カテゴリー:市政情報環境環境・保全
更新日:2022年07月27日
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて「ゼロカーボンシティ」宣言をした富谷市は、東北で初めて「世界首長誓約/日本」に署名をしました。
「世界気候エネルギー首長誓約」(以下「世界首長誓約」)は、
①持続可能なエネルギーの推進
②温室効果ガスの国の目標以上の削減
③気候変動の影響への適応に取り組む
ことにより、持続可能でレジリエント(強靭)な地域づくりを目指し、同時に、パリ協定の目標の達成に地域から貢献しようとする自治体の首長が、その旨を誓約し、そのための行動計画を策定した上で、具体的な取組を積極的に進めていく国際的な仕組みです。2022年1月の時点で、142ヶ国の11,700を超える自治体の首長が、この「世界首長誓約」に誓約しています。
日本では、2022年7月27日時点で33自治体の首長が「世界首長誓約」に署名しています(富谷市を含む)。
富谷市では、総合計画における「脱炭素社会形成に向けた取組」として、公共施設のLED化や、ごみの減量化・再資源化等に取り組んできました。
平成29年度から令和3年度までの5年間は、「とみやからはじまる未来のくらし」をテーマに、㈱日立製作所、㈱丸紅、みやぎ生活協同組合との4者共同で、低炭素水素の民生利用に向けた環境省委託事業「地域連携・低炭素水素技術実証事業」に取り組んできました。
令和3年2月には、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言し、今年3月には、富谷市がゼロカーボンシティを目指すために必要な施策等を示した「富谷市2050年ゼロカーボン戦略」を策定しました。
今後も富谷市は、将来にわたって、安全安心に暮らすことができる豊かな環境を引き継ぐため、資源循環やエネルギーの地産地消などに取り組み、持続可能なまちづくりを行っていきます。