富谷市

『住みたくなるまち日本一』をめざして

平成17年第3回富谷町議会臨時会(開催日:11月28日)

更新日:2005年11月28日

平成17年第3回富谷町議会臨時会(開催日:11月28日)

会議録目次

臨時会会議録第1号

平成17年第3回臨時会目次

目次
第1日目  11月28日(月曜日)
会議録署名議員の指名
会期の決定
議案第1号 職員の給与に関する条例の一部改正について
議案第2号 平成17年度富谷町一般会計補正予算(第5号)

目次 第1日目  11月28日(月曜日) 会議録署名議員の指名 会期の決定 議案第1号 職員の給与に関する条例の一部改正について 議案第2号 平成17年度富谷町一般会計補正予算(第5号)

平成17年11月28日(月曜日)

出席議員(19名)

  • 1番 佐藤克彦君     
  • 2番 齊藤きえ子君
  • 3番 山路清一君      
  • 4番 千葉達君
  • 5番 磯前武君     
  • 6番 今村寿君
  • 7番 菅原傳君     
  • 9番 安住稔幸君
  • 10番 伊豆田待子君    
  • 11番 相澤榮君
  • 12番 佐藤聖子君    
  • 13番 細谷禮二君
  • 14番 尾形昭夫君    
  • 15番 小野進君
  • 16番 浅野幹雄君    
  • 17番 永野久子君
  • 18番 佐川幸三君    
  • 19番 渡邊俊一君
  • 20番 相澤武雄君

欠席議員(1名)

  • 8番 土井昭二君

説明のため出席した者

  • 町長 若生照男君
  • 総務課長 中川弘美君
  • 財政課長兼会計課長 眞山巳千子君
  • 町民課長 千葉美智子君
  • 保健福祉課長 須藤辰夫君
  • 税務課長 渡辺成一君
  • 生活環境課長 瀬戸けい子君
  • 経済振興課長 小松繁夫君
  • 都市整備課長 梅津慶一君
  • 教育長 千葉芳樹君
  • 教育総務課長補佐 若生稔君
  • 学校給食センター副所長 郷右近衛君
  • 生涯学習課長 佐藤信夫君
  • 上下水道課長 相澤正幸君
  • 選挙管理委員会書記長(兼) 中川弘美君
  • 農業委員会事務局長(兼) 小松繁夫君

事務局職員出席者

  • 事務局長 磯部利彦    
  • 次長 高橋和好

議事日程 第1号

平成17年11月28日(月曜日)午前10時00分開会

議事日程表
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 議案第1号 職員の給与に関する条例の一部改正について
第4 議案第2号 平成17年度富谷町一般会計補正予算(第5号)

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり

午前10時00分 開会

議長(相澤 武雄君) 皆さん、おはようございます。
 平成17年第3回富谷町議会臨時会は、ここに開催される運びとなりました。この臨時会は、町長から、職員給与に関する条例改正及び一般会計補正予算が提出されることになっております。慎重に審議を尽くされ、町民の負託にこたえられますようにご期待いたしますとともに、議会運営につきましてもご協力をお願いいたしまして、開会のあいさつといたします。
 ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しますので、ただいまから平成17年第3回富谷町議会臨時会を開会いたします。
 最初に、提案理由を含め、町長よりあいさつを求めます。若生町長。

町長(若生 照男君) 本日、ここに平成17年第3回富谷町議会臨時会を招集いたしましたところ、議員の皆様方にはご多用中にもかかわらずご出席を賜り、まことにありがとうございます。また、議員皆様方の日ごろのご精励と町政運営万般にわたりご指導とご協力をいただいておりますことに、心からの敬意と感謝を申し上げるものであります。
 皆様方にご報告を申し上げます。
 富谷町明石出身であります、現在は千葉県松戸市にお住まいの伊藤イヨ様より、9月の末に仙台市台原に所有されている宅地 200平方メートルの寄附の申し出がありました。その後、種々事務的な打ち合わせをしながら、去る10月22日付で受納を決定いたし、今月の10日に、ご本人が富谷までおいでになられまして、関係書類の授受の取り交わしをさせていただきました。心からなる感謝の意を町としてもさせていただいたところであります。前回にも伊藤さんの方からあったものですから、大変感謝していたところであります。
 また、大正10年生まれの伊藤イヨさんでありましたけれども、大変お元気で、教え子も結構町内におりますんでして、役場の職員の中にもかなりおりましたんで、一部の職員と歓談をさせていただいたところであります。改めて伊藤イヨ様に心から町民挙げて感謝を申し上げたいと思います。
 今後は、不動産鑑定に付した上に売却をさせていただくことに打ち合わせさせていただいております。したがって、それをもって基金の創設を計画しているところであります。また、その際にはご審議なりご報告なり申し上げますので、よろしくお願いを申し上げるところであります。
 それでは、今回提出しております議案につきまして、その概要をご説明申し上げます。
 議案の第1号職員の給与に関する条例の一部改正については、国の一般職の職員の給与改定に準じて本町の一般職の職員の給与を改定するものであります。
 議案の第2号については、平成17年度富谷町一般会計補正予算(第5号)は、歳入歳出それぞれに 550万 7,000円を追加し、総額を82億 8,633万 6,000円といたすものであります。
 議案審議の折には、詳細ご説明申し上げますので、何とぞ慎重審議を賜り、ご可決くださいますようお願い申し上げます。

議長(相澤 武雄君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。
 議長諸報告は、お手元に配付のとおりであります。
 なお、説明員の出席要求等については、事務局で保管しておりますので、希望の方は閲覧願います。
 これで諸般の報告を終わります。
 これから本日の会議を開きます。
 なお、議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。

日程第1 会議録署名議員の指名

議長(相澤 武雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を議題といたします。
 会議録署名議員は、会議規則第 120条の規定により、11番相澤 榮君、12番佐藤聖子君、13番細谷禮二君の3名を指名いたします。

日程第2 会期の決定

議長(相澤 武雄君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(相澤 武雄君) 異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日に決定いたしました。

日程第3 議案第1号 職員の給与に関する条例の一部改正について

議長(相澤 武雄君) 日程第3、議案第1号職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。総務課長。

総務課長(中川 弘美君) おはようございます。
 それでは、議案第1号職員の給与に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。
 提案の理由でございますが、去る8月15日に、人事院が一般職、国家公務員の給与につきまして報告をし、あわせて給与の改定について勧告が行われました。この勧告に準じまして本町の一般職の職員の給与を改定するものでございます。官民給与の格差是正と民間における支給状況を考慮しての改正でございます。
 まず第1点が、配偶者に係る扶養手当を月額で 500円引き下げるものでございます。
 2点目が、勤勉手当の12月期支給月数を0.05月引き上げるものでございます。
 3点目に、行政職給料表を改訂し、すべての級の給料月額を約 0.3%の同率で引き下げるものでございます。
 また、附則におきまして、月例給の改定は4月に遡及させないとする一方で、4月から改定実施までの期間に係る官民格差相当分につきましては、12月の期末手当でその額を調整するよう所要の改正を行うものでございます。
 詳細につきまして、6ページの新旧対照表でご説明させていただきます。
 まず、第10条3項の改正につきましては、配偶者に係る扶養手当の月額を「1万 3,500円」から「1万 3,000円」に 500円引き下げるものでございます。これは民間における家族手当の支給状況及び子を扶養する職員の家計負担の実情を考慮して配偶者分の引き下げとなったものでございます。
 次の20条第2項の改正につきましては、まず1号の一般職員、再任用職員以外の一般職員の勤勉手当につきまして、「100分の70」を「100分の75」に0.05月引き上げるものでございます。2号の再任用職員につきましては、6月に支給する場合においては従来どおり100分の35でございますが、12月に支給する場合におきまして「100分の35」から「100分の40」に0.05月引き上げるものでございます。いずれも年間支給月数を0.05月引き上げるものでございます。
 次に、8ページの別表第1の行政職給料表の改正につきましては、官民格差を考慮し、すべての級、号俸で同率の約 0.3%の引き下げとなるものでございます。
 次に、附則についてご説明申し上げます。4ページにお戻りください。
 まず、第1項の施行期日でございますが、この条例は、平成17年12月1日から施行するものでございます。
 第2項の規定につきましては、枠外昇給の特例規定についてのことでございまして、給料表の枠外級となっているものについての給料月額等の算定方法を規則で定めることとした規定でございます。
 第3項の期日前の異動者の号俸の調整におきましては、期日前に職務の級に異動があった者と施行日以後に異動する職員との間で逆転が生じないように、所要の調整措置を講ずるための規定でございます。
 第4項の職員が受けていた号俸等の基礎ということで、附則の第2項で最高の号俸を超える給与月額の切りかえと及び附則の第3項の切りかえ日前の異動者の号俸の調整の場合の号俸等の基礎を定める規定でございます。
 第5項につきましては、期末手当支給における調整措置を示したものでございまして、4月の給与に格差率を乗じて得た額を基礎といたしまして、12月期の期末手当で調整するための特例の規定でございます。具体的に申し上げますと、本年12月期の期末手当の額におきまして、職員が本年4月に受けた官民格差の基礎となる給与種目の給与額の合計額に格差の率、0.36%のマイナスとなりますが、それを乗じて得た額に本年4月からこの改定の実施する日の属する月までの月数、4月から11月分までの8カ月分でございますが、それと本年6月期の期末勤勉手当の格差を乗じて得た額をもとにして調整することとされたものでございます。
 第6項につきましては、平成17年4月1日から同年12月1日までの間において、給料表の適用を受けない公務員に対する第5項の適用の規定でございます。なお、本町におきましては該当者はございません。
 第7項で、規則への委任を規定したものでございます。
 以上が今回の改正内容でございます。よろしくお願いいたします。

議長(相澤 武雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。7番菅原 傳君。

7番(菅原 傳君) ちょっと確認も含めて質問しますけれども、まず第1点は、この条例は平成17年12月1日から施行するとありますけれども、ちょっと後の説明で、4月1日からのこの遡及をして実施をするということになった説明であったようですけれども、これいろいろ裁判にも出ておりまして、以前にさかのぼって減額をするという措置はやらないという、こういうような判例が出ているわけですけれども、不遡及の原則と言っているわけですが、この点について、12月1日から施行するというのは以前の分は適用しないという意味になると思うんですけれども、この点をもう一回きちっと説明をお願いしたいと思います。
 それから第2点は、非常勤の職員がいるわけですけれども、この非常勤職員の取り扱いは、この人勧と同じような扱いに準じてやるのかどうか、その点を伺いしたいと思います。
 それから第3点は、富谷町職員のこの改定によって平均給与額はどれぐらいになるのか、勤続年齢が平均どれぐらいかということにも関連しますけれども、平均給与額についてお伺いしたいと思います。
 以上3点お願いします。

議長(相澤 武雄君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 4月にさかのぼってということでございますけれども、附則の方で先ほど申し上げたとおりでございまして、人事院勧告の中で官民給与につきましては4月時点での比較で均衡を図ることとしておりまして、遡及改定を行わない場合であっても4月から年間給与の実質的な均衡を図るための調整が必要ということで、今回附則の方で規定されたものでございます。
 また、2点目の非常勤職員の扱いについては、今回の額がわずかな金額の全体的には減額となりますけれども、数字的に本当に少額でございましたので、今回非常勤職員については何もしておらない状況でございます。
 改定によってどのくらいの金額になるかというご質問ですけれども、一応モデル的な例をつくってみました。25歳の独身の場合ですと、年間給与で 1,295円の減額となります。それから30歳で配偶者ありの場合ですけれども 4,686円の減となるものでございます。それから35歳の配偶者と子供1人という主査級の職員になりますけれども、これにつきましては年間で 4,258円の減額となるものでございます。それから40歳で主幹級の職員ですが、配偶者と子供2人の場合を想定しますと 4,374円の減額となるものでございます。それから補佐級で45歳、配偶者と子供2人を想定した場合は年間で 5,386円の減少となるものと見込んでおります。課長級50歳として配偶者と子供2人という場合は 6,535円の減額となる見込みでございます。

議長(相澤 武雄君) ほかにございませんか。18番佐川幸三君。

18番(佐川 幸三君) 今度の改正によって町職員が受け取る給与、町として支出する人件費総額、これは年間ベースで幾らと見込まれますか。
 それから、各個々の職員が受け取る給与ですけれども、全体としては減額ということですけれども、パーセンテージにしてみるとどれぐらいになりますか。

議長(相澤 武雄君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 町の一般会計でやってみた試算でございますけれども、給料として減額になるのが89万 3,000円ほど見込んでおります。それから扶養手当で17万 4,000円ほどの減額となるものと見込んでおります。その他期末手当で先ほどの調整がございますので 320万円の減額、それから勤勉手当につきましては0.05月分のプラスで 363万 9,000円の増額を見込んでおります。その他共済の負担金等も含めまして、総額では68万円ほどの減額となる予定でございます。これにつきましては3月の時点で補正させていただこうと思っております。

議長(相澤 武雄君) ほかに。18番佐川幸三君。

18番(佐川 幸三君) 先ほど菅原議員からもありましたけれども、人事院勧告制度の適用について、町独自に不利益不遡及の原則に従って尊重するということはなかったのかどうか。
 それから、今町の自主性といいますか地方分権ということが言われていますけれども、そういう中にあって給与の改定を、町の財政からしても県内では女川に次いで不交付団体ということで、一般にこの富裕団体とも言われていますけれども、そういう財政の方から見れば決して、先ほど差し引きトータルでですか、この68万円ばりということだったと思うんですけれども、そういう歳出を減にしなくても十分できるわけで、富谷の職員はほかの町と比べてもたくさんの住民を抱えての行政サービスをやっているということから見ても、独自の考え方があってもよかったんではないかと思うんですが、いかがでしょうか、どう関係しているのかを伺います。

議長(相澤 武雄君) 総務課長。

総務課長(中川 弘美君) 今、町独自のというお話もございましたけれども、地方公務員の給料につきましては、地方公務員法でもって国及び他の地方公共団体並びに民間事業者の給与、その他の事情を考慮して定めなければならないとされております。民間事業者の給料につきましては、毎年実施しておるのが人事院でございまして、その勧告に従っていくのが一番の最良の方法だと思っております。
 あと、町独自でという、プラスなんていうことにつきましては、もう情報公開、それから住民に対する説明もつかないと思いますので、人事院勧告に準拠するのが一番妥当だと考えての改正でございます。

議長(相澤 武雄君) ほかにございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
 まず、原案に反対者の発言を許します。18番佐川幸三君。

18番(佐川 幸三君) 私は、本案件、職員の給与に関する条例の一部改正についてに反対いたします。
 町は人事院勧告による国家公務員の給与引き下げに準じて行政職給料表で一律 0.3%引き下げたと説明していますが、この人事院とその勧告制度は、本来公務員労働者が労働基本権を奪われたその代償として政府から独立性を確保し、公務員労働者の生活と権利を守るためのものとして設けられたものです。ところが今回の人事院勧告は、小泉内閣の公務員等人件費削減という政策方針に追随し大幅な賃下げを勧告したもので、人事院創設の趣旨に反するものです。それはまた現役世代と高齢者、労働者と自営業者、働く女性と専業主婦など、意図的に国民の中に対立をつくり分断を図りながら国民に痛みを押しつける小泉構造改革の一環として、公務員労働者と民間労働者の対立をあおりながら進められている公務員労働者への攻撃でもあります。民間労働者が厳しいから公務員給料を引き下げる、公務員の給与が引き下げられたのだから民間労働者の賃金を引き下げるべきだと、民間労働者と公務員労働者の賃金引き下げ競争の悪循環をつくることになりかねません。
 日本共産党は以前から、自治体労働者論、民主的公務員労働者論等を発表し、行政機構、住民奉仕の立場に立って効率的に改革するとともに、公務員労働者、自治体労働者が、全体の奉仕者として国民・住民への奉仕という職務を果たすことと労働者としての生活と権利を守ること等を統一的に追求することが大切だと主張してきました。むだを省き、住民の福祉を守り充実させることが本当に必要な対策であり、公務員の労働条件を後退させることは、ひいては住民へのサービス後退にもつながりかねません。
 今回改定の一律 0.3%の給料引き下げは、現在の生活に響くだけでなく将来の退職金や年金にも影響を及ぼし、町職員に大きな不利益となるものです。配偶者の扶養手当を月額 500円、年額で 6,000円引き下げるとしていますが、当事者にとって決して少ない額ではないと考えます。勤勉手当について、勤勉手当基礎額 100分の5減らすとしていますが、給料の引き下げ分との差し引きではマイナスとなるものです。給与が年々抑えられ削られさえしてきた職員にとって、さらに生活を圧迫するものになるものです。さらに重大なのは、配偶者に係る扶養手当の減額が実質的には4月にさかのぼって12月支給の期末手当から差し引かれることになっており、これは不利益不遡及の原則に反するものです。
 今回の改定で年間総額で数十万円、約68万円と言いましたか、の町の歳出減とのことです。町の財政はこの歳出減を行わなくても十分運営できるものです。地方自治と自主的な判断の必要性が叫ばれている昨今です。町の自主的な判断で職員の労働条件を後退させないことこそ必要だったと考えます。
 以上の理由で、本案件、職員の給与に関する条例の一部改正についてに反対いたします。

議長(相澤 武雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。1番佐藤克彦君。

1番(佐藤 克彦君) 私は、本案件に賛成するものです。
 人事院は毎年国家公務員給与と民間給与の実態調査を実施し、その結果に基づき官民の給与水準を均衡させることを基本に勧告を行っています。本年度の人事院勧告では官民の給与格差に基づく給与改定も勧告されたところであります。今回は月例給と扶養手当の引き下げと勤勉手当の引き上げが勧告され、さらに国においては一般職の職員の給与に関する法律が改定されるところであります。民間準拠の考えのもとの給与条例の改正案であり、昨年度に続き本年度も同様なことになり本当に心苦しく思いますが、早く景気が回復し、現状以上に改定できることを切に望み、職員の給与に関する条例の一部改正案に賛成いたします。

議長(相澤 武雄君) ほかに討論ございませんか。(「なし」の声あり)
 討論なしと認め、これで質疑を終わります。
 これより議案第1号職員の給与に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
賛成者起立

議長(相澤 武雄君) 起立多数です。したがって議案第1号職員の給与に関する条例の一部改正については原案のとおり可決されました。

日程第4 議案第2号 平成17年度富谷町一般会計補正予算(第5号)

議長(相澤 武雄君) 日程第4、議案第2号平成17年度富谷町一般会計補正予算(第5号)についてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。財政課長。

財政課長(眞山 巳千子君) それでは、9ページ、お願いいたします。
 議案第2号平成17年度富谷町一般会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。
 第1条歳入歳出予算の補正でございますけれども、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ 550万 7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を82億 8,633万 6,000円とするものです。
 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものです。
 14ページ、お願いいたします。
 初めに、歳入です。
 19款1項1目繰越金 550万 7,000円を追加いたしまして 3,550万 7,000円とするものでございます。
 続きまして、歳出ですけれども、2款2項徴税費1億 7,676万 4,000円に対しまして、補正額が 120万円を追加いたします。1億 7,796万 4,000円とするものでございます。償還金、利子及び割引料でございますが、個人住民税等に係る償還金を当初 551万 5,000円と見込んでおりましたけれども、現在の執行状況と今後を見込みまして不足額を増額するものでございます。
 10款6項保健体育費 430万 7,000円を追加いたしまして5億 5,039万 6,000円とするものでございます。給食センター管理費におきまして、18節備品購入費、機械器具費でございますけれども、第2学校給食センターの焼物機がアスベスト使用製品ということにより更新するものでございます。
 以上でございます。

議長(相澤 武雄君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。12番佐藤聖子君。

12番(佐藤 聖子君) 学校給食センターの焼物機ですが、これはどの時点でアスベストが使われていたということがあって、わかったのでしょうか。ほかの建物についてはアスベストは使用されていないとか、学校ではそうなっているとか、今調査しているところもあるというふうに聞いていたわけです。焼物機にそれが使われているというのは全く自分の中にありませんで、理科室の金網については聞いたんですが、そのときはもうないということだったので安心していたのですが、これは子供たちには影響がないのか伺いたいと思います。
 それで、これは今までどれくらい、何年間、何食ぐらい使われていたのでしょうか。

議長(相澤 武雄君) 学校給食センター副所長。

学校給食センター副所長(郷右近 衛君) おはようございます。
 所長不在につきまして代理で説明させていただきます。
 いつごろかという質問につきましては、型番とか確認しましたのが10月の中旬ごろでございます。
 影響につきましてですけれども、その製品自体はステンレスの二重構造の中に入っておりまして、全く露出はされておりません。それで傷もつけられる状態ではございませんけれども、アスベスト製材を使用しているということが判明したところでございます。
 何年ということでございますけれども、昭和57年2月購入でございまして、23年経過しているものでございます。以上でございます。

議長(相澤 武雄君) ほかにございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(相澤 武雄君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第2号平成17年度富谷町一般会計補正予算(第5号)についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり

議長(相澤 武雄君) 異議なしと認めます。したがって議案第2号平成17年度富谷町一般会計補正予算(第5号)については原案のとおり可決されました。
 平成17年第3回富谷町議会臨時会は、終始熱心な審議を経て、すべての議案を議決いたしました。
 執行部におかれましては、各議員から出されました意見を十分に尊重し、町政を執行されますよう強く要望いたしまして、閉会のあいさつといたします。
 これで本日の日程はすべて終了いたしました。
 会議を閉じます。
 平成17年第3回富谷町議会臨時会を閉会いたします。
  ご苦労さまでございました。
午前10時35分 閉会

このページに関するお問い合わせ

議会事務局 代表