富谷市

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平成14年第1回富谷町議会臨時会(開催日:8月1日)

更新日:2002年08月01日

平成14年第1回富谷町議会臨時会(開催日:8月1日)

平成14年第1回臨時会目次

目次
第1日目  8月1日(金曜日)
町長提出議案の概要説明
承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(平成14年度富谷町水道事業会計補正予算(第1号))
議案第1号 平成14年度富谷町一般会計補正予算(第2号)
議案第2号 富谷町固定資産評価審査委員会委員の選任につき承認を求めることについて

平成14年第1回臨時会議事録

平成14年8月1日(木曜日)

出席議員(20名)

  • 1番  渡邊 俊一君     
  • 2番  今村 寿君
  • 3番  細谷 禮二君     
  • 4番  尾形 昭夫君
  • 5番  安住 稔幸君     
  • 6番  伊豆田 待子君
  • 7番  菅原 傳君     
  • 8番  土樋輪 康雄君
  • 9番  土井 昭二君    
  • 10番  川崎 啓一君
  • 11番  小野 進君    
  • 12番  相澤 武雄君
  • 13番  大木 忠君    
  • 14番  市川 壽藏君
  • 15番  蜂谷 武君    
  • 16番  佐藤 聖子君
  • 17番  永野 久子君    
  • 18番  佐川 幸三君
  • 19番  浅野 幹雄君    
  • 20番  相沢 忠男君

欠席議員(なし)

説明のため出席した者

  • 町長                若生 照男君
  • 助役                郷古 一郎君
  • 総務課長             古跡 幸夫君
  • 財政課長             中川 弘美君
  • 町民課長             眞山 巳千子君
  • 保健福祉課長          千葉 美智子君
  • 税務課長             菊地 喜一郎君
  • 生活環境課長          佐藤 信夫君
  • 経済振興課長          伊藤 和子君
  • 都市整備課長          梅津 慶一君
  • 教育長               佐々木 国雄君
  • 教育総務課長          内ヶ崎 清子君
  • 生涯学習課長          須藤 辰夫君
  • 上下水道課長          相澤 正幸君
  • 選挙管理委員会書記長(兼) 古跡 幸夫君
  • 農業委員会事務局長(兼)   伊藤 和子君

事務局職員出席者

  • 事務局長  磯部 利彦    
  • 参事     小松 繁夫
  • 主幹     横倉 時夫

議事日程 第1号

平成14年8月1日(木曜日)午後1時00分開会

議事日程表
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(平成14年度富谷町水道事業会計補正予算(第1号))
第4 議案第1号 平成14年度富谷町一般会計補正予算(第2号)
第5 議案第2号 富谷町固定資産評価審査委員会委員の選任につき承認を求めることについて

本日の会議に付した事件
議事日程のとおり

午後1時00分 開会

議長(相沢 忠男君) 皆さん、御苦労さまでございます。
 平成14年第1回富谷町議会臨時会は、ここに開催される運びになりました。この臨時会は、町長から平成14年度富谷町一般会計補正予算を初め事件議案が提出されることになっております。慎重に審議を尽くされ、町民の負託にこたえられますよう期待いたしますとともに、議会運営につきましてもご協力をお願いいたしまして、開会のあいさつといたします。
 ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しますので、ただいまから平成14年第1回富谷町議会臨時会を開会いたします。
 きょうは非常に気温が高いので、上着を脱いで、ひとつ慎重審議をお願いしたいと思います。
 最初に、提案理由を含め、町長よりあいさつを求めます。若生町長。
町長(若生 照男君) 本日、ここに平成14年度第1回富谷町議会臨時会を開催いたしましたところ、議員の皆様方には、時節柄何かとお忙しいところでございますが、おそろいでご出席いただきまして、厚く御礼を申し上げるものであります。
 本議会に提出いたしました議案のご審議を煩わすにあたり、その概要をご説明申し上げます。
 まず、議案第1号平成14年度富谷町一般会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額に、それぞれ2億4,705万8,000円を追加し、総額を105億2,409万1,000円といたすものです。
 補正を必要とした理由といたしまして、去る7月10日から11日にかけての台風6号により、宮城県は記録的な集中豪雨に見舞われ、河川のはんらん、住宅の浸水、がけ崩れ、道路の損壊、農林水産業に大きな被害をもたらしたところであり、我が町においても、竹林川右岸の越水による床上浸水1件、床下浸水4件の住宅浸水被害のほか、公共土木施設など及び農地などの災害復旧に全力で取り組んでいるところであり、必要経費の措置を講じるものであります。
 次に、議案第2号固定資産評価審査委員の選任については、欠員に伴い補欠の委員を選任いたしますので、議会の承認をお願いするものであります。
 承認第1号は、平成14年度富谷町水道事業会計補正予算(第1号)を専決処分したことについて、その報告と承認を求めるものであります。
 補正の内容につきましては、4条予算である資本的収入及び支出に1,530万円を増額し、利率の高い既住債の繰り上げ償還を行ったものであります。
 許可申請及び借入申請を早急に行わなければならなかったため、専決処分をさせていただいたものであります。
 審議の折には担当課長が詳細にご説明を申し上げますので、何とぞ十分ご審議の上、議決賜りますようお願い申し上げて、あいさつといたします。
議長(相沢 忠男君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。
 議長諸報告は、お手元に配付のとおりです。これで諸報告を終わります。
議長(相沢 忠男君) これから本日の会議を開きます。本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。
午後1時05分 開議

日程第1 会議録署名議員の指名

議長(相沢 忠男君) 日程第1、会議録署名議員の指名を議題といたします。
 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、16番佐藤 聖子君、17番永野 久子君、18番佐川 幸三君の3名を指名いたします。

日程第2 会期の決定

議長(相沢 忠男君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日限りといたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(相沢 忠男君) 異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日限りと決定いたしました。

日程第3 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(平成14年度富谷町水道事業会計補正予算(第1号))

議長(相沢 忠男君) 日程第3、承認第1号専決処分の承認を求めることについて(平成14年度富谷町水道事業会計補正予算(第1号))を議題といたします。
 これより担当課長より説明を求めます。上下水道課長。
上下水道課長(相澤 正幸君) それでは、13ページをお願いいたします。
 承認第1号専決処分の承認を求めることについては、平成14年度富谷町水道事業会計補正予算(第1号)で、上水道高料金対策借換債に伴う補正であります。
 平成12年度の資本費が129円以上、給水原価が179円以上の水道事業で、公営企業金融公庫資金の比率が7%以上について借換債の対象となっておりました。
 本町におきましても、平成12年度の資本費が188円で、給水原価が260円であり、昭和54年度債が7.25%で該当したため、未償還残高全額の借りかえを申請いたしましたところ、県より7月3日付で内示通知を受けたものでございます。起債許可申請を県へ、借り入れ申し込みを公営企業金融公庫へ早急に提出しなければならなかったことから、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、承認をお願いするものです。
 次に、15ページをお願いいたします。平成14年度富谷町水道事業会計補正予算(第1号)について、ご説明いたします。
 第2条の資本的収入及び支出ですが、資本的収入及び支出の予定額を補正するものでございます。収入で、第1款の資本的収入に1,530万円を追加し、10億8,860万1,000円とし、支出で第1款の資本的支出に1,530万円を追加し、17億8,849万5,000円とするものでございます。
 第3条の企業債ですが、予算第5条に定めた起債に追加するものでございまして、起債の目的は上水道高料金対策借換債で、限度額は1,530万円、起債の方法はここに記載のとおりですが、融通条件が既住債の償還残期間プラス1年となっておりますので、借換債の償還年数は7年となるものでございます。
 次に、17ページをお願いいたします。平成14年度富谷町水道事業会計補正予算説明書によりご説明いたします。
 資本的収入及び支出で、収入の1款1項1目企業債は1,530万円増額し、10億1,530万円とするもので、借りかえ分の借り入れ金でございます。該当する起債の未償還残高は、4,653万6,882円でありましたので、4,650万円の申し込みをいたしましたが、約3分の1の1,530万円の内示額となったものでございます。
 支出は、1款2項1目企業債償還金で1,530万円を増額し、1億334万1,000円とするものでございます。なお、企業債の元金及び利息については、借りかえ日当日の利息となりますので、確定後に補正いたしたいと思っております。
 申請時の利息2.05%で試算いたしますと、この借りかえにより軽減される利息額は、約228万円となります。以上でございます。
議長(相沢 忠男君) これより質疑に入ります。17番永野 久子君。
17番(永野 久子君) 今回の企業債の借りかえにつきましては、3月の当初予算の際に私が質問いたしましたけれども、政府の方では当初から、今、課長が述べられたような条件があれば借りかえできるような方針が内簡で示されていたわけですが、その時点で富谷町は該当しないのかと、借りかえの計画はないのかというふうに伺いましたところ、まだどれが該当するのか連絡が来ないという話、ご答弁でした。
 そこで、今の時点で、この7月の時点で該当するのかがわかったということになる、7月というか、4月ですよね、4月にわかったということですが、これは先ほどのご説明だと、たしか4月3日とおっしゃいましたよね。3日付で内示ということでしたから、6月議会の時点で補正が可能だったのではないでしょうか。
議長(相沢 忠男君) 上下水道課長。
上下水道課長(相澤 正幸君) 借り入れ申し込みについては、4月中に行いました。許可、内示があったのが7月3日でございまして、申し込み、借り入れの申し込みは未償還残高の10万円単位まで、4,650万円を申し込みいたしましたが、昨年も同じように3分の1だったので、補正予算で対応は、全額が来るかどうかわからないので、見込みで補正できませんので、今回の専決処分といたしたものでございます。
議長(相沢 忠男君) 17番永野 久子君。
17番(永野 久子君) 7月3日ですね、そうすると。内示が来たのは。それでいいんですね。3日ですね。
 それで、この繰り上げ償還による財政効果、これはどういうふうに試算されているのか伺います。
議長(相沢 忠男君) 上下水道課長。
上下水道課長(相澤 正幸君) 先ほども申し上げましたように、228万円の利息額の減となります。
議長(相沢 忠男君) 17番永野 久子君。
17番(永野 久子君) 水道企業債の残高に対して、今回の繰り上げ償還はごく一部だと思いますけれども、残るものの中からまだ高利なものが残っているはずですので、これの繰り上げ償還については今後どのような計画で進めますか。
議長(相沢 忠男君) 上下水道課長。
上下水道課長(相澤 正幸君) 借りかえの対象となるものがあれば、積極的に借りかえをしていきたいというふうに考えております。
議長(相沢 忠男君) ほかに質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これにて質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり
議長(相沢 忠男君) 異議なしと認めます。よって、これから承認第1号専決処分の承認を求めることについて(平成14年度富谷町水道事業会計補正予算(第1号))を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり
議長(相沢 忠男君) 異議なしと認めます。したがって、承認第1号専決処分の承認を求めることについて(平成14年度富谷町水道事業会計補正予算(第1号))は原案のとおり可決されました。

日程第4 議案第1号 平成14年度富谷町一般会計補正予算(第2号)

議長(相沢 忠男君) 日程第4、議案第1号平成14年度富谷町一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。
 担当課長より説明を求めます。財政課長。
財政課長(中川 弘美君) それでは、議案第1号平成14年度富谷町一般会計補正予算(第2号)につきまして、ご説明申し上げます。
 今回の補正予算につきましては、去る7月10日から11日にかけての台風6号による被災箇所の災害復旧に関するものでございますけれども、既に道路河川災害の測量調査設計業務につきましては、7月22日に予備費から600万円充用いたしまして、7月29日入札し、契約済みであることをまずご報告申し上げたいと思います。
 それでは、第1条の歳入歳出予算の補正につきまして、ご説明申し上げます。
 予算の総額に歳入歳出それぞれ2億4,705万8,000円を追加いたしまして、総額を105億2,409万1,000円とするものでございます。
 2項の歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、第1表にお示しのとおりでございますが、後ほど事項別明細によりご説明をいたします。
 第2条の地方債補正につきましては、第2表によりご説明申し上げます。
 4ページをお願いいたします。
 地方債補正、今回追加をお願いするものでございます。起債の限度額5億9,200万円に5,570万円を増額いたしまして、限度額を6億4,770万円とするものでございます。新たに現年補助災害復旧事業債5,570万円を計上するものでございます。これによりまして、本年度末の町債残高は11ページにお示ししたとおり、79億9,271万円となる見込みでございます。
 それでは、6ページからの事項別明細により補正内容をご説明申し上げます。
 まず歳入でございますが、12款国庫支出金1項国庫負担金におきまして、1億2,347万7,000円増額するものでございます。災害復旧費国庫負担金でございまして、1節の農林施設災害復旧費負担金6,816万円につきましては、水路におきまして65%の補助率、また農地につきましては2分の1の補助率でもって計上してございます。
 2節の公共土木施設災害復旧事業費負担金5,531万7,000円につきましては、道路河川の災害復旧費に対しまして、66.7%の補助率で計上してございます。
 16款繰入金2項基金繰入金におきまして、6,788万1,000円増額をお願いするものでございます。財政調整基金繰入金でございまして、財源調整のため繰り入れを行うものでございます。これによりまして、財政調整基金の残高は5億8,997万2,000円となる見込みでございます。
 19款町債1項町債におきまして、5,570万円増額するものでございます。災害復旧債でございまして、水路につきましては補助裏の80%、それから道路河川につきましては補助裏100%の充当率で計上してございます。
 なお、この起債につきましては、元利償還金の95%が交付税算入されることとなっております。
 次に、歳出についてご説明申し上げます。
 11款災害復旧費1項農林施設災害復旧費におきまして、1億2,957万8,000円の増額をお願いするものでございます。農業用施設災害復旧費でございまして、給料、職員手当、共済費、これらにつきましては補助対象の事務費といたしまして、人件費を1名4カ月分計上したものでございます。
 なお、当初計上分の減額につきましては、他の人件費の調整をあわせまして、9月補正において調整することとしておりますので、よろしくお願いいたします。
 需用費におきまして、消耗品は工事費分、それから事務費分合わせて170万円の計上でございます。
 印刷製本費におきましては、管理図の印刷代として30万円計上させていただいております。
 委託料1,529万5,000円につきましては、設計業務の委託料でございます。
 工事請負費1億1,070万円につきましては、水路、農道など補助対象分が18カ所、それから単独分を合わせて計上しております。
 2項の公共土木施設災害復旧費におきまして、9,356万3,000円の増額をお願いするものでございます。
 道路橋梁・河川災害復旧費でございまして、人件費につきましては2名4カ月分を計上しております。
 需用費におきましては、消耗品で206万4,000円、印刷製本費で8万1,000円増額するものでございます。
 工事請負費8,820万6,000円につきましては、道路河川災害復旧費の補助単独分を合わせた金額で計上してございます。また、冒頭申し上げましたように、測量調査設計委託料につきましては、既に予備品充用により措置いたしまして、入札執行済みでございます。
 3項その他公共施設・公用施設災害復旧費におきまして、2,391万7,000円の増額を行うものでございます。委託料550万円につきましては、緑地の災害5カ所分の測量調査設計費の計上でございます。
 それから、工事請負費1,841万7,000円につきましては、緑地の災害復旧工事、それから清掃センターののり面補修工事、西成田コミュニティセンターの土砂撤去工事、大黒澤苑のり面保護工事費の計上でございます。
 以上でございますけれども、それぞれの被災箇所につきましては、お手元の資料をご参照いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
議長(相沢 忠男君) これから質疑に入ります。5番安住 稔幸君。
5番(安住 稔幸君) 私は、これに関連したというか、これに該当するかどうかわかりませんが、それについてお聞きしたいと思います。
 新富谷大橋がこの前の台風の被害におきまして、被害というか台風によりまして冠水して、通行どめになっているわけです。いわば陸橋が冠水して通行どめになっているという、ちょっと何かわけのわからない。昨年もやはり台風ではなかったんですけれども、大雨が降りまして、たしか昨年も新富谷大橋が通行どめというか通れなくなりまして、たしか軽自動車が水をかぶって動けなくなっていたはずでした。その辺、これからやはりたびたびあるかもしれませんけれども、この辺についての道路、道路というか、あの辺の改良というか、そういったものに関して、何か検討されましたか。お聞きしたいと思います。
議長(相沢 忠男君) 都市整備課長。
都市整備課長(梅津 慶一君) お話しのとおり、新富谷大橋、あの辺一番低い部分について、水が吐ききれずにたまってしまったということですけれども、その一番大きな原因が、両サイドからの街路、ごみですか、葉とか、そういうごみとなっての、ごみですね、そういうものが一気に流れまして、あそこの排水口ですね、排水口のところに詰まってしまったというのが大きな原因で、取り除いた後、順次さばけていった状況にございましたが、今後ですね、小まめにあの辺のそういうごみ類ですね、それを取り除いていきたいというふうに思っております。
議長(相沢 忠男君) 5番安住 稔幸君。
5番(安住 稔幸君) 昨年もそのようにお話は、対策としてはお聞きしたんですが、やはり構造的にやはりあれだけ長い坂がありますし、大雨降ったたびに職員が来て、またそこを取っていくのも大変かと思いますので、私、素人考えですけれども、道路を横切るようなU字溝というんでしょうか、そういったものを何本か橋の手前とか、橋につけるのが一番いいのかもしれないですけれども、そういったもので雨水を取るという、下まで落ちていかないようにするとか、そういったものを根本的に考えるべきではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(相沢 忠男君) 都市整備課長。
都市整備課長(梅津 慶一君) あのような両方、片側二車線ですか。車の通行する幹線道路におきまして、横断管ですね、それをあそこにつくるということについては、非常に何というか、難しい部分もあると思います。というのは、横断管を入れますと、どうしてもあれですね、例えばその上にグレーチングを乗せるようになるわけですが、それが車によって音を立てたり、あるいは緩みが出まして、それが弾んで車に損害を与えたり、そういう心配が大いにありまして、そういう対策というのも、対策については、なかなか難しいのかなというふうに思っております。
議長(相沢 忠男君) 17番永野 久子君。
17番(永野 久子君) 今の安住議員の質問に関連いたしますけれども、当日、新富谷大橋で車が動かなくなってしまったのは全部で3台ありまして、私もその1台だったんですけれども、橋がですね、ああいうふうに雨が降って水がプール状態になるなんていうことは、通常の概念では考えられないですよね。ですから、構造的な問題があるわけですから、抜本的な対策を講じないと、一たん懲りている人は遠回りするかもしれませんが、知らない人はどんどん入っていきます。次から次へと入っていく格好になりますので、これは住民に大変な、住民だけじゃありませんけれども、外部の方もいらしたとは思いますが、知る限りでは全部富谷の住民でした、3台とも。それで、やはり住民に被害を及ぼすようなことは極力避けるように抜本的な対策をとるべきだと思うんですが、今、その横断管が難しいというなら、じゃあどういう方法があるのかということをきちんと対案を示していただきたいと思うんですが、どうでしょうか。
 それから、今回は台風6号、梅雨前線台風6号被災ということで、被災の箇所数は一覧表はいただいておりましたが、全体として民地も含めて、富谷町での被害というのがどのように金額でも結構ですが、どのように把握されているのか伺います。
 それから、民地の場合ですね、こういう予算の対象にはならないことが多いわけですけれども、町としては何か対応を考えておられるのかどうか。純然たる民地であっても、町道にかかってくるような場合もありますので、その持ち主の地権者の方が何も対応しないで、そのまま放置すれば、また次の大雨のときに崩れるという危険もあるような箇所が何カ所かございましたので、こういう民地についての対応はどのようにするおつもりなのか伺います。
議長(相沢 忠男君) 都市整備課長。
都市整備課長(梅津 慶一君) 新富谷大橋の関係ですけれども、前にもお話ししましたとおり、ごみが詰まっての流れにくさが原因しているのが一番大きかったものですから、その点について今後小まめにしていきたいということと、それから、万が一、今後ですね、そういう状況が考えられる、あるいは起きた場合、迂回路があるわけですから、そちらの方に誘導するなり対策をとっていきたいと思いますし、なお、橋の構造につきましては、基準どおりつくっておりますので、その点については問題ないと思っております。
議長(相沢 忠男君) 経済振興課長。
経済振興課長(伊藤 和子君) うちの方で、補助対象、国庫負担、それから町で復旧する単独分以外に関しましては、うちの方で原材料支給ということで、土のう袋とかいろいろ各行政区の方から集計をいたしまして、各町内会の方に支給するようにしております。
 被害件数ですけれども、うちの方で経済振興課関係では、約100件ほどつかんでおります。
議長(相沢 忠男君) 17番永野 久子君。
17番(永野 久子君) 被害の全体像を把握したいと思って伺ったんですが、農林関係だけじゃなくて、全部すべて含めて、民有地も含めた、いわゆる富谷町における被害の総額というのが幾らになるのかということをお答えいただきたいんですが。
議長(相沢 忠男君) 総務課長。
総務課長(古跡 幸夫君) 今回の被害につきまして、ご報告申し上げます。
 農林水産業施設の被害総額といたしましては、7月30日現在でございますけれども、1億610万円となってございます。
 また、公共土木施設の被害額につきましては、1億330万6,000円という被害額になっております。
 あと、そのほかに公共施設の被害額といたしまして、64万円ほどが被害をこうむっておるということでございます。(「個人の被害は、質問してあるので、答弁漏れですので、お願いします」の声あり)
 個人の被害につきましては、把握はいたしておりません。
議長(相沢 忠男君) 17番永野 久子君。
17番(永野 久子君) 見たところ、相当個人、民地にかかわるものもあったと思われるので、こういう場合には、やはり町として全体の被害を把握する必要があると思うんですね。公的なものだけではなくて、民間でどのくらいの被害を受けているのか、その実態をつかまなければ、それでは行政としてどれだけの支援ができるかということも出てこないわけですから、やはり実態をまず、民地についても把握するということで、これからでも実態調査をするべきだと思うんですが、どうでしょうか。
議長(相沢 忠男君) 総務課長。
総務課長(古跡 幸夫君) ただいまお話しにございましたようなことについては、今後、気をつけますけれども、まず今回の被害につきましては、それぞれ民間といいますか、個人の方々で復旧をされているというものが相当あるわけでございますので、今後それを、被害額をですね、見積もっていくというふうなことにつきましてはですね、できないのかというふうに思っております。
議長(相沢 忠男君) 1番渡邊 俊一君。
1番(渡邊 俊一君) この間の台風の問題で、今、皆さんがいろいろ議論されておりますけれども、私どもも議長からの派遣要請がありまして、産業建設常任委員会として調査をさせていただきました。先ほど永野議員がお話しされましたとおり、町道関係に差しかかる民有地、その方向に対しての大変危険箇所が何カ所か見受けられました。そういったところに対して、町として今後の対策とか、それからまた危険箇所に対しての指導といいますか、そういったものを今日までなされたのかどうか、まずその点をお聞きしたいと思います。
議長(相沢 忠男君) 都市整備課長。
都市整備課長(梅津 慶一君) 私思いますには、自分の土地は自分で守るというのが基本だと思っております。だからというわけではないんですが、今まで危険箇所だからどうのこうのということで、そういう指導ですか、個人にしてはおりません。
議長(相沢 忠男君) 1番渡邊 俊一君。
1番(渡邊 俊一君) 私、今お聞きしているのはですね、やはり補正を組んでのこの災害復旧というか、それに対しての項目でありますから、今お聞きしているわけでありますけれども、やはり個人で対応対処できる範囲とできない範囲が当然出てくるわけであります。そして、その中にも通常、小学生・中学生、子供さんが通学している場所も多々あるわけであります。そういった意味からすれば、当然、町の管理のもとにも責任の範囲で、やはり積極的な対応対策が講じなければならない、そういった箇所も当然出てくるわけであります。今、都市整備課長が個人の土地については個人で対応するのが当然だというようなお話をされておりますけれども、何度かそういう話も私も課長ともいろいろご相談させていただいてまいりました。しかしながら、やはり道路ののり面とかそういうものについては、あくまでも道路を供用する方でいろいろ面倒を見なければならない部分が多々あるわけでありますから、その個人にだけ負担をかけるというような形でなくて、公共的な施設の意味合いもあるというような場所については、もう少しいろいろな方向で検討され、今後対策をとっていかなくてはならないのではないかと、私はこのように感じるわけでありますけれども、改めて、その件についてどういうような今後の検討していくつもりなのかどうかを再度お聞かせ願いたいと思います。
議長(相沢 忠男君) 都市整備課長。
都市整備課長(梅津 慶一君) 今回の台風というのは、たまに来るわけなんですが、それ以外におきましても同じなんですが、その辺ちょっとわかってほしいんですが、道路の方にですね、被害を及ぼすおそれがある場合ですね、今回もそうですけれども、それ以上、崩れないようにシートを養生したりですね、もし落ちてくれば、それを撤去したり、あるいはその前後に水路があれば水路を確保したり、あるいは拡大を防ぐためのその他の対応ですね、そういうものはやってきております。
議長(相沢 忠男君) 1番渡邊 俊一君。
1番(渡邊 俊一君) 今、ブルーシートとかそういうもので対応しているという話なんですけれども、私、実際に課長にお話した場合、2次災害の危険性があるというような話もさせていただきました。そのときに、早急にブルーシートか何かを提供しながら、2次災害を防止できないかというような話をしたところ、今までそういうような過去の事例がありませんので、町としてはそういう対応策は取れませんというような話を私はちょうだいしております。
 また、実際問題、そういった場所について、やはり今後、この間の台風については200ミリちょっとの雨量でありましたけれども、そういうような雨量は何度か来るわけでありますね。そうしますと、実際にそういうような箇所を道路供用しているというような状況の中で、やはり子供さんやそういった方々が通学する、そういう一つの通学路的な場所にもなっておるわけであります。そうした場合に、その災害に巻き込まれ、そして生命の存続にも危ぶまれるような状況になった場合に、やはり町の対応の不備さが指摘されるような状況にもなりかねもしないと私は考えます。しかるに、今、課長がお話しをしているとおり、民地については民地の責任でというような話の、私の意見と課長の意見の相違のあるところだと思いますから、この件については改めて一般質問なり、そういった中でいろいろ議論をさせていきたいと私も考えておりますから、それまでのうちに対応できる範囲内での対応策をやはり考えながら、町の責任というような形の中で、やはり積極的に住民安全を重視しながら行政運営をしていっていきたいと、こんなふうに思っておりますけれども、いかがでしょうか。
議長(相沢 忠男君) 都市整備課長。
都市整備課長(梅津 慶一君) やりとり、渡邊議員さんとあったわけですが、特定の場所でのお話しだったと思います。その際は、本人がブルーシートをかけておったわけでございます。そのほかにつきましては、その道路の通行確保ということもありますので、迅速に町ができる分につきましてはしてきたつもりでございます。
議長(相沢 忠男君) 16番佐藤 聖子君。
16番(佐藤 聖子君) 太子堂の団地の下の方を通る三ノ関大崎線ですが、あそこに参りましたら、もう既に通行どめになっていて、向こうには行けなかったんですけれども、近くの方に伺いますと、いつもこうなんだと、すぐにこういうふうになってしまうんだということをおっしゃるんですね。道路のつくりが絶対もうあれでは対応しきれないようになっているということなんですが、今回のこの中にその部分に対してどういう復旧をするのか、それは出ているのかどうかを伺いたいと思います。
議長(相沢 忠男君) 都市整備課長。
都市整備課長(梅津 慶一君) あそこの部分につきましては、竹林川の接続口ですか、あの水路の接続口が高いものですから、こっちから流れていくとせきとめられるような感じで、あそこはずっと水位が上がってきて、ああいう状況になってきていると思うんですが、ああいうふうな、たまに来るああいう集中豪雨の場合に、集中豪雨があるときには、あの辺、冠水している状況にございます。あそこの改善につきましては、まだ具体的にどうのこうのという検討策というか、そういうものは持ってございません。
議長(相沢 忠男君) 16番佐藤 聖子君。
16番(佐藤 聖子君) たまにじゃなくて、住んでいる方々はしょっちゅうだと言うんですね。それで、あそこに流れている川の部分をしゅんせつしないことには、すぐに上がってくるんだということと、道路をもっと高くしなかったら絶対、いつも繰り返されることで、住んでいるのにものすごい大変な思いをしているということなんです。これは、今回の中に入っていないとすれば、やはり入れて計画を立てることが必要ですし、そのほかのことでも長期的に、あそこの部分を改良するということも考えて、両方の面からしていかなければならないと思うんですが、課長の認識で、たまにというのではなくて、やはりしょっちゅうあることだという考えでですね、即計画にのせながら、そして今回も緊急に対処すべきでないかと思うんですが、いかがでしょうか。
議長(相沢 忠男君) 都市整備課長。
都市整備課長(梅津 慶一君) 私思うにはということでお答えさせていただきますが、例えば道路を上げた場合ですね、今度、民地の方に冠水していくわけですよね。そういうような問題もありますけれども、なかなかあの部分については難しいというか、難しいだけではうまくないんですが、実際、頭を悩ますところでございます。
議長(相沢 忠男君) 18番佐川 幸三君。
18番(佐川 幸三君) 個人被害の把握の問題ですけれども、先ほど永野議員の、これからでも個人被害について把握すべきでないかという質問に答えて、総務課長は既に個人の方が復旧しているので把握できない、調べられないということで答えたと思うんです。
 しかし、今後気をつけますということを言われました。これは、今後、個人の被害についても掌握するよう努力していくということではないかと思うんです。
 ただ、都市整備課長の話だと、自分の土地は自分で守るべきだという趣旨のことを言われたと思うんです。これは、もう個人の被害については気をかけないということなのではないかと思います。そうすると、どちらが町としては本音なのか疑問を持つところなんですけれども、これは、今後個人被害についても掌握するようつかまえていく、把握する、努力するということだといふうにとらえていいのかどうか、これは町長でないと答えられないのではないかと思うんですが、どうですか。どっちなんでしょうか。
議長(相沢 忠男君) 総務課長。
総務課長(古跡 幸夫君) 被害の把握でございますけれども、防災というふうな立場からしますと、その箇所とかですね、程度というものについては把握してまいりたいと、このように考えるわけでございまして、その金額が幾らになるとかですね、何トンの土量とか、そうした、構造はこうだと、これについては復旧するに幾らと、そういうものについては防災上はいたしませんけれども、あくまでも箇所、どの程度、そうしたものを写真とかですね、で記録をしながら把握をしていくというふうなことに努めさせていただくというようなことでございます。
議長(相沢 忠男君) 18番佐川 幸三君。
18番(佐川 幸三君) 防災上からももちろん必要だと思いますけれども、道路河川の管理の不備ということから、個人の被害も出てくるということもあり得るわけです。ですから、被害実態をつかんだ上で、これは町としても補助支援すべきものであるとか、これはできないとかということになっていくんだと思うんです。そうすれば、極力、個人の被害についても町の一番大事なといいますか、町の福祉向上のために仕事をやる町としては、当然、そういう把握は必要かと思うんです。防災の関係からだけじゃなくて、住民の暮らしにどれだけの被害を与えられたかということは、町として補助出す出さない以前の問題として把握するという立場こそ大事だと思うんですが、いかがですか。
議長(相沢 忠男君) 総務課長。
総務課長(古跡 幸夫君) 第一義に考えられますのは、先ほどから都市整備課長も申しておりますように、通勤通学、そうした生活に密着したですね、公共施設の復旧というものをまず大前提だと考えておるわけでございまして、それに付随しまして、例えば道路ののり面が町道に土砂崩れを起こすとか、そうした場合に、道路の管理上から私どもの方では復旧をさせていただいているわけでございまして、多分ご質問に出てきているようなのり面については、民間の方が所有されている土地というふうなことで、仮の復旧をしておいて、その後、対策については、復旧については、この所有者であります民地の所有者の方に復旧していただくと、早めに復旧をしていただくというようなことをお願いを申し上げてきておりまして、多分に太子堂地区での北側ののりが、宅地ののりが崩れているようなところもございますが、あれにつきましても前々から隣の家でも同じような災害が起きておりまして、かなりの費用をかけまして、その個人が復旧されたという経緯もございます。
 ああしたのりにつきましては、本来、個人がお持ちになっても、あまり何と言いますか、言葉のやりとりの中では語弊があるかもしれませんけれども、意味のない土地でございまして、むしろ公共の緑地とかになっていった方がですね、非常によろしい土地なわけでございますけれども、ああしたところ、何か開発の経緯でのりが個人の土地というふうにされているわけでございまして、それらにつきましても、前々から相談しながらやってきたときも、やはり個人で持ちたいというふうなたっての願いで、あのようになっておるわけでございますので、あの太子堂に関しましてはですね、町が放置しているのではなくて、個人の方々が望まれるようなのりの管理を今後も続けていっていただけるようにしなければならないのかなと、このように考えておるところです。
議長(相沢 忠男君) 18番佐川 幸三君。
18番(佐川 幸三君) 個々の事例については、ここでどうだこうだというのはあまりふさわしくないかと思うので言いませんけれども、個人の土地について、所有の仕方がけしからんかというような言い方は厳に慎むべきだと思うんです。
 それで、答えを聞いていますと、総務課長は防災の面からだけ掌握は必要だろうということだけしか言わない、言えないのかもしれませんけれども、しかし、そうではなくて、町の行政のトップとしての町長が、やはり町の住民の暮らしにどれだけの被害が与えられていたのかということに思いをはせるというのは当然だと思うんです。もちろん、それをすべて補助をすべきだとか、補助の対象になるということを言っているわけでないんです。けれども、まず実態を掌握して、必要なところは町としてやろうと。町の道路や河川の管理の不備だったらば、それを改善しようというふうにならざるを得ないと思うし、なるべきだと思うんです。そこのところを、今のところまだ総務課長の話では、個人の被害については実態をできるだけ把握していくという回答ではないんですけれども、町、町長としてそういう考えなのかどうなのかお尋ねします。
議長(相沢 忠男君) 若生町長。
町長(若生 照男君) 決してばらばらでないんでして、都市整備課長は整備課長の持ち分で、その枠内での都市整備課としての判断を皆さんのご質問にお答えしていると。それから、総務課長の方は防災対策の面からのご説明であります。決してばらばらでないです。
 町としては、今、皆様方に数字的には把握しておりませんけれども、防災対策本部として今度の場合でも絶えずでありますけれども、箇所数とか、どういう実態であるかは、対策本部としては持っているわけです。ただ、民地については、金がさまでは掌握できない、ですから、総務課長などは対策本部としての数字は申し上げられない、だからご不満だと思うんですが、それはできないでしょう。ただ、町としては、いろんなケースは掌握して、全体で掌握して積み上がっている、こういうことでございます。
 これからも、それらは内容内容によっては絶えずやっていく。そこまで、箇所数まで…ちょっと質問に答えているので。持っていても、数値入れられませんから、ですから何も議会、そこまで隠すつもりも何もありません。出せるものは出しています。この間は、そういう状況でありました。
議長(相沢 忠男君) 16番佐藤 聖子君。
16番(佐藤 聖子君) 道路だとか河川だとかについては、ここに示されてあるとおりですが、例えば太子堂ののり面のところで何カ所だったとか、個人が所有している部分について、では町でつかんでいる部分、どっちの部分もあれなんですけれども、何カ所だというふうに数字をとらえているのかを示してください。
議長(相沢 忠男君) 総務課長。
総務課長(古跡 幸夫君) 大変申しわけございませんけれども、今の質問の趣旨がちょっとわかりかねるんですが…。
議長(相沢 忠男君) 16番佐藤 聖子君。
16番(佐藤 聖子君) 個人のお宅で、例えば太子堂のところでブルーシートかけてある場所ありましたよね。そこのところは、ここが1カ所かな、ここが2カ所かなということは大体わかるんけれども、じゃああそこだけだったのか、私が見ているだけだったのか、ほかにこの台風によって被害があったという調べをですね、町としてどれくらい把握しているのか、金額は入れられないというお話しだったんですけれども、箇所としてはどうだったのかをここで数字を教えてくださいというふうに申し上げたんです。
議長(相沢 忠男君) 総務課長。
総務課長(古跡 幸夫君) これは、7月17日現在というふうなことでのまとめの部分でご説明を申し上げますと、今、ご質問の関係につきましては、緑地関係というふうなことでのまとめをいたしております。これにつきましては、7件を確認いたしております。そうしたものにつきましては、のり面の崩壊とかですね、のり面のクラック発生、そういう状況でございまして、対策としましては、土どめ、ブルーシートでの養生というようなこと、それから流れました土砂の撤去、そうしたことを各業者にお願いをしまして復旧しているというような状況でございます。
 そのほかにも軽微な被害というものはあるわけでございまして、そうしたものにつきましては、図面上にのっているものを全部数え切ってしまわないと、正確な数字を申し上げることは今できません。
議長(相沢 忠男君) ほかにありませんか。8番土樋輪 康雄君。
8番(土樋輪 康雄君) 私は、農林関係でちょっとお聞きしたいと思います。
 これについては、まったく私有地ですから、ですが、資材支給ということで、各地域ごとに取りまとめの方の連絡が入ったようでして、いろいろその中でしたんですけれども、何せ素人がその現地を見て注文というか、するものですから、せっかく支給していただくのではあるんですけれども、なかなか現地にそぐわないと言えばいいのか、いろいろの被害の実態があるわけでして、松くいと、くいと板と土のうだけで応急措置としてはできないことはないんでしょうけれども、土質が岩盤であったりしますと、なかなかくいも打ち込むのが大変だと、応急措置にしても、これは農家の手ではとても負えないというようなところもありますので、せっかくしていただくのはありがたいんですけれども、工事費の何%かを補助してくれるというふうな考え方にはできないものかなと。せっかく現物で支給してくれるのはありがたいんですけれども、なかなか現地にマッチしないところが出てくるのではないかと、こんなふうに思うんですが、その考えはないかどうか。
議長(相沢 忠男君) 経済振興課長。
経済振興課長(伊藤 和子君) お答えします。
 今の原材料支給関係ですけれども、申請上がったのをそのままではなくて、うちの方では1回現場に行ってみまして、それに合うような資材を提供いたします。
 ただ、工事費の何%かの応援ということは考えておりません。
議長(相沢 忠男君) ほかに。13番大木 忠君。
13番(大木 忠君) 私はちょっと別な角度からなんですけれども、今回もそうですが、この災害のですね、個々について、例えば事前にある程度の処置をしておけば、災害というか、に至らないで済んだというようなものが中にはあるんではないかと思われます。
 うちの方の例を、これはちょっと困るかもわからないんですけれども、この際、勘弁してもらって申し上げますと、東向陽台の公民館のですね、中庭に排水口のますがあるんですね。そのますがたまたま枯れ葉で詰まっておったと。そのために、その雨が降ったときに、構内にかなりの水がたまってしまったと。それで、一番弱い土どめのところから崩れて、そして車道まで泥が流れていったと、こういう実例があったわけです。ですから、事前に啓蒙活動で、災害がこういうふうにありそうですよということで、先ほど来話を聞いていますと、富谷大橋は大雨が降るとこういうふうな状態になるというのがもう何回かあるような話のようでした。それから、佐藤議員の方からも、それに近いような話が出ているわけです。そういったものを啓蒙活動なり、あるいは庁内での幹部会議での周知とかですね、そういうふうなことを今までよりも入念にやれば、災害まで至らないで済むものも中にはあるんではないかと、そういうことで、啓蒙活動とかですね、あるいは庁内の事前対策ですね、その辺をお伺いしたいと思います。
議長(相沢 忠男君) 総務課長。
総務課長(古跡 幸夫君) ただいま貴重なご意見をいただきました。今回は、たまたま早い時期での台風が来たわけで、被害を受けたわけでございますけれども、今後につきましては、こうした災害対策を検討いたしまして、事前に広報などを通じまして啓蒙を図ってまいりたいと、このように思います。大変ありがとうございました。
議長(相沢 忠男君) ほかにございませんか。(「なし」の声あり)
 これにて質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり
議長(相沢 忠男君) 異議なしと認めます。よって、これから議案第1号平成14年度富谷町一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり
議長(相沢 忠男君) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第5 議案第2号 富谷町固定資産評価審査委員会委員の選任につき承認を求めることについて

議長(相沢 忠男君) 日程第5、議案第2号富谷町固定資産評価審査委員会委員の選任につき承認を求めることについてを議題といたします。
 本案は朗読を省略し、内容の説明を求めます。若生町長。
町長(若生 照男君) 富谷町固定資産審査委員会委員の選任について承認をお願いするものであります。
 そのお願いする方は、三塚勘助氏であります。富谷町富谷字西沢78番地の7であります。その他については別添の経歴資料に、ご配付のとおりでありますので、参考にしていただければ幸いと思います。よろしくお願いいたします。
議長(相沢 忠男君) これから質疑に入ります。質疑ございませんか。(「なし」の声あり)
 質疑なしと認め、これにて質疑を終わります。
 これから富谷町固定資産評価審査委員会委員の選任につき承認を求めることについてを採決いたします。
 この採決は無記名の投票をもって行います。
 議場の出入り口を閉めます。〔議場出入り口閉鎖〕
議長(相沢 忠男君) ただいまの出席議員は19名であります。
 次に、立会人を指名いたします。会議規則第32条第2項の規定によって、立会人に4番尾形 昭夫君、5番安住 稔幸君、6番伊豆田 待子君の3名を指名いたします。
 投票用紙を配付いたします。〔投票用紙配付〕
 念のため申し上げます。本案を可とする諸君は「賛成」と、否とする諸君は「反対」と記載願います。
 なお、投票によって、表決において賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票並びに白票の取り扱いは、否とみなします。
 投票用紙の配付漏れはございませんか。(「なし」の声あり)
 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を点検します。〔投票箱点検〕
 異常なしと認めます。
 ただいまから投票を行います。事務局長の点呼に応じ、順次投票を願います。
 事務局長点呼。
事務局長(磯部利彦君) 1番渡邊 俊一君、2番今村 寿君、3番細谷 禮二君、4番尾形 昭夫君、5番安住 稔幸君、6番伊豆田 待子君、7番菅原 傳君、8番土樋輪 康雄君、9番土井 昭二君、10番川崎 啓一君、11番小野 進君、12番相澤 武雄君、13番大木 忠君、14番市川 壽藏君、15番蜂谷 武君、16番佐藤 聖子君、17番永野 久子君、18番佐川 幸三君、19番浅野 幹雄君。
議長(相沢 忠男君) 投票漏れはございませんか。(「なし」の声あり)
 投票漏れなしと認めます。これで、投票を終了いたします。
 開票を行います。4番尾形 昭夫君、5番安住 稔幸君、6番伊豆田 待子君の3名は立ち会いを願います。
〔開票〕
議長(相沢 忠男君) 投票の結果を報告いたします。投票総数19票、有効投票19票、無効投票なし。有効投票のうち、賛成18、反対1票、うち白票が1でございます。以上のとおり、賛成が多数であります。
 よって、議案第2号富谷町固定資産評価審査委員会委員の選任につき承認を求めることについては原案のとおり可決されました。
 議場の出入り口を開きます。〔議場出入り口開鎖〕
議長(相沢 忠男君) これで、本日の日程はすべて終了いたしました。
 平成14年第1回富谷町議会臨時会を閉会いたします。
午後2時14分 閉会

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