かけしますというかね、そういうことで説明するのが良いのではないかとなと介護保険の時はとっても丁寧にやったことがありましてね、こういうのでは今度、段取りとってやっていったらいいのではないのかなと思いますが、どうでしょうか伺います。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) なるだけ希望があれば、出向いていくし、今のことも少し、これからのこともありますので、研究しながら考えてみたいと思います。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) 40ページにいきましてですね、達成度のところに一人あたりの医療費は81万3451円とこのようにあります。前の後期高齢者医療制度のときに一人当たりの平成17年度の医療費83万円と説明がありました。他のところでも83万円とびとびいくらというのがありましたから、この数字は正しいと思います。ところがですね、42ページにいきますと42ページ、括弧2、5の括弧2の括弧表ですが老人とあるここのところに一人当たり、83万5028円とあるのですが、この数字とここの数字とは違うのでしょうか。関連性といいますかこれはどうなっているのか伺いたいと思います。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) まずですね、いま委員さんのおっしゃるところですが、41ぺージの方ですね、これは老人保健の特別会計なので、社保の社会保険の方の老人の方と国保の老人の方合わせた老人保健特別会計になります。国保の方後からおっしゃられたところが国保の方の老人というところで、変わっているかと思います。

委員長(山路 清一君) ほかにございませんか。(「なし」との声あり)質疑なしと認め、これで質疑を終わります。議案に対する討論を省略し採決いたしたい思いますが、ご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長(山路 清一君) 異議なしと認めます。よって、これより採決をいたします。
認定第2号、平成18年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
 [賛成者起立]
委員長(山路 清一君) 起立全員と認めます。よって、認定第2号平成18年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。

認定第3号 平成18年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について

委員長(山路 清一君) 認定第3号、平成18年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
 これから担当課長へ内容の説明を求めます。町民課長。
    [町民課長が決算書のとおり内容の説明を行った]

委員長(山路 清一君)以上で説明を終わります。これより質疑に入ります。佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君) 実績報告書42ページです。42ページの5、保険給付の状況という表があります。括弧1療養の給付と書いてありまして、人数、件数、日数とありますが、これはですね、この辺まで、人数、件数まではわかります。費用額もわかりました。分からないのは受診率だとか、一日あたりの費用額だ、これはどういう意味を持ってこの表を作ったのかというその表の説明をまずお願いしたいと思います。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) これにつきましては、近年同じような統計の取り方をしているものでございますが、医療費の三大要因とかということで、こういうふうな取り方がされているものでございます。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君) 日数の100.896で良いんですよね、これは点ですよね、カンマですか100,896ですかこれは、これはどういうことなんでしょう。ごめんなさい、すみません。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) どうしても計算で出るので、これは100日とかと割り切ってよいのですが、やはり小さいところで県内でこういう出し方するので同じようにしてますが、見方としては、100とか65とか91日とかいうふうに区切っていただいて結構だと思います。(「これカンマになっている」との声あり)

委員長(山路 清一君) 佐藤委員。
委員(佐藤 聖子君) すみません。この表は一般の、国保の中で一般、退職、老人とあってその一般の人が6606人、平均ですよね、10527人のうち平均でこれくらいあったと、その人が66件ということですか、66483件医療機関に掛かり、日数としてはそうすると100。これはもう少し詳しく分かりますようにすみませんお願いします。

委員長(山路 清一君) 町民課長。(「正確に」との声あり)

町民課長(千葉 美智子君) 大変申し訳ありません。先ほどの訂正させていただきます。6606人の人が66438件病院に掛かって給付を受けたと、その日数が先ほど小数点といいましたが、これはカンマで10万、それからその全体の費用額は一部負担金も含めてですね、費用額としてこのくらいかかってますよと、その受診率がここが1件当たりの日数が1.52、1日当たり費用額が11959円ですよというところです。それで、計算式が結構、受診率とか出てまして、受診率は100人当たり、月を100人当たりで割るというようなところになってございます。だから、100人当たり一月にどの程度の頻度で医療機関に掛かったかというようなところを示す指標となっております。医療費の指標いろいろありますので、説明しきれないところもございますので、この計算式等後程お見せしたいとおもいます。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) その辺りがよく分からないのですが。決算書を説明するために必要なもの、一番よく分かりやすいものを表にしたり、その資料でするということが良いと思いますが、これが本当にそれで適しているかどうかというと、今のところちょとまだ判断に迷うところです。括弧2にいきますが、療養の給付にかかる費用の推移というのがありますね。ここのところで、合計がありまして、ここの合計は窓口での一部負担金、これも含めた金額ということになりますか伺います。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

課長(千葉 美智子君) これは費用額でございますので、窓口の負担金も含んでございます。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) これで見ますとですね。一般の医療費、平成18年度で総額としては一般も退職もそれぞれ伸びています。一般で今お尋ねします。一般で医療費が伸びています。一人当たりも伸びているとこの理由というのはどういうことだったということなのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) その何で増えたかというところまでの分析はしておりません。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) この中でその一人当たりということであまりそんなに大きな変化がないように思うのですが、重症化したという例はその中に見られたのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) 重症化というようなものはレセプトの内容とかの疾病の中身までは見ておりませんので、押さえておりません。ただですね、18年度は高額の貸付基金なんかの金額を見ていますといままで結構、高額の貸付とか出てた時期も2、3年ありましたが最高額で50万円が多いところだというところで一応参考まで申し上げますけれども、重症化とところまでは押さえておりません。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) 退職者のところで伺いますと、これは若干減っているようには思うのですが、これについても先ほどと同じような見解でしょうか伺います。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) はい、同じです。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) 一般とその退職者を合わせてですが、一人当たりの病気に掛かっているという率ですかね、これについてはどういう傾向が見られるのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) 病気の傾向だと思いますが、疾病の件数とか費用額とかそういうことでいきますと退職と一般とほぼ同じような傾向で循環器系の疾患が四分の一程度、小数点でいいますと24.何パーセントというような状況が多いかと思います。件数とそれから費用額というところで、統計が取られているところなんですけれども、件数で言いますと歯科とかそれから目とかそういうところが結構多いのかなと、それから費用額でいくと同じように循環器系、それから新生物とか尿路感染症だとかそういう系統、そしてあと精神病というあたりも上がってくるかなという傾向になっております。また、退職がこれが多いと、一般がこれが多いというところまでの分析はしておりません。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) 実績報告書の41ページです。収納状況の表がありますが現年の医療分のところで、小計がだされています。これには平成17年と書いてありますが、平成16年は88.63パーセントだったわけですから、少し下がったということが言えるかと思います。滞納繰越については、平成16年が16.24パーセント、平成17年がここにある16.22パーセント、18年が16.66パーセントと大きく収納率が伸びたということはなかなか言えないと思います。私はそう思っておりますが、経済状態が悪いので払えないということが理由ではないかと思いますが、この理由についてこの大きくなかなか伸びない、努力しても伸びないということについては、どのようなことだったと考えているのでしょうか伺います。

委員長(山路 清一君) 税務課長。

税務課長(渡辺 成一君) 個々の事情はそれぞれあるかとおもいますけれども、当然経済状態というふうなふうに考えてございます。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) 医療分の滞納繰越ですが、平成16年。この表にはありませんが滞納繰越で33.78パーセントということがありました。平成17年は25.01パーセント、平成18年25.28パーセントと平成16年から見ますと約8ポイント下がっていますが、これについては理由はどのように考えられていますか伺います。

委員長(山路 清一君) 税務課長。

税務課長(渡辺 成一君) 先ほど、申し上げたとおりでございます。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) 平成17年に国保税が改定されました。均等割、平等割が大きく引き上げられております。41ページの表にあるとおりですが、これは低所得者にとっては非常に負担が大きくなる仕組みになったかと思います。そして、平成18年は介護保険が改定されました。先ほど訂正があったわけですが、かなり大きなミスでですね、これはちょっと校正の段階で発見できなかたかとおもいました。平均でいくと介護保険のところは1.25倍の引き上げということだったのですが、非常に大きな間違いでこれについては今後このような間違いがないようにお願いしたいと思います。平成18年に介護保険が改定されて、2年続きで負担がひどくそして、重くなったとおもいますが、平成18年度では収納では大きな変化は今のところ私はあまり大きく変化は無いと思っていますが、今後ですね、このような加重負担が積み重なっていくことで、家計がもっともっとじわじわじわと負担感が襲ってくるわけで、納めたくても納められない世帯が増えてくるのではないかと思いますが、これについてはですね、先ほどの経済状態がそうだというだけではなく、これについてどういう検討しているのか伺いたいと思います。

委員長(山路 清一君) 税務課長。

税務課長(渡辺 成一君) 納めたくても納められないという考え方はわたしどもはしてございません。それぞれ国保のいわゆる被保険者として納税の義務を負っているわけですから、当然わたしどもとしても、その方々の経済の状態なりですね、生活の状態を把握して収納に努めているところでございます。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) 平成19年今の時点での国保医療分合わせたですねその国保の、医療分介護分を合わせた国保の納入状況はどうなっていますか伺います。(「19年度の。」「今の時点。」「19年分ということではないのではないのですか18年じゃないですか。」「決算書に出ている通りじゃないですか。」「今の時点での。」「いや今19年じゃないのですか。」との声あり)

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) わたしはですね、こういうふうになってきてじわじわとなってきて負担感が非常に重いと、それでは今の時点で比較するということで伺うのですがそれがどうして今のことだから答えられないということになるのでしょうか。お答えいただけませんか。

委員長(山路 清一君) 税務課長。

税務課長(渡辺 成一君) 18年には介護納付金、限度額1万円引き上げとかそういう状況がございますけれども、大勢としては17年の改正時とたいした変わっておりませんので。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) 平成18年に改正されたその介護分の部分があるわけですよね。それが今の時点でどうなっているのか伺うのは当然のことだと思います。数字で後でお答えいただければと思います。実績報告書の42ページです。4のところに収納体制の整備というのがあります。その中にですね、括弧6のところで、被保険者証、資格証明書、被保険者証の短期証の交付がありますが、これは現時点ではそれぞれ何件でしょうか。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) 短期証と資格者証の数ですね。18年と19年の比較。現時点ですか。現時点ですと資格証明書が106枚となっております。短期が224枚です。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) 年間といいますか、平均みたいなのは出しているのでしょうか。伺います。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) この短期証と資格者証についてはまず、原則3ヶ月ごとに滞納審査会を開きます。それから、窓口に相談に来られるとそこでまた納付の状況だったり、その人の生活状況によって資格を短期にしたり、短期を一般証にしたりして、かなり数が動いていきますので、年間平均というところまではいってないで、その時、その時、数を出しております。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) 県がですね、平成19年6月1日現在でまとめた短期証、国保証のその短期証、そして資格証についての資料があります。これによりますと短期証を発行していないというところがですね、があります。すみません。数は今、メモがちょっと見えなくなりました。そしてまた、発行していないゼロというところとまだ発行していないところがあるわけです。36自治体中でですね、発行していないというところは11市町村です。一桁というところも数多く見られるわけですね、これについてはかねがね申し上げてきましたが、保険証は命綱ということもありまして、短期証、資格証というのは窓口で10割払わなければならないわけですから、こういうふうにして保険証を渡さない、資格証だけにしておくということについては改めるべきではないかと思います。住民との接触を持つ機会にするということなんですが、これについてはですね、なんとかその今回限りにということで、この時点よりも富谷町はですね、6月1日では75件だったのが106件にということで、これについてはやはり改めるべきではないでしょうか伺います。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) 結論から言えば、適正に滞納審査会をして短期証、それから資格者証の発行をしながら納付に協力をしていただくというふうにいきたいと思います。それで、窓口に来る機会があるからこそ病気だったりという状況もわかるとケースがありますのでやはりそういう機会も必要だと思っております。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) 実績報告書の43ページです。達成度がありまして、その下に達成すべき目標、及び評価というところがありまして、その中にですね、後期高齢者医療制度の記述があります。来年に向けて準備がすすんでいるわけですが、国保財源、今でも厳しいわけですがこの国保財源への影響をどのな影響があると見ているのか、推計しているのか伺います。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) 後期高齢者医療ということで75歳以上の方がまず国保から抜けます。そのことでの確かに国保の財政運営には考えていかなければならないことがいっぱいあります。今、計算式であったりというようないろいろな資料が出はじめましたので、その中から検討していくことで、まだ推計というところの数字は出しておりません。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) 同じ達成すべき目標のところに適切な国保税の決定ということも書かれていますが、これはやはり国保税が払えるということが基本になると思いますが、これについてはこの通で良いと考えますか伺います。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) まず、国保の運営については医療費の支出がまず大きなところで、一緒に考えていかなければならないので、その制度を適正に運営していくところを基本にして参りたいと思います。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) 同じところに国保事務体制の検討ということがありますが、これはどういうものを指しているのでしょうか、伺います。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) これからですね、今までもご説明をしていたところなんですが、まず被保険者の検診のところで、特定検診等が始まります。それで、その体制を組んでいかなければならないところをここに記述をしたところでございます。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) ただいまの特定検診。そして、これにも書いてあります保健指導のことがありますが、これはですね後期高齢者の検診、保健指導とはまた別になってくるかと思います。後期高齢者の場合は生活の質といいますか、クオリティオブライフというのでしょうかね。それが基本になっていると考えられますが、これまでの検診、そしてその中で同じもの減るもの、新しくなるものそれがですね、75歳以上の後期高齢者はこうなると、それから以外の人たち、国保でやる分についてはこうなるということをですね、説明して欲しいと思います。併せて保健指導についてもどのようになるのか説明いただきたいと思います。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) 特定検診と保健指導の内容となりますと保健福祉課の方が内容的には持っているかと思うのですが、後期高齢者に関しては広域連合の方で検討されております。それから、町の被保険者のことについては特定検診の手引き等によって行っていく予定でございます。今、これからですが実施計画を作っていく段階でございます。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) 来年4月からいよいよ始まるわけですが、段取り良くいくのかといいう心配がありますし、その5年間にですね。そのよく言われているのがそのメタボリックシンドロームが改善されないと、これによって加算、減算、つまりペナルティが課されてくると、そのペナルティは国保に課されるんじゃなくて、私が読むのではですね、その分が支援金としてかかわっていくのかなということが心配なのですが、その点についてはどうなのか、今でさえ大変な国保の中でですね、どういうことが心配があるのかこのペナルティについて説明をお願いしたいと思います。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) そのペナルティについては、国保の保険税にかかってまいります。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) そうするとこれについては、いつまでに計画を出してね、その来年から実施するということになってくるわけで、それで計画自体をどの時点でどういうふうにもっていくか全体が遅れているというかね、なんの時でももっとゆっくり進めないかという気があるのですが、そういうところでは担当課では大変なところではあると思いますが、人事の状況としてはどう動いているのか伺います。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) 保健福祉課、税務課、それから町民課。適正化委員会ということで、立ち上げまして検討を進めています。計画については、今年度中に立てるという義務化でございますので、それに向かって行きたいと思います。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) 後期高齢者医療制度は広域連合で実施されて、保険料も11月にまず決まるだろうと、議会が開かれて決まるという運びになっているようです。前の時に、減免について伺いましたところ、それは広域でやるから権限は無いというお答えだったのですが、しかしその窓口での医療の一部負担ありますよね。それについては、町ができるというふうに考えるわけですが、これについてはどのように進めようとしているのか伺います。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) そういう規定については無いと思っておりまして、今のところにお答えするところは持ち合わせてないです。

委員長(山路 清一君)この際、11時15分まで休憩します。
 午前10時59分 休憩


 午前11時15分 再開

委員長(山路 清一君) 休憩前に会議を開きます。佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) さきほどですね、特定検診、保健指導のところでペナルティが課せられるということでお話をしました。町の考え方としては保険税にかかってくると言ったかと思います。これは間違いではないかなと思うんですね。ペナルティは市町村にかかってくるわけですから、これは間違いではなかったでしょうか伺います。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) 間違いと言うより、税と言ってしまったのですが、国保の保険者にかかってくるということでございます。失礼いたしました。

委員長(山路 清一君) ほかにございませんか。小泉委員。
委員(小泉 光君) 質問いたします。決算書の167ページにですね、3項にこれは葬祭費と800万円何がし50万円と出ているのですが、これをちょっとどういうお金なのか教えて下さい。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) これは、葬儀をするというところで出している給付の分でございます。

委員長(山路 清一君) 小泉委員。
委員(小泉 光君) これは何名、何件に適用したのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

課長(千葉 美智子君) 葬祭費については、122件でございます。

委員長(山路 清一君) ほかにございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 議案に対する討論を省略し採決したい思いますが、ご異議ございませんか。
  (「意義なし」と呼ぶ者あり)
委員長(山路 清一君) 異議なしと認めます。よって、これより採決をいたします。
 認定第3号平成18年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
 [賛成者起立]
委員長(山路 清一君)  起立多数と認めます。よって、認定第3号平成18年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。

認定第4号 平成18年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について

委員長(山路 清一君)  認定第4号、平成18年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
  これから担当課長へ内容の説明を求めます。上下水道課長。
   [上下水道課長が決算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(山路 清一君) 以上で説明を終わります。これより質疑に入ります。質疑ございませんか。永野委員。

委員(永野 久子君) 先ほどご説明の中で、決算書の失礼しました。先にですね、決算意見書の128ページですけれども、実績報告書ですね、失礼しました。128ページ。この中に流域町村からの雨水等の不明水が当初予定よりも多くなりましたと、いうふうな記述がありまして、この雨水対策というのはこの間18年度どのように進められたのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 毎年、下水管のですね、補修工事によりまして対応をしているところでございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。

委員(永野 久子君) 関連しますけれども、返還金2102万7245円。決算書で先ほど、決算書の最後のところでご説明ありまして、これは吉田川流域下水道の剰余金平成17年度の分だということでしたけれども、そうしますとこれは累積で維持管理の返還金は累積でこの分をいれるといくらになったということでしょうか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) いままでの分、(「えっそうですね。」との声あり)すみません合計出してない資料なので年度ごとでよろしいでしょうか。(「はい結構です。」との声あり)15年度からありまして、端数は切り捨てて説明します。平成15年度3800万円。それから16年度4200万円。それから17年度が4500万円。18年度が2100万円。というような推移でございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 町の公共下水道の管路の総延長、それからポンプ場の箇所数等、町の公共下水道に関する財産と言いますか、細かいもの省いて大きいところで、管路の総延長とポンプ場の箇所数伺います。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 管路延長がですね、約180キロメートル台、すみません191キロメートルになっているそうです。それからポンプ場ですがポンプ場が中継ポンプ場が6箇所、それからマンホールポンプが22箇所の内、残りなので16箇所です。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) この町公共下水道に関して今持っているこの延長191キロメートルの管路とポンプ場とマンホール、マンホールちょとこれ概念としてどうかわからないのですが。この耐震化というのはどこまで進んでいるのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

課長(梅津 慶一君) 耐震化につきましては、最近になってですが、マンホールありますが、マンホールとそれから管の継ぎ手部分それらの継ぎ手部分での可撓性のある継ぎ手としているという状況です。その他につきましては、まだ進んではおりません。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) この可撓性というのは過ぎるという字と捨てるという字ですか。どういう字ですかかとう、かどうせい、ごめんなさいよく聞き取れなかったんで、もう一度伺います。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 動くという概念でいいと思います。可撓性。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) それはですね、全体で耐震化が進んだというふうになるのでしょうか。そういう数値把握しておりますか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 把握はしていないのですが、まだ少しでございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) それでは吉田川流域下水道に関しては、耐震化というのはどのようにされているのか、もし把握しておられるなら伺います。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) ここ2、3年前からですかね、耐震化のための設計、それから設計を始めておりまして、実際の工事は今年度あたりから、設計の方は進めておりまして、調査設計はしておりまして、段階的ですがいわゆる処理場とか、あと水環境とかそういうものについては設計を調査設計をしておりまして、あと今後、工事については段階的に進めていくというようになっているようでございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 流域関連下水道に関してはどこが耐震化の責任を持つんでしょうか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 管理者の宮城県でございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 町の公共下水道に関してですけれども。全体の耐震診断というのは、それでは済んだということですか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 町の公共下水道につきましては、耐震調査というのはまだやっておりません。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 国の方でですね、06年昨年度ですね、平成18年度に下水道地域対策緊急整備事業というのを創設して、市町村が処理施設だとか下水管等の耐震化を計画して進める時には費用の一部を補助するということになっておりますので、富谷町でもやはりこのマスタープランを作って、補助申請をしてということを是非やっていくべきですし、それをやることによって耐震化の事業も進むかと思いますがお考えはいかがでしょうか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) わたしら方のいわゆる建物について言えばですね、本当に小さな建物でございまして、それらについては、更新ですね、中の設備の更新時期に合わせて補強を考えていかなければならないなというふうに思っております。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
上下水道委員(梅津 慶一君) それでは管路についてはどうするのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 管路につきましては、先ほどのマンホールの更新ですか、そういうものについては先ほどのような工法、工法についてはいろいろあると思うのですが、先ほどの工法を取り入れていくようになると思いますが、ただ管路自体ですね、管路自体につきましては、わたしまだ管路の耐震化ということについては具体的にどういう工法なのか本当のところ見たことないのですが、ただ見たことないと一言で言うわけですが、下水の場合、自然勾配なんですね。それを耐震化したら、大丈夫かと、流れるかといった場合に結局自然勾配なので、勾配が取れなければ流れないという耐震化したから勾配いつまでも、例えば地震によって勾配が保持されるかというその辺の問題あるわけですね。ですからその辺については管路自体については、どうですかね進んでいないのかなというふうにわたしは思っております。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) たぶんまだこれから検討されるとお答えいただいた方がまだよかったなと思ったんですけれども。というのはですね、今のお話のように地震で例えば隆起が起きたりしたら勾配が確保出来ないからやっても無駄だと聞こえるようなご答弁ですとね、そもそも地震対策必要ないというふうになってしまうので、是非、今後の研究を是非進めていただきたいと思います。ということで、次なんですけれども、昨日でしたか河北新報にですね、ご覧になったかと思うんですけれども、北部工業団地について第2仙台北部団地の宅地として予定していた9割分を工業用地に変更するということだったんですね。もともと第1、第2で言えば古い方の先にやった方の工業団地にうまく張り付きが進んでもいないのに第2北部工業団地を作ってしまったというこういう経過もあってそれ自体問題なんですけれども、張り付きが悪いということで宅地だったところをじゃ工業用地だというふうになりますと、この吉田川流域下水道の維持管理を含めてその今後の処理の量的なもの、あるいは維持管理の負担など市町村にかなりひずみというか影響が及ぼされてくるかとおもいますが、まだ記事は出たばっかりですけれども、この点については今分かる時点でどういう影響が予測されるでしょうか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) わたしも記事見たわけですが、影響というかそういうものについては、まだ県からの説明も流域下水からのね、流域下水からの説明もまだありませんし、突然新聞に出たのを見ただけなので、なんの説明もないわけですが、ただ、心配するところはやはり今おっしゃった排水量が住宅地とそれから簡単に言えば工場ですね、工場でどういうふうな、どういうふうになるのか、その辺は私個人としては心配しているところでございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) それでは、今の件について流域下水道あるいは県本体からの説明があった場合には是非とも遅れずに議会にもご説明いただきたいと思いますがどうでしょうか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 機会を見て説明したいと思います。
委員長(山路 清一君) ほかに質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認めこれにて質疑を終わります。
 議案に対する討論を省略し採決したい思いますが、ご異議ございませんか。
  (「意義なし」と呼ぶ者あり)
委員長(山路 清一君) 異議なしと認めます。よって、これより採決いたします
認定第4号平成18年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
 [賛成者起立]
〇委員長(山路 清一君) 起立全員と認めます。よって、認定第4号平成18年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。

認定第5号 平成18年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について

委員長(山路 清一君) 認定第5号、平成18年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
 これより担当課長へ内容の説明を求めます。町民課長。
   [町民課長が決算書のとおり内容の説明を行った。]

委員長(山路 清一君)  以上で説明を終わります。これより質疑に入ります。佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君) 決算書200ページですが、現年度分の徴収のところで、411万4000円の収入未済額があります。これはですね、全体として特別徴収のところは超過になっておりますが、普通徴収のところはこういうことが起きているということです。町を歩きますとその保険料の問題でですね、こんなに高くなってという困ったなという人と、ひどく怒っている人がいるわけですが、このような状態をですね、町は様々受けているかと思いますが、これについては、この平成18年度決算どうだったのでしょうか。そういう声をどのように受け止めているのか伺います。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) 保険料のことですが、私たちに直接というところまでは至っておりません。それで、介護保険の給付費全体でほぼ計画とおり若干、1パーセントくらい全体の給付費が多くなっておりますが、大体計画とおり決算が出来たかと思っております。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。

委員(佐藤 聖子君) これはですね、平成18年にその改定されたわけですけれども、老齢者年金の控除の縮小だとか、定率減税の廃止、負担が増えている中で引き上げられたわけですね。それでその負担能力を考慮されたものではないとわたくしは思っています。国の財政負担をその時に予算の時にですが、割合を引き上げるように要求すべきだということを言って反対をしているわけですが、この点について18年、町としてはどのようなことをしたのでしょうか、伺います。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) 調整交付金の率が低いのですので、最初の制度ですと5パーセントですが、調整されてきて富谷の場合、1.4パーセントということもございますので、その辺のところは申し上げております。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) 今年もですね、この平成18年のときは定率減税が反映されて今年全部廃止されて、その時に今年になってから大変だという人の声が本当に多いんですけれど。町としては、受け止めかたが非常に今の感じではですね、弱かったのかなとおもいますが、かなり言われているのですが、そういうことは無いのかなということがあります。それで先ほどですね、言いましたけれども、国保のところで言ったんですが、今は払えてもだんだんひどくなってくるその計画どおりにいかないという懸念があると思うのですが、これについては大丈夫だというふうにその決算を見て思っているのか伺いたいと思います。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) 介護保険、3年間の第三期計画で進めておりますので、今年度は計画どおり決算ができたというところで、感じております。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) 介護保険は自治事務でございますから、一般会計からの繰り入れも出来るわけでね、これについては決算を締めて考えなければならないということが出たのかどうか伺います。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) 一般会計の繰入金については制度上、何パーセントと決まっている分のところで、それ以上のことは出ておりません。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) この18年に限度額が9万円になりましたですね。これの世帯数、実数とそれから割合はどうなっているのでしょうか。

委員長(山路 清一君) 税務課長。

税務課長(渡辺 成一君) 限度額超過世帯につきましては、介護納付金ですと209名でございます。(「割合はどうなっていますか」との声あり)割合、後でお示しをいたします。

委員長(山路 清一君)この際、午後1時30分まで休憩します。
 午前11時57分 休憩


 午後1時30分 再開

委員長(山路 清一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) 実績報告書の44ページです。ここにサービスの受給者の利用の状況が書かれてあります。括弧2(1)居宅介護、括弧予防サービスとありますがこれではですね、どのような特筆とすべきかいいますか、去年と比較しての違いなどありましたでしょうか。伺いたいと思います。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) 去年の実績報告書を持ってきておりませんが、要支援1と要支援2経過、更新の認定が経過中であるというところが入っているところが変わっております。それから、要介護1、要介護2がまず多いというところが同じような状況かと思います。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) 要介護1では去年は1667件、要介護2では870件だったということで、ここではちょっとそのまとめたら似たようなものだということになるわけですが、その6割見込んでいたものが2割程度しかなかったというのは、これはどういうことが要因として考えられたということだったのか、もう一度お願いしたいと思います。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) これの内容は保健福祉課になると思うのですが、特定高齢者に関してです。それが、国基準では要介護1から要支援1、要支援2に変わる人たち認定をして要支援1、要支援2に予防給付の方が変わる人たちが6割だろうという国の最初基準が出されました。当初においても、そういう基準で計画を立てたんですけれども、実際に実績としてはそこも終わりまして、1.何パーセントくらいの人数で実績だったというところでございます。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) 同じ括弧2のところの(2)ですが、地域密着型サービスこれは平成18年になって初めてサービスが始まったわけですが。これについてのその内容と評価などの説明をお願いしたいと思います。

委員長(山路 清一君) 保健福祉課長。

保健福祉課長(磯部 利彦君) 地域密着型につきましてグループホームでの対応でございます。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) それではですね、(3)のところで施設サービスありますね、これについては変化がみられたのでしょうか。新しくその居宅と地域密着とそして施設介護とこういうふうになったわけですよね。これが三つになることによって変わって出てきたことというのはあるんだと思うんですが、これについてはそれでは相対的にどういうことが出てきたのか伺いたいと思います。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) 施設介護サービスに関してですが、同じ制度改正によりまして、さっきの地域密着型の考え方が出てきたときに、在宅介護であるグループホームが地域密着型の方に動きました。その前から施設介護については特養と老人保健施設とそれから療養型ということで、やってきています。どういうふうな動きかとところでございますけれど、動きかというところだと計画と比べてどうかところで申し上げますが、まず地域密着型に関しましてはだいたい計画どおりでありますし、施設介護についても老人保健福祉施設がちょっと増えて2.7パーセントぐらい増えているかなと、それから老健施設は9割程度、それから療養型は年間で動きますけれども、2割程度で思ったより伸びなかったかなというところでございます。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) 44ページの括弧3のサービス利用状況の推移ところで伺います。訪問入浴ですが、これは平成16年1758回を最高にしてちょっとづつ減っているのですが、この理由はなんでしょうか。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) 内容的にはおそらく現場の方が持っているのかなと思いますが、私の方から言えることとしては、まずですね、通所介護がここで増えてますが、通所でデイサービスに行っての入浴とか、そういうことが出来るようになってきているとか、通所のリハとか、そういうふうに訪問介護もありますけれども、通所の部分が増えてきているというところがまず、訪問入浴のところを代替で通所で出来たところが多いかなと思っております。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) 大きく変わったもので言いますと、その下すぐですね。訪問リハビリテーションがあります。去年が52回、今年が435回ということで、およそ8倍くらいになっているわけですが、これについては実人数、担当している人、時間といいますかこの増えた理由などについて伺いたいと思います。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) 実際に実人数とそれから担当者のところは私のところでは把握しておりません。もう一つの理由としては、訪問リハビリのところの事業者があまりいままでなかったところがございまして、通所リハについても同じようなんですが、それはする事業所が町内で通えるところとか、帰宅療養とかが増えてきたところで、例えば通所リハですと黒川病院なんかがするようになったとかということで数がちょっと影響しているかなとおっしゃっております。

委員長(山路 清一君) 佐藤聖子委員。
委員(佐藤 聖子君) 最後ですが、福祉用具購入費がちょっと減って、在宅改修がちょっと減っているわけですが、これはどういうことでしょうか。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) 理由としては、押さえておりませんがケアマネージャーがその人の状態によってプランを立てているところもあるので、しっかりされているのかなとまず一つは思っております。

委員長(山路 清一君) ほかに質疑はございませんか。永野委員。
委員(永野 久子君) 一点だけ伺います。44ページ一番下の表ですけれども、サービス利用状況の推移のこの一番右の対平成12年度伸び率の計算の仕方なんですけれどもね、これ計算しますとね、平成18年度が18339人で、平成12年度は8042人ですよね。一応297人増えていると、もとの数で割って8042ですから128パーセント、1.28倍ということになりませんか。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) 今計算をしなおしているので、お待ちください。今議員さんのおっしゃるとおり1.28倍でございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) わたしも今ひょっと計算したんですけれども。全部計算したわけではありませんので、ここもう一度きちんと訂正した資料を、このページもう一度当たり直して正しい一覧表を再度配布していただけないでしょうか。

委員長(山路 清一君) 町民課長。

町民課長(千葉 美智子君) 今のところずっと計算しなおして、訂正のところがあればそのようにさせていただきたいと思います。

委員長(山路 清一君)  ほかに質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。これにて質疑を終わります。
 議案に対する討論を省略し採決いたしたい思いますが、ご異議ございませんか。
  (「意義なし」と呼ぶ者あり)
委員長(山路 清一君) 異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。
 認定第5号平成18年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
 [賛成者起立]
委員長(山路 清一君) 起立多数と認めます。よって、認定第5号平成18年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。

認定第6号 平成18年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について

委員長(山路 清一君) 認定第6号、平成18年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
 これから担当課長へ議案の説明を求めます。保健福祉課長。
   [保健福祉課長が決算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(山路 清一君)  以上で説明を終わります。これより質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認めこれにて質疑をおわります。
 議案に対する討論を省略し採決いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
  (「意義なし」と呼ぶ者あり)
委員長(山路 清一君) 異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。
 認定第6号平成18年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
 [賛成者起立]
委員長(山路 清一君) 起立全員と認めます。よって、認定第6号平成18年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。この際、暫時休憩いたします。
 午後 1時47分 休憩


 午後 1時49分 再開

認定第7号 平成18年度富谷町水道事業会計決算の認定について

委員長(山路 清一君) 休憩前にひきつづき会議を開きます。認定第7号、平成18年度富谷町水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。
 これから担当課長へ内容の説明を求めます。上下水道課長。
   [上下水道課長が決算書のとおり内容の説明を行った]
委員長(山路 清一君) 以上で説明を終わります。これより質疑に入ります。小泉委員。

委員(小泉 光君) 258ページについて伺います。人件費、職員8名の人件費とおもわれますが、ここだけ前年度比、人数が増えてないのにも係わらず、突出して約16パーセントくらい増えてますが、この理由は何でしょうか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 人数は相対では変わりないのですが、3条と4条の予算があるわけですが、前年度4条予算の方にいわゆる建設事業関係の予算に一人置いていたんですがそれを18年度にそういう建設的な事業が終わったといういようなことで、3条の方に持ってきた関係で3条のこの決算なものですから、その一人分増えているというような状況です。

委員長(山路 清一君) 小泉委員。

委員(小泉 光君) それから268ページなんですが、昭和53年から55年にこれ借りたお金なんですよね。利率が7パーセント代、8パーセント代、という非常に高い利率のものが何点かありますけれども、これを繰り上げ償還するということは検討したでしょうか。

委員長(山路 清一君)上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) つねに、繰上げ償還についてはこういう条件のものについては、繰上げ償還とか出来ますよということはあるわけなんですが、その条件に当てはまらないと繰り上げ償還なりが、出来ない状況にございます。

委員長(山路 清一君) 小泉委員。
委員(小泉 光君) やはり、そういうところに当てはめていく努力というのが必要かと思います。条件をどうやって合わせて、そのかかる費用を少なくしてですね、町民負担を少なくするとか、良いサービスをするとか、そういうベーシックな意識が絶対必要かと思いますので、是非そういうことをやっていただきたいと、やっていくべきだと考えますけれども、どのようにお考えですか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) そういう考え方は一般的な考え方だと思います。ただ、やはり条件が示されまして、その条件に当てはまらないと私ら方では、どうしおもないということなものですからこういう状況にございます。

委員長(山路 清一君) ほかにございませんか。永野委員。
委員(永野 久子君) まず、決算書の256ページ。意見書で言うと24ページですけれども、有収率については、引き上げていくということが大事な目標になっていると思いますけれども、0.01ポイント下がった原因はなんでしょうか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 0.01数字上さがってしまったのですが、全体的に言いましてなかなか有収率が上がらない状況でございまして、いろいろ調査なり、修理なりしているのですが、結果としてこういうふうになってしまったという状況です。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) お金になる水が、簡単に言えばね。お金になる水を増やしていくと、お金にならない水は出来るだけ出さないようにするということだと思うんですけれども、富谷の場合はですね、富谷町の場合は新しい団地を抱えてなかなか張り付かないというような場合に、どうしてもお金にならない水を流したりですね、維持管理上も使ってしまうというな事情があるかと思いますが、それはその分析されてですね、漏水だとか何かによるものと、それからそうではなくて新しい団地のさっき言ったような物だというなその辺の比率というのは何かこう把握したんでしょうか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 今、おっしゃるとおりですね、新しい団地について張り付く前に流しておかなければならないというそういう水、確かにございます。ただ、8割9割については、漏水という状況になっております。

委員長(山路 清一君) この際、2時45分まで休憩いたします。
 午後 2時29分 休憩


 午後 2時45分 再開
委員長(山路 清一君) 休憩前に引き続き委員会を開きます。永野委員。
委員(永野 久子君) さきほど有収率が下がった主な原因は8、9割漏水だということでしたけれども、漏水の原因は何でしょうか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 配水管が大きい部分でございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 配水管が大きいというのは、配水管の何が大きいのですか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 配水管が割れる、それから工事中に壊される、そういうものですね。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 配水管の老朽化ということは、大きな要因にはなりませんか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 老朽化という表現あたるかどうかわかりませんが、経年によって、しだいに古くなるということはそれは当然ございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 決算書の247ページですが、ここに一番下のところに資本的収入額が資本的支出額に不足する額、何々については損益勘定留保資金その他で補填したということなんですが、この損益勘定留保資金残高というのは決算書の中に出ておりませんので、平成18年度末で当初の予算の審議ときには確か13億円というふうに聞いておりましたけれども、予定どおり13億円ということなんでしょうか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 最新の状況ですけれども、内部留保資金とうことではないのですが、資金残高で12.5億円というふうになっております。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) これは、損益勘定留保資金とイコールと見て良いわけですね。先ほど資金残ということでしたけれども、同じことでしょうか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 損益勘定留保資金につきましては、原価償却費とか除却費とかそういうもので、内部にその資金が貯められていくわけですが、あと、その他にですね、開発負担金とか、そういうものが入っての、この表現でございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) それでは両方合わせたものということで良いのですね。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 両方合わせて先ほどの12.5億円が最新の額です。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) この18年度内にこの損益勘定留保資金、まあ、こういう表現ではなくし、資金の残ということで言うならば、これがどのように変化したのか、何で減って、何で増えたか伺います。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 事業を経営している場合に資金というか、資金は変動するんですね、結局、収入もあり支出もありそれで収入は毎月入ってきますけれども、あと支出も毎月例えば受水費とかですね。あと、9月ですと8月から始まるのですが、元利償還がどんと出ていくとか、そういう関係で少し出入りがありまして、多くなったり、あと、どっと元利償還なんか出ていった場合は下がったりとかそういう変動があってですね、その差が出ております。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) この資金を使いまして、例えば水道管の耐震化というようなことに使うということはこれは違法になりますか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) そういう4条資金の方になりますけれども、それは制度上違法ということにはなりません。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 決算書の258ページをみますと、県に受水費ととして6億781万円支払っていますよね。これは、先ほど値上げもあったということですけれども、県からの水を買って払ったお金だと思うのですね。それで、これはですねそれぞれ仙南仙塩広域水道と大崎広域水道について、それぞれ何トンで金額でにすると幾らづつなのか伺います。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 受水量ちょっと今出たそれを見ているのですが、大崎広域水道が大きい数字で173万立米、仙南仙塩が280万立米というような状況でございます。(「それぞれ受水費、分けると。」との声あり)それについては、すみませんが後ほど。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) そうしますと大崎広域と仙南仙塩から合わせて453万立米、453万トン買ったということですよね。払ったということなんですよね。ところが実際に富谷町の総配水量は453万と同じになっているのですが、県の方はね、契約水量に対して使っても、使わなくても8割方は、お金を貰いますよという関係になってますよね。そうすると、契約水量と責任水量には開きが無いというふうに見て良いですか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 契約水量と責任水量は別ですね。8割が責任水量になります。どちらかと言えば、私の方は使っております。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) それでですね、先ほど言ったのはその大崎と仙南合わせて453万トン分払ったわけですよね。これがいわゆる責任水量の分ですよね。県に対して、使っても使わなくても払わなければならない分、トン数にすると453になるこういう意味ですか。そうすると、ちょっと答えが違っていると思うので再度お答え下さい。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 責任水量というのは契約水量というのが最初申し込んでいるわけですが、それの8割以下使った場合は、その8割の分料金いただきますよということですから、これは450万トン相当の分は全部使った分、私ら方で使った分全ての水量なので責任水量とはまた別でございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 先ほど、ですからね県から買うお金、受水費というのは必ずしも富谷町で1年間に453万トン使ったからといってその分だを払うわけではないということですよね。つまり、県に対しては実際に使っている配水量と責任水量がほとんどかつかつという場合は同じですよ。ところが、責任水量の方が高い場合があるわけですね。高いというは数字が、結局ですね、ごめんなさい例えばこうなるのですね、契約水量が仮に600万トンだとします。そうするとその8割までについては使っても、使わなくても払わなければならないですから6×8=480万トンは払わなければならないと、で受水費というのはその責任をはたさなければならない分が計上されているはずなんですよ。ここに、受水費ですから、県から買い取っているお金ですからね、そうじゃないのですか、受水費とは県に対して払っている分ですので、実際に富谷町で450万トン使いましたよと、その分払いますよという金額ではないはずで、県との関係でいうとそこに多少の乖離があるはずなんですよね、そこのところを知りたいのですけれども。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) ちょっと整理しますけれども、450何万トンというものについては、実際に私ら方で買った水、使った水、(「使った水ですしょ。」との声あり)それで、責任水量というのはもともと契約水量というのがありまして、それの8割相当分が責任果たして、使わなくても払ってくださいよという考え方なんですが、ちょっと(「だから受水費はその責任水量の分が受水費ということじゃないのですか。」との声あり)責任水量が受水費ではなく私ら方で使った分相当の費用が受水費として上がっているわけです。責任水量とはクリア   するようにしてますから、(「わかりました。そういうふうにいっていただくと。」との声あり)

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) そういうふうに言っていただければいいのです。あのね、ということは逆ににいいますと、富谷町は今買っている水量でもかつかつだと、人口が増えていくことを考えると契約水量を増やしていかないと間に合わなくなるということになると、いうことでしょうか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 順次、人口増とともにですね、契約水量は増やしていかなければならない状況ですね。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 248ページですけれども。決算書です。248ページで損益計算書ですけれども、これを見ますと一番下から3行目ですか、当年度純損失1億2509万8218円というふうになっていまして、この数字だけを見ると大変な損失なんだということに見られるわけですけれども。実際にはそこで、さっきご説明ありましたけれども、原価償却費、それから資産減耗費合わせて2億636万円ですよね。2億700万円くらいのお金を計上していて、これは実際にお金として支払ったしたものではないですから、計算上こういうふうに計上しているだけであって、実際に現金として不足をしているかということにはならないというふうに解釈していいわけですよね。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) そういう原価償却費等につきましては、おっしゃるとおり内部に蓄積される資金ということで、一応そういうふうに企業会計の場合は将来の施設の改良、更新そういうもののためにきちんと内部留保しておきなさいと、あと同時に毎年毎年、4条予算というのは組まなければならないし、元利償還もありますからそういう財源のために、そういう原価償却費等でですね、内部資金貯めていかなければわけですが、おっしゃるとおり外部には出ない資金となります。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 決算審査意見書の27ページですけれども、水道事業会計経営指標一覧というのがありまして、何年か前はこの一覧も無かったのが、こうやって意見書に付けていただいて大変前進したと、ありがたいのですけれども。ここにさらにですね、毎年、国と県のい平均値というのを伺っていますので、できれば最初から国と県の平均値をここに書いておいていただくと比べやすいというふうに思うのですが、この点については、今お聞きしてずうっと答えていただいてもいいのですけれども、書き漏らしたりもするので、今後、これに必ず記入していただくということと、今回については別口で一覧表、資料でいただけないかどうか伺います。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) これは監査委員の方でつくっているものですから、これですよね、(「あっ、はい、そうです。そうです。」との声あり)監査委員なので、意見書なので、私ら方では関与していない部分でございまして、それで別口ではなく例年のとおり揃えてますのでよろしくお願いします。お話していきます。収益性に関する項目で総収支比率、全国平均ですけれども、これは17年度の指標でございます。上から104.42、その下が104.55、県はまだでておりません。経常収支比率が104.55、営業収支比率が106.84、自己資本回転率0.148、固定資産回転率0.110、それから未収金回転率5.202、総資本利益率0.47、資産の状態に関する項目、企業債償還元金対原価償却費比率が68.79、有形固定資産原価償却率29.3、当年度原価償却率2.79、財務比率に関する項目、流動比率592.93、当座比率563.93、自己資本構成比率66.13、その次が固定資産構成比率88.28、固定資産対長期資本比率90.05、固定比率133.50固定負債構成比率31.90、施設の効率性に関する項目、施設利用率59.37、最大稼動率71.72、負荷率83.35、固定資産使用効率5.99、生産性に関する項目、職員一人当たり給水人口3176人、職員一人当たり有収水量340,655、職員一人あたり営業収益72,435千円、それから職員一人あたり給水収益78,027千円、職員給与対営業収益比率10.66、利子負担率が3.46以上でございます。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) これ一つ一つについてあの質問したいところですけれども、一つだけ、この点については28ページの施設利用率なんですが、100パーセントに近いほど効率が良いが低すぎれば過大投資が可能性があるということで、全国平均に比べてもちょっと低いですよね。そして、100パーセントから見れば本当に半分程度かなという状況でしたので、この点についてはどのように、過大投資という点についてはどのようにお考えですか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) この指標につきましては、そのものというか、考え方、見方によるわけですけれども、本町の場合、人口増加というのがまず、着実視されている状況ですから、今後の水源確保と言うことの困難さを考えた時に今、たとえば極端な話し90、100とかとなっていった場合はその水源がもう無いという状況になるわけですから、やはり55あたり本町の場合ですね、55、60この辺はまず妥当なのかなというふうに思っております。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 決算書250ページですが、開発負担金965万200円これはどこの分でしょうか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) これはですね、ちょっとこれってどこって何箇所かあるんですけれども、団地の二次開発、区画を細かくしたりですね、それから建築物を建てた時に一定以上のトン数を使う建物についてはその超過分開発負担金としていただくというようなことがあってですね、具体的にどこどこというのは、主なるところはちょっとそういう宅地の二次開発それから建築物の使用水量が大きいところ、両方あるのでちょっと一つ一つなかなか、何箇所かありますので、そういうようなものがその開発負担金でいただいている分です。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) そうしますと上桜木をはじめ、その大きな所での開発負担金、水資源負担金というはもはや18年度は無いということですか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 大きな開発負担金ですね、そういうところについては全て納めていただいております。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) 最後になりますけれど、先ほど小泉委員も指摘しておりましたが、この企業債につきましては、何回もこの議会でも話題というか論議になってきたわけなんですけれども。本当に古い政府資金、公庫資金等々については利率が非常に高くて普通の人の感覚でいうと異常だなと思うわけですが、この点についてですね、繰上げ償還もさることながら低利のものに縁故債に借り換えると、銀行のものに借り替えることについての制限等々についてもうすこし、丁寧なご説明をいただかないとなんか町の努力不足のように映ってしてうのでね、これは私どもはやはり国の姿勢の問題だと思っておりますので、大きな要因はですからそこをもう少し丁寧にご説明いただきたいと思います。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) さきほど小泉委員さんには条件という一口でお話したわけですけれども、説明不足だったかもしれません。条件、私ら方では主に借り換え債ですか、低率への借り換え債というのを考えているわけですけども、一つは給水原価ですね、それから資本費、それから利率のパーセント、そういうものをクリアしてそういう政府資金なり、公営企業債なりの借り換え債の許可が下りるというようなことになっております。

委員長(山路 清一君) 永野委員。
委員(永野 久子君) それでは、一つだけ原価につてだけでも良いですからどういう数字にお対して富谷町はどうなのかというところをご披露してください。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 18年度、全国は17ですが給水原価何千円は切り捨てますが、本町の場合、18年度268円、全国が179円。それから資本費がですね本町が194円、全国が確か171円だと思います。

委員長(山路 清一君) ほかに質疑ございませんか。土樋輪委員。
委員(土樋輪 康雄君) 一つだけ、248ページ、水道加入金。9300円云々とあるのですが、これの内訳はこちらに256ページの方に書いてあるようなのですが、13mmでいくら20mmでいくら30mmでいくらというのがまったく無いのですがちょっと教えていただけますか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 加入金の加入件数ですか。(「いや、金額。13mmで何万円ですと。」との声あり)すみません。13mmで12万6000円、20mmで18万6900円、25mmが37万5900円、30mmが50万2950円、あと40mmが74万7600円、50mm、124万1100円というふうなあとちょっと今50mmまでのデータしか持っていませんので、そこまででご勘弁いただきたいとおもいます。

委員長(山路 清一君)  土樋輪委員。
委員(土樋輪 康雄君) 13mmで2137件あったということなんですが、ちなみに町営住宅は何mmですか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) 古い住宅でしょうか。(「今度建てているの。」との声あり)今度のやつは20mmだと思います。

委員長(山路 清一君) 土樋輪委員。
委員(土樋輪 康雄君) 18年度に2137件もあったということなのですが、いろいろ給湯設備等もあるのかなと思うのですが、それにしては2137件で前年度より増えているということなんですが、13mmで何栓まで蛇口つけられますか。

委員長(山路 清一君) 上下水道課長。

上下水道課長(梅津 慶一君) その前にですね、この口径別内訳のこの18、17の各メーターの件数なのですが、これはいままでの分全部合わせての件数となっております。(「18年度となっているですが、18年度新規というじゃない。」との声あり)現在というふう捉えていただきたい。それで、給水栓数の数なのですが、ちょっと後ほどすみませんが。(「わかんない。」との声あり)はい、ちょっと今、頭に無いものですから申し訳ございません。

委員長(山路 清一君) 質疑答弁者にお願いいたします。一問一答でございますので、手を挙げてお願いいたします。ほかに質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 議案に対する討論を省略し採決したい思いますが、ご異議ございませんか。
  (「意義なし」と呼ぶ者あり)
委員長(山路 清一君) 異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。
 認定第7号平成18年度富谷町水道事業会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
 [賛成者起立]
委員長(山路 清一君) 起立全員と認めます。よって、認定第7号平成18年度富谷町水道事業会計決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。ここで先ほど介護保険会計で永野議員より質疑について町民課長より回答を行います。

町民課長(千葉 美智子君) それでは、さきほど実績報告書に対しまして永野議員さんの質問がございました。それに対して説明が一部不足でございましたので、ここに再度ご説明をさせていただきたいと存じます。実績報告書の44、45ページをお開きお願いしたいと思います。44ページの中ほどの括弧3のサービス利用状況の推移というところの対12年度比の伸び率の数字のご指摘がございました。その件でございますが、45ページの表が終わりまして※、上記表括弧2の(4)、それから括弧3、括弧4、括弧5の対12年度の伸び率については平成12年度の実績が11ヶ月のため12ヶ月に割戻してから算出した数値となっていますというところをご説明をしないでしまいましたので、ご参照いただきたいと思います。このことにつきましては、介護保険の最初の年度ですが、11ヶ月の実績で計上してまいりました。それで、国の指導で年度の比較をするときには数字的に合わないというところで、12ヶ月に割り戻して数字を出すというところで比較をするときにこういう数字を使ってまいりましたので、その辺のところを先程の答弁で申し上げることできませんでしたので、ここで追加をさせていただきます。どうも大変申し訳ございせんでした。ありがとうございました。
委員長(山路 清一君) 以上をもちまして、本委員会に付託されましたすべての審議が終了いたしました。暫時休憩いたします。
 午後 3時19分 休憩


 午後 3時20分 再開
委員長(山路 清一君) 休憩前に引き続き委員会を開きます。決算審査特別委員会における審査結果を議長に報告することになりますが、その報告書はお手元に配布のとおり報告したいので内容を朗読いたします。
    [委員長が報告書のとおり朗読した]
委員長(山路 清一君) 委員各位のご協力によりまして、予定どおり審議が行われたことに対し敬意を表するものでございます。以上をもちまして決算審査特別委員会を閉会いたします。大変ご苦労さまでございました。
  午後 3時22分 閉会

平成19年第3回定例会議事録(第3号)

平成19年 第3回富谷町議会定例会会議録第3号

平成19年9月14日(金曜日)

出席議員(20名)

  • 1番 小泉光君
  • 2番 小川昌義君
  • 3番 土樋輪康雄君
  • 4番 細谷禮二君
  • 5番 佐藤克彦君
  • 6番 山路清一君
  • 7番 相澤榮君
  • 8番 菅原傳君
  • 9番 今村寿君
  • 10番 市川壽藏君
  • 11番 磯前武君
  • 12番 高橋敏夫君
  • 13番 安住稔幸君
  • 14番 伊豆田待子君
  • 15番 佐藤聖子君
  • 16番 永野久子君
  • 17番 浅野幹雄君
  • 18番 相澤武雄君
  • 19番 千葉達君
  • 20番 渡邊俊一君

欠席議員

  • なし

説明のため出席した者

  • 町長 若生英俊君
  • 総務課長 中川弘美君
  • 財政課長 眞山巳千子君
  • 町民課長 千葉美智子君
  • 保健福祉課長 磯部利彦君
  • 税務課長 渡辺成一君
  • 生活環境課長 小松繁夫君
  • 経済振興課長 瀬戸けい子君
  • 都市整備課長 相澤正幸君
  • 教育長 千葉芳樹君
  • 教育総務課長 古跡幸夫君
  • 生涯学習課長 佐藤信夫君
  • 上下水道課長 梅津慶一君
  • 選挙管理委員会書記長(兼) 中川弘美君
  • 農業委員会事務局長(兼) 小松繁夫君

事務局職員出席者

  • 事務局長 須藤辰夫
  • 次長 橘川栄

議事日程 第1号

平成19年9月4日(火曜日) 午前10時00分  開会
   第1 会議録署名議員の指名
   第2 議案審議

議案第 1号 富谷町内部組織設置条例の制定について
議案第 2号 富谷町民バス条例の一部改正について
議案第 3号 平成19年度富谷町一般会計補正予算(第2号)
議案第 4号 平成19年度富谷町老人保健特別会計補正予算(第1号)
議案第 5号 平成19年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
議案第 6号 平成19年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議案第 7号 平成19年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第1号)
議案第 8号 平成19年度富谷町立富谷中学校校舎地震補強他工事請負契約の締結について
議案第 9号 平成19年度町営湯船沢住宅建替工事(5工区)請負契約の締結について
認定第 1号 平成18年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について
認定第 2号 平成18年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 3号 平成18年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 4号 平成18年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 5号 平成18年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 6号 平成18年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 7号 平成18年度富谷町水道事業会計の認定について
富谷町農業委員会委員の推薦について
請願第 1号 富谷町道石積全線並びに堂ケ沢線の歩道設置に関する請願書
発議第11号 富谷町議会委員会条例の一部改正について
発議第12号 道路整備に関する意見書について
発議第13号 身近な地域で安心して出産できる助産所の存続を求める意見書
発議第14号 医師・看護師を確保するための意見書
閉会中の委員会調査について

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり

    午後1時30分 開議

議長(渡邊俊一君) 皆さん、おはようございます。
 ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しますので、これから本日の会議を開きます。
 本日は多数の傍聴人がおられます。傍聴人の方々に申し上げます。カメラ・ビデオ等の撮影などは禁止になっております。また、携帯電話をお持ちの方は電源をお切りになるかマナーモードに切りかえて静粛を保ち傍聴されますようお願いいたします。
 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。
 議長諸報告については、お手元に配付のとおりです。
 これで議長諸報告を終わります。
 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。

日程第1 会議録署名議員の指名

議長(渡邊俊一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を議題といたします。
 会議録署名議員は、会議規則第 120条の規定により、19番千葉 達君、1番小泉 光君、2番小川昌義君の3名を指名いたします。
 なお、本日も大変蒸しておりますので、上着を脱いで審議されて結構でございます。

日程第2 議案第1号 富谷町内部組織設置条例の制定について

議長(渡邊俊一君) 日程第2、議案第1号富谷町内部組織設置条例の制定についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。

総務課長(中川弘美君) それでは、議案第1号富谷町内部組織設置条例の制定につきまして、ご提案の経緯も含めご説明申し上げます。
 現在の組織機構、議会事務局を含む13課体制につきましては平成14年4月1日から5年半が経過いたしました。昨年1月に全職員に対して提出を求めました「私が考える行政改革、行革マイプラン2006」につきまして 242名から 500項目の提案がございました。その中で組織再編を求める意見が 179件、35%を占めておりました。本来なら18年度中に着手すべき問題でございましたが、前町長の体調不良もありまして分析だけで終わってしまい、職員に対して大変申しわけなく思っておりました。本年2月、新町長就任の後、10月を目標に町民にわかりやすくより効率的で機能的な行政組織を整備しようと、4月に庁内に機構改革検討チームと企画部門検討チームを設置いたし検討を重ねてまいりました。
 その結果、まず課の新設統合に関しましては、一つが政策立案機能等を強化するため総務課から分離し、経営企画課を新設するというもの。二つ目に住民との協働による安心安全なまちづくりのため総合防災対策官を設置するというもの。三つ目に健康福祉体制の充実強化と20年度からの制度改正に備え町民課の保険年金業務と保健福祉課業務を再編いたしまして子育て支援課、健康増進課、長寿福祉課の3課を新設し、町民の皆様にわかりやすい名称とするものでございます。四つ目に町民課の総合窓口業務に加え生活環境課の男女共同参画を除いた業務を統合し、町民生活課とするという案でございます。
 次に、課の名称変更につきましては、一つが経済振興課を産業振興課に、二つ目に教育総務課を学校教育課にそれぞれ名称を改め機能強化を図っていくというものでございます。今回、条例制定となります部制の導入につきましては、自主性、自立性、総合性の高い行財政運営の実現を図るため、これまで以上に組織、職員間の情報の共有、管理把握、各種行政課題への迅速かつ的確な対応をするために総務部、生活福祉部、産業建設部の3部を新設しようとするものでございます。なお、これらにつきましては両検討チームの報告を受け、庁議で検討の上、最終調整を行い今回提案させていただいたものでございます。
 部制の導入につきましては、現在県内の23自治体には実態がなく、時期尚早との思いもございましたので8月30日に宮城県市町村課に相談に行ってまいりました。課長補佐お二人に経緯を説明しアドバイスをお願いしたところ、まず職員の提案検討での組織再編は大変な評価をいただきました。部制につきましては、合併で現在はなくなりましたが10年前に町でも部制を導入した経緯もあり、4万 4,000人を超える人口の町なので何ら問題はありませんとの回答もいただいてまいりました。財政負担を最小限にしようと思い、後ほど附則のところでもご説明申し上げますが、給料につきましては6級のままで管理職手当で課長との差をつけていこうとするものでございます。
 これらにつきましては、周知期間が大変短く大変心苦しい思いでございますが、予算の編成、業務の実施面から、さらには今年度末の退職予定者が7名いるということから、それらも視野に入れた人事体制で10月からスタートをしたいのでご理解いただきますようにお願いを申し上げます。
 それでは、内部組織設置条例案についてご説明を申し上げます。
 まず、第1条の部の設置でございます。この条例は地方自治法第 158条第1項の規定に基づき町長の権限に属する事務を分掌させるために次に掲げる部を設置するというものでございますが、この地方自治法第 158条第1項の規定といいますのは、町長の直近下位の内部組織の設置及びその分掌する事務については条例で定めるというものでございます。これまでは課が町長の直近下位の組織でございましたので課設置条例でもってやってまいりました。今回は部制の導入ということで、新たに部の設置と分掌ということについてを今回ご提案しているものでございます。なお、課の内容につきましては規則の方で整理してまいります。
 第1条で総務部、生活福祉部、産業建設部の3部を設置しようとするものでございます。 第2条の分掌事務でございますが、まず総務部につきましてはこれまでの総務課、財政課、税務課の分掌事務でございます。先ほど申し上げましたとおり、総務課が分割いたしまして経営企画課を新設、さらに総合防災対策官を配置するという内容は規則の方で定めてまいります。2項目の生活福祉部につきましては、これまでの町民課、生活環境課、保健福祉課の分掌事務でございます。先ほど申し上げましたとおり、町民課の総合窓口業務に加えて生活環境課の男女共同参画を除いた業務を統合して町民生活課とする。また、町民課の保険年金業務と保健福祉課業務を再編して子育て支援課、健康増進課、長寿福祉課と町民の皆様にわかりやすい名称としております。
 3番目の産業建設部でございますけれども、これまでの経済振興課、都市整備課、上下水道課の分掌事務でございます。なお、経済振興課につきましては産業振興課と名称を改めるものでございます。
 附則といたしまして、この条例は平成19年10月1日から施行するとするものでございます。理由につきましては先ほど申し上げたとおり、予算編成と執行の整合性、それから3月末で退職する職員の補充を今のうちから準備をして体制を整えるという意味から10月1日の施行とさせていただきたいものでございます。
 2項目に富谷町特別職報酬審議会条例の一部を改正することでございますけれども、6条に総務課とございますのを総務部総務課に改めるものでございます。3項の職員の給与に関する条例の別表第2の中で総務課長など重要な業務を所掌する課の長を部長に改めるものでございます。4項で富谷町都市計画審議会条例の第6条中、都市整備課を産業建設部都市整備課に改めるものでございます。なお、各条例の新旧対照表につきましては5ページ、6ページでお示ししてございますのでご参照いただきたいと思います。5項目に富谷町課設置条例、これは平成13年に条例を制定したものでございますけれども、これらは廃止し規則で対応するものでございます。なお、町長から補足説明をお願いしたいと思います。

議長(渡邊俊一君) 若生町長。

町長(若生英俊君) それでは、第1号議案の上程に当たりまして趣旨等、そしてまた町長としての思いを今までお伝えできなかった部分が多々ございましたので、議場の場とはなりましたけれども、皆さんにお伝えすべく文面を要してまいりましたので文面に沿ってお話を申し上げます。
 私は本年2月の町長選挙におきまして町民の皆様の信託により町政を担当させていただくことになりました。7カ月を経過したところでございます。この間、多くの町民の方々より町政に対する期待とまちづくりへの熱い思いを日々実感し、改めて身の引き締まる思いでいっぱいでございます。また、今9月議会におきましても議員の皆様方には活発なご議論を賜るなど、今後の町政運営におきましてご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げるところでございます。
 さて、議案第1号富谷町内部組織設置条例の制定につきましては、富谷町の行政組織を現在の課単位の運営を、今回新たに部制を導入し、より自主性、自立性、総合性の高い行財政運営の実現を図り、これまで以上に組織職員の把握管理、各種行政課題への迅速かつ的確な対応、そして4万 4,000人を超えた県内10番目の自治体にふさわしく近い将来の市制施行を視野に入れた円滑な行政運営を図ってまいりたいと考え、部制施行に関する条例改正案を上程させていただいているところでございます。
 近年、地方分権が進められ、地方自治体の能力において受け皿論が従前にも増して声高らかに語られているところでございます。とりわけ、各自治体の規模の問題、財源の不均衡の問題、そして職員の資質の問題におおよそ集約されると思います。分権の時代とは、言うまでもなく単なる国から地方への権限の移動ではなく、今までに張りめぐらされてきた行政の画一的規制の網の目から地方自治体が大きく開放されることを意味していると考えるわけであります。地方分権がこのまま推進されるのであれば、財源と権限の行使によって当然のごとく自治体ごとに格差が生じてくるわけであります。そういった観点から、町として準備すべきことは人材育成とそれらを補完する行政組織と考え、いち早い体制整備が自治体の優越性を決定し、地域住民皆様の生活基盤の向上につながっていくものと考えたわけであります。私は、率直に申し上げて富谷町職員は能力、意欲ともに非常に高い水準にあると思います。さまざまな批判や意見も寄せられるところではありますが、きちんとした仕事をしている行政集団と認識し、町民の皆様に自信を持ってご報告できるものであります。しかし、優れた能力も環境のいかんによってはいずれは衰退するものであります。良質の人材とその職務意欲を制度的に担保されていくものへ改革する時期に今来ていると痛感しているところであります。今こそ県内10番目、4万 4,500人を超える自治体として大胆な機構改革が必要であると思います。単に人員を減らし、人件費を削減し、また民間へ業務委託するなどのみに力が注がれればよいという問題ではないとの認識を持つものであります。

議長(渡邊俊一君) 町長に申し上げます。本案件は朗読を省略し、内容の説明を求めております。簡潔にお願いいたします。

町長(若生英俊君) 納税者である富谷町民の皆さんにどれだけ信頼される行政サービスを提供し、個性あるまちづくりを町民の皆さんとともに進めていけるかというふうに思います。私が提案したいことはそのための機構改革であり、従来の業務だけの統廃合ではなく、一歩先を見つめ未来につなげていくための部制導入であると確信したところであります。本年4月より庁内二つの職員による検討チームについては先ほど課長が申し述べたとおりであり、各課長との意見集約も多様なる方法によりまして意思疎通を図ってきたところであります。その結果として庁内において分権を進め、効果的で効率的な行政運営を進めていく上で有効なる組織として課長会議を経て部制を導入することとした次第であります。日々行政を支えるのは言うまでもなく地域の実情や要望をつぶさに知り得る個々の職員であります。町政の最前線で町民の意向を敏感に感じ取り、部局間で迅速・的確に対応していくことが私の進めるまちづくりの基本であります。この基本的な考え方を組織面で具体的に体現する方法の一つが部制であると考えます。これらは町民本位、町民第一主義を組織的に具体化したものであります。私は決して遠い世界の理想論を掲げ奇をてらう方法による町政運営を望むものではありません。これからの富谷町に必要であると確信し、あわせて所期の効果が大きく発揮できる組織機構に皆さんとともに育てていく責務があると考えます。今後は新しい行政組織のもとに議会議員の皆様の意見を十分にちょうだいしながらともに未来に向け、大胆かつ多様な施策展開を進めてまいりたいというふうに存じます。議会議員の皆様はもとより、町民の皆様のご理解とご協力を切にお願いをし、第1号議案として上程をし、さらにまた10月1日からスタートできますよう議員の皆様のご審議、ご承認方をお願いするものでございます。以上です。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。
 質疑、ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 次に、討論を行います。
 まず、初めに原案に反対者の発言を許します。ありませんか。(「なし」の声あり)
 次に、原案に賛成者の発言を許します。3番土樋輪康雄君。

3番(土樋輪康雄君) 本案件は富谷町内部組織設置条例を見直し、市・市制施行をも視野に入ったもので、4万 4,000有余の住民ニーズに耐え得る機構を構築しようとするものと受けとめます。行政サービスを的確にわかりやすくを基本理念として二つの検討チームを立ち上げて4月以来検討を重ねてきたものと説明を受けました。よって、役場職員の意向の集大成でもあると考えます。町長事務分掌につきましても、今総務課長の説明にもありましたように、政策立案が経営企画感覚でやるんだと。そしてわかりやすい名称で、福祉部に至っては子育て支援課とか長寿社会課とか等の具体的名称でわかりやすい機構となっており、英俊町長就任7カ月目と言っておりました。湯気の立っているような町長でありますから、ここまで持ってくるのにそれなりの不備、不足はあったかと思います。しかし、この7カ月間に学校図書に専門職員の配置や乳幼児医療費の助成制度を所得制限撤廃して就学前までとしたり、前向きな姿勢で多年の積み重ね問題を解決しておるところは評価に値すると思います。したがって、今回提案されております富谷町内部組織設置条例案はいたずらに反対することなくプラスに働かせるためにも町民の目線で賛成したいと思います。もって、賛成討論とします。

議長(渡邊俊一君) ほかに討論はありませんか。16番永野久子君。

16番(永野久子君) 私は提案されております議案第1号富谷町内部組織設置条例の制定について賛成をするものです。
 その理由の第1は、今回の機構改革が住民へのサービス向上につながっていくものであることは確かであるという点です。平成14年4月の組織改変でそれまで15課1局体制でしたけれども、これが現在の事務局を含めた13課という体制に変わりました。そのために保健福祉課を例にとりますと、子供、障害者、高齢者にかかわる福祉の仕事も、住民検診を初めとした保健医療に関する仕事もすべてが一つの課に集中することとなりました。県内でも1、2を争う人口増の富谷町で、行政需要が増大しているにもかかわらず課をふやし体制を強化するどころかこれを縮小したことにより、住民からはどこへ行ったらわかるのかとか、あるいは窓口の担当者がよく答えてくれないなどのこうした声が上がっておりました。また、先ほどもご説明にありましたけれども、男女共同参画の仕事がごみを処理する生活環境課、ごみだけではありませんけれども、こうした部署と同じところにあること自体大きな矛盾があったと思います。今回の組織改変は住民サービス向上につながる、言ってみれば本来の行政改革であるということが言えると思います。
 理由の2点目ですけれども、部の設置につきましては、やはり保健福祉を例にとりますと、子供、障害者、高齢者の観点、あるいは福祉と保健の観点など、互いに重なり合う部分が大変多くあります。課を横断する対応がどうしても必要となっていることから、組織のあり方としても必然性のあるものだと言えると思います。当面、部長の空席が生じたとしても近い将来には埋められる見通しがあり、また人口5万人がいよいよ現実味を帯びてきているという状況から見ましても、その準備の一環として妥当なものと言えると思います。県内でも人口4万人以上の市町村で部制をしいていないのは富谷町ほか二つでしたか、大変少数派であるということははっきりしております。
 賛成の第3点ですけれども、今回の機構改革が職員の総意に基づく下からの改革であるという点、この点が非常に重要だと考えます。機構改革の最大のきっかけになったのが全職員を対象とした行革マイプラン、このアンケートの結果だということですが、このアンケートは全職員 264人の91.6%に当たる 242人から回収されまして 500項目の回答があったということでした。その中で組織改変については 179人が希望していたということでした。これは全職員の68%、アンケートを回答した方の74%にも上るいわば驚異的な数字です。これだけの職員が必要だと感じている改革なら、我々議会が足を引っ張るべき理由は何もありません。むしろ、職員の前向きな意識に改めて信頼感を持つ住民も少なくないのではないでしょうか。職員1人当たりの人口を比べますと、富谷町は名取市に次いで県内第2位の数となっております。これは仙台市の 1.7倍、岩沼市の 1.6倍にも相当します。つまり、少ない職員数でふえ続ける行政需要をこなしていることを考えますと、せめて合理的な組織改変ぐらいは当然の対応だと考えるものです。
 最後に時期尚早の声も一部にあるようですけれども、このアンケートは前町長時代の昨年1月に実施されたものであり、もっと早い時期に手をつけるべきであったということが説明の中でも言われましたけれども、長いこうした経過を踏まえた上での決断であり、善は急げという言葉もあります。来年4月からのスタートとなりますと、確かに切れ目としては年度の変わり目でいいということはあることはありますけれども、住民の目線で考えますと3月、4月というのは転入・転出が非常に多い時期であります。ほぼここに集中していると言っても過言ではありません。そういう時期に役場の体制が落ちつかない状況は住民にとっては迷惑な話です。既に来年度の予算の編成時期にも入っている今、新しい体制のもとで予算編成の作業を進める方が混乱が少なく、合理的であるということが言えると思います。今回の機構改革による予算の増額補正はないということがさきの説明でも言われましたけれども、私どもはむしろ職員の増員を初め必要な体制の強化は急がれることだというふうに考えてまいりました。しかし、今こうした批判にもこたえる意味でも予算を増額することなく、とりあえず新しい体制をという対応は、これは道理もあることだと考えるものです。
 以上を賛成の理由といたします。

議長(渡邊俊一君) ほかに討論はありませんか。8番菅原 傳君。

8番(菅原 傳君) 私は本議案に賛成の立場で討論に参加したいと思います。
 前のお二人の議員が述べられておりますので、重複しないように申し上げたいと思いますが、まずやはり町政の基本というのは職員の意向を十分まとめながら町民にどのようないいサービスを提供していくかというのが町政の基本であるというふうに思います。今回のこの議案につきましては若生町長時代からいろいろ検討されてきたようでありまして、先ほど出ましたように 242名の 500件に上るいろいろなアンケートを集約をして今日に至っているわけでありますけれども、他町村の例もいろいろ聞いてみました。大崎とか栗原とかその他のところにもいろいろ聞いてみたんですけれども、やはり課が14課も15課もなってくると、そこを統合するところがどうしても必要になってくる。むしろそれが町政の効率的な運用になってくるので、プラス面がかなり出てくるということもお聞きしまして、なるほど町長の提案した3部15課というのはその方向にこれからの時代に沿った行政のスタイルだなというふうに感じたところでございます。いろいろ職員の意向もございますけれども、経過について、確かにさっき町長からも反省の弁が述べられましたが、もうちょっと議会の方にも説明をしてくださればというふうな思いはありますけれども、しかし、この案件につきましては町民のニーズにこたえるためになるたけ早い機会に実現をした方がいいというふうに私も思っているところでございます。できれば、いろいろ十分な討議がないということで、来年の4月からがいいのかなというふうに私思ったこともありましたけれども、いろいろ聞いてみますと10月が適切な時期だというふうな話も聞きまして、町長のそういったような前向きの説明にも十分に感服したところでございます。いずれにしましても町職員の意欲、そして未来に向けた町長の富谷町政にかける熱意、そういったことに賛同しまして、期待する4万 4,400人の町民にこたえるためにぜひとも本議案を可決をしまして、新しい町政の発展の歩みのスタートとしていただきたいというふうに思いまして賛成討論にかえたいと思います。

議長(渡邊俊一君) ほかに討論はありませんか。(「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 これから議案第1号富谷町内部組織設置条例の制定についてを採決いたします。
 この採決は無記名投票で行います。
 議場の出入り口を閉めます。(「議長、異議あり。起立採決を求めます」の声あり)
    〔議場閉鎖〕

議長(渡邊俊一君) ただいまの出席議員は19名です。(「やり方、おかしいじゃないですか」の声あり)
 次に立会人の指名をいたします。富谷町議会規則第32条第2項の規定によって、立会人16番永野久子君、17番浅野幹雄君、18番相澤武雄君の3名を指名いたします。(「異議あり」の声あり)
 投票用紙を配付いたします。(「わかんないな」「何で起立採決にしないんですか」の声あり)
    〔投票用紙配付〕

議長(渡邊俊一君) 傍聴人は静粛を保ってください。(「議長、おかしいですよ」「議事進行」「議長、横暴ですよ。今のは。異議ありって言っているじゃないですか」「記名投票はできないんですか」の声あり)
 念のため申し上げます。富谷町議会会議規則第83条の規定により本案件を可決とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は富谷町議会会議規則第84条の規定により否と見なし取り扱います。
 投票用紙の配付漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を点検いたします。
    〔投票箱点検〕

議長(渡邊俊一君) 異状なしと認めます。
 ただいまから投票を行います。事務局長の点呼に応じ、順次投票願います。
    〔投票〕

議長(渡邊俊一君) 投票漏れはありませんか。(「なし」の声あり)
 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
 開票を行います。
 16番永野久子君、17番浅野幹雄君、18番相澤武雄君、立ち会いを願います。
    〔開票〕

議長(渡邊俊一君) 投票の結果を報告いたします。
 投票総数19票
 有効投票19票   無効投票なし
 有効投票のうち   賛成9票   反対10票
 以上のとおり、反対が10票です。したがって、議案第1号富谷町内部組織設置条例の制定については否決されました。
 議場の出入り口を開きます。
    〔議場開鎖〕

議長(渡邊俊一君) この際、2時30分まで休憩をいたします。
 午後2時11分 休憩


 午後2時30分 再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

日程第3 議案第2号 富谷町民バス条例の一部改正について

議長(渡邊俊一君) 日程第3、議案第2号富谷町民バス条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。

総務課長(中川弘美君) それでは、議案第2号富谷町民バス条例の一部改正についてご説明申し上げます。
 改正の理由は、富谷町民バス運営審議会に関する規定を削るものでございますが、平成18年10月1日施行されました道路運送法の一部改正によりまして、町民バス等の運行に際しましては地域公共交通会議を設置し、協議が必要となったものでございます。つきましては、現在諮問機関として設置しておりました富谷町民バス運営審議会を条例から削除し、新たな機関としまして富谷町地域公共交通会議を要綱により定め設置するものでございます。
 9ページに新旧対照表をお示ししてございますとおり、富谷町民バス条例の第10条を削りまして第11条を10条とするものでございます。
 附則の1項でございますけれども、公布の日から施行するものでございます。それから2項で、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の別表中、町民バス運営審議会の項を削るものでございます。10ページにお示ししてございます町民バス運営審議会会長につきましては日額 6,000円、委員につきましては 5,800円の報酬を決めておりましたが、その部分を削除するものでございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。
 質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第2号富谷町民バス条例の一部改正についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第2号富谷町民バス条例の一部改正については原案のとおり可決されました。

日程第4 議案第3号 平成19年度富谷町一般会計補正予算(第2号)

議長(渡邊俊一君) 日程第4、議案第3号平成19年度富谷町一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。

財政課長(眞山巳千子君) それでは、補正予算に関する説明書の2ページ、お開きいただきます。
 議案第3号平成19年度富谷町一般会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
 第1条、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億 4,715万 5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ80億 6,056万 8,000円とするものでございます。
 歳入歳出予算の補正の款、項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては第1表の歳入歳出予算補正によるものでございます。
 第2条債務負担行為の補正。債務負担行為の変更は第2表債務負担行為補正によるものでございます。
 第3条地方債の補正につきましては、地方債の変更は第3表の地方債補正によるものでございます。
 7ページ、お願いいたします。
 第2表の債務負担行為補正でございます。今回は変更をお願いするものでございます。事項のところの英語指導助手派遣業務、補正前を限度額 462万 2,000円といたしておりましたけれども、補正後 932万 4,000円とするものでございます。今年度なんですけれども、語学指導につきまして2名で当たっております。1名を外国青年招致事業で、1名を民間より派遣ということで2カ年間そのように進めようと計画をいたしていたところでございますけれども、外国青年招致事業の方が再契約せず帰国したため民間よりの派遣を1名としておいたものを2名にするために今回補正をするものでございます。
 第3表地方債の補正でございまして今回変更でございます。臨時財政対策債3億 8,470万円としておりましたところ、補正後 2,460万円とするものでございます。普通交付税等の決定によりまして減額をさせていただくものでございます。
 事項別明細書をお願いいたします。12ページ、お願いいたします。
 初めに歳入でございます。9款1項地方特例交付金 1,372万 2,000円を追加いたしまして 2,372万 2,000円とするものでございます。これにつきましては交付決定によるもので、児童手当のための特例交付金でございます。9款2項特別交付金 647万 3,000円を追加いたしまして 747万 3,000円とするものでございます。これにつきましても、同じく交付決定によるものでございまして、減税補填特例交付金、18年度まであったものなんですけれども、それが廃止されましたことによって経過措置として交付されるものでございます。19年度が初年度になります。
 10款1項地方交付税3億 8,737万 6,000円を追加いたしまして11億 8,737万 6,000円とするものでございます。普通交付税の決定に伴うものでございます。これに伴いまして交付決定額、普通交付税の交付決定額は11億 3,737万 6,000円となったものでございます。当初予算7億 5,000万円で計上いたしておりましたので、その差額を追加するものでございます。
 13款1項使用料4万 2,000円を追加いたしまして 5,103万 7,000円とするものでございます。教育財産目的外使用料で、成田公民館への自動販売機設置の使用料でございます。
 14款1項国庫負担金 1,307万 3,000円を追加するものでございますが、全額児童手当に要するものでございます。
 次のページ、お願いいたします。
 これによりまして補正額を2億 7,668万円とするものでございます。
 14款2項国庫補助金 1,067万 4,000円を追加いたしまして1億 3,775万 8,000円とするものでございます。2節の住宅建築物耐震改修等事業費補助金でございますけれども、国の指導によりまして防災マップの作成が必要となったため、それの補助金でございます。4目の教育費国庫補助金につきましては、富谷中学校においてダムウェイターからエレベーターに改善を図るもので、今回内示を受けたことによります補正でございます。14款3項委託金 3,000円を追加いたしまして 846万 9,000円とするものでございます。自衛官募集事務委託金で額の確定によるものでございます。
 15款1項県負担金 740万 8,000円を追加いたしまして2億 2,675万 2,000円とするものでございます。国の支出金と同様、児童手当に要するものでございます。15款2項県補助金10万 5,000円を追加いたしまして、 7,969万 3,000円とするものでございます。13歳の社会へのかけ橋づくり事業補助金でございます。15款3項委託金13万 3,000円を増額いたしまして、1億 1,269万 3,000円とするものでございます。4節の統計調査委託金の2万 4,000円の減につきましては、委託金の内示額による減でございます。県議会議員選挙委託金につきましては交付決定によるものでございます。
 16款1項財産運用収入9万 3,000円を追加いたしまして 672万 4,000円とするものでございます。利子及び配当金で出資配当金でございまして、黒川森林組合出資配当金でございます。
 17款1項寄附金 485万 1,000円を追加いたしまして 485万 2,000円とするものでございます。南富吉区画整理事業において寄附がありまして、防犯灯及び街区表示板の設置費用を寄附金で受けたものでございます。
 次のページ、お願いいたします。
 18款1項特別会計繰入金、まず老人保健特別会計から 3,838万円、介護保険特別会計から 2,492万 2,000円、合わせまして 6,330万 2,000円を増額いたしまして 6,330万 4,000円とするものでございます。1節の老人保健特別会計ですけれども、老人保健特別会計より18年度の歳入歳出差引額を戻してもらうというものでございます。下の介護保険特別会計につきましては、18年度介護給付費等に繰り出ししていたものを精算に伴い戻してもらうというものでございます。
 21款1項町債につきましては3億 6,010万円を減額いたしまして 2,460万円とするものでございます。これにつきましては町債のところでお話をしたとおりでございます。
 続きまして歳出でございます。2款1項総務管理費 2,246万 7,000円を、次のページ、お願いいたします、 2,246万 7,000円を追加いたしまして9億 5,491万 8,000円とするものでございます。前のページ、お戻りください。
 まず2目の文書広報費なんですけれども、需用費、委託料、この中で需用費につきまして54万 6,000円、委託料につきまして 170万 8,000円、これにつきましては機構改革に伴う例規の変更によるものでございました。2目の財産管理費12節役務費の11万 1,000円につきましては、これにつきましても機構改革に伴う複写機の移設等に要する経費でございました。13節委託料の 129万円につきましては、上の段の地図訂正及び地籍更生申請業務というところですけれども、東向陽台一丁目30番3ほかのところで現況と登記簿地籍及び公図が不一致であったために訂正をするものでございます。下の段の土地境界確定及び地図訂正申請業務につきましては富谷字大清水下31番5、他登記簿にある土地が公図にあらわれていなかったために正しいものに訂正するものでございます。
 15款工事請負費 1,030万 4,000円、書架、間仕切り、カウンター移設工事からOA設備移設工事につきましては、機構改革に伴いまして庁内のレイアウト等を変えるための工事費でございました。その下の鷹乃杜汚水処理場跡地ネットフェンス設置工事につきましては隣地との境界部分において出入り自由になっているため、フェンスにより閉鎖するものでございます。18節備品購入費、庁用器具費等で69万 1,000円ですが、これにつきましても機構改革に伴いまして不足する机などを購入するものでございます。この文書広報費と財産管理費の中で機構改革に伴いまして要する経費が 1,312万 9,000円でございます。これにつきましては12月の補正で減額をさせていただきます。
 6目企画費、報償費につきましては町民バス地域交通会議委員に対する謝礼でございます。情報化推進費の委託料につきましては税申告システムの構築費用でございます。使用料及び賃借料につきましてはOA機器等の賃借料でございます。自治振興費16万 3,000円につきましては、一関会館用地に町内会で側溝を入れるに当たりまして側溝を現物支給するものでございます。
 次のページ、お願いいたします。
 12目諸費、需用費でございますけれども、自衛官の募集事務委託金の確定によりまして調整でございます。ユーマイタウン施設整備基金につきましては、土地区画整理事業の組合から寄附金がありましたので、それを積み立てをするものでございます。
 2款4項選挙費16万 2,000円を追加いたしまして 3,301万 1,000円とするものでございます。これにつきましては歳入の確定による調整でございます。2款5項統計調査費2万 4,000円を減額いたしまして 138万 4,000円とするものでございます。これにつきましても、同じく歳入の確定による調整でございます。
 3款1項社会福祉費 2,265万円を追加いたしまして8億 374万 8,000円とするものでございます。13節の委託料につきましては乳児医療費、現物給付、電算処理委託費料でございまして、制度拡大による増でございます。20節扶助費 2,205万 8,000円につきましては、乳幼児医療費助成の制度拡大によります増でございます。償還金利子及び割引料につきましては18年度の乳幼児医療費補助事業と同事業の審査支払事務委託費補助金の実績により返還の必要が生じたものでございます。
 3款2項児童福祉費 5,895万円を追加いたしまして8億 4,715万 3,000円とするものでございます。扶助費が全額でございまして、児童手当法が改正されたことにより増額するものでございます。3款3項老人福祉費、次のページお願いいたします、62万 8,000円を追加いたしまして3億 263万 5,000円とするものでございます。介護保険特別会計繰り出しをするものでございまして、黒川地域行政事務組合負担金に充てられるため介護保険特別会計へ繰り出しをするものでございます。
 6款1項農業費9万 3,000円を追加いたしまして 6,426万 2,000円とするものでございます。3目19節の負担金につきましては補助金で、農業改良事業奨励補助金、新規ビニールハウスの設置申請があったことによりまして増額するものでございます。農地費の負担金につきましては、この事業が当初補助金で計上していたものでございますが、事業の主体が県協議会であることから、補助金で計上していたものを負担金に計上をするものでございます。6款2項林業費9万 3,000円を追加いたしまして 374万 9,000円とするものでございます。黒川森林組合の配当金を増資に充てるものでございます。
 7款1項商工費16万 8,000円を追加いたしまして 4,426万円とするものでございます。需用費、印刷製本費でございまして、観光パンフレットの在庫がなくなったため印刷をするものでございます。 1,000部印刷いたします。
 8款2項道路橋梁費 710万円を追加いたしまして3億 9,602万 6,000円とするものでございます。2目の道路維持費につきましては需用費 250万円、道路施設の維持補修のために使います。
 8款4項都市計画費 710万円を追加いたしまして3億 9,602万 6,000円とするものでございます。公園費の需用費ですけれども、修繕料です。明石台二丁目公園のあずまやの屋根の
ふきかえをいたします。それからあけの平一丁目西公園ブロック積みの修繕をいたします。13節の委託料につきましては東向陽台一丁目の急傾斜地地質調査業務であります。東向陽台一丁目の法面及び周辺の状況を確認するための地質調査を行いまして、対策工事の設計を行うものでございます。3目の公共下水道費につきましては18年度の繰越金等をこちらを減額するものでございます。
 8款5項住宅費 173万 7,000円を追加いたしまして1億 4,533万 4,000円とするものでございます。町営住宅費の補償補填及び賠償金でございますが、住宅建てかえに伴う移転補償金で、2世帯分でございます。住宅宅地震災対策事業費につきましての委託料は国の指導により防災マップの作成が必要となったものでございます。下の負担金につきましても同じでございます。
 9款1項消防費41万 7,000円を追加いたしまして4億 7,247万 5,000円とするものでございます。富谷町富谷字町南裏の防火水槽の清掃及び汚泥処理業務を行うものでございます。
 10款1項教育総務費、次のページ、お願いいたします。 177万 5,000円を減額いたしまして1億 2,784万 6,000円とするものでございます。前のページにお戻りください。事務局費の報償費でございますが、成田小学校の校歌作曲者の方への謝礼で3万円を計上いたしました。
 次のページ、お願いいたします。
 19節の負担金補助及び交付金でございますが、46万円。上の段の学校教育活動振興費補助金につきましては県大会、東北大会への出場者の増によるものでございます。下の三つにつきましては富谷町を会場にこのような大会が行われるので補助をするものでございます。4目の外国青年招致事業でございますが、再契約予定者の帰国することとなったために減額、減額の部分が継続なさらなかったということで減額、増額につきましては当初外国青年招致事業として計上していたんですけれども、それを民間への委託をするというところで委託料のところに増額をするものでございます。
 10款2項小学校費 584万 3,000円を追加いたしまして2億 1,599万 9,000円とするものでございます。まず旅費でございますが、学校図書教育の充実のため山形県鶴岡市への視察を行うための特別旅費でございます。需用費につきましては図書関係の消耗品でございます。役務費の 285万 2,000円につきましては4月にあけの平小学校の業務員が給食センターに異動になっておりました。その分、シルバーへの委託をしておりましたけれども、今回増額をするものでございます。使用料及び賃借料につきましては高速道路の使用料でございます。備品購入費につきましては成田小学校の図書購入費と富谷小学校への書架の購入でございます。
 10款3項中学校費 601万 5,000円を追加いたしまして2億 5,988万 8,000円とするものでございます。需用費の消耗品につきましては13歳の社会へのかけ橋づくり事業のために使わせていただきます。修繕料につきましては二中の配管修繕工事ほか小破修繕で計上いたしたものでございます。役務費につきましては、手数料といたしまして消火栓のホース耐圧試験に要するものでございます。火災等の保険料につきましては13歳のかけ橋づくり事業のためのボランティア保険でございます。13節の委託料につきましては富谷第二中学校灯油配管漏洩調査業務委託でございます。14節の使用料及び賃借料につきましてはバスの借り上げ代でございまして、当初 767万円を計上いたしておりましたけれども、成田中学校生徒の増であるとか県大会が、東北大会とかに参加をすることが多くなったということで増額をするものでございます。中学校建設費につきましては国の補助金の確定によりまして財源更正をするものでございます。
 次のページ、お願いいたします。
 10款4項幼稚園費 521万 4,000円を追加いたしまして1億 1,775万 9,000円とするものでございます。負担金補助及び交付金で幼稚園就園奨励費補助金、これは対象者の増によるものでございます。10款5項社会教育費 480万 6,000円を追加いたしまして2億 5,838万 1,000円とするものでございます。11節の修繕料につきましては富ケ丘公民館前の中央公園の遊具の修繕でございます。それから富谷中央公民館非常照明灯がバッテリーの交換でございます。工事請負費につきましては富ケ丘公民館玄関のひさしの改修工事、富ケ丘公民館出入り口の戸の自閉装置取りつけ工事、それから富ケ丘中央公園のフェンス修繕工事でございます。
 10款6項保健体育費 741万 1,000円を追加いたしまして4億 5,420万 9,000円とするものでございます。役務費の手数料でございますが、テニス教室を当初8回分を計上いたしておったところですけれども、6回分を追加をする講師派遣手数料でございます。給食センター管理費につきましては、第1給食センターのコンテナ消毒熱風装置蒸気コイルの交換ということで、こちらを修繕をするものでございます。
 11款2項公共土木施設災害復旧費につきましては 270万円を追加いたしまして 470万円でございます。7月22日の雨で町道上向田線道路が崩れましたので、そこの災害の復旧工事を行うものでございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) この際、暫時休憩をいたします。
 午後2時58分 休憩


 午後2時59分 再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第3号平成19年度富谷町一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第3号平成19年度富谷町一般会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。

日程第5 議案第4号 平成19年度富谷町老人保健特別会計補正予算(第1号)

議長(渡邊俊一君) 日程第5、議案第4号平成19年度富谷町老人保健特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。町民課長。

町民課長(千葉美智子君) では、補正予算及び補正予算に関する説明書の30ページをお願いをいたします。
 議案第4号平成19年度富谷町老人保健特別会計補正予算(第1号)。
 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ 3,838万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ16億 3,812万 1,000円とするものでございます。
 第2条、歳入歳出予算の補正の款、項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 36ページをお願いをいたします。
 まず歳入でございます。5款1項1目繰越金 3,838万円を増額し 3,838万 1,000円とするもので、平成18年度繰越分でございます。
 次のページをお願いをいたします。
 歳出でございますが3款諸支出金2項1目一般会計繰出金に 3,838万円を増額し 3,838万 1,000円といたし、一般会計へ繰り出しをいたすものでございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第4号平成19年度富谷町老人保健特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第4号平成19年度富谷町老人保健特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。

日程第6 議案第5号 平成19年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)

議長(渡邊俊一君) 日程第6、議案第5号平成19年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。町民課長。

町民課長(千葉美智子君) それでは、38ページをお願いをいたします。
 議案第5号平成19年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)。
 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ 2,921万 5,000円を追加いたし、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ27億 9,499万 4,000円とするものでございます。
 第2項、歳入歳出予算の補正の款、項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 次に、44ページをお願いをいたします。
 歳入でございます。9款1項繰越金に 2,921万 5,000円を増額し 3,421万 6,000円とするものでございます。平成18年度繰越分のうち、1目療養給付費等交付金繰越金 1,005万 9,000円は退職者医療療養給付費等交付金の確定に伴う増加交付分で2目 1,915万 6,000円はその他繰越分でございます。
 次のページをお願いをいたします。
 歳出でございます。2款1項3目一般被保険者療養費に 213万 5,000円を増額し 1,365万 3,000円とするもので、4月からの実績により所用の額を増額いたすものでございます。
 2款2項1目一般被保険者高額療養費に 1,300万円を増額し1億47万 1,000円とするものでございます。当初、月平均 730万円程度見込んでおりましたが、4月からの実績が月平均 835万円という状況のため所用の額を増額いたすものでございます。
 3款1項2目老人保健事務費拠出金に2万 5,000円を増額し 482万 6,000円とするもので、平成19年度拠出金の決定により増額をするものでございます。
 9款1項5目償還金は 1,405万 5,000円を増額し 1,405万 6,000円とするもので、平成18年度退職者医療療養給付費等交付金の確定に伴う返還分の計上でございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑、ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第5号平成19年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第5号平成19年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。

日程第7 議案第6号 平成19年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)

議長(渡邊俊一君) 日程第7、議案第6号平成19年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。上下水道課長。

上下水道課長(梅津慶一君) それでは、46ページをお願いいたします。
 平成19年度の下水道事業特別会計の補正予算でございます。
 第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出に 173万 5,000円を追加しまして歳入歳出総額をそれぞれ7億 6,500万 8,000円とするものでございます。
 第2条の地方債の補正でございますけれども、49ページ、お願いいたします。
 49ページの第2表の地方債補正のとおりでございますが、補正前の金額に70万円を追加しまして 1,030万円とするものでございます。
 次に歳入の52ページでございます。事項別明細書で説明いたします。
 歳入の補正でございますけれども、3款繰入金1項他会計繰入金1目1節の一般会計繰入金につきましては 116万 4,000円の一般会計からの繰り入れの減額でございます。以下の歳入の追加によっての減でございます。
 4款の繰越金1項1目1節の繰越金につきましては前年度剰余金の繰越分 219万 9,000円の追加でございます。
 6款町債1項1目下水道事業債1節の流域下水道事業債70万円につきましては、吉田川流域下水道事業建設の町負担分について起債を行うものでございますが、県との起債協議における起債計画の額に合わせた額とするものでございます。
 次に歳出でございますが、1款下水道事業費1項下水道管理費2目下水道維持費の需用費、修繕料で 173万 5,000円の追加でございますが、下水道施設の設備の修繕の発生によるものでございまして、マンホールポンプの水位計の修繕、それから中継ポンプ場の除じん機タイマーの修繕、取りつけ管の修繕でございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑、ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第6号平成19年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第6号平成19年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。

日程第8 議案第7号 平成19年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第1号)

議長(渡邊俊一君) 日程第8、議案第7号平成19年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。町民課長。

町民課長(千葉美智子君) それでは、56ページをお願いをいたします。
 議案第7号平成19年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第1号)。
 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ 3,081万 1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億 9,449万 3,000円とするものでございます。
 2項、歳入歳出予算の補正の款、項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 次に62ページをお願いをいたします。
 歳入でございます。4款1項1目介護給付費交付金に 727万 6,000円を増額し、3億 4,582万 3,000円とするもので、平成18年度精算に伴う追加交付分でございます。
 5款県支出金1項1目介護給付費負担金は 165万 5,000円を増額し1億 6,054万円とするものです。これにつきましても平成18年度給付費精算に伴う県負担分の追加分でございます。
 7款1項1目一般会計繰入金に62万 8,000円を増額し1億 7,824万 8,000円とするもので、事務費不足分を一般会計から繰り入れするものでございます。7款2項1目介護給付費準備基金繰入金は 425万 9,000円を増額し 426万円とするもので、財源調整でございます。
 8款1項1目繰越金に 1,699万 3,000円を増額し 1,699万 4,000円とするもので、平成18年度繰越分でございます。
 次のページをお願いをいたします。
 歳出でございます。1款総務費3項介護認定審査会費は62万 8,000円を増額し 1,294万4,000円とするもので、1目の59万 8,000円の増額は黒川地域行政事務組合への追加負担分でございます。2目の3万円は介護認定支援ソフト機器変更による接続機器を購入するものでございます。
 7款1項2目償還金は 526万 1,000円を増額し 791万 9,000円とするもので、平成18年度介護給付費等負担金の精算に伴う返還分でございます。7款2項1目一般会計繰出金は 2,492万 2,000円を補正するものでございます。平成18年度介護給付費等の精算に伴い一般会計へ精算額を繰り出すものでございます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第7号平成19年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第7号平成19年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。

日程第9 議案第8号 平成19年度富谷町立富谷中学校校舎地震補強他工事請負契約の締結について

議長(渡邊俊一君) 日程第9、議案第8号平成19年度富谷町立富谷中学校校舎地震補強他工事請負契約の締結についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。

財政課長(眞山巳千子君) それでは、議案書11ページ、お開きいただきます。
 議案第8号平成19年度富谷町立富谷中学校校舎地震補強他工事請負契約の締結についてご説明申し上げます。
 この工事の請負契約に当たりまして7月19日に入札の公告をいたしましたところ、お手元の資料に記載いたしました3社が参加いたしまして、8月10日条件付一般競争入札を行いました。入札参加条件といたしまして、建築一式工事の認定を受け格付がAであること、県内に本店または支店・営業所を有し、当工事専任の技術者を配置できることといたしました。その結果、予定価格が税抜きで 6,220万円、落札価格が 5,480万円、落札率は88.1%でございました。遠藤工業株式会社が1回目で落札し、8月13日契約金額 5,754万円で仮契約を締結いたしました。工期につきましては平成20年3月25日までとしております。工事の概要につきましては都市整備課長よりご説明申し上げます。

議長(渡邊俊一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤正幸君) 配付しております議案第8号関係資料によりご説明申し上げます。
 富谷中学校は平成16年度に耐震診断を行いました。結果は、校舎1階と2階で耐震判定指標を満たしていないという結果でございました。これを受けまして平成18年度に補強設計を行い、これに基づき今回補強工事を行うものでございます。また、あわせて身障者対策も行うものでございます。
 資料の1ページですが、校舎の平面図でありまして、校舎の南側中央に耐震補強として1階、2階を通して外壁に新規耐震ブレース取りつけをいたします。立面的には3ページにあります南面に立面図のようになり、工事は校舎外部のみの工事となります。
 1ページに戻っていただきますが、1階左側に配膳室がありますが、そこに設置してある既存のダムウェイターを機械室S式の人貨用で定員11人、 780キログラムの身障者対応エレベーターに改修いたします。西側昇降口に新設で身障者用の「だれでもトイレ」を設置いたします。北側中央の職員玄関のところには身障者用のスロープを新設いたします。それから、手洗場については1階から3階までの全箇所をステンレスにより全面かぶせ補修をいたします。
 次の2ページ目ですが、屋上は階段室の壁クラック補修とフラッグポール台のモルタル補修を行うものでございます。
 3ページの立面図ですが、北側立面図及び西面立面図の外壁で斜線の部分のクラック、浮き等の補修をいたすもので、北面及び西面については全面塗装をいたします。高架水槽は塗装塗りかえを行うものでございます。その他、ほか図面には表示しておりませんが、すべてのガラスを強化ガラスに取りかえいたします。なお、音の出る工事とガラスの取りかえにつきましては、原則として休校日に行うこととしております。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。16番永野久子君。

16番(永野久子君) 今回の契約金額 5,754万円の内訳なんですけれども、外壁のリニューアルと、それから身障者用の対応、もともと耐震ということですけれども、それはそれぞれおよそどのような内訳になっているでしょうか。

議長(渡邊俊一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤正幸君) 内訳については持ち合わせておりませんので、お答えできません。

議長(渡邊俊一君) ほかにありませんか。8番菅原 傳君。

8番(菅原 傳君) 3ページ、ここのところで質問したいと思いますけれども、耐震ブレースの問題なんですが、この前教育民生委員会で小学校の方の工事終了時にちょっと見させてもらったんですが、どうも中の方から見ますとこのブレースというのが非常に日光がうまく入らなくて暗い感じがあって、その教室は見通しが悪い、特別教室だったようですけれども、そういうふうな状況になるんですけれども、やはりここも同じようにちょっと暗くなるような状況になっているんですか。

議長(渡邊俊一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤正幸君) どうしても鉄骨とコンクリートで補強するものですから、この部分については前よりは暗くはなるようになります。

議長(渡邊俊一君) 8番菅原 傳君。

8番(菅原 傳君) そうしますと、若干暗くなるような状況がありますけれども、内部で何か、蛍光灯なんかを少しふやして明るさを普通のとおりにするというふうなことは考えておられるんですか。

議長(渡邊俊一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤正幸君) 教室のライトの明かりについては、夜でも照度が間に合うようなふうになっていると思いますので、大丈夫だと思いますが、再度工事施工後については再度確認したいと思います。

議長(渡邊俊一君) 8番菅原 傳君。

8番(菅原 傳君) それから、階段ですけれども、階段はかなり地震が来ますとがたがたとちょっと影響を受ける可能性がありますけれども、子供たちが3階から2階、2階から1階というふうにおりてくるんですけれども、これは別に耐震の対象にはなっていないんでしょうか、階段の補強については。

議長(渡邊俊一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤正幸君) 階段については耐震性については問題ないというふうになっております。

議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。3回終わっています。
 7番相澤 榮君。

7番(相澤 榮君) 図面の2ページについてお伺いします。屋上にフラッグポールモルタル補修ということであるんですけれども、富谷小学校のときにわざわざ下にポールをおろした経緯があるんですけれども、ここまでは考えていなかったんでしょうか、お伺いします。

議長(渡邊俊一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤正幸君) 教育総務課長さんにお願いします。

議長(渡邊俊一君) 教育総務課長。

教育総務課長(古跡幸夫君) これでは今回の改修工事の対象にはなってございません。

議長(渡邊俊一君) 7番相澤 榮君。

7番(相澤 榮君) この改修工事の対象になっていないということで理解していいんですか。そうすると……。

議長(渡邊俊一君) 教育総務課長。

教育総務課長(古跡幸夫君) はい、そうです。

議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。(「議長」の声あり)3回終わっていますから。さっき言いましたから。もう既に終わっています。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第8号平成19年度富谷町立富谷中学校校舎地震補強他工事請負契約の締結についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第8号平成19年度富谷町立富谷中学校校舎地震補強他工事請負契約の締結については原案のとおり可決されました。

日程第10 議案第9号 平成19年度町営湯船沢住宅建替工事(5工区)請負契約の締結について

議長(渡邊俊一君) 日程第10、議案第9号平成19年度町営湯船沢住宅建替工事(5工区)請負契約の締結についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。

財政課長(眞山巳千子君) 議案第9号平成19年度町営湯船沢住宅建替工事(5工区)請負契約の締結についてご説明申し上げます。
 この工事の請負契約に当たりまして7月19日に入札の公告をいたしましたところ、お手元の資料に記載いたしました6社が参加いたしまして、8月10日条件付一般競争入札を行いました。入札参加条件といたしまして建築一式工事の認定を受け、格付がAであること、県内に本店または支店・営業所を有し、当工事専任の技術者を配置できることといたしました。その結果、予定価格税抜きで 5,250万円、落札価格 4,270万円、落札率は81.3%でございました。遠藤工業株式会社が1回目で落札し、8月13日契約金額 4,483万 5,000円で仮契約をいたしました。工期につきましては平成20年3月14日までとしております。工事の概要につきましては都市整備課長からご説明申し上げます。

議長(渡邊俊一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤正幸君) それでは配付しております議案第9号関係資料によりご説明いたします。
 1ページですが、湯船沢住宅の配置図でありまして、今回の建築場所は5工区で、図面右側の斜線を引いてある部分となります。木造平屋建てで2DK、Aタイプが2棟4戸と2DK、Bタイプが1棟2戸で、合計3棟6戸を建築するものでございます。2戸1組となり屋根でつながっている構造で、住宅の間にはそれぞれ外壁や断熱材があるため戸建てに近い防音性にすぐれた構造となってございます。
 2ページ目をお開きください。2DK、Aタイプの平面図で、図面の上の方から玄関、廊下がありまして、和室の6畳が2部屋と6畳のダイニングキッチン、トイレ、洗面脱衣室、ふろはユニットバスとなってございます。次に、電気温水給湯器室兼物置という配置で、床面積は 55.64平方メートルでございます。これが2戸で1棟の建築であります。
 3ページ目は2DK、Bタイプの平面図でございまして、図面の上の方から玄関、廊下がありまして和室の6畳が2部屋と5畳のダイニングキッチン、トイレ、洗面脱衣室、ふろはユニットバスでございます。電気温水給湯器室兼物置という配置でございまして、床面積は 44.97平方メートルが2戸で1棟の建築であります。
 屋外整備工事としては生け垣等の植栽工事を行います。屋根は長尺カラー鉄板横ぶきで、外壁は窯業系サイディング塗装品とアクリル系リシン吹きつけとなってございます。給湯設備につきましては、深夜電力対応型の電気温水器で 370リットルのものを各戸に設置いたします。なお、今年度の建築によりまして湯船沢住宅建替工事は完了となるものでございます。以上です。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。16番永野久子君。

16番(永野久子君) 今回遠藤工業が落札したわけですけれども、前号議案も遠藤工業株式会社ということで、ほぼ同じ時期に二つの比較的大きな仕事を請け負うということになります。そこで伺いたいのですが、格付Aランクということでしたけれども、ここの資本金は幾らなのか。それから、両方かけ持ちで専任技術者というのはかけ持ちでもいいのかどうかという点です。かつて、ここの会社ではもちろんございませんけれども、町営住宅建設途中で撤退をしたという事業者もございましたので、こういう点で万全な体制が組めるというふうに判断できるのか、伺います。

議長(渡邊俊一君) 財政課長。

財政課長(眞山巳千子君) 資本金につきましてはただいま持ち合わせてはおりませんので、後ほどお示しをしたいと思います。
 それから、同時に二つの工事が大丈夫かというお話でございますけれども、それぞれただいまお話しいたしましたように、そのそれぞれの工事の専任の技術者ということで条件を示した上でやれるということで落札というふうな、受けますということになったものでございまして、会社といたしましては万全を期して工事に取り組むという覚悟であるということをお話はいただきました。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) ほかに。14番伊豆田待子君。

14番(伊豆田待子君) まず、今回の工事業者名ですね、業者の落札、入札価格をお願いいたします。
 それから、今まではこの図面を見ますと今までの住宅は一戸建てだったと思うんですけれども、今回2棟1戸にしたという理由です。ということで、私の認識では一戸建てだったと思ったんですが、お願いします。

議長(渡邊俊一君) 入札価格ですか。財政課長。(「業者」の声あり)

財政課長(眞山巳千子君) それでは、あいうえお順に申し上げます。阿部和工務店が 5,350万円、税抜きでございます。遠藤工業が 4,270万円、小板橋建設が 6,150万円、寺島建設 4,960万円、藤山工務店 5,280万円、湯目建設 6,140万円という結果でございました。

議長(渡邊俊一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤正幸君) 一戸建てではありませんで、先ほども説明しましたように2戸1組1棟を屋根でつながったタイプで、西沢から、当初から1棟2戸のタイプでつくっておりまして、変わりはございません。

議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。3番土樋輪康雄君。

3番(土樋輪康雄君) 今回建てる5工区の位置図を、案内図を見ていると6軒建てるのかなと、6棟と言えばいいのかな、6軒か。ところが、こっちの次の図面を見るとAタイプが2戸、Bタイプが2戸となって、どうなんでしょう。この案内図を見ると6になっているんだけれども、違いますか。

議長(渡邊俊一君) 都市整備課長。

都市整備課長(相澤正幸君) この平面図についてはこういうタイプで建てるということで、一番最初に説明したように、2DK・Aタイプが2棟4戸、それから2DK・Bタイプが1棟2戸で、合計で3棟6戸を建築するというような説明をいたしております。

議長(渡邊俊一君) ほかに質疑、ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第9号平成19年度町営湯船沢住宅建替工事(5工区)請負契約の締結についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第9号平成19年度町営湯船沢住宅建替工事(5工区)請負契約の締結については原案のとおり可決されました。
 この際、3時50分まで休憩いたします。
 午後3時36分 休憩


 午後3時50分 再開

議長(渡邊俊一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

日程第11 認定第1号 平成18年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について

日程第12 認定第2号 平成18年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について

日程第13 認定第3号 平成18年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について

日程第14 認定第4号 平成18年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について

日程第15 認定第5号 平成18年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について

日程第16 認定第6号 平成18年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について

日程第17 認定第7号 平成18年度富谷町水道事業会計決算の認定について

議長(渡邊俊一君) この際、お諮りいたします。
 日程第11、認定第1号平成18年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について、日程第12、認定第2号平成18年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第13、認定第3号平成18年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第14、認定第4号平成18年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第15、認定第5号平成18年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第16、認定第6号平成18年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第17、認定第7号平成18年度富谷町水道事業会計決算の認定については、議事の都合により富谷町議会会議規則第37条により一括議題といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、日程第11、認定第1号から日程第17、認定第7号までを一括議題とし、会議規則第41条により決算審査特別委員会委員長に審査結果の報告を求めます。決算審査特別委員会委員長山路清一君、登壇願います。

決算審査特別委員長(山路清一君) 決算審査特別委員会の結果報告をいたします。
 平成18年度富谷町一般会計を初めとする各種会計決算の認定については、去る9月5日本会議におきまして決算審査のための特別委員会が設置されたところであります。決算審査特別委員会は9月7日、10日、11日、12日の4日間にわたり認定第1号平成18年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号平成18年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号平成18年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号平成18年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号平成18年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号平成18年度富谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号平成18年度富谷町水道事業会計決算の認定について慎重に審査を行った結果、全議案とも賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決定されました。
 以上、決算審査特別委員会の報告といたします。
 平成19年9月14日
                    決算審査特別委員会委員長 山 路 清 一

議長(渡邊俊一君) これより採決に当たっては逐次議題といたします。
 日程第11、認定第1号平成18年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、質疑を省略し、討論に入ります。
 まず、原案に反対者の発言を許します。16番永野久子君。

16番(永野久子君) 私は平成18年度富谷町一般会計決算に反対をいたします。
 18年度決算の結果は、富谷町の財政が県内屈指のゆとりを持ち、住民の切実な声にこたえることができる十分な力を持っているということを改めて示すものとなりました。実質的な黒字は4億 1,000万円を超えており、望ましい黒字の規模から見ると約1億円から2億円も多過ぎる状況になっています。貯金、基金は年度内に取り崩した分を差し引いても4億 4,700万円が新たに積み増しされており、さらに黒字の2分の1が積み立てられますのでトータルで見ますと1年間に約6億 5,000万円が実質的に貯金に回ったということになり、その結果、各種基金の残高合計は43億円を超えております。富谷町財政は市町村財政の状況をはかるための各種指標に照らしてみましても財政の弾力性やゆとり、財政能力などが十分確保されている上、借金はむしろ少ない状況であるということがわかります。
 一方、住民の税負担は県内トップクラスとなっており、1人当たりの町民税負担額は県内の平均町民所得の高さを反映いたしまして平成17年度は仙台市、利府町、名取市に次いで県内第4位となっています。加えて、18年度は政府の税制改定によって定率減税の半減や老年者控除の廃止、公的年金等控除の縮小などが実施されたために、収入がふえないのに負担増となる住民が続出し、反面町財政には2億 1,000万円の増収がもたらされております。住民税の負担増は介護保険料の負担増などにも連動することから、市町村独自の軽減措置をとることは切実な課題でした。少なくともこの増収分2億 1,000万円の幾分かは高齢者を初めとした住民の負担軽減に活用されるべきだったと思いますが、富谷町では何一つ軽減策がとられることなく決算を迎える結果となりました。ゆとりある財政を住民の暮らし、福祉のために最大限活用する、この当たり前の姿勢が今後の町政において貫かれることを強く望むものです。
 平成18年度は保育所の建設、運営をすべて民間任せにするという保育行政の大転換が行われ、また学校の業務員を一部シルバー人材センターに委託するなど、保育・教育という重要な部門で町の直接的な責任が放棄されております。民間活力の導入だとか行政のアウトソーシング化など時流に乗って自治体本来の役割を投げ捨てることは決してあってはならないと考えます。さらに、町が18年度に取り組んだ学校評価システム構築事業は当局がどんなに善意にこれを解釈しようとしましても、学校を競争とランクづけの大波にさらし、いずれ教育バウチャー制度のような公的教育の解体につながるものであり、子供や父母、教師が直面している深刻ないじめ、不登校などの問題解決には決してつながらないということは明らかです。国の施策や意図にしっかりと批判力を持って臨むことがこれからの教育行政に求められているのではないでしょうか。
 平成18年度予算の執行は前町長によって行われたものではありますけれども、平成19年度以降に向けた取り組みにぜひともこうした問題点を生かしていただきたいと考えます。今後の町政が暮らしの防波堤として住民本位を貫く町政であることを希望し、反対討論を終わります。

議長(渡邊俊一君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。1番小泉 光君。

1番(小泉 光君) 平成18年度一般会計歳入歳出決算の賛成討論を行います。
 平成18年度の一般会計歳入歳出決算を見ると、歳入総額では人口増などの理由により、昨年度比14.5%増の93億 6,651万 2,339円となっております。歳出は総額89億 1,513万 5,719円で、昨年度比14.7%の増加でした。主な増加要因は財政調整基金費、ユーマイタウン施設設備基金費である総務管理費、児童福祉費である民生費、成田小学校建設費であります。監査委員による決算審査意見書にあるように、財政指数は経常収支比率77.5%、実質収支比率 6.4%、公債費比率 7.3%と良好な値を示しており、将来を見据えたバランスよい決算と評価いたします。加えて、さらなる町民の立場に立った費用削減、効果的な予算配分を行い、財政の健全化向上に期待いたします。
 また、決算に当たり当局からるる決算説明がありましたが、決算書などが一目で理解しにくい点もまま身受けられたように思います。決算書などの備考欄などを活用しよりわかりやすい記述の工夫が必要と考えて賛成討論といたします。

議長(渡邊俊一君) ほかに討論はありませんか。(「なし」の声あり)
 討論なしと認め、これで討論を終わります。
 これより認定第1号平成18年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。委員長の報告のとおり、本案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕

議長(渡邊俊一君) 起立多数です。よって、認定第1号平成18年度富谷町一般会計歳入歳出決算の認定については原案のとおり認定することに決定いたしました。
 日程第12、認定第2号平成18年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、質疑を省略し、認定第2号平成18年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
 この採決は起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。委員長の報告のとおり、本案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕

議長(渡邊俊一君) 起立全員です。よって、認定第2号平成18年度富谷町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定については原案のとおり認定することに決定しました。
 日程第13、認定第3号平成18年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、質疑を省略し討論に入ります。
 まず、原案に反対者の発言を許します。15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 私は平成18年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算に反対します。
 国保税の収入状況は町が示した実績報告書の達成度によれば、訪問や面談による納付指導や分納誓約、口座振替の推進、滞納処分の実施等による対策を実施した結果、前年度を上回ったとしています。しかし、現年度と滞納繰越分を合わせた収納率では前年度を0.96ポイント下回り、依然厳しい状況であるとも述べているように収納の状況は大きく改善できていません。これは家計の経済状況が厳しい中で、国保税の負担が重過ぎるということです。こんな話を聞きました。何かの手違いで何年か前の国保が未納になっていたということで、今年度分と未納の分とを納めているそうです。なかなかきついけれども払っていると言っていました。未納分があるので短期証が発行されています。その人の家族が急に手術することになりました。急なことでもあり、蓄えもなかったのですが、何とかやりくりしてかき集め、そして医療費を支払いました。高額医療の手続をして戻ってきたそのときに、これまでの滞納分に充当させられたそうです。計画どおり分納しているのになぜと思ったそうです。こんなつらいことはなかった、とても悲しかったと話していました。納めたいという人々のことを理解してもらいたいと思います。決算審査の中で今後加重負担が家庭をじわじわ襲い、納めたくても納められない世帯がふえてくるのではないかという質問に対して、納めたくても納められないとは認識していない、それぞれ納税義務を負っていると答えましたが、納めたくても納めることができないという住民の気持ちを理解できていないのではないかと思いました。滞納から短期証へ、そして資格証へとならないためには一般会計からの繰り入れや資産割の廃止で引き下げを実施し、負担を軽減することが必要です。国保税滞納者に資格証明書、短期被保険者証が発行されています。これまでも町は住民との接触の機会にしている、慎重にやっているとしてきましたが、現況は資格証 106世帯、短期証 224世帯です。保険証は命綱であり、これだけ多くの世帯で正規の保険証が発行されないということはあってはならないことだと思います。平成19年6月1日現在調べで宮城県内36自治体中、資格証を発行していない自治体が11自治体、1けただけ発行というのが6自治体あります。このとき、町の資格証発行は75世帯でした。ほかの自治体と比べても多く、発行しないことができるという首長の判断が求められるところだと思います。また、実績報告書では保険給付の適正化、医療費の適正化に努めたとあります。病気にならないための取り組みが非常に重要です。これまでの取り組みとともに医療費削減のために温水プールなどをつくり環境整備を図っている例は全国にたくさんありますから、研究されることを提言して反対討論とします。

議長(渡邊俊一君) 次に、原案に賛成の発言を許します。2番小川昌義君。

2番(小川昌義君) 認定第3号平成18年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、報告のとおり認定することに賛成の立場から討論をし、議員各位のご賛同を切にお願いいたします。
 議員各位は既にご存じのことだと思いますが、この国民健康保険制度は福岡県の宗像町で行われてきた定札制度を参考にしてつくられたと言われています。お医者さんと地域の皆さんがお互いに助け合っていくという互助組織であったといいます。このことを源流として昭和36年に国民皆保険体制として確立し、40数年を経過し、国民健康保険は医療保険制度の中核として地域医療の確保と富谷町町民の健康保持に大きく貢献し、国民の医療を根底で支えてきたことは私が言うまでもなく皆様がご存じのことです。しかし、医療技術や医薬品の開発が進み、多くの皆さんが自分の健康を大切にするようになったことなどから高齢化が進み、必然的に医療費が増大し、最近の医療保険制度はその事業運営において厳しさを増してきております。特に、国民健康保険制度は保険料と国庫支出などでそれぞれ2分の1ずつを出すことが制度の原則となっており、私たちの町では高齢者や低所得者の方々が多く、その財政基盤が脆弱であることからより一層厳しいものとなっています。
 こうした状況において富谷町国民健康保険事業は富谷町住民の約25%の被保険者、世帯では世帯総数の約4割弱を要し、町民の健康維持に大きく寄与してきました。現在も寄与しています。国民健康保険制度は未来においても真に安定し持続可能なものに再構築するための医療制度の改革が強く求められ、平成18年6月、国会において憲法、保険法の一部を改正する法律が成立し、平成18年度より国民健康保険を取り巻く環境は制度改正を中心に大きく変貌する時代へと入ってきました。
 このような状況において平成18年度における富谷町国民健康保険事業並びに決算の状況を見ると、実質収支にかかわる調書をごらんになればおわかりと思いますが、歳入で25億 4,791万 1,000円、歳出で24億 7,929万 4,000円となり、前年度と比べ歳入が6.85%、歳出が5.19%の伸びを示しています。歳入決算額から歳出決算額を差し引いた歳入歳出差額形式収支は 6,861万 6,000円で、前年度に引き続き黒字となっておりますが、一般会計からの繰入金など、財政補てんへの性質を持つ収入によるところが大であり、これらの収入を除くなどした実質的な収支は極めて厳しいものである現状といえます。こうした中で、町当局としては国民健康保険の財政基盤となる国保税の納収については前年対比で現年度分で 14.45%、滞納繰越金分で 22.91%の伸びを示し、収納率でも滞納者の納税意識が担税力に応じて訪問や面談による納付指導や分納誓約、口座振替の推進、滞納処分の実施などによる対策を実施した結果、現年度分では 87.93%と前年に比べ0.26ポイント、滞納繰越分でも 16.76%と前年度を0.43ポイント上回っています。また、レセプト点検、受診状況のお知らせを目的とした医療費通知の実施など保険医療費の縮減に努めていることなども評価したいと思います。今後においても引き続き被保険者の理解を得ながら、きめ細かな納付相談、納付指導などにより納付と負担の公平を図るとともに、より一層の納付対策に努めていただくことを期待するものです。いずれにしても、富谷町国民健康保険事業を取り巻く環境はますます厳しくなると思われます。特に、国会において健康保険法の一部を改正する法律が成立し、平成18年度より抜本的な医療制度改革が実施されています。この改正が当初の精神からすると了とするか否とするか判断はいろいろ分かれるところですが、創設以来最大級の改正と位置づけられるほどの内容となっています。医療制度改革について、被保険者への適切な説明と手抜かりのない対応が求められており、保険者としても適切に対応していかなければなりません。医療費適正化などにより歳出の抑制を図るとともに、保険料収納率の向上による歳入の確保に努めていただき、より一層経営努力を重ねられることをお願いし、私の富谷町国民健康保険決算の賛成討論といたします。議員各位のご賛同を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。以上です。

議長(渡邊俊一君) ほかに討論、ありませんか。(「なし」の声あり)
 討論なしと認め、これで討論を終わります。
 これより認定第3号平成18年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。委員長の報告のとおり、本案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕

議長(渡邊俊一君) 起立多数です。よって、認定第3号平成18年度富谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については原案のとおり認定することに決定しました。
 日程第14、認定第4号平成18年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、質疑を省略し、認定第4号平成18年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。委員長の報告のとおり本案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕

議長(渡邊俊一君) 起立全員。よって、認定第4号平成18年度富谷町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については原案のとおり認定することに決定しました。
 日程第15、認定第5号平成18年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、質疑を省略し、討論に入ります。
 まず、原案に反対者の発言を許します。15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 私は平成18年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算に反対します。
 住民から介護保険料が2倍以上になってしまった、何でこんなに上がるのかという訴えをよく聞きます。それは平成18年度予算は老年者控除の縮小、定率減税の半減等で負担がふえている高齢者の生活、負担能力が考慮されていませんでしたので住民の当然の思いです。さらに18年6月には住民税の老年者控除などが廃止され控除額が減ったことにより収入がふえなくても課税上の所得が増加することになります。本来ならば町が増収になった分で負担軽減を図らなければなりませんでしたが、それを何一つ実施いたしませんでした。平成19年は定率減税の廃止もありました。これらのことによって、住民には介護保険料を初めとするさまざまな負担が重くなり、負担増は底知れないものがあることから負担感が徐々に増すことが容易に推察されます。
 決算で現年度分普通徴収保険料に約 400万円の未収があります。普通徴収は、年金が年額18万円未満、月額1万 5,000円未満の人たちが対象ですから、この人たちのところで約 400万円の未納、未収があるということは、負担能力を超えているという証左になるのではないでしょうか。介護保険事業は自治事務ですから、町は一般会計からの繰り入れで保険料の引き上げを抑えるべきでした。国の負担率を50%に引き上げよということを市町村は積極的に求めていくべきではありませんか。実績報告書は制度改正に伴い要介護1から要支援1、要支援2への移行率を6割程度と見込んだが、実際は2割程度だったので介護予防の経費が下回ったとしています。しかし、このことによってこれまで必要としていたサービスが受けられない人が出てしまったという現実があるのです。このことを真剣に受けとめることが必要です。介護保険事業に対し住民は自分自身のこととして身近に考えています。住民の要望、期待感に応じられるよう求め、反対討論とします。

議長(渡邊俊一君) 次に、原案に賛成の発言を許します。14番伊豆田待子君。

14番(伊豆田待子君) 私は平成18年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出の決算に賛成します。
 富谷町の高齢化率の推移を見ますと65歳以上の高齢者は平成17年度で 4,715人、平成18年度は 5,061人と確実にふえております。さらに医療費の増大などかんがみ、介護保険法に基づき介護保険事業の健全かつ円滑な運営を図りながら介護予防に町としても努めています。訪問指導による運動機能向上、認知症予防、閉じこもり予防などにより疲れやすさ、身のこなしが少し改善されたとの回答が得られています。また、脳機能の活性化が目的のクリニカルアート教室や筋造教室では教室前後の体力測定で全員に改善が見られたなどの結果が出ています。その結果、要支援、要介護等の認定者の数が減っているところも見られ、65歳以上の人口が、17年度と18年度を比較した数の上から見ても、認定者の数が低く抑えられているのが伺えます。さらに、介護保険料の収納率は平成17年度で 95.45%、18年度は 95.54%と前年度を上回っていることから、これは職員の努力によるものと理解しています。よって、平成18年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出の決算に賛成するものです。

議長(渡邊俊一君) ほかに討論、ありませんか。(「なし」の声あり)
 討論なしと認め、これで討論を終わります。
 これより認定第5号平成18年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。委員長の報告のとおり本案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕

議長(渡邊俊一君) 起立多数です。よって認定第5号平成18年度富谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定することに決定いたしました。
 日程第16、認定第6号平成18年度富谷町介護サ-ビス事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、質疑を省略し、認定第6号平成18年度富谷町介護サ-ビス事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。委員長の報告のとおり本案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕

議長(渡邊俊一君) 全員起立です。よって認定第6号平成18年度富谷町介護サ-ビス事業特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定することに決定いたしました。
 日程第17、認定第7号平成18年度富谷町水道事業会計決算の認定についてを議題とし、質疑を省略し、認定第7号平成18年度富谷町水道事業会計決算の認定についてを採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。委員長の報告のとおり本案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕

議長(渡邊俊一君) 起立全員です。よって、認定第7号平成18年度富谷町水道事業会計決算の認定については、原案のとおり認定することに決定いたしました。

日程第18 富谷町農業委員会委員の推薦について

議長(渡邊俊一君) 日程第18、富谷町農業委員会委員の推薦についてを議題といたします。
 本議題は農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定により2名を推薦されたいとの依頼が町長からあります。よって、富谷町議会の推薦として、富谷町大童字下八幡68番地の安藤泰則さんと、富谷町志戸田字北田子沢 171番地の高橋榮子さんの2名を富谷町農業委員会委員に推薦したいと思いますが、ご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、富谷町農業委員会委員の推薦については富谷町大童字下八幡68番地の安藤泰則さんと、富谷町志戸田字北田子沢 171番地の高橋榮子さんの2名を富谷町農業委員会委員に推薦することに決定しました。

日程第19 請願第1号 富谷町道石積全線並びに堂ケ沢線の歩道設置に関する請願書

議長(渡邊俊一君) 日程第19、請願第1号富谷町町石積全線並びに堂ケ沢線の歩道設置に関する請願書を議題といたします。
 会議規則第41条により産業建設常任委員会委員長に審査結果の報告を求めます。産業建設常任委員会委員長山路清一君、登壇願います。

産業建設常任委員会委員長(山路清一君) 請願第1号に関する委員長報告をいたします。
 平成19年6月15日に本委員会に付託されました請願第1号、件名富谷町道石積線全線並びに堂ケ沢線の歩道設置に関する請願書については、去る8月8日に委員会を招集し、本請願書について審査を行いました。審査においては参考人並びに紹介議員からの趣旨説明、対象となる町道全線の現場調査を行い、慎重審査の上、本委員会では審査の結果、委員全員の賛成のもと本請願書を採択すべきものと結論に達しました。
 また、意見として歩道設置実施実現には町道の周辺地権者との理解同意が欠かせない事項であるとの意見が付されました。
 以上が委員長報告であります。
 平成19年9月14日
                    産業建設常任委員会委員長 山 路 清 一

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 これより討論を行います。討論ありませんか。(「なし」の声あり)
 討論なしと認め、これで討論を終わります。
 これより請願第1号富谷町道石積全線並びに堂ケ沢線の歩道設置に関する請願書を採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案は委員長の報告のとおり採決することに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕

議長(渡邊俊一君) 起立全員です。よって、請願第1号富谷町道石積全線並びに堂ケ沢線の歩道設置に関する請願書は委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。

日程第20 発議第11号 富谷町議会委員会条例の一部改正について

議長(渡邊俊一君) 日程第20、発議第11号富谷町議会委員会条例の一部改正についてを議事日程の記載いたしましたが、提出者今村 寿君より議案第1号富谷町内部組織設置条例の制定についてが否決されたことに伴い、富谷町議会会議規則第20条及び富谷町議会先例集40により発議第11号富谷町議会委員会条例の一部改正についてを取り下げしたい旨の申し出があり、許可したことをご報告いたします。なお、これに伴い本案件を議事日程から削除すると同時に、富谷町議会会議規則第22条により議事日程の順序を変更して、逐次繰り上げすることにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認め、発議第11号富谷町議会委員会条例の一部改正についてを議事日程から削除すると同時に、逐次議事日程を繰り上げ変更することに決定いたしました。

日程第20 発議第12号 道路整備に関する意見書について

議長(渡邊俊一君) 日程第20、発議第12号道路整備に関する意見書についてを議題といたします。
 提出者安住稔幸君に説明を求めます。安住稔幸君、登壇願います。

13番(安住稔幸君) それでは、発議第12号について説明させていただきます。
 提出者安住稔幸、賛成者今村 寿、賛成者菅原 傳、賛成者山路清一。道路整備に関する意見書でございます。
 富谷町議会会議規則第14条の規定により上記議案を提出いたします。本文を読み上げ提案説明といたします。
            富谷町道路整備に関する意見書(案)
 本町は仙台都市圏内にあって、仙台北部中核都市の住居機能を担うエリアとして位置づけられており、全国有数の人口増加率を示しています。本町は 49.13平方キロメートルの町域に国道4号線8.28キロメートル、県道3路線総延長 14.66キロメートル、町道 231.1キロメートルを有しており、急速な都市化の中にあって道路交通網の整備はまだまだ途上にあります。今後さらに活力あるまちづくりや人や物の広域交流を推進するためには、高規格道路の仙台北部道路富谷ジャンクションの早期完成、さらに国道4号線への約 1.7キロメートル部分の早期供用開始及び国道4号線から東北自動車道への乗り入れの検討を強く熱望してまいりました。
 少子化、高齢化の進展している中、当町は7月末日現在4万 4,425人を擁する人口増加の自治体として成長発展の途上にあり、今後さらなる活力ある地域づくりを推進するとともに渋滞の緩和等によるCO2 削減等の環境問題に対応し、安全で安心できる地域社会の実現を図るためには高速道路を含む道路の整備はより一層重要となっております。
 これらの道路整備の推進には今後とも整備に必要な財源の確保が求められており、道路特定財源制度は極めて重要な役割を担うものであります。よって、道路整備に対する町民のニーズは依然として高いことを踏まえ、引き続き道路整備の推進が強力に図られるよう、次の事項について強く要望いたします。
 1、受益者負担という道路特定財源の制度の趣旨にのっとり、道路整備を強力に推進するため道路特定財源は安易に一般財源化せず、すべて道路整備に充当すること。
 1、活力ある地域づくりや都市づくりを推進するため、高規格幹線道路から市町村道路に至る道路整備を効率かつ効果的に推進すること。
 1、急速に進む少子高齢化社会に対応するため、地域内外の交流、連携を支える道路整備に対し強力な支援を行うとともに、歩行空間のバリアフリー化、交通安全対策、防災対策等、安全で安心できる道路整備の施策の充実を図ること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
 宮城県富谷町議会
 提出先は内閣総理大臣ほか別紙のとおりであります。
 何とぞ議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。以上です。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。16番永野久子君。

16番(永野久子君) 提出者の安住議員に伺いたいんですけれども、道路特定財源につきましては、本来税金というのは特定のものだけに使うという使い方はあってはならないという大原則があって、一般財源にするべきだという強い国民の世論がございました。そういう経過を踏まえて、小泉元首相のときに公明党さんもその政権与党に一緒に加わっておられましたときに道路特定財源につきましては一般財源化するという方針を定めております。こういう立場は、たしかその後お変わりないはずだと思うんですが、中央と地方においては考え方が違うんでしょうか、伺います。

議長(渡邊俊一君) 13番安住稔幸君。

13番(安住稔幸君) 今のご質問にお答えいたします。
 確かに国の方としてはそのような動きをしておりますが、私たち地元におきましては、やはりこの道路特定財源において道路の整備がやはり必要でございますので、このような意見書を出させていただきました。

議長(渡邊俊一君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 これより討論を行います。討論、ありませんか。
 まず原案に反対者の発言を許します。15番佐藤聖子君。

15番(佐藤聖子君) 私は富谷町道路整備に関する意見書に反対します。
 意見書の第1番目に道路特定財源は安易に一般化せず、すべて道路整備に充当することとありますが、この道路特定財源制度は戦後の日本経済復興の促進に一定の役割を果たしてきたとも言えますが、現在は政府でさえ廃止の必要性を述べています。税金は、国家のどの経費にも使われる一般財源という性質を持つものです。国の財政状態が悪化しているときに、特定の経費を優先して使うこの道路特定財源制度を本来の姿に戻すべきです。道路特定財源制度は揮発油税を初め自動車道、自動車重量税、一部を除きますがこの自動車重量税や地方税である軽油取引税、自動車取得税などです。これには使い道が決められ、必要性の低い道路であっても建設されるということで、北海道の高速道路は車よりクマの方が多いとやゆされたりしている例からも見られるとおり、今日ではむだ遣いの象徴のように言われています。
また、道路予算の配分や工事発注などを巡っても疑惑が持たれてきた例も数多くあります。
 このような道路特定財源に対し国民の目は厳しさを増しています。2002年度にはその批判を受けて国は予算の一部を一般財源扱いいたしましたが、2003年度には特定財源が全面復活してしまいました。このとき新直轄方式で高速道路建設が行われました。この新直轄方式は有料道路方式では採算が困難な高速道路を税金で建設するというやり方です。税金で建設することから、債務返済の心配がなくむだな道路であっても歯どめがかかりません。道路特定財源のうち、国の一般財源分のごく一部がディーゼルガス排ガス対策やまちづくり交付金などの財源に充てられた経過もありますが、ほとんどすべてが道路関係に充てられるという構造は変わっていません。市町村の道路の老朽化で維持や更新するための費用がこれからますます増大してきます。富谷町でも道路改良などの要求は強くありますが、政府の補助はむしろこれらについては削減の方向に向かっています。むだな道路をつくり続ける仕掛けの道路特定財源制度を求めるより、政府にはこの分野への補助を強めるように求めることの方が先決問題であり、その方が国民住民の意思であると考え反対討論とします。

議長(渡邊俊一君) 次に原案に賛成者の発言を許します。ほかに討論、ありませんか。
(「なし」の声あり)
 討論なしと認め、これで討論を終わります。
 これより発議第12号道路整備に関する意見書についてを採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案は原案のとおり採決し、それぞれの提出先へ送付することに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕

議長(渡邊俊一君) 起立多数です。よって、発議第12号道路整備に関する意見書については原案のとおり採択し、それぞれの提出先へ送付することに決定いたしました。

日程第21 発議第13号 身近な地域で安心して出産できる助産所の存続を求める意見書

議長(渡邊俊一君) 日程第21、発議第13号身近な地域で安心して出産ができる助産所の存続を求める意見書を議題といたします。
 提出者菅原 傳君に説明を求めます。菅原 傳君、登壇願います。

8番(菅原 傳君) もうしばらくでございますので、よろしくお願いいたします。
 身近な地域で安心して出産できる助産所の存続を求める意見書。
 提出者菅原 傳、賛成者永野久子議員、伊豆田待子議員、佐藤聖子議員でございますが、趣旨が趣旨だけに、今回は女性の議員の方々にご賛同いただきましたので、ご理解をいただきたいと思います。
 富谷町議会規則第14条の規定により、上記議案を提出いたします。
 身近な地域で安心して出産ができる助産所の存続を求める意見書。
 2006年6月に成立した改正医療法第19条によって、助産所の開設者が嘱託する医師と病院または診療所を定める規定が強化されました。改正は出産の異常時等における母子の安全を確保することが趣旨であります。しかし、現実には産科医師や地域の産科病院や診療所が不足するなか、助産所が嘱託する医師や病院を個人で確保することは極めて困難です。問題は、本来機能すべき地域医療体制や周産期医療システムの整備が不十分であるために妊産婦、新生児の緊急時搬送体制が整っていないこともあります。このまま法が施行されれば2008年度以降、助産所は新たな開業はもとより存続さえ困難になります。出産の8割は正常分娩であり、助産師が十分担えることは日本の母子保健の歴史及び助産師を十分に活用しているオランダ、ニュージーランド、英国などで証明されております。現在出産は病院や診療所が主流となっていますが、助産所は妊産婦に寄り添った出産のみならずその後の子育て支援を行う等、重要な役割を果たしており、身近な地域において安心して出産できる助産所を失うことは女性にとっても社会にとっても大きな損失です。全国の助産所が閉鎖の危機に瀕している緊急事態、及び産科医師、助産師、産科病院、診療所、助産所が不足し、お産難民が深刻化している現状にかんがみ、以下について要望いたします。
 1、改正医療法第19条の施行を当分の間凍結すること。当分の間とは産科医師や地域の産科病院等の不足の解消、または下記2、3が整備されるまでの間を言う。
 2、参議院厚生労働委員会の付帯決議、2006年6月13日に基づき国及び地方自治体が責任を持って助産所の嘱託医、嘱託医療機関を確保すること。
 3、国は各都道府県の総合周産期母子医療センター、各地域の中核病院や公的医療機関が助産所や診療所からの緊急搬送を円滑に受け入れられるよう、適宜適切な支援を講ずること。
 4、国は各都道府県における助産師養成枠の増加と質の高い助産師教育を促進すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 富谷町議会。
 あて先は衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣であります。
 ちょっと補足をしますと、ご存じのように、今非常に産科医がなくて、この間奈良県で2件ございました。1件は10数カ所の病院をたらい回ししまして、とうとう妊産婦の方が死亡するという事例がありました。さらに、先般のテレビ等でもご存じかと思いますけれども、同じ奈良で、やはり10数カ所なくてあちこち回ったあげくとうとう子供さんは流産をしたというそういう悲惨な結果が出ております。そういう意味では、これは奈良だけではなくて全国各地で起きている問題でありまして、非常に女性の方がお産をするのに大変懸念をしておられる状況でありますので、早急に政府に対して要請をしたいと思いますので、よろしくご賛同のほどをお願い申し上げます。以上でございます。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 これより発議第13号身近な地域で安心して出産ができる助産所の存続を求める意見書を採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案は原案のとおり採択し、それぞれの提出先へ送付することに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕

議長(渡邊俊一君) 起立多数です。よって、発議第13号身近な地域で安心して出産ができる助産所の存続を求める意見書は原案のとおり採択し、それぞれの提出先へ送付することに決定しました。

日程第22 発議第14号 医師・看護師を確保するための意見書

議長(渡邊俊一君) 日程第22、発議第14号医師・看護師を確保するための意見書を議題といたします。
 提出者永野久子君の説明を求めます。永野久子君、登壇願います。

16番(永野久子君) 富谷町会議規則第14条の規定により、医師・看護師を確保するための意見書を提案いたします。
 提出者永野久子、賛成者は菅原 傳議員、同じく賛成者小川昌義議員でございます。
 文案を読み上げて提案にかえさせていただきます。
                 意見書(案)
 国民は健康保険証さえ持っていれば一部負担だけでだれでもいつでもどこでも受診することができる世界に冠たる国民皆保険制度に対して絶大な信頼を寄せている。しかし、ここ数年政府の財政優先による医療費削減政策の結果、患者一部負担の引き上げ、高齢者のための長期入院施設の削減、リハビリテーションの日数制限等々、公平平等な医療を受ける機会を奪う結果となってしまった。また、全国各地で医師・看護師不足による病院閉鎖や診療科の縮小などの影響が続出しており、さらに国民から医療へのフリーアクセスも奪い、患者の医療負担をふやすような政策がとられ、我が国の医療崩壊が懸念される。
 よって、国においては安心安全な医療が持続して提供できる政策実現のために、そして世界に誇る我が国の公的医療保険制度の維持、再構築に向け次の事項について問題解決に当たられるよう強く要望する。
 1、国民のための医療政策を実現すること。
 2、国民の生命と健康を守るための医療費財源を確保すること。
 3、医療格差を是正すること。
 4、患者の負担を増加させないこと。
 5、高齢者のための入院施設を削減しないこと。
 6、医師・看護師不足を解消すること。
 7、医師・看護師の増員を実現し、安全で行き届いた医療・看護・介護の保障を実現すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成19年9月14日富谷町議会
 衆議院議長、以下関係機関に送付いたします。以上です。

議長(渡邊俊一君) これから質疑に入ります。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります
 これより発議第14号医師・看護師を確保するための意見書を採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案は原案のとおり採択し、それぞれの提出先へ送付することに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕

議長(渡邊俊一君) 起立少数。よって、発議第14号医師・看護師を確保するための意見書は不採択と決定しました。

日程第23 閉会中の各委員会調査について

議長(渡邊俊一君) 日程第23、閉会中の各委員会調査についてを議題といたします。
 各委員会からの所管事務について、会議規則第75条の規定により閉会中の継続調査の申し出があります。
 お諮りいたします。
 各委員会から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(渡邊俊一君) 異議なしと認めます。よって、各委員会から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
 平成19年第3回富谷町議会定例会は、終始熱心な審議を経て議案を議決いたしました。執行部におかれましては、各議員から出されました意見を十分に尊重し、町政を執行されますよう強く要望いたします。閉会のあいさつといたします。
 これで本日の日程はすべて終了いたしました。
 会議を閉じます。
 平成19年第3回富谷町議会定例会を閉会いたします。
 どうも、ご苦労さまでございました。
    午後4時55分 閉会

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議会事務局 代表